ピアノの新約聖書ベートーヴェンのピアノ・ソナタ
好きな曲、好きな演奏について語りましょう
僕は熱情の終楽章、アシュケナージが好きです
新スレおめ〜
しかし荒れそうなリード文だね〜
平和な展開を祈ってあげよう。
私は横山幸雄タソのが好きだよん。
3 :
1:03/01/22 16:15 ID:???
>>2 大胆にも横山幸雄と来ましたか
良いのでしょうか
4 :
名無しの笛の踊り:03/01/22 16:19 ID:JteBRwsB
協奏曲はだめれすか・・・。
5 :
1:03/01/22 16:30 ID:???
>>4 ベートヴェンのピアノ・ソナタと関連があれば何でも結構です
陰毛が生えてくる頃には、
W・ケンプの演奏の良さが分かってくるってもんよ
ところで・・・・旧約聖書にあたるのは誰のソナタ?
7 :
1:03/01/22 16:53 ID:???
>>6 やはりケンプが出てきましたか
旧約聖書はJ・S・バッハの平均率クラヴィーア曲集ですか
8 :
名無しの笛の踊り:03/01/23 00:28 ID:H4EQn6Uk
意外なところで、野平一郎とか。知ってる人いるかな。
深いフォルテが出せる人だから結構好きかも。
バックハウスとかグールド萌えの香具師が出現する前に
ブフビンダーをあげまつ
ケンプはシューベルトのほうがよりいい味出してる
バックハウス萌え(ゴメソ だけど
でもやっぱり悲愴の出だし、速すぎだよ。
でも昔のピアニストは、それほど遅く弾いてないような。
そうでもない?
今のピアニストの方が、Graveとそれ以外の所の速さが
うんと違うように感じるんだけど。おおまかな傾向として。
>>1 アシュケナージ?
この五流指揮者はピアノが弾けたのですか。。。
12 :
1:03/01/23 09:35 ID:???
渋いピアニストの名前が結構出ていますね
マイナーではないけどシュナーベルもいいですよ
ホロヴィッツという変化球を受けてみよ!
まあ、良いから一度聞いてみそ
イヴ・ナットの全集が犬で2,790円だった。
初めて聞いたけど,フランス人っぽくないなぁ,と思った。
ナット勧める人も多いよね。
そんなに安いなら買ってみようかな。
録音がアンドレ・シャルランだしね
ホロヴィッツのはRCAとソニー、どちらがいいんだろう
俺はやっぱソロモンかな。
ハイドシェクはどう?
ハイドシェックのはEMIのじゃなくシャルランの千円盤のを持っていた。後期ソナタのだった。
ちゃんと聴いてみようっと。
21 :
名無しの笛の踊り:03/01/24 15:17 ID:bjoRtfZv
演奏スレは?
演奏スレがどうかしたのか?
23 :
名無しの笛の踊り:03/01/24 18:18 ID:bjoRtfZv
消えたの?
あるよ、ちゃんと。
25 :
名無しの笛の踊り:03/01/25 13:52 ID:30Np761e
アマデオのグルダ!これ以上美しいベートーヴェンがあるか
ナットって納豆屋じゃないんですか?
27 :
名無しの笛の踊り:03/01/26 23:37 ID:rRI67pDF
ベートーヴェン初心者です。
今いろんなピアニストを聞き比べている最中です。
現時点でのお気に入りはバックハウス、ルービンシュタインです。
自分の好みはバックハウスくらいのスピードのある演奏が好きです。
そこで、私が今まで聞いた中で一番しっくりきたのが、ユストュス・フランツです。
映画「不滅の恋」の演奏で惚れました。
その後彼のソロCDを、ずっと探しているのですが見つかりません。
出してないみたいで。オムニバスでも良いので、3大ピアノソナタが収録されているものを探しています。
誰か知りませんか?
28 :
名無しの笛の踊り:03/01/26 23:48 ID:ZeZkaL8q
ポミエの全集はどうですか?
29 :
ノーノ:03/01/27 00:06 ID:3WZ+DsaF
ホロヴィッツのソニー盤はいいですよ
>>27 だまされたと思ってケンプ買ってみ。
1000円だよ。
漏れはこれが好きで好きで(*´Д`)
>>28 漏れもそれに1票。
30番第3楽章がお気に入り。
32 :
1:03/01/27 13:45 ID:zPoz5RDD
ポミエとかユストゥス・フランツとかなかなか予測がつかない名前が挙がりますね
ジョン・リルという人が僕は気になっているのですが、いかがでしょうか
33 :
27 :03/01/28 00:27 ID:a+NY6yJf
>30
ケンプ持ってますヨ!私にとってはドンピシャリというわけではないですが、結構良く聞いてました。
確かに人間味は溢れてますよね。しかし私にとってはケンプを理解するにはまだまだ勉強が必要だなと思いました。
ポミエとホロヴィッツ、聞いてみます!
それで、27を書き込みした時に、書き方が悪かったと思うのですが、ユストゥス・フランツのCDを探しているんですよね。
「不滅の恋」のサントラ以外で、彼の演奏が丸々収録されたものを探しています!
どなかたお知りでしたら教えて下さい。
34 :
名無しの笛の踊り:03/01/28 01:48 ID:YkYqPZnb
ポミエはクラシック鑑賞歴の長い人でも
聴いている人は少ないから後回しでいいかも
age
バックハウスのステレオって全然いいと思えないんだが・・・
指がそもそも回ってないじゃん
あの人の良さはそれとは無関係
脚色がない(ように感じる)のに意味深い演奏、まことに至芸。
テクニック的にもどかしい部分もありましょうが、気持ちを大らかにして
聴いてみましょうよ
>>37 若い頃のヴィルトゥオーゾぶりと比べると
晩年は弾きたいように弾けないだけじゃないかと思って
どうしても虚心に聴けない。
年とってくるとそんなとこもワビサビと感じられるから始末が悪いですね、
すみません
弾きたいように弾けないのに録音しちゃったと?
43 :
名無しの笛の踊り:03/01/29 19:58 ID:1Bjbbuvk
宇野がバックハウスを絶賛するので、
レコード芸術の読者に毒が回った
44 :
名無しの笛の踊り:03/01/29 20:45 ID:7t72d69y
バックハウスなんて残ってる音源がほとんど70歳以後のやつだろ?
大目に見てやれよ
んなこと言ってたらルービンシュタインなんか聞いてらんねぇな
バックハウスのステレオ盤、細かいテクスチャーをあんまり気にせずに
音を塊でガンガン鳴らしてる気がする。曲によってはそれが好結果を
産むこともあるんだろうけど(ワルトシュタインとか)、やっぱり
無神経に聞こえることのほうが多い。
全体としてはケンプのほうが上だと思うけどなあ。
少なくとも「バックハウスには大人の風格がある。ケンプは女々しい」
とかのウノ流批評は論外。というか、これって批評ですか?
46 :
名無しの笛の踊り:03/01/29 21:19 ID:9X+Na7pj
ブレンデルのワルトシュタイン90年代の演奏。
エレガントです。
>>42 スコダはいいピアニストだと思うけど、
彼のベートーベンの演奏にみるほどのものはないと思う。
熱情は、まあ、爆演だったかなぁ。
48 :
名無しの笛の踊り:03/01/29 22:12 ID:M7us6XN+
リヒテルの熱情はスリリングで本当に「熱情」という感じがする。
テンペストも嵐のようだ。
まあ、一度聞いてみなされ。
ギレリスのベートーベンも非常に納得がいく。
余裕を持ったテクニックで音が美しい。
49 :
名無しの笛の踊り:03/01/29 22:39 ID:7t72d69y
>>48 ここにきてる様な奴でリヒテル聴いた事無い奴なんていねーって・・・・
50 :
名無しの笛の踊り:03/01/29 22:55 ID:M7us6XN+
>>49 …で、49さんはリヒテルは聞いたけどギレリスは聞いたこと無いわけだ。
で、リヒテルについてはどう思う?
51 :
49:03/01/30 00:00 ID:Dm1ckQyQ
なんで俺の文章からギレリス聴いた事無いってことになるの?まじ意味不明
呆れた
頭悪そうだな
ネットといえど相手にしたくない
52 :
名無しの笛の踊り:03/01/30 00:14 ID:RbAmuLky
ギレリスの全集(じゃないか・・・)は疲れるのでウッパラいました。
>>52 胴衣。
コテコテなのに、テクニックからくる余裕みたいなのが感じられて、
とてもベートーヴェンを聴く喜びからは程遠い。
リヒテルの熱情とハンマークラヴィアは一度はきいておくべき。
ポミエは価格的にもお薦め。
グルダのアマディオ全集が超廉価で出てたのといい勝負。
リルはじっくり遅めのテンポが好きなら買い。
出てないところではコヴァセヴィチだがこれも全集にはなってない。
>テクニックからくる余裕みたいなのが感じられて
同じ感じを受けるポリーニとはどう違う?
56 :
53:03/01/30 00:29 ID:???
>>55 ポリーニはコテコテという感じを受けないだけで、
本質は変わらない気がする。
ただ最近のポリーニについては、
CDで聴けるものとはまったく異なった演奏をするから、
はっきりは言い切れないのだが。
57 :
名無しの笛の踊り:03/01/30 00:32 ID:6b9s/du1
>>48 >>49 旧ソ連のピアニストというと、ギレリス、リヒテルの他に、ユーディナ、グリン
ベルグという(多分?史上最強の)女性ピアニストによる演奏があるけど、
どう思う?男性ピアニストは、他に「月光」でソフロニツキーが残しているし、
ヴェテルニコフ、若いときのグレゴリー・ソコロフまである。
ニコラーエワを忘れてもらっては困る。完全ライヴであれだけ完成度が
高い全集はそう無いと思うぞ。
>>58 キタ━━━(゚∀゚)━(∀゚ )━(゚ )━( )━( ゚)━( ゚∀)━(゚∀゚)━━━!!!!
とだけ言わせてくれ。
IDみせて。
61 :
名無しの笛の踊り:03/01/30 00:41 ID:6b9s/du1
>>54 ハンマーグラフィーアは、自分はユーディナの方がいいな。この曲は、
ほかにソコロフ、ヴェテルニコフ、ギレリス、ブレンデルと持っていて、
昔はリヒテル(プラガともう1つ)、バックハウスまで持っていたが、
ユーディナが一番凄かった(あまりに良かったのでリヒテルを売ったぐらい)。
技術もそうだけど演奏の気迫とか、一枚も二枚も上手だと思う。
リヒテルは、カーネギーホールのリサイタルの7番と熱情がいいね。
特に7番はこれ以上の演奏はいまだに無いほど感動的な演奏だった。
プラハの演奏はリヒテルとしては普通のレベルかな?(それでもいい演奏
には違いは無いが)。
エルバシャの全集が気になるんだが・・・
63 :
59:03/01/30 00:45 ID:YjbYtDHL
>>60 自作自演ではない。
あおの全集でニコラーエワが残した仕事に対して、
そんなみっともないまねしねーよ。
64 :
名無しの笛の踊り:03/01/30 00:46 ID:6b9s/du1
>>54 リヒテルに関して1つだけ追加。7番はEMIにも録音しているが、その演奏は、
カーネギーホールのライブのような演奏が2度と達成できないことを証明したよう
な演奏だった。これを聞くぐらいだったらプラハの演奏のほうがいいと思う。
65 :
名無しの笛の踊り:03/01/30 00:53 ID:Dm1ckQyQ
リヒテルはライブしか残ってねーんだよナー
ってかほんとに月光・悲愴弾いてないんか
確かにイメージ的に合わないよな気もするが
全盛期?のLD見たけどなんか作りがメチャクチャだった
ベト弾いてないし
親日家リヒたん萌え
ソロモンのハンマークラビアが凄いと思いましゅ。
ハンマークラヴィアはグルダが見事といえば見事。
3楽章に深みがあったのはリル。
68 :
67:03/01/30 01:07 ID:???
わりい、ソロモンの3楽章もいいな。
69 :
名無しの笛の踊り:03/01/30 01:14 ID:6b9s/du1
>>65 悲愴はリヒテルはたびたび弾いていると思うが?スタジオ録音だったら、
メロディアに録音を残している。ただし月光の録音は生演奏も無いようだが。
リヒテルって本当に親日家ですよね。自分が愛媛県にいたとき、テレビに
リヒテルの来日演奏のCMが流れていた。どこかな?と思ったら、愛媛県
宇和島市にできたばかりの、「南予文化会館」だった。これは後できいた
話だが、リヒテルはこのホールの音がすごく気に入っていてそれで演奏会
をしたとのこと。
のちにハンドシェイクがここでライブ演奏をして、「宇和島の奇跡」
などと言われたが、このホールいいと情報をいち早く手に入れたリヒテル
は、地元の人間ですら尊敬に値すると思う。だって地元の大抵の人にとって、
このホールは単なる文化会館としか見てなかったのだから・・・。
漏れもソロモンのハンマークラヴィーアに一票だな。
なんだか、ベートーヴェンのソナタを材料にして
演奏家について蘊蓄しあってるみたいだな。
ベートーヴェンの曲が持っている魅力が何で、
それをどうきかせてくれるかをききたい。
これまでの72個のレスの中で、
3,4,5,7,21,22,23,24,26,35,41,60
以外は全部演奏家に関するレス。
これらにしてもほとんどが相づちか関係のないレスで
曲の魅力についてのレスはほとんど皆無だね。
「ベートーヴェンのソナタをより魅力的にきかせてくれる
ピアニストを求める気持ちから」と胸をはって言えそうな
レスもあまりみかけない。
ハイドンスレみたいなスタンスでベトのソナタを聴きなおすスレなの?
>>74 そっか。
ま、1はおいとくとしてだよ。
>>75 たとえば
>とてもベートーヴェンを聴く喜びからは程遠い。
などと簡単に言って捨ててるけど、こういう奴の推薦する
演奏なんて信用できないんだよね。
ベートーヴェンを聴く喜びって何だ?
それはお前個人の趣味か?それとももっと違うものか?
そういうのがあるじゃん。
俺なんてギレリスでもリヒテルでもバックハウスでもポリーニでも
十分ベートーヴェンを聴く喜びを感じるんだよね。
77 :
74:03/01/30 02:42 ID:???
>>76 あなたは楽譜を読まない人?
少しでも真面目に楽譜を読んでみると、
自分の理想の演奏像が出来てくると思うんだよね。
そうなると誰の演奏はここが気に入らないとか、
そういうことを考えるのが当然だと思う。
>こういう奴の推薦する演奏なんて信用できないんだよね。
誰がどう言おうと結局自分の耳で聴いてどうかなんだし…。
著名な評論家様のご推薦があれば信じるわけでもないでしょ?
73さんの言うことはもっともだが、わざわざそんなことを指摘せずとも、
あなた自身が曲の魅力について語ればよいのではないかね。
その語りに魅力があれば話は自然とそっちのほうに流れて行くじゃろう。
できればNo.22あたりから初めてくれんかね。
ワシにはこの曲は(あえて言うが、この曲だけは)よくわからんのじゃよ。
79 :
1です:03/01/30 11:31 ID:OkDDrrpA
曲の魅力について語られていないというのはもっともなご意見。
でも予想に反して渋いピアニスト、マイナーなピアニストのお薦めがたくさん出ているので演奏から自然と曲の話へ移ってくれても面白いかなと思います。
78さんが言われるとおり22番から好きな演奏家で聴いての感想をもいいと思います。
僕もシュナーベルから聴いてみます。
80 :
名無しの笛の踊り:03/01/30 12:25 ID:uVnvHn3G
ポミエってそんなにいいんですか?
熱情の第3楽章の主題ってどうやって弾けばいいんだ
ひけねえよ
124343214321342
曲の魅力もじゃんじゃんやってくれりゃいいが、その前に俺に
も好きなピアニスト言わせてくれい。
前スレからでてるけど、リチャード・グード、全集で価格的に
も対抗馬になりそうなアニー・フィッシャー、上に出た中では
スティーヴン・コヴァセヴィッチ、ソロモン・カットナー、
イヴ・ナット。他にも曲によって好きな人はたくさんあり。
みなさんにききたいのはピリオド系ベトのお薦め。さしずめ
ナイでもきいてればいいのかな。
むしかえしたみたいでスマソ。
84 :
名無しの笛の踊り:03/01/30 20:11 ID:qSo9J6Ac
誰か、エリー・ナイのベートーベン最後のピアノを弾くってなCD買いました?
(COLSSEUM COL9013.2)
32番が入ってるけど、ころころ音色が変わるんだわ……。
ペダルの変化が極端すぎるのか、それとも編集ミスかは不明(;´Д`)
85 :
名無しの笛の踊り:03/01/30 20:59 ID:Dm1ckQyQ
86 :
名無しの笛の踊り:03/01/30 21:11 ID:nOw9X6lB
あのね。
加藤あいタソがCMやってるやつでね。
「だってちっちゃいんだも-ん!」って言ってるやつね。
何のCMか忘れたけどね。
あのBGMベ-ト-ベソだよね。
それもホロヴッツのcbs盤だよね。
うにゃ。
87 :
名無しの笛の踊り:03/01/30 21:20 ID:Dm1ckQyQ
カルディナのCMも月光
88 :
名無しの笛の踊り:03/01/30 21:37 ID:nOw9X6lB
「悲愴」はやっぱ、ビリ-ジョエルですよねねね。
89 :
名無しの笛の踊り:03/01/30 21:42 ID:nOw9X6lB
あと、間抜けなおれは
「ワルトシュタイン」の良さがサパ-リ解らない。
まるで、笑うとこがどこなのか解らない漫才を聞いてる様。
ベ-ト-ベソはほんとにワルトシュタインを敬愛して
この曲を贈ったのかよ。
高度な嫌がらせじゃないのかよよよ。
22番はわかるとかどうとかいわずに気軽にきいてるけど。
出だしが運命の2楽章のクラリネットの旋律に似てる、とか。
だめだ、語れないよ。(笑)
ワルトシュタインのロンドは壮大で好きだけどな。
1楽章も奔放で輝かしくて野心的。
中期の初陣という意味でエロイカやラズモフスキー1番と
比べると、重い緩徐楽章がないところがすっきりしてる。
92 :
名無しの笛の踊り:03/01/30 21:49 ID:xQ7RjPjf
曲の魅力は演奏によって大分違うもんだと思うよ。
自分にピンとこない演奏なら、曲が良いとも感じなくなる。
自分にピンと来る演奏なら、曲が良く聞こえる。
曲の演奏と魅力は切り離せないよ。
ケンプやルービンシュタインの演奏で退屈だった曲もリヒテルで凄く良い曲のように
感じたものもある。
>>92 そう思うけど、それもまた曲によったりする。
好きな曲だと、演奏によって違う面が見えるだけで
魅力にかわりはない。
曲がもともとピンとこない曲なら演奏によっていいと
思える演奏そうでない演奏ができてくる。
メビウスの輪なのでは。
94 :
名無しの笛の踊り:03/01/30 21:55 ID:nOw9X6lB
>>90-92 うらやましいような。気が。
人生損してますかわたし。
アルゲリッチ盤があれば
買いなんだけど、全然みかけないですよよ。
でも逆に、あまりに曲が好きだから、つまりこだわりが
ありすぎて、満足できる演奏がより限定されるというのもあるか。
>>92 まずは、演奏は聞かずに、楽譜を見て曲の良し悪しを判断する
これが普通ですよ
>>96 ネタ?(笑)
それもまた曲によると言ってみようか。
曲は、その当時の楽器で弾いたもので評価するのが当然です
ベートーベンは殆ど耳が聞こえなかったので、楽譜を見るだけで評価すべきです
と、ポリーニが言っていました
100 :
名無しの笛の踊り:03/01/31 00:42 ID:P9MBRoIt
バレンボイム アシュケナージ リヒテル ホロウィッツ バックハウス
他でも書いたけどギーゼキングの「月光」はけっこうイイよ。
第二楽章が「月面で床体操してるべト氏」みたいな感じでシュールです。
102 :
名無しの笛の踊り:03/01/31 01:08 ID:P9MBRoIt
ミスター園田はどうよ
下手くそなので、アウトオヴ問題外。
24番の”テレーゼ”ソナタ
ブレンデルやグルダで聴いてる。
今度、ポリーニ盤が出るね。愛すべき小品。
何回か実演では聴いていて、素晴らしかった覚えがあるので期待はしている。
実演でも、熱情ソナタよりも、24番や告別ソナタの方が良かったし・・・。
細かい事で申し訳ないが「Out of 問題外」では【すんばらしい】って意味になりますが…
それとも
>>103さんは「園田は和製バックハウスだ!」とでも言いたいのでしょうか?
私はベトは大まかに前半(op28まで)と後半(op31以降)では曲の持つ雰囲気が異なる気がするから
良く聴く演奏も違っています。あくまでも大まかに分けてですよ。
リチャード・グードはたしかに良い
思いっきり安く出てくれないかな
27番こそがベートーヴェン最高傑作だと思う!
ジフラもいい。
ソコロフはディアベッリ以外にソナタは録れてなかったかな?
110 :
名無しの笛の踊り:03/02/01 22:21 ID:sqHu3OsN
4&28がありますよ。28は素晴らしいです!
私の中ではコヴァセビチ旧盤と双璧です
111 :
名無しの笛の踊り:03/02/01 23:19 ID:PqM3dr20
>>110 28番の演奏の時のソコロフは、確か、ほぼポリーニが同曲を録音した年齢と
同じくらいだったと思うが、全く違う演奏ですよね。技術的にはどちらも
すごいと思うが、ソコロフはよく理解していると思う。ポリーニはほんとうに
つまらなかったが。
自分はエテルナのLPを持っていますが、CDとか出ていますか。
ちなみに自分の持っているLPのジャケットには、誰かの贈り物だったのか、
LPジャケットの一部に、お祝いの言葉がドイツ語で書かれていた。それだけ
この盤は有名だったのでしょうか。あまりこの盤に関する情報がないので、
断言できませんが。
お前ら作品49や「郭公」みたいなピアノ初心者向けソナタはどう思いますか。
これらの曲を退屈せずきっちり演奏しているのは誰よ?
↑グルダ
115 :
名無しの笛の踊り:03/02/03 17:15 ID:rGcMWVte
ヴェデルニコフ(デンオン3枚組)。
これはもう、至高の名演というほかない。
この演奏の前では、どんなピアニストの演奏も色あせてしまう。
例えば、32番の第2楽章を聴いて見られたい。
これほど高雅で深遠な歌は、他の「名盤」では
決して耳にすることの出来ないものである。
「どんなピアニストの演奏も色あせ」
「決して耳にすることの出来ない」
こういう自信はどこから来るのかねぇ・・
118 :
広報:03/02/03 17:52 ID:???
120 :
名無しの笛の踊り:03/02/03 23:58 ID:U4+yj+k6
テンペスト聴くのにシェイクスピア読む必要はありますか?
ない。
必要はないけど読んでもいいと思う。
グールドの7番第1楽章速過ぎ!!
何弾いてんだかわかんないぐらいに速いんだけど・・・・
あのプレストってどれぐらいが心地よく聴けるんだろう・・・。
124 :
名無しの笛の踊り:03/02/04 06:52 ID:LnS+tTEU
井上直幸と言ってみる。Op.110なんかいいと思う。
125 :
名無しの笛の踊り:03/02/04 08:04 ID:bapBGM9l
やっぱりグールドだな。
>>116 >「決して耳にすることの出来ない」
もうCDが手に入らないって事じゃないかな(僻み
バーナード・ロバーツ(ニンバス)はまだ名前が挙がってないけど良くないね。
穏やかで癖のない演奏だと思うけど、音がひどすぎる。
モノーラルみたいに中央にまとまってピアノの音がもやっとしている。
たしか全集で3千円台でお買い得だと思ったのだけど。結局損したか。
128 :
名無しの笛の踊り:03/02/04 12:14 ID:qWB3W+oi
グールドLDきもい
>>127 ペルルミュテールにしてもチェルカスキーにしても、Nimbusのピアノ録音は
だいたいあんな感じだからね。あれが空気感があっていいとかいう人も
いるのかもしれないな、もしかしたら。
しかしロバーツの演奏そのものは海外誌でわりと高く評価されてるようだし
(Classic CDで五つ星)、比較の材料として割り切ったら?
130 :
127:03/02/04 13:08 ID:???
クラーヴェスから出ていた時代楽器モノはどうよ。
132 :
名無しの笛の踊り:03/02/04 18:30 ID:2+awC2Fk
例えば、「月光」の第1楽章をヴェデルニコフの演奏で聴いてみよう。
このあまりに有名な音楽が、これほど気高い憂いをたたえて
演奏された例があるだろうか。
なんと、はかなく、切ない「月光」だろうか。
ちょっとヴェデルニコフ聴いてみたくなったな。
んなわけねーだろ
そろそろ危険なので保全しときます
135 :
名無しの笛の踊り:03/02/06 03:27 ID:GFnmbGu5
>>49 おれ、聞いたことねーよ。リヒテル
>>50の判断も意味不明だが、
物事を自分がいつも正しいと勝手に決め付けているてめぇも
あんまり頭よさそうに見えないけどな。
てゆーか、お前頭悪いだろ。だよな。
月の光のそのことを盲むすめに教えたは・・・・
137 :
名無しの笛の踊り:03/02/06 05:08 ID:y9uEepX6
>>135 何を今さらここで言ってるのか良く分からんが、
>>49が頭悪いというのは同感。
だが
>>50の判断が意味不明だというのなら
>>135も頭が悪いな。
>>48でリヒテルとギレリスについて言っているのに対して
>>49は
「ここにきてる様な奴でリヒテル聴いた事無い奴なんていねーって・・・・」と言っている。
何故「ここにきてる様な奴でリヒテルやギレリスを聴いた事無い奴なんていねーって・・・・」
と書かなかったかというと、
>>49はギレリスを聴いたことが無いからそう書かない、ととらえるのは当然だな。
>>49がギレリスも聴いたことがあってギレリスも有名だと思っていれば「リヒテルやギレリス」という
表現になる。ギレリスは実際有名なんだが49が「リヒテルやギレリス」と書かなかったということは49が
ギレリスは有名ではないと思っているか、有名だとは知っていても聴いたことがないかのどっちかだな。
ギレリスが有名でないと思っているということはまずないだろうから、ギレリスを有名だと知ってても
聴いたことがないのだろう、という判断は至極まっとうだと思うがな。
有名なのを全部聴くのも大変だ。
基準となる全集がほしい。技術も良くてアプローチも良くて録音も良いのが。
>>138 なんか横着な人だねえ。万人が認める基準なんか無いから面白いのでは。
つーか、大変だって思うなら無理して聴かなくてもいいんじゃないの。
たかが趣味なんだし。
ベートーヴェン本人が残してればその録音が基本なんだろうけどね
降霊・・・
141 :
名無しの笛の踊り:03/02/06 23:57 ID:VS5CxxUp
ヴェデルニコフのひいた「ハンマークラヴィーア」。
これがまた絶品。第3楽章は24分かけてゆっくりと弾くが、
まるでいずこか知れぬ桃源郷へと誘われるかのようだ・・・。
>>137 そこまで建設的に解説するとは・・・
正直参りました。
>>138 「基準となる」ってことは可もなく不可もなくって感じのってこと?
だったらブフビンダーなんかいいんじゃないかな
144 :
138:03/02/07 09:35 ID:???
>>143 いや、自分にとっての基準になるCDがほしいということで、言い換えれば刷り込まれるのに
あたいする演奏ということ。
145 :
143:03/02/07 11:30 ID:???
>>138=144
すまん、技術も良くてアプローチも良くて録音も良いものを挙げたつもりだが
あなたの希望は感動を与える物でしたか。。。
でしたら「全曲を通して」あなたのご希望に添う演奏はありませんよ。
曲そのものに面白みの欠ける曲もあるし、だいたい前半と後半では作風が全然違うのですから。
いっそグールドを刷り込んで他の演奏を受け付けなくなるのも一興かと(笑
146 :
138:03/02/07 13:17 ID:???
>>145 ごていねいにどうも。
全曲を通してというのはたしかにむずかしいかもしれませんね。
自分としては全集で好きなセットをひとつしっかり聴いて、あと個々のソナタを
バラのCDで、と思っていたのですが。
ブフビンダーにもおかげで興味を持ちました。
今持っている全曲セットはナット、シュナーベル、ケンプ、バレンボイム(旧録)、ロバーツ、
グルダ(アマデオ)です。結構持ってるけどどれも基準にはなりえなくて。
>いっそグールドを刷り込んで他の演奏を受け付けなくなるのも一興かと(笑
いや〜ん(w
勉強してる身から言わしてもらうと、アルフレド・パールあたりが身の丈に合った名演奏や思う。
初期作とか、ソナチネとか、ほんと勉強になる。威厳全然ないけど、変な癖ないので何度でも聴ける。
アルテノヴァから全集出てたけど、アルテノヴァって買収されたん?廃盤らしいけど?
演奏してる身から言わしてもらうと、
>>1-148お前らは全員クズや思う。
150 :
名無しの笛の踊り:03/02/07 21:17 ID:F3C0EMTI
>>148 株主だったBMGが、アルテノヴァの中でもよりすぐりを
BMGのCDとして販売するのよ。なので、アルテノヴァ盤は廃盤
演奏を聴かしてもらってる身から言わしてもらうと、
>>149聴衆の言葉を勉強として聞けないお前の演奏はきっとクズだな。
でも、バッハとかベートーベンって
聴いて楽しむ盤と参考にする盤と、全然違うのはたしか。
基本・楽譜に忠実なのじゃないと、参考にならないし
+αの部分は、物まねするのもなんだし。
153 :
名無しの笛の踊り:03/02/07 23:52 ID:q808lc9Z
>149
聴衆がクズなら、演奏者は一人で自室にこもって演奏すればいいのです。
もちろん、録音などしてはならない。
聴衆の存在を嫌った演奏者でさえ、録音という手段によって
聴衆を確保していたわけでね。
154 :
名無しの笛の踊り:03/02/08 01:32 ID:5auOxWup
ってな風に話はグールドに戻る。ってことか?!
だがグールドは全集ではない罠。
最近でたポミエよかったよ!!ただピアノの音がやたら金属的だけど、NYスタか!?
でもやっぱり、アラウの全集が歴史的傑作だと思いまつ(・∀・)!
157 :
名無しの笛の踊り:03/02/08 12:25 ID:lEXoW2zV
ヴィルヘルム・シェヌーを聞いて見てください。
Alfred Perlは、晩年のソナタの演奏も良いと思います。
ドイツ、イギリスの雑誌では評判良いのに日本では評判いまひとつですね。
>>149 ちゃんと全曲暗譜してますか?今の坊やは、いろいろ忙しいとか言い訳
言って練習しないのね。
暗譜することが必ずしも正しいとは限らない。
「月光」胸がくるしーい。
熱情ではシフのが好きだけど、シフはほかのソナタはいつ録音するの?
シフに聞けといえよう
164 :
名無しの笛の踊り:03/02/09 03:04 ID:rfhA4nf7
シフのベートーヴェンは意外に良かった(協奏曲・熱情)。
バッハより、いいね。
シフのバッハは、そりゃ一級品だけど、線が細い。
グールドの平均律と聴き比べてみて欲しい。
熱情ソナタは、たいしたもんだよ。本当に驚いた。
168 :
名無しの笛の踊り:03/02/09 11:49 ID:fdxun68S
ただしシフのシューマンは今一つだった。
シューマン向きじゃあないね、確かに。
オピッツは話題にならないが、現役のベートーヴェンソナタ弾きとしてはかなりなものなのでは。
週刊誌に最低ランクのFランクと報道され、ニュース速報板の住人ですらFランクと知っている
武蔵野音楽大学は定員割れベスト100の65位。
http://www.sentaku.co.jp/backnumber/not_member/html/s0206124.htm 『 選択 』 2002年6月号
ザ・サンクチュアリ●シリーズ333
私立大学「欠員率」 全国四九三校の「極秘データ」
武蔵野は定員割れベスト100の65位にランク。ランクが高いほど定員割れ率が激しい。
平成音楽大学75位。
エリザベト音楽大学95位。
名古屋音楽大学97位。
作新学院大学100位
聖徳大学112位。
***********以上、ここまで定員割れ。*************
ここからは定員割れ無し。
国立音楽大学165位。
昭和音大193位。
早稲田225位。中央大学226位。上智260位。
東邦音大279位。
大阪音大314位。
学習院女子大328位。法政337位。立教349位。成城大学372位。
東京音大384位。
大阪芸大431位。
172 :
名無しの笛の踊り:03/02/10 11:48 ID:/lAoZSSa
>>170 まぁタイプとしてはバックハウスだね
ケンプの弟子みたいだけど
無難だがテクは一級品
LDを演奏の参考にさせてもらってる(もっと手映せや!)
オピッツはいまどき珍しいごつごつとしたタッチのピアニストですね。
真面目で地味で人気が出そうにないタイプだけど真剣に聴いて味わい深い人。
>>173 それこそベト弾きじゃん。聴いてみたくなった。
オピッツねぇ。。。確かに真面目で地味だけど、肝心の「味わい」があるかなぁ。。。
176 :
名無しの笛の踊り:03/02/10 12:30 ID:3oMXVT+2
オピッツはRCAにベト協奏曲全集を録音していたが・・・
>>174 >それこそベト弾きじゃん
って、ウノ=バックハウス菌に感染してないか?
あ、漏れはバックハウスは好きだけど、あれこそが正統とか、
奏者ではなくベートーヴェンのみを感じることができ大船に
乗った気でいられるとか言うのは勘弁ってことね。
昨日たまたまバックハウスのソナタNo.3聴き返したけど、
つんのめるような間合いやテンポの揺れなどがかなり耳についたよ。
178 :
174:03/02/10 13:22 ID:???
>>177 >バックハウス菌に感染してないか?
もちろんしてる。
179 :
名無しの笛の踊り:03/02/10 17:50 ID:+HswDHkJ
宇野=バックハウス症に注意しましょう。
宇野はバックハウスの一連のステレオ録音を聴いて
ものすごいテクニックだと讃嘆しているアホ。
宇野は音楽を聴いているのではなく、伝説に心酔しているだけ。
フジコ信者と同類。
180 :
174:03/02/10 18:02 ID:???
>>179 もう手後れといえよう。
ベトのソナタを弾きはじめた12才の頃から数えて 幾年月....
テープが…
ワカメ?・・・・バックハウス。
183 :
名無しの笛の踊り:03/02/10 19:18 ID:oJdlhUD/
なんかシフスレになりつつあるが(w
彼のバッハをグールドと比較するのは反則でしょ。
熱情だっていくら良くてもリヒテルと比べたら線が細いと言えよう。
184 :
174:03/02/10 19:27 ID:???
>>182 レコードが擦り切れて、と言って下さい。
せめて、ケンプも聴かせて欲しかったよなあ。
185 :
名無しの笛の踊り:03/02/10 19:39 ID:DcwUk0ko
シフに線の太さを求める人は珍しいと思うが。
テルデックに録音した「熱情」の路線で
全集を完成させてほしいものだ。
>>183 ×言えよう
○いえよう
ウノ語は正しく使いましょう。
187 :
138:03/02/12 09:43 ID:???
自分にとって、これだ、という録音についにめぐり会えました。
アラウの60年代の録音です。昨日フィリップスのDUOシリーズ「7大ソナタ」が気になって
購入。聴くと、技術、気力、正当性、きめ細かさ、録音、全く申し分ないものでした。
これを基準にしてベートーヴェンのソナタを聴いていくことに決めました。
>>148 の者ですが、私も60年代のアラウは勉強になります。
晩年以前のアラウはデクノボーなんて書いている宇野広報にだまされていました。
ホントうんざり。少なくとも器楽分野での彼の言はアテになりません。
どうも第一印象だけで書き続けているようですね。
189 :
143:03/02/12 12:03 ID:wB+WqW19
>>187=138
なぁんだ〜、全集じゃなくてもいいなら幾らでも勧めるのあったのに。
アラウは若い頃と晩年とでは全然違いますよね。しっくりくる演奏が見つかって良かったですね。
ところでどなたかポリーニの熱情聴きました?感想キボン
60年代のアラウ全集、私も好きです。太くしかも輝きのある音の魅力に
加えて、安定感のある解釈は見事だと思います。ただ後期の作品、
特に最後の三つのソナタはすばらしい出来なのに比べ、初期ソナタの
演奏はあんまり面白くないと感じられもします。例のヨアヒム・カイザーの
ベトソナ・オタク本にも、後期のソナタは奏者がベートーヴェンの指示を
追うだけで精一杯となるのに比べ、初期作品はいろいろと工夫する余地が
あると指摘した上で、アラウは後者を常に一様にゆっくりと弾いてしまう
と書いてたのも思い起こされます。
その意味では「デクノボー」発言も、全く根拠がないわけでもないような。
ただ晩年のアラウがその点で劇的に変化したとは思えません。
いずれにせよ、32曲すべてが「標準」となる全集などないわけですから、
いろいろ聴いて楽しみたいものです。
191 :
名無しの笛の踊り:03/02/12 12:41 ID:bqkT42xG
実際に自分で弾きもせずにプロの技術に深く物言うのはパンチョ伊東未満
192 :
名無しの笛の踊り:03/02/12 13:31 ID:cwdNOat8
宇野にとっては晩年のバックハウスがテクニシャンなのだという。
ピアノを全く弾かない素人でも、そんなことは思わないのに(藁
193 :
138:03/02/12 13:45 ID:???
60年代のアラウのベートーヴェンの良さに同意していただいてうれしい。
思えば初出の頃この録音はほとんど評価されていなかったのでは。
レコ芸はとにかくバックハウス絶賛でしたね。
器楽曲を担当していた小石忠男さんにも責任がある?。
194 :
名無しの笛の踊り:03/02/12 14:56 ID:lODmQZOz
もうすぐ200になるのに、いまだ名が出ていないのは、きっと罠に違いないと
思いつつ、さりげなく「シュナーベル」と書いてみるテスト。
最初は、あんな崩れた演奏のどこがいいんだか...と聞き始めて、最晩年の5つ
のソナタに差し掛かる頃には完全にはまっていた。
シュナーベルのHISTORYのBOXは安くてありがたい。
音質も年代を考えると悪くない。演奏はもちろん価値大。威厳がある。
ソロモンのテスタメント盤てあまり音が良くない。
もともと冴えない録音なのかな。
198 :
196:03/02/14 09:50 ID:???
>>197 あ、全部そろえたのですが、まだ熱情と後期ソナタが入った1枚しか聴いていませんでした。
軽率な発言でしたか。
199 :
名無しの笛の踊り:03/02/14 12:47 ID:LI61dDK5
>>196 ほんのわずかですが、脳卒中で引退する直前にステレオ録音したソナタが
あります(7番とか)。こちらの方はかなり「いい音」(原音に近いと感じられる
音)で録れていると思います。
気のせいか、モノラル録音の時とステレオ録音の時では、音質が全然違う
ように感じます。もともと、ソロモンはその音の美しさで聴衆を平和な気分に
させたと言われるほど、音に特徴があるピアニストだったらしいのですが、
モノラル録音のあの温かみのある音が、ステレオではあまり出ていないよう
なので、ちょっと面食らいました。できれば、感想を聞かせてください。
200 :
名無しの笛の踊り:03/02/15 19:05 ID:qxoOvaVk
ポミエの「熱情」に圧倒された。
現役ピアニストの中では傑出していると思う。
ジョン・リルの「上海帰りのリル」が絶美といえよう。
202 :
196:03/02/16 01:38 ID:???
>>199 26番、27番、ハンマークラヴィアの入った1枚を聴きました。
このうち27番がステレオ録音ですね。たしかに他のとは違います。
僕にはとてもすぐれた音質だと聴こえました。音場が広がってピアノの音
をクリアーにとらえている。モノラルより断然良いと思いました。また演奏が
この27番は素晴らしいですね。心がこもっています。
203 :
リスト ◆LisztmvGDg :03/02/17 00:16 ID:5ezdaCyd
今日も32番を聞いて心の洗濯をしました。
週に一回は聞くようにしています。
32番の良さが最近になってわかるようになりました。
泣きたくなるくらいです。
ピアノ音楽の未来を予言するような曲ですね。
是瑠金(DG)、イイ!
バックハウスをかたきにアラウ持ち上げるやつらウザい。
すぐれたベートーヴェン演奏家のひとりという評価で十分。
安定した解釈というのは人によっては退屈にもなりうる。
なにしろ「あの」ベートーヴェンなんだから。
206 :
名無しの笛の踊り:03/02/17 01:10 ID:Dzg4agVm
32番といえばヴェデルニコフ
この世のものとは思えぬ高み
>>205 べつにバックハウスを目のかたきにしているわけではないのですがね。
それにアラウのは「安定した解釈」以上のものだと思いますよ。
208 :
名無しの笛の踊り:03/02/17 14:16 ID:NpPKZe77
>205
バックハウス以外のピアニストが賞賛されているのを見ると
難癖をつける、バックハウス信者。宇野みたいな奴だな。
バックハウスたたきを非難するといきなり宇野信者とくる
トラウマ爺さんが多くてこまるよな。
いまどき骨董品だけど。
>>207 安定した解釈以上なら最初からそれだけをかけ。
バックハウスを持ち出すからややこしくなる。
ソロモンを賞賛した吉田秀和に比べるとバックハウス絶賛の宇野はレーゾン・デートルがない。
211 :
名無しの笛の踊り:03/02/17 18:02 ID:fqeFo7JE
>209
プ
イエネー・ヤンドーはどうでしょう。堅実なだけですか?
214 :
名無しの笛の踊り:03/02/18 03:22 ID:3YCS1DQ/
ピリスさんと、オピッツせんせが好きですね〜
215 :
199:03/02/18 08:59 ID:cUAm++M2
>>202 レスをどうもです。私もあれから27番を聴き直してみましたが、確かにいい
音質でしたね。あと、7番もステレオ録音ですね。
私の場合、それまでモノラルばかり集めて聴いていたので、頭の中に「ソロ
モンの音」(夕日に映えるフィレンツェの町並みに鐘の音がひろがる)という
イメージが作られてしまい、ステレオで聴いた音がそのイメージとあまりに
かけ離れていたので面食らったのだと思います。
逆の場合もありますね。ラフマニノフは名ピアニストの代表格ですが、モノ
ラル録音で聴いた「音質」がどうしても好きになれなかった。最近、A Window
in Time というピアノロールの演奏を聴き直して、ラフマニノフに惚れこみま
した。
モノラル録音で作られた「脳内補正」の影響はかなり大きいようですね。
バックハウス=宇野という構造になっているなぁ。宇野憎けりゃバックハウスも
憎し。
アラウは生前中は「くどい」粘着系で評価されていたし、小生もああいうのは苦
手だったなぁ。最近では作品解釈においてもそれ程特化している訳でもないこと
がいわれているし。晩年の演奏は原典主義になりつつあるも、聊か切れが...
まあ原典主義だの、ユンディとかが称讃されるような時代になって、聴衆の感覚も変
わったのを感じている。
217 :
名無しの笛の踊り:03/02/18 11:09 ID:aBjGOPw1
ユンディが称賛???(プ
ソロモンが主要なソナタの録音を残してくれたことには感謝です。
称揚した吉田秀和には敬服。テスタメントにも感謝です。
219 :
名無しの笛の踊り:03/02/18 15:08 ID:KhI43Ds0
ヴェデルニコフのベートーヴェンをCD化したデンオンに感謝。
220 :
名無しの笛の踊り:03/02/18 15:46 ID:fg8+IMBo
michael levinas の全集はどうですかい?
某店の半額セールで思わず買ったが、
ナットとかに慣れてた自分には悪くなかった。
ミカエル・レヴィナスがベトソナタ全録音してるのか…
あの有名な作曲家だよね。エマニュエル・レヴィナスの息子。
222 :
220:03/02/18 16:11 ID:fg8+IMBo
どうもそうらしいっすね。レヴィナスの息子。
作曲家だと言うことは知りませんでした。スンマソ。
演奏自体はしっかりしていたように感じました。
そういえば、マッケイブによるハイドンのピアノソナタ全集も、
彼が作曲家だと言うことを知る前に買っていたのでした。
この全集もお気に入りなんですがね。
全集を録音するようなピアニストは、一曲一曲にどれほどの準備をするのだろう?
224 :
名無しの笛の踊り:03/02/18 18:09 ID:3XcZ0jO8
ソロモンは英EMIのレコードはメチャメチャ良いですよ。CDだと線が細く余韻がうまく表現されていないようなきがします。
225 :
199:03/02/18 18:46 ID:cUAm++M2
>>224 私は、クラ歴が長い割に、ソロモンを聴きだしたのはここ数年のことでして
(お恥ずかしい)。いまさら、レコードプレーヤーを揃えるのもしんどいしなあ...。
EMIでCD復刻版を出してくれることを祈ります。
226 :
名無しの笛の踊り:03/02/18 19:10 ID:Nzx/tZ4c
ご指摘の通りプレーヤーを揃えるのも辛いですね。しかもオリジナル盤は高いですし物があるとは限りませんから・・・。
EMIのリファレンスでCDが出ていますが国内盤よりはよいです。テスタメントは聴いてませんの
なんともいえませんが・・・。ただ救いなのはナットよりははるかにいいですね。
少し前になりますがデッカの再発をしていたビューラは、まだあるのかな〜。
ビューラのリマスタリングはかなり良かったです。
ゲルバーの名前が挙がってないね。 っていうか、最近名前も全然聞かないし無理も
無いか。
228 :
名無しの笛の踊り:03/02/18 20:36 ID:Hh5OekOf
ビューラはCDから撤退したそうでつ・゚・(ノД`)・゚・
229 :
名無しの笛の踊り:03/02/18 20:42 ID:Nu+QNbBr
ゲルバーの録音は中断したまま。
デンオンが潰れそうなので新録音も期待できない。
230 :
名無しの笛の踊り:03/02/18 20:50 ID:Nzx/tZ4c
228さん有難う御座います。今、アニー・フィッシャーを聴いていますがやはり好きだな〜!
なんの誇張もなく優しく流れるタッチが。なんだかこのスレ読んでいろいろ聴きたくなってしまいました。
この後はハスキルのライブの32番聴こうかな。
女流のベートーヴェンではリリー・クラウスも良かったです。
むかしコンサート・ホール・ソサエティのLPで悲愴を聴いたことあるけど迫力あった。
女性的ななよっとしたところ全然なかった。
昨日BSでやってた、グリモーのテンペスト
エキセントリックでちと疲れた。
エキセントリックというか、きつい激しい歌いまわしという印象だったけど
好みとは違うが、みどころのあるピアニストだと思う。
あれ演奏用は落ちちゃったのね
昨日のレッスンで熱情終了
「ハンマークラヴィア」のベストを教えて下さい。
236 :
名無しの笛の踊り:03/02/20 11:26 ID:H7u9R/k+
>>235 ハンマークラヴィア限定ならポリーニ良かったよ。
238 :
名無しの笛の踊り:03/02/20 12:35 ID:7XB5iz6G
>235
ヴェデルニコフです。
ヴィルヘルム・ケンプの明晰かつ個性的な演奏もなかなか。
あとはナットとか。
やっぱりバックハウスだよな。
曲がまとまっている。
241 :
235:03/02/20 14:41 ID:???
>>236-240 ありがとうございました。とても参考になります。
じつは後期のソナタがどうも苦手で(というか良さがわからなくて)、その中の代表曲として
「ハンマークラヴィア」をじっくり聴いてみようかと思ったのです。
ケンプとナットのを持っているのでまず聴いてみます。
242 :
379:03/02/20 14:54 ID:i/K/wF4a
>>241 終わっちゃった?
鋼鉄の指、ギレリスとか
ハンマークラヴィアはアシュケナージが若い頃得意にしていたと思うけど、その頃の録音てあります?
245 :
名無しの笛の踊り:03/02/20 19:26 ID:/hkIDzQw
>244
ある。全集とは別の、たしか1960年代の録音だったと思う。
吉田秀和が「世界のピアニスト」で触れている録音。
自分はアシュケのベートーヴェンは苦手だけどね・・・
246 :
244:03/02/21 09:52 ID:pKZIl35D
>>245 ありがとう。全集とは別の1960年代の。それこそ求めていたものです。聴いてみたいです。
アシュケナージのむかしのインタヴューを思い出したのだけど、尊敬するピアニストは?
ときかれて、ルドルフ・ゼルキン、と答えていたね。
理由をきかれて、ゼルキンの直截的(ダイレクト)な表現が好きです、と答えていた。
今思うともっと爪の垢を煎じて飲むべきではなかったかと。
248 :
名無しの笛の踊り:03/02/21 15:43 ID:3fpfEt9O
ミケランジェリは若き日のアシュケナージを称賛していたというが、
今となっては・・・。
249 :
名無しの笛の踊り:03/02/22 12:14 ID:9a+DRjJH
グルダ(アマデオ)と心中しようという人はいないかな。
ここにいる。
251 :
名無しの笛の踊り:03/02/22 16:45 ID:UdP1W52w
>249
グルダのベト全集(アマデオ)は中古屋に出した。
ウィーン・フィルとのモーツァルトも。
そのうち平均律も中古屋に出すつもり。
「すごい」ということは分かるが、聴く気がしない。
>ハンマークラヴィアはアシュケナージが若い頃得意にしていたと思うけど、
>その頃の録音てあります?
若いころとはいつごろでしょうね。25年前に聞いたけど、めりはりをボカボカ
つける以外にとりえのない感じでした。当時の印象は。無内容評判も悪かった。
>>251 聴く気がしないのは、分かっていない証拠(藁
グルダのアマデオ、初期版はなんと楽章毎にトラックが切られてなかった。
インデックスなんかつかうなっちゅーの。
255 :
名無しの笛の踊り:03/02/22 20:52 ID:ibQhQh1v
>253
別に分からなくていいんじゃないの。聴く気がしないのなら。
クラオタ特有の表現「分かる」「分からない」というのは
要するに単なる「好き」「嫌い」である。
255 は正しい認識だと思う・・・
255は甘い認識だけど、まあ正論だね。でも甘ちゃん(藁
分かるの何のと言い出したのは、251なんだけどね。ま、どうでもいいけど
258 :
名無しの笛の踊り:03/02/22 21:14 ID:ysczopUl
>254
おぉ〜! そうだった、なつかしいねぇ。しかし今出ている再発より
音は良かったような記憶がある。
259 :
名無しの笛の踊り:03/02/22 21:20 ID:ysczopUl
「熱情」のコーダで熱が入りすぎてミスタッチをしてしまう熱演。
@リヒテルのカーネギーホールライヴ
Aナットのシャンゼリゼライブ
Bルービンシュタインのラストコンサート
ベートーベンは単調でやかましくてどうも苦手なんだけど、
熱情なんかはやっぱりすばらしいと思ってしまうので、
嫌いになりきれないのでした
宇野とバックハウスは分けて考えましょう。
>>249 俺は最近中古屋で買いました。素人なんで分かるどころかどこが「凄い」のかすら
わからないけど、好みといえばすごく好みです。
嫌味がなくて潔い演奏というか。op111はグルダの演奏が一番好き。
バックハウスも好きですが、逆にop111の演奏だけはどうも好きになれない。
ポリーニの熱情発売延期の原因は何よ?
早く出せやゴルァ!
264 :
名無しの笛の踊り:03/02/23 00:11 ID:m4/RjhXM
>262
作品111はぜひヴェデルニコフを聴いてください
>>264 ヴェデルニコフは聞いた事ないですね。op111は1番好きな曲で、いろいろ聞いたのですが
実は「これだ」と思った演奏はないんです。思い入れが強いのかも。
グルダの84年の録音は正直がっかりしたし。
アラウ、ケンプ、ナットなど有名どころで聞いた事ないのもまだまだあるから
手に入れば聞いてみたいです。全集しかないやつは困るけど。学生なんで金が・・。
>>265 コヴァセヴィチの旧盤聴きました?Great Pianistsで聴けるやつ。
op111なら私はこれを第一に推しますね。
新盤聴いてがか〜りした人も是非聴いてみて下さい。もう月と鼈!
>>266 録音復活したので聴こう聴こうと思いつつ、早や数年・・・。
やっぱり、駄目なんだ (w ありがとうね。
268 :
名無しの笛の踊り:03/02/23 02:37 ID:IixvCRZT
折れ一応「悲愴」「熱情」「月光」とおまけで「ワルトシュタイン」
ガ弾ける
>>268 アソ。ところで演奏スレがあったはずだけど…沈んじゃった?
僕、作品110も一応ひけましゅよ。
あらら、パールは廃盤なんですか。デウィアベリ付き全集は手ごろでしたね。
廃盤になるとなぜかしら無性に聴きたくなるのが悲しい性です。
こんなことならリルよりパールを先に買っておけば良かったかな〜。
いつかエリソ・ヴィルサラーゼで中期or後期ソナタを聴いてみたい。
272 :
名無しの笛の踊り:03/02/23 09:10 ID:VIHGUyed
>265
ヴェデルニコフの演奏は悲劇的なんだけど、昇華されている、というか。
第2楽章(19分)は、聴いていてジーンとしますね。
技術的にもすばらしく、録音状態もいいので、ぜひ聴いてみてください。
>>268 名前のある奴を弾いてるうちは厨ですよ。
演奏スレは落ちましたね。
>>266、272
レスありがとうございます。今度買うときに参考にします。
つーか、ヴェデルニコフはなかなか売ってないわけであり・・・
276 :
名無しの笛の踊り:03/02/23 13:36 ID:vrE/3h2M
>>273 名前なしって言えば、18番がかわいい佳曲なんだけど、一番かわいらし〜く弾いてるのって誰?
わたしはどうもかわいく弾けないんですよ〜。参考にしたいんで、どなたか教えて。
277 :
名無しの笛の踊り:03/02/23 14:47 ID:HuyAkJaw
>>276 これを愛奏していたピアニストが二人います。
ハスキルとルービンシュタイン。どちらも超のつく名演です。
可愛いいというか愛情がいっぱい篭っている。聞いてみてね。
278 :
276:03/02/23 15:39 ID:vrE/3h2M
>>277 ありがとうございますー!ハスキルかぁ。。。良さそうですね、早速入手して聴いてみますー
ハンマークラヴィアなら、ソロモンしかいないね。
漏れはLPで聴いているけど。
ゼルキンの演奏もいいね。今、発売されてるのかな?CDで。
281 :
名無しの笛の踊り:03/02/23 18:35 ID:6nhs7vac
ハンマークラヴィーアもまたヴェデルニコフが凄いです。
モノラル録音ですが、聴きやすい音質です。
特に第3楽章における、荘厳なカンタービレ。
ディアベッリ変奏曲で楽しめる演奏ないかな。
スレ違い?
>>282 グルダもソコロフも、今となっては入手困難!
困ったもんだ・・・。
それで、ヴェデルニコフはディアベッリを録音してるのか?(w
ヴェデルニコフ・ヲタの人はヴェデルニコフ・スレを立てて思いっきり語れば?
最近、あちこちで、
「○○は、ヴェデルニコフに限る」 のスレが目障りでなりません・・・。
ブレンデルが好きという人、意外にいませんね。
ヴェデヲタ隔離に賛成!!
>>286 漏れは、ブレンデルのディアベッリ、好きだよ。
ブレンデル、若いころVoxに入れたディアベッリとソナタのいくつかは時々聴いて
ますが、最近のは聴いたことがありません。
批評家の誰かが最近のブレンデルのソナタ録音は知的で穏和、小市民的なまとまりは
あるが、ベトの革命性・衝撃力はほとんど感じられないとか書いてたのが無意識に
刷り込まれてしまってるのかも。ほんとにそんな感じですか?
>>286、288、289
ブレンデルですか。好きですよ(節操ないな俺)。
明るく温かみのある音色(結局この音色が一番好きなのかも)と自然なテンポ
の取り方、あとはなんというか音や曲がが良く分かります(俺にとってはあり
がたい)。
革命性は良く分かりませんが、確かにエネルギー感、衝撃力には欠けるかも。
ディアベッリ変奏曲の演奏はブレンデルしか聞いたことがないんですが、す
ごく楽しめましたよ。わけも分からずに10回ぐらい聞いた後、突然こりゃ凄い曲
だと思うようになり、あとはハマりっぱなしです。
それでも他の演奏を聞こう、とは思わなかったので満足してることになるのかな。
でもグルダ、良さそうだな。
291 :
290:03/02/24 22:09 ID:???
あ、op111(1995年)の演奏、第2楽章の第3変奏(?)の頭で、「フンッ!」
って気合入れてるのには笑いました。意外とこういうところ、ノってるんですよね。
ブレンデルのベトソナタ(philipsの1回目)は計算し尽くしたうえでのロマンティックな解釈。
それが鼻についてあまり好きでない。
「ベトの革命性・衝撃力はほとんど感じられない」 言えてると思う。
ブレンデルは
ところかまわずペダルを響かせ、好くも悪くも中庸で偽善的な演奏が
「チョット」って感じで虫ずが走る。
294 :
名無しの笛の踊り:03/02/25 14:51 ID:X3ER3GLV
やっぱ、ギレリスの選集だな。力の抜けた名演。
ギレリスを鋼鉄の...とかヴィルトオーゾとかそういった面からしか知らない人に
聞かせたいものだ。
グルダがアマデオのあと録音しなかったのを不思議に思います。
デッカ(50年代後半)
コンサート・ホール(60年代初め、4曲くらいしかないけど)
アマデオ(60年代後半)
それぞれが演奏の性格が違うと感じます。
アマデオのが結論、集大成とはどうしても思えないのです。
むしろ途中経過という感じに聴こえるのですが。
自分で決定盤という納得の行く録音を残せなかったのではないか、そういう条件、環境を与えられなかったのではないかと思います。
もしそうならとても残念です。
296 :
名無しの笛の踊り:03/02/26 10:25 ID:XuhLFkQ5
そーかなぁ。。。
その後のグルダの活動って、どこか逝っちゃってる感じだたから
どーやっても自分が満足いく演奏が出来なくて
ついにキ○▲☆になったって考えるべきじゃん?
>>294 鋼鉄の打鍵と称されていたのは
若い頃で、年取るとると柔和な感じになったな
ピアノは力強い方が優しく良い音が出るよな
年取るとると…(w
あれで力が抜けてるのか(w
肩凝るからウパラッちゃッたよ・・・。
あんまり極端な演奏は
どうも合わない。
極端な演奏というと誰のだろう。グールド?
>>301 テンポ設定かな。
遅いのはおそーく、はやいのは、うんと速く弾かれると
落着かないのさ。
>>302 たとえば月光で第1楽章はやたら遅く第3楽章は極端に速く弾くという意味ですね。
今思い浮かばないけどそういう演奏ありそうだ。
304 :
名無しの笛の踊り:03/02/27 10:48 ID:zHi/HSOH
ソロモンのがそーじゃねーの?
ソロモンのは恣意的ないやらしさを感じない。テンポうんぬんより最後はやはり個性とか人格に惹かれるのではないですかね。
306 :
名無しの笛の踊り:03/02/27 14:11 ID:3NuQt5xX
録音から演奏家の人格が分かるのか、、、
ベートーベンの演奏だと
人格までいかなくても、透けて見えるものがあるような。
もし録音から人格がわからないなら、秀和クンやコーホーちゃんはなぜ存在しうるのだ。
ケンプが光るのは、まさにそれだよ。
310 :
名無しの笛の踊り:03/02/27 17:54 ID:DmpKMj0f
吉田や宇野はCDを聴いて演奏家の「精神性」が分かるらしい(藁
>>310 マイクに入らない「血を吐くような思い」まで分かるらしい。
>>310 だいたい、「命をかけた遊び」 なんて危ないシロモノ、若い人に薦めちゃいかん!
313 :
294:03/02/27 21:48 ID:Ihs634zA
>>299 ギレリスは全然、リキんでないで健全に弾いてると思うよ。危なげないというのか、
余裕があるというのか。だから俺には肩が凝らない。
で、健全に危なげなく余裕がある様子で弾いていながらも、しっかりとベートーベン
らしさを出した納得いく演奏のように聞こえる。
納得感のある演奏というのかな。テクニックを感じさせない名演というのか、音楽性の
後にテクニックが隠れているというのか。まあ、そういうふうに感じる。
>>305 逆に萎えるのが、解釈を考えすぎてこうなったんじゃないかという
テンポ設定。
テンポがすぐ揺れる漏れのコンプレックスという訳じゃないけど。
アナトール・リヒターというピアニストの録音を
いくつか買いましたが結構良かったです。
プロフィールがわからないのでどういう人なのか誰か教えて。
>>315 アナトール・リヒター、初耳です。どこのレーベルなのですか。
>>313 ギレリスの力の抜けた演奏というのはすごいよね。
技術の裏打ちがあるから余裕たっぷり。
アマデウスQとのシューベルト「鱒」で特に感じる。
ワルトシュタインの
ペッペコペコペコが
嫌いだ
319 :
↑:03/03/01 01:55 ID:???
不二家に怒られるぞ。
アナトール・リヒターか。20世紀音楽が得意そうだな・・・(誤
321 :
315:03/03/01 23:20 ID:???
Cantus と書いてあります。安いCDでした。
ソナタは全集にわずかに足りないくらいたくさんありました。
ひょっとすると全部録音しているのかもしれません。
後期のソナタ(28-32)の各々の演奏のbest3を教えてください。
以下テンプレ。
Nr.28
1.
2.
3.
Nr.29
1.
2.
3.
Nr.30
1.
2.
3.
Nr.31
1.
2.
3.
Nr.32
1.
2.
3.
323 :
LEXIUS:03/03/02 20:29 ID:wgALGc+p
悲愴もいいが、月光三章が1番!
なんでもランキング付けたがるのな・・・・。
くだらん。
お前らEl Bachaの全集どれか聴いたか?
あいつは凄いと思うぞ。
ショパン全集はまるでダメだが。
LP時代は「月光」「悲愴」「熱情」が3大ソナタ。
入門用にも最終的にも良い組み合わせ。
CDだと「ワルトシュタイン」も入って4大ソナタか。
「ハンマークラヴィーア」を入れて5大ソナタにしたい?CDでも2枚必要になるけど。
327 :
名無しの笛の踊り:03/03/05 17:32 ID:vS0RFSfg
有名なソナタより「告別」が名曲。
「作品90」が名曲
告別は十分有名じゃん。
テレーゼ、田園モナー。
じゃ、「作品54」が名曲
田園にイピョー
32番のお勧めってありますか?
>>333 ああいう曲は色々聴いてみて
自分の心に響く一枚を捜すしかないのでは、と思ったり。
たくさん、ありそうだけど・・・
漏れが初めてカッコイイと思ったピアノ曲は、1番の第4楽章。厨房の頃だけど。
337 :
名無しの笛の踊り:03/03/09 01:22 ID:tlA3/D/g
ホルショフスキが1950年代に録音した
後期ソナタ集・ディアベッリはいいんですか?
>>337 いい。ペライアみたいなトーンで、鮮やかに弾いてるね。
ペライア、個人的には好きなのですが、
この人の得意技は何なのですか?
シューマン??
>>339 なんでもいいけど、やはりベートーヴェンとショパン、リストでしょう。
ペライアのリスト??
343 :
11度:03/03/09 03:06 ID:???
31番が大好きです。1楽章2楽章ときてfugaに入ったときにはもう涙が出ます。ってのは俺だけ?
31番の名演についてはレスがないのでお願いします。俺はポリーニひとすじで
他の演奏を知らないんで・・・。ひとすじっていうかいろいろ聴いてみる金がないのな。
op.110ベートーヴェンの全てのソナタでも屈指の名作だと思うけど・・・・。
>>342 そう。聴いたことないでしょ。
でも、レパートリーには入ってまつよ。
よく、興がのると、アンコールなんかで、やります。
凄いテクでつよ。
345 :
中川家:03/03/09 03:21 ID:hFQkcIea
>>343俺も31番が好きだよ、フーガは最高だよ。晩年のベートーヴェン
のフーガってだれも素晴らしいよ「大フーガ」とか29番のフィナーレ
とか「第9」のフガート?もいい。あと弦楽四重奏の14番の出だしの
部分も感動的だよね。
14番をブッシュSQで聴くと、涙が出るくらい感動する。
347 :
名無しの笛の踊り:03/03/09 04:35 ID:UYyFq4KD
ペライヤは昔、スペイン狂詩曲を日本でも演奏したことがあると思います。(録音もあるはず)
31番にもどるとアラウとかブレンデルの演奏ではどうでしょう。
最後の3曲のうち、これだけは、技術がないにもかかわらず
必死に練習して何とか弾けるようになりました。
>>343 Op.110はグールドがいいと思う。
グールドのベトベンはウンコとミソが混在してるが、
Op.110とか2番コンチェルトは極上ミソに分類できるとおもふ。
349 :
名無しの笛の踊り:03/03/09 11:18 ID:03One5U7
>343
ぜひヴェデルニコフの演奏を聴いてください。
悲劇的にして堅牢。
350 :
11度:03/03/09 12:42 ID:???
レスサンクスです。ヴェデルニコフってあちこちで随分評判いいですけど
これ現在廃盤なんですよね・・・?ポリーニのCD-Rとかグールドをあたってみるか・・・。
ヴェデルニコフ聴きてーー!!田舎なんで中古屋も期待できない。あぁぁぁ。
351 :
中川家:03/03/09 14:07 ID:5Mp1LCnp
スレ違いですまないがヴェデルニコフのシューマンの幻想曲は
すごくいい演奏だよね。
352 :
名無しの笛の踊り:03/03/09 17:19 ID:8lZISSBV
ヴェデルニコフのシューマンといえば交響的練習曲が
涙なしには聞けませんね。
あの簡素な主題が、あんなに哀しく演奏された例をほかに知りません。
(スレ違い)
353 :
11度:03/03/09 17:27 ID:???
ヴェデルニコフのを俺に2000円で売ってくれ、と言いたい。
オークションで1まんえん・・・!?ぶるじょわじーじゃないっすか?
びんぼうがくせいってやだな・・・。
ききてーよ。
デンオンの人は是非復刻してください。
354 :
名無しの笛の踊り:03/03/09 17:33 ID:8lZISSBV
>353
東京の中古屋でも、ヴェデルニコフのCDは滅多に出ませんね。
ともあれ、ヴェデルニコフの「ハンマークラヴィーア」の第3楽章を
聴いていると、いずこか知れぬ遠い世界へと連れて行かれるような
気がします。23分もかけて、ゆっくりと・・・
355 :
中川家:03/03/09 17:47 ID:ma27cCoJ
356 :
名無しの笛の踊り:03/03/10 11:33 ID:HsFZ89Gg
ヴェデルニコフがメロディアに録音した
バッハのパルティータ全曲、イギリス組曲全曲を聴いていると、
彼のベートーヴェン後期ソナタがすばらしいのも納得ですね。
古典的な造型と、悲劇的なロマン精神とが、奇跡的にアウフヘーベンされている。
いつからヴェデスレになったの?
うざいからヴェデヲタは専用スレに逝って欲しいね。
358 :
中川家:03/03/10 21:05 ID:T0X+DJuq
まーまーいいじゃないか堅いこというな
ヴェデのベトは悪くないけど、ヴェデオタって
こういう風にスレ違いで強引にヴェデ讃を続けようとする
やつらばかりだから、ヴェデをほめる気になれないんだな。
ほんとうにどうしてこうなんだかさっぱりわからない。
いいピアニストだったのに。
ヴェデオタ・・・ヴェデルニコフのオタクさん
オーオタ・・・・誰だろう〜〜〜〜、まだわからん
361 :
中川家:03/03/10 22:22 ID:tpKzPaOD
じゃがんばってまともな話題に戻しなさい
362 :
中川家:03/03/10 22:25 ID:tpKzPaOD
ラズモフスキーの弦楽四重奏曲とソナタの23番とか同じ時期
に作られたよね?主題を半音上げて繰り返すの何番だっけ?
363 :
名無しの笛の踊り:03/03/10 23:15 ID:bQlKYmEu
>いいピアニストだったのに。
あなたは他人が称賛しているピアニストがイヤなんですか?
いいピアニストだったけど、他人が称賛しているからダメだとでも?
あたかもマルチポストの如く、あらゆるキーボード系のスレに同じようなレスを
カキコしてるからじゃないの?
あちこちで、話のこしを折って顰蹙買ってるのは事実だ罠。
肝心の演奏内容について、舌足らずだから「廃盤自慢」にしか見えないんだろうな。
ただ、DENONがこの人の録音をお蔵入りにしてるのは、怠慢だと思うよ。
365 :
名無しの笛の踊り:03/03/10 23:52 ID:V2TTwVm0
ブリリアントで再発したら受ける。
367 :
名無しの笛の踊り:03/03/11 00:01 ID:dkKeNCgF
一時期、プリュデルマシェもある筋で喧しかったが。あれも廃盤か?
368 :
名無しの笛の踊り:03/03/11 00:14 ID:B0aM9q49
>366
いいんじゃないの?
ヴェデの素晴らしさが、多くの人に知ってもらえるから。
クレスト1000でぜひ復刻してほしいよ。1000円で。ヴェデルニコフ。
オークションで大金はたいた方には悔しい思いをしていただきたい。
370 :
名無しの笛の踊り:03/03/11 19:04 ID:Uc3HPa4J
>369
自分はヴェデが現役盤だったころに、少しずつ買い集めました。
20枚程度持っています。
371 :
名無しの笛の踊り:03/03/11 19:17 ID:Uc3HPa4J
リヒテルやギレリスのCDはいつでも簡単に手に入るのに、
ヴェデルニコフやソフロニツキー、ネイガウス親子、ユージナ、
フリエールとなると、そうはいかないというのは、
ソ連当局の広告塔としての演奏家であったかどうかの違いですね。
残念なことです。
そうそう!ゲンリッヒ・ネイガウス、スヴィァトスラフ・ネイガウスのCDも
是非復刻してほしい!!1000円で。
とくにゲンリッヒ・ネイガウス希望。激しく。
ブーニンの全てのCDが廃盤になってもネイガウス親子のCDは聴けるようにしてほしい。
いや、ブーニン好きなんだけどさ・・・。
スヴィァトスラフ・ネイガウス?
スタニスラフ・ネイガウスしか僕知らないよ。
すたにすらふ
でしょうね・・・
376 :
名無しの笛の踊り:03/03/11 23:24 ID:qsTnMHFN
ゲンリヒ・ネイガウスのBOXは某中古屋に出てたけど、
すぐに誰かが買ったみたいで、当然、もうありません。
ポリーニ、アルゲリッチ、アシュケナージのCDを全部なくしてでも
ネイガウス親子のCDを揃えたいですね、個人的には。
ヴェデルニコフってそんなにいいか?
オレ、プロコフィエフ五番ソナタとストラビンスキーのペトルーシュカ入ったのもってるけど、
リヒテルやギレリスに匹敵するとまでは思わなかった。もちろん悪くはないけど。
ヴェデルニコフ中古はあまりないけどたまには出てますよ。
1200-1600円くらいだから結構高いけど。
379 :
372:03/03/12 05:35 ID:???
まちがった・・・。スタニスラフ・・・。
ベートーヴェンとあまりカンケーなくなってるな、ここ。
31番はギレリスとゼルキン、ポミエとヤンドーさらにグールドか・・・。
どれにしよう・・・。アドヴァイスくだされ。
軽いのはイヤだけど重すぎて止まる、指の廻りが鈍くて困る・・・てのはパス。
98年か99年のポリーニ・プロジェクトのライヴCD-Rという手もあるな。誰か聴きました?
380 :
名無しの笛の踊り:03/03/12 09:46 ID:KP3yaS1I
>377
それ1枚で判断されてもねぇ。
それに収録されてるスクリャービンの前奏曲集は超名演だと思うよ、
この曲集は好きなのでいろんなCDを聴いてきたけど。
ていうかリヒテルもギレリスもそのCDに収録されている曲は
録音を残していないから比較しようがないと思うが。
381 :
名無しの笛の踊り:03/03/12 09:50 ID:KP3yaS1I
ヴェデルニコフのオスタンキノ放送への録音では
ベートーヴェンの29〜32番のソナタが白眉なので、
これらを聴いてから判断してほしいですね。
いくらヴェデルニコフの演奏であっても、
ショスタコーヴィチのソナタ第2番は、
あまりお勧めしないし(曲がつまらないので)。
誰かヴェルニコフ・ヲタ隔離スレ作ってくれ。
383 :
名無しの笛の踊り:03/03/12 11:10 ID:b0CJqupO
初心者なんですが、28〜32番のCDが欲しいんですけど、
ポリーニかアシュケナージで迷ってます。
ひろくアドバイス求めます!
>>383 最初のひと組ですか?
DGのOriginalsでまるまる聴ける、ポリーニ盤でよろしいのでは?
それにしても、20数年前は
>>383氏のようなスタンスは、クラシックの王道を行く聴き方でしたね(w
わたしは高校生の頃、世評を席巻していたポリーニ盤を聴く決心がつかず、いろんな演奏に回り道
しましたが、今では彼の演奏が一番しっくりきます。
当時のポリーニは実演であの音を聴いてしまうと、なかなか家の装置でLPを聴く気になれない
ピアニストでした・・・。
アシュケナージも古い方のハンマークラヴィーアは、時折、引っ張り出して聴いています。
これも、歳月の残酷さを露呈する快演です。
ゆっくりと、様々な演奏にあたってみてください。
385 :
名無しの笛の踊り:03/03/12 12:58 ID:b0CJqupO
>384
そうです。どの曲もまだ聴いたことがありません。
「熱情」「悲愴」「月光」、「ワルトシュタイン」「テンペスト」「告別」は
アシュケナージで持ってます。70年代の録音です。
どれもかなり気に入ってるんで、じゃあ今度もアシュケナージでいいじゃないか、
ってところなんですが、ポリーニが凄く上手い、というのを恥ずかしながら最近知りまして、
まだ演奏は聴いたことないんですが、調べたら後期ソナタが全部入ってるCDがあるんですよね?
で、迷ってるわけです。
70年代のポリーニは勿論上手いです。
ただ、洞察が深い演奏かと言えば、今考えるとそうとも言い切れないです。
アシュケナージの洞察が深いと言いたいわけではないですが、
一回目の録音ならそれなりに溌剌としたものが聴けるかと思います。
また、ポリーニは後期ソナタから録音し始めたので
実質的に後期録音がピークであり、他の録音には衰えが見え始めます。
そのうえ全曲録音していないので他のソナタを聴きたいと思っても無理なわけです。
私としては、安定したクオリティーであるアシュケナージの録音をまず聴いて、
それから後期のみポリーニを聴く、という選択が良いと思います。
そうすることでポリーニのアシュケとまた違った良さ、衝撃も
実感できるでしょうし、ソナタ自体にも親しめると思いますよ。
90年代始めのころだったと思うけど、
当時指揮ばかり興味がむいて、なかなかピアノのレコーディングをしなかった
アシュケナージが久々にベートーヴェンのソナタを入れた。
期待していなかったせいか、その「熱情」の第3楽章はわりと感心した。
リヒテルほどじゃないけど、血気も追いこみもあって、アシュケナージ的つまらなさが
なかった。
初めて聴いた32番がよりによってグールドのでした。
初めて聴くのならバックハウスあたりか。
ほどほどにシッカリした録音から聴き始めて
経年的に聴いていくのが無難だと思う。
アシュケナージあたりを最初に聴いてバックハウス等が
古めかしく感じてしまうのも困るし、グールドが最初というのは論外。
なにより、リアルタイムで聴いてきた人達が新しい録音に接して
味わってきた「インパクト」を味わえないのは勿体無いと思う。
初体験が第32番グールドだったというのはある意味、貴重な経験。
先入観なしにあのスピードを聴くことができたのだから。
こちとら「なんちゅー速さや」なんて笑ったもんだが、
そういう相対的な聴き方ではないグールドの32番ってどんななのだろう。
吉田秀和が、初めて聴く「皇帝」がグールドだったらそのときの印象は
どうだったのだろう、みたいな文章を書いていたが。
392 :
名無しの笛の踊り:03/03/12 19:02 ID:b0CJqupO
>389
せっかく親切なアドバイスをいただいてなんなんですが、
バックハウスが古めかしく感じてもまったくかまいません。
ポリーニか、アシュケナージなんです。
すいません。
ポリニ、アシュケナジは
ベトベンの音ジャナイ
396 :
名無しの笛の踊り:03/03/12 21:42 ID:z4UQwT0Y
チッコリーニの全集もいいよ。
>>382 もちょっとヴェデヲタの能書ききかせてくれよ。
オレはどうしてもヴェデルニコフの魅力がわからん。
なんだか淡々と音楽を作ってて、激しさもないし泣かせるとこもない。
中庸なとこがいいのかな?
おお、漏れもヴェデ聞きてぇ……
バッハのパルティータは持ってる。すばらしいとしか言いようがない。
399 :
名無しの笛の踊り:03/03/12 23:17 ID:m1vkNCWf
ヴェデルニコフが、ブラームスのパガニーニの主題による変奏曲、
ヘンデルの主題による変奏曲とフーガの
神々しいまでに比類のない名演を残しているのは興味深い。
そういえば、ベートーヴェンの後期のソナタは、
変奏形式とフーガが核となっているのだ。
そして彼がバッハ演奏で見せる、重厚で壮麗な構築。
400 :
名無しの笛の踊り:03/03/12 23:26 ID:m1vkNCWf
>397
同じロシア人ピアニストでも、ポゴレリチやアファナシエフ、
ウゴルスキのような人とは全く異なりますね。
ロシア人ピアニストにとって重要なレパートリーである
スクリャービンを聴いてみても、例えばソフロニツキーの
衝動的な演奏(もちろんこれはこれで凄絶な名演である)とは別世界。
思うままにパトスを吐露した作品を、厳しく推敲したとでもいうべきでしょうか。
ケンプケンプケンプケンプ
ケンプケンプケンプケンプ
ケンプケンプケンプケンプ
ケンプケンプケンプケンプ
ケンプケンプケンプケンプ
当然ウイリアム・・・。
>>383 >>385 >>392 いい機会だ。
後期ベートーヴェンが初ポリーニでいいじゃない!
息苦しいような緊迫感が、あの頃のポリーニにはあるよ。
「何なんだ、この曲は・・・」と思えば他に幾らでも同曲異盤はあるのだし、
「何なんだ、このピアニストは・・・」となればショパンやプロコフィエフでも聴いてみればいい。
その後の選択肢は無限だよ。
出来たら、インプレ聞かせてね(w 健闘を祈る。
403 :
◆szc6jhojXU :03/03/13 02:39 ID:P3/I1EHa
ポリーニのDG新盤「熱情」他、聴いた人います?
感想聞かせて。
>>402 ポッリーニでいいと思うけどな。
音色明るいし、別に肩肘張らないで、普通に聴けばいいんじゃないの?
ちなみにオレはアシュケナージの録音によくあるモコモコした音質は好きじゃない。
俺はアシュケナージがいいと思うけどな。
少なくとも当時の彼の音楽はハツラツとしてるし、
真摯な、考え抜いて何かを模索するような必死な思いが感じられる。
そんな感じがベートーヴェンに合っていると勝手に思ってる。
32番の2楽章だけは彼で聴いて欲しいな。
イエルク・デムス
あれだけの巨匠が地方コンサート¥3,500ポッキリでやるなんて
もはや神の領域。
407 :
名無しの笛の踊り:03/03/13 10:46 ID:SDKjmuhn
アシュケナージかポリーニかの二者択一なら、ポリーニ。
自分はポリーニは苦手だけど、凄い演奏ではある。
アシュケナージのベートーヴェンは他の人が指摘しているように
モコモコした音で、響きがダンゴ。緊張感がない。
でも後期ソナタが一通り収録された廉価の国内盤は
ポミエ、ケンプもありますね。個人的にはこっちの方がお勧めです。
アシュケが緊張感がない、というのは誤解だと思う。
しかし響きがダンゴなのは確か。
ペダルが割と控えめなうえに、あの手(小さめで凄く指が太い)の影響に
よるところが大きいんじゃないだろうか。
かといって、ポリーニも・・・。純音楽的要素が強すぎるように感じる。
どうしても「最初向き」とは言えない。
ポリーニの熱情買いました。
27番から聴き始めたんだけどビックリした。
「・・・・・・どうした!?」って感じを受けたのは俺だけ?2楽章。
この曲かなり好きな曲だったんだけど・・・・・・。
その他の演奏はまだ比較的好演だったけど。
熱情はランキング入りはないかも・・・?どうだろ。聴きなおしてみよう。
410 :
名無しの笛の踊り:03/03/13 12:45 ID:/C2Mh4cR
やっぱり、テンペストの第1楽章かな。
411 :
名無しの笛の踊り:03/03/13 12:49 ID:jIxa8j4h
>>411 ケンプがウィリアム・テルだったんだろ。おそらく。
どの分野でも欧米で評価が高いのに日本ではさっぱりって人がいるけど、
ベトソナではコヴァセウィッチがその筆頭じゃないかねえ。
このスレでもほとんど名前出てきてないな。なんでだろう。
EMIの新シリーズ、早くハンマークラヴィーア出して欲しいよ。
コヴァセビッチ、気にはなってたんですけどどんなスタイルの演奏なんでしょう?
音質なんかもどうですか?
ゼルキンのORFへの89年の(多分スタジオ)録音、グラモフォン2枚組で安かったから買った。
31番・・・・・・第一楽章が・・・・・・年ですな・・・・・・。
ちょっと渋すぎるな。この演奏。
やはり、ベートーベンのソナタの業界標準はグルダだと思う。
416 :
名無しの笛の踊り:03/03/13 16:36 ID:F6Lj3IxY
業界ってなに?
クラヲタ業
オーストリア産の志村けんじゃないっすか。
ヴェデルニコフを聴いたら書き込むね!
シフラの『熱情』をいっぺん聴いてみたい。
CD化キボンヌ
421 :
名無しの笛の踊り:03/03/13 17:31 ID:Y/ygi/49
>414
コヴァセヴィチのファンの方が集まるHPがあるので
それを参照しては?
422 :
名無しの笛の踊り:03/03/13 17:36 ID:Y/ygi/49
ネットオークション6・スレによれば、
ヴェデルニコフ10タイトルが5月に再発売されるらしい。
ほんとかどうか知らないけど。
個人的な思いを吐露すると、ズバリ、
ヴェデルニコフはリヒテルを超えるピアノの巨匠である。
彼の演奏をまだ聴いたことがない方は、ぜひ、
ベートーヴェンの29〜32番のソナタを聴いてみてほしい。
423 :
名無しの笛の踊り [age]:03/03/13 18:16 ID:GG+fZwzd
ポリーニのショパンと、アシュケナージのラフマニノフは、多分名盤として
定着すると思うけど、どちらもベトは無理でしょう。50年後に復刻版が
出ているとは思えない。シュナーベル、バックハウス、アニーフィッシャー、
ソロモン、グルダ(若い頃)といった連中の演奏は、現役ピアニストに負け
ず劣らずの人気を誇っているし、50年以上も廃れないというのは、それ
なりのカリスマ性があるってことだと思う。
数年くらいは、太鼓持ち評論家の仕込みで騙されて買うことはあるだろう
けど、本物の魅力がないのに50年も人は騙せないと思う。ポリ−ニも
アシュケナージも、引退する前にすでに落ち目という気がする、と言った
らヒンシュクかな?
評論家に騙されて音楽聴いてるわけじゃないでしょう。
俺はポリーニのベートーヴェン好きだよ。50年後の事情はわからんけども。
ポリーニの評価は人それぞれかもしれないけど
>数年くらいは、太鼓持ち評論家の仕込みで騙されて買うことはあるだろう
けど、本物の魅力がないのに50年も人は騙せないと思う。
というくだりには問題があるのでは?
>>421 そんなのあるんだ!
さがして行ってみます。彼のブラームス好きなんだ。
426 :
423:03/03/13 19:07 ID:GG+fZwzd
>424
しかし、あなたはシュナーベル他、過去の名演奏をすべて聴いた上で
「ポリーニの方が上だ」と判断しているわけじゃないよね。しかし、ポリーニ
が世に出る理由は、それまでのベト解釈を超えた新らし味があると評価
された時だけなんだよね。これは、歴史上のすべての名人を相手にして
闘いを挑むわけだから、「挑戦者」には非常に厳しい。なんせ、オーソドックス
な解釈はすべて名人達に占領されているからな。残されているのは、せいぜい
奇抜な表現位なものだ。すでにグールドが出てしまった後、彼を越えるよう
な奇抜な演奏を、しかも50年以上も生き長らえるような「大物ピアニスト」
なんて、永遠に出現しないかもしれない。
ポリーニの真価を聴き取るには、彼の立場にたって、つまり伝統的な解釈
に対する挑戦という眼で鑑賞する必要があると思うよ。だから、伝統的な
解釈を十分に知った上で、ポリ−ニを聴くのでなければ、「本当の彼の
持ち味」は理解できないと思う。
横から
そうかな。シュナーベル、バックハウス、アニーフィッシャー、
ソロモン、グルダ(若い頃)ってみんなタイプ違うじゃん。
それらは全部〇にして、アシュケナージやポリーニは×ってのは
単なる巨匠趣味に聞こえるけど。ドイツ派って言いたいの?
429 :
名無しの笛の踊り:03/03/13 20:26 ID:lxZjka1O
クロイツァーがまだ出てこないな。
漏れが一番好きな演奏家なんだが。
CDはWINGの復刻盤。
430 :
吉本:03/03/13 21:38 ID:RyAmR0bW
5〜6年位まえサントリーホールでポリーニの27、28,29
聴いた人おらん?29番凄い演奏だとおもたんやけど?
>426 演奏家の真価を知るためにその曲の多くの録音を聴くのはそれは
有意義なことだというのは疑いがないように思うが、おれが疑問に思うのは
なぜそこで「ポリーニは○○に比べて上」とか「劣る」という評価をするのか、ということ。
音楽をくらべてもしかたないし、評論家を非難するのに、それじゃやってること
変わらないじゃん。多くの録音を聴くのはそれぞれを「相対的に」評価する為じゃないでしょ。
多くの録音を聴いた上でそれぞれを「絶対的に」評価できればいいんじゃない?
お奨めってのは演奏家の持ち味を個人的に評価できるもののことであってそれをたまたま
気に入らなかったからといって「劣る」という評価をするのはおかしいと思う。
432 :
名無しの笛の踊り:03/03/13 22:04 ID:yww7fbie
ポリーニのハンマークラヴィーアはスゴイと思った。
聴いてるだけで構造が見えてくる演奏に萌え。
ポリーニ、好きじゃないんですけどねえ。。
>>423の書き込みを読んでると、昔はよかった的な懐古趣味があるように思われる。
ベートヴェンの解釈なんて時代によって変化してるのだから、昔の人引きずり出して
今の人を叩くことは無用。もちろん昔の演奏が個人的に好きならそれで結構なことだけど。
じゃあシュナーベルが初登場したときは、彼は「ベートーヴェン解釈の正当な後継者」
と見なされてたのかというと、多分そうじゃなかったような気がする。彼も独自のベートヴェン
解釈を打ち立てた一人で、それを模倣する人が現れてオーソドックスということになったのだと
思う。というわけで、「オーソドックスなベートヴェン解釈はもう存在しない」というのは才能
ない演奏家の逃げ口上のようなもので、できる人は何か新しいものを創ってる。
最近のソナタ全集では、エルバシャの精密機械のように正確で一糸も乱れず冷徹で華奢な演奏は
個人的には高く評価してる。彼のショパン全集はつまらんと思ったが。
でもここブレンデル出てこないな。オレもブレンデルのリストは好きだが、彼のベートーヴェン
には魅力を感じない。
>>414 コワセビッチってヨーロッパで評価高かったっけ?
日本で相手にされてないけどヨーロッパで極めて評価高い人はネルソン・フレイレだと思う。
でもベートヴェン弾きじゃないね。スマソ。
あとはグリゴリー・ソコロフ。彼はいくつかベートヴェンソナタ弾いてる。
今年は9番10番15番。今までは3番、4番、11番、16番、28番、32番弾いてる。
殆ど海賊orメロディアLP(w
>>425 コヴァセヴィチは旧録音の方が断然良いです。
確かに新録音の方が安定してるとは思うけど、若い頃の思い切りの良いアタックがとてもステキッ!
テンペストの最後のスフォルツァンドなんか身震いする。新録音にはそれがないよ〜
悲しい…
グルダの32番が(・∀・)イイ!!
437 :
吉本:03/03/13 23:29 ID:xdBKOZpn
>>432そうそう俺もポリーニのベートーヴェン好きじゃなかったんやけど
あの演奏はすごい演奏だった。
438 :
名無しの笛の踊り:03/03/13 23:39 ID:G7j1fot1
>ポリーニのショパンと、アシュケナージのラフマニノフは、多分名盤として
>定着すると思うけど、どちらもベトは無理でしょう。
え、ポリーニのショパン、アシュケナージのラフマニノフは
名盤と定着するのですか?
レコ芸の読みすぎだと思いますよ。
たぶん、あなたはショパンやラフマニノフをあまり聴いていない人だと思う。
>>434 あくまで一例だけど、グラムフォンCDガイド2002だと、最高点の星3つが
ケンプ(mono)とソロモン、ポリーニの後期曲集。2つがシュナーベル、ギレリス、グード、
ブレンデル、フィッシャーなど。
コヴァセヴィッチはその次の星ひとつってとこだね。
全集とバラが入り交じってるからちょっと不正確だが。
ちなみにバックハウスは陰も形もありません(w
440 :
名無しの笛の踊り:03/03/14 00:15 ID:WSqiOYuP
>なんせ、オーソドックス
>な解釈はすべて名人達に占領されているからな。残されているのは、せいぜい
>奇抜な表現位なものだ。
ハァ? オーソドックスな解釈???
あなたが例に挙げた人達は「オーソドックス」なの?
解釈が新しいか古いかで音楽の価値が決まるの?
悪い意味での保守主義だね。古くて高名だから、いいのだ、という。
つまり音楽を聴いて評価しているのではなくて、
演奏家についている伝説を評価しているに過ぎない。
>>439 >グラムフォン
ワラタよ。
ついでで
>ガイド >星3つ
藁藁)WW
>>438 423じゃないけど、普通に考えて定着するだろ。
ポリーニのショパンはエチュード、前奏曲、ポロネーズ。
アユケナージのラフマニノフは3番協のどれか、エチュードタブロー、前奏曲。
この辺は堅い。
違うというなら、ラフマニノフエチュードタブローの名盤を挙げてみてよ。
まさかフレディ・ケンプとはいわんだろうな。ルガンスキーならOK。
他には?
443 :
名無しの笛の踊り:03/03/14 00:19 ID:WSqiOYuP
そもそも、>423が挙げたピアニストの演奏だって、
ベートーヴェンの時代から見れば、
ぜんぜん「オーソドックス」ではないどころか、奇抜なわけ。
他に人が指摘しているように、単なる懐古趣味の意見だね。
なんか一生懸命煽ってる奴が若干名いるな。
445 :
◆Keith./SXw :03/03/14 01:30 ID:Z8P3VcWh
Jörg Demus
Beethoven Recital
旭川大雪クリスタルホール音楽堂
2003 5月11日 午後3時開演
3,500円 (全席自由)/ 2,500円 〈学生)
SONATA Nr.29 op.109
Nr.30 op.110
BAGATELL op.126
Nr.31 op.111
ディートリッヒ・フィッシャーディスカウによるシューベルトのリートの
伴奏してた頃からのファンです。
チケット今日買いました。
激渋のプログラム
まあよくいるタイプではある。
物故巨匠のモノラルや初期ステレオあたりを最高と信じて
それ以外はなっちゃいないという耳の曇ったやつ。
ピアニスト名をブラインドにして演奏聞かせて
本当に真価を問えるかどうか試してみたい。
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>>446 月光の一楽章はちと難しいがホロヴィッツの3楽章はわかるぜ。
あとゼルキンとグールドの悲愴も
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450 :
名無しの笛の踊り:03/03/14 02:11 ID:QBHVI84F
>397
>なんだか淡々と音楽を作ってて、激しさもないし泣かせるとこもない。
どのCDを聴きましたか?
例えばハイドンの「アンダンテと変奏曲」などが収録されたCDなら、
その意見はわかります。旧ソ連音源のためか、
音源によって音質にバラツキがけっこうあるんです。
先述のハイドンのCDは、どの曲もピアノの音に精彩がなくて、
落胆しました。だから、音楽の印象が変わるんです。
幸い、ベートーヴェンの月光、テンペスト、
30〜32番あたりはとてもいい音です。
ハンマークラヴィーアも、モノラルながら、なかなかの音です。
ただ、ソナタ3番は、録音年代は新しいのに、音が丸くてよくありません。
( ´_ゝ`)フゥーン
うーん、ヴェデオタの主張からヴェデのどこが好きなのか見えてこないぞ。
音がきれいなだけなのか、結局?
453 :
名無しの笛の踊り:03/03/14 07:46 ID:bx6VgNAf
ヴェデたんのCD、5月に発売だってさ。
DENONからロシア・ピアニズム名選として
ヴェデ10枚、ソフロ5枚、ゲンリヒ・ネイガウス5枚。
個人的にはヴェデたんのヒンデミットが漏れたのが残念。
>>453 うわ、ヒンデミット漏れてるのか。
でも、他が売れたら、それも再発してくれるかもね。
他のも楽しみだな。
DENON、今回は誉めて遣わすぞ。えらそうだな、漏れ。
455 :
名無しの笛の踊り:03/03/14 07:58 ID:bx6VgNAf
>>454 ヴェデルニコフのベートーヴェンは3枚出るから、俺も含めて
聴いてない人はやっと議論に加われるって感じですかね。
でも、あんまし期待しすぎると逆にちょっと反動が怖い(w
ま、1枚1260円、2枚組2100円のお手頃価格だし楽しみですね。
>>455 ヴェデヲタの布教活動ったら凄かったもんな。
しかし、ということは、クラ板で盛り上がると発売になる幸せな予感。
ベートーベンもちろん買います。
それまで、このスレ持たせないと。
457 :
423:03/03/14 08:47 ID:aVfGr54P
>>438 あなたの審美眼は確かです。
>>433 シュナ−ベルのベトは、同時の連中にはセンセーショナルだったが、
彼の解釈があまりに説得力が強かったので、それが新しいスタンダード
として定着したのです。定着するかどうかは、歴史が証明するのみです。
懐古趣味はいかんと?井の中の蛙だった20年前、私も「ポリ−ニが一番」
と臆面も無くほざいてましたよ。それが、現役ピアニストのレコード(当時、
CDが出始めた頃)をほぼ一通り漁り終わって、音が悪いのを承知で、
「歴史的名演」のジャンルに足を踏み入れたところ、そこから抜けられなく
なった。
考えたら当たり前です。歴史の試練を合格したものと、合格か不合格か
まだわからないものとの比較だから。初めから勝負にならんと思う。
それに、ポリ−ニにはミケランジェリという原型が、ホロヴィッツだってホフ
マンという原型がある。その原型を消化して、自分らしさをどう実現して
いったかという足取りをたどることで、ポリーニやホロヴィッツの苦悩や
偉大さの片鱗がようやくわかると思う。
>>457 シュナーベルは〈演奏と解釈〉を客観的に示す、校訂譜等の活動があって
評価されました。
録音という手段がなかった、前代までの音楽界にあって、自分の音楽を残す
唯一の手段でもあった(現在では他の可能性も指摘されていますが)。
ちなみに録音に残した彼の演奏が、自身の校訂譜の解釈と異なることは、そ
の評価をやや曇らせる結果となっています。
それ以前のレスの大概の方の意見も、単にディレッタント意見にすぎませんね。
もうちょっと勉強された方がよいのでは。。。。駄文失礼。
>457
演奏録音という行為が始まってから過ぎた時間がまだまだ短すぎる。
そんな状況で、歴史の試練に合格云々というハナシは
少々ナンセンスだという気がしますが。
今は巨匠不在の時代と言われているが、こと録音業界では
巨匠なるものはたかだか一〜ニ代目で終わっているわけです。
この一代目も録音技術の発達に伴うもので、
録音技術の発達がもっと過去にズレていればさらに「巨匠」の代は増えたでしょう。
結局は好き好き、趣味でイイのではと思うんだがな〜。
あれこれと比較して楽しむのは良いけど、どちらが良いという議論はどうかと思う。
あと関係ないけど、ポリーニの原型は別にミケランジェリというわけじゃないと思う。
460 :
名無しの笛の踊り:03/03/14 10:06 ID:hR7bg9Eo
>457
誰がポリーニが一番だと主張してるんですか?
昔の貴方が、そう主張してたんでしょ? で、今は違う、と。
一番だの二番だの番号をつけたければ勝手にどうぞという感じだが
他人を巻き添えにしないでください。
>ポリ−ニにはミケランジェリという原型が、ホロヴィッツだってホフ
>マンという原型がある。
プププ
>>457 いわゆるゲルマン系以外のピアニストのベートーヴェンはありえないと
信じている人の典型ですね。なぜか、日本人、に多いらしい。
そんなに457を責めなくても。
感じている事は分からなくもない。
昔の録音から辿って聴いてみる事は意味があると思う。
でも歴史が云々という論はいただけない。ある意味、単純すぎる考え方。
単に昔の巨匠の録音が良いと感じたというだけでしょ。
それならそれで全然イイんですよ、変な理屈を付けなくても。
“「歴史的録音」を一通り漁り終わった後、深みが無いのを承知で
コンクール世代の録音を聴き始めたら抜けられなくなった”
という人もいるかもしれないし、これは全く逆のパターンながら
457と全く同等だと思いますよ。
>考えたら当たり前です。歴史の試練を合格したものと、合格か不合格か
>まだわからないものとの比較だから。初めから勝負にならんと思う。
>423
だから何でそこで勝負するのかと思う。あんた「根性」がコンクール世代なんだよ。
しかも評価の定まっているものとそうでないものでは勝負にならない、ってそれじゃ
あんたも結局随分評論家には「お世話」になってんじゃん。評論家の場合プロとして
歴史を語るにしても評論にしても、それが外側に向けられているだけ意義があるが
あんたの場合自分ひとりで完結しちゃってる典型的オタクで、口を開くほど
たちが悪い。自分の価値観を持つのはいいが他人のそれをけなす一方では
感じ悪いわな。実際あんた、この演奏家はダメだとは言ったが、
逆に評価する演奏家ほど正当な評価は何もしていないよ。
そのへん嫌味というか気の毒というか、とにかく人に何か話す態度じゃないだろ。
バカどもを啓蒙してやろう、とでもいうような文章が腹立つ。
俺は恐らくあんたほど演奏を聴いていないが、音楽の価値、良さは
俺にもお前にも変わらないだろうね。
何でオタクって傲慢なんだよ。
423は馬鹿だから相手にせんほうがえーよ?
無能大学だろーしな。
お前らなー偉そうにゴタクならべる暇あったら全曲演奏会に取り組めよ 怒
そしたら偉そうに話せなくなんだよ 全く口がかるい奴等ばかりで困ったもんだ
ゲルバーの3大ソナタってどう?
眉毛が恐くて手が出せません。
アジャコングに似ているので恐くて手が出せません。
月光どうでした?
もっと喧嘩やってください。喧嘩をみるのってだーいすき。
>>469 つまりきみは、ゲルバーの話なんか出すんじゃねえ、空気嫁って言いたいのかね?
喧嘩のストッパーでしょ?
472 :
名無しの笛の踊り:03/03/14 15:20 ID:gRzx+dy9
ポリーニ 全然ヨクナイヨ。
とりあえずバックハウスで満足してます。
ゲルバーってだいぶ前に「もう自分にはあまり時間が残されていない」とか言ってたんだか
吉田の秀様がそんなこと書いてたんだか。
健康状態には問題ないんだろうか。最近新譜出てる?まだ生きてるよね?
確たる論拠も提示しないくせにポリーニのベートーヴェンがだめだと断定するなよお。
>その原型を消化して、自分らしさをどう実現して
>いったかという足取りをたどることで、ポリーニやホロヴィッツの苦悩や
>偉大さの片鱗がようやくわかると思う。
あんたこの偉大さの片鱗でも説明してみれー。あんた随分わかったようなふりしてるけど
ポリーニの苦悩がおめーに何故わかるのかと言いたいのよー。
いじめられた中学生が夜中に突然ショパンの葬送行進曲を泣きながらでかい音で弾きだして
周囲の人間がビックリするという痛い場面がTVドラマにあったが、あんたこの
中学生といったいどこが違うんだよお。
主観による判断を真理であるかのようにいうなよ、おめーよ。
476 :
423:03/03/14 18:00 ID:aVfGr54P
>>459 >結局は好き好き、趣味でイイのではと思うんだがな〜。
いや、それでいいと思うよ。ただ、歴史には残らないだろうな、
と言ったまで。歴史に残ろうが残るまいが、俺が好きなものは
好きだ、でいいんだよ。
しかし、そもそもクラシックって何なんだよ。シューベルトの時代、
彼の歌曲や「軍隊行進曲」は、いわば歌謡曲みたいな存在だ
ったんだよ。それが、数百年の歴史の重みに耐えて残ったから
クラシックでしょう。歴史の重みを信じないという厨房は、ベトも
アユも一緒だと言っているのと同じ。
つまり全然「それでいい」と思ってないということだろ。
お前、ほんとにヲタの醜態の見本みたいなやつだな。
まず、作曲の歴史と演奏録音の歴史を同じレベルで話してるという間違いに気付や。
頭の悪さ露呈してるぜ。
>>474 この間NHKで放送があったから、生きてるんじゃないか?
出入りに杖をついたりして、かなり痛々しかったが。
479 :
423:03/03/14 18:30 ID:aVfGr54P
>>477 理解力がないのはキミの方だよ。
音楽の好みは個人の主観的な問題。歴史的評価(CDの場合
ならば、初出から何十年経っても再版されて世界中で聴かれて
いるか)は客観的な問題。
繰り返すが、私は個人の主観的問題をどうこう言っているの
ではない。キミが何を聴こうとキミの勝手だよ。ただ、客観的な
問題として歴史的評価というものの存在は無視できないよ、と
言っているわけだよ。そして、私が言っているのは、ポリ−ニの
ベトは恐らく歴史には残らんだろう、という客観的な問題について
だ。それを主観的問題にすりかえてからまれても困るねえ。
>>458 >ちなみに録音に残した彼の演奏が、自身の校訂譜の解釈と異なることは、そ
>の評価をやや曇らせる結果となっています。
???なんで???
オンガクはナマモノでしょ。
そうか? おまえの本音は
「ベトもアユも一緒」の「歴史の重みを信じないという厨房」は、
好き嫌い言う前に勉強しろだか審美性みがけだか言いたいのだろ?
でなきゃいちいち「しかし」とか「ただ」とか余計な話つける
必要ないだろうが。
素直に書けよ。へんに理論武装しようとするからアラが出るんだよ。
作曲史と録音史を一緒くたにするとか、録音技術の発達の問題を
無視した歴史的試練どうこうとか。
とりあえず、肝心のなぜポリーニは歴史に残らないと思うのか、
とかそういうことも言及してみろや。借りてきたような話や形容ばかりせずに。
あとシューベルトは当時は歌謡曲だったとか、
482 :
423:03/03/14 18:59 ID:aVfGr54P
巨匠不在の時代、という話があったと思うけど、私なりに考えている
理由がある。
私自身、べトのソナタを弾くんだが(ハンマークラビアのような難曲は
到底無理!)、たとえば、あるソナタの第1楽章はグルダの軽快な
フレージングで、第2楽章はソロモンの叙情性たっぷりの歌いっぷりで、
という風に「ベストミックス」の演奏を自分なりに組み立ててみたりする。
しかし、もしも私が腕前の立つ名人級のピアニストだったとしても、
この「ベストミックス」は歴史には残らないだろうと思う。確かに、元の
演奏のいいとこどりという意味で「ベスト」なんだろうけど、何て言うか、
模倣から一歩も出ないんだよね。前のレスで私が「オーソドックス」と
書いたのは、そういうイメージ。過去の解釈を元にして最適の演奏を
求めると、模倣の集まりのようなものになる。もちろん、演奏者の持つ
持ち味が加わって模倣100%ではないけど、「目立つ」演奏にはならない
よね。
では、巨匠になるためには、と言えば、この「オーソドックスな型」を
打ち破るしか手がない。「奇抜な演奏」の方が目立つし、評論家の受け
もいいだろうし。
しかし、個人としてべトの恩恵を味わう私としては、別に巨匠でなくても
よく、「ベストミックス」の方がむしろ本当の意味でよい演奏なのかも
しれない、と考えてみたりする。
>>482 そういう「ベストミックス」がもっともグロテスクに拡大されたのが
宇野某の指揮した演奏ですな。
484 :
423:03/03/14 20:09 ID:aVfGr54P
>>482 >とりあえず、肝心のなぜポリーニは歴史に残らないと思うのか、
>とかそういうことも言及してみろや。
ポリ−ニのショパンエチュードがあまりに衝撃的だったわな。ピアノ
弾く人にならわかるだろうけど、あれだけ完璧なタッチで爽やかに
弾かれた演奏は過去になかったわな。前奏曲集にしても、ポロネー
ズにせよ、彼独自のショパンとして十分主張できたと思うよ。上で反対
意見が出ているが、彼のショパンは師のミケランジェリ譲りの計算され
つくした明晰な演奏で、ある点では師を超えた独自性も垣間見られた。
しかし、彼のベトはそれほどのインパクトはない。ついでに言えば、
ブラームスは最低。私が持っているのはPfコン2番のライブだけど、
正直言ってがっかりしたの一言。「線」が細いって言うのかな、オケを
ぐいぐい引張っていく精神力に欠けるわな。オケを競演させたら天才的
と言われたソロモンと一遍比べてみ。
そのソロモンは、べトこそ高い評価を受けたが、ショパンはさっぱりで、
彼自身悩んでいたそうだから、難しいわな。異論があるかもしれんが、
やっぱりベト弾き、ショパン弾きという区別はあると思う。乱暴な言い方
になるが、ポリーニはショパン弾きタイプってことかな。
「ポリ−ニのベトは恐らく歴史には残らんだろう、という客観的な問題」
って言ってるけど、
>>484は思いっ切り主観的評価に見えますな。
486 :
名無しの笛の踊り:03/03/14 20:39 ID:J/2EsBuA
もういいよ。要するに423は人が評価したものに重く価値を置き、
自分の価値観は借り物で、自分の演奏は人のモノマネなんでしょ。
で、だれかの演奏会にいったら「彼の演奏はシュナーベルに
似てないからイマイチ」とかジャッジするんでしょ。
いずれにせよ、423の価値観の源泉である評論家諸氏はポリーニ、
アシュケナージのベトーベンは残ると判断してる訳だが。
どうもポリニやアシュケあたりは対位法的センスや和声感、フレージング
が鈍感というか、演奏にうまく表現されてないと思うんだよな。
それがワシには不満。
じゃあ、バックハウスやシュナーベルに対位法的センスや和声感があるかと
いうとそれも疑問。
最初は確信犯的にやってるのかと思ったけど、
ただのイタイやつだった。
>私自身、べトのソナタを弾くんだが(ハンマークラビアのような難曲は
>到底無理!)、たとえば、あるソナタの第1楽章はグルダの軽快な
>フレージングで、第2楽章はソロモンの叙情性たっぷりの歌いっぷりで、
>という風に「ベストミックス」の演奏を自分なりに組み立ててみたりする。
( ´_ゝ`)フゥーン
別な人にも突っ込まれていたけど、ポリーニのベトが
歴史に残らんだろうというのは423の考えであって、
これのどこが客観的な話なのか理解に苦しむ。
私は、ポリーニのベトは歴史に残ると思う。
アシュケナージの全集も歴史に残って聴き続けられて行くと思うが?
旧い世代の巨匠による録音が現在も聴き続けられているという事には
それなりの意味がある、という点は分かる(それにしたってせいぜい数十年の話だが)。
ポリーニ等の録音が歴史には残らないという点にいきなり飛ぶのがオカシイ。
やっぱり単に好みのはなし。
492 :
名無しの笛の踊り:03/03/15 00:22 ID:TDt529Ju
>オケをぐいぐい引張っていく精神力に欠けるわな。
「精神力」って何ですか? 宇野の文章の読みすぎ?
お前らえらそーなこと言う暇あったらソナタ全曲練習して
全曲演奏会やってみろ 弾けもせんやつが何いうか
( ´_ゝ`)フゥーン ( ´_ゝ`)フゥーン ( ´_ゝ`)フゥーン ( ´_ゝ`)フゥーン ( ´_ゝ`)フゥーン
( ´_ゝ`)フゥーン ( ´_ゝ`)フゥーン ( ´_ゝ`)フゥーン ( ´_ゝ`)フゥーン ( ´_ゝ`)フゥーン
( ´_ゝ`)フゥーン ( ´_ゝ`)フゥーン ( ´_ゝ`)フゥーン ( ´_ゝ`)フゥーン ( ´_ゝ`)フゥーン
( ´_ゝ`)フゥーン ( ´_ゝ`)フゥーン ( ´_ゝ`)フゥーン ( ´_ゝ`)フゥーン ( ´_ゝ`)フゥーン
( ´_ゝ`)フゥーン ( ´_ゝ`)フゥーン ( ´_ゝ`)フゥーン ( ´_ゝ`)フゥーン ( ´_ゝ`)フゥーン
( ´_ゝ`)フゥーン ( ´_ゝ`)フゥーン ( ´_ゝ`)フゥーン ( ´_ゝ`)フゥーン
音楽を聴く楽しみ・・・忘れていませんか?
496 :
名無しの笛の踊り:03/03/15 00:38 ID:tYAUrgAH
>>493 弾けなきければ自分がどういう演奏が好みか何も言っちゃいけないというのは変だぞ。
それに普通の人がやっと弾けるというレベルで全曲演奏会やっても、聞く人はおらんぞ。
誰でもしっくりするベートーベンのピアノソナタの曲があり演奏家がいて、その時々の
気分に応じて聞き分ければいいんじゃないかと思うよ。
個人的には、高名な過去の演奏家の名演もいいけど、「もっといい音で聞けたら良いのに」
と思うことはある。良い音の演奏のCDに慣れると、昔のがどんなに名演と言われるものであれ
ちょっとつらい。
そうそう皆ゲルバーの眉毛に気をとられてる場合じゃないんだよ。
もっとたいせつなことってあるじゃん。
ゲルバーはジャイアンに似てなくもない、とか。
お前らはその程度ちゅーことやな。
弾けもしねーのに弾ける人の演奏会で
あーだこーだ言うんじゃねーよ。
ピアニストの苦労をしればあの人好きとか嫌いとか
偉そうに言えなくなんだよ。
お前ら何様のつもりだ
499 :
名無しの笛の踊り:03/03/15 00:49 ID:tYAUrgAH
>>498 お前は車を組み立てられないなら車に乗ってああだこうだ言っちゃいかん。
お前は上手い料理を作れないなら上手い料理屋に行って「うまい」と言っちゃいかん。
お前は絵を描けないなら絵を見てああだこうだ言っちゃいかん...
そもそもこのスレはそういうあの人の演奏が好きだとか嫌いだとかいうスレだ。
お前ら弾けるやつらすると所詮はゴミ
口だけの何もわからないゴミ
趣味レベルの素人アマチュアゴミ
( ´_ゝ`)フゥーン ( ´_ゝ`)フゥーン ( ´_ゝ`)フゥーン ( ´_ゝ`)フゥーン ( ´_ゝ`)フゥーン
( ´_ゝ`)フゥーン ( ´_ゝ`)フゥーン ( ´_ゝ`)フゥーン ( ´_ゝ`)フゥーン ( ´_ゝ`)フゥーン
( ´_ゝ`)フゥーン ( ´_ゝ`)フゥーン ( ´_ゝ`)フゥーン ( ´_ゝ`)フゥーン ( ´_ゝ`)フゥーン
( ´_ゝ`)フゥーン ( ´_ゝ`)フゥーン ( ´_ゝ`)フゥーン ( ´_ゝ`)フゥーン ( ´_ゝ`)フゥーン
( ´_ゝ`)フゥーン ( ´_ゝ`)フゥーン ( ´_ゝ`)フゥーン ( ´_ゝ`)フゥーン ( ´_ゝ`)フゥーン
( ´_ゝ`)フゥーン ( ´_ゝ`)フゥーン ( ´_ゝ`)フゥーン ( ´_ゝ`)フゥーン ( ´_ゝ`)フゥーン
いろんな人の演奏を聴くことで見識が広くもてるように
自分で演奏してみることも大いに有効だとは思うよ。
が、例えば心療内科医がみな精神を患った経験があるかというとそんなことはないわけで
経験がある=深く理解できる、とか逆に、経験がない=理解が浅い、とかそういうことを
いうのはナンセンスなんじゃないっすか。
でも俺はゲルバーのほうが気になって気になって。
423もえらい叩かれようだけど、攻撃的な文章の角をもう少し落とすとか
話しようがあるんじゃないっすか。高いところから少し降りてきたらどうでしょう?
ゲルバーの眉毛は絶対剃った後に書いてるよな。あれは。
503 :
名無しの笛の踊り:03/03/15 01:21 ID:TDt529Ju
>496
例えばヴェデルニコフにしても、あの幽玄とでも言うべき音色は、
古いモノラル録音だと、分かりづらくて、
もっといい音質ならなぁ、と思うことはありますね。
幸いにして、14・17・30・31・32番は、音質がいいので、
存分にヴェデルニコフの幽玄の世界に浸ることができるわけですが。
>502
自分もゲルバーは気になるピアニストなんですが、
ここ数年、パッタリと新譜が途絶えていますよね。
どうなってるんでしょうか???
( ´_ゝ`)フゥーン ( ´_ゝ`)フゥーン ( ´_ゝ`)フゥーン ( ´_ゝ`)フゥーン ( ´_ゝ`)フゥーン
( ´_ゝ`)フゥーン ( ´_ゝ`)フゥーン ( ´_ゝ`)フゥーン ( ´_ゝ`)フゥーン ( ´_ゝ`)フゥーン
( ´_ゝ`)フゥーン ( ´_ゝ`)フゥーン ( ´_ゝ`)フゥーン ( ´_ゝ`)フゥーン ( ´_ゝ`)フゥーン
( ´_ゝ`)フゥーン ( ´_ゝ`)フゥーン ( ´_ゝ`)フゥーン ( ´_ゝ`)フゥーン ( ´_ゝ`)フゥーン
( ´_ゝ`)フゥーン ( ´_ゝ`)フゥーン ( ´_ゝ`)フゥーン ( ´_ゝ`)フゥーン ( ´_ゝ`)フゥーン
505 :
423:03/03/15 08:55 ID:kVkOmxg4
>>502 高いところからもの言ってるつもりはなかったんだけどな。
そう取られたとしたらお詫びします。
>>491 うん、あなたの言うのももっともだ。「残らない」というのも私の
主観的判断だからね。「残る」という人がいても当然だよね。
悲観的すぎるかもしれないけど、もっと個性たっぷりのグールド
のべトですら残らないかもしれないと思っているわけ。バッハは
ほぼ確実に残るだろうけどね。
506 :
423:03/03/15 09:02 ID:kVkOmxg4
>>486 というよりも、「早い者勝ち」で、べトの「自然な解釈法」が巨匠達
に占領されているわけよ。シュナ−ベルがあれだけ支持を集めた
のは、きっとベトが表現したかったのはこれだ、と納得できるよう
なものが含まれていたからでしょう。そこで、「シュナ−ベル」と
いう看板が一旦できてしまうと、後進のピアニストが霊感の赴く
ままに自然な表現を心がける度に「あれはシュナ−ベルの模倣だ」
というレッテルを貼られることになる。
>「彼の演奏はシュナーベルに
>似てないからイマイチ」とかジャッジするんでしょ。
という問題は、単なる「シュナ−ベルびいき」というような単純な
問題じゃないと思うよ。
>>496 もう、20年以上前に読んだんで忘れてしまったけど、あるピアニスト
の手記にこんなことが書いてあった。確か、吉田秀和氏のことだと
思うが、宅へ訪ねていくとポロポロとピアノの音がする。上手いとは
言えないがバッハの平均率だ。上で対位法の話が出ているけど、
複声音楽を理解して味わうには長時間の修練がいる。それには、
平均率などをみっちり何年もかけて習得する以外に道はない。
吉田氏はその鍛錬を欠かさない、一味違う評論家だってことだ。
507 :
名無しの笛の踊り:03/03/15 11:36 ID:+8f5RoBj
つーか自らピアノを弾かないリスナーをバカにするのならば、
そもそも423がここに書きこむ意味がない。
なぜなら、どれだけ書きこんだところで、相手がピアノを弾かない人ならば、
423の主張は理解できないということになるからだ。
423が演奏会を開いたところで、リスナーが自らピアノを弾かないならば
423の奏でる音楽は理解できないということになり、
演奏会を開く意味がない。423がCDを出したところで
自らピアノを弾かないリスナーには423の演奏が理解できないということになる。
そういうわけで、423は、ひとり自室でピアノを弾いていればいい。
ピアノを弾かないリスナーを軽蔑しながら、ピアノを弾かないリスナーに
音楽を分かってもらおうとしている姿は、痛々しい。
意見の正当さがあるかないかはおいといて、あんたらの書き方では
423をスケープゴートにしたいだけじゃんよ。
オレハ423ジャナイゾ
509 :
423:03/03/15 12:03 ID:kVkOmxg4
>507
>ピアノを弾かないリスナーを軽蔑しながら
という被害妄想を除けば、あなたの言うとおりだね。
だんだん、「楽譜が読めない人がなぜクラシックを語ってるの?」と
似たような話題になってまいりました!
それはそれとして、423タン評論文とか読み過ぎじゃね?
読むのはいいけど変に踊らされんのはナシな。
もう少し単純に愛でるような楽しみ方もじゅうぶんありだよな。
ここまでざっと読んできたけど、結局423氏は単なる懐古趣味だよね。
現役ピアニストを一通り聴いた後に昔の巨匠に
ハマッったわけだから、本人にとっては
衝撃だったろうしそっちの方が良いと強く感じる気持ちは分かるけど、
それは423氏が“自分の好きな演奏”に気付いたというだけだろう。
それはそれで別に良いと思うが。
512に胴衣。それをむやみに理論武装しようとするから
妙なことになったように見える。単に「おいどんは
こっちが良かですタイ」と言って、どこが好きなのかを
徹頭徹尾主観的に語れば良いんじゃないのかな。
ヴェデルニコフのベートーヴェンを渇望の中で捜索中、と
スレタイに沿った話題も提供してみるテスト。
ときどき423氏を気の毒に思ってみるテスト。
それよりもネイガウスの演奏を聴いてみたいといってみるテスト。
だれかきいたひとおらんのか。
ポリーニの熱情のアルバムを聴いて思った。
この人もういつのまにか随分年をとったんじゃないか、と。
なんか誰かに尻叩かれながら弾いているんじゃないかと思ってしまう。
ショパンのバラードが出たとき、なんて素晴らしいピアニストなんだろうと思ったし
シューマンのソナタ3番の時だって感心したんだけど・・・。
ベートーヴェンは昔の方が思い切りがよくて好きだった。自信が漲っているように感じた。
今回の録音って、アシュケナージのextonへのショパン:ソナタの録音を聴いた時の
印象に似ているかもしれない。
レコ芸では準推薦どまりか?どうでもいいけどな。
CD-Rの後期3大ソナタとハンマークラヴィーアはどうだったんだろう。
ポリーニのベートーヴェンは随分感じが変わったような気がする。
皆さんどう思いました?
517 :
名無しの笛の踊り:03/03/15 20:03 ID:5iP6hk3n
>515
どっちのネイガウスですか? ゲンリヒ? スタニスラフ?
ところで改めてヴェデルニコフの31番を聴いたけど、
これは畢生の名演だと思う。第3楽章のフーガにおいて
悲嘆が深まって行くさまは、なんと形容すればいいことか・・・
音楽を聴く時、本来の音楽とは関係ないことを時々期待しませんか?
陳腐な言い方をすると「精神性」のような、音楽のもう一歩先にあるようなものを。
そういうものを感じるのは全くの俺の独りよがりなんだけど
何かそういうものを発する音楽って確かにあるようで、ベートーヴェンの場合
それを聴くと解釈の正当性に関わらず納得させられてしまって、
その向こうに演奏者を見るというか何か「形」を感じます。
スタイルというのか巨匠の業のような・・・うまくいえん。
今回のポリーニはそれが随分弱くなってしまったように思いました。
31番のよさが今ひとつ理解できない。
2楽章が特に。
お子様なのか。
>516
レコ芸で準推薦?あの本をナメちゃいけない。たぶん推薦。間違ったらゴメソ
またヴェデヲタか
推薦って甘口ですなー。
家に全集のテープがあり良い演奏なのですが誰のか分かりません…
月光が大体、各楽章 6:39 1:53 7:24
情熱が大体、各楽章 9:30 6:58 5:21 なのですが、
演奏家が誰か分かりますでしょうか。
CDで買い直したいのでどなたかお教え下されば光栄です。m(_ _)m
またまたヴェデルニコフ出てますなーヤフオク・・・。
どんどん出てくるな。
>> ヴェデ
本当に、スヴェトラのバブルと同じだな。
あっちに出してこっちで煽る → ボロ儲け
・・・と本人は思ってるんだろうな、
>523 バックハウスでもないようです。
530 :
住井すゑ:03/03/16 00:04 ID:MbmIb6r/
523ステレオ、モノラル?
531 :
名無しの笛の踊り:03/03/16 00:12 ID:fI3qtxp0
>523
「情熱」ではなくて「熱情」だと思います
>>523 全集って書いてあるけど、本当に全曲あるの?
だとしたら、全曲録音した人が候補
特定の曲が欠けていれば、それも候補を絞る有力な情報になるかも
まさか、いろんなピアニストの寄せ集めじゃないよね。
>>523 ケンプでもないが
月光の2楽章が短いのが特長的だな。
>>523 この2曲は漏れのデータベースに合致する演奏者はなし。
op.111のデータを教えてくれ。44レコードあるから合致するものがあるかも…。
多くのレスありがとうございます。m(_ _)m
演奏には一貫性があるので同一演奏者かと思われます。
ステレオかモノラルかは当方の丁稚な耳には聞き分けがつきません…
ちょっともこっとした音質です。
時間は「大体」ですので何となく各楽章全てが近ければその可能性があるかと…
>>536 op.111はNo.32ですね。大体、
第1楽章 8:15 第2楽章 13:00
です。
よろしくお願いします。
>熱情⇔情熱
申し訳無い。素で間違えました。
↑(>537)は>523です。
>>537 2楽章がむちゃくちゃ速い。
これに近いのを漏れのライブラリーからリストアップすると、以下の通り。
(1) バックハウス(1961ヴィクトリア・ホール) 08:11/13:00
(2) ハスキル(1953ルートヴィヒスブルク) 08:23/13:33
(3) バックハウス(1966ザルツブルク) 08:24/14:11
(4) マリア・ユージナ(1958録音場所不明) 09:13/13:46
内、全集で発売されたのは、(1)のみだと思う。であれば、
op.27-2「月光」が 05:40/02:18/07:18
op.57「熱情」が 09:29/06:00/05:17
で微妙に違いますね。
バックハウスのような気はしますが、LONDONから発売された全集とは異なるようですね。
540 :
名無しの笛の踊り:03/03/16 23:23 ID:sq151IAW
ヴェデルニコフのハンマークラヴィーアは、モノラル録音という制約はあるが、
聴いているうちにそんなことは忘れてしまう。
彼のフォルテは、ロシア人にありがちな、雷のようなフォルテではない。
ずっしりとした、重い音なのだが、聞き手を抱擁するようなゆとりがある。
あたかも、深海の底から響き渡る、大地のいぶきのように。
そんな音をもってして奏でられた第3楽章は、聴いているうちに、
まるでブルックナーの後期交響曲のアダージョかと錯覚するほどだ。
不思議なことに、彼の弾く音楽は、どこか悲しい。
なぜかと言われても困るのだが、どういうわけか、悲しい。
541 :
住井すゑ:03/03/16 23:48 ID:0OtJHdFA
>>540俺もそう思う、悲しいが時に雄大でもあるのだ。
542 :
名無しの笛の踊り:03/03/17 00:01 ID:JYbo0eJy
ヴェデルニコフが弾いたバッハの「3声のシンフォニア」にも
憂愁が漂っていますね。
穴場的名演は、ヘンデルの組曲第9番。
たった8分なのだけど、とても雄大で、悲劇的な音楽として響く。
ヘンデルは音質がとてもいいので、お勧め。
543 :
住井すゑ:03/03/17 00:16 ID:d/zQRYKj
ヴェデルスレは無いのかな?
>>542 をを、あのアルバムはたしかに(・∀・)イイ!
あのヘンデルの悲劇さ……
わかったから、ヴェデヲタは専用スレ立ててそこでやってね。
546 :
名無しの笛の踊り:03/03/17 02:16 ID:nHKBhMyR
ヴェデルニコフの、ハイドンのピアノ・ソナタ第49番も、
第2楽章を聴いていると、まるでベートーヴェンの予兆のような
悲劇的な音楽として響きますね。
そして彼の弾くベートーヴェンのすばらしさは、言うまでもない。
547 :
名無しの笛の踊り:03/03/17 02:30 ID:nHKBhMyR
ベッドに入る前に、ヴェデルニコフの弾いた
ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第3番を聴いているけど、
初期のソナタが、とても大きな音楽のように思える。
ヴェデルニコフ特有の、深みがある低音が、
音楽をガッチリと支えている。
わかったから、ヴェデヲタは専用スレ立ててそこでやってね。
>>337-338 亀レス。ホルショフスキの後期ソナタ(Op106、109、111)聴いたョ。
ヴォクースなので録音が心配だったけど、全然良好で安心。
等身大の演奏で、気に入りました。日常聴くのにちょうどいい感じ。
550 :
名無しの笛の踊り:03/03/17 13:04 ID:GGYlyLGz
ヴェデルニコフがシューベルトの21番を録音しなかったのは
残念というほかない。晩年のライヴ録音で辛うじて即興曲を聴くことはできるが、
まさに慟哭の極みといえよう。
551 :
名無しの笛の踊り:03/03/17 13:39 ID:XUCFuRJL
イヴ・ナットのベートーヴェンのソナタは良い。他のどの演奏よりもしっくりくる。
552 :
名無しの笛の踊り:03/03/17 15:33 ID:AD0gFRAO
前に、後期ソナタ集ををアシュケナージにするか、ポリーニするか迷ってた者です。
結局、昨日ポリーニを買いました。
実はCD屋にはアシュケナージのベートーヴェンピアノソナタ全集がかなり安く置いてあって、
すっごい迷ったんですけど。
で、聴いてみての感想は、とにかく「すっげーなあ」の一言です。
良くててびっくりしました。
素人が聴いてもアシュケナージとは全然違いました。
アシュケナージも相当上手いんだとは思いますが、
比べるとポリーニのように演奏に引き込まれる感覚がありません。
平坦というか・・・模範的ではあるんだろうけど。
音の綺麗さも全然違うように感じました。
でもこれは録音の問題ですかね・・・。
とにかくアシュケナージの全集にしなくて良かったです。
もうポリーニしか買わないかもしれません。
ポリーニが全曲録音していないのは残念です。いつかするんでしょうか?
ここはベートーヴェン・スレだって!
何度言ってもわざと無視するヴェデルニコフ・ヲタのカキコを見ると
ますます(すまんが元々たいしたことないと思ってた)ヴェデルニコフが嫌いになる。
おまいらスレの立て方も知らんのか?!
554 :
名無しの笛の踊り:03/03/17 15:34 ID:4pFZHWJ1
なんかさ、最近2ちゃんの調子おかしくない?
スレ立てられないだけじゃなくて、なんか見れないのがあったり。
これって俺のPCがおかしいだけ?
556 :
名無しの笛の踊り:03/03/17 18:58 ID:i8ah5Rjq
>553
文句ばかり言ってないで、自分で積極的に話題を提供すればいい。
もしかして提供する話題がないとか?
ホロヴィッツヲタ
アムランヲタ
ヴェデルニコフヲタ
を3大ウザヲタと命名。
アンタグールドヲタダネ。
ヴェデルニコフすれなんか立てても20くらいで終了しそうな。寒。
いや、続くだろ。一人のカキコで延々と。寒。
ここを見る限り最低二人はいるようだ。
ハンス・ユルゲン・ワルタースレみたいに延々語れよ。
あれも二人で持たせてるんだし。
ヴェデヲタも語りたいこといっぱいあんだろ?
確かにオタクっぽい発言のせいでヴェデルニコフに
対する反感が強まるが、これはヴェデになんらかの
恨みがあってCD界、ひいては日本における地位を
完全に抹消しようとする奴の陰謀かもしらん
そんな知能犯には見えないが
564 :
384:03/03/18 00:33 ID:???
>>552 よかったですね。
途中、レスが横道にそれたりして、申し訳なく思っていました。
大切に聴いてください。
ポリーニもいつかは全集を完成させると思いますが、何しろ30年の歳月を費やしての作業ですから
月日が彼の演奏や解釈を変貌せしめているのも事実です。
それでも、貴兄の耳にどう響くかは別の話。
いろいろな演奏にあたってみて、ポリーニが全集を完結するその日迄には、玉石混交の中から玉を
見出すことの出来る、しっかりした審美眼(耳ですけどねw)を養っておられることを祈ります。
565 :
名無しの笛の踊り:03/03/18 02:58 ID:7lss7Tmh
やっぱバレンボイムが一番うまいよ
もう終わってるポリーニが全集を完成させてもねぇ・・・
後期録音に衝撃を受けた人の場合、それ以降の特に最近の録音は???だろうね。
567 :
1:03/03/18 09:14 ID:E4w0/a49
>>565 そう言えばバレンボイムの名前が挙がっていませんでしたね。
僕が持っているのはEMIでの全集ですが、主情的に過ぎる感じであまり好きでない。
DGのは良いのでしょうね。
ポリーニ・・・熱情は一体どうしちゃったんだよ・・・。
バレンボイムは、全体的な推進力や男っぽさが良いです。
でも細かいところが雑だし技巧的にもイマイチ。
570 :
bloom:03/03/18 09:44 ID:JH/FS504
このスレ、随分前に来た記憶が。
と、思ったら2ゲットしてた。
572 :
552:03/03/19 01:22 ID:l2rUThDg
最近のポリーニがダメというのは、テクニックが衰えたってことですか?
それって年齢?
じゃ、今売り出してる「熱情」入りのCDはダメですか?
買おうと思ってたんだけど・・・。
よかったら、ポリーニのこのCDなら大丈夫!っていうのを教えてください。
面倒だったら録音年でもいいです。この年のまでにしておけ!というボーダーを
教えてください。
ポリーニの熱情の印象を一言で言うと
「びしょびしょで全然絞りきれてない雑巾」という感じだったな。
ポリーニらしいところというか、良さが今ひとつ感じられなかった。
574 :
名無しの笛の踊り:03/03/19 02:31 ID:piLplLCm
>569
主にFM放送でピアノソナタを聴くことが多いのですが、
いまだにバレンボイムの録音より技巧的に優れたものを耳にしてません
ちなみにグラモフォンの81年と82年の録音です
575 :
名無しの笛の踊り:03/03/19 02:33 ID:piLplLCm
特に熱情とかほかの人のはぜんぜんだめなんですけど
何でこんなにミスタッチすんの?って感じで
テレビで見た梯さんのカーネギーホールの演奏もひどかった
やはりボイムっきゃない!
576 :
名無しの笛の踊り:03/03/19 02:36 ID:/Zrnbsmp
>575
CDでは、ミスタッチのある演奏のほうが珍しいと思うが。
信者の程度はヴェデもバレンも同じだな
578 :
名無しの笛の踊り:03/03/19 02:44 ID:/Zrnbsmp
>いまだにバレンボイムの録音より技巧的に優れたものを耳にしてません
正気ですか?
>いまだにバレンボイムの録音より技巧的に優れたものを耳にしてません
そんなこと、本人の前で言ってみ? アバドみたいにぶん殴られるぞ(w
581 :
名無しの笛の踊り:03/03/21 00:12 ID:IGXUepgd
ポリーニはいつからダメになったの?
バレンボイムは顔が、、、いやだ。
>>582 ベートーヴェン弾きならブサくでもキモくてもOKだが
あの顔だけはいやだよな
584 :
名無しの笛の踊り:03/03/21 00:58 ID:yZu8UWG2
ゲルバーの顔はどうですか?
>>584 いかにもやってくれそうな顔 頼もしいです
眉毛は剃りすぎだと思う。
マイケル・ジャクソン似てね?
アジャコングに似てる。あと、ジャイアン。
590 :
名無しの笛の踊り:03/03/21 01:15 ID:JzT+qyq6
ゲルバーは一見キモイ。これは否定しがたいことである。
しかし、よーく見てみよう。愛嬌のあるなかなかに可愛らしい顔である。
ロボット芸の達人コロッケという感じで、音楽のみならず味わいは深い。
横山さんもこんなかんじじゃなかったっけ?
ピアニストが写ってるジャケってロクなのがないような・・・。
とくに彼らのようにカッコつけてもカッコ悪いってのは見てて恥ずかしい。
いっそ光子さんみたいにアップでせめるくらいにしてほしい。
防犯グッズ。
近づいたら噛まれそうでいいね。光子さん。
弾いているときの姿と2点セットで買い。
バレンボイムは昔ビリー・ジョエルとよく間違えたもんだ。
そっち方面行けばよかったのにな
「大雑把な弾き方」と「巨匠的な弾き方」と、どう違うの???
(ワ)からないヤツはそれでいい
596 :
住井すゑ:03/03/21 23:41 ID:AKWBsMMq
ポリーニの新譜の22,23、24、27 誰か聴いた?
597 :
名無しの笛の踊り:03/03/22 12:05 ID:hZcP9R6U
誰も買ってないらしい・・・。
みっちゃん
>>575 熱情はコンサートで何度も
いろんな人の演奏を聴いたけど
別にミスタッチの嵐なんて人いなかったよ。
あなたは何か違う楽譜を持っているのだろうか。
600 :
600:03/03/24 07:44 ID:8kQu5cFZ
┌(_Д_┌ )┐))))))) カタカタカタカタカタカタカタカタ
熱情終楽章のしつこいコーダは演奏者に至難なのでは。ケンプはテンポを落として破綻ないように弾いてるけど相当苦しい。
602 :
名無しの笛の踊り:03/03/25 12:48 ID:pFxriKrq
月光ソナタを10人ぐらいのピアニストが弾いているのを集めたCDがあると聞いたのですが、
どなたかご存知ありませんか?
603 :
名無しの笛の踊り:03/03/25 14:43 ID:3WjmrKbc
ケンプの熱情のコーダは苦しいですね・・・
彼の場合、そういう欠点が些細なことに思えるだけの魅力があるから
聴き継がれているわけですが、普通のピアニストなら叩かれるでしょうね。
熱情のコーダで凄いと思ったのは、ポミエです。
604 :
名無しの笛の踊り:03/03/25 21:40 ID:TbgICOt3
>>603 私はリヒテルが凄いと思いました。
今はもうCDで出ていないかも知れませんが、ライブで西側に出てきはじめた頃の録音で、
楽屋だかどっかだかに長い間会っていない肉親が来ていて心が乱れて...とか解説が
書いてあったものです。
やたら速くて破綻寸前(してる?)といった演奏でしたが。
グルダはすごいですね。
グルダ・スレがgurudaとなってなければレスするんだけど。
607 :
名無しの笛の踊り:03/03/27 18:54 ID:AwCDVjdB
熱情のコーダはグルダも凄いけど、最近では、ピアノのコンクールでも
若い学生があのくらいのテンポで弾く。
ポミエが凄いのは、速いだけでなくて、
ロマンティックな揺さぶりがあるということ。
ポミエはそんなに良いですか。聴いてないけど。
イヴ・ナットといいフランス人にベートーヴェンは合うのかも。
>>604 アレは終楽章、進むにつれてどんどんアッチェレしていくという
とんでもないものだったなぁ。レコードは、確かリヒテルが気に食わず、発売を
差し止めたはずで、CD化はたぶんムリだろう。
610 :
名無しの笛の踊り:03/03/28 13:12 ID:2i1ChJ+6
ポリーニの「熱情」の話題が出ないというのは、興味深いですね。
自分も、当分、買う予定はない。
うん、本当に買わなくていいと思うよ。
ちょっと期待を裏切られる。後期ソナタ的ポリーニはどこにもいなかった。
ただ、ボーナスCDの熱情ライヴの方はまだ未聴ながらちょっと興味が。
俺が持ってるのは輸入盤なんで国内盤のオマケのインタヴューは聴いた人
なんか感想とか聞かせてほしいな。
612 :
名無しの笛の踊り:03/03/28 20:52 ID:b115lGcw
>>609 そうですか、CD化は多分無理ですか。復活して欲しいものですが。
私は非常に好きだったのですがねえ...リヒテルの気持ちの乱れがそのまま出て、
まさに「熱情」っていう演奏のように思えたものですから、とても残念。
レコ芸でポリーニの熱情、これでもかってくらいベタ誉めだったじゃん。
コレを超える名演は当分現れないだろうだってさ・・・。
どうだろ。
ところで今月号のレコ芸に例のロシアピアニズム名盤選の広告でてたってホント?
614 :
名無しの笛の踊り:03/03/29 23:21 ID:9De6vmfW
>613
ほんとうです。ポリーニを買う金があるなら
ヴェデルニコフ、ゲンリヒ・ネイガウス、ソフロニツキーの
CDを買うためにとっておくといいでしょう。
レコ芸の評論家連中の、いいかげんさにはあきれるね。
ポリーニは、もうサカリを過ぎたというのに・・・。
どんな耳してるのか、一回チェックしてみたいものだ。
「熱情」なら、ポリーニ以上の演奏は沢山ある。
ゲルバーの演奏の方がまだしも上だね。
>>613 なぜ日本人がポリーニを誉めるのでしょう
知的だからかなあ?
>>605さんと一緒で、
グルダ好きなんですけど、わたしの場合は
最初にお世話になった先生がこっちのタイプだったからかな…
>>607 漏れはポミエを高い金出して箱買いしたけど、今は廉価二枚組五巻
ばら売りしてるみたいだな。 グソッ。
あんまり違いがわからない香具師です。
極端なのを紹介してもらえますか?
手に入りやすい盤で。
>>614 ネイガウスのは、それほど名演って訳でもなかったがな。
>>619 グールド
>>616 ひょっとして、あなたのお師匠さんは全裸でステージにでてきて、
「オレは頭が狂ってんだ」と叫びながらジャズを弾くかたですか?
グルダ晩年の御乱行はクラシックファンをおどろかせたからね。
オーストリアではキチガイパフォーマンスをしきりにやってたらしい。
90年代の日本公演の時は場所柄をわきまえてジャズとクラシックを
組み合わせた大人しめのプログラムだったけど、ステージにマイクを
持ち込んで、曲の合間に「次はベートヴェンを弾きたくなったぞ、
ゴラァ」とかいいながら弾いてた。でも演奏が終わると無意識にステージ
の袖に戻ろうとする仕種は、クラシックに厭きたといいつつやっぱりクラシックの
人なのだなと感じさせた。
623 :
613:03/03/31 20:33 ID:???
>614 レコ芸立ち読みする限りでは見つけられませんでした。ロシアピアニズム名盤選の広告。
どのへんに載ってましたか?ページ数とか教えてほしいです。よろしく。
今日45分ほど立ち読みしてたら店員に睨まれたもんで。よろしく。
624 :
名無しの笛の踊り:03/03/31 20:55 ID:vvdBlOqv
グルダといいケネディといい
自分の立場に甘んじながら不良ぶっているところが
みっともないですね
不良になりきれない不良っていうか
そういう奴って、中学や高校によくいるでしょ
まあ反抗のポーズを商品にしていたわけだから
ロックビジネス同様
グルダの音楽性の高さを聴けば、奇矯な振りはどうでもいい。外観に惑わされると美人演奏家のCDを買うはめになる。
美人演奏家の場合は、買う側も外観だと自覚しているわけですが
美人でなく反抗的言動が一見ホソモノぽい演奏家の場合は
なかなかやっかいになってくるわけです
女性演奏家が自分を美しく見せようとするのは良いことだと思う。女性とはそういうものだから自然だ。
問題は外側だけきれいでも中身が伴わない女性がいる。外観もきれいで音楽も美しくあってほしい。
>>623 一番後ろのほうの、新譜の案内のところだ。
後ろから見れば、細かい活字で新しくリリースされるものが
まとめて載ってるから。
なるほど見落としていたのかもしれない。さんくす。
>>627 例えば?マリア・ユジーナとか?
ショスタコビッチが「あれはカナーリわざとらしい」といっていたが。
>>624 「クラには厭きた。ナウなヤングはジャズさ。」
と嘯きつつジャズを演奏したところ、ジャズオタからボコボコに叩かれ、
結局彼のジャズを聴きにいくのはクラオタだった、というのがチョトカコワルイ。
633 :
名無しの笛の踊り:03/04/02 16:59 ID:jCJAh+MY
巨匠とか全然知らない初心者だけど、
Amazonで30秒〜1分の試聴でイロイロ聴いたら
ロベール・カサドシュゆう人がよかーた(月光)
漏れにてみれば、巨匠とかの枠に捕らわれなかったことが
よかったかなぁと。
>>633 先入観なしに聴いて自分の感性に合ったのがカサドシュだったのですね。
一番いい聴き方だと思います。
それにしてもこのスレでは不思議にフランス系ピアニストに人気がありますね。
635 :
名無しの笛の踊り:03/04/02 19:01 ID:J3qrGwag
>633
あなたの感性はすばらしいと思います。
あまり「レコード芸術」の月評をうのみにしないことですね。
そもそも買ったCDを聴くのは自分な訳だから
自分の耳をもっと信じるべきだ。
それを人がどう評価しようと、かまわない。
「このミス」を読んで買ったミステリも、面白く思った試しがないんだよな。
たぶんミステリファンの大部分と萌えポイントが違うんだろうけど。
ワシ、三大ソナタならW・クリーンのが好きだナ。
カサドシュの演奏では熱情がいいとオモタ。
638 :
名無しの笛の踊り:03/04/02 22:40 ID:OOPC4+vD
>>633 カサドシュを巨匠だと知らないというのはウソ臭いが...
いろいろ聴いたけどやっぱりギレリス、ポリーニ、バレンボイム。レコ芸とDGは正しいことを
再認識した。
640 :
名無しの笛の踊り:03/04/03 01:09 ID:u26Fxh6f
>>636 スレちがいだけど漏れも「ミステリ・ベストテン」とかで評価の高い本を読んで好きになったことがない。自分の直感で選んで読んで「これは当たり」と思ったのが好きだ。
643 :
名無しの笛の踊り:03/04/03 23:23 ID:i6UhG2RT
改めてピアノ・ソナタ第31番をヴェデルニコフの演奏で聴いたが、
やはりこれは傑出した演奏だと思う。
「嘆きの歌」は、音楽の流れとしてはむしろ淡々としているのだが、
そこには確かに深い情念が息づいているのだ。
聴いているうちに、無性に悲しくなる。
この悲しみは、慟哭や嗚咽といったものではない。
悲劇的な体験は、奏者の達観によって、
もはや偉大な伝説となっているのだ。
腕碗和話歪賄脇枠鷲亙亘詫藁蕨椀録肋麓六郎蝋聾老狼漏浪榔蓮錬呂魯櫓
炉賂路露労婁廊弄朗楼聯煉漣恋廉裂烈伶例冷励嶺玲礼苓鈴隷麗齢令類累
涙塁瑠麟鱗輪臨琳燐淋林梁猟療瞭稜糧良諒遼量陵領力緑倫料寮凌両僚亮
了虜旅慮侶竜隆硫裏裡里離率立葎掠略劉流溜琉璃理梨李履吏利覧濫欄嵐
卵乱浴翌翼淀羅螺裸来莱頼雷洛落酪欲抑抑養謡要蓉葉耀羊窯用輿幼揺楊
洋熔誉与余予夕融雄郵邑裕祐猶猶諭輸唯佑優宥幽悠憂揖有柚湧涌癒油愈
躍訳薬約役問貰悶紋門匁也冶夜耶野弥矢厄戻尤目黙木儲耗盲毛迷銘鳴姪
牝滅免棉綿緬面摸模茂妄盟明冥娘婿無夢務眠蔓魅巳箕蜜蓑湊稔脈粍民漫
満慢万麿繭又摩磨魔麻埋妹哩槙幕膜枕柾盆凡翻本奔幌堀殆没釦穆冒紡謀
鉾防吠頬僕卜墨撲某房忙忘剖傍亡乏鵬法法烹砲縫胞芳萌蓬蜂褒訪豊邦鋒
飽朋方捧放抱庖峰宝奉歩甫輔募穂墓慕戊暮母簿菩倣俸包鞭勉便遍返辺編
篇片並蔽閉陛米頁僻壁癖碧別瞥箆偏変柄弊平兵併丙聞文雰奮焚腹覆淵弗
払沸仏分噴墳扮福副伏蕗封部蕪葡舞武浮父腐符膚負阜附撫扶怖府富婦夫
埠不付瓶頻描病秒苗鋲蛭鰭品彬斌瀕貧賓評瓢漂氷彪百媛鼻柊稗匹疋髭菱
美眉琵尾備簸樋扉批披斐疲碑緋罷肥被誹費悲否晩挽飯頒板氾汎版犯班畔
繁般藩販範釆煩肘畢筆逼桧帆叛反半隼蛤塙噺抜抜罰箱硲箸肇幡肌畠畠鉢
溌髪函縛爆漠曝迫薄舶粕箔白泊柏煤狽買陪陪這萩博拍梅媒培倍背牌盃杯
覗蚤巴把杷派破芭芭馬俳能能悩嚢廼撚捻尿韮忍濡祢寧葱年念入乳日廿虹
肉賑匂迩弐内内乍薙謎灘捺鍋楢南楠難奈鈍曇呑頓豚沌敦瀞酉涜特督禿篤
毒独橡突椴届鳶苫徳道胴童瞳洞撞憧導堂蕩豆踏鐙鐙陶頭騰働動到統糖筒
答等祷痘凍唐塔塘宕悼悼投搭梼棟冬党倒怒奴砺砥鍍都途賭殿澱田電兎吐
堵斗杜渡登甜添店展天填典鉄迭轍邸鄭鼎泥滴的笛適溺徹逓蹄諦訂艇禎提
亭亭低停偵貞剃呈底庭弟悌抵鶴釣吊爪紬綴蔦辻柘漬賃墜椎槌追鎚痛通塚
珍直鳥頂長銚跳超諜調腸弔張彫徴懲挑暢聴帖寵喋凋兆猪瀦樗駐鋳酎逐秩
窒茶嫡中忠抽昼衷栂槻佃蓄竹畜馳遅置稚痴池恥蛋誕団壇弾断暖檀段男談
弛胆綻端短炭淡探担坦但達辰奪脱巽竪辿棚谷狸鱈丹只蛸凧茸諾濁鐸託琢
濯黛鯛代大瀧卓托逮退貸袋胎替戴帯堕妥舵楕駄騨対耐汰太多遜村損尊孫
其袖続蔵贈造側則即息束足俗賊臓憎増騒霜鎗送藻草操早巣槽争痩相窓糟
>>645 情報感謝。
俺もリヒテルの録画しとこうっと。お宝映像になりそうな予感。
ブーレーズ/パリ管も良さげ。
けさバーバラ・ボニーのリサイタルやってたとは知らなかったなぁ。見たかった。
い な ) ( だ ヴ や
っ に ) ( ね ェ っ
て ) ( 。 デ ぱ
ん ) ( が り
だ ) ( 一
゚ ノ ヽ 番
/ \
ー-、/´ , , , `ー-----ノ---―
ヽ ' ' _,,. _
_,, -''" て, ,、-''"´ `ヽ'-
,、-''゙ > ,/ ,,,...、......___, ヽ,
,. '゙ ,-rァ'^∀ 't'入,v ,イ^'ヽ ヽ ,i
〈 ,! ;’l, ¢ li \Yリ'"~ l-'y',゙i
i, γ| i, ヽ,_jっ, (゙l ンj、゚ー- j ,-、''ソ
i, > 'ノ / (`'''` `フくヽiノ-ァ、
Yヽノ ,/ ヽー''"':-'-ソ' i', t
ト-,、_,n, 〈 ,、、 `フ'7">~ヽn、i i
r'゙ー--‐ァヽ`ー` ξミ、ヽ_,、'´ヽ '/,--〈 ヽ,ト-:イ
/ i i ヽ ヾ i、 ,.、-Y^E三 ノ
ケi l _j ヽ,_,ッ'´ |`-'ー'^''''''´i
i L______i''" i ,i''"´ ̄ ̄`'i
ヴェデヲタさん、再発までおとなしくしとれ(w
相手をしようにも、こっちは聞いたことないんだから。
以前NHKで聴いたゲルバーが忘れられない。
い な ) ( ヴェデルニコフが、やはり傑出した演奏だと思う。
っ に ) ( 音楽の流れとしてはむしろ淡々としているのだが、
て ) ( そこには確かに深い情念が息づいているのだ。
ん ) ( 悲劇的な体験は、奏者の達観によって、
だ ) ( もはや偉大な伝説となっているのだ。
゚ ノ \
.--――-、/´ , , , ヽ-―ー-----、ノ---―
ヽ ' ' _,,. _
_,, -''" て, ,、-''"´ `ヽ'-
,、-''゙ > ,/ ,,,...、......___, ヽ,
,. '゙ ,-rァ'^∀ 't'入,v ,イ^'ヽ ヽ ,i
〈 ,! ;’l, ¢ li \Yリ'"~ l-'y',゙i
i, γ| i, ヽ,_jっ, (゙l ンj、゚ー- j ,-、''ソ
i, > 'ノ / (`'''` `フくヽiノ-ァ、
Yヽノ ,/ ヽー''"':-'-ソ' i', t
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r'゙ー--‐ァヽ`ー` ξミ、ヽ_,、'´ヽ '/,--〈 ヽ,ト-:イ
/ i i ヽ ヾ i、 ,.、-Y^E三 ノ
ケi l _j ヽ,_,ッ'´ |`-'ー'^''''''´i
i L______i''" i ,i''"´ ̄ ̄`'i
650 :
名無しの笛の踊り:03/04/05 09:05 ID:bxOQBuQ3
やっぱリヒテルでしょ☆さいこー!
>相手をしようにも、こっちは聞いたことないんだから。
ヴェデヲタを喜ばすような餌をやらないでください。
(6 -=・=- -=・=-│
│ .| | |
| (・・) |
\ ∈∋ /
\____/
ヴェデルニコフ(デンオン3枚組)。
これはもう、至高の名演というほかない。
この演奏の前では、どんなピアニストの演奏も色あせてしまう。
(6 -=・=- -=・=-│
│ .| | |
| (・・) |
\ ∈∋ /
\____/
例えば、32番の第2楽章を聴いて見られたい。
これほど高雅で深遠な歌は、他の「名盤」では
決して耳にすることの出来ないものである。
(6 -=・=- -=・=-│
│ .| | |
| (・・) |
\ ∈∋ /
\____/
ぜひヴェデルニコフの演奏を聴いてください。
悲劇的にして堅牢。空前絶後の名演です。
存分にヴェデルニコフの幽玄の世界に浸ることができるわけですが。
>>652〜654
おまいのせいで、レスの勢いが無くなっただろ! バカ
(6 -=・=- -=・=-│
│ .| | |
| (・・) |
\ ∈∋ /
\____/
個人的な思いを吐露すると、ズバリ、
ヴェデルニコフはリヒテルを超えるピアノの巨匠である。
N響アワーで池辺先生がベートーヴェン弾きの話をしてた。
音の力、深さ、感情を抑える意志の強さがなくてはならんそうです。
ちょいだけどゼルキン、アラウ、コヴァセヴィッチ、オピッツの映像が流されました。
ゲルバーがP協1番を弾いていた。
バックのブロムシュテットの素晴らしさばかり俺は耳についたが。
658 :
名無しの笛の踊り:03/04/07 18:36 ID:Iyge4f3H
ゲルバーは長い間、録音活動が中断していますね。
ベートーヴェンのソナタ全集は、完成することはないのだろうか。
659 :
名無しの笛の踊り:03/04/07 19:27 ID:+/Q295Kt
ゲルバーきもい。
化粧もきもいが、手がきもい。
660 :
名無しの笛の踊り:03/04/08 00:55 ID:yrGIuv+j
ああいうポッテリした手は、ピアニストには珍しくないですよ
ケンプのモノラル版の全集は手に入りますか?
663 :
661:03/04/09 13:25 ID:???
>>662 早速のレスありがとうございます。
このBOX良さそうですね。
ステレオ版は持っているのですが、技術的に弱い感じで。
モノラル版はしっかりしていそうで聴いてみたかったです。
保全
665 :
661:03/04/11 01:41 ID:a09TRZls
きょう塔に行ったらケンプのモノラル全集あったので思い切って買いました。8千円ちょっとは少し痛かったけど。今早速聴いてます。覇気にあふれてますね。ステレオ版にない推進力があるのがいいです。
こっそりブレンデル。
667 :
名無しの笛の踊り:03/04/13 00:36 ID:pqjgyHRV
>>140 すると、ラヴェルの曲もラヴェルの演奏が基本、というコトになってしまうが……
668 :
名無しの笛の踊り:03/04/13 00:38 ID:pqjgyHRV
しまった……
ログ読んでたから、今さらなレスをつけてしまった……
告別って、1楽章だけが
告別だって、知ってた?
>>669 第3楽章は再会だよね。
第2楽章はなんだっけ
>>671 取り立てて何も無し。
ただ,一般的には(?)「不在」と解されている。
673 :
名無しの笛の踊り:03/04/13 16:41 ID:q2Z5ex9H
ベートーヴェンが自分でサブタイトル付けたのはめずらしい。
告別と再会の間だから不在かい。
ワラタ
676 :
名無しの笛の踊り:03/04/15 01:51 ID:7sPhziAh
アシュケナージの熱情第3楽章はテンポ速めなのに演奏時間が長い(7分超)
のはなぜ?使用楽譜が違うの?
繰り返し省略してないんじゃないか
678 :
676:03/04/15 14:07 ID:???
>>676 レスありがとうございます。
手元にあったのではグルダ(デッカ)が5分弱、ケンプ(旧)が5分30秒ほどでした。
繰り返しを省略してるのと省略してないのとの差なのですね。
>>672 >取り立てて何も無し
そうなの? ちゃんとDie Abwesenheit (L'Absence)って書いてあるじゃん。
680 :
672:03/04/15 15:52 ID:???
あれ?今調べたら確かにその通りだ。
何かと勘違いしたかな??何と勘違いしたんだろう??
お恥ずかしい…。
自分の過誤を素直に認めるのは偉いことだ
クラ板は知らん振りか逆切れするのが普通だから
682 :
名無しの笛の踊り:03/04/15 16:09 ID:ZXLzOejD
ベートーヴェンはルドルフ大公がいなくて淋しかったんだね。それともただのおべっか?
じつはモー○ー?
機動警察パトレイバー3を見た
悲愴第2楽章を弾きたくなって押入れを捜して・・・あった。
泣きながら弾きました
>>683 一貫して体制に突っ張り続けたルートヴィヒさんの、垣間見せた「血の通った」エピソード、と思っております。
686 :
山崎渉:03/04/17 15:48 ID:???
(^^)
SAGE
688 :
名無しの笛の踊り:03/04/19 01:43 ID:py0+j3HQ
バーナード・ロバーツの実力はもっと評価されるべき
1:01.50 内田光子 ピアノリサイタル
「3つのピアノ曲 作品11」 シェーンベルク作曲
「ピアノ・ソナタ ト長調 D.894」 シューベルト作曲
「ピアノ・ソナタ ハ短調 作品111」 ベートーベン作曲
(ピアノ)内田 光子
〜東京・サントリーホールで録画〜
4月19日(土) 後11時00分〜 翌 2時32分
以前放送されたときの印象では
シェーンベルク>>シューベルト>>>>>>(超えられない壁)>>>>>>ベートーヴェン
だったな
アラウの2度目、80年代のベートーヴェン全集がようやく再発された。
11枚組。
693 :
山崎渉:03/04/20 02:53 ID:???
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
694 :
山崎渉:03/04/20 06:47 ID:???
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
ゼルキンの29番、骨太な感じでよかった。
みなさん、どうですか?
696 :
名無しの笛の踊り:03/04/20 11:46 ID:z1dV5hpD
リヒテルとギレリスが一番ベートーヴェン的だと思う。
「ベートーヴェン的」って何なのか、よくわかんないな。
「ドッカンドッカン!」がベートーヴェン的。
ブレンデルは2ch的に評判悪くて、
激アンチも多いし確かにあざといのは解るけど、
俺 は 好 き と、とりあえず独り言。
>699
オリモキライジャナイ・・・ボソットイッテミル。
>711
お手本にしていましゅ。
702 :
名無しの笛の踊り:03/04/20 13:30 ID:97eNsNID
ブレンデルよりは宇野功呆の方がまだいい。
どこが?
やっぱグルードだな。
リヒテルの「葬送」ソナタをBSで録画したので見たけど、こんな名曲だったのかと初めて知った。集中力のすごさは信じがたい。
ユーラ・ギュラーが話題に上っていませんね。
彼女の晩年の110,111はたまに取り出して聴いています。
ハンマークラヴィア、ドッカンドッカン!
ギレリスの熱情(61年)、Yedangでゲトしたけど、これマジで凄いな。
しばらくこればっかり聴いてぐったりしよっと(w
ぐったり
ポリーニの熱情、レコ芸で評価高いなあ。月評でも吉田翁にも。
聴いてみたくなったよ。
ポリーニは「熱情」って感じじゃない人なのにねえ。
ブリリアントのジョン・リルの全集持ってる人にお聞きしたいんですが、私が買った
ものは、副題がついて有名な曲(悲愴、月光、田園、テンペスト、ワルトシュタイン、
熱情)ばかりが、なぜか悉くモノラル録音みたいに聴こえます。副題がついていない
曲と極端に音質が違うのですが、みなさんのもそんな感じですか?演奏は個人的には
良かっただけに気になってしまうんですが…。どなたか持っている人いたら教えて
ください。
ブレンデルのベートーヴェン、割と好き。
714 :
名無しの笛の踊り:03/04/25 07:54 ID:IS8QXbBj
ポリーニの熱情、レコ芸の付録の冒頭の部分だけ
聞いたけど、何かどよ〜〜んとした感じ。
天麩羅の衣とポリーニはぱりっとしてなきゃ。
715 :
名無しの笛の踊り:03/04/26 02:32 ID:1aROamJ+
ジョン・リルの音質だれか答えて。俺は持ってないので。
716 :
名無しの笛の踊り:03/04/27 00:46 ID:lDOzcspx
プレンデルは悪くないと思う。ただライブの演奏の方がスタジオ録音より概して
聴きやすいと思う。音楽の流れがいいし。
と言っている自分も、ベートーヴェンはユーディナやグリンベルグ、ソフロニツキー、
リヒテル、ギレリスの演奏をよく聴いているが。
ちなみに最近、ケンプの旧録の全集(単発)をゲットできた。まだ聴いていないが、
これって買い?
ケンペンとのベートーヴェン/ピアノ協奏曲があまりに楽しめたので、調子に乗って
購入するつもりなのだが。
717 :
名無しの笛の踊り:03/04/27 01:16 ID:U2gJ1wFg
>716
>ユーディナやグリンベルグ、ソフロニツキー、
>リヒテル、ギレリスの演奏をよく聴いているが。
ヴェデルニコフも聴くべきです
グラーフのピアノで弾いた
インマゼールの悲愴はいける。
悲愴
渡邊順生もよかった
>>716 買ったんなら聴けば済むこと。
イチイチ「買い?」なんて聞くなよ・・・・。
買ったんだろ。
>>716 良い買い物をしたと思います。
気に入らないなら俺が欲しいくらい。
ヤフオクにでも出してくれ。
722 :
名無しの笛の踊り:03/04/28 00:16 ID:QLeQG/K8
>>720 まだ買ってないけどね。単に取り置きにしただけ。キャンセルしてもいいらしい。
それに実際に聴くまでには数日かかるシステムになっているので、それまでに
意見を聞きたかったのだが。
724 :
:03/04/29 05:44 ID:???
>>722 買ってみて聞いてみなければ、自分にとって良い買い物かどうかなんて分かるわけ
ないでしょう。人はそれぞれ感性が違うのだから。
人に聞くのは無駄です。私はリヒテルやギレリスが一般的には好きだけど、ハンマークラビア
はケンプは凄いと思えるし、曲によっても合う合わないがあるでしょう。
724に同意。ケンプのベートーヴェン演奏に定評があることは間違いない。
これはなにも日本だけではないでしょ。後は自分の好みとあうかどうかが
問題なのでは?で、そればかりは買って聞いてみないことにはね。聞いて
みて気にいらなければ、それこそヤフオクにでも出せばいいんじゃないの?
ほしい人もたくさんいるだろうしね。
725のようにお金に余裕のあるひとはいいわね。
ケンプは名盤1200で聴いたけどえかった。
俺たち金持ち。金がある人の娯楽。
729 :
名無しの笛の踊り:03/04/30 03:01 ID:NUwVjxX0
金がないなら買わなければいいだけ。
無理する必要は全然ない。
どうしても欲しければ中古屋を回るとか
オークションで買うとか
ピーコしてもらうとか
金ないなら頭使え!
あっ!頭使わないから金がないのか(藁
お金がないなら働け、音楽は金持ちのものだよーだ。
グールドの三大ソナタはいいね。対位法がよくわかるよ。バッハの見地からのベトか。
732 :
名無しの笛の踊り:03/04/30 09:38 ID:9/Y1RyTM
>731 もちろん後期三大だよね?それに田園を加えればいうことなし。
733 :
名無しの笛の踊り:03/04/30 19:14 ID:FD9EFV+z
すいませんが、悲愴第2楽章の楽譜を表示してあるサイトってあるんでしょうか?
735 :
名無しの笛の踊り:03/04/30 19:54 ID:+dGNofju
どうもありがとうございます!!
すいませんが、悲愴って英語でなんて言うんでしょうか、、、?
>>735 英語ではないと思うが、Pathetique。
作品番号でも分かるだろう?
737 :
名無しの笛の踊り:03/04/30 20:02 ID:8CBvmI5r
すいませんまったくの素人でして作品番号もわかりません、、、。
グルダヽ(`Д´)ノ
グルダのコンサート・ホール録音はいいのがあるんだけど。
三大ソナタとか、スワロフスキーとの皇帝とかモツ協とか。
スクリベンドゥムが出してくれないかなあ。
グルダの、たしかorpheusだったかamadeoだったかそんな名前のレーベルから出てる
後期ソナタってどんな感じでしょう?たしか赤いジャケットだった。
あとブレンデルも気になってるんですけど。
ブレンデルだのグルダだのって・・・・クソばっかじゃん(w
おいら,グルダは好きだよ。
特にアマデオの方の30-32番のソナタは素晴らしい。
デッカの方はそうでもないけれど。
743 :
742:03/05/02 01:16 ID:???
間違えた…グルダで気に入っているのは28番と32番だった…。
なんだオメ〜
エリー・ナイのBOXがお気にだけど 誰にも教えないよ
エリー・ナイのBOXは確かに味わい深いけど、
テクニック自体はガタガタなので、緩徐楽章以外は結構聴き疲れする。
そう言うと思ったよ
ナイ婆さんのソナタは全体にちょっと聞き苦しいところがあるな。
熱情は終楽章のコーダが一小節余計だったり。悲愴はまあまあ。
ナイ婆さんでよかったのはむしろコンチェルトだった。
特に4番のカデンツァがよろし。
婆さんのベト弾きでよいのはジーナ・バッカウアー。
ドラティと組んだ協4最高。
引っ越しの時に無くしてしまったマーキュリーのCD、もう一度買おうと思ってるんだけど
見つからないよ。
最近色々とマーキュリーは再発されてるけど、その中に入ってないのかな?
アルゲリッチさんもそろそろ婆さんの域に入ってきたがベートーヴェンのソナタは弾かないのか
バックハウスのハンマークラフィア
じじいのくせに乱交パーティーやめれ!
心臓発作で死ぬぞ! という感じの演奏。
>>701さんがどこにレスをつけるつもりだったのか気になる
どしろうとですが、質問があります。
提示部の繰り返しを省略する演奏がかなりありますが、こんなことしていいのですか。
ベートーヴェンが楽譜で指定したならそのとおり繰り返さないと作曲者の意図に反するのではないですか。
冗長になるとか省略した方が曲の理念がすっきりするとか、そんな演奏者の勝手はダメだと思うのですが。
>>754 ベートーヴェンは神様じゃないし、
ピアニストは再現ロボットじゃないよ。
>>754 作曲当時(新作の発表時)などは提示部は繰り返して聴いてもらわないと
展開部のネタが判らなくて楽しめないだろう、というサービスだったんだろうね。
現代の聴衆はベートーベンのソナタを知っている人が多いからね。
必ずしも繰り返さなくてもいいよね。まぁ1括弧を聴きたいと思うことはあるが(w
だいたい作曲家の意図に反しちゃいけないといつ誰が決めたんだ?
757 :
名無しの笛の踊り:03/05/08 00:53 ID:UdQIEyiY
>>756 禿同。
ベートーヴェンのピアノソナタに限らず、ベートーヴェンやモーツァルトの交響曲
も繰り返しの指定は多いのは、そういう面もあったからだと思う。どこかで聞いた話
なので間違いかもしれないが、ブラームスが自身の曲を演奏したら(多分交響曲第3番)、
聴衆があまり理解している風ではなかったので、もう一度一部を繰り返し演奏した?
という話があるくらいだから。
758 :
名無しの笛の踊り:03/05/08 01:19 ID:JeLmonSI
なんだ?
ココのヤツら(w
評論家の受け売りばっか書き込んで。
>作曲当時(新作の発表時)などは提示部は繰り返して聴いてもらわないと
>展開部のネタが判らなくて楽しめないだろう、というサービスだったんだろうね。
ホントにそんなの信じてるの?
>>758 じゃあ貴方はなんの為に提示部を繰り返すのだと思う?
どれも提示部"だけ"繰り返すことの答えにはなっていないね。
聴衆の記憶力の問題なら、なぜ全部を繰り返さない?
762 :
名無しの笛の踊り:03/05/08 02:37 ID:JeLmonSI
>>759 わからない。
だから楽譜どおりに演奏する。
>>761 提示部、展開部+再現部をそれぞれ繰り返す曲、それを守った演奏なら
あるだろう。反復はあくまでソナタ形式(あるいは三部形式)内のブロックを
意識させるためのものであって、物覚えの悪い人に主題を覚えさせるため
ではない。
ついでで、
それが習慣になった
と、付け加えてみる。
だって、別に楽譜通りに弾く必然性がなかろうもん(w
事と次第によっては、最後のページから弾いたってよかろうもん!(www
ぬるぽ!
演歌の楽譜を見て、「何でサビの部分を2回繰り返すの?」と考え込んだりしないじゃん。
同じだよ。
767 :
754:03/05/08 12:08 ID:???
いろいろレスありがとうございました。
それで、提示部の繰り返しを省略することは結局どうなのでしょう。
763さんが言われるようにソナタ形式の内容を意識させるためのものでそういう意図が作曲者にあるのなら省略しない方が良いと
僕は思うのですが。
>>754=767
現代のように録音媒体がある時代と、
時間とともに薄れていく記憶に頼るしかない時代とを
同列に語ることにそもそも無理があるとは思いませんか?
ちなみに私は、
あなたがCDではなく演奏会のみで音楽を楽しむなら
あなたの考えも正しいと思いますよ。
>>768 > 現代のように録音媒体がある時代と、
> 時間とともに薄れていく記憶に頼るしかない時代とを
> 同列に語ることにそもそも無理があるとは思いませんか?
こういうのを論点先取(だったかな)と言うのでは?提示部反復は聴
衆に主題を覚えさせるためだ、という説の当否が問題になっている
のではないの?
770 :
768:03/05/08 12:44 ID:???
>>769 まさにその点に関する私なりの解答を書いたつもりですが何か?
あなたはひょっとして…
ヴァカ?
771 :
769:03/05/08 12:49 ID:???
>>770 いきなり罵倒するのやめてくれないかな?
「(A)提示部反復は記憶を助けるためなのだから、(B)作曲当時と現
代を同列に語るのは無意味」という主張だね?
その(A)の根拠は何?という話だと思うんだが。
そんな事は言ってませんよ。
提示部の反復が何の目的かを、当時とは状況が違う今の状態で語るのは
ナンセンスだと言っているのですよ。
反復の意味を知りたかったら、まず演奏会のみを体験してみなければ判らないのでは?
と言ったまでで、私はベートーヴェンではありませんから
所詮理由は想像するしかないと思っています。
それとも誰かがはっきりと理由を書き残しているのですか?
でなければ『当時とは状況の違う今』論争しても無意味ではないのですか?
せっかくの良い曲を、判りもしない理由付けのために頭でっかちに聴くのはいかがなもんでしょうか?
それともタイムマシーンを開発するとか恐山に呼び寄せに行くとかしますか?
さらにこのスレの流れはすでにその論点からはずれているとも思うのですが?
なにか粘着する理由でもあるのですか?
773 :
769:03/05/08 13:20 ID:???
>>772 > 提示部の反復が何の目的かを、当時とは状況が違う今の状態で語るのは
> ナンセンスだと言っているのですよ。
その状況の違いは、768によると、具体的には「録音媒体の有無」
だよね。
> 反復の意味を知りたかったら、まず演奏会のみを体験してみなければ判らないのでは?
と言っていることからも、そうとって間違い無いだろう。そして、
録音媒体は、768を見る限り、記憶を助けるものとして引き合いに
出されているのだから、結局771に示したとおりの主張になるので
はないか?
> せっかくの良い曲を、判りもしない理由付けのために頭でっかちに聴くのはいかがなもんでしょうか?
この点については、同意。
不毛な質問をきっかけとした不毛な喧嘩だ。
と、不毛な煽りを入れてみる。
775 :
769:03/05/08 13:46 ID:???
>>774 喧嘩をしてるつもりはなかったんだが。
スレ違いと言われればそのとおりだし、この先何も出て来そうにな
いから、もうやめるわ。
う〜ん。。。正確に書くと
私は記憶を助けるためとは思っていないが、
そのような主張があるのなら、記憶媒体の有無は大きな影響があると思う。
従ってこの論争をその点について続けるのなら
当時と同じ状況を作ってみなくてはならないのでは?
と言ったのです。私の言葉たらずが原因ならあやまります。
ちなみに私は繰り返しの度にバランスやテンポを変えたりする演奏に出会うと
とてもうれしいので、楽譜通りに繰り返して欲しいなぁ
と思っています。
逆に、繰り返さないかわりに強烈な印象を残す演奏なら一撃必殺!って感じで
嵐のように走り去る演奏も好きです。
(これは往年の名演に多く見られる傾向のように思います)
いずれにしてもただ漫然と繰り返されるのは冗長でアキアキします。
777 :
768:03/05/08 13:50 ID:???
間にレスがはさまって判りにくいかな?
>>776は768=770=772でつ。
>>774はまったくの別人です。
778 :
769:03/05/08 13:58 ID:???
>>776 相手を取り違えてはいないから、ご心配なく。
> 私は記憶を助けるためとは思っていないが、
> そのような主張があるのなら、記憶媒体の有無は大きな影響があると思う。
> 従ってこの論争をその点について続けるのなら
> 当時と同じ状況を作ってみなくてはならないのでは?
>
> と言ったのです。私の言葉たらずが原因ならあやまります。
なるほど。仮定の上での議論だったんだね。こっちも少々早とちり
の気があった。すまん。
当時と同じ状況というのは、録音媒体の有無に限っても、再現でき
ないだろうなあ。殊にベートーヴェンのソナタのようなよく知られ
た作品の場合には。
ケンプ:マイルドセブン
バックハウス:ハイライト
ハイドシェック:キャメル
グルダ:ゴロワーズ
ブレンデル:マルボロ
グールド:ラッキーストライク
ってな気がする。何となく。
ヴァカは
>>768。
録音媒体の有無と記憶力云々はまるで説明になってない。
全体を反復しないことの理由にぜんぜんならないし。
当時は教養ある婦女子が楽譜を買って各家庭でピアノで楽しむことが
「音楽鑑賞」だった時代だ。記憶力の問題などではない。
現代の「聴くだけヲタ」の視点からなにもかも考えようとするのがヴァカ。
問題が二つある。
(1)いま反復して弾くべきかどうか。
(2)昔はなぜ反復していたのか。
(2)に対して、「昔は録音媒体がなかったから反復していた」と答えるのはおかしい。
しかし、(1)に対して、「今は録音媒体があるから反復しなくていい」と答えるのは別にいいと思う。
いま答えが出ていないのは(2)の問い。出るものかどうか分からんが。
>>780 本人達がとっくに納得して終了してる話にいまさら噛みついてどする(p
>>781 (2)の問いの答はまさに
>タイムマシーンを開発するとか恐山に呼び寄せに行くとかしますか?
だろうね。
いずれにしても俺も
>>772の
>せっかくの良い曲を、判りもしない理由付けのために頭でっかちに聴くのはいかがなもんでしょうか?
に胴衣だね。これを結論としてもうこの話は終了にしたらどうだい?
ポリーニの熱情を聴いたけどたしかに立派な演奏。でも聴いた後に何も残らない。
784 :
708:03/05/09 11:45 ID:???
>>708でカキコした日に買ったギレリスの61年熱情、まだ繰り返し聴いてまーす
なかなか ぐったり しませーん
>>785 厨房のような反応ですね。「じゃああなたのおすすめは?」
きいて溜飲を下げられるといいですね。
>>785 アシュケナージとバーナード・ロバーツとグレン・グールドです。
バックハウスの熱情いいよ。安定感がある。
リヒテルのメロディアのライヴのねつじょおがいいです
リピート反対派は、夜のガスパールのオンディーヌ冒頭部でも
右手の繰り返し音型を1回で済ませてしまうのだろうか。
あれだって同じリピートだと思うが。
過去レスにもあったが、作曲者がリピートを指定した理由なんぞ
本人が明確に書き残してでもいない限り窺い知るのは無理なのだから、
譜面の指定に従う以外に方法はなかろーが。と思うけど・・・
>右手の繰り返し音型を1回で済ませてしまうのだろうか。
nnna wake naidaro afo!
>本人が明確に書き残してでもいない限り窺い知るのは無理
ここは賛成。
>譜面の指定に従う以外に方法はなかろーが。
なんで?
いや、譜面の指定に従ってリピートするしかなかろーが。の意。
どんな意図だったのかは知る由もない以上、
作曲者の考えを最も反映しているはずの譜面に従う以外できないのではと思って。
>>793 だからなんで作曲家の考えどおりに弾かなきゃならないわけ? という質問だろ
無限ループ(^^;
>794
リピートの是非などそんなに真剣に語る程のものか?と思っただけよ。
>797
私は793だよ。譜面どおりのリピートをするべきかしないべきかと言えば
そりゃ“するべき”に決まってるだろ、と言いたいわけ。
作曲者がしろと書いてるんだから。
作曲者の指定にそのまま従うのが適さない場合や従うのが困難な場合は
あるかもしれないし、そういう時どうしたら良いかはまた別な話。
なぜ作曲者の考えどおりに弾かなきゃならないかまで言い始めたらきりがない。
どうせおおむねの音符は譜面通りの高さ・長さで弾くんだろうから、
たとえば人前で誰々作曲とうたって弾くような時は
リピートくらいの指定には従ってやれよ。
>>798 >>797
> 私は793だよ。譜面どおりのリピートをするべきかしないべきかと言えば
> そりゃ“するべき”に決まってるだろ、と言いたいわけ。
> 作曲者がしろと書いてるんだから。
作曲家がしろと書いたらなぜしなきゃなんないのか? が質問なんです。
そんな決まりはないだろ、というのが別にリピートしなくたってイイやん派。
演奏家あっての作曲家なんだから(これは言い過ぎ)。
作曲者の“指定”という表現がそもそも適してなかった。
譜面上のあらゆることは、演奏者に対する注文や指示というよりも
作曲者の“作品の一部を成すもの”だと考えた方が正しいと思う。
つまりたとえば、「ここでクレシェンド“しなさい”」
ではなく「ここでクレシェンド“する”」。
「ここまでを繰り返し“なさい”」ではなく、「ここまでを繰り返“す”」。
それら多くの「〜する」が集まってそれがその「作品」。
その作品をどう扱うかについては確かに決まりなどないし自由でしょう。
しかしそもそもの「作品」の姿を忘れるべきではないと思う。
俺は忍耐力がないリスナーだ。
よく知っている曲の繰り返しは、遠慮してほしい。
あんまりスローテンポなときも、繰り返しは自粛してほしい。
サクサク弾いて、とっとと消えてほしい。
CDなら早送りできるが、演奏会は早送りできないのが辛い。
802 :
名無しの笛の踊り:03/05/09 23:34 ID:8IDN6NpK
>>801 オマエは聴かなくていいから・・・・。
途中で帰ってもいいから・・・。
801を好きになってしまいそうだ。
804 :
名無しの笛の踊り:03/05/10 02:15 ID:IRz9Pr5T
800の意見が一番まともだ。
リピート否定派はいいかげんすぎる。
806 :
754:03/05/10 02:28 ID:???
( ´D`)ノ<いっぱい釣れたのれす。
807 :
804:03/05/10 02:28 ID:IRz9Pr5T
800氏の言うことに納得したのでレスしただけだよ。
だいたい演奏会で聴くのとCDで聴くのとそんなにちがいあるのかい?
808 :
805:03/05/10 02:30 ID:???
入れ食いでした(w
リピート否定派は、曲(小節)のカットも平気なのだろうか。
クラシック音楽では、楽譜の通りに再現するという枠の中で
演奏の自由が許されると思うのだが。
>>806 よかったね。754でのDQNな筆致で餌だとわかったよ。
ヤパーリおまいらベートーヴェン教の信者だね。
>>804 >>807 自作自演でもどっちでも構わないけど800は意味のあることを殆ど語ってないぞ。
だいたい「リピート否定派」というのもなんかアフォなカテゴライズだ。
「リピート肯定派」(w)ってだれかの言ったことの受け売りで思考停止してるんじゃないの?
813 :
805:03/05/10 13:52 ID:???
作曲者の作品を再現するのに努めたいのか、
それともその作品をモチーフにして何かを表現したいのか、
そういう方針の違いによってやり方も変わってくると思う。
どっちを選ぼうと自由だしね。
ただ、やはり個人的にはリピートだけ別扱いされる傾向が
あるのがちょっと嫌だ。
譜面の中の表現に貴賎なし、だと思っとる。
>リピートだけ別扱いされる傾向がある
そのとおりだ!
リピート派は楽器もフォルテピアノで演奏しろ!妥協するな!
>>817 ねえ、どこで買ったの? いくらだった? 漏れも欲しい。
>>817 なんだよハッタリかよ。やっぱリピート派はクチばっかで思考停止。恥を知れ。
ケンプには全集版と違うステレオ初期録音の三大ソナタがあるそうだ。
聴いたことある方います?
恥を知れ。
age
ピリオド楽器じゃなくてもいいじゃん。
いや、だれも悪いって言ってないし・・・
>>826 作曲家の意図に忠実にしたいんならモダン楽器じゃだめだということでは?
グールドの改造スタインウェイはだめ?
>>821 もうすぐDGのボックスで出るね、ケンプの別録り
>828
終わり頃はヤマハだよ、ヴォケ
仲良くしようよ
833 :
名無しの笛の踊り:03/05/16 02:03 ID:HwIu+c0/
バックハウスの4大ソナタ(千円盤)、久しぶりに聴いたらやっぱりいいね。
これぞベートーヴェン。歌があるしね。テクニックもすごいや。
>テクニックもすごいや。
(゚Д゚)ポカーン
3大ソナタが熱情・月光・悲愴なのはわかるけど、あとの1曲が
ワルトシュタインなのかハンマークラヴィアなのか田園なのか葬送なのか
テレーゼなのか告別なのかテンペストなのかドロテア・チェチリアなのかわからん。
割るとシュタイン以外にありえん!
リヒテルの後期3大凄かった。(特に32番)
ついでに鼻息も凄かった。
838 :
bloom:03/05/16 03:21 ID:437uCCw8
>>835 三大ソナタは、ハンマー&28&告別!!
三大ソナタは作品2です。
いんや、漏れはOp.31だと思う。
No.1でのびのび歌ってNo.2で緊張。No.3ではしゃぎまくる。
組み合わせも絶妙。
今頃なんですが、ポリーニの Op.111 を聴きました。とってもいいっ!
まとめ買いしたCDの中の1枚だったんで、BGM的に流して聴いていたんですが
いつの間にか作業の手が止まって演奏に聞き惚れていました。
>>834 機械的なことがテクニックと思っていると理解できない。
>843
833はどーみても機械的な意味で書いてると思われ(w
>844
どうしてあれだけのカキコで判断できるんだろう(?
847 :
833:03/05/16 17:44 ID:???
技術面でも表現力の点でもすごいと感じたのですが。
テクニックもすごいや、にポカーン、という反応はとても意外でした。
バックハウスの腕の冴えを知らない人はいないと思ってたから。
バックハウスとギレリス、どっちがテクニックでは上ですか
849 :
845:03/05/16 17:59 ID:???
>>846 バックハウスはの物集量は人後に落ちない(ってほどではないけれど)かなり
もっている。
昨今の機械的に音を発するだけのための指の運動能力を問題にしている傾向を
見て、はて?テクニックとはなんぞや?と思わされる。
譜面にある音をあまさず鳴らし、且つそこに書かれている音楽を表現できる技術を
いうんじゃないかと。
これ見よがしにアピールできるのは、恐らく前者なんだろうが。。。
850 :
845:03/05/16 21:49 ID:???
>849
あらはずかしや
× バックハウスはの物集量は
○ バックハウスの物集量は
これでも分かりにくい。バックハウスのはだいぶ集めたよ、という意味。
851 :
788:03/05/16 22:15 ID:???
そう。俺もバックハウス聞き直してその良さを見直した。
バックハウスと聞いて、馬鹿にしちゃいけないよ。
シックハウスじゃないよ。バックハウスだよ。
テクニックに流れず、安定感があり、しかもセンスがちっとも古びていない。
鍵盤の獅子王、バックハウスをよろしく。
852 :
名無しの笛の踊り:03/05/16 23:02 ID:fpGT2GKR
バックハウスのモノラル録音の箱は、ずばり買いですか?
ちと高いけど。
>>852 結局両方買ってしまった自分が言っても説得力がないかもしれませんが、
個人的には、ステレオ盤よりモノラルの方が買いだと思います。
どうでもいいことかもしれないけどバックハウスは21歳のとき
A.ルービンシュタインのコンクールで優勝してるんだよ。(1905)
そのときバルトークは2位でピアニストをあきらめたと言われてる。
まぁそのくらいテクニックは凄いんだよ。晩年だからといって侮ってはいけない。
855 :
名無しの笛の踊り:03/05/17 02:02 ID:knWiSWot
私も個々の曲ではポリーニとかホロヴィッツとか好きな演奏はありますが。
全集はやはりバックハウスでしょう。飽きないし、深い。ベートーベンを聴く快感を満喫できます。テクニックもベートーベンには必要十分。べつにリストを弾くのではないし、ケンプやシュナーベルよりうまい。
私はステレオ盤を取りますが、惜しむらくはもっと妥当な値段の輸入盤全集があれば。
私はステレオ盤を取りますが私はステレオ盤を取りますが私はステレオ盤を取りますが
私はステレオ盤を取りますが私はステレオ盤を取りますが私はステレオ盤を取りますが
私はステレオ盤を取りますが私はステレオ盤を取りますが私はステレオ盤を取りますが
>まぁそのくらいテクニックは凄いんだよ。
本当に若い頃の聴いたことある?晩年はもう別人だよ。
859 :
854:03/05/17 02:16 ID:???
>>857 私が録音を聞いたことがあるのは1930年代までですが。
そりゃまあ晩年は別人と言われりゃそれまでです。サイナラ。
バックハウス=鍵盤のライオンキング
866 :
845:03/05/17 09:21 ID:???
晩年の演奏でもブラコンなど、大分よたっては聞こえるものの、
音が濁らないなど、若い頃からの打鍵の確かさは聴いて取れるし、
全体の構造が崩れないことも、彼の音楽的素養を物語るものだ
と昔、誰かが言っていた。
1950年頃までが、世評の高かったころの演奏スタイルと言われている。
コンチェルト類などは、40年ごろまでのものが50年代以降とは、別物のように聞
こえる(特に皇帝に顕著)。
この板でも何回か話題になってきた、ステレオ盤はペダルの使い方が
いいかげんという指摘はどうでつか、テクすごい派の人たち。
全盛期を過ぎて体が利かなくなってきたことを考慮してなら、
漏れはバックハウスの晩年の録音よりアラウの晩年の録音の方が好きでつ
やっぱ常識ですか!ヨカタ
>>855は非常にいいことを言っているんだが、
「私はステレオ盤を取りますが」だけはやめてほしかった・・・
残念です。
872 :
名無しの笛の踊り:03/05/17 17:55 ID:knWiSWot
855です。ご指摘の通り・・・。
しかし、バックハウスの衰えが気になるのは後期だと思うのですが、
ただ私は後期はポリーニがベストなので。
あとバックハウス晩年の境地も馬鹿にしたものではないですよ。
ベームとのモーツアルト27番は、神を信じたくなるような名演です。
私はいわゆる巨匠の演奏のモーツアルトは嫌いなのですが、これは別格。
2ちゃんねら的には、第何番が一番好評なんですか?
874 :
名無しの笛の踊り:03/05/17 19:09 ID:sBcGpEng
>テクニックもベートーベンには必要十分。
>べつにリストを弾くのではないし、ケンプやシュナーベルよりうまい。
ハァ? ベートーヴェンの後期作品なんて、
かなりの技巧的洗練が要求されるのでは。
リストを高度な技巧が要求される象徴として考えているのは痛い。
もちろん、リストはとても難しい曲を書いたが、
リスト以降のピアノ曲は総じてリストに勝るとも劣らず
難しくなったのである。
ケンプもバックハウスも、ステレオ期に限れば
技巧的には似たり寄ったり。
どうして、無理してバックハウスを「鍵盤の獅子王」に
したがるのか、分からない。ただの懐古趣味では?
>>874 「鍵盤の獅子王」と呼ばれたのは若い頃の話。その先に突き抜けたから
今でもバックハウスの演奏は聴く価値があるんですが。
後家のテクニックはケンプやシュナーベルと質が違う。
音符を確実に発音させるという点では後家の勝ち。タッチも安定して美しい。
が、細かいタッチで表情を描き分けていくテクニックはケンプやシュナーベルのほうが上。
解釈の精妙さで後家は劣っているといえる。しばしば左右を無骨にずらすのも耳障り。
>>876 解釈はやっぱり後家もキチンとしていると思う。
本人もしばしば語っているように、それを表面的な音の振幅によって表現させ
ることを好まなかった。
音楽の構造、というより骨格を把握するのが第一だったんじゃないのかな。
879 :
名無しの笛の踊り:03/05/18 01:17 ID:wGKHHaxp
>音符を確実に発音させるという点では後家の勝ち。
>タッチも安定して美しい。
バックハウス、ケンプ、シュナーベルの中で
考えているのは、井の中の蛙というか、何と言うか。
例えばロシアのピアニストの演奏は聴いているのですか?
881 :
403:03/05/18 02:17 ID:???
>>879 話の流れが読めてない発言は恥ずかしいですよ。
もとはと言えばバックハウスの良さを語った発言に、いくつかケチをつけるレスがついて、今の話題になってるわけです。
別にロシアのピアニストを聞いてなくても、ベートーベンは語れますが、
バックハウスかケンプを聞いてないとベートーベンどころか、ポリーニやリヒテルさえ語れないでしょう。
異論はあるでしょうけど、私にはベートーベンはドイツローカルの音楽であること、および歴史的な状況を踏まえないと理解しにくいので。
ヴェデルニコフっしょ
>>881 同意です。「井の中の蛙」は恥ずかしいと思うぞ。
話の流れ、というか文化的・歴史的背景が解ってないよ。
E.フィッシャーが入ってないぞっていうことだったり…しないか。
では例えばバックハウスのベートーヴェン演奏の文化的、歴史的背景を
教えてくださいm(__)m
>>881 元はといえばステレオのバックハウスをベタ誉めする奴がいたからだろ
886 :
名無しの笛の踊り:03/05/18 03:32 ID:U16r72Fk
さてどうでしょうか。リヒテルは1960年ごろに西側に出るまで、
バックハウスやケンプの演奏を聴いていたのでしょうか。
鉄のカーテンの向こう側では、モスクワ音楽院、ペテルブルク音楽院
という2つの大音楽院を中心として、音楽家の育成が行われていた。
ちなみにこの2つの音楽院は、19世紀を代表するヴィルトゥオーゾ、
アントン・ルビンシテインの弟で指揮者であった、
ニコライ・ルビンシテインが設立したものなんですけどね。
ここを拠点として、帝政時代から共産党独裁時代にまたがって、
いわば音楽エリートが養成されていたのです。
バックハウスやケンプの流派とは全く隔絶された流派。
そこで、リヒテル、ギレリス、ヴェデルニコフ、グリンベルク、
ソフロニツキー、ユージナなどといった大演奏家が生まれた。
バックハウスを知らずにリヒテルを語れないというのは、おかしい。
それはあまりにドイツ派というものを神格化した、古い見方だと思う。
シュナーベルだって、忘れてはいけない。
バックハウスとケンプは確かにはずせないと思う。
ただ、バックハウスの場合、「鍵盤上の獅子王」なんぞという、
カップラーメンのネーミングじゃねえんだぞ!といいたくなるような
最悪の「形容」がついてしまい、バックハウス教の盲信者がでたらめに
増えてしまったというのは事実。
>>884 その点については、「大ピアニストは語る」(原田光子編訳 東京創元社)
に、詳細な記述があるので、一読されたし。
バックハウスのベートーヴェン演奏は、
ウィーンの血をひく。師事したのは、アロイス・レッケンドルフという、
ライプチヒの音楽学校の教職にあったピアニストだが、この人に9年間
学んでいる。かなり他人とは異なる教育を受けている。
あとは、ダルベールに1年間、リストの弟子のシロティに3回授業を
受けただけ。
ライプチヒに生まれたバックハウスは、ウィーンやハイデルベルグで
科学と哲学を専攻した、レッケンドルフという人に師事しただけとも
言える。
バッハの聖地とも言えるところで生まれ育ったバックハウスは、
歴史的・文化的には、バッハの音楽が背景にあると思われるが、
やはり、持ち前の天分は大変豊かで、独自のベートーヴェン解釈
をする演奏家であったと言わざるを得ない。
さらに、ブラームス演奏も忘れてはならないと思われる。
>>887 いくらありがたいご高説を賜ったところで
晩年はズタボロ演奏に変わりはない
>>886 言いたいことはわかりますが、この場合リヒテルを持ち出すのはどうでしょうか?
リヒテルの父はウィーンで音楽教育を受け、リヒテルに大きな影響を及ぼしているのは
自伝からもうかがえます。ベートーヴェンの弟子でもあり、リストの師でもある
ツェルニーの弟子レシェティツキは「鉄のカーテン」のはるか以前にロシアで
活躍しています。ロシア・ピアニズムの系譜を否定するつもりはありませんが、
あなたの発言はロシア派を神格化(?)しているように聞こえます。
890 :
名無しの笛の踊り:03/05/18 04:14 ID:U16r72Fk
技巧だけで音楽が成り立つわけではないが、
技巧は表現のために必要不可欠であるというのも事実。
アントン・ルビンシテイン以来のロシアのピアニストたちの美質の一つは、
老年になってもある程度の技巧水準を維持しつづけたということ。
技巧が洗練されてはじめて、表現の潜在能力が開拓されるのである。
それまでバックハウスやケンプを聴いていた西欧の聴衆が、
リヒテルやギレリスに熱狂し、そして今日になって、
ヴェデルニコフやソフロニツキーが注目を集めているのは、
至極当然のことだと思う。
891 :
名無しの笛の踊り:03/05/18 04:17 ID:U16r72Fk
>889
リヒテルにドイツの血が流れているのは認めますが、
彼が本格的に音楽教育を受けたのは、
ロシアにおいてですからね。ギレリスやヴェデルニコフなどと
同様に、ゲンリヒ・ネイガウス門下です。
>>888 晩年は確かにそうかもしれないが、全盛期のバックハウスは、
バリバリのテクニシャンだった。
その余韻は、モノーラル録音の、ベートーヴェン演奏で
聴くことが出来ると思う。
それと、ベートーヴェンではないが、1955年に、ヴァント/VPOと
共演した、シューマンのピアノコンチェルトは、枯淡の境地に入った
バックハウスの残した、忘れ得ぬ名演奏だと思う。
>全盛期のバックハウスはバリバリのテクニシャンだった。
んなこたわかってる。
漏れはステレオ盤のドシャベシャベートーヴェンを
敢えてNo.1に挙げる奴らのことを問題にしているのだ。
奴らは素人ではないかと思う。
あまり突っ込むと話が激しくずれるのでなんなんですが、
ネイガウスはゴトフスキの弟子です。ロシアンピアニズムは決して
ヨーロッパの伝統から隔絶した所で誕生したわけではない。
>>891 アントン・ルビンシュタインの名が出たのなら、
ヨーゼフ・ホフマンの名前を落とすわけにはいかないでしょうね。
ベートーヴェン弾きとしては、あまり評価されていませんが。
それから、ネイガウス門下と一口に言っても、リヒテルとヴェデルニコフ
とでは、ネイガウスは、全くといっていいほど違った教育をしてますね。
それは、二人の演奏を聴いてみれば,すぐにわかりますが、
ベートーヴェンの音楽は、ドイツ・オーストリア人だけのものではない
ですし、当然、ロシアのピアニストたちによって、一つの演奏様式が
出来たのは、無理からぬことです。
ロシア系のピアニストたちは確かに素晴らしい技巧をもっていますが、
技巧を晩年に至るまで維持したのは、彼らだけではない。
「チリ生まれのドイツ人」、アラウだってそうでしたし、
ゼルキンも、最晩年はともかく、かなりの年になるまで、
技巧を維持しました。
ロシア系のピアニストたちが今日注目されているのは至極当然とのことですが、
私は、一時的なファッションでもあると考えています。
ヴェデルニコフが注目されたのは、「リヒテル」の影響が大きい。
私は、LPでヴェデルニコフを知ったクチですが、
数年前から始まった、ヴェデルニコフルネッサンスには、面食らいました。
西欧では、どうかよく知りませんが、現在の西欧は、大物が次々と亡くなって
しまったということもいえると思います。
ケンプ、ゼルキン、アラウ、ミケランジェリ、その他。
ロシアの管と弦はフランスが手本と聞いてますが、ピアノはポーランド属性なんす
かね?
確かに、ロシアンピアニズムは、ヨーロッパの伝統から隔絶した所で
誕生したわけではありません。
しかし、演奏様式が、リストの流れをくむ一派や、レシェティツキの
流れをくむ一派とは、随分異なることも否定できません。
又、お互いがお互いを認めあっていたという事実もありますね。
特に、ゴドウスキとホフマン、それにラフマニノフの3巨頭は、
そういう関係にありました。
又、バックハウスが、全盛期に、ド・パハマンのショパン演奏を
高く評価していたというのは、興味深いですね。
ピアノは、ドイツが源流なんじゃないでしょうか?
アントン・ルビンスタインは、ベルリンで作曲を学んでますが、
ピアノは、ロシア本国で学んでいます。
教師のルビアンという人は、ドイツ系ユダヤ人だったということですよ。
∧_∧
( ・∀・) ))
/つ( ̄`ヽO_ノ⌒ヽ さてと、そろそろ寝るか
ノ ) \ ))
(__丿\ヽ :: ノ:::: )
丿 ,:' ))
(( (___,,.;:-−''"´``'‐'
おまいらも、夜更かしするなよ
∧_∧
( ・∀・ )
/ _ノ⌒⌒⌒`〜、_
( ̄⊂人 //⌒ ノ ヽ)
⊂ニニニニニニニニニニニニニニ⊃
夜更かしって・・・
もう朝じゃないの。
>>886 そこら辺の話は、バックハウススレでさんざんがいしゅつ。
当時のバックハウスのせいで、ロシア系ピアニストが当時コスモポリタンになり
つつあったベルリン(だったかな)を視野に入れる際、演奏についてのあり方を
変えなければならなかったほどであった。
悪いが出典は過去ログ探ってくれ。
リヒテルって弾き方がうるさくてきらーい。
903 :
名無しの笛の踊り:03/05/18 13:16 ID:/4pPQUmf
>ロシア系のピアニストたちが今日注目されているのは
>至極当然とのことですが、
>私は、一時的なファッションでもあると考えています。
>ヴェデルニコフが注目されたのは、「リヒテル」の影響が大きい。
ソ連が崩壊してから、急な勢いで、
ロシアのピアニストが西欧に渡ったり、
西欧の業者がソ連の音源をリリースしたりしたから、
ロシアのピアニストが脚光びるようになったわけでしょう?
それまでは、リヒテルやギレリスばかりだったけど。
それを「ファッション」と言うのは、どうでしょうね?
あと、ヴェデルニコフが近年になって注目を集めたのは、
彼が最晩年になってドイツに渡ってドイツの聴衆に知られ、
そしてヴェデルニコフを慕うピアニスト(リヒテルだけでない)が、
西側に紹介したからだと思いますよ。
ほんとにいいピアニストは、残って行くでしょうし、
ヴェデルニコフはまさにそういうピアニストでしょう。
>>903 ちっ、まじめなレスかと思って読み始めたら。。。
ヴェデヲタの自慰レス読んじゃったよ(鬱
リヒテルとヴェデルニコフは、最初は仲良かったけど、
二人の友情は、その後決裂したらしいね。
「リヒテル」で読んだ。
ソ連崩壊前にも、ヴェデルニコフのLPは出てましたよ。
漏れは買わなかったけど。
ベートーヴェンのソナタ全曲の中で、技術的な意味で弾くことがもっとも難しい
曲って何番ですか?漏れはピアノ弾けないんで、素朴な疑問…
月光の第3楽章なんか難しいのでは。漏れもピアノ弾けないけど。
31番。
月光の3楽章は聴いた感じでは難しそうに思われるかもしれないけれど,
実はベートーヴェンのソナタの中では弾き易い方だ………
と思う。
>>906ですけど、「テレーゼ」の2楽章とか22番の2楽章とか、結構難しそうに聞こえるんすけど、
実際やっぱ難しいんですか?
難しいのは最後の4つか5つ。
月光やテレーゼは難しい方じゃないよ。
ハンマークラヴィアはどうでしょう?大抵は難曲として紹介されているように
思いますが、実際そんなに技術的に難しいんですか?
ステレオのバックハウスでのハンマークラヴィアが最高!
ハンマークラヴィアだったら、やはりソロモンかゼルキン、
だろうね。
ヴェデルニコフも素晴らしいが・・・
>>911 22番の2楽章は,やっぱり聴いた感じよりは簡単だと思う。
ちょっとしたパターンがあるから。ちなみに弾いてみたら
とても楽しい曲でした。
テレーゼは…ごめん,楽譜をなぞったことも無いので分からない。
>>913 29番ハンマークラヴィアの技術的な難度は28番より
ちょっとだけ易しいかも…??とは言っても,私にとっては
馬鹿みたいに難しい。でもこの曲で一番やっかいなのは,
なんと言っても長いこと。難しい曲を集中力を保って
長く長く弾くのはなんとも大変。ってか,弾けないっす。
そろそろヴェデルニコフ発売・・・
>>918 あれま。再発かい?なんで以前出たとき買わなかったの?不思議。
以前ヴェデルニコフの芸術が出た(らしい)時期にヴェデルニコフを知らなかった・・・。
でも今回はネイガウスらも聴けるってことでかなり期待。
921 :
nasa:03/05/19 23:13 ID:vJZbjMwD
ワルターギーゼキングのテンペストが大好きです。彼のテクニックとはどういったものがあるでしょうか?
>>921 ギーゼキングのテクニックの秘訣は、最小の筋力しか使わなかった、
指使いにある。だからこそ、あれほど透明感のあるトーンを
ピアノから引き出したのではないだろうか?
ベートーヴェンのソナタは32曲あるといいますが、
どのあたりから、ステージ曲として
認められているのですか?
最初の方の作品を、演奏会で弾くことがあるのですか?
ろくでもない質問で・・・smmsn・・・
>>924 やはり、3番あたりからではないだろうか?
3番を好んで演奏するピアニストとしては、
ペライアなんかがよく弾いてる。
3番というのは相当前だと思いますが・・・信じてもいいですか・・・?
信じてもいいよ。実際、そういったプログラムのリサイタル、
EUではけっこう多いよ。
そうですか・・・そしたら信じます。
でも、そうやって弾くものの、
ステーキとして扱うわけではないでしょ?
演奏会のステーキ。
せいぜいステーキの前の何か、わかりませんが、
はいはいちょっと弾きますよ、みたいなことではないですか?
前菜とかオードブルというのだよ。
いや、メインディッシュだね。
嘘だと思うなら、海外のピアノリサイタルの予定、検索してみろよ。
嘘じゃないとわかるから。
愉快な人・・・
はい。検索してみます。
そっか・・・そしたら、必ずしも
後ろに行くほど難しいというわけではないのですか?
いや、でも明らかに後ろの方が難しい・・・ですが。
934 :
名無しの笛の踊り:03/05/20 00:04 ID:UHDZSl+V
5月21日、ヴェデルニコフ再発売。
熱狂的な称賛が、全国のクラシック・ファンの間に
沸き立つことだろう。
来日を目前にして急逝したのは残念でならないが、
残された録音を聴いて故人の歴史的な偉業を偲ぶことにしよう。
>>933 あんまり解せないけど・・・ありがとうございます。
(だって単品・・・)
( ´,_ゝ`)プッ
>932
ごめん、漏れ
>>911なんですけど、その後の話の展開から
>>933の「例えば」に思わず
笑ってしまいました。スマソm(__)m
>917
ありがとうございます。そう、漏れピアノ弾けないんでその「パターン」っていうのが
よくわかんないんですが、弾ける友達とかにきくと、みんなその「パターン」っていうの
言われるんですよね…。
「テレーゼ」の2楽章は結構いろいろ聴くと、みな苦労して弾いてそうな雰囲気に聞こえる
んですけど、実際技術的に難しいのかな…って思ってました。
テレーゼの2楽章って、何かメロディが馬鹿っぽくない?w
ハンマークラヴィアより28番のほうが難易度は高い…。知らなかった。
28番ってそんな難しいんだ…
うー、ハンマークラヴィアは、アシュケナージの新しい方が好きなんだけど・・
少数派なんだろうね・・・
アシュケナージの演奏は悪くない。
但し、上には上がいる、それだけのことだ。
リピートの件蒸し返すようですが、これはLP、SP時代の収録時間とは関係ないですか。
つまり古い録音ほど収録時間の制約によりリピートを省略している場合が多いのではないかと。
>>942 関係あると考えるのが普通だと思う。
コスト的にも、再生するときの手間とその意味を考えても。
944 :
名無しの笛の踊り:03/05/21 19:43 ID:imp1WaLD
HMVへ行ったところ、ヴェデルニコフの特設コーナーが
設置されていました。
日本コロムビアの意気込みが伝わってきます。
HMVは2ちゃんを研究してるのか
担当者は見てるかもしれないね
医師○ではヒジョーにわかりにくい場所に出してありました(w
949 :
名無しの笛の踊り:03/05/24 00:09 ID:W04tDgqX
音楽評論家やらがバックハウスだなんだと騒いでいた時代に、
鉄のカーテンの向こうで、マスコミの喧騒とは無縁なところで、
ヴェデルニコフがこれだけの高みに到達した演奏を行い、
情報の限られたモスクワの聴衆がそれを聴いていたというのは、
皮肉な面もありますね。
どのへんが皮肉なのかよく判らん
漏れにはヴェデは晩年のバックハウスと同様に「何も考えてない」系の
演奏に聞こえるな。テクはしっかりしてるが。
ヴェデヲタって、彼の人生を演奏に投影して深読みしてるんじゃないのか。
マジかよ
953 :
名無しの笛の踊り:03/05/24 00:22 ID:W04tDgqX
>951
私はヴェデの人生を知る前から、ヴェデの演奏を知っていましたけどね。
それで、ファンになった。
リヒテルとの交友とかを知ったのは、その後。
ところで「考えている演奏」と「考えていない演奏」の違いについて
説明してください。
い な ) ( ヴェデルニコフが、やはり傑出した演奏だと思う。
っ に ) ( 音楽の流れとしてはむしろ淡々としているのだが、
て ) ( そこには確かに深い情念が息づいているのだ。
ん ) ( 悲劇的な体験は、奏者の達観によって、
だ ) ( もはや偉大な伝説となっているのだ。
゚ ノ \
.--――-、/´ , , , ヽ-―ー-----、ノ---―
ヽ ' ' _,,. _
_,, -''" て, ,、-''"´ `ヽ'-
,、-''゙ > ,/ ,,,...、......___, ヽ,
,. '゙ ,-rァ'^∀ 't'入,v ,イ^'ヽ ヽ ,i
〈 ,! ;’l, ¢ li \Yリ'"~ l-'y',゙i
i, γ| i, ヽ,_jっ, (゙l ンj、゚ー- j ,-、''ソ
i, > 'ノ / (`'''` `フくヽiノ-ァ、
Yヽノ ,/ ヽー''"':-'-ソ' i', t
ト-,、_,n, 〈 ,、、 `フ'7">~ヽn、i i
r'゙ー--‐ァヽ`ー` ξミ、ヽ_,、'´ヽ '/,--〈 ヽ,ト-:イ
/ i i ヽ ヾ i、 ,.、-Y^E三 ノ
ケi l _j ヽ,_,ッ'´ |`-'ー'^''''''´i
i L______i''" i ,i''"´ ̄ ̄`'i
956 :
名無しの笛の踊り:03/05/26 02:54 ID:8g8rQ17A
age
新スレタイトル
ベートーヴェンのピアノ・ソナタ鑑賞専用スレ Vol.2
>>957 ベートーヴェンのピアノ・ソナタ鑑賞専用スレ Op.2
の方が良くない?
グルダのデッカのハンマークラフィアは
若気の至り満載で痛々しい……ところが
妙に良かったりする。でもやっぱり
アマデオのがイイ!
ブレンデルのは「じじいのファックの方が
まだ気合が入っているぞ!」……。
962 :
山崎渉:03/05/28 12:53 ID:???
∧_∧
ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄〕
= ◎――◎ 山崎渉
963 :
名無しの笛の踊り:03/05/29 01:11 ID:LfQ2SVJr
>>963 たかっ。これ2,3年前に大阪のジュンク堂の自由価格本コーナーにあったよ。
確か3000円ぐらいで買った。
>>958 Op.2だけを1000まで語るスレにしましょう
ベトのOp.2はピアノ三重奏曲だったっけ?
>>966 マヂレスすると、ピアノ三重奏曲はop.1
op.2 はピアノソナタ。
op.3は?
>>968 それくらい自分で調べろ。漏れは知らん!
970 :
名無しの笛の踊り :03/05/29 17:21 ID:tLYpR9Sq
>>963 それボッタクリだよ。名曲解説全集全巻購読でタダでもらったもんだろう。
24+4巻で1冊あたり2500〜3000円位だから、全集より高いじゃねえか。
漏れも全集買ったから持ってるけど一度見たら充分。
知りたい人にだけこっそり。op.3は弦楽三重奏曲第1番。
>>963 とてつもなく悪質だね。
まあ高すぎるから入札者は出ないだろうけど。
>>970 漏れも全集買ったから持ってるけど一度見たら充分。
それなら売ってもらえませんか?5000円くらいなら出せますが・・・。
974 :
名無しの笛の踊り:03/05/30 23:45 ID:JFBj06ct
opelのベクトラのCMで流れている月光の第三楽章ですが、あのアレンジが気に入ってしまいました。
あのアレンジヴァージョンは手に入らないのでしょうか?
>>963にコメントが加わってるね。微妙な時間帯だ・・・
>>975 そうだね。そもそも「価値がまったく分かりません」と言いながら、
開始価格を15万に設定するかな、普通、というのもあるし。お宝鑑
定団のノリなのかもしれないが。