1 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:
壱 乙でござる
__________________
、;‐'"´ ``ヾノ"´ :::`‐、::::::::
`ヽ:::::::::
|:::::::
l:::::::
|:::::::
_ _ /:::::::: 村田蔵六であります
/ \ /_ \ノ:::::::::::
// ̄\ \ // :::::`ヽ\::::::::: 新スレ……実に喜ばしきことであります
|/ \ \| |/// ` `::\|::::::::
__\ル/__ ヽ:::::::::::: 私とて嬉しさのあまり
γ´ ・`Lノ´・ ヽ |::::::::::
| _| |_ | |:::::::: いつになく取り乱しております
乂_γ´ ::::::ヽ_ノ ノ::::::::
γ´ ̄ ̄ ̄ ̄ ゝ___::::::::ノ ̄ ̄ ̄ ̄::ヽ:::::::
{───────────────:::}:::::
あ、単行本は17巻まで出てた。
8 :
AA移転中:2010/09/15(水) 11:54:12 ID:3JgPD0kc0
|
| 新スレ、乙かれさん!
|
└─────────────ノ─────────────┘
,.、
ヽヽ ,,,,
\ゞ,,ノ.-─==--、
/;;;ヽ"(⌒ヽ(⌒`ト
l;;;;;;;;) ,.-、 ,.-、 リ
l;;;;;;i ( ・ 、・ )ト、
l;/~; ,.、`-ん_ニニっ
l(∂(ヽ--──`つ
__ヾ`、.. ,,....__,.) /
く"~ i 丶\//) `~ノ /
l::人、 i l /ノ ,l イヽ,.,.,.,., /
|:( `-、 l |,./ / l 人ι))))/______
ヾノ `~ノ-、,.、,._,.,.ノ l / (;;;;;;;) /|/
/ ((_、 ))))=== ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|((
( ノノ `'^'^'^、 | | |\
`ト---"イ ヽ__________|/||
ハ、____,.、 )二二二二二二二二二||/||
/,.、/ ノ||ノ ||
(,.//_______,./
レ'∠
貴 /
打 >
様 <
ち >
じ _,,,>------、,,__
首 /:":::::::::::::::::::::::::::::::::::.ヽ,
ゃ /::;!フヽー--xー<'"ヾ:::::::::::::,
|;/v!-`i, , / ,~フi "ヘミ、::::::::::! ハ
. | n|; {:: .Vリ. :: }: ^-i_,:::::::`、_ /:::
.{ | !,_ ノヽ、_ノノ レn):::::::::::::::::::::::
っ /ー-` .i""____ニいー-ミミ、 <::::::::::::::::::^ー-.
/_,,,,、--ーニニ=、彡==ー-、___ミミ、`、:::::::::::::::::::
7" "''γ~ Y ~`r" `Υー、`i:::::::::^ーフ
( /!、,_____,ノ、__,,,,,,ノ、__,,,,,ノ、___)、 'i:::ヾ/
ヘ、フ"'''''''`i/ `Y `f" `V""| レ'
,λ|、iヽ,! i !、_ _,!、____,,,,,ノ、____,,,ノ、__! }
/ _______ニニニ,,,,,,ニニニ、、、、、、、、、、、、--ーニノノー-、、
{~ヽ、ミー-------------ーーーーフ~T! //!;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
`ー-r~ニ,~~ニつーヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ .i// /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
('ミー,r' _,,---tヲ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i / i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
<ニ彡ノ ソ;;;;;;;;;;;;;;;;;;|ヾm__,,,,,;;,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| <ノ'i_ゝ i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
ヾ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| i;;;;;___,,,,_;;;;;;;
/;;;;;;;;;;;;;;;|、_,,__、、___,,,!;f `i;;;;;
/,,-ー-,,,,/: , : : : : : : : ( ノ;;;;
i: : : : : : : : : i : : : : : : : : :':':、~~~;;;;;;
i: : : : : : : : :|: : : : : : : : : : : :`:': : : :
......::::::`----ーー''ヘ:_____,,,,,,,,,,,------'''
え!まだやってたんだ!?
即死帽子..._〆(゚▽゚*)
(/-\) 20レスを超えないと、即死判定を受けます。
>>12 10じゃないれどこのスレ見つけるまでは続いていたとは知らなかった
で、幕末編を買いあさってます
とりあえず週末までウダウダやってつなぐしかないか。
間違えた、来週末か
即死帽子..._〆(゚▽゚*)
では私めも。
寅次郎が年内に死ねるかどうかずっと気にかかっていたのだが、
このペースだと行けそうかな?
無印時代からのメインキャラだから、寂しいけどね。弟子たちに期待。
単行本普通に売ってる?
ちょいと大きめの本屋に行けばあるよ。最近じゃ発売直後は大きな駅のキオスクでも置いてあってちょっと目頭が熱くなった。
あ、潮版と全く違う装丁だから気をつけて。あのイメージで探すと見つけづらいかも。
松陰がおてまみ書くの含めてもあと2,3回の命かな?即死亡し
↑どうした? 無事か?
即死防止と書きたかったのです……
測脂肪止とな
即思慕牛
楚櫛某氏
今週の福山龍馬はなにがしたかったんだろう。アーサー王?
天孫降臨ごっこ
28 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2010/09/20(月) 18:15:42 ID:NIpumqap0
西郷はいっそ悪人にしてもいいかもな。
竜馬暗殺とか蔵六暗殺とかもなんか薩摩藩関わって層だし。
竜馬暗殺はまともな学者で薩摩が関わってるなんて言ってる人間はいない。
そんな証拠はどこにもないし。
もげ先生は実行犯があの人だからね……
>>29 >もげ先生は実行犯があの人だからね……
あの人は黒幕。
実行犯は元長州藩の攘夷論者
松陰死んじゃいや
もう死んだ人だってば
吉田松陰翁
やりとげて欲しかったんだろ
>>1 乙
ノ{{.::::〃´ .::::::::j}:::::::::!::::::::〉
/'⌒ヾ〃 .::::::::::::リ::::::::j:::::::::{
/ Y ..::::::::::::::/:::::::ノ:::;;:::::} ご存知ないのですか?
{ .::{ ...:::::::_::::::イ::::((::::/`Y;;) 彼こそターヘルアナトミアから解体新書を翻訳し
} :::::} 、_:::;斗a=z:::`:::::ヾ::::::::/∧::// 蘭学のレベルを駆け上がらせた
{ ....::::::::八ヽ::::`ー=‐'´ ノ::::::::::::::V{:::::{/ 超時空蘭学者の蘭化ちゃんです!
`ーr彡} ::::::::::..\::::::::::::::::;;;〉:::::ノノ:;;;ノ
j 'ノ :::::、:::::::::::::::::::::::::/:::::::;J;;;/
{ ヽ.:::- \::::::::::::::::::イ:::::::;;;;;;ノ
ヽ }`_....:::::::::::::、::::::: /:::::;;;;;;;/二二二二≧、
Y -r―‐-イ }}:::j/::::;;::=≠¬'7777777//\ /〉
_} 、_ ̄イ::::〃:::::;;=≠ ////////////////〈/
/ニヘ '⌒::::::::::=≠'////////////////////∧
/∠ ⊥=――〈//////////////////////////}
// /⌒\ヘ ∨///////////////////////二777l、
/// Z( )Z ∨//////////////////_ 二/-/////`丶、 奥平昌鹿
/// Z ヘ ノ Z ∨//////////_ 二//////////////////\
〈.∨ Z ー‐'´ Z 〉////_. 二//////////////////////////\
∨ Z Z /_. 二/////////////////////////////////\
〈 Z <⌒> Z /////////////////////////////////////////\
奥平昌鹿の2代後の藩主・奥平昌高は島津重豪の息子。
おくだいらまさしかって、発声したくなる名前だよな。
あねこうじきんともとか、やまなかしかのすけとか長宗我部元親とか。
俺は おくだいら・まさか と読んだ。
(/-\) どっかに林子平神社って、ないかな。お参りに行きたい。
蒲生君平が祭神の神社なら、ググれば簡単にヒットするのにね。
饅頭の神様を祭った林神社ならあるんだけどねぇ
とりあえず今から私的にでも祀るかな。
43 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2010/09/25(土) 13:28:44 ID:5oxAWELI0
あさイチで、市川亀治郎が、唯一、持ってる漫画だと言ってた
V6の井ノ原も知ってるみたいだった
一応、ご報告
44 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2010/09/25(土) 16:57:29 ID:DpWoV1j50
ていうか今月乱がでなくね?あれいつ出るんだ?
基本的に27日発売
地方では数日遅れだから大丈夫じゃない?
(/-\) 乱は来週。今日は「大河」。今月からは徳川慶喜。
芸術家タイプのとっても頭のいいお坊っちゃんを信用なんかしちゃアキマヘン!
鳩山兄の事かーっ!
芸……術……家……?
いや現代のそういう話は止めよう。
荒れるからね。
風雲児たちでこれまで出てきた芸術家タイプで頭のいいお坊ちゃんと言うと…秋田蘭画の佐竹曙山かな?
50 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2010/09/26(日) 12:57:06 ID:Hg6egp5n0
ところで桂ってあの髪型なの?
花神だとあの髪型は流行りじゃなくて流行は剃らずにちょんまげ結うだけ
みたいなので桂とかはそうしていたって書いてあったけど。
学者タイプのとっても頭の良いお坊ちゃんと言えば定信ちゃん。
定信ちゃんは政治に魅力を感じちゃった人だからなぁ
権力に走ってしまっちゃ学者ってイメージは希薄になるわ
定信は学者タイプのエリート政治家
田沼意次はキャリア官僚
ってイメージがあるな
あくまでもこれは個人的な意見だけど
>>46 なーんとなく推察するにセンセがこれまで会ってきた漫画家仲間の中にそういうのがいたんだろうなあと
>>50 時期によるだろ。おこもさんが月代剃るわけないし。
林子平がこの惨状を見たらどんなに嘆くことか…
57 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2010/09/27(月) 20:10:03 ID:5tsf+0JK0
煽りたてることしか知らないマスコミ
無知のまま激昂してスタンビートする大衆
そして行き先を示すことができず右往左往する政府
とりあえぜ支那人を叩きのめしに行こうぜ!!
今月号、なんか歴史ものじゃなくてニュースマンガみたいだな。
マスコミも煽るばっかりじゃなくて、
事態が長期化したおかげで多面的な分析ができるようになってきてるし。
にしても、なんで日中戦争が起こったか、その一端が
この数年で実感としてわかるようになってきたな。
中国への投資を無駄にしたくないスポンサー筋がいる、
って事ではなんら変わらない。
今度は引け引けドンドンで戦争を煽るんじゃね?
ここで語る必要のある話かね?
ジョーイボーイってボーイ・ジョージに似てるな。
何人出てくるんだ、水野忠○
やっぱり年内に松陰処刑はなさそうだな。
水野家に養子に行って、その後離縁された田沼意次の息子も忠徳だったね。
ひょっとして松蔭の顔を沖田じゃなく小栗に引き継がせようとしてる?
さっき知ったんだが、岩瀬さんって林述斎の孫だったんだな。
つまり妖怪の甥でもある、と。
そんな人がハリスも褒めるほどの優秀な外交官とは…ちょっと不思議。
>>62 何でこの歌手がボーイ・ジョージなんだ? ガール・ジョージにすればすっきりするのに
>>63 先祖代々、同じ1字を引き継ぐのは漢字圏の文化だから、仕方ない。
>>39 現代の六無斎(無趣味・無関心・無学・無気力・無職・無駄)の僕もお参りしたいな
ヨーロッパはヨーロッパで、同じファーストネームつけといて
「ジョージ二世」とか「大デュマ」とか「小スキピオ」とかやらかすしなー。面倒臭いったらありゃしねえ。
最後のページの指ってやっぱパロディ?
>>70 漢字圏の文化というより通字ってヤツだろ
名を引き継ぐって意味なら欧州や中東にも見られるから
漢字圏特有の文化とは言えないんじゃないかな?
>>71 あんたそのセンスがあれば結構やっていけると思うぜ
>>70>>74 中国や半島では、むしろ先祖が使った文字は避けるぞ。
宗族の同世代間だけで通字を共有する。
普通はそうなんだけど
日成→正日→正恩は珍しいケースみたいだ。
78 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2010/10/02(土) 10:14:32 ID:ZKWqApJ10
すると之はむしろ日本式?
主君や格上の人から名前の一字もらうなんてのも日本独特じゃね。
江戸時代だと、同時期の大名の名前が光とか綱とかだらけになるとか。
外国人殺傷事件があると、必ず大使が犯人引渡しを要求するけど
当時の警察力と三百諸藩の分立状況からいって、
犯人を差し出すどころか逮捕することすら難しいと思うんだが
あれは外交カードを切ってるだけかね。
今月号で腹黒紳士がまんまそういう使い方しようしていたではないか。
>>79 名前どころか苗字まで貰って変えちゃうからなぁ
島津や毛利ですら松平を名乗ってたもんな
そういや外様で松平姓を与えられたのって10家らしいけど
薩長土肥の全部がその中に入ってるんだよな
警戒対象に対する懐柔策の一面もあったらしいけど
初期の幕府の読みは正しかったんだな
今月号読んだが
なんだこのリアルリンクは・・・・・たまげたなぁ
よく世襲制度のドン詰まりの江戸時代後期は
役人が無能で無気力で、そのくせ責任回避はしっかりしてて・・
なんて描かれてることもあったけど
その対極であるはずの現代で、とりあえず”正統に”選挙で選ばれた
連中がここまで無能なのはどういう事よ('A`)
歴史は繰り返すと言うから・・・
昔今で言う歴女の子に読ませたら「馬鹿じゃないのこれ」って言ってた
彼女は今事実上のニートです
>>86 意味不明
>>67 岩瀬さん、良い味だしてるキャラだな。
あと井伊の忠実なおっさん家臣で以前に江戸城へ迎えにいった人もいい感じ。
二人の今後が気になるけど、あえて調べないでおこうと思ってる。
逆に慶喜は史実を知ってるけど、描かれ方に一抹の不安があるな…。
>>86 >「馬鹿じゃないのこれ」
ギャグ漫画なんだから褒め言葉だと思う。言ったその女性にはそういう意図は無いんだろうけど。
いや本当に呆れてたし
馬鹿な事言う奴は馬鹿だと思ってるんだろうな
ニートってか引きこもりだけど
>>89 いや、だから「言った女性にはそういう意図は無いんだろうけど」って書いたでしょ?
「馬鹿じゃないの」っていう言葉はギャグ漫画にとっては貶しではなく褒め言葉になるんですよっていうお話。
ギャグ漫画であることを馬鹿といったのか、
歴史漫画としてのアプローチ、史観に馬鹿といったのか
描かれた中の出来事の愚かさに馬鹿といったのか
その辺わからんから絡みようがない
92 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2010/10/03(日) 10:30:44 ID:ITWp5rz70
つーか、どういう人にどういう状況でどの巻のどの部分を読ませたかも
書かれていないのに、どんな女かどういう意図かを憶測だけでああだこうだ
言っても、妄想の域を出ないでしょw
しかし昔は政治を語る時には必ず口に出されていたセリフ、最近のマスコミでは
まったく聞かなくなったねえ。いわく
「国民は、自分たちのレベルに見合った政府しか持つことができない」
・・・え・・・…!?
94 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2010/10/03(日) 14:49:43 ID:4vnLxQ7gO
わしもその言葉知っちょる。
特に選挙という制度によることを考えればストレートに繋がり消防にも解りやすい。
まあ、無能なのは日本人、日本政府だけじゃないよ。
日本人の実態が金なんかより名誉を重んじる国民性だってことに鈍感過ぎた。
今さら慌てているが、もう車を押してしまった。
日清日露、韓国併合は、日本を侮った所に遠因がある。
大東亜、第2の敗戦は、日本側の他国の侮り、尊大が一因だが。
お前は解任じゃーーっ
ってわめいて誰か(官房長官とか?)の首を切ってすむ話ではないわな、しかし。
こんな時こそ徳川幕府の先例に倣って勅許を貰いにry
(^^)じつは幸民ビール 先日元カノに頂いた。今、冷蔵庫に入れてある。
当時の人と同じように味わおうと思うんなら、冷蔵庫で冷やしちゃダメだぞ。
水に漬けとくか穴蔵入れとくぐらいしか無かっただろう。
しかしなぜ元カノがくれたのか
>>99 kwsk
自己レスカッコ悪い
(/-\)つtV 昔のビールって、常温で飲むものでは? ヨーロッパだと、今でも常温で飲んでたりしない?
大河ドラマの「風林火山」で武田信玄やってた市川亀治郎が持ってるマンガって、三谷幸喜にもらった「風雲児たち」だけだそうな。
その話が出たNHKの番組のキャスターやってる井ノ原快彦も「風雲児たち」を気に入ってる発言をしてたから、知る人には知られているみたいだね。
そりゃ誰も知らなかったら単行本の帯の推薦文も書いてもらえないよw
てかあれってどういうチョイスなんだろう、子平さんみたいに先生自ら当人に、書いて〜って頼んでるのかな
>>104 ああいうのは編集部のチョイス&依頼でしょ
リイド社なら、ステータスはなくても意外なところで顔がききそうな気がするな。
月刊「潮」2010年11月号 定価620円
【横山光輝「三国志」検定間近!】
横山光輝「三国志」の魅力に迫る。
みなもと 太郎/小日向 えり
読み返してたら、春嶽が小賢しさい小才子に思えた。
有楽町国際フォーラムでやってたご当地パン祭りで、パン祖のパンが売ってた
買っちゃった
私実家が伊豆だけど母が江川家の子孫と同級生で
例の自画像見たら目がそっくりだって言ってた
飛び出せ科学くん見てたら、プチャーチンの話が出てきてびっくり
(深海生物の調査をしてたら、ディアナ号らしき船の残骸を発見したそうな)
本物かなあ
.
「桜田門外ノ変」は今月公開だったな。
(/-\) 今夜の歴史秘話ヒストリアは、江戸文化。勝小吉さんも登場!
某板の関連スレ見ててふと思ってしまったのだが、毛利公総受け。
……いや、何でもない。忘れてくれ。
(/-\) 歴史秘話ヒストリアは、化政文化だったよ。諸般の事情で、風雲児ではほとんど描かれなかった文化。
番組は、化政文化を風雲児的に面白おかしく紹介していた。
江戸の街では「ラクダ」が見世物に登場したり、
スタスタ坊主やわいわい天王という奇妙な職業の人が現れたりとか。
化政文化・・・風雲児なら文文文化
映画「桜田門外ノ変」は本日公開。
大沢たかおが水戸の鉄人を演じています。
「シナリオ」で桜田の脚本読んだけどのっけからひっくり返るよ。
「水戸公が早くから海防・西洋流軍事の重要性を訴えていたのに、
幕府は何もしなかった!」みたいな感じでオイオイという。
まあ実物ではどんな雰囲気になってるかは別だろうけど。
>水戸公が早くから海防・西洋流軍事の重要性を訴えていたのに、幕府は何もしなかった!
間違ってはいない
だが真実かというとそうではないよな
桜田門外の変が無駄ではなかった、明治維新に至るきっかけになった
って肯定的に捉えているのが、なんかちょっと危ない気がする。
水戸側からすれば、この後内紛になって維新でも活躍できなかったもんで
桜田門外の変を功績にするしかないんだろうけども。
しかしまぁ、井伊直弼のやっちゃった感はなぁ。
あの時点で慶喜が将軍になってたらどうだっただろうか。
桜田門外が変
天狗党絡みのイザコザを映画化すりゃいいのに
ラストは「水戸藩士、全て斃れる」みたいな感じで荒野となった水戸映して終わり
坂下門外の変で老中安藤信正の襲撃に失敗するところから始まって
大政奉還直後の水戸慶篤の死で終わる
というのもやるせなくてよさそう。
思い入れが強すぎるといい映画にはならないよねぇ…
茨城への郷土愛に満ちた、ある意味で水戸中心史観のあの映画
それが悪いというのではないが、一言だけいいたい。
仮にも水戸藩士が倒幕とか口にするな!!
>>127 >仮にも水戸藩士が倒幕とか口にするな!!
何でだ?
勤王を突き詰めれば、倒幕まで行ってもおかしくないんじゃないか
水戸の勤王は突き詰めると公武合体でしょう。
幕府や徳川が倒れてもよいという考えは
親藩の代表格である御三家の家中で許されるようなもんじゃない。
幕末のどんづまりにもならない限りは。
スケしゃんも聞きしゃいッ
ははっ
カクシャンもちちなしゃい!
はは〜っ
よい人と悪い人を見分ける方法が分かりましたぞっ
ひえ〜〜〜それはどんな方法でごじゃります〜
天皇は尊いのでしゅ
なんだそれだけですか。
それがどうかしましたか
まだわからないのでしゅかっ
天皇に味方する人はよい人でしゅっ
げっ
天皇に逆らうものは悪人でしゅっ
ひえ〜っ
徳川宗家が朝廷を敵に回す事態になったら水戸家は天皇方に就け
というような密命があった
という説はあるけど
倒幕の口火を切れってことじゃないよねえ。
カウンターとして彦根も安政の大獄で一本撮るべきだな
寅次郎も佐内もみんな悪役
彦根はチャカポンの反動で一気に倒幕派になったでござる
チャカポン主人公で「花の生涯」があるがね。
彦根は倒幕派になるまえに、第二次長州征伐で悲惨な事に……
(/-\) もげ作先生の策が大成功でアリマス。
松陰の処刑早く済ませて桜田門外の変を映画に合わせたら
ちょっと面白かったのに
138 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2010/10/23(土) 20:37:49 ID:ZY1LigOx0
>>137 >松陰の処刑早く済ませて桜田門外の変を映画に合わせたら
>ちょっと面白かったのに
そんなことになったら、映画のブームに便乗してかかれた作品なんて、
作品もロクに読まずに論評するアホが出てくるぞ。
みなもと先生は、30年以上前から、粛々と(遅々とのほうが正しい?)作品を書いてきたんだから、
べつに、周りに媚びる必要なんてないと思うが・・・
山科けいすけ?だっけ「サカモト」が大河便乗です!て売られてたのには受けたけどw
本当に大河(『新撰組!』)便乗な『銀魂』の立場は…
大河龍馬スルーしといて便乗も何もないもんだw
龍馬伝つまらんし
「あたし宮崎あおいなのね」は受けたw
北大路欣也(斉昭公)は以前テレ東の12時間時代劇でチャカポン役をしていたね
(/-\) コミック大河を買ってきた。今号で休刊だって。幕末風雲伝は慶喜・後編。盛りあがったところで終わり。
俺たちの戦いはこれからだ!
正直太郎ちゃんよりも、戦争と平和とかいう大仰なテーマ掲げたあの人が気になる
ずいぶんといきなりだね
148 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2010/10/25(月) 22:46:30 ID:sRHUq7RS0
新選組は既に登場しましたか?
149 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2010/10/25(月) 23:40:44 ID:8Cu1aKY50
>>148 近藤と土方は、何カットか端役で出てるが、現時点で、新撰組はまだ結成前
150 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2010/10/25(月) 23:48:04 ID:yGUkpas60
沖田はやはりかのキャラかな
新撰組って池田屋→禁門の変以外は歴史にあんま関係ないよな
152 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2010/10/26(火) 03:37:40 ID:br3k7iVu0
>>149 ありがとうございます。
冗談新撰組が面白かったので風雲児たちでは
どうなのかな〜と思ったもので。。
セット買い・・・・・・・・・・悩んでます。
風雲児たちを読めば、
「天狗党とは何だったのか・・・教えたげないヨ!」
の謎が解けるよ、解けるよ!
154 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2010/10/26(火) 15:03:51 ID:br3k7iVu0
>>153 ありがとうございます。
現在失業中で時間はたっぷりあるのですがお金が・・。
節約して幕末編からでは・・・ダメ??
>>154 天狗党うんぬんは幕末編にありますけど・・・う〜ん、風雲児たちの面白さは、ワイド(無印)版に真髄があるので・・・
冗談新撰組のノリを楽しいと思えるなら、ワイド版初期のノリにも抵抗ないでしょうから、是非読んでほしいところです
お金がないのはきびしいですねぇ・・・・
>>154 追記、お金がないなら、少年画報社から出ている 「挑戦者たち」 もおすすめ。
新撰組はちょっとしか出てないけど、史上最強の剣士は誰かとかの考察は面白いと思うよー
新選組は
禁門の変⇒鳥羽伏見⇒関東⇒会津⇒五稜郭と
幕府滅亡の戦いでもっとも長くしぶとく戦い続けた部隊でもある。
158 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2010/10/26(火) 20:12:18 ID:br3k7iVu0
154です。
みなもとビギナーなので「挑戦者たち」を購入しました。
密林のユーズドです。。。
1週間にバイト代が14,400円・・2週間分で揃えられる!
ワイド版というのを購入した方がよろしいのですね。
どなたか背中を押してくだされ!!
買え
○
く|)へ
〉 ヾ○シ
 ̄ ̄7 /
/ ノ)
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160 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2010/10/26(火) 23:49:09 ID:br3k7iVu0
へい・・m(__)m
(/-\) 今月の乱を買ってきた。安政の大獄が半分ほどオワタ\(^o^)/
どこかで見たようなコマがあって、残りは次号。桜田門外の変の準備も進行中。
今日は吉田松陰の命日。
今日発売の号で松陰が処刑されてたら凄い偶然だったんだけどねぇ。
やっぱり橋本左内はその他大勢の扱いになるのかね
いちいち取り上げきれないか
みなもと先生の同人誌って面白い?
今月号読んだ。安政の大獄って本当に無茶苦茶だったんだなあ・・・
そして鍋島の君主の器っぷりがすごい
>>164 (゜ー゜)(。_。)(゜ー゜)(。_。)ウンウン!!
>>164 以前、先生の同人誌を通信販売でかったら直筆イラスト入りサイン色紙に次回、同人誌購入の割引券までそえて送ってくれて大感激
ちなみにイラストは吉田松陰
今回は一気に進んだな
聖謨の書き文字が聖護になってたw
170 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2010/10/29(金) 01:52:59 ID:Z+pAbw6G0
デジャブ わろた
今まで佐賀の描写あっさり目だったけど、一応七賢人を描く予定はあるのね
そこまでたどり着けるといいね
お由羅って、悪女扱いされること別に何もしてないよな。
「うちの子を取り立ててほしいでありんす」ぐらい言ったかもしれないが、結局は斉興がうまくさばけなかったせい。
毒殺説は流石に怪しいけど、呪いはかけてるよ。
>>172 >「うちの子を取り立ててほしいでありんす」
それがいちばん悪い。武家のたしなみとして、長男には長男の、次男には次男の教育をしなければならない。
(/-\) 親が序列を無視するから、お家騒動が起こる。
「部屋住みのままにせず、家臣として重く『取り立てる』」分には
構わないケドな。実際、分家の重富島津家を継いだし。
この鍋島を冷笑的に描いただけで司馬遼が嫌いになりそうだ…
跡継ぎ問題は高島俊夫の「三国志きらめく群像」(三国志人物縦横譚)の
孫権の項目が分かりやすくて面白かった。なんで老君が死ぬ間際の子供を
可愛がるのか、っていうのもなんとなく分かる。でも薩摩の混乱はちょっと
性質が違う気がするからなあ。
長く出続けていたキャラの割には、
斉興の死は扱い悪いというか、あっさりしてるが、
仕方ないか。
斉興の叔父たちみたいに名門の大名の養子に送り出すというのも一つの道。
斉興が死んで一番影響受けたのは中央じゃなく西郷どんだしな。
>>163 ”次回のお楽しみ”にきっちり入ってるだろう、左内w
斉昭が死んですぐに斉興が死ぬのもなんか出来過ぎだな。
連載開始前の予定では全10巻位、五稜郭陥落で完結だったらしいから
新撰組(土方)はそれなりに出番はあるかな・・・何年先かわからんが
>>181 >全10巻位
えっ…
それまでみなもと先生はお元気なのだろうか
183 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2010/10/30(土) 10:08:44 ID:L+vEP0WV0
>156様
「挑戦者たち」さっそく読みました!
「日本剣客伝」の最後の岡田似蔵のカットには
なんかジ〜ンとしてしまった・・・・です。
おススメいただいてホントありがとうございました。
しかい刀で斬り合いが出来る人って天性の資質なんでしょうか。
だからこそ名前が残るのかもしれませんが・・出刃包丁すら怖い。
>>182 「あと10巻」でも「幕末編が全10巻」でもなく、「全部で全10巻の筈だった」
(=実際は当初の構想の5倍近い巻数になった今も、まだ終わっていない)
ってことだぞ。全10巻という数字自体は、それまでどうのこうのという話の
判断基準にはならない。
#「五稜郭陥落までにどうのこうの」なら、全ての読者が危惧するところではあるが。
.
186 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2010/10/30(土) 17:55:46 ID:fPI+qnC10
>>181 >新撰組(土方)はそれなりに出番はあるかな
初期構想と全然違ってきてるから、今の流れでは、ほとんど出番ないんじゃないか?
どうかすると、新鮮組ひっくるめて、赤穂浪士扱った時みたいなダイジェス版で2〜3枚にまとめることもあるかも知れん
また爆走をしてでも、完結までもって行こうという気はもうないんじゃないの?
爆走は、元々の主題構想である幕末へ早く行くという目的のためのダイジェスト
だったが、そのメインである幕末を一部とはいえダイジェストにしてしまったら
本末転倒だし。
今のペースのまま描けるところまで描いて、もし途中で天命が尽きてしまったら
その時はその時と。
志を継ぐものは誰かいる(かもしれない)。それが歴史というものだし。
なに、あと10年や20年大丈夫さ
お母様然り、松吉サン然り、長生きの家系みたいだし
…というか、もしさいとう先生(中略)掲載誌の乱が(以下略)
>>188 その時は小学館に引き取ってもらおう。縁がないわけじゃないみたいだし。
謹慎の作法って、大河ドラマ慶喜でも説明してたの覚える。
真っ暗な中に閉じこもって人と会ったら駄目なんて、
廃人になれと言ってるようなもの。
慶喜が押しかけ登城事件(15巻)で本気モードになっていたら
チャカポンが失脚してこんな大獄は起こらなかったろうに。
どうしてこうなった…
>>163 寅次郎が別格ゆえに影が薄い印象があるけど、
その他扱いは流石にないかと。>左内
処刑後の洪庵先生や蔵六さんの反応も描いてほしいところであります。
左内と蔵六は適塾で顔あわせたことあるんだっけ?
>>191 慶喜は親父と違ってそういう強引なやり方は嫌いだから。
>>192 適塾塾頭だった蔵六さんが左内にオランダ語を教えていた。
憶えの早さに感心して「私も叶わぬ秀才」と評したそうな。
以上、幕末編10巻・P111より。
>>193 なるほど…私の方も結果論で語りすぎてましたね。
それにしてもチャカポンの強引さはあの親父以上ですなぁ。
>>176 作者が生きてた時代を考えろよ…
ネットなんて無かった
「土方歳三」を
「としぞう」と読むか「さいぞう」と読むか
土方の故郷(日野市)まで行って直接現地民にたずねて
(「ここらへんではみんな「トシサン、トシサン」と呼んでいました)
ようやくわかった、っていう時代
猫も杓子もリョーマリョーマ
あの鼻たれのこしらえた手紙は
どれほどどマイナーな代物でもみんな知ってます、
なんて想像も出来ない
そういう時代にあれだけ多彩な人物像をこしらえた人だ
へんな書き方をされた犠牲者が出るのもしょうがなかろう
それは後世の人間(みなもと先生や我々のことだ)が
丹念に洗いなおしてより納得のできる解釈を確立するしかない
「この鍋島を冷笑的に描いた」ってのが意味不明だし
慶喜は波に乗るのは得意だが、自分では波風を起こせない。
逆風が吹いたらあっさり引きこもるし。
今後この性格が幕府の足を引っ張ることになる。
龍馬伝やってるからか最近そんな風にネットで叩かれてるが
そもそも司馬遼は小説家だしなあ。人気があって上手かったから、
描いた人物像が確立しちゃった感はあるが、そのまんま信じ込んで
逆切れされても気の毒だ。
木戸(桂)なんかはかなり割食ってるんで、史料に触れてファンに
なった自分は悲しいけど、知ったかぶってバッシングする気にはならんわ。
>>195の通り、多彩な人物解釈が出回るように願いつつ、勘違いしてる奴が
いたらツッコミいれるくらいかな。みなもと版の登場人物だって、かなり作者の
フィルターはいってて、なおかつ土佐3人組は史料よりも従来のイメージママだぞ。
>>176、そもそも鍋島かんそうならそんなイメージで描写されてないので意味不明。
>>195 なら本名はひじかたとしさんではなかったのか
近藤勇はきんどーさん
>>198 桂はまだマシな方だぞ
武市なんて司馬の「人斬り以蔵」のせいで以蔵に毒盛ったことにされてて
風評被害が激しいったらない
龍馬もだいぶ研究が進んで定説が覆されてきてるけど
作者はこういうイメージの龍馬が好きなんだろうな
武市は実際に数多くの暗殺の黒幕だったわけで、以蔵に毒盛ったことが追加
されたくらいで特に評価は変わらないと思うが。
敵を殺すのと、まがりなりにも自分を信頼している部下を裏切って殺すのでは評価は段違いだろ。
といっても、その部下はすでに助けようがない状態だったわけで。
それを殺そうとすることが裏切りになるかな。
実際は
拷問で以蔵自白→仲間が次々犠牲に→毒殺計画が持ち上がる→以蔵の親に相談
あたりでどうも吐くだけ吐いて以蔵の尋問が終わり仲間と一緒の牢へ合流
もう毒殺の必要がなくなったらしく
→以蔵の奴も反省してましたよ→うるせー馬鹿
みたいな手紙のやり取りになってる
司馬は前半のみを創作に利用した訳だ
風雲児たちも色々フラグ立ててるがどんな感じになるのかね
武市は以蔵に余分なことをしゃべる前に、死んで欲しかったらしいのは確かだったらしいし。
>>206 そりゃ当たり前だ
仲間を売る位なら皆死ぬ覚悟で捕まってたから
以蔵の自白で拷問が激化した時、武市の弟は自白を恐れて自害した
んもー司馬遼ったら
え、その流れで司馬遼批判になるの?
司馬のことは忘れよう。あっちも所謂エンタメなんだし。
高級公用車「センス悪い」…富山市長、知事批判
富山市の森雅志市長は1日の定例記者会見で、県が知事公用車として1490万円の高級ハイブリッド車
を購入したことについて「私も県民の一人で納税者だから『ちょっといくらなんでも』という気がする。
世の中のトレンド(流れ)から見るとセンスが悪い」と批判した。
(中略)
森市長は自身のホームページに「夢でみた話」として、知事公用車の購入を皮肉るような文章を掲載していた。
(2010年11月2日09時47分 読売新聞)
高野さんかよ
ほんとだすごいな。長英さんだww
庚寅夢物語
筒井さんや川路さんの国境画定交渉の苦労も水の泡。
というか、65年前からそんなものはパーになってたか。
214 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2010/11/04(木) 02:06:22 ID:mAI8uGzP0
>>210 別に、市長の公務である「定例記者会見」の場で言う必要のある問題でもないと思うが。
ほんとに、県民の一人としての意見のつもりなら。
富山の政治情勢がどうなってるのかは知らないが、市長のパフォーマンスに過ぎないんじゃないのか?
今出張で佐賀来てるんだが、
幕末の藩主が知的、人的、物的資源を温存させてたとはとても思えない僻地ですwww
幕末優秀だった人たちは皆死ぬか東京サ行ったダ
>>216 表面しか見えない人間だったらそんなものだろ。
まぁせいぜいバルーンでも見て帰ってくれ。
中国で日本の芸能人を表記する場合、漢字だったらそのまま、ひらがなに関しては
宮沢りえ→宮沢理恵
観月ありさ→観月亜理沙
といったように日本語発音で漢字を当てはめて表記するんだが
泉ピン子の場合だけは 泉平(ピン)子 と中国語発音。
豆知識な。
なんでそんなこと書いたのかっていうと
昔の風雲児たちを読み返して、「林子平(リンコピン)」なんてまた思い出しちゃったんでw
まあ本来の中国語発音なら林子平(リンツーピン)だけど。
>>219 >昔の風雲児たちを読み返して、「林子平(リンコピン)」なんてまた思い出しちゃったんでw
これはまたなつかしいネタをひっぱりこんだな、何年前の風雲児たちだっけ
ところで林子平が姉コンというのは事実だったのだろうか、なんかすごく切ないのだけれど
221 :
216:2010/11/06(土) 21:36:05 ID:/ox/JoZQ0
>>218 その「バルーンフェスタ」で高速が渋滞して困ったよ。
>>221 バルーンのついでに唐津も見ていけ。(唐津くんちはもう終わったけど)
あの、どうしても幕政に参画したい水野忠邦のおっさんが、三方領知替で手放したとこだ。
表高6万石ながら、実高は25万石あったといわれ、比較的裕福だったといわれている藩だ。
なお、水野家から唐津を譲り受けた小笠原家からは、第二次長州征伐(四境戦争)で小倉口を任された小笠原長行が出ている。
この小倉口の戦いでは、高杉晋作や山形狂介の活躍、坂本龍馬のユニオン号で参戦とかの話もあるから、「風雲児たち」には、少なからず縁があるかも知れない
大学時代に佐賀出身の先輩が「もし日本の中心が佐賀だったら、日本に文化は産まれてなかった」と断言してた。
そんなことはないさ。唐津にいるじゃないか。ゆるキャラっていうか何て言うか……何?
>>224 >佐賀出身の先輩
ま、おまえさんの大学が、どのレベルの大学か判らんから、
他の地域との比較文化論を語れるだけの知識に裏付けられた断定かどうかは判断しようがないけど
あと、佐賀県人は、「佐賀には何もなか(ない)」と自嘲するのが気質で、これは,頑固一徹,几帳面で融通が利かさを物語ってるからねぇ。
(これがひいては、「葉隠れ」に繋がっている)
>>225 唐ワンの話は止めてくれ。後生だから!
>佐賀県人は、「佐賀には何もなか(ない)」と自嘲するのが気質
これがはなわにも受け継がれていたのか・・・・佐賀県民の伝統的な持ちネタだったとは。
結局物質的にも思想的にも、中心地・発信地であるという実証はなされなかったのでした
? べつに実証するほどの話題じゃないと思うが・・・肩の力ぬけよ
郷土をネタにされてカチンときちゃう気持ちはまぁ分かる
>>227 観光PR用のTVCMを都道府県レベルで初めて作ったのは佐賀県
その時のキャッチコピーは
「探してください佐賀県」
俺以外全部バカって誰のセリフだっけ?
鹿児島は天文館もあるし、かなり都会だ。
まだまだ余力は感じる土地だ。
土佐よりは宇和島の方が文化的な匂いもあり、街も美しい。
山口は田舎だが、未だに総理大臣を輩出する土地だ。
まあ、やっぱり、廃れたとはいえ、薩長の力があったのは納得。
山口のピークは室町時代
あの頃なら文句なく日本トップクラスの文化都市だった
某県民性漫画でも佐賀県のへんくつぶりがネタになってたな。
「県民性」という言葉を見聞きするたびにカチンとくるものがある。
「兵庫県の県民性」なんてナンセンスもいいところで、
明治政府が地理的・歴史的・文化的つながりを度外視して
経済政策優先で寄せ集めただけの雑多な地域に
統一的な県民性も何もあったものではない。
自分は東西に分割された摂津国の東側の出身だが。
憤ってるね
誰と戦ってるんだ
まー都道府県より藩や古来の行政区分「国」の方が
まだ信憑性があるとは斉藤美奈子あたりも言ってた。
ただそれこそ人の移動が江戸時代までと比べてむちゃ高いのに
住民の性質比べは無理があるが、血液型と同じように手軽で
信じられやすいネタなんだろうな。
みなもとセンセは京都に生まれ育ってるだけあって、京言葉は上手いw
薩摩や長州の言葉はどうなの>土地の人
誰かアドバイスしてるのかな。長州弁は最新刊で以前より取り入れてるみたいだけど。
いきなり斉藤美奈子とか出てきて吹いた。
果たして当時の方言と今の方言が同じなのかどうか……
”僕”は松陰が使いだしたんだっけ?そういう感じのマイナーメジャーな方言もあると思う。
今の北の方の長州弁で耳に残るのは”〜ちょ〜”とか”〜っちゃ”かな。
どこかの雷娘ではない。
>>238 郡山出身の同僚が、会津と浜通りは東北だが中通りは関東だ!とか言ってたなぁw
まぁ肩の力抜け。
政治問題嫌いな人いるの知ってるけど、酷い政権だなあ。
法をねじ曲げて明白な犯罪者の中国人は釈放して、義憤に駆られて証拠を明らかにした役人は政治テロ扱いで犯人探しに躍起。
中途半端に外国に対抗しようとして、脅されたら、引く。
秘密主義で姑息だ。
井伊直弼はどう思うだろう。
>義憤に駆られて証拠を明らかにした役人は政治テロ扱いで犯人探しに躍起。
関東軍の暴走や226を支持した戦前の国民も同じようなことを考えてたんだろうね。
軍靴の足音が聞こえるですか…
まあ、桜田門外になるか、昭和事変になるかは国民が決めるでしょう。
>>245 独断専行で軍部を動かす行為と、
違法ではあるが情報をリークする行為は違うだろ。
告発行為のような是正手段は必要だと思う
客観的真実はビデオで明らかだから、廬口橋にはならないわな。
ただ、中国人が見ると、海保が悪いように見えるらしいし、偽造だって言うし、タイトルを変えて日本がぶつかっているように改ざんしたり、色々分かるね。
一番衝撃的だった偽造は、赤ん坊が戦場に置き去りになっているように見せたLIFEの反日を煽った写真だな。
長州は関ヶ原で負けて萩という田舎に押し込められてしまったという話なので田舎なのは至極当然なのではないかい。
萩は司馬の小説で信号が一つしかないって見た記憶があるが、流石に今はもっと多いんだろうな。
これから体制に異議を唱えてはタイーホされる平成の大獄の時代が来ちゃう?来ちゃうの?
情報化社会で能力不足は明らか過ぎる。
普通に政権維持は無理だろう。
小泉の日米関係さえ上手く行ってたら全て上手く行くって言うのを実証してしまった。
勝手に反発してるのを中国のみに絞った勝負勘は流石だった。
ミミ彡  ゚̄ ̄’ < ゚̄ ̄ .|ミミ彡 今週の週刊ポスト。逆説の日本史は、たんなんさん。
アメリカはアフガン、イラクとに暴れまわって、アジアを回す力がなくなりました。
えー現代政治はみなもとギャグ以外スレ違い
軍事板でお待ちしてます。byタモさんファンクラブスレ住人
龍馬伝を来原さんに絡めてネタにしてたが
映画「桜田門外の変」は風雲児でパロネタにされるだろうか?
そして来原セリヌンティウスが長崎の伝習所で学んでいたとは知らんかった。
>>245 今回の件はどう見ても
「つまり幕府よりは忠治のようなヤクザもののほうがマシだというのか〜〜!」
「反省してくださいね」
のくだりだろう。
今回の件は法律的には黒に近いだろうと思うが、政府を国民が見限っちゃっている以上
庶民が流出させた人間を支持するのは当然だといえる。
だから226の青年将校を支持した国民と一緒だろ。
>>241 仁義なき忠臣蔵では播磨と庄内の国人性がベースになってるしな。
>>256 流出させたのがヤクザならそれでもいいけど、
どうも青年将校や関東軍と同じく公務員だろうしなぁ。
支持するにしても詳細がわかるまで待った方がいいよ。
幕府につく小栗や東北諸藩の気分か新政権を期待する志士の気持ちだろう。
昭和初期も結局変わらないから最悪の結末まで行った訳で…
何で日本はいつまでも外交が下手なんだろうねー
軍事力の裏付けのあった大正期ぐらいまで良かったよ。
米英には一目置かなければならなかったけど。
日英同盟の解消からは、米の一人勝ちは確定だね。
借金でボロボロの政府で台湾取って来た大久保は凄いわ。
263 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2010/11/09(火) 12:56:02 ID:Qg57DhmO0
国権より民権となると、無茶がやりづらくなる。
明治政府は、独裁って訳ではないけど現行の民主主義よりは封建的。
有象無象の意見は切り捨てるほうが強固な外交が出来る。
今の政府にディクタトール与えたらもっと酷くなるけどね。
>>261 上手かった時期もあったよ?
日英同盟締結とかは外交ベタには出来ない芸当。
ある意味じゃ小泉外交の「アメリカとさえうまくいってれば後は何とかなる!」っていうのも
アレはアレで上手かったんだろうね。
今月号読んだ
先月も感じたけどなんだろうこのライブ感はw
先月は外国に翻弄される弱腰政権
今月は日本中を怒らせてそっぽむかれてるクズ政権
もしかしたら俺たちはあの百有余年前の出来事を
トレスしてるんじゃないだろうか
バ官房長官は今回の流出の件で公務員への罰則を
厳しくしろとかトチ狂ってるし
平成の大獄とかやりかねないぞ
だいたいあいつ、自己批判だ内ゲバだとか言って
仲間内で殺し合った奴等の尻尾だからな
まさか、平成維新が(ry
陸奥宗光は脱藩浪人で仲間からも嫌われるホラ吹きで他人に厳しい男だからな。
なんだかんだで懐が深いわ。
龍馬人気に乗って開国ネタで支持率ゲットー
なんてノリで政策執られたらたまらんな
>>266 政治ネタ書く人ってなんでそう同じことしか書けないの
>>271 それだけみんな考えていることが似通っているんだろ。
行動洋式が似通っている人は大概考え方も似ているもんだし、そうすると
みんなバラバラの事書いてるほうが不思議じゃないかね?
ここは、政治スタンスは幅広いし、年齢も高めだし、教養もみんなあるので面白く見ている。
どうやら憂国の志士だったようだ。
今後は、1977年最高裁判決の機密が実質秘か否かがポイントだ。
国会議員からみんな間接的に知っていること、捜査上の証拠価値は無くなっていることから、無罪放免のカタルシスもある事態だね。
隠す必要のないものを隠したせいで大事になっちゃったんだよな。
警視庁から流出したテロ情報と比べたら元々機密指定が無くて、みんな後悔するつもりで編集してたもんだし。
>>273 テメェのメンツ護るために
小心者の独裁者が判決文に一文
書き加えそうで怖い
もっと重大な国家機密がダダ漏れになってるんだけどねえ。
民主党政権は無能だという高度な機密が。
懐かしいロシアン、いやソ連ジョークだな。
本編ネタに戻るけど、直弼はどこで失敗しちゃったんだろうね。
みなもと先生も、幕末編冒頭からの重要キャラとして結構丁寧に描いてきた人物だと
思うんだが、結局あの大獄は理念というほどのヴィジョンがあったわけでもなく、ただ
権力の濫用にすぎない弾圧で、フォローのしようもない。あそこまで酷いというかお粗末な
もんだとは思わなかったわ。
結局は斉彬のいった「権力の奴隷」なんだろうが、いったいどこで間違ったんだろ?
>>278 「幕府を守る」という目的を達成するためにどうするかを考えたとき、
水戸様じゃ古き良き幕府を守れないという発想になり
水戸の影響を排除しようと考えて一橋慶喜憎しになり
一橋慶喜憎しから、一橋慶喜を時期将軍に推した人間が憎くなり
水戸学=過激な尊王主義から尊皇攘夷派が憎くなった。
とこう考えると、個人を憎悪の対象にした時点でアウトだったんだろうが
その契機を考えるとどうもあの
「上様に面会して首にしてもらう!」
の下りあたりだったんじゃないかな、と。
公衆の面前で大の大人がいくら将軍家の連枝とはいえ罵倒されたんだしね
心の奥底に反感が宿ってそれが本人が気づかぬうちに表面化していった感じじゃないかな
幕権主義者は時代が下ってもかなり好戦的。
実力行使なら絶対に勝てるという意識でもあったんじゃなかろうか。
そういう人達にとってみれば、逆に阿部の方針が間違いだということになるのかもしれない。
>>278 自分が何とかするしかないと考えたのが直因じゃないの
そーゆー人間はろくな目に合わない
攘夷か開国かについては、それなりに柔軟な考えももっていたんだよな。>直弼
というか、攘夷に固執しすぎた斉昭が政敵だったから、それに比較したらまともに見えるだけかも。
とはいえ、開国しかない、このままでは国が滅びる、とまで確固とした理念をもっていたわけでも
なさそうで、ただ実務上外国とのやり取りを経てきた上で、現実問題として開国やむなしという
結論に至っただけでもある。
それにしてもあれだけルール無視の無茶苦茶な大獄すれば、幕内にも敵を作りまくっただろうに。
最終的に政敵の水戸藩士に暗殺されるという劇的な退場をしたが、桜田門がなくてもあれなら
早晩孤立して失脚していたんじゃないの。
>>234 そういえば熊本と
九州ナンバー3争いしてるんだっけ?鹿児島
しかし、こう言っては何だが、今の外交面白いわ。
TTPとか、米民主党でさえ尖閣に安保適用ありへの転換だとか、中の印の安保理入り支持だとか、レアアース開発中国外しとか。
悲しいのは幕府並みの外交しか我が国が出来ない所だが。
>>282 あるいは江戸城内で刺されてたかも。確か堀田の先祖だかの大老に先例がある。
>278
風雲児たちでの描写に関していえば、
「薩摩に来た外国船を幕府の威信で追い払った」とかいう発言とかは
頭の古さを露呈していると思う。
マリナー号に関しても然りで。
早い段階から積極開国を唱えるくらいだから、
基本的には柔軟な頭を持っていた筈なんだけど、
阿部流の外様との協調路線を取れなかった点は頑迷だったのかも。
誰かが言ってたが、井伊は内陸の滋賀県彦根にずっといてたせいで、
海からやってくる勢力について正確な認識ができなかったんじゃないかと言う話がある。
水野忠邦とか江川さんとか水戸裂肛とか領地が海に面してるとそういうところが敏感だからな。
>>283 >そういえば熊本と
>九州ナンバー3争いしてるんだっけ?鹿児島
ナンバー3?
ナンバー2はどこだって言うんだ?
>>288 スタースクリームの愚か者かウルトラマグナスのどちらか
最近読み始めて面白く読んでるんだがどうも龍馬パートの描写が偏ってる気がする…
ところで何で今月岩瀬忠震まで処分されてるんだ?
>>290 完全なとばっちりじゃないかね。
みなもとセンセも「理解出来ない」って書いてるし。
罪状は何だったんだろ。
やはり勅許なしにアメリカとの条約を、勝手に結んだことにされたのかね。
しかしそれが理由なら直弼自身も責任を免れないはずだが。
それにしても味方もどんどん失って何を目指していたんだろうな直弼は。
一橋派だったから処分したんだろう。もう一橋派はみんな水戸の仲間みたいな観念に囚われてたんだろうね。
(/-\) コミック大河の休刊号に、みなもと先生の本が11月16日に出ると書いてあったけど、本当に出るかどうか、情報をお持ちの方はおられませんか?
>>293 大獄などの独断により敵を作りすぎたためにそうなったのか、
それとも妄執に囚われていたから大獄がひどい有様になっていったのか
>>295 (/-\) 情報ありがとうございます。出るのなら、良かった。
>>285 堀田正俊斬殺事件は田沼意知斬殺事件の丁度100年前
この2つは幕府体制を変えた対になる事件らしい
堀田正俊斬殺によって老中の合議制から将軍・側用人のトップダウン式にシフトし
田沼意知斬殺によって元に戻ったということだそうだ
>>290 龍馬パートだけ、従来の龍馬像をなぞってるっぽいのはここでも指摘されてるよ。
直接の原因はコミックトムで龍馬主人公で描いていた作品(風雲児たちが売れなくて
仕切りなおしさせられたもの)をひっぱってきてるから。
でもせっかく他が割合史実に忠実なのに、土佐3人組はいかにもステレオタイプなんだよな。
他は史実と作者の解釈が割合はっきり区別できて、あそこだけカラーが違って
フィクション率が高くて違和感ある。
結局は阿部の遺言、水戸殿の扱いに注意せよを引き継がなかったことが、大獄までいってしまった
政権の失敗なんだろうな。
正直、斉昭自身がやったことってそれほど大したことではないと思うのだが、直弼がとかく過剰
反応してしまってなんでもかんでも水戸のせいにして事態をより大きく悪くしていった感じか。
朝廷を担いで幕府に反抗する京の動きを、すべて水戸に結びつけて考えてしまったのが直弼の
状況判断の誤りかな。
小栗がまったく出てこないのはどうしてだろう
勝と仲悪いライバルとして
もう出てもよいのでは
小栗は咸臨丸出航の時には嫌でも出てくるよ。
考えてみたら、桜田門外の変の前に咸臨丸出航の話も入れないといけないな。
来年中に桜田門外までいかないかも。
水戸陰謀論は
密勅を事前に察知できなかった長野主膳が
失敗を取り繕うために言い立てて
直弼にさんざん吹き込んだ
という話もある。
>>299 たまに竜馬がゆくのイメージを壊したくないから龍馬については調べない!
って幕末ファンがいるからみなもと先生もその傾向があるんじゃないかと
心配してたよ
龍馬って美化され過ぎたせいで何が凄い人かわからなくなってきてるから
もっと地に足のついた龍馬にしてほしい
>>305 いや、司馬版の影響は避けるつもりだと言ってたよ。
これは龍馬というより幕末の人物全体のことを指してだけど。
ただ御前試合入れたり、武市が了見のせまさ丸出しだったり
イゾウが無学なバカだったり、龍馬が初めから先進的な見解持ってたり
するのは残念だ。相手の身分や職業に拘らなくてリベラルなところは
普通に龍馬の美点だと思うけれど、それだけじゃないしなあ。
まあ今後に期待だ。
307 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2010/11/13(土) 16:17:48 ID:9QZxN/8j0
>>292 人間の心情なんて何百年たってもそうは変わらないと思う
今の仙石みればわかりやすい
同じように結局面子や意固地が原動力かと
強権をふりまわす人間が落ちる陥穽の一例
どうして直弼はここまでの強権を振りかざせる性格に変わったのだろう
少なくとも慶喜とやりあう以前はこんなことできる性格じゃなかっただろうとは思う
やっぱり器から水がはみ出てしまったようなものだろうがそこんとこの過程がもう少しな感じではある
なんか性格が豹変してるんでちと気になった
窮鼠猫を噛むというか、
開国・密勅で追い詰められて暴走したんだろ。
個人的にはこの作品での登場時のイメージが一番近いな
要は「正義漢」ただし一番たちの悪い「無能な正義漢」
状況把握も情報分析もろくに出来ない
でも自分=正義だから自分の敵は社会に対する悪人という単純なロジックになる
だから叩き潰すのに遠慮もなけりゃ手段も選ばないし歯止めも効かない
途中で自己保身に変わってたとしても自分でそれに気付きもしない
>>308 直弼の変化は、憎しみが人を変えるという解釈をしてるんだけど、それだと弱いかな?
「おのれ水戸!」と叫ぶたびに憎しみを深めてると思うんだけど。
まぁでも、あれは見ようによっては繰り返しのギャグでしかないかも知れんなぁ。
開国やら朝廷問題で自分が窮地に追い込まれた
↓
自分は一生懸命やっているのに周りは誰もわかってくれない
↓
特に水戸はできもしないわがままばっかり言いやがって
↓
きっとこいつが俺のことを困らせるのが嬉しいんだ。
↓
許さない、徹底的に叩き潰してやる!
↓
水戸だけじゃない、水戸に関係する全てをだ!!!
>>307 面子と意固地が原動力といえば会津藩もだな
仕えるべき慶喜は恭順の意をしめしてるのに
薩長に頭なんぞ下げられるかー!の根性で
徹底抗戦し最後は自藩の農民にまで見捨てられた
大老就任前の直弼の心情描写はおいといて
堀田の朝廷工作が全部失敗に終わって、
「幕府は徳川のものである。誰に遠慮する必要も説明する必要もない」
という東照大権現の遺訓に忠実に立ち返るのであれば
一応の説明はつく気がする。
そもそも勅許問題ってこんなにこじれたんだろうね
一貫して幕府側に上位決定権がある事を示して、
圧力で帝側を押し込めとけばよかったのに…
そもそも松平定信あたりから幕権の正当性を補強するのに大政委任論を唱えたのがいけない
お手軽な責任転嫁のツケ
権力に振り回されて本来の気弱な面が消し飛んだ状態?
以前は徳川=絶対正義のロベスピエールや異端審問間路線かと
思ってたけど、慶喜とのずっこけやりとりや朝廷呼び出しにぶるって
しまうあたり、そういうのでもないんだよな。純潔童貞キャラでもない。
・本来は開国路線なのに一橋派つぶし(幕政に口を出すのは許せん)を優先
・敵は単純な攘夷派+西郷・左内の外様開明派+身内の開明派(川路・岩瀬)
・全部潰すために、朝廷(単純攘夷派優性)を立てつつ脅す
・そのため幕府の対外方針が意味不明になった
・井伊の対外方針もよくわからないことに
>>315 幕府側も不安で誰かに責任をおっかぶせたかったんだろ。
朝廷のお墨付きがあれば自分たちが責任をかぶらなくて済む。
自分たちの力に自信があれば最初から朝廷なんか相手にしない。
西洋との武力の差に一番おびえてたのは幕府だ。
確か井沢元彦あたりが指摘してるけど
武家政権ってのは軍事政権なんで
国内だろうと国外だろうと
軍事的に太刀打ちしきれない勢力が存在したら
それだけで正統性なんて消し飛んでしまうのよね。
権力の怖いところは、権力を行使してしまうことになれてしまうことだって、格言めいたのを読んだ記憶がある。
そうすると、天皇家はヤッパリ特殊な政権のような政権でないような不思議な存在だな。
イスラエルの学者が母としての天皇って本書いてるよ。
322 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2010/11/15(月) 22:44:01 ID:1+MTKGGi0
風雲児たち外伝風雲戦国伝を買ってきた。
ショック!!
題字が平田弘史じゃなくなってる!!!
323 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2010/11/16(火) 01:20:29 ID:2oHB5Zcd0
出版社違うから
むしろよく「風雲児たち」のタイトル許可したと思うよ
それいったらもともと潮出版社のものだし
むしろ最近だと複数の出版社で連載を持ってる漫画家の場合は
単行本の発売日を同じ日に合わせて共同フェアみたいにして売る方が普通だな
ぐぐって見たけど装丁まで幕末編風なんだな
外伝読んだ。
>仙石 秀久の稚拙な作戦によりボロ負け
>追放
某漫画ではかっこいいのにセンゴクさん何やってるんだ…。
同人誌の外伝も載ってるね。こりゃお得だ。
>>327 それは某漫画でも思いっきりかっこ悪く描かれる予定だから。
>>328 商業誌で単行本収録の当てのない作品を同人誌にまとめただけだよ。
同人版はに別に収録の当てのないコラムや書評も収録されているからいいけどね。
>>331 安永航一郎氏にも是非見習ってもらいたい
>>332 あの人は商業誌連載すら単行本化がデンジャーだし
ヒストリア龍馬・中岡わりと面白かったね。
幕末ニュースなんてギャグもあったけど、ありがちなので
風雲児たちを読んでもうちっと練りこみしてもらいたい。
竜馬をクローズアップしすぎじゃね?
明治までほとんど名が知られずどっからどこまでが本当の活躍か分からん人だろ
他の人物はその辺シビアに「怪しいものである」みたいに言ってるのに
やたら竜馬だけ美化しすぎな気がする
龍馬の死んだ翌年にはもう明治
戦国外伝だから、慶喜の話は載ってないのね。
どこかに収録されるのはいつになるんだろ。
>>335 龍馬研究界隈の胡散臭さは異常
いまだに暗殺の黒幕!ネタで引っ張るトンデモ売文家のせいで
まともな研究者が埋もれてしまっとる
ところで中岡は風雲児たちには当分出ないのかな
たしか武市の道場にいたはずだ
土佐から3人選べば武市坂本中岡になると思うんだが
中岡は土佐勤皇党で武市や龍馬の会話に加わってて、武市「お前だれだ?」→ずっこけ→中岡「武市道場の初期からいるのに!」のギャグの後に経歴紹介のパターンかな
340 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2010/11/19(金) 17:11:33 ID:4rXDRz5AO
乱ツインズの外伝まで入ってお得。思わず「大河」を慶喜目当てに注文しちまった
(/-\) ネットで注文した外伝がようやく到着。今夜から読む。
三条実美にもコネがあったのに何故か影が薄い中岡さんは不憫な人
竜馬ものだと、中岡のやったことまで竜馬の手柄になってるのが多いからな。
中岡が暗殺の黒幕って説もあるからなー
外伝、家康の律儀さが目立っていたなあ。
昨日買った本の内容が、家康が大阪夏の陣の最後まで秀頼を庇っていたというものだったが、そこまで行ったら眉唾。
少なくとも冬の陣の事後処理では殺る気満々だな。
鐘の件も相当アレだがw
>>344 それは説じゃなくヨタ話という〜
面白おかしく書かれる○○犯人説はソースのおかしなものばかり
学術的な歴史研究者の間では龍馬暗殺犯は京都見廻組で決着ついてるの
見廻組の自供と関係者証言も取れてるの
更に黒幕を云々したい場合は、
対象はもう手代木直右衛門か松平容保くらいしかいないの
ちなみに佐々木只三郎は自伝で容保の指図だったとゆうてる様だがこれは絶版で読んだ事ない
佐々木は直後の鳥羽伏見で戦死してなかったっけ
>>348 そう
兄貴の方もそれっぽい事言ってるけどいつか読んでみたいね
そういえば、今はなき「COMIC大河」で連載してた「真・関ヶ原」では
家康は秀吉の遺訓を守って天下を保とうと懸命に努めた律義者
秀秋は一軍の将として十分に優秀で関ヶ原でもはなから帰趨が読めていた
という具合だったな。
龍馬を中岡が暗殺しようとして、その中岡を龍馬が暗殺しようとしていて
両方の刺客がかち合ってしまって、じゃあ両方殺ればいいよね
ということで二人とも斬られてしまったという説もあるな
>>351 ヒストリア龍馬・中岡で出ていた
土佐の浪士は龍馬・中岡双方の下で二派に分かれて…話から来ているのかな。
鳥取藩だったかの報告書にあるという。
大河ドラマは「弥太郎が黒幕」ってことにするんだろうか?
京都見廻組が龍馬暗殺犯だと納得いかない層は何を根拠にそう考えてるんだろう
菊地か蜷川の本あたりか?
355 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2010/11/20(土) 15:05:03 ID:aqI6cXCEO
中岡が犯人だとしたら、長州黒幕になるなあ
ちょっと前にNHKの番組で、我らのさいとうたかを御大が薩摩黒幕説を唱えてた憶えがある
やはり龍馬黒幕説が一番怪しい
襲撃犯の目的は中岡で、龍馬は巻き込まれただけという説もあるな
でも、中岡の証言で襲撃犯が龍馬探してたことが分かったんだろ。
中岡の証言まで疑うとかどんだけー
ネットの又聞きだけで話をしようとするからややこしくなるんだ
出典にあたれば史料を元に述べた意見か
まず持論ありきでソースをこねくり回してる説なのか、
単なる思いつき発言だったのかが分かる
その後史料の信頼度を検証すれば自ずと結論は明らかになるわけです
>>354 その方が大物感が出るからじゃね?
普通に幕吏にやられましたじゃ有象無象の志士たちと差別化できない
あの龍馬がそんな死に方するはずがないっていう大物生存説の亜種みたいなもんじゃないかな
徳川家をテッテテキに潰したい薩摩の陰謀なんじゃないの?
>>344 歴史学での常識が一般世間に浸透してなくて
ヨタ話が跋扈してるのはこの件に限ったことじゃないけどね…
一般向けの龍馬暗殺ネタ解説本だと、磯田道史?だったっけ?の
本が最近出たから、それ読むとちょうどいいと思う。
風雲児たちは面白いだけじゃなくて誠実さもあるから好きだな。
龍馬関連だとそれよりわかりやすいキャラ立ちのために
そこらへん犠牲にしてる気配があって今後がちょっと心配だが
やっぱり龍馬は日本人好みのキャラだよ。
弥太郎がどう好意的に解釈しても、使われてる感がある。
NHK実況で、三菱重役会真っ青とか、三菱鉛筆もう使わないとか見てると楽しそうだ。
象山にわざわざ史実にない龍馬評をさせるあたり
みなもと先生は龍馬への思い入れが強いんだろうな
でも風雲児たちには必要以上に龍馬を持ち上げるノリは期待してないんで
ちょっと残念だよ
あと河田小龍パートは丁寧だったが近藤長次郎と長岡謙吉の出番はまだなんだろうか
松下村塾はボチボチ紹介されてたのに
四国に何回か遊びにいってるんだが、
四国山脈 ありゃ凄いね 高速道路で向かうとデデーンとそびえてるw
交通機関の発達してない時代なら土佐は陸の孤島
脱藩して峠越えた志士達の旅情が感じられた。
関係ないが高知ってコンビニ分布が変だね
愛媛なんかあれでひとまとまりなのがおかしい。
松山、宇和島、大洲は別物だ。県内移動だけで一苦労だ。
土佐は何故か米が旨かった。
>>369 県内で風俗風習風土に違いがあるのは別に愛媛に限った話じゃないわな
旧国や藩が分割したり合併して出来た都道府県はもとより
同一県でも地形や生活圏の違いで全然別ってところは多々ある
中には県境の両側の違いより県内の違いの方が大きいところもある。
兵庫県とか。
三百藩ぐらいあったんだっけ?
それを再編成させたんだから違いがあるのも当然だな
特に天領とかだと気風がだいぶ違うね
熊本は政治議論の盛んな気風がある。
商店街の魚屋に至るまで、一家言あり、油断がならない。
「肥後もっこすは3人あつまれば、大議論が始まる。」
このような土地の統治は骨が折れるに違いない。
ただ、荒れに荒れた国内が清正が入城することによりピタリと収まった。
清正の気性が土地の気風と相性が良かったのだろう。
閑話休題…
清正の後が続かなかったんじゃ、あまり評価もできんが。
肥後もっこす
wiki見てみたが歴史上の偉人とかあんまりいないね。
加藤清正だってよそからのひとだし…
風雲児たちでいえば宮部鼎蔵がいるじゃないか。
もしかすると次の登場は池田屋か。
幕末でいえば横井小楠がいたが。春嶽の側近のイメージのが強いけど。
みなもとセンセは秀吉ファンなのかな
外伝読んでの印象だけど
日本思想史の本で横井小楠が幕末一スゴい奴だと言われてた
龍馬の船中八策も小楠のアイデアが元だっけ?
我が郷土岡山はどうかと散策してみたら、
緒方洪庵 岡山(備中)出身なのね驚いた。
熊沢藩山つながりで陽明学者調べてたらこんなひとが
山田方谷 - Wikipedia
ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%B1%E7%94%B0%E6%96%B9%E8%B0%B7 朱子学と陽明学 それぞれ利点と欠点があるんだなぁ…
幕末の教育者で陽明学派がクローズアップされるが
>陽明学の利点は、我が心が得心しているのかを問うて
>人間性の本質に迫ることができ、道理を正しく判別でき、
>事業においては成果を出すことができる。
>しかし、私欲にかられた心で行為に走ると道理の判断を誤ることが多いという
>欠点があった。よって、先人達の教訓や古典から真摯に学び、
>努力することが求められる。
間違った方向に進むと歯止めが効かない危険性もあるわな確かに。
以上 日本のユダヤ人 打算的で冷酷な岡山県民からのチラ裏でした
>>373 肥後が上手く治まったのは細川家の手腕でもあるがな
そんな議論好きの土地柄だと何時騒動起きても不思議はないが
住民上手くなだめすかして江戸期を平穏に乗り切ったのは誉めていいと想う
九州をぼんやりと見比べてみると やっぱ佐賀県はすごいね
幕末で薩長土に大きくリードされてたはずなのにいつの間にか勢力伸ばしてる。
なんでなんだろうな
薩長土肥に加われたのは戊辰戦争で軍事力を提供したからだな。
政治ではほぼ何もしてないが最後の戦で貢献して明治の政治にすべりこんだ。
鍋島閑叟の作戦大成功といったところ。
>>380 うん、細川は肥後人が清正が好きなのが分かってたから、清正の悪口は言わずに、清正公と崇めるのを許し、既存インフラを利用し、上手く統治を継続させることが出来た。
既存インフラがズタズタになる我が国の2大政党制と大きく異なる。
佐賀辺りは戦国時代は龍造寺だし、大友、島津とよく張り合ってたと思う。
長崎警備を担当していたので海外事情に敏感だったのか とも思ったが、
共に長崎警備を担当していた福岡藩だが幕末の動向はあまり聞かない。
やはり佐賀独特のスパルタ教育か…
弘道館という藩校に強制入学させられて
落第生は就職ができず、家禄の8割が没収と言う厳しいルール。
禄は先祖代々受け継いできたものだから言い訳無用で死に物狂いで勉強しないといけない。
薩長土だと政治以前の階級闘争によるルサンチマン渦巻くどす黒さが垣間見えるが、
理屈を唱えて争う暇を与えず、学問漬けにさせたおかげのようにも思えるw
藩の命運を決めたのも『藩政』なのだろう
だが、
藩の動向を定めたのが藩政(藩の方針)だと結論付けると土佐の説明が付かなくなる…。
経済的にも教育的にもアドバンテージがあったとも思えない。うーむ。
薩長土肥 - Wikipedia
ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%96%A9%E9%95%B7%E5%9C%9F%E8%82%A5
大隈は二度とあんな勉強したくないってことで早稲田作るから、子供にはトラウマだろう。
そして、西郷は大隈は教育者にふさわしくないって言ってるんだから、教育は難しいねえ(笑)
西郷は薩摩の郷中教育の申し子だし。
容堂公がアドバンテージ。
一応奇兵隊に倣った軍制改革してるし、板垣退助が何気にやり手の軍司令官。
政界に転身してからは結構アレだが。
>>384 >共に長崎警備を担当していた福岡藩だが幕末の動向はあまり聞かない。
福岡藩はなぁ、佐賀同様財政難に陥ってたんだが
佐賀は世襲が比較的上手く行って藩主が主導権取りやすかったのと
葉隠れの藩風で質素倹約せぇ!と言えば従うところがあったが
福岡は養子が続いたせいか派閥争いに伴う権力の分散が起きたのと
博多っ子の祭り好きの影響受けまくりで消費や浪費に無頓着なところがあったからなぁ
長溥公も斉彬公に倣って改革近代化計ろうとしたが派閥争いで人材減らしてしかも財政難で幕末の動乱に乗り遅れちまったわ
>>384 土佐は容堂が安政の大獄で処分されてたのが大きかったな
それで土佐藩士が水戸浪人の真似しようと奮起した
あと武市が人脈作りを頑張ったのもある
>>381 >幕末で薩長土に大きくリードされてたはずなのにいつの間にか勢力伸ばしてる。
>なんでなんだろうな
何を言いたいのかよく判らんが、どの「大きくリードされていた」ってのは、何を持って言ってるのだい?
軍事力か?、経済力か?、科学力か?
全部だろ。
佐賀は武器だけだし。
>>389 『幕末の志士と言えば誰を連想しますか?』と街頭インタビューしたら
まず佐賀藩出身の志士を答えれるひとは少ないと思う。
小説や大河ドラマの題材とかそういう一般イメージからだと佐賀藩はダークホース。
そういうイメージからだと土佐と長州が大衆イメージは強いんじゃなかろうか。
幕末をリードした『薩長土肥』の枠組みでも
勤皇や倒幕での革命的政治闘争の潮流で抜きんでてはいなかった。
>軍事力か?、経済力か?、科学力か?
軍事力や科学力では『薩長土肥』より優れているところもあった。
ではそれらの他藩が佐賀藩同様に維新の主導体制に入れたかと言うとそうではない。
佐賀藩も幕末の雄藩への乗り込みぎりぎりだったんだと思う。
完全に見誤ったのが河井継之助の長岡藩
なまじ武装立国が成された為に、中立はパワーバランス的に許されなかった。
どれか一藩だけ残すと薩摩だね。
長州と土佐はちょっとしたことで反対側の危険があっただろうけど、薩は居なければお話にならない。
長州の志士が一番個性的、土佐は龍馬のキャラが立ち過ぎているって感じだ。
「酔えば勤皇、覚めれば佐幕」と揶揄されてたけど、逆言うとすごいよな。
急進派の土佐勤皇党に舵取りを任せつつ藩内動かして
心情的に幕府を支持しながら対外的に事を進める。
失策も多いが山内容堂って藩主として凄いと思うわ
普通なら懐刀な吉田東洋を暗殺した土佐勤皇党は即徹底弾圧だが
時流を見据えて泳がして利用しつつ返す刀で粛清する。
最後まで佐幕に拘れなかったのは藩主の辛いところか…。
吉田東洋が暗殺されなかったら、
もっと上手く容堂公の舵取りしてくれたような気もするんだが、
それは土佐の実情が許さなかったのかな…
経済改革が躍進してたら吉田東洋はどちらを選んでたのか気になる
>>394 容堂も東洋も元々は攘夷派だったんだよな
武市の叔父が土佐藩を代表する国学者で一時期東洋も師事してた
やっぱり土佐はジョン万次郎が海外事情を持ち帰ったのがデカい
文明の差を知ったら開明派にならざるをえん
>>394 吉田東洋はいわゆる叩き上げの改革派で、
容堂公の前の藩主の時代に各奉行で藩政改革を実行してた。
役職や家格などからすると課長クラスで実務をこなしてたと言ったところか。
前藩主が亡くなったの契機に役を辞して野に下り学問に励み、
私塾みたいになって人材が集まっていった。
そういったところで山内容堂は吉田東洋を高く評価して藩政に参与させるが、
旧来の重役側からは革新的すぎると疎まれ後につけいる隙を与えてしまった。
(東洋を除外する方向性で、武市ら勤皇党と抵抗勢力が結託した)
武市半平太は何度も勤皇の趣旨を建白してたが採用せず遺恨を残した。
実務としての藩政改革は行うがイデオロギーとしての勤皇には興味が無かったのだろう、
下級から実務で叩き上げた人の多くが佐幕的生きざまを選んだように
吉田東洋の場合も佐幕的な生涯を選んだ可能性は高い。
容堂公も心情的には佐幕派だし 、
東洋の改革が成功して土佐の雄藩としての地位がもっと高かったならば、
山内容堂も吉田東洋に手綱を任せて辣腕を振わせたのではなかろうか?
そうなれば勤皇にして佐幕と言う土佐の独自路線が進んでいた可能性が高い。
(攘夷に非ず)
>393
お前は今後の人生で絶対に"Super Market"を「スーパー」、”Department Store"を「デパート」と略すな。
>397
お前が今後の人生で絶対に
「風雲児たち」も「風雲児たち幕末編」も「風雲戦国伝」も「風雲」と略すなら
従ってもいいが。
つか今時wikiって略すなネタって…
映画「武士の家計簿」で大村益次郎役に嶋田久作。
顔のインパクト的には適役だが・・・
容堂といえば号の「容堂」は、
東洋の勧めで招いた藤田東湖に「衆を容るることこそ大名の徳」
と説かれたのに関心したのが由来なんだ。
後々の事を考えると皮肉な話だナー。
>>401 武市半平太と土佐勤皇党を受け入れなかった事に対してとエスパーするが、
吉田東洋と新おこぜ組が藩政改革を進めていたのに
テロル(天誅)で主導権を握ろうとしたんだから容堂の判断の方が正しいでしょう。
実務として藩政改革進めているのに
イデオロギー論の主張が通らないから暴力に訴えると言うやり方は正しいとは思えない、
結果的に覇権のキャスティングボードが「錦の御旗」で動いたとは言え、
尊皇が勝者側になったのは歴史を知っている後世の人間の後知恵でしかない。
土佐で勤皇が理知的に広まったとも思えないので、
『武市半平太 受け入れ難し』と考えたのも普通に思える。
むしろ藩政改革潰した元凶に思えるんだが。
casting voteを「キャスティング・ボー"ド"」と表記することに個人的には違和感を感じるけど、
俺はwikipediaを今後もwikiと呼ぶので気にしないことにする。
>>400 (/-\) 本当? 花神では、旅の道中、金銭の出費だけを日記につけていたとあるから、資料として使ったのかな。
あくまで脇役だから。
主人公の嫡男は加賀藩士だったが、戊辰戦争のとき
益次郎にヘッドハンティングされた
というのがエピソードとしてある。
>>405 (/-\) 情報ありがとうございます。ちょっと見てみたい映画。
「武士の家計簿」の主人公の人は、
靖国の益次郎の銅像の提案、出資者らしいね
>>397 それ以外の「Superなんとか」や「Departmentなんとか」まで同じように「スーパー」や「デパート」と略したらおかしいだろ、って意味じゃないの?
>>407 それは主人公じゃなくてその息子。
嶋田久作だと、まっとうな戦術指揮だけじゃなくて
式神とか繰り出しそうだw
>>402 そんな優秀な東洋だから武市も最初は暗殺止める側だったんだけどな。
結局国難を前にして夷敵を打ち払うべく行動を起こす方が優先順位が高いと判断された。
あとよく混同されるけど東洋暗殺と天誅は性質が別物。
勤王党含めた過激派の攘夷決行工作は歴史上必要なイベントだったと思うぞ。
一度戦って負けるべきって意見は佐久間象山だけが持ってた訳じゃない。
意外にも容堂、取り調べで自白の取れなかった者は処刑にはしてないので
(武市は容疑否認を通した)
武市のみ不敬罪で切腹にしたが多分これは参政暗殺の処罰もあるだろうが
公武合体VS王政復古の要素が強いと思われ。
まあもうガタがきてた徳川への不満から尊王思想が台頭し
旧体制の弊害を廃して御一新という流れになったのは時代の必然だと思うね。
作者参考図書を巻末に載せてくれないかな〜
読んでると色々興味が出てくる
(/-\) 潮版は、最後の巻に文献一覧が載っていたと思う。幕末編も、きっと最終巻に一覧が載ると思う。
未完に終わってもそうだったらいいな。
(/-\) 乱を買ってきた。今月は安政の大獄第2部。解説多し。
>>398 おれ、雲竜奔馬は、雲竜としか呼んだことないわ。
「奔馬」って、なんて読むのか分かんないんだもん。
うんりゅうほんば
「百才あって一誠なし」なんて慶喜はよく非難されるけど
実は彼って元から人付き合いというのが苦手な人間嫌いだったのでは?
>>190の指摘した廃人化システムが具体的に紹介されてるね。>今月号
これの犠牲になった岩瀬さん、まさに理不尽の一言に尽きる。
それにしてもチャカポンは初登場時からの変貌がすごい事…
>>419 人間嫌いというか、他人を対等の存在として興味を抱けない環境で育った若者が
才能豊かな故に多くの人間に頼られる立場になってしまった悲劇とも言える。
それなんて漫画?
と言いたくなるような設定だな。
いや、アニメ?ゲーム?
事実は小説より何とかなんだよ
慶喜って薩長側からも倒すべき対象だし
会津側からも見捨てた呼ばわりされるし
貧乏くじポジションだな。
幕藩体制の空洞化で個人として打破が無理な状況に
来てた上に使えん部下が多くて気の毒ではある。
意地や面目がどうので争ったりせず
恭順つらぬいたのは庶民として有難いので割と好感もってる。
風雲児上はキャラ付け固まってるけど、史学上な評価は興味あるな
>>424 慶喜って自分的にはすごく頑張ってたイメージあるんだけどな…
抵抗勢力抱えてて よくあれだけ指揮を取れたと思うよ。
本来「将軍」って陣頭指揮取るような体制職じゃないでしょ。
鳥羽・伏見の戦いで旧幕府軍見捨てて逃走したのがよくなかった。
あれで評判をだいぶ落とした
「もしこの地破るるとも関東あり、関東破るるとも水戸あり、決して中途にして止まざるべし。」との大演説の後
大坂城から逃走だもんね…てか慶喜って維新後も「有力な政治家になるんじゃないか。」と外国人には思われていたらしいね。
先が見え過ぎてしまうんだろうな。
風雲戦国伝では 吉川広家←バカ息子 とか書かれてて驚いた。
小早川秀秋はともかく、広家は本編では本家を守るために東軍と内通したとうい
話だったのに
慶喜は、大政奉還あたりの政治的な手の打ち方はすごく感心した。
そこら辺の活躍を風雲児で描かれるのを期待している。
>>428 だって、守れなかったし。
危うくお取り潰しになるところを、なんとか自分の恩賞をなげうって助けたけど、
あれは美談に見えてマッチポンプだと思う。
島津の本領安堵プラス沖縄属国化に比べれば、遥かに落ちるな。
まあ毛利家本領安堵してたらさすがに広すぎるしな
あそこしか、褒美でやる土地ないしな。
慶喜が非難される原因は維新後の行動のせいじゃね?
当人からしたら、あんなバカどもの面倒なんて見てられるかって気分なんだろうけど
他の連中からしたら、一応将軍だったんだから旧幕臣の面倒みてやれよと
篤姫みたいな例があるから余計にそこらへんが非難されてる感じが
>>420 初登場の無邪気で人当たりのいいチャカポンからは、
その後の大弾圧は想像できないよなあ。
あのヒステリックな大弾圧の背後には自らの地盤を脅かされる恐怖もあったのかもと思う
>>435 そんな御輿に担がれそうな行為できるわけねーべよ
容保辺りなんかは宮司→華族として都内で優雅に暮らせて良かったのう
438 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2010/11/30(火) 01:15:09 ID:L0ITzm010
チャカポンは長野主膳の傀儡説が出てきたな。
影の大老だ
>>436 幕末編再開のトビラ絵(キャラ総出演)では、後の目つきが悪くなった直弼が描かれているから、
その直後に初登場する直弼が、これからどう変わっていくのかと興味深く見ていたが・・・
顔はちょっと違ったなぁ。顔つきはたしかに険しくなったが丸っこさは変わらず。
直弼の暴走の続編が描かれている今月号だが、結局どうしたらよかったんだろうね。
外交の当事者であった分、直弼も海外を敵に回したら日本が滅びるという認識はもっているんだよな。
だから無責任に攘夷だ攘夷だと叫ぶ連中が腹立たしいし、日本を真に憂えて守ることが出来るのは
自分しかいない!! という強烈なモチベーションにもなっているわけで。
そもそもここまで朝廷や水戸と(諸外国とも)こじれたのは、前任者である堀田やその前の阿部ちゃん
にも責任はあるよなぁ。朝廷に(外様にも)意見を伺った弱気な姿勢がそもそもの間違い、というのは
正しいといえば正しいし。
だからといって、一度回り始めた時計の歯車は、もう戻すことができないわけで。それを無理に戻そう
としたからあのような強権濫用に行き着いてしまった。立場上、体制内改革しか行えなかった直弼に
すれば、斉彬のような発想はそもそも無理だろうし。
強引な大弾圧で盛大に恨みを買って
結局幕末の血なまぐさい流れを押し進めちゃったね>直弼
とはいえ、直弼のやったことで良かったことがないからなあ
ハリスのブラフに引っ掛かって条約締結して、
弾圧で内部の人材は枯渇させて恨みを買って自ら弱体化して
で、トドメに幕府権威の失墜を招いたわけだし
阿部や堀田の路線引き継いで行った方がマシに見えるだけに余計に
阿部や堀田の路線ではどうにも立ち行かなくなったのが、条約締結だろうな。
ハリスのブラフといっても、ある程度裏づけのあるブラフで、あれ以上のらりくらりの
先延ばし策を続けてなんとかなったとも思えない。
かといって朝廷がすんなり承諾するわけもなく・・・堀田が完全に足元みられてしまったから。
将軍は征夷大将軍だからな。
武力対抗出来なくなった時点でレゾンデートルを失っている。
戦前の総理大臣も三軍の長であり、今の総理大臣も自衛隊を率いるわけだから同じことだ。
>>447 戦前の総理は三軍の長じゃないよ。
戦前は天皇陛下が三軍を率いる大元帥だったし、それを補佐するのは陸海軍の参謀総長や軍令部総長の役目。
449 :
447:2010/12/02(木) 09:33:18 ID:jdM9kRfu0
>>448 ああ、ごめん。
今の総理を三軍の長って書こうとしておかしいと思って直前に直しちゃった。
明治憲法では総理は同輩中の主席に過ぎないね。
坂の上の雲の伊藤の立ち位置を見てたら良く分かるね。
自衛軍に変わったら、今は総理が三軍の長になる。それだけ、力は絶大になった。
それなのに、総理の地位を軽く扱い過ぎだね。
今月号で公武合体を長野主膳が言い出していたが
アレ主膳が発案者だったの?
まぁ京都にいる人間の方が思いつきやすい話ではある。
>>449 今の政権の総理は自衛隊の最高指揮官って事を
知らないようだから戦前と変わらんかも知らんな
しかし近藤正臣の話とかよく調べられるモンだぁ
って思ってたらwikiにも載ってるのね
>>450 (/-\) 具視も黒幕だったような気がする。皇女を降下させたので、司馬の小説では尊皇派に嫌われてた。
潮版読み返して
間宮林蔵の上司が、捨てるところがないから「くじら」と呼ぶのだといっていたけど
これってどういう意味なのかな。
くじらの語源でちょっと調べてみたけど、この捨てるところがないから、から来たと
思われるものがどうもわからない。
(1)「クシシラ(大獣)」の約
(2)皮が黒く内側が白いことから「クロシラ(黒白)」の約
(3)「クシラ(奇)」の義
(4)捕らえても簡単にはおとなしくならないことから「コジル」の義
(5)浮上して船を穿つことから「クジラ(穿輩)」の義
(6)口が大きいので「クチビロ(口広)」の約転
いや、アレは別に名前の由来っていう意味の言葉じゃないと思うよ?
みなもと先生の世代だったら「くじら=捨てるところがない」というイメージが常識の域だから
ああいう書き方になったと解釈してるけど。
今でも給食のメニューに鯨ベーコンってあるのかな?
>>453 今の段階では具視はかかわってないだろう。
永瀬サン死んじゃった…
この人が処分された意味がわからない
岩瀬さん、いいキャラだったのであえて史料読まないでたのに
こういう運命だったとは…
しかしなんで処分されたんだろね?
川路さんと違って反抗的な振る舞い(上申書とか)はしてないのに。
チャカポンに勅許をまたずして条約を結ぶよう強く迫ったから?
でも元々チャカポンは開国派だよね。
あ、でも開国派だけど左内とか刑死させたし…でもあっちは
一橋派で外様と組んで幕政に介入しようとしたからだし…
>>455 >>457 詳しくありがとう。そっか語源の意味じゃなかったんだ。おかげですっきりしたよ。
永井、岩瀬、川路辺りはもう罪がどうとか言うより単なる権力争いの結果だよね。
左内や頼や飯泉にしても、斬刑にまでする必要はあったのか……
吉田にしたってなぁw
遠島辺りならまだ分かるが
>>460 上が責任逃れをするために部下に詰め腹を切らせるのは良くある事だが・・・。
どんな罪状を言われたんだろ??
自分と違う派閥はとりあえず敵ってのはどんな組織でもあるしね
この作品じゃあまり触れられてないけど阿部さんも当初は江川さんのことを水野派として遠ざけてたらしいし
阿倍が登用した人物は一掃する。
だろ。
最近出てこないけど大久保忠寛も井伊に歯向かって仕事クビになってるんだな
岩瀬さんって直弼と別派閥だっけ?
というか、元はどうあれ直弼にあれだけ尽力していたのは事実だし、何か(派閥的に)敵対する
ような動きを見せていたのかな。
一橋派だったために
一橋派は粛清だー
トの字の頃から幕府は有能な人材殺し過ぎだろ
これじゃ滅びてもしょうがない
一橋派を一掃したら、結局自分の手足になるべき人物が居なくなっちゃってさぁ大変。
元凶の直弼自体は暗殺されて、事態の収拾に当たった後任の連中がむしろ気の毒だ。
規模はともかく定信が田沼派一掃したら、蝦夷地で反乱起きた時にそっくりだな
>>471 後任の一人の安藤信正などは、直弼の暗殺で味をしめた?水戸藩士に襲撃されて、
挙句その時に傷を負ったのを口実に老中の座からひきずり降ろされる憂き目に遭ってるし。
けっきょく安部の八方美人政権を批判してコワモテに出たら、以後は
報復人事合戦で優秀な人材を次々ドブに捨てて行く負のスパイラルに
入っていくんだよなあ。
やっぱり軟弱とか弱腰と言われても、一時の感情でこぶしを振り上げるより
絶対建設的なんだよな。ウヨが台頭した途端に国全体が転落した今の日本も
全く同じ轍か。
今の政権がウヨか?w
つか、転落したから台頭してきたんじゃねぇの?幕末も、今も。
幕末の開国による経済的混乱と底辺層の困窮って、風雲児たちでももう触れられてなかったっけ?
それに方法論も大事でしょ。直弼だって、幕権強化のが建設的だと思って指向したんだろうし。
結果的には、阿部が味方に付けた諸侯にも見捨てられて大失敗だったが。
>>474 最後の一文が全てを台無しにしてるな。
悪いことは何でも右翼のせいと教えられた世代かな?
あと、国内向けには融和を計りつつ、外国にはルールを守りつつ毅然とした
対応をとることが必要なのは、この漫画を読んでれば分かるよね?
今時ウヨサヨで政治を語ろうとすること自体、
当時の開国攘夷論争みたいなもんで無意味極まりない。
ウヨサヨってカテゴライズのせいで
軍事に関する議論が冷静にしにくい雰囲気はどうかと思う昨今。
ところで安政の大獄の及ぼした影響って何があるかな?
桜田門外の変で幕末暗殺祭の火蓋切っちゃった以外で。
>>478 幕府を中心とした諸侯会議派の力を削り、倒幕派を誕生させたこと。
西国雄藩に見切りつけられたのが一番じゃないか
>>474 の言う「ウヨ」って?
あれか? 宮崎駿とか雁屋哲みたいな人からすれば民主も「ウヨ」にカテゴライズとか?
483 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2010/12/06(月) 13:29:26 ID:JVOZjQk7O
「外伝」で大河の大谷良継の後の徳川慶喜切ったのは残念
まぁ戦国ネタに一冊絞る為泣く泣く切ったんだろがな
どうせだからこの際歴代の風雲児同人も「外伝」として刊行しろよPHP出版
まあ当時の攘夷を唱えてた水戸派なんかは
知識を欠いた感情論にしか過ぎなかったけどな。
チャカポンは危機意識が強すぎるあまりに
上手く味方にできたかもしれない相手までバッサリ
やっちゃって、朝廷は無学な公家しか残らず
自分は最後「野蛮」な浪士に暗殺されてしまい
開明派は力を失ってしまう結果になってしまった。
「城下の誓い」ってのは風雲児たちで初めて知ったよ。
開明派自体は存続してるだろう。川路や永井らだって、井伊横死後に復帰するんだし。
安政の大獄で大幅に後退したのは幕府中心の諸侯会議派
井伊暗殺後の人事刷新で力を失ったのが幕権主義派
前者はケーキちゃんを中心とした公議政体派として、後者は幕府中枢を中心としてどちらも力を盛り返し、
互いに離合集散争いながら終末に向かう。
ああ、あと安政の大獄で過激化した尊皇攘夷派を忘れてたw
和宮降嫁時の約定から更に過激化するが、孝明帝が修好通商条約に勅許出して尊皇=攘夷の方程式が崩れてからは
開国やむなしとする大攘夷が主流になるけど。
一口に尊皇攘夷と言っても、割かし尊皇の方に比重があったのかな?
ん?
いわゆる大攘夷が主流になるのは攘夷決行→四ヶ国砲撃後じゃなかったか?
あと「武力討幕」って考えが固まったのはいつの時点になるんだっけ
(/-\) 「武力倒幕」という考えが固まってくるのは、孝明帝崩御の後、具視の仲間が明治帝の世話係りになってからだったと思う。
「倒幕の密勅」は、具視とその仲間が作り、幼帝に玉璽を押させたものだから…
で、その後、国学の専門家と相談して、錦の御旗も作ってる。
時系列的には、薩長同盟の後、大政奉還の前。
┐(´〜`)┌
それはさておき、また規制だわ。P2から書き込みます。
>>487 功山寺決起成功後、馬関開港を主張した高杉・伊藤・井上は攘夷派と馬関召し上げに反発した長府・清末藩士に狙われて
高杉は大阪〜讃岐へ、井上は別府に逐電してる。
ちなみにこのとき襲撃された伊藤と井上を救ったのが、後の伊藤夫人であるお梅さんw
この騒動を収拾したのが、帰って来た桂小五郎。
尊皇と攘夷は容易には切り離せないんだな。
後に尊皇攘夷の急先鋒となる長州藩だが、文久二年における藩是は航海遠略策に見える通り、
1.元就公以来の天朝への御忠誠 2.幕府への御信義
忠誠の対象は天皇であり、幕府へは信義を以ってよしとする辺りがとても関ヶ原w
んで、攘夷を前提とした開国である航海遠略策を長州藩が一挙に放棄し即今攘夷に転換したのは
同7月6日の長州藩御前会議による。
なぜここで藩論が180度転回したかというと、孝明帝の御叡慮は攘夷にある、という根拠があったから。
だから反対派ですら、叡慮に疑いがあれば何度でも叡旨を確かめよ、と既に御叡慮=攘夷前提で論陣を張っている。
高橋秀直氏の論考では、6月7日に薩長へ下された仮名読の勅文が影響を与えたとしている。
坂下門外の変の折に作られたこれの内容は、十年以内の攘夷断行が為されなければ、
「朕実に断然として、神武天皇神功皇后の遺跡に則り、公家百官と天下の牧伯を率いて親征せんとす」というかなりというか凄い過激な物。
これがなぜ即今攘夷になったかというと色々考えられるが余白が無いので割愛。
ただし、当時長州藩の中心だった酒乱の周布さん的には、一戦して攘夷派に現実を知らしめ、開国に導くというある種方便的な方策だった。
この点では在る意味、佐久間象山のあの建白wと同じだね。
続く
>>489 まぁこの決断にしても生半可な決意ではなく、たとえば兼重譲蔵が、
いま戦を始めると言っても国元との一致がなければ動員に応じない者も出るのではないか、
それでは毛利公も「立派な御討死がなされますまい」とまで言ったのに対し、
前述の開明派である酒乱の周布さんが、「正義存亡の場合は成敗利鈍は度外に置き大義名分あるところに決すべし」
集まる者が百人二百人であろうと、「彼らとともに楠木公の一挙に倣わんのみ」と返して藩論の大転換が決定した。
長州藩の「君臣湊川」はここに始まり、「防長2州が焦土と化しても天勅を奉じて攘夷を遂行する」という思想の淵源となる。
これが拡散され、尊皇=攘夷という思想の関連性が不動の物となった。
大攘夷がこれと矛盾せずに拡散するには、修好条約の勅許というプロセスが必要だったと思う訳です。
実は孝明帝の御叡慮は既に微妙に違う所にあったのに齟齬をそのままに突き進んだり、倒幕は望まれなかったことから七卿落ちとなるが
それはまぁ別の話。
491 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2010/12/08(水) 23:41:48 ID:dcZEV1KU0
みなもとセンセーが庶民>>>権力者な考えなのはアレを信じてるから?
小乗仏教信者だったらそーゆう考えになる人多いよ
別に間違っちゃいないしね
え?
創価なん?
どうせ潮出版繋がりってことだろ。
んなこと言ったら、横光や手塚も創価になるがな。
みなもと太郎が学会員なのは良く言われてるだろ。
伊能忠敬が病に伏した時、真言じゃ効き目無いと言って、南無妙法蓮華経で治してたなw
そんな史実あるのかな?
学科員でも別に良いけどね。公私の区別はつけてるでしょ(たまにそれっぽいのが出るくらいはおk)。
>>347 遅レスでスマソだが
「佐々木只三郎伝」アレ自伝じゃないよ
遺族(兄手代木の長女・つまり佐々木の姪)の回顧禄と史料を組み合わせた本。
清河・龍馬暗殺について全く否定していないどころか前向きに捉えてるし
松平容保が龍馬暗殺指示者というのはけっこう爆弾発言では。
遺族たっての願いで出版した本なので信憑性は高いかも。
あと佐々木只三郎は長野主膳と交流があって頼りにされてたそうだ。
そういえば会津藩と彦根藩は親戚(井伊直弼と松平容敬がいとこ同士)で仲良かったな。
史料がもっとあれば今頃佐々木の出番もあったかもね。
俺は根負けして一度だけ創価会館に行ってるので、名目上学会員だ。
そうかそうか
506 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2010/12/13(月) 17:11:18 ID:xJ7JLp+s0
辞書があったっていやなのに
やっぱりすげえなあ
509 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2010/12/14(火) 00:07:21 ID:TzeTpwMEO
誰か1ページぐらい訳せないのかよw
とりあえずフルヘッヘンドを探そう。
轡十文字を付けよう!
轡十文字でページが埋まるw
ポルノを読むと股間がフルヘッヘンド……
>>502 別に爆弾発言でもなんでもないぞw
既に真っ当な研究者にはどうも容保が黒幕らしいと指摘されとる。
だいたい容保達会桑勢力が大政奉還に猛反発しててありゃ何かやらかすんじゃあ…
ってのは当時のそこら中の日記に残っとる。
川路サンなんか留学中の孫にまで容保の激怒っぷりを知らせとるわ。
それを京都守護職始末やら手代木の講演やらでは正反対の嘘で糊塗しようとしてるあたり
自分たちからぁゃιぃポイントをアピールしてるようなもんだw
>>505 これを辞書無しで訳した当時の蘭学者たちに、改めて感服。
仏蘭辞典は(無印では蘭蘭辞典となってるが)あったっていうな。
>>505 誠に櫓舵なき船の大海に乗り出だせしが如く、ですね。
都条例はネタにしそうだよね
何百年経ってもお上はあれこれ理由つけて出版物を規制したがるなあ
まぁ今回の規制を、子平たちが受けた規制つうか弾圧と、同列に語るようなことは
しないんじゃないのさすがに。
>>517 でも、たとえば、英独辞典を渡されて英語の本を日本語に訳せと言われたら、どうする?
天保の改革における鳥居の庶民いじめのレベル。
条例施行されたら出せなくなるからって、ネタとして無駄に裸とか描くかもな
でも東京だけの話だろ
日本の出版社のほとんどは東京だよ。
東京の条例なのに全国の出版文化に影響を与えるからこれだけ問題なったんだよ。
>>525神奈川やら埼玉に移転すりゃ良いんじゃないの?
一大消費地でもあるから>東京
テンプレ通りのレス重ねてなんか意味あんのか
啓蒙にもなってないし
自民党が何十年もかけて実現できなかった国民総背番号制、完全小選挙区制、
世界で唯一の市民に死刑判決させる裁判形式、あげくは憲法改正なんかを
どさくさにダーッと実現してしまおうとしている今のこの国がまだサヨだとか
言ってる人間が本当にいるんだねえ
昔の報道では必ず
「国民は自分の程度に見合った政府しか持つことができない」
って語られたものだけど、最近はめったに聞かないな。
真実を突かれて視聴者が発狂すると思って怖くて言えないのかw
法案を実質的に作っていた「東京都青少年問題協議会」の議事録より
■大葉ナナコ
「酷い漫画の愛好者達はある障害を持っているという認識を主流化していく事は
出来ないものか。彼らは認知障害を起こしているという見方を主流化する必要が
あるのではないか」
「彼らに認知障害があり、暴力的だという事が分かっていれば、証拠が無いのに
法規制出来るのかという主張を論破出来る。そうした対策を考えていきたい」
■警察の外郭団体であるインターネットホットラインセンターの吉川誠司
副センター長と東京都の担当者である青山青少年課長との問答
吉川「今、自分が描いた同人誌を無料で見られるようにしているサイトが結構多い。
こうしたオンライン書籍に不健全図書指定は出来るのか」
青山青少年課長
「一番手前の同人誌は(略)過去にこういった漫画を描いていたイラスト
レーターが猥褻図画製造で逮捕されているので、これはぜひ警視庁さんが、
販売自粛ではなく、製造した人間自体を取り締まって頂きたい」
■新谷珠恵(社)東京都小学校PTA協議会会長・社会福祉法人内教育研究所相談室員
「漫画だから被害者はいないだろうという話ではない。大人が見る物であっても、
それが元で犯罪を犯した人が沢山いる。アニメ文化やロリコン文化が性犯罪を絶対に
助長している。自主規制に頼れないならば、規制する仕組みを作っていくべきだ」
「細かい議論が沢山あると思うが、何で反論している人の事まで考えなきゃいけないのか。
不愉快で子供に危険が及ぶ物と公共の福祉とのどちらに重きを置くのか」
「漫画家団体に対して説明や調査データを示す必要も無いくらい規制は当たり前の事だ。
正論でガンと言ってやれば良い」
コミックシティ主催者・武田圭史
http://daigamer.x.fc2.com/diary/diary201006.htm 「あれが決まっても別に私たち何も変化ないんじゃないかって思ってる人も
結構いると思うんですよ。ところがね、いちばん僕らが警戒してるのは、
要するに拡大解釈をされる可能性を残されてしまう事なんです」
「仮にも法律なんだから、そんな無茶しないだろうって思ってる方もいらっしゃると
思います。…が、うちケイ・コーポレーションは、その最たる被害者ですから。
知ってる方もいらっしゃるかもしれませんが、コミックシティ・幕張メッセ中止事件
というのが1994年にありまして、幕張メッセで8000集めてて、それをバツーンと
中止した事があります。千葉西(警察)署の圧力です。結果だけ話しますと、
その時に言われた条例の解釈・内容では、
“ 少年ジャンプは18禁です”
そのレベルの事を僕らは言われました。拡大解釈をやるっていうのは、ここまで
やられるんです。だから僕らは怖いって言ってるんです」
「まさかそんな事はないだろうっていう可能性そのものがないんだっていう事を、
まず念頭に置いといて下さい」
1999年に児童ポルノ法が施行された時には、バガボンド、ベルセルク、あずみ
といった作品が「性表現を含む」という理由で書店から現実に撤去されている。
「児童ポルノ」でバガボンドが書店から消えるんだから、今回の法案でジャンプを
撤退させるなんて審査官の裁量一つで簡単にできる。
今回の改正案は
「衣服の一部を着けない状態」
「水着若しくは下着のみを着けた状態(これらと同等とみなされる状態を含む。)にあるもの」
を「視覚により認識することができる」ものであれば規制できてしまえる。
担当者が「俺にはこう 見 え る 」と言えばもうダメなわけです。
ちなみに東京都の担当局は、すでに審査官として警察幹部の受け入れを
表明しているそうです。「天下り、先にありき」の条例であるわけですね。
今回の条例関連で騒いで終わり、にしちゃいかんだろうなぁ。
都議会が毎回こんな調子だとしたら、今後採決されるであろう他の条例の内容も当然ヤバイと考えるべきだ。
ここまで既に施行されてる条例もしかり。
少なくとも俺は今の都議会を信用できなくなった。
議会への監視の目は弛めちゃいけないし、次の選挙でその成果を見せるべきだと思う。
ここまで素人が政治家になった時代はないからなあ。
長野市長が内定貰えないのは学生が悪い、俺は就職活動したことないけど、コネ使えば何とかなるだろ…だからなあ。
「恣意的運用の余地がある法令、条例は、必ず恣意的な運用をされる」
537 :
おじん ◆abcDBRIxrA :2010/12/19(日) 18:08:42 ID:xLqZMKol0
>>538 (/-\) お前が言うな。昔は体制派で、表現規制に賛同してたクセに!
ちなみに、かつてオレは神戸の即売会、コミック・ストリートで、武田の上司だった。
今回の条例って「一般紙にエロ入れんな!」って話だろ?別にそれ自体はまっとうな主張では。
>>539 >今回の条例って「一般紙にエロ入れんな!」って話だろ?別にそれ自体はまっとうな主張では。
エロかエロでないかを決めるのが、客観的第三者でなく、一部の為政者ってとこが問題なんだろ。
この為政者がオレ理論でやり始めたら、大獄と同じ事になりかねない
明確な基準がないから問題なんだよね?
イネたんレイプ時は成人してて良かった(><)
>>541 >規制の基準書いてなかったっけ?
そんなもん、どうだって解釈できるだろ?
別に客観的に数値化されてる訳でもないんだし。
何しろ同じ人間が
「恣意的な運用なんてするわけないじゃん」と
「火の鳥は傑作だからOK」を
両方言っちゃってるからなw
ここ何のスレだっけ
屹度お叱り
きっ!
松陰とももうすぐお別れか
寂しいな
矢部謙三のモデルってやっぱりヤベサダさんなのかねえ
>
>>548 やっぱり、松蔭斬首のくだりはサラリと流して描くんだろうな。
でもこの漫画的には松蔭より寅次郎の方がイメージあってるけど
保科正之って会津にはほとんど居たことがなかったんだけどね。
保科正之じゃ、合戦シーンが無いんじゃないか?
ハイライトは振袖火事になりそうだなw
>>554 いやいや、そこは二代目将軍@ご隠居とのご対面でしょw
天守閣=ハコモノ行政よりも庶民の暮らしってネタは
今やれば受けそうだけどね
来年の大河であお江が静ちゃんをイジメまくるんだっけ?
あお江?
ところで公式文書とかでは処刑された時の寅次郎の名前はどう扱われてたの?
例のお裁きで「吉田」家は断絶してるんだから名は杉寅次郎のままのような
気がするし、松陰号が公文書なんかで認められているのかどうかっていう
基本的なことも知りませんで、あいすみません。
>>560 お家断絶って、身分を取り上げる意味だから、普通は名字は残るよ。
563 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2010/12/27(月) 01:34:54 ID:lImN+GnT0
幕末編15巻170ページで、蘭学がはかどらない二宮敬作の息子が
縁側に酒徳利を置いている場面がありますが、史実や元ネタの小説(があれば)
で、酒が原因で何かやらかす伏線なのですか?
だいぶつ?、、、じろう賞?
あの本とにかく面白いと評判いいけれど、松前藩の搾取については
いろいろ議論の余地がまだある代物だよ。
「交易」というものに対する常識が違っていたり、こちらの都合のよい
条件付けてそれを向こうが飲まなきゃいけない状況だったりしたら
それだけで向こうは死ぬか生きるかになるのは事実。それを「こっちの
世界の常識では搾取したつもりは無い」というのはよくある体制擁護の
御用理論でしかないんだって。
ソ連のモンゴル支配とかもそうだけど、「一方の指導者が処刑される」
っていう事態があったら、それは正常な関係じゃないと思うのが当然。
「最新の研究」だってあっという間に「むかしの粗雑な研究」になるのは
いつの時代も同じだし。
(坂の上の雲なんか見ると、司馬もすっかり過去の作家になったんだなあと
感慨を催すよ。いまでも司馬の書いたことは一字一句史実だと思っている人は
少なくないらしいけど)
そう思っていた人がこうして司馬史観なるものを捏造してムキになります
>>564 大仏次郎(おさらぎ じろう)
「鞍馬天狗」などで知られる作家。歴史小説やノンフィクションの大作なども書いた。
釣りにマジレスしてみせるふりをする新種の釣り?
しかし何事につけ工作には莫大なカネがかかるものだなあ。千両って…
いま賄賂社会の中国でプロジェクトを進めなきゃいけない立場の日本人
ビジネスマンなんて大変だ。あっちではそれこそ結婚式でもカネを配る
伝統的な付け届け社会だから、潤滑油に使う金を「裏金だから会社は
関与しない」と言われたら現場の人間は立つ瀬がない。
ロシアで国家レベルの工作をしていた明石・松吉ラインがどれだけの
カネを投じなければいけなかったか考えると気が遠くなるけど、国の
後押しがあってのことだったのはまだ幸福だったのかも。
(/-\) 乱2月号を買ってきた。高杉、桂、伊藤の会話が長い。小諸のゴーマン学者は健在。
571 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2010/12/27(月) 17:57:10 ID:gtmMR8qJ0
桂は明治になったらこういう汚職とかにうんざりするんだけど
どうなるんだろ?
意外と伊藤博文が良い感じに書かれてのがびっくり。悪役にするとおもったけど。
>>569 数年前のODA関係で、相手政府高官への賄賂で、建設コンサル社員が逮捕されてたね。
袖の下が無ければ、一つも仕事が動かない国があるのに、酷い話だと思ったよ。
いま描くのも苦痛みたいな暴君・井伊直弼がスタート時はああいう描かれ方を
していたんだから、これから欧州遍歴を経たりしてのちに続く人間像が作られて
いくっていうのはあるでしょう。
むかしバルザックが凄いと言われていたのは、山のような作品が一つの巨大な
大河を作っていて、ある作品では純朴な理想主義の青年が、別の作品の中では
醒めきった現実主義の大人になっていて、なぜそうなったのかを決定づけた事件が
別の作品で描かれる、というパズルのような作業がなされていたからなんだけど、
風雲児たちにもそれを期待してしまうなあ。
中国のある結婚式では、新郎新婦が進む先を招待された友人や客たちが
レックレスとかで通せんぼして、そこへ介添人がカネの入った封筒を
渡していくと通してくれる。それを招待客すべてに渡して初めて式場に
たどり着けるっていう「死亡遊戯ワイロ版」が実施されていたそうだ。
途中で渡せる金がなくなったら末代までの恥だとか。
会食の席のテーブルの料理ですら途中でなくなったら食堂側の恥晒しという
国だから、こういう意味でのカネをケチるっていうのは、武士の信義なんか
よりも信用に関わるものなんだよな。
そりゃよその世界の法律で律しようとするのが無理だろうと思うよ。
575 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2010/12/27(月) 20:04:45 ID:gtmMR8qJ0
けど千両とか普通に出せるのかあ。すげえ金持ちだなあ。どっちが金持ちなんだっけ?
桂より高杉の方が名家か?
貧富の差がはんぱないなあ。竜馬とかも思ったけど手紙だしまくってるが
あの時代手紙出すのも高かったんだろうなあ。
18巻買った。
表紙見て、ウルトラセブンの最終回を連想した・・・
577 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2010/12/28(火) 00:00:42 ID:nUTehFg/0
来月、松陰の最後って予告あったけど、
なんだかんだで頼と左内の話で伸びて、
来月号に収まらない気がする。
>575
どっちも大組だけど高杉の方が身分高いイメージがあるな
桂は藩医の家に生まれて桂家をつぶさないために養子に入ってるから
金はあるけど気配り屋に育ってる印象
>>577 扉絵のエピソードが出てきたのが結局2か月後の本編とか、普通にあったもんね
580 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2010/12/28(火) 08:09:21 ID:7qL0N4JD0
あの時代って養子とかってどういう扱いだったのかな?
身分にうるさい時代だから武士ではない人間が武士の養子になって
周りは武士扱いしたのかなあ。
ていうか調べたら千両って3億円らしいが、金持ちすぎるだろう。
高杉はまだ働いてないわけでしょ?馬鹿親だなあ。
桂はもう当主になって仕事もしてるから自分の家の金全部使えるだろうけど。
ていうか松陰の最後に江戸にいたのは桂なんだなあ、世に住む日々だと
松陰と高杉の師弟関係だけがクローズアップされるから松陰と桂の関係は
新鮮だわ。
同郷なのに全く絡まない松陰とぞーろく
坂本家が郷士株を買ったとか
勝海舟の祖父が御家人株を買ったとかいうのも
金を出して養子縁組したとかって話だよね。
ちなみに、岩崎弥太郎の父・弥次郎の「地下浪人」という身分は
郷士株を売り渡した者の子孫が中心らしい。
農工商から「養子に入って家督を継いだ、本家」の分家扱いなので
士分ではなくても苗字帯刀が大目に見られる、ってことなのかな?
普通の養子と違って、桂小五郎は跡取りが死んでから慌てて縁組みされた「末期養子」なので
その時点で桂家の石高は減らされている
確か彼がそれなりに裕福だったのは和田の実家の援助があったんじゃなかったかな
桂家と和田家の間で色々気遣いがあったとも
体も頑健ではないし、華やかな外見とエピソードに比べて苦労人のイメージがあるな
585 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2010/12/28(火) 22:33:49 ID:OeKmv40B0
桂を良く書いてくれるのは個人的にはうれしいんだけど。
桂ってそれほど松陰とかかわりないんだよなあ。
松陰もあんま桂の事は語ってないみたいだし。今月号で
桂に手紙着てないみたいに言ってたけど。手紙やり取りするほどの
仲ではないんだろうなあ。実際は。
>>573 >>、、、というパズルのような作業がなされていたからなんだけど、
それなんてビックリマンシールの裏? (ネタ元 みなもとの弟子の大塚英志)
>>585 買収までやって松陰の遺体を引き取ってるのに?
なんで桂ん家はあんなに金持ちなんだろう、藩医ったって藩そのものからはあんまりもらってないよね、豪商から?
そして金持ちなのに家が狭すぎて嫁さんが出ていく。不思議!
589 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2010/12/29(水) 06:58:18 ID:723aM51e0
>>587 松陰が桂の事をあまり書いてないんだよなあ。
久坂高杉はべた褒めなのに。
元々松陰とは距離置いてたっぽい。剣術やってて松陰とは
別のグループだったんだと思う。桂は
さりげなく青鬼のところにカゲマンが描いてある細かさに笑った
山根赤鬼の漫画は読んだことないんだけどなんのキャラなんだろう
>>590 ×カゲマン
○シャドーマン
赤鬼はおれも知らん。マンガにエロい人ヨロ
「よたろうくん」だろ
みにゃもとセンセ、こういう話題好きだろうな。
昔のマンガの話始めたら止まらなそうな気がする。
>>585 明治になってから、「これ吉田松陰が入牢してたときに俺への戒めとして送ってくれた手紙だけど
今の世にも役に立つ事が書いてあるから添付するわフフフ to大隈」
みたいな手紙書いてたぞ、桂。
595 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2010/12/29(水) 22:45:23 ID:723aM51e0
>>594 本当?ってことは今月号では前フリかな。来月号で松陰から桂への手紙が届くんだろうか?
どんな内容だったの?
司馬遼太郎の小説だと松陰と桂は相性が悪かったんだろう。みたいに書かれてるんだよな。
あくまで相性ね。仲は良かったみたいだけど。
山根赤鬼といえば「かばどんとなおみちゃん」
「とんでも先生」「名探偵荒馬宗介」と並ぶ学研学習の名作漫画やね
>>595 吉田の手紙の内容までは読んでないw
あと司馬遼は、特に木戸絡みの評価については作品ごとに滅茶苦茶っつーか、司馬本人も
先入観と後から増えた知識の間で迷いまくって結局定見を持ててない節があるから、全く当てにならんw
http://ffgs.fujifilm.co.jp/fghiroba/ >コミケには、漫画文化を継続させていく、大きな可能性があります。
>かつて日本には貸本屋という存在があり、漫画文化興隆の源になっていた。
>それが消え去って、これはもう絶望的だなと思っていたらコミケが出てきて、
>また希望が持てるようになった。
>黙って見ている手はないので、自分も付き合ってみるかなと。
>コスプレだのエロだのと騒ぎがあるとそこだけが拡大報道されて、
>東京都のお偉いさんの中にも猛反対している人がいますが、困ったもんです。
>そういう発想が文化をダメにするんですよ。
>漫画文化の発展のために、コミケの火は絶対に消してはならんのです。
というみなもと先生の話なんだが、つげ義春の作品や「ゲゲゲの女房」を見て
貸本漫画界は貧乏・希望がない・悲惨・盗作ばかりの世界というイメージがあったので、
「漫画文化興隆の源」というまでの力があったのかと不思議に感じた。
ゲゲゲは貸本業界が斜陽になってくとこが印象的だったが
その前に景気がよかった頃があった、ってのも言及してたからな
紙芝居がダメになって貸本
貸本が斜陽になって週刊誌とテレビ
とサブカルメディアの栄枯盛衰が裏テーマみたいなもんだし
そういえばゲゲゲの女房では悪書追放運動で
水木マンガが「不健全!」と批判されたりとかやってたな
都の条例でもめたところだから総集編ではカットされるかと思ったら
今日の回でちゃんと流してた
某都知事はホンッとに水戸斉昭の生まれ変わりみたいな奴だな、マジであれは女は強姦してオッケーと思ってる生物
公明党や創価学会は規制推進してるから、
みなもと太郎的には辛いところもあるでしょうな
602 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2010/12/30(木) 18:13:09 ID:PCSVN4xNO
明日のコミケに先生は来られるのでしょうか?
新刊は出るのでしょうか?
>>601 「漫画か宗教かを選ぶとしたら、漫画を選ぶのがたろうちゃんだから」
という意見に同意
ハリスが混浴に驚いて…あたりの描写とダブって見えるな
「いちいち犯罪に走る奴ァいません。適度なガス抜きになってよろしい」
みたいな感じで
>>602 行ってみないことには何とも
前、先生と会ったらいろいろ言おうと思ってたのに
舞い上がりすぎて「フヒヒwwwサーセンwww」みたいになった俺ガイル
明日、新刊出るらしいよ。
ということは今頃、本は有明の会場に届いているのだな。
わかったよ。ロシア全権大使ムラヴィヨフ・アムールスキーがロシア士官暗殺事件で、
幕府の報告を訝しんで犯人の死体を確認しようとしたのは、ロシアにはキージェ中尉という
交響曲があるからなんだよ。 それでこれは怪しいぞと睨んだ訳だ。
久しぶりにエスパー魔美のパパのモデルになるシーンで千摺りでもかこうと思って気付いた。
>>607 あの曲は映画音楽を組曲に仕立て直したもので20世紀の作品です。
作曲者のプロコフィエフは他にも映画音楽を作曲している。
それから、この曲は組曲で交響曲ではない。
相変わらずお上のやる事は全て悪という発想
先生来られてたよ。頭に旗のっけてた
>>607-608 元は小説だが、くだんの映画というのは小説の作者が自ら脚色している。
いずれにしてもソ連時代の作品。
>>612 そうだろうね。日の丸だったし
新刊は慶喜の話やら横山光輝作品論やらエマやら…
(/-\) あけおめ、ことよろ。新刊は通販で買います。今回はチケットがあるから、送料無料。
(/-\) 縁起が悪いから、もう1回。
>615
海舟の親父さん?
617 :
【凶】 【971円】 :2011/01/01(土) 10:10:53 ID:OC+IpgHz0
アニメ化とかしないかな。NHK教育あたりでできそうだけどな。
コミケ新刊はコミック大河の連載で単行本に収録されなかった慶喜と横山光輝論
あと先生へのインタビューの採録だが、横書きなのに左閉じで採録なので読みにくい。
こういう先生の漫画論が読めるのは有り難い
横山光輝論のダイジェストプリーズ
620 :
【大吉】 【420円】 株価【19】 :2011/01/01(土) 17:27:20 ID:OC+IpgHz0
どんなんだったの?横山のは
横山光輝論って横山光輝マガジンに1P連載してたやつか。
>>621 それを含めていろいろ
>>619 『横山光輝のキャラは色気ではなくフェルモンを出している』
フェルゼンを出している
フェルモン?新種のポケモンか?
あーフェロモンの間違い間違い
池田理代子のマンガなどか?
>>626 それはフェルゼン。倉多江美の方のマンガには出てこなかったな。
違うよ、尿素入りのハンドクリームだろ。
フェミノール軟膏?
小便の素がハンドクリームに? だったら荒れたままの手のほうがいいわ
小便の素の98%は水ですが
ハンドクリームの尿素は人口合成されたもので、
尿から採取して利用するなんて現代の舎密から
みたら怒りで血圧がフルヘッヘンド。
なんで新刊の「横山キャラの色気」の話がこんな方向にw
このあいだのNHK金曜時代劇の前ふりドラマ、いきなり田沼意次が
悪評を受けているっていう話になってると思ったら、実は全ての黒幕は
一橋治済で、その悪事を暴こうとした主人公(金曜時代劇の主人公の父親)も
抹殺されてしまうというすっかり風雲児たちな話だった。
田沼を演じていたのも、昔このスレでも「一番似ている」と言われていた
笹野高史だったし。
>>634 桂小五郎「高杉が隠した私宛の手紙も見つけてください」
何故日本が植民地にならなかったのかと、ずっと疑問だった。
風雲児たちに出てくる人たちが、弾圧or暗殺されたりしている事を思うと、単なる偶然?
「植民地として魅力的でなかった」という事に尽きる
当時は生産地としても市場としても貿易中継地としても価値が低かった
現代アフリカで資源のある国が万年内戦状態で、資源のない国はわりと平和なのと同じような理由か。
>>638 そんなものかな?
確かに、パナマ運河もスエズ運河も無い時代だったら、
日本の植民地なんて、相当利益が見込めないと、赤字になっちゃうね。
何時の時代に日本が侵略されるか?という問題もあるけどね。
幕末は、それほど危機では無かったのかな・・・
立地的に日本に価値を見出せそうなアメリカはちょうど南北戦争やってたしね。
>>637 スペインやポルトガルが活躍していた大航海時代・日本の戦国時代も、幕末も、
日本はさして資源がない割には、サムライという戦士が国土を守っていたから。
占領コスト>>収奪利益
インカなどは、収奪利益>>占領コストだったから、あっけなく滅ぼされた。
一方、日本へ来たスペインの宣教師は、「サムライを雇って大陸の明へ攻め込めば良い」と、本国にレポートを送ってる。
日露戦争前の義和団事件では、西洋列強は日本に出兵を要請している。
日本はかなりの兵力を送って、西洋列強の傭兵のような役割を果たした。
(不平等条約改正という目的があったから、イヤと言えなかったこともあるが…)
>>638 「黄金の国ジパング」って結構魅力的だったんじゃないの?
実際当時は金の採掘量は世界でも屈指だったようだし
今の日本が中国の植民地になったら雨の没落確定になんの?
実際にロシアが対馬占領するわけだし、イギリス・フランスは内戦誘発しようとしてるし、
薩英戦争や長州の4カ国連合との戦争での莫大な賠償金を払わされたわけだしで、
植民地化しようとしなかったわけではない。
なんかいろいろ上手くいって逃れたわけなので、幕末から明治にかけては綱渡りだよ。
鎖国政策を採っていたために「早い者勝ち」にならず、
幕末では列強が互いに睨み合いしたってのもあるだろうね。
>>643 占領して鉱山を押さえるより中国で銀を仕入れて日本で金に換えてそれを中国で銀に換えて更に日本に・・・
というのを繰り返したほうが簡単で儲かる。これで日本の金がほとんど流出してるし
で
>>638は何を根拠に「植民地として魅力的でなかった」という事に尽きる と思っ戯け?
さっぱり理解できん。
>>642 幕末期の「サムライ」は職業軍人でなくただの役人だろ
>>648 638じゃないけど
> 当時は生産地としても市場としても貿易中継地としても価値が低かった
・生産地として
当時、アジアからの主な輸出品目は、スパイス、茶、絹、陶器。
ほとんど、インドと中国でまかなえる。
日本じゃないと、手に入らない物は、少ないのでは?
鎖国してたから、金銀の保有量も不明だった。
・市場として
当時の常識で、欧米が貿易赤字になるビジネスモデルは、ナンセンス。
・貿易中継地として
アメリカの台頭で、日本にも利用価値が出てきたけど、それまでは無価値。
>>643 黄金の国ジパングを目指して旅してきた人って、実際にはいないよね。
旅立った人はいたのかもしれんが、実際に日本にたどり着いた人の話は知らない。
もし、たどり着いても追い返されてただろうが。
>>651 東方見聞録は、鎌倉時代に書かれた書物だからね。
大航海時代が来たころには、リアル黄金の国が南米にあったし。
新大陸は海が天然の防御壁にならなかったね(´・ω・`)
旧大陸と文明の水準が違いすぎたからか?
マヤ文明は麻薬で自滅したとかいう話があったな
むかしの石森章太郎のマンガでは自らパラレルワールドに移動して
しまったという事になっていたがw
『風雲児たち』読んでるひとには判ると思うが、
江戸時代は鎖国によって日本の実態が欧米に知られてなかった。
旅行者も来ないし 交易は限られた出島 得体の知れないまぁ未知の国だね。
戦国時代にやってきた宣教師たちは
『住民は信心深いが食生活は貧しい』とか述べてる、
新世界に彼らが求めた"スパイス"も山椒ぐらいしかなかったので
物産の方は諦めて教化する方向性に改めたみたい。
パナマ運河が無い時代だと
アフリカ喜望峰回りでインド洋渡ってマラッカ海峡超えてだから、
その経路の途中で交易品確保した方が現実的だわな。
植民地化するにしてもプランテーション経営する目ぼしい作物が見当たらない、
茶か綿花ぐらい??
欧州と相対した立地がラッキーだったのかもしれんね。
>>653 ヨーロッパからの距離の違いもあるかと
あと、それなりに立派な文明はあったよ
武器の発達が極端に遅れていただけで・・・・
>>650 パークスの目的は、貿易の幕府寡占状態を打破し国中と自由に交易することだから、
魅力が無かったってわけではないだろう。
だからパークスは大政奉還も歓迎したし、各国大使は日本の関税を引き下げさせた。
日本が助かった要因は地理的なものもあるだろうが、列強がそれ所ではなかったってのも大きい。
アメリカは周知の通り南北戦争中だし、フランスはインドシナを奪取したばかりで、更にはメキシコ干渉で
失敗した挙句、シュレスヴィヒ=ホルスタイン戦争と普墺戦争でドイツが台頭してきて日本くんだりまで
派兵する暇は無い感じ。
イギリスはイギリスで清を屈伏させたはいいが経済構造の関係で案外儲からないのに加え、清の政情不安で
アジアの海賊退治とかのコストばかり嵩んであるぇー?状態で、更に蒸気機関鉄鋼船への転換期なのに
財政の慢性的危機に対して軍事費の圧縮を断行してたりする時期。
ぶっちゃけどこも日本を制圧できるだけの陸軍を送る余裕はあまり無かった。
んだから、薩摩にしろ長州にしろ、諸外国敵に回してあの程度の戦争で済んでいる。
>>646 ナポレオン3世時代のフランスで「日本人たちによってよみがえったヨーロッパの均衡」という風刺画が描かれた。
日本刀上で回転する独楽のうえに「ヨーロッパの均衡」という文字が書かれているという作品なんだが
列強による日本の取り合いを表した絵だとか。
マイナー作品だった時期(20年前)からアニメ化の企画があったのか
最初に話持ってきたのは今川泰宏監督ってどこかのインタビューで言ってたな
>>661 今連載中の時代なら鉄人出てるしぴったりなんだがな。今川。
1クールわずか13回で終了とか無体なアニメ化ならやらないほうがマシ
>>662 今川の気色悪い演出でアニメにされるのは、自分はご勘弁だけど、
そんくらい地位?のあるカントクが動かなきゃ、アニメ化なんて無いわなあ。
>>663 同意しすぎて禿げ上がる..
それこそ20年位前から、ずーっと毎週やってるアニメ になれればよかったのに。
そんで幕末ブームとやらの先頭を突っ走る…かなぁ
てめぇミスター味っ子さんディスってんのか?
666 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2011/01/09(日) 17:38:22 ID:s/ph/eLv0
今川の師匠の富野もダビンチかなにかで、出来れば帯でアニメ化したいと言っていたな
しかし、マンガ日本昔話ぐらいのロング番組でないと・・・
まんがはじめて物語とかアニメ日本史とかのノリがいいなあ
そして腐の餌食に(ry
>>664 >>それこそ20年位前から、ずーっと毎週やってるアニメになれればよかったのに。
それはそれでまずい。 TVが原作が追い抜くキャンディ現象起きる。
オリジナルエピソードで時間を稼ぐ手は使えないから
世界名作ギャグに差し替えてしのぐしかないな
ドラゴンボールZみたいに原作1話を1ヶ月以上かける引き延ばしを…
高山彦九郎と林子平が30分いっぱい睨み合いながら叫んで終わるんですね
日本が一番豊かだった95ー6年でその待遇は酷いな。
田舎も良く行ったが、汲み取りの旅館なんか無かったわ。
俺はこの間和歌山県の片田舎に行く用事があったんだが
駅舎の便所がくみ取り式だった!
ちょっとしたカルチャーショックだったw
結構有名な海水浴場の砂浜にあったトイレが汲み取りだったな。
田舎にはまだゴロゴロしてるんじゃないか。
というより農地ではまだ肥料にしている所があるから汲み取り型にしておかないと
色々不都合なんじゃないかと。
下水の普及率もまだ70%ほどしかないしな
浄化槽設置するにも金がかかるしな
1シーズンしか使われない様な場所では過剰投資だし
田舎の一軒家とか小集落の場合
下水を引くよりバキュームカーが巡った方が効率的なのかも。
681 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2011/01/10(月) 22:18:45 ID:t4vC/kwO0
桂と高杉は面白いな。竜馬と武市なんかよりずっといい。
竜馬と武市は出てくるの早過ぎたと思う
もっと後でいいじゃん
若い頃のエピソードなんて後からちょっと振り返れば足りるのに
なんでこんなズルズル出してんのか理解できん
雲竜と違って竜馬が主役って訳じゃないのに
>>659 アニメ化ではなく、辻村寿三郎さんに、人形劇化をお願いしたいw
>>677 今、人糞の堆肥を肥料にしちゃいけないんじゃなかったっけ。
寄生虫とかの関係で
だとすると、俗に言う「有機農法」って何を肥料にしてるの?
干した鰯でも「有機」には該当するんじゃないか
687 :
マンヴァさん:2011/01/11(火) 15:56:55 ID:1AGnD2j70
腐葉土じゃないの?
>>685 牛糞に藁や落ち葉を混ぜて発酵させた奴じゃないかな。
農業用の有機肥料は発酵させた魚か牛のふんを使っていますが100パーセントではなく半分位は化学肥料
100パーセントのものも当然あるがそれだと量が必要なので土改剤としてつかうくらい
人糞は?使った事ないんでなんとも言えんが効きがよいので下手に撒くと出来すぎてしまうとか聞いた
臭い物には蓋
寄生虫が理由だとすると人糞がNGで牛糞がOKな理由がわからん
692 :
sage:2011/01/12(水) 03:24:01 ID:8SlMlnUv0
草食と雑食の違い?
人間に寄生する寄生虫は人糞に多いんだよ。
人間の敵は人間というわけか
じゃないな。寄生虫は敵とも限らないわけで。
(/-\) 通販を頼んでいた「風雲児たち外伝17」が届きました。横山光輝論は読みごたえがありそうです。
>>691 牛糞とはいっても発酵させて使うんでそれほど汚いわけではない
よく発酵させてあると臭いもあんまりない
人糞はたぶん発酵させずに使うから病原菌がばら撒かれるので禁止に、臭いも凶悪w
禁止されたのは下水道が整ってきたので禁止にできるようになったことが大きいかと
>>691の疑問については、
>>693でFAだと思う。
>>696 人糞だって肥だめで発酵させないと肥料に使えないぞ?
特に屎尿成分はそのまま撒くと作物には毒
なんとも勉強になるスレだ。
しかも、スレチだヨソでやれ系統のレスが全く無く、脱線したまま話が進んでいくのが
このマンガを30年も愛し続けている諸兄らならではで、なんとも素晴らしい。
そもそも、幕末の話なのに、単行本何冊も使って関ヶ原をやるような漫画だしねえ。
関ヶ原が戊辰戦争への伏線なのは、長年読んできてよくわかったけどね。
鳥居のことちょっと調べたんだが岩瀬サンって鳥居の甥っ子なんだな
漫画読んでるだけじゃ全然分からんかった
あと海舟の鳥居評面白いな
残忍な奴だが身を投げ打って省みることのない豪傑、みたいなコメントしてるんだな
701 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2011/01/13(木) 02:45:00 ID:oWnZ3WJS0
年末、妻に「乱」買ってきてっていったら「鬼平総集編」買ってきた
でそのまま買い忘れてしまったので 今号の雲児の内容を3行でヨロ
702 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2011/01/13(木) 08:03:46 ID:ZSjPkENP0
けど最近乱置いてあるコンビニ増えたなあ。3.4年前はほとんどなかったのに
いまだと少年サンデーより多く置いてるじゃないかって感じ。
立ち読み派にはうれしい
なんかその話だけ聞くと
漫画読者の高齢化を指しているような気がして言い知れぬ不安が、、、
>>697 それが使ってしまう場合もままあったんだな
だって考えてみ、毎日出来る物の処理を堆肥で寝かしてなんて全部はできんから
もちろん良くないのは分かっていたから刈り取りの終わった田んぼに撒いたりとか
けど農閑期だけ,夏とかなら畑に撒くしかなかった。
牛糞も同じ問題から畜産業をやめるとこは多い
>>704 まあ、そういう場合も多かっただろうね。
でも、私が聞いた話は素人農業への批判で、本来肥だめは複数用意して、
寝かす期間は決まっていたというものだが、
背に腹は変えられぬと手抜きするお百姓も多かっただろな
>>703 最近は歴史雑誌を置いてるコンビにが多いからね
歴史人なんて今月号は最高に面白かったw
(/-\) 江戸時代以降は、街へ糞尿を買いにくる商人がいたぐらいだから、田舎で糞尿が余るということはなかったと思う。
長屋の場合、糞尿を売った代金は家主の収入になっていたと、なんかの本で読んだ。
>>707 桂米朝の落語のマクラにあった(長屋の花見)。
だから家賃が払われなくても、家主は店子を追い出さなかったとか。
>本来肥だめは複数用意して、寝かす期間は決まっていた
こだわり職人の酒造りみたいだ。日本人はどこでも律義だなあ。
>糞尿を売った代金は家主の収入になっていた
たけしがよく言う「ためて取られる長屋のウ○コ」ということわざだね。
宮崎駿がかつては貴重品、戦後は厄介者にされた糞尿の歴史をジブリの
新作「東京汚穢合戦」というアニメにしようとしていた時期があった。
家族連れで詰めかけたらそんな話だったらと考えると、ほんと昭和ひとケタ
世代のアナーキーさは凄いなと感心してしまうw
>707
それは江戸周辺の人口の少なかった頃までの話。
練馬や板橋などの農村人口が増えてくると江戸下町での買い取り料は下落し、
ついにはゼロになったはず。
曲亭馬琴の日記かなにかに買取り料が年々下がってるという
話があったような(うろおぼえ)
そういや雑誌かなんかのコラムでよんだのだが肥だめはでっかい壷を地面に埋めてあるんだそうな
で、気がつかないと落とし穴状態なのではまると悲惨なことに
子供の頃はまった人の体験談ではけっこう深く足が付かなかったと書いてあった
ちなみにその人"くさや"なんてアダ名を親からもらったそうなw
龍馬伝では弥太郎がはまってたなぁ・・・
肥だめに落ちるのは昔の小学生のデフォ。
昔は通学路なんて言っても周辺はみんな田畑だったから、さりげなく
表面が乾いて普通の土地化した「隠し野壺」がトラップとなっていたものだ。
714 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2011/01/16(日) 22:37:46 ID:lisJfThZ0
肥溜めに落ちるなんてこち亀の世界でしか知らんなあ。
土葬の墓場も埋葬後しばらくすると地中に空洞ができて、
天然の落とし穴にズボッ!ってのが良くあったらしい。
>>714 去年、そういう殺人事件があった。
俺の中では、みなもと太郎、夏目房之助、唐沢なをきが、現代のマンガの技法に詳しい四天王。
異論は認めない。
いしかわじゅんは?
上賢とか菅野博士とか。
上賢好きだなあ。久しぶりに読んでみるか!ヒマだからな!
721 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2011/01/17(月) 22:37:34 ID:K6mte+JP0
いろいろ歴史小説読んでるんだけど
伊東玄朴ってまだ出番ありそうだなあ。高野長英あたりから出てるけど
この後もバリバリ現役だなあ。
>>716 四天王なのに3人しかいないのか。龍造寺と逆だな。
>>722 そこはみんな、「つっこんだら負け」と思ってたところでは?
伊東玄朴って風雲児たちでは小物扱いされてたけど結構凄いひとだよな
伊東玄朴って、「陽だまりの樹」に登場してなかった?
種痘所設立のところで。
「JIN」のドラマにさえ出演しているものな。
http://www.geocities.jp/haiyaku_houten/honbun/i6.html ■伊東玄朴(いとうげんぼく:1800〜1871)〈幕末期の蘭方医〉
? 『玄朴と長英』舞台・昭和9年
嵐徳三郎 『娘義太夫』映画・昭和14年
中村翫右衛門 『天保遊侠録』舞台・昭和34年
? 『あじさい伝綺』舞台・昭和40年
原保美 『オランダおいね』テレビシリーズ・昭和45年
牛山茂(声) 『陽だまりの樹』テレビアニメシリーズ・平成12年
大和田正人 『ドクトル長英』舞台・平成16年
徳井優 『篤姫』テレビシリーズ・平成20年
小林勝也 『JIN 仁』テレビシリーズ・平成21年
727 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2011/01/18(火) 20:59:05 ID:N97XsjkA0
そういえばさ幕末編になってから女房キャラとか書かなくなったね。
イネぐらいしか女キャラいないし。昔はもっと女性キャラ出してたのに。
アツヒメとかも全然出さなかったし。
篤姫は、和宮降嫁の時に伏兵的に出すんじゃない?
729 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2011/01/18(火) 21:35:37 ID:N97XsjkA0
結局サブキャラなんだよなあ。幕末編になってキャラが多すぎて
あんま沢山だせなくなってるなあ。
無印の時の主人公級のキャラがいっぱいいて同時進行で進んでいき
たまに交差する快感みたいのがなくなってしまったなあ。
河井継之助とか出番後でももっと出して欲しいな。
勝海舟の妻とか福沢諭吉の母とか。
>>727 ちらちらとは出てきてるよ。「私、宮崎あおいなのね」とか言ったり
瀕死の家定に向かって「(子供が)出来るわけないでしょう!」とか言ったり。
>たまに交差する快感
三国通覧図説フランス語版をこれへ!! は超ーーーー感動したなあ。
リンコピンとチームコーダユがここで!!って。
乙女とか平井加尾とか田鶴とかさな子とか出てこられても正直うんざりするだけなんだが。
>>732 彦九郎→松蔭の流れも、おおそこでつながるのかって思った。
>>729 キャラ多すぎて話も進まないしな。
8巻くらいまではそんなに散漫でもなかったんだけど。
>>735 これですら山のように描き残しあるわけでな。。。
単行本読み返してて気づいたけど、池田頼方って幕末編10巻の時点で登場してたんだな。
北町奉行として。
738 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2011/01/19(水) 22:17:03 ID:d6ZcCSKg0
みなもと太郎ってどれくらい調べて書いてるんだろう?
日記とか読んでるのかな?漢文とか読めるんだろうか?
>>737 wiki見てしまった
次号で何が起きるか分かってしまった・・・
そのための前フリがここずっと続いていたんだな
ここまでの前フリで予想できてしまう事態だよなあ…
描いている方もつらい展開だろうな
幕末まで今後も報復人事による政府の弱体化が延々と続くわけで、本当に
維新っていうのは幕府の自壊作用だったと思わざるを得ない。
阿部様の円満路線はやっぱり必要なことだったんだろうな。
官僚の手先になって小沢派弾圧に邁進している現政府も何かことが
あれば報復合戦になだれ込みかねないけど、ほんと日本流の
なあなあ主義もどっかで大事にしてほしいと思うわ。
ソ連が崩壊した頃の東欧なんかも凄かったというし。ロシア語しか
喋れない(つまり旧体制派の)市民の家が強盗に襲われたり火事が
おきたりしても、新政府の警察や消防は一切救助をしなかったなんて
21世紀を迎える頃とは思えない事態だらけだったそうだ。
>739 さすがwikileaks、国家機密だけじゃなくマンガの展開までバラすとは。見てないけど。
742 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2011/01/21(金) 20:55:25 ID:8ICm5Kz+0
WIKI見たらオチが分かるのって多いよな。
あの伊井の腹心に協力してる女のその後の顛末とか丸分かってしまい
楽しみ失った気分。
>>740 「阿部の円満路線」自体がフィクションだとか、武力を持った人間同士のルールのない合議制が成功したためしないとかもあるけど
現政府の話は荒れるから自粛して欲しい。
744 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2011/01/22(土) 08:20:05 ID:cPsLowqp0
上のほうと下のほうの差をもっと明確に書いてほしいなあ。
長州がいかに仲がいいからってあそこまでわきあいあいに議論してたら
身分社会をぶっ潰した明治の革命のすごさが損なわれると思う。
(/-\) 身分社会については、すでに土佐や薩摩で描いている。
土佐>薩摩>長州で、土佐に比べれば長州は身分の格差が小さい。
長州は農民一揆がほとんどおこらないくらい結束してたからな。
別に白河公や井伊大老に限らず、
為政者というのは根本的に世の中を
自分たちと価値を共有するエリートと
盲目的に服従する庶民に2分したいんだよな
と、ある本を読んで思った。
>>737 10巻長崎海軍伝学問習所のところで,「月水金は実地操練,火木土は学問」ていう
記述があるんだけど,曜日の概念が日本に入ってきたのはいつごろなんだろうか。
俺の想像だと,月の満ち欠けのような天文学的な裏付けのある話ではなく,日曜は
安息日っていう聖書からきた概念だから,江戸時代にはなかったんじゃないかと。
>>748 日曜を休むという概念は無いが、占いのために週を七曜に分けるのは平安時代からやってる。
750 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2011/01/22(土) 16:50:44 ID:xERV10pM0
西郷って貧乏みたいな話聞くから郷士だと思ってたら
上士なんだってね。薩摩も土佐並に身分差別激しかったみたいだし。
751 :
sage:2011/01/22(土) 20:35:00 ID:uXNw8lUx0
上級武士でも貧乏、商人の方がむしろ裕福ってことで
身分の上下に経済力が対応しなかったことによって
不平不満が抑えられて身分秩序が保たれたともいう。
大名・旗本でも石高(それも表高と実高の違いがある)と
官位の上下の不一致があったりしたし。
話変わるけど、ソフトバンクの孫さんの、日本のシビルウォーが明治維新で、アメリカのシビルウォーが南北戦争ってのは面白いね。
それまでの常識、社会構造、教育まで変わったってヤツ。
日本は農業社会から工業社会の移行はスムースと言うか、アメリカと同時期なのに、日本だけ情報化に乗り遅れて、工業化社会の残滓の上に生きてるんだな。
日本のCivil Warは関ヶ原じゃねーの?
明治維新をシビルウォーと分類するのは乱暴だよ。
近代化の途上の内乱という意味ならともかく。
孫さん維新好きだから
>>746 長州には十数万人が参加したとされる天保の大一揆があるぞ
その直後に敬親が18歳で藩主になり大胆な人材登用を始め、
村田清風の財政改革で農民への負担を軽減したけど
(/-\) 日本のシビルワーは、西南戦争。
>>757 その改革のおかげで、四境戦争の長州は武士も百姓も一体となり、奇兵隊なんてものまで生み出したわけだし。
幕末の一揆といったら会津のヤアヤア一揆か。
名前が印象的だから憶えてるけど、VS薩長土肥が
クローズアップされてフィクションだとスルーされっぱなし
長州もゴタゴタが収まったわけじゃないが外国や幕府と
戦争していたから、内乱どころじゃなかったんだろうな。
761 :
753:2011/01/23(日) 19:22:53 ID:eBy31CDO0
比喩として面白いと思ったんだ。
廃藩置県、四民平等、西南戦争辺りも含めるとそれらしくなるね。
まあ、竜馬好き、幕末好きのエネルギーが今の事業に繋がってるのは凄いと思った。
日本の歴史の中でキラキラしてる部分だ。
中国人の知識人は日本の明治維新を羨ましがってるしね。
シビルウォーというからにはシビリアン(市民)が主体じゃないと。
明治維新のどこにシビリアンがいるんだという話になる。
勝った側がある意味自殺してしまうのが面白いところだね。
明治維新はゲームのチート技
>>738 有名キャラほど創作のイメージが強いような。
日本外史原文にうーん読めん;っていってたな。
>>760 会津藩あたりは都合の悪い話をことさら無視するか責任転嫁したがる傾向がある気がス。
だいたい明治維新後、薩長肥すべてで新政府への内乱が起きてるんだもんな。
「萩の乱」「佐賀の乱」なんて言わずに素直に「長州の乱」「肥前の乱」と言えよ。
土佐は反乱起きなかったんね。
松陰の野山獄友達・富永ゆーりんも反乱を企てた罪で追われて
土佐勤王党の生き残りにしばらく匿われてたそうな。
かつての生徒に追われるって悲しい…
まあ風雲児たちではそこまでいかんだろうな〜。
潰された「征韓論」は不平士族のガス抜きとしての面が大きかったからな。
司馬遼は「革命の輸出」とか書いていたけど。
李朝時代の朝鮮人が革命と言う物を理解出来たかどうか怪しいけどなぁ
学があるなしに関わらず、現状を変えようと言う意識がなけりゃ革命なんて起こらないが
古を尊ぶ儒教自体が改革を拒否する体質を過分に持ってたからねぇ
征韓論は朝鮮人の自我を目覚めさせるショック療法みたいなもんだが
朝鮮人にとっても日本人にとっても劇薬でもあるからね
というか遣欧使節団派閥(おもに薩長派)が国内派(おもに土肥派)の征韓論を
潰したのは、その内容なんかと関係ない話だろう。
ただの派閥争いでしかなくて、どんな方向性の意見だって潰していたろう。
安政の大獄と同じ。何を言ったかやったかなんてどうでもよくなってる。
ロシア革命後の一国社会主義論のスターリンVS世界同時革命論のトロッキー
の権力闘争みたいなもんかね
まあ、自分らが外遊中に大きな政治的決定はしないでくれよと出かけたら、留守中に大改革が行われてしまったから、とりあえず実権を取り戻すために征韓論を潰した感はあるよな。
>>765 会津に感情移入しようとすると「美学をもって滅んでいくサムライ」
になるから、自然と領民はアウトオブ眼中になるんだろうな
そんなの関係ない庶民は生き抜くしかないんだけどね
>>773 いや、一部の会津好きが一揆をスルーしてるのは、新政府が無理やり斗南に転封させたという事にしたいからだろう。
実際は一揆を恐れて家老たち自ら斗南を選んだという事は伏せたいんじゃないかな。
後、領民が藩士に非協力的どころか新政府に協力した事により、
板垣が自由民権運動に目覚めた、というあたりも会津美化にはちと都合が悪い
>>772 >とりあえず実権を取り戻すために征韓論を潰した感はあるよな。
とりあえずというよりはこれ幸いと権力闘争に持ち込んだ感ありありだよなw
けっきょく権力闘争って、理念も理想もなくただ目の前の欲得だけに正直な
クズが勝ち残る、っていうのは歴史が証明してるわなあ。
日本は出雲国ひきの時代から、なあなあで納めるのがうまい国だったんだけど
たまーに空気が読めないオレがオレがの基地外が現れて周囲を血の海にする。
またそういう手合いを「英雄」と呼んで憧れちゃう平和ボケもいるからムダに
美化されるんだろうけど。薩長新政府を無理に美化するのもそういう奴隷根性の
なせる業だったんだよな。百年間もよくホラを吹きまくっていたものだわ。
歴史の変化は常に権力闘争と連動しているよ。
その点では京都政局に乗り出す中で権力の虜となり、
冷静な意見を唱える家臣を弾圧し、結果立場を無くして暴走した松平容保ら会津藩上層部も
井伊直弼も新政府も変わりは無いと思う。
会津の忠義は偽りと勝海舟が評したのはそういう事だ。
皆自分たちの願望の為に権威に取り入ったり権力を振りかざした。
ただ明治維新の成果とそこに至る過程の面白さはガチ。
777 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2011/01/25(火) 07:55:00 ID:/fZuvtF80
桂あんな明るい感じなのに坂下門外の変の首謀者なんだよな。
そういえば安藤信正は未登場か。
名前コロコロ変えてて、信正は変後の名前らしいが。
桜田門外の変の前だと信睦だった。
>>762 下級武士と百姓の線引きが曖昧な所があったな。
でも大抵、革命後は大粛清と最悪な独裁になるんだよなあ。
780 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2011/01/25(火) 22:33:15 ID:8Ci1D1dB0
承久の乱が革命でしょ。
承久の乱って天皇や上皇の反乱は革命になりえんだろ。
よくいわれるようにGHQがやったのが一番革命に近いんでない?
明治維新は多分に革命的な性格があったにせよ、それよりも
近代化が第一の命題だった。
ただ「風雲児たち」の場合は既刊を見る限り、革命的側面も
いろいろ描いていくと思う。
782 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2011/01/25(火) 23:14:14 ID:8Ci1D1dB0
>>781 けど鎌倉幕府はあきらかに権力が武士側に移ってるから。
それまでは朝廷が権力もってたのに。
幕末編1巻のパックス・トクガワーナって
中村 彰彦の黒船以前―パックス・トクガワーナの時代
が元ネタかな?
>>783 比較文学者の芳賀徹が作った用語らしいよ
(/-\) 週刊ポスト連載の「逆説の日本史」が、幕末にたどり着いた。今、ペリー来航前後を扱ってる。
阿部ちゃんの評価してたな。
人材登用に積極的でしかも人材を見る目はかなりのもの。
斉昭を幕閣に加えるなど、反対派囲い込みのバランス感覚にも長けている。
ペリー後の対応も、泥縄式にしてはなかなか頑張った。
しかしそもそも、それ以前から情報を得ていたのになんら対策をしていなかったのは大きなマイナスと。
風雲児たちを見ていれば、阿部ちゃんはなんとかしようと思ってたんだが頑固な幕閣に阻まれて斬新な
改革はできなかったんだろうが。
>>782 だな。少なくとも西日本については、幕府に実効支配権は無かった。
承久の乱後になって、初めて西国にも満遍なく御家人を守護・地頭として
配置することができた。更に、御成敗式目という
「過去において朝廷が発布した法規とは全く無関係なものと宣言された、
天皇の形式的な認証も署名もない基本法」
(by 山本七平『日本的革命の哲学―日本人を動かす原理 』)
を全国に施行した訳だから。
という訳で
>>781 東日本に割拠していた武家政権を後鳥羽上皇が鎮圧しようとしたら
あべこべに武力で打倒されてしまった、という事件なのだから
承久の乱は革命でいいと思う。
788 :
781:2011/01/26(水) 21:30:32 ID:oFcXwFLW0
フランス革命とかいわゆる革命=市民革命の意味で使ってたわ。
この間まで権力の座にあったのを奪い返すのは革命じゃなくて反乱だと思う。
語源まで遡ったら王朝交代=革命だけど、そういう意味ね。
>>788 孫文も自分たちの決起を反乱と呼んでいたが、
日本の新聞が革命と見出しを付けたので大喜びで正式に採用したそうな。
元々は天命が改まるのが革命なんだけどねえ。
>>785 この手の歴史小説家の捻り出した「オレの考えた歴史観」的記事は好まず・・・
阿部って登場時期は長かったが、どんどん太っていったよな。
普通このマンガじゃ老けさせるだけなのに、顔の輪郭があそこまで変わったキャラって珍しい。
なんで太らせた、というか肖像画は丸顔なんだからなんで初登場時にあんなスリムに描いたんだろ。
同じぽっちゃり系でも斉彬なんかは最初からあの丸顔だし。
作者の中じゃまだ阿部のイメージ固まって無かったんじゃないかな?
若いころは痩せて美男だったという記録があるから。
>>789 西洋のrevolutionと東洋の革命は意味が全然違うのに翻訳に使っちゃったのが問題だ。
そういう誤訳は多い。
安部が痩せてたかはともかく美男子だったので大奥人気で権力を保てたのはあるよな
大奥の人気者安部と大奥の嫌われ者斉昭のタッグというのも面白い
帯の推薦文も書いてくれた高島俊夫が「中国の大盗賊」で述べていたけど、
革命って言葉は中国では別に新しい言葉でもなんでもなく、大昔っから
血の気の多い奴らが興奮する一般的な言葉だったというね。
毛沢東は自分たちの決起を「暴動」と公言していたし、「革命はお上品な
物じゃない、暴力なんだ」と喝破していた素直な人間だったようだけどw
関係ないが毛沢東の晩年の記録を読んでると、隆慶一郎なんかが絶賛する
「いくさ人」というものが、平時にどれだけハタ迷惑な存在か実感する。
東郷平八郎も晩年は「扱いに困る勘違い老人」だったというし、信長も
晩年は暴走ワンマン会長だったし、平時になったとたんに有能な武将だった
幹部らが粛清されてしまうというのはあんがい正しいのかもと思ってしまう。
(/-\) コミック乱を買ってきた。今月は連続処刑。
。・゚・(ノД`)・゚・。ウエエェェン
「身はたとひ 武蔵の野辺に朽ちぬとも 留め置かまし大和魂」
え、松蔭死ぬのか。
予想では橋本佐内の回想で1話使うと思ったのだが
>>788 >この間まで権力の座にあったのを奪い返すのは革命じゃなくて反乱だと思う。
承久の乱の時点では全国政権の最高権力者は朝廷ですよ?
鎌倉は地方の解放区みたいなもん。解放区潰そうとしたら中央政府ひっくり返ったんだから革命じゃないの?
みんなは、→承久の乱後権力が武家に移動(それまでは朝廷)=戦後処理が結果的に階級革命と同じって見解。
松陰の処刑までが駆け足気味だったのが残念・・・
せめて松陰の回想を入れて欲しかったな
頼三樹三郎も吉田松陰も自分の処刑を意外とあっさり受け入れたんだな
26歳の頃俺はニートをやっていた
そして30歳の今はフリーターをやっている…はぁ
802 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2011/01/27(木) 18:15:43 ID:SHn7iQHE0
立ち読みしてきた。まあ来月号で松陰の死をしった
長州メンバーの反応やるだろうな。桂とかせっかくきたのに
みせばなしだし。
桜田門外で、井伊が死ぬ時、
今回の橋本佐内と同じように、
「何故わたしは死ぬのか…」的な述懐をする予感。
804 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2011/01/27(木) 20:54:35 ID:SHn7iQHE0
実際、井伊直弼の評価ってどうなんだろ。定まってないよねえ。
ところで、無粋な質問でなんだが、
左内が処刑の時に涙を流したのって、
山本周五郎の創作じゃなかったっけ?
橋本左内、格好良すぎる。
しかし今月は人死にすぎ……
>>804 フィクションや世間のイメージではどっちでもとれるなあ>井伊
ただ歴史学の世界では一応定説があるだろうね。
佐内はもっと突っ込んで知りたかった。
まあそんなことをしてたらゴールが遠ざかるんだけど
>>802 多分、桂たちが松陰埋葬→同じ小塚原での蔵六の腑分け、はやるだろうね
その時に蔵六も左内の死に反応してくれたらいいな…
>>797 マイナーな「本当の辞世」を知ることができて良かった。
ググると、時足らずにならないように後世の人が推敲したらしいヴァージョンでは
「けふきく『こそ』」が「今日聞く『声ぞ』」になってるね。
係り結びからいえば、「こそ」に対しては已然形で「けれ」でないといけないし。
「身は例ひ武蔵の野辺に朽ちぬとも 留め置かまし大和魂」
「親思ふ心に勝る親心 今日の報れ何と聞くらむ」
「此の程に思ひ定めし出立は 今日聞くこそ嬉しかりけれ」
>>807 人物叢書では
「直弼には異論に耳を傾ける寛容さはなく、仮借なく責め立てて処断した。
名宰相と称された前代の阿部正弘と雲泥の相違であった。」
と評価されてるね。
あの大弾圧はやっぱ器の狭さを表してると思うな。
今月は泣いた。
>>804 幕権派はそれこそ江戸開城まで存在してたからねぇ。
しかし良かれ悪しかれ、やり遂げられずに横死したのは大減点だな。
桜田門外から幕府内部ですら四分五裂の迷走が始まるし。
処刑に際して
高笑いする人
声を殺し落涙する人
ただ静かに微笑する人
3人の対比が見事すぎる回だった。
ギャグの回想でしめるところがこの漫画らしいというか。
橋本左内と同じ回に殺すと
松陰の小物、と言うか、
何もなしてなさぶりが浮き彫りになるなあ
>>814 大物小物というよりもこういう違いだと思った。
野党勢力の橋渡し役として実務に奔走していたからこそ
為そうとした事が適わぬ悔しさに涙した左内
行動の人ではあるけれど、理想に生き、本質は教育者で
最後に伝えるべき言葉を伝えきって心残りのない松陰
816 :
815:2011/01/28(金) 16:10:45 ID:NKDkkmWa0
あ、この違いもあった。
左内の理想を実現してくれるはずの斉彬は既に亡い。
松陰の理想を実現してくれるかも知れない民衆はまだ存在している。
コンビニで立ち読みして泣いてしまったよ
恥ずかしい…
818 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2011/01/28(金) 18:00:23 ID:bYhUC40D0
けど個人的にはいまいちかなあ。メイン級の死だと江川太郎のほうが感動だった。
幕末編一巻から引っ張ってきてたんだけどなあ。
長英とかショウシカイメンバーが蛮社の獄でつぎつぎ退場していく展開に比べると
安政の大獄はもうすこし盛り上げれたと思う。
ていうか頼山陽の息子とかもっと出しておくべきだったと思うな。
左内もあんまり出てきてなかったし。
>>818 > 長英とかショウシカイメンバーが蛮社の獄でつぎつぎ退場していく展開に比べると
> 安政の大獄はもうすこし盛り上げれたと思う。
それは俺も思った… 梅田雲浜らが獄死する描写とか、もう少し悲壮感漂わせてもよかったんじゃないかと思う
シーボルト事件や高崎崩れの時とかはよかったんだけど…
まぁみなもと先生も作中で「明るくやらなしゃーない」とか言ってたしなぁw
各人の最期だと子平と彦九郎の回が今のところ自分の中では一番かな
今回の話はこれで沖田総司があの顔で登場できるようになったなと思ったりもしたw
今回処刑された松陰以外は今まで個人としての見せ場がなかったがの惜しいな
左内あたりは、カットされた西郷との交流とかもう少し人としての掘り下げが欲しかった
822 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2011/01/28(金) 20:28:37 ID:ewYraSzT0
沖田は顔変えてほしいなあ。そうしないと内輪ネタになってしまうし。
あの獄舎で写しを貰った囚人再登場予定あるのかね。あいつ結構がんばるんだよね。
先生も鬱シーンねっちり書くのはメンタル辛かろう
いいお年だし
要するにこの大獄で幕府は合議制への道を蹴ってしまったわけだ
次のイベントは桜田門外の変?
その前に咸臨丸と遣米使節だな。
勝海舟・福澤諭吉・小栗上野介が本格的に活躍する契機だ。
825 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2011/01/28(金) 21:40:12 ID:ewYraSzT0
小栗も乗るんだっけ。小栗はどんなキャラになるか楽しみだなあ。
松陰が死んだら長州は基本桂中心か。航海遠略策とかでナガイウタと周布が
出てきて。その下に桂がいてみたいな感じだもんな。
薩摩は生麦事件と寺田屋、あと桜田門外か。
他はどうなるんだろう?幕府は描くとして土佐も描くだろうし。
出来れば会津とか河井継ぐの介あたりの幕府側に回る勢力もきっちり書いてほしいな。
河井継之介ってそんなに重要人物かなあ。
>>805 作者も学術書何冊も読み込んでるほど暇じゃないだろう。
出典知ってるならファンレターに書いて指摘すればよかろ。
龍馬パートなんてほぼ司馬遼太郎イメージの通りじゃないか?
敗軍の将がすきだからね、日本人は
828 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2011/01/29(土) 07:18:07 ID:FafXQ9zH0
けど松陰の死罪の決定の瞬間って書いてなかったな。あれも伊井が
直接重くしたんだろうか?遠島の可能性もあっただろうけど
松陰って大獄を生き抜いても禁門の変でどっちみち死んでただろうな。
>828
(/-\) 勝や佐久間と根っこは同じだから、西洋カブレということで、攘夷家に天誅されてます。多分…。
丁度いいところで上手い具合に刑死されたって事も言えるな。
生き残ってたら長州藩を引っかき回した挙げ句攘夷志士に殺されるか、
さもなきゃ萩の乱で担がれて被害を拡大させてたろう。
島流しにでもしない限り、生きて明治を迎えられなかったろうな。
島流しになったらなったで鳥居燿蔵の様な明治を迎えた様な
もうちょっと長く生きてたらifなら、松陰と蔵六の会話を見てみたい
桂が間に入ってもうまくいきそうにないw
>>830 かつて「信長は本能寺で死んで正解だった」と言った作家がいたけど、
松陰についても同様な解釈が成り立つかもしれませんね。
諭吉と同い年な橋本左内にはこうした解釈は当てはまらない様な…
維新まで生き延びてほしかった人材の一人であります。
当初の判決どおり(遠島)だったら春嶽侯の復権に伴い返り咲きしたんじゃないかな。
それならそれで
>>829の指摘する可能性もあるわけですが。
835 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2011/01/29(土) 19:44:05 ID:FafXQ9zH0
あの時代、勢力がわからんよな。攘夷派のなかでも分裂してるし。
今の所まだみんな倒幕思想はないんだよね。
このマンガキリスト教の問題をぶっこ抜いてるからちょっと分かりづらくなってるなあ。
キリスト教の布教をみんな恐れてたのに。
>>833 いや上手く行ったかもよ。
松陰は人の長所ばかりみたがる性格に加えて
久坂に鳩居堂を進めたり蔵六を評価してるじゃん。
蔵六がどう反応したか見当つかないけどw
キリ教はそのうち出てくるんじゃないかな
外国人殺傷事件もこれから、天誅が流行するのも
文久あたりでしょ
837 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2011/01/29(土) 21:46:55 ID:ekOUdcbc0
>>822 何年も前の「語る会」等で沖田の顔の質問が出たけど、あの顔で登場するみたい。
って、書いてて思い出した。
幕末編第1回のカラー見開きで、キャラ集合が描かれてたけど(キャラ名当てクイズもあったな)沖田だけ
後ろ向きで書かれていた。そのことを語る会で質問した人がいて、
「とりあえず後ろ向きでその場はしのぎましたが、本編ではやはりあの顔で登場させようか、と思っております」
と、答えておられました。
ま、「思ってます」だから先生の気が変わるかもしれないけどね。
>>825 生麦事件の前に薩長鴻門の会があるぞw
あの頃の朝廷の二元外交による薩長の確執は地味に重要な要素だと思う。
物価高騰による攘夷の盛り上がりはもう描いたっけ?
清河はこの時期よく分からんことをしてる。威張ってることは分かる。きっと面白く描いてくれる?
みなもと先生の描く清河八郎は好きだなw
外見も中身も悪の策士っぽい感じが出てて
「冗談新撰組」の時は外見も情けない感じだったし、あっさり物語から退場しちゃったから
「風雲児たち」や「雲竜奔馬」での清河の変わりぶりを見て驚いたわ
841 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2011/01/30(日) 12:54:34 ID:rZPJrD5A0
桜田門外から暗殺が増えるけどどうする気だろうな。
大獄みたいに明るいノリではやれないだろうし。
武市なんてかなりドス黒いし。
>>840 「風雲児たち」単行本書き足し分での武市とのやりとりが面白かったな。
>>839 もう出たよ。
物価高騰→下級武士にモロにしわ寄せ→その怒りはハリス達に向けられるだろう…
と今後の伏線と結び付けてた。
>>841 武市は天誅のイメージが強いが実は比較的穏健派だぞ。
吉田東洋暗殺も主君の見込んだ家臣を殺すなんて不忠だとギリギリまで勤王党員を諫めていたし、
公家から苦情が出て天誅禁止の通達を出している。
あと岩倉具視暗殺依頼と高杉の外国人襲撃も止めてた。
作者は岡田以蔵もお気に入りみたいだからあの辺は力が入るだろうな、
でもそこまで何年かかるんだろうw
この漫画おととしあたりに知って
ゆっくりと思い出したときに買うような感じですすめていったんだけど
ついに今日最新の18巻を買って追いついてしまった。
846 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2011/01/30(日) 19:24:37 ID:rZPJrD5A0
>>844 そうなのか。
けどなんか暗殺の親玉っていうと武市と久坂ってイメージあるなあ。
岡田イゾウなんて今から伏線はりまくりで盛り上げる気まんまんだもんなあ。
>>844 という体を装うよう、計算しているだけにしか見えないんだよなあ・・・
結果から判断するに
848 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2011/01/30(日) 19:51:58 ID:rZPJrD5A0
捕まった後の岡田に対する仕打ちとかな。
「おーい竜馬」とか読んでるとまるで武市がいい奴みたいに
なっちゃってるから、風雲児たちではあそこどうするんだろうねえ。
今のところ、真面目に権力者の粛清は描かれても、暗殺テロはギャグっぽい外人襲った連中ばっかいだしな
確かに武市は高杉の計画をチクって止めてたりしてたなぁ
でも京都での天誅に関わってないはずもなし、外国人襲うのはまずいという判断だったのだろう
>>848 仕打ちもなにも、武市は自分の弟にも毒を渡して死なせてる
我慢強くなく扱いも酷いであろう以蔵が口を割って他の党員にも被害が及ばないように
口封じしようとするのは当たり前じゃないか。
まあ結局実行する前に以蔵はペラペラしゃべって仲間を道連れにしてしまったわけだが
852 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2011/01/30(日) 20:14:37 ID:rZPJrD5A0
>>851 それはわかるけどやっぱドス黒く感じてしまうよ。
そういう奴だと分かっていたから暗殺とかの汚れ役やらせたんだろうし
「おーい竜馬」とかでなんか武市と竜馬と岡田が仲良しだったみたいな感じだったけど
風雲児たちでも引き継がれちゃった感じあるなあ。動乱前でああいう岡田を書いちゃったら
この後どうやっても武市は黒くなるよ。まあ切腹が格好いいから最期はなんだかんだで
いい奴っぽくなると思うけど。
>>852 武市がそんな人柄悪い奴ならそもそも誰も慕ったり尽くそうとしないと思うがな。
人間性に関しては藩関係なく評価高いぞ武市は。
天誅は遺恨がある者、やりたい者がやってるのであって
久坂玄瑞や平井収二郎達リーダー格も参戦してる訳で別に汚れ仕事でもない。
以蔵は脱藩後身を持ち崩した挙句捕縛、拷問に耐えきれず仲間を売って
仲間の入獄や拷問・獄死が相次いだため殺されかけたのであって、
(ちなみに女の罪人ですら耐えてる拷問に泣き叫ぶ以蔵の記録が残ってる)
土佐勤王党の血盟文に「盟約破った奴は皆で腹切らせる」ってあるので
仲間に累を及ぼした時点で殺されても文句言えないのは武市も含めて皆同じ立場。
以蔵も毒殺を恨んで自白したわけではないので、死刑直前に武市によろしく伝えてほしいと牢番に頼んでいるが
既に以蔵のせいで仲間が大勢犠牲になってる訳で武市が許せるはずもなく
その厚顔無恥ぶりに立腹している手紙で獄中書簡が終わっている。
まあ毎度恒例、司馬遼太郎のせいで史実と思われている創作話の一つだ。
龍馬はもう突っ込むのも面倒くさい…
>>852 暗殺のような汚れ役、と言うが、田中新兵衛と義兄弟になっているあたり、
武市は人斬りを汚れ役、単なる手段とは見なしていないと思うが。
むしろ名誉ある役割じゃないか?
天誅について非難するのは理解できるが、以蔵への対応は当たり前で黒くもなんともない
855 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2011/01/30(日) 22:37:53 ID:rZPJrD5A0
そういう当時の事情とかを描き切れればいいんだけど。
風雲児たちでもイゾウをアゴで使う武市をいぶかしい目で見る竜馬
みたいなシーンがあったからどうなるだろう。
やっぱ竜馬がイゾウを勝の護衛にしたエピソードなどと比べちゃうんだろうなあ。
>>835 幕末をテーマにするなら
儒学・国学思想ついてももっと言及したほうがいいと思う
それこそ武市なんて尊皇攘夷・王政復古路線のテンプレ的な人間だったからな
857 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2011/01/31(月) 00:36:05 ID:U9ohOdCY0
外伝で戦国武将の描いてるけど行き詰ったら鎌倉幕府〜室町幕府あたりをやってほしいな。
建武の新政あたりなんて幕末に深く関わってるみたいだし。楠とか新田とか尊氏とかやってほしい。
858 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2011/01/31(月) 02:23:00 ID:WeL9femlO
太平記がサッサと打ち切られたからね〜
風雲児では1コマでスルーされた銭屋五兵衛の記念館が
近くにあるので行ってみたら
タスマニアに領地があったとかすげえ…誰か漫画にしてくれー!
860 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2011/01/31(月) 18:51:00 ID:U9ohOdCY0
あそこあたりでもっとじっくり描いてくれてたらなあ。
当時の編集が無能だったとしかいいようがないんだけど
頼山陽とかちゃんと描いてれば今月号すごい盛り上がったのに。
>>856 思想的な面に関しては頼山陽をすっ飛ばしたのが痛かったね。
30巻に宝暦治水やるくらいなら一冊使って頼山陽をやれば良かったのにな
勝と小栗は最後まで仲の悪いライバルだったけどこの漫画ではどうするんだろう。
小栗主役の漫画ってだいたい勝を小物っぽく描いて小栗を大きく見せてるけど。
みなもと先生頼山陽が重要人物だとは分っているんだろうけど
引用の幅の狭さから見るに思想面にはあまり興味なさげ。
どうしても年配の人は尊王思想というと太平洋戦争を連想してしまって扱いにくいんだろうな。
幕末を関ヶ原から蘭学の発展を踏まえて描くという切り口はいいんだけど
それだけじゃまだまだ説明しきれないのが幕末維新の難しい所だね。
865 :
マンヴァさん:2011/01/31(月) 21:29:18 ID:CLOjR2Me0
>>862 宝暦治水は別企画で描いてモノをコミックス化の際に風雲児たちに組み込んだって話(だったはず)だから仕方ない。
>>858 あの漫画家はイケメンに見栄を切らせることしかできないから
泥仕合の面白さを出せないのはともかく、
『戦国時代へ続く』で終わるのはあんまりすぎ
867 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2011/02/01(火) 14:11:05 ID:J12++mje0
頼山陽も色々毀誉褒貶があるけどね。
某研究者の本では徳川御用学者として糞味噌に貶されてる。
徳川擁護がいきすぎて、豊臣を叩いた部分が世間に定着しちゃったからな。
868 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2011/02/01(火) 14:14:07 ID:mXDmPth30
井伊は次回で退場かな?
みなもと先生は人の好き嫌いで
ある意味捏造まがいの描写をするからなあ
鳥居耀蔵のあたりはひどかった
それを言ったら国民作家と言われてた司馬遼太郎だってそういう傾向が強かったし
今月の直弼の描写みて大獄は酷いがあんまり嫌ってない感じはするね
なんか定信ちゃんより愛が見えるよ
>>869 鳥居耀蔵は良いように描きようがねえだろ!w
>>872 鳥居には鳥居なりの思想(松平定信のソレに近い)があるにもかかわらず
全部を利己心や嫉妬、本人の幼児性に結びつけるのはあまりにもひどい
まあ、その方が話が面白くなるから否定はしないがww
丸亀じゃ地元の住民にめちゃくちゃ感謝されて慕われて
本当に「鳥居先生大好き」みたいな感じだったらしいな
鳥居といえば岩瀬さんが甥っ子のはずだがスルーされたな
マンガも小説も史料じゃないのに
そういう事を期待する読者がいるのは不幸。
歴史マンガなんてマンガとしての面白さがあり
元ネタに興味を持つ入り口になってくれれば充分じゃない?
最近は大河ドラマという、そういう方向性の権化が存在するからな
877 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2011/02/01(火) 20:58:20 ID:rr0/ayxt0
鳥居がいたときが一番緊張感あったもんね。
それ以外はなんだかんだで悪人を描いてなかった。
松平定信も悪人って感じではなかったし。
これからも悪人は出てこないだろうなあ、明治に入って大久保
を悪人にしたら面白いんだが。
でも正義を信じてたり善人だったりが
かえって残虐なことをやったりするんだよな
陰惨な事件はいくつか起こるからそれをどう描くのか
ギャグをどう使うのかちょっと注目してる
ただ重要人物がぞくぞく出ては活躍するから交通整理がタイへンだ
879 :
マンヴァさん:2011/02/01(火) 21:59:25 ID:gNNROSPj0
んで、そうなると、「何のための正義か」というあたりが問われるのよね。
>>872 つ「妖怪」by 平岩弓枝
つ「妖怪犯科帳シリーズ」by 宮城賢秀
つ「妖怪といわれた男 鳥居耀蔵」by 童門冬二
>>878 正に今の直弼の描写がそんな感じだよね。
高杉晋作が正義派と名乗るまであとどれだけかね
ええっと、
井伊が桜田門外で討たれるのは、たしか、あずみとか言う名の少女の手にかかってだったよな。
この少女は、水戸斉昭公の暗殺も果たしてるし、清川八郎もだったっけ?
>>880 つ「アイゼンファウスト」
童貞忍者と絶対正義を信じる妖怪とがはっちゃける山風漫画の傑作だぜ?
つか、17代目首切り朝ェ門ってルパンかなんかのパロかな?
あん時は確か7代目だった筈だが…
>>879 ところでサンダル教授、電車にはハンドルがついていません!
>>878 久坂の天誅が楽しみだな。燃えるね復讐。
ちなみに目明かしブンチキ君が黒塗りなのは死に様が18禁だからかしら…
絵で見ると尿道に釘まで挿されとるw
佐久間の息子は仇討ちに新選組に入った後がショボくてガッカリ。
887 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2011/02/02(水) 20:05:04 ID:7cefjsKy0
佐久間の息子ってWIKでみたら面白いなあ。
たいしたことしてないけどちょびっとぐらい出て競うだな。
>>880 歴史的な評価は知らんからなんともいえんけど
作品の説得性に限っては
風雲児たち>>>平岩弓枝の「妖怪」だった。
>>859 あの辺
お宮参りや森林浴もできて一石三鳥だよね
卯辰山の泣き一揆……はマンガにして欲しくないなべつに
あー、鳥居関連の流れで思い出したが
「天下繚乱」という、時空が入り乱れた江戸末期の日本を舞台にしたTRPGがあって
(服部半蔵と水戸黄門と平賀源内と沖田総司がパーティー組んで魔王織田信長と戦っちゃうような世界観)
その中では、鳥居耀蔵が
「冷淡な謀略家だが私心は無い、幕府方隠密集団の指揮官」という善玉キャラなんよ。
で、卓上ゲーム板の天下繚乱スレに
「鳥居が善玉なのが許せん」という厨が乱入して騒ぎになったことがある。あれは酷かった。
いや、だからどうしたと言われると困るが、そういう事を思い出したってことで。
この流れでみなもと先生がキャラデザに関わった大江戸ロケットがまだ出ないとは
あれの鳥居は善玉とも悪玉ともいえないが。
金さんちょい腹黒で
でも丸亀でのエピソードも人付き合いに不自由したから、
来る者拒まずに考え方が変わっていったとしか思えないしなあ。
赦免・退去の際の話もそれまでの意趣返しとも執れなくもないし。
何かやってる内容的に心根が小さい気がする。
…なんて言うと丸亀の人から石投げられそうw
初めて雲竜の単行本を古本屋で見つけた
さな子とのエッチシーンにドキドキした
鳥居は流罪先の話から対等な個人としてなら良い人かもしれないが
権力が絡んだり、上下が絡むと確実に最悪な人だと思う
>>894 嫁入り前の武家娘になんという…というツッコミは野暮だろうかw
ちなみに恋多き龍馬をアピールするのは汗血千里駒からの伝統で
これには作者の坂崎紫欄が自由民権運動の一環で女性の地位向上を狙ったという要素もあるらしい。
大きい力を与えられた時にどういう態度をとったかで人間の度量が
評価されるのは当然だろう。鳥居が権力を取った時の「実績」は弁護の
しようがない。個人的な付き合い方の態度でどうこう言える問題じゃない。
昔の思い出だけを根拠に「話してみればそんなに困った奴じゃないぞ」と
一人の人間として井伊直弼に会いに行った人間がどうなったかちゃんと
描かれているわけだし。
男っていう生き物は仕事でのみ評価されるのは仕方ない。
898 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2011/02/03(木) 22:42:27 ID:qemI9HRf0
史実であるかより漫画として面白いかどうかなんだろうけど、
コンセプトは「幕末をみんな主役で用意ドン」だものなあ。
それをやる尺度が史実な訳で・・・。
>>874 けっこう武家社会は養子に行ったり貰ったりで・・・
それに肖像画とか木像なんかを元にすると、本当に血縁なのかという人物も多いなあ
中には同一人物なのに全然違うものがあると・・・。
それらは時々別人説が出て真贋がはっきりしなくなるし
初期島津家みたいに記号化しちゃった方が判りやすかったりして・・・。
899 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2011/02/03(木) 22:47:04 ID:1bx6tSjTO
その通り。
ヒトラ−やゲッベルスは、チャーチルやローズヴェルト、キング牧師、JFKよりはるかにまともな家庭人だからな。
ヒトラーは嫁も子もいなかったと思うけど
ヒトラーは姪への対応やら、最後に結婚する相手への対応やら、家庭人としても、かなりダメダメだろ
>>891 「ハッタリらしいヒネくれた設定だねぇ」で済む話なのにね
松平容保なんかも権力に酔っちゃったタイプだと思うんだよなあ。
風雲児たちでは今のところ忠義に厚い悲劇の藩主イメージでいくみたいだけど
実際は割と…。
一会桑体制から慶喜ちゃん将軍就任〜鳥羽伏見辺りの幕内事情は割りとカオスだから
そういう見解が出るのも無理はない。
>>895 ロシアみたいだなw
906 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2011/02/04(金) 18:23:58 ID:PkN3c+RK0
久光とか容堂はどうなるのかねえ。毛利に比べると独裁者だもんな。
あの時代はそれが普通だけど。久光なんかは西南戦争あたりまで
裏で圧力かけまくるもんなあ。
薩摩は寺田屋事件、土佐は勤王党弾圧程度で済んだのを思うと、独裁も悪くないけどな
長州はフリーダムすぎて死にまくったし水戸は死にすぎて人材が尽きた
まあ長州はそのおかげで過激派も保守派も一掃されて桂や大村の軍政改革がやりやすくなったから、
結果オーライではあるんだけど
保科正之のエピソードをあれだけ描いて、それでもいま会津に大した人物が育ってない(出て来てないだけか?)のって何か悲しいもんがある
>>908 先祖が立派だから子孫も立派と言う訳には・・・
>903の話で気になったんだが
会津では松平容保と西郷頼母の関係はどう見られているんだろう
頼母の事蹟としては京都守護職就任に激しく反対
→更に守護職辞任をわざわざ京都まで来て意見するも、容保に突っぱねられ謹慎処分
→鳥羽伏見の戦いでの会津の敗戦責任を追及(しかし容保は恭順派の神保を切腹させる)
→容保を責めて追放処分を喰らう
会津関連の記事では容保を庇ってか彼は恭順派だったという書き方をしているが、
それは頼母の記録と噛み合わない
モノの本で容保と頼母の記事が続くとアレレ?となるよ
910 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2011/02/05(土) 21:00:49 ID:erVgmGkG0
西郷頼母って姿三四郎の父親だっけ?
912 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2011/02/05(土) 22:46:08 ID:SxZ5iyMq0
>>909 松平容保(というか会津藩主流派?)を従来の悲劇路線でのみ描くと矛盾がでるからな。
そういう部分もあったとは思うが、それで割り切れるもんじゃなし、それにその手はゲップが
でるほどあるので「風雲児たち」ではもっと複眼的に描いてほしい。
容保なんて政局の中枢にいたのに
>>911みたいな事したら後々マズいことになると分からなかったのか?
何ともはや…そういえば小栗も似たような事しようとしてたっけ。
本当に自分達の目先の立場しか考えてなかったのな。
915 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2011/02/06(日) 17:13:10 ID:gbTMUpil0
幕末編になってもろに司馬史観になってきてしまったもんな。
竜馬が行く 花神 最後の将軍 世に住む日日 あと多分 峠 歳月
あたりも入れてくるだろうし。
後、思ったんだけど風雲児たちの最初のほうでやたら宮本武蔵をプッシュしたのって
11番目の志士がノンフィックションだと勘違いして伏線のつもりだったのかね?
(/-\) もともと司馬史観のまんがだし…
>>916 昔のインタビュー見る限りは、「司馬史観」ちゅーか司馬キャラに
反旗を翻すつもりで連載を始めたみたいだけどね。
それだけ司馬キャラが一般に浸透してるってことだろうな。
そういや司馬遼の○○に書かれたからホントです、って枠外
手書きにも(どこまで本気かしらんけど)書いてあったな
連載中でこれから本番なんだからあまり気になるようなら
ファンレターだすという手もあるぞ
>>917 うーん
蔓延してる小説史観を否定しようとすると
ちょっとしたレポートになってしまうw
ファンレター送った事ある人いる?
司馬史観からの脱却なんて江川達也ですら言ってるし
もうそんな青臭い対抗心は持ってなくて良いところは認めてるくらいなんじゃないの?
>>918 そのシンポジウムで「司馬史観に引きずられないように他の歴史資料を読み漁った」と言ってたね。
…の割には司馬遼太郎の影響が濃厚なようだけど。
みなもと先生は歴史小説から歴史ファンになったタイプなんだろうな。
このマンガ完結したら、俺全巻揃えるんだ…
漫画的に面白い方を採用していったら
自然と引きずられたのかもね
元々、編集者が司馬ファンで延々語られたので手を出したと
いってたな〜
引きずられるっつーか「キャラ立て」がやっぱり上手いからじゃないか。
歴史小説に限らず、一般向けのいわゆる「歴史本」て人物史観が
中心でしょ。ブレーンがいるなら別だけど、論文なんてそんなに
読みこなせないし、社会構造の話とか漫画で読ませるのは難しそうだ。
それを人物で代表させようとすると、やっぱり「おーい竜馬」系になるとか?
>>919 コミケ会場で先生に松陰について1分ほど語ったことはあるw
ちょっと被ったら全部司馬遼太郎史観
薩長寄りの風雲児たちと、作品ごとに立ち位置使い分けてる司馬遼太郎では
共通点はあまりないと思うが。
まあ会津・庄内藩の売国奴ぶりが
>>911で明らかになったことだし、
坂本龍馬暗殺指令も松平容保から出た形で落ち着きそうだし、
幕末物の悪役は会津藩でも井伊と思うんだ。
やっぱ倒すべきライバルがいた方が面白いしね。
小説は小説なんだし、史観ではなく作品ごとの立ち位置やテーマがあるというべきなんだろうね。
随筆みたいなのは別として、小説として発表された創作物に対して、何でもかんでも「司馬史観」とか
言ってしまうとその定義が不明になる。
一般に司馬史観と言われるのは明治と昭和を対比してたりするような価値観でしょう。
そろそろ司馬信者もアンチ司馬も落ち着け
史観なんて時代によって変わるものだしね。
昔は資料も少なかったし。
新撰組が戦前は悪役だったなんて最近知ったよ。
ふと気になったんですが、コレラの初出って何巻でしたか?
>>932 歴史研究者は定説を覆したがるけど
けっきょく原点回帰していくんだって東大の先生が言ってた。
その判断の良し悪しはともかく、直弼が主君に責任を取らせる訳に行かないと
佐内に腹を切らせる理由に、それはそれでなるほど、と納得してしまった
936 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2011/02/10(木) 03:20:15 ID:lL0BfSju0
左内や松陰は今でこそ歴史上の人物だが、当時はこの二人の処刑には
特にインパクトはなく、有栖川宮や摂関家に幕府の処罰が及んだことの
方がよほど衝撃的だった。
井上勲
>>932 悪役というかダークヒーローとして人気あったらしいね
今と違うのは近藤が人気高くて、土方はおまけ扱いだったり嫌な奴だったりすること
龍馬は司馬以前から人気あるけど、土方人気は司馬が作りだしたものなんだな
なんで近藤人気なくなってしもうたん?
土方とか沖田とか別にどうでもよくね?
普通に顔じゃね?人気
土方歳三は兄や姉の家に残っているあの写真のお陰で人気があると思う
土方は転戦して死んでるけど
近藤は偽名使って逃げておきながら捕まって刑死やん
>>940 土方の写真はイケメンやもんなー 初めて見た時はびっくりしたわ。
函館までいったのは何も土方だけじゃないのにー
小説の影響力は偉大だね
小説と言えば「五稜郭へ六万両 著:山崎巌」の土方達が俗っぽくて好き
かわぐちかいじが幕末もの連載開始だって。
主人公が幕臣で鳥羽伏見の戦いから始まるそうだから、戊辰戦争で負け続ける話になるのか。
鳥羽伏見の戦いも最近の研究で新政府軍の圧勝じゃなくてかなりの接戦だったことが明らかになってるので、
風雲児たちでも関ヶ原以来の激戦が描かれることになるんだろうか、まぁその前に長州戦争があるが。
(/-\) 四境戦争は〜〜〜〜〜っ、終わった!
( )
(´ー`) 勝って、当然でアリマス!
一同ズッコケ。
「オレの死ぬ場面はどーなった!」(高杉)
3コマか4コマで終わっても、不思議はない。
長州側は四境戦争、「戦争」と呼んでいたんだな。
彼らは「戦争」を戦っていたわけだ。
幕府軍がやっていたのは、あくまで戦国以来の「いくさ」だった・・・・
この辺が勝敗を分けたのかな。
947 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2011/02/12(土) 09:12:59 ID:8pOHXTr50
かわぐちかいじっていえば昔4Pくらいの土方の話書いてたな。
これで終わりってぐらいのマンガだった。
多分雑誌のネームバリュー上げるために頼まれて4Pぐらい書いたんだろうけど。
>>946 >彼らは「戦争」を戦っていたわけだ。
>幕府軍がやっていたのは、あくまで戦国以来の「いくさ」だった・・・・
単なる言葉遊びだろ。
当時の兵書の最先端の翻訳者・実務者が長州にいたから長州でそう呼んで、
それがのちのちまでも残る事になったって事に過ぎないんじゃないかと思う。
ま、確かに戦術とかの面では、かなりの差はあったらしいが・・・
戦術というよりも戦略だな。
幕府は何を持って勝利とするのか、そのためにどれだけの戦力が必要なのかという戦略が甘いというか、存在しなかった。
装備とか戦術ではそんなに差は無かったよ。
後は大義があるかないかだな
義無き勅命は勅命に非ず、と他藩はやる気がてんで無かった
後々戊辰戦争で領民が新政府側に付いたためあっと言うまに侵攻された会津を見てると、
ビラ30万部配って、一丸となって幕府に立ち向かうという意識を領民に浸透させたのも大きそうだ
951 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2011/02/12(土) 15:54:11 ID:eJ6Av8r30
>>948 ただ単に長州が勝って政府になったから長州が考えた言葉が
日常化しただけじゃないかな。
四境戦争・・・
そこまでにまた何年掛かるんだろう
「桜田門外の変」、面白かった?
見に行こうかな。
さすがにもう上映は終わってるだろ。
と思って調べたら茨木や千葉ではまだやってるな。
>>952 乱が月2だったらもうちょっと変わっていたかな?
でも考察やらなんやらでやっぱり連載は月イチのままかな
>>949 そんなんで長州征伐やってたんだ!?
家茂将軍まで直々に行ったのに
957 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2011/02/13(日) 00:38:57 ID:osxN0Jdx0
この漫画を高校か中学の頃くらいに知ってたら
もっと歴史の点数よかったと思うわ
ガチで
学校の図書館にフルセットで備えておくべきだな
959 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2011/02/13(日) 07:51:36 ID:uKRFIrlX0
>>956 長州戦争(野口武彦 中公新書)に詳しく書いてある。
家茂親征と言っても、朝廷の勅許が取れずに1年近くも京都で時間を無駄にしてる。
一々朝廷のご機嫌伺いをしないと駄目では戦略の立てようがないだろう。
最新の装備で武装した幕府の主力部隊数千も一緒に上洛したは良いが、
1年も大阪で無駄にすごしたせいでろくに訓練もできずに腐ってしまい、その状態のまま長州戦争に投入されている。
俺は小学生くらいの頃に風雲児たちと出会ったが、その後で十数年とごぶさたで幕末編で再開した
高校は世界史をとってしまっていたw
なんだかんだで今でも新刊が出るたび単行本買い続けてる漫画はこれだけだわ。
新撰組が悪役で、近藤勇が人気というのは大仏次郎の「鞍馬天狗」によるもの。
近藤勇が鞍馬天狗の敵役として「今宵の虎徹は血に飢えておりますぞ」の
決め台詞とともに登場する。
よくパロディにされる「見よ 日本の夜明けでござる」というのも元ネタはこれ。
>>957 ノシ まったくだ!
だが、そう思って中学生の娘にワイド版を全巻箱買いしたのだが・・・ 読まねぇ・・・なぜだ
女の子向けには絵柄がちょっと…
今風の絵で全員イケメンならきっと今の3倍は売れてますよ。
でも忍たま乱太郎原作も似たようなギャグ絵なのに腐の人に人気だしなあ。
幕末事情の難しさがハードルになってるのかな。
字ィ多いし、登場人物も当たり前だけど多いし、時間軸も分かりづらいし、龍馬関係があれだし
>>963 うちの中学の娘は西洋史に染まってるぞ。
ヘタリア絡みだが・・・
>>963 まずは、よしながふみの「大奥」を買い与えて
それを読むようだったら勧めれば良かったと思うぞ
まず月代と肩衣に萌えられないと。
龍馬だって総髪だから人気があるんだと思う。
龍馬研究者の本に「国許では規定で月代結ってたんですよー」って
コラ写真が載ってたけど野性味のなくなること・・・。
970 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2011/02/13(日) 22:39:58 ID:uKRFIrlX0
脱藩して侍じゃなくなったら月代なんて関係ないしな。
971 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2011/02/14(月) 11:45:48 ID:rqgF+MDpO
うちの元ガチ腐の嫁に薦めてみたんだが全く読まねえな
話以前に絵柄がともかく受け付けないそうな
良沢?玄白の愛憎入り混じりっぷりに萌えられない腐女子がいるとは…
西郷も明治の姿だから総髪だけど、
当時の薩摩で男ぶりがいいと言われるなら月代そってるよなーと常々思う。
イネかわいいよイネ
2話でイネが開幕レイプ妊娠というのも女性には勧めにくい。
でも松陰のところでちょっと腐女子を意識してたな。
コミケで会ったりしたのかな先生。
ラックスマン
ノリがいいなー
音頭とあいまってるからますます
>>975 ご本人が昔は少女漫画も描いていたし
作画グループには今で言う腐女子の始祖みたいな姉御もいたし。
少女マンガといえば
風雲児たちの1桁巻の頃は
土田よしこ先生に絵柄がそっくりなんだが
なんか関係あるのかね?
検索したらほんとそっくりだった。初期風雲児とかレミゼの絵だね。
みなもとセンセは少女漫画出身の筈だから、その頃交流があったのかな?
アシ、と言うか手伝ってた宮のぶなおの絵じゃないかな?
何でわざわざ腐女子なんぞ呼び込まねばならんのじゃ。
作者が腐女子ネタ面白がっているからなぁ・・・・
宮のぶなおって懐かしいなあ
ジャンプで桂三枝とかさんまの出ていた「ヤングoh!oh!」のマンガ連載してたな。
wikiで調べたら弓月光のチーフアシスタントだったんだな。
「1981年に「小学五年生」の読者ページの漫画を担当していたが、ある時を境に突然ページ担当が変更されてそのまま復帰することは無かった。」
というのが気になる。
腐女子の妹が帯の「ホモホモ7」に反応していた。
風雲児たちは読ませたら面白がってた。
他のマンガ家の話もどうでもいいし、腐女子の話ももういいって
そろそろ次スレ立てないと
美少女コミック誌の表紙絵も描く先生だもの
腐女子にも優しくするのは間違ってなかろうて
988 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2011/02/15(火) 22:37:14 ID:9DGDPxO10
そろそろみなもと太郎も登場人物のパターン尽きてきた感じあるね。
デザイン的に。
とはいえだいたいが肖像画等を参考にデフォルメしているだけだからね。
まったくのオリジナルデザインとなると、顔デカの近藤勇や、寅次郎&沖田顔など
一部にすぎないし。
みなもと太郎は手塚治虫式スターシステムを風雲児を書くまではずっと使ってきたけど
この作品でそれに該当してるのは前野良沢、坂本龍馬、吉田松陰、近藤勇くらいか?
作者自身は?
まだ出てないけど芹沢鴨もそうなる可能性大。
あと、勝麟太郎。元は『冗談〜』の清川とか『レ・ミゼ』のフォーシュルバンじいさん。
『でん伝』のじーさんもどっかで出てたなあ。
良沢は違うんじゃないかな・・・・・・・似てるけど。(鼻が違う)
良沢は洪庵が語った回想?で「ヘイ彼女」といっていたから作者もそれと意識して描いているみたい。
たしかどっかに「老けたセンパイみたいな顔してるくせに」みたいなセリフあったな > 良沢
江戸の浅草で老けたセンパイが前野良沢を探しに来た嫁のふでをナンパしようとして津軽弁でののしられるくだりで
相方に「前野良沢みたいな顔してややこしい」と言われてる。(フキダシは手書き文字)
998 :
訂正:2011/02/16(水) 14:53:13 ID:MPmMfT+i0
前野良沢を探しに来た嫁のふで x
最上徳内を探しに来た嫁のふで ○
1000 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2011/02/17(木) 00:09:09 ID:zasSxlha0
1000ならこの漫画は未完で終了
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。