38歳でお亡くなりになられた、ロマン派の作曲家、メンデルスゾーンを語るスレです。
僕はヴァイオリン協奏曲なんて好きです。
2 :
名無しの笛の踊り:04/07/18 22:57 ID:CwbaCSJL
ずさーーーーーーーーーーーーーー!!!
エリアはバッハのパクリだに。
弦楽四重奏曲がめちゃめちゃ良い!
チェロソナタが好きです。
第1番、第2番。
髪形は、かなり変です。
そしてお姉ちゃん大好きっ子です。
8 :
名無しの笛の踊り:04/07/19 00:32 ID:wbMjL4ai
シューマンと親友だったらしいね。
メンデルスゾーンの夭逝は、シューマン発狂をさらに加速させたらしいね。
ジャズのテナーサックスのロリンズとコルトレーンみたいかな。
コルトレーンが死んだことがショックで、ロリンズは数年活動を停止した。
というか、ロリンズは行方をくらました。
よく似てるね。
10 :
名無しの笛の踊り:04/07/19 07:14 ID:FRpZ08fC
真夏の夜の夢の冒頭の和音の移動が好き
11 :
名無しの笛の踊り:04/07/19 09:47 ID:7YsnknEq
真夏の夜の夢「夜想曲」の、ホルンに導かれる弦の
さざ波がきれい。
12 :
名無しの笛の踊り:04/07/19 11:50 ID:atMDr7KT
13 :
名無しの笛の踊り:04/07/19 11:53 ID:/i8MlAFF
ピアノ三重奏曲が サイコーです
14 :
名無しの笛の踊り:04/07/19 13:13 ID:atMDr7KT
ところで、メンデルスゾーンの日本語文献って
不思議と限られているように思うのですが、
お勧めは何でしょう?
15 :
名無しの笛の踊り:04/07/19 13:21 ID:k8ftgydT
スコットランドの始まり方が一番すき
16 :
名無しの笛の踊り:04/07/19 14:55 ID:Yap+W3FR
真夏の夜の夢只今放送中>NHK-FM
17 :
名無しの笛の踊り:04/07/19 16:34 ID:Cyv5qsQl
あんまり日本では一般にしられてないからね…。この人。
シューマンやベートーベンは知ってても、メンデルスゾーンっていうと「?」っていう人が大半だろうね。
なんていうか、俺はこの人にプラスの力を感じる。それもがつがつした感じじゃないのがいい。
その点ロベルトとは違うな。
18 :
:04/07/19 17:00 ID:J2XjjVcd
でもさ 結婚式の音楽が・・・・
19 :
名無しの笛の踊り:04/07/19 17:04 ID:/i8MlAFF
ライプチヒが東ドイツになってたから冷遇されてたのよ
>>17 そうですね。シューマンの苦悩は、苦悩としては普遍的だから
10代後半あたりに激しくのめり込むことができる。
でも、メンデルスゾーンの場合はそういうものも含めて
一種の美学として昇華する技術があるから、青年期に素通りしてしまう。
たとえばピアノトリオにしても、d-mollの曲は確かに感動的なのだけど、
そのあとでシューマン(とくにg-moll)を聞くと、こっちの方が「マッチする」
という人が沢山でてくるのではないか。実は自分もそうだったのですが。
D-durのチェロソナタや、同じくD-durのSQ、古くは弦楽八重奏の
冒頭に現れる勢いの良い主題を「飛翔のテーマ」とでも名づけるなら、
この飛翔は鳥類の飛翔なのだと思う。シューマンの「飛翔」は、
a-mollバイオリンソナタの冒頭なんかに出てるが、これはぬめぬめした
魚類が川を遡上するような、痛みを伴う飛翔。
人生は苦悩だけで構成されるのではなく、さらに苦悩する音楽では
苦悩は取り除かれないこともある、ということに思い至ると、
メンデルスゾーンが素直にいいなと思えるようになった。
そう考えると、室内楽に限定してシューマンの「発明」は何かと考えると
ピアノ五重奏という形式だけのように思われてくる。
戦中はユダヤで、戦後ライプツィヒが東側だったのは、確かに痛いかも。
ブルッフを潰したことなども考えあわせると、ナチスドイツは恐るべしですね。
けれど、ここでは仮に彼の作品自体に原因をもとめてみると、、
まず、ピアニストの支持が弱いのが辛いかも。これは、周囲が良すぎた。
舟歌やロンドカプリチオーソなんて佳曲だと思うが、相手がショパン、リスト、
シューマンだもんな。
協奏曲があるのでバイオリニストの支持は絶大の筈、と思いきや意外に
弱いのではないか。ソナタは3曲もあるのに、シューマンやブラームスと
比べると劣る感じがする。
でも、シューマンとブラームスは後だしジャンケンみたいなものだし、
この二人は少年期の習作をうまく隠し通した。そう、少年期も露わになってるのが
メンデルスゾーンの特徴。クラリネットソナタやビオラソナタは、是非抑えるべし。
最後にチェロ。カザルスのホワイトハウスでのピアノトリオ第一番の演奏は
歴史的名演なのだけど、チェロソナタの録音ってあるんですか?
このソナタ二曲(1838,1843)は、ショパン(1846)の直前に書かれ
影響を与えたと思われるし、それ以前にはベートーヴェンの最後の5番(1815)
まで20年以上の空白を埋めており、後にはブラームス(1865)までやはり20年の
空白がある(1824年のアルペジオーネは協奏曲的だし別扱い)。
普通に、必要不可欠なレパートリーということで。
暇なので、ちなみに
・少年期の作品も録音されちゃってる作曲家:
モーツアルト、メンデルスゾーン、サンサーンス...
・習作も出版されちゃってる作曲家:
シューベルト、ドヴォルザーク、チャイコフスキー...
・習作は無視されている作曲家:
フランク、スメタナ、ホルスト...
・習作を隠すことに成功してる作曲家:
シューマン、ワーグナー、ブラームス...
・習作なのか大人の作品なのか判別しにくい作曲家:
バッハ、ビバルディなど、ハイドン...
23 :
名無しの笛の踊り:04/07/19 20:13 ID:atMDr7KT
メンデルスゾーンスレッド、ということで嬉しくて、ちょっと書きすぎました。
フィンガルの洞窟は皆さんいかがでしょうか。
昔オーケストラでの演奏に加えてもらったことがあるのですが、
弾いてて気持の良い曲でした。
ワーグナーが「第一級の風景画家だ」と述べたことばかりが
先行しているような気がするのですが、あれはメンデルスゾーンとしては
異色作であって、なんかお門違いな褒められ方をしているように
思われてならないのですが。
>>23 言うまでもなく傑作ですよ。でも、ルイブラスとか他の序曲は馬鹿にされる傾向
があるね。「美しいメルジーネの物語」も傑作だと思うけどね。
ブラームスが俺もこんな曲が書けたらそれで作曲家生命終えても良いって言ったんだっけ。>フィンガルの洞窟
>>24 吹奏楽のための序曲は、吹奏楽界でのみ古典的名曲扱いされているが、それは仕方ないか。
27 :
名無しの笛の踊り:04/07/19 22:15 ID:cY0MVk5v
声楽だろう、やはり。宗教曲は素晴らしいもののオンパレード!!
>>26 「美しいメルジーネの物語」は聞いてみたくなりました。
>>27 「エリア」も大変聞いてみたい。
まだまだだ。
38歳とは随分若くして亡くなっていたのですね。
確か、お姉さんが最初に音楽を始めたのだった?
30 :
名無しの笛の踊り:04/07/20 00:06 ID:IiwF66W7
その代わりといっては何だが、作曲・演奏活動を始めたのも早かった。
17歳の時に代表作の1つ「夏の夜の夢」序曲を作曲しているし、
18歳の時にバッハの「マタイ受難曲」復活演奏を開催・指揮している。
「真夏の夜の夢」(劇音楽)は妖精さんの音楽だと思うのですが、
メンデルスゾーン以前に妖精さんについて本格的に取り上げた
音楽はありましたでしょうか?
というのは、劇音楽としてはエグモントなど先行者がいます。
が、ロマン派たるゆえんは、シェークスピアをageたという
部分にあるわけでして、そういう意味ではメンデルスゾーンさんは
元祖なのでしょうか、と。音楽自体、そのままコッペリアや
チャイコのバレエ音楽の先駆けとも言えましょう。
32 :
名無しの笛の踊り:04/07/20 00:22 ID:BZtZDIOv
メジャーなのにマイナーな作曲家。
しかし私の中ではメジャー。
>>32 そうです。シェイクスピア的なものをageた。バッハ的なものをageた。
メンデルスゾーンの魅力は、シューベルトとブラームスをageた
シューマンより偉大なのだと思います。
34 :
名無しの笛の踊り:04/07/20 00:27 ID:BZtZDIOv
17,8の頃に歴史に名を残す曲を生み出すとは改めて感心するね。
その年頃なんて、そこら辺じゃあ携帯電話で馬鹿話してる連中しか見かけない(w
35 :
名無しの笛の踊り:04/07/20 00:27 ID:fQFzTIN3
ナチスドイツがユダヤ人だというので銅像を破壊したりして、音楽史から
抹殺しようとした。その影響が今でもあるみたい。
36 :
名無しの笛の踊り:04/07/20 00:28 ID:WQbnNTMV
イタリア,スコットランド等の交響曲のお勧め盤って何がありますか?
37 :
名無しの笛の踊り:04/07/20 00:41 ID:ihRncI3P
>>36 「スコットランド」「イタリア」に関してのみですが。
◎シュテファン・ザンデルリンク指揮 ロイヤル・フィル(RPO)
(丸善系の書店や、駅のスタンドなどで売られている、
SBM処理がなされたものをお薦めします。)
○フランツ・ウェルザー=メスト指揮 ロンドン・フィル(EMI)
HMVの通販で990円程度で買えます。
○クラウディオ・アバド指揮 ロンドン交響楽団(DECCA)
DGから出ている80年代の全集もありますが、私は未聴なので60年代の旧盤のほうを。
国内盤で1200円です。
△オットー・クレンペラー指揮 フィルハーモニア管弦楽団(EMI)
ART処理がなされたものは未聴ですが、国内盤に関していえば音が悪すぎます。
演奏そのものは遅いテンポでデフォルメ気味なのですが、なかなか聴けます。
◎ジェイムズ・レヴァイン指揮 ベルリン・フィルハーモニー(DG)
88年頃の録音。97年発売のSUPER BEST101に収録されています。国内盤1800円。
どうも、こんにちは。よくわかりませんが。
今年の八月の妖精はThe Tansy Fairyです。黄色い。
「真夏の夜の夢」に出てくるのは黄緑〜緑だったように思いますが。
シェークスピアをageたってどういうことでしょう。取り上げた?
さて、ひっかけ問題かもしれないですが、
31の答えはパーセルってことになるのでは?(だって載っている)
「妖精の女王」The fairy queen
プロローグと5幕 マスク・パスティッチョ(なに、それは?)
主要曲:次にはあなたの目を向けて Turn then thine eyes
こだまする歌を聴け Hark! The echoing air
1692年ロンドン初演
台本:シェイクスピアの「真夏の夜の夢」によりE.セットルか
(か、って?)
毎日暑いですね。みなさま、どうぞお体に気をつけて。
今日は何年かぶりに泳ぎました。実はとても得意。遠泳。
最近の音楽は、メンデルスゾーンじゃないけれど、
先日行ったコンサートで、アンコール曲を当てきれなかった。
作曲家は当てたんだけど、曲名が惜しかったな!でも、
一緒に行った人は作曲家から間違っていたから、
まぁよしとしましょうという程度だったとも言えましょう。
では、おやすみなさい〜。
39 :
名無しの笛の踊り:04/07/20 00:50 ID:7nYf5PUh
>>35 ナチスドイツはメンデルスゾーンの曲の演奏とかを一切禁止した。
それでも、
>>1のいうヴァイオリン協奏曲だけは演奏することが許されたらしい。
皮肉だけど、音楽の力ってすごいな。
40 :
名無しの笛の踊り:04/07/20 01:43 ID:WQbnNTMV
>>37 詳しいレスありがとうございます.
メンデルスゾーンのCDの情報ってあまり多くないので参考になりました.
さっそくHMVあたりを物色してみます.
41 :
名無しの笛の踊り:04/07/20 06:31 ID:Agzq35XU
ブリリアントから出ている室内楽全集が廉価で内容も充実だよ
ブリリアントから出ている無言歌は 素晴らしい演奏です。
42 :
名無しの笛の踊り:04/07/20 10:44 ID:cLG02moP
>>38 なるほどパーセルですか。それは盲点だったですが、
疾風怒涛よりも前だしイギリスなので
シェイクスピアの同時代という位置付けに近い?
大陸のロマン派的なものが、現在に至るシェイクスピアの
神格化をはじめたという書き物を読んだので。。
43 :
名無しの笛の踊り:04/07/20 21:11 ID:W9E0PQwD
あなたは「スコッチ派」それとも「イタリア派」?
俺はスコッチ派。
レフォルマツィオーン派でつ
Paulusだけでよい。
ピアノ協奏曲1番のお薦め盤は何ですか?
鰤の合唱曲全集以外にAveMariaが収録されているCDはありますか?
探すのが面倒なので教えてクン。
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( ´_ゝ`) / ⌒i 兄者・・・・・。
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48 :
名無しの笛の踊り:04/07/20 23:52 ID:lDZhsAoa
>>47 エラートのコルボかHMFのヘレヴェッヘにあったかも。
ヘレヴェッヘのがあります。Psaume42といっしょに入ってる。
>>47 シフ デュトワのロンドン盤でいいんじゃないの。あとは
ピーター・ケイティンの安いのは今現役かな?
51 :
名無しの笛の踊り:04/07/21 09:19 ID:hAOW4VXB
52 :
名無しの笛の踊り:04/07/21 12:29 ID:IxXxPesI
>>47 ケイティンのモノ録音輸入盤は、塔で特価販売してたぞ。
私的にはシフは物足りないし、カツァリスはトンガリ過ぎなので、
ゼルキンを良く聴いているぞ。
>>47 ランランとバレンボとシカゴの。
チャイコの埋め草だけどこっちのほうがいい演奏。
54 :
名無しの笛の踊り:04/07/21 12:51 ID:sRpKhGRu
バレンボいうなゴルァ!
合唱やってる者にとっては大好きな作曲家の一人。
特に宗教曲はたくさんの詩篇やモテット、2つのオラトリオと名曲ぞろい。
一番好きなのはパウロかな〜。
ルネッサンスやバロック(特にバッハとヘンデル)の香りを漂わせつつ、
ロマンチックな和音展開をするのがイイ!!
皆さん、参考にさせていただきます。レスありがたまきん。
AveMariaに感動しつつも行きつけのCD店で他に収録CDが見当たらないので訊ねた所存です。
合唱曲好きでメソデルスゾーソ好きの小生としては嬉しい限りです。
ところで、“スコットランド”のオススメは何ですか?
当方、ショルティ盤(1985)とマーク盤(1998)を所持。
∧_∧
∧_∧ (´<_` )
( ´_ゝ`) / ⌒i 兄者・・・・・・・・。
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上の方に書いてありました。
天にも昇る気持ちです。
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. ⊂⊃ + ∧_∧
へ ∧_∧ (´<_` )
//',',\ ( ´_ゝ`) / ⌒i 早く逝きな。
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スコットランド寸評
・クレンペラー/PO(EMI)○…いまさらの感はあるが、聴いておいて損はない。
・ドホナーニ/ウィーンPO(DECCA)◎…かっちりした構成感と美しさが見事にマッチ。
・ドホナーニ/クリーヴランド(TELARC)○…洗練された演奏だが、淡白。
・ウェルザーメスト/ロンドン(EMI)○…雰囲気を大切にした演奏。もう少し彫の深さが欲しい。
・ブロムシュテット/サンフランシスコ(DECCA)◎…意外にもイケイケでエネルギッシュな演奏。
・マリナー/アカデミー(PHILIPS)◎…小粒だけどバランス感覚よい。
・カラヤン/ベルリン(DG)◎…文句なく美しい演奏。ティンパニ若干うるさい。
・アーノンクール/ヨーロッパ室内管(TELDEC)◎…アクも強いが、美しさも犠牲になってない。
・ブリュッヘン/18世紀(PHILIPS)○…全体的に好調だけど、意外にもおとなしい。
・ノリントン/LCP(EMI)◎…これも大変美しい。構成感覚に違和感があるが。
名盤として知られたマーク/ロンドン響もリストに入れて下さい。
62 :
名無しの笛の踊り:04/07/22 00:42 ID:HkKVjoJh
アバド/ロンドン響(DG)◎…美を感じさせる抜群のバランス。
63 :
名無しの笛の踊り:04/07/22 04:17 ID:TQ05h6Yl
・俺/俺管(俺レーベル)◎…ぬるぽ
64 :
名無しの笛の踊り:04/07/22 04:33 ID:u5XVDe52
かまいたちの夜2で流れていたのなんてったっけ…
>>60 ミュンシュ/BSO(RCA)、バーンスタイン(SONYとDGGの2つあり)は?
66 :
名無しの笛の踊り:04/07/22 07:42 ID:Xa7Yiq5H
◎アバド/ロンドン響(DG)…この曲の白眉かも。全集借りてきたので楽しみ。
・マーク/ロンドンSO(DECCA)◎◎…瑞々しく爽やかだが豪放さもあり、世評通りの名演といえよう。
・ハイティンク/ロンドンPO(PHILIPS)○…ほの暗い音色ですっきりとまとめた、味わいある佳演。
68 :
名無しの笛の踊り:04/07/22 09:55 ID:JSTLtNR/
・ショルティ/シカゴ響(DECCA)…◎
ファンの方には申し訳ないけど、マークは言われてるほど良くないよ。◎◎なんてとんでもない。
70 :
名無しの笛の踊り:04/07/22 18:03 ID:JSTLtNR/
みんな好きな演奏をここに書き込むから、結局マークなんてあまり関係ないだろうな。
アンチテーゼとして持ち出す以外。
クレンペラーはフィルハーモニア管盤よりバイエルン放送響とのライヴのほうが好き。
>>71 勝手に編曲しているトンデモ演奏のヤツですか?
74 :
名無しの笛の踊り:04/07/22 19:37 ID:Xa7Yiq5H
>>69 マークの「交響曲第2番」(ARTS)を、HMV通販の投げ売り市の時に
500円で買ったけど、2回くらいしか聴かなかったな。なんか魅力に乏しかった。
「スコットランド」「イタリア」も聴いてみたいと少し思うんだけど、ARTSレーベル自体
微妙な演奏者が多いので、500円以上出そうとは思わない。
(これはARTE NOVAも一緒なんだが。)
>>74 スコットランドの第1楽章アレグロは、ティンパニがなんかうるさいです。
BOX(1〜5番)を買ったんですが、これなら横にあったアバドのを買うんだったと少し後悔。
あるいは鰤の弦楽交響曲を含んだ交響曲全集。こっちはどうなんだろう?
∧_∧
∧_∧ (´<_` )
( ´_ゝ`) / ⌒i アバドの方は序曲も数曲収録されてるな。
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>>47 ベンジャミン・フリスのNAXOS盤で十分
ソリスト気に入ったなら、独奏曲全集もあるで
77 :
名無しの笛の踊り:04/07/23 00:09 ID:qnfsjjeg
>>10 「シェエラザード」の第1楽章始めと第4楽章終わり
「新世界より」の第2楽章は
あれを捻ったんでしょうね。
鼻汁ぢゅるぢゅる辻朋季
正式名
ヤコプ・ルードヴィヒ・フェリックス・メンデルスゾーン=バルトルディ
どの部分が苗字ですか?
80 :
名無しの笛の踊り:04/07/23 19:02 ID:K9yIbdnC
>>79 メンデルスゾーン=バルトルディが苗字では。
イライラすることがあったので、マーク/マドリッドの「讃歌」でも聴いて
落ち着くか。
アバドのやつは宗教改革がちょっと緩かったので売り飛ばしてしまいました。
82 :
名無しの笛の踊り:04/07/23 23:06 ID:btXvkqhK
ママが「バルトルディ」という話が。
姉ってファニー・メンデルスゾーン=ヘンゼルじゃなかったっけ
84 :
名無しの笛の踊り:04/07/24 01:54 ID:gXyW29I+
姉貴の作品を自分の名前で出版したりもしている。
真夏の夜の夢は姉貴との共作としか思えんくらい、
精神分裂的に2タイプの曲があるね。
無言歌で言うと、春の歌とかベニスのゴンドラは
自分で、糸紡ぎは姉貴だろうか。理由は、姉貴の方が
ピアノ上手かったらしいから。
フェリックスのピアノ曲。
無言歌以外で。
曲自体がすぐれているもの。
お薦め曲おしえてください。ベスト3とかベスト5とかお願いします。
87 :
名無しの笛の踊り:04/07/24 19:56 ID:yKH7Ql/6
>86
ロンドカプリチョーソop.14は?
86ですがロンカプありがとう。
あと4つほど。ほれ、どうぞ。
姉さんはよっぽど美人だったのかな。
をまいらさんの好きな無言歌、ベスト5を教えてください。
91 :
名無しの笛の踊り:04/07/26 19:28 ID:YHERfccN
>>86 曲自体がすぐれているとは言えない気もするが、
漏れが良く聴くのは、ロンカプノ他なら、
舟歌イ長調(無言歌でないヤツ)、3つの幻想曲orカプリースOp.16
アルバムブラット ホ短調、夏のなごりのバラによる幻想曲の順かな。
本来は、厳格な変奏曲とか幻想曲嬰ヘ短調とか書かなければならん
ところだが、長くてちょっと苦手だからね。ロンカプもカッチェン
と出会うまでは苦手だったんだが。
>>90 失われた幻影・失われた幸福・葬送行進曲・家もなく・羊飼いの訴え
根暗五本組でどうだ!
>>91 私の持ってる楽譜、邦題がついてないので、作品番号で教えてください。
>>90 私がさっき10年ぶりに楽譜を広げて、ぱらぱらと遊び弾きした5曲は以下のとおりでした。
Op.38-6 (Duetto), Op.62-4, Op.62-5 (Venetianisches Gondellied), Op.102-3, Op.102-6
別に圧倒的に優れた曲ってないんだけど、みんな幸福感に溢れてていいですね。
93 :
名無しの笛の踊り:04/07/26 21:43 ID:YHERfccN
>>92 32番Op.67-2,14番Op.38-2,27番Op.62-3,43番Op.102-1,35番Op.67-5だ。
92さんの弾いたのとは全く反対の趣味だな。ちなみにOp.102-6と趣は
ちょっと似ていると思うが、Op.85-5は昔よく弾いていたな。
Op.67-2は無言歌の中でも技巧的に難しい曲の一つ。
ちなみに根暗な選曲というとトヴェルスカヤの選集(OPUS111)が
思い出される。
94 :
名無しの笛の踊り:04/07/27 11:15 ID:tle5W93s
>>75 マークの素晴らしさが分かっていないなんて、悲劇です。
メンデルスゾーンの真髄を理解しているのはマークだけといってもいいくらいです。
スコッチで言えば、まずARTSの録音を聴く前に、ベルン響の録音を聴きましょう。
有名なロンドン響の録音はカラヤンやトスカニーニと同じような地平だけど、
ベルン響ではメンデルスゾーンの作品への愛を誠実に美しく表現しています。
その音楽的な高嶺に達したベルンのものより、なぜARTSでの淡白とも言える録音が評価されるのか?
時代を追って聴いていけば、いつか分かるはずです。
ARTSのスコッチは音楽的遺産以外の何物でもなく、メンデルスゾーン信者の矜持の拠り所たりうる演奏です。
おっしゃるように、ティンパニやホルンの音量バランスが大きく崩れることはありますが、
そういう部分を差し引いても、本当に得がたい演奏なので、決して売却しないことをお薦めします。
95 :
名無しの笛の踊り:04/07/27 11:24 ID:roMNgDLo
アバド/ベルリン・フィルは究極とまではいえないが今のところベスト。
特に「真夏の夜の夢」は上手い。アバドの中でもベストじゃないか?
個人的にアバドは好きじゃないが、これだけはイケる。
今まで名盤扱いされてきたトスカニーニやマズアやプレヴィンがここまでで一度も出ていない
個人的には全て採れないが。。。 と誰でも付いていける話に1回戻りました。
96 :
名無しの笛の踊り:04/07/27 11:27 ID:roMNgDLo
>>94 プレヴィンよりはるかにマークがいいけどオケが。。。
都響/マークを忘れていた!
アバドはマーク的要素がないから、いくら上手くても究極になれないんだよな
>>94に悲劇と言われてしまった。
・・・・・が、実のところ、あのCDはまだ数回しか聴いていない。
まだまだじっくり聴いていないうちの評価であったのでおます。
あのティンパニに慣れるまでどれだけ時間がかかるかはわからないが、
売ろうとまでは思ってはおりませんでしたよ。
つーかそこまで言われたらじっくり聴こうと思ってみたりしてからに。
∧_∧
∧_∧ (´<_` )
( ´_ゝ`) / ⌒i 最終的に俺らの好みに合うかどうかだよな。
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98 :
94:04/07/27 21:50 ID:KhhEvsPG
よかったよかった、天国でマークも一安心。
マドリッドの演奏が苦手なら、一度ぜひベルン響のスコットランドも試してみてください。
ベルンなら「静かな海と楽しい航海」序曲や「Son and stranger」序曲もお薦めです。
とくに静かな海〜のほうは、聴かずしてこの世を去ることは許されないかもしれません。
ウィーンフィル、モントリオール、ベルリンフィル、ゲバントハウスなどのCDと比べてみると、
ほんとうに信じられない音楽の密度なんです。
「ただテンポが遅いだけじゃき」という人もいますが、そういう人はスロバキアフィルの演奏を聴いてみてください。
同じ超スローテンポでも、まったく別次元の音楽であることが明白だと思います。
>>94 >有名なロンドン響の録音はカラヤンやトスカニーニと同じような地平だけど、
ここ意味不明だな。カラヤンとトスカニーニは同列なの?
そんな風にしか聞こえないことこそ悲劇では?
100 :
94:04/07/28 15:44 ID:ViS6fu/Y
ああ、そう言われたらそうですね、語弊がありましたね。
両者はまったく違う音楽表現をしますよね。
でも、根本的な音楽に対する姿勢は、やっぱり近いと思いますよ。
マークだって、ロンドン響を指揮した当時は彼らと同様だったと思う。
実際マークはトスカニーニを信奉してたし、カラヤンと並んで巨匠ルートを歩むとも言われていたし。
ところが、中国修行(だったかな?)の後、ベルンで指揮する頃には、もう別の地平に移ったんです。
違いを説明するのは難しいけど、カラヤンやトスカニーニが芸術家なら、マークは音楽家と言えるかもしれません。
表面上の差ではなく、非常に根本的な部分の差です。
101 :
名無しの笛の踊り:04/07/28 16:02 ID:DJImGxOi
>>94 ベルン響の録音はIMPだから、そんな簡単に手に入らんのではないか?
102 :
名無しの笛の踊り:04/07/28 16:03 ID:DJImGxOi
マズアは、いつもの何もしていない凡庸ぶりが、メンデルスゾーンと合ってるだけじゃないか?
>>100 インドかネパールじゃなかったかな
マークは手始めにモーツアルトを聞くとすごさが解かる。
ベートーヴェンは残念だが、モツとメンデは絶対に聴くべき。
>>94=100に禿げ同
>>102 メンデはある意味モツやバッハより難しいと思う。
マズアは初来日したころはよかったんだよ。後がクソ指揮者に変貌した。
今は仙人の境地に入ったような演奏している
104 :
名無しの笛の踊り:04/07/28 21:45 ID:MxoqLt2k
糞スレ
105 :
名無しの笛の踊り:04/07/28 21:45 ID:MxoqLt2k
あ↑は誤爆です。スマソ。
106 :
名無しの笛の踊り:04/07/28 22:13 ID:DJImGxOi
>>103 マズアは70年代前半と87年にゲヴァントハウスと全集録音してるね。
去年もフランス国立管弦楽団と「スコットランド」「真夏の夜の夢」やってた。
仙人の境地に入ったような演奏というのは、こないだの来日公演聴いて思った。
8月にFMでもやるらしいが、凡庸もあそこまでいくと一つの悟りに達するのね。
107 :
名無しの笛の踊り:04/07/28 23:03 ID:ZU4SZ+X3
>>102=
>>106 凡庸凡庸言うけど、結構イイ演奏だと思うよ。
「そのまま」「正面から」「けれん味なく」鳴らすって芸当が出来るんだから大したもんだよ。
歌わせるべき旋律はしっかり歌わせているし。それは何もしていないとは違うだろ。
非凡なる演奏者たちは確かにこねくり回しすぎるところがあって、
テンシュテット/BPOのイタリアとか、クレーメル&アルゲリッチ/オルフェウスCOの協奏曲集とか
楽曲をどこか違う惑星へ連れて行ってしまうこともしばしば。
面白いけどメンデルスゾーンだと言われても、はあ、そっすか、と首を傾げたくなる。
マズア&ゲヴァントハウスの全集では、3,4番なら80年代。それ以外なら70年代が好き。
でも、70年代が案外良いのよとか言うと、それはオケの伝統が、
とかってコンヴィチュニーの功績にされたりするんだよなぁw
108 :
94:04/07/28 23:06 ID:zPxCohax
>>103 マークのモツなら交響曲31,34なんか、ほんとに最高ですよね.
>>102 メンデルスゾーンの初期交響曲なんかは、何もしない凡庸な演奏では面白くならないですね。
初期交響曲はへんてこりんで「もっさい」駄作だと即断してしまう人が多いみたいですけど、
これほど聴き込んでいって面白い曲はないので、ぜひ3つ以上の演奏を聴き比べてみてください。
みんな創意工夫をこらしていて面白いです。
私はこの曲から室内楽の醍醐味を教えてもらったような気がします。
お薦めNo1のCDはニュー・シンフォニエッタ・アムステルダムです。
一番熱心に取り組んでいて、とくに2、3、7番が上出来です。
独特の細かい丁寧な音の区切り方を徹底していて楽しいです。
コンチェルト・ケルンなら劇的な12番、そして6番の超絶速度が感動的。
アマデウス室内の優雅な1番、イ・ムジチの頑固な10番、ゲバントハウスの8番も印象的です。
ハイドンでの好演が多いハノーバーバンドは残念ながら録音が悪すぎて聴けるレベルじゃないです。
とにかく初期交響曲はハマると泥沼のように楽しめてしまいますよ。
なぜか私は弦楽X重奏のほうはそれほど好きではないんですが・・。
ピアノ六重奏ニ長調(op.110)を聴くと、とても幸せな気持ちになれる。
15歳の作品に、癒されている漏れって・・・。orz
私は弦楽八重奏のほうは大好きなんですが・・。
オクテットも16歳の時の作品ですね。
早熟だと夭折しちゃうものなのかな・・・。
112 :
名無しの笛の踊り:04/07/29 00:46 ID:VpEw2rlE
長生きしたらしたで、「若い頃に才能を使い果たした」とでも評されたと思われ。
113 :
名無しの笛の踊り:04/07/29 01:18 ID:MdZ1yrqZ
確かに若書きのシンフォニアに関してはマズアの全集はイクナイ。
あくまでフルオケ交響曲の序としてのスケール感でやってて、
室内楽的な面白さが少ない気がする。
イ・ムジチ、オルフェウス、イタリア合奏団、コンチェルト・ケルンが佳い。
そもそも指揮者たててやるのが野暮なんかなぁとさえ思えてくる。
宗教改革が好きだ。
賛歌も結構いい
マズアについて語られてきたみたいだが
>>103 >>106にほぼ同意
1980〜2000くらいはよくないな。1970代は前任者の影響もあるんだろうけど
ケヴァントハウスってこんなにいい響きがしていたんだ、とつくづく感心した
マズア最大の汚点である落ち着きのなさも感じない。
1980代のベートーヴェンは変なだけであとはどうしようもない演奏だと思う。
1990(NYPなど)もよくない。2000代になってようやく何か吹っ切れた感がある。
「親友テンシュテットの為に」と称してロンドン・フィルに就いたものの
最悪の結果。今後はフランスでメンデルスゾーンを極めて録音してほしい
最近発売の「田園」などは相変わらずせかせかしていて落ち着きないが、
何かレベル上がったような気がする。確かに「仙人のような」かも知れんw
前任者のメンデルスゾーン演奏で交響曲の録音が残ってるのスコットランドだけだよね?
117 :
名無しの笛の踊り:04/07/29 16:55 ID:9t3kD5NN
>>116 アマゾンで安く売ってるよ。
マズアの旧全集も安い。
118 :
名無しの笛の踊り:04/07/29 16:58 ID:9t3kD5NN
>>85 10代で書いた序曲と、後年になって書いたスケルツォや間奏曲、夜想曲じゃ
随分違うよね。
>>115 意味がよくわからない。つまるところ、マズアが変わったと言いたいのか?
80年代以降、何一つアプローチを変えたようには見えないけれども?
マズアの演奏に備わっている「落ち着きの無さ」は、
良くも悪くもフットワークの軽さであり、ライヴ的な感興を呼び起こすものだ。
その一方に纏綿たるメロディラインへの執着があり、構成感を突き詰めない一種の緩さがある。
チェリビダッケみたいな音楽を好むのであれば、確かにマズアのやり方をCDで聴くのは堪えがたいだろ。
しかし、それでもあの推進力と楽天性がいいとする向きにはいつだってあれでいいんだよ。
あれだけ元気のいい田園を響かせる巨魁が「仙人」なわけねーだろ。
老境に至った指揮者を「一皮剥けた」とか言って勝手に
「枯淡の境地」に入れて褒めそやす風潮ってなんとかなりませんか?
だいたい
>>115とか
>>106はマズアのメンデルスゾーン二種を聞いた上で言ってんのかね?
その演奏自体への直接の言及がないのが気にかかる。
121 :
名無しの笛の踊り:04/07/29 18:15 ID:9t3kD5NN
>>120 去年のFMでやってたフランス国立管弦楽団との「スコットランド」聴いた段階で
「ああ、漏れには合わない演奏だな」と思ったよ。
図書館で借りて聴くのならともかく、たとえ708円でも金を払ってまで
聴きたい演奏家ではないね、マズアは。
122 :
123:04/07/29 18:16 ID:/foKkuQh
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,,.....イ.ヽヽ、ニ__ ーーノ゙-、.':::::::
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> ヽ. ハ | |':::::::::::::::::::
しかしマズアの名前が出てくると、どのスレも必ず荒れるな。
マズアはまずーあ。
ごめんね。
Σ(゚Д゚)マヂで!?
126 :
116:04/07/30 00:41 ID:GHt3MOvd
>>117 早速のレスTHX!
どうも書き方が悪かったらしい。挙げてくれた二種は既に持ってて、
コンヴィチュニー指揮で他に交響曲録音はありますか、と訊きたかった。
やはりないみたいだね。
127 :
116:04/07/30 00:47 ID:GHt3MOvd
128 :
名無しの笛の踊り:04/07/30 14:39 ID:ClQvbOul
>>107 >>113あー、漏れが持ってる弦楽交響曲はケルン(12番が入ってるの)→マズーア全集だった。いいですね、確かに味がある。
>>119 誰でも年取れば熟す。演奏を聴け 休符の取り方ははるかに上手くなったぞ。
もちろん名演とは口が裂けてもいえないが 苦笑 まあ前よりはマシ
弦楽交響曲集、BISの全集が良さそうなんだよなー
高くて手が出ないけど
よく見たら
>>108でガイシュツだったね>BISの全集の話
演奏良さそうだしやっぱり欲しいな
頑張って買うべ
マーク/マドリードの「讃歌」聴いてみたよ。
合唱が強すぎる部分はあるが、いい演奏だった。
133 :
108:04/07/30 23:04 ID:d4lTrANG
>>131 もし、弦楽交響曲を初めて聴くのなら、ケルンの12番・1番・6番の入ったやつがお薦めです。
そのCDで耳を慣らした後、BIS(アムステルダム)の6番を聴くと、感激間違いなしです!
激烈なケルン、超整然なアムステルダム、どちらも粋でかっこいいです。
(ケルンはTELDECレーベルの方が音が良いみたいです。elatusというレーベルの方は音が乾燥しています)
>>132 あのソプラノ、かなり下手くそな感じなのに、何かすごく惹きつけられません?
コンテストでは成績を残せないタイプかもしれないけど・・。
134 :
131:04/07/31 00:51 ID:kgtWs5i3
>>133 レスどうも
コンチェルト・ケルンのはテルデクの全集で持ってますよ
物凄い集中力を感じるし、疾駆とか疾風とかいうイメージがぴったりですな
確かにあれはなかなか凄い
ただ、なんとなく詩情や哀愁を感じさせる「フェリックス節」みたいなところまで
ゴツイ仕上がりになってるので、そこんとこ丁寧な演奏も欲しくなります
アムステルダム、期待できそうで何より
あとは懐具合と相談します
しかし、初期交響曲でこれだけ話が出来るのっていいっすねー
135 :
名無しの笛の踊り:04/08/02 23:39 ID:GiEFIRCt
メンデルスゾーンを愛聴する人はモーツァルトもよく聴くんじゃないかな。
で、ベートーベンはそれほどでもないでしょ。
私がそのタイプなもんで、すみません、勝手な憶測で。
でも、なんかモーツァルトと似てるんだよなあ。
調和がとれてるというか、すんなり耳に入るというか。
具体的にどんなところがと言われると困るんだけど。
136 :
名無しの笛の踊り:04/08/02 23:41 ID:gvg3EoZm
んなこと勝手に決めるなや、ごるぁ。
無言歌集が大好きです。
138 :
名無しの笛の踊り:04/08/03 00:36 ID:aUOsDyjp
無言歌集はナジので満足
139 :
名無しの笛の踊り:04/08/03 00:40 ID:3A/nFKpa
有無を言わさぬ名盤は存在しないのか
>>135 メンデルスゾーン好きです。
ベートーヴェンも好きです。
モーツァルトはピアノ協奏曲が好きです。
マスネも好きです。
141 :
名無しの笛の踊り:04/08/03 04:14 ID:fS9i8cqX
>>135 俺の場合メンデルスゾーン好きだけど、モーツァルトは苦手だったりする。
まずあマークを聴きなさい(自爆)
>>135 メンデルスゾーンは、バッハ、ハイドン、モーツアルト、ベートーヴェンと
ウェーバーとを対等に先人として扱った、という感じがしますな。
たとえば、ほとんど同時代のシューマンやワーグナーは、
ベートーヴェンとウェーバーとシューベルトに偏っているような感じが
するのに対して。教養は大事、ということか?
弦楽交響曲の12番なんて、1楽章はハイドンのフーガをバッハ的により
本格的にした感じだし、終楽章は「ためいき」のモチーフなど、モツの
40番のもろに発展形。イ短調の弦楽四重奏はベートーヴェンの15番のもろ発展形。
いい加減な意見かもw
メンデルスゾーンとモーツァルトは全然違うと思うなぁ。むしろハイドンでしょ。
精神的にも似てるのは。
145 :
名無しの笛の踊り:04/08/04 21:11 ID:uhyJMarm
>>144 同意。
本質的には、ハイドンとメンデは近い感じがする。
もちろん、全然違う要素もたくさんあるけど。
>>143 メンデ交響曲1番4楽章=モツ40番4楽章。
メンデ弦楽交響曲8番4楽章=モツ41番4楽章。
どちらもモツの傑作だけど、フェリックスフリークの私にはメンデの方が良い。
保守スコティッシュ。
∧_∧
∧_∧ (´<_` )
( ´_ゝ`) / ⌒i 保守イッタリアーノ。
/ \ | |
/ / ̄ ̄ ̄ ̄/ |
__(__ニつ/ ANA / .| .|____
\/____/ (u ⊃
147 :
名無しの笛の踊り:04/08/10 15:39 ID:ctvonepg
ネタ切れの悪漢
148 :
名無しの笛の踊り:04/08/10 15:58 ID:v6pDqPSr
ピアノ協奏曲も良いよ。
このスレ見ていると他のマイナーな曲も聴きたくなるね
150 :
名無しの笛の踊り:04/08/10 18:08 ID:ctvonepg
聞きまくろう
弦楽五重奏おすすめ
トリオ2番は1番ほど有名じゃないね。
だけどいい曲ですか。
1番だけ知ってる人に、説明きぼう。
153 :
名無しの笛の踊り:04/08/11 23:53 ID:9lzAzjkA
メンデルスゾーンの孫を知っています。
孫もフェリックスみたいな頭なのかしら。
∧_∧
∧_∧ (´<_` )
( ´_ゝ`) / ⌒i バッハ研究のせいで禿げ上がりますた。
/ \ | |
/ / ̄ ̄ ̄ ̄/ |
__(__ニつ/ ANA / .| .|____
\/____/ (u ⊃
155 :
名無しの笛の踊り:04/08/13 23:08 ID:yTNq1G+6
保守
麺出る酢ゾーン。
157 :
名無しの笛の踊り:04/08/14 19:03 ID:p8neMLBn
>>152 フォーレのピアノ五重奏の1番2番の関係と、ちょっと似ているような。
2番の方が、ちょっと構想が大きくて、凝っていて、ちょっと判りにくい。
偶然ですが調性も一緒。
というのは?
シューマンのピアノ三重奏の1番と3番との関係にもちょっと似てるかも。
シューマンの場合は、3番の方が徹底的に暗くて、私は好きなんだけど、
メンデルスゾーンの場合は、ほのかな明るさが光っている曲の方がいい、
ということで1番に軍配が上がるのか?スケルツォ楽章を1番2番で比較すると
その違いがわかるような。1番は何だかんだいって明るい曲なのかも。
2番の良さを言うなら、2番は暗いんだけど、暗いからといって
作曲者特有の凛々しさを失っていない。
そこが徹底的じゃないと言われるかもしれない弱点かもしれないが。
>>111 メニューインなんか神童と呼ばれたけど長生きしたよ。
159 :
名無しの笛の踊り:04/08/18 17:47 ID:xDO5zavk
宗教音楽スレ協賛age
160 :
名無しの笛の踊り:04/08/18 21:01 ID:3M1DFUbc
メンデルスゾーン私的推薦曲
@カンタータ「ワルプルギスの夜の夢」アーノンクール指揮ヨーロッパ室内管
A弦楽四重奏曲第六番 オーロラカルテット(ナクソス)
B交響曲第2番「賛歌」デ・ワールト指揮オランダ放送フィルハーモニー
弦楽八重奏曲もいいな。
162 :
名無しの笛の踊り:04/08/23 10:52 ID:dO05oy4q
ピアノ六重奏もいいよ!
これと同じ編成の曲って、あるのかしらん。
シューベルトの「鱒」にビオラが入ったという、あれ。
弦楽八十三は、シュポアーと良くカップリングされまつね。
163 :
名無しの笛の踊り:04/08/23 11:11 ID:9VwgBbNQ
>シューベルトの「鱒」にビオラが入ったという
ヴィオラが2、ヴァイオリン・チェロ・コントラバスが各1とピアノ、
と書いてみると編成の異例さがよくわかりますが、そもそも
こんな編成で書かれた曲があるというのがちょっと驚き。
厳格な変奏曲が好きだなぁ。あと弦楽四重奏曲1番2番とか。
165 :
名無しの笛の踊り:04/08/26 13:12 ID:fnLb2VMB
>>163 そうですね。ショーソンの協奏曲(P, Vlx3, Va, Vlc)の方がまだ必然性を感じる編成。
その場にたまたま居合わせた人のためとか?
166 :
名無しの笛の踊り:04/08/26 14:55 ID:jX3vOvmT
下ヴァント家のマズアの前任者はヴァーツラフ・ノイマンだ忘れんなゴルァ
167 :
名無しの笛の踊り:04/08/30 20:21 ID:aXYOMJGO
age
ギターをコンサート向けにビオラにしたと思えば
それほど特異でもないかも。
「トリビアの泉」見てて思ったんだけど、各トリビアの最後で何へ〜か出るときに
流れてる音楽ってパウロの第一部のMach dich auf!の最後の部分かな?
微妙に途中の拍が飛ばされてる気がするけど、、、
170 :
名無しの笛の踊り:04/09/01 23:52 ID:9WigD8VY
↑へ〜。トリビアに応募汁っ!
ところでメジャーなところで
「真夏の夜の夢」は誰がいい???
集めるだけ集めたけど・・・アバドにしておく。次点でマーク/都響
プレヴィンはどうなんだろうねぇ。。新旧採れないな。
あとオーマンディが異色の名演。あの音色たまらない。
>>171 アシュケナージが好きです。
名盤といわれているクレンペラー盤は好きになれませんでした。
プレヴィン/ウィーンフィル盤持ってるんですが、あまり聴いてません。
ヘレヴェッヘおもしろいよ。
>>171 おれもヘレヴェッヘ。
好き嫌い分かれると思うけど。
175 :
名無しの笛の踊り:04/09/05 20:42 ID:MF/1lzAD
>>168 ギターですか、ほぉ。クラシックでギターというと
パガニーニやボッケリーニというイメージがあるんですが、
なるほど、ラテン色でなくすためにビオラという、。
176 :
名無しの笛の踊り:04/09/07 11:40 ID:2Xb2jmjx
>>171 テイトの演奏は急きすぎだし、シカゴは機械的で聴き辛い。
マーク/ロンドンもマークにしてはイマイチだし、スロバキアは論外。
ヘレヴェッヘは和音の正確さが素晴らしいですね。
いちおう今まで聴いた中ではベストかも。
でも何か理性的すぎる感じがして、感動まではいかないですね。
もっと良い演奏に出会えることを常々願ってるんだけど、いまだ出会えず・・。
>175
うーん、ラテンぽいのじゃないかな。もっとこじんまりした古いやつ。
音小さいしコンサートホールで弾く習慣はまだなかったみたいなんで
クラシック作品としてはあまり出てこないけど階級問わずみんなが集まった時に歌ったり
他の楽器とアンサンブルしたり遊び感覚でちょこちょこ使われてたみたいなんだよね。
シューベルトはギター弾くの好きだったらしい。
メンデルスの時代がどうかは知らないけど
もうすこし前に似たような編成で何やらやってる風俗画をみたことがあるのでなんとなく・・・
178 :
名無しの笛の踊り:04/09/07 14:30 ID:lP1SVx6l
メンデルスゾーンていう画家、風景画が素晴らしいですね。そのうち画集でも
出ないかな。
えっ!彼の本業は作曲!?
181 :
名無しの笛の踊り:04/09/08 15:04 ID:y2tdgc4E
>>177 たしかにシューベルトは、アルペジオーネソナタも書いてるし。
そういえば昔ウィーンで、ギターとチェロのデュオが
古今東西の「名曲」を奏でるというコンサートにいったことが
あります。あんな雰囲気だったのかなあ。
182 :
171:04/09/08 15:34 ID:YiO0zy2s
ヘレヴェッヘ・・・・・買っていなかった。。。早速買って聴いてみる
現在の手持ち(☆>◎>○>△)
☆アバド/BPO
○クーベリック/BRSO
×オザワ/BSO
○マーク/LSO
☆マーク/TMSO
×プレヴィン/LSO
△プレヴィン/VPO
○クレンペラー/PO
○クレンペラー/BRSO
◎シューリヒト/SWR
◎オーマンディ/PHO
△アーノンクール/忘れた
◎モントゥー/VPO
△アシュケナージ/忘れた
△ブリュッヘン/18C?
◎クラウス/VSO
◎ケンペ/忘れた(RPO?)
○スメターチェク/プラハRSO
×デュトワ/OSM
×テイト/ロッテルダムPO
○ブルコス/忘れた
○マッケラス/忘れた
他にもあったが思い出せない。ということは印象にないのかな。
183 :
171:04/09/08 15:37 ID:YiO0zy2s
あとレヴァインもあったかな(×) 序曲だけのティーレマンも×
なぜか巨匠が避ける曲。ベームもカラヤンもフルヴェン、クナ、ムーティ、ないねぇ。。
なぜかマズアも。。クライバーが指揮していたら面白そうだったな
184 :
171:04/09/08 15:51 ID:YiO0zy2s
ヘレヴェッヘ入手難。。。。どこもかしこも1ヶ月待ち オクには出品なし。鬱
ブリリアントの合唱曲ボックスは買い! 安価で、しかもこれだけまとめて
聴けるだけでも感涙ものです。
ヘレベッへの真夏の夜の夢はたしかにいいね。
なんにもやってないようで実にていねいに歌ってる。
響きの美しさでは最高かも。
ぶる7といい、真夏の夜の夢といい、へれべへ2ちゃんねらに大人気だな。
(パウロ、エリアもぜひ聴いてね。)
まぁバッハよりはメンデルスゾーンの方が断然良い音楽してるよね。
ヘレヴェッヘ、いいんだけど、Notturno〜Hochzeitsmarschのあたり、
音が妙に歪みっぽくありませんか?
190 :
名無しの笛の踊り:04/09/10 14:24:05 ID:KPSVvmA0
実際あのブル7は画期的な演奏だと思うよ。
ブル独特の「曲中の断絶部分」に断絶感がなく、自然に聴けた!
まあ自分の好みではないけど、評価されるべき演奏だと思った。
191 :
名無しの笛の踊り:04/09/10 15:09:01 ID:o9gEZBUi
ブリの室内楽BOXいい!
192 :
名無しの笛の踊り:04/09/11 00:16:50 ID:aIbeJ3dc
2ちゃんらしく評論家的○×じゃない独自の観点は参考になるが、
クレンペラーの2種がただの○というのはさすがに???と思うぞ。
あれほど味わい深いメンデル他にどこさ逝けば見つけられるのぉ?
>>190 あの演奏はとにかく和音が美しい。
それだけで至福。
194 :
名無しの笛の踊り:04/09/11 00:44:58 ID:Sm2FQyka
>>192 クレンペラーってそんなにいいですか?
私はどうしても好きになれませんでした。
ただのクレンペラー嫌いかもしれませんが。
バッハの偉大さが、メンデルスゾーンという指揮者に依存しないのと同様、
メンデルスゾーンの偉大さも、指揮者に依存するということはない。
なーんてw
私にはクレンペラーは脳髄に染み込んでくるのだが、
全然ダメというアンチの人もたくさんおられることは
承知してますから、まあ仲良くしましょう。
198 :
名無しの笛の踊り:04/09/11 12:33:59 ID:87kKFu1O
すみません、私もクレンペラーの偉大さは理解できません。
ちなみに私が偉大だと思える巨匠系の指揮者は、コリン・デイビス、カラヤン、マークなど。
タイプが全然違うけど、それぞれ偉大な部分があるなと思える。
でも、クレンペラーはどうも・・。
ちなみに偉大だと思わない指揮者は、デュトワ、オザワ、メータ、マゼールなど。
クレソペラーは単純に、ヘ・ン・タ・イです。
200 :
名無しの笛の踊り:04/09/11 13:42:20 ID:wJJ8vpus
200
勝手に編曲するような指揮者が偉大だとはとても思えません。
202 :
名無しの笛の踊り:04/09/11 14:05:02 ID:cj5diQ+K
>>201 それを言っちゃあマーラーはどうな(ry
やっぱりクレンペラーはベートーヴェン。
コーホー大先生が褒めすぎたのがいけないといえよう。
204 :
名無しの笛の踊り:04/09/12 01:16:34 ID:K6kfioea
ワーグナーが1850年に匿名でメンデルスゾーンを中傷した
「音楽におけるユダヤ性」は、なかなかグロテスクな文章なのだが、
リヒャルト・アイヒェナウアーという人が1937年に書いた「音楽と人種」
における中傷はもっと凄い。メンデルスゾーンが「西南アジアと中近東の
二つの人種の特徴を示している....彼の表現にみられるのは、西南アジアの
人種の特徴のみである...」
QUEENの音楽から中近東の特徴を感じ取るよりも、こいつは厳しい相談だぜ。
そんなフェーリクスが、ユダヤ人が悪者になる「パウロ」なんかを一所懸命書いたんだから・・・
西南アジアの音楽ってどんなのかぱっと浮かんでこないな。
どういうのを想定して書いたんだろう。
207 :
名無しの笛の踊り:04/09/12 15:20:19 ID:lFES5O8h
西アジア、西南アジア:
アフガニスタンから地中海東岸に至る地域の総称。イラン・イラク・トルコ・シリア・レバノン・ヨルダン・イスラエル・アラビア半島の諸国を含む。
208 :
名無しの笛の踊り:04/09/13 10:59:48 ID:SAIBSSlO
>>205 その次ぎは「キリスト」を書こうとしていたらしいですね。
つか、彼はプロテスタントだからまあ。
>>206-207 マイケル・ナイマンのような音楽だと思うw
あるいは、ブルッフのコル・ニドライのような曲なのでは。
で、チェロソナタ第二番「グランド・ソナタ」の緩徐楽章が
ユダヤ的である例として言われるわけだけど、私には
ベートーベンのチェロソナタ第五番の緩徐楽章との関連の方が
よほど強く感じられる。
もっと言うなら、弦楽交響曲のパーカッションつきの楽章の方が、
もろにトルコ風なのだけど、トルコ風を否定すると
手前らの無茶が無茶と知られてしまうのだろうなあ。
器楽曲や宗教曲が多いけど…
リートもいい曲かなり在りますよ。
Auf fluegeln der Gesanges, Suleika,
Anders Meienlied(Hexenlied),Fluelingsliedなどなど
器楽的とか楽天的とか叙情的じゃないとか言われるけど、
古典的な作りも含め自分は好み。中音域が多いのも嬉しい。
Auf Fluegeln des Gesanges, ... Maienlied, ... Fruehlingslied じゃないの?
>>210 先2つは自分の打ち間違い…スマソ。
Fruehlingsliedは手元の資料そのものが違っていたっぽ…
どちらにせよ逝ってきまつ。orz
アルブレヒトが録音した違稿「イタリア」けっこうおもろいね。オケ下手糞だけど。
213 :
名無しの笛の踊り:04/09/19 11:22:12 ID:lhFlBavp
イエダンのスヴェトラーノフ・ボックスの中の「イタリア」、
とても気に入りました。
いつもロシア物をやるときの爆演ではなく、
ほの暗い味わいがユニークでした。
214 :
名無しの笛の踊り:04/09/19 23:25:03 ID:zw54Zd+I
クレンペラーバイエルンスコッチきいたがちいともおもろなかった。
どこがいいねん?
215 :
名無しの笛の踊り:04/09/19 23:42:00 ID:+bZhRNS2
>>212 1834年稿のイタリアですね。
オケの力量に不満ならガーディナー/VPOをお薦めします。
今度は指揮者の力量に不満が出そうですが。
214よ100遍聴いてくれ。つうかアンチばっかで嫌になるよ。
メンデルスゾーンはあきらめるけど、ミサソレとか大地聴いても
彼の偉大さを否定する人がいたとしたら、もうおちんち○切っちゃうわ。
クレンペラーのミサソレ聴いたけど、2,3回聴いただけで売った。
曲の雰囲気を殺してまでテンポを遅くするスタイルが好きになれない
勝手に汁!
>>215 さっそく注文しました。ウィーンフィルですね。ドホナーニ以来ですかね。
宗教改革の方をむしろ期待しちゃったりして。
サヴァリッシュの名前が一回も挙がってないのは何でだ?「エリア」や
交響曲第2番は彼の演奏が最高だと思うが。
221 :
名無しの笛の踊り:04/09/21 14:42:20 ID:qvTwrKqI
>>220 ええ!!?
2番は聴いたけど、最悪だったよ!(スマン)
サバリッシュにダメ烙印を押すキッカケになった演奏・・。
>>221 BPO盤?あれ名演じゃね?お前耳悪いんじゃねーのか?
ダイソーの100円CDを買ってからメンデルスゾーンにハマちゃいました。
CMなどで聴き馴染んだ曲ということもありますが「真夏の夜の夢・結婚行進曲」が素敵でしたね。
100円CDで興味がわいただけの私ですが、メンデルスゾーンスレの、みなさんよろしくお願いします。
FELIX MENDELSSOHN BARTHOLDY (1809−1847)
私は弦楽交響曲の8番が一番好きです。
225 :
名無しの笛の踊り:04/09/24 23:47:21 ID:jaSu8B7c
オクテットもいいよね。
226 :
名無しの笛の踊り:04/09/25 09:21:20 ID:oENII5H3
>>226 ダイソー100円CDの偉大なる作曲家シリーズは、
未記載になっていますた。
楽団名や指揮者名が、韓国人か、中国人とオモワレ・・・
100円なんてこんなもん
弦八は大編成でやったやつもあるけど、アシュケナージ以外で録音あるのか?
「弦楽八重奏曲」でぐぐればすぐわかる。
弦楽四重奏曲第六番が激しくて好きだぁ。
231 :
名無しの笛の踊り:04/09/27 20:15:22 ID:rlRSdcLE
ピアノ四重奏曲第3番ロ短調作品3についてはいかが。
本人作の室内楽としては、二曲のピアノ三重奏の方がはるかに完成度の
高い作品なので目立たないし、ピアノ四重奏としては、モーツアルトや
ブラームス、フォーレなどの著名曲が目白押しなので影が薄い。
が、鰤の全集を順番に聞いていって思ったのですが、この曲は
ビオラソナタやクラリネットソナタ、ピアノ四重奏の一番や二番で
鍛えていった作曲法の集大成のようなもので、自信作であったらしく、
ケルビーニの太鼓判を貰って音楽家として出発する際に提出した曲です。
情熱的なテーマと緻密な展開部を持つ第一楽章、
端正ながらも流麗な歌が流れる第二楽章、そして作者特有の
きらめくようなスケルツォ、ピアノと弦が激しく絡み合う怒涛の終楽章。
素晴しい、age
スプラフォンから出たスメターチェク指揮&プラハ交響楽団の
「真夏の夜の夢(抜粋)」&「フィンガルの洞窟」&「静かな海と楽しい航海」
のCD、かなり良いです。
この演奏内容で1260円はお得かも。
保守
234 :
名無しの笛の踊り:04/10/02 00:44:45 ID:sFRxcBVL
スコットランドはたいていの演奏で素晴らしいと思えたんだけど
イタリアは毛嫌いしてたクレンペラーでやっと好きになった。
クレンペラーのスコットランドは余り好きになれないけど。
235 :
名無しの笛の踊り:04/10/03 08:22:36 ID:hvkUMHu6
シューマンがいいとか、シューベルトがいいとか、時代の先駆者だとか
歌曲がどうだとか、文学と音楽の融合だとかいいますが、
ギョエーテと一番仲良しだったのは、われらがフェリックスではありませんか。
やっぱ、当代一流の詩人と作曲家ですものね。
236 :
名無しの笛の踊り:04/10/03 21:08:43 ID:QulT1A02
エリアの最高の演奏はどなただと思いますか。
サヴァリッシュという話もあったけど。
メンデルスゾーンの曲の中で、ふっとコラールが出てくるところがありますね。
弦楽交響曲でもあったし、宗教改革もそうだった。泣けます。
シューマンスレとシューベルトスレと比較すると、熱烈なファンが少ないのが
面白いなあと思っている今日このごろ。全ての曲を愛好するだけでなく、
人生そのものまで含めて「フェリークス好き!」とマンセーできる人が
いないというか。
評論や研究文献でも、同様の感想があって、
お勧めの前田さんの「シューマニアーナ」を読んでいるのですが、
ああいう客観的にみえて激しいのめり込みを背景に持つ評論に、あまり
出くわさない。読書が足りないからですか。
星野さんのスコットランド交響曲の文献は未読。熱いのかしらん。
フェリークスの旋律は流麗で美しい。管弦楽法も効果的だ。
一見、錯乱しているようにみえたり(シューマン)、
無駄な繰り返しがあったり(シューベルト)、
といった構成上の欠点も少ない。この二点については、
それぞれのファンからは激しい反発を買う物言い。
ついつい語りたくなる、あとの二人。というか、語ることによって
理解し、安心をして、また語りかける。
フェリークスの音楽は、その点、語る必要が薄い。
上に述べたように一見する欠点が少ない。ただただ美しい。
逆に、そうでないレパートリーはなかったことにすればいい。
それは、なぜかフェリークスの場合だけは全人格的な否定に
つながらないからだ。たとえばシューマンの、ある部分を否定すると
全部が崩壊しそうな危機感を、ファンは感じるようだ。
しかし、ただ美しいわけではないことを、たとえば有名な
ヴァイオリン協奏曲の冒頭の旋律の第一稿からみてもわかる。
シーシ|シーソミ ミーシソ↑|ソーーファーミー|レ#ーー
始めはこんなんだったんだって。知ってました?私は驚きました。
三小節目のト音で流れがせき止められています、と。
シューマンのヴァイオリン協奏曲よりもチェロ協奏曲よりも、
すっと入ってきて、明らかに出来が良くて美しい、
音楽だけ聞いていればいい、のか。
蛇足ながら、たとえ話をするなら、もし、
この初稿の旋律を思いついたのがシューマンだったとしたら、
この旋律で一曲書き切っていたのではないかと思う。
いろんな音楽的仕掛けを組み込むことによって、この旋律の
欠点を埋めつくすことが可能だからだ、彼なら。
擁護者だって、21世紀に至るまで、いろいろ擁護してくれるだろう。
241 :
名無しの笛の踊り:04/10/04 10:57:01 ID:koWBuwIb
どこを縦読みすればいいのでしょうか。。。
器楽曲に関していうなら、フェリークスの音楽がシューベルト、シューマンの
音楽と際だって異なっているのは、フェリークスの音楽が大変宗教的だという
ことだと思う。
ロマン派の音楽というものは、ひたすら個人の内的な深みに
降りていく作業だ。神から自由な個人と言い換えてもいいかもしれない。
しかし、この神から自由な個人を正面から扱えるようになるためには、
神の問題が解決済みでなければならない。神にまつわる諸問題が解決されること、
そうでなくとも、その大前提として諸問題が切り分けられていること。
神が、ユダヤ教、プロテスタント、カソリックの分野別の問題として
提示されていれば、神のことは神のこと、それに対する個人の問題に
入ることができるというわけだ。
しかし、フェリークスの場合は祖父、父からの了解事項として、
ユダヤの神もプロテスタントの神も、同じ神ではないかという
認識があった。バルトルディと名乗る必要はないのではないか、と。
このことを、正面から告白するのは、まずい。
結果として、音楽の中で未解決の神の問題を扱うことになった。
他でもないフェリークス特有の個人の問題として、扱われるわけだから、
同時にロマン派的な範疇の個人の問題を扱っていることでもある。
ローベルト・シューマンは、フェリークスの「イタリア交響曲」を
扱った記事の中で、「第一番は若書きの作品であるし、讃歌は交響曲とは
チョト違う、これが実質的に初めての交響曲だ」と述べている。
あれ、一度発表されたはずの「宗教改革二短調」については無視ですか、
ああそうですか。
宗教改革は、コラールをライトモチーフに据えた交響曲であるし、
讃歌は、ベトの第九を宗教的な色彩にぐっと戻したものであり、
どちらもマーラーの先駆として位置付けることができよう。
考えてみたら、スコットランド、真夏の夜の夢、フィンガルの洞窟、
イタリア、バイオリン協奏曲、など代表作とされるものは宗教色が
ないものばかりだ。最初の三作品は、ケルト的な色彩といえなくもないが。
フェリークスの音楽が、ぐっと「個人の内面」を見せつける瞬間は、
讃歌の二楽章が典型的であるように、世俗的な舞曲、スラブ舞曲の中の
一曲じゃないかしらんと思われるくらい流麗な舞曲の中に、ふと
コラールが立ち現れる瞬間なのではないか。告白しまつ、という感じで。
ここでやっと、
>>152さんの質問に答えられるわけだ。
ピアノ三重奏の第二番が第一番と異なるのはどこか、と。
第一番は、歌の溢れる歌謡の世界だ。一楽章冒頭のメロディからしてそうだし、
ああ二楽章、フィナーレも華が開いたように冒頭から長調の流麗なメロディが
響く。
第二番は、一楽章冒頭からして器楽的であり、フィナーレも前半は暗い。
べたついた暗さではなくて、メフィストが小躍りしているような。
そこへ、あのコラールが現れ、パーッと明るくなってfinなのですよ。
なんというか、宗教的な解決。そう思うと、一楽章冒頭のうねるような旋律にも
マタイで現れた「十字架の旋律」に見えるような、十字架が見える筈です。
第二番は、フェリークスが一方で得意だった歌謡の世界ではないけれども、
極めて世俗的な、純音楽的なピアノ三重奏という構成の中に、
神の問題を採り入れたという、極めてユニークな作品なのではないかと
思うのです。立て読みじゃなくて済まん。
>>237-238 演奏史自体もそうなのかもしれない。
シューマンやシューベルトは、それこそアファナシエフからリヒテルまでを抱え込むように
演奏者の作家性を際立たせてくれる側面がある。
それが楽曲にふさわしいのかどうかで論争も起きる。
メンデルスゾーンの場合は、必要以上に熱い演奏を楽曲そのものが拒否してしまうところがあるのでは?
テンシュテットのイタリアとか、アルゲリッチ&クレーメル&オルフェウスのマイナー協奏曲集とか、
ぐいんぐいんドライヴされるだけで「メンデルスゾーンじゃなくね?」と妙に醒めてしまうところがある。
演奏者が神様的なものを脇に置いておこうとすると、作品の光が失われる仕掛けのようにも見える。
その点、有名なヴァイオリン協奏曲は俗っぽさで貫き通して一番人気があったりするのかも・・・。
たぶん相方ばよりすとが目立つやつ1曲欲しかったんだろうw
>>247 理解してくれてありがとうございます。
マズーアが、指揮者の実力判定にはシューマンの交響曲を振らせないと
いけないと言ったらしいです。メンデルスゾーンのような曲は、誰が振っても
ある程度鳴るように出来ている。シューマンの場合は、同じ旋律を
複数の楽器で分担しているような場面でも、それぞれに違う指示を与えて
バランスをとらなくてはならない。難しい、と。
ちょっと近い話かな、と。
250 :
名無しの笛の踊り:04/10/05 21:44:46 ID:lrzP8wel
>>237 シューマンやシューベルトの音楽を好む人は多弁で、
メンデルスゾーンの音楽を好む人は寡黙な傾向があるのかもね。
メンデ好きのおれも、ただただ聴いてれば幸せっていう感じで、
その素晴らしさを積極的に言葉にする努力はしていないな。
面倒くさがりで、あまり理性的ではなく感覚的な聴き方をしていると思う。
ちなみにおれの血液型はO型だけど、
好きな作曲家によって血液型の分布に偏りがあったりしたら面白いよね。
ちなみに、おれのまわりでは、
A ⇒ シューマン、モーツァルト
B ⇒ ベートーベン
O ⇒ メンデルスゾーン、ハイドン
正直シューマンスレは熱すぎ。うかつには書き込めないぜ。
253 :
名無しの笛の踊り:04/10/09 09:34:14 ID:7jXgBdF2
ヴォルプスのメンデルスゾーン伝を読んでいたら、<<讃歌>>について
>「メンデルスゾーンは主題的関連によって、各部をを結びつけようと試みたが、
>全体の統一性を確保することには成功しなかった(とくに、通俗的な
>ト短調のスケルツォ[第二楽章]は軽い舞曲風で、「世俗的」である)。
とあった。これは異なことを。
>>237以降を読んでいただけたら既に明らかだけれど、
<<讃歌>>の目的自体が神の問題と世俗的な交響曲という枠組みとの
融合であって、第二楽章はとくに、トリオ部分にコラールを導入することにより
「聖と俗の融和」が図られている美しい楽章であるわけだ。
フェリークスの音楽に均整を感じる人は多い。
古典派的な音楽とロマン的なものとのバランスを語る人もいる。
しかし、「融合」という見方までには思い至らないのだろうか。
時間軸としてはバッハからウェーバーやシューベルトまでの作曲技法、
精神を融合したわけで、それには異論がないと思うけれども、
神の問題、その中でも聖と俗との融和の問題については
言い過ぎ、考えすぎなのだろうか?
またこの人か・・・。
ま、どうでもいいんだけど、Felix の読み方は、少なくともドイツ語では
「フェリークス」じゃなくて「フェーリクス」だよ。
あえて2ちゃんねる読み(セクースみたいな)をしてるつもりなのかな?
>>254 そこまで判ってたら過疎スレageるついてに
独白させてくれてもいいだろ?
何か嫌なの?
>>255 貴方、ローマ字入力ではなくかな入力されてるみたいですね。
今時珍しいですね。ご年配の方ですか?
( ´_ゝ`)面白い絡まれ方になってきたな。。
2chでtypoについて揚げ足とるなんてw
言われてみれば「て」と「で」の違いについては自分でも不思議だけど、
まあこれがクラ板の粘度というものだと思っておこう。
もっと言うと、私は違うけど、計算機の専門家で本当に逝けてる人は
日本語はかな入力だということを知らないのだろうな。速いからな。
259 :
名無しの笛の踊り:04/10/11 20:14:46 ID:4QpBSjQO
お前ら、メンデルスゾーンのバイオリン協奏曲とピアノ協奏曲(1番と2番)以外だと
どの曲がお勧めですか?
漏れは、バイオリンとピアノの協奏曲です。ソナタなのか協奏曲なのか
時々展開がわからなくなるところが堪らないです。
260 :
名無しの笛の踊り:04/10/11 22:19:35 ID:nE96GeZS
オルガン作品全集
アレグロ変ロ長調とか無言歌の世界からそう遠くない
261 :
名無しの笛の踊り:04/10/11 22:52:13 ID:wb/Kf0H1
グラモフォンの新譜『GERMAN OVERTURES』を買った。
「静かな海と〜」のトラックが10分程度だったので、これは激速!?
と思い、聴いてみると、なんと「フィンガルの洞窟」だった。
大手レーベルのくせに、信じられない・・。
しかし、怪我の功名で、このCDは素晴らしかった。
フィンガルの後半のクラリネット・デュオの部分は最高。
クラリネットの手柄と言うより、ウィーンフィルの弦楽器の超人的な力量が素晴らしい。
真夏の夜の夢も、上々の出来で文句なし。
そして、特筆すべきはウェーバーのオイリアンテ序曲。
ウェーバーが好きな人なら、きっと衝撃を受ける名演です。
自分はどちらかというと古楽器オケのファンなんだけど、
さすがにベルリンやウィーンが実力を出し切った時の演奏はスゴイ。
誰も真似できない。
ベルリンやウィーンの演奏には、芸術的な感動があり、畏敬の念を生じる。
一方、優れた古楽器オケの演奏は、聴いていて楽しかったり、気持ちよかったり、あったかい感動がある。
(ペーター・マークは後者かも?)
現代オケと古楽オケ、両方で感動できれば、クラシックは二倍楽しめるね。
>>261 ティーレマンね。表記ミスにはびっくりしたよ。
真夏の夜の夢序曲も久々幻想的な演奏で良い感じですな。
少しワーグナーっぽさも感じる演奏であるが(ゆっくりした部分)。
263 :
名無しの笛の踊り:
CDになってないだろうが、小沢ベルリンフィルのフィンガルがよかた。