まったく
2 :
名無しの笛の踊り:2005/12/23(金) 23:58:43 ID:0qJgECe3
2コウトだぜ
3 :
名無しの笛の踊り:2005/12/23(金) 23:59:13 ID:lVE+gSoi
two hu----!
4 :
名無しの笛の踊り:2005/12/24(土) 00:26:52 ID:8j4r13K4
「笑っちゃうよね」スレの新作かと思った
5 :
名無しの笛の踊り:2005/12/24(土) 01:39:52 ID:Ufkc5Q9/
ホモスレならあるねん
6 :
名無しの笛の踊り:2005/12/24(土) 05:44:40 ID:TMkJwL+W
7 :
ナジッカー ◆tjUapVO1n. :2005/12/25(日) 07:31:59 ID:ProAm6MD
ラフマニノフのピアノ協奏曲第三番がいいですね
ライナー式の 51年録音の
>>6 スバラシイ
8 :
名無しの笛の踊り:2005/12/25(日) 08:51:31 ID:iJTL8wTC
新参は過去ログ全てに目を通し、ホロヴィッツに関しては
既にここでは語り尽されたということを理解しろ。
9 :
名無しの笛の踊り:2005/12/26(月) 13:42:10 ID:JbvD8Msp
語りつくされたからなぁ。。。
史上最大のコンサートって奴は買い?
10 :
名無しの笛の踊り:2005/12/26(月) 17:16:03 ID:GMXO1RFG
詩人の恋の伴奏を聴くだけでも買う価値あり
>>10 あれ伴奏でなくピアノが主役になってる。
ディースカウがホロヴィッツにあわせて歌ったと
インタビューで話してた記憶が
12 :
9:2005/12/27(火) 00:27:06 ID:xFaBEv1s
ふむ。。。チャイコフスキーの偉大な芸術家の思い出と
ラフマニノフのチェロソナタも聞いてみたいし買ってみます。
ホロヴィッツ聴くたびに笑っちゃう。
だってレガート奏法が出来ないんですもの。
ってお隣りのゆかちゃん(2歳)が言ってました。
14 :
名無しの笛の踊り:2005/12/28(水) 10:56:48 ID:maYyZwl4
あげ
15 :
名無しの笛の踊り:2005/12/29(木) 09:32:38 ID:ITrtLxTp
語りつくされただとぉ
突然ゆうやく振り切ってこうだ
16 :
名無しの笛の踊り:2005/12/29(木) 12:42:51 ID:7tJOBzSP
しかし話題に上がるとしたら1度目の来日時は薬漬けだったとか(真意のほどはわからん)
マンセー&アンチが荒れる。そりゃ自分もまだ知らない話が出てくるのであれば、スレが
続いて欲しいが・・・他の人はどうだろ?
ヒビの入った骨董品と評された一度目の来日公演は聴きに行かなかったけど、
二度目のは行った。入場料が初来日のときより安くなって心配だったけど、
十分名誉挽回する演奏だったよ。真夏だというのに、真冬のコートを着て、
皮手袋でファンと握手していたのが印象的。当時は奥さんがトスカニーニの娘だ
なんてこともしらず、傍にいた奥さんには気にも止めなかったけど、しっていたら
無礼を承知で家庭ではどんな人だったか聞いてみたかった。
最近もCD出たじゃんオタケンの、俺買ったよ!
19 :
名無しの笛の踊り:2005/12/31(土) 00:16:52 ID:KoJNtWan
>>18 音質が改善されたと聞いたがどうなの?
あと史上最大のコンサート買いました。
>19
デジタルリマスタリング無しをどう評価するかでしょうね、漏れはGood。
チャイコは第三楽章が特に凄かった!
スクリャービンの8-12、The Magic of Horowitzの演奏だと
最後一発で弾ききっちゃってる訳ですが、
もし誤魔化していないのなら、レ#から1オクターヴ上のラ#まで届いたという事になりますね
でも凄い好きです。スクリャービンの自演の神演奏とは違った雰囲気で楽しめます
22 :
名無しの笛の踊り:2005/12/31(土) 12:02:11 ID:KoJNtWan
確かにチャイコフスキーの偉大な芸術家の思い出は良かった
詩人の恋も良かったが、ただラフマニノフのチェロソナタはヴォロドスのほうが自分好みだったかも。
23 :
名無しの笛の踊り:2006/01/02(月) 16:19:10 ID:aUFUnImb
今年こそ、イエール大学の録音出てこないかな
こういうものの権利は、今誰が持っているんですかね
mixiのコミュはゲイオンリーだし
ゲイオンリー?
モスクワライブDVD見た。
ホロヴィッツのモーツァルトもすごく良いじゃん!キラキラしてる
>>21 あれは左手のラ#は1オクターブ下げて、
「レ#ラ#レ#」にして轟音ぶちかましてるんだよ。
ホロヴィッツの手で届いたのは恐らく10度まででしょう。
28 :
名無しの笛の踊り:2006/01/06(金) 13:31:58 ID:G7QmkUE0
ホロヴィッツの指の動かし方ってキレイだね
>>26 ホロヴィッツのモーツアルト、
モーツアルトを理解しないピアニストが弾けば、
こうもなろうかという見本。
30 :
名無しの笛の踊り:2006/01/06(金) 17:26:33 ID:tHbWtSA+
理解してるかどうかはともかく、モツにはああいう要素もあるということかと
>>27 なるほど。右手はどうでしょう?
自分は惜しい所で届きませんが、
ファ#から1オクターヴ上のラ#までは届いてるんでしょうかね
つまりファ#レ#↑ラ#と
>>29 一生をピアノと音楽に捧げた人がああいう風な弾き方してるんだから
少なくともお前の100倍は理解した上でああいう弾き方している
33 :
名無しの笛の踊り:2006/01/07(土) 03:18:24 ID:GIupc+RL
自分はクラ初心者で極端な話、ホロヴィッツがモーツァルトを録音してるから聞いてるだけで
モーツァルト聞かないから判んないんだけど、ホロヴィッツのはやっぱ柔軟すぎるの?
何が不満なのか教えて欲しい。何がモーツァルト的じゃないのか、と。
34 :
名無しの笛の踊り:2006/01/07(土) 06:13:20 ID:PymEQRzr
端正ではないね。でもあんなに温もりのあるモーツァルトを弾ける
ピアニストはいない。k.330なんて「好々爺がピアノと戯れている」
という表現が如何にも、といった演奏。
>>32 100倍悪く理解したんですよね、ホロヴィッツ氏は。
彼はばりばりに弾くいていた頃ー1950年代頃
ですかね?ーが一番良かったと思います。ちなみに
私は60年代はアメリカに長期滞在していて、1965年
のカーネギーホールの復帰コンサートを聴くことが
できました。バッハには堅さが見られ今ひとつでしたが
やはりかつてのホロヴィッツを好きだったので感慨
深かったですね。あの頃と比べれば70年代後半
頃からのホロヴィッツは、痴呆老人がすべてが許され
ると思っているかのように、勝手気ままに弾いてますね。
またヘンなのが現れたな
>>17 ホロヴィッツ本人よかホロヴィッツ夫人の方がコメント引き出すの難しいと思う。
あの人は滅茶苦茶気が強そうで正直怖い。
38 :
名無しの笛の踊り:2006/01/07(土) 17:54:04 ID:VHNgEAqw
ホロヴィッツの夕げという本が面白いよ
夫人などのやりとりも日常の会話形式で記録されてる
39 :
名無しの笛の踊り:2006/01/13(金) 13:30:09 ID:7uwiQ3Fh
夕げ?夕べじゃー・・・?
永谷園
41 :
名無しの笛の踊り:2006/01/15(日) 09:10:15 ID:/+XvFhvo
ホロヴィッツの晩年の録音は素人ウケが悪い。
42 :
名無しの笛の踊り:2006/01/15(日) 09:18:40 ID:19LBMZ3R
ホロヴィッツの全盛期って何年くらいまでなんでしょうか?
43 :
名無しの笛の踊り:2006/01/15(日) 10:41:37 ID:rQXWj2WL
『熱情』は70年代のSONY盤と50年代のRCA盤どちらが良いの?
44 :
名無しの笛の踊り:2006/01/15(日) 11:09:44 ID:alheXjb2
全盛期→20〜30年代
>>42 全盛期って言うか、70年代の初頭あたりまでなら、
好き嫌いはあるが、いいんでないか?曲で言うと
CBSソニーに70年頃に吹き込んだシューマン
のクライスレリアーナあたりまでかな?86年頃の
ドイツグラムフォンのクライスレリアーナはよくないね。
私の1番好きなホロヴィッツは50年代頃のRCA
時代かな?
46 :
名無しの笛の踊り:2006/01/15(日) 16:13:35 ID:xQHflt/d
40〜50年代のエグイ演奏が好きだからその辺りかなと思う。
ド派手な曲もいっぱい弾いてたしね。
47 :
名無しの笛の踊り:2006/01/15(日) 17:39:14 ID:hlQAsVVy
ホワイトハウスでのショパン第2ソナタの映像見てて
指のバネの凄さに呆れたw
48 :
181:無しの笛の踊り:2006/01/15(日) 18:19:21 ID:t8zkpKh6
ON TV '68 の映像をみると、ばねがもっと凄い。一般に発売されている
ものでは、「アート オブ ピアノ」には スクリャービンの練習曲8-12
と、ビゼー=ホロヴィッツ「カルメンの主題による変奏曲」の2曲の映像
があります。その他は一般には発売してないので見るのは難しい。でも
凄い演奏です。
CBSがテレビ放送のために特別に主催したコンサート(カーネギーホール)
で録音・録画されたものです。ライブ収録のようになってますが、部分的には
リハーサルの時の映像が使われているし、CDはさらに色んな編集がされてます。
60年代後半のホロヴィッツの一番いいところが入ってますよ!
49 :
名無しの笛の踊り:2006/01/16(月) 20:36:17 ID:hoIa76TV
'68のカーネギーの映像見たけど、ただただ神と言うしか・・。
一番バランスが取れた円熟期の演奏を収めた映像ではないかと思う。
スクリアビンやカルメンには当たり前に圧倒されたけど、
予想外にポロネーズ5番にひどく痺れてしまった。
早く正規発売してほしい。
>>49 "円熟期の演奏を収めた"
まったくもって違います。
51 :
181:無しの笛の踊り:2006/01/16(月) 22:58:46 ID:ihx9LK2W
>>49 発売されれば文句無くホロヴィッツのベストの映像となるでしょうね。
これに比べると、ホワイトハウス('78)ですら音楽が緩んで感じられるくらい。
'80年代の映像しか見ずに、ホロヴィッツの演奏を語るとしたら、ちょっと寂
しい。あれは、それこそ円熟の演奏ですね。
あとはホロヴィッツの思い出のLDに付録みたいについていた、'74頃の
自宅で撮った「炎に向かって」は凄い。CBSがドキュメンタリー番組として
撮った「60ミニッツ」の中では、ライブでリストロ短調のほんの一部
(シカゴか)とか自宅での「チャルダッシュの女王」とかカルメンが桁外れ
に面白い!
80年代はロンドン('82)、日本('83)、ラストロマンチック('85)、
モスクワ('86)、モーツアルト協奏曲(ジュリーニ指揮・'87)、ウィーン('87)
ホロヴィッツの思い出(回想集・貴重なプライベート画像やニュース素材もある)
が発売済み。その中ではモスクワが最高! かな。
52 :
181:無しの笛の踊り:2006/01/16(月) 23:16:35 ID:ihx9LK2W
ホロヴィッツが人生を語っているインタビューは、ロンドン、日本、モスクワ
で見られる。あとロンドンをテレ朝が中継した時に独自のインタビューがあっ
た。
ラストロマンチックやホロヴィッツの思い出は自宅での風景・会話が沢山。
'65年のヒストリックリターンを待つ客の風景とかもある。60ミニッツはもと
もとがインタビュー番組なので、いっぱい語っている。他のに比べるとかなり
突っ込んだ話をしている。12年の引退の話にも触れている。奥さんのワンダさ
んが一番怖い(笑)。ただし日本では多分放送されてないので、全編英語。そ
うそう星条旗も結構長く弾いていた。ホワイトハウスでは、当時のカーター大
統領がホロヴィッツを「国宝(National Treasure)」と言ってスピーチしてい
る。
奥さんがどこかで「私は、父と外観は似ているが、父(トスカニーニ)の
音楽の才能や性質は受け継がなかった。私は耐えるタイプ。」と言っていたが。
みんな心で「いえいえ、怖い性質はそっくりですよ」と思っていたことだろう。
53 :
名無しの笛の踊り:2006/01/17(火) 00:52:14 ID:i985odXB
60ミニッツっていつごろ録画されたの?
54 :
181:無しの笛の踊り:2006/01/17(火) 01:53:36 ID:lGVKjQ9b
アメリカデビュー50周年(オーマンディとのラフマニノフ協奏曲
とかホワイトハウス)の前後、77年12月26日放送との資料も
あります。60ミニッツって、今も現役の番組でTBSで金曜日の深夜
とかにやってるドキュメンタリーとか言う番組です。よく見ると
60minutesってでます。古くはウォーターゲート事件でニクソンにイ
ンタビューやったような超社会的番組。この由緒ある番組出演という
ことでホロヴィッツもOKを出したということです。実は2,3年前番組
30周年とか何回記念とかで特集やってて、この時にホロヴィッツの
映像も数十秒流れてカルメン弾いてた。インタビュアーは当時から
有名人だったダン・ラザー氏
あとは'87年頃のグラミー賞の授賞式の時にこの映像が数分流れ
ました。NHKBSや民放で見たら映像も流れててカルメン、星条旗、チャ
ールダッシュの女王から2曲くらい部分的に弾いていた。おまけにホロ
ヴィッツ本人が授賞式に現れてスピーチまでしてビックリした。記憶が
定かでないが
「クラッシックが今でもアプリーシェイトされて嬉しいよ。ありがとう」
なんて言ってた。ピアノは弾かなかった。たぶんモスクワのCDが特別賞
を受賞した時。会場は総立ちになっていた。
55 :
181:無しの笛の踊り:2006/01/17(火) 01:56:54 ID:lGVKjQ9b
本編は約15分。とある方のご好意でアメリカから持ち込まれたビデオ
を見ました。15分なので発売は難しいと思いますが、ロ短調をコンサート
で弾く姿とか、ホロヴィッツ本人や奥様のコメントなど貴重な映像だらけ。
56 :
名無しの笛の踊り:2006/01/17(火) 02:14:04 ID:i985odXB
わぁ!見てみたい!モーツァルトの23番を録音してるときに
記者の一人が「彼のことなら何でも興味があるよ」って言ってたが
まさに今の自分もそれだw
57 :
181:無しの笛の踊り:2006/01/17(火) 02:59:38 ID:lGVKjQ9b
ふと思い出しましたが、ホロヴィッツの思い出の中でもこの60ミニッツの
映像出てきてました。12年の引退についてこんな感じ。
奥様の回想インタビュー
W「多くの芸術家と同じように彼も落ち込むことがありました。神経衰弱だか大腸炎だかわからなかったけれど、スランプが12年も続きました。長い時間でした。」
60ミニッツのシーンから
I「演奏しなかった12年間一体何を?」
V「ここで幸せに暮らしていたよ。」
I「ここで幸せに?」
V「ええ、とても。」
I「で、奥様は?」
W「私はそうじゃなかった。」
I「でも、ここにいらした。」
W「そうです。」
I「辛い12年間でしたね。」
W「ええ。だって「もう2度と弾かない。」なんていいだしてね。その度に「好きにしたら」と言ったものの、心は重く沈んでいました。」
V「でもレコーディングは続けていたよ。」
I「レコーディングは続けていても、演奏会は12年間もやらなかった。」
V「そうだね。」
I「2年間一度も外出しなかったことがあったとか。その間奥様はずっとそばについていらしたとか。」
58 :
181:無しの笛の踊り:2006/01/17(火) 03:01:30 ID:lGVKjQ9b
I インタビュアー
V Vladimir Horowitz
W Wanda Horowitz
59 :
181:無しの笛の踊り:2006/01/17(火) 03:05:43 ID:lGVKjQ9b
奥様の回想インタビュー
W「ある時ミルシテインが私達にこういったことがあります。「「ホロヴィッツ
は精神病院にいるんだろう」と言われたので、「冗談じゃない。彼は元気にし
ているよと言ってやった。」と・・・。とにかくいろんな噂が飛び交いました。」
60ミニッツのシーンから
I「どこからそういう噂が?」
V「アメリカ人はいいニュースが嫌いなんだ。新聞の見出しも悪いニュースば
かり。いいニュースだと新聞が売れない。」
奥様の回想インタビュー
W「最初の年は部屋から出ず、演奏もしませんでした。でも、少しずつ弾くよ
うになって・・・53年から65年まではまったく弾きませんでした(確かにワンダ
さんはそう言っているが55年の言い間違いではないだろうか)。56年から57年
になって、家でレコーディングを始めましたが、少しやる気になったみたいで
す。調子も良くなっていたしもう大丈夫そうでした。自信をつけるためにカー
ネギーホールで演奏したいと言い出しました。お客様は24時間も前から並んで
いました。マットで一夜を明かしたんですね。それでコーヒーとドーナツをお
配りすることにしたんです。演奏会を終わって外に出ると私たちに向かって
「僕は12時間も並んだんですよ。」という青年がいました。私は振り返り
「私は12年間待ったのよ」と言いました。」
>181氏
グラミー賞のは自分もたまたま見てたよ。
スピーチ苦手なんだなって思った。
確か最初に身を乗り出して演壇を両手で叩いて
(子供っぽく)会場の注意を引いてから、
クラシックがまだ世の中に認められて本当に嬉しいです。
(失念〜),great appreciation.
ぐらいの数語しか喋りませんでしたね
(ありえないスピーチで会場引いてたww)。
61 :
無しの笛の踊り:2006/01/17(火) 23:30:18 ID:ABIZgSEa
失礼しました181は他レスの番号でした。
デュバルの著書「ホロヴィッツの夕べ」の中には、このへんの記述がありました。
これも記憶が定かでないのですが、多分こんな感じ
「私はホロヴィッツ氏のために、入念なスピーチの原稿を仕上げたが、
この老人はステージに上がるなり、ライトに照らされて記憶がとび
ひどいスピーチをしたのだった」
デュバルさんは自身もピアニストで、ホロヴィッツのよき音楽の話相手
として特に85年以降度々ホロヴィッツ宅を訪れています。その時の話を
まとめたのが「ホロヴィッツの夕べ」です。モスクワでのアンコールに
「モシュコフスキーの火花を弾いたら」と進言したのもこの方。モスクワ
のコンサートのわずか2.3週間前のことだったようです。
その他2人が'70年代後半に知り合うきっかけとなった、ラジオ番組
のために収録した音楽談義は、ホロヴィッツの音楽観を知る上で貴重です。
Remembering Horowitz という日本では出版されなかった本の付録として
CDに収められています。3B(Bach,Beethovenn,Brahms)についての意見を
求められて”2B and smaller B だろう”なんて笑いながら答えてます。
62 :
名無しの笛の踊り:2006/01/18(水) 00:29:14 ID:5x8r/p4a
63 :
無しの笛の踊り:2006/01/18(水) 23:56:03 ID:PGvxCgZs
どうもありがとうございます。ホロヴィッツのことなら
色々話したいもんです。なんなりとお尋ねください。
これは初来日の時の新聞発表です。
'83.5.24 朝刊
伝説の名ピアニスト
ホロビッツ氏、初来日へ、
料理人同伴 入場料最高5万円
わが国をまだ一度も訪れたことがなく、生きながら伝説中の人物とされて
きた米国の名ピアニスト、ウラジーミル・ホロビッツ氏(78)が突然、来日す
ることが決まり、招へい元の梶本音楽事務所から23日発表された。
氏は現在カリフォルニア地方にいるが、29日に東京入りし、静養ののち、
6月11日と16日夜八時からNHKホールでの独奏会に臨む。
公演のため本番と練習用のピアノ3台を空輸し、料理人、調律師らも帯同
する予定で、ホテルに自宅と同じような調理場があることが条件。
このため、26日から売り出される切符も5万円ー8千円(高校生以下)
と独奏会ではこれまでにない超一流の値段となっている。
ホロヴィッツ来日の報だけですごいことですが、他の情報も興奮を呼び起
こすのに事欠きません。超一流の値段という表現はどうかと思いますが・・・
ここからすべては始まりました。
このころは$1=241円でした(想像以上に安い!)
2回目の'86年6月には $1=165円くらいになってます。
64 :
無しの笛の踊り:2006/01/19(木) 00:01:45 ID:PGvxCgZs
後にホロヴィッツの誕生年が1903年であることが分かったため、
この時実際には79歳になります。
あと実際には来日は5月29日より少し遅れたと記憶してます。
65 :
無しの笛の踊り:2006/01/19(木) 00:17:40 ID:9DjNjgRR
Welcome
今世紀最大のピアノの巨匠に敬意を表します。マエストロ、たった一週間前ま
で、あなたの来日は、あらかじめありえないと分かっている、はかない夢にす
ぎませんでした。生ける伝説の人。演奏するだけでニュースになる、ただ一人
の演奏家――― この30年間に、あなたはたった一度しかアメリカを出なかっ
たし、アメリカの中ですら、ほとんど数えるほどしかコンサートを開かなかっ
たのですから。そんなあなたが日本に来て下さるなどとは、文字通り夢にさえ
も想像できなかったことだったのです。今年は、私たちがウイスキーづくりを
始めてから60年目を迎えます。その記念すべき年に、あなたを招き、日本のす
べての音楽ファンと、この歓びをわかちあえることは、私たちにとって無上の
名誉であり、また思いもよらなかった幸福です。
昨年5月。30年ぶりにアメリカを出てロンドンのコンサートにむかう時、あな
たはこう語られたと伺っています。「大切なのは5月22日の4時半に私のすべて
のコンディションがベストになっていなければならないということだ。1日前
でも1日後でもいけない」そして、その通りあなたは考えうる最高のコンディ
ションでピアノにむかい、観客を陶酔のかなたに連れ去ったのでした。そして
今、あなたはその時とまったく同じ集中力で東京公演の夜にそなえて下さって
います。誠実に、かつ真剣に―――。マエストロ、私たちの心は、今、あたな
への敬愛でいっぱいです。
Welcome、本当に Welcome .ウラーディーミル・ホロヴィッツ。
これ一ファンの文章ではありません。ウィスキーのところで分かったかもしれ
ませんがサントリーの広告です。多分夕刊の全面広告です。ホロヴィッツの写
真と共に掲載され、この文章です。気持ちはますます盛り上がりました。サン
トリーの当時社長の、故佐治敬三さんの名前が、ホロヴィッツ公演実行委員会
の委員長としてでております。
66 :
名無しの笛の踊り:2006/01/19(木) 00:18:19 ID:tfNqGyPP
またまたGJ!!
>色々話したいもんです。なんなりとお尋ねください。
マジ?何を聞こう・・・
>>63 ひどい演奏だったね。ボロビッツ氏の演奏は。金かえせだよ。
ま、それでも盛大な拍手に迎えられて、その容姿に思わず
ドストエフスキーのスメルジャコフを思い出したね。
彼の65年の演奏会も当然盛り上がっていたし、なにより
演奏がすばらしかったね。最初はかたくなっていた彼も次第
次第にその本領を発揮していったね。今思い出しても
熱くなる。その時のプログラムはちょっとしたお宝だね。
居合わせてよかった。が、日本の演奏会は、ま、思い出した
だけでも胸くそ悪くなる。あの、小汚いスメルジャコフめが!
全くのクラシック初心者なんですけどホロヴィッツを聞く最初の1枚は何がいいですか?
超絶技巧が聞けるものがいいです。
やっぱチャイコフスキーだべさ
71 :
名無しの笛の踊り:2006/01/19(木) 20:11:13 ID:5pg8Qp2B
最初の1枚であげるのがおしなべて”超技巧・・・”のたぐいだね、
やっぱり。ホロヴィッツ、ミシンのお化けみたいな演奏がよかった
もんな。技巧がなくなった70年代以後はかわいそうだったね。
技巧がなくなった分、音楽性で取り戻そうとしたんだけど、
いかんせん、もともと音楽性はほとんどなかった人だからね。
70年代で引退しとけば良かったんだが、醜い姿と下品な
しゃべりで、幻滅感を聴くものすべてに与えたんね。
>>73 君はどうやらクラシック聴き始めたばかりのようだな。
>>74 えっ、ホロヴィッツってクラシック弾いてたん?
わたしゃまた曲芸師かなんかかと思ってたよ。
ありがとさん。
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
うん。曲芸、いいと思います。
やっぱりさ、クラシック初心者だという人が最初に買う一枚は、
音楽性とか難しいこと抜きにしてとにかくびっくりできる
やつがいいと思うんだよね。だから超絶技巧系をお勧めします。
あの、どうやって弾いてるのかわかんないようなスピードと爆音
それならやはりボロヴィッツのリストでしょうね。
とりわけ66年実況のオーベルマンにはびっくりしたもんね。
79 :
68:2006/01/19(木) 22:49:45 ID:lX6NKYsn
ここで話しが出ていませんが、協奏曲でも、思わず唸るような、
名演奏があると思うのですが...。
ラフマニノフ3番もいいけど、トスカノーノーとのチャイコフスキー1番は、
ぞっとする凄みがあると思います。他のピアニストの演奏では全く
得られない様な、何か...がです。
初心者殿、ピアノ素人の推薦も御一考ください。
81 :
80:2006/01/20(金) 13:18:38 ID:URoOavCW
失礼、指が滑って、ミスタッチでした。
トスカニーニとの共演です。
わざとらしいミスタッチだな
トスカノーノはあだ名ですねwww
初めまして。ホロスレ初めてカキコします。どなたか教えて下さい。ホロの師匠の師匠である、アントン・ルビンシテインという人物と、アルトゥール・ルービンシュタインは何か関係があるんでしょうか?すいません。教えて下さい!
ルビンシテイン/ルービンシュタインはユダヤ系ではよくある姓。
ありがとうございます。関係ないんですね。スッキリしました。
87 :
80:2006/01/21(土) 09:39:04 ID:OaoJMoGE
チャイコ1番は、セル盤のご推薦が多いですね。
私の好みは、確かに、セル盤は凄まじい演奏でありますが、ぐっと抑えた凄みの
トスカニーニとのライブ盤です。 例えて言えば、
@トカニーニ盤 : 敵対した組の親分の前で、高倉健が強い想いをぐっと抑えながら
悠然と回りを見渡す。
Aセル盤 : 堪忍袋の緒が切れて、健さんがダンビラを振り回しての火花散る
大立ち回り。但し、大円団なし!
>>87 くだらんたとえなんぞするな。
だいたいチャイコフスキーP協1番でホロヴィッツは
うるさいだけだね、音楽性ないし。トスカニーニと
ホロヴィッツの組み合わせなら、ブラ2がいいね。
3枚ほどあるのかな?その内の48年盤がいいね。
スタジオも悪くない。チャイコ1なら、リヒテルとムラヴィンスキー
のが1番。ロシアの森に広がる白樺並木から思わずプーシュキン
のタチャーナが顔を出してきそうな演奏だね。
89 :
無窮動:2006/01/22(日) 09:51:58 ID:097KOp/b
ソニーから出てる『ホロヴィッツ・オン・テレビジョン』の映像って
どうすれば見る事できますか?
スクリャービンの練習曲とカルメン変奏曲は『アート・オブ・ピアノ』
に収録されてるんで見れるんですけど、どうしても全部見たい!
その映像の版権と販売権は誰が持ってるんでしょう?
>>88 音楽性が「ない」とは具体的にどういうこと?
音楽性が「ない」ピアニストなんてアマチュアにもいないと思うけど。
それとも君に表現力が「ない」だけ?
91 :
名無しの笛の踊り:2006/01/22(日) 11:41:35 ID:r4HHnyaq
存在を知っているファンにとって、喉から手が出るほど欲しいアイテムです
が今のところかなり困難です。時々オークションに出てるという噂もあります。
僕が初めて見たのは、かなり画質の悪いビデオでしたが、それでも凄さはわか
りました。アメリカ発で、かなり画質のいいDVDを見せてもらったことがあり
ますが、相当の値段で手に入れたそうで、あまり気持ちのいいものではありま
せんでした。伝記(プラスキン著)を読むと、演奏の傷があるところを別のテ
イク(客がいないリハーサルの時)と編集したりしているみたいで、その辺の
不都合もあるのかもしれないですね。あとCDの ON TV とシンクロさせて聴く
と、ぴったり合うところと合わないところがあり、CDについてはさらに複雑
な編集が施されているようです。それなので音声ステレオというのはさらに
可能性が低そうです・・・。
放送したのはCBS放送ですが、版権については分かりません。一部が出てい
るということは、全く不可能なことではないと思います。放送時間が1時間
(CMもあるので実質55分くらい)というのもちょっと短いので、同じCBS放送
の「60 minutes」(内容は15分)と組み合わせてくれたら、最高に嬉しいです
けどね〜。
なお少し前にインタビュアーをダン・ラザー氏と書いてしまいましたが、
フォレス氏の誤りでした。
>>90 私に表現力がない程度に、ボロビッツ氏には音楽性がありません。
93 :
無窮動:2006/01/22(日) 18:44:38 ID:097KOp/b
丁寧な説明ありがとうございました!
『オン・テレビジョン』のDVD化は難しいみたいですね。
でもまったく無理って訳ではなさそうですし、気長に待ちたいと思います。
あと、ユニバーサルから発売されていたメータ指揮、
ニューヨーク・フィルとの競演のラフマニノフの第三協奏曲の
DVDも再販して欲しいなぁ。見た事無いので
どんな物か凄く興味あります。
94 :
名無しの笛の踊り:2006/01/22(日) 21:12:52 ID:xZV6b43f
この年はホロヴィッツアメリカデビュー50周年(ゴールデンジュビリー)の
記念の年で、53年1月12日のセルとのチャイコフスキー協奏曲1番以来25年ぶり、
そして公の場では最後の協奏曲の演奏でした。
RCAで残っているオーマンディとニューヨークフィルとの共演が1月8日、その後
2月5日メータ・ロサンゼルスフィル 4月16日・30日オーマンディー・フィラデルフィア管
9月24日メータ・ニューヨークフィル
と共演をしました。
DVDはこのうち最後のニューヨーク・エーブリーフィッシャーホールでの演奏会です。
オーマンディーとの共演もテレビ中継される予定で動いてましたが、直前になって
プレッシャーに耐えかねたホロヴィッツが、中止にしています。
このDVDに残るラフマニノフは、オーマンディーとの演奏よりリラックスしている
し、音楽的には成功しています。ロシアの大地を思わせる陰影はより深く、最終
楽章もノっている感じです。ただ非常に残念なことに、音声はモノラルです。こ
の映像は'79年の新春大都市圏では朝日放送系列で放送されてます。ホワイトハウ
スの放送と同じ頃です。ホロヴィッツは常ににこやかで上機嫌。しかし80年台と
違って、神経質そうな若々しい表情も垣間見られます。音楽も締まっている。
コーダではホロヴィッツとオケがずれて、最後の緊張が走ります。まさに競演
といった感じ。ライブならではの素晴らしい演奏だと思います。
ぜひ見ることをお薦めしたい映像ですよ!
ぼろは着ねえ。
96 :
名無しの笛の踊り:2006/01/22(日) 23:32:51 ID:xZV6b43f
>>89 プラスキン著「ホロヴィッツ」には ON TV について
「CBSとの契約では、番組は2回放映できるが、その後テープはホロヴィッツ
のものになると規定されている」 の記述がありました。
その後どうなったかは分かりませんが。ちなみにホロヴィッツの娘さん
は事故で亡くなっており、奥様のワンダさんもすでに他界されているため、
直系の親族はいないはずであります。
カーネギーのDVDは去年ヤフオクで買ったよ。
海外のマニアが録画してたもので、最初の方で部分的に画質の劣化が
ありましたが、ホロさんの演奏が圧倒的なのでまあ問題はないかと。
98 :
名無しの笛の踊り:2006/01/23(月) 00:42:49 ID:0Ueo15Ip
'83初来日の模様を2004年にまとめたものの終演後の部分です。僕はこのように
感じました。全文は新聞発表〜発売〜TV放送〜2回目演奏までを書いてあります。
老舗ホロヴィッツHPの掲示板に勝手に掲載させていただいたものです。ググれば
最初のページに出てくるHPです。
終わった!ホロヴィッツ満面の笑顔(遠いので雰囲気しか見えないが)。大き
な拍手。プログラムも前半が重く後半は割と軽い(時間的に)ものだったし、前
半でもう満足しきったところもあった、終わらないで欲しい、このままずっと
続けばいいと思って聴いていたこともあるし(そういう時間って過ぎるのが早
い!)、とにかく後半はあっという間に終わってしまった印象だった。ショパン
を通じて色々な音が聴けたし、陶酔感は少なかったが間違いなくホロヴィッツ
の音楽を堪能できた。十分満足できた。
そして満場の拍手は、恐らく最後になるであろうホロヴィッツの姿を惜しむ
拍手へと変わっていく。最後というのは今回の来日が奇跡であるとみんな思っ
ていて、再度の実現は非常に困難と思われること、そして老いた姿を目の当た
りにして、次回があったとしてもそれを神様が待ってくれるかどうかわからな
いと直感的に感じたこと、色々な思いがあったと思う。「日本に来てくれてあ
りがとう!」「2日目も演奏してくれてありがとう!」「素晴らしい謝肉祭を
ありがとう!」会場は総立ちに近い状態になった。僕も何度も「Bravo!」を
叫んでいた。後で1Fにいた先輩に聞いたところによると、3F席の最前列でふ
らふらしてBaravoを叫んでいる僕と友人を見て、落ちてきやしないかと心配し
たそうである。文章では冷静に書いているけど、正直いっちゃってたと思う。
一体何回オベーションに応えてくれたか覚えてないけれど、終始にこやかなホ
ロヴィッツの姿を大事に記憶にしまいこんで10時半を過ぎたNHKホールを後に
した。学生時代に庭としていた渋谷の街で余韻を楽しむべく(もちろん初めて
感じる人生って・・年をとるって・・といったしみじみした気持ちも含めて)、飲
んで帰ったのは言うまでもない。
当時○○歳の忘れ得ぬコンサートはこうして幕を閉じた。
99 :
名無しの笛の踊り:2006/01/23(月) 00:45:56 ID:0Ueo15Ip
3年後のコンサートにおける奇蹟の復活も、3回とも目撃しましたが、
一応現在形('83年の将来のことは分からない)として書いています。
最後になるだろうというのは、そういう意味で書いてあります。
>>98 いい思い出ですね。残念ならが私はその演奏には立ち会えませんでした。
というより生まれてないしw
あなたが羨ましい限りです。
○残念ながら
×残念ならが
連カキスマソ
102 :
名無しの笛の踊り:2006/01/23(月) 01:25:56 ID:0Ueo15Ip
>>100 ありがとうございます。'83年のホロヴィッツの来日というと、NHKの放送
およびビデオに残っている1日目のことのみが伝えられ、何も得るものが
なかったかのように思っている若い方もいるかもしれません。でもそうで
はなかったし、さらにその3年後は信じられない演奏で素晴らしかった!
そして70年代はもっと凄かったし、60年代はさらにまた凄かった。
最近ホロヴィッツというとホロヴィッツ編、速弾きのみがトレードマー
クのように思っている方も増え、事実ホロヴィッツ編のプログラムを弾く
ピアニストも増えています。僕も興味あるので時々聴きに行くのだけど、
ほとんどの場合割とつまらない! ちゃんと弾けてるし、すごく難しいの
もわかるし、下手するとホロヴィッツより速く弾ける人もいる。でもつま
らないことが多いんですよねぇ。
ホロヴィッツ編って、やはりホロヴィッツの多彩な音やフレージング
で立体感を持たせないと、実はつまらないのではないでしょうか。つまり
ホロヴィッツが弾いてこそ、ポリフォニックな演奏になる。そういう意
味で言うと編曲としては、超絶技巧だけど実はさらに+αが必要なので、
普通のピアニストが手を出す代物ではないのかも。まぁヴォロドスくら
いにさらに音を加えると、唖然としましたけどね(笑)。
僕も晩年の演奏しか接することができなかったけど、他の人とホロヴィッ
ツ体験は何が違ったかというと、演奏を聴いてあんなに幸せな涙を流した経験
は他にはない、ということです。モスクワの映像で、トロイメライを聴いて涙
をながすおじさんの映像が映りますが、まさにあれ! 作り出す音や空間が他
には無い。そのことが一番記憶に残っています。まぁスクリャービンの練習曲
なんか、あごがはずれそうでしたけどね(笑)。
再来日20周年なので、今年は2回目の来日の思い出をどこかで書いてみよ
うと思っています。 コンサート3回+ホロヴィッツと会見した思い出なんか
を。
103 :
名無しの笛の踊り:2006/01/23(月) 01:38:57 ID:0Ueo15Ip
ついでにコンサートの出だしの緊張感のところも
’86のサントリーホールができる前は、ホールでお酒を飲むなんてもってのほ
かだった、というか売っていなかった。お酒を飲んで雰囲気を盛り上げること
もできなかった。3F左翼の最前列が今日の席だった。3万5千円(B席)でここか!
という気持ちはあったが、並んだだけあってB席の中では最高の席だったと思
う。今思えば音も悪くない席だったと思う。いつもの演奏会より早目に集まっ
た聴衆は、初日はきっとそうであったろう興奮とか期待のるつぼといったもの
とはちょっと違った、かつて体験したことのない雰囲気となっていた。「とに
かくホロヴィッツに会えればいい。演奏についてはテレビで見たものと大差な
いであろう。でも果たして本当に演奏会をやってくれるものか?」どことなく
会話もひそひそ話しになりがちだった。
そして8時少し回った頃、緊張はピークに達した。少し遅れて客席の照明が落と
され、ステージが明るくなった。といっても通常よりかなり落とした照明で、しか
もピアノの付近だけがぼんやり明るいといった印象だった。次第に客席の音は消
えていき、咳払いの音だけが、そしてついには咳払いさえも聞こえない全くの沈黙
が訪れた。3600人の存在がないかのようだった。随分長い時間だったような気がす
るがやや間があって、その沈黙を客席の一部からの拍手が打ち破った。そして拍手
は怒涛のように会場全体へ広がった。舞台袖はかなり暗かったので、ゆっくりピア
ノのほうへ歩を進める影と見えた。そして明るいところでついにホロヴィッツの姿
が目に飛び込んできた。テレビで見たよりもにこやかな感じがする。「あれがホロ
ヴィッツだ!」それだけでじ〜んとくるものがあった。早くも会場中からブラボー
が飛ぶ。丁寧にオベーションに応えてゆっくりと椅子に腰掛ける。そして随分間を
おいて、やっとピアノの上に指が乗る。ベートーヴェン28番の出だし。静かな音だ
ったが、聴いたことのない天上の音がピアノから流れた。
演奏会はさらに続く
ワクワク(・∇・)
105 :
名無しの笛の踊り:2006/01/23(月) 02:06:17 ID:0Ueo15Ip
それは今まで聴いてきたピアノの音の範疇にない音だった。レコードやテレ
ビ放送でも他と違う硬質できらびやかな音というのは特徴があったが、生で聴
く音はそれをはるかに超えたものだった。聴いたことのない美しい音。こうい
うことを書くと聴けなかった方から文句がきそうなのだが、録音には入りきら
ない音がそこにはあった。もちろん他の演奏家でも録音と生の音のギャップと
いうのは多少なりともあるものだけど、ホロヴィッツの場合入りきらない部分
がより多いように思う。録音のせいとも言えるのだけれど。とにかくその音を
聴いて、これまで聴いてきたショパンのLPやホワイトハウスやロンドンのテレ
ビ中継で感じた特徴あるホロヴィッツの音の本当の凄さを知った気がした。生
演奏で感じた録音との差というのは、41年の僕の人生の中でも、他に並ぶ人
がないほどの大きなものだった。もしムラヴィンスキー・レニングラードフィ
ルの演奏を生で聴いたらそれに並ぶ体験ができたかもしれないが(他の人の書
いているのを読んでそう思っている。こちらの場合はソ連での録音の酷さも原
因のひとつとは思うが)、残念ながらそれは経験できなかった。録音に入りき
らないというのでは、この2人が頂点ではないかと思っている。小さい音のは
ずなのにあのNHKホールの隅々まで響き渡る、クリアーで存在感のある音。ペ
ダルとホールトーンの融合で天上の音と化して、広い空間を優しく満たしつつ
ベートーヴェンの1楽章は進んだ。
106 :
名無しの笛の踊り:2006/01/23(月) 02:10:21 ID:0Ueo15Ip
2CHはここで終わりにします。
自分のHPではないのでURLは貼れません。興味あったら探してみてください。
掲示板で2004年1月ほぼ1ヶ月かけて書いてますし、今でも見られました。
(というのも掲示板の更新が2004年11月から止まっているので)
探しても全然見つからんorz
108 :
名無しの笛の踊り:2006/01/24(火) 22:26:50 ID:XbRl0fmz
ホロヴィッツでググって、最初のページに出てくるHP(多分1,2番目)
で(表紙は黒いバックにピアノを弾く白黒のホロヴィッツの写真)、
左側のINDEXから「掲示板」を選び(2004年11月の書き込みが最後)、
過去記事を2回くらいめくると2004年の1月頃になると思います。
1月2日から書きはじめてます。 わかるかな〜。
109 :
名無しの笛の踊り:2006/01/24(火) 23:57:32 ID:XLF9RCzj
このページのことは知ってましたが掲示板のとこはスルーしてて気がつかなかったorz
なにはともあれ
>>108サンクス
110 :
名無しの笛の踊り:2006/01/25(水) 00:17:35 ID:lgg+cZw3
僕は
>>94 ホロヴィッツ関係の本
1.プラスキン著 「ホロヴィッツ」
ホロヴィッツを知るにはバイブルといえる本。'81年頃までのことについ
てホロヴィッツの人生を書いてある。生前に出版されているが、同性愛
や子供っぽい性格の記述など必ずしも本人を喜ばせなかったと言われて
いる。しかしかなり突っ込んだ真実の姿が描かれている。
2.ショーンバーク著「ホロヴィッツ」(ただし国内未発売)
ニューヨーク・タイムズの音楽評論家であるショーンバーグ氏がホロヴィッツ
の人生と音楽について書いている。プラスキンに記述の無い'82以降については
最も参考になる。日本公演のこと、そこからの奇跡の復活、そして死までを
書いている。残念ながら翻訳されてないので洋書を読むしかない。'92頃の
出版。
3.デュバル著 「ホロヴィッツの夕べ」
ホロヴィッツの音楽の話し相手として、70年代後半と85年以降親交のあった
デュバルとの会話や親交を記してある。自宅でのホロヴィッツの姿が友人
としての立場から描かれており(勿論尊敬している)興味深い。
4.フランツ・モア著「ピアノの巨匠たちと共に」
ニューヨークスタインウェイのコンサート調律師のモアさんの出筆。
'60年代以降すべてレコーディングとコンサートに同行した氏の語る
エピソードは興味深い。その他のピアニスト、グールド・ルービンシ
ュタイン Rゼルキン、クライバーン、ギレリスなどとの親交も興味
深い。
111 :
名無しの笛の踊り:2006/01/25(水) 02:22:32 ID:lgg+cZw3
あと存在を知っている人が少ないと思われる、ホロヴィッツのインタビューCD
「Remembering Horowitz」−125Pianists Recall a Legend
complied and edited David Dubal (日本では出版されてません)
という'93出版の本があり、この付録としてなんと65'47"におよぶ
デュバルとホロヴィッツの音楽対談のCDがあります。
内容は
1.Intrduction 2.Scarlatti 3.Clementi 4.Beethoven 5.Schubert
6.Schumann 7.Chopin 8.Liszt Brahms 9.Rachmaninoff
10.Scriabin Prokofiev 11. Transcriptions 12.Orchestral Music
13.Spontaneuty and Contrast 14.Practice Recording Performing
15.The Instrument 16.Early Years 17.The Debut 18.Epilogue
という音楽談義です。ホロヴィッツがいかに音楽への知識が深かったか
(当たり前だけど!)よくわかります。
112 :
名無しの笛の踊り:2006/01/26(木) 20:13:48 ID:wZkDS/RK
プラスキンの本はもう売ってないの?
113 :
名無しの笛の踊り:2006/01/26(木) 22:49:31 ID:yMTFe01M
90年代以降本屋ではほとんどお目にかかりません。絶版で重版も可能性低
そうです。古本屋で探すか、読むだけだったら図書館には結構あると思いま
す。日本の古本屋では「ホロヴィッツの夕べ」しか引っかかってきませんで
した。
「ホロヴィッツ」 著者グレン・プラスキン 訳 奥田恵二・宏子
発行 音楽之友社 定価 4,500円
高いですが、内容としてはホロヴィッツを愛する人にとっては
バイブルと呼ぶに相応しいです。でも学生時代買えなくて、最初は
本屋で立ち読みで読破しました(笑)。本編で390ページ
1冊選べと言われたら、迷わずこの本にします。写真も多数。ホロ
ヴィッツ本人だけではないですが62枚ありました。
在庫切れです
http://www.7andy.jp/books/detail?accd=02646570
114 :
名無しの笛の踊り:2006/01/26(木) 23:54:28 ID:yMTFe01M
115 :
名無しの笛の踊り:2006/01/27(金) 00:06:00 ID:I+lkYHG6
>ちなみに僕が持っているのは第1刷ですが 発行昭和59年(1984)5月16日
!!!!
オレが生まれる5日前w
何はともあれ気長に探します。
116 :
名無しの笛の踊り:2006/01/27(金) 01:13:25 ID:NHdwCLBy
ホロヴィッツが初来日して、その年の暮れごろ引退したと言う噂を聞きました。
僕が初来日2日目の演奏を聴いて、本当のホロヴィッツファンになった後すぐの
ことでした。でもそれも仕方ないかと感じたことは覚えてます。
そしてホロヴィッツのCD(ちょうど初めてCD化された頃でした)を片っ端
から買い集め出して、その数ヶ月後この本が出版されました。CDだけで手一杯で
4,500円のこの本には、なかなか手が出ませんでした。そしてホロヴィッツ
の人となりがわかった頃、ホロヴィッツがどうも活動を再開するらしいという
信じられない知らせがこかれるようになったのです。’85年のことでした。
若い頃のホロヴィッツが父ゼルキンのライブを聞いて
「本物の云々」とショックを受けたという話を読んだ覚えがあるんだが、詳細ご存知の方います?
118 :
名無しの笛の踊り:2006/02/01(水) 00:34:26 ID:PZAE3sNn
>>117のエピソードは見つからなかったのですが、ホロヴィッツとRゼルキン
の出会いの場面が プラスキン著「ホロヴィッツ」にありました。
ホロヴィッツは他の音楽家たちとあけっぴろげにつき合うことがあった。
ルドルフ・ゼルキンとの出会いにも、それは明らかであった。その出会いは、
ベルリンでホロヴィッツの親友となったドイツの百万長者の息子、フラン
チェスコ・メンデルスゾーンが、整えたものである。スイスのバーゼルでの
ホロヴィッツとの短い休暇中に、メンデルスゾーンはゼルキンに、ホロヴィ
ッツを他の友人たちと一緒に連れてきて会わせようといっていた。ゼルキン
は想い出を次のように語っている。「メンデルスゾーンは、儀礼上、私から
ホロヴィッツわんにピアノを弾いてくれるかどうか、きくのがよいといって
いた。ホロヴィッツは、とても内気で、余りしゃべらなかった。ちょうど
その頃、私はシューベルトのソナタをたくさん勉強していたんだけど、ホロ
ヴィッツはまだ知らない曲もあったんで、たいへん興味を示した。私にいく
つかの質問をしたので、2,3ひいてきかせた。若くて、ほっそりして、き
ゃしゃなホロヴィッツが、そこで、ピアノに向かってショパンのト短調バラ
ードを弾きはじめたんだ。私は腰も抜かさんばかりに驚いた。その『白熱』
した演奏の熱気と情熱とは信じられなかった。髪の毛が逆立った。あんな演奏
は、生涯きいたことがないし、絶対忘れられないだろう。」その日からゼル
キンとホロヴィッツは友人となり、ドイツ、スイス、そしてのちにはアメリカ
でしばしば再会した。
1927年のことです。ホロヴィッツはゼルキンのベートーヴェンを尊敬してま
したし、その後も長い友人でしたねぇ。
119 :
名無しの笛の踊り:2006/02/01(水) 01:41:32 ID:ZRFto3EA
ほほぅ。他にもホロヴィッツとの交友関係について知っておられたらお聞かせください。
120 :
名無しの笛の踊り:2006/02/01(水) 02:00:59 ID:dyASSLZ8
交友とはちょっとちがうが・・・遭遇
1926年3月 パリのデュポスト夫人宅での話
パリデビュー1週間ほど前に、サロンに4,50人の耳の肥えた友人たちをまねいて
ホロヴィッツの演奏を聞かせた。
ホロヴィッツは、フランス語をほぼ完全に話せたので、パリの社交界では
くつろいだ気分でいることができた。この若いロシア人(アメリカ国籍を得るの
は40年代のこと)は、その演奏と控え目な魅力で、人々を魅了したようだった。
(若いホロヴィッツは奥さんがショパンに似てるでしょ、と自慢するほどハン
サム) ホロヴィッツの述懐では、「私はショパンとリストを弾いた。それから
ラヴェルの鏡からの「悲しみの鳥」と「水の戯れ」でしめくくった。
リサイタルが終わると、小柄な男が私のところにやってきて、
『ブラヴォー!すごくうまい演奏だ。だけど我々は、ここじゃ、もっと印象
主義的に弾くね。君は、リストみたいに弾くけど。』それから、その男は
天井を見上げて、いうんだ『でも君のやり方でいいと思うよ。ご機嫌よう。
僕がラヴェルだ。』」
121 :
名無しの笛の踊り:2006/02/01(水) 02:14:08 ID:53Q8ylsh
122 :
名無しの笛の踊り:2006/02/01(水) 02:26:31 ID:+OuMlAKZ
ラフマニノフのソナタ2番の2楽章途中で弦を切ってしまった音源を
持ってるのですが、この続きの音源は存在するのですか?
123 :
名無しの笛の踊り:2006/02/01(水) 02:37:57 ID:ZRFto3EA
それって前スレ(前々スレ?)でも少し話題になってたね。
>>120 トンクス
124 :
名無しの笛の踊り:2006/02/01(水) 02:40:33 ID:dyASSLZ8
あります。別のところから出ました。切れた弦を取り除いた後、少し戻
ったところから弾きなおしてます。リラックスできたのか、体力が戻っ
たのか、その後の3楽章は他の演奏と比べても、数段熱血漢の演奏に
なってます! 聴きもの!
125 :
名無しの笛の踊り:2006/02/01(水) 06:29:54 ID:VDoRqsvH
すみません、ホロビッツの演奏の何が良いのかいまだに理解できないでいます。
ラフマニノフとかスクリャービンとかはすごいけど、ロマン派の曲、特にショパンなんかは作曲家を侮辱しているような内容の演奏だと思うんだけど。。
気のせい?
>>125 ある意味正当な意見です。鬼気迫る演奏ですが、
音楽性がないって言うか、たとえて言うなら、一流の曲芸師でしょう。
だ が
そ れ が い い
ショパンなら軍ポロがいいと思うけどな。派手にやってて面白いw
129 :
無窮動:2006/02/01(水) 17:51:13 ID:lI++8o4c
例えば、ショパンがト短調バラードを作曲したとき、
頭の中に描いていた楽曲が全て、五線譜の中に描けたとは
到底思えません。当時の演奏家は総じて作曲家でしたから、
描ききれなかった音楽を作曲家の目と演奏家の目と両方の
目で作品を見ていたと思います。これと同じ事がホロヴィッツにも
言えるのではないでしょうか。
近年では楽譜に書いてある事が全てであるという風潮のもと、
ほんの少しでも楽譜に手を入れるとまるで楽聖の偉大なる作品を
汚したものごとく言われるのは、19世紀的観点から言えば
むしろ滑稽のようにも思われます。
あと、曲芸師とありましたが逆説的ではありますが
曲芸の中に芸術があるのであって、普段はその曲芸的な
技巧と言う鎧に惑わされ、鎧の中のインタープリテーションを見過ごして
いる場合があります。
130 :
122:2006/02/01(水) 20:22:16 ID:+OuMlAKZ
>>124 レスありがとうございます。
やはり海賊盤か何かですか?
あの日の1楽章&2楽章途中までは正規に出てるライヴ盤よりも
技巧が冴えてるので3楽章がかなり気になります。。。
131 :
124名無しの笛の踊り:2006/02/01(水) 23:09:04 ID:pv6foqZ5
まぁ前半も海賊盤ですからね(笑)。出所はよくわからないのですが、他のピ
アニストも含めてのオムニバス盤の中の一部にあるようですよ。僕もその盤を
直接持っているわけではなく、ホロヴィッツの部分のみ聴いたので・・・。
ホロヴィッツは'68年に5月12・19日にシカゴで、11月24日カーネギー、12月1日フィラデルフィア、
15日カーネギー、とソナタ2番を弾いている記録があります。それに先立った、
11月3日(エール大学)17日(ブルックリンカレッジ)でも弾いている可能性が高いです。
このうち弦切れは11月24日。CBSのCDのものは主として12月15日のものと思われ
ます。ただし編集の後も聴かれるので、別の日のテイクが部分的には使われて
いるでしょう。この辺のコンサートはかなりの確率でCBSが録音しているので、
発売されてないテイクはあると思いますよ。
ちなみに12月1日の無編集演奏をとあるところで聴いたのですが、これもすご
かった! ホロヴィッツの演奏は、ヒストリック・リターンもそうだった
けど無編集のもののほうが、より音楽の流れが自然に聴こえます。それゆえ
多少のミスタッチがあったとしても、無編集のが発売されたらいいなぁ、と
常日頃思ってます。
132 :
124名無しの笛の踊り:2006/02/01(水) 23:15:56 ID:pv6foqZ5
1940年代以降演奏してなかったラフマニノフをプログラムに復活させたのは、
作曲者の死後25周年記念のためだったそうです。ホロヴィッツはラフマニノフ
を父や兄のように慕っており、2台ピアノの演奏会も企画されてたそうです。
私的にはよく2台で弾いてたそうです。なんて豪華なデュオ!
それにしても、この時期にソナタの録音が残ったのは幸いでした。こんなの
生で聴いてたら人生変わっちゃいそうです。ちなみにプログラムではラフマニ
ノフ2番が後半の最後、前半の最後はあのクライスレリアーナでした。すごい
体力!
133 :
名無しの笛の踊り:2006/02/01(水) 23:25:42 ID:uN40tKnu
>129
ファンになるとレトリックが上手
>私的にはよく2台で弾いてたそうです。なんて豪華なデュオ!
いやそういう問題じゃなくて。
ラフマニノフはホロヴィッツのことを自分の後継者と思っていたし、
精神的に弱っていたホロを励ますためにそういうことをしたというのが真相。
>ちなみにプログラムではラフマニ
>ノフ2番が後半の最後、前半の最後はあのクライスレリアーナでした。すごい
>体力!
それを言うなら体力じゃなくて精神力と集中力。
ほんとにホロヴィッツのファンなのか?ホロヴィッツのあの無駄のない
弾き方を見てればアスリート的な体力などほとんど必要ないことは自明。
特にクライスレリアーナは体力は不要。ただし、集中力が演奏の出来を
大きく左右する曲です。
135 :
124名無しの笛の踊り:2006/02/02(木) 01:09:54 ID:mgM862iW
ホロヴィッツとラフマニノフが初めて会ったのは1928年のアメリカデビューの
ことです。ニューヨーク到着後2日のうちに実現した。ラフマニノフが「ゴロ
ヴィッツ氏は、私のコンチェルトをたいへん上手に弾くときいているが、伴奏
をさせてほしいものだ。」と電話をしてきて実現した。ホロヴィッツも真っ先
にラフマニノフに会いたがったようです。
スタインウェイの地下室でそれは実現しました。
「あがったかって。死ぬんじゃないかと思ったよ。あんなに偉いひとが、自作
の第3協奏曲で、若造の私の伴奏をしてくれるなんて。一生で一番忘れ得ぬ
印象だった。私の本当のデビューだった!」とはホロヴィッツの述懐。この時
ホロヴィッツ24才、ラフマニノフ54才でした。
2台ピアノの公開演奏が企画されたのは'42年の夏、'43年3月にラフマニノフ
が亡くなる最後の夏でした。50人ほどの私的な客の前で2回催され、モーツァル
トと自作の「組曲」「交響的舞曲」が演奏されたそうです。一般公開はラフマニ
ノフの死で実現しませんでした。
その他最初の引退の時に、スイスで療養中に私的な楽しみとして実現
しています。
ホロヴィッツにとっては、ラフマニノフは間違いなく偶像でしたが、
(ラストロマンチックでどの写真が好きかと言われて、真っ先にラフマニノ
フを指差して、奥さんの目に気付いてあわててトスカニーニの写真を指し
直したりしているシーンがあります。)
ラフマニノフ自体は、むしろホフマンを評価していたとも言われています。
この辺は、あまり多くを語らなかったし、精神的に弱い部分も持っていた
といわれるラフマニノフのことなので、真相は謎の部分も多いように思わ
れます。
ある
>>131 丁寧にありがとうございます。
前半のほうは知人に貸してもらったのですが、ヤフオクで手に入れたそうです。
裏で出回ってる録音がずいぶんあるんですね・・・
137 :
124名無しの笛の踊り:2006/02/02(木) 01:37:19 ID:mgM862iW
クライスレリアーナは、最後の来日で2回生演奏に接することができました。
初日はかっちりと、最終日は部分的にはかなり爆発的な弾き方をしていま
した。第7曲など、速すぎて顎が外れそうになりました。この時ホロヴィッツ
82才!!この人には今でもピアニストの、ヴィルトーソとしての血が流れて
るんだ!と驚愕したものです。もちろんピアニッシモの美しさは、とてもことば
で表すことのできない、美しく透明で深遠なものでした。すべての音楽を作り出す
体力がホロヴィッツに残っていることが、2回目の来日では幸運にも証明された
のです。82才にしてこれ!ましてや'60年代の演奏は凄まじかったことでしょう。
とあるところで聴いた'68.12.1のクライスレリアーナの生演奏は'69のスタジオ
録音とまた違ったすごさがありました。前半これで後半ラフマニノフだもんなぁ。
人生変わりそうです!
ピアニストにとって、体力は手の運動能力だけで証明されるものでなく、
音楽を作り出すすべてのエネルギーを維持する力、と考えたほうがいいでし
ょうね。
ホロヴィッツの魅力→編作や速弾き と思っている方々
それは魅力のほんの一部でしかないのですよ。トロイメライであそこまで
人の心を動かせられるピアニストは、自分には他に思いつきません。彼が
日本で最後に弾いた曲も、トロイメライでしたよ!そして観客の多くが
感激の涙を流したのです。
>ラフマニノフ自体は、むしろホフマンを評価していたとも言われています。
ホフマンは、ラフマニノフと同世代だし、ホロヴィッツと比較したりはしない。
ラフマニノフにとってのホフマンは最高のピアニスト。そしてホロヴィッツが初めて聞いたピアニスト。
アル中になる前のホフマンは信じ難いほどのピアニストだったらしい。
この点は数多くのピアニストの証言や録音で知る事もできるし、ホロヴィッツも認めている。
もっともアル中後の演奏も、物凄いが・・・。
ホロヴィッツはホフマンを最初は尊敬していたが、人間的に合わなかった。
ラフマニノフは、ホロヴィッツは素晴らしい演奏をするが、時々やり過ぎるきらいがあり、その点は気に入らなかったよう。
ファンはそういう面も含めて好きなわけだが・・・。
ホロヴィッツと比較するならスタイルが全く異なるモイセイヴィッチだろうね。
>>135 地下室での競演についてホロヴィッツはかなり謙遜してますね。
ラフマニノフは数箇所注意点を指示した以外はほとんど喋らなかったらしいですが、
演奏が始まるとラフマニノフはあまりの迫力に驚いて( ;゚д゚)ポカーンとしてたそうです。
Abram Chasinsの回想によると、
Rachmaninoff “told me that he was completely astounded, that he listened
open-mouthed as Horowitz pounced upon the fiendish piece with the fury
and voraciousness of a tiger. ‘He swallowed it a whole’, said Rachmaninoff.”
ホロヴィッツはこの大変な難曲に虎のような激烈さと獰猛さで挑みかかり、
自分(ラフマニノフ)はその演奏に完全に仰天してしまって、口をぽかんと開けて
聴いていたのだ、と語った。「彼は全てをものにしていたよ」とラフマニノフは言った。
だそうです。ラフマニノフが仰天してる顔が見てみたい・・(笑)。
>>138 ショーンバーグや友人の証言によると
ラフマニフ、ホフマンともにホロヴィッツを「精神的」後継者と見なしていたそうだな。
演奏に関しては、ラフマニノフは自然で貴族的な演奏のモイセイヴィッチを好み
(ピアノ協奏曲第2番やパガニーニ狂詩曲の演奏を「彼の様に弾けたなら」と羨んでいたとか)
ホフマンはチェイシンズに対して「彼は天性のロマン派のピアニストだ」と言っているな。
>>139 そういえばRCAで独奏ホロヴィッツ、伴奏ラフマニノフによる
2台のピアノ版ピアノ協奏曲第3番を録音する話が持ち上がったことがあるらしいな。
どっかのバカな担当が「ビジネスにならない」と
この空前絶後の競演を潰してしまったらしいが・・・。
1940年代には交響的舞曲の作者自身の指揮による録音と
ホロヴィッツとの2台のピアノ版をラフマニノフは望んだらしいが
こちらは進展する前にラフマニノフが世を去ったために実現せず。
>>140 モイセイヴィッチもホロヴィッツの演奏に対して賞賛しているね。
しかし、よくラフマニノフは他のピアニストを賞賛するけれども、
賞賛された側は、ラフマニノフ自身の演奏の方が素晴らしいと思っているところが共通してると思う。
142 :
名無しの笛の踊り:2006/02/04(土) 16:04:05 ID:tzKEfMpD
ホロヴィッツとラフマニノフの関係はぎこちないものでもあったらしい。
ホロヴィッツの親友であるバイオリニストのミルシテインは二人の関係を
「人間的な温かみにあふれたものばかりではなかった」といい、その理由を
ラフマニノフがホロヴィッツに対しジェラシーを抱いていたからではないかとしている。
またホロヴィッツの側もラフマニノフは神であり崇拝の対象だったため気楽に会話もできなかったとか。
ホロヴィッツの抑制を失う点に対してはミルシテインは本人に直に「癲癇の患者が発作を起こしているみたい」と言い
ラフマニノフも賛同したとのこと。
おそらくホフマンやモイセイヴィッチはラフマニノフにとって同じ感性を持つピアニストとして
容易に理解できるものだったのに対し、若く新しい、異なった感覚の
ホロヴィッツのスタイルは理解し難い面も多かったのだろう。
143 :
名無しの笛の踊り:2006/02/04(土) 17:37:04 ID:RNl9OJEi
>>136 前半部分うpしてくれませんか?
前から聞きたくて・・・
144 :
名無しの笛の踊り:2006/02/04(土) 19:45:46 ID:U+7gSd3V
オ、オレだって聞きたい!
>>143 >前から聞きたくて・・・
ってことは後半は持ってるんですか!?
146 :
名無しの笛の踊り:2006/02/06(月) 00:07:59 ID:Ep4Ruk1u
>>145 持ってないよ
誰かこの際前半と後半うpしてくれないかな
147 :
名無しの笛の踊り:2006/02/08(水) 02:49:03 ID:2ptKAEei
ゲイゲイage
148 :
無窮動:2006/02/14(火) 07:03:07 ID:YUJ1d4W7
いま図書館からグレン・ホプキンス著の『ホロヴィッツ』を
借りてきて読んでるんですけど、凄く面白い。
これだけホロヴィッツファンが居て、CDも売れてるのに、
なぜこの本が現在販売されていないのかが不思議なくらいです。
確かに値段はちょっと高めだけど……。
皆さんはホロヴィッツ本でお勧めとかありますか?
149 :
110:名無しの笛の踊り:2006/02/14(火) 22:40:46 ID:MGzz05tc
そんな方の出現を予想して、
>>110、
>>111 に載せときましたよ。
レクター博士でなく、グレン・プラスキンですよ!!
150 :
無窮動:2006/02/16(木) 06:57:53 ID:XfV6YVhH
指摘ありがとうございます!
普通にホプキンスって載せちゃって、
指摘されるまで全然気付きませんでした。本当にありがとう!
151 :
110:名無しの笛の踊り:2006/02/16(木) 23:59:05 ID:fTUP9CO1
細かい指摘ですみませんでした。
プラスキンの「ホロヴィッツ」は'82年頃までの記述としては最高の本だと
思います。ホロヴィッツファンの聖書(バイブル)という人もいます。
僕も今でも事あるごとに出してきて読みます。4,500円は高かったけど十分そ
の価値はありました。探している人が多いのですが、なかなか入手しづらい
ようですね。古本屋に時々出ているようです。
この本では、12年の引退の時期から'65年のヒストリックリターンへ向かう
までの高揚とか、緊張する部分が好きです。本当に歴史的コンサートと呼ぶに
相応しいと思います。そしてコンサートのところまで読んで、コンサートの
無編集のCDを聴くと、感激しますよ! 素晴らしい映画が1本撮れそうです。
読みてぇ!
153 :
名無しの笛の踊り:2006/02/17(金) 11:05:46 ID:vmzegcKA
ホロヴィッツのチャイコP協のステレオ録音があったら……
154 :
110:名無しの笛の踊り:2006/02/18(土) 00:07:34 ID:0h0BRjDt
4月26日に公式発表がなされ、5月9日、日曜日3時半、十年以上の沈黙を破って
ホロヴィッツはカーネギー・ホールに戻り初めての演奏会を催すことになった、
と公表された。ホロヴィッツは記者団に「どんな演奏をするかは話したくない」
といった。「きき手が決めてくれることだ。でも音楽の美しさで、演奏を楽し
んでもらいたい。12年振りに、60歳の今演奏をするのは容易なことじゃな
い。どうなるかわからによ。豚みたいに弾くかもしれんよ。」
5月9日の演奏会まで2週間のことです (プラスキン著P.393)
155 :
名無しの笛の踊り:2006/02/20(月) 23:09:48 ID:UUGN9dQJ
今月号レコ芸20世紀後半来日公演特集(23シーン)で、ホロヴィッツの
再来日のコンサートが取り上げられてました。
「当日は「今回はどうか」という懸念を見事に払拭する素晴らしい時間が
流れた。あまりの素晴らしさに涙する人々も多かったという。」とあります。
1ページくらい書いてあるので、どうぞ実際の記事をお読みください。
なお表紙のカラー写真は(小さいが)、当日のホールの雰囲気をいい感じ
で捉えていると言っておきましょう。客席で見るとこういう感じでしたよ!
156 :
名無しの笛の踊り:2006/02/20(月) 23:15:31 ID:UUGN9dQJ
なお、記事には間違いが多いので訂正しときます。
@ 最後の演奏会は7月9日→7月6日(日)
A 場所:東京文化会館→昭和女子大人見記念講堂
B ロンドンで演奏していったん帰国する→ロンドンから直接来日してます
新聞発表が6月9日、来日が6月15日(チケット発売日と同じ日)
最初のコンサートが21日(土)でした。
「彼は明らかに甦った。その真価を知らしめた”二度目”のホロヴィッツ」
というタイトルです。
>>157 >Live On The Horowitz Steinway: Margulis(P)
よく読めい。弾いているのはユーラ・マルグリス。
ホロヴィッツのスタインウェイを使ってでのライブ録音という意味だ。
ん?釣りか?
漏れ注文しそうになりますた。
161 :
名無しの笛の踊り:2006/03/02(木) 07:44:28 ID:aq7uviho
しかしホロビッツの演奏したラフマニノフのピアノソナタ2番てのはほんとうにすごいな。
この前、ごそごそCD探していたら出てきて聴いたが、あれはすごい。
全クラシックの中のお勧めCDはと聞かれたら、まずこれを勧めるな。
ちなみにホロビッツの弾くショパンはどうも好きになれません。
あっけらかんとしていてああいうのも悪くないと思うけどね>ホロヴィッツのショパン
実演聴いた人の間じゃホロヴィッツほどレコードに手を入れるピアニストもいないと陰口叩かれたそうだね
60年代の録音に熱狂して70年代に海を渡ったらあまりにミスだらけで驚いたという笑い話
164 :
名無しの笛の踊り:2006/03/04(土) 12:41:47 ID:lWz9G5lC
それを補って余りある音楽性が聴けたよ。ミスタッチはあったかもしれないけ
どね。コンサートを全部録って、それを繋ぎ合わせるやり方でDISKを作ったのは
事実です。'65年のヒストリックリターンの無編集録音が3年前に発売されたけど、
ミスタッチの数は増えたけど、音楽的一貫性が段違いに良くなり、感動が増した。
無編集の収録がもっと世に出ればいいと思う。ちなみに'65は、編集を全くうけて
ないバックアップテープが保存状態も良く存在したので可能になった。マスター
テープは切り刻まれて繋ぎ合わされてしまうので、一度切ってしまったテープの
再編成は相当難しいらしい。
165 :
名無しの笛の踊り:2006/03/04(土) 14:07:42 ID:4UFwBggJ
ホロヴィッツ大全集があったんだけど何巻から借りたらいい?
全 巻 買 え
>>164 「マスターテープ」って何のことかご存知?
168 :
名無しの笛の踊り:2006/03/09(木) 04:11:54 ID:NcfZxed2
66年録音のショパンのノクターンNo.19inEminor Op.72No.1が印象に残っています。
心に染み渡る美音の洗練の極みです。
169 :
名無しの笛の踊り:2006/03/09(木) 11:37:03 ID:aGC/YuvA
同曲の51年録音はもうひとつだけど、66年の録音は絶品。
この間 Horowitz at the Met借りてきて聴きました。いがった〜。
冒頭のクレメンティが頭から離れん
というか音がキンキンでモア何やってんだと思ったが、後でバラ4聴いて、タッチ変えてるんだなと唐突に理解した。
ラフマにの前奏曲も素晴らしかった。ドキドキして心臓が飛び出るかとおもた
で
この演奏で78歳ですか。宇宙ヤバス
バラ2の爆音で昼寝から覚めてしまたうちのばーさん(72)に弾いてる人の年齢教えたら絶句してた
20代の演奏を聴いてみたかったな〜
以上、チラシ裏だスマソ
171 :
名無しの笛の踊り:2006/03/10(金) 00:16:47 ID:fjK5j2X+
Met '81 で弾いたピアノは、その後ロンドン'82、東京'83にも持って回ったCD75
という番号のピアノです。2回目の来日、モスクワ公演初め最後の4年間のコン
サートで弾いたCD314 503よりも鐘のような硬質な音がします。あと自室で収録
した、ラストロマンチック初めとする録音はCD443、ビューティーと呼んでいた
ヒストリックリターン初め多くのコンサートで使っていたのは、CD186.あと
コネティカットの別荘に置いていたCD223も若干録音があるそうです。
東京の2回の来日でも、楽器の音の違いは話題になりましたよ。'81のMETの
録音は、その音をよく再現していると思います。ロンドンの録音はあまり
良くないです。
Nikita MagaloffがHorowitzに献呈したToccataの楽譜持ってる人いない?
>>172 何とかscoreていうフランスの楽譜サイトでホロで検索すると
ホロの楽譜をPDFにしてうpしてるところがひtするはず。
だだ、それがあるかはわからんよ
Horowitzの楽譜はあらかた持ってるからいいんだけどね
この曲が妙に気になるんだよね・・・音源もなさそうだし
175 :
名無しの笛の踊り:2006/03/11(土) 21:40:26 ID:9SL5J5ey
漏れは活ホロ見たことないんだが
どっかにホロの演奏動画ないですかね?
176 :
名無しの笛の踊り:2006/03/11(土) 21:58:58 ID:ciNGkeGS
178 :
名無しの笛の踊り:2006/03/14(火) 07:58:33 ID:6tXbs9Sc
メロディーの途中で低音をバーンってやるの
今のコンクールでやるとどう評価れるのかな?
伴奏はメロディーに中に入れましょう、って習った記憶が・・。
無能な教師の言う事など無視
180 :
名無しの笛の踊り:2006/03/14(火) 13:52:12 ID:JL/ZLWWw
さすがはホロヴィッツスレw
今日のBSクラ番にちょこっとホロビッツの動画があったね。
でも無声ドキュメント映画のホロビッツのピアノ演奏って哀しい。
183 :
名無しの笛の踊り:2006/03/14(火) 17:18:14 ID:shrXOgIp
>>181 マジ?ってか今日はアラウとボレットの放送だったの忘れてたorz
>>183 アラウとボレットの後にちょっとだけ。ショパンを弾いていたらしいが
いかんせん無音なので、何の曲かわからんかった。ピアノ弾く人なら、
判るかな?解説で指さばきが疾走するサラブレットのようと言われてた。
若かったw
ショパンのエチュードから
op12-8とop25-10(オクターブ・エチュード)
だよ。両方とも一部分でほんの数分ですた。
>>178 コンクールが視野に入ってくるような学習段階にいて、まだ音楽の構造について
その程度の理解しか持っていないんだとしたら、ヤバすぎる。
最後の来日公演からほぼ20年経ったのですね。最終日に父と母を誘って3人で
聴きに行きましたよ。スクリャービンのエチュードの最後のほうは凄い迫力で、
直に100万ボルトの電圧に触れました。そういえば何年か前にON TVの同じ曲を
演奏しているのがちらりとテレビに映っていましたが、見る(?)人が金縛りに
会うような、鬼神のごとき緊張感を放射しますね。
プログラムが終わると若者が洪水のように前に押し寄せていました。
アンコールが始まり、若者たちも押し寄せた格好のまま、全会場がシーンとなって
聴き入りました。最後のトロイメライも遂に終わり、総立ちで長い長い拍手の嵐。
ホロヴィッツは会場のあちこちを指差し、手を大きく振って答礼していました。
母は泣き笑いしつつ「なんでこんなに泣けちゃうんだろう」と言っていました。
ヴィルトゥオーソってやっぱり大したものです。そして素人をも泣かせるのは
殆どホロヴィッツだけではないでしょうか。
おお!実体験ありですか!
私はスクリャービンを引いている映像を見てクラシックに嵌りました
あれはいつ見ても感動です
189 :
名無しの笛の踊り:2006/03/17(金) 00:06:05 ID:S6C0BMDq
>>187 いい感想だなぁ。本当にホロヴィッツの演奏ってなんであんなに
泣けるんでしょう。僕もその場にいましたよ。多分永遠に忘れられない
演奏会です。3回とも行きましたが、特に3日目は元気がありました。
テンポも一番速かった! 2日目の演奏がFMで放送され、海賊版CDにも
なっているようですが、海賊版の音はひどいようです。エアーチェック
した自分のテープのほうがいい音です。
1回目の来日も2日目に行きましたが、調子は悪いながらホロヴィッ
ツの音は存分に聴けました。そしてテレビ放送された1日目より全然
調子良かったのですよ。
190 :
名無しの笛の踊り:2006/03/17(金) 00:20:22 ID:S6C0BMDq
>>188 レスありがとうございます。ホロヴィッツは来日して、日本人について「昔の
ヨーロッパ人のようだ」と言ったそうです。優雅で落着きがあると褒めたのだ
と思います。審美眼の鋭いマエストロにそう評されて誇らしくもあります。
って、あまり関係ありませんが。彼が頗る日本贔屓だったということを改めて
思い起こして頂ければ、実体験の無い方でも一層彼との距離を近く感じられる
のではないかと、敢えて書いてみました。(不要だったかな)
私は父母が時々はレコードを聴いておりましたので、ある程度はクラシック
に馴染みはありました。ホロヴィッツを最初に知ったのはON TVを日本で放送
した時です。でもその頃は名前も覚えませんでした。高校の時などはそれほど
クラシックは熱心に聴いていませんでした。大学に入って暫くして、何かピア
ノ曲のレコードを聴きたいとふと思い、昔テレビで見た人がいいかもしれない
と、レコード店で探して「ホロヴィッツ」の名を知り、その時はCBSのラフ
マニノフアルバムを買いました。冬だったので合っているかなと。それからモ
ノラルのレコードを随分買いました。基本的にイン・テンポで、しかも澄み切
った音がよく伸び、リズムが絶妙、ヒロイックなところ、限りない憧れ(浪漫)、
ありとあらゆるニュアンスを見せてくれる、と、言わずもがなですが、ピアニ
ズムとは斯ういうものだと納得しました。
>>189 お褒めにあずかり光栄です。彼の来日公演を沢山聴かれたのですね。
最後の公演で、演奏を終え、舞台下に詰め掛けた沢山の人に握手をせがまれ
て、普通に握手していたのが、誰かギュウッと握ったらしく、それを茶目っ
気たっぷりに慌てて振りほどき、その後は差し出された手の掌を横からチョ
ンチョン、チョンチョン、と順番に指先で突付く握手にしていましたね。手
を思い切り「こっちこっち!」とばかり振り回している人の所に来ていたよ
うでした。それと、誰かがおそらく楽譜を高く掲げているのを見つけ、手を
伸ばして舞台の上から釣上げていましたね。
スレッドの上のほうで紹介されている本のどれかに、一聴衆の言葉として
「ラフマニノフで泣くことはなかったがホロヴィッツでは泣いた」と書いて
あったと思います。まず純粋な心の持ち主であったでしょうし、心を表現す
るのに歌い手の歌い方をピアノで再現する工夫・修練を相当積んだのでしょ
う。若い頃、マッティア・バティスティーニのレコードを朝から晩まで聴い
て歌い方を研究していたそうですね。小さい部屋と大きなホールの音響の差
も弁えて、効果の出る弾き方をしたとか。
’83の来日の時、原智恵子さんの高弟と言える方が、テレビで見ていて
も随所にキラリと光るところがあった、と評していました。一般的には傷だ
らけとの評判でしたが、傷だけという訳でもなかったようです。
193 :
189:名無しの笛の踊り:2006/03/17(金) 23:45:17 ID:Mg3wm9fN
実は先週の日曜に、都内某所でホロヴィッツの映像や演奏を見る機会がありま
した。その中に2回目の来日の時の映像もあったのですが、
>>187さんの記憶
のように、舞台に駆け寄る100人以上の客の中から、大きい花(お気に入りの
紫陽花の花束はうまいこと掴んでいらっしゃいました。)や面白そうなものを
選んで受け取っていました。中にはI Love Horowitz のメダルのついたレイ
のようなものも! そして楽譜の件ですが、実はあれはホロヴィッツ編曲
で知られる「星条旗よ永遠なれ」を採譜した楽譜なんですよ。ご本人は楽譜
を出版してないので、演奏を聴いたファンが自分の力で楽譜にしたものです。
しかし、ご本人、そのタイトルを見ると2,3秒で返してしまって、場内の
笑いをさそってました。
それにしても、あれほど見事に観客がスタンディングオベーションをする
演奏会も、その後体験していません。あの時の聴衆も素晴らしかったと思い
ます。若い人がかなり多かったですが(特に舞台に駆け寄ったのは)もう20年
経ちましたので、みなさんそれなりに成長(笑)されてますね。
ただ今20周年を記念して、とあるホロヴィッツHPで20年前のホロヴィッツの
演奏会を振り返る回想録を書き始めてます。今はモスクワでの4月20日の演奏
会へ向けて、プログラムを練っているところです。4月初めにはモスクワに向
けて出発します。そして日本公演は、実はまだ影も形も無いものなのです。
日本公演に向けてみんなが動き出すのは、5月終わりから6月初めにかけてなの
です。本当に直前に決まったコンサートでした。
194 :
名無しの笛の踊り:2006/03/18(土) 00:30:53 ID:H0JtfVdh
とあるホロヴィッツHP、自分のHPでないのでURLは載せられませんが、
Google で検索すれば2,3個のうちには出てくる有名サイトです。
掲示板をご覧ください。
>>194 堅気なサイトへの誘導はやめなよ
どんな悪意の人物がこのスレ傍観してるか分からんぞ
>>195 194氏ではないが、教えて。
悪意の人物は例えばどんな事をするの?
>>196 君がその悪意の人物でないという保証も無い以上、具体的な方法を例示するのは
差し控えさせてもらいます
とりあえず、H0JtfVdh氏は、そこの管理人さんにメールで謝罪したうえで、
2ちゃんねらーの怖さというものを管理人さんからよく教えてもらうといい
そこの管理人さんだったら、過去に生々しい現場を経験してきているので、
よく知っているはずだよ
198 :
名無しの笛の踊り:2006/03/18(土) 16:14:16 ID:pFHGyw4k
便所の落書きでホロヴィッツを語るなよ。
199 :
名無しの笛の踊り:2006/03/19(日) 06:40:01 ID:3lE9/Y5/
ホロヴィッツとミケランジェリが好きです。音の響きが染み渡ります。
漏れはホロヴィッツとホフマンかな
201 :
名無しの笛の踊り:2006/03/19(日) 15:54:44 ID:z8kHKmYw
ホロヴィッツとグールドとシフラかな
>201
同じく。
203 :
名無しの笛の踊り:2006/03/19(日) 20:39:41 ID:Eny0XA5i
ホロヴィッツとカペルとリパッティーかな
ホロヴィッツ、シフラ、ポリーニかな。
ラフマニノフ、ホフマン、モイセイヴィッチ、ホロヴィッツかねえ。
ホロヴィッツ、ソフロニツキー、グールド
グールドはホロヴィッツ嫌いだったらしいけどね
207 :
名無しの笛の踊り:2006/03/20(月) 14:25:58 ID:a2JpbM42
ホロヴィッツとグルダ以外あんま聞かない
208 :
名無しの笛の踊り:2006/03/20(月) 20:02:52 ID:YOCy6f9E
ホフマンの音がぴたっと決まるのは凄いねぇ。
ホロヴィッツ大好き人間のオレもビックリした。
209 :
名無しの笛の踊り:2006/03/20(月) 23:42:28 ID:9TTOgro5
ホロヴィッツ・ベレゾフスキー・スルタノフ
210 :
名無しの笛の踊り:2006/03/21(火) 01:54:44 ID:jZfMpBD7
今、モスクワ公演のビデオを見ている。
モスクワ公演、1986年4月20日 今から19年11ヶ月前の出来事です。
奇跡の演奏会でしたねぇ。
メータとのラフ3DVDを探していますが、ない・・・・。
入手方法ありますかね〜?
emuleで粘りまくる。
213 :
名無しの笛の踊り:2006/03/24(金) 21:56:08 ID:z4HXG+Nx
自己解決しました
215 :
名無しの笛の踊り:2006/03/27(月) 14:06:00 ID:JW35vPme
>>211 某P2Pで流れてるよ。俺はそれで取った
ホロヴィッツのラストレコーディングのイゾルデの愛の死、、もう最高。
なんかあれ聞くと、リストが将来ホロヴィッツというピアニストが出ることを予感して
ホロヴィッツのために書いたのかって思えるくらいピッタリくる。あんなに
素晴らしい演奏は無い。
ホロヴィッツはなぜああまで下品なんだろう。
「(ピアノを指差して)これで観衆をヤリたいのさ」
とか、ソーセージ云々の事か
@ロシア訛りが酷い
A声帯の老化・舌が回らなくなった
B文法が間違っている・語彙が少ない
C性格上の理由
こんなとこだろう
あと、録音状態とか。
221 :
名無しの笛の踊り:2006/03/31(金) 00:57:52 ID:7X18e4PW
>>217は、多分、死ぬ前の数年間の、かなりおじいちゃんになってからの
ものしか見たり聴いたりしたことがないのではないだろうか。
>>220 若い時('50頃)のホロヴィッツの声(レコードに入っている)を聴くと、
年とってからほどしわがれ声ではなかったよ。たぶん80歳近くのことを言っ
ているのだろうから、これは年取ってくるといたしかたないところか・・
@はね、確かに。発音は良くなかった。奥さんとはフランス語でしゃべっ
ていたね。ドキュメンタリー('78)で星条旗弾いた後「セ、パ、マール」と奥さん
にしゃべりかけていて、インタビュアー(アメリカ人)も「ウィ.セ、パ、
マール」とやっていた。フランス語もロシア訛りなのだろうか?
B デュバルとのインタビューを聞くと、英語の表現力はかなりすごいこ
とがわかるよ。
だいいち、ホロヴィッツはユーモアーにあふれて、面白い話し手だと思うの
だけど。身のこなしとかは、貴族的でもある。笑い方が、ちょっと、あれか
な?
222 :
名無しの笛の踊り:2006/03/31(金) 01:34:19 ID:DIT6DsYw
>>221 若い頃の声が入ってるレコードってCDになってんの?
あとモーツァルト23番の録音映像を見たけど笑い方は確かにアレだなw
223 :
名無しの笛の踊り:2006/03/31(金) 02:56:25 ID:7X18e4PW
CDにはなってない。多分ラジオかなんか用に録ったもの。
ホロヴィッシ
残ってる映像全てDVDで出して欲しいなぁ
あと音源もダブらせてバラバラに売らないでまとめて欲しい
ついでに楽譜も
>>226 あんな見にくく下品な顔やしゃべり方、見とうない。
ラフ3でossia弾いて欲しかったなぁ。
229 :
名無しの笛の踊り:2006/04/02(日) 23:19:49 ID:DCraZwsr
ところで、ほんの一部だけど、ロ短調の映像見たことある?
230 :
名無しの笛の踊り:2006/04/03(月) 00:35:45 ID:6h54oQq1
そんなのあるの?
231 :
名無しの笛の踊り:2006/04/04(火) 00:02:07 ID:Lf8Jwn5/
「60ミニッツ」というドキュメンタリー(’78)に出たときに、
シカゴでの演奏会でロ短調が25秒ばかり流れる。例のオクターブ連続の
どういうわけか後の部分。そしてとんでもないところで切られて、客席
の拍手になってしまう。舞台に椅子席を設けてあり、近くで見られた人
羨ましすぎ! ホールの前のポスターには'77.11.13(sun)4:00 とあり
ます。この時の英雄ポロネーズも1分ほど(映像は20秒ほど)流れます。
他にも自宅のインタビューで、インタビュアーに乗せられて、星条旗よ
永遠なれ、とかチャールダッシュの女王からの編曲や、カルメンのコーダ
部分を弾いてるよ。番組は15分ほど。日本では部分的に放送されただけ。
'87グラミー賞を取った時に、演奏部分が流された。本人も授賞式にでて
スピーチ(ほんの2,3言)している。
おれはサン・サーンスの死の舞踏を聞いてほかのピアニストとは格が違うとおもったよ
例のサイトにcarmen1968のMIDIが・・・
234 :
名無しの笛の踊り:2006/04/05(水) 20:08:39 ID:dVaamb7Y
「ホロヴィッツ・アットホーム」が好きな同士はおらんか?
236 :
名無しの笛の踊り:2006/04/07(金) 09:53:12 ID:irk5qk9W
長年ホロヴィッツのファンだったが、ミケランジェリの演奏聴いて吃驚した。
キレがあって、且つ揺らぎなくピタット決まっているんですよ。
ホロヴィッツの魅力はキレがあり、且つ揺らぎだからね。
ミケランジェリは新鮮でした。
237 :
名無しの笛の踊り:2006/04/09(日) 00:04:41 ID:9isn75j7
ホロヴィッツの音は何故心に響くんだろう。
そう。心の奥まで染みとおる。
美は切ない。
ホロのベートーベンピアノ協奏曲5番は完璧というか神に近いな
あのRCA楽団は糞だけど・・・
でも5番はこのひとが一番だと思う
239 :
名無しの笛の踊り:2006/04/09(日) 02:25:20 ID:c27dfmGs
未聴だが(古典派自体聞かない)聴いてみようかな。
241 :
名無しの笛の踊り:2006/04/09(日) 13:51:25 ID:NL0idRtJ
ステレオとしては一番古い映像ですね。「ホロヴィッツの思い出」
に収録されてた。他にショパンの曲とクレメンティーもあったなぁ。
'75頃の自宅での収録のようだ。目の鋭さが晩年と違う。非常に神経質そうに
感じられる。
242 :
名無しの笛の踊り:2006/04/09(日) 16:51:50 ID:gwK5e7Wf
正直なところ、ラスト・レコーディングは痛い。
ミスタッチがけっこうあるし、もう少しいい思い出が欲しかったというところ。
晩年は、モーツァルトが個人的には最高です。
特にK.333のソナタ。
そうかなぁ、ハイドンのソナタすごくいいじゃん。
晩年なんて当たり前のようにミスしてるから気にならんよ
モーツァルトいいね!自分は330がいい!
ホロヴィッツの演奏で1,2を争うくらい好きだ
244 :
名無しの笛の踊り:2006/04/11(火) 21:56:04 ID:cO/wr602
age
245 :
名無しの笛の踊り:2006/04/13(木) 12:41:25 ID:Wuvmi41D
1966年度のリサイタル版が好きです。
洗練の極みのような音楽が楽しめます。
>>238 オススメwのRCAを従えての
「ラフコン3」
と、NAXOS盤の
「1stレコーディング」の
「ラフコン3」
を聞き比べているんだが、1stレコーディングの方が圧巻だな。'30のレコーディングでノイズだらけだが、技術以上のなにかが詰め込まれている。
老練な味わいのホロヴィッツもいいが、若き日の巨匠も……♪
ガブリリュクがホロ編結婚行進曲を弾いてるDVD見た人いる?
250 :
名無しの笛の踊り:2006/04/20(木) 00:43:38 ID:EDL8e0XM
シフラの半音階的大ギャロップすげ〜。ホロヴィッツ68年の映像のスクリャービンの
エチュード8ー12レベルだ。
>>249 この間、買って見ました。
結構バリバリ弾く人だけど、コーダに近い辺りから
スピードが落ちてきているように聞こえました。
でも凄い。
こだわり、の演奏会で弾いていた方(女性!)も
最後の方はどうにか乗り切ったという感じでした。
通してホロヴィッツのように弾くのは相当過酷なのかな。
252 :
名無しの笛の踊り:2006/04/21(金) 21:32:34 ID:B4YFJmzx
253 :
名無しの笛の踊り:2006/04/21(金) 22:05:04 ID:hGEUQ7tW
このときホロヴィッツ64才だけど、若く感じる。この辺の演奏を聞くと
ホロヴィッツが20世紀最高の数人のうちのピアニストだというのがよく
わかる。だって今バラード1番をこんなに弾ける人っている?
ポリーニが何年か後にこの領域に達するとは思えないし。一般的なテク
ニック(指の運動)だけでなく、音楽、音の多様性、すべてものが違うと
感じる。
254 :
名無しの笛の踊り:2006/04/21(金) 22:14:46 ID:nYgSdcBl
これで画質いい方なんですか?『ピアニストの黄金時代』のホロヴィッツのエ
チュードの画質を期待してたんですが残念です。しかしすばらしいことこの上ない
ですね。253さん、私もそう思います。技巧、音楽性などなどすべてをひっくるめて
今、最高といわれてるポリー二やアルゲリッチなどのピアニストなんか足元にも
及ばないですね。すべての点においてホロヴィッツが勝っている。64歳でここまで
弾けるのは現在生きているピアニストでは無理ですね。個人的に現在生きてる中で最高の
ピアニストはジャニスだと考えてます。
暗いバーンがもっと気合が入ってたらな・・。
256 :
名無しの笛の踊り:2006/04/21(金) 22:25:04 ID:/gMFfzR+
> 個人的に現在生きてる中で最高のピアニストはジャニスだと考えてます。
ワロタ
257 :
名無しの笛の踊り:2006/04/21(金) 22:30:03 ID:hGEUQ7tW
私も何種類か見たことがありますが、何度もダビングを重ねて色のないものも
含めて(怪しいビデオみたい(笑))今回のはいいほうだと思いますよ。もちろ
んマスターはもっといいと信じたいですが・・・
バラ1は最初の曲なんですが、テープの巻き始めのほうはテープが痛みやすい
のです、このマスターと同じと思しきものを全編みたことがありますが、この曲
の冒頭以外は、ノイズはほとんどなかったと思いました。どういうわけかバラ1
の最初の部分は、どれもノイズがあります(出所はどれもいっしょなのかもしれ
ない)。
それはともかく、この演奏は素晴らしい。編曲物しか頭にない方々(それも
いいんだけどね(笑))にぜひホロヴィッツの真価を聴いてもらいたいと思い
ます。
258 :
名無しの笛の踊り:2006/04/21(金) 22:37:56 ID:nYgSdcBl
笑うな。ジャニスはすばらしいピアニストだ。ホロヴィッツの最高の弟子。アルゲリッチ
と比べてみ、月と地面の差。プロコフィエフの協奏曲が良い例。
>>254 > 64歳でここまで弾けるのは現在生きているピアニストでは無理ですね。
つ[ジョイス・ハット]
260 :
名無しの笛の踊り:2006/04/22(土) 01:09:18 ID:hCKLlRyk
64歳の映像であれだったんだから、
全盛期のホロヴィッツはまさに鬼神だったんだろうね。
60年代は50年代よりだいぶテク落ちたと感じる
262 :
名無しの笛の踊り:2006/04/22(土) 01:28:23 ID:q1rjsWX1
>>261 はテクとは指の動きとだけしか思ってないようだ。
263 :
名無しの笛の踊り:2006/04/22(土) 01:28:25 ID:LM2ORas8
だから円熟さも増して聴衆に受けるピークだったんだよね 60年代
50年代前はテクニックにこだわってて速すぎて( ゚д゚)ポカーンって感じだ
そこが嵌るとまたいいのだが
264 :
名無しの笛の踊り:2006/04/22(土) 20:28:03 ID:nS8zO9Y4
69年のボストンリサイタルは50年代のテクニックと円熟さを併せ持つ。
特にテクニックはホロヴィッツの若いころと並ぶ。ただしこの演奏に限って
だけどね。
ここに居る人ってチェルカスキーは好きですか?
268 :
名無しの笛の踊り:2006/04/23(日) 17:33:22 ID:mBCEnYkF
わからない。「LIVING STAGE」っていうメーカーから出てた。
ホロヴィッツの歴史の中で最高のリサイタルのうちの1つに入る。それくらい
凄い。以前、ヤフオクかタワーのレヴューに、「テクニックは40〜50年代を凌ぎ、
音楽性も最高である。その演奏たるや聴衆に100万V以上の電気を放電し、熱狂
させた。」と書いてあった。ホロヴィッツファンなら絶対に手に入れるべき。
当時66歳で、こんな演奏すりゃ、ホロヴィッツが全世紀通じてNO.1だという人の
言うこともわかる気がする。
age
270 :
名無しの笛の踊り:2006/04/24(月) 17:58:43 ID:JVVsb4AR
後継者はヴォロドスでFAか?
>>270 技術的には問題ないが爆発力に欠ける
スルタノフが健在だったらなぁ・・・
ヴォロドスは爆発力に欠ける……か?
スタジオ録音は全体的に抑え気味つーか綺麗にまとめる方向だけど、
ライヴは物凄い勢いで大爆発してるときがあるよ。
YouTubeのフラッシュ取っておく方法ないですか?
>>272 ライヴでもホロヴィッツのようなデーモニッシュな爆発力は感じられなかったけどなぁ・・・
276 :
名無しの笛の踊り:2006/04/25(火) 08:11:39 ID:049NVmDJ
稚拙な表現だけれど、ヴォロドスのピアノはスピーカーで音量調整したような音。
対してホロヴィッツのそれはピアノという楽器がその性能を超えて鳴り響く音。
そして、ホロヴィッツの出すレガートには肉声に近い艶かしさがある。ショパンの
マズルカで聴かせる内声の絡みは絶妙なペダリングも手伝い、ピアノ演奏における
官能の最高点を示している。ヴォロドスは、オクターブ奏法こそ「それ」っぽいものの、
基本的にホロヴィッツの表面的な技巧しか継承していない。
彼が「第2のホロヴィッツ」になりたいのかどうかは知らないが、継承者がいるという考え
自体がナンセンス。ホロヴィッツを真に愛する人ならその存在が唯一無二であり
後を追う者がコピーにしか成り得ないということも分かるはずだが。
どっちにしろ、ヴォロドスだのスルタノフだの名前が出てくるようでは
ホロヴィッツを理解しているとは言えない。
両者の出す音は全然ホロヴィッツに似ていない。
出たよ、出た。自分こそがホロヴィッツわかってます厨が。
>>276 飾り立てた言葉に酔いしれてるだけの厨
>>277 >ホロヴィッツを理解しているとは言えない。
277自体がホロヴィッツを理解してない事には気が付かない。
>>278 反論するなら、明確なポイントを示さなきゃ、
ただの厨だよ。。。。
280 :
名無しの笛の踊り:2006/04/25(火) 21:52:38 ID:Q8pcJ77u
ヴォロドス厨だろコイツ
馬鹿デカイ音を出せて、指が回れば満足なんだろうな かわいそうに…
ホロヴィッツを理解しているのなら自分の言葉で反論してみろよ
ヴォロ厨ってプレトニョフとか聴かないのかな。
ホロの技術を継承してるのはプレトニョフが図抜けてるんだけどね。
もちろん演奏解釈なんかは全然違うことが多いんだけど。
ヴォロドスは技術面でホロと全然違う。選曲とかスタイルを真似てるだけ。
スルタノフも表面的な演奏スタイルを真似るだけで、彼自身のオリジナリティの
方が上だったと思う。
282 :
名無しの笛の踊り:2006/04/25(火) 22:01:28 ID:ABJBI0a4
天気が不安定だと荒れるな
ホロヴィッツに音色が似ているのは
>>273のハリムでしょ。
サンプルがグラナドスしかないのが残念だがタッチがそっくりだよ。
まともな耳持ってるならヴォロドスが似ているとは言わないし、
ホロヴィッツの本質が爆発だとも考えないでしょ。
マジレスするけど、
打鍵の質そのもので言えばホロヴィッツに一番近いのはクレショフだと思うよ。
だけどペダルの使い方が全く及ばないし、ライヴ録音でないとテンポもノロい。
285 :
名無しの笛の踊り:2006/04/25(火) 22:10:19 ID:g2JPv/6R
全部言いっぱなしじゃん
286 :
名無しの笛の踊り:2006/04/25(火) 22:57:15 ID:7/EfA31h
ソニーのOriginal Jacket Collectionはもう廃盤なんやろか?そのうち買おうと思ってたんだけど…
>>285 結局聴かないとわからないしね。
ヴォロドスとハリムとクレショフを買って聴いてみるといいよ。
うわ、知ったか厨がほんとに湧いて出てきたなwww
以上の議論を総括すると、
★ ホ ロ ヴ ィ ッ ツ は ナ ン バ ー ワ ン で は な く オ ン リ ー ワ ン ★
─────────────────────議─論─終─了─────────────────────
290 :
名無しの笛の踊り:2006/04/26(水) 18:24:57 ID:r02ZOI5C
無駄な改行厨うぜー
291 :
名無しの笛の踊り:2006/04/26(水) 18:27:19 ID:6kpcYlBw
あんなに大衆を熱狂させて金を動かしたピアニストって意味じゃナンバーワンだよな。
キーシンも敵わん
>スルタノフも表面的な演奏スタイルを真似るだけで
>まともな耳持ってるならヴォロドスが似ているとは言わないし、
>ホロヴィッツの本質が爆発だとも考えないでしょ。
このへんとっても同感。
293 :
名無しの笛の踊り:2006/04/27(木) 19:44:06 ID:3Zt4A5mW
>>291 稼いだ金ナンバーワンは確かパデレフスキーだったと思う。
ホロヴィッツは活躍盛りにブランクがあったし、第二次世界大戦後
クラシック以外の新しい音楽が世界の音楽市場が大きくなった中で活動した。
またヨーロッパではアメリカほど圧倒的な人気ではなかった。
逆に言えば最もアメリカ人の好みに合ったピアニストなのは間違いない。
ただ派手好きかつナンバーワン好きなアメリカでの名声が
繊細な神経を苦しめる原因にもなったような気がする。
ホロヴィッツってラ・ヴァルス弾いてないよね?
295 :
名無しの笛の踊り:2006/04/28(金) 03:29:39 ID:eTKmOyek
296 :
名無しの笛の踊り:2006/04/28(金) 16:52:36 ID:d+1BBdZL
ホロヴィッツのバラードが見れなくなった。YOUTUBEのサイトもう見れないのかな?
297 :
名無しの笛の踊り:2006/04/28(金) 21:02:29 ID:XGOc1jNi
非公式なイスラメイうぴしてよー
ホロビッツ向きじゃないよね
鈴のような音色
298 :
名無しの笛の踊り:2006/04/29(土) 01:00:23 ID:T2x7fWzw
>>296 見れるけど? イスラメイは凄いけど、ちょっとイメージ違った。
299 :
名無しの笛の踊り:2006/04/30(日) 04:03:30 ID:48ISVLLn
爆発寸前だなw
301 :
名無しの笛の踊り:2006/04/30(日) 09:12:03 ID:qckzyet4
狂ってますなぁ(笑)
はしゃぎすぎだろコレ
表情が見えないのがとっても残念!
でも音楽が憑依したような動きだね、あいかわらず。
304 :
名無しの笛の踊り:2006/04/30(日) 21:08:41 ID:rvqTVvKc
気持ち悪い。つーかランランの動きってきちがいでしょ。グラフマンは何を
教えたのでしょうね。こんなピアニストがホロヴィッツの孫弟子にあたると
音楽雑誌に掲載されたとき破ろうかと思った。ホロヴィッツが生きてたら軽
蔑してたろうに。とはいってもホロヴィッツの弟子はジャニスだけ。
えー。
ランランはどの曲を演奏しても見た目が例外なくおもしろいから
いいじゃん。
それもう食傷気味。
308 :
名無しの笛の踊り:2006/05/01(月) 01:11:10 ID:Afa6cref
>気持ち悪い。つーかランランの動きってきちがいでしょ。
激しく同意
ここまで壊れた演奏だとちょっと・・・
これはちょっとランランにしてもやりすぎだろ。
でもこの動きで(破綻してる部分があるけど)弾けるってのが凄い。
ホロヴィッツのスタイルとは全然違うと思うけど。
311 :
名無しの笛の踊り:2006/05/01(月) 16:37:55 ID:Afa6cref
>>311 カーター大統領キタ━━━━ヽ(:゚皿゚: )ノ━━━━!!!!
でもこれビデオ持ってるわ。死んだとき放送したやつ。
テレ朝だったけな。
314 :
名無しの笛の踊り:2006/05/02(火) 00:09:38 ID:KZliOov2
>>312 激しくキモい。
かめはめ波らしきものを撃ってるとこがヤバイ。
黄色い救急車が現れそうだw
ホロヴィッツは、パガニーニエチュードは2番と5番しか弾いてないはずだけど・・
Vladimirじゃないホロヴィッツ?それともupした人の詐欺行為かw
騙されたと思って一応聴いてみたw
案の定、ホロヴィッツとは似ても似つかぬ音。
>>315さんはあのファイル名を付けた厨を晒す意図で書いたのかな、と推測。
>>315 ホロヴィッツの編曲と勘違いしてるんじゃないか?
321 :
名無しの笛の踊り:2006/05/03(水) 17:06:15 ID:/eDAf2v4
ホロヴィッツはバラード1番を4回録音しているが、65>47>68>78の順が良いというのが
評論家筋である。しかし個人的には68>>>65>47>78という順番。
ただし68はCDではなく映像だけど。
323 :
名無しの笛の踊り:2006/05/03(水) 21:35:38 ID:vBcYYWTW
とは言っても触発されてハン狂2ホロ編自作自演を久しぶりに聴いてみた。
活動停止中にこんな曲弾いて精神状態最悪なんじゃないの?
ゴドフスキーへのオマージュなんかね
325 :
名無しの笛の踊り:2006/05/04(木) 20:10:55 ID:07fr4l7t
326 :
名無しの笛の踊り:2006/05/04(木) 22:13:41 ID:IByv5tLM
録音は、はっきりいってかなり悪い、しかも演奏が進めば進むほど音が悪くな
る。しかし、ここでの演奏は一聴の価値あり。この値段は安くはないが、ホロ
ヴィッツに興味のあるひとには、聴いてほしいとは思う。しかしこの音・・・
>>323 Nさんのサイトにはこんな逸話が書いてあったよ
この曲を弾いていたホロヴィッツがマネージャーに,「ここと,ここのメロディーだけど,和声を変えずに,重ねて弾けるんだよ」と言ったそうである。
「面白いね」と言ったマネージャーに対し,「でもね,ほら,工夫するともう一つのメロディーが重ねられるんだ」,といって弾き始めた
ただの池沼ピアニストでは無いことが分かるな
329 :
名無しの笛の踊り:2006/05/05(金) 22:44:21 ID:2e4T7dTL
>>325 ハイドンのソナタやバラード4番はまだ音質としてはマシだと思う。ただ、このソナタ
はマガロフの演奏が最高だといわれてるけどこの演奏聞いちゃうとね。ホロヴィッツ自身
も68年に録音してたけど69年の方が上。そしてバラード4番はおそらくショパンが作曲
した時代から現在までの間に多くのピアニストが演奏してきたがこの69年のホロヴィッツ
の演奏が歴史上最高の演奏だね。叙情、技巧、霊感すべてにおいて史上最高の名演だね。
ちょっと言い過ぎかもしれないけど、聞いてない人は必ず聞いておかなければならない演奏
であることは間違いない。是非聞いてください。
マガロフの名前見て思い出したけど、彼がホロヴィッツに献呈したトッカータがあるそうなんだが誰か知らない?
331 :
名無しの笛の踊り:2006/05/06(土) 05:42:02 ID:Z7Ru71t8
シッテルヨ
332 :
名無しの笛の踊り:2006/05/06(土) 19:33:23 ID:ZNUSjTZg
ホロヴィッツとマガロフって仲良かったのか。ホロヴィッツはミケランジェリやグールド
に対してあまりいい感情もってなかったし、アルゲリッチに対しては相当嫌っていらっしゃ
ったみたいと2chのスレで見たことがあるぞ。
333 :
名無しの笛の踊り:2006/05/07(日) 09:09:31 ID:03yT+9be
2chのスレwwww
334 :
名無しの笛の踊り:2006/05/07(日) 09:25:49 ID:O5Dql/CX
ホロヴィッツ2度目の来日から今年でちょうど20年、東京公演のCDやDVDはいつ
発売されるんだろう。それとも録音してないのだろうか?
335 :
名無しの笛の踊り:2006/05/07(日) 10:39:44 ID:/pBWF5go
NHK・FMが2日目のコンサートをPCM録音して2回放送した。
非常に良い音で取れている。これを基にした海賊盤はでているけどね。
テレビカメラは3日ともなかった。
よってCDは可能性ある。モスクワとかなり曲が違っていたので、その価値はあ
る。
June 28, 1986: Hitomi Memorial Auditorium (Showa Women's University), Tokyo,
Japan
Scarlatti: Sonata in B minor, K.87 (L.33)
Scarlatti: Sonata in E major, K.380 (L.23)
Scarlatti: Sonata in E major, K.135 (L.224)
Mozart: Sonata in C major, K.330
Rachmaninoff: Prelude in G major, Op.32 No.5
Rachmaninoff: Prelude in G-sharp minor, Op.32 No.12
Scriabin: Etude in D-sharp minor, Op.8 No.12
Schumann: Arabeske in C major, Op.18
Liszt: Soiree de Vienne No.6 (after Schubert)
Liszt: Consolation No.3 in D-flat major
Liszt: Valse Oubliee No.1
Chopin: Mazurka in C-sharp minor, Op.30 No.4
Chopin: Mazurka in C-sharp minor, Op.63 No.3
Chopin: Scherzo in B minor, Op.20
Encores:
Schubert: Moment Musical in F minor, Op.94 No.3
Moszkowski: Etude in F major, Op.72 No.6
336 :
名無しの笛の踊り:2006/05/07(日) 10:44:25 ID:/pBWF5go
僕の知っている海賊盤は,音がかなり今ひとつらしい。自分で持っているエア
ーチェックのほうがいい音。VHS HiFiで録ってDAT化したものを今はCDに焼い
て聴いている。
337 :
名無しの笛の踊り:2006/05/07(日) 10:51:32 ID:qedLApId
この人チキンと舌平目しか食べないってほんとか?
338 :
名無しの笛の踊り:2006/05/07(日) 13:48:31 ID:M0CpJEN0
ほぼ本当です。もう少し食べるものもありますが、おかずはほとんど一緒。
世界中同じメニューで過ごしました。日本でもあちこちのレストランに行った
ようですが、行く前にメニューを渡して、それを調理してもらっています。
モスクワ・レニングラード滞在中も、週に4日イギリス大使館が平目を空輸
しました。
専属調律師のモアさんの著書に、'85年9月頃にモアさん宅をホロヴィッツ
夫妻が訪れた時に、モア夫人に渡された希望のメニューのメモが載っています。
おそらく世界中でこのメニューだったと思われます。
「グレイ・ドーバーソール(舌平目の一種)の焼き魚(蒸したものの場合もあり
ました)、しかし、その前にパスタを少々。ワインは全く要りませんが、
エヴィアン・ウォーターを用意してください。それにレタスのサラダですが、
ドレッシングはレモンとオイル、そして、デザートは”焼きリンゴに蜜を
少々」
だったそうです。あと蒸しチキン、アップルタルトなどを聞いたことがありま
す。
美味しんぼに、オムライスとカツどん目玉焼き?しか
食べられない男の話があったな
>>339 カツ丼とカレーライスに
ビタミンやらのサプリメントだと思ったが
現実にジャムサンドしか食べれない男の子テレビでやってたよ。
342 :
名無しの笛の踊り:2006/05/07(日) 17:03:04 ID:2BbN/fy/
補足ながら、このような食事になったのは、特に'83来日以降、食生活から見直して、
奇跡の復活を果たしたため、その体調をキープするため変化を恐れた部分はあるよう
です。最初の来日では日本ではイタリアン(奥様は勿論イタリアンですしね)や
フレンチなども食べたとかですよ。ちなみに最初の来日時より、再来日のほうが
太っていたとかです。'85年年末の記事で体重85キロとでていました。若いときは
65キロでボクサーのように痩せてたと言ってます。
343 :
名無しの笛の踊り:2006/05/07(日) 22:46:24 ID:V2UAatsE
焼き魚っつかムニエルだったかと
宣伝に比例した売り上げがなかったんだろうな。
あとそれプラス何か問題があったんだろう。合掌。
誤爆スマソ
h抜く必要なし
未だにh抜けとか言ってる奴はDQN
349 :
名無しの笛の踊り:2006/05/08(月) 15:41:51 ID:D6u7/Uy+
YOUTUBEのホロヴィッツの68年ショパンバラード1番とCDのとを
比べるとかなり違って弾いてる。おそらくCDの方に相当とを加えたと考え
られる。他方、映像の方はそんなに手を加えることはできず限定的に手を加
えたのではないか。この意見に文句ある人は・・・いないね。
350 :
名無しの笛の踊り:2006/05/12(金) 23:26:26 ID:leJ90yny
age
351 :
名無しの笛の踊り:2006/05/13(土) 15:32:21 ID:0KVIcTMC
ホロ編を上手く弾ける奴はとっくにみんなプロになってるだろ
おいおい、プロを舐めんな
354 :
名無しの笛の踊り:2006/05/16(火) 22:33:27 ID:LN7RuFEt
306面白すぎるww
355 :
名無しの笛の踊り:2006/05/18(木) 19:36:04 ID:UdQ25lAF
モシュコフスキの編曲物がいいね
つ
ttp://www.vkgfx.com/ ガイシュツかもしれないが
ここにホロヴィッツの楽譜が置いてある
モシュの花火は、速いことを除けばそんなに難しくない
ただ、ホロのように弾くことは非常に難しいな
357 :
名無しの笛の踊り:2006/05/21(日) 09:26:28 ID:FH/JAuf5
360 :
名無しの笛の踊り:2006/05/27(土) 17:40:36 ID:UlgZTFFH
モシュはホロで好きになった。
うpしてくれよー
361 :
名無しの笛の踊り:2006/05/29(月) 23:13:49 ID:ejMnJYOR
ホロヴィッツはマムシ指。
362 :
名無しの笛の踊り:2006/06/01(木) 00:17:23 ID:voiQ5nCg
363 :
名無しの笛の踊り:2006/06/02(金) 16:14:41 ID:pou6+qHf
364 :
名無しの笛の踊り:2006/06/02(金) 20:22:47 ID:6GANOm53
YOUTUBEでのショパン・バラード1番の演奏評価
ホロヴィッツ>>>>>>>>>ツィメルマン>>>ミケランジェリ>>>>>>>>関本昌平
録音の状況もあると思うけれどホロヴィッツの演奏はやっぱり別格ですね。
ピアノの神様と言われるだけあります。ホロヴィッツとツィメルマン以降の
間には越えられない壁があります。ミケランジェリは残念ながら音質が悪く
解釈も良くないと感じたのでランクは落としてます。関本は論外。
ルービンシュタインは?
366 :
名無しの笛の踊り:2006/06/02(金) 20:36:38 ID:6GANOm53
ルービンシュタインはYOUTUBEの動画にはありませんので対象外。個人的にはすばらしい
演奏だと思います。動画とCDでは比べられませんし、やはりCDよりも姿を見れる動画の方
を高く評価してしまうので…。
比較するならもうちょっと具体的にやってほしいよ
ホロヴィッツのモシュコフスキ好きなんだけど3曲しか持ってないお(;^ω^)
他にもあるかな
ナイヨ
370 :
名無しの笛の踊り:2006/06/07(水) 15:26:54 ID:4dlhNeoF
age
371 :
名無しの笛の踊り:2006/06/07(水) 18:58:20 ID:zNoMCvUr
ムカつくコメントが寄せられてますわな
373 :
名無しの笛の踊り:2006/06/07(水) 23:17:52 ID:nuOjRYOt
374 :
名無しの笛の踊り:2006/06/07(水) 23:59:51 ID:f++oLRLw
375 :
名無しの笛の踊り:2006/06/08(木) 00:49:09 ID:S/56ng9B
たしかに気になる。そういえばDVDなどデジタルの時代になって、ちゃんと
買ったやつでも、ずれてるのが気になる。たとえば'68の
スクリャービンやカルメンもずれてる。補正はプレーヤーの
ほうでも少しはできるようだけど・・・
でもこの演奏すごくない? 同じ自宅で撮った「ラスト・ロマンチック」
なんかと比べると、芸術家としての高さが違うと思わされる。
ラスト・ロマンチックも楽しかったけどね。
376 :
名無しの笛の踊り:2006/06/08(木) 01:05:37 ID:gTzvO55O
ようつべの1968年のカルメン変奏曲がすごいと思う
何でもないように弾いてるけど他のピアニスト(ヴォロドスを除く)の演奏はgdgdになっちゃってるし
377 :
名無しの笛の踊り:2006/06/08(木) 20:16:22 ID:m7Zhqyvm
やや年老いたとはいえ68年映像の風格はすごいね。
まさにピアノの神様、そのものだよ。
でも、それ以降は徐々に老人じみてきて淋しくなった。
全盛期の40代、50代前半の演奏は、それこそ神々しかったんだろうな。
やはりホロヴィッツは永遠だ。
普段アンスネスとか、割と正統派の音楽を聴いている自分だけど、たまに
ホロヴイッツを聴くと、中毒というかなんというか、本当に悪魔的な魅力を
感じる。聴衆が熱狂するのもよく分かる。
ようつの告別のワルツは凄いな
晩年の枯淡の演奏も好きだ。
モシュコフいいね
悪魔の指先ホロウィッツ
381 :
名無しの笛の踊り:2006/06/09(金) 00:16:57 ID:/xvW1A2J
ブラボークラシックでガヴリリュクがアンコールで結婚行進曲弾いてた
382 :
名無しの笛の踊り:2006/06/09(金) 07:53:26 ID:yikvwHxD
ホロヴィッツほどオーラを発するピアニストが今いる?
60年代の映像なんて神々しいほどだね。
383 :
名無しの笛の踊り:2006/06/09(金) 18:39:09 ID:Qjzjz8vR
うむ、何回観てもカルメンは神。パーフェクト。完璧。
初めて観たとき凄すぎて泣いた
384 :
名無しの笛の踊り:2006/06/09(金) 18:59:04 ID:0/DJVBVp
う〜ん
初めて見たときは星条旗に比べて地味な印象があったんだけど
2.3回と繰り返すにつれて曲のすごさが解ってくる感じだったなあ
385 :
名無しの笛の踊り:2006/06/09(金) 19:05:04 ID:KAlhBPMp
『ピアニストの黄金時代』のDVDは、ホロヴィッツのスクリャービンのエチュード
が見れるけど映像と音声ズレてないし画質がめちゃめちゃ良い。たしか68年のやつ。
62年の録音より一層、悪魔的。必見です。
386 :
名無しの笛の踊り:2006/06/09(金) 19:19:55 ID:ONmL5Dq2
ミスタッチ全くないのは編集のせいらしい
まじ?
カーネギーはミスタッチあげつらうなら沢山あるよ。
ただ演奏が締まってるから全然気にはならないけど。
389 :
名無しの笛の踊り:2006/06/09(金) 22:39:55 ID:KAlhBPMp
まだ、映像は編集少ない方だよ。CDは編集のオンパレード。68年の映像のバラード1番
とCDのバラード1番を比べるとキレや流れは映像の方が上。一方、CDの方は、昔のCD
から編集したり、一部を録り直したりしたらしい。映像は指をみせないといけないから相々
編集できるものじゃないらしい、というようなことがグレンプラスキンの『ホロヴィッツ』
に書かれてあった。
390 :
名無しの笛の踊り:2006/06/10(土) 10:12:32 ID:PRmmrjfv
ハイフェッツなんかもそうだが、神を求めたがるパーフェクト厨が多かった
ある時期のアメリカの観客を相手にするのは大変だった。
本人が稼ぐためだから仕方ないとは言え、爆音という名の騒音や高速な展開
ミスの少なさを過剰に期待した観客はホロヴィッツの感性や神経を削った。
391 :
名無しの笛の踊り:2006/06/10(土) 19:11:22 ID:tqJ+kxHq
ガブリリュクのケコーンマーチは自作自演を超えたかも(;^ω^)
>>385 ピアニストの黄金時代は早くDVD化してほしいなー。
連投スマソ
393 :
名無しの笛の踊り:2006/06/10(土) 19:52:40 ID:LsAwd0L1
カルメンなら47年が凄くないか?
>>393 同意。テーマの再現のところがかなり気合入ってた記憶が。
あのCDってまだ売ってるのかな?
395 :
名無しの笛の踊り:2006/06/10(土) 23:19:04 ID:oZ650f5s
『ピアニストの黄金時代』は、もうDVD化されてるよ。俺持ってるもん。
あぼーん
定期的にコピペする基地○氏ね
399 :
名無しの笛の踊り:2006/06/12(月) 22:38:14 ID:NdwLf0Ff
ロンドン'82は、東京に来る前の年、かなり不調に陥った時期です。この2年前の
CDと比べると衰えがひどい。しかしそれでも感動する。'83東京を見た後、この
ロンドンの映像を見る機会があり、せめてロンドンの時ぐらい弾いてくれたら
よかったのに、と思ったもんだ。
しかし'86の再来日は絶好調で、復活の奇跡を見たよ!
400 :
名無しの笛の踊り:2006/06/14(水) 22:07:51 ID:Ob8MJ3ng
ライブ録音を謳ったCDでも微妙に修正しているんだ。
やはり、大きく外した音は修正したほうが流れがよいね。
401 :
名無しの笛の踊り:2006/06/15(木) 03:47:32 ID:yB0JNi4e
>>393 まさに男を魅了するカルメンといった感じの悪魔的魅力が光るね。
68年はいいんだけど悪魔的魅力が少ないね
402 :
名無しの笛の踊り:2006/06/15(木) 10:05:13 ID:U0qSu1wh
そうかな?
403 :
名無しの笛の踊り:2006/06/15(木) 13:28:17 ID:P2oUTce6
ラフマニノフのPコン3番は何年のが凄い?
404 :
名無しの笛の踊り:2006/06/15(木) 17:36:29 ID:CNS411jt
基本的に若い時代の方がすごいと思う
あとは録音状態と相談
漏れは1951年と1978年を聴いたことあるが
やはり51年の方がすごい
ラフマニノフと連弾したころはどんなんだったろ?想像を絶するなあ
405 :
名無しの笛の踊り:2006/06/15(木) 20:14:30 ID:U0qSu1wh
若い方が快速だよな
快速?鬼速だろ。バルビローリ盤終楽章コーダの3連符の速度は
バケモノとしか思えない。
407 :
名無しの笛の踊り:2006/06/16(金) 16:59:09 ID:sBGFel3l
コーツ盤の方が速いと思う。
408 :
名無しの笛の踊り:2006/06/16(金) 23:48:03 ID:i5jIwXNe
YOU TUBEでホロヴィッツの来日公演がUPされないかな
409 :
名無しの笛の踊り:2006/06/16(金) 23:56:56 ID:HSlnt2Fx
1回目? 2回目?
1回目はNHKが放送した。2回目は放送はなかった。
83年のは痛々しい
>>409 2回目の来日の時、係員の目を盗んで、
勇敢にもビデオカメラを回している強者がいた。
ラフマ3の51年版だけど、3楽章コーダ下降高速カデンツァでド派手なミスタッチがあるよな??
はじめて聴いた時、そこで一気に冷めたぉ(;^ω^)
413 :
名無しの笛の踊り:2006/06/17(土) 00:40:45 ID:hjtABNeo
いやそれはホロヴィッツが意図して弾いたんだと思う。
取り直すことができたのにしなかったわけで、聞くものに
なんらくの意図をなげかけたと推測する。
クーセビツキーとやったやつは、コーダがオケとずれてるね。
コーツとやったやつは、3楽章の途中ですっぽ抜けかけてるところがある。
でも、そんなの気にしない。
ライヴのはくりき(←なぜか変換できない)に圧倒される。
薄力粉
416 :
名無しの笛の踊り:2006/06/18(日) 08:07:37 ID:trsXELkb
>>409 一回目。もし、出来が悪くとも、ホロヴィッツはホロヴィッツだから。
417 :
名無しの笛の踊り:2006/06/18(日) 10:58:16 ID:o1KDZw8W
NHKが総合でコンサート直後(ステレオ)、教育で翌年の新年(モノラル)
で放送した。総合のほうでは、チケットの列などの状況や、休憩時間に
有名人や客へのインタビューやったのが放送された。有名な吉田秀和氏
が最初に「ひびがはいった」「骨とう品」の言葉を初めて使った。氏は
さらに朝日新聞の評論の中の一部にこの表現を使っている。氏のコメント
の全部を聞いたり、読んだりすると、氏の気持ちがよくわかる。「ひび
のはいった骨とう品」という言葉だけが残ってしまったが、もっと深い
ことを語っているよ。 '83来日も、演奏はTV放送されなかった2回目の
ほうがずっとよかった。'86は神だった。
418 :
名無しの笛の踊り:2006/06/18(日) 16:34:38 ID:jHfy5HB3
82年のラフソナや86?かなんかのモスクワライブは圧巻だったのに、83年の来日がタマタマ駄目ぽだったんだよね。
なんか(´・ω・)カワイソス
419 :
名無しの笛の踊り:2006/06/18(日) 17:45:07 ID:o1KDZw8W
'82はすでに下降線だった。ロンドンは賛否両論だったよう。
ラフマニノフは、かなり壊れかかっている。2楽章の静かな部分などは
ぞくぞくするけど。客席のブレンデルなどは、首をひねり続けていたそう。
下降線はたまたまではなく、精神科医による治療の失敗(薬漬け)、本人の
色んなことへのこだわり(年を取るとこうしなければ健康を保てない、という
思い込みみたいなものが増えてくるものです)なおdによって健康を害して
いった。その最悪の結果が東京の初日・NHKの放映日。
発売予定(プログラムにそう書いてあった)のRCAのライブ録音発売は中止に
なった。VHDとビデオのみ発売になった。録音は良かったそう。しかし演奏は・・・
ホロヴィッツの演奏は生涯最悪(マネージャーの現SONYクラシカル社長談)。
420 :
名無しの笛の踊り:2006/06/20(火) 23:15:01 ID:FXBcDkUc
なんでラフマ2P弾いてないの?(´・ω・`)
出してれば超売れてるやん
イエール大学のも出せば超売れるじゃん
422 :
名無しの笛の踊り:2006/06/21(水) 01:58:15 ID:Z3FWJnoy
423 :
名無しの笛の踊り:2006/06/21(水) 02:30:45 ID:TtXbqMUE
>>420 やはり2番より3番のほうがあってると思う。
まぁホロの2番聞いてみたいな。
>>422 詳しく
424 :
名無しの笛の踊り:2006/06/21(水) 02:45:36 ID:XoLzIpV4
>>422 RCAから「the Private Recording1&2」で出てたやつ?
425 :
名無しの笛の踊り:2006/06/21(水) 22:07:38 ID:WL4C7Frm
この前、深夜のNHKの海外特集を見ていたらアムステルダムコンセルへボー
を紹介してたんです。さまざまなヨーロッパの名所を紹介するというコンセプト
で。そしたら、ぬぁんと、ホロヴィッツの24、5歳のポスターが出てきたんです。
驚きました。そして、驚くほど、その表情はショパンに似ていた。ピアティゴルスキ
ーがホロヴィッツと初めて会ったときショパンのグラヴィアにそっくりだったといっ
たことがありますがまさにその通りでした。また再放送されるかもしれませんので、
みなさんも見てみてください。おそらくコンセルトへボー所有のポスターだと思います。
426 :
名無しの笛の踊り:2006/06/21(水) 22:33:23 ID:T6HqMdG7
奥さんのワンダさんも、若いときのダンナの若いときの写真を見せて、
「ショパンに似てるでしょう?」と自慢してましたね。「ラスト・ロマンチ
ック」のDVD だったかな。
427 :
名無しの笛の踊り:2006/06/22(木) 00:16:43 ID:4W8qO2xH
>>423 詳しくも何もおれ自身が5年くらい前から早く発売してくれーと思ってるだけ。
期待させてスマン
はやくでねーかなーいい加減出せよ・・・・・・
Yale大のコレクションで一番聞きたいのって何?
俺は取りあえず40年代の革命とソナタの2番
1967年の、Brooklyn Collegeライヴの海賊録音持ってるんだけど、
ネ申演奏の、ポロネーズ5番fis-mollの画像が欲すぃ。
431 :
名無しの笛の踊り:2006/06/22(木) 17:35:57 ID:J5mQRQVA
ポロネーズ5番って軍隊???
432 :
名無しの笛の踊り:2006/06/22(木) 18:14:03 ID:jQ/8KBmz
>>419 ブレンデルも観客で聴いてたの?
あのオヤジ、ホロヴィッツに全く興味なさそうな顔してるのに。
433 :
名無しの笛の踊り:2006/06/22(木) 19:31:13 ID:doE9WmdU
ツンデレ
434 :
名無しの笛の踊り:2006/06/22(木) 22:44:49 ID:gyN/Hw+N
アートオブセンチュリーは非常に音質がよろしいです。
40年代でも綺麗なサウンドなり
435 :
名無しの笛の踊り:2006/06/23(金) 01:46:50 ID:H3JliCFF
>>432 らしいよ。ホロヴィッツのコンサートはピアニストだらけ。
'86ロンドンでは、チェルカスキー、ルプー、ペライヤ、シフなんかが
いたそう、'85パリはアルゲリッチ、ツィメルマン、コラール、フレイレ、
ランバル(ピアノではないけど)、なんかがいたそうです。日本の公演でも
ピアニストだらけだった。
436 :
名無しの笛の踊り:2006/06/23(金) 01:52:51 ID:OUis2WCv
技巧は落ちてもヴィルチュオーゾの在り方として見習うべき点はたくさんあるからな
>>435 日本ライヴの二回目では、段・帯・尊も来てたな〜。
438 :
名無しの笛の踊り:2006/06/23(金) 17:37:52 ID:tfGNW5oM
展覧会の絵ってどう
最近の録音だったら買うのやめようと思った
439 :
名無しの笛の踊り:2006/06/23(金) 18:38:47 ID:/sN/xkhO
>>438 1947年のがRCAから出てる(廉価版)
音質悪いのが残念・アナログ・ホロの編曲あり
ものすごい迫力です。デジリマしてほしい
>>435 ポゴレリチも日本で聴いたらしい。
「ホロヴィッツは日本で弾くべきではなかった。」とどこかで言っていた。
441 :
名無しの笛の踊り:2006/06/24(土) 00:25:47 ID:9nU/Hjuv
>>412 そんなとこあるか?
破滅的な音割れはいつものように全体的にあるけど。
442 :
名無しの笛の踊り:2006/06/24(土) 02:23:53 ID:dEaHrIZD
ラフ3の51年を聴いて醒める瞬間があること自体信じられん!
あんな演奏会聴いたら、人生変わると思う。それほどすごい!
443 :
名無しの笛の踊り:2006/06/24(土) 02:27:02 ID:9nU/Hjuv
久しぶりに78年のDVD見てるけど本当にこれは音が悪いね(´・ω・`)
ホロヴィッツぐらいのピアニストならミスタッチも大きな味わいになる。
凡百のピアニストの完璧な演奏より偉大なピアニストのミスタッチの方が魅力的だ。
巨匠のミスタッチ程度で冷めたとかほざいてるヤツはホロヴィッツを聴く耳を持ち合わせていない。
ポリーニかアムランでも聴いてろ。
445 :
名無しの笛の踊り:2006/06/24(土) 03:05:03 ID:xvVXFToq
まあいろんな聴き方がありますからそんなにカッカしなくても
51年の凄さはラフマニ3を沢山聴いていけば聴いていくほどよーく分かってくる。
クラシックに嵌り続けていれば、いつかこの意味に必ず気付くはず。
それほど51年は半端無い演奏だよ。
(普通のピアニストならど派手なミスタッチが怖くてあんな奏法できないしね。)
447 :
名無しの笛の踊り:2006/06/24(土) 03:20:58 ID:UyfQfeVU
>>444=445?
なんかお前の書き方、糞浅い知識でクラ初心者厨丸出しで痛いんだけど。
300年ROMるか、氏んどけよ。
448 :
名無しの笛の踊り:2006/06/24(土) 03:29:56 ID:xvVXFToq
>>447 ぼくは
>>444をたしなめてるのに何で自演扱いなんですか?
そんな気が狂ったような勢いで叩かなくてもいいじゃないですか、恐ろしい……
あと、レスアンカーをイコールで結ぶときは全角の「=」でなく半角の「=」のほうがいいですよ^^
なんかワロタ
450 :
名無しの笛の踊り:2006/06/24(土) 03:38:44 ID:M8aZBnbY
アシュケナージのCD持ってるんだが、ちょっと味気ないな
それに比べてホロヴィッツは美味しいとかそういうところを通り越して
むしろ毒々しい感じがする
だがそれがいい
なんというか、例えるならば病院の給食と酒の肴
どの演奏家の弾き方も面白いから優劣つけるとしたら演奏技術しかないと思ってる
で、ヴォロドスとかホロヴィッツとか好きなんだが
こういう考え方は邪道かな?
結局は好き・嫌いに行き着くから、良いと思う。
俺も良し悪し≠好き嫌い、と実感する事は多い。
452 :
名無しの笛の踊り:2006/06/24(土) 04:00:47 ID:9nU/Hjuv
なんか伸びてるなw
ホロヴィッツオンテレビジョンってDVDにしてくれないかなぁ(・∀・)
ここで一気にお蔵入りを出してホロヴィッツ祭りに
>300年ROMるか、氏んどけよ
笑えるな、新参が。
>>445 色々な聴き方と言われてもね。俺はミスタッチも含めてホロヴィッツが好きなんだよ。
改めて言うことではないが他のピアニストには代え難いものだ。若い頃の粗暴な演奏も晩年の
衰えが目立つ好々爺的な演奏も全てが彼の魅力だと思っている。ミスタッチも愛せないやつを
ホロヴィッツのファンとして認めたくない。正確無比が彼の取り柄ではないわけだし。
>>447 お前は知識で音楽を聴くのか。俺にはお前の方がヲタぶった初心者に見えるけどな。
>>455 気持ちはわかるけど、相手に自分の意見を伝える気があるなら、罵倒じみた言い方はよしたほうがいい。
わざとやってるなら荒らしも同然だ。
457 :
名無しの笛の踊り:2006/06/24(土) 16:14:26 ID:9nU/Hjuv
真性が久しぶりにおでましでつね(;^ω^)
458 :
名無しの笛の踊り:2006/06/24(土) 17:22:53 ID:vWNx06eH
おそらく68年の演奏はDVDとか絶対に出ない。
CBSがテレビ放映した以降、映像等はホロヴィッツの既得となった。
よって、ホロヴィッツ協会が許可しない限り販売などされない。
おそらく許可することもなさそうだが・・・。
すみません、otakenというレーベルから出ている
ホロヴィッツのプライベート盤というのを見かけたのですが
これってほんものでしょうか?
スリーヴに書いてある文章があまりに嘘くさくて
結局買わなかったものの、どうにも気になりまして…。
460 :
名無しの笛の踊り:2006/06/25(日) 00:02:29 ID:hy+tKYZU
セルとのチャイコフスキー1番だったら、それまで出ていた海賊盤(イタリア製)より
いい音でしたよ。
買い!
461 :
名無しの笛の踊り:2006/06/26(月) 18:51:00 ID:tlst9kc4
俺はウラニア盤が最高だと思うが。特に第1楽章は誰も到達できないくらい
凄い演奏だ。パレクサ盤とオタケン盤は同じ音源っぽい。
462 :
名無しの笛の踊り:2006/06/26(月) 23:30:38 ID:RW+O6TuA
ヒストリック・リターンのCD買って聴き終わりました。
10年ほど前にLPのは買って聴いてたけれど、当時はスクリャービンの9番にえらく
感動したはずなのだが、聴いてびっくり、当時はつまならかった10番に戦慄を覚えたよ。
聴いてて「えっ!えっ!」
って感じだった。アムランのを最近聴いたのだけれど、何とも思わなかったのに・・・
あと幻想ポロネーズにこんなに惹き込まれたのもはじめて。
こんな素敵な曲なんだ、と感動した。
買ってよかった。
ヒストリック・リターンではスクリャービンの10番も
幻想ポロネーズも弾いていないわけだが
>>463 ヒステリック・リターン(ワンダの帰宅) の間違いじゃね?
>>458 ホロヴィッツ協会というのがあるのですか
なぜ許可を出さないのでしょうね
全 て の 道 は マ ネ ー に 通 ず る
467 :
名無しの笛の踊り:2006/06/27(火) 23:15:20 ID:zVV1qAx+
確か、トスカニーニ協会とホロヴィッツ協会が一緒になってるらしい。
ホロヴィッツが生前に出さないよう言ってる可能性もある。CDよりも修正
少ないから超名演なのに…。持ったいない…。おそらく画像もすばらしいだろうに。
考えてみれば、トスカニーニとホロヴィッツって義父と義息の関係だよね。
改めて凄い関係だ。
強烈な協会ですね・・・
遺言とかが残っていると身動きが取れないのかな
469 :
463:2006/06/28(水) 23:33:39 ID:Qh68aLqE
>>ヒストリック・リターンではスクリャービンの10番も
幻想ポロネーズも弾いていないわけだが
1965と66の3枚組のやつね
>469
んなことはわかってるよ
幻ポロが入ってるってことは一般的な1965・1966のCDではなく、
コンプリートコレクションのVol.3だろうってことも
ただ、ヒストリック・リターンっていうのは1965年のことを指すって
認識はホロさんファンなら持っておいてほしいってこった
とはいえ、ヒストリック〜は65年以降の音源も含めて市販されているからねえ。
録音を指すのか演奏会を指すのかで解釈は変わるし。頭カタいよおたく。
はあ? 元々はレコード(1965の)のタイトルだよ(そのときは冠詞はANだったが)?
1965の演奏会を指して言ってるのは明らかだろ?
ちなみにCDのタイトルも
THE HISTORIC RETURN-CARNEGIE HALL 1965・THE 1966 CONCERTSとなっておるがな
自分に都合の良い解釈を当てはめるのが頭が柔らかいとでも思ってるのかい?
473 :
名無しの笛の踊り:2006/06/29(木) 00:35:18 ID:h+9TdBh8
まあ、そんなことはどうでも良い。
ホロヴィッツの名演はたくさんあるがその中でも選りすぐりの演奏をチョイス。
リスト:1920年代のソナタ、葬送曲
ショパン:1965年バラード1番、1950年代同3番、1969年同4番
1969年スケルツォ1番、1930〜50年代同2番、3番、4番
1967年バルカロール、1969年マズルカ、1967年ポロネーズ5番
スクリャービン:1969年エチュード(特に、Op65-3)
ラフマニノフ:1969年エチュード、1967年ソナタ
ハイドン:1969年ソナタ
チャイコフスキー:1930年代協奏曲第1番フリッツライナーとの共演
ホロヴィッツ:1920年代、40年代、67年、68年、78年カルメン幻想曲
どうでもいいよ。ムキになるなハゲ。
475 :
名無しの笛の踊り:2006/06/29(木) 02:41:11 ID:Syuq0hjY
あんた頭悪いねw
476 :
459:2006/06/29(木) 03:12:50 ID:94Qj9R+4
>>460,461
今日やっと買ってきました。早速聞いてます。
背中を押してくれてありがとう!
たとえ音が悪かったとしても買ってよかったと
思ってたと思う。
やっぱりホロ好きだー
477 :
名無しの笛の踊り:2006/06/29(木) 22:06:36 ID:h+9TdBh8
俺もウラニア盤のチャイコフスキー聞いたときはびっくりした。
1楽章に驚き、3楽章の最後の競争には「おいおい、こんな演奏ありかよ。」
と独り言いってた。生で聞きたかった。発狂のレベルだよ。セルもホロヴィッツ
に負けじと情熱的にニューヨークフィルを統率してるしね。究極の裏名盤だ。
Fanzowitzってピアニストがホロ編を弾いてるCDがあるんだけど聴いたことある人いる?
479 :
名無しの笛の踊り:2006/06/30(金) 01:43:16 ID:4jXWyE7E
ホロヴィッツの生涯最後の、チャイコフスキー協奏曲1番の演奏だね。
このあと1ヶ月ちょっとで、12年間の引退となる・・・・
ホロヴィッツ〜ワルターのチャイコが一番好き。
セルは行き過ぎジャマイカ?
トスカノーノは義父さんが、ホロヴィッツの頭抑えてる感じだし。
481 :
名無しの笛の踊り:2006/06/30(金) 13:05:41 ID:zcv60qNz
>>480 まあだから477が言うように裏名盤、なんだと思う
483 :
名無しの笛の踊り:2006/06/30(金) 21:55:42 ID:w5ZPMfzn
ホロヴィッツが12年間の引退をする前のチャイコフスキー協奏曲の演奏は、
神がかってる。ホロヴィッツと共演するほとんどの人が、情熱的になる。
ワルターはかなり温厚で通ってるのにホロヴィッツと共演したとたん人が変わった
ように情熱的になる。ホロヴィッツマジックだ。コルトーがホロヴィッツに対して
「ピアノの貴公子だ」と言ったことが良くわかる気がするな。
484 :
名無しの笛の踊り:2006/07/02(日) 16:34:08 ID:/31PFNA4
常々不思議に思っているのですが、ホロヴィッツのピアノの音色。
抗しがたい魅力がある響きだね。
何故あんなに独特なんだろう。
485 :
名無しの笛の踊り:2006/07/02(日) 17:01:08 ID:yz2/iedo
>>484 原因
・ホロヴィッツのタッチ、フレージング
・モアの努力
・ピアノの素質
あと
実はホロヴィッツは魔法使いだったんじゃないかって妄想したことあるのは
俺だけではないはず
486 :
名無しの笛の踊り:2006/07/02(日) 17:20:05 ID:YnDiXd90
現実的に判断すると鍵盤を軽くしてる事とタッチだろーな
ブロンフマンみたいに低く響く音が出なくなっちゃうかわりに、割れたような音が出るってわけだ。
ミスタッチが露骨で誤魔化せなくなるから普通のピアニストはそう簡単に軽くは出来ない。
音割れも嫌だから。
ソフロニツキとホロヴィッツのスクリャービンや、ルガンスキーとホロヴィッツのラフソナなんか比較すると分かりやすいんじゃないかな
487 :
名無しの笛の踊り:2006/07/02(日) 17:36:59 ID:BEqkUf+L
ちゃうな。鍵盤はかなり重かったってホロヴィッツと親交があった人が言ってる。
おそらく、弾き方だと思う。指を伸ばして弾いてるから他のピアニストとは異なる
音がでるのでは??正規録音でなく海賊盤を聞くと音色の凄さが良くわかるよ。
指先の瞬発力が半端なく強いぞなもし。
鍵盤ひっかくように弾くと音色とかコントロールしずらいんだけど、あの人は
そうじゃなかったみたい。
ちなみにアルゲリッチも鍵盤をひっかくようにして超高速フレーズ弾くが
そういうときは速度も音色もコントロールできてない。だから爆走になっちゃう。
>>487 驚くほど軽いです。実物も練習用もさわりました。
490 :
名無しの笛の踊り:2006/07/02(日) 20:07:31 ID:YnDiXd90
>>487 釣れたな
>>488 言いたいこと分かる。
ポロポロポロポロって感じのアルペジオの粒揃いはホロヴィッツ以上のものを聴いた事がない
491 :
名無しの笛の踊り:2006/07/02(日) 20:25:56 ID:yz2/iedo
動画見てると、指を伸ばして弾くときと曲げて弾くときがあるな
これと音の関係はどうだろ
492 :
名無しの笛の踊り:2006/07/02(日) 20:38:39 ID:BEqkUf+L
>>489 フランツ・モアの本やホロヴィッツの夕べ、プラスキンの『ホロヴィッツ』
に書いてあることはウソだったのか…。知ったかしてすみません。
>>492 50〜60年代までは岩のように重かったとプラスキンの本で読んだ記憶がある
それ以降は映像でもなんとなくわかるが極めて軽く、復元が速い気がする
494 :
名無しの笛の踊り:2006/07/03(月) 19:10:35 ID:E5n/zINZ
Carmen variationsって、やっぱむずかしいのかな。
いや、あたりまえのこと聞くな、っていわないでくれ。
プロにとってもむずかしいのかな、って思ったもんで。
Valentina Lisitsaの演奏なんて、音なぞってるだけで、
まったくコントロールできてないもんな。
ほかの人たちはどうなんだろう。
495 :
名無しの笛の踊り:2006/07/03(月) 19:18:37 ID:E5n/zINZ
やりたい放題、なんでもあり、フェイクが多いといわれてても、
やっぱものすごく正確な技術があると再確認したよ。
496 :
名無しの笛の踊り:2006/07/03(月) 19:26:32 ID:5BCZ3A1I
>>494 ttp://www.vkgfx.com/ ここから落として挑戦してみたことがあるが(68年版)
1ページで断念したwww
一見するとシンプルで弾きやすそうに見えるが、ホロヴィッツやヴォロドスみたいに弾くには
とてつもなく強靭な指が必要だと思われる
Valentina Lisitsaがただの音なぞりになってるのは
彼女の奏法がこの曲の演奏に向いてないからだと思う
まあ女性だから握力がそれほど強くないだろうし
あと平気で10度弾くからでっかい手が必要。
自分は10度が限界なのでかなりきつかった…
今ヴォロドスのカルメンをうp中
498 :
名無しの笛の踊り:2006/07/03(月) 19:59:08 ID:DCRU20bZ
またリシッツァ叩きがはじまったか
岡田博美なんぞもっと酷いわい
499 :
名無しの笛の踊り:2006/07/03(月) 21:42:39 ID:QAFJUzo6
500 :
名無しの笛の踊り:2006/07/03(月) 23:09:48 ID:aQirD4tQ
ホロヴィッツって10度掴めない位の手だったっていうけど・・。
ラフマニノフとかに比べれば彼の編曲物は割りと平気じゃねーかな
D-F#の10度届いてるから小さい手じゃないでしょ。
volodosが弾くとなんか中年のむっちりして
性格が三倍きついカルメンにひっぱたかれてる
気がするな
503 :
名無しの笛の踊り:2006/07/04(火) 01:27:53 ID:GMW6dGQH
>>497 thx
おもしろい演奏だった
色々なピアニストのサンサーンス=リスト=ホロの死の舞踏聴きたいんだけどクレショフしか持ってない
これはつまらない演奏なんだけど、ヴォロドスって弾いてたっけ?
504 :
名無しの笛の踊り:2006/07/04(火) 04:24:34 ID:A0doFbSL
音の絵33−6なんてまさにホロヴィッツのための曲だけど録音はないのかな
>>503 ヴォロドスの死の舞踏はリリースされていませんが、海外では
割と頻繁に弾いています。
手に入りやすいライブ録音は、クラシックスオタクから出ています。
他のピアニストでは、
スルタノフ「ライブ・イン・リガ」
ガヴリリュク「ピアニズム」
にそれぞれ収録。
506 :
名無しの笛の踊り:2006/07/04(火) 10:05:50 ID:nhJZGCZT
>>497 たしかにvolodosくらいのメカニックがないとこの曲は無理だという
>>496の主張がよくわかるね。
けど、変わったピアノの音だなあ。
horowitzとも違うけど、歯切れのよさをきわだたせてるところは共通してる。
コンサートホールではどういう風に響くんだろう。
いつも思うんだけど、特に弦はコンサートホールと録音と響きが違いすぎて、
「それはCDやDVDだからで、レコードはもっとあたたかい音色だよ」
というファンもいるけど、それでも段違いだ。おれはそのレコードに親しんだ世代だが、
当時からコンサートホールでの弦の響きって録音では再現できないと思ってた。
ピアノも結局のところ、弦だから、そういうところがあって、horowitzの特徴の独特の音色って、
コンサートホールだから生きる面もあったんだよな。(という多くの証言がある)
一方で、大部分のファンは録音を通じてのファンなわけで、録音でもhorowitzの音色は独特だけど、
(何でもマルタ・アルゲリッチ氏がリストのソナタを聴き比べ、自分の録音もわからなかったほどだが、
horowitzのだけは音色でわかったとか)
それがゆえのファンも多いんだろうけど、ああいう歯切れいい音色ってのは、
コンサートホールだと残響の関係で聞けないよね。
となると、horowitzのファンて、録音のファンと実演のファンでは質が異なるのでは?
507 :
名無しの笛の踊り:2006/07/04(火) 13:16:51 ID:nhJZGCZT
わかりにくくなったが、スカルラッティやショーピースって、
録音の歯切れのいい音のほうが鮮やかな効果を見せると思うんだよな。
反面、トロイメライだとか、ショパンのマズルカなんて、
実演の音でないと、もうひとつよさがわからないのでは?
と思うし。
>>507 同意。
切れ味の良い音と、コクのある甘い音色。両方ともホロヴィッツの魅力なんだけど
後者は実演でないとわかりにくいと思う。プレトニョフがホロヴィッツそっくりの
音色を出すけどやっぱり録音だとわかりにくい。
>>507 全く反対。スカルラッティがあんな音しているとは、
ライブを聴きに行くまで全く想像もつかなかった。
ついさっき江口玲の統合再編版カルメン変奏曲を聞いてきたのだがちょっと詰め込みすぎな印象でした。
512 :
名無しの笛の踊り:2006/07/05(水) 01:22:37 ID:dEX16vNc
>>511 どういう風に再編したかkwsk
>詰め込みすぎ
一番シンプルな68年版が一番よく取り上げられるからね
514 :
名無しの笛の踊り:2006/07/05(水) 09:29:25 ID:xseSe03v
>>497 これって何年版を弾いてるの?
47年と68年版しか知らないの・・・
515 :
名無しの笛の踊り:2006/07/05(水) 13:35:26 ID:dEX16vNc
>>514 録音状況がホロヴィッツに比べていいせいか
随分違って聞こえるが
ほぼ68年度版
ただ若干ヴォロドス風に変えてある
>>514 概ね
>>515 の通り、68年版を使用していますが、少し補足。
* 57年版を用いているところ:
- 出だし。左手のニ小節のばすCis、Bが加わっているのが57年のみ。
- 最後に現れる第一主題の変奏の左手パート。
- コーダ。57年版のコーダを途中まで弾いている。
* 78年版(ホワイトハウス)を用いているところ:
- 第二変奏で、第二主題と第三主題をつなぐ小節。
- 後半の第一主題を右手で、第二主題を左手で弾くところの直後の
幻想的な部分。
* 77年版を用いているところ:
- 最後のアクロバット。但し、ホロヴィッツはもう1オクターブ下まで
下降している。クレショフがヴァンクライバーンコンクールで弾いた
アクロバットは、ホロヴィッツの77年版と同じもの。
ホロ編展覧会の絵もついにCD出たね
519 :
名無しの笛の踊り:2006/07/06(木) 19:48:20 ID:YUiWq8L5
>>518 RCAの2枚組のこと?それとも新出?kwsk
上にも出てきた江口玲の新譜に入ってる。
演奏はシチェルバコフとがしてるけどCD化は初めてでしょ
521 :
名無しの笛の踊り:2006/07/09(日) 23:43:39 ID:HOzYLjFx
522 :
名無しの笛の踊り:2006/07/10(月) 01:35:26 ID:jhiBpHpL
スクリャービンのエチュードの完全版を見たければピアニストの黄金時代の
DVDを買うべし。他にもホフマンのラフマニノフプレリュードやコルトー
の人形のセレナーデとか入ってる。
インタビューなんか要らんから映像をもっと入れてほしかった希ガス
まあ買ったけどさ。
524 :
名無しの笛の踊り:2006/07/11(火) 10:19:28 ID:es+ik5ca
68年の映像は神々しいオーラがあるね。
でも、音楽的には老いのかげりが見えてきた時期かな。
正直70年代以降は何だかさびしくなる。
525 :
名無しの笛の踊り:2006/07/11(火) 20:41:37 ID:kxEGbT3Z
いや、69年では音楽的感性が大爆発してるから一概にそうはいえない。
74年あたりから、陰りが見えてきたと思う。でも、メフィストワルツの
編曲はすばらしいものがある。たしか78年かな??そう考えると今、現
存するピアニストは、陰りがみえ始めたホロヴィッツの足元にも及ばない
のはいささか幻滅だ。
このスレって、ホロヴィッツを褒めるときに、
とにかく他の現代のピアニストを貶めることを言わなきゃ気がすまない人が一人いるよね。
「足元にも及ばない」とか言ってさ。読みにくい改行で書くのも特徴。
>>525 メフィスト・ワルツはブゾーニ編じゃないの?
ブゾーニ編にさらに手を加えてるよ
529 :
名無しの笛の踊り:2006/07/12(水) 16:02:58 ID:UPB7DN6a
>>526 思い込み激しいね。精神安定剤でも処方してもらえよ。
実際に、ホロヴィッツと比較対象になるようなピアニストが存在しないのだから仕方あるまい。
532 :
名無しの笛の踊り:2006/07/12(水) 21:35:38 ID:7Dnnbakl
70年代のホロヴィッツはシューマンのフモレスケが骨頂だと思うが、やっぱり翳り気味かもね。
Busoni版の使えそうなところをちょこちょこ持ってきてるって感じだね。
536 :
名無しの笛の踊り:2006/07/15(土) 19:04:02 ID:edkRnE38
全録音とコッソリ録音と全部おしえてくれー
アンコールとアートオブセンチュリーとプレイズラフマニノフ持ってる
他に何がおすすめかな
538 :
名無しの笛の踊り:2006/07/15(土) 22:26:43 ID:5tymYdOK
539 :
536:2006/07/16(日) 01:22:34 ID:ftnCjON9
>>537 トン!
やっぱりイスラメイがあるんだね〜。
聴いてみたいけど発売しないのかな、残念。
540 :
名無しの笛の踊り:2006/07/17(月) 09:47:24 ID:0/O7zwbM
>>500 >>537 のトップの写真(何かの本かライナーノートにも載ってた気がする)
を見ると届きそうな予感がする。
ルービンシュタインなんかもそうだったけど、手の肉付き良いよなあ。
>>540 たしかに十度から減十一度くらいは楽に届きそうだよな。
うろ憶えだがショーンバーグかデュバルの本によると
『彼(ホロヴィッツ)の手はラフマニノフやレヴィーンやルービンシュタインの様に巨大ではなかったが、
どちらかといえば全体に細く長く、それでいて筋肉の付いた美しくて力強い手だった』
と書いていた気がする。
542 :
名無しの笛の踊り:2006/07/18(火) 15:22:11 ID:BwjTijl2
543 :
名無しの笛の踊り:2006/07/18(火) 20:54:07 ID:BZ+UyfvY
ホロのバーンとピアノ全体が響き渡る音は何故なんだ?
他のピアニストならどこかこもった音がする。
大きな音と響き渡る音は違うものね。
>>542 おそろしく厚ぼったくて柔らかそうな掌と、強力な親指ウラヤマシス
ルービン爺さんも異様なデカさに加えて1・2指間のストレッチが物凄いよな
あとようつべで68年のスクリャービン(黄金時代の映像っぽい)が観れるようになったが
60年代のホロヴィッツの演奏は音そのものといい演奏姿といい鬼気迫るものがあるね
ホロヴィッツやルービンシュタインの映像を見ると、ピアノってすごく簡単に
弾けそうに見える。顔色一つ変えずラフ3とか英雄ポロネーズを弾くし。
ホロは兎も角、ルービンシュタインのようなド下手ピアニストを引き合いに出すのはどうかな
547 :
名無しの笛の踊り:2006/07/20(木) 03:04:03 ID:sF40FsGo
話しぶった切ってすまんがSonyの"Original Jacket Collection"
はまだ購入可能ですか?
>>546 煽りレベル低い?フレージングや音色コントロールはすごいし、節度はあるけど
機械的にならないアゴーギクなんかは20世紀ピアニズムの元祖といってよいです。
ホロヴィッツはかなり19世紀寄りピアニズムなので…
父ゼルキンにしろバックハウスにしろ、昔の巨匠ってメカニックの精度は低いんだけれども、
演奏の安定度が非常に高いというのがポイントかと。
549 :
名無しの笛の踊り:2006/07/20(木) 23:16:51 ID:4EA629Ov
実はLP時代以前の巨匠って
みんなメカニックが下手だったんじゃないかと思う
録音技術の発達でメカニックの正確さが求められてきたのは
ごく最近のことじゃないか?
>>549 まずはローゼンタールやバレルを聴いてから。
>>549 ブゾーニ、ラフマニノフ、レヴィーン、ホフマン、フリードマン、モイセイヴィッチも聴いてくれ。
552 :
名無しの笛の踊り:2006/07/21(金) 02:03:11 ID:F6hIaJTa
晩年のルービンはウンコ演奏ばっかり
キーシンの8-12がメタメタにけなされててワロタ
556 :
名無しの笛の踊り:2006/07/21(金) 16:32:05 ID:RItcAuDD
>>550-551 各人の演奏に対するホロヴィッツの評価はこんな感じだったかと。
憧れていた>ホフマン ラフマニノフ
認めていた>フリードマン
嫌っていた>ローゼンタール
(ホフマンはローゼンタールに非常に憧れていたそうだが)
ホロヴィッツと比較して面白いのはバレルかな。
どっちも抑制失うタイプだし。
>>549 40年代の録音でもメカニックは分からんか?
どっちかって言うと録音技術の発達により、音の強弱だとか音色だとか
が大事になってきたような気がする。
558 :
名無しの笛の踊り:2006/07/21(金) 19:38:05 ID:/h6NL0wU
やっぱりこのホロビッツの八の十二番は神だな
559 :
名無しの笛の踊り:2006/07/22(土) 00:31:28 ID:HNNXUHTi
ホロヴィッツってローゼンタール嫌ってたの??ローゼンタールがホロヴィッツ
に嫉妬してたからホロヴィッツは相手にしなかったんじゃなかったのか??
ホフマンもおそらくホロヴィッツに対して妬みがあったと思うぞ。
もし、ホロヴィッツがリストと同時期に生まれてたら、リスト以上の名声を受けた
はず。ただ、精神病の気があったからショパンのように短命に終わっていたかもし
れないけれど。ホフマンやラフマニノフあたりは絶対に聖像扱いしたんじゃないか
と俺は考えてるんだが。
560 :
名無しの笛の踊り:2006/07/22(土) 00:32:53 ID:HNNXUHTi
ホロヴィッツってローゼンタール嫌ってたの??ローゼンタールがホロヴィッツ
に嫉妬してたからホロヴィッツは相手にしなかったんじゃなかったのか??
ホフマンもおそらくホロヴィッツに対して妬みがあったと思うぞ。
もし、ホロヴィッツがリストと同時期に生まれてたら、リスト以上の名声を受けた
はず。ただ、精神病の気があったからショパンのように短命に終わっていたかもし
れないけれど。ホフマンやラフマニノフあたりは絶対に聖像扱いしたんじゃないか
と俺は考えてるんだが。
561 :
名無しの笛の踊り:2006/07/22(土) 00:33:42 ID:HNNXUHTi
ホロヴィッツってローゼンタール嫌ってたの??ローゼンタールがホロヴィッツ
に嫉妬してたからホロヴィッツは相手にしなかったんじゃなかったのか??
ホフマンもおそらくホロヴィッツに対して妬みがあったと思うぞ。
もし、ホロヴィッツがリストと同時期に生まれてたら、リスト以上の名声を受けた
はず。ただ、精神病の気があったからショパンのように短命に終わっていたかもし
れないけれど。ホフマンやラフマニノフあたりは絶対に聖像扱いしたんじゃないか
と俺は考えてるんだが。
562 :
名無しの笛の踊り:2006/07/22(土) 01:18:19 ID:6uOqRE8v
>>559-561 落ち着け!
>ホフマンやラフマニノフあたりは絶対に聖像扱いしたんじゃないか と俺は考えてるんだが。
『ホロヴィッツの夕べ』あたりにそのへんについて書いてあったな。
普通に読み物としても面白いので読んでみるべし。
563 :
名無しの笛の踊り:2006/07/22(土) 21:16:37 ID:HNNXUHTi
その本には、もしホロヴィッツが19世紀に生まれてたら多くの人間に十字をきられていただろう
ってかかれてたよ。
>>563 読んでるなら「聖像扱い」云々のところはお前の考えじゃないだろ・・・。
19世紀だとクリアすぎてあまり受けなかったかもよ。
時を得て出るべき時代に出た人物じゃね。時代を読む目があった。
その意味ではルービン爺さんも鋭かったんだろうな。
566 :
名無しの笛の踊り:2006/07/23(日) 20:00:32 ID:U+CPHg00
いや、受けたと思うよ。人間の神経系に鋭く切り込んでくるような演奏
をするのがホロヴィッツ。一度聞いたら、離れられないような感覚に陥
る。青年期の演奏を生で聞いたら聴衆はそれこそひっくり返るよ。
ああいう演奏ができるのは後にも先にもホロヴィッツしかいないんじゃな
いかな、推測だけどね。
>>566 聴いたこともないからこそ、推測だからこそ、そこまで崇拝できるわけですが
そういうのって無意味だし、悲しいよ。
568 :
名無しの笛の踊り:2006/07/23(日) 23:10:14 ID:U+CPHg00
なぜ悲しいの??あなたの方が悲しいよ、というかかわいそうな人ですね。
争点がズレまくってんな。
タールベルクの三本の手やらドライショックのオクターブ奏法なんかがバカ受けした時代ならばやはり寵児になったろうよ。
バルビローリ盤のラフマニノフの3番のような演奏なら尚更に。
>19世紀だとクリアすぎてあまり受けなかったかも
昔は靄がかった演奏が好まれたということ?
それなら逆にセンセーションを起こしただろうと思うね。
昔の大家が横並びに似通ったスタイルならホロヴィッツのような異端は目立つからね。
御大がショパンのマズルカを弾くのを聴いたら、批評家たちもさぞかし物議を醸しただろうな。
ブラームスがホロヴィッツの演奏を聴いたらパガニーニ変奏曲を書き直したかも知れんw
571 :
名無しの笛の踊り:2006/07/24(月) 12:26:22 ID:VERopIiR
ホロヴィッツのマズルカ、ノクターン、エチュード、ワルツは、CDでも
良さが目立ってるからな。生で聞いたらこの世のものとは思えない珠玉、
究極の演奏だったろうな。
>>570 そういえばホロヴィッツの弾くパガニーニ変奏曲は出回らないのかなぁ・・・
573 :
名無しの笛の踊り:2006/07/24(月) 17:06:05 ID:IRlEEk3E
574 :
名無しの笛の踊り:2006/07/24(月) 21:32:57 ID:I+YgLsuk
うわっ・・・もったいねぇ・・・
ってかスペイン狂詩曲って録音(もしくは演奏)してないの?
>>573 イスラメイみたいにどこかに保存されてないかなぁって・・・
カーターの時のホワイトハウスがアップされてる。
翌年の新年にこちらでも放送されたが、
アップされてるショパンの2番のソナタは、
けっこうリズムの扱いが自由で、爆演気味だし、
モノラル時代の録音のほうに戻ったかな?
と思ったおぼえがある。
引退中のCBSのステレオ録音もいいんだけど、
なんかちょっとおとなしい気がしたからね。
それにしても、まあ、よくあんな弾き方で弾けるもんだよな。
577 :
名無しの笛の踊り:2006/07/28(金) 00:16:43 ID:stUJenty
69年のホロヴィッツ・オン・TVでの演奏って
以前VHSのビデオカセットって発売されていたけど
DVDとか無いのかな?
578 :
名無しの笛の踊り:2006/07/28(金) 02:18:20 ID:oarOF9Vp
発売されてない。一部がLDやDVDに収録されただけ。
スクリャービンとカルメン変奏曲
579 :
名無しの笛の踊り:2006/07/28(金) 04:36:25 ID:Ohar+M+Z
ホロヴィッツ聴きにいきたかったなぁ・・・
当時、ガキンチョの僕には8万なんてお金なかったから・・・
その当時俺は受精卵><絶対無理www
コンサートは行ったこと無いなあ
12月のヴォロドス聴きに行こうと思ったけど予定入ってて無理だったorz
581 :
名無しの笛の踊り:2006/07/28(金) 07:08:02 ID:cJnWT3u/
8万って? ’83 1回目来日5万円〜1万5千円(高校生以下8千円)NHKホール、
’86 2回目来日 3万5千円〜1万8千円(高校生以下8千円)昭和女子人見記念講堂
あれ?
勘違いだったかな?
583 :
名無しの笛の踊り:2006/07/28(金) 13:18:00 ID:PYnb2OV9
今だったら、ネットとかで100万ぐらいの値がつきそうだよな。
流石は世界最高のピアニスト。
>>582 一番高い席が8万だったって話は聞くね。
何かの本で読んだような気がするが思いだせね。
585 :
名無しの笛の踊り:2006/07/29(土) 00:04:06 ID:fBIgn8vz
ブラームスの協奏曲第1番の名盤を教えてください。
ホロヴィッツが2番をトスカニーニと共演してるCDは持ってるんですが、
私自身1番の3楽章が大好きで。ホロヴィッツが演奏をしてないみたいで
残念なのですが、ホロヴィッツが演奏したとしたら匹敵するであろう演奏
を教えて頂けるとうれしいのですが。
NHKホールで5万ってところがエグいよな。
まともな小ホールなら10万でも非難は出なかっただろう。
587 :
名無しの笛の踊り:2006/07/29(土) 00:13:41 ID:gM/nApIr
初来日は最高\50,000でした。
2度目は初日に行きました。
途中色紙を持った少年ファンが舞台に駆け上がりサインをねだっていましたが
ホロヴィッツは応じませんでした。
その時の少年、ここの住人だったら面白いのですが。
588 :
名無しの笛の踊り:2006/07/29(土) 00:19:08 ID:y9SaSnUn
ノ ノ
(゚Д゚) (゚ω゚)
( (7 ( (7
<ωヽ <ωヽ
つーか最悪だった
589 :
名無しの笛の踊り:2006/07/29(土) 00:35:16 ID:duQrtUOt
590 :
名無しの笛の踊り:2006/07/29(土) 00:54:59 ID:fBIgn8vz
凄い。あ〜やっぱり、ホロヴィッツいい!
3楽章の冒頭部が、異常です。ギレリスが最高というのがもっぱらですがこんな
演奏されちゃ右に出る者はいないですね。589さん教えてくださってありがとうございます。
591 :
名無しの笛の踊り:2006/07/29(土) 07:44:04 ID:BRIhJguF
LP時代からこの演奏を絶賛していたのは、誰あろう宇野珍ポーコーだった。
今では悪い評判しか聞かないが、この件に関しては奴の業績を認めざるを得ない。
592 :
名無しの笛の踊り:2006/07/29(土) 08:05:21 ID:0RxGPeOP
宇野先生の業績は他にもたくさんありますよ。
>>591 宇野としてはコレクトな演奏家だからね。
指揮者がカラヤンだったらたぶん絶賛してない。
594 :
名無しの笛の踊り:2006/07/29(土) 13:22:57 ID:y9SaSnUn
豚切りスマソ
80年のソナタ2番って音質いいし、すげーインスパイアされんだけど評判悪いね
>>594 それもいい演奏だけど、CBS/SONYの方がいい。
>>588のレスは何に対しての最悪?
来日公演聴きに行ったの?
597 :
名無しの笛の踊り:2006/07/29(土) 22:52:51 ID:hd3RvqtC
個人的にはホロヴィッツは好みじゃないけど・・・(20世紀のトップ・ピアニストであることは認めます、勿論。)
来日公演(年は忘れたけど)を聴きにいった人の話によると、「もうオケに合わせるだけの力は無かった。しかしソロは、ミスもあったが
言葉にできないくらい素晴らしかった。」らしい。その人はピアノの先生やってる人だから説得力あるはず。
>>591 業績もなにも、これを褒めなかったら、もうつ●ぼと同じじゃない。
褒めて当たり前。褒めてなかったらヴぁか。
ブラ1の超絶名演を聴くとホロヴィッツがショパンやリストの協奏曲を録音しなかったのが
本当に悔やまれる。
600 :
名無しの笛の踊り:2006/07/30(日) 02:37:01 ID:bHDv06TO
俺はホロヴィッツのラフコン2番とリヒテルのラフコン3番を聴きたかったな
601 :
名無しの笛の踊り:2006/07/30(日) 09:55:13 ID:zPNAdQw3
昨夜、寝つけなかったのでスクリャービンの42-5を色々なピアニストで聴き比べしていた。
ホロヴィッツの演奏(CBSの方)は最初、左手がちょっと重いなぁ・・・と思っていたが、
中間部の歌わせ方、揺らせ方には、冷たい粘液で腹部をえぐられるような気分になった。
ガウスやニッキーらが絶対的なスクリャービン弾きとして、時に神格化されていたりもするが、
俺には良さが分からん。
602 :
名無しの笛の踊り:2006/07/30(日) 10:00:48 ID:rs+VVlkq
>>597 ホロヴィッツの2度の来日はいづれもソロなので
海外での演奏ではないでしょうか?
それともソロをお聞きになられて
「これではコンチェルトは無理だろう」と思われたのでしょうか。
603 :
597:2006/07/30(日) 10:17:03 ID:qfVIoULE
>>602 うーん もっと詳しく聞いておけばよかった・・・ 今度会えたら聞いてみますね。
604 :
名無しの笛の踊り:2006/07/30(日) 10:48:12 ID:NbtyHuGo
>>603 もしかしてその先生、ルービンシュタインと勘違いされているのかも知れません。
1960年代半ばに来日して朝比奈の指揮で協奏曲をやってますので…。
いずれにしても古い話ですね。
606 :
名無しの笛の踊り:2006/07/30(日) 12:11:34 ID:gJSxeUmT
正直、ホロヴィッツとリヒテルに並ぶピアニストを知りません。
もう上記の2人のような偉大なピアニストって出ないのでしょうね・・・
>>606 ホロヴィッツクラスは、まず100年に一度出るかでないかだが、
リヒテルクラスなら、転がっているぞ。
608 :
名無しの笛の踊り:2006/07/30(日) 16:45:18 ID:bdkYy4IX
ホロヴィッツのようなピアニストは100年に1度ではなく、1000年に1度出るかでないか。
悪魔エネルギーを強烈に持ってるピアニストはおそらくホロヴィッツのみだと思う。
ああいう天才はもう出てこない。近親相姦すれば別だけれどね。
>>608 1000年に1度は言いすぎかと。
後世に語り継がれる唯一無二の名ピアニストとしてフレデリック・ショパンという
人もいますし。リストも不出のピアニストと言われていますが大成した弟子が大勢いるので、
ピアニズムは受け継がれていると考えられます。
610 :
名無しの笛の踊り:2006/07/30(日) 17:13:40 ID:bdkYy4IX
ショパンは真の作曲家として有名なので除外。
リストはホロヴィッツほどではないと思う。パガニーニと同時期にホロヴィッツ
が生まれてたら凄かったろうに。
611 :
名無しの笛の踊り:2006/07/30(日) 17:16:47 ID:bdkYy4IX
あと、ピアニズムが受け継がれていても聴衆を熱狂させることができたのは
ホロヴィッツのみだと思う。ラフマニノフのソナタの拍手、チャイコフスキー
協奏曲の拍手など耳つんざくうるささで、凄すぎるし。
>>610 ホロヴィッツは確かに不世出のピアニストだけど、
リストの系譜を継いでいるに過ぎないよ。
613 :
名無しの笛の踊り:2006/07/30(日) 17:39:11 ID:bHDv06TO
拍手が熱狂的なのは流行りに群がるドキュソが単純に多いだけ。
大衆受けするか、マイナー好きかでホロヴィッツとリヒテルの評価は全く異なる。
グールドのコメントを参考にしてほしい。
つーかこのスレで言ったところで固定観念に叩かれるだけだろうがな、ぐへへ
グールドのコメントなんて、いまだに読んでる人いるんだ。( ゚д゚)
パハマンと同次元のピアニストなのにな。
ホロヴィッツの演奏を聴き驚嘆したのちでも
ラフマニノフは最期まで「自分の知る限りの最高のピアニストはホフマン」
と言っていたそうだ。
そのことをホロヴィッツは死ぬまでおもしろくなかったであろう。
>>608 トスカニーニとホロヴィッツの血をひいた娘はあまり才能なかったみたいだぞ。
617 :
名無しの笛の踊り:2006/07/30(日) 21:41:14 ID:qfVIoULE
>>604 いえいえ まだ40後半ぐらいの歳の人ですからボケているはずが無いw
それにそれこそ年代的に合いませんしwww
>>614 お パハマンをコケにしたなw 俺はパハマン擁護派だぞ。
618 :
名無しの笛の踊り:2006/07/30(日) 21:44:47 ID:bdkYy4IX
>>615 しょうがないでしょ。自分より年下の人間は認めたがらない。これ、人間の心理。
もしホロヴィッツがアントン・ルービンシュタインと同じ年代に生まれていたなら
ば、ホフマンもラフマニノフも絶対に神格化してたと思う。
だってさ、チャイコフスキーって生粋のバイセクシャルでしょ?それなのに、ラフ
マニノフはチャイコフスキーの音楽に敬意払っていたし、人間としても、尊敬してた。
しかし、ホロヴィッツがバイセクシャルの傾向があると知っただけでラフマニノフは
嫌悪感を抱いた。ワンダ・トスカニーニと結婚して考え方が変わって親しくなっていった。
>>618 ところで、お前さんはどれだけホフマンの演奏聴いたことがあって
そんなこと言ってるの?
620 :
名無しの笛の踊り:2006/07/30(日) 22:01:28 ID:qfVIoULE
>>619 横レスだが、俺が聴いた事あるのは、ハンガリー狂詩曲第2、ショパンワルツ第7、ラフマニノフの前奏曲だけだが
どれも悪い音質通り越して凄まじい録音。まさにピアノと一体。
621 :
名無しの笛の踊り:2006/07/30(日) 22:15:07 ID:bdkYy4IX
ホフマンの録音はかなりの数聞いた。その中でも、ショパンの協奏曲や、軍隊ポロネーズ、仔犬のワルツ(編曲版)、スケルツォ1番はとりわけすばらしかった。
リストの愛の夢は、叙情的で比類がない。けれど、やはりホロヴィッツと比較すると俺はホロヴィッツの方が上だと思う。ホロヴィッツの持ってる魔性の力を聞い
てしまうと、もう逃れられない。ピアニストや指揮者にとって重要な点は聴衆のことをどれだけ考えてるかじゃない?グールドはホロヴィッツに対し、嫉妬の炎に
燃えていたことからも理解できる。もし、ホロヴィッツが大衆受けするだけと考えてるなら多くの偉大な指揮者が彼との共演を断ってたと思う。
622 :
名無しの笛の踊り:2006/07/30(日) 22:17:12 ID:bdkYy4IX
ホフマンの録音はかなりの数聞いた。その中でも、ショパンの協奏曲や、軍隊ポロネーズ、仔犬の
ワルツ(編曲版)、スケルツォ1番はとりわけすばらしかった。リストの愛の夢は、叙情的で比類
がない。けれど、やはりホロヴィッツと比較すると俺はホロヴィッツの方が上だと思う。ホロヴィ
ッツの持ってる魔性の力を聞いてしまうと、もう逃れられない。ピアニストや指揮者にとって重要
な点は聴衆のことをどれだけ考えてるかじゃない?グールドはホロヴィッツに対し、嫉妬の炎に
燃えていたことからも理解できる。もし、ホロヴィッツが大衆受けするだけと考えてるなら多くの
偉大な指揮者が彼との共演を断ってたと思う。
623 :
名無しの笛の踊り:2006/07/30(日) 22:17:46 ID:bdkYy4IX
ホフマンの録音はかなりの数聞いた。その中でも、ショパンの協奏曲や、軍隊ポロネーズ、仔犬の
ワルツ(編曲版)、スケルツォ1番はとりわけすばらしかった。リストの愛の夢は、叙情的で比類
がない。けれど、やはりホロヴィッツと比較すると俺はホロヴィッツの方が上だと思う。ホロヴィ
ッツの持ってる魔性の力を聞いてしまうと、もう逃れられない。ピアニストや指揮者にとって重要
な点は聴衆のことをどれだけ考えてるかじゃない?グールドはホロヴィッツに対し、嫉妬の炎に
燃えていたことからも理解できる。もし、ホロヴィッツが大衆受けするだけと考えてるなら多くの
偉大な指揮者が彼との共演を断ってたと思う。
観念的に「魔性」だとか「嫉妬の炎」って書くんじゃなくて、どこがどう具体的に優れていたか指摘しないと、
新興宗教とおんなじだよ。
主観100%の文章というのは如何に説得力が無いかという、いい見本だなこりゃ・・・
626 :
名無しの笛の踊り:2006/07/30(日) 22:56:24 ID:bHDv06TO
ホロヴィッツは金になる。
馬鹿な太った豚どもの大衆が金を惜しまんからな。
「悪魔の指先」なんちゅー分かりやすいキャッチフレーズつけちゃってw
資本主義アメリカの典型
627 :
名無しの笛の踊り:2006/07/31(月) 01:42:26 ID:lN8T2E9h
そんな機械録音のSP復刻聴いてなにがわかるっての?
煽りではなく。
628 :
名無しの笛の踊り:2006/07/31(月) 01:52:09 ID:7yL9Lu4g
来日行った俺には・・・言わなくても分かるだろ
>>621 そんなに必死にならなくても・・・。
基本的にはホロヴィッツ愛好家が見るスレなんだからさ。
煽り耐性をつけるべし!
630 :
名無しの笛の踊り:2006/07/31(月) 08:10:15 ID:1S7xxQK9
>>627 19世紀の香りを濃厚んい受け継いだ演奏家の録音が聴けていいです。
例を挙げると、ラフマニノフ、ブゾーニ、ホフマン、ド・パッハマンetc・・・
低音の響きが物凄く悪い、など問題も多いですが。
631 :
627:2006/07/31(月) 08:47:28 ID:lN8T2E9h
>>630 レスどうも。別に私もSp録音を否定するつもりは毛頭ないのですが・・・
パハマンの残した録音など、今の演奏家からは決して求められない
演奏スタイルがしのばれる貴重な資料だと思います。
でも前のほうにあるホフマンの演奏についての書き込みをよんで
あまり過大に評価するのはどうかと感じたのです。
たしかにラフマニノフのコメントにもあるようにホフマンが最高のピアニスト
であったことは確かかもしれませんが。
あの非常に音質の悪い(そしてあまりホフマンの演奏の本当のすばらしさ
が反映されていないといわれる)スタジオ録音を聴いて
ホフマンをそこまで高く評価することが可能だろうかと疑問に思ったんです。
私の耳が悪いだけかもしれませんが、あの録音からホフマンの
真価を聴き取ることは可能でしょうか?
あまりにも細かいニュアンスがノイズに埋もれているし、小品しか残されていない。
ただ録音のみを聴いた上での評価でなく、ホフマンというピアニストの高い評価を
知った上での色眼鏡をかけた上での評価に思われたんです。
長文スマソ。
632 :
620ならびに630:2006/07/31(月) 09:08:32 ID:1S7xxQK9
>>631 ホフマンの電気録音は少ないですからね。
ただ自分の聴いたリストとショパンはテンポ・ルバート、メカニックなどの面で普通に素晴らしい、と思いました。
しかし
>>631さんの言うとおり、機械吹き込みから真価を見つけるのは難しいでしょうね。
ただ「アート・オブ・ピアノ」というDVDに入ったラフマニノフの「前奏曲op3-2」で、ホフマンの真髄を見た気がします。
幸い電気録音なんですが、挿入されたコメントにあるとおり「ピアノとの格闘が感じられない」。この言葉に尽きます。
個人的な好みとしてはコルトー、パハマン、ケンプなんですが、ホロヴィッツとホフマンを比べると・・・
自分はホロヴィッツに軍配を上げますかね〜 あれだけ個性をきらめかせた人はいないでしょう。
ただホフマンの実演を聴いた人たちは「想像を絶するほど偉大」と言ってますが。
633 :
名無しの笛の踊り:2006/07/31(月) 15:27:41 ID:l3apKLJ2
おれ、カーネギーホールでライブでホフマンのリスト・ロ短調ソナタ聴いて、
もう自分では弾く気なくした。
幸いにもホフマンの場合は、ライヴでの録音が多数残されているので、
多角的な検討がしやすいと思う。
特に、ゴールデンジュビリー・コンサートなど、
当時としては非常に録音が良いし、
スタジオ録音では抑制されていたペダリングの用法も
ある程度偲ぶことが出来る。
もちろん、小品だけでなく、コンチェルトの大曲も弾いているしね。
それに、録音のみで判断する危険性など、
デジタル録音が普及した現在に至ってもまったく変わってないわけで・・・
(継ぎ接ぎがどうのこうのというだけでなく、マルチマイクによって
自然な音場が損なわれたり、オリジナル音源から44.1KHzへの
ダウンサンプリングの過程で、目も当てられないほど情報量が劣化したり)
635 :
名無しの笛の踊り:2006/07/31(月) 17:26:58 ID:jWakUGB8
トスカニーニってホフマンやラフマニノフを嫌ってた一方、ホロヴィッツは
認めていたよね。トスカニーニは1900年代で一番権威があった音楽家だ
ったわけだから、やっぱホロヴィッツに軍配が上がるでしょ。
636 :
名無しの笛の踊り:2006/07/31(月) 17:29:54 ID:/qjJ+x28
ホロヴィッツは、市場の中でこそひときわ目立つ存在。
638 :
名無しの笛の踊り:2006/07/31(月) 19:43:34 ID:jWakUGB8
市場??ちがうな。コンサートホールの間違い。
>>638 いえ、違いませんw
市場で、マグロの中落ちだのマニアックな部位を食べるようなものです。
640 :
631:2006/07/31(月) 20:04:03 ID:lN8T2E9h
>>634 サンクスコ。
ライヴ録音聴いてみます。スタジオ録音しか聴いたことなかったもので。
>>それに、録音のみで判断する危険性など、
>>デジタル録音が普及した現在に至ってもまったく変わってないわけで・・・
確かにそうですね。あまり音を加工してないという面では
今の録音よりSp録音のほうがリアリティがあるという意見もあるみたいですし。
一度最高級の蓄音機でSPレコードを聴いてみたいものです。
641 :
名無しの笛の踊り:2006/07/31(月) 21:31:12 ID:+8BTElKi
あ
642 :
名無しの笛の踊り:2006/08/01(火) 00:23:47 ID:moLv3r2E
ホロヴィッツがマニアックね〜。
どこがどうマニアックなのか説明してみろ。マニアックなのは現代の糞ピアニスト
どもだろう。洗練されてない、楽譜を神聖視して自己満足してる。そういう糞ども
の演奏を聞くほうがよっぽどマニアックだ、
>>642 まあ落ち着け。
市場君はホロヴィッツをけなしてるわけじゃあないと思うぞ。
644 :
名無しの笛の踊り:2006/08/01(火) 00:38:31 ID:SvV/xJH9
ホロヴィツは王道ではない・・・よね。楽譜に忠実ともいえないけど、それがまた味。
19世紀風の音楽家(ピアニスト)が現れてくれないだろうか・・・
>>644 コンクールがなくならない限り無理だろうな
646 :
名無しの笛の踊り:2006/08/01(火) 00:44:22 ID:bEBVK8se
ショパンのバラード及びマズルカを唯一「完全に」
演奏できるのはホロヴィッツだけだと思う。
(完全に = いろんな意味で、単に教科書的に楽譜に忠実であるというのとは違う意味で)
647 :
名無しの笛の踊り:2006/08/01(火) 01:20:19 ID:FMx6rw+X
馬鹿め
ショパンが聴いたら怒るよ
648 :
名無しの笛の踊り:2006/08/01(火) 04:08:16 ID:EkYk2RGJ
ホロヴィッツのマズルカなんてリズム歪曲の最たる例だろw
ショパン自身はもっと清例で、ケレン味のない音楽を好んだと思うよ。
釣りなのでは・・・。
マズルカはフリードマンの闊達な演奏もホロヴィッツと同じか曲によってはそれ以上に素敵だ。
>>650 フリードマン>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>ホロヴィッツ
652 :
名無しの笛の踊り:2006/08/01(火) 15:30:54 ID:mEE6XDp/
クラシック知らないけどホロは好きだ!
なんかロックっぽい。
ショパン評判悪いみたいだけど
ホロヴィッツのショパン男らしくて大好き。
ナヨナヨしてないのが。
最もロックっぽいなんて感想、ホロヴィッツが聞いたら怒るかな?
653 :
名無しの笛の踊り:2006/08/01(火) 15:45:12 ID:bEBVK8se
>>652 いや、怒るどころか喜ぶ。
デュバル著の「ホロヴィッツの夕べ」に
ポゴレリチによるホロヴィッツへの酷評で怒りに震えていたホロヴィッツが
ヘビメタのミュージシャンがホロヴィッツをリスペクトしている話を聞いて
突然、御機嫌になったっていうエピソードが載っていた。
ちょっと話がずれるけれど、
> ポゴレリチによるホロヴィッツへの酷評
酷評って、日本に来なければよかった、伝説をぶち壊しにしたとかいうやつ?
ポゴレリチって演奏そのものは絶賛してるとかいうのをどっかで読んだけど
655 :
名無しの笛の踊り:2006/08/01(火) 16:46:16 ID:SvV/xJH9
>>646-647 確かにショパンが聞いたらキレるだろうなw ショパンが真に思い描いた演奏をできる人は、
もう絶滅した、と思う。タッチの面でド・パッハマンがわずかに似ている・・・ぐらいだろうか。
>>655 プランテとプーニョもいるんじゃないか。
プランテの録音普通にリリースしてもらえないものか。
>>654 ポゴはNHKホールで前半終了時にスタンディングオベイションしてた。
658 :
名無しの笛の踊り:2006/08/02(水) 10:18:51 ID:eh7nlSxG
>>654 ホロヴィッツは定期購読しているアメリカの雑誌インタビューでポゴレリチが
「ホロヴィッツは真剣な音楽家ではない。」
「ホロヴィッツはスカルラッティのソナタの何曲かは上手に弾くが
あとは大したこと無い。」
「ルービンスタインは素人」
などと語っているのを読んでしまった。
659 :
名無しの笛の踊り:2006/08/02(水) 10:26:06 ID:eh7nlSxG
>>654 ホロヴィッツは定期購読しているアメリカの雑誌インタビューでポゴレリチが
「ホロヴィッツは真剣な音楽家ではない。」
「ホロヴィッツはスカルラッティのソナタの何曲かは上手に弾くが
あとは大したこと無い。」
「ルービンスタインは素人」
などと語っているのを読んでしまった。
660 :
名無しの笛の踊り:2006/08/02(水) 13:40:31 ID:WE/ciMya
ここに書き込みしている人はホロヴィッツという人のファンなのでホロヴィッツをブーニンやフジコ・ヘミングと並ぶ大ピアニストと思っているようですが、私の友達(ピアノが上手)は、フジコ・ヘミングのファンです。ホロヴィッツってテレビ出ないし、本当に上手なんですか。
661 :
名無しの笛の踊り:2006/08/02(水) 14:19:01 ID:mTxGqpdQ
釣りだかどうか分からないが、ホロヴィッツとフジコ・ヘミングを同列にはできない。できるはずがない。
テレビ出てないのは故人だから。映像は残ってるけど。
自分はホロヴィッツのファンでもないし、フジコに泥を塗る気もないが・・・
>>661 409 名前:名無しの笛の踊り[] 投稿日:2006/08/02(水) 12:11:12 ID:WE/ciMya
最近クラシック音楽にはまっています。やっぱりピアノ曲はショパンですよね。子犬のワルツやトロイメライのような名曲は有名ですよね。ベートーベンとかあまり聞いたことはないですが、一番はショパンだと思います。ピアノを習っている友達もショパンが好きと言ってました。
663 :
名無しの笛の踊り:2006/08/02(水) 14:50:04 ID:mTxGqpdQ
フジコはヘルフゴットと色んな意味で似てる。
>>654 ポゴレリチは一応尊敬する音楽家の一人としてホロビッツを挙げていた。
「ルービンスタインは素人」って2ちゃんねらーっぽいな。
666 :
名無しの笛の踊り:2006/08/02(水) 22:03:29 ID:3iHVuUpH
ポゴって精神障害者なんだろ
ポゴレリチってグールドに関しても何か言ってなかったっけ?
668 :
名無しの笛の踊り:2006/08/02(水) 22:30:41 ID:YbxG5agb
マエストロ・ジャニスに師事したいな。
コルトーの評判はどうなんだろ…
670 :
名無しの笛の踊り:2006/08/03(木) 02:32:39 ID:TduOIAPF
78年のラフ3CDって編集しまくってる?
すごいミスタッチあったと覚えてるけど。
671 :
名無しの笛の踊り:2006/08/03(木) 03:59:24 ID:6/FJeufO
672 :
名無しの笛の踊り:2006/08/03(木) 13:22:04 ID:wshIgU4M
>>669 コルトーマニアの俺が来ましたよノシ
しかしココホロヴィッツ板だよね?w
673 :
名無しの笛の踊り:2006/08/03(木) 13:49:32 ID:y5uQfD/I
>672 コルトーって一般的に技巧に問題がある様に言われますが、安全運転しない分、演奏内容はかなり激しい所もありますよね。ショパンのスケルツォなんか他のピアニストより速めのテンポで感情の爆発が感じられます。
675 :
名無しの笛の踊り:2006/08/03(木) 14:56:01 ID:8Rcsm6Th
>>671 激しくThanks very much
>>674 passは超直球ですよっ。そのまんま。
>>675 thx....
でも順番待ちだああああああ
>>665 >「ルービンスタインは素人」って2ちゃんねらーっぽいな。
たしかに。ユーモアさえ感じるな。
678 :
名無しの笛の踊り:2006/08/03(木) 23:09:40 ID:LF2NvzZT
スレ全部読んだわけではないが、ここの住人はホロヴィッツがホフマンを尊敬している
旨の発言について、あまりピンときていないのではないか、と思う。
ホフマンを理解するのに、スタジオ録音やロール、カーティスライブを聴く必要は全くない。
ただ、カシミールホールライブを聴けばよい。
これを聴けばホフマンというピアニストがホロヴィッツ以上にホロヴィッツらしい
ということがすぐにわかるはず。
どちらかというとラフマニノフよりも感覚的にわかりやすいのではないか。
ここの住人ならばおそらくラフマニノフというピアニストに一定の評価を下すのにためらいはないと思うが、
それでもラフマニノフとホロヴィッツを比べて、ラフマニノフの方に軍配をあげる人は少ないのではないか?
ホフマンのカシミールをご一聴あれ。
ワルトシュタイン、バラ4、ホロヴィッツ含めどこにもないほどの凄まじさですよ。
カシミールホールライブ?
レーベルはどこ?
680 :
名無しの笛の踊り:2006/08/03(木) 23:34:19 ID:knjfWRAf
上からものを言う人登場( ゚Д゚)y-~~~
そう切り捨てるなよ。夏厨かお前は。
683 :
名無しの笛の踊り:2006/08/04(金) 21:49:58 ID:HEvyVzwq
カシミール聞いたけど、バラード4番はホロヴィッツのほうが凄いよ。
ホフマン62歳、ホロヴィッツ66歳で年齢も大体同じくらい。
録音についてもどちらとも悪いけれど、海賊盤のリアルさがある。
両方を比較すると、音楽性、解釈、洗練さ、強弱の対比、ウナコルダの使い方のうまさ、
聴衆の熱狂度、fff・pppの使い方などやはりホロヴィッツのほうが上をいっていると思う。
ただし、ホロヴィッツのバラード4番の正規録音(50年代のモノラル録音と80年代のステレオ録音)
とホフマンのバラード4番のカシミール録音を比較すれば明らかにホフマンの方が勝っている。
684 :
名無しの笛の踊り:2006/08/04(金) 21:58:58 ID:JvA87gWj
うーん ホロヴィッツもホフマンも凄いのは認めるが、「どちらがすごいか」
なんて聴く人個人の問題ではなかろうか。音楽に勝ち負けを付けるのはナンセンスだ。
685 :
名無しの笛の踊り:2006/08/04(金) 22:05:58 ID:HEvyVzwq
だって、ワルトシュタイン、バラ4、どこにもないほどの凄まじさですよ。
なんて書き込むんだもん。頭くるんだよ〜。
686 :
684:2006/08/04(金) 22:33:39 ID:JvA87gWj
因みに自分はコルトー信奉者だがw けど最近ホロヴィッツ聴き直してみて、やっぱすごい、と思った。
特にエチュードかな。これだけ爆音のfffのあとpppを聴かされると・・・
ただ賛成できかねる演奏もあるがw しかしこのクセこそがホロヴィッツの魅力なんだろうな。
687 :
名無しの笛の踊り:2006/08/04(金) 22:58:50 ID:xtPgQ1Yz
バラード第4番はホロヴィッツの1969年ボストンでのコンサート
(海賊盤)が最高だってもっぱらの評判だよ。
688 :
名無しの笛の踊り:2006/08/04(金) 23:04:51 ID:J9hu3sCO
このピアニストは特にライブじゃないと、録音じゃ魅力の半分も伝わらないと
思う。俺は一回しか生で聴いたことないが、あの宝石がホールの空間で弾ける
ような響きは一度たりとも録音では味わったことがない。
689 :
名無しの笛の踊り:2006/08/04(金) 23:09:22 ID:a19PwOsJ
バラード4番は圧倒的にリヒテルだって。
ピアニストに注目が集まる曲ではない。
作曲者と曲そのものの魅力が重要。
>>689 リヒテルは、ゲネラル・パウゼの前の和音の連打が薄くて、ぺしぺし言ってるから×。
SonyよりRCAの方がキラキラ聞こえる希ガス
692 :
名無しの笛の踊り:2006/08/05(土) 12:38:31 ID:KPEOtzaz
>>678 勝ち負けはさておきホロヴィッツはラフマニノフよりホフマンに一脈通じる印象は確かにあるな。
そういえばホフマン自身が自身の後継者でありロマン派の伝統を受け継ぐ天才と言ったのはモイセイヴィッチだった。
ワルトシュタイン、バラ4の録音もあり洗練や優美さという点ではホフマンを凌ぐ感じさえするが
熱狂より静かな深い感動を呼び起こすタイプであってあまり後継者という感じがしない。
ヴィルトゥオーソは自身が熱狂の作り手であり他人の演奏を冷静に聴いてしまうから
熱狂ポイントにあまり反応せずクールな演奏を好むもんなのかな。
693 :
名無しの笛の踊り:2006/08/05(土) 17:21:07 ID:JCt1+MxA
話ぶったぎりスマソ
後継者は同郷のガブリリュクでええやん
演奏スタイルは似てるが勿論奏法は全然違う
好感度高いし応援したくなるわ
694 :
名無しの笛の踊り:2006/08/05(土) 17:46:05 ID:ssBqK70N
ちょっと前に話したが、ホロヴィッツ最後の来日の時、実演を聴いた人に話を聞いた。
演奏についてだが、俺が話を聞いた人は「最高に素晴らしかった」と感じたらしいが、その友人は、
「あれがホロヴィッツか・・・」というのが素直な感想だったらしい。
翌日の新聞はホロヴィッツ叩きの記事が多かったそうだが、伝説級のチケット代と、「ホロヴィッツなら完璧な演奏が当たり前」
という思い込みが作用していたのではないか、とその人は言っていた。ミスは1,2箇所数える程度、と言っていた。
曲目は詳しくは忘れてしまったらしいが、ショパンが多かった、という話だ。(やっぱりオケとの合わせモノはなかった。)
特に「流石ホロヴィッツ」と感じたところは、パッセージの美しさ、だったそうだ。
ホロヴィッツの十八番といえば、雷のようなfffではあったが、老いてそのパワーはなくなったにしろ、
絶妙のタッチで奏でられるパッセージの美しさは凄かったらしい。特にショパンのバラードが良かった、とその人は言っていた。
全盛期のホロヴィッツではなかったかもしれないが、老いてもそのテクニックは健在だった、という感じだったのではないか。
まあ ここになら実演聴いた人が多くいるかもだがw
695 :
名無しの笛の踊り:2006/08/05(土) 18:35:57 ID:dLmvFihC
二度目の来日公演に行ったことあるが、これがホロヴィッツなんだと音の美しさに
圧倒されたよ。あのよぼよぼの姿を見れば、パワーだのスピードだのは求める
人はいなかっただろうが、噂に聞く独特のタッチから醸し出される響きは
健在だった。通によればミスタッチがあっただの、曲をホロヴィッツ流に変えて
しまって正統的解釈でないだの批判する人もいたけど、自分はピアノに詳しく
なかったから、純粋に感動できた。当時はブーニンだのポリーニだのポ後レリッチ
アルへリッチだのがよく来日していたが、ホロヴィッツは群を抜いていたと思う。
いまだになぜあんな音が出せたのか不思議でならない。同じアメリカンス短ウェイなら
誰でも手に入るだろうが、いくら特別な調律とか施してもあの音は出せないだろう。
697 :
名無しの笛の踊り:2006/08/05(土) 20:26:11 ID:ILAKVNhs
>694 きっとこの話は最初の来日('83) だと思われます。
まぁ2回しか来日してないから、’83が最初、’86が最後
なのだけど。僕は’83を1回、’86を3回聴きに行きました。
698 :
名無しの笛の踊り:2006/08/05(土) 21:19:30 ID:yhX/UV+8
>>697 そうだよね。
僕は最初の時は行ってなくて86年の人見記念講堂で2回きいたけど
そのときはバラードやってないし86年は前回と違い批評も
賛辞が多かった。
83年はテレビで見たけど吉田氏が言ったとおりの
「ヒビの入った骨董品」みたいだったから。
699 :
名無しの笛の踊り:2006/08/05(土) 21:22:40 ID:3dF1TDSZ
この話も超既出だけど
83の来日の時は
当時不眠に悩まされていたホロヴィッツに
どこの馬の骨かわからない若い主治医が同行していて
指が回らなくなるほど薬を飲ませてしたったらしい。
700 :
名無しの笛の踊り:2006/08/05(土) 21:27:28 ID:yhX/UV+8
>>699 そうだった。
2度目の来日のときホロヴィッツ自身が
「この前は薬づけだったから」なんて言い訳していたね。
>>699 ホロヴィッツはろくでもない医者にばかり当たってるな。
無駄な手術したり薬飲み過ぎたり。
>>701 超えるかどうかはさておきホロヴィッツファンなら
兄弟子にあたるシモン・バレルの演奏を聞いておいて損はないかと。
703 :
名無しの笛の踊り:2006/08/05(土) 22:39:37 ID:V/We6l4L
1940年代頃の、同性愛の傾向を直すために電気治療をしていた、なんて
話に至ると、笑い話くらいにひどい。
大体同性愛が精神的な病気ではないし、もし精神的な病気だとしても、
それを電気治療(電気ショックみたいなもんでしょう)で直すなんて・・・・
ほとんどどっかの壷でガンを治す宗教団体のレベルの話だ。
>>701 その曲ならラン・ランがすごいよ。いい具合に狂い咲きって感じでw
>>703 そうそう
確か女性の裸の写真を見せるときに快楽物質(麻薬?)を与えて
男の裸の写真をみせる時に電気ショックを与えて
生理的に 女=快感 男=不快感 を植え付ける治療を
昔のアメリカはやっていたよ。
>>705 パヴロフの犬の原理かw
まあ、昔のアメリカはロボトミーみたいな荒療治を偏頭痛の治療で使ったぐらいだしな。
>>704 ランランは無駄に鍵盤叩いてドデカイ音を出しているだけ。
ホロヴィッツの狂気的な美とはまったく異なるものだから。
708 :
名無しの笛の踊り:2006/08/06(日) 03:34:22 ID:F7WtCO/F
>>701 この演奏はすごい。左手が少し乱暴すぎるキライはあるが、ホロヴィッツの持ち味が最高に出ている。
>>697-698 詳細dです。やっぱり実演聴いた人いるなあ。テラウラヤマス。
709 :
名無しの笛の踊り:2006/08/06(日) 10:27:48 ID:tpKLz2TY
>>701 これってホロヴィッツ・オン・テレビジョンの奴だろ。
戦後直後のリヒテルのスケ2番もネ申だったのを思い出した。
710 :
名無しの笛の踊り:2006/08/06(日) 14:22:55 ID:tpKLz2TY
horowitzのDVDラフマニ3番の価値についてどう思うかな。
ホロヴィッツ自身やメータ、オケ、聴衆、専門家などどう見てるんだろうか。
ミスタッチは半端なく多いし。
歴史的価値はあると思うけど、演奏レベルは音大生より酷いのではないかな。
>>710 どこの世界のどの音大で、どれだけの学生が3番をオケ付きで弾いているのかと訊きたい。
そして君が音楽の優劣を測る基準が、ミスタッチの数だけである貧しさも指摘したい。
712 :
名無しの笛の踊り:2006/08/06(日) 15:37:45 ID:/SM+1g4k
>>711 同意
現代のコンクールの審査基準だとラフマニノフやホロヴィッツでも
予選通過は難しいなどとほざいている中村ピロコ の影響を受けている香具師が多いな。
>>710 馬糞以下。
>>711 ってか日本の音大生でラフマニノフなんかが弾ける人間はほんの一握り。
>>712 現代のコンクールの問題点を指摘している中村紘子は正しい。
ホロヴィッツのような演奏をしたら普通は予選落ち。満点付ける審査員もいるが
ゼロ点を付ける人が絶対に出てくる。コンクールはネガティブな評価の方が強い。
それじゃまずいっていうんで、近年は審査方法が変わってきた。
714 :
名無しの笛の踊り:2006/08/06(日) 16:01:17 ID:8ABurNnq
>>712 あれはコンクール審査の方向性を説明するためのジョーク混じりの「例え」
だったと思うんだけど、影響受けてる人なんているの?
715 :
名無しの笛の踊り:2006/08/06(日) 16:14:09 ID:OwUlkfHE
中村はいらん。ピアニストとしては糞。まだフジコへミングウェイのほうが
マシ。
1930年代のスタインウェイのピアニスト格付けでは
ラフマニノフやホロヴィッツはBランクだったとか。
(パデレフスキーやホフマンがAランク)
芸術の評価基準など時代や目的によって恣意的に変化するものであって
絶対的な基準は存在しない。
客観的な基準があるとすれば極論すれば収入額くらいしかない。
少なくともホロヴィッツはボロ儲けし伝説を残し
今日に到るまで熱狂的な信者を生み出している。
その事実の重みに裏打ちされた演奏に価値がないと考えるのはもちろん自由だが。
717 :
名無しの笛の踊り:2006/08/06(日) 16:32:22 ID:F7WtCO/F
正確性を第一の価値としてしまったことで、現在のピアノ音楽はかなり貧しくなってしまったような。
718 :
名無しの笛の踊り:2006/08/06(日) 16:36:12 ID:tpKLz2TY
っていうか昔は自由なんて概念は憧れの的だったからね。
自由な演奏が求められたのかもしれないけど、現代は自由が前提じゃん。
そうなると必然的に正確性や規律性が求められるのでは?
ガキのメチャ弾きじゃ困るよ(;^ω^)
そんなこんなで芸術も
規律が生まれる→自由を求める→規律がやっぱ大事やん!→自由だよ!→・・・
ってプロセスを繰り返すんじゃないのかな。
右翼と左翼が交互に時代の政治を牛耳ってきたようにさ。
ホロビッツの凄さは聞いてみればわかるよ。
感動するかしないか、芸術にはそれだけが重要。
理屈はあとからつけるもの
そもそもクラシック音楽自体、コード進行という規律に捕われた一定の規則に基づいた音階をペコペコ
と組み合わせただけだろ。
その規則が気持ちいいから皆聴くのであって、何回も聴くとその規則に飽きて嫌になってくるんだよな。
ブーレーズなどの現代音楽は無規則で聴いててイライラしたり不安になったりで最初から嫌な人が多いよな。
つまり何を言いたいかというと、
耳あたりのいい規則に従った音の並びを楽しむ「音楽」という芸術は、弾く人間が自由なのであって、
そこに審査員や聴衆や現代のあらゆる概念(政治・経済・宗教などなど)に逆照射して鑑みた場合に、
必然的に自由と規律という概念のジレンマに捕われ身動きが出来なくなる。
しかし、そこから打開・突破するための概念もやはり自由と規律なんだというアンビバレンツに苦悩するアーティストも多いんだろうね。
ゴーギャンやゴッホもそうだったし。
721 :
名無しの笛の踊り:2006/08/06(日) 17:09:18 ID:fjm26xSg
芸術はオナニーとセックスの結晶だ
まで読んだ
>>713 あれは自らも審査員を務めているピロコが、
もしホロヴィッツのようなコンテスタントが出て来たら、
嫉妬と潰しのために、不合格あるいは最低点をつけるわ、
って本音を書いてしまったと解釈するべきだよ。
>>720 ベートーヴェンの1番と「わが祖国」の冒頭の和声進行が変、
まで読んだ。
724 :
名無しの笛の踊り:2006/08/06(日) 17:54:19 ID:8ABurNnq
>>722 「(今の審査基準じゃあの超級ピアニストの)ホロヴィッツが出てきてもこれじゃ審査通らんよね」
って文脈じゃなかったっけ。現状への皮肉交じりの冗談ね。
あと、彼女自身ホロヴィッツ好きを公言してたと記憶してる。
・・・誰か手元にピロコ本持ってる奴おらんのか。
725 :
名無しの笛の踊り:2006/08/06(日) 17:56:52 ID:fjm26xSg
ピロ子の本の話題はしょっちゅう出るな
奴の罠にはまりすぎ
>>710 話が拡散したけど、折角だからもう少し具体的に問題点をあげてみては?
ミスタッチだけだと歳だからな、で終わってしまう。
727 :
名無しの笛の踊り:2006/08/06(日) 19:02:37 ID:oFLw2ctP
720 少しでも音楽をかじった者なら分かると思うが、クラシック音楽より、ポピュラー音楽やジャズの方がよっぽどコード進行に縛られている。ちゃんと聴け!!
728 :
名無しの笛の踊り:2006/08/06(日) 19:54:18 ID:8Ed+WxaK
徒競走とかのスポーツじゃないんだから、芸術で順位をつけることにどれだけの
正当性があるか甚だ疑問だが、現実問題として世界中でこれだけ多くのピアニストが
いるとなると、コンクールも目安として必要なのかも。ピアニストのつらいところは、
バイオリにストなどと違ってオケに入団できるわけでないから、生活の
保証と存在をしってもらうためにコンテストが必要でもあるんだろうな。
でもこんな理由でホロヴィッツ級の逸材が埋もれたままだとしたら、人類にとって
不幸なことじゃないか。
729 :
名無しの笛の踊り:2006/08/06(日) 20:02:40 ID:fjm26xSg
しっちゃかめっちゃかにならんようにクラシック界は高い壁を必死こいて作ってるやん
それぶち壊しちまったらあんたらだって離れていくやろ
730 :
名無しの笛の踊り:2006/08/06(日) 20:07:52 ID:8Ed+WxaK
グルダはそういう壁を壊そうとしたんじゃなかったっけ。
731 :
名無しの笛の踊り:2006/08/06(日) 21:09:33 ID:OwUlkfHE
ホロヴィッツが正確無比なピアニストとか言うけど、チャイコフスキーの協奏曲
やブラームスの第1協奏曲(ワルターとの共演)など、普通にミスタッチの嵐だ。
正確無比ではない。なんでホロヴィッツが正確無比なピアニストなんて言われる
ようになったのか不明。フリードバーグもホロヴィッツの演奏聞いて今後のピア
ニストは様変わりするとかいってるけど変わってない様に思える。個人的に、
ブラームスの1番の3楽章はホロヴィッツ以外では絶対聞けない。
> ホロヴィッツが正確無比なピアニストなんて言われるようになった
そんなに言われてないと思うけど
733 :
名無しの笛の踊り:2006/08/06(日) 21:54:51 ID:TMo57Fvi
若いときのコンサートで、ルービンシュタイン初めてホロヴィッツを聴いて
終演後楽屋を訪れた時に、ホロヴィッツが「何かの曲(幻想ポロネーズだった
かな?)で一つだけ音を外した」と言ったらしい(コンサートの全部の中で)。
その当時ルービンシュタインは、演奏後は弾き損ねた音符ががそこらじゅう
に散らばっていた、と言われていたくらい、細かいことにこだわらない演奏
をしていたらしいので、ぶったまげたということを、自伝の中で書いている
らしい。このエピソードはプラスキン著の「ホロヴィッツ」の中でも紹介
されている。
734 :
名無しの笛の踊り:2006/08/06(日) 22:05:24 ID:8Ed+WxaK
それでルービンシュタインが奮起したって話だっけ?でもホロ本人が気付かない
間違えもあったという可能性もある。昔はピアノに限らず結構個性的な解釈が
許されていたから、そうなるとミスタッチかどうかさえ区別つきにくくなることも
あるんでは。でも正確さを追求するなら、それこそ自動演奏ピアノにでも
まかせておけばいいということにもなりかねないし、ライブに傷は付き物だと
さえ思っている。
735 :
名無しの笛の踊り:2006/08/06(日) 22:10:13 ID:3SAkCeoy
似たような読みにくい改行、同じような文体のやつがたくさんいるな。
当時正確無比で売ってたのはヴァイオリンだけどハイフェッツかと。
ホロヴィッツはミスタッチを恐れずに果敢に大音量と速さを追求する
というのが一般的なイメージ。
繊細な人物だったからおそらくミスを一番気にはしてたのは本人だろうね。
737 :
名無しの笛の踊り:2006/08/07(月) 00:06:39 ID:soVHtrJy
読みにくい改行、同じような文体って言うが、それなら読みやすく改行するには
どうしたら良いの?同じような文体って言うが、それでは個性のある文体ってど
んなの?735、答えてみろ。
738 :
名無しの笛の踊り:2006/08/07(月) 00:07:24 ID:TvkCDgw+
どうでもいいよ
739 :
名無しの笛の踊り:2006/08/07(月) 00:21:55 ID:7PECFgm+
まー要は明らかな自作自演
死ねよ
自演の意味も理解できていない厨は引っ込んでろよ
やっべ〜、途中w
>>735 読みやすい改行とは?
同じような文体って何よ?
で済むことじゃん
まわりくどいんだよ!
743 :
名無しの笛の踊り:2006/08/07(月) 11:54:46 ID:ZBg2/HdY
ホロヴィッツを
19世紀的ロマン派ピアニストの最期の巨匠と認識するか
驚異的な技術で楽譜上の音符を音に替える現代的なピアニズムの元祖になった人と解釈するかで
人によって意見が対立しやすいのはわかるが
実際には両方の要素があったと思う。
基本的にこのスレッドは「ホロヴィッツ讚」なのだから、もっと落ち着いた流れにしようぜ。
>>743 >驚異的な技術
これが問題で荒れやすいね。
1.
>>733 の有名な逸話を信じるあまり、レコードのミスタッチを聴けてない人がいる
2.超絶技巧=「難局を弾きこなせる」=「ミスはしない」と考えてる人がいる
3.あくまでホロヴィッツ讃なピロコ本を何故か読み違えている人がいる
俺は
>>733 の話は昔から「ん〜〜??」と思ってたんだけど、コレ、みんなは
どう捉えてるんだろ。
745 :
名無しの笛の踊り:2006/08/07(月) 13:53:04 ID:RVp0BiAt
>>743 ホロヴィッツは>現代的なピアニズム の持ち主ではない気がするがな・・・
pppのあとにfffを置いたり、オクターブを極限の速さで弾いたり、ってのは、19世紀のヴィルトゥオーゾの演奏だろう。
20世紀型の要素はホロヴィッツは持ち合わせていたのだろうか?
自分、あまり彼には詳しくないんですが。
>>743 過渡期の人物であり時代の橋渡しの役目を担ったと考えるのが自然かと。
過去の視点からのエレガントさに欠ける野蛮な演奏家という批判や
現代の視点からの自分勝手という批判は昔からさんざ言われてきた。
まあこんなのは長所と裏表になる短所に過ぎないし
価値観のはかなさを感じるだけの話だが。
>>744 ハイフェッツの逸話のようにヴィルトゥオーソ信仰というものがあり神が求められるからな。
一度神認定されると神は過ちを犯すはずがないという思い込みにつながる。
>20世紀型の要素はホロヴィッツは持ち合わせていたのだろうか?
ホロヴィッツはプロコフィエフの第7ソナタのアメリカ初演者であり
ホロヴィッツの演奏のテープを聴いた作曲者が「奇跡のピアニスト」と
語ったことも忘れないでほしい。
その他にもバーバーのソナタの演奏など
同世代のゼルキン(父)やアラウなどよりも積極的に20世紀音楽を
取り上げている点ももっと評価されるべきだと思う。
>>745 >pppのあとにfffを置いたり、オクターブを極限の速さで弾いたり
これ19世紀のヴィルトゥオーソの特徴と言えるだろうか?
単にホロヴィッツの個性だと思うけれども。
>>747 同感。
749 :
名無しの笛の踊り:2006/08/07(月) 18:09:11 ID:2/DZ0imj
ホロビッツもラフマニノフも巨根
>>748 いわゆる名手の演奏がレコードを介して手軽に聴けなかったため
既成概念にとらわれずに独自の解釈で演奏していたという意味では
十分19世紀的だけどね。
751 :
名無しの笛の踊り:2006/08/07(月) 20:04:42 ID:NWGEebiO
具体的なミスを指摘してくださいよ。
たとえば無修正のHistoric Return冒頭とかシューマン・ファンタジー2楽章の最後とか。
ここでマッタリして!
↓↓↓↓
753 :
名無しの笛の踊り:2006/08/07(月) 21:54:13 ID:soVHtrJy
ワルターとのチャイコフスキー協奏曲の共演。
第3楽章の終結部の下降句で、ミスタッチの連続。
754 :
名無しの笛の踊り:2006/08/07(月) 22:14:42 ID:Xb7uNZKv
↑GJ。
以前のスレで散々既出だが、
バルビローリとのチャイコフスキー。
普通のピアニストだったらキャリア終わりになりそうなくらいグダグダ。
生活のエネルギーが足りないときの充電用におススメ。
755 :
名無しの笛の踊り:2006/08/07(月) 23:46:45 ID:CYUQRuPI
756 :
名無しの笛の踊り:2006/08/07(月) 23:53:47 ID:7PECFgm+
スケ2番おもろかったけど、こんな弾き方したらショパコンで予選落ちだよwwww
757 :
名無しの笛の踊り:2006/08/08(火) 00:03:04 ID:4oYoWrk+
若い頃と晩年でこれほど評価が違う人も珍しい
759 :
名無しの笛の踊り:2006/08/08(火) 00:08:13 ID:n+mc30aU
結局荒稼ぎした銭はユ●ヤ財団の懐に・・・
760 :
名無しの笛の踊り:2006/08/08(火) 00:12:01 ID:JMei6CQB
本当だよね。20〜50年代は技巧、編曲など鮮やか。幻想ポロネーズや英雄ポロネーズなどの
ホロヴィッツの演奏解釈をアルゲリッチは盗んでる。
60〜70年代は洗練の局地。その解釈たるや誰も到達することができないくらいのもの。
80年代はピアノの可能性を極限まで引き出した。
やはり、ホロヴィッツは異端児だ。さすが、神経衰弱症を何度も味わっただけのことはある。
リサイタル・イン・ウィーンの子供の情景「鬼ごっこ」で、
思いっきり隣の鍵盤をヒットしても何食わぬ顔で弾きなおすホロさん。
762 :
名無しの笛の踊り:2006/08/08(火) 07:46:18 ID:o3ixBE6z
763 :
名無しの笛の踊り:2006/08/08(火) 11:31:04 ID:TFkaWf+Z
>>761 スタッカートの連続する曲だから、指を伸ばす人には大変。
764 :
名無しの笛の踊り:2006/08/08(火) 11:41:26 ID:F2NQFoM9
>>762 「逸話」は有名な話であっても使用は特に問題ない。日本人なら日本語をきちんと理解しましょう
>>762,764
もういいよ。高学歴ならどっちが正しいかわかってるからw
逸話真弓
767 :
名無しの笛の踊り:2006/08/08(火) 21:48:42 ID:o3ixBE6z
768 :
名無しの笛の踊り:2006/08/08(火) 22:49:22 ID:D+vhu86H
不毛だから言語学板で聞いてこようか?
769 :
名無しの笛の踊り:2006/08/08(火) 23:24:59 ID:D+vhu86H
「有名な逸話」はアリだそうで。
反論とかは言語学板のほうで行ってくださいな。
URL出しておかないとID: o3ixBE6zみたいな人間は粘着し続けるよ
772 :
名無しの笛の踊り:2006/08/09(水) 00:56:32 ID:TafzDwej
どこがアリだよ。
形容矛盾って流れじゃねえか。
773 :
名無しの笛の踊り:2006/08/09(水) 00:58:16 ID:L8vFQRGi
本来逸話とは正史に残っていない話なわけだが、
人間とはそういう話ほど知りたがるものなので、
「有名な裏話」、「有名な秘話」、「有名な逸話」なんてのは実際にはアリかもな。
まあワイドショーネタってことですな。
ニュアンスが伝わればおk
>>661 ネタニマジレス(・∀・)カコイイ!!
777 :
名無しの笛の踊り:2006/08/09(水) 08:11:50 ID:TafzDwej
たのむからここでやらないでくれ
まあどうでもいいな
もうアホかと
782 :
名無しの笛の踊り:2006/08/09(水) 13:41:19 ID:TafzDwej
784 :
名無しの笛の踊り:2006/08/09(水) 14:27:27 ID:Po8YCVYd
ホロの喜び
785 :
名無しの笛の踊り:2006/08/09(水) 14:30:01 ID:Po8YCVYd
ホロのカーネギホールライブの喜びの島、微妙に楽譜と違うよね?
最後のシーラーーシシーラーーシシーラーシードーミーラー
の所の左手が楽譜と違う。勝手にアレンジしてんの?
あとリストのオーベルマンも楽譜と違って勝手にやってんのかしらんが
めちゃくちゃな所があるんだけどあれなんなの??
それがホロヴィッツクオリティー。
というか、あれはホロヴィッツ自身が自分の妙技を見せるために色々手を加えているのであって、
その例を挙げれば枚挙に暇がない。低音のバスを1オクターブ下げるとか伴奏音型を変えるとか
ホロヴィッツにしてみれば当たり前の世界。編曲というほどでもないし、ホロヴィッツを好んで聴く側にとっては
楽譜と違う演奏も楽しめるものだから、ノープロブレム。
オクターブだの3度の追加やら対旋律、内声の追加は
ホロヴィッツの御家芸というよりは19世紀の音楽家の特徴だな。
>>785 オーベルマン(オーバーマン?)のそれはオシアをちゃんと弾いていると思った。
790 :
名無しの笛の踊り:2006/08/09(水) 22:34:51 ID:TafzDwej
791 :
名無しの笛の踊り:2006/08/09(水) 22:38:36 ID://yksxGE
滅びっつ
>>787 演奏家が楽譜を書き換えるのはやはり反則だろうから、俺なんかはノープロブレムと
言いきるのはためらってしまうし、そういう側面はどちらかというと欠点だと思うんだけど、
それでもホロヴィッツの場合はそれを上回る魅力があるからね。もうしょうがない。
793 :
名無しの笛の踊り:2006/08/09(水) 23:36:58 ID:XvnEEqkP
はっきり編曲と予め発表してない限り、反則だろうけど、多くの演奏家が
そうしているし、聴衆も楽しめれば楽譜に忠実かどうかは問わない人が
ほとんどだからね。
>>792 > 演奏家が楽譜を書き換えるのはやはり反則だろうから
こんな概念が生まれたのって、極短い期間の限られた流派の間だけだよ。
795 :
名無しの笛の踊り:2006/08/10(木) 06:38:19 ID:klJ4zmzZ
演奏とは再現芸術である。しかし、そこには、楽曲があたかも
今生まれたような脈動感が伴われて然るべきだ。
コンクールってホロヴィッツみたいに編曲して演奏したらアウト?
>>796 学校教育の延長線上にあるので基本的にはアウト。
でも超凄ければ、どうにかなる「かも」。
798 :
名無しの笛の踊り:2006/08/10(木) 12:25:00 ID:n2tvEDXP
>>797 どうにもならんと思うがなあw しかしショパンやリストあたりの時代から楽譜に手を加える、
ということは日常的にしていたみたいだし。まあ作曲家だから許されるのかもしれないが。
>>798 やっぱアウトかな。
「こいつホロヴィッツの再来じゃね?」ってクラスなら大もめにもめて
どうにかなるかな、とは思ったけど、やっぱ無理な気がしてきたよ。
>>798 楽譜をいじったにしろ何にせよ、才能のあるなしはハッキリわかるから。
せめてヴォロドス級の実力なきゃ「ああ、単なる目立ちたがり屋ね」で終わり。
801 :
名無しの笛の踊り:2006/08/10(木) 14:06:22 ID:n2tvEDXP
>>800 そうか? 楽譜云々はともかく、審査員一人だけが才能を見抜く、ってのも場合によってはあるし。
ハッキリとわかるものではないと思う。
今「アート・オブ・ピアノ」観てるが、やっぱりホロヴィッツはすごい。ところで、彼の指を伸ばして弾く奏法は
誰から教わったものなんだろう?
802 :
名無しの笛の踊り:2006/08/10(木) 19:37:08 ID:wjv7KypQ
F.ブルーメンフェルド
>>803 文章が翻訳臭くて全部書き換えたい衝動に駆られた
真似して指を伸ばして弾こうとしてるんだけど
キツイいわこれ
指がフニャフニャ曲がってバシーンと音を出せないorz
動画見たら
指を伸ばして弾くだけじゃなくて、
第二関節あたりを曲げてコロコロ弾いてるところもあったけど…
>>804 テンプレ用にでも一筆書きおろしてみれば?
806 :
名無しの笛の踊り:2006/08/11(金) 09:59:34 ID:d1Yru5D6
ホロヴィッツの師ブリューメンフェルトの弟子には
他にもマリア・グリンベルク、シモン・バレールとかいるけど
指を伸ばして弾いていたんかな?
シモン・バレルは脱力した軟質な音で指伸ばして弾いてる感じがしないかも。
ホロヴィッツの硬質な音とは違う感じ。
ブリューメンフェルトは脳卒中で体があまり自由にならなかったというし
メカニックは既に身についてたんじゃないかな。
>>804 1 キーが軽くよく響くピアノで
2 手首を一瞬硬直させ
3 とにかくすぐ離す
これでそれらしい音が出るという噂。
>>804 指を伸ばして弾くと腕の力が直接伝わらず全体的に音が柔らかくなる。
その状態で主旋律のところを第2関節曲げて弾くと鋭い音が出て、
柔らかい従属的な音の中で主旋律が明確に浮き立ってくる。
これがホロヴィッツ奏法の基本だと思われ。
弾いたのを見たことはないが、ソフロニツキーも同じ奏法で弾いてると思う。
シューベルトの即興曲Op.90-3でやってみると効果がよくわかる。
809 :
名無しの笛の踊り:2006/08/11(金) 15:25:43 ID:d1Yru5D6
通常のポジションで手首が鍵盤より低い位置なのが凄いな。
指を手のひらに丸め込むように(鍵盤を引っ掻くように)スタッカートは
ホフマンもやっていたらしい。
810 :
名無しの笛の踊り:2006/08/12(土) 07:37:50 ID:AMz+Drrk
>>710 第一楽章のカデンツァを左アングルのドアップで映してるのだが、何度見ても鳥肌が立つ。
人を小馬鹿にしたように踊る手さばき。
適度な感情移入。
クライマックスのガゴン!
これだけで十分、1万そこそこを出す価値があると思う。
811 :
名無しの笛の踊り:2006/08/12(土) 07:59:20 ID:eZeFzd5Y
>>804 人が作ったものにケチつけるだけのタイプか?
書き直せるものなら書き直してみなさい。
812 :
名無しの笛の踊り:2006/08/12(土) 15:31:51 ID:jcIc/AnO
>>785-799 ドビの喜びの島とリストのオーベルマンの谷。
ホロの演奏は洗練の極致、壮絶そのものじゃないか。
コンクールは教科書どおりでなければ落選?・・
この神演奏でも落選ならコンサートピアニストはもういらない。
ピアノ教師で十分。
813 :
名無しの笛の踊り:2006/08/13(日) 00:04:26 ID:X0CRMmYV
>>812 さすがにホロヴィッツ級の演奏をしたら楽譜に手が加えられてても落選はないと思うが。というより、このレベルだとコンクール出ないでしょうね。
814 :
名無しの笛の踊り:2006/08/13(日) 00:14:43 ID:DNrtvSzG
そりゃそーに決まってるわい
ショパコンで楽譜を意図的にアレンジしたら即落ちです
815 :
名無しの笛の踊り:2006/08/13(日) 00:58:25 ID:KuFglILE
結論。
世紀のピアニスト・ホロヴィッツはコンクール落選組みと同列。
コンクール全盛期の現代では、魔神ホロヴィッツの評価は並以下というわけだ。
でも、何だかおかしくない?
816 :
名無しの笛の踊り:2006/08/13(日) 01:35:05 ID:zX8aPape
おかしいな。
ところで、horowitz in japan 1983をyoutubeで見たのだが、皆が言うほどひどい演奏でないと思う。
確かにEtude Op10-8はミスタッチ多かったけど叙情性は良かった。幻想ポロネーズもフレージングのと
りかたとか素晴らしかったし。何が、「ひびの入った骨董壺」だ。批評家は間違ってる。
指が恐ろしく震えていて、自らの意思で思うとおりに弾けなかったはずなのにあの解釈は真似できない。
相当体調悪かったんじゃないかな。それであれだけ弾けるのは見事。
と、素養も教養も底辺音大生にすら敵わない底辺2ちゃんねらが、今日も批評家をやっつけてご満悦です。
818 :
名無しの笛の踊り:2006/08/13(日) 02:54:31 ID:DNrtvSzG
うぉ〜〜!
恐ろしすぎてみれねーよ!!
つーか10-8は酷すぎじゃん。
やべーよ、これ。
819 :
名無しの笛の踊り:2006/08/13(日) 02:58:23 ID:DNrtvSzG
インタビューも見て思うけど、これはヤクでかなりヤバイ状態だったんだね。
1986のモスクワライブは結構いいのに、残念だ
820 :
名無しの笛の踊り:2006/08/13(日) 10:06:24 ID:rMVQfKwT
horowitz in japan 1983はライブでも聴いたし、VHD(!)を持ってたが、
ライブで聴いた時には、最初のBeethovenで情けなくなったぞ。
次のSchumannはいったいぜんたいどうなるかと不安になった。
ちゃんと全部弾けるのだろうか? ってさ。
当時、Beethovenの後期ソナタなんてHorowitzのレパートリーにあるなんて知らなかったし、
Carnivalも弾いたなんて話はなかったから、なんでまたこんなもの弾くのかな?
なんて思ったものだ。
グダグダだね。さすがにこれは無いな、、
822 :
名無しの笛の踊り:2006/08/13(日) 19:17:48 ID:DNrtvSzG
823 :
名無しの笛の踊り:2006/08/13(日) 20:54:13 ID:DB00Nu15
ちょっとスレ違いだけど、ホロヴィッツの編曲ものを弾く人として、
クレショフ、スルタノフ、ヴォロドス、ラン・ラン、ガヴリリュク、
それぞれのピアニズムの違いを、演奏技術に詳しい人、説明してくれ。
824 :
名無しの笛の踊り:2006/08/13(日) 22:04:00 ID:DNrtvSzG
ガヴリリュク君は気合と根性を体全体で表現するのはコンクール的にも程々の好印象でいいのだろうが、
肝心の音が駄目ぽ。
コンクール用のセイフティーネットが張られてるのがバレバレ。
ミスタッチが出ない程度に騙し騙し弾いてるのが何度も聴いてればよく分かる。
掴みはいいと思うので惜しいけど。
ヴィルチュオーゾまでの道は険しい。
ヴォロドスやベレゾフスキは立派なヴィルチュオーゾと呼んでいいと思う。
825 :
名無しの笛の踊り:2006/08/14(月) 09:21:45 ID:a7hs3Oly
ヴィルチュオーゾw
観てて楽しいのはラン・ラン
見ていて不快なのがランラン
音声がなくても楽しいのがラン・ラン
>>824 事故のリハビリ復帰したばかりなんだい!
暖かく見守れ!
832 :
ガヴたん:2006/08/14(月) 12:56:18 ID:ebpq5nAT
みんなして馬鹿にすんなー!
俺は天才じゃー!
ホロヴィッツ初心者にお勧めの一枚を教えて。
おれとしては、これ一曲といえば、「幻想ポロネーズ」かな。
楽譜見ながら、他の演奏者と比べてよ。
3ページ目に入ったあたりの、単なる和音の羅列に過ぎないところを、
思いっきり盛り上げて弾いてるから。
ああいうのが彼の本質と思う。
835 :
名無しの笛の踊り:2006/08/14(月) 19:13:55 ID:ueiEob1i
>>833 1960年代に録音されたシューマン「子供の情景」あたりから聴き始めるのをお勧めします。技巧的な曲ではないですが、ホロヴィッツならではの解釈や音色が楽しめます。この曲の代表的名演奏だと思います。自分は60年代から聴き始め、後に若い頃の演奏へと移っていきました。
836 :
ガヴたん:2006/08/14(月) 19:15:04 ID:ebpq5nAT
本質ってなんだよ、ぷ。
奇抜なことすりゃーいいーってかw
ワシはコンクールで認められた天才じゃから奇抜なことはしないでも人を感動させられるのじゃ。
同じウクライナ出身だから悪く言いたくないけど、彼はちょっとハッタリが多くて、
少々作曲者を冒涜しているフシがあるのでいけ好かない。
ラフマニノフには傾倒していたみたいだけどさー。
擬態音で見るホロヴィッツ後継者の違い
クレショフ…シャリシャリ
スルタノフ…ガツガツ
ヴォロドス…ドスドス
ラン・ラン…スンスン
ガヴリリュク…モアモア
838 :
名無しの笛の踊り:2006/08/14(月) 19:26:29 ID:sZE5oAki
ワロタ
ホロビッツ自身はヒョロヒョロポロポロ ガゴン!ズガン! ヒョロヒョロ
だよな
最近出たFanzowitz(綴り?)はどうでつか??
840 :
名無しの笛の踊り:2006/08/14(月) 23:05:47 ID:0gNUJMFC
ホロヴィッツ初心者にはやっぱブラームス協奏曲第1番をお勧めする。
俺は
60〜70年代のショパン→シューマン・ベトその他→編曲物・超絶技巧系
こんな感じ
>>834 >>835には禿同。特にシューマンのトッカータはすごいよ
ホロヴィッツの代表的な演奏をまとめた
仮想アルバム(CD1or2枚)を妄想してるんだけど
…あれも入れたい、これも入れたい、とCDの容量に収まるはずもなく、
収集がつかない今日この頃。
全年代からまんべんなくホロらしい演奏を集めたいなあ、と悩んでます
カルメン(1968)、ラコッティ行進曲、ハン2、星条旗、8-12なんかは確定なんだけど
他に何を入れればいいかなあ
ショパンのスケルツォ2番。これは譲れねぇー
843 :
名無しの笛の踊り:2006/08/15(火) 01:11:24 ID:T3E/7u1u
とりあえずキャッチーなのはモシュコシリーズだろが
844 :
名無しの笛の踊り:2006/08/15(火) 09:54:41 ID:6vOy0d/a
845 :
名無しの笛の踊り:2006/08/15(火) 12:04:50 ID:T3E/7u1u
↑
これは音質もいいよね。
結婚更新曲だけど、結構ホロヴィッツ自身も曖昧な音使いだね。
これならガブリリュクの方が上手いかもな。
展覧会の絵を聴かなければ始まらない。51年の方がいいかな。
847 :
名無しの笛の踊り:2006/08/15(火) 23:11:15 ID:1jBxFskT
録音年代順に大体重要そうなのを挙げていくと、
RCA 若き日のホロヴィッツ(1928頃)
EMI 1930年代の録音集(ショパンのスケルツォ4番とか入っているやつ…)
RCA チャイコ1番(1940年代、後余裕があればセルとの共演)
RCA 展覧会の絵、プロコフィエフ、バーバー等の2枚組
RCA ベートーヴェン「皇帝」ラフマニノフ3番(50年代フリッツ・ライナーとの共演)
RCA シルバージュビリーコンサート(1953)
RCA ショパン録音集(3枚組みの50年代までのをまとめたCD)
SONY ベスト100に入っている5枚全て(ショパン、ベートーヴェン、スカルラッティ、シューマン、ラストレコーディング)
SONY ヒストリック・リターン
SONY 1966年のカーネギーのライヴ録音
RCA リストソナタやバラード2番、メフィスト(確か輸入盤だったような)
DG 5枚組セット(これも輸入盤)
もしくは、マジック・オブ・ホロヴィッツ
848 :
名無しの笛の踊り:2006/08/15(火) 23:50:27 ID:MdjdnlT3
リストのソナタは絶対に聴かなければならない。旧盤の方ね。批評家は、アルゲリッチ
を最高の名盤扱いしてるが、どう考えてもホロヴィッツの方が上。
あと、必ず、1967年のバルカロールと1969年のバラード4番は聴かなければな
ない。どちらも海賊盤。
ブラームスの第1協奏曲も聴いた方が良い。チャイコフスキーはワルターとの共演も聴く
べき。
クラシックのブートってどこで入手するのでしょう?
西新宿にあるのかな? それともオークションとか?
850 :
名無しの笛の踊り:2006/08/16(水) 08:28:26 ID:dUVgf1Sh
>>848 847です。
確かにリストのソナタの旧盤抜けていました。
1967年ってバルカロール録音しているのですか?
私は、57年と80年しか知りませんが。
おまいら肝心の戦ソナが抜けてるよ、馬鹿たれ
プロコの戦争ソナタ(7番)はアンコールで弾いた三楽章がヤバス
853 :
名無しの笛の踊り:2006/08/16(水) 17:30:40 ID:LTPdHeE8
>>851 展覧会やバーバーの2枚組に戦争ソナタは入っている。自分こそよく調べてから書けば!
海賊盤を挙げて、誇らしげに「聴かなくてはならない」
なんていう奴が一番信じられない。
人間として醜悪であることを知るべき。
また上からものを言う人登場ですかwwww
856 :
名無しの笛の踊り:2006/08/17(木) 17:40:03 ID:LynboUTp
↑
2ちゃんは便所の落書き以下だからショウガネーダロガ
それも分からんで2ちゃんやってるお前はどうしようもない馬鹿か基地害。
857 :
名無しの笛の踊り:2006/08/17(木) 19:19:33 ID:1nnrPh3S
>>849 ブートって本来アングラなものだよな。
クラシックの場合、HMVで堂々と売られているし
>>848みたいに (買ってはいけないどころか)聴けなんて堂々という人もいるし…
858 :
名無しの笛の踊り:2006/08/17(木) 19:21:57 ID:LynboUTp
結婚行進曲は彼の編曲の中で割りと簡単だと聴いたので練習中。
結構簡単だと・・・・思うわけねーだろ!ばか!うそこけ!
中間部鬼だー!
859 :
名無しの笛の踊り:2006/08/17(木) 20:45:24 ID:KIkYJgGV
ホロヴィッツの謝肉祭いいね〜。ミスタッチは置いといて、解釈はなかなかのもの。
ミケランジェリの旧盤とコルトー盤が最高と考えている私にとって、これらには及ばない
ものの良かった。もし、ホロヴィッツが60年代に弾いてたら100%名盤になってたはず。
自作のダンス・エキセントリクってこのスレ住人的にはどんな評価ですか?
861 :
名無しの笛の踊り:2006/08/17(木) 21:11:11 ID:KIkYJgGV
微妙かな。カルメンロングバージョンも微妙だと思う。
>860
ホロは作曲家にならなくて良かったと思ふ。
ホロヴィッツは明らかに作曲家の才能ないよね。
864 :
833:2006/08/17(木) 23:26:09 ID:nzcTjxii
>844
早速、新宿犬で購入してきました。
これから聴いてみます。
865 :
名無しの笛の踊り:2006/08/18(金) 01:02:56 ID:yrz1ZRkp
俺は、ホロヴィッツは作曲の才はあったと思う。ただ、ロシア革命やレーニン率いる
社会主義の影響によって作曲をする機会は損なわれたと思う。ピアニストとして形成
するしか生き延びる術は、なかったと思うし。世界史でも取り上げられてるけど相当
悲惨な状態。ホロヴィッツやミルスタインがロシアを抜け出したこと自体、奇跡に近
いと考えられる。もし、作曲法をきっちり勉強してれば作曲家としても成功したので
はないかな。死の舞踏やメフィストワルツなどすばらしい編曲を生み出してることか
らもわかると思うが…。
編曲の才と作曲の才は別物だと思うんだが。
>>865 作曲は作曲法学んだくらいで才能が開花するような甘いもんじゃないぞ。
ここ300年で才能のある作曲家は40人程度だ。
869 :
名無しの笛の踊り:2006/08/18(金) 18:41:50 ID:yrz1ZRkp
でも、コルトーやリパッティよりは編曲の才も作曲の才もあると思う。
870 :
名無しの笛の踊り:2006/08/18(金) 19:37:51 ID:Wgr4xb8e
コルトーはともかく
リパッティはちゃんとした作曲をやっている。
例えば
「古典風なコンチェルティーノ」
ギーゼキングも演奏した佳作。
「協奏交響曲(2台のピアノと弦楽オーケストラのための)」
ミュンシュの指揮でハスキルと競演。
871 :
名無しの笛の踊り:2006/08/19(土) 21:18:53 ID:s88oAU3+
ガブリリュクのアンコール演奏以来、ケコーンマーチにはまった。
食わず嫌いだったが、中間部あたりから鳥肌立つ編曲だな(・∀・)
872 :
名無しの笛の踊り:2006/08/19(土) 21:46:07 ID:XTDklg0F
なんてヘタな演奏だ
ボロな幌馬車的な演奏だ。
875 :
名無しの笛の踊り:2006/08/20(日) 23:58:45 ID:OzA0XrE9
もりあげろ〜
876 :
名無しの笛の踊り:2006/08/21(月) 20:04:20 ID:R6SAfY8/
>>872 正直聴くに堪えんな
こんな演奏でも懸命に美点を見つけようとするんだからファンはありがたいもんだな
877 :
名無しの笛の踊り:2006/08/22(火) 00:53:45 ID:LuAo488e
ホロヴィッツで聴きたかった曲。シューマン「交響的練習曲」「謝肉祭」ショパン「ソナタ第3番」「24の前奏曲」等。
「謝肉祭」なんてホロヴィッツ向きのように思われるんだけど。
この人、自分のお気に入りの曲は何回も繰り返し演奏しているけど、ファンとしてはもっと他の曲の録音を残して欲しかった。
878 :
名無しの笛の踊り:2006/08/22(火) 10:59:28 ID:fiHc9voH
25年ジュビリーの頃、ホロヴィッツ氏は、
「(強くひかれる)ロベルトシューマン氏の作品にも陳腐なものはたくさんある」
と話してたので、「謝肉祭」はその陳腐なほうだと思ってた。
あの当時、レパートリーに「謝肉祭」は登場した形跡がなかったからね。
それが日本(を含む1983年のコンサートツアー)で演目に取り上げたから、
すこし驚いたな。
シューマンで好きなのは「子供の情景」「クライスレリアーナ」あたりと思ってたからね。
「幻想曲」だって、彼の特徴がふんだんに発揮されて、素晴らしい演奏と思うのだが、
例の1965年の復帰コンサートでしか取り上げた形跡がない。
「交響的練習曲」は本当に嫌いだったのかな。
ショパンで言えば、「ソナタ3番」は1シーズン弾いたとデュバルの本で言ってたと思う。
「24の前奏曲」は何曲か弾いてるね。
しかし、ショパンやシューマンのコンチェルトなんて、
特に若い頃は興行主やレコード会社に頼み込まれて弾かされそうな気がするけどな。
879 :
名無しの笛の踊り:2006/08/22(火) 11:20:43 ID:+Z5fCXv0
ホロヴィッツは「ホロヴィッツの夕べ」で
デュバル氏に、
「交響的練習曲は最強のシューマンです。この曲はシューマンのすべてを明かにします。
巷で評価が高いのは幻想曲ですが、交響的練習曲の方が優れています
ピアノを勉強する人は幻想曲ではなくて交響的練習曲を練習しなさい。」
のようなことを語っていた。
じゃあ、演奏しろよ(録音しろよ)とツッコミたくなるよな。
880 :
名無しの笛の踊り:2006/08/22(火) 11:55:05 ID:1gc+ngub
クライスレリアーナが最強のシューマンで
学生に勉強しろと言ったのが交響的練習曲だったような
881 :
名無しの笛の踊り:2006/08/22(火) 12:57:59 ID:+Z5fCXv0
(´・ω・`)ショボーン そうだった。
882 :
名無しの笛の踊り:2006/08/22(火) 13:19:08 ID:1gc+ngub
元気出せw
>じゃあ、演奏しろよ(録音しろよ)とツッコミたくなるよな。
ここ同意。ツッコミよりお願いだけどねw
天国にお願い
884 :
名無しの笛の踊り:2006/08/22(火) 21:56:51 ID:OP2vTgz3
話は変わるんですが、ONTVのスクリャービンOp8−12で、
「ダ、ダダダ、ダダダ、ダダダ、ダダダ、ダダダ、ダダダ、ダダダ、ダダダ、ダダダ、〜」
っていう部分を演奏してるホロヴィッツの横顔、コルトーに似てると思った人いませんか?
>>884 細かいことを言うようだが、もう少し音楽的に表現しる。
8-12なんて、「連打」と一言言えば分かる。
どこの部分かさっぱり分からん(-.-;)y-~~~
888 :
名無しの笛の踊り:2006/08/23(水) 12:40:14 ID:Dm71cyDM
☆音楽一家に囲まれて楽しい夏を過ごしませんか?☆
募集職種:ピアノ教師(短期)
内容:夏季バカンス中一家の女の子(6つ)にピアノを教えるお仕事です
資格:基礎的なピアノ技術、英語は必須。イタリア語かロシア語ができれば尚良
備考:アットホームな楽しい職場です
889 :
名無しの笛の踊り:2006/08/23(水) 13:10:47 ID:cqLUHIw7
分からないのはね、聴いたことがないからだと思うよ^^
もちろん聴いたことはあるし、後半部の連打なのは分かるけど。
映像で言うと前傾姿勢になるあたり?ホロさんって基本的に表情あまり変わらないからな。。。
>>884 プロフィールは似てるかも…両人共に鼻が高いしね
しかしホロヴィッツは表情もさることながら腕以外体を殆ど動かさないね
無駄が無い、というところを通り越して動かな過ぎとでも言うべきだろうか。。。
ランランを直ぐ後に見ると吹いてしまう
8-12を初めて見たとき
連打部分のkskぶりに唖然としたのを覚えている
あとfffの後にpppをもってくるのは吸い込まれそうな印象だった
The Art of Pianoにカルメンと一緒に採用されてるあたり
超速オクターブ・巧みなフレージング・爆低音など
「ホロらしさ」を味わえる名演だってことですね
892 :
名無しの笛の踊り:2006/08/24(木) 09:59:32 ID:wtChwiO1
ホロヴィッツはピアノを弾くことに関しては別次元の人だね。他とはレベルが違いすぎる(解釈の違いはあるが)。ルービンシュタインやバックハウス、リヒテルといった人は同じ世界の中で優れた存在というイメージ。ホロヴィッツは何か悪魔的なものが弾かせているような。唯一似たイメージをもつのがグールド。
>>892 グールドがこのレスをみたらご立腹になるでしょうwww
>>891 あのポジションでfffからpppまで出せるのは相当な筋力の持ち主かと。
80才の頃のホロヴィッツとアームレスリングをやった人が
「勝てない程ではないが、老人としては異常な力だった」と書いてたな。
グールドとホロヴィッツなんて、およそカリスマってこと以外に共通点なんてないよな。
もし892君が本気でそんなことを言ってるなら、単に評論家やマスコミ、
音楽産業に洗脳されてる、彼らからするといいお客さん、この掲示板流に言えば
「信者」ということになる。
リヒテルだって、1970年の万博で日本に来るまでは、「幻のピアニスト」と
かなりカリスマだったものだ。その後もカリスマだったとおれは思うがね。
80歳の腕相撲チャンピオンはデュバルの本に書いてあったけど、
あんなに前腕が細くて腕相撲強いとしたら特異体質だな。
腕相撲ってのは前腕が太くて短いほど有利だから。
けど、日本に来た時だったかロンドンだったか、かなりの高齢なのに、
座ったまま、腕でグッとピアノの位置を直せたのは驚いたけどね。
896 :
名無しの笛の踊り:2006/08/24(木) 14:12:17 ID:wtChwiO1
>>895 ホロヴィッツとグールドの演奏に共通点がないのは明白(むしろ両極端にある)。カリスマ性なんてのはどうでもいい。自分が感じたのはCDを通して演奏を聴いてこの2人には何か人間業を超越したものを感じたので、その意味で「似ている」と書いたのです。あくまで自分の感想なので。
897 :
名無しの笛の踊り:2006/08/24(木) 14:29:49 ID:bEDqnpKY
>ホロヴィッツとグールドの演奏に共通点がない
演奏ではないところで二人の共通のエピソードは、あるかも。
ホロヴィッツもグールドも初めて聴いた大物ピアニストのコンサートは
「ホフマン」
ホロヴィッツが15年間コンサートをしなかった期間にグールドも
コンサートドロップアウト宣言をしたのだが
その後ホロヴィッツがコンサートに復帰。
たしかグールドはホロヴぃッツのコンサート復帰をパロディーにした
レコードを作っていたと思う。
そういやホロヴィッツとグールドは使用するピアノの好みが似ているという話もあったな。
グールドのピアノが不調でグールドが「他に使えそうなのはないのか?」と言い出し、
調律師がホロヴィッツのがグールドの求めに最も近いことを知っていたが持ち主が持ち主だけに言い出せずにいたら、
グールドが「そうだ、ハープシコードで弾こう」といいだして、ヘンデルのハープシコード組曲集ができあがったとか。
>>897 それはヒストリックリターンをもじってグールドがヒステリックリターンを作ろうとしたが、
周りが必死で止めたという話だな。どっちもCBSアーティストだからスタッフはあまり無理できない。
どっちかがDGなら思いっきり喧嘩売ったと思うが。
ホロヴィッツにくらべれば、グールドなんか、ピアノを知らない人間とインタヴュアーの作り出した虚構のくそピアニストじゃん。
多重録音の嵐のCDでもありがたがって聞いていればいい。
世間的にはホロヴィッツもグールドも愛好している人が大多数だよね。
902 :
名無しの笛の踊り:2006/08/24(木) 17:38:55 ID:wtChwiO1
>>900 グールドが虚構のくそピアニストというのはあなたの個人的な意見ですね。希少な意見をありがとうございます。グールドの高度な演奏技術は大多数の人が認めていますので、 あなたにその価値を理解する聴力がないのは残念です。普段あまりピアノ音楽を聴かれてないんでしょうね。
904 :
名無しの笛の踊り:2006/08/24(木) 18:25:06 ID:bEDqnpKY
>>899 グールドが
プロコフィエフのピアノソナタ第7番と
スクリャービンの同3番を録音したのは
なにげにホロヴィッツへの挑戦状っぽいね。
(両曲ともアメリカではホロヴィッツの演奏が定番だったので)
905 :
名無しの笛の踊り:2006/08/24(木) 18:30:31 ID:36vCgfAw
信者もアンチも両方死ねや
906 :
名無しの笛の踊り:2006/08/24(木) 19:45:31 ID:IC9Uh9WF
スクリャービンの3番だとホロヴィッツとグールドのどちらの演奏が優れてると思いますか?
>>902 世間の人口でいえば、バカ>>>>>>>>目利き
なのは常識でしょ?
スクリャービンやプロコは多重録音してないんじゃねえの?多分だけど
どうだかね。技術屋と作ったペテン録音を送り出し続けたわけだから、
まあ編集の嵐には違いないわね。
きっとお好きな方はライヴで何度も聞いていらっしゃるんでしょうけどwww
(´σ_`)ホジホジ
(´_ゝ`)σ⌒゚ ポイ
912 :
名無しの笛の踊り:2006/08/24(木) 20:30:15 ID:kpQIi+Hp
>>912 耳が不自由だから、本をたくさん買って、活字で味わってらっしゃるんでしょ。
>グールドの演奏技術とやらを
とりあえずs1uUDpLmよ、落ち着け!
くそグールドみたいな、ホロヴィッツとは比べるべくもない低次元のピアニストの名前を、
このスレにぬけぬけと書き込むヴァカがいるからいらつきもするわよ。
916 :
名無しの笛の踊り:2006/08/24(木) 23:35:05 ID:wtChwiO1
どうして915はこんなに怒っているんだろう。どのピアニストを凄いと思うかなんて個人の好みなのに。
ということでグールドは天才ということで終了!
917 :
名無しの笛の踊り:2006/08/24(木) 23:40:55 ID:s1uUDpLm
>>916 βακα..._〆(゚▽゚*)民はみんな「個人の好み」っていう癖に、
人の書いた本や解説をうのみにして、それを権威づけに利用するばかりね。
グールドはくそピアニスト。30年後には「お笑いピアニスト」の肩書がついてるわ。
ようつべ見てみんなが指さして笑うでしょうね、おめでとう。
ここは2chだし、1人くらいs1uUDpLmみたいなのがいても
異常とはいえないのかもしれないね。
919 :
名無しの笛の踊り:2006/08/25(金) 00:07:49 ID:ZTwXuBDe
>>918 凡庸で月並みな開き直り…さすが好きなピアニストのレベルに合ってるわねwww。
グールドのゴールドベルク変奏曲を一体どれだけの人が、
本当に自分の感性で”凄い”と思って聴いているのだろうね。
俺は、シフみたいなテロ〜ンとしたバッハよりは好きというか、
まあ聴けるかなといった程度。正直、何が凄いのかは分からない。
ヒューイットのように、繰り返しで必ず変化をつけるバッハは好きだ。
ここはホロヴィッツスレだぞ
ID:s1uUDpLm の人気に嫉妬
ところで
次スレは
>>950が立てることでおk?
>>920 ゴルドベルクは素人にもわかりやすいと思うよ。
オレは図書館で聴いて、「面白れー!」とショックを受けて
そのままCD屋に直行して買った。
スレ違いすまソ
924 :
名無しの笛の踊り:2006/08/25(金) 01:36:29 ID:ZTwXuBDe
こらっ、ZTwXuBDe!
俺も知り合いに面倒くさいグールドヲタがいるから気持ちは分からなくも
ないが、無駄に煽るのはやめなさい。
926 :
名無しの笛の踊り:2006/08/25(金) 01:51:20 ID:wUUtos5u
グールドが亡くなった時、最初に届けられた花は、ホロビッツからのものだった。
927 :
名無しの笛の踊り:2006/08/25(金) 01:55:05 ID:ZTwXuBDe
>>926 そうそう、死ぬ前に発注して、いつでも届くようにワンダが手配してたからね。
928 :
923:2006/08/25(金) 02:02:26 ID:hd9/sNOK
>>924 世の中の評論家先生は素人ですか。そうですか。
929 :
名無しの笛の踊り:2006/08/25(金) 02:19:55 ID:ZTwXuBDe
>>928 それすら知らなかったの?
グールド以前として、社会の仕組みを学ぶできだね。
930 :
923:2006/08/25(金) 02:27:59 ID:TgNxYvwW
>>929 俺も評論家の言葉なんて信じてないよ。
「 そ れ で も 」君よりは、、、
っていう皮肉のつもりだったんだけど、そんなマジで返されると思わなかった。
931 :
名無しの笛の踊り:2006/08/25(金) 02:30:03 ID:ZTwXuBDe
世の中に有り難いもの
評論家の意見に流されない、出版物に目を通さないグールド・ヲタ。
932 :
名無しの笛の踊り:2006/08/25(金) 09:43:49 ID:wUUtos5u
そんな者は世の中にいっくらでも居る。
音楽はダイレクトに入ってくるんだ。
思考回路を通して入ってくるわけじゃない。
>>931自身が評論などに動かされるヤツとみた。
>>920 ゴルドベルグは旧盤しか聴いてないけど、バッハに開眼したよ。
グールドの演奏は殆どバッハしか聴かないけど、
バッハ弾きとしては最高でしょ。
934 :
名無しの笛の踊り:2006/08/25(金) 11:24:20 ID:RQKxKr9k
>>932 評論にうごかされないというのは嘘だ!普通、演奏家の名前やその演奏家の評価というものを先に活字で読む機会があるはず。そこから得た情報をもとにCDを購入することのほうが多いだろう。正直に白状しろ!
935 :
名無しの笛の踊り:2006/08/25(金) 11:52:22 ID:Nz66FBuS
日本人の無名演奏家(結構下手)の演奏をわざと音質を最悪にして
音楽評論家に「ドイツの巨匠の再晩年の未発表録音です」っていって聴かせると
「さすがにテクニックの衰えは隠せないが 品格と慈愛に満ちた演奏だ」
しかし 種明かしをすると
「うむ、実を言うと本当はそうだと思っていたんだ。
まったく粗野で下手な演奏だ」
に変更になりました。
そりゃ、935が近付ける程度のエセ評論家じゃあ、そんなレベルでしょう
評論家なんて筆だけ達者で楽器もろくに弾けないのいるからね。
938 :
名無しの笛の踊り:2006/08/25(金) 18:28:05 ID:wUUtos5u
>>934 ん?
CD購入の経緯の話なんかしてないよ。
深入りするかしないかの話さ。
ヲタって深入りしたこというんでしょ?
正直に白状すると(笑)、購入のきっかけは様々だけど、
事前に評論らしき評論なんか読んだことない。
ヲタになってから出版物なんか読んだりするけどね。
もっと知りたい理解したい症候群だから。
939 :
名無しの笛の踊り:2006/08/25(金) 21:25:15 ID:RQKxKr9k
>>938 自分の場合はCD購入にあたって評論(ガイドブックや音楽誌の推薦盤)を参考にすることはよくある。あとは自分で聴いてみて演奏が気に入れば、その演奏家の他のCDを購入していき深入りしていくことになる(この時また評論を参考にすることがある)。これって変ですか。
940 :
名無しの笛の踊り:2006/08/25(金) 22:26:08 ID:wUUtos5u
>>939 深入りするきっかけは自分自身ってことでしょ?
ぜんぜん変じゃないよ。
CD購入の経緯は人それぞれだし。
今はネットで試聴できるし、日本でリリースされてないものも、
容易に手にいれられるいい時代だなぁと思う。
以前はラジオから流れる曲で、おっ!と思ったりしたら、必死で
探しまわったりした。
いまだかつてガイドブックや音楽誌を読んだことのないクラヲタ
ですが、これって変ですか?
941 :
名無しの笛の踊り:2006/08/26(土) 17:44:24 ID:Q5ZRW3yf
>>926-927 グールドはホロヴィッツのことあれだけ批判していたのに、なぜ花を贈ったのでしょうか?
ホロヴィッツって自分自身が批判されると、強烈に怒りますよね。
ホロヴィッツはグールドを認めていたのかもしれませんね。よく、ワンダもホロヴィッツに
同意しましたね。驚きです。
>>941 そんなのプロモーション、話題づくりのために決まってるでしょうが。
ワンダをどういう女だと思っているのか。
943 :
名無しの笛の踊り:2006/08/26(土) 17:47:55 ID:Q5ZRW3yf
気立てが良くて、優しいんじゃなかったっけ?
944 :
名無しの笛の踊り:2006/08/26(土) 17:48:55 ID:Q5ZRW3yf
↑
グレンプラスキンが書いた本にかいてあったはず。
>>943 ワンダは史上最強のマネージャだよ。
気だても良くないし優しくもないかもしれないが、
ホロヴィッツの為に全力を尽くしてることは確か。
ホロヴィッツのコンサートで、寒い中開場待ちしてた客にコーヒーを配ったって話も
プロモーションだよね。親父が偉大なだけであの女自身には何の価値もない。
ワンダがいなきゃ何もできないホロヴィッツ。
ワンダはホロヴィッツの精神安定剤。
大いに価値ありだね。
948 :
名無しの笛の踊り:2006/08/26(土) 20:28:50 ID:Q5ZRW3yf
ホロヴィッツはショパンと似てるかもね。精神病、安定をあたえてくれる女性などなど。
949 :
名無しの笛の踊り:2006/08/26(土) 21:14:55 ID:djnKO0jF
来日演奏さえなけりゃなー
950 :
名無しの笛の踊り:2006/08/26(土) 23:08:20 ID:qKr4Mbh5
カペルが死んだとき「これで私がNo.1だ」
って言ったのは本当なのだろうか?
本当だとしたら いくらホロヴィッツの演奏が好きでも ちょっと引いてしまうよな。
ところで次スレ立てるんだっけ?
>>950 ソースが無いから信用ならないし、言ったとしても、相手を持ち上げて
追悼する意味で言ったってこともあり得る。
確かめられないから「クラシック噂話」くらいの扱いで良いんでは?
952 :
名無しの笛の踊り:2006/08/27(日) 03:50:30 ID:NE+JqYv7
言ってようが言ってまいがどーでもいい、死ねって感じ。
953 :
名無しの笛の踊り:2006/08/27(日) 04:22:27 ID:rMzwO4zx
そんな自分で話ふっといてどうでもいいはないだろう
ジャズ・古典の頃からこの板を見ているが、
「死ね」に対して嫌悪感を持つようになってきた。
>>950 オレははじめて聞く話だけど
もし言ってるんだったら、951氏が言っているように賛辞ではないかな。
言い方を変えれば、「彼は自分より優れている」ってことでしょ?
中村紘子は、「ホロヴィッツが死んだとき心のどこかでホッとした」などと書いている。
957 :
名無しの笛の踊り:2006/08/27(日) 14:13:56 ID:iHmj1xmn
ホロは生きた伝説。
神格化されたリストの再来だったものねえ。
それでもリストには及ばなかったのではないかと。
ホロヴィッツの若い頃(具体的にいうと1940年代まで)なら、
ワインガルトナーやローゼンタールだって生きていたわけだし、そういったリストの直弟子が
ホロヴィッツの演奏に触れる機会だって1度ぐらいはあったのかもしれない。
しかし彼ら最後の門下生たちは、ホロヴィッツを賛辞するような評伝は残していない。
このことは、如何にリストがピアニストとして古今無比の存在であったかを立証しているのでは
ないだろうか。
浅い知識なので、誤りがあれば訂正求む。
959 :
名無しの笛の踊り:2006/08/27(日) 16:57:50 ID:OcntCTvA
歴史上に残る世紀のピアニストの両横綱は、リストとホロヴィッツだと思う。
この二人には悪魔的なカリスマ性がある。
960 :
名無しの笛の踊り:2006/08/27(日) 17:38:27 ID:dyF883jw
>>958 いや、一般的にピアニストであれ指揮者であれ、自分が1番だというナルシスト的な部分を持っている。
ホロヴィッツ自身も当てはまるけど、年下に賛辞を送ったり認めたりすることは極めて少ない。ローゼン
タールやワインガントナーなどは、当時、優れたピアニストではあったがホフマンやパデレフスキー、ブ
ゾーニなどにはまったくといっていいほど及ばない。しかも、ホロヴィッツが現れるまでローゼンタール
が技巧ではNo1だったことを考えると、ホロヴィッツに得意分野を奪われる危機感みたいなものがあったと
思う。トスカニーニの娘と結婚するときも、嫉妬してたピアニストがものすごく多かったみたいだし。
ホロヴィッツはリスト以上に魔性的な何かを持ってたと思うし、それは、展覧会の絵や死の舞踏、メフィスト
ワルツ、スクリャービンのトリルソナタや黒ミサなどからも伺える。
>>960 >ローゼンタールやワインガントナーなどは、当時、優れたピアニストではあったが
ホフマンやパデレフスキー、ブゾーニなどにはまったくといっていいほど及ばない。
ここは大爆笑するところだね。
ワインガルトナーってピアニストじゃないじゃん
と突っ込むのは野暮?
963 :
名無しの笛の踊り:2006/08/27(日) 20:51:09 ID:n+Glxvp6
>>960 ホフマン>ローゼンタール>ブゾーニ≫パデレフスキー≫ワインガルトナーだと思いますが。
964 :
名無しの笛の踊り:2006/08/27(日) 22:11:38 ID:uUyauW+A
>>963 2chのお約束で
どこかに 超えられない壁 を入れてくれないか?w
965 :
名無しの笛の踊り:2006/08/28(月) 00:09:33 ID:NYD7orb9
金でしょ。どれだけ金もらってるかでそのピアニストの立ち位置がわかる。
だんだん
ペレ>>>マラドーナ>>>>>ロナウジーニョ
イチロー>>王>>長嶋
みたいな比較になってきてるな・・・。
音楽はレコードで比較できるからまだ良いんだろうけど。
>>965 その時代の平均年収とギャラを比較することになるんだろうけど、
クラシックのピアノ弾きの平均的な相場が時代ごとに違うだろうから
比べるのは難しそうだぞ。
967 :
名無しの笛の踊り:2006/08/28(月) 17:29:10 ID:NYD7orb9
ギャランティーが最高ならピアニストとしても最高だろ。
1945年くらいまでは、ホフマンやパデレフスキーが最高のギャラをもらい、
1950年になると依然ホフマンが最高のギャラ、それに続くのがホロヴィッツ、
モイセヴィッチなど。ホフマン、ホロヴィッツが引退してからは、ルービンスタイン
が最高のギャラ、ホロヴィッツが復帰してからは破格のギャラでホロヴィッツが最高
となった。
悔しいけれど お前に夢中〜♪
ギャry
969 :
名無しの笛の踊り:2006/08/28(月) 21:08:03 ID:lFQJ0u+q
全盛期のクライバーンはルービンスタインのギャラを越えていたそうですが
それじゃあ クライバーンが史上最高のピアニストってか?
970 :
名無しの笛の踊り:2006/08/28(月) 23:21:39 ID:Eh9jqqLR
以前ここで話題になっていた、ホロヴィッツのボストンリサイタルとホフマンのカシーミールホールリサイタルの
ショパンのバラード4番を聴き比べてみました。
ホロヴィッツはホフマンと同じ表現をしようとして至らなかったのではないかと感じましたが、
いかがでしょうか?
ショパン的にどうかということはさておき、ここでのホフマンは神がかっていると思うのですが。
ローゼンタールの話題がでていますが、録音、ロールとも彼の真価を示しているものは
ない、もしくはそれほどのピアニストではなかったのでは、と思うのですが、
いかがでしょう。
ブゾーニにはシャコンヌのロールがその真価の一端を見せてはいると、思いますが。
971 :
名無しの笛の踊り:2006/08/28(月) 23:43:41 ID:lFQJ0u+q
そういえばホロヴィッツと親しかったデュバルでさえも
ラフマニノフの前奏曲ト短調作品23の5は
「この曲でホロヴィッツの演奏で良いと思ったものはない。」
「ホフマンの演奏が最高」
と言っていたね。
>>970 ホフマンそんなに凄いのか。
興味わいてきたよ。
録音残ってないが、ホロヴィッツって23-5弾いたのか?
例の行進曲だぞ?
確か録音は2種類あると思ったが
975 :
名無しの笛の踊り:2006/08/29(火) 22:43:58 ID:Z1srCX/q
EMI盤の1931の超絶速い演奏と、RCA盤の'81のMETでの演奏がCDになっている。
ホロヴィッツの前奏曲ト短調作品23の5は
HMV(EMI)へのSP録音
RCAへのステレオ録音(Horowitz At The Met)
の2種類ですな。
977 :
名無しの笛の踊り:2006/08/29(火) 23:09:10 ID:8wo6MTV3
>>970 >同じ表現をしようと思ってそれに至らなかった
これは違うと思うよ。ボストンはホロヴィッツの調子が最高潮だったし、最初のハイドンから
最後のラフマニノフまで史上最強の解釈+演奏だった。カシミールホールのホフマンを聞いた
けれどとても上手だった。蝶々のエチュードなんかはコルトーより素晴らしい。しかし、ホロ
ヴィッツのように演奏は悪魔的ではなかった。バラード4番はそれが如実に表れてる。
それとLIVE演奏って、同じ演奏をしたり、真似るなんてできないと思うよ。聴衆がたくさん
いる中で同じ表現をしようと思っても、いざ本番になるとそんなこと考えられないもん。実際に
弾いたことあるならばわかると思う。ホロヴィッツの場合、聴衆を熱狂させる演奏、聴衆とやる
ことを演奏しながら考えてることからも、ホフマンの演奏を真似るとか同じ表現にしようという
とは考えてないと思う。個人的に、ホロヴィッツのバラード4番の方がホフマンより上手の演奏
だと考えてるが、それは人により様々だよね。
978 :
名無しの笛の踊り:2006/08/30(水) 00:05:42 ID:8wo6MTV3
↑
蝶々のエチュードはカシミールライブでは弾かれてなかった。間違えてごめんなさい。
979 :
名無しの笛の踊り:2006/08/30(水) 09:56:05 ID:mSPvN+kX
許さん
しゃぶれ
>>973 にわかだな貴様。ホロヴィッツ好きで23-5の録音を知らないやつなど考えられん。
>>976 ああ、あと1つ
ピアノロールの録音があった。
まあ、ピアノロールの演奏は信用ならんっていうけど
けっこう好きな演奏だ。
984 :
名無しの笛の踊り:2006/08/31(木) 01:45:51 ID:gh35/fbk
過去スレ見たら、フジコというピアニストが話題になってた〜よ。
日本でのランクはこうかな?
フジコ>>>ショパンコンクール2番になったババア>>>>>>>>>>>>>>>ぴろこ
しかし今回のスレはいつになく荒れる回数が多かったな。
986 :
名無しの笛の踊り:2006/08/31(木) 12:56:39 ID:ewJ0eqvR
このスレじゃフジコはshineのヘルフゴットと同じくらいの扱いじゃない?
987 :
名無しの笛の踊り:2006/08/31(木) 16:20:01 ID:SOdc6hzF
死ね
と見えた
shine
988 :
名無しの笛の踊り:2006/08/31(木) 18:17:52 ID:gh35/fbk
まあ、ぴろこよりは上だ。ぴろこは偉そうなこと言ってるけどさしずめ国立音大の教師レベルだろう。
上原なんとかって女がチャイコフスキーコンクールで優勝した次の日の朝刊でぴろこが、「彼女は、
マエストロになれる器」と言った記事を読んで、大爆笑した。日本でマエストロになれる人間なんて
いねーし。まあ、ぴろこは自分のことをマエストロと思ってるらしい。強烈な馬鹿だなw
>>988 いくらなんでも国立音大の教師に失礼w
バーバー&リストのピアノソナタ、アンコールにバーバーのエチュードwという
リサイタルを開く先生とか普通にいるのよ。
990 :
名無しの笛の踊り:2006/08/31(木) 22:31:22 ID:fsiNOVFp
あげ
991 :
名無しの笛の踊り:2006/09/01(金) 11:08:13 ID:jz3kRdAw
ピロコってサッカー界で例えると
セルジオ越後的な存在?
H
O
Я
O
VV
T