高本か?
ネトヲチでやれ、馬鹿。
4 :
名無しの笛の踊り:03/01/24 17:07 ID:crSJfT+Y
3ゲットー。
あ、はずしたみたいなので、マキ 0489―52―6685.
つーか、いままで知らなかったのか?
クラ板じゃひそかに有名だったんだけどね。
それを今ごろ何騒いでるんだか。
ゲイは身をたすく
と言うからね。
クラシックはゲイ術だし。
クラ板のどのスレより、まとも。
見たよ。クラ板よりも全然マシなこと書いてる。
俺もクラ板やめて、あっちに行こうかな。
でもゲイじゃないしぃ。
クラシックにはゲイが多いの有名だけどね。
バンスタとかさー、いっっぱいいるよな。
タカモト、オレハオマエガスキダ!!
オマエハイイヤシダ。
オトコガオトコニホレルトハ、コノコトダ!
タカモト、オマエガスキダゾッ!!
スキナンダアアアアア!!!
>>9 そうなんだよね。
仲間に入れて欲しいんだけど、書き込むのも悪いような。
でも時々ROMってる。
常連でマターリやってる感じだね。まとめてROMすると楽しい。
言葉づかいがね、ちょっと独特で。
ただ今のクラ板平均スレよりかなりましな感じ。
ゾフィー、マルシャリンといったコテハンがあるよ。
雅でいいねー。さすがゲイ!と妙なところで感心。
移住しる!
あそこ、オペラスレも盛んだね。
ゲイを侮ってはいけないよな。むしろ我々よりも感性が鋭い。
>16
オペラスレもあったんだ…
スゴイネ
30 :ゾフィー ◆Sophie/q4w :02/11/17 22:15 ID:d7lXuta/
>>29 マルシャリン様、私もこのところオペラのDVDをゲトーしたばかりでオペラばかり
聴いていますわ。AA(・∀・)イイ!!ですわ。
とかいう感じのマターリした良スレ。
この板のほとんどのスレよりずっとマシ。
語られてる内容はいいし、雰囲気も優雅
いいなあ・・・
>この板のほとんどのスレよりずっとマシ。
( ´Д⊂ヽ
俺はストレートだが、ときどきモーホーのふりして
書き込んでいるぞ。こっちはスレタイ見るだけで萎えるしな。
ゲイは芸術のゲイでもあるわけだ。
壁にクラシックのスレでも立てますか?
26 :
プソン:03/01/29 01:12 ID:???
こんばんはです たまたまこのスレを見つけました
>>11 どうぞどうぞ
タイトルは「ゲイが語る」ですけど
たとえばゾフィーさんはストレートの女性ですし
>>26 お誘いいただきまして恐縮です。
名無しの笛の踊り一同
おじゃまします?
どうぞ。ご遠慮ウなく。
あそこはレベル高いじゃん。
ストレートのクラヲタどもよ、まけるな!
ガンガレ!!
そして誰もいなくなった・・・・・
だったらムッシュ・ポワロにでも探してもらうか。
クラヲタはバイタリティに欠けてるからなあ
スマソ
国国春在国国
ゲイにまけるな!
負けてはないと思うけど
向こうの方がなんかマターリしてるね。
こっちはギスギスしてるから…
ゲイの人はやさしいらしいから・・・
マイノリティだからか。クラシックもだけどな。
↑シネ!
uzaine
>>42は、武蔵野の真実を伝えたいために
心からの親切で書いているんだと思う。
だが、みんなのレスときたら、
↑シネ!とか
uzaine だろ。
この武蔵野の真実を伝えたい人は悲しんでいると思うよ。
あたたかい言葉で、
>>42を迎えてあげようよ、みんな!!!
武蔵野音大は、図書館と楽器博物館は素晴らしいんだけどな・・・
逆に男子寮はあまりにもみすぼらしかった…
男子寮・・・あやしい
ドキドキ…
気になる・・・・
誰か俺を犯してくれ。俺のけつに肉棒を。。。
画像をうpしてください。
デブでそ。
55 :
51:03/02/22 01:25 ID:???
俺は小太りだけど毛は薄いぞ。
頼むからバックで犯してくれ。
ぐちゃぐちゃにして。
ヤダ
58 :
51:03/02/25 02:44 ID:???
はい、そうです。ホモ歴12年の28歳です。
後ろからバックで犯してくれますか?
バッハとエッチしたいな・・・(*´Д`)アハーン
>>60 煽りとしてはいまいちね。
仲間に入りたいなら素直にそう言いなさいよ。ふふっ。
はーい。仲間にいれてください。ついでに僕のおしりにも
いれてください。いやーん。
( ゚д゚)ポカーン
中身は純粋じゃん
この板にもあまりない良スレ
ぼくのおしりにもー!!早くー!!もうたまんないわ。
日本のホモ人口ってどのくらいなのかな?アメリカって2割ぐらいって
きいたことあるけど。
しらん。
ホモ板で訊いてこい。
クラ板にはホモが多いのはなんでだろう〜〜〜。
もともとゲ−ジツカは脳梁の大きい女性型脳を持った人間が多いから
脳梁は感情をつかさどる部分だからここが大きいと情感豊かな人間が育つのだ
一般的な男性は脳梁は細くて感情の較差もあまり大きくないけどね
向こうのスレって実にマターリとアカデミックな話題にあふれてるね。
クラオタ<<<<ホモって関係。
オナニーする人をオナニストというが
フェラをする人はなんていうのか?
>73
「フェリスト」と言ってはどうでしょう?
ホモというより、ただのオカマって感じですね。
その場合、異性愛にはならないんでしょうかね?
76 :
名無しの笛の踊り:03/03/02 19:09 ID:1mszR3lk
>>59 > バッハとエッチしたいな・・・(*´Д`)アハーン
>
エッチェンバッハ
77 :
エスクラルモンド:03/03/02 23:50 ID:Z0f5CkpO
カマ板オペラスレより参りました.エスクラルモンドです.
カマ板ではノンケの方々(カマではない方)も大歓迎です.多数のノンケの方々が男女問わず
カマ板オペラ,クラスレにご参加です.
皆様どうぞオペラスレ,クラスレにお越しになってお好きな作曲家,オペラについて語って
くださいまし.
ちなみにあたくしのコテハン,トリップともにマスネーのオペラからとっております.
筋金入りのカマです.
ありがとうございました.
なんだか不思議な居心地の悪さを感じさせる文章ですね。
なんかちょっと違うような。
あの板はカマ板っていうんだ。
礼儀正しいな。
クラ板にも来てほしいっす!
とっくに来てるわよ〜
さすがにオネエ言葉では書き込まないけれどw
それと「カマ板」の呼称だけど、
エスクラ姐さんは強い人だから
自らああ言えるんだと思うけど、
普通は「同板」って略すことが多いんじゃないかしら。
「ホモ」とか「オカマ」とかって、
本人がそう自称する分には何の問題もないけれど、
ノンケの人からあからさまに言われたりすると
結構ヘコむものなのよ。
まあ、人にもよるんでしょうけどね。
繊細だって話は本当だったのか。
85 :
?:03/03/09 23:30 ID:???
age
ホモ!オカマ!
(´・ω・`)ショボーン
あ、へこんでる!ホントだ。
ホモ!!オカマ!!
ヽ(`Д´)ノ モウコネエヨ!!
( ) ウワァァン!!
/ ヽ
レズ>ホモ
レズ>>>>>>>>>>>ホモ
完
再 開
ゲイの人いないじゃん。
ゲイとホモとオカマってどう違うんだ?
三連休だってのに何にも予定がなくて鬱だわ。
暇に飽かせて
>>96にマジレスしてみようと思うの。
長文になるから覚悟しなさいっ!
英語圏での話はよく分からないから、あくまで日本での話、
それも30過ぎの一ゲイの個人的意見として聞いてほしいわ。
「ホモ」も「ゲイ」も、通常、男の同性愛者を指すと考えていいわ。
両者の相違点は、主に「侮蔑感のある・なし」にあると思うの。
>>83にあるように、「ホモ」は蔑称であると感じる当事者は多いわね。
ただ、これはアタシも最近知ったのだけど、
もっと上の世代の同性愛者だと逆の印象を持っていて、
「ホモ」と呼ばれた方がまだマシ、なんて人もいるから面倒ね。
ところで「ホモ」はもともと「ホモセクシュアル」の略ではあるんだけど、
日常会話において(上記のような侮蔑感を伴って)略称の方が
はるかに頻繁に用いられている現状においては、
必ずしも「ホモ=ホモセクシュアル」ではないように思うの。
敢えて「ホモセクシュアル」という言いまわしが用いられた場合、
そこには侮蔑的意味合いをほとんど感じないし、
さらにややこしくなるんだけど、語源的には男女の別がないこともあって、
男の同性愛者だけでなく、女の同性愛者をも含んだ
総称的な意味合いも強まっているように感じるわ。
つまり「ホモセクシュアル=ゲイ+レズビアン」ってことね。
ところが、アメリカではgayが同性愛者の総称、homosexualは
(主に)男の同性愛者、ということらしいから、これを受けて、
日本語としても「ゲイ=ホモ(セクシュアル)+レズビアン」であると
理解している人も多いのよ。
このあたりの混乱ぶりについては、同性愛板内のスレでも
時々論議を呼んでいたりするわ。
見解を統一させるのは難しいのが現状のようね。
今度は「オカマ」の話ね。
これも突っ込んで話そうと思えば色々難しいけれど、
簡単には、「行動・言動が女っぽい男」を指す、でいいかしら。
本人が同性愛者であるか否かを問わず、使われるわよね。
(例えば藤井隆を「オカマキャラ」と呼ぶように。)
世間では、「男の同性愛者=オカマ」
って認識してる人も沢山いるようだけど、そうじゃないのよ。
全てのゲイがなよなよしてオネエ言葉をしゃべってる訳じゃないわ。
まあ、特に心理面を詳細に検討してみれば、ゲイの多くには
女性的とされる要素が色々見られるのでしょうけど、
むしろ男っぽく振る舞った方がモテるという実態(幻想?)も手伝って、
表面上は全く変哲のない男、といったゲイは大勢いるわ。
「オカマ」と呼ばれることを気にしないゲイの特徴は、
もちろん何と言っても「開き直り」よね。
おすぎとピーコがまさに典型だわ。
あそこまで徹底してくれると、「オカマ」は
もはや「第三の性」といった様相を呈してくるわね。
開き直るなんて論外の、日常生活で鬱屈していることの多いゲイは、
だからこそ、心安いゲイバーとかネット上で、ここぞとばかりに
オネエ言葉ぶっこきまくりでギャーギャーしゃべってるのよ。
そこを捉えて「オカマ」と言い放つのは、それはそれで
誤りとも言えないかもしれないけれど、このカキコをしているのが
実は昨日会社でアナタの隣りに座っていた冴えない同僚である、
って可能性を忘れないでほしいわぁ。
・・・最後は思わずホラーになっちゃったわねw
ホラーなんて、そんな(w
面白かったよ。
100 :
名無しの笛の踊り:03/03/21 23:44 ID:6/u3oAE+
100!
>>97-98 感動しますた。ありがとう。
Queenyって使いますか?
103 :
97:03/03/24 22:08 ID:???
レスくれた人、ありがとね。書いた甲斐があったわ。
「同性愛者のことは生理的に受けつけない」
って人がいるのは分かるし、仕方のないことだとも思うけど、
同性愛というのは本人の自由意思ではどうすることもできない
問題なのだ、ってことだけでも理解が広まって欲しいわね。
>>101 queeny、アタシは使ったことはもちろん、
聞いた・読んだことすらないわ。
いま辞書引いて調べちゃったわよw
ゲイの間でもそれほど認知されていないんじゃないかしら。
↑くどいようだけど個人的意見よ。
ゲイ・カルチャーに興味ある人にとっては
もしかするとお馴染みの言葉なのかもね。
良スレage
オカマちゃんщ(゚Д゚щ)カモーン
106 :
プソン:03/03/27 05:58 ID:???
今のスレが1000に達したので新スレに移行されます
最後の方ちょっとごたごたしましたが
毎朝きちんと上げてくれてる人がいて
「早起きして近所を掃除してくれる町内のおばあちゃん」みたいな存在なのですが
その人に1000を取ってもらおうという目論見は案の定うまくいきませんでした
それにしてもいったい誰なんだろう…
なんだか、こうやって保守されているのを知ってしまうと、
何か書かなくちゃ逝けないような気がしてくるわw
んー、つまらないかもしれないけど、アタシの好きな曲
リヒャルト・シュトラウスの《サロメ》についてでも語っちゃおうかしら。
あ、でもアタシはただのシロートよ。私的な印象しか書けないわ。
アタシがこの曲を知ったのは、とあるノンケ(異性愛者のことね)の男に
ベタ惚れしてる真っ最中のことだったわ。
ストラータスが主演した、スタジオセットの映像のヤツで観たのね。
もうね、共感しきりで泣かんばかりだったわよ。
もちろん音楽、演出、いろんな面を総合して良かったわけだけど、
特に「これよ、これっ!」と強烈に惹かれたのは、
サロメがヨカナーンに言い寄る場面と、最後のモノローグ。
言い寄るシーン。
「あなたの白い体に触れさせて」と迫るものの拒否され、
次に「じゃあ、その黒髪を触らせてよ」で、当然これも拒否、
最後には「その真っ赤な唇にキスさせて」と来たもんだ。
これにはねぇ、ヤラれたわよ。
現実のアタシがそのノンケに対して感じている邪な欲望を
これでもかと見せ付けてくれてるんだから。
「サロメ、良くぞ言った!」どころか、もうアタシとサロメは一心同体w
「くうううっ、キスしたいのよっ!キスくらいいいじゃないのよっ!」
さらに面白いのは、体、髪に触れるのを拒否された直後には、
それぞれ「アンタの体(髪)なんか大っ嫌い!」と痛罵しておきながら、
これまた速攻で「ああ、でもあなたの髪(唇)こそわたしは好きなのよ」
などと掌を返してにじり寄っていくところ。
プライドの高さと欲望との葛藤が、これまた現実のアタシそのものの姿で、
思わず唸っちゃうわけよ。
最後のモノローグについては、アタシも結局はノンケの彼を
我が物にするなんてことは不可能なことなわけで、
そういう意味でも自分の恨み言のごとくに共感しちゃうのね。
この中で、あの「言い寄るシーン」が短く回想されて、
続いて「あなたを見るたびにわたしには音楽が聞こえてきた」なんて
歌われてしまうと、もう完全にノックアウト。
アタシの脳裏にも彼の姿や声がありありと浮かんできて、
今自分の耳に聞こえているシュトラウスの音楽と渾然一体となって
ものすごい甘美の世界へとトリップしちゃうわけ。
さらに、「ヨカナーンの心が常に神の方だけを向いていた」ことに対する
サロメの憤懣は、「彼の心が常に女のほうを向いている」ことに対する
アタシの憤懣でもあるわけで、嫌になっちゃうくらい痛いのよね。
アタシの欲望も、決して満たされることはない。
で最後なんだかんだでサロメは殺されるわけだけど、これはこれで、
「ああ、この世の中ではゲイはやっぱり生きていられないのね」
などという訳の分からないDQN解釈の自己憐憫に浸っちゃったりしてw
納得して?聴き終えちゃうのね。
わざわざこんなに私的なゲイの視点を持ち出すまでもなく、
《サロメ》が多くの人に好まれている傑作の一つであるのは明らかよね。
でも、まあ、こういう風に聴いてる人もいるのよ、という一症例wとして
ダラダラ書いてみました。退屈に感じた人、ゴメンなさいね。
ワイルドの戯曲に関しては、おっしゃるような「同性愛の隠喩」(サロメ=
ホモセクシュアルの少年。ヨカナーン=ヘテロの男性)という解釈は、
一般的にも認められているように思います。
というか、「獄中記」で延々グダグダ訴えている繰言なんか読んでると、
もう他の解釈はありえないという感じでしょうか。(w
ケン・ラッセルの映画でも「7つのヴェールの踊り」のシーンで、サロメが
少年になっていましたね(日本での劇場公開ではボカシがかかってましたが)。
シュトラウスのオペラをどう解釈するかは、また別かもしれませんが、オペラ
の台本が原作の英語訳を一部カットしただけで、後は忠実にドイツ語訳したもの
であることを考えると、オペラにも同様の解釈を施すのは十分に妥当であるよう
に思えます。(なおワイルドの戯曲は英語訳の方が実はオリジナルという説も
あり)
>>109 あら、即レス(というほどでもない?)にビックリだわ。
肯定的に捉えてもらえてホッとしたわw
原作者のワイルドがずぶずぶの同性愛者だったことは
さすがに知っていたけど、戯曲『サロメ』に関して
そういう解釈が一般に認められているとは知らなかったわ。
「さすがワイルド、オキャマ心を心得てるわね〜」くらいで
あっさりスルーしちゃっていたわ(恥
アタシはカウンター・テナーの類には全く興味ないんだけど、
どうなのかしら、サロメはいかになんでも歌えないかしら。
音域は確かhighHまでだったと思うけど。
将来、誰かプッツンした人々が集まって、その手の
上演をしてみても面白そうね。
演劇の方では前例があったりしないのかしら。
ケン・ラッセルのサロメ、ずいぶん前に深夜TVで観た
覚えがあるけど、少年にすり替わっていただなんて
全然気付かなかったわ。あの場面で流れていた「山の魔王の
宮殿にて」のアホらしさに気を取られていたせいかしらねw
あれ、本当は「七つのヴェールの踊り」を使いたかったけれど、
映画の内容のあまりの退廃ぶりに遺族が許可を出さなくて
仕方なくグリーグでごまかした、っていう説をどこかで
見かけたことがあるわ。真偽はともかく、笑える話よね。
ケン・ラッセルは映画監督になる前のBBCのディレクター時代に、
R・シュトラウスの伝記も作っていて、それがやけにスキャンダラス
な内容で遺族の逆鱗に触れたという話です。それで「サロメ」の
音楽の使用許可が出なかったと公開当時のプログラム(か、もしくは
映画雑誌)に書いてありました。
音域の問題よりも、シュトラウスのぶ厚いオーケストラを乗り越えて
響くドラマティックな声と強靭な喉を持ったカウンターテナーなどと
いうものが存在するのかというのが、問題になりそう・・・
ブライアン・アサワも以前TV番組で、カウンター・テナーの喉は非常
に繊細で、無理が出来ないみたいなことを言ってましたね。
ヴィジュアル的には文句無くブライアンですけどね(>ゲイ版サロメ)。
シュトラウスは後に自分の分厚いオーケストレイションを後悔してるね・・・
歌手の声が聞こえないって・・・
良スレでつね
すばあしいっす、ココ!
うp!
保守してくれてる人がいるのはうれしいんだけど(ひょっとして
同じ人なのかしら)、正直、このスレをどう活用したものか
よく分からないでいるのよ。何かいいアイディアはないかしらね。
117 :
DITA:03/04/02 03:53 ID:O3WuexA8
>>116
初めて読んだとき、すごく共感しました。ここはいい場所ですね。
私も過去にオーケストラで活動しておりましたが、こんなに感受性の
高い方は周りにいませんでした。貴方のような方と共演してみたかった
です。音楽への想いについても語りながら演奏したかった。
116さんの話しが凄く面白いからこのままマターリ続けませんか?
色んな話しを聞きたいよー
>>117 きゃぁ、いや〜ん、これって愛の告白かしら♥
DITAさん、今からでも遅くないわよ、ベッドの上で愛の二重(ry
・・・いけないいけない、久しぶりの甘い響きに我を失っていたわw
「感受性の高い」だなんて、買い被りよ。他分野の芸術には疎いし、
音楽でさえ守備範囲が狭いし、その音楽も「アタシ、心じゃなくて
アタマで聴いちゃってるわ」とか反省することしきりだし。
「対象に対して心を素直に解放する」みたいなことが苦手なのよね。
・・・そう言えば、恋愛沙汰もそれで行き詰まることが多いわ・・・鬱
・・・・・・
ああ、何だかいきなり沈んできたわ。
今夜はこれからバーンスタインの《悲愴》でも聴いて
とことんまで落ちて行くことにするわ。
・・・あらあら、これで送信しようと思って
念のためリロードしてみたら、
>>118さんが・・・
いや、確かにアタシいろいろカキコし出しちゃったけど、
実際のところそんな面白い人間なんかじゃないのよ。
できればブッ飛んだ姐さん方に登場してもらって
場を賑やかして欲しいと思ってるのよ。
とりあえず今夜は《悲愴》タイムということで、失礼するわね。
本物のホモ・フォビアの人は、この手のスレは見るのも嫌でしょうから、
ここに出入りしている人は、同性愛に関して一定以上の理解がある人だと
思って、かまわないんじゃないかとは思います。しかしそれでもなお、
「ブッ飛んだ姐さん方」が、いきなりスレッドの雰囲気と遊離した
派手派手な発言を飛ばしてしまったのでは、どうでしょうね。私なら
ちょっと引くかな。
116さんの発言は「普通の(ゲイの)人」の発言だからこそ、新鮮だし、
かつ支持を得てるんじゃないかと思えるんだけれど。どうだろ?
121 :
DITA:03/04/04 05:48 ID:uXoi+rc1
≫119
バーンスタインではありませんが、≪悲愴≫は私もよく聴きます。
119さんもきっと奥深い≪悲愴≫の世界に入り込まれていることで
しょう。
今夜私はマーラーの良きライバル、R.シュトラウスの≪死と浄
化≫(一般的には≪死と変容≫でしょうか)を聴いております。こ
れは1982年にレコーディングされたカラヤンのものです。
死のハ短調から、浄化のハ長調に向かうこの曲は、まさに「暗黒か
ら光明へ」というロマン主義的パターンによって構成されているので
すが、最近疲れることが多い為か、何らかの精神的救いを求め、よく
好んでこの曲を聴いております。
119さんもなにかとお疲れでいらっしゃる様子。この先もよい曲はよき
友人として接し、彼らと共に生き、時には頼り、時には耳を傾けるとい
った素敵なお付き合いをしてください。
少々でしゃばり過ぎたでしょうか?お気を悪くされたとしたら申し訳あ
りません。
>>120さん
>どうでしょうね。私ならちょっと引くかな。
なるほど。そういうものかもしれないわね。で実際、カキコしてくれる
ブッ飛んだ姐さん方も現れないようなので、ま、流れに任せましょ。
それにしても「>普通の(ゲイの)人」ってのも微妙ねw
アタシ自身は「普通」かどうか、自信ないわ〜。でも、文面から
何を感じるかは読み手の自由ではあるし、アタシも「普通とは何か」
とかいう面倒な議論は苦手だし、これ以上追及しないことにするわw
>>121 DITAさん
全然気を悪くなんかしてないわ〜。おっしゃること、もっともだと思うわ。
「音楽と共に生きる」って素敵なことよね。
音楽のおかげで自分の生がどれだけ豊かになっていることか。
作曲家はもちろん、それをアタシの耳に届けてくれる
演奏家の皆さんにも、感謝、よね。(なあんて言いつつ、
「つまんねー曲だな」とか「何を考えて弾いとるんじゃ、このヴォケどもがっ!」
などという罵詈雑言も日常茶飯事だわw)
話は変わるけど・・・
「同性愛者であること」という事実が当人に及ぼす影響って、
どれくらいの広さ・深さに亘るものなのかしらね。
異性愛者との違いは、単純に言ってしまえば「性指向」だけよね。
これって、人間の諸相に照らし合わせて考えてみれば
ごくごく一部分の違いに過ぎない気がするけど、現実にはそこを起点に
かなりの波及効果をもたらす問題として認識されているわよね。
(だからこそ?このスレも立ったわけだし、アタシも釣られて
カキコしちゃったりしてるんじゃないかしら。)
って、何が言いたいのかといえば、音楽という分野における
同性愛者の創作・演奏・聴取などに、当人が同性愛者であるという事実・
そこから派生する諸問題などがどう影響しているのか(あるいは
影響していないのか)、ってことなのよ。
・・・アタシはタイピングも遅いし、書いている最中にもあれこれ
考えが飛び火しちゃったりしてるのね。で、今、上に書いたことを
全否定するような、思っちゃったことがあるんだけど・・・
「同性愛者だから○○である」っていうのは、不毛(または無謀)な
問題設定かもしれないわね。こと対音楽に関してでも、
そもそも同性愛者うんぬん以前に、一人一人異なった接し方・
感じ方があるわけだし、そこに変な一般化の枠を嵌め込もうとするのは
愚かな行為でしかないのかもしれないわ。
あああ、アタシ自身、何だか何だか訳が分からなくなっちゃったわ。
これから何か軽い曲でも聴いてみることにするわ。
>音楽という分野における
>同性愛者の創作・演奏・聴取などに、当人が同性愛者であるという事実・
>そこから派生する諸問題などがどう影響しているのか(あるいは
>影響していないのか)、ってことなのよ。
私は「影響はある」と思います。それもきわめて大きく。
現代は一般化を嫌う時代で、「同性愛者だからどう」とか「男だから〜」
「女だから〜〜」いう言い方は、激しく攻撃される傾向にあるようです。
個人主義が良しとされる時代であることや、フェミニズムなどの影響も
あるのでしょう。実際「ホモは繊細だ」とか「同性愛者は芸術的才能がある」
だとかいう類の一般化はばかげてると、私も思います。
しかし、性指向が芸術作品の「創作・演奏・聴取」などに、なんらかの影響
を及ぼすのかという問題は、それとは全く違った問題です。芸術作品が人間の
精神の所産であり、愛と性とが私たちが生きるうえでもっとも重要なテーマ
の一つであることを考えれば、及ぼさないと考える方が無理があると思います。
125 :
124:03/04/06 01:18 ID:???
(続き)
たとえばマーラーの「大地の歌」を考えて見ましょう。ご承知のように
この曲には交響曲として捉えるのか、歌曲集として捉えるのかという問題
が横たわっています。(たとえばマゼールは後者だと言い切っています。)
これは故・三浦淳史さんが書かれていたのですが、ソング・サイクルとして
捉えた場合、奇数楽章と偶数楽章で相聞歌になっているというのですね。
「大地の歌」を相聞歌として解釈した場合、たとえばバーンスタインの最初の
録音がバリトンを起用していたというのは、きわめて示唆的ではないで
しょうか。ブレーズはDGの録音ではウルマーナを起用しましたが、当初は
キーンリーサイドが歌う筈でした。
それからブリテン。最初の「ピーター・グライムズ」から、遺作の
「ヴェニスに死す」までオペラの題材もさることながら、ピアーズの存在
が彼の作曲に及ぼした影響は計り知れないと思います。モーツァルトに
「アロイジアのためのアリア集」などというCDが作られるように、いずれ
「ピアーズのための作品集」などという企画ものCDが出来るかもしれま
せんね。
>>124-125 もしかして
>>109>>111を書いてくれた人かしら。
とても整然としていて内容豊かなレス、ありがとね。
特に《大地の歌》については、アタシにとっては苦手な曲だということも
あって、興味深く読ませてもらったわ。
124さんのおかげで、アタシが本当は何を問題にしたかったのか、
少し明確になったように思うの。相変わらず上手くまとめられそうにないし、
言葉の選択にも不適切さを残すと思うけど、改めて書いてみるわ。
アタシが気になっていたのは、124さんの表現を借りれば、たぶん
「ホモは繊細だ」に類するレベルの話なのよ。
作品の同性愛的視点からの読み替えや、実際の同性愛関係から
生じる創作のインスピレーションや共同作業というものは、
自身が同性愛者であるという事実から当然に起こりうる事態よね。
もちろんこれはこれで一つの面白いテーマだし、
>>123のような
書き方の問題提起?に対する、とても真っ当な答えだわ。
で、ここからが上手く言えない難所なんだけど・・・
そういう直接的な影響ではなくて、間に何段階かの回路を
挟みつつも滲み出てくるような、因果関係が必ずしもハッキリしない
何らかの影響(いや、傾向と言ったほうがいいかしら)が認められないか、
ってことなの。(・・・うーん、これでいいのかしら・・・)
アタシが
>>123を書いたのは、
>>119で触れた、バーンスタインの
《悲愴》を聴いたことがきっかけになっているのね。あの演奏で、
アタシはそれこそ自分がその音楽の中で生きているかのような
一体感を感じた(第2、第3楽章を除くw)し、彼(チャイコフスキーなのか
バーンスタインなのか、バーンスタインが見たチャイコフスキーなのか、
それは不問に付してね)と共に呼吸し、彼の感じていることが
手に取るように分かる気がした。
で、聴き終わってからふと、アタシがこの曲のこの演奏をこんな風に
感じちゃうのには、自分がゲイであることも関係しているのかしら、
ノンケの人はこの演奏をどう聴くのだろうか、他のゲイの人なら
どうだろうか、などということを思っちゃったりしたわけね。
そこで止めておけばまだしも、勝手に暴走して、さらに
「同性愛者ならではの感覚」のようなものが一般に認められるのか、
単なる「同性が好き」という事実からどうしてそのような感覚・傾向が
生じ得るのか(先に書いた「回路」の正体やいかに、ってことね)、
なあんていうことが脈絡もなくワラワラと気になり始めちゃったのよ。
これを再び
>>124の表現を借りて展開するなら、
「愛や性のあり方は、どのように精神に影響するのか」あるいは
「愛や性のあり方は、精神になにがしかの傾向を生じせしめるか」、
そしてさらに「そのような精神がどのように音楽に反映されるのか」(!)
とでもいうようなことになるのかしら。
・・・こう書いてみて、今、我ながら呆れているわ。
何だか徒に大げさに(しかも大雑把に)あれこれ言ってみてるだけよね。
「ゴチャゴチャ言っとらんと、ただ無心に聴くべし!」って気もしてくるわ。
とりあえずここで止めておくわね。スレ汚し、ゴメンなさい。
128 :
124:03/04/07 02:40 ID:???
あ、そうです。109,111です。レスありがとうございました。
「結局ホモだからバリトン使うってこと?バッカじゃないの?」と
いうような捉え方をする人もいるかもしれないんで、書かなきゃ
よかったかなあと思ってたんです、実は。思わずホッ…
でもなんか難しい問題だったんですね。私にレスできる範囲を
明らかに超えてますかねぇ。
バーンスタインの情念と126さんの心情とがぴったりシンクロしたんだ
と思いますが、これは単にチャイコフスキーもバーンスタインも
ホモ・セクシュアルであることを知識として知っていた126さんの
過度の思い込みである。――ととるか、あるいは音楽が人間の根源的な
ものから出てきている芸術である以上(仮定)、愛や性のあり方と
密接に結びついている筈だ。ならばそこに(126さんの一種のトランス
状態に)、個人的な思い込み以上の普遍的な何か(性指向とか、場合に
よっては性自認とか、の問題と結びつきうる何か)を見出せるかも
しれない。――ととるか、そのどっちなんだ!ということですよね?
やはり私には少々難しすぎるかなあ。
ついでながら私はバーンスタインの大ファンで、コンサートも何度か
聞いてるんですが、晩年のいくつかの録音――曲の構造とかが、
全く見えなくなって、ひたすら情念だけで流れていくような――
だけはどうしてもダメなんです。VPOとのマーラーの5番、6番あたり
もどうにも受け入れられない。あの、で、悲愴も・・・(スイマセン…)
もはや名スレでつ!
>>128さん
マメに相手していただいて、恐縮だわ。
まあ、今回のことに関しては、とりあえず「アタシの過度の思い込み」
ってことで手を打っておきましょうw また新たに思うところがあった時
にでも続きを書く、かもしれないわ。もちろん128さんのほうから
話を振ってもらうのも歓迎だし、飛び入りの人の登場もキボンヌだわ。
満足な応答がアタシにできるかどうかは保証しないけどw
>あの、で、悲愴も・・・(スイマセン…)
そうよねぇ。あの演奏に対しては好悪がハッキリ分かれそうよね。
アタシ自身、そう頻繁に聴くディスクというわけでもないのよ。
充実した覚悟(ヘンな言い回しね)が備わっている状態でないと、
なかなか手を出せないわ。
そうそう、レスしようと思っていて伸び伸びになっちゃったんだけど、
>>121DITAさんが書いていた《死と変容》、改めてキチンと聴いて
みようと思ったら、手持ちだったはずのCDが見当たらないのよ。
たぶん友達に貸したままか何かなのよね。やんなっちゃうわ。
実はアタシ、シュトラウスの交響詩ってあんまり真面目に
聴いてないのよ。なんだか、やたら仰々しいとか芝居がかってるとかの
イメージが先行しちゃってて(オペラだったら聴けるのに)。
そんなところに、DITAさんの「>最近疲れることが多い為か、
何らかの精神的救いを求め、よく好んでこの曲を聴いております」
発言があったので、ビックリしたのね。「うわぁ、あんな曲聴いたら
余計グッタリ来ちゃうんじゃないの?」(よく知りもしないのに・・・)
《死と変容》についてのアタシの唯一の記憶は、「浄化のモチーフ」。
アタシは《四つの最後の歌》のほうを先に知ったのね。
で、その解説に、終曲「夕映えに」の終わり近くで《死変》からの
「浄化のモチーフ」の引用がある、ってことが書いてあったわけ。
実際に聴いてみると、大体の見当はつくし、それよりもなによりも、
その周辺の箇所の美しさと言ったら・・・
もちろん《四つの最後の歌》全体がすぐにお気に入りになったんだけど、
いつ聴いても、とりわけその最終行の詩句にさしかかると
身が震えるほどの感動を覚えたわ。自然と涙に濡れることも多かった。
そんなわけで、引用元の《死変》ではさぞや凄いことになってるんだろう、
と過剰な期待を抱いてしまったのね。
・・・大いに失望したわw
具体的なことはハッキリとは覚えていないんだけど、確か和声付けが
けっこう単純なんじゃなかったかしら。というか、「夕映えに」のほうの、
「浄化のモチーフ」とそれに連なる下降音型が一体となった息の長い
旋律線に馴染みすぎていたために、「浄化のモチーフ」だけでは
浄化された気がしないカラダになっていた、とでも言うべきかしらw
というわけで、《死と変容》については、CDを取り戻し次第、
もう一度虚心に聴いてみようと思うわ。
>>129さん
何だか気恥ずかしいわぁw
タメになるわぁ
あんまりシンパセティックになれないスレッドですね・・・
男なのに男に好かれてしまう・・・
女なのに女にすかれてしまう・・・
そういう性質はなんと呼ぶのですか?
年上の同性にからまれて困惑することが少なくありません。
134 :
128:03/04/10 01:11 ID:???
>>130 そうですね。「思うところがあった時」に、ぜひ続きを聞かせて下さい。
表立っては追求されたことのないテーマかもしれません。非常に興味深いです。
>>133 >あんまりシンパセティックになれないスレッドですね・・・
残念だけど、そう思う人もいて当然でしょうね。
というか、133さんのこの表現、「ホモ、キモい。氏ね」のような
脊髄反射レスに比べると、遥かに好感が持てるわ。
↑ここ、重要よw 「>年上の同性にからまれ」る要因の一つに、
>>133のレス全体から何となく漂ってくる、133さんの「おとなしさ、
柔らかさ、内向性」あたりが関係しているかもしれないからよ。
あ、誤解しないでね。アタシの受けたそういう印象は、全くもって
個人的なものであって、実際の133さんの姿とは異なっている可能性が
大なのは承知しているし、さらに、「同性愛者は、おとなしい感じの年下を
弄んで楽しむ傾向がある」なんてことを言いたいつもりは、全然ないのよ。
同性愛者であれ異性愛者であれ、「どういうタイプを好むか」だとか、
具体的な性衝動のあり方・発露の仕方などというものは、それこそ
人それぞれだし、セクハラまがいの行動に出てしまう人というのも、
当人の性指向如何に関係なく、一定数存在しているのだと思うわ。
というわけで、「>そういう性質はなんと呼ぶのですか?」の答えも、
「特別の呼称はないんじゃないかしら。」です。
「同性に好かれるタイプ」という表現は可能でも、じゃあ具体的に
どういうタイプがそれに該当するんだ?と訊かれれば、
その答えは人によってバラバラになるんじゃないかしら。
最後に、それならばどうしてアタシが「↑ここ重要よw」以下
三行を書いたのか、そこを一言説明しておくと・・・
「芯の強い、しかしあくまで物腰が丁寧な、内省的な年下の男性」が
モロにアタシのタイプだからよっ!ww
>>134さん
了解しました。でもちょっとプレッシャーだわw
>>135さんがレスをつけてくれると凄い和みますね。
にちゃんって殺伐としてることが多いから、こういう優しさって素敵です。
でも結構考え込んでしまう方みたいなので、余り根を詰めないでいて欲しいです。
って的外れなことだったらごめんなさい。
真摯な、紳士的なスレですねここは。
はきだめに鶴って感じっす。
>>136さん
気遣ってくれてありがとう。アタシは大丈夫よ。「考え込む」クセは
確かにあるけど、集中力が3分と持たないのよw 前に書いたように、
勝手に話が拡散して自ら訳が分からなくなって、「ま、どうでもいいわね。
気にしないことにしましょ。」であっさり終わっちゃうのが常だわ。
>>137さん
あら、嬉しいわ。ってか、ホメ殺し?w
今夜は時間の余裕もあるので、例の「同性愛者と音楽の関係」
周辺について、とりあえず思いつくままに書いてみようと思うの。
いつものようにウザい長文になるでしょうから、嫌な人はスルーしてね。
1:同性愛者はセクシャル・マイノリティである。
2:「自分はセクシャル・マイノリティに属している」に類する認識により、
当人の精神は様々な影響を被る。
2a:具体的には、自己否定(転じて、自己を守ろうとする自己愛の増大)、
孤立感、世間の常識への違和感、「変えることができない」ことへの
絶望・苛立ち・諦め、「変わっていたなら」という非現実の空想・妄想
への傾斜、自分を見る周囲の目への過剰な意識、抑鬱感、等々・・・
3:現実の恋愛場面で生じる問題、つまり原理的・経験的に
「自分が好きになった相手」が自分を好きになってくれる可能性が
極端に低いことにより、これも様々な心理的鬱屈を被る。
とてもじゃないけど、全ての同性愛者が一様にこのような影響を
同程度に被っているとは言えないし、結果として生じている影響に
ついても、それらを個別に考えるなら、異性愛者にとってもおなじみの
ものばかりよね(3については程度問題かしら)。
でも、アタシ自身については確かに上記のようであるように感じてるし、
性指向の違いというたった一つの原因から生じるこれらの影響を
まとめて被っている(それぞれを意識する時期の差はあるにせよ)点で、
異性愛者との違いはあると思うのよ。
さらに付け加えるなら、同性愛者の精神のありようといったものは、
自身が同性愛者であると認識した・していないに拘らず、それとは
全く別の系統で涵養されている部分がある(幼年期・少年期の
ごく普通の発達、などのことね)のはもちろんのことよね。
ちょっとズレるかもしれないけど、同性愛板のスレ内でも、時折、
「自分の『ゲイである』という側面だけを過剰に取り沙汰するのは
どうかと思う」というような意見を目にするわ。
それはその通りだと思う一方で、それでもなお、アタシは、
精神のありようを始めとしたアタシの人間性の至るところに
「自分は同性愛者である」との認識から生じたであろう様々な影が
色濃く映し出されているように考えているし、それも結構根深く
侵蝕されているような感じを拭い切れないのね。
というわけ?で、
>>124の挙例に遡って言えば、
芸術を、抑圧された自己の解放であるとか、満たされないリビドーの
昇華された形であるとかのように捉えるならば、「ゲイには芸術的な
資質がある」という俗説にも幾分かの根拠があるような気がするし、
他人の目を気にする→他人の表面に現れている行動・言動のウラを
探ろうとする・些細なことを気に病む=「ゲイは繊細だ」ということに
なるのも、実態はともかく、論の進め方としては頷けるところもあるわ。
何だかツッコミどころ満載のカキコになってるけど、構わず、さらに
>>127で書いた《悲愴》の印象に即して話を進めると・・・
アタシがそのとき感じとった(ような気がした)様々な感情や意味は、
例えば、単に一般的な「苦悩といったもの」「憧れといったもの」
ではなくて、自身が同性愛者であることに起因する特殊の「苦悩」や
「憧れ」なのであり、だからこそピッタリとシンクロできたのだ、
とでもいうように結論できるかもしれないのよ。
・・・ところがそう単純にはいかないわね。
「苦悩一般」と「特殊の苦悩」は具体的にどう違うのか、勢いで
書いてはみたものの自分でも意味不明だし、そもそもそれ以前に、
アタシの耳に聞こえていたのはあくまでも音響に過ぎないのであって、
そこから意味や感情のようなものを引き出しているのは、当の
アタシ自身なのよね。
>>127で書いた「彼」なんてものは、アタシが
勝手にでっち上げた架空の存在なのよ。自分で創作したのだから、
ピッタリくるも何も、当たり前だわ。
・・・って、あらあら、何だか128さんが指摘してアタシも同意した
「アタシの過度の思い込み」を再確認するだけの結果になっちゃった?
時間とスレのムダ遣い?
書いてみる前はこんなところに行き着くとは思ってもみなかったわ。
やんなっちゃうわね。どうしたものかしら。
・・・とりあえず今夜は書き逃げするわね。
読んでくれた人、ありがとう&ごめんなさい。そして、おやすみなさい。
捕手
142 :
名無しの笛の踊り:03/04/14 18:04 ID:sct4y58Z
良スレだね!
ロブハルフォ-ドロブハルフォ-ド
>>138-140 週末にかけて岩手に出張していて、帰ってきたら、おお!!長文の考察が!
拝読していて、ここはかなり重要なんじゃないかと感じました。
>具体的には、自己否定(転じて、自己を守ろうとする自己愛の増大)、
>孤立感、世間の常識への違和感、「変えることができない」ことへの
>絶望・苛立ち・諦め、「変わっていたなら」という非現実の空想・妄想
>への傾斜
同性愛者の自己破壊願望などについて書かれたものは、前にも何かで
読んだ事があるのですが、ちょっと今、何だったか思い出せません。
でもそのとき、三島などもそういう方向で作品を解釈できるのかも
しれないなと思ったことを覚えています。
で、音楽の話なのですが、私はバーンスタインの「トリスタン」の
3幕は、素晴らしい名演だと思うのですが、上記の方向性――同性愛者
であることに起因する特殊の「苦悩」や「憧れ」(<139)――で
読み解くことが出来るのかもしれないと思っても見たり…(今とても
忙しくて、「トリスタン」なんか聞いてる暇はどこにも無いので、
単なる思いつきということで。)
(続き)
思っても見たり…したのですが、実は次から良くわからなくなりました。
>芸術を、抑圧された自己の解放であるとか、満たされないリビドーの
>昇華された形であるとかのように捉えるならば、「ゲイには芸術的な
>資質がある」という俗説にも幾分かの根拠があるような気がするし、
>他人の目を気にする→他人の表面に現れている行動・言動のウラを
>探ろうとする・些細なことを気に病む=「ゲイは繊細だ」ということに
>なるのも、実態はともかく、論の進め方としては頷けるところもあるわ。
>
>何だかツッコミどころ満載のカキコになってるけど、
そうなんです。ご自分で仰ってる通り「ツッコミどころ満載」ですよね。
ここで、えええっと思って、
>>140で狐につままれたような気が…
こういうふうな結論になっちゃうのかなあ?なんか…
それはともかく昨日、これをアップしようとしたらエラーが出て、
なんと「改行が多すぎます」と!改行が多すぎてはねられるのって
初めての体験。
146 :
BRAVO!!!:03/04/15 00:21 ID:Cw/mWBQ3
すっすごいスレだ。
とても2CHとは思えない。
俺はノン毛X1だけど、元ラグビー部で、筋トレ好きで、クラヲタ。
もしかして、素質あるのかな??
しかしマジで、オネエなゲイの方々に、”クラッシク音楽”について
教わりたい!!!!
147 :
プソン:03/04/15 00:28 ID:30ia6LBn
自分がゲイだと意識してクラシックを聴いたことがない…んー
とりあえず一言ずつ。
保守してくれる人、ありがとね。
アタシもそうしょっちゅうカキコできるわけではないので。
>>144-145さん
書いたアタシ自身、わけわかめよ(苦藁
雑多なレベルの話が入り混じっちゃってるのよね。
明日の夜にでも、整理できるところは整理して、また書いてみるわ。
>>146さん
あらぁ、手取り足取り○○取り、一から教えてあげ(ry
>>147プソンさん
その昔、向こうのスレで試しにこの手の話を振ってみたのが
アタシです。そのときもプソンさんは同様のレスをくれたわw
149 :
プソン:03/04/15 01:31 ID:30ia6LBn
そうでしたか
今も昔も同じこと書いてたのか…
というわけで、例の話の続きなんだけど、その前に個人的なレスを
一つだけさせていただきたいの。
>>同板オペラスレ588ゾフィーさん
(いきなり名指しでレスする不躾、お許しくださいね。このスレに関する
話題ですし、向こうで雑談するのも憚られるので・・・)
お心遣い、ありがとうございます。アタシ個人としては、アタシが電波
ゆんゆんの長文カキコを始めてしまったが故に、他のお姐さん方が
気楽にレスできないような雰囲気を作ってしまっているのではないかと
逆に反省しているところでもあります。でも、いずれにせよ、書きたい
ことのある人が書きたいことを書けばいいだけのことなのでしょうから、
アタシはアタシのペースで、このスレに参加していこうと思っています。
同板のクラスレ・オペラスレでも、ごく稀に横レスを入れていますよw
さてさて、本題に戻って。
着実な論理的思考の積み重ねって、やっぱりアタシには不向きだわ。
能力もさることながら、諸学問の基本的な知識も必須、って感じよね。
まあ、アホはアホなりに、できる範囲のことをやっていけばいいわね。
>>144-145さん
とりあえず、
>>139の第三段はスルーすることにしましょw アタシも
そう強く主張したいことでもないので。あ、どうしても突っ込んでおきたい
点があれば、遠慮なくどうぞ。
で、そこを全く無視して、139第二段から最終段へとワープしてみましょう。
問題は、
>>140での急展開なのよね。145さんの「狐につままれたような」
という表現、我ながら大笑いしちゃったわ。あれ書きながら、自分でも
「あちゃー、ウソくせぇ」と苦笑していたのよ。
二点ほど補足しておこうかしら。
<その一>
「『苦悩一般』と『特殊の苦悩』は具体的にどう違うのか」に関して。
これ、全く不注意な書き方だったわね。苦悩の内容、苦悩をもたらす
原因が異なれば、当然それらは別種の苦悩であるとして取り扱うことは
できるわね。《悲愴》の冒頭に「苦悩」(「絶望」のほうが適切?)の
呻きを聴いた場合、そう聴いた当人の「苦悩」に対する具体的なイメージ、
あるいは、遡って、当人の心の内にある「苦悩」という概念を育てる
ことに与った具体的な要因などは、本当に人それぞれだわ。よって、
「私はかくかくしかじかの苦悩を聴いた」と詳述することにする場合、
多様な答えが返って来得るでしょうし、アタシが以前からのカキコで
気にしていた問題の一つには、そういう際に、「同性愛者であれば、
同性愛由来?の苦悩に言及する可能性が高い」などと結論できるのか、
ってことがあったのよね。
ところが今回
>>140を書いたときには、アタシは勝手に(←でたーw)
先走っていたのよ。
・・・今、その先走った内容を書いてみようとしたのだけど、これまた
派生する問題点が結構ヘヴィなものになることに思い至って、
気持ちが萎えまくっちゃったわ。今ここで展開するのは止めて、
いずれまた機会があれば書いてみようと思うわ。何だか自分勝手で
ゴメンなさいね。
<その二>
>>140第一段の後半に関して。
ここには、いきなり、「同性愛者と音楽」とは全く別次元の問題が
混入しちゃっているのよね。さらに二つに分けて補足しておくわ。
<その二−1>
「音楽と音楽外の事物の結びつきのメカニズム」という問題ね。
本格的な議論はアタシには無理だけど、とりあえずのところを
書いておきましょう。
耳に届いているのは音響に過ぎない、ってのは正しいかしら。
それなのに、その中に何らかの意味や情動のようなものを感じるのは
なぜなのかしら。作曲家や演奏家が「これはこういう意図で書いた」
「これはこう聴いて欲しい」なんてことを一々解説しているわけでも
ないわよね。たとえそれに類する情報があったにせよ、私たちは
どのようにして音楽と音楽外の事物を結びつけているのかしら。
<その二−2>
個人レベルでの、演奏評価の実態の問題。
140では、「意味や感情を引き出したのは自分だ→ピッタリくるのは
当たり前だ」という、何ともまあ、お気楽な飛躍をしちゃったんだけど、
ちょっと考えれば、ピッタリこない経験だって、普通にありそうよね。
ただ、この先はこれまたごく私的な話になるんだけど、アタシの場合、
ある演奏からもたらされた音楽外の意味のようなものに対して、
「それは全然違うだろヴォケ」のように感じたという経験って、ちょっと
記憶にないのよ(このあたり、クラヲタと言うにはまだまだ未熟なのね)。
「ああ、それもアリかもしれないわね」と妙に感心してしまうとか、
「何も感じなかったぞヴォケ」とかいう経験はしょっちゅうだけど。
・・・まだまだ詰めてみる余地はあるでしょうけど、今夜はこれで
限界だわ。結論めいたものすら提示できなかったけど、まあ、
アタシとしては周辺をダラダラ巡っているだけでも面白いわ。
願わくば、これを読んでくれた皆さんにも、そう思っていただけたら・・・
153 :
145:03/04/17 10:05 ID:???
>>150-152 152さんが提起されてる問題について、私は全く別のアングルから、
――演奏家の分析という方向からアプローチしてみるのも、面白いん
じゃないかと思っています。
一連の流れの中で152さんはバーンスタインの悲愴を、私は大地の歌
やトリスタンを話題にしたわけですが、つまり何故バーンスタインか。
これは彼がホモセクシュアルだったからというような話ではありません。
バーンスタインは、特にNY時代には、曲の「構成」を非常に判りやすく
しめしてくれるような音楽作りをしてましたし、その後ウィーンで
活躍したこともあって、普通の巨匠(?――という言葉があれば)
として受け入れられてますが、この人は実はものすごく異質な人なん
じゃないかと思っています。クラシック音楽の本質は「構造」ですが、
バーンスタインの音楽は「構造の音楽」としてのクラシックのあり様
とは全く別のところで成立している、のではないかと。
(ちなみにカール・ベームは「音楽とはフォルムである」と言いました。)
ああ、でもこれ以上書くには時間がなさすぎるし、なんか叩かれそうな
気もするので、こんなところで。
なんかレスになっていなくて、すいません…
154 :
145:03/04/17 10:16 ID:???
(追加)
>このあたり、クラヲタと言うにはまだまだ未熟なのね
クラヲタを目指すのはやめた方が(w
私の考えるゲイのクラシック好きのイメージ
どこの山奥から出てきたと思うような無精ひげだったり
するが、なぜか妙にスーツの着こなしがいい。お気にの
アイテムはテストーニの靴。好きな音楽はベッリーニのオペラ。
私の持っているクラヲタのイメージ
ジャージの上下にダイソーのサンダル。センスというものが
聴覚に集中。お気に入りのアイテムはハース版のスコア。
好きな音楽はもちろんブルックナー。特に6番とテ・デウム。
(お前が否定してたゲイは繊細だと同じレベルだろ!という
突っ込みはナシで、ね。)
155 :
山崎渉:03/04/17 15:58 ID:???
(^^)
sage
あ゛ー!こんなところにプ○ンさん!!
いつもいつもご迷惑をおかけしてます。あんまり本気にしないで、
軽く流したってくださいね。
今日観に行った「ラ・ボエーム」は、なかなか面白かったですよ。
それはそうと「欲望という名の電車」は、皆さん観にいかれるのでしょうか?
>>150様
まあ、私のオペラスレでのカキコ、しっかりチェックして下さいましたのね。
なんだか感激ですわ(TдT)
私も150様のカキコのファンですので、お気になさらずに、どんどん
お書きになって下さいませ。そのうち、あちらのお姉様方も
降臨なさるんじゃないかしら?
あちらのスレも、これからもよろしくお願いしますわ。
>>154 145様、
>好きな音楽はベッリーニのオペラ。
んまあ、オペラスレにもベッリーニとかのベルカントもの大好きなお姉様が
結構いますわよ。よくご存じですのね!
159 :
154:03/04/17 23:06 ID:???
>ゾフィー様
実はこのスレが立てられるずっと以前に、同性愛板のクラシック・スレと
オペラ・スレを見つけて、以後ROMはかかしてません。クラ板の特に一部
演奏家スレのギスギスした感じとは違う、穏やかで抑制された雰囲気に
すっかりひかれてます。
なにげに名無しでカキコミしたこともあったりして。(w
あら,159の奥様,あたくしもあちらのスレでお会いしたかしら?
>>153-154さん
153さんとアタシとの当初からの微妙な食い違いって、153さんは
どちらかと言えば「演奏者側」、アタシは専ら「聴く側」の視点から
アプローチしていようとしていた点にあるのよね(←これ、非難じゃ
ないわよ。そもそもの始めにアタシが「創作・演奏・聴取」って
並列させていたのよね)。そんな中、めげずにレスしてもらって、
ホント、感謝してるわぁ。
>>153にある問題提起、瞠目したわよ。バーンスタインに特殊の
「音楽話法」があるのではないか、ってことね。そんなこと、考えも
つかなかったわ。153さんの言わんとするところ、何となく分かる
ような気もするけど、これ、検証していくのに相当な困難が
付きまといそうな問題よね。どこからどう手をつければいいか、
アタシには見当もつかないわ。
とにかく、アタシとしては、購入以来まだ第1幕しか聴いていない
(恥かしいわぁ)バーンスタインの《トリスタン》を、気合い入れて
鑑賞してみるのが先決のようねw
話変わって、
>>154。テストーニなんてアタシ知らないわよっ!
思わずググっちゃったじゃないのよっ!(藁
・・・アタシには無縁の世界だわ(鬱
そう、ベルリーニのオペラも、ヒゲもね・・・むしろジャージ(ry
>>157さん
これはプ○ンさんへのレスなのよね。
ところで、「欲望という名の電車」って、プレヴィンのオペラ?
それとも映画?舞台?今何か話題の上演でもあるのかしら。
世間の動向に疎いアタシ・・・
>>158ゾフィーさん
レス、わざわざありがとうございます。このスレをどう有効に
活用したものか(まあ、無理に活用することもないんですけどw)
アタシ自身は未だ手探りの状態ですが、クラと同性愛の微妙な
バランスの上に、硬軟取り混ぜて、マターリ続けばいいですね。
同板のスレ共々、アタシのほうこそ、よろしくお願いします。
>>160エスクラルモンドさん
ようこそお戻りくださいましたw 同板のスレでは、以前アタシも、
エスクラルモンドさんにお手合わせ(まぁ!)いただいております。
今度ともよろしくお願いいたします。
>>162 プレヴィンのオペラです。
6月に、新国で上演されます。
性的嗜好と時代を超えて、皆から愛される作品ですよね。
「死の反対は欲望・・・」
そんなブランチの台詞にプレヴィンはどのような旋律をもって、
人間の修羅を描きだすのでしょう?
そして、松本美和子さんがどのように歌うのでしょう・・・
興味が尽きません。
164 :
159:03/04/19 22:38 ID:???
>>160 エスクラルモンド様
あわわ… 私は奥様(!)ではないのですが(w
エスクラルモンドさんとは、一度だけ同板でお話させていただきました。
オペラ・スレッドの4でシュレーカーの話題を振ってるのが私です。
それに続くロージーの「恋」の部分も。
165 :
153:03/04/19 23:02 ID:???
>>161 そう言われてみると確かにそうですね。で、言われて気づいたのですが、
聞く側からのアプローチだけだと「単なる本人の思い込みではない」
ということを証明することが、あまりにも困難かなと思われます。
――というような感じが無意識にあったのかも。
で、バーンスタインですが、どこが異質かということを探るためには、
クラシック音楽の本質とは何かみたいな話にまでさかのぼる必要がある
と思うのです(そういえば今、「お前ら、音楽の本質って何ですか?」
というスレがたってますね。この手のスレ定期的に立つみたいですね)。
で、それは暇なときにでもおいおい。
バーンスタインのトリスタンは、ヴァイクルのクルヴェナールが、
男らしくてカッコいいです。
>・・・むしろジャージ(ry
失礼しましったっ!ちょっと煮つまった感じだったし、少しスレの
雰囲気がシンネリムッツリしてきた感もなきにしもあらずだったので、
軽くブレイクを入れてみました。
>>164 159の奥様,カマ板では「奥様」は性別に関係なく使われますわ.「さん」と同等です.
カマ板の多くの奥様も殿方ですし.
ロージーの「恋」.忘れられぬ名画ですわ.
あら,多くの皆様とカマ板でお目もじしていたのね,あたくし.
この板でトリップ使おうとすると「名前が長すぎる」って出るのは何故かしら???
>>165さん
ニアミスかしら。
>>・・・むしろジャージ(ry
>失礼しましったっ!
いえいえ。
「ブレイクを入れてみた」という配慮はもちろん伝わっていたし、
それを受けてアタシもボケてみたのよ。藁うところだったのよ〜w
やっぱり165さんも「音楽の本質」スレに気付いてたのね。
アタシも密かにROMってたのよ。だけど、掲示板という制約ゆえか、
なかなか話が噛み合わないのが難点よね。って、アタシたちも
そうだけどw
これもお題目を掲げておくに止めるけど、アタシの根本的な興味は、
聴取のメカニズムだとか、他者との共感の構造だとか、つまり?、
対象を私とは分離独立した存在としては扱わないような傾向の
考え方にあるらしいのよね。
・・・確かに困難よね。この曖昧な書き方からして。
まあ、お互い、気が向いたら先を続けましょ。
>>163風船ニャアニャアさん
アタシ、「プレヴィンのオペラ?」ってのもボケたつもりだったよ〜
まさか本当だったとは。ちょっと唖然。
くううっ、こんなド田舎に住んでいることが恨めしいわ。
例によって、「欲望という名の電車」という名前しか知らない
DQNなアタシだけど、これは聴いて・観てみたい公演だわね。
どうぞ楽しんでらしてね。
ryousure
>>167 ここホモスレだけに、どんな反応があるのか楽しみだったんです。
激ホモとして有名なT.ウィリアムズの、いわば仮面の告白というべき作品ですね。
“アメリカの良心”エリア火山が、よく映画化する気になったなあ…
とつくづく感心します。
ジャズでも一流のプレヴィンが、どんなブルースを聴かせてくれるんでしょうね。
今から楽しみです。
♪ホモ ホモ ホモって何だか かわいそう〜 かわいそう〜
ヤリたいくせにぃ〜 心は乙女ぇ〜
ヤりまくってもぉ〜 残るむなしさぁ〜
死ぬのはいつもぉ〜 ひとりきりぃ〜
かわいそう〜 かわいそう〜 ホモって何だか かわいそう〜
風船作、アメリカの激烈ホモにささげる、エロスとタナトスのブルースでした。
>“アメリカの良心”エリア火山
もちろんこれは皮肉ですよね?
171 :
山崎渉:03/04/20 03:00 ID:???
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
172 :
山崎渉:03/04/20 06:54 ID:???
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
>>159 154様、あら私も、あちらのクラ・オペラスレの雰囲気が好きで、前は
クラ板に書き込んでいたのに、向こうに入り浸るようになりましたのよ。
今でもクラ板の良さそうなスレはROMっていますわ。でも、書き込むのは
本当にたまにですわ。
ノンケ男性の住人も、あちらのオペラスレにはいますのよ。最近、
ちょっといらしていませんけれど…。
プレヴィンの「欲望という名の電車」はBSで見たことがありますわ。
フレミングがブランチを歌っていましたわ。
ジャズっぽい部分もありますけれど、全体的にはクラシックのオペラという感じ
だと思いますわ。綺麗で比較的親しみやすい旋律ばかりなので、現代ものが
苦手な方でも聴きやすいオペラではないかと思いますわ。T.ウィリアムズって
ゲイでしたの?ブランチの亡きだんな様って、男性といるところをブランチが
見てしまって、ダンスパーティーかなにかの時にブランチが「男性といるところを
見たわよ。」と咎めてしまったら、走り去って銃で自殺してしまいますのよ。
それで、その時に流れていた音楽が幻聴となってブランチを苦しめますの。
だんな様の死後もブランチは昔、だんな様からもらったラヴレターを大事に持っていて、
誰かにさわられるのを嫌がっていますのよ。ブランチはだんな様が男性といるところを
見るまで、彼がゲイということを知りませんでしたのよ。T.ウィリアムズは
どうしてまた、こういう筋にしたのかしらね。
私はノンケ女なので、さっぱりわかりませんわ。
>>170 ここで突っ込みが入るとは、予想だにしませんでした。
カザンは“アメリカの良心”であるところのものに、忠実に行動しただけの
ことなので、これは皮肉でも何でもありません。
興味深いのは、アカ狩りの只中に生きた、売れっ子社会主義リアリズムの旗手であった、
エリア・カザンの存在の矛盾です。
あ、これはスレ違いどころか、板違いでもあるので、この辺で止めにしときましょう。
>>173 前略、お嬢様。
見たことがある、というだけの割には、かなり正確に筋を覚えてらっしゃいますね。
T.ウイリアムズは、自らの赤裸々な性生活を暴露した、かの有名な自伝を
読むまでもなく、そりゃもう、とんでもないホモです。
でも氏の代表的戯曲に、これといって目立った同性愛の描写がないので、
余り知られていないようですね。
167さんのレスを読むまで、彼の特殊な性癖について、日本における理解が
遅れているという現状に気づきませんでした。説明不足ですね。
申し訳ございません。
付け加えておきますと、“女優”ブランチは、美青年であった亡き夫に対して
タラタラ未練を残しながらも、野獣のごとくセクシーな下級労働者である、
妹の旦那(若きマーロン・ブランド!)に対しても色目を使うんですのよ!
この辺り、かのヴィヴィアン・リーが、“ヤリマン”ブランチを正確に描写してますわ。
機会がございましたら、ホモの皆様方、ぜひともご覧になってくださいまし。
お勉強になること、うけ合いですわ!
草々。
まとめレスで失礼します
>>167 いえ、話はいずれかみ合うはず。ほら、違う登山道を登っても、
頂上に着くと一緒っていうのが、あるじゃないですか。問題は、
途中でへばって、山頂までたどり着けないときですけどねー。(w
>>173 クラ板も作曲家関係のスレは良スレが多いように思うんで
すが、どうして演奏家スレはあんなに荒れるんでしょうね。
今は消えてますけど、アバド・スレなんかもうもう…
「ノンケ」などという言葉が、サラッと出てくるあたりに、
同板いりびたりのゾフィーさんの昨今が伺えそうな。(w
テネシー・ウィリアムズは自伝を読むともう唖然とします。
あの男とやった、この男とやった、こっちとも、あっちとも
みたいな…
TWはエリザベス・テイラーとポール・ニューマンで映画化
された「熱いトタン屋根の上の猫」なんかもありましたね。
ニューマンの役=ゲイの設定が隠されてるんですけど。
>>174 皮肉じゃなかったとは驚きですが、そうですね、スレ・板違いも
はなはだしいので、やめましょう。
176 :
プソン:03/04/21 19:23 ID:gBKPhnvb
なんで僕の名前が伏字になってるんだろう…
>>174 風船ニャアニャア様、私、「欲望という名の電車」はヴィヴィアン・リーが
ブランチを演ずる映画とドラマ版とプレヴィンのオペラ版を見ましたの。
ヴィヴィアン・リーのブランチは妖しい女という感じが強いですわね。
私、初めて見たのはこの映画でだったんですが、ブランチがふしだらな女に
見えて、ブランチを好きになれませんでしたわ。ブランチがスタンリーに
色目を使っているなんて、全然気づきませんでしたわ。この二人は犬猿の仲だと
思っていましたもの。
オペラ版はブランチは悲劇のヒロインというイメージが前面に出ていると
思いますわ。過酷な運命に翻弄されて、正気を失っていく主人公に
見えましたわ。オペラの古典的なヒロイン像ですわね。愛するものを
次々に失っていって、その辛さゆえに人の優しさを求めて男に
走ってしまう。ラストで優しくしてくれる医師に素直に従うブランチを見て、
ブランチがいかに人の優しさを求めていたかがわかりましたわ。
>>175様
演奏家スレは荒れたりして長続きしませんわね。
私は同板に入り浸っているといっても、いくつかのスレに出入りしている
くらいですわよ。
T.ウィリアムズの伝記をお読みになりましたのね。
それでは、ブランチはT.ウィリアムズの分身なのかしら?
「熱いトタン屋根の上の猫」なんて映画もありますのね。これは
まだ見たことがありませんけれど、興味を引かれる映画ですわね。
179 :
175:03/04/22 01:17 ID:???
>>178 TWは単に快楽を求めて、いろんな男たちと肉体関係を持ってただけだと思うので、
ブランチとは違うんじゃないかと思います。(もちろんものすごく深いところで、
作品の主人公は作家の分身に他ならないとかいう議論ならば、それはまたそれで
別の話ですけど。)
アン・エドワーズという人が書いたヴィヴィアン・リーの伝記によると、監督の
カザンは「どうしても抑えることの出来ない何者かに蝕まれてる美貌の女」という
印象をヴィヴィアンに抱いたと書いてあります。まさにブランチそのものという
感じもいたしますね。
ドラマ版もごらんになってるんですね。私もTVで見ましたけど、どうしても
アン・マーグレットがイメージと違って、途中で見るのをやめました。
>>177 拝啓、お嬢様。
ご丁寧な解説を読んで、ますますオペラ版が楽しみになりましたわ!
たしかに、あの複雑な内容をそのままオペラ化するのは不可能ですわね。
そのために、さまざまなディティテールを捨てなければなりませんもの。
わたくしとしては、ふしだらさと、高潔さの二面性がブランチの魅力であると、
踏んでおりますけれども・・・
原作のブランチは、プライドが高くて、鼻持ちならない、
イヤ〜な女として描かれてますわね。それもヤりたがりの。
つまり作者は、ヒロインをなかなか観客に感情移入させないように、
心がけていると思いますのよ。いわゆる「異化」作用の応用ですわね。
どこか作者であるTWは、自身の内面をヒロインに投影して、観客に提示したい
意図があったのではないかと、わたくし勝手に想像しておりますのよ。
だって観客に、もうひとつの自分である「ブランチ」を、安易に感情移入でも
されちゃったら、作品行為としての意味がなくなりますもの。
イヤ〜なところ、魅力的なところもごったまぜにして、お客様に
「オイお前ら!こんなヤツってどうよ?」って問いかけたい・・・
大体からして、ホモって自意識過剰なところがあるので、TWの作品行為なんて
結局はそんなところじゃないかと、わたくし考えておりますの。
二人は犬猿の仲だった・・・
実際そうでしたわね。でもお考えになってみて。
自分が白金とか、山の手の、ハイソ(死語ですわ!)なお嬢様のつもりでも、
それとは正反対で自分が軽蔑するような、いかにも粗野で、オスそのものである
マーロン・ブランドが、(ご存じない若いクラヲタの方、今をときめく、
ブラッド・ピットとか坂口憲治なんかを、ご想像なさってみて!)
フェロモンだしまくりに、Tシャツ一枚の汗だくな姿で目の前を通り過ぎたら、
視線がそこに釘付けになるんじゃあございませんこと?
ヴィヴィアン・リーは徹底的に、嘘偽りのない「女のさが」とやらを研究なさってるわね。
あたくし、感心しましたわ!
ホモの皆様方も覚えがあるんじゃ御座いませんこと?
あら、長くなりましたわね。この辺で失礼することに致しますわ!
親愛なるお嬢様へ・・・ 敬具
>>179 TWが、単に快楽を求めて、いろんな男たちと関係を持っていただけ・・・
なかなか辛らつですね。
でもホモがセックスを求めるとき、そこに快楽以外の何があるんでしょう?
要は数の多かれ少なかれの違いではないか・・・僕はそう考えます。
「どうしても抑えることの出来ない何者かに蝕まれてる美貌の女」
ここで述べられている何者かとはつまり、スカーレット・オハラであり、
ブランチ・デュボアであり、クレオパトラだったのではないでしょうか?
役者さんが役の人物に人格を支配されてゆくのは、そう珍しいことではありません。
生まれながらの名優とは、そうした宿命から逃れられないようです。
チェーホフの「白鳥の歌」を読むとそれが良く分かります。
しかし、ヴィヴィアンリーと、マーロン・ブランド。そしてエリア・カザンと
テネシー・ウィリアムズという、全く違った性質の持ち主である世紀の才能が、
一同に「欲望」に結集したのは、まさに奇跡としか言いようがありませんね。
プレヴィンが果たしてその一員に加わることができるのか、見ものです。
そろそろ、板違い・スレ違いもはなはだしくなったので、削除されないうちに
「欲望」に関してはこの辺で打ち止めにしときましょう。
>>179 TWが、単に快楽を求めて、いろんな男たちと関係を持っていただけ・・・
なかなか辛らつですね。
でもホモがセックスを求めるとき、そこに快楽以外の何があるんでしょう?
要は数の多かれ少なかれの違いではないか・・・僕はそう考えます。
「どうしても抑えることの出来ない何者かに蝕まれてる美貌の女」
ここで述べられている何者かとはつまり、スカーレット・オハラであり、
ブランチ・デュボアであり、クレオパトラだったのでしょう。
役者さんが役の人物に人格を支配されてゆくのは、そう珍しいことではありません。
生まれながらの名優とはそうした宿命から逃れられないようです。
チェーホフの「白鳥の歌」を読むとそれが良く分かります。
しかし、ヴィヴィアンリーと、マーロン・ブランド。そしてエリア・カザンと
テネシー・ウィリアムズという、全く違った性質の持ち主である世紀の才能が、
一同に「欲望」に結集したのは、まさに奇跡としか言いようがありませんね。
プレヴィンが果たしてその一員に加わることができるのか、見ものです。
そろそろ、板違い・スレ違いもはなはだしくなったので、削除されないうちに
「欲望」に関してはこの辺で打ち止めにしときましょう。
>>176 モロ出しより、モザイクかかってた方が効果があるという、
一途に敬愛してやまない貴方様への、ささやかな思いやりでございます。
>>179 175様、精神を病んでいたヴィヴィアン・リーは、ブランチを演じたことで、
ますます病が悪化していったそうですわね。あまりにも身につまされる
話だったんでしょうね。
>>180-181 風船ニャアニャア様、書き込みを拝見していて、私、ますますブランチが
T.ウィリアムズの分身という感じがしてきましたわ。
オペラ版ではフレミングがヴィヴィアン・リーほどブランチのふしだらな
部分が演じきれていなかったような気がしますわ。ブランチを
演ずるのって、本当に難しいんでしょうね。松本美和子がどこまで
ブランチを演じ切れるのか、気になりますわね。
あら、「欲望という名の電車」ネタで随分盛り上がったのね。
もともと、「スレの趣旨」も何も、という感じのスレですから、
どうぞ皆さん、書きたいことを書いちゃってくださいな。
・・・って、アタシが仕切ることでもないわね。ごめんなさい。
>>175さん
アタシの場合、目指す山がどこにあるのかさえ見失っちゃう
ようなタイプの人間なのよ。とりあえず「これに登ろうかしら」
と思ったのも束の間、麓の温泉巡りを始めちゃったり、
スーパー林道をレンタカーでぶっ飛ばしちゃったりもするわw
それにしても、175さんは色んなことをご存知なのね。
山登りの装備が根本的に違う、って感じだわぁ。
>>風船ニャアニャアさん
アタシのレスだけを基準に「日本ではTWの理解が遅れてる」などと
結論しちゃダメよ〜。アタシの興味関心が狭いだけの話なのよ。
って、それはともかく、
>>169のブルース、なんなのよこれ?
アンタ、ケンカ売ってんの?ってか、もろヘコむじゃないのよっ!
・・・まあ、人は誰でも一人で死んでいくものよ、くらいの弱々しい
ツッコミを返しておくに止めるわ・・・
ついでに。今夜たまたまバルトークスレの過去スレをチェック
したのだけど、あなたは「風船ハァハァ」さんなのね?
HTML化されてたパート1、2をざっと見渡したけど、あれ、
本当に良スレね。バルヲタ、素敵だわw
>>186 そんなこといわずに、強気で突っ込んでください。
ここは音楽を通して個々のセクシャリティーを匿名で語るスレなのではないですか?
ここで弱気になったら、【発見】【感動】の名に恥じますよ。
バルトークといえば、最近観たテラヤマの「青髭」で、繰り返し「欲望」が
引用されているのに、ある懐かしさを覚えました。
「青髭」の7人の妻のエピソードをもとに、役者とは何か?ひいては
自分とは一体何者なんだろうか・・・というテーマをテラヤマ流に、ブランチの
分裂した精神に問いかけていたように感じます。
つーかこれ、バルトークとはほとんど何も関係ありませんが…
そういえば今度、コチシュが「青髭」やりますね。
両者を比較して観ると面白いかもしれません。
名スレ確定sage
>>186様
あら、私、風船ハァハァ様とはどこかのスレでニアミスしたような記憶が
ありますわ。その時は私は名無しで、文体も違っていましたの。
>>188 某同板コテ様、一体どなたなのかしら?
いろんな方を思い浮かべてしまいますわ(w
ほどほどにしとけよ。
謹啓、お嬢様
どこのスレざんしょ?あたくし、トンと心当たりがございませんわ!
かれこれ半年近く、当板には出入りしてなかったんですのよ・・・
あ、そうそう、かねてより不可思議に思ってたことがございまして、
勇気を奮いつつ、恥を忍んで、ホモの皆様にご教示願いたき所存ざます。
どこまで出来れば同性愛者で、どこまでがバイセクシャルなのかしらん??
単に異性とでもやれたらバイ?相手をいかせたらバイ?自分でいっちゃったらバイ?
なんだか、その境界線が未だに理解できませんのよ・・・
春雨の夜長、セゴビアのバロックを聴きながら異教の世界に思いをはせている、
不肖風船でございました。 敬白
なんだか特に語りたいこともないままに数日が過ぎたわ。
風船ちゃんの
>>191の質問に答えてみることにするわね。
いつも書くことだけど、以下、個人的な意見よ。
「『バイセクシュアル』の具体的なありよう」、学問的な研究の場で
どのような見解が採られているのかは知らないけど、日常会話の
レベルで考えると、人それぞれ異なった捉え方をしていそうだし、
それらのどれが正しくてどれが誤っているなどとは、少なくとも
アタシには言えないわ。
そもそも「異性愛−両性愛−同性愛」の間に截然とした境界は
認められないのではないか、というのが今日の支配的な考え方
のようね。「古典派−ロマン派」の関係と似ている?かしら。
どちらとも取れるものをどちらかに分類しようとするとき、そこには
分類する人の価値判断が大きく作用しそうだし、「敢えて分類する
必要もないんじゃネーノ?」という立場もあるわよね。
「バイセクシュアル」に対するアタシの解釈はね・・・
「両性に対して、継続的に、能動的に性衝動を抱くこと」。
「両性」って、突っ込もうと思えばいろいろあるでしょうけど、今は
ごく単純に「女でも男でも」くらいに考えてちょうだいね。
「継続的に」は、思春期の同性思慕や、「一時的な気の迷い・興味」
を除く、というほどの意味。
「能動的に」以下は、自ら望んだわけではない、「ヤられちゃった、
いかされちゃった」「ヤった、いった」は除く、ということ。
もちろん、自ら望んだ「ヤられる、いかされる」は含むわよ。
三点目に関しては、「ヤる、いく」(あるいは上記の「性衝動」)の
詳細な検討こそ要求されているのかもしれないけれど、とりあえず
今回はここまでにしましょ。
「アンタ、そこをこそ語らんかいっ」ということであれば、また別途。
>>191 風船ニャアニャア様、いろんなスレでお見かけしましたわよ。
「クラファンはどんな詩人が好き?」スレとか「クラシック名言集」スレとか。
直接レスをやりとりしたことはありませんでしたけれど。
風船ニャアニャア様は「風船ヤァヤァ」様でいらしたこともありますのね(w
バロックお好きですの?バッハスレでもご活躍されていたような…。
明日早いので、取り急ぎレスをいたします。
>>192 そんなこといったら、このスレどころか、
ホモ板までも存在の意味を失ってしまいますね。
つーか、学術的考察を否定しておきながら、非常に論理的に
解釈なさっているところ、誠に感服いたしました。
この次にどどーんとやりましょう。
>>193 謹答申し上げます、お嬢様。
そのとおりでございますわ!非常にマニアックなスレばかり覗いている、
貴方様のご趣味が伺えますわね。
今となっては、上記スレで何言ってたか、まるで覚えてませんのよ!
皆様、よく昔のことを覚えてらっしゃるわね・・・
・・・さうですの。最初「バルヲタ」を受けて、「風船ハァハァ」でしたけれど、
バッハスレで、「コテハン、長文、自分語り」は忌み嫌われる三大要素だと、
大変尊大なお方から御注意を受けまして、少しでも誠意を見せようと、
コテハンだけ変えてみましたのよ。
当時、あそこのスレは、何だかイヤ〜に敷居が高くて閉口しましたわ!
同じ敷居の高さでも、せめて皆様方の活躍なさっている根城の方が、
好感が持てますわね。
つーか、よく知りもしないくせに、テキトー書きなぐってる私が悪いんですの。
もう、過去には触れないで下さいまし・・・
しかし同じクラ板でも、作曲家によって雰囲気がまるで異なるところ、
非常に興味深いと思いましたわ。
バルトークについては、実はほとんど聴いたことなかったんだけど、
あそこの雰囲気が妙にハマってしまって、一時期は入り浸っておりましたわ。
ちなみに現「ニャアニャア」は伏字にて公開申し上げている、
あのお方との一方的な友情の印なんですの。
あら、内輪ネタごめんなさいまし。 あなかしこ、あなかしこ。
196 :
175:03/04/28 03:02 ID:???
>>187 >ここは音楽を通して個々のセクシャリティーを匿名で語るスレなのでは
ないですか?
違うと思います。
あら、
>>196さん、一刀両断ねw
確かに風船ちゃんって、
>>169の例のブルースはもとより、
度重なる「ホモ」の連呼(アタシの最初のカキコ
>>97で書いたように、
それを蔑称だと感じるゲイは多いと思うし、アタシ自身もそう感じるわ。
シチュエーションにもよるけどね)とか、「>大体からして、ホモって
自意識過剰なところがあるので」とか、「>ホモがセックスを求めるとき、
そこに快楽以外の何があるんでしょう?」など、「これは何なのよ?
ケンカ売ってる?煽り?」と思わせるようなレスをしまくってるんだけど、
一瞬ムッときても、直後には「でも、少なくともアタシはその通りかも
しれないわぁ(藁」などとやり過ごせちゃうのよね。大体、コテハン名
からして脱力モノだしw
お互い、気楽に逝きましょう!
>>196 あ、突込みが入ってしまいました。そうですね。「個々の」というのが、
放送コードに引っかかったようですね。
それじゃあ、「一般の」になおしてみたいと思います。
>>192 「異性愛−両性愛−同性愛」の間に截然とした境界は認められないのではないか?
というのが今日の一般的な見解であるとするならば、わざわざ自身を
ホモとしてカテゴライズする意義は何もありませんね。
もし、そこに理由があるとするならば、いくつかの可能性をあげることができます。
まず第一に、アイデンティティー喪失の危機を「オレってホモだから〜」の
一言で乗り切ろうとする考え。
だってホモって何か特別そうでしょ?ホモであると自分を位置づけたときに、
何だか自分の価値を見出した気になることができます。
第二に、集団性の問題。「お仲間」であるホモの集まりの中にいるとちょっと安心・・・とか?
あと、ヤれそうな相手を見つけやすいなど。
他に何かあるかなあ??
あ、そうそう。ホモってあんまり言っちゃいけないんですよね。
ムっとさせちゃったらゴメンナサイ・・・
でも「同性愛」を単純に訳すと、「ホモセクシャル」になるわけでしょ?
それじゃあ、「ゲイ」ってなに?どこから来るの??
ホモが差別的な意味合いを含んでいるというのならば、
同性愛者が自分を同性愛者だとして位置づけること自体に、もうそこで、
自分を所謂「ノーマル」というカテゴリーとは異なった存在であると、
自分で自分を差別しているのではないでしょうか?
考えれば考えるほど、わけが分からなくなってきますね・・・
そんなことは置いといて、本題に入ります。
>「古典派−ロマン派」の関係と似ている
これが一番良く分かりませんでした。自分なりに考えてみたんですが・・・
例えば、ベートーヴェンがロマン派か、はてまた古典派か、というようなことなんでしょうか??
そう考えると分かりやすいですよね。あの人ってビミョーですから・・・
彼の音楽が、いやらしいほどまでに形式的であるという一面を捕らえれば、
古典派。その一方で、音楽によって、くどいまでにヒューマニズムを突き詰めた点を
捕らえるとするならば、ロマン派。
そんな理屈を云々するまでもなく「音楽って音楽じゃん」という考えが、
今日の支配的な考え方であるかもしれませんが、個人的には、
やっぱ、ベートーヴェンってロマン派だなあ・・・と考えます。
皆様はどうお考えになるのでしょうか?
>>197 >やり過ごせちゃうのよね
あまりストレスを抱えると、精神的に不衛生です。
ムカついたら、ちゃんと怒りましょう!
200 :
196:03/04/29 11:42 ID:???
>>197 あわわ。。。。わかりやした。マターリね。
>>198 >「個々の」というのが、
>放送コードに引っかかったようですね。
>それじゃあ、「一般の」になおしてみたいと思います。
そういうことです。197さんと私がバーンスタインをネタにやろうと
試みているのは、まさに「個々の」セクシャリティを語ることとは
正反対のことだからです。無論それに失敗して、あるいは登山を
してみたら頂上は予想とちがっていて、「な〜んだ、結局個々の
セクシャリティを語っていたに過ぎないじゃん」ということになる
可能性は大いにあります。
でもやってもいないうちから、そんな風に言われるのも…
「ムカついた」というほどの強い感情はありませんが、ちょっとね。
>>199 ヨーロッパの芸術のスタイルを「古典→バロックの繰り返し」と
とらえる昔ながらの芸術観に従うなら、ベートーヴェンは
「マニエリスム」でなんら問題がないのでは?
>>風船ちゃん
>でも「同性愛」を単純に訳すと、「ホモセクシャル」になるわけでしょ?
>それじゃあ、「ゲイ」ってなに?どこから来るの??
とりあえず
>>97をよ〜く読んでちょうだいな。言葉の意味そのもの
だけでなく、その言葉にまとわりついている匂いみたいなものを含めて
話をしてるの。アタシが言ってるのは、「同性愛者」「ホモセクシュアル」
「ゲイ」という呼称に対しては侮蔑感を感じないけど、「ホモ」って
呼ばれるのはちょっとねぇ、というほどのことなのよ。でもまあ、
風船ちゃんが「ホモ」を使いたいのなら、それはそれで構わないわ。
というわけで、
>ホモが差別的な意味合いを含んでいるというのならば、
>同性愛者が自分を同性愛者だとして位置づけること自体に、もうそこで、
>自分を所謂「ノーマル」というカテゴリーとは異なった存在であると、
>自分で自分を差別しているのではないでしょうか?
この一行目から二行目へのつながりは、成り立たないのよ。
で、それとはまた別に、「同性愛者が自分を同性愛者だと位置付けること」
にまつわる話というのが展開できて、その一例が
>>198風船ちゃんの
書いた「第一、第二」であり、アタシの書いた
>>138なのよ。
202 :
名無しの笛の踊り:03/04/29 16:31 ID:H3hMPxsD
続いて・・・
>「異性愛−両性愛−同性愛」の間に截然とした境界は
>認められないのではないか
分かりにくい書き方だったかしら。ええと・・・
「典型的な」異性愛者・両性愛者・同性愛者に関しては、「異なった
性指向を持つもの」として単純に区別し得る、ってのが前提ね。
ただ、現実の場面においては、風船ちゃんが
>>191で書いていたように、
「これってバイ?ゲイ?」と悩んじゃうような、「いずれとも取れる」
「境界線上の」存在も色々と考えられるわけよ。
0 5 10
├────┼────┤
0:異性のことしか眼中にない、バリバリのヘテロセクシュアル
5:異性も同性もバランス良く愛しまくれちゃう、バリバリのバイ
10:同性しか考えられない、バリバリのホモセクシュアル
性指向に従って上記の数直線みたいなものが成り立っていて、
0や5や10の人がいるのはもちろんのこと、2や7や8.1あたりに
位置する人もいるらしい、で、「それらのあり方を無理やりいずれかに
カテゴライズする必要はないんじゃないの」という考え方もある。
・・・のようなことをアタシは言いたかったのよ。
(ちなみに、アタシ自身は9.7くらいに位置するかしらw)
「古典派−ロマン派」(下手な比喩だったわねw)については、
まさに
>>199のベートーヴェンの例の通りよ。アタシ自身は、
ベートーヴェンはロマン派寄りだと感じることがしばしばだわ。
というか、ベートーヴェンをロマン派寄りの視点で聴いている、
ってのがより正確な言い方かしら。いずれにしても、「何となく
そんな風に思っている」というレベルの話だけどね。
ありゃ、間違ってageちゃったわ。
>>200さん
登山、なかなか踏み出せない状態でゴメンなさいね。
というか、「この山に登る!」以前の、準備段階での疑問が
またぞろ出来してきちゃってるのよ。
って、比喩ばかりでも何なので・・・
バーンスタインの《悲愴》の演奏にまつわるアタシのカキコ、例えば
>>139「>アタシがそのとき感じとった(ような気がした)様々な
感情や意味」とか
>>151「>《悲愴》の冒頭に「苦悩」(「絶望」の
ほうが適切?)の呻きを聴いた場合」とかに関して、「アタシは
本当にそんな風に聴いているのだろうか」という根本的な懐疑が
生じてきちゃってるのよ。せいぜい
>>127の「>それこそ自分が
その音楽の中で生きているかのような」くらいが、あのときの
実感として正しい記述なんじゃないかと、その後、思えてきてるのよ。
言ってみれば、アタシ、「自分は音楽をどう聴いているのか」すら
明確に語り得ない状態にあるのね。
・・・「聴取ルート」からの登攀は、お先真っ暗よw
そんなアタシなので?、
>>200の最後三行は、何が何だかさっぱり
分からないわ。(←200さんを煽ってるんじゃなくて、専らアタシ側の
キャパシティの問題のことよw)
>>203 upはしてませんが、演奏家ルートからのチャレンジをちょっとしてみました。
と言っても途中までで、頂上にはほど遠いのですが。ただいくら匿名BBSと
いっても、あまりいいかげんなことも書けないので、もう一度バーンスタイン
のCDをいくつか聞きかえしてからupするかどうか決めます。
「聴取ルート」からの登攀について、あまりプレッシャーに感じないで
下さいね。突然見えてくることもあるし。
>>200の最後三行については、長くなるのでログ分けます。
これはいくぶんかクラシックな(?)考え方なのですが、ヨーロッパの芸術の
スタイルは古典主義と表現主義の交代で成り立ってるとする説があります。
完全なる調和、均整のとれたプロポーション、明晰さなどを目指す古典主義
に対し、表現主義は明暗の鋭い対照や強調された表現によって、精神の深淵や
情熱の激しさを現出させます。
美術の場合でしたらロマネスク●→ゴシック▲→ルネサンス●→バロック▲→ロココ●
→ロマン主義▲→リアリズムと印象派●→いわゆる狭義の表現主義▲。
音楽ならルネサンス●→バロック▲→ウィーン古典派●→ロマン派▲という展開です。
(●が古典主義、▲が表現主義)
古典主義から表現主義へと移る端境期に出現することのある、特徴的な芸術様式が
マニエリスムになります。極端に誇張されたプロポーション、不自然なデフォルメ、
執拗なまでの繰り返し、大胆な明暗や色彩の対比などがその特徴です。
マニエリスムという言葉は最初にルネサンス期からバロックへの端境期に登場した
画家たちに与えられたのですが(ミケランジェロ、ポントルモ、ティントレット、
エル・グレコ等)、同時代の他の芸術ジャンルに応用され(文学ではシェイクスピア、
音楽ではジェズアルドやモンテヴェルディ)、さらにはその時代のみならず、
表現主義的スタイルへの変遷の途上にある芸術様式にたいしても、普通に使われる
ようになりました。
西欧芸術の様式の変遷を考えるうえで、こうした説はある種デフォルトだった
のですが、今は変わったようです。アーノンクールのようにモーツァルト
をバロックの延長として捉えるやり方が市民権をえた現在は、この種の考え方は
過去の芸術観となりつつあるようにも思えます。
(追加)
で、広義の表現主義については「バロック」と言う言葉で代表させたりも
します。厳密な使い方ではなく、日常会話レベルの使い方ですが。
「ブルックナーってのは要するにバロックだよね」みたいな。
古典主義と表現主義の繰り返しという視点は面白いのですが、
それだと、近代以降はこの構図が成り立ちませんよね。
それだけ近代以降の歴史が特殊ということなんでしょうか?
ま、あんまり過去の遺物を掘り起こしても始まらないという、
良い教訓でしたね。
「モーツァルトの音楽は、明暗の鋭い対照や強調された表現によって、
精神の深淵や情熱の激しさを現出させます。」
確かに、あまり不自然さはありませんね。
みんなも「モーツァルト」のかわりに、好きな作曲家の名前を入れよう!
僕だったら、さしずめラヴェルあたりを入れとくことにしときます。
>それだと、近代以降はこの構図が成り立ちませんよね。
>それだけ近代以降の歴史が特殊ということなんでしょうか?
成り立たないかどうかについては、残念ながら私にはわかりません。
美術にせよ音楽にせよ、一見あまりにも多種多様なスタイルが混在して
いたように思える二十世紀の芸術に関して述べるには、もうちょっと
淘汰されて、かつある程度の距離を持って俯瞰できるようになるまでの
時間が必要です。今の時点では私にはなんとも判断できません。
キリスト教の位置付け、アジアやアフリカの芸術の影響、アメリカの文化、
映画などの新しいジャンルの登場、テクノロジーの変化等々、二十世紀
をそれまでの芸術観では語れない特殊な世紀と見ることは、無論、可能で
しょうし、50年後、100年後にそういう結論になるかもしれませんけどね。
>ま、あんまり過去の遺物を掘り起こしても始まらないという、
>良い教訓でしたね。
何が教訓なんだかよくわかりませんが(別にわかりたくもありませんが)、
205―206の発言は、「ベートーヴェンは古典派かロマン派か」という、
風船ニャアニャアさんの恐竜時代の遺物のような問いかけに端を発している
ことはお忘れなく。
>>204=208さん
うわぁ、楽しみだわ。ぜひうpしてちょうだいね。「>ただいくら
匿名BBSといっても、あまりいいかげんなことも書けないので」
というあたり、誠実ね。アタシなんか、思いつきをホイホイ垂れ
流しちゃってるようで、恥ずかしいわw
205-206も、すごく簡潔にして要を得た分かりやすい解説、
ホントにありがとね。すうーっとアタマに入ってきたわ。
これ、当初からチラッと思ってたのだけど、アタシの側にもう少し
マトモな知識が備わっていたならば、204さんともっと充実した
やり取りができたであろうこと、ちょっと申しわけなく感じるわ。
それにしても、204さんと風船ちゃんは相性がよろしくないようねw
傍で見ていて面白いわww っていうか、208は208で、アタシ、
「ベートーヴェンは古典派かロマン派か」という問いが、
「ありきたり」を通り越して、「恐竜時代の遺物」とさえ評され得る
ということ、いま初めて知ったわよ(藁
何でもいいから皆様にコテハンを使っていただけると、
全体の流れが分かりやすくていいと思います。
それぞれが、どのような立場から「音楽」を考えて、ここではこう述べているんだ・・・
ということも含めながら、一つ一つの書き込みを見ていかないと、
いまいちピンとこないところが多いと思いません?皆様。
ここら辺にクラ板のコテハン嫌いの限界が伺えます。
ただのクラヲタの皆さん!
とりあえずホモの是非はおいといても、あちらを見習いましょう!!
「ベートーヴェンは古典派かロマン派か」
いやはや、ベートーヴェンって、なんやかんや言っても、やっぱ特別ですからね。
他の作曲家の派閥を論ずることに興味はないのですが、
ベートーヴェンが西洋の音楽史の中で、果たして何者であったのか、
あるいは何者であろうとしたのかを考えるのは、ちょっとだけ面白いような
気がしたんです。
ちょうど、「ロマン派−古典派」について話題が挙がったところなんで・・・
おそらく205さんは、そこで説明されていた、ごく「一般的見解」よりも、
もっとごく個人的な解釈を、ベートーヴェンについてお持ちではないでしょうか?
何の根拠もないんですが、そのようにわたくし拝察いたしました。
>>209 相性が悪いというよりも、私の方で一方的にイチャモンつけてるだけなんです。
一般的な見解によると、わたくしは何にでも難癖つけたがる世代に属するそうです。
ただの反抗期なんです。夜露死苦!上等!!
あ、201−202さん。いつもいつも御丁寧な解説、有難うございます。
次にツッこんだお話しましょうね。
211 :
208:03/05/01 23:21 ID:???
>>209 とりあえず王道で行こうと、今日はバーンスタイン/VPOの運命・田園を
映像付で聞いてみました。でも私のDVDが異様に音質が悪くて、とても聞く
なんてもんじゃありませんでした。ちょっとショボーン… やはりPC内蔵のじゃ
ダメなんでしょうかねぇ。サウンドは外付けにしてるんですが。
それにDVDにはマキシミリアン・シェルの前説がないんですね。これも
ガッカリ。バーンスタインの一連のユニテルのシリーズは、解説が実に面
白いのですが(特にLB本人のブラームス)、何考えて省いてるんでしょう?
ところで209さんはいつも謙遜なさってますが、言葉の選択とか実に厳密で
正確だと思います。ゲイ関係は大変興味深い話が多いですし。申し訳ない
だなんてとんでもない。
>>210 >わたくしは何にでも難癖つけたがる世代に属するそうです。
団塊の世代ですか?
212 :
名無しの笛の踊り:03/05/03 01:29 ID:i8DjpbF7
age
連休?
団塊ではありませぬ。つーか、こんなオッサンいたらヤです。
結局のところ、古典主義と表現主義の交代は、ごく個人的な歴史の中で繰り返されるに
過ぎないんですよね。近代以前は何となく、時代の雰囲気とやらの特徴によって、
ナニナニ派とか、ナントカ主義で分類できたんだけど、ドビュッシーがたまたま、
ベートーヴェン以降の音楽史に終止符を打つことに成功しちゃったんで、
所謂「20世紀の音楽」は、多様性を極めるように見えるだけなんです。
ちょっと考えてみれば、古典派と呼ばれる作曲家たちに、
表現主義的な特徴は見られないだろうか?
はてまた、ロマン派とひとくくりにされてしまった作曲家たちに、
厳格な形式に対する憧憬の念がなかったか?
ベートーヴェンの音楽は、ロマン派というよりもモダニズムといってしかるべき
性質を持っていると僕は考えてます。
ベートーヴェンが現れてからというもの、それ以降の西洋の音楽は、明確に音楽史の中の
自分の位置づけを意識しだしてしまいました。
常にベートーヴェンの「その先」を目指さなければならない、という自意識。
より巨大に、より強力に、とにかく、どえらいものを目指して・・・
ここで先ずベートーヴェンが示したのは第九という金字塔です。
「一体全体、楽聖と呼ばれた巨人の偉業の後に、ボク達、何ができるんだろう??」
こうした切羽詰った問いかけから、音楽史におけるモダニズムは始まるわけなんですね。
でも当のベートーヴェンは、そんな世の中の大きな流れとは関係なく、そののち、
まるで隠者がひっそりと山にこもるがごとく、弦楽四重奏という、
ごく限られた小さな形式の中で、全く個人的に、己の魂の自由の在り処を探ってゆくわけです。
(恐らくは、モーツァルトのハイドンセットをお手本にして。)
ここまでが「ベートーヴェンが果たして何者であったのか、あるいは何者であろうとしたのか」
についての、僕の考えです。
あ、これはあくまで僕の独断と偏見なので、荒らすなり、煽るなり好きにしてください。
ちなみにあたくし、自分自身の意見を言わないまま、
「教科書的」知識だけを何だかもったいぶって披露したあげく、
悦に入ってる殿方って、なんだかイチャモンつけたくなる癖がございますの。
堪忍なさってくださいまし。
あ・・・これ、なかなか書き込みが反映されないので、テスト的に書き込んでしまいました。
あんまり本気にしないで下さいね。
あ、書き込めた・・・
さて、本題に入ります。
ホモゲイうんぬんは、まず男女間の格差は何かということを
考えなければなりません。
同性を愛するとはつまるところどういった理由によるものなのか?
精神的な「男らしさ」とか「女らしさ」は、今やその境界が
曖昧になってきてるので、理由にはなりにくいですよね。
そこで一番分かりやすいものになってくるのは、肉体的な相違です。
「セックスの対象として、異性よりも同性の肉体を嗜好する。」
これが同性愛の定義として最も万人に理解されやすいんじゃないの?
いいじゃん。だって社会的に、何の役にも立たないわけでしょ?同性愛なんて・・・
第一子供生めないんだもん。
あらゆる奇麗事は、物事の本質を見難くさせる嫌いがあるんです。
だから、「ヤりたいだけ」この位がちょうどいいんじゃないかと・・・
どうしていちいちホモの人って自分をホモだって言いたがるのか、
まだまだ、いまいち分からなかったんで、素直に疑問をぶつけてみました。
>>214 団塊の世代をダンコンの世代と読んだ女子大生がいたという笑い話は、もう
相当に有名なわけで。ここはゲイ関連のスレなわけですから、私としては
「いいえ、男根の世代ですの、オホホ」ぐらいで切り返してほしかったの
ですね。ちょっと下品だけど。こういうの相性悪いっていうんだね、きっと。
>>215 風船ニャアニャアさんの発言は、別に悪気があるわけじゃなくて、たぶん言葉の選択が
雑なだけだろうと思いますが、1行ごとにひっかかるんですね。だから率直に反応
することは、ほとんどスレを荒らすことと同義になって、ちょっと不可能なんで
すよ。たとえば
>>210の最初の段落の終わり3行だけを取り上げてみましょうか?
>ここら辺にクラ板のコテハン嫌いの限界が伺えます。
限界ってなんだ、限界って。テメエが頭悪くてスレの流れを追えないのを
棚にあげて、他人にいちゃもんつけてんじゃねえよ!
>ただのクラヲタの皆さん!
ただのクラヲタ?ただで悪かったな。じゃあなにか、お前は値段のついた
クラヲタか?
>とりあえずホモの是非はおいといても、あちらを見習いましょう!!
ホモの是非だぁ? お前はキリスト教原理主義者か?イスラムか?
性的指向に是も非もねえんだよ、この ヴ ォ ケ ッ !
とまあこんな具合で、実は上記が
>>210を最初に読んだときの、私の素直な感想
です。でもせっかく209さんとかが大切に育ててるスレを荒らすのは(というか
私も大切にしてたつもりですが)、本意ではないので。まあ今後はお互いに無視
しましょ。
>ホモの是非
(゚Д゚)ハァ?
もういいから早く氏ねや
というのが私の率直な感想だったのですが,それを書いてしまうと荒れるので
書き込むテストだけにしておきますね。
219 :
218:03/05/04 16:28 ID:???
あうあう,
>>217と思いっきりかぶってました。ゴメソ
やはり脊髄反射でレスするのは良くないですねえ。
美人のゲイなら許せる・・・
どういう情景なのでしょう。
絵の中の人は男性ですよね。
森の木陰で一人ぼっちなのですね。
牧童が森の中で、角笛を吹いてる有名な絵です。
つい、フロイト的な素人解釈をしてしまいそうになる構図。
ふうん。。。フロイト的素人解釈なら自分でもできそう。
角笛が問題なんでしょ。だから、それは置いておいて、
森の中っていうのは、どう解釈するのですか?
>>214 ショパソは分類上ロマン派に入れられてるし、革新的なこといっぱいやってるけど
曲の形式はかなり古典的。しかも本心を見せない絶対音楽。ロマンティックな
旋律の内側に潜む厳格なモノへの憧れは怖いくらい。
ベートーヴェンは音楽形式的には古典派だけど「オレがオレがオレが!」てゆー自我
自意識の極致みたいな曲ばっか作ってるから、作曲動機としては表現主義かもねー。
シューマンは「クララたんハァハァ/ベト大好き/キXガイ」で説明できちゃうわね。
ブラームスは「クララたんハァハァ」で全部説明できちゃうわね(言い切りすぎ)。
>>224 そういう絵の解釈よりも、Schwind 自身について知りたい。
シューベルトと交友関係があったようだし、
シュベルトにはゲイ説があるし、
ますます怪しい・・・・
有名なシューベルトの肖像画は確かこの画家の作だったはず。
あらあら、今日はいろんな人がお越しだったのね。どうぞ皆さん、
このスレを上手く使ってちょうだいね。例によってアタシはロクに
美術も知らないので、
>>221さんに対しては何もコメントできない
けれど、以前の「欲望という名の電車」の時のように、局所ネタで
盛り上がるも良し、ホンネ炸裂も良し、それぞれのスタンスで
自由にカキコしてくださいな。
さて。
>>210風船ちゃん
97以降209に至るまで、名無しで長文カキコをしているのは、
208さんとアタシの二人きりだわよ。(だから
>>217(=208)さんが
あそこでブチ切れちゃってるwのね。) 217さんはご自身の直前の
レス番号を名前欄に入れてくれてることが多いし、アタシのカキコは
それこそ一目瞭然でしょ?名無しのお姐さんが増えて紛らわしく
なった時には、コテハンを考えようと思うわ。
ベートーヴェンに関しては、語るべき情熱を持っていないアタシは
知らん振りを決めこむことにするわ。
あ、でも、
>>214は「アタシは」楽しく読んだわよ〜
で、
>>216だわね。
>「セックスの対象として、異性よりも同性の肉体を嗜好する。」
>これが同性愛の定義として最も万人に理解されやすいんじゃないの?
「同性の肉体に対して性欲を抱く」という表現の方がより適切である
ような気がするけど、確かに分かりやすいとは言えるわね。で、
アタシ自身のことを考えれば、この定義に対して違和感はないわよ。
ただ、セックスや性欲を重視しない考え方もあるだろうし、特に
レズビアンの実際についてはアタシは無知だし、「これが同性愛の
定義だ」とまで言い切る自信や勇気は、アタシにはないわね。
>いいじゃん。だって社会的に、何の役にも立たないわけでしょ?同性愛なんて・・・
>第一子供生めないんだもん。
この二行がその前後とどういう関係にあるのか、そしてこの二行内の
論旨も、意味不明だわ。
さらに、216最終段の二行も、それまでとは乖離したカキコよね。
これはまた別の角度からの新たな質問、って気がするけど。
まあ、さらに訊きたいことがあるなら、また改めて訊いてちょうだい。
今度は
>>211さん
DVD、アタシなんてPS2よっ!(激藁
音楽を聴こうと思ったら、やっぱり専用機ってことになるのかしらね。
オーディオヲタでもない限り、安いもので十分そうだけれど。
>DVDにはマキシミリアン・シェルの前説がないんですね
ってどういうこと?LDにはそれがあった、ってことかしら。(ちなみに
アタシ、「マキシミリアン・シェル」も知らないわ。チラッとググって
みたところ、有名な俳優さんらしいわね。)以前はアタシもLDを
持っていたのだけど(ある折にことごとく処分しちゃったのよ)、
時折オペラを楽しんでいたのみで、コンサート物には全く無関心
だったわ。言われてみれば、バーンスタインの映像は結構出てたわね。
DVD化にあたって解説を省いたのなら、まさに逝ってよし!ね。
確かに、特に本人の解説は、そそられるものがあるわ。
>申し訳ないだなんてとんでもない。
そう言っていただけると、少しホッとするわ。今後ともよろしくね。
ついでに
>>217 >「いいえ、男根の世代ですの、オホホ」
は、アタシでも無理だったわよw ボケを身上とする?オキャマの
風上にも置けないわね>アタシ
あと、
>>218さん(ようこそ!)も反応しちゃってるけど、風船ちゃんの
「ホモの是非」ってのは、「『ホモ』という呼称を用いることの是非」
という意味で書いたのじゃないかしら。アタシはそう受け取ったわ。
ってか、アタシ、風船ちゃんに対して甘すぎるかしらねw
>>225ショパソ厨さん
ようこそ、この過疎スレへ!w
お姐さん(よね?)のシューマン・ブラームス評、キッパリしてて
実にステキだわ。特に最後の「>(言い切りすぎ)」には、大笑い。
で、毎度のことながら、アタシ自身はショパンを殆ど聴かないので、
これについてはコメントできないのよ。ゴメンなさい。
今後もどんどん遊びにいらしてね〜
ああ、やっぱりアタシは守備範囲が狭すぎるわ。
特にそのときどきの旬の話題に関しては、ROMってる方々(も
どれくらいいるか怪しいけどw)、ぜひ色々とご発言くださいね。
「どうしていつも男たちはこの世界を仮面舞踏会に変え、
女たちもどうしてこう、いともたやすくそこで踊りたがるようになるのか、
そのことに驚かないではいられなかった。」
両方の役割を同時に演じられると楽でいいかもしれません。
あ、誤爆しちゃった・・・
>>225 僕もクラシックは、ショパンのプレリュードから入門しました。
コルトーやポゴレリチなど、いろいろ集めて聴き比べた思い出があります。
まるでロマン派の代表格として知られているようなショパンですが、
ここまで厳格に、そして簡潔な様式を持った「前奏曲」のような音楽は、
他の「ロマン派」の作曲家の曲の中には見当たりません。
バッハの平均律に大きく影響を受けながら、そこから次第に自分の様式を
見出だしてゆく過程が、きらめくような24の小品に透けて見えるようです。
また、ショパンにとっては「巨人」ベートーヴェンなんか眼中になく、
終生モーツァルトを敬愛していたといわれることも、
蛇足ながら付け加えておきます。これ、本当なのかね?
というわけで、ここ何のスレだかいよいよ分からなくなってきてしまいました。
僕の文章力の拙さのせいです。
ゲイの方々をはじめ、いるんだかいないんだかよく分からない皆様方には、
ここにお詫びを申し上げときます。
え〜と、ホモの是非でしたっけ?そうですねえ・・・
唐突ですが皆さん、結婚について、どうお考えなんでしょうか?
あらゆる「恋愛」は最終的に「結婚」という制度の中に落ち着くことで、
社会的に容認されます。
輝かしい日本の未来を担う子供たちが、そこで生産されるわけですからね。
そしてそれが日本に生きる、健全な青年男女の義務であります。
ゲイの皆さん、30過ぎても結婚の「ケ」の字も見せないようだと、
周りの人からの訝しげな視線を受けた覚えはありませんか?
「あの人ってもしかして、ホモ・・・??」とか。
それは、会社の同僚や上司かもしれませんし、お母さんとか、
近所のおばちゃんかもしれないし、何気なく住民票をとりに行った先の
役所の戸籍係の人たちの視線の中にあるわけなのです。
こうした、繊細なホモの心に棘のように突き刺さるそれらの視線は、
みんなの暗黙の了解である「結婚の義務」を大上段に振りかざす、
体制の代弁をもしてるわけです。
本当は別に結婚なんかわざわざしなくてもいいことになってるけど、
どうやら結婚しなければ一人前とはみなされないようなところが
この国にはあるようですね。
いくら、充分な地位や相当の収入があろうと。
だって、このまま同性愛者が増えてくと、少子化現象にますます
拍車がかかり、いざ「北朝鮮と戦争だ!」という事態に万一なったとき、
年寄りばっかりになってしまった日本は、あっという間に攻め込まれてオジャン!
だからやっぱりアメリカとは仲良くしといた方がいいのかも・・・
・・・なんてこと、あるわけないけど、ともかく一般的、社会的にみたら、
「ホモ=不能」くらいでしかないんだと思います。
これはいくら「ホモ」を「ゲイ」に言い直しても変わらないんですよね。
というわけで、あえて言うのならば、これがホモの「非」です。
ちなみに「是」はよくわかりません。
235 :
211:03/05/05 23:37 ID:???
>>233-234風船ちゃん
なんだかまたビミョ〜なカキコをしてるわね。
さすがに一行一行に対して感想を加える気にはなれないので、
総体的な返事を書いておくに止めるわ。
「現行の結婚制度の下で結婚生活を送り、自分たちの子供を産み
育てることが、この社会で生きていく上での、唯一絶対の価値である」
という価値観に立脚して考えるならば、例えば偽装結婚すらしようと
しない(ちなみにアタシ自身は、今のところ結婚する気はないわ)
同性愛者に対する「社会のゴミ。氏ね」という非難は成立しそうよね。
だから、そういう声から同性愛者を護ろうとするなら、検討するべきは、
その種の価値観の正当性、ということになるワケよ。
ところが、必死になって自分を護ろうとするほどの切迫した危機
意識の欠如(平和ボケ?)ゆえか、アタシの内には、上記に対して
反論を試みようという情熱が全くと言っていいほど湧いてこないし、
更に情けないことに、「人間の生きる価値」という問い自体についても、
披瀝すべき確固たる私見が未形成なままなのね。(このスレでの
アタシのカキコ、無気力無関心の好例になりつつあるかしら・・・)
正面切ったレスにならなくて申しわけないけど、これが今の時点での
アタシの限界だわ。何か熱いご意見をお持ちの方、後を頼みます・・・
>>235さん
解説、ありがとね。BSでそんなシリーズ放映があったなんて、全然
気付かなかったわ。いつの日か、再放送してくれるかしら・・・
それにしても、ブラームスの解説、面白そうね。そういう映像に
親しんだり、積極的に伝記、評伝の類を読んだりしている方だからこそ?、
「創作・演奏ルート」が目に入るのでしょうね。
シェルの画像も、わざわざすみません。てか、「>これはこれで
同板的には需要がありそうな…」にウケたわ。でも、「外専・老け専・
熊専」を同時に満たすとなると、かな〜り限定されてくるわねw
(ちなみにアタシは、「やっぱ日本人よね〜」のクチだわ。外国人
俳優の中から敢えて挙げるなら、「スピード」(藁 でのキアヌちゃん
かしらw って、誰も訊いてないわね(殴 )
「ニュールンベルク裁判」、名前だけしか知らないわ・・・
またDQNっぷりを発揮してしまった・・・鬱
>>236 あんまり良く理解できないことだったら、別に無理してレスする必要はないと思います。
でも、ここら辺の細やかさがホモの「是」かもしれませんね。
239 :
235:03/05/06 23:03 ID:???
>>237 キアヌですか、、、「スピード」も「マトリックス」も見てないです。
リヴァー・フェニックスと共演した「マイ・プライベート・アイダホ」
は良かったですね。
そういえば1961年の話をひきずってしまいますが、この年にはもう一つ
重要な映画が公開されてましたね。オードリー・ヘップバーンと
シャーリー・マックレーンの「噂の二人」。
ハリウッドがはじめて正面からレズビアンの話を取り上げたといわれ
ている作品ですよね。
ゲイやジェンダー等と絡めるのが適切な話なのか分からないけれど、
まだ比率としては少ない女性作曲家の音楽に「性差」を感じることは
ありますかね。
極端な例をとると、タイユフェールとウストヴォルスカヤでは
「女性」という括りよりも各々の「個性」で違いが出てるように
感じてはいるけれど。
sage
sage
240はスレッドストッパーですか
sage
>1
ほんとだ(笑)
246 :
名無しの笛の踊り:03/05/16 02:28 ID:uAnNqweT
同性愛や性同一性障害の子ができて苦しんでいる親御さんが沢山おられます。
同性愛や性同一性障害の出生前検査の研究推進にご理解とご賛同をお願いします。
う〜ん、強烈だね。しかも age 書きだし。
でもそのうち、こういうのを看板にして、資金集めの詐欺とか
出てくるかもしれないね。246がその手の反社会的な犯罪行為
に走りませんように。
保全
ちょっと鬱々とした気分の日々が続いて、カキコするネタもこれと
いって見当たらなかったので、しばらく休んでいました。まだ低調
さをひきずってはいるんだけど、とりあえずいくつか雑感を書いて
おくことにするわ。
>>239さん
「キアヌ」に退いたわね?w
と言ってもアタシもキアヌに関して特に強い思い入れがあるわけで
もなく、たまたまTV放映の「スピード」を見て「いいわぁ」とか思った、
というほどのことなのよ。「マトリックス」はアタシも未見なの。
「マイ・プライベート・アイダホ」については、もう何年も前に、「同性
愛ネタを扱った映画だ」との情報のもとに興味本位でレンタルで借
りて見たことがあるのよ。内容はすっかり忘れちゃってw、さっき検
索をかけてストーリーを確認してみたところよ。
具体的な映像は何一つとして思い出さないんだけど、このストーリー
に関してアタシが当時抱いた不満は甦ってきたわ。「キアヌ、アンタ
男娼なんだから、そこでとりあえずリヴァーとヤっちゃいなさいよっ!」
・・・ってか、アタシ、ストーリーがどうあろうと、単に二人のエロい絡
みが見たかっただけみたいwww (この点、「モーリス」にも全く同じ
不満を感じてるわw)
>>240さん
ゴメンなさいね。アタシ、女性作曲家で知ってる曲って、バダジェフ
スカの《乙女の祈り》くらいなのよ(藁 何もコメントできないわ・・・
ところで、以前DITAさんが触れていた《死と変容》、結局CDが行方
不明のままなので、新しくカラヤンの74年録音の物を買ってみました。
で、聴いてみたのだけど・・・
今回もいま一つ心に響いてこなかったのよ。何か、こう、しっくりと来
ないのよねぇ。何が合わないのかしら。まあ、何事にもタイミングとい
うものがあるでしょうから、また折りを見て改めて聴いてみようと思う
けど、同様の「死と変容」的なテーマで言えば、アタシにはベルクの
Vn協がピッタリくる感じだわ。と言っても、これもここしばらく聴いてい
ないわね・・・
それと、遅れ馳せながら、B・イヴリーという人の書いた『モーリス・
ラヴェル ある生涯』を入手しました。またまた自分のDQNさを晒す
ことになるけど、アタシは音楽関係の書物を積極的に読む習慣を持
ってないのよ。でも、今回はモノがモノだけに、また、アタシがこの
スレにカキコしているというタイミングも重なって、読んでみるかという
気になったのね。
で。
激つまらなかったわ〜。表紙カバーに「同性愛という性的特質に着目し、
それが創作にどう影響したかを論じる、衝撃の評伝。」なる煽り文句が
これ見よがしに印刷されてるわけだけど、アタシがざっと目を通してみた
限りでは、これは全くの羊頭狗肉といった印象よ。本当に面白くなくて、
読み通すのに苦労したわ。
もっとも、もともと評伝の類が好きではないとか、フランスの芸術文化
に造詣があるわけでもないとか、ちょうど気力が低下している最中だw
とかいう、アタシの側の責任もあるとは思うわ。でも、いずれにせよ、
この本を読んだことによる、ラヴェルの音楽に対するアタシの耳の質的
変化は、ほとんど皆無だったんじゃないかって気がするわ。
このスレが遭難の予感。
そうなんですか・・・
254 :
プソン:03/05/20 12:12 ID:???
退場!
255 :
山崎渉:03/05/22 05:06 ID:???
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
あああああ、無気力のデフレ・スパイラルよ〜〜〜
ブラ2もハルサイも効き目がないわ。
ああ、タコ14の呼ぶ声が聞こえる・・・待っててね、今逝くわ・・・・・・
age
259 :
山崎渉:03/05/28 12:51 ID:???
∧_∧
ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄〕
= ◎――◎ 山崎渉
ゲイの人が来てない…
261 :
プソン:03/06/03 00:24 ID:+JSzQaoH
はい
男だけだと落ち着くよね。新卒の子なんか最高。
飲み会なんか男だけだとうきうきで嬉しくなるけど、女が入ると萎え。
女の子でも好きな子もいるけど妙に硬くなっちゃうんだよな。
意識しすぎでは?
264 :
プリン:03/06/03 12:02 ID:???
はい
?
266 :
プソン:03/06/04 01:36 ID:/U0siBah
?
プリンたんだ。。。
以下は、ネットで拾ったネタ↓
シューベルトの人物像と作品がどの程度に同性愛傾向を示しているか、
ということはこの10年来やっと公に議論されています。
先程述べたウィーンのサークルや、シューベルトの仲間たちのあいだで同性愛が、
密やかにであれ、あからさまにであれ、存在していたことは確かです。
しかし同性愛は社会的に弾劾されていて、しかも罪にもなりました。
友人たちの中ではMayrhoferが明らかにホモで、Schoberと画家 Moritz von Schwind
は少なくともバイセクシャルでした。そしてシューベルトは何年もSchober
やMayrhoferのところに住んでいたのです
(ちなみにMayrhoferは自殺してしまいました)。
以上を鑑みれば、シューベルトはこのような性志向とは関係がなかった、
と主張するのはばかげているといえるでしょう・・・・・
age
270 :
名無しの笛の踊り:03/06/07 23:33 ID:77OYaPqn
ドミニック・フェルナンデス好きな香具師いますか?
別に好きではないけど、同性愛板にはパゾリーニ・スレなんかも
ありますよ。今はちょっと沈滞してるけど。
マターリ
また来てホスィ
召喚してみる。
パゾリーニ!シッテル!
ちょーきもちわるーい予感。
気持ち悪いの?
上の人達AIDSで死んじゃったのかな?
えっ気持ち悪い?萌えるけどな。
279 :
プソン:03/06/17 00:41 ID:0+yEb8eY
ゲイの中の人щ(゚Д゚щ)カモーン
遅ればせながら、愛と性をみつめて「欲望」観劇記録。
既成の演劇作品を上演する手段としては、ごく不完全なオペラという形態からか、
かえって、この戯曲の本質が端的に表現されていた気がします。
スタンリーの、粗野に隠された狡猾さ。ミッチの、純朴さとは裏腹の残酷さ。
ステラの、慈悲深さを装った無関心。
生の最中に輝く彼らの強い光によって、闇と死の領域に程近いブランチの精神は、
決定的な打撃をこうむります。
あくまで病んでいるのは彼らではない。
だってそれらは、自分が生きてゆくために必要な手段なのだから。
生きてゆくために必要な、ありきたりの、目に見える事実ではなく、
誰とも分かつことの出来ない、自分自身にとっての真実に忠実にあろうとした
ブランチが病んでいるのです。
恐らく、ブランチを病院送りにしたあとで、泣きながらもステラはスタンレーと
その日のうちにベッドを共にするだろうし、ミッチはポーカーの誘いを断れないまま、
いつしかブランチという「病気」を忘れてゆく。
そうした、健全さを露も疑わない彼らへの「怒り」・・・というよりも「恨み」。
「憎しみ」・・・というより「呪い」。
そして、彼らの底知れぬ生命力に対する「憧れ」。
ブランチという女に、自分の存在すべてをかけたT.ウィリアムズの、悪意と純真が入り乱れた
とんでもない戯曲を、20世紀のアメリカは世に送り出してしまいました。
全体としては二幕が秀逸でした。
ドン臭くてマザコンでとっつぁん坊やで、まったくブランチの好みではないミッチですが、
そうした純朴な男しか持たないセックスの味というものを、またブランチはよく心得ていて、
常に自分を上位におきながら、ミッチを操ろうというヒロインの思惑が、
下半身にムズムズ来るようなやり取りで、見事に音楽化されていました。
大声が自慢で、ムキムキマッチョであるはずのミッチを、声量にやや乏しく、
少しボタついた経種さんが演じたことで、この場面に新たな意味合いが
付け加えられてました。
誤解の無いように申し上げますが、演技としての歌唱力は、経種さん、
堂々たる貫禄の釜洞ブランチと向こうを張ったアンサンブルで、特に素晴らしかったです。
また、スタンレーよりもラブシーン慣れしている集金の青年も、なかなか。
普通だったらこの役、女をいうものを知らない初心な少年として演じられるはずなんです。
ここでは、同世代の女の子とウハウハ、ヤりまくっていながら、こんなオバさんもたまにはいいかも・・・
なんていう今時な若者の心の揺れを上手く表現してました。
蛇足ながら、作者はこの戯曲をラヴェルの「鏡」を聴きながら書いたのではないでしょうか?
蛾のように儚く美しいいでたちで「欲望という名の電車」を降り立つヒロイン。
バスルームで歌う悲しい鳥。
海上の小船の死。すべてを浄化する鐘の音。
戯曲を読み直すたび、「鏡」を聴くたびに、その確信を新たにします。
ここまで日本語がひどいと、もはやAA荒らしと同レヴェルですね・・・
音楽聴く前に、日本語勉強して出直してきます。
同性愛と音楽については、ドビュッシーのセバスチャンとビリティスが有名ですね。
無類の女好きで、こよなく娘を愛していた筈のドビュッシーが、
どうしてこんな同性愛文学を音楽化したのでしょう。
その経由など、どなたかご存知の方いらっしゃいますか?
挙げ
ビリティスって映画があったな。
写真家のデイヴィッド・ハミルトンのやつだね。
音楽はフランシス・レイ。
間違ってこのスレ開けちまったじゃん・・
う〜え〜〜〜〜〜お〜〜〜〜え〜〜〜〜〜
ぎもぢわるいよ〜〜〜〜〜
ぎもぢわるいよ〜〜〜〜〜
ホモ 市ね !!
ホモ 師ね !!
ホモ 氏ね !!
288 :
ゾフィー ◆Sophie/q4w :03/06/24 18:44 ID:0bFSv7Y0
>>281-282 風船ヤァヤァ様、「欲望という名の電車」のレポート、お待ちしていましたわ。
ありがとうございます。
281のこの作品の分析は、なるほどと思いましたわ。
スタンリーにしてもミッチーにしても、ブランチの二つの顔を非難していながら、
自らも二つの顔を持っていますのね。決してブランチだけが病んでいるわけでは
ないんですよね。彼らとブランチの違いはその二つの顔をうまく使い分けているか
使い分けていないかの違いじゃないかしら。
そして器用な者達によって、不器用なブランチの精神はボロボロにされて
いきますのね。
私もこの部分には、今まで気づきませんでしたわ。
今回のオペラ「欲望という名の電車」の初演は必ずしも、従来のままというわけでは
なかったんですのね。たとえ初演であっても、従来のものをそのまま持って来ないところに、
今回の公演に携わった方々の意気込みが感じられますわね。
このオペラを聴いて、風船ヤァヤァ様はラヴェルの「鏡」を連想なさいましたのね。
私、「鏡」は未聴なので、なんとも申し上げられませんが…。
プレヴィンは「オペラでの理想はブリテン、バーバー、R・シュトラウス」と言っているそう
ですわね。
「鏡」については、オペラを聴いて・・・というより、原作を読んでの直感です。
この曲の題名については諸説あるようですが、やはりラヴェルは屈折した自己の内面を、
象徴的な風景に託して描き出したかったのではないか、と考えています。
確かにラヴェルには、ある同性愛者的な一面がうかがえると思います。
そこに何らかしらのインスピレーションを得たテネシーウィリアムズが、
ブランチという「鏡」に自分を映し出して、「欲望」を書き上げた・・・
ま、単なるこじ付けなんですけどね。
>>251さんの読まれた評論は、「鏡」や「ギャスパール」など、最も暗く鬱屈していた
時期のラヴェルの音楽について、どのような言及をされているんでしょう?
わたくしオペラには明るくない上に、ブリテン、バーバー、R・シュトラウスらの
曲もロクに聴いたことがないので、なんとも申し上げられません。
しかしプレヴィンは、よくこんな難しい題材をオペラ化しましたね。
伝統的なオペラの技法にのっとって、現代的な風景・・・つまり、
下町の猥雑な風景、下世話な会話、人間の多層性などを、鋭く描き出しています。
ところどころに美しいアリアが響いても、次の瞬間には、もうそれを裏切っている。
裏切りと悪意で構成されるドラマツルギー。
アリアを聴くごとに迂闊に拍手でもしようものなら、「ホレ騙された!」
といわんばかりに手ひどい仕打ちが次に用意されています。
ステラが屈託ない美しさで、愛と生の賛歌を歌って観衆を酔わせても、
次にはブランチが身内の凄惨な死に様を克明に語りつくす。
ミッチが雄弁に真実の愛をブランチに誓っても、その本性を知ったとたん、
欲情丸出しに襲いかかる。
・・・こんな裏切りも、慣れると快感に変わるんですけどね。
そんなわけで本日の名台詞。
「死ぬってお金がかかるのよ!!」
ここ、一番感動しました。
291 :
名無しの笛の踊り:03/06/28 05:42 ID:hyHFynLv
ホモ男児&レズ女児の子を産んで、親が悩んで神経をすり減らすよりも、
中絶して、次の子を産んだほうがよっぽど手間がかからないと思います。
同性愛児の出生前検査の実現を強く求めます。
兄弟(あるいは姉弟)共に同性愛者の人を何人か知ってるけど、
家族関係はごく円満だよ。
望まない結婚を強いて子供に不幸を感じさせる親だったら、
最初から子供など生まない方がいいんです。
誰だってこの世に生まれたからには、幸せになる権利はあるのだと思います。
>>287 確かにキモいホモは多いけど、それはホモだからキモいんじゃなくて、
もともとの人間性がキモいだけです。これを混同してはいけません。
同性愛者というだけで、社会的に浮いた存在になりがちなので、
そう見られ易いんですよね。
かく言う私は、キモい性格を目下改善中です。どうぞお目こぼしくださいませ。
ガンガレー
改善できた?
そんなにすぐには無理ぽ
がんがれよ
ゾフィー様
性格改善のため、とりあえず形から入ろうと、「ヤァヤァ」にコテハン戻したものの、
そう都合よくはいかないものですね。
当スレにおいての、子供じみた荒らし行為、心より反省している次第です。
ヤァヤァってビートルズと関係あるのかな?
299 :
ゾフィー ◆Sophie/q4w :03/07/09 20:07 ID:jomt40c7
>>290 風船ヤァヤァ様、なんだか最近クラ板に逝かなくなってしまったので、
亀レスですが、「欲望」と「鏡」の類似点、よくわかりましたわ。「鏡」や「ギャスパール」を
書いた時期のラヴェルが最も暗く鬱屈していたというのは、初耳でしたわ。
「欲望」自体が裏切りと悪意で構成されているとおっしゃいましたけれど、
ブランチも常に裏切られてきたのではないかしら。ベル・レーヴにしても、
夫にしても、ミッチにしても、ブランチにとって不変的ものは何一つなかったのでは
ないかと思いますわ。最後のお医者さんにしても、その先には裏切りが待っているのは
明らかですわね。
風船ヤァヤァ様は裏切りが快感に感じることがございますの?タフでいらっしゃいますのね。
「死ぬってお金がかかるのよ!!」って、この世の地獄を知り尽くしたブランチならではの、
現実的な名台詞ですわね。火の車のベル・レーヴでは近しい人の死を悲しむ余裕など
なかったのでしょうね。
>>297 再び風船ヤァヤァ様、まあ風船ヤァヤァ様の書き込みが荒らし行為だったら、
私の書き込みは誤爆かしら(w
300 :
ゾフィー ◆Sophie/q4w :03/07/09 20:07 ID:jomt40c7
ついでに300ですわ!
301 :
壷ネ:03/07/10 19:06 ID:kjnptWm+
>>290 風船ヤアヤア様への亀レスですわ。
ガスパール、ラベルが当時再発掘された「今一番話題の作家ベルトラン」を読んで書いた、
ではなかったのでしょうか?単なるギモンですわ。
そうですわね、死ぬのってかかるのですわね、お金。
いろんなスレに武蔵野コピペ貼ってやったもんね ワラ
童貞のはらいせだ、ざまみろ ゲラゲラゲラゲラ
(::::::::::/彡彡彡彡彡 ミミミミミミミ :::::::::::)
(:::::::/ ヽ / |:::::::::)
| ::: -=・=- -=・=- ::: :::)
|:/ ノ ヽ ヽ|ヽ
|/ .⌒ ` ..| |
( (● ●) )
( 童 / :::::l l::: ::: \ 貞 . )
( // ̄ ̄ ̄ ̄\:\. .)
\ )::::|.  ̄ ̄ ̄ ̄ | ::::(: /
\ ::: :::::::::\____/ :::::::::: / <僕の童貞をうばってください
(ヽ ヽ:::: _- ::::: ⌒:: :::::::: -_ ノ
場違いな荒らしが来てるな。
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
>人間の小賢しい理性にとらわれていない少年の未熟さに
あんたが小賢しーんだっつーの!!
どーせ未熟な少年見ながらハァハァ言ってんだろ?このロリコンが!!
・・・あ、誤爆です。ちょっとムカついたことがあったんで・・・
>>302 おー奪ってやる奪ってやる!バッチ来いや!!
>>303 ハイすみません。退場ですね。
>>304 おやすみなさい。
上の人のことは気にしないで下さい。ただの人格障害なんです。
ゾフィー様 壷様
「鏡」はローマ大賞に落選したことで、楽壇に巻き起こった「ラヴェル事件」の直後。
「ギャスパール」は父親を亡くした直後に、それぞれ作曲されてます。
「鏡」に漂う、そこはかとない虚無感や、「ギャスパール」の暗い情熱は、
そんなところから来てるんじゃないかと考えてます。
実際には母親を亡くしたときが、友人を多く失った大戦時と重なって、
最も落ち込んでいたそうですが、作曲家としてのラヴェルは、
その悲しみを飲み込んで「クープラン」という高みに昇華するほどにまで
大成してました。
しかし、ローマ大賞5回も落選・・・悲惨ですよね。要は5浪でしょ?
どれほどの屈辱感を味わったことでしょうか?
でも、もしラヴェルが大賞を獲得してたら、あれほどの大家にならなかった気がします。
せいぜい「パヴァーヌ」だけの一発屋に終わってたんじゃないでしょうか?
ラヴェルは落選の恥辱に溺れるたびごとに、
「水の戯れ」「カルテット」「ショヘラザード」「ソナチネ」を発表。
だんだんと作曲に凄みを帯びて来るんですね。
ま、つまりは人生万事塞翁が馬。禍福は商える蝿の如しってね!
ヘイ、ラッシャイ!儲かりまっか?ぼちぼちでんな!
・・・もう意味不明です。
307 :
名無しの笛の踊り:03/07/20 02:15 ID:w+e4htYj
307ゲット
それは確かにその通りだけど…
同性愛や性同一性障害の子ができて苦しんでいる親御さんが沢山おられます。
同性愛や性同一性障害の出生前検査の研究推進にご理解とご賛同をお願いします。
賛同します
賛同
この業界ってゲイ多いじゃん。
れずびーも多そう。w
ゲイでないと大成しない
大変ですね
なんだな、がんがれや。
ゲイは身を助ける
aゲイ
ゲイの人がいなくなったぽ
(^^)
ageイ
なるほど・・・ロリコンでゲイで・・・あと、何かある?
ああ、すかとろっていうやつ・・・?
死姦とか?・・・
おいおい。
325 :
名無しの笛の踊り:03/08/06 00:34 ID:Xo9MDMMZ
326 :
名無しの笛の踊り:03/08/06 01:14 ID:+aswpsNn
magideska---------thr
327 :
名無しの笛の踊り:03/08/07 10:50 ID:XK2vEhc9
2
風船はどうした?
329 :
名無しの笛の踊り:03/08/10 12:28 ID:Wb/v6Vst
↑ゲイノヒト?
*
332 :
名無しの笛の踊り:03/08/12 18:32 ID:Viqc1oxF
gei
三三三
ゾフィーたん。。。
1が書いたスレッド見たがハッキリ言って気持ち悪い。
マンセーばっかりでカウンターが出てこない。
金持ちのサロンみたいな・・・・
ウゲー
マアマア。。。
(⌒V⌒)
│ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
⊂| |つ
(_)(_) 山崎パン
>>335は荒れてなければ2ちゃんじゃないと思ってる単細胞
クラ板の癌細胞といえよう。
335は荒らしだろ。
だと思われ。
終了した?
とっくに新スレに移行してるよ。正確には新々々スレかな。
ゲイ
また来てくれないかな。
呼んでいらっしゃい。
348 :
プソン:03/08/25 00:35 ID:???
呼んできます
呼ばれて飛び出て風船です。
何だか、プソンさんと風船って、自作自演みたいになってますよね・・・
ビリティスが手に入らない代わりに、三島訳の「セバスチャン」を読んでます。
ホモの耽美世界を知るには絶好の一冊です。
聖書をちゃんと読んでいても理解しがたい記述が多い為か、
とっくに絶版になってますが・・・
ドビュッシーがイヤイヤながら作曲したという逸話をどこかで耳にしましたが、
知ってか知らずか、ダンヌンツィオはその序文で、いやらしいまでにドビュッシーを
褒め囃してます。
ドビュッシーは戯曲のホモホモしい内容とはまったく関係なく、「霊験劇」と言うよりも、
むしろ誤訳である「神秘劇」にふさわしい音楽を添えています。
三島としては自らの殉教を全うさせるために、是が非とも、
ワールドワイドなホモのアイドル「セバスチャン」を、
モノにしときたかったんでしょうね。
無数の矢に射られて、恍惚のうちに息絶えるセバスチャンに己自身を重ね合わせた、
三島にとっての究極のオナニー=割腹だったというわけでした。
・・・
風船さんはゲイなんでしょうか?
>>351 ゲイとバイ、そしてノーマルの線をどこで引いたらいいのやら・・・
いまだ、よく分かりません。
それをはっきり示していただければ、ちゃんとお答えできるのですが。
両刀なんでつか?
訳若芽
和気和布
わけわぬの?
若布
若め
鯨
>>352 では質問を変えましょう。
風船氏が全くの嫌悪感を持たずにセックス出来る同性が存在するかも知れないと
風船氏自身,想像することが出来ますか?
この質問への答えがNoなら,完全ノンケと見なせるでしょう。
本職の方を呼んできます。
362 :
↑:03/09/02 11:22 ID:???
何言ってんの?バカ?
言葉遣いの悪い人がいる。
はい、バカで〜す!
>>360 だれも呼び出しに応じてくれなかったので、不肖風船がお答え申し上げます。
だって・・・想像するも何も、
同性と進んでセックスする人がいるという「事実」が存在するんでしょ?
この「事実」は、否定するも何も、紛うことなき「現実」として、デ〜ンと
僕たちの眼前に屹立しています。
想像以前に、現実は現実として認めなきゃね!
というわけで、こちらから質問。
嫌悪感を伴ったセックスってあるんですか?
365 :
360:03/09/03 14:10 ID:???
>嫌悪感を伴ったセックスってあるんですか?
簡単じゃん。レイプされることがそれに相当する。
まあレイプされたい願望があるなら話は別だが(w
>同性と進んでセックスする人がいるという「事実」が存在するんでしょ?
>この「事実」は、否定するも何も、紛うことなき「現実」として、デ〜ンと
>僕たちの眼前に屹立しています。
>想像以前に、現実は現実として認めなきゃね!
他人のことはどうでも良くて,貴方自身のことを聞いているのです。
360の「風船氏が」は「セックス出来る」にかかっています。
バカ炸裂
367 :
プソン:03/09/03 22:31 ID:???
炸裂バカ
360さま
もしも貴殿に、小生に対する邪な下心がございますならば、
余すところなく、応答申し上げたいと存じます。
凄いなあ… 爆裂って感じ。
迷走と暴走って両立するんですね。
ばくだん岩みたい。
( 、.(ー' ~ ̄ ̄ ̄ ̄`ー- 、
.ゝ ゛ 、`i
( i ノ ノ-'‐、_, 'i
) 人( y-'‐'´ 〉 (
у ヽ( __ l lllii ii 〉
〈^==i y=='´ `i r-、 .i
| '"(・I ' ̄(・}` |ノrj | 〉
|  ̄ノ  ̄ ' __.イ ( ゲイをバカにしないでよ
l、_.〔 - ........._ _ _ .::| )ル'′
ヽ.:::F==i::::::::::::::/ |
`'、`ー-‐':::::::; -'′ |
'ーrー‐‐'´ 〃 .ゝュ_
ノ / / /  ̄ ̄ ̄`ヽ.
>>373 368だったら、さすがにちょっと怖いです。
(゚ε゚)キニシナイ!!
(・∀・)ソレダ!
360さん、、、、
378 :
360:03/09/11 14:56 ID:???
なにか?
↑ニセの予感!
偽でしょ。
煽り臭い。
ゲイ
383 :
名無しの笛の踊り:03/09/15 16:35 ID:i+RSo+hZ
アゲイ
『目覚めよ、と我らに呼ばわる物見らの声、いと高き望楼より響けり。
目覚めよ、エルサレムの町よ!
時刻は、いましも真夜中にかかる。
その呼ばわる声、さやかに告げていう。
汝ら賢き乙女は、いずこなるやと。
いざ目覚めよ、花婿の来ます。
起きいでて、ともし火をとれ!
ハレルヤ!
身支度を整えよ、婚礼に向けて。
行きて花婿の君を出迎えまつれよ!』
弄ばれていたのは、俺のほうだった…
そうだ。
弄ぶのは俺のほうであるべきなのに、いつの間に、
その立場が逆転してしまったのだろう…
そいつの口内に果てた直後、俺はそんなことをぼんやりと考えていた。
数ならぬセックスの中でも、奴より俺が先にいくのは
初めてのことだった。
いつもそいつをいかせてから、そいつの腹に、俺の精液をぶちまけるのが
常であったはずなのに・・・
そいつは、俺の精液を口に含んだまま、しばらく俺自身の先端を深く
くわえ込んで、ゆっくりと頭ごと上下させていた。
フィニッシュにも声を上げなかった俺は、この我慢ならない快感に、
初めて低いうめき声を上げる。
その声を聞いて安心したかのように、そいつは顔を上げた。
「フフ…やっと降参?」
そいつは意地悪そうに微笑んで、その唇を俺の唇に重ねて、
ねっとりとした液体を俺の口内に流し込んできた。
かつて、何人もの男のザーメンを口に含んだことはあるが、
俺自身のものは初めてだった。
思わず俺は顔を背けようとしたが、奴はしっかりと唇を押し当てて、
俺がそこから逃れることを許そうとはしなかった。
もがけばもがくほど、精液の匂いと味が口内に充満する。
「思ったより甘いんだな・・・」
正直な感想だった。
奴の舌はそれをさらに撹拌させる。
舌と舌とが粘液を介して絡み合う感覚。
そのうちに俺は奴の唾液とともに、俺の精液をも飲み込んでいた。
奴も俺の舌をくわえ込んで、一心に俺の精液を吸い込んでいた。
それは今まで知り得なかった、新たな快楽でもあった。
まさかセックスに「その後」が存在するとは、つゆとも思わなかった。
セックスなんて、発作的に襲い来る性欲の、単なる処理に過ぎない。
溜まった精液を快楽と共に排泄する。それだけのこと。
大いなるクライマックスに向けて放たれた、瞬間の燃焼。
喩えるならば、ひとつの主題を繰り返しながら、蓄積を重ねつつ、
終わりの時に向かって、次第に高まりゆく音楽。
最後の圧倒的な終止符の後には、心地良い、寂漠たる虚無感とともに、
一夜のみ、欲望の赴くままに体を重ねあった淡い記憶が残るだけだ。
喩えるならば、人間の歴史の、原始から終末にかけて、
一筋の直線で続く時間の流れのように・・・
死んでからも後に、新たなる生が存在するのか?
現世における営みが、死後、清算されることがあるというのか?
想像するだに、おぞましい事だ。
生易しい思い出は一途に俺をさいなみ続ける。
失われた関係は、俺を後悔の淵に落としこむ。
果てて後の二人の関係は、再びゼロに戻るのだ。
もう同じ瞬間は二度と訪れない。
会話もない。人肌のぬくもりもない。ましてや心の交流など、どこにもない。
二人して目線を合わせることもなく、黙々とパンツを履き、
次の男を求めてさまようだけだ。
それで充分ではないか?それ以上に何を求めよう。
しかし俺は今、そんなあり方と矛盾して、つい最近知り合ったそいつと、
ある密度を持った関係を持続させている。
長い口づけが終わり、俺を先に絶頂に導いた勝利者であるそいつは、
妖しげな微笑をもって、俺をまじまじと見つめている。
「美味しかった?」
そうつぶやくと、そいつは糸を引いて二人をつなぐ唾液を絡み取るように、
軽く唇同士を重ね合わせた後、俺の胸元に顔をうずめた。
「ねえ…何も我慢をすることはないと思うんだ。
どっちが先だとか後だとか、ウケとかタチとか、
どうでもいいことじゃない?」
そいつは俺の耳元でささやいた。
「だって、どうせ男同士なんだよ。
女との時だったら、男って見栄を張らなくちゃいけない義務が
付きまとうけど、男とだったら気にすることはないはずなんだ。
僕、初めて男と、つまり君と付き合うようになって、
つくづくそう感じるようになったよ。」
これまで何人もの女とやってきたけど、いつもセックスの最中に、
どうやって、すぐにもイキそうになる自分を押さえつけるか、
そればっかり考えていたんだ。
女に屈服してはいけない。
少なくとも、女より先にいってはいけない。
間違って、女より先にいっちゃったときの気まずさといったらないね。
ひたすら耐え抜くだけのピストン運動・・・
その果てしない苦痛ともいえるような、労苦の見返りに与えられるのが、
あっという間のフィニッシュなんだよ!
不公平だと思わない?」
『何人もの女とやった。』
よくゲイの奴らが口にする、一種の免罪符だ。
女とやった経験がありさえすれば、同性愛という後ろめたさからは逃れられる。
『女を気持ちよくさせなければならない』
これはゲイに限らず、多くの男が抱いている妄想だ。
まさか女が男の下で、本当に快楽にあえいでいると、
本気で信じているのだろうか?
そんな奴らに限って、女を本当に満足させているとは、到底信じがたい。
女の演技に、まんまと騙されているだけではないか?
男は装いつつ、強い男の演技をする。
女はそのフォローで、「いく」演技をする。
男同士だって同じことだ。一方的に独りよがりのプレイを他人に押し付けて、
自分勝手に満足する輩のなんと多いことか!
俺は別に女の具合がいいとか、男のケツがどうかなんて考えたことはない。
ただ、面倒なこと、煩わしいことがないという理由で、男とセックスをする。
男同士には、何の責任も生じない。少なくとも俺は、恋愛感情に伴う
ある責任感から逃れるためにのみ、セックスの処理に男を求めている。
それだけのことだ。
単に自分のペニスをいじくる手が、俺の手ではなく、
誰か他人の手に成り代わっただけだといって、なんの差し支えもない。
―――そうなんだ。
何も考える必要はない。
自分が自分であること・・・即ち自我なるものに、何の意味があろう?
誰が自分の生き方を自分で決めている?
自分自身だけのものであることが、いったいどこにあるというのだ。
常に誰もが誰かの真似をしながら生きている。
個性が何だ。
個性はあくまで仮面である。
人並みでありたくないという仮面。
若いころは誰もが一時期、そうした仮面を被りたがる。
だがそのうちにいつしか、下らない日常にあくせくして、
なんら人と変わらず、取り立てて言うところもない、
つまらない人間に自ら納まってゆくというのが常というものだ。
食う。寝る。セックスをする。
ヒトが生きていく過程において、それ以上に何の意味があるというのだ??
だが、そんな他愛もない屁理屈を考える俺の意識さえも、
ひとつのありふれた自我に過ぎない。
セックスとは、そんな厄介な自我という業から逃れるためなのだ
という事を改めて思い起こす。
「君と初めて出会ってから、幾たびもの夜を重ねるごとに、
全身の感覚が蘇って行くのを感じるんだ。
何も快楽を得られるのは、ペニスだけじゃない。
乳首だって、へそだって、わきの下だって、首筋だって、
あばらの一本一本、髪の毛の一本一本にわたるまで、
すべてが君の手によって息づき始める。
まるで死にかけていた細胞の一つ一つが目覚めるように…
この喜びを、誰かと・・・そう、他ならぬ君と分かち合いたいんだ。」
そういって、そいつは俺の首筋に唇を吸いつけた。
俺はそいつの頭を抱え込んで、そいつの耳たぶをなぞった。
軽い吐息とともに、そいつのやや肉付きのよく、体毛の少ない白い肌の
全身の毛穴が早くもざわめき出した。
今度は俺が上になり、両手でそいつの乳首をつまみながら、
脈打ちながら屹立するそいつのペニスを口に含む。
「気持ちいい・・・」
俺は口内で、そいつの亀頭をさまざまに舌で転がすと、
そいつの先端からは、早くも先走った粘液があふれ出ていた。
俺はそいつのペニスから口を離し、次には親指でそいつの先端をなじった。
「あ、あ、んん…」
押し殺す声が、さらに二人の温度を盛り立てる。
今度は奴のケツに俺の中指をあてがった。
そこはまだ拓かれていない、未開の門だった。
「あ、だめ。」
奴は両手で自分の顔を覆った。
俺は、いったんはそいつのケツから指を離したが、代わりに奴の
両の踝を手に取り、高く持ち上げた。
俺の目の前にはそいつのケツの穴の襞までが丸出しになっている。
「恥ずかしい…」
俺はそいつのケツの穴をまじまじと見つめていた。
まるで何かを求めるかのごとくヒクついている穴に潤いを与えるように、
俺は舌の先端でそこを舐めてみた。
「だ、駄目・・・」
かまわず俺は舌を入れた。
「うぐ!あ、いや…」
奴は両手で俺の頭をつかんで、俺の髪をかきむしった。
いやという割には、拒む気配がない。
俺はケツの穴から舌を離すと、そこに中指をあてがい、穴の周辺をまさぐった。
「恥ずかしい…」
「でも濡れてるぜ。」
事実そこは、明らかに俺の唾液以外のそいつの体液に濡れていた。
俺はゆっくりと、中指を押し込んだ。
「あ、ううん、うっ。」
「どんなかんじ?」
荒い吐息の中、そいつは答えた。
「何か・・・変な感じ・・・」
「痛くない?」
「少し・・・」
「そう。」
かまわず俺はさらに奥深くに中指を押し込んで、
穴の中身を軽くかき回してみた。
「あ、だめ。もう・・・」
俺の中指はそいつのケツの奥のほうで、早鐘のような鼓動と共に膨れ上がる、
何ものかを感じ取っていた。
「だけどほら、勃ってるぜ。」
「え?」
そいつは薄目を開けて、痛ましいまでに勃起している自らのペニスを見つめた。
その先端からはタラタラと粘液がたれ落ちている。
「…どうして?」
「気持ちいいからだろ。」
俺はケツの穴にもう一本、今度は人差し指を挿れてみた。
「入ってるぜ。」
「あ、あああ、んん・・・」
「どう?」
そいつはただ首を横に振るだけだった。
俺は二本の指を引き抜いて、再び俺のものをそこにあてがった。
「駄目!」
身震いしながらそいつは叫んだ。
「いや・・・」
「だめなのか?」
「いや・・・」
「どっちなんだよ!」
ひたすらそいつは首を横に振るうだけだった。
俺は構わず亀頭の先端をそいつのケツの穴に挿し込んだ。
「いい!いい!」
目を閉じたそいつの瞼から、涙がにじんでいた。
「いいんだな?」
「だ、駄目だよ!!」
俺はペニスを引き抜いた。
「駄目だよ、駄目だよ・・・」
うわごとのように繰り返すそいつの顔色を伺うに、どうやら
痛いというわけではないらしい。
明らかにそいつは、これまでついぞ知ることのなかった、
新たな快感に戸惑っている。
俺は自分の中指を咥え、唾液でぬらすと、再びケツの穴に捻じ込んだ。
「どう?」
「ああ・・・ん・・・」
指でなじってほぐされたケツの穴は、すっかり緊張が解けて、
俺を受け入れる準備が整ったようだった。
涙と唾液に溢れて、恍惚とも苦痛ともつかない表情を見せながら、
そいつは目を閉じたまま俺の股間をまさぐって、俺のペニスを握り締めた。
「いいんだな?挿れて・・・」
そいつは黙って頷いた。
俺はゆっくりと、奴の手の導きに、ペニスを挿し込んだ。
「駄目!駄目!駄目!」
俺はそいつの叫びに耳を貸さず、俺の唾液と、奴の体液にまみれたケツの穴の
奥深くまで、ずぶりと俺を挿し込んだ。
「あああああ!!!」
・・・そうなんだ。弄ぶのは俺のほうなんだ。
絶叫とともに、こいつは初めて俺を受け入れたのだった。
僕のせいで散々に荒れすさんだ当スレの責任をとるのと、
360さんへの答えをかねて、つまらないものを書いてみました。
悪口罵倒中傷など、ご遠慮なさらずに仰ってくださいね・・・
力作だな。
マターリしる。
律儀な人だ。
400000000000
マターリ
ヴァカモト?
案外お叱りの言葉も、故ある非難も受けなかったようなので、
こっそりと、もうひとつの物語を懲りずに書いてみようと思います。
それは、とある太古の、世界で最も著名な書物に記された、ある一人の女の物語・・・
バッハのカンタータと共に生まれ出で、未来へと開かれるべき扉を、
ひっきりなしに叩き続けるのです。
『いつ来ていただけるのですか?私の救いよ・・・
私はいつも、明かりを灯して待っています。
扉を開けてください。
天の宴の行われる広間の扉を・・・』
406 :
帰郷1:03/09/29 00:13 ID:???
私は帰ってきた。長い道のりを、私は今、帰ってきた・・・
何故帰ってきてしまったのだろう?一度は私が捨てた故郷に。
もう二度とくぐることはないと、己に誓った生家の扉に。
華やかな婚礼の日、嘗て祝福を受けて後にした故郷に、
今やすべてを失った私は、ただひとつ重い罪を背負って帰ろうとしている。
私を待ち受けるのはきっと、冷ややかな視線と、後ろ指、
そして声なき声で囁かれる、私についての噂話。
「罪深い女が、恥ずかしげもなく、のこのこ帰ってきたらしいよ。」
「どうせ神様の怒りに触れたんだろうよ。」「恐ろしい女だ。」
「授かった子供を、みすみす殺してしまうなんて」
「せいぜい近寄らないほうが身のためだね」
「まったくだ・・・」
そう・・・私は生を授かりながら、子供を生めなかった、罪深い女。
いいえ、子供を生めなかった私は、女でさえない。
子供を生まない女など、この世に存在する価値などないのだから。
夫との幸せな結婚生活で初めて授かった子供・・・
しかし、私の胎から出てきた子供は、この世の光にも、空気にもついに
触れることのないまま、あの世に召されていった。
私の膣内の大量の血の中に窒息した私の子供。
捻じ曲がって、臍の緒に首を絞められて、青ざめて、冷たくなって、固くこわばって・・・
私が殺した私の子供。
しかし、私にはそのときの記憶はない。
待ちに待った出産の日を目前にして、私は私の股を伝って子宮から溢れ出す、
たくさんの羊水を見てから、しばらく先の意識がない。
私はそれより、世の中にこれ以上はないと思われる、
全身を貫く激痛の中、生死の間を行き来していた。
407 :
帰郷2:03/09/29 00:13 ID:???
ひととき意識が戻った私に、私の夫だった男は、私に優しくしてくれた。
私にはその優しさの意味が分からなかった。
朦朧とした意識の中で、私は私の子供の行方を問いかけたという。
そのとき男は、ただ私を抱きしめて涙を流していたともいう。
何も分からなかった。分かりたくなかった。
もうこのまま死んでしまうのではないかと思われる、
いつ終わるとも知れない苦痛の中、ひと時垣間見た悪夢が、
まるで現実であったのだと思い知らされるようで・・・
ええ。それは夢などではなかった。現実だったわ。
その日から何日も何日もベッドに横たわりながら、夢と現を行き返り、
あの悪夢こそ現実だったと思い知らされてしまって・・・
私の夫だった男は、私の体が完全に快復するようになって、
私を慰めようとしたのか、長い間欲望を抑え続けた反動か、夜毎に私を求めた。
しかし、私はもう、かつて夫だった男の肉体を受け入れることができなくなっていた。
私には分かっていた。誰にも告げられることなく。
もう私には、子供を作る能力が失われていることを・・・
私は泣きながら男の性を拒んだ。
男は、はじめの数日はそれで諦めてくれた。
が、その後は許してくれなかった。
執拗に私を求め、力ずくで私を開こうとした。
私は涙を流して抵抗し、嘔吐した。
そんな私をはじめて男は殴った。
殴って、殴って、蹴り飛ばした。
私は泣いて、血を流した。
男は私を殴って、酒に溺れた。血を吐くまで。
それが私たち夫婦だった男女に残された、最後の交流だった。
408 :
帰郷3:03/09/29 00:14 ID:???
日常に当たり前のように続いた暴力の中で、しかし、私はどこかで安心していた。
これは私に与えられた罰なのだ。
罰が与えられるからには、もしかしたら許しのときがやってくるかもしれない。
そんな都合のいい妄想をもって、私は甘んじて男の暴力を受け入れていた。
おそらく、私よりも男のほうが苦しんでいたに違いない。
夫もまた、私と恐るべき罪を共有していたのだ。
女に子供を生ませられないような男もまた、男ではない。
不能の烙印を押された男以下の男・・・
男は、私を傷つけた何倍もの苦痛をもって、自らを破滅に導いていった。
男は酒場ではだれかれ構わず悪態をはいて、そこらのものを破壊した。
酔っ払っては、路上に倒れこみ、自らの糞尿の中に溺れた。
連れ帰り、汚れた体を洗い流す私に泣き言を言ったかと思うと、
今度は再び暴れだし、私に暴力を振るった。
声を殺して泣く私に気づいて、初めて男はわれに返り、
酒を飲み、血を吐いた。血を吐いては私を求め、私の拒否に出会って、
再び私に手を上げて、自分のこぶしが腫れ上がるまで殴り続け、
最後には二人して泣いていた。
血と涙と、それに伴う痛みとが二人を繋いでいるという凄惨な夫婦の関係に
終止符を打ったのは、男のほうだった。
私はずるい女だ。
最後の最後まで、私は私自身の責任から逃れ続けてしまったのだ。
夫は一生自分の罪に、惨めな妻をみすみす見捨てた苦しみに、
とらわれ続けるだろう。
私は単に、夫から捨てられた哀れな女という刻印を捺されるだけで、
少なくとも逃れられる。
もし、あの人が、私から離れていったら、その後どうするのかしら・・・?
また新しい女と、新たな結婚生活を営むの?
409 :
帰郷4:03/09/29 00:15 ID:???
多分それは無理な話。
あの人の精神はすでに、自分自身の未来に向けて立ち上がるだけの余力を、
もう残してはいなかった。
きっとあの人は一人さびしく、両親の元に立ち返るだろう。
きっとあの人の両親は、温かい抱擁をもって、
あの人の罪を許してくれるだろう
でもそんな肉親の優しさは、彼を永劫に苦しめる業罰にしかならないのだ。
おそらく・・・いや、確実に、あの人は両親のやさしさの元で、
今度はより徹底的に自分を虐げ続ける。きっと両親はおろおろしながら、
あの人の身の破滅を見守り続けることしかできない筈だ。
私は世界の誰よりも、かつて夫だった男のそんな内面を理解している。
私と共にいる間は、あの人は私に拳をあげることで、辛うじて、
自分自身を保つことができた。互いに肉体を分かち合ったものに対する暴力が、
彼のどうしようもない絶望を和らげる、唯一の逃げ道となっていたのだ。
一方私は、あの人から暴力を振るわれることで、束の間、
私の根源的な苦しみから逃避できた。
別れか、死か。
私たちはそこまで二人の関係を突き詰めていた。
鋭いナイフの刃の上の、男女の綱引き。
男がついに悲鳴を上げて、自ら過酷な責めを負った。
私は最後の最後まで耐え抜いて、私の苦痛に妥協した。
410 :
帰郷5:03/09/29 00:16 ID:???
なぜ私は死ななかったのかしら?
子供の代わりに私が死ねばよかった。
なぜ、私が生きているのに、子供だけがいないの?
せめて、子供と一緒に死にたかったのに・・・
死のうなんて、何度も考えた。
分かっている。天より授かった生命を自ら閉ざすことの罪の重みを。
それでも構わない。
地獄につき落とされ、五体を切り刻まれながら、
永劫の炎に焼かれたほうが、どんなにか今よりましなことか!
分かっているわ・・・
それでも私は死ねなかった。
自分で死ぬこともできない意気地なしの哀れな女・・・
長い道のり、私は今、故郷に帰り着こうとしている。
何のために?何を求めて?
もう私は、そんなことも考えれらないほど、疲れていた。
人生のすべてに疲れていた。
そして今、私はついに帰郷した。
411 :
帰郷6:03/09/29 00:17 ID:???
最初の再会は妹だった。
「お姉さま!」
「マリヤ・・・」
私は妹の名前を呼んだ。妹はそれから何も言わずに、私を固く抱きしめた。
すっかりやせ細っていた妹の体・・・
無理もない。
私が家を出た後、長い間寝たきりとなっっている病気の父と、
末の弟を抱えて、一人でこの家を守っていたのだ。
そんな妹の変わりようを直視できない私は心の中で、妹への謝罪の言葉を繰り返し続けた。
ごめんなさい。あなた独りに押し付けてしまって。
悪いお姉さんだった。堪忍してね・・・
私は改めて妹の顔を見つめた。
その顔のやせ細り、頬がこけた様は、これまでの生活の辛苦を感じさせた。
輝くように、しとやかな笑顔に溢れていた妹の目元には、深く隈が刻まれている。
繊細で優美な顔立ちが私の自慢だった、私の妹。
人生の中で、今が最も若く美しい年頃なのに・・・
もともと、この子の細い腕は家事にむいていない。
私のように、さして美しくもなく、骨太の女の手にこそ、薪を割るだの、水を汲むだの、
家事におけるあらゆる雑用は引き受けられるべきなのだ。
でも、妹の肉体から立ち上る、妙なる香りは失われていなかった。
懐かしい香り…
春の野に咲き誇る百合の花のように芳醇な香りは、血を分けた私だけが誰よりも
一番良く知っている。
412 :
帰郷7:03/09/29 00:17 ID:???
出きることなら、妹の足元にひざまずいて、涙を流して許しを請いたい。
だが妹は、許すも許さないも、一人で家を捨てていった私を恨んでなどいないだろう。
一途に傷ついた私の心を気遣っている。
その優しさが、返って私の疲れた心を痛めつけた。
「お父様は・・・?」
込みあがる涙を抑えて、私はやっと一言だけ発することが出来た。
「ええ。あいかわらず具合はいいのよ。
お姉さまが帰ってくる知らせを聞いて、喜んでいらっしゃるわ。
早く挨拶なさって。」
私は妹の手引きに、父のいる寝室に案内された。
途中、一目様子を伺うに、さすが妹一人の手には、けっして狭いとはいえない
この家を切り盛りするには、有り余るものがあるのだろう。
私が家事の中心を担っていたころと比べて、散らかり、荒み、
お世辞にも整頓されているとはいいがたい有様だった。
その昔、この一帯では有数の豪邸だった私の生家。
それがあるときから、坂を下るように凋落の一途をたどり、
細々とした妹の機織による収入のほかは、ただ、過去の土地と財産を
食いつぶすように、一家4人、何とか生き永らえてきたのだった。
荒廃した我が家・・・
でも、どこか荒れ果てた神殿のような清々しさを匂わせていた。
栄華を誇ったソロモンの神殿。
その果ては、きっとこんな様子だったのかもしれないと、密かに思い図った。
もしかしたら、私はこの聖なる神殿を、土足で踏みる異邦人として
帰って来てしまったのかもしれない・・・
早くも私は、襲い来る後悔に、いたたまれない気持ちになっていた。
413 :
帰郷8:03/09/29 00:18 ID:???
父の寝室。
ずいぶん昔に、母が亡くなってすぐ、長い間寝たきりになっている、哀れな父・・・
父は薄くらい部屋にひとり寝ていた。
「お父様、お姉さまがお帰りになったわよ。」
父は妹の声に、わずか首を動かして、私を見た。
「お父様・・・」
私は父の枕元に近寄って、跪いて、その手を握った。
「マルタ・・・」
満足に半身さえ起こすことの出来ない父は、辛うじて私の名を口にした。
小さくなった父・・・
黙ってあの世からの遣いを待つだけになってしまった父・・・
私は可哀想な家族を見捨てて、逃げるように生家を後にしたのだ。
そんな私が今、恥も外聞も捨てて、都合よく出戻って来てしまったんだ。
・・・もう駄目。
己に禁じた涙が、すぐ喉元までこみ上げてきた。
「ごめんなさい・・・」
妹に一言告げて、二人の戸惑うような表情を後にして、私は私の部屋に駆け込んだ。
どうして私はこうなのだろう?
いいじゃない。情けなくも哀れな女が、家族の前で涙に暮れる醜態をさらす。
それを許さない私の驕慢を、私は恨んだ。
私が帰ってくる知らせを受けて、ただ一部屋だけ、きれいに整えたのであろう私の部屋の、
懐かしいベッドに突っ伏して、私は涙に濡れた。
414 :
帰郷9:03/09/29 00:18 ID:???
「ねえさま・・・」
聞き覚えのある声に振り向くと、そこにはいつの間にか、戸口にたたずむ弟の姿があった。
「ラザロ・・・」
私は弟の名前を読んだ。
弟は言った。
「ご、ごめんなさい・・・」
そうつぶやくと、弟は深々と私に頭を下げた。
「なに?どうしたの?どうして謝るの?」
私は弟に悟られないように、そっと涙をぬぐって、優しく弟に囁いた。
弟はたどたどしい口調で言った。
「ぼく・・・ねえさまにしかられたことがあった。
マリヤが・・・したのねえさまが、たいせつにそだててたおはなをつんでしまって・・・
それでねえさまにしかられたんだよ。
そのとき、ぼく、ねえさまなんかいなくなってしまえばいいとおもった。
だってぼく、そのおはなを、かみさまにあげたつもりだったんだよ。
いいことをしたつもりなのに、なんでしかられたんだろう?
そうしたら、ねえさまがうちからでていってしまったんだ。
ぼくいっしょうけんめい、かみさまにおいのりしたよ。
おねがいだから、ねえさまをかえしてくださいって・・・まいにちまいにち。
そうしたら、ねえさまがかえってきたんだ。」
私の弟・・・
もう、いい年頃の青年のはずなのに・・・
同じ年頃の男の子たちは、それぞれに似合った、かわいらしい恋人を見つけて、
木陰で囁き交わしている年頃のはずなのに、いまだに虫と戯れ、草木と歌い、雲と語らう・・・
弟は・・・ラザロは、すこしだけ、人と成長の度合いが違うだけ。
日々の生活に明け暮れる私たちの速度よりも、ゆっくりと着実に人生を歩んでいるだけ。
「ぼく、いろいろできるようになったよ。
みずだってくめるし、まきだってわれるよ。
マリヤにおそわって、うたもたくさんおぼえたんだ・・・
ね、いいこにしてたでしょ?」
弟はそう言って、懸命な笑顔を私に見せた。
思い出した。私はこの弟の笑顔を見たいがためだけに、何もかも失って帰ってきたんだ。
そうだった・・・私たち家族は幸せだった。
この子は、誰よりも手のかかる子供だったけど、その分、この子なりに、
誰よりも人の心を気遣う、やさしい子だった。
人が笑うと自分も笑い、また、人が悲しい顔をしていると、
再び笑顔を取り戻すまで、しつこいまでに付きまとい、
共に悲しさを分かち合おうとする努力を惜しまなかった。
この子こそが私の誇りであったし、私の救いだったのだ。
私は駆け寄って弟を抱きしめた。
「御免なさい。私が悪かったの。御免なさい。」
私は、今度こそはついに抑えきれず、わっとむせび泣いた。
「どうしてあやまるの?わるいのはぼくなんだよ。」
大きくなった。立派になった。あたたかな弟のからだ・・・
驚く弟の胸にすがって、私は泣いた。
弟も泣いていた。
私達二人は長い間、涙枯れ尽くすまで、ひたすら泣いたのだった。
力作乙。
大作乙。次回作にも期待。
すごいな
読んじゃった。。。
すごすぎ。
続編キボン
続きを読みたいな。
力作すぎ。
425 :
名無しの笛の踊り:03/10/10 23:06 ID:AquUI6cG
競るゲイ・ラフマニノフ
約5日ぶりのレスが
>>425とは....._| ̄|○
427 :
名無しの笛の踊り:03/10/12 20:51 ID:KV363Bbk
閑散としてきますた。
428 :
名無しの笛の踊り:03/10/14 23:54 ID:lPJJHOeR
しょうもな
ゲイ術は爆発だ!!
●
|
ト
|_ト ̄|○
431 :
名無しの笛の踊り:03/10/18 23:19 ID:tB6+ZlGj
オラオラ>● ●<根元まで咥えんか!
|\ /|
_| ̄|○-|_
『シオンは物見らの歌うを聞けり。
その心は喜びに躍り、かくて目覚めて速けく出で立ちぬ。
その愛するものは天より晴れやかに来る、
恩恵にて強く、真理にて猛き勇士として。
シオンの光は輝き、その星は昇れり。
いざ来ませ、尊き冠なる君、主イエス、神の子よ!
ホザナ!
われらはこぞりて喜び充てる宴の広間に従い行き、
晴れの晩餐を共に祝わん。』
(夜明けの海。薄明の空を映して彩られた海面は、
七色のヴェールとなって砂浜に打ち寄せる。
それら幾重にも連なる官能の波を受け止める、僕は白い砂浜だった。
大いなる絶頂の後、余韻のように打ち寄せる、波に体を洗わせながら、
朦朧たる僕の意識は、彼方、水平線に上り来る黎明を望む。
なんと喩えればよいのだろう、この瞬間を・・・
そう・・・法悦のときと言えるかもしれない。
恍惚のさなか、僕は確かに見たんだ。夜明けの光を。
世界を包んでいた闇が、今まさに姿を現さんとする太陽の光に一掃され、
万象が新たに生まれ変わるのを・・・
もうすぐ、黄金の太陽が昇り、夜の闇を追い払う。
迷いに満ちた暗黒はじきに晴れ、
全ての美しい人々が、その姿をあらわす。
ああ、安らぎのとき!
天上から降り注ぐ、優しく穏やかな光に包まれるとき・・・
そのとき、楽園の扉が開き、
僕達人類は、最高の叡智を獲得するであろう。)
俺はこいつとの初めてのアナルセックスで、生のまま、そいつのケツに
大量のザーメンをぶち込んでいた。
同時にこいつも、二度目の絶頂を迎えていた。
ゴムなどはめている余裕はなかった。
それほどに、そいつのケツは、俺がかつて知り得なかった快感をもたらしていた。
俺のペニスを引き抜くと同時に、こいつのケツの穴は喘ぐように、
白濁した俺の精液を吐き出した。
俺は荒い吐息にもだえるそいつを抱きしめて、再び長い口づけを交わした。
こいつは、無我夢中に俺の舌を貪った。
汗と精液にまみれながら、俺たちは互いの唇と胸とペニスを重ね合わせて、抱き合った。
(まず痛みがある。狭き門をくぐりぬける痛みが。
そこを貫いた先に本当の快楽はあるのだ。
僕の自我が無と化す瞬間。
すべての意識が欲望に塗りつぶされる瞬間。
君が欲しかった。可笑しくなるほど、それだけだったのだ。
すべてを超越するほどの悦楽に酔い痴れ、あらゆる意味が消滅した後に残ったのは、
単純なる欲望だ。
君とひとつでいたい。
ひとつとなって、二つの肉体を共有する、この瞬間を永遠のものとしたい。
それだけだったのだ。)
こいつには才能があった。セックスの才能だ。
最初、歯を立てながら如何にも不器用に俺のペニスを咥えていた奴が、
次には舌遣いを覚えるようになり、だんだんと俺の反応を見ながら、
俺の五体の性感をも開発するようになってきたのだ。
つい先ほどまで「ノンケ」だった人間とは思えないほどの要領のよさだった。
きっと俺たちはセックスの相性がいい。
唇の重なり具合。無理のない体勢でのシックスナイン。
そして、俺のペニスの太さと長さに程よくあった、ケツの締まり具合など。
俺にとって、あらかじめ誂えたと思われるように、こいつの肉体のすべてが
これまで経験した誰よりも、俺のセックスに対する要求を満たしていた。
もともと頭のよく、器用な奴だった。
俺が高卒出の無教育である有様に比べ、奴は四谷にあるミッション系のエリート校。
その差は歴然としていた。だからこそ、俺は奴を俺の次元にまで落としこめることに
懸命になっていたし、またそこに、俺の暗い情欲をつぎ込むようになったのだ。
(僕の決まりきった人生・・・
それなりに大学を出て、それなりに会社に入り、
それなりの結婚をして、それなりの家庭を築き、それなりの一生を終える。
君との出会いとセックスは、それまで何の疑いを持たなかった自分の生き方を、
根底から覆すものだったんだ。
社会から与えられ、精緻に組み込まれていた僕の人生が、
不可測の事態を得て、何もかもがその意味を失い、
僕の未来は、広漠たる荒れ野にたたされる。
僕はそれを恐れない。恐れるどころか、確信と期待に満ちた一歩を今、
踏み出そうとしているんだ。)
そしてこいつは、頭のいい上に、バカ正直な奴だった。
ゲイである事と、アイデンティテイーを混合している。
自分の生き方に疑問を持ったことのない人間がよく陥る錯覚だ。
結局は「ノーマル」という所属から、「アブノーマル」という所属先に鞍替えしただけの
話である。
そこで助けになるのが、如何にも耳障りのよく、かつ意味不明な「ジェンダー」という、
流行り文句だ。所詮は同性異性問わず、やってることはセックスに違いない。
ためしに二丁目にいって、掃いて捨てるほどいるゲイの奴らを観察するといい。
みな同じような服を着て、みな同じような言葉をしゃべり、それを個性と勘違いして、
劣等感を裏返した優越感を、限定されたごく狭い世界で振りまいている。
(そうなんだ。言葉に意味などない。
君とのセックスを通じて、あらゆる言葉を、僕は嘘と知った。
好きだの、愛しているだの、口先だけで言ったとしても、
そこに肉体の交わりがなければ、すべてが偽りなんだ。
ある演奏を素晴らしいという。そこにセックスはあるのか?
ある絵画に美を見出す。そこにセックスはあるのか?
天体の運行に、ひとつの法則を見出す。そこにセックスはあるのか?
そこには規律も規範もない。間違いも正しいことも存在しない。
ただ突き上げる欲望のままに、欲しいものを欲しいといえる、
その情動こそが真実なんだ・・・)
こいつは時折、詩的な表現を気取っているのか知らないが、
こちらが気恥ずかしくなるほどの、キザな言い回しをする。
俺は奴のそうした性格にそれほどの嫌悪感を抱かず、むしろ微笑ましく思っていた。
街中の雑踏に溢れる雑音の中、ふと耳が捉えたクラシック音楽・・・
こいつの空々しい台詞は、ある音楽性を以って、俺の官能をくすぐった。
同時に、このような真っ直ぐで純情な奴は、いざ関係を切る時に面倒なことになると、
そうした危惧もたびたび脳裏を掠めていた。
ある夜、行為の後に、ベッドの上でこいつは俺に囁いた。
「夢ってある?」
「夢?」
浸り切っていたい快楽の中での、唐突な質問に俺は一瞬戸惑った。
性欲を存分に満たしたならば、もうそれで充分だ。
ひと時の寂しさを紛らわす体温さえあれば、眠りの他に何もいらない。
奴も普段は、満足げな笑顔をもって、心地よい睡魔に身を任せていたはずなのに、
いつかのその時だけは、俺にこう尋ねたのだった。
夢か・・・
そういえば、このところ暫く夢を見た覚えがない。
いつ、どんな夢を見たのかさえ、記憶に遠い。
「ほら。野球選手になりたいとか、宇宙飛行士になりたかったとか、
そんなたわいもない夢。
僕はねえ・・・見知らぬ土地を旅してみたかったんだ。
子供のころ、あるテレビ番組で見たカヌーの旅に、幼心ながら、
興味を引かれたのを覚えている。
カナダからアラスカにかけて流れるユーコンの大河を、
一人きりで三週間余りもかけて下る旅。
それは、大人になるにつれて忘れ去っていく夢の中でも、
ずっと失われずに僕の記憶の片隅にとどまっている。
何も世間を知らずにいた僕の人生にとって、この冒険はどんなに困難なことか知れない。
でも、自分への挑戦として、いつか実現したいんだ・・・」
なんだ。本当に他愛もないことだ・・・
何が楽しくてそんな過酷を自分に課す?
そうしたマゾ的な感覚で、くだらない自己満足を当たり構わず言いふらす輩がいるのは、
俺も知っている。
「本当は君と二人で、僕の長年の夢を実現したいんだけどね・・・」
勘弁してくれ。
「でもね、それは僕が個人としてやり遂げなければならないことなんだ。
今まで誰にも打ち明けられなかったことだけど、君にだけは言っておきたくて・・・」
「ふーん・・・」
俺は努めて気のないような相槌を打った。
しばらくの間、浮遊するような、とらえどころのない沈黙があった。
そいつは虚空を見据え、何かを考えていたかと思うと、再び口を切った。
「それはそうと、僕、今度海外に留学しようと思うんだ。」
「え?」
すぐさま俺は聞き返したような気がする。
そんな俺を見て、こいつは意地悪そうに微笑んで、軽く俺にキスをした。
「まだはっきりと決まったことじゃないんだけどね。
もし留学できたとしても、ずっと先の話。だから安心して。」
まるで俺の心のうちを見透かして、鬼の首を取ったような、満足げな口調だった。
俺は黙ってそっぽを向いた。
こいつは俺の右の手のひらを取って、優しく握り締めた。
俺は、自分でも気づかぬうちに、そっと奴の手を握り返していた。
「でね。今度の夏休みに、下見を兼ねて、イタリアを旅行しようと思うんだ。
留学するならヨーロッパに決めているんだ。できればイタリアがいい。
溢れるほどのルネッサンスの美術。あまたある由緒正しい教会。
夜毎に繰り広げられる、一流のオペラに演奏会・・・
どんなに毎日が満ち足りたものになるだろう。
狭苦しくて堅苦しい日本など、いっそのこと、おさらばしたい。
出来ればずっと、腰を落ち着けてみたい・・・
ああ!考えれば考えるほどワクワクするよ!!
ねえ、一緒に行こうよ!」
そいつは背を向けた俺を後ろから抱きしめた。
再び高揚しつつあるそいつの体温を俺は背中に感じた
「そんな金ないよ・・・」
事実、サボりがちなバイトをしながら、遊ぶ金を捻出している俺にとって、
海外旅行・・・それもはるか遠いヨーロッパなど、所詮は無理な話だった。
しかも、オペラや教会など、これまでまるで縁のなかった俺にとって、
ヨーロッパの旅行など、興味を覚えるどころか、想像するだに困難なことだった。
こいつは懸命に言った。
「大丈夫だって!飛行機代だけ出してくれれば、ホテル代くらいは僕が持つし、
きっと楽しいはずだよ。それぐらい払えるでしょ?」
俺は無言でいた。そんな俺に構わず、そいつは話を続けた。
「古都イタリアの旧跡はさまざまあるけれど、僕としては、何よりも第一にまず、
フィレンツェを考えている。
中世の街並みをそのまま残すフィレンツェの中心、
花の大聖堂と称えられたドゥオモに、僕は真っ先に足を向ける。
その荘厳な様、花開くルネッサンスに生きた人々の信仰心に、
畏敬の念を厚くしながら、僕はドゥオモの傍ら、
ジオットによって美しく装飾された鐘楼を僕は登り始める。」
「414段もの長きにわたって、延々と続く、暗く狭い階段。
息を切らせながら一段一段上り詰め、やっとのこと、頂上に辿り着くと、
ここに、なだらかな山脈に囲まれたフィレンツェの全貌が開けるのだ。
黄昏の太陽に、一望に見渡す赤煉瓦の屋根は炎のごとく、あかあかと輝き、
そこかしこに点在して、天まで届けと突き刺さる教会の尖塔をも、
僕は眼下に見下ろしている。
僕は跪き、高鳴る胸に両手を合わせ、涙を流して叫ぶんだ。
ホザンナ!
すると、街中の窓という窓は開け放たれて、生まれ変わったすべての人々が、
一斉に歓喜の歌声を上げる。
聖なるかな。聖なるかな。聖なるかな。
万軍の聖なる主、その栄光は遍く天地に満てり。
天のいと高きところにホサナ!
新しい自分にホザナ!
新たに塗り替えられた世界にホザナ!
新たなる僕たちの祝福された未来にホザンナ!!」
俺はいつの間にか眠りについていた。どこまでがそいつの独白かは分からない。
その夜、久しぶりに俺は夢を見た気がしたのだった。
446 :
名無しの笛の踊り:03/10/23 23:09 ID:NAksI0C9
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449 :
名無しの笛の踊り:03/11/03 01:23 ID:1m1PA9vy
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保守
451 :
名無しの笛の踊り:03/11/11 23:47 ID:zj7J4kb2
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sage
小学生の頃、クラスにWさんという女子がいた。
彼女は先天的な病で体がただれていて、声もうまく発声できなかった。
大人しい子でいつも本を読んでいた。
男子の友人はいなかったが、女子の友人は不思議と多いようだった。
修学旅行で旅館に泊まった時、友人が女子の部屋に遊びに行こうと言い出した。
俺も同意して、どうせだからこっそり行って驚かせてやろうってことになった。
そしてクラスで一番人気のあった女子のいる部屋に行く事となった。
こっそりドアを開けると(どのように鍵を開けたかは忘れた)
恐ろしい光景が。
体育座りで座り込むWさんを円になって囲むように
クラスの女子全員が立っていた。
そして、Wさんに対して「豚」「焼けど野郎」などと罵声を浴びせていた。
さらにクラスで最もかわいかった子が
「じゃあ、カツラはずしまーす」と笑いながら言ってWさんの頭に手を伸ばした。
次の瞬間、Wさんの髪の毛が全部その女の手にあった。
Wさんは頭皮も病気で、髪の毛が生えないためカツラをしていたのだ。
男子は誰もそれを知らなかった。
ショックで何が何だかわからない俺の前で、
女子はWさんを蹴飛ばしたりカツラをライターであぶったり。
Wさんはかすれた声でうめく。助けを呼びたくても呼べないのだ。
俺と友人は無性に怖くなって見つからないように逃げた。
次の日、Wさんもクラスの女子も何事も無かったように京都を観光していた。
それが一番怖かった。
時がたって同窓会が開かれた。Wさんはすでに亡くなっていた。
俺は思い切って女達に修学旅行でのことを聞いてみた。
すると例の一番かわいかった女の子が
「あんなの別に死んだっていいじゃん」といった。
455 :
名無しの笛の踊り:03/11/23 06:15 ID:yV4UlWaC
それで?コピペ?
456 :
名無しの笛の踊り:03/11/26 18:54 ID:VTFLPpLc
コピペ
457 :
名無しの笛の踊り:03/12/01 20:12 ID:cciptD+o
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458 :
名無しの笛の踊り:03/12/05 23:05 ID:Ti+4gjLq
ゲイのスレだけあって力作が多い。
459 :
名無しの笛の踊り:03/12/11 22:20 ID:s1TvZbPv
あげ
460 :
名無しの笛の踊り:03/12/19 04:11 ID:MmIzGjPj
小説希望!
461 :
名無しの笛の踊り:03/12/21 05:04 ID:TnOVd1gQ
マダー?
462 :
名無しの笛の踊り:03/12/28 03:23 ID:CEyHGZ9t
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463 :
名無しの笛の踊り:04/01/01 01:16 ID:SWxza9Je
い
く
465 :
名無しの笛の踊り:04/01/10 01:26 ID:Hi01gCtN
よ
く
467 :
名無しの笛の踊り:04/01/10 01:31 ID:v/qjjx9R
る
よ
469 :
名無しの笛の踊り:04/01/10 01:52 ID:v/qjjx9R
の
「まず言葉ありき。」
この有名な書き出しで始まるヨハネ福音書に現れ、キリストの受難に次いで、
新約聖書中、最もドラマティックな展開をみせる「ラザロの復活」。
死者の蘇りを約束するという点で、福音書中、最も重要な意味を与えられた逸話の
ひとつであるこの「ラザロの復活」は、意外なことにマルコ、マタイ、ルカの
名前を与えられた、他の3つの福音書に存在しない。
そればかりか、ラザロの姉妹である、マリヤとマルタの名前さえも、ヨハネのほかには、
ルカ福音書中の一節、ただ数行のみに現れるばかりである。
4つの福音書中、最後期に著されたと推測されるヨハネ福音書の作者は、
ルカ福音書に至って初めて登場した二人の姉妹に、ラザロという兄弟を加え、
この逸話を大幅に拡張し、二章に渡って、この三姉弟にまつわる
死者の復活の物語を描き出す。
おそらく、キリストの奇跡によって死の淵から蘇ったラザロなる人物は、
ヨハネ福音書を著した作者のまったくの創作であろう。
その理由は、真実味の薄い死者の蘇りという荒唐無稽さによるものでも、
他の書物に該当の記述が存在しないということでもない。
この箇所がまるで今、目の前に起こっているかのように、劇的な筆致をもって
描かれているためである。
大体に於いて聖書の文体は、非常にドライである。
まるで新聞記事のように、「かつて起こった事実」を、
殆ど装飾を交えず、淡々と描き出すのが常であった。
そしてそれは、「イエス・キリスト」の在り方を後世に伝えることが目的であった
福音書の性質として、ごく妥当な表現方法である。
しかし、ここには異様なほど切迫したリアリティーがある。
キリストの受難の描写をも凌ぐ、文章の差し迫った調子によって、
私はこの逸話をフィクションだと言い切るのである。
その存在自体がスキャンダルであったイエス・キリストの存命中から、
死者を蘇らせた奇跡の噂は、早くも各地に伝わっていたことであろう。
また、高価な香油を持ってキリストの身体を清めた女が、
全福音書に共通して現れていることを考えると、
もしかしたら、三姉弟のうち、マリヤに相当するこの女だけは、
キリストの布教の周辺に実在していたかもしれない。
大体に於いて福音書には、キリストとその弟子、また、確かに実在していたことが
史実で確認されている権力者以外の「脇役」に、名前のある人物が登場するのは、
およそ珍しいことなのだ。
「ヨハネの名による福音書」の作者は、それらの伝承を踏まえた上で、
キリストに愛されたとされた、福音書中、最も魅力的な人物像を持つ三姉弟を創作し、
彼らに名前を与え、恣意的に、
聖なる物語の一部に組み込んだたのだと、私は考えるのである。
472 :
ARIA:04/01/13 14:05 ID:V6mk+36A
「あなたは私となり、私はあなたとなった。
愛によって繋がれた二人の絆を、何人たりとも引き別つことが出来ないだろう。
さあ、私たち二人、歓びの満ち溢れる天の花園に楽しもう。」
その人たちが私たちの村にやって来るという噂を聞いたのは、私が帰郷して
もう大分経った頃だ。
どのくらいの時間が流れたか。私はそれを極力忘れるように勤めた。
私が、私自身の辛い記憶に浸りきるのは私の勝手だ。
だが、それでは弟のラザロのおなかは膨れない。
寝たきりの父のベッドは汚れる一方だし、妹のマリヤは辛労にやせ細る一方だ。
もうあの頃の私は死んだ。私は私の家族のために生きることに決めたのだ。
私は悲しみから立ち直る術を見につけた。
ひたすら働くこと。身を粉にして、頭を空にして、労働に没頭すること。
辛い記憶という泥沼に足をすくわれそうになる前に、
私は洗濯をする。食事を作る。父の下の世話をする。
家族にとって何の意味もなさない私の感傷などに流されて、
うつつを抜かしている暇などないのだ。
私はマリヤから家事の大半を奪い取り、好きな機織だけに従事させるようにした。
家の片隅に、ひっそりと寝たきりとなっている可哀想な父に、
少しでも病状が快復するようにと積極的に話しかけ、
暇を見てはラザロに読み書きをおしえた。
読み書きは日常生活に於いて、さほど重要ではないし、事実、ラザロくらいの
年頃でも、読み書きの出来ない若者は多かった。
そしてなにより、知能の発達が他の子より遅れているラザロに教育を施すのは、
それは並大抵な根気では足りなかった。
だからこそ、私は進んでラザロに向き合ったのだ。
ラザロが黙って私の教えに向かい合うことなど、殆ど期待できない。
私の言うことなど上の空で、窓の外を見つめていたかと思うと、
そのうちにそわそわと落ち着かなくなり、突然立ち上がって、外に駆け出し、
飛んでいる蝶々を追いかける始末。そんな時「しょうがない子・・・」などと独り言を
つぶやきながら、私も後を追いかけて、ラザロの手を握り締めて言った。
「キレイねえ。いいわねえ。蝶々って飛ぶことが出来るじゃない?
ラザロも飛べたらいいのにねえ。あの空を、自由に。きっと楽しいだろうなあ・・・
そうだ、『蝶々』って字を覚えてみない?覚えるって楽しいものよ。
神様は私たちに、蝶々のように空を飛ぶ代わりに、言葉と文字を与えてくださったのよ。
ラザロが人として、たくさんの嬉しいことや、楽しいことに出会って、
楽しいことを楽しい、嬉しいことを嬉しいと感じるのも、言葉があるからなの。
ラザロもたくさん文字を覚えて、お利口さんになりましょうね。
きっと神様が褒めてくださるわよ・・・」
などと宥め賺しながら、ラザロを部屋に連れ戻すのがしばしばだった。
しかし、そこでひとつだけでも単語を覚えられれば、まだ、ましな方だった。
一旦覚えたと思っても、もう次の瞬間には忘れている。
ラザロが忘れなかったのは、心の幼いラザロにとって本当に興味をもてるもの。
例えば、蝶々。鳥。いくつかの花の名前。そして、雲と太陽。
それらもやはり、実生活では殆ど意味を成さないものばかりだった。
それでも私は、ラザロの手が、新しくひとつの意味ある文字を書き記すごとに、
この上ない喜びを感じたのだった。
かつての私だったら、部屋から逃げ出そうものなら、駄々をこねるラザロに手を上げ、
泣き喚くのも構わず、強引に手を引いて、席に連れ戻したものだったのに・・・
きっとこの子は、私たちの俗世間に塗れた生き方とは違って、清らかなものだけを見て、
清らかなものだけに触れて生きてゆくように、神様がおつくりになったのだ。
私はいつのまにか、生まれたときから与えられていたラザロの特質を、
そう受け止めるようになっていた。
近所の人々は、そんな私たち家族の暮らしを遠巻きに見守っていた。
寝たきりの父、嫁ぎ遅れている妹、知恵遅れのラザロ。そして子殺しで出戻りの女・・・
通りで出くわすたびに、彼らとはうわべの笑顔で挨拶を交わしていた。
その笑顔の影で彼らは、根も葉もない噂話を家に持ち帰り、かつ尾鰭をつけて
周囲に広めることに執心するだろう。
それらは容易に想像が出来ることだったが、私はもう気に病むことを止めていた。
私は私の家族のためだけに生きて幸せなのだ。
まるで私の身の上に何事も不幸が舞い降りなかったかの如く、
元通りの平和な生活を取り戻したのだから・・・
そんな折だった。
遠くナザレの地に生まれ、自らを神から遣わされた救世主キリストと称して憚らない
イエスという青年が、多くの弟子を引き連れて、私たちの村にやってくると言う
噂を聞いたのは・・・
その青年イエスは、処女の胎から生まれ、神の子を名乗り、
足萎えを癒し、めしいに光を与え、人々に取り憑く悪霊を祓うなどといった
信じがたい奇跡と、ありがたい説法を持って、若くして既に多くの人々の信仰を
集めているという話だった。
そうした話題に尽きない「教祖様」の来訪の話題は、
変化に乏しい私たちの集落に於いて、格好の暇つぶしの標的になっていた。
半ば村八分の状態で見捨てられている私たちの家族にも、
その青年についての情報は届いた。
そんなある日の午後、私は繕い物をしながら、機を織るマリヤに言った。
「ねえ、どんな方なのかしらね?イエスというお方・・・
自分で仰るように、本当に神様のお子なのかしら?」
「さあ、どうかしらね・・・」
マリヤは一心に、細く長い指先で、糸と機とを巧みに繰りながら返事をした。
私は昔から、この子の、まさにぴんと一本張りつめた集中力をもって、
機を織る美しい横顔が好きだった。
マリヤの織る織物は、若く美しい彼女に似つかわしく、
きめ細かく滑らかな肌触りと、丹念に施されている優れた意匠が評判で、
遠くの町から、わざわざ買い求めにやってくる人もいるほどだった。
そして、それは私たち家族の家計を潤す、貴重な収入源になっていたのだ。
マリヤは、ものを作る才能に長けている。
がさつな私には、そんな繊細な感性に欠けて、才能のかけらもない。
煩わしい家事を一手に引き受け、マリヤの才能を守ってやることしか出来ない自分だが、
そんな自分でも、マリヤの織物を生む少しの助けになるのだからと、
むしろ誇らしく思っていた。
私は言った。
「でも一方では、自分を神の子と称しながら、罪人や、税取り人のような
忌み嫌われるやくざ者たちと食事を共にしたり、
石を投げられてしかるべき姦婦をかばったなんていう、
神様から遣わされた聖人に有るまじき振る舞いをして、
一部のお偉いさんから反感を買っているとも言うじゃない・・・」
私は眉を顰めながら、常識ある善人めかして、そうは言うものの、
とんと想像の付かない大それた奇跡を起す聖人像よりも、
前代未聞のそんな八方破れの救世主のあり方のほうに、
むしろ親近感を覚えていたのだった。
マリヤは機を織る手を休めずに、黙って私の話を聞いていた。
「それでもみんなから尊敬を集めているんだもの。きっと魅力的なお方なのよね。
何かワクワクしない?だってそんな偉いお方が遠くからいらっしゃるんでしょ?
どんな奇跡を起すのかしらね。
水をお酒にかえるのかしら?泉の上を歩くのかしら?
役立たずの枇杷の木を枯らしてしまうのかしら?
それとも汚らしい豚の群れを、高い崖から追い落としてしまうのかしら・・・?」
私の子供じみた想像力は、いつのまにか大聖人を、魔法使いに変えていた。
マリヤは相変わらず無言のままだった。
その沈黙が、私の饒舌振りをさらに高めるのだった。
「もしかしたら、私たちの生活を改めて、神様が人間にお求めになる生き方を
指し示してくださる力を、その方は持っていらっしゃるのかもしれないわね。
そうでなければ、たくさんの熱心なお弟子さんたちを従えることなど
到底出来ないはずだもの。
そうだわ・・・
私たち、せっかく神様から命を戴いたのに、生活に追われて、
枯れ果ててゆくような毎日をただ過ごすだけに終始するなんてつまらないわ。
だって、神様が私たち人間をおつくりになったのは、与えられた生を徒に浪費して、
人間としての向上心や、進歩も忘れ、醜く老いていくのを待つだけの為なんかでは
決してないはずよ。
神様が私たちを自分に似せてお創りになったのも、意味があるはず。
昨日よりも、今日。今日よりも明日。
私達は、日々高みを目指して、少しでも神様の叡智に近づかなければならないの。
そうでなければ、人間がこの世に生を受けた意味なんてありはしないわ!」
勢いづいて、とどまることを知らない演説が頂点を迎えたところで、
突如後悔の念が私を襲って、私は口をつぐんだ。
何が叡智だ。何が高みだ。
私の人生は、誰よりもそうした純潔とは遠いところにある。
子供を殺し、夫を見捨て、ぬけぬけと実家に出戻ってきた、ずるい女・・・
それは誰のせいでもない。他ならぬ私自身が選択した生き方じゃないの?
後悔の気持ちから、ふと我に返ったところで、機を織る手を止めて、
傍らでクスクスと小さく笑っているマリヤに気づいた。
マリヤは言った。
「お姉さまはきっと欲張りなのよ」
「え?」
私は突拍子もないマリヤの言葉に、思わず聞き返さずにはいられなかった。
マリヤは茶目っ気たっぷりな笑顔で言った。
「御免なさい。気を悪くなさらないで。
私、お姉さまのそうした真面目なところって好きよ。」
何を生意気なことを・・・
かつての私だったら、妹がひとつ口答えしようものなら、弁では負けない私は、
ある時には妹の泣き顔を見るまでに、とことんやり込めたものだった。
しかし、先ほど私がひけらかした大演説への羞恥心が、それをさせなかった。
マリヤは穏やかな微笑を持って、私を真っ直ぐに見つめて言った。
「どうかお怒りにならないでね。
嘘ではないの。心からお姉さまの真面目なところを尊敬しているのよ。
お姉さまは昔から、人一倍信仰心が篤くていらっしゃるし、
誰よりも私たち家族のことを考えてくださるもの。」
「いつだったかしら・・・ラザロまだ小さかった頃、近所の子供たちに寄ってたかって、
いじめられたことがあったじゃない?
その時、お姉様。棒を振り回して、それは大変な剣幕で、
いじめっ子たちを追い回したのよね。
『うちの弟を苛めるな』って・・・すると子供たちは、散り散りになって逃げて行ったわ。
私にはお姉さまのような勇気がなかった。
そんな力強いお姉さまに、私、ずっと昔から憧れていたのよ・・・」
「そんなことあったかしら?」
私は、とぼけて言った。
そんな昔のことを、よく覚えているわね・・・
確かにそんなことがあった。妹はこうして感慨深げに褒め称えるけど、
子供の時分とはいえ、女だてらのそんな暴力沙汰など、恥ずべき振る舞いだった。
あの時は後で、お母様からこっぴどく叱られたし、
当のラザロはどんなに罵声を浴びせかけられて、蹴られ、殴られても、平気な顔をして、ヘラヘラ笑っているだけなんだもの。
体を張って弟をかばった私は、なんだか酷く損をしたような気になったわ・・・
マリヤは言った。
「お母様がなくなり、お父様が倒れたとき、私たち家族を支えてくださったのも、
お姉さまだった・・・
私には一家を背負って率いてゆくだけの、才覚も力もない。
お姉さまがいなかったら、ラザロも私も、どうなってしまっていただろうと想像すると、
恐ろしくて仕方がないの。
だからね・・・お姉さまは、人間は日々変わらなければならないと仰るけれど、
私は今のままで充分幸せ。
お姉さまがいて、ラザロがいて。お父様もまだまだ元気でいらっしゃるし、
私は大好きな家族に囲まれて、好きなだけ機を織らせてもらえる・・・
朝起きると、私は先ず神様に感謝のお祈りを捧げるのよ。
昨日と変わらない今日を授けてくださって有難うございますって。
春に目覚め、夏に歌い、秋に憩い、そして冷たい冬がやって来る・・・
その辛く厳しい寒さを乗り越えると、再び花咲く春がやってくるわ。
季節が巡っても、神様は私たちに去年と何ら変わらない春をもたらしてくださる。
そんな中に生きて、私は幸せよ。
それ以上何を望めるかしら?
出来れば、このまま何も変わらないで欲しいと願っているの・・・」
普段は控えめで、自分の考えを述べることを極力避けるようなマリヤにしては珍しく、
その思いのたけを語るのだった。
そしてそこには、天上から差し込む光に向かって祈りを捧げる乙女の、
安らかで美しい表情があった。
マリヤは語り終えると、静かに視線を手元に戻し、再び機を織り始めた。
私は、いつになく多弁なマリヤを不思議な面持ちで見つめながら、
私が先ほど口走ってしまった、存在の意味について思いを馳せていた。
私の生きている意味・・・
迷うことはないわ。
私は家族のために。そう・・・愛するラザロにこの生を捧げるの。
ラザロのためなら、この命、惜しくはない。
ラザロのために、私は生きる・・・
そう心のうちで繰り返しながら、私は目の前に、たった今まで繕い物をしていた
ラザロの着物を広げてみた。
あの子は遠慮なく野原を転げまわるから、すぐに服が傷んでしまう。
それにこの服、いつのまにかあの子には小さくなってしまったわ。
これからも、あの子、まだまだ大きくなるのよね。
もうそろそろ新しい服をこさえてやらないと・・・
確か、お父様のお召し物が、長い間袖を通さないまま、忘れられて、
どこかにしまわれてた筈。
少し直せば、ラザロにもぴったり合うかもしれないわ・・・
「ねえ、お姉さま?」
物思いにふける中、マリヤの言葉に私は我に返った。
私はラザロの服を膝元に置いて聞き返した。
「なあに?」
「イエス様が近くこの村にやってくるんでしょ?
もてなしの用意をしなければならないわね。」
「もてなしって?」
「イエス様がこの家に滞在なさるかもしれないもの。その準備よ。」
「でも、この家にいらっしゃるとは限らないわよ。」
「いいえ。きっといらっしゃるはず。そうでなくとも・・・
いらっしゃるか、いらっしゃらないか分からないけれども、
もしかしたら、来るかもしれない『その時』のためにこそ、
私達は備えなければならないと思うの。」
もしかしたら、かの救世主に対して下衆びた勘繰りをする私などよりも、
よほどマリヤのほうが純粋に、あの方の来訪を心待ちにしているのかもしれない。
そういえば、見る影もなく落ちぶれているとはいえ、私たちの家は、
この村きっての豪邸だった。
庭の片隅、半ば崩れ落ちかけている蔵を探れば、今となっては全く用をなさない
来客用の器が、ほこりを被ったまま大量に眠っているはず。
あそこは近いうちに大掃除をしなければならないと思っていたところだ。
妹の夢想に付き合って、来るべきもない救世主の来訪にかこつけて、
姉弟三人で古いガラクタを整理するのも楽しいことかもしれない。
よし。
明日になったら、マリヤとラザロを動員して、早速、救世主イエス様を迎えるための
「一大事業」に取り掛かろう・・・
私はその「救世主」来訪の噂に、幼い頃、遠い街からやってきた大道芸人の思い出を
重ね合わせて、子供のように心をときめかせていたのだった。
はい、とっとと削除してください。
あぼーん
488 :
名無しの笛の踊り:04/01/23 23:51 ID:rTL2Zhhn
長文さん復活してたのね。
489 :
名無しの笛の踊り:04/01/25 21:35 ID:MxYbqNcE
大作だな。
490 :
名無しの笛の踊り:04/01/27 23:21 ID:7ZkhCVsm
次の作品マダー?
491 :
名無しの笛の踊り:04/01/28 00:02 ID:O7GhDktS
age
あぼーん
493 :
名無しの笛の踊り:04/02/04 19:24 ID:ftgGaLVE
age
真・スレッドストッパー。。。( ̄ー ̄)ニヤリッ