1 :
名無しの笛の踊り:
2 :
名無しの笛の踊り:02/01/29 11:27
没後21年じゃ!
バラクさ〜〜ん!
3 :
名無しの笛の踊り:02/01/29 11:29
1です。
没後「21」年でした。
逝ってきます。
4 :
名無しの笛の踊り:02/01/29 11:30
よって
**********終了************
5 :
名無しの笛の踊り:02/01/29 11:31
4が逝け!
6 :
名無しの笛の踊り:02/01/29 11:59
おお!ベームスレが第2弾まで行くとは。ところで第1弾の最後の
方でのウィーンフィルとのエロイカの話題ですが、素晴らしく広々と
した良い演奏だったと記憶している。ベルリンフィルが古典的だった
のに比べてウィーンフィルの弦が底光りしていた。
7 :
名無しの笛の踊り:02/01/29 12:26
>素晴らしく広々とした良い演奏だったと記憶している。
ものは言いようですね。
気の抜けたソーダのようだった。
70年代後半からのベームの演奏によく聴かれる感じ。
よく言えば壮大、雄大といえるんだが。
WPOは確かに巧いと思うが。
8 :
名無しの笛の踊り:02/01/29 12:44
スタジオ録音では、BPOに一票
青裏の73年BPOとのライブはもっと良いと思う。
特に第4楽章!
9 :
名無しの笛の踊り:02/01/29 13:07
ウィーンのエロイカは、
ファゴット・オーボエ・ホルン・ヴィオラといった内声
が充実している。ベートーベンの対位法的書法がよく聞
こえる演奏。それにしてもファゴットが雄弁だ。
10 :
名無しの笛の踊り:02/01/29 13:10
個々の奏者はそうかも知れないが、
全体としてはユルフンじゃない?
11 :
名無しの笛の踊り:02/01/29 13:17
確かに楽曲の構築に重みがあって、
流れが鈍いのも事実だと思う。特に2楽章なんかね。
でもスコアの音がいっぱいつまっていて、好きですよ。
スレ立て直さない?なんだか書く気せん。
13 :
名無しの笛の踊り :02/01/29 16:22
よって
**********終了************
旧スレの1はどこ逝った?
15 :
名無しの笛の踊り:02/01/29 16:25
なんか、やたらと終了させたがってる厨房がいるみたい(前スレでバラクさんに
絡んでた基地外か?)だけど、気にせずに続行しましょう。ベームの「エロイカ」
では青裏で出てる73年の2つの録音が好きですね。個人的にはVPOとのザルツ
ブルグ・ライブを採りますが、BPOも捨てがたい。
>>15 73年VPO盤は,最後まで音楽に乗り切れずに終わった演奏という印象をもってる.
BPOの方は途中からぐんぐん良くなるんだが.
ホント,人によって感想違うのね.
あと,ミーティアで聴ける78年のバイエルンRSOとのエロイカは
ベームのもっともつまらない演奏の一つだと思う.
18 :
名無しの笛の踊り:02/01/29 16:36
ベームのベートーヴェン全集は、どうも聴いていて隔靴掻痒の感を感じざるを得ない。
60年代にVPOと録音(ライブで)してたら、ベームの評価も一変してたのかもし
れないが。
19 :
名無しの笛の踊り:02/01/29 18:12
60年代にライヴで全集作ってる人いた?
20 :
名無しの笛の踊り:02/01/29 18:37
シェルヘンとか。
ってあれは違うか。(w
21 :
名無しの笛の踊り:02/01/30 08:10
>>18
そうなったらあのバーンスタインの全集は実現しなかったかもしれない。
でも聴いてみたいよね。ベーム全盛期のライブ ベト全!
22 :
名無しの笛の踊り:02/01/30 11:10
戦後ベームは、1、8番の2曲は取り上げていないと思われ
23 :
名無しの笛の踊り:02/01/30 11:21
ベームの場合、DGがウィーンフィルと契約するまで
エースとして迎えるレーベルがなかったからねえ。
それまでウィーンフィルと独占契約をしていたデッカでは
イッセルシュットやクナの方が優先していたようだし。
24 :
名無しの笛の踊り:02/01/30 12:58
25 :
名無しの笛の踊り:02/01/30 13:10
>>22 「田園」も取り上げた回数は少ないんでしょ?
26 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう:02/01/30 13:13
>>26 取り上げなかった、というのは、実演でということ。
言葉足らずだった、スマソ
28 :
名無しの笛の踊り:02/01/30 14:00
ベームの8番ってVPOとのモノラル盤ですか?これCDになって
いたのか。LPで未完成とカップリングになっていたですよね。CD
も同じですか?またまたベームのベトダメダメ論になりますが、これも
たしか未完成の方が名演だったはず。8番はパッとしなかった。やはり
ベームはフォルムの人でベートヴェンの異常なところが出しにくいのか
なあ。
29 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう:02/01/30 14:04
>>28 いや、漏れの持ってるのもLPです。
演奏は・・・印象薄いすね。
30 :
名無しの笛の踊り:02/01/30 14:39
「ベートーベンの異常さ」を求めて8番聴くかあ〜?
31 :
名無しの笛の踊り:02/01/30 14:49
69年ザルツブルクライブのベートーベン4番は
なかなかの名演だと思います。生気あるリズムと、
しなやかなウィーンの弦、、
32 :
名無しの笛の踊り:02/01/30 15:05
「ベートーベンの異常さ」を求める人にお薦め:
7番、VPO、72年ザルツブルグ、青裏
33 :
名無しの笛の踊り:02/01/30 15:13
8番は見た目よりは異常な作品と思うけど。とんでもないスフォルツアンド
いきなりテンポは速くなる。なんていうのがあちこちに出てきてオケの人は
弾きにくそうだ。それを逆手にとってクナパーツブッシュなんかものすごい
ことをやっている。でも決してでたらめじゃないよ。
出てくると思ったよ。
クナかシェルヘンの名前が。
>>22 前言撤回。
59年にアムステルダムでベートーベンチクルスやってた。
どっかで出してくれんかのう、、、、、
36 :
名無しの笛の踊り:02/01/30 19:09
>>35 オランダというのは、結構昔のライブの録音(放送用)をきちんと管理して
保存しているので有名。だから可能性はあると思う。
ただしかし、今までオランダ放送がこういう録音をリリースしたのは主に
自国の指揮者の場合が多い(メンゲルベルク、ファン・ベイヌム、ハイティ
ンク、ハンス・フォンクなど)。 だからよっぽどファンが声を大にしない
と難しいだろうね。
TAHRAからモントゥー&ACOのライブが何枚か出てたから、ベームも可能性0では
ないだろうね。
>>25 田園も少ないです。50、60年代は前述のチクルスを除くとやってないと思う。
ダントツに7番の演奏回数が多くて、4、5、2番くらいの順ではないかと思われ。
ぐすさんのHPで調べました。
ただひょっとすると消されてる可能性もなきにしもあらず?
ベイヌムのブル5でももう少しのところで消されるところだったらしい。
(どこかのスレにこんなことが書いてあったような気がしたけど)
39 :
名無しの笛の踊り:02/01/30 19:21
>>37 そう、クレンペラ−、フルトヴェングラー、ワルターなどの録音も
出ているね。ベームの場合だったらその後の世代の指揮者だから、
これからの可能性はあると思う。
ただし「正規」で出すとすればフィリップスになると思うが、契約
関係がネックになるかもしれないな。フィリップスからベームの録音
は出てはいるが、あれは多分別の指揮者とのバーター取引的な要素が
あったと思われる。こういう問題は難しい.....!
40 :
名無しの笛の踊り:02/01/30 19:22
>>36 >だからよっぽどファンが声を大にしないと難しいだろうね。
どういう会社に言えば良いのかねえ、Archiphon? King Intl?
メールくらいなら、いくらでも出すんだが、、、、、
41 :
名無しの笛の踊り:02/01/30 19:35
>>40 ファンの声としては、やはり欧米音楽雑誌の読者欄に複数投稿するのが
手始めだと思う。グラモフォン、フォノフォルム、ディアパソン、
ファンファーレ、ルモンド・ド・ラ・ミュジクetc.
あと、影響力の大きな欧米新聞の文化欄コラムニストを動かして
なんとか記事を書かせる。
こうやって関係方面の注意を引いておく。 問題はそのあとだな。
音楽産業にとっては採算という問題があるしね。andante あたり
を突っ付くのはどうかな?
とにかく流れをつくらないといけないと思うよ。我々ファンのサイドにも
戦略が必要だと思う。
1さん、または前スレの1さん、どうでしょう?
前スレも無事満了したことだし。
でも、地理的な問題があるかな?
ちなみにオレは東京周辺。
オレは横浜。
46 :
名無しの笛の踊り:02/01/30 20:01
でもベームって海外での評価どうよ?
もしかして忘れ去られてない?
とすると、いくら日本のベームファンが騒いでも、海外のお宝音源は発売
されないんじゃないの?
悲しいけど・・・・
>>46 仮に百歩譲って忘れられているとしても、そういう状況を打破する必要
があると思うよ。「忘れられた指揮者」に再び陽の光をあてる....。
そのための戦略だよ。オレはこれ、どうしても必要だと思うよ。
>>46 Orfeoとか変スラーからはライブが出てるから全く忘れられたということは
無いと思うけどね。
こないだ出た日本での77年ライブも先月の塔の売り上げベスト10には
入ったみたいだし。少なくとも日本では売れると思うんだけどね。
まあ、我々が海外のメーカーにこまめにメールを出すことも必要だろうね。
誰か、青裏制作者のメアド知ってる? と、これは冗談。
49 :
名無しの笛の踊り:02/01/30 20:07
忘れられているというと、ベームだけ
じゃなくて、セルやロスバウトみたいな
同世代の大指揮者も似たようなものでは
ないかしら。
特に古典については、演奏スタイルが
がらっと変わってしまったしね。
アムステルダムのチクルスもそうだけど、
65年のウィーンでのエレクトラはオレの目の黒いうちに
何とか正規盤を聴きたいと思ってる。
51 :
名無しの笛の踊り:02/01/30 20:16
ケーゲル・ボックスがあれだけ出て売れてるんだから、
ベームも可能性がなくはないと思うよ。
ケーゲルが日本以外でそんなに売れてるとは考えにくいしね。
>>50 激しく胴衣。ベーム全盛期の「エレクトラ」が正規録音で
残っていないのが残念。ドレースデンとのDG盤もすばらしくはあるが、
やはりニルソン&リザネックのコンビで聴きたい。
>>51 やはりAltusの大下さんに御願いして、日本公演の全てを
DVDで映像化するように働きかけてみる?
>>43,45
参加したいけど…
53 :
名無しの笛の踊り:02/01/31 13:20
ヘンスラーのを聴いたよ。
これって、リハーサルが最大の売りだね。音も一番良いし。
54 :
名無しの笛の踊り:02/01/31 13:30
昔LDで、シュトットゥガルトRSOと色んな指揮者(フリッチャイ、シェルヘンなど)
のリハ風景が出てた。
ベームのも映像、対訳付きで見たかったな。
でも、このCDのリハは随分なごやかにやってるね。
収録用のやらせかな。
55 :
名無しの笛の踊り:02/01/31 13:57
ただし協奏曲のあほらしい擬似ステは許せん。
ギーレンやシューリヒトのスレでも話題になってるけど
変スラーは音を加工しすぎでわ。
56 :
名無しの笛の踊り:02/01/31 17:25
ファンのための良かれと思ってしたんでしょう。
本当は喜ばれるとでも思ってした事では?
57 :
名無しの笛の踊り:02/01/31 21:53
海外での評価とは無関係に、日本市場で売れるとわかれば、リリースされます。
それだけ我々の財布の総体は、ドイツやイギリスのそれよりも大きいのです。
キングインターに書くのも悪くないけど、あっちのマイナーなヒストリカルを
扱うレーベルに「直訴」するのが効果的と思いますよ。誰かOrfeoのメアドを
知りませんか。
58 :
名無しの笛の踊り:02/02/02 08:11
あげ
59 :
名無しの笛の踊り:02/02/02 12:44
ベームの78年ウイーンフィルとのドンジョヴァンニが3枚組で1300円台
とはお買い得だな。
60 :
名無しの笛の踊り:02/02/02 18:08
魔笛も64年録音にしてはすごくいい音だったよ。
61 :
名無しの笛の踊り:02/02/02 19:41
今日、ユニオンでバイロイトの第9(63年)をゲットした。ベームの第9といえば、前スレでも
話題になっていたがコーダの合唱の部分でオケが半拍早くはいってしまうのが問題だったが、この
バイロイト盤だけはそれがない。モノラルだが音は非常に生々しく、迫力もある。第1楽章の前に
トランペットによるファンファーレ(バイロイト恒例の)も入ってて、臨場感もあって楽しめる。
是非再発売してほしいものだ。
62 :
名無しの笛の踊り:02/02/02 21:00
歴史的記録価値うんぬんならともかく、今更モノーラルでもないよね。
63 :
名無しの笛の踊り:02/02/03 04:21
>>57 Orfeo International Music GmbH
Augustenstrasse 79
D-80333 Muenchen
Germany
tel +49 89 542136 0
fax +49 89 542136 21
Email:
[email protected]
64 :
名無しの笛の踊り:02/02/03 10:14
70年のウィーンとのベト「4番」は
厚みがあってイチバン好きな4番。
65 :
名無しの笛の踊り:02/02/03 11:48
66 :
名無しの笛の踊り:02/02/03 16:15
今度、DGオリジナルス・シリーズで58年のドレスデンでの「薔薇の騎士」全曲が
出るらしいね。これって久しぶりの再発では?
67 :
名無しの笛の踊り:02/02/03 17:49
1番さん、オフ会やる気はなさそうだな。
68 :
名無しの笛の踊り:02/02/04 00:02
ラトルのベト5聞いたけど、ベームのライブに比べて最低と思った漏れは
前世紀の遺物??
69 :
名無しの笛の踊り:02/02/04 00:06
オレどっちも好き。
でもまるで違いすぎて比較の対象外。
70 :
名無しの笛の踊り:02/02/04 00:07
>>68,69
ラトルのライブに比べてベームのベト5は最低と思った漏れは
新世紀の申し子??
漏れもどっちも好きだけどね。
71 :
μ(みゆ改め) ◆f9gG0iLI :02/02/04 00:08
同じ速いのでもショルティ(WPと2度入れてる)のともまた違う<ラトル
ベームでもモノ時代と最晩年だとかなり違うけど。
72 :
名無しの笛の踊り:02/02/04 00:19
正反対のベートーヴェンだね
時代は変わる
73 :
名無しの笛の踊り:02/02/04 00:19
50年代のベームはいいですぞ、ベト7番 桶はベルリンpo。
確か、59年ごろだったと思うが。
74 :
名無しの笛の踊り:02/02/04 03:15
>>63 どうもありがとうございます。さて、何からリクエストしましょう。
ミュンヘンに残っているベームの良い録音、知ってる人教えてください。
75 :
名無しの笛の踊り:02/02/04 12:42
///= 、
/''''~ ~≡、
/__二___~≡、
∧_∧ ヽヽ |||
(´∀` ) ○ カパッ
/ ̄ ̄\⊂)// |||
|~ ̄〜 ̄ ̄ ̄)ミ
彡_ _ミ ,-、ミ
| / |─| ヽ .|─6 |ソ <影ないの女、マンセー
(ーノ `ー´ ´ノ
ゝ/⊂ ヽ。ノ |
| __,ゝ 丿
ヽ二__ノ !|
|!ヽ///\
/\/ /\
`/#\ /:::::::ヽ
76 :
名無しの笛の踊り:02/02/04 12:53
>>74 '64 1月9/10日@ヘラクレスザール
バイエルンRSO
J. C. バッハ 交響曲ト短調
貧でミット ウェーバーの主題による交響的変容
Rシュトラウス 家庭交響曲
77 :
名無しの笛の踊り:02/02/05 11:54
ベートーヴェンの第5と第4のCD(グラモフォンのVPO)を聴いてみたが
第5が普通の出来なのに比べて第4はかなり良い。第4ってフレージングが
複雑な曲だよね。ベームはこういう曲の方が単純明快な主題のエロイカなんか
より合うのかな?
78 :
名無しの笛の踊り:02/02/05 11:57
DGベームVPOでは76年の英雄の生涯が一番好きだなあ。
秀雄はドレスデンとのDGモノもよいです。
LDで出てたボス国府好きのソロのもよいです。
興に乗ると恐いくらい萌えYo!
>>79 は、
>>78へのレスでした。
失礼しました。
ちなみにDECCAに入れたモノの
ぶら3もあたしゃ萌えです。
なぜ盛り上がらない?
とか聞く前に、何か書けよ。
チェリかヴァントの悪口書いてageてみなよ。
あるいは、ブルックナーはべーむが一番とか。
すぐ盛り上がるぜ。
消えていたバラクです。少し前から閲覧を再開し、スレが新しくなって
いたのにびっくりしたところなのですが、全然盛り上がっていないよう
ですので、少し刺激を加えれればと思いまして。荒しに付け回されるの
は懲りているので、これでまた姿を消しますが、御心配なく。オルフェ
オはベームのオペラ・ライヴをシリーズ化し始めましたね。彼等は、196
5年の「エレクトラ」(ニルソン、リザネク、ヴィントガッセン)のウィ
ーン国立歌劇場ライヴの録音を所持しているのは確実なので、その正式
音源化を一番期待しています。
下のレビューは、最新の英グラモフォン(vol. 79)に掲載された、197
8年の「フィデリオ」ライヴ(オルフェオ)です。前スレの冒頭にあげら
れた録音です。ところで、今月号はベームネタが一言ずつながら他にい
くつかあり、どれも好意的なものでした。例えば、最後のページにはグ
ラモフォン誌の70年、50年、30年前の批評や名盤を振り返るコーナー
があります。ここでもベーム&VPOの田園が「ほぼ理想」の演奏と紹介さ
れており、当時の批評「相応しくない指揮者にかかると退屈きわまりな
い曲だが、私は、この演奏の全ての瞬間が気に入った(loved)」というT
rever Harveyのコメントが載っています。ではフィデリオの評の訳のみ。
長いので4回に分けます。
"CD化されたこのオペラのあらゆる録音に匹敵する、偉大な指揮者によ
る歴史的公演"
これは、ベーム84歳の時のもので、最後のフィデリオとなったものであ
り、彼もそれを知っていた。しかし、それだからといって、(評価に)何
の手加減も加える必要が全くないものだ。解釈は生き生きとし、劇的で機
敏、そして既に録音されたものと同じ価値を持っている。実際のところ、
これは他の伝説的な指揮者らのライヴ録音と並べることができるーーベー
ムの1944年ウィーン録音、ワルターの1944年メットでの録音、トスカニ
ーニのNYでの1945年の録音、フルトヴェングラーの1950年ザルツブルグ
の録音だ。しかし、もちろん、今回の録音は音質が遥かに優れており、バイ
エルン歌劇場のオーケストラを誇っている。オーケストラはミュンヘン国
立歌劇場の卓越した音響効果のもと、老練な指揮者のために献身的な演奏
を行っている。(続く)
86 :
名無しの笛の踊り:02/02/06 15:59
(前からの続き)
皆が自分自身のベストを尽くそうとしているようだ。まさに献身の典型の
ようなベーレンスが最高で、彼女は救出の使命に緊張した妻で、全ての重
要なシーンを心から歌い切っている。しかし、"abscheulicher"では、彼
女はあたかもレノーレの一生がそれにかかっているかの様に歌っており、
ある意味、それは正しい。ここでの歌唱は、一年後のショルティ盤での彼
女自身の歌唱を遥かに凌いでいる。彼女のすぐ横には真正で、暖かく、信
頼すべきモルのロッコがおり、解釈において、彼の他の録音における基準
を上回っている。キングの声は1978年の段階ではやや乾ききっている嫌
いがあったが、フロレスタンを苦悩の感情とともに歌っている。ピツアロ
はマッキンタイアが歌っており、力強い声とともに、悪の化身のようだ。
ポップは病気がちだったヘルガ・デルネシュの代役として、前夜のバーン
スタインとの同じ役を演じた公演後に駆け付けてきたものだ。彼女のマル
ツエリーネがいつもそうだったように生命力に溢れ、美しい歌唱だ。ヒレ
ブランドはふさわしく朗々とし、滋味にあふれた大臣だ。オルスのヤキー
ノは最高に元気がよい。(続く)
(前からの続き)
全ての歌唱陣の素晴らしさに対して、ベームこそがこの公演のヒーローと
言える。解釈は、ベートーヴェン的なスタイルのモデルとなるもので、モダン
なスタイルに寄り添って早すぎず、スケールにおいて壮大すぎることもな
い。解釈は歌手や奏者からの正確なリズムと明確な表現という古風な美徳
に基づいており、同時にその一方で、細かな点まで基本的な速度を決めて
いる。さらに加えて、彼はオペラを生きたドラマとしており、そのことは、
熟慮されているが、しかし愉快にさせてくれる「レオノーレ第三番」に集
約されている。
唯一の難点があるとすれば、我々が普段、劇場や録音で聴くよりも多くの
セリフが入っていることかもしれない。これはたぶん、演出のゲッツ・フ
リードリッヒの要求によって、メロドラマ的な面が強調されたのかもしれ
ない。劇場ではたぶん、それは効果的だったろうが、家ではやや鼻につく。
また、ステージでの音も耳に入る。何があろうが、人はこの傑作のこれ
ほど素晴らしい上演を逃すべきでない。CDでは、これより良いのは(仮に
あるとしても)極めて稀だろう。 by Alan Blyth
本家バラクさんマンセー!
お帰りなさい>バラク
これでやっと出会えたのね。
書き込み、期待してます。
90 :
名無しの笛の踊り:02/02/06 17:20
おかえりなさい、バラクさん。
エーリッヒ・クライバーの「フィデリオ」も入れてほしかったなぁ。
チェトラだったか?
91 :
名無しの笛の踊り:02/02/06 23:31
バラクさんお帰りなさい。荒らしを気にしてらっしゃいますが、ゴキブリの出没する
ラーメン屋ほどうまいらしいですから、それと同じと思いましょうよ。
1944年のベームのフィデリオというのは聴いたことがないのですが、おそらくは
ライブではなく、この年夏以降の劇場閉鎖後に客のいない歌劇場で録音した一連の
ものでしょうね。聴いた方がいたら、感想&録音状態など教えて下さい。Preiser
あたりから出ているのかなと思いますが。
2ちゃんねるのオフというのも面白いじゃないですか。2/12-21の間だけ東京近郊に
います。その期間なら無理してでも参上しますよ。と、他人任せにしていても埒が
あかないので、参加希望を募ります。メール下さい。
たしかにメールアドレスとハンドルを書いて送信したはずなのに、消えてました。
もう一度書き込みます。12日までに十分な数の参加者が集まったら、日時と場所
を調整させて下さい。希望の日程、およびこんな場所があるよという提案歓迎。
93 :
名無しの笛の踊り:02/02/07 09:50
もう一つだけ。1944年のフィデリオの話が出たので、それもついでに。
英グラモフォン1994年8月のレビューの全訳です。1944年のベーム
フィデリオはPreiserからの発売です。人の批評の訳ばかり書いて完全
に楽をしているようですが、フィデリオというオペラは後半以外好きで
はないので、あまり聴きこんでおらず、実際のところ、自分のコメント
がないのが現状です。
""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""
理解しがたいことだが、この演奏が1944年のウィーンで録音された時、
フィデリオというオペラはまだディスクとして登場するにいたっていな
かった。ドン・フェランドを除いて15人の歌手はドイツ語を話し、指
揮者は最高のウィーンかつベートーヴェンスタイルの語法をもち、そのこ
とはオーケストラと合唱にも言える。さらに重要なことは、このキャス
トが当時(すくなくとも戦後しばらくの)ウィーンで聴けるキャストと
いうことで、お互いを熟知したアンサンブルから生まれる真の意味の誠
実さと確信がある。音質は、一瞬歪んだ分離をみせるものの、クリア
でバランスのよいモノラルで、この盤が、得られるヴァージョンでは
最も良いものだろう。それにも関わらず、私はPriserはもう少し安い価
格をつけるべきだったと思っている
ヒルデ・コネツニは、私もウィーン国立歌劇場がコヴェントガーデンに
やってきた時に聴いた。端的にいって、もっとも完璧な技術をもったレ
オノーレである。彼女はリリカルながら、ヒロイックな倍音を持ち、こ
の役には音域とテクニックの面で理想的な声だ。全く震えがみられず、
全ては自然かつ簡単に歌われている。さらに重要なのは、彼女は真心を
もって、歌唱でも会話でも、レオノーレの苦境と性格の本質を伝えてい
る。彼女の大変感動的な解釈を聴いていると、何度もぞくぞくする要素
が歌唱に取り込まれているのがわかる。(続く)
(前からの続き)
彼女は、同様に賞賛されるべきラルフのフロレスタン(EMI 1950の
ザルツブルグのパツアークのみがこれを超えうる)と組んでいる。その
著名なオーストリー人のテノールのように、このスウェーデン人は苦も
なく歌い、生来の正しいスタイルを保ち、まったく誇張や力みがない。
実際驚くのだが、しばしば歌手や聴衆を試すようなこの役が、これほど
苦もなくラルフによって歌われるのを聴くと、超然としたものが生まれ
くる。シェフラーは、この録音で、ピツアロとしては、6年後のザルツ
ブルグ録音よりも役を確立しているかのようにさえ思われ、より新鮮で
安定した声を持ち、同じくらい迫力がある。ゼーフリートはこの時24歳
で、誰もが期待できるようにチャーミングで魅力的なマルツエリーネで、
後の録音より声がいい。クラインはやや未熟な、若いヤキーノだが、性
格付けに成功している。アルセンはロンドンでドン・フェランドの役を
歌っており、ロッコでは自然で暖かく歌うものの、一回か二回、怪し
気な発音をしている。ネラリックは木の香りのするドンフェランドだ。
ベームの指揮は正確で、重量感があり、ロマンティックなものである。
この高くお勧めできるフィデリオへのボーナスとして、Preiserは、コネ
ツニのまばゆいばかりのReziaの高貴なアリアを収録してくれている。彼
女の歌は期待と喜びにみち、彼女の「Huon!」という叫びは心を暖かくさ
せる。ここでも彼女は苦もなく歌い、どこをとっても破綻がない。この録
音の日付けはわからないが、フィデリオの録音よりも音が良い。
>>95 バラクさん、44年フィデリオのCD評の翻訳ありがとうございます。スウェーデン人も
この時期にウィーンに来て歌っているという話が興味深いところ。確かフルトヴェン
グラーと共演してライブ録音が残っているピアニストがスイス人で、戦争のただなか
のそうした中立国の存在がどこか不思議でもあります。彼等は普通にベルリンやウィ
ーンに来て、仕事をして帰っていったわけで、逆にウィーンフィルがストックホルム
へ客演してもいます。
どうも戦争中とかきくと、とてつもなく異常な状況を考えてしまうのですが、それは
人間の生活の一局面に過ぎず、案外普通に暮らしていた部分も大きかったのだと言う
ことを、こうした歌手のリストから伺い知ることもできます。ただし他方、この44年
後半に劇場がすべて閉鎖され、だからこそ良いキャストでオペラの録音に励んでいた
という面もあるのですが。
オフ会の件、何通かメールが届いています。少人数でも開きます。
78年ミュンヘンでのフィデリオ買っちゃいました。
こう言っちゃ失礼だけど、老齢なので全く期待してなかった。
ところが、凄く良かった。
先ず、録音が凄く良い。バイエルンのオケの柔らかい美しさがそのまま伝わってくる。
歌手もハキーノの声がやや荒い他は文句ない。
ベームの指揮も日生劇場でのライブと比べても遜色無い。
さすがに63年の推進力は無いが(例えば序曲のコーダでの追い込み)、
暖かい抒情的な表現の点では78年の方が勝っている。
63年とは違うベームの別の面が現われている。
>>86 一つ不思議なのは、ブックレットにはポップはデルネシュではなく、
ドナートの代役だったとある。グラモフォンの評者の勘違いか?
ベームもウィーンなんかに行かずに、バイエルンあたりの
監督をずっとやってれば、また違う人生だったろうに。
やはり人は出世欲には勝てぬものか?
ついでに100ゲット。
>>98 申し訳有りません。
私の勘違いでした。HeとDが見えたので、良く読まずにデルネシュだと思っ
てしまいましたが、きちんと読み返したらドナートと書いてありました。
いずれにせよ、ポップの起用はファンとしては有り難いところです。
私も買って聴いてみましたが、たしかに音が良いですね。鮮明で、バランス
がいいです。ステージノイズは多く聴こえますが、逆に言えば臨場感にあふれ
ています。ライナーノーツに、当時、肉体の衰えを知覚し、最後のフィデリオ
と位置付けたベームを周囲が励まし、懇願し、大変偉大な公演となった、と
いうサヴァリッシュの述懐が書いてあります。演奏については、弾力性のある
リズムとともに、古典的な美しさも聴くことができる大変優れたものです。
102 :
名無しの笛の踊り:02/02/08 12:51
オレも聴いた、バイエルンのフィデリオ。
レオノーレ序曲3番と、全曲が終わった後の拍手はNHKライブも真っ青なくらい熱狂的だ。
ベームが晩年日本でしか人気がなかったというのは真っ赤な嘘。
デルネシュがマルセリーネを歌ったとは考えにくい。ドナートが本当だろう。
>>101
最後のフィデリオ公演はもっと後です。ライナーノートを再度お読みあれ。
ポップの歌唱スタイルはちょっと浮いてると思いませんか?
勿論名唱ですが。他の歌手に比べて表情豊か過ぎると言うか。テンポも走りぎみのところがあるし。
やっぱりバーンスタインの公演を引きずってるのかな?
御指摘ありがとうございました。
なるほど、その部分の上に1980年7月と書いてありますね。そうすると、グラ
モフォンの評者も、最後と勘違いしたのでしょうか。ポップに関しては、魅力
的だという印象の他に、特に問題を感じませんでしたが、もう一度聴き直して
みます。個人的には評でも賞賛されているマッキンタイヤのピツアロが好きに
なれませんでした。
当方マッキンタイアは特に気になりませんでした。
気になったのは、全体に台詞の部分を叫ぶように発語していることです。
フリードリヒの演出指導でしょうが。
>>101 80年頃ミュンヘンに住んでた人の話では、ベームが振るときはサヴァリッシュが稽古をつけ、
いつでも代われるように待機していたし、実際フィデリオを代わりに振った(81年?)こと
もあったそうです。ベームが大切にされていたのは間違いありません。
オフ、14日夕方に都内で開きます。場所は選定中。
107 :
名無しの笛の踊り:02/02/08 20:47
そういえば、ベームが倒れてキャンセルした81年のザルツブルグでの
シューベルト・プロを代役で指揮したのはサバリッシュだった。
前田昭男氏によれば、大変な名演だったそうだが。
でもその後サバリッシュはまたVPOと疎遠になっちゃったのね。
108 :
Seine Frau:02/02/08 21:46
>>107 ベームが亡くなったあと、8月29日のコンサートで、
未完成&グレートですね。この時NHKが放送していましたので、
ORFがテープを持っているはずです。
109 :
名無しの笛の踊り:02/02/09 19:25
ぶはは
女に相手にされないヲタが
禿げ頭寄せてオフ会だと(ぶはは
こいつら、ほんと暇だな
ぶはは
110 :
名無しの笛の踊り:02/02/09 20:23
フフフ・・・・
バラクがのこのこ出てきたわい
また叩きのめしてやるか
ふふふ・・・・
111 :
名無しの笛の踊り:02/02/09 21:05
べ〜むヲタは
こんとにウザい。
112 :
Kaiserin:02/02/09 23:27
113 :
名無しさん:02/02/09 23:37
114 :
名無しの笛の踊り:02/02/10 00:40
>>109-111 最近、可哀想になってきた。親の教育がわるかったのか。
それとも、さみしくてよほど相手にしてもらいたいのか。
友だちでもつくったらどう?
115 :
名無しの笛の踊り:02/02/10 00:52
>>109 オメェーも暇人で女に縁のないアホであろう
放置しましょうよ、みなさん・・・
117 :
名無しの笛の踊り:02/02/10 03:57
>>109 ねえ、「ぶはは」ってやっぱり「B, U, H, A, H, A」
とたいぷしているんだよね。よるおそいのにひとりで
たいへんだね。
それと、あれかな。やっぱりさみしいのかな。もし、
なにか、はなしたいことがあったり、なやみがある
のなら、きいてあげるよ。
118 :
名無しの笛の踊り:02/02/10 04:11
>>117 そうだな、冷静に考えてみるとあんなにカッコつけてイキがってるのに、
ちゃんと「ぶはは」とかタイプしてるのか、とか考えると少し楽しめるな。
いがらしみきおみたいな感覚だな。
ふふふ、ぶはは、フフフ・・・
↑
しっかりタイプしている俺。ムヒヒ。
あぼーん
121 :
名無しの笛の踊り:02/02/11 11:25
しかし、
バレンタイン・デーにオフ会とは
さすがヲタだね(w
女に相手にされないべーム基地害(w
それも地方から上京して
なないがなんでもオフ会をやるという
どうしようもないヲタがいる(w
122 :
名無しの笛の踊り:02/02/11 12:04
106=童貞べームヲタ
権威に弱い
女にキモいと忌み嫌われている
123 :
名無しの笛の踊り:02/02/11 12:15
>121
オフ会、真字でやるんですか?
なんで14日なんですか?
週末なら出られたのに・・・
124 :
名無しの笛の踊り:02/02/11 12:25
91=92=96=106
12日から21まで上京中で
わざわざ14日を選んだのは
淋しいからでしょ。
彼女いない歴=自分の年齢という禿げべームヲタですから(わら
俺?
14日はもちろん彼女と某所のオルガンコンサートですよ。
どうせネタだろう、とべームヲタはヒガミレスを↓に山ほどつけるのだろうがね(わら
あ、オフ会
いまのところ3人しか出ないそうですよ。
91はいきがっていますがね(わらわら
125 :
名無しの笛の踊り:02/02/11 12:26
14日にオフ会を強引にやろうという
気が知れない・・・
126 :
名無しの笛の踊り:02/02/11 12:29
別に14日にべームのベートーヴェンを聞いてもいいんじゃないの?
何がいけないんだろう?
127 :
名無しの笛の踊り:02/02/11 12:30
いや、何聞いてもいいけど
わざわざ14日にオフ会するか、ふつー?
他の日も選択できるのにさ
128 :
名無しの笛の踊り:02/02/11 12:34
14日って何かあるの?
129 :
名無しの笛の踊り:02/02/11 12:48
べームヲタの一人、91の痴呆禿げ独身童貞オヤジが主催で
都内某所でオフ会だとよ(わら
おい、91、
幼ななじみとお母さんと同僚の「お義理」以外で
チョコもらったことあるか?(激わら
130 :
名無しの笛の踊り:02/02/11 12:50
131 :
名無しの笛の踊り:02/02/11 12:51
>>129 91は猿からしかもらっていないんじゃないの?
132 :
名無しの笛の踊り:02/02/11 12:57
少人数だろうが
雨が降ろうが
童貞だろうが
とにかくオフ会やるそうです
3人しか集まりませんが(藁
133 :
名無しの笛の踊り:02/02/11 13:02
なぜ14日にしたのだろうか?
そんなにバレンタインが嫌いか?
己の容姿と
女にもてないという現実から
そんなに目をそむけたいか?
油ぎった頭寄せ集めて
居酒屋で
べームの「影のない女」について
ヲタ談義すれば
それで癒されるのか?
、
134 :
名無しの笛の踊り:02/02/11 13:04
祭りの予感・・・・・
135 :
名無しの笛の踊り:02/02/11 13:06
皆さん、
14日はべームスレのオフ会に
参加しましょう!
136 :
名無しの笛の踊り:02/02/11 13:09
チョコをもらって、彼女とH?
しばらくは倉庫逝きの心配はなさそうだな。
口開けてはらわた見せる柘榴かな
何でこのスレ荒れるんだろうね。荒れる要素なんて少しもないのに。まあ、
>>109=110=111
=121=122=124=129=131=132=133は真性キティだな。生きてても社会のためにならんからさ
っさと首吊って氏んでくれ。
コテハンで長文のカキコする人がいると目に付き易いというのはあるかもね。
141 :
名無しの笛の踊り:02/02/11 16:54
また「buhaha」しょうねんかな。なんか、ばれんたいんにこだわっていて
ほほえましいよね。
放置しましょうよ。
相手にする価値のある奴とは思えん。
ところでベートーベンの話題は大体尽きたのかな?
143 :
名無しの笛の踊り:02/02/12 00:17
アホは樹海へ逝って氏んでくれ。
144 :
名無しさん:02/02/12 00:26
145 :
名無しさん:02/02/12 00:28
146 :
恋人は名無しさん:02/02/12 05:13
147 :
名無しの笛の踊り:02/02/12 08:21
相変わらず幼稚なアラシ君がきていますが、まあ、あまり気にしないで
続けましょう。142さん、「田園」についてはもう語りましたっけ。
私としては、この演奏はベートヴェン自身さえ聴いたら驚くくらいの
名演と思っています。
148 :
名無しの笛の踊り:02/02/12 08:35
話をモーに移して悪いけど、
1977「ドン・ジョバンニ」聴きました。
まぁ、77のベームだから、こんなものかな?と。
マイク位置も関係あるんだろうけど、地獄落ちの所は凄い迫力。
おかげで、悪魔の合唱がよく聞こえない。残念。
でも、ワルター・ベリーって、こんなに下手だったかな?
ミルンズがどーとかよりも、そっちが気になった。
あの値段なら、損した気は無い。
149 :
通りがかり:02/02/12 08:40
ベームファンのみなさん、低脳な煽りに影響されちゃダメ。
そいつら揃ってアタマがよわいのは間違いない。例えば、109,124とかね(w
こういう手合いは、ドイツ語で例えば、Sackgesichtって言います。
まあ、バレンタインデー、女とかにこだわる奴はコンプレックスが強いだけね。
そんな奴の”女”も、いたとしてもどうせロクなもんじゃない。これは保証します(w
バレンタインデー、なんていうただの消費圧力、日本の幼稚な茶番、子供の遊びに、ベームを聴くいい大人までが関わる必要なし。
このスレ、ドイツからちょくちょく参考にさせてもらってます。
Jedem Tierchen sein Plaesierchen!
そうそう、最近、メロディアLPのベーム見つけたんですけど(たぶんライブ。ブルックナーの7番とシューベルト。モノラル)、これってソ連ライブでしょうか?
わかる方いたら教えていただけないでしょうか。
tschuessi!
賑やかで嬉しい限りです。
14日にオフやるのは、当方が出張で帰国して、その日しか空いていないからですよ。
この日がそんな日だと言うことを、日本にいないとすっかり忘れてましたね。
伴天連ではすべての日に聖人の名前がついてるから。
あ、どうせそこの荒らしゴキブリ君も14日はヒマでしょうからいらっしゃい。
遊んで差し上げよう。がきんちょの扱いには国籍問わず慣れてるから。
Jedem seinen !
ここは海外組が多いんですね。私も地球の裏側からです。
こちらでは、日本のように、バレンタインデーを過剰意
識して、俺はもちろん女と、と気合いを入れるバカはな
かなかみつかりません。業者はいろいろ買わせようとし
てキャンペーンやってますが、皆忘れていますね。まあ、
野郎が女にバラを贈るという習慣がありますが、カラカ
イで使われたのを一度見たきりです(皆、普通の日に普
通に花を贈ります)。ですので、今回はひさしぶりに、
バカ少年のおかげで懐かしい思いをしました。
ところで、124みたいなのは英語ならidiotでしょうな。
Stupidでもいいけど、idiotには、バカが自分がバカであ
ることに気付いていないというニュアンスがあるので、彼
にはちょうどいいでしょうな。
と、いうことでオフ会がんばって下さい。
143〜146も荒らしの自作自演でしょう。相変わらず芸が無いよね。
2月14日のオルガンコンサートか、まあ不二屋のクリスマスケーキみたいな
コンサートなんだろうね。
>>147 来日ライブが前スレで話題になっていましたが、スタジオ録音の方は殆ど出てません。
この田園のLPを初めて聴いた時のことを懐かしく思い出します。
当時は、カラヤン&BPOやショルティ&CSOが華々しく録音を次々と出していましたが、
メカニックは優れているものの、オケのメタリックな音質にどうも馴染めないものを
感じていました。
ベーム&VPOやザンデルリンク&DSKの木質の音を聴くとほっとしたものです。
>>149 そのLPの音質はどうですか?40年代くらいの感じですか?
大昔、VOXからブルックナー7番と、未完成が出ていたという話を聴いたことがあります。
ブル7の方はその後、Preiserをなど何社からか発売されましたが、未完成の方は
見たことがありません。広報誌が未完成をえらく褒めてましたが。
>>148 個人的にはベリーのレポレロ大好きなのですが、、、、、
まあ、声は盛りを大分過ぎてますね。でも性格描写がうまいので(晩年のクンツのフィガロや
レポレロみたいに)自分としては楽しんで聴いてます。
でも80年の第九のベリーはちょっと勘弁。
海外ボケのBaraquesです。西武池袋駅の立ち食いカレーを涙して
食し、今帰宅しました。「オフ」を間抜けな日付にしたばっかりに、
来たいのに来れない方が出たようで、申し訳ありません。また、こ
のスレが蝿取り紙またはゴキブリホイホイ状態になっちゃいました
ね、いやはや。でも、無視するのが常道だけど、ちょいとはかまって
やりましょうや。あの坊やもさびしいんでしょうから。
予告通り14日、ピンク色に染まった東京でやります。
>>149 ひょっとしてご近所さんだったりするかも。そのメロディア盤ですが、
露西亜語で何か書いてありませんか。スキャンして送っていただけれ
ば、このあたりにはロシア語のできるのがどっさりいるので、解読し
ます。大掘り出し物かもしれないし、西側LPのコピーかもしれません。
ご無沙汰してすみません。旧スレの1です。
1月25日を最後に2ちゃんねるから離れてしまっていましたが、
オフ主催者さんからのメールで久々に覗いてみました。
オフ会、私も参加させていただきます。
「14日」にああも反応する精神構造は不可解ですが、とりあえず
オフ会の格好のネタを提供してくれたのは確かですね。
主催者さんが一度会う価値のある方であることは、私が保証します。
当日来られなくとも関心を持って下さった方、別の計画もありますので
連絡お待ちしていまーす。
157 :
Seine Frau:02/02/12 14:31
残念ながら、オフは欠席です。次回是非。
チャイ4@VPO1974?年青盤、聴きました。
まさにドイツのチャイコですね。交響曲とはかくあるべし、という演奏。
また終演後の拍手が長い長い。これでもっと音がよかったら・・・。
あ、Eselgesichtという言葉もありましたね。アリアドネだったかな?
158 :
名無しの笛の踊り:02/02/12 14:58
>>81 低能クンのおかげで盛りあがっちゃったね。
でもあいつ、多分”少年”ではないと思う。
醜く歳をとって30くらいにはなってるよ。
猿も時々人里に降りて来たくなるのかな。
160 :
名無しの笛の踊り:02/02/12 15:57
>>153 40年代の録音としては、
VOX盤ではないのですが、ワルター協会盤で、
ブルックナー7番と(未完成ではなく)シューベルト5番の
組み合わせのLPを持っています。
シューベルト5番のオケはドレスデンです。
これはFONO TEAM 等により復刻されています。
未完成については、ウィーンPOとの録音がPreiser 等により復刻されています。
161 :
名無しの笛の踊り:02/02/12 16:40
シューベルトの全集はどの番号も生き生きとしたリズム、
彫りが深い内容など好きですが、グレイトの第二楽章の
全休止以降の部分はちょっとあっさりしすぎではないかと。
1,3,4楽章は名演ですが、惜しいと思います。
この全集がよいので他のライブとか聴いてないのですが、
第二楽章もいい演奏は残っていますか?
お〜〜い。ウェーバーとロッシーニすっ飛ばしてるぞ〜!
>>160
Preiserのスタジオ録音の未完成は私も聴きました。
宇野の著書では、ライブの未完成があるという話だったが。
163 :
カウンセラー:02/02/12 17:26
>>158 それはないね。文面や論旨から伺える精神年齢はかなり低く、
未成熟な男性が考えそうなことばかり書いてある。30でまだ
あの状態だったら、それこそやばい。まあ、本当にそうなの
かもしれないけど、ここは坊やか少年にしておくのが親切って
もんじゃないかな。
>153,155
メロディアのベームですが、見かけただけで購入していないので、細かいことはなんとも言えません。
ただ店で少々視聴したところ、音質はモノラル(番号はM10−......)です。
鑑賞には差し支えないですが、思ったより古めかしい音でした。
ジャケットにはベルリンフィルと、どこかのオケもう一つの名前がクレジットされていました。
今度またその店に立ち寄ってみて、まだ残っていれば買ってみます。
165 :
Seine Frau:02/02/12 19:46
>>161 1975年のVPONHKライヴや、ドレスデンとの1979年ライヴは
結構いいと私は思います。あとは海賊クンですが69年のライヴ。
ベームは、グレートの演奏回数がダントツに多いんですよね。
>>164
ベルリンフィルですか。
ベームがベルリンフィルとソ連に行ったことは無いと思います。
もしかすると、戦時中の放送テープをソ連軍が持ち帰ったものかも知れませんね。
今度神保町の新世界レコードチェックしてみます。
167 :
名無しの笛の踊り :02/02/12 20:05
日本でやったフィガロ見た人いる?
また、テープ持ってる人とか。
168 :
名無しの笛の踊り:02/02/12 20:06
海賊CDは出てた。持ってる。
ドイツの業界で流行ったという話
ある日ベームとカラヤンとバーンスタインが道端で話をするには
ベーム:俺は世界最高のモーツァルト指揮者だと指揮者の神様に
言われたんだ。
バーンスタイン:俺は世界最高の指揮者だと指揮者の神様に言われ
たんだ。
カラヤン:僕はそんなこと言ってないよ。
170 :
名無しの笛の踊り:02/02/13 08:35
あれ?なんか似たような話で、バーンスタインが演奏会で改心の出来だったので、
「神を見た」とか言ったら、カラヤンが「俺、行ってないよ。」とか言ったとか。
171 :
名無しの笛の踊り:02/02/13 09:31
>>161
ベームは緩徐楽章でときどき非常にそっけない表情をつくることがあるよう
です。特に古典派の作品では(シューベルトも含めて)嫋々と歌わせるより
アンダンテでもかっちりとした造形をつくりたがるようですね。もしかして
センチメンタル趣味がかなり嫌いだったのかも。ベト5のアンダンテも
かえって他の楽章より緊張感がたかいくらいです。
172 :
Seine Frau:02/02/13 10:38
>>171 そうそう、かっちりした造形、というのがぴったりのいいかたでしょうね。
歌うことを忘れてはいないのですが、ブラ1の第2楽章に見られるように
かっちりした音楽作りをしていますものね。
たしかにベーム(61年BPO)は英雄の二楽章とかは
造形重視で、訴えかけるものに乏しいですね。
モーツァルト・ブラームス・R・シュトラウス
なんかだとしっくりくるんですが。
グレイトで、ヴァントBPOの演奏を
ベームの演奏と聴き比べて、ベームのはいかにも速い
アンダンテに対して、ヴァントのは造形もベームに
負けず劣らずすごいんですが、ゲネラルパウゼの後は情
感豊かに歌っているんですよ。ベームもライブだと、
よく歌っていることが多いんで、NHKライブあたり探してみます。
174 :
名無しの笛の踊り:02/02/13 14:31
あっさり粘らず早めのアダージョだと、シューリヒトなんかもそうですが
この人の場合、表情はものすごく細かくつけていますね。ppの部分では
息をひそめるみたいにするし。ベームはなんというかすごくブッキラボー。
モツ40のアンダンテをワルターできいた後など一瞬同じ曲には聞こえない。
ベームの場合、時間とともに消えていく振動というより、なにやら
ブロンズの彫刻がドカッと置かれているような存在感があります。
175 :
名無しの笛の踊り:02/02/13 17:49
べームの振る「田園」を聞いたら、かなり嵌りました。
亡くなった伊丹十三監督の「タンポポ」という映画の中で、山崎努扮する
主人公が、ライバル店の主人に対して
「いやあ、うちは当たり前のラーメンを当たり前に作ってるだけだよ」と言う
場面があった。
ベームは良くも悪くも、当たり前の音楽を当たり前に振る指揮者。
それが物足りない人は、「炎の料理人」や「天才シェフ」の店に行ったらよろし。
178 :
名無しの笛の踊り:02/02/13 21:47
ベームのモツレク今もNo.1に挙げる人がいると思うけど、海賊盤で同じVPO
のザルツブルグ・ライブを聴いてぶっとんじゃった。
これが同じ指揮者の演奏なのかと思う位、それは熱い熱いモツレクでした。
やっぱり聖地だとベーム爺さんも燃えたか。
179 :
名無しの笛の踊り:02/02/13 22:26
今度東京に出撃するのですが、ベームの青裏って何を買えばいいのですか?
>>179
お薦めの青裏リスト
1)73年BPOライブ「エロイカ」:2楽章から乗り始め、4楽章は特に素晴らしい。
2)72年ザルツブルグ・VPO・ベト7:力演一番。1、4楽章燃え。
3)77年ザルツブルグ・ロンドンフィル・ベト7:ミュンヘンでのフィデリオを想わせる、力演ではないが
素晴らしい演奏。LPOとの幸福な出会いが生んだ名演。併録の「死と変容」は一生一代の名演。
4)75年BPOライブ・ブラ2:1楽章展開部でベーム突如乱心。このキレ方はケーゲル以上だぜぃ!
5)76年VPOライブ・ブラ1:文句のつけようのない演奏。
6)79年ドレスデンライブ・未完成:美しい優美な歌と切り裂くような痛烈な悲しみが交錯する。聴いてて
頭がクラクラする。
7)70年ザルツブルグ・チェコフィルとの「皇帝」&チャイコ4。
シューベルトのグレートはいくつかありますが、それぞれに素晴らしい。
ライブのベームは時にきな臭い味がする。それもまた良し。
181 :
名無しの笛の踊り:02/02/13 23:26
彼女を言いくるめて、バレンタインごっこは土曜に延期。
明日はオフ会。
楽しみ、、、、、、
前スレの1です。今後このHNで書こうと思います。
>>173 グレートの2楽章の「そっけなさ」、そこがベーム本来の味だと思っています。
音そのものに語らせるやり方。
75年日本公演ライヴでは少々テンポが遅くなり「歌って」いる感も
ありますが、本来の味の後退と、緊張力の弛緩を感じます。
オフ会まであと2時間。楽しみです。
184 :
名無しの笛の踊り:02/02/14 16:53
____
/∵∴∵∴\
/∵∴∵∴∵∴\
/∵∴∴,(・)(・)∴|
|∵∵/ ○ \|
|∵ / 三 | 三 | / ̄ ̄ ̄ ̄
|∵ | __|__ | <期待でチョト濡れてきたよ
\| \_/ / \____
\____/
↑
ガマン汁男
185 :
名無しの笛の踊り:02/02/14 17:06
あと1時間です・・・何が起こるか???
186 :
名無しの笛の踊り:02/02/14 21:18
>>179 1.ブラームス2番アルトラプソディ 79年ザルツブルグ/ウィーンpo
2.シューベルト グレイト 69年 ウィーンpo
3.モーツァルト レクイエム
1の1楽章を聞いてベームとわかる人はいるかな・・・クライバーばり
2の快速テンポはまた心地よい。
私はこの3枚。
187 :
名無しの笛の踊り:02/02/14 22:12
ベームのブチ切れ演奏を聴くと「女なんていらん!!」と思う漏れは変??
でも、最近そこまで思わせてくれる音楽家がいないんだよねぇ〜。
今ごろオフ会か・・・・
188 :
Baraques:02/02/14 23:54
>>187 オフ会でも話題になったけど、75年や77年のベームの
来日公演で舞台下に押し寄せた聴衆はことごとく男ばかり。
これがアッバードやムーティだと「マダマ!」と呼べそうな
雰囲気の女性が花束を持って現れますね。そうしたムーティ
ファンの美人(!)のお医者さんを存じ上げてますけど、た
しかにベームじゃああいう人はつかないな。
オフ、都内某所にて無事終了しました。総勢5名でした。彼女を
振りきって来てしまった某氏、アフターケアをしっかりね。蛙氏
がまたきっと何か企画してくれるでしょうから、今回参加できな
かった皆さんも次回は是非どうぞ。
これは蛙とは別の意味です(笑)。…ってBaraquesさんならわかるか。
日付のわりに(笑)、皆さんモテそうないい感じの人ばかりでした。いやマジで。
ベームの話から今の指揮者の話まで幅広く、周りに迷惑なほど盛り上がり、
気付いたら4時間以上。次回のオフをおおいに期待させてくれました。
会ってみないとわからないことって多いもんです。今回来られなかった方も
機会見つけてお会いしましょうね。
190 :
名無の笛の踊り:02/02/15 00:20
>180
3)を持ってる。
感想についてはまったく禿道。
191 :
Seine Frau:02/02/15 08:27
192 :
名無しの笛の踊り:02/02/15 08:32
無事に済んで、何より・・・
オフ会、楽しかったっす。
年齢、職種の違った人の集まりで、ベーム以外にも色々な話が聞けて面白かった。
残念ながら荒らしクンは来て無かった(多分)。
またいつかやりましょう。
>>191 ロンドン響の間違いでした。お詫びして訂正。
194 :
名無しの笛の踊り:02/02/15 10:28
2ちゃんでオフ会ってあんたらが初だろう
195 :
名無しの笛の踊り:02/02/15 11:05
ヴァント死んだね。
196 :
名無しの笛の踊り:02/02/15 11:34
合掌。
また寂しくなるな。
オフ会でも大いに話題になりましたが、ミュンヘン77年のフィデリオ。
私にはどうしてもタイトル・ロールのベーレンスの出来が酷いようにしか思えないのです。
声の薄さを隠すようなヒステリックで粗い歌唱は、彼女の一番悪い面が
出たように聞こえるのですが。これが良いという方には、ぜひお会いして
どこに魅力があるのかご教示いただきたいくらいです。
オペラは一種の嗜好品ですから、好みに違いがでて当然というのはわかっていますが。
私にとっての最高の歌唱は、1969年ドレスデン、1970年DOBの二度、正規に
ベームとの記録を残しているギネス・ジョーンズです。
声質・歌唱・演技とも、役に自然に適合しているように思うのです。
オフ会の面子のなかで、真性ベームヲタなのはオレだけだったような
気がする。
199 :
名無しの笛の踊り:02/02/15 23:06
エロカンスのベト全バラ売りは買い?
200 :
200 get!:02/02/16 00:04
ゲット
201 :
Baraques:02/02/17 05:23
>>197 そんなにベーレンスが嫌いなら、そのCDを50円で引きとってさしあげよう。
きのう買おうとしたら、3800円もしたので見送ったよ。
>>198 真性ヲタですか、私くらいではその仲間には入れてもらえないのですな。
確かに裏の青いのは一つも持ってないしね。75年には往復葉書を出しまくり、
77年には伊勢丹プレイガイドの前に徹夜し、80年には大久保の民音まで申込
みを持っていったけれど…。
>>197 べーレンスそんなに悪いと思わなかったけどなあ。
ジョーンズはハスキーな声ではないけど、どちらかというときつめの声
だと思う。個人的な順位を敢えてつけると、ルートヴィッヒに一票。
>>201 真性ヲタと言ったのは、音楽について広くバランスの取れた鑑賞をしてるか
どうかと言うこと。自分はベームの青裏には詳しいが、、、、、、
203 :
名無しの笛の踊り:02/02/17 21:26
>>201 俺、77年のときは新芸の会員になった。
204 :
名無しの笛の踊り:02/02/17 21:26
このスレアホのすくつだよね!
205 :
アフォ一号:02/02/17 21:31
巣窟は「すくつ」ではなく、「そうくつ」と読むのだが、、、、
受け狙いのつもり?
それともアンタも、、、、、
206 :
名無しの笛の踊り:02/02/17 21:44
>>204, 205
「すくつ」かどうかは別として、確かにアホが一名紛れ込んでるな。
207 :
名無しの笛の踊り:02/02/17 22:57
ウェーバーの話題が出てませんが、オベロン序曲のドレスデンでのSP録音を
愛聴しています。第二主題をロマンティックにやっているところが萌えます。
デッカでのVPOとのモノラルはつまんない。
70年代後半のザルツブルグのライブも良いです。
あと、アルカディアから72年のウィーン国立歌劇場でのライブで
魔弾の射手全曲が出てました。録音は悪いですが、演奏は○。
やはり、ベームの一番の魅力はライブでのオペラだと思います。
長い幕でも、最後まで飽きさせずに聞かせる手腕にはいつも敬服。
メリハリをつけるのがうまい。
狼谷の場面で雷鳴や暴風の効果音を使っているのにちょっとびっくり。
ここの場面ではこういう効果音は普通に使うのでしょうか?
この曲、他にはカイルベルトのスタジオ録音(素晴らしい名演!)しか知りませんが、
そこでは使って無かった。
210 :
名無しの笛の踊り:02/02/18 01:25
>>169 >>170 とっても亀レスで申し訳ないんですが、
いくつかあるベーム&バーンスタイン&カラヤン・ジョークの中で、
最高傑作バージョンは、以下のモノだと思います。
ベーム :
世界一の指揮者は私だ。
何しろ、R・シュトラウスやA・ベルクのオペラは
作曲家直伝だからね。
バーンスタイン :
いやいや、世界一は僕だよ。
何しろ、僕が指揮する自作は
神様からインスピレーションを頂いて作曲したからね。
カラヤン :
俺はそんなもの与えた憶えはない。
211 :
ある病院にて:02/02/18 01:35
患者A:「俺はナポレオンだ!」
患者B:「誰がそんなこと決めた?」
患者A:「神様が決めた」
患者C:「俺はそんなこと決めた覚えはねえ!」
212 :
名無しの笛の踊り:02/02/18 03:51
ベートーヴェンについての話題はもう終わりか?
今はシューベルトなのか、ウェーバーなのか?
そんなことないよ。
言いたいことがあったら書きなよ。
214 :
名無しの笛の踊り:02/02/18 13:35
ベーム ウィーンPOのベト5。なんと平凡な演奏と思いながらも
何度も聞き直している。カラヤンの壮麗もフルトヴェングラーの非日常的
エネルギーもないが、不思議とこれがあきないんだな。あっ。だからベーム
ヲタなのかオレは・・・。
>>202 ジョーンズは、彼女の録音の中でも最高傑作だと思います。
一番声がよかった頃だし、彼女にありがちなズリ上げや恣意的なリズムが
最小限に抑えられてるし。
ルートヴィヒは力唱ではありますが……この辺は好みですね。
この頃のオペラ録音でDGは積極的にジョーンズを起用してるけど、
彼女は本来ベーム好みの歌手ではない感じがしますね。
ベームとしてはリザネクを使いたかったのでは…。
リザネクがベームの棒でレオノーレを歌ってるのを何かで聞きましたが、
愛情あふれる超スローテンポの棒で名唱を支えていたのが印象的です。
>>214 話を元に戻すようですが、ベト全では2番が一番好きです。
一楽章主部の固めの活力なんか、この曲にピッタリ。
>>201 50円はちょっと…。ベーレンスと関係ない「レオノーレ序曲」だけでも
その10倍くらいの価値はあるでしょう。
もっとも、指揮も69年盤の方が上だと思いますが。
216 :
>>214:02/02/18 23:38
第4楽章は非凡だと思われ。
>>209 でベームのオペラを褒めた後でこういうことを書くのは気が引けるのですが、
MYTOから出ていたウィーン国立歌劇場ライブのセビリアの理髪師はベーム最大の
「と」盤です。この演奏は66年カラヤンが監督を辞任した直後のものです。
カラヤンが辞めた後、エゴン・ヒルベルトは、イタリアもののレパートリーは
ドイツ語で上演されるべきという方針を打ち出し、この公演が運悪くその第一号
になったそうです。ライナーを読むと、序曲が終わって一曲目が始まると客席には
ドイツ語での歌唱を非難するざわめきが充満したそうですが、CDでは聴こえません。
それにしても、ベームのロッシーニの場違いさには、言葉を失います。
序曲のコーダのクレッシェンドのところをとっても、ベームは律儀に音符を刻んで
しまうので、滑るようななめらかさが無く、何かプレス機のような工作機械が高速で
操業しているような、不思議な音楽です。
ライナーにも、本来このような演奏を売り出すべきでは無いのだが、ヴンダーリッヒの
アルマヴィーヴァの素晴らしさ故に発売する、と滅茶苦茶な言われようです。
なお、ライナーにはレリ・グリストのパンチラかも(?)という写真がのってます。
マニアの方は中古CD屋を廻ってね。
218 :
149=164:02/02/19 06:17
今日、メロディアのベームを購入してみました。
2枚組で曲はブルックナーの7番とシューベルトの5番。レコード番号はM10-40723-26,ピンクレーベルです。
不明なのは演奏者なんですが、ロシア語の出来る店の人に聞いてみた所、実はブルックナーはベルリンフィルではないようです。
ВЕНСКИЙ フィルハーモニーオーケストラという表記です。ウィーンフィルでしょうか?てっきりベルリンフィルと勘違いしてしまいました。
シューベルトはドレスデンです。
なお、レコードの各面の下部にАРХИВНАЯ запнсь из концертного зала とか書いてありました。
前のレスによると、ワルター協会盤に似ているようですね。
>>218 ВЕНСКИЙ はウィーンですね。
АРХИВНАЯ запнсь из концертного зала はライブ録音という趣旨でしょう。
多分、ワルター協会盤と同一録音でしょう。
参考までにデータを掲載します。
1 ブルックナー7番(Preiser盤による)
録音 1943.6.4,5
演奏時間 19:03 27:35 10:05 10:50
2 シューベルト5番(FONO TEAM盤による)
録音 1942.6.12
演奏時間 5:10 10:33 2:27/2:30 4:53
なお、メロディアではないのですが、LP時代にロココから珍しい録音が
発売されていたように記憶しています。
220 :
名無しの笛の踊り:02/02/20 08:08
>>215
214です。そうですか?1番、2番はベームに合っていそうと
思っていました。きいてみます。
>>216
昨日もう一度聞き直した。たしかにこの第4楽章は味がある。
全然ふっとばす勢いじゃないけどね。
日本でこの曲やったときは、聴きにいけなかったので
涙を飲んでテレビで見ていたが、第4楽章にはいった
とたん、ベームがぐわっと目を見開いて、顔がカーッと
真っ赤になっていたのを思い出す。出てくる音楽といえば
そりゃもう凄かったと記憶している。隣に座って飯を食って
いた音楽無関心のうちのおやじも箸もったまま、口あけて
見ていたよ。これCDになってくれないかな。
221 :
名無しの笛の踊り:02/02/20 13:02
買った当時はなんとも思わなかったのかなぁ?
バイエルン放送響とのブル8ライヴ。ORIGINALS
多分当時は、クナの演奏がマンセー状態だったから、
速過ぎる!とか思ってたんだろうか?
でも、シューリヒトもマタチッチも気に入ってたからなぁ。
ただ聴き忘れてたのか?
あぁ、要するに凄く良いと言いたいんです。
222 :
名無しの笛の踊り:02/02/20 18:52
ベームのCDって買って聞いた当座は「なにこれ。」という
ぐらい変哲ないのが多いよ。最初からびっくりだったのは
ブルックナーの3番ぐらいかな。シューベルト全集も
未完成とグレート聞いて放り出していたが、ある日第2
聞いてすごく感動した。そのまま全曲制覇した。
223 :
名無しの笛の踊り:02/02/20 20:23
>>220 日本公演のベト5でしょ? 裏青で出てます。7
でも、正規盤がALTUSあたりで出てくれないかなぁ、それもDVDで。
224 :
名無しの笛の踊り:02/02/20 20:53
(巛ミ彡ミ彡ミ彡ミ彡ミ彡)ミ彡ミ彡)ミ彡)
,,从.ノ巛ミ 彡ミ彡)ミ彡ミ彡ミ彡)ミ彡)''"
人ノ゙ ⌒ヽ 彡ミ彡)ミ彡)ミ彡)''"
∧_∧ ,,..、;;:〜''"゙゙ ) 从 ミ彡ミ彡)ミ彡,,)
√(:::.`∀´)アヒャヒャヒャヒャヒャ!_,,..、;;:〜-:''"゙⌒゙ 彡 ,, ⌒ヽ 彡"__∧ あ゛〜
| (:::..、===m==<|::::::゙:゙ '"゙ ミ彡)彡'
>>000)
|_=|:::. |::. | ' ``゙⌒`゙"''〜-、:;;,_ ) 彡,,ノ彡〜''" ,,ミつ つ
(__)_) ゙⌒`゙"''〜-、,, ,,彡⌒''〜''"人 ヽノ,,ミ 人 ヽノ 熱いよ〜
"⌒''〜"し(__) し(__)"''〜し(__)助けて〜
∧ ママーン
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| このスレでもウザがられている
|
>>204を火葬します!!
225 :
名無しの笛の踊り:02/02/20 22:17
227 :
名無しの笛の踊り:02/02/20 23:19
>>223 一応、ALTUSのリリース予定に入ってるらしいよ。77年の田園&運命。
228 :
名無しの笛の踊り:02/02/21 08:22
ALTUSで出るのか。これはうれしい。ついでに
あの火吹きベームも見たいので、DVDもお願い
したいですね。
229 :
名無しの笛の踊り:02/02/21 08:27
まあ所詮は発泡酒レベルの人、どれ少し金出してまっとうなビールでも飲むかな。
230 :
名無しの笛の踊り:02/02/21 08:35
↑ あまり上手くないですね。出直してください。
231 :
名無しの笛の踊り:02/02/21 10:01
確かに煽りにしては全然スパイスが効いて無いな。
どうせ酒の味もわかるまいが、、、、
232 :
名無しの笛の踊り:02/02/21 10:33
>>229
発泡酒ってシャンペンのことですか?ビールより
高いんでは??でもベームはシャンペンというより
ワインの「シャンベルタン」ですかね。
パーッと飲んで上手い・・お終いではなくて
だんだんとその旨さがわかってくるという
感じですね。
以上、ボケてみました。
233 :
名無しの笛の踊り:02/02/21 11:56
>>217 「イタものをドイツ語で」というのは凄い話。
「フィガロ」「ドン・ジョヴァンニ」「コシ」に
ついては、どうしてたのかな。
234 :
名無しの笛の踊り:02/02/21 12:30
いまDGからドイツ語にしてあるオペラが出てるね。
東ドイツのレーベルのオペラもドイツ語の歌詞だし。
>>232 ここでいう発泡酒は、小泉の息子が宣伝しているような安酒の事でしょう。
飲みやすいらしいけど、ダイエットコークとか言って、
ただ本来のものを薄くしただけのものと同じだと思って良いのでは。
235 :
名無しの笛の踊り:02/02/21 12:36
この人のワーグナーって、どうなんでしょうか。
60年代のバイロイトの顔役だった人だけど、
その演奏については賛否両論あるみたいですね。
当時は近代的な響きとして賞賛(あるいは批難)
されたみたいだけど、今聴くとやっぱりドイツ的
な響きですね。
236 :
名無しの笛の踊り:02/02/21 13:35
ベームは第2次大戦中はザクセン(ドレスデン)国立歌劇場の監督
だったですよね。ドレスデンといえばヴァーグナーのもう1つの
総本山でしょ。恐らくここでベームのヴァーグナー解釈の基礎が
出来たのではないでしょうか。借金つくって逃げ出すわ、革命騒ぎで
オペラハウス破壊の片棒かつぐわというとんでもない大先輩ですが
ベームはヴァーグナーの後輩という意識はあったのではないかな。
フルトヴェングラーやクナパーツブッシュに比べて端正なヴァーグナー
ですけどね。
前スレからの流れで、バッハ、ヘンデルから始まって、今ベートーベン、シューベルト
あたりの話になってる。もちろん、誰かがそうすると決めた訳では無いんだが。
ワーグナーの話は後でゆっくりやらないか?
シューベルトでは、ベームは実演では2,5,7(未完成),8(大ハ長調)あたりを
よく取り上げていたようだ。でも、全集の録音では3番もなかなかよかった。
ライブ録音が無いのが残念だ。
大ハ長調のライブ録音は沢山あるが、異色なのは56年に北ドイツ放送響を振ったもの。
昔ORIGINALS (伊)から昔出ていた。
北ドイツ放送響の50年代というと、フルトベングラーがブラ1を振ったものが
あったが、それと同様のごつごつした迫力のある音になっている。この当時
このオケはこういう持ち味だったのだろう。
このシューベルトの演奏は、まるでベートーベンのような硬い迫力のある音楽に
なっている。
239 :
名無しの笛の踊り:02/02/22 08:11
全集のBPOとの大ハ長調はごつい演奏ですね。2階から
落としてもこわれないぐらいタガのしっかりかかった桶
みたいです。シューベルト演奏としては、何か足りない
ですね。それ以外の交響曲では第6番なんかシューベルト
らしい独特の味わいのある響きが良くでていると思います。
この全集は番号の若い曲の方が名演がならんでいますね。
今はインマーゼルなどの良い全集も出ていますが先駆的
でしかも決定版の1つになるとベームは外せません。
240 :
名無しの笛の踊り:02/02/22 11:10
ヘッセンとのベト「第九」って、もう出てる?
241 :
名無しの笛の踊り:02/02/22 13:05
>>239 不思議なことだが、ベームがいわゆる名曲でない曲を振ると、凄く充実した
名曲に聞こえることがよくある。逆に、いわゆる名曲を振ると、地味というか
どこか物足りなく聞こえることがある。
聴かせるツボを心得た指揮者ではなかったというべきか。
242 :
名無しの笛の踊り:02/02/22 13:07
>>240 へえー。そんなの出るんだ。青裏?
情報キボン。
243 :
名無しの笛の踊り:02/02/22 13:19
245 :
名無しの笛の踊り:02/02/23 11:10
最近「リング」を聴いているベーム初心者です。
ベームの本質はどのあたりにあるのでしょうか?
オペラ野郎ですか?
それとも?
246 :
名無しの笛の踊り:02/02/23 13:42
頑固者のライヴ野郎です。
247 :
名無しの笛の踊り:02/02/23 14:11
オペラ7割、コンサート3割かな?
248 :
名無しの笛の踊り:02/02/23 14:27
俺はオペラ8割、コンサート2割とみる
249 :
名無しの笛の踊り:02/02/24 19:27
ベームの真骨頂
●ジャンル……オペラ
●形態 ……ライヴ
●時期 ……1950年代半ば〜60年代
●場所 ……ウィーン国立歌劇場
●作曲家 ……モーツァルト、ヴァーグナー、シュトラウス、ベルク
以上の条件の揃ったものから聞くといいと思われ。
ウィーンに絞るのは極端だな。
夏季限定でザルツブルク、バイロイトも加えようか。
251 :
名無しさん:02/02/24 19:37
252 :
名無しの笛の踊り:02/02/24 22:02
>>249 ベーム初心者に対しては不親切。
正規録音でこの条件にあうものは現在殆ど出てない。
56年のドン・ジョバンニくらいしかないんじゃない?ドイツ語歌唱だし。
>>245 あなたの好きなオペラでベームの指揮のものが出ていたら、好き嫌いはともかく
スタジオ録音でもそんなにハズレは無いはずです。
オケ曲だったら、モーツアルトの交響曲、ベートーベンの田園、ブルックナーの
3,4番あたりを聴いたらどうでしょう。もし気に入れば他のものも聴けば。
253 :
名無しの笛の踊り:02/02/24 22:15
>>241 吉田秀和氏も、似たようなことを書いていたような覚えがあるのだが・・・
(「世界の名指揮者」でしたっけ??記憶がおぼろげですいません)
はじめて、鉄道板以外にカキコするクラシック2ch初心者ですが、よろしくお願い
します。
吉田氏の本は私も読んでいます。賛成する部分とそうでない部分があります。
吉田氏は、ベームは名曲になればなるほどものたりない、という書き方だったと思います。
私が見るところ、いわゆる名曲を振った場合、
大変充実した名演になる場合(たとえばジュピターやブラームス1番など)や
あれっというほどあっさりした演奏になる場合があります。
後者の典型は前にも出た、VPOとの運命の第一楽章があげられます。
これは、スタジオ録音だからチンタラやっているわけではなさそうで、
海賊盤で聴ける2つのライブ録音でも同じようにやっています。フルトベングラーなどと
比べると物足りなく思う人が多いと思いますが、ベームにとってはこの曲は
あくまでも「交響曲第5番ハ短調」なのだと思います。
255 :
名無しの笛の踊り:02/02/24 23:03
べームのベト5はするめイカ。
はじめスカスカ、噛めば噛むほど味が出る。
256 :
名無しの笛の踊り:02/02/25 08:35
>>254 たしかに、ジュピターとブラームス1番はどの演奏もはずれは
ないですね。大雑把に言えば、伝統を煮詰めたような傑作には
最高の強みを発揮し、型破りな名曲にはやや引いてしまうという
ところがあったのですかねえ。「ヴォツエック」とか「エレクトラ」
は例外かもしれませんが、シンフォニー系の作品演奏にはその傾向が
ほぼ当てはまるような気がする。
>>240 ヘッセンの第九聴きました。
ベームの演奏は随分聴き込んだつもりでしたが、これは意外な発見でした。
結論から言うと、これは大変な名演です。今まで聴いた他の5つ(3つのスタジオ録音と
63年の2つのライブ)とは大分趣が異なっています。
凄い表現意欲が渦巻いていて、抜き身の刃のような緊迫感が最初から最後まで持続しています。
特に第4楽章は大変劇的な演奏になっています。名前を伏せて聴かせたら、多くの人はアーベントロート
かフルベンの演奏と思うのではないでしょうか。
ベームは50年代半ばくらいまでは、時々こういう演奏をしていたようですが(51年のBPOとの
ハフナー(URANIA)、や56年の北ドイツ放送響とのグレート)、段々抑制された演奏を
するようになっていったと思われます。
多分、大戦が終わり10年くらい経って、こういう「熱い」演奏はドイツでは段々受け入れられなく
なっていったのでしょう。
比較の意味で、運命の第一楽章をコンビチュニー(スタジオおよびライブ)と
カイルベルトで聴いてみた。どちらも「運命の動機」の提示はベーム同様
あっさりやっている。展開部の途中から盛り上がるのもベームと似ている。
多分、こういうのが「ドイツの伝統的解釈」で、フルベンの様式がむしろ
異端(もちろん悪い意味ではない)なのだろう。ベームとしても、自分独自の
解釈を打ち立てよう、という意志も無かったのでは。
259 :
名無しの笛の踊り:02/02/26 08:09
ベームにものすごくユニークな個性を求める気はないです。
フルトヴェングラーやクナパーツブッシュじゃないからね。
むしろ高品質で安定した解釈をとことん追求した音楽と
思っていますから。だからモーツァルトとかブラームスが
決定的な名演の1つになるんじゃないのかな。これはこれで
すごいことだ。R.シュトラウスのオペラのうちでも
比較的知名度のないやつなんか聞くときは本当に有り難い
存在です。
>>257 やっぱり、そう思いましたか!
ベームの「第九」は以前1枚持っていたんですが、
気に入らなかったのか?売ってしまったようです。
この演奏、凄いです、熱いです。
全曲にわたって、いろいろと表情をつけてる。
それが見事にはまってる。
コーホー的に書くなら、ヘッセンの死ぬ気のティンパニ。
三楽章と四楽章前半が1トラックになってるのは意味があるんですか?
>>260 多分、何かの手違いじゃないですか?4楽章の途中でトラックが変わってるし。
このLiving Stageという会社は、CDジャケットに住所もメアドも載せてないし、
あんまりちゃんとした会社じゃなさそう。
ベームのことは高く買ってるようで、今後ともベームの演奏を出す、と書いてるが、
応援しようにもメール遅れない。
262 :
名無しの笛の踊り:02/02/27 07:18
音楽現代3月号で某評論家が「80歳超えて現役だった指揮者」を書いている。
その中で、ベームは「ある事情」で引退したくてもできず、活動を続けざるおえ
となかった、とある。これはなんなんだろう。
263 :
名無しの笛の踊り:02/02/27 07:43
たしか俳優の息子さんを抱えていたんじゃなかったかな。
あまり売れない俳優だったんだろうね。「ピーターと狼」
なんてベームには場違いな曲を録音して息子のカール・ハインツ
さんにナレーションやらせているのもその一環では?
>>256 名曲といっても2種類あると思うのです。
ジュピターやエロイカの最終楽章などは、「すべての音をあるべきように鳴らす」と
それだけで充実したように聞こえます。
一方、エロイカの2楽章などは、積極的にドライブするというか感情移入をしないと、
なかなか引き立たない曲だと思います。何回か話題になった、シューベルトの大ハ長調の
2楽章の全休止以降も同じと思います。こういう曲をベームが「まっとうに」やると、
物足りなく聞こえるケースがあるようです。勿論、ライブでは熱くやることもままあった
ようですが(例えば、青裏の73年BPOとのライブのエロイカ)。
運命の一楽章が、前者か後者かはむずかしい問題だと思います。私は後者なのでは
ないかと思っています。
>>263 そういえば、ザルツブルグでエレクトラを上演する計画があった際、無理に息子を演出家として
起用しようとして、結局上演がお流れになったという話を読んだことがあります。
265 :
名無しの笛の踊り:02/02/27 20:16
>>262 ベームに限らず、老齢を理由に引退する人は少ない。金が欲しいだけの理由じゃない
と思う。
ジュリーニやクーベリックみたいなのはむしろ例外。
266 :
名無しの笛の踊り:02/02/27 20:18
267 :
名無しの笛の踊り:02/02/28 07:03
へッセンの「第九」CDは、昔日本で出たLPより音が良いのか。
268 :
名無しの笛の踊り:02/02/28 11:15
ベームのワグナーは最高でした
269 :
>>267:02/02/28 12:24
LPを聴いてないので何とも言えないが、ライナーノーツには「かって
この音源の音の悪いディスクが幾種類か出ていたが、このディスクは
マスターテープによっているので、音がよくなっている」という記述が
ある。まあ、売り手の言うことだから、どこまで信用できるかは知らない。
音質は、当時の録音ならあの程度だろう、といったところ。
TAHRAあたりがやればもっと良い音になるだろうが。
270 :
名無しの笛の踊り:02/02/28 13:39
Orfeoから出てた、バイエルンRSOとのシューベルト2番のライブはヨカタ
271 :
U-名無しさん:02/02/28 13:43
べームと朝比奈の生涯
272 :
名無しの笛の踊り:02/02/28 13:58
どっちもいいです
273 :
名無しの笛の踊り:02/02/28 16:32
ベームのシューマンって交響曲4番以外に何かあるのかな。
274 :
名無しの笛の踊り:02/02/28 17:22
1975/3/17のNHKホール。萌え〜
275 :
名無しの笛の踊り:02/02/28 21:19
>>273 ピアノ協奏曲とヴァイオリン協奏曲、チェロ協奏曲。
ただし正規盤は残っていないはずだと思われ。
ピアノ協奏曲は、ドレスデン時代のギーゼキングとのSP盤が正規録音であるはず
です。未聴ですが。
青裏で、ギレリスとのライブ聴きました。ギレリスがロマンティックにやっていて
良い演奏です。ベームの指揮は特にどうということはありませんでした。
277 :
名無しの笛の踊り:02/03/01 10:05
シューマンの4番は、晩年のスタジオ録音より、69年のザルツブルグライブの
方が良い(Orfer)。
278 :
名無しの笛の踊り:02/03/01 18:00
オレ、ベームヲタだけど、ワグナーの演奏はあんまり好きじゃない。
280 :
名無しの笛の踊り:02/03/02 06:27
ベームがバイロイトでやったベーさんの第九、その昔御茶ノ水の音盤組合でみたが、
誰かレーベルと内容を教えてくれ。
>>280 私の持ってるのは、メロドラムの輸入盤だが、日本でも王国際から出てたと思う。
現在はどちらも中古市場でしか見つからないのでは。
ライブだし、良い演奏なのだが、惜しむらくは音があまり良くない。
もっと音の良いリマスターが出てくれれば、、、、
282 :
名無しの笛の踊り:02/03/02 11:57
283 :
名無しの笛の踊り:02/03/02 21:20
>>281 CDでは、クラウン=パレットよりPAL−1という企画で、
発売されてました。合唱の質が高く、ショックを受けました。
最近発売された、ヘッセンでの54年の演奏に比べると、バイロイト第九は
芝居気は少ないですね。すごくまっとうな演奏をやってる。
でも熱のこもった良い演奏。
ベームファンとしては人後に落ちないつもりですが、ワーグナーだけはちょっと疑問符付きです。
比較的音の良いCDとしては、オランダ人、トリスタン、マイスタージンガー、指輪4部作が
聴けますが、マイスタージンガー以外は正直なところ愛聴盤とは言いかねます。
オランダ人、ワルキューレ、トリスタンなど緊迫感にあふれていて、名演であるのは確かですが。
いつものように、長い幕でもだれずに最後まで一気に聴かせる手腕はさすがです。
でも多くのものを切り詰め過ぎたというか、、、、
叙事詩としては見事だけど、叙情詩としての側面が無さ過ぎるというか、、、、
マイスタージンガー以外は音楽にあまり共感していないのではないか、と勘ぐっています。
もっとも、この私の感想は、バイロイトライブ録音の砂を噛むような音による部分が大きいのかも
知れません。
昨夜、バイエルン国立歌劇場64年のカイルベルトのマイスタージンガー聴いてましたが、惚れ惚れする
ような音です。ベームの78年のフィデリオも音良かったけど。
286 :
名無しの笛の踊り:02/03/03 10:30
おっっっそい!!
もっと速くふれ!!
287 :
名無しの笛の踊り:02/03/03 11:40
54年ヘッセン買うた。
LPより音良かと思う。
この演奏、何かの祝典演奏じゃなか?
(アルテオーパー会場記念?)
288 :
>>287:02/03/03 12:49
ライナーノートによると、ヘッセン放送局ホール?
の落成記念演奏。
289 :
名無しの笛の踊り:02/03/03 13:11
290 :
名無しの笛の踊り:02/03/03 13:14
LP時代には、33回転のレコードを45回転でかけるという
裏技があったな。
291 :
名無しの笛の踊り:02/03/03 13:38
ベームはテンポが速いし、茫洋とした感じよりきちんと
まとめる感じの指揮者だから、ワーグナーに合わないという
意見は昔から多いのは確か。
それに慣れるかどうかが評価の分かれ目?
あと、ベームがだめな人は、最近のワーグナー指揮者では
だれがいいのかな?
292 :
名無しの笛の踊り:02/03/03 19:41
ヘッセン大工聴いた
うるさいだけで好きいなれん
>>291 最近の指揮者のワーグナーはあまり聴いてない。
まあ、バレンボイムやレヴァインは生で聴いたが。
両者ともきっちり良い仕事してた。
誰か、おすすめのワーグナー指揮者っている?最近の人で
>>291 最近の指揮者のワーグナーはあまり聴いてない。
まあ、バレンボイムやレヴァインは生で聴いたが。
両者ともきっちり良い仕事してた。
誰か、おすすめのワーグナー指揮者っている?最近の人で
295 :
Baraques:02/03/03 22:02
>>295 時差ぼけ直った?
あのパッサカリアは聴いたけど、名演ダタヨ。
>>294 おすすめのワーグナー指揮者はラトルでしょうか。トリスタンは絶品でした。
>>296 ということは、全曲がCDで出ているのですね。二十世紀音楽のところまで進んだら、
詳しく書いて下さい。時差ですか?東から西へ行くと、しばらく早起きになります。
>>295 あとから聴いたこのサイトのショルティのリハーサルが、バーンスタインと対照的で
また楽しいですよ。
ラトルのワーグナーねえ、、、、
去年、VPOとのベートーベン演奏会行った。
頭で作った、人工的な演奏スタイルと思って聞いてたが、最後まで聴くと
なかなか良いと思わせるだけの力は持っている。ワーグナーもチャンスがあったら
聴いてみるよ。
299 :
名無しの笛の踊り:02/03/04 17:12
ベーム80年来日のフィガロを聞いてみたいんですが、
正規・非正規問わずCDでてますでしょうか。
識者の方教えてください。
300 :
名無しの笛の踊り:02/03/04 17:14
>>299 正規は出ていないと思います。
それ以外は、不明。
301 :
名無しの笛の踊り:02/03/04 18:38
301
302 :
名無しの笛の踊り:02/03/04 18:59
>>299 非正規盤出てた。
永福町のA楽器でしばらく前に見たような。
303 :
名無しの笛の踊り:02/03/04 20:01
ベー無のべと全集、よい
>>299 自分のところにあるのは、ECLOGUEというレーベルの「ECL 1-100-3」という番号。
あと、私こと孫コピーヴィデオ持ってます(オリジナルはベータだったのをVHSに落としたもの)。
ルチア・ポップがメチャ可愛い! ヤノヴィツは意外にもユーモラスな味。
今度またオフ会開けたら上演会でもしましょう。
305 :
名無しの笛の踊り:02/03/05 00:57
指揮台でうたた寝をしていたというのは本当ですか?
306 :
名無しの笛の踊り:02/03/05 08:08
ネタか?あの音楽の鬼親父みたいなベームがそんなこと
するとは信じられない。
>>304 Froschさん、容姿で歌手の評価決めてない(w)?
ベーレンスかわいそう、、、、
308 :
>>305:02/03/05 19:34
クナの話じゃないの?
309 :
名無しの笛の踊り:02/03/06 06:49
中野さんの話では、ベームの性格非常に悪しという。
ところで、そのウィーン・フィルの連中の話、具体的に書いてないので
よう分からん。「平気で人を傷つける」、てどんなこと?
誰か教えて。
310 :
名無しの笛の踊り :02/03/06 09:28
プローベの時、癇癪が爆発。気に入らない楽員を晒しageることがしょっちゅう。
楽員の人格を無視した様なことも平気で言ったらしい。
まあ、昔は他にもそういう人いたみたいだけど(ライナー、メンゲルベルクなど)。
あまり具体的なことは知らん。
311 :
名無しの笛の踊り:02/03/06 09:49
トリスタンとイゾルデ、ロドルフォのライブ盤はどうでしょうか?誰か聴いた方いますか?
312 :
>>310:02/03/06 16:53
まあ、性格悪いっていってもトスカニーニほどではないんじゃない?
指揮棒で楽員を突き刺したりしたっていう話は聞かないし。
313 :
名無しの笛の踊り:02/03/06 17:31
性格悪いっつったら手塚治虫だな
315 :
名無しの笛の踊り:02/03/06 19:47
>>309 >>310 戦時中は、ウィーン国立歌劇場の音楽監督だったベームに
サジを投げられた演奏者が 前線送りになって戦死したとの噂すらある模様。
特に自分の見知らぬ新人奏者は、まず確実に血祭りに上げられたそうな。
しかし、ひとたび信頼を得ると、それまでの悪口雑言をケロっと忘れて
「僕は君の演奏が前から一番好きなんだよ」などと言う始末。
VPOのメンバーが こんな風なエピソードを
まるで自分たちの父親を懐かしむかのように笑いながら話していた
という記事を 昔 雑誌で読んだ記憶がある。
大指揮者であっても、陰で親愛の情をもってからかわれるようなところが
ある意味ベームらしいと思う。(これがカラヤンなら・・・)
でも、最後まで罵倒されたままで終わった演奏者もいたらしい。
バリリが今でもベームの悪口を言うのは、もしかしたら
ベームに認められる前に自分自身が引退してしまったからかも?
(単なる憶測だから、マジに突っ込まないで下さいね)
アルフレート・プリンツもベームのこと悪く言ってたな。
317 :
名無しの笛の踊り:02/03/06 20:43
腐った根性の持ち主はベームだったのね・・・・
318 :
名無しの笛の踊り:02/03/06 20:49
昔の大指揮者の多くは根性悪だったってこと。
チェリやベームに限った話ではない。
性格良くても演奏が良くなかったら話にならんし。
319 :
名無しの笛の踊り:02/03/06 20:52
指揮の芸術は、結果がすべて。その為、オケの連中が、時間をもて遊ぼうと、
怒りで、我を忘れようと、聴く方にとっては、全く関係なし!
320 :
名無しの笛の踊り:02/03/06 20:55
>>318 メンゲルベルクやワルターも最悪だったらしいね。
321 :
>>320:02/03/06 21:00
そろそろ話を本題に戻しましょう。
>>311 個人的にはバイロイトのライブよりも好きです。
バイロイト盤は音がきつく、個人的にヴィントガッセンの歌唱法が
好きではありません。ロドルフォの73年のオランジェ音楽祭のライブ
は屋外公演なのに、ずっとましな音です。
でも聴衆のマナーは最悪ですね。前奏曲を聴いてみてください。
322 :
名無しの笛の踊り:02/03/06 21:06
聴衆のマナーって?
私語、足音(遅れて席に着いた奴ら)がひどい。
前奏曲は鑑賞できる状態ではない。
>>307婆羅苦さん
容姿ですか。健全な男として標準的なくらいには勘案しますが、それだけでもないですよ…。
ベーレンスに関しては、人柄にも、話していることにも、かなり共感できるんですけどね。
歌はどうしても好きになれないんです…。
今日は302に挙がっている店に、実に18年ぶりに行きましたよ。
今度、ホーレンシュタインのスレを立ててみました。
皆さんも暇な時に遊びに来てね。
>>324 ベームの東京のフィガロ、まだ売ってました?
321 さん
レスどうもありがとうございます。
どういたしまして。
オランジェ盤はバイロイトよりテンポがさらに早くなっていますが、聴いた
感じとしてはそんなにせかせかした印象はありません。
あと、青裏で70年のバイロイト公演も出てますね。
328 :
名無しの笛の踊り:02/03/08 03:49
ALCHIPELからナポリでのタンホイザー出てるけど、音どうですか?
情報キボン。
329 :
名無しの笛の踊り:02/03/08 10:49
>>321 ロドルフォの73年のオランジェ音楽祭のライブって、
ヴィデオ(LD、DVD)の音声トラックとは違うのですか?
同じ音源だと思う。
ARCHIPEL盤は聴いてないが、同じ音源のMELODRAM盤持ってる。
はっきり言ってひどい音。
聞くところでは、ARCHIPELは自社で音源を発掘・マスタリングする訳ではなく、
コピー屋さんだそうな。だから良い音は期待しない方がいいかも。
タンホイザーは、マイスタージンガーと並んでベームに合った曲だと思うので、
良い音のディスクが無いのが残念。
332 :
名無しの笛の踊り:02/03/08 22:50
56年BPOのブラ2は廃盤っすか?音質とかどうなんだろ?
スゲー欲しいんだけど・・・
333 :
名無しの笛の踊り:02/03/09 01:28
>>327 LP時代には62年のバイロイト公演も出ていましたよ(MELODRAM)。
>>328 婆羅苦さんの指摘のとおり、音は悪いです。演奏も特筆すべき点はありません。
特殊なベーム・コレクター以外にはお薦めしません。
(それを持っているお前は何なんだといわれそうですが・・・。)
>>332 大分前に廃盤になったと思います。
音質は当時のものとしては標準です。もちろんモノーラルです。
>>332 DGのオリジナルズあたりで出してほしいですね。
あと同時期のアイネ・クライネも。
>>333-334 レス三九っす。
やっぱりそうか(苦笑、50年代+BPO+DGとくりゃファンには
マストアイテムなんだろーし、はよ復刻してほしいもんですね。
没後25周年待ちかな?75年の裏青あるから我慢はできるけど(w
336 :
名無しの笛の踊り:02/03/10 19:59
ベームの指輪って、フィリップスから出てるもの以外にもあるんでしょうか
(含む青裏)?
フィリップス以外の録音については知らないが、フィリップス盤安くなったよね。
4つ全部あわせて数千円くらいでしょ、今。
昔、2〜3万出して買ったオレって、、、、、、
338 :
名無しの笛の踊り:02/03/11 23:41
メジャーレーベルの良く売れてるCDは待てば待つほど安くなる。
マイナーレーベルは見たときに買っとかないとネ。
339 :
名無しの笛の踊り:02/03/12 08:33
ヘッセンの第9購入の予習のつもりでDGの第9(旧録リッダーブッシュ
ジェス・トーマスETC)を聞いてみたのですが、引き締まっていい演奏。
この長い曲を全体のプラン通りにキチッと弾いている感じでベームらしい
ところ吉でした。あのVPOが、特に金管が必死に吹いているところも驚き
今の指揮者たちじゃVPOはこんなに一所懸命吹いてくれないよな〜。
結局ベームのベートヴェン全集では、この第9と田園はぼける前。
その他はぼけた後ということだったのでしょうか。72〜3年くらいを
境になにか演奏の集中力にかなりの差がでているような気がして
なりません。それにしてもハイドンはザロモン・セットを残して置いて
欲しかった。
ベームの第九聴くのに予習?
そんな人初めて聴いた。
受験勉強のやり過ぎ???
ところで、ヘッセンの復習には何聴くだ?
341 :
名無しの笛の踊り:02/03/12 22:31
なぜそう取るかなあ。
「予習」という言葉を聞いて「受験勉強」を想起することこそ、
「受験勉強のやり過ぎ」だと思うよ。
>>339 スタジオ録音だけ聞いてると、72年頃を境と思うようになるのも分かるけど、
実演含めて評価するとそんなこともないよ。
342 :
名無しの笛の踊り:02/03/12 22:43
>>339
ベームは実演でもハイドンは殆どやっていませんね。
戦後ザロモンセットの曲はやってないと思う。
343 :
名無しの笛の踊り:02/03/13 08:08
確かにハイドンはベームのメインプログラムではなかったようですね。
しかし本当に完成度の高い演奏。入れ込みすぎてもダメだし。
あっさりしすぎると陳腐に陥る。「オクスフォード」なんか理想像に
近いです。なんか、別に超高級でもないが美味しいパンを頂いている
ような充実感にひたれます。
344 :
名無しの笛の踊り:02/03/13 08:41
ベームのハイドンDGはちょっとマターリしていてあまり好きでない
のどかに美味しいパンを食べているという表現は、確かにピッタリだが
345 :
名無しの笛の踊り:02/03/13 08:48
ベームに限らず、あの時代のハイドンは、今から
みるとマターリと聴こえるのでは?
あと、「72年を境に衰えた」かどうかだけど
ブルックナーの第4は73年録音だけど、気力
充実した立派な演奏に聴こえる。
age
347 :
名無しの笛の踊り:02/03/15 18:15
少し軌道修正しよう。シューベルトくらいまで話が進んでいたので、
次はワーグナー、ブルックナー、ブラームスあたりか?
348 :
名無しの笛の踊り:02/03/17 00:02
age
349 :
名無しの笛の踊り:02/03/17 16:11
ベームのブル4、vpoとのは音が良いだけでつまらん。
DSKのは好き。
350 :
名無しの笛の踊り:02/03/18 18:04
>>349 >vpoとのは音が良い
LP時代、貧弱なわが家の装置で聴いていた。良い音と思った。
CD時代になっても相変わらず貧弱な装置ではあるが、CDで聴き直し、
末端肥大的なバランスの悪い録音であることに気づいた。
初出当時は、DECCAの「あの録音」であるがゆえに
ヒットしたのであろうが、今となっては残念である。
もっとも、DG等で録音したとしても、
良い音になったかどうかは定かではないが・・・。
>つまらん。
最近は、録音の悪さが気になって途中で聴くのをやめてしまうことが多い。
録音の悪さを遥かに超越した、というほどの名演奏でないことは
確かかも知れない。
皆様の反論をお待ちしております。
351 :
名無しの笛の踊り:02/03/18 21:32
age
>DSKのは好き。
あれはブルックナーの干物であるといえよう。
2チャンネラーのヴァカ共へ
思い上りもほどほどにしなさい。私のような頭の切れる文化人の
復活も失脚もあーたのような低能な2チャンネラーに出来ると思ってるの?
ちゃんちゃらおかしな事です。もっと勉強しなさい、このヴァカ共。
ま、もともと感受性が欠落しているから、何やっても大成しないでしょうけどね。
そして、私のしていることを、「荒らし」とは何事。2チャンのヴァカ共に
私の高邁な思想をお話するきっかけをつくって差し上げているのです。
有難く私の音楽を下記ホームページで拝聴なさい。
岡田克彦の音楽ホームページ「K.OKADAワールド」
(URL;
http://www.geocities.co.jp/MusicHall/5933/)
U野のケツの穴でも舐めてろ。
355 :
名無しの笛の踊り:02/03/19 13:50
何となく買ってきたが、ザンデルリンク SKドレスデン盤の方が
気に入ったので長いこと放ってあったブラースムの第2(VPO
スタジオ録音盤)を聴いてみてあまり良いので仰天した。
最初から最後まで気の抜けたところは皆無。(この曲では珍しい
ことだ。)作曲者への共感はものすごく強いし、オケも全力投球。
第1楽章から音楽が盛り上がるともう全身しびれるくらい感動する。
ブラームスは古今の音楽を研究してその手の教養も高く、作曲技法
でもプロ中のプロという人だったが、そのような音楽をこれまた
プロフェッショナルの塊のベームが弾くとこのようなことになるのだ。
もうこうなるとブラームスの分身が演奏しているような錯覚さえ
おぼえる。
一方ブルックナーについては、ベームは何か使命感みたいなものは
あったんじゃないだろうか。全曲録音も全曲演奏もしていないが
ハース版初出当時に録音を行ったというのは決してベームにとって
軽い意味合いじゃないだろう。ただその使命感みたいな模範的な
ところがブルヲタ達には気に入らないところなんだろうな。一つ
疑問なのは作曲技法上も凝っていて難曲でベームが好みそうな
第5をどうして再録音しなかったんだろう。音のリアリスト
ベームならさぞ良い演奏になったと思うが残念。ドレスデンの
古い演奏聴いた人いたら感想をお願い。
しなかったのか不思議だ。
356 :
Frosch:02/03/19 13:59
久しぶりの発言です。
ベームののブル5、ブル9を聞けないのは本当に残念ですね。
彼の場合、カラヤンのような形で音楽産業に発言権を持っていた指揮者ではなかったから、
「録音したかった曲」と「録音した曲」の不一致はけっこう起こっていると思います…。
ハース版初出当時に彼が録音を行ったのは、彼の意思というよりは、彼のいた位置ゆえと
いうようにも推察できますね…。まあ細かいことは知りませんが。
357 :
名無しの笛の踊り:02/03/19 19:56
ベームは戦後、実演ではブルックナーは7,8番以外殆ど取り上げていないのではないでしょうか。
4番を60年代にやったという記録はありますが、3,5,9をやったという記録はみあたりません。
戦前は全曲演奏会を何回かやったようですが。
だから、ベームは7,8以外録音したいという希望は晩年には強くは持っていなかったのでは?
勿論、実演でやっていないブル3やハイドンの交響曲で名録音を残しているから、録音したら
したで良い演奏になったかもしれませんが。
でも、個人的にブル9はベームには合わなかったのでは、と思う。
>>355 ザンデルリンク&DSKのブラ2は私も大好きです。趣味が合いますね。
358 :
名無しの笛の踊り:02/03/19 21:02
最後の第9(日本初出LP)のライナーノートに
遺されたレコーディングリストには日本からの希望で
ブル9が含まれていたとの記述を読んだ記憶がありますが、
現物が手元にないので確認できません。
また、ブル9については、大戦後、南米で演奏したことがあるのでは
ないでしょうか。
(「回想のロンド」にその旨の記述があったような・・・自信がありません。)
でも、ベームには不向きでしょうね、ブル9は。
359 :
名無しの笛の踊り:02/03/19 21:17
このスレアホのすくつだよね!
360 :
名無しの笛の踊り:02/03/19 21:17
>>359 つーかさ、クラ板の奴らって同じネタ引っ張りすぎ。
中高年が多いからか?
362 :
名無しの笛の踊り:02/03/20 08:42
>>357 355です。あのザンデルリンク盤とホーレンシュタイン盤で
ブラームスの2番が徹底的に好きになってしまいました。
さてベームの話題では、ブラームスのpf協奏曲第2番は
世間で言う名盤、2チャンではヘタレと言われていますが、
どうも録音のまずさも原因のような気が。なにか1枚薄い
カーテンがかかったみたいでどうも頼りない音。演奏自体は
第2楽章スケルツォはもっとエネルギッシュでいいじゃないか
と思う。
つーかさ、クラ聴いてる連中ってもともと同じ曲を演奏だけ変えてあれこれ聴き
まくる奴らだからさ。
歳の問題じゃないよ。
>>362 やっぱり、あんまり趣味似てないな(W)。
ホーレンシュタインのブラ2、あんまり良いと思わなかった。
ホーレソは大好きですが。
ところで、ベームのブラ2、ライブが青裏でいくつか出てるけど聴きました?
いくつかとても良いのがありますね。
365 :
おっと、、、、:02/03/20 09:42
364は355ではなくて、357でした。スマソ
366 :
名無しの笛の踊り:02/03/20 15:27
>>364 まあ共通項が1つあれば・・・。ホーレンシュタインは何か
高速度カメラで分解写真みたいなとこが面白かったですけど。
モチーフを伸ばしたり縮めたり、コマ切れにしたりする
後のシェーンベルク顔負けの仕掛けがよく分かる演奏。
とかくムード的になりやすいブラームスでは異色。
ところでベームのブラ2 スタジオ盤はお気に入りではないですか?
青裏もっていらっしゃるくらいだからご不満??当方残念ながら
裏青は非常に入手しにくい環境です。ベームの「ドッペル・コンチェルト」
でもあれば万難を排して買いに行きますけどね。
367 :
名無しの笛の踊り:02/03/20 17:22
オレがまだ厨房くらいん時は、よくNHKのFMで海外コンサートの録音もの
が放送されていた。そこでたまにベームのライブ録音も流されてて、とりわけ
印象深かったのは、ベルリン・フィルとの「モーツァルト三大交響曲」(39
〜41番)をやった時だ。特に最後にやったジュピターはもの凄い演奏で、曲
が終わったと同時にフライングよろしく、聴衆が「ウオー!ブラボー!!」と
一斉に賞賛していたのを思いだす。ブラボーの前に「ウオー!」っていう声が
ハッキリと聞こえたから、よっぽど凄い演奏だったんだなあ。
368 :
名無しの笛の踊り:02/03/20 21:16
>>367 ベームはかなりの頻度でモーツァルトの晩年3曲をやってます。
おっしゃる演奏は、多分BPO最後の客演時(80.09.13)でしょう。
ベルリン芸術週間の演奏で、テーマは確かストラヴィンスキー。
体調がよかったら(かつ若ければ)「火の鳥」やったでしょうね。
369 :
名無しの笛の踊り:02/03/20 21:46
>>367 ベルリン・フィルとの「モーツァルト三大交響曲」は漏れはエアチェックした
やつ今でも聴いてる。ジュピターの最終楽章などはまさに猛演。宇宙が鼓動し
てるみたい。モーツァルトなのに、マーラーの大編成オケの最強音より迫力が
あると思える。
晩年のベームはVPOよりBPOの方がより実力を発揮していると思う。
と言うか、相性がBPOの方が良い感じがする。
>>366 ブラ2のスタジオ録音は嫌いではありませんが、ちょっとお習字のお手本のような感じです。
スタジオではモノのBPOとのライブの方がノリが良くて好きです。
ドッペル・コンチェルトは、ORFEOからライブが出てますね。音の良くないのが
残念。
酔っぱらってるので、、、
370の3行目
「スタジオではモノのBPOとの録音の方がノリが良くて好きです。」
に訂正。
>>355 DSKとのブル5は、30年代のSP録音なので音の制約はありますが、私は結構すきです。
しかしU野からは4番同様「干物」と言われるタイプの演奏ですね。
短刀直入、余分な思い入れ無し、残響の少ない録音。
でもベームはやる気まんまん、DSKのアンサンブル(特に弦)は鉄壁。
4〜5分おきにつぎはぎした録音にはちょっと聞こえません。
70分一気に聴かせます。
まあ、好きな人には良い演奏、といったところでしょう。
ちなみに私が持ってるのはZYXという会社の復刻したCDです。SP復刻としては
最上の部類です。他の会社のは聴いてない。
373 :
名無しの笛の踊り:02/03/21 16:54
>>367-369 オレも青裏で持ってる。
39番も良い演奏。一楽章など、全盛期なみのテンポの速さ。
老人とは思えない推進力。
374 :
名無しの笛の踊り:02/03/21 19:11
ベームのブラ2
79年のザルツブルグのはすばらしい。
当時はFMで聞いて感激したものだった。青裏でも持っている。
1楽章がすごい。
ついでに、モーツァルトの三大交響曲。晩年ベルリンフィルとのものもFMで聞いてた。
ジュピターの最終楽章はすごかったねえ。
375 :
名無しさん:02/03/22 08:20 ID:xYsq7edT
>>370 たしかに、BPOとのブラームスは第1、第2とも名演でしたね。
このまま第3、第4が続いて録音されなかったのが不思議。
DGはカラヤン BPOの全集があるから必要ないと思っていた
のかな。ブラームスはフルトヴェングラーみたいに色々と
いじっているのも面白いですが、ベームのように格調高く
整然としているのが本筋じゃないかとも思います。
376 :
名無しの笛の踊り:02/03/22 13:14 ID:a1uxcvoM
ベルリンフィルとの3大交響曲のライブ、
40番はあまり話題にならないね。
テンポが遅すぎるせい?
(他の2曲は普通のテンポだったよね)
377 :
名無しの笛の踊り:02/03/22 18:50 ID:MM4UtTgx
ベーム・モツ40の法則:
第一楽章が9分(リピート有り)を越えるのは駄演。
保全
379 :
名無しの笛の踊り:02/03/24 03:00 ID:rEwScfBY
演奏回数でいえば、ブラームスは第2番が断トツのようですが、
私はFMで聴いたウィーンフィルとの第4番(青裏あり)が忘れられません。
余分な力の抜け切った、晩年のブラームスに相応しい、諦観をも感じさせる名演でした。
ウィーンフィルとのスタジオ盤も同傾向の演奏で、一般向きではないかも知れませんが、大好きです。
他にもフルトヴェングラー、ワルター、バルビローリ、バーンスタイン、ジュリーニ、ザンデルリンク等々
世評の高い演奏はあり、私自身、それぞれの演奏に感動はするのですが、
ベームを聴くと、毎回、嗚呼、これこそブラ4だ・・・という感慨を覚えます。
なお、CD初期盤は、第4楽章の最後で音程が不安定になる欠陥品でしたが、
最近のもの(オリジナル、エロクァンス等)は改善されているようです。
380 :
名無しの笛の踊り:02/03/24 03:46 ID:PrAkZr0I
ベームはモーツアルトだけは晩年になっても
矍鑠とした素晴らしい演奏でしたな。
381 :
名無しの笛の踊り:02/03/24 05:01 ID:PzJLR7yo
ベームのヨハンシュトラウスどーですか?
漏れはヨハンシュトラウスあまり好きじゃないんだけど
ベームで聴くととても格調高くて別の曲に聞こえる。
75年頃の来日で常動曲の最後で「ツマティーモ(いつまでも)」と言ってるけど
DG盤でもそういっているのかな?つーことはこの盤は日本向けの録音なんですか?
382 :
名無しの笛の踊り:02/03/24 09:48 ID:Tdcr8nlQ
>374
>ベームのブラ2 79年のザルツブルグ
自分もかつてFMで聴いて、ものすごく感激した。
自分にとってブラームス開眼の演奏だった。
同じ頃のBPOとのライブが評判良いようだが、
当時 両方エアチェックして聴き比べた結果、
こちらのVPOとの方が、ノリがあって気に入った記憶がある。
(FMで、VPOは年末のザルツブルク音楽祭特集、BPOは新年のBPO特集だった)
エアチェックテープを紛失して久しいのだが、裏青があったんだ・・・
383 :
名無しの笛の踊り:02/03/24 22:16 ID:Whdd/MRM
ブラームスは3番は実演では殆どやってないのね。
スタジオ録音が名演の誉れ高いだけに意外。
384 :
名無しの笛の踊り:02/03/25 00:04 ID:MlouVQj6
ハイドンの四季、枯れてて良い演奏だ。
385 :
名無しの笛の踊り:02/03/25 00:45 ID:MlouVQj6
ハイドンの四季、枯れてて良い演奏だね。
386 :
名無しの笛の踊り:02/03/25 01:37 ID:n6lAT4ro
>>381 DG盤では、"und so weiter"(英語でいえば、"and so on")といっていたように記憶しています。
387 :
名無しの笛の踊り:02/03/25 02:09 ID:wn3ASg3E
あまり話題になってないけどシューベルト好きなんだよなあ。
388 :
名無しの笛の踊り:02/03/25 02:21 ID:MlouVQj6
>>381 75年の来日の常動曲、これは紙にメモしてしゃべったそうですよ。
「いつまでも」と日本語で。
スタジオ録音盤は、ドイツ語です。
389 :
名無しの笛の踊り:02/03/26 21:45 ID:3u3wlnQE
ベームのチャイコフスキーやドヴォルザークの話題は余り出ませんね。
70年代後半に、後期三大交響曲や新世界を録音したときは、
「ついにベームも耄碌したか」などと一部で言われましたが、実は実演では
チャイコ四番と新世界はしばしば取り上げていたようです。
賛否両論あると思われる、この二人に作曲家に関してみなさんはどう思われますか?
390 :
389:02/03/26 21:49 ID:3u3wlnQE
ちなみに私は、チャイコ4番の演奏(ヘッセン放送響とチェコフィルとのライブ)
は愛聴しています。
ベームは、「ほろ苦い悲哀感」とでもいった情感の表現に優れていて
この曲やブラームス3番の演奏を素晴らしいものにしていると思っています。
391 :
名無しの笛の踊り:02/03/27 03:57 ID:F8UJUJwI
どーでもいいことなんですけど。
ベームはホルンセクションをわりとする傾向がないですか?
ロマンティックとか英雄の障害とか南国のバラとか・・
例が少なくてはづかしいですが、
はっきしいってそこが好きなんですがなにか?
392 :
???:02/03/27 09:21 ID:7W8qu3ck
>ベームはホルンセクションをわりとする傾向がないですか?
わりとするって、わりと強調するってこと?
ベートーベンのライブ録音でも、ここぞというときにホルンやティムポニ
を強調してて、それが魅力になってる。
393 :
391:02/03/27 09:27 ID:BjOqNwLo
肝心な形容詞がぬけていた。
ピアノです。
うそです。強調です。
394 :
age:02/03/27 12:29 ID:bv3uP/gw
ベームは内声部をきちんと聞こえるように弾かせる
から、ホルンもよく聞こえてくると思います。
61年エロイカの第一楽章展開部で不協和音で全奏する
箇所は普通は鳴らしてこないホルンパートの不協和音
が鮮烈です。
内声のクラ・オーボエ・ファゴット・ビオラなども
よく強調されていると思います。
395 :
名無しの笛の踊り:02/03/28 00:19 ID:SZjPdC8U
>>389 私はチャイコだと5番が好きです。
チャイコ好きの友人は耳になじまないテンポが耐えられないって言いますけど、
こんな演奏もありだと思います。華やかな演奏とは対極にあると思いますが、
しみじみ聞かせられてすっかり参りましたと言いたくなりました。
こんなテンポでもほとんど完璧に弾いたロンドン響の功績大です。
396 :
名無しの笛の踊り:02/03/28 03:12 ID:YV3v3Ii6
裏青ってなんですか。話を折ってスンマセン。
>>396 海賊盤。
CD−R使用で裏が青い、んで、裏青ちゅうわけ。
398 :
名無しの笛の踊り:02/03/28 12:55 ID:.hHq9EB6
「新世界」も初めてでたとき聴いて、なんかなぁ?
と思ったものです。当時の愛鳥番はバーンスタインだった。
去年CDで新世界を買って改めて聴いてみてとてもすばらしく感じた。
おれの感覚っていい加減なんだろうか?
で、ついでにチャイコ6を聴いてみたんだが、さっぱりだった。
5、4も是非聴いてみたいけど売ってないよね?
399 :
名無しの笛の踊り:02/03/28 13:06 ID:MDeYqhoo
第5は、DG外盤の廉価版シリーズで売ってたような、、、
400 :
名無しの笛の踊り:02/03/28 14:54 ID:7m08V5IM
10年くらい前の話だが、アメリカン・レコード・ガイドのチャイコフスキー
ベスト選でベームの5番をトップにあげてる評論家がいた。
個人的には第4楽章に活力が欲しいと思うが、はじめの3楽章は名演だと思う。
401 :
名無しの笛の踊り:02/03/28 15:14 ID:IMYobGi2
>>398 >おれの感覚っていい加減なんだろうか?
そういうのは、よくあること。
ガキの頃はブルーチーズ大嫌いだったが、ある日を境に大好きに
なったりする。
402 :
名無しの笛の踊り:02/03/30 10:09 ID:I2uz47/I
やっぱ、あの悲愴のDG録音ほめるやついないな。
403 :
名無しの笛の踊り:02/03/31 22:26 ID:KBqFn5tU
ベームマニアから見ても、御指摘のとおり、DGの悲愴は評価できませんね。
DGのチャイコフスキーでは、第5>>第4>>>>>>>>>>第6 というところでしょうか。
404 :
名無しの笛の踊り:02/03/31 22:27 ID:p9MC30Qk
ベームは40年代後半、VSOと何回か実演で悲愴を取り上げている。
時代から言って、恐らく非常にドラマティックな演奏をしたのではないか。
いつか聴いて見たいものだ。
405 :
名無しの笛の踊り:02/04/03 01:37 ID:FvbqP2C6
ブルックナー、ブラームス、ドヴォルザーク、チャイコフスキーが取り上げられた。
次は、やはり、R.シュトラウスか?
ベームのR.シュトラウスは得意なレパートリーが興味深いな。
「サロメ」「薔薇の騎士」より「ナクソス島のアリアドネ」「影
の無い女」「エレクトラ」にベーム自身命かけてたみたいなところ
が有る。CDだって「薔薇・・」ならベームでなくてもいい演奏は
いっぱいある。しかし「影の・・」はベームの演奏は避けて通れない
ものがあるよね。R.シュトラウスにはまると。
407 :
名無しの笛の踊り:02/04/05 11:14 ID:acP8qNi2
Rシュトラウス、ベルクなどの話題については前スレでかなり書いたので
もうあまり書くことが見あたらない状態です。他の常連さんも似たような状態では?
最近あまり盛り上がらないので、ここらでスレの方向を変えるのも一案かも。
例えば、
私が選ぶベームの名盤ベスト10,
私はベームの他にこんな演奏家が好きだ、
など
408 :
名無しの笛の踊り:02/04/06 11:04 ID:oHavCAIE
では、前スレで出ていないマイナーな話題を一つ。
神武紀元2600年だった昭和15年、日本政府の依頼を受けてRシュトラウス
が「日本紀元2600年祝典曲」というのを作曲。
これをベームが5回演奏したという記録がある。
聴いてみたいぞ!どっかで発売せんかゴルァァ!
誰かこの曲聴いたことある人いる?
ここのスレの方に質問です。
シューマンのヴァイオリン協奏曲は、ヨアヒムの演奏拒否によって80年以上オクラ入りになっていましたが、1937年クーレンカンプの独奏で世界初演されました。
このときの指揮者はカール・ベーム、オーケストラはベルリンフィルで、演奏はナチスの肝入りのもと日本を含む全世界に放送されました。
これは、シューマンヲタなら誰でも知っている話ですが、ベームヲタの間でも比較的知られた話だろうと思います。
しかしながら、初演時の演奏はレコード化されず、数ヵ月後にイッセルシュテット指揮ベルリンフィルにバックを変えてスタジオ録音されたものがレコードになりました。
私は、全世界に放送までされた初演の録音が残っていない訳がないと思うのですが、これのディスクがあるという話を聞いたことがありません。
ベームヲタのみなさん、ベーム指揮の初演のディスクって出てるかどうかご存じないですか。
ご教示くださいまし。
410 :
>>409:02/04/09 19:44 ID:gfhz4OoE
その初演の録音がディスクとして出たことは恐らく無いと思います。
当時のベームはエレクトローラの専属で、テレフンケン専属のクーレンカンプと
レコードを出すのは出来なかったのでは?
>>410 そういう事情があったのですか。
しかし、既に初演から著作権の切れる50年が経っているし、誰かが放送局から発掘してしてきてディスクにしてくれてもいいものよね。
それともベルリンの空襲で焼けたかな。。
案外、フルトヴェングラーの録音などとともにソ連が持ち帰り、メロディアが所有しているのではないか、とか妄想したりする
412 :
410:02/04/10 08:55 ID:Jxq5VYHQ
これは全世界で放送されたのですか。
同時中継だとすると、別に録音を作る必要はなかったでしょうが、
時間差で放送したとすると何らかの録音をしたはずですね。
37年だと未だ磁気テープ録音は始まってなかったんじゃないでしょうか。
SPやアセテート盤にやいていた可能性はあるでしょうが。
ライブ新譜期待age
放送されたのは、同時中継だったのか録音を放送したのか判然としません。
しかし、録音は、当時ベルリン国会図書館の音楽部長だった音楽学者のDr.シェーネマンが行ったということです。
なんで出てこないのか不思議。
ベームヲタの皆さんはこの録音聴いてみたいと思いませんか?
シェーネマン博士が録音って、ホントにディスクかテープに録音したの?
実況中継用のマイクのセッティングをしたってことじゃないの?
ホントに録音として残ってるんなら聴いてみたいけどさ、、、
416 :
413:02/04/11 21:26 ID:4.sY3JSk
新譜期待ageしたとたん、出るみたい。
Altusから77年の日本での運命・田園。
Tahraから40〜50年代の3枚組。
Tahraがベーム出すのって、珍しいよね。
>Tahraから40〜50年代の3枚組。
詳細キボン
418 :
413:02/04/11 22:54 ID:wKztSTz6
●ブルックナー「交響曲第7番」ブラームス「交響曲第1番」
ベートーヴェン「P協奏曲第4,5番/レオノーレ3番」
カール・ベーム指揮
1:VPO 1943.6/4-5, 2:ベルリンRSO 1950.10/8-9,
3:ブランカ・ムスリンP シュトットガルトRSO 1957,
4:エリー・ナイP VPO 1944.4/12, 5:VPO 1944.2/7-9,
ブラ1以外は既出なのが残念。まあ、音質の向上に期待するか・・・・
419 :
名無しの笛の踊り:02/04/12 21:31 ID:F6O1DFYI
ALTUSの運命・田園ってもう出たの?
あそこのHPは更新おそいんで不明
5月25日だった。
>>419 なんか宇野が大袈裟なライナーノート書いてるみたいだな。
ALTUSからいくらもらったのか・・・・
日本でのベームの評価で残念なのは、良い物は良い、悪い物は悪いって
まっとうな評価をくだす評論家がいなかったことだろうな。
423 :
名無しの笛の踊り:02/04/15 04:38 ID:zIJiMTZE
424 :
Frosch:02/04/15 05:59 ID:dmb.35D.
ありがとうございます! さっそく注文しました。
77年ライヴ、楽しみですね。
ベーム、ウィーン・フィルの伝説的演奏会3月2日の全てを収録した音楽ファン
の待望の初CD化です。
『...終曲の「感謝の歌」がまた泣けてくる。あまりの美しさと立派さ故に、
心底しびれる。凄い演奏だ。こんな演奏が日本で実際に行われたのだ。
「田園」のディスクといえばワルターの新旧両盤が今までベストだと思うが、
このベーム盤はワルターに匹敵するのみならず、録音の優秀性を考えれば
同曲のベストワン。「田園」だけでも本アルバムの価値は無限である』
ー宇野功芳 ライナーノートより抜粋ー
426 :
名無しの笛の踊り:02/04/15 22:37 ID:x9P5QH0Y
運命も良い演奏なんだけどね・・・・・
ベームの無骨な情熱がティンパニの強打に乗せて伝わってくる、、、、、
427 :
名無しの笛の踊り:02/04/19 03:46 ID:j6pfY85Q
age
TAHRAからまたライブの新譜がでるみたいだね。
バックハウスとのベートーベンp協4とフェラスとのVn協。
シリーズ化してやってくれると、うれしい。
429 :
名無しの笛の踊り:02/04/21 17:35 ID:a7/cNMmA
尊敬しています。
尊敬じゃなくて、、、、、、、
愛して。
好きです
432 :
名無しの笛の踊り:02/04/23 20:13 ID:i7FYfu6E
ベームの悲愴は良いと思うけれども。レコードで最初チャイコフスキーのシリーズが
出た時は無視していたけれども、最近CDを買って、改めて素晴らしいと思った。特に
第二楽章。フレーズが切れて次のフレーズが出てくるところ。聞えるか聞えないかぐらいの
控えめの音量で出てくるあたり。胸が一杯になる。
433 :
名無しの笛の踊り:02/04/24 21:52 ID:IPolqmA.
75年のVPOとの来日の際、当日券を手に入れるためにNHKホールの前に並んだ
方は、ここにはおられませんか?午前2時の点呼、午前4時の点呼。あの時、
一緒に並んだ方、今どうしておられるでしょう。なつかしいな〜。
434 :
名無しの笛の踊り:02/04/25 04:02 ID:Hz3vlIg.
>>433 75年は葉書を出して当たったので、徹夜はせずに済みました。
77年の来日の時は、前の年の10月ごろ、伊勢丹の前で徹夜しました。
半年間予習用にLPと楽譜まで買って待ってたっけ。純真でしたね。
435 :
名無しの笛の踊り:02/04/25 21:19 ID:TLHE6mlw
ベームが亡くなった時、確か村田武雄さんが、「アバドもマゼールもベームの後継
と認めることは難しい。ウィーン・フィルにも魅力のない日が続くことになるだろう。」
と書いてられましたが、本当にその通りになってしまいましたね。
436 :
名無しの笛の踊り:02/04/26 00:22 ID:bp1CVvwE
皆さんの意見を拝見していると、VPOとの来日公演は75年が最も優れた出来で、77、80
となるにしたがって、次第に弱っていったと捉えておられるようですが、私は逆ですね。
75年の時は、いかにもヨーロッパ文化を持って参りました、日本の皆さんに紹介しますという感じ。
それが、77年、80年となるにつれ、次第にベームの個人的な内心の声、私的な訴えを
聴かせてくれるようになった。おそらく、ベームも日本の聴衆のことが解ってきたからだろう。
晩年は、「私と日本の聴衆は相思相愛」と言うのが、口癖だったそうだから。
75年来日の時のインタービューで「プラームスの1番はドラマ。
この作曲家にしては珍しい作品。今回のプログラムの中では
シューベルトの第9が一番難しい。」とコメントしていましたね。
「ザ・グレイト」の難しさを強調するあたりベームらしい発言だな
と思いました。思い入れがある曲なんですね。
ザ・グレート、第3楽章のトリオを演奏しながらベームがよく涙を流していたと
オットー・シュトラッサーが語っていました。
439 :
名無しの笛の踊り:02/04/28 00:28 ID:KZnWeMDU
>>433 当日券なんてあったんですか。
何枚くらい出たのでしょうか?
私は434さんと同様、はがきで当たりました。
当時高校生でクラス中の友達の名前を借りて25枚出して
2枚当たりました。勿論4回も行く金も無いから友達2人と
学校の先生とで行きました。
なつかしいなぁ。
うらやましいなぁ・・・生聴きに行けた人。
私は当時まだ幼稚園児でクラシック聴き始めた頃はすでに没後でしたからね。
441 :
名無しの笛の踊り:02/04/29 21:32 ID:wD0UHwZ2
>439
当日券として、ピット分の席のみ売られていました。
私は、葉書を出すのが、めんどうでさぼっていた。
いよいよ公演前日になり、ベームがやって来るという建物だけでも、
見ておこうと思い、NHKホールの前まで行ってみた。
すると列が出来て、人が並んでいるのです。聞くと、当日券が売りにでるので
並んでいるとのこと。私も慌ててその場で並んだのです。
ブラームスの1番の時は、ピッチカートを聴くためには、向って左寄りの席
の方が良いなどと、議論していましたね。
442 :
名無しの笛の踊り:02/04/29 23:56 ID:c35mbLwQ
>441
それはラッキーでしたね。
当時はがんばって並べば、カラヤンでも取れましたよね。
75年の来日は3月でしたよね。まだ寒かったんじゃないですか?
443 :
名無しの笛の踊り:02/05/02 23:36 ID:J6xnuBHs
うぎゃ、スクリャービンとムラヴィンスキーのスレがdat落ちしてる・・・。
連休中だからスレの回転が速いのか?
とりあえずAGE。このスレまで落ちたら悲しすぎるので。話題無しでスマソ。
カラヤンとフルベンも逝った
このスレも逝った方が良い
ヒッキー厨年どもの昔話はもうたくさん
このスレとは関係ないがカラヤソとフルベソはダイソー100スレで人気です
keep
>>447は保守なのだろうか・・・sageてるけど・・・
すいません、初心者なんですが、
ベームの「ニーベルングの指輪」の録音てあるんですか?
人がいるみたいなんでお聞きします。
>>449 バイロイト音楽祭の実況盤がありまっせ
フィリップスからCD出てまっせ
>>450 ありがとうございます。最近タワーの激安のやつでなんとなく好きになりました。
言葉とかさっぱり分からないという噴飯者なんですが。。
実は2組目を選考中でHMVのサイト見てたらイタリアグラモフォン?から出るような
のをみたのですが、勘違いなのかよく分からなくてお聞きしました。
もし、勘違いでなければここで話題になればいいなと期待しております。
452 :
447:02/05/06 00:15 ID:???
>>448 え〜と、2ちゃん初心者の方ですか?sageでも保守にはなりますよ。
倉庫にはスレッドが一番下に逝くと落ちるのではなく、書き込み日時が
古い順に削られていくのです。クラ板はまだ多いのかな?こういう人。
453 :
名無しの笛の踊り:02/05/06 17:49 ID:Ysa0CmE.
ベームの「運命」ってどうなんですか?
過去ログ見逃して、今日980円で売ってたのを見つけて躊躇っちゃったん
ですが…。
「田園」は良かったよ。
455 :
名無しの笛の踊り:02/05/07 22:26 ID:8ZI3RGa2
>>453 70年のウィーン・フィルのやつかしら?
バランスのとれたいい演奏だと思いますが、まもなく日本公演の
ライヴ(77年)が出てくるので、それを待ってもいいかも。
ただ、980円というCPからすれば悪くないと思います。
456 :
名無しの笛の踊り:02/05/08 05:49 ID:JmLRRzZU
今日、見てきますね。
楽しみ〜!
457 :
名無しの笛の踊り:02/05/10 07:42 ID:FsvbCV/I
>>453 カップリングは4番のオーストラリア盤ですよね。
980円なら買って損はないでしょう。
ただし、4番については、マスターの保存状態が良くないようで、
若干のドロップアウトがあるようです。
ベルクの話題が全然出ないけど、もう賞味期限が
切れてるということなのか?
459 :
名無しの笛の踊り:02/05/11 15:48 ID:Az7zet7c
>>458 ベームのベルクって、オペラ2つと「ぶどう酒」くらいしか
思いつかないです。「3つの管弦楽曲」を振ったこと、あるのかしら?
460 :
名無しの笛の踊り:02/05/11 16:13 ID:ClNStNRc
age
ALTUSの運命・田園、買うべきか買わざるべきか。
463 :
名無しの笛の踊り:02/05/16 08:16 ID:RHJfuqAM
買うべき、買うべき。
ベームのサロメはRCAから出ているウィーン国立歌劇場LIVEを奨める。
と書いてみるテスト。
465 :
名無しの笛の踊り:02/05/17 21:05 ID:5X.h64y.
買おうかな。迷ってる。誰か感想ウピきぼん。
>>466 音質はもの凄く良い。同じ会場での75年ライブ(DG)とは比べ物にならない。
演奏もいいし、買いです。
468 :
名無しの笛の踊り:02/05/19 11:18 ID:44qPSQxQ
>>467 確かにいい演奏でした。でも,田園の最後の音の余韻が残ってるうちに
拍手した奴の首を絞めてやりたいです。コンサートに来るな!
>音質はもの凄く良い。同じ会場での75年ライブ(DG)とは比べ物にならない
>演奏もいいし、買いです。
DG録音と比べてどう?
漏れは田園のスタジオ録音も持ってるが今回のライブ盤が遙かにいいと思うよ。
やはり演奏者の気持ちが直接伝わるライブはいいね。陶酔的。
ホールからいって残響がないカサカサの録音かと思ったら
溶け合う美しい響きだったのは幸い。マスタリングが丁寧だったんだと思う。
(いじったと言われればそれまでだが・・・・・・)
77年の運命・田園、青裏で持ってるんだけど、
Altusと青裏で音質はどうなんだろう?
ずっと改善されてれば、買い直しても良いんだけど。
CD一枚に収まったの? スタジオ録音でも80分超えるよね。
474 :
名無しの笛の踊り:02/05/20 18:48 ID:3ujMxhto
>>471 常識的に考えればエアチェックテープから作ったCDよりは
エンジニアがきちんとマスタリングした正規盤のほうがいいだろう。
でも俺は青裏は聴いてないのでわからんが。
475 :
名無しの笛の踊り:02/05/21 00:48 ID:0TpMoaCI
収録されてるレオノーレ三番って、有名な「弦ズレ」ですか?
ベートーヴェンの交響曲なんて聴き飽きたとず〜っと思っていた。
安いから衝動買いするベートーヴェンの交響曲も聴いていると涙が出る程退屈
だと思った。かのフルヴェンの録音も聴く事が苦痛だった。中学生の時あれほど
愛した音楽なのに。もうベートーヴェンの交響曲は僕に感動を与えてくれない
音楽と思っていた。この前ベームノ「田園」のライブを買った。
聴いた。感動した。涙が止まらなくなった。ベートーヴェンの、しかも「田園」
で心の底からゆさぶられた。何と凄い音楽だろう。そしてそれを表現した何と
凄い演奏だろう。ベームというのは何と偉大な音楽家だろう。
それを感じたCDだった。
>>475 確かにこの日の「レオノーレ」は最後に弦ズレがあったはずだが、
このCDでは殆どわからない。
もしかして修正したの? だったら萎え。
リハーサル録音があったのかな?
480 :
475:02/05/21 21:01 ID:bruZT3oA
>>478 >>479 うーーん。真相知りたし。
真鍋圭子さんの本を持ってる人はP.88-89を参照して下さい。
>>478 今CD聴いてみたけど、ちゃんとズレていたよ。安心して。
482 :
475:02/05/21 22:50 ID:bruZT3oA
>>481 ホントだ。真鍋さんの本に書いてあるのとは違うところがズレてる。
「真鍋さんの本は間違いが多い」をあらためて実感。
483 :
471:02/05/21 23:26 ID:???
>>474 青裏のうち、エアチェック音源なのはほんの一部で、ベームの多くは
某放送局のテープ庫から持ち出されたと思われる。
音質のなかなか良いものが多い。
484 :
名無しの笛の踊り:02/05/23 18:36 ID:/9bFCdOk
>>483 ということは、来日公演以外の録音も「某放送局」のテープ庫とやらに保管されている
っていうの?それとも海外の放送局?裏青屋さんがそこまでやっているのなら尊敬しち
ゃうけど、それはないんじゃないかな。
485 :
483:02/05/24 00:54 ID:???
オレにも詳しいことはわからない。
昔、METEORから出ていたベームのライブCDを聴くと、バイエルンRSOのものと
それ以外では音質に明らかな差がある。「それ以外」の方は明らかにエアチェックテープ
の音。では、バイエルンRSOの方は?
青裏の多くも、「明らかなエアチェックテープの音」と違う音がする。
ベームといえば晩年のチャイコをフコークしてホスィ。
ト盤のように書かれるきらいがあるが、とんでもねえこった。
DGオリジナルスで是非!
晩年のスローテンポ第9はいかがですか?
ドミンゴがテナーを歌ってるのは異色だね。
>>485 某放送局のテープ保管室は以前、ほとんど管理されてない状態だったそう
だよ。そのためテープの持ち出しは自由だったし、戻ってこないテープも
多々あったとか。
現在は流石にマズいと気づいたためか局外へのテープ持ち出しは厳禁に
なってるそうです。
489 :
488:02/05/25 20:11 ID:???
某放送局のテープ保管室には海外の放送局から送られてきたテープもあるよ。
放送は権利関係のため普通1回のみだけどね。
先日auditeで復刻されたクーベリックのマーラーでも、本国のテープが紛失
していたので、確か某放送局のテープが使われたはず。
490 :
485:02/05/25 22:06 ID:???
>>488-489 情報サンクス。出所は多分某放送局だと思ってた。
皆様のN◯Kっていってるくらいだからね。
青裏の興奮ライブ聴くと、視聴料払うのが苦じゃなくなる。
とりあえず眠ってるテープ全部出せ、日放協。
そしたら喜んで受信料払ってやるから。
むかしは、すてきだったのに。
(40年代後半〜60年代前半)
TAHRAの3枚組出たね。
ベームヲタ→石◯電気→青裏屋→N◯K職員→渋谷あたりのコギャル→ホストクラブ
続きは誰か考えてくれ
77年のコンサート、田園とアンコールの美しき青きドナウは
ひどかった。流れが悪く、ダラダラした演奏だったなあ。
反対に運命は凄かった。超名演だった。この曲にかけては、
ベームは偉大な指揮者だった。
496 :
名無しの笛の踊り:02/05/29 00:53 ID:VHj9rYIk
運命については否定的意見もあるようですが、
私もフルトヴェングラーなどとは違った名演であると思います。
>>494 >ベームヲタ→石◯電気→青裏屋→N◯K職員→渋谷あたりのコギャル→ホストクラブ
ホスト=ベームヲタ(裏青を買う金ほしさにホストのバイト)で連鎖完成!
それにしても裏青も奧が深いね。
>>496 フルトベングラーとベームは根本的に違う。フルトベングラーは作曲家が
指揮をやった典型だ。ベームは田舎からの叩き上げでのし上がって行った
典型だ。ベームがウィーン国立歌劇場からメータを締め出したことがあっ
たが、これも叩き上げの彼ならではといえよう。
499 :
名無しの笛の踊り:02/05/30 00:52 ID:hIY/Ri5U
>ベームがウィーン国立歌劇場からメータを締め出した
そんな政治力、ベームにはありません!!!
真相は、自分が振る直前に同じ演目を、色合いの違う指揮者が振らないように
ウィーン国立歌劇場の総監督にお願いしただけ。
>>497 オレも白髪染めて勤めに出てみるか、、、
裏青よりは音質よくなったね。77年ライヴ。
>>499 「お願いした」ことがそのとおりになったのはどうしてかな?
>>502 「メータ出たら、ベーム、困っちゃう(山本リンダ風に)」って言って
お願いしたから。
>>503 俺が総監督だったら断りきれんな、確かに。そういえば、メータはベームに
出会って指揮者になることを決意したと聞いたことがあるが・・・・
505 :
名無しの笛の踊り:02/05/30 02:19 ID:Bb8OPUAw
オレが総監督で
>>503みたいに言われたら即刻出入り禁止にするな
今日お茶の水の音盤組合行った。
巨匠コーナーというのがあって、ようするにヒストリカルものを置いている。
ところが、宇野広報セクションはあるのにベームが無いんだな、これが。
なして?
どっか別の場所に、職人指揮者コーナーってあるんじゃないか?
>>498 フルトヴェングラーは作曲家が指揮をした典型?
せいぜい作曲もする指揮者どまり、マーラーや
シュトラウスなどよりも遥かに格が下。
(指揮者としてはシュトラウスより偉大かも
しれないけどね)
ベームの廉価版ブラ全集(DG)はもう出てます?
511 :
名無しの笛の踊り:02/06/02 03:26 ID:71xdMuTQ
ベームがドレスデン振ったフィデリオは
音質が最悪なのだが、どうしてだろうか。
6年後の後宮からの誘拐はなかなかの音質なのだが。
DGの陰謀として、その筋では有名です。
TAHRAから出た、ベートーベンP協4(バックハウス)&Vn協(フェラス)
を買ってきた。Vn協の方は昔Green Hillから出ていたものと同一の模様。
初出のP協4の方は第一楽章聴いてみたが、かなりあっさりでちょっとがっかり。
514 :
名無しの笛の踊り:02/06/04 18:14 ID:2q1RQIc6
曲がP協4だし、
ベームは、伴奏の時はあまり変なことはしない方なので、
予想どおりといえば予想どおりですが、やっぱり
物足りないですかね?
515 :
513:02/06/04 19:05 ID:???
Vn協奏曲の方はロマンティックにやってるんですけどね、ベーム。
これとほぼ同じ時期の別録音(独奏はやはりフェラス)はもっとタプーリやってるよ。
でもP協4、3楽章は良いと思った。
516 :
名無しの笛の踊り:02/06/05 00:50 ID:IFdkUJ0E
>>512 陰謀ってどういうことですか?
その筋って一体?
>>512 西ドイツでプレスされたやつは音質最悪で、東ドイツプレスのやつは
同じ録音とは思えないほど素晴らしい音なんだよな。確か。
>>517 そんなこと書いたら捜しちゃうぞ〜。Eterna盤ですね。でも、70年ごろの
東ドイツにちゃんとしたプレスの技術があったものやら…。
519 :
保全:02/06/06 08:26 ID:???
です。
520 :
名無しの笛の踊り:
今後、"The Originals"シリーズで発売されるようなことがあれば、
事態は一変するかも知れませんね。