1 :
名無しの笛の踊り:
前スレ落ちちゃったので気分一新仕切り直し。スレ数765以降は毎日書き込みしないと
圧縮で落とされちゃうみたいなので要注意
2 :
名無しの笛の踊り:2007/09/18(火) 12:50:32 ID:UQUgBO9w
>>1 乙
今回は圧縮のデッドラインがきつかった
14日の01時台(最終書き込み)がボーダーだったみたい
3 :
名無しの笛の踊り:2007/09/18(火) 13:22:31 ID:z9Tws0Tm
ピックウィク候
4 :
名無しの笛の踊り:2007/09/18(火) 16:36:25 ID:Q48apEPt
MTTの管弦楽のための映像は素晴らしい演奏。
5 :
名無しの笛の踊り:2007/09/18(火) 20:54:33 ID:iCc83Dk7
>>4 Originalsなら、併録の「海」が好き。ジュリーニ/ロス・フィルのやつ。
6 :
5:2007/09/18(火) 21:03:17 ID:iCc83Dk7
あ、酔って勘違い、ありゃぁDGの20世紀シリーズだったっけ?
7 :
名無しの笛の踊り:2007/09/19(水) 00:39:57 ID:6i7FRcgu
8 :
名無しの笛の踊り:2007/09/19(水) 07:37:16 ID:xNfCaZOH
重複スレ他店なクズが
9 :
名無しの笛の踊り:2007/09/19(水) 23:46:29 ID:NDyIfYsp
重複スレを立ててこの正当スレにケチつけるバカがいるようだが
このスレは真の正当スレ。
ドビュッシーのことは、できるかぎり全てここに書こう。
10 :
名無しの笛の踊り:2007/09/20(木) 23:51:47 ID:X/Fs6n4t
11 :
名無しの笛の踊り:2007/09/20(木) 23:53:28 ID:RSAMZ+cZ
>>10 それはそもそも重複糞スレじゃ。
そんなもんと比較するな。
あまえはそっちのスレに篭ってろ。
12 :
名無しの笛の踊り:2007/09/20(木) 23:55:54 ID:4ijfSQ1T
ま、どっちみちこのスレは過疎だし機能してないから、得に何も手を下さないでも既に終ってるがなw
13 :
名無しの笛の踊り:2007/09/20(木) 23:56:33 ID:RSAMZ+cZ
>>10 よく見たら、ド「ピ」ュッシー。
いいかげんにせい、ボケカス!
14 :
名無しの笛の踊り:2007/09/20(木) 23:59:07 ID:X/Fs6n4t
ID:RSAMZ+cZが必死過ぎる件について
ドビュッシーの室内楽曲全集ってないのかな
16 :
名無しの笛の踊り:2007/09/22(土) 01:09:28 ID:ZRfduyUU
室内楽はこれで全部?
弦楽四重奏曲ト短調
ピアノ三重奏曲ト長調
フルート、ヴィオラとハープのためのソナタ
ヴァイオリン・ソナタ
夜想曲とスケルツォ
クラリネットとピアノのための小品
チェロ・ソナタ
シランクス(原題は「パンの笛」)
これもありかな?
狂詩曲第1番(クラリネットと管弦楽だが、編曲前はピアノ伴奏)
クラシック・データ資料館より
http://www.interq.or.jp/classic/classic/data/perusal/saku/Debussy.html 5 [弦楽四重奏曲(String Quartets)]
5-1 弦楽四重奏曲ト短調Op.10(1892〜93/1893初演/1894出版)[4楽章]
6 [その他の室内楽曲(Other Chamber Music)]
6-1 ピアノ三重奏曲ト長調(1879〜80?)[p,vn,vc][4楽章]〔※断片よりデール復元(1986出版)〕
6-2 フルート、ヴィオラとハープのためのソナタ(Sonate pour flute, arto et harpe)(1915/1916出版/1917初演)[fl,va,hp][3楽章]
6-7 ヴァイオリンとピアノのためのソナタ(Sonate)(1916〜17/1917初演/1917出版)[3楽章]
6-8 夜想曲とスケルツォ(Nocturne et scherzo)(1882)[vc,p]
6-9 クラリネットと管弦楽のための狂詩曲第1番(Premiere rhapsodie*)(1910/1911編曲)[cl,Orch]〔※p伴奏より編曲〕
6-10 クラリネットとピアノのための小品(Petite Piece)(1910)[cl,p]
6-11 チェロとピアノのためのソナタ(Sonate)(1915/1915出版)[vc,p][3楽章]
6-12 シランクス(Syrinx)(1912/1927出版)[fl]〔※戯曲「プシュケ」のための音楽=1曲のみ(元題はパンの笛)〕
こんなもんかな。
これらの作品、CDで集成されているとありがたいのですが。プーランクやフォーレの室内楽曲全集はあるのですが、
ドビュッシー、ラヴェルとなると、意外とないものですね。エラートとかEMIとかどれも中途半端で。
オーボエ、ホルン、クラヴサンのためのソナタ
聴いてみたかった…
19 :
名無しの笛の踊り:2007/09/23(日) 10:11:21 ID:vAxjxrhH
意外と少ないねぇ
20 :
名無しの笛の踊り:2007/09/24(月) 00:49:36 ID:sPXMYvuN
ちょっとお聞きしたいんですが
ドビュッシーの亜麻色の髪の乙女で宗教的にダメなとこがあってある作曲家に批判されたと言う話を聞いたのですが・・・
そのことについて知っている方いませんか?
確か駄目な部分は五音音階のところだったと思います・・・
宜しければ教えてくださいm(__)m
>宗教的にダメなとこ
わけわからん。
それをいったら、ドビュッシーの音楽全部が「宗教的にダメ」
25 :
名無しの笛の踊り:2007/10/04(木) 18:21:34 ID:Whs8DG28
ドビュッシーってフランクとかワグナー、サン=サーンスなど先輩の悪口を言って
自分を売り出そうとしたんですって?
凄い正確が悪い人だったらしい。
26 :
名無しの笛の踊り:2007/10/05(金) 11:07:01 ID:vynnOCeR
自己PRが上手かったような。
よく言えば自分の信念を盛んに振りかざそうとした。
彼の書くものも、そういう性質のもの
27 :
secret patron:2007/10/11(木) 13:44:52 ID:jizBjt6I
Well…
Debussy is a spiritual person.
Don't speak ill.
アッシャー家の包茎が聴きたいは。
8本指練習曲がかっこいいですね
31 :
名無しの笛の踊り:2007/10/12(金) 23:23:50 ID:oM+/s7HE
そんなのあるんだ?
32 :
名無しの笛の踊り:2007/10/17(水) 18:24:02 ID:aYmgnPcB
前奏曲の西風の見たものって、レベル的には難しいのかな?譜読みがちょっとめんどくさいだけ?
33 :
名無しの笛の踊り:2007/10/17(水) 18:33:23 ID:HS8y95NK
ドビュッシーの交響詩「海」が
北斎の富嶽三十六景を見てインスピレーションを受けて
つくった作品と知って、ちょっと感動
34 :
名無しの笛の踊り:2007/10/18(木) 16:20:11 ID:QvkZ9BnE
最近は音楽の教科書にそういうこと書いてないの?
35 :
名無しの笛の踊り:2007/10/20(土) 14:42:26 ID:BZFgFYA2
音楽の教科書にもいろいろある。
36 :
名無しの笛の踊り:2007/10/20(土) 14:45:03 ID:xBaP2GA3
37 :
名無しの笛の踊り:2007/10/20(土) 15:14:16 ID:F2UUn4aT
大体にしてレスにアホいうヤツがアホの法則
38 :
名無しの笛の踊り:2007/10/21(日) 16:30:51 ID:rSny/feh
そもそも、アホっていうほどアホなケースじゃないじゃん。
>>36は
「北斎の絵からインスピレーションを受けた」ことには異説も多いことを
知らないアホなんだから放っておけばいいさ
もっといろいろ語って下さい
うぜえなあww
43 :
名無しの笛の踊り:2007/10/27(土) 01:22:00 ID:dG468SU7
クラシック。こいつしか聴いた事ないお
44 :
名無しの笛の踊り:2007/11/03(土) 22:21:19 ID:g3ZZlu86
45 :
名無しの笛の踊り:2007/11/03(土) 22:47:39 ID:MdKy/bQx
>>44 「名物にうまい物なし」を地で行くつまらん演奏だ。
グルダもやめとけ。
前奏曲はなんたって標題音楽。
プラネス、フェヴリエ、ベロフ、カトリーヌ・コラールらフランス人で聴くべし
>>48 ルヴィエのは未聴なのでノーコメント
ハース、アースもいいね
PS. ミケランジェリ聴くならヴァチカンライブ 閃きにあふれた凄い演奏
DGとは天地の差 ただし音質はかなり悪いので注意
>>48 個人的には、ルヴィエは響きがちょっと固く
やや色彩感にかける気がした。あくまで個人的な感想だし、
以前のスレの書き込みでは評判は良いみたいだから、
興味があったら買ってもいいんじゃない?
>>49 そうだね、アースも良い。
個人的な前奏曲集のベストはプラネスの旧盤。
勝手な独断ですが、ピアノ曲では、
前奏曲集第2巻、映像はミケランジェリ。
版画はワイセンベルク。
子供の領分はギーゼキング。
エチュードはエマール。
全集はパラスキベスコ。
前奏曲集第1巻は、なかなか巡り合えない。ミケランジェリかなあ。
最低なのは、モニク・アースとポリーニ。
>前奏曲集のベストはプラネスの旧盤。
同感
>全集はパラスキベスコ。
同感
チッコリーニは?
55 :
名無しの笛の踊り:2007/11/05(月) 15:01:09 ID:oyx1cXjM
56 :
54:2007/11/05(月) 19:47:14 ID:FC34OCnS
>>55 すいません誤爆しました。
ミケランジェリスレあるので、そっちで聞くことにします。
>>55 それでいいですよ
第二巻はシュトゥットガルトだった
>>59 Disk1 の海、夜想曲、牧神という3大名曲からまず聴いたらいいと思う。
あとDisk2の映像、Disk3の小組曲、神聖な舞曲と世俗的な舞曲もいい曲だよ。
Disk4は一番後回しでいいな。
>>60 即レス、ありがとう!
参考にさせてもらいます。
今、小組曲から聴き始めましたが、良い曲ですね〜。
今までほったらかしにしてたのがもったいない。
ミケランジェリの演奏で、月の光とアラベスクの両方が入ってるのってありますかね?
64 :
名無しの笛の踊り:2007/11/18(日) 14:57:38 ID:ypeKjOop
ロジェの前奏曲集(ONYX)に興味があるんですが、買う価値ありでしょうか?
ピアノは月の光くらいしかまともに聴いたことがないのですが。
>>15 全集ではないですが、BELCEA QUARTET(EMI)の弦四のCDは良かったですよ。
65 :
名無しの笛の踊り:2007/11/18(日) 15:11:41 ID:Pr33BAGP
最近始まったYKKのCMがリニューアルしてしまい、
ドビュッシーの前奏曲集を使った神CMが無くなったのでツマラン。
(´・ω・`)あれ大好きだったのに…
66 :
名無しの笛の踊り:2007/11/22(木) 22:20:28 ID:Wol8uSla
海の方が賑わうのは何故?
「海」>>>>>ドビュッシー ですか?
ドビュッシーのピアノ曲で、お勧めのピアニストってありますか?
みなさん、おきにの人がいたら教えてくださいなー
自分はこれといった決め手がいないんですよー
>>67 少し前のレスに書いてありますので、読んでみてください。
すいません、質問の仕方が悪かったです・・・
お勧めの人のアルバムを教えてほしかったんです
同じ人でも盤によってぜんぜん違ったりする門で
70 :
名無しの笛の踊り:2007/11/24(土) 17:36:33 ID:qCmKsbQS
ミケランジェリ、フランソワ、フェヴリエの三人で十分と思うおれは
まだまだ浅いでしょうか?
69ですが、近くの中古屋でドビュッシー:ピアノ作品全集 - チッコリーニを買っちゃいました
いい感じだと思うのですが、爪が当たる音かなんか、パチパチって音がちょっと酷くてげんなり
ミケランジェリ、フランソワ、フェヴリエで探してみます
ちなみに、上記3人の特徴ってどんな感じでしょうか?
あっさり引くより、あまーく引く感じがいいのですが
72 :
70:2007/11/24(土) 18:53:30 ID:qCmKsbQS
>>71 >あまーく引く感じ
三人の中ではフェヴリエが一番そういう感じ。
ただし、テクニックは劣る。
フランソワも甘いといえば甘い。
個性的な演奏。
ミケランジェリは、職人技が高度に結晶した演奏。
演奏態度そのものは甘くはないが、叙情は十分にある。
フランソワとミケランジェリは録音してない重要作品もあるので、
全集としてはだめ。
自分が今一番好きなのはフェヴリエ。
ヒースの茂る荒野にホロリ
74 :
名無しの笛の踊り:2007/12/03(月) 17:49:25 ID:huLIz2IL
茶髪GALage
>>72 フランソワのCD見つけました
ありがとうございました
でも甘いというか、おちゃめな演奏のような気もしますが・・・・
今度ファヴリエも探してみます
どうもでした
76 :
名無しの笛の踊り:2007/12/04(火) 21:06:19 ID:q8ngUVtO
ガキのコーナーとかあったよね。
78 :
名無しの笛の踊り:2007/12/11(火) 00:18:44 ID:2sYmiwdd
ガキ=厨、コーナー=房
すなわち、「厨房」
これは突っ込んだ方がいいのか?
80 :
sage:2007/12/12(水) 21:30:43 ID:BxJ/PBUN
お好きにどうぞw
入力するとこ間違えた・・・orz
82 :
名無しの笛の踊り:2007/12/13(木) 20:35:42 ID:QRkNTpy9
83 :
名無しの笛の踊り:2007/12/16(日) 22:51:59 ID:kju7CUBC
ここの皆さんは、ドビュッシーの理解を深める為に、象徴派の詩を読んだり
してますか?
詩にも印象派とかあるのか
詩の印象派は無かったような気がする
印象派じゃねえよ、象徴派・サンボリズムだよ。ボードレールとかヴェルレーヌとかマラルメたちだ。
「牧神の午後」マラルメ
「艶なる宴」ヴェルレーヌ
「ボードレールの五つの詩」ボードレール
おめえら、ほんとにドビュッシー好きなんか?
マラルメとかヴェルレーヌとかボードレールとか、
日本語訳で読んでもちっともよくないね。
俺はフランス語は読めないのだ。残念。
ドビュッシーの音楽はいいね。
照応
シャルル・ボードレール
自然はひとつの神殿 その生ける柱たちは
時折 人に捉え難き言葉を洩らす
人がその象徴の森のうちを横切りゆくとき
森は親しげなる眼差しもて見守る
長き反響の彼方より溶け合うがさまに似て
夜のように 光のように広大なる
冥く深遠なる合一のさなかにあり
香気と 色彩と 音響とが互いに応え合う
ある香りは 幼子の肌に似て快く
木笛に似て甘く 牧場に似て碧く
――またある香りは 腐敗し 豪奢に傲り
無限のものに等しき広がりを持つ
龍涎香 麝香 安息香 薫香の香気に似て
精神と五感との恍惚を歌い上げる
>>88 詩とか全く興味なかったけど、いいなそれ
興味が湧いた
十九世紀後半のフランスにおける、印象主義とか象徴主義と呼ばれる新しい芸術的潮流の
先駆がボードレールだ。もし興味を持ったのなら、象徴詩派の作品にふれてみるとよい。
ドビュッシーは、マラルメの「火曜会」に、音楽家としてたったひとり参加が許されていた。
ただし、マラルメの作品は難解極まりない。俺が最近よく読んでるのは、ランボーだ。
>>83 大学時代の音楽の授業のレポートで
印象派の音楽と絵画の関係について書いたよ。
内容おぼえてないけどやっててすげー楽しかった。
うん、でも印象派という名前って、もともと批評家の揶揄なんだよな。
それを逆手にとって、本人たちが皮肉っぽく使ってるんだ。
ドビュッシーの曲で「月の光」っていう曲ありますか?
あるぞ。
ところでベルガマスクって、何か知らんけど他の3曲マイナーだよね
95 :
名無しの笛の踊り:2007/12/24(月) 01:58:38 ID:FgU4lBM1
パイヤール室内管弦楽団のフルート、ヴィオラとハープのためのソナタ
鼻息がうるさくて聴けたもんじゃない
しない奴教えてくれ
96 :
名無しの笛の踊り:2007/12/28(金) 01:40:01 ID:+vlnDVPK
歌曲のCDが極端に減ってる。どういうわけだ。
ヴェロニク・ディーチーのCDを買おうとオンラインで調べたら
ダウンロードでしか売らない模様。
以前買った1枚だけがうちにある。
CD屋にも当然置いてない。
昔LPであったフローレ・ヴェントのが欲しいがLPで8000円とかのプレミア。
ドビュッシーの歌曲が一番好きなんだけどな。
それと朗読と室内楽の「ビリティスの歌」は最高。
ピエール・ルイスとは仲違いしてしまったが芸術的な出会いだった。
>>96 >ヴェロニク・ディーチーのCDを買おうとオンラインで調べたら
>ダウンロードでしか売らない模様。
vol.1は見つけても買わないでここで教えてね。俺、探してるんだ。
>>97 探してるって中古?
尼でも上がってこないから足で探すしかないね。
俺が持ってるのは無ナンバーのやつ。
店にはロットのCDはあるんだけど、中身を聴いてないからな。
99 :
名無しの笛の踊り:2007/12/28(金) 21:00:25 ID:BNAjNBJh
100 :
名無しの笛の踊り:2007/12/28(金) 21:59:02 ID:J2hoKbaW
100
>>99 初心者からヲタまでOK 結構な選曲ですね
弾いてる人知らんけど
山咲トオルでしょ
サイモン・トルプチェスキって書いてあるyo
マジレススマソ
104 :
名無しの笛の踊り:2007/12/29(土) 22:30:18 ID:l+yvoMhP
>>101 レス、ありがとうございます。
買ってみます。
ピアニストはデビューCDがグラムフォンアウォードを受賞した今売り出し中の
若手です。
105 :
名無しの笛の踊り:2008/01/12(土) 00:59:41 ID:YtEdJEPl
今年最初の書き込みあげ。
このスレのみなさんにとって良い年になりますように。
練習曲11曲目いいよ〜
まるでジャングルを歩いているようだ
真昼に太陽の光が注いでさまざまな情景や動物が現れる
ああ
美しい
( ´_ゝ`)
ドビュッシーの最晩年、ドイツとの戦争中に
「フランスの作曲家!」という思いを込めた作品を書いている途中
死んじまったけど、戦争が終わらないうち死んだから、心残りだったろうな。
>106
そんな平和な感じかな。
109 :
名無しの笛の踊り:2008/01/22(火) 18:22:41 ID:qj3pHoRk
>>107 家なき子らのクリスマスか?
あれは死ぬ前に書き終わったんじゃなかったっけ
ドビュッ・シー
えろい
111 :
名無しの笛の踊り:2008/01/24(木) 01:09:01 ID:pqRqR3Kr
ラジオでブレハッチのドビュッシー聴いたけど、けっこう良かったよ。
ショパンよりドビュッシーどんどん録音して欲しい。
112 :
名無しの笛の踊り:2008/01/26(土) 00:02:04 ID:XQWaPsmo
エマールのワーナーから出た練習曲集CDはスタジオ録音でしょうか?それともライブでしょうか?
113 :
112:2008/01/26(土) 00:43:01 ID:XQWaPsmo
自己解決しました。スタジオ録音でした。
>109
いや、それも耳に挟んだことあるけど、さまざまな楽器の室内楽ソナタを
構想中だったから。おまけにアンチドイツのドビュッシーにとって、ドイツの
侵略中(1918年に一応フランスが戦勝国になるが、ちょうど死んだ18年はドイツの
最後の進攻でフランスあやうしの機運が多少あった)フランスの勝利の前に死んだという。
それでラヴェルがヴァイオリンソナタをお供えしたんだなー
物売るってラヴェルじゃねーぞ
「六つの古代碑文」の弦楽合奏版聴いたことがあるんだが、
ありゃドビュッシー自身の編曲じゃなかったのか?
「ドビュッシーを聞くと凄く感動する」なんて聞くと、そうかなあと思ってたけど、
最近少しわかるようになった。
ドビュッシー好きだけど
弦四の良さがわからん
誰か教えてエロい人
弦四の3楽章は聴きやすいよ。
モツ、ベトからクラシック入った人には最初が「牧神」だとちょっと厳しいかも
意外と「管弦楽のための映像」あたりの方が入りやすい
俺がそうだったw
ドビュッシーの夜想曲から入った自分はベトもモツも聴くよ
123 :
名無しの笛の踊り:2008/02/11(月) 22:40:35 ID:69FLMzp3
>>119 何も考えずになんとなく聴いてると良さを感じる
ドイツ系の弦四と同じ聴き方はしない。
オレもドビュッシー聴くときはそうだな。
なるほど。
なんとなく聴いてみたら良くなってきた。
弦四!って思うから駄目だったんだな。
ありがとう。
あきらかに「異国情緒」だな。
127 :
名無しの笛の踊り:2008/02/14(木) 23:19:23 ID:7A6rwONh
ペレアスの名盤を何点か教えてください。
長所短所織り交ぜて紹介してくれると嬉しい。
>>119 グリーグの弦4とセットで聞くと楽しさ倍増
マルティノン/フランス国立のを聞いてるが、さすがにいいな。
子供の領分や映像なんかは、やっぱりピアノみたいに音の響きの鋭い演奏が合う気もするけど。
ところで質問なんだけど、クラシックではサックスといえばアルトなの?
このソリストが使ってるのは多分アルトサックスだと思うんだけど、
Saxophoneとしか紹介されてないみたいで。
>>129 >クラシックではサックスといえばアルトなの?
何の指定もなければ大体アルトと言っていいみたいだけど、
原則的には曲によっていろいろ
例えば「ボレロ」で指定されてるのはソプラノとテナー
サクソフォン四重奏だとソプラノ、アルト、テナー、バリトンが揃う
ドビュッシーで好きな曲は塔とメヌエットと夢
どれもドビュッシーらしくないけど
でもこういうミーハーな人多いと思う
ミーハーっていうなら月の光が筆頭じゃないの?
たいていの人は、ベルガマスクは知らなくても月の光は知ってると思うけど。
デュトワの二枚組、意外とよくなかった。
134 :
名無しの笛の踊り:2008/02/22(金) 03:19:51 ID:TNyQNwrb
おもちゃ箱
愛が詰まった隠れた名曲だと思うのですが…
135 :
名無しの笛の踊り:2008/02/22(金) 15:45:49 ID:FvzBcWb2
>>129 詳しい人が紹介すればアルト・サクソフォンって言うし、
自分の周りのことしか知識になくて、細かいことなんてどうでもいいや
って人は単にサックスって言う。
136 :
名無しの笛の踊り:2008/02/24(日) 02:10:13 ID:bRuPUMxu
シランクスに伴奏ありのものがあるらしいんだが誰か詳細頼む。
137 :
名無しの笛の踊り:2008/02/24(日) 02:15:52 ID:i42NzDc7
ドビッシーが居てくれて救われるから大好き!
チャイコとかモーツが好きな時もあるけど。ドビッシが居ないとやる気でない
138 :
名無しの笛の踊り:2008/02/24(日) 02:29:12 ID:eTn4Ytrx
ドビュッシーはもう死んでいるのだが
ドビュッシーいて良かったよなーって気持ちはわかる
しリンクスに伴奏とは荒唐無稽もはなはだしいな。
あれは、単音色彩の音楽なのに。
141 :
名無しの笛の踊り:2008/02/26(火) 12:15:51 ID:uyIu+GDy
>>136 シリンクスの伴奏付きは聞いたことがないが(多分存在しない)、
シリンクスを伴奏にして、作曲依頼のもとになったムーレの戯曲《プシシェ》の一節を朗読した演奏ならある。
HMフランスのPhilippe Bernold盤。
朗読付きと朗読なしの2種類が録音されている。
EMIのマルティノンのバジェットボックス買った
あとミケランジェリのボックスも
143 :
名無しの笛の踊り:2008/02/27(水) 00:21:04 ID:5CYc+Kb5
144 :
名無しの笛の踊り:2008/03/07(金) 23:17:08 ID:QsbPONqn
ドビュッシーヲタは、ジュリーニをあまり聴かないね。
確かにジュリーニ聴かないというか、あんまり好きじゃない。
146 :
名無しの笛の踊り:2008/03/10(月) 22:48:39 ID:kDUn/jZy
ジュリーニはロマン派が合う。
147 :
名無しの笛の踊り:2008/03/11(火) 17:45:25 ID:4v8josmH
77777777777777777777777777777777777777777
小麦その他世界中の食糧価格の暴騰に
この偽エリート元大食症の武藤敏郎は巨大な責任を
持っている。
切腹・御家断絶程度では済まないほどの責任。
888888888888888888888888888888888888888
148 :
名無しの笛の踊り:2008/03/11(火) 18:31:01 ID:uhdc1Ihj
>>147 彼を採用するのは間違いですね! 断然、反対します。
149 :
名無しの笛の踊り:2008/03/15(土) 17:30:34 ID:sw6lHgKh
>>142 いい物買ったな、ちゅうか、このスレの住人はみんな買うよな。
放蕩息子ってどんなん?
なんでドビュッシースレってこんなに過疎ってるんだ?
ドビュッシーに多くの言葉は無粋なのです。
153 :
名無しの笛の踊り:2008/03/20(木) 03:49:32 ID:GhEAOBu+
ひとりでひっそりと聴く音楽だからね
ドビュッシー自身は多弁だったけどね
本まで書いて
ベロフのピアノ曲は、EMIとDENONのどっちが良いですか?
156 :
名無しの笛の踊り:2008/03/23(日) 00:53:03 ID:Ubjp4W8J
うわさでは、若い頃のEMIのほうが上・・・でも鍵を強打するのがうるさいかも
EMI盤は余韻が消える前にぶった切られてて興ざめだた
ベロフの音はドビュッシーに合ってないといえよう。
音が汚いのはまずい。
耳をつんざく「パキ〜〜〜ン」打鍵。
160 :
名無しの笛の踊り:2008/03/24(月) 00:15:40 ID:Qqdtp2tf
俺すごいことに気付いた
印象派の楽曲として世界に衝撃を与えた「海」ってあるじゃん
この曲、実は萌え業界にも多大な影響を及ぼしてるんだよ
この曲の原題は[La Mer」っていうだろ?
この時点で気付く奴は気付くと思うんだが
ふたなりモノの大家であるみさくらなんこつ氏の生み出した最強の萌えオノマトペがあってな
それがこれだ
「らめぇぇぇ」
この事実に気付いた時の俺の衝撃たるや、想像を絶するものだったのはお分かりいただけるだろう。
「ヲタクの領分」 (フィギアへのセレナーデ)
163 :
162:2008/03/24(月) 01:30:48 ID:x3xNXKcI
164 :
名無しの笛の踊り:2008/03/26(水) 05:49:04 ID:dIZQBNvt
「子供の領分」はとても素晴らしい曲ですなあ
バッハ〜ロマン派前期を聞いてきましたが、
後期に踏み入れます。
一般的でも個人的でも、お勧めな解りやすいピアノ曲探してます。
ベルガマスクと子供の領分聞いてきましたが、
あとどんなのが良いですか?
167 :
名無しの笛の踊り:2008/03/26(水) 22:11:42 ID:ZZv/b1Ok
ドビュッシーのピアノ曲は、たいがい解り易い。
逆に解り難いのを挙げた方が早いくらいだ。
>165
アルバムのページ(負傷者の服のための小品) / Page d'album(Piece pour le vetement du blesse)
追加
レントより遅く
小組曲
白と黒で
170 :
名無しの笛の踊り:2008/03/26(水) 23:58:39 ID:7n7qQ3zW
>165
喜びの島
はいつか弾いてみたい
ピアノやってたらチャレンジする価値あり
>>167 同意...と言いたいところだが、古典派やロマン派に洗脳されきってると
そうでもなかったりする
「え、主題は?」「この和音何?」「え、これで終わりなの?」
こんな疑問が湧いてきてアタマを素直に響きに聞き入らせるまで多少バタバタする
俺がそうだったからねw
要は耳の慣れだけなんだけどな
>お勧めな解りやすいピアノ曲探してます。
練習曲集から聴いちゃダメ。
173 :
名無しの笛の踊り:2008/03/28(金) 14:37:46 ID:MxCPZgx5
174 :
名無しの笛の踊り:2008/03/28(金) 17:26:23 ID:UuboH3Xd
>>134 何が何だかわからんちーだよ
おもちゃ・ゴミ箱っつうか 使わんファイルを取りあえず捨てておいた
みたいな・・・
ドビュ・ファンにはそれもいいんだろうけど・・
175 :
名無しの笛の踊り:2008/03/29(土) 06:17:50 ID:zP1aJZ7r
ドビュッシーを初めて弾こうと思うんだけど、ベルガマスク組曲の「パスピエ」と、子供の領分の「人形へのセレナーデ」、どっちが難易度的に易しい?
自分の実力は、ベートーヴェンの<テンペスト>にブラームスの間奏曲118-2程度。
>166-172 レス有難うございます。
ちょっとスレチごめんなさい。ドビュッシー、ラベル限定のつもりでしたので勘弁してくだい。さお
ドビュッシーが把握できた気になってから、ラベルにも手を出してみるつもりです。
>171 私の質問の目的が、すでに伝わっているようでして恐縮です。
牧神の〜をCD、youtubeで視聴してましたが、どう捕らえたらいいかよく分からずジタバタしてました(汗
さお
訂正
なお
178 :
名無しの笛の踊り:2008/03/29(土) 19:43:27 ID:YIfIBiHT
喜びの島の難易度はかなり高いかな?
ちらっと楽譜みた感じでは軽々と10度届く手でないと無理っぽいし
シューマンのトッカータを思い出してしまった
>>178 俺的には、水の反映<喜びの島<花火だな。
>>175 どっちが易しいかというと「人形へのセレナーデ」かな?
「パスピエ」より短いし。
私はパスピエを弾くと指がもつれる。
ちなみに私が初めて弾いたドビュッシーはベルガマスク組曲の「プレリュード」でした。
181 :
名無しの笛の踊り:2008/03/30(日) 02:24:49 ID:hKDlf9Rd
ところでドビッシーとかラヴェル好きな人ってabnormalな人が多いって聞くけど。。。
それは初耳だなあ。
183 :
名無しの笛の踊り:2008/03/30(日) 03:40:13 ID:yb6b3u2h
フルート、ビヨラ、ハープの為のソナタのお薦め盤あったら是非教えて下さい。
184 :
名無しの笛の踊り:2008/03/30(日) 09:38:25 ID:pqO3rfQE
185 :
名無しの笛の踊り:2008/03/30(日) 15:20:45 ID:K5qoszRK
>>181 その情報は、大事な部分が削られてるぞ。
冒頭に「アバドの」を付け加えて初めて、正しい文章となる。
↑ワロスw
187 :
名無しの笛の踊り:2008/03/31(月) 12:52:06 ID:akksS01j
ドビュッシー初心者です。
すみません、ミケランジェリの演奏する喜びの島や版画、ベルガマスク等が聞きたいのですが
やはり音源は無いのでしょうか。。。
ミケランジェリはあまり自分の演奏を残さない人だったと聞いています。
もし他に上手に演奏されてるプレイヤーやオススメのプレイヤーが居ましたら
お教え頂けると幸いです。
何卒よろしくお願いいたしますm(__)m
188 :
名無しの笛の踊り:2008/03/31(月) 20:31:07 ID:F7jPH4OD
>>181 ドビュッシーはアブノーマルの人ですよ。
彼は偏屈ですよ。
189 :
名無しの笛の踊り:2008/03/31(月) 20:39:44 ID:qK3dsGYW
>>188 その情報は、大事な部分が間違ってるぞ。
冒頭の「ドビュッシー」を「アバド」に入れ替えて、初めて正しい文章となる。
190 :
名無しの笛の踊り:2008/04/01(火) 00:26:41 ID:JD1fTr+M
ナンバー1スレ今回はドビュッシーみたいだから、
是非投票しに行ってあげてね!
>183
クイケンファミリーのドビュッシー室内楽集はよかったなあ
192 :
名無しの笛の踊り:2008/04/01(火) 00:42:23 ID:xf/xeeOc
>>188 ドビュッシーをレヴァインに
偏屈を変態に
193 :
名無しの笛の踊り:2008/04/01(火) 21:49:26 ID:W0PEbkp4
ドビュッシーの練習曲はいいねえ、ほとばしる情熱と言おうか
194 :
名無しの笛の踊り:2008/04/01(火) 22:43:21 ID:MQoSobYz
>>193エチュードは、それまでの彼のピアノ曲とかなり性格が異なる感じ。
どこか攻撃的というか、鋭角的というか、前奏曲1、2までに聞かれたような
曖昧な印象派の音楽から遠ざかっている。
それでいてドビュッシの全てのピアノ曲に伺える詩的な音の空間が
感じられる。
晩年のドビュッシーが、また別の独自の世界を創りつつあったと思われ。
早過ぎる死。
練習曲集って、第一次世界大戦の不安が渦巻いている感じがする。
196 :
名無しの笛の踊り:2008/04/01(火) 23:51:34 ID:gXbWBo5U
ピアノと管弦楽のための幻想曲ってすげぇ綺麗だよな。
練習曲、リヒテルが危険な曲集とか言ってた
198 :
名無しの笛の踊り:2008/04/02(水) 11:14:29 ID:0qwJ0QC3
>>179 花火の最後にフランス国歌が最後の燃え滓みたいに残るのな、あれ凄いよ。日本でも「君が代行進曲」やらあるにはあるが。
フルートヴィオラハープのソナタの大団円に「雨の庭」の雰囲気を感じる。急に晴れ間みたいな
199 :
名無しの笛の踊り:2008/04/02(水) 11:16:54 ID:0qwJ0QC3
練習曲一曲目の終わり方にはまった!
200 :
名無しの笛の踊り:2008/04/03(木) 23:58:35 ID:G4TyP8AA
>>198 「花火」の幕切れはドビュッシズムの極致みたいな音楽ね。
華やかな花火の光景を離れて、最後に遥かな遠くで「花火」の音と町の
喧騒が小さく聞こえてくるw
前奏曲集24曲に相応しい見事な情感をもった終曲で、前奏曲のうちの最高の
傑作だと思う。
さえぎられたセレナードと妖精たちはあでやかな踊り子が好き
202 :
名無しの笛の踊り:2008/04/06(日) 17:00:38 ID:6h551WrN
貧しい出身なのに右翼国粋主義だったのは面白いな
ドイツと戦争が始まりそうだったから、仕方がない。
ワーグナーを嫌うようになっていったし。
204 :
名無しの笛の踊り:2008/04/07(月) 15:03:34 ID:uLXjy8aE
>>202 彼は貧乏な家の子?
でも、そんな子は音楽を習えないだろう? ピアノも弾けたしな。
父親の事業がさっぱりで父の姉である叔母の家で世話になって
そこでピアノを習ってる。
>>204 彼は生活苦で小学校にも通えなかったんだよ。
だが縁あってモォテ夫人から無償でピアノ指導してもらって
見事才能が開花し、名門コンセルヴァトワールに入学したんだ。すげぇw
208 :
名無しの笛の踊り:2008/04/08(火) 09:06:57 ID:d5ohNrwF
頭の形すげーなwなんかラグビーボールみたいだ。
209 :
名無しの笛の踊り:2008/04/08(火) 09:10:03 ID:9C2SyLKW
苦労人だったことで、傲慢で偏屈な性格になってしまった。
音楽家って、交友が大切なのに、逆効果だったな。
210 :
名無しの笛の踊り:2008/04/08(火) 09:56:55 ID:yKG3i+4/
>>207 >彼の広くて突き出た額をみると、前頭葉が異常に発達していたように思われる。
おでこを気にして前髪をたらしていたとか。
あの奇形的頭(脳)から不世出の音楽が創られた。
物に触ったり、匂いをかいだりするだけで、凡人が聞こえない音が聞こえ
たりするんだろうな。
何か、無性にホルスト・シュタインのドビュッシーが聴いてみたくなった
ケツからウンコが!
貧しい出身ならむしろ右翼になりやすいんじゃないの?
リベラルってエリートが多いでしょ
リベラル?リベラル?それ何?
215 :
名無しの笛の踊り:2008/04/09(水) 09:50:00 ID:C+YLQN0E
>>213 んなぁこたぁない
貧しいが故に社会的不平等に不満を抱き、やがて共産主義に染まるという
コースは20世紀では一般的だった。
不満があると極端な方向へ行くこともある。彼が社会や政治に対してどういう
考えを持っていたかは知らないが。
>>215 そうとも言えまい。ドイツのネオナチとか日本のネット右翼とか、安定した仕事につけない若者が多いと聞くが。
217 :
名無しの笛の踊り:2008/04/09(水) 12:42:38 ID:C+YLQN0E
安定した仕事につけない=社会的不平等だ。
当たり前の話。
パッシー墓地にある彼の墓。
そこには「フランスの音楽家 クロード・ドビュッシー」とある。
24の前奏曲の最後を飾る花火。遠くからラ・マルセイエーズが聞こえてくる。
そう7月14日だ。「フランスの音楽家」と名乗るに相応しい名曲である。
とか言ってみる。
ま、彼は貧しい出身だが、音楽家としてはエリートコースを歩んだわけで
社会的不平等云々は眼中になかったと思われ。ローマ大賞も取ったしね。
面白いことに、貧しい生活を味わったコンプレックスからなのか
スーツを着て凧揚げを楽しむ彼の写真が残ってるw
そらま、第一次世界大戦中に死んだからな
ところでフランスは第一次世界大戦中は国策?としてドイツ音楽を排斥
してたそうだが、ドビュッシーはどうだったんだろう?
ラヴェルは抵抗したらしいけど
ラヴェルは生粋のフランス人ではなく、「悪魔の言語」で有名なバスク人だったから、
独仏の民族対立には冷淡だったでしょう。
ドビュッシーはアンチ・ドイツに燃えていた模様。音楽的には、アンチ・ワーグナーの
立場をはっきりさせていったと思う。
晩年の作品にはフランスの音楽家ドビュッシーとサインしてたみたい
222 :
名無しの笛の踊り:2008/04/10(木) 07:50:28 ID:sER6Exrd
花火のアレはさ、特に賛美って言う感じでもなくて、瀕死のマルセイエーズを
表現している感じもするから、なんともいえないけど、大きく考えれば
「国家」(国歌)意識だと思う。
やっぱり、一種の成り上がりで文化人入りして感激した面もあるから
保守右翼に対する愛着が人一倍あったのかもと。社会派じゃあないね。
芸術耽美保守派だと思う。
サン・サーンスみたいに、ドイツ風な管弦楽の厚い音への志向を、ドビュッシーは嫌うようになって、
フランス人としての異なる音楽を模索していたんだと思う。花火もフランス文化だしね。
一方で、戦争によって迫り来る不安まで音にしたのではないか?>練習曲集
プラネスのベルガマスク組曲他聴いた。
このピアノの音は独特だな。
225 :
名無しの笛の踊り:2008/04/10(木) 16:18:31 ID:afHVc5ye
ドビュッシーの音楽は、ざっと言えば「拡張」だったのよ。その西欧的に行き詰まった音楽状況に対して、異質要素と可能性を付加した。そういう文化的な方向性はフランス的だと言える(絵画のジャポニズムとか)から、自身の内面的気質と国家的気質は一致していたんだと思う。
なんか良い意味で2ちゃんらしくない展開だな
もっと書いてくれ
227 :
名無しの笛の踊り:2008/04/10(木) 19:23:58 ID:PZx1Zk6j
いや、良い意味で2ちゃんらしい。
>>220 ラヴェルは愛国心で自ら志願して、検査で落ちたにもかかわらず
コネで兵隊になったぐらいだから、そうとも言えまい。
戦争のために優れた音楽を排斥するのは間違いだと主張してたらしい。
ドビュが特に尊敬してた作曲家は、バッハ、リスト、ショパンだそうな。
特に熱烈なショパンヲタだったらしい。
だからドビュの根底にはショパンのピアニズムが宿っている。
そういう観点から12のエチュードは特別な物だったに違いない。
それなのにだ、なぜ演奏される機会が少ないのか?
実に不思議である。この衝撃的な事実を前に私は眠れそうにない。
とか言ってみる。
ま、性格の悪さ、女癖の悪さはドビュのあまり知られていない一面でもあるね。
そういえば、「ラモーを讃えて」「クープランの墓」なんて曲もあったな。
231 :
名無しの笛の踊り:2008/04/11(金) 14:39:12 ID:J3Zkdrvg
>>229 >性格の悪さ、女癖の悪さ・・
一時は傾倒してワグナーに似ている。
こちらの方は終生ワグネリアンだったようで・・・・
ま、生い立ちに秘密がありそうだ。生みの母の愛情を十分に受けてなかったの
ではないの?
232 :
名無しの笛の踊り:2008/04/11(金) 17:54:39 ID:zDbAjMUY
233 :
名無しの笛の踊り:2008/04/11(金) 19:42:19 ID:xDIelTLt
ドビュッシーのピアノ曲や室内楽は大好きでCDも大量に買っているのに、
牧神はまだしも、海などの管弦楽は、なぜか聴きたくならない俺って変かな?
逆にピアノ曲をあんま聴かない俺
全く聴かないわけじゃないけど、だいたい管弦楽か弦四だな
235 :
名無しの笛の踊り:2008/04/11(金) 21:36:40 ID:xDIelTLt
ドビュッシーの代表曲として、「海」を挙げる人が普通にいて、ドビュッシーといえばピアノ曲だろと
思い込んでいた自分は非常にびっくりしていたものだが、どっちもありなんだとあとでわかった。
「海」ってよく聴いたことないけど
普通のクラシックファンに人気があるところをみると
俺の好みじゃないと思われるw
らめぇ〜
海はドビュッシーの中ではむしろ異質
一番交響曲に接近してるしな
でもだから古典派・ロマン派を消化してきた人間には
むしろ受け容れやすい
ドビュッシーの「らしい」管弦楽での代表作は映像第3集だろ
イベリコ豚は良いのぅ。いやイベリアでしたかの。
わしは神聖な舞曲と世俗的な舞曲が好きじゃ。
マンドリン、美しき夕暮れなんかも良いのぅ。
ところで海は人気があるんじゃな。
若い頃わしはLa Merをラ・マーと読んでいたんじゃw
交響組曲「春」が好き
って人いない?
242 :
名無しの笛の踊り:2008/04/12(土) 09:52:51 ID:JD9rDLY7
>>241 普通に好きだ
マルティノンしか聴いたこと無いが、他ある?
おれも好きだ、あれ。やっぱりマルティノンだけど。
ブーレーズ
デュトワ
パチンコ春のワルツ
247 :
名無しの笛の踊り:2008/04/12(土) 22:22:49 ID:VstKRug7
オーケストレーションはあまりいいと思わない。曲とは別だけど。そういう意味で室内器楽の方が価値を発揮している。
楽器の数が多いと、ドビュッシーの描く音の再現に限界が出てしまうような気がする。
たとえて言えば、氷の入ったグラスを眺めるような世界を描くのに、オーケストラは不向き。
室内楽はフォーレに遠く及ばない。
フォーレの室内楽は確かにナイスだ
やっぱピアノでせう
ピアノでは
ドビュッシー>フォーレ
といえよう。
253 :
名無しの笛の踊り:2008/04/13(日) 17:11:33 ID:o9bB5rYj
フォーレは室内楽こそ真の音楽と言い切っていた人だからな
そして言うだけのことはある作品を書いた
254 :
名無しの笛の踊り:2008/04/13(日) 18:29:53 ID:Id4D1Eo4
なんか最後霧から抜けたように突然明るみに出て終わる曲が一つのパターンみたい。ロマンチックなワルツ、喜びの島、フルートヴィオラハープソナタ、トッカータ、雨の庭、なんか性格表しているんかな?
しかし、12の練習曲の1曲目はぶっ飛んでるよな。副題が「チェルニー氏のために」
だし。
>>255 副題は「チェルニー氏に倣って」だよ。もちろん皮肉だけどね。
ドレミファソファミレ〜♪って一生懸命レッスンに励む左手を、右手がぶち壊す所が面白い。
あの右手はドビュッシー自身って思えるね。
257 :
名無しの笛の踊り:2008/04/14(月) 13:05:00 ID:OFEVQIGn
マルティノンの「海」がいいというので聞いてみようと思うのですが
2002年に出てる「管弦楽曲集」と2005年に出てる「管弦楽作品集I」
の演奏は同じものでしょうか?違うならどちらがお勧めですか。
今からモントリオール響を聴きに行くよ
はっちゃんが吹く「牧神」、たまらんかったー
は、はーっ、ハアアーッ!! ハアーッ!!
ドビュッシーよりラヴェルの方が好きになってる今日この頃。
ドとラはセットで考えることが多いけど、タイプが違う。
ドビューシーは、あくまで「音楽哲学者」でラヴェルは「音楽職人」
大衆受けするのは、明らかにラの方。かといって、その内容が皮相的なわけではなく
タイプの違うどちらを大衆が好むかということ。劇的効果という設定は明らかにラが上手。
ドはアイディアに比重を置くが、ラはアイディアより技法に比重を置く。
まぁどちらも凄いよ。
モントリオール交響楽団、デュトワ離任のあおりでレベル下がってたりするのかしら。
そう考えてたていた時期も俺にもありました(さっきまで)
『海』の第3楽章でのヴァイオリン群の波浪はそれはもう凄かった。
呑みこまれたら海底でシレーヌと出くわしたよ。
264 :
名無しの笛の踊り:2008/04/15(火) 00:08:45 ID:4Vh2m8PY
オレも今晩のコンサートを聴いた。
モントリオールは、確か23年前?のデュトワとの来日(人見)を聴いている。
そのときもフランスもの中心プロだったが、すっかりオケのキャラが変わった
ように思える。昔のような、こじんまりまとまって小粋な音色を聞かせる
オケではなく、アメオケにも対抗できる機能性・技術・迫力のあるオケに
変貌していた。これは、ナガノのキャラというか指導によるものだろう。
この指揮者は、オーケストラのコントロールが抜群に上手い。ソロもそれに
応えて、ほとんどミスなし。すごい。それから、ナガノはリズムの切れが
鋭い。ヴァイオリンなんかも、柔らかいというより刃物のような切れ味を
感じさせた。ただし、指揮にしてもオケにしても、「個性」はまるで感じ
なかったな、残念ながら。ドビュッシーの演奏としては、魅力がない。
後半のシュトラウス「アルプス交響曲」の方がよかったんじゃないのかな
(知らない曲だからよくわからぬが)。ドイツものの方が向いているように
思った。あと、アンコールの「ロザムンデ」間奏曲をやるには、品格というか
それにふさわしい情緒が足りない。ムード音楽だ、あれじゃ。ああいう一流の
独墺音楽はやめた方がよろしい。マーラーなんかどうだ?(もういらないかw)
265 :
名無しの笛の踊り:2008/04/15(火) 00:41:58 ID:M3M1SX+t
俺も
>>264と同様、アルプスの方が良かったと感じた。
おい、ちょっとワーグナーやってみろ、って感じだったよ。w
ああ、ワーグナーいいかもしれないねw
舞台上の楽器配置で面白かったのは、木管と金管の間を一列分くらい空けて
並べていた。まさにアメオケ流だ。金管はなかなか上手かったよ。
それよりすごかったのが木管。アルプス交響曲の最初のところで「滝」を
描写する木管のアンサンブルが出てくるが、色彩豊かで流れるよう。
まあ、全体として電子音楽みたいな演奏でもあったけどねw
268 :
名無しの笛の踊り:2008/04/15(火) 17:51:46 ID:iG1c0KiB
>>256 あの「チェルニー」は面白いです。12曲すべて変化があって、どの曲も
興味深く聴けます。
練習曲ですから技術的な関心もあって、あんな曲集になったんでしょう。
何がきっかけで、あういう曲を作曲しようとしたのでしょうか?
269 :
名無しの笛の踊り:2008/04/15(火) 21:45:16 ID:xI6NHbW/
やっぱり、ショパンへの対抗意識?
確かショパン楽譜を校訂したのがきっかけで、練習曲を作曲したんじゃなかったっけ?
ショパンの事は尊敬してたみたいだから、対抗意識とはちょっと違うんじゃないかなぁ。
ツェルニーやベトヴェンは嫌いだったようで。
だから練習曲1番はツェルニーを小馬鹿にした曲でもあるww
「ツェルニー氏にならって」って言葉を真に受けちゃダメだよ。あれは彼のジョークだからw
最後を飾る作品に、なぜドビュッシーが練習曲集を選んだかは、彼の前奏曲集を
考えて見れば容易に理解できる。また彼が、戦争中、ショパンの全作品のフランス
版の編纂に没頭しそれを完成したこと、こうした練習曲集が音楽的にも技術的にも
提供する常に新しい様々な問題、しかもドビュッシーがそうした問題を解決したい
気持ちにかられたことを考えれば、容易に理解できることである。
ロバート・シュミッツ 「ドビュッシーのピアノ作品」
別に意味なんてないかもよ
>>271 同意。
エチュードについてドビュッシーは、
「テクニックを越え、恐るべき手だけが音楽を生かす物だという事を
ピアニストに教えるための物である」と語っている。
同じ言葉だと思うが、違った翻訳で。
これらの作品は、特別の地位を占めるようになるでしょう。これらの練習曲はピアニスト達に、
技術的な問題を超えてよりよく理解させる、つまり荒々しい手で武装しただけでは音楽に
接することは出来ないということを理解させる為の、適切な準備として役立つでしょう。
今までは主にピアノ曲中心にドビュッシーを聞いていましたが
牧神の午後への前奏曲を聞いてメチャクチャ感動してしまいました。
値段が安かったという事もあり、ジュリーニのCDを聞きました。
他にお勧めのCDはありますでしょうか?マルティノンのが良いと聞きますが。
ラトルだとかバレンボイムのはどうですか?
ブーレーズ/クリーヴランド
実は一緒に入ってる「交響組曲《春》」にハマってほしいために推薦w
でも指揮者もオケも間違いないよ
>>275 マルティノンいいよ 全集がいい
牧神のソロはアラン・マリオン
279 :
名無しの笛の踊り:2008/04/18(金) 12:09:45 ID:50VwpkH/
牧神のソロってたいてい書いてあるよね?
280 :
名無しの笛の踊り:2008/04/18(金) 21:02:28 ID:NzUR4mTL
>>274 この練習曲集を的確に説明していますね。よくわかります。
ドビュッシーが意識的に「ツェルニー的な練習曲」を揶揄的に取扱ったのも
彼のメッセージを強く伝えてかったからでしょうか。
前奏曲集で終わらずに、こんなすごい曲を最後に作曲した彼に脱帽します。
的確にっつうか、本人の言葉だから。
本人がうまく説明できない事例もあるし
>>275です。
みなさん、紹介ありがとうございます。参考にさせていただきます。
交響詩「海」は、ちょっと難解な印象を受けましたが、ハマりそうです。
ドビュッシーはピアノ曲以外にも素晴らしい曲をたくさん残してたんですね。
284 :
名無しの笛の踊り:2008/04/19(土) 15:02:56 ID:Nh+ohKpE
なんか、全音の楽譜にだったか、ピアノ学習の最終段階にはドビュッシーの練習曲をみたいなこと書いてあるよね?あれは、チェルニー的なものを超えたところにゴール設定しろよという編集者のメッセージだったのかな?
285 :
名無しの笛の踊り:2008/04/19(土) 20:11:54 ID:+MNxnMAH
>>283 管弦楽のための映像も聴いてみてくれ!自分は、デュトワ/モントリオールを聴いてる。
>>284 ただ練習曲と名の付く曲の中で一番難しいってだけじゃないの?
「技術的な問題を超えて・・・」って言ってるのに
ドビュッシーのピアノ作品が凄い好きなんですが、
ベタなところで月の光やアラベスクのような系統の曲を作曲をしている
方を知っていたら、あくまでイメージで構わないのでどなたか紹介して
下さい
アルバムのページ(負傷者の服のための小品)
レントより遅く(ワルツ)
夢
すげえ!
294 :
名無しの笛の踊り:2008/04/25(金) 22:52:17 ID:vqTm1ivJ
>>273 なかなか意味深いコメントです。
「こどもの領分」の一曲目、「グラデユスアド パルナッスム博士」。
練習曲は実は、こんなに楽しい世界なんだよ、とドビュッシーは言いたいみたい
です。 いい曲です。
295 :
名無しの笛の踊り:2008/04/26(土) 09:10:52 ID:xZyBghqm
しかし当時の富裕層の世界だよな。子供の領分にピアノ学習があるんだから。
関係ないけど「クラリネット壊しちゃた」の童謡の歌詞、原典は全然壊していない。ただ子供が苦労してレッスンしているだけの話。何故壊してしまう話にしたのか、日本の貧しさを(子供に楽器はとんでもない)正当化したのかなんて考えるね。
296 :
名無しの笛の踊り:2008/04/26(土) 09:46:15 ID:gcSZzwg1
ドビュッシーのパロディって結構あるんだよね。
「雨の庭」の「もう森には行かない」ってどんなやつだろうと興味ある。
雨の庭の下敷きとなった「いやな天気だから、もう森へは行かない」は、「忘れられた映像」の第3曲。
雨の庭って弾くテンポによって雨の描写が変わるから面白い。虹も出てくるし。
298 :
名無しの笛の踊り:2008/04/26(土) 15:35:26 ID:m1Ydk3L7
>>295 クラリネットの唄は
石井好子さんの誤訳か? あの人がフランス語から訳してダークダックスが
歌ったんだろう?
299 :
名無しの笛の踊り:2008/04/26(土) 16:17:27 ID:xZyBghqm
誤訳なんてとんでもない。全くの創作。「ドを鳴らし損なった」という歌詞から始まり、それが「ドレミ・・」と連なって行くだけで。もしこんな誤訳ができるのなら、まともな社会生活は送れない。
300 :
名無しの笛の踊り:2008/04/26(土) 20:11:10 ID:m1Ydk3L7
>>299 でも石井好子さんはパリで一人生活を10年もした人でフランス語はできる
じゃ、どうして?
302 :
名無しの笛の踊り:2008/04/26(土) 22:59:47 ID:m1Ydk3L7
あんた以外の人は私スレ読んで 私の日本語理解できるよ わたしもできるよ
石井好子もできるよ
あんた幼稚よ
>>297 いや、
>>296が言ってるのは、さらにその下敷きになった
「(いやな天気だから)もう森へは行かない」という童謡の
ことを言ってるんだと思うよ
304 :
名無しの笛の踊り:2008/04/27(日) 09:22:04 ID:t9BpyNa9
>>302 石井好子先生は歌は音程が外れるが、日本語の文法が外れることはない
305 :
名無しの笛の踊り:2008/04/27(日) 20:24:43 ID:zYa58vHP
「雪の上の足跡」「絞首台」とどっちが…
ドビュッシーファンって性格悪い人が多いね。ガッカリだよ。
いや、302はあまりにつたなすぎる。
もうちょっと299の真意、「誤訳であるはずがない」というのが読み取れないとなると
日本語のレヴェルが危ういということ。日本語というか、日本人の。
302はきっと日本人じゃないんだよ
読み取れてないのが丸分かりなんだったら、分かるように説明してやれよ
日本語レベルがどうの、日本人じゃねえだの煽りレスくれる前に。
そこが性格悪いって言われてるんだよ、真意を読み取れよw
ドビュッシーファン云々以前に、2ちゃんねるにはそういう書き込みする人の方が多いよ。
クラオタの性格の悪さが、滲み出ているスレはここですか?
板全体から滲み出ているだろ
スレや板から滲み出てるんじゃなくて、2ちゃんねるに書き込む人のうちの
結構な数がそういう人だってことだよ。
ドビュッシーって性格の悪い人だったからねwww
フォーレって紳士ってイメージがあったけど、違うみたいだね。ちとショック。
何で作曲家というか芸術家って変な人が多いんだろね。
いまさら素朴すぎる疑問。ツマンネ
317 :
名無しの笛の踊り:2008/04/29(火) 07:33:01 ID:+th20Ai1
そりゃあ周りがバカに思えるからだろうな
普通な人の感性で作曲されても聴く意味がない
319 :
名無しの笛の踊り:2008/05/04(日) 17:08:50 ID:L0cbdVLF
やっぱりドビュッシーは北の感性があるよな。南仏じゃない。ブルターニュの荒涼たる風景が似合う。ラベルは逆。
ドビュッシーって南仏旅行したことあるんだろうか?イタリア留学だけか。
そうかな。セヴラックとか、ミヨーとか聴くと、やっぱラヴェル
も南仏的な感覚とは遠いと思うけど
323 :
名無しの笛の踊り:2008/05/04(日) 22:34:22 ID:L0cbdVLF
ラベルは南仏というより中央高知というところだな。パスカル的だ。ドビュッシーは作曲家でなかったら漁師になりたかったらしい。やっぱり野性的な感性があるよな。
ラベルって書かないで欲しい
ラヴェルのことだと思えない
ドビュッシーって書かないで欲しい
ドビュスィーのことだと思えない
ラヴェルとかドビュスィーとかって書かないで欲しい
RavelとかDebussyのことだと思えない
327 :
名無しの笛の踊り:2008/05/05(月) 18:11:48 ID:8BinZL54
海のなんだけど昔は一杯あったが
浮世絵「神奈川沖浪裏」のジャケットがあんまなかった
カスラックが金集めて回ったからかな
328 :
武藤武織:2008/05/05(月) 20:06:23 ID:MP9youN+
>>323 ドビュッシーがなりたかったのは漁師ではなく水夫。
>325
それをいうなら「ドゥビュスィ」くらいじゃなかろうか。
俺は別にこだわらないけど。まあラベルはいやだな
330 :
名無しの笛の踊り:2008/05/06(火) 09:37:14 ID:vZ/cMZmV
ドビュッシーは「ど」という発音で印象が濃い
clau de bussy
ドビュッシーの音楽は印象主義ではない。という指摘もあるようですが
みなさんはどう思われますか?
野生主義だな。というか、自然主義。人間の精神的主題よりも
自然観察とか「生」系の方の美を追求した気がする。
そういうのって、印象主義なんだろうか?
1908年 出版社宛書簡から
私は、しばしば無能な者達によって「印象主義」と呼ばれる「なにか異なった物」
を試みようとしています。(この「印象主義」という言葉は)特に美術批評家に
よって、これ以上ないほどに悲惨な使われ方をしています。
ドビュッシーのピアノ曲は外面的で人間の息吹が感じられない。
そこが彼の限界だな。
やはりドイツの作曲家達には及ばなかったようだ。
ご苦労様ですw
337 :
名無しの笛の踊り:2008/05/07(水) 08:15:34 ID:A8ofoTuq
ドイツの内面的な作曲家 メンデルスゾーン、R・シュトラウスは
とても人間的だ。
彼は印象主義ではなくて象徴主義らしいね。マルグリットロンもそう書いてたし。
彼は今でいう文学ヲタだったから、「ピアノの詩人」とはチョピンではなくて、ドビュッシーの事を指すのだろうね。
モレアスの「象徴主義宣言」以降、象徴主義という言葉は頻繁に使われるように
なってはいるが、一般に象徴詩派の中心的詩人と目される、マラルメ、ランボー、
ヴェルレーヌ等、真の一流詩人の詩作動機を、到底覆い尽くすことはできないし、
むしろランボーの根本の詩作動機などは、モレアスの宣言とはなんの関係もない。
およそ何々主義という言葉は、ある芸術家の、ある一面のみを照らし出すに留まる。
>>339 うんむ。〜主義で芸術を括るのは危険かもね。
ドビュッシーが語られる時、前述の詩人はよく出てくるけど
肝心な「印象主義」の画家ってあまり登場しない気がしる。
印象派の画家との交流ってどれくらいあったんだろうね。
というか「印象派の画家」とは誰を指すのか曖昧だと思うんだが。
マネは違うし、セザンヌ、ドガらも違うだろって気がしる。
少なくともドビュッシーの音楽を聴いたとき、ジヴェルニーの庭を思い浮かべる事は・・・ないな。
みんな知ってると思うが、「印象派」という言葉は、当時の美術批評家の揶揄である。
不遜な彼らは、このアイロニーに満ちた言葉を、自分たちの展覧会に冠した。
第一回印象派展(1874)。これがいわゆる「印象派」の始まりで、別に「印象主義」
という芸術思想が存在したわけではない。
ドビュッシーは、マラルメの「火曜会」に音楽家として唯一参加していて、ドガも時々
顔を出していたので、ドガとは確実に会っている。他のどの画家と親交があったかは
知らないが、かなり影響を(というか創作上のヒントを)受けているのは間違いないだろう。
>少なくともドビュッシーの音楽を聴いたとき、ジヴェルニーの庭を思い浮かべる事は・・・ないな。
俺は、モネの「睡蓮」のイメージを感じることはあるよ。
連投ですまん。
ドビュッシーのピアノの弟子(?)のシュミッツの著作から引用。
我々は、この言葉(印象主義のこと)の発明されたことを嘆く。いつの日かこの言葉が
消え去ってしまうことを願う。この言葉は、ドビュッシーの様式を、正しく音楽史の中に
位置づけることを、常に曖昧にしてしまうからである。彼の創作から、すでに十分長い
時間が経過したのだから、我々は、歴史家の忍耐をもって、彼の作品を、広い観点から
検証すべきであろう。
ドビュッシーの作曲技法について、お勧めの本をご存知の方がいたら
教えて欲しいです。
>>341 ドガって火曜会に顔出してたのか。知らなかた。
彼がモネやシスレーらの絵をどう思っていたのかは知らないが、ターナーの絵を
高く評価してた事は確かだね。
個人的に彼の曲は半分が音によって、もう半分が詩で構成されているような・・
そして前奏曲はその極み・・・そんな気がしる。
345 :
名無しの笛の踊り:2008/05/09(金) 02:49:22 ID:1/y0Zy4f
>>343 それ俺も欲しい。
前奏曲集の分析なら、ふつうに本屋にあるよね。
よくわかんないけど格調高い(w)良スレですねえ。
ともあれドビュッシーやラヴェルに印象派だの象徴派だの他分野の
カテゴライズをあてはめようとするのはすでにお門違いな感じがします。
昔読んだ「ドビュッシー・想念のエクトプラズム」の中で著者は
ドビュッシーは印象派の画家から影響を受けていないと指摘する。
まさか!という感想を持ったものだが、それまで自分の中にあった
ドビュッシー=印象派というイメージも、実は根拠のない物であった事に気付いた。
>>346 うむ、その通りだと思うね。
便宜上カテゴライズされるのかもしれないがね。
にしてもドビュッシーという人は、パリ万博でガムランを聞き、実際に東洋の地に
足を踏み入れた事もないのに、ピアノ曲・版画の「塔(パゴダ)」のような曲が書けた人であるから
そういう観点から見ても、「印象派」ではないだろう。
今年はドビュッシー没後90年。従来のドビュッシー観を改めて考え直す
良い機会かもだ。
>>346 > ともあれドビュッシーやラヴェルに印象派だの象徴派だの他分野の
> カテゴライズをあてはめようとするのはすでにお門違いな感じがします。
スレ違いですが、これに対して二次ウィーン楽派の表現主義とのかかわりは
十分深くて、彼らの音楽にも大いに現れていますね。
火曜会に参加していた画家を調べて見た。ベルトモリゾ、ルノアール、モネ、ホイッスラー、
ヴュィヤール、ドガ、ゴーギャン、ルドン。
芸術に於ける影響ということは、非常に微妙なものなので、それぞれの受け取り方でいいと思う。
ただ、「印象主義」とか「象徴主義」とかいう言葉はともかく、ドビュッシーと、これらの
詩人や画家たちには、非常に似通ったムードがあるのは確か。
ちなみに、火曜会の集まりは、大半の時間が、主催者である「詩界のソクラテス」の独白を、
集まったメンバーが聞いているというふうに過ぎていったそうだ。
>>349 うむ。ドビュッシーの”意図しない所”で影響を受けていたという事も考えられる。
人々は革新的な作曲家を前にした時、「印象派」というレッテルを貼らなければ
説明する事が出来なかったのだろう。
もちろん「印象派」の一言で語れるような人物ではなかったわけだが。
しかしながら、音楽から離れた所から語られることによって、ドビュッシーの違った一面を垣間見る事が出来る。
>350
なんとなく(当時の人が)ドビュッシーの「人物」を括ろうとしていたように書かれていますが、
問題は「作品」が印象派っぽいと思われていたということではないのでしょうか?
「音楽から離れたところ」では印象派とのカテゴライズは関係ないように思うのですが。
単に印象主義といわれる人たちと親交があったということだけで。
352 :
名無しの笛の踊り:2008/05/10(土) 19:32:23 ID:chvkBaNq
アラベスク第一曲をはじめて「アラベスク」として聴いたのだけど、あの何度も
耳にしたメロディはドビュッシーの「アラベスク」だったのかあ。
すごい作曲家だと思った。
【徹底】 ドビュッシーとショパンはどちらが偉大か 【討論】
>>351 むしろドビュッシーは印象主義の絵を毛嫌いしていたそうだ。
NHK「名曲探偵アマデウス」を見て前奏曲集のCDを購入しようと思いました。
特に聴きたいのは「音と香りは夕べの大気のなかに漂う」です。
ミシェル・ベロフ
モニク・アース
サンソン・フランソワ
ミケランジェリ
↑のピアニストの中でおすすめはどの方でしょうか。
好みの問題かとも思いますが、詳しい方のご意見を聞いてみたいと思います。
いろいろ意見はあると思うけど、ドビュッシーは印象派じゃないってのは分かる気がする。
ってのも去年「水の反映」を弾いた時の事なんだけど、当初この曲にはモネの睡蓮のイメージを持ってたんだよね。
でもどう考えてもモネってか印象派とは違うイメージなんじゃね?って思える部分があった。
それは30〜34小節辺りとか、特に56〜64小節のビッグバンみたいな所。
この部分ドビュッシーは何を表現したかったんだ?って不思議に思って
ぶっちゃけイメージがよく分からないまま弾いてた時期があった。
そんな時NHKの「ぴあのピア」でドビュッシーが取り上げられてた。
でこの曲を初演したビニェスが「この曲はターナーの絵を思わせる」ってドビュッシーに話したそうな。
ドビュッシーは「この曲を作曲する前、まさにターナーの展示室で長い時間を過ごしたのだ」
と語ったそうな。
さらに象徴派の詩人シュアレスはこの曲を「ドビュッシーほどの水の詩人はいない」
「水という思い通りにならぬ物に霊感を注いだのだ」と称えたらしい。
んで、この番組で紹介されてたターナーの絵を見たら、あ〜これかぁ〜って俺的に凄い納得した。
こういうイメージだったのか〜って。そのターナーの絵がこれ。
ttp://www.artchive.com/ftp_site.htm 左のアーティスト一覧から「TURNER」をクリック。で下の方にスクロールすると
絵のタイトルがあるから適当にクリック。番組では以下の作品が紹介されてた。
・1842-「Snowstorm」
・1840-「Slavers throwing overboard the Dead and Dying - Typhon coming on ("The Slave Ship")」
・1844-「Rain, Steam and Speed」
たぶんビニェスみたいに分かる人にはちゃんとドビュッシーのイメージが伝わったけど
俺みたいな知識のないヤツには、印象派っぽく聞こえたって事だと思う。
連投ですんまそん。
>>355 初めて聞くんだったら、絶対にフランソワはパスした方が良いと思う。
特殊な演奏だから。
んーやっぱミケかなって思う。音色が綺麗だし。ベロフは特に2回目の録音なんかは
透明感があって内声が透けて見えるような凄さがある。ドビュッシーは名演奏家の5指は玉にキズだ
って言ってたけど、その点ベロフの演奏はオケみたいに聞こえる。
解釈の面では群を抜いてると思うけど、音色が固めだから大嫌いという人もいる。
モニク・アースは・・無難という意味では一番かもしんない。温もりを感じる演奏って言う人もいる。
候補に上がってないけど、パスカル・ロジェやツィメルマンの録音もマジお勧め。
好みの演奏に出会えると良いですね〜
358 :
355:2008/05/13(火) 08:57:41 ID:d7Y4h5k9
>>357 ありがとうございます!
メモさせていただきました。
ミケをまず購入することにしますね。
聴き倒したらパスカル・ロジェやツィメルマンにすすんでみようかと思います。
思いきってここで聞いてみてよかったです。
ドビュッシーは従来の形式から外れた作曲技法だったから
その非常識さが、まるで印象派の絵画のようだ・・と批判された。
これが印象派というレッテルが貼られるきっかけだったらしい。迷惑な話だよなww
絵画の事はよく分からんが、印象派の絵画というのは目に映った物をそのまま描く。
だから実際にない物は描かないし、自分の思想とか感情を勝手に加えない。
というタイプの絵だったんだと思う。
それに比べドビュッシーのは、見た物をそのまま表現したというよりも
自然や絵画を見て感じた事というか、頭の中に創造された映像を曲に反映させた
ような所があると思う。
>>359 とりあえずドビュッシーの演奏では有名どころだからだろう。
専門的な事は分からんけどベロフって凄いんだな。
363 :
名無しの笛の踊り:2008/05/17(土) 00:42:08 ID:RyD1EPKw
>355
別格:ミケランジェリ
1:フランソワ
2:ベロフ
格落ち・・・アース
ミケ>ベロフ>>アース >>>>>フランソワ
アース>>>フランソワ
366 :
名無しの笛の踊り:2008/05/17(土) 01:25:01 ID:O9uU6OJa
ゾルタン・コチシュはどうですか?
368 :
名無しの笛の踊り:2008/05/17(土) 07:18:35 ID:z7x8bb1f
ミケの前奏曲集は冴えないと思う
特に簡素な旋律の曲でどこかロマン的な重ったるさを感じさせるというか…
うまくいえないけど違和感がある。でも映像は最高に冴えてる
前奏曲集ってこれだ!って演奏が少ない気がするなー
個人的にはウェルナー・ハースが大好き
369 :
名無しの笛の踊り:2008/05/17(土) 07:52:04 ID:YPH2jtRV
喜びの島も意外に名演少なくない?
あと日本人のドビュッシーってどうですか。
小川典子
高橋悠治
遠山慶子 などなど
370 :
名無しの笛の踊り:2008/05/17(土) 08:07:58 ID:2SBC0Yhi
>>349 「似通ったムード」は確かにあるね。個人的には「モネ」って感じを受ける。
ターナーの絵にも似てるって言ってる人がいるけど、それも賛成。
ドビュッシーの曲は、水と自然が融合した雰囲気があるね。
自然が重なり合ってて、美しい旋律だね。
個人的な前奏曲集のベストはプラネスの旧盤だな。
プラネスいいね。
ドビュッシーの弦楽四重奏曲は、必ずと言っていいほどラヴェルのとカップリングだよね
375 :
名無しの笛の踊り:2008/05/18(日) 11:25:46 ID:x7iwHM2G
だが、それがいい。
前奏曲はポリーニがいいと思う
チッコリーニってどうなの?
マラルメ欲しいんだが何かうまく見つけられない
買えるのでオススメあったら教えてクレ
原智恵子のドビュッシー聞いたら涙が出た。
チッコリーニは苦手だな。残響が多くて音に酔うし。
ファツィオーリでドビュッシーが聞きたいならどーぞって感じ。
歌曲の「ロマンス」の、お勧めの歌い手さんはいませんか?
>380
意外に(?) アップショーがいい
似通ったムードは同じ時代で同じフランスだからじゃないの?
実際フォーレとかショーソンとか聞くと、ドビュッシー的な響き
がところどころに垣間見れる。ドビュッシーが突然あらわれたのではなく、
フランスという地域性における音楽の必然的な発展の帰結だったのでは
ないかと。
でそれが他分野では、モネだったりマラルメだったりするわけだ
初期のドビュッシーにはマスネの影響があるにょ。
てかモネとマラルメを一緒にするなよw
それを言うなら
でそれが他分野では、モローだったりマラルメだったりするわけだ。でしょ?
意外だなと思うのは、印象派にカテゴライズされるのに
印象派の絵からインスピレーションを受けて作られた曲が
1つもないってこと。モネの絵が好きみたいな発言もないみたいだし。
まっ個人的にはどこにカテゴライズされてもいいけど、ラヴェルの方が
印象派っぽいと思う。洋上の小舟とか。
385 :
名無しの笛の踊り:2008/05/21(水) 12:18:24 ID:jaFT9uJT
>>384 俺もそんなに詳しくはないが、確かにそういう曲は知らないな
喜びの島も絵に着想したらしいが印象派の絵じゃないし、
海だって北斎の絵に刺激されたんだっけ?あえてそこかよ、みたいな
まあ、もともと互いにたいした影響はないってことかな
カテゴライズだって「輪郭がはっきりせず曖昧模糊」っていう
それこそ印象だけで一緒くたにされたに過ぎないんだろう
フランスの印象派は日本の版画だったかに影響を受け、
ドビュッシーも同様に北斎の富岳三十六景だったかに影響を受けた訳だから
刺激を受ける元は同じなんじゃないかな?
フランス国内だけで影響し合った時代でもないだろうし。
でも詳細はよく知らないけどw
今も日本の漫画やオタク文化がフランスで流行っている
388 :
名無しの笛の踊り:2008/05/21(水) 21:48:35 ID:ZrJH+gwS
>>383 そういうこと書かれると、マスネに興味が出てくるなあ。
マノンでも聴こうかな。
389 :
名無しの笛の踊り:2008/05/21(水) 22:12:02 ID:0GVUMFR8
マラルメの火曜会のメンバーは、モローの一派より印象派の画家たちの方がずっと多い。
モローとマラルメってどんな関係だったんだ。
モローはサロンから遠ざかったあとはほとんど孤立していたようだが、マラルメとの
思想的なつながりとかあったのか?
390 :
名無しの笛の踊り:2008/05/21(水) 23:43:27 ID:pUEVKDWH
ドビュッシーが嫌った人・・・モツアルト、ベートーヴェン、ブラームス、
ドビュが軽蔑した人・・・フランク、サン=サーンス、フォレ、ダンディ
ドビュが親しみを感じた人・・マスネー、ショーソン、アルベニス、ラロ
グリーグ、チャイコフスキ
ドビュが尊敬した人・・・?
ドビュが影響を受けた人・・ラモー、ショパン、リスト、シューマン、
ムソルグスキー、ワグナー、
ドビュが褒めた人・・・・・ラヴェル、ストラヴィンスキー
>390
フォレと表記するならなぜショソンみたいにしないの?
チャイコフスキと表記するならなぜムソルグスキみたいにしないの?
なんか2ちゃんらしくない展開w 奇跡的ww
>>386 CDのジャケットが北斎の神奈川沖波裏だとテンション上がる。
ドビュッシーの部屋に神奈川沖波裏が飾ってあるのを写真で見たことがある。
たしかストラヴィンスキーも一緒に写ってたような気がする。
>>389 火曜会に参加したからといって同じ思想を共有するとは限らないのでは?
俗に言う印象主義派と象徴主義派って目指す所が全然違うと思うし。
でウィキペで見ると、モローは象徴主義の画家で世紀末の画家や文学者に
多大な影響を与え象徴派の先駆者とされている。だそうです。
>>390 ドビュッシーが尊敬した人はショパン。
「ショパンが最も偉大だ!!ピアノ1台ですべてを見出したのだから」
by Debussy
393 :
↑:2008/05/22(木) 01:45:53 ID:z01Tnf6/
間違えましたw
×・・・神奈川沖波裏
○・・・神奈川沖浪裏
394 :
名無しの笛の踊り:2008/05/22(木) 10:54:06 ID:AtODonH5
「ピアノですべてを」
ミニチュアリズムの思想だ。
作品は大編成拡大の方向よりも、より集中した方向に行くべきという姿勢が
最後のほうは特に顕著だと思う(練習曲、ソナタ集)
その頂点がフルートソロの「シリンクス」かも。
だけど、なんでやたらドイツのあのあたりの作曲家は、大編成になっていったんだろうか。
395 :
名無しの笛の踊り:2008/05/22(木) 22:23:20 ID:FjUugnXa
>>394 ワグナーの悪習の踏襲でしょ。ブルックナーもマーラーもR・シュトラウスも
M・レーガーもワグネリアンだからね。先輩の悪習を真似た。
それとドイツ人のコンプレックス。
ワグナーも自分の才能は信じていたものの、なかなか評価して貰えない小男の
音楽家。
ブルックナーも冴えない田舎のオルガニスト、マーラーはヒステリックな
誇大妄想狂のユダヤ人、これまた、周囲にコンプレックスの塊。
音楽だけ脳内で誇大に膨れ上がった結果、オケが大編成になる。音響効果なんて
楽器が増えたからって人間の耳には比例しないんだから、これは自己満足に
過ぎない。千人の交響曲なんて完全におかしい。
R/シュトラウスだけは、楽器を増やすことに合理性があったけど、他は何の
理由もないと思われ。
ドビュッシーな大味な物じゃなくて、洒落た小物を愛したそうだから
(ビー玉が好きだったらしい)そういう性格が曲に表れてるんじゃ?とか思う。
ラヴェルは電話が好きで機械的な物に興味があったそうだけど
ドビュは電話に対してそれほど興味がなかったみたい。やっぱ自然が好きだったのか?
あとさドビュッシーのCDジャケットってモネの絵が多くない?
マルティノンの録音もBrilliant版のはモネの絵だった気がする。
あれって誰が決めるんだろうね。別に嫌いなわけじゃないから良いけどさ。
まぁ、友達だし
オーケストレーションもしてるし
他人の曲はあれだけでしょ、たしか
399 :
名無しの笛の踊り:2008/05/23(金) 08:59:41 ID:Khc3SM1Y
ジムノペディ管弦版はすごい
47 :名無しの笛の踊り:2008/02/21(木) 19:25:34
ジムノペディの管弦楽版ってどう思うよ?
かなり悲惨なことになってる希ガス
48 :黒猫:2008/02/22(金) 17:36:35
Debussyさんには悪いが無用の御節介というべきか?
編曲も室内楽規模ならはいざ知らず・・・
正に「ガス」が抜けるような管楽器の音は耐えられない。
初期作品をはじめ大半はピアノが一番、と思っている。
どこのスレからコピペしてきたかは敢えて伏せておく
何が言いたいのやら。
402 :
名無しの笛の踊り:2008/05/24(土) 15:10:32 ID:LSHpViTH
しかし、フランス人って、本当に職人気質というかストイックなところがあるよね。
403 :
名無しの笛の踊り:2008/05/24(土) 15:33:07 ID:x3jRRttP
そのイメージはむしろドイツ人にあるなあぁ
404 :
名無しの笛の踊り:2008/05/24(土) 16:03:35 ID:HzMdCT0S
>>402 中世のゴチック建築とか工芸品を見ると、仏、旧西ドイツ、ベネルックス
などの地方の職人達が残したものですね。
その気質を今も受け継ぐ人達が多いのでは?
あきらかにイタリアなどの地球海に住む人たちと違いますね。
405 :
名無しの笛の踊り:2008/05/24(土) 17:05:12 ID:BaO6HR5s
フランスは百姓の国だからな
クラシックなら、ドビュッシーとショパンが好き。
ポップスのバラードみたい。
モーツアルトは、みんな同じに聞こえる。
素人で申し訳ありません。
なんという釣り
409 :
名無しの笛の踊り:2008/05/25(日) 00:45:53 ID:QJfLoS/q
>>408 マジで言ってるの?
ランボーという詩人を知らないの?
「ランボー 詩人」でぐぐってみそ。
らめぇ〜
普通に返されたorz
どう返してほしかったんだよw
>411
ボケとしてはあまりにタイミングを逸してるな。つまんねえし
414 :
名無しの笛の踊り:2008/05/25(日) 08:26:49 ID:gPHXKl0y
ドビュッシーと聞く意思がある人が、フランス象徴派の代表的詩人の名前を
知らないということは、聞く耳を持っていないと言うことではないか?
もっとも彼(または彼女)はヴェルレーヌとボドレールは知ってるかもしれない。
んなら、ま、いいか。
415 :
名無しの笛の踊り:2008/05/25(日) 14:18:10 ID:v+HS32CB
ヴェルレーヌとボードレール知ってりゃいいよ
ランボーはきわめて特殊
ドビッシーを聞いてランボーやボードレールや思い浮かべる事はないなぁ。思い浮かぶとしたら建造物のイメージとか、、。
フランスの詩人につながりやすいのはやはりブラッサンスですねー。
聴いたことない人いたら、聞いてみて。フランソワ・ヴィヨンの詩を歌った物とか聞きやすいと思う。
ていうか、フランスでは、おじいちゃん、おばあちゃん達みんなブラッサンスの歌をたくさん知っていますね。
田舎の見知らぬおばぁちゃんとかの傍らで鼻歌歌うと、「ブラッサンス!」って微笑んでくれます。
ちげーよカスwとかツマンネみたいに返して欲しかたorz
タイミング的には昨日から「ランボー・最後の戦場」が封切られたから
聞く耳を持っていない人というのは、声部が聞き分けられない
人のことだと思う。
でもドビュッシーとランボーの直接的な関係は知らない。
マチルドの家で接触した可能性はあるんだろうけど。
車の中で、音楽の内容はどうでもよくて、しかし、何か美しいという手ごたえだけは欲しい時
ぺリメリは最高!!
ランボーやボードレールはそうじゃないでしょ。サンサシオンはこの上なく素晴らしく美しいが、、どうでもよくない。
むしろ、源氏のほうがドビッシー。
イルミナシオン?
むしろマラルメ、リラダン
>>419 夏の爽やかな夕、ほそ草をふみしだき
ちくちくと穂麦の先で手をつつかれ、小路をゆこう これです。
麦穂といえばシャルトル大聖堂に行く機会がありましたら、ぜひ屋根のすぐ下まで上ってください。
双眼鏡をお忘れなく。麦畑の恋人たちが(ry
ついでに地下もお忘れなく。
そちらでは退屈で死にそうな切符切りの娘があなたのお相手を。というのは冗談で、飛行機代の価値あり。
ドビュッってヴェルレーヌ、ランボーとの交友関係はなかったんじゃ?
423 :
名無しの笛の踊り:2008/05/27(火) 00:48:07 ID:BCy97+K3
ドビュッシー程精神性の低いチャラい音楽家もいないよな
こいつのは中身のないジャズのような音楽だ
気楽に生きてる奴には丁度いいが、俺のように深刻に生きてる人間にとってはあまりにも浅はかで幼稚で軽すぎる
おまいらはドビュッシー聴いてて楽しいですか?
ドビュッシーは北フランスだね。プラス地理的に近いイギリス趣味も
入っている。前奏曲第1集なんて、実にすばらしい。脂臭くない、
獣臭くないフランス文明。ほとんど奇跡的な音楽だと思う。
425 :
名無しの笛の踊り:2008/05/27(火) 00:55:23 ID:Ol+xPdT8
427 :
名無しの笛の踊り:2008/05/27(火) 01:15:36 ID:YqwiZwlW
おそらくラファエロは好きだがゴーギャンはお嫌いなんだと思います
嫌いな音楽を無理して聞く必要はないと思います。それは時間の無駄ですから。
428 :
名無しの笛の踊り:2008/05/27(火) 02:03:23 ID:vE4CWDe5
>おまいらはドビュッシー聴いてて楽しいですか?
ファンの集うスレでこういうこと聞く人って頭が悪いんだろか
>428
はなっから質問のつもりじゃないと思うけど、頭は悪い人でしょうね。
ドッビュッシーを楽しむにはそれなりにセンスが必要だと感じる。
だって、普通初耳だと、なにこのへんな音階?となるでしょ。
そいつを評価して楽しめる価値観を頭でつくらなきゃならない。
431 :
名無しの笛の踊り:2008/05/27(火) 08:49:24 ID:cld69fPM
>>423 あんた、どんな音楽ならいいのかね?
言ってごらん、それでこっちが批評してあげる
俺ハイドンファンだけど、ドビュッシーの歌曲集はいいなあ、癒されるよ。
特に「恋人たちのパーティ第2」と訳すの?「Fêtes Galantes 2」というの好きだ。
クリュイセンというバリトンの人のCDを、この間お茶の水の組合で840円で買った。
ドビュッシーファンはこういうのを聞いてきたのか。。。
433 :
名無しの笛の踊り:2008/05/27(火) 14:11:38 ID:8jXdvOAW
Fêtes Galantesは「艶やかなる宴」とふつう呼ばれる
434 :
432:2008/05/28(水) 01:09:22 ID:V+d2dLGS
>>433 即レスthx
あと、ドビュッシーの歌曲はボストリッジが歌うと合いそうな気がした。
>>396 ドビュッシー「海」の初版スコアの表紙は北斎の「神奈川沖浪裏」だそうな。
だからといってドビュッシーにジャポニズムが特別には関係しないだろうが、
そういった当時のフランスの芸術を象徴する様式の一つとして
やっぱ印象派で特にモネが"らしい"のかも。解説するまでもないかw
ドビュッシーは基本的に明るくて色彩感に富んだ曲が多いぉ
そこが印象派の絵っぽいと感じるんだろう。
曲調が明るいから
>>423のような人には向かないんだと思う。
でもドビュッシーファンに向かって「おまいらはドビュッシー聴いてて楽しいですか? 」
という書き込みは痛かったと思う。まぁ誰にでも失敗はあるからいいよ。ドンマイ
437 :
名無しの笛の踊り:2008/05/28(水) 21:41:21 ID:WLt/fLXq
インマゼールがフォルテピアノで引いた前奏曲No.1、
古楽器のクイケンファミリーが演奏する器楽曲、室内楽曲
は新鮮な驚きを感じる。
ドビュッシーに響きにはルネサンスやバロック音楽の響き
につながっていると感じた。
モダン楽器の色彩感とは違った、ややグレイがかった
すこしトーンの違った色彩感をもつドビュッシーも
なかなかいいと感じた。
439 :
名無しの笛の踊り:2008/05/28(水) 23:01:51 ID:uc+czy+p
>>437 誰だったか名前を忘れてしまったが、イギリスの詩人がドビュッシーの
ピアノ曲のイメージを中国の墨絵の世界に喩えていた。
たしかに、そうだと思ったことがある。
440 :
名無しの笛の踊り:2008/05/28(水) 23:11:55 ID:r4DU/5PS
ドビュッシーはモノトーン(灰色)にこだわっていたからな。
「白と黒で」もあるくらいだし。
モノトーン=全音音階
とか言ってみる
442 :
名無しの笛の踊り:2008/05/29(木) 00:34:08 ID:N8IrrRq6
「白と黒で」って単にピアノの白鍵と黒鍵のことだと素で思ってた・・・
花火の色彩感は半端じゃねぇべ
長調でも短調でもない→灰色でそ
ここでドビュッシーを語ってる人は普段何やってるんだ?
やっぱ音大とか芸大行ってるの?
それともこの程度の知識は常識なの?
にわかファンの俺には全くついていけない。
445 :
名無しの笛の踊り:2008/05/29(木) 02:31:30 ID:5EHvclPU
>>444 ま、おまいはブラームスでも聴いてろってこったw
ブラームス馬鹿にすんな
447 :
名無しの笛の踊り:2008/05/29(木) 08:36:00 ID:JcWYrsdk
>>444 ドビュッシー好きの人には、美術、特に絵画や文学の愛好者は多いね。
ここに書いている人も、音大関係者より、そういう人達だと思うよ。
音大生はもっと現代音楽のスレにいるかもしれない・・・
ブラームスとかラヴェルは専門技術者に愛好者が多い。
ワグナー愛好者が医者に多い。マーラー愛好者は弁護士が多い。
448 :
名無しの笛の踊り:2008/05/29(木) 09:12:55 ID:eYqerL0b
ホントかよw
449 :
名無しの笛の踊り:2008/05/29(木) 09:29:40 ID:sUxSOn/o
宇野好きは変態ばかりといえよう。
450 :
名無しの笛の踊り:2008/05/29(木) 17:59:00 ID:421NQyJQ
>>447 おれの経験では、社長(経営者)にマーラー愛好者が多い。
たしかに、ドビュッシー愛好者は上品な趣味を持ってるやつが多い。
>>4467 レスどうもありです。
確かに言われてみればですが、ドビュッシーは絵画とか情景を連想させる曲が多いような気がしますね。
にわかついでにその方面も暇がある限り手を出してみようと思います。
しかし、医者にワグナー愛好者が多いというのは・・・w
俺は医学部の学生ですがワグナー好きにはまだあった事がないです。
今の交際範囲は学生と基礎医学の教官が殆どだから対象が微妙に違うかもしれませんが
ショパンとかリストとかのピアノ曲が好きな人なら結構知っています。
そういう人たちは自分でもピアノを弾くケースが多いですね。
ドビュッシー好きにはデータ占い好きが多いということは分かった。
ドビュッシー好きになったきっかけは何だった?
自分は版画の塔に感動したのがきっかけだった
455 :
名無しの笛の踊り:2008/05/30(金) 00:04:39 ID:rdG8VnTE
やっぱり「月の光」だったね。鉄道ファンだったので、寝台特急「月光」のネーミングがこびりついていた。
「牧神」だったかなぁ
月並みだけどアラベスクかな。
ドビュッシーに限らず好きなったきっかけは結構メジャーなのが多いね。
むしろきっかけとなって聴き始め後、完全に嵌る原因となった曲を知りたい。
オルセーでニジンスキーの写真展示
↓
牛タイツ姿のニジンスキーにウホッ!
↓
牧神の午後イイ!
↓
ドビュッシーの音楽にも関心
↓
海を聞く
↓
すごく…おおきいです…
センスゼロ
レコGAYで宇野の新譜評
↓
マルケヴィッチにウホッ!
↓
独身の午後イイ!
↓
ドッビュの音楽に関心
(途中ry)
↓
伊福部に海岸
461 :
名無しの笛の踊り:2008/05/30(金) 03:44:20 ID:MtLVO/5u
水の反映とイベリアで好きになったあと
Fl・Va・Hpのソナタで完全にはまった見ちゃった新世界という感じだな
残り三つのソナタを今でも真剣に妄想するよ
何でつくらないで死んじゃったんだ・・・
462 :
名無しの笛の踊り:2008/05/30(金) 08:24:17 ID:9s2Dn+uh
ヴァイオリンソナタとチェロソナタあるよ。
463 :
名無しの笛の踊り:2008/05/30(金) 08:54:31 ID:2EwHWJKz
「帆」
「人形へのセレナード」
「葉陰を渉る鐘の音」
特に3番目の曲は、俳句の世界だと思った。
464 :
名無しの笛の踊り:2008/05/30(金) 13:26:03 ID:MtLVO/5u
>>462 いや、もちろんヴァイオリンソナタとチェロソナタも大好きだけど
オーボエ・ホルン・クラヴサンのソナタ
クラリネット・ファゴット・トランペット・ピアノのソナタ
ピアノ・アンサンブルのソナタ
こいつらのことだ
特にオーボエホルンクラヴサンのやつ、一体どんな響きがしたはずなのか
465 :
名無しの笛の踊り:2008/05/30(金) 13:53:52 ID:yXNFMSx4
ないものねだりですね、わかります
466 :
名無しの笛の踊り:2008/05/30(金) 20:30:02 ID:fXXpBCDd
動き
金色の魚
喜びの島
埠頭を渡る風
そりゃユーミンだ
ワロタ
469 :
名無しの笛の踊り:2008/05/30(金) 23:21:12 ID:kx0iJoOD
星座占い程度に信憑性のないことを真顔で言ってみたり、
ありもしない曲を妄想してみたり、
なんだかなあ
らめぇ〜
>>469 お前なそう思ったら自分でいくらでもネタ振ればいいだろ
「ぼくはこのすれをみてこうおもいました」とだけわざわざ書きにくるとは
なんだかなあ
473 :
名無しの笛の踊り:2008/05/31(土) 00:27:14 ID:aXGIrQ2y
同意
レントより遅くとか前奏曲のミンストレルってジャズっぽいなと思た
ドビュッシーはジャズから影響を受けたって何かで読んだことあるけど
本当なのけぇ?100年も前にジャズってあったんだろか
ラヴェルさんも影響受けてはりますし そりゃああったんでしょう
ごく初期のジャズかな
なんか逆にジャズに影響与えてそうだけど
クラシック出身のジャズピアニストとか多いし
477 :
名無しの笛の踊り:2008/05/31(土) 08:06:31 ID:lQFGxkKf
帽ジャズプレーヤーの自宅に、クラシックの教本としては唯一ラヴェルとドビュッシーが
おいてあった。
478 :
名無しの笛の踊り:2008/05/31(土) 11:02:56 ID:BpQJ2DhN
>>476-477 私もこの二人の作曲家はジャズやポピュラー、シャンソンなどのジャンルに
影響を与えたと思う。
ジャズ ⇒ ドビュッシー、ラヴェル よりも
ドビュッシー、ラヴェル ⇒ ジャズ、ポピュラー音楽
でしょう・・・
「相互作用」かもしれんじゃないか
>478
ラヴェル・ドビュッシーにジャズの影響が感じられるのは分かるが
ジャズでこの二人の影響を感じられるのってたとえばどういうの?
481 :
名無しの笛の踊り:2008/05/31(土) 21:21:11 ID:BpQJ2DhN
マイルス・デイヴィス、 ビル・エヴァンスという人達は 確実に
影響を受けている。
モダンジャズは、この二人の作曲家の影響なしには考えられないくらい。
482 :
名無しの笛の踊り:2008/05/31(土) 21:31:39 ID:YKNIw+2Y
ボサノバのジョビンもドビュッシーの影響受けてるよね。
ドビュッシーは西洋音楽を詰まらなくした元凶。
ボサノバのジョビン
略してボンジョビ
486 :
名無しの笛の踊り:2008/05/31(土) 23:49:58 ID:PmNw5WGE
スタインウェイ以外のピアノを使用している「前奏曲集」のCDで
オススメがあれば紹介してください。
出来るだけ多くの種類の楽器を聴き比べてみたいものです。
487 :
名無しの笛の踊り:2008/05/31(土) 23:53:42 ID:B4zSNTCO
>484
リンク先の
>ラベルやドビュッシーがジャズの影響を受けたと誰かが言っていましたがそれはガセ。逆です。
を読んだということ? 信じられんな。ドビュッシー・ラヴェルが影響を与えたことはありうると思うが
(モードとかそれっぽいと思うけどね)ドビュッシー・ラヴェルにジャズのテイストが「入ってきた」
事実は否めないでしょ? 逆は言いすぎしょう。
しいて言うなら最初ドビュッシー・ラヴェルがジャズを取り入れた(影響を受けた)作曲をした、
その後のジャズミュージシャンはドビュッシー・ラヴェルの影響を受けた。
とはいえクラシック音楽のジャズへの影響ということで言えばドビュッシー・ラヴェル
だけにとどまらないような気もする。いまさらだがJSバッハとか、新しいところでは
バルトークとかファリャあたりも影響及ぼしてる気がするね。ロドリーゴとか定番だし。
>>488 レスどうもです
逆は言い過ぎなんですか・・深〜く反省します・・
>>487 thx!
意外にもベーゼンドルファーとか弾いてるのってないんですね
492 :
名無しの笛の踊り:2008/06/01(日) 00:39:12 ID:m2XSAt0S
珍しいピアノで弾いてる録音は、ちょっと怖くて買う勇気がないでつ・・
ピアノのメーカーとか、恥ずかしながら聴いてて全然わからん・・・
CD解説書とかに書いてなくても「あーこれはどこの楽器だ」とか
わかるもんなの?
その奏者のもつ音っていうのともやっぱ違うのかな。
495 :
名無しの笛の踊り:2008/06/01(日) 10:04:48 ID:8QkO5RY9
>>481 マイルス・デイヴィスは自分が影響を受けたクラシック系の作曲家として
ラヴェルとラフマニノフと言っている。
少し一般的に言うと、鍵盤曲を書いた作曲家でモダンジャズ ミュージシャンに
への影響が少なかったのは
ベートーヴェン、シューベルト、シューマン、ブラームス、フォレ、スカルラッティ等
明らかに影響をかなり与えたのは、
バッハ、ラヴェル、ドビュッシー、ラフマニノフ、ショパン、バルトーク等
ちょっと判らないのが、リスト、モツアルト等
ということです。
ジャズのハーモニーは近代クラシックに負うところが大きいと思う
とりわけフォーレ、ラヴェル、ドビュッシー
ジャズは和声が肝心なので、
ドビュッシーらの音楽が影響どころか根幹をなしているとさえいえると思う
ピアノはベーゼンドルファーやブリュトナーあたりは特徴的で、結構聴いてわかる
ピリオド楽器はもっとわかるけど音色があまり好きじゃない
でもドビュッシーがベヒシュタインにそこまで執着してたとは初めて知った
聴いてみようかな
497 :
名無しの笛の踊り:2008/06/01(日) 13:48:00 ID:cNHRzwTw
後期スクリャービンもジャズに影響与えてませんかね?
499 :
名無しの笛の踊り:2008/06/01(日) 22:57:03 ID:fPPRtVeN
>>497 与えてない。
スクリャービンはジャズメンに聞かれていない。
知り合いのジャズトランペットの人、ドビュッシーとバッハが好き
ここの人たちが語っているようなことって何を聴いて何を読めば理解できるんですか?
502 :
名無しの笛の踊り:2008/06/02(月) 01:29:38 ID:3tWm5qAw
>>499 いわゆるジャズメンとは呼ばれ難いような
ジャズからロックをクロスオーバーするようなインプロヴィゼーション派
例えば日本で言えば灰野敬二とか
あの辺のアンダーグラウンドな前衛派ミュージシャンが奏でる響きと共通なものを感じるんですよね
ドビュッシースレで話す内容じゃありませんが・・・
英雄的な子守唄を弾いてたら音に酔ったぉ オエッ
>>491 パラスキヴェスコがベーゼンで録音しているよ。
確かカリオペからCD出てた筈
演奏より使用ピアノの方に注目が集まるピアニストってどーよ
506 :
名無しの笛の踊り:2008/06/04(水) 08:48:22 ID:7jOtHmXy
>>486 何つってもギーゼキング(グロトリアン使用)
録音は古いけどグロトリアンの音が丸っこくてカワイイ。
もちろん演奏も凄い。
>>505 パラスキベスコ盤の認知は「ベーゼン使用」より先にまず
「ハイレベルなドビュッシー集」だろ無知
509 :
506:2008/06/04(水) 22:51:47 ID:7jOtHmXy
>>505=
>>507さん
スレの文脈ちゃんと読もうよ。
「スタインウェイ以外のピアノを使用している前奏曲集」について話してるんだから
「演奏より使用ピアノの方に注目が集まる」んじゃなくって、
話題の対象が「使用ピアノ」なの。
ペダリングの話なんかしてないの。話題反れるからヤメテね。
ベロフはどこのピアノ使ってるか知ってる人いない?
CDの音とNHKの番組で弾いてた時の音って違うような気がした。
>510
メーカーが同じでも個体差はあるし録音の年代によっても音は違うしね
512 :
名無しの笛の踊り:2008/06/05(木) 09:20:59 ID:pTtVYyw+
>>502 ドビュッシーは若い頃、よくピアノの和音を弾いて、長い間、その音に浸って
いたという話を何かで読みました。
亡くなった後で、彼の娘がプロのピアニストの弾く彼の曲の感想を訊かれた時に、
「やっぱり違います。父は心で弾いていました」と応えたそうです。
ドビュッシーにとって「音楽」とは何だったのでしょう?
チアーニのドビュッシー、聴いてみたい
トラーゼは音良かったねw
>>512 シュウシュウちゃんはそんなことを言っていたのか。くれぐれも夭逝したのが
惜しまれるな。
>>514 アリガd〜 スタインウェイだったんですか。
>スーパーピアノレッスンのこと?
そーです、ピアノレッスンのことです。
ベロフって月の光のレッスン時だけテンションが上がってたように
感じた。あと「保持したままレガートにすると色彩が放てません」
というのは凄い参考になった。
>>512 それは心温まるエピソードですね。
ドビュッシーは人生の喜びや悲しみを、純粋に音楽で表現したように思います。
自分の内に湧き起こった感情をストレートに表に出すというか、、
、、上手く説明出来ませんが。
それが形式に捕らわれる事を嫌ったドビュッシーの音楽だったのかなぁと。
518 :
名無しの笛の踊り:2008/06/06(金) 17:14:29 ID:wlO6S5Zp
ベロフの新盤の子供の領分やらに
音楽の後ろで
「シャキシャキ」
と音が鳴るのですが、これはいったい?
>>487 そのリンク先に挙がっているディスクの録音に使われてるピアノって
いわゆるフォルテピアノの音なんですか?
だとしたら
>>493さんとは逆に積極的に聞いてみたい気もします。
興味本位ですが。
>>514 しっかしNHKも何で名だたるピアニストが誰も弾かないYamahaみたいな
メーカーの楽器なんか用意するんだろう??
招いたピアニスト御大たちに失礼だろーが!
失礼承知で弾かせるほど馬鹿じゃないでしょ。ていうこともわからないぐらいb(ry
522 :
名無しの笛の踊り:2008/06/08(日) 01:36:54 ID:7UrcxLE2
リヒテルは、設計製造したヤマハ社員たちの前でヤマハを弾いて感動させた。
>>520 「ヤマハとなら、いつでも安心して音楽へ旅立てます」byルイサダ
ルイサダ氏に対して失礼だろーが!
チャイコフスキー国際コンクールでもヤマハは公認ピアノだね。
上原彩子さんはヤマハ使用でチャイコ優勝しまつた。
アフォな発言は控えましょう。
スレズレ失礼
524 :
名無しの笛の踊り:2008/06/08(日) 08:22:11 ID:DP5/3e+k
それにしても、コンサート中継に使われるのは、ことごとくスタンウェイだよな。
思うに、みんな弾くからホールのほうも欠かさず調整して、スタンバイっているという
そういう流れなんじゃないだろうか。一方、ヤマハがあるホールも、めったに弾くやついないし
調整も定期的にしないだろうから、「ヤマハ弾いてみようかな」と思うプレーヤーも
「なんでわざわざヤマハにするんだ」というホール側の不満を察知して、やめてしまう
のではないだろうか?
一極集中は何でもよくないよ。ヤマハにはヤマハのよさがあるんだろうし。
場合によっては河合だっていいんじゃないの。
>>521-523 スーパーピアノレッスンに招聘されたピアニストの話でしょ?
全く関係ないリヒテル、ルイサダ、上原って・・・必死すぎ。
ヤマハ広報部の下層活動員も休日深夜まで大変だねW
乙〜
526 :
名無しの笛の踊り:2008/06/08(日) 12:25:40 ID:AXo5k1ri
らめぇ〜
スタンウェイはヨーロッパのピアノとちがって音響工学的に設計されたピアノの完成形であり、
電子的な変換処理を施してもピアノ特有の音の歪みが少ないなどの特徴がある。
このことから放送を前提に演奏されるピアノにはスタンウェイが好まれる。
また、音色上もジャズ、ポップス、クラシックといった広範なジャンルに対応するため
ホールとしても備え付けるメリットが高いために高確率でスタンウェイが常設されていることが多いのだろう。
>>519 その中じゃあプラネスのは聞いたことあるけど、フォルテピアノの音っていうよか
どちらかと云えばモダンピアノの音に近かった記憶が。
ボディの木の響く何とも言えない録音が印象的だった。あんたも買いなさい。
お薦め
530 :
名無しの笛の踊り:2008/06/10(火) 07:13:42 ID:uEnA/I/u
でも、名だたるホールだったら2,3台持ってないもん?
>>525 ルイサダはスーパーピアノレッスンに招聘されたピアニストの一人でしょ。
なんで全く関係ないんだ?
>>528 いや、言いたいことは分かるが、誰もピアノの是非を論じていない。
>525
>531
つーか、ヤマハのピアノやルイサダがドビュッシーと全く関係ないw
同じNHKの番組でも「ぴあのピア」のドビュッシー編の時は、
スタインウェイで弾くピアニストもいたけど、ベロフはヤマハで弾いてた。
>>529 リンク先のカッサール盤もプラネスと同じベヒシュタイン使ってるけど、
製造年が3年だけ新しいね。ほぼ似たような音なんだろうか?
もちろん使用ホールや録音機材の特性とかの条件が違うのは否めないけど。
535 :
名無しの笛の踊り:2008/06/12(木) 08:39:45 ID:y3PCMX0o
だから、ホールや会場が用意するのを文句言わず弾けばいいんだろ。
連弾と2台ピアノの曲がまとまって入ってるCD。
ベロフとコラールのを見かけたんだけど、これは良いのかしら?
他にお薦めがあったら教えて。
537 :
名無しの笛の踊り:2008/06/12(木) 23:35:15 ID:7sYGzWJh
>>486 遠山慶子はどーよ?
前奏曲集第1巻か2巻かどちらかでプレイエルを使用してる。
そんでもう一方では別の(エラール?)ピアノ使って弾き分けてる。
因みに俺はどちらも未聴。
>>487のリンク先参考になった。サンクス、全部聴いてみたい。
538 :
名無しの笛の踊り:2008/06/13(金) 22:07:57 ID:PQqnyept
ドビュッシーのピアノの音は、エラールかプレイエルか、フランス製のピアノ
の音でイメージして作られたんでしょ。
それで弾いて作曲者の音の色に少しでも近づいていくのは素晴らしい。
539 :
名無しの笛の踊り:2008/06/13(金) 22:28:54 ID:hww5xrTD
ベロフにベヒシュタインで録音してほすぃ
542 :
名無しの笛の踊り:2008/06/16(月) 23:59:06 ID:UQJzb9+t
>>534 いくらヴィンテージ・ベヒを売り物にしたくとも
とっくに耐用年数を過ぎてるだろ、どっちも
ヴァイオリンじゃないんだからw
ちゃんと直したものを使ってるとおもうんだけど
>>542
ジャン・ルカ・カシオーリの演奏をつべで見て、天才的だと思ったのに
なくなってる・・。新鮮な演奏だった、もう一度聴きたかった。
ハリケーン
547 :
名無しの笛の踊り:2008/06/17(火) 20:33:43 ID:zRWVu14V
SIMAXから出ているAustbo(アウストボ?)という人のCDを買ってみた。
Prelude1の最初「デルファイ」の出だしはゆったりしたのが好きだが、これはちと速い。
何となく違和感だが、これは聴きこんでみたい演奏ではある。
しかし、SIMAXは、CDの装丁というか、体裁造りがいい加減な気がする。
曲集1は、口が片方のスリップケース入りでプラケースと同じ大きさのブックレットが入る。
ケースの左隅は黒いやつ。
曲集2は、スリップケース自体がない。ブックレットはケースに入れられるもの。ケース左隅が透明。
曲集3は、口が両方(ECMみたいな)あるスリップケース入りで、ケース左隅は透明。
並べてみると、何とも統一感が、う〜む今ひとつな感じなんだよな〜。
『海』
瀬戸内海の砂利船って知ってる?1000トン積み位が普通かな。船員は2〜3人なんだな。
本当は違法なんだけど、賄いと雑役で小遣いもらって良く乗ってた。
操舵室の上は広い屋根になってて、ちゃんと手すりもついている。
船はボロ船だけど時々彼女乗せて休憩時間に屋根の上で。
風呂もあるけど、夏はドラム缶ちょん切ったのに水汲んどくと
半日でお湯になる。シャワー代わりにするって訳。
凪いだ日ならたいして揺れないし、周りは海の水ばかり。
今は大型船でも船員の数は少ないから、双眼鏡なんて暇人はいない。
大体砂利船は普通の航路は通らないからね。
少し位大声上げても、機関の音でうるさくて聞こえやしない。
終わってうとうとしていると、下から床をドンドン、
『ワッチに立て!』一度彼女に蛇輪持たせてバックでしようとしたら、
親父にこっぴどく怒られたな。船はSHEだから嫉妬するって。
>>547 えっ?アウストボーのドビュ・ピアノ曲集2って
オレンジ色のジャケットのですよね?
両方が空いてるタイプのスリップケースが付いてましたよ。
手違いでケースがなかったのかも・・ですね。
アウストボーは沈める寺を2つのヴァージョンで録音してますよね。
普通に弾いたのと、4分音符=2分音符の解釈で弾いたもの。
でもなぜか後者の演奏の方がテンポが早くなってる。
どうしてテンポ上げたのか理解不能。2分音符=60くらいに抑えてほしかった。
あれだと「沈める寺」じゃなくて「崩壊する寺」ww
こちらの解釈だとベロフの模範的な演奏があるから、
アウストボーのは個人的にちょっと苦手です。
>>549 あの第2解釈は、ドビュッシーのピアノロールを基にしてるんじゃなかった?
あげ
>>550 そうです。この曲に書かれている「6/4=3/2」という拍子記号は
4分音符=2分音符。つまりドビュッシーのピアノロールによって
音価を同等に扱うという指示だと分かったんですね。
これによって冒頭からテンポ設定が違ってきます。
ミケランジェリなどは普通に弾いてますが、
どっちが正しいか?という問題ではなくて、そのピアニストが
どう解釈するか?だと思います。
ですがドビュッシー自身が弾いていたテンポを考えると
やはり4分音符=2分音符のテンポ設定の方が適切だとは思います。
私もそう弾いてます。この方が音の響きを長く聞くことが出来るので
良いかなと思います。ベロフ以外にロジェなんかもこちらの路線で
弾いてますね。
ようわからんな
ピアノ弾く人にとってはベロフは神みたいな存在なんかな。おいらも好きだが
まっベロフのようなフランス人ピアニストのはハズレが少ないと思う
554 :
名無しの笛の踊り:2008/06/21(土) 07:18:41 ID:bgYGMjJ0
ドビュッシーのピアノ曲は
雰囲気重視で柔らかく甘く弾くのか、
それとも楽譜どおりに正確に弾くのか
どっちがよりドビュッシーらしいのか‥
楽譜通り雰囲気よく正確に柔らかく弾くのがよい。
楽譜通り正確に・・といっても8〜9割くらいで、残りの部分は弾き手の
考えが占めると思うよ。ベロフだって完璧に楽譜通り弾いてるわけじゃないし。
それに多くの場合ソフトやダンパーペダルの指示なんか書かれてないんだし、
印象派の絵のように抽象的に処理する人もいれば、明確に処理する人もいるでしょ。
つーか雰囲気重視で甘く歌うとドビュッシーに怒られそうだw
映像第2集や前奏曲集第2巻は3段譜だし、メロディラインだけじゃなく、
全体の響きも考えて立体的に作っていく必要があるかと。
おまいバッハをしっかり勉強しとけ!っと説教された事があるw
ドビュッシーで大事なのは『調和』だと感じるよ。
557 :
名無しの笛の踊り:2008/06/23(月) 17:28:59 ID:dNrDljPD
ドビュッシーはバロック古典にも通じているからな。
558 :
名無しの笛の踊り:2008/06/23(月) 23:23:34 ID:3zCoDPtg
>>556 >楽譜通り正確に・・といっても8〜9割くらいで、残りの部分は弾き手の
>考えが占めると思うよ。
↑雰囲気を大事にして柔らかく演奏する。ここは弾き手の主観になる
わけでしょう?雰囲気を考えてないで演奏するドビュッシーなんて想定外です。
どんなに作曲家が細かく指示をしても、最終的には演奏家の主観に委ねられる
のですし、特にドビュッシーも細かな指示はしていません。
テクニックはあってもイマジネーションの足りない演奏家はドビュッシーの演奏に
向きません。ドビュッシーは非常に演奏の難しい作曲家です。
>>558 突然どうしたんだw
まず556はドビュッシーに雰囲気やイマジネーションはいらないなんて言ってないし
よく読もうね
ドビュッシー・ラヴェルはそれ以前の作曲家に比べ、
細かい指示をした作曲家だ。曲想の自由さとは裏腹にリズムの正確さが求められる。
ドビュッシーは生徒にメトロノーム的正確さを求めている。
また少しでも自分の指示した事から外れると、怒りを露わにする人であった。
冷静にコントロールした上で、音楽からイマージュを飛び立たせた時、
初めてドビュッシーになる。ドビュッシー=印象派だからといって、
安易にイマジネーションの世界に入って行くのはむしろ致命的だ。
イマジネーションが豊富でも、感情的な弾き方をするピアニストは
ドビュッシーの演奏に向かない。
561 :
名無しの笛の踊り:2008/06/24(火) 01:41:05 ID:ksErGQI1
562 :
名無しの笛の踊り:2008/06/24(火) 06:44:42 ID:8WPLOkTU
ドビュ練習してて
たまにメトロノームかけると
すごい新鮮な気がする
メトロノームかけてきっちりしたほうが
弾いてて面白い
563 :
名無しの笛の踊り:2008/06/24(火) 08:07:42 ID:hio+sUfr
>>562 一個人が弾いていて面白いかどうかを話題にしているのではありませんよ
564 :
名無しの笛の踊り:2008/06/24(火) 08:37:10 ID:Ca1TwZ1Q
>561
いいよ
565 :
名無しの笛の踊り:2008/06/24(火) 14:37:36 ID:u3fu1OQE
>>542-543 両方持ってるけど、カサールの弾いたピアノの方はどうやら
あぼーんしているようだ。正直、録音に使うべきもんじゃない
それより3年古い製造のはずのプラネス盤のピアノの方は、手入れ、
整音、そして録音共に申し分ない。
ただ、プラネス御大の運指がちょっとヨイヨイなのが惜しいけどさ
>>561 いいよ
>>558はフランソワのファン?
あと聞きたいんだけど、イマジネーションに満ち溢れた演奏って
例えばどういう演奏?
>>556の言うことは的を射ていると思う。
本から得た知識なんだが、ドビュ氏はハーモニーはメロディの風下に立つものではない。
という考えだったらしい。
>>565 そういう時は運指とは言わないのでは?
それだと不合理な指使いというような意味になる。
指回りが悪いとか、転ぶとかコケるみたいに言った方が良いと思う。
>>565 カッサールが弾いたピアノがあぼーんしているなんてどこで入手したんだ?
個人宅のものだとライナーに書いてあるのに。
カッサールが弾いたピアノがあぼーんしているなんて
→カッサールが弾いたピアノがあぼーんしている情報なんて
>568 個人宅の楽器だからコンディションがいいとは限らんだろ。
どのみちカッサールのどびゅはダメだ。タワレコで試聴して萎えた。
(もっとも前奏曲集じゃなかったが。)録音も残響過多のオフマイクでひどい。
>>565 音を聞いただけで運指が分かるなんて凄いでつねwwww
ピアノ弾けない人っぽい
>567
>571
しつこい上に下らない揚げ足取りだな
有益な情報書けないんだったら黙ってたら。
荒らさないでください
『牧神の午後への前奏曲』
でも聴いて落ち着けオマイラ!
575 :
名無しの笛の踊り:2008/06/26(木) 21:28:46 ID:7PrNNC2E
フランソワの演奏にはまってからは、他の誰を聴いても物足りなく感じるようになってしまいました。。。。。
576 :
名無しの笛の踊り:2008/06/26(木) 23:13:16 ID:NlC6X4+0
>>575 フェヴリエの全集聴いてみて。
合うかもしれないよ。
これでもダメなら、完全にフランソワ中毒です。
中毒しても害はありませんが。
578 :
名無しの笛の踊り:2008/06/27(金) 01:00:59 ID:PgVU1Mzr
>>575 それならフジコのドビュッシーとか聞いてみたら?
あと、フィリップ・アントルモンの花火は刺激的でしたよ〜
>>577 同意。
そもそも>565が無益なこと書くからでしょう。
>577
>なぜ
>>568-569をスルーしたのだ?
しとらん、>570も私(572)なんだけど。
>565みたいな自分の持っていないCDのレビューは正直ありがたい。
565氏の筆致には思い込みが入ってるけどそれはそれで言ってることはよくわかる。
それに対し話題のテーマ(>542-543→>565では「楽器のコンディションとCD録音」)
には触れずに言葉の揚げ足だけを取るような>571みたいな幼稚なレスの方こそ
無益だし荒しに等しいだろ。
余計なことをするからせっかくの情報レスが段々離れて行く・・・
>有益な情報が書かれていたようには見えないのだが
そう思うんだったら、自分に興味のない話題だったら、スルーしようぜ。
荒らさないでください
まー落ち着いて。ドビュッシーファン同士仲良くやりましょうよ。
>>575私もフランソワ大好きです。
ぜひ個性溢れるカシオーリも聴いてください。
ら・めぇ〜
ウェルナー・ハースがあがらないのが不思議
>>560でも内田光子の演奏みたいなのって聴いてて何も思わない
ただ指が勢いよく動いてるだけで、中身がないと思う
587 :
名無しの笛の踊り:2008/06/27(金) 23:55:32 ID:ymx+6rKh
>>560を読んで、自分とは全く違う感性の人間もいるのだなと・・・・
588 :
名無しの笛の踊り:2008/06/28(土) 01:31:39 ID:GALC2rIk
>>585 ヴェルナー・ハースいいねえ。
練習曲集の入ったCD持っているけど、あのポキポキ鳴ってるピアノの音が凄く気持ちいい。
あれはベーゼンドルファー?どこのピアノだろうか?
ベロフの前奏曲の1回目の録音はそんなにいいかなあ?
ミケランジェリの方が音の間も絶妙だし繊細な感じがしていいと思う。
上の方でフランソワのドビュッシーの話が出てるけど、
ああいうピアニストは、この先出てこないと思う。
今の時代だと、テンポ揺らそうもんならすぐ矯正させられるし、
それって「これまでのキャリアをすべて失ってもいい!!」ぐらいの
覚悟がなきゃ出来ないと思う。てかやったら居場所なくなるだろうし。
だからこそフランソワのドビュッシーは価値があると思うし、
彼は若くして亡くなったけど幸せ者だよな〜と思う。
>>588ピアニストガイドにベヒシュタインって書いてあった。
ラヴェルの方はスタインで、こっちはあまり良さが出てないんだよね。
ヴェデルニコフが好きだな〜。リヒテルも良い。
安いCDのロナン・オーラもいい
ワイセンベルクの演奏は理解できない。
593 :
名無しの笛の踊り:2008/06/28(土) 16:54:02 ID:eUCQcQN1
ヴェデルニコフにリヒテルか。
あんましドビュッシーを聴きたくはないな。
ワイセンベルクの演奏は理解できないって?
あれはあんたが理解できん。
594 :
名無しの笛の踊り:2008/06/28(土) 17:17:42 ID:1+PDhIKn
今日のペレメリよかったねー
>>587 思ったけど、それって感性の違いじゃなく立場の違いだと思う。
つまりステージと客席の間には、考え方にギャップがあるということ。
聞く側は、情に響くような演奏を好むだろし、
演奏する側は、情から少し距離を置いて客観的な演奏を心掛けるものだと思う。
どれだけ自分の音を客観的に聞けるか?だと思うし。
しかーーーし、時としてドビュッシーを弾くフランソワのように、
自分が出す音を一人称で聞く人がいる。そういうタイプの演奏は
聴衆に支持されやすいんじゃないかな?もちろん嫌いな人だっていると思うけど。
ロストロポーヴィチに言わせると、自我を忘れることに芸術があるそうだけど、
客観的になればなるほど、個性が失われるのもまた事実。
そこが音楽の難しいところだと思う。
ま、そんなオレはフランソワが好きです。お気に入りはレントより遅く。
>>592確かにヴェデルニコフのエチュード最高だとおもう
598 :
名無しの笛の踊り:2008/06/28(土) 22:24:55 ID:NpN+vwLD
10歳ぐらいの女の子が前奏曲で眉間にしわ寄せて聴いていたら怖いかな。
599 :
名無しの笛の踊り:2008/06/28(土) 23:32:01 ID:GALC2rIk
>>591 588です、ありがとうございます。ベヒシュタインでしたか。
前奏曲集もベヒシュタインで録ってるのでしょうか?
600 :
名無しの笛の踊り:2008/06/28(土) 23:46:06 ID:d05Gpt+v
>>590 サンソン・フランソワはコルトーの弟子で、先生にある面で似ている。
気分的、即興的、テンポルパートの多用は彼の生理でもあったけど、先生
からの直伝でもあったのではないか?
46歳の死は惜しい。50歳ぐらいが円熟期じゃない?
もう、このタイプの人はフランスでも出ないだろう。
ムストネンとかは?
602 :
名無しの笛の踊り:2008/06/29(日) 01:09:36 ID:dTSgyeRD
>もう、このタイプの人はフランスでも出ないだろう。
それはむしろフェヴリエに当てはまる
そらまっ今どきのコンクールは戦争化してるから、フランソワのような
主観的な演奏を志す若者は出ないかも。
コンクールといえば、ドビュッシー国際ピアノコンクールはないのかね。
あるのなら、おいらが特別審査員として顔を出しに行くのに。
ルイサダとかファジルサイはいくら主観的でも音色がね…。
>>600 コルトーのドビュッシーのCDってあるんでしょうか?
あったら聞いてみたいです。
それとさっき初めて12のエチュードを聞いたんですけど
まったく分かりませんでしたぁ。
初めて聞いた時はみなさんもそうでした?
12曲の中で聞きやすい曲と難解な曲を教えてください。参考にしたいです。
>>605 人それぞれだけど、個人的には
聴きやすい 5本の指、3度、装飾音、アルペジオ、和音
??? 8本の指、オクターブ、音の対比
中間てか普通 4度、6度、半音階、反復音
>>606 早速ありがと。
「5本の指」は途中から分からなくなってしまって。。
全体的にショパンのエチュードより難解な気がするのは私だけ?
とにかく辛抱強く聞いてみますね。凄く参考になりました。
608 :
名無しの笛の踊り:2008/06/30(月) 09:07:42 ID:O4Bpz7/e
一般的な(それこそクラシックの定番がクラシックという固定観念がある層)
の感覚だと、練習曲はどれも異常だ。一番なんて一番裏切られる感じ。
でも、ポップだよね凄く。実はあの底流がBGM系に湧き出ている気がする。
どれも暴力的でかっこいい。
ポリーニと内田の演奏って本当に無味乾燥。
エチュードだからってただ端正に正確に指を動かせばいいってもんじゃないつの。
ショパンエチュードと一緒こたに考えてそうとまではいかなくても、そんな風に聞こえる。
そこでヴェルナー・ハースですよ。
エチュードは何と言ってもハース。もしくはボファールだね。
612 :
名無しの笛の踊り:2008/06/30(月) 22:39:31 ID:MHH1w7A8
プリュデルマシェールを聴こうぜ
>>610 内田みっちゃんのはピアノ学習者向けらしい。
615 :
名無しの笛の踊り:2008/07/01(火) 01:30:33 ID:3iMBlfl5
オールソン録音してんだなぁ!好きなピアニストだけど知らなかった。
>>614 ポリーニの86年ライヴわろすwwwww8曲が最短記録出してるww
スタジオのは大人しい演奏で印象薄いから、聴いてみたい。
ポリーニの練習曲集、DGのはあまりにも退屈で1回聴いて組合の買取逝き。
ライブは興味あるね。
614のリンクの主はエチュード然としたのが好みではないみたい。
録音があったら、だけど ホロヴィッツ>>>ミケランジェリ という感じ。
エチュードってドビュッシーの性格がよろしくない一面が芸術となって音楽に現れてると思う。
それに、ドビュッシーの曲は技巧的兼難解なものは少ないけれど
それに当て嵌まるエチュードは演奏される機会が少ない。高度な音楽性が問われる曲集なんだろう
ドビュッシーはすごい。。
チッコリーニの評価がないのね……。
>>620 チッコリーニはサティしか聞いたことない。
チッコリーニの愛用ピアノはファツィオリだそうだけど
ドビュッシー録音で使ってるピアノはファツィオリ?
622 :
名無しの笛の踊り:2008/07/01(火) 23:09:10 ID:d8FP6ft9
チッコリーニのドビュッシーって、安いから売れてるだけ?
2ちゃんで積極的な評価を読んだ覚えがない。
たかだか「悪くない」程度。
チッコリーニのは響きがゴージャスな感じ。
(おれが持ってるのは5枚組のやつ)
使用ピアノは分からないが、面白い演奏ではある。
彼の弾くパゴダやグラナダは結構好きだ。
つか、前奏曲第2巻の【ピクウィック卿をたたえて】
の冒頭にイギリス国歌が流れるというのを、恥ずかしながら最近知った。
624 :
名無しの笛の踊り:2008/07/02(水) 07:32:03 ID:PTpp8tC2
なんかドビュッシーのピアノ曲やら室内楽は茶の湯の精神があるよな?
625 :
名無しの笛の踊り:2008/07/02(水) 08:19:04 ID:e9w4a/nn
茶の湯とはなんじゃ?
説明が必要
626 :
名無しの笛の踊り:2008/07/02(水) 08:59:18 ID:48SdMUA5
「茶道」的ってことじゃないの。侘びさびというか。
ミクロ的な愉しみ(詰らん瀬戸物にも何百万の値がつくとか)じゃないか。
マーラーとかああいう誇大な方向は、ディズニーランド的愉しみなんじゃないか。
アメリカ観光的というか、とにかくでっかいもの観て喜ぶ。
627 :
名無しの笛の踊り:2008/07/02(水) 09:05:19 ID:48SdMUA5
ところで、まったくの戯言なんだが、「子供の領分」と「ドリー」が好きで
「子供の情景」が凄く嫌いなんだ
理由は、「領分」「ドリー」の作曲動機が、パーソナルな特定の対象に向かっての
作曲者の個別の思いだから。偽りがない。虚飾がない。思い入れがあるし、曲自体も
フランス的で粋。
たいして「情景は」対象が妄想的で非個人的、なにか偽善っぽいしうそっぽいし、
大体曲自体が湿りすぎ。
という感覚を持っている。なんかあれでますます「ドイツロマン主義」に対して
距離感を持ったな。
子供の情景は大人が夢見る子供の世界で
領分は自分の子供のことを考え作った曲
つ ビゼー
シューマンは特に演奏者を選ぶところがあるからねえ。
子供の情景とても気難しいところがあるのは確かだ。
それはあまり関係ないか。まあ好き嫌いは誰にもあるからね。
私は子供の情景のレベルはドビュッシーの比ではないと思うよ。
個人的にドビュッシーも好きだし、ベトヴェンも好きなんだ。変かな?
でもリスト&ショパンはあまり好きになれないんだよなぁ。
ドビュファンの人は、他にどんな作曲家が好みなんだろうか?
ちと気になる。
633 :
名無しの笛の踊り:2008/07/03(木) 01:00:57 ID:0qbh+IrD
バッハ、サティ、ショスタコーヴィチが好きです
634 :
名無しの笛の踊り:2008/07/03(木) 01:13:25 ID:vku6Efq5
モネ、ルノワールといった画家と同じで、暇を持て余したインテリの高貴なお遊びといった印象
ベートーベンやタコのような哲学的要素は皆無だが、クッキー食べながら紅茶を飲む際には最も適している
いい意味でも悪い意味でもフランス的だね。ラモーやヴォルテールやモリエールやバルザックを生んだ国の作曲家らしい
俺は月並みだが映像と前奏曲が好きだよ
映像の頗る美しい開始部分は何度聴いても心が洗われる
635 :
名無しの笛の踊り:2008/07/03(木) 01:14:36 ID:vku6Efq5
>>633 サティみたいな似非作曲家を軽々とバッハとタコ様の中間に置いてる所が
ドピュッシーヲタらしくていいねww
>>634 >クッキー食べながら紅茶を飲む際には最も適している
たしかにそうかも。ドビュッシーは貴族趣味だったからね。
荒れてるなぁ
>>635 タコ様て。
煽るときも敬称を忘れないタコ信者がなぜこのようなスレにw
案外聴く層かぶってるの・・・?
639 :
名無しの笛の踊り:2008/07/03(木) 08:16:54 ID:0qbh+IrD
タコ様 ってだけに反応するなんて若いね
640 :
名無しの笛の踊り:2008/07/03(木) 08:29:21 ID:MzSRH28k
ドビュッシーは、ピアノで片手で「ホレ、このメロディー」って感じで弾ける
明確な旋律ってほとんどない気がする(実際ない)メロディだけで
人口に膾炙してる例ってないだろ。
ここがどうも弱点だね。
あと、ユーモアセンスがあるのが非常に好きだ。
ドイツロマン派にそういうのってないよね?
「領分」にしても「ケークウォーク」とか「パルナッスム」とか諧謔全開で。
641 :
名無しの笛の踊り:2008/07/03(木) 08:35:44 ID:MzSRH28k
>>634 哲学の種類が違う。もっと超越的なものだな。
642 :
名無しの笛の踊り:2008/07/03(木) 08:45:03 ID:Q3npZwlc
>>641 深刻・苦悩・絶望・超克とか、葛藤から止揚へ、みたいなのだけが哲学じゃないしな
12の練習曲が世の中の全てのピアノ曲の中で一番好き。
645 :
名無しの笛の踊り:2008/07/03(木) 23:02:26 ID:hWhYPQAn
>>634>>641 フランス人は感覚的なものによって思索するということができる。
感覚的なものの内に深い思想を見るのである。フランス語の「サンス」
sens という語は他の国語に訳し難い意味を有っている。
それは「センス」 sense でもない、「ジン」 Sinnでもない。・・・・
デカルトにすらそれがあると思われる。しかし私はフランス哲学独得な
内感的哲学の基礎はパスカルによって置かれたかに思う。
その「心によっての知」
(西田幾太郎)
646 :
名無しの笛の踊り:2008/07/03(木) 23:07:25 ID:hWhYPQAn
↑続き
「センス」でもない「ジン」でもない「サンス」は、一面において内面的と
考えられると共に、一面に社会的、常識的とも考えることができる。
概念に制約せられない直感である。それは自己自身を表現する実在、歴史的実在に
対する「サンス」である。
そういう意味においては、かかる立場から世界を見るのはモンテーンが先駆を
なしたということができるであろう。彼は実に非哲学者的な哲学者である。
日常的題目を日常的に論じた彼の『エッセー』の中には、時に大げさな体系的哲学
以上の真理を含んでいる。・・・・・
(西田幾多郎)
647 :
名無しの笛の踊り:2008/07/03(木) 23:25:12 ID:hWhYPQAn
↑ 続き
1920年頃以前は英国哲学の影響を受け、それ以後はドイツ哲学の影響を
受けて、今日に至ったといい得るであろう。私はドイツ哲学の優秀を疑うものでは
ないが、前述のように、フランス哲学にはフランス哲学に独得なものがあり、
それはドイツ哲学やイギリス哲学にはないものである。
概念的体系に捕われて案外に内容の貧弱なものよりも、かえって直覚的な物の
見方考え方において優れた所があるかと思う。
私は考えるに、ギリシャ哲学には深い思索的な概念的な所と、美しい芸術的な、
直感的な所があった。前者はドイツ人がこれを伝え、後者はフランス人がこれを
伝えたといい得るではなかろうか。
(西田幾太郎)
この最後の西田の言葉は賛同しかねる極論になっているが、ともかく日本の
代表的な哲学者が独と仏の思想を、このように理解していたことは興味深い。
ドビュッシーの音楽を、西田の言う「仏の思想、モンテーニュ、パスカル等」に
置き換えて読んだりしてみるw・・・
浅田真央が来シーズン月の光を使うらしい
楽しみ
>>640 ドビュの着メロは少なすぎる。
でもドビュの醍醐味は、むしろ旋律より和声+リズムにあると思う。
ドビュの曲にDiva的な小指はいらないんじゃね?w
>>648 月の光か。演技に使われる音源は誰の演奏なのか・・・
ワイセンベルクだったりして・・・
651 :
名無しの笛の踊り:2008/07/04(金) 04:23:35 ID:pbWtEUyW
ドピュッ!
652 :
啓子:2008/07/05(土) 00:15:10 ID:HGs4SAvr
>>648 「月の光」にとっては災難ではないかしら?
あたしは使ってもらいたくないわ
653 :
名無しの笛の踊り:2008/07/05(土) 00:17:59 ID:Zdpd281M
スティーブライビのアンビエントに僕はくぎづけ
フルート、ヴィオラとハープのためのソナタの名盤を教えてください。
655 :
名無しの笛の踊り:2008/07/05(土) 09:57:36 ID:jbD5l2MG
それは、ランパル・ラスキーヌ盤しかない。
656 :
名無しの笛の踊り:2008/07/05(土) 10:00:50 ID:VKVtUfY1
連弾、2台ピアノの作品でいいCDって何ですか?
>654
クイケンファミリのやつもいいですよ。
>>654 Pascal Bernold (flute) Bruno Pasquier (viola) Frederique Cambreling (harp)
三つのソナタと、クァルテットを収めた一枚。ご質問のソナタの演奏では、一押し。
他の収録曲たちも、奇を衒うことなく、充分に個性的な演奏。
2005年のNHK-FM 坂本龍一 ニューイヤー・スペシャルで選曲された
「フルート、ビオラとハープのソナタ」 は誰の盤でしたか?
そんな昔のこと誰も覚えちゃいまい
>659
ランパル・ラスキーヌ・パスキエの盤と
クイケン2名+ハリンクの盤と比べた上でも一押しなの?
上の2つと比べるとたいしたことない感じはするけどね。
ランパルのはもう巨匠系のまったりおフランスのこくのある演奏、
クイケンのは現代的光を当てながら(古楽的アプローチともいう?)
ドビュッシーにごく親近感のあるアプローチの好演ですよね。
> 三つのソナタと、クァルテットを収めた一枚。
ドビュッシーの室内楽を集めたアルバムは大抵そんなカプリングだし。
664 :
名無しの笛の踊り:2008/07/06(日) 01:28:05 ID:YsC/S6DH
フランソワのドビュッシーってそんなに良いんですか?
チッコリーニもベロフも評判わるいんだな。
お初どっちかにしようとおもってのぞきにきて腰砕け。
666 :
名無しの笛の踊り:2008/07/06(日) 08:18:58 ID:0R+c46m9
ドビュッシーの曲って、こう、もやもやってしているのが突然晴れて(長調へ転調)
あっけなく終わらせるのが多いような気がするんだけど?鮮やかさが感じられる。
ベロフいい。特に前奏曲の花火。
ミケランジェリを聴いたらがっかりした
>>659 情報ありがとう!
ランパル・ラスキーヌ・パスキエ以外に無いものかと
すごーく迷ってた。
>>665 じゃあ俺からはチッコリーニおすすめ。良いよ。
670 :
名無しの笛の踊り:2008/07/07(月) 02:42:09 ID:tb3Ti0Cz
>>621 >チッコリーニの愛用ピアノはファツィオリだそうだけど
>ドビュッシー録音で使ってるピアノはファツィオリ?
EMIの5枚組のやつ?
確かにライナーに使用楽器のことは何も触れられていないぞ。
サイト検索しても使用ピアノがファツィオーリであるのか、
何であるのか記したものは見つからなかったよ。
ファツィオーリだって誰が言い出したんだろう?
これって都市伝説?
わからんけどチッコリーニはファツィオリ愛用してるピアニストってことは自分も知ってるし、
一般に言われてるね。
ドビュッシーをピリオド楽器で演奏ってどうよ?
ここにいる誰も聴いても分からないんだからいいじゃねえかw
個人的ドビュッシーベスト3
@フルート、ヴィオラ、ハープのためのソナタ
A牧神の午後への前奏曲
B花火
676 :
名無しの笛の踊り:2008/07/08(火) 08:51:36 ID:YE4sESzV
677 :
名無しの笛の踊り:2008/07/08(火) 11:38:39 ID:2krRflL8
679 :
名無しの笛の踊り:2008/07/08(火) 22:00:49 ID:rIi8OT8e
ドビュッシーの音楽にはハープがよう合う気がする。
お洒落で現代的な音楽だけど、同時にどこか古の香りが漂う。
だからクイケンやインマゼールの演奏もいいのではないか。
何言ってるかちょっとわかんない
ハープといえば三重奏ソナタも良いが、神聖な部局と世俗的な部局が好きだな。
間違えたw
×→神聖な部局と世俗的な部局
○→神聖な舞曲と世俗的な舞曲
683 :
名無しの笛の踊り:2008/07/09(水) 00:51:00 ID:LlJmXdpX
神聖な局部と世俗的な局部
ドビュッシーにハープが似合うってのはわかる気もするけど、
このころハープが進化したり新しい楽器が発明されたんだよね。
神聖/世俗も試験用に委嘱されて書いたし、ラヴェルの序奏とアレグロもそうでしょ。
>>684 へぇそれは知らんかった。
特に神聖な舞曲の方は「和」のテイストを感じる。
よくアラベスク1番や月の光とかもハープで演奏されるけど
ピアノとは違う幻想的な感じでいい。最近だとMaistreのやつを聞いてる。
CDを買うなら、「ドビュッシー:3つのソナタ、小組曲、6つの古代碑銘他」と
「ドビュッシー : 神聖な舞曲と世俗的な舞曲 / フルート,ヴィオラ,ハープのためのソナタ 他」の
どっちがいいの?
687 :
名無しの笛の踊り:2008/07/09(水) 10:06:02 ID:HtXR/E5C
>>684 そうだよ。エラーと社とか言う、ハープメーカーが現代のハープを発明して
その宣伝のためということもあった。詳しい人に解説してもらいたいけど。
688 :
名無しの笛の踊り:2008/07/09(水) 10:19:55 ID:oL2aT9A8
>>685 ピアノが聴きたいかハープが聴きたいかによる。
690 :
名無しの笛の踊り:2008/07/09(水) 23:09:23 ID:qkdo/drR
ドビュッシーの音楽はハーブの香りがするw・・・
音楽に香りを持ち込んだのは彼が最初だ。
691 :
名無しの笛の踊り:2008/07/09(水) 23:11:22 ID:9E7BfFC8
サティじゃないのか?
692 :
名無しの笛の踊り:2008/07/09(水) 23:27:17 ID:di/MC6wj
サティは香りはないけど、抽象的な映像を持ち込んだ
693 :
名無しの笛の踊り:2008/07/09(水) 23:45:38 ID:qkdo/drR
>>691 誤解? ツレ?
ドビュシーは香りという言葉を好んで使っているw
「音と香りは夕暮れの大気を漂う」とか、イベリアの2曲目は「夜の香り」
空気、大気を音で表現しようとしたんだろう。
「野を渡る風」「西風の見たもの」「葉ずれを渉る鐘の音」「霧」
「雲」等々
印象派の画家が空気を描くことに専念したのと同じではないだろうか?
>>693 空気、大気といえば印象派ではなくウィリアム・ターナー。
ドビュッシーはターナー崇拝者だった。
って印象派は光を描くことに専念したんだろ。
695 :
名無しの笛の踊り:2008/07/10(木) 01:08:03 ID:6tLghZb0
ターナー崇拝って意外だな。
ウィリアム・ターナーっていうと激しいロマンチシズム。
風景を描きながら、主観的情熱にあふれている。
ドビュッシーの音楽とは違う感じがする。
孤高の開拓者っていうところは、近いかもしれないけど。
ターナーの後に印象派の画家が現れたように、ドビュッシーも影響を受けて
自分の音楽語法を確立していったんだと思うけど。
ドビュッシーがターナーのどんな所に惹かれていたのかは知らないが。
697 :
名無しの笛の踊り:2008/07/10(木) 19:25:49 ID:t/U0Ooqb
ドビュッシーの音楽が香りに満ちてるってどこらへんが?
例えば前奏曲4番はどんな香りがするの?
教えてにわか君ww
>>697 あなたにはたぶん一生分からないと思う。
>>697 馥郁たる香気が分からないのか、可哀想に・・・
>698-699
IDまで変えてご苦労。
香気がわかるとうそぶく人はちゃんと言葉で説明するようにな。
説明できないんだったら出てくるなよ。
701 :
名無しの笛の踊り:2008/07/10(木) 20:09:08 ID:hmM8K8Kv
>>697 >どこらへんか?
↑ 最初から最後まで、曲全体にわたって香りに満ちている。
>前奏曲4番はどんな香りがするか?
↑少し憂いをおびた、すこし悲しい、でも懐かしい昔の思い出の香りがする。
その香りが淡い朱鷺色の空気の中でゆれてるんです。
697さんはこの曲を聴いて、どんな香りがしましたか?
ドビュッシーの音楽が映像的ってどこらへんが?
例えば前奏曲4番はどんな映像が見えるの?
教えてにわか君ww
703 :
名無しの笛の踊り:2008/07/10(木) 20:32:32 ID:t/U0Ooqb
無理して背伸びしてんのが糞ワロスwwwwwww
ら・めぇ〜
ID変えてまでっていう発想がなんかもう、可哀想でね。
4番は死病に取り付かれた人の血の香りがします。
708 :
名無しの笛の踊り:2008/07/11(金) 09:01:22 ID:D8vV5qLZ
>>707 ドビュッシーがターナーの絵に霊感を得ていくつかの作品を書いたらしい。
ボードレール、ヴェルレーヌの詩に触発されて作曲したことも事実であろう。
作曲と絵画、文学との関係について作曲家が受ける刺激がどうだったのか
本当はわからない。我々はその話を聞いて、そうだったのかとあらためて
曲を聞くと鑑賞も深化し、別の感興も沸く。
音楽も絵画も、あらゆる芸術の鑑賞なんてそんなものだ。
>>700 で書いているが、スレのIDなど変えて細工するほどの文は誰も書いて
おらん。政治欄とか学術欄では、意図もった人が、おかしな一人多役で書き散ら
しているが、このクラシックでそんな手間ヒマやる理由がないだろう。
妄想ではないかね?
君らもういい加減、粗雑で幼稚な抽象論のかけ合い止めないか?
見てて片腹痛いんだけどw
ら、らめぇ〜
>>709 そっくりそのままの言葉をジャンケレヴィッチとかいう御仁にも言ってあげてくれないか
>>702 ドビュッシーの曲はやっぱ映像的だと思うよ。エチュードみたいな特殊なのもあるけど。
もちろん聞いた人全員が同じイメージを思い浮かべるなんて有り得ないけど。
一番分かり易いのは花火じゃね?雨の庭とか金色の魚なんかもイメージが浮かびやすい。
↑しつこいよ
いい加減下らない抽象論やめろ
↑しつこいよ
いい加減いちいち噛み付くのやめろ
ら・めぇ〜
717 :
名無しの笛の踊り:2008/07/13(日) 09:50:50 ID:RfFo/VCI
このスレはドビュに関する演奏談義、CDの話もあれば、楽曲の話もでる。
ドビュの楽曲談義をやっていれば 曲と彼がつけた標題について、イメージの
話題が出るのは自然の流れ。
抽象論だろがなんだろうが、書いてる当人は得々として書くを楽しんでいるん
だから、余計な文句を言うことないよ。
イヤならスルーすればいい。 てか、自分がもっとまともなこと書け。
ドビュッシーの音楽は、イメージ(例えば絵画)を連想して聞ける楽しさがある。
で、ドビュッシーの言葉の中で特に好きなのがコレ。
「絵画によって音楽的着想を抱ける者だけが、私を理解することができよう」
絵画を連想した面白いサイトもある。
ttp://pastore.omiki.com/debussy.html まっオレはそんなに絵画に詳しくないけど、ドビュッシーには教養が必要かと。
>>718 > まっオレはそんなに絵画に詳しくないけど、ドビュッシーには教養が必要かと。
超くだらん
ドビュッシーに対して無教養なんて評価ができるとは・・・
718はさぞ教養がおありなんでしょうね。
721 :
名無しの笛の踊り:2008/07/13(日) 15:20:26 ID:nTs9qG5o
そういう意味じゃないだろ。
722 :
名無しの笛の踊り:2008/07/13(日) 15:33:19 ID:J4K/cN63
>>717 貴女をあぼーんしたいので、ぜひコテをつけてください。
>>720 いや、そーいう意味じゃないんだwwてか意味不明な書き方してスマン。
ドビュッシーの音楽をより深く理解するためには教養が必要だと思う。という意味ね。
ドビュッシーは標題が詩的すぎるのがイマイチ。
ピアノ曲の前奏曲集はやりすぎと思う(楽譜の末尾に書き添えてる程度ですが)
演奏者のイマジネーションを助ける親切心だろうけど・・・
ショパンのプレリュードの副題なしの潔さが好き。(各曲に副題つけたがる人もいるけどね)
版画も映像も前奏曲集もタイトルがいいんじゃないかあ。
>>724 「標題音楽」とか「絶対音楽」とかいう用語も知らんのか?w
絵も文学もかならずタイトルがあるのになぜ音楽は無いの?
という意見にはうなずけるが
やはり絶対音楽の方が好きだ
標題音楽と絶対音楽の違いって
聴く側としてはどうなんだろう
釣りとか電車とかアメフトとか色々趣味は持ってるけど
人生で一番の趣味といったら絶対音楽だね。
釣り 電車 熱帯魚 パチンコ オーディオ カメラ
こういう男って
732 :
名無しの笛の踊り:2008/07/16(水) 01:47:05 ID:W7jUVQ7V
趣味は個人の自由だと思うが何か?
しばらく前から「抽象論」がお気に召さない人が一匹いるみたいだけども、
自分が具体的なことを言わないと流れは変わらんぞw
>>726も同じ人?覚えたての言葉を使ってみたかったの?
標題音楽と絶対音楽の違いなんて曖昧で微妙だと思うよ。題名が付いてれば標題音楽と勘違いしてないか?
ドビュッシーが思わせぶりに楽譜の最後に書いた言葉がもしなかったら、前奏曲は絶対音楽なのか。
ビューローやコルトーはショパンの前奏曲に副題をつけたが、それじゃこれらの曲は標題音楽になってしまったのか。
ベートーヴェンの田園交響曲は標題音楽なのか。交響曲第五番は後から運命と呼ばれるようになったが、これはどうなのか。
こんな区別をつけるのは馬鹿馬鹿しいと思う。
734 :
名無しの笛の踊り:2008/07/16(水) 08:43:11 ID:VASgTCYm
全ての芸術は音楽を目指す
735 :
名無しの笛の踊り:2008/07/16(水) 10:05:41 ID:VTE+y2Q2
>>729>>733 映画にタイトルなくてもいいか?
松竹映画平成20年1号、2号・・・・とか。
それでも見に行くやつもいるだろうね。
ガイダンスがタイトルだ。だたガイダンスない方がいい、というやつもいる。
なんか映画観たく映画館にはいり、コロンビア映画2008年5号とか見て
満足するのが絶対音楽好きに近いな。
736 :
名無しの笛の踊り:2008/07/16(水) 16:47:44 ID:XAmFd9rh
>>733 必死こいた書き込みもいいけどさ、
その前に「標題」と「表題」の区別を理解しといた方が
後々バカにされずに済むと・・・
>>736 ごめんそれは知らんで言ってたよ。でも確かにwikiを見たら区別してるけど、wikiだけじゃあまり信用できない・・・
ネットじゃ他に区別してるとこがなさそうなんだけど、詳しく説明してくれる?
まあwikiのとおり本人がつけてないと「標題」と呼ばないとして、じゃあショパンの前奏曲と運命の話はダメだ。
でもそう限定しても、例えばドビュッシーの「音と香りは夕暮れの大気に漂う」は間違いなく本人が
ボードレールの詩を引用しているわけだけど、これが単なる表題なのか、標題ととるか、
どちらでもないのか、はっきり区別できるものかな?
やっぱり怪しいと思うけど。
個人的には、絶対音楽は頭を酷使し、
標題音楽は感性を酷使するというイメージ。
でもドビュッシーのプレリュードはどちらも酷使しる。
なんでお前らは俺の渾身のギャグを無視するかね
うぜえええええええええええええええ
とりあえず「ソナタ1番」「2番」とかの方がコレクター根性は満たされる
我ながらすごいだめっぽいID
>>739 やはりはっきり言えるものではないよね
とりあえずURLのサイトをざっと読んでみました。
リストがもともと定義した意味はまだ十分わかってないけど、
標題音楽といってもあくまで音楽が先に存在したということ、
対義語として「絶対音楽」なんて言葉は一回も出てこないことはわかった。
誰が言い出したんだ、絶対音楽って?
今まで、標題音楽≒描写音楽のような意味で「海」からグランドキャニオン組曲までもひとくくりにしたり、
題名が付いてないものは「絶対音楽」であって、「標題音楽」より一段上だ、と考えたりするのを変だと思ってきたので、
ある程度納得がいく説明だった。ありがとう。
>>745 たぶんブラームス=ワーグナー論争のあたりだと思う。
ハンスリックが、「ワーグナー派」のリストに対立する立場で、ベートーヴェン(と同時にブラームス。
「3B」を言い出したのもハンスリック)を称揚して、言葉の助けによらない、自立的な器楽曲がどうのこうの言ったあたりから。
>>746 わりと昔からある言葉ではあるんだ。
ハンスリックがリストの意図を誤解していたのが始まりということなんだろうか?
って分かったようなことはいえないけど。
「絶対音楽」の定義もよくわからないなあ。話が戻るけど、ショパンの前奏曲は「絶対音楽」なのに、
コルトーは「恋しいひとを待ち焦がれて」と副題をつけるようなものを感じ取ったわけでしょう。
聴く側の問題という気がする・・・。
結局題名なしで聴いても面白いかどうか、だけで言うなら、ドビュッシーは面白い。素人としてはそんな結論になってしまう・・・。
ドビュッシーは調性の束縛のない音楽を創造したから、
従来の「イ長調」なり「b-moll」に代わるものとして表題をつけたのかもしれない
(諸井 誠氏)というのもあった。
表題をつけない場合に
プレリュードの“Voiles”(のつもり)が「イスラム女の流し目」とか
“Ce qu'a vu le vent d'ouest”(のつもり)が「東京湾にゴジラ出現」とか
曲解されるよりは、やはりつけたほうが良いのだろう。
武満みたいな中二標題の乱発はどうかと思うけどな
武満は、あれを日本語でつけてたらどうなってたのかと…
751 :
名無しの笛の踊り:2008/07/17(木) 00:17:23 ID:l3q9Khjl
実際ドビュッシーも存命時叩かれたのは表題のあるなしでなく表題の19世紀的ロマン紛々のセンスだった
「荒れ果てた寺院に残る修行僧のしびれ」とか揶揄されてたはず。
752 :
名無しの笛の踊り:2008/07/17(木) 18:11:18 ID:5b18z3RB
「音と香りは夕暮れの大気に漂う」
>>737 最高のドビュッシー弾き・コルトーはこう述べている。
この曲を演奏するとき、ボードレールの詩「愁いを帯びた円舞曲、けだるい
ようなこのメマイ!」がいい。
もしこの曲のもつ、いかにも表現的喚起力にみちた性格を出したいと思うなら
ボードレールの詩全体を読んで霊感を得る必要があります。
参考まで。
753 :
名無しの笛の踊り:2008/07/17(木) 18:20:27 ID:5b18z3RB
前奏曲第一巻中で、おそらく最も有名で引き栄え、聴き栄えのする曲
「沈める寺」に対するコルトー氏の注釈。
「この曲のリズムは厳格で不動です。一つの幻覚へと幕が開かれ、そして
再びそれが閉じられるのです。
その感じは、力強さのうちにも、漠と霞んだものでなければなりません。
もしこれを他の芸術に置き替えるなら、映画こそがその最も正確で詩的な
観念を与え得るだろう、と考えます」
そうです、私が衒学おじさんです
暑いなあ
暑すぎてスルーもできんのかね
おっさん、また移籍か
弦楽四重奏とか最後の3つのソナタとかは副題がないよね。
ピアノ曲にはちゃんと副題があるのに、なんか意味深。
あと、特に好きな12の練習曲の2番には、
「吹雪」と勝手に副題つけてますけど何か?
個人で副題をイメージするのはもちろんありだよねw
ただ
>>752、
>>753のコルトーのような解釈を嫌った人たちが
即物主義として楽譜のみをよりどころにしていった、
という一つの流れはあったんだろう。
音楽外の事物を音楽に結びつけるのは何も作曲家だけじゃないからね。
いいか悪いかは別にして。
759 :
名無しの笛の踊り:2008/07/18(金) 12:26:39 ID:+Kwo2sVD
>>758 即物主義を徹底すると、もう大量生産工場の物作りと同じで、同じ動作
同じ手加減で全員が作業をして、みたいになる。
楽譜を寸分も違わずといっても作曲家がどこまで細かく指定しているかでも
変わってくる。
即物主義と言われるギーゼキングの演奏も、彼の解釈で、毎回毎回、違った
味わいの曲になっている。
理論上の即物主義など、絵に描いた餅だ。
あやまれ!ヒンデミットにあやまれ!
761 :
名無しの笛の踊り:2008/07/18(金) 22:56:23 ID:O6qXEcBM
ヒンデミットが即物主義?
大いなる勘違いですよ。
「私はロマンティカーである」と当人が語っていますよ
ヒンデヲタよりひとこと言わせていただきました
>757
表題のある室内楽ってのも珍しいんだが
>>759 理論上の即物主義、って発想がまず間違ってるよ。その最初の二行こそよくある誤解だ。
つうかそのあと自分で言ってるように、即物主義と多様な解釈や豊かな音楽というのは矛盾しない。
764 :
名無しの笛の踊り:2008/07/19(土) 06:02:28 ID:6HcBW+CS
あんたらさあ、印象と思い込みだけの何の役にも立たない駄文書き散らすのやめましょ?
まず君がねw
766 :
名無しの笛の踊り:2008/07/19(土) 09:15:39 ID:3QPtZPg4
やっぱりドビュッシーは、最後に長調に転調して一気に終わるパターンが多いな。これがどうも気になる。気に入ったけど音楽を天空の彼方へ飛び立たせようとする試みに思える。天空世界はやっぱり短調ではないな。
767 :
名無しの笛の踊り:2008/07/19(土) 09:29:50 ID:yC+kCnpD
>>746 >言葉の助けによらない、自立的な器楽曲がどうのこうの言ったあたり・・・
絶対音楽とは、標題のない器楽曲と限定してしまえばいい。
だから「歌曲」も除く。
言葉とか映像を喚起しないような、そういうイメージからフリーになって
いる曲。
実際には演奏者や鑑賞者が、後で勝手に解釈して単なる練習曲を「別れの曲」
前奏曲を「雨だれ」、交響曲を「運命」と名つけるのは勝手だが。
ワグナーはほとんど絶対音楽を書かなかった、ということになる。
>>762 CDのライナーによると、チェロ・ソナタには「月と仲違いしたピエロ」
というタイトルが考慮されていたらしい。
>>764 だったら君が役に立つ事を書けばいいじゃんか。
批判するだけの無駄なレスは止めた方がいいと思う。
>>767 >言葉とか映像を喚起しないような、そういうイメージからフリーになっている曲
ドビュッシーでは晩年のソナタ、Pトリオ、弦楽四重奏、Sax狂詩曲、cl狂詩曲、
Pと管弦楽の幻想曲、P練習曲、白と黒で、アラベスク、レントより遅く、舞曲、等
中期でなく、わりと初期と後期に分布してるかも?
仮面はお面のことを描いたわけではなく
人間は皆仮面をかぶっている〜的なことを訴えたい曲だよね?
771 :
名無しの笛の踊り:2008/07/19(土) 19:11:06 ID:Cfe3UZez
イタリア喜劇じゃないとドビュッシーが抗議したのは事実
773 :
名無しの笛の踊り:2008/07/19(土) 22:25:27 ID:3QPtZPg4
>>757 吹雪で合っていると思った。いやそう言われなければ、練習曲ではなにもタイトル湧かないけどw
今、BS hiで練習曲やってるぞ
775 :
名無しの笛の踊り:2008/07/20(日) 23:11:52 ID:ojhW8Lz0
ドビュッシーのピアノ曲はベヒシュタインで弾くに限る。
これ常識。
>>775 ということは、非常識なピアニストが多いという事?
777 :
名無しの笛の踊り:2008/07/20(日) 23:49:15 ID:qjkG83fx
ベヒシュタインという言葉を覚えたことを自慢したい奴がいるようだ。
ここは2ちゃんだ。
せいぜい通ぶってしょーもない自慢をするがよい。
>>775-776 別にベヒにこだわらなくってもスタインでもベーゼンでも好きなのを
使えばいいよ。・・・ヤマハCFみたいな雲固ピアノは別にして。
まあ尤もヤマハCFとかをドビュッシーの録音に使おうという
非常識なレコード会社やピアニストはまだ居ないようで安心だが。
ペレアスとメリザンドのCDはどれがいいかな
アンセルメはどうかな
カラヤンはやだな
デュトワは廃盤だし
ドビュッシーを得意としてる日本人ピアニストって誰がいる?
781 :
名無しの笛の踊り:2008/07/22(火) 19:54:35 ID:LwidQdG0
俺
782 :
名無しの笛の踊り:2008/07/22(火) 20:15:45 ID:bYofuk2M
得意かどうか知らんが、小川典子は素晴らしいと思う。
舘野泉や遠山慶子も評判はいい。CDも出してるし。
784 :
名無しの笛の踊り:2008/07/22(火) 22:33:50 ID:CnVaKcoy
>>763 即物主義ってドイツ語のザッハリッヒの訳だろう?
「即物」と日本語に訳したらどういう意味かさっぱりわからない。
「客観的な解釈」という意味でいいのだろ? そんならわかりやすい。
わかりやすいが、じゃ、それはどういうものかとなると、難しいのではねぇの?
ドビュッシイの「沈める寺」を10人のピアニストアが弾いて、誰が聞いても
区別がつかないような弾き方。これが可能であれば「客観的な演奏」つまり
「即物主義」の演奏もあり得る、ということになる。
でも実際に、そんな演奏ってドビュッシーの曲で可能かね?
バイエルの最初の曲を「即物主義」で弾けという卯なら、かなりそれは可能
かもしれないが。
785 :
名無しの笛の踊り:2008/07/22(火) 22:44:52 ID:iBrNq7io
高橋悠治とフジコの「喜びの島」は
ちょっとない演奏で好き。
>>784 誰が聴いても区別が付かない弾き方=即物主義、とはならないよ。
演奏においての新即物主義は「楽譜に書いてないルバートや勝手な装飾などはやらない」
程度の理解でいいと思う。
沈める寺なら、ニュアンスなしで、とか、少しずつ霧が晴れるように、とか指示があるけど、
忠実に従ったらみんな同じ演奏になるわけもない。
ドビュッシーでなくても、単なるAllegro ma non troppo だって人によって違うテンポになるよ。
>>784 客観的な演奏というのは、要するに身勝手な解釈を加えないという事。
音楽の「客観的」とはそういう意味。
「楽譜に忠実=コンピューターの自動演奏」ではないし、
「客観的な演奏=コンピューターの自動演奏」でもない。
「解釈」という行為は多かれ少なかれ「身勝手」なものだ。
何を思ってその音符、その発想記号、その発送標語を書いたか、
寸分たがわず正確なところなんて作曲者にしかわからんのだから。
789 :
名無しの笛の踊り:2008/07/23(水) 21:40:09 ID:UjfMiYgb
「ザッハリッヒ」っつうのは真面目に楽譜を読んで演奏しろよ、みたいなこと
だろ。「即物主義」なんて哲学用語みたいの使うから大げさな話になる。
コルトーの弾くドビュッシーやショパンは不真面目ということだ。
790 :
コルトー:2008/07/24(木) 02:30:35 ID:RMXw05Xx
791 :
名無しの笛の踊り:2008/07/25(金) 08:53:12 ID:ZBVaglED
>>785 フジコの演奏は勝手主義の典型だろう?
あぁいう人の演奏に対して、客観主義を主張するならわかるわい。
>>788 はぁ?それは身勝手とは言わないでしょ。
身勝手ってのは、楽譜の指示を無視するとか、
楽譜に書かれてない事を勝手に加えるとか、そーいう事でしょ。
フジ子のドビュッシーは月の光しか聞いたことないけど、
フランソワとフジ子の違いって何?
>>793 才能と練習量。
若いころのフランソワは、オーセンティックなテクニックをきっちり身に付けてた。
彼を楽壇の寵児たらしめたのは、その技術。
795 :
名無しの笛の踊り:2008/07/29(火) 20:41:28 ID:DH4iM92n
http://www.myspace.com/maomao1115 フィギュアスケートの浅田真央ちゃんが今シーズンのショートプラグラムで
月の光を滑ることになりました。
みなさん 応援よろしくお願いします。
▼__..y''" ,,..ニエ=、
彡▲jy '' 丿 `´''ヽ 。. +
彡ィlハl廾丿⌒ ⌒ l . .* ☆
ィil :l!tl _ _ .l +★ドビュッシーで金メダルとるお☆
ィil ヽ、'' _ .''ノ ,、
ィil /⌒、 ( ) )ヽ
796 :
名無しの笛の踊り:2008/07/29(火) 21:07:20 ID:L2xCb3Bz
>>796 応援よろしくお願いします!!!!!
読解力。
>>795 月の光ねぇ。喜びの島とかで滑るとインパクトあると思うんだが。
駅売りのCDに入ってるような超メジャー曲以外には絶対に手を出さないのが日本人
喜びの島ってジャズだね
すげえ
801 :
金興譚:2008/07/30(水) 16:48:13 ID:Rjyb3iT9
802 :
名無しの笛の踊り:2008/07/30(水) 19:32:30 ID:ZH3Hhn3x
803 :
金興譚:2008/07/30(水) 21:37:25 ID:Rjyb3iT9
ドブッシーだかなんだか知らないけんど、あんなC級ミュージックでうまく
滑るわかえねえだろう
ネコ糞じゃったのメロデーがいいじゃんか?
マオコロンじゃった、マオコロンじゃった、マオコロン、コロン、スッテンテン
とか・・・この方がリズムが上。
坂本龍一の戦メリで滑った人がいたよね。安藤美姫か。
あれは失敗だったと思う。
806 :
名無しの笛の踊り:2008/07/31(木) 00:58:15 ID:BXtDvPXY
807 :
名無しの笛の踊り:2008/07/31(木) 09:22:47 ID:chIPgtRG
月の光はシャネルのCMでオケでやったやつが良かったよ
地味な曲と思ってたけどあのオケのアレンジは魔法みたいに
この曲の官能性とかドラマ性を引き出してた
月の光はベロフの旧盤が好き。初めて聞いたドビュッシーでもあるし。
810 :
名無しの笛の踊り:2008/07/31(木) 20:38:55 ID:qT/y1e+b
>809
歳の所為かもしれないが、同感! すばらしいと思う。
でも正直な話、「パスピエ」の方が曲としては好きなんだ・・・
ドビュッシーは何が良いという話で、「小組曲」という事で
妹とと意見が一致した・・・orz
811 :
名無しの笛の踊り:2008/07/31(木) 22:11:26 ID:G5Gycxgu
水に映る影の最後のコーダの和音弾いてると
気持ち良過ぎて何回も繰り返したくなってしまう
>>810 同感。自分もこの曲集でときめいた。ベロフとコラールの連弾だった。
住んでいた五反田から銀座まで何することなくて歩いたんだよね。
20台後半の頃だったけど、で、途中東京タワー階段で上がったり、
愛宕山階段であがったり、で、しまいに銀座のヤマハで
このCD買ったんだよね。日曜日の都心で空が青い1日でありました。
バスピエもそうだけど、「音と匂い…」のような本格ドビュッシーより
さりげないドビュッシのほうが相対的に好きですね。
813 :
名無しの笛の踊り:2008/08/01(金) 11:30:33 ID:aKAV+zzG
こんなところでもチョンが暴れてるのか。
ピアノ曲全集は誰のがいいかな
ベロフ新盤はどうかな
816 :
名無しの笛の踊り:2008/08/01(金) 18:54:36 ID:zwwvdkxj
バラードが好きやわ。めっちゃマイナーだけんど。
818 :
名無しの笛の踊り:2008/08/02(土) 08:19:04 ID:P8qVcByB
北京五輪
★ 日本の選手はシナ人の反日野次にやられて大負けだろw
819 :
名無しの笛の踊り:2008/08/02(土) 20:46:47 ID:FqPVDar+
バラードと夜想曲の区別がいまいちつかん。
分散和音のバラバラって言う上昇から始まるのがバラードだっけ?
820 :
名無しの笛の踊り:2008/08/02(土) 23:16:35 ID:32vkeZAB
夜想曲の祭り、最近になってから
昔よりますます好きになった。
金管のメロディーと弦の絡みのところなんて
821 :
名無しの笛の踊り:2008/08/03(日) 01:18:20 ID:EbFWNoBL
>>820 あのリズムとテンポは阿波踊りにそのまま使えるね
822 :
名無しの笛の踊り:2008/08/03(日) 09:34:24 ID:6gFUmqa/
夜想曲のリズムはぜんぜん付点リズムじゃない気がするんだが。
ドビュの作品に駄作ってあると思う?
824 :
名無しの笛の踊り:2008/08/03(日) 13:39:05 ID:EbFWNoBL
>>823 La plus que lenteだけは唯一好きになれないな
http://www.myspace.com/maomao1115 フィギュアスケートの浅田真央ちゃんが今シーズンのショートプログラムで
ドビュッシーの月の光を滑ることになりました。
応援よろしくお願いします。
▼__..y''" ,,..ニエ=、
彡▲jy '' 丿 `´''ヽ 。. +
彡ィlハl廾丿⌒ ⌒ l . .* ☆
ィil :l!tl _ _ .l +★月の光で金メダルとるお☆
ィil ヽ、'' _ .''ノ ,、
ィil /⌒、 ( ) )ヽ
( / Y / | ヽ )
ちなみに他のドビュッシー作品なら真央ちゃんに何が似合うと思いますか?
自分は牧神の午後で滑ってほしいです(^ヮ^)!
>823
あると思う。
あると思います! 吟じます!
なめてて〜
829 :
名無しの笛の踊り:2008/08/04(月) 12:59:47 ID:GtnqJeU8
830 :
大損ですよ伍長:2008/08/04(月) 13:02:16 ID:b+M1J7fk
水の反映を聞いてすっかりファンになりました♪
ドビュッシーみたいな音楽をやっている人って他にどんな人がいますか?
一応調べたのですがミシェルベロフしか見つかりませんでした。
>>830 >ドビュッシーみたいな音楽をやっている人
これどーいう意味??
>>830 ドビュッシーに似た作曲語法の作曲家を尋ねてるわけじゃないよね?
ドビュッシーを得意とする演奏家を尋ねてるの?
人に質問するんだったら、もうちょい日本語を勉強してもらわないと…
833 :
名無しの笛の踊り:2008/08/04(月) 16:32:11 ID:x/MHzYdg
ゆとりといえども大事なお客さんですよ
新規ファンを一人でも確保しましょう
834 :
大損ですよ伍長:2008/08/04(月) 22:06:39 ID:b+M1J7fk
ごめんなさい、ドビュッシーに似た作曲語法の作曲家です。
日本語もっと勉強します。
835 :
名無しの笛の踊り:2008/08/04(月) 22:16:52 ID:vFXivGMv
836 :
名無しの笛の踊り:2008/08/04(月) 22:47:00 ID:gk7TuELL
芥川とか違うかね
BAXとか?
838 :
名無しの笛の踊り:2008/08/04(月) 23:16:52 ID:85tfGb93
ヴォーン=ウィリアムズとかセヴラックとかどうよ
シリル・スコットの「蓮の国」とか、ドビュッシーの諸作と共に
印象主義の代表的作品とされてたね。
リズム書法が保守的で重たいので、ドビュッシー作品に特有の
浮遊感みたいなものは感じられないけど。
>ドビュッシーに似た作曲語法の作曲家
団伊玖磨作曲の童謡「ぞうさん」は「象の子守歌」(子供の領分)のモロパクリ。
本人も認めている。
>>830 水の反映にハマったなら・・・
ラヴェルの「水の戯れ」「オンディーヌ」「洋上の小舟」とかどぉ?
既に知ってたらゴメス。
あと、同じおフランスからセヴラックの「日向で水浴びする女たち」とかいいかも。
そこで武満徹ですよ。
843 :
名無しの笛の踊り:2008/08/06(水) 19:44:04 ID:i1C1+XIg
>>834 ドビュッシー以後のフランスでは、ドビュッシーに似た作曲語法が主流。
そこらへんをテキトーに聴けば似てる可能性が高いが、きみが似てると思うかどうかは
保証できない。
844 :
名無しの笛の踊り:2008/08/06(水) 19:45:07 ID:i1C1+XIg
答え方が不親切だったから一人挙げておくよ。
ピエルネ
夏だというのに今夜は
>845
寒っ!
830は基本的にクラシック初心者なんじゃないの?
830みたいな言い方ってポップスやロックだと全然おかしくないけど
クラシックの作曲家に当てはめると凄い違和感あるよなw
フォーレのピアノ曲、ラヴェルのダフニスとクロエや鏡、
ィベールの寄港地なんかが良いと思う
848 :
大損ですよ伍長:2008/08/08(金) 01:59:37 ID:kZQFXfEZ
みなさんありがとう聞いてみます私は初心者ですよ。
ジャズばっか聞いてたんですが最近は大衆向けの感情的な
音楽に飽きてきたので少しクラシック聞いてみただけです。
ミシェルベロフを作曲家と勘違いして分かりずらい
質問をしてしまいました書きたかったのはメシアン
でした。
849 :
大損ですよ伍長:2008/08/08(金) 02:07:37 ID:kZQFXfEZ
それと水の戯れはラヴェルの曲でしたごめんなさい。
ごっちゃになりました。
ドビュッシーで気に入った曲は水の反映と沈める寺でした
間違えまくりでごめんなさい。
セヴラックとても気に入りました、他の方のもこれから聞いてみます。
850 :
大損ですよ伍長:2008/08/08(金) 02:19:00 ID:kZQFXfEZ
水の反映で良いんだ、ひどくボケてますちょっと最近疲れました許してください
さすがゆとりです理性が欠如してるようです馬鹿でごめんなさい。
>>850 まぁ気にすんな。
曲さえ解ればいいんだ。
酒がきれた。コンビニ逝ってくる。
ノシ
852 :
名無しの笛の踊り:2008/08/08(金) 18:02:10 ID:1Fe6dlB+
ID:kZQFXfEZ
かわいいなw
853 :
名無しの笛の踊り:2008/08/08(金) 18:23:42 ID:job/RK4x
さてANDANTEレーベルの安売りで
ドビュッシー歴史的録音集4枚組を売っていますが。
ID:kZQFXfEZさん、あなたの実直なレスに心沁みました。
あなたは本当のピュアな音楽ファンだと思います。
耳だけを頼りにここに来たんだもんな。
なんかかしこい犬みたいだなw
>856
のらくろ?
「かしこい犬」で「のらくろ」が出てくるなんて、いくつなんだw
859 :
金洪鰯:2008/08/11(月) 22:02:40 ID:jGmDCXzv
>>840 ニッポン人の作曲家はパクってばかりいるな(笑)
工業製品とデザインもパクリが多かったよ。でも最近は中国人に王座を
あけ渡した(笑)
860 :
名無しの笛の踊り:2008/08/12(火) 00:38:15 ID:zcQm30ge
ドビュッシーに似た作曲語法の日本人作曲家、武満徹でしょ
861 :
名無しの笛の踊り:2008/08/12(火) 01:15:15 ID:ZsJgSP6x
>>860 むしろそれは違うと思う。
彼はベルクより。
862 :
名無しの笛の踊り:2008/08/12(火) 01:18:33 ID:Lsxb7joi
いやちがう。
彼はメシアンより。
彼わ私のオンリーワン
864 :
名無しの笛の踊り:2008/08/14(木) 00:43:05 ID:9y+mqS51
武満はメシアンより明らかに格上
クラヲタって本当に格付け大好きだよなw
866 :
名無しの笛の踊り:2008/08/14(木) 10:48:02 ID:H6zO41QF
>>864のような意見の人って少ないんじゃないか?
早くも忘れられつつあるしな
>>864 ムード音楽作曲家がメシアンより上ってか??
笑わせるなぁwwww
869 :
名無しの笛の踊り:2008/08/19(火) 19:04:29 ID:FbuFbdNN
武満徹の曲はお化けが出てくるみたいだから夏向きの曲だよ。
ドビュの「ラ・メール」より夏向きだ。
ヒュ〜、ドロドロドロ〜・・・ つう感じだな。
形がない音楽っつう感じだな。
何回聴いても覚えられない感じだな。
懐かしさとか感じない・・・
お前がノヴェンバーステップスしか聴いたことないのは分かった。
武満は武満、メシアンはメシアン、ベルクはベルク、そしてドビュッシーはドビュッシーだ。
それぞれが唯一無二の存在であり、誰が上とか下とかそういうことはない。
873 :
名無しの笛の踊り:2008/08/24(日) 01:35:26 ID:Bryks5Vy
小学生の娘がピアノの発表会で月の光を弾くことになって喜んでたんだけど 「どうしてもこの曲好きになれない」 ってことで、シューベルトの即興曲に変更になっちゃった。
がっかり…
874 :
名無しの笛の踊り:2008/08/24(日) 01:38:40 ID:iLZViF0g
小学生にはまだ無理だ。
テンポの速いビートのはっきりした曲じゃないと。
875 :
名無しの笛の踊り:2008/08/24(日) 01:55:34 ID:Bryks5Vy
>>874 そうなんですか。
私はただ好きってだけで弾けないからよく知りませんでした。
変更してかえってよかったのかな。
876 :
名無しの笛の踊り:2008/08/24(日) 09:28:51 ID:tksCOnac
弾けないことはないけど、本人がどうしても好きになれないのに弾かせようとするのは
かわいそう・・・
これからもずっとそんな感じで親と葛藤しなきゃならないその子の哀れな未来を思うと鬱・・・・・
877 :
名無しの笛の踊り:2008/08/24(日) 09:45:38 ID:zPpe0GaB
パスピエにすればいいのに
てか、アラベスクでいいじゃん、ブルグミュラーの。
ドビュッシーはアラベ1番から入る人が多いね。
月の光は音を拾うだけならチョー簡単だけど、仕上げるのに時間が掛かった。
一番よいのは、本人がこの曲弾きたい!と思った時に弾くこと。
880 :
名無しの笛の踊り:2008/08/25(月) 08:23:03 ID:YNz4Asbr
>>873 娘の将来が安泰なのか危ぶまれるのかわからんな。Clair de lune が好きになれんと!あれが好きになれないという感性は理解できない。仮面とかなら分かるが。
881 :
名無しの笛の踊り:2008/08/25(月) 11:14:44 ID:IitzBu30
それは自分が大人だからだろ
シューベルトにがっかりする親の感性も危ういぞ
明らかにBryks5Vyのがヤバイよ。
というかBryks5Vyに反抗してやりたくないとう気持ちに禿しく同意。
Bryks5Vyは今後、子どものピアノの口出ししない方がいい。才能ぶっつぶすタイプだ。
>>879 > 一番よいのは、本人がこの曲弾きたい!と思った時に弾くこと。
そうだねえ。
数年前に発表会の曲を選んでいた時に、先生が「これどう?」と
勧めたラヴェルのオンディーヌを「なんかピンとこない」と蹴って、
ドビュッシーの水の反映にした事があります。
今は、ラジオで久し振りに聴いたオンディーヌが気に入って弾いています。
不思議なもんだ。
884 :
名無しの笛の踊り:2008/08/26(火) 13:03:32 ID:9u39Ab6/
873です
ちょっと見なかったら皆さんからいろいろな意見が。ありがとうございます。
ちなみに月の光をすすめたのは先生で私はピアノに関することには一切口出ししないようにしてます。
一昨年アラベスクを弾いたので違う作曲家のが弾きたいってことと、もっとテンポの早い曲が弾いてみたいってことで、先生と相談してシューベルトにしたらしいです。
がっかりしたのは私がドビュッシー好きで娘の弾く月の光が聴いてみたかったからで、即興曲ももちろんいい曲だとは思ってますよ。
885 :
名無しの笛の踊り:2008/08/28(木) 23:18:13 ID:EFeLp9BJ
前奏曲集をちゃんとデュラン版の初版楽譜を使用して演奏したCDってないんですか?
「アナカプリ」の最後のアルペジオの1回目のクライマックスの音は
初版楽譜じゃais + hなのに、どのCDもみな現行楽譜のfis + gisで弾いてる。
もしくは初版楽譜にこだわらなくとも、できるだけ楽譜通り忠実に演奏した録音ってどれ?
(例えば「沈める寺」の中間部の低音1Cの7回の連打、楽譜じゃあ単音なのに
どうもどのCDもみなオクターブで弾いてるようだ・・・とか。)
886 :
名無しの笛の踊り:2008/08/28(木) 23:36:30 ID:kF3/ycoR
>>885 取り敢えず、各エディションの問題点と自筆譜の問題から勉強しなおそうぜ。
初版譜が正しいってわけではないからね。
「馬の耳に念仏」とはよく言ったもんだ
>>886 頭悪いのか?それとも読解力が根本的に欠如しているのか?
885は読んで分かるとおり、何も初版譜が「正しい」とも言ってないし
各エディションに「正さ」を求めてる訳でもないじゃん。
「デュラン版の初版楽譜」を使用した珍しい録音を探しているだけだと思うよ。
んで?君は「各エディションの問題点」や「自筆譜の問題」を
どう勉強してきたのかね?教えてくれよ、すんげえ興味あるからさ。
>>885 >初版楽譜じゃais + hなのに、
それ、ミスプリだと思う。
>>885 ドビュッシーの楽譜について雑誌で読んだんだけど、
デュラン版はミスが結構あるんだとか。
ミスのある楽譜に忠実な演奏をする変わり者はいないと思うけど。
890 :
名無しの笛の踊り:2008/08/30(土) 03:28:17 ID:qK5Pq5el
ヴァイオリンソナタはどうでしょうか?
>>889 >ミスのある楽譜に忠実な演奏をする変わり者はいないと思うけど。
ドビュッシーじゃないけど、ルービンシュタインとかムーティとかが居るじゃないか?
尤も彼らクラスの巨匠ともなると白を黒と言い放っても黒として賞賛されるけどW
893 :
名無しの笛の踊り:2008/08/30(土) 18:41:32 ID:M96/mxmT
>>890 「どうでしょうか?」って曲のこと言ってるのか?
曲なら最高だよ。
894 :
名無しの笛の踊り:2008/08/30(土) 19:21:39 ID:qK5Pq5el
ヴァイオリンソナタより、フルートとヴィオラとハープのソナタの方が素晴らしいですよ。
チェロソナタも素晴らしいですよ。
>>889,
>>891 >ミスのある楽譜に忠実な演奏をする変わり者はいないと思うけど。
>ドビュッシーじゃないけど、ルービンシュタインとかムーティとかが居るじゃないか?
いやいやドビュッシーにも居るよ、しかも大勢w
今「沈める寺」が挙がっているので例えば有名な左手のgisの音。
初版譜ではこのgisの音にかかるタイがミスプリで欠落しているのに
わざわざご丁寧にgisの音を打鍵した演奏をレコードにするギーゼキング、
ミケランジェリ、グルダ、ハース・・・など。
>897
たぶん初版譜は正しいと思われてた時代だからじゃない?
↑その部分、同時代の他のピアニスト(のレコード)はみなタイで弾いているから
初版譜リファレンスはむしろ少数派だったんじゃあ?
[もちろんその後のCD時代のピアニストもみなタイで弾いている。]
また、
>>885氏のいう「アナカプリ」の最後のais + hが初版譜なら
897のギーゼキング、ミケランジェリ、グルダ、ハースは初版譜を使ってない
ことになる。[みなfis + gisで弾いてる。]
900 :
名無しの笛の踊り:2008/09/02(火) 00:58:51 ID:GIctlN46
「喜びの島」も同様の問題があるそうだね
>>885 >「沈める寺」の中間部の低音1Cの7回の連打、楽譜じゃあ単音なのに
>どうもどのCDもみなオクターブで弾いてるようだ
そんなことはない。
たぶんそこをオクターブで弾いてるのは、かつてLPでリリースされていた録音の
CD化されたやつだろう。LP時代のヴァリアンテの慣例だろうね。
俺の持っているコルトーや三毛もオクターブで弾いてる。
しかし最近('80年代あたり〜)の演奏はみんな楽譜どおりの単音弾きだよ。
例えばルヴィエとか。
さらに487のリンク先のCDとかは大抵単音弾きのはず。(全部聞いた訳じゃないが)
ベロフとかも単音でしょ。
弦楽四重奏曲はオルランド四重奏団が最高だとおもう。
>>897 沈める寺の「有名な左手のgisの音」って第9から第10小節にかかるタイのこと?
だったら「右手」の間違いじゃあ?
個人的には例えミスプリントであってもこのgisの音を弾いてくれると
何だか安心するけどなあ・・
>>901-902 逆に中間部の低音1Cの連打は楽譜どおりの単音の方じゃないとヤダ
>>904 オレ的には、10小節目でその♯ソを弾かない演奏を最初に聴いたから、
ミケランジェリらの演奏はちょっと違和感がある。てかテンポも違和感がある。
上まで全く読まないで質問しますが、
ドビュッシーの本で初心者向けの良いものありませんか。
907 :
名無しの笛の踊り:2008/09/04(木) 18:59:45 ID:oC9cTqBu
>>907 速レス感謝します
買いに行きます、楽しくなってきた
>>907 それ、日本語訳が最悪だよなあ
おそらく原書読んだ方が分かりやすい
昔だったらこれでも通用したのかもしれないが…
910 :
名無しの笛の踊り:2008/09/04(木) 19:47:28 ID:oC9cTqBu
>>909 フランス現代思想とかと比べたらよっぽど読みやすいよ
もともとが詩的な気取った文体ぽいし慣れればどうってことないよ
なんであれ、他の本では出合えないネタの宝庫だ
「亜麻色の髪の乙女」を父親そっくりに弾くシュシュとか
>>910 同じくマルグリット・ロンの「ラヴェル」は特にペダンティックな内容でもなく
読みやすい日本語になっているので、おそらく誤訳だらけなのだろうと思う
特に、係り受けが分かっていないのではないかと思われるような文章が多い
912 :
名無しの笛の踊り:2008/09/04(木) 20:08:25 ID:oC9cTqBu
>>911 おれ仏語ちょっとかじってたけど、「ドビュッシーとピアノ曲」の訳文は生硬で
直訳臭さがプンプンする。仏文を直に読んでるような感覚。
こんど「ラヴェル」と比べてみるよ。
読みやすい日本語のほうが意訳しまくりってのはよくあるんで
>>912 いや、直訳という以前に日本語になってないだろ
本をパッと開いて、テキトーに引用…
p.40
「そのほかには,わたしがうまく逃げたところはありません。
『ラモーをたたえて』では,ほかと同じように,
リズムに外れたところはないのです。」
いったい何語なんだよ、これw
>>908 全体的にこんな調子の文章が並んでますので、
これを解読できる自信がおありなら買ってみてくださいw
915 :
名無しの笛の踊り:2008/09/04(木) 21:10:02 ID:RRXKbmTj
>>885 >>899以降
「アナカプリ」の最後の1回目のクライマックスだけど、
クラウディオ・アラウが「ais/h」で弾いているよ。
ただしLP。(CD化されているかどうかは知らん。)
ちなみに皆が話題にしている「沈める寺」の10小節目のgisだが
アラウはタイで結んで弾き直していない。
また中間部の中間部の低音1Cの連打はアラウはオクターブで弾いている。
アラウに限って言うと別に初版譜にこだわってないようだ。
>>913 マジで
ピアノ好きだしいけると思ったけど…
917 :
名無しの笛の踊り:2008/09/04(木) 23:18:38 ID:oC9cTqBu
そんなの文脈を読めばわかるだろ。
>>913の指摘箇所
「リズムに外れたところはないのです。」は、この曲を通して作曲者は
メトロノームのように正確に弾くべしとその前で言っているのを指している。
「わたしがうまく逃げたところ」というのは
ドビュッシーがアルペジオで弾くことを禁じた10度の和音のこと。(譜例あり)
10度が届かない手のために、ロンはある逃げ方を示した。それは作曲者も許可したと。
読みやすい文ではないが、ピアノファンには極めて重要な示唆に満ちていて必ず役立つ本だよ。
918 :
名無しの笛の踊り:2008/09/04(木) 23:30:28 ID:YV00UaMt
>>909-917 こういう翻訳本は読み切れるものでないのよ。
哲学もそう。ある程度専門用語を会得していないとダメだわね。
読書はイマジネーションよ、イマジネーション!
イマジネーションが不足している人は読んでもダメよ。
結局、翻訳者の語彙力、文章力と読書の教養とイマジネーションが、その本の
価値を決めるのよ。
919 :
名無しの笛の踊り:2008/09/04(木) 23:32:27 ID:YV00UaMt
↑
まちがいたわ、訂正するわね
読書の教養 ⇒ 読者の教養
>>913 その本持ってるけど、
・上手く逃げた所はない・・・上手く誤魔化せた所はない。
・リズムに外れた所がない・・・隙がない。
っていう事じゃね?普通に意味通じると思うけど。
ドビュは崩して弾くことを嫌ったらしいから、
小さい手ならhをタイで繋ぐ方法がベストと考えたんだろうね。
>908
ドビュ好きなら買って損はないと思う。
モニク・アースは9度が届かなかったらしく、
「ラモーを讃えて」の5小節の所は崩して弾いている。
これはこれで良いと思う。
>>917 >>920 読む人によってかなり解釈がズレてきてるじゃんw
だから日本語訳が良くないと言ったんだけど
その「誤魔化し」の方法を提示したのは、ロンなのかドビュッシーなのかという
事実関係にさえ、解釈に重大なズレが生じている
これは二人の読解力がどうのという問題ではなく、
訳文自体が既にあいまいで、一義的に解釈することが不可能だから
フラ語というのは係り受けが非常に明快な言語なので、
おそらく原文を読めば、こんな問題は生じないはず
924 :
名無しの笛の踊り:2008/09/05(金) 08:53:26 ID:Xi+ZKCk6
なんでこんな文も読み取れないのか。
前後を読めば920のような誤解はありえない。再び引用。
「ドビュッシーは絶対にアルペッジョで弾くことを認めず、9度と10度の和音を
打鍵できない手に対して、わたしが暗示した次の節分法を指示していました。」
その後に該当箇所の譜例と
>>913の文が来る。
ロンはごまかし方は自分の発案だと言いたいんだよ。
913といい、こんな文も読めないで大丈夫か?
らめぇ〜〜
>>904 >>915 どっかの馬鹿ピアニストがわざわざベーゼンドルファーのインペリアルを
持ち出して、この中間部の低音1Cの連打をインペリアルにしか出せない
2Cの超低音(インペリアルの97番目の一番左端の黒いキー)を加えて
オクターヴ弾きしたレコードを出してましたなあ・・・www
>>923-924 >その「誤魔化し」の方法を提示したのは、ロンなのかドビュッシーなのか
あの〜920を書いたもんですけど、
>小さい手ならhをタイで繋ぐ方法がベストと考えたんだろうね。
920で書いた↑はロンの事を言ってるんですけど。
本に「私が暗示した次の節分法を・・」と書いてあるでしょ。
>917
そこ10じゃなく9度だよ。
ちなみに、同じ音友から出版されてるジェルメーヌ・ムニエ女史監修の楽譜にも、
ロンの回想という形で同じ「逃げ方」が載ってる。54小節のdimの事も載ってる。
でもこの楽譜、運指が書いてないんだよねぇ・・
本を図書館で借りたんだよ。
古いほうだったけど、どうだろう。
>>930 そのようだけど、よく知られているのはコロムビアから出ていた
コンドンコレクションのものだと思うよ
>>931 そうですか。詳しい説明が書かれていなかったので、どうなのかなと思って。
ドビュッシーのピアノの腕前ってどれくらいだったんでしょうね。
コンセルヴァトワール(でしたっけ?)に入学できたくらいだから、
きっと上手だったんでしょうね。
933 :
保存用:2008/09/11(木) 20:15:06 ID:XDbrYAI5
934 :
名無しの笛の踊り:2008/09/11(木) 21:04:09 ID:97HNAi6S
無名
>>933 ネコーシカが褒めてやがるのか。迷惑だなw
構成力がとにかくもの凄い。
特に、前奏曲集第二集あたりの説得力は強烈無比。
どのピアニストが弾いても漠然としてしまうこの曲集に、
これだけ明確な輪郭を与えることが出来た例を俺は知らない。
第一集と同じくらい分かりやすい音楽になっていると言っても
過言ではないと思う。
この曲集に苦手意識を持っている人には、真っ先に薦めたい演奏。
…って実は、演奏に関しては第一集の方が良い出来なのですが、
他のピアニストによる第二集の演奏がどれも不甲斐ない為に、
その存在感が際立ってしまう。
ちなみに、Ivoryによるリマスターの出来は
イマイチ、イマニ、イマサンくらいかな。
ここいら辺が、容易に他人に薦められない部分。
惜しい!
2巻で一番好きなのは「月の光が降り注ぐ露台」
霧、水の精、花火とかはベロフのをよく聞くよ
まぁ、ネコーシカの審美眼は超一流だから・・・
>>937 ベロフら、戦後世代の演奏では、楽譜の指示を逐一実行しつつも
何故そう書かれているのかについては積極的な判断を下さないのだが、
エリクールは作品のあらゆる細部まで完全に分析・定義して、
明快なビジョンを聴き手に突きつけてくる。
だから、現代の演奏を聴き慣れた耳には、エリクールの演奏は、
聴き手の想像力の介入を許さないという点で、多少窮屈なものに
感じられるかもしれない。
(エリクールの演奏能力は、並はずれてスケールの大きな表現力を持っているけど)
とはいえ、こういう演奏も、一度は体験してみて欲しいな。
聴いてて、耳から鱗がゴソっと落ちますよ。
このスレにも自演厨が紛れ込んできてマス
他スレで自画自賛自演して叩かれて
そんで今度はこのスレかよ・・・やれやれ
>>940 誰のことを言ってるのやら分からないが、
(まあ、
>>933は他のスレにもマルチしているようだけど)
ID抽出とか時系列の照合とか、その程度も出来ない奴が
自演自演騒ぐのはやめてくれないかな。
かえってウザい。
らめぇ〜
>>939 【ドビュッシー・海の音響く 静かな情熱】
ttp://ondine-i.net/column/column027.html ドビュッシーという人は、全てを説明するのではなく、
半分まで説明して残りの半分は聞き手の想像力に委ねる。というような考えだったらしい。
「何故そう書かれているのか?」は基本的には誰でも考える事だと思うが、
積極的な判断を下せば下すほど、独り善がりの演奏になりそう。
個人的には、聞き手に答えだけを突き付けてくるような、
押し付けがましい演奏はあまり好きじゃなかったりする。
944 :
名無しの笛の踊り:2008/09/13(土) 23:07:35 ID:PVVMeTpw
しかし、ドビュッシーの自演はすごいな。
何故ここで話題にならないんだろう。
ネ○ーシカの自演の方がもっとすごいけどなwwwwww
>>943 > 聞き手に答えだけを突き付けてくるような、
演奏だからこそ、隅々まで明晰で、
> 押し付けがましい
と感じさせるような生臭さというのが微塵もない。
そういうのは大抵、演奏者が自分で解釈切れない部分を
様式違いな方法で埋草して誤魔化そうとした結果生じるもの。
ご託を並べて耳を閉じるよりも、とりあえずは聴いてみるという
姿勢を持った方が、見識も深まるというものだと思うのだが、
余計なお世話か。
まあ、音質悪いから、強くはお薦めできませんけどw
>>947 ×解釈切れない部分を
○解釈し切れない部分を
ドビュッシー演奏にショパン演奏のレトリックを持ち込んで
様式感がちゃんぽんになっちゃってる演奏って、よくありますよねw
>様式感がちゃんぽんになっちゃってる
文末にwとつけてるからバカにしてるんだと思うけど
こういう演奏法が評価されないからクラシックって敬遠されるんじゃないかなあ
その時その時の感じ方ではなくいかに原曲に厳格かってことが重要視されるわけでしょ
そうすると感覚よりは前知識みたいなものが聴き手側に要求されるわけで敷居を上げる要因になってるよね。
ドビュッシーは前知識なしに聴いてもいい。
いいものはいい。
なのに、演奏するとなると、そうはいかないのだろうか?
>>949 むしろそいういう演奏が評価されすぎてるから、聴き手の側は
どの作曲家の作品を聴いてもあまり違いが感じられない、
その作曲家固有の表現というものを知る機会さえないという、
そういう状況も生じてると思う。
現在は
>>944が言うように、誰でもドビュッシー自身の演奏を聴くことができる、
ヒストリカルな音源を通じて、当時のフランス流派の演奏スタイルも
知ることができるという幸福な状況にあるんだから、プロの側も
いつまでもLPレコード全盛期のパラダイムを漫然と引き摺ったスタイルの
演奏ばかり垂れ流し続けて良いのかどうか、もっと自問すべき。
952 :
名無しの笛の踊り:2008/09/14(日) 23:26:41 ID:+YwwQLoD
ドビュッシーが弾いた沈める寺は、楽譜通り弾いてない
箇所があるって聞いたけど。
954 :
名無しの笛の踊り:2008/09/18(木) 00:44:21 ID:vERoDSGs
ヴァイオリン・ソナタの名盤を教えてください。
(今持っているのはカントロフ&ルヴィエのだけです)
>954
クイケン
>>953 「楽譜」ったって色々あるのよ、どの楽譜よ?
前奏曲集第一巻の何曲かをドビュッシー自身がピアノ・ロールに録音した時点でさえ、
自室譜、デュラン社の初版、ドビュッシー自身がデュラン社の浄書係に修正指示出した譜面、
さらにドビュッシー自身による改訂版が存在してて、それぞれ数十箇所の相違が
あるらしいんだが?
957 :
名無しの笛の踊り:2008/09/19(金) 00:24:17 ID:wRQVNfoS
>>955>>957 みなさんありがとです
ヴァイオリン・ソナタっていい曲ですよね。あの不思議な響きにハマりました。
ラヴェルのより好きかも
ふぅん
960 :
名無しの笛の踊り:2008/09/19(金) 19:16:00 ID:riFQcYYm
ふぅんとはなんだ。下らんスレ消費するな。
おれもヴァイオリンソナタ好きだ。なんか軋みが感じられる味のあるアパートの
雰囲気だな。
961 :
名無しの笛の踊り:2008/09/19(金) 21:29:31 ID:oZF/BCkO
ドビュッシーは他の曲がすごすぎるからヴァイオリンソナタの人気が低いのかな?
むちゃくちゃいい曲だと思うよ。
>>961 チェロソナタとか三重奏ソナタも人気というか知名度が低そうだぁね。
でも個人的にはあまり有名になって欲しくないという想いもある。
メジャーになったら逆に嫌いになりそうw
天邪鬼やのう
晩年の3曲のソナタいいですねえ。滋味にあふれてる。
ドビュッシーの曲の中では結構メジャーじゃないの?
地味な管弦楽曲なんかの方がむしろマイナーな希ガス
おもちゃ箱とかスコットランド風行進曲とか
「舞曲」のラヴェル盤あるの知ってる?
あれはいいものだ
カンマが好きな俺は異端
968 :
名無しの笛の踊り:2008/09/25(木) 10:10:00 ID:2eQ+ywy+
仏語的にはカマと読みます
「交響曲」に詳しい人いませんか?
いたとして、どうしたいの?
971 :
名無しの笛の踊り:2008/10/01(水) 11:58:30 ID:li2FchxH
>>966 「シチリア風のタランテラ」のこと。
ラヴェルの編曲で、ラヴェルの曲みたいに聞こえてしまう。
972 :
名無しの笛の踊り:2008/10/02(木) 19:39:01 ID:y7uLgdsK
ずっと疑問だった。
「クラリネットと管弦楽のための狂詩曲第1番」
ってあるけど、第2番はある?
973 :
名無しの笛の踊り:2008/10/03(金) 20:05:18 ID:9hytrzXM
>971
いやそれがさ、ラヴェルはわざと「ドビュッシーっぽい」編曲をしたんじゃないか?
と思えるほど、ラヴェルっぽくないんで驚いた。
974 :
名無しの笛の踊り:2008/10/04(土) 14:01:10 ID:WQDBiv3V
精子がドビュッシー
うわあおもしろい
976 :
名無しの笛の踊り:2008/10/06(月) 00:43:53 ID:eVCreFmu
亜麻色の髪の乙女は俺の初恋を思い出させる曲
聞いたら今でも泣ける泣ける
青春ってすばらしい
977 :
名無しの笛の踊り:2008/10/06(月) 00:47:43 ID:UdA07WAy
思い出というものは、美化されるものだな。
あまいろの〜ながいかみを〜
かぜがや〜さしくつつむ〜
おとめは〜むね〜にし〜ろい〜はなた〜ば〜を〜
でしょ?
青春って素晴らしい!
>>978 その曲はドビュッシーらしくない曲想だよな
981 :
名無しの笛の踊り:2008/10/07(火) 11:05:39 ID:q+OgwPUv
そろそろ本スレも1000の風になってネット霊界に消えますねぇ〜
ヒースの荒野のサビの部分って
ETのテーマに似てない?
986 :
名無しの笛の踊り:2008/10/08(水) 07:57:54 ID:niT2WuHD
次スレ、早く30かそこらまで書かないと消えちゃうぞ。
987 :
名無しの笛の踊り:2008/10/08(水) 09:31:37 ID:pg3c3FB3
>>986 あんたが書けばいい
ドビュは書く人いっぱいいるから、大丈夫だよ。
988 :
名無しの笛の踊り:2008/10/08(水) 09:49:13 ID:niT2WuHD
ドビュスレがいきなり落ちたことを覚えていないのか?
しかも、新しいサーバーでは、スレ立て後に落ちやすくなった。
989 :
名無しの笛の踊り:2008/10/09(木) 00:14:13 ID:fXKAPaLg
スペイン人が聴いてもスペイン人が書いたと思うような曲を書いてみせたそうですね。
990 :
名無しの笛の踊り:2008/10/09(木) 10:20:10 ID:19vTXOGP
>>972 ドビュのクラ狂
きっと他に1曲ぐらいは作ったんじゃないか?
電車が片側しか通らないプラットホーム一つだけの駅で、一番線ホームなんて
つける酔狂な鉄道会社はないよねぇ
991 :
名無しの笛の踊り:2008/10/09(木) 12:40:51 ID:OFNWdTkd
最強、6つの古代碑銘にハマっている
キースエマーソン ピアノ協奏曲第一番
993 :
名無しの笛の踊り:2008/10/09(木) 20:34:47 ID:fXKAPaLg
スレの終わりになって荒らし始める
>>992のような園児もいるのね。
こらまた短気なお人で
995 :
名無しの笛の踊り:2008/10/09(木) 23:59:23 ID:fXKAPaLg
うん
996 :
名無しの笛の踊り:2008/10/10(金) 00:20:52 ID:6+hTCS31
この間のハーゲンSQによるドビュッシーの弦楽四重奏曲、かなりひどかったな。
四重奏はオルランドQが絶品だと思う。
998 :
名無しの笛の踊り:2008/10/10(金) 21:13:07 ID:52AMf4Yk
ドビュは晩年、室内楽を6曲作ることを予定していた。3曲だけ作ったが
残りの3曲はどういう楽器の組合せで作ろうとしたんだろう?
999 :
名無しの笛の踊り:2008/10/10(金) 21:46:15 ID:QUFUoEjY
神のみぞ知る
サン=サーンスの4曲目はコーラングレだったらしいが
1001 :
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