アバド

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229名無しの笛の踊り
下がってます。上げましょう。

LSO時代のアバドについてさらに語ってみてはどうでしょうか。
シュトラウスとムソルグスキーには讃辞がありました。
私としてはラヴェルとモーツァルト(交響曲40・41番)を挙げたい。
ラヴェル(82〜89年)は洗練されていて輪郭の明確なすばらしい
演奏だと思う。LSOもラヴェルの音にぴったりはまっている。
モーツァルト(80年)はドイツ系巨匠から古楽系への解釈潮流の変化の
谷間に埋もれてしまったが今聴いてもなかなかよい。おっとりして
柔らかい独特のモーツァルト。当時のLSOの少しくすんだ音色,
特に弦セクションのざらっとした感触をうまく生かしていると思う。