【Letters from】硫黄島からの手紙17通目【Iwo Jima】
1 :
名無シネマ@上映中 :
2006/12/13(水) 12:14:08 ID:+hPNTeF2 『父親たちの星条旗』を、今度は日本側の視点から切り取った話題の姉妹作。 監督クリント・イーストウッド×製作スピルバーグ。 映画界最高の才能が、“太平洋戦争”を、2本の映画を通じて、武力のみならず文化の衝突として描き出す。 戦争の無益にさに気づきつつも、愛する家族のために勇敢に戦い抜いた、栗林中将と日本軍兵士たちの感動大作。 12月9日(土)、丸の内ピカデリー1ほか全国松竹・東急系にてロードショー ■スタッフ 制作・監督:クリント・イーストウッド 制作総指揮:ポール・ハギス 制作:ロバート・ローレンツ 制作:スティーブン・スピルバーグ 脚本:アイリス・ヤマシタ ■主要キャスト <士官> 渡辺 謙 ・・ 栗林忠道中将 伊原剛志 ・・ バロン西 中村獅童 ・・ 伊藤中尉 渡辺広 ・・ 藤田中尉 尾崎英二郎 ・・ 大久保中尉 坂東 工 ・・ 谷田中尉 阪上伸正 ・・ 大杉少将 <兵卒> 二宮和也 ・・ 西郷 加瀬 亮 ・・ 清水 松崎悠希 ・・ 野崎 山口貴史 ・・ カシワラ 裕木奈江(NAE) ・・ ハナコ
2 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 12:14:37 ID:+hPNTeF2
3 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 12:17:13 ID:+hPNTeF2
4 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 12:17:52 ID:+hPNTeF2
5 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 12:18:33 ID:+hPNTeF2
有能さでは、 栗林、宮崎繁三郎>>>>>>>>>無駄愚痴だかな。 ところで栗林中将は、あのロンメルと同い年だったんだな。 なんか、破軍の星として似たものを感じる。
もうさあ、もうやめようよ。もういいよ。降伏しなよ、と言いたくなった。 凄すぎるよ、爺ちゃんたち……。
21 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 12:41:01 ID:bmeCm2cj
初日に見たんだが、だんだんと身に染みてくるな。英霊に敬礼!
「二度ある事は三度ある」って アメリカにもあることわざでしたっけ? ラストのニノの暴れっぷりに男泣き
>>16 仲間の遺体から内臓を取り出して自分の体に貼り付けて寝転がり
敵戦車がその脇を通過すると不意に起き上がって自爆するというすさまじい戦いをする兵士もいた。
極限に至っている人間がすることはすさまじいな。
>>17 俺としては宮崎繁三郎の方が上なんだがな・・・
25 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 12:46:52 ID:ZwDGCU3j
星条旗見てからが正解だな。 あぁ、日本兵が穴掘ってるときに米キャンプではジャズがかかっていて…と、その辺りから両方を重ね合わせて見てた。 俺は星条旗見てからじゃなかったら、こんな深みは感じられなかったと思う。
26 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 12:48:07 ID:3cMqw4CI
元憲兵清水が殺される時の顔が、頭から離れません。。
硫黄島で組織的抵抗はもはや、なされず各部隊が散発的に攻撃を行うまでとなった。 日本軍の総反撃が終わると、米軍は各地の洞窟のなかにこもっている戦傷者らに対して、降伏を勧めた。浅田小隊も次々と戦死し、残っている者は六人に過ぎなかった。 米軍は「戦争は終わった。捕虜にはしないから、出てきたらどうか」と誘いをかけ、チョコレートや缶詰を投げていった。 そんな中、和英両文の手紙を、地下豪の入り口の木にくくりつけ、浅田中尉は亀田軍曹ら六人とともに、午前六時、手榴弾三発をもって自決した。 「閣下の私達に対するご親切の御行為、誠に感謝、感激に絶えません。閣下より頂きました煙草も肉の缶詰も皆で有り難く頂戴致しました。 お勧めによる降伏の義は、日本武士道の習いとして応ずることはできません。もはや、水もなく食もなければ十三日午前四時を期して、 全員自決して天国に参ります。終わりに貴軍の武運長久を祈って筆を止めます」 昭和二十年五月十三日 日本陸軍中尉 浅田真二 米国司令官スプルアンス少将殿 その後スプルアンス提督は硫黄島における浅田中尉の最期を知り、戦後各地で公演し、日本人をこのように伝えた。 「日本人は生死の境にあっても気力と勇気に満ち、困難に当たっても損得の計算をせず。祖国のために殉ずる。東洋的な礼儀と武士道を最後まで失わなかった。 あのような青年がいる限り、日本はやがて世界から尊敬される国になるにちがいない」
>1 スレ立てお疲れ様でした!
そして仕事もせずに昼間から2chに嵌る若者の国へとなっていった
30 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 12:52:39 ID:xdrOWZYf
この映画を見て我々は再び大日本帝国へと変わり行く!
31 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 12:55:46 ID:ISbC0I3u
>>26 俺は横浜の映画館で見たけどあのシーンの時は映画館の雰囲気が変わったよ。
俺も横浜出身だからあのシーンは辛かった。
>>26 アメリカでの試写会では、そのシーンでアメリカ人記者が『Stop it!』って叫んだそうだ。米兵が捕虜を射殺するのが衝撃だったみたい
イラクはイギリスにもアメリカにも勝ってる。 ベトナムはアメリカに勝った。 アフガニスタンはソ連に勝ってる。
米兵が捕虜を殺す描写はバンドオブブラザーズにもあるが あちらは虐殺行為自体が真偽不明の噂として描写されていたり 激しい戦闘中の一瞬の行為として描かれていたりする。 現実にはどうだったかといえば、やはり降伏してきた相手を 殺すことはあったようで欧州戦線においてはドイツ軍スナイパーは 捕虜として受け入れることを望まないという文面があったり、 対戦車兵器をぶっぱなして戦車を破壊したあと降伏してきたドイツ兵を 後続の戦車がそのまま轢き殺したりしたそうだ。 硫黄島においては日本兵は降伏してきても油断がならず 手りゅう弾を米兵の目の前で爆発させて巻き添え自殺する 日本兵がいたと言われている。 自分がもし米兵だったらどうするかと想像すると難しい問題だ
>>23 しかもそれやったのって妻子あるようないい歳した大人。
硫黄島では再召集受けた30代以上の人たちが大半だった。
家族と二度と会えないと分かりつつそんな不憫な死に方。
37 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 13:23:59 ID:IhFlsthU
>>35 普通にアメリカ人は日本人捕虜を殺しまくってたって聞いたぞ
だから捕虜の数が極端に少なかったんだと
もちろん日本人が捕虜となるのを良しとしなかったのもあるが
英語力堪能なスレ住人の方、米本土公開後の感想文の翻訳 どんどんこのスレに書き込んでね(リンク貼った上で) その結果この継続スレが一層価値あるものになるし。 (機械翻訳だとイマイチ伝わってこないので抄訳でもいいのでお願いします)
>>37 洞窟の中で自決しまくったり投降しようとしても仲間に撃ち殺されたりしたために
極端に捕虜が少ないという説もある。どちらも嘘ではないだろう。
誤解を恐れずに言えば海兵隊というのは極めて戦友意識が強い組織なので
自爆攻撃で戦友を殺すようなファナティックな敵に対してフェアな扱いをしたかどうかは
疑問だな
キチガイでもなんでもない普通の兵隊が、虫を殺すように捕虜を射殺したのが衝撃だな しかも、理由はビーチに行きたいから これが戦争だ、みたいな 普通のハリウッド映画ならギャグになっただろーけどさ
>>39 硫黄島の戦いに参加した元米兵が「硫黄島には捕虜は居なかった」
と語ったってのをどこかで見た事がある。
いろんな意味が含まれているんだろうな。
硫黄島では日本人捕虜を殺害した件数が他の戦場に比べて多かったって複数の資料で見たよ。 米兵にとって安全な場所が無く、極度の緊張を強いられる状況なので仕方が無いみたいな解説がついてた
>>27 提督の期待には応えられなかったみたいだな・・・・・・。
いや、終戦後しばらくは、それでもまだまともだったのかも・・・。
朝日の論調だって、昭和30年代くらいまでは許容レベルを超えたようなキチガイな内容は無いし・・・。
>>33 そのアメリカ記者はかなり清水に感情移入してたんだろうな
犬を助ける為に憲兵をクビになり、死んだ米兵捕虜が持っていた手紙
でアメリカ人も普通の人間であることに理解を示したのに
最後はそのアメリカ人に撃たれたんだからな。。。
硫黄島とは直接関係がない話でスマンが カミカゼ攻撃に晒されていた米艦船の機銃手が 戦闘中に突然「今日は暑いな!」と叫んで海に飛びこみ そのまま行方不明になったそうだ。映画だったら誰も信じないかもな
>>42 それが「戦争の現実」なんだよなぁ・・・・・日本軍に関しても捕虜虐待やグレーに近い処刑話なんか
山ほどあるけど、理想や法を完全遵守する事なんか物理的に不可能なんだよな・・・。
二宮オスカーってマジネタなの? ジャニーズなんか日本アカデミー大賞でもやっておけば十分だろww
ジャニへの偏見がなくなる作品。
今、見てきた。 すまんが、ひどい映画だな。 あれだけだと、硫黄島の重要性が全然伝わってこない。 アメリカ軍が日本軍を上回る死傷者を出しているように見えない。 つか、そもそも日本軍人の動きが軍の訓練を受けた人間の動きじゃない。 そして、全体として盛り上がりに欠ける。 金 返 せ
あのルックスはアメリカ人には子供にしか見えないだろうからな ノミネートされれば奇跡だろ
硫黄島の最後の日本兵は1949年に投降したらしい 終戦後4年間も米軍基地に忍び込んで弾薬や食料を獲って生きていたというからすさまじい
>>49 そっか。それは残念だったな。人それぞれだしね
>>49 日本人で軍人上がりの俳優は殆ど居ないんだから動きはしょうが無かんべ
フルメタルジャケットみたいには行かんだろうよ
捕虜の扱いは映画にあるように米兵2人くらいなら降伏してきた日本兵を殺害しても 口外しなければ誰にもわからない 最後の場面のように多くの兵に囲まれた場合はどこからか告発の可能性があるので 殺害はしない 保身のためのダブルスタンダードは存在したでしょうね
二宮への偏見はなくなったが他のジャニタレへの偏見はなくならんな…
フルメタルジャケットはハートマン軍曹でもってるようなところがある。
逃げる奴はベトコンだ!! 逃げない奴はよく訓練されたベトコンだ!! ホント 戦争は地獄だぜ! フゥハハハーハァー ...
>>56 てゆうかあれはハートマン軍曹の
バラエティにとんだ数々の華麗な素敵罵倒を楽しむための映画では。
「ほほえみデブ」は翻訳した原田氏の功績と思うが。
ハートマン軍曹が死んだ後、映画が俄然つまんなくなる稀に見る駄作。
ハートマン軍曹はまあ置くとして、敵地で前進する時前に出るグループを
残りがバックアップしながら行動するシーンが有ったりと
>>49 の言う所の
訓練を受けた動きはしてたかと。
硫黄島の手紙の日本軍シーンでそういうのはあまり見えんかったね
日本人は追放すべき34.1%…仁川の小学生の外国人認識、日本人に「非友好的」[12/12]
小学生の外国人認識、日本人に「非友好的」…仁川
【仁川12日聯合】
韓国移住労働者人権センターが12日に明らかにしたところによると、仁川地域の3つの
小学校の児童340人を対象に人種・外国人に関するアンケート調査を実施した結果、
児童らは米国出身の白人と黒人、中国人、東南アジア人、アフリカ出身の黒人の順で
友好的な態度を示した。日本人に対しては最も非友好的だった。
「結婚できる」との回答が最も多かったのは米国白人の7.0%で、米国黒人が3.2%、
中国人が3.2%、日本人が2.6%と続いた。「友達になれる」では、米国白人が60.4%、
中国人が50.7%、米国黒人が49.7%と続き、日本人は29.1%で最下位だった。
「追放すべき」という強い反感は日本人が34.1%で最も高く、中国人とアフリカ人が
それぞれ8.7%で後に続いた。
移住労働者人権センターの関係者は、中国やフィリピンなどアジア国家出身の両親を
持つ子どもが徐々に増加する中で、このような結果が出たことは懸念すべき状況だと
話している。
ソース:聯合ニュース
http://japanese.yna.co.kr/service/article_view.asp?News_id=652006121202000 日本で韓流とか言ってるやつ馬鹿だろう。
ジャニーズとかいちいち書くな。皆さんもっと深い話してるんだ。二宮も偏見されたくなかろうが
>>64 なんで「米国白人」と「米国黒人」って分けて
調査してるんだ?
中国映画『鬼が来た!』の六平太の中の日本兵役の人は 人民解放軍に体験入隊1ヶ月で相当鍛えられてからクランクインしたそうな ジャニたれには到底無理な話だろうが
68 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 14:16:24 ID:wlLoJ45G
硫黄島 考えるとパラオ守備隊ってものすごくないか?
>>62 沖縄戦は頭がおかしくなって社会復帰できなくなった米兵が一番たくさんでた戦場。
米陸軍は今まで遭遇したこともない規模の日本軍の砲兵の攻撃に晒されてシェルショックと呼ばれる状態になった。
海軍は、当初一ヶ月程度を想定して作戦海域に入っていったにも関わらず、二ヶ月以上続いて、しかも特攻隊の攻撃に
たびたび晒されて頭がおかしくなる水兵が続出したと記録にある。
韓国はホント恐ろしい国だと思いますよ。 反日映画として話題を呼んだ映画が最近公開されて日本人が韓国人を虐殺するシーンを子供に見せてる親がいましたよ
>>62 硫黄島から帰還した日本兵も、戦後再び硫黄島に渡ったとき、つきそいの人がちょっと目を話した隙に海に飛び込んで死んでしまったらしい
直前の態度や会話から、どうしても自殺するような人には見えなかったとか
発売中の「正論」か「諸君」に載ってた実話
市丸少将がどうやって死んだかって描写されてた? 映画見た後これが気になって気になって…
74 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 14:24:42 ID:V0WffUqb
ハリウッド映画で特攻機に恐れおののくシーンを見たことがある。
>>65 日本映画ってキャストでとる映画が多いから残念です。
武士の一分だって人気があるから観たいなぁと思いましたが・・・・・・人気の秘密はキムタクかって
>>70 沖縄戦の次に多かったのが、硫黄島。大半は治ったが200人近くは廃人同様になった
78 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 14:28:09 ID:+V6f8V6x
敢闘の誓(栗林中将が硫黄島で兵に配布) 一、我等は全力を奮って本島を守り抜かん。 一、我等は爆薬を擁きて敵の戦車にぶつかりこれを粉砕せん。 一、我等は挺身敵中に斬込み敵を鏖殺(皆殺しすること)せん。 一、我等は一発必中の射撃に依って敵を撃ち斃さん。 一、我等は各自敵十人をたおさざれば死すとも死せず。 一、我等は最後の一人となるも「ゲリラ」によって敵を悩まさん。
ガ島ショコラ
この作品、韓国や中国で上映されるのだろうか? なんだか無理ぽいな
>>70 昔見た本に載っていた写真で神風攻撃時の米側艦艇乗員を撮ったのが
有ったけど、皆恐怖と理解し難い物を観た感じで強張った顔になってた
俺もその場に居ると発狂してしまいそうだ
>>72 それって昭和24年最後に投降した人じゃなかったっけ?
83 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 14:40:29 ID:ABiyOMwS
今から2回目見に行って来ます。
行きましょう。
>>81 最初から命をひきかえにしてるもんね。
意志そのものが突っ込んでくる感じなんだろう。
命引き換えの攻撃をやったのは日本人だけじゃないでしょ 北アフリカのある民族も19世紀に自爆的な攻撃をやってるし、インドシナ紛争の時もディエンビエンフー要塞攻撃するときは自爆攻撃が行われた。 歴史的に白人はこうまでして戦わなければならない状況に追い詰められたことが無いだけじゃないか? もしも逆の立場だったらもっとすごい自爆攻撃をやりそうな気がするんだけど。
89 :
72 :2006/12/13(水) 14:52:59 ID:W9yj60uA
>発売中の「正論」か「諸君」に載ってた実話 「Voice」の上坂冬子の寄稿だった
>>80 自決シーンや虐殺シーンで拍手が起こったりして。
二宮のファンはいるんだろうけど。
タイと台湾では来年公開されるんだっけ?
92 :
72 :2006/12/13(水) 14:56:15 ID:W9yj60uA
「SAYURI」でさえ中国では上映禁止だったらしいからな
>>88 もちつけ
別に自慢してるわけじゃないから。
事実をいっただけ。
一、我等は全力を奮って本島を守り抜かん。 一、我等は爆薬を擁きて敵の戦車にぶつかりこれを粉砕せん。 一、我等は挺身敵中に斬込み敵を鏖殺(皆殺しすること)せん。 一、我等は一発必中の射撃に依って敵を撃ち斃さん。 一、我等は各自敵十人をたおさざれば死すとも死せず。 一、我等は最後の一人となるも「ゲリラ」によって敵を悩まさん。 これ聞かされてても、自分だったらなんとか生き延びたいと思う。 ひとりでもズルしても生き残るほうになりたい。 当時だってそう思ってたやつは絶対にいたはずなのに、 帰れなかったんだよね・・・
>>88 例えば、独軍だって激戦といわれたとこの最前線では、自爆とまでは
いかなくともそれにちかい行動を命令したりしてるし。
人種・民族はあんまり関係ないんじゃね?
>>68 パラオのべリュリュー島の戦闘も凄かったみたいだよね。
米軍は3日で陥落する予定が日本軍の抵抗が凄くて2ヵ月かかったんでしょ。
硫黄島同様に島民は別の島に疎開させたので民間人の死者はいなかったんだっけ
この21世紀において、特攻隊を作ろうとしている国があるよ。
今日友達と見に行ってきた。すごく感動したし色々考えることがあって、いざそれらを話そうとしたらその友達が「特に何も感じなかった」と言い放った。 なんだか絶望的な気持ちになった。 もうその子と友達やってく自信がなくなってしまった
>>97 想像や文献を元にしてみんなでああだこうだ言っても、
実際に体験した方の文章には遠く及ばないし重みが違うな。
>>99 これについても涙腺にクル話がけっこうあったね。どっかで見た。
保存しときゃよかった。
島民が島に戻った後、
あちこちに横たわる日本軍兵士の遺体を泣きながら埋葬した話。
105 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 15:23:47 ID:WpYDafo4
日本兵の食事は草汁(?)とかでしたよね? あの時の米軍の食事はどのようなものだったのでしょうか?
>>98 仲間や同国民が危険にさらされてる時はそういう決断ができるのかもね。
フィリピンに上陸した友軍を守るため、日本の巡洋艦(たしか熊野だったと思う)に自爆攻撃を仕掛けたアメリカ軍のパイロットもいたぐらいだし。
>>102 ああ、これだコレ。ありがたい。
まじクル。
保存しますた。
>>101 それだけならまだしも、
私は同行者に映画も日本軍も鼻で笑われて
ブチキレますた。
109 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 15:25:51 ID:f68O23Gw
>>99 ベリリューじゃなくてペリリューね。
硫黄島と違って、あそこは民間人も行けるから興味あるなら
行ってみれば? 確かにすごい戦場だったと思うよ。
博物館みたいなのや司令部跡、砲台跡や司令官(名前忘れた)が
自決した場所なんかへ行けた気がする。
硫黄島に行ったことないから分からないけど、ペリリューの方が
ずっと大きい島のような気がするよ。
>>109 この前田舎に泊まろうで出てたね。
たしかワッキーがいってて、
彼は撃ち捨てられた日本軍の戦車か
何かに向かって、45度の敬礼をしてた。
島民は基本的には優しくてやる気が
ない典型的南国気質だったけど、
「日本もアメリカも人の島で戦うなや」と言ってたw
まあそりゃそうだw
今から観てきます。 やっぱり客層は平均年齢が高いね。
>102 読んだ。 村山富市は早く氏ねばいいのにと下劣ですが思いました。
114 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 15:35:32 ID:f68O23Gw
>>105 その後のシーンでは飯ごうにたっぷり入った米を淡々と食べてた。
実際にも最後の決戦に備えてなけなしの米を食べたのかも知れないが、
かなり違和感を感じました・・・
115 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 15:38:19 ID:78nc/R0w
俺が監督ならば エンドロール後に硫黄島で行われた日米合同慰霊祭で旧日本兵とアメリカ兵が抱き合って涙ながす実際の映像を入れる。
硫黄島で捕虜になった方の日記、 捕まってからアメリカに送られるくだりがなぜか胸にくる。 その方は自分でも不思議と言ってるが、なぜか死線をさまよいながら、 死から逃れることが出来たんだね。 西郷みたいなひと実際いたんだな・・・
>>80 「突撃隊」という映画で
スティーブマックイーンが独軍のトーチカに爆弾抱いて飛び込んだ。
ま、腹を撃たれてたんだけど。
118 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 15:44:24 ID:3cMqw4CI
119 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 15:45:08 ID:f68O23Gw
>>110 、
>>111 以前、先輩が1年くらいペリリューに駐在したんだけど、
何とかフライっていう物凄い蚊が大量にいるらしい、
並大抵のかゆさではなくそれらにやられた足を見せて
もらったんだが、太ももから指先まで真っ黒に変色してた・・・
(毎晩1本のキンカンを塗ってもかゆみが治まらないとか)
日本軍は悲惨な戦場の話プラスそんな物にまで苦しめられてたはずで
いたたまれなかった。
板違いな話でごめんなさい。
120 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 15:48:43 ID:wlLoJ45G
>>109 米国艦隊の司令官 ニミッツだけか?
ペリリュー上陸作戦には40%の被害が出るって言ってたらしいね
今日はじめの一歩を立ち読みしてたら、口の上手い鬼コーチが居てバロン栗林という名前だったよ 森川ジョージも注目してるんだろうか
>>97 改めて読んでみたら憲兵も派遣されていたのか
123 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 15:53:19 ID:WpYDafo4
>>114 あー、確かにおじや?みたいなものを銀の入れもので
食べてましたね。
日本軍に比べて米軍はいいもの食べてたんだろうなぁ
と思い気になりまして…
125 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 15:58:51 ID:+V6f8V6x
最初と最後に出てくる硫黄島の会のメンバーが何となくぼんやりしているように見えた。
>>123 飯盒に白米って書いてるのになんで銀の入れ物におじやって返事なんだW
あのシーンでご飯粒ぽろぽろ落としてるのが気になったよ。
お腹空いてるんだろうけどなんでそんな荒っぽい食べ方なんだ。
一粒に7人の神様がいらっしゃるのに。ましてあんな状況で。
雑草汁も出てきたよね。 飯ごうはまだ早い時期だった。
長粒米で粘りが少ないと箸だと食べ難いんだよなあ
日本軍は米軍も水不足に悩む筈だと思っていた。そのため退却するとき、持っていけない水には 毒をいれたりして米軍には一滴も渡すな、と指導していた。 その後、捕虜になってみると、水は飲み放題、シャワー浴び放題で唖然としたそうだ。
132 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 16:14:10 ID:WpYDafo4
>>127 すみません。とんちんかんな事書きました…
133 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 16:17:52 ID:DomMezls
いきなりで、すみません。 手紙の方は見たのですが星条旗はまだ見ていません。 京都でどなたか、ご一緒してくださいませんか? 平日希望です。
135 :
127 :2006/12/13(水) 16:23:20 ID:ypzziYOo
ストーリーはそのままで 名前と見た目だけ変えてアメリカ兵を中華の国民党兵にしたらどういう感想になるかな?
>>133 なんか、出会い系のメールみたいな文面にワロタ。
わざわざ人と一緒に映画を観にいくってのが理解できない 誘われても断って一人で行くよ
140 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 16:29:27 ID:WpYDafo4
>>127 了解しました〜
食事といえば、清水が食事が食べれると聞いたときの表情が
なんともいえませんでした。
そして、その直後に…
141 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 16:30:48 ID:DomMezls
だって女一人で戦争モノ観るのって勇気いります★
>>139 裏には連中がいるらしいぞ。
【統一教会】「寿司と文鮮明師」〜統一教会によるアメリカの鮮魚流通支配…米紙
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1144984450/ 再臨のキリストを自称する文鮮明によって60年前に設立された統一教会。
多くの人には明かされていませんが、注目に値する話があります。
文鮮明と彼の支持者は、アメリカで最も流行している嗜好品のうちの1つを支配することによって
何百万ドルもの収益を上げているビジネスをつくりあげました……寿司です。
30年以上も前から文鮮明が説法で述べたことに忠実に従った彼の信者たちは、
競争の厳しいシーフード業界のあらゆる面を実質的に統合しました。
文鮮明支持者のシーフード活動は「トゥルー・ワールド」として知られている
強力な商業グループによって運営され、毎日、漁船の艦隊を組み、
何十もの集配センターを走らせ、国の約9,000ある寿司レストランのほとんどに供給しています。
ほとんどのシーフード愛好家たちはそうは思っていないかも知れませんが、
1切れのトロやウナギをむしゃむちゃと食べているとき、彼らはまさに
文鮮明の宗教活動を間接的に支持しているのです。
トゥルー・ワールドはシカゴの有力な寿司レストランに遍在していて、トリビューンが調査した
17店のうち、14店がその会社によって生魚を供給されています。
俺はアメリも1人で観たよ。
戦争ものより恋愛映画一人で見る方が勇気いると思うけど・・・
2ちゃんで連れを募集する♀って、なんかアヤスイ......
自分は学校帰りに一人で見たぞ。 女子高生が制服で一人で戦争映画… ちょっとシュールでしたorz
大人の女がひとりでみてるの何人もいたよ。
俺が観にいったときは全部で6人しかいなかった
>>141 なんで?私も女だけど、これも星条旗も一人で行ったよ。
会ったこともない知らない人と映画一緒に見る方が余程勇気がいると思うけど。
俺が行った日はレディースデイでおばちゃんばっかだった。 席取りの攻防戦が激しかったことだけ言っておこう。
153 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 16:42:07 ID:G8+7o4gM
今観てきた 一部の隙間もない凄い映画だった 戦争映画は好きではないのでほとんど見たことがないけど これは最後まで見れた、役者の演技もすばらしいんだけど 押しつけがましさが無くていいと思う だけどもう一度見たいか、見るかというと微妙だなってのが 感想でした。
俺なんて、プリティーウーマンをクリスマスイブに一人で観に行ったことあるぞ。 あれ以来怖いものなしだw
>>127 ご飯ボロボロこぼしながら食べてるのは自分もすごく気になった。その前に水を配ってるんだけど
それもなんかずさんな入れかたしてるんだよね。適当な考証で作ってる映画じゃないとは思うから
あの位の時期はまだ割と余裕があったって事なのかなー?と疑問に思った。
俺なんかディズニーランドに1人で行ったぞ
160 :
155 :2006/12/13(水) 16:47:10 ID:dvNKRhlO
>>158 ちょ・・・おま・・・
さすがの俺もそれは出来ねーwwww
言いたくなかったけど・・・ 2、3日前から気になってたんだけど、 こういう映画が無ければ 歴史の話(それもほとんどが憶測)が出来ない 一種の集団心理状態って 戦前の日本とあまり変わってないな
>>158 1人で行く勇気が出た。しかし、かつての敵国に住んでるから、
ちょっと行きにくい。
>>161 靖国問題で散々議論されてると思うが・・・
今回はたまたま硫黄島にスポットがあたっただけかと。
♀が♀の付添い人募集してるんだろw
>>158 そーいや自分もUSJに一人で行ったことがある。
落とし物鳥に行くためだったが。
俺はこの映画を正当な理由をもって批判する奴に対して
周囲がよってたかって非難する光景だけは見たくないな
このスレの住人が「人それぞれだから」と冷静なのに感謝してるよ
正当な理由もなく荒らす輩はちゃんとスルーしてるし…スゲーよ住人w
人種のるつぼの国だし、自分が思うほど周囲は意識しとらんよ
他のアジア人種と区別もつきにくいし、どーせ周囲は暗くならぁなw
>>162
>>154 お前バラすなってw
去年はエリザベスタウンを一人で見に行ったら
女子だけだったのが恥ずかしい。
>>161 別に日本だけでもないと思うけど。
168 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 17:03:22 ID:G8+7o4gM
>>139 米メディアといっても言っているのはチョンであって
アメ人じゃない
169 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 17:04:38 ID:G8+7o4gM
>>141 一人かどうかは別にして若い女性は異常に多いぞ
全然恥ずかしくないと思う
170 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 17:06:14 ID:G8+7o4gM
171 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 17:06:33 ID:znwbRHBL
今見てきたぞ いや〜すごい映画だった クリたんの出陣の言葉には震えたぞい
空自の硫黄島基地隊のHPを一般公開すればいいのにね。 イーストウッド来島の様子やあの巨大ムカデの写真やらがあるから映画封切りになった今だと結構な広報効果があると思うんだけど。 映画の感想としては行ったことあるだけに涙鼻水ものだった。
監督のクリント・イーストウッドの名前を強引に漢字にしたら「栗人・東森」になるんじゃないかな で、何がいたいかといえば 「栗林」にうっすら似ているような
森だと「フォレスト」のイメージが
175 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 17:19:35 ID:clSYc81/
>>125 あの人達の演技はちょっとね...淡々として欲しかった。
「見つけたぞー!!」とか。
みつけた手紙を落としちゃうのはどうかと思う わざわざ袋の口の開いてる方を下にすることないじゃないか
177 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 17:21:11 ID:OY43p/4Y
関西テレビで今から硫黄島やる!
178 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 17:21:31 ID:xOhPhr7y
なんで二宮なんて使ったんだろう・・・・。 あんな中学生みたいな奴が「妻が・・・」「娘が・・・・」なんて言っても 違和感があって集中して見られなかった。 もうちょっと男らしい人にやってもらいたかったな。
確かに、まだ何が埋まってるのかもわからない時点で、大勢集まって興奮してたな…
180 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 17:22:44 ID:OY43p/4Y
特別な許可で上陸するみたいー
KAT-TUNの坊主は何か悪いことしたの?
186 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 17:30:44 ID:qPnyl9mU
エンドロールの後に何もなかったよね?
188 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 17:37:15 ID:yyzWe69J
明らかに制作費ちょこっと映画だよ。 なんかみんな白黒映画納得してるけど、観難いだけじゃない。 台詞も何言ってるか聞き取りづらい箇所が有るしね。
>>175 あれはへたくそとか言う以前に役者が日本人じゃないんじゃないか?
あの映画ストーリーに余り関係の無い人間は大半は日系人だよ。
190 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 17:42:04 ID:KhaNNcSt
旧日本陸軍の格好をした人達が映画館に集結していてびびった。
192 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 17:44:36 ID:lz3LF78T
どの掲示板見てもすごく評価高いよね・・ 自分は映画好きだし目も肥えてると思いこんでたが この映画を見終わった瞬間期待はずれだと思ってしまった 戦争のむごを伝えるには十分すぎる作品だと思ったが、映画として感動はしなかった。二宮の演技も好きになれなかったし、少年兵にしか見えなかった が、これだけの好評価を見てしまうと、自分の見る目の無さを痛感したorz
194 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 17:47:20 ID:wgDdPY52
スレの流れが速すぎるな それだけ人が見てるんだろうけど 最終どれくらいのヒットになるだろうか? 大和はかる〜く、超えてほしいんだが
>>192 感性の違いだと思うから、気にしなくて良いんじゃないかな。
私の胸には訴えかけてくるものがあったから絶賛してるけど、
出来の悪いところを上げようと思えば、いくつか考えられる
部分もあるし。
少なくとも俺の母親の評価は高かったよ 大泣きして帰ってきたけど納得したって。ちなみに実の父親を硫黄島で失ってる。 映画についていろいろ評価したいけど母の前では何も言えないな
197 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 17:51:36 ID:G8+7o4gM
>>172 バカがすぐ反応するから遠慮してるんでしょ
しかし、新宿12:55の回だったんだけど7割から8割は埋まってるよ
すげーと思う
198 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 17:52:17 ID:lc9CGwwC
>>192 物事の評価なんて所詮主観なわけだから、人と違う感想持ってもおかしなことではない。
逆にコンセンサス100%な方が気味が悪いよ。
特にイーストウッドの作品は賛否両論な作品多いし。
>>192 感想なんて人それぞれ、いいじゃねーか他人と違う評価でも
俺は名作だと思ったけど
202 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 17:53:52 ID:IajTZzyh
「父親たちの」で、塹壕から蒸発したアメリカ兵がどんなことになったのかようやくわかった。 リンクしているシーンがいくつかあって、探すのも面白いですね。 同じ場所が舞台だから、きっと制作費も抑えられたのでは、とか思ってしまった。
203 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 17:54:02 ID:gkxXcov8
204 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 17:56:14 ID:gkxXcov8
205 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 17:57:01 ID:LaE9mt0Y
戦場の手紙ブームに乗って、東京・大手町の
「ていパーク」(逓信総合博物館)で、
「軍事郵便ものがたり」 やってる。
http://www.teipark.jp/event_gunji.html 会期 平成18年12月8日(金)〜12月27日(水)
(以下転載)
日清戦争開戦から第二次世界大戦終結まで実施されていた軍事郵便制度の
歴史を、実物資料や写真とともに紹介します。中でも日露戦争時の
野戦郵便局の様子をつづった「野戦局日誌」は今回初公開の資料です。
206 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 17:57:17 ID:gkxXcov8
芥川賞作家 辺見庸の
講談社ノンフィクション賞・JTB紀行文学賞受賞作「もの食う人びと ミンダナオ島の食の悲劇」より抜粋
老人が野の草を引き抜きはじめた。
アザミみたいな花をつけた草。ドゥヤンドゥヤンというのだそうだ。
「連中(残留日本兵)はこの草とあの肉をいっしょに煮とったよ」
言いながらドゥヤンドゥヤンの花をむしっている。
「謎なんだな」老人が立ち止まって独りごちた。
残留兵たちが栄養失調状態にあったのは事実だろう。が、四六、四七年当事、山には野豚も野鹿も猿もいた。
山を少し下りればガビ(里芋)も生えていた。
残留兵たちには銃も弾薬もあった。タンパク質がほしかったら動物だけを撃てばよかったではないか。
動物がだめなら、栄養豊富なガビだけでも相当生きられるのに。
あれを、しかも数十人も食ってしまうなんて・・・・・。
四九年の戦争犯罪裁判(マニラ)の証言者でもある農民のカルメリノ・マハヤオが、村人の声をまとめた。
四六年から四七年はじめにかけて、この村とその周辺だけで三十八人が残留日本兵に殺され、その多くが食べられた。
頭部など残骸や食事現場の目撃証言で事実は明白になっている。
しかし、日本側は一度として調査団を派遣してきたこともない。
四七年以降の残留日本兵への尋問当事から、
現代史ではきわめてまれな兵士による「組織的食人行為」として、連合軍司法関係者を仰天させた
十人がマニラの法廷で死刑、四人が無期懲役を言い渡されたが、
恩赦で刑は執行されず、死去した隊長を覗く全員が帰国したという。
保障要求といっても、人知れず悩み抜いているだろうその人達に迷惑はかけたくないと、老人は言った。
老人は帰国した彼ら元残留将兵と文通していた。
元将校が、日本に語学研修に行った老人の娘の身元保証人になったこともあるという。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4043417012/sr=8-1/qid=1165398258/ref=sr_1_1/250-1544293-2441021?ie=UTF8&s=books
清水って最期どういう思いで死んでいったんだろう。 手当てした米兵の母親からの手紙を西が読んで、 自分と同じだと気付いたのに、 米兵に白旗揚げても殺されたんだから 「やっぱり鬼畜だ、間違ってた…」って思ったかな。 なんか清水が切なすぎて悲しくなった。
まぁ、極限状況に追い込まれて人肉食に走るのと、 「食文化」として人肉食を持っているのとでは雲泥の差だがな。
209 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 17:58:26 ID:gkxXcov8
210 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 18:00:49 ID:gkxXcov8
父島・食肉事件について
今日茨城県阿見町にある自衛隊の武器学校で
この町のボランテイア団体「大空の会」が主催する
フォーラムに出席し父島・食肉事件のB級戦犯の罪で
囚われた方のご婦人の話を聞きました。
兵隊ひとりがひとりの捕虜を処刑するように
命じられ首を切ったら「鍋にしよう。」という話になったそうです。
その後敵機の来襲でその場を離れたその方は事態がおさまり
元にもどると自分が処刑する予定の捕虜はすでに
殺害され「鍋」の後だったそうです。
引き上げ後はその事件のことで大変悩まれたそうです。
戦後、B戦犯として囚われ巣鴨刑務所に連行、
グアムまで連れていかれましたが父島・島民の証言で
無実がわかり釈放されたそうです。残りのお仲間は
捕虜虐待の罪で処刑されその方が唯一の生き残りだそうです。
旦那様は16歳でお国の為に命をささげ
戦後は父島・食肉事件は倫理観を問われる問題なので
誰にも相談できず近所には突然米兵に連行されたので
何か盗みでも働いたのだろうと後ろ指さされ村八分状態。
あまりにも悲惨すぎる話です。
旦那様はその後交通事故で亡くなりました。
ご婦人は思い出したくない出来事ですが
平和の語り部として今後も活動されるとのことです。
http://blog.so-net.ne.jp/fujioka-nobukatsu/2006-09-29
>>192 「感動すること」を目的として映画を見る人には向かない映画だと思うぞ。
yahooレビューとかでもそうだが、この映画の評価を低くだしてる奴の大半が
「泣く為に映画をみる」「感動するために映画をみる」っていう、特定の目的を
持った人。
イーストウッドの作品は総じて、そういうエンタメ性を排除した物が多い。
特に「硫黄島からの手紙」はイーストウッドが「アメリカ人に我々は善人ではない
という事を理解して貰いたいと思って作った。後は見た人が考えてくれればいい」
ってインタビューで答えてる「考えさせる映画」なんだから。
>>181 普段の手紙だけで涙が止まらない・・・。
213 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 18:02:03 ID:y9nOLCNI
ID:gkxXcov8が脳みその腐ったアラシだってことは良く分かった。
>>198 映画の宣伝で泣いていたということ??kwsk
215 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 18:04:28 ID:UNq/nGTB
すさまじい極限状態の中、必死に戦ったんだな爺さん達。 よくがんばったなぁ。ほんとに。
217 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 18:05:18 ID:gkxXcov8
ニューギニアで旧日本兵が行った残虐
「この悲惨な出来事は、わたしの目の前で起きたのです。
日本兵がわたしの母をレイプし、そのあと殴り殺したのです。
母は体をばらばらに切断され、皮をはがされ、肉片として軒先に吊るされ、
この飯ごうでゆでられました」
バラス・ブカヒンさん(70代半ば・男性)は一点を見つめ、悲痛な面持ちで語った。
足元には母親がゆでられたという黒い飯ごうが置かれている。
彼の周りを数十人の村民が囲み、聞き入っていた。
バラスさんが証言したのは、東部パプアニューギニアのセピック川流域のマラハオ村での集会だった。
パプアの山間部の人たちは、半世紀前までカレンダーを気にしない暮らしをしていたため、
正確な日付はわからないが、彼の母親が悲惨な死を遂げたのは、戦況などから1944年から45年にかけてだろう。
「家族が日本兵に切り殺されて飯ごうでゆでられ、あげくに食べられた」という証言は、
バラスさんだけではなく複数の人から聞かされた。
42年3月以降、東部パプアニューギニアは日本兵とアメリカ・オーストラリア連合軍の戦場となった。
日本軍は制海空権を失い、食料補給路を断たれて孤立。44年8月の「アイタぺの決戦」の敗退から
1年後の敗戦まで、日本軍はトリセリ山系とプリンス・アレキサンダー山系の南側の山間部に
立てこもり、食料を自給しながらの戦いを強いられた。
東部ニューギニアに上陸した日本軍16万人中、帰還したのは1万人ほど。
兵の消耗率は約94%にのぼった。日本軍によるパプアの人々の悲劇の大半は、
この1年間に起こったという。
http://www.midori-kikaku.com/mariko/j-ist01.html
218 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 18:05:20 ID:IajTZzyh
そうか、なんかテンポが悪い、というか、くどいような気がしたのは、アメリカ人に見せるためだったから? なんとなく納得。
219 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 18:06:19 ID:gkxXcov8
棄てられた日本兵の人肉食事件
1946年6月、フィリピンのイソパソゴン村でその事件は起きた。
村で評判の美人である若妻(20歳)が、日本兵に捕らえられ、刃物で切り殺された。
日本兵は全裸にした女を、バナナの葉の上に横たえ、解体作業を行った。
切り取った肉片とトウモロコシと雑草でスープを作って食べたということである。
日本兵によって、同様な行為が、各地で行われた。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4380963055
221 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 18:07:32 ID:gkxXcov8
この旅でパプア・ニューギニアで出遭った人達と接しているうちに、
太平洋戦争との関わりに驚くことになりました。
遺骨収集に余生を捧げている西村さん。
ホテルのオーナーとして現役で活躍中の川畑さん。
人肉を食ったがために毎年慰霊に訪れている豊谷さん。
日本ではすっかり忘れ去られている南海の島で、
日本では教えてくれることの稀な歴史を伝えてくれます。
パプアに触れれば日本に戻ってしまいます。
http://www.geocities.jp/kidukik/
222 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 18:07:46 ID:G8+7o4gM
チョンが沸いてるなw
223 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 18:08:10 ID:UNq/nGTB
224 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 18:08:15 ID:OoAdGIvx
226 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 18:09:51 ID:gkxXcov8
228 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 18:10:40 ID:btyQlCUh
コピペうざい
229 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 18:11:13 ID:clSYc81/
>>214 滑走路の下に未だに英霊達が眠っているということ
英霊が未来を託した現在の日本がおかしくなってきてること
そんな英霊達に対して遺骨もそのままに放置している行政への怒り
硫黄島を一般に開放するべきということ
こんなもんだったかな?
青山さんお疲れさま!
230 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 18:11:39 ID:gkxXcov8
231 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 18:12:52 ID:UNq/nGTB
232 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 18:13:05 ID:+6zxxx4p
今日、見てきたよ、爺さんがけっこう多かったよ わからんのは、何人か泣いてる奴がいたんだけど 泣くような映画なのかな?
「最後の一兵になろうとも我々はこの島で敵を食い止める責務がある! 生きて再び祖国の土を踏めることなきものと覚悟せよッ!!」 こんなこと言われても俺だったら逃げちゃうなw
>>211 そうなんだよ、俺はそれで失敗した。
原因は「星条旗」が終わって、続いて流れたあの予告編。
あの予告編のパン屋の「せりふ」と栗林中将の「せりふ」を聞いて、
涙がとまらなかった。
で、手紙を「泣く映画」だと構えて見てしまったので、
全然だめだった。
「星条旗」は、みている時に「この映画を見て、考えろ」と
クリントのメッセージを受け取れたのに。
ホント、大失敗だ。だからももう一度、違う構え方で見に行くつもりだ。
泣きに見に行ったら泣けずにガッカリ しょうがないからデスノをハシゴしたら更にガッカリしたw
237 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 18:15:44 ID:UNq/nGTB
今の時間帯の迷惑IDアボンしたらすげー読みやすくなったw
239 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 18:18:09 ID:yhWUb4gO
スルーするからコテつけろ。
240 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 18:19:05 ID:UNq/nGTB
>>229 ありがと
私も米軍が拡張した滑走路の下に
ご遺骨がそのまんまになったままなのは
何とか出来ないかと思ってたよ
下らない不要なトンネルや駅を作るより
硫黄島の遺骨事業に税金使ってほしい
ちょっと本気出せばすぐだろうに、まじで
行政はやる気ないですからね
この映画を50000000回くらい観れと。
>>86 えっ渡辺謙の奥さんて、南果歩だったの?
南と渡辺の離婚まではフォローしてたが、二人がくっついたのは知らなんだ。
>>218 父親たちもこの映画も、アメリカ人がアメリカ人に
見せるために作った映画だと、私も確信してるよ。
日本人はそのおこぼれ・・というと言葉は悪いけど、
まあ基本はアメリカ人に向けて作られた映画という
ことは頭の片隅に入れておいてもいいかなと思う。
そのせいか外人に分かりやすいようデフォルメ
されてるところもあるね。
>>232 なぜ泣いたのかよくわからないんだよ
でも気がついたら泣いてた
でもそれは感動して泣いたわけではないんだよ
246 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 18:31:40 ID:clSYc81/
稀に「あれ?なんでこんなに自分涙流してるんかな?」 って時ない?頭の中はすごく冷静なんだけどボロボロ出てくる。 あれってなんか深ーい部分で魂かなんかが泣いてるのかな..?
星条旗みてればこっちでそんな簡単に泣かせに走るわけないと推測つく。 とはいえ星条旗けっこう泣けたんだけどねw あっちには静かな抒情があった。 バディムービーとも言えるし青春映画ととれなくもない。 でもこっちは・・・感傷に浸る隙なんか与えないんだよね。
248 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 18:33:15 ID:UNq/nGTB
ID:/zxTAdtt = こいつ、アホ。俺が反逆したら即奴は退散したろーが。 ニュース速報+板でも奴は暴れまくっていた。 奴は中共か朝鮮関連か支援団体の人間だろう。
249 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 18:34:08 ID:K9wM/35T
今日観てきた。 星条旗と同様に本土と戦場を切り替えながら話を進めて行くのかと思ったら ずいぶんとストレートな流れだったな。普通に映画だった。 泣くつもりじゃなかったのに、何度か目に涙がたまってしまったよ。
>反逆 反撃だな。
>>232 申し訳なさと歯がゆさと痛ましさとか、あの人たちの苦労が報わ
れてるとは到底思えない現状に対する悔しさとか、いろいろ混じ
った感情がこみ上げてきて、泣かずにいられなかったよ。
一番ぐっときたのが栗林の最期を看取った西郷の怒りが爆発
するシーンだった。ジャニーズと小馬鹿にしていたけど、西郷は
ロックだったw
日本刀やコルトを奪う無神経で馬鹿なアメ公に中将や守備隊の
精神が踏みにじられた気がして、「ちくしょー!」と怒りを煮え
滾らせたと思ったら、西郷が爆発してくれて、スっとした。
(結局負けたけど)
>>247 そうそう、泣くつもりはなかったので
ハンカチなくて大変だった。鼻水処理がw
泣きまくって感動した私は安い人間なのか… 一番強く思ったのは「戦争はダメ」だ 残した家族を思いながらどんな気持ちで死んでいったんだろうとか思うと 思い出しただけでまた泣けてしまうよ
俺は星条旗も結構好きだけどな。アイラが戦友の母親に会って何時までも号泣するところとか貰い泣きした。 手紙の方はやっぱり日本側の映画だからどうしても日本人が親近感を持ってしまうのはしょうがない。
255 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 18:39:35 ID:cwzR3o53
256 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 18:41:29 ID:FFPm79v0
>>253 戦争は駄目って
言うのは簡単だよね。
人間だからこそ戦争をしてる
と考えるべきでは?
井筒のバカがどういちゃもんつけるか楽しみでしょうがない
井筒ってチョンとなにか利害関係でもあるのかね
大有りです
中国人や韓国人は、日本人が死んで大喜びなんだろ。
261 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 18:48:31 ID:lc9CGwwC
井筒の話をするとスレが腐る、止めてくれ
>>254 俺もそんな感じだな。
星条旗のほうが逆に自分は日本人なんだ、って意識持った。
手紙の方はどうもね・・・
日本軍側の資料が乏しく明確でない部分も多いから、
役者のアドリブ的な所も多かったから。
>>264 日本から奪ったものとは限らないんじゃないですか?
>>260 中国の人は今はそんなでもないですよ?
韓国人は年配の方が子供に教育してるから昔かわらずですが。
>>238 同意。
しかしこのスレはアボン対象多いな。
迷惑だと思えるIDは定期的にまとめてageて貰えるとありがたい。
>>253 その感想がダメだなんて思わないけど(感性は人それぞれ
だから)、正解のないものに正解を求めるのはダメだと思う。
ダメとか言っても相手のあるもんだしな・・・
>>272 俺としては全員あぼんしたいんだけどw
かなり低レベルな議論展開してるしww
>>266 シネカノンの人とつるんでるんだった気がした。
詳しくないけどキンタマ握られてるという話です。
でもまだ何も酷評とかしてないみたいなんで、
今のところ様子見。
>>270 私が金持ちなら全部買い取って日本に連れ帰って
さしあげるのに。。文化の違いとはいえど、勲章
のように遺品や遺骨を持ち帰るのは本当に腹たつわ。
>>277 要は人の意見に流されすぎんなってことですよ。
>>274 例えば
ID: UNq/nGTB
ID: gkxXcov8
まあそれもいろんな人がいるってことで>戦利品
>>279 実はうちのじいちゃんの日章旗は
親切な米国人に返してもらったんだ。
新聞にも載った。
ただね、現役の在日米軍基地勤務のエラいさんに
返してもらったんだが、誰が祖父の日章旗を持っていなかった
のかは教えてもらえなかった。
いろいろな事情があるんだと思うのでうちの家族も突っ込まず。
某マスコミが、日章旗は海外のネットオークションに掛けられるのが
ほとんどで返してもらえたのは良かったですねとのこと。
俺の父親は戦後60年経ってようやく
自分の父親が亡くなったことが実感できたそうだ。
戦後が終わったと。。
>誰が祖父の日章旗を持っていなかった のかは教えてもらえなかった。 誰が祖父の日章旗を持っていた のかは教えてもらえなかった。
>>280 まぁ、全員というのは少し語弊があるけど。
あくまでもここは映画板であって
映画の評に徹して欲しかった。
右とか左とか時代錯誤的な感覚で
話をしたいのなら、
よそでやって欲しいと心底思う。
そんな理由でこの2作品は作られたわけではないのだから。
>>287 実話だよ。
硫黄島じゃなくてニューギニアだけどね。
で、工作員っぽい人が
ニューギニアで人肉食ってたとかいう
コピペばら撒いてたんで、迎撃ミサイル撃ってたわけ。
290 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 19:24:22 ID:dEO9GZZN
ニューズウイークでも二宮のことを誉めている ノミネートの可能性はかなりあるな
俺も二宮になればよかった
>>289 人肉食うって・・・。
漂流教室思い出した
それにしても米国の硫黄島からの手紙のサイトは、
BGMが流されてるから結構好き。
俺はこいつがあぼんだと思うんだがな ID:/zxTAdtt 変な奴が人肉コピペ貼りまくってて 俺が対抗コピペ張ったら 一目散に逃げたじゃねえか。 それで俺に出て行けとか なんだこいつ。
「硫黄島からの手紙」だけしか見てない人は 是非「父親達の星条旗」も見て欲しい。 クリント・イーストウッドの意図がよく分かる。 やはりこれは2つでひとつの作品だ。 「星条旗」での「強くて恐ろしい敵」である日本人が、 「硫黄島」では家族への想いを手紙に綴る。 「硫黄島」で圧倒的な物量で上陸してくるアメリカ人も 「星条旗」では日本軍の攻撃に恐怖し、戦友を失い、 帰国後も長い間苦悩し続ける姿が描かれる。 単純に正義と悪などでは区別できない戦争の実態。 字幕嫌いの本国アメリカでは「硫黄島からの手紙」の 上映館はかなり抑えられるだろうけど、できるだけ多くの アメリカ人にも「硫黄島」を見て欲しいね。 メル・ギブソンのマヤ語の映画だってヒットしてるんだからw
観てきた。 言葉にならない。 >画面を直視するのが辛いシーンもあるが という言葉を甘く見てた。 こんなに人の死が辛い映画は初めてだ。 観るべきものをようやく観たような気がする。 こんなに辛い映画体験は初めてだが 日本人として、この映画を撮ってくれたクリント御大に心から感謝する。 関係ないが、二ノ宮の演技は2、3のシーンを除いて非常に目障りだった。 渡辺、加瀬、井原が素晴らしかった。
test
硫黄島の遺骨回収には大賛成なのだが、 一般人が簡単に入ってこれるようにすると、 すり鉢山にあるアメリカの作った記念碑は落書きされそうな気がする。
>>288 コピペだけあぼ〜んしたらずいぶんすっきりしたよ。
302 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 19:47:10 ID:pvtg3GBh
中村獅童のその後が知りたい。
303 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 19:48:10 ID:jtQ/FPsk
栗林さんが アメリカから太郎君に宛てた 絵手紙見たんだけど なかなか絵がうまいね
304 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 19:50:08 ID:0YckoO40
シドーはいったい何がやりたかったんすかね? 敵前逃亡は斬るとかぬかしといて、自分は水筒?爆弾?をたくさんもって スタコラ逃げて死んだフリして最後はちゃっかり生き延びて。 なんなんすか?
306 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 19:51:37 ID:7JG9WxCp
映画としては星条旗の方が面白かった。 硫黄島は色々と脳内補完するまでに時間がかかったので、 映画に入り込めたのは自決以降だった。 ただ「ここはまだニッポンか」にはやられた。 ニホンじゃなくて、ニッポンなのも破壊力大。 「生きて祖国の地を踏む事は無いと思え」とは言ったものの、 やっぱり祖国で死にたいよね。
308 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 19:53:06 ID:QI3M4eKn
>>186 63 :名無し三等兵 :2006/12/11(月) 22:19:01 ID:???
「星条旗」ではエンドロールに当時の写真が流されたので、「手紙」もなにかは
あるとは思っていたが、まさかNG集とはな・・・。
自決シーンで手榴弾が爆発しないので、「おい、不発?」とかいって手榴弾を目の前に
持ってきたらいきなり爆発して、「びっくりしたああ!死ぬかとおもったあ!」
と役者が叫んで、スタジオスタッフ大爆笑。クリント監督も「しょうがねえなあ・・」
という顔で苦笑していたね。
ストーリーが重い内容だったので、最後にああやって、観客をなごませようとしたんだね。
>>305 あれは地雷だったんですか。
死体と一緒にゴロゴロしてたのは何か意図があったんでしょうか?
ナベケンの「ここは日本か」 このシーンは胸が締め付けられる感じになった 手紙で唯一、目を背けたくなったシーンだった
>>307 戦車待ってたんですか。
待ちながら何かブツブツ言ってたけど、なんて言ってたんでしょ?
>>309 顔に血を塗って死体のふりをして、
敵戦車が来たら下に潜り込んで爆破するつもりだったが...
今日観た。 栗林「ここはまだ日本か…?」 西郷「はい、日本です!」 本土から遥か離れた絶海の孤島だけど、硫黄島は「日本」なんだよね… イーストウッド監督、この映画を撮ってくれてありがとう。
>>296 はげどー!
父親たちの星条旗を観ずして
硫黄島を完全に観たことには
ならないとすら思う。極論か?w
でもどうしても、星条旗を
見て無い人には、そちらもお勧め
したい。
>>309 死体に隠れて、やがて側を通る戦車の前に飛び込もうとしたか、
戦車が踏ん付けてくれるまで待っていた。
が、待ちくたびれて、おなかかすいた。
御父さんは 今度懐中電灯を買うたよ「・・懐中電灯を買うたのは十年振りかもしれないな・・ こんなに・・照らしてばっか見るなんて自分ながら子供みたいだな・・ 太郎はこれを見たら珍しがるだろうな ほしいほしいというて始末に行かないかも知れない それにしても玩具のものくらいあてがってもいい頃だろ 何時迄も自動車の玩具ばかりいじっているんでは仕方がない 太郎のおふくろは玩具で子供の知識を進めるということを よく知っているかな? これを1つ送ってやるかな 欲しかろうから これ以外にも車の話とかいろいろしてあげたりしてるし、いい親父。 このHP内のどっかで太郎君(さん)が後に技師になったという話を読んで人の歴史って面白いなと思った。 あと本当どうでも良いけど絵日記の栗林はスポーツ大佐そっ・・(ry
>>313 西郷が最初にこんな島アメリカにくれてやればいいんだよ、というセリフが伏線に
なってるね。
>>311 「お前等の戦車はどこ行った!」とかなんとか。
この映画には、巷間言われているように「英雄」は登場しない。しかし「勇者」はいた。
>>314 色々解釈はあると思うけど、俺はちょっと違うと思う。
>>319 しどうの役ってすげームカつくやつなんだけど、
あの見っとも無さをみると、責める気にもならんというか、
もう、・・はぁ・・って感じだったねー。
>>314 空の青さを何日にも渡って眺めているうち、
空しくなったんだろう。
戦争も、人間も、自分も、なにもかも、
>>306 その気持ちもあるけれど、
守り抜けず敵の手に渡してしまったという悔恨で死にたくなかっただろうね
(事実上はもう渡してたけど)
まだ守り続けている気持ちでいたのだろうと思う。
>>314 ただ戦車が来なかっただけ。
>戦車は忘れろ
>>318 俺この台詞大好きなんだけどな。
今までになくて新鮮だったし、リアルだと思った。
俺だけ?
>>323 あの空を飛ぶ鳥に象徴されているような気がする。
あのあと捕虜キャンプでしどうと二ノ宮が顔あわせたりしたら、きまずいだろうな。
330 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 20:05:18 ID:E41My4DX
獅童の役、映画見たときは「何?このへたれ、出ない方が良かった」とか思ったけど、 後から考えるとやっぱり重要な役だと思い直した。 必死に生きようとして死ぬ人もいれば(加瀬とか)、 相手に向かって死にたかったのに、その運に恵まれなかった人(獅童)もいるんだよね。 それぞれが、持って生まれた運命なんだろうか?
どんな人間にも監督の優しい視線を感じるよ。
西郷が結局捕まってタンカで運ばれたときに島を振り返って笑ったじゃん。笑ったよね・・・? なにあれ?生還出来そうだから嬉しかったの?
最近のスキャンダルもあって獅童の成れの果てにはなんか笑いそうになってしまったw
>>330 運に恵まれなかったというより単にヘタレだなけだろ。
普通は戦車に向かって走って自爆するもの。
それに玉砕すらできていない。
>>328 シドウの役は伊藤中尉だっけ?
相変わらずえばり散らしてるかも?
まぁ中尉には負い目が常に付きまとうだろうね。
そういや、最初の頃にいた、西郷の友達の赤痢ゲリピー君は どうなったんでしょう? 自決したんですか? 質問ばっかりですみません。
市道の役は難しい役だよ。指導だからこそできたんだと思う。
>>336 赤痢で死んだ。
>>336 ゲリピーの為、決戦前に敢え無く死亡。
なんとも浮かばれない話だけれど、実際相当数があんな感じで戦闘
前に死んだらしい。
清水(加瀬)が赴任してきた時、寝る場所がらみの話で 赤痢で死んだという台詞があった。
近くまで戦車が来ないと撃ち殺されるだけだからなぁ・・・ けしてヘタレとは言い切れないんじゃない? 最後笑ったのは太陽がきれいだったからじゃないの?
>>335 この戦争の意味も分からずえ威張り散らしてた一部兵隊。
この映画の意味も分からず、2chで評論やってる香具師
どっちもどっち。
人間一度自殺に失敗すると、怖くなって2度と自殺できなくなるそうな。 シドーも死に損ねて、生への執着心が湧いてきて死にきれなかったんだろうな…
>>339 そういやそんな台詞あったね。納得です。
栗林閣下の副官は、ラストサムライに出てませんでした?
気のせいかな。
>>342 帰国後に共産主義者になって全て当時の政府に責任を擦り付けそう
なタイプ。シドウは。
威勢はいいが無責任だから。
>>344 あの副官藤田中尉は、実際は青学出身の学徒兵、年取りすぎだw
348 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 20:18:16 ID:R6lw/h4g
今日朝から見てきた 今年は大和で始まり硫黄島で終わった 良かった、最後二ノ宮がシャベル振り回すシーンは人間臭かったな
349 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 20:18:55 ID:Oq8aGj+t
指導は上手いと思ったぞ。「大和」ではカッコ良かったが逆の役でも十分味は出してた。 それにしても公開してからCMが全くないのは何故?これだけの衝撃作は滅多に無いとおもう。 あとに飲み屋の栗林の自決での涙、最後の担架での「ああ生き残ったんだ」という 安堵の笑みが印象に残った。
350 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 20:19:10 ID:fmW1kIWO
シドウだって国に洗脳された犠牲者の一人 部下の前で強がってただけ 一人になって何日かして心に隙間が出来たんだね・・何なんだ?って言う。
観てきた。 金がなくてパンフ買えなかったぜ…(´;ω;`) 泣ける感動する!って映画じゃまったくもってなかった。 淡々と描写がすすんでいるのがイーストウッドらしいな、と思ったよ。 星条旗〜の時も感じたが。 西がとてもかっこよかった。惚れるなありゃw あの各人の手紙のモノローグが良かった。 あれに戦争をするすべてが入ってると感じた。 BGMがまた素晴らしかった。
>>349 公開されたらCMがなくなるのが普通。
お客さんインタビュー形式「感動しました!」
みたいなのは流してほしくない。
353 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 20:24:00 ID:85chT9nJ
今更なんだけど、『父親たちの星条旗』の初めの方で、ふざけていて海に落ちた人は、 後から来る船に、救助されたの? それとも、あのまま波間に消え・・・・・・・・・・・・・・・・・・・? 気になって仕方ない。
俺も獅道の役は難しいと思う いいところ無しの役だしな それはそうと何故獅道は役でなく本人が名指しなんだw
>>343 こうしてみると日本映画のセットとほとんど変わらないのに、
映像になるとまったく違うレベルになっちゃうんだよね。
やっぱりライティングの力なのかな・・
357 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 20:25:07 ID:UeYFWThS
獅堂の役は、威張ってたやつが結局生き延びてしまったという 皮肉というか、カッコ悪い道化的なポジションでもあるんだろうけど、 対戦車地雷抱えていつまで待っても敵戦車が来なくて、 結局生き延びてしまったというエピソードは実話に基づいているハズ。 戦場での生き死になんてそんなもんだ。馬鹿にしてはいけない。
358 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 20:26:04 ID:kYclv4mq
この映画は感動では泣けない。 泣けるとしたら当時の兵士に申し訳ないという気持ちからだと思う。 壮絶な思いをしてまで守ろうとした国の現在の有り様を考えればね。
359 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 20:26:46 ID:Icwe1opU
こないだ宣伝やってるの見たけど、観客が泣いてないのが意外だった。 大抵の映画は目を腫らした人が「感動〜!」って騒ぐのばっかりなのに 沈痛な面持ちで、「本当に考えさせられた」って言ってる人ばかりで。 それで興味持った。まだみてないけど。
360 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 20:28:23 ID:covRVuiU
絶賛されまくっている様だが、オレはあんまり出来がよいとは 思えなかったな。 潔く散ることが美徳と考えられていた中で、玉砕することも許されず、 ある意味で死よりも悲惨である徹底抗戦を命じられる苦悩。 しかしながら末端の兵士に至るまで、その過酷な命令に従い実行された 理由はなんだったのか? そこらへんが欠けていたよ。 分かりやすく云うと、西郷の最初と終盤での変わりっぷりが唐突。
361 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 20:29:19 ID:Oq8aGj+t
>>352 でももっと多くの人に観てもらいたいなこの映画は。インタビュー形式のCMについては
俺も同じ事を思う。
>>351 泣けそうな演出をあえてせず、少々突き放した撮り方をするよね。
もやもや感が鑑賞後の余韻となって、ずっとこの映画のことを考えてる自分がいる。
包囲された擂鉢山陣地から脱出中、地下壕の上から火炎放射で 焼き殺されるシーンも結構エグい物が
363 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 20:30:45 ID:I6Z1hRdd
今日見てきました。映像があまりに生々しくてうげっと思ったけど、でもいい映画 だと思いました。しかしほとんどセリフがないエキストラっぽい人たちの大根役者 っぷりにはちょっと笑いましたねw
364 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 20:31:44 ID:fmW1kIWO
獅堂だって結局あの玉砕の場にいたら真っ先に自爆しただろう 集団心理で・・・ 一人になって考える時間が出来たんだね。
指導タイプもいたってことで
>>361 逆にここが泣きどころだぞ的な盛り上げかたされると萎えるよ
日本の映画はその辺り演出が過剰だと思う
獅堂は、あの時、一人だから死ねなかったんだろな。 二人とか3人だったら、たぶん死んでたんだろな。
>>360 > しかしながら末端の兵士に至るまで、その過酷な命令に従い実行された
> 理由はなんだったのか?
中将の台詞だけでは不足ですか?
前スレで紹介のあった文藝春秋の渡辺×梯対談読んできた。 栗林の最後はいかにもサムライっぽい切腹だったのを 渡辺が日本人の指揮官がなぜ切腹するのか資料を順に追って説明した上で 栗林の人柄と状況からして切腹はしないという解釈を伝えて納得してもらい それに銃のアイデアを加えて本編の最後になったとあるね。 それからボスターで印象的な半パン・ゲートル・地下足袋も彼の提案だと。 実際の戦争で切腹をした指揮官はいたそうだが 確かにこの映画の栗林の最後が切腹なのは違うと思うので 英語でコミュニケーションできる日本人俳優がキャスティングされて なにより懐の大きい監督とスタッフで本当によかったなあと思ったよ。
最後に伊藤が微笑むのは、映画としては微笑まない方が感動的かもしれないが、微笑むことによってリアリティーが増してきていると思うぞ。
時間が経つにつれ、日が経つにつれて、どんどん大きくなっていく。 参ったなぁ。
西郷の最期の笑み?は生き残った安殿の笑みには見えなかったがな。 何も考えられない、ただただ無心、放心、その感覚が あの表情を作らせた、ような。てかジャニの癖に芝居うまいね。 なんかアホ面だし(いい意味で)。
あの戦艦大和が出てくる場面すごかったな!
イーストウッドは、観客に、冷徹な目で、観察者として戦争の実態を見てもらいたかったんだと思う。 そのためには、血沸き肉踊る英雄譚とかお涙頂戴物語は、観察眼を曇らせるだけ。 だから出来るだけそれらの要素を排除しようとしている。 そして観客が、「事実」の山から自分で発見したものと深く向かい合えるように抑制したつくりになってる。 ある者は、先祖の苦労を知らずに呆けた人生をしていたことを悔い、 又ある者は、 自分の親や、祖父に思いをはせる。 異国の地で今もなお行われている類似のことに胸を痛める者もいれば、 別の者は、何も感じなかった駄作だと文句を言う。 ストイックというだけでなく、観客を選ぶという意味も含めて、高品質の映画(二部作)だと思う。
>>359 確かにスッキリとした顔で出て来る奴は一人も居なかったなw
すぐには思考回路が働かない感じがした。
普段戦争映画はトラウマがあって見られなかったけど、
(小学校で無理やり毎年見させられてた)
この作品は見に行ってよかった、もう一度見に行こうと思った。
西郷の最後の微笑みには色々な意味があったんだろうな。
決して喜びだけではないように見える。
>>372 あれって演技がちょっとあれだったかも知れないけど
海を見る⇒日本につながってる
っていうことの笑みかと思ったんだけど。
始動は部下と別れる時、いまさら後に引けるかよ、って捨て台詞はいてたよね ほんとは行きたくなかったのかも
380 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 20:45:50 ID:fmW1kIWO
>>360 >分かりやすく云うと、西郷の最初と終盤での変わりっぷりが唐突。
たしかにそう感じるけど時間的に1ヶ月すぎてるんだよね
その間に友達死んだりいろんな過酷な場面を見てきたと言う設定
そのわりにラスト元気良すぎて1ヶ月も戦っていた感じがしなかったんじゃない。
381 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 20:46:02 ID:covRVuiU
>>368 あのシーンはとてもよかったし、あの映画にとって重要シーンだったと思う。
まあ、戦争を淡々と描くっていうのであれば、あれくらいが丁度良いのでしょう。
オレ個人の好みなんだけど、もう少しコテコテの味付けが良かった。
今日この映画見てきて一番残念だったのは 前の人の座高が高くてドタマがスクリーンにかかってた事
384 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 20:48:23 ID:Mkg0DJJ9
>>376 オスカー最有力って言ったって、
戦争大作は「プライベートライアン」の例もあるし。
最後までどっち転ぶかわからんよ。
西郷の最後の微笑みは、誠意をつくせば正義になる、って言葉を思い起こさせる オレはオレなりにやったよ、っていう安堵の微笑みなのかも
386 :
374 :2006/12/13(水) 20:49:27 ID:USGL4ZD1
>>382 君はいいやつだ
どうしようかと思ってたよ
>>374 しかも宇宙戦艦のほうが出てくるとはな。
388 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 20:50:35 ID:6fmZ4a9E
>>381 >もう少しコテコテの味付けが良かった。
アメリカ人がアメリカ人の味付けをしたら日本人には到底受入れられないものになっていたはず。
そのことをわきまえ、ストイックなまでに味をつけなかったイーストウッドはさすが。
日本人でも、というか日本人にはこの映画は撮れないと思う。
前スレに出てた、米で試写見たあちらのジャーナリストだかのレビューに 最初は厭戦的でアイロニカルな西郷が栗林と何度か接し、 最期、栗林のコルトに怒ってスコップで立ち向かう、その心情、流れに 「得体の知れない愛がある」 って書いてあった、って見たけど、なんだか言いえて妙だと思った。
>>376 英語読める人いいな
海外でどんなふうに言われているのか知れて
391 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 20:54:11 ID:covRVuiU
>>380 まったくその通り。
水も食料も援軍も勝利も死んで楽になる事も無い、
そんな惨い状況にある兵士には見えんかった。
観てきた。 恥ずかしい話ですが、後半は恐怖とか悲しさでずっと泣いていた。 「泣ける」とか「泣かされた」とかじゃなく単純に怖かったのね。 帰り道では戦争行ってた祖父の話ずっと思い出してたよ。 やっと冷静になっていろいろ考えることが出来た。得るものは多い作品でした。 隣に座っていた高校生2人組、上演前はやたら喋っててやかましかったけど 終わってからは一言も喋らずずっと座ってた。
見終わってロビーまでの廊下で知らないオババ集団と一緒になったんだが、 沈黙が続いてババアからようやく出た言葉が「渡辺さんは立派ね!」 「本当ね。体格が凄くいいのよね。」何でもこなせて素晴らしいわね!」 一応、言葉に詰まった末に、無理して出た言葉と解釈した。 ババアという生き物は強いな。
394 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 20:55:15 ID:dAPYG+Pd
>>356 いまではイントロだけで泣ける私です。
パブロフ状態に・・ww
ニュー速+の硫黄島スレは変な人たちが ここぞ!とばかりに言いたい放題で大爆発してるなw
>>354 なんかしどう以外の何者にも観えなくてwwww
得体の知れないか。 日本人から見れば普通の感覚なんだけどなぁ。仁義とか恩とか忠とかそこら辺の感覚だと思うんだが。
>>385 631 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/13(水) 02:57:52
>>629 星条旗見たならわかると思うんだけど、
ドクが浜辺に運ばれたとき、大型爆撃機が日本本土に向かって飛んでいく=東京大空襲は始まってる。
イーストウッドは、西郷の隣に寝ていたのがドクだという解釈でいいと言ってる。
だとすると、もし爆撃機の音でそれを悟ったなら西郷のあの表情は全てを失った顔、
つまり仲間も栗林も、もしかしたら最愛の家族さえ失っているかもしれないという絶望を孕んだ反面、
それらを失ったからこそ、もう何も失うものはないという自嘲の笑みじゃないかと思った。
二宮スレから拾ってきたけどこれにプラスして無心放心だったのかもしれないね。
この映画のせいでシドウのイメージ定着しちゃったよーw これから出る映画まともに見れるかなぁw
この映画に相応しい日本語ジャンルは、鎮魂映画。
ゆうきなえのキャスティングはよかったなあ。若いねあの人。二宮といくつ違いなんだ、違和感ないぞW 彼女の、一人では生きて行けなさそうな弱い感じが ますます望郷の念を煽る。 「あいつなら一人で子供も産めるし、大丈夫!」と思わせる奥さんだったらまた雰囲気が違った映画になってしまう
404 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 20:58:09 ID:vWzPpZnk
>>389 何で二ノ宮はコルト取られた事にキレたの?
405 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 20:59:12 ID:dEO9GZZN
あの微笑みの意味 深いぞ 考えよう
406 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 20:59:41 ID:9tAU26fe
ゆうきなえってビビアンスーみたい
407 :
374 :2006/12/13(水) 20:59:59 ID:USGL4ZD1
泣き方に関しては俺の母にはかなわんだろ ずっと泣いてたぞ。それも鼻水たらして。最後のセリフ「まだ日本か?」のセリフの時、ずっと「日本よ・・日本よ」 って言ってた時には俺も泣きそうになった。父親が実際に硫黄島で死んでるんで映画終わった後とても喋れる 雰囲気じゃなかったよ。
>>375 泣かせる戦争映画って、戦争っていうシチュエーションを利用したエンタテイメントで
人死にを娯楽のネタにしているようでどうにも好きになれなくて
これもどうせそんなんなんだろ、って思ってたけど、
おまいさんはじめみんなの書き込みをみてるとどうも違うようで気になるよ
加瀬ファンだから硫黄島は見にいくと決めてるけど、星条旗は先に観ておいたほうがいい?
時間も金もないから硫黄島見てから決めようかと思ってるけど、前・後編的なものではないよね?
409 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 21:00:56 ID:NOpRlqg3
>>402 鎮魂もあるけど顕彰の意味が大きいと思う。
パンフにもそう書いてあった。
「祖国のために命を捧げた人へのトリビュート」ってね。
オレは見終わった後思った。 007カジノロワイヤルを見れば良かったと。 首吹っ飛ぶ、腕ちぎれる、手留弾で肉塊になる。 今年見た中ではサイレントヒルに並ぶな。
期待値が高かっただけに少しガッカリ。 群像劇だから仕方ないが、登場人物各個の心理描写をもっとこまやかに丁寧にして欲しかった。 叙情的に淡々と描いたのは正解だと思うけど、そういう戦争映画が目新しいわけでもなく、新鮮さはない。 日本や日本人の描写に関して、米人独特の誤解や偏見が少なかったのは、感心した。
414 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 21:01:58 ID:G8+7o4gM
>>313 まだ占領されていないという意味だと思われ
思い出した。 今日のオーラの泉は西中佐だすよ。
>>373 ありがとう
サントラ出るまでエンドレスリピートします
417 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 21:03:21 ID:UIDkAmAO
パン屋さんが憲兵に蹂躙されるのは、映像として欲しかったな。
418 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 21:03:54 ID:Ylu0pHiW
今日見てきた。 最初は二宮はミスキャストに思えたが、最後は二宮でも納得できた。手榴弾での自決シーンや、戦闘シーンは迫力あって良かった。 兵士達のいろんな思いが交錯していて、恥ずかしながら泣きました。 あの音楽がヤバイ!
>>413 が つっこんだので俺も釣られて見る
何 で 分 か ら な い の ?
>>407 すばらしい母上だなぁ。俺も読んでて泣きそうになったよ。
今日の新聞に取り上げられてあったので見に行ったのですが たいへんすばらしい映画でした。 無理やり戦地に送られ、上層部からも見捨てられた兵士たちの 死を今の日本人が決して忘れてはいけないということを 改めて監督&出演人に教えてもらったような気がする。 今の日本が防衛省格上げ・教育基本法改悪など、 暗い時代に再び向かっていこうかとしている中で 我々一人ひとりが戦争の無意味さ・悲惨さを知るためにも ぜひ一人でも多くの人に見てもらいたい。
その解釈いい!
>>414 皇国日本の領土を初めて占領されたのが硫黄島だからな
だから、星条旗の写真はすごく意味があるし、日本軍の守りも厚かった
大本営からは捨て駒扱いだったけどね
426 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 21:05:55 ID:G8+7o4gM
>>393 精神的にも肉体的にもタフだよ
女は
看護婦が女性なのも精神的に強いってのがあるよ
今男性もなってきているけど精神的には相当きついと思う
427 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 21:05:59 ID:iC+q1O6Y
渡辺と梯の対談で読んだが渡辺が硫黄島に栗林の生地の 長野の水を取り寄せて持って行って砂浜に撒いたらしいな。 水はすごい勢いで吸収して行ったって。 悲しい島だよなぁ。
428 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 21:06:11 ID:9tAU26fe
戦争が無かったら戦争映画で感動することもできなかったんだよなぁ
429 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 21:06:20 ID:QI3M4eKn
>>404 「俺がもらう権利があるはずなのに!なんでお前が持ってんだよ!!」
430 :
422 :2006/12/13(水) 21:06:24 ID:6Om4qSze
アンカ忘れた… >>400
431 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 21:06:41 ID:fmW1kIWO
>>404 今まで見てきた2時間半がーーーーーーーーw
ここはまだ日本か? って栗林が言ったとき、俺はこういう台本だったら良かったのに、と思う。 栗林「ここはまだ日本か?」 西郷辺りを見回してみると、星条旗の翻る丘を発見する。楽しそうに話す米兵を見て 泣きそうな悔しい表情をする。しかし栗林に対しては、笑顔で、「まだ日本であります」と言う。
映画観終わって、重さと切なさと悲しさでうなだれ、呆然。静かな涙。 ↓ 言葉にならない衝撃を理解しようと映画のことを思い出し、うっかり電車でウルっとする。 ↓ 歴史的事実や映画スタッフのことを頭の中で整頓して完全に理解した気になる ↓ 2ch観に来ていろんな人の感想観て、映画観終わってすぐの感情を思い出して、また泣く。 って感じです。 もう何日たってるんだか分からないけど とにかく揺さぶられる映画だ。私の琴線には ばっちり触れてる。っていうか触れすぎ。 忘れられない。
434 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 21:09:16 ID:s61zjBGt
今日観てきた。 これ、本当にアメリカ人であるイーストウッドが撮った映画なのか? ラスト・サムライですら幕末に忍者出すくらいヘンテコ・テイストだったのに。 きっと監督の周りで頑張ったであろう日系のヤマシタさんには感謝したい。 知らない俳優さんたちも良かった。赤痢で消えるロッテの今江や自決する ドジャースの斉藤隆はもう少し生きていてもらいたかった。
>>414 俺は自分自身が栗林将軍に問いかけられた気がしたぞ
>>407 おかあさん(涙) ばかやろう!泣かせんじゃねえよ。
>>408 星条旗見てからのほうがいいと思う。
理由1 星条旗はあさってくらいまでで終了のところが多い。
理由2 戦闘シーンがすごい。手紙はしょぼい。金のかかってる画面。手紙はしょぼい。映画館でこそ堪能できる。
理由3 星条旗を見ると、手紙の行間(作品の奥行き)が見えてくる
理由4 両方見ないと、イーストウッドの伝えたかったものが伝わらない
理由5 こんな傑作、10年に出会えるかどうか。借金してでも見る価値あり。
438 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 21:10:11 ID:mCHYsZkC
>>400 日本本土に向けて飛びたったのではなくて、空襲を終えて損害を受けたB29がサイパンまで帰り着けずに硫黄島に緊急着陸したのでは?
米軍が硫黄島に期待していたのはB29の緊急避難と護衛戦闘機の発着基地にするためと聞いたことがある。
>>408 人を娯楽にするのが嫌いという感性を持っているら、
ぜひ父親たちの星条旗と、硫黄島からの手紙、両方
みてほしい!!あんたのような人こそ観るべき。
>>421 つまらん政治ネタ出すな、クソバカ。荒らしたいのか?
俺 ミリオンダラー⇒ダメポ。クリントおわっちゃったのか? 星条旗⇒ごちゃごちゃしてる上メッセージがあからさますぎないか・・・? 手紙⇒ストライクど真ん中。クリント節最高。
「すばらしい同盟国になるでしょう」
>>404 映画みろよーーーwww
ばか〜・・(T_T)
>>437 ありがとう。理由2の「手紙はしょぼい×2」にて決心いたしましたww
たのしみ(゜∀゜)
>>404 俺が教えてやるよ
二宮はコルトが欲しかったんだよ
>>438 B29の発信基地はサイパンでPP38などの護衛機は硫黄島であってるよ
451 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 21:14:12 ID:fmW1kIWO
>>400 ああ、そういえば硫黄島が取られて戦争終わりってんじゃ
なかったもんなあ。
実際に硫黄島で戦った兵士の日記でも、捕虜になって
終戦を迎え、祖国に帰ってきたらば妻は既に亡く、遺された
子供は兄によって養育されていた、という話が書いてあったね。
>>434 ロッテの今江とドジャース斎藤に吹き出した
454 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 21:17:03 ID:6fmZ4a9E
しかし44マグナムをぶっ放していたハリーがこんな映画を作るとは 成長したもんよのう・・・
455 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 21:17:52 ID:fmW1kIWO
456 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 21:18:35 ID:CYMrpWOD
457 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 21:21:07 ID:QI3M4eKn
>>437 >理由2 戦闘シーンがすごい。金のかかってる画面。映画館でこそ堪能できる。
全く同意。
見終わった後、「しまった!もっと早く見ておいて、もう一度ミラノ座の大スクリーン
でみるべきだった!」と後悔した。
>>456 なんだよそのレビュー
軍オタみたいなやつが軍オタの視点で突っ込みまくってる
痛いな
そういえば「天皇陛下万歳」のとき、西郷だけは復唱してなかった 深いな
460 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 21:24:30 ID:OV6tBN/Q
>>418 自決の時の暗いかんじの音楽がとても印象に残った。
ラストサムライは切腹の潔さが強調されてたけど、硫黄島は実際自分で死ぬのがどれだけ怖いか見せ付けられた…
脇役とは言え自決でがちがちにふるえてた西郷の友人が、
物語的に自決失敗なんて事にならず、そのまま肉塊になったのがあまりにショックだった。
あれでこの映画ではお約束的に生き残るキャラなんていないと思った…
461 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 21:24:43 ID:7JG9WxCp
>>457 戦闘シーンで言えば、擂鉢山が構図に入る場面はすべてすげー迫力だったが、
個人的に言えば戦艦からの艦砲一斉射撃に震えた。まさに「轟音」だなあれは。
「大和」では期待はずれだった部分が、まさか硫黄島で見られるとは思わなかった。
西郷がニヤリッとしながら見つめる夕陽は やがて、沈み逝く大日本帝国という演出なのか クリント、上手いね
星条旗どうでもよかったけど このスレ的には両方みてこそらしいので 明日レディスデーだから二本立てでみてくるよ
464 :
351 :2006/12/13(水) 21:25:51 ID:6jgRFzlb
PCからこんばんは 栗林はアメリカ留学の経験あるし、西はオリンピックに出た。 西は愛馬を空爆で亡くしたし、助けた捕虜も亡くなった。 最後アメリカから友好の証としておくられた銃で自決した栗林の心中はどうだったんだろうね。 この対比がまたうまいなーとおもた。 そんで前にも出ているがこういった映画を撮ったのは日本人じゃないってことに悔しさを感じた。 セットとか実際みるとショボイんだろうけど、光と影の演出がうまいんだろうなー まったくセットしょべえwwwwとか感じなかった。 日本の戦争映画はなんで軽いんだろうね・・・
Letters from Iwo Jima (2006)
http://german.imdb.com/title/tt0498380/ 76 out of 79 people found the following comment useful:-
Oscar Alert 2006: ''Letters From Iwo Jima'', 9 December 2006
Author: agentmatheus von Brazil
''Jima'' is probably the best war movie of the 21th century
467 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 21:27:18 ID:9F/TwF6J
468 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 21:28:09 ID:CYMrpWOD
>>464 日本にも兵隊やくざとか傑作があるじゃん
469 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 21:28:17 ID:fmW1kIWO
日本の監督で捕虜銃殺は無理、でも無いのか?
貞岡さんは生きてらっしゃるのかな?
武士の一分って主役がキムタクですよね。 日本映画はキャスト重視なんですかね?
どうせなら栗林将軍が一人の兵卒を銃殺刑にする生々しい場面も映画化して欲しかったな
バックトゥザフューチャーで西部時代に行ったマーティが 名乗ったのも「クリントイーストウッド」だったな。 すごい時代になったもんだ。
474 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 21:30:34 ID:FBGcH1dz
やっぱり日本人だから手紙の方を見てしまった。 手紙の方しか見てないので なんとも言えないけれども、本当の太平洋戦争をリアリティに 描いている映画も少ないと思う。 日本側からの視点でありながらアメリカ人の クリントイーストウッドが監督ってのが???っておもったが、ミリオンダラーベイビーを 見ていい作品ではないかと思い見てみたら、本当にこれがアメリカ人のイーストウッドが撮ったの? って思った。 全てが日本語だし、俳優も日本人でどう見ても金のかかったスゴイ日本映画としか 思えなかった。 ただこんな激戦が今まで日本人には伝わっていないのには残念だと思う。 日本人ならばこの映画をぜひ見るべきだと思った。 さすが巨匠イーストウッド! しかもプロデュサーがスピルバーグだったんだね!
475 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 21:30:48 ID:QI3M4eKn
>>461 >艦砲一斉射撃に震えた。まさに「轟音」
その通りだったね。「星条旗」のメインテーマは戦闘シーンではないので、
あまり触れられていないが、艦砲射撃とそれが命中した擂鉢山のシーンは
CGと解っていても圧巻だった。
劇場スクリーンで見て大正解。なんかトクした気分だった。
476 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 21:31:31 ID:CYMrpWOD
>>469 古い作品だけど人間の條件にはたしかあったと思う
478 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 21:31:48 ID:6fmZ4a9E
>>471 武士の一分もよかったな
予定調和な人情ものに弱いんだよ
燻し銀のなか、キムタクも壇も青臭くてよかったよ
星条旗で猛威を振るっていた海岸沿いのトーチカっていうのかアレは 栗林からすればどうでも良い物だったんだね。
481 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 21:32:12 ID:7JG9WxCp
>>464 賛否両論はあるけれど、スピの戦争映画によくある彩度落とした
映像がかなりいい味を出していると思う。俺は好き。
プラモの話で悪いが、リアリティーを追求するなら一番大事なのは「よごし」
の技法だと思うのだが、日本映画にはそれが無いジャマイカ。
一度だけ黒澤監督の七人の侍を観たけど、あれを見るとやっぱよごしって重要だなと思う。
ところで94式拳銃が敵兵を撃ち倒したのはこの作品が映画史上初ではないか?
>>449 俺が教えてやるよ
二宮はトルコに行きたかったんだよ
484 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 21:34:01 ID:ABiyOMwS
>>133 私、女ですが、ご一緒しても構わないですよ。
京都は医者に行くので一週間に一度行きますので。
日にちが合えばの話ですが。
485 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 21:34:26 ID:vIHcXnXX
今日見てきた。 久しぶりに考えさせられ、感銘を受けた作品だった。 特に、クライマックスシーンで長淵の唄が流れてきた瞬間 涙が止まらなかった。 ありがとうイーストウッド!
>>485 まったく同感です。本当にありがとうございました。
>>464 日本の映画の描き方で足りないものはその場の空気感。
ちょっとモノトーン調にすれば過去の戦争映画を観ている錯覚になるし、
また人物以外の描写(たとえば爆撃などで震える地面などを地面の高さから撮ったりして砂が踊ってるような・・・)を撮れば高級感が増す。
日本の映画に感じるのはなんか箱庭感しか感じれないことが多い。
私は泣けなかったけど、見た後友達と話す言葉がみつかなかった 年末ぐらいにもう一回見に行こうと思う
489 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 21:36:47 ID:fmW1kIWO
490 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 21:36:48 ID:Oq8aGj+t
491 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 21:36:49 ID:GCl8m+nr
>>456 知ったかが多すぎだろ。
>戦時中なのにも関わらず飯盒で白米を食べているし(当時は白米なんて食べられませんでした)、
兵士が肉飯とか食ってた事を知ったら驚くだろうな。
>ネックレスしてる日本兵はいるし、
識別票の事かな
>>39 「ファンタスティックな敵」と読んでしまって
確かにファンタスティックだよなぁ
と思いました。
494 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 21:40:44 ID:CYMrpWOD
>>491 硫黄島生存者の手記見たけど白米は食ってたみたいだね
ぜひともそのレビューサイトの方に反論してほしいな
つらいときつらいといえば良かったと言ってたヤツが前からずっとスレ張り付いてたが。 つらいときにつらいと言ったら清水です。本当にありがとうございました。
あの軍オタみたいな奴のレビュー見たらクリントイーストウッドがっかりするだろうな
>>494 兵隊さんは白米食って内地は麦飯・すいとんとか代用食だったと思うけど?
またあいつが出てきたかと思ったら 違う人だったか。
>>407 母上にとっては戦争映画というより父親の痕跡探しだったんだろうな…
飯盒に米と水を入れて、それを地面に埋めご飯炊いてたらしいね
>在日の工作で荒らされる前に下のサイトのレビューも頼む >ぜひ観てきた感動を書き綴っていただきたい 書き綴っていただきたい いただきたい いただきたい・・・ こう言うしゃべり方する奴は要注意。
503 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 21:43:59 ID:XAgBPGkJ
このサピオに載ったという栗林中将の最期ってホントかな?
かなりショックなんだけど
ttp://blog.drecom.jp/hinemosu/archive/209 >終戦後、副官だった小元少佐が「某軍曹」から聞いた話としてこう証言しています。
>栗林中将は、ここまで善戦したのだから降伏しても良いといわれ、
>自ら白旗を掲げ兵数名をともない
>米軍第一線に赴き降伏交渉をしてきた。
>ーこれに激昂した高級参謀中根兼次中佐が壕の入口で軍刀を抜き
>、栗林中将の首を刎ねた。その後に拳銃自殺。
>昭和58年、大野芳さんが「某軍曹」に取材を申し入れた。
>独立混成第17連隊通信隊小田静夫曹長。
>黙して語らなかった小田さんは根負けして「絶対に書かない」ことを
>前提に認めた。
>小田さんはすすり泣きしていった。「わたしは見てしまったんです。
>ウソではありません」
>>407 2ちゃんのレスで泣いたのは初めてだよ。
母上を大切にな。
505 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 21:44:26 ID:CYMrpWOD
506 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 21:44:33 ID:s61zjBGt
「父親たちの星条旗」での自決した日本兵の死体がグチャグチャな訳が よく理解できました。しかも何度も何度もトラウマになるくらい。 本当にありがとうございました。
507 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 21:45:37 ID:6fmZ4a9E
音のリアリティにはまだ改善の余地があるな 音速は秒速340mだから、距離に合わせて音と映像のズレを調整すれば もっとリアルになる。
日米どちらも、捕虜に対する光と影を描いてるが、 よくよく見ると、日本の側は捕虜ではなく敵兵で、戦闘の中での憎しみを込めての殺害であるのに対し、 米兵の場合は単に面倒くさいから殺している。 日本側を比較的人間的に、米側を若干非人間的に描いていると思ったがどうか。
>>508 アメリカ国内では日本兵を同情的に描く事をけしからんと思う人間は多いと思う、
この後退役軍人とかシナチョソ組織とかが巻き返してきそうで嫌だなぁ。
>>503 こういう見方もあるんだ
おもしろいね
サピオ見てみよう
今日も三皿以上食った。
>>481 たしかに、終戦記念日によくやってる某さとうきび畑とか全然汚れてないもんな・・・
>>487 兵士が銃でばったばた倒れていく描写を地面から撮っててほんとに銃撃されてる気分になったな
カメラワークがまたうまかった
>日本の映画に感じるのはなんか箱庭感しか感じれないことが多い。
心から同意
なんか大作映画とかでも縮こまって小さくまとまってる感があるんだよね
まあだからこそ日本の心情映画とかの描写はすばらしいと思うんですけどね
>>508 米兵は後から補給部隊がどんどこ来るし、戦局的にもあきらかに優位に立ってるわけだから、そういう面での余裕だと思った。
>面倒くさいから殺している。
それに米兵はそこまで祖国愛溢れるって感じじゃなかったしな。
すげーどうでもいいけど栗林の遺品の拳銃、腰に挿して喜んでたのってイギーじゃなかった?
戦争映画なのに動ではなく静だった。。
犬のシーンだけど銃声がして奥さんと子供の悲鳴がつらかった。ただ 清水が撃つふりをしていた時、あの全てが切迫した中であの犬は素であさっての 方向見てたよね、演技してなかったw 隣のおじいさんは肩ふるわせて泣いていたけど 私はだんだんあの壕の中にいるような感覚になってきてかすかに震えていた。 で家に帰ってぼんやりと思い出しているうちになぜか涙が出ていた。
>>513 銃弾の「質量」が感じられた。
鉄の塊が高速で飛んでくるのを感じられるのは
この映画が初めてだ。恐怖だった。
>>503 ありそうな話ではあるが、「軍刀で首を刎ねた」ってとこがうそ臭い。
特別に訓練しないとそんな芸当はできるもんじゃない。
この映画がアカデミー賞などとると、 栗林は韓国人ニダー!という人がでそうで怖い。
519 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 22:00:55 ID:7JG9WxCp
>>508 面倒くさいと言うより、米兵自身も言ってた通り、あの場所で
捕虜を監視し続けるってのは危険だからってのもあると思う。
事実その後、移動中の日本兵があの場所を通っている訳だし、
仮に命令通り見張っていたとしても、捕虜を放置して逃げるしか無いのでは。
捕虜をとった場所が比較的安全な後方なら、清水らの処遇も変わった
だろうが、あそこはまさに最前線。敵兵の命より自分の命のが大事だろう。
しかしだからといって、ほとんど躊躇いなく射殺してした方の米兵には、
明らかな人種差別的な動機もあっただろうが。
「星条旗」でのインディアンの扱いも然り。
っていうか、アメリカに自ら降伏交渉したら記録が残るだろW
ID: 4JvdzXyu←アボン候補
522 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 22:02:03 ID:XAgBPGkJ
自決のシーンで え?急に言われたって困る。出来ない。死ねない。 だったら戦って死んだ方がマシって自分自身のように思ってしまった。 こんな感じで感情移入できたのはスゴイ
NHKで真珠湾攻撃
>>519 射殺しなかった米兵は明らかに、ちょwおまwwエエエエエエって感じに動揺してたよな
最後捕虜になった西郷は無事に日本に帰国し、奥さんの花子の待つ故郷へ帰れたのかな
去年の7月に生まれた娘が〜って栗林に語ってたけれど、一度も娘の姿をみてないんだよね
525 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 22:09:52 ID:ZwDGCU3j
>>524 西郷は米軍の戦車で潰された。西郷の頭蓋骨は米兵の帰国のときのお土産。
奥さんと子供は米軍の空襲で死んだ。
裏ストーリー
527 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 22:15:16 ID:rB8dlubZ
西郷は上野の山に銅像になっています。
あんな状況で兵隊さんには性欲なんかはまだあるんですかね?
今日観てきた。 戦争映画は見てるのが辛くなるから好きじゃなかった。 硫黄島もやっぱり辛かったけど、何故かもう一度観たいと、終わってから思った。 こんなことは初めてだった。
>>528 猿岩石がヒッチハイクしたときの話で、一に食欲、二に睡眠欲、余裕が出て性欲という
を聞いたような。
極限状態ではまず自分自身の生存本能が第一だから食欲らしい
531 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 22:19:53 ID:99uqmnTv
>>517 アメリカで何故栗林中将が人気なのかを全くわかってないデタラメ記事だよ。
アメリカで「大戦中の優秀な将軍10人」に選ばれた栗林中将が降伏交渉を
しようとしたというなら、確実にアメリカ側に記録が残るはず。
それに「軍刀で歩いている(走っている)人の首をハネる」のは不可能。
宮本武蔵だってそんな芸当不可能です。
戦争中も戦争後も栗林中将をよく思わない人はかなり多い。
硫黄島の激戦があまり日本で語られないのは、遺族会や生き残りの人達の
間にかなりの確執があって、もめてるせいでもあるとのこと。
「穴掘り」をさせられた元兵士には、戦後になって公然と批判をしてる人も多い。
海軍との仲も悪かったから、海軍出身者もかなりの悪口を言ったりする。
532 :
名無しシネマ@上映中 :2006/12/13(水) 22:20:04 ID:EURkE1Aw
これを見た後、映画館を出て新宿の街を歩いていると、今の日本はああいう 犠牲の上に成り立っている国なんだなあと思いながらトボトボ歩いていた。 本土の人達が1日でも平和に暮らせるなら、自分らがここで1日でも長く 米軍を引き留めておく意味はあると栗林中将がしゃべっていたのは泣けたなあ。 過去にそういう思いで死んでいった人達がいるんだから、もっとしっかりしない といけないなあと思った。 プライベートライアンで、ミラー大尉がライアンに向かってしっかり生きろ みたいな事を言っていたじゃん。 あれとダブってしまったよ。 しっかり生きないと、あの戦争で死んでいった人達に申し訳ないな。 頑張ろうっと。
戦争中に死んでいった人達もまさか60年後にこんな映画ができるだなんて 思っても見なかっただろうな
これ見て全部実話だと勘違いする馬鹿がいそうで怖いな
映画の中の西郷のような、戦争末期に徴兵されて戦争への意思を持っていない『うさぎ』のような 人間でさえ、戦場では憎しみに突き動かされるということを描いたのだろう。 西郷の体は現代っ子ぽい子供のような華奢な体なのがちょっと物足りないが、イーストウッドとしてはそれが 演出として良かったのだろうか・・
というかどう考えても軍刀で首を刎ねるなんか無理だろ。
538 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 22:27:23 ID:rB8dlubZ
指導は史実でもたくさん行われた 戦車への突撃やればよかったのにね。 なんであんな中途半端に捕虜にしたんだろうか。
また星条旗見てきた。 やはり西の部下の士官が、部下の兵士を逃がす為に機関銃に突撃するシーンは無かった。 星条旗の方にもこのシーンがあったというのは勘違いじゃないか?
540 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 22:28:47 ID:rB8dlubZ
>>535 だよな。
だからエンディングに写真とか使わなかったのかな?
さすがに写真やったら全部信じちゃう人、続出だろうし。
今日見てきたけど、何か不思議な気持ちになる映画だった。 感動しなかったけど、本当に事実でこんな事があったと 静かに考えさせられた。 西郷は日本に帰れたのか? あの最後の微笑みは何に対してだったのだろう。 もう精神の均衡がこわれていたのか?
542 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 22:29:18 ID:XywkqvJr
>>517 私の親族も日本刀?で米兵を処刑したのですが、
とても一刀で首を刎ねることができるものではないそうです。
せめてもの情けに、一太刀で殺してやれればよかったのにと
昔語りをしながら苦しそうでしたね。
米兵に合掌させていただきます。
>>531 すげーなるほどと思った
お前コナンかよ
>>541 大筋は合っているけれど星条旗と比べると殆どフィクション。
なんせ生存者がアメリカとは段違いに少ないから。
>>533 しかも戦った敵側の人間に作られるまで
日本人に作れなかったってのもな……
「ここは日本か」のセリフはエンドロールの英語に繋がってるのかと思った。
見ました 面白かったです! 戦争のことについて考えさせられる映画 一度見ることをお勧めします(>.<)
547 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 22:34:43 ID:s61zjBGt
依頼者 「硫黄島で散った栗林中将の刀らしいです。ギャンブルの負けの 代わりにアメリカの退役軍人から取り上げました」 紳助 「オープン・ザ・プライス!」 へいちゃん「この値段なら僕が買いたいくらいだ」
>>547 石坂浩二が多分自腹きって競り落として、硫黄島協会か靖国に寄付するだろうなw
549 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 22:38:29 ID:fDseHCVK
素朴な疑問として 硫黄島の戦いについて、本で読んだり色々調べた上で、 それでも、この映画を高く評価している人ってどんぐらいいるんだ? 事前の予備知識があればあるほど不満の出る映画のような気がしてならない。
>549 映画は映画。 これはドキュメンタリーではない。
552 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 22:41:41 ID:znwbRHBL
画面のふいんきが「突撃隊」によく似てたね 「星条旗」ではまったく感じなかったが
553 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 22:42:11 ID:KVLAL2d+
554 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 22:42:46 ID:rB8dlubZ
まぁ史実どうりでは無いけど 仕方ないよね。誰も二人の最期みてないんだし。
555 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 22:42:53 ID:U8Qs3bIF
>>549 俺は、母方の祖父が戦死したこともあって、かなり本を読んで勉強した方だと思う。
たしかに史実と違うところがたくさんあった。特に西中佐の闘い方なんか全然違う。
でもそんなもんに突っ込みを入れるのはきもい軍オタ。
硫黄島の戦いの本質を捻じ曲げるような脚色は無かったし、十分満足した。
事実を克明に追った映像が見たいならドキュメンタリーでも見れば? これはあくまで商業用に作られた映画作品。 監督や脚本家の意図を読み取るのが本筋
559 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 22:46:13 ID:rB8dlubZ
硫黄島の脚本家の一人 アイリス・ヤマシタ レイプオブ南京の原作者 アイリス・チャン どっちのアイリスが勝つか。
映画の後ふと本屋で栗林の手紙を見て泣いた 武人というより文人の臭いのする人なんだね 映画の中でも手紙とか絵は出てたけど
561 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 22:47:59 ID:vIHcXnXX
アメリカ人がこんな映画を撮ったのか、という意見を見るけど、 イーストウッドさんを日本人として見ればいい。 西森さん、本当にすばらしい作品ありがとうございました!
イギーの惨殺シーンは どんだけ肉食えなくなりまつか?
史実を押さえてないが、 ・陸軍と、海軍って仲が悪いんだ。 一枚岩にはなれなかったのだろうか・・・米軍上陸時、トーチカの 壊滅はしなかったのに ・射撃訓練が、全員下手すぎ。独りも的にあたっていなかったし 民兵だからしょうがない? ・5日で終わるはずが、36日も続いたととても思えない、日本軍 の表現だった・・・ガッカリ ・イギーの件が出ると思ったのにガッカリ ・ユウキナエすげー久しぶりに見た ポケベルが鳴らなくて以来だ このスレのも前らは、ほんと博識だよな
564 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 22:49:40 ID:XAgBPGkJ
NHKでもやってた日米開戦を避けたらどうなってたんだろうね。 満州は取りあげられたとして、朝鮮台湾は日本のままだったろう。 そしたら世界史も変わるよな
566 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 22:50:45 ID:rB8dlubZ
>>563 誰かが書いてたけど
陸軍と海軍はまるで
他の国の軍隊みたいに仲が悪かったそうな。
あと、ネクタイしてるのは海軍の正装だそうな。
567 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 22:50:55 ID:0yrdH/Ld
>>556 軍ヲタは自分の知識披露するのが大好きだからな。
もっと他に見るところがあるだろう、と思う。
「硫黄島」オスカーの本命に浮上!?
http://www.sankei.co.jp/culture/enterme/061213/ent061213001.htm 第2次大戦末期の硫黄島での戦いを日本側の視点から描いた「硫黄島からの手紙」(クリント・イーストウッド監督、公開中)
がこのほど、ロサンゼルス映画批評家協会賞最優秀作品賞を獲得。さらに、米放送映画批評家協会賞作品賞候補にもノミ
ネートされた。
今月6日、米映画批評会議最優秀作品賞に輝いたのに続くもので、来年2月に発表されるアカデミー賞に向け、「本命に浮上
した」(米紙ロサンゼルス・タイムズ)との声も上がり始めた。
渡辺謙さんが主演した「硫黄島−」は、米国では今月20日から公開される。同じ硫黄島での戦闘を米国側の視点から描いた
「父親たちの星条旗」は興行成績がふるわなかった上、「硫黄島−」はほとんどが日本語で、英語字幕での公開となるといった
点から、米国の観客にどれほど受け入れられるか疑問視する向きもあるが、ロイター通信は「戦争映画の新しい地平を切り開
いた」と絶賛している。
また、放送映画批評家協会賞助演女優賞候補には「バベル」で女子高生役を演じた菊地凛子さんがノミネートされた。
アカデミー賞を頂点とする米映画賞レースは、14日にハリウッド外国人映画記者協会が選ぶゴールデングローブ賞のノミネー
トが発表され、前半の山場を迎える。
そうそう。実際に付き添った部下は全員ほとんど戦死してるみたいだし おまけに60年前の戦闘だよ?詳しい詳細が分かるわけないじゃないか。 そんな重箱の隅つつかないでおおらかな気持ちで観てやって下さい。 まあアメリカ映画じゃ凄く良い出来だと思うよ。たいていは日本兵は 悪のジャップ扱いで撃ち殺されるてのが常だったから。でもアメリカ の在郷軍人とかは複雑な心境かもしれないがねw
572 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 22:51:55 ID:CYMrpWOD
お前は当の硫黄島から帰ってきた人が泣きながら見ていた事実を どう思ってるんだ。
575 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 22:53:36 ID:EdthkgOC
観てきました。 虚無感に包まれて、シネコンを後にしてます。 イーストウッドに何度も何度も殺されながらもまた生き返り、また殺される。そんな無限地獄から放り出された感じ。こんなにも、人間の痛神経を刺激する戦争映画は初めてだ。 軍ヲタではないのでわからないのが、手流弾の発火時間?です。早く感じたのですが、実際あんな感じなのですか?
576 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 22:54:36 ID:4ivD3+hj
今日見てきたけど何のメッセージ性もないただのドキュメンタリーだったな。 これは映画とは言わないよ。 イーストウッドも年で才能が枯渇しちゃったねw
今日観て来ました。 血とかそういうものが苦手なんだけど、なるべく目をそらさないようにした。 こういうことが起きていたんだって、ちゃんと刻み付けたかったから。 今まで観た戦争映画とは全然違うものを観た気がした。 疑似体験というか、その場で実際に見ているような気持ちになった。 ひたすらショックで、悲しいとか感動したとか、そういう単純な感情ではない涙が流れた。 二宮は確かに幼くて、奥さんとのシーンは姉弟にしか見えなかったけど、 清水と語り合った時(帽子を被せた時)なんかはちゃんと年上に見えた。 栗林の自決後に見せた西郷の涙を表現出来る役者はあの世代ではいないと思う。 バロン西はかっこいい。 女ったらしなのも頷けるw 清水は切なくて悲しかった。加瀬亮って知らなかったんだけど(ファンの人スマソ)、これから注目したい。 まだ余韻が残ってて、うまくまとまらない。 スレ汚し、スマソ。
579 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 22:58:52 ID:WSFHuteG
>>574 映画に泣いてるんじゃないよ。当時の事を全て思い出して、戦友を
想うと悔しくて悲しくて涙がとまらなくなったのでしょう。
何にせよ、俺らごとき戦争を知らない者がその人に対して何かを
思うなんておこがましい。
>>563 死ぬ前に栗林が陸海軍の統一を大本営の参謀宛に進言したらしいね
結局有耶無耶になってしまったみたいだけど
英霊に向かって敬礼
今日の関西テレビでやっていたけど、 アメリカ軍はあの後、日本人の遺体そのままにアスファルトをひいて滑走路を作った。 終戦後、硫黄島が戻ってきた時、自衛隊は滑走路の位置を少し変えたらしいとのことだが、 あの洞窟そのままに埋めて滑走路が作られている。 滑走路の下にそのままコンクリートと埋められている日本人のことを思うと悲しい。
清水の息絶えるシーンがリアル。 最後にこの世の空気を一息吸って少しずつ吐きながら事切れるのが最高。 星条旗はストロベリーソースのシーンが一番好き
584 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 23:01:10 ID:rB8dlubZ
>>579 映画のシナリオっつーの?
映画館で売ってるガイドブックみたいなの。
あれに書いてあるよ。試写会やって遺族や生存者は
全員泣いてたって。ちなみに文章は北硫黄島で生き残った
硫黄島協会の人。
585 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 23:01:45 ID:yAZoRvB8
この映画の何が良いって、邦画の戦争物に必ずセットの 長ったらしい泣き語り。 やたら扇情的でやかましいBGM。 決まりきった反戦メッセージ。 の三点セットが無いのが素晴らし過ぎる。おかげで日本の役者達が別次元の輝きを見せてくれている。 正直、日本人が演じる映画でこういう作品が見れる日が来るとは思ってなかった。 ずっと昔から不思議だったのは、日本は侘び寂びの国で、 なるべくミニマルな、ほんのわずかな仕草や文章で無限の感情を表現しようとする文化を持ちながら なぜ映画となるとやたら大袈裟で、学芸会みたいにバタバタと演技がかった演出になってしまうのかということ。 この映画で最後に流れる西郷の涙は一筋のみ。 それでいい。過剰も不足もない。なにも大泣きに泣かなくたって充分伝わる。 『反戦のと平和へのメッセージ』なんて独りよがりも要らない。 戦争の事実と真摯に向き合えばおのずと伝わる事は伝わる。 その辺りのバランス感覚を日本の監督は骨の髄まで学んでほしい。 イーストウッドにとっては当たり前の事だったのかもしれないけど、日本人が演じているとその当たり前の事がもの凄く新鮮に感じられた。
586 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 23:03:12 ID:WSFHuteG
>>582 「散るぞ悲しき」にもそのことは記載されている。
「硫黄島からの手紙」効果で「散るぞ悲しき」はどこの書店でも
置かれていると思うから是非みなさんにも一読してほしいと思います。
>>576 ドキュメンタリーほどメッセージ性があるんじゃないか?
588 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 23:04:40 ID:XAgBPGkJ
グーグルアースで硫黄島見ると泣けてくるよ 小さい扁平な島。米軍が上陸してきた浜辺もわかるし。 すり鉢山は戦争で削れられたのがよくわかる。 真ん中に自衛隊の滑走路と宿舎みたいなのがある。 あそこいる人はなんとも言えない気持ちかもね(いるのか知らないが) 北の元司令部あたりには戦前の建物跡とおぼしき跡も見える
589 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 23:04:56 ID:cWi8E+CI
あえて言わせてもらうと西郷役の二ノ宮の演技には期待を裏切られた。 役の獲得には何かの力が働いたのだろうが 結果が良ければ構わないと思っていたのだが。 演技スキルが他の役者陣とあまりに違いすぎる上に アプローチが現代的すぎてリアリティを感じられない。 映画の内容が良すぎて、考えようによっては 触れずに居られるのだが、言うに事欠いてオスカー候補まであり得るなど、情報操作までするとは。 真剣に芝居の経験を積む真っ当な役者のやる気を削ぐような 日本の悪しき慣習(政治力)がハリウッドにまでを及ぼすのは非常に残念。 せめてもの救いはどう見てても二ノ宮が出ていなければ見に来ないであろう 10代のギャル系の少女たちが劇場に足を運ぶことくらいか。 そうそうない、ビッグプロジェクトでこういった事が今後ない事を切に祈る。
>>575 いくつか前のスレで読んだのですが、
あれは自決用の手榴弾で威力が通常の物より弱められているらしいです。
西郷が清水に帽子被せた行動は二宮のアドリブらしいな。 自分はあのシーンで西郷に父親とか年上のふいんきみたいなものを感じた。
592 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 23:05:39 ID:4c5FNqMd
593 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 23:06:03 ID:fDseHCVK
さっき予備知識うんぬんいった者ですが、軍事オタクではないよ。 細かい戦い方の史実なんて知らないし。 ただ、フツーにリアルに想像しながら映画を見てるとヘンチクリンナところが 多いんだよね。で、リアリティがないから映画に入れませんでしたよ。 絶対、俺以外にも「クリントって戦争オンチ?」って思って 映画を見た人がいると思うんだけどなぁ。 恋愛経験のないヤツが脳内恋愛をもとに映画をつくって、オカシナところだれけ みたいな感じ。
>>589 二宮はこの映画を反戦映画だと思った10代の少女を地獄の戦場へと引き摺り込む最高のトラップ。
595 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 23:07:23 ID:rB8dlubZ
>>588 ようつべで
硫黄島の周りをヘリで飛ぶのがある。
なけるよー。ググルアースで映ってる
沈没した船とかも見える。ちょっとさがしてくる
596 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 23:08:08 ID:XywkqvJr
今月は硫黄島の英霊に酒を供えて慰霊するぞ
597 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 23:08:57 ID:rB8dlubZ
>>593 軍事オタクでなくて細かい史実を知らないのに何でリアリティが分かるの?
599 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 23:10:48 ID:rB8dlubZ
>>598 たぶん、どっかの批評でもあった
マシンガンだのジープだのの言葉のくだりじゃね?
>>585 まさに同意。
しかも逆に邦画で出せない三点セット『天皇陛下万歳』『靖国で会おう』『祖国のために』
があったことが凄い。
今の日本だと、
『天皇陛下万歳』→『やってやろうぜ!うおぉぉぉ』
『靖国で会おう』→『(また来週!)』
『祖国のため』→『自分のために戦うんだあぁ!わああぁ』
に変換されてしまうので、なんだか子供向けの戦隊ものを見ている気がして仕方が無かった。
601 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 23:13:48 ID:4ivD3+hj
すまんが、ひどい映画だな。 あれだけだと、硫黄島の重要性が全然伝わってこない。 アメリカ軍が日本軍を上回る死傷者を出しているように見えない。 つか、そもそも日本軍人の動きが軍の訓練を受けた人間の動きじゃない。 そして、全体として盛り上がりに欠ける。 この程度の映画で満足できる奴がうやましいよ いいよな安上がりな感性でw
>>589 二宮を西郷にキャスティングしたのは紛れもなくイーストウッド本人。
それは共演者がインタビューで話してる内容からわかるよ。
自分はいい意味で二宮に裏切られたよ。
最初は確かに違和感あったけど後半はすごくよかった
603 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 23:14:57 ID:rB8dlubZ
>>601 戦闘シーンだけみたいんだろあんたw
軍ヲタは巣に帰れよ。
クリントのコメント10回読め。
硫黄島観る前は、編集の仕方によっては星条旗と まとめてひとつの映画として繋げられるのかなと思ってたが それやっちゃうと意味がないなと硫黄島観たあと思った
たった1800円にどんだけ求めてるんだよ
606 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 23:16:44 ID:fDseHCVK
リアリティがないというのは、たとえばさ 清水が投降する場面。 アメリカさんは、みぞになった地形でのんびりしてたけどさ、 普通、周りに見張りを立てるんじゃね? あれがもし清水の投降じゃなくて、日本軍の夜襲だったらアメリカ人 みんな死んじゃうよ?
>>601 は「パールハーバー」か「男たちの大和」の方がお似合いだね。
608 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 23:18:07 ID:fmW1kIWO
あなぐらから土人みたいのが出てきて ましてやその野蛮人についさっき仲間を殺されていたら 俺だって手がすべって引き金引くよ。
正直言うと、俺ももっと戦闘シーンが見たかったな。
そういう意味では
>>601 の言うことも分かる・・。
米軍に多大な死傷者を与えた戦闘には見えなかったからな
クリントの意図とは関係ないだろうが、
610 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 23:18:15 ID:rB8dlubZ
>>606 戦争後半アメリカ人は夜間かたまって
身動きしなかった。
つまり身動きするのは日本人ってこと。
611 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 23:19:03 ID:ZwDGCU3j
オーラの泉に伊原。
612 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 23:20:01 ID:rB8dlubZ
クリントのコメント ガイドブックに出てるよ。 硫黄島協会の人から戦闘シーンだけの映画にしないで欲しいといわれて もちろんです。と即答してる。 人間ドラマにしたいと書いてるよ。
613 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 23:20:56 ID:cWi8E+CI
>>601 盛り上がる必要があるか?
>>602 >クリントイーストウッド本人。
言わないでどうするよ。
では聞くが、なぜそれをあえて言わなければならないんだ?
614 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 23:21:25 ID:rB8dlubZ
あと、上陸の戦闘シーンと 艦砲射撃は星条旗の方でけっこう激しいの出てる。
615 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 23:21:49 ID:Vgl+m2YS
あの閉塞された環境で、「鬼畜米英」と洗脳された人々がいたが、 いまの、自由にどんな情報も入り、自分で取捨選択できているように思える環境 でさえ、どうにも煮詰まって洗脳されてしまったかのような人がいる日本、そして米国。 ヒステリックに「反イラク」になったり「反中」になったりと。 クリント・イーストウッドは、非常にいい時期にこの映画を作ってくれたと思います。 私の父も19歳で戦争に行ったが、私が10代半ば頃にこの戦争に関して父と色んな言い合いをした事を思い出す。 今この年になって、父にすまなかったなと思ったよ。 父が戦争中「何をし、何を体験したか」を聴くことが無かった。母からは空襲や疎開の話を何度も聞いたけどね。 父も話したがらなかった。そういう意味で語れない、語ることが難しかったのか辛かったのか。 そういう気持ちが混ざったのかもしれないが、この映画を見ている最中、嗚咽を堪えるのに何度も苦労をした。 とにかく、何があったかを知らないとね。硫黄島でも北朝鮮でもイラクでも同じ。 今の現実にある事に直結だからこれ。 「共感」という事が鍵かな。 戦前の「日米」には共感なんてものは無かった。今のアメリカとイラク以上だったが今はありえている。 でも、それも一時的かもしれない。危ういものだ。実際に知るというのが重要。 幸い、私には中国人の知り合いも韓国人の知り合いもいる。イラク人の知り合いは残念ながらいないが。 「日中」にも「日韓」にも「米・イラク」にも共感があった時期もあったりなかったり。 危ういものだけど。知ろうとしないと。 別に外国の事だけではなく、自分の父に対してもね。俺の場合、もう死んじゃったから話のしようもないけど。
星条旗の方はしっかり蛸壺で固まってるアメリカ兵に、 日本兵が斬り込みをかけていたけど
栗林司令官が、優しい人であったと同時に強力な統率力も備えていたエピソードとして、米軍が上陸 する前、軍法会議で、ある兵卒を裁いて銃殺刑を行った件を再現したらもっと生々しい映画になったかもな
618 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 23:23:42 ID:87bp1X4z
二ノ宮はここで叩かれてるほどひどいとは感じなかったけど、 回想シーンでちょび髭生やしてちゃぶ台に座ってる二ノ宮は どうみてもドリフか何かのコントみたいでいただけなかった・・・
619 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 23:23:51 ID:EdthkgOC
>>590 そうだったんですか、ありがとです。
いずれにしても、赤痢で死んだ・・この台詞一つで、いまいた兵士を殺してしまったイーストウッド。怖いです。
620 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 23:23:53 ID:XAgBPGkJ
アメリカ(軍)がヤバスなのは星条旗見りゃ伝わるだろ。 そんなのこっちにはいらん。
クリントは戦闘シーンは最小限にしたかったみたい。 そんなものは他の戦争映画でやってるって、パンフに書いてあった。 戦闘シーンの怖さという点ではプライベートライアンの方が弾の風きり音とか、すげー怖かったな。 おとくいのグロイシーンも少なかったし。 スピルバーグも今回はかなりおさえたんじゃね? 空気読んだか、クリントに言われたのか
>>615 私には中国人の知り合いも韓国人の知り合いもいる。
俺の場合、もう死んじゃったから話のしようもないけど。
俺?私?
>>541 西郷は架空の人物
>これ見て全部実話だと勘違いする馬鹿がいそうで怖いな
626 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 23:26:54 ID:4ivD3+hj
天皇陛下万歳のシーンは衝撃的だったな 本当に当時の日本人は政府によって皇国思想に洗脳されてたんだな。 捕虜になることも禁止されてたし、可哀想な人たちだよ
共感で戦争は回避できないけどな・・。 哀しいけれども、それが現実であり、この映画を安易な反戦映画にしない理由なのではないか?
>>622 内臓の色すら鮮明だったのに抑えていたのか・・・・
629 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 23:29:10 ID:bc1uVgJt
今、「オーラの和泉」に伊原剛志でてるよ。スピリチュアルカウンセラーの 江原とかいう人が栗林の霊をあれこれ語っている。
>>626 天皇陛下万歳はみんな一緒だから言うセリフで、硫黄島から生還した軍医の手記を読むと、
死ぬ間際に口にする言葉は、妻帯者は妻と子供の名前、独身者はおかあさんだそうだ。
631 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 23:29:28 ID:99uqmnTv
>>615 お前は何歳やねん
日本語おかしいぞ
一人称の使い方が途中でかわっとるがな
ホロン部死ね!
>>629 あの占い師大嫌い
戦死者を飯の種にすんなと。
633 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 23:30:10 ID:4ivD3+hj
なんで二宮なんて使ったんだろう・・・・。 あんな中学生みたいな奴が「妻が・・・」「娘が・・・・」なんて言っても 違和感があって集中して見られなかった。 もうちょっと男らしい人にやってもらいたかったな。
>>626 米軍の捕虜となった人間の運命がいかに危なっかしいものであるかを
さりげなくも正面から描いたのはこの映画が最初だろうか・・。
連合国の捕虜となっても悲惨な死を遂げるもの多数。
636 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 23:30:52 ID:rB8dlubZ
「鬼畜米英」は嘘、と言う人がいるけど、あながち嘘じゃないかもしれない。 戦争が始まったとき、アメリカは日系アメリカ人だけ「収容所」に入れてるし。 日本兵が白旗揚げても、撃ち殺したり、酷いときには移送途中でヘリコプターから 突き落としたり、即死しないように火炎放射器の炎を調節したりしてた、という話も あるから。 だからって、日本兵が酷いことしてないわけじゃない。 日本の場合は、東京裁判で裁かれたから。敗戦国だからね。 結局、戦争は憎みあい。
>>601 の擁護では無いが
硫黄島戦をアメリカ視点で見た場合、「姿が見えない日本軍の頑強で決死の抵抗」ってのが
恐怖のポイントだと思うんだ。それは「星条旗」で良く表現されてた。
で、日本視点で硫黄島戦を考えた場合、恐怖のポイントは「アメリカの圧倒的な物量と怒涛の
攻撃」だと思うんだけど、こっちは最初に大艦隊見てうんこバケツ落としたシーンくらいで、
あんまり表現されて無いんだな。
どっちかというと、戦闘シーンのインパクトより、日本軍内の無意味な軋轢や先走った自決命令
とか、そもそも戦闘以前に赤痢で死んでいく不条理の怖さを強調したかったのかも知れんけど、
やっぱ先に星条旗観ちゃうとどうしてもね。
639 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 23:32:42 ID:HC2CSLht
洞窟の中で一人ずつ、手榴弾で自爆していくけど、大笑いした。 あのな、みな隣あってて隣のやつが、前のやつが自爆して無事なワケねーっつーの(w 洞窟でなくても、手榴弾が爆発するときは、まず教えられるのが、耳をふさいで、口を開け。 口を開かないとね、内臓が急激な気圧の変化でやられちゃうの。 おまけに洞窟なんだぜ、倍倍であぶねーだろうが。 クリトリスもヌカったな。唯一公証ミスだな。
>>637 東京大空襲や原爆は人類史上最大の虐殺だしね
二ノ宮の演技よかったけどなあ はじめの穴掘りシーンはなんじゃこりゃwとか思ったけど後半につれグっときた。 最後の涙とヘルメットかぶせるのと、また見ぬ子どもに語りかけるのは良かった。 あと花子に呼びかけるナレーションも まあ渡辺謙や伊原とかの演技が素晴らしかったから辛口になっちまうのもわかるが・・・ あとしどうwもなwwwww
642 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 23:34:27 ID:rB8dlubZ
自爆用の弱い手榴弾って チョイ前に出てるけど。
>>639 全スレで書いてあったが
あれは自決用で、通常より威力を弱くした奴だってさ。
>>634 バンドオブブラザースでは普通に捕虜のドイツ兵を殺す描写が
テレビ映画だけれど。
646 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 23:35:39 ID:99uqmnTv
>>639 自爆用手榴弾。
生き残った人の日記にも書いてある。
確かに圧倒的な米軍の感じはなかったな。 あと手榴弾の自決シーンは確かにへん。 手榴弾かかえて洞窟の奥に走っていってドーンでよかったけど、演出の都合ですかね?
いまの、自由にどんな情報も入り、自分で取捨選択できているように思える環境 でさえ、ヒステリックに「反日」になってる人はいくらでもいるんじゃね? 俺は戦争に行った世代だし、イラク人やパレスチナ人やチベット人の友人が大勢いるが、 この映画には久しぶりに「無心の涙」を禁じえなかったよ。感情を言葉にできないんだよな。 今はただクリントGJとしか言いようがない。
ちょw 自決用手榴弾も知らない奴がなにをいきまいてんの。
昔の人にとって、天皇陛下=日本国だから、天皇陛下万歳=日本万歳。 公(国)に尽くす、という場面で、それを叫ぶことはそれなりに必然性があるし、 死の間際に家族の名を叫ぶことと別に矛盾しないと思うのだが・・。 戦後の風潮・教育で、天皇陛下と日の丸を口にする人は『危ない人(右翼)』と されてきたから、その視点でみると確かに当時の日本兵は『危ない人』になる。 だが、それでは当時の人間を全く理解していないことになると思う。
652 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 23:36:42 ID:bc1uVgJt
実際には洞窟に海水を流し込まれ、さらにガソリンを流して火をつけられ 溺れるわ、焼け死ぬわで混沌としていたようだね。あまりに残酷なので 描かなかったのだろう。
>>639 m9(^Д^)プギャーm9(^Д^)プギャーm9(^Д^)プギャー
654 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 23:37:33 ID:rB8dlubZ
推理作家の殊能将之も自身のブログで二宮に驚かされたと誉めてた いい映画だって
>>637 ヘリコプターかどうかは知らんが、オーストラリア軍が日本兵の捕虜を飛行機から突き落としてたって話は聞いたことがある
657 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 23:38:52 ID:bc1uVgJt
二宮がシャベルひとつで米軍を追い払ったら別の意味ですごい映画に なっていただろうね。
そういえば、星条旗のほうでリンドバーグという兵が思わせぶりにチラッとでていたが、 結局手紙では何も場面がなかったな。
659 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 23:40:11 ID:99uqmnTv
>>637 ヘリコプターって・・・w
どこの資料をを見てそんなこと書いてるんですか?w
第二次大戦にヘリがあるわけないだろ・・・常識的に考えて
661 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 23:41:59 ID:WSFHuteG
タケコプターかも知れんぞ。
662 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 23:42:40 ID:1KRb3o/k
俺も戦争に行った世代だが、アメリカ人監督がこんな映画を作ってくれたことに感謝する。 長生きはしてみるものだ。死んでいった戦友も喜んでくれるだろう。
ミミズって生で食べてたの?ネズミとかいなかったのかな
実際、明治憲法は天皇主権をうたいながら、天皇陛下が命令下したり、意見言ったりすることはなかったらしいね 政府が決めたことを認証したりするだけ 今とそんな変わらん感じ 天皇の仕事は国民のためにお祈りや儀式することがメインみたいね 確か、昭和天皇が主権を行使したのって、終戦の時となんかのクーデターの時くらいだった気が
666 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 23:44:41 ID:E+V8QeFH
>>639 >>642 ウィキペディアより抜粋。
映画等の描写では手榴弾が大の大人を数メートルも吹き飛ばす事があるが、これはあくまで演出で、実際の手榴弾にはそこまでの威力はない
(特に「パイナップル」等と呼ばれる小型のものにはない)。
実際には爆発自体は大人1人を僅かに浮かせる程度で、むしろ爆散する破片による負傷が主である。
手榴弾を数十センチ〜1メートル程度の穴に落とし込めば、周囲の人間が負傷することは無いとされている。
洞窟や建物内などの逃げ場の無い閉鎖空間に於けるこの兵器の威力は良く知られるところだが、その一方である程度の距離が置ける場所では、飛散する破片は急速に速度が落ちる事から、威力は期待できない。
水中では爆圧によるダメージを至近距離でのみ与えうるが、多少距離の開いた場所ではほとんど影響を与えられない。
笑う以前に、疑問を持とうという頭はないのかね?
667 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 23:45:01 ID:rB8dlubZ
リンドバーグもケネディも太平洋戦争参戦してるんだよな。 リンドバーグは戦闘機の飛行距離をのばした英雄 ケネディは日本軍にたまたま船ぶっつけられて 太平洋の孤島で彷徨って部下死なせたヘタレw でも親父が金持ちで美談にしたてあげて大統領にwww ケネディの話もおもろいぞ
>>658 火炎放射器の人か。
前から思ってたんだが、そもそも火炎放射器って人間に向けて使う
って結構躊躇すると思うんだ・・・。
銃器で撃つってのなら、素人の俺でもどうにか勇気出せば出来る様な
気がするが、火炎放射器は無理。
「人に非ざるモノ」と思えばどうにか。
そう考えると、ものすごい恐ろしい。
669 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 23:46:11 ID:s4l4X75l
木を見て森を見ない奴がいるな・・・
670 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 23:46:18 ID:bc1uVgJt
伊原剛志の前世はバロン西だそうで。
671 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 23:46:27 ID:XywkqvJr
オーストラリアのカウラ事件も記憶してくれ。 ?死者数:235名(オーストラリア人 4名、日本人 231名) ?負傷者数:日本人 108名 1
672 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 23:46:36 ID:87bp1X4z
ちょっと前に硫黄島から日本へ送れなかった手紙がまとまって出てきたんだよね? それってネットでは見れないのかな? 誰か知ってたら教えて。
673 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 23:48:12 ID:fDseHCVK
自決用にわざわざ火薬の量を減らした手榴弾なんてあったら 士気さがるよね。 で、ほんとうにそんなのあったの? 自決用手榴弾という言葉を聴いたことはあるけど、 火薬減らしてるとは知らんかった。
>>668 米兵からすると、刀や銃剣携えて肉薄してくる日本兵のほうが「人に非ざるモノ」「野蛮」と
見えたらしい。
文化によって感じ方が違うと言うことか。
今でも、刃物に関しては欧米人は結構ナイーブなところがあったりする。
自分が一瞬後に死体になって転がってるかもしれないなら 火炎放射器だろうが原爆だろうがさっさと使って帰りたいと思うけどな
>>668 火炎放射器は第一次世界大戦から使用されてるよ
>>673 自決用の手榴弾は普通にあった。常識中の常識。
678 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 23:53:09 ID:1KRb3o/k
>>585 ドラマではP38にやられた戦友を抱いて電車男が号泣してましたね。
とあるブログで、 フジテレビの硫黄島ドラマを絶賛していた奴が映画の硫黄島をけなしてた。 泣けないだの、ドラマの方が本物の軍人っぽかっただの。 なるほど、こういう奴が映画を低評価してるのかと思った。
>>601 おまwwwそれ書くの何回目だよwwww
そんなに相手にされたいのか?それともこの映画になんか恨みでもあるのかよ
火炎放射器は東ローマ帝国も使ってたお
682 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 23:53:45 ID:rB8dlubZ
自決用の手榴弾って最初に渡されて 背嚢とかにいれてたの? そういうドラマみたことある。
684 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 23:55:16 ID:99uqmnTv
自決用ってか普通の手榴弾でしょ。最後に自分に向かって使うから自決用な訳で
二宮批判してる奴は単に見る目ないんだろ。 こういう奴に限って反町隆史がいいとか言うんだよな。
だから感想を押しつけて見る目がないとか言うのやめろよ
689 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 23:57:18 ID:87bp1X4z
この映画って元々『Black Sun, Red Sand』みたいな題名で公開しようと してたのをそんなんじゃダメだからってことで『硫黄島からの・・・』 にしたんだよね?? 確かに英名のやつは論外だけど、『硫黄島からの・・・』はもうちょっと 違う名前にして欲しかった。手紙なんて栗林中将の手紙が少し出てくる だけだし、この題名からすごく泣ける映画を想像して見に行ったもんだから ちょっと肩透かしを食った感じになってしまった・・・ (映画自体に文句はないんだけど、もうちょっと違うものを期待してたので)
690 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 23:57:32 ID:lOCRR9hU
学校で硫黄島を教えてもらえなかったのはなんでなんだ? 南京大虐殺はたたき込められたが…教育の仕方おかしくないか?
691 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 23:58:33 ID:rB8dlubZ
>>689 そうか?
西郷の手紙、そしてラストシーンの手紙もよかったじゃないか。
栗林の絵手紙も何度も出たし。
692 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/13(水) 23:58:42 ID:XywkqvJr
694 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 00:00:47 ID:sgkBa5L4
南京大虐殺なんてやった覚えないぞ? 先生によるんだなw おれ高校の日本史 金先生だったけどやらなかったよw
695 :
647 :2006/12/14(木) 00:00:52 ID:SWvGikpH
あ、いけね。プラトーンといっしょになってた。 ヘリコプター → 軍用機 ね。
>>689 この映画そのものが硫黄島から届いた手紙だって渡辺謙が言ってたぞ。
二宮は童顔なので、どう見ても高校生くらいしか見えない 36歳の裕木奈江と夫婦なのに違和感感じた 13歳も年の差あるし、夫婦というより親子に見えた 萎え〜〜〜ナンチャッテ
>>697 裕木奈江が36歳ということに驚いた
若すぎだろあの顔
>>630 それはどおかな。
特攻隊で散華した人の最後の言葉を誰が何処で聞けるんだ?
加瀬亮も何気に32歳だしな
頼りなさそうな役だからこそ二宮みたいのを選んだとしか思えないんだけど
今日観てきたがいい映画だった。考えさせられる話だな。 二宮は確かに前半違和感があったが途中から気にならなかった。外人からみたら清水役の人とそんなに変わらないように見えるんじゃ。
>>697 いや親子にはみえん 普通に若夫婦といった感じにみえたよ 祐木奈江も童顔だからな
704 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 00:06:07 ID:sgkBa5L4
ナエも女の評判がめっちゃわるくて 可哀想だったね。
705 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 00:06:17 ID:rXAtdLtJ
「ジープ」と「ライフル」という単語だけは違和感が残ったなあ。 特にジープなどという言葉は当時の日本人が知るわけのない単語。 あの台詞を言ったのが年配の将校役の俳優だったというのも衝撃。 普通に常識のある人なら台本にそう書いてあったとしても言い換えるだろう。 いみじくもイーストウッド自身が語っていたように、戦後育ちの日本人がいかに 当時のことを知らないかという事実を証明する皮肉のようにすら思えたよ。
706 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 00:06:36 ID:Z/o7dGQe
でさ・・・ あの米兵捕虜の母親からの手紙 犬がいくつも穴掘ってフェンスを越えて鶏を震え上がらせている って硫黄島のことを表してたんだよね?
707 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 00:06:46 ID:3KNmYT58
二宮はよかった、わるかったってな、ああだこうだいうまえに たまには野崎のことも思い出してやれよ。おまえらひどすぎるよ。
708 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 00:07:11 ID:99uqmnTv
709 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 00:07:17 ID:87bp1X4z
>>691 確かにそうなんだけど、
もっと無名兵士の手紙があって、日本軍の兵士が極限状態の中で家族にどんな
思いを持って戦って死んで行ったかみたいな部分がもっとあるかと思ってた。
例えば、幼い娘の成長を心配する手紙を書いてた兵士が、上官の命令で
爆弾抱えて戦車の下敷きになりに行って最後に娘の名前でも叫ばれたら・・・
710 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 00:07:35 ID:rB8dlubZ
>>705 それよくみるけどホントかねぇ?
時代考証くらいしてるんじゃないの。
軍用車、機関銃っていってたのかねぇ。
>>709 それやったら「お涙頂戴」になっちゃうじゃん。
イーストウッドはそういうのを意図的に外してるんだよ。
>>709 たった2時間ちょいなんだし
後で自分で調べればいいじゃん
713 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 00:09:10 ID:rXAtdLtJ
>>710 普通なら「車両」「小銃」だろうな。
敵性語が厳しく禁じられていた軍隊ではなおさらのこと。
714 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 00:09:48 ID:pxOoHlm7
西郷の設定は40代。 でもどう考えても40代には見えないので 20代後半〜30代の設定に変えた。 清水よりは年上の設定だそうだ。
715 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 00:10:04 ID:q1vIRdAq
>>709 散々言われつくしてるけど、お涙頂戴の過剰演出を求めてるのなら
この映画はそういう事を意図してないで、君には合わないはず。
>>696 というか映画見たら、全部ひっくるめてメッセージなんだってことはわかるよねぇ
アメリカ帰りの2人はまともな思考を持ってて 純日本人は馬鹿という監督のメッセージが込められてるね
>>662 が嘘かまことかネットなので分からんが
おじーちゃん世代とネットで会えるなんてすげえ。
文句言ってる奴は、基本考え方が自分中心だと思う。 求めていたものと違うとか演技が合わないとか、は?って感じ。
721 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 00:12:27 ID:p0QXfbKZ
>>709 そういうのはNHKのドキュメンタリー番組やヒストリーチャンネル、
書物が役割を担ってくれるので自分としては不要かと思いました。
なんでもかんでも入れたらこれまでと同じ安っぽいお涙頂戴邦画
に陥る可能性が高いしな。
まあ上映直後は俺もあんたと同じ考えだったんだが後で考えれば
考えるほどクリントの深みにはまっていった。
て言うか皆よく観察してるよなぁ・・・俺観るだけで精一杯だったわw
723 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 00:13:12 ID:rXAtdLtJ
>>718 まともかどうかはアメリカ人の価値基準に照らし合わせてのこと。
その価値観は現代の日本人とも共通するものだけどね。
>>710 野球のストライク、アウトも禁止されてたっていうし
>>648 こちらも嘘かまことか分からんが戦争行った世代とな。
もし本当なら、70〜80代で2ch用語使いこなす爺ちゃんに萌え。
727 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 00:14:33 ID:q1vIRdAq
>>713 敵国語を禁止してたのは実際には内地だけ。
作戦通達上、禁止すると支障をきたすので実際にはバンバン使われてた。
戦中の手記や証言でもよく言われてる。
戦中の言葉を勘違いしてる奴が多いけど、実際には今とほぼ変わらない言葉。
戦後の学生運動世代が好んで軍国言葉を使ったんで勘違いされてる。
それは栗林中将や他の兵士の手紙を見てもわかる事。(かなりフランクな口語)
728 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 00:14:57 ID:p0QXfbKZ
>>713 >敵性語が厳しく禁じられていた軍隊ではなおさらのこと。
おいおいw特に海軍の用語には英語が多く活用されていたんだけど。
例えば伊号潜水艦の艦長は浮上時に「メーンタンクブロー」って言うなど。
729 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 00:15:07 ID:zGYWqheg
>>713 映画スレでは敵性外国語は軍隊内ではあまり厳しくなかったとのこと
野球とか一部だったらしい
>>705 いやいや栗林が機動力のある自動車を「ジープ」と呼ぶ可能性はないわけではないぞ ウィキで調べたら1941年に日本軍はフィリピンで米軍のジープを手に入れたらしい。
そしてそれを日本に持って帰ってトヨタが日本製のジープを開発したそうな もちろん日本ではそのクルマはジープとは呼ばないが、栗林にアメリカの自動車の知識があるならその日本製軍用車をみて「ジープ」と呼んだかもしれない。
>>725 敵国語禁止みたいなっものは実は政府は命令していないという話を読んだことがあるよ。
煽っていたのは朝日新聞などのマスコミで、国民はそれに乗せられていたらしい。
実際には軍では普通に英語は使われていたようだよ。
732 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 00:17:08 ID:zGYWqheg
また朝日かw
734 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 00:18:14 ID:AvlFaKv3
じいちゃんと男たちの大和は見に行ったが、こっちの方を見せたいと思った。
敵性語追放とかヒステリックなメディア戦略の一種でしょ
736 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 00:18:32 ID:pxOoHlm7
>>717 ほんと。
コンサートのMCで本人が言ってたし雑誌にも書いてある。
>>632 いま見終わったけど、
伊原が宣伝兼ねて出演してたけど、
別に飯の種にしてなかったよ。
硫黄島のことに関しては、イーストウッドを
褒め称える言葉と、ハリウッドの映画製作
システムすげー、って内容だった。
あとは伊原の子供時代と嫁と母親の話。
738 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 00:18:48 ID:rXAtdLtJ
>>727 海軍では英語もかなり使われていたみたいだね。
しかしそれにしてもジープだけはありえない。
当時は米軍の一部でしか使われていなかった特定車両を指すスラングだし、
日本軍が使用していた四輪駆動車はくろがねというれっきとした国産車だったのだから。
739 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 00:19:05 ID:Zf66AOpf
この映画は、硫黄島や他の島で亡くなった兵隊さんたちへの 鎮魂歌なのだと思うな。兵隊さん、ありがとう。
741 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 00:19:37 ID:sM4cccZN
野崎が印象に残った。 とってもいい顔して笑うんだもんなー。あー、コイツいいやつって単純に思える笑顔。
敵性外国語の禁止というのは、アレだろ。 今で言うプロ市民みたいな連中が張り切って正義を気取って 小うるさくイチャモンつけるアレだろ? 今のプロ市民やジェンダーフリー論者が言葉狩りしているのと変わらん。
>>713 前のスレで軍版の人がライフル等の専門用語を軍隊内では使ってた。
ジープは時期的にギリギリで使ってたか使ってなかったかは
分からないみたいな事を書いてたよ。
>>615 ヒステリックに反日になったりする馬鹿も多いしな。
とにかくどんな主義主張も中庸が肝心だと思うわ。
745 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 00:22:06 ID:nLpGVkcR
>>689 初日舞台挨拶で、謙さんは当初のタイトルは「RED SUN.BLACK SAND」(赤い太陽 黒い砂)だったことを明かし
「少ない生存者しか残せなかった硫黄島の戦いで、この手紙だけがこの物語を語る術だった。
そういう意味でやっぱりこの映画は「硫黄島からの手紙」というタイトルになるべきしてなったんだと思います。」
とこの日初めてタイトルにまつわる秘話を語りました。
746 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 00:22:31 ID:rXAtdLtJ
>>743 日本人がジープというクルマを知っていたかどうかという問題ではない。
今だってパジェロやランクルをジープとは呼ばんだろ。
日本においてジープが四輪駆動車の代名詞になったのは戦後のことだよ。
747 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 00:23:16 ID:gYRJXkc6
元陸軍兵長だった祖父(中国へ出征)と見てきました。 映画を見終わった後、祖父に”どうだった?”と聞くと、 ”俺も南方に送られてたら・・・・・”と、ささやいた後、ずっと無言。
748 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 00:24:03 ID:p0QXfbKZ
じゃあ車とジープの間を取ってチハでいいじゃないか。 ジープ論争については結論が出そうにないのでもうよろしいのでは?
ttp://www5f.biglobe.ne.jp/~iwojima/page5.html >リンチ
>ある陸軍の下士官が食堂に行った。炊事係は海軍の捕虜がやっている。
>それに対して文句を言ったらしい。その日の夕方彼等海軍の炊事係等に呼び出された。
>米兵の居らん所でリンチを加える。大勢の捕虜の見ている前で顔を殴る腹をけるげんこつで突きまくる、
>すみませんと謝るのを殴りまくる。見る見る間に殴られる下士官は顔がむらさき色になった。
>はれ上がっていく。後難を恐れて誰もとめる者がいない。同じ日本人であり同じ軍人である。
>捕虜となり心細い生活をしているのに同胞を異国の土地で殴るなんて、彼等は軍人でない暴力団のような奴等だ、
>腹がたつが誰も口を出さない。捕虜の内部では、こんな事も行われていたのだ。
>或いは殺して便所の中に捨てたと言う話もあった。米国の便所は口が小さく中が広いので、
>落とし込んだら人間の一人位はわからないように出来ている。
捕虜収容所に行ってまでこんな事やってる日本兵って・・・・
>>585 映画やテレビとなると、
侘び寂び以前の北山文化DNAが騒ぐんだよ。
絢爛豪華でバブリーで金ぴかの。
たぶんw
>>746 ライフルの方は?
俺以外にも複数の方が同様の答えを書いてるけど。
752 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 00:24:58 ID:KDD4BEY5
それにしてもシドウの扱いはあんまりだと思う せめて戦車に特攻して戦死させてやれよw
753 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 00:27:41 ID:rXAtdLtJ
>>749 それはきっと生き残った伊藤中尉だなw
>>751 日本軍が歩兵銃のことをライフルと呼んだという話は聞いたことがないなあ。
小銃はあくまでも小銃だよ。それ以上でもそれ以下でもないと思う。
アメリカ帰りの西中佐だけが気取ってそう呼んだのなら話はわかるけどね。
>>752 あれはあれでよかったんだよ。
人は生きていくことに執着していくものなんだなと理解できる。
シドウの浅ましいほどの生を描くことで清水の無念の死が引き立つし。
755 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 00:30:15 ID:YQKAhgCm
主要キャストは皆好演だったな。 叩きどころがないから、たいしたことない箇所が目立つのか。 役者の出来、特に渡辺と二宮が駄目ならこの映画の高評価はない。 とにかく、シドウは最高だ。
>>752 そうやって本人の都合で生き残ったり死ねたり出来ないのが戦争って事だと思う
>>741 いい笑顔だったし普段もいい人そうだよね。
むこうは日系の間でも足の引っ張り合いがすごいって工藤夕貴とかが言ってたけど
この人のブログみたら現地のオーディション情報のせたりしてる。
758 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 00:32:43 ID:rXAtdLtJ
小銃に関してはボルトアクションの排莢に手間取って撃ち殺されるというシーンがあったね。 あれはよくできていたと思う。日本軍が敗れた大きな理由のひとつだったから。
渡辺謙が英語喋れるのは何故ですか? wikiで調べても、そこら辺がよくわからない
>>564 満州を取り上げるだけで終わりと思う? アメリカはかさにかかって
要求をあげてくる国だよ? その一方でその程度では石油禁輸を
やめたと思えない。
ハルノートで満州の条件を出してきたときは、戦争を前提として
時間稼ぎで出してきたのだから。
761 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 00:33:56 ID:nLpGVkcR
762 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 00:34:32 ID:KDD4BEY5
>>582 酷い・・ なんとかご遺骨を表に出してあげることは
出来ないもんだろうか。心が痛む。
>>760 ハルはコミュンテルンと関わりがあったんだろ。
だったら日本との真の和平なんて露程も願っていなかったろうな。
765 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 00:36:48 ID:q1vIRdAq
>>753 「アサルトライフル」ドイツ語。敵国語じゃないよ。
普通に使ってましたし、ドキュメンタリーとかでもバリバリ言ってますが??
君、自分の持論に固執しすぎて嘘書きすぎ。
766 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 00:37:19 ID:YQKAhgCm
>>759 内容を語るなら役名で語れ。
シドウはシドウでいいけど。
767 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 00:37:59 ID:H2xTPr67
「いま日本は戦いに敗れたといえども、 日本国民は諸君の勲功をたたえ、 諸君の霊に対し涙して、 黙祷を捧げる日がいつかは来るであろう。 安んじて国に殉じよう。 予は常に諸子の先頭に在り」
769 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 00:39:15 ID:6CmMq2Ng
>>759 wikiにちゃんとロサンゼルス駅で駅前留学してたと書いてある。
殊能将之のブログでもシドウの役は太字黒字で触れてた
泣けそうになったらしどうのスパイダーマンを思い出すんだ!!と心に呟きながら観てたなあ
>>749 うちの祖父もよく上の人から殴られたって言ってた。
学徒動員だったから軍隊経験ないのに階級が少尉?かなんかで
生意気だってみんなにボコボコにされて、自殺とか逃亡を考えてたって。
>>764 てか日独同盟でドイツに参戦するために
日本をわざとけしかけたってのもあるし。
当時ナチスは絶対アメリカに手を出さないようにしてたし、
アメリカ世論も欧州戦線に介入するのは反対が多かったし。
ハルノートを受け入れたとしても次々に要求を
上げてきただろうな。
山本五十六も開戦直前に
「もうだめだ、戦争したがってるのはアメリカのほうだ」
と嘆いたというしね。
日独同盟が日本の運命を決めたということかな。
>>655 しゅのーたん見たのか・・・
さっさと新刊出してほしい
>>765 ご免、バリバリ使ってたのは同意だけど、アサルトライフルは英語だ。
ドイツ語ではSturm Gewehr (シュトゥルム・ゲヴェーア)
演技はみんな上手かったと思う。 でもいまいち脚本がまとまってないというか・・・ 日系より純粋に日本にいる脚本家の方がよかったのではって感じがした。 テレビの電車男が出たやつの方が硫黄島からの手紙という題名に合ってた思う。 捕虜で加瀬が殺されたのを見た二宮が、自分が捕虜になった時にニヤリとした意味もわからない。 あの時点では、まだ助かるか殺されるかわからないだろ?
>>797 それに61年もかかってしまった。情けない。
779 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 00:46:16 ID:rXAtdLtJ
>>776 あの笑顔は虚無の笑いだよ。
極限状態の人間は「笑うしかない」という状態になる。
つまりほとんど気が狂う直前ということだ。
780 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 00:46:45 ID:wy2WXMYF
この映画は基本的にアメリカ人に向けて作ってあるんじゃ? 憎き卑怯者日本軍は、実は人間味のあるパン屋(饅頭屋ではない) 米国が愛した金メダリストバロン西、アメリカ留学の経験ある合理主義者 栗林中将。ゲシュタボのように描かれた憲兵から脱落した青年。 日本式精神論を振り回すが結局生き残ったしどう。 こうした人と戦ってたと言う戦争の無常さ。 アメリカ人が日本人を初めてまともに描いた秀作かもしれない。
>>640 アメリカでも都市爆撃に反対した軍人は多かった。
特に共和党支持者に。
それとテレビ版に駄目出ししてた
>>779 あれは受け取る人に任せた設定だろうな。
ある人は安堵の笑いと受け取り、
ある人は虚無の笑いと受け取る。
それでいいんだと思う。
実際ニノが何を見て笑ったのかという
描写がないわけだしな。
785 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 00:49:57 ID:YG36KwQX
ジープとライフルもだけど 無帽時の挙手の敬礼の方が全然変なんだよなぁ アメリカ軍は無帽でも挙手の敬礼がデフォだが 日本軍は無帽時は10度の敬礼(10度おじぎする)が当たり前 元自衛官としてはあれ見ると萎える
今日見てきたけれど、身につまされすぎてまだ客観的に評価できない でもこの映画がなかったら、硫黄島のことなどろくに知らないまま死んでいたと思う それだけでも監督に感謝するは
787 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 00:50:17 ID:n+1mXTE3
前にも誰か言ってたが、この映画のバロンのかっこよさは異常 これでも、派手なエピソードは全て抑えたってのが恐ろしい・・・
788 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 00:50:32 ID:o9eKXiqr
戦中・戦前に変な幻想を持ってる人がいるなぁ。 戦前は西洋流行だったし、かなり外来語を使ってたんだけどね。 昔の書物とか爺さん世代の話なんか聞くとすぐにわかるのに。
>>779 まさか本気じゃないよな?
>>776 日の出と落日に心を打たれない人は人間としての感性が鈍ってるから
家にこもって2ちゃんしてないで外に出なさい。
>>763 無数に穴があるしガスがでるところもあるから探したくても探し出せない。
奥に御遺骨があるのがわかっていても何もできない場所もある。
それを言ったら島全体が御遺骨で覆われているようなものかもしれない。
昔は発見できた御遺骨は島にいる自衛隊で預かり供養して政府に渡していたが
多分いまでもそうしていると思うよ。
>>789 それもアメリカ人が作った映画を見て・・・な。orz
普段ほとんど映画を観ない、よく観るテレビはドキュメンタリーばっかりなんで 「やっぱり演出のある物語は盛り上がるな。泣けるなー」 という感想だったのですが これはどちらかというと過剰な演出のない静かな映画なようですね。おもしろかったです。 しかしあんまり暑そうに見えなかったなあ。 長袖の上着脱げばいいのにと思ってみてた。 パンフにも、下士官は全裸だったと書いてあったし。
794 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 00:53:31 ID:rXAtdLtJ
>>785 海軍と陸軍の敬礼の違いもいい加減だったね。
あと解せないのが憲兵隊から合流した清水は上等兵だろ?
どうして一等兵の西郷たちのほうが偉そうでタメ口なのかがわからん。
795 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 00:53:38 ID:wy2WXMYF
ただし世の名作と言うのは、引き込まれて画面から目が離せなくなると 思うんだが、そこまでの名作ではなかったと思う。 すみません。途中で一瞬寝ました。まだ戦闘が始まってない時。 ただし見た時よりも、見おわってもう数日だがジワジワジワジワ来るんだよな。 これがクリント得意の三日殺し? ラストサムライとパールハーバーは金返せとしか思えなかったが これはそうは思わない。
796 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 00:53:54 ID:xpAFefRX
NHKスペシャル 硫黄島 玉砕戦 〜生還者 61年目の証言〜 (2006.08.07) share で落としたコレ見てみ。 現実の悲惨さは映画で100分の1もだしてないから。 食料は、紙を燃やした炭、蛆を食べたり 水、食料がない極限状態で仲間同士の殺し合い 洞窟を占領され、逃げ場を失った兵士は 隠れる場所がない、昼になると殺される為 何体もの死体を裂いてそれに隠れてた。 切り込みは刀で切り込むのではなく 爆弾を抱えて敵陣に特攻することである。 洞窟には海水を入れられて表面にガソリンで燃やす たった、30日で2万の死体。
797 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 00:54:12 ID:INHo8Im5
>>770 今そのブログみてきたけど、殊能将之って人が馬鹿なのがよーくわかる文章だよね。
獅童の役柄を「ブラックユーモア」と受け取るとは、人間として底が浅い。
>>793 たしかに硫黄島特有の地熱の描写がなかったのは残念だな。
ただ洞窟陣地に閉じこもっていたのではなく、
常時サウナに入っている状況で耐え忍んでいたのだからね。
799 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 00:56:01 ID:YQKAhgCm
>>783 あの笑いは台本だろうか?
アドリブだったら末恐ろしい奴二宮・・・
>>740 ちょ…
すげえ…凄すぎる…
こういった凄すぎる人たちが戦争で亡くなったのも戦後日本の大きな痛手だよな…
手榴弾のはなしが出てきたので....... あの自決シーンで使われていたのは97式手榴弾という。 とくに『自決用』として作られた手榴弾はない。 ただ、『自決用に持っていた、持たせられていた』ということはある。 特に軍オタではないけれど、ちょっと変だと思ったのは、 鉄兜を叩いて雷管を発火させたのにその発火煙が出ていなかったことと、 97式は4〜5秒で破裂なのに妙に早かったこと。 でも、映画そのものにそんなに影響はないと思う。 星条旗、手紙とも2度づつ見た。
802 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 00:57:36 ID:o9eKXiqr
>>785 戦中は受例者が天皇・国・国民の場合は45度の敬礼(脱帽時)
これは、栗林が天皇陛下万歳をしたときに脱帽・45度敬礼での万歳をしてて
時代考証はあってる。他の兵卒は着帽だったので、捧げ銃の敬礼をしている。
完璧に時代考証は合ってるよ。
君が間違い。ウィキで調べろ。
803 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 01:00:22 ID:c53sbXwx
オレ今日観てきた 感想は・・ 言葉にしたらどう言っても違う気がしてくる 俺が言葉下手だからかもしれん でもどんな言葉でも なんだか軽くなってしまいそうなんだ 言葉にならないとはこーゆーことなのか
>>788 幻想っつーか、維新後〜第二次世界大戦の間がぽっかり空白なんでね。
近代史教育受けてないから埋めていくのが大変だよ。
まあ、へたなサヨ教育うけるより卒業してから自力で調べろと言ってくれた
歴史の先生のおかげなんだが。ぶっちゃけ感謝してる。
>>801 雷管の煙にしても爆発秒数にしても
そこまで凝る必要性がないからでしょうな。
イーストウッドは
そういうのを見せたいわけじゃないんだという事。
自決というものの恐ろしさ、理不尽さを見せたいわけだから。
806 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 01:02:31 ID:YG36KwQX
>>802 栗林が着任したとき、司令部に面会に来た幹部で無帽なのに挙手の敬礼をする奴がいたろ
ちゃんと見てた?
807 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 01:02:42 ID:rXAtdLtJ
>>800 戦後の人だけど白州次郎なんかにも通ずるかっこよさだね。
戦前の日本にはこういう本当の意味でのエリートがいた。
彼らのような階層が消滅し、みんな平等となった現在の日本は
本当に良い国になったのだろうかと考えさせられるな。
大して意味のない二ノ宮カットが多すぎる。 うんこ捨てに行って敵の艦隊を見つけて驚愕するのは いいシーンだが訳もなく二ノ宮ロングカット多し。 クリントはリハせず、段取りのみで一発本番らしいが そういう演出が生むメリットは、プロ中のプロが緊張感を込めて 演じた珠玉の一瞬のはず。 二ノ宮の演技の2/3は、全く緊張感のない 今時のガキのぼやきのようだった。 これで賞に絡みでもしたら全裸で満員の山手線に乗ってやる。
809 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 01:05:00 ID:Y6/PXDjF
どっかのブログのコメントから。 獅童のなぞについて解説。 > あの話は史実なのさ。 > > 地雷を抱えて米軍の戦車をまって死体の中3日3晩。結局戦車はあらわれず。そ > して4日目の朝、南国の青い空とそのなかを悠然と飛ぶ鳥をみて、ふと我に帰って > 戦争が馬鹿らしくなったという話。。。 > > 私もあのシーンで思わず笑ってしまいました。でも、戦争って相手を殺すとか > 自分が死ぬとかそういう2者選択を迫るもので、映画を見ている僕らですらそうな > ってしまう。でも、中村死ねよ、みっともねーやつ、情けない奴といってせせら > 笑う僕の中のその気持ちが「戦争という狂気そのもの」なんだと、
810 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 01:05:26 ID:PjEd8HDJ
>>807 心配せずとも、安部政権は
戦後の中流社会をぶっ壊して、
ヨーロッパや戦前を意識した
美しい階級社会を作る方針ですから。
よかったですね>807
手榴弾だの敬礼だのの論争は軍事板でやりなされ
>>808 今時のガキのようだからこそ、
今時のガキも感情移入できると考えれば?
二宮は現代人である観客を硫黄島の戦場に
引き込むためのエッセンスだと。
813 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 01:08:04 ID:JjR2l+Rd
言葉がどうだとか礼がどうだとかって奴ってこの映画の何を見たんだろ 映画に何を求めてるんだろ そもそも、思考回路ってもんを持っているのだろうか
>>810 もう事実そうなってきてる。
一部の金持ちとワークプアに。
今日観てきました。 二宮批判をちょくちょく見てたから期待してなかったんだけど、予想外に良かった。 年令設定はあれだけど、それは二宮のせいじゃないし。 そして何より伊原に惚れた! この作品に対してライフルだとかジープだとか細かい事にいちゃもんつけるしか出来ないヤツになはなりたくないな。
>>807 今の日本は平等社会になって、住みやすいし、保健は安いし、義務教育は受けられるし、飢えで死ぬこともないし…とまあプラス要素も多いけど、
強いカリスマ性を持ち、人を惹き付けてやまないカッコイイ!と感じる彼らのようなエリートと呼べる存在はもういないんだろうね
白州次郎もドキュメンタリーでみたけど、本当に生き方がカッコイイ人だったみたいだね
817 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 01:11:17 ID:rXAtdLtJ
>>810 階級というのは経済力だけでは成り立たないよ。
今から階層化が進んだとしてもアメリカのような品のない成金が増えるだけ。
階級社会の根底を形作るのは皇族のような重い責任を伴う矜持だ。
あの戦争で日本が失ったものは計り知れないほど大きいと思うね。
二宮の最後の笑みって 「戦場のはらわた」の最後の 高笑いとダブるんだよぁ
伊原剛志と西竹一ってカッコイイ顔もそっくりだけど 年齢も同じだったんだ・・・ 西竹一 享年43歳
820 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 01:12:45 ID:wy2WXMYF
バロン西の子孫(2005年3月17日朝日新聞天声人語) バロン西といえば、戦前を知る世代には懐かしい名前かもしれない 。本名を西竹一(たけいち)という。男爵(バロン)の家に生まれ、 昭和の初め、ロサンゼルス五輪で馬術の金メダルに輝く。軍人として 、満州から転じた硫黄島で戦死した。 「五輪の英雄バロン西、出てきなさい。君を失うのは惜しい」。米軍 が名指しで投降を呼びかけたが、西氏は抗戦を貫いた。そんな逸話が 残る。後の創作とみる説もある。戦死公報によると、西氏が亡くなっ たのは60年前のきょう3月17日だった。 ひ孫にあたる丹羽満彦君(17)は先週末、初めて硫黄島に渡った。 黒いネクタイにカメラを2台携え、遺族ら約110人と島を巡った。 日米で2万7千人もの将兵が散った島は、歩いてみると驚くほど小さ かった。曽祖父(そうそふ)を描いた本は何冊も読んだが、「暗く深 い塹壕(ざんごう)や血のしみこんだ浜を歩いて初めて生身の姿 を 実感できた」と話す。 満彦君が登った摺鉢(すりばち)山では60年前、日米の若者が死闘 を展開した。山頂にはためく星条旗をとらえた写真は米国では今も名 高い。士気を高める効果があるのだろう。同時多発テロ級の大難があ ると、遺族の集会や篤志を募るビラにあの写真がきまって登場する。 「硫黄島に寄せる日米の思いは対照的です」と言うのは西氏の長男、 西泰徳さん(77)。満彦君の祖父である。「私たちには死を悼む島 でも、米国民には勝ち得た栄光を祝う島のようです」 満彦君はこの秋、米国の大学に進む。平和な時代であれば曽祖父が晩 年まで楽しんだはずの馬術を、自分も米国で始めたいと考えている。
>>807 ま、ノブリス・オブリージュもいいよ。だが、そのエリートに選ばれた者は
失敗したら、即、皆の前で自決するように、って条件付だがな。
822 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 01:14:00 ID:zX+YBFbc
◆平成5年6月25日付の産経新聞「ベルリン物語」
ボンの郊外に住むドイツ軍退役将軍ウーレ・ウエットラー氏とインタービューした際、「この事だけは、
どうしても日本の読者に伝えて欲しい」と頼まれた。この欄でその要旨をお伝えしたい。
ウエットラー氏は北大西洋条約機構(NATO)の作戦本部参謀や戦車部隊司令官を歴任したが、戦
争史を研究する学者でもある。退役後、太平洋方面(フィリピン、シンガポール)に於ける日本軍の作戦
というテーマに特に興味を持った。
「純粋に軍事史的見地から調べた結論から言うと、兵士の訓練度、司令官の質、全ての面で日本軍
の優秀さは群を抜いていた。民間人に対する対応も、占領軍であるにも関わらず、実に礼儀に富ん
だものであった」
ウエットラー氏は、ドイツの新聞(東京発)が戦時中の日本軍の残虐さを強調する為「余りにも自分の
研究とは違い過ぎる」と、義憤を感じたーーというのだ。
「戦争目的(大東亜共栄圏)や敗戦国であるという点から日本軍の残虐行為が強調されるのでしょう
が、純粋に軍事史の具体例として検証した場合、むしろ米軍の方の残虐性が目立つ」
http://sinobu10.hp.infoseek.co.jp/tokyo_judgement.html
バロン人気だな 「娯楽で馬なんか連れてくんじゃねー華族め」と思ってしまったのですが 貧乏人の僻みでしょうか
824 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 01:14:13 ID:JjR2l+Rd
>>817 言葉どうとかウザイと思ったら、軍ヲタか・・・・。
そして今度はスレ違いのウザイ思想披露か・・・・。
消えろよクズ。
>>814 いわゆるエリートって国士や憂国の士みたいな感じなんだよね
単なる英才教育じゃなくて、最終的に国のためになる人材としての教育
他の国じゃ当たり前
てか、戦前の日本でも当たり前だったけど、GHQが廃止した
で、現代のお金持ちは自分のため
もちろん日本を憂う経済人も多いけど、税金対策で外国移住ってのも多いからね
826 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 01:16:03 ID:VIeajLmo
Nスペにも出ていた「十七歳の硫黄島」の著者、秋草さんは この映画を見ていると思うんだけど、どのような感想を もつのだろう。 「父親たち〜」に対しては否定的な口吻だったみたいだけど。
>>787 敵の戦車を乗っ取ったエピソードは入れてほしかったな・・・
もっともそれを入れると、バランスが崩れるが。
西以下数名が敵戦車に切り込みに行くが・・・数発の銃声のあと、
敵の戦車は何事もなかったかのように近づいてくる。
パニック状態になって銃を撃つ西郷たち。
すると戦車から頭を出して西が言う。
「お前たちの射撃が下手でよかったよ」
>>810 バロン西が稀有だったのは、
ノーブレス・オブリージュと誇り高い魂だ。
預金残高じゃない。
この映画でイーストウッドは何を伝えたかったのかということなんだけど、そこんとこ、どうなの?
>>813 >この映画の何を見たんだろ
「言葉がどうだとか礼がどうだとか」って部分を見ちゃったんだよ
この手の戦争映画ってのは昔から、多少ソッチ方面かじってるやつはついつい
そういう部分にも注目してしまう
・・・で、少しでも間違いがあるとそこにばかり目が行ってあげくにクソ映画認定
(映画自体の出来如何にかかわらず)
逆に、どんなクソ映画でも考証が正しいってだけで名作扱いされる場合もあり
831 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 01:20:09 ID:5q6+c3xY
アメリカ軍が上陸した直後の戦闘シーンは星条旗の方が上だね。 全体的な戦闘の長さが五日間くらいにしか感じられなかった、40日近く守りきった感じが でてなかったような。もっとみんな髭ぼうぼうになってるんじゃないか?
832 :
なななし :2006/12/14(木) 01:20:44 ID:eFG631Ji
>827 「お前たちの射撃が下手でよかったよ」 ↑ いいね〜。このユーモアやせりふ周りは欧米人たちが大好きなトーンだよね。 翻訳小説を読んでるみたいだぜ。
833 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 01:20:58 ID:obZfIvmy
英雄譚というのはすべて無視してるわけよイーストウッドは 意図的にね だからこそ一本の線がつながる
>>783 もれああきれいだなと夕日を見ての笑いかと思ってた・・・・
>>828 ノーブレス・オブリージュという言葉を初めて知った。
すごくいい言葉だ。
伊原剛志が43歳で渡辺謙が47歳 たった4歳しか違わないのか 渡辺謙の重い存在感と威圧感すげーーーーーー
837 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 01:22:35 ID:rXAtdLtJ
>>830 クソ映画だとは思わないが、あまりにも史実から離れた設定を目にすると
現実に当時を生きて死んでいった人たちに失礼だと感じてしまうんだよね。
まあこの映画は外国作品だという点を差し引いても十分に及第点だよ。
だからこそ瑣末な時代考証が気になってしまうわけで。
838 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 01:24:14 ID:PjEd8HDJ
>>829 「共同体のために自らの命を捧げた男がいたのを日本人にも知ってほしい」
ってどっかの記事にあったぞ。
戦争自体にはもちろん評価なんかしてないけど、栗林ら個人に大しては敬意を表してると思う。
だから「悲惨だ、戦争に正義なんてない」系の評価しか表に出てこないのはなんだかなーと思う。
>>834 自分もそれに近い感じたとおもた…
戦友上官みんな亡くなって気付いた時には自分は生きて太陽をみて、ああ綺麗だな…みたいな虚無感ってやつか?
>>837 きゅきゅきゅ及第点だって!?
じゃあ昨今の日本の戦争ものは落第点だな。
841 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 01:25:39 ID:wy2WXMYF
軍からは嫌われてたんだろうね。 赴任地見るとなんで?って感じ。 この人が、アメリカの人脈使って交渉すれば 戦争は起きなかったかもしれない。 ま、そんな簡単なもんじゃないが
842 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 01:26:50 ID:/z5V9S2c
戦場での狂気の話だけど、自分が中学高校のころにはまだ戦場を体験した先生がいて ちょくちょく戦争の話を聞いたことがあるけど、突撃の時ははきつくてきつくて 怪我をしたら休めると思ったら、耳元を飛び去る弾が当たってくれないかと願っていたという話を思い出した。
>>840 某ざわわざわわなさとうきび畑や終戦のローレライ、男達の大和は落第点ってことじゃね?
844 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 01:27:03 ID:obZfIvmy
845 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 01:28:25 ID:PjEd8HDJ
>>841 アメリカが戦争したがってたのは間違いなかったでしょ
水面下での和平交渉なんて日本もずっとやってた、けど無駄だった。
846 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 01:28:34 ID:JjR2l+Rd
>>837 を見て
凝り固まった思想の持ち主は何を見ても何も思考できないという事がわかった。
これは直接、この映画を作りたいと思ったイーストウッドのテーマに通じる事でも
あるんだけどね。
二宮と同じ年だが、マジで裕木奈江と一戦交えたい。
バロン西の乗ってきた馬が米軍の攻撃にやられたけど、あの馬はどうなったんだろう。 焼肉にされたのかな。食糧事情も悪かったはずだし。きっとそうだ。
イーストウッド曰く、 「軍オタやら自衛官くずれやらのために映画つくってませんから」
>>783 確かに最後に二宮が何を見たかという描写はなかったな。
虚無感か安堵感かわからなかったけど、なんだかスッキリしたわ。
852 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 01:31:09 ID:rXAtdLtJ
>>850 たぶん彼の目には故郷の妻と子供の姿が映っていたんだよ。
そう思いたい。
ていうか最後二宮笑ってたか? 自分には「何もかもがまっしろにぶっ飛んだような」表情に見えた
>>839 ずっと地下生活だったから夕陽を見るのも久しぶりだったろうね。
なんていうのかな、夕暮れに夕陽を見られるのは至極当然のことなのに
そんな単純なことを改めて実感した感慨っていうか。
映画の撮影に入る前のドラマのラストでも二宮は似たような表情をしてた。
その役は死んじゃうんだけども。
855 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 01:32:22 ID:5A7wBOAS
856 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 01:33:09 ID:wCvW2GmY
857 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 01:33:20 ID:rXAtdLtJ
ラストの夕日は、日出ずる国の落日を意味してんのかな。
みんな、ちゃんと「星条旗」も見るんだぞ! 頑張った爺ちゃん達が必死で撃った銃弾が、 向こう側ではどんな光景を展開させていたかをシッカリ見なきゃ、 やっぱりこの映画を見たとは言えん! 見る順序は、日本人は「硫黄島」→「星条旗」でよし! (アメリカ人は「星条旗」→「硫黄島」で見るべきだが) つか、何で日本の配給会社は「硫黄島」を先に公開せなんだのか。
860 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 01:34:45 ID:LFaNBSRS
>>852 ラスサムのオルグレンかよ。
こういう甘い解釈が出てくるからイヤなんだよ。
正直西郷は死んでほしかった。
狂言回しにも程がある。
861 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 01:35:04 ID:YJfdMl0i
硫黄島から生還した人の日記に出てくるこのシーンは涙がでるなぁ。 こういう人の下に我々はなりたっているんだね。 あと90メートル進んでくるのを待っている私の80メートルくらい前に、一人の 日本兵が這いながら先頭の戦車に近づくではないか。只一人だ。私が飛込むと 決めていた戦車に向かって近づく。アッという間の出来事だ。戦車めがけて 飛込んだ。我が身と共に戦車に飛込んだのである。たちまち起こる爆音に戦 車は火を吹き燃えはじめた。ヤッターと私は叫んだ。 敵さん騒ぎだした。日本の斬込隊が居ると知ったから大変だ。敵は火炎放射 器で焼きだした。火炎はボーボー黒煙と共に真っ暗い。一寸先も見えなくな った。先頭の戦車をやられたので、敵さん怒ったにちがいない。2番目の戦 車が先頭になり大砲で撃ちまくる、機関銃でなでる火で焼く、物すごい。 花と散る この我等より先に飛込み見事に戦車1台破壊した兵はどこの部隊の誰かは知る 由もないが、南海の島で花と散った。只一名のみだ。他部隊の生き残りかもわ からん。知っているのは私一人だから功績を認める者はない。誰のために死ん だのか、国のためとはいいながら爆弾を背負って戦車に飛込み戦死したのだ。
862 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 01:35:41 ID:ac5SAin4
>>837 >>713 で「敵性語が厳しく禁止」みたいな超初心者なレスをする奴から
時代考証って言葉が出るとは思わなかった。
863 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 01:35:44 ID:p5BpGihT
864 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 01:36:07 ID:VIeajLmo
映画「硫黄島」否定派→映画を批判 映画「硫黄島」賞賛派→「否定派」を非難 という構図あるね。 さまざまな意見があっていいんです。 広い心を持ちましょう。 その狭い心、戦前の憲兵のよう。 そんなわたくしは、否定派だ。 いぢめないでね♪
865 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 01:36:15 ID:1T+Kg4f1
次スレのテンプレでは、言葉と礼と手榴弾とライフルを入れてくれ。 これが絡むと、スレの内容が水増しのように薄まっていく感じがする。
涙腺が弱い上に、幼児期に父に無理矢理日本の戦争映画に連れ回されたトラウマがあって、見るのをやめようかと思っていました。 母の叔父が海軍で硫黄島周辺で戦っているのですが、誰にも戦争の話をしないとかいう状況があって、自分の中でタブーみたいになっていました。 やはり見て悲しかったのですが、複雑な悲しみでした。 ただ、何か憑き物が落ちていくような感じがしています。 この映画を作った方々に深く感謝いたします。
867 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 01:37:17 ID:LFaNBSRS
>>854 ジャニオタは映画の価値を落とすからレベルの低い書き込みすんな
>>855 戦争の話を直接聞く機会があって羨ましい気もします
私の祖父は昭和6年生まれの為、戦争経験は食い物が
なかったという話ばかりです
配給で米が1ヵ月に茶碗一杯だったとか、芋ばかり食べていたとか
>>837 この映画は作成前に、史実について、かなり綿密に考証がなされている。
その上で、日本の常識をわからないアメリカ人や、当時の日本の常識を
わからないであろう今の日本人がわかりやすいように、あえて、わざと
さまざまな細かい脚色(取捨選択・誇張・代替・省略)がなされている。
事実と違うみたいな無意味なトリビアを開陳して悦に入るのではなく、
なぜ、そこは事実と違う表現にしたのかか、その表現の代替を必要とした観客は
どの対象なのかなどを洞察する方が、映画を鑑賞するときに楽しかろう。
ドキュメンタリー映画は、事実を大切にする。
ドキュメンタリー風映画は、虚構を使って真実を伝える。
この違いがある。今回の二部作は、後者。
栗林中将ならきっと
「それでは君は、観客には有り余る上映時間を見るだけの余裕と、トリビアを知りたいという
欲求があるというのかな?」(「いえ、ありません」)
「それでは、細かいところには目をつぶるように。よい観客は、頭も使わんとな。」
とにこやかに去ると思われる。
>>859 順番って大事?
ぐぐると硫黄島は後で見たからこそ良かったとか言う人も居るね
続けて見ると一日廃人になりそうだ
871 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 01:39:02 ID:JjR2l+Rd
>>864 やはり見る目がない人は頓珍漢な把握しか出来ないようだ
ころっといきやすい日本人には受けそうな映画だったな。 同じ日本人が出てるから感動五割まし。 だが客観的に見ると作りが実に甘い。
873 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 01:40:17 ID:rXAtdLtJ
>>860 あのまま日本に帰り着くことなく死んだと考えればいいじゃん。
あるいは大宮に戻ってみると妻子は空襲で亡くなっていたとか、
気が狂って悲惨な最期を迎えたとか。
クリントは彼のその後を描かないことによって解釈の余地を
無限に与えてくれている。
>>868 それって、ものすごく切実な戦争体験なんだよ。心して聞いてあげな
875 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 01:41:40 ID:YJfdMl0i
バロン西はいくらなんでも硫黄島に馬は連れてきてないよね?
>>867 二宮の話しただけでジャニオタ認定?
視野が狭いな。
西郷の死を期待してたアンタは表情について語る必要だろ。
黙っててくれないか。
877 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 01:43:31 ID:CeKK588C
時代考証がどうとか言う人は、スカパーでドキュメンタリーだけ見てればいい。
で、軍ヲタさん御用達のスレで自己満足してればいい。
でも、
>>713 の時代考証は間違ってるよねw
878 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 01:43:39 ID:YJfdMl0i
>>868 もれは父親が昭和6年なんだけど・・
35ですorz
879 :
なななし :2006/12/14(木) 01:44:20 ID:eFG631Ji
うまい演出がひとつあったと思う。 犬。 清水元憲兵は犬を殺せ」という上官のきまぐれな命令をしくじってクビ、死地送りとなる。 が、硫黄島で捕虜になった米兵のサムの母親からの手紙には、敵国アメリカでは犬が自由に 家の柵を飛び越えて近所をかけめぐり、大暴れして困っています(ワというようなエピソードがある。 清水元憲兵は、これで決定的に心がきまったのだろう。まったく馬鹿馬鹿しい国・政府とこの戦いだ、と。 アメリカなんて鬼畜米英じゃないじゃないか。ピンピンしてるじゃないか。犬すら自由にかけまわってる国と もう死に体の母国日本・・・・
全く関係ないかもしれない話なんだけどさ、うちの親父64歳なんだよね。 んで、硫黄島観てきたよ〜良かったよ〜みたいなのを母ちゃんと親父に言ったら、母ちゃんはあら、良かったの?会社の人が言ってたけど武士の一分もいいみたいよ〜(カーチャン…('A`)) って言ってたんだけど、親父は俺そんな暗い映画嫌い、観ないって言ってるわけよ。 普段普通に暗い映画観てんのに、戦争映画は暗いだのなんだの言って観ないんだよな。 うちの親父は戦時中に生まれたんだなと改めて実感してしまった。 戦後食糧難で芋しか食えなかったせいで、今でもうちの親父は薩摩芋が嫌いだ。
882 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 01:44:59 ID:rXAtdLtJ
>>869 それは確かに感じたね。
なぜ二宮にあのような言葉遣いをさせたのか。
時代考証に反する用語や設定をあえて使った理由は何か。
それが現代を生きる若い日本人やアメリカ人の観客に対して
どのような効果を及ぼしたか。
きっと何度も観るうちにクリントや役者たちの意図したことが
見えてくるんだろうと思う。
883 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 01:45:33 ID:33DoH5yf
>>733 おすぎとピーコ間違えてるし(笑)
朝日新聞13日の朝刊は大々的に特集してたね。
珍しくよい記事だったので切り抜いて取っておくことにする。
884 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 01:47:39 ID:YJfdMl0i
今日のNHKの真珠湾攻撃の番組で 当時真珠湾で零戦操ってた操縦士の人が元気に出てた。 (番組自体は去年の作成) 山本五十六のそばにいた人も元気にしゃべってた。 ああ言う人たちの話をお元気なうちにもっと聞きたいなぁ。
885 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 01:48:45 ID:CeKK588C
>>879 清水を撃った二人組みの米兵の一人の顔が硬直してたのが、
清水の境遇とダブらせてるんだと思った。
>>861 その後のアメリカでの捕虜生活見ると、日本で捕まってたアメリカ兵の扱い考えると
どうなんだろうと思うな。
>>880 ちょっと待った
64歳なら終戦の時2〜3歳のはずだから
殆ど記憶にないと思うんだけどね
戦後の復興中に辛い思いしたんかな
888 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 01:51:28 ID:CeKK588C
>>887 君の父親を侮辱するつもりはないのだが・・・・・
ヒント:団塊の世代
889 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 01:53:00 ID:rXAtdLtJ
>>886 俘虜に対してきちんとした対応をした収容所はいくつもあったと聞くよ。
もちろん当時の日本には余裕がなかったから十分なことはできなかっただろうけど。
そんな中で良かれと思って出したゴボウが仇となって戦犯として処刑された人もいた。
そんな理不尽なことが起こるのも戦争の恐ろしさだね。
>>888 64歳って団塊の世代より少し上じゃない?
891 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 01:53:13 ID:CeKK588C
レス先間違えた 60〜65は日本の中で一番無責任な世代でもあるからな
>>879 憲兵が犬を撃つってことあり得ないお。
本当に共産党のスパイの家なら別だろうが。
戦中の共産党は今の朝鮮総連のごとく
かなり危ない存在だったから。
ソ連コミンテルン日本支部のね。
893 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 01:53:20 ID:eFG631Ji
うちもうビチビチやねん
>>882 その「クリントや役者たちが意図したこと」ってどういうことか、
これを明示したカキコが皆無なのが面白い点ですね
>>887 あ〜そうかも
親父の家族は大家族で、親父は下から2番目らしいのよ
親父の母ちゃんも父ちゃんも親父が若い内に亡くなってさ、一番上の姉ちゃんが親父たち兄弟の世話をしてくれたんだと
苦労してんだな…親父も(´・ω・`)
昭和40年、すっかり戦争も風化しかかった頃、ハリウッドからサイ・バートレットという
映画のプロディーサーがケーリー・グラントを伴って、西武子未亡人を麻布に訪れた。
彼は大戦で空軍大佐としてB29に搭乗。硫黄島に不時着したという。そして32年のオ
リンピックの時に19歳の若者だった彼は、あの思い出のリヴィエラ・カントリー・クラブ
でバロン西に大変可愛がられたという。なんという運命のいたずら。
彼は戦争が終わってバロン西に再会するのをどんなに待っていたことか。
彼は靖国神社でバロン西のためにたった一人の慰霊祭を主催する。
「………ロサンジェルスに帰りましたら、スペンサー・トレーシー、ロバート・モンゴメリー
及びカントリークラブの貴方の旧友達にこの報告をするつもりです。我が友よ安らかに」
サイ・バートレット大佐の涙の弔辞である。
http://ameblo.jp/tuboyaki/entry-10020593391.html
898 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 01:55:36 ID:obZfIvmy
>>875 バロン西は実際に硫黄島で馬に乗って障害を見せて
兵たちを喜ばせていた
おまえ文句つける前にちっとはモノ調べて書けよ
899 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 01:55:45 ID:rXAtdLtJ
>>890 占領下のWGIPの中で戦後民主主義教育を受けたという意味では同じだよ。
残念なことに今の日本の中枢にいるのがその世代の人たちだ。
>>896 グロ張るなぼけ
残酷過ぎてプラウザ閉じちまったじゃねえか!
>>889 ごぼうを食わせたら木の根を食わせたと訴えられて捕虜虐待で戦犯。
針やヤイトの治療を施しても捕虜虐待で戦犯っておいう
笑えない史実があったよな。
902 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 02:01:23 ID:RfjJwat4
>>900 スマソ・・・
グロ注意と書いておけばよかったかw
>>896 中国の捕虜収容所は洗脳工作所。
帰国後、中帰連として日本で、ないこと言いふらして惑わす。
こういう香具師らが日本を駄目にした張本人。
http://www.asahi-net.or.jp/~KU3N-KYM/doyoyon/doyoyo8.html 中帰連は昭和32年に結成され、撫順・太原からの帰国戦犯の約半数が加入した
。日中友好協会にも団体加入、親中国運動を展開した。それはつまり反日・反
米・反韓・反台であった。
昭和40年、日共と中共党が文化大革命をめぐり対立、日中友好協会も中帰連も
代々木・反代々木で分裂、反代々木系は、(正統)をくっつけた。
その頃、中共では戦犯達を改造した先生が撫順監獄にぶちこまれ、改造を迫ら
れるという漫画みたいなことになっていた。
906 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 02:02:25 ID:mxbwHblu
907 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 02:03:07 ID:6bXdxXrz
うちの両親はs6年と13年生まれだけど、「見たいけど当時のことを思い出して 辛くなりそうだから」と言って見るのに二の足を踏んでいる。 母親はグラマンに狙われそうになったことがあるらしい。
908 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 02:03:11 ID:CeKK588C
>>901 文化の違いって怖いなぁ。
関係ないけど、アメリカで日本人の子供が虐待されてるってことで両親が
逮捕されるって事件があってた。
原因は「蒙古班」。ベビーシッターが通報したとのこと。
裁判まで行ったがその地区に日本人が居なくて、韓国人に裁判官が聞いたら
「蒙古班なんて日本人にも韓国人にもない」って答えて、危うく有罪になりそう
になってた。
909 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 02:03:33 ID:21W0r5nE
なるほどね。 「犬も撃てなくてアカが撃てるか!!」 と上官に殴られていた理由がわかった。 憲兵はミリタリーポリスの筈なのに国民に対する思想統制の 役割も担っていたんだよね。 あまり意識したことなくて、憲兵ってモノのイメージが長い 間漠然としたものだったんだけど、この場面の描写でイーストウッド の戦時下日本への評価というものが判る、と思えた。 イーストウッドは米国の右翼として有名だけど、政府に最低限度の 機能しか求めず、市民の自存自立を理想とするリバタリアンだよね。 そうしたアメリカ右翼が最も嫌悪し、憎悪するのが政府の市民生活 への介入なんだよ。だから日本の憲兵もああいう描写になるわけだね。
910 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 02:04:08 ID:mxbwHblu
912 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 02:05:11 ID:RfjJwat4
アメリカの日本食レストランでキンピラごぼう出したら訴えられますか?
913 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 02:06:23 ID:mxbwHblu
やっとわかった。 蒙古班を虐待の跡と思われて、韓国人がまた意図的な?証言をして あやうく有罪になりかけたって事か? なにこれ嫌韓も含んでるの?
>>909 というか、米国でアルカイダのアジトがあれば
今のアメリカ社会でも捜査が入るはずだが。。
当時の共産党は、アルカイダと変わりない。
戦後、その部分は伏せられているが。
915 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 02:07:17 ID:rXAtdLtJ
>>909 そしてその憲兵の親玉だったのが当時の東條首相。
彼の行ったことをアメリカ人が評価する日は果たして来るのだろうか。
>>907 うちの祖母もS6年なんだけど
飛行機の中から笑いながら日本人を銃で撃ち殺す米兵を見ている
日当を逃げている人は次々に撃たれて死んでいったと
918 :
896 :2006/12/14(木) 02:08:11 ID:p5BpGihT
>>869 いや、そんなことはない。
サヨク新聞の「日刊ゲンダイ」はもうボロクソ。
栗林が勲章ベタベタ付けて戦うわけない!
とボロクソ。日本軍を賛美するな!
と繰り返し書いてるから
よっぽど悔しかったんだろう。
>>909 憲兵に対する、いわゆる「イメージ」を初めてイーストウッドに教えてもらったのかよ!
なんだかなあ・・・
922 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 02:11:40 ID:mxbwHblu
誰かバロン西が硫黄島に馬を連れて行ったソースを見せてくれ 見つからん
>>905 はとりあえず
>>896 の画像を確認してみようよ。
どこの毛糸玉売り場だって感じの収容w 風景がてんこ盛りだから。
少なくとも五分間は幸せになれる。
>>859 硫黄島を先にやってたら星条旗は見なかったな 俺は
925 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 02:13:05 ID:CeKK588C
>>906 実際に連れてきてた。
てか、栗林中将に送られたものをバロン西が乗ってた。
栗林中将も騎兵隊だったので、ご機嫌取りに送られた。
が、気が荒く乗りこなせなくて、それを西が譲り受けた。
ネット上のソースではないけど、スカパーのドキュメンタリーで見た。
926 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 02:14:58 ID:21W0r5nE
>>914 いや、アメリカの自存自立タイプの右翼の理想形ってのは
「大草原の小さな家」みたいな世界なんだよね。
政府機構は最小限に留め、地域共同体のコミュニケーションが
足りない分を補う、というようなイメージ。
だから彼らは「市民軍」を組織するのを厭わないし、革命権や
武装の権利を重要視するわけだ。
>>922 何でもかんでもネットに転がっているもんじゃないよ
928 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 02:16:03 ID:rXAtdLtJ
>>919 栗林が第一種軍装で勲章を着けていたのは赴任した初日だけなのにね。
実際にそんな事実はなかったとしても、死を賭けた最後の戦場に赴く礼装と考えれば
物語としては破綻していないと思う。
929 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 02:16:43 ID:NhVWPg+4
家族情報が出てきたのを見ててふと気付いたけど、 ここ団塊と団塊jrがすっぽり抜けてないか? 祖父祖母両親が団塊の上ってのばかりじゃないか。
930 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 02:18:28 ID:mxbwHblu
>>926 いや、戦時中にアルカイダのアジトが存在すれば
しょっ引かれるはずです。
第二次世界大戦時なら、日本政府の対米工作アジトがあれば
しょっ引かれた。ってか、日系人というだけでしょっ引かれた。
932 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 02:18:56 ID:obZfIvmy
そうだね スカパーのヒストリーチャンネルで馬の話をやってた
933 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 02:19:26 ID:kc0jn9Gf
>>879 自分がもしあの場にいたら、879さんのような事を考えるでしょう。勉強になりました。
でもイーストウッド監督は上手く喩えますね。
934 :
なななし :2006/12/14(木) 02:21:50 ID:eFG631Ji
下世話な話だけど 将校の戦死者だと家族がもらえる遺族年金ていうの? 恩給っていうの? も三頭兵よりもはるかに高いのかな? あと華族貴族階級ってこれでよかったっけ? ココウハクシダンだよね? 公爵侯爵伯爵子爵男爵だよね?
>>932 ヒストリーチャンネルは感動したよね。
ケン・ワタナベのインタビューも
当時の日本兵に敬意を払うべきだってな発言が印象的だった。
でも地上波では「戦争は絶対に駄目です」
ってな部分だけが繰り返し引用されてしまう。
回転速杉!!怒るよ!!
938 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 02:23:40 ID:21W0r5nE
>>921 そんな感じだね。
まさか犬殺してたとは思わないけどさ。
イーストウッドの思想的な立ち位置について調べた直後に観たわけで、
あんな描写をせざるを得ない理由も含め勉強になったかなあ。
正確な姿を描いたわけではなくても、
思想を取り締まり市民生活に介入する打倒すべき「政府」のメタファ
みたいな箇所なんだろ、と目安がついた感じがするんだよね。
>>929 団塊世代がどこからどこまでかよくわからないが
自分の両親は50前半だ
>>935 といよりも
映画ってプロパガンダとして利用されてきたんだから
史実どーりか、そうでないかという検証が重要になってくるのは当然のこと。
>>872 だよなぁ、俺もおおむねそんな感想だ。
悪い映画じゃないけど、もっともっとできる事があったはずだと思う。
MIXIで5つ星つけてる奴(やたら多い)のレビュー読んだり、ここで手放しで絶賛してるレスとか読むと萎えるわ
>>910 目の前にある箱でキーワードになってそうな言葉を調べてはどうだろうか
942 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 02:27:56 ID:Y996ysYK
今日、見てきた。いろいろ語りたいけど、なかなか言葉にならない。 自分のじいちゃんは、母がお腹にいたとき衛生兵としてサイパンの行き 亡くなってしまい、母は写真でしか自分の父を見たことがない。 西郷と奥さんのシーンは、じいちゃんをダブらして見てしまった。 地方の映画館だが、11時の回なのに半分お客さんがいた。 やっぱり、年齢層が高くて、親子で見に来ている人が多かったのには びっくりした。エンドロールの最後までほとんどの人が立たなかったし あんなに静か会場、初めて!!今日ずっと考えたけど、本当に心に残る映画だ
943 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 02:28:09 ID:rXAtdLtJ
>>939 団塊の定義は昭和21〜23年生まれらしい。
広く解釈する場合は昭和20年代全般。
50代前半なら微妙だがたぶんいわゆる団塊世代ではないね。
スレ読んでて気になった。 @誤字、脱字大杉、もまいら英語見て興奮してんのは分かるけど、もう少し餅ツケ A団塊の世代って戦後生まれでないの? 61歳以上を団塊呼ばわりとは・・・・
>>941 要は「俺はお前らとは違うぜ」って言いたいだけでしょ?
946 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 02:29:24 ID:SWvGikpH
あ、それから。 いつまで1日1スレ消費ペースで書き込むつもり? 餅つけ
947 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 02:32:27 ID:YQKAhgCm
餅ついてられっかっつうの(゜Д゜)y─┛~~
948 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 02:33:41 ID:fLNs7EHX
今年の1月に無くなった祖父は、自分が子供の頃によく戦中の話をしてくれたな。 うちの地元は造船・鉄鋼が盛んで、 大戦末期には艦砲射撃でボコボコにされてひどい有様だったらしい(戦艦の主砲 を住宅地に撃ち込むんじゃねーよorz ) 亡くなってから知ったが、近衛歩兵連隊にいたらしい。良くわからんけど近衛っ てことは当時は名誉なことだったんだろう。 そのようなことは一切語らず、ただ淡々と戦中の出来事だけ、自分たちに語って くれた。 大戦から60年以上経ち、当時を語ってくれる人たちが年々減って行くことが哀し い。 駄文スマソ
>>946 残念ながら映画を見て感動してる人が種切れになるまで、
それは無理。
団塊世代の呼び名の産みの親 堺屋太一
951 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 02:34:26 ID:j8i5oQOE
逆に今の日本の熱狂振りで 段々興醒めしてきてるんだけど
星条旗がある程度の知識を前提として作られているのに対し、硫黄島は全く予備知識が無い人が見てもすんなり理解できるように作られている。 メインターゲットはあくまでアメリカ人なんだな
>>951 人それぞれだからつまんなかったなら
さっさと他のことに時間つかったほうが有意義だと思うよ
>>951 他人の反応でしか価値観を確立できないって、
お粗末な感性ですね。
955 :
ななななし :2006/12/14(木) 02:38:20 ID:eFG631Ji
不謹慎だけど、太平洋戦争でボッコボコにアメリカにやられたから やっぱり日本はさらに平等な社会になったのでは? 日本列島が焼け野原や、徹底的な敗戦をしアメリカに統治されてなかったら 金持ちと貧乏人、庶民の差はずーーっとこの六十年もイジされたままだったのでは? イギリスみたく。 アメリカにより大地主は膨大な農地を没収されて小作農に分配されたしさ。 いまの日本なら勉強さえ出来れば立派な学校で大学まで学べるし、さらにはすごい会社にも入れるじゃん。 大地主、領主ってのはいないから金持ちと小民の住み分けなんてのも決定的にされてないし(ま、これは国土が そんなのを別個に分かれるほど広大じゃないってのもあるけど) 戦争でアメリカに統治されてなかったら、いまの日本はどうなってたと思います?
956 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 02:39:25 ID:21W0r5nE
>>952 なにも知らない観客が感情移入しやすい主人公として、あの二宮クンが
登場するわけね。ブツクサ仲間と文句垂れながら穴掘りする「ただのパン屋」。
オリバー・ヒルシューゲルの傑作「ヒトラー〜最後の十二日間〜」で、
主人公を秘書のごくごく普通の女の子に設定した巧さを思い出したよ。
ソ連に統治されてたかもね というかそんな大雑把なifではなに言っても正しい(あるいは誤り)ということになりそうだ スレ違いを承知で言うならWW2の主戦場は独ソ戦なので ドイツが勝つかどうかが極めて大きな問題になるでしょう
ずいぶん、じいちゃん語りが多いスレだぜ
959 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 02:44:19 ID:PqMsOzrG
>>955 大正デモクラシーの時点で戦後の価値観はすでに現れていた。
よく戦前の日本としてイメージされている価値観は、
戦時の非常体制のもとで、国民を統合するためにできたもの。
それが戦前をずっと覆っていたわけじゃない。
山本夏彦って人が言ってるけど、戦後出てきたものは全部大正にあった。
いうまでもなく経済だってずっと成長していた。
アメリカが戦後統治してくれたおかげで戦後日本はうまくいった、
という認識は間違ってると思う。
>>955 なわけない。
アメリカは日本と戦って、その後植民地が
独立戦争起こしたからこそ植民地を手放さざるを獲なくなったし
また、「自由のために戦った」という嘘の大義名分を
果たさなければならなくなった。
戦前はアメリカは歴然とした人種差別国だったということを思い出せ。
山本夏彦はエッセイストであって学者じゃないからさ 俺も大好きだが。 昔の床屋は剃刀を丁寧に当てていたのに今はいきなり逆剃りする、 何用あって月世界への人だw
963 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 02:49:31 ID:21W0r5nE
>>959 家の父は戦後の農地改革に感謝してますよ〜。
そのおかげで親類たちがマトモな土地を得たんだそうで。
戦前の時点で地主制度の改革・廃止の運動やアイディアが
存在していたんなら、スゴイことだと思う。どうだか知んないけど。
964 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 02:51:40 ID:rXAtdLtJ
>>956 個人の幸福こそが何よりも大切と考えるアメリカ人や、敗戦によりアメリカ的な価値観を
移植された現代の日本人が感情移入できる存在として彼が必要だったということだね。
もし建前を振りかざしながら結局死に切れなかった伊藤中尉を主人公に据えていれば
また全く違う作品になっていたかも知れないと思うが。
965 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 02:52:20 ID:obZfIvmy
>アメリカが戦後統治してくれたおかげで戦後日本はうまくいったという認識 これはGHQが植えつけた認識だよね なぜ日本人は原爆を恨まない? なぜ戦後アメリカを敵視しなかった? 他の国のいろいろな戦後の歴史を見れば 日本に戦後アメリカへのレジスタンスがほとんど無かったのは異常と言ってもいい ここへんは硫黄島が忘れ去られていたことと無縁の問題じゃない
966 :
ななななし :2006/12/14(木) 02:55:58 ID:eFG631Ji
昔の華族が存在してた時代、大地主なるものが存在してた時代の税制ってどうだったのかね? 欧州の貴族制度みたいに、税金はすさまじく免除されてたの? 大地主なんてそれでないと代を追うごとに膨大な相続税を課せられて潰されていくでしょ? 相続税はらうために 田畑切り売りしてさ。 いまでは田舎にいっても豪農の面影を残す家もちらほらとあるだけだよね。それでも規模はしょぼしょぼだけど。 前nhkのドキュメントで、東北の豪農が出てた。いまでも農地だか家の敷地が一万坪とかっていう日本一のでかい家ってのだったと 思う。
>日本に戦後アメリカへのレジスタンスがほとんど無かったのは異常と言ってもいい それほど、戦時中の日本が民衆にとっていやらしいものだったということじゃ? つか、それこそ、じいちゃん、ばあちゃんの話で戦時中が良かったという話は聞いたことがないよ
968 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 02:57:25 ID:YAY/Hz7e
>>965 確かに、検閲の幅が広すぎたし、共産主義者どもも勢力を伸ばすことが
許されたからね。朝鮮戦争までは。GHQの中の人も共産主義者だったし。
なあ、硫黄島の話しようぜ 近現代史について知りたきゃ他の板があるだろ
今のファウルだろ 糞審判が!
971 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 03:02:34 ID:mxbwHblu
日本は明治維新の段階でほぼ平等になってるよ。 あわてて作った華族制度だって。 とってつけたような制度だし バロン西だって鹿児島士族の流れだからあまり大した血筋ではない。 朝鮮台湾はそのまま日本だから、どうなってただろ? 独立運動起きた?それともうまい事同化してたかな?
>>966 華族ではないが俺のばあちゃん、豪商の家で勤めてた。
祖父が戦争で取られたから仕方ないことだが。
どこそこからどこそこへ行くのに○○さんの土地を出ずに行けた
ってのが祖母の自慢だったな。
死ぬときまで、そこのお上さんを慕って思い出話を聞かされたな。
今もでかい家とは言え、土地のほとんどは取られたようだ。
祖母も退職金代わりにもらった住友銀行の株。
俺んちは分家だが、それを使って積水の家に建替えた。
973 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 03:04:41 ID:mxbwHblu
日本がアメリカにいい意味でも悪い意味でも毒されているのは確か。 戦前はもっとヨーロッパの影響が強かった。 ま、現代はヨーロッパでもアメリカの影響うけまくりだけど。 アメリカの前に世界を支配した伝統はおいそれと覆らない。
974 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 03:04:56 ID:rXAtdLtJ
この映画は英語字幕でもう一度見てみたいと思ったな。 日系アメリカ人が脚本を書き、アメリカ人の観客を想定して作られた映画なのだから、 日本語の台詞ではなく字幕を追いながら観なければ本当の監督の意図は伝わらないはず。 英語ならライフルやジープといった単語も素直に受け入れられるだろうしねw
975 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 03:05:24 ID:sgkBa5L4
華族ってめっちゃ少ないのな。 大名(1万石以上)なきゃなれなかった。 ただ、軍人は軍医とかでもなれてるな。
>>974 海軍では、ライフルとじゃジープって用語が使われてたって何度言えば・・・
>アメリカ人の観客を想定して作られた映画なのだから
これは言えるだろ。
確かに西郷みたいな現代っ子兵士は皆無だったろうが
西郷の最初のふてぶてしさは大抵の米国人観客の視点と一致しているんだろう。
西郷の心の変化は観客の日本軍に対する評価の変化を想定している。
977 :
ななななし :2006/12/14(木) 03:09:39 ID:eFG631Ji
おれは左翼じゃないが、当時の日本政府なんか明日に亡霊のごとく復活して立ち現れいまの 政権といれかわったとしたらゾッとするぜ。 江戸時代の封建社会そのものじゃん。 エライのは軍部政治家お金持ち豪商華族だけ。 警察は庶民を虫けらのごとく扱い、事件がおこってもろくに捜査もしてくれなさそう。 百姓は根性きたなそう。頭わるいくせに、食い物をたらふくもってるから居丈高に庶民を差別しそうだ。 蛍の墓の百姓とか。子供が芋とったくらいでボコボコだぜ。 アメリカに統治されていなかったら、この元来の日本民族の性格からして社会の底辺層である 市民から劇的な変化を遂げることは出来なかったと思う。 かりにそうした運動がおこったとしても、小林多喜二やらのように特別高等警察やら軍部によって 凄惨なリンチ投獄でしょう。 つまりは、社会なるものを変転させるということは(もちろんいい方向への変転)、とにかく凄惨な戦いと血が 必要となるんでしょうね。 アメリカの独立戦争だって、社会がよくなるためには悪魔は血をほっしたわけでしょ? 日本だって当時の独裁体制から民主主義へと変転するには、なんらかな戦いが必要となったはず。 だからといって、これほどの被害、代償を払う必要はなかったんだろうけど
>>955 > いまの日本なら勉強さえ出来れば立派な学校で大学まで学べるし、
戦前こそ勉強が出来る奴は実家が貧乏でも、国や世間が無理矢理でも教育をつけて
出世させてたんですけどね。ある意味開かれた社会だった。
>>977 >おれは左翼じゃないが、
いや、サヨクでしょう。
981 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 03:11:21 ID:21W0r5nE
>>965 なぜ日本人は原爆を恨まない?
>なぜ戦後アメリカを敵視しなかった?
>他の国のいろいろな戦後の歴史を見れば
>日本に戦後アメリカへのレジスタンスがほとんど無かったのは異常と言ってもいい
>ここへんは硫黄島が忘れ去られていたことと無縁の問題じゃない
やはり天皇制をGHQの統治に利用したことが大きいね。
天皇を生かしておいたおかげで、曲がりなりにも「国体の護持」を
主張することが出来たし、国民の反発も抑えることが出来たし、
アメリカの戦後統治の道具としての役割はとても大きかったと言える。
自分の母は小笠原出身で、小学生の時に戦火が激しくなり 家族で本土に逃げてきて、そのまま帰らず今では本土人なのだが 母の乗った次の疎開船は沈んでしまったそうだから、私が今いるのは この硫黄島を守ろうとしてくれた先人達のおかげなんだと 映画ではあるが再認識した、実は数年前まで硫黄島自体知らなかった 恥ずかしい自分ですが、この映画を見てこの島のことを 忘れないでいてくれる人が増えればいいなと思いました
983 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 03:12:00 ID:sgkBa5L4
985 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 03:13:46 ID:obZfIvmy
>>984 そしたらTheQueenが最有力候補になるのか?w
それはそれでイギリス王室もなんだかなあ
>>740 バロン西のブーツにだけなんか銀色の金具がついてるな〜
他の人と見分けつくように(栗林中将の勲章みたいに)したのかな?
と、思ってたら実際にこういうの使ってたのね
エルメスのオーダーメイド…
てか本当にすごい人だったんだなぁ……
>>979 公立学校にエリート校があったくらいだからな。
台湾にも朝鮮にも現地人のために帝国大学作ったくらいだから
日本は本気で朝鮮人や台湾人を成長させようとしたんだろう。
そういや台湾の李登輝は京都帝国大学で
韓国の朴元大統領は陸軍士官学校卒だよね。
李登輝については知らないが朴は貧農の息子で
日本政府が義務だからといって学校に連れて行かれたって証言してたな。
てすと
990 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 03:16:31 ID:lFUg1egK
父島母島辺りは中国の潜水艦がチョロチョロしてるんだろ? しっかり見張っておかないとな。
>>984 の記事読んだがThe Good Germanも外れるのな。
まあ色々と複雑なんだろうが露骨な作品はずしは賞の価値を貶めることになるだろう
992 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 03:21:30 ID:sgkBa5L4
っつかイギリスの賞なんかに価値あるのか?
『大事なのは教育だ。このことに限ってみても、日本人は非常に冷静に、本国 でやってるのと同じ教育をこの朝鮮でもやった。これは多とすべきだ。 私がそのいい例ですよ』 『私は貧農の息子で、学校に行きたいなと思っても行けなかった。日本人がや って来て義務教育の制度を敷いて、子供を学校に送らない親は処罰するといった。 日本人に叱られるからというんで学校に行けた。その後、師範学校、軍官学校に進み、 そこの日本人教官が、お前よくできるな。 日本の市谷の士官学校に推薦するから行けと言って入学。首席で卒業し、言葉 も完璧でなかったかもしれないが、生徒を代表して答辞を読んだ。 私はこのことを非常に多とする。相対的に白人がやった植民地支配に比べて日 本は教育ひとつとってみても、かなり公平な、水準の教育政策をやったと思う』 朴元大統領と石原慎太郎の会談の中での発言
995 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 03:23:19 ID:sgkBa5L4
っつか植民地っつーより 自国の領土って考えが強かったんじゃね?
少なくとも日本アカデミー賞よりは・・・・
997 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 03:24:35 ID:FP/tyu5M
今日見てきたけど、けっこう長い映画なんで、、 お年よりや、おトイレが近い人は、ちょっとつらいかも。 おトイレ行って、あまり水を飲まないようにした方がいいよ〜
998 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/14(木) 03:27:58 ID:obZfIvmy
>>994 韓国も素晴らしいカリスマを持った大統領だった朴正熙が
暗殺されていなければ
ここまで反日にはなっていなかっただろうな
1000ならオスカー作品賞。
1000なら
1001 :
1001 :
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