1 :
名無しの笛の踊り :
2005/11/13(日) 00:01:59 ID:BeoQLPhJ
2 :
名無しの笛の踊り :2005/11/13(日) 00:06:11 ID:BeoQLPhJ
入手可能音源 APR Moiseiwitsch Plays Chopin Vol.1-2 Moiseiwitsch Plays Beethoven Vol.1-2 Moiseiwitsch Plays Rachmaninov Moiseiwitsch Plays Saint-Saens, Grieg & Liszt Moiseiwitsch Plays Tchaikovsky ARBITER Moiseiwitsch in Recital BBC Moiseiwitsch plays Beethoven & Rachmaninov
3 :
名無しの笛の踊り :2005/11/13(日) 00:06:48 ID:BeoQLPhJ
NAXOS Moiseiwitsch 1 Schumann Brahms Mussorgsky Moiseiwitsch 2 Weber Mendelssohn Liszt Wagner Moiseiwitsch 3 Tchaikovsky Moiseiwitsch 4 Rachmaninov Moiseiwitsch 5 Liszt Saint-Saens Grieg Moiseiwitsch 6 Delius Ravel Debussy Moiseiwitsch 7 Rachmaninov Medtner Kabalevsky Moiseiwitsch 8 Beethoven Heifetz Beethoven Brahms Franck PEARL Benno Moiseiwitsch Complete Acoustic Recording Benno Moiseiwitsch Vol.1 Moiseiwitschi in Recital TESTAMENT Benno Moiseiwitsch Plays Chopin & Schumann Benno Moiseiwitsch Plays Schumann & Brahms Benno Moiseiwitsch Plays Schumann & Grieg Piano Concertos Frederick Delius
4 :
名無しの笛の踊り :2005/11/13(日) 04:13:54 ID:aqcJrT+g
復活age
5 :
名無しの笛の踊り :2005/11/13(日) 20:58:49 ID:0m3Vjn6T
入手可能映像 ART of PIANO : Rachmaninoff Piano Concerto No.2 & Prelude Op.32-10 Georges Cziffla Chopin, Liszt & Franck : Tannhaeuser Overture 協奏曲は第3楽章のコーダから一部 前奏曲とタンホイザー序曲は全曲収録
6 :
名無しの笛の踊り :2005/11/15(火) 02:27:22 ID:rcHnZYVN
正直、この人よりすごい舟歌を聴いたことない
7 :
名無しの笛の踊り :2005/11/15(火) 16:52:31 ID:p5HhLdOX
>1
乙です。今度は落ちないように極力ageます。
>>5 他にもBBCに埋もれた映像があ、ればいいな。
モイセイヴィッチ単独でDVDが出て欲しいものです。
ところでベートーヴェンソナタスレでモイセイヴィッチの月光をお薦めしたのですが
最近のAPRはどんな様子なのでしょうか。
在庫無くなったら終わりだとすると名演のソナタ集が手に入らなくなってしまうわけで
非常に残念です。
NAXOSの復刻もとりあえず一段落してしまったような雰囲気ですし。
8 :
名無しの笛の踊り :2005/11/15(火) 17:11:11 ID:2NyvCjsL
9 :
名無しの笛の踊り :2005/11/15(火) 22:28:00 ID:sh8y8L9t
>>7 ラフマニノフの協奏曲2番はマイラ・ヘスの「熱情」とおなじく
戦時中の戦意高揚フィルムのようですし残っていそうな気がしますけれど。
APRはLP時代から復刻を手掛けていて、なおかつ社長が
モイセイヴィッチの本まで発行したぐらいですから気長に待てば・・・・・・。
NAXOSは手付かずのショパン演奏と著作権の切れ始めた
晩年のモノ&ステレオLP盤の復刻を期待したいですね。
10 :
名無しの笛の踊り :2005/11/16(水) 19:07:41 ID:uw14tzZW
>>2 ,3
でこのスレ終わりではなかろうか?
新しい音源が発掘される可能性は低いわけだし
後はロール?
11 :
6 :2005/11/17(木) 00:24:36 ID:54CueHJs
>>8 紹介どうも
機会があったら買ってみる
>>10 復刻がまだあるかもしれんし、
著作切れ(50年?)で、晩年のものが出る可能性もあるのでは?
もっとも、演奏について語っているだけでも十分かと
12 :
名無しの笛の踊り :2005/11/19(土) 01:09:50 ID:5NnjC3ey
愛の死の録音はホロヴィッツすら敵わないと思う
13 :
名無しの笛の踊り :2005/11/21(月) 07:25:48 ID:eSxki1fj
真夏の夜の夢も凄い。
14 :
名無しの笛の踊り :2005/11/23(水) 13:27:11 ID:g8sTGj7B
とりあえず保守
15 :
名無しの笛の踊り :2005/11/24(木) 00:30:12 ID:ct+qwBGM
16 :
名無しの笛の踊り :2005/11/25(金) 11:38:34 ID:0T4Tow+p
17 :
名無しの笛の踊り :2005/11/26(土) 23:10:25 ID:FHEzzKS8
フィリップスの解説書で写真は見たけど 奥さんも娘さんも音楽関係だとは知らなかった マイラ・ヘスにふられたことはあるらしい
18 :
名無しの笛の踊り :2005/11/27(日) 10:58:02 ID:AXNP9uRV
19 :
名無しの笛の踊り :2005/11/29(火) 10:45:37 ID:YK4ALG6u
月光を聞いてチラシの裏。 ありふれた曲だが比較対象が全く考えられないほど隔絶した録音。 1940年前後は他にも名演揃いだけど、その重要な時期に 第二次世界大戦やラフマニノフの死がかぶらなかったら、と考えることがある。 前スレでテクニックの衰えについて少し話題になったが 単なる年齢の問題以上に悪い要因が重なり過ぎた時期だと思う。
>>19 ベートーヴェンのソナタは何気ないようで至高の演奏。
テンポは速いのに間の取り方と、旋律と内声の際立たせで
何とも言えない高貴さと軽快さを両立させているのが信じられない。
あの一息の入れ方はラフマニノフのそれに通じるし
複数の旋律を構築する巧さはホフマンのそれに通じる気がする。
英国国民のための過酷なコンサートと
ラフマニノフの死によって失った技巧はついに元通りにならなかったね。
それでも50年代の初期LP録音の数々は明鏡止水の境地に達しているように感じる。
21 :
名無しの笛の踊り :2005/11/30(水) 12:31:18 ID:ztCCCpMC
>>20 モイセイヴィッチ自身も晩年のインタビューでピアノを弾くことが楽しくなったとか
感性に従って自由に演奏出来るようになったと語っているね。
せめて40〜50年代に全曲で再録しておいてほしかったよ。 ホロヴィッツはあの絡み合いながら消えていくどこまでも澄んだ音色が切ない。
24 :
名無しの笛の踊り :2005/12/02(金) 23:53:44 ID:1huhK9SI
28年の録音か。 12じゃないけど主観的には録音条件が悪くてもホロヴィッツより好き。 ホロヴィッツの金属的と言うか温もりのない透明感が苦手。 あくまで好みの問題ということで。
25 :
名無しの笛の踊り :2005/12/03(土) 06:27:54 ID:oJjlUnUR
モイセイヴィッチがシューベルト〜リストの「ウィーンの夜会第6番」を録音していたらなあ ホロヴィッツより名演だったかもと思いつつ脳内再生してみたが やっぱり遠く及ばないわw
26 :
名無しの笛の踊り :2005/12/05(月) 23:05:35 ID:XNHjnhtZ
脳内再生か。 モイセイヴィッチって意外なところで仕掛けてくるからなんか想像しにくいかも。 ホロヴィッツは客の期待には割と素直に応えるところがあるか。
27 :
名無しの笛の踊り :2005/12/07(水) 22:00:57 ID:CoK2+7OC
なんというかモイセイヴィッチの音色で聞いただけでも 惚れてしまいそうになるんだろうなと思う曲はあるね。 なんとなくだけどスクリャービンの録音を残して欲しかった。 アコースティックの左手のための夜想曲だけでも独特の夢幻が言葉に尽くせない。 あの暗さや狂気をはらんだ美しさは足りないとは思うけど。
28 :
名無しの笛の踊り :2005/12/10(土) 13:36:34 ID:Z25a27xG
月並みだけどラフマニノフのピアノ協奏曲3番とかも。 ただこの曲ホフマンにしても「手に合わない」というのは 実は美意識に合わない、という意味だったような気がする。
>>28 それらしい発言もしているようで。
バッハやスカルラッティも半音階的幻想曲とフーガ、
パストラーレ・カプリッチョしか録音してませんな。
30 :
名無しの笛の踊り :2005/12/13(火) 13:11:05 ID:hLTrDayt
レパートリー広いけど中心に位置づけるとしたらなんだろうね。 本人はシューマンが好きだと言ってるけど。
31 :
名無しの笛の踊り :2005/12/16(金) 00:41:04 ID:56qj0Rv0
ショパン? ロシア音楽と近代モノを広めた功績もあるけどさ
32 :
名無しの笛の踊り :2005/12/16(金) 18:58:27 ID:t7tV6xqQ
>>31 ショパンスレ見ててライブのソナタ3番を思い出した。
33 :
名無しの笛の踊り :2005/12/17(土) 18:13:40 ID:3NmI0l4v
ショパンスレから来ました。今話題の(?)ショパンソナタ3番 が収録されている,パールの2枚組のインプレ(特にシューマン) お願いします。
34 :
名無しの笛の踊り :2005/12/17(土) 22:54:00 ID:9GKpOrXK
35 :
名無しの笛の踊り :2005/12/18(日) 22:34:16 ID:9yd4eI5R
曲が目当てならパールの2枚組を買うしかないけど モイセイヴィッチそのものに興味があるなら 華やかな30〜40年代の録音から入るのが無難かも。
そうだねえ あまり良い状態ではないし
37 :
名無しの笛の踊り :2005/12/21(水) 03:35:51 ID:PhXq1mRa
テクニックはだいぶ衰えも目立つけど、あっさりしつつもまろやかな音で歌い上げている。 シューマンの演奏はかなり普通と違っている部分があったりして面白い。
38 :
33 :2005/12/22(木) 19:48:19 ID:KNyoodh9
どうも。とりあえず試聴できるみたいなんで聴いてみます。
39 :
名無しの笛の踊り :2005/12/24(土) 16:54:15 ID:AbS+mP/9
>>37 あのCDの中では舟歌が一番好き。
ショパンスレに出てた「APRのサンプラー収録の音源」が聞きたいけど
今手に入るのかな。
>>39 そのレスしたの俺だなw
多分もう廃盤だと思われ。でもまああれ以上の舟歌は聴いたことがないね。
41 :
名無しの笛の踊り :2005/12/25(日) 12:27:28 ID:7bWGccBm
>>40 orz
気長に待てばいつかは聞く機会が出てくるかな。
APR社長の本も読んでみたいけど、これも入手が難しそう。
42 :
名無しの笛の踊り :2005/12/27(火) 22:37:12 ID:Lrq+GwRs
万世橋石○3Fで
The piano Library Benno Moiseiwitsch - A Portrait Part one
が880円で叩き売られていてお?と思ったが
NAXOSとPEARLのアコースティックコンプリートの音源とかぶってた。
>>2-3 というわけで
The piano Library
Benno Moiseiwitsch - A Portrait Part One
Benno Moiseiwitsch - A Portrait Part Two
を勝手に追加。
43 :
名無しの笛の踊り :2005/12/30(金) 23:59:55 ID:3WoThX8d
>>31 このスレやショパンスレでは舟歌が話題にのぼったけど前奏曲も素晴らしい。
>>20 の「明鏡止水の境地」が確かに当てはまると思う。
44 :
名無しの笛の踊り :2006/01/02(月) 15:30:57 ID:9nN/uCP4
テスタメントのLP時代の録音は名演揃い
>43 >前奏曲 コルトーと比べてみると面白いよ。
46 :
名無しの笛の踊り :2006/01/05(木) 22:25:21 ID:HaYPs/OI
>>45 コルトーが語っているとすれば
モイセイヴィッチは歌っているというところだろうか?
>>46 コルトーが理屈をひけらかしてるのにたいして、
モイセイビッチは天性の話術を披露している。
48 :
名無しの笛の踊り :2006/01/07(土) 16:57:35 ID:Ca1pX06x
本物の話術の方も洒落や皮肉が上手だったみたいだね。
だろうな。ラフマニノフの思い出を話しているときも引き込まれた。 ARBITERのインタビュー聞きてぇ・・・。
50 :
名無しの笛の踊り :2006/01/10(火) 14:39:14 ID:6TrEefL4
なるべくageましょう。 洒落や皮肉もポーカーフェイスで言ったんだろうな。
51 :
名無しの笛の踊り :2006/01/12(木) 23:39:44 ID:N9ZUyZqi
ブリッジあげ
52 :
名無しの笛の踊り :2006/01/13(金) 03:00:46 ID:pgGpUSrZ
戦後はテクニックが衰えたというけど、かなり凄い演奏が多いと思うな。 どういうわけかパールのライブ録音は不安になる部分がいくらかあるけど。
53 :
名無しの笛の踊り :2006/01/13(金) 16:38:47 ID:VhoFRa+P
そのライブのあった61年にはもう70歳超えてるから仕方ないかも。
54 :
名無しの笛の踊り :2006/01/14(土) 15:15:47 ID:djgXbRm/
映像のタンホイザーは若干息切れしてるね。 ただARBITERに入ってる同年録音のタンホイザーは結構元気。
55 :
49 :2006/01/17(火) 01:53:18 ID:prWfJ9pc
>>54 ますます欲しくなった。
注文して3ヶ月以上経つけど音沙汰ねぇんだよな・・・。
56 :
名無しの笛の踊り :2006/01/18(水) 04:59:19 ID:tvY6whDp
>>53 たしかにその分は差し引いて考えないとまずいか
最晩年にあたる63年のラフマニノフとベートーヴェンはなぜか凄く充実した演奏だけど
57 :
名無しの笛の踊り :2006/01/18(水) 16:46:37 ID:VUwRHkFT
>>56 最後の録音になった皇帝の優雅さや繊細さは戦前の録音を上回ってると思う。
58 :
名無しの笛の踊り :2006/01/20(金) 06:36:48 ID:ntOayf8F
>>57 音もなにもかもが磨きぬかれて、詫び寂びの感覚に近いものを感じるね
>>49 ラフマニノフの思い出=arbiterのインタビュー
じゃないの?
60 :
名無しの笛の踊り :2006/01/22(日) 11:57:40 ID:5dNicXih
>>59 Art of Pianoの映像も少しだけあるぞ
61 :
名無しの笛の踊り :2006/01/24(火) 10:36:03 ID:eT5A/Ifr
>>40 サンプラーの方は見つからなかったけど
APR Moiseiwitsch Plays Chopin Vol2を手に入れたよ。
これに入ってる1941年の舟歌も素晴らしかった。
62 :
名無しの笛の踊り :2006/01/26(木) 23:44:06 ID:mIa2UQG2
マイラヘスってモイセイヴィッチとはまるで違うタイプのピアニストなんだね。
63 :
名無しの笛の踊り :2006/01/28(土) 23:57:20 ID:JWb0YwR/
イギリスを終の棲家にしたけど、もしアメリカに住み着いたらどうなってたかな。
64 :
名無しの笛の踊り :2006/01/31(火) 11:44:57 ID:a2ohxsD5
保守
65 :
名無しの笛の踊り :2006/02/01(水) 18:36:52 ID:KKGu5BQC
>>63 ブライロフスキーみたいな感じになっていたかと
演奏スタイルも雰囲気もやっぱりヨーロッパが合っていたと思う
66 :
名無しの笛の踊り :2006/02/03(金) 00:16:48 ID:69Fy4IbV
ラフマニノフがアメリカに渡ってもロシアを懐かしみ 例の「リターン」という逸話も生まれるわけだけど モイセイヴィッチは故郷をどう考えていたんだろうね。 若い頃に故郷を離れたからさほどでもなかったかな。
>>63 >>65 犬レビューを参考にするとアメリカでもいい晩年を過ごせたのかも。
ベンノ・モイセイヴィッチは20世紀最大のピアニストの一人です。
1950年のアメリカ演奏旅行中にベートーヴェンの「第3」ピアノ協奏曲を弾いた時には、
サンフランシスコ・ニュース紙上でこう評されました。
「モイセイヴィッチ氏は素晴らしい演奏をし、正真正銘のピアノの貴族であることを証明した。
――これほど色彩的な音色をピアノから引き出すことが可能なピアニストはほとんど聴くことができない。」
このCDに収録されている1938年録音の「皇帝」でもっともすぐれている部分は、
切ないほどに美しいレガート楽節に満ちた、全編美しさが持続する緩徐楽章です。
モイセイヴィッチは、1963年3月ロンドンにおけるラスト・コンサートでも「皇帝」を取り上げました。 8.110776
69 :
名無しの笛の踊り :2006/02/06(月) 17:26:31 ID:o+IaBdEz
あげとこう
70 :
名無しの笛の踊り :2006/02/06(月) 22:19:28 ID:GlnGau9O
>>68 晩年はどう弾いたんだろうね。
今の復刻状況は時系列と逆に晩年のが手に入りにくいから困る。
71 :
名無しの笛の踊り :2006/02/07(火) 14:11:37 ID:vNqp2XlG
>>67 モイセイヴィッチは貴族的と評されるけど
ラフマニノフの重厚さが貴族的とすれば
モイセイヴィッチの特徴はむしろ洒脱さだとも思う。
>>71 そうだね。
あの軽やかさと優雅さは洒脱の方が合うかもしれない。
あえて言うならラフマニノフはイギリス貴族的で
モイセイヴィッチはハプスブルク的な感じ。
73 :
名無しの笛の踊り :2006/02/10(金) 18:02:33 ID:ljK8Ot+I
こうもりの優雅さや洒脱を思い出した。 レシェテツキーに学びながらウィーンの洗練された感性をも身につけたのかな。
>>70 SPが神だけに気になるよな
ステレオで美音が聴けるだけでも期待大
75 :
名無しの笛の踊り :2006/02/13(月) 20:16:31 ID:4QlSh+rl
>>74 今ステレオで手に入るCDってテスタメントくらいだっけ?
オークションに出てるなら買いたかったorz
76 :
名無しの笛の踊り :2006/02/16(木) 18:22:04 ID:/Agh9rLD
>>75 あとフィリップスのグレートピアニストくらいかね
本当、どこかでコンプリートしてくれねぇかな
77 :
名無しの笛の踊り :2006/02/16(木) 23:00:24 ID:ydAuacMg
>>76 全くだ。
やっぱり売れそうにないんだろうか。
なんでこんなにマイナーなんだろうね。
78 :
名無しの笛の踊り :2006/02/17(金) 09:18:18 ID:byDcEbQ+
アコースティック録音期はパールがコンプリートしてて 電気録音のSPもほぼ各社からのでカバーされてそうなのに ステレオ録音が手に入りにくいというのがなんとも皮肉。
>>78 やっぱ版権の問題か。
もう少しで晩年の末期モノとステレオの復刻が楽にできる・・・といいな。
80 :
名無しの笛の踊り :2006/02/19(日) 10:23:59 ID:97kahBdx
ナクソスのシリーズはどのくらい売れたんだろうか。 あれで少しは知名度が上がってればいいんだが。 SP復刻どころかステレオじゃないと聴きたくないというリスナーも多いだろうし どうしても限界があるのは仕方ないが、売れてくれなければ次が出ない。
81 :
名無しの笛の踊り :2006/02/21(火) 23:28:31 ID:s+x64HvL
保守
82 :
名無しの笛の踊り :2006/02/22(水) 20:18:31 ID:rpFIIS7C
千プラチナってキャッチつけたのは名糞すだったっけ?ww ステレオ時代のがでるとなると、こんどはなんになるんだろ ってかナクソス、ステレオ時代の出してくれ。
83 :
名無しの笛の踊り :2006/02/23(木) 22:50:10 ID:0su8ihY1
千プラチナはハイフェッツとのクロイツェル。 ハイフェッツは今でもそれなりに人気あるのに あんな凄い演奏が埋もれてたのが不思議。
ハイフェッツ全集づらいしかCD化されてなかったよね
85 :
名無しの笛の踊り :2006/02/28(火) 00:00:35 ID:jrPFnI8U
クロイツェルがステレオだったら今も定番の一枚だったかも。
86 :
名無しの笛の踊り :2006/03/03(金) 12:20:14 ID:NdKrg4Nm
保守
87 :
名無しの笛の踊り :2006/03/05(日) 22:18:33 ID:dybYF2ci
アコースティック録音もいい演奏がたくさんあるね。 電気録音以後再録音して欲しかったものも多い。
当時としちゃかなりモダンな小品も弾いてますね。 左手のノクターンも再録してもらいたかった。
89 :
名無しの笛の踊り :2006/03/08(水) 17:17:07 ID:bydxsOy3
何でも弾けてしまったのが地味な原因なのかな。
90 :
名無しの笛の踊り :2006/03/11(土) 09:12:21 ID:y9JPGRnz
モイセイヴィッチファン諸氏はこの地味な存在を最初どうやって知ったの? 漏れはアートオブピアノ見て驚いてすぐCD買いに行った。 あのビデオがなかったら名前すら知らなかったかも。
91 :
名無しの笛の踊り :2006/03/11(土) 14:34:08 ID:y9WQ1cbR
>>90 SPコレクターのうちへ遊びに行ったとき、
メンデルスゾーン〜ラフマニノフの「真夏の夜の夢」のスケルツォを聴いて、
頭をハンマーでなぐられますた。
92 :
名無しの笛の踊り :2006/03/11(土) 18:56:12 ID:+rDAOulP
>>90 あれ観てって人、結構多いんじゃないか?
自分はラフマニノフとショーンバーグが褒めてるのを読んで興味持った。
93 :
名無しの笛の踊り :2006/03/12(日) 00:12:13 ID:WknJ7rhy
>>91 原盤で聞いたなんてうらやましい。
最初に買ったCDはグレートピアニストだったけど
その中で一番印象に残ったのは同じく真夏の夜の夢だった。
>>92 アートオブピアノでは結構大きく扱ってるよね。
>>91 >>93 真夏の夜の夢はヘタすると自演より凄いね
てか
>>91 マジ羨ましい
ついでにオクで戦前の来日公演のパンフレット落札した
当時の評判だとか本人のインタビューあるだろうし、そのうちネタ投下するわ
95 :
名無しの笛の踊り :2006/03/14(火) 23:34:42 ID:5Fc6z8sC
>>93 いまでもイギリスでは人気あるらしいな。
マイラ・ヘスとソロモンも日本ではいまひとつ知名度が低いよな・・・。
96 :
名無しの笛の踊り :2006/03/16(木) 23:45:06 ID:EdIY+12D
>>94 ネタ投下期待。
>>95 やっぱイギリスか。
デニス・ブレインもモイセイヴィッチの大ファンだったというしね。
97 :
94 :2006/03/17(金) 14:10:11 ID:19Ez59g6
届いたから早速ネタ投下 昭和七年(1932年)第二回来日時の三夜連続コンサートのものらしい ただ、一枚二つ折りでプログラムとレコード情報だけだったので できる限り原文のままプログラムを載せとく ビクター専屬(赤盤)藝術家 世界的大洋琴家 ベンノ・モイセイヴィッチ大演奏會 曲目 十月二十二日 十月二十四日 十月二十五日 1st EVENING-Oct.22(satuerday) at 7 p.m. 1 : Prelude and Fuga in D Major(Organ) ・・・ Bach-Busoni 2 : Sonata Appassionata-Op.57, in F Minor ・・・ Beethoven INTERMISSION 3 : a) Scherzo in C Sharp Minor ・・・ Chopin b) Valse in A Flat Major ・・・ Chopin c) Valse in G Flat Major ・・・ Chopin d) Nocturne in D Flat Major ・・・ Chopin e) Scherzo in B Minor ・・・ Chopin INTERMISSION 4 : a) Etude in F Minor ・・・ Liszt (詳細不明) b) Overture-Tannhauser ・・・ Wagner-Liszt
98 :
94 :2006/03/17(金) 14:11:00 ID:19Ez59g6
2nd EVENING-Oct.24(Monday) at 7 p.m. 1 : a) Andante Favori ・・・ Beethoven b) Etude Symphoniques ・・・ Schumann INTERMISSION 2 : Twelve Etudes ・・・ Chopin 1. A Flat Major-Op.25 7. E Minor-Op.25 2. C Minor-Op.10, No.12 8. G Flat Major-Op.10 (Black Keys) 3. C Major-Op.10, No.6 9 G Flat Major-Op.25 (Butterfly) 4. A Minor-Op.25 10. E Major-Op.10, No3 5. G Sharp Minor-Op.25 (Thirds) 11. F Minor-Op.25 6. C Sharp Minor-Op.10, No.4 12. F Major-Op.10, No.7 INTERMISSION 3 : a) La Vida Breve ・・・ De Falla b) Refrain de Berceau ・・・ Palmgren c) Bird Song ・・・ Palmgren d) Libestraum ・・・ Liszt (詳細不明 3番?) e) Rhapsodie, No.6 ・・・ Liszt (何故か "Hongroises" が省略)
99 :
94 :2006/03/17(金) 14:11:32 ID:19Ez59g6
3rd EVENING-Oct.25(Tuesday) at 7 p.m. 1 : a) Chromatic Fantasia and Fuga ・・・ Bach b) Sonata in C Sharp Minor-Op.27, No.2 (Moonlight) ・・・ Beethoven INTERMISSION 2 : Twenty Four Preludes-Op.28 ・・・ Chopin INTERMISSION 3 : a) Fairy Tale, in E Minor ・・・ Medtner b) Nocturne ・・・ Scriabine (詳細不明 左手のためのOp.9?) c) Etude ・・・ Stravinsky (詳細不明 Op.7, No.4?) d) La Cathedrale Engloutie ・・・ Debussy e) La Campanella ・・・ Liszt (スタインウェイ ピアノ使用 竹内樂器店提供) だいたいこんな内容だった 後はモイセイヴィッチやパデレフスキー、コルトーなどの初期電気録音の宣伝
100 :
94 :2006/03/17(金) 14:15:51 ID:19Ez59g6
悪い、かなりズレた
特に酷い
>>98 の一部修正
2 : Twelve Etudes ・・・ Chopin
1. A Flat Major-Op.25 7. E Minor-Op.25
2. C Minor-Op.10, No.12 8. G Flat Major-Op.10 (Black Keys)
3. C Major-Op.10, No.6 9. G Flat Major-Op.25 (Butterfly)
4. A Minor-Op.25 10. E Major-Op.10, No3
5. G Sharp Minor-Op.25 (Thirds) 11. F Minor-Op.25
6. C Sharp Minor-Op.10, No.4 12. F Major-Op.10, No.7
>94氏乙。 しかしまさに垂涎のプログラムやね。すごい。
102 :
名無しの笛の踊り :2006/03/17(金) 23:58:30 ID:uM0WGvv3
>>97 乙。一瞬でいいからタイムスリップしたい。
104 :
名無しの笛の踊り :2006/03/19(日) 18:31:47 ID:hxDZ/tV0
録音にない曲が目白押しだね。 「ビクター専屬(赤盤)藝術家」というのが 当時の日本のクラヲタの価値基準を物語ってて面白い。
>>104 時期的には、あらえびすの本がすごい影響力を持つよりちょっと前くらいですか?
>世界的大洋琴家
>大演奏會
いちいち「大」がついているのも、いかにも戦前っぽいですね。
>>94 さんありがとうございます。
106 :
94 :2006/03/19(日) 22:57:41 ID:ukI1ZYbq
物凄い豪勢なプログラムだよなあ つくづく黄金時代だったんだろうな この中のいくつかでもいいから録音しといて欲しかったよ まだいくつかパンフレットあるけど ネタ投下しても構わんかな?
>94氏 ぜひぜひ!
108 :
名無しの笛の踊り :2006/03/21(火) 18:59:00 ID:EQtpr66s
>453名前: 1投稿日: 2005/05/15(日) 15:55:51 ID:CVERPMw+ >このスレ立てた者です。 >まさかこれほどの長寿スレになるとは思いませんでした。 >黄金時代の中でも評価が高いようですしNAXOSを中心に復刻も多いので嬉しいですね。 >話題ついでに58年の4度目にして最後の来日演奏会のパンフレットを入手しました。 > 日本の皆様え・・・・・ > 25年振りにようやく懐しい日本を訪れることが出来ました。はじめて来た時開いた帝劇での > 五日連続リサイタルがまだ昨日の事の様に思えます。日本の聴衆の鑑賞力は大変優れており、 > いつも私の期待を裏切らないものでした。多くの演奏家から戦後の日本はますます > 音楽熱が盛んになつていると聞いています。それだけに音楽を通じて昔の友と再びあい > また新しい友人の出来る事は私にとつて大きな喜びです。 > ベンノ モイセイヴィッチ
>454名前: 1投稿日: 2005/05/15(日) 16:02:13 ID:CVERPMw+ > プログラム > 1958年 5月 1日 > T 前奏曲 ハ長調 平均率クラヴィーア集 第1巻より J.S.バッハ > 即興曲 変イ長調 op.142 シューベルト > ワルトシュタイン奏鳴曲 op.53 ベートーヴェン > U ショパン作品集 > バラード ヘ短調 op.52 > 夜想曲 ホ長調 op.62‐2 > 円舞曲 嬰ハ短調 op.64‐2 > 円舞曲 変ト長調 op.70‐1 > スケルツォ ロ短調 op.20 > V 展覧会の絵 ムソルグスキー > 1958年 5月 5日 > T ニュールンベルクの名歌手 前奏曲 ワーグナー > U ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調 op.73「皇帝」 ベートーヴェン > V ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 op.18 ラフマニノフ > 協演 渡辺暁雄 指揮 > 日本フイルハーモニー交響楽団 > 日比谷公会堂 >原文のまま記載しました。 >日比谷公会堂での演奏会なら音源が残っているかも。 前スレにも来日コンサートの情報あったみたいだから載せとく
110 :
名無しの笛の踊り :2006/03/22(水) 23:15:52 ID:L7OeBtuo
>はじめて来た時開いた帝劇での五日連続リサイタル って、最初は五日連続だったのか。 どんなプログラムだったんだろうね。
111 :
名無しの笛の踊り :2006/03/24(金) 05:40:37 ID:B5ot8tms
若い頃だから豪華で技巧的な曲をガンガン弾いたんだろうなぁ
112 :
名無しの笛の踊り :2006/03/26(日) 14:54:03 ID:KlM3TC6Y
>>100 エチュードなんかこの際全曲録音しといて欲しかったね。
113 :
名無しの笛の踊り :2006/03/26(日) 15:24:06 ID:wMzQYrv4
>>112 モイセイヴィッチは、ショパ=エチュ全曲レパートリーにしてたのかな?
ルビシュやヴィッツみたいに
「得意と不得意があるし〜なにも全部弾く必要ないし〜」
っていう世代の考え方していたとは思えん?
>ルビシュやヴィッツ 変な略し方はやめてほしいです・・・
>>109-108 戦後のヤツは結構残ってるのかね
同じパンフレットだわ
とりあえずそこから批評家の寄稿を
モイセイヴィッチを迎えて
牛山 充
モイセイヴィッチが25年振りに第4回目の来朝をする。25年と云えば4半世紀、
ずいぶんこの間に日本の楽壇は変遷に変遷をつづけ、昭和8年3月の第3回来朝の際、
12日に日比谷公会堂の初日につづいて、15、16も両日は日本青年館で独奏会を開き、
関西方面の巡演後、3月中旬から4月中旬にかけ、銀座の小野楽器店で
マイスターシューレーを開いて直接指導し、4月19日の新響の定期に客演後、
上海から東南アジア方面のが楽旅に向い、6月また東京入りをして7日に日本青年館で
告別演奏会を開いて別れを惜しんだ時は、支那事変や第二次世界大戦などが
起ころうとは夢にも思はず、数年後の再会をさえ望んだものであつた。
モイセイヴィッチの第1回来朝は昭和2年の9月で、26日から30日迄帝劇で
5夜連続のリサイタルを開いた時は37才の青年ピアニスト、オデッサの帝立音楽院では
ルービンシュタイン賞を獲、ウィーンで近世最大のピアノ教授レシェチッキーに師事し、
1908年にはイギリスのレディングでデビュー、翌年にはロンドンのクインズ・ホールで
喝采を拍してから欧米の楽壇で人気の的になつていた際であり、昭和7年10月の
第2回来朝の際は42才、正に円熟期に入りかけた時で、先師レシェチッキー独得の
完璧ピアニズムに、彼自身の持ち味を加えて地味ではあるが、健康で、
一種の華やかさを漂はせた芸風をもつて深い感銘を与えた。
第4回次の来日をする彼は去る2月22日に第68回の誕生日を迎えている。
大レシェチッキー教授直門の名ピアニストとしては殆ど唯一の巨匠的存在として重きを成す名家である。
心からこの大家の来朝を喜び、我が楽壇が最善を尽して歓迎し、最も多くのものを学ぶことを切望する。
堀内 敬三 モイセイヴィッチは過去半世紀にわたりルービンシュタインやブライロフスキーと平行して 欧米各国に名声の高い大ピアニストで、すでに戦前3回来ているが、明晰性格かつ 花々しい力のある演奏ぶりでいつも聴衆を魅了した。彼のレコードはSP時代から LPまで数多く出ていて、昔ながらの冴えた技巧を示している。 現役ピアニスト中の長老で巨匠の風格をもつこの超大家を久々に迎えることは まことになつかしく喜ばしい。
117 :
94 :2006/03/28(火) 00:31:37 ID:U5mWch/0
野村 光一 私がはじめて、モイセイヴィッチを聴いたのは、今から30年も前のことであつた。 文学生だか音楽学生だか、はなはだけじめのつかない私の青年時代に、 ロンドンの下宿でごろごろしていたころ、彼は当時のイギリス楽壇の花形ピアニストであつて、 しよつちゆうクインズ・ホールだのアルバート・ホールで独奏会を開いたり、 コンチェルトを弾いたりしていた。だから彼を聴く機会は非常に多くあつたのである。 華やかな壮年時代のモイセイヴィッチの演奏で、今だに私の記憶に残つているものを挙げれば、 まず協奏曲で、チャイコフスキー、ラフマニノフ「第2番」、 それにチェレプニン(但し、息子のアレキサンドルのではない)などがある。 最初の2曲はモイセイヴィッチのほかにそのころから誰も彼も手掛けていたから、 何も彼だけの専売というわけにはいかないが、あとのチェレプニン彼以外、 そのころからはもちろんその後も誰からも聴いていないから、 これこそ彼の独壇場だということになるかも知れない。独奏物では、 ベートーヴェンの「熱情」奏鳴曲、特にその最終章のコーダで出る、あの和音による新主題は 圧倒的なフォルテッシモで叩かれて、物の見事な効果を呈していた。 ベートーヴェン以外では、ブラームスの組曲、それにラフマニノフのその他を含むロシア作品、 それに「タンホイザー」序曲のようなリストの堂々たるピアノ編曲物が得意だつたようだが、 何を弾いても、若いころの彼は真正面からがつちり曲に取つ組んでいつて、最後迄気を抜かずに押し通し、 それでいて少しも疲れを見せず、油ぎつた密度の濃い雰囲気を終始ただよわせていたのである。 コメントを寄せていたのはこの3人 野村光一氏は著書でもさかんに褒めていた気がする
118 :
名無しの笛の踊り :2006/03/28(火) 10:19:10 ID:eFeI8x9A
>>115-117 GJ!!
>我が楽壇が最善を尽して歓迎し、最も多くのものを学ぶことを切望する。
こんなコメントにまだ欧米が遠い存在であったことを感じる。
日本フィルハーモニー交響楽団との演奏はどんなものだったのか興味深い。
野村光一と言えば若い頃は盛んに聞いたものの年取ってからは
モイセイヴィッチがあまり好みではなくなったようなこともどこかで読んだ記憶あり。
119 :
名無しの笛の踊り :2006/03/32(土) 01:20:46 ID:73jPVrZr
全盛期の演奏を知ってるから、戦後は受け付けなかったのかもしれないね。
120 :
名無しの笛の踊り :2006/04/05(水) 15:31:15 ID:pdb21tmN
>>119 「ピアノ回想記」だとこんな感じ。
>晩年になるにしたがって、だんだんその仇っぽいところが抜けていってしまって、つまらなくなり、
>一つの型に嵌って、動きがとれなくなってしまった傾きがあります。
>中年から後年にかけては、ある意味で、音楽的な進歩がなかったとも思います。
>あれだけ騒がれた彼が終わりをまっとうしなかったのには、なんとなく淋しい気持ちがします。
>>118-120 どうもレシェティツキーの華々しい弟子は
フリードマンといいブライロフスキーといい
時代の流れの変化もあってか壮年からだんだんと人気が衰えるのだね。
Pearlのライブはたしかにかなり衰えていたけれど
ArbiterとBBCのライブは少々暴走気味にせよ往年の魅力が戻っていた気がする。
122 :
名無しの笛の踊り :2006/04/09(日) 11:38:57 ID:35Ed/C0j
>>121 むしろPearlのライブが単に調子悪い時だったのかも。
123 :
名無しの笛の踊り :2006/04/12(水) 16:43:11 ID:lwVUO0bM
>>121 WWU後趣味が大きく変わったよね。
それでもイギリスは保守的な土地柄だから
モイセイヴィッチにとって居心地の良い場所だったと思う。
124 :
名無しの笛の踊り :2006/04/14(金) 14:51:45 ID:jjHPJMWP
保守あげ
125 :
94 :2006/04/14(金) 23:31:09 ID:1R78HVFV
もう一つのプログラム載せようかと思った矢先にPCが故障した…orz 復活したらまた投下してみる
126 :
名無しの笛の踊り :2006/04/15(土) 14:37:53 ID:RzHmNT33
127 :
名無しの笛の踊り :2006/04/19(水) 00:22:33 ID:lK9WXy9F
戦前の来日で思い出したけど、あらえびすの著書だかで、 ハイフェッツやモイセイヴィチが「日本の聴衆ほど恐ろしいものはない」 と言っていたそうだ。
128 :
名無しの笛の踊り :2006/04/21(金) 01:35:56 ID:jiOifbKC
>>128 名曲決定盤の序文みたいなところに出てるね
クライスラー、シゲティー、モイセィウィッチ(ママ)の名前を引き合いに出して。
---恐らく日本のコンサートにおいて、演奏家の直面する異常な緊迫感が
「油断のならざるもの」を感じさせるのであろう。・・・・・とある。
130 :
名無しの笛の踊り :2006/04/23(日) 12:17:58 ID:kZiGTAqM
>>129 表面的な見方になるけど、当時は欧米の一流アーティストの来日なんて
めったにない機会だった上クラシックが今以上に権威を持ってたろうから
日本の観客はリラックスできなかったような気がする。
どっちかというとお勉強の機会だったのかも知れない。
あらえびすはモイセイヴィッチをさほど気に入ってなかったみたいだね。
131 :
名無しの笛の踊り :2006/04/26(水) 10:25:11 ID:95QF4aUo
あらえびすなんて単なるディレッタントだから 野村光一先生の批評を訊きたい
132 :
名無しの笛の踊り :2006/04/27(木) 19:19:15 ID:3Zt4A5mW
>>131 以下エッセイから抜粋。1958年4月とあったから
>>117 の直前だね。
(その頃吹き込まれたレコードについて)いずれも入念に弾かれていて、昔日の線の太さを失っていない。
それに洗練さがいっそう加わっているのも確かである。この誠実さ、重厚さは彼のラフマニノフやグリークで
最上の妥当性を見せていた。
だが、ショパンやシューマンでは、それが逆効果になったようである。テンポ・ルバートを使いすぎること
それとは反対に、リズムを勝手につめること、強弱が時々無視されることなどは昔のロマン派演奏の流儀であって、
今の時代には通用しないのだ。それが彼のショパンやシューマンをデフォルメさせるのだ。
とはいえ、やはり昔と変わらず、依然一音一音をゆるがせにしないことでは、正直なピアニストである。
それがわたしをしてモイセイヴィッチに今だに魅力と愛情を覚えさせるのだ。
やはり昔馴染は健在であって欲しいのである。
133 :
名無しの笛の踊り :2006/04/29(土) 12:56:56 ID:hEpdGeA7
134 :
名無しの笛の踊り :2006/04/29(土) 14:48:43 ID:SyckHKLv
>>133 132は晩年のレコードに対する評。若い頃の演奏は概ね褒めてるよ。
野村氏のモイセイヴィッチ評はブレがあって矛盾する点が結構ある印象。
おそらく若い頃から続く彼自身のファン的心理による感想と
時代の潮流に合った評価をしようとする客観性の矛盾かな。
ショパンやシューマンに関してはコルトーマンセーな点を考えると
なんだかなあという気もする。
135 :
名無しの笛の踊り :2006/04/30(日) 07:08:49 ID:ebXKPbNJ
>133 ヘンデルの主題による変奏曲とフーガは、めずらしくあらえびす翁もなかなかに誉めてたよ。 戦前の批評家はシュナーベル、パデレフスキ、コルトーを無条件でマンセーしすぎ。
>コルトーを無条件でマンセーしすぎ。 前二者はともかく、コルトーの若いころの演奏は素晴らしいので、やむをえない部分もあるんじゃないかと・・・。 ただ晩年(1940年代後半以降)のコルトーを無条件に褒めるのは、確かにいただけないですね。
137 :
名無しの笛の踊り :2006/05/02(火) 12:40:54 ID:3d+zEcE8
コルトーとの比較と言えばこんなこと書いてる。 >コルトーは一気呵成に積極的に弾くのですが、モイセイヴィッチの方には絶えずポーズがあって >控えめに構えて押してゆくのだから、そこがコルトーほどの魅力にはならなかったけれども >例えてみれば、粋な年増が積極的になにもかも発散しないで >ちょこ、ちょこと色気を出して見せるようなものであって、それがモイセイヴィッチの魅力であり >そして彼をイギリス社交界に長続きさせた原因だったと思いますね。
138 :
名無しの笛の踊り :2006/05/02(火) 12:45:54 ID:AdInDiAd
> ただ晩年(1940年代後半以降)のコルトーを無条件に褒めるのは、確かにいただけないですね。 まあ、確かに無条件に受け入れるにはミスタッチ多すぎ。 でも聴く価値はあると思うよ。
139 :
名無しの笛の踊り :2006/05/03(水) 00:19:04 ID:aSA8MofA
たしかに、晩年は小品のルバートとかアゴーギクが本当に見事としか言い様がないなあ。 69-1のワルツと詩人のお話の正気と狂気の間みたいな妖艶さには惚れた。
140 :
名無しの笛の踊り :2006/05/05(金) 13:57:14 ID:XPGPZVgq
モイセイヴィッチやコルトーには女性の客が多くて アイドル的な人気もあったというね。
141 :
名無しの笛の踊り :2006/05/11(木) 03:40:27 ID:Aj6rrdUq
>>140 そういえば野村光一もそんなような事を書いてたっけな。
142 :
名無しの笛の踊り :2006/05/14(日) 00:27:13 ID:1yMsffPr
>>142 一番人気のある頃見てるのはうらやましいね。
143 :
名無しの笛の踊り :2006/05/16(火) 22:17:21 ID:JUjtyhJI
NAXOSからフリードマンの新譜が出るようだけど モイセイヴィッチの続きも早く出して欲しいもの。
144 :
名無しの笛の踊り :2006/05/18(木) 16:17:07 ID:bkVSN0Ug
そうだなあ。そろそろLP黎明期の演奏を復刻してくれないかしら。 EMIやBrunswickに結構録音しているはずだし。
145 :
名無しの笛の踊り :2006/05/19(金) 10:57:09 ID:3lI+nF71
>>144 モイセイヴィッチの録音って全部復刻されたのかと思ってましたが、まだまだあるんですか?
ステレオ時代の演奏もまだいくつかあるんだよ。
147 :
名無しの笛の踊り :2006/05/22(月) 23:52:28 ID:hLE08JTu
ステレオになってからが手に入らないというのは歯がゆいよな。
そうだよなあ、なんとも歯痒い。 ステレオはEMIかDeccaだからTESTAMENTくらいしか望みが・・・。 それとももう少ししたら版権切れでNAXOSでも出せるようになるのか。
149 :
名無しの笛の踊り :2006/05/28(日) 14:51:47 ID:7SwfjWKD
気づいたらBBCの最後の皇帝も廃盤だったり。 NAXOSだけが頼りか。
150 :
94 :2006/05/30(火) 23:41:35 ID:mMg7pZPD
やっとこさPC復活した そのうち暇見つけてネタ投下する 近衛秀麿との共演での告別演奏会のパンフらしい
151 :
名無しの笛の踊り :2006/06/01(木) 17:22:50 ID:gJyVXyLc
ネタ投下期待あげ。
152 :
名無しの笛の踊り :2006/06/03(土) 09:58:54 ID:1QuBUd2J
>>145 放送音源がまだ隠れてる可能性も。
arbiterからエアチェックの音源が出てるし。
153 :
名無しの笛の踊り :2006/06/06(火) 17:29:19 ID:9Zg10imm
ネタ投下マダー?
154 :
94 :2006/06/07(水) 22:13:39 ID:gFhTHlTn
すまん、おそくなった
今回のは日時のみで何年の来日演奏のものかはよくわからん
写真やパンフレット自体の感じからしておそらく初来日だろうか?
ちなみに一枚二つ折り、二色刷りで
>>97-99 よりもかなり小さい
世界的大洋琴家
モイセイヴィッチ 告別大演奏會
世界的大洋琴家 モイセイヴィッチ氏
洋琴大演奏會 於 日比谷公会堂
新交響樂團公演(百十六回)
洋琴獨奏 モイセイヴィッチ
指揮 近 衛 秀 麿
11月9日午後7時
曲 目
1. シューベルト−近衛
交 響 曲 ハ長調 (初演)
(絃樂五重奏作品一一六に據る)
2. チヤイコフスキー
第一洋琴協奏曲 變ロ短調
3. リスト−ミユラー・ベルグハウス編
洪牙利狂詩曲 第二
會員券 A¥2.00 B\1.00
追加金 A.B共 ¥1.00(今回に限り)
臨時入場券 ¥2.50
155 :
94 :2006/06/07(水) 22:14:20 ID:gFhTHlTn
告別大演奏會 「ショパンの夕」 11月 14日 午後7時 曲 目 1. 即興曲 嬰ヘ長調 奏鳴曲 變ロ短調 (送葬行進曲) 作品 三五番 2. 奏鳴曲 ロ短調 3. イ)譚詩曲 變イ長調 ロ)夜 曲 嬰ヘ長調 ハ)圓舞曲 嬰ハ短調 ニ)圓舞曲 變イ長調 ホ)遥籃歌 ヘ)ポロネーズ 變イ長調 會員券 ¥3.00 \2.00 残りは銀座小野ピアノ店、クラブ煉歯磨 パーロフォンレコード、ロントリーココアの広告
156 :
名無しの笛の踊り :2006/06/08(木) 23:00:53 ID:9oIRquhT
乙! さすがに時代を感じるね。 「ショパンの夕」でどっぷりモイセイヴィッチのショパン聴けた客が裏山。 會員券というからには会員だけ集まったのか。
>>154-155 おーー3ヶ月ぶり。この間がまた時代がかったスレにふさわしい(笑)
どうもありがとうございます。
1. シューベルト−近衛
交 響 曲 ハ長調 (初演)
(絃樂五重奏作品一一六に據る)
モイセイヴィッチと関係ないですが、これは珍しいレパートリーですね。
158 :
名無しの笛の踊り :2006/06/11(日) 09:39:43 ID:qKQ+lZCp
age推奨。
他ピアニストスレも次々に落ちてる。
戦前戦後を通じて来日してるピアニストってそんなに多くないはずで
日本との縁は決して浅くないはずだがなぜ認知度が低いのだろうか。
野村光一は「日本人にはモイセイヴィッチは肌に合わない」と書いてるかと思うと
他で「日本でも受けた」理由を書いたりして
>>134 のようにやはり評価がブレている。
159 :
94 :2006/06/13(火) 00:12:18 ID:4tuy1gDY
ああ、ボレットスレはまた落ちてしまったのか・・・・
軽くググってみたら近衛氏がシューベルトを編曲したのは1932年だそうだ
ということはまあおそらく第2回
>>97-99 の告別演奏と見ていいのかね
モイセイヴィッチがいまいちなわけ、 それはパンチのなさ、控えめのヴィルトゥオジティ、流しぎみに聴こえる音粒。 以上の3点。 特に最後の点は日本人の感性にそぐわない。 決して揃っていなくともいい。敏捷でなくてもいい。 とにかく明瞭さ、快活さに反応するんだよ。
161 :
名無しの笛の踊り :2006/06/13(火) 15:10:24 ID:M0wdaCZj
>>160 それは日本人に限らず割と普遍的な感性という気もする。
あとド派手とか理論武装でかためてるとか(現代的な意味で)楽譜遵守してる
というような演奏家の方が評論家にとって評論しやすいというのはあるかも。
日常行動が、エキセントリックっていうのも、 喜ばれるぞ。>グールド、ミケランジェリ、フジコ
163 :
名無しの笛の踊り :2006/06/13(火) 16:05:26 ID:YyVXT4HI
パンチのなさ、控えめのヴィルトゥオジティ、流しぎみに聴こえる音粒。 これが好き。
>>160-162 161に同感だな。
日本人の感性と言うけれど、そんなものはないと思うな。
そもそも〜人の感性とか言われるけど、そんなものはないよね。
だって、その〜人の解釈って、各〜人のうちのごくごく一部の人が
こしらえたものでしょ。それが優れたものであることは疑いないと思うけど、
〜人に典型的にあてはまる感性がある、みたいな見方は、音楽とは何の
関係もない発想だと思うけどな。むしろ政治的・マーケティング的なもので
あるような。
165 :
名無しの笛の踊り :2006/06/13(火) 22:46:09 ID:M0wdaCZj
>>164 同感だけど、時代や地域によって好まれる傾向というものもあるね。
モイセイヴィッチの生きた時代を大ざっぱに考えると
アメリカが大きな市場となり多くのピアニストが移住する過程が
一つの大きな論点になると思う。
いや、日本人だけだろ、明晰な音好きは。 スレンチェンスカみたいなピアニストが騒がれる。 あんなカタっ苦しい音が好かれるのは日本だけ。 アシュケナージもギラギラした音色のくせに異常な国内人気だし。
167 :
名無しの笛の踊り :2006/06/14(水) 12:30:28 ID:mW0P/1qs
アシュケナージといえば野村光一がモイセイヴィッチとの比較を書いてる。 ロシア人的ファンタジーとロシア人的テンペラメントの動きが共通してるとか。 アシュケナージは若い頃のが渋い演奏だったかも。
168 :
名無しの笛の踊り :2006/06/14(水) 23:05:48 ID:SpB3IF/P
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http://www.naxos.com/mainsite/NaxosCat/naxos_cat.asp?item_code=8.111115
>>168 ぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ シッシン⊂⌒~⊃。Д。)⊃
170 :
名無しの笛の踊り :2006/06/15(木) 11:48:21 ID:8MeB4nSj
とうとう出たね。 もうナクソスに足向けて寝られないな。 この分だとコンプリートを期待していいのかな。
できておる喃・・・・NAXOSは。 ソナタ集は神演奏で言うまでもなくGJだが、スカルラッティも何気に嬉しい。
172 :
名無しの笛の踊り :2006/06/16(金) 00:27:20 ID:Sd5jw3PA
>>171 全く。おかげでAPRのベートーヴェン集持ってるけど楽しみ。
173 :
名無しの笛の踊り :2006/06/18(日) 01:24:09 ID:VM3tg7EQ
前回のクロイツェルからベートーヴェンが続いているから 次はショパン辺りだろうか。
174 :
名無しの笛の踊り :2006/06/18(日) 03:02:17 ID:68YUEyi4
>>173 いいねぇ、復刻期待。
バラード、スケルツォ全集に舟歌(未発表も含め)エチュード選集と多く録音あるしな。
175 :
名無しの笛の踊り :2006/06/19(月) 19:03:03 ID:ZE/Imubf
APRのショパン第二集はどうでしょうか?聴かれた方インプレきぼん
176 :
名無しの笛の踊り :2006/06/20(火) 18:58:12 ID:Cxx99iAs
>>175 とりあえず少しずつ。
録音の時期はバラバラだけど一応全部電気録音以降です。
スケルツォ ハッタリなし。密度超濃い。
舟歌 生きててよかった。
エチュード むちゃ個性的。
バラード APRは早く1集再版汁。
即興曲 ポロネーズ ワルツ ノクターン この辺ほんと美演揃い。
幻想即興曲 別の録音で不満感じた人必聴。
>>176 同意。
APRがVol.1を再版するか、NAXOS先生が出してくれるかどっちかを。
ARBITERに入ってたインタビューを聞き取りしようと思ったがすぐ挫折w せっかくだから貼らせてクレ。 C:It’s a particular pleasure tonight, to welcome Benno Moiseiwitsch, not only because he has long been a sovereign pianist of all our time, but because he is a particularly good old friend and incidentally one of my favourite bridge partners. Benno, It’s a great pleasure to welcome you here tonight M: Thank you, Abram. I’m delighted to be here. C:You know that the title of this panorama broadcast is ‘Reminiscences of Rachmaninoff’, and we are most anxious to hear (ah..) something of your associations with Rachmaninoff. But I’m first going to ask you, when did you Rachmaninoff first meet? M:well.. actually at my first concert in New York. C:When was that? M: In 1919 C: at Carnegie? M: at Carnegie Hall and Rachmaninoff came in with a friend and he was introduced to me, which made me very embarrassed, because I should have met him a week before at his concert. C: Oh..
M: But I was overcome by shyness, being a first time in America and seeing new people and climate and I didn’t want to meet a great man under those circumstances. C: But you did go to hear him? M: I sat and it was wonderful recital. But I was overcome, as I say it, did not go to meet him. And I was although more thrilled, when next week he came into C:Benno, were you playing any Rachmaninoff’s works at night? M:Yes, I played 3 or 4 of his Preludes. And that, I think, is really the link that started our friendship, especially one of preludes, because he was very gracious in his.
180 :
名無しの笛の踊り :2006/06/24(土) 13:30:06 ID:c8wRMZsw
乙and感謝。 漏れも挫折組なのでストレスが溜まってるよ。
181 :
名無しの笛の踊り :2006/06/25(日) 23:05:58 ID:/7w11HTl
テスタメント・ナクソス・APRが微妙なかぶり方しててうまく集めるのが難しい。 下手にあれこれ手を出すよりナクソスの続きを待つ方がいいのかな。
182 :
175 :2006/06/27(火) 02:37:52 ID:jhoSXd/9
遅レスすんません。
>>176 サンクスです。買うかナクソス待つか迷うな〜・・・・・
またまた教えていただきたいのですが、Pearlのアコースティック録音全集と
晩年のライヴ盤(シューマンの謝肉祭、クライスレリアーナ、交響的練習曲)はどうでしょう?
視聴はしてみたのですが買おうかどうかと踏ん切りがつかずにいます。
こればかりはナクソスで廉価で出る可能性はないでしょうし・・・
聴かれた方おられましたらインプレお願いします。重ね重ね教えて君でスマソ。
チャン・ドンゴン
186 :
名無しの笛の踊り :2006/06/29(木) 14:24:40 ID:i0bY2JuU
>>182 前者はアコースティック録音を聞き慣れてるかどうかが結構重要かも。
演奏は若いだけあってどれもくっきりしてるし
メンデルスゾーンの協奏曲も入っているなど内容も悪くないんだけど。
ライヴ盤はショパンのソナタの3楽章が終わるとびっくりするはず。
幸いこの解釈を思いついたときのエピソードも書いてある。
シューマンは表現の細やかさや多彩さと自然な流れが両立してるので退屈しないと思う。
難を言えば50年代までのキレが失われつつあるのは否めないけど
十分に楽しめる内容だったよ。
そういやこのライブ録音存在が94年に発見されてCD発売が95年。
まだ未収録曲があって将来リリースすると書いてあるけどもう10年経った。
Pearlは次出してくれるのかな。続編のためにもぜひ買ってやってクレ。
187 :
182 :2006/07/02(日) 16:32:33 ID:Cwd6hwxD
>>186 詳細なインプレありがとうございます。
いずれ買おうと思います。
188 :
名無しの笛の踊り :2006/07/05(水) 15:27:22 ID:uJXqNGIX
189 :
名無しの笛の踊り :2006/07/08(土) 00:03:54 ID:30imXZgt
>>186 ライブ盤っていえば展覧会の絵で流暢に弾いたと思ったら度忘れしたり
即興で乗り切ろうと思ったのか変ってるところもあったっけか。
Arbiterのショパンなんかでもスケルツォでそんな瞬間があったが。
190 :
名無しの笛の踊り :2006/07/09(日) 19:39:50 ID:3nM86g8z
191 :
名無しの笛の踊り :2006/07/12(水) 04:39:23 ID:P5a49Is/
そろそろベトソナタが出るようだが、NAXOSのサイトに「予告なく廃盤になることが」と書かれるようになったのが気に掛かる…。
193 :
名無しの笛の踊り :2006/07/18(火) 14:53:03 ID:D8TrY2ni
でいつ頃店頭に出るの?
194 :
名無しの笛の踊り :2006/07/18(火) 14:55:40 ID:y/YuBJ1/
マイナーピアニスト
195 :
名無しの笛の踊り :2006/07/20(木) 04:25:19 ID:wWE6XCfN
197 :
名無しの笛の踊り :2006/07/24(月) 15:19:33 ID:W0taGCKo
198 :
名無しの笛の踊り :2006/07/27(木) 14:45:54 ID:oFeEWmsj
ナクソスの新譜までしばらくネタなさそうだね。
199 :
名無しの笛の踊り :2006/07/30(日) 09:59:15 ID:71ihGgQ8
>>29 超遅いレスになるが、今ラフマニノフP協3番のスレで
「献呈者のホフマンがなぜ弾かなかったのか?」という話題になってる。
その話題自体モイセイヴィッチから始まってるんだが
「それらしい発言」がどんな話かもう少し詳しくわからないだろうか?
「自分に向かいない。」 といったらしいが>ホフマン
>>199 いくつかのインタビューで語っていた
テクニック重視や表面的な読譜に対する懸念や
ホロヴィッツを模倣しようとした速度や音量の増大への警鐘じゃないかな。
自演ではそんなことはないけど、協奏曲3番はそういった
技巧に溺れがちになり得る要素が多く含まれているし。
あとは単純にモイセイヴィッチの音色は3番には向かないと思う。
202 :
名無しの笛の踊り :2006/07/31(月) 13:55:37 ID:Dv41AjRx
3番は技巧の踏絵みたいなもてはやされ方をされる面があるが 確かにグランドスタイル論を思い出すな。 それに対する最大のアンチテーゼが自演だとすれば実に皮肉。
204 :
名無しの笛の踊り :2006/08/03(木) 12:10:15 ID:MvYJ5VEA
205 :
名無しの笛の踊り :2006/08/03(木) 13:24:08 ID:knjfWRAf
パッハマンが (モイセイヴィチ)には私と同じ心がある。と言ったらしい。
206 :
名無しの笛の踊り :2006/08/03(木) 14:15:42 ID:MvYJ5VEA
誰だかの技巧と私と同じ心がある、みたいな内容だったかと。 誰の技巧だったか思い出せない。
208 :
名無しの笛の踊り :2006/08/03(木) 19:39:17 ID:knjfWRAf
>>206 ローゼンタールかゴドフスキーだったような…
そうか、パハマンもオデッサ出身だったな。 多少は繋がりがあったのだろうか。 そういえばパハマンの無声映像観たが 鍵盤の上を舞うようなタッチはレシェティツキーのメソッドに近かった。 モイセイヴィッチと共通するあの音色は徹底的な脱力によるものかね。
212 :
名無しの笛の踊り :2006/08/06(日) 03:55:16 ID:eocEHS0p
だけどリマスターがウォード・マーストンだからね。 音質の差も気になるしAPRで持ってても買ってしまいそう。
213 :
名無しの笛の踊り :2006/08/06(日) 09:56:11 ID:OTs1fVzt
アコースティック録音だと特に復刻の腕がものをいうしね。 復刻を応援する意味もあるからダブってても買うつもり。 今回はどんな日本語の惹句つけてくるかな。
214 :
名無しの笛の踊り :2006/08/08(火) 10:53:35 ID:iRn1U80d
215 :
名無しの笛の踊り :2006/08/12(土) 06:01:40 ID:5yJUkpao
ステレオの悲愴、告別、月光も早くCDにしてもらいたいものだ
NAXOSからメール来たんだが アンダンテ・ファヴォリ(1950)と ロンド・ハ長調(1942)も追加収録されたっぽい?
217 :
名無しの笛の踊り :2006/08/14(月) 07:18:26 ID:v45JTIC1
流れぶった切りですまん。インタビューの続き ******は聞き取れない所 C: ****** M: had appreciation, especially he mentioned one prelude. C: Which one? M: the B minor. and I said “that happens to be my favourite prelude” and he said “well.. I let you to secret. It’s also my favourite.” C: Yes. Anything.. almost anything but C sharp minor was his favourite prelude, wasn’t it? Tell us some of the links that come to you in connection with your performances of first and second concerto, Benno. M: In connection with Rachmaninoff? C. Yes M: When I last saw him, it was the year, when the war broke out and he was in London in March. And he told me he was coming back in September to play his first Concerto for the first time. So, although I studied it and they wanted me to play, I said “I would not play because I want Rachmaninoff to give the first performance.” C: huh M: So, we waited and of course Rachmaninoff went back to America and it was ***** he’s coming to play in England(ラフマニノフは帰ってこなかった). So, I was the first to play this work in the new version at any rate. C: Yes , the revised version M: Revised version
218 :
名無しの笛の踊り :2006/08/16(水) 10:58:38 ID:ESRHXjE2
>>217 GJ!
さらに続きを期待。
APR社長の本も読みたいけど手に入らないんだよな。
219 :
名無しの笛の踊り :2006/08/16(水) 11:23:04 ID:bRAurk0r
YOUTUBE見たけど、モイセイヴィッチ往年の名俳優みたいな容貌だな。 ピアノは上手いし、(・∀・)カコイイ!!し、若い頃はさぞかしモテたことだろう。
ソウオモッテルノハテメエダケ
221 :
名無しの笛の踊り :2006/08/16(水) 12:00:46 ID:oqvZr9hP
ソンナコトハナイヨ
222 :
名無しの笛の踊り :2006/08/16(水) 14:26:10 ID:ESRHXjE2
>>219-221 30代のモイセイヴィッチの演奏会は女性客が多かったらしい。
野村光一が以下のようなことを書いてるよ。
>ピアニストには稀に見るほど紳士然たるスマートな三十男
>若い頃の映画俳優ゲーリー・クーパーをどこか思い起こさせていて
>それが妙齢のイギリス婦人たちを虜にしたのだろう。
ゲーリークーパーに似てるかどうかはともかく、かなりモテた模様。
223 :
名無しの笛の踊り :2006/08/17(木) 06:09:07 ID:2ZH3ynes
>>218 レスサンクス
もう少しがんばってみるわ
224 :
名無しの笛の踊り :2006/08/17(木) 06:56:39 ID:2ZH3ynes
>>217 の続き
C: Do you know the original version , Benno?
M: I saw it! It looked terrifying, about twice as long and twice as many notes.
C: Oh, really?!
M: Oh, terrific.
C: I thought he added great deal.
M: Uh.. No. I don’t think so. too… many more passage works
C: Yes. What did you do, sort of hearing modernized harmony?
M: Well.. that’s…I imagine. I don’t know.
Just as I say, just glance through the Copy of the first version.
But he **** setting harmonized and introduced new rhythms, changes of time and made it much more than it.
ロンパリだけどね
226 :
名無しの笛の踊り :2006/08/17(木) 14:22:21 ID:LynboUTp
ピアニストの多くがロンパリ
ロンドンとパリを股に掛けて活躍してるよね。
228 :
名無しの笛の踊り :2006/08/20(日) 00:05:40 ID:BrK/1EZr
ロンドンというかイギリスは古いもの好きというけど 戦意高揚フィルムをどっかで商品化してくれないものか。 マイラヘスとのカップリングで出してくれたら最高なんだが。
229 :
名無しの笛の踊り :2006/08/20(日) 15:38:34 ID:hRAAOOYn
Art of Pianoのランバート指揮のラフマニノフ2番はマジ観たいな あとインタビュー映像ももっとありそうだ
M: With Rachmaninoff one day after lunch, we just…. I went up to his room for little chat and talking about all sorts of things. And then, he asked me “ Have you heard so-and-so lately? – mutual friend of ours - ” I said “yes” and he said “How was it?” and I said “oh, wonderful form as usual.” “but of course, when he got little bit lazy and bored, he was as usual making **** where they didn’t belong and …” ((so I said “ oh yes I know he’s apt to do that. ” But I heard so-and-so mention ***** great pianist. He plays this wonderful. I said. “Oh yes I know he does. but I wish to keep out of things which he doesn’t like playing, which is something that you (Chasins) were writing about in a book incidentally. I said “yes so-and-so” “but of course this fellow mentioned that great artist, that’s his cup of tea.” I said Oh Yes. but then of course it’s got no ****(heart?) ****.))
At any rate within the few minutes, we went through about eight or ten pianists, everybody was wonderful. But something… “Please speak without any animosity ******. It’s just…. they are all friends of ours. We both admire very much. But in just harmless discussion, you are up to make this remarks”. Then I looked at my watch and I said “Good god. I must go. I’m late.” So he got happened to help me open the door for me. I shook hands. I was already on the other of his. Sweet. He said “well.. I thank you very much.”. So I said “ thank me? why thank me?” I said “ I thank you for nice lunch and nice half an hour ***” “ No, I want to thank you because you killed everybody except me.” C: hahahahaha! M: So I said "Oh, wait a moment. Next week I'm lunching with Hofmann and then will kill you." C: Hahahaha! M: Last I saw *** mouth wide-opened *** silent laughter. C: Well that's a happy memory
(( ))の部分はかなり自信ない 限界がみえてきたよ
乙。たいしたもんだよ。 援護したいけど俺には絶対無理orz
234 :
名無しの笛の踊り :2006/08/24(木) 08:34:08 ID:VWnglp+2
C: Benno, tell me about some of your ideas in regard to playing the works of Rachmaninoff. Would you have heard him play personally or on recordings? How close do you think the artist, the ****, should try to come to composers’ ideas of a work, as he exemplifies it in his performances? M: I was always thrilled. But I never was imitator. But I must have consciously cooperated(?) some of his ideas. But in many ways, we are different. C: Yes, of course M: You know that C: Yes. That’s just a personality M: I never objected to it. C: I know that very well about him. He was remarkably flexible and allowing other people their own individualities. M: Yes but… Apart from that. you know.. something occurred to me. I don’t know what it is.. Just fancy… Rachmaninoff of course never plays the same thing…… C: twice? M&C: Twice the same way. C: Right
236 :
名無しの笛の踊り :2006/08/29(火) 22:29:57 ID:KsVwLR21
NAXOSはまだか?
237 :
名無しの笛の踊り :2006/09/01(金) 04:14:09 ID:2DNE5waa
M: and I imagine that he almost does it purposely. Because he does not want everybody plays his works. And if you played in the stereotyped way, which is probably cool, if you wanted to, then everybody will play the same way. But if you plays differently on the different occasions. ((Then they will give them we wait to play it.)) C: Even if he didn’t want to, not play at the same way. Could he with his creative imagination have helped himself, Benno? ((After all we create prevention working so strongly within him that I’m sure certain ideas which occurred continuously to him on inspiration or any...)) M: Oh naturally yes. C: Just as I say, due to you or to any other great artist
238 :
名無しの笛の踊り :2006/09/03(日) 05:15:28 ID:13WE/jZB
最近モイセイヴィッチのディスコグラフィー作った人いるんだな。 纏めて見るとなかなか多くの録音を残してるもんだ。
240 :
名無しの笛の踊り :2006/09/06(水) 10:17:20 ID:PuGpEEID
242 :
名無しの笛の踊り :2006/09/09(土) 23:09:36 ID:ZW0b7sGk
>>241 ありがとう。
たしかにCDで出た音源みたいだね。
ネ申のワルトシュタインを聴いたよ。
244 :
名無しの笛の踊り :2006/09/11(月) 10:48:15 ID:fXEOE5bQ
APRの?それともNAXOSの手に入れたの?
246 :
名無しの笛の踊り :2006/09/14(木) 01:23:29 ID:HRS/fdFQ
音質等はどうだった? APRはピアノ復刻に関しちゃ見事な仕事するから大差ないかもしれんが
247 :
名無しの笛の踊り :2006/09/14(木) 23:29:48 ID:h5uxWXKj
日本でもう売ってる?
尻子と仲良く外出しようと思ったらまた今日もデカパイが会社の前を掃いてて、俺の顔を 見ずに尻子の方ばかり見てニコニコしながら「いってらっしゃい」と声を掛けた。 ヤキモチ焼いて俺に対して感じ悪くしたい気持ちはわかるが、せめてカタチだけでも良い から俺のほうにも笑顔を向けて欲しい。心の状態がストレートに行動に出る女で、その点が 可愛く思えることもあるけど、時と場を考えてもう少し大人らしく振舞って欲しいね。 さっきそのことを話したら「そんなことないよ」と言いやがる。「私が笑いかけてるのにあなたが 私のほうを見てくれないんでしょ」だとよ。そんなことはないぜ。会社を一歩出た直後から デカパイの視線を観察してたが、俺を一瞬ジロリと睨みつけただけであとは尻子のほうばかり 見てただろ。ウソつくな。 「そんなことどうだってイイじゃん。バカみたい。」 呆れたような表情で台所に行ってしまった。 「太らない範囲でビスコ食べてもイイよ。」 断りたいけど、せっかくすすめてくれたから3つ食った。 食ってたら股の痒みの話題になった。 「まだ痒いの?」「汗かくと痒い。」「薬買って来ようか?」「要らん、すぐ治る。」「ひどくなったら どうすんの?」「大丈夫。」「仕事中痒くないの?」「時々痒い。」「どうしてんの?」「股こすってる。」 「他の人にわかっちゃうじゃん。」「わからんようにやってる。」「あの若い子の前でもやってるの?」 「わからんようにやってる。」「いんきんって放っといて治るの?」「いんきんじゃないだろ。」 「薬塗りなよ。」「塗らん。」「知らないよ、ひどくなっても。」「大丈夫。」 また呆れた顔で台所に行ってしまった。 茶を出してきて再び股の痒みの話の続き。 「明日薬買ってくるから塗りな。」「大丈夫、薬なんて要らん。」「いんきんの薬でいいよね。」「だから いんきんじゃないって言ってんだろ。」「じゃあ何の薬?」「知らん。買ってこなくていい。」「人が親切に 言ってんだから素直に聞きなよ。」「親切じゃない、お節介だ。」 少し怒って頬っぺたを膨らましながら台所に行った。 なんか今夜のデカパイのしつこさは異常だな。やっぱり尻子と俺が仲良く出掛けたのを気にしてるん だろうな。 いんきんじゃないと思うよ。
r ‐‐ ''  ̄ '' - ,, /´ _ " ‐ ,, _ / k 彡 ' \ . l /  ̄ ` ヽノ l .l / l . l ヽ-' ・ 、 ヽ ・ _".ヽ ', 、 "" ,, ‐ " ` l 寝る。 . し' ` 、 ( / ソ/ ` 、 _ ` '' "/ し ─ ‐‐ ''
251 :
名無しの笛の踊り :2006/09/21(木) 01:29:20 ID:z682IzV5
今回はどんな惹句がつくかな。
神演奏だし「千プラチナ」と同じノリだったら笑うぞw 好意的なのは当り前だが、かなり的確に特徴を言い当ててんだよな
253 :
名無しの笛の踊り :2006/09/24(日) 11:33:38 ID:2cgXvSBG
今回のはどんなにベタ褒めしても褒め殺しにならない内容になるはず。 書く中の人も大変じゃないかな。
254 :
名無しの笛の踊り :2006/09/27(水) 23:15:01 ID:4KFrMYRD
6月の第一報から3ヶ月。 叩きすぎて茶碗のふちが欠けたぞ。
255 :
名無しの笛の踊り :2006/09/29(金) 23:40:52 ID:Ojcmpvhw
ハン狂2番のカデンツァって洗練されててカコイイね。 移るところの処理が手品みたい。
257 :
名無しの笛の踊り :2006/10/01(日) 14:13:05 ID:MM3KKeIl
ジョージ・セルとの皇帝が神演奏だと聞いたのだが CDとかあるのかな? 教えてクレクレ
259 :
名無しの笛の踊り :2006/10/01(日) 14:29:26 ID:MM3KKeIl
>>257 フルトヴェングラーが2つも出ればしょうがないわなw
>>258 溌剌とした快演だったぞ
粒の揃った中弱音の見事さは63年のライブのが上だが
262 :
名無しの笛の踊り :2006/10/02(月) 11:38:36 ID:dodmg761
>>256 ありがとう。ダルベールが作ったのか。
スレ違いだけどダルベールの皇帝の音源があるらしいね。聞いてみたい。
263 :
名無しの笛の踊り :2006/10/06(金) 11:02:13 ID:X25bnvF3
店頭に出るのはいつ頃になるかな
265 :
名無しの笛の踊り :2006/10/09(月) 21:28:17 ID:SADVbQjf
>>263 10月31日発売予定らしい
ついでに上げとく
塔より >ウォード・マーストン復刻。 >ベートーヴェンのソナタを中心としたアンソロジーですが、 >ウクライナのオデッサ出身である彼はロシアン・ピアニズムの一端を知るだけに、 >その演奏に注目が集まっています。流れるような音楽は、 >再評価もふまえつつ、さらに広く聴かれるべきでしょう。 >ロシア人ピアニストを輩出したオデッサで >1890年に生まれたモイセイヴィッチは、20世紀最大のピアニストの一人です。 >ナクソスのモイセイヴィッチ・エディション第9巻には、 >卓越した楽譜の読みが光るベートーヴェンの「月光」ソナタが収録されています。 >グラモフォン誌の批評家は、「モイセイヴィッチ最高の出来の録音だ」と評しました。 >1941年録音の「悲愴」ソナタも飛びぬけて素晴らしいもので、 >冒頭部分から、録音技師が彼のすべての音色を忠実に捉えています。 >第一楽章は焦燥感に満ちた急速なテンポが取られ、 >一方アダージョ楽章においては、モイセイヴィッチの特質である高貴な音色が >最大の強みを発揮している様を耳にすることができます。
267 :
名無しの笛の踊り :2006/10/11(水) 11:06:27 ID:eiHTAY6s
>>264 コンプリートもありそうな雰囲気になってきたね。
268 :
名無しの笛の踊り :2006/10/12(木) 04:08:47 ID:QTkekg0y
だとすれば、実にいいな。 マーストン氏が個人的に思い入れもあるようだしな。 レヴィツキとフリードマンもそうだと聞いた。
269 :
名無しの笛の踊り :2006/10/12(木) 10:58:06 ID:1rloh97I
>>264 Rameau
Weber
Mendelssohn
Brahams
Scriabin
Debussy
Ravel
というリスト見ただけで「おお凄え!」と思うけど音悪そうね
Pearl盤持ってる人いる?
270 :
名無しの笛の踊り :2006/10/12(木) 11:31:46 ID:YL+eU//u
モイセイヴィッチってホモだったんでしょう?
271 :
名無しの笛の踊り :2006/10/12(木) 11:57:12 ID:1rloh97I
ホロヴィッツもそうだしゲイは大勢いる
>>269 1910年代のAC録音はノイズ削りすぎたのか、恐ろしくダイナミックレンジが狭かったよ。
ソナタ集のスカルラッティはまだ聴いていないが、レヴィーンの初期録音等からすると期待できそうだ。
よく見てみるとPearlのAC録音全集のうち、 ショパンだけが今回の復刻対象から外されてるね。 ということは、次こそショパンがまとめて復刻される?
276 :
名無しの笛の踊り :2006/10/15(日) 02:53:22 ID:WUlvCHLv
バラード全集が早く聴きたいのに、見事に焦らしてくれるもんだw
277 :
名無しの笛の踊り :2006/10/16(月) 15:03:14 ID:nl96jpqb
>>276 バラード・スケルツォは今回のべトソナにならぶ神演奏。
278 :
名無しの笛の踊り :2006/10/17(火) 22:04:32 ID:XcnvYloU
279 :
名無しの笛の踊り :2006/10/18(水) 23:58:00 ID:rQaCIjjr
話題ばかり先行して延々待たされるのはつらい。 NAXOSの日本発売ってなんでこんなに遅いんだろ。
レシェテツキってチェルニーの弟子だったんだな、知らなんだ ということは、モイセイヴィッチもベートベンの直系ということに。
どちらかというかリストメトードだけどね
282 :
名無しの笛の踊り :2006/10/24(火) 00:16:47 ID:j6kDOeSq
最初はルビンシュタインの系譜だもんな。 レシェティツキ門下のベートーヴェンはシュナーベルばかりにスポットが当るが モイセイヴィッチやフリードマンの演奏も素晴らしいわ。 戦後の楽譜至上主義的なアプローチは、楽譜以上の音楽を引き出そうとしないだけに感じる。
∧_∧ ( ・∀・)ワクワク oノ∧つ⊂) ( ( ・∀・)ドキドキ ∪( ∪ ∪ と__)__) ショパンのバラード&スケルツォ早く発売されないかな〜
284 :
名無しの笛の踊り :2006/10/27(金) 23:03:16 ID:9rLlewky
ソナタの発売まで一週間切ったんだ
285 :
名無しの笛の踊り :2006/11/01(水) 02:08:39 ID:Hj5D3+hy
発売されたみたいだけど、音質なんかは以前のAPRやPearlと比べてどうなんだろう
犬で予約していたのだが11月15日に延期されたとなってやがる…。 やってくれた喃、NAXOS!
287 :
名無しの笛の踊り :2006/11/09(木) 15:43:17 ID:Jmxb2inn
あげ
新譜発売age
289 :
名無しの笛の踊り :2006/11/15(水) 21:54:56 ID:9/7VMX88
買った人いる? 週末には並びだすかな?
291 :
名無しの笛の踊り :2006/11/15(水) 22:36:58 ID:S8N4BSAp
>>290 キタ━━━━━━\(゚∀゚)/━━━━━━!!!!
292 :
名無しの笛の踊り :2006/11/20(月) 06:36:28 ID:OaBF+DB2
>>289 ノシ
復刻はかなり良好
高音の伸びと中低音のふくよかさが心地いい
ACのスカルラッティが予想以上の音質だったから、10枚目のAC録音集は期待できそう
294 :
名無しの笛の踊り :2006/11/26(日) 08:35:22 ID:Edt1YMON
>>292 Pearlのはコンプリートしてる点で便利だけど、音質に不満があるから楽しみだよ。
295 :
名無しの笛の踊り :2006/11/30(木) 17:39:12 ID:wlZNB5Vj
ソナタすごいね。こんな演奏があまり有名にならなかったのは不思議。 月光の一部だったか50年代の録音もあるんだっけ?
296 :
名無しの笛の踊り :2006/12/02(土) 15:33:06 ID:OyP4gH3s
>>293 今回は割と早いようで安心した。
1916年のスクリャービンなんかはPearlのは低音が曖昧だったから楽しみだ。
>>241 のディスコグラフィの作成者です。
ご指摘のあったステレオの協奏曲楽章集とベトソナタ他いくつかを入手したので追加しておきました。
現在、未入手のCD
リグノルドとのラフマニノフ/パガニーニ狂詩曲(Royal Classics)
シューマン/謝肉祭(Dante HPC?) Pearlのライヴと別録音?
未CD化音源て、あとどれくらいあるんだろ?
ttp://music.geocities.jp/svet_vuk_ten/
298 :
名無しの笛の踊り :2006/12/06(水) 02:20:26 ID:xKGWHlgj
>>297 乙!
とりあえずSuperscopeなんかのピアノロールは一般では未CD化じゃないかねえ。
晩年のステレオLPは大体CD3枚分相当あるらしい。
それから展覧会の絵もDanteの61年スタジオ録音が入手難。
299 :
名無しの笛の踊り :2006/12/09(土) 13:57:13 ID:dsgPWsgC
結構まだ音源あるんだね。
300 :
J从ヽ´д‘リし ◆cNAKaSU9Gc :2006/12/09(土) 14:55:21 ID:3Ez7iRCv
300
.
302 :
名無しの笛の踊り :2006/12/12(火) 11:58:52 ID:CBXh03R6
>>298 デッカのLPはステレオ?
聴きたいな。
>J从ヽ´д‘リし ◆cNAKaSU9Gc その顔文字コテ、せめて、J从ヽ´д`リし ←こうやってくれ 固めの部分が気持ち悪い
>気持ち悪い 同意。
俺もそう思うわw
ごめんなさい><;
307 :
297 :2006/12/14(木) 00:38:11 ID:UjdTswLg
>>302 俺が持っているのはモノラル盤だが、
ジャケ裏にはステレオ盤も存在すると書いてある。
308 :
名無しの笛の踊り :2006/12/15(金) 16:04:33 ID:uHZNyw3o
309 :
名無しの笛の踊り :2006/12/15(金) 22:43:48 ID:HmhrVzlc
NAXOSのコメント更新されたな。
310 :
名無しの笛の踊り :2006/12/18(月) 01:26:13 ID:yYOnWLXg
>>309 >アコースティックな録音でありながらはっきりと聞き取れる
モイセイヴィッチに対する賞賛ではあるけど
音質の良い復刻になってそうな期待も持てる一文だね。
311 :
名無しの笛の踊り :2006/12/24(日) 00:52:46 ID:u3HxIyl7
age
312 :
名無しの笛の踊り :2006/12/27(水) 00:12:12 ID:LXGWmrMv
313 :
名無しの笛の踊り :2006/12/31(日) 14:46:05 ID:srHEoBki
今回は早いな。
314 :
名無しの笛の踊り :2007/01/01(月) 23:53:31 ID:HuTtuOIK
しかも音質がPearlとは天と地ほど差がある。 正直、1910年代の録音とメンデルスゾーンの協奏曲は痩せすぎていて何やってるかわからなんだが、 今回の復刻は斯くも明晰な演奏に仕上がっている。ラフマニノフの自演盤の時と同じ感動だ。
315 :
名無しの笛の踊り :2007/01/05(金) 21:36:44 ID:qOhrG/Ju
>>314 買ってきた。
ここまで良くなってるとは思わなかったよ。
マーストンってスゴイな。
316 :
名無しの笛の踊り :2007/01/07(日) 22:36:19 ID:MO0gxPZv
こうなると早くも次が気になるところ。 やはりショパンに手をつけるのだろうか?
317 :
名無しの笛の踊り :2007/01/12(金) 00:10:31 ID:T8E70Fex
age
318 :
名無しの笛の踊り :2007/01/14(日) 01:13:12 ID:9cPGMwlt
>>316 やっぱ、そう来るかな。
あとは戦後の録音くらいしか残されてないだろうし。
そういえば、今回のライナーに25〜26年くらいにショパンの前奏曲全集を録音した(未発)とあったけど
フリードマン全集のようにそういった未発表テイクや初出音源もリリースしてくれるのかな。
319 :
名無しの笛の踊り :2007/01/15(月) 13:17:12 ID:8l5PLQmP
>>318 APRで一度出たという舟歌の未発もあったね。
320 :
名無しの笛の踊り :2007/01/20(土) 02:31:04 ID:9AVELmsl
クロィツェルの49年盤と悲愴の第3楽章の未発表テイクもAPRが復刻してたっけな。
321 :
名無しの笛の踊り :2007/01/24(水) 02:31:48 ID:REYnfZYO
322 :
名無しの笛の踊り :2007/01/24(水) 12:12:39 ID:H6WD2HO3
>>321 キタ━━━(゚∀゚)━(∀゚ )━(゚ )━( )━( ゚)━( ゚∀)━(゚∀゚)━━━!!!!
323 :
名無しの笛の踊り :2007/01/24(水) 16:47:22 ID:ish3Bs7H
ナクソス素晴らし過ぎ!
パーフェクトだ、NAXOS。 あとでクレーム・ド・マントを奢ってやると伝えろ。 最近は復刻のペースも早くて実にいいな! だとするとVol.12あたりでバラード&スケツツォ全集もやっと聴けるようになるのだろうか。
325 :
名無しの笛の踊り :2007/01/25(木) 22:35:16 ID:7nmXMayt
>>324 >スケツツォ
もちつけ!気持ちはわかるがw
というかスケルツォはAPR盤がまだ普通に入手可能じゃん。 まあ今買うのはどうかって気もするが。
>>325-326 ああ、すまなんだw
とりあえず旧録のバラード1&4が早く聴きたいね。
バラード3&4とスケルツォ2は前にPHILIPSで出たステレオ?盤もあるが。
あとスケルツォっていやラフマニノフ編の真夏の夜の夢はまだNAXOSではやってないな。
328 :
名無しの笛の踊り :2007/01/27(土) 17:56:47 ID:DBMlWOkS
>>321 こっちでの発売は三月か四月あたりかな?
330 :
名無しの笛の踊り :2007/02/02(金) 13:11:26 ID:+48J87Bk
いろいろ入ってるにしては安いね。 ショパンの歴史的録音を集めるならプランテを入れて欲しかったかも。
331 :
名無しの笛の踊り :2007/02/03(土) 19:05:36 ID:/POcf/+x
>>330 たしかにプーニョ、パハマンが入っているのにプランテがないのは妙だな
しかし最近Arbiterで全集出たから別にどうという程でもないか
モイセイヴィッチの扱いがでかいのと、ラフマニノフのソナタ2番やら
フリードマンのノクターン、ルービンシュタインのマズルカ旧録が入ってこの値段は安い
332 :
名無しの笛の踊り :2007/02/05(月) 10:49:30 ID:K6643xt6
あとはどの程度の音質かが問題か。 良質な復刻だったらダブっても欲しいな。
333 :
名無しの笛の踊り :2007/02/10(土) 21:59:28 ID:OejWCCQY
>321はいつ頃出るのだろうか? アコースティック集はずいぶん早かったけど。
334 :
名無しの笛の踊り :2007/02/13(火) 10:28:57 ID:fz6mUVLa
保守
335 :
名無しの笛の踊り :2007/02/14(水) 00:14:26 ID:ucoOxKqM
>>329 歴史的録音は殆どAPRライセンスだそうだ。
普通に買えば(それが難しいのだが)一枚単価二千近いから大分安いな。
確定じゃないが、音質もそれなりに期待してもいいっぽいな。
336 :
名無しの笛の踊り :2007/02/20(火) 13:39:44 ID:lCWIiT87
337 :
名無しの笛の踊り :2007/02/24(土) 00:43:33 ID:stcWGfID
ちくしょう、魅惑に勝てずに予約しちまったw
338 :
名無しの笛の踊り :2007/02/26(月) 12:51:18 ID:1aLQdp51
339 :
337 :2007/03/02(金) 21:08:40 ID:cDaxmcQP
犬より「メーカー在庫切れにて、しばらくお待ちいただきます」だとよw 相当売れているんかね
340 :
名無しの笛の踊り :2007/03/03(土) 22:48:34 ID:D8gqnk34
ショパンに限ればお買い得だからねえ。 APRにかなりお布施した身としては複雑だよw
341 :
名無しの笛の踊り :2007/03/04(日) 11:26:47 ID:f12A7SRF
モイセイヴィッチのショパンといえばまずはやっぱ舟歌が一押し?
342 :
名無しの笛の踊り :2007/03/05(月) 03:29:23 ID:bnWdPkgg
そうだね、新旧共に流麗で自然な流れ。 フィリップスの二枚組の舟歌、夜想曲18番、バラード4番の組合わせは神。
343 :
名無しの笛の踊り :2007/03/05(月) 21:59:51 ID:a6Is/00c
フィリップスのグレートピアニストの選曲は上手だよね。 神録音の真夏の夜の夢やラフマニノフの協奏曲2番まで入ってる。
344 :
名無しの笛の踊り :2007/03/08(木) 10:32:09 ID:WJvahL2h
APRやナクソスはファンからすれば神だけど 最初はこの一枚、みたいなのがないよね。
そう言われればそうだな。 最初からSP録音ってのは一般的にゃ取っ付きづらいだろうし。 TESTAMENTの前奏曲と子供の情景が入ったやつとか? 真夏の夜の夢と悪魔的暗示も入っていて盛り沢山だった気がする。
346 :
名無しの笛の踊り :2007/03/10(土) 13:43:54 ID:lDmywfde
典型的な録音技術の発達と年令による衰えが反比例する世代だからね。 40年代の録音群があと10年遅ければと思う。
347 :
名無しの笛の踊り :2007/03/12(月) 11:09:49 ID:9TBFNv7n
スケルツォの2番、1・3・4番を録音するなら ついでに新しく録音して欲しかった。
>>347 PHILIPSに収録さてんのは新録じゃないのか?
旧録が1925年で新録が1958年 バラードの録音状況はどうだったっけ?
SP時代に全集と、LPで3.4番が録音されてるはず。
追加 あと、Arbiterのライブで晩年の2番もあったな。
352 :
名無しの笛の踊り :2007/03/13(火) 22:30:10 ID:lwJsNmzN
ありがとう。 329のは3番が重複してるけど両方入ってるのか誤記なのかわからないね。 329のを買うかナクソスに期待するか悩んでるんだけどどうしようかな。 APRのショパン1集は手に入りにくいようだし。
>>352 おや、本当だ。
ポロネーズ9番も重複してんだな。
誤記なんだか別テイクなんだかはわからんけど
>>329 のはAPR Chopin Vol.1&2からのライセンス音源らしい。
354 :
名無しの笛の踊り :2007/03/14(水) 01:09:26 ID:bgHT/e9l
細かい情報がわからないと困るよね。 とりあえず337のレポワクテカ待ち。
355 :
名無しの笛の踊り :2007/03/18(日) 09:02:44 ID:9u9ti+dD
ショパン箱買った人いる?
356 :
名無しの笛の踊り :2007/03/20(火) 07:46:13 ID:aVlhciHa
イナイヨ
357 :
337 :2007/03/20(火) 20:38:22 ID:ahtgmA/g
まだ来んよ 犬では28日発売予定らしいから
358 :
名無しの笛の踊り :2007/03/24(土) 23:53:47 ID:jxb1mOAA
じゃ届くのは4月に入ってからかな。
359 :
名無しの笛の踊り :2007/03/25(日) 23:39:44 ID:cs5GvRBx
流れ読まずに話振ってみる。 放送音源のバッハ=リスト 幻想曲とフーガ ト短調の演奏って神じゃね? 壊滅的なノイズと沈黙があるけど、多彩なタッチと複数の声部の歌いぶりがとんでもない。
360 :
名無しの笛の踊り :2007/03/28(水) 12:04:11 ID:+sGtHA5j
1954年というから他に録ってた人はまさかいないだろうね… >多彩なタッチと複数の声部の歌いぶりがとんでもない。 でも耳障りな誇張はなくて自然な流れなのが凄い。 なんでレコードに入れなかったのかと。
>>360 >なんでレコードに入れなかったのかと
だよな…。
デビューとかでも愛奏していたっぽいのに。
大体同輩のグレイジャー、ブライロフスキー、フェインベルクは録音してるよな。
362 :
名無しの笛の踊り :2007/03/30(金) 22:46:51 ID:CFlyyqZa
残ってるだけ感謝すべきだけどなんでもっとちゃんと録らなかったのかとw そういやパールのライブに未出音源の続編予定ありと書いてあったのは その後どうなったんだろうな。
363 :
名無しの笛の踊り :2007/03/31(土) 19:35:25 ID:6b6zoPpK
どうなったと言えばNAXOSのショパン集Vol.1もどうなったんだw
364 :
名無しの笛の踊り :2007/03/31(土) 22:30:28 ID:/Fptlnhj
ところでモイセイヴィッチってどんなピアノ使ってたんだろう?
365 :
名無しの笛の踊り :2007/04/01(日) 22:32:36 ID:QIp/816P
香港のラッシュアワーは神
>>365 どうしてもジャッキーの顔が浮かぶ曲名だよなw
パルムグレンの「揺りかごのリフレイン」とか「西フィンランドの踊り」
イベールの「小さな白い驢馬」といった小品も素敵だ
ダカンのかっこうを弾くセンスが素晴らしい
レヴァント編の剣の舞の演奏はどう?よければCD買おうと思う
369 :
337 :2007/04/02(月) 21:24:12 ID:HwV7m4ig
フェインベルグとアルカンのためにキャンセル⇒再注文したら発送日が4月30日になりやがったw
レポ待ちの奴いたら申し訳ない
>>368 モイセイヴィッチにしては珍しくfffで若干音が悪い
荒っぽいのも曲想に合ってるっちゃ合ってるんだが
NAXOSのVol.7だったっけ?楽興の時4番と悪魔的暗示が神
370 :
368 :2007/04/03(火) 07:30:45 ID:voWFWekQ
371 :
名無しの笛の踊り :2007/04/04(水) 20:34:46 ID:uuVFw/n1
>>367 ダカンのかっこう弾いている往年のピアニストって多いよね
最近のピアニストに足りないのはこういう小品を弾くセンスだと思う
372 :
名無しの笛の踊り :2007/04/05(木) 17:13:07 ID:eI34V4WC
現代のピアニストはありきたりな曲ばかりがレパートリーで退屈するよな
現代というか大戦後は、そのピアニスト固有の音色とか ルバート、アゴーギグ等のセンスが希薄になってる。 リスト、レシェティツキ系統のピアニストは大曲を弾くスケールと 編曲モノやモシュコフスキーのような魅力的な小品を弾く遊び心を同時に持っていたんだろう。
374 :
名無しの笛の踊り :2007/04/07(土) 07:49:40 ID:xdujAHYC
昨日、図書館でクラシック名盤 器楽曲 となるものを拝見 モイセイヴィッチのモの字もなかったorz
375 :
名無しの笛の踊り :2007/04/07(土) 22:59:19 ID:bDJEHz7D
古くはあらえびすなんかもモイセイヴィッチをあまり理解できなかったみたいだし 来日してる割に日本のクラシックマニアとはあまり相性がよくなかったみたいだね。
376 :
名無しの笛の踊り :2007/04/08(日) 08:48:39 ID:SCHlTJhC
ナクソスは神だと思う
377 :
名無しの笛の踊り :2007/04/08(日) 13:58:48 ID:Dx0xWxQm
フリードマンやレヴィツキも日本じゃあまり評価されなんだみたいだねえ。 最近の本だと「ラフマニノフからキーシンまで」ってのと吉澤ヴィルヘルムのピアニストガイドとかでモイセイヴィッチを取り上げてたね。
379 :
名無しの笛の踊り :2007/04/09(月) 10:55:23 ID:TGdXXwQc
380 :
名無しの笛の踊り :2007/04/10(火) 08:08:02 ID:mYGXkV2Y
そんなにレパートリーは多くはないんだな
381 :
名無しの笛の踊り :2007/04/11(水) 07:33:10 ID:dzjAcoyU
ナクソス新譜まだ?
382 :
名無しの笛の踊り :2007/04/12(木) 07:27:26 ID:J5QmwxCL
383 :
337 :2007/04/13(金) 13:16:26 ID:KADGlk9r
鰤のショパン箱届いたぞー あとでレポする
384 :
名無しの笛の踊り :2007/04/13(金) 22:45:53 ID:SMotoXlX
ナクソスのやつって全部マーストン復刻なの?10集だけ?
385 :
337 :2007/04/15(日) 00:26:58 ID:nl39QOCo
まずは大雑把な感想
大半が戦前の演奏だから、指捌きは申し分ないが、ちょっと速すぎるものもあった
さすがにAPR音源だけあって音質も問題ない
スケルツォ、バラード(1番は構成が弱いのかやや不調)、前奏曲、舟歌はどこまでも自然で流石の内容
ある意味で一番驚いたのは、2枚目のOp.9-2のノクターンだったわ
通俗的になりすぎていてあんま関心ない曲だったが、モイセイヴィッチの歌いぶりが神
この甘美さは「愛の死」に匹敵する勢いだ
>>384 10集とも全部マーストン復刻
ナクソス6集の音質が微妙なのは気のせいですか?
387 :
名無しの笛の踊り :2007/04/16(月) 10:22:43 ID:INRT7e3G
>>385 乙。音質がAPRそのままなら買って損はなさそう。
ノクターン、通俗的な曲ほど真価がわかるという話もあるので楽しみ。
どうもありがとう。
>>386 電気録音初期のも混ざってるからかも。
388 :
名無しの笛の踊り :2007/04/18(水) 19:37:09 ID:I2IdKO9l
この人のタンホイザー初めて聞いたが神すぎる… イゾルテの愛の死や舞踏への勧誘も同じく神がかっているな
レコ芸の自作自演特集のラフマニノフのところで、珍しくモイセイヴィッチ取り上げられてたな。 その内容によればボレットは自演の2番協奏曲を賞賛したものの、 同曲最高の演奏だと思っていたのはモイセイヴィッチの37年盤だそうだ。
390 :
名無しの笛の踊り :2007/04/21(土) 23:33:37 ID:/vO7xSeV
2番は入手できる音源が3つあるけどどれもいい。 ひょっとしてアートオブピアノで断片だけ見られる映像が最高である可能性も。
オススメのライブ盤教えてくれ!できれば入手が容易なやつで
392 :
名無しの笛の踊り :2007/04/22(日) 13:19:00 ID:TfVB3/sh
エアチェックのにライブ録音あったっけか? なければCD化されたのは二つだけだったはず。両方買うのが正解かも。
393 :
名無しの笛の踊り :2007/04/23(月) 00:41:38 ID:FWZE1YJN
>>391 Pearl盤 2枚組み
一枚目のエチュードや展覧会の絵は所々で悲惨な事になっている
それでも、十八番の舟歌や、独自の改変があるソナタ3番の語り口は老練の俳優のような味
二枚目のシューマンの交響的練習曲、クライスレリアーナ、謝肉祭は
技術的には弾き溢しや指が回ってない箇所もあるが、独自の世界を作り上げてる感じ
Arbiter盤 1枚
一部無音になるような音質だが、唯一のバッハ/リスト編の録音が含まれている
幻想曲での複数旋律の歌いまわしや、フーガでの多彩な音色のタッチは奇蹟的
SP、BBC映像に続くタンホイザー序曲の録音は推進力が物凄く、往年の力強さも甦っていると思う
ショパンのバラード2番やスケルツォ2番はライブ録音
モイセイヴィッチが好きなら両方買ってもいいんじゃないか?
ただし、最初の方でこれ買うと失望するかもしれんが
>>392-393 ありがとう。両方買ってみるよ。
しかし後にナクソスから発売されたら泣ける
395 :
名無しの笛の踊り :2007/04/24(火) 18:35:02 ID:fuK7mGbl
ナクソスはないだろう
396 :
名無しの笛の踊り :2007/04/24(火) 21:12:19 ID:tb+fdAnw
ライブとか放送音源、未発表音源はARBITERに期待だな。 フェインベルグみたいにステレオ未発表とか発掘してくれねぇかなー。
397 :
名無しの笛の踊り :2007/04/25(水) 07:39:34 ID:q8Tcy2ka
協奏曲もそれなりに録音あるけど全部良いですか?
398 :
名無しの笛の踊り :2007/04/25(水) 22:26:12 ID:R6c/7Wwn
>>397 ラフマニノフ1&2番(2番は37年、54年、54年ライブ)、サン=サーンス2番、チャイコフスキー2番、
ベートーヴェン3番、シューマン、グリーグ辺りは聴いて損はない。
>>398 つまりナクソスから出てるやつは全部買いってことですね。おk注文してきます。
400 :
名無しの笛の踊り :2007/04/28(土) 01:51:32 ID:Uogwht3i
>>399 とどのつまりはそうなるなw
一応シューマン&グリーグ新録はTESTAMENT、
ラフマニノフ54年&皇帝最晩年ライブはBBCな。
BBCライブ盤は生産終了してるって話だから買うなら早めに。
401 :
ヒギンズ教授(*‘∀‘)♪ :2007/04/28(土) 13:54:53 ID:Qa5drhDK
testamentのシューマソ幻想曲のCDは廃盤なの?
402 :
名無しの笛の踊り :2007/04/29(日) 17:29:26 ID:1+wDXwsz
塔で普通に取り扱ってるぞ。
403 :
名無しの笛の踊り :2007/04/30(月) 11:33:37 ID:KVrz3zn+
西フィンランドのリズムは最強 最近楽譜をゲットして自分でも弾いてみたんだがモイセイヴィッチは手を入れてるね
404 :
名無しの笛の踊り :2007/05/04(金) 04:37:20 ID:NNbdhJrj
ワゴンセールでNAXOS第9集五百円。買って良かった。
405 :
名無しの笛の踊り :2007/05/05(土) 23:46:01 ID:7/lAOCXk
>>403 楽譜への態度も伝統的なグランドスタイルだよな。
たしかショパンの第3ソナタの改編でその類のアレンジについてのコメントあったな。
アンダルーサの弾き方も独特ですよね
407 :
名無しの笛の踊り :2007/05/08(火) 03:14:51 ID:AHPvAgKF
独特だし、どうやったらピアノであんなにもギター掻き鳴らしたのにそっくりな音が出せるのやら。
ホタの最後もやたら凄い ジャララララって
409 :
名無しの笛の踊り :2007/05/12(土) 03:31:52 ID:w79elOtD
左手のための夜想曲のカデンツァの軽やかさも余人に代えがたい。
どうやって弾いてるかわからんと言えば月光の三楽章も神じゃね?
411 :
名無しの笛の踊り :2007/05/14(月) 23:29:18 ID:6UGvDpiG
こうもりの多声部の弾き分けは神だろ…常識的に考えて
412 :
名無しの笛の踊り :2007/05/15(火) 11:13:04 ID:K2//Rc1s
気の合った二人が連弾してるように聞こえる時がある。 なんとも不思議な雰囲気。
モイセイヴィッチが好きな人はチェルカスキーも好きだったりする
温かい音色に、素晴らしいカンティレーナ、洒落たルバートに、茶目っ気のあるセンスと似てるもんな。 魅力的なミニアチュール的小品を弾きこなせるピアニストは、俺も大好きだ。 ボレットも好きなヤツ多いんじゃないだろうか?
両者、珍曲香港のラッシュアワーを弾いてる
以前ボレットとチェルカスキーというスレもあったっけ。 おれはこの二人の演奏ダメだった。 ホフマンやゴドフスキーの録音が好きなので期待して買ったら なんか好みじゃなくてがっかりした。 でもチェルカスキーのアンコールは好き。
418 :
名無しの笛の踊り :2007/05/18(金) 01:18:55 ID:CPAmMKIQ
編曲モノを「らしく」弾けるかどうかがポイントっぽいな。 個人的にはV.Rのポルカを魅力的に弾けるピアニストは大体好み。
419 :
名無しの笛の踊り :2007/05/18(金) 22:16:09 ID:MpKSkYgF
らしく弾くというのは重要だよね。 なんでモイセイヴィッチはあんなに雰囲気出せるんだろう。
あまり知られてないピアニストですね…演奏は素晴らしいんだが
いま一つ知名度が低いのは、当時の日本人好みではなかった事やら 黒盤での発売、あらえびす翁の著書等が影響してるのだろうか。 野村光一氏は途中途中で評価が変わっていた気もするが、割と好意的だったが。
422 :
名無しの笛の踊り :2007/05/23(水) 19:46:23 ID:LP4B4i1m
それでも戦前戦後と来日してるわけだけど 案外日本にもファンがいたのだろうか。
423 :
名無しの笛の踊り :2007/05/23(水) 21:07:13 ID:wLiZC8ks
ここまで波長の合うピアニストは初めて… ところで自分、質問いいすか? 同門のフリードマンってどんな感じすか?
>>423 すべてのピアニストが、永遠に追いつくことの出来ない、
ショパン・マズルカの、~演奏を遺した偉大なピアニスト。
>>423 ショパンではマズルカ以外にも、疾風怒涛のような”革命”や
青白い”雨だれ”、”葬送行進曲”も素晴らしいの一言に尽きる。
同郷のフーベルマンと競演したクロイツェルソナタの圧倒的な演奏も聴くべき。
全録音中の白眉は”夜想曲Op.55-2”の筆舌に尽くしがたい儚さと諦念に近い美しさだろうか。
426 :
名無しの笛の踊り :2007/05/24(木) 02:18:31 ID:dyocYbCm
427 :
名無しの笛の踊り :2007/05/25(金) 22:22:41 ID:rZaWMO0n
フリードマン、凄いのはもちろんだがやや聞き疲れるときがあるな。 逆にフリードマン好きだとモイセイヴィッチがやや物足りなく感じる場合もあるのだろうか。
428 :
名無しの笛の踊り :2007/05/25(金) 22:33:28 ID:5dU3vGzO
>>426 ナクソスの第3集をゲットしました。
いやぁとても良いです。
しかし20世紀前半のクラシックは何故こうも酔えるんでしょう。
小躍りしたくなります。
429 :
名無しの笛の踊り :2007/05/27(日) 02:16:47 ID:iOxklbIA
>>427 ショーンバーグなんかも「自分の耳が信じられず、針を戻してしまう」
瞬間がフリードマンには多々あると書いてたね。
マズルカは勿論神だが、無言歌も神。
430 :
名無しの笛の踊り :2007/05/27(日) 04:34:52 ID:MGosVKeH
>>429 「ロスト・イリュージョン」
なにをどうやったら、ああいう音楽を奏でられるのか・・・。
譜面づらは簡単なんだけどさ。
その分、余計にフリードマンのすごさを感じる。
431 :
名無しの笛の踊り :2007/05/30(水) 19:52:03 ID:2O4n/wWO
ニコライ・ペトロフには少しモイセイヴィッチ臭がする 特にアンコール集の選曲とか見ると
>>431 ペトロフは人間コンピュータ。精密機械的超絶名人芸。
モイセイヴィッチとは路線が異なる。
選曲だけで安易に同じカテゴリーに入れるのは、如何なるものか。
ペトロフというと、どうしても超絶技巧練習曲初版のイメージしかねえなあ。
>>433 プロコのコンチェルト、生演聴いたが、まさに精密機械だったぞ。
437 :
名無しの笛の踊り :2007/06/01(金) 17:14:57 ID:JUJNrHcf
>>435 日本ではいつになるかな。
なるべく待たせないで欲しいけど、長い時もあるからなあ。
うーむ、展覧会の絵の独特の解釈は楽しいな
やっとナクソス7集が届いた!早速聞いてるがなんだこの神演奏の数々は ヤバいよヤバいよ
関係ないが NAXOSってホフマンは出さないつもりなんだろうか? Marstonのは高くて買えないんだよぅヽ(`Д´#)ノ
441 :
名無しの笛の踊り :2007/06/04(月) 04:17:52 ID:7tQt8GaI
>>439 楽興の時、前奏曲(特にロ短調)、悪魔的暗示はほんと神。
メトネルとの共演は和やかで微笑ましい。
前奏曲ロ短調が2つ収録されてるのはなんでだぜ?
どっちかが未発表テイクだったんじゃね? でもってマーストンが気に入ったから収録したとか。
445 :
名無しの笛の踊り :2007/06/07(木) 09:25:33 ID:j3l0izM8
>>440 Marstonのはいろんな音源を集めてるしね。
逆に言えばそれだけ電気になってからの録音が少ないってことだけど。
446 :
名無しの笛の踊り :2007/06/10(日) 17:40:06 ID:R8L60fsa
藻威聖微ッ千
447 :
名無しの笛の踊り :2007/06/13(水) 13:17:41 ID:yH183p9k
保守
NAXOS新譜出るまで話題ないかな?
449 :
名無しの笛の踊り :2007/06/16(土) 22:44:29 ID:qykGSMht
今後もナクソスがどんどん出してくるようだけど これでAPRの方は自然消滅するのかな? 他のピアニストとセットの稀少音源集に入ってる舟歌押さえそこなったのが痛恨。
450 :
名無しの笛の踊り :2007/06/17(日) 01:44:40 ID:o+ZKvFTg
たしかフリードマンの場合はAPR音源未発表テイクも収録してたな。 モイセイヴィッチでもそうやってくれると嬉しい。
APRには "MOISEIWITSCH The Late Recordings" とかやって欲しい。
452 :
名無しの笛の踊り :2007/06/19(火) 10:02:33 ID:Esg2X14V
確かに凝った企画はAPRだよなあ。
453 :
名無しの笛の踊り :2007/06/21(木) 04:48:00 ID:UKM5+aek
APRといえば社長が書いたモイセイヴィッチの本も再版してくれないかしら。
454 :
名無しの笛の踊り :2007/06/23(土) 00:28:10 ID:yAxq3dMN
その本読んだ人いる? おれも読みたいけど絶版になって長いみたいだね。
455 :
名無しの笛の踊り :2007/06/24(日) 22:51:31 ID:trBnlQ+c
本書いて復刻もするんだからよほど好きなんだね。
456 :
名無しの笛の踊り :2007/06/27(水) 14:50:06 ID:/sHS1GTI
age
>>455 イギリスでの人気はいまだに衰えてないってことなんだろうな。
同年代のヘスといい、ソロモンといいノーブル系の演奏は評価高いのかね。
458 :
名無しの笛の踊り :2007/06/29(金) 23:35:32 ID:clR5uaiD
とりあえず週末あげ
459 :
名無しの笛の踊り :2007/07/03(火) 04:50:35 ID:/jYAvyys
11集はこっちじゃいつ出るんだろ
460 :
名無しの笛の踊り :2007/07/04(水) 12:43:40 ID:B8MvIX0v
ナクソスの日本発売のタイミングってムラがあるからな。 のんびり待つか。
461 :
名無しの笛の踊り :2007/07/07(土) 22:59:02 ID:EKGS23yG
age
Vol.11ショパン集、7月発売の新譜案内ktkr 日本は2〜3ヶ月遅れてかねえ。 円安だから密林で買うよか、暫く待って犬のがいいんだがなあ…。
463 :
名無しの笛の踊り :2007/07/10(火) 11:41:23 ID:0DoenTSH
秋口、下手すりゃ寒くなってからか?
NAXOS待ちだったんだが、意外な伏兵が登場したようだ。
ttp://www.hmv.co.jp/product/detail/2588761 モイセイヴィチ/ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番、他
モイセイヴィチの1955年録音がギルドから登場!
作曲者自身も太鼓判を押すなど、世紀のラフマニノフ弾きとして名高いモイセイヴィチ。
特に人気の高い2作品のカップリングは非常に嬉しい組み合わせと言えます。
モイセイヴィチにとって第2の故郷となったイギリスのレパートリーであるディーリアスのピアノ協奏曲が
新たなリマスターで復活したことも、このディスクの価値を高めていると言えるでしょう。
1955年の8月と9月の2ヶ月間の間に収録が行われたモイセイヴィチの協奏曲録音。
スタジオとライヴの聴き比べなど楽しみは尽きません。(東京エムプラス)
・ディーリアス:ピアノ協奏曲ハ短調
ベンノ・モイセイヴィチ(ピアノ)
BBC交響楽団
マルコム・サージェント(指揮)
録音:1955年9月13日、プロムスでのライヴ(モノラル)
・ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲 Op.43
ベンノ・モイセイヴィチ(ピアノ)
BBC交響楽団
マルコム・サージェント(指揮)
録音:1955年9月8日、プロムスでのライヴ(モノラル)
・ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番ハ短調 Op.18
ベンノ・モイセイヴィチ(ピアノ)
フィルハーモニア管弦楽団
ヒューゴ・リグノルド(指揮)
録音:1955年8月13-14日、アビー・ロード・スタジオ(モノラル)
ディーリアスのライブ盤なんてCD初出じゃないか?
466 :
名無しの笛の踊り :2007/07/11(水) 11:15:42 ID:wwovnId4
まさに伏兵だね。
467 :
名無しの笛の踊り :2007/07/11(水) 12:22:14 ID:aLgw9nZU
パガニーニ狂詩曲のライブ音源なんて残ってたのか。 55年リグノルド版スタジオ録音もRoyal Classicsで出たきりCDでないなぁ…。 ディーリアスのライブ音源はどっかのサイトで話題にしているのを見た記憶が。
468 :
名無しの笛の踊り :2007/07/11(水) 23:38:12 ID:AYcSHz9p
話題ついでに数学者の小平邦彦氏の『怠け数学者の記』は音楽ネタが多く(ピアノが得意だったとかで) アメリカ在留時にモイセイヴィッチやミトロプーロスの演奏会の感想なんかが書いてあるそうな。 誰か読んだやつおる?
469 :
名無しの笛の踊り :2007/07/14(土) 09:33:09 ID:bi0CUGYx
これでNAXOSのChopin集も8〜9月に出りゃ、まさに御の字だわな
470 :
名無しの笛の踊り :2007/07/17(火) 14:28:53 ID:mdsbqWZu
>>468 ノシ
『プリンストンだより』1950年2月27日に、「昨夜カーネギーホールでモイセイビッチを聞く」とある。
プログラムは熱情、クライスレリアーナ、ショパン即興曲、6つのエチュードとスケルツォ、
展覧会の絵(“ヒヨコの踊り”では見事な滑稽さに笑いだす人もいたそうだ)+アンコール5曲。
小平氏の感想は表現力が豊かで感心し、展覧会の絵ではオーケストラのように多彩な音色を出したこと、複旋律がいくつ重なってもそれがしっかり聞こえるのが不思議だったとのこと。
471 :
名無しの笛の踊り :2007/07/17(火) 16:57:24 ID:qKJxcEWK
>>470 週末読んだので書き込もうと思ってたら先越された。
ウナギやコーヒーが旨くないという話の間にあったねw
生演奏だとあの顔でおどけて弾いてるのを見られてよりおかしかったかも。
472 :
名無しの笛の踊り :2007/07/17(火) 23:14:12 ID:mdsbqWZu
>>471 すまんw
最近こっちにも日本料理屋が出来たが美味くないとか、物価がどうこうの話題で笑ったよ。
しかし、ハチャトリアンの協奏曲を初めて聴いただけで家でさらってみたとか相当ピアノやってたんだな。
冒頭の『数覚』の概念と母国語教育の重要さを力説してたのも感心したな。
473 :
名無しの笛の踊り :2007/07/19(木) 18:20:47 ID:kthNXXBs
笑わせる技量も凄いし笑う客も凄い。 そんな演奏会に行ってみたいもんだよなあ。
戦前の日本公演でもタンホイザー序曲弾いて 「ああ疲れた」ってな具合に手を振って見せたらしいなw あらえびす翁はそれがお気に召さなかったようだが。
475 :
名無しの笛の踊り :2007/07/21(土) 16:38:30 ID:iPZwMMjx
曲自体あらえびすの趣味に合わなそうだしねw そういえばBBCのタンホイザーも最後のさりげない挨拶がきまってる。 ポーカーフェイスながら愛想がないわけではなかったのかな。
477 :
名無しの笛の踊り :2007/07/24(火) 17:06:09 ID:ZLYHryg4
ライブ音源か。よさそうだな。
NAXOS 国内代理店の移行に伴う入荷停止期間のお知らせ: 2007年10月より、NAXOSの国内代理店が(株)アイヴィより ナクソス・ジャパンへ移管される事になりました。 それに伴い2007年8月上旬から2007年11月まで、現在(株)アイヴィ取扱い 各レーベルの入荷などが大幅に制限されます。
479 :
名無しの笛の踊り :2007/07/27(金) 23:02:10 ID:77IIrvbI
じゃしばらくお預け?
480 :
名無しの笛の踊り :2007/07/30(月) 18:13:41 ID:a1FAwncl
おあずけorz
481 :
名無しの笛の踊り :2007/08/02(木) 23:04:48 ID:cUa7LXpi
なにもこのタイミングで…
482 :
名無しの笛の踊り :2007/08/04(土) 07:58:26 ID:i+B/P7kl
あぁぁショパンが遠ざかってゆく
483 :
名無しの笛の踊り :2007/08/06(月) 19:34:00 ID:Kk3ouDQ2
話題変えて、
>>464 のライブ盤買った人いたらレポ頼む
484 :
名無しの笛の踊り :2007/08/10(金) 11:53:38 ID:gY6SUS15
おれもレポ期待
485 :
ヒギンズ准教授 :2007/08/14(火) 07:54:59 ID:CJQFdDAv
アートオブピアノのロ短調前奏曲が素敵だょ☆
486 :
名無しの笛の踊り :2007/08/16(木) 17:49:33 ID:26IGQrJ/
>>485 レコードの録音の方が美しいけど映像の演奏の方が面白い気がする。
あれは63年の最晩年の演奏だからか、余計に泣ける…。
488 :
名無しの笛の踊り :2007/08/20(月) 20:44:24 ID:sWvvuVUU
雑誌ショパンにモイセイヴィッチの記事があるらしいけど読んだ人いる?
489 :
名無しの笛の踊り :2007/08/21(火) 02:49:26 ID:Gc9qly4o
ほう、そいつは珍しいな。 今月号にかい?
490 :
名無しの笛の踊り :2007/08/22(水) 17:44:43 ID:KnM+hOO4
ショパン9月号見てきた。 ロマン的で気品のある演奏とあるけど残念ながら特に目新しい内容はなかったよ。
491 :
名無しの笛の踊り :2007/08/22(水) 22:56:52 ID:WNYOUxDC
>>464 >>483 渋谷の塔にも結構在庫があった。
1985円とちょっとだけ高かったが。
ライブ演奏らしく雰囲気がとてもいいので強く推奨。
492 :
名無しの笛の踊り :2007/08/25(土) 09:35:25 ID:55FJSYmS
この調子でもっとライブ音源発掘されないかな。
493 :
名無しの笛の踊り :2007/08/28(火) 10:17:07 ID:6zxpLW9D
細々ながらCDの新譜が続いてるのはありがたい。 どっかでDVD出してくれれば最高なんだが。
494 :
名無しの笛の踊り :2007/08/31(金) 11:16:10 ID:qXtP9Dzl
age
495 :
名無しの笛の踊り :2007/09/01(土) 19:53:23 ID:KJBlTzUH
>>493 BBCのアーカイヴス辺りからの復刻が期待できるな
496 :
名無しの笛の踊り :2007/09/03(月) 12:32:31 ID:KcN6u9Dw
EMIもボーナスとしてつけるくらいなら単体で出してくれればいいのに。
497 :
名無しの笛の踊り :2007/09/07(金) 09:39:00 ID:jlor74YE
台風age
NAXOSはショパン集の告知してその後どうなったのかしら…
499 :
名無しの笛の踊り :2007/09/12(水) 12:10:43 ID:ie6qI2Bw
478の通りなら年末?
500 :
名無しの笛の踊り :2007/09/12(水) 23:58:54 ID:ljTqlRf/
500
501 :
名無しの笛の踊り :2007/09/13(木) 21:29:11 ID:TbwDfvLi
おお、折り返しに到達したか…。 初代スレはたしか400ちょいで逝っちまったから感慨深い。
502 :
名無しの笛の踊り :2007/09/14(金) 11:10:45 ID:WsIs0O7B
気づいたらとりあえずageよう。 SP時代のピアニストスレもとっくに逝っちゃったな。
503 :
名無しの笛の踊り :2007/09/15(土) 13:40:06 ID:scN8O5bs
なんつーか、お隣りの美人のお姉さんが引くピアノだな。
504 :
名無しの笛の踊り :2007/09/17(月) 04:59:52 ID:+R0f3+cT
なんとなく言わんとしていることは解るw
505 :
名無しの笛の踊り :2007/09/19(水) 10:48:49 ID:6g4KUtwg
風貌は怖いおじさんだけどね。
506 :
ヒギ(*‘∀‘)♪ンズ :2007/09/19(水) 10:51:11 ID:CwQuR+gJ
仏頂面萌えス
507 :
名無しの笛の踊り :2007/09/20(木) 00:07:41 ID:9ZRbfalL
無表情な分、ポーカーやブリッジは鬼のように強かったらしいなw
509 :
名無しの笛の踊り :2007/09/21(金) 11:20:00 ID:kqZAmT9y
円安でしかたないのかな。
510 :
名無しの笛の踊り :2007/09/21(金) 19:48:12 ID:k4uRvW7w
ここんとこユーロ、ポンドとも強いからなぁ…
>>508 アコースティックも復刻してくれるようだけど、
1920年の未発表の前奏曲全集はどこかに音源残っていないのかな。
512 :
名無しの笛の踊り :2007/09/26(水) 11:06:04 ID:SfO7NgD1
>>511 そんな記録あるんだ。
まだ埋もれてるのがあるんだね。
>508 「アフターのだめ」のためかな?と思ってたが ユーロが上がったのものだめためさwきっと。
なんか自分達だけのニッチな楽しみだったのが 広まっちゃって複雑な心境、自分だけじゃないはず。
515 :
名無しの笛の踊り :2007/09/29(土) 16:35:41 ID:GnuKhrIa
モイセイヴィッチがそんなに広まってるの? モイセイヴィッチのCDがバカスカ売れてDVD化もされ伝記が復刊され 現役ピアニストがモイセイヴィッチのマネをするようなことになったら泣いて喜ぶ。
>515 推測の域を出てないけど ラフマニノフつながりで増えたのは確かだと思う 例えるなら500が1000になった位ではと、、、。
518 :
名無しの笛の踊り :2007/09/30(日) 14:02:03 ID:EQj68ZOh
なんとかDVDの販売が可能になるくらいまで盛り上がってくれればいいんだけどねえ。
大体映像って残ってるのだろうか?
BBCでマイラ・ヘスみたく戦意高揚フィルムがあったような気が
521 :
名無しの笛の踊り :2007/10/01(月) 15:46:30 ID:cGca4neT
キンキラキンにさりげないのよ。 モイ様は。
522 :
名無しの笛の踊り :2007/10/03(水) 11:27:50 ID:M5xqyIva
さりげないけど緻密に弾き込んでるとこがいいね。
523 :
名無しの笛の踊り :2007/10/06(土) 22:25:46 ID:dmb0sPQ2
舟歌とかバラード4番をさりげなく弾けることが信じられん。
524 :
名無しの笛の踊り :2007/10/10(水) 03:43:41 ID:UkeobPse
新譜発売まで一週間age
525 :
名無しの笛の踊り :2007/10/12(金) 23:51:47 ID:hT4Y+a4L
早く聞きたいもんだ。 塔とかが早いのかな。
526 :
名無しの笛の踊り :2007/10/17(水) 00:45:14 ID:1nxXlVnI
発売日になったな。 PearlとAPRで演奏自体は聴いたことあるが マーストンの復刻手腕に期待。 前集はアコースティックにもかかわらずあまりにも綺麗で驚いた。
527 :
名無しの笛の踊り :2007/10/18(木) 14:15:55 ID:/7gWnmBx
ノイズの向こうに、あの楽しかった思い出が……なショパンだ。 まぶたの母のような思い出。
528 :
名無しの笛の踊り :2007/10/21(日) 14:37:07 ID:WGQb3psb
そろそろナクソス店頭に出てるかな? APRの既出のもちらほら出てるらしいが。
529 :
名無しの笛の踊り :2007/10/23(火) 21:42:29 ID:LSOQXTrc
さすがに出てるだろうな。 確認してないが。 APRはChopin集Vol.2あたりが最近また出始めたな。
/ ̄ ̄ ̄\ / ─ ─ \ / (●) (●) \. モイセイヴィッチのよさを端的に説明したまえ | (__人__) | \ ` ⌒´ / / \
531 :
名無しの笛の踊り :2007/10/25(木) 22:41:46 ID:1ye8SZnB
優雅、洗練、洒脱
無表情なとこ。演奏は表情豊か
533 :
名無しの笛の踊り :2007/10/29(月) 18:45:25 ID:iLQDGxKE
ナクソスのショパン買ってきたよ。 特にアコースティックの起こしが驚くほどよくて驚いた。
534 :
名無しの笛の踊り :2007/10/29(月) 22:23:28 ID:Qa7JCRLa
俺も昨日買ってきた。 前集のアコースティック録音集もそうだったが、 驚くほど音の芯と色彩感が鮮やかになってたな。 Pearlの復刻が薄っぺらかった、ってのも余計に加味してるんだろうなw
535 :
名無しの笛の踊り :2007/10/31(水) 16:32:46 ID:qdiRA7c1
別テイクまで入ってるのもいいね。 次もショパン集かな?なんかレアな音源入れてくれたらうれしいな。
Op.10-11の解釈がなんとも洒落ていて面白い。 幻想的で技巧を感じさせないエチュードらしからぬ演奏だ。
537 :
名無しの笛の踊り :2007/11/03(土) 16:00:17 ID:qMk42a9X
age
538 :
名無しの笛の踊り :2007/11/03(土) 16:30:34 ID:AWAskr9v
はいはいあ
539 :
名無しの笛の踊り :2007/11/07(水) 21:47:49 ID:lwtq7iCx
エチュードももっとたくさん入れて欲しかったな。
540 :
名無しの笛の踊り :2007/11/10(土) 23:58:01 ID:P4vUS+Ja
age
541 :
名無しの笛の踊り :2007/11/11(日) 08:04:27 ID:1QLfH/Vs
レシェティツキ門下の話題もここで、っていうとシュナーベルなんかも?
542 :
名無しの笛の踊り :2007/11/11(日) 13:49:09 ID:+3EWCnrS
むろんいいんじゃない?ファン層がどの程度かぶってるかはわからないけど。 レシェティツキ門下と言えばパデレフスキの「軽やかさ」の録音に モイセイヴィッチ版と書いてあったの思い出した。交流があったのかな。
543 :
名無しの笛の踊り :2007/11/11(日) 16:39:17 ID:3mblajWu
フリードマンとかガブリロヴィッチはモイセイヴィッチと似通った感じがあるわな。 ガブリロヴィッチとバウアーの『二台のピアノのためのワルツ』はもっと知られてもいい。
544 :
名無しの笛の踊り :2007/11/16(金) 22:05:44 ID:nCr51W7e
>>542 ルービンシュタインとか後輩世代とも親交あったようだし、モイセイヴィッチともあったのかもね。
それにしてもAPRの伝記は読んでみたいなあ…。
545 :
名無しの笛の踊り :2007/11/21(水) 12:27:36 ID:1bRb1YPf
読みたいね。 どっかにいいネット古書店とかないかな?
ナイヨ
547 :
名無しの笛の踊り :2007/11/24(土) 21:46:06 ID:JIuW2grX
ageとく
548 :
名無しの笛の踊り :2007/11/26(月) 23:57:07 ID:ntSLy1ES
すまん、記録映画じゃなかったw
550 :
名無しの笛の踊り :2007/11/27(火) 01:05:25 ID:dpqisNpa
とりあえず51分付近からモイセイヴィッチの演奏場面。 映画自体はロンドン・フィルが主役の映画らしいが、英語がわからんw 演奏はコンスタント・ランバート指揮のラフマニノフ ピアノ協奏曲2番で"Art of Piano"のと同じ。 第一楽章冒頭〜第二楽章終盤〜第三楽章冒頭〜第三楽章終結までのいいとこ取り編集で 全体で7分程しかないが、技巧のキレもあって恐ろしく優雅な演奏。 他にもアイリーン・ジョイスの演奏やら、エリドリアン・ボールト、マルコム・サージェントらの演奏も観れる。
551 :
名無しの笛の踊り :2007/11/27(火) 22:46:16 ID:NdcgdBVV
激乙!!おれも早いとこ見てくるよ。 しかし題名が凄いな。
552 :
名無しの笛の踊り :2007/11/28(水) 09:59:32 ID:cW3Bdr7H
ごく一部とは言え映像はありがたいな。 ビジュアル面でも優雅なのがよくわかった。 背筋が伸びたままで頭や肩が全くブレないのが驚き。 肘から下だけを動かして手首を保って弾くんだね。 汽車や告知をかぶせる演出はよしてほしかったw
ほんとに無料登録で見えるの?
無事見られた。
555 :
584 :2007/11/28(水) 22:11:09 ID:0GIKxhM6
観れるぞ。
あぁホンマや。 無料会員だとダウソはできないみたいやね
557 :
名無しの笛の踊り :2007/12/01(土) 04:11:08 ID:3zNqR8iD
タダで観れたんだから、それで満足だ。
558 :
名無しの笛の踊り :2007/12/01(土) 23:11:15 ID:mZLDtVz0
すごい映像だよな。 映画作った残りがどっかに残ってればいいのに。
ありがと見えたわ。アイリーンジョイスも初めて見た&聴けてよかった。 それにしてもモイセは無表情やなww
560 :
名無しの笛の踊り :2007/12/06(木) 13:02:38 ID:Fu39UH1a
そして体幹が恐ろしくぶれないよなぁw レシェテツキメソッドは肘先からの腕の重みを利用するからなんだろうけど。 あれだけ分厚い掌からするに指、掌、腕のそれぞれを完璧に活用してるからあの音と奏法になるのか。
561 :
名無しの笛の踊り :2007/12/06(木) 14:41:23 ID:81I8iTsg
>>560 常に脱力してる点に感心したよ。
だから柔らかく割れない音になるんだろうか。
58:21辺りで手を膝に戻して休んでるのも面白い。
562 :
名無しの笛の踊り :2007/12/09(日) 22:47:31 ID:RiKOG/E6
age
563 :
名無しの笛の踊り :2007/12/13(木) 03:37:23 ID:zCIE6Kc6
>>561 手を膝で休めるのはホフマンも「筋肉の緊張を解すのに良い」と著者で推奨してたな。
レシェテツキ系奏法は「上腕を不自然に緊張させる奏法だと思います」と懐疑的だったけど。
564 :
名無しの笛の踊り :2007/12/13(木) 15:07:47 ID:MprEUDje
>>563 ピアノQ&Aだっけ?
うまく脱力を加えてレシェテツキメソッドを昇華させたのかな。
ホフマンは全身で弾いてる感じがするね。
565 :
名無しの笛の踊り :2007/12/17(月) 12:09:59 ID:JLbJbAFa
保守
566 :
名無しの笛の踊り :2007/12/17(月) 13:46:34 ID:WGBxJCCU
>>564 そうそう。
ホフマンの肩から腕全体を脱力しきった奏法は完璧すぎるわな。
旋律を浮き立たせたり、陰影付ける時は指で強調してるけど。
567 :
名無しの笛の踊り :2007/12/20(木) 11:00:08 ID:c2s4V9Pw
そういえばパデレフスキも背筋を伸ばして上半身を動かさず弾いてるね。
レシェティツキーの弟子たちを代表に、黄金時代のピアニストは演奏姿も格があるよ。
569 :
名無しの笛の踊り :2007/12/24(月) 04:14:22 ID:ASubXJP7
age
572 :
名無しの笛の踊り :2007/12/29(土) 22:00:13 ID:07S+JDll
私のモイ様の楽しみ方 :ふすま隔てて聴く
573 :
名無しの笛の踊り :2007/12/31(月) 03:18:01 ID:vkBCu8oA
隣で弾いてるのを聞いてるような気分になれる?
574 :
名無しの笛の踊り :2008/01/03(木) 22:23:51 ID:eqH1aPOk
安いスピーカーでもそれなりに聴こえるのがヒストリカルの利点だな。
575 :
名無しの笛の踊り :2008/01/07(月) 01:22:30 ID:BRdJmpom
心乱したい時は(このスレで紹介されてた) スタニスラフ・ネイガウス 現実逃避したい時は モイセイヴィッチ
576 :
名無しの笛の踊り :2008/01/09(水) 18:26:06 ID:04VMQNBO
今年もナクソスはやってくれるかな?
577 :
名無しの笛の踊り :2008/01/09(水) 20:02:08 ID:ZvA8OtEE
是非ともショパン集をLP初期録音まで完結して欲しいものだ。
578 :
名無しの笛の踊り :2008/01/14(月) 00:58:31 ID:wzWFrf4u
次辺りでバラード、スケルツォ、前奏曲が来そうな予感
シューマンも出して
580 :
名無しの笛の踊り :2008/01/17(木) 14:29:27 ID:0npBLx2E
ショパンの音源はAPR等で一応出尽くしてはいるのかな?
581 :
名無しの笛の踊り :2008/01/23(水) 01:36:23 ID:6ykuF6up
晩年のステレオLPあたりに未CD2化音源がありそうな予感
582 :
名無しの笛の踊り :2008/01/31(木) 12:15:18 ID:6WsQhkj5
放送音源とかはどうなんだろうね。
583 :
名無しの笛の踊り :2008/02/04(月) 10:46:33 ID:Fl9TUFr9
誕生月age
584 :
名無しの笛の踊り :2008/02/08(金) 17:11:49 ID:WFnNYmB9
保守
585 :
名無しの笛の踊り :2008/02/11(月) 23:58:57 ID:aM2aKDLv
保守
☆
587 :
名無しの笛の踊り :2008/02/18(月) 11:11:04 ID:qv/Liifl
このところ動きがないねえ。
Benjuma Moiseiwitsch が生まれの名なのかな? 10代後半から英国に移ってBennoになったのかな。
フィリップスのライナーにはそう書いてあったな。 本人はかなり不本意だったらしいがw
暫くはNAXOSの発表待ちか。
591 :
名無しの笛の踊り :2008/02/27(水) 11:09:52 ID:x5VhCpi5
ナクソスはあとどのくらい持ち駒があるんだろうね。 あと数枚で完結?
592 :
名無しの笛の踊り :2008/03/06(木) 16:49:34 ID:XKF/MsEy
ラフマニノフの協奏曲2番の音源て 戦時中の映像を除くとSPのとBBCとリグノルドの3つで全部?
たしか1楽章か2楽章のみ晩年のステレオ録音があったはず。
594 :
名無しの笛の踊り :2008/03/08(土) 13:05:55 ID:HTLNV8kk
第1楽章のみでグーセンス/RPOと。
595 :
名無しの笛の踊り :2008/03/10(月) 09:49:46 ID:XEIxDe6T
中途半端な入れ方してたんだね。 ステレオ期のCD化がもっと進むといいんだけど。
596 :
名無しの笛の踊り :2008/03/10(月) 21:49:39 ID:Pj8cPYAA
ステレオは月光、悲愴、告別のソナタ集もあるんだよな。 そのへんはTestamentのほうが期待できるかねぇ。
597 :
名無しの笛の踊り :2008/03/11(火) 00:31:27 ID:pENPj/Sx
米デッカのステレオ3枚って(あと展覧会の絵・謝肉祭・クライスレリアーナとか) DGオリジナルスで出してくれないかなぁ。
598 :
名無しの笛の踊り :2008/03/18(火) 10:57:43 ID:AWoNpv0i
保守
600 :
名無しの笛の踊り :2008/03/21(金) 16:43:48 ID:UXYIiP7V
細々と600か。
601 :
名無しの笛の踊り :2008/03/29(土) 22:43:56 ID:N13MsKXq
602 :
名無しの笛の踊り :2008/04/02(水) 11:14:01 ID:xKdBAtyU
ナクソス様のショパンまだかなあ。 APRのショパン1集は今手に入らないし。
603 :
名無しの笛の踊り :2008/04/08(火) 21:31:00 ID:pa5KLBPm
>>602 ブリリアントの30枚組に収録されてるぞ。
604 :
名無しの笛の踊り :2008/04/09(水) 14:32:27 ID:LO58vvvW
>>603 あっちこっちダブってるのと30枚というボリュームに躊躇させられる。
バラ売りしてくれればなあw
605 :
名無しの笛の踊り :2008/04/17(木) 07:53:12 ID:/H4Fh0n1
あれはヒストリカル17枚だけでも十分すぎる
608 :
名無しの笛の踊り :2008/04/18(金) 12:28:35 ID:UbM8zJUV
>>606 噂をしていたらなんというタイミングのよさ。
これで30枚買わずにバラードが全部聞けるからひと安心。
609 :
名無しの笛の踊り :2008/04/23(水) 10:56:29 ID:7MPjm989
age
610 :
名無しの笛の踊り :2008/04/26(土) 17:41:56 ID:kRoD36bJ
ピアノ復刻盤には定評のあるAPRの音質と、マーストンの手腕の聴き較べも楽しみだ。
611 :
名無しの笛の踊り :2008/05/04(日) 02:18:52 ID:j2QQqqlz
堅実なAPR、個性が一味加わるマーストンって感じかな?
∧∧ ⊂(゚Д゚⊂⌒`つ≡ほしゅー
613 :
名無しの笛の踊り :2008/05/09(金) 09:48:01 ID:syPSnHkD
614 :
名無しの笛の踊り :2008/05/15(木) 10:44:42 ID:ZNr507Fw
日本発売まだ?
615 :
名無しの笛の踊り :2008/05/18(日) 22:10:50 ID:77Wpi9oW
age
616 :
名無しの笛の踊り :2008/05/22(木) 21:05:05 ID:Kq62oJa2
保守
617 :
名無しの笛の踊り :2008/05/30(金) 10:53:17 ID:kDMWVp1C
まだ?
619 :
名無しの笛の踊り :2008/06/07(土) 00:29:39 ID:dyCHYyog
あと一ヶ月か。
620 :
名無しの笛の踊り :2008/06/15(日) 22:00:25 ID:P7W83BSp
もうちょい情報を小出しにして欲しいものだ。
621 :
名無しの笛の踊り :2008/06/22(日) 00:55:50 ID:Q7oskuaW
622 :
名無しの笛の踊り :2008/06/26(木) 17:31:33 ID:3DC35QnA
あげます
623 :
名無しの笛の踊り :2008/07/08(火) 11:57:23 ID:wYXKvWUY
前夜祭あげ
624 :
名無しの笛の踊り :2008/07/09(水) 10:29:06 ID:OSREblt7
625 :
名無しの笛の踊り :2008/07/16(水) 14:31:43 ID:gQyYFaMD
発売記念age
626 :
名無しの笛の踊り :2008/07/22(火) 09:11:59 ID:i2D5uRfx
新譜入手。 さすがの復刻だ。 それはそうと、舟歌を引っ張るのは作戦なのか?
627 :
名無しの笛の踊り :2008/07/23(水) 17:35:51 ID:Pfi8JlBs
昨晩ちょっとだけ聴こうと思ったら止められなくなって結局全部聴いたw
前奏曲とバラードぶっ通しで聴くなんて初めて。
>>626 舟歌どんな音源使うのか楽しみ。
628 :
名無しの笛の踊り :2008/07/27(日) 14:39:54 ID:l7+1SP5g
ブリリアントの30枚組とナクソスのバラードは音源同じ?
,へ-☆ヘ ミ ^▽^ミ c(,_uuノ
630 :
名無しの笛の踊り :2008/08/04(月) 11:29:58 ID:4jsgdGEk
age
632 :
名無しの笛の踊り :2008/08/11(月) 00:34:40 ID:PwT2Bd0X
ときおり感じるユーモアが好き
打鍵がいつも上品に着地するバレリーナの足みたい。 絶対にドタバタしない。
634 :
名無しの笛の踊り :2008/08/15(金) 19:39:44 ID:MfK+u63o
あの上品さはバレリーナ=人間技を超えてネコレベルにまで達しているかもw
635 :
名無しの笛の踊り :2008/08/24(日) 06:41:38 ID:bEL2TpSC
タンホイザー序曲の終盤ですら音鳴らしきってるもんなぁw
それなのに音が割れたりはしないよね。 あと、ハチャトリアンのトッカータみたいな曲でも すごく上品で目からうろこおちる。
637 :
名無しの笛の踊り :2008/09/01(月) 17:37:27 ID:sGI69Hbg
あれだけ制御するには相当精神力と体力使いそうだけど その割にリラックスして弾いてるように見えるから不思議。
638 :
名無しの笛の踊り :2008/09/01(月) 23:36:41 ID:RmCbqWCt
DVDでるけど話題になってないのか
>>638 シフラとボレットと一緒のヤツか。
モイセイヴィッチはシューマンの小品とパガニーニの主題による狂詩曲が収録されるっぽい?
640 :
名無しの笛の踊り :2008/09/03(水) 22:00:34 ID:Vwa0xA8I
シフラボレットモイセイヴィッチ? 俺を萌え殺す気か。
シフラout、チェルカスキーinだったら完璧だったのになぁ
シフラの映像って、かつてLDでのみ発売された 伝説のBBCリサイタルと同内容だよね?
643 :
名無しの笛の踊り :2008/09/05(金) 20:52:24 ID:hLsSjQDe
モイヲタからだから他のは誰だろうとおまけに過ぎないけど ついてくるなら正直何であってもうれしい。 でもタンホイザーにいっぱいついてたおまけは結局全然見てないな。
644 :
名無しの笛の踊り :2008/09/17(水) 10:15:58 ID:T1BpXGRu
age
645 :
名無しの笛の踊り :2008/09/18(木) 07:01:01 ID:Iyd9ptUT
フリードマンもいいな
646 :
名無しの笛の踊り :2008/09/28(日) 21:21:06 ID:iAuLvyiA
DVDの情報は犬だけか…
648 :
名無しの笛の踊り :2008/10/16(木) 21:58:27 ID:x0HLUMHs
人生に疲れた時はモイのピアノに限る。 デカダンと言う人もいるが 健全なピアノこそデカダンではないだろうか? 私は貴族的表現よりも諧謔的表現を強く感じる。 あ…その表現が…貴族的なのか。
649 :
名無しの笛の踊り :2008/10/29(水) 10:04:12 ID:v/q/qxrH
>>648 前もそんな話が出たけれど、もったいぶった貴族趣味とは無縁だよね。
諧謔的で洒脱で軽やか。
650 :
名無しの笛の踊り :2008/11/02(日) 23:49:37 ID:WkIfRgFy
「貴族的」と一言で言ってもハプスブルクなんかの大陸系と、イギリス系では なんとなく思い浮かべるニュアンスも違うものな。 それはそうとDVD発売日延期か…。
へ-☆ヘ ミ ^▽^ミ c(,_uuノ
652 :
名無しの笛の踊り :2008/11/14(金) 13:51:39 ID:jyF4aMEC
653 :
名無しの笛の踊り :2008/11/25(火) 09:47:30 ID:08xLXcoR
age
本日、新譜DVDの入荷を確認@石丸
655 :
名無しの笛の踊り :2008/12/02(火) 23:28:19 ID:Q3GhoRHt
塔にてDVD入手。 今回はタンホイザー序曲と違ってアングルが終始至近距離で見応あり。 シューマンの音色の天国的な軽やかさが凄まじい。
ベンノ モイセイヴィッチ
age
659 :
名無しの笛の踊り :2008/12/24(水) 14:06:54 ID:32QahVSD
遅れてDVD入手しました。 音を割らない弾き方がフォームに現れてるね。 ネコパンチのような打鍵がよく見えて楽しいw 音出した後の脱力が凄すぎる。
660 :
名無しの笛の踊り :2009/01/02(金) 21:44:15 ID:4xSaS2Oa
謹賀新年 昨年も細々と未復刻が出たから今年も期待したい。
661 :
名無しの笛の踊り :2009/01/09(金) 15:09:00 ID:V+ztIFZj
age
662 :
名無しの笛の踊り :2009/01/19(月) 20:11:14 ID:HzcEWceQ
age
663 :
名無しの笛の踊り :2009/01/31(土) 12:36:26 ID:APRo6uwx
BBC辺りにまだ何か残ってないのかな?
664 :
名無しの笛の踊り :2009/02/14(土) 17:16:18 ID:NSvYZIXs
age
665 :
名無しの笛の踊り :2009/02/14(土) 19:40:17 ID:o+k286J/
カバレフスキーの三番の冒頭って、間違い?それとも版違い?
666 :
名無しの笛の踊り :2009/03/01(日) 12:50:46 ID:QzdeF2sW
保守
>>665 ショパンのソナタ3番や悪魔的暗示みたく、モイセイヴィッチ自身の改変じゃないかな。
668 :
名無しの笛の踊り :2009/03/25(水) 22:25:30 ID:YvVBmfwl
グランドスタイルは自分なりの解釈が当然で評論家なんか気にしない というようなことを言ってるね。
669 :
名無しの笛の踊り :2009/04/06(月) 01:46:51 ID:c+YP0KUt
「基本的には演奏者による改変は賛成しない。 だがそれが絶対的に、心の底から正しいと確信したとき 私は自らの手で書き換えることを恐れない」 だっけか。 たしかPearlのライブ集の解説で読んだな。
670 :
名無しの笛の踊り :2009/05/04(月) 20:24:16 ID:kn1mwZ2D
保守age
671 :
名無しの笛の踊り :2009/06/08(月) 18:19:02 ID:ThQExCsH
NAXOSのショパン第3集に期待。 そろそろ舟歌が来るのでは。
672 :
名無しの笛の踊り :2009/07/21(火) 10:25:36 ID:N3e2qU90
動きが無いね。
>>665 > カバレフスキーの三番の冒頭って、間違い?それとも版違い?
明らかに間違いでしょう