アバド派のみんなももタンス派のみんなも仲良くしませう。
あとなるべくageてください。
2ゲット。
今朝見たら落ちててビクーリ。
もタンス派?
同内容スレすでにあり。削除以来だな。
5 :
名無しの笛の踊り:03/04/12 11:11 ID:JBEniSIw
ラヴェルスレってあっという間に落ちちゃうね。話題ないんだよなー。
ていうか2chのクラシックってまともな人少なくなっちゃったね。
ラヴェルスレだけじゃなくて
あちこちで良スレが落ちて、糞スレが残ってる。
セルメ派もいると言えよう
10 :
名無しの笛の踊り:03/04/14 20:53 ID:TF3aWZEH
水の戯れがメチャクチャ弾きにくい。何だあの曲。
11 :
?3?μ?I`?J?I`?x?e`:03/04/14 22:39 ID:w6/bCNGv
一生弾かなくていいよ、あの曲。
あ、あと道化がなんちゃらとかもな。
タンスまんせー
水の戯れって弾きたい?
聴きたい
漏れも聴きたい。いい曲ですよね。
16 :
名無しの笛の踊り:03/04/15 02:07 ID:aK1p3M9G
夜のガスパールにも挑戦してみ。オンディーヌの最初の数小節で挫折するから。
クープランの墓もいいね。前奏曲の2小節目で弾く気なくなるから。
結局、聴くことになる。
弾いたほうがいいよ。
聴いたほうがいいよ。
バッハ:
聴きたい=弾きたい
ドビュッシー:
聴きたい>弾きたい
ベートーヴェン:
聴きたい>>>>弾きたい
ラヴェル:
聴きたい>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>弾きたい
こうだろ?
バッハ:
聴きたい=弾きたい
ショパン:
聴きたい=弾きたい
ドビュッシー:
聴きたい=弾きたい
ラヴェル:
聴きたい>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>弾きたい
スクリャービン:
聴きたい>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>弾きたい
ラフマニノフ:
聴きたい>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>弾きたい
ベートーヴェン:
聴きたくない=弾きたくない
リストやシューマンもきぼん。
悲しい鳥萌え
海原の小舟萌え
鐘の谷萌え
眠れる森の美女のパヴァーヌ萌え
妖精の園萌え
オンディーヌ萌え
前奏曲(墓)萌え
フォルラーヌ萌え
トッカータ萌え
24 :
山崎渉:03/04/17 15:28 ID:???
(^^)
スカルボ萌え
26 :
名無しの笛の踊り:03/04/17 19:04 ID:yIDC7qla
トッカータの楽譜見たけど、なにこれ。
こんなん弾ける人間いるわけないじゃん。
弾けるやつとか腕5本くらいついてんじゃねえか?
「こんなん弾ける人間いるわけないじゃん。」ってくらいに
無茶苦茶書いてあったら諦めもつくが、
ラヴェルの作品は楽器のことを実に良く考えて作曲しているので、
練習すれば弾けるような気にさせてくれる。
28 :
名無しの笛の踊り:03/04/17 20:32 ID:QSaEvEzc
いや、ラヴェルには腕が5本ある知り合いがいたのかもしれないぞ。
あの曲があるからな。
トッカータは同音連打に続く最初の和音でイキナリ指がひん曲がるよな。
>>27 「こんなん無理!」というのと「ギリギリできそう・・・」というのの
まさに境い目を狙ったように書いてあるんだよな。>ラヴェルの楽譜
そういう楽譜を書くことによって、
演奏者に演奏の際に絶えず緊張と挑戦心とを抱かせるように仕向け
演奏の質を高めようとする。
やっぱこの人頭いいわ。
ダフニスとクロエ、全曲を初めて聴きましたがすばらしいですね
本も読みましょう。
>>31 だろう?
あれは全曲を聴いてこそ。
組曲だけじゃ物足りなくなる。
むかしピアノやってた友人がトッカータに挑戦して、
あれは拷問だと言ってたな。
35 :
名無しの笛の踊り:03/04/18 00:51 ID:j+e2tQaq
え?みんなもしかして気付いてなかったの?
ペルルミュテールもフランソワも腕5本ついてるよ。
ロジェも、隠してるだけでちゃんと腕10本あるよ。
36 :
名無しの笛の踊り:03/04/18 02:13 ID:yE2xu3zd
トッカータって殺人的なムズさだけどさあ、皮肉なことに本当良い曲だよなあこれ。
メロディは勿論、ラストに圧倒的なクライマックス持ってくる構成とかも。
>>21 やっぱり、ラヴェル好きはべートーヴェンはいまいち、って人多い?
私もベートーヴェンは弾く気がしなくて困る・・・
ラヴェル本人もベートーヴェンは大嫌いだったそうだね。
39 :
名無しの笛の踊り:03/04/18 09:17 ID:HbH/n1IA
>>28 「口絵」だな。
2台のピアノ(5手)のための、という、構成も変だが内容も変な曲。
どういう発想で作曲したんだろう?
ラヴェル好きだけどベートーヴェンも好きだよ
自分の知る限り必ずしも少数派とは思わないんだけどな
指揮者や演奏家をみてもラヴェルを得意とする人が
案外ベートーヴェンの録音も残しているケースってままあると思うんだけど
聴衆の好みという点ではどちらかと言えば
むしろラヴェルもプッチーニも好きという人のほうが少ないような
ラヴェルはプッチーニ好きだったそうだけれど
ラヴェルと他の作曲家との絡みということなら
やっぱりボリスにはラヴェルを感じるところがあるね
もちろん歴史的には逆にせよ
私もどっちも好きだよ。
ただ気分によって、ラヴェルが凄く聴きたい時に
ベートーヴェンは受け付けない(逆もしかり)って事はある。
43 :
山崎渉:03/04/20 02:54 ID:???
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
44 :
山崎渉:03/04/20 06:47 ID:???
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
山崎め。
クープランの墓
ラヴェルには失敗作はあるの?
ラ・ヴァルス
俺が唯一好きになれない曲だ
ま強いて言うならカンタータとか?
「海原の小舟」のオーケストラ版は成功作とは言い難い。
>>50 出版しなかったんだから本人も納得いってないっしょ
「ヴァイオリンとチェロのためのソナタ」は失敗作だろう。
どう考えても。
>>52 えー!? かっこいい曲じゃん。天才的な曲だよ。
甘口がお好きな方には駄目だと思うけど。
/ / / __/ / } } \ |
/ / /__,‐-''´ ̄ / } } \|
/ / ̄ ヽ // / o / /____|
/ _ ( / / / / \
______  ̄~ゝ‐-''´ゝ、、/_/ \
\`ヽ_  ̄o〕 |彡  ̄ _/~~\ \
.//\ ``''''''´ |// / ) \ /
>>52 /// //ヽ | / / /V /~ ̄ } /
./ /// ///} |_// _// /~| } ./ 傑作だ 馬鹿!!
./// /// /\ <~....ゝ <_ / i <.
// /// /// /\ \ {_ { i < \
. /// /// /////\ \ <_ { / / \
.// /// ////// // \ \ |\‐-''´/ \
/ /// ////// // /// /\ `''-‐/ /
/ ////// // /// ////,,‐-''´~~`'''-‐,,,___ / / |
,,-―--、
|:::::::::::::;;;ノ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|::::::::::( 」 < ヴァイオリンとチェロのためのソナタは失敗作だろ
ノノノ ヽ_l \___________
,,-┴―┴- 、 ∩_
/,|┌-[]─┐| \ ( ノ
/ ヽ| | バ | '、/\ / /
/ `./| | カ | |\ /
\ ヽ| lゝ | | \__/
\ |  ̄ ̄ ̄ |
⊂|______|
|l_l i l_l |
| ┬ |
>>57 53-56は、ただのヒマつぶしだと思うが(ry
まあ
>>52は釣り師なワケだが、
いかにもクラヲタが食いつきそうな、いい餌(選曲)ではあるな。
ところで
>>48には誰も突っ込まないのか?
>>48 自分が好きになれないといってるだけなのに
どうやって突っ込めと
>>57 >>59 よかったね。釣師ということにして。
漏れもDQNなこといって突っ込まれたらそうやってごまかそうっと。
最近欝な事が多くて、脳内に「亡き王女のためのパヴァーヌ」が流れています。
CDをそんなに聴いてるわけじゃないのに流れてきます。
どうしたらいいでしょうか?
64 :
名無しの笛の踊り:03/04/22 23:53 ID:/2bQ9aqz
あー、俺も鬱なときにラヴェル聴きたくなるな。 クープランの墓とかピアノ三重奏曲とかな。
>>63 Le Gibet が流れるよりはいいだろ。
「ジャンヌの扇」のファンファーレに脳内スイッチを
切りかえるのも良し。
ラヴェルはドビュッシーと印象主義として一緒くたにくくられることが多いけど、
作風は全く違うよなあ。
漏れはドビュッシー聴くより、ラヴェル聴いているほうがはるかにシンパシーを感じるし、
数多く作曲家を聴いてきた中で一番自分に親近感を感じる(だからと言ってモーホーじゃないぞ)。
ちなみにピアノ三重奏曲が触れられているので、この曲は誰のが一番いいの?
>>66 カントロフ、ミュレ、ルヴィエ盤(ERATO)。これしか持ってないけどかなりイイと思います。
(他におすすめあったら教えて!)
同じ顔合わせでDENON盤もあるけど未入手。クレストにならないかな。
68 :
動画直リン:03/04/23 02:12 ID:pA2wYhau
マニア過ぎる質問ですけど、ピエロ・コッポラのラヴェル録音ってどうでしか?
彼はSP時代にラヴェルの管弦楽曲のほとんどを録音してると聞いたのですが。
>>69 なにぶんにも録音が古いので
響きの精妙さを求めたりするのは少なからず無理があるものの
この手のものとしては比較的良好な部類に入ると思います
肝心の演奏はと言いますと先述した録音のせいもあいまって
ラヴェルらしい冷ややかな透明さみたいなものには
若干欠けるきらいもあるように思えるものの
当時の新しい音楽の息吹を感じさせるような
非常に溌剌とした躍動感のあるラヴェルを聴かせてくれます
特にスペイン狂詩曲・道化師の朝の歌・クープランの墓あたりは
なかなかの名演だと思います
機会があれば聴いてみて損はしない録音だと思いますよ
>>66、
>>67 カプソン兄弟+フランク・ブレイリーのVirgin盤。
ラヴェル演奏の新時代を感じさせる鋭い感覚の演奏。
トリオ、Vnソナタ2曲、Vn+Vcソナタという曲目もイイ!
今日はオペラシティでシェエラザード演りますね
age
74 :
名無しの笛の踊り:03/04/24 10:33 ID:F8lKzOur
遂にpfトリオの話題!
CD屋で「見つけりゃ手当たり次第」のバカ1名
ROM専しては居られずに。
>71
たしかに! カプソン組は良いセンスしてますネ。
なんつーか「エッヂの利いた演奏」。
たしか前々スレでKontrapunkt盤(蘭の若手組)が良いぞ・・
ってのを見たんですが、取扱代理店が撤退で目下入手困難とか??
ソナタ(Vn二曲+VnVc)やツィガーヌほかの入った方は
渋谷塔でひょっこり見つけて持ってるんスが、
コレが何とも良いだけに、なんとかならんかなー・・と。
初期ERATOのデ・カーヴ+パスキエ組、これも絶賛者が居て
中古LP屋巡りをしてます。誰か聴かれた方おられませんですか。
あとは殆ど聴いたんぢゃないか・・なんて自惚れてますが、
新しいトコではフロレスタンTrio(Hypelion)のも気に入ってます。
キワモノですが、CHANDOSからトルトゥリエ・ジュニア編曲(指揮)の
「管弦楽編曲版」、これもなかなかオツなのでは。
以上・・長くなって済みません。
歌曲はどう?
安いじゃん
78 :
名無しの笛の踊り:03/04/24 21:58 ID:RvQy6URn
ここの方々、皆さんラヴェルマンセーだとは思いますが、
最もお好みの曲といったらどれなんでしょうか?
私はベタですが「ダフニスとクロエ」なんですが。
クープランの墓(ピアノ版)か、マ・メール・ロワ(全曲[組曲じゃない方]、管弦楽版)
●管弦楽曲 ダフニスとクロエ
●協奏曲 左手のためのピアノ協奏曲
●室内楽曲 弦楽四重奏曲
●器楽曲 クープランの墓
●歌劇 子供と魔法
●歌曲 マダガスカル島人の歌
◎ベスト1 ダフニスとクロエ
この上なく精緻、この上なく芳醇、そしてこの上なく美しい!
ラヴェルの最高傑作にして、フランス音楽の金字塔、20世紀最高のオーケストラ曲!
さあ、おまいらもラヴェルの官能の極致に陶酔しる!!
(一部諸井誠をパクリますた)
私はピアノ版「クープランの墓」が一番好きです。
ブランカールとアンセルメのP協って名演なんですか?
最近、デュシャーブルとプラッソン盤聴きましたが、マイルドな美音で
堪能しました。同コンビのショパンは感心しませんでしたが。
82 :
74:03/04/25 12:18 ID:???
>78
ピアノ三重奏曲。
で、ピアノトリオの管弦楽版ってどうよ?
CDは何を買えばいいの? >ピアノトリオの管弦楽版
85 :
74:03/04/25 22:06 ID:???
>83
>84(連名スマソ)
ピアノ三重奏曲の管弦楽曲版。
74で書いてたつもりが判りにくかったですね。ご迷惑を。
小生の所持盤はCHANDOS CHAN7103。
編曲者ヤン・パスカル・トルトゥリエ指揮、アルスターo.
(CDは76さんの挙げたコンピ盤を除き、これだけと思います)
flとhpの使い方が印象的、ffは桶ならではの鳴り、また違った興趣あり。
originalのあの「洗練され切った叙情」とは少し異質ですか。
もちろん好きずきですけど、小生は度々聴いてます。
ダフニスとクロエって誰のがいいですか?
ミュンシュ ブーレーズ(旧) かな・・・ 俺は>ダフニス
88 :
63:03/04/26 00:09 ID:???
>>65 突然Le Gibetが流れて来る事もありますです。
あと、ちょっと元気になるとScarboが流れたりします。
>>78 漏れは「水の戯れ」でラヴェルにはまったし、今でも1番好きかも。
コンスタン編曲のガスパール@オケ版もなかなか楽しいよ
90 :
名無しの笛の踊り:03/04/27 09:08 ID:EnOhKSMY
あげ
ラヴェルの管弦楽曲は自作のピアノ曲からの編曲が多いですね。
ムソルグスキーの展覧会の絵まで編曲してますけど。
>>91 あとドビュッシーの作品のオケ編曲もあるよ
シューマンもね。
94 :
名無しの笛の踊り:03/04/29 07:22 ID:IGoy862X
>>86 ロザンタール。 てか管弦楽曲は全部ロザンタール推薦。
ま、モントゥーもブレーズもロザタールも良いんだけど、
んじゃ、デジタル録音以降なら誰よ? >ダフクロさん
やっぱりアバド
つい、森進一とか言いたくなるな。 >ダクフロさん
ダフニスとクロエ(全曲)ってそんなにいいですか?
どういう風に楽しんでるのか教えてください。
ラヴァルスとかクープランの墓は解るんです。
っていうか、ダフクロどれがいいですか?っていう質問が多いのなぜ?
ダフクロはクリュイタンスのテスタメント盤が最高だが、
音質のことになると、またちがうかな。
>>99 「どういう風に楽しんでるのか」という意味がわからんのだが・・・
聴きながら踊っているとか、そういうことか?
>>103 ダフクロの実演を見られる機会がある?
ビデオやDVDもおいそれとは手に入らないようだし。
105 :
名無しの笛の踊り:03/04/30 23:41 ID:G9IWx5pe
ダフニスは物語のための音楽って感じじゃなくて
物語を利用してラヴェルの技を存分に表現した音楽って感じ。
だからバレエ自体には分がないのかもね。
俺は全員の踊りがよかったよかった的な大団円には聴こえないんですよ。
ラヴェルの反抗的で挑戦的なスーパーテクニックの披露にしか聴こえないんです。
で、なんとなくショスタコにも似た痛みというか悲しさが隠されてるように聴こえるんです。
変ですかね。。
106 :
名無しの笛の踊り:03/04/30 23:53 ID:G9IWx5pe
(追)
悲しさが隠されてるように聴こえるっていうのは
ラ・ヴァルスが一番なんですけど。
あれはほんとに悲しい音楽だと思ってんです。
もっとも切ないのはラヴェルの特徴でもあるんですけど。
>>105 副題が「振付けのついた交響曲」だもんね。
>>106 悲しみが抑制できなくなった「クープランの墓」以降、エロスとタナトスの
表現の葛藤に苦しみ、交通事故のダメージも重なって逝ったと思う。
皮肉・ユーモア・韜晦(ミスティフィカシオン)が無くなるのと同時に
彼の生命の火も消えていった・・・
「ダフニスとクロエ」が「スーパーテクニックの披露」である点には同意。
しかし漏れには、痛みや悲しさは正直感じられないな。
むしろ「ダフニス」は、ラヴェルが仮面をかぶって自己の内面を隠したまま、
スーパーテクニシャンに徹して演じきった稀代の名人芸に思える。
「ラ・ヴァルス」などの後期になると、そんな漏れにも、
その仮面のひびの隙間から、何かドロドロしたものが垣間見えるのだが。
>>105は既に「ダフニス」の段階で、それを感じとっているということか。
もっとも漏れは、作曲者の内面が見えないからといって「ダフニス」の評価を下げはしない。
確かに人工的に磨き上げられただけの装飾品かもしれないが、
それ以上の何を求めるのか、と開き直りたくなるほど、あの美しさは尋常じゃない。
漏れはスコアを見ただけで逝けるほどだ。
R.シュトラウスみたいだな
110 :
名無しの笛の踊り:03/05/02 03:01 ID:rHH3pYTG
そういえばR.シュトラウスはベリオがシンフォニアでラ・ヴァルスに繋げちゃ
ってるじゃないですか(笑)。
サロメの踊りなんか近いところあるとおもいます。
極端な例なのでこれはわからないですけどマーラーにも
ラ・ヴァルスにあるような明→崩壊を9番の1楽章に感じます。
ラヴェルが一番仮面を取った音楽はこれじゃないかって思ったのは
子供と魔法でリスが自由を奪われた悲しみを子供に訴えるシーンで
歌詞と旋律から考えてもラヴェルにしてはかなりストレートに感情を
あらわにしてるなって思ったんです。
俺はどうもあのリスにラヴェルは自分を重ねてるような気がして・・
推測なんですけど。
ラヴェルって墓ヲタだろ。
レベルの高い会話が展開していますね。良スレでつ。
三島由紀夫じゃないけど
どれだけ仮面をとっても仮面しかでてこないって感じ。
そのラヴェルの悲しさがまた好きなんだが。
「マ・メール・ロア」なんて子供に対する愛情があふれてる
ように感じるけど、じっさい彼自身は自分の子は持てない
運命なんだよね。
「妖精の園」なんかあんな優しい音楽なのに俺は悲しくて泣いちゃいましゅ。
>>113 おお三島由紀夫!
俺もラヴェルと三島の共通点を感じていたよ。
完璧なテクニックと自己の韜晦、
そして晩年に至っての崩壊。
115 :
名無しの笛の踊り:03/05/03 01:16 ID:gWEgNaBf
春、ダフニスとクロエ(ミレー)見てきました。age
>>115 文学に続いて美術か? ハァハァしたか?
>>104 2004年2月に新国立劇場で
バレエ「ダフニスとクロエ」上演するそうでつ。
119 :
名無しの笛の踊り:03/05/03 02:24 ID:gWEgNaBf
>>116 素敵でしたよ。ミレーの描いたクロエたんにハァハァしたい方は上野の国立美術館へ(笑
>>115 ってかロンゴスの原作読んだ?岩波文庫で出てる。
ストーリーがかなり違うが、ダフニスが筆下ろしさせられるのが笑える。
クロエちゃんは何も知らずに初夜迎えたんだろうな(w
121 :
117:03/05/03 10:53 ID:???
>>117 スペインの燦き−ラヴェル 〜バレエとオペラによる〜 【新制作】
1.オペラ:スペインの時 / 2.バレエ:ダフニスとクロエ / 3.バレエ:洋上の小舟 / 4.バレエ:ボレロ
会場 新国立劇場オペラ劇場(東京)
公演日 2004年2月18日(水)19:00
2月19日(木)19:00
2月20日(金)19:00
2月21日(土)15:00
2月22日(日)15:00
指揮:マーク・ピオレー / 演出・振付:ニコラ・ムシン / 美術・衣裳:ダヴィデ・ピッツィゴーニ
管弦楽:東京交響楽団 / バレエ:新国立劇場バレエ団
生オケでつね。合唱がつくかどうかはこれではわからないけど。
122 :
117:03/05/03 10:55 ID:???
↑げ、宛先間違えた。自己レスじゃないっての。
>>118でつ。
124 :
名無しの笛の踊り:03/05/03 13:14 ID:gmkSij/y
ラヴェルにくらべて
チャイコフスキーの音楽の下品なこと・・・
嫌いじゃないけどね
今度の土曜日にさあ地元の交響楽団がラヴェルやるんやけど行くか迷ってる。
京都都市交響楽団
指揮:ジャック・メルシエ 独奏:横山幸雄(ピアノ)
ラヴェル/「マ・メール・ロワ」組曲
ラヴェル/左手のためのピアノ協奏曲ニ長調
シベリウス/交響詩「大洋の女神」
ドビュッシー/交響詩「海」
ジャック・メルシエって指揮者知ってる人いる?
茶偉子は贅肉がついてるというか・・・
ラヴェルが無駄が無さすぎるのだよ!
ラヴェルの音楽は本当にカコイイと思う。
175Rよりも断然カコイイと思う。
129 :
.:03/05/03 20:18 ID:???
>>125 > 指揮:ジャック・メルシエ 独奏:横山幸雄(ピアノ)
> ジャック・メルシエって指揮者知ってる人いる?
フランスの地方オケでドビュッシーを聞いた事あるが結構よかったよ。
131 :
名無しの笛の踊り:03/05/04 00:13 ID:g72x182c
>>120 読んだ事無いです。探してみますね。
ラヴェルのもたまには聴いてみようかな。
マ・メール・ロワって先に組曲版が出来て、それを拡大する形でバレエ全曲版を
作ったんだね。つい最近まで勘違いしてた。マ・メール・ロワに関しては組曲版
の方がいいと思う。
>>132 うむ、その意見はよくわかる。
しかし全曲版で付加された前奏曲や間奏曲も捨てがたい。
134 :
名無しの笛の踊り:03/05/04 21:14 ID:oikGtycM
マ・メール・ロワの独奏版ってないん?
「ガチョウおばさん」は、確かに組曲版につなぎ部分をつけたのがバレエ版だね。
しかし原曲が簡単な4手連弾のためか、バレエ版を聴いていると、組曲版の部分と
バレエ版との音楽のつくりが違うので多少違和感を覚える。確かにいい曲ではあるが。
かといって、組曲版はオケ版ではあっさりしすぎて物足りない。
それならピアノ4手版のほうがかわいらしくてよいと思う。
ピアノ→バレエつながりで、高雅で感傷的なワルツの良い演奏を教えてくれい。
けっこうあれも良い演奏になかなかあえない。
ピアノ版はこれと思い浮かばないが、オケ版ではプレヴィン/RPOがなぜか良かった。
>>136 あれはマジな話、ルヴィエの格安CDが絶品です
ヒューイットってどうよ?
139 :
名無しの笛の踊り:03/05/06 21:15 ID:QvOeS9Q+
フセイン・セルメット盤やっとget。今週中には聴けるかな。
142 :
名無しの笛の踊り:03/05/07 03:14 ID:BMfbfarJ
そこまで言うほど酷くないと思われ クープランをモダン楽器で演奏したから嫌われてるのかね、ヒューイットって
>>142 ぜんぜん関係ないよ。
ヒューイットがなんちゃってピアニスだからだよ。
あのラヴェルを聴いて「酷くない」といえるのは吉田秀和信者か只のDQN
そこまで言うのなら、どう酷いのか、何故エセピアニストなのか、 ちゃんと説明して欲しいんだけど…。 多少のミスタッチこそあれど、十分上手い演奏じゃない?
>>144 フレージングに思想を感じない。構成感もない。鍵盤押してるだけ。
聴き手を納得させるアーティキュレーションを作る意識に欠けているので、
ラヴェルのあの息の長いメロディがバラバラになり生きた音楽にならない。
だから何を弾いてもハノン・ツェルニー・ブルグミュラー
以上
( ´_ゝ`)フーン
ヒューイットはテクニックはかなりまずいけど
音楽性みたいなのは感じるなぁ。それで売ってるんでしょ。
認めない、って気持ちもわからなくはないけど。
バッハなんかはけっこう好きだけどな…
148 :
名無しの笛の踊り:03/05/07 11:58 ID:vT5GmRHz
ピアノは誰のがいいですか?まだラベル聞きはじめで
いまはペルルミュテルとアシュケナージだけ持ってますが
もう少し違うのも聞いてみたいんですが。
ヒストリカルならコルトーやギーゼキングやモイセイヴィチもいい。
>>150 ラヴェルにおけるギーゼキングのよさがわからんのですよ。
ドビュッシーはまぁまぁ悪くないんだが。カサドシュは好き。
コルトーもペルルミュテルも好き。
話は変わるがアース、ケフェレック、ルフェブールなんかも好き。
つか、おまいらラヴェルのピアノったらまずはフェヴリエだろ?
違うノカ?
>>152 フェブリエもいいと思うけど「まず」というほどでは…
漏れだったら「まず」はペルルミュテル旧とフランソワかな、と。
154 :
148:03/05/07 23:15 ID:3xjazMyp
レスありがとう。フェヴリエは最初に聞いてみようと
思ったんですが、なかなか売ってないんです。残念です。
フランソワとかコルトーあたりは、すぐ手に入りそうなので
さっそく買ってみます。
フランソワとかコルトーとか古いでしょ
ラヴェルといえばいまやアンジェラ・ヒューイットでしょう!
hyperionのを聴いてみてください!
子供と魔法聴いてみたいんだけど
どのCD買えばいい?
>156
あんまり選択肢がない作品ですね。
アンセルメ、マゼール、プレヴィン、ケーゲルくらい?
プレヴィンかマゼールの手に入るほうでいいのではないか、と。
アンセルメはヒストリカルな感じ(ステレオ録音だが)で比較用。
ケーゲルはドイツ語版なので、ゲテモノ好きならどうぞ。
158 :
156:03/05/08 21:29 ID:???
>157
大手のネットショップで入手しやすそうなのだと
プレヴィンのやつになってくるのですが、これってとっつきやすいですか?
>>139 何を買ったの?あと感想きぼんぬ。
セルメットのはCDショップで探してもなかなか見付からない。
ネット経由で手に入れるのは、個人的に好きじゃないしなあ。
160 :
名無しの笛の踊り:03/05/09 03:44 ID:o6TcxrKt
161 :
157:03/05/09 09:35 ID:???
>156,158
最新録音なので、問題なしでしょう。むしろ、作品にとっつきやすく
するために、歌詞の日本語訳があるものを選ぶほうがいいと思う。
映像付きで見る機会はほとんどないだろうし、対訳本もないから、
話の筋を知るために、最初の1枚は邦盤がいいのではないかしら。
162 :
156:03/05/09 18:16 ID:???
どうもです。
国内盤で今手に入りそうなのプレヴィンのしかないっぽいので
買ってみます。
中古屋にラトルのLDがあるかも
川上敦子さんの超絶技巧で、スカルボなどを聴いてみたい。。。
フランソワやコルトーでは、技巧に難があり過ぎて、聴くに堪えない。
ミケランジェリやアルゲリッチも、川上さんに比べれば、技巧に未熟さを感じるので。
165 :
名無しの笛の踊り:03/05/09 21:42 ID:EWKzOPlU
川上敦子の自作自演自画自賛ハケーン
166 :
名無しの笛の踊り:03/05/09 21:53 ID:9E6rxzBL
>>164 バカ女の名前でスレを汚すんじゃねえっ!!
167 :
名無しの笛の踊り:03/05/10 08:31 ID:miyk5fli
モニク・アースはどうですか?
168 :
名無しの笛の踊り:03/05/11 00:04 ID:b8vlLENS
最高〜!って言う人は見かけませんが、何気に好きな人が多いかも>アース
age
>>156 マゼールなら「スペインの時」も一緒で国内盤(歌詞対訳付)4000円。
ファーストチョイスにもいいのでは。
録音は60年代前後だけど全然気にならない。
スペインの時はとにかく笑える。
子供と魔法は最後で泣ける。
保守
ロザンタールのダフクロ買いました。
めちゃめちゃ(・∀・)イイ!!
小澤の「スペインの時」TVでちょっとだけやってたね
174 :
名無しの笛の踊り:03/05/17 02:55 ID:pm0Ui9Mn
「道化師の朝の歌」ってなんでクラシック音楽作品名辞典に出てないの?
176 :
名無しの笛の踊り:03/05/17 03:05 ID:pm0Ui9Mn
>>175 ピアノ版はたしかに載っているのだが、管弦楽版は載っていないのよ。
クープランの墓はピアノ版も管弦楽版も別個に載ってるのに。
>>176 じゃあ篇者が重要じゃないと思ったんでしょ。おわり。
今チェリ聴いてるんだけど、なに?この演奏・・・(鬱
180 :
名無しの笛の踊り:03/05/17 04:45 ID:pm0Ui9Mn
うそ、鬱なのか? 俺もさっきチェリのDVD聴いたんだけど。
明け方に聴く演奏じゃないことだけは確かかも・・・チェリ
ピアノ:マルグリット・ロン、指揮:モーリス・ラヴェル
のピアノ協奏曲のCDを買ってみたんですが、結構素晴らしいです。
同じCDにパウル・ヴィトゲンシュタイン+ブルーノ・ワルターの
左手のためのピアノ協奏曲も載ってました。
>>182 そのロンの協奏曲の指揮者はラヴェルで無いということが判明。
確かにラヴェルは録音に立ち会っていたが、実際の指揮はペドロ・デ・フレイタス・ブランコ。
EMIのThe Last Six Compositionsという、数年前のCDで暴露されました。
ヴィトゲンシュタインは聴いたことないんだよねえ。
ヴェトゲンシュタインは、散々スコアをいじってラヴェルの激怒を買ったので、
どうかなと未だに聴かずじまいだ。
聴かずじまいでもたぶん損することはないような…
ただなぜラヴェルが失望したのかはよく分かる気が
でフェヴリエで聴き直すというのもまた一興
好きな人には悪いけど、
コルトット(w の「左手」も
聴くと失望しまつ。
>>183 左手のほうは、確かにいじりまわされてました。
>>183 ラヴェルは第一次大戦で右腕を失ったヴィトゲンシュタインの為に
わざわざ「左手のためのPコンチェルト」を書いた筈ですが…。
このパウルが、論哲論考や探求で有名なルートウィッヒの兄だと言う事も又
欧米では周知の筈ですが…
ヴィトゲンシュタインが何人かの作曲家に左手のためのコンチェルトの
作曲を依頼したんじゃん。で、ラヴェルの曲が一番良かったんだけど、
難しくて弾けなかったんじゃん。それで、なんちゃってピアニストのウィト
ゲンシュタインは適当に弾きやすく変えちゃったんじゃん。それでラヴェ
ルが怒って、契約のウィトゲンシュタインの独占期間が過ぎると、フェヴ
リエをソリストにして「本当のプレミエ」を行ったんじゃん。じゃん。
>>187 それとこれとは別ってやつなのよねー。プロコフィエフの4番は突き返したし、
ヒンデミットは受け取ったまま演奏もせずに死蔵。改変しまくりでもラヴェル
は弾いたからまだまし(でもないか)。
>>187 そのくらい日本でもみんな知ってますが・・・
ま、そんなラヴリーなパウルくんのおかげで、
我々には素晴らしい曲が残されたわけだが。
これはカサドゥシュじゃないか?
187のどこが183に対するレスなんだろうか。アタマ悪そうだな。
>>187 は「現代思想」とか拾い読みしてて
ちょっと周囲より偉くなった気の厨房だろ
モニク・アース[LPボックス]添付の『ラヴェルの仮面』を熟読のこと。
>>196 あるいは、ジャンケレヴィッチの『ラヴェル』。
未だ、これを超えるラヴェル論は出ていないのでは。
>>194 もちろんそのつもりで書きましたが。欧米ではってあたりが
もう見てらんない。
199 :
名無しの笛の踊り:03/05/21 09:10 ID:WpW2oTe9
池辺晋一郎が
「ぼくの先生はボレロの初演を聞いた」ってTVでいってたけど
それって高木東六氏のこと?
興味深いニヒャ〜ン(ク)
池ノ内友次郎
202 :
名無しの笛の踊り:03/05/22 12:41 ID:x18KgeHa
山崎の来ないスレは下がっちゃうので保守
と、これだけではなんなので
ケラーSQ演奏の弦楽四重奏曲はいいですよ!!
と声を大にしていいたい。安いし。
>>202 おいらは東京SQかクリーヴランドSQを推します。ケラーもいいけどね。
204 :
名無しの笛の踊り:03/05/22 12:57 ID:x18KgeHa
>>203 東京クヮルテットの旧盤は楽しい、というかエキサイティングですね。
初めて聴いたときぶっとんだものです。
205 :
名無しの笛の踊り:03/05/22 13:25 ID:s9fzBQLS
ジャンケレヴィッチの『ラヴェル』読んだ人いますか?
落ちるぞ!
ラヴェルの両手協奏曲の初演を聞いたのも池内?
落とすには惜しいスレなり。
208 :
名無しの笛の踊り:03/05/24 08:36 ID:zCVw5lmy
age
アシュケナージのオール・ラヴェル・プログラム行きますか?
211 :
名無しの笛の踊り:03/05/27 23:30 ID:ercykyPW
むー。トッカータをMIDI打ち込みで鳴らしてみると、
いーなぁ、非人間的で。
タダでも行きません。
ただなら。
金くれるなら・・・
アシュケナージが土下座して聞きに来て下さいと頼みに来るなら。
>>210 いちおう逝くつもりで押さえてありますが何か?
ま、好き好きですから。
218 :
山崎渉:03/05/28 12:10 ID:???
∧_∧
ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄〕
= ◎――◎ 山崎渉
山崎氏ね
ジャンケレヴィッチの『ラヴェル』読んだ人いますか?
age
クリュイタンスの「左手」って、
最初の何分か定位が変、
っていうかマスターテープがフラッター起こしてません?
私のは箱入り五枚組のやつなんですが。
ARTで直ってたら買い直そうかと。
223 :
くたびれた中年オヤヂ:03/05/30 23:57 ID:sMPvjaHX
このところラヴェルに非常にはまってます。
交響曲より室内楽、ピアノ曲のほうが好きです。
特にギーゼキングのピアノ曲全集は涙が出そうなほど良かったです。
ピアノ独奏はフランソワやペルルミュテルのVOX盤あたりを聴いてください。
マ・メール・ロワの連弾版は、フェヴリエのデュオが超泣けます。
室内楽はカントロフら、ERATOの連中の録音が良いですよ。
因みに、勘違いかとは思いますがラヴェルは交響曲書いてないです。
申し訳ないです。
225 :
くたびれた中年オヤヂ:03/05/31 09:35 ID:P5k8HaXz
>224
失礼。管弦楽曲の間違いです。
同じ曲を後にピアノから管弦楽にしたものが多いですが、
ピアノ曲のほうが好きだということが言いたかったのでした。
名盤のご紹介ありがとうございました。
今日明日にでも早速レコード屋に探しに行ってきます。
ERATOはドビュッシーでたくさん持ってますが、
ラヴェルにも今度攻め込んで見ます。
226 :
名無しの笛の踊り:03/05/31 10:38 ID:HTsH13sf
ギーゼキング音美しすぎ
早速ピアノ曲全集なる物購入したいと思います
227 :
くたびれた中年オヤヂ:03/05/31 10:46 ID:kxY5U2dH
>226様
EMIから出ているラヴェル「ピアノ曲全集」 TOCE-59134-5
です。他にも盤はあるかもしれません。
228 :
名無しの笛の踊り:03/05/31 13:39 ID:vSPdHRIM
ほんと、ギーゼキングの出す音は美しい
ハースも綺麗
いや、ラヴェルはやはりカサドゥシュだろう。
>>230 同意です。ギーゼキングはラヴェル向きじゃないと思う。
age
233 :
アソコはエベレスト:03/06/04 16:38 ID:UU58VVpw
クープランの墓のトッカーッタってソロなの?
それとも連弾?
235 :
アソコはエベレスト:03/06/04 16:57 ID:UU58VVpw
236 :
名無し:03/06/05 21:56 ID:SRIjM99S
2台ピアノにすれば中級でも手が届くだろう
下がってきたのでネタを。
最新のBBCミュージックマガジンのオマケCDはBBC蔵出しの
ペルルミューテルのクープランの墓が入っている。
最近ペルルミュテール様の新品CDを見かけないんだが…(つдヽ)
あのさ・・・
ペルルミューテル/ペルルミュテール?
ペルルミュテールの方が正しそうだけど・・・日本語だと前者なのですか?
>>239 しいて言うならどちらも正しくないし、どちらも日本語。
くだらないことを気にする必要ない。
誰のことかわかれば漏れはどっちでもいいよ。
レコード会社はたいてい「ペルルミュテール」表記だよ。
ARMIN JORDAN指揮の「子供と魔法」を購入。
モーツァルトの交響曲が思いのほかよかったので、これはどうか?
・・・と思ったのですが、これは正解。期待を裏切らない演奏でした。
一言で言うなら、立体的な曲作り。
生き生きとした情景が浮かび上がる演奏です。
いまいちマイナーな指揮者ですが、お気に入りの一人にあげておきます。
ほぼ桶とピアノ曲の話題ばっかなので(
室内楽=特にVnソナタ(有名な方)、pfトリオ、序奏とアレグロ
の推薦盤を聞きたし・・・だめ?
243 :
名無しの笛の踊り:03/06/08 22:30 ID:VJtkkzVe
ボレロを生で聴きたいなぁ
244 :
名無しの笛の踊り:03/06/08 22:59 ID:JT9zUvhN
>>242 VnソナタはVDC-1265(カリオペ)、序奏とアレグロはDG429738-2
ヴァイオリンソナタは何といっても、頑固一徹、ヨーゼフ・シゲティー!!
血管がぶっちぎれるまでに極度に緊迫した壮絶なブルースは一聴の価値あり。
でも、もう手に入らないかも・・・
247 :
242:03/06/09 22:24 ID:???
>>244 レスThanksっす。(ブッ叩かれるかと思ってビビってた)
カリオペのsonata、拙者の所持盤はCAL9822で番号が違う。
カラシリ(Vn)、バルダ(pf)なんだけど・・別物っすか!?
んで序奏とアレグロ・・DGの盤?・・誰のだろう・・。
拙者も詳細を教えて欲しい。
古風な演奏だけど、モニク・アース女史のラヴェルもいいよ。
ヴァイオリンソナタはピアノパートが良くないと聴く気がしない。
ムローヴァ盤のカニーノはさすがに良かった。
序奏とアレグロはイザベル・モレッティ(Hrp)らの演奏で
(Valois; V4739)
ソナタ
テッツラフ+アンスネス virgin 最近再発された筈
序奏とアレグロ
モレッティ+パリジイにもう1票。これは素晴らしいよね。
ピアノトリオ
ルービンシュタイン+ハイフェッツ+ピアティゴルスキー BMG
トリオ・フォントネ TELDEC
>>247 244です。何も情報提供してなかったですね、スマソ。
カリオペはおっしゃるとおりカラシリ、バルダです。
ミンツとブロンフマンの淡冷な演奏も良し。(DG445557-2)
序奏とアレグロはアンサンブル・ウィーン=ベルリン。
LP時代のマリ・クレール・ジャメが思い入れがあるけど廃盤のようだし。。
253 :
名無しの笛の踊り:03/06/10 22:24 ID:oYqAl64M
皆様、あたたかなRes、感謝いたします!
>>249 云えてると思いました。対立のソナタっすもんネ。
>>250 この“序奏〜”はノーマークでした。またCD屋巡礼かぁ・・。
>>251 フォントネかフロレスタンか。・・どっち買うか迷って後者に。
以来これもノーマークです。最近廉価盤で出たみたいだし、
そろそろ「行っとく」ことにしますね。
>>252 (=244さん)、拙者が247で挙げたCAL9822の中に、
M-C-ジャメ(Hp)ラルデ(fl)デュプラ(cl)ル・フロ(Vn)ルキアン(Va)
ドゥジェンヌ(Vc)ってゆー演奏が入ってますが、ひょっとしてコレっすか?
これなら新宿や渋谷塔で最近も見たし、廃盤じゃないのかも??
箱入りで4枚組になってました。・・ご参考になれば幸甚です。
>>242 あたりまいのヤシばかりですが
Vnソナタ パスキエ+アンジェレル
トリオ カントロフ+ミュレル+ルヴィエ
序奏とアレグロ ラスキーヌ+ランスロ+マリオン+ヴィア・ノヴァSQ
もういっちょ カンブルラン+アリニヨン+ピエルロ+パイヤールのメンバー
がお薦めです。
256 :
名無しの笛の踊り:03/06/11 14:55 ID:u2sW+feD
ロザンタール死す
手元にないので詳細不明ですが、序奏とアレグロは刷り込み効果もあったせいか
スザンナ・ミルドニアン(Hp)のが好きでした。
ピアノトリオはボザールを。
再びみなさまThanksです。
>>255 挙げられてる盤、既所有スが、すべて気に入ってる演奏ばかりなもんで
ウレしくなりました。
>>257 この“序奏〜”もノーマーク。つか見たこともない・・。世の中広いッす。
clavesのU.ホリガーのはこないだ中古屋で偶然入手できたのだが。
>>256 えっ。
ボザールのって、いいかなあ?
>>258 ロザンタールはんは死なはりました、惜しい人を…って言うか大往生でしょうね (-人-)
マニュエル・ロザンタール氏(フランスの指揮者、作曲家)パリからの報道
によると、5日、パリの自宅で死去、98歳。死因は明らかになっていない。
1904年6月パリ生まれ。パリ国立音楽院で作曲をラヴェルに師事。34年
にフランス国立放送管弦楽団の補佐の指揮者に任命された。その後シア
トル交響楽団、リエージュ交響楽団など各地で指揮し、フランスの音楽の
普及に貢献した。(ブリュッセル共同)
フランソワのラヴェルは嫌いな人と好きな人とどっちが多いのかな?
曲によってはすげー好き。
ソナチネ、クープランの墓、オンディーヌあたりはフランソワが一番良い。
この人はショパンで好き嫌い別れるピアニストって感じだけど、
ラヴェルは良いよ。絶対。
スマン。漏れは嫌いだけど。>フランソワ
ちなみにソナチネはハスキル、クープランはケフェレック、オンディーヌは
ミケランジェリが一番好きかな
フランソワはん、粋な人やったわ。
少しお酒の方控えはったらよろしゅうおましたのに。
デカダン、言うんどすか、酔わはった目で見とったような演奏どしたなあ。
ギンジンって人のラヴァルスすごかよ。
アシュケナージ+N響のオール・ラヴェル・プロいよいよ明日
演奏はともかく鏡や墓をオケで全曲聴く機会もあんまりないので
漏れは逝ってきまつ
こないだ聴いたリヨン・コンセルバトワール室内管弦楽団の墓がすごい良かったなあ。
チケットもすげえ安かったし。
アシュケナージ/N狂で感動できるかな?
269 :
名無しの笛の踊り:03/06/17 20:07 ID:EipE979G
N響レポよろしく
>>269 HP見てみた。ラヴェルはまあまあちゃんとやってくれると思われ。ただ、
バイオリンが小杉ってところが打撃大で、サラサーテやヴィヴァルディ
は、鑑賞能力の高い聴衆にはかなり厳しいかも。迷いますね。
>>269 いいんじゃないですか。2500円で安いし。森麻季さん出るし。
273 :
名無しの笛の踊り:03/06/18 03:16 ID:NvwFk8pE
>>269 レスありがとうございます。
小杉さんも森さんも全然知らないんですが。
鑑賞能力高くないから大丈夫か、自分w
一応ボレロは、ショルティでハマりました(レコードに向かって拍手しちゃったし)。
ちなみにバーンスタインのはなぜかダメでした。興奮しなかったな。
>>268 >アシュケナージ/N狂で感動できるかな?
どうだろうねぇ・・・
でもまあ細かい点は別としてデュトワ時代のラ・ヴァルスやボレロはまんざらでもなかったと思うし
普段はどうしても他の盤に手が伸びてしまうのでラックの肥やし状態になっちゃってるけど
アシュケナージのラヴェルの録音(Decca)も実はあれはあれでそれほど悪くはないと思ってるよ
いずれにせよ先述したように今回は編曲モノを含めてのオケ版鏡と
同じく編曲モノのフーガとトッカータを加えての墓に
デュトワとの違いが楽しめるかもしれない前述の2作品ということで
プログラム・ビルディング的にはそれなりに楽しめるものになってるんじゃないかな
もっとも6/20に今回のプロにツィガーヌを加えて録音するみたいだから
今回の公演は言ってみれば有料の公開リハみたいなものって気もするけど(w
>>270 はーい
レポ待ってるね。
大変遅くなりましたがN響オール・ラヴェル・プロのインプレをば・・・
一昨日の演奏会の内容を端的に形容するならば
デュトワの居なくなったN響もしくはラヴェル(エレガンスなしで)
とでも言ったところでしょうか(w
敢えて好意的に評価するならばなかなか実演に接する機会の乏しい編曲モノについて
ほぼ未調理の状態でその真価を問うチャンスを与えてくれた
貴重な演奏会であったと言えなくもないとは思いますが
天候の影響もあってか終始くすんだ音色によって奏でられる
その全く精彩を欠いたラヴェルに憤りを覚えるというよりも
個人的にはむしろいつになくご機嫌なアシュケナージの様子に笑ってしまいました
ラヴェル自編による「海原の小船」「道化師の朝の歌」に「蛾(ラウンド編)」
「悲しき鳥たち(ギュンター編)」「鐘の谷(アルフテル編)」を加えて演奏された「鏡」では
詰まるところラヴェルのオーケストレーション技術の高さを改めて確認させられただけの結果に・・・
これら編曲モノにラヴェルの他作品からの書法の引用が散見されるのは致し方ないとしても
各編曲作品の間で語法的に明らかに重複しているように思われる箇所も少なくなく
こうして5曲を並べて演奏した場合音楽的に極めて冗長に感じられたほか
全体を通してのバランスや整合性が完全に捨象されていたように思えたのは残念
また「蛾」冒頭部における高音部の細やかな動きが木管の横柄な響きによって打ち消されていたり
次曲「悲しき鳥たち」における鳥の歌が複数の楽器に分割され受け渡されるに至っては
管弦楽化の技術以前の問題として編曲者の作品に対する理解そのものに疑念を覚えずにはいられなかった
「鐘の谷」についてはこれら編曲版の中でも比較的完成度が高いように思われ
また途中スペイン的な雰囲気が色濃く反映させられるあたり編曲者の出自も伺え面白く感じられたが
繰り返される4度音程の物憂いというよりは気だるい雰囲気の演奏もあいまって
音楽はただ虚ろに響くばかりでなんの心象や感慨も得るには至らなかった
このことは「海原の小船」や「道化師の朝の歌」でも同様で
響きの精妙さや音楽の躍動感が全く感じられず
ただテクスチャの粗さばかりが目立つ演奏に終始していたように思う
続く「ラ・ヴァルス」も風采の上がらない演奏
そこには舞踏会特有の華やかさや麗しさもなければ爛熟した世紀末的退廃の翳りを思わせるものもなにもなく
フランス音楽どうこうなどと口幅ったい物言いをする以前にそれはワルツでさえなかったように思う
ただ平明に空疎な音が連なった後ひとしきりクライマックスを迎え会場は沸いた(w
ラウンド編による「フーガ」と「トッカータ」を加えピアノ曲と同じ並びで演奏された「墓」では
作品の古風で端正な面持ちに助けられ幾分持ち直したようにも伺えたものの色彩感の乏しさは相変わらず
典雅というよりはただ素朴な響きが生み出されるばかりで
リゴードンの中間部などはバルトークの民族舞曲でも聴いているような鄙びた気分にさせられた
本作に込められたラヴェルの想いはもちろん各曲の舞曲としての性格も無視されているように感じられたほか
木管のアンサンブルもバランスに欠けており時折響きが混濁しているように感じられた
なおラウンド編による2曲については「鏡」における編曲版の印象とさして変わらなかったものの
「トッカータ」終結部におけるパカパカパーンという取って付けたようなブラスの充て方などは
醜悪としか言い難いもののように思えた
最終曲「ボレロ」はおっかなびっくりしながら前進し無造作な爆音へと至るだけの演奏
引き伸ばされたボレロのグルーヴともラヴェルのスペイン趣味とも無縁なその音楽は
ボレロというよりは挙動不審な兵隊のための行進曲とでもいった塩梅
アーティキュレーションを奏者の自発性にある程度委ねながらも
リズムやフレーズの腰にあたる部分では明確な指示を与えていたデュトワに対し
ただ平坦に刻み続けるアシュケナージの指揮ぶりに当惑した奏者達が
今までやっていたことはとりあえず要らないということだろうとして応えたとでもいった感じ
Tbのミスもともかく下手に歌心を吐露してしまったs-saxだけが異様に浮いていたのも印象的
金管の咆哮も掻き消されんばかりの打楽器の応酬によるクライマックスを迎え今度はブラボーが飛んだ(w
ということで一風変わったプログラム構成のほか一体何が表現したかったのか判然としない演奏会
今回のアシュケナージの指揮からは作品に対する何某かのシンパシーが伝わることがなかったのも残念ながら
近年デュトワの棒のもとで好演をみせていたN響に
言わずもがなながら彼等なりのラヴェル演奏の伝統というものが根付いているように感じられなかったのも残念でした
いずれにせよアシュケナージ率いるN響の今後を占うには全く参考にならない一夜だったと思いますが
本日レコーディング予定のCDについては資料として購入する予定なので
もうちょっと整ったアンサンブルに化けていることを期待します(w
長文スマソ
アシュケナージとN響の悪い部分が見事に調和した退屈な演奏だったのですね。
素晴らしい。
レポありがとん。
ナイスレポ
なかなか古風な文体ですな。>レポ
歌曲も悪くない。
久々にここで文章らしい文章を読んだ・・・
おれはカントロフのひいたVnソナタが好き。
そういえば、ここではあまりロジェのピアノ全集について話は出ていませんが、
評価としてはどうなのでしょうか?
ピアノ全集はフランソワとロジェのものしか知らないので気になります。
289 :
名無しの笛の踊り:03/06/24 18:32 ID:Z74bdQTE
ああ・・やはりというか。。
あまり期待できそうにないのかな。
アシュケナージって何考えてるのかわからない。
実はテキトーなんじゃないのかこの人はと思ってしまうこともある(笑)。
いいときと悪いときの差が激しすぎる。
で、その差がなんで生じたのかわからない。
だから上手く行ったのはまぐれなんじゃないかとか思ってしまう。
彼はなんでかもともとイントネーションのいい楽団によく就任する。
フィルハーモニア、クリーヴランド・・・
デュトワのように無から何かを作り出すわけじゃない。
N響とてデュトワによってアンサンブルを鍛えられてきた楽団なわけで。
ただN響にはデュトワをもってしてもコントロールできなかった悪いクセが
あると思うので
これを解消しないままデュトワがいなくなるのは残念だなぁ。
自分はデュトワがN響のどうしようもないクセの部分についてはあきらめたのだと
考えている。
デュトワによって抑えられていた悪いクセがアシュケナージで全開になって
しまわないことを祈るばかり・・・
ロジェは・・・どうかな・・・ちょっと・・・
291 :
名無しの笛の踊り:03/06/25 06:35 ID:gZ/BVHjw
292 :
名無しの笛の踊り:03/06/25 14:39 ID://hNJYdj
俺の彼女がフォルラーヌを妙に気に入っている
ほかのも聴け
293 :
名無しの笛の踊り:03/06/25 15:00 ID:o8ZsIU1I
repo-toありがとうございました。
アシュケナージってやっぱり、、、、クリ−ヴランドのラヴェルはお気に入りでしたし、デュトワのあとのエヌ響を楽しみにしていましたが、、、
皆さんが彼のことをなぜそこまで言うのか、やっとわかってきました。
アシュケナージも、エヌ響も応援していたので、ちょっと残念です。。。。
294 :
名無しの笛の踊り:03/06/25 16:50 ID:YocYspIt
俺、今度のコンクールで水の戯れを選んだんですが、死にそうです。助けてください。
3ページ目の「ラシ・ミファ#・ラシ」の右手の3連符でハマりました。
この和音を同時に弾けません。流れてしまいます。アドバイスプリーズ!!
俺と同じくらいの実力の学校の友人がこれで挫折したんで、意地でも弾きたいんです。
あと、これってラヴェルの曲の中で何番目くらいにムズいんですか?
295 :
名無しの笛の踊り:03/06/25 18:08 ID:YocYspIt
すいません、自己解決しました。
最後の行の質問に答えてくれませんか?
プレリュード<マ・メール・ロワ<HAYDN・〜風に<パヴァーヌ<古風な<
ソナチネ=高雅感傷<水の戯れ<鏡=クープランの墓<夜のガスパール
グロテスクとラ・ヴァルス・協奏曲ソロパートは除く
ソナチネ=高雅?!?!?
シャブリエ、プレリュード<ハイドソ<ぱばぬ=まめろわ
****壁******
ソナチネ、古風、
****壁******
****壁******
水たわ、鏡、墓(トッカータ抜き)
****壁******
高雅、トッカータ
****壁******
****壁******
****壁******
****壁******
****壁******
****壁******
****壁******
****壁******
ガスパール
298 :
名無し:03/06/25 22:48 ID:???
294よ、、
戯れの他にもっと弾きやすそうな曲はないのかね?
299 :
298:03/06/25 22:50 ID:???
すまん、解決したのかね。
わしはちっとも解決しない。教えてくれ、、、、
300 :
名無しの笛の踊り:03/06/25 23:29 ID:YocYspIt
レスサンクスです。ガスパールそんなにムズイのか・・・。
ていうかラヴェルの曲って、右手と左手が隣接しすぎて無駄に弾きにくい気がする。
>>299 解決ってほどじゃないんですが、手首を思いっきり落とせばブレが少なくなったから
あとは練習量の問題かと。
301 :
名無しの笛の踊り:03/06/26 02:07 ID:VenmSGd0
トッカータはもっとムズいよ、ガスパール並に
302 :
名無しの笛の踊り:03/06/26 17:34 ID:pB8GPwrg
練習、練習、また練習
で解決。
ソナチネって題名は子供向けの曲かなって思うけど
実際どうよ?
どうよって?
305 :
:03/06/27 00:27 ID:???
> むしろラヴェルもプッチーニも好きという人のほうが少ないような
はるか上のほうでこんな発言を見つけたのだけれど、
おれはラヴェルもプッチーニもさらに言えばベートーヴェンもすきだ。
(曲さえよければ演歌もOK藁)
ラヴェルは響きの美しさに。
プッチーニは旋律の美しさに惚れ惚れする。
初心者です。
ラベルを最初にやるときに、高雅な、、を持っていきました。
和音は手がとどかなかったので、適当に音をはぶいておきました。
なかなかやるじゃない。
308 :
名無しの笛の踊り:03/06/27 01:24 ID:9a4kxf5N
適当かよ
309 :
名無しの笛の踊り:03/06/27 11:51 ID:GIldFKbE
310 :
名無しの笛の踊り:03/06/27 17:42 ID:I/N05+le
>>309 801かよっ!!
高雅感傷 Myベスト3
1.ぶっちぎりでアルゲリッチ
2.ポゴレリチ
3.Fトンプソン
311 :
名無し:03/06/27 19:40 ID:???
ラベルのワルツは良いのが多いね。
和音がきれいなんだよなー
312 :
名無しの笛の踊り:03/06/27 21:52 ID:8wJmTBlF
高雅感傷 Myベスト1
1.ぶっちぎりでミケランジェリ(音もぶっちぎりで悪いけど)
最近「ボロディン風に」を馬鹿みたいに聴いてる。
ところでラヴェルのMIDIいっぱい置いて
あったサイト、お気に入りだったのに閉鎖したみたい・・残念。
ナッシュアンサンブルのピアノトリオがちょっと気に入ってます。
315 :
名無しの笛の踊り:03/07/04 04:34 ID:zKjidFzu
弦楽四重奏とかの話もしてみたい。最近はイザイSQがお気に入り。
ドビュの四重奏には勝てない
カップリングされているドビュのほうばかり聴いてしまう。
>>316 ドビュッシーは演奏がいまいちでもそれなりにサマになるんだけど
ラヴェルは演奏がだめだとつまらないんだよね。
どちらの曲が勝ち、ということにはならないと思うけど、
ラヴェルの「聴ける演奏」はドビュッシーと比べて少ないと思う。
弦楽四重奏はドビュとのカップリングで
パレナンSQのやつを持ってるけど、
すっきりした演奏でわりと好き。
おやおや。
もう寝たいな。。。
ところで、320さんは、
水の戯れとエステ荘どっちが好き?
それから、
沈める寺と水の反映どっちが好き?
それから、
金魚と花火どっちが好き?
それから、
スカルボとオンディーヌどっちがすき?
よろぴく。
>>321 なんちゅうアポリアを…(つд`)
1.=水の戯れ
2.=水の反映
3.=花火
4.=オンディーヌ
でも2.は自分が中学のとき初めてフランス近代音楽を弾くのに
ハマった思い出の曲として水の反映だけど、音楽的には沈める寺。
323 :
名無しの笛の踊り:03/07/05 07:53 ID:lQxQV/JH
ドビュッシーよりラヴェルが先
{1901年に『水の戯れ』を作曲して翌年これを発表した。当時まだドビュ
ッシーは重要なピアノ曲を一曲も作っていなかった。後年、ラヴェルは丁重だ
がキッパリと、自分の方が先輩であり、模倣という問題ならドビュッシーが彼
から模倣したのだ、と主張し続けた。
1906年にラロにあてた手紙は次のようである。
「君はある種の特定のピアノ作品について長々と論じ、この手法はドビュッシ
ーが創始したと述べている。しかし『水の戯れ』は1902年の初めに出てい
る。その当時知られていたドビュッシーのピアノ曲といえば『ピアノのために』
を形成する3曲だけであり、これらの曲はもちろん私としては深く敬服するも
のの、ピアノの手法の見地だけからすれば、真に新しいものは何も伝えていな
い」
ドビュッシーの死後10年経った1928年になってもラヴェルはまだ、正確
な記録を残すよう必死に努めていた。}
(ジョン・バーグ「大作曲家の生涯」より引用しますた)
>>323 ラヴェルもドビュッシーに対しては激しく粘着だったよね。ピアノ曲では
1900年代冒頭はラヴェルの言うことも当たってたし、後に前奏曲でラヴェルの
絞首台の中間部で出てくるドッペルドミナント進行の神秘的な響きを流用
されたりで、頭に来たのもわかるけど、管弦楽の分野における実験的試み
ではドビュッシーがはるかに先行していたわけだし、ラヴェルの理論積み上げ
方式が、最終的にはドビュッシーの奇跡のインスピレーションの前に色あせて
見えたりもしたわけだし…。あくまで私見ですた。ちなみにラヴェルの音楽は
死ぬほど好きでつ。
序奏とアレグロの定番の演奏ってどれかな
勉強になりますね。ラヴェルが先だったんですか。
みんなドビュッシーが先だと思ってると思う。
>>325 ラヴェル指揮のもの(Hp:メイソン他、1922)。
ステレオだったらラスキーヌ、ランスロ、マリオン、ヴィアノヴァSQという豪華メンバーのやつ。
変な事を聞くようですけど、
亡き王女のためのパヴァーヌは
フランス語でパヴァーヌ・プル・ユヌ・アンファント・デュファント
夜のガスパールはガスパール・デ・ラ・ニュイ
こんな感じですよね?
それでは他の曲はどのようにフランス語では読むのでしょうか?
興味があります。
特にクープランの墓や古風なメヌエットが気になるのですが…
ご存知の方がいらっしゃいましたら、よろしくお願いします。
>>328 かなり怪しいフラ語の知識なのですが、回答がないようなので。
(詳しい人訂正キボンヌ)
クープランの墓=ル・トンボー・ド・クープラン
古風なメヌエットー=メヌエ・アンティーク
>>326 ピアノに限定しているからそう見えるけど、音楽的には
ドビュッシーのほうが先。
パヴァーヌ・プール・ユヌ・アンファント・デファント
ギャスパール・ドゥ・ラ・ニュイ
ル・トンボー・ドゥ・クープラン
ムニュエ・アンティーク
カタカナ的にはこんな感じ?
>>331 ウソ教えちゃだめです
パヴァーヌ・プル・ユヌ・アンファント・デファント
(最後エンフォントゥ・デフェントゥと言うとそれぽくなります)
ガスパール・「ドゥ」・ラ・ニュイ
「ムニュエ」・アンティク(オンティク)
フランス語の「e」はアクサンがなければ「ウ」と覚えましょう
e
335 :
331:03/07/08 02:05 ID:???
336 :
331:03/07/08 02:06 ID:???
そうそう、亡き王女のためのパヴァーヌは確か、表題自身にに意味はなく、
韻を踏みたかっただけだという本人の言がありましたね。
>>328 Pavane pour une infante défunte パヴァヌ・プル・ユヌ・アンファント・デファント
Gaspard de la nuit ギャスパール・ドゥ・ラ・ニュイ
Le Tombeau de Couperin ル・トンボー・ドゥ・クープラン
Menuet antique ムニュエ・アンチーク
338 :
337:03/07/08 02:20 ID:???
カタカナ書きには所詮限界があります。
anもinもenもそれぞれ違う音なのにカタカナでは「アン」と書くしかありません。
ただ、フランス語は綴りと発音がかなりよく一致するので、読み方を習うだけなら
そんなに手間ではありません。328さんはご自身で勉強されることを勧めます。
>フランス語の「e」はアクサンがなければ「ウ」と覚えましょう
それは子音の後に続く場合ですね。
Menuet=ムニュエ
重箱の隅スマソ
>最後エンフォントゥ・デフェントゥと言うとそれぽくなります
これは違うな。infanteのinは口を横に広げつつアンという鼻母音、
défunteのunはそれより少し口を開けてアンと発音する鼻母音。
どっちも鼻に呼吸を抜く
>>339 それも違うな。eの後ろにtが来たらそれはエの発音になる。
母音の後ろか子音の後ろかだけではeの発音は左右されない。
例えばvenuとvenueは同じ発音(venir:来るの過去分詞の男性形と女性形)
>>341 >母音の後ろか子音の後ろかだけではeの発音は左右されない。
例えばvenuとvenueは同じ発音
より正確には「同じ音節に属する子音の後ろのeは通常「エ」と読まない」
ってことです。341氏の挙げた例でもvのあとのeは「エ」と読まない(どちらも「ヴニュ」)
338あたりで結論は出てるんじゃないかな。フランス語の発音がラヴェルの音楽と
関係があるならそういう話をすればいいわけで、あとは語学板でやってください。
こんな話題でageないように。
アクサン梨のeを「エ」と読む場合:
1. eの後にn以外の二重子音がつくのはほとんど全部
(essai, vitesse, esprit)
ただし語尾でntがつく場合は「ウ」
(tellement, lentement, ils ouvrent)
2. 語尾のes(複数形を除く), er, etは「エ」
(et, aimer, tu parles)
それ以外は特例以外「ウ」でどうよ?
344 :
343:03/07/08 02:48 ID:???
>語尾のes
スマソ!間違えた。
「エ」は tu es の場合ですたゴメン
ここはフランス語発音講座となりますた。
346 :
343:03/07/08 02:51 ID:???
ミスが多かったのでやり直しまつ
1. eの後にm, n以外の二重子音がつくのはほとんど全部
(essai, vitesse, esprit)
2. 語尾の er, etは「エ」
(et, aimer)
それ以外は特例(tu esなど)以外「ウ」でどうよ?
いつまでもageているおばかさんは誰ですか
age
age
350 :
ななしの孔雀踊り:03/07/09 21:10 ID:Bmi63Jvc
>>323 ラヴェルがドビュシに「ハバネラ」(原曲)の譜面を貸したが
仲々返してくれなかった。
そうこうする内に、ドビュシが「版画」を発表したので
ラヴェルは大いに憤慨した。
ドビュシが引越したアパルトマンから、「ハバネラ」の譜面が出てきた。
という話を読んだことがあります。
二人は当初は双方の才能を認め合ってたんですけどね。
351 :
ななしの孔雀踊り:03/07/09 21:17 ID:Bmi63Jvc
>>345 ここではラヴェルの音楽、生涯、交友関係、ラヴェルの曲の演奏評等等のみならず、
ラヴェルの曲のカナ表記とかの話題も宜しいと思いますよ。
語学板に行け!と言われそうですが、クラが分かる人と、
クラの分野で表記について語りたいです。
ってことで、私は意味のない長音府排斥派。
モリス・ラヴェル、フォレ、プランク等で宜しいかと。
あと、いい加減「クープランの墓」という役はやめてほしいなぁ。
「クプランのトンボー」が宜しいかと。
1さんごめんなさい。
意味のない長音府排斥派っておもしろいですね。
確かに、実際そういうふうな発音かも・・・くわしくないけど。
ところで、俺もあの手の和音の先駆者はドビュッシーの方で、
ラヴェルはドビュッシーが開拓したものを、発展させたのかと
思っていたです。。。だって習う順番もそんなかんじだし。(関係ないか。)
でも、ある特定の音の進行に「これは俺の」って名札つけたりするわけではないから、
どれが誰の発見・開拓なのか、後世に残していくにあたっては政治的力が働きそう。
かといって「これは俺のじゃないか〜」ってあんまり言ってたと聞くのは
なんだか興ざめのような気もし、だからといって、言わずにおいたら
その人が本来名乗るべきでない人が名乗っているようなことになっているわけで・・・
ここまで読んでみてもどういうことかよくわからなかったけれど、
もしラヴェルの方が功績大きいんだとしたら、それは世の認識を変えるよう
働きかけた方がいいかも・・・だって初心者はきっと大方ドビュッシーの次が
ラヴェルだと思っている・・・
ところでアポリアって何?何で調べたらいいのかな〜。
えっと〜、つまり「アポリア=何々」みたいに、
短く説明してくれちゃわない?おながい。
354 :
名無しの笛の踊り:03/07/09 22:40 ID:py6tYVzl
>>351 こだわる気持ちはわかるけどさ、トンボーったって日本語にないから意味わかんないじゃん。
墓だけの意味じゃないのは知ってるけどさー。
(そういう風にこだわるなら漏れはドゥビュッシと書きたいが別にどっちでもいいや。所詮仮名だし)
それよかなんか追悼の気持ちの伝わってこないこの曲の演奏が多くていやになる。
355 :
名無しの笛の踊り:03/07/09 22:46 ID:7Nw+Q88v
「クプランのトンボー」はどうかな〜?
クプランはいいけど、日本語において、トンボーは不利でしょー。
子供は弾かないかもしれないけど・・・
昆虫を想像しない人がいたら、手を挙げてほしい。
スレッドはあげずにね。
>>324 >ラヴェルの理論積み上げ方式が、最終的にはドビュッシーの奇跡の
>インスピレーションの前に色あせて見えたりもしたわけだし…。
うん、それは色んなところで言われてるし実際そうだと思う。
でもラヴェルの音楽は死ぬほど好きだ、とのこと。
私もそうです。様式美と精緻な技巧にこだわり通したのが死ぬほどカコイイ。
>>351 私はあっさりと“墓”でしめてもらった方が
ラヴェルっぽくて良いと感じる。どちらかと言えばネガティヴな
雰囲気を持つ単語なのに発音は“はか”と軽めでいまいち据わりも悪い。
それがさりげなく・あっけなく使われているという点が何ともいえずイイ。
>>351 同じようなことを高校生のころ考えたものです。
昔は「クープランを讃えて」という訳はありました。
自分的には「クープラン頌」っつーのもええやんか、
「クープランの奥津城」おくつき=墓なんで、これもええ、
などと思いつつ、やはり“墓”のもつ虚無的な響きで今は納得ですが。。
「クープランの墓碑銘」はいかが?(発音的には私は別に長音でいいと思う)
このモーリスなんとかって、ヒトってもしかして、EW&Fにいた人?
わかって言うな!
>「クープランの墓碑銘」
捏造ダメダメ。「墓碑銘」はepitaphe。意味が違う。
「クープラン頌」は eloge, hommage なのでこれも変。
>私はあっさりと“墓”でしめてもらった方が
>ラヴェルっぽくて良いと感じる。
「墓」とするとtombe(文字通りの「墓」)か
tombeau(歴史的な意味を背負った言葉)かわからなくなる。
曲名としての Tombeau の意味は「死者に捧げされた作品」で
バロック時代から音楽の世界で使われてきた単語。
曲名を通じてせっかくフランス文化の一端に触れているのに
オリジナルの語義を無視してはそれから遠ざかるだけでしょう。
>>363 では「クープランに捧ぐ」では如何かと。
>>364 献呈(dedie a qn)の意にとられるので却下。
副題をつければニュアンスはつたわるだろ。戦場に散華した6人の戦友のために、とか。
367 :
_:03/07/10 08:11 ID:???
直訳すれば「クープランの死者へ捧げられた作品」?
なんか変だな。
>>351 長音を排斥したら「クプランのトンボ」に。
>直訳すれば「クープランの死者へ捧げられた作品」?
>なんか変だな。
そ れ は ギ ャ グ で 言 っ て い る の か ?
371 :
名無しの笛の踊り:03/07/10 21:50 ID:P2kyvPYe
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_|田|_|ロロ|_| ロロ|_|田|.|ロロ|_| ロロ|_|田|.|ロロ|_|田|.|ロロ|_| ロロ|_
.........................................................................................................................................
フランス語シッタカのわからずやボウヤに解説してあげよう。
結構な歳のオヤジだったら笑えるな。
Tombeauというのは第一義「墓」なのは判るよね。"転じて"記念碑みたいな意味に
なった。"転じて"業績みたいな意味にもなった。"転じて"死者の業績をたたえる
音楽をさすようにもなった。
クープランの墓ってのは直訳だけどラヴェルはもともと70%くらいはその意味で
つけた題名なわけね。墓と書いて言外に死者の業績…の意味を含ませたわけだ。
ことさらにクープランというのもバロック形式の組曲になっていてオマージュに
なってるとか、そういうふうに凝ってるわけだ。それも判る人には判るようにね。
日本人だってライナーノートを読む心ある人なら誰にだって判る。
でも第一義は墓、と読めていいわけだよ。70%くらいは(w。"de"だしね。
でもトンボーと片仮名で書いて誰が上のようなことを想起できる?
墓の意味も業績の意味も思いつくまい? だったら墓のほうがよほどましだろう。
勿論完璧じゃないよ。原語で多義的な言葉なんだからしょうがないだろう。
翻訳の限界だよね。今思いついたけど"墓標"ってどうかな?"墓碑"は?
ちょっと"記念碑"(モニュメント:即物的イメージ)っぽくない?
>今思いついたけど"墓標"ってどうかな?"墓碑"は?
いいんじゃないの?
ところで70%てのはどこから割り出した数字なのかな?
>でもトンボーと片仮名で書いて誰が上のようなことを想起できる?
解説に数行あれば誰でもわかること。
あなたの主張するごとく素人にわかりにくいカタカナがダメなら
ソナタ、アリア、フーガ、オペラ、カンツォーナ、マドリガル・・・
どれもだめだよね。いちいち全部日本語に直すつもり?
常識と言うなかれ。初心者はなにも知らないよ。
>>373 > ところで70%てのはどこから割り出した数字なのかな?
半分以上ってことかな。第一義ということを定量化してみただけだから突っ込まない。
>
> >でもトンボーと片仮名で書いて誰が上のようなことを想起できる?
> 解説に数行あれば誰でもわかること。
だから解説を読む人なら誰でもわかるんだからトンボーと書く意味ないって。
解説の中に「トンボーには墓の意味もある」って書くのか?本末転倒だろ。
>
> あなたの主張するごとく素人にわかりにくいカタカナがダメなら
> ソナタ、アリア、フーガ、オペラ、カンツォーナ、マドリガル・・・
> どれもだめだよね。いちいち全部日本語に直すつもり?
> 常識と言うなかれ。初心者はなにも知らないよ。
だから。第一義は「墓」なの。それに音楽的意味を含ませてるんでしょうに。
上の言葉は元来音楽用語で「使ってる」んです。スコープが違うんですよ。
ほんとにわからずやなんだから。
まぁまぁみなさんおちけつですよ。
正しいタイミングに正しい発話。
バロックとかあんま聴かない人なのかな?
どっちがわからず屋かは第三者に判断してもらいましょう。
「オペラ」は元来音楽用語ではありません。17世紀以降
ある種の作品を示す用語として慣用化されただけ。
「作品」の意味は現在も残っている。
「トンボー」も元来は「墓」だが、同様に17世紀以降、
ある種の作品を指す用語に慣用化された。
第一義は現在も残っている。
さて、どうスコープがちがうか説明してくれ。
377 :
名無しの笛の踊り:03/07/10 23:39 ID:Hl4ffP9b
ラヴェルの作品て全部でいくつあるの?
ぐぐれ
例えば、
フルートとギターのためのソナタ
なんかは、
作品番号83ってなっていますよ。
結構たくさんありそう・・・
なんか荒れてるな。、、、で、結局「墓」に戻る、と。
トンボーは当然今でも普通に墓なわけだが、作品としてのトンボーと
いえばマラルメのポーとボードレールも有名過ぎるほど有名で、
これの訳語もほとんど「墓」。西脇は「碑」だけど、これでいいやん。
論争とはズレるが、長音排斥は好き好きだと思うけれど、プランクだけは
やめた方がいいような。母音が脱落し[pl]となるだろうし、かつプランクと
いうアクセントで読まれる。プーランクのが近い。
話の邪魔をするつもりはないんだけど、
博物誌という曲がありますね。
くじゃく
こおろぎ
白鳥
かわせみ
ほろほろ鳥
“墓標”はかなり良いんじゃない?
372氏の“70%”というのはチト乱暴な気もするが、
指摘されているように“de”だし、
いろんな意味が込められてはいるものの
表面上題名として提示されているのは「クープランという人のお墓」だけ、
っていうのがラヴェルの狙ってた線だと思う。
その点、「クープランのトンボー」は中立ではあるがあまりに分からなすぎる。
「墓」は狙いを一部達成する事はできるがだいぶ意味を偏らせてしまう。
まあ、フランス語を知らなくても“死”“名残”“思い出”くらいの雰囲気なら
十分感じ取る事ができるだろうけど、これを「墓標」とすれば
その辺のニュアンスもよりハッキリとできるのではないでしょうか。
>表面上題名として提示されているのは「クープランという人のお墓」だけ、
>っていうのがラヴェルの狙ってた線だと思う。
いくらなんでもそれはないでしょう。
>>381氏も言われるように「Tombeau」の持つニュアンスは
フランス人には常識の範疇でしょう。
ましてマラルメに曲をつけた作曲家です。
385 :
374:03/07/11 00:50 ID:???
>>376 例えばオペラだってなんだって全部が生い立ちから音楽用語ってわけじゃない。
374でわざわざ鍵括弧つきで「使って」と書いたのは文脈的に音楽用語で使ってるなら
オペラと片仮名で表記すればいいわけ。日本語で元の意味を表す訳語を使う必要はない。
でもラヴェルのトンボーは(しつこいが)第一義に音楽用語として「使われて」いるわけ
じゃない。スコープの違いって言うのはそういうことです。解りますか?
>>384 Tombeauがある種の作品をさすんだったら、ラヴェルが自作に
Tombeau de Couperin とはつけないんじゃないの?
と383は言ってると思うんだが。フランス語の理解間違ってます?
そこがなんというか、そういう音楽用語は「引っ掛けてる」ってこと。
表じゃないんだよ。裏の意味。解らないかなぁ。
>>385 つまりあなたの主張は、文脈が問題なんですよね?
>ラヴェルのトンボーは(しつこいが)第一義に音楽用語として
>「使われて」いるわけじゃない。
ここではまず音楽作品に対してtombeauという単語が「使われて」いますね。
そしてそれを補強するかのように、各々の小品にforlane, rigaudon, fugue
といったバロックゆかりの用語がタイトルとして出てくる。
これは、そういう歴史的な言葉としての"tombeau"にラヴェル自ら
スコープを向けさせようと意図したものではないのですか?
このスレに古楽ファンがいるかどうか知りませんが、
少なくともバロック音楽を聴いていれば否応なく連想されることです。
>Tombeauがある種の作品をさすんだったら、ラヴェルが自作に
>Tombeau de Couperin とはつけないんじゃないの?
「Tombeau de 固有名詞」の曲名はバロック期に普通にあります。
実例を見てもらうのが早いので作品例を挙げましょう。
Charles Mouton: Tombeau de Gogo
Vieux Gaultier: Tombeau de Mezangeau
Louis Couperin: Tombeau de Mr de Blancrocher
Sainte-Colombe le fils:Tombeau de Mr de Sainte-Colombe le pere
389 :
名無しの笛の踊り:03/07/11 01:35 ID:BZHN21bi
ラヴェルのピアノ曲全集のおすすめを教えてください。
できれば最近の新しい録音で。
コラール、ティボーデ、ロジェはすでに聴きました。
目下、ヒューイットに興味があります。
>>387 なんか話がずれてきているようだけど勿論TombeauもCouperinも組曲形式も
バロックを想起させるようにラヴェルは書いてるわけですよ。そんなことは百も
承知な訳ですよ。漏れがバロックを聴こうと聴くまいとそんなことは関係ない。
古楽ファンかどうかも ぜ ん ぜ ん か ん け い な い 。
「クープランの墓」を「クプランのトンボー」と呼ぶことが妥当かどうか、
と言う話題をしてるんでしょう?
>386を読んでみてよ。dボーが「死者へ捧げられた作品」と訳すべき意味で
使ってるんだったら、 >368見たいに
>直訳すれば「クープランの死者へ捧げられた作品」?
になっちゃうでしょ? そういうイロニともとれるんだな。>368は
>直訳すれば「クープランの死者へ捧げられた作品」?
いや、敢えて直訳すれば「死者クープランへ捧げられた作品」ですね。
イロニーでもなんでもありませんね。
>>388 ラヴェルはクープランのそれを意識して書いてるわけですね。
CDの解説なんかに良く書いてありますよね。だから?
クープランという人名も、鍵盤音楽に特に偉大な足跡を遺した作曲家
というのを越えて、高貴なるフランス精神の意も含ませているし。
クラに興味ない人は「クープランの墓」という組曲名をどう思うんだろw
>>393 どこが曲がってるか指摘おながいします。
>>395 Tombeau de Couperin
↓
Couperin の Tombeau
↓
クープラン の Tombeau
↓(Tombeau=死者へ捧げられた作品)
クープランの死者へ捧げられた作品
これが直訳。
「死者クープランへ捧げられた作品」は語順が違ってるというか
入れ子になってますね。曲がってます。
だいたいバロック期のTombeauってレクイエムじゃないけど死んだ人を悼む曲なわけでしょ?
墓碑に向かって、みたいなことだ。ラヴェルはさ、大戦で死んだ知人を悼んでバロック期の
命名をなぞったわけですよね。直接クープランを悼んで書いたわけじゃない。
もちろん偉大なフランス音楽伝統への哀悼(ん?)も込めて命名したと思うけど。
トンボーと仮名書きにすることの是非は擱いてもバロックの作品と同様に扱うのはどうか、
とも思うが。これは別のスコープね(w
>>391 ところでイロニーは伸ばしてもいいのか?
>>396 辞書をそのまま書き写してるアタマの悪い中学生みたいだね。
そもそも de をよくお分かりで無いようで。
これは日本語の「の」と等価ではありません。
A de B という場合、"de"の訳し方は関係によって異なります。
訳語はざっと「の、のための、からの、についての、による、への」など。
「クープランの死者」ってなんですか?
>>389 なんか谷間に入っちゃいそうなんでレス。
あたらしいのがいい、っていうんならケフェレックはそこそこいいと思うよ。
漏れがすきなのはペルルミュテル旧、カサドシュ、フランソワあたりの古いのだけど。
フェブリエもよろしいですね。
>>399 だからイロニの直訳なんですよ。マジでそう思ってると思ったらイタイぞ。
とにかく"de"を語順どおりに訳してください。直訳で。
>>401 「捧げられた」を使うと "dedie a"とまぎらわしいので
"de" を生かして意味の通る直訳をしなくてはならないなら
「クープランへの追悼曲」かな。
でも上記のバロックとのつながりがわからなくなるし
訳としてはイマイチなので結局「トンボー」がいいと思うわけです。
>>402 解りました。最初のほうに戻った気がしますが、それだったら
意味の通る「クープランの墓」のほうがずっとましです。理由はもう書きました。
"クープランの碑(いしぶみ)"なんかもいいかも。
ところでクプランじゃないの?
「碑」はいいですね。「墓」みたいに殺伐としてなくて。
tombeauの訳語には「墓碑」もあるからそれでもいいかも。
その場合deの訳が「の」に限定されてしまいますが
そういえばそもそも
「クープランへのトンボー」というのも時折見かける訳ですね。
このスレではともかく、世の中には私と同じ考えの人もいるらしいです。
>ところでクプランじゃないの?
お好みでどうぞ。
>>404 >「碑」はいいですね。「墓」みたいに殺伐としてなくて。
> tombeauの訳語には「墓碑」もあるからそれでもいいかも。
どもです。よくよく考えると「墓」っていう言葉自身には物的イメージが意外に
薄いですね。もうすこし石塔みたいなイメージの方がTombeauっぽいかもしれない。
> その場合deの訳が「の」に限定されてしまいますが
>
> そういえばそもそも
> 「クープランへのトンボー」というのも時折見かける訳ですね。
しつこいけど漏れはその"de"の訳し方は「裏」だと思うよ。
だいたい最初は"の"って訳したじゃないすか。
裏も表もないですよ。"de" が「の」と等価じゃないんだから。
この場合、日本語における「の」「への」が両方入ってるとも
考えられます。
407 :
.:03/07/11 03:46 ID:???
仏仏辞典を見れば直ぐ判る事ですけど、墓はトンブ、トンボーは墓の上にある物のことです、墓碑とか墓標。なので、個人的にはクープランの「墓」よりも「墓標」を取ります。その含む意味については既に散々書き込まれている通り。
>>389、
>>400 アンヌ・ケフェレクの全集は、1枚目と2枚目で出来に差があるかも。
ケフェレクは端正な音楽を作る人で、昔から「クープランの墓」を得意に
していた。全集でもいきなり1曲目だし、これはさすがの出来。ただし、ガス
パールなどを含む2枚目はやや落ちると思う。この万年お嬢さんには怪奇
趣味はないのかもね。
409 :
名無しの笛の踊り:03/07/11 04:25 ID:d/iZpXFo
つうかそんな熱くなることか?
今まで通り「クープランの墓」でいいよ。
それが一番カッコいい。
戦士っぽい。
最後のとこ殺伐としたものがあると思うから。(ピアノ版)
墓碑とか墓標と呼びたい人はそう呼べばいい。たいした問題じゃない。
>>409 禿堂。想像力に乏しい唯名的な香具師は逝ってよし。
>>408 激しくどうい。
高雅〜ワルツやギャスパールが個人的にはしっくりこなかった。
クープラン〜や鏡の出来が良いので続けて聴いていくとアレ?みたいな。
あと贅沢を言えば、トッカータや道化師〜はもっとテンポが速くてもよいと思う。
とはいえ技巧、音楽の作り・録音も高水準で、これを塔で
1490円で購入した時には久しぶりにイイ買い物をしたと思った。
>>406 だれかさんが「クープラン"の"トンボー」がいい、っていったから。
「クープラン"への"トンボー」だったらまだ意味があるかもね。
413 :
名無しの笛の踊り:03/07/11 10:07 ID:bsoVUnth
>>410 巛彡彡ミミミミミ彡彡
巛巛巛巛巛巛巛彡彡
r、r.r 、|::::: |
r |_,|_,|_,||:::::: /' '\ |
|_,|_,|_,|/⌒ (・ ) (・ )| ハァ?
|_,|_,|_人そ(^i ⌒ ) ・・)'⌒ヽ
| ) ヽノ |. ┏━━━┓|
| `".`´ ノ ┃ ノ ̄i ┃|
人 入_ノ´ ┃ヽニニノ┃ノ\
/ \_/\\ ┗━━┛/|\\
/ \ ト ───イ/ ヽヽ
/ ` ─┬─ イ i i
/ | Y | |
久々に覗いてみて随分レスが増えてるなと思ってみてみたら、
なんだこのスレ。
たかがフランス語の一単語ごときでお前らそんな熱くなってどうすんの。
ラヴェルとかだとシッタカ君がでてきて暴れちゃうんだNe。
417 :
名無しの笛の踊り:03/07/11 11:25 ID:ziUNyNRF
フランス語の話はどうでもいいから
ラヴェルの話をしましょう
しばらくサティの話でもしようや
あのての和音の先駆ってサティじゃないのか?
いやよく知らないけどさ
>>418 ドビュッシーにとてつもなく大きな影響を与えた。ラヴェルはむしろ
フォーレのフランス和声の継承者
サティのサラバンドが原石だとしたら、ドビュの「ピアノのために」の
サラバンドは磨かれたダイヤモンド。ラモー讃も。
パラード、ルラーシュ、ベル・エキセントリックとかはラヴェルごのみっぽいか。
いろんな演奏を聴いてきますたが、最後はデュトワにかえってくるわな。
今、クープランの墓を聴いてまつ。いいねえ。
>>421 「クープランの墓」はしばらく禁句だ(w
若い頃のラヴェルはしばらくサティの大ファンだったんだろう?
424 :
名無しの笛の踊り:03/07/11 23:31 ID:oPl68Jes
サティはアイディアの提供者だった。
たくさんスケッチを書き散らしたけど、
「作品」としてまとめる意志が弱かった。
才能は豊かだったのに。
でもサティってそういう人間だったんだろうね。
固いこと考えないっていうか。
それが逆に泉のように豊かなアイデアを生み出したと。
フランソワのピアノ曲集、ちょっと録音酷すぎでないか
期待して買ってきただけにちょっと肩透かし…
それとも「これくらい我慢しなさい」という事なんでつか?
ラヴェルの音は好き・・・和音など最高・・・
ラヴェル大好き
和音の移ろい美しすぎ
429 :
名無しの笛の踊り:03/07/13 12:20 ID:MzwNe09y
フランソワの録音はどれも音が酷い。非芸術的な音。
まぁ、浅田さん、こんなところで。
今日、ペルルミュテールの1955年録音ラヴェル全集が来た!
老齢期の演奏ほどの妖しいインスピレーションには欠けてる
けど、やっぱり素晴らしすぎ。ミスタッチはご愛嬌。ちなみ
に録音品質のほうは旧盤であることを考慮してもひどい。
432 :
_:03/07/13 13:15 ID:???
VOX LEGENDSの
ぺるるみゅてーるぷれいずらべる
これは一体何なのですか?
れこーでっどいん1955とありますが。
全集というようには書いてないし。
>433
細かい作品は抜けてるのだろうけど、主要なところは網羅されてる
と思います。Nimbasのものより漏れは好きだな。
Pfコン2曲とも入ってるし。
とあるサイトでぺルルミュテールよりフェブリエを押してたので、
そちらも聞いてみたい今日この頃。
>>433 反射的に全集と書いてしまいました。全集ではないですテヘ
どんな反射よ、ど、ん、な!
>>436 漏れの持ってる他のラヴェルピアノ全集が
全部2枚組みだったもんでつい、ねw
マメールロアのピアノ盤は誰のが良いでしょうか
いまはフランソワだけ持ってます。
フェヴリエのは手に入らないからそれ以外では?
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
深井史郎作曲「パロディ的な4楽章」の第3曲「ラヴェル」聴いてみ。
戦前の曲やで、これ。
深井は天才や!
ラヴェルも天才やが。
hoshu
>>442 激しく同意。なのに、戦争で芸術交流がストップしてしまったのをいいことに、
戦後あたかも初めてフランス音楽を日本に持ち込んだかのような態度を取って
いた、レッスン代8万ボッタの安川女史は逝ってよし。もう逝っちゃったけど。
445 :
名無しの笛の踊り:03/07/18 14:47 ID:IbHT4sEg
ロジェのラヴェルはピアノ協奏曲聴いてつまらんかった。
ロジェは俺の中ではサティとプーランクの人だ。
それ以外は冴えないピアニストといったイメージ。
マメールロワについては漏れもロジェを推すな
てかフェブリエのが手に入らないとはこれいかに?
ガスパールの楽譜を買おうと思っています。
どうしてもこれはやめておきなさいとか、
あるいはこれが絶対いいよとか、
あったら教えてください。
なければ適当に買います。
アフケナーヂはやめときなさい
楽譜です楽譜。
453 :
名無しの笛の踊り:03/07/19 05:38 ID:sqA0swwL
ロジェのラヴェルは良いんだってば。
安かったから買ったCDだったのに激しくはまってしまった。
その後、色々全集聞いてみたけど、やっぱりロジェが好き。
ぺルルミューテル、カザドッシュはあんまりだった。
コラールはまあまあだったかな。
でも、マ・メール・ロワはロジェ。高校の時にこの曲に死ぬほどはまって猿みたいに聴いたなあ。そういえば。
>>446 ピアノ協奏曲はやっぱミケランジェリ。アルゲリッチ逝ってよし。あんなのラヴェルじゃない。
左手はフランソワが好き。
>>453 ペルルミュテの良さを理解できないとは、まだまだネンネだな( -_-)フッ
そんなに言うなら今度ロジェを買ってみるけど、
悪かったらタダじゃ済まさんぞ!
しかし、本当にあのにやけたツラでラヴェルが弾けるのか???
>>450 ヤマハ Music Media Corporation のがライセンス版で、
Durandの表紙が好きなら良いと思う。
春秋社のは、箱入りが好きならどうぞ。
ペルルミュテール校訂版にしようよ〜
たくさんの意見をありがとうございますです。
春秋社にしようかなと思っていました。
本当はペルルミュテールのがいいんだけど。
でもまだ出ていないんじゃない?
音とものHPを見てみたんだけど、
まだ載っていないみたいでした。
ペルルさんのは指使いが書いているみたいだし心強い。
水の戯れも買いなおしちゃおうかなぁ。
指使いはとても難しい・・・どうしたらあんなに届くのかな?
460 :
名無しの笛の踊り:03/07/20 00:07 ID:cfz6KjlP
koitumoptuideni
461 :
名無しの笛の踊り:03/07/20 00:07 ID:91nT0U0i
春秋社のがいいと思います。
校訂報告や演奏ノートが物凄く充実していて、非常に信頼のおける内容です。
ラヴェルがペルルミュテールやカサドシュへ伝えた演奏方法や、
彼らの運指もかなり研究されてます。
日本人の手に合わせた合理的な運指、演奏方法が載っていると思います。
春秋社にしますです。
死後50年経ってから、安い楽譜が続々。…今の若者は幸せよのう
夜のガスパール聞きたいんだけど
midどこからおとせるの?
ググって見たけどあんまヒットしない・・・
>>464 gaspard nuit midi
あたりでぐぐる。
>>465 ありがとうございます。
みつけられました。
ラヴェルの水の戯れが難しいです。
無理してでも5〜1で左手を全部掴んでしまうのと、
無理しないで5〜12みたいにするのと、
どちらがいいのでしょうか。
>>467 二度を親指一本で弾くってこと? 当然それでいいと思います。
当時のテクニックのトレンドだったみたいですし。
いいえ、そうではないです。
音が5つ並んでいるときに、
左手を54321で弾くか、
それとも53212みたいに弾くか、
ということです。
>>469 釈迦に説法かも知れませんが、前後のフレーズとのつながり、
手の大きさ・指間の広がり・手首の柔軟度などの要素で
適正な運指は各人各様でしょう。表現上、欲しい音を出すのが目的なので。。
471 :
名無しの笛の踊り:03/07/24 22:45 ID:utmcyjX2
鏡さいあく
>471
鏡演奏するのですか?大変そう。
プロのCDでもまともに弾けてるの聞いたこと無い(ていうか、あまりCDないし)。
473 :
名無しの笛の踊り:03/07/27 03:31 ID:nWS4oOjk
初めてラヴェルのピアノ曲を聴くのには誰のがいいでしょう。
アースにしようかロジェにしようかフランソワにしようか…、迷ってます。
475 :
名無しの笛の踊り:03/07/27 03:52 ID:nWS4oOjk
よければペルルミュテール、アース、フランソワ、ロジェのそれぞれの特徴なんかを教えてくれませんか?
>>473 音質&音色の良さで選びましょう。
したがって、フランソワやペルルミュテルは避けた方がいい。
ミケランジェリがドイツ・グラモフォンに録音を残しておいてくれれば間違いなく決定盤だったのだが…。
477 :
名無しの笛の踊り:03/07/27 06:26 ID:2/TFawD7
ラヴェルをデジタル的な「音質&音色の良さ」で選んだら
フランソワやペルルミュテルは落選だろうし、ギーゼキングなんてとんでもないね
オケではデュトワ>クリュイタンスになるのだろう
俺はピカピカのクリスタルより、エミール・ガレの味わいが好きだがね
モーリス・ホワイトなら、アースだね。でも、ハゲだよ。
アースは未聴。
ロジェはスタンダード。音色きれい。というか録音が新しめ。個人的にはそんなに嫌いじゃない。
フランソワはジャズも聴く人ならお薦め。俺はかなり好き。録音は60年代なのでそんな感じの音。
ペルルミュテル旧録音盤はラヴェルの直弟子なのはいいんだけど曲によってはミスタッチ多し。録音悪し。
新録音盤は未聴。
481 :
名無しの笛の踊り:03/07/27 11:34 ID:2/TFawD7
いくら録音が良くてもファンタジーが無ければラヴェルじゃないね
>>481 ヒューイット、クロスリーのラヴェルはお嫌いですね。
アルゲリッチのオンディーヌはかなりヒステリックな水の精だけど、どう?
ジベは官能的でスカルボは手中におさめた演奏で文句なし。
483 :
473:03/07/27 13:40 ID:Clnry2Vk
とりあえず無難そうで値段も安いアースにしました。
やっぱ無難な感じですね。
でも良いです。
1番色彩感が豊かなのはフランソワだよ
夜のガスパールはポゴレリチで決定だね
>>485 ジャックルヴィエがいいよ。バリバリのパリ風味
487 :
名無しの笛の踊り:03/07/27 18:11 ID:lDa9E7Cq
>>485 ミケとギーゼキングの旧盤。どっちも「20世紀のピアニストたち」収録。
古い音で悪いけど。フランソワとでは性能が違いすぎる。
>>487 たしかにミケとかもごまかしのないテクニックや緊張感はすごい。
でも個人的にラヴェルはドイツ訛りのない浮遊感のある演奏の方がいいんだよね。
>>485 ポゴもそれなりに聴かせるしいい演奏だと思うが「決定」はちょっと。
漏れはやはりミケランジェリかなぁ。
外道かもしれないがアルヘリチも好き。
こうしてみるとやっぱラヴェルって決定版がないっぽいね。
>>490 あえて挙げれば、やっぱりペルルミュテじゃないかな。漏れは大学の
ときにラヴェル結構やったけど、畏れ多くもペルルミュテと自分を比較
すると、ミスタッチの少なさ以外、すべての面で100万光年の隔たりが
あった。アナリーゼも表現研究も死ぬほどやったけど、実際の演奏に
なると影すら踏めない。
フランソワのガスパール、テクニックはまああれだけど
色彩感とかすごいやん。
陰影や表情が豊かでファンタジーがあって、即興的で。
でもフランソワみたいなピアニストは技量面で優れてるとは言えないってだけで
敬遠されたりしてあまり好まれないんだよね。
まあ良い方に考えれば多様な楽しみ方があると言えるか。
ギーゼキングも名曲喫茶のBGMみたいな聴き方で楽しんでます。
>490
アシュケナージ旧盤、何気に名演だと思うのだが。ほの暗い雰囲気を湛えた抒情の中に、適度の苛立ち
みたいな物を感じる詩的な演奏で、テクニックもまあ問題無い(漏れのようにピアノを弾けない者には欠点
など見当たらない)。若い頃のアシュケは、「ラヴェル向き」のピアニストだったと思う。繊細さを高い技術で
包み隠そうとしてるところが漏れにはラヴェルその人とダブって聞こえる。
…検索したら、塔にも犬にも無くてちょっと鬱になりますたが。
>>491 >漏れは大学のときにラヴェル結構やったけど、
>アナリーゼも表現研究も死ぬほどやったけど、
音大のピアノ科って、単に運指の練習しかしないというイメージがありますが、アナリーゼなんてやるんですね。
でも、ラヴェル(特に彼の鍵盤曲)って日本では低い評価しか受けてないような気がするんですが、バッハやベートーベンを差し置いてラヴェルを「死ぬほどやった」のは何故ですか?
>>495 ベートーベン、バッハその他もちろんやりました。ドビュッシー、ラヴェル、
デュティーユ、メシアンあたりが、バッハに負けず個人的に大好きだった
という単純な理由です。ちなみにラヴェルの鍵盤曲が日本で評価が低い
という気はあまりしませんが、そうなのですか?
497 :
495:03/07/28 17:05 ID:???
>>496 レスありがとうございます。
>ドビュッシー、ラヴェル、デュティーユ、メシアンあたり
フランス系がお好きなのですね。私と趣味が合いそう。w
が、恥ずかしながらデュティーユの作品は聴いたことがありません。お薦めの作品を教えて頂ければ幸いです。
>ラヴェルの鍵盤曲が日本で評価が低い
「ドイツ・オーストリア系の鍵盤曲に比較して」という意味です。
バッハ、ベートーベン(果てはシューベルト!)ばかり弾いている「大ピアニスト」に比べて、ラヴェル弾き(例えばペルルミュテール)の評価が低いことは明白でしょう。
498 :
495:03/07/28 17:08 ID:???
と、だんだんスレ違いになりつつあるので、ラヴェルネタに戻さねば。w
私の最近の愛聴盤は鰤のクロスリー(単にドビュッシー(演奏はFergus-Thompson)の全曲とセットで便利だからというのが最大の理由)。
※以前はペルルミュテール(Vox Box盤)が愛聴盤だったのだが、音質がイマイチなので倉庫逝き(
>>491=496さんには呆れられるかw)。近いうちに現場復帰させます。
クロスリーの演奏はそれほどイイとは思わない。特に「ガスパール」は肝心のScarboがうるさいだけで詩情のかけらも感じさせない。
それでも、他の曲はあまり問題ないと思うし、特に「水の戯れ」は(鰤に共通する濁った音質のせいもあってか)クロスリーらしからぬ詩情に満ちた演奏だと思う。
「水の戯れ」で思い出したが、この曲はカサドシュの演奏が個人的には好き。他の奏者より早いテンポで弾き始めて、終始素っ気無い感じで最後まで逝く。シビれる。w
「水の戯れ」は似たような「詩情に満ちた」演奏が多いので、カサドシュ盤はぜひ1度聴いてみて欲しい。
つーか、誰も挙げてないところを見るとカサドシュって人気ないのね。w 昔は多分「決定盤」扱いだったはずだが。
テープヒスの音やらノイズもあるが、録音が古い(1952年)割にはまずまずの音質だと思うし、何より演奏が素晴らしい(演奏については、ぜひ
>>491=496さんの評価も聞きたい)。
というわけで、漏れなら全曲盤はカサドシュを薦める。音質は悪くても演奏で選ぶという人は聴いてみて下さい。
↓ で1部試聴できる。「水の戯れ」はできない。残念。それにしてもジャケがダサ杉。w
http://www.amazon.com/exec/obidos/tg/detail/-/B000007QCI/qid=1059378455/sr=1-1/ref=sr_1_1/103-2112055-1739809?v=glance&s=classical
>495
ラヴェルの鍵盤曲が日本での評価が低い、
などという事はないと思います。
むしろ、(乱暴な言い方をすれば)評価の低いピアニストが
ラヴェルを好んで採りあげているという状態なのではないでしょうか。
またこれが最も大きいと思うのですが、
そもそも作曲されたピアノ曲自体が少なく(オケ→ピアノ編曲を
除けばCD2枚に収まってしまう)、“大ピアニスト”がたとえ
録音をしていても他の作曲家の作品の前には
その存在感が霞んでしまうということもあります。
まあ確かにラヴェルは「オケが華」というイメージもありますが・・・
>>498 カサドシュいいですね。ひょっとすると一番オシャレなラヴェルかもしれない。
(いや、オシャレなのが一番いい、ということではないがラヴェル自身は気に入ってたかも)
501 :
名無しの笛の踊り:03/07/30 02:24 ID:l3siuwsl
ウェルナー・ハースはどうですか?
ギーゼキングの弟子だったような。
08月01日(金) 翌 0時00分
|
翌 5時00分 BS2 クラシック・ロイヤルシート
前0:00.30 ベルリン・フィルのヨーロッパ・コンサート2003
「組曲“クープランの墓”から」 ラヴェル作曲
「ピアノ協奏曲 第20番 ニ短調 K.466」
モーツァルト作曲
「管弦楽のための協奏曲」 バルトーク作曲
「夜想曲から“祭り”」 ドビュッシー作曲
(ピアノ)マリア・ジョアン・ピレシュ
(管弦楽)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
(指揮)ピエール・ブーレーズ
ペルルミュテルって2002年に亡くなったのですね。
お会いしたかったな。。。
ラヴェルに全曲聴いてもらってるとは!
ピアノネタばかりだが、ラヴェルはオペラも素晴らしい。
「子供と魔法」はアンセルメ盤が音質も素晴らしいし、オススメ。
デュトワ盤やプレヴィン盤などを聴いてみたが、アンセルメに遠く及ばない。
かろうじてケーゲル盤(ただしドイツ語)だけが匹敵する。
マゼルもいいんじゃないかな? >子供と魔法
LDで見たバレエ版も楽しかったよ
506 :
名無しの笛の踊り:03/08/01 18:35 ID:HLj4vWnd
マゼルホントイイ。漏れも一票。漏れはアンセルメ・ファンだが、子供と魔法はマゼルダントツに面白い。
アンセルメの「子供と魔法」、これ半世紀近く前(1954年10月)の録音だったりする。。。
ブーレーズのラヴェルってやっぱ眠い。
なんであんな冷静に演奏するかなあ。
クープランの墓がかわいそうだたよ
(^^)
やや同意↑↑ でも「高雅で〜」は好きだな。
>>508 クープランの墓ほかNYPものはそんなに冷徹な感じしないけどね。
楽譜買いました。いろいろ。
そしたら、DEPROという出版社を見つけました。
日本の会社みたいです。
すごく安かったですが、中は悪くないみたいでした。
重複しちゃったけど、一応買ってみました。ラヴェル。
結構指使いも書いてありました。
一体どんな出版社なのでしょうか。
>>504 >デュトワ盤やプレヴィン盤などを聴いてみたが、アンセルメに遠く及ばない
デュトワについては激しく同意しかねるのだが
>508
ブーレーズの新録がグラモフォンから出たとき、
何気無しにNYPの旧録と聞き比べてみて、あまりの違いにぶっとんだ。
弦の広がり、瑞々しさ、管の息遣い、どれを取っても旧録は新録より
段違いに上。
NYPは評判良くないし、それを裏付ける駄作も多いが、ブーレーズとの
ラヴェル録音はバンスタ時代の熱さをブーレーズが音色の中に押し込めた
ような、クールさと激しさを両立させた名演になってると思う。
何気に65〜80頃のNYPは名手揃いだよ。もう一回聴いてみて、お願い。
NYフィルはボストンやシカゴに比べると評価低いよね。
フィラデルフィアやクリーヴランドよりも低い。
金がないとか何か理由があるのかな?
>515
NewYork辺りの音楽家は、NYPよりMetに入りたがるらしい。
Metの方が給料高いからだそうな。
スレ違い、sage。
>>515 録音スタッフに恵まれていないのでは?
バーンスタインとの来日公演聴いた時、凄く巧くて響きの
美しいオケだと初めて判った。
気取りやの朝の歌ってのmidで聞いたけど、スゲー
519 :
名無しの笛の踊り:03/08/07 18:01 ID:43lYfwhX
>>513 自分もデュトワ盤推しですね。
今の基準の中じゃアンセルメってちょっと高く評価され過ぎのとこがある
んじゃないかと自分は思ってるんです
もちろんあの当時でこれはすごいっていう感覚は確かにありますが
録音が古いのはしょうがないとしても
バランスもそこまでいいとは思えないものも結構あるのね
>519
Ansermet過大評価=Dutoit過小評価では無いと思うが…
Ansermet凄いのがいぱーいあるよ。いらねっていうのも
いぱーいだが。
Dutoitは可も無く不可も無い演奏だらけ。唯一ダフ&クロ
だけは、凄いインパクトを持った名盤。
子供と魔法、「魔法にかかった者達」の不気味さをDutoit
は表現し切れてないと漏れは思う。よって二者択一なら
Ansermetを押す。
一番キレてるのは変態マゼールだが。
>>520 ヘブライの歌もデュトワがいいな。あと、スペイン狂詩曲もなかなかいい。
522 :
名無しの笛の踊り:03/08/08 23:55 ID:7/GXRvu1
>>520 昔の人の演奏はスピリットというか表現の部分の振り幅が豊かですよね
こういうのは曲に何を求めるかっていうのの個人差や流行差なんでしょうね
ラヴェルは普通の感じでいいと思いますが。
524 :
名無しの笛の踊り:03/08/09 00:33 ID:3fhYqcVl
そうですね。普通の感じっていう表現が微妙ですけど言わんとしていることは
わかりますよラヴェルは確かにそういう作曲家だと思うから。
でもやっぱり感情的な表現を求める人もいるんですねこれが。
ブラボーってやたら叫びたがるタイプの人とか
(それは俺の推測だけど何となくそういうイメージの人)
ボレロやラヴァルスにとことん熱いのとそうじゃないコントロール志向の
演奏とがありますよね
熱い演奏をバカ騒ぎだとする人もいますし
機能重視の演奏を平面的でつまらんという人もいる
要はそういう差の話で
アンセルメとデュトワの差の話じゃないですよ
アンセルメは周りがすこぶるロマンチストな時代の機能美覇者ですし
デュトワはデジタル時代のクオリティー重視のそれですから
エンリケ・バティスで
ラ・ヴァルス、スペイン狂詩曲、ダフクロ第二組曲、クープランの墓きぼん
>524
一般レベルで「普通」では、一流の表現者には、
とてもなれないと思われ。
後は自分の持つ「エクセントリック」な部分を
如何に説得力ある表現に変えるかだと思う。
感情ではなく、「その人がその音楽を演奏する理由」
の表現こそを皆が求めているのだと思われ。
スレ違い、sage。
527 :
524:03/08/09 07:13 ID:kf8aPG6Q
「普通の感じ」といい出したのは523さんですよ。
だいたいあなたは523さんがどういう意味合いで普通という言葉を使ったのか
全く読んでいらっしゃらないようですし。
誰も一般レベルのことを指してると思ってるわけないじゃないですか。
(一般レベルというのがそもそもよくわからないのですが)
私はラヴェルにいろんなタイプの演奏があるっていってるだけですよ。
感情ではなく「エクセントリック」な部分の表現だとか
「その人がその音楽を演奏する理由」の表現だ!
などといわれましても…
それこそを皆が求めているということですがそんなデータはないはずです。
それとラヴェルの演奏について話してるのにスレ違いでもないでしょう。
むかし、アラン・ロンパールとか言った人の「ボレロ」
いい印象だったんですけど、知りませんか ?
530 :
名無しの笛の踊り:03/08/10 16:29 ID:nlFaCjbp
ブ−レ−ズ/アントルモンの左手
演奏は熱いけど冷たい感じがイイ!!
アントルモンか
そうだ、左手はどの演奏がいいんだろ?
ロジェとフランソアしかしらん。
532 :
530:03/08/12 05:00 ID:kC18wpuU
フランソワもいいですよね。アントルモンの青い災に対して、
フランソワの赤い災。対極にありますね。個人的に二人には劣るけど
ラローチャ、コラールもいいですよ。アルゲリッチは左手やるのかな?
そんでもって、ロザンタール指揮の左手あるのかな?
グリュミオー/ロザンタール&ラムルーのツィガ−ヌよかったんですよ。
533 :
名無しの笛の踊り:03/08/12 06:15 ID:436WIshn
左手はコルトー・ミュンシュの超熱いの!
>532
コラール盤、伴奏は面白い。引っ込み思案の癖に、
自己顕示欲の強いマゼ-ルの音楽がなんだか
この曲に合ってる。
しかし、フランソワ、クリュイタンスというイカれたおっさん
二人の演奏を聞いてしまうと、マゼールすら少し才走った
だけの子供に思えてきてしまう。
嘘もつき通せば真実、フランソワはそう語りかけてくる。
質問があります。しつこいけど、良かったら教えてください。
水の戯れです。
小節番号10はどうやりますか?
ミシミシラミラミのところは、53215321でどうでしょうか?
ファソドファソドファドは、12351235でどうでしょうか?
でもそうすると、二つ目と、三つ目の十六分音符のところで、
1が二回続いてしまいます。それもミとファです。
近いけど、違う音なので、結構すごい勢いで移動させないといけません。
ファソドファソドファドは、12351235で多分決まりでないかと思うのです。
その前のラミラミは、何かいい指があるでしょうか?
続いて、小節番号19です。
ここは大変美しいですね。
しかし、私が弾くと異常なほどのろくなってしまいます。
もちろん左手は普通の速さでいけます。
問題は右手です。
この六れんぷは、54,32,11みたいに弾くしかないと思うので、
多分、指使いの問題ではないと思います。
でも、とってものろくなってしまいます。
18小節までと、21小節からは、普通のそれなりのテンポになることができます。
あくまでも、一応、ですが。
でも、19と20小節はまだまだのろいのです。
どうやったら速くできるようになるでしょうか?
結構指と手の運動能力の限界まで頑張っていると思うのですが。
何か訓練方法があれば、お教えくださいませんか?
52小節です。
左手は、かなり開かないといけませんね。とてもつらいです。
53212123 53212123 53212123 53212123と
弾いています。
理想的には、54321234というふうに弾けたら最高なんでしょうけれど、
とてもそれはできません。
かといって、1212というのは、大変に指をくぐらせているので、
どきどきします。
53小節とかは、結構音域が広いせいか、53212123でも
まぁまぁどんまいなかんじになるのですが。
もっといい方法があれば、教えてくださいませんか?
>>535-536 ピアノスレで訊けば? ってか、コピペ?
>>534 > 嘘もつき通せば真実
この表現に感銘を受けますた。
今まで漫然と聴いてるだけだったけど、
改めてフランソワを聴き直してみようという気になった。
それから、ここは練習中だから、うまいことまだ書けないのですが、68から70というのは、
一体何がどうなっているのですか?弾くたびに指が変わってしまいます。それに、
一番不思議なのは、指が重なり合うのはいいんですけど、普通は、それが並行的に
上だったり下に移動すると思うのです。でもここの部分はひょっとして、
右手と左手の重なり方が、交差したりするのではないですか?それとも、
私の練習の仕方が間違っているかなぁ。なんか、右手が上になって何回か
弾いたかと思うと、次は左手が上になって・・・みたいになってしまいます。
したがって、ここもなかなかなめらかになりません。
たった4小節だけど、すごく長く感じます。CDとかだとあっという間なのに。
さっと弾ききってしまう、いい方法があったら教えてください。
>>535 >ミシミシラミラミのところは、53215321でどうでしょうか?
>ファソドファソドファドは、12351235でどうでしょうか?
それで問題なく掴めてるならいいんじゃない
>でもそうすると、二つ目と、三つ目の十六分音符のところで、
>1が二回続いてしまいます。それもミとファです。
>近いけど、違う音なので、結構すごい勢いで移動させないといけません。
そんなすごい勢いでというほどの箇所でもないと思うんだが
試しに全部スタッカートにして練習してみ
難しいようななら23131235で取ってみるとか
>>536 >この六れんぷは、54,32,11みたいに弾くしかないと思うので、
だね
>何か訓練方法があれば、お教えくださいませんか?
ここもそんなに難しい箇所じゃないと思うんだがなぁ
単純に慣れの問題じゃないかな
手首の力を抜いて重心を移動させながら
下行と上行の流れを切り替えるだけ
とりあえず32を抜いて感じをつかんでみたら?
>>537 >53212123 53212123 53212123 53212123と
これが辛いと言っているようだと
>>535の箇所が5321でちゃんと掴めているのかちょっと不安
あと1212の箇所でなぜくぐらせる動作を意識する必要があるのか
率直に言ってよく分からない
>>539 この部分は右手と左手の関係は和声によって変化するので
一貫してどうとは言えない
試しにアルペジオにしないで白玉で弾いてみて
一番楽なポジションを見つければいい
ということでいちおう逐一レスしたけど老婆心ながら一言
ここらへんでつまづいていたり自分で考えて対処できないようだと
ちょっと現時点ではあなたのレベル相応の作品ではないように思いますよ
age
ブーレーズのラヴェル(旧盤)が大好きな私は異端でつか?
>>543 正常だろ
BPOとの新盤とは比べ物にならないほど研ぎ澄まされていて俺も好きだ
541さま、ご教示ありがとうございました。
教えてくださったやり方でやってみます。
やっぱり自分には難しすぎるのでしょうか。
がっかりです。でも弾けるようになりたいです。
>>540 23131235で試してみようと思います。
ゆっくり弾いて、切れててもペダルでつなげる、
みたいにしたらいいのかもしれないですが、
指がつかんだほうが安心します。
>>540 >手首の力を抜いて重心を移動させながら
>下行と上行の流れを切り替えるだけ
そんなかんじをイメージしてやってみます。
54と11をすごく離れたものとして、
始めから勢いよくやってみたらいいのかなと想像中。
でも勢いよくって箇所でもないですね。
あんまり柔らかくすると音が弱弱しくなってしまいます。
とにかく鍵盤に向かってやってみることにします。
>>541 >>537 >53212123 53212123 53212123 53212123と
これが辛いと言っているようだと
>>535の箇所が5321でちゃんと掴めているのかちょっと不安
535は右手ですよね?右手はつかめています。それにミシミシは
とてもつかみやすいです。
537は左手で、ソドファラ ドラファレと、とても難しいです。
だいたい、ソドファラってつかもうとしているのがいけないのかなぁ。
ラはいつも心配です。
ドはなんか間に合わない感じです。
>あと1212の箇所でなぜくぐらせる動作を意識する必要があるのか
>率直に言ってよく分からない
つまり、それは、くぐらせる動作をする必要がない、
ということを意味しているのだと思いますが、
くぐらせる必要の有無に関わらず、
きれいな平行移動みたいにできないです。
でもイメージ練習でやってみます。
>>539 >この部分は右手と左手の関係は和声によって変化するので
>一貫してどうとは言えない
>試しにアルペジオにしないで白玉で弾いてみて
>一番楽なポジションを見つければいい
ありがとうございます。
これはぜひやってみます。
こういうのが得意な人も大勢いるのだと思いますが、
どうしても、この部分はよくわかりません。
なにがどうなっているのか、謎です。
>ということでいちおう逐一レスしたけど老婆心ながら一言
>ここらへんでつまづいていたり自分で考えて対処できないようだと
>ちょっと現時点ではあなたのレベル相応の作品ではないように思いますよ
それはとっても残念な診察所見ですけれど、
でも他に弾きたい曲もないし、もうちょっと努力します。
いつかはすらすら弾きたいものです。(すらすらって弾くのかな?)
本当にありがとうございました。
23131235でやってみました。
このほうがよさそうです。
ありがとうございます。
53212123 53212123 53212123 53212123
は前後が速いので、それと同じになるまでにはちょっと訓練がいりそうです。
でもやってみます。
あとのところはまだ難しかったです。
2121はどうも・・・でもやってみます。
(⌒V⌒)
│ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
⊂| |つ
(_)(_) 山崎パン
フォン・シュターデが歌ったオケ伴奏付歌曲
伴奏のボストンが凄く良かった。
調子にのって小沢のラヴェル(全集)を買った。
悪くないけど…
「シュターデの伴奏の時みたいにいつも集中
してろよ、小沢!!」と言いたくなった。
古い思い出。
今小沢のラヴェルって手に入るかな。
安けりゃお薦めなんだが…
俺達ラヴェラー
夏のビーチでラヴェルのピアノコンチェルトを聴きたい
本気?
みんなんでラヴェろう
俺達ラヴェリスト
ラヴェリアンがいいと思ふ
誰か上で書いてた気がするんだけど、フランソワのマメロアってあるん?
あるなら絶対聞いてみたい。フランソワと連弾できるピアニストって誰だ一体?
それと、水の戯れ、ソナチネ、左手以外にコルトーのラヴェル録音ってある?
教えて君でスマソ。
ブーレーズはやっぱりステファン・マラルメが最高だよな。
> 誰か上で書いてた気がするんだけど、フランソワのマメロアってあるん?
普通にあるだろ。全集に入ってるやん。
> あるなら絶対聞いてみたい。フランソワと連弾できるピアニストって誰だ一体?
タッキーノだったけか。
> それと、水の戯れ、ソナチネ、左手以外にコルトーのラヴェル録音ってある?
知らん。
> 教えて君でスマソ。
別に。
> ブーレーズはやっぱりステファン・マラルメが最高だよな。
禿。
>普通にあるだろ。全集に入ってるやん。
ほんとだ!輸入盤しか持ってなかったから知らんかった。
サンクス
水の戯れの最速ピアニストを教えていただけますか?
また一番のろいピアニストも紹介していただけますか?
>>562 リヒテル 4:11
カサドシュ 4:33
ペルルミュテル(旧) 5:14
ペルルミュテル(新) 5:32
フランソワ 6:00
リヒテルのは映像も持っているがともかく速い・・・
わ、うれしい・・・ありがとうです・・・
565 :
名無しの笛の踊り:03/08/20 06:17 ID:SfBR/5vB
数年前にペルルミュテルの水の戯れ、TVで少しだけみることができました。
想像していた以上に気品のある演奏っぷりで、泣けました。
さすがはペルルミュテル。最初から最後までみたいなぁ。
566 :
_:03/08/20 06:20 ID:???
フランソワのマメールは
ピエール・バルビゼとの連弾だったかな。
1500円位のCDに入ってるよ。
若干色彩的な魅力に欠けるけど好きかな。
アルゲリッチって俺は嫌いなんだけど、水の戯れだけは最高なんだよね
序奏とアレグロ萌
木下牧子?
俺達ボレリアン
test
>>568 10代の頃は正真正銘の天才だったアルね
アシュケナージ/N響の初録音はラヴェル集。魅力なし。
なんでこんなに売れなさそうな企画をするんだろう。
グラズノフ全集とかなら買うのだが・・・
アシュケナージは何か別の職業を考えたほうがいい。
アイスランドの牧場で馬を飼うとか。
極寒の大地を探索したりして。
俺達ラヴァリスト
<ラヴェリストの一般的な特徴>(見せかけのラヴェルに騙されるな!!)
●とにかくラヴェルで気が小さい、ラヴェルが狭い(臆病、二言目には「ラヴェル」(「ラヴェル」と言っても、一部のラヴェリストを中心とした一部の人間の動向に過ぎない))
●他人に異常に干渉して自分たちのラヴェルを押し付け、それから少しでも外れる奴に対しては好戦的でラヴェル満々な態度をとり、かなりキモイ(ラヴェル中心、硬直的でデリカシーがない)
●妙にラヴェルが高く、自分がラヴェルにされるとカッと怒るくせに平気で他人をラヴェルにしようとする(ただし、相手をラヴェル的にしか判断できず(ラヴェルの名人)、実際にはたいてい、ラヴェル的に負けていることが多い)
●ラヴェルには平身低頭だが、ラヴェルに対しては八つ当たり等していじめる(ラヴェルにはへつらい、ラヴェルに対してはいじめる)
●あら探しだけはラヴェル級でウザく、とにかくラヴェル的(例え10のラヴェルがあっても褒めることをせず、たった1つのラヴェルを見つけては貶す)
●基本的にラヴェル主義でラヴェル思考に支配されているため性格がラヴェル(ラヴェル)
●何でも「ラヴェルへ習え」で、単独では何もできない(群れでしか行動できないラヴェル)
●少数派のラヴェルを理解しようとせず、あるいは理解を示さず、排斥する(ラヴェル主義者、ラヴェル、ラヴェルが狭い、多数派=ラヴェル と信じて疑わない)
●集団によるラヴェルのリーダーとなり皆を先導する(ラヴェルかつラヴェルでラヴェル)
●ラヴェルを好むと同時に、自分はラヴェルからどう見られているか、ラヴェルの目を異常に気にする(自分がそうだから容易にラヴェルを信用できない、ポーズだけでラヴェルを伴っていない、ラヴェル命)
●自分のラヴェルをうまく表現できず、ラヴェル能力に乏しい(同じことをラヴェルの再生のように何度も言って変)
●たとえラヴェルが多い奴でも、いずれも浅いラヴェルでしかなく、心のラヴェルはおらず孤独(心のラヴェルが低く、ラヴェルがなく、ラヴェルだから)
●ラヴェルが硬く融通が利かないためラヴェルを溜め込みやすく、また短気で、ラヴェル持ちが多い(不合理なラヴェル)
●たとえ後で自分のラヴェルに気づいても、素直に謝れず強引にラヴェルを通し、こじつけのラヴェルばかりする(もうラヴェルを切るしかない!)
●男は、女々しいあるいはラヴェルの腐ったみたいな考えのやつが多い(例:「俺のほうがラヴェルやのに、なんでや!(あのラヴェルの足を引っ張ってやる!!)」)
わたしたちパヴァーナー
なんかびみょーに関西弁だよね。
「ラヴェル満々な態度」
「ラヴェルの腐ったみたいな考え」
って何なんだよw
意味の無い長文よく書くね。
最初の1行だけは読みましたが全部読まなくて正解なのね?
586 :
名無しの笛の踊り:03/08/24 07:51 ID:uILY8hZ0
上の長文読んで高雅にして感傷的なワルツでのレニエの詩を思いだした。
釣られて、ペルルミュテルのピアノとタンス/フランス国立放送が好き。
あまりにも甘美な演奏は苦手です。今、このワルツをじっくりと聴きたいけど、秋まで我慢します。
なんとなく。
/∵∴∵∴\
/∵∴∵∴∵∴\
/∵∴∴,(・)(・)∴|
|∵∵/ ○ \|
|∵ / 三 | 三 | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|∵ | __|__ |
>>578-579 同意。このスレの人間の特徴をよく掴んでる。
\| \_/ / \_____
/\____/
レニエの詩の引用って
「役に立たないことをするのは、なんて楽しいんだろう!」ですか。
>>588 「ラヴェル」に適切な言葉を入れると意味が通るのか。
よくそこまで読みましたね。
>(ラヴェル)
>(ラヴェルかつラヴェルでラヴェル)
はどんな言葉を入れればいいのでしょうか。
LE GUAYのピアノ版のダフクロどうよ?
漏れは気に入ったがこのスレの人は
ラヴェル=桶作曲家で定着してるから
迫力が無いとか、もの足りんとか思われているのかな。
>591
500くらいまでは、大半がピアノの話題だったよ。
>>591 Daniel et Laurence Benzakoun のダフクロも良かったよん。
同じCD収録の「序奏とアレグロ」2台ピアノ版は特にお気に入り。
ローゼンタール買いましたage
インバル買った
>>578-579の2、6、12、15なんかはおれに良く当てはまってる。
論文なんかでもラヴェルを例に挙げて論証するしまつ。
やっと抜け出せたけどね
うぁ〜分けてください、感想だけでも・・・>594
598 :
名無しの笛の踊り:03/08/29 14:30 ID:8cnKw9Zu
ラヴェル最高!
一番好きだ。
初めは分からなかったが、何曲か弾いてるうちに
良さが分かってきた。
599 :
名無しの笛の踊り:03/08/29 14:33 ID:8cnKw9Zu
ボードレールの詩が、ラヴェルにはまるんだけど
他に、ラヴェルに合う、詩人いますか?作家。
ラヴェルのイメージとはまる映画などは??
おせーてくらはい。
『高雅にして感傷的なワルツ』ってのと
『高雅なワルツと感傷的なワルツ』ってのと
どっちが正しいんだしょー?
どなかたお答えをどうぞ
正解は『高雅にして感傷的な円舞曲』
>>599 ラヴェルが作曲した歌曲に選ばれた詩人の中でももっとも合うのは
マラルメと思う。完璧・繊細かつ強靭で文学の極北に位置する彼にふさわしい。
映画は「去年マリエンバートで」(アラン・レネ)
605 :
名無しの笛の踊り:03/08/29 20:38 ID:g5tDenLl
>>604 ありがとうございます。
その映画は、レンタルショップに
置いてありますか?探してみます。
他にあったら、教えて!
諸刃の刃
Grammophone、Diapason などヨーロッパの音楽雑誌で
持ち上げられた新星を、半年〜一年遅れで絶賛。
吉田翁のいつものパタンですよ。
懲りないですね。
609 :
◆E8enIIIIIE :03/08/30 09:18 ID:8UpT66ax
そんな「吉田の絶賛」を相変わらず書き立てる犬はまあ賢いのだろうな。
そう書けば売れるということを知っているのだから。馬鹿なのは性懲りもない
ヲタジジイども。
>ラヴェルの全集としては久々の録音ですよね。
屁ューイットが出してたじゃん。糞演奏だけど。
そういやこいつも吉田翁は絶賛してたが、早くも心変わりか(w
>>607 他のレパートリーを見る限り、ハズレではないと思いますが。
漏れにはちと高いね。聴いてみたくはある。
Diapasonは自国物に甘いけれど、古い、新しいに関係無く評価してますから
>>608氏が書かれたようにこの雑誌が誉めてるならある程度信頼できるかも。
>この雑誌が誉めてるなら
ヒューイットは糞。
そして吉田信者の家には
ラヴェル全集が溜まってゆくのだった・・・
615 :
名無しの笛の踊り:03/08/30 09:47 ID:lHdXaUd8
じゃあ、ラヴェルのピアノは、
一体、誰がいいの?
616 :
名無しの笛の踊り:03/08/30 09:48 ID:lHdXaUd8
フランソワ。
どうですか?
ペルルミュテル。
どうですか?
>>616 ラヴェル初めての人に薦めるなら、もれはティオリエ。
619 :
607:03/08/30 10:14 ID:???
>>all
スゴイ! 短時間でこんなにレスが付くとは!!
>>610 5月12日、水戸芸術館で11年ぶり、一回だけの日本公演を行うアンジェラ・ヒューイットの待望の最新録音!
昨年の「バッハ・ピアノ・アレンジメンツ」(CDA67309)は世界的なベストセラーを記録し、hyperionの年間売り上げ世界チャートでも第一位に輝いた。
さらに昨年は英Gramophone誌の表紙を飾るなど、世界的にその動向が最も注目されるピアニストとなったのは間違いのないところ。
水戸の公演では「夜のガスパール」と「クープランの墓」が演奏される予定。
http://www.hmv.co.jp/Product/Detail.asp?sku=671974 なるほど、水戸芸術館館長吉田翁が絶賛したのは集客のためだったんですね。
hyperionなら音質は問題ないはずなので、中古なら買ってもいいかも。
どなたかミュラロ評お願いします。
ミュラロ評
メシアンはあまり感心しなかった
ラ・ヴァルスのピアノ版の新盤としては期待かな。
クロスリーしか知らんが他にいたっけ?
>>621 ラ・ヴァルスは、過去ログではギンジンが好評だた
ボレロのピアノ独奏用のいい楽譜ってありませんか?
>>619 その内ミュラロ買うわ。エマールのドビュが先だが。
吉田翁が絶賛
↑
この時点でだめぽの予感・・・
翁はピアノに関してはセンスゼロだからね
意外な名曲はないですか?
ボロディン風
ハイドン
極楽鳥
ravel plays ravelは話題にも上りませんか?
私はこのトッカータ大好きなのですが…(テクニックはさておき)
631 :
名無しの笛の踊り:03/09/01 05:20 ID:+hfC3m5M
ラヴェルの自作自演ではソナチネのメヌエットが好きです。
Pロールが残念ですが、ラヴェルの作品で最も好きな曲なので。
意外な名曲といえば、前奏曲。なぜか酒にあいます。
あと意外な伏兵として、グレインジャー編曲の鐘の谷。
ラヴェルの作品の編曲は厳しいと思うけど、
この編曲は成功していると思います。大好きです。
コンスタン編曲のガスパール
面白いよ
「クープランの墓」は管弦楽版の方が好きだが、「亡き王女のためのパヴァーヌ」は
ピアノ版の方がしっくりくる。皆さんいかがですか?
>634
禿。
ラヴェル自作自演のパヴァーヌを聞くと、
あまりのやる気のなさに苦笑してしまう
636 :
名無しの笛の踊り:03/09/02 00:18 ID:5XvZFg9D
>>634 同意。パヴァーヌは、持続音がだせるオケ版の方が映える
(モントゥーのノンヴィヴラートのホルン萌え)。
逆にクープランはピアノ版にしかない曲が萌え。
「ちょっとでも人と違う事を言ってみたい・・・」
そのおまえらの考えがどうしようもなく凡庸なのである。
パヴァーヌは別にどうでもでもかまわんけど、
クープランは絶対ピアノ版だろ、全曲。
>パヴァーヌは別にどうでもでもかまわん
青いな。
青すぎる。
まあなんだ、
ピアノ曲の最高峰は「鏡」
次点が「耳で聴く風景」てことでOKだろ?
> ピアノ曲の最高峰は「鏡」
やや胴衣
私は素人なんで良く判らないんですが、ラヴェルのピアノ曲って難しい部類に入るんでしょうか?
夜のガスパールが難しいというのは本で読んだことがありますが、他の曲はどうなんでしょう?
> ラヴェルのピアノ曲って難しい部類に入るんでしょうか?
超簡単だよ。
クープランの墓のトッカータなんか、素人でもすぐに弾ける。
ガスパールも難しいとかいわれながら、スカルボはわりと簡単だし。
646 :
名無し:03/09/03 00:27 ID:???
ふつう、
メヌエット、ソナチネなどから入り、
クープランへいくか、鏡へいくか。
そして、高尚な、、そしてガスパールなのでわ?
ソナチネは題名と違って(クーラウとかのソナチネを想像していた)
結構難しかったよ。
>>643 ただ音を押えて出すだけじゃなく、芸術作品を演奏するのですから難しい。
エリーゼのためにでも大変なのに、ラヴェルは言うまでもないでしょう。
648 :
名無しの笛の踊り:03/09/05 19:23 ID:L9uOBMs6
>639 同意
649 :
名無しの笛の踊り:03/09/05 19:47 ID:qcM2S+46
ペルルミュテールの演奏するラヴェルを買いました。
非常にすっきり整理されて弾かれてる気がしたのですが(アシュケナージなどに比べてね)
フランソワのラヴェルってどういった特徴があるのでしょうか?
どなたかお聴きになられた方がいらっしゃれば、好き嫌い含めて教えてください。
>>643さん
例えば「亡き王女へのパヴァーヌ」などは、音は比較的とりやすいと思います。
でも、曲全体を「作り上げる」となると、全く別問題のような印象を受けます。
シューマンの「トロイメライ」なんかもその部類のような気がしますが。
>>649 フランソワの良い点
・ラヴェルと
・軽やか
・即興的
・心地よい浮遊感
・色彩感抜群でファンタジック。ラヴェルの
色彩的な世界が一瞬にして目の前にふぁっと広がる
悪い点
・テクニックやや難あり
・難所では結構ぐちゃぐちゃ
・時々解釈に?と感じる個所も
自分はフランソワのラヴェルが好きなので、こんな感じで。
テクニックに関しては、フランソワでは気になりませんね。
個人的にこの人とコルトーだけはミスタッチも許せてしまうんですよ。
フランソワのショパンやドビュッシーはあまり好きじゃないんですけど。
651 :
650:03/09/05 20:02 ID:???
一番上の「ラヴェルと」ってのは
「ラヴェルとベストマッチ(個人的に)」です・・・。
654 :
649:03/09/05 22:49 ID:qcM2S+46
>>650 さん
ありがとうございました。
私もコルトーは大好きですので、フランソワもいいかなーとは思ったのですが
とりあえず「原点」と言われているのがペルルミュテールなので、そちらにしたのです。
こんど、フランソワも聴いてみます。
フランソワの演奏するラヴェルは総じて好きだが、
「クープランの墓」の「フーガ」がゆっくりすぎるのと、
「ソナチネ」の第二楽章がくだけすぎなのが禿げしく気になる。
ピアノ協奏曲も第二楽章はミケやロジェのほうが好きだ。
>>655 ミケランジェリのト調はいいですね。だんだんと心を削られていくような
末梢的な響き、でもそれが苦痛ではなくて、むしろ快感。
フランソワのラヴェルはすげぇ!ってとこと、???ってとこが一つの曲内に
混在してますね、でも、フランソワって人が如何に凄い人かってぇのは
ビンビン伝わってくる、どの演奏からも。
他人に薦めるのは旧録(モノラル)のガスパールと、左手だけですが。
最高傑作はピアノ・トリオ
おれはラヴェル、フランソワじゃないと聞けなくなっちゃった。(中毒?)
アルゲリッチなど聞きたくもない。(下痢しそう)
659 :
名無しの笛の踊り:03/09/09 00:58 ID:tklFFwwK
クープランの墓は最高。
っと世間に認知されてもええと思う。
>>657 ルヴィエ、カントロフ、ミュレの旧盤(ERATO)がいいよな。
新盤(DENON)はちょっと甘口な感じがする。
>>659 ピアノ原曲版で全体通して良かったのはフェヴリエかな。
とにかくフーガを手早く淡々と弾いてるほうが好きだ。
Ravel conducts Ravelをゲト!
662 :
名無しの笛の踊り:03/09/11 07:18 ID:00JPi51N
ルヴィエ、カントロフ、ミュレ(ミラー?)のエラートシリーズいいです。
ピアノトリオはサディスティックにストレートでビシビシきます。
フランソワのクープランの墓は、ほんと最高っす。
ペルルミュテル、フェブリエ、フランソワ。みな初めて聴いたとき、
ピアノがパタパタと感じたけど、聴けば聴くほど味がでて、
これは、指先のテクニックだけでなく、それぞれペダルに独特の巧さがあるのではないかと。
Ravel conducts Ravel(Pearlかな?) その類のCDは
特攻隊の精神でお願いします。
Pearlの売りは、ロンとのト長調だろ?
あれはもうすでにラヴェルの指揮でないことが明らかになってます。
ラヴェルは監修者というだけで、指揮はフレイタス・ブランコでした。
ラヴェル指揮もしくは監修でそろえるべしと言うのは、
・EMIのThe Last Six Compositions
・M&AのRavel's Ravel: Recordings Directed or Supervised by the Composer
でしょ。これでピアノロール以外は揃うんじゃない?
RCRはURANIAとかいうレーベルです。
他にヴィトの左手(1937)、ボロレ(1930)、除草とアレグロ(1923)でした。
ボロレと除草アレもRAVELConductsでしたが。
>>660>>662 胴衣!
ルービンシュタイン、ハイフェッツらのトリオも聴いたけど、
エラートのトリオには敵わないと思った。
演奏が名前負けしてる。
ムラヴィンのボレロはどうでつか?メロディアのやつ。
クラシック以外だと気が散ってオナニーできないなあ
663だけど
>>664 URANIAかぁ。おと悪いよねあのレーベル…
EMIのには
ピエロ・コッポラ/管弦楽団
・ボレロ(作曲者立会い)
・古風なメヌエット
コルトー/ミュンシュ/パリ音楽院管
・左手協奏曲
ロン/フレイタス・ブランコ/管弦楽団
・ピアノ協奏曲 ト調(作曲者立会い)
Martial Singher(br)/管弦楽団/コッポラ/管弦楽団
・ドンキホーテ(作曲者立会い)
・ロンサールおのが胸に(作曲者立会い)
M&Aには
コンセール・ラムルー
・ボレロ(自作自演)
合奏団
・序奏とアレグロ(自作指揮)
インターナショナル弦楽四重奏団
・弦楽四重奏(作曲者監修)
ピエルネ/コンセール・コロンヌ
・なき女王のためのパヴァーヌ
ヴォルフ/コンセール・ラムルー
・ラ・ヴァルス(作曲者承認)
が入ってますでし。
んで実際ヴィットのっていいんですか?
どうもカットしまくりでラヴェルとケンカしたという話で聴く気にならんのですが。
これ聴いた方、感想よろしく。
HMC 901811(2CD) \3960
ラヴェル:ピアノ全作品集
鏡/水の戯れ/亡き王女のためのパヴァーヌ/古風なメヌエット/前奏曲/シャブリエ風に/
ボロディン風に/ハイドンの名によるメヌエット/マ・メール・ロワ/クープランの墓/
夜のガスパール/ソナチネ/高雅にして感傷的なワルツ/パレード(バレエ音楽のためのスケッチ)*/
メヌエット嬰ハ短調*
*は世界初録音
アレクサンドル・タロー(ピアノ)
時計職人的ラヴェルのピアノ作品は、ちょっとやそっとのピアニストの手に負えるものではありません。
氷のように鋭く冷たくどこまでもクリアな音色が要求され、しかし底にはノーブルな血液が流れている・・・。
彼のピアノ作品の美しさは生半可なピアニストの演奏では実現されません。ついにタローがラヴェル全曲を録音。
しかもうち二曲は世界初録音。
情報提供「グッディーズ
http://home4.highway.ne.jp/goodies/」
671 :
名無しの笛の踊り:03/09/13 13:00 ID:EqIPkxio
>>670 *の2曲を入れてグロテスクなセレナードと耳で聴く風景が入ってないとは残念
何気にシェヘラザードが傑作だったりするラヴェル
673 :
名無しの笛の踊り:03/09/13 17:42 ID:tGM1nwBk
674 :
名無しの笛の踊り:03/09/13 18:11 ID:zHlu/UVO
古風なメヌエットのピアノ版はフランソワが一押し
675 :
名無しの笛の踊り:03/09/13 18:22 ID:CumxKhlU
フランソワもまあ良いけど、古風なメヌエットにおいてはペルルミュテールの独壇場でしょ
676 :
名無しの笛の踊り:03/09/13 19:58 ID:rklLcXyQ
というかペルとそれ以外でずいぶん違うよね>古メヌ
あぼーん
679 :
名無しの笛の踊り:03/09/15 16:21 ID:4H0JE+To
古風なメヌエットなんて曲自体つまらないよ
つまんないきき方するからだよ。
682 :
名無しの笛の踊り:03/09/16 04:48 ID:BpBTUzIY
ラヴェルはメヌエットと名の付くものをいくつか書いていて、
それらをはしごするのも一興かと。(邪道ですかね?)
ラヴェルはメヌエットを得意としていたのか、愛着があったのか、
いずれにしてもラヴェルのメヌエットはまた格別のものがあります。
個人的にメヌエットはペルルミュテル。ラヴェル以上にラヴェル。さすが。
上の初録音のメヌエット、初期の習作なのかな?気になりますね。
あぼーん
684 :
名無しの笛の踊り:03/09/16 20:14 ID:Ilf3LyhC
>>670 「パレード」はナクソスにも入ってるね。1896年の作品。
「メヌエット」は1904年の作品かな? とすると「鏡」と同じ年。
685 :
664:03/09/17 10:56 ID:tY1FDvok
じゃあ、自作自演を揃えたかったら、M&Aで、ついでに作曲者の公認録音も集めたかったらEMIなのですね。
この2枚は、いずれも現行盤ですか?
オンディーヌと見た。
セルメのピアノ曲集聴いた。こういう解釈できる人がいるんだ。vol.2どっかにないかな…。
690 :
名無しの笛の踊り:03/09/18 01:10 ID:2PanchAl
奇遇だねえ。
俺も丁度こないだセルメ(セルメット?)のピアノ曲集買ったところだよ。
演奏はラヴェルの指定した奏法とは違うけどほんとに息を飲むくらい素晴らしいね。
録音は残響多いのが最初気になったけど、細部もよくわかるし
空気感もよく捉えられてる良質の録音なんでこれはこれでいいと納得させるには十分。
しかし妙にピアノの音がスカスカで薄っぺらいと思ってよく見てみたら、
使用ピアノがYAMAHAのCFIIIS。
よりにもよって何故YAMAHAなのかと…。
演奏も録音もすごい良いだけに、ほんとに残念。悔やまれる。
みんなマ・メール・ロワのバレエ版は嫌いなのか…
ブーレーズ(BPOだが)の間奏、優しい話の間で場面が変わる感じが上手い。
特にレドロネットの手前、あの強烈なポルタメントに心揺さぶられたのは俺だけか!?
そしてみんな「鏡の谷」は好きじゃないのか……
譜を眺めて簡単そうだったから聴くより先に弾いてしまったクチだが(w)、
異色とはいえラヴェルの一面が出てるっつーか、親しみやすい作品では?
>>631 同意。グレインジャー版は原曲と別種の良さがあるかと。
>>691 バレエ版の方がむしろ好きですが何か?
(当方はモントゥー盤が好みです)
>そしてみんな「鏡の谷」は好きじゃないのか……
「鐘の谷」なら大好きですが・・・・
いやみだなぁ
間違える方が悪い
最近ラヴェルの全集がバンバン出てるね。
というわけで、聴かれた方、感想よろしく。
60411902 2枚組 \3960
ラヴェル:ピアノ独奏曲全集
ジャン=エフラム・バヴーゼ(Pf)
バヴーゼは近現代の作品を得意とするフランスの若い世代に属するピアニス
ト。1998年にはショルティやブーレーズとの共演(バルトークのピアノ協奏
曲)で成功を収めました。本作でMD+Gレーベルのデビューを飾ります。
情報提供「グッディーズ
http://home4.highway.ne.jp/goodies/」
エルバシャの鏡でも聴いておとなしくしてますが何か?
あぼーん
あぼーん
>>672 「シェヘラザード」って、こんどアマオケのル・スコアールってとこで
やるよ。
団体名がフランス風だけど、いつもぶっとんだ選曲・演奏をしているところ。
701 :
名無しの笛の踊り:03/09/20 23:34 ID:W9Ipz8w9
初心者の質問ですが
ラヴェルの歌曲はいいCDが出ているんですか?検索してもうまいこと
みつかりません。
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
707 :
名無しの笛の踊り:03/09/21 13:58 ID:uMO1lpyO
ソナチネ弾きたいんですけど、譜読みが難しい・・・
なにかコツってありませんかね?
あぼーん
「シェヘラザード」って2曲なかった?
あぼーん
あぼーん
あぼーん
マイナースレなのに、何で荒れてるのか不明。
目が痛くなるので変なもの貼らないでくれ。
村を滅ぼされて泣きながら犯されてる娘の主題曲
の次スレはここですか?
あぼーん
あぼーん
これは実はラベルの素晴らしさを伝える彼なりのメッセージと見た。
ラヴェルってこんなに単純?
アウアー!荒らしに気をつけろ!
あぼーん
ラヴェルのピアノ三重奏で一番いいのはどの演奏でしょうか?
>>721 10人いれば10通りの「いい演奏」があるのではないかと
724 :
名無しの笛の踊り:03/09/25 15:27 ID:t9jRu6Tn
ピアノ曲の録音でびっくりするほどいいのは、永野英樹がデンオンから出しているもの。
特にプレリュードなど息をのみます。
725 :
名無しの笛の踊り:03/09/26 16:21 ID:bBIhRPsZ
ヽレ
/ |
/ _、_| ( )
F _」`| ( ) …芋のうまい季節だ
ヽ_Wノ y━・
/\フV
726 :
名無しの笛の踊り:03/09/26 16:24 ID:bBIhRPsZ
♪ ,,;⊂⊃;,、
♪ (・∀・∩) カッパッパ♪
【( ⊃ #) ルンパッパ♪
し'し'
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
>>721 カントロフ、ミュレール、ルヴィエのDENON盤
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
なに?このあぼーんは
削除された荒らしの痕跡。
誰かが削除依頼を出してくれたのでしょう。
誰か知らんが超サンクス。
岡田こぴぺか?
んにゃ、巨大AAと■ばっかりのAAの連投。
746 :
名無しの笛の踊り:03/09/27 19:40 ID:EvSai4Fa
,,,,,, ,,,,,,,,,,,,,
/ミミミミ彡彡三ミミヽ
/ミ三ミミ;彡彡三ミミミl
lミミ/~ ̄  ̄ ̄~`ヽミl
|ミ/ |ミ|
|ミ| '""~" "~""' iミ| お前ら全員ぶち頃してやる
ゝ|ー(-・-)-(-・-)ー|ヽ
| .|. | ||
し| (..) |J
}. -==- ノ
__,,.-|ゝ ノ|ヽ、__
ー''''" ;;;;;/;;l 、 `ー― ' ,|λ;;;;
保守?
>>746 _、_
( ,_ノ` ) プッ
___
_l≡_、_ |_ (
(≡,_ノ` ) ) 身の程知らずが。。
<__ヽyゝヽy━・
/_l:__|
´ lL lL
ほしゅ
ラヴェルネタねーのかよ。
Comp.piano Works: Tharaud 2003 France ¥4,319 発売日: 11月05日
Comp.piano Works: Bavouzet 2003 Germany ¥4,049 発売日: 10月25日
たて続けにピアノ曲全集でるぞ。誰かレポートしたまえ!
>>650,656,658 さん
その後、フランソワのラヴェル聴きました!!
「クープランの墓」の5曲目、Menuet で涙でそうになりました。
レスポンスありがとうございました。
752 :
名無しの笛の踊り:03/10/02 04:42 ID:aZrY5do6
今月と先月のレコ芸の読者相談室に出てる、ゴーティエとかのラヴェルのPトリオの
入ってるCDってなんだよー?
レーベルかCD番号くらい記せよな、レコ芸!
753 :
名無しの笛の踊り:03/10/02 09:20 ID:ch/LdvC6
>>751氏他の方々が挙げているフランソワという人は、
NAXOSのラヴェルピアノ曲集の奏者フランソワ=ジョエル・ティオリエでよろしいのでしょうか?
あんまり期待しないで買ったら思いの外よく、
ちょうどこのスレ見たら名前が出ていたので気になって書き込んでみますた。
ガイシュツだったらスマソ。
ちなみにラヴェルのピアノ曲はパスカル・ロジェと近藤嘉宏のしか聴いた事なくて…
このスレで色々挙がっているので他も聴いてみたいです。
>>753 サンソン・フランソワです。
輸入盤が2枚組1200円位でネット通販でも入手可と思います。
>>754氏
ご親切にありがとん。間違えてますたかはずかすぃ…
756 :
名無しの笛の踊り:03/10/03 19:13 ID:/Zkh4wi6
_,. -−─ - 、 、
,.''´,.-''"´  ̄ `ヽヽ)_
/ / _ ‘''ーヽ、
, ′ ′ ,.、-''゙´ `ヽ. 、
/ / / , ,、,!‐ 、 i
/,イ゙ ..:: / ,ィ ハ/、 \ .l
,'/ l .::: / , / l/ ヽ、 ヽ |
′、! :::::: ,i , ,i /_,. 'ソ丶 、,_ l i i l |
)ヾ::::::l ;' イ /´_. / ._ ``l iト, リl
/`う、:::::| i / !ム-''゙ / ''ー- !ハ.i ソ
/ 之::::::l::l::i l.l 、 /ノソく
/ ` ー┬'、:::ト、` '′ /' レ' ヽ
/ \ | ゝj i丶、(__.二フ .イ , / l ハァ〜…いつ来てもピアノの話しかない……
| \ 、 | ,.-'^ヽ、`>-‐< | , / / |
| ヽ. i l レ' `「 ` //ノ / |
____
なんかネタ振ればいいやん。
ラヴェルの面白いエピソード知らない?
……俺も人に訊いてるだけだな。
面白い、っていうのはニャンコ好きだったこととかゲイ疑惑があったこととかか?
んじゃ、真偽の程は解らないし、話半分で聴いてくれ。知っていたらゴメンな。
ある意味因縁とも言える「亡き王女の為のパヴァーヌ」に関するエピソード。
ラヴェルは同作品をあまり好きじゃなかったらしくて、
ピアノ版を発表した当時、思いの他好評だったことに対しても
「あれは欠陥品なのであまり取り上げないでくれ」とまで言った程。
そのくせ12年後、同曲をオケ版として自らの手で復活させている。
まあヒネクレ者だったラヴェルらしいといえばラヴェルらしい話。
その後ラヴェルが自動車事故に遭い、望みを託した脳手術も失敗し、
曲どころか字も書けない、どれが自分の作品かも解らない程廃人化してしまったある日の事。
誰かが病室でパヴァーヌのレコードをかけたそうな。
すると、それまで窓からボーっと外を眺めていたラヴェルが口を開いた。
「・・・これは、もしかして僕の曲じゃないかい?」
その人が、そうですよと答えるとラヴェルは満足そうにこう呟いたそうな。
「・・・うん、悪くない・・・そんなに悪くないでしょう?」
なんていうか、ほんとラヴェルらしいエピソードだなーと思ったよ。
760 :
名無しの笛の踊り:03/10/05 10:37 ID:XaPSDKhV
>>758 1937年の開頭オペの後は一度目を開いて弟エドゥアールの名を口にしてそれっきり昏睡の人事不省だったはずだから、最期の挿話ではなさげだね。
以下はラヴェルの女友達エレーヌ・ジュルダン・モラージュの本に載ってるエピソード。
交通事故後、「ダフニスとクロエ」の演奏を聴きに行ったラヴェル。夜明けのとこでやおら立ち上がって飛び出したそうな。後を追いかけて出てきたエレーヌにラヴェルはこう呟く。
「このラヴェルは才能があったんだなあ」
「そうよ、あなたには才能があるのよ」とレスした彼女にラヴェルはいらいらと
「ノン!ノン!もう作曲なんか出来ないんだ・・・」
そう言って涙を流したという。
切な過ぎる話・・・
事故後の話は哀しすぎるな……
ガーシュインが弟子入りさせてくれ、と言ったのを
エスプリの利いた言葉でもって断った話……は有名すぎるかね。
763 :
名無しの笛の踊り:03/10/09 01:58 ID:LYtgpHJe
ストラヴンスキーのそれと合わせてちょっと有名すぎだす
彼が自宅で子供と魔法の猫の場面を歌ったらその猫声がリアルすぎて
飼ってる猫達に動揺が起こったという話も有名ですか
765 :
名無しの笛の踊り:03/10/09 17:26 ID:xo0r0qRF
ラヴェルの曲弾いてる映像ってあんまりないんですかね?
フリーなのがいいんですが見当たりません。
なんでもあると思うなよ
金払えや↑
弦四 俺的にはヴィアノヴァ
>>767 ドビュッシー・ラヴェルのカプリング山ほどあるけどラヴェルが
いいのってすごく少ない。ドビュッシーは結構良くてもね。
ドビュッシーファンは曲がいいからだ、なんていうけどね。
ヴィア・ノヴァSQは雰囲気いいっすね。余裕を感じる。
テラーク盤のクリーヴランドカルテットのが良いが店頭ではあまり売ってない。
エラートのリマスターされたヴィアノヴァ買いですか?
弦四、パレナンは?
弦四、ケラー、素敵です。
>>761 ううっ、ほんとに泣けるよ・・・。
ラヴェルの音楽はどこか切ない感じが漂うんだよなぁ。
突き放してるんだけど、その一方で何かを必死に求めてる。
>>758を読んで、
最近疎かにしていた亡き王女をしんみり弾きました。
大分ヘタクソになったな。
単純な俺・・・。
775 :
名無しの笛の踊り:03/10/11 05:39 ID:+W8Gei4U
>>765 そんなのあるんですか?
特別なことはないんだろうけど見てみたい
776 :
名無しの笛の踊り:03/10/11 21:29 ID:Iy7iVago
だれか、教えてください。 レヴェルのピアノ協奏曲の1楽章の出だしで、
パシッて鳴らす楽器、あれは何という楽器なのですか。よろしくです。
777 :
名無しの笛の踊り:03/10/11 21:46 ID:48wRhCcM
ムチです。有名な話。
>>776 板ムチ
2枚の長細い板を蝶番で止めて「ばちん!」と合わせる原始的な打楽器
(でも自作するとなかなかいい音が出なくて苦労するんだな…これが)
779 :
名無しの笛の踊り:03/10/11 22:14 ID:Iy7iVago
>777, 778 さん
ありがとうございます。ムチって言うんですか。ムチっていうと皮紐みたい
なの想像してしまいますが(汗。 無知ですんません。ブーレーズ/クリーヴ
ランド/ツィマーマンで聴いています。
780 :
名無しの笛の踊り:03/10/12 01:01 ID:/+i2dDiQ
呪文と踊り
>>770 じっくり大人し目の演奏。
落ち着いてて漏れはカナーリ好きだよ。
782 :
名無しの笛の踊り:03/10/12 01:11 ID:dl1jRo7n
>>758 >ニャンコ好きだったこととかゲイ疑惑
「コンニャク好きだったこととかゲイ疑惑」って読んじまったよ
>>779 さん
輸入盤になりますが、VoxBoxから出ている、1955年録音の協奏曲は原典的ですがいいですよ。
Pf)ペルルミュテール、Cond)ホーレンシュタインです。
2枚組で、新星堂では割と入手しやすいです。
是非お聴きになってみられてください。
あと、板ムチですが 吹奏楽では時折使うことがあるらしいです。
>>779 うん。いいね。>ブーレーズ/クリーヴランド/ツィマーマン
ラヴェルのピアノ協奏曲はオケを生かしきった曲作りがされているから、
ピアノだけいい演奏者では不十分。
その意味で、この組み合わせはかなり理想的。録音もいいしね。
マウリッツィオさん
アルゲリッチのピアノ協奏曲はねぜにエロい
>>786 わしあれ、オケがきらいや。ださださやんけ。
下がっているので浮上しましょう。
ついでに最近ラヴェルで買ってよかったCDは?
>>788 全然最近じゃないんだけど、漏れの買った直近のオキニは、
ティオリエのソロ・ピアノ・ワーク。こういうのが可能なのか!、と衝撃ですた。
…衝撃、随分薄れますたが。
>>779 さんざん既出ですけど、フランソワ、クリュイタンスの盤は、もう聴かれましたか?
これ聴かずして、ラヴェルのPコンを語る無かれ、です。
漏れ的には、クラシックの世界全てを通じて、ベスト5に入れたい名演ですぜ。
791 :
名無しの笛の踊り:03/10/18 17:59 ID:TnVGzMB6
ある時点から、Ravelは室内楽
の念を強くしてるけど、弦楽四重奏曲がいまいとつわからん・・・
792 :
名無しの笛の踊り:03/10/18 22:16 ID:ZdGta6Zh
ピアノ三重奏曲が好きでつ
でも4楽章で突然弾けるラヴェルタソが
も〜っと好きでつ
ヴァイオリンとチェロのソナタも良いですな。
第3楽章の頭がなんとなくどっかの国歌に似てるという説もありますが。
>792
ピアノ版クープランの墓
ボレロ
ラ・ヴァルス
左手の協奏曲
最後の最後にこらえきれなくなって爆発して果てる・・・ってラヴェルそのもの。でつ。
795 :
名無しの笛の踊り:03/10/19 16:30 ID:v4Y1Jvlg
ラヴェルのエピソードもっとききたいなぁ・・
796 :
名無しの笛の踊り:03/10/19 18:57 ID:B7PEekoW
>>794 「も〜りす、もうガマン出来な〜〜い!」状態な
も〜りすタソが好きでつ
始まり方も
何気に最弱音から始まって
どんどんクレッシェンドしていくっていう曲が
多いでつね
ダフクロなんかも
797 :
名無しの笛の踊り:03/10/19 19:01 ID:B7PEekoW
>>795 有名なエピソードかも知れませんが
ベトさん没後百周年記念で ある団体が
記念碑を建てるために寄付を募ったのだが
ラヴェルタソは断ったそうでつ
「まずはモーツァルトの記念碑を建ててからだ
話はそれからだよ」
ラヴェルタソらしい過ぎるに55555シブール
>795
ラヴェルがまだ健在だった頃、故郷サン-ジャン-ド-リュズでのエピソード。
パリから帰省中のラヴェルに町の聖歌隊が「3つの合唱曲」のリハーサルに立ち会ってくれるよう依頼したそうな。
時間にルーズなラヴェルのことをよく分かっていたのが彼の投宿先の子供たち。
ラヴェルがすっぽかさないように一計を案じた。
昼食のレストランから帰ってきたラヴェルを待っていたのが子供たちの用意した一台の手押し車。
子供たち「ムッシュ・ラヴェル、お車の準備が出来てます。今日はどの車にいたしましょう?」
ラヴェルは大喜びで「ロールスロイスを!」
かくして聖歌隊は子供たちのおかげでせっかくの練習をぱあにしないで済んだとゆー。
エピソードということで1つ教えて欲しいのですが、
以前だれだかのラヴェルについて回想本を読んでいて、
ラヴェルがある雨の晩にしんみりと語ったことには、
人生でたった一度(?)女性に告白したのだが、相手の女性に
笑い飛ばされてそれがトラウマになったという話を読んだ記憶が
あるのですが、あれは誰の本だったのだろう?
800 :
700:03/10/19 23:22 ID:TWImk7gh
ラヴェルはその後女性に興味ないの?
馬鹿まるだし
>799
マルグリット・ロン女史の本だったっけ?
確か告ったはいいが「プやめてよ!ラヴェルとは考えられないわ!」
とか言われたんだった?この後ラヴェルは背が低いコンプレックスのせいもあって恋愛に
臆病になったんじゃないかな。
ラヴェルは魅力的な人なのに、彼を理解してくれる女性にめぐり合えなかったのが
残念だよ。
>>803 …な、涙無しには読めん…
漏れは何度言われたかわからんくらいの台詞だが・・・
>>804 まあ、そのうちきっとあなたにも素敵な出会いがあるさ・・w
結婚してラヴェルのご子孫とかいたら良かったのにな。
ラヴェルは子供好きだったっていうし。ホント残念。
ラヴェルに会いたい。本当に会いたい。俺はラヴェルが大好きだ。
彼といろんな話がしたかった。
そんな想いでこのスレに辿り着いたが、彼のエピソードを読み返すと悲惨なものばかりだね・・・
天国で会えるだろうか。
ん? ラヴェルってホモだったんでしょ?
808 :
名無しの笛の踊り:03/10/21 14:49 ID:+xw5X9yR
809 :
名無しの笛の踊り:03/10/21 17:49 ID:NwvzD9/K
>>807 リカルド・ヴィニェスには友情を超えた感情を抱いていた可能性はありそう。
趣味や言動から察するに「同性愛的傾向」は一般人よりも強かったでしょう。
でも肉体的な性交渉は男女ともに未経験であってほしいというのが個人的願望、
音楽にすべてのリビドーがむけられた感じがしてヨイ。
810 :
名無しの笛の踊り:03/10/22 00:48 ID:dWeEo4EA
>>806 俺もラヴェルに会いたい。
葬式にはクープランの墓のフーガを流して欲しい。
一度会ってみたいけど、あんまりお友達にはなれないかも(藁)
ラヴェルって毒舌家で有名だったんですよね?
S.フランソワと飲んでみたいとも思うけど。
812 :
名無しの笛の踊り:03/10/23 00:40 ID:czfi2YzI
毒舌なひとのほうが本当は優しいって聞いたことあります。
おしとやかにいいことしか言わない人はどうでもいいと思ってるし
笑って上手くおだてる人は危険だって
813 :
名無しの笛の踊り:03/10/23 20:42 ID:u1HJCxjk
>>813 N響関連のスレでは随分叩かれてたような…。
2ch的には地雷みたい。聞いたことないが。
816 :
名無しの笛の踊り:03/10/24 00:02 ID:ByQy62Bf
今フジのニュースジャパンで世界文化勲章の授章式やってて
アルゲリチがマメールロア弾いてたんだけど
速いったらありゃしない!腰抜かしますた!
アバドもいたし!
>>807 近しい弟子であった炉山タールによる思い出本読むと、とてもモーホーだったとは思えん。
告って玉砕のエピソードも、娼婦に告ったと何かで読んだ。ヴァイオリニストのエレーヌ・ジュルダン・モランジュにも告ったらしいし。
妻帯はしなかったが適度に娼婦はたしなんだ。それってある意味フランスの男っぽいエピソードでイイ!と思ひまつ。
ラヴェルが同性愛者だったという観点から論じた評伝が、
ベンジャミン・イヴリーの『モーリス・ラヴェル ある生涯』(アルファベータ)ですな。
>>819 さん
渋谷のHMVだったかTower Recordだったかで見かけましたよ、その本。
あまり読む気はしなかったですけど。
それにしても、なんで告白してそこまで振られっぱなしだったんですかね、ラヴェルは。
あれだけの曲書いてりゃひきつけられる女性だっていたでしょうに。
女性の好みも、自作曲の演奏法と同じように頑固だったんですかね?
821 :
名無しの笛の踊り:03/10/30 22:37 ID:NYx29B7j
で、皆様のおすすめボレロ録音はどれで塚?
クリュイタンス/パリ音楽院管弦楽団?
ミュンシュ/パリ管弦楽団
個人的にはジュゼッペ・シノーポリ/フィルハーモニア管弦楽団
が好きなんですけどね・・・
バーンスタイン/NYP
825 :
名無しの笛の踊り:03/10/31 14:55 ID:FW1RyUCp
アバド/LSO
曲自体おすすめ出来ない
と、空気嫁無いおれ
829 :
名無しの笛の踊り:03/11/01 19:02 ID:LXiRSzAQ
>>828 おいらもです。
ボレロはいったいどこが楽しめるの?
ラヴェルといえばボレロ・・という世間一般の風潮に洗脳されていた私は
「うぇー、ラベルって、あんな曲ばっかなのかい」とか思ってしまい、
ラヴェルを好きになるのが3年遅れた。
ほかの作品と比べると著しく単純でアホみたいな曲に思えるのだが・・。
皆さんの楽しみ方を教えてください・・・。
>>829 ボレロの音使いはマジで魔術的ですらある。楽想が気に入らないのはわかるけど、
もうちょっと我慢して聞いて見るべし。できればスコアと付き合わせて。
音使いは確かにいいが楽想が貧相杉。
音使いも楽想も充実した曲の方が当然いい。
ラヴェル自身も習作のつもりで作ったんだっけ。
>>831 イダ・ルビンシテインの依頼した締め切りまで時間がなかったんで、ああしたらしい。
コロンブスの発想的一発芸ですな。
でもあのアイデアは二度はできない。というか、やっちゃダメ。
ある意味、早い者勝ちの禁じ手。
コロンブスの発想的一発芸 → コロンブスの卵的発想の一発芸
834 :
名無しの笛の踊り:03/11/02 14:36 ID:oRbw1TZr
コロンブスというか民族音楽的なアプローチというだけなんじゃないの?
ラヴェルはボレロを習作のつもりで作っただけ。
名曲に仕立て上げたのは聴衆に他ならない。
要は人気がある作品だということ。
でも習作とはいえ、やっぱりよくできてるんです。
あの旋律、あなたなら思いつきます?
あの旋律にあの和声、つけます?
ものすごいセンスなんです。
軽視する奴は如何ほどのセンスをお持ちで?
>>834 漏れはオルガンやってるんだけど、途中で完全5度の平行進行を聞いたりすると、
オルガンの8'+4'+2・2/3'みたいな音で実に面白く思う。他にもコルネみたいな
組み合わせも出てきたり。ラヴェルは音響学的センスが実に優れていたんだなあ
とつくづく思う。
>>834 気持ちは分かるが、後半は微妙に論点が違う。
作るセンスが無ければ批判できないなら、この世の批評家は全員職を失う。
まあ、メカニズム的によくできていることは間違いない。
同じ旋律を、毎回違う音色にして聴衆を魅了するよう工夫を凝らしている。
ラヴェルじゃなきゃできない芸だわな。
言いたいことはわかるが,834の「習作」という言葉の使い方には
どうも違和感が。実験的な要素が強いということを言いたいのか?
839 :
名無しの笛の踊り:03/11/02 22:03 ID:EzyDzmvC
NHK教育でアルゲリッチのラヴェル!
>>839 やるね。アルヘリチもフレイレも嫌いだが見る!!
>>841 また2ちゃんねる的に煽られそうなレスを…
漏れは禿同ですが
>>842 ああ、デュトワは音響に対する感覚、結構良いものね。それだけが売りとも…
確かにボレロは彼向きかも知れん。聞いてみたくなった。
と、燃料投下してみる。
燃料投下されてるところ失礼なんだが、
俺の持ってるボレロはどこの演奏か教えてください。
1.演奏時間 約13:53
2.トロンボーンソロが7:36から始まる
845 :
名無しの笛の踊り:03/11/03 08:09 ID:/CBSv3DK
それはロリン・マゼール/フランス国立管だと言わせたいのか?
ていうかなんで自分が持っててわからないのぉ
デュトワモントリオールはライヴもオツでした。
ラヴェルは作品数が多くないから、
あまりお金をかけなくてもほとんどの曲をCDで揃えられる。
>>845 サンクス。
入ってたのが友達から借りたMDだったから・・・
早川雪舟
ハラキリ
カスカラって何
851 :
名無しの笛の踊り:03/11/03 21:36 ID:EGocv3xM
バレンボイム/シカゴ
は最低でした@東京文化会館
>>848&849
子供と魔法ですね。またわかりにくい振りを(w
し〜の〜わっ
フライタス・ブランコのラヴェル集 安くゲトしたので聴いてみました。
オケ(ポルトガル国立)は確かに一流ではないけれど、ブランコの指揮は
さすがでした。M.ロンの録音の時に、伴奏指揮のラヴェルの代役をした
だけの人と、ブランコの指揮の腕前を認識することができました。
855 :
名無しの笛の踊り:03/11/04 13:43 ID:HcDuObEl
フレイタス=ブランコのボレロが出ん・・・
856 :
名無しの笛の踊り:03/11/04 18:44 ID:LkSqIOf9
2日の東京文化会館でのボレロは途中で音がハズれて
しまい、気分は最悪チケット代高かったのにー!
「金返せー!」です・・・・。><
857 :
アニーユーザー:03/11/04 22:49 ID:a4+61NBE
>856
文化会館入り口に「チケット求む」の人たちがいた。譲ればよかったと
思ったり、、、。でも観れたから、文句も言えると今では少し冷静!?
それにしても、あの演奏はひどかった。海外オケも随分と聴いているが、
あのボレロは最低でした。
858 :
名無しの笛の踊り:03/11/05 09:49 ID:L74DEK0H
四ぃ〜の〜輪っ
パレー指揮デトロイト響のボレロは
ふつう聴こえない伴奏がくっきりしてて
とてもおもしろい
ボレロは秋田。
861 :
名無しの笛の踊り:03/11/08 18:29 ID:Eds2hqwP
商い
何度も聴くと秋留
しばらく寝かせてからまた聴く
5つのギリシャ民謡萌
865 :
名無しの笛の踊り:03/11/16 14:27 ID:S4D5vdnM
黒ラヴェル
866 :
ラヴェル初心者:03/11/16 23:52 ID:6SG4WFuR
名盤が人それぞれでどれがいいかよくわからなかったので,
フランソワとロジェの全集とデュトワ=モントリオールを
買ってみた。早く届かないかな。
868 :
名無しの笛の踊り:03/11/17 18:09 ID:oBwuAEO4
ピアノ協奏曲ト長調の室内楽版てある?
>>868 作ってみなされ。後世まで名前が残るよ(w
アポロ13号の帰還には感動した
俺はピアノ三重奏で協奏曲ト長調を再現してみせるぜ
二楽章だけならモラゲスも有るね。
875 :
名無しの笛の踊り:03/11/19 18:59 ID:Tj7lvuU+
最強のトッカータは誰の演奏だと思いますか?
877 :
名無しの笛の踊り:03/11/21 17:24 ID:Qvt0BgFd
夜の瓦斯真珠のオケ編曲版を中古屋でゲット。
マリウス・コンスタン編曲。なんか不思議な感じですた。
やっぱりこれはピアノ的な曲だよなあ。
それからいくつか質問がございます。
1、トルトゥリエのピアノ三重奏曲のオケ編曲版ってどんなんでしょうか?
2、プラッソンが指揮のローマ賞落選3作品(EMI)ってどんなんでしょうか?
最近「海原の小舟」のオケ盤を聴き、きらめくようなオーケストレーションに舌を巻きますた。
教えて君続きですが、
BISから出てるラヴェル編曲のシューマン謝肉祭の断片。
あれってどうなんですか?
どうしようかなあと思っているうちにあまり見かけなくなりました。
881 :
名無しの笛の踊り:03/11/22 10:51 ID:3QODGeqq
883 :
74:03/11/24 00:23 ID:VulGKLK9
>>879 1について・・・
>>85よろしければ見てやってつかァさい。
hpの使い方が洒落ててmy favorite。
2・・は拙者も気になってはいるが未聴だ。
あのジャケ、なんか購買意欲を削ぐんスよねえ。
884 :
名無しの笛の踊り:03/11/25 11:57 ID:xWWm2+Sb
ラヴェル好きな方々に質問です。
ラヴェルのピアノ曲を聴くならこの人!というピアニストを
教えて下さい。
>>884 大昔から定番とされてるのは
フランソワ、ペルルミュテール、ギーゼキング
の3種あたり。最近のものに関してはこのスレでも
いろいろ出てるから見てみるべし。
「昔から定番と言われてる」だけであって、必ずしも「いい」わけじゃないんだけどな。
887 :
名無しの笛の踊り:03/11/25 13:38 ID:PIq8+/Xu
884です。
レスありがとうございます。
とりあえず定番の3人聴いてみます。
>>886 BISのペルルミュテは漏れ的には最高なんだけどなあ…チッコリーニに
録音してほすぃ。ドビュッシー同様、幽玄な演奏になるのか聞きたい。
889 :
名無しの笛の踊り:03/11/25 20:29 ID:QeBa7bsk
ooo
>>883 1について。
最初っからこのスレ見てたはずなのに忘れてました。
激しくスマソ。今度中古屋あたりで見つけたら買おうかなあ。
ちなみにトルトゥリエのラヴェルってのはいい演奏なんすか?
2について。
やっぱ生贄として自分で買うしかないか…(w
う〜んやっぱりシューマンの謝肉祭のラヴェル編曲の断片まで
聴いた人ななかなかいないかあ…
>>888 ペルルミュテールはBISじゃないでしょ。
旧録がVOX、新録がNimbus。
Nimbusは最近倒産したという話があったが、とりあえず生産は再開したらしい。
弦楽四重奏のピアノ版てある?
>>890 思いっきり間違えた。Nimbus!!!サンクスコ。
>>890 Y.P.トルトゥリエはイイよ。
ラヴェル編のシューマソ美しすぅいです。
ちょっと「優雅で感傷的・・・」っぽいかも
>>880、
>>890 BIS盤は知らないけど、Koch Schwann盤なら持っている。>謝肉祭
シューマンの熱狂なリズムがもっとノーブルな響きに転化された感じかな。
グラズーノフ、リャードフ等の編曲よりはずっと素直に聞こえる。
>>885 その3人が定番というのは聞いたことがないけどなあ・・
フランソワやギーゼキングはドビュッシーは良いけどラヴェルはダメ
というのが定評だと思ってたけど。
ラヴェルなら、まずはやっぱりフェヴリエとカサドシュなんじゃないの?
逆だろ。フランソワはドビュッシーはイマイチだけどラヴェルはネ申。
わかってないなあ。
そりゃフェブリエもいいけどさ。
フランソワはフランソワの音楽であって、ラヴェルの音楽ではない。
ラヴェルの音楽弾いてるじゃんw
「私の音楽は解釈するには及ばない。
書かれたとおりに弾いてくれればそれでよろしい。」
コルトーの伝えるラヴェルの言葉である。
でも私はフランソワがいいと思う
900 :
名無しの笛の踊り:03/11/27 21:54 ID:u6rmD8b1
安川加寿子
>>899 と言いつつ、弟子や友人たちに自分の曲に対するイメージを散々吹聴していたのが
ラヴェルだったわけだが。ラヴェル生来の照れ性、へそ曲がりというバイアスを
かけないとねw
若きホロヴィッツがラヴェルをバリバリ弾いたら、小男が近寄ってきて
「あれでいい。ラヴェルは印象派じゃない」とか言われた、とか。
悪いが有名な話。秀和も書いてる。
悪評高いヒューイットのラヴェル買ってみた。3400円だったから。
Hyperionらしいのっぺり&低音量の録音。演奏自体は全然悪くない。
ペダルの残響が多くて細部が潰れ気味なのは気になる。アルゲリッチ
みたいなキレた演奏が好きな人は手を出さないほうがいいかも。
906 :
名無しの笛の踊り:03/12/02 00:39 ID:uV0DOWoF
ケフェレックやロルティのほうがよさげな気がするですよ
ラヴェルの管弦楽曲のセットものってありますか?
セットって全集のCDのこと?
いろいろあり杉
クリュイタンス、アバド、デュトワ、マルティノン、インバルなど、もっと有りそう。
ブーレーズあたりはバラ売りを全て集めれば全集になりそう?未確認だけど。
909 :
名無しの笛の踊り:03/12/03 12:07 ID:7zyVr30Y
ナクソスからピアノ伴奏の歌曲集が出るね。
EMIから安いのが出てるけどまた違ったので
聴けるのがうれしい。
>>909 マジかい。それは嬉しい。
ラヴェルの歌曲は素晴らしいのに聴いてる人がほとんどいないから、
これをきっかけに聴いてくれる人が増えることを願う。
911 :
907:03/12/03 14:45 ID:TR6bu5AT
>>908 さん
全集です、書き方悪くてすいません。
クリュイタンスあたりが定番ときくのですが、お薦めありますか?
クリュイタンス
:いわゆるパリ管再編前のオールドサウンド。古き良き「パリ音楽院管のラヴェル」としていまだにファンが多い。
ただ、年代の古さに加えEMIということで、録音はややイマイチ。
マルティノン
:パリ管再編後の録音。これもファンが多い。例によって録音はイマイチ。
アバド、デュトワ
:現代的オーケストラの機能美と響きを生かしたオーソドックスな演奏。録音はいい。
初めて聴く人にも勧めやすい。
インバル
:80年代のDENONレーベルで出したものをBrilliantが再販。デジタルだけど録音はあっさり気味。
とにかく安いので、ラヴェルのおもな作品を安価に揃えたい人ならいいかも。
ブーレーズ(ソニーレーベル)
:60〜70年代にアメリカのオケを振っていた「やんちゃ」な頃の録音。
いわゆる「印象派」としてのイメージに凝り固まったラヴェル像ではなく、
現代の音楽への橋渡し役としてのラヴェル像を打ち立てようとした演奏。録音はそれなり。
ブーレーズ(DG)
:90年代以降にDGレーベルでラヴェルを再録音している。
(全集ではなくまだバラ売りなので全部揃えるとやや高い)
指揮者として経験を蓄えたこともあって、
オケとの協調性をより前面に出した、良くも悪くも「大人になった」演奏。
録音はゴージャスで、いいことはいいのだが、好き嫌い分かれるかも。
私は個人的にはブーレーズの再録が好きだけど、反発する人もいそう。
全集じゃないけどモントゥーとかアンセルメとかロザンタールとかミンシュとか
クリヴィヌとかも曲によっては凄く良い演奏なんで考えてみてはどうかな。
>>908に挙がった中でもセットで販売されてるのはマルティノンとインバルくらいだし、
別にわざわざ同じ指揮者だけで揃える必要も無いかと。
手軽に揃えたいならマルティノンかインバルのボックスだね。
デュトワは明らかに、ラヴェルよりドビュッシーのほうに天才性を見せる。
ボレロ・・・アバド、ロンドン交響
スペイン狂詩曲・・・モントゥー、ロンドン交響
ラヴァルス・・・モントゥー、ロンドン交響
マ・メール・ロア・・・プレヴィン、ロンドン交響
ダフニスとクロエ・・・デュトワ、モントリオール
クープランの墓・・・オルフェウス室内
高雅にして感傷的なワルツ・・・ブーレーズ、クリーヴランド
ピアノ協奏曲ト長調・・・アバド、アルゲリッチ、ベルリンフィル
で聴けば間違いなし!!
>>916 漏れも納得いかない。ただ、アルヘリチの協奏曲は、安物のシステムコンポで
聞くと不思議とよく聞こえる。ゆえに、漏れもしばらくは素晴らしいと思って
いた。ところが、ちゃんとしたオーディオで聞くと、左手がガンガン鳴り響き
すぎ、フレーズも不自然であることがわかる。オーディオって結構音に影響
するんだね。
918 :
907:03/12/03 20:13 ID:bVsjreqj
みなさま、情報有り難うございます。
ですが、ピアノ協奏曲はツィメルマン/ブーレーズがいいと思うのですが…
録音がどうあれ、漏れはミケランジェリ以外で聴く気がしないなあ>ピアノ協奏曲
ミケ>フランソワ>>>ツィメ>ペルル>サンカン>コラール>セルメット>>>>>
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>下痢ッチ
俺が持ってる中では
>>918 いいね。同意。
ラヴェルのピアノ協奏曲はその曲構造のメカニズムが計算しつくされてるので
ピアニストだけじゃなくて指揮者&オケがしっかりしてないと魅力が激減。
その点で、このコンビはまさにうってつけ。
922 :
名無しの笛の踊り:03/12/04 03:28 ID:xhiWVptB
じゃあグラモフォンのブーレーズで全部集めろや
ツィ/ブのピアコン第一楽章遅すぎ
協奏曲はマルグリットロンもいいと思う。
926 :
名無しの笛の踊り:03/12/04 21:13 ID:xhiWVptB
速けりゃいいんだよ
朝なにげなくつけたテレビで見たチェリとミケのPコン
いっぺんに引き込まれてしまった。かっこええおっさんやなー
もういちど見たいよう
>>909 2004年1月発売予定
8.554176-77 2枚組
ラヴェル(1875-1937):<声楽とピアノのための歌曲集>
スペインの歌/フランスの歌/スコットランドの歌/イタリアの歌/ヘブラ
イの歌/紡ぎ車の歌/おもちゃのクリスマス/2つのヘブライの歌/クレマ
ン・マロの2つの風刺詩/5つのギリシア民謡/暗く果てない眠り/花のマ
ント/何と打ち沈んだ/ドゥルシネア姫に思いを寄せるドン・キホーテ/博
物誌/愛に死せる女王のためのバラード/トリパトス/3つの歌/ロンサー
ルここに眠る/大風は海から/聖女/草の上/夢/ヴォカリーズ−ハバネラ
形式のエチュード/マダガスカル先住民の歌(原語歌詞、英語対訳付き)
歌・演奏/インヴァ・ムーラ(ソプラノ)、ヴァレリー・ミヨ(ソプラノ)、
クレール・ブリュア(メゾ・ソプラノ)、ジェラール・テリュエル(バリト
ン)、ロラン・ナウリ(バリトン)、デーヴィッド・アブラモヴィッツ(ピ
アノ)、ヴィセンス・プラッツ(フルート)、クサヴィエ・ガニュペン
(チェロ)
「シェエラザード」を除くすべての歌曲を網羅。アラーニャ&ゲオルギュー
の「カルメン」でミカエラを歌ったムーラ、パリ音楽院出身のミヨとテリュ
エル、クリスティやヤーコプスなど古楽系と共演も多いブリュア、日本でも
名前が知られるナウリなど、複数の歌手がそれぞれに適した作品を歌ってい
るのが、大きな特徴でしょう。
929 :
名無しの笛の踊り:03/12/04 23:56 ID:DPVHoneR
民謡集の中の「フランドルの歌」、「ロシアの歌」って録音はないのかな?
931 :
名無しの笛の踊り:03/12/05 05:56 ID:K0nkn3ct
>>929 あれは一旦書かれた後破棄されたような。
932 :
名無しの笛の踊り:03/12/10 03:55 ID:KT9UusuY
"Daphnis et Chloe"の名盤といえば、どれなのですか?
私はカラヤン/ベルリンフィルの第2番しか聴いたことがありません。
カラヤンの演奏はログでも見ませんが、評価されていないのでしょうか?
933 :
名無しの笛の踊り:03/12/10 06:51 ID:MrXRdWZL
カラヤンのドビュッシー、ラヴェルは「ペレアス」以外はちょっと過小評価だと
思います。確かにリズムとかドイツ風ですが、ドビュッシーはワグナーを意識し
ていた訳だし、ああいうのがあっても悪くない。
全曲の名演はあまたあって、豪快奔放なミュンシュ、優雅なクリュイタンス、
風格のモントゥなど旧世代の巨匠達の演奏など如何でしょう。
巷に評価の高い新しい吹き込みはブーレーズですが、あんまり香りがないのが
私などには物足らない。
私は大好き。 >ブーレーズのダフニス
モントゥー、ブーレーズ新旧、ロザンタール、デュトワ
ダフクロはこれで十分
まさに舞台を彷彿とさせるアンセルメ
そうそう、アンセルメも
忘れてた
938 :
932:03/12/10 22:22 ID:Gd1Sm5+g
やはり基本はフランス系の指揮者/楽団ってことになるわけですね。
とりあえずオススメのもので手近に購入できるものから聴いてみます。
ありがとうございました。
>>938 あんまりそう、フランスか非フランスかどうかにこだわるというのもどうかと思うけどね。
そもそも「フランスオケでなければ出せない香り」とか「これぞフランスのエスプリ」とか
そういった言説って、多分にレコード会社が客を煽るために書いた宣伝文句を
そのまま鵜呑みにして喧伝・流布されていったということが多いし。
実際聞いて自分がイイ!(・∀・)と思えばそれが一番いい演奏だよ。
ところがフランス系以外の演奏はぐっと少なくなるし、
ラテン系以外ともなると数えるほど。
結局ローカルな作曲家、ってことなのかしらん?
>>940 んなことないだろ。アバド/LSO、小澤/BSOもあるし。
世の中の廉価盤で非フランス系ラヴェルはボレロを中心にいくらでもあるわいな。
942 :
CPK:03/12/10 23:39 ID:mFvm9/dc
ボレロ・・・シノーポリ&フィルハーモニア
スペイン狂詩曲・・・ライナー&シカゴ
ラ・ヴァルス・・・ラトル&バーミンガム
マ・メール・ロア(組曲)・・・ジュリーニ&コンセルトヘボウ
ダフニスとクロエ・・・ブーレーズ&ベルリンorシャイー&コンセルトヘボウ
クープランの墓・・・デュトワ&モントリオール
亡き王女のためのパヴァーヌ・・・マリナー&アカデミー(ヘンスラー)
あたりがファーストチョイス、かな? ほかにもイイのはいっぱいあるけど。
うーん、だからまあまるで無いワケではないけどさ。
何だか話題にもならない、って感じじゃない?
では、「ラテン系以外の指揮者による」ラヴェルの話でも、となると、
カラヤン、小澤以外に、えーと誰だっけ?
中には良いのもあるんだろうけどなあ・・・
944 :
名無しの笛の踊り:03/12/10 23:46 ID:Ob4c1FZj
>>939 概ね同意。
でもクリュイタンスだけは別格。
チェリビダッケとか俺は好きなんだけど。分かれるかも。
フランス系オケの演奏を好むヤシはやはり楽器の音色なんだろな。
バソン(ファゴット)とかヴィブラートの掛かったホルンとか。
ちなみにスイスロマンドのホルンや金管はフレンチ系ではないが
947 :
名無しの笛の踊り:03/12/11 18:14 ID:LghFuDRz
ヴィブラートの掛かったホルンなんて今時少ないでしょ、フランスでも。
そういうわけでクリュイタンスの東京ライブが一番にケッテーイ
ラヴェル
恋人に振られて落ち込んでいたときに、とある女性の携帯が鳴っている着メロを
聴きました。どうやらメランコリックな良い曲。
で、その曲の名を聴いたところ、ラヴェルの弦楽四重奏曲だった。ラヴェル
はピアノ曲ばかり聴いていたので、弦楽方面も良い曲あるんだなーと思わず
感心。同時に自分がラヴェルの魅力を味わいきれていないことを実感。
明日、このスレで評判のいいケラーSQ買ってきまつ。安いのは嬉しいね。
951 :
名無しの笛の踊り:03/12/13 01:30 ID:dX8Nr5JY
またピアノ曲の話に戻ってスマンが、
ワシ的にはビバ!ペルであるが、モラヴェッツも聴いてみて欲しい。
確かソナチネしか録音されていないと思うが、何たる音の美しさ、無駄のない
音楽作り、もっと注目されてよいピアニストではなかろーか。
だれか聴いた方いませんかあ?
952 :
名無しの笛の踊り:03/12/13 01:46 ID:Nqr40+jA
すでにあちこちのスレで書いたような気がするが、
漏れはラヴェルのオーケストラ曲をロンドン交響楽団で聴くのが一番好きだ。
モントゥー、プレヴィン、アバド、ティルソン・トーマス、みなそれぞれに良し。
まだケント・ナガノを聴いてなかった。
確かにモラヴェッツの音の透明感は尋常じゃない罠
でも音楽の作り方は、無駄が無いのかもしれないが、焦点が曖昧で
平板な感じに聞こえちゃうのが弱いかも。
却って、こってり弾かれることの多いショパンなどの方が、モラヴェッツ
特有の植物的というかローカロリーなさっぱり感が新鮮で気持ちいい。
954 :
名無しの笛の踊り:03/12/13 02:57 ID:qq0ZRxJw
ミュラロの全集の感想が全く出ませんねえ・・・・
>>947 1950年代のORTFもノンヴィブラート(クリュイタンスのモノ時代の録音
聴いてみたら分かるかも)
ただしORTFも1960年代になるとヴィブラートがかかったcorが出てくる
1967年のホーレンシュタインのマラ9とか1969年のヨッフムのブル5
なんてドイツ系のオケで聴き慣れた人には違和感あるかも。
同じヴィブラートがかかっていてもロシアやチェコのホルンの音色は
フランスのそれとは異質。
956 :
名無しの笛の踊り:03/12/13 23:47 ID:XFRvRXSi
プレヴィンのラヴェルって優しい感じがしてすんげー好き。
957 :
名無しの笛の踊り:03/12/15 01:59 ID:p3NjIU69
タローの感想が全く出ませんねえ・・・・
ミュラロの感想が全く出ませんねえ・・・・
バヴーゼの感想が全く出ませんねえ・・・・
みんな新録買わないですねえ・・・・
958 :
名無しの笛の踊り:03/12/15 02:03 ID:N+Skslx6
自分が書けばどうよ。
959 :
名無しの笛の踊り:03/12/15 02:40 ID:p3NjIU69
カネが無いんですよ
ガイシュツの話題なら申し訳ないのですが、みなさまはラヴェルの曲を弾かれたりなさいますか?
何の楽器でも結構なのですが。
もしお弾きになった方がいらっしゃるのなら、どの曲が比較的容易だと感じられましたか?
音とるだけならパヴァーヌとか古風なメヌエットとか簡単ですけどね。
特に水の戯れって恐ろしく難しそうなのですが、どうなんでしょうか?
961 :
名無しの笛の踊り:03/12/18 02:15 ID:lSEVlteE
プレヴィン指揮ロンドン響のラヴェルがあるみたいだけど、レーベルやCD番号が分かりません。
分かる方いたら、どなたか教えて下さいー。ぜひ聴いてきたいのです。
962 :
名無しの笛の踊り:03/12/18 02:32 ID:4GXNMARk
>>961 EMIでボレロ、「ダフニスとクロエ」第2組曲、亡き王女のためのパヴァーヌ、
あと確か「子供と魔法」(旧録)
Deutsche Grammophonで「スペインの時」「子供と魔法」(新録)
最新のCD番号は知らんので、レーベルだけ書いておく。
963 :
名無しの笛の踊り:03/12/18 21:06 ID:4GXNMARk
プレヴィンはPhilipsでは
ピッツバーグ交響楽団と「マ・メール・ロワ」全曲版
ロサンジェルス・フィルと「ダフニスとクロエ」第2組曲
ウィーン・フィルと「ラ・ヴァルス」(「展覧会の絵」も)
を録音している。
>>962 DG盤、「スペイン」は「スペイン狂詩曲」、「子供」は「マ・メール・
ロワ」が併録ですね。(後者しか持ってないが。)
とてもいい。「いま聴いている音楽」スレで、LSOのラヴェルが好きだ
と書いていた人がいたけど、同感。いい「ラヴェルオケ」だと思う。
アバドのもいい。
965 :
名無しの笛の踊り:03/12/18 22:50 ID:4GXNMARk
コリン・デイヴィスとロンドン交響楽団のラヴェル。他にはなかったか?
歌曲集「シェエラザード」(&ベルリオーズ「夏の夜」)Philips
ジェシー・ノーマン(ソプラノ)
ロンドン響といえば、ブーレーズとツィマーマンが左手のための協奏曲を録音してた。
>>966 さん
「高雅にして感傷的なワルツ」がカップリングされている盤ですよね。
協奏曲は非常な秀演だと思いますが、こちらの曲はどうも…
なんだかデモーニッシュな側面ばかりが強調されているようで、聴いていて眩暈がします。
ラヴェルにおいてデモーニッシュさは不可欠な要素。