1 :
マロン名無しさん :
03/04/21 23:46 ID:fRFYGy1l 「第1話」 うっかり自分の服を透明にしてしまう静 「最終話」 アクトン・ベイビー・レクイエムで自分以外の人の服を透明にしてしまう静
ジョジョジョジョジョジョジョジョジョジョジョ ジョジョジョジョジョジョジョジョジョジョースター!(ジョースター)
>1 削除以来出しとけよカス
__,,,,_,,,,,_
,,-'"::::::::::::::::::::`:ヽ 出席番号27番・宮崎のどかが
>>4 getしました。。。
/::: : : : : : .:\
>>1 私は図書委員です。
/:::: ::::::::::::::..........::::::::::::. ::ヽ
>>2 私は図書館探検部員でもあります。
!::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i
>>3 よくドジといわれますが、そんなことはありません。
.|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
>>5 うちは本屋ではありません。
|:イ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
>>6 明日菜さんはパイパンでしたか…
.!l.|:::::::::、:::::::;::::::::::;:::::i:::::;:::::::::|
>>7 木乃香さんは学園長先生のお嬢さんではなく、お孫さんです。
!.|:::::::::| !トk!ヾ、i;ハヅ!!イ!:::::::|
>>8 あやかさんはショタコンではないと信じています…
|::;::::::! ,i:::::::::|
>>9 まき絵さんが1番人気とはちょっと意外です…
.!ト::::、:ヽ、  ̄ , イ:i::::::::!
>>10 無理に痩せる五月さんより今の五月さんの方が良いと思います。
!ヽ::!^ | ` ‐ '" | '"1/レ'
>>11 教室に幽霊が出没? 聞いたことはありませんが…
` /!\ /゙iヽ '
>>12 すみません、手持ちの図書券がなくなってしまいました…
_,,-‐'/ ! >く | !`ー 、
>>13 それでは来週の私の活躍をお楽しみに…
5 :
マロン名無しさん :03/04/22 21:59 ID:0h6qfZuI
第三話、うっかり波紋を流して学校のニワトリを皆殺しにしてしまう静。
静はもう出てこないって先生が言ってた
未成年。
去年まで一般人だったけど、ドレスに改造されて
無敵の肉体になってみた。一度やってみなよ。
コミックスのみだけど、寺沢武一と夢枕獏に巻末文を書いてもらえる。
改造されるだけされて、逃げ出すこともできるし、霞の目博士に
バレちゃえば100パーセントで追いかけてもらえる。
変身したくなったらバオー武装現象(アームド・フェノメノン)をすればいいだけ。暇つぶしになる。
スミレとかウォーケンとかヽ(`Д´)ノワムウッ!とか色々いるのでマジでお勧め。
http://www.barubaru.com/
8 :
マロン名無しさん :03/04/24 02:46 ID:iYRzfYLQ
>6 だからこのスレがあるんじゃあないか
何歳くらいの設定にしとく? 中学か高校かで結構違うだろ それだけの期間ジョセフのもとで 幽波紋の制御法修行してた事にもなるし 住む所はどうしよう? ジョセフパパ日本に永住ってのはちょっと考えにくいし やっぱり仗助お兄ちゃん家に下宿かな
10 :
9 :03/04/24 11:26 ID:???
あ、自分で仗助お兄ちゃんと書いて初めて気付いたけど ジョセフの養女だから本当に兄妹になるんだね お兄ちゃんはもう30代だけどなw
12 :
bloom :03/04/24 12:11 ID:zlRhugmK
>>9 第一話は中学の卒業式から始まり、高校入学と共に7部スタート
>>14 もラブコメの要素が抜けてるしな
1がもっとネタ振ってくれよ・・・
ここは静のプロフィールを勝手に捏造してもよいスレですか? 男性のタイプは露伴おじさま。 希望理由→ジョセフ以外には懐かずにすぐに泣くからって理由で ジョセフは杜王町に滞在していたのに、 ジャンケン小僧戦で露伴に抱っこされて笑っていた。 静「少なくともパパより賢くなくっちゃぁダメね!」 あと、弱くていいので波紋力をキボンヌ 希望理由→ある意味ジョセフの後継者として。 リサリサ(生きてた) 「いいかいJOJO、おばあちゃんが最強の美容法を教えてあげよう・・・・・・ こいつは護身術にもなる優れものさ。」 静「本当!?」 リサリサ 「本当だともさ。おばあちゃんがJOJOに嘘をつくものかい。 (・・・・・・・・・このジョースター家はいつのまにか大財閥になってしまった。 だのに、あんたのお姉ちゃんも、その息子も、お兄ちゃんも みーんなお金には興味がないときてる。 お陰で、会社の役員の中には老いぼれが死んじゃった後には 自分たちがここのお金を貰えるもんだと思ってる連中がいる。 そんな奴らは急に沸いて出た養子のあんたが気に入らないのさ。 お金なんか連中にくれてやりゃいい。でもこの子を認めないなんて 許せやしない。こんなに素直でカワイイJOJOを! だから、静。あんたには連中では絶対に手に入れられない、 ジョセフとの繋がりを授けてあげるよ・・・・・・。 自分の身が危なくなったらそれで闘うんだよ!)」 静「おばあちゃーん、このマスクきつーい。」
18 :
マロン名無しさん :03/04/25 17:13 ID:7r8aS/aZ
リサリサは、あまり出してほしくないかも。 リサリサも再婚して、あまりジョースター家と親しく会ってないだろうし。 あと、静をどうやってJOJOと呼ぶの?? 波紋使いや露伴がタイプってのは面白いけど。
19 :
マロン名無しさん :03/04/25 17:40 ID:QnYAOoVK
「広瀬由花子」も出してほしいな〜
20 :
マロン名無しさん :03/04/25 19:42 ID:NlNglBcj
>18 静脈のジョウ。 仗助をジョウジョと呼べるのだから大丈夫。
>>18 リサリサも養女だから静を可愛がってくれそうだけど、
確かに、おばあちゃんおばあちゃんしたリサリサは見たくないかも。
シズカがJOJOになるのは 静→ジョウ の流れ。
まぁこじつけやね。
因みに 承太郎の親父の貞夫も貞の字がジョウと読める。
>>19 はい! 由花子さんは絶対にPTA会長に就任してると思います!
子供は娘が一人で、両親の性格を足してそのまんまという
かなり怒らせるとやばいタイプを希望します!
22 :
マロン名無しさん :03/04/27 02:55 ID:O/P4INV9
レスが微妙に伸び悩んでいるが、 このまま捨てるには味があるので提案してみたい 「**5が少女漫画のお約束を提示して **0がそれをイロイコ風に料理する」って遊び方はどうよ?
23 :
マロン名無しさん :03/04/27 07:24 ID:r8dWGnbf
静! 今日からあんたの事をジョジョって呼んであげるわ! ハイ! ありがとうなのです先輩!
スタンド使いはスタンド使いと惹かれあう
恋愛は必須なわけだが…… どんな相手がいい? 今気づいたんだが、静タンは承太郎のおばさんで杖助の妹なんだな
26 :
マロン名無しさん :03/04/27 15:36 ID:CuAuNct4
もちろん最初は相手の男とは相性最悪なんだろ? 実は兄弟だったってオチはなしね
27 :
bloom :03/04/27 16:11 ID:FIKeRbyK
28 :
マロン名無しさん :03/04/27 20:15 ID:uhaRcG6S
何もジャンプに連載しなくてもいいぞ。 少女誌行ってもいい。蛮地は勘弁な。
29 :
マロン名無しさん :03/04/27 22:52 ID:O/P4INV9
少女漫画のお約束に則るなら彼氏役は非の打ち所のない完璧超人系だな。 凄いもてる。でも凄い硬派。凄いクール。 今のジャンプだとテニスのリョ−マか部長みたいなヤツだろう。 普通の男子の感覚だと若干むかつくくらいがいい。 そんで、主人公に対してのみ優しさや暖かさを垣間見せるのだろう。 要するに、少年漫画のヒロイン同様、 異性に好かれて同性から嫌われるタイプを突き詰めるとよい。 しかしながら そこにJOJO要素が絡むとなると・・・・・・難しいな。
>>1 超能力学園Zでも見てろ。
静もアメリカで生活しているし、どうせあんな感じさ。
>29 ウ ェ ザ ー の こ と で す か ?
32 :
29 :03/04/27 23:11 ID:???
>>31 それだぁぁぁぁぁ!
そうなれば()も安心できる!
えーっと、6部の頃の静タソって何歳だ!?
・・・・・・12歳? いけるじゃん。
33 :
マロン名無しさん :03/04/27 23:46 ID:3bsm1fbU
ポーキーズなら見た事あんだけどな。
34 :
マロン名無しさん :03/04/28 00:17 ID:HrvunD1+
魔女っ子っぽく
憧れの先輩(大学生ウェザー?)がいて、
喧嘩ばっかりしるけど仲の良い同級生(エンポリオ?)がいるって方がいいな。
自分がスタンド使いで透明になれるってのは隠しながら生活してて、
毎回起こる事件を透明になったり波紋したりで影ながら解決していく感じで。
時々、丈助兄さんとか四部連中が助けてくれたり登場したり。
友達にスタンド使いだってバレた!!と思ったら、
同じくスタンド使いだった
>>21 の由花子さんの娘で、ライバル的存在に。
アイリンやアナキスもウェザーと同じ大学生として登場で、
六部ラスト通りの微妙な関係で、()もハラハラ。
35 :
マロン名無しさん :03/04/28 00:34 ID:pivvcY5Z
熱したチョコレートのような愛情と共にッ(湯せん) ウェザーッ おまえに告白するだろう!
36 :
マロン名無しさん :03/04/28 01:05 ID:9aGakHjW
ある日ウェザーがそこの木よりも頭の悪そうな女をナンパしてるのを目撃てしまう静
37 :
マロン名無しさん :03/04/28 01:07 ID:bfu2vZEp
私だって…… 私だって、ナンパしてやるッッッ!! 逆ナンよッッッ!!
声かけられた男は静タンの形相を見て 決闘の申し込みかと勘違いしそうですな。
お約束どおり透明能力発動。『なんで誰も振り向いてくれないのッ!』
40 :
マロン名無しさん :03/04/28 15:00 ID:wm1cLNtt
静は自分の本当の両親を探しに杜王町に帰ってきたんだよな? ベタな展開なら、静の学校の理事長とかやってそうだ
41 :
マロン名無しさん :03/04/28 23:49 ID:B1bglwES
>40 正体を明かさずに暖かく見守ってる、ってやつ? 漏れとしては、そうとは知らずにお互い接していて、 ある日、ふとしたことで親子だということが発覚。 っていうのキボンヌ。 お世話になっている寮母さん(全寮制の高校なのか?)とか、 隣に住んでいる親切な夫婦とか。 あと、親友と兄弟だった!とか燃える。すっごく。
42 :
__ :03/04/29 00:03 ID:???
43 :
マロン名無しさん :03/04/29 01:01 ID:vzHPxU4w
ジョセフ「この静が大きくなって両親のことをきいたら、ふたりとも死んだということにしてあげてください」
44 :
マロン名無しさん :03/04/29 01:32 ID:wyXb1Ih5
7部の主役じゃなくていいから出して。
6部にでてたよ。 見えなかったけど。
46 :
マロン名無しさん :03/04/29 16:04 ID:C8QQB4bs
>45 5部のまちがいだろw
47 :
マロン名無しさん :03/04/29 16:06 ID:o8OX0Opr
>>43 ジョースターさんは父と祖父とを失ったのだ!
養女である静には!
JOJOにはッ!
スタンドなんか知ってほしくないと思っていたのだよッ!
…露伴あたりに言って欲しいな
50 :
マロン名無しさん :03/04/29 19:26 ID:uy02uUx2
静「なんて・・・ロマンチックなの・・」 結構少女漫画とか読んで普通の恋愛に憧れてそうだ
アクトンベイビーは近距離パワー型ですか?
杜王町でやるなら、ボスはキラの幽霊かジャンケン小僧? いや、バトルは一切ないのか。
ラブコメがメインですからw つーか静・ジョースターの再登場願ってる奴と カーズの再登場願ってる奴って気持ちは一緒なのかな どちらも再登場はないと断言されたわけだが・・・
>>51 スタンドのヴィジョンは出てこない ただ透明になれるだけ
この物語でのスタンド使いは静と、第1話で亡くなったジョセフだけですから
静のスタンド、制限がないと面白くないから、10分経つともとに戻るいう制約をつけよう ・・・どっかで見たようなネタだな
物を透明にしたときのリミットは5分だな 静「ウェザー先輩!こ、これ・・・ヴァレンタインのチョコですッ!」 ウェザー「・・・? 何もないようだが・・?」 静「(アッ、うっかり透明にする能力使っちゃった!) せ、先輩 5分後にまた会って下さいぃぃ・・・」 ウェザー「????」
バラの花嫁だかをめぐって決闘。
するとヒロインはメガネをとると美人になるわけですな
59 :
マロン名無しさん :03/04/30 19:58 ID:Twg0dQQa
静「いずれは一時間、一日と思いのまま透明になれるようになるだろう‥‥ フフフ‥‥楽しみだ‥‥だんだん長く透明になっていられるのはな‥‥」
カーズの再登場はないとは断言されてない。 断言されたのはディオの方。 まあ、いずれにしても再登場しない方がいいと思うが。
赤ん坊の頃、水の中に落ちてなかなか助けてもらえなかった事がトラウマになり、 まったく泳げない静たん 荒木絵でスクール水着を妄想するのは冒険だと思う
62 :
マロン名無しさん :03/05/01 00:50 ID:uLxMbbJk
クラスメイト関連も考えようぜ。 現在決まっているのは 由花子の娘と先輩(大学生)のウェザー くらいか? >61 萌え
>>61 むしろジョセフに助けられたから得意なんじゃないか?
でもなんか泳げないほうが萌えだな、個人的には
静が16歳だとして、1999+16=2015年というのが時代背景ですな 早人は何歳だ?ウェザー先輩というよりも、 早人先輩のほうがリアリティあると思うんだけど・・・ それより朋子って学校の先生じゃなかったか?中学か高校か指定あったっけ・・ できれば静の担任でいてほしい すぐキレる先生ってキャラで
>>64 朋子「ジョジョ、この問題の答えは何?」
静「黒板の字が見えません」
―朋子、チョークを投げてぶつける―
朋子「なんで答えを聞いてるのに『わかりません』じゃなくて『見えません』なんだよッ!
あたしをなめてんのか この・・・・ド近眼がァーーーーーーッ!!!」
静「よくもあたしの顔をチョークの粉で汚したな・・・
サボってやる・・・サボってやるぜ朋子・・・・」
朋子「ホントにサボる気?それじゃあ・・てめー一人で地獄へ行きな!」
66 :
マロン名無しさん :03/05/01 05:13 ID:n8dhZBRp
>>64 実際はウェザー、かなり年なんだよな。
6部、2011年の時点でもう39才。
ジョリンは19、エルメェス21、アナキス25、エンポリオ11。
早人は4部、1999年で10才くらいか?正確には分からないけど。
丈助、憶安、広一、由花子は15。露伴は20。ジョセフ79。
エンポリオは静と同級生で問題なさそう。
67 :
動画直リン :03/05/01 06:11 ID:DVmpJYD1
>>55 >>59 赤子の頃、パニック起こしていつまでも透明のままだったんだから
一定時間(成長すると短くなる)たたないと
能力解除できないって方が自然じゃないか?
>>56 もむしろこっちの考え方だろ
ヒロヒコ絵の水着は各生徒にいろいろ変なアクセサリーがついてそうだ 穴が空いてたりピアスついてたり不自然な模様があったり
>70 左右対象でなさそうだな。
>>61 むしろトラウマで能力が暴走
水着が透明になってイヤーンまいっちんぐ
……アホだな俺
73 :
マロン名無しさん :03/05/01 19:26 ID:fk92IeAy
原作:荒木飛呂彦 作画:桂正和
74 :
bloom :03/05/01 19:29 ID:DVmpJYD1
>>73 いや待て。荒木が描かないんならなんの価値もない。
やっぱ『ピンクダークの少年』を愛読してるんだろうな。
78 :
マロン名無しさん :03/05/01 22:01 ID:HitbzXYK
>>75 じゃあ、
原作・作画:荒木飛呂彦
女のケツ:桂正和
原作:大筋-荒木 ラブコメ-桂 作画:荒木
なんでみんな桂にこだわるんだ・・・w
アラキは男のケツの質感はすばらしいよな。
ノトーリアス・BIGの時の トリッシュの足の質感に感動したんだけど。
ヒソカのドッキリテクスチャーで桂の書く女のケツの質感を再現したい
>84は「桂正和」、「女のケツ」と言う言葉に惹かれてやってきただけのジョジョ素人。
スタンド使いとスタンド使いは惹かれあう
波紋使いもわりと引きつけられる。
前の方で出てる透明化時間制限って面白い設定だけど、 それだと消える魔球とか投げられないのな。 (別にあの漫画にこのスレがあわせる必要もなんだけどサ) そこで、「アクトンベイビーで触れるか殴った瞬間に 「透明化発動時間」と「維持時間」を仕込める」っていうのはどうだろう? 暴発時のデフォルト設定は「即時発動」「5分維持」 魔球を投げる時は「2秒後発動」「効果一瞬」とか、本体が選べる。 で、仕込めるのはあくまで手で触れた時で それとは別に「無差別透明化」も健在。 これは静に触れたものをドンドン透明化する。 透明になったものに触れても透明化する。 凝り過ぎ?
ややこしい
>88 「暴発時」と「無差別時」ってのは同じだよな? つまり普段は透明継続時間を設定できるが、 静タンの感情が昂ぶるとスタンドが暴走して、 周り(感情の昂ぶり度合いによって範囲などは違うだろうが) を無差別に透明化していくわけだ。 ウェザーにチョコ渡す時くらいの緊張で、透明時間が5分、 もし、親友が雲になったら、ヘビーウェザー並みの事態に……
92 :
マロン名無しさん :03/05/03 17:35 ID:6slyWxdb
>魔球を投げる時は「2秒後発動」「効果一瞬」とか、本体が選べる。 これはちょっと都合良すぎ
93 :
マロン名無しさん :03/05/03 18:13 ID:LpFs1vDW
まじで知りたいんだけど静って名前いつ付けられたの
>>92 ジョルノのゴールド・エクスペリエンスとか
触ってちょっと経ってから発動することもあるじゃん。
割と普通のことなのではないか。
95 :
マロン名無しさん :03/05/03 18:28 ID:6slyWxdb
>>94 DIOがザ・ワールドが止められる時間を自由に決められないように
静もアクトン・ベイビーが透明にできる時間を自分で決められないと思う
発動条件はキラークイーンみたいな感じ?
>>93 ジョセフが静をいつ名付けたかは不明だが
荒木が静を名付けたのは4部ラスト
ジョセフと仗助が別れるシーンの康一の語りの中で
98 :
93 :03/05/03 21:55 ID:idAiJUYo
99 :
93 :03/05/03 22:23 ID:idAiJUYo
いや、やっぱり分からない 詳しく教えて
100 :
マロン名無しさん :03/05/03 22:47 ID:qrKN594/
>>97 見たけど4部ラストでも透明の赤ちゃんのままだった。
たぶん、静の名がでたのは、ジョジョアゴのスタンド辞典が最初だと思う。
101 :
88 :03/05/04 00:15 ID:???
>>90 そそ。例えば探偵やってて(懐かしい設定だなおい)
自分だけ透明になって誰かを尾行してたら、思わぬ場面を目撃!
驚いてついスタンドの制御に失敗して周り中を透明化!
異変に気づく犯人! どうする静! 大ピンチ! みたいなね。
>>96 キラークイーンってムチャクチャ範囲広いから、
同じような、違うような・・・。
>>93 、95
消える魔球は便利すぎ?
でも、ザ・ワールドは効果範囲が全世界なのに対して
アクトンベイビーはせいぜい静の可視範囲内だし……。
つか、透明って、ある意味ムチャクチャ目立つから
ある程度制御できないと全然使えない能力に。
………むしろそれがいい?
使える使えないはラブコメにとって重要だと思うかい?
103 :
マロン名無しさん :03/05/04 06:54 ID:oo9nuZCT
>>101 きっちり制限決めたほうがわかりやすくていいと思う(自分は10分で物は5分だっけ?)
あとはまあ、102の言うとおりラブコメなんでね あんま野球に役立つ能力ってのも・・・
どうせなら、
「透明にする能力は使えないぞ(バレるから)・・・どうする・・・」
みたいなのでネタ考えてほしい
透明にする能力は使えると思うが。 例えば承太郎とスタプラを透明にするとか。
105 :
マロン名無しさん :03/05/04 07:02 ID:oo9nuZCT
>>104 そんでどうすんだよ・・・DIOでも倒しにいくのか?
あくまで ラ ブ コ メ だってことをお忘れなく
あと、基本的にスタンド使いは静以外はほとんど出てこないって
うちの姉ちゃんが言ってた
>>105 ああ、そうか。
「らぶこめ」って事すっかり忘れてた。
一件使えなさそうな能力を思いもしない形で使いこなしてこそJOJO。 …でもラブコメだからなぁ…なんかこの時点ですでに思いもしない使い方って気もするな。 バレンタインの日にチョコをこっそり机に入れるべく姿を消して忍び込んだら なんだかんだで最後はなぜか他の人にキスされたりする静とか。 ちなみに本命は一般人、対抗はスタンド使いをキボン。闇のパープルアイみたくなりそうだが。
いや、むしろチョコを透明にして、 いつの間にか渡してたァァァーッ とかの方が……
静のライバルが静のチョコをこっそり捨てようとするが、窓の外へ飛んで行くのは見覚えのある包み紙。 「な、投げ捨てたのは…あたしのチョコでしたァァァーッ!いつの間にかァーー!」
果たして、本命の相手は何もかもパーフェクトな先輩がいいのか それともいつも身近にいるちょっとだらしないクラスメートがいいのか・・・
実は「柱の男」一族の生き残りだった静。 透明になるのも苦手な紫外線を避けるための流法。 ジョセフに拾われたのも敵を打つため。 つっこみ所は満載だが最大の問題はカーズたち一行からどうやって生まれたのか。
>>110 むしろ憧れの人の正体は「柱の男」
おお、まさしく完全な生命体だ
んでそろそろ絵にするなり小説にするなりしてくださる神が現れていいころだが…
カーズ大魔王「(ゴポッ)頼んだぞ我が娘よ…いつの日か悪を…」
116 :
糞小説 :03/05/05 00:50 ID:???
今日は野球大会。 静は野球部キャプテンに頼まれて(脅されて?)ピッチャーをしていた。 静「くそ…なんでこんなことに……」 幸い、静は運動神経は良い方なので一回は三者凡退でおさえた。 だが、二回表の打順は四番・平良清。早くもプロが目をつけている逸材だ。 それに…ひょんなことから静は彼がスタンド使いであることも知っていた。 静「一体どんな能力かわからないけど…野球向きの能力のはずだわ。 まずは一球投げてみる…それで何かわかるかもしれない」 静は大きく振りかぶり、第一球を投げた。様子見なので糞ボールだ。 静「!」 その瞬間、静は平良がスタンドを出すのを見た。 不気味な、手足のないロボットのような像。 『カキンッ!』小気味良い音がして、 次の瞬間にはファールスタンドに飛び込んでいた。 平良「ちッ!タイミングが悪かったか。だが、次はジャストミートだッ!」
117 :
糞小説 :03/05/05 00:51 ID:???
一方、静はマウンド上で冷や汗を流していた。 静「なんてことなの…わたしの目に狂いがなければッ! 『ボールがスタンドに吸い寄せられて』いたッッ! それが…奴のスタンド能力……だというの? ボールがどこにくるか分かるだなんて…無敵だわ… だが……打ち取って見せる…あんな奴に負けるわけにはいかないッ!」 しかし、あからさまに『透明にする能力』は使えない。 他の選手にばれてしまう。 スタンドから一部始終を見ているウェザーは気が気ではなかった。 静に誘われて見にきたものの、まさかスタンド使いと対決をしているとは! (どうするんだ、JOJO…) 静「タイムよ。キャッチャー(キャプテン)、来て」 静はキャプテンと何か話した後ベンチに行き、またマウンドに戻ってきた。
118 :
糞小説 :03/05/05 00:51 ID:???
「プレイボール!」 試合再開。 静が第2球を投げようと振りかぶる。 不敵な笑みを浮かべながら、平良はバットを構えている。 静が第2球を投げた。白球が静の手から放たれる! 平良(何をしようとも…どんな球でも、俺に打てない球は……なにいッ!) 『ボゴォッ!』 鈍い音がしてボールはふらふらとあがり、キャッチャーミットに収まった。 静「おまえは次に『何をしたんだ、貴様ッ』と言う!」 平良「何をしたんだ、貴様ッ……ハッ!」 静はボールを二個持っていた! ベンチに一旦戻ったのは、密かにボールを取りに行くためだったのだ。 そして、一つ目を普通に投げ、 それと同時にもう一つをうまい具合に平良のヘルメットにぶちあてたのだ! 静(適当なところに投げれば、あいつのスタンドは自動的に球を吸い寄せる…!) こうして、静はその試合わずか一失点と言う好成績で完投したのだった。
119 :
糞小説 :03/05/05 00:51 ID:???
静「やったわ!ウェザー先輩、見ててくれたかな?」 スタンドをきょろきょろしている静を見て、平良はつぶやいた。 平良(完敗だぜ。そして………ほれたぜ…静とか言ったな…) 数週間後 担任「皆さん、今日は転校生を紹介します」 静「あ…おまえは…」 静の学園生活はまだ始まったばかりだ…
120 :
糞小説 :03/05/05 00:53 ID:???
スレ汚しスマソ 題名どおり糞なわけですが… 穴だらけだし… 気に入らなかったらスルーしといてください
(・∀・)イイ!!
ここは同人女のすくつですね
>>糞小説 おまえはよくやったのだよ・・・・私が誇りに思うくらい立派にね・・・
ベネ!
>>120 (・∀・)イイ!
一つだけ言わせてもらえるなら
もう少ししぶとく追求(対決?)してゆくほうがジョジョっぽい。
敵が何度も同じ攻撃に引っかからないようなところとかが
ジョジョには多いような気がするんで。
128 :
糞小説 :03/05/05 23:15 ID:???
>127 すみません。そんな才能ありません(泣) ああ、神の降臨キボンヌ 漏れのを過去ログの中にうずめてくれ
129 :
マロン名無しさん :03/05/06 01:14 ID:Ruei0Q77
神の御命において浮上させるッ!
絵を描くにしても静の設定が決まっていないから無理 ・丸眼鏡 ・ショート とか それともこのスレにおける静のイメージは某サイトの物と同じなのか
>130 俺はそうなんだが… 一度話し合ってみたいね。
漏れのイメージ
髪はセミロングとロングの中間で色は茶
なにもしないとおしとやかに見える。
矢の形をしたアクセサリ装着
>>120 相手のスタンド能力を明確に定義したら案外出てくるかも。
文中では『ボールをスタンドの方に吸い寄せる』としかないから
どのように吸い寄せるか(掃除機みたいにor無風、軌道を自然に変える)
一度にいくつまで指定できるのか
吸い寄せられるのはボールのみなのか
スタンドが自らの方に吸い寄せるのか、それとも指定した場所に吸い寄せるのか
これだけでもだいぶスタンドの能力が変わってくるんで・・・
例えば相手のスタンド能力が『動いている物の軌道を変える』とかなら
静の腕の振りを無理矢理変えたりするとか。
強引すぎるが(´Д`;)
ていうか描いてない漏れが言える台詞じゃないか。
なにはともあれこれからもがんがれ。
ついでにアクトンベイビーにスタンドビジョンがあるなら、それも考えるか? 静以外にスタンド使いが出てこないと言うなら、ビジョン無しでもいい気はするが。 その場合、技発動するときに「アクトン・ベイビーッ!」っていちいち叫ばないわけで。 それはそれで淡々としてて味わい深そうな気もするな。 とすれば静の絵は…朝、通学or出勤途中に見かけるような普通にしかし相当にカワイイ、 細身で色白で黒髪の女の子…しかし荒木絵。こんな感じか。
>>131 漏れもそう…あの絵ってアラーキーっぽさが出てるのに何気に萌えるし。
いまだに第4部のサングラスをかけてるに1票
136 :
マロン名無しさん :03/05/07 00:39 ID:3J/VgAYw
>>130 すみません…某サイトの絵がどんなのかわかんねえ……チクショー!
リゾットも透明
ナランチャ、ミスタ、フーゴのトリオ出せ。若いままで。
140 :
__ :03/05/07 05:19 ID:???
141 :
動画直リン :03/05/07 05:28 ID:1+Zfe2Yw
とりあえずメガネをとったら超美人の設定きぼん
143 :
マロン名無しさん :03/05/07 11:04 ID:Cj0jWqfg
漫画コレクターのジョセフの影響でマンガ好きな静。 露伴に内緒で、ピンクダークの少年の801同人誌を作ってたりする。
スタンド使いは惹かれあいますか?
>144 ジョジョ世界でそれは絶対の法則だけどその頃にはスタンド使いの 数自体が減ってると言う事でいいんじゃない?
俺も5部の人出して欲しいなーと思ってる でもジョルノ、ミスタ、トリッシュは イタリアのギャング組織の中枢だから 無理のない絡め方はまず無理だろうし 他は全員死んでるし 結局、僅かにでも絡められる可能性があるのは フーゴだけか…
>146 外国語の特別講師として現れる。 学級崩壊状態のクラスを見て、担当の教師を押しのけ 「このド低脳たちがーーーーっ!!」 と生徒たちに活を入れまくる。
次々と奇怪な死を遂げて行く生徒達。 学園に蔓延する”殺人ウイルス”の正体とは!?
新型肺炎KARS
>>149 体の大部分は鉱物に、一部がウイルスに変化した状態で地上に落下したと。
>>148 ラブコメなんだからギャグ的なオチにしてくれrんだろうな?
>>151 放浪の保険医チョコラータ先生が抗ウイルス薬とワクチンを開発してくれます。
>148 それだとフーゴは学園の吉良的存在だな!
>>154 うふふ〜〜〜
食事する時のフォークって、ありますよね。
あれ、DQNな話なんですが…
友 人 に 刺 し ちゃいまして……
何か、このスレって「ジョジョの奇妙な学級」とかぶってない?
>157 最近になって微妙にかぶりつつある傾向にあるけど まだかぶってない。
「チクショォオオーーーーッ! また透明になって逃げやがったァーーーーーッ! だがよォ…わかるぜッ! 静ジョースター! 貴様の位置がわかるッ! さっき床に粉をぶちまけておいたのだッ! てめーのスニーカーの跡が丸見えなんだよォォオオオンンン! そこだァ! くらえィッ!」
>159 ここは学校よ… 当然、スニーカーをはいた奴など掃いて捨てるほど居るわ… おまえは!!透明の生徒がここに入ったことに気づかなかったッ! 粉をまいた意味ぐらい、三歳児のおつむでも分かるってのよォォォォッ! そして、おまえは今わたしがどこに居るのか分からない…。 とどめよ! ……とどめって、どうしろってのよ…? ……どうやってとどめをさせば分からない!! アクトンベイビーは攻撃型のスタンドじゃないし…。 そもそも、こいつは誰だッ!? こいつはどんな奴なんだッ!名前は何だッ!? 分からない…分からないわ…。 ………ハッ! いまのは…夢……? しまった!学校に遅れる!! …こうして静の一日は始まる
続きがあったんならまじでごめんなさい。 一時間あいてるので大丈夫だと思ったんですけど。
>>160 いや、問題はないでつよ 何も問題は無い…ッ!
つーかそのオチってホワイトスネ(ry
>>160 静「何だか恐い夢を見ていた気がするが・・・・思い出せない・・・」
―通学途中―
子供「うわ〜ん、僕の犬が死んでいる〜!!」
静「犬・・・どっかで犬の死体を見た気がする・・・どこだっけ?」
こうして静の一日は始まる・・・
「マ…マで始まる言葉…その…マスタ〜ベ〜ションをよ…」 こうして静の一日は終わる…
娘が思いっきり嫌っているが、面会に来る父親がいるってだけでうらやましくなる静
恋のライバルといがみあいつつも徐々に奇妙な友情で結ばれていく静 静はライバルの真剣な思いを組んで (仕方ないわね・・・。あの子が相手じゃ仕方ないわ・・・。バイバイ私の初恋・・・・・・・・・。) とあきらめるが先輩と結ばれたと思ったライバルがむごたらしい死体で発見される! 憧れの先輩の正体は吉良的変態スタンド使いだったッ!! なんて展開は激しすぎでつか? ラスバトは、 あとはとどめ!にまで追い詰めた先輩に 「君のことが好きだったんだ」 と言われてひるむ静。 その隙をついて静のどてっ腹を手刀でつらぬく先輩。 「馬鹿がッ!女なんてものは男のおもちゃに過ぎんッ!使い捨てのなあッ!」 しかし! 「先輩・・・。あんたは男としても人間としても最悪の虫けら以下の存在ね・・・・・・。」 「なにィ〜〜ッ!なぜ生きているッ!!」 「ライバル子(仮称)が私を守ってくれたわ・・・・・・・・・。」 「馬鹿なッ!お前の能力でつらぬかれた腹を透明にしても意味はないはずッ!? ま!まさかッ!この能力はッ!!」 みたいな展開キボン
>>167 ダイバーダウン。肉体そのものに潜行させた!
バトルはいりませぬ
>>170 バトルの無いジョジョなんて
ご飯の無いお茶づけのようなものだッ
スタンド能力がないとあり得ないようなバトルより スタンドなしでも出来るようなバトルが増えたらいい。 ダービー戦、ジャンケン、チンチロリンみたいな。 負けたら恐怖のバツゲーム、とかにしとけば 別にスタンドで魂取られるとかそういうのなくても緊迫感あるし。
>>172 修学旅行の夜に
「負けたら好きな人の名前を白状」
「最下位の奴はこの旅行中にレッツ告白☆」
というルールで“まくら投げ”とか。
生徒A「よぉぉしッ! とどめのマクラだッ! くら…ハッ!」 ガ ラ ッ 一同「・・・・・・・・・・・・・・・・・」 ガ ラ ッ 生徒B「あぶなぁ〜〜い、あの筋肉バカ教師が見回りにきやがったわ… でもそのおかげでマクラをくらわずに済んだわッ! これって実にLUCKYねェーーーーッ!」
>>173 ジャンケンをめちゃくちゃ面白く描いた荒木の事。
まくら投げだって名勝負になる予感
>>175 ありえる。
でも枕投げは元々面白い描写が出来るから、
もっとやりにくいのでやったらどうかね?
指相撲とか。
>>176 あ、それいい!
作者の力量やセンスが如実に表れるのはこう言うところだと思う。
スタンドとかじゃなくて、普通の勝負をどう描くか。
きっと空高く舞い上がって指相撲するんでしょうね
ちなみに腕相撲は駄目ね。 「からくり」とか「ハンター」でも凄いのやってたから。
荒木風味のジュマンジを見たいな
181 :
マロン名無しさん :03/05/12 01:59 ID:BJZg1PZr
静 「『勉強をする』『恋もする』 両方やんなきゃならないのが女子高生のつらいとこだな・・・」
>>181 いや、後半のは別にしなくても良いだろ(w
いーや、やるね!ラブコメだから
コンビニで、静登場の回を再読した。 おもしろかった。
学園祭でクラスの出し物を決めることに。 男子「最近はやりのメイド喫茶など…どうかと思うのだが…」 女子「なにィー!」「ふざけんなッ!」「このオタ野郎どもがッ!」 「いや案外いいかも…」「私は絶対やらないからなッ!」 なんだかんだで採用。ジャンケンで負けた女生徒10人がメイド服。 静「メイド服…さすがに恥ずかしい…負けるわけには… クラスに女子が20人…1/2か…しかし… 1/2を1/3にも1/4にもできるッ!わたしの能力を使えば!」 じゃあァァァァァんけえェェェェェェェン、ホイ! 静「まっ…負けてしまいましたァァァァ!!!」 自分で書いて何だが荒木絵のメイド服…想像できん…
>>185 きっとハート型をモチーフに、余計なジッパーやらアクセサリーが(ry
探偵要素はもう無しなんでつか?
>>187 決め台詞に「じっちゃんの名にかけてッ!」って言います
スタンドが出るとしても異次元に吸い込んだりとか物騒な能力ではないんだろうな。 壁一枚を透視出来たり、ゴキブリを発生させたり、相手をアフロヘアーに変えたりとかか。
あとは固定する能力とか鏡の世界に入る能力とか変身する能力とか。
191 :
マロン名無しさん :03/05/14 17:15 ID:FhSXMKcS
いいや限界だageるねッ 今だッ!
やった!agaったぞ!
>>190 静「キャーッ!悪戯好きな西風さんがッッ!」(パンチラ)
サーレー(仮)「クラフトワークッ!(仮)固定したぜ!!」
こういう展開とか。
静の通ってる高校はぶどうヶ丘高校でいいのかな?
>>195 そうすると岸辺露伴の家に行きたがるな。
まてよ、仗助の家に居候か?
仗助30歳(だったっけ?)、職業は何だろうな。 あの髪型が許される仕事には違いないだろうけど 承太郎が海洋生物学者と知った時にはちょっとだけ驚いたもんだが
イ丈助はおじいちゃんと同じく警察官きぼん まあ、髪形の時点でアウトか・・・
199 :
マロン名無しさん :03/05/15 17:17 ID:HPnXWXSW
>>198 ジョジョの世界に髪型でアウトなんてありませんよ
ファンタジーやメルヘンじゃああるまいし
200 :
マロン名無しさん :03/05/15 17:22 ID:EIrpEr3Y
【クレジットカードのショッピングで衝動買い!】
クレジットカードで買い物をすると、金銭感覚がマヒ!!
ジョースターさんが13万円の買い物をすれば285円の残高がお手元に!!
■■ぶどうヶ丘銀行■■
ttp://www2.familyclub/
>>199 でもアバッキオですら警官時代帽子かぶってたよな…
>>202 おまけに短髪だったし。
唇黒かったけどね。
205 :
マロン名無しさん :03/05/17 15:09 ID:qB0CVp7z
ジョジョの場合は髪型より服装の方が危ないかも
第7部でスクール水着を期待してる漏れは変態ですか?
>>206 NONONONONO・・・
「もしかして禿同ですかぁーッ!?」
YESYESYESYES・・・
>>207 ワロタ
ところで藻麻衣ら静タソに投票してきましたか?
>>206 プールで溺れる生徒が多発。「見えないものに足を引っ張られた」の声が。
「もしやスタンドでは」と静とその仲間達が調査に乗り出す!スクール水着で!
ってどこぞのさくらだねこれ…
>>208 ここの静と本編の静はもはや別物なので投票しませんでした。
211 :
マロン名無しさん :03/05/18 20:16 ID:A+lzQnYu
>>209 フー・ファイターズ!
さくらを呼ぶならそう呼べ!
212 :
197 :03/05/20 18:23 ID:LfeQstZv
じゃあ仗助は 「制帽かぶらない不良警官」 ってことでOK? 頭に「?」をいっぱい浮かべながら、それぞれ別の方向へ バイクで走り去る二人の男。 にこやかに見送る警官。「ちゃんと標識守れよぉー」 不意に背後から声をかけられる。 「見てたわよ兄さん」 ドドドドドド 静 「また『現場処理』面倒臭がって 事故を『無かった事』にしたのね」 「『クレイジー・D』で治して…」 仗助「!静かッ!! おめェこそこんな所で何してんだよ」 「補導すっぞコラ」
仗助はその辺の悪ガキに髪型をけなされてブチ切れてそうだな 杜王町の不良はみんな鼻潰されてそうだ
このスレってラブコメをジョジョ風味に改造するスレですか? 修学旅行で迷子に二人で迷子になって雨に降られたりするのか
ラブコメをジョジョ風味にするよりジョジョをラブコメ風味にする方がはるかに難しそうだ…
>修学旅行で迷子に二人で迷子になって雨に降られたりするのか 迷いすぎw
奈乱茶と三須田と風後というバカトリオが登場します。 奈乱茶「打ち落とせ!!エアロスミス(仮)!!」
>>214 実は男の方はウェザーで、演出のために雨を降らせただけだったりする。
もちろんクリスマスにバレンタイン、修学旅行に文化祭とハァハァイベント目白押しですよね
それはもう震えるぞハート萌え尽きるほどヒートです
( ´Д`)I's…
J's…
ティーンズ・パンタクルみたいな感じか? 誰もしらんだろうけど
>>223 悪いが俺はそれを知らない…
向こうへ行け、蹴り殺(ry
トニオの店でバイト
ウェイトレスハァハァ・・・
トニオ「静サンッ! 手洗いをセズに入ってきたトいうわけですかァーーーッ!? 許しまセンッ! 覚悟してもらいマスッ!」
続きキボン(;´Д`)ハァハァ
>>229 トニオ「『石鹸』で体全体を洗いなサイッ!
全身をマンベンなくデスッ!」
>>230 完全に姿を消してから体を洗い、何事もなかったかのように席に戻る静。
清潔になったので別に文句はないトニオ。
物陰で物凄く悔しそうにしている億康。
その億康を後ろから睨みつけている仗助(プッツン五秒前)
チンピラ「この店はよォ!料理にハエをトッピングしてんかァァァ!」 バイト仲間の男「い、いちゃもんだ!お、おれは見たぞ! コイツがハエを料理に入れたのを、 コイツが持っている箱にはギッシリとハエがつまっている!」 ドグシャッ! チンピラ「てめえは自分らのミスを客のせいにするのかァァ!?」 !!! 静「申し訳ございません。お客さま。 でも、料理の中にハエなんて入っておりませんよ。」 チンピラ「ど、どこいった!?確かに入っていたはずだ」 静「黒コショウと間違えたんじゃないんですか? どうぞ、お食事を続けて下さい」 チンピラ「あ、ああ(どこにいきやがったんだ)」 ドォォォォォン チンピラ「! 皿全体にハエがッ!なぜだ! 俺は一匹しか入れてないのに!ハッ!」 静「間抜けね。そして、ただで帰れると思わないでね。 アクトン・ベイビー!!!」 チンピラ「ん!?お、おれはいつの間に服を脱いでんだ? パ、パンツまで消えていくッ!」 静「あなたは、『やめて、それだけは!』と言う」 チンピラ「やめて、それだけは!ハッ!」
こうしてみると透明にするってすげー応用力あるな。 今までスタンド使いにしかスタンドは見えなかったが これは誰にも見えないんだもんな。
>>230 透明になっても、石鹸の泡で体のラインが浮き出るシーン萌え
>>231 ワロタけど、そこから思い浮かぶ絵では
億康と仗助は4部時のままなんだよな。
>>64-66 によれば31歳のはずだし…。
あ、億康は三十路でそんな馬鹿やってても不思議じゃないかw
Exactly(その通りでございます)
じッ、地震のスタンドッ!
>237 わざとか、それともネタなのか… hage…
>>234 それはどうかな?静は赤ん坊の時乳母車ごと自分を透明にした経緯があるから、
泡すらも透明になると思うが。
>>239 それはストレスで能力が暴走しただけで、
そもそも登場時は透明でも化粧できてたじゃないか
>240 その後化粧も消えたじゃないか。 消そうと思えば消せるんだよ。
>241 消そうと思えば消せるだろうけど うっかり泡を消すのを忘れてたうっかり静たん。
語尾に。をつけてる奴は同一人物なのかな・・・ と無粋なツッコミをいれてみる
とりあえず
>>231 は漏れ。あとは違うですよー。
億康と仗助はいくつになっても変わらないような気がするのは漏れだけだろうか。
>>244 そうだな。あいつらは変わってほしく無いな。
てことは、彼らの再登場はない方がいいかも。 ジョセフみたいな変わり様を見せられていけば少なからずイメージ崩れるしね。
しかし仗助と静は血が繋がってるわけじゃないから もしかしたら近親(ry
(´−`)。゚(四部をリアルで読んでいた香具師は”ジョセフ再登場”に心躍らせたんだろうか…) (そして実物を見た瞬間は…)
恋敵は このくそったれ女子高生の首から下は わしの母エリザベス・ジョースターの 肉体をのっとったものなのじゃぁぁあああ───あああ!! な人で。 要は吸血鬼で
>>249 もうジョセフはそんな元気ないだろう。
寧ろ承太郎なら・・・
ほんなら このくそったれ女子高生の首から上は わしの娘空条徐倫の 肉体をのっとったものなのじゃぁぁあああ───あああ!!
>251 それなら十分に恋敵だな。 って言うか、糸VS透明って、地味な戦いになりそうだ。
254 :
山崎渉 :03/05/28 09:57 ID:???
∧_∧ ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。 =〔~∪ ̄ ̄〕 = ◎――◎ 山崎渉
静って何かの読みきりにでたことあるの?
>>256 「ヤバいものを拾ったっス!」以外にはジャンケン小僧に出たぐらいじゃなかろうか
258 :
動画直リン :03/05/28 21:28 ID:e9TnRBw/
元ジャンケン小僧、27歳。 外見的にも精神的にも、凄く格好良くなっててもおかしくないな 案外ロマンスに参加したりしてさ
>259 ま、負けた… じゃんけんで負けた… ふふ、露伴先生以来だな あんたのこと…好きになっちゃいそうだよ
そこに川尻早人も乱入ですよ 吉良の一件のおかげで、早人はかなり精神的に逞しい男になってそうだな
>>260 そのため透明化能力は奪えなかったけど
世界中を(じゃんけん)武者修行して手に入れた能力で
色々と助けてくれる
……という事にしとけば、合法的に
3、5、6部のスタンド(死んでない奴限定だけど)を登場させられるねw
ただ早人の方がちょっと有利か。 彼の精神力は仗助も認めるところだしな。
でも早人は盗撮が趣味なんだよな?
>>264 あれは「自分は愛し合った両親から生まれたのか?」
ということが知りたくてやってたんでしょ
早人はちょっとマザコン気味の大人になってそうだな・・・
我々はこの男達を知っている! いや、このまなざしと頬の穴を知っている! 川尻早人!! そして、大柳賢!! 二人は成長してぶどうヶ丘高校の教師になっていた。 「また後でな」 賢が自分の担任する1−Aの教室に入っていく。 「ああ、それじゃあ」 出席簿を軽くあげて返事をしながら早人も自分の受け持つクラスに向かう。 高校生活初日だからだろうか、妙にざわついた教室のドアを開け教壇に向かう。 教壇に立ち、ぐるっと自分の生徒達の顔をみまわすとうわついた雰囲気の原因がわかった。 一人の女子生徒のせいだった。 美しく、女性的な顔立ちだが目の光が普通の高校生ではない。 かつて早人が少年だった頃に見たことがある、強い意思を持った目だった。
その輝きに一瞬見とれてしまったが、生徒達の目が自分に集中していることに気付くと咳払いをして口を開いた。 「僕は今日からこのクラスを受け持つことになる川尻早人です。よろしく。それじゃあ早速出席をとって皆さんの名前を覚えたいと思います」 順調に出席をとっていく早人だったが次が先程の少女の名前を呼ぶ番だと気付いて少し手に力が入る。 出席簿に視線を落としていくとそこにある名前を見て驚愕した。 いつのまにか教室のざわつきもおさまっている。 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ 先程までとは対照的な静けさの中で早人はその名を呼んだ。 「静・ジョースター」 バァーーーーーーーーーーン 第七部 静・ジョースター 〜スティール・ボール・ラン〜
>>268 男「達」なので、「まなざし」が早人で「穴」がジャンケン小僧ではないかと思われ。
スピードワゴン財団杜王支部・超自然部門長官「広瀬康一」
>>270 マジレスすると田舎の杜王町にSPW財団が支部を置くわけないと思われ
目黒とかそういう東京とかにあることに意義があるんだ
まあ承太郎だか誰かの配慮で支部が置かれることもあるかも知れないけど
アンジェロ岩と鉄塔がある時点で支部が置かれても不自然じゃなくなるな。 ところで未起隆は出てくるのかな。あいつも三十路か…いや、故郷の星に帰ったか。
>>266-267 凄くイイとは思ったけど、最後の一文が余計
もういい加減、このスレと
荒木が最後に言った言葉『次回作スティールボールラン』と
『第7部』への期待と
の3つを、ごっちゃにするのはやめようや。
『次回作スティールボールラン』=『第7部』 テレビで言ってたらしいけど。
でもどっちにしろこのスレは「静・ジョースターを7部の主人公にするスレ」ではないがな。
ネタの終わりというか区切りになってると思う まぁ、そんなに気にしなくても
>274 だが、それに静が出ることは否定されてる
悲しいよね 静の再登場信じてた者としては・・・
実は静ジョースターが7部に登場予定だが、あまりにもその予想が多いので、 とりあえず嘘を付いておいて読者に意表をつかせる作戦なんだよ …とか言ったりして…ハハ
主人公の髪の色を予告もなしに変えるアラーキーなら 登場を否定したキャラを何事もなく登場させるなど朝飯前ッッ!! ……とか言ったりして……ハハ…
「ジョースターさん、私は広瀬由紀子。よろしくね」 「よろしく由紀子。私のことは静でいいわよ」 「そう、じゃあ静って呼ばせてもらうわね。ところであの先生かっこいいと思わない?」 「早人先生?そうね・・・かっこいいけど露伴オジサマほどじゃないと思うわ」 「ちょっと静!川尻先生にちょっかいだすのやめてくれない?」 「えっ?私なにかした?」 「何食わぬ顔してとぼける・・・泥棒猫ってみんなそんな態度とるのよねぇー。今川尻先生じゃなくって早人先生って行ったわね!」 「な・・・何この女!!」 適当に続けてみるテスト
ワロタ。康一君の性格全然受け継いでねー。
ワロタよ。 でも由紀子と静、同級ぽいね。 康一君、高校卒業前にパパになっちゃったか。 勿論、このスレ的には全然オッケーだけど(w
>>282 きっと、やるときゃやる性格なんだよ
もしくはドチビ
>>283 ちょっと待て!いくらなんでもそりゃ無理だろ
すでに生まれている静と同級にしようとするなら
翌年の4月1日までに産まなくてはならず、
その十月十日前の5月22日までにヤッてなきゃならない
第4部って、何月頃の話だっけ?
―教員名簿― 大柳先生:静がスタンド使いだということを知っているため、そのことに関して相談を受けることが多い。 また、静にジャンケンで負けたため(?)彼女に好意を持っている。サッカー部顧問。 川尻先生:静がスタンド使いだということは知らない。が、恋愛や勉強についてはよく相談される。 女子生徒の憧れの的。写真部顧問。 東方教頭:人柄がよく、人望も厚い。だが、いかんせんキレやすい性格のため、 校長ですら、彼女に頭があがらない。元・国語教師。 校長(オサ):校長(オサ)! 校長(オサ)! 校長(オサ)! 理事長:ぶどうヶ丘高校の理事を務める。静の実の父親とも噂されるが、真偽のほどは定かではない。
>285 スタンド攻撃で成長したと考えれば無問題
>>286 ジャンケン小僧と早人は正反対っぽいな
大柳賢は明るくて体育会系だけど三枚目 早人はもの静かな感じの文化系
恋愛でいうと
大柳賢→静→早人 のように好意を持っているといったところか
先生が生徒に好意はどうかと。 むしろ同級生(もしくは同じ学校の生徒)がどんなスタンドを 持ってるか考えようや。
ワラタ
>>289 余計なスタンドはいらないというのがこのスレの流れのようだが
狙った生徒に確実に当てられるチョ−ク投げ専用スタンドなら漏れは許す。 他の物は投げちゃ駄目の駄目駄目。
というか、スタンドはそれ専用じゃなくても、学校が舞台である以上 あまり破壊力のある使い方はしない、ってのが自然かと。学校の中にそんなキレてる奴が混ざってても困るし。 チョーク投げ専用スタンドってギャグじゃないんだからw ただ、如何せん学園ドラマだからどっちにしろ今までみたいにシリアスな雰囲気は薄いだろうね。
神がSSとかの中に出してくんのは別として、 単にスタンドを考えるだけなら 他に幾らでもスレもHPもあるし、 ここでオリジナルスタンド考えなくてもいいんでない?
>>292 「クラフト・ワーク」とかどうだ。
チョークを固定してトントントントン…。
>>281 >広瀬由紀子
ほとんど同じ事考えてた…俺の場合は広瀬由美子だったが…
他のキャラもスタンド使いだと「スタンド使いは惹かれあう」なーんてラブコメ臭い文句が使えるわけだが…
>>295 狙いが正確じゃあないんで 動き回るやつには使えないが
今のおめーには バッチシ使ってやれるぜ!
食らえッ!解除だッ!
>>296 エンポリオ先輩(留学生)と静の恋愛の時に使ってください・・・
ところでッ!
思ったんだけど、静の恋愛って
憧れの上級生編→幼馴染の同級生編→転校生編→教師編・・・・
みたいに色んな人と恋愛しながら徐々に成長していく静が見たい 激しく見たい
299 :
285 :03/06/05 11:09 ID:???
俺はスルーか
>>287 で皆納得なのか
戸籍にまで影響を及ぼし、なおかつ
あ の 広瀬夫妻ですらその結果を受け入れてしまうような
スタンドって、結構深刻な相手だと思うが
>>299 298でいんじゃないスかねえ〜。
1年と3年、早生まれと遅生まれで2年半くらいのタイムラグがあれば大丈夫かと。
エンポリオの誕生日知らんけど。
>>299 スピードワゴン財団と、承太郎に頼まれてなんかの理由(スタンドがらみの事件)で
ひとりの赤ちゃんが残ってしまって
結婚していた広瀬夫妻に養子として引き取ってもらったとかは?
>>297 一般生徒A「大柳先生またチョークトントンやってるよ
アイツ(不良っぽい生徒、ヒーロー候補の一人?)
完全に目付けられたな」
一般生徒B「いつ見ても凄い手品だよな
全然タネ分からねえよ
宙に浮く所まではピアノ線で何とかなりそうだけど…」
>>302 何気にサーレーはじゃんけんに負けたのか。w
>>298 エンポリオは2011年の辞典で11歳なので静よりも年下だろう。
>>273 266-267書いたものだが
スティールボールランはなんとなく切りがいいかなと思っていれただけなんだ
気にさわったらすまんねバービー君
>302 一般生徒A「大柳先生またジャンケンやってるよ アイツ(不良っぽい生徒、ヒーロー候補の一人?) 完全に目付けられたな」 一般生徒B「いつ見ても凄い手品だよな 全然タネ分からねえよ 宙に浮く所まではピアノ線で何とかなりそうだけど…」 これでも意味が通るのがジョジョのジャンケンのすごいところ
>>306 ニヤリ!
さらにわざと名前を間違えて怒りをさそっているぜ
このじじい・・・・・・根っからのギャンブラーだぜ
>307 ピアノ線でも無理だろ。(w
つーか学校(教室内)でやったら天井にぶつかって大柳先生アボーンだろ。
教頭「誰だァーッ!学校のガラスを割った奴はあああああああ!!!」 大柳「(ビクビク)・・・・」
第312話 「パパ!?」 ある男が物陰から静を見ている・・・・「あれが静・・・・」 大柳先生「なんか最近、この辺に不信人物がうろついてるらしいぞ 気をつけて帰れよ静」 静「はぁ〜い・・・(別に変な奴が来ても透明になって逃げればいいのよ・・)・・ ・・・・・ハッ!?」妙な気配を感じる「気のせいかしら・・・」 次の日 授業中に東方教頭が教室に入ってくる 「ジョースターさん、『父親』を名乗る方がいらしてますよ・・・」 静「!???」職員室へ行く静 知らない男が立っている・・ 男「静・・・・おお今は静と名乗っているのか・・・私は数年前に君を捨てた男だよ・・・ いや、謝っても謝りきれない・・・どうして私はあんなことをしてしまったのだろうッ! どうか許してくれ静よ・・・・おぉ・・・私は君の・・・・父親だ・・・」涙を流す男 静「おとうさん・・・?私の・・・・父親・・・・?」 教頭「静さん・・・あなたのお父さんは訳あってずっと刑務所に入っていたのよ・・・ やっと出所して娘であるあなたに会いに来てくださったのよ・・・ 」 静「・・・・」 川尻先生「よかったじゃないか静くん・・・君は本当の父親を探しに杜王町に来たんだろ? 静「いや・・それは・・・・そうだけど・・・・」 川尻先生「これで安心してお父さんの田舎で一緒に暮らせるな」 静「・・失礼、今なんて?」 川尻先生「おっと言ってなかったか 実は君の父親の実家は北海道の田舎でね 君は育ての父親に亡くなられて身寄りがないだろ?父親と一緒にそこで暮らすんだよ」 静「杜王町を・・・はなれる・・・?そんな・・・」 川尻先生「まあ寂しくなるが実の父親と再会したんだ 幸せにな、静」
車に乗ってS市へ向かう静とその父親 父「今から列車に乗って空港へ行くからな もうみんなとのお別れは済んだかい?」 静「・・・(言ってない・・・言えばきっと泣いてしまう・・湿っぽいのは苦手だから・・・) ・・・・ところで・・・ひとつ聞いていい・・?」 父「ん?」 静「私の母親ってどんな人だったの・・?」コンコンコン・・・ 父「あぁ・・・最低の奴だったよ・・・君のことをほっといてよく遊びに行ってたよ・・」 静「なんで私を捨てたの・・・?生活が苦しかったから・・?」 父「ああ オムツひとつ買うのも一苦労だったよ・・ 私は君に食べるものを買ってあげたくて 強盗なんてバカなことをしてしまったんだ・・・ 本当に・・・後悔してる・・・」涙ぐむ父親 静「・・・・・・・・・・・・(オムツ!? まって!ジョセフおじいちゃんは確か言ってたわッ! おまえを拾ったときは裸だったって!きっと透明だからオムツもしめさせられなかったんだろうって!) ねえパパ・・・あたし赤ん坊の頃、何か変わったなかった? 例えば・・泣き声はするのに姿が見えないとか・・」コンコンコン・・・ 父「・・・・いや?・・・一体何の話だい、静?」 静「(やっぱり知らないのはおかしいッ!こいつ・・・まさか・・・・・)」コンコンコン・・・・
父「ところで・・・さっきからこのコンコンコンって何の音だい?」 静「ハッ!」 大柳先生「解除するッ!」 いきなりボールペンが飛んでくる!タイヤを貫通し車はスリップ!! 父「な、なんだぁ〜???」 大柳先生「静ッ!脱出しろッ!そしてもう一発!フロントガラスのシャワーだッ!」 バリィン!!ガラスが割れる そして父親を名乗る男は血まみれに 静は間一髪で車から降りていた! 男「ひぃぃぃぃ 許してくださぁぁぁぁい!!ジョースター家の財産を分捕れるかなぁと ちょっと魔が差しただけなんですぅうううう!!」 大柳先生「やっぱりね 見逃してやるから失せな! 今度その顔を見たらそのツラに千発ボールペンを叩き込むぜッ!」 男「ひぃぃぃぃ〜」 静「・・・・・ニセ・・・モノ・・・・・?」 大柳先生「大丈夫か、静?川尻も朋子もニセモノにまんまと騙されたな・・」 静「なんでニセモノだとわかった?」 大柳先生「別に確信があったわけじゃない ただおまえを行かせたくなかっただけさ(キマッタ!)」 手を差し出す大柳賢 しかしそれを振りほどく静 大柳先生「・・・・」 空を見上げる静・・・ 「ねえおじいちゃん・・・あたし・・・本当に両親を見つけなきゃダメなのかなぁ・・ ねえ、教えておじいちゃん・・・あたし・・・どうしていいかわかんないよ・・・」 ―to be coutinued・・・
あぁ疲れた・・・今回は長編に挑戦してみませた だがいかんせん長すぎたな・・・ つか最後の静のセリフが書きたいがためにネタを必死で考えたよ・・
みませた→みました
ジョジョの名を継ぐものとしてはちょっと女々しいかなーと一瞬思ったけど
やっぱり女の子は守ってもらう方が絵になるよねってことで
>>312-315 、激しく乙っ!!
ニセモノだとわかった時点で静が1000発パンチ叩き込むかと思ったんだがなw
>315 乙
320 :
マロン名無しさん :03/06/07 09:09 ID:k3odkTuf
おもしろかったのでage
携帯ゲーム機"プレイステーションポータブル(PSP) このPSPは、新規格UMD(ユニバーサルメディアディスク)というディスクを利用しており、そのサイズは直径6cmととても小さい(CDの半分程度)。 容量は1.8GBとなっている。 画面は4.5インチのTFT液晶で、480px x 272px(16:9)。MPEG4の再生やポリゴンも表示可能。外部端子として、USB2.0とメモリースティックコネクタが用意されているという。 この際、スク・エニもGBAからPSPに乗り換えたらどうでしょう。スク・エニの場合、PSPの方が実力を出しやすいような気がするんですが。 任天堂が携帯ゲーム機で圧倒的なシェアをもってるなら、スク・エニがそれを崩してみるのもおもしろいですし。かつて、PS人気の引き金となったFF7のように。
両親は見つからないけど…わたしこの町でたくさんの人と出会った。 大切なものも見つけた。それでいいんじゃないかなって…。 (てゆーか冷静に考えたら親見つかったらそっちに行かないといけなくなりそーだし 大富豪の娘の座をみすみす逃すこともないのよねー、なんちゃって) 最終回はこんな感じでどうか。
>>323 まあベタだけどそれがBESTかもね
もちろん最終回のオチは
>>1 を希望だが
ベタだけどBESTってどういうことですか
>325 日本語としては間違ってないが?
>>326 ギャグだろ、多分。
betterだけどbestってどういうことですか って事じゃないかと。
>327 なるほど 俺、ユーモアセンスが欠如してるんだよ…スマソ
329 :
327 :03/06/10 18:55 ID:???
>>328 いやいや、謝るほどの事でもw
漏れも最初は何言ってんだかわかんなかったし
気にすることないと思われ。
DIOの元部下が学校に潜入してくる話とかどうだろう。 ジョースターの姓を持った者が入学してきたと聞いた元部下。 果たして静が憎きジョセフや承太郎の血縁者なのかを 確かめる為、ジョースター一族にある肩の星の有無を確認するために あらゆる策を使って静のヌードを拝もうとする話。
>>330 オチにワラタ。
その場合そいつに適した能力ってどんなだろう。
>331 「あなた…波紋使いね!」 「な…なぜそれを!?」 「真夏なのにマフラーを巻いてる人は怪しいに決まってるでしょ!! おじいちゃんも愛用の○○○ムシ(ごめん忘れた)のマフラーでしょ! そしておまえは『暑いの我慢してたのにぃッ!!』と言う!」 「暑いの我慢してたのにぃッ!!…ハッ!」 「はじく波紋でッッ!服を脱がせる!!」 ズビズバー! 「この学校にも変質者が増えたわね」 みたいな
333 :
マロン名無しさん :03/06/12 18:16 ID:3PRpXvdX
そして不意にageてみるッ
>>330 とすると学園ラブコメのお約束
「更衣室のロッカーに隠れて出るに出られない状態」
がネタになるわけだな。
と思ったら吉良が似たようなことやってたな。あれを参考にすれば書け&描けそうだが。
>>332 「○○○ムシ」ってサティポロジアビートルのことか?
>335 そう、それ なんかムシって事しか覚えてなかったから サンクス
スタンド攻撃だが、ある程度ダメージを与えてから トドメ、もしくは特殊攻撃を指すと7日間ぐらい 完全透明になって自分でしゃべったり触ったりする事もできず 存在がなくなってしまうというのはどうでしょ? 悪いやつとかを懲らしめるのとかに使えそうだと思うのですが 元ネタはもちろん「闇のゲーム」ですがw
懲らしめすぎ
>>330 オインゴの時みたいに、敵は必死で頑張ってるんだけど
とうとう最後の最後まで存在すら全く気付かれず失敗
なんてことになったりしてな
で、最後は普通にただの変質者として仗助に連行されると
たまたまスタンド能力を持った3歳くらいの子供の お守りのバイトにてんてこまいの静・ジョースター
>>330 「もしもし、静さん?うちの悪ガキの様子はどうかしら…」
(散らかった部屋を眺めながら)
「ええ、いい子にしてますよ
(って言わないと駄目なんだろーなこの場合は…
親、この子がスタンド使いだと気付いてないから説明できないもんな…)」
「あと頼みたいんだけど、お風呂に入れてもらっていいかしら?」
「え。お風呂…ですか?(3歳とは言え男の子だし…)」
ゴゴゴゴゴゴゴゴ
「ハッ!
この子いつの間に後ろに…いま一瞬ニヤリと笑ったような…まさか…」
ところでマニッシュ・ボーイはこの世界ではいくつになっただろう・・?
仗助の四つ年下だから…いくつだ
ジャンケン小僧や早人と変わらないな。
age
個人的には仗助の職業はバイク屋がいいな。 杜王町新名物スポット○○ バイク店東方。 壊れた部品を残さず持っていけばどんなに壊れたバイクも新品同様に直してくれる。 ただし直すところは企業秘密につき絶対に見せてくれない。 とか。
交換部品いらないからボロ儲けだな(w マニッシュ・ボーイも教員になってたらえらいことになるな。 しかし、牙が生えてたが…吸血鬼か?
マニッシュ・ボーイはきっと改心してると思う しかし活躍の場が見当たらないので再登場は却下w
スタンド使いはやっぱそれの活きる職業してると思う。 もし仗助が警官になってたとしても副業で修理工してそうだ。 だってベテランが一日がかりで直すような損傷でも一瞬で直せるんだから。 また、裕也あたりはハイウェイスターを活かして…… 私立探偵なんかどうよ。 探偵の仕事の大部分は浮気調査と人探しとペット探しだというが、 どれもハイウェイスターの射程と裕也の鼻と推理力があれば楽勝っぽい。 デカいソファーに偉そうに座って ちょっとスレた女どもをはべらせて 自分は一歩も動かずとも どこからともなく浮気現場の 証拠写真を取ってくる なんてカコイイじゃん。 そして警官である仗助とは商売上 時に対立し時に利用しあう微妙な間柄。
その妄想いいなあ。噴上そういうの似合いそうだしw
そうじゃないぜ
>>351 …そういう時はこう言うんだ。
ブラボー…おぉ、ブラボー!!
ここまで凌スレになると 脊髄反射でかいてしまった>>3は恥ずかしいだろうなw
ザ・ハンドが有効に使える職業って言うと何だろう? 解体屋とか…消防士とか…(引き寄せて救出) あとクレイジー・Dなら気功による医者とかも名乗れるよね…。 「す…すげえ!ケガがあっというまに治った!」 「俺の気を送って治したんですよ」(大嘘)
有害廃棄物を処理すれば儲かりそう>ザ・ハンド
>>354 第三部に出てくる、イレブンマンスな天才児。スタンド名はデス13。
「ラリホォ〜!」が口癖。
仗助とかぶるけど、デス13は病院とかで働けそう。 死にさえしなきゃどんな怪我とか病気でも治せそうだし。 寝てたり気絶している間に治して、そのことは対象は覚えていない。 でも憶測は広がって、いつしかその病院の守り神扱いされるかも。
話の腰を折って悪いが、ジョジョキャラって自分の能力を職業に生かして「ない」と思う 例えば仗助なら、医者には医者の仕事があって、修理工には修理工の仕事がある 自分がスタンドを使えば楽に稼げるが、それだと他の人たちの仕事がなくなってしまう、って考えてそう 仗助は能力はあくまで「自分の身の回り」にだけ使ってそうだ 友達がケガした時とか
ごめん 露伴とか玉美とか思いっきりシカトしてたわw
>>360 玉美はともかく、露伴はどうかな。
漫画を書いているのは露伴自身の力だし。
まぁネタを手に入れるために悪用してたけどね(w
「仗助、あの娘、誰だよおい」 「義理の妹の静だよ、ほら、透明の赤ちゃんいたろ?あの子だよ」 「カ、カワイイ…好みだ… 16年遅く生まれたかった…」
億泰はいつも早く生まれたことを後悔するキャラになりそう
>>363 そのうちにロリコンに走ったりしてナ(藁
億泰は親父の件が片付くまで結婚できなさそうだな・・・ 害はないけど、あんな化け物のいる家に嫁に来たがる女はおらんだろうし
物語中盤に虹村親父を受け入れる女(スタンド使い)が現れる。
>>366 億泰の父を見た女(スタンド使い)のモノローグ
普通ならこういう場合…おびえ、こんな怪物がオヤジなんてと
別れを切り出すだろう……
でも…わたしは…彼のこの父親を……!
この『不死身の怪物』を……
『なんてキモ可愛いの』……
――と思った。
億泰っていざつき合うとなったら 負い目がありまくるキャラだな… 親父はあれだし、兄貴は殺人者だし。
親父のペットが猫草だし・・・
あれは他の要素と比べりゃなんてことないだろ。
静には大きくなってもサングラスをかけてて欲しかった・・・ リサリサ先生に継ぐグラサンの似合う女として
赤ん坊の頃ならブッ飛んでてカッコいいけど、 小・中・高の期間に掛けてるとちょっとハズすかもなあw
「露伴オジサマー。ちょっぴりでも早く私の女子高生姿を見て欲しくて学校終わったらすぐに来ちゃった」 編集が来たか、まだ原稿はできていないが残りたったの三枚だ、十分もあればできる。少しの間お茶でも飲んで待ってもらおう。 そう思いながらドアを開けた露伴を待っていたのは制服姿の静だった。 「どうかな、私の制服姿。これでもう露伴オジサマと付き合っても大丈夫なぐらい大人になったわ」 「馬鹿なことを言っているんじゃない。とりあえず中に入りたまえ」 ウキウキした様子の静とは対照的に露伴は静かに言った。 そして、家の中にいれて応接間に連れて行き紅茶をだした。 露伴はなぜかこの自分に好意を抱いている少女がなぜか苦手だった。 昔、勝負に勝つ為にこの少女を利用し、あげくに行方不明にしてしまったということに負い目を感じているのかもしれない。 そんな露伴の気持ちも知らずに静は露伴に擦り寄ってきて腕を掴んだ。 「ねぇ、オジサマ。まだ私の制服の感想を聞いてないわ」 言われて露伴は改めて静の来ているぶどうヶ丘高校の制服を観察した。
康一君たちが通っていた頃にも思っていたのだがこの学校に制服など必要ないのではないだろうか。 学生時代の康一たちを思い出して露伴は一瞬、懐かしい気分になった。 確かにぶどうヶ丘高校の生徒たちは大多数が制服をそれぞれが好き勝手に改造しているため原型をとどめている生徒の方が少ない。 現に静も制服を改造している。 制服のところどころがどんな素材を使っているのか透明になっている。 スカートは左がスリットが存在するかのように透明になっているし、二の腕部分やへそのある辺りには透明のベルトでもしているかの様に透けている。 ビニールではないようだし、何も無いように見えるが本当に何も無いのならば制服は構造的にばらばらになってしまうはずだ。 一体どんな素材を使っているのだろう。 不思議に思った露伴は制服をひっぱってまじまじと観察した。 制服を引っ張るということは着ている静を引っ張ると言うことになる。 露伴に引き寄せられた静はキャーキャーと声をあげた。 「露伴オジサマ!私の制服姿が刺激的だからってそんな急に!!」 勘違いしている静を無視して露伴は漫画家魂を燃やしていた。
すごい素材だ、透明なのに布の質感がある。こんな布は今までに見たことが無い。 すごいぞ僕は今漫画家としてなかなかのネタを掴んだ! 露伴は一人で感動していたが実際にはそんな魔法のような布があるはずもなく、普通の制服を静がスタンド能力で透明にしているだけなのだ。 そんなこととは知らない露伴の興奮はなおも続いていた。 「一般人なら触っただけで満足してしまう布も漫画家はどんな風に破れるのか知っておかなければならない」 言うが早いか露伴は持っていたペン先で静の制服の腕部分を切り裂いてしまった。 「そんなにあせらなくても言ってくれればすぐに脱ぐのに」 静はいまだにどこか勘違いして喜んでいる。 じっと切り裂いた部分を見ていた露伴だったがなにか思い立ったのか顔を上げた。 「そうだ、味も見ておこう」 露伴は透明になっているへそのあたりに舌を近づけていった。 「きゃー露伴オジサマ!キスもまだなのにいきなりそんな!今日から二人は露伴・静と呼び合う仲になるのね!」
なおも勘違いした静が頬に手を当てて感激していると玄関のほうから声が聞こえてきた。 「露伴センセー、原稿もらいにきましたー」 それは出版社に就職し露伴の担当になった康一の声だった。 「どこにいるんですかー露伴先生?奥ですかー?」 言いながら応接間に入ってきた康一は切り裂かれた静の制服姿を見て大声をあげた。 「あーっ!露伴先生なんてことをっ!!」 康一に言われて我を取り戻した露伴は自分が静を襲っていると勘違いされても仕方が無い状況にいることに気付き慌てだした。 「ち、違うんだ康一君。これは漫画家としての探求心がそうさせたもので」 しかし言っている露伴が静のへそに顔を近づけているのだから説得力などまるで無い。 「そうだ、静くんからもいってくれ。これはレイプなんかじゃないと」 あせった露伴は静に助けを求めた。 「そう、これはレイプなんかじゃないわ。お互い同意の上よ」 が、よけいに状況を悪化させただけだった。 露伴はOh my godというジョセフの声が聞こえた気がした。
スレの最初のほうに静の好みは露伴 とか書いてあったのでつい書いてしまった
露伴は原稿をFAXで送っている筈だッ! これじはつじつまがあわない! これは幻覚だッ!
>378 故障中だったんだよ、きっと もしくは康一君が編集になったときから 家も近いしせっかくだからということで手渡しになったんじゃないかな
このスレを『良スレ』認定したいんですが、構いませんねッ! 間田は社会から落伍してそうだな・・・可哀想だけど 音石は出所して立派なギタリストになってて欲しいです
>381 間田は、今では立派な人形師です だったらいいな・・・
音石は未だインディーズではあるものの 杜王町のライブハウスで人気沸騰中 特にその時の気分をギターで表現するパフォーマンスが話題に テメェラァー キョウモタクサンキテクレテ アリガトゥ その実力が目に止まりCDデビューの声がかかるが ライバルグループのスタンド使いの妨害が入る ライブ中に停電が起こり、その隙をつかれて襲われる音石。 敵「音石、てめーのスタンドは電気がないと使えないんだってなぁー」 音石「なんでそのことを!?」 敵「ある人に聞いたんだよぉー。オレはこの停電を待ってたんだ 機材用のバッテリーもスデに全部使い物にならなくしてあるぜ、覚悟しな」
そこへ現れる静。音石はジョセフおじいちゃんを殺そうとしていたものの今では 真面目に更正しており、仗助達とは個人的に親交がある。(特に康一と仲いい) 静はたまたまライブを見にきていた。 静「なんかバッテリーの故障が多いって聞いたから、こんなことだろうと あらかじめバッテリーをひとつ透明にしておいたわ」 音石「良しっ! レッチリ!」 敵再起不能 音石「それにしても、いったい誰が俺のスタンドのことを喋ったんだ…」 億泰「あれぇー、急に暗くなったぞ? おい親父、ブレーカーどこにあるか知らねーか?」 ←うっかり敵に教えた人
て、よく考えたら音石これじゃ遅咲きすぎるか……
>>384 (・∀・)イイヨイイヨー
>(特に康一と仲いい)
にワロタ、やっぱり変な人に好かれやすいのね
つまり、音石の身長も縮むと、そういうことかッ!!
康一くんは他人の身長を吸収してエコーズを日々進化させてゆくのです。 だからこの時点でAct.8くらいまでは……
スーパーサイヤ人みたいで萎えるな
シアーハートアタック戦後半でのあいつはまさにSサイヤ人だったじゃないか
じゃあ3年後にいきなり背が高くなってる可能性も否定できないわけか
>>388 なるほど、それで自分の身長もスタンドに吸い取られたのか。
じゃあそのうち無くなるな。ビックライトで大きくしないと!
393 :
マロン名無しさん :03/06/25 06:13 ID:5xaW44LU
康一くんの身長が伸びてる派と伸びてない派 エコーズがさらに進化してる派としてない派 どれが多いのかな? ちなみに漏れは康一くんは身長も伸びてないしエコーズもACT3のままだと思ってる
そりゃあ 伸びてない・成長してない がいいんじゃないかな むしろエコーズはスタープラチナの時止めみたく 久しく使ってなかったらACT2までしか出せなくなった って設定でもいいと思ってる
395 :
394 :03/06/25 12:03 ID:???
「成長してない」ってなんか嫌だな… 「進化してない」だな
背はそのままで、エコーズは一箇所だけじゃなく、 殴った物複数をいっぺんに重くできるようになった位は成長しているのかな〜と思ってる。
あの成長性は反則だよな〜… 将来性があるっていう由花子の眼は確かだったが。
キラークイーンの無茶な3能力に対抗するにはあれくらいは・・・
元のビジョンが卵だったところを見ると、 「必要に応じて成長する」ってのが本来の能力で 「音」だの「FREEZE」だのはその「結果」に過ぎない っつー説(妄想)を提唱してみる。 ベイビィフェイスの親子スタンドに近い概念。 (BFの能力は「子スタンドを産ませる」ことであって、 子スタンドの能力や性能は結果にすぎない) スレ違いスマソ
400
>>399 このスレでいう「スレ違い」ってなんだろう・・・w
>>399 元々康一はスタンドの才能が無かったんだよ。
CDが無かったら死んでただろ?
それを無理やり生かせたのだから、
スタンドが卵になってたんだよ。
>>401 康一君に本来はスタンドの才能がなかったことは言う通りだが、
それだけでは、「卵のまま」なのでは。
少なくとも「その後成長し続ける」理由にはならないと思う。
康一君は生かされただけで才能を分け与えられたのでは無いんでしょう?
その回で活躍されるアイデアが見つからなかったからとりあえず卵にしといたんだろ 荒木のやりそうなことだ
404 :
マロン名無しさん :03/06/26 18:42 ID:veHx/Frf
JOJO板が欲しい
したらばに行けよ。止めねーから。
もっと静について語ろうぜ
なあ、実は静って、凄く肌が弱いような気がしないか? 赤子の頃からファンデーションべったりだったんだから
>408 きっと、長時間太陽の下にいると倒れちゃうんだよ 吸血鬼と波紋使いの特性を併せ持つ、みたいな
よく透き通るような肌と形容されます
日傘が必需品ですか
おい静 なんだその薬指の指輪は?
414 :
静 :03/06/29 20:36 ID:???
>414 教師に向かってその態度はなんだ! 罰として運動場のゴミ掃除だ 明後日は体育祭だからな、ゴミがあっては危ない いいか、明後日までにやっておくんだぞ
417 :
静 :03/06/30 07:45 ID:???
ニキビやソバカスの部分だけを透明化させたら きれいなお肌に見えないかな
もちろん赤々とした肉が直接見えるわけだが
そんなコメディシーンいやだw
クッ…ならばいっそのこと、『赤っぽい顔』だと言い張る事にして、皮膚全体を… ドシュウッ ウゲッ!!ダメだこりゃ、これじゃ理科室の模型だわ パッ(戻した) どうしよう…確か仗助兄さんは「『病気』は治せない」と言ってたし…
トニオさんとこの料理喰えばお肌つるつる
毛穴もキュッ!
ただ大混乱だけどな。 でも仗助から話は聞いてるか。
なるほど!そこで
>>225 - につながってくるわけだね
仗助と静の就職&バイト先は医局なんかもいいなぁ。 クレイジーダイヤモンドは言わずもがなとして、 アクトンベイビーだってレントゲンより遥かに安全確実便利なわけだから。
428 :
マロン名無しさん :03/07/06 23:19 ID:Yn7IzEkf
age
医局ってのがどういう存在なのかよくわからんが、 仗助がダイヤモンドで治すってのは「医療行為」として適切なのか? それ以前に仗助、多分医師免許持ってないだろうから駄目だろうし。 持っててもきちんとした手順というか、正当なやり方じゃないと問題があると思う… 仗助が医療関係に携わるならヤミ医者だろうな。ブラックジャックみたいに。 もちろん助手はピノコ…じゃなかった、静だろう。 BJと違うのは法外な治療費を請求しないこと…かっこいいじゃん。
医局は病院などで医務を扱う部署。また、医師の詰めている部屋。 医大の場合、医学部生にとってゼミのような部分も兼ねる。 つまり、救急患者とかが来たときに、 「チーム」として患者を受け持って、 表向きはドクターが治してるんだけど、 その実、コッソリとスタンドで治すわけですよ。
バイト先だか就職先だかの病院にチョコラータみたいな サイコ医師(スタンド使い)がいたりして そんで仗助&静の怒りのスタンドが炸裂したりして・・・なんて妄想
コトーン 静は音がした方に目を向けた 「おっと失礼」 内科のチョコラータが落としたペンを拾い上げた チョコラータは医療ミスを装って患者を殺しているという噂が立つほど 人の『死』というものに異常に関心を示す、まさにマッドドクターだ 「ウフフ…外科の静・ジョースター君…だったかね? 君が抱えているその袋…東方先生への差し入れだね? 東方先生は元気してるかい? いずれ彼の内臓を見てみたいと思っているのだが…ウフフ」 チョコラータは、鳥肌が立つような薄ら笑いを浮かべた 「いたって健康ですわ。昔から、馬鹿はなんとやらと言いますしね これから杖…東方先生に食事を差し入れしなければならないんです、では」 静は立ち去ろうとしたが、チョコラータはさらに話し掛けてきた 「君も解剖したくなるような美しい体をしているね。実に興味深い」 チョコラータは静の肩にそっと手を置き、静を振り向かせた 「セクハラですわよ、チョコラータ先生」 と冷たく言い放ち、静はその手を振り払った チョコラータは少しむっとしたようだったが構わずに静は小走りで部屋を出ていった 5巻が手元に無いので吉良風チョコラータになってしまった・・・
「あ!!」 急ぎすぎたのか、静はつまづいて(なんとか転ぶのは免れたが)抱えていた袋を落としてしまった 「おう、静。遅かったな」 向こうから杖助が歩いてくる 「杖助さん…」 (恥ずかしいところを見られてしまった!) 顔を真っ赤にしながら、急いで弁当を拾い上げた しかし・・ 『ボロッ』 袋の取っ手の部分が取れ、中の弁当が床にぶちまけられた 「??????」 「おいッ!それ…その弁当、カビが生えてんじゃねぇかッ!!」 杖助の言うとおり、弁当どころか袋にまでカビが生えてボロボロになっていた 「そんな…どうして…?」 静は気が動転して、カビの生えた弁当を拾い上げようとする 「チョコラータだ…。小児科のジョルノが前に言っていたぜ… 奴は『カビ』のスタンド使いだとな…」 杖助はあまりの怒りにぶるぶると震えていた 「行くぞッ、静!チョコラータの野郎をぶっ飛ばすッ! この怒りを静めるには、それしかねぇぇ!!」
「よぉ〜〜し、よしよしよし!おまえは良い子だなぁ、セッコ!! おまえが静をつまづかせてくれたおかげで… あのむかつく杖助と静に一泡吹かしてやれたッ!!」 「角砂糖くれぇぇぇ!!」 バンッッッ!!! ドアが開いて、研究室に杖助たちが入ってきた 二人とも目が血走っている 「やはり…おまえらの仕業だったようだなぁッ!」 「お仕置き…させてもらうわよ」 「ヒッ、ヒィィ!!先生ィ〜〜!!」 「落ちつけッ!君たち。話せばわか………」 『問答無用!!!』 ドラララララララララララララララララララララララララララァァァッ!!! (アクトンベイビーのラッシュ) チョコラータとセッコはゴミ捨て場送りになった… これでおしまいです。文章が拙いのはご愛嬌ということで…許してください
なんと、もれの書いた医局という単語からSSを生んでくださるとは! 職人さんに敬礼!
SSを書くのはいい! 素晴らしいことだ! 燃料不足のこのスレにSSを投下することは素晴らしいことだッ! だが杖助って誰なんだよォ〜〜〜ッ!? つけすけってナンだッ! 東方「仗助」だろォがァーーーーッ! 気安く間違えてんじゃあねえッ! 蹴り殺すぞッ! 仗助だ! 二度と間違えるな! 彼の名は仗助というんだ! 杖助でも承助でもない!
おお、そうかそうか、ワシとしたことがうっかりしておったワイ… すまんのぉぉぉ冗助くんッ
季節柄、肝試しとかもアリかな 恐怖心を煽って幻覚を見せるスタンド使いとかが 静と組んで良いトコ見せてゲトしちまおう、とか 「俺はこの日の為に肝試し委員会の委員長になったんだァァー!!」 で、ばれてボコられる
むしろ静の方が「そういったイベント」向けじゃないのか?
ホセ
445 :
マロン名無しさん :03/07/13 17:24 ID:UJV0R/wW
あげ
446 :
30101 :03/07/13 17:25 ID:G59RqPpv
447 :
チョッパリ ◆p0pkTensAI :03/07/13 17:36 ID:m2EuBktk
外国が舞台になるとつまらん 初期の頃は面白いが
ホシュ
__∧_∧_ |( ^^ )| <寝るぽ(^^) |\⌒⌒⌒\ \ |⌒⌒⌒~| 山崎渉 ~ ̄ ̄ ̄ ̄
大人になるキャンディーでスタンドがアクトン・レディにパワーアップするとかいう話はどうなった
>450 ショシュツ
やぶれる服(*´д`*)ハァハァ
454 :
マロン名無しさん :03/07/16 22:11 ID:7EZQjlon
仗助 「よお、静」 静 「あら兄さん」 由紀子「こんにちは」 仗助 「今帰りか」 静 「ええ、図書館に行ってたの。あそこクーラー効いてるから」 仗助 「ガキンチョは気楽でいいよな。こっちは市民の安全のため、炎天下を駆けずりまわってたってのに」 静 「あらホント。自慢の髪型が、汗で崩れてるわね」 仗助 「エエッうぞっ!!?」 必要以上に慌てて手鏡とクシを取り出す 由紀子「クスクス」 静 「じゃあねー」 ド ド ド ド ド ド ド ド この時静は背中を露出させた大胆な服を着ていたのだが! ド ド ド ド ド ド ド ド その肩には『星型のアザ』が!!!
455 :
マロン名無しさん :03/07/16 22:11 ID:7EZQjlon
仗助 「静っ!」 静 「キャッ、何よ」 仗助 「その肩のアザはどうしたんだ!お前にはそんな物無かったはず!?」 静 「あ、コレ?(得意気に)フフーン、これはね… アクトン・ベイビーッ!!」 シュウッ! 静の全身が消えるが、肩の『星』だけ消えずに残っている 静 「こうやって、皮膚の一部だけ残して透明になってから日に焼けば、好きな形に出来るってワケ」 仗助 「な…(拍子抜け)ただの日焼けだと?」 静 「まあ、短時間でキレイに焼く為に、大柳先生にも協力してもらったけどね。 『ボーイ・II・マン・ザ・サン』でね」 由紀子「ホンットにあの人何でもアリよね」 仗助 「そうか…驚かして悪かったな、暗くならないうちに早く帰れよ」 言われるまでもなく背を向けてさっさと帰ろうとする二人 仗助 「グレートだぜ…ファッションのためにそこまでやるってのか。やっぱイマドキの娘って、分かんねー! でもよりによって、なんであの形で……いつもジジイの見てたからか?」 由紀子「これで私とオソロよね」 静 「ねー♪」 仗助 「なにッ」 ゴゴゴゴゴゴゴゴ この時由紀子は肩が見えるような服装ではなかったのだが! ゴゴゴゴゴゴゴゴ よく見ると襟元からわずかに『赤黒い鋭角的なモノ』が!!!! 仗助 「!……承太郎さん……まさかッ!!」
>>454-455 乙ッ!君のその豊かな想像力!僕はッ!敬意を表する!!
しかし…それは由紀子が『血筋』であるという『脳内設定』なのか?
だとしたら…やめておいたほうがいい。
康一君か由花子が『ジョースター家の血筋』を引いているとか、
あるいは由花子が『承太郎かジョセフ』と不倫をしていたとか…
考えただけでゲロ吐きそうだぜえぇ――あとオソロなら由紀子も肩出せよッッ
457 :
マロン名無しさん :03/07/16 23:01 ID:7EZQjlon
あっ……と、誤解させてごめんなさい
最後のセリフは
>>301 に従って考えた物です
(つーよりここから考えをスタートさせた)
それと『血筋』と言ってもウンガロ達みたいな例もあるし
可能性としては「実は静が同じようにやってあげていただけだったというオチ」てのもあるし
漏れ自身はここから先の事は何も考えてませんけど
ともかく、想像力を褒めて頂き、ありがとう
>>456 漏れは由花子の星の痣が実は康一のキスマークでしたーなんてオチを想像してみた
>>458 『由花子』と『由紀子』の区別くらいつけたまえ、オービー君。
460 :
マロン名無しさん :03/07/17 05:30 ID:oUuIL+4n
ジョジョの奇妙な冒険 〜スタンド使いとスタンド使いは惹かれあう(仮)〜 〜震えるぞハート萌え尽きるほどヒート(次点)〜 静 ジョースター 静のイメージは某サイトの物と同じなのか? 中学の卒業式から始まり、ぶどうヶ丘高校入学と共に7部スタート 静は自分の本当の両親を探しに杜王町に帰ってきた 男性のタイプは露伴おじさま。 『ピンクダークの少年』を愛読している(漫画コレクタのジョセフの影響でマンガ好き) 露伴に内緒で、ピンクダークの少年の801同人誌を作ってたりする? トニオの店でバイト(トニオさんとこの料理喰えばお肌つるつるだから) 赤ん坊の頃、水の中に落ちてなかなか助けてもらえなかった事がトラウマになり、 まったく泳げない 日傘が必需品
461 :
マロン名無しさん :03/07/17 05:31 ID:oUuIL+4n
登場人物 大柳 賢(ぶどうヶ丘高校の教師、サッカー部顧問、女子生徒の憧れの的) 川尻 早人(ぶどうヶ丘高校の教師、写真部顧問、静がスタンド使いだということを知っている) 岸辺 露伴(漫画家) 静パパ(ぶどうヶ丘高校の理事長?) 東方 仗助(警察官?バイク屋?医者?) 東方 朋子(教頭?国語教師?) 広瀬 康一(スピードワゴン財団杜王支部・超自然部門長官?出版社に就職、露伴の担当?) 広瀬 由花子(PTA会長) 広瀬 由紀子(広瀬由美子?) 噴上 裕也(探偵) 設定 スタンドが出るとしても異次元に吸い込んだりとか物騒な能力ではない 第1話 うっかり自分の服を透明にしてしまう静 最終話 アクトン・ベイビー・レクイエムで自分以外の人の服を透明にしてしまう静
462 :
マロン名無しさん :03/07/17 05:35 ID:oUuIL+4n
461 間違えた 大柳→静がスタンド使いだということを知っている 川尻→女子生徒の憧れの的
憧れの大学生・ウェザーも入れてくれ
>>463 わからないのか?
ウェザーは死んだんだ
おまえは『運命』に負けたんだ
466 :
マロン名無しさん :03/07/17 16:09 ID:oUuIL+4n
いや、まて 7部ではなく4.5部とか5.5部とかならウェザも出演化? いや、イルカの腹の中か…あれ?神父の妹と恋愛中? 広瀬由紀子とは仲良し?敵対? 個人的には敵対推奨 スタンド名「トゥー マッチ ラヴ ウィル キル ユー」 髪の毛を相手の頭皮に植え込むことで24時間頭蓋から直接愛の言葉を囁く
468 :
マロン名無しさん :03/07/17 17:24 ID:oUuIL+4n
君が七部を書くまで書き込みを止めないッ!
>>466 広瀬由紀子とは仲良しがいいな
スタンドは「キャンディ キャンディ」
手のひらサイズの缶の形で様々な効果を持ったキャンディを出す。戦闘能力は全く無い
青いキャンディ 大人を子供に、子供を大人にする
紫のキャンディ 男を女に、女を男にする
緑のキャンディ 性格を反転させる
赤いキャンディ 勇気を与える、実はなんの効果もないただのキャンディだという説もある
その他の色のキャンディが出ることもあるらしい
キャンディの効果は約1時間で消える
ハイウェイスターの噴上さんは静の位置って判るよな…
誰も言わないんで言うけど、 ID:oUuIL+4n 乙!
ああそうか、忘れる所だった。 ID:oUuIL+4n 乙!! でもラブコメなのに、肝心の相手が定まってないね。 じゃ、俺が候補列挙してみるか。 ・露伴オジサマ ・ウェザー先輩(大学生?40代?) ・留学生エンポリオ ・「柱の男」 ・平良清(敵野球チームの元四番、『ボールを吸い寄せる』スタンド使い、転校生) ・吉良的変態スタンド使いが正体な先輩(ライバル子をむごたらしい死体に) ・仗助と近親(ry ・川尻先生 ・大柳先生 ・不良っぽい生徒(ボーイ・II・マン・クラフト・ワークの標的) ・肝試し委員会の委員長(恐怖心を煽って幻覚を見せるスタンド使い) ……なんかロクなのがいないな。ある意味当然か。
>・吉良的変態スタンド使いが正体な先輩(ライバル子をむごたらしい死体に) これがいい
>>475 ラブコメだからさ…サスペンスはまずいと思うんだよね
477 :
マロン名無しさん :03/07/18 23:43 ID:PVFsKfT1
>>472 ,474
乙あり!
>>473 由紀子のスタンドは8割冗談だからね
>>474 確かに相手が決まってないのは落ち着かないな
474にとりあえず番号つけると
1は飽くまで憧れだろう
2と3は…
4,6,7は冗談やろ?
5,9,10,11は所詮最終回直前でふられる感じ
早人…か?
479 :
マロン名無しさん :03/07/19 00:14 ID:XJwB/7HE
朝、人気の無くなった道をトーストを銜えながら走る静 「あー、もう朋子さんも同じトコ(ぶどうヶ丘高校)行くんだから起こしてくれたっていいのに 今日も遅刻しちゃうよ」 それは曲がり角でのことだった スッ 「あぁっ」 派手にすっころぶ静! 飛び散るかばんの中身!! 回る視界!!! めくれるスカート!!!!(ラブコメ) 「『デュエル・オブ・ジェスタ・アンド・タイラント!!』」 「あ、あれ?なんかにぶつかって転んで、かばんの中身もぶちまけたと思ったのに?」 「大丈夫かい?君」 静の前に背の高い男がいた 男はその漆黒の瞳で静を見つめていた 「え、えぇ私なら大丈夫よ。あなたこそ大丈夫だった?」 「あぁ大丈夫だ」 そう言いながら視線を外さない男 「あの、まだ何か?」 「いや、いいんだ。それより君は高校生だろう?もう遅刻するんじゃないか?」 「あぁ!そうだった。じゃぁね」 全速力で学校へ向かう静、それを見ながら男は 「まったくなんで僕がこんなことしなくちゃいけないんだ。無駄なことは嫌いなんだ、無駄無駄」 続きません
DIOの息子その5っすか?
481 :
マロン名無しさん :03/07/19 01:24 ID:XJwB/7HE
むしろシオバナ弟 因みに『デュエル〜』は『リターン・トゥ・フォエヴァー』(ジャズ) 後、『バッド・レリジョン』とか『ボーン・トゥ・ラン』とか『xtc』とかいいなぁ 基本的にスタンドの出てこない話でつね
どんな能力だ? 過去の数秒間を無かった事に出来るとか?
483 :
マロン名無しさん :03/07/19 18:56 ID:XJwB/7HE
ちゃんと考えて書いたわけじゃないからな、どんなんだろ? 自分のかばんの中をぐちゃぐちゃにする代わりに 静のかばんを整理したとか? 応用:自分が怪我をする代わりに対象の怪我を治す テスト勉強した後発動すると勉強が無駄になる代わりに対象の学力が上がる 自分が損する事しかできない 相手が得するのは自分が損した80%程度
>>483 じゃあ自分の死と引き換えに誰かを生き返らせる事が出来るわけだ。
>>483 それすごくいいアイデアだな。
クレイジー・ダイヤモンドと同じくらい『やさしいスタンド』じゃないか。
きっと本体も精神的に強い人間なんだろうな…
『デュエル〜』のステータスを考えてみる 破壊力:C スピード:A 持続力:B 精密動作性:A 成長性:C こんなもんか。 能力があれだから攻撃に向かない分、基礎ステータスは高めの方向で。
487 :
マロン名無しさん :03/07/19 20:43 ID:XJwB/7HE
反響サンクス! 続かないとか言って結局書いちゃたヨ シオバナ弟の名前は10分考えたけど思いつかんかった
488 :
マロン名無しさん :03/07/19 20:44 ID:XJwB/7HE
「あら、静、今日はぎりぎりセーフなのね」 息を切らせて席に着く静にクラスメイトが声をかける 「えぇ、そうね(おかしいな?絶対遅刻するかと思ったんだけど)」 「知ってる?今日転校生が来るらしいわよ」 「そうなの?そんな話聞いたこと無いけど」 教室に川尻先生が入ってきた 教室の中が静かになっていく HRが終わってから思い出したように川尻が言った 「何人かは知っているみたいだけど、今日転校生が来るはずだったんだ その内来るかもしれないけど…」 ガラッ そこまで言ったとき教室のドアが開いた。そこにいたのは 「あぁーっ!あんたは」 教室中の視線が静かに集まった 「あ…いや」 席に着く静 「君が転校生だね、HRはもう終わってしまうけどとりあえず自己紹介だけでもしてくれるかい」 教室の中が騒がしくなる(主に女子) 「汐華○○です、よろしくお願いします」 隣の席の娘が静に聞いてきた 「ちょっと静、あんた彼のこと知ってるの?」 続け
489 :
マロン名無しさん :03/07/20 06:25 ID:3JHPb48K
昼休み、生徒たちはそれぞれ弁当を広げたり学食へ行くため教室を離れたりしている 静もその中の一人だったのだが… 「君、ちょっといいかな?話があるんだ」 声をかけられて振り向いた 「あ、あんた転校生の…」 「汐華だ」 汐華が人気の無いところがいいと云うので屋上まで来た二人 だが、汐華は口を開こうとしない 「ごめんなさい、これから言うことでおかしなところがあったら遠慮なく言って頂戴 えっと、私あなたと話すことなんて思いつかないんだけれど えぇーっと、朝ぶつかった事を謝れっていうなら分からなくも無いけど ここの学食なんて肉の厚さが1ミリしかないし、味噌汁には得体の知れない物質が浮いてるから行きたくないの 購買だってろくな物置いていないし、今日はサン・ジェルマンに行こうって2時間前から…」 「静・ジョースター」 静がまくしたてるのを汐華が遮る 「生年月日不明、赤ん坊の頃杜王町で或る事件の為に来日していたジョセフ・ジョースターに拾われ養子となる ジョースター氏の死後、実父母を探す為来日、現在は義兄の東方仗助とその母、朋子の家に住む 身長○○cm、体重○○kg、血液型○型 成績は中の上、球技が得意、部活動はしていない 漫画が好きで、特に杜王町に居を構える漫画家岸辺露伴の家には度々訪れている アルバイト先はスタンド使いトニオ・トラサルディーの経営するレストラン「トラサルディー」 最近、ウェイトレス姿の君を盗撮しようとする客をうざったがっている」 「あんた一体?」 汐華の背後が蜃気楼の様に揺らぐ 「スタンドを見るには何回目だ? お前の力を見てもらう 行くぞ『デュエル・オブ・ジェスタ・アンド・タイラント』ッ!」 「っ、『アクトン・ベイビィ』」
490 :
マロン名無しさん :03/07/20 06:29 ID:3JHPb48K
ごめん、ラブコメにならなかった さ…………最後の……SS… メ…ッセージ…で…す…これが…せい…いっぱい…です 皆さん 受け取って…ください…伝わって………ください……
491 :
_ :03/07/20 06:54 ID:???
まっまさかッ!そんなことが!このスレの正体というのはッ! 静・ジョースターの「ラブコメ」だったのかッ! わ…わかったぞ490! おまえの命をふりしぼったメッセージッ! たしかに受け取ったぞッ! 反射的にアクトンベイビーをだして防御体制をとった静だったが、かつて杜王町を守った先人達と違いスタンドをつかって戦いをした経験が無い。 今までにスタンド能力を使ったといえば、幼かった頃のかくれんぼや、ファッションの為に服の一部を消したりというようなことばかり。 緊迫した状態でスタンドを発動させたことが皆無である。 哀しいかな戦う意思は持っていたのだがそれを完全に制御することができなかった。 その結果、静は大きな悲鳴を上げるはめになった。 「きゃあぁぁーーーー!!」 なんと静の制服はスタンドを発現させた直後に透明になってしまっていた。 慌てたのは汐華である。 軽く相手の力試しをしようとしたら目の前で下着姿になってしまったのだ。 「え?え?なっなんでジョースターさんが下着姿に?」 「もー!あんたのせいで能力が暴走しちゃったじゃない!どうしてくれんのよ!!」 「ど、どうなってんだ?」 かつてなら自分の能力を敵か味方かもわからないような人間にばらすなど自殺行為だったが静はそんなことお構い無しだった。 「鈍いわねっ!私の能力は物を透明にすることなの!あんたが急にスタンドなんか出すからどうしてくれんのよッ!時間が経たないと元に戻んないのよ、これ」
静が下着姿のまま汐華に詰め寄ろうとしたそのとき。 静の感情の高まりに呼応したのかアクトンベイビーがさらに暴走した。 制服だけでなく下着まで透明になりだしたのだ。 静はそれに気付かず汐華に文句を言い続けている。 「この後だって授業あるんだがら!川尻先生の授業は休みたくないのよ私!」 「いや、あのですね。制服だけじゃなく」 汐華がもごもごといっている間にも下着の透明化は進んで半透明になってしまっている。 うっすらとピンクの突起が見え隠れといった状況になっていた。 「なに、さっきからぶつぶつと。はっきり言いなさいよ」 「だから!下着まで透明になってるんだよ!!」 先程よりも大きな悲鳴が屋上に響いた。 「きゃあああああああああああああ!!!!!」 静は叫びながらへたり込むと慌てて胸を両手で覆った。 肝心の部分は隠すことができたが以外に豊かな胸をすべて覆うことはできなかった。 むしろ腕が食い込んでひどくいやらしい印象を見るものに与えている。 汐華がそのまま視線を下げると可愛らしいおへそが見える。 ゴクリとつばを飲み込み、さらに下に視線を動かそうとしたがさすがに罪悪感からそれ以上は見ることができない。 静は目に涙を浮かべて零れ落ちるのを必死でこらえている。 「ろ、露伴オジサマにも見せたことないのにぃ……」 しばらく静の姿に釘付けになってドキドキしていた汐華だが名残惜しそうに目をそらすと言った。 「いい機会だから僕のデュエル・オブ・ジェスタ・アンド・タイラントの能力を見せておくよ」 「なにがいい機会なのよ!私もう死んじゃいたい……」 静は汐華に毒づくが状況が状況なので今一つ力がない。 そんな静を無視して汐華はおもむろに制服を脱ぎ出した。 驚いたのは静である。 「なッなに!?もしかして私を襲うつもり?そんなことしたら仗助お兄ちゃんが黙ってないんだからね!助けて露伴オジサマ!!」 必死で汐華から遠ざかろうとするが両手両足で胸と股間を隠しながらなのでほとんど動けない。
汐華はといえば静を完全に無視して脱ぎ終わった制服をもって屋上のフェンスに近づくとおもむろに制服を投げ捨てた。 「あなたなにしてるのよ!」 驚いた静だったが次の瞬間さらに大きな驚きが静を待っていた。 制服がじょじょに透明な状態から元に戻りだしたのだ。 しばらくすると制服は完全に元通りになってどこも透明ではなくなった。 「なにこれ?一体どう言うことなの」 「これが僕のスタンドの能力。自分が損をする代わりに対象に得を与える。つまり今の場合で言うと僕が制服を失ったかわりに君の制服がでてきたってわけだ」 「へー。すごいんだかなんだかよくわからない能力ね」 「ちょっとは感謝して欲しいな」 「なに言ってんのよ、元はといえばあなたのせいじゃない。……でも……一応感謝しておくわ。ありがと」 ちょこんと頭を下げた静にふとある考えが浮かんだ。 「あなたの制服を私に貸してくれればよかったんじゃないの?」 静の言葉におもわずしまったという顔をする汐華。 「ほんとにいきなり現れて何なのよ。もう!」 「そ、そうだ。君に話があった」 汐華があわてて話をしようとしたその瞬間。 屋上に出るドアが開いて数人の女生徒が現れた。 「静ーー!はやくお昼御飯食べようよー」 静と一緒に昼食をとる約束をしていた由紀子達だった。 静を見つけると小走りでやって来たたのだが途中で下着姿の汐華に気がついた。 「あっ!汐華君が下着姿になってる!!」 「なっなんでーー!?」 「変態だわっ!」 「静!なにかされたの?」 静を守る様に囲むと口々に声をかける。 「ちっ違うんだ。これには深いわけがあって、そうだ!ジョースターさん説明してよ」 女性とに口々にののしられて困り果てた汐華が静に助けを求めた。
しかし静は全裸を見られそうになった恨みを晴らそうと泣きまねをしながら由紀子に抱きついた。 「話があるって汐華君に呼び出されて……。屋上に着たら急に……制服を脱いで飛びかかってきたの……私……私っ」 涙で声が詰まったふりまで交えた迫真の演技だった。 由紀子はびっくりしていたが優しく静を抱きとめると言った。 「大丈夫よ静。私達があなたを守ってあげるから」 すっかり静の言葉を信じた由紀子達はものすごい形相で汐華に詰め寄る。 「転校生のくせにいきなりとんでもないことしてくれたわね!」 「かわいそうに静すっかりおびえちゃってるじゃない!」 いまにも全員で殴りかかりそうな勢いでだった。 由紀子は汐華の襟首を掴むと無理矢理引っ張って引きずろうとした。 「覚悟しなさいよ!先生のとこに連れていって怒ってもらうわ!大柳先生は女の子にやさしいから間違いなくあなたをひどい目にあわせてくれるわ」 汐華は本当に泣きそうになりながら大声で叫んだ。 「まったくなんで僕がこんな目にあわなくちゃいけないんだ!無駄なことは嫌いなんだ、無駄無駄……」 悲鳴が青い空に響き渡った。 つ…続きを。か…書いてくれ、職人さん。 サ…サスペンスに…近づ…くな。ラブコメ…をとれ…。萌えを…。 はなれろ……離れるんじゃ……かなわ……ない。
496 :
ジェスタ=460 :03/07/22 05:12 ID:9n0DHGu+
百年前はちと手を焼いた『ラヴ』だが 『コメ』の前ではまったく無力のものよ 無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄 「静・ジョースター」 云われて振り向いた 「げっ、汐華」 「そんな反応は無いだろう。君のスタンドが暴走したのは僕のせいじゃぁ無いぞ」 「うるさいわね、そんなこと知らないわよ。それより何よ? つまんない用事だったらさっきの事言いふらすわよ」 だいぶ根に持っている様子だ 「話がある」 「あぁ〜っ?話って何?そんな事言って又さっきみたいに襲い掛かってくるんじゃぁないでしょうね? 知らないわ、私は帰る」 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ 「ここにッ、岸辺露伴の『ピンクダークの少年』イタリア語版初版本があるッ! しかもッ、回収騒ぎのあった第一刷だっ!これを君に進呈しようっ!」 「いや〜、あんたなかなかいいやつじゃない それで?話?どこでするのよ?」 (『彼』の言ったとおりだ…ビブリオマニアの気持ちは分からん) 静はビブリオマニアではなく露伴マニアなのだが…
497 :
ジェスタ :03/07/22 05:13 ID:9n0DHGu+
「汐華く〜んまたね」 「汐華君さよなら」 (何であんな女が一緒に歩いてるのよっ!くやし〜) 二人が並んで歩いていると、木よりも頭の悪そうな女達が次々に汐華に声を掛けてくる 「ねぇ、何でアノ噂が広まってないの?」 「『人間は忘れることによって生きていける』という話を聞いたことがないか? 苦しかった過去、思い出したくない惨劇、そして恥ずかしい過去 そう云った記憶を乗り越えられる人間は少ない、本当に少ない。だから忘れる、忘れたい 『D・J・T』でアノ記憶を忘れられないようにした だからあの時射程距離内にいた全員はあのことを忘れてしまった」 早く続きを持ってこいッ!! 岸辺露伴がメイド・イン・ヘブン発動中にきっちり完成させる原稿のように…
498 :
ジェスタ :03/07/22 05:22 ID:9n0DHGu+
どうでもいいがジョジョで一番萌えたシーンは 承太郎とアスナイの会話中に割り込んできた除倫が承太郎に引き寄せられた時だな いや、普通に萌えた
499 :
_ :03/07/22 05:30 ID:???
汐華は静を人の少ない体育倉庫前まで連れていった 「僕には“初流乃”という兄がいる 話というのは、彼に頼まれたことについてなんだ」 「どうしてお兄さんを『彼』なんて言うの?」 「最近会ったばかりだからだ …そんなどうでもいい質問はやめてくれ 無駄なんだよ。無駄は嫌いなんだ…」 (なんかむかつくわ、こいつッ…!) 「話を続けるぞ。彼からの依頼はこうだ 『“ウェザー・リポート”…という者を連れて来て欲しい。』 君が知っている、ウェザー・リポートのことだよ」 「ウェザー先輩がどうしたってのよ?彼になんかしたら、私が許さないからね!!」 静はチンピラならちびってしまうような、殺気の混じった目で睨んだが、汐華はまったく動じない 「彼が何をしたかは知らない。彼は秘密の多い人だから、依頼の理由なんてわからない それに、彼のところへ連れて行くだけだから危害を加えるつもりはない そんなことより、君に頼みがある。ウェザーに僕を紹介して欲しいんだ ウェザーの奴、僕が話しかけても全然応えないんだよ でも、親しい君の話なら聞いてくれるだろう?」 静は汐華の話を聞いて、悩んだ。 こいつはあんなこと言ってるけど、やっぱりウェザー先輩に危害が加わるかもしれないし でも汐華の兄、とか言う奴は実は先輩の生き別れの兄だったり…するかも でもでも、こいつむかつく奴だし… そんな静を見て、汐華はさらにこう言った 「君はウェザーが好きなんだろう? 僕の頼みを聞いてくれたら、僕が仲を取り持ってやるよ 僕のスタンド『D・J・T』はそういう事が得意なんだ」 「わかったわ。すぐ大学まで行きましょう!先輩、まだいるかもしれないわ!!」 ラブコメに戻せッ!ラブコメは『幸福』だぞッ!職人さん
14行目、彼彼ばかりでややこしい… ×彼が何をしたかは知らない。彼は秘密の多い人だから、依頼の理由なんてわからない ○ウェザーが何をしたかは… に訂正
ウェザー出したがる人多いな。 39歳?で大学生やってる奴がそんなに好きか?
だがその正体はウェザーのディスクを挿したエンポリオだった!
一巡する前の世界を想い一人黄昏るエンポリオ先輩
506 :
ジェスタ :03/07/22 22:52 ID:9n0DHGu+
ドウシヨ 497の続き書いていい?
507 :
500 :03/07/22 22:58 ID:???
>>506 いいですよ
俺のは無視してくれて結構です
どうせ出来悪いしね
508 :
ジェスタ :03/07/22 23:04 ID:9n0DHGu+
『カフェ・ドゥ・マゴ』杜王町で最も人気のあるオープンカフェだ 学校帰りの学生、OL、サラリーマン或いは漫画家、様々な人間がここに集まる 汐華と静の二人はそこにいた 「その本、読まないのか?」 「はぁ?ぼっと突っ立ったままなに言ってんのあんた。とりあえず座れば?」 「いや、その、読まないのか?稀少本なんだろう?」 「だからこんなところで読まないんでしょう?もし汚れでもしたらどうすんのよ」 「そうか、読まないのか…うん分かったトイレに行って来る」 「何でそんな会話の流れになるの?ってちょっと!はぁ、行っちゃったよ とりあえずここは奢りでいいのかな?」
509 :
ジェスタ :03/07/22 23:05 ID:9n0DHGu+
汐華が路地裏へ着くとそこには老人がいた 「遅いな」 老人が言った 「いえ、約束の時刻丁度です 僕は、約束の時間にはぴったりに行くことにしているんです 待ったり待たせたりなんて無駄ですから、ところで彼が来るはずでしたが?」 「ふん、約束の時間がいつかなどどうでもいい、踏み潰してしまった蟻と同じくらいどうでもいい 要は、私が待ったか、待たないか、重要なのはそれだ 今回は大事な最初の足がかりだ、私がじきじきに見に来た どこにいる?」 汐華の顔が一瞬歪んだ 「そこで待たせてますよ、ところで足がかりってどう云う事です?」 「確かなのだな?案内しろ」 「聞こえませんでしたか、『老人』?足がかりとはどう云う事です?」 「うるさい黙れ、お前こそ忘れたか?我が『オール・エイジス』の恐怖を! お前は黙ってその娘のところまで私を案内すればいい!」 押し黙る汐華 「フン、覚えているぞ、ゲロを吐くほど恐怖に震えていたお前を 3秒間考える時間をやる。私を、その娘のところまで、案内、するんだ」 「『老人』、正直僕は迷っている、あんたのやろうとしていることは気に入りそうにない だが、あんな恐怖はもう経験したくない 迷った時には勘で行動するのが最上の策だが実は勘が鈍る程の恐怖に直面している それがどう云うことか分かるか?」 「3秒経ったぞッ!その態度ッ!私に背こうと云うのだなッ!『オール…」 「『アクトン・ベイビィ!!』」 「なっ何ィ?小僧が消えただとッ?」
510 :
ジェスタ :03/07/22 23:06 ID:9n0DHGu+
間一髪で静が駆けつけた 『アクトン・ベイビィ』の能力で透明になった二人は路地裏を抜け大通りへと出る 「どうなってんのよ、一体?なんか不吉な予感がして探してみれば あの爺さんスタンド使いだったわね?」 当然周囲の服や人間を消してしまい周りは小パニックになっているのだが 「静・ジョースターッ! 僕が君を連れ出したのは先程の老人(正確にはその部下だが)に君を会わせる為だ だが、気が変わった。逃げるぞッ!」 「ちょっと待てぇぇぇ!突然何なんだあんた?会わせるとか逃げるとかっ! あんな爺ぃほっとけばいいし、第一あたしはまだ『今月のケーキ』を齧ってもいないんだぞ」 「そんな事を言ってる場合じゃぁないんだ、ケーキくらいいつでも食えるだろ やつらを甘く見るな やつらの目的がおぞましいものだとさっき気付いたッ!気分ではなく精神でッ! いいかッ、さっきは『D・J・T』の能力で君の勘を鋭くさせ、助けてもらったッ! だから今度は僕の番だッ誓おうッ! この汐華聶歌全身全霊を懸けて君を守るッ!」
511 :
ジェスタ :03/07/22 23:07 ID:9n0DHGu+
「……………………………………………」 「……………………………………………」 数秒の沈黙を聶歌が破った 「因みに聞きたいんだが…」 「な、何よ…」 「君はスタンド能力を自分では解除出来ないと言ったな どの位で元に戻る?」 恐る恐る周囲を見る静か 通行人からも『ドゥ・マゴ』の客からも視線が自分達に向けられていた 中には見知った制服も… 「アーーーッ、何で汐華君たらそんな女と一緒にいるのよーーーッ」 「ジョースターさん、あなたちょっと汐華君に話しかけられたからって調子に乗ってるんじゃないでしょうねッ」 「いやッ、今汐華君何て言ってた?信じられなーーい」 「まさか汐華君そんな女と付き合ってるなんてことないわよね?」(ライバル子、由紀子推奨) (あっ、あれはライバル子!よぉし) 「うわぁ、なんだジョースターさん?いきなり抱きつくなんて」 「ふーんだ、ライバル子、聞こえてなかったの?そういうことなのよ」 (ほんとは違うけど ライバル子がくやしがるならこういってやるぜ ケッ!)
512 :
ジェスタ :03/07/22 23:08 ID:9n0DHGu+
「ふ〜ン、そうなのか。じゃぁ僕ももう子守をしなくて済むんだな」 真後ろから聞きなれた声が聞こえた 「って、えぇ〜おじ様?」 「いや、いいことじゃないかおめでとう」 「違うのよ〜おじ様。これには訳があって〜信じて〜」 自宅へ向かう露伴とそれに付いていく静、取り残された聶歌 それを取り巻く女子高生軍団 「誓わなけりゃよかったかな?」 おまけ 真逆の方向を追跡中の『老人』と『彼』
513 :
無料動画直リン :03/07/22 23:12 ID:mZn2aumG
514 :
ジェスタ :03/07/22 23:13 ID:9n0DHGu+
>>507 いや、出来というよりもウェザーが、な…
聶歌→ジョウカ
辞書開いて適当な漢字繋げてみたよ
ジョカと歌ジョウカとか言うミュージシャンいるかどうか知らんが
ジェスタ氏の作品、ちと本格的過ぎるかな これはこれでイイけど
ジョルノの弟ってことは…やはりイタリア名なのかな?
517 :
ジェスタ :03/07/24 06:36 ID:dpKn5b7w
>>515 確かに
天にましますラブコメの主よ
私を導いてください…
私が間違った道を歩まぬよう見守っていてください…
あなたの御心に我が身を捧げます
感じたぞッ!
『ラブコメ』が来るッ!!!
>>516 イタリア名って云うとジョット、ジョルジ、 ジョヴァンニ辺り
ジョウカはイタリアじゃないけどなんとなく女禍とかjokerとか除荷とか連想して
結論:適当です
第518話 「学園祭に遊びに行こう」 ぶどうヶ丘高校学園祭!!その素敵な響きが全校生徒を行動させたッ! 静のクラスでは「お化け屋敷」を催すことになったッ!クラスメートが様々な仕掛けを用意するなか・・・ 汐華「静、君はミイラ男かい?いや、女だからミイラ女か・・・」 全身に包帯を巻く静(萌えポイント) 「フフ・・・汐華クンは受付をやるのよね・・・・きっとみんなを驚かせてみせるわ・・・・」 汐華「あ、ああ・・・頑張ってくれよ・・・」 出番を待つ静・・・・そこに一組のカップルが・・・ 男子生徒「な、なんだぁ・・・お化け屋敷っていっても、た、たいしたことないな・・・ぜ、全然恐くない」 女子生徒「さっすが○○クーン、頼りになるぅ〜♪」 静「・・・・・(ムカッ)・・・なんかあーゆーの見てると異常に腹たつのよね・・・よ〜し・・・」 女子「キャッ!ミイラ女だわッ」 男子「お、おいおい落ち着けよ、よよよく見りゃただ包帯を巻いただけじゃないか ぜ、全然恐くないよ・・」 女子「さっすが○○クーン、頼りになるぅ〜♪」 しかし・・・・・・・包帯をとる静・・・・・・すると・・・・・・・・・・・・・・・ 男子&女子「ギ、ギニャアアアアアァアァァァァァァァァーーーーーー!!!!!!!」
慌てて出てくる男子と女子 どう見ても尋常じゃない様子 「ハァ・・・ハァ・・・・・・ハァ・・・・・!!」 汐華「ハハ、どうしたんだい?そんなに恐かったのかい?」 男子「い、いや・・・・・た、た、たいしたことはなかったかな・・・・ ただあの・・・・あれ・・・・・どういう仕組みなんだい・・?その・・・『透明人間』って・・・・」 汐華「!!(はは〜ん、なるほどね〜・・・・・静のやつ・・) 申し訳ないけどそれは企業秘密ですよ」 川尻「やあ汐華クン、盛況だね」 汐華「あ、先生・・・どうです、よかったら?」 川尻「ん、そうだな・・・・」 静「フフ・・・人を驚かすのって楽しいわね・・・早く次のお客来ないかしら・・・・ あ、川尻先生だわ!よ〜し・・・・」 包帯をとりながら近づく静・・・・「か〜わ〜じ〜り〜せ〜ん〜せ・・・・・」 川尻「うん?」 振り返る川尻 静「キ・キャァァァァーーーーーーッ!!の・のっぺらぼォォォォーーーーッ!!!」 気絶する静・・・・・・
静「ハッ!」 川尻「目が覚めたかい?」 静「ここは?」 川尻「保健室だよ すまないね、少しやりすぎたようだ」 静「あ、そっか のっぺらぼう・・・・先生、あれ、どうやったんですか?」 川尻「靴のムカデ屋の近くに好きなメイクができる店ができてね・・・・ すごく怖いお化け屋敷があるって聞いたんで逆に驚かそうと思ってわざわざ行ってきたんだよ それより静クンの透明人間は一体どうやったんだい?」 静「あ、あぁ・・・いや・・・・その・・・・・企業秘密です・・・・ハハ・・・ (川尻先生って・・・・・意外とお茶目なのね・・・・)」 川尻「それより今日はすまなかったね 学園祭、あんまり楽しめなかったろ?」 静「いえ、まだ初日ですから 明日から思いっきり楽しみます!」 川尻「そう、それはよかった どうだい? 今日迷惑かけたお詫びと、お化け屋敷で楽しませてくれたお礼に 明日一緒に学園祭まわってくれないかい?」 静「エッ!!(ドキィッ!!)」 川尻「迷惑かい?」 静「い、いや!まさか!あたしでよければ!よ、よろしくお願いします!」 川尻「それじゃあ明日ね 今日はもう帰りなさい」 静「は、はい!」 静「(や、やった 恋の予感!)」 to be countinued・・・・・
学園祭一日目終了 気が向いたら続き書くかも
>>518-521 我々はそのエステティシャンを知っている!
いや、そのけだる気なため息を知っている!!
まさか辻彩が生きているだなんて!!なんという衝撃!
そして乙!虚を突かれたのと嬉しいのとで軽く感動したよ!ありがとう!
宇宙は一巡した! ということで我々の妄想に都合のいい世界ということにすればいいのだー! 辻彩も矢安宮重清も杉本鈴美もみんな存命
それはやり過ぎ
>>524 ドラゴンボールを使って極悪人以外を生き返らせればおそらく…
まあ518-521は辻彩だって断言してないしな つーかそもそもあそこは男子禁s(ry まあとにかく乙
杜王町では、お化け屋敷に行くよりも 岸辺露伴の家に行ったほうがよっぽど怖いと思われ だって蜘蛛食べるとこ見せられるんだよ?
528 :
ジェスタ :03/07/25 15:49 ID:QRHd0lIe
>>523 天国製が用意した辻彩に似た人なのか?
>>527 怖すぎ
学園祭っていうとお化け屋敷、喫茶店、屋台、アマのライブ
二日目は何だ?
529 :
マロン名無しさん :03/07/25 15:49 ID:sj1y2PTz
能力が似ている妹もしくは姉じゃないのか?
>>530 こんなところかな
辻マヤ
辻彩の妹
姉の後を継いでエステシンデレラを建て直す
メイクの腕は姉譲り
スタンド スノーホワイト
シンデレラとほぼ同じ能力
ただし、試練と引き換えに効果を永続させることができる
高校の学園祭で複数日やるとこなんてあるんだ
うちの高校は初日が学生のみで 二日目に一般公開だったけどな
>第518話 「学園祭に遊びに行こう」 10年以上連載してるんだ・・・
静の母親について妄想してみた。 第3部の家出少女。 承太郎に会うために日本にやってきたがなかなか見つからず、その辺の ろくでもない男に身を任せてしまい静が誕生する。 子供が出来たと知った男にすぐさま捨てられ、 育てていけないと悟ったため、涙ながらに置き去りに…… 止めとこう。
何が何でも既出キャラを繋げないと気が済まないのかよw
普通に考えれば 吉良か形兆の犠牲者なんだろうな<静の親
>>538 そんなことよりアンタの目欄がえらいことになってる
敵の断末魔でありそうだ 「AGAAAAAAAA!!」 URYYY!!みたいな感じで
541 :
ジェスタ :03/07/29 19:13 ID:RngdGSt8
「汐華先輩、お弁当食べてください」 略 「あたしの汐華先輩に手を出してるんじゃぁないッ!!」 略 「静お姉様〜お弁当食べてくださ〜い」 「ふざけんな〜ッ!!あたしにそんな趣味はねぇ〜っ!!」 てな感じの話を構築中 てか、筋肉痛つらい
静お姉さまに心躍る俺。
たぶんオレは543と同じタイプのスタンド使い
(^^)
547 :
マロン名無しさん :03/08/02 19:42 ID:rnS1hrBP
あげ
静 (フフ〜ン、今日は川尻先生とデート♪ちと早く来すぎちゃったかな) 平良「よう、随分早いな。それに妙にご機嫌じゃないか」 静 「ゲッ、平良清!あんたこそこんな朝っぱらから何してんのよ!」 平良「俺か?俺は文化祭運営委員だから、一般開場前に清掃チェックしてんだよ」 静 「運営委員?あんたが!?」 平良「ああ。野球部もあるから、こんな時間の仕事しかできないがな。 つってもこの間なんかお前を引っ張り出すくらいの弱小だし、 結構ヒマだからできる訳だ。 (声ひそめて)それにここだけの話、結構俺の能力が役に立つしな」 静 「あんたの能力?ボール引き寄せて何が出来るってゆーのよ?」 平良「それだけじゃないんだぜ。もちろん他の奴に見られる訳にはいかないけど、 お前には見せてやるよ。『ボール・パーク』ッ!!」 不気味な、手足のないロボットのようなスタンド像。その頭部には球形の飾りが。 平良「文化祭でのゴミって、何が一番多いと思う?チラシやビラの類なのさ。 どこのサークルも存在感示す為にバカみたいに刷りまくって、 客の方はそれを見ても見なくても、すぐその辺に投げ捨てる。そこでだ!」 ググググッ スタンド頭部の球体が変形し、長方形の平べったい形に。 ギャンッ 周囲に散らばっていた紙切れが平良に向かって飛んで来る。 それを手に持ったビニール袋で器用に受け止める平良。 平良「さらにッ!一般ゴミで最も多い物と言えばっ!!」 グググッ 今度は短い円筒形に変形。飛んで来る空き缶を回収する。 平良(ククク、静に会えてラッキーだったぜ。 人知れず公共のために働く、俺の意外な一面をアッピ〜ル!!) 「どうだ、鮮やかなもんだろ!」 ポツー・・・ン 平良「あれ?静?お前も能力発動したのか?別にお前攻撃なんかしないって」 そのころ、静は早人との待ち合わせ場所に向かっていた。
サマーシーズン到来! 静たんはどんな水着を着るのかな?(*´д`*)
>>549 どんな水着を着ても(・∀・)イイ!
スタンドで透明にしてくれれば。
なんで静露出狂になってるんだよw
いや、何かにビビって無意識にスタンド発動(でも水着だけ)というパターン
全く関係ないんだけど、グラビアアイドルやAV嬢の水着や裸より 普段露出の少ない女優とかがちょこっと肌を出したほうが全然萌える
とうるるるるるるるるん 静 「あれ?今電話鳴りませんでしたか?先生 ド 「鳴ってないですよ〜、それに授業中に携帯なんて持って来ちゃいけませんよ? 静 「え?でも今たしか… ハッ!また!! とうるるるるるるん ド 「だから鳴ってないって…とぅるるるるん 静 「な、、何やってるんですか先生!! ド 「とうるるるるるるん とうるるるるるん 静 「ふざけないでください!!真面目に授業を・・・ ド 「くそやかましいぞ!!喋ってるんじゃねエエエー──ッ!! おイ!! オレの授業を妨害したのはこの口かアァーー? 静 「なにするん……アクトンベイビ……ッ とうるるるるん ド 「はっ!! 教卓の後ろに隠れて黒板消しを耳にくっつける「ド」 ド 「とうるるるるん ぷつッ!! もしもし、はいドッピオです もしもし ド 「いえ、お言葉ですがボス、まだ餓鬼共はわたしのことを「おかしい」とは思ってないと・・・ す、すいません、ボス… たしかにここで騒ぐのはマズかったかと・・・ す、すいませんでした、ボス… はい … いえ、学校を見て回るのはこれからです。 ド 「見回りはこれからだと? 違うぞ!! わたしのドッピオ!!! よく見るんだ・・・! 廊下を…ッ!! だがゆっくりとだ・・・
ド 「あ、あれは… 見張られているッ!!PTA会長の広瀬由花子ッ・・・ たしかこのクラスの広瀬由紀子の母親ッ・・・!! ド 「いいかドッピオッ!! わたしの『かわいい』ドッピオ!! 目立つ動きはするなッ!! 良いか・・・この場で『おかしい』と思われたらまずい・・・ 今、職を失いフリーターに戻るのはまずいのだドッピオ・・・!! ドッピオ・・・ 普通に授業を再開するのだドッピオ・・・ 校内を見て回るのはそれからだ・・・ トイレの場所も良く覚えておけ・・・!! 電話を切るぞ・・・・わたしのドッピオ ド 「はい、わかりました ボス・・・ ド 「あ、あ、あたまがいいてえ・・・ 頭痛薬飲んでおこうかな・・・ ド 「一つ・・・言い忘れた・・・ わたしのドッピオ!! 『わたし』のかわいいドッピオ!! お前にわたしの『キングクリムゾン』の一部を与えたのを忘れるじゃないぞ・・・!! それを使うのだ お前には『キングクリムゾン』の腕とエピタフがある!! 落ち着いて・・・よく見るのだ・・・・・・! 動きをッ!! そして予想するのだッ!! 未来の動きを・・・! よく見て『予知』するのだッ! 生徒達の質問・・・動きを予知するのだッ!! そうすればドッピオ・・・ お前は『教師』として常に『絶頂』から落ちることは無い・・・ わかったかドッピオ・・・ッ!! 今度こそ切るぞ・・・ わたしのドッピオよ・・・ ド 「わかりましたボス・・・ グルングルン、ヒクッヒクッ いくぞボス!! 授業を再開するッ!!! いや、何となく思いついただけ('д`)
イタリアに帰ると怖いコロネ頭がいるから日本で働いてんのか?w
で、ディアボロはどうやって死ぬの?
屋上からダイブ
O-157
>>554 一番好きなキャラ出してくれただけで感謝。
この際死んでるとか生きてるとかどうでもいいな
どうでもいいんだ(;´Д`)
幽霊ディアボロ
で、最後はやはり時空関係ですか。
バイツァ・ダストと違い、本人の意思で時間を巻き戻し、やり直しを可能にするスタンドが登場します。 巻き戻し可能時間は数分程度、この能力でテストのカンニングをしようと目論みます。 本体は吉良吉影の甥『吉良吉則』、スタンド名は…洋楽に詳しくないので誰かそれっぽいの考えてw なお、廊下でカンニングすることを仲間に話していたのを聞いた早人が大柳に調査を依頼し、 同じクラスのスタンド使いと協力してなんとかカンニングを食い止めようとするストーリー。
教えて。 ジョジョは好きで全巻持ってるんですが 静=アクトンベイビー って、あの?透明な赤ちゃん!? (そういえば100の質問に静の名前あったような・・・) ナニを読めば静について解りますか? あと、単行本になってまつか?
>567 ありが! 顎って、漫画なんだ!?てっきりイラスト集かとばかり・・・
>>570 漫画違う。イラスト集兼設定集って感じかなぁ。
573 :
570 :03/08/14 22:06 ID:???
>571 設定集?てっきり、イラスト集に「静」がらみの漫画でも付け足してあるものかと思った じゃぁ、キャラの個性も人物像(絵)もない 文字説明だけの「静」しか拝めないのね・・・(欝 昨日、本屋で店員に顎探してもらったら、なくて、落ち込んだけど。 色々教えてくれてありが
(⌒V⌒) │ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。 ⊂| |つ (_)(_) 山崎パン
>>564 学園物だと新手のスタンド使いはつい転校生として出したくなるけど
おそらく『吉良吉則』は1年からずっと静と同じクラスだったりするんだろうね
静「えっ?『吉良吉則』?そりゃ1年の時から一緒だから名前くらいは知ってるけど…」 大柳「C組の早尻先生が彼がカンニングをすると話しているのを聞いたそうだ…彼について何か?」 静「そうは言っても…同じグループじゃないから話したことも滅多にないし…」 大柳「吉良君は『絶対にばれない方法』と言っていたそうだ。ともかくこっちとしては 絶対に成功させるわけにはいかないし、念の為スタンド使いである僕が 君のB組の担当として早尻先生とクラスを入れ替わって監視することになった」 大柳「可能性は非常に低いだろうが、話し振りからスタンド使いである可能性も否めない。 君のクラスにはなぜかスタンド使いが多く、君も彼らと仲がいいそうだし、協力してくれないか?」 静「そうは言ってもこっちもヤバいのよねえ…もう赤点取るわけにはいかないし… (なんちゃって、これはチャンスよ!うまく行けばテスト勉強しなくて済むかも!ウヒョー!)」 大柳「まあそう言うだろうと思ってね。川尻先生とも相談したんだが、普段『平均マイナス20点』で 赤点のところを、協力してくれれば今回は『30点』取ればOKにしようということになった。」 大柳「本来こういうことをするのは良くないんだがね、どうも『吉良君』についてイヤな予感がするんだよ」 静「(ふうん…『30点』か…まあそんなとこかしらね。ま、これで今回はテストに邪魔されず露伴オジサマを誘惑できるわっ) ………わかったわ、みんなにも相談してみる。まあ由紀子は元々成績いいからうまく行くかわからないけど」 大柳「フフ…『取引成立』ってことだね……ありがとう。だがあまり遊び回るのは控えた方がいいぞ」 静「げぇ〜っバレてる!さすが教師はダテじゃないわね…油断できないわ……」 大柳「それではまた、協力してくれる子がいたら連れて来てくれ。きちんとした話をしておきたい」 静「はァ〜い!失礼しましたァ〜」 導入で力尽きました。つーか今までの設定と矛盾があるかもしれんけどもう知るか!ヽ(`д´)ノ
ごめん、 >C組の早尻先生が は「君のクラスの」にしといてくれ。 B組=早人(静のクラス) C組=賢 って感じでテストの時に入れ替わりっていう脳内設定。 まあ全部仮なんで無視してもらっていいんだけど、文脈がおかしいんで訂正。
578 :
マロン名無しさん :03/08/21 03:49 ID:aBPXk0c3
あげ
つまりはあれか ジョセフの養子とか、ジョルノの弟とか、吉良の甥とかの物語なんだな? ということは、これから ディアボロの従兄弟とか、露伴の妹とか、ウェザーの娘とかが出てくるということだな
つーか、やろうと思えば静だって、『スタンド能力でカンニング』出来るんだよな。 前の席の奴の体を貫く筒状に透明にして
首藤繭美(しゅとう・まゆみ) 非スタンド使い 容姿、性格共に控え目で地味だが、実は爆乳。 成績は元々上位の方だったのだが、とある日のテスト中に 「ふと気がつくと、机の上に乗せておいた自分の胸が『消失』していた」 という『幻覚』に襲われてパニックを起こし、 憧れていた川尻先生に注意されて以来、少々伸び悩み気味。 見た瞬間ついこんな妄想(名前以外)してしまた で、3時間半もかけて「ジョースターの直前の名前」を考えてしまた
>>581 お前、馬鹿だなぁ( ´∀`)セッテイヨリオマイニモエルワ
(かったるいわ……) テスト中、繭美はため息をついた 繭美は、勉強が出来ないわけではなかった。むしろ、出来るほうだ だが――いや、だからこそか、最近やる気が出ないのであった (私には成績なんて関係ないのよ! もっと『上』を目指すんだから) 繭美は、自分のプロポーションには自信がある 顔の造作は地味だけれど、磨けば光るタイプだ(と思っている) いずれ街でスカウトされて、芸能界入りして、人気のアイドルになって…… そこで、繭美はハッと我に返った (いけない! テストに集中しなきゃ) いくら現実逃避しても、目の前のテスト用紙が埋まるわけではない なんだかんだ言っても、成績にはこだわってしまうのが 学生の哀しい性であった
真剣にテストに取りかかろうとして、繭美はどこか違和感を覚えた (問題? それとも、別のところが変なのかしら?) じっと問題用紙を睨みつけていたが、違和感の正体は分からない 諦めて、ふっと目をそらした瞬間! 繭美は『それ』に気付いた (え…ええええええええええええッッッ!?) 思わず叫び声を上げそうになるのを、必死で堪える 胸が……繭美の自慢の巨乳が……消えていた (ど、どうして……!? なんで無いのよォッ! 私の胸ッ!!) 胸どころか、繭美の上半身にはぽっかりと大穴が開き、それは背中まで貫通していた だが、血は一滴も流れていないし、痛みすら感じない (ど、どういうことよ……こ、これじゃ、デビューが……じゃなくて、ひ、人前にも出られないじゃないのよッ! ど、どうしよう…っていうか、い、一体これはどういうことなのよッ!?) 繭美は、すっかりパニックに陥っていた
「せ……先生ッ!」 おもわず、繭美は手を上げた 見張りの先生は川尻先生……繭美の憧れの先生だった いつも冷静で、優しくて、頭が良い 彼なら、何とかしてくれる……繭美はそう思ったのだった 「どうしたんだね、首藤君? 消しゴムでも……落としたのかな?」 川尻は、すぐに繭美の元に歩み寄ってきた 「せッ…先生ッ! 私の胸が…胸が無いんですッ!」 繭美は立ちあがって、そう訴えた 目を潤ませ、必死に川尻にすがりつく (頼れるのは、川尻先生だけ……)
「むっ…胸……!?」 さすがの川尻も、少し動揺したようだったが、 すぐに落ち着きを取り戻し、コホンと咳払いをして言った 「何を言っているんだ? 君の身体のどこにも、異常は無いようだが……?」 「えっ!?」 そう言われて、繭美は改めて自分の胸を見た 「あ、ある… どうして……?」 繭美はさらにパニックに陥った さっきは確かに無かった…いや、もしかしてあったのか? 何かの見間違いだった、ということ? 妄想? 幻想? 幻覚? 「疲れてるんだろう、テストはいいから保健室へ行きなさい」 「は、はい……」 釈然としなかったけれども、とりあえず繭美は保健室へと向かった 「静君……。カンニングはやめなさい」 「……バレテタノネ」
最後の二行ワラタ
一筋縄じゃいかない川尻教諭(・∀・)bイイ!!
なかなか良いスレ……かな? あたしがAGEちゃうわあ〜
えーと,吉良の話に戻そうかな 作戦会議中 静「つまり、阻止するためには『予想外』の状況においてやればいいのよ」 由紀子「どういうこと?」 静「例えば私の場合だったらね、ちょっと由紀子、私の前に座ってみて。普通に前を向いて」 由紀子「こう?」 汐華「……なるほど」 由紀子「エッ?」 静「ね、意外と気がつかないモンでしょう」 由紀子「だから何がよ!?」 静「その紙に何か書いてみてよ」 由紀子「……」 由紀子のペンがさらさらと紙の上を走る“何なのよ一体” 静「『何なのよ一体』」 由紀子「!」 ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ 由紀子の胸に握りこぶし大の穴が!
静「私がカンニングするためには、小さい『覗き穴』があれば十分! 正面から見ない限り、本人にも他の人にも気付かれない! 慎重にゆっくりと効果領域を広げていっても、男子や由紀子とかだったらすぐに貫通する! ところが繭美の場合は、いくら広げてもなかなか突き抜けない。 焦って広げてる内に、やっと抜けたと思ったら全部消してしまっていて、気付かれてしまった訳よ」 汐華「それでその時は、結局失敗したというのか」 由紀子「ちょっと待って!『男子や由紀子とかだったら』ってどういう意味よ!!」 静「(ギクッ)だから、繭美みたいに羨まし…いやいや、『予想外』じゃあないってこと。 と、ともかくその後、接近しても怪しまれないように繭美と友達になって、 気付かれないように練習して、今度こそ大丈夫と思ってたら、汐華君が転入してきたから (ここで説明図:中央の隣の列の一番後ろが静、後ろから2番目が繭美 ↓ ↓ ↓ ↓ 中央列の一番前が静、その隣の列の一番後ろが繭美、後ろから2番目が汐華) 席順の関係で一番前になっちゃって、結局出来なくなっちゃったのよ」 汐華「僕が転入して来なかったら、やる気マンマンだった訳だな」 静「(ギクギクッ)そ、そうよ!だから私にはカンニング犯の心理が手に取る様に分かるのよ! 繭美の胸や汐華君の転入のように、『予想外』の状況で阻止できるのよ!」 由紀子「開き直っちゃった」 汐華「で、どうやって吉良を『予想外』の状況においてやるんだい?」 静「ア…えーと…それは……」 由紀子「ダメじゃん」
汐華「で、どうやって吉良を『予想外』の状況においてやるんだい?」 ◆XgzPoOaLlE「ア…えーと…それは……」 由紀子「ダメじゃん」
>>592 透明にした人間(川尻先生あたり?)を、吉良の見張りにすると言うのは?
最初は吉良がスタンド使いだとは判明してないって設定みたいだし、OKかと。 ただ、テストの担当はスタンド使いの大柳にするらしいが。
カンニングするより、露伴おじ様?に「頭がよくなる」って書き込んでもらえば?
>>595 憧れの露伴おじさまに「静はアタマの弱い子です」なんて言うに等しいことはできんだろw
597 :
マロン名無しさん :03/08/25 03:39 ID:6IcmeXHe
・川尻先生は静たちがスタンド使いだと知らない ・スタンド使いでテストを受けなくてよいのは大柳先生 ・大柳先生はテストの監視 さぁ、ど〜する?
「あーどうしよう、もうすぐテストだって言うのに全然勉強してないわ。このままじゃ仗助おじさんに怒られちゃう。」 静は自分の部屋でベッドに寝転んでぶつぶつ言っていた。 手には真ん中あたりに指を挟んで閉じた教科書を持っている。 少し前まで勉強しなくてはという思いで放り出したくなるのをこらえて読んでいたのだが今ではただ持っているだけになってしまっている。 「そうよ!」 静は叫ぶと突然身を起こした。 勉強する為に机に向かうのかと思いきや再び寝転んでしまう。 「こんなことになったのも汐華や由紀子が私を遊びに誘うからよ!今度あったら文句言ってやらないと。……でもあのとき食べたトニオさんの料理おいしかったなぁー」 しばらくベッドでごろごろしていた静はあきらめたのか机に向かい勉強を始めた。 が、それもすぐに勉強からそれてしまって愛しの露伴オジサマとの楽しい恋人生活を想像し始める。 「……露伴オジサマと一緒に買い物行ったり、ドゥ・マゴでお茶して……二人でパフェ食べたりして、その後は……キャー!!」 一人で頬を手に当てて騒ぎ始めた。
「違う!こんなことしてる場合じゃないのよ。 あーでもいまさら勉強しても……! そうだ!露伴オジサマに頭がよくなるって書き込んでもらえばいいのよ!」 ぱちんと手を叩くと急いで携帯の電話帳から岸辺露伴を探し出す。 コールボタンを押そうとしたその時あることに気付いて指が止まる。 「だめだわ。そんなことしたら露伴オジサマにバカだと思われる」 「露伴オジサマ私に頭がよくなるって書きこんで欲しいの」 「なんだって?そんなことをこの僕がしないといけないんだ。 いいかい僕は君より長く生きているから教えてあげるが。 一番難しいことは人に勝つことじゃあない、自分に勝つことだ。 そしてこの岸部露伴が一番愚かだと思うことは自分に勝つ努力をしないことだ。 君のような娘とは付き合っていられないな!」 想像してみて恐ろしい結果になった静は頭をぶるぶると振った。 「そんな静は頭の弱い子です、なんて言うようなことをしたらきっと軽蔑されるわ。 そんなことはできないわ。やっぱりまじめに勉強するしかないのかしら」 あきらめたのか再び教科書を手にしノートを開く。 「あーあ、スタンドなんかあっても何の役にも立たないわね。 テストで良い点取れるスタンドとかないもんかしら……ん? スタンド……そうよっ!私のアクトンベイビーで……」 to be continued 590〜
596の「静は頭の弱い子です」というフレーズが妙に心に残って 思わず書いてしまった。 かってにつなげてすいません◆XgzPoOaLlEさん アレでしたら無視してください。
たびたびすいません598の一行目 仗助おじさん、ではなく仗助お兄ちゃんでした。
とりあえず言っておきたいことがあるッ!
>>599 の最後!
to be continued 590〜
じゃなくて、
to be continued 583→
だろうがこのド低脳がッ!!
さらにもうひとつ
◆XgzPoOaLlE によれば、汐華が転入して来たのは
>>583-586 の直後だから
>>598 の中頃の「汐華や由紀子が」は「由紀子が」にしといたほうがいいだろう
でもそういう細かい所を除けばかなり良いと思う
ちゃんとラブコメっぽくなってるし
吉良吉則が足フェチ 『アイアン・メイデン』で踝から上だけを巻き戻し足を肌身離さず持ち歩く(学校でも) と、いうのを考えたが…
俺、吉良吉則を考えた椰子だが…さすがに切り離しはできんだろ。 巻き戻しっつったら世界の全てを巻き戻す。これ。一部のみは不可。 まあゲームのリセットみたいなもんと考えてよいかと。
o.k
「ダメじゃん」 そう由紀子がつっこんだ時、一人の生徒が教室に入ってきた 「吉良吉則ッ!」 静が思わず叫んでしまう 「?」 吉則が静たちへ顔を向ける (まずいぞ、このまま黙ってたら不審に思われる。だからって、だからって話題なんかあるか〜ッ!) と、そこへ聶歌が助けに入った 「君が吉良君か定期テストでは毎回不動の一番なんだって?何かいい勉強方法でもあるのかい? 僕は転校してきたばかりだから傾向と対策なんてのがあったら聞きたいな」 吉則が体ごと静たちに向く 「いや、特別なことなんてしていないよ。まぁ毎日少しずつやるのがいいみたいだね それじゃぁ僕は塾があるからこれで」 吉則はただ、忘れ物か何かを取りに来ただけの様だった 「あれが吉良吉則か…見た感じ普通の男子高生だな…」 「何だ、吉良に話しかける奴なんて珍しいと思ったら汐華か」 放課後になっても下校せず話し込んでいたグループの一人が話しかけてきた 「止めとけよ、アイツと話しても無駄だぜ 何が面白いんだか毎日学校と塾と家の往復、それなりに勉強ができるから先生方には受けがいいけど 勉強するしか能がないつまらない奴さ それより汐華、俺がテスト対策を教えてやろうか? まず、東方先生が担当の時は赤点決定でもやっちゃダメだ、確実に成功するのは…」 身を乗り出して聞き入る静を引きずりながら教室を出る聶歌と由紀子 「確かなんだね?」 聶歌が問う 「えぇ、絶対よ。そういえば汐華君は私の能力を知らなかったわね 彼はこれから塾なんてウソ、何故彼はウソをついたのかしら?」 「あきらめるんだ、ジョースタさん これから彼を尾行する」 由紀子の能力ッ!!次号にて明らかになるッ!! 私以外の誰かによって
静は、教科書を透明にして、こっそりこっそり見ればいいだけなのでは?
うまいな。いろんな意味でw ジェスタ氏が「汐華聶歌登場編」で出したっきりの 『老人』も吉則に関係してくるのかな? とか無責任な事言ったりして
610 :
609 :03/08/25 23:44 ID:???
「うまいな。〜」は
>>607 に対する感想でした。
>>608 それいいかも。
ポルナレフVSアブドゥルの時みたいに
『肉眼』と『スタンド眼』とで見える物が違うとしてもOKと考えるならば
「アクトンベイビーで透明にした物は
本体である静の『肉眼』と、他人の『肉眼』と『スタンド眼』には見えないが
アクトンベイビーの『スタンド眼』にのみ見える」
という事にしておけば…おお、カンペ作戦で無敵じゃん!
でもそれじゃつまらないから、さらに
「『スタンド眼』で見るためには、スタンド像を出していなければならない」
という事にして、大柳先生監視の時は使えないとか。
いかがでしょうか皆の衆?
(承太郎はVSダービーで像出さずに『スタンド眼』で見てたようだけど)
「ジョースターさん、僕たちの身体を透明にしてくれないか」 「うう〜、テスト対策〜」 静は未練たらしく教室の方を振りかえっていたが、 聶歌に急かされてしぶしぶ能力を発動させた。 「『アクトン・ベイビー』!!」 たちまち、三人の体が見えなくなる。 「さて、追うぞ」 聶歌が先頭を切って歩き出す。 「なんであんたが仕切ってんのよ」 「静、テスト対策が訊けなかったからって、逆恨みはやめなさい」 静と由紀子も、ぶつぶつ言いながらその後に続いた。 吉良吉則は、人気のない道路をどんどんと進んでいく。 「どこに行く気かしら。この先には、塾なんてないわよねぇ」 静が小声で呟いた。 それを聞きつけ、由紀子は怒りの声を上げた。 「私の話を聞いてなかったの? 彼は塾に行くつもりなんてないの!」 「え!? そうだったの?」 静は心底驚いている。ジョークなんかではない。 それを察して、由紀子はため息をついた。 「相変わらず、静は頭の弱い子ね」 「そんな、オジサマみたいなこと、言わないでよ!」 「露伴さんも言ったの? やっぱりねぇ」 「言われてない! 言いそうだなってことよ!!」 「……君たち」 聶歌が、押し殺した声で、二人の会話を制した。 「少し黙れないのか? 声までは透明に出来ないんだぞ?」 わずかに殺気がこもっているのは気のせいだろうか。 聶歌の雰囲気に気圧され、静と由紀子は慌てて口をつぐんだ。 「気付かれたらどうするんだ……と、どうやらここが目的地のようだ」 吉則が、古びたビルの前で立ち止まった。
吉則がビルに入っていくのを確認し、静たちは入り口まで近付いた。 あたりを見回してから、ビルを見上げる。 いかにも幽霊が出そうな、不気味な建物だ。 ビルは、夕日を浴びて赤く照らし出され、それがさらに不気味さを引きたてている。 「うう〜、不気味〜。 なんか、あそこに入るの嫌だわ」 「嫌ならついてこなくていい。広瀬さん、行こう」 静の泣き言を軽くあしらい、聶歌は中に入ろうとする。 「ま、待ってよ! 冗談に決まってるでしょ!」 「ヤツに気付かれる、もっと声を抑えろ」 「汐華君も、十分声が大きいわよ」 そんなやり取りをかわしつつ、三人はそのビルの中に足を踏み入れた。 「吉良は二階か? 一階にはいないようだな……」 聶歌はそう呟いて、あたりに注意を向けながら階段を上り始めた。 「彼の…吉良の思考が昂ぶってる……。待ち合わせの前に、少し緊張しているってとこかしら……?」 聶歌の後に続いて、階段を上る由紀子が言った 「思考? 先程も彼の嘘を見破っていたが……。広瀬さん、あなたの能力は一体?」 「聶歌、知らなかったの?」 静は(しっかり声を潜めて)言った 「由紀子はねぇ、『髪の毛を植えつけた相手の感情が分かる』のよ!! どう? すごいでしょ?」 「君が自慢することじゃないだろう。そうか……だが確かに、すごい能力だ」 「そんなに褒めないでよ、照れちゃうじゃない」 だが、由紀子もまんざらではなさそうだ。 そうこうしている内に、三人は階段を上りきった。
>>602 ,603
ス、スレの皆様ぁ
私はあなた様を裏切ったわけではないのですからァー
あなた様が訂正してくれると確信しているからこそレス番号を間違えたのですゥゥゥ
風の強いときにションベンしたらズボンにかかるってことと同じくらい確信していますゥ
間違いまくってですいません
そろそろ夕方とはいえ、不気味なほど薄暗い。
薄汚れた廊下に沿って、いくつかのドアが並んでいる。
「たぶん、この部屋よ」
階段に一番近いドアを指して、由紀子が言った。
「そんなことも分かるのか?」
聶歌は舌を巻いた。が、それと同時にある疑念を抱く。
「まさか…僕にもその能力を使ってはいないだろうね?」
「そんなことしないわよ!」
由紀子は憮然とした表情をした。
「友達にそんなこと、するわけないじゃない」
「そうよ。まったく失礼なヤツね」
由紀子と静に同時に言われ、聶歌は閉口した。
「……すまない」
それだけ言って、聶歌はドアノブに手を掛けた。
(『友達』か……。そんなこと言われたの、久しぶりだな……)
聶歌は薄く笑って、静たちの方に振り向いた。
「じゃ、行くよ」
ドアノブを回す。部屋の中から光が漏れ、静たちの顔を照らし出す。
部屋の中には――
ってところで、力尽きました
由紀子のスタンドは
>>466 をアレンジしました
604,607も私だが >609アリ 静や吉則のラッシュの掛け声って何だろう? 聶歌は「無駄」だろうし、由紀子は…ラッシュはしねぇな 現在吉則とのファーストバトルが終わるトコを書いてるんだが(バトル自体も書けよ、俺) 『アイアン・メイデン』が時を逆行させるとき 事前に『ストック』しておかなければならないってのはどうだろう 『ストック』されたスタンドパワーを開放することで時が逆行する
>611 いいねぇ、きっとこれからコレクションが始まるんだな スタンド名は『トゥー・マッチ・ラブ・ウィル・キル・ユー』でいいの? しかし、母親に比べて性格いいな由紀子は
オリキャラ出しすぎ! 誰が誰だかわからん。
過去ログ嫁! ……より、一旦整理した方がいいかな…?
整理キボン。初期から見てはいたが、正直最近何が何だかさっぱりわからなくなった。
「ネタをつくる」「キャラを整理する」 両方やらなきゃいけないのがジョジョ紳士のつらいとこだな
広瀬 由紀子 由花子の娘
スタンド名:『トゥー・マッチ・ラブ・ウィル・キル・ユー』
髪の毛を植え付けた相手の感情を知る
(破壊力:− スピード:B 持続力:A 精密動作性:C 成長性:B)
正式な初登場:
>>281 その前から、色々設定が作られてます
汐華 聶歌 ジョルノの弟
スタンド名:『デュエル・オブ・ジェスタ・アンド・タイラント』
自分が損した分の80%、相手に得させる
破壊力:C スピード:A 持続力:B 精密動作性:A 成長性:C
初登場:
>>479 スタンド説明:
>>483 >>486 その活躍:登場以来、色々な所に顔を出しています
吉良 吉則 吉良吉影の甥
スタンド名:『アイアン・メイデン』
本人の意思で、数分間時間を巻き戻し、やり直しを可能にする
(破壊力:A スピード:B 持続力:D 精密動作性:B 成長性A)
初登場:
>>564 その活躍:>>576-現在進行中 ジェスタ氏がファーストバトルが『終わるトコ』を執筆中
『老人』 謎の人物。聶歌いわく「とっても怖くておぞましい人(意訳)」
スタンド名?:『オール・エイジス』
謎の能力です
初登場:
>>509 ジェスタ氏の続編に期待ですな
これで全員かな?
()でくくられてるスタンドの能力は適当に考えました
職人さんにとって都合が悪ければ、どんどん変えてください
ドアノブを回す。部屋の中から光が漏れ、静たちの顔を照らし出す。 部屋の中には 「吉良…」 夕日を背に吉則が立っていた 吉則は突然開いたドアを不審に思ったのか静たちの方へ歩いてくる 聶歌が指で窓のほうに行くように指示した 足音を立てないように歩くとどうしても遅くなってしまう ドアを閉めた吉則が静を追い越したとき 「あっ」 間抜けな声が響いた 振り向く聶歌と由紀子 静の日傘が、吉則の足に倒れてしまったのだ それだけならまだ助かったかもしれない… だが、不運だったのは床が埃まみれだったことだ 日傘に、いや埃が除かれたところに手を伸ばす吉則、そして更に 「あぁッ、もうッ、なんて間抜けなの?」 由紀子がそう言うのも無理はないだろう 「痛ッ!!」 落とした日傘を拾おうとした静は吉則と頭をぶつけてしまったのだ 「誰だッ、そこにいるなッ!!」 吉則はそう叫びドアを背にする
ゴメンナサイダメデスバトルビョウシャナンテカケマセン 「僕がこんなに追い詰められるとはな… だが、いいか… お前たちには計り知れないこちだろうが最後にひとつ言っておく 『時は逆行』する 僕の能力は…完全だ そしてこれは…お前たちを始末するための能力ではないし 『カンニング』するための力でもない 僕の人生が植物のように平穏に過ぎるための力なんだ 『アイアン・メイデン』と名付けたが… お前たちと決着をつけるのは平穏のためだ 『アイアン・メイデン』ッ!!時は逆行するっ!!」 「くッ!『デュエル・オブ・ジェ…」 「遅いぃッ!!!」 ドオォォォォォォォォォォォォォォォン : : :
・ ・ 「つまり、阻止するためには『予想外』の状況においてやればいいのよ」 「どういうこと?」 「例えば私の場合だったらね、ちょっと由紀子、私の前に座ってみて。普通に前を向いて」 「こう?」 「……なるほど」 「なるほど……」 廊下から静たちを覗き見る吉則 「尾行されていたってことか… なぜ怪しまれた?あの時か? 確かに…廊下なんかで能力のことなんて話すべきじゃぁなかったな まさかあいつらが話したとも思わないが、あの時廊下にいた誰かか?」 教室に入るのを諦め帰路につく吉則 「くそっ、まさかこんなことがッ!! チクショウッ!!今回のテストのための『ストック』を使い果たしてしまった 20秒戻すのが精一杯だな、これじゃ どれだけ苦労すると思ってるんだ」 「で、どうやって吉良を『予想外』の状況においてやるんだい?」 「ア…えーと…それは……」 「ダメじゃん」 to be continued
戦闘シーンを補完しようと思ったら……前フリだけでかなりの長さになってしまった とりあえず、前フリだけうp。戦闘シーンは後で… 「バレちゃ、しかたないわね……」 なにもない空間から、滲み出るように三人の姿が現れた。 「バラしたのはお前だろ、偉そうに言うな」 聶歌が静の頭をこづく。 「痛ッ! 丁度ぶつけた所を……。頭が弱くなっちゃう!」 「もう十分、君は馬鹿だよ」 「ひどいッ! そんなことを、私に直接言うなんて!」 「あなたたち…今はそんなこと言ってる場合じゃないでしょ」 由紀子が冷静に突っ込んだ。 吉則は、三人が会話している様子をじっと睨みつけていたが、おもむろに口を開いた。 「お前たち。確か、俺と同じクラスの……」 「そうよ! 私は、あなたと同じクラスの静・ジョースター! ついでに、こっちが広瀬由紀子で、こっちが汐華聶歌ね」 静が叫ぶように答えた。さらに、静の方から質問する。 「あなた、吉良吉則でしょう?」 「……だとしたらなんだと言うんだ? 僕に何か用かな?」 静はさらに声を張り上げた。 「私たちはッ! あなたの不正を暴きに来たのよッ! 吉良吉則!! 今度のテストであなた、カンニングするんでしょ!?」
数秒の沈黙の後、吉則はあっさりと言った。 「ああ、『する』よ」 「え…ええッ!?」 「『カンニングをする』と言ったんだ。もう一度言おうか? 僕は、今度のテストで、カンニングを、する!!」 思いがけないセリフに、静はすっかりパニクってしまった。 もっと、言い逃れすると思っていたのだが……。 (ちょ、ちょっと聶歌! あっさり認めちゃったわよ!?) (もちつけ! 広瀬さん、彼は本当のことを言っているか?) (ええ、色々な感情が入り混じってて、少し分かり辛いけど……本当の事を言っていると思うわ) (どういうつもりなんだ? ……あいつ) (分からないけれど……『カンニングをする』それは確かなことよ。 大柳先生の所へつれていくしかないでしょう) (……分かった) 今度は、聶歌が叫んだ。 「吉良吉則! とりあえず、お前を大柳先生の所へつれていくぞ!」 「嫌だと言ったら……?」 「ぶちのめしてでも、連れて行く!!」 聶歌の脅しを聞いて、しかし、吉則は不敵な笑みを浮かべた。 「ククク…『嫌』だね! ぶちのめしてみろよ……できるもんならな」 いよいよ、静・聶歌・由紀子VS吉則の対決!!
わくわく
「なんかあいつ、凄くむかつくわッ! 聶歌くらいッ!!」 静は吐き捨てるように言った。 「悪かったね、僕はそんなにむかつくかい? さて、ヤツのあの自信、やはりスタンド使いとみて間違いないだろう。 作戦を立てておかないと、苦戦することになる」 聶歌は手短に作戦を指示した。 「ジョースターさん、君の役割は特に重要だ。大丈夫かい?」 「分かってるわよ。私を馬鹿扱いして! 私だって、やるときはやるんだから!!」 「その意気だ。では行くぞ!」 その言葉が発せられたと同時に、三人は一斉に走り出した。 聶歌は、吉則に向かって真っ直ぐ、由紀子は右から、静は左から回り込むように移動する。 「僕は静かに暮らしたいだけなのに、こういう奴らが生活をめちゃくちゃにする……」 吉則はそう呟くと、スタンド『アイアン・メイデン』を出現させた。 夕日に染まった部屋の中に、他との違いを強調するかのごとく純白の影が現れる。 「やはりスタンド使いか……だが!」 聶歌が、吉則の懐に潜り込みんだ。 『アイアン・メイデン』が聶歌の左側に回り込んでくるが、聶歌は構わず拳をを吉則に叩きつけた。 「無駄無駄無駄無駄無駄ァッ!!」 アイアン・メイデンの攻撃よりも一瞬早く、『D・J・T』のラッシュが吉則の身体を吹き飛ばした! だが――「ど、どういうことだ?」 聶歌は目の前で起こったことが信じられず、茫然と立ちすくんだ。 吉則は、何事もなかったかのように、彼の目の前に立っていたのだ。 「馬鹿な…確かに攻撃は当たったはず!」 「ああ…当たったさ。だが、僕には効かなかった、それだけだ じゃあ、今度はこちらから行くぞ」 一瞬の内に間合いを詰めた、『アイアン・メイデン』のパンチが聶歌の顔面を捉えた! まさに、驚異的なスピード、そしてパワーである。 「くうッ!」 ろくに防御も出来ず、聶歌は数mほど吹っ飛ばされてしまった。
名前入れ忘れた…… (ぐッ…痛い……鼻が折れたかもしれないな……) 痛みに耐えながら、聶歌はゆっくりと身を起こした。 「なるほど……俺は、お前を…ふっ飛ばした。 俺は、確かにそれを見た……!! だが…次の瞬間、お前は無傷で…立っていた。 まるで、『時が巻き戻った』かの…ように……。 つまり……そういうこと…なんだろう……?」 顔を歪めながら、聶歌は途切れ途切れに、そう呟いた。 そんな聶歌を見下ろして、吉則はせせら笑う。非常に楽しそうだ。 「なかなか、察しがいいな。そうだ、僕の能力は『時間を巻き戻す』ことだ。 だが、分かった所で……君は僕に勝てるか? 答えはNOだ。僕の能力は完全だ!」 「フフフ……」 聶歌は突然、笑い出した。 「何がおかしい? 気でも狂ったか?」 「いや、君は察しが悪いと……思ってね」 「……何が言いたい?」 「情報の80%は…『目』から入ってくる…そうだ。 『視覚』というのは……人間にとってそれだけ…重要なのだろうな。 だが、それに頼りすぎるのも…よくない そう思わないか?」
「なんの話だ!」 吉則は、明らかにイライラし始めている。 その様子を面白そうに見つめながら、聶歌は話を続けた。 「だが、やはり人間はそれに頼ってしまう。 どうしても、だ…… それが…『視覚』が鋭敏であればあるほど、その傾向は強まる…そうだろう?」 「だから! なんの話だッ!!」 「君は、僕の『スタンド能力』を知らない。察しが悪いからな……フフ。 僕は、自分の能力を捨てることで、その分他人の能力を強化できる」 そこで一息ついて、そして聶歌は言い放った。 「君の『視覚』を強化した! だから…君は、無意識の内に視覚に頼りすぎて、気付くことが出来なかったんだ。 彼女の動きに」
「そして、お前は次に『そんな馬鹿な!』と言う!!」
突然、吉則の後ろから聶歌の声とは違う、別の声が聞こえた。
そこで初めて、吉則は気付く。
いつのまにか背後に忍び寄られていたことに。
細く白い腕が首に回されていたことに。
そして――ナイフが彼の首筋に押し当てられていたことに。
「そ…そんな馬鹿な! ……ハッ!!」
吉則は必死に目だけを動かし、背後に立っている人物を確認した。
そこにいたのは――
「くッ……静…ジョースター、いつのまに……!」
「汐華君が囮となって、お前の注意を引きつけ、
由紀子は、作戦が気付かれていないか、常に監視する。
そして私は、透明になってお前の隙を突く!
完璧に決まったわね!!」
静は得意げに言った。
「なんか、私はあんまり役に立ってないような気がするんだけど……」
姿の見えなかった由紀子も、いつのまにか姿を現している。
吉則は、完全に三人に取り囲まれていた。
んで、
>>623 へ
あ〜、もちろん最後のも私です。すみません。 無駄に長くなるし、ジェスタ氏に比べて文章も稚拙だし……ハァ
YMXGRjSTq6様 もしかしてあなたは、嫉妬に燃える輩から叩かれたりしているあの方なのですか? もしお答え頂けるのなら、YESかNOかだけお答え下さい。かぎつけられたくないから もしYESだとしたら、そりゃ上手いはずだわ
>>509-510 の続きを考えてみた
第637話 「老人(オール・エイジス)」
汐華「静、ちょっと話があるんだ・・・・ちょっと来てくれ・・・・」
静「(ドキッ!)え、な、なによ急に・・・・(ま、まさか告白・・・?)」
校庭裏にて―――
汐華「実はこの前の老人のことなんだが・・・・」
静「うん・・・・(誰・・・・?)」
汐華「彼はとても恐ろしいスタンド使いなんだ・・・・・!!」
静「うんうん・・・・・・(そんな人いたっけ・・・・?)」
汐華「スタンド名は『オール・エイジス』、能力は・・・・
『目を閉じさせる能力』・・・・・・・」
静「うんうんうん・・・・・(いくら年上がいいっていってもジジイはねえ・・・・)」
汐華「そしてその目を閉じてしまった人間が次に目を開けた時、
最初に見た人間を強制的に『 惚 れ て し ま う 』能力なんだ
刷り込みのようなものだ」
静「うんうんうんうん・・・・・(やっぱあたしには露伴おじさましか・・・)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
汐華「実に恐ろしい能力だ・・・ボクも以前マッチョな男性に・・・」
静「ええええええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇーーーーーーーーーーーー!!!!
ままままままままままままじでェェェェェェェェェェーーーーーーーー!!????」
汐華「!???? どど、どうしたんだ急に・・・!」
静「そ、それってスタンド版の『惚れ薬』ってことよね!??」
汐華「だからそうだって今説明したじゃ・・・・」
静「会わせて!その人!今!今すぐ会わせて!早く!いつ会わせてくれんの!?」
汐華「いやだからその老人が君に会いたがってるんだよ・・・」
静「は?何で?」
汐華「いやそれはわからない だがきっとよからぬことを・・・」
静「ふ〜ん、まあいいわ・・・(す、すごい・・・今日の静の恋愛運は絶好調!)
よし、出発!」
汐華「・・・・・」
改行制限キツー だれか637の続き考えてください・・・(;´Д`)
>630 こちらの攻撃は全部外れるが吉則の攻撃は全てあたる (ダービー弟っぽく) →由紀子の能力で吉則の感情が突然全く違うものになることに気づく (攻撃を受ける緊張→時の逆行による優越感) →「まっまさかッ!そんなことが!〜」 →視覚に対し『D・J・T』発動 →631 てのはどう? 記憶が(少しでも)残るとカンニングできないから
読みなおしてみて、おかしな所(
>>639 )に気付いたんだけど、もう突っ込まれてましたね……
スミマセン
あと、
>>630-631 にかけてのやり取りを脳内あぼーんして下さい
もっといいトリック?を思いついたので
最後に、スタンドの定義があやふやなんで、もっと細かく設定した方がいいと思います
『アクトン・ベイビー』にはビジョンがあるかどうかとか……
例のサイトのような感じですか?
>>630 >「何が言いたい?」
「人間…何かに『集中』することは…大事だ。
勉強するにせよ…仕事をするにせよ、集中しないと上手くいかない……。
そうだろう?」
「なんの話だ!」
「だが、集中しすぎるのも困りものだ……
一つの事に集中することはつまり!
一つのことしか出来ない、ということなんだからな……
例えば、話に気を取られて、周りの状況に気付かない…とかな」
「頭でも狂ったか? 意味の分からん事を言いやがって!!」
吉則は、明らかにイライラし始めている。
その様子を愉快そうに眺めながら、聶歌は話を続けた。
「君は、やはり察しが悪いな。フフ……ジョースターさん並だ。
いいか、よく聞けよ。
僕の『D・J・T』は自分の『一部』を犠牲にすることで、
他人の『同じ部分』を向上させる……」
聶歌はニヤリ! と笑った。
「君の『集中力』を上げた!
だから君は、僕に集中していて、彼女の動きに気付かなかった……!」
>>632 へ
このスレのあちこちを見ているうちに、断片的に頭に浮かんだシーン 前後の状況なんか全く考えてないけど 静と由紀子、絶体絶命の大ピンチ!! だがその時!「『ボール・パーク』ッ!」フワ…ズギューーーン「静!?」 突然静の体が宙に浮いたかと思うと、凄いスピードで飛んで行った! 「よっと」飛んで来た静をお姫様だっこで受け止める平良清「危なかったな」 精一杯キザぶってるようだがあまり似合ってない。かたわらには彼のスタンドが。 不気味な、手足のないロボットのようなスタンド像。その頭部には女体を思わせる形のオブジェ。 平良に助けられた事にしばし呆然としていた静だったが、ハッと気付き 「由紀子も!お願い、由紀子も助けて!」 「ダメだ!俺が助けられるのは静、お前だけだ」 「な…何を言ってるのよ、こんな時に!」 悲痛な表情になる平良 「俺だって、助けたい。だが、今の俺には不可能なんだ。」 「どうしてよ!」 「…俺の『ボール・パーク』は、形を指定して物体を引き寄せる能力! その引き寄せるパワーは、形の正確さに比例する。 人ひとり分の重さを、これだけの距離から引き寄せるには『人間の形』だけでは不十分だ。 もっと細かく、体型を指定してやらない事には、どうにも出来ない!」 「そんな……」 「………ぶっちゃけた話、俺は広瀬の身長・3サイズを知らない。 胸が小さい事くらいは見りゃ分かるが」 「なんで私のは知ってるのよォッッ!!!」
>609,621,637に釣られて書いてしまった が、ラブってコメる展開にせねばならぬ 夕刻、喫茶店の扉が開く音を聞いて吉良吉則はそちらを見る 「フン…」 待ち合わせをしている人物ではなかった アイスコーヒーを音を立てずに飲み干し窓の外を見る 「待ったかい?」 突然後ろから声を掛けられた 「なッ!!何だ…スタンドを使ったのか…ですか、悪趣味ですよ、『彼』」 「君の趣味よりはいいがね。ところであそこの席にいるのは君のツレかい?」 言いながら『彼』は腰を下ろす 「えぇ、でも大丈夫ですよ、コレクションにするつもりですから」 「それを悪趣味だと言うんだがね… まぁいい、学内テスト不動の一位の座は陥落したそうだな」 「……いつも思うんだがどうやってそんな情報つかむんですか? それに一桁はキープしましたよ」 「静・ジョースターという女生徒が君のクラスにいたな? 『老人』が彼女に会いたがっている、そこで…」 (ちったぁ会話のキャッチボールしろよてめ〜らは…)
親愛なるYMXGRjSTq6へ >639(630)のSS化はどうする? いや、しかし賑やかになってきたね
>>644 「馬鹿な……未来予知でも出来るのか?
一撃も攻撃が当たらないとは……」
今や満身創痍、ボロボロになった聶歌が低くうめいた。
「汐華君! おかしいわ!!」
唐突に、叫び声が上がった。
聶歌はチラリと、声の方向に目を向けた。
由紀子だ
ハァハァと肩で息をし、その目は大きく見開かれている。
普段なら考えられない事だ。あの冷静な由紀子が、ああも取り乱すとは。
「吉良の思考がおかしい……!
まるで平静…そう、昼下がりにダージリンティを一杯飲み干した時のような……。
そんな感じ…! この状況で……信じられないわ!!」
「落ちつけ……広瀬さん。ヤツの能力は大体わかっている……」
汐華聶歌は極めて冷静だった。
極めて冷静に、状況を分析し、そして結論を出す。
「兄が倒したスタンドに、似たような奴がいた……。
吉良の能力は『未来予知』か、もしくは『時間を巻き戻す』ような能力……!
恐らく、後者だろう。未来予知では『カンニング』とは言えないからな……!」
>>630 真ん中へ
即興で作ってみた。聶歌、勘良すぎだなぁ なんか「親愛なる」とか言われると、照れるね そして、賑やかなのは良い事だ
由紀子のスタンドが『トゥー・マッチ・ラブ・ウィル・キル・ユー』で決まりだとすると
『キャンディ・キャンディ』(
>>469 )の本体は誰にすればいいんだろ
大人になるキャンディで『アクトン・ベイビー』 が『アクトン・レディ』にパワーアップするってのを観てみたいのだが
>>641 修正前もそうだけど
聶歌あまり自分のを犠牲にしてるようには見えない
>>648 例えば、『集中力』を犠牲にした場合には
きょろきょろしたり、敵の話をあまり聞いていなかったり
という描写を入れればいいんですかね?
なるほど。次回は、頑張ります
話は変わりますが、設定をもっと細かく決めたいです
スタンドや、人物の設定など
今後の話の流れは、職人さんがそれぞれ自由にやっていくのですか?
それとも、ある程度の流れを決めて、その中でやっていくのですか?
>>649 書く人のその場のノリで。ただ、あまりにも矛盾が出ると訂正されるがな。
それはともかく、
ムチャクチャ真剣な顔つきで集中力を譲渡した聶歌が、
集中力がなくなった瞬間いきなり毒気を抜かれた顔できょろきょろし出すのを想像して萌えたw
「おい、さっきから時計見たり髪型整えたりうっとしいぞッ! 前の学校じゃぁ、人と話す時に時計見てしゃべれと教えてんのか?」 「あぁ、僕はそんなことしてたか?気づかなかったよ そうか、それならもう大丈夫だな…」 >641へ
バトルよりラブきぼん
これは学園ラブコメのはずッ!
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ 「確かに…このスレにおいて既に『ラブコメ』の要素は非常に薄くなっている……」 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ 「だがッ!」 「『学園』の要素はバッチリ健在だ!」 「すなわちこの瞬間よりこのスレにおけるSSの分類は!!」 バァァ――――「『学園バトルラブコメ』になるッ!!」――――――――ン ………誰だよこれ。
吉良とか老人とか、バトル用の相手ばかり出すから、そうなる もっとラブコメ用の相手出そうよ
>>615 『トゥーマッチ ラブ ウィルキルユー』は殴るスタンドじゃないのを
承知で由紀子のラッシュ音。
「愛ッ!」 ラブッ(効果音)
「アイアイアイアイ
ラブ ラブ ラブ ラブ
アイアイアイアイ
ラブ ラブ ラブ ラブ
アイアイアイアイ
ラブ ラブ ラブ ラブ
アイアイアイアイ
ラブ ラブ ラブ ラブ
アイ――――ッ!」
(敵、ブッ飛ぶ)
「" I'd LOVE TO KILL YOU "……ブッ殺してやりたいッ!!」
>>658 連載中スレにカキコしてきてメル欄そのままだぜ!
661 :
658 :03/08/28 23:43 ID:???
うおおおおやっちまったあぁぁ飛びてェェ〜〜〜ッッ!! 俺が一番バカというオチか…グッジョブ俺。
>>637 の続きはいつになるのだアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!
>>647 よーし、それじゃ、繭美に『矢』を刺して……
……なんだよぅ。皆そんな目で見るなよー
どのみち
>>1 に従って最終回までに『レクイエム』にするんだったら
何らかの形で『矢』は出しとかなきゃならないだろぉ
一体最終話のSSはいつ出てくるのだろうか・・・
こんな夜遅くですが
SSを書こうと思ったので、書こうと思います
今度は、ラヴコメ目指します
無理だと思うけど
>>617 みたいな方には悪いですが、一行目からオリキャラ出てます
名前だけ、だけどね
すみません
オリキャラは変な名前です(crowだからカラスです)
この漢字、おかしいんじゃないの? と思うでしょうが、無理矢理読んでください
誤字ではありません
ご了承下さい
さて、言い訳はこんくらいで、うpします。さわりだけ、だけど
「クロオカラスさん?」 「そう、黒尾鴉子先輩よ」 「……変な名前だな」 「先輩も、『汐華聶歌』に言われたくはないでしょうねぇ」 「…………」 放課後の教室。もうみんな下校して、教室に残っているのは数人だけだった。 その数人の内の二人――静と聶歌は、放課後の勉強会について話していた。 先日のテスト、静は当然として、聶歌もかなり成績が落ちていたのだ。 テスト直前に、いろいろやっていたのだから、当然といえば当然なのだが。 とにかく、成績が落ちてしまった。 そこで今日の放課後、由紀子の家にて、三人でお勉強をすることになった―― 「――はずだぞ。なんで、その『先輩』とやらの家でやるんだ?」 直前までそれを知らされていなかった聶歌は、少々不満気だ。 ちなみに、由紀子とは近くのコンビニで待ち合わせの予定。 「それがね。黒尾先輩が話を聞いて、私が教えてあげるわよって言ってくれたのよ!」 「…その先輩は、頭が良いのか? 悪いんだったら、そんな奴に教わりたくないんだが」 「先輩は凄いのよ! 苦手な文系科目でも偏差値は60以上。物理なんかトップを常にキープ! ハァ…憧れるわよねェ……」 「ふぅん……」 「行きたくないの?」 静は聞いてみた。が、その問いには答えず、聶歌は黙りこむ。 聶歌はそのまま、俯いて考え込んでいたが、やがて顔を上げた。 「嫌な予感がするんだが……行くとしよう」 「わぁい!」 静は満面に喜色を浮かべた。背景にバラが描かれそうな、極上の笑み。 聶歌の顔が、少し赤くなる。 「は、早く行くぞ! ほら!」 聶歌は、鞄を乱暴に引っ掴むと、ロボットのようにギクシャクとしながら教室から出ていってしまった。 「ちょ、ちょっと待ってよ!」 置いて行かれてはたまらない。っていうか、 「あんた、黒尾先輩の家知らないでしょう!」 静は慌てて自分の鞄を掴むと、聶歌の後を追って教室を出た。
あ〜長文規制辛い とりあえずはこんだけです 明日続きをうpします 長くなりそうなヨカーン 一話完結型に持っていきたいんだけどなぁ…
>>517 Giosue なんかは日本名も考えやすそうだが、
カタカナにできねえんだよな、この名前……
>>663 (スタンド使いの)犯罪者を捕まえたことで感謝状をもらった静と聶歌
そのことで理事長室だか校長室だかに呼ばれた
飾られている調度品を見ていると
静「あ、あれはスタンド使いを生み出だす『弓と矢』なんでこんなところに」
シンプルがいいッ!
吉良のSS、面白かったです。職人様方乙。
>>656 は最高w
ジェスタさんや611 ◆YMXGRjSTq6さんや、
その他のSS職人さんの降臨待ち用にSSつくってみますた。
>>670 さんには申し訳ないんですが、ややこしくなりそうな話です。
本当にすみません。
なんというか馬鹿みたいに長くなりました。
ただの導入部に3レスも使うなヴォケがと小一時間、
むしろ一晩中自分を問い詰めておきます。
人は、運命を避けようとしてとった道で、しばしば運命に出会う。 ――――ラ・フォンテーヌ ざわざわと心地よい雑音がBGM代わりのお昼時。 各々が昼食を手に取り、他愛もない雑談に興じている。 「「だが断る。」」 「何でよッ! おもしろそうじゃない!!」 二人のびしっとハモる声に、静・ジョースターは不満そうな表情を隠しもせずに叫んだ。 「僕はそういう無駄な事には興味ないから。」 汐華聶歌はにべ無く断り、 「私はそんな時間に外に出してもらえないから。」 広瀬由紀子はあっさり断った。 「「だから断るんだ(けど?)」」 「キィーッ!ハモられると余計にムカつくぅ――――!!」 静の手の中にある空になった牛乳パックがぐしゃりとつぶれた。 ことの発端はぶどうヶ丘高校新聞部発行の校内新聞、『ぶどうの杜』からの記事である。
「なになにー…『ぶどうヶ丘高校の七不思議について』ぇ?」 その話題に一番興味を示したのは、言うまでも無く彼女である。 「ありきたりな話題ね。」 「こういう都市伝説はどこに行ってもある話だから、別に驚きはしないけど。」 他の二人は興味ないとばかりに適当な相槌を打つ。 「えーと…『美術室の幽霊』に『体育館の怪異』、『トイレにまつわる話』『屋上から飛び降りる少女』…。」 「完全に定番のラインナップだな。」 「たまには違う話も聞いてみたいわね。」 「もう! 少し静かにしててよ!! えっと、『我々はこの中で「美術室の幽霊」について、皆さんからの情報提供をお待ちしております。』 …だってさ。」 「ふぅん…夏に向けて大々的に特集を組むつもりなのかしら?」 「意外に思い切った企画だね。顧問からは何も言われなかったのかな?」 「あら、案外内緒でやってて今頃担当顧問は慌てているかもよ? ここはそういう学校ですもの。」 「それもそうか…。 で、そこで黙ってる君は一体何を企んでいるんだ?」 「な…企んでるとは失礼ね! ちょっぴり考え事してただけよ!!」 企んでるという表現が図星だったのか、静はきっと聶歌を睨みつけた。 「まぁどうでもいいわ。今の失言は忘れてあげる。 ところでさ、二人とも今夜なにか予定みたいなものってある?」 「「…………。(うわ…嫌な予感がする…。)」」 この少女が起こしそうな行動が手に取るように分かってしまうあたり、 予感というよりも確信に近い未来予知かもしれない。 「で、なんだけど…今夜、学校に忍び込んで『美術室の幽霊』を調べてみない?」 「「だが断る。」」 そして話は最初の続きから。
「と言うか、冷静に考えてみてよ。 美術室を調べる事で、私たちに何かメリットがある?」 「うっ…。」 「むしろ僕はデメリットしかないと思うけどね。」 「ううっ…。」 極々当たり前の意見にあっという間に否定される静。 何か反論を言おうにも、簡単には思いつかない。 「そ、それじゃいいわよッ! わたし一人で探すからッ!! それにわたしにはアクトン・ベイビーが…」 びし、ずぼっ。 「〜〜〜〜ッ!!」 「こんな所でそういう事を言うんじゃないッ!」 「ホンットに頭が弱いんだからッ!!」 最初の鈍い音は由紀子が静の頭を軽くはたいた音。 次の音は聶歌が静の口をふさぐ為にマヨネーズパンを口に突っ込んだ音である。 「ふぁひふふふぉー!(何するのよォー!)」 「そのパンはあげるから、とりあえず飲み込むなり取り出すなりしてくれ。 そうでないと何を言ってるか分からない。」 「まあ、何をするんだーっぐらいしか言ってないみたいだけどね。」 「ん、ぐっ…ゲホッ………ちょっと! 黙らせるなら黙らせるで、もう少し優しく出来ないの?!」 「咄嗟の判断でここまで出来たって所を評価して欲しいものね。」 「あぁ、それは言えてるな。 君が迂闊すぎな所為でフォローに回るのは僕たちだって言うのにな。」 「あーあー!! そーですかそーですか!! クッソー…見てなさいよ! 絶対に幽霊をとっ捕まえて、アンタたちをギャフンと言わせてやるわ!! 絶ッッッ対に! 吠え面かかせてやる!!」 ギャフン――それは幾らなんでも、マンガの見すぎだろう。 静の逆切れとその発言のギャップに脱力すると同時に、ふとそう思ってしまった二人であった。 To Be Continued ――→
とりあえず導入部終わりました。 スレ汚しな文章で申し訳ありませんでした。 早くこの拙い文章をログの中にうずめてしまいたい…_| ̄|○
>677
とりあえず続けてみたが
>>666 (おぉ!)と混ざるといけないからしばらく推敲することにしよう
「うわっ、ホントにいないの?」
日付が変わって始めて静・ジョースターの口から発せられた言葉はそれだった
薄暗い公園、周りには人気がまったく感じられない
「うぅー、ちゃんと約束したのにぃー」
尚、汐華聶歌、広瀬由紀子両人の名誉の為に言っておくとその約束は静によって一方的になされたものである
「はぁっ、仕方ないわねッ!いいわ、一人で行くからッ!」
そんなことを口にしながら学校へ向かう、十数秒おきに後ろを確認しながら
静は日本へ来てからよく『頭が悪い』と言われる
静はこれを『日本語が上手く話せないので返答がおかしい』と、云う意味だと思っていた
少なくとも勿論馬鹿と云う言葉の意味は知っていたがそう云う意味で使っているのだろう、と、思っていた
(どうやって中に入ったらいいのかしら?)
普段は風景の一部だった2mちょっとはありそうな壁が行く手を阻む
(うぅ〜ジャンプしてもとどかないしアクトン・ベイビィはパワー型じゃあないから私を引っ張れないし…)
「俺が肩を貸してやろうか?」
闇の中から声がした
鴉子はその頃、部屋の掃除をしていた。 掃除機で、ではない。スタンドを使ってだ。 彼女のスタンド『キューピッド・アンド・サイケ』は群体型のスタンド。 だが、ハーヴェストや、バッドカンパニーとは少し違う。 『C&P』の能力は「無数の点を操る」というもの。 無数の『点』を集めて『線』を作ったり、 『線』を集めて『面』を作ったり、『面』を集めて人型のスタンドにしたり…… むしろストーン・フリーによく似ている。 彼女の部屋には今、その『線』がのたくっていた。 鴉子の住むマンション(一人暮し)は結構広いのだが、 『線』は、まさにびっしりと部屋を覆っている。 それらが勝手に動き、狭い隙間や高い所などから大きなゴミや、 細かい埃などをかき集め、次々と部屋の中央に積み重ねていく様は、ある意味壮観であった。 「こんなものかしら」 部屋が一通り綺麗になった所で、鴉子はふぅっと息をついた。 黒尾鴉子。 彼女は、他人の色恋ごとに首を突っ込み、その仲を取り持つことを生きがいとする。 その犠牲になった者たちは、涙を流してこう言ったという。 「これ以上、俺たちの愛を壊さないでくれ……」 自称『愛の天使』。他称『哀の天使』。とにかく、非常に迷惑な女性なのだった。 実は、彼女は『老人』……というより、そのスタンド『オール・エイジス』に興味を示し、彼に協力している。 しかし、最初は『オール・エイジス』の惚れ薬能力に興味津々だったものの、 彼女の美学に反しているので、そろそろ協力するのやめようかな、と思っていた。 それに、『老人』から静を連れてくるように命令されている。 だが、静は可愛い後輩だ。 彼女に害を成すことをするのは、やはり嫌だった。
『ぴんぽーん』 インターフォンが鳴った。静たちが来たのだろう。 「はーい」 鴉子は忘れず『線』を全て消してから、小走りでドアに駆け寄った。 「静?」 ドアを開くと、そこには後輩の静と、その友達二人が立っていた。 「こんにちは、先輩!」 「こんにちは。よく来たわね。さあ、上がって……」 鴉子は静たちを迎え入れ、ドアを閉めようとした、その時。 鴉子は見た。見てしまった。 (お、男ーーー!) その男――聶歌は丁寧にお辞儀をしてから、鴉子の部屋に入っていった。 (静の、彼氏かしら。でも、違うかもしれない。 いやしかし、もしも……もしも静が片思いしてるんだったら……) 笑みがこぼれた。 成就させてあげなければ。『愛の天使』の名にかけて。 あー、長くなってしまう。すみません
「先輩〜。ここ、分からないんですけどぉ…」 「ああ、これはこの式を代入して…」 「え?この公式を使わないんですか?」 「使っちゃいけないとは言わないけど、使わないほうが良いわね」 とても和やかに、順調に、勉強会は進んでいる。 鴉子は、静には数学、由紀子には古典、聶歌には物理を教えていた。 実質的には、静につきっきりだったのだけれど。 まさか、こんなに静が馬鹿だったとは……大誤算。 他の二人に、手が回らない。 「広瀬さんは、分からない所無い?」 「いえ、今のところは、特に」 「そう。分からない所があったら、遠慮無く言ってね。 汐華君は? …………汐華君?」 反応が無い。聶歌を見ると、彼は生気が抜けたような目で、プリントを見ていた。 しかし、手は動いていない。 ……どうしたのだろう? 「汐華君!!」 びくっとして、勢いよく顔を上げる聶歌。 「な、なんです?」 「『なんです?』じゃないわ。ぼーっとして、どうしたの?」 聶歌はしばらく沈黙していたが、やがて「なんでもないです」とだけ言って、 今度は猛烈な勢いで問題を解き始めた。 「聶歌君、どうしたのよ?」 由紀子が心配そうに尋ねる。 「本当に何にも無いんだ」 あくまで、聶歌は答えない。
(怪しい……) その時、鴉子は気付いた。 静が、静かに聶歌を見つめている。 (…………?) 熱い視線の、その意味は? 鴉子はすぐにピンと来た。 「私、お茶でも淹れてくるわ」 そう言って、鴉子は立ち上がった。 「じゃあ、私も手伝いましょうか?」 由紀子の申し出に「いいの、いいの」と言って、台所に向かった。 台所と居間とは、壁で仕切られている。後ろ手に、ピシャリと戸を閉めた。 「フフフフフフフフフフフフフフフフフフ……」 低く、不気味な笑い声が、台所に響いた。 (静ったら、やっぱり彼に気があるんじゃない) そして、恐らく聶歌も静のことを好きなのだろう。 一緒の部屋にいると、気になって勉強も手につかない程に。 2gペットボトルのお茶をコップに注ぎながら、鴉子は考えを巡らせた。 (二人は付き合っているのかしら。付き合っているのなら良いけど、付き合っていないのだったら――) 「フッフッフッフッフッフッフッフッフッフ……」
そのころ―― 「ねぇ、聶歌。涎の跡がついてるわよ」 バッ!! 凄まじい勢いで、聶歌は頬を押さえた。 「まったく、勉強中に寝るなんて……。先輩に失礼じゃない」 「すまない。昨夜は、眠れなくて……」 頬を袖でごしごしこすりながら、恥ずかしそうに聶歌は言った。 「まったく……目を開けて眠るなんて、器用ねぇ……」 由紀子も、さすがに呆れ顔だった。 ゴシ、ゴシ、ゴシ…… 「先輩、今日はありがとうございました」 「いえいえ。こちらこそ、楽しかったわ。あ、広瀬さん……こっち来てくれない?」 「?」 由紀子は訝しんでいるが、腕を取って強引に引き寄せ、耳打ちする。 (ねぇ。あの二人、付き合ってるの?) ストレートな物言いに、由紀子が思わず絶句する。 (そ…そんなことはないと思いますけど?) (そう……それなら良いのよ。ごめんなさいね) それさえ聞ければ、用は無い。鴉子は顔を離した。 「もういいのー?」 「うん。用は済んだわ、静。それじゃあ、また明日会いましょう」 「はい! さようなら! ほら、聶歌もお礼言いなさいよ!」 「……ありがとうございました」 三人の姿が見えなくなると、鴉子はニヤリ、と笑った。 彼らはまだ付き合ってはいない。 ああ、『老人』の言うことを聞かなくてよかった! こんな面白い事を、みすみす逃す所だったのだから。 さあて、明日からは楽しくなるぞ!
恐るべきは、これがまだプロローグだということか… こんな駄文をだらだらと並べるのは、やっぱり恥ずかしい 嗚呼、もっと短くまとめたい… 次回は短く、まとめます
イイッ!!すごくイイゾッ!! やっぱラブってコメらなきゃぁね
>>674-676 続き
原作では吉良が余裕で入ってたけど
まぁ、ホラ、その…ね?
「平良ッ!」
平良清がそこにいた
「な、何であんたがここに…」
「何言ってんだ、あんな大声で話してたら月からだって聞こえるぜ?」
言いながらスタンド『ボール・パーク』を出す
「『ボール・パーク』で壁を引き寄せる、と当然壁は重過ぎて引き寄せられない
代わりに俺が壁に引き寄せられるゥッ!!」
ギュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥンン
「て、わけだ、ほら手を貸しな」
壁の上から清が手を差し伸べる
「あれ?」
宿直室で夜食を作っていた大柳賢はモニタの異常に気が付いた
「あれは…」
モニタは今ちょうど校門の辺りを映していてそこには二つの影が映されている
背丈からして高校生だろうか?片方はメガネをかけているようだ
「…仕方ないな」
ガスを止め、上着を羽織り宿直室を出る
「きゃッ!!ちょっとどこ触ってんのよ!?」 『ボール・パーク』で二階の『一年C組のベランダの手すりを引き寄せている』途中で静が暴れだす 「バカッ、何やってんだ?落ちるぞ?」 慌てて姿勢を制御しようとするが時すでに遅し、二人は自由落下を始めた 「痛ッ!!」 なんと云う幸運、自由落下が始まったのはベランダにたどり着いた直後だった 「あれ?ベランダ?あぁ、何とか潜入成功ね…」 「静〜」 痣になったかしらなどと思いつつ辺りを見回す 「まっ、取り合えず平良には感謝しなくちゃね」 「重い〜」 辺りは暗く不思議な静寂に満ちている 「平良?平良〜、ちょっと何処行ったのよ?」 「頼むから気付いてくれ、そしてどいてくれ」 声は下から聞こえてくる様な気がする 下…?そう云えばベランダの感触は石のそれではない 「平良?なんであんたがあたしの下にいるのよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉッ!!」 「逆だあぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!」 しかしまぁ、気持ちよかったからいいか…などと思いながら立ち上がる平良だった
「そういえば早人が言ってたな…」 : : 時はさかのぼること数時間 「『ぶどうの杜』の今月号の特集が『七不思議』だったんだ」 川尻早人と学食で夕食をとっているときだった 「ん?校内新聞?あぁ〜七不思議ねぇ〜いつまであんのかな?ああいうの」 勿論自分達の世代でも在った 「何だっけ?『開かずの地下室』、『屋上から飛び降りる少年』、『血塗れのトイレ』…」 「ほかには…『体育館の泣き声』と…う〜ん、何だっけ?」 「あ〜そうだ、七つ目の不思議が傑作だったよな?」 「えっ、ああ七不思議なのに、六つしかないってやつ?変だよねぇ じゃなくてさ、『ぶどうの杜』で七不思議の特集があるとさ、調べに来るやつがいそうじゃない?」 「七不思議を調べに?あぁ、俺行ったわ…」 「それ、止めた方がいいと思うんだ…ほら、一人いるだろ?いかにもな」 : : 「あれ、静か?眼鏡かけてたし」
真夜中――静の家に忍び寄る、一つの影があった。 黒尾鴉子である。 堂々と、庭に不法侵入し、窓から静の寝室を覗く。 (フフフ、あったわ……) 静の幸せそうな寝顔の横に、今宵の標的があるのが見えた。 シンプル・精密・大音量の、セイ○ーの目覚し時計。 (よーし、『キューピッド・アンド・サイケ』!!) 目覚し時計の傍に、一瞬にして無数の点が出現し、拳を形成してゆく。 蚊が群れているようで、ちょっと気持ちが悪い。 (いけーーッ!!) 心の叫びと共に、C&Pの拳が目覚し時計を粉々に粉砕した。 (これでよし、次は、汐華君の家ね〜!) 鴉子はスキップしながら、夜の闇に消えていった……。 「遅刻、遅刻〜!」 朝の道路を、一人の少女が爆走している。 頭には寝癖がつきまくりで、口にはジャムが塗られたパンをくわえている。 静・ジョースターだった。 (なんで、目覚まし壊れてるのよ〜!) そのせいで、静はすっかり寝過ごしてしまった。 まさか、夜中にあんな事があったとは、露ほども思っていないが。 (今は八時五十分……まだぎりぎりで間に合う!) 静は、100m13秒の俊足を生かし、凄まじいスピードで角を左へ曲がった。 次の瞬間、からだがフワリと浮いた。 「うわッ!」「痛ッ!」 静は、丁度曲がってきた人を巻き込んで、盛大にすっころんだ。 そのまま、もつれるように倒れ込む。 「いたた……ちょっと、どこ見てんのよ!」 「そっちこそ! 危ないじゃないか!! ……あれ、静?」 「! 聶歌じゃない!!」 二人は重なり合ったまま、しばし見つめあった。
「よしッ! 大成功ッ!!」 物陰から、その光景を眺めていた鴉子は、思わずガッツポーズをした。 『曲がり角で、『C&P』の『線』を静の足に引っ掛けよう! 作戦』は見事に成功した。 (フフフ…やっぱ、出会いといえばこのシチュエーションよね! この時はケンカして別れるけれど、後に劇的な再会をして、そして二人は……キャー!!) 鴉子はポッと顔を赤らめた。 (……あれ?) 鴉子は、静と聶歌の様子がおかしいことに気付いた。 その時にはすでに立ち上がっていたが、二人は、なにか大声で言い争っている。 鴉子の隠れている所は少し遠いので、詳しい会話の内容は聞こえない。 だが時折、「重いからどいて、失礼じゃないの!」「重いから重いって言ったんだろ!」というような怒鳴り声が聞こえてくる。 「しまった!」 鴉子は己の失敗に気付いた。 このシチュエーションは、『一方が転校生でないと成立しない』! ということに!! 「うう…失敗した……ごめんね、静……もう一回、計画練り直さなきゃ……」 鴉子はとぼとぼと帰っていった。 その日は一日中、二人は口をきかなかった。 ちなみに、授業には完全に遅刻。 鴉子はサボり。
>>637 の続き
第691話 「老人は楽しく暮らしたい」
静「・・・・てことで、今から連れてくる人にあなたの能力を使ってほしいのよ」
老人「いいとも・・・・ そのかわり条件がある」
静「条件?」
老人「そいつに私の『オール・エイジス』を使ったあとで、君にもこの能力を試させてもらう」
静「じいさん・・・ あんた一体・・・・?」
老人「『ハーレム』じゃよ」
静「ハ・・・・!?」
老人「そう 私の長年の夢だった『ハーレム』を実現するのじゃ!!
私の能力『オール・エイジス』ならできるッ!
もうすでにナースとスチュワーデスは取り込んだ!
あとは女子高生さえモノにすれば私の長年の計画は完成するのじゃァァァーーーッ!!
ウハハハハハハァァァァァ――――――――――ッ!!!!!!!」
静「・・・・(なにこいつ・・・・吐き気がしてきた・・・・でも・・・・・)
いいわよ まずは私の条件を実行してからね・・・・」
―翌日― 露伴「・・・・・一体なんだい、こんな所へ呼び出して・・・」 静「(小声で)ほらじいさん、早く早く・・・・」 老人「うむ 『オール・エイジス』ッ!!」 ―スタンドが露伴の目を閉じさせ、そして・・・・・ 静「露伴おじさま・・・・目を開けて・・・・・」 露伴「ん・・・」 静「ドキドキ・・・・・」 露伴「ハッ!静くん!なんで僕は今までこんな素敵な女性を今までほっておいたのだろうッ! 綺麗だ!可愛らしい!愛しいよ静くん!是非僕と交際してくれ!」 静「ヤッタァァァァァ――――ッ!!!!!!ついに念願の露伴おじさまゲット――――ッ! 杜王町に来た甲斐があった・・・ これでもう思い残すことはないわ! 『静・ジョースターの学園ラブコメ 完』!もうこのスレッドには書き込めませんッ!!!」 老人「これで君の条件は済んだ 次は私の番だが・・・」 静「フフ、せっかく露伴おじさまをゲットしたのに今更ハーレムの一員になんてなるもんですか! 『アクトン・ベイビー』ッ!私の姿が透明になって見えなくなるッ!」 老人「あぁ!しまったッ!」
露伴「おや・・どこへ行ってしまったんだい愛しの静くん・・・・ せっかく君のために『ピンクダークの少年』の新作を持ってきたというのに・・」 透明静「え!新作!? よし透明なままでこっそり露伴おじさまのカバンから持ち出して・・・っと さ、透明なままでジックリ公園のベンチにでも座ってゆっくり堪能しようかしら・・・」 ―しかし・・・・・ 露伴「ひっかかったね・・・・『ヘヴンズ・ドアー』ッ!『透明の能力を解除』ッ!!」 姿を表す静「え!?え!?」 露伴「君なら絶対マンガを読むと思ったよ・・・・ いや種明かしをするとね、僕に『オール・エイジス』は効いていないんだよ 昨日のうちに汐華くんが忠告にきてくれてね・・・ 君が何か企んでるんで気をつけたほうがいいって」 静「あの・・・・クソガキ・・・」 露伴「それでこの老人に頼んで一芝居うったってわけさ もちろんこの老人にもスタンドを悪用できないように書き込んだけどね」 老人「・・・・・」 静「いや・・・違うんですおじさま・・・これは・・・・その・・・」 露伴「いいかい静くん、人の気持ちというのはお金やスタンドではどうにもならないものなんだ たとえ惚れ薬を使ったとしても、恋をするメイクをしたとしても、 結局本人に気持ちがなければいずれダメになってしまうものなのさ・・・ 重要なのは気持ちなんだよ静くん 君はニセモノの恋愛をしたいのではないだろ?」 静「すみません・・・・・」 露伴「わかればよろしい ま、君はまだ若いからいろんな無茶をするだろう 今回は大目にみよう ただし、ちょっと罰をやってもらうけどね・・・・」 静「罰・・・・・?」 ―後日 静「クッソー・・・なんで霊園の掃除なんか・・・・・ どうせ誰も人なんてこな・・・・ヒィッ!なんか音がした―――ッ! エ―――――――ン!!!もう帰りたいよ――――!!! は〜あ、今日の静の恋愛運は絶不調だッ!シクシク・・・・」 to be countinued・・・・・
>『静・ジョースターの学園ラブコメ 完』!もうこのスレッドには書き込めませんッ!!! ワロタ
とりあえずSS書いた奴はレス番号まとめてほしい もうどれがどれかわからんw
>出会い 『足に引っ掛けよう作戦』をするまでもなく、毎朝繰り返されてる光景だったりしてw >まとめ 「誰が書いたか」よりも 『1話』ごとにまとめてもらった方が良いかな…と思う
やせ細った月と貧弱な光を発する星。そんな夜空が職員室の窓から見える。 「職員室に侵入成功っと…。」 その部屋にいきなり人影が現れた。 アクトン・ベイビーの能力で一時的に透明になっていた静と平良である。 「よっしゃ、今のうちに美術室の鍵を貰っていくぞ!」 「アンタが仕切るなッ!」 軽口を叩きあいながら必死で壁に掛かった鍵の束を捜索していく。 が。 「美術室の鍵が無い…ッ。」 ない。何故か、美術室の鍵が無い。 ご丁寧に美術準備室の鍵もなくなっている。 (恐らくその理由は、美術準備室が美術室と扉一枚を隔ててあるためだろうと推測される。) 「どうするんだ? ま、俺としちゃあこのまま夜の学校でデートってのも悪グハッ!」 平良の顎にアクトン・ベイビーのアッパーが決まった。 そのパンチの切れ筋、ディモールト・ベネ(非常に良しッ!)。 「しっかし参ったわね〜…鍵が無きゃ美術室に入れないじゃない。」 「何も照れ隠しに殴らなくてもいいじゃねぇか…素直じゃねぇなァ。」 「ん〜、待てよ〜? ここに鍵が無いってことはつまりぃ…。 既に誰かがココに来て、美術室へ行ったってことになるのかしら?」 「って、俺の話無視ですか?」 「そうよね! これだけ学校に人がいるんだもの。 あたし以外にも美術室の幽霊を調べようって人の、一人や二人や五人や十人ッ! いたっておかしくないッ! むしろそれが普通! 世界のあるべき姿ッ!」 「(また無視かよッ!)…フツーかぁ〜?」 「普通なのッ! あたしが普通と思えば普通!! なによぉ〜今日のあたしったら冴えてるわッ! テストの時もコレくらい冴えてたら良いのにってくらいに冴えてる! よし、遅れを取り戻すわよーッ!」 「へぇ…それは良かった。」
「――うあッ?!」 「誰だっ!?」 彼はそこに居た。自分の存在を主張しないように、空気に溶け込んでいた。 「き、吉良吉則…。」 「ご名答。」 その笑顔は憎らしくもさわやかだった。 「なんでアンタがここにいるの?」 「静かに…ここの騒ぎが聞こえていたらしい。 警備員が近くまで来ているんだ。君たちの質問には後で答える。」 警備員という単語を聞いて、静はぐっと言葉を詰まらせた。 「(なぁ静。)」 隣にいる静にしか聞こえないようにボソボソと平良が尋ねた。 「(こいつ一体何者なんだ?)」 「(スタンド使い…らしいけど、よく分かんないのよ。)」 「(よく分からない? なんだそりゃ。)」 「(スタンドを使っている所をまだ見たことが無いから。だから『らしい』なの。)」 「(なるほどな…。それで警戒してるのか。)」 「(とは言っても向こうもあたしたちの能力に気付いているとは思えないけどね。)」 静は、自分のスタンド能力が既に吉則にバレているとは露ほどにも思っていない。 しかしそれは仕方がない。吉則のアイアン・メイデンの能力発動により、時は巻き戻されたままだからだ。 従って、静は――いや、由紀子も聶歌も――ついこの前起こった小競り合いのことを覚えては居ない。 分かっているのは、この吉良吉則にはスタンド能力があるらしいというコトだけだ。 一方、吉則の方は彼女らの能力を断片的ながら知っている。 静は物体を透明にする能力。 聶歌の能力は自分の『一部』を犠牲にすることで、他人の『同じ部分』を向上させることができる。 由紀子の能力はどうやら戦闘向きではないが、こちらの動向がわかる能力であること。
ここまで分かっていて何故に彼女と接触を試みたか。 答えは単純。より詳しくスタンドのデータを得る為だ。 静は何時間、何十分まで透明化できるのか。どのくらいの大きさまで完全に透明化できるのか。 聶歌の能力はどこまでを自分の一部と認定するのか。 いや、それ以前に由紀子のスタンドについては憶測で言っているだけで本当は違う能力ではないのか。 そういった疑問が頭をよぎる度に、 『今、自分は人生に大いなる禍根を残そうとしているのではないのか』と思えてくるのだ。 だからこそ、ここにいる。彼にとって平穏な人生を生きる為の最大の努力をしているに過ぎないのだ。 そして、調べるチャンスがめぐってきた。今日の昼休みのやり取りを偶然聞いていたのだ。 三人一緒に現れたらどうしようかと思案していたが、運命は自分に跪いた。 たった一人でこの夜の学校に――邪魔者が来ない確率が高いこの場所に現れる。 非常に都合が良かった。 しかし、予想外のアクシデントが起こった。彼女が、一人ではなかったのだ。 吉則は予想外の事態にあせりながらも、ふと思う。 (ジョースターと行動を一緒にしていることから考えてこの平良もスタンド使いである可能性が高い。 と、いうコトはこの男ともいずれは戦う事になるのか? これも運命の一端というわけか? 『人は、運命を避けようとしてとった道で、しばしば運命に出会う』…か。ふん、忌々しい。) しかし、だからといってここで戦うわけにはいかない。 姿の見えない人間や能力の不明な人間と戦う愚は避ける。 ならば、取る行動は一つだ。 今だけだ…今だけ君たちの協力者になってやるよ。 「どうやら警備員は向こうへ行ったみたいだな。さぁ、美術室に行くんだろう? 急がないとまた警備員が戻ってくるぞ。」 あっけに取られたような静と平良の表情を見ながら、 二人に気取られぬように残酷な笑みを浮かべてそう言った。 To Be Continued…
と言う訳で、何故か絡んできた吉良吉則!
ひょんなことで吉則のしっぽを捕まえるのか大柳賢!
夫婦漫才してる場合じゃないぞ、静・ジョースターに平良清!
これより目指すは美術室ッ!
美術室で幽霊とファイトクラブさながらの熱い戦いが展開されるのかッ?!
…それはないな。
などと次回予告風に言ってみるテスト。
えーと、今まとめサイト作ってます。
自分用にちまちまと作ってたヤツなんで不備やらがあるかもしれませんし、
このスレの500までしかうpしてませんが、
それでもよければとりあえずドゾー( ・ω・)ノ□
ttp://www.geocities.co.jp/Playtown-Dice/5841/
オ…オォォォォォォォォォォオォォォォォォォォォォッ!!!!! >701 ありがとう、ありがとう しかしッ!!! あと、10分早くうpしてくれれば…(涙
>>564 ,
>>576 ,
>>590-591 ,
>>607 ,
>>611-614 ,
>>622 ,
>>626-632 ,
>>623-624 *631→
>>651 ,
>>641 ,
>>645 >>666 ,
>>679-683 ,
>>689-690 >>674-676 ,
>>678 ,
>>686-688 て、とこか…小ネタも入れると結構あるな
>>701 ディ・モールト! 最高です
一つ要望があるのですが
俺のを載せる場合は
>>683 と
>>690 の最後に
To Be Continued…をいれてくださると嬉しいです
>>ジェスタ氏
乙ー
↑見てきて無責任ネタ(要放置) 「静〜、静〜、あれ?人違い?」 「あ…あのぅ、もしかして私と双子みたいに似ている人を知っているんですか?」 関係ないけどもう一つ(要放置) 第709話 「あ、仗助お義兄ちゃんと微妙に仲良しの私立探偵の噴上さん」 「お〜ッ、静ちゃんッ!!赤ん坊見なかったか?赤ん坊? 俺の子供なんだけどよ〜ッ、生まれたとたんスタンド出してかっとんでちまったんだ」
>708 実は>11 で既出
いいなーw噴上Jr. 時速60kmのハイウェイスターでも追い付けないぶっ飛びスタンドを生まれた瞬間からw どんな能力だろ
>>711 ラディカル・グッド・スピード
あるいはハイパー・グッド・スピード
い〜や違うねッ!! 『ボーン・トゥ・ラン』ッ!!これだッ!!
しばらく見ない間にずいぶんスレが活気づいたな このDIOが生まれた頃は馬車しか走っていなかった
聶歌と学園祭とボス・ドッピオのSSうp完了ーヽ(´ー`)ノ >>ジェスタ氏 まとめ乙です。カレードゾー( ・ω・)ノ● スッゲェ助かりました。ありがとうございます。 幽霊話はオチはあるのに途中が書けないというトラップに陥ってます。 とりあえず自分でガンガッテ書いてみます。 で、あと10分早くうp…… 正直スマソカッタ。 >611 ◆YMXGRjSTq6氏 了解しました。 次の更新時に入れておきます。
>>ドミノ工場 激しく乙
第717話 『走る為に生まれてきた』 夏休みが始まって二日目、静・ジョースターはお気に入りの『ピンクダークの少年』(イタリア語版初版第一刷)を読んでいた 早朝と云うには遅いが、杜王町が昔武家の避暑地だったと云うだけありクーラなしでも涼しい リビングのドアが開き義兄の東方仗助が入ってくる 「おっ、静、まだ真昼間だぜ、学校はどうした?」 ソファから身を起こし振り返る静 「ふふっ、お義兄ちゃん何言ってるの?もう昨日から夏休みよ 夜勤明けお疲れ様、紅茶でも入れる?」 「夏休みぃ〜、あ〜そんなこと言ってたな、そうかもう夏休みか じゃぁもう暇なのか…よしっ、どうだ『トラサルディー』行くか?バシッと一番高いもん食いにッ!!」 「えぇ〜、ホントに〜?やっぱレストランは食べに行くところよねッ お義兄ちゃんだ〜い好きッ!!」
車の窓を全開にして信号待ちをする仗助と静 「お義兄ちゃんてさ〜よくこんな車みつけたよね、向こうでも全然走ってないよこんなの」 少しでも涼を求めようと車外に身を乗り出す静 「ねぇ?なんかもっとこうクーラが欲しいって言うか、ガタガタしないって言うか いや、こういうのも『渋くていいなッ』とは思うけどやっぱり…きゃっ」 周りの車が動いていないにもかかわらず仗助は車を発進させた 念のため信号を見たがやはり『赤』だ 「どうしたのお義兄ちゃん、まだ信号赤なのに…」 見ると仗助はどうも『キレ』ているようだった その視線の先に見えるのは… 「静〜お前も見たよなぁ〜あの単車っ!!この俺の目の前で信号無視なんかしていきやがったぜぇ〜 おまけに歩行者轢きかけてよぉ〜絶対ぇにっ!!ゆるさねぇっ!!!」 この時の静には「『トラサルディー』…」とつぶやくのが精一杯だった
車の窓を全開にして信号待ちをする仗助と静 「お義兄ちゃんてさ〜よくこんな車みつけたよね、向こうでも全然走ってないよこんなの」 少しでも涼を求めようと車外に身を乗り出す静 「ねぇ?なんかもっとこうクーラが欲しいって言うか、ガタガタしないって言うか いや、こういうのも『渋くていいなッ』とは思うけどやっぱり…きゃっ」 周りの車が動いていないにもかかわらず仗助は車を発進させた 念のため信号を見たがやはり『赤』だ 「どうしたのお義兄ちゃん、まだ信号赤なのに…」 見ると仗助はどうも『キレ』ているようだった その視線の先に見えるのは… 「静〜お前も見たよなぁ〜あの単車っ!!この俺の目の前で信号無視なんかしていきやがったぜぇ〜 おまけに歩行者轢きかけてよぉ〜絶対ぇにっ!!ゆるさねぇっ!!!」 この時の静には「『トラサルディー』…」とつぶやくのが精一杯だった
「手前ぇッ!オラッ!そこの単車ァ!止まれって言ってんだろうがぁ!!」 運転席の窓から顔を出して叫ぶ仗助を見ながら静は最早無事家に帰れることを祈るしかなかった (あぁ、全知全能の主、大いなる父よ、もうタダ飯たかろうとか、 友人と売り言葉に買い言葉でけんかしたりとか 日本には教会がないから毎週毎週お祈りに行かなくてもいいやなんて思ったりしませんッ!! どうか、どうか無傷とは言わないから無事におうちに帰してください) 胸元のロザリオを握り締めると…無情にも車は大きくカーブする (氏の予感…) 瞬間ッ!! 激しいGで前に投げ出されるかと思った (止まった?) と思うが早いかドアが開きそして閉まる音が聞こえた 静もそれに習い車外に出る 「噴上裕也〜ッ?」 仗助の声がする方を見る 「じょっ仗助ッ!!赤ん坊見なかったか?赤ん坊? 俺の子供なんだけどよ〜ッ、生まれたとたんスタンド出してかっとんでちまったんだ」 どうやら信号無視の犯人は仗助お義兄ちゃんの知り合いだったらしい 赤ん坊?スタンド?何を言っているのだろうこの人は? 裕也が静に気づいた 「仗助、ちょ〜ッと若過ぎやしねぇか?」 「『クレイジィ・ダイヤモンド』ッ!!」 ウオッ!!すまん鬱だ… しかも『ラヴ』コメにはなりそうもないことに今更気付いて更に鬱…逝ってくる
噴上ジュニアのスタンド能力は「他人の成長する『スピード』を追跡する」。 要するに、ターゲットと同じ年齢になる能力! でも中身は乳児だからターゲットにセクハラを働く。 これでラブコメ化・完了。
>>ドミノ工場 ジョジョの奇妙な冒険 〜スタンド使いは惹かれあう(仮)〜 〜萌え尽きるほどヒート(次点)〜 設定 スタンドが出るとしても異次元に吸い込んだりとか物騒な能力ではない 静が16歳だとして、1999+16=2015年 静 ジョースター スタンド名『アクトン・ベイビィ』 静のイメージは某サイトの物と同じなのか? 中学の卒業式から始まり、ぶどうヶ丘高校入学と共に7部スタート 静は自分の本当の両親を探しに杜王町に帰ってきた 男性のタイプは露伴おじさま 『ピンクダークの少年』を愛読している(漫画コレクタのジョセフの影響でマンガ好き) バイト先はレストラン「トラサルディー」(トニオの料理喰えばお肌つるつるだから) 赤ん坊の頃、水の中に落ちてなかなか助けてもらえなかった事がトラウマになりまったく泳げない 日傘が必需品 仗助お義兄ちゃん家に下宿 球技が得意 部活動はしていない
登場人物(オリジナル) 吉良 吉則 (静のクラスメイト、吉良吉影の甥、足フェチ) アイアン・メイデン 黒尾 鴉子 (静の先輩、頭がいい、他人の色恋ごとに首を突っ込みその仲を取り持つことを生きがいとする) キューピッド・アンド・サイケ 汐華 聶歌 (転校生) デュエル・オブ・ジェスタ・アンド・タイラント 首藤 繭美 (容姿、性格共に控え目で地味だが、実は爆乳) 非スタンド使い 辻 マヤ (辻彩の妹、姉の後を継いでエステシンデレラを建て直す、メイクの腕は姉譲り) スノー・ホワイト 平良 清 (転校生、野球部員、早くもプロが目をつけている) ボール・パーク 広瀬 由紀子(康一・由花子夫妻のの養子(?)、静の友達、静と仲がよい) トゥー・マッチ・ラブ・ウィル・キル・ユー 噴上 Jr. (噴上裕也の子供、名前はまだない) ボーン・トゥ・ラン 『老人』 (謎の老人、何かの組織の長らしい、世界制服征服実行中?) オール・エイジス 『彼』 (『老人』の部下) コンプリケイテッド・ゲーム 静パパ (ぶどうヶ丘高校の理事長?)
登場人物(オリジナル) 大柳 賢 (ぶどうヶ丘高校の教師、サッカー部顧問、静がスタンド使いだということを知っている) ボーイ・U・マン、ボーイ・U・サン(仮)、ボーイ・U・クラフト・ワーク(仮) 音石 明 (インディーズではあるものの杜王町のライブハウスで人気沸騰中) レッド・ホット・チリ・ペッパ 川尻 早人 (ぶどうヶ丘高校の教師、写真部顧問、女子生徒の憧れの的、静がスタンド使いだということは知らない) 非スタンド使い 岸辺 露伴 (漫画家) ヘブンズ・ドアー 東方 仗助 (警察官?バイク屋?医者?) クレイジー・ダイヤモンド 東方 朋子 (教頭?国語教師?) 非スタンド使い 広瀬 康一 (スピードワゴン財団杜王支部・超自然部門長官?出版社に就職、露伴の担当?) エコーズ 広瀬 由花子(PTA会長) ラブ・デラックス 噴上 裕也 (私立探偵、警官である仗助とは商売上時に対立し時に利用しあう微妙な間柄) ハイウェイ・スター
登場スタンド アイアン・メイデン 本体:吉良 吉則 能力:スタンドパワーをストックしておく、ストックを開放することで時を自分の意思で数秒から数十分逆行させる 時の逆行には何者も逆らえない(本体も『T・M』すら)、ただし、本体の記憶だけは逆行しない 破壊力:A、スピード:B、持続力:D、精密動作性:B、成長性A キューピッド・アンド・サイケ 能力:無数の点を操る群体型のスタンド 無数の『点』を集めて『線』を作ったり『線』を集めて『面』を作ったり『面』を集めて人型のスタンドにしたり出来る デュエル・オブ・ジェスタ・アンド・タイラント 本体:汐華 聶歌 能力:1:自分が損していることの80%程度を相手に得させる 2:自分が自ら損することの60%程度を相手に得させる 破壊力:C、スピード:A、持続力:B、精密動作性:A、成長性:C スノー・ホワイト 本体:辻 マヤ 能力:シンデレラとほぼ同じ能力,ただし、試練と引き換えに効果を永続させることができる ボール・パーク 本体:平良 清 能力:形を指定して物体を引き寄せる能力,引き寄せるパワーは、形の正確さに比例する トゥー・マッチ・ラブ・ウィル・キル・ユー 本体:広瀬 由紀子 能力:髪の毛を植え付けた相手の感情を知る 破壊力:−、スピード:B、持続力:A、精密動作性:C、成長性:B オール・エイジス 本体:『老人』 能力:目を閉じさせる,そしてその目を閉じてしまった人間が次に目を開けた時、最初に見た人間に強制的に 惚 れ て し ま う コンプリケイテッド・ゲーム 本体:『彼』 能力:必要に応じて職人の方が適当に使って下さい
>>725 キューピッド・アンド・サイケ
破壊力:C スピード:B 射程距離:B
持続力:A 精密動作性:D 成長性:A
スノー・ホワイト
破壊力:- スピード:B 射程距離:C
持続力:A 精密動作性:A 成長性:C
ボール・パーク
破壊力:A〜E スピード:B 射程距離:B
持続力:C 精密動作性:C 成長性:B
オール・エイジス
破壊力:A スピード:B 射程距離:C
持続力:B 精密動作性:E 成長性:A
ボーン・トゥ・ラン
本体:墳上純也(ジュニアのもじり)
能力:ただひたすら『速い』スタンド
破壊力:E スピード:A 射程距離:E
持続力:A 精密動作性:E 成長性:A
能力値はこんな感じでどうですか?
墳上Jr.の名前も考えてみたけど
静「…そうよ、…そう、ぶどうヶ丘総合病院の分娩室…からもう移動したかも知れないけど。 そこに聶歌連れて行って、さっき言った通り、 噴上さんの奥さんに『平常心』譲渡させて。 それからマニッシュ先生にも声かけて。奥さんが眠りさえすれば、後はおさえててもらえるから。 それと由紀子、あんたのお父さんは?…大阪に出張中!? もう、肝心な時に!音石さんもツアーで大阪に行ってるって言うし、 一体大阪に何があるって言うのよ!!…関係ないって?分かってるわよ! それじゃ、頼んだわよ」 静が携帯を切るのと同時に 仗助「おい静、お前の学校についたぞ。こんな所で何をするんだ」 静「いた!大柳先生ーっ、平良ーっ、こっちよ!」 二人が駆け寄って来る 平良「うわ、本当に凄い車だな」 静「早く乗って!兄さん、すぐ噴上さんを追いかけるの!」 仗助「ああ、だがなぜ回り道してまで、この二人を?」 大柳「それは、この車のままでは間に合わないからです。 仗助さん、モンスターカーでのカーチェイス、自信ありますか? 無ければ僕が運転代わりますが」 仗助「?」 静「先生、早く!」 大柳「分かった、いくぞ!『ボーイ・II・マン・ホイール・オブ・フォーチュン』ッ!!」
静「『赤ん坊』は障害物を器用に避けながら、西に向かって時速250km程で飛行中! 現在噴上さんが単車で追跡中だそうよ」 平良「お、あれがその噴上さんじゃないのか? という事は…あそこに飛んでるのが『赤ん坊』だな。よし、俺の出番だ! 『ボール・パーク』!引き寄せて速度を落とせ!」 目に見えて速度が落ちる『赤ん坊』。と、噴上の体からスタンドが飛ぶ。 仗助「よしッ、『ハイウェイ・スター』がとらえた!もう大丈夫か」 平良「それにしても、『赤ん坊』のくせに凄いちから……が増した!?ウオォッ!」 静「ああっ、『ハイウェイ・スター』を振り切っちゃった!」 仗助「どういう事だ!ヤツが『赤ん坊』のスタンドパワーを吸収したはずじゃないのか!?」 大柳「…もしかしたら、あの『赤ん坊』の能力は『高速飛行』などではなく、 『勝手に飛んで行く本体を、「減速」させる』じゃないだろうか? つまり、力を奪えば逆効果……」 静「そんな、それじゃあどうやって…」 もちろん考えてませんwラブコメにも、したくてもしようが無いしw
>>729 そこで「D・J・T」ですよ
Jrのスタンドパワーを上げるのです
その場合、聶歌のスタンドパワーも減ってしまうのだろうか?
>726 乙ッ!! >729 本体はどうやって『勝手に飛んでいる』んだ?秒速70メートル(!)で んで、『ボーン・トゥ・ラン』は、『ハイウェイ・スター』みたいに人の養分を吸い取る 『ハイウェイ・スター』と違って(スタンドが)直接触れる必要はなく、 多くの人から少しずつ吸収する 或いは吸収するのは養分じゃなくて『速さ』とかね もうアレやね、ラブじゃなくていっそ静の母性を書こう…書けるかな…書いて下さい
次スレは、スレタイにラブコメ抜きってことで、どうよ?
>>731 静の母性心の底からキボンヌ
ぶどうヶ丘高校には、奇妙な人物が数多くいる。鴉子も、もちろんその中の一人だった。 彼女は今、踝まで隠れた長いスカートをはき、マスクをして、釘バットを手にしている。 その服装はまさに、昔懐かしいスケ番のそれであった。 (変装は完璧! 後は静が来るのを待つだけね) 鴉子はほくそえんだ。 今回の作戦は、題して『不良に絡まれた所を助けてくれた彼にメロメロ作戦』(長いなぁ)! そのため、鴉子は持てる知識の限りを尽くし、不良ファッション? に身を包んでいるのであった。時代錯誤も甚だしい。 「ねぇ、静。あの黒尾先輩には気をつけなさいね……」 由紀子は気の毒そうに言った。 「あの先輩、あなたとか聶歌君のことをいろいろ調べてるらしいわよ」 「ただの噂でしょ!」 静は、一言のもとに否定した。 彼女にとって、鴉子は憧れの存在である。そんな話など、信じるわけもなかった。 「あなたが信じたくない気持ちはわかるわ。でもね、この前先輩の家に行ったでしょ? その時に、私聞かれたのよ。静と聶歌君は付き合ってるのか、って」 由紀子は、頭の弱い子を優しく諭すように言った。その態度に、静もさすがにムッとした。 「だから何だっての!? もったいぶってないで、とっとと結論を言いなさいよ!」 「だからね、静。先輩はきっと――」
バカバカしい。 静は荒々しく、教室のドアを閉めた。 言うに事欠いてあんなこと――信じる方がどうかしてるわ! 静は怒りながら、化学実験室に向かった。次の時間は、移動教室なのだ。 歩き出そうとした時、後ろから声を掛けられた。 「おう、お嬢ちゃん。ちょーいと待ちなァ!」 振り向くと、何やらコスプレをした女性が立っていた。 その顔には、見覚えがある。 「黒尾先輩? 何してるんです?」 「黒尾? 誰よ、それ? 私は、通りすがりの名も無きスケ番。 黒尾なんていう美人は知らないわ」 そう言って、そのスケ番はおもむろに静の胸倉を掴む。 表情を歪め(怖い顔のつもりらしい)、語気を荒げた。 「おうおう、姉ちゃん。金出しなァ! 出さないと、痛い目に合うぜェ!?」 (さぁて、これで後は汐華君が通りかかればオッケー!) 聶歌も次は移動教室で、この廊下を通る事は事前に調査済みだ。 そのあたりの準備に、抜かりは無かった。 (汐華君の一撃で、私は倒されて、静は彼といいムード! そのまま、愛の告白! そしてゴール・インッ!! いいわ……! 凄くイイ……!! これぞ『愛の天使』の醍醐味よね!) 彼女は、すっかり自分の妄想に陶酔しきっていた。
一方、そんな鴉子の様子を見て、静は顔を引きつらせていた。 由紀子の言った言葉が、脳裏をよぎる。 (まさか…まさか、そんな……!) 「……そうだったんですね」 静は呟いた。 「えっ? なんか言った?」 「先輩、私の胸を掴んでうっとりするなんて……信じてたのに……」 「????」 鴉子は、よく事情が飲み込めていない。 「先輩……私、先輩のこと好きだし、別に先輩の趣味を否定するわけじゃないけど…… 私はやっぱり、男の子の方がイイんです! ごめんなさい!!」 静は鴉子の腕を振り払うと、ものすごい勢いで走り去っていってしまった。 数秒後、悲痛な叫びが校舎全体に響き渡った。 「ちょっとォォーーー! なんか勘違いしてないーーーー!?」 To Be Continued…
つかれた…… コメディはつかれる。っていうか、コメディになってないよ バトルをもっと混ぜるべきか?
吉良吉則関連のSSうp終了。 長編と短編の二つにカテゴリをわけてみたりなんたり。 しかし、こうして改めて見直すと物凄い大作だということに今更ながらに気付き、正直驚愕。 皆さん、ホンットーに乙カレーですたッ! >>ジェスタ氏と611 ◆YMXGRjSTq6氏 激しく乙です。 なんかもうホントに色々していただいてすみません(;´Д`) 『登場人物の設定とかどーやって纏めよー』とダラダラ悩んでたところです。 是非使わせていただきます。 >736 勘違い静になんかワロタ
>>737 乙ー
SSの途中が組みなおされてるのに感動
グッジョブ!!
ラブコメにならないので(=重要な話じゃないので)あっさり決着させます。スイマセン 静「何やってるのよ!とにかく追いかけるのよ!!」 静だけは必死に叫んでいるが、皆の心はほとんど諦めが支配していた。 『赤ん坊』はますます速度を上げ、もはやモンスターカーでもとても追い付けない。 みるみる小さくなっていき、見えなくなるかと思われたその時! 丁度『赤ん坊』の横にあった電線が輝いたかと思うと、『赤ん坊』を飲み込んだ! そして驚く静達のそばの電線から、その輝きが降りて来た。 レッド・ホット・チリ・ペッパー「フッフッフッ、救世主登〜場〜♪」 由紀子「私の『トゥー・マッチ・ラブ・ウィル・キル・ユー』は 髪の毛を植え付けた相手の感情を知る能力だけど、いざって時には逆に 特定の髪の毛を植え付けた相手に救助信号を送る事も出来るのよ。 万が一の時のためにって、父さんと母さんに無理矢理植え付けさせられてたんだけど、 まさか本当に使う時が来るとは思わなかったわ。しかも自分以外のために」 レッチリ「で、連絡を受けた康一くんが、同じ大阪にいた俺を捜し出したという訳さ。 文字通り電光石火で動ける俺には、杜王町と大阪の距離なんて問題にもならんからね。 おっと!そろそろライブの時間なんで失礼するよ。 なんせ俺のスタンドがギターに宿ってないと、どうにも良い音が出せないもんでな」 バシュッ!病室のコンセントへ消えるレッチリ マニッシュ「もう大丈夫ですよ。母子ともに健康です。 お母さんの方はさっきからですが、今は坊やも一緒に、楽しい夢を見ていますよ」
噴上「…以前関わった事件の中に、スタンド使いが相手だったものがあってな、 俺が一人で解決した…いや、解決したと思っていたから別に誰にも言わなかったんだが 実はその時、今の家内が攻撃を喰らってたんだ。 『他の物体に触れていなければ、重力や慣性力の影響が遮断される』 状態なんて、大した事無いと思ってたんだがな。服一枚着てれば防げるしな。 それがよりによって、こんな事になろうとはな……」 回想 医師「おめでとうございます。元気な男の子ですよ。…おおっと!」 父親である噴上の目の前で、とりあげたばかりの『赤ん坊』を、手を滑べらせ落としそうになる。 もちろん本当に落とす事など絶対に無いという自信があるからこそ、この医師が時々やる いたずらであった。実は噴上の方もこの医師の評判で知っていたので、別に焦らなかった。 だがこの時ばかりは違っていた。医師の手が空を切る。 医師「!?」 噴上「なんだとッ!?」 医師の手をすり抜け、噴上や看護師達の間をすり抜けて、分娩室の扉から抜け出る。 飛び去るわが子の姿に、噴上が見た物は 噴上「ス、スタンドッッ!!」
噴上「一度『ハイウェイ・スター』で捕まえかけた時、感じたんだ。 こいつは、わが子ながらとてつもなく強大なスタンドパワーを持っているってな。 それこそ話に聞いていた『DIO』にも匹敵するんじゃないかと思えてしまうくらい …いや、親バカじゃねーぞ? こいつは…その力で、自分にかけられた攻撃から身を守る能力を 胎内で必死ではぐくんできたんだろうな…」 大柳「なるほど。『地球の自転』から取り残されてるとしたら、このあたりの緯度なら 時速約1300kmで西に飛ぶように見えるはず。つまり差し引き 『時速1000km程度で無重力空間内を飛ぶ能力』だったわけか」 静「私ね…小さい時からおじいちゃんによく聞かされてたんだ。 私が透明になるたびに、おじいちゃんや仗助兄さんがどれだけ苦労して助けてくれたかって。 だからもし、またスタンド能力を暴走させた赤ちゃんがいたら、今度は 私がその子を命がけで助けてあげようって、ずっと思ってたの。 母性だなんて、そんな立派な物じゃないわ。 でも…この子は凄いよ。私なんて、暴走してかえって逆に見つけられなくして 結局本当の親とは離ればなれになっちゃったのに、 この子はちゃんと、一生懸命お父さんに向かって飛んでたんだから……」
露伴「とりあえず『親の許可が無いとスタンド能力を使えない』と書いておいたから 目覚めてまたすぐぶっ飛ぶという事は無いだろう」 噴上「ありがとう!皆本当にありがとう!!恩に着るぜ。仗助も…あれ?仗助がいない?」 静「兄さんなら、追跡の時に巻ぞえで事故った人や物を、治しに行ったわ。 それが終わったら、署に行って始末書書きですって。 元々夜勤明けで、私を連れて『トラサルディー』で食事のはずだったのに、大変よね」 噴上「そうか、そいつは悪い事しちまったな。 よし、奴や康一、音石への礼はまた改めてするとして、 とりあえず皆への礼は『トラサルディー』で、俺のおごりで食べ放題ってのはどうだ?」 皆「おおーーーーっ、やったー!」 静「あ、噴上さんに兄さんから伝言があるのよ」 噴上「何て?」 静「『俺達のはスタンドで一時的に強化した車だから良いが、お前の単車は あのスピードは違法改造じゃないのか。後で署まで来い!』って」 噴上「うへぇっ、勘弁してくれよ」 ワッハッハッハッハ…… ラブコメどころか、大昔のチープなホームドラマみたいなオチにしてしまいました。スミマセン
何か忘れてるような気が…ーと思ってたら 「To Be Continued…」つけるの忘れてました
ブラボー!ブラボー!
妙な夢を見た。 我々の妄想の産物に過ぎないはずのこのスレの内容が 最近はゲーセンでもあまり見かけなくなった『3部ゲー』のような 格闘ゲームになっていた。 画面上からいなくなったり、見えない何かを投げつけたりする静(攻略ライター泣かせ)。 技が発動すると、相手は「隙も大きい強攻撃」自分は「素早い弱攻撃」(あるいはその逆) しか使えなくなる聶歌(地味で、ドクロートにしか使えない)。 ラウンドが始まってから途中までの攻撃や、場合によっては前ラウンドの結果まで 無かった事に出来る吉良吉則(プレーヤーにとっては喉から手が出る程欲しい技だが、 所詮ボスキャラ)。 相手に強制的に間合いを詰めさせたり、普通の飛び道具とは逆に相手の後ろの 画面外から物をぶつけたりする平良清(一応、バットで殴る)。 変幻自在、多彩でトリッキーな攻撃を仕掛ける黒尾先輩。 ジョジョマニアが泣いて喜ぶ色々なマイナースタンドを操る大柳賢。 ……鬱。
やりてぇ
静・ジョースターの超必殺技 『スタンド大暴走』 超必ゲージがたまると勝手に発動 ゲージがなくなるまで画面全体が真っ白になる
大柳賢の超必殺技 『じゃんけん』 三回じゃんけんして(派手なエフェクト付)勝ったら相手はスタンドを出せなくなる
>ドミノ工場 スマン、書いちまった 『ぶどうヶ丘怪奇譚 美術室の幽霊』 大柳賢が『開かずの地下室』に『ボーイ・U・クラフト・ワーク』で『罠』を仕掛け終わって屋上へ向かっている途中数人の足音が聞こえた 足音を忍ばせて追いかけるとどうも職員室から出て上に向かっているようだ 彼等は鍵を使って美術準備室へ入っていく 「美術室?どんな噂があったけ?」 さてどうするべきか… 単に怪談を調べに来ただけならほうっておいてもよさそうではあるが、、やはり一抹の不安は残る
「ねぇ、あんたは何か知ってる?『美術室の幽霊』について」 美術室を見回しながら静が聞く 「いや、全然知らねぇと云うよりそんな話は今回始めて知った」 清がデッサン用の裸婦像を撫で回しながら答える 「大体そんなことは先輩や先生に聞いたほうがいいんじゃないのか?」 吉則は興味がないのだろうか椅子に座ってミネラルウォータに口をつける それを聞いて静かは腰に手を置き怒った様に言った 「ちょっと、やる気あるの?私達はね、美術室の幽霊を調べに来たのよ? 何でもいいわ、幽霊と関係なくてもいいから何か噂とか聞いたことはないの?」 「平良君、さっき『そんな話は今回始めて知った』と、言ったな? 『そんな』とはどういう意味だ?」 吉則がそう聞いたが、清は言い回しが気に入らないのか口を開かない 「どうなの?平良」 静に促されて口を開く清 「いや、俺が転校して来てすぐさぁ野球部で合宿があったんだよ それで怪談の話になってさ、『七不思議』も話題に出たんだよ」 (注:野球部合宿→夏、『ぶどうの杜』七不思議特集号→秋とでもしといてくれ) 「そこで聞いた話は…あ〜『血塗れのトイレ』!!『屋上から飛び降りる少女』!!『体育館の亡霊』!! え〜『音楽室で鳴るピアノ』!!それと…なんだったっけなぁ〜 オォッ!!『プールに引き込む手』ェ!!それに『血の出る水道』ッ!!これで全部だ」 指折り数えながら必死で思い出した清…に静かのツッコミが入る 「ちょっとぉ〜何言ってるの?まだ六つしかないじゃないッ!」 それを吉則と清が同時に諭した 「だから『そんな話は今回始めて知った』なんだろ?」
どうでもいいが吉良はラスボスじゃなかったか。
>>753 吉則?
決定では無いかな
俺は『老人』だと思ってるんだけど
吉則は幹部クラス
それはさておき
俺も、SS1本書きました
はっきりいって、長いです
今回はラブコメの「ラブ」がテーマ
って言ってもそんなたいしたことないけど
日曜日―― 静と聶歌は、オープンしたばかりの「ぶどうヶ丘遊園地」に来ていた。 静は、傍から見ても上機嫌で、落ち着きなく園内を見回していた。 聶歌は、傍から見ても不機嫌で、落ち着きのない静を睨んでいた。 「ほら、もっと楽しみなさいよ。遊園地なのよ。楽しまなきゃ損じゃないの」 「君は、この遊園地に来たかったのかもしれないが……」 「うんうん、チケットをくれた黒尾先輩に感謝しなきゃね」 「……なんで僕まで来なくちゃいけないんだ?」 「それも先輩のおかげよ。是非汐華君と行ってねって。感謝しときなさいよ」 「誰がするか! 僕は遊園地が嫌いなんだ。 こんな、何の役にも立たない所……無駄なんだよ、無駄無駄。」 「文句言ってないで、楽しむのよ! あれなんてどう?」 静はゴースト・ハウスを指差した。 最新の技術の粋を集めて造られたお化け屋敷は、その怖さに定評がある。 「いやだ」聶歌は即座にはねつけた。「あんなの子供だましだよ」 「じゃあ、あれ!」 静はウォーターシュートを指差した。 今日のような暑い日にはうってつけの、爽快なアトラクションだ。 「いやだ」聶歌は再びはねつけた。「水に濡れたくない」 「仕方ないわね。じゃあ……あれしかないわ」 静は『それ』を指差した。 全長2480m! 最高時速173km! 最大落差98m! この遊園地の目玉の、日本最凶のジェットコースターだ。 「いやだ」聶歌は三度はねつけた。「いやったら、いやだ」
「もう、あんたは!」 静はとうとう怒り出した。 「いやだいやだって、小学生じゃあるまいし。本当は怖いだけなんじゃないの?」 その一言に、聶歌が明らかに取り乱す。 「そそ、そんなわけないだろう! 失礼だな!!」 額に汗を浮かべて狼狽する聶歌。 「やっぱりそうなんだ。ふーん……」 静の口元に、薄く笑いが浮かぶ。 「そんなに怖いのが嫌なんだったらッ! ――」 静は、少し離れた所で子供たちと戯れている着ぐるみ(この遊園地のマスコットキャラクター)をビシィッ! と指差した。 「――あの子と遊んでなさい!!」 聶歌が、それを見つめる。 不恰好な胴体、それと同じ大きさの頭には、不自然に大きな目が張りつけられている。 ブタか、カバか。よくわからない謎の生物、いや無生物。 「不細工だな。大体、どんなにそれらしく振舞っても、中には人が……」 「中の人などいない!」 静は、思わずそう叫んだ。聶歌がその迫力に押されて、黙り込む。 あらためて着ぐるみを見て、静は呟いた。 「かわいいじゃない」
近くの茂みの中で。 「今よ! 二人が言い争ってる!!」 鴉子は、側に座った平良に言った。 「二人の間に進展がなかったのは、『焦り』が無かったからよ。 今回の作戦! 題して!! 『突然のライバルの出現に、嫉妬して思わず告白大作戦』!! の決行の時ね……」 「長いッスね」 「うるさいわよ。 あなたという『恋のライバル』が現れて、静と仲良くする。 すると、汐華君は嫉妬しまくり! 焦って告白、というわけよ……わかった?」 「って言うか、あの二人は別になにもないと思うんだけど。 それに、ライバルって言うんなら、俺は前々からそのつもりで……」 「つべこべ言わないの! あなたのバッティングフォームを、 生物学的・力学的見地から改善してあげたのはどこの誰? 打率が一割アップしたのは誰のおかげ!?」 「うう…それを言われると弱い……」 「あなたは私の言うとおりに動けばいいの! OK!? じゃあ、行ってきなさい!!」 「はぁーい……」
「よお、静と汐華じゃん! 奇遇だな」 平良は、怪しまれないよう、さりげなく声を掛けた。 「あ、平良! 丁度よかった。いま一人?」 「ああ、そうだけど。それがどうかしたのか?」 それを聞いて、静が平良の手を取り微笑んだ。 「この遊園地、一緒に回りましょう!」 平良清、十六歳。まさかッ! まさか、こんなに積極的に誘われる時がくるとはッ!! 「おお、回ろう!! 回り尽くそうぜ!!」 平良は静の手を、わずかに握り返した。 白くて小さなその手は、強く握ると壊れてしまいそうだったから。 「じゃあね、聶歌。私は平良と一緒に行くわ。あんたはどうするの?」 「そこら辺りをぶらぶらしてるよ。ここは売店も多いしね」 「わかった……。 平良! 今日は全部制覇するわよ!」 「合点承知!」 平良は去り際に、鴉子の潜む茂みをちらりと見た。 (これでいいんだろ? だがな、俺のこれからの行動は、あんたとは関係無い。 俺は今から、俺自身の意思によって行動するぜ)
日も暮れて― 平良とのデート? は意外と楽しかった。 ゴーストハウスではちょっとビビッたけど、その後の平良のお喋りのおかげで幾分か和んだ。 ウォーターシュートの後は、水滴を『引き寄せて』、服を乾かしてくれた。 ジェットコースターに乗った時は、スタンドを使って、速度を(少しだけ)速くしたり……。 「今日は楽しかったわ。ありがとね」 「いや、静のためならなんでもするぜ……っと、センパイガヨンデルヨ……」 「ん? なんか言った?」 「え、ああ、用事があるんで、俺はそろそろ帰るよ じゃあな。今日は楽しかったぜ」 平良を見送ったあと、静はベンチに腰掛け、一息着いた。 (確かに楽しかったけど、ちょっと物足りないような気がするな……) 「静! 静・ジョースター!」 大声で呼ばれ、咄嗟に顔を上げた。 そこには、聶歌が立っていた。手に何か持っている。 「あれ? 聶歌、まだいたの?」 「まだいたの、とは随分だな。君を待っていたのに。ほら」 そう言って、手に持っていた包みを投げてよこす。 「これ、なに?」 「開けてみろ」 静は、かけられたリボンをほどき、包み紙を破った。 その中には――「ぬいぐるみ?」 それは、この遊園地のマスコットキャラクターのぬいぐるみだった。 「プレゼントだ」 聶歌が言った。 静は、そのぬいぐるみを握ってみた。ふかふかして気持ちいい。 「……意外。あんたが、こんな気の利いたことするなんて」 「偶然店で見つけたんだよ。かわいいって言ってたろ?」 「ふふ、うれしいわ。これ、ホントにかわいいわ。中に人は入ってないしね?」 「ふん!」 聶歌の顔は、夕焼けの中でも分かるほど、真っ赤だった。
鴉子は、すぐ側のカフェからその様子を眺めていた。 「先輩、そろそろ帰ろうぜ〜」 平良が隣で喚いている。 (告白させるのは無理だったけど。…作戦は成功、かな?) 鴉子は微笑んだ。 「じゃあ、帰りましょう。もちろん、あなたのおごりね」 「げッ! マジで? 今月ピンチなんですけど……」 平良の訴えなど、当然ながら無視する。 席を立つとき、鴉子はもう一度、静のほうを見た。 赤く染まった風景の中、静が楽しそうに笑っている。 それは、平良と一緒にいたときとは違う、極上の笑顔だった。
長!! ここまで長いとは思わなかったよ… ごめんなさい… でもさ、こんだけラブ?を書いたんだから、 バトル書いてもいいよな?な? 次で一応最終回の予定なんだけど…
>761 次回最終回? そ、そんな、『ぶどうヶ丘怪奇譚 美術室の幽霊』がまだまだ収拾付かないんだけど… できたら今スレは一年生の話ってことにしない?で、次スレを二年とか… うぅ〜『美術室の幽霊』が無駄に長くなっちまうしラブ要素もまだ出てきてねぇし と、まぁそれはそれとして乙ッ!! 素晴らしいラブだッ!
>>762 黒尾先輩編が、ってことです
紛らわしい書き方してすみません…
>763 むちゃくちゃビビッたよ (学校の怪談か…) 賢も自分が高校生だった時怪談を調べに深夜忍び込んだ あの時は教師や警備員には見つからなかったがピアノを壊してしまいちょっとした騒ぎになった だからこそ、怪談は受け継がれたのだろうし、学校の警備も厳重になったのだろう (ヤレヤレ、やはり注意した方がいいな… しかし…美術室(準備室)にまつわる怪談なんてあったか?) そんなことを思いながらドアを開ける 「こんな夜中に何をしてるんだい?」 ドアを開けるとともに声を掛けた…と、少し驚いた 不思議な組み合わせだ 「学校の怪談でも調べに来たのかい?その…やっぱりジョースター君が」 彼等は意外にも素直に姿を現した てっきり『アクトン・ベイビィ』で姿を消すかと思ったのだが (当然『ボーイ・U・クラフト・ワーク』で罠は仕掛けておいたがね) (注:髪の毛か何かを『固定』しておけば相手の動きが数瞬止まる) 「はいですが…」 言いかけたのを無視して言葉を重ねる 「で、君達は付いてきた、と とりあえず警備員に見つかると面倒だ、宿直室に…」 そこまで言ったとき隣の部屋で物音がした
「最悪だ…」 吉則が呟く 「ちょっとぉ〜平良ッ、何やってるのよ」 静が声を抑えてなじる 清が裸婦像を倒し壊してしまったのだ 鈍い音がして裸婦像は腕が欠けてしまった 「ち…違うんだ、今隣の部屋で物音がしただろ?」 清は必死で弁明する 「大丈夫だ、俺が何とかする」 その言葉を聞いて清は薄笑いを浮かべ道を開ける そんなものを見せられた静は思った (やっぱり同世代の子はだめね、恋愛するなら絶対年上って云うか露伴おじさまね) 何か…違和感がする (絶対年上?でも…) コトッ 全員が一斉にそちらを見る 美術室と美術準備室をつなぐ扉がホンの少し開いている 全員を射程距離内に呼び、『アクトン・ベイビィ』で透明になる 力尽きた、ドミノ工場氏どうよ?
さすが両氏とも面白いなあ >美術室幽霊 3人と大柳との駆け引きと思いきや、あっさり合流 という事は、本格ホラー調? >黒尾先輩 バトルで散っちゃうのか、惜しいな。結構いいキャラクターだと思ったけど ここで提案・C&Pが『ストーンフリーみたいに』集合して一体となる時は 人型じゃなくて『馬型』になるというのはどうだろう 「私がプロデュースする恋路を邪魔する奴は、馬に蹴られて新弟子前!」
「ちょっと待って、先生」 賢は言われて振り向く 「そのドアは開けない方がいいかもしれません」 こんな時によくそんなに冷静でいられるものだ、何故こいつが静と一緒にいるのだろうと思う 一旦部屋の奥に戻り小さい声で話す 「どうしてドアを開けない方がいいと思う?」 賢としては正直夜食も食べたいし、仮眠もしたい できればさっさと音の正体を調べて静たちを帰らせたいのだ 「ご存知でしょうか?、今月号の『ぶどうの杜』に七不思議の特集が在ったんです」 「知っているよ」 なるべく『馬鹿馬鹿しい』と、云う空気を強調する 「その中に『「美術室の幽霊」について、皆さんからの情報提供をお待ちしております。』と、書いてありました おかしいですよね?記事にするならきっちり調べておくはずです…それで少し調べてみたのですが…」 「数年前まで『美術室の幽霊』なんて不思議はなかった…だろ?」 自分が年をとったからだろうか?賢は(何でこんな面倒くさいことをするんだ?)と思う 「それだけではありません、他の記事に比べれば何も書いてない、と言っていいほど書いていないんです つまりここ最近、いや数ヶ月かひょっとしたらここ数週間で出来た噂かもしれない 例えば先生…学校に住み着いているスタンド使いの浮浪者がいる、とは考えられませんか?」 だが、賢は聞きながら別のことを考えていた (何故こいつはこんなに必死なんだろう?まさか『静の為』とか言わないだろうな? 最初は『何か悪い』目的で近付いてきたのかと思ったが…) 「幽霊の正体は…」
「幽霊の正体はスタンドts…」 思わず大きな声を出しそうになったところを抑えられる静 「君は人の話を聞いていなかったのか?僕はそう考えられる、といったんだ、オッと…」 吉則は『静の保護者』に凄い形相で睨まれたので『アイアン・メイデン』で『2秒逆行』させた (ry 「静、お前はどう思う? このままさっさと帰るか、スタンド使いにしろ幽霊にしろホンの少し調べて帰るか… 因みに『さっさと帰る』がお勧めだ」 『お勧め』と云う様な表情ではないのに気付いているのかいないのか、静はなんともあっさり答える 「調べる」 清が寄ってきて耳打ちする 「おいおいいいのかよ静ァ〜、アレは絶対怒ってるぜ…ここはひとつ素直にさぁ」 「え?私は素直だけど?」 そうだった、そう云えばこいつは16年間アメリカで暮らしてたんだ… どうするか?ここで『保護者』の点数を稼いでおきたいが説明するのは結構難しそうだ 「行くぞ、静、調べるならさっさと調べて帰る」
>766 サンクスッ!!いや、よくあるといえばよくある話なんだが…フフッ >611 ◆YMXGRjSTq6 もし『老人』がラスボスならこうやね 「静・ジョースター、組織が君の干渉することはないだろう…それじゃぁお別れだ 元元組織から君を守る為に学校に残り続けたんだからな…」 「そんなッ!!(ry
アアアワアワヽ(´Д`;ヽ=ノ;´Д`)ノ アクセス規制くらってる間にすげぇ話が進んでるッ?! 本当に申し訳ありません、ジェスタさん。 話を投げっぱなしにしちまってスミマセンスミマセンスミマセ(ry とりあえず、SSうpしてみます。 展開的におかしくなりそうだったら内容をあぼーんしてください…。 壁|・ω・`)ノ□ ドゾー…
『来ないの。まだ来ないの。あの子が来ないの。』 扉の向こうからビリビリと空気が振動してくるのが解る。 「そうだな。理由は幾つか思いつくが…。」 『あたしの呼び掛けが足りなかったの?』 「いや。それはないだろう。」 『凄く頑張って呼びかけたのに。まだこないなんて。』 こつこつと小さく響く足音は一人分。だが、聞こえる声は二人分だ。 いや、声というより思念がそのまま心に響いてくる――という方が正しいだろうか。 それなのに、普通の人間が発する声よりも幾分空気が震えすぎのような気がする。 「(あの声って…まさかッ?!)」 「(ああ、そのまさかだな。)」 「(本当に居たのか…。)」 「(だが、残りのもう一人の方は誰だ?)」 ヒソヒソと小声で相談しあう静たちにまぎれながら、衝撃に打たれている男が一人居た。 (…なんで。なんで、こんなところに『彼』がいるんだッ…?!) 『彼』。素性は元より、名前も知らない。 ただ分かる事は『老人』の影のように、常に側にいることだけ。 その『彼』なる存在を知る一人、吉良吉則は美術室の幽霊よりも『彼』の方に神経を集中させた。
「もしかしたら、もう来てるのかもしれないよ? 心配なら君の力で迎えに行ってあげればいいさ。」 その『彼』の安心させるような微笑に少し空気が柔らかくなった。 「さ、やってごらん。きっと彼女は来てくれているさ…。自分を信じるんだ。」 その言葉と同時に、ぴぃんと張り詰めたような空気が辺りを支配し始める。 『お願い、もっとそばにきて。あたしのそばに寄ってきて。』 哀願とも切願とも言えるような声は、美術室に響いてガラス戸を振るわせ始める。 『この人たちの役にたちたいの。あなたが必要なの。 あの人はあなたを求めているの。とってもとっても必要なの。 あたしは死んだけど、それでもあの人の役に立ちたいから…。』 その声が美術室にこだますると同時に全てのものがふわりと中空に浮き始める。 『おねがい、来て?』 「―――――!!!」 空気が咆哮を放つと同時に、美術室の窓ガラスは音の衝撃で割れていく。 『お願い、パープル・ピープル・イーター…。 誰の目にも見えないあたしの代わりに彼女をここまで連れてきて。』 「(わたしを探してるって…ひぃっ、ガラス片がかすったぁ!)」 「(だけどよぉ〜…これでハッキリしたことがあるぜ!)」 「(まず、彼女が…美術室の幽霊とやらが本当にいたこと。)」 「(そして、その彼女はスタンド使いという事だ!)」 静かに大騒ぎする四人には気付かず、彼女はひとりごちるかのように小さく小さくつぶやいた。 『お願い、早く来てね…あたしの肉体(ボディ)…。』
美術室に忍び寄るは二つの影! 不穏な言葉を口にするのは美術室の幽霊! 今まで何の動きも見せなかった『彼』のその真意は?! 次回、まさかまさかのバトル勃発?! い〜や、違うねッ! 今度こそラブでコメな展開な筈ッ! …いや、マジでゴメン。 とりあえず、この話の続きあるので2・3時間たったらもっかいうpしまつ…。
>770、五行目 ×組織が君の干渉することはないだろう ○これでもう『組織』が君に干渉することはないだろう 読んでみたら他にも結構矛盾とか誤植とかが…鬱 >ドミノ工場 『ぶどうヶ丘怪奇譚 美術室の幽霊』どの位まで考えてある? 最後まで纏められそうだったら纏めて下さい 新スタンド(?)とか出てきたし
やっべぇ!
『彼』を先に出されちまったよ……どうしよ
>>673 で露伴に書き込まれてしまった『老人』を復活させようとか考えてたんだけど…
ドミノ工場氏は『彼』の能力とか考えてます?
因みに『オール・エイジス』では『アイアン・メイデン』に勝てないので 『彼』(コンプリケイテッド・が眼)が吉良をけん制してるって脳内設定(そういうのは早めに家よ…うぅ
が眼…いつかやるとは思ったがやっちまった が眼→game→ゲーム なんか無駄にレス消費しちまってスマン お詫びにネタを… ぶどうヶ丘高校は2020年まで『体操服はブルマ』をつらぬき通し インターネット上某大型掲示板にて『最後の楽園』として話題になっています
>>777 吉則は別に、『老人』に立てつく気はないんでは?
だから、牽制はしなくてもいいような気が…
俺の中ではこうなってます↓
『コンプリケイテッド・ゲーム』
纏うタイプのスタンド。(ホワイトアルバムみたいな)
非常に硬く、ほとんどの攻撃(例えばスタプラのラッシュなど)にもびくともしない。
装着することで、身体能力も上がる。
破壊力:A スピード:C 射程距離:E
持続力:A 精密動作性:B 成長性:B
ドミノ工場氏! 応答願います!!
>779 オォッ!凄エェッ! 私もほとんど同じ事考えてた 私の場合は『射程距離内のスタンド能力を無効化』だった もしかして『xtc』聞いたことある?
>>780 残念ながら、ないです
洋楽ですか? 洋楽は聞かないので…
今、執筆中なのですがドミノ工場氏の意向を聞かないことには進められません
『コンプリ〜』もこの能力じゃないと、ネタが成り立たないもんで
とりあえず、途中までを上げますので、返答を早めに下さい
>>ジェスタ氏
とりあえずエンディング自体は考えてありますんで、そこまで逝って見ます。
>>611 ◆YMXGRjSTq6氏
今回の話では『彼』のスタンド能力出てこないので、全然考えてませんでした。
いまエディタの前でもそもそ文章打ってる最中なので反応遅いです(;´Д`)ハァハァ
『体調が悪い』 汐華聶歌の、最近の悩みはそれだった。 ああ! 頭が痛い、お腹が痛い…… だが、その程度で学校を休む聶歌ではない。 というわけで、彼は今日も不元気に登校するのであった。 教室に入るなり、由紀子が詰め寄ってきた。 凄い剣幕で、聶歌に詰めかける。 「ねぇ。静と会わなかった!?」 「いや、会わなかったけど……。なにかあったのか?」 「寝坊してないか、ケータイに電話したんだけど……電話に出なかったのよ 嫌な予感がしたから、杖助…静のお義兄さんね…にかけたら、もうとっくに 家を出たって……。もしかしてなにか事件に巻き込まれたのかな? とか心 配になっちゃって……。心当たりない?」 心当たり……は、ある。だが、その心当たりは口には出さなかった。 もし、この予想が正しかったら、由紀子を巻き込む事になる。 それは避けなければならない。 「いや、ないよ。どうせ、寄り道でもしてるんだろう。気にする事はないさ」 「そうだといいけど……」 聶歌の言葉に、由紀子はとりあえず自分の席に戻っていった。
(本当に寄り道してるんだったらいいけどな……) だが心当たりはあっても、聶歌にはどうする事も出来なかった。 何をすればいいのかさえ、わからない。 (くそ……ッ!) 聶歌は拳を握り締めた。 (あれ、なんだ…?) その拳の中に、何かの感触があった。 手を開くと、紙が入っていた。いつのまにか。 背筋がゾクリとする。得体の知れない状況への恐怖感。 震える手で、しわくちゃの紙を読む。 『静・ジョースターは預かりました 返して欲しいんだったら、一人で○○工場跡へ来て下さい 待ってますよ』 (やはり、『彼』か……) 『彼』しかいない。 それは推測ではなく、限りなく確信に近い。 紙を、握り締める。 聶歌は、由紀子に気付かれないよう、ひっそりと教室を出た。
(さて、行くか……。○○工場ってどこだったかな?) 「汐華君、それは罠よ」 後ろから声をかけられて、びくっとする。 振り向くと、最近よく出会う女性の顔があった。 「黒尾先輩…あなた、いつも背後にいますね……と、今なんて言いました?」 「それは間違いなく罠よ、って言ったのよ ついでに言っとくけど、私もスタンド使いなの。 さらに言うと、『老人』の元部下っていうか、協力者よ。あなたと同じね」 「……そういう事は、早く言ってください それで? 罠だから行くなって言うんですか? そんなの……」 「あ〜、待って待って。行くな、なんて言わないわ。 むしろ、行ってほしいの! 是非とも!!」 「……え? ど、どうしてですか……」 「だって、さらわれた姫を助けるのは王子様のッ……コホン。 まぁとにかく、行きなさい! 命令よ!!」 鴉子が頬を染め、そう言う。どことなく目が虚ろだ。 何を考えてるんだろうか? 「命令されなくても、行きますよ!」 「よし! それでこそ白馬の王子様!! あ、ちなみにこれ、○○工場跡までの地図」 そう言って、鴉子が聶歌に紙片を握らせる。 「それじゃ、がんばってね〜」 廃工場に向かう聶歌。そこには、何が……?
これで前編
あと、中編と後編がある予定です
>>782 返答ありがとうございます
とりあえず、コンプリはこの能力ということで、進めます
執筆頑張ってください
期待しております
>781
『complicated game』 by xtc
前略
someone else wil come along and move it.
and it's always been the same.
it's just a complicated game.
まぁ、『c・g』は使うつもりはなかったんで最初に使う人に一任します
ドミノ工場氏は使わんみたいだから>779でいいんじゃない?
>>782 frame frame
焦ってたせいか、誤字脱字おかしな表現てんこもりですな 推敲はちゃんとしなきゃなー
>>787 英和辞書とにらめっこしてました
「『困難なゲーム』
誰か他の人がやってきて、それを動かすだろう
それはいつも同じ
まさに困難なゲームだ」
これでいいんだろうか
まったく自信ないですが
歌詞に即した能力もよかったですね
>789 ショウジキスマンカッタ 私の訳だとこんなん 誰かがやってきて(元の位置に)動かしてしまう (結局)いつも同じところにしかない (それでも)複雑なだけで単なるゲームさ
このスレ、ほとんど3人で回ってるのか
ageようか? だれもageてないから気が引けるんだが
必要ないでしょ
○○工場跡。街の外れ、誰も近寄らない所に、それはあった。 「遅いよ。もう来ないのかと思った」 『彼』は薄暗いその中で、一人立っていた。 いや、『彼』の後ろに、もう一人いるのに気付く。 「静……」 地面に転がっている静に、呼び掛けてみる。 だが、ピクリとも動かない。 (まさか……?) 「安心して。気絶してるだけだよ それよりも……いい知らせがあるんだ」 言いながら、『彼』は、聶歌の方にゆっくりと歩み寄ってくる。 「『老人』がね、復活したんだ」 「!!!!」 岸部露伴に『スタンドを悪事に使えない』よう書き込まれた『老人』。 復活した? どうやって? そんな聶歌の思考を読み取ったかのように、『彼』は説明を始めた。 「静・ジョースターを盾に脅したら、すぐに書き込みを消してくれたよ。 物分かりのいい人で、助かった。再起不能になってもらったけれどね。 今頃は……女の尻でも追っかけてるんじゃないかな? ハァーハッハッハッハッ!!」 『彼』の笑い声が、工場内にこだまする。 聶歌は、『彼』をじっと見つめている。恐ろしさに、身を震わせて。 歩み続ける『彼』の、そのシルエットが、いびつな形の『鎧』に包まれていく。 一歩ごとに、ゆっくりと、だが、その圧倒的な存在感を放出しながら。
『コンプリケイテッド・ゲーム』 硬い、非常に硬い、究極の『鎧』を纏う。 その恐るべき力。 聶歌もよく知る、『彼』のスタンド。 勝てるか? (……勝てない) 『D・J・T』程度のパワーでは、その鎧を打ち破る事は出来ない。 それだけ、圧倒的なパワーを誇るスタンド。 だが……聶歌の目的は『彼』を倒す事ではない。 隙を見て、静だけでも助ける事が出来れば…… 「裏切り者は始末しなきゃならない」 スタンドは、完全に発現した。 「さて。悪いけど、君も再起不能になってもらうよ」 その言葉と同時、『彼』が地面を蹴った。 爆発的な加速力。間合いは一気に詰まる。 (落ち着け!) 聶歌は自分に言い聞かせる。 (恐怖で速く見えているだけだ。実際はそんなに速くない。 かわして……一撃! それで、一瞬でも動きが止まれば……!) 『彼』が聶歌に肉迫する。繰り出される拳。 それを紙一重でかわし……目の前を通り過ぎる『彼』のわき腹に、一撃を加える! 作戦通り、だが…… 「ぐうッ!!」 ダメージを受けたのは、聶歌の拳。 裂けた指の皮から、血が溢れ出す。骨は微塵に粉砕している。 (思った以上の、硬さ……!) 凄まじい痛みに、聶歌の動きが止まる。 『彼』が向き直った。
「お返しだよ」 ドグシャァッッ!! 聶歌のわき腹に、ダイヤモンドよりも硬い拳が突き刺さる。 一瞬の静止――聶歌はその場に、崩れ落ちた。 「味な真似をするね……」 『彼』が呟いた。 その視線の先、「C・G」の拳には、無数の『点』がびっしりとこびりついている。 攻撃の瞬間、『面』でその衝撃を和らげたのだ。 さすがに、防ぎ切ることはできなかったが。 「カラス……出て来てくれないかな? 話したいこともあるしね」 その呼び声に応え、廃工場の陰から、するりと現れる。 漆黒の、『愛の天使』が。
これで中編 後編は鴉子バトル&エピローグです 明日、うpします
ワクワク
遠足で外国行く高校なんてあるかなぁ? あったら一本書いてみたい ところで『デュエル・オブ・ジェスタ・アンド・タイラント』の邦題は『道化師と暴君の決闘』 これって平良と吉良or『老人』が静をめぐって決闘してるみたいだ
現れた鴉子は、まず聶歌に歩み寄り、彼の側にしゃがみ込んだ。 「情けないわね。あんなヤツに負けるなんて」 あんなヤツ、だって? その言葉に、『彼』は少しムカッときた。 「いきなり……それですか」 脇腹を押さえながら聶歌が、苦しそうにうめいた。 「『彼』は強すぎる。勝てませんよ……僕も、あなたも……誰もね」 「あら、あなたでも勝てるのよ、あんなヤツ」 「お喋りはそのあたりまでにして下さい……カラス」 穏やかなその呼びかけとは裏腹に、『彼』は内心、かなりイラついていた。 彼女は、『彼』の力を知っているはずだ。 鴉子……あんなヤツに負けるなんて、それこそ有り得ない。 余裕ぶりやがって…… 「大した自信ですけど、本当に俺に勝てるとでも思っているのですか?」 『彼』は笑った。おまえが、勝てるわけない。 「勝てるわ」 鴉子が断言する。 「あんたみたいな、クソヤローには負けないわよ」 「どうやって勝つつもりかな? 君の攻撃は、私には効かない。そのくらいは、わかるだろう?」 「じゃあ、黒尾先生が丁寧に説明してあげましょう。御静聴願います」 そう言って、鴉子が黙り込む。何かやっているようだ。 その姿を凝視すると、彼女の前に『点』(少し固めてあったが)が浮かんでいるのが見えた。 「まず、私のスタンドは『点』を操ります。『点』は何次元ですか? そう、0次元ですね」 突然、教師口調で話し出す鴉子。 ……コケにしてるのか? この俺を? 「何をわけのわからないこと言ってるんですか? いいかげん、そろそろ潰しますよ!」
「はい、黙ってね」 ベゴォッ!! 鴉子のセリフと同時に、奇妙な音が聞こえた。『彼』のすぐ側から。 『彼』は最初、何が起こったのか理解できなかった。 激痛が襲ってきて初めて、ようやく理解する。 『彼』の右腕が、不自然な方向に曲がっていた。 「ば、馬鹿な……!!」 最硬の『C・G』が曲げられるなんて? 「あり得ないッ! あり得ない〜〜ッ!!」 『彼』の絶叫が響く中、鴉子が淡々と『授業』の続きを開始する。 彼女は次に、『点』を伸ばして『線』を作り出した。 「これが一次元。まぁ、物理学の基本中の基本よね」 さらに、それが引き伸ばされる。 「これが二次元です。いわゆる『面』ですね」 『彼』は、恐怖した。鴉子は、何をした? 何をしたんだ? 「カラスッ! 貴様、何をしたッ!!」 「黙れって言ってんだろ」 ボゴォッッ!! 「グアァァァァァッッッッッ!!」 冷徹な一言と共に、『彼』の左腕もあっけなく捻じ曲がる。
何事もなかったかのように、『面』を重ねて『馬』のビジョンを作り出す彼女。 「さて……これが、三次元です。私たちのすむ世界ですね。 順を追えば、次は……もうわかるよね?」 それがさらに引き伸ばされる。あり得ない方向に。 「これが『四次元』!! 見えないでしょう? いま、『C&P』は四次元空間にいるから。 四次元から見た三次元は、つまり! 三次元から見た二次元と一緒。 お前の自慢の『C・G』も、四次元ではペラッペラというわけね」 どんなに硬くても、薄さのないものを破壊するのは簡単。 四次元方向からの攻撃ならば、どんなものでも破壊可能。 「これが、『C&P・パーフェクト・ウェイ』! 『Q&P』の真の能力!! 自分は四次元を見れるわけじゃないから、命中精度が低いのが難点なんだけどね……」 (予想外……カラスがここまで強かったとは……! ここは、一旦退くべき、か……) なんとか落ち着きを取り戻し、彼は考える。 退却するしかない。ここで、再起不能にされるわけにはいかない……。 「カラス、この勝負、一旦預ける。次は、必ず……」 そう言い残し、彼は工場のひびの入った窓から、外へ飛び出していった。
「大丈夫? 汐華君」 「大丈夫です。しかし……先輩、強かったんですね」 「ああ、あれ? あんまり使いたくないのよね 精神力の消耗が激しすぎるから…… そんなことよりさ。私、静が目覚める前にいなくなるから」 「ハァ…」 「その前に、忠告があるの。 汐華君。二人きりになったら、自分の正直な気持ちを、静にぶつけてやりなさい! 私のことは言わなくていいわ。手柄は全部、あなたのもの。 今のあなたは、とらわれた姫を助けた、白馬の王子様よ! 自信持って!!じゃあね!!」 風のように現れた鴉子は、こうして、風のように去っていった。 「ん、ん……。ん?」 背中の静が、目を覚ましたようだ。 途中から、気絶ではなく睡眠をしていたようだが……。 「ここ、どこ……?」 「君の家の近所だ。どんな目にあったか、覚えてないのか?」 「え? えーと、誰かに…さらわれたのよ! そう!! でも、それからの記憶が、全然ない……?」 「明日、学校でゆっくり話してやるよ。それより――」 聶歌は、鴉子の言葉を思い出す。 今こそ、言うべきだろう。 「君に言っておきたいことがあるんだ、静」 「何?」 静は少し、寝ぼけている。こんな状態で言っていいのだろうか? まあ、いい。 静を背中から下ろし、彼女の目を見つめる。 「静。俺は――」 夕日をバックに、見つめ合う二人。永遠とも思える時間。
「俺は――おなかが減った!」 「は? いきなりどうしたの?」 静かの目が点になる。 「正直に言う。君のお守りは、もうたくさんなんだ くだらないことに巻き込まれるし、今日だって…… だから、僕はもっと、君にわがままを言う資格があるんだよ! 今まで我慢してきたけどさッ!! とりあえずは、おなかが減った。だから、夕飯をおごれ!!」 「なんか…とても理不尽な気が……。でも、迷惑かけてるのは確かだしなぁ……」 数分後、長く伸びる影はきびすを返し、トラサルディーへと行ってしまった……。 「忠告、ありがとうございました。 おかげさまで、最近体の調子が悪かったのが、嘘みたいに良くなりました。 きっと、知らず知らずの内に、ストレスを溜め込んでたんでしょうね。 とりあえず、上手くいきました。先輩のおかげです!」 大声でそれだけ言うと、その後輩はすぐに、自分の教室へ戻っていった。 (そう、上手くいったのね……良かった!) 鴉子は嬉しくなった。やる気が、全身にみなぎってくる。 (さて、次は……山田君と鈴木さんね! あの二人も、奥手だから……) 今日も、鴉子は元気に勘違いをしている。 To Be Continued…
全体的にちょっと焦り気味 説明口調すぎだよなぁ それでいて、この長さか…鬱 >数分後、長く伸びる影はきびすを返し、トラサルディーへと行ってしまった……。 >「忠告、ありがとうございました。 最後のここは、場面転換です。わかりにくくてすみません えー、とりあえず、黒尾先輩編はこれでおしまいです ご愛読?ありがとうございました あー、疲れた
↑は私です。名前入れ忘れました 本当に、焦りすぎだよなぁ…
イイッ!! てっきりほんの少し発展するかと思ったらそんなオチを持ってくるなんて 黒尾先生にSSの書き方を教わりてぇ
あげる、よ? いいね?
新キャラの能力思いついたんだけど、書いていい?
「いい?」…そんな言葉は使う必要がねーんだ。
なぜなら、オレや、オレたちの仲間は、
その言葉を頭の中に思い浮かべた時には!
実際にヤっちまって、もうすでに終わってるからだッ!
だから使った事がねェーッ。
>>809 ,
>>810 、オマエラもそうなるよなァ〜〜〜、オレたちの仲間なら…
わかるか?オレの言ってる事…え?
『よかった?』なら、使ってもいいッ!
ではお言葉に甘えて、こんな話を『既に書き終わった』! 静、由紀子、聶歌の3人は、由紀子の部屋で勉強会をしていた。と、ドアがノックされて、 「失礼します。お茶をお持ちしました」 小学校高学年くらいの女の子が入ってくる。だが…… バァーーン!! 聶歌の前に置かれたのは、おしゃれなカップに入った香り高いレモンティー チョコン 静と由紀子の前に置かれたのは、貧弱な湯飲みに入った番茶 お茶菓子にも露骨な男女格差があった。 由紀子「ちょっと由美子!!」 由美子「申し遅れました。私は広瀬由紀子の妹の広瀬由美子と申します。 いつもふつつかな姉がお世話になっております。それでは、どうぞごゆっくり」 姉や静の方はちらりとも見ようとせず、最後まで聶歌に笑顔を向けたまま部屋を去った。 由紀子「しょうがないわね、あの面喰いめ」 毒づく由紀子に、目を輝かせながら静が話しかける。 静 「ねえねえ、もしかして!由紀子、ちょっとだけ妹さんの感情読んでみてよ!」 由紀子「読むまでもないわよ。見ての通りよ、全く呆れちゃうわ…」 聶歌 「これ…僕がこんなにいただいてしまって良いのかな?」 静 「いーのよいーのよ、ちゃんと食べてあげなきゃ可哀想よ。 多分こっちの事気にしてるんだから……ほら、ビンゴ!!」
いきなり静がドアの一部を透明にする。狭い範囲だったが、丁度その向こうには由美子の顔が! ドアに耳を押し当てて、こちらの様子を聞いていたらしい。 互いに見える事に気がつくと、恥ずかしがってるような怒ってるような顔で 真っ赤になって静をにらみつけ、逃げていった。 由紀子「コラッ!」 静 「やーん、カワイイ〜〜!!よく黒尾先輩が 『恋に燃える娘の顔を見てると、こっちまで幸せになってくる』 って言ってるの、凄く良く分かる気がするわ!」 聶歌 「…今、いきなり見えるようになった事には驚いていたようだが、 『木製のドアが透明になった』という異常事態には、さして驚いてないようだったな。 やはりスタンド使いなのか?」 由紀子「そうよ、そのはずよ。スタンドは見えてるみたいだから。 実際にスタンドを使ってる所は、本人も含めて誰も見た事無いけどね」
厳密に言えばたった一度だけ、由美子がスタンドを出しているのを 彼女達の父親は見た事があるという。その時本人は眠っていたらしい。 康一 「怖い夢でも見たのかい?」 由美子「おぼえてない」 由紀子「どんなスタンドだったの?」 康一 「ひとかかえ程の大きさの、『卵』型だったな。 僕の『エコーズ』も、最初は丁度あんな感じだった。 だから何らかの『脅威』に出会えば、成長していくんだろうけど…」 由紀子「『脅威』…?」 康一 「そう、あの頃は怖い人が一杯いた。億泰くんの今は亡きお兄さんだとか、 今でこそ気さくな『小林のおじさん』だって、 出会った頃はヤクザかチンピラかという感じだったし。 それにあの時は『吉良吉影』というとんでもなくヤバい奴もいた」 (ここまで思い出した時、「あれ、そういえば『吉良吉則』に名前似てるな」と思った) 康一 「でも、一番の『脅威』は母さんだったけどな」 由花子「やだもう、あなたったら」 娘達の眼から見ても無茶苦茶おっかない母親が、この時に限り妙に可愛かったのがおかしかった。 てゆーか、そのセリフってノロケてる事になるの…? 康一 「まあ親としては、正直、可愛い娘には『脅威』になど会わせたくはないけどね。 だからずっと『卵』のままでも良いんじゃないかな。 『エコーズ』に似てて、でも何もしないんだから… そうだな、『サウンド・オブ・サイレンス』とでも名付けようか」 静 「やっぱり『スタンド使いは惹かれあう』のねー♪」 間抜けなセリフで、回想から現実に引き戻された。
二人が帰った後
由紀子「ちょっとやめてよ由美子!恥ずかしいじゃない!
それに母さんにいつも、男は顔でも金でも頭でもなく『将来性』、
じっくりと『将来性』が高い男を見極めなさいって言われてるじゃないの!
ちゃんと母さんから産まれたあんたがそれを守れなくて、どうするの!」
ちなみにこの姉妹は、姉だけが血が繋がっていないという事実を知っている。
というよりむしろ、ごく普通にどの家にでもある『家庭の事情』の一つくらいにしか考えてない。
それどころか、これはあくまで由紀子の主観なのだが、不思議な事に
血が繋がっている妹よりも、そうでない自分の方が親から大切にされているような気がしている。
由美子「まあ失礼な!それじゃまるで汐華さんに『将来性』無いみたいじゃない!
それともまさか、お姉ちゃんも汐華さん好きなの?」
由紀子「バカ言ってんじゃないの!そんなんじゃないわよ!」
由美子「あらそう、それなら排除すべきは、あの頭の悪そうなお友達だけね」
由紀子「いい加減になさい!!」
……ったく、困ったもんよね。
まあ、由美子が汐華君にちょっかい出すくらいはまあ良いとして、もっと問題なのは
肝心の静が、それに興味しんしんになってしまっている事ね。
これじゃあもう二度と、うちで勉強会は出来ないわね。
…そういえば静の知り合いに、凄く頭が良くて優しい先輩がいるって言ってたわね。
あつかましいようだけど、その方にお願いしてみようかしら。
もちろんこの時の由紀子には、その『先輩』がいかにとんでもない人物であるか、
そのせいで静と聶歌がどんな目にあうかなど、知るよしもなかった。
to be continued 666→
いかがでしょうか
もし可能なら、ジェスタ氏が構築中
>>541 の「静お姉様」に繋げられたらな〜と思ってますw
>>812 >もし可能なら、ジェスタ氏が構築中
>>541 の「静お姉様」に繋げられたらな〜と思ってますw
覚えてたか…次スレ(静二年生)でやってみるかなぁ?
で、由美子(ロリ属性?)は結局何歳なんだ?
よしッ!!大筋は思いついた 明日か明後日書こうッ!!
「…いや、いるね。すぐ近くまで。」 『ホントに?』 「ああ。出てきてはどうかな…そこの見えないお嬢さん?」 ばれている。 「君に危害を…ああ、違うね。君たちとこの学校に危害は加えるつもりはない。安心したまい。」 「うっさんくせー人間がいきなり現れて、人間、はいそうですかって納得できると思ってんのか?」 「第一、既に学校には危害…というか被害が出ているんだ。隣の美術室の惨劇を見てみろ。」 「…ふむ。それは確かに。では単刀直入に言うが…、静・ジョースター君。」 「な、何よっ!」 「今すぐ、彼女のために身体を貸してあげてほしい。」 間。10数秒の空白。 「ふッ…ふざんけんじゃねぇぇえ!!」 「ていうか、俺たちの話は無視かよ!」 「(相変わらず言葉のキャッチボールをしない人だな、この人も。)」 吉良はふぅと小さくため息をついて既知の間柄である男を見た。 今はお互いに分かっていて無視しているから気が楽ではあるけれども、この男のこういうところは苦手だ。 「ああ、大丈夫大丈夫。 明日…いや、今朝までには君に所有権が戻ってくるから安心したまえ。」 「安心しろとか、大丈夫とか! そういう問題じゃないのよ! もっと常識で物事考えてよ!!」 現在の自分の行動と矛盾した言葉を吐きながら静は怒る。完全に自分の事は棚上げで。 「まいったな。本当に危害を加えるつもりはないんだ。 こっちの事情を話したら少しは協力してくれる気になるかい?」 「しない!」 「うん、そうかい。ありがとう。それじゃまず何処から話そうかな…。」 「だから聞いてよ人の話ィ!!」 「今から4年前の話だ。」 「……どうする、先生? こいつ語り始めたぞ。」 「適当に聞き流せ。この男が話してる隙に警備員呼ぶから、お前らは隠れてろ。」
彼女の名前は元宮絵美。ここの美術部員で、こよなく芸術を愛する少女だった。 テストでよい点数を取るとか、素敵な人と恋をすることも大切な事だとは解っていたが、 それ以上にそういった生活の中にある喜びを絵で表現したいという欲求のほうが遥かに強かった。 『拙い技術の中にあるポジティブな感情、センシティブな表現』 『生きる事の喜びに満ち溢れた絵』『ミューズの体現』 多くの評論家が分かる様な分からない様なたとえで、彼女の絵を評価した。 悪く言われているわけではないので、放って置いた。 しかし、少しだけ騒ぎが起こった。彼女が失踪した。 「で?」 結局話を最後まで聞いている静。 無論、今しがた発した『で?』と言うのはその話を聞かせた理由の催促だ。 「うん。それで彼女に身体を貸してあげて欲しいという話に帰着するわけなんだが。」 「いや、だから肝心の話が見えてこないんだけど…?」 「彼女は…表向きこそ失踪扱いだが、その裏は違う。何者かに襲われて死んだらしい。」 「それはご愁傷さま…って違ぇ! だからあんでそこで静を狙うってことになんだよ! アンタ意図的に話し逸らしてるだろ!」 苛だち叫ぶ清をいなす様に、更に『彼』は言葉を連ねる。 「まぁ落ち着きたまえ。焦るナントカは儲けが少ないというだろう。聞けば分かるはずさ。 さて…ここに絵を描く事に一生を費やしかねないほどの情熱を持った少女がいる。 だが、何の偶然か彼女は殺された。彼女は自分が死んだという事実は理解している。 しかしソレと同時に理解したくない事も理解しなくてはならない。 即ち…自分がもう二度と絵筆を持つことはできないって真実をね。」 すうっと息を吸い込み、『彼』は眼を瞑って何かを回想するようにさらに言葉をつなげた。 「ここで普通ならば自縛霊としてこの世にとどまることになる…はずだった。 しかし、幸か不幸か…彼女はある能力を手に入れた。 気付いているかもしれないが、スタンド能力と呼ばれるものだ。 名前は『パープル・ピープル・イーター』。これは私が名付けたんだが、中々変わった能力でね。 本体が幽霊であるという特性から来るかもしれないんだが…。」 「一種の狐付きと酷似した状態になるんだ。」
『生物の意識・記憶・身体…それらを乗っ取る能力。それがあたしのスタンド。』 見えない存在――元宮絵美は、そこで初めて彼らに語りかけた。 『でも、誰に対してでも使えるワケじゃないの。 幽霊という概念が理解でき、なおかつあたしの存在を否定したりしない人でないとダメなの。 そういう人はここまで来れない。あたしは自縛霊だから好き勝手には動けない。』 「じゃ何よ。わたしがここにいるのって、わたしの自由意志で来てるワケじゃないってコト?」 静のいらだった声に、静かに返す幽霊の声はとても思いつめている。 『そう、あたしがあなたを呼んだの。ううん…あなただけじゃなくて、多くの生徒に呼びかけたの。 あたしの望みは唯一つ。あたしを殺した男を見つけること。 その為に、人に乗り移ってあの男の肖像画を描こうと思っていたの。 そして頼むつもりだったの。この男を探し出してくれってね。 だけど誰も気付かない。気付いてくれても、有り得ないと心があたしを拒否してる。』 もしも、今。彼女の姿が見えていたら、胸に手を当てているしぐさが見えたに違いない。 『何とか新聞部の人にメッセージを送るコトが出来たけど…それでも結果はこの通り。 それにあたしの力じゃ20分だけしか身体を乗っ取れないの。だから絵はまだ完成してない。 でも、あたしにはわかる。あなたで最後なの。あなたで絵が完成するの。』 「一つだけ質問していい? もしその男を見つけたら…アンタはどうするつもりなの?」 『わからない…。殺すかもしれないし、殺さないかもしれない。 でも…この心に残る無念を晴らさない事には、あたしはこの世を立ち去れない。』 空気が僅かに震えた。 「さて、どうするかい? 勿論受けるも受けないも君の自由意志だ。」 『彼』は確信している。彼女に――いや、ここにいる誰にも自由な意志などないことを。 これは強制参加のゲームにして長い長い茶番劇。 「うっさいわね…そんなの決まってるでしょ。 そーいう事情なら…わたしの身体、貸してあげるわよ。」 『あ、ありがとう…!』 『彼』だけが勝てるように仕向けたゲーム。 今この時、重んじるべきは全て思うがままのこの事実。
かしゅかしゅと紙の上を木炭が滑る。その音だけが暗闇に響いている。 「まだ出来ねーのか?」 「ごめんなさい。あともう少し…で、終わるから…。」 清の疲れた声に応えた少女の声は弱弱しいものだった。 「…4年前の失踪事件、か…。」 教師はぼんやりと過去を思い出しながら独り言をつぶやいた。 「それが何か?」 その独り言に答えた人物――『彼』が口を開いた。 「いや…そういえばそんな事件が3・4件あったなと思い出していただけだ。」 「……………。」 「なぜ、彼女の手助けをするんだ? いや、それ以前にアンタもスタンド使いなのか?」 「私は…自分の損になるような行動はしない。それだけさ。」 「後半の質問については無視か。」 「スタンド能力について詳しい一般人がいると思っているのか?」 「…出来た。」 緊迫した雰囲気を静かに壊すその一言に、その場にいた人間は彼女の方を向いた。 「こりゃあ、なんつーか…。」 「普通の顔…だな。」 清と大柳は、いかな凶悪な人相を想像したものか。 紙に描かれていた平々凡々な男の顔を見て言葉を詰まらせた。 「でも、間違いないわ。こいつ。こいつがあたしを殺したの。 あたしの身体を喜んで切り刻んでる姿を見てたもの。…何があっても忘れない。」 「絵美君。そろそろタイム・リミットだ。」 少女は『彼』の声にはっとしたように顔を上げて、ふと目を閉じた。 「わかった…。『パープル・ピープル・イーター』ッ!」 チィィィィ…チチピッチコチィ!!! 彼女の呼びかけに、4体の小さな紫色の人が中空に現れた。
「パープル・ピープル・イーター…この人たちの『記憶』を『喰らえ』ッ!」 「なっ…!!」 チィィィィィィィピィィィィィィッ!!! 主人の命令に歓喜の叫びをあげながら、ずぶずぶと脳の表面と脳膜との間へ――。 そして、脳室内まで陵辱していく。 「てめぇ…何、する…!」 「ごめんなさい、約束なの。あなた達から『彼』に関する記憶を『食べさせて』もらうわ。 そして…目が覚めたらあなた達が覚えているのはあたしのことだけ。 心配しなくてもいいわ。『彼』のこと以外はきちんと覚えているから…。」 そして、暗転。 「ん…。」 「静、大丈夫か?!」 「平良…あまり強く起こすな。静、この指何本に見えるか?」 「えーと…5本。」 『ごめんなさい。無理をさせちゃって。』 「あ、アンタは…!」 『あなたのおかげで絵は完成したわ。ありがとう。』 柔らかい空気が辺りに満たされていく感覚がした。 「で、結局…。今回の事はどういうコトだったんですか?」 「うん? どういうもこういうも…見たままの事が起こった…。それでいいじゃないか。 第一、俺が彼女に頼んでいなければ君もあそこにいたんだからな。感謝しろよ?」 隣の美術室の様子を見ていた吉良吉則は『彼』に問いただした。 「感謝…しないわけでもないんですが、それ以前にこっちは色々と理解できないんですけどね。」 「そうかい…じゃあ簡単に説明するよ。」 「えぇ、どうぞ。」 「そも事の発端は『老人』のスタンドが封じられた事にある。」
「俺はまず、どうやったら元に戻るかを考えた。 一番手っ取り早いのはスタンドを封じた者…岸部露伴に解いて貰うことだ。 しかし、これはまず無理な話だから却下だ。」 『彼』はそういうと、首を僅かに振った。 「次に解いて貰うのが無理ならば、岸部露伴のスタンド能力から何か得るヒントはないかと考えた。 見た限り、あの能力は命令したい対象に命令を書き込むことで思い通りに操る能力であるらしい。 ならば…あの能力は大雑把に言えば一種の催眠術に近いものではないのかと俺は思った。 そう考えるならば…催眠術を解く方法はいくつかある。 催眠術師が解く以外の方法で…簡単に言えば、命令そのものを忘れさせてしまえばいいとね。」 「暴論ですが理解は出来ます。要は催眠術というのは思い込みの力ですからね。」 「そう、使えないと思うから駄目になるのなら…使えないと思う状態を無くせばいい。 そこで彼女…元宮絵美のスタンド能力の話へとなる。 時に、彼女は自分の能力について生物の意識・記憶・身体を乗っ取ると答えたが…ありゃ嘘だ。」 「嘘。」 嘘だったのか、あれは。だとすれば、かなり迫真に篭った演技である。 「まぁ…嘘とは一概に言い切れないのだがね。 彼女にはこの能力を使って、身体を乗っ取ることが出来るという解釈を教えておいただけだ。 本来の能力は意識や記憶を『食べる』能力だ。」 「食べる?」 「そのままの意味だ。 意識を食べる事で彼女は意識をこの世に繋ぎ止め、記憶を食べる事で記憶の保持をし、 意思を食べる事で成さねばならないことをしようとする。 喰われた側は意識や記憶やらを少しだけ無くすわけだが…生きていく上では支障は出ないようだ。」 「…成る程。大体わかってきたぞ。つまりアンタの筋書きはこうなんだな? まず、あの能力で『老人』の記憶を『食べさせる』。 そのことにより『スタンドを封じられた』という記憶はなくなりスタンドの復活…と。」 「その通り。理解力が高くて助かるよ。」
「で? アンタは僕に何をさせようってんですか?」 「彼女の能力で『老人』の復活をさせようとしたら、彼女が取引をしようと言い出してな。 『食事』を持ってきて欲しいと仰せだ。本来ならば、彼女と俺の間での取引だが…。 俺の代わりに『食事』を持っていって欲しい。」 「……嫌だと言ったら?」 「拒否権はない。」 本当に無いのだろう。この男が無いと言ったら。 「第一、俺が行くよりもこの学校に通っているお前の方が適任だろう。任せたぞ。」 「はいはい…心得ましたよ…。」 「ちなみに食事はサンジェルマンのエビカツサンドをご所望のようだ。」 その言葉を聞いて、思いっきり脱力したのは仕方が無い事だと思わないだろうか。 静・ジョースター――この後、完成した絵を持って家に帰る。 朋子と仗助の二人に夜間外出についてこっぴどく怒られる。 平良清――静を送ろうとしたが、思いっきり拒否される。(アクトン・ベイビーで殴られる) 報われないヤツである。 大柳賢――二人が帰った後に、警備員を呼んで美術室の状態を見せた後に掃除させた。 警備員、いい迷惑。 吉良吉則――警備員に見つからないように(かつ静たちにも見つからないように)帰宅。 何だか腑に落ちないと思いながら帰宅。 『彼』――Unknown 元宮絵美(幽霊)――幽霊なのでどこへ帰るというのは無いが、 話が出来る人が現れて嬉しい位は思っているようだ。 警備員――美術室の掃除をさせられる。 To Be Continued?
つー訳で美術室の幽霊はようやく終わりです。迷惑かけてスマンカッタ。 最後に懺悔をさせてください。 最初この話をこのスレに出した時。 ラブコメであることをすっかり忘れて、 学園探偵モノのノリでガンガン飛ばして書いていたことを懺悔します。 ホントに長々と申し訳ありませんでした…。
どっちもSSとしての出来は非常に素晴らしいから捨てがたいけど 内容がバッティングしちゃってるよね。『老人』復活させる方法が… どうしよう? 「黒尾先輩編」で、聶歌にはああ言ったけど 実際には「美術室」の方法を使ったとか? でもそれだと静を誘拐する必然性が無くなっちゃうし。 幽霊のスタンドではうまくいかなかったから、結局静を誘拐して強引に ってのが一番無難かなぁ。 PPEは「『ヘブンズドアー』の『本』のページを虫喰いにする」ってことで、 相性は良いと思ったんだけど。 何より、今後露伴オジサマが再起不能だから出せなくなるのがいたいし。 あちらを立てればこちらが立たず?
828 :
810 :03/09/09 05:04 ID:???
キャリー・オン 射程内の物体1つまたは指定した直径1mを瞬間移動させることができる。 生物も可能だが、固定されているものや質量の大きすぎるものは移動できない。 また、使用後はリロードが数秒必要。 破壊力:A スピード:B 持続力:E 射程距離:C 精密動作性:C 成長性:キャラにあわせてw ハロウィン 建物を本体とする自立型のスタンド。 このスタンドに近寄ると時間と共に意識が薄れていき、最後は何も考えられなくなる。 口の中に手を突っ込むと開放されるが、近寄るごとに意識の消える早さが加速する。 因みに本体が変わると24時間以内ならその場所で意識を飛ばされた生き物は意識を取り戻す。 ヴィジョンは帽子を被ったハロウィンの被り物。 女神転生のジャックランタンみたいな感じw 破壊力:なし スピード:E 持続力:A 射程距離:本体の内部 精密動作性:E 成長性:E まあ、余裕があったら使ってやってよ。 設定はいじっちゃって構わんのでw
830 :
299 :03/09/09 22:33 ID:???
>>816 年下でさえあれば良いんじゃないかな
A. 一番早い場合
6月後半に「シンデレラ」のおかげで二人が両想いになったその日のうちにヤッて
それがHIT、その十月十日後…翌年5月前半頃誕生→静達より1学年下
(でも中学3年だとすると「小学校高学年くらい」では幼すぎる?)
B. 康一君真面目だから大学卒業してから…と考えた場合
Aよりも7年後に誕生→静達より8学年下
(でも小学2年だとすると「小学校高学年くらい」では大きすぎる?)
ログ倉庫更新完了。
>>826 書いてる途中でそれは思ったけど、これ以上展開を引き伸ばせないのでそのままにしちまいますた。
ほかに考えられる理由としては、
PPEで上手くいったけど、聶歌にプレッシャーを与えるためにあえてそういう嘘を付いたとか。
実は『老人』が自力で元に戻したとか。
うーん、どれも苦しまぎれな説明だ。
お盆に鈴美さんが帰ってくる話があったらいいなぁ・・・・
非常に書きづらい状況に陥ってます 書き込みが少なくなると思います すみません >>ドミノ氏 まぁ、細かいことは気にしないということで
第834話『Deliberately Limited Preliminary Prelude In Z』 春休みが終わり新学級が始まった日、学校は午前中だけで終わった、そして… 進級!その素敵な好奇心がジョジョ(静)を行動させたッ! 「あれ?広瀬さん、静はどうした?」 聶歌が問う 「あぁ、さっき『アクトン・ベイビィ』出してたわ、まったく困るわね。来週の実力テストのこと覚えているのかしら?」 : 「ロ・ハ・ン・オ・ジ・サ・マ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!」 後は推して知るべし 進学!その素敵な好奇心が由美子を行動させたッ! 「ジョ・オ・カ・サ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ンッ!!」 ヒョイッ 聶歌は後ろから突進してきた人物を軽やかにかわす その場に倒れこんだのは…小学生…?ではない、中等部の制服(当然改造済み)を着ている 「えっと、君は確か広瀬…由美子ちゃん」 「由美子ッ!?何してるの?入学式は?」 「お久しぶりです、汐華さん、どうですか?似合ってますか?」 人の話を聞いているのか、いないのか、どこかであったとこの在るような気もする、苦手なノリだ 「あぁ…うん、そうだね」 気の抜けた返答をする聶歌 「わぁ〜有難う御座います!ところでよろしかったら、お昼ご飯なんて一緒にどうですか?」
とりあえずここまで…
ぶどうヶ丘高校中等部体育教師、瀬戸荒海は元教え子と三回結婚し、三回離婚している 最初の結婚は五年前、それから二年の間に二回の離婚と三回の離婚を経験した 最初はそれを非難する声もあったが、三年の間に段段と忘れられていった 教師の間では未だたまに話題が挙がるがそれも『まぁ三回も離婚すれば慰謝料やなんかで懲りたんだろう』などと云う程度のものだ しかし真実はそうではなかった… 彼には他人には話せない或る秘密があった 彼は結婚相手を決して外へは出そうとせず、ゴミ出しから買い物銀行や町内会等のちょっとした用事は全て自分でやった 唯一彼女達が外に出ることができたのは年2,3回彼女達の家族と会うときだけであった その様な時、或いは近所付き合いする時の彼はとても人当たりがよく周囲から『理想の夫』などと評された それは学校でも同様であり生徒からも同僚の教師達からも悪いうわさが流れることは決してなかった しかしそれらの行動はひとえに彼の独占欲に起因するものであり、結婚相手からしてみればまったく逆の思いを抱いていたのである 例えば一人目の妻ハナコ(仮名、当時18歳)が保険の勧誘員と玄関で五分程話をした日の夜であった 夕食の席でそのことを話したハナコに荒海は突然殴りかかった 腹など目立たないところばかりを何発か殴られ、罵声を浴びせられた ハナコが『止めてくれ』と叫んでも泣いても荒海の興奮は収まらず、次の日病院へ行くと肋骨にひびが入っていた その荒海は鍵を一つ持っている… 彼の職場で失われたと思われている鍵を…
「ねぇ、お姉ちゃん?聶歌さんて凄くもてるのね」 『カフェ・ドゥ・マゴ』で聶歌が席をはずしたとき由美子は由紀子に聞いた 学校からここまで来る間に声を掛けてきた女生徒は二桁はいただろう 「そうねぇ、たしかに人気は在るみたい…でも本人はむしろどうでもよさそうよ」 聶歌にしてみれば女性と付き合うなんて無駄なこととしか思っていないようだ 「もしかしてもう意中の相手がいたりして…」 その先は聞かなくても何が言いたいか分かる 「ロリコンだったら幻滅ね…」 「どうでもいいんだけどね…」 後ろから聶歌の声がした 「ロリコンなんて言葉は日本でしか使われていないよ、普通はペドフィリアとかニンフィリアとか云う」 この後聶歌は由美子の他愛もない質問責めにあう 好きな映画は何かだの、中学生のころの話だの聶歌にしてみれば他愛もないどころか無駄な会話だと思うのだが
五月病患者がそろそろ現れてくる四月のある日、由美子は体育の授業を受けていた (はぁ〜かったるいわ) 聶歌さんは今日は『サン・ジェルマン』に行くと言っていた 授業が終わったらさっさと着替えて大急ぎで追いかけなくてはならない (けど、瀬戸の授業は長引くのよねぇ〜) そんなことを思っていると当の教師から叱責を受けた 「広瀬君ッ!ボーっとしてるんじゃないぞ、気を抜いているとその内怪我をしてしまうよ 体育だって授業なんだからしっかり気を引き締めて受けるようにッ!」 怒られてしまった 周りの友達からのウケはいいようだが由美子は今ひとつこの教師のことが好きになれなかった 「ほら、言われたそばから気を抜かないで、放課後で職員室まで来るようにッ!!」 今日は聶歌さん(達)と一緒に帰る予定だったのに…長くならないかしら、などと思いつつ全力疾走を開始する由美子であった
>>815 今思ったけど静がアレだと
略
「あたしの汐華先輩に手を出してるんじゃぁないッ!!」
略
って、展開が出来ないな…
おお?意外と大きな話になりそう 期待
放課後の職員室、瀬戸先生のお説教は由美子が思ったよりもかるく終わった、それはよかったのだが… 「それじゃぁ、罰として明日別のクラスの授業で使う用具の準備を手伝ってもらおうか」 などと言われてしまった、断れるはずもない 遅くならないかしら?聶歌さんは待っててくれるかしら?などと云った疑問が頭をよぎる 「こんなところに部屋があったんですね」 少し入り組んだところにその部屋はあった 照明もない様で足元が暗くて見えない程だ 「フフッ、めったに使われない倉庫…と言うよりむしろ物置と言った方がいいかもしれないね…あれ?」 「どうしたんですか?先生」 由美子が聞くと、荒海は扉を開きながら答えた 「いや、なんでもないよ、暫く使っていなかったからかな?ドアが開きにくかったんだ」 先に倉庫の中に入って照明をつける荒海、目的のものを探しているのかきょろきょろしている 続いて由美子も倉庫の中に入る 荒海が呟いた 「『ハロウィン』…」
「…ッ!!」 大柳賢は突然違和感に襲われ顔を上げた 「どうしました大柳先生、突然」 同僚に言われてそちらを向く 「いえ…何でもありませんよ、ちょっと背中が痒くなったんです」 そう言って席を立つ 大柳は歩きながら考える (そうだ、幽霊騒ぎの時だ…何箇所かに『ボーイ・U・クラフト・ワーク』の罠を仕掛けた… すっかり忘れて解除していなかった罠…それに今…誰かがかかった…確か今の感じは『開かずの地下室』… あそこの鍵はなくなったはず…一体誰が?) そこへ都合よく通りかかる聶歌、へ大柳は耳打ちする 「汐華君、時間があるかい?悪いが少しついて来て欲しい」
テスト前日にこんなん書いてていいのかなぁ それじゃ又明日 後、4〜6レスくらいかな?
844 :
マロン名無しさん :03/09/12 05:33 ID:spZOHitV
由美子は倉庫を見回してみる ちょっと、体育用具の保管場所とは思えない品揃えだ 振り返って瀬戸の方を見ると、瀬戸は口の中に手を突っ込んでいた 「先生、何をなさっているんです?」 と、聞くと 「いや、歯の調子が悪くてね…なんとなく抜けそうで気になるんだ」 (意外と変な先生だ)などと思っていると ふと、体育器具室(?)には不釣合いなぬいぐるみを見つけた ハロウィンで使うかぼちゃをくりぬいたランタン、それに魔法使いのような帽子をかぶせマントを羽織らせている 確か…ジャックランタン 「先生?アノ…ぬいぐるみ…何でこん…なとこ…ろ…に」 瀬戸に話し掛けようとしたが…おかしい…すごく…眠い 施錠する音が聞こえた…ような気がした… 「『ハロウィン』ッ!!速くその娘を眠らせろッ!!こいつッ、おまえが見えているぞっ!!」 「ハ、ハイ〜〜御主人様ぁ〜今すぐに〜」 ぬいぐるみがしゃべった?違う…あれはスタンド…
「先生、一体何があったんです?」 聶歌は早足で前を歩く大柳に問う 「七不思議の『開かずの地下室』、覚えているな?それがさっき開けられた あそこは本当に『開かず』なんだ。六年…位前に鍵が紛失しそれ以降開放されたことがない もともと全然使っていなかったから支障はなかったが…」 「…それだけなら大して問題が無いように思われますが? 悪意を持って隠しておいたのならこんなに人が沢山いる時間には使わないと思います 偶然発見した人がいるんじゃないですか?話せば普通に返してくれると思いますよ…」 大柳が歩調を少し緩める 「あの地下室には鍵が紛失する前から奇妙なうわさが流れていた 曰く、お化けが出る、閉じ込められる、不気味な声がする 元宮絵美の件も例もあるしね、念の為さ…」
一方その頃、ぶどうヶ丘高校2年C組の教室 「遅いわね〜由美子ちゃん、先生に呼び出されたってそんなに長く掛かるものかしら?」 静は携帯ゲーム機で何やらカチャカチャやっている 「そうねぇ、聶歌君もトイレに行ったまま帰ってこないし…そうだ、ちょうどいいわ静」 由紀子が静に顔を近づける 「あっあ〜ちょっと待って!セーブするからっ!『ピンクダークの少年』てセーブポイントがめちゃくちゃ少ないのよ 今中断したらこの一時間が無駄になるっ!!」 ダメだ、せっかくこの機会に聶歌との仲のことを聞こうとしたのに友人の話など聞く気もない 黒尾先輩に頼んで二人の仲を進展させようとしたのはいいけど、結局どうなったのだろう? 先輩は成功したといっていたが正直今の二人を見ていると疑わしい…と言うより失敗したのではないかと思う こうなったらいっそ…と思った時だ 「由美子?」 『トゥー・マッチ・ラブ・ウィル・キル・ユー』が反応した 「ん?どうしたの、由紀子?由美子ちゃん来たの?」 その声を無視して席を立つ由紀子 「由美子?何があったの?」
「調理実習」ッ! それは恋する高校生達の愛と青春の祭典ッ! お持ち帰り可のお菓子類などを作った日には・・・まさに青春ドラマッ! クッキーといっしょにラブレターを渡せば、もうどんな人もいちころ・・・ 静 「ということで、今日の調理実習は由紀子ヨロシク」 由紀子「・・・どうしてそういう話になるの?」 静 「え? 分からない? しょうがないわねぇ、イチから説明しますとね、 1:ラブレターを用意する。(昨日の晩に作成済み) 2:クッキーを用意する。 3:二つ揃えて露伴オジサマに渡すッッ!! というわけよッ!」 由紀子「ええ、そこまではわかるけど・・・そこでなんで私にヨロシクなの?」 静 「ううッ・・・そ、それは・・・そのう・・・」 聶歌 「・・・『料理オンチ』?」 静 「ギク! い、いや、そういうわけじゃなくてね、あの、その・・・」 由紀子「・・・あのね、こういうのは気持ちなの。技術は後からついてくるものなのよ」 静 「で、でも・・・オジサマが病気になっちゃ困るし・・・」 聶歌 (・・・病気? クッキーで?) 由紀子(どこまですごい料理作る気なのかしら) 静 「そりゃ、自分で作りたいのはやまやまだけど・・・でも私にはムリ! だって私は砂糖と塩の区別さえつかないような女だもの!」
聶歌 「おいおい、それはなんでも言い過ぎ・・・」 言いかけた聶歌を、由紀子がひじでつついて制した。 ・・・事実なのだ。信じがたいが。 静 「ううう・・・」 由紀子「じゃあこうしましょ。静のがうまくいったら、それをあげる。 うまくいかなかったら、私の分を静の分にする」 静 「え、いいの?」 由紀子「ま、多分そんな必要ないと思うけど。大丈夫、うまくできるわよ」 再び由紀子がひじで合図を送る。察した聶歌も返事をあわせた。 聶歌 「うん、僕も大丈夫だと思うな」 静 「そ、そうかな? よーし、燃えてきたーッ! やるわよー、 静・ジョースター、一世一代の大勝負! そうと決まったらゆっくり歩いてられないわ、先行くね!」 友人2人のあきれた視線を気にも止めず(気づいているかも疑問だが)力強く走り去る静。 由紀子「・・・ここまで単純な性格だったとは思わなかったわね・・・。 ところで汐華君」 聶歌 「分かってるよ。『D・J・T』で僕の『料理の才能』を貸せばいいんだろう? 僕も料理は得意じゃないけど、少しはマシになると思うよ」
まだ始業には早い時間だけあり、昇降口には人影もまばらであった。 静 「ありゃ、早く来すぎちゃったかな・・・ それによく考えたら、早く来てもやることないし。 あ、そうだ。かばんに入れとくと忘れちゃうから、この『ラブレター』、 下駄箱の中に入れておこうっと」 と、靴を履き替えて一度閉めた下駄箱をもう一度開け、ラブレターを仕舞うと、 小型の南京錠(100円程度で売っている、おもちゃのようなやつだ)をかけた。 静 「よし、と。しかし日本の学校はなんでこう無用心かしらねー。 鍵が外付けなんて、信じられない・・・ぶつぶつ・・・」 由紀子「あら、まだここにいたの?」 聶歌 「なにか準備でもあったんじゃなかったのかい?」 静 「(ムッ)べ、別にそういうわけじゃないわよ」 (きーんこーんかーんこーん・・・) 静 「あ、ヤバい」 どたどたと廊下を走っていく3人。 そんな彼らを、影が・・・いや、テレビカメラに手が生えたような形状をしたスタンドが 様子をうかがっていた。いや、カメラというより、8ミリフィルム映写機のような形状である。 がちゃがちゃとフィルムが巻き取られ、手がせわしなく動いてフィルムを編集していく。 作業が一段落すると、スタンドはどこへともなく消え去った。
ここはいいスレですね。 上の3つを書かせていただきました。一応続きます。 つきまして、「テレビカメラに手が生えたような」スタンドの名前をみなさんで 考えてくれませんか? 洋楽に疎くて、どうもいい名前が思いつきません。 本体)四田海(よつだ・かい) ぶどうが丘高校新聞部 形状)上記のとおり 能力)映画やドラマの登場人物が死ぬとき、役者は実際には死なない。 映像に写っていることと、実際の出来事との間には「差」がある、ということだ。 このスタンドは、撮影した内容を「編集」し、事実を作り変えてしまう能力を持つ。 事実が捻じ曲げられたことで矛盾は無数に生じるが、非スタンド使いはそれに気づかない。 こんな感じです。
>>850 『one vision』とか?
それとタイトル訂正
『Deliberately Limited Preliminary Prelude Period In Z』
852 :
810 :03/09/13 06:49 ID:???
使えてもらえて嬉しいのでまた書いてみまつ。 ジェネシス 殴った物に強力な暗示を掛けるスタンド。 例1:エアガンに「これは本物並みの威力を持つ改造銃」という暗示を掛けるとその通りになる。 例2:歩いている人間に「海の底を歩いている」という暗示を掛けると突然溺れ出す。 暗示は解除条件を満たすか本人が解かない限り永久に残る。 解除条件は「元の認識を強く受ける」こと。 例1の場合なら「これはただのエアガン」という強い認識を受けると解け、 例2の場合なら「地面を歩いている」という意識を持てば解ける。 ただ、暗示で起きた出来事は実際に起きた物事には違いなく、 溺れる暗示を掛けられると服が濡れていたりもする。 ラブコメ向きとしては「恋が実る幸運のペンダント」の暗示を使わせるとかw どうでもいいけど、道端で溺れるパントマイムする人って、笑えると思いません?ジェスタ先生 破壊力:C スピード:B 持続力:A 射程距離:D(暗示は∞) 精密動作性:A 成長性:キャラにあわせてw
アークティカ 物体の向きを変えるスタンド。 物体全体が射程内であれば大きさや固定の有無は関係なく向きを変えられる。 ただし、東西南北前後左右限定がいいかも。上下使えたら屋外だと無敵だし。 高速とかで使ったら凄いことになりそうだ。 破壊力:B スピード:B 持続力:A 射程距離:C 精密動作性:B 成長性:キャラにあわせてw エイスワンダー 物体を「消す」スタンド。 クリームのように亜空間に送ったり、ハンドのように空間を削るのではなく文字通り「消滅」させる。 このスタンドに消されると物理的にだけではなく、認識も消去される。 例:転がっていたゴミを消すとそこにゴミが転がっていたと言う事実もなくなる。 関係の深いもの(家族とか)を消すと、曖昧な偽の記憶にすり替わる。 例:ジョータローを消すとジョリーンの記憶には「試験管ベビー」だったとか、「捨て子」だったという偽の記憶が生まれる 破壊力:A スピード:C 持続力:E 射程距離:D 精密動作性:C 成長性:キャラにあわせてw 何か複雑になってしまいましたが・・・。 まあ、使えてもらえたらいいな〜ってな程度なので、、
訂正しまつ アークティカ 物体の向きを変えるスタンド。 物体全体が射程内であれば大きさや固定の有無は関係なく向きを変えられる。 あくまで物体の向きを変えるだけであり、重力その他を操るわけではない。 でも高速とかで使ったら凄いことになりそうだ。 破壊力:B スピード:B 持続力:A 射程距離:C 精密動作性:B 成長性:キャラにあわせてw 関係ないけどジェネシスってGEに似てると思った。。
オーシャン・カラー・シーン 感情をある程度コントロールできるスタンド。 本体が喜び・怒り・悲しみなどの感情を強く感じるとそれがエネルギーとなり スタンドにチャージされる。チャージできる感情エネルギーは三つまで。 感情エネルギーは本体の任意でスタンドから発射され、それをぶつけられた者は その感情に満たされる。(例:泣いている人間に「喜び」をぶつけて笑わせる) エネルギーをぶつける事自体に破壊力はない。また、感情は変わっても記憶は変化しない。 破壊力:D スピード:B 持続力:A 射程距離:D 精密動作性:A 成長性:おまかせ
調理実習は、その日最後の授業に行われた。 3人組は全員ばらばらの班に分かれていたので、2人には静の様子がわからず、 始終心配でそわそわしっぱなしであった。 (特に、料理の才能に加えて集中力までついでに貸してしまった聶歌は、中身の入ったボールを落とすわ、 材料の分量を間違えるわ、オーブンの時間設定を間違えるわで散々な結果に終わった。) ま、なにはともあれ、放課後。 2人は静のクッキーを試食(毒見)してみることにした。 静 「じゃ、1枚ずつね」 由紀子「どれどれ・・・あら、すごいじゃない、静。お店に並べてもいいぐらいの出来よ、これ」 静 「そ、そう? ホントにそう思う?」 聶歌 「うん、形もきれいだし、焼き具合もちょうどいいし。これなら露伴先生も喜ぶだろうね」 静 「そ、そうかな? 大丈夫かな?」 平良 「うん。うまい。ホントうまいよコレ」 静 「本当、嬉しい・・・って平良ァァーーッッ! なんでアンタが食べてんのよ! オジサマの分がなくなっちゃうじゃない!」 平良 「え、俺の分じゃなかったの?」 静 「誰がアンタの分って言ったのよ!」 由紀子(本当に典型的ねー、この2人は・・・) 由紀子は半ばあきれながら、聶歌のほうに視線を移した。 憮然とした表情で2人を見つめていた聶歌。顔をそむけ、さも興味なさそうに静に声をかける。 聶歌 「そんなことより、早くしないと日が暮れるぞ」 静 「あ、そうだ、いっけない! 早くオジサマの家に届けに行かなくちゃ!」 史上最速で昇降口を目指し走り出す静。(すでに友人数名のことは彼女の頭にはない。) 教室を飛び出し、曲がり角を華麗にターン。余裕で日没前にたどり着ける、完璧な走行だった。 ただひとつ、週番の仕事をしなかったので、昇降口で先生に捕まったことを除けば。
静 「ううー、まさか週番ってこんなたくさん仕事があったなんて・・・。 このままじゃオジサマの家に着くころには真っ暗になっちゃうじゃない!」 憤然としている静。今日は木曜日だから本来ならすでに3日仕事を経験しているはずだという ツッコミは、もちろん彼女には通用しない。 由紀子「そうねぇ、最近は日も短くなってきたし。明日にすれば?」 静 「駄目よ、こういうのは作った日にすぐ渡すからいいんじゃない」 取り付くしまもなく言い切る静。こういう一途さを、もっとほかに使えばいいのに。 思っていても口にしないのが、友情を長続きさせる秘訣である。 聶歌 「? なんだ、あの人だかりは」 静 「あ、ひょっとして『ぶどうの杜』今月号出たのかな? ちょっと持ってて」 と、荷物を聶歌に押し付けて、人ごみの中心へ入っていく静。 聶歌 「お、おい、露伴先生の家に急ぐんじゃ・・・」 由紀子「ダメよ、ああなったら聞かないんだから」 一途なのはいいが、わき道にそれるのが、静の悪い癖だ。
静 「とってきた」 聶歌 「そうか、じゃあ早く行こう」 静 「待ってよ、こういうのはとってすぐ読むからいいんじゃない」 なんだか聞き覚えがあるような言葉だが、さっきと矛盾しているのは気のせいだろうか。 静 「なになに・・・『野球部エース平良清に熱愛発覚!?』 また、つまんないゴシップ載せるわね、ぶどうの杜もレベル落ちたんじゃない?」 由紀子「まあ、趣味のいい話題じゃないわね」 聶歌 「で、相手は誰なんだい?」 静 「なによ、なんだかんだ言って気になってんじゃない。 えーと、相手は書いてないわね」 由紀子「待って、ここに『ラブレターを下駄箱に入れている女子生徒』って写真・・が・・・」 途中までしゃべって、突如固まる由紀子。写真を指差したまま、口をパクパクさせる。 静 「? どうしたの、由紀子?」 聶歌 「なんだい、その写真がどうかし・・・」 と、聶歌までもが固まった。さっき静に押し付けられたかばんが、ドサリと下に落ちた。 静 「ちょっとォ、なんなのよ2人とも。その写真がなんだって・・・ えええええええェェェェェーーーーーーーッッッ!!」 校舎中に響き渡る静の大絶叫。 『ラブレターを下駄箱に入れている女子生徒』・・・そこには、静が写っていたのだ。
>>ドミノ工場 毎度毎度ありがとう、で、追加。乱発されたのはSSで使ってからってことで(あと、瀬戸と由美子も) 広瀬 由美子:サウンド・オブ・サイレンス 康一・由花子夫妻の実子、聶歌に一目ぼれ 元宮 絵美 :パープル・ピープル・イータ ぶどうヶ丘高学美術室に住む自縛霊、生前はこよなく芸術を愛する少女だった 四田 海 :ワン・ヴィジョン(?) ぶどうヶ丘高校新聞部部員 キューピッド・アンド・サイケ・パーフェクト・ウェイ 能力:キューピッド・アンド・サイケの発展形、三次元から更に高次の四次元の(或いは更に高次の)存在となる 三次元のモノは四つ目の次元からの攻撃には一切抵抗できない パープル・ピープル・イータ 本体:元宮 絵美 能力:意識や記憶を『食べる』ことで自分の意識や記憶を保持する ワン・ヴィジョン(?) 本体:四田 海 能力:撮影した内容を『編集』し、事実を作り変えてしまう 事実が捻じ曲げられたことで矛盾は無数に生じるが、非スタンド使いはそれに気づかない ハロウィン 本体:ぶどうヶ丘高校『開かずの地下室』 能力:自立型 このスタンドに近寄ると時間と共に意識が薄れていき、最後は何も考えられなくなる 口の中に手を突っ込むと開放されるが、近寄るごとに意識の消える早さが加速する 因みに本体が変わると24時間以内ならその場所で意識を飛ばされた生き物は意識を取り戻す ヴィジョンは帽子を被ったハロウィンの被り物 破壊力:なし、スピード:E、持続力:A、射程距離:本体の内部 精密動作性:E、成長性:E ???? 本体:??? 能力:他の物体に触れていなければ、重力や慣性力の影響が遮断される、 服一枚着てれば防げる
>>850 これはいいSSですね
ちゃんとラブコメになりそう
>>810 作り杉
1〜2レス位使ってプロローグだけでも…
使った本人のジェスタ氏(だよね?
>>844 は名無しだけど)が
本体は『地下室』だと書いているってことは、『ハロウィン』は
vsプロシュート・ペッシが終わった時のピストルズみたいに
自分の本体を『主人』と呼んでるわけじゃないってことだね
ということは荒海は、他の自立型スタンドを従える能力?
奥深くなりそう、楽しみ
大柳と聶歌は件の地下室まで来た 「先生、いますね…」 「あぁ…」 答えながら大柳はノブに手をかける、が、開かない とりあえずドアを叩き問う 「誰か、中にいますか?」 ドアを叩く力を少しずつ大きくする、と 開錠する音が聞こえ、ノブが回る 「あぁ、大柳先生ッ!!ちょうどよかった」 中から現れたのは確か…中等部の教師、瀬戸とかいったか… 「ここを開けている生徒がいましてね、なんで鍵を持っているんだろうと聞こうと中に入ると突然倒れてしまったんですよ とりあえず外に出すのを手伝ってくれませんか?」 中に入りつつ聞く 「ですが、どうして鍵をかけたんです?」 「いや、私にも分からないんですがね、この部屋おかしいんですよ おかしな声が聞こえるような気がするし…鍵もいつの間にか掛かっていたんです」 聶歌が二人の会話している間から顔を覗かせると 「由美子ちゃんッ!!」
「知り合いか?汐華」 聶歌が由美子の傍らにしゃがみ様子を見ていると、大柳もやってきた 「えぇ、広瀬さんの妹です」 瀬戸の声が後ろから届いた 「とりあえず保健室へ運ぼう…ところで、ここの鍵は彼女が持っているかい?それともその辺りに落ちている?」 大柳がその声に反応し、床を見渡したときだった… 「先生ッ!!後ろにスタンドが…」 聶歌の声が聞こえたとき、大柳は、まどろみの中にいた 「うぅ…『ボーイ・U…」 『あぁぁ〜、あと一人だぁ〜 うぅ〜スミマセンスミマセン、ご主人様の命令なんですぅ〜眠って下さい〜』 大柳を眠らせたスタンドはなんだか必死に謝りながら聶歌へ向かってくる どうする?このスタンドを叩くか、本体(おそらく瀬戸と呼ばれていた教師)を直接叩くか? もしもこの教師が本体でなかったら…そう考えスタンドに向き合う 『ひッ、ひぃ〜、止めて下さい〜、攻撃しないでぇ〜』 聶歌は一瞬躊躇してしまった…それが失敗だった 「『ハンドフル・オブ・ペイン』ッ!!」 突然後頭部に衝撃が走った 後ろを振り返る聶歌 「そんな、バカな…スタンドが…二体?」
>>861 おぉ、ばれた…
>844は学校から書いたんで名前とsage入れ忘れた
んで、ぶどうヶ丘高等学校・図書室呼んでて気付いたけど
七不思議が八つある…鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱
ところで、もしハロウィンが萌声だったら…
静 「どッどッどッ、どういうことよコレェェーーッッ!?」 と、なぜか関係ない通行人に詰め寄る静。完全に錯乱状態だ。 聶歌 「広瀬さん、とりあえず、静からちゃんと話聞いといてくれます?」 由紀子「え? ど、どういう意味?」 聶歌 「こういう意味です。 『D・J・T』! 僕の平常心を静に与えろッッ!」 ドンッと鈍い衝撃音がして、『D・J・T』の能力が静に命中(?)する。 と同時に、聶歌は一目散に昇降口から外へ駆けていった。おそらくパニックになって 何をするかわからないので、できるだけ目立たず、人もいない物影に行ったのだろう。 静 「ふぅーー、そうよね、わたしが落ち着かなきゃね・・・」 由紀子「まったく、本当よ。あなた、なにかこういう誤解されることでもしたの?」 由紀子の認識では、すでにコレは嘘の記事として確定しているらしい。 少し頭をひねる静。ふと、ある事実に思い当たる。 静 「あ、たしか朝、かばんに入れたままで忘れたりしないようにって、 ゲタ箱にオジサマへの手紙を仕舞ったわッ」 由紀子「ふーん? それで?」 静 「それでって? それだけよ。ゲタ箱に行けばはっきりするわ」 ゲタ箱の前につくと、静はいつものように南京錠を開けた。鍵には何も異常はない。 静 「ほら、ここにその証拠のラブレターが・・・ えッ!?」 そこには手紙など影も形もなく、ただ静の革靴があるだけであった。
由紀子「ちゃんとこの中に仕舞ったのは間違いないのね?」 と念を押すと、静は無言でうなずいた。ショックで半ば放心状態だ。 そこに、あの男がやってきた。 平良 「お、まだいたのか? 露伴先生のうちに行くんじゃなかったのか?」 由紀子「いえ、ちょっとね・・・。 ところで平良君、今日の『ぶどうの杜』読んだ?」 平良 「いや、俺いつも読んでないから。なんで?」 由紀子「そう、ならいいの。練習がんばってね」 なんだかのけ者にされているような気がするが(事実そうなのだが)、 練習に遅れそうなので、平良はとりあえずおとなしく退散することにした。 上履きを脱ぎ、ゲタ箱を開けた。 そのとき。 平良 「ん? なんだこりゃ? 手紙か?」 静 「!」 平良 「『露伴先生へ』? おい、これ静の字だろ? なんで・・」 静 「なんでアンタのゲタ箱に入ってるのよォォォ!」 静のものすごい剣幕にひるむ平良。それは俺も聞きたいんだよ、の一言がいえない。 平良 「おい廣瀬ェ、こりゃいったいどういうことなんだ?」 由紀子「・・・『スタンド攻撃』」 一同 「!」 ぽつりとつぶやくように言った由紀子の一言に、一同の緊張感が一気に高まる。 由紀子「汐華君も落ち着いてきたようだし・・・いっしょに調べてみる価値はありそうね」 真剣な表情となり、無言でうなずく、静と平良。 クッキーや練習のことなど、すでに彼らの頭にはない。
スタンドの一体はジャックランタンの様な姿をしている そいつに触れられた大柳先生は急に眠ってしまった もう一体は腰から上しか存在しない不気味なスタンド 『ハンドフル・オブ・ペイン』、そう呼ばれていた 能力はまだ使っていないようだ 見知らぬ男が聶歌と大柳を引きずって部屋の隅へ運んでいる 部屋の扉には小さな…小指ほどもない穴が開いている その穴から唐突に光が差し込んだ 「見えた?」 顔をあげて静が聞いた 「えぇ、見えたわ、あれは中等部の時の体育の瀬戸先生…まさかスタンド使いだったなんて」 ドアを開けるのはさっき試してみたが施錠されている 「私にも母さんみたいにスタンドを使えたら…」 ならば、鍵を開けることも出来ただろう 「由紀子…ちょっと思いついたことがあるの」
瀬戸荒海は口の中に手を突っ込みながら考える フフフ…『ハロウィン』そして『ハンドフル・オブ・ペイン』、こいつらがいれば一生の間、俺の欲望は満たされる この為に中学校教師になったんだからな… しかし、もっと早く『ハロウィン』を見つけるべきだった、仕方のないことだが… そうすれば結婚なんて面倒くさいことしなくてすんだのにな ま、16年前手に入れた『ハンドフル・オブ・ペイン』でやつらの恐怖は『固定』されているからな 俺に逆らおうなんて微塵も思わない 素晴らしい能力だ、裁判も慰謝料もいらなかった フフフ 「『ハロウィン』ッ!!能力を緩めろ、いつも通り完全には起こすなよ」 聶歌に蹴りを入れながら命令した 『う、うぅ〜ご主人様ぁ〜ホントにやるんですか〜? もう止めましょうよぉ〜まだこんなにちっちゃいのにぃ〜』 由美子が聞いたら怒るかもしれない 瀬戸が『ハンドフル・オブ・ペイン』で『ハロウィン』を小突きながら言う 「止めましょオォ〜?何言ってんだてめぇ〜はぁ!!お前に頼まれたから俺は仕方なく獲物を持ってきてやってんだろぉ〜 人間喰わなきゃ生きていけないようなゲスなスタンドがよぉ〜 てめぇに感謝される覚えはあってもよぉ〜〜意見される覚えなんてねぇぜぇ〜〜!! 分かったらさっさとしろッ!!」 その時ッ!!部屋の中に光が差し込んだッ!!
869 :
静・ジョースターの困惑編 9 :03/09/16 21:11 ID:B+bqr1j8
ぶどうが丘高校新聞部。ぶどうの杜という学校新聞を発行している。 というと聞こえがいいが、正直言って、それほどスゴイ新聞というわけではない。 「生徒の声」という、一般生徒からの投稿欄は、いつのまにか消滅した。 「ぶどうが丘名所めぐり」という企画は、第3回でネタ切れで廃止となった。 苦肉の策として、無理やり話をでっち上げて書いた記事もいくつかあった。 新入生歓迎会でハメを外しすぎて部長が更迭されたこともある。 はっきり言って、生徒からも教師からも、あまりいい目で見られてはいない。 そんな新聞部に今年唯一入った新入部員こそ、四田海その人だ。 彼はジャーナリストを志望する真面目な少年である。 純真な少年は、「ジャーナリズムとはなんたるか」の答えを求めてやってきた。 そして、堕落した先輩達の堕落した活動を目の当たりにし、失望した。 誰も読んでいない新聞に価値はあるのか? もちろん、ない(と、彼は思っている)。 新聞再建を目指し活動を開始することを決意した少年。幸い、彼は、子供のころから ある不思議な能力を持っている。「ワン・ヴィジョン」と名づけた能力。 これを使えば、いくらでもスクープを量産できる。 事実を報道するのが新聞。新聞に書くべきは事実のみ。 オーケー、『事実』を書いてやる。 『真実』とはちょっと異なる『事実』だろうけど。
四田少年は、新聞再建計画と題した1ヵ年計画を実行に移した。 まず、学園七不思議の記事を新聞に載せ、それを「ワン・ヴィジョン」で実現させた。 ホラー映画の映像と、うちの学校を編集してつなぎ合わせればいいだけだ。 あまりにたくさん編集させるのはきついので、美術室一点に絞ってやってみた。 手ごたえはあったが、あまり反響はなかった。うーん、残念、失敗。 (まったくもって残念なことに、彼のでっちあげた美術室の幽霊は出現できなかった。 なにせ本物が、しかも強力なスタンドを持ったやつがいたんだから!) でもまだ大丈夫。次に、ばっちり当たる占いのコーナーを設置。 誰かひとり、適当な女生徒の行動を編集し、占いをばっちり的中させてやればいい。 あとはその女生徒が、これは当たると騒いでくれる。完璧だ。 これは一時期話題になったものの、しばらくすると「当たらない」と飽きられた。 そりゃそうだ。全校生徒全員の行動を編集して無理やり的中させるなんてムリ。残念、失敗。 うーん今度こそ! ということで、乾坤一擲、仕掛けた記事が今回のゴシップ記事。 四田は社会系希望であり、こんな女性週刊誌もどきなことはしたくなかったが、 新聞に対する世間の注目を取り戻すためだ、しかたない。 突如転校してきて、瞬く間にエースの座を奪っていった謎のヒーロー、平良清。 その彼にまつわることを書けば、話題沸騰、問い合わせ殺到、ってなるハズだ。
しまった・・・ageちまった・・・鬱。 なんか、四田に入れ込んで書いてたら長くなったうえラブコメ要素が・・・。 非常に申し訳ないです。 ところで、書き込み猛烈に少ないけど、みなさんいるのかな?
廊下をスキップする、ルンルン気分の静。 窓から吹き込む爽やかな風が心地良い。 「ご機嫌じゃないか。なにか良いことあったのかい?」 静と一緒に歩いていた聶歌が尋ねる。 「よくぞ聞いてくれましたァ!」 静は立ち止まり、聶歌の肩をバンバン叩いた。 「今日はねぇ、ピンクダークの少年の発売日なの! 単行本の!」 「・・・なんだ、そんなことか」 「そんなことか、とはなによ!? 今回は巻末に露伴オジサマのコメントがついてるのよ!」 静はうっとりとする。 どんなことが書いてあるのだろう。 今後の展開? 執筆中の裏話? 近況報告? あ〜、読むのが楽しみ! 「バカバカしい」 その冷めた一言で、静は現実に引き戻された。 「ナンデスッテ!?」 「バカバカしいよ。そんなモノ見なくても、君のすぐ近くに本人が住んでるじゃないか! 買うだけ無駄だと思うけどね。無駄は嫌いだ・・・・・・」 「う、うるさいわよッ! もしかしたら、私に言ってくれないようなことが載ってるかも、じゃない!」 「君に言えないようなことが、単行本に載る訳ないだろう。バカジャナイノ?」 「う、うううう〜〜〜、聶歌のバカッ、アホッ、幼児愛好者ァーーーーー!」 静はわめき散らしながら、ダダッと走り出した。 廊下にいた生徒の視線が、聶歌に集中する。 「なっ! 誤解されるだろう! 僕はロリじゃないッ! 年上の方が好きだ!!」 聶歌は慌てて、静の後を追った。 『DJT』で、以前のように周りの人の記憶を消しておくのも忘れない
疾走する静が階段に差しかかった、その時!!
『ズルッ』
そこにはなぜか、バナナの皮が!
「なにこれ、どうしてバナナァ〜?」
静はバランスを崩し、階段
「くそッ!!」
とっさに飛びだし、静を抱きかかえる聶歌。
二人はもつれ合い、絡み合いながら、階段を転がっていく・・・・・・。
「いてて・・・大丈夫、聶歌? ・・・・・・あれ?」
「ああ、なんとか・・・・・・ん?」
「私!?」「僕!?」
「いや、よく見れば、僕の身体は静の・・・・・・?」
「あんた、何でそんなに冷静なのよォッ! 人格が入れ替わったってヤツじゃないの、これ!?
いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!」
お約束ですな。続きません
無責任ですが、誰か続きよろしくお願いします
>>875 ROMってます
時々ですが、レスしますので
ワン・ヴィジョン。 8ミリ映写機に手が生えたような形をしたスタンド。 後頭部や胴体を形作るように、たくさんのリールが連なっている。 このリールには、「ワン・ヴィジョン」の目が捕らえた映像が記録されている。 今、右手に握られているフィルムは、本体の四田海が足を骨折したときのものだ。 そして、現在「ワン・ヴィジョン」は、サッカー部の練習風景をこっそりと見ている。 「『カット』」 四田がぽつりとつぶやいた。映画監督がいう、あのセリフだ。編集ポイントを表す言葉。 がちゃり、と、「ワン・ヴィジョン」が頭のフィルム(現在の映像)と、 右手に握っているフィルムとをつなぎあわせる。 「うわぁぁぁっっ」 どしゃっ。さっきまで快調に走っていたサッカー部の選手が、とつぜん倒れた。 痛そうに足を抑える。そこにはぐにゃりとあらぬ方向へ曲がった足首があった。 「・・・」 心配そうに集まる選手達。監督が救急車を呼ぶようマネージャーに指示した。 「・・・『カット』」 四田が再びつぶやく。 すると、さきほどの選手は、何事もなかったかのように立ち上がった。 周りの選手達も、軽く冷やかすように肩をたたいて、そのまま散っていった。 まるで、ちょっと足をとられて転んだだけのような、そんな風景だった。 「ワン・ヴィジョン」の右手には、骨折したときのフィルムが握られていた。 まるで慌てて引き抜いたように、ところどころが破れかけていた。
>>874 きっとワン・ヴィジョンで攻撃されたんだよ
『Deliberately〜』1〜2時間後くらいあとに
連書き申し訳ないです。
能力描写もなしでいきなり四田の話してもわかんねーな、と思い、「0」を作りました。
>>872 「お約束」・・・
このネタにはいくつもの「お約束」が組み込まれている・・・
強力な「ラブコメ」だッ! 僕では太刀打ちできないッ!
誰か・・・強力な「職人」を呼ばないとッ!
無視キボン
>>864 静…川澄綾子
由紀子…渡邉由紀
聶歌…森久保祥太郎
川尻…三木眞一郎
大柳…草尾毅
平良…鈴村健一
吉則…鳥海浩輔
黒尾…水野愛日
老人…郷里大輔
由美子…釘宮理恵
ハロウィン…川田妙子
振り返る瀬戸 「これは一体?瀬戸先生何があったんですか?」 そこにいる生徒は…何年か前に授業を担当した…広瀬由紀子といったか? そうだ、あのきれいな髪を覚えている 最も俺は美女よりも美少女のほうが好みだったが… 「先生ッ!!今、人を呼んできますから」 そういって、廊下に向かって走っていく由紀子 まずいぞ…『ハロウィン』が一度に眠らせることができるのは四人までだ 何人も人が集まるのはまずい それにしてもどうやってこの扉を開けたのだ? そう思いながら由紀子を追いかけようとすると ドグシャァァァァァァァァァァァァァッ!! 見えない壁に激突した 「バカなッ!!何だこれはッ!!!」 つぶれた鼻を押さえながら言った 手を伸ばしてみる…ある 見ることは出来ないが確かに扉はある 何故見えないのか? そこまで考えたところで思い出した そうだ、広瀬由紀子… 鍵を開け、ノブを廻し、扉を開ける、本日二度目の衝撃… グボォォォォォォォォォォォォォォッッ!! 「ッ!!」 殴られた?まさか、あいつも能力を持っているのか?ものを透明にする能力?
「由美子?大丈夫?眼を覚まして」 瀬戸がその声に気付いて振り返ると由紀子が由美子を起こそうとしていた 「広瀬…お前もそうなのか?」 その問いに由紀子は答えない 「お前も能力を持っているんだな?『ハロウィン』ッ!!眠らせ…」 視界の端で何かが動いた そちらを向く瀬戸 「Hey!!体育教師ッ!!僕はお前みたいなゲス野郎には負けないぜッ!!」 『ハロウィン』が眠らせたはずの聶歌が奇妙なポーズで立ってこちらを指差していた (アレが静の思うかっこいい男なのかしら?) うろたえる瀬戸を尻目に由紀子は思う 「何故だッ『ハロウィン』?どうしてアイツが眼を覚ましたんだ?」 『わ、分かりません〜〜ちゃんと眠らせましたよぉ〜〜』 (私が透明になって聶歌を操ってあいつを倒す) 先程静が耳打ちしてきたことだ 「お前は僕には絶対勝てないッ!!なぜなら…」 (静かに操られた)聶歌が大振りのパンチを放つ 『ハンドフル・オブ・ペイン』で防御しながら瀬戸が言う 「『ハロウィン』ッ!さっさと眠らせろ」 (まあちょっと不自然かもしれないけど寝起きの由美子ちゃんなら分からないと思うの) 「うぅ…」 由美子が…眼を覚ました、スタンド能力が弱まっている?
「…なぜならッ、私の国でも体育教師は頭が悪いからだッ 無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄 無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄 無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄 無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァッ!!」 『アクトン・ベイビィ』のラッシュが瀬戸を叩きのめす 「見てた?由美子ちゃん」 静が由紀子の方を見る 由美子は目を覚ましていた 由美子だけではない、大柳も聶歌も眼を覚ましている 「静さん」 由美子がつぶやいた 「え、私?」 「静…透明化が解除されているわ」 静の疑問に由紀子が答えた…と、同時に由美子が静に飛びついた 「静お姉さまッ!助けてくれたのねッありがとう」 「ちょ、ちょっと待ってどういうこと?」 静は床の一部を透明にしてみる…透明になっている 「お姉さま、男なんてだめね、結局助けてくれなかったもの 静お姉さまに一生付いていくわ」 「一体どうなってるのよぉ〜〜私にそんな趣味は無ェェェェェェェェェッ!!」
とりあえず終わらせたが…最後の方が全然書けてない
誰か補完頼む
>>881 のやり取りが最も重要だというのに…鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱
鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱
『サウンド・オブ・サイレンス』
射程距離内のスタンド能力を弱める(無効化する)
訂正
>>836 二行目
二回の離婚と三回の離婚→三回の離婚と二回の結婚
>>879 五行目
最も→尤も
静「落ち着け。とりあえず教室へ行って、状況を整理しよう」 聶歌「う〜〜、何なのよ一体〜」 二人が教室にはいると、吉良吉則が慌てて話しかけてきた 吉良「おお、静、汐華!俺、大変な事になっちまったよ〜!」 聶歌「な、吉良!何のつもりよ!」 吉良「違う違う、俺だよ俺。平良清だよ。 さっき突然意識が遠くなったと思ったら、奴と人格が入れ替わっちまったんだ」 ふと気が付くと平良が、忌々しいが仕方無いとでも言いたそうな目でこちらを睨んでいる。 聶歌達があぜんとしていると、繭美が静の袖をつかんで囁やきかける 繭美「あの二人、さっきから何だか急に変になっちゃってるのよ」 静「!首藤さん?君は首藤さんなのか!?」 繭美「そ、そうよ(ドキッ)静まで、どうしちゃったの?」 静「この現象、無差別に起こっているのではないという事か…?」 平良「さっき確かめたが、少なくともこの教室にいた中でこの異変が起きたのは 僕達だけのようだ。つまりスタンド使いだけだな」 静「な…そういう事はもっと早く言ってくれ!僕は無駄が嫌いなんだ!」 繭美「プッ!何言ってるの静。似合わないわよw」 吉良「うむ、確かに」 聶歌「ちょっとそれどーゆー意味よ!」 静「…すまない、首藤さん、ちょっと向こうへ行っててもらえないかな…」 繭美「本当にどうしちゃったの、あなたたち。変よ?」
平良「…へえ、そうかい。『無駄が嫌い』ねぇ…。そんなら僕は、目立つのが嫌いなんだ。 とりあえずそいつに、僕の体で騒ぐのをやめさせてくれないかな」 吉良「何だと、野郎ゥッ!」 聶歌「よしなさいって…とすると、私達のも別にバナナが原因じゃないってことね。 …ハッ!そういえば由紀子は!?まさかっ!」 由美子「そのまさかじゃあ無いとは思うけど」 教室のドアが開き、姉妹が姿をあらわす。由紀子が静のもとへ駆け寄る 由紀子「どうしよう、静お姉さま!お姉ちゃんと入れ替わってしまったわ!」 静「…まあ君達は姉妹だから、さほど問題は無いかもしれないけどな…」 由紀子「え?汐華さん!?」 一方、丁度その頃 ハロウィン「そんな馬鹿な〜!?ワタシが『本体』の部屋の中以外に存在するなんて、 絶対ありえないのにぃ〜?ここはどこです〜〜? ワタシによく似た(自惚れ)人形がいっぱいありますが〜?」 絵美「ここは…?まだあたしが行動できる時間じゃないはずなのに、 暗い……『地下室』!?」
おかしいな、「スタンド関連以外の不思議現象は起こって欲しくない」と思ったから
スタンド攻撃されたっぽく展開させただけなのに、
なぜこんなにラブコメから離れていってしまうのだろう!?SS力無いせい?
ともかく、このリレーのバトンを受け取ってくれる人はいるかな。
……あれぇっ、私からじゃなく
>>873 から直接受け取っちゃうの!?
などといった冗談はおいといて、
私もコテハン名乗った方が良いですかね?
現コテハン各氏にはおよばぬものの、何本か書いていますので…。
実は◆XgzPoOaLlEも私です。でもこれは元々
>>592 の冗談を言うだけのために仮につけたトリップなので
もはやトリップキーなどおぼえてないのですが。
四田はひとり授業をサボり、部室で作業を続けていた。 今回の新聞は、部長に黙って独断で作ったものだ。はっきり言ってバレるとヤバい。 少なめに刷ったとはいえ、さすがの「ワン・ヴィジョン」も人の噂までは編集できない。 早晩部長の耳に届くに決まっている。新聞の存在を抹消すれば別だが、それでは本末転倒だ。 だから今、彼は作業をしている。「裏付け記事」の作成だ。 確かに、平良清と静・ジョースターの交際というのは嘘ネタだ。が、僕の能力。 編集した事実の矛盾には、僕以外の誰一人として気づかない。重要なのはそこだ。 噂にされている当の本人達も例外ではない。今ごろデートの約束でもしているのかも知れない。 自分達がどんな理由で付き合い始めたのか、それも分からないまま結婚までするかもしれない。 が、そこまでは僕の知ったことではない。重要なのは「2人がいっしょにいる画を撮る」ことだ。 もし、平良に本物の恋人がいたとしたら、「ワン・ヴィジョン」は不発に終わっているだろう。 そういう強い思いを打ち消して、偽のつながりを作るほどのパワーはないからだ。 でも、それでも構わない。いまごろ平良はその恋人とこっそりメールでもしているかも知れない。 ひょっとしたら記事のことで喧嘩でもしているかも知れない。 が、そこまでは僕の知ったことではない。重要なのは「2人がいっしょにいる画を撮る」ことだ。 とにかく、どっちに転んでも、「平良清に交際相手がいる」ことの裏づけは取れる。 今日中に「平良とその交際相手」の写真を撮る。記事もあわせて作る。 部長にばれる前に、記事を形にしておけば、万事問題ない。 新聞への生徒たちの関心も少しは高まるだろう。いい新聞をつくるのはそれからだ。
記事の大筋は大体できた。後は平良本人の写真を撮るだけだ。 と、ちょうどいいタイミングで終業のチャイムが鳴る。実に好都合だ。 この部室から昇降口まで、直線距離で約96M。 なんとか「ワン・ヴィジョン」の射程内にある。ならばそこで監視をしよう。 平良はおそらく恋人と2人で出てくる。そこを尾行してやろう。 もし1人で出てきたら、おそらく部活動だ。そのときは、運動場が見渡せる図書室に移動しよう。 「ワン・ヴィジョン」を、昇降口にある校是の額縁の裏に潜ませる。 ほかの人に「ワン・ヴィジョン」は見えないが、まれに見える人もいるようだし、念のためだ。 と、そこにものすごい速さで駆けていく女生徒が。静・ジョースターだ。 平良を待とうなんて気はさらさらないようだ。じゃあ、能力は不発に終わったんだな。 どっちにしたって構わない。僕は平良を待つだけだ。 ん? 静が先生に捕まって連れ戻されていくぞ? いったいなんなんだ、この女は? まあいい、気にせず平良を待つことにしよう。
だんだん人が集まってきた。ぶどうの杜の増刊号は好評のようだな。 と、そこに再び静・ジョースター。今度は友人2人と一緒に登場か。 これは完全に不発だったと見て間違いないようだ。確か平良も同じクラスなのに、 平良でなく、汐華とかいう転校生と一緒にいることもその証拠だ。 ううむ、ならば平良の交際相手とは誰だろう? 事前の調査では、静が最有力候補だったのに。 まあいい。気を取り直して、平良を待とう。 と、そのとき。 「えええええええェェェェェーーーーーーーッッッ!!」 な、なんだなんだ、この馬鹿でかい声は? 静・ジョースターか? 急いで「ワン・ヴィジョン」を操作し、静の様子を見る。 なるほど。記事を見て驚いたのか。不発だったならそうなるな。 納得して視線を外しかけたそのとき。 汐華聶歌の背後から、黄金色の煙のようなものが立ち上るのが目に入る。 なんだ?と思った次の瞬間。 煙は、人のような形を作り出し、その手からなにやらオーラのようなものを静へと打ち出した。 なんだ・・・? 今のは・・・? まさか・・・僕と似た・・・『能力』? 四田海、他のスタンドとの初遭遇である。
四田は、そのあとのことをあまり覚えていない。 気がついた時には、手元にあったメモ用紙に殴り書きで記事の断片を作っていた。 心に衝撃を受けるたび、それを言葉で書き残す。彼の小さなころからのクセである。 震える手で書いたその字はとても本人以外には解読できそうにない。 ぼきりと鉛筆の芯が折れた。その衝撃で、はっと我に返る。 「ワン・ヴィジョン」を再び操作し、昇降口とその周辺をあわてて探る。 平良は? 静は? 汐華聶歌は? そして・・・あの、『能力』は? しかし、目当てのものは何一つ発見できなかった。 がっかりと肩を落とす。汗が垂れ、手が震えている。極度の興奮状態だ。 とてもじゃないが、平良関係の記事を作っていられるような状態ではない。 ・・・今日は帰ろう。そう思ったそのとき。 コンコン。
コンコン。 新聞部部室をノック・・・しかし、応答なし。ノブを回すが、鍵が掛かっている。 静 「・・・おかしいわね」 と、一同を見回す静。「さて、どうする?」と、表情で問い掛ける。 間髪おかずに平良が応じた。 平良 「今日最新号できたばっかりなんだろ? 帰っちまったんじゃねーのか?」 聶歌 「いや、それはない。さっき外から見たとき、電気が点いていた」 平良 「点けっぱなしで帰ったのかも知れねーじゃねーかよッ!」 平良は聶歌に対してはケンカ腰だ。が、明らかに理論としては弱い。 静 「それはないと思うわ。あたしが新聞部のスタンド使いなら、今日は必ず残る。 自分の能力がちゃんと働いたかどうか? それを確認するには今日が一番いい」 由紀子「そうね、私もそう思う。それに、『気配』がするしね」 由紀子の能力。髪の毛を植え付けてなくとも、多少の気配ぐらいは読める。 3対1となった平良。女子2人に論破され、すこしたじろぎながらも言う。 平良 「じゃあどうするんだよ? スタンド使いが新聞部員だっていう証拠はほとんどねーんだぞ、 『扉ぶっ壊して踏み込む』ってワケには行かねーだろーがッ!」 聶歌 「誰も扉をぶっ壊すなんて言ってないさ」 と、あきれたように聶歌。静も由紀子も似たような表情だ。 平良 「な、何だよ? お前ら、なんか作戦でもあるのかよ、教えろよ」 静 「・・・まったく、鈍いわねぇ。 うってつけな能力、アンタが持ってるじゃない」
そのころ、四田は、つい反射的に暗室に隠れてしまっていた。 写真現像用の暗室。光がまったく入らない、小さな部屋だ。 デジカメが一般に使用されるようになって20年以上たつ今、使用される機会はほとんどない。 扉ももうほとんど荷物に埋もれている。「ワン・ヴィジョン」で荷物を編集しなければ、 四田も入ることはできなかったろう。ここに隠れれば、見つかる心配はほとんどない。 だが。あの能力。気になって仕方がない。自分の能力は、出来る限りの方法で研究した。 だが、ほかにも能力者がいる。この事実。これは、いままで僕が組み立ててきた理論を覆す。 ジャーナリスト魂がめらめらと燃え上がる。知りたい、できるだけ多くのことが。 汐華聶歌は能力者だ。おそらく、静も、あともう1人も。 では、平良は? ほかにこの学校に能力者は? この町にはどれだけ能力者がいる? そもそもこの能力とはなんなのか? なにが要因で身につくのか? 知りたい。出来るだけ多くが。そのためには、彼らに話を聞くのが一番だ。 四田 「『ワン・ヴィジョン』ッ! 僕が暗室に入った事実を『カット』しろッ!」 頭のリールから、フィルムの一部をちぎり取る。 四田が暗室に入っていくところを写した部分だ。 ここの事実がなくなれば、四田は部屋に入っていないことになる。 ふっ、と、四田の体が暗室から、新聞部室内に移動した。 そのとき。
平良 「『ボール・パーク』ッ! 狙いは『部室の鍵』だッ!」 ちゃりん、と音がした。おそらく、テーブルの上か、壁のフックか、どこかから落ちた音だろう。 平良 「おッ、手ごたえあり。ホントに部室の中にあったぜ、鍵」 静 「そりゃそうでしょ、部室の中に置くのが一番合理的だもの。 そもそも、この中で部活やってるのアンタだけなのに、なんでアンタが思いつかないの?」 平良 「ぐッ・・・わ、悪かったな」 そうこうしているうちに、鍵はドアのしたの隙間を通って、すでに平良の足元に届いていた。 あまり勢いよく引き寄せると窓などを壊しかねないので、床をすべる程度に弱く引き寄せたのだ。 平良 「よッ」 と、平良が手のひらを下に向けると、鍵がヒュッと音を立ててその中に納まった。 平良 「どれどれ・・・と、よし」 かちり、という音と共に、ドアの鍵が外れる。 平良 「しかし、なんで本体の俺が思いつかないような能力の使い方を、 お前ら皆して思いついてるんだ?」 由紀子「『鍵を中から引き寄せる』なんて単純なことを思いつかないほうがおかしいわ」 平良 「ぐッ・・・」 静 「余計なこと言ってないで、さっさと行くわよ! よりによってなんでこんなやつと付き合ってることに・・・ぶつぶつ・・・」 平良 (・・・なんだか今回の俺はいいところなしだな・・・) なにはともあれ、4人は新聞部の部室に侵入した。
ジェスタ氏へ 結局、瀬戸荒海の目的や『ハンドフル・オフ・ぺイン』の能力がよく分からないのですが。
静 「無駄な抵抗は止めろォォ!」 と、かなり場違いなことを叫びながら、静は部室内に飛び込んだ。 四田 「・・・?」 予想外のセリフに、四田もどうリアクションしていいやらわからない。 静 「銃をおろせ・・・じゃないわね。 スタンドをしまえ! いや、出させたほうがイイのかしら? ぶつぶつ・・・」 四田 「・・・? 『スタンド』? というのは、この『能力』のことか?」 と、「ワン・ヴィジョン」を出す四田。4人はいっせいに身構える。 四田 「やめてくれよ、君らと戦う気なんかない」 平良 「ホントかよ? 信じられねーな」 聶歌 「僕は信じていいと思うな」 と間髪いれずに聶歌。さすがの平良もむっとする。 平良 「汐華、お前さっきからいちいち突っかかりやがって。 こいつは俺と静の嘘ネタを新聞に載せやがったんだぞ! 名誉毀損だ!」 聶歌 「でもそれだけで済んだじゃないか」 平良 「・・・?」 「理解できない」という顔の平良。静も眉間にしわを寄せている。
聶歌 「君の能力は『過去を変える』能力だろう。 しかも、過去を変えて、それを現実だと信じ込ませるような強力な能力だ」 と、四田に語りかける聶歌。四田は黙っているが、表情はそれを認めている。 聶歌は解説を続ける。 聶歌 「手紙は鍵の掛かったゲタ箱に入っていた。あれを『取り出す』のは不可能だ。 いや、『取り出す』ことが出来たとしても、それだけでは記事にはできない。 本人達があれは嘘だと騒ぎ出すのは目に見えているからな」 平良 「・・・!」 平良もようやく理解できたようだ。 平良 「それだけ強力な能力なのに、俺達にしたことといえば、ただでっち上げの記事を書いただけ」 聶歌 「そういうことだ」 静 「? どういうことよ?」 由紀子「やろうと思えば『静が崖から転落死した』っていう嘘記事を事実に出来たってことよ」 四田 「・・・まあ、難しいけど、出来なくはないね」 と、四田。一同は黙って四田を見つめた。 四田 「あの記事のことは・・・すまなかった。実は新聞部は廃部寸前で・・・」
四田の身の上話を聞き終わった一行。流石にジャーナリスト志望の少年だけあり、 事実を的確に捉え、ほどよく脚色を加え、聞き手に感動を与える物語であった。 そして、案の定、例の一途な少女。 静 「そう・・・大変なのね・・・わかる、わかるわッ!」 ・・・正直、四田もこれほど感動してくれるとは思っていなかった。 というか、ただの学校新聞の話で、なんでここまで感動できるんだ? 静 「なにか、あたし達に協力できることはない?」 うーん、そこまで困ってるわけじゃないんだけど。ちょっと脚色しすぎたかな? とにかく、聞かれてしまったからには答えておくのが人情と言うもの。 それに、なにか戦力になるものはちょっとでも欲しいのは事実だ。 それよりなにより、僕は『スタンド』について詳しく知りたい。 という、ちょっとした軽い気持ちで答えてしまったこの一言。 四田 「ええ、ぜひ、ご協力よろしく・・・」 この瞬間! 静の中に眠るなにかが爆発した! 静 「聞いたでしょ、みんな! 新聞部に入部しましょうよ!」 一同 「えッ!?」 四田 「え、そ、それはうれしいけど、そこまでしてもらわなくとも・・・」 静 「いいのよ遠慮しなくて!」 平良 「俺、野球部が忙しくて・・・」 静 「なによ今日だって練習サボってるくせに! 休みの日だけでも協力できるでしょ!」 聶歌 「僕もたまに忙しくなるから、入部はちょっと・・・」 静 「じゃあいいじゃない、時々協力するって形で!」 もうこうなった静は止められない。それだけは、どう切り貼りしても変えられない『事実』だ。
静・ジョースター 廣瀬由紀子 汐華聶歌 勢いでなぜか新聞部特捜班結成。 もっとも、やる気があるのは、冒険の大義名分が出来た静だけであるが。 平良清 この後部活に行き、グランド10周の罰を受けた。 四田海 ぶどうの杜増刊号を印刷したという事実を泣く泣く『編集』したので、部長に怒られずに済んだ。 現在、学校内のスタンド使いの情報を収集中。 クッキー すっかり忘れた静が、その日のおやつに食べた。 TO BE CONTENUED.....
・・・バトルを避けたらこんな話になっちゃいました。ごめんなさい。 なんか静が完全な馬鹿女になっちゃいましたが、やっぱりダメですかね? 話が作りやすかったので、ついいじりすぎちゃいました。 ところでジェスタ氏、アクトン・ベイビィは接近パワー型ですかね?
>>893 瀬戸の目的→性犯罪
『ハンドフル・オフ・ぺイン』
感情、意識、意思を固定する
例えば好印象を持たれた時に発動するとよっぽどひどいことをしなければ嫌われない
相手が恐怖しているときなら、ずっと恐怖し続ける(『逆らえない』と云う思いが忘れられない)
スタンド使い相手には効果が弱いようだ
>>838 ,10行目
のつもりだったが正直ss内で能力が活かされてないな
>>898 近距離パワー型?でいいんじゃない?
>>なんか静が完全な馬鹿女になっちゃいましたが
イヤ、あれがコメなんじゃないかッ!!
それがイイッ!!それがbest
>>880 以降書き直したいが時間がない…ウゥ
リレーもしたいのに
職人様が増えてきてますね 喜ばしいかぎりです >>ジェスタ氏 リレーはやりたいですね。次スレでやりませんか? 900ゲット! 次スレまでもう少し
しまった、ドミノ工場です氏のサイトへは、直リンにすべきじゃなかったか
>>900 リレー(人格交換の話)
次スレはいつ頃?950くらいか?
アクトン・ベイビィはあまりパワーの有るタイプじゃないほうがいいと思う パワーより策で戦うってイメージあるし どうしてもパワーが欲しければキャンディ・キャンディを出してアクトン・レディにするって手もあるし
>>905 何型だろ?普通に近距離型かな
自分のイメージだとアクトン・ベイビィは
パワーはD〜Cくらい
射程距離は約10mで浮遊移動可能
『スタンドが何処で何をしているのかわからない』という状態から
相手の虚をついて倒す戦法を得意とするってとこ
これだと中距離型かな
ところでストーン・フリーのパワーAって過大評価だと思わね
CかBだろ
鉄格子を破壊出来ないくらいのパワーってのが物語とバランスがとれていて緊張感を出していたと思う
>>905 自分も困惑編はすっかりああするつもりでやってましたよ。
でも長くなりすぎたので後半をばっさり『カット』。
存在した事実ごと抹消させていただきました。
(四田に入れ込みすぎて、ゲス部員にしたくなかったという説もあり。)
アクトン・ベイビィは、ヴィジョンなしか、あるいは
>>14 のサイトのような感じの
イメージで考えてました。
近距離非パワー型はヘヴンズ・ドアーみたいな感じになるのかな?
その後、静達は放課後までこの現象の原因を探るべく学校中を駆けずり回った、が… 「もしかして本体はもう帰ったのか?」 夕日の差す美術室で静が、いや聶歌が言った 「少し、状況を整理しよう」 吉則が言いながらレポート用紙とペンを出す 「入れ替わっていたのはスタンド使いだけのようね…」 「アタシと聶歌…由紀子と由美子ちゃん、平良と吉良」 「僕と瀬戸先生もだ、それに黒尾君と四田君も」 大柳が追加する 「『ハロウィン』と元宮さんもでした」 と言うのは由美子、彼女は『ハロウィン』と仲良くなったらしい 「それから、さっき電話してみたんだけど、お義兄ちゃんや噴上さん、辻さんは入れ替わっていないみたい」 「父さんと母さんも大丈夫らしいわ」 「と云うことは、コレは学校でのみ起こっているわけか」 吉則は言われたことをすらすらとまとめていく 「さて、これからどうする?」 …………数秒の沈黙………… 「『家に帰る』…か?」 大柳の意見は当然といえば当然なのだが 「そんな、先生!どっちの家に帰ればいいんですか?由紀子たちはいいとしてもアタシ達は」 「あなたはまだいいじゃない静、身内にスタンド使いがいるならフォローしてもらえるでしょう? 私こそどうしたらいいのかしら?よりによって男の子と入れ替わるなんて!!」 しかし、鴉子のあせりは半ば演技だ 彼女だけではない、聶歌も吉則にもこの現象に心当たりがあった (『狗』、アイツのスタンドでは?) 「どうする?いっそのこと全員で学校に泊まるか?」
この後、バトルパートとラブコメパート同時進行 じゃ、なくてもいいけど
素晴らしいですな 人格入れ替えは第五部でやっているだけに、 話しを膨らますのは難しいと思っていましたが さすがジェスタ氏です 続きに更なる期待
ところでSS群を時系列に並べるとどうなる?
>>911 「困惑編」は一応秋です・・・。「日が短くなってきた」っていいましたしね。
季節で大体分けていくのがいいんじゃないかと。
ところで、もう2、3個書きたい話があるんですが、コテハンのほうがいいですかねえ。
>>908 静「先生、学校に泊まるとしても、ひとつ問題が・・・」
と、静(中身は聶歌)がおずおずと切り出した。
知的にしゃべる静の姿に違和感を感じつつ、全員が注目する。
静「こういう場合、男子と女子の部屋は分けるよな?
この場合、僕はどっちに分類されるんだ?」
平良「何をくだらないことを・・・」
聶歌「何言ってんのよッ! 大問題よッ!」
と、聶歌(中身は静)。いつものつもりで平良に突っ込んでいるが、
中身が吉良であることをすっかり忘れている。
彼女の脳の処理能力はすでに限界オーバーだ。
大柳「うむ、確かに。
精神で分けても肉体で分けても、男女がいっしょに寝ることになる。
さすがにそれはまずいな」
と、大柳(中身は瀬戸)。
一同(お前が言うことか?)
一同がいっせいに心の中で突っ込んだことは言うまでもない。
>>元◆XgzPoOaLlE氏、困惑編を書いた方へ
コテハンかトリップつけて貰った方がありがたいという人間がここに一人おります。
ログを纏める時に作業が楽だからという個人的な理由からなんですが。
出来ればということで、ご一考くださいー。
>>902 いやいや、気になさらなくて結構ですよ。
一応スレのまとめサイトですので直リンおkです。
>>913 吉良吉則は思う
さて、どうするか…
『狗』か、或いは『老人』のところへ行って解除してもらうか?
それともこれを機にこいつらのスタンド能力をそれとなく聞き出すか?
「ところでさ〜」
吉則の思考は静の声によって中断された
「由美子ちゃんの『サウンド・オブ・サイレンス』ならこれを解除できるんじゃないの?
スタンド能力を無効化できるんでしょう?」
こいつら本当に僕を怪しんでいるのか?それともコイツがただ間抜けなだけなのか?
「ダメよ静、そんなの最初に試したわ、それにね、前から何回か調べてみたけど…
どうやら由美子のスタンドは由美子が無意識の時、寝ている時や、気絶している時にしか発動しないらしいわ」
吉則にとっては思わぬ収穫だった
これで学園内で謎の能力者は残り四人か…
吉良「(平良)何だ、少し冷え込むと思ったら、ちらついてきやがったぞ」 由紀子「(由美子)わあ、雪だ雪だ」 大柳「(瀬戸)それにしても、うちの学校にこんなにスタンド使いがいたとは、驚きましたな」 瀬戸「(大柳)うん、黒尾君や吉良君もそうだったとは意外でしたけどね。 でも、これだけじゃないはず。僕が把握しているだけでも、ほかに 2−Dの竹西君とか、1−Aの進藤君とか、3−Bの大塚君とかいますし…」 大柳「(瀬戸)…なるほど、学級閉鎖で学校に来てない子達ですな。 今年のインフルエンザは例年にも増してひどいようですからね…」 なにィッ、まだそんなにいるのか! 教師二人の話を聞いて、吉良は驚く。 ……待てよ?今『吉良君もそうだったとは意外』と言ったな。 そうか!そういえば美術室騒ぎの時、PPEについでに『僕がスタンド使いであるという事実』 に関する記憶も食べてもらっていたんだった! それを今回は当初から自分でバラした…クソッ、僕としたことがなんというミスを… ということは、『解除』してもらうわけにもいかないな。あの時『狗』がどこにいたのか、 どう行動してればやめさせられたのか確認した上で、『巻き戻し』しなければならないな。 幸い、それくらいの『ストック』は残っているが…やはり正直、こんなところで使うのは痛いな。
ほかにも『スタンド使いな生徒』を出したかったので、勝手に冬にしちゃいました。スミマセン。
それと私は
>>885 です。
以前に2度ほど「○○でも○○でもない」という名前で書いたことがあるので
このコテハンを名乗ることにしました。
ほかに書いた物は、今調べる時間が無いので、また後で…
918 :
ハーツ :03/09/21 21:31 ID:???
困惑編作者です。以後、このコテハンを名乗ることにします。 2,3日中に次の話がうpできる・・・かな・・・できたらいいな。
>>917 由美子登場編の方だね
なにィッ、まだそんなにいるのか!
ということは解決編を思いついたということか?…とか書いてみたりして、ハハ
demonaiって最初見たとき英語でも仏語でも伊語でもない言葉のデーモンだと勝手に思ってた
そしてハーツ氏
お二人の活躍を期待しつつテスト中に付き私はROMに
春、満開の桜の下無礼講の花見 『老人』「春だな…」 『彼』 「春ですね…」 『老人』「静・ジョースターは二年になれたか?」 『彼』 「普通なれますよ…」 『老人』「あの学校にはスタンド使いがいっぱいいるな…」 『彼』 「そうですね…」 『老人』「じゃぁ、広瀬由美…」 『狗』 「黙れロリコン…」 ちょっと思いついたんで
学年
+1:黒尾鴉子
0:吉良吉則,汐華聶歌,首藤繭美,平良清,広瀬由紀子,四田海
-4:広瀬由美子
時期
1年春
その人は切り札、全てを翻すジョーカー
1年夏休み
走る為に生まれてきた
1年秋(*)
ぶどうヶ丘怪奇譚 美術室の幽霊
静・ジョースターの困惑
1年(*)
Killer with Iron Maiden
黒い天使は『アイ』を囁く
2年春
Deliberately Limited Preliminary Prelude Period In Z
2年冬
リレー中
小ネタは未完
*
>>666 テスト直前に、いろいろやっていたのだから、当然といえば当然なのだが。(黒天)
>>576 静「えっ?『吉良吉則』?そりゃ1年の時から一緒だから名前くらいは知ってるけど…」 (KIM)
てことはこの二つは静2年以降か?
すると怪奇タンも自動的にそうなるが…
まぁ>576を「〜同じクラスだから〜」とかにすればいいだけだけど
>なにィッ、まだそんなにいるのか!
>ということは解決編を思いついたということか?…
いえいえ、とんでもない
具体的な『狗』の能力が見当つかないからムリですw
『別の話』を構築中なので
「今まで登場したのだけが学園内のスタンド使いのすべて」
とされるとマズいと思ったものですから
一応
大塚君
>>854 竹西君
>>441 を考えてますw今回の話には出しませんが
人がいないような気がする。職人様はたくさんいるのに・・・ >>demonai氏 『狗』は単純に人格の入れ替えでいいんじゃないかと もしくは『精神を抽出して他人に注入するスタンド』とか もう少しで光ファイバー導入、ダイアルアップでちまちま接続する生活とはおさらばです
>>821 「…4年前の失踪事件、か…。」
教師はぼんやりと過去を思い出しながら独り言をつぶやいた。
「それが何か?」
その独り言に答えた人物――『彼』が口を開いた。
「いや…そういえばそんな事件が3・4件あったなと思い出していただけだ。」
>>845 「七不思議の『開かずの地下室』、覚えているな?それがさっき開けられた
あそこは本当に『開かず』なんだ。六年…位前に鍵が紛失しそれ以降
開放されたことがないもともと全然使っていなかったから支障はなかったが…」
>>884 絵美「ここは…?まだあたしが行動できる時間じゃないはずなのに、
暗い……『地下室』!?」
>>908 夕日の差す美術室で静が、いや聶歌が言った
完全復活、Bフレッツ! というわけで、SSを投稿します 人格入れ替え話を放り出したままですが、そちらはいずれリレーすると言うことで 一つだけ 今回の話に出てくるスタンドは、某スレで頂いたものです その節はどうもありがとうございました>『男』
『大穴』―― ぶどうヶ丘高校東校舎の四階、廊下の突き当たりにそれはある。 『大穴』といっても洞穴のようなものではなく、むしろ窪みと言ったほうがいいかもしれない。 壁にできた、直径一mほどの窪み。 いつからあるのか、どのようにしてできたのか、なぜ修理されないのか……それら全てが謎に包まれている。 リーゼントをけなされた男子生徒が殴った跡だとも、 馬鹿にされてキレた生徒に「削られた」のだとも言われているが、定かではない。 個人的に、静は後者ではないかと思っている。 もし仮に仗助がやったのだとしたら、『C・ダイヤモンド』で直さないはずがない。 そもそも、仗助なら間違いなく『壁』ではなく『人』を殴るだろう。 まあ、それはさておき。 『大穴』にまつわる怪談は皆無と言ってもいい。七不思議にも入っていない。 所詮、『大穴』は『少し欠けた石像』とか『ひび割れた窓ガラス』などと同じ類のものだからだ。 それを見て『不気味』だと感じる者は、一人も居なかった。
「ところがだ!」 新聞部特捜班――静・聶歌・由紀子の三人を前にして、四田海は熱っぽく叫んだ。 「『大穴』について奇妙な情報があったんだよ」 久々の特ダネが嬉しいのか、表情は朗らかだ。 「仮に鈴木さんということにしておこう、その人からの情報なんだけどね……」 「なんで仮に、なんですか〜?」 静は教師に質問する時のように尋ねた。 四田が簡潔に答える。 「情報提供者のプライバシーは守る。ジャーナリストとして当然のことだよ」 「なるほど……」 「話を続けるよ。 鈴木さんが二日前の夜、忘れ物を取りに来た時におかしなものを見たそうなんだ。 本来なら『大穴』があるべきところに、『ドア』があったって……」 「ドア?」 「そう、『ドア』だ。不思議なことに、暗闇の中で光っていたそうだ。なかなか立派な造りだったらしい。 鈴木さんは怖くなって逃げ出そうとも思ったが、勇気を振り絞ってそのドアを少しだけ、開けた」 「わくわく。それで、どうなったの?」 「……豪華な部屋が見えた。とてもきらびやかで、高級そうな部屋だ。 そこには人間が二人居て――背中を向けていたので顔は見えなかったそうだ――なにか話している風だった。 鈴木さんは、今度こそ本当に恐ろしくなって、とうとう逃げ出した……」 「おお…怪奇現象ね」 「怪奇現象だよ。それに、もしかしたら……何らかのスタンド能力かもしれない」 四田は嬉しそうに微笑んだ。
「あのさ…僕は帰ってもいいかな?」 と聶歌。 「見たいテレビ番組があるんだ。たしか……えーと……」 ちらりと由紀子を見る聶歌。 それを受けて、由紀子が聶歌をフォローする。 「老人介護に関するドキュメンタリーよね! 今夜七時からの!」 「あ〜そうそう、それが見たいんだ……アハハハ」 「ドキュメンタリーは勉強になるもんね……ウフフフ」 二人とも、早く帰りたいがために嘘をついているのがバレバレだ。 「ダメよ! 二人とも、帰っちゃダメ!」 静の叫び。 それを聞いて、聶歌と由紀子が同時にため息をついた。 (遅かったか……) こうなっては、どんなことを言っても帰れそうにない。 「これから真夜中の学校を探検よ! 新聞部特捜班として、『大穴』の謎を探るのよ!」 「……本当に?」 聶歌の祈るような声を無視して、静は元気よく叫んだ。 「行くわよ!」 「行ってらっしゃい。頑張ってねー」 のんびりとした声で、四田が言った。 「ちょ、ちょっと待て。おまえは? お前は行かないのか?」 聶歌が、四田に激しく詰め寄る。 その瞳には、憎悪に近い怒りが燃えあがっている。 「言い出しっぺだろ? おまえ、ジャーナリストだろ? まさか、このまま帰るつもりなのか?」 「うん、そのまさかだ」 四田はニヤリと笑った。 「ぼくもね、『衝撃ドキュメント! 老人介護の悲惨な実態!!』を見たいんだよ」
続く 由紀子の影が薄い…
ちょー寂れてるね
恋人にリンゴをあげよう 芯の無いリンゴを――イギリス民謡 『恋人にリンゴを』より 今日の辻マヤは――いや、今日も辻マヤはけだるい。 それは体質の所為でもあるし、仕事が忙しい故のけだるさもあるのだが、 一番の原因は『永遠の愛』を誓える恋人たちが未だに現れないからだった。 辻マヤは自分が姉ほど恋人たちを祝福しようなどという殊勝な性格をしているとは思っていない。 むしろ逆だと思っている。 姉が志したのは童話のシンデレラに出てくる良い魔法使いだ。 そして扱えたスタンド能力の名もまた『シンデレラ』である。 では、自分は? スタンドの名前は『スノー・ホワイト』――白雪姫だ。 その白雪姫に出てくる魔法使いは誰? 白雪姫の美しさに嫉妬し、他人を認めぬ狭量な王妃。 妬んで嫉んで、白雪姫に毒のリンゴを渡した魔女。 ――この上なく悪い魔法使いだ。 『スノー・ホワイト』の能力は運勢の固定だ。 姉の場合は30分の時間制限つきだが、自分の場合は『試練』を乗り越える事によって運勢の固定を行う。 『試練』には幾つか種類があり、数日程度の運勢固定ならば割合簡単な『試練』になる。 一週間、一ヶ月、一年となるにつれ難しくなる。簡単にはクリアできない。 そう。『永遠の愛』が欲しくば、この悪い魔法使いに一矢報いれば良いだけの話。 しかし悲しいかな。一日二日程度の試練に打ち勝てた者は多く居れども――。 『永遠』を誓う者は残念ながらまだ現れない。 そして今日も噂を聞きつけた恋人たちが『永遠の愛』という触れ込みに惹かれて『試練』に挑戦するのだろう。 そして今日も辻マヤはその恋人たちに、白雪姫に毒のリンゴを渡した魔女のように『試練』を渡すのだろう。 いつか自分に一矢報いる恋人たちが現れることを願って。 「ふぅ〜……いらっしゃい。今日はいかがされますか?」 おしまい。
辻マヤって今までSSに出て来てないから
人となりとスタンドの細かな性能を軽く書いてみたんだが……。
もうね、アフォかとヴァカかと。
肝心なセリフが無いし静が微塵も出てきてないじゃねーかと小一時間(略
>>930 さ、寂れてるって言うな! マターリしてると言えッ!
……まぁ、言葉を繕っても意味ないですが。
この調子だったら950じゃなくて970で次スレでもいいような気がしてきました。
>>932 毒林檎を食べて死ぬ試練はどの程度の日数ですか
マヤの話は、カップルがいないと書きづらいですね
誰かをくっつけません?
934 :
930 :03/10/01 00:34 ID:???
>>932 確かに、バキスレヤムスレなどの荒れ方を見れば、このスレはマターリだな
第935話『wooly colder parody』 元宮絵美はぶどうヶ丘高校の美術部員だった 彼女はこよなく芸術を愛する少女だった テストでよい点数を取るとか、素敵な人と恋をすることも大切な事だとは解ってはいたが、 それ以上にそういった生活の中にある喜びを絵で表現したいという欲求のほうが遥かに強かった 自然、街角、人物、動物、植物あるいは思い… 目にとまり感動したものは一つ一つ描きとめた スケッチブックは半月もしないうちに埋めつくされた 彼女にはあまり友人と呼べる人物がいなかった むしろ友達と買い物をしたり、カラオケに行ったり、好きな男の子の話をしたりするのは苦手だった もちろん友達と遊ぶのが嫌いだったわけではなかった ただ、その欲求が他の人よりも少し小さかっただけだ 彼女の作品のほとんどが完成されることはなかった 美術室や、自屋は未完成の作品であふれていた 水彩、油彩、膠彩、美術室の作品は整理されていたが自室には散乱していると云う表現がぴったりだった しかも惜しげもなくその作品を捨てていた 両親が、教師が、友人がどんなに言っても捨ててしまった 完成された作品に興味がなかった 自分の作品はもちろん他人の、いわゆる巨匠と呼ばれる先人達の、作品ですら 他人の作品を見るときその絵を見ていなかった その絵で何を伝えたかったかなど興味がなかった 何故その絵を描いたのか?どの様な思いでそのモデルを見ていたのか?あるいは聞いていたのか?触れていたのか?感じていたのか? 興味はそこにあった
彼女の作風、又作品へ取り掛かる姿勢が変わったのは2年に進級した年の春だった 先ず自然を描かなくなった 更に風景全般を描かないようになり動物や植物も描かなくなった 抽象画も描かないようになり、終にはその題材は人物へと絞られた 周囲の人物はみな驚いた 又、作品を完成させるようになった 彩色することはなくなったが細部に亘り緻密に描くようになった 周囲はそれを歓迎した ただ一人、それを否定した友人がいた 『面白くなくなった』 その友人の評価だ その友人は最も仲のよかった親友だ 少し寂しくなったが、今思うと親友は最も絵美の絵を理解していた人間なのだろう きっと、絵美自身よりも 誰も気付くことはなかったが、彼女の題材に他に比べて圧倒的の多く選ばれる人物がいた 鳥栖一、その年ぶどうヶ丘高校へ赴任して来た新人教師だ
『『ジョジョの奇妙な冒険』外伝.静・ジョースターの学園ラブコメ』外伝です 例によってラブコメにはなりませんが(鬱)ラブコメ風味にもなりません 今回はなるべく短く仕上げるんで…書いていい?
>>611 ◆YMXGRjSTq6氏
死んでも良いと思える程の覚悟を持っていて、
なおかつ相手の事をそれだけ思っているならば
それこそ『永遠の愛』と言ってもいい・か・も…
あとは試練に失敗したら七人の小人よろしくハイホーハイホーと働くとか。
魔法の鏡みたいに、エステに来た客を褒めなきゃならんとか。
ろくでもない考えしか浮かびません。
誰かをくっつける話なら、個人的には繭美でFAです。(誰が相手とかは思い浮かばないけど)
>>ジェスタ氏
書きこみを『許可』するッ!
というか、是非とも書いてください。お願いします。
しばらく来られなかったのですが…リレー全然進んでませんねw とか言いつつ、私も内容的に全く進展させてませんが 聶歌は考える。 …『老人』の組織に潜入して、『狗』を紹介された時に その事を報告した時に言われた通り、ポルナレフさんの派遣を要請するか…? そういえばこの前定時連絡した時、ミスタさんがやたら日本に観光しに来たがってたからな、 兄さんの許可さえ降りれば、喜んで連れて来てくれるだろうが… …いや、やはりダメだ。いくら僕自身の意志で組織を裏切った形になったとはいえ まだ『老人』達にはパッショーネの『監視』を知られる訳にはいかないし、 何より来日を待ってたら時間がかかりすぎる。自力で解決した方が速い。 僕もそうだが、兄さんは僕以上に無駄を嫌うからな。 だが……『狗』の力から考えると、効果範囲や効力がちょっと強すぎるような気がする。 もしや、暴走してるのか? 聶歌「(静)ねえ、総合病院のマニッシュ先生に来てもらったらどうかしら。 『デス13』の『なんでもありの夢の世界』で、それぞれ自分の体を そのまま元の体に変形させるのよ」 由紀子「(由美子)さすが静お姉様、冴えてるゥッ!ハロウィンは皆を眠らせるの得意だし」 由美子「(由紀子)ダメよ、それじゃ当のハロウィンと絵美さんは そもそも体を持たないから戻れないじゃない。それに、そのやり方だと 体内まで変えなきゃならないから、スプラッタになっちゃうでしょ。 たとえ夢でも、そんなの見るの嫌だわ」
「さて、来てはみたものの――」 静は『大穴』の内側を撫でてみた。 すべすべしていて、まさに『削った』といった感じ。どうやら、あの噂は本当だったようだ。 (こんど、虹村さんに訊いてみよっと) 静は、義兄の親友の馬鹿面を思い浮かべた。 ともかく、それはどう見ても触っても見慣れた『大穴』で、『ドア』なんかではない。 それだけは確かだった。 一方、聶歌は大穴の周りをいろいろと調べていた。 触って、叩いて、耳を押し当てて……。 「異常はないな。壁の中が空洞になってるわけでもなさそうだ」 「じゃあやっぱり、スタンド?」 「うん、間違いないだろう。スタンド使いは引かれ合うって言うしな……問題は、そのスタンド使いは誰かということだ」 「誰でもいいわよ! 異常がないんだったら、今日のところはもう帰りましょう」 由紀子が提案…というより、強迫する。 ギラギラした双眸は、「うんって言わないとぶっ殺すわよ」と言っている。
「残念だったわね。七時まで待つわよ」 「なんでよ、静?」 由紀子が憮然とした表情を浮かべる。 「鈴木さんによると、『ドア』を見たのは七時頃だったらしいの。 今はだいたい六時……あと一時間、そこの教室で待機しましょう」 すぐそばの教室を指差す静。 歩み寄り、教室のドアに手をかける。が、すぐに手を離した。 「鍵がかかってる……。どうしよう、廊下で待つ?」 「考え無しだな。後先考えないからそうなる……」 そう言って、聶歌は『DJT』を発動させた。 「ピッキングの才能を向上させた……ほら、針金だ」 聶歌が投げた針金を受け取り、それを南京錠に突っ込む。 《カチャカチャ……ピン!》 所要時間十秒。 「あんた、いつも針金を持ち歩いてるの?」 「偶然だよ」 「どんな偶然よ……」 などと軽口を叩きつつ、三人は教室に入った。
なんつーか、グダグダな文章……とっとと本題に入りたいよ >>ジェスタ氏 続きキボンヌ
正直、次スレいらない
ぶどうヶ丘高校美術部は廃れているが部員だけはかなりの数がいる なんでも絵美の入学する以前に超美人な先輩がいたらしい まじめに美術に取り組んでいるのは絵美を含めて5〜6人ほどしかいない そんなわけで、新任の教師鳥栖一が美術部の顧問となることになった かしゅかしゅと紙の上を木炭が滑る、その音だけが美術室に響いている 「どう?」 モデルが話しかけてきた 「うん…」 絵美は生返事を返す 再びその場を支配するのは木炭と紙の摩擦音のみとなった 「ふぅ…」 絵美が顔をあげる 目の前のモデルと話をしようとしたが…いない 「また、そんな描き方をしている」 隣から声が聞こえた 「茉莉ちゃん…」 「久しぶりに人間以外のものも描いたらいいじゃないか」 相変わらずこの友人の言うことには遠慮はない 「ん…」 茉莉が何を言いたいかは分かっている 絵美がうつむくと同時にチャイムが鳴った 「それじゃぁ私は帰るよ、愛しの先生にもよろしく」 顔が赤くなったのが自分でも分かった 「何言ってるの、茉莉ちゃんッ!」 「あぁ、違った?それは悪かった、でも見ていれば誰でもそう思うと思うけどね で、違うの?」 絵美は耳まで赤くしてうつむいてしまった そしてそれは茉莉が最後に確認された姿だった 一学期最後の日…茉莉は失踪した
『wooly colder parody』が Cut,Shuffle...OPEN THE GAME!につながるかも
947 :
マロン名無しさん :03/10/05 23:24 ID:MYb88g2A
もうすぐ950でーすね
どうする?
>>932 の言う通り970で次にする?
今だ先の見えないリレーは仕方無いにしても
ジェスタ氏と611◆YMXGRjSTq6氏の現行SSはこのスレ内で完結して欲しいなと思ってるのだが
949 :
ハーツ :03/10/06 21:36 ID:???
申し訳ねぇですぅ・・・、パソコンが壊れちまいまして、2,3日中どころか2週間以上も
空けてしまいましたぁぁ・・・。データ全部飛んじゃったよう。今大急ぎで再執筆中です。
よろしければ次スレに乗せさせてください・・・。
この流れなら、970でもよさそうですね、次スレ。
テンプレは
>>901 のでいいのかな?
夏休みに入ってからも絵美はよく学校に来ていた 美術部の集まりだから…と云うわけではない まぁようするに… 「どうだい?うまく描けた?」 絵美が顔を上げたところへ鳥栖が声を掛けた 「はい…」 久しぶりに納得のいく作品になったと思う 鳥栖が絵美の後ろへ回り作品を見ている 少し前までは自分作品を見られることに特に感情は抱かなかった だけど今は、なんだか恥ずかしい気分だ 何故だろう?鳥栖が相手だからか? 「どうですか?」 沈黙に耐えられなくなったので聞いてみた 「うん…よく分からないな」 正直過ぎるのもどうかと思う
沈黙が場を支配した 今美術室にいるのは鳥栖と絵美の二人だけだ 二人は互いに見つめ合う 二人には、声には出さずとも、互いの気持ちが分かっていた 多分、自分の気持ちを声に出せば、受け入れられる だけど、今は… 絵美は、目を閉じて、あごを上げる (きっと先生はキスしてはくれない…) 鳥栖は、絵美の頭に手をやる (きっと絵美は待っていてくれる…) 絵美は、鳥栖の胸に顔をうずめる (だけど、約束を…) 鳥栖は、絵美を引き寄せる (誓いを…) 絵美が眼を開ける 鳥栖の声は、暖かい 「君が卒業したら、ずっと一緒にいよう」
そろそろ日も沈む 絵美は軽い足取りで昇降口へ向かっていた 自然と笑みがこぼれる あんな風に心が通じるなんて 自分は今、人生で最高に幸せなのかもしれない いや、ずっと先生といられたなら、その時が 先生がお茶に誘ってくれた 早く靴に履き替えて駐車場まで行かなくては でもあんあところをもし、誰かに見られていたら そう思ったら顔が熱くなった 今日の作品はきちんと色を塗って仕上げよう 完成したら先生にプレゼントしようか? 「君、ちょっといいかい?」 そんな声が取り留めのない絵美の思考を止めた アレは、中等部の時の瀬戸先生… 夏休み最後の日…絵美は失踪した
(改行) そして鳥栖は、25年間慣れ親しんだ名を捨て『狗』と呼ばれることを選んだ ただ、絵美のために to be continued ↑を追加 とりあえず終わらせたが、はしょりすぎだなぁ 次スレは970かな
ぶどうヶ丘高校図書委員長ドミノ工場氏へ これは『wooly colder parody』の続きなのだが蛇足なので図書館へは入荷しないで頂きたい もうどれくらい経っただろう この部屋へ案内されてから30分は経った気がする その間鳥栖は『老人』と名乗る老人と一言も声に出さず向き合っている 襖が開いて、スーツ姿の人物が入ってきた この部屋へ案内した人物とは違っていた その男は懐からディスクを取り出し『老人』に渡した 不思議なディスクだ、プラスチックの様な気もするが、生物の様でもある 男が『老人』にディスクを渡した時、ぐにゃりと曲がった様な気もする 「鳥栖一…といったな?」 『老人』が声を掛けてきた 「お前の望む力…幽霊に身体を与えること… このディスクに込められた能力ならば…或いは可能かもしれない」 自然と手を伸ばしていた 『老人』が見せ付けていたディスクを引っ込める そこで我に返る 「本当に、そんなディスクで…」 「そんなことは知らん」 鳥栖の問いかけとも独白ともつかない言葉を『老人』が一蹴した 「お前の精神力が強ければ、強く望めば、願いは叶うかもしれない 我我はそのきっかけを与える、そしてその代償を受け取る、それだけだ お前が得た力を個人的にどう使おうと、失敗しようと、我我の知ったことではない」 僕には、失敗したらどうするとかそんなことを考える余裕はない ただ、もう一度絵美をこの手に抱けるなら 否、もう二度と絵美をこの手に抱けないのなら…どうなろうと構わない
955 :
ハーツ :03/10/07 18:44 ID:???
>>940 突然、平良(中身は吉良)が立ち上がった。
瀬戸(大柳)「? どうした?」
平良(吉良)「いえ、ちょっと・・・」
と、静(聶歌)と四田(黒尾)に目配せをすると、教室を出て行った。
1分後、廊下にて。
静(聶歌)「どうした? 目立つのは嫌いじゃなかったのか?」
平良(吉良)「皮肉ならあとでいくらでも聞いてやるさ。
それより、僕はこれから『狗』を始末しに行く」
びしり、と言い放つ平良(吉良)。
四田(黒尾)「らしくないわね」
平良(吉良)「なりふりかまってられる状況じゃないだろう。
君たちだって、そうすべきだと思ってるんだろう?」
静(聶歌)「・・・まあ、確かにそれはあるな。能力が『暴走』している感じがする。
ほうっておくと取り返しのつかないことになりそうだ」
平良(吉良)「だろう? 協力してくれ」
二人を交互に見つめる平良(吉良)。
四田(黒尾)「・・・ますますらしくないわね。
いったい何をたくらんでるの?」
956 :
ハーツ :03/10/07 19:06 ID:???
>>955 平良(吉良)「たくらむとは人聞きが悪いな・・・。僕はただ事件を解決したいだけさ。
それも円満に・・・ね」
四田(黒尾)「・・・」
平良(吉良)「そんな顔で見ないでほしいな。僕はそれほど信用がないのかい?」
四田(黒尾)「ないわ」
びしり、と言い返す黒尾。さすがの吉良もむっとする。
四田(黒尾)「私は反対よ。暴走してるんだったら、本体に罪はないじゃない?
それに、また尾行される日々に逆戻りするのなんてお断りだわ」
以前、『彼』から聶歌を救い出したことで、黒尾は組織にマークされ、しばらく監視されていたのだ。
四六時中監視されている聶歌にとっては、なにをいまさら、ともいえるせりふではあるが。
静(聶歌)「僕も反対。静や平良だけなら騙してこっそり抜け出せすこともできるだろうけど、数が多い。
先生もいるしな。今後活動しにくくなるぞ。目立つのは嫌いなんだろ?」
平良(吉良)「・・・そうか。じゃあ頼まないよ。『アイアン・メイデン』!!」
突然、平良(中身は吉良)が立ち上がった。
瀬戸(大柳)「? どうした?」
平良(吉良)「いえ、ちょっと・・・トイレに」
瀬戸(大柳)「そうか。まだ何か異変が起こるかも知れないから、気をつけろよ」
教室を出て行く平良(吉良)。誰一人としてその行動を疑うものはいない。
吉良(異変が学校内だけで起こっているということは、『狗』は学校の中にいるということだ・・・。
異変が起こったのは今朝。限界まで巻き戻せば、大体事件の1時間前ぐらいまでいけるはずだ。
あと30分以内に、なんとしても『狗』を見つけ出し、原因を聞き出してやる!)
957 :
ハーツ :03/10/07 19:20 ID:???
うーん、カッコが読みづらいなぁ・・・。もうちょっとうまい表記方法はないものか。 狗との絡みのほうはジェスタ氏におまかせします。あと解決案も。
んじゃ、俺もうぷろうかな
最近規制がきついし、
>>948 ということもあるしね
でも、完結は難しいかな・・・今日中になんとか・・・
>>ハーツ氏
個人的には、中身を前に、体の方を()で括ってもらえた方が読み易い
『吉良(体は平良)』みたいな感じで
「そろそろ日も暮れたわね…」 静の声に、マンガ(ちなみに『ピンクダークの少年』)を読んでいた由紀子が顔を上げた。 「ホント、いつのまにやら真っ暗ね…。まるで私の心を映したかのよう……とっとと帰りたいわ」 「由紀子ぉ〜、今度何かおごるからさぁ、機嫌直して?」 「トラサルディーのイタリアンジェラートね」 「う……わかったわよ。あれ、高いんだけどなぁ……」 「静さぁ、いい加減こういうことに首突っ込むの止めたら? いつか取り返しのつかないことになるかもよ?」 「だって――」 『静かに!』 静の抗議は、小さくも鋭い聶歌の声に制された。 「な、なによ?」 (窓だ、見ろ) 静が窓を見ると、ライトの光が写っていた。 ゆっくりと左右に揺れ動きながら、徐々にその照度を増していく。 (なに、あれ?) (用務員が見回りにきたんだろう) 耳を澄ませば、二人分の靴音が聞こえた。 この学校の用務員も、確かに二人だ。 静も何度か会ったことがある。なかなか頑固な性格の人たちだ。 靴音が近づいてくる。音の大きさからして、今は教室から数十mといったところだろう。 (なるほど、用務員…考えてなかったわ。あの人たちに見つかったら、結構うるさいかも……) (こういうときに限って……!) 靴音が止んだ。 (ヤバイ、立ち止まったぞ) ドアが開いた。
あ、しまった 名前欄が 「ありゃ? 話し声が聞こえたような気がしたんじゃがのう」 「誰もおらんぞ。ウメさん、ボケとりゃせんか?」 「いやいや、確かに聞いたんじゃよ、シゲさん。少年の声と、少女の声……」 「風の音じゃろ。気にせんでもいいわい」 「そうじゃろうか……」 「そうじゃ、そうじゃ。ほれ、さっさと用務員室へ行かんかい」 「……おかしいのう」
「行ったか」 ドアが閉まったのを確認して、聶歌が呟いた。 「ふふ、私に感謝しなさいね。とっさの判断、見事だったでしょ?」 『アクトン・ベイビー』を解除して、静は言った。 三人の姿が現れる。 「いや、当然だろ? むしろ君が姿を消してくれるのは当たり前だと思ってたけど」 「なにさ! たまには誉めてくれてもいいじゃないの……」 聶歌の言葉に、むくれる静。 由紀子が時計を見上げる。 「いつのまにやら七時だわ。時間の経つのは本当に早いわね」 「そうか…なら、ここを出ようか。ウメさんとシゲさんには見つからないように慎重に行動してくれ、静」 「何で私だけに言うのよ?」 「君が一番ヘマをやらかしそうだからだ」 「ふん! あんたが失敗したら、思いっきり笑ってやるから!」 「あり得ないね」 「いーえ、あり得るわ」 「あり得ない!」 「あり得る!」 「静かにしなさい! いい加減にしてよ、なんでいっつも私が仲裁しなくちゃならないの? あんたたちの口喧嘩を聞いて、また用務員さんが来るかも…………あれ? おかしいわ…消えた!?」 「どうしたんだ?」 と聶歌。 「用務員さんよ! 髪を植え付けておいたんだけど、教室を出てすぐに…消えちゃったのよ。思考が感じられない……」 「……どういうことよ、聶歌?」 「……用務員室に行くって言ってたな……『大穴』にドア…中に部屋…人影…まさか!」 聶歌は教室を飛び出した。 「聶歌?」 静と由紀子もその後を追う。 聶歌は廊下に立ち尽くしていた。 「やっぱり……!」 視線の先には『大穴』……そこには、『ドア』が出現していた。
「やはり間違いなさそうだね」 聶歌の呟きに、「そうね」と由紀子も同意する。 「なにがよ? ていうか、いつまにあんなの…さっき見た時は無かったのに……」 いつも通りと言うかなんと言うか、静だけは状況を理解していない。 「……説明が面倒」 「なんでわからないんだ?」 由紀子と聶歌の辛辣な言葉。これもいつも通り? 「まあとりあえず入ってみよう」 提案をしたものの二人の返答は待たず、聶歌は『ドア』に歩み寄った。 「ふむ、やっぱり『スタンド』のようだな。ただ、普通の人にも見えるようだけど」 『ドア』は不思議な雰囲気を纏っている。その存在感は希薄で、だがそれは確実に『在った』。 この世のものとは思えぬモノ。 「開けるぞ」 聶歌はドアノブをひねる。 その先にあるのは天国か、地獄か――。 とりあえず休憩 今日は一気に進めます
まさにそこは天国だった。 壮麗な内装、豪奢な絨毯、天井から吊り下げられたシャンデリア、 部屋の中心に置かれたテーブルはいかにも値が張りそうで、 その隣にある小型のワインセラーの中にはたっぷりとワインが詰まっている。 さらにその傍ら、これまた高価そうなソファに座っている『老人』――それはまさしく、ウメとシゲだった。 突然踏み込んできた三人に驚くウメとシゲ。 「あ、あんたら……ななな何者じゃあ!? せせ生徒か? わしらをどうする気じゃあ……グブッ!」 見ていてかわいそうなほど狼狽したウメが、まくしたてた挙句ワインにむせてしまった。 「ウ、ウメさんッ!!」 「お花畑が見える…あ、あれは…死んだばあさんじゃあ…おーい……」 「ウメさん、死ぬんじゃねぇぞぉ! ウメさぁん!」 聶歌がその光景を見て一言、呟いた。 「……なんだこれ?」 「助けなきゃ!」 静が持ち前の人の良さを発揮し、ウメに駆け寄ろうとする。 「あ、ちょっと待て! 何か変だ、この部屋はどこかおかしいッ! 下手に動くんじゃあないッ!」 聶歌が叫ぶ。だが、静はその声が聞こえていないかのようにウメのそばに行ってしまった。
「人の話を………えッ?」 急に、聶歌の体がひっくり返った。 誰かに何をされたわけでもない、勝手に体が後ろを向いて……いや、由紀子の手が見えた。 由紀子が聶歌の肩を掴み、後ろを『向かせて』いるのだ。 (な、なんだ……、一体どうなって……?) 「ちょっと汐華君! さっきから喋ってるのに、聞こえてないの!?」 それはまさに唐突だった。 たった今耳栓を外されたかのように、突然由紀子の大声が聶歌の耳に飛び込んできたのだ。 聶歌は何がなんだかわからず、だが冷静に頭を働かせ……そして気付いた。 先ほどからの違和感の正体。 ……音が『半分』聞こえないのだ。 この場合、『半分』というのは自分の前半分…正確には『視界』の中の音、それしか聞こえない。 自分の『視界』の外の音は、何一つとして聞こえない。 それは奇妙な感覚だった。 音だけでなく、まるで全てが…… 「ああッ!」 由紀子が驚愕の表情を浮かべ、聶歌の後ろを指差す。 (まさか……) 聶歌は慌てて振り向いた。 予想は当たっていた。
「こんな芝居に騙されるとはのう。まだまだ青いわ! のう、シゲさん」 「本当じゃのう、ウメさん。フォッフォッフォッ」 静が茫然と立っていた。その白く細い首には、シゲのしわくちゃの腕が巻き付いている。 「な、なにこれ? どうして体が動かないの?」 「ちょっと静! あんた、首に……」 「無駄だ」 聶歌は由紀子を視界に捉えつつ、由紀子からも自分が見え、 さらに静と老人たちも見える、そんな位置に体を滑り込ませながら言った。 「この『部屋』のスタンド…この中では、視界外の出来事を認識できないようだ…… 自分の後ろでは、大声で叫ばれようが肩を叩かれようが気付かない……そんな能力らしい」 それが、聶歌が辿りついた結論だった。 だから聶歌は由紀子の呼びかけに気付かなかったし、由紀子がこちらを振り向かせようとしたのにも気付かなかった。 もしかしたら、振り向かされる前に肩を叩かれていたのかもしれない。 そして、首に回された腕に静が気付かないのも、この能力のせいだ。 聶歌の言葉を聞いて、ウメが笑みを浮かべる。 「よく分かったのう。最近の若者もなかなかどうして、大したもんじゃ……のう、シゲさん」 「そうじゃのう……『ケイヴ・イン』の能力に気付くとは…やるもんじゃのう」 「それはともかく、君…シオバナとか呼ばれとったの…シオバナ君、ここは見逃してもらえんじゃろうか」 「ここは、わしら二人の唯一の憩いの場なんじゃ…正式な用務員室はボロくてのう……」 「ここなら冷暖房完備で、酒も尽きることはなく、電気も水道も使い放題、ふかふかベッドもあるんじゃよ」 「食べ物はつまみ程度しかないんが玉に瑕じゃが」 「それを除けば、まさにここは『天国』なんじゃあ……!」 「だけども、校長(オサ)にここのことがバレたら……わしらはきっと怒られてしまう……」 「それだけは、それだけは……あいつ老人をいたわらんのじゃあ……」 交互に訴えかける老人たち。 聶歌は考える。 (別にいいんじゃあないか?) このまま見逃しても害はあるまい。むしろ用務員としての仕事の効率が上がるんじゃないか? 聶歌は、そう結論付けた。 「よし、わかっ…」
「だめだめ! 内緒にするなんて!」 聶歌の声は、静のさらに大きな声にかき消された。 「おじいちゃんたちさ、私たちが何のクラブか知らないの?」 「知らんわい」 「知らんのう」 「あのね、私たちは! 泣く子も黙る『新聞部特捜班』! なのよ!!」 静は首を絞められている状態で、器用に胸を逸らした。 ウメとシゲの顔に動揺が広がっていく。 「新聞部…じゃと?」 「確かに…それじゃあ、黙っていることはできないのう…」 「残念じゃ…」 「残念じゃ…」 「残念じゃが……君たちにはここで死んでもらうことになる」 「ウメさん、そりゃ言い過ぎじゃ。ちょっと気絶してもらうだけじゃよ」 シゲの傍らの空間が歪み、徐々にスタンドとして発現していく。 それは奇怪なシルエットだった。 たくさんの小さな何かが、くるくると宙を舞っている。 よく見ると、それは箒であることに気付く。 さらによく見ると、箒の柄の部分は金属のようで、かなり厚くなっていることにも気付く。 「『ダスト・マイ・ブルーム』…私の『スタンド』じゃよ……当たると痛いんじゃ…これが」 シゲは凶悪な笑みを浮かべた。
ちょっと端折り 戦いは困難を極めた。視界外からの攻撃には為す術がない。 聶歌と由紀子はお互いにフォローし合うが、それでもかわすのが精一杯といったところだった。 それもひとえに、由紀子の『トゥー・マッチ・ラブ・ウィル・キル・ユー』 のおかげだった。 相手の思考を読むその能力がなかったら、とっくに仕留められていただろう。 「く……せめて静さえいなかったら……」 由紀子が苦々しげにうめき、素早く後ろに跳び退る。 一瞬の後、凶器と化した箒が由紀子のいた場所を通過する。 何回かその攻撃を食らったが、見た目のバカバカしさとは裏腹にかなりの破壊力を持っている。 『認識』しないので痛みは感じることはなかったが、それでも触ってみれば骨が折れていることがわかる。 「静! そのジジイを殴るなり投げるなりして、とっとと逃げ出しなさい!」 「え〜。でも、お年寄りには優しくしなさいっておじいちゃん…ジョセフおじいちゃんね…が言ってたのよ……」 「緊急事態だ! 早く振り払え!」 「うう…ウメさん、ごめんなさい!」 シゲの脇腹にアクトンベイビーの強烈な一撃が入った。 「グホァッ! ……か、川が…大きな川が……」 「シゲさんッ! しっかりするんじゃ、傷は浅いぞ!」 浅いなんてもんじゃない。 見たところ骨は何本か砕けているし、内臓はちょっとヤバイことになっているだろう。 「見える…見えるよ…向こう岸でお母さんが呼んでる……」 「シゲさん、目を覚ますんじゃ! がんばれ、がんばるんじゃあ〜〜!!」 今度は演技ではない、本当に苦しそうにのた打ち回っている。 「ご、ごめんなさぁい!」 自由を取り戻した静が可愛らしく謝るが、シゲの耳には届かない。 「静をけしかけといてなんだけど、やっぱり老人には優しくしなきゃね……」 「容赦なしだな……かわいそうに」 聶歌が『JDT』を発動する。 聶歌は一瞬苦しそうな顔をしたが、すぐに平静な顔に戻る。無論、やせ我慢だ。 聶歌の頭の中では、帰りに仗助に会いに行くのは決定事項となっている。 怪我の2割ほどはシゲに残っているが、先に手を出してきたのは向こうだ、少しくらいはお仕置きしてもいいだろう。
エピローグ 「さて……帰るか……。 シゲさんも…ウメさんも、こちらが何もしなければ……襲ってくることもないだろう……」 「え!取材は?」 「もう……いいだろう。謎は謎のままに…しておいたほうが良い……」 「スクープが……」 「まぁまぁ、スクープはまた今度でいいじゃない…私は眠くて眠くて……ホント、とっとと帰りたいわ」 「帰りに……仗助さんの所へ寄るからな……」 「お義兄ちゃん、寝てる所を起こされるの嫌がるんだけど……」 「妹の帰りが遅いんで心配してるだろうさ……夜も眠れんだろう」 「そうか……謝らなきゃいけないわね……」 そうして、三人は帰路についた……。 「痛むか、シゲさん……」 「だいぶ良くなってきた……ううッ!!」 「ど、どうしたんじゃあ?」 「ぎ、ぎっくり…ぎっくり腰……」 「シゲさん、死ぬなぁぁぁ!」 叫びはいつまでも校内にこだましていた……。
終わったぁ! 一気に書き込んじゃってスミマセンでした 気が付けば、もう970目前ですよ 次スレどうしますか?
次スレいりません
>>971 ジェスタ氏、乙カレードゾー( ゚д゚)ノ●
>>954 はサイトに載せないという旨、了解しました。