アバド

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231名無しの笛の踊り
>>229
フランス音楽について現在最もうまいオケは、LSOを中心とするロンドンのオケ
だ、と冗談抜きに言う人がいます。 これはある意味で当たっている点があるかも
しれません。指揮者次第で精度がバラバラ、音色もムラがある(それがかえって
おもしろくもあるが)フランスのオケよりも、全体に安定性があってかつ、木管や
弦に淡い色調の変化の妙味を感じさせるLSOは、フランス物をじっくりと聴かせる
味があるという考えもよくわかります。(それにしても、あのボレロの最後がああなる
のは、オケも指揮者も完全にのっていた証拠だろうね。)

LSOとのモーツァルトの録音、ゼルキンとのコンチェルトのバックでももっと多く
の曲で録音して欲しかったネ。