史上最大級の駄作→英雄の生涯
3 :
名無しの笛の踊り:02/08/22 00:59 ID:1rVjxZvW
重要度は「オペラ6割、管弦楽3割、その他1割」かな。
>>3 おおむね同意。
少なくとも「最高傑作を三つ」ってことになったら、
全部オペラになるだろうね。
5 :
4:02/08/22 01:02 ID:???
あ、「四つの最後の歌」は別格ね。
エレクトラは最高ですな。
私はこれが彼の最高傑作だと思う。
7 :
名無しの笛の踊り:02/08/22 01:06 ID:6Fj5XCHL
長いだけでヒマなシュトラウスのオペラなんぞプププ
40年前なら日本人には物珍しかったろうがな。
意味のある作品は「死と変容」「ドン・キホーテ」あとはピアノ伴奏の
歌曲群。
最高傑作三つだと、漏れもエレクトラは入る。
あとは、「四つの最後の歌」と、もう一つ…迷うな。
ありきたりだけどアリアドネか影のない女かな。
日本ではマーラーと較べると人気の差は歴然としているけど、
それは「ドンファン」とか「ティル〜」だけ聴いて止めにしてる人が
多いからでないの?せめて「四つの最後の歌」ぐらいは聴いて欲しいと思う。
>>9 わからない人にはわからないから、無理に勧める必要はないよ。
私は「町人貴族」が好きだなあ。
\ ドンファン /
4つの \_ | _/
最後の歌 彡彡彡
ミミミミ 英雄の生涯
ミミミミ / ̄ ̄ ̄ ̄
ノ σ ヽ エレクトラ
/ / ゚ヽ ̄ ̄ ̄ ̄
サロメ / //\\ \
 ̄ ̄ ̄ ̄ ( ( ティル ) ── アルプス交
\ \\// /
` \/ '
\ *──メタモルフォーゼ
\_____/\_____/
最高傑作となると、やっぱり薔薇の騎士は外せない。至福の3時間。
>>12 まあまあ。そういう表現もやめましょ。
やっぱオペラ派が多いねー。
漏れアマオケ奏者だけど、周囲に管弦楽曲しか知らない人多すぎ。
15 :
:02/08/22 02:41 ID:???
ケンペの「英雄の生涯」単品で出たんですが、買いですか?
16 :
名無しの笛の踊り:02/08/22 02:44 ID:dbEfUKrm
何気にウイーン市祝典曲は名作だと思う
あとはアルペン最初に聞いたときは感動した
ラヴェルやドビュッシーよりも絵画的だと思った
(情景が浮かんでくるという意味で)
4つの最後の歌って、いい曲には違いない
けど、別格とまでいうべきなのだろうか、
ちょっと疑問。
しみじみとした諦観はシュトラウスには
珍しくて、そういうところが日本人好み
なのは分かるけど。(かくいう私もこういう
のにはホロリとさせられる)
四つの最後の歌、死ぬまでに一度でいいから、
三曲めのヴァイオリンソロを弾きたい。
がんがって弾け!
20 :
名無しの笛の踊り:02/08/22 14:19 ID:TrU3/GO7
最高傑作は「ティル」だ!
隠れた分野では室内楽もある。
有名な「メタモルフォーゼン」のほかにも
若い頃のヴァイオリンソナタ、チェロソナタ、ピアノ
四重奏曲がいずれも名曲とのこと。
「ティル〜」は作曲家本人が非常に好んでいたみたいだね。
一体自作自演は何種類あるんだ?
ティルはフルヴェン
20代は大嫌いだったけど、30すぎてこの人の良さがよく判るようになった。
いまでは、マーラーよりずっと好き。
アルプス交響曲の名演はケンペできまりですか?
ラッパのはずしがいたいが。
「カプリッチョ」はどう?
>>26 序曲はきれいですね。晩年の優美、簡素な
スタイルで、これから再評価されるのでは?
サロネン指揮のCDで聴いています。
カップリングが『メタモルフォーゼン』、
『クラリネット、ファゴット、ハープと
弦楽のためのデュエット・コンチェル
ティーノ』、晩年作品を集めてます。
28 :
名無しの笛の踊り:02/08/22 17:36 ID:dzFGj0mU
カイルベルトの「平和の日」のライヴがあるのを初めて知った。
聴いてみたい・・・
シュトラウスもマーラーみたいに風貌に特徴があったらもっと流行るだろう。
ただのおっさんみたいな顔してるからな。
釣具屋のオヤジ
「アルプス交響曲」が一番好きです。
生で聴いたこともありますが,管弦楽法が本当に素晴らしい。
作曲家自身がこの曲で初めて管弦楽法の極意を悟ったと語っているのもうなずける感じがします。
山を登って降りる,一見ただそれだけだが,人生そのものを語っている感じがします。
自分はオペラは苦手です。
クライバー指揮の「ばらの騎士」をテレビで見て,「困奈物見寺劣化!」と,
すぐ見るのをやめてしまったくらいですから,よほど不向きなのでしょう。
「常動曲」が(・∀・)イイ!
「エレクトラ」のお薦めは?
ミトプー盤が有名だけど音質とかはどんな感じですか?
>>24 わかる、わかるよ〜
オイラも20代の頃は(゚Д゚)ハァ? だったが、30代になってTVでカラヤンの「ドンファン」聴いて
(・∀・)イイ!!って思えるようになりますた。
>>35 ショルティ盤。
音あんま良くないが・・・
カプリッチョの六重奏曲好き。
メタモルフォーゼン大好き。
>>35 ミトプー盤は何種類かあるけど、ザルツブルグのライヴ(Orfeo)が
演奏、音質共に頭一つ抜けているかと思われ。
ショルティ盤は、う〜ん、ステレオであることと
表題役のニルソンの価値以外はあまり…
マゼールあたりが録音してくれないかなあ。
41 :
名無しの笛の踊り:02/08/23 00:51 ID:tgYARv9q
ホルン協奏曲もいいよ
42 :
35:02/08/23 00:57 ID:???
ミトプー買ってみようかな。ショルティは迷う。
エレクトラはまだベームのLDでしか聴いたことないもんで。
(これは演出が凄かった。それとヴァルナイがいろんな意味で凄かった。)
他にはクライバー/コヴェントガーデンとかも聴いてみたい。手に入ればだが。
44 :
39:02/08/23 01:17 ID:???
>>42 しかし、Orfeo盤だけ値段が高いという罠。
確かOpera d'oroでも同じ演奏が出ててそっちの方が安いけど、音質は落ちる。
まあ財布と相談してくれ。個人的には高くてもそれ以上の価値があると思われ。
ベーム盤はDVD買ったけど、確かに映像が入ると迫力が違うな。
クライバー盤はかなり音質悪し。期待して聴くとガカーリするかもしれん。
演奏そのものは流石だけど。
>>42>>44 エレクトラ、ベームの映像はいくらなんでもテンポが遅すぎ。
42さんがいうようにヴァルナイがすごいけど。
ベームのなら65年のライヴがいいよ。
あと、映像ならアバドのがよくまとまってる。DVD化早くしてくれ〜。
>>32 ばらの騎士はオペラ初めての人には不向き。サロメとかエレクトラからにしてみたら?
>>39 マゼールは96年頃ののザルツブルクで振ったね。
一部CD化されてる。いずれ全曲が出てくるんじゃないかな。
ベーレンスとリザネクが凄かった。
クレメンス・クラウスの一連の演奏はどうよ
ケンペの一連の演奏はどうよ?
クラウスやケンペって意外にオペラは残してないよね?
特にクラウスは作曲者の信頼を得てたのに。
50 :
2チャンねるで超有名サイト:02/08/23 09:57 ID:j0gxlSx9
51 :
名無しの笛の踊り:02/08/23 10:03 ID:+cTtjadk
夏は夜。
秋は夕暮れ。
シュトラウスはオペラ。
「ツァラトゥストラ」って、今ではあまり
人気ないのかな?昔は7つの交響詩の最高峰
という評価もあったのにね。
中身のない描写音楽ばっかしの作曲家だな。
賭け事に夢中で、
彼の作品は、そのほとんどが低次元の遊びに堕落している。
第二次大戦中の行動も、ナチスに協力するなど、
人間的に問題の多い人物。
こいつの作品は退屈で聴いていられない。
>>53 描写音楽という言葉にとらわれて、ちゃんと
音楽を聴いていないことがみえみえ。
こういう音楽を楽しめないとは可哀相なお人。
ということで53はもう発言することはないと思います。
つーか、わざわざ書き込むんじゃね〜よ、ヴォケ!
56 :
名無しの笛の踊り:02/08/23 11:23 ID:+cTtjadk
>>54>>55 煽りに反応するのも同次元だよー。放置しましょ。
ところで、アマオケ関係ではこの人のことを「リヒァルト」って
略称するのが常識になってる感あり。どうも馴染めない。
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>>56 弁解というわけではないけど、53氏みたいな
シュトラウス評価というのは昔からあったのを
思い出したので、ついつい突っ込んでしまった
のですよ。
日本でいえば作曲家の諸井三郎さん(知ってる?)
が、百科事典の記述で同じようなことを書いてます。
諸井さんの弟子の柴田南雄さんとか、あるいは
吉田秀和さんの世代では、そこのところはぐっと
柔軟になっています。(爺ばかりだしてごめん)
「シュトラウスの音楽は単なる描写音楽ではなく
絶対音楽としての構成も完璧である。それに、
音楽の愉しみ方は、ベートーヴェンみたいな精神的
なものばかりではない」というのは、柴田さんの
主張のパクリです。ついでにいうと、ここにはフルト
ヴェングラー流のベートーヴェン理解に対する批判も
こめられていますが。
「リヒャルト」と略するのは、ヨハンやヨゼフと
区別するという程度では?
四つの最後の歌なんて、あれが戦後の廃墟の中から生まれた
ということを考えると時代錯誤、現実逃避も甚だしいわけだが
それがまたいいんだよね。
現実とのせめぎあいで崩壊寸前の人工美といった危うさがあると思う。
そういうのが大層魅力的に感じられるのだが。
そういえば柴田南雄さんが
シェーンベルク→バッハ
R.シュトラウス→テレマン
という例えをしてたな。
61 :
名無しの笛の踊り:02/08/23 22:40 ID:eI9kYMHV
4つの最後の歌だなぁ。
第4曲で、日が沈む直前の数分間、空全体が金色に輝くみたいな冒頭から、
透き通った深い蒼の中に全ての景色沈んでいく中、戯れながら闇に溶けてゆく
小鳥は作曲者の魂か。
>「リヒャルト」と略するのは、ヨハンやヨゼフと区別するという程度では?
馬鹿、58は「リヒァルト」つってんだろが(w
しかし誰もが「精神性が希薄」と感じることもまた間違いない。
精神性が希薄な漏れにちょうどいいのかも。
4つの最後の歌、感動だ…。
なにげにシュトラウスへの悪口はカラヤンへのそれと共通する部分が
なにげにシュトラウスへの悪口はカルロス(略
68 :
32:02/08/24 11:40 ID:???
>>64 >しかし誰もが「精神性が希薄」と感じることもまた間違いない。
傲慢ですな。私は「精神性が希薄だとは思いません。
私がそう思う根拠は,例えば,リヒャルトの交響詩は,終わり方がさびしいものがなんとも多いということ。
「ドン・ファン」は,主人公が敗れて盛り下がって終わり。
「ティル」は,主人公が死んで,しかし,「これはお話です」ということで,ジャン!と終わる。
「死と変容」は、主人公が昇天して終わる。
「ツァラ」は,謎めいて静かに終わる。
「アルプス」も,たそがれて終わる。
リヒャルトは,若い頃病弱で何度も死にかかったらしい。
彼にとって死はとても身近なものだったのだろう。
マーラーのように,死へのおそれや絶望感をはげしく歌い上げれば「精神性が濃厚」,
リヒャルトのように,少し引いて表現すれば「精神性が希薄」,というのは,
いささか浅薄な見方ではなかろうか。
「4つの最後の歌」の意味も,この脈絡で考えると,また見え方が違ってくるのでは。
>>45 ありがとうございます。そういえば私も「サロメ」と「エレクトラ」はテレビで観て,非常に感銘を受けたのでした。
単なる描写音楽ごときで満足できる輩がうらやましいね。
シュトラウスにはマーラーのような切迫した苦悩が感じられない。
そういうところが現代の聴衆に受け入れられない所以だろう。
シュトラウスの音楽が概して退屈であることも同意。
昔のカラヤンのLP裏解説にも書いてあったな。
70 :
68:02/08/24 11:52 ID:???
>>69 いいタイミングで並んだものですな(笑)
「昔のカラヤンのLP裏解説」などという古い時代の見方をいつまでも信じていてはどうかと思います。
作曲技法なんかでも、マーラーなんかとはちがって、後世の作曲家に与えた
理論的影響もほとんどないよね。まあ凡庸な後期ロマン派の一人ってことかねえ。
作曲家としては、レーガー、ヒンデミットやフルトベングラーwなんかの先輩格なのかな。
72 :
68:02/08/24 12:00 ID:???
68に付け足し,
「英雄の生涯」も,前半の活劇調の痛快さに対して,後半の苦々しさはどうだろう。
そこにもっと深い意味を汲み取るのがよいと思われ。
ちなみに,作曲者自作自演の「英雄の生涯」を聴いたとき驚いたことは,
「俺様は英雄だ」と,えらぶっているところが全然感じられなくて,
むしろ「みんなが英雄なんだよ」という,非常に健康的な,芸術科の魂が感じられたことでした。
73 :
68:02/08/24 12:07 ID:tAoz9gCN
>>71 >作曲技法なんかでも、マーラーなんかとはちがって、後世の作曲家に与えた
理論的影響もほとんどないよね。まあ凡庸な後期ロマン派の一人ってことかねえ。
ちなみに私は,作曲技法で後世に大きな影響を与えたシェーンベルクの作品を非常に愛し,
CDも何百枚も持っている人間ですが,シュトラウスのよさというものを近年ますます感じるようになっております。
蛇足ですが,グールドも,シェーンベルクに負けないくらい,リヒャルトシュトラウスを愛していました。
多くの人の意見を聞きたいのでageて見ます。
Rシュトラウスには弟子がいなかったからなあ・・・・
マーラーにはシェーンベルクとかいたんだが・・
シュト爺は子孫にも嫌われててね、
読響で十何年か前に「日本祝典曲」をやったとき、
息子の嫁さんが関係者として日本に招待されたんだが、
全然嬉しそうじゃなかったって話を聞いたね。
孫なんかはロクな思い出がないので爺さん思い出したくないそうだ。
76 :
68:02/08/24 12:18 ID:tAoz9gCN
>>75 そのエピソードが実話だとして,「家庭交響曲」を作曲した人がそのようになっているということも,
作曲者その人を理解する上で参考になると思われ。
うっうっ,リヒャルトかわいそう〜
精神性がどうのこうの言ってる連中はコーホーに毒されてるとしか思えんな。
78 :
68:02/08/24 12:23 ID:tAoz9gCN
ちなみにシェーンベルクの子孫たちは,シェーンベルクのことを非常に誇りに思っており,
ロサンゼルスに住んでいる孫も,HPの中で,祖父を誇りに思っていると書いている。
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>79
いい加減にせよアホ、とは思うもののうまいことはうまい。
マーラーはシュトラウスの遊びの境地に達する前に死んでしまったからなあ。
シュトラウスは既に「エレクトラ」を書き終えた段階で、
自発的に表現主義という方向を捨てたのだから。
auの障害
84 :
名無しの笛の踊り:02/08/24 16:41 ID:263gYimR
Ihr musst unbedingt "Ariadne auf Naxos" und "Die Frau ohne Schatten" hoeren!
シ ュ ト ラ ウ ス ヲ タ 必 死 だ な
86 :
79:02/08/24 16:52 ID:???
>83
そうか。涙がなかなかうまいと思ったのだが。
メタモルフォーゼンや4つの最後の歌に引っかけてんのかと思った。
たしか、この人の息子さんの嫁さんはユダヤ人だったと思う。
シュトラウスはワーグナーとならんでユダヤ社会から忌み嫌われている
作曲家なんだな。ユダヤ人は母系社会なので、嫁さんの産んだ子供は
全員「ユダヤ人」。それで一族全体の嫌われ者になったとかいう話だ。
ユダヤ人指揮者だと、バーンスタインやインバルはシュトラウスを
あまり評価していないし、振っていない。
プレヴィンやバレンボイムは積極的にとり上げているけどね。
インバルって録音ないんだっけ。意外だな。
バーンスタインがウィーン国立歌劇場で「ばらの騎士」を
振って大好評だったのはよく知られた話だが
インバルはスイスロマンドと何枚か録音してるのでは??
初心者です。「アリアドネ」のお薦め盤を教えてください。
インバルはインタビューで「シュトラウスは若いころは振ったこともあるけど、
マーラーに比べると中身がない音楽で、いまはやる気がしない」などと
なかなか刺激的な発言をしていたね。
バーンスタインのシュトラウスはCDやLDでは聴いたことがない。面白そうだけどな。
バーンスタインのデビューって、ワルターの代役で「ドンキホーテ」を振ったのがきっかけだったかしら。
このスレ水葬がうようよ。
>>18 俺が先だ!!(いや当分無いか...)
95 :
名無しの笛の踊り:02/08/24 23:35 ID:kZt+Fegs
>>91 初心者にはレヴァイン指揮メトの映像がお勧め。芸達者が多くてとにかく楽しい。
96 :
名無しの笛の踊り:02/08/24 23:37 ID:kZt+Fegs
なかなかいい感じに進行してるね…。
ただ、住人が以前のシュトラウス関連のスレとかなり重複してる気がする。
おれもその一人だけど。
ダフネ萎え
何回聴いても分からん
まだカプリッチョの方が萌え
>>93 >バーンスタインのデビューって、ワルターの代役で「ドンキホーテ」を振ったのがきっかけだったかしら。
それ、今度CDが出るそうだよ。レコード芸術9月号の広告を見れ!
>>91 シノポリ盤が最高。
とにかく歌手の豪華さでは空前絶後だろう。
これ以上のキャストは実演はもちろん録音でもまずあり得ない。
>>99 > それ、今度CDが出るそうだよ。
いや、ずっと前から出てたのだが、日本のshopへの入荷が今度初、つーことだ。
102 :
95:02/08/25 06:15 ID:UFf8k2T/
アリアドネ、シノーポリもいいけど、歌手の豪華でいうとケンペの印象が強いなー。
>>100 去年のザルツブルクも同じくらい良かったよ、歌手。
104 :
名無しの笛の踊り:02/08/25 08:21 ID:jF8j1qg8
「四つの最後の歌」を日本人的な「無常」でとらえる一般風潮はいかがなものか。
ヨーロッパ人(ことに老人)や吉田秀和と同じような賛美を呈しても、
その実、同床異夢ということも多分にある。
105 :
名無しの笛の踊り:02/08/25 08:51 ID:U9m/3qGa
>>104 「「四つの最後の歌」を日本人的な「無常」でとらえる一般風潮」があるとは存じませんでした。
むしろ「諦念」「諦観」としてとらえるほうが一般的かと思っていました。
それと,文脈からは,「ヨーロッパの老人も「四つの最後の歌」を日本人的な「無常」でとらえている」かのように読めてしまうのですが,なんぼなんでも変ですよね。
ヨーロッパの老人たちと吉田秀和氏は同床同夢の間柄,ですか?
106 :
名無しの笛の踊り:02/08/25 10:19 ID:FKWCXHLl
諦念・諦観ちゅうても、どっかしら無常とごちゃ混ぜにしている通念、
ってーのはあると思う。
「あはれ」の感覚(観念ではないよ)の染み付いた日本人が諦観・諦念と言ったって、
ドイツ観念論とその崩壊の歴史の上に立つヨーロッパ人とは根本認識が違うもの。
吉田秀和は「四つの最後の歌」を偏愛しているけど、彼は日本人性の上に立ちつつ
ヨーロッパ的感覚・思考で音楽を捉えようとしてきたよね。
むろんその正否は別として。
しかもシュトラウスと吉田秀和は同時代を共有もしている。
そうした時代と切り離して、新たなシュトラウス論が立ち上がりつつはあるけれども、
戦後という時代をいわば無視した個人回帰の「四つの最後の歌」は、
どれほど切なく美しくとも手放しで賛美はできない感じがする。
その美しさを讃える日本人の言説の多くに、
諦念・諦観と言いつつ「無常」を語る錯誤があるように思われるからね。
107 :
自慢!:02/08/25 10:23 ID:???
俺は吉田秀和のチンポを見たことがあるぞ!
@東京文化会館WC「影のない女」日本初演。
108 :
高2生:02/08/25 11:52 ID:BAu5zksO
メタモルフォーゼン,今まで聴いてきた中で2番目に好きな曲です。
>>107 詳細きぼーん。
でもあれは東京ではNHKホールだったと記憶してるが。
110 :
109:02/08/25 23:14 ID:???
あっ、勘違い。市川猿之助のプレミエと間違えた。
ハンブルクの、ジョーンズとかリザネクが出たやつかな。
>>103 ザルツブルグの奴はしかし演出(とくに第2幕)が・・・・・
まあ萌える人もいるだろうけど。
>>107 連れションされましたか(w
ヴァントや朝比奈、昔ではフルトヴェングラーなど、精神性の高い演奏をする指揮者は
リヒャルト・シュトラウスはあまり演奏しないね。フルヴェンはドン・ファン、ティル、家庭は
やってるけど、他はほとんど無視だし。
>>112 ワラタ
そろそろ「ばらの騎士」の話をしたいんだが・・・
スレの初めは皆さんあえて有名どころは避けてるみたいなんで。
フルヴェンは精神性が○い人だから同じ!作曲家としてライバル視してたんでしょう。
出た、「精神性」!!(ププ
精神性以前の問題として、構成力がまったくない。
推移部ばかりつなぎ合わせたような音楽。だからこそ
専門家でもオペラは高く評価するのだろうが。
117 :
名無しの笛の踊り:02/08/26 20:51 ID:X4qO1N5l
アルプス交響曲マンセー
>>114フルヴェンはこの大作曲家をつかまえて「あの男S]とホザイテいたらしい。
なんて野漏自大なヤシだ・・・
>>118 確かフルヴェンの運転する車に同乗して交通事故に遭ったこともある。
フルヴェンもシュトラウスも所詮ヒトラーの犬。
バレンボイムというバカがこいつらの曲をシカゴで得意になって
振り回してるのは、戦後まもなくアメリカに集っていた大家たちの
良心を冒涜する行為だ。
カラヤンのデジタル録音の「ばらの騎士」って良くないの?
>野漏自大
アホ丸だしの文章なんでマジで間違えてるとしか思えン(w
朝比奈さんの得意曲、アルプス交響曲
精神性の高い演奏をされる朝比奈先生は、R・シュトラウスの作品中でもとりわけ
「精神性がない」と評価されることの多いアルプス交響曲が大好きで、何かお祝いの
ときには決まってこの曲を演奏してましたね。
出た、「精神性」!!(ププ
どう考えても漏れを含めた2チャネラーの99%が
シュトラウスの精神性を云々する立場にいないと思われるのだが。
爆笑!
シュトラウスの退廃趣味もフルヴェンの過剰ロマン主義も根は精神性の欠如
という点で同じ。ドイツ教養主義を盲信してただけの朝比奈に精神性など
もとよりない。
現代において真の精神性を持った指揮者、クラウディオ・アッバードが
たまにシュトラウスを採り上げるとしても、それは彼がニューイヤーズ
コンサートの指揮台に立ってヨハンの方のシュトラウスをやるのと
同じ話である。よほどの堅物以外は娯楽音楽も否定はしないのだ。
129 :
:02/08/27 00:32 ID:???
>>128 >現代において真の精神性を持った指揮者、クラウディオ・アッバード
このスレの中で、もっともアホか、と思った発言だな。
せっかく前段でまともそうなことをいっていたのに、単に「精神性」
の意味を理解していないだけの厨房であることが暴露されちゃってるよ。
130 :
名無しの笛の踊り:02/08/27 01:05 ID:gu4YKfij
そりゃネタに何とやらってやつじゃないか。
って俺のことか。
なんか
>>112のレスは昔の自分を見ているような気がする。
あの頃はだいぶ音楽の許容範囲が狭かったなあ。
これは勝手な予断だけれど、シュトラウス好きの人って
クラシック聴き初めの頃に交響詩なんかを聴いて、それから
ずっと離れていて、再びシュトラウスに戻ってきたという人が多くないですか?
132 :
109:02/08/27 01:44 ID:???
おれは、シュトラウス(交響詩)→他の作曲家→シュトラウス(オペラ)。
シュトラウス自身も、交響詩作家からオペラ作家へと発展した。
あと、精神性が希薄=芸術性が低い って図式は安易すぎる。別に希薄でもいいじゃない。
そもそも精神性って何かって、
結局のところ個々人の思い込みでしかないからなあ。
どんな指揮者でも、「ここでは精神性を出してください」
なんて指示しているとは思いがたいしな。
134 :
名無しの笛の踊り:02/08/27 02:08 ID:iqvOafqu
ウイーン市祝典曲がいい
演奏はPJBEで。
リヒャルトの作品が「精神性が低い」という人は,
では,誰の作品のどんなところに「精神性の高さ」を感じるのか,書いてほしいね。
(きっとそれを読んだら苦笑することだろう)
「アルプス交響曲」は「精神性がない」(!)といわれているのか?まじかよ。
たかが登山(登山が好きな人,ごめん)を,あれほど生きる喜びに溢れる表現で描いているんだぜ。
「なんと深い精神性だ!」と,僕などは感動するのだが。
そもそも精神性などという曖昧な言葉を音楽評論に持込んだばかりか
広めてしまったのが問題といえよう
精神性=大和魂だよ。
だからニポン国の為に作曲したシュトラウスは精神性が高い
トイエヨー
精神性がものすごく高い作曲家
バッハ ベートーヴェン バルトーク
精神性がかなり高い作曲家
ヴァーグナー モーツァルト シューマン ブラームス
シェーンベルク ベルク ブルックナー ドビュッシー
精神性が普通な作曲家
ハイドン ヴェルディ ムソルグスキー マーラー
精神性がちょっと低い作曲家
ストラヴィンスキー
精神性がかなり低い作曲家
ロッシーニ プッチーニ チャイコフスキー ドヴォルザーク ショパン
ラヴェル
精神性ががかけらもない作曲家
R.シュトラウス R.=コルサコフ スッベ ワイトトフェル
シュトラウスファミリー ヴォルフフェラーリ
モーツァルトは「ちょっと低い」
ウェーベルン「ものすごく高い」
としてほしい。
140 :
追加:02/08/27 10:14 ID:???
精神性が普通な作曲家
茅 蔵人 ガブリエル・フォーレ
モーツァルトの精神性などウンコレベルだろ。25番シンフォニーとか
20番コンチェルトは疾風怒濤様式のウンコ的模倣に過ぎない。
晩年の数作品だけ異様に精神性が高いのはサリエリが代筆したからだ
一般的に精神性が高いとみなされているヴァントはRシュトラウス演奏したの?
ヴァントのRシュトラウスの評価はどうだったの?
>>142 青裏で四つの最後の歌、ホルン協奏曲第1番があるYO
予想通りというか、「四つの〜」は終始早めのテンポで
陶酔とは無縁の演奏だった。
作曲家の精神性は、曲の芸術性(普遍性)に反比例する、ってのはダメ?
おいおい、うんこヴァントごときが演奏しようがしまいが、そんなこと
R.シュトラウスの作品の価値には何の関係もないぞ!(w >142
まあ精神性云々は別スレで議論することにして
マターリ語りましょうや。
ヴァントが振らなかったのはシュトラの作品に欠けているものが
何であるかをわかっていたからだよ。
ヴァントは精神性が深いもの以外は振らないからね。
シュトラウスの精神性の薄弱性wをごまかすために
別スレ立てて誘導するのはよくない象。
>>148 「精神性がちょっと低い」ストラヴィンスキー
や「精神性がかなり低い」チャイコフスキーも
好んで振ってますが何か?
それは年齢のせいにして誤魔化してたけどオペラが全くダメなのが判るから。
正直、N響の指揮者には一番その実力、スタイルとも向いていたのに・・
ヴァント、日本に帰化できずに残念だったね。
>>150 ストラヴィンスキーやチャイコフスキーの精神性の方が
シュトラウスよりずっと高いからであるといえよう。
悲愴は精神的指揮者フルベンのお気に入りでもあったし。
そういや、フルヴェンってR.シュトラウスのオペラ指揮したんですか?
あんまり想像できませんが。ワーグナーはやってますが。。。
凡百の「精神性」なるものを一挙に打ち破る「官能性」ってのもあるの。
>>138 ねーねー。
「ワイトトフェル」って誰??
156 :
135:02/08/27 21:56 ID:???
ヴォルフフェラーリの「室内交響曲」って聴いたことあります?
マルコ・ポーロからただ同然の値段で売られているのですが,とってもいい曲!
まあ,
>>138は書いた人自身がネタだといっているのでムキになることも無いけれど,
ベートーヴェンの後期の四重奏曲とかを神棚に祭り上げて,ロマン派の作曲家をみんなこき下ろす,
コリン・ウィルソンのような批評家は,僕は大嫌いですね。
ねーねー。
「ワイトトフェル」って誰??
>>158 んー、お父さんのな、ま、昔の恋人だった、と言っておこうか…
161 :
名無しの笛の踊り:02/08/28 07:45 ID:63My8upE
「精神性」なんて実体のない言葉を持ち出すと荒れるね。
仕方ないことかもしれない。
ただ、「精神性」が音楽としての価値の高さの基準、
みたいな思い込みが前提の書き込みが多いのには驚いた。
>>161 でも、「精神性」ネタのおかげで、このスレ
何とかもってた感じじゃない?
(そのわりには隔離スレのほうは、マジスレ
としてもネタスレとしても低調だね。盛り上げ
てやろうと思って、精神性の皆無な演奏家を
ふざけて列挙してみたけど。意外とマジメな
人が多いね。)
かつては、独墺の1860年代組の中では、
一人勝ちだったけど、あとからマーラーが
割り込んできて、相対的にウェイトが下が
った感じはあるね。
あと、このひとの本領であるオペラについて
は、日本ではまだまだこれからという感じ
じゃないかな。
日本でシュトラウスのオペラが開花なんて100年経っても無理だろう。
聴き手はいてもやり手がいない。
でも、『4部作』をやるご時世だから、
シュトラウスだって近い将来には、と
思うのは楽観的すぎる?
シュトラウスのオペラって南海だからね。前にも書いてあるが
初心者がばらの騎士聴きに行くような無謀行為をさせないことが
肝要だ。
166 :
名無しの笛の踊り:02/08/28 15:36 ID:63My8upE
>>163 というか、100年後にシュトラウスのオペラがどう評価されてるか…。
案外「無口な女」あたりが一番メジャーだったりして。
正直、CDでカラヤンゴールドのと普通のバージョン、聞き分けられますか?
そんな違う?
私はゴールドしかきいたことないんだが。
あ、アルペンを、ね。
>>164 う〜ん・・・・
今、新国立劇場のレパートリーに入ってるのは、「アラベッラ」と「サロメ」だけだっけ?
170 :
166:02/08/29 08:51 ID:y70o1SVM
ハハハ、確かにおれはクラシックなんか聞く酔狂なバカ。
でも、「無口な女」なかなかいいオペラだと思うよ。
>>169 今秋「アリアドネ」が加わるね。オケは選りすぐりが出演らしい。
「四つの最後の歌」の名盤教えてください。
>>166さんナイス。粘着は放置しましょう。
173 :
名無しの笛の踊り:02/08/29 16:58 ID:YC5OMlyo
キリ・テ・カナワとショルティ(ウィーン
フィル)というのがなかなか良かった。
シュヴァルツコップとセルはもっと渋好み。
発音もドイツ語らしいし、内省的な感じは
こっちが上かな。全盛期の声じゃない感じ
はあるけど。
↑この曲は霧手金輪のような土人の血が混じっているヤシに表現できんよ。
実際オマエラ黄色いサルにも聴いて欲しくはないんだけどね。
R・シュトラウスのオペラでは「影のない女」が一番好きだが、そういうやつは
いないのか?録音ではカイルベルト盤が最高。DGは早く再発せんかい。
シュトラウスのオペラと言えば「こうもり」だろう
来年、デュトワ/N響で「エレクトラ」やるね。
>>181 その頃、ウワサを裏切ってデュトワが留任してたら、ですね。
Friedenstag っておもしろいか?
>>182 馬鹿かお前は。退任するにしても、2002〜3シーズンが終わる来年の
6月以降に決まってるだろうが。
4つの最後の1曲目、シュヴァルツコップ/セル盤は、
声が出ないので半音低くしている。それが嫌。
186 :
名無しの笛の踊り:02/08/30 00:07 ID:9baaQHRQ
シュトラウスの自作以外の指揮では何が好き?
無論、残っている録音で
187 :
名無しの笛の踊り:02/08/30 00:59 ID:eOqVvFnv
ショルティ
ショルティ死んだ直後に英ABC制作の番組がNHKでやってたんだが
あれはショルティのリヒャルトへの思い入れとか結構あって面白かった
188 :
166:02/08/30 01:03 ID:2geMYpnB
>>172 サンクス。四つの最後の歌か…。ギネス・ジョーンズのが一番好きだけどね。
思いっきり好悪分かれそう。
>「四つの最後の歌」
ジェシー・ノーマンのCDがまさに絶唱なんだがオケがマズアでがっかり(w
せめてハイティンクなら名盤になってたのに。
今日、カルロス・クライバーの「薔薇の騎士」(73年)を買ってきた。
予想していたほど音質は悪くなくて安心した。
ところで、このCDはゴールデンメロドラムから出ているが、果たしてこれは
正規盤と言えるのだろうか。権利関係の事は良く知らないけど
クライバー本人から許可を得ているとはとても思えないのだが・・・
191 :
名無しの笛の踊り:02/08/30 17:20 ID:fIHgQ0x6
ゴールデンメロドラムは海賊盤です。HPまで持ってるけど。
四つの最後の歌 テンシュテット&ポップのがお気に入りだす
>>191 一体どこから音源入手しているのかな。
クナのばらの騎士なんて正規のRCA盤とは
比較にならないぐらい音質が良かったりするし。
保守
196 :
名無しの笛の踊り :02/09/01 22:36 ID:pz4sFLB/
ベルリン・オリンピックのテーマ曲っていい?
>>175 禿胴。漏れもFROSCH(かえるじゃないよ)が一番好き。
カイルベルト盤は豪華キャストで好きなんだけど、カットの多さが難点。
せめてベーム盤レベルのカットであったなら天下の名盤だろうにね。LPと
CD輸入盤を持っているけど、これを再発しないのはホント不思議。
ショルティのザルツブルグの映像がDVDで出たね。バイエルンの市川猿之助
演出も再放送されないかな。あと、ドレスデンのシノーポリのライブは映像
も残っているらしい。今回の災害救済基金のためとして多少高額でもいいから
DVDなりで発売しないかな。ウィーンでみたカーセン演出は秀逸だった。
198 :
名無しの笛の踊り:02/09/02 18:59 ID:DC94A+hG
>>197 なかなか博識な方とお見受けする。
でもFroschというオペラにちょっと疑問を持ってる漏れ。
どう思います?
まずテーマが実は陳腐な気がする。
散文の原作読んだけど、こちらもそれほどたいした内容じゃなかった。
以前は「難解」とか言われてたけど、実は何もないのでは…。
それに、音楽的にもカットなしでは退屈だし。
(美しい箇所が数箇所あるのは認めるけど)
カーセンの演出は良かったらしいね。信頼すべき筋が激賞してた。
同じホーフマンスタールでも、エレクトラ、アリアドネあたりは最高です。
200 :
名無しの笛の踊り:02/09/03 10:26 ID:tRFpmDLs
>>174 シュトラウスの歌曲自体、『純独逸的』
とはいえない。声の扱いでは伊太利亜の
ベルカント、ハーモニーの面では仏蘭西
の印象派の影響が入り込んでいると指摘
されている。
文学性を多少犠牲にしても、声の美しさ
を最大限に生かすスタイルだから、独逸
人でなきゃ、ということはないのでは?
201 :
198:02/09/03 11:03 ID:W+0SOu9H
>>200 なるほど。でもあれにマジレスしなくていいでしょ。
緑川まりさんの歌うのもよかったよ。
土人とサルはダメ。
これはヨーロッパ白人限定。
あなたたち早く生まれ変わりなさい!
>>202 >土人とサルはダメ。
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> な なんだってー!! <
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「ツァラ〜」の名盤は何かね?
>>204 デジタル録音初期にLPで出た,オーマンディ指揮の演奏は,
この(不遇な)巨匠の音楽性の高さがよく出た名盤だったと思います。
最初に聞いたのはバーンスタインNYPの演奏でしたが,大変個性的なアプローチで,
今でも好きです。
よく名盤として挙げられるカラヤン盤は,細部を大雑把に処理し過ぎのキワモノだと思います。
「ツァラ〜」の自作自演はあっさりしていたね。
>204
ブロムシュテットの旧盤。
>>204 クレメンス・クラウスかケンペ。
もっと新しいのが良ければ、プレヴィン
英雄の生涯は
カルロスで決まりすー
>>205 カラヤン、だめ?
「細部を大雑把に処理し過ぎ」とは思えな
かったけどね。ちなみに僕が聴いたのは、
70年代のDGの録音。
211 :
205:02/09/07 08:11 ID:???
>>210 自分も,カラヤンがいくつ「ツァラ」を出しているのかは知らないのです。
演奏によって全然違いますからね。
いくつあるんでしょう?カラヤンの「ツァラ」。
212 :
名無しの笛の踊り:02/09/07 22:28 ID:sOC/Mz2f
DGに3つ、デッカに1つ、EMIに1つ?
214 :
名無しの笛の踊り:02/09/08 13:12 ID:tQYC9UTY
>>204 ライナーの2種類の録音。特に旧録音の方がいい。
やっぱりサルにはこんな名盤談義くらいがちょうどいい・・
>>215 >サルにはこんな名盤談義くらいがちょうどいい
_人人人人人人人人人人人人人人_
> な なんだってー!! <
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217 :
青騎士 ◆7we0LJ3E :02/09/08 17:29 ID:TSVbq+VI
obコンチェルト、いいじゃん。軽くて。
218 :
197:02/09/08 23:53 ID:???
>>198 うん、小説版、最初一読したとき、いまいちピンと来なかった記憶がある。
比較的最近出てた本で「ホフマンスタール論考」とかいうようなタイトルの本
(間違ってたらスマソ)があって、その中に「影のない女」の論考があって、
気付かなかった視点もあって結構面白かったよ。小説版読みなおした。
今年の暮れにパリでボブ・ウィルソンの新演出上演を狙ってます。彼の手法は
ヴァーグナー等よりもこの作品に合っていると思う。めっちゃ楽しみ。
薔薇の騎士が難しくてさっぱりわからないのは
やっぱり私が白人ではなくて猿だからでしょうか?
>>219 ばらの騎士が難しいってことはないだろう。
長くてしんどいのなら組曲を聴くという手もある。
221 :
HOO:02/09/10 22:48 ID:GeJifhzB
今流で言えばR・シュトラウスは「エリート」なんでしょうね。
管弦楽曲は総体的に好きです。あの「旋律」と「オケの鳴らせ方の上手さ」は
特に好きなところです。
ただ、R・シュトラウスの究極は、オペラ・声楽なのかも知れませんね。前段のほうで
REしてた方もいたようですし、また管弦楽曲で止まっちゃう方が多いのは残念とRE
されてる方もいますね。
そういう観点では、私はこの指摘どうりになってしまうのですが、「ドン・ファン」
「ティル…」「ツアラトス…」「英雄の生涯」「ドン・キホーテ」は外せません。
ただ、ここ数年は「ドン・ファン」「ティル…」に傾斜してます。一時はあの有名な
曲にハマってた時期もありましたね…。
伯爵夫人とケルビーノがベッドインしているのを見ただけで嫌になってしまいました…
「ばらの騎士」が好きな方は,どこに魅力を感じていますか?
>>222 やっぱり第3幕の三重唱かな。
あの名旋律に女声が絡む。(男声が入っていないのがイイ!)
>伯爵夫人とケルビーノがベッドインしているのを
公爵夫人とオクタヴィアン
age
公爵夫人⇒侯爵夫人
第2幕、オクタヴィアンとゾフィーの出会いの場面も全曲中の白眉だろう。
>>222-228 たしかに3幕の三重唱と2幕のニ重唱は聴きものですね
とはいえ、僕が最初に面白いと思ったのは3幕最初のドタバタ劇
だったんですけどね(苦笑
ここを聴くならルートビヒがこれまででは最高でした
酒乱のあばれん坊ぶりがおもしろすぎます
で、クナ/VPO(1954)を聴くに及んで、1幕の冒頭オックス男爵登場までの
ふたりの絡み合い(藁)もいいもんだと認識しました
セルの1949年盤のノボトナの、周囲を傷つけずにはいられないナイーブさ
にも惹かれるものを感じます。録音が硬質なせいかもしれませんが…
クナの公演、ご存知のとおり新生なった国立歌劇場の柿落としなんですが、
どうも直前までクレメンス・クラウスが振るという話があったようですね。
記録を読み、録音を聴いたりする限りでは、公演は大成功だったようですが、
失意のクラウスは程なく異国の地で客死。悲しい話でありんす。
230 :
229:02/09/12 12:08 ID:???
(上のカキコは表示部分で全てです。省略されちゃったのは空行だけ。)
シュトラウスのオペラで最初に聴くべきが「ばら」じゃない、
というご意見には禿げ堂です
オススメはサロメかなぁ。
マーラーの復活と大して長さが違わないのに気がついたときは
目からウロコですた。
231 :
ハンス:02/09/12 17:43 ID:vT9m8Hnd
薔薇の騎士は、何と言ってもオックスが主役。
侯爵婦人、オクタヴィアン、ゾフィーがいくら奇麗事を歌った所で、所詮はみな俗物であり、
オックスと変わるところは無いではないか。あと10年もたてばオクタヴィアンとて他の女の
ケツを追っかけ始めるんじゃろう。
俗物が俗物として最も輝いているのがオックス。
オックスが口ずさみ、最後に颯爽と引揚げるワルツこそ、全曲の華。
ワシはそう振ったつもりじゃが。
ばらの騎士にもブルヲタが来るようになったか・・鬱駄詩膿
>>232 あんたはクナのシュトラウスの良さを知らないんだね。
エーリヒの演奏も最高だけどダメ?
235 :
カルロス:02/09/12 20:28 ID:2HriSbXG
>>231 尊敬するハンス様、私もそう思います。
昔はその通りに振ったつもりですが、私も年を取り、若さへの嫉妬と未練のため、
この前のウィーンでは、つい、お耽美してしまいました。
所詮は私はこの程度の男だったのですよ、ハハ・・・
>>231&235
ツマランねたは盛り下がるから止めてくれ。
せっかくいい感じでレスついてるのに、さ。
237 :
エーリヒ:02/09/12 20:58 ID:t8cDTzVu
>>235 このタワケがあっ!
ワシが10数年ヨーロッパを離れ、どんな思いをしてきたことか・・
ウィーンで久々にこの曲をやった時、昔の香りは薄れたものの、オケの音を聴いただけで
ワシは平静ではいられなかった。
ハプスブルグの栄光はこのオケにこそあり!
オックスもマルシャリンもワシにはどうでも良かったのだ。
大体お前は少年の時分から根気が無く、音楽をやればそのうち投げ出すことは明らかだった。
だからこそ反対したものを、このバカが!
>>202&215
お前もな。(w
サルが猿を笑うとは、まさに笑止!
>>73 >ちなみに私は,作曲技法で後世に大きな影響を与えたシェーンベルクの作品を非常に愛し,
CDも何百枚も持っている人間ですが
本当ですか?シェーンベルクのCDを何百枚も聴いているようなお方が
こんなところで低能2ちゃんねらー如きの意見を訊くなんてちょっとおかしいと思います。
240 :
ヘルベルト:02/09/12 22:35 ID:VAkUEddc
>>237 ・・・薔薇の騎士に必要なのは、秩序と美。
何を熱くなってるものやら。
昔は勘違いマルシャリンに悩まされたが、最後に思った通りの演奏ができて良かった。
思えば、俗物オックスも、色狂いマルシャリンも、能天気オクタヴィアンも、全ては
古き良き愛すべき連中ではないか。
ノスタルジーは私の統制の元、成就する。
242 :
カール:02/09/12 22:45 ID:TsSHNrV6
>>240 薔薇の騎士はワシにはわからん。
いくらオケを煽っても、さっぱりあるべき姿が見えん。
サロメもエレクトラもアリアドネもそれなりに腕の振るいようはあったのだが。
まあ、どうせ今時ワシの演奏を聴きたがる酔狂人はおらんようだが(T_T)
243 :
73:02/09/12 22:49 ID:???
>>239 ほんとですよ。
S野氏とか、T木氏とかがシェーンベルクについて
共感が足りない文章を書いているのを読むと
「こいつら分かってないなあ」と、腹が立つ僕ですが、
リヒャルトについては理解が浅いので,
ここではいろいろと教えられることが多いです。
「大指揮者は語る」シリーズ,とてもおもしろいです。
244 :
名無しの笛の踊り:02/09/13 02:46 ID:vWSWNCTj
「変容」のおすすめおしえれ
まじで
>>243 失礼しました。是非シェーンベルクや新ウィーン楽派のスレを立てて、
CDのランク付けしか話題が無いここの人間を啓蒙してもらいたいと思います。
247 :
73:02/09/13 20:47 ID:???
>>244 クレンペラーのがいい。
>>246 無理です。僕はひたすらシェーンベルクのCDのランク付けをしている人間ですから。
そういえば来年はデュトワ/N響でエレクトラやるね。
249 :
244:02/09/14 05:23 ID:VgEAskkR
>245
うん。
保全
あげとこう
253 :
名無しの笛の踊り:02/09/17 23:23 ID:JLm2iZic
>>244 スロウィック盤。
しみじみ、かつ、痛切。
カプリッチョって国内盤で出てないの?
対訳が欲しい。
この方とマーラーは壮年期にはどちらが金稼いでいたんだろうか?
案外or案の定?ユダヤ人の方か???
>>254 カプリッチョ
ベームのが出てたよ。あと、シルマーとか
いう人のも。
>>252 日本盤あるだろ、俺サバリッシュの「アラベラ」持ってるぞ。
全く締まりの無いインテンポな指揮でで退屈の極み。
歌手もヒドイ、DFDが衰えて老人みたいなしゃがれ声でマンドリカを
歌ってるし、その女房のソプラノも完全なミスキャスト。
歌は上手いが地味〜〜なアラベラで社交界の主役という華やかさが微塵もない。
有名指揮者のオペラのスタジオ録音としては史上最低の一つだろう(w
258 :
名無しの笛の踊り:02/09/18 20:29 ID:A/wizvqB
サバリッシュの『平和の日』はどうよ?
カイルベルトのライブが日の目を見るまで
シノポリかどっちかで聴いておこうと
思っているんだが
>>257 >有名指揮者のオペラのスタジオ録音としては史上最低の一つだろう
_人人人人人人人人人人人人人人_
> な なんだってー!! <
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/ `''.v'ν Σ´ `、_,.-'""`´""ヽ
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260 :
名無しの笛の踊り:02/09/19 07:53 ID:jioplh6d
>案外or案の定?ユダヤ人の方か???
_人人人人人人人人人人人人人人_
> ハ ハイルヒットラー!! <
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_,,.-‐-..,,_ _,,..--v--..,_
/ `''.v'ν Σ´ `、_,.-'""`´""ヽ
i' / ̄""''--i 7 | ,.イi,i,i,、 、,、 Σ ヽ
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>>258 サバリッシュのは確かミュンヘンでのシュトラウス・オペラ全作上演の時の
ライブで、シノポリ盤とはほぼ同等の出来だと思う。
両方とも良い演奏では、ある。
が、なにしろ曲がツマランので演奏の良し悪しを語ってもあまり意味がない。
ベームも「平和の日」を失敗作と断定して、
「全てのドラマが完了した後で歓喜のフィナーレは完全に蛇足でしかない。
それが成功したのはオペラではただ「フィデリオ」あるのみで、
シュトラウスは残念ながらベートーベンではないのだ」
てな事を言っていた。
カラヤンのアルペンってそんなに良いかね?
山登って下りてきたという物語の流れが全然感じられないのだが。
文字通り複数楽章ある「交響曲」を聴いている感じ。
要するにクライマックスの築き方が悪いということなのかな。
アルペンならオイラはメータの演奏(デッカ)が一番しっくりくるな。
アルペン、あんまりCD集めて聴き較べしたい曲じゃないんで、
おすすめできるかどうか自信がないんですが、ミトロプーロス
のが気にいってます。(ミトプーの過去スレガイシュツですけどね。スンマソ)
今度出るザルツのライブが楽しみです【わくわく】
でもシュトラウスのオケ物って微妙ですよね
管弦楽曲としてはスコアのタテとヨコがどっちも詰まり過ぎて
いるというか、取り留めもなく鳴り過ぎるとううか、要するに
なんとなくカコイイ感じはするんだけど、いまいちどういう美質に
注目して聴いていいのか解らないという印象が拭えないんです
うーむ
>>261 ベームはいい2ちゃんねらーになれそうだな。
「ばらの騎士」三重唱の旋律、どこかで聞いたことあるなと思ったら
「アイネクライネ〜」の第2楽章にどことなく似ている。
オペラって難しいなぁ。最近色々手出してるんだけど、やっぱりよく解らん。
ドイツ語勉強した方が良いのかしら・・・・
そんなことはないと思いますよ
勿論、詩の部分も味わえれば
二度おいしいんでしょうけどね。
個人的にはマーラーの交響曲
とかも歌詞対訳の必要を感じないです
どっちも詩より音の美しさを
楽しんでる感じかな
実はR.シュトラウスで一番好きなのは、15分で書いたって噂もある
あのちっちゃな歌曲「たそがれの夢」なんですが、ダメですか?
この作曲家のヴァイオリンソナタを魅力的に弾くヴァイオリニストは
すごいと思う。なかなかない。
271 :
名無しの笛の踊り:02/09/22 19:41 ID:b3/TS2In
R.シュトラウスのオペラを初演したオーケストラもすごいと思う。
スコアを見てても落っこちそうになるくらい難しい。
ホルンなんかほとんど曲芸だし、そもそもリズムが複雑で、ハーモニーも
聴き合うのが難しそうだ。しかも、これに歌手が入ってくるんだから。
カプリッチョの「諍いの八重唱」なんか、初演時はてっきりオケ崩壊と
思われたんじゃないだろうか。
>>269 ダンボールの中から歌曲集ひっぱり出してきて聴いてみた
たしかにイイ!(゚∀゚)
結びの部分の鐘を思わせるピアノの響きが印象的だ
…はっっ、聴くとこ間違ってる、もしかして??
冗談はともかく、
ロマン派後期の残照を彩ったとされている
マーラーとシュトラウスの二人を
歌曲の面から比較できるような猛者はおらんかね?
オペラも交響詩も書かなかった前者と
形式的な意味での交響曲にほとんど興味を
示さなかった後者との間でフェアな比較が
できるのはこの分野だけじゃないかと
思っているんだが
個人的にはシュトラウスの作品68や69あたりの
歌曲が好みだったりする…
>>273 それは素晴らしい提案ですが,私にはちと難しすぎる。
少しずらして,「4つの最後の歌」と「大地の歌」の比較なら,
何か言えるかも。(と言いつつ、今はなーんも思いつかん…)
275 :
HOO:02/09/24 22:39 ID:RVPdQJ+W
>>273 >ロマン派後期の残照を彩ったとされているG・MとR・Sはオペラも交響詩も
>書かなかった前者と形式的な意味での交響曲にほとんど興味を示さなかった後者
>との間で≪フェアな比較ができるのは「この分野」だけ≫じゃないかと
>思っているんだが…
なるほどね。言われてみれば難題な切り口ですね。
R・SとG・Mは親交があったとも言われてますね。生い立ちや生涯の歩みを
考察すれば、両極的な感もしますね。
これにブルックナーがからめば、フルトベングラーやワルター以降録音を残している
名指揮者の色分けまで議論が展開してしまう…と、思われるほど難しさもあります。
個人的には、ご指摘のようにオーバーラップしないジャンルが好みです。具体的には、
G・Mは交響曲主でR・Sは管弦楽曲を主に聴いています。そういう観点では、私には
突っ込んだコメントは出しにくい(そこまで歌曲に傾倒してない)のですが、私的には
マーラーは「情念的」でシュトラウスは「安楽的」であると楽曲からは薄学な理解をし
てます。
R・Sの好きな曲は同スレに最近軽くREしてます。マーラーは、SYM・No1が
滅法好きですが、次いでSYM・No9とNo2という感じです。特にNo9については、
クラを聴き始めたころ聴いた、クーベリック・バイエルン放送SOの演奏会での、曲を
通じての「深み」に感動したものです。
(歌曲がなくスマソ)
GMの1、2、9の共通項が今一つ分からん・・・
いや別に共通項がなくてもいいのだが・・・
ただ、どういう傾向かと思って・・・
すれ違いスマソ
歌曲だと「子守歌」「あした」なんかが好き。
278 :
名無しの笛の踊り:02/09/27 18:25 ID:2/gEx2Jh
ネタが適度に混じってて良スレですね上げ
マ−ラーとシュトラウスの書簡集を読んだことがあるが、
シュトラウスの近況ばかりが圧倒的に多かった。よくよく考えたら
マーラーのほうが相手からの手紙をこまめに保管してたってこと。
双方の性格をよく表しているというか、シュトラウスをなんか
やな男だと思った覚えがある。(マーラーも負けてないだろうが・・)
しかし83,4で4つの最後の歌を作曲。
ジジイのワリには枯れてない。信じられない。
保守
今度、BSでカラヤンのバラの騎士やるみたいだね。
ソニーからLD出てたのと同じだよねあげ
漏れ、アラベラが好きなんだけど(デラカーザ萌え)、最近新譜でないね。
サヴァのスタジオ録音およびライブ録音聞いた人の感想キボンヌ
>サヴァのスタジオ録音およびライブ録音
ライブ録音てのはバイエルンのオペラと来日した時の放送の事か?
スタジオ録音はどうしようもないが、あれははかなりよかったぞ。
ルチア・ポップ(デブ!)とヴァイクルにザイフェルトのマッテオとスタジオ
より全然いいキャスト。
今となっては信じ難いがその来日公演が日本初演だったはず。
「アラベラ」といえば来年一月例の新国のプロダクションが再演されるらしい。
若杉が振った前回の公演(演出は凡庸そのものだったが)はかなりいい出来
だったんで今回も期待出来るだろう。
>>284 Thanks! 来日公演もよかったようだね。
ただ、漏れが言っている「ライブ録音」は、GMから出ているヴァラディ出演のライブ
のほう。
オペラも管弦楽曲も歌曲も器楽曲もぜーんぶひっくるめて
シュトラウスマンセーな人は一体どれくらいいるんだろう。
大別するとやっぱり交響詩かあるいはオペラかの
どちらかに肩入れするファンが多そうだけど。
個人的には、今後一切交響詩が聴けなくても全然構わないけど、
彼のオペラが聴け・観られないっていうのはカンベンだな。
287 :
狼:02/10/07 22:29 ID:SKlMNpSb
「アラベラ」は、何といってもカイルベルト盤でのデラカーザと
ローテンベルガーの姉妹が忘れられない。棒は無骨すぎだけど。
「ばらの騎士」や「アラベラ」が聴けないのも、
「メタモルフォーゼン」が聴けないのもやだなぁ・・・
「4つの最後の歌」はどっちに入るの?
アルプス交響曲の日本初演って驚いたことに
1934年(昭和9年)10月30日 奉楽堂
K.プリングスハイム/東京音楽学校
なんだね。それと「ツァラ〜」の初演も同時に行っている。
果たしてどんな「音」が鳴っていたのだろう。
そもそもウィンドマシンとかカウベルはあったのか?
日本のR〜協会の会長ってSONY氏だったけ?
ageとく
>>289 ウィンドマシンはケント・フリックみたいのにやらせたんだよ。
293 :
名無しの笛の踊り:02/10/08 23:18 ID:WEwJHDCL
294 :
名無しの笛の踊り:02/10/10 14:02 ID:x9bvc6Oa
プレビィン来日して、メタモルフォーゼンと4つの最後の歌やってくんないかなあ・・
プリングスハイムって30年代に東京音楽学校のオケでマーラーの交響曲を
何曲か日本初演してるよね。しかも3とか6とか。アルプスもやってたのかあ。
296 :
名無しの笛の踊り:02/10/12 14:31 ID:LXfEHPHb
あんな狭い旧奏楽堂で、アルペンやマーラーやブルックナーやったら、どんなことになるの(笑)
録音とか映像とか残ってないのかな?
皇紀2600年祝典曲の≪世界初演≫は歌舞伎座(爆
あげ
アシュケナージのアルペン(デッカ)をこれから聴きます。
おやすみ!
おやすみ〜良い夢を
嵐の場面でうなされないように
301 :
ssa:02/10/14 21:26 ID:???
ドビュッシーは「シュトラウスには光がある」と述べていた。
バルトークはツァラトゥストゥラを聴いて作曲家を志したというのは
有名な話。影響は少しはあったんじゃない?
マーラーに「精神性」があってシュトラウスにないと言う人は、大地の
歌でも聴いてればいいと思います。
幸せに生きれますよ。
302 :
かおり:02/10/14 21:35 ID:Rl50OSQu
初めまして。
いきなりですが質問があります!
「パンパカパーン パンパンパン パンパカパーン」という曲の名前を教えて下さい!!
>302
パンパカパーン!今週のハイライト!
って、横山ノックだろ、それ(ワラ
なんか木になる。
ホントにリヒャルト・シュトラウスにそんな曲あるんかよ?
てか、そんな曲ないし。ネタだし・・・
>>302 20世紀フォックス・ファンファーレ。
CDはカンゼルやマウチェリーでどうぞ。
308 :
名無しの笛の踊り:02/10/15 09:51 ID:RVG4Y2Lc
彼は、カラヤンのことをどう思っていたのだろう?
二人が並んで写っている写真を見たことがあるけど。
あ、ところで昔DANTEから出ていた自作自演以外の録音集聴いた人いる?
いたら感想希望。
マイスタージンガーが入っているやつ。
自作の歌曲を伴奏(ピアノ)したCDを探しているが見つからん。