1 :
名無シネマ@上映中 :
2006/02/13(月) 01:07:13 ID:N/b9be8c
2 :
重複スレより移植 :2006/02/13(月) 01:20:32 ID:mPRTOJGR
3 :
重複スレより移植 :2006/02/13(月) 01:24:53 ID:mPRTOJGR
5 :
重複スレより移植 :2006/02/13(月) 01:29:32 ID:mPRTOJGR
6 :
前スレ985 :2006/02/13(月) 01:31:09 ID:mPRTOJGR
>>4 そのスレはスレタイにpart3を入れずに立ててしまったので削除依頼しました。
レスせずに落ちるにまかせてくださいな。
9 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/13(月) 02:39:58 ID:j91RLhEi
>>6 あんたの立てたスレの方を残したいな。
>>1 の一行目はどう考えてもズレてる。
>>10 お前かよ・・・
前スレ貼りも含めて
>>1 の体裁がいかがなものかと思うので向こうにゆずってやってくれんか?
>>11 そう思うんだったらなんでお前がスレたてんのじゃ! 誰も立てないからやったまでじゃ!本当はメンドイからスレ立てなんかしたくなかったんだ。
次スレはお前がたてろ!
スレ立ては規制で出来ない人が大半だろう。 別にケンカ売ってるんじゃなくて 折角だから譲ってくれないかと・・・
もう一方のスレはスレ立て人が気を利かしてもう削除依頼が出されてるんだからもうこっちでいいじゃないか。混乱させるようなこと言うんじゃない!
こっちを使ってやろうと ちょっとでも思った俺がバカだった
もう俺のことは忘れて映画の話を再開してくれ
17 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/13(月) 04:20:45 ID:0NLHFeby
いいじゃんこっちで。 なにこだわってんの??
俺が寝てしまって迷惑かけました。 今からでもまともなスレ立てようかと思ったが 流石に乱立状態になるので控える。。。 あとは流れ次第で。
19 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/13(月) 06:01:33 ID:v/ynI3QB
削除依頼出したんじゃしゃあない。こっちでやるか。
構わないが、 削除依頼は両方出ており依頼作業を滞りなく済ませてるのは向こうのほうなので 削除人がどう判断するかは知らんぞ。
あっちのスレ立てた者です。 慌てて立ててしまってPart3と入れるのを忘れてしまいました。これは大きなミスです。 今後、映画を見た人が新たにスレッドに合流してくることが考えられますが、過去ログ を参照する際など、混乱が生じる可能性があります。こっちを本スレにしましょう。 この映画は面白いし、作品について語るのもすごく楽しい。せっかく良質なレスが集ま っているので、リソースを分散させたり、サーバ資源を浪費したりするのは心苦しい。 正直、スレタイが気に入らないなーなどと狭小な動機がありました。反省しています。 どうかあっちは見捨てて、こっちに書くようにしてください>皆の衆
22 :
テンプレ :2006/02/13(月) 08:40:10 ID:mPRTOJGR
同じことでもコテがやると必要以上にムカつくな
憎しみを捨ててください
この事件をリアルに覚えている旦那(50代)によれば、オリンピック会場で 行われた追悼式典に日本選手団は練習優先のため欠席し世界からの避難を 浴びたらしい。日本の世論も「ライバルが減った!チャンス!」というのが 少なからずあったそうな。
他の国はいろいろ都合を付けて何人かずつ出席したのに日本人はゼロで あまりに批判されたので今度は全員で焼香(?)に出向いたらしい。 このエピソードが描かれなくて本当によかった。
嫁役の女優の名前を教えてください。
>27 『ガッジョ・ディーロ 』に出てたローナ・ハートナーだと思う。
>>28 情報即レスサンクス。
経歴をみると興味深い女優さんですね。
ミュンヘンに大抜擢って感じでしょうか。
『ガッジョ・ディーロ』観てみようかな。
30 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/13(月) 15:32:22 ID:4dzgHFQr
女暗殺者の名前教えてくれ!
嫁ダフナはアイェレット・ゾラーAyelet Zorer 殺し屋ジャネットはマリ=ジョゼ・クローズMarie-Josee Croze
32 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/13(月) 15:41:32 ID:+NL7OTEO
その頃のヨーロッパに2chがあったら 民度低いな ってカキコされたんだろうなw
>>31 こっちの人が正しいみたいですね。
ありがとうございました。
>>28 『ガッジョ・ディーロ』は興味深いので
情報ありがとうございました。
これ娯楽大作なの?
36 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/13(月) 19:50:36 ID:nqrK3oKm
向こうより下がってるんでage
>>35 やさしき父が血に飢えた狼と化す娯楽大作
37 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/13(月) 19:51:46 ID:Kcd8b1eM
>>35 苦悩の超大作です。井筒和幸の反応を見ればまさに。
でも、映画なんて見た者が受け取ったままに解釈すればいいので、私はかなり楽しみました。
しかしベッドシーンは楽しめませんよ正直。スピルバーグ初のハードコアなのに…
(重複スレが上がってるのでこっちをageときます)
>35 お色気アリ、銃撃戦アリ、70年代イタリア映画並みの娯楽映画です。
>>35 娯楽性は少ないですね
どちらかと言うと凹む映画です
しっかしアラブ人は怖いなー
今日見てきた。面白かった。
14:00からの上映で100人位の入り。
>>37 あの暗殺前と後のベッドシーンの違いは、なんか見につまされたよ・・・。
怖いのは危なーのカーチャン あの顔の濃さは何?
昨日見てきた。 自分は1972年生まれなので、いろいろ考えさせられたよ。 自分の父親とか、ああいう目にあうのはありえないな〜とか。 ただ、ここらへんにかかわりが深かった日本赤軍の重信房子の娘も 自分と同世代で、この映画の中のような世界を生きてきたんだよな・・・
ベッドシーンでナイーブのCM思い出して鬱… ('A`)
47 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/13(月) 22:11:37 ID:SgzthPt+
>>37 映画広告に添えられるコピー風に言うと、
「私は今だこれほど苦悩するベッドシーンを見たことがない!」
てなところかな。さすがにこんなコピーは載らんけどw
48 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/13(月) 22:13:02 ID:yKyzEx9g
今日見てきた。80/100点くらいな感じ。 最後のセリフにスピルバーグの言いたいことが秘められていたような… でも、それって日本人の自分にはさほどインパクトなかったんだよね。 という俺の感想。
49 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/13(月) 22:38:59 ID:4+f69i5F
11人殺されたから11人殺せ。 そんな使命を負った人がお互い殺し合う。 オレには女房も子供もいる、だから自分は死ぬわけにはいかない。 でも、それは相手も同じ。 超ヘビー級の映画だった。
50 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/13(月) 22:48:54 ID:NXZTrLRp
スピルバーグ監督 ステキ☆
アブナーの最後あたりに言ったセリフ 「アイヒマンのように(暗殺ではなく)裁判にかけることはできないのか!」というのがあったが、なぜそれをしないのかと自分でも少し考えてみたが、 裁判をするとイスラエルも裁かれてしまう恐れがあるからなんだろうね。
アブナーの母親は「ユダヤ人の母」らしくないなあ。 でも、ロバートのおかんは典型的なジューイッシュマザーと推測する。
なんつーか、ユダヤ人って平和的な民族と思ってたけど、大間違いということが分かった 映画であった。 ユダヤ人のスピがこんな映画作っていいんかい?
54 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/13(月) 23:10:00 ID:SgzthPt+
平和的な民族なんて地上に存在するの?
どこも利己的であることには変わりないんだがどんな手法をとるかなんだろうな。 無理やり日本に当てはめて考えてみたが、自衛隊に勤めていたヤシがいきなり 小泉に呼び出されて「世界中に潜伏している北朝鮮工作員を殺ってこい」って言われる ようなもんかなと自分なりに理解したんだが。
56 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/13(月) 23:16:22 ID:4+f69i5F
>>53 >ユダヤ人って平和的な民族と思ってたけど、大間違いということが分かった
おまえは映画でリアルを判断するのか?
>>53 >ユダヤ人って平和的な民族と思ってたけど、
そもそも、どうしてそう思ってたんだ??
>>51 裁判を維持する労力が違うでしょ。
アイヒマンは1人でロートル、建前上他国からの干渉はあっても
ナチスの戦争犯罪の代表者的存在だから大義名分がたてやすい。
11人のアクティブな活動家を拉致るだけでも難しいし
収監している間は奪還テロが頻発。
裁判を行えば西独のメンツを潰すことになるしね。
爆弾繋がりで、ロシアの学校占拠を思いだした。 子供300人も爆死って、現場は恐ろしい光景だったろうな。 これもいつか映画になるんかな?
うーむ、この映画見た後に「アラブ人は怖い」「ユダヤ人は平和的な民族ではない」 って感想が出るかぁ? 中国人はヒステリック/朝鮮人は拉致る/日本人は幼児買春する… 全部違うだろ 俺はオノ・ヨーコが死ぬほど嫌いだけど、イマジン歌いながら泣きたい気分だよ
この前筑紫哲也の番組でアメリカ先住民族の国『イロコイ連邦』のハナシがあったけど、あの考え方でイスラエルとパレスチナの連邦国家なんてできないだろうか。 武器を捨て全ての問題を徹底的に話し合いで解決するという平和な「一つの国」になるなんてことができないものだろうか。
とりあえずここでもマチュー・アマルリックに関しては褒めてる奴ばかりだな デプレシャンの映画ではうって変わって優柔不断な男を演じているのも観てほしい
>60 トリノ五輪の開会式見てたら出てて、びくりした<おのよーこ
>>60 いや、いままで何も疑問を覚えず暮らしていた人にとっては、
充分そう感じる要素はあるよ。オレも含めて。
はっきりいって、ガザ地区とかでテロ起きましたというニュースでも
背景まで教えてくれはしないし。
お互いの主張を繰り返すのみ、というのはわかってても、映画とはいえ
なんか生の意見を目にしたというか。。。
日韓ワールドカップで、日本が戦っている相手のチームを、韓国国民が
応援しているのをリアルでレポートした番組があった。
韓国がいかに日本を嫌っているのかを知って唖然としたよ。
共同開催なのに。そん時の感じとよく似てる。
65 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/14(火) 00:33:21 ID:XStMWJ+Z
要するにユダヤ教徒やイスラム教徒ってのはヤクザと同じ思考レベルってわけですね。
グロイと聞いて期待して見に行ったが、それほどというより、全然グロくない。 殺し合いで死ぬ映画なんだからグロイのは当たり前だろうに。 この程度で騒がないで欲しい。期待して損した。 つくづく平和な国だ。 まぁ、映画の内容はこんなもんだろうと勝手に納得したからいいけど。
>>65 民族と土地という鎖に繋がれて争いをやめることができないという点で違うだろう。
ヤクザは子供や孫の代まで争おうとは思わん。どっかで折り合いつける。
>>64 そういえばWC予選のイスラエルは
アラブ諸国と違うグループだよな。
69 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/14(火) 01:08:58 ID:3ma1vye+
>>25-26 このエピソードってどれくらいの規模で報道されてたの?
ググってもでてこないし、日本にとって都合の悪い情報だからってことで自粛してたってことなのかな。
いかにもマスコミが食いつきそうなネタなんだが。。。
サカオタで今年ワールドカップ見にドイツに行く自分にとっては かなり怖い内容だった。 サッカーはクラブチームも代表チームも民族対立バリバリの世界で、 しょっちゅういろいろ起こってます。 イスラエルがらみでも無観客試合とかあったと思う。 そんでもってかなり無理があるけどヨーロッパ扱いなんだよね>イスラエル
民族対立は人間が存在し続ける限りなくならないんだろうな。 例え宇宙に行ったとしても、地球生まれ地球育ちと、宇宙生まれ同士で争ったりするんだろ。 人間はどこまでも愚かだなぁ。 殺していればいつか殺される側になることぐらい分かるだろうに。
>>60 標的にされたアラブ人達は、いい人そうな印象だったな。
3人目のホテルで爆殺されたオッサンなんて、隣のバカップルは…って話で親近感沸いたw
73 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/14(火) 01:22:26 ID:chOetN7d
CMのナレーシュン誰? その時点で生理的に受け付けないのだが 最近コイツのボソボソいうCMが多すぎる
>>72 何事もなければいい人として生きれた人が、
標的にされなっきゃいけないほどのことをしている、
異常なことになってるんだろうな。
>>70 ヨーロッパ枠にいれとけば
余程の事が無い限り予選突破は無いからな。
76 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/14(火) 05:52:37 ID:AD2FeZTD
街並みがキレイだった
77 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/14(火) 07:23:07 ID:EX7baFs3
質問 主人公は血に飢えてた?見てないからわからんのだが
>>77 それに答えることはあらすじを知る事になる。その覚悟は出来ているのか。
79 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/14(火) 08:25:08 ID:ipUGute+
血に飢えてるとかいうのはやはり作り物の世界だけの話で、この映画にはもっとリ アリティがあるだろ。一件例外はあるものの、どちらかと言えば実務的な作業。しか も手際があまりよろしくない。暗殺グループの一員に感情移入できるのもそのため だな。俺は爆発音に驚いてしまったが、彼らもまた驚いたんじゃないかと思う。
>>69 角川書店の『ミュンヘン』には、人質事件が進行中の当日、すぐ隣の会場で日本対西独の
バレーが盛り上がってた、と書いてあった。そして日本は男子バレーで金を取った。
イスラエル選手団は事件後全員帰国した。IOCは追悼行事で「テロには屈しない」と宣言
してゲームを続けたが、イスラエル国民はさぞ淋しかったことだろう。ドイツの地で再び
ユダヤ人が殺されたのに世界は無関心だ、と。ゴルダ・メイアは野党から激しく突き上げ
食らって政権は揺らいだ。国民も政府もそれぞれ違った苦境にあった。
角川の本はどちらかというと人質事件の遺族の視点から描いてある。そしてメイアは遺族
に「私の計画を分かち合いたい」と復讐を打ち明けたが、遺族は誰も復讐を望まなかった、
とのこと。代わりに遺族たちは、ドイツ政府とイスラエル政府に事件の調査結果を開示す
るよう要求するのだが、それが果たされたのは30年後だったそうな。
特定アジアのテロリストに日本選手団が殺される事件キボン
82 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/14(火) 09:15:13 ID:ipUGute+
>>81 くだらん。
それより死者200人、不具者数百人ともいわれる左翼の内ゲバ戦争の映画化をなぜ
やらんのだろう。日本の映画監督はみなボンクラなのか?
83 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/14(火) 10:27:05 ID:9BEGsz6X
>>81 復讐どころか売国する外務省と腑抜けな警察を2時間半映し続けるとか?
個人的にはミュンヘンテイストで共産党を破壊した『スパイM』を作って欲しい。
ナイフ突き刺して抵抗した選手を演じた人が、実の息子らしいんだけど テロリストに殺された父親を演じるって、どんな気持ちなんだろうな…
ルイが良かったよルイ
86 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/14(火) 11:11:13 ID:R8FCJNgT
うん、ルイはいい。
ルイを褒める人多いね。どこが良かったのかサッパリわからんのだが。
ルイをスピンオフさせて 1本映画作れるよな
89 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/14(火) 11:56:32 ID:QiQmqiwv
パパも一緒にね
ミュンヘンに点数つけるとどれくらい?
60点 フィルム自体は10点 この題材をスピルバーグが採り上げた事に50点
92 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/14(火) 12:44:37 ID:o4CRY1b/
まあ、おまいら、この貧弱なリメイク作品を語る前に、まず、アマゾンから "The Sword of Gideon" DVDをゲットして見てみろ。Gideonは総尺172分、 Munichは164分、いい比較が出来るぞ。監督の力量もよくわかる。何といっても、 Gideonではキャストのキャラが立ってる。騙されたと思って、とにかく買って 見ろw。
93 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/14(火) 12:47:45 ID:pxQT9bV+
793 名前:底名無し沼さん 投稿日:2006/02/13(月) 23:53:49
342 名前:名無しQ(・∀・)ノ゜サァン!! 投稿日:2006/02/12(日) 22:48:26 ID:bgBiQdMK
539 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2006/02/11(土) 11:28:37 ID:yZ6MZKsV0
13 名前:名無しさん@6周年 メェル:sage 投稿日:2006/02/09(木) 23:16:07 ID:PM3YYW6V0
慈恵会青戸病院がナチスなら、筑波には帝国陸軍731部隊がある。
http://www003.upp.so-net.ne.jp/medical/ ここの「医療事故発生」ページ最後の方のリンクを開いてみれ。
この病院は何人の患者を殺せば気が済むのだ!
知り合いに茨城県民がいるなら回覧汁
どっかの評でみたが、サスペンスの演出でスピに勝てる人は確かにいないな。 そう思わせる映画でした。 ハラハラ、ドキドキ感を映像で現せる人はスピ以外にいない。 片棒をかつぐ編集のマイケル・カーンもすごいけどね。
95 :
俺は観てないが :2006/02/14(火) 13:23:43 ID:3R5aonX6
異常なスケジュールの撮影だったので 現場でリアルタイムで編集していったらしい で、スピルバーグはいいんだがウィリアムズがスピードについていけなくて 音楽ちょっとやっつけらしい
96 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/14(火) 13:27:47 ID:ffNZcOos
『ホテル・ルワンダ』は心のこもったよい作品ではあるが、 西欧帝国主義にやや甘く、なにより映像が平板で映画としての妙に乏しい。 『ミュンヘン』は「えーっ?」と思うような危ない部分も多いが、 何より演出力と映像の迫力はものすごい。 『シンドラー〜』や『プライベート〜』が嫌いだった俺としては、 スピルバーグも勝負に出たな、と思わせる作品だった。もう一度観たい。
しかしナレーションのない長いほうの予告はよくできてるなあ 本編観た後に観ても泣きそうだ
俺本編観るかどうかもわからないのに 毎夜公式でその予告観て勝手に感動ストーリー夢想して気持ちよくなってます
俺本編観るかどうかもわからないのに 毎夜公式でその予告観て勝手に感動ストーリー夢精して気持ちよくなってます
オリンピック選手を襲撃したテロリストを演じた俳優さん達の名前も知りたいもんだね。もしかしたら本物のPLOの人達だったりして。迫真の演技だったもんね。 知らない俳優さんばっかり出てたから、「本物」も中にはいるんじゃないかな。
102 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/14(火) 19:02:24 ID:YesKYGQM
どっかにイスラエル料理のおいしい店ないかな?映画見たら食べたくなったw
観て来たよ(・∀・) 最後までアヴナー殺されるんじゃないかと冷や冷やした スピルバーグがゴッド・ファーザーやったらこうなりましたみたいな感じだった ただ85年生まれと日本人は感情移入しずらかったよ ジュラシック・パークより恐かった・・・
104 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/14(火) 19:46:28 ID:UZz/CZbD
20年前「ターゲットは11人」を読んで以来ずーっと映画化を待ちわびて きた俺様がたった今観てきたわけだが、若かりし当時の読後感とまったく 同じ感動に包まれている。映像の力は大きい。 しかしラストシーンの2本のタワーは今はもうないと・・・ 憎しみの連鎖は断ち切れないな。
>>69 旦那に尋ねてみたけど
「新聞じゃなくてテレビでもなくてたぶん週刊誌、紙のメディア。
でも当時結構問題視されたと思う」とのことです。
そういえば日本はちょっと前まで外国で飛行機が落ちても
「幸い日本人の乗客はいませんでした」なんて言ってたからありそうな話だ。
これ「ムニッチ」としか読めない。
昨日みてきて、今ターゲットは11人読んでるけど 本の方がやっぱおもしろい。 本読んでから映画観ればヨカタとおもた。
スピルバーグが俺魂を塗り込むための 下地でこの事件を題材にしてるだけなので サスペンスやアクションに特化してない分 11人やGideonとは別物と考えた方がいいと思うんだが
ヤヌス・カミンスキーは最近やりすぎ シンドラーとかライアンの頃は良かったけど。 宇宙戦争もミュンヘンもアカデミー賞に無視されたのは 画調がくどすぎてうざったくなるからだと思う
サントラどうでしょう。 予告CMの最後にかかってる曲って入ってますか?
ルイの役って日本だと阿部サダヲかなと思った。
すみません。ちょっとネタバレ。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ベイルートでの作戦でアブナーのチームは誰も参加しなかったのですか。 強行に「俺たちにやらせろ」と言っていたのに。
114 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/15(水) 00:31:55 ID:oDLPPILQ
観てきた。 なんか「暗殺日記」って感じだな。「今日、誰々を殺しに行きました。爆薬の 量が多くて、こっちも死ぬかと思いました。ルイくんのせいだと思います」。 結局スピルバーグの言いたいことって、「テロを行う者もそれに報復する者も 同じ穴の狢」で、この負の連鎖に加担してしまうと虚しさや他人への警戒心 しか残らなくなってしまうという事なのだろうか。 ただ違和感があるのは、アブナーがミュンヘンの「黒い9月」事件で苦悩している シーンが時々あるけど、アブナーってこの事件自体になんか関係あったっけ? 最初テレビでニュース観てて「ふーん」って感じだったのに、トラウマのように うなされたりしてるのが変だなあと思った。
>>106 いちおうマジレスしとくと「ミュニック」
>>114 アブナーが「自分がやっている事はテロリストと変わらない。」と思って
「黒い9月」と自分をダブらせているんじゃない。
(序盤) お、スパイ大作戦みたいな雰囲気。メンバーも曲者で良い。 (中盤) フランスのレジスタント以外から情報入手出来ないのか?? フランス人頼みって情けないな お気に入りのカールも死んでしもた・・・ (終盤) ついにアブナーとスティーブの二人だけ。アブナーの精神状態もヤバくなってきて 面白くなってきた、で・・・「断る」(゚Д゚) アメリカ行って、嫁とセクロス→夕食断られて終了(゚Д゚) 最初から最後までユダヤ人マンセーな映画でウンザリでした。もう「金返せ」と あえて、良い所を挙げるとするなら70年代ファッション(ティアドロップのグラサン、ピチピチのシャツ、長髪・・・) バナの演技も悪くなかった。
>>117 どちらかというとアメリカがあえて目をそらしているユダヤの暗部を突きつけた
って感じがしたけどな。
アブナーの苦悩って人を殺す事の外に、国家の命令を受けてやっていること
なのに決して日向で認められることのない非合法の事をやっているという点にもあるんじゃ
ないかな。これが普通の戦闘だったらここまで苦悩しなかったように思う。
>>118 最初は俺もそんな映画かなと思ったが
最後で「証拠が欲しい」というセリフで印象が変わった。暗殺の是非というより
上層部への不信感から任務降りたように見えたが、どうだろう。
そもそも人殺しが嫌なら、モサドなんかにはいないだろとw
120 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/15(水) 01:44:34 ID:bcc0g4ju
>>117 ユダヤ人マンセーじゃないでしょ。
イスラエルに向かって思いきり「人殺し!」と言ってる映画だぞ。
ユダヤ教に改宗したスピルバーグが。
フランス人情報屋が得意げに食事風景見せびらかして「家族」をアピールしてたのに、
モサドの上司は食事に誘っても「断る」の一言。
「祖国のため」の仕事が誰からも警戒される「殺し屋」への道だったと気づいた彼の背景に、
あのツインタワー。『仁義なき戦い 広島死闘篇』を思い出す。
>>120 イスラエル建国の至る過程を語らなかった時点で
俺はダメだった。この辺は人それぞれだから仕方ない。
アブナー自身に至っては認識の甘さというか覚悟が足りなかったというか・・・
とにかく、モサドの一員で暗殺という汚れ仕事を請け負った以上、狙われるのは仕方の無いこと
それに対して、不満をぶつけるのが人間臭いといえば臭くていいかもしれない
122 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/15(水) 02:00:12 ID:yunYidNT
今更な質問で悪いんだけど… スピ三部作ってどういうこと?
124 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/15(水) 02:17:36 ID:jOJPvzk8
>>82 映画界はサヨがわんさかいるから作ってもおかしくない。
俺の見たい映画
「中■ 対 ■○」
「浅沼委員長刺殺」
「安田講堂落城」
「三島由紀夫と楯の会」
「成田管制塔占領」
「労使激突 三井三池炭鉱」
「重信房子の半生」
「ダッカハイジャック事件」
125 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/15(水) 02:36:46 ID:jOJPvzk8
かんじんなのを忘れてた 「実録・難波大助物語」
127 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/15(水) 03:36:31 ID:fH7dR7tf
スピの言いたいことなんて、ユダヤ人を暗殺したら、手痛い報復があるよということ。
てっきり「爆薬は慎重に扱いましょう」がテーマだと思っていた
「肉は洗うな」「小便はよく落とせ」「逆ナンはされるもんじゃない」等、テーマは多岐に
>>39 の
『ミュンヘン―黒い九月事件の真実』角川文庫 が届いたので読んでるが
こっちでは映画のような暗殺チームは無かった事になってるぽいな
教訓 「料理は出来るほうがイイ」
教訓 「領収証を忘れるな」
教訓 「はちあわせした時はETA!」
教訓 「いつ殺されてもいいように、ハダカでいないこと」
135 :
28デス :2006/02/15(水) 10:34:42 ID:Im9MXrPq
>>27 >>34 亀でスミマセンが、大嘘ついてごめんなさい。
いとこと一緒にこのミュンヘン観に行ってて、終わってから、
あの奥さんはガッジョ・ディーロの女優さんだよねと納得し
あってたもので、彼女だと思い込んでしまってました。
スミマセンでした<(_ _)>
ガッジョ・ディーロはすごい素敵な映画ですので
是非観てみてくださいね。
>>131-
>>134 ワロタw
>>130 そうなんだよ。俺もいま読んでるんだけど、独立して行動する暗殺チーム
ではなく、モサドが総力を挙げて作戦に取り組んでおり、現場近くの本部
には幕僚も控えて報告を待っていた…と。全然話が違う。
もう一つ違う点は、映画・原作ではミュンヘン事件の直後に11人の暗殺対象
リストができあがってるんだけど、こちらでは徐々に対象がリストアップ
されてゆく。黒い九月なんて新興組織だから、モサドもそのメンバーを特定
するのに時間がかかってる。これはたしかにうなずける。
角川の本の著者は、イスラエル国防省のインサイダーで、情報源も非公式
ながらイスラエル国家がオーソライズしたもののようだ。もしも独立した
暗殺チームだったことが事実だとしても、イスラエルはそれを認めたくない
ってことじゃないかな?
いずれにしても、違う角度から光を当てた本で、真実の周りにはいろんな
人の思惑が渦巻いてて一筋縄ではいかないことが推測される。面白いよ。
>>113 危ナー、爆弾モジャ、マッチョ運転手が、イスラエル特殊部隊「サエレト」
と待ち合わせて、ターゲット3人を殺しに行ったじゃまいか
138 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/15(水) 12:21:54 ID:nLJsvT1k
>>122 スピ3部作
「ミュンヘンの希望」
「ミュンヘンの復讐」
「ミュンヘンの帰還」
>>138 ということは2作目で父親がわかる訳ですね
140 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/15(水) 13:10:15 ID:G0mk3EFQ
「ミュンヘン」 「ミュンヘン怒る」 「ミュンヘンの逆襲」 じゃないのか。
>>140 「ミュンヘン危機一髪」
「ミュンヘン怒りの鉄拳」
「ミュンヘンへの道」
でも、良いかも。
142 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/15(水) 13:22:37 ID:to+VUTvR
>>138 3作目で親父は死ぬんだな。
息子をかばって。
143 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/15(水) 13:28:35 ID:BxvwazD1
ちょっと遅れましたが、黒い9月のテロリスト役の人達の名です↓ Karim Salah .... Issa (as Karim Saleh) Merik Tadros .... Tony 'The Cowboy' Mousa Kraish .... Badran - Mohammed Safed Karim Saidi .... Kader - Adnan Al-Gashey Mohammed Khouas .... Samir - Jamal Al-Gashey David Ali Hamade .... Paulo Ben Youcef .... Saleh Sami Samir .... Abu Halla
ミュンヘン事件っていったら、やっぱり「ミュンヘン一揆」だよね!! (^■^)/卍
裏のルートに聞いたら 「ミュンヘン」 「ミュンヘン/怒りの脱出」 「ミュンヘン3/怒りのアフガン」 の三部作らしいよ。
それをいうなら 「ミュンヘン」 「アブナー/怒りの脱出」 「アブナー3/怒りのアフガン」 の三部作だ。
| ルイ!! ルイ!! | 元ネタわかる人は30代以上だよ \ \  ̄ ̄ ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ∩_ 〈〈〈〈 ヽ /  ̄ ̄ ̄ ̄ \ 〈⊃ } /、 ヽ / ____ヽ|__| |ヘ |―-、 | | | /, −、, -、l ! ! q -´ 二 ヽ | | _| -| ・|< || | / ノ_/ー | | (6 _ー っ-´、} / \ | / \ ヽ_  ̄ ̄ノノ/ O=====| / __ ヽノ / / | (_|__) / / / |
いやいや 「ミュンヘン」 「ミュンヘン/リターンズ」 「ミュンヘン/ビギンズ」 だろ
149 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/15(水) 18:06:17 ID:5vAWNP1d
パパのところで飯食う時 息子が十字切って パパに言われて やり直すシーンがあったけど あれって一体どういう意味なの? キリスト教とユダヤ教の違いなのか?
150 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/15(水) 18:08:12 ID:5vAWNP1d
>>113 アブナーとスティーブとロバートは
いたような気がした。
後の2人はよくわからん。
ちがうよ 「ミュンヘン」 「ミュンヘン/デラックス」 「ミュンヘン/ゴールドメンバー」 と聞いてるけど
つまんない 後追いほどつまんないな
あの形のワイングラスを探しているんだが なかなか見つからない。 有りそうで無いよね?
>>82 長谷川和彦が延々延年延々とやりたがってるけど誰も金出してくれないじゃんか。
お前のポケットマネーで作らせて上げてくれよ。
>>149 ユダヤ教徒である危なーにキリスト教の祈りを捧げさせよ、と言った所ですでに
他宗教の人に対する侮辱なので、パパが止めてる。
さらにルイの祈りの内容は、祈りにかこつけた危なーへの嫌味なので、客人(危なー)に
対する&神への冒涜にもなるので、「ええかげんにせい」とパパが止めた、という流れだろ。
そういえば、「マスター&コマンダー」でも、最後の方の船上葬のシーンで、カソリック信者の
マチュリンが主の祈りの一部を口にしていないシーンがあったな。でも周りな何も言わない。
色んな宗教の人が集まった場合は、互いに相手の信仰を尊重し、自分の信仰も大切にする。
これが礼儀。
>>153 連投スマソ&ご存知かもしれんが、底の平たいワイングラスだったら、イッタラが出してたぞ。
完全に平たい訳じゃないけど。
正直しょぼかった・・・ 黒い九月との駆け引きや空軍基地での銃撃戦を メインに作ればもっと盛り上がったのに
>>158 なに、その「ブラックセプテンバー/五輪テロの真実」
160 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/15(水) 20:43:18 ID:HjKAbYXg
65点てな感じっす。
前評判が高まりすぎてて、期待がでかすぎるんだよね。 冷静に他の映画と比べればかなりの名作だとは思うんだが、 期待しすぎて「まあこんなもんかあ」としか思えなかった。
162 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/15(水) 22:16:34 ID:45qvAPKY
ツインタワーをでかでかとCGで再現したら、いやらしいなーと思ってたけど 遠方に見える最後のシーンはやっぱりうまいと思った。
164 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/15(水) 23:31:34 ID:BmM0EINx
俳優の演技がいい、それだけの映画 使い古された内容だった
もし復讐の連鎖を描きたかったならあと1つなにか欲しかったな。 もっと泥沼に陥って抜け出せなくなった、そういうイメージが。
166 :
hikky :2006/02/16(木) 00:19:45 ID:RgH9YpmN
異様に辛気くさい映画だった。 ・「宇宙戦争」と同じテースト。 ・爆弾担当はありゃなんだ。「わしほんとはシロウトなんだけど」でずっこけ。 アブナー君ももっと怒ってモサドに猛抗議しろよなー。 ・当初はサスペンスだったが、だんだんと不条理というか悪夢的な展開になってくる。 ・ラストまでなんの爽快感もなし。 ラスト近くのアブナーとカミさんのセクースの交互に テロリストが射殺されるシーンが挿入されるが、 なんかのギャグかと思った。 「シンドラー」「ライアン」あたりと違って創作の余地がないのがつらいね。 アブナー君の「その後」が気になったので、原作本を買ってきたよ。
金の計算をしてるのは笑えたな あれはイスラエル建国以来、どんだけ金を無駄に使ってるのか考えてみろっていう スピのメッセージか
>>167 いや、原作の通りだよ。
映画には、「原作通りのこと」「原作をアレンジしたこと」「原作にはないこと」の
3種類のことが描かれている。そして「原作にあるけど映画では落としたこと」もある。
スピルバーグのメッセージは上記4つのいずれにも込められているので、簡単に判断
しないほうがいいと俺は思ってる。
でも、その見方はもしかすると当たってるかもしれない。とにかくムダなライン、
ムダなシーンのない映画だから。小さなこと一つ一つに意味がある映画だ。
そしてもう1種類、「原作がついてるウソ」「反原作の勢力が流布しているウソ」も
ある。これらを調べ始めたので俺はもうぐちゃぐちゃだ。
169 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/16(木) 01:48:24 ID:95K5x25o
危なーは宛名は上様で領収書貰ってたの?
署名とかその他もろもろで領収書がどうなってるのかは興味あるな。 情報料は毎回10万ドル超えてるはずだけど、ルイはどんな領収書だしてたんだろ?
171 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/16(木) 01:50:48 ID:uBdbx7LK
>>168 たしかに領収書のエピソードが異常に詳細に書かれていたよね。
172 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/16(木) 02:29:47 ID:C8UzAOCX
ダミーの会社宛てだと思う。
標的は11人での資金を使うルールは 1.女やダイアモンドに使ってはだめ 2.生活に必要なもの(シャツや靴、2ドルのパスタ)には領収書が必要 3.工作費には領収書は必要なし だったと思う。
全然関係ないけどハリケーンカトリーナで被災民に一律支給された2000ドルから 婚約指輪買ったりタトゥー入れた人がいっぱいいた、ってニュースが昨日あったな。
175 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/16(木) 12:01:52 ID:I2L3GdJZ
殺し屋のオランダ女、けっこうかわいかったな。なんて名前の女優かな? いくつくらいの人なんだろう?
177 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/16(木) 13:57:01 ID:PPOkERJy
>>21 「過去スレを閲覧する際の混乱」て具体的に何だ?
さっき映画観てやってきたんだが
>>1 がいいかげんなことにさえ気付けず前スレ見逃しそうだった。
あんたが立てたスレのほうがはるかに整ってると思うんだが・・・
ターミナル並のこのスレ速度では 公開中はこのスレで終わりでしょうな。ご愁傷様 バカコテに寄生されるとこういうことが起こる
179 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/16(木) 14:14:14 ID:btDICZDF
180 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/16(木) 14:43:15 ID:I2L3GdJZ
>>176 ありがとうございます。ところで、撃たれたとこから
血がドクドク出てたけど、あれはCGでしょうか?
181 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/16(木) 15:50:42 ID:Pbn66NGR
本物じゃないことだけは確かだな
ホントに撃ってるよ
あれは非常に精巧な人形を作って、途中で俳優とすり替わっています 俳優の体から型取りして、見えない部分まで人間そっくりに作ってあります ※ 使用した人形は、撮影終了後にスタッフ達でおいしくいただきました ※
184 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/16(木) 19:45:57 ID:luTLEsVL
186 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/16(木) 20:07:25 ID:gCZyhcDa
WOWOWで米アカデミー・長編ドキュメンタリー賞受賞の 『ブラック・セプテンバー 五輪テロの真実』を見た。 凄え!想像してた以上に、凄惨、ぐだぐだな事件だった。 どこの国も、おまわり〜公務員 (仕事をしなくても給料だけは税金から掠め取る連中) は、本当に使えね〜な ま、人質と犯人を確保、犠牲者は長野県警の数人 極左テロ組織を壊滅させ、左翼勢力を去勢した 後藤田正晴は、御立派に職務を全うしたけどな
東京スポーツ2/16(14面) 井筒和幸だ「シバキ!ハンダづけ!!」 スピルバーグはやっぱり不可解やな 「ミュンヘン」は誰のための映画や!! 何のつもりやろね、スピルバーグの「ミュンヘン」という映画。こんなに うんざりする映画も久しぶりだ。二度と見たくない。最悪だった。オリン ピック村のイスラエル選手団が襲撃され、ブチ殺された72年の有名なテロ事 件の後、モサドというイスラエルの情報機関の「殺し屋たち」が早速に結集 する。そして「黒い9月」というパレスチナ解放闘争のテロリストの、その 指導者ら11人を標的に定めて大報復に出たらしい。7人まで確かに殺して いったらしい、という話。テロの先に仕返しがあったなど、知りもしなかっ た。知らなかったら教えてあげるぞという映画だが、そんなことを今更聞か されてもどうしたらいいのか。史実らしいが、史実通りではないと、モサド 機関は言い張っているらしい。 素晴らしく愚劣な殺しのゲームが淡々と進行する。7人殺してから、やっ とその殺し屋のリーダーがその上司に言うことが、また素晴らしくサラリー マン的でふるっている。「こんなことしていても…パレスチナに和平はこな いと思う」だと。7人殺って初めて、そんな愚かしいことにチームのリー ダーはやっと気づいたらしい。この主人公のリーダーもやっぱり人の子、人 間でした、ってそんな話。 当たり前のことを改めて教えたいために、こんな映画を作ったというのか な。誰に向けてこんな殺し合いゲームの映画を配信したくなったのか? イ スラエルの首相や国防大臣にだろうか? モサドの情報部員や局長たちにだ ろうか? スピルバーグもアメリカのユダヤ人だから、アメリカからイスラ エルをうんざりしながら見つめてきたからというのだろうか。もはや何の感 覚も作動しないこの世の果てを、感覚のないまま、そのまま映し出してい た。これが果たして素晴らしい映画なのだろうか。(続く)
このスピルバーグの映画は何も伝えようとしない。彼には珍しく、お説教 も演説もない。伝えることを自分から拒否しているようだった。ユダヤ人と パレスチナ人の世界的な殺し合いに悩み苦しんでいるのだろうが、しかし、 ユダヤの殺し屋たちに感情移入しないように努めて作っていた。無感情のま ま、作りたくない映画を作ってしまったように見えた。だから、殺し屋たち に観客の同情はない。誰からも同情されないまま、映画も終わる。入植国家 イスラエルにいる同胞、ユダヤ人がどうしているのか、モサドやシオニスト とは何か。お前らどけと追われたパレスチナ人はどこに逃げて、どうしてい るのか。アラブの民が、なんで「黒い9月」と名乗って事件を起こしたの か。どういうメンバーで何を考えてたのか、何一つ分からせずに、映画は閉 じられた。 そういうことを伝えないまま、映画を作ってはならないと思う。なんで自 分が無感情になるのかを、せめて説明ぐらいしないと。選手村を襲うゲリラ たちが安物のスパイアクションみたいになってしまってると思われても仕方 ないぞって、そういうつもりで、先週の「虎の門」で詰まってしまったの だった。悪気があったわけではない。ボクもつらかった。撮りたくないのに 中途半端に撮って作る必要はないんだって。スピルバーグは人生が余ってい るのか、カネも余って、うんざりしているのだろう。イスラエルとパレスチ ナが本当に殺し合っていた史実だというのに、何を思ったのか、小手先の殺 しのサスペンステクニックなんかも披露してしまっていた。結局、彼は「ど ういう種類の作家さん」なんだろうか。それが改めて分からなくなった。つ まり、昔からサッパリ分からない監督である。〈毎週水曜日掲載〉
つい感動して転載してしまったが、俺はこの井筒監督のコメントは嫌いじゃないよ。 当夜の取り乱し方や言葉にできなかったもどかしさにも言及してるし。 俺は、これだけ人の心をかきむしったスピルバーグはやはり偉い、好きだ。
井筒はけっこう勉強家だと思ってたから、原作も ブラックセプテンバーも未見なのは意外だな。
井筒って「ブラックホークダウン」でも同じようなこと言ってたよ。 他の映画評を読んで感じたんだけど、映像に語らせたり 劇中で説明が無い映画が嫌いなだけじゃないかと思うんだけど・・・。
192 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/16(木) 20:54:01 ID:zeUWkBEZ
要するに、井筒は頭が悪い。 『ホテル・ルワンダ』で満足してなさいってことだ。
このミッションってイスラエル政府もモサドも公式には認めてないわけでしょ 一応政府非公認の活動でその根無し草感もこの物語の大きなポイントだと思うんだけど どうしてもイスラエルを悪にしたい人にとっては無駄みたいね 個人的には国家としてのイスラエルは嫌い
>アラブの民が、なんで「黒い9月」と名乗って事件を起こしたのか。 これ、俺も知りたい。だれか教えて。 黒い9月の11人=9・11テロでしょ。我々にも無関係じゃない。
>>194 オリンピックっていつも9月にやってるでしょ
197 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/16(木) 21:26:54 ID:luTLEsVL
スピルバーグが政治的歴史的背景をカットして「暗殺現場」の描写に徹したことの可否 が一つのテーマだな。井筒はそれをダメだと言ってるんだろう。
198 :
194 :2006/02/16(木) 21:28:47 ID:dZNZmmx+
Wikiに載ってましたか。サンクス。 イスラエル建国時の原住民虐殺事件が語源じゃなくて、すこしほっとした。
ラストのNYシーンがすべてだろうにな こういうことをしてきた結果、どうなったよ、え?ってことだろ それにシオニストからもアラブからも批判されてるってことは スピの思惑どおりだってことじゃないか
200 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/16(木) 21:51:18 ID:XL3gbQBC
井筒は「虎ノ門」でのスピに対する激高を、 批判されたのかね。やけに言い訳がましいわ。 こんな言い訳ウダウダ後からするぐらいなら、 最初から視聴者を不愉快にさせるようなことすんな。
あの番組は映画の批評だろ? 史実に文句言ってもしょうがないじゃない
史実とか抜きにしても報復は報復しか呼ばないから虚しいって事を言いたいくらいはわかりそうなものだがなぁ・・・。
Wowowの黒9月観たら、モサドが報復すべきは西ドイツと感じられたがな
>>202 報復は報復しか・・云々を言うには弱いと思った。
むしろ国家より家族が大事だよ、といった類のメッセージのほうがはるかに強く感じたな。
特にセックスシーンの描き方のベタさを見ると、上記の主張はやはり弱いと思う。
>>187-188 井筒アホだな
事件に至るまでの背景を全部映像にしてたらSWシリーズより長くなるだろw
そもそもスピルバーグはアクション映画の監督だからな
ドキュメンタリーの監督じゃないんだぞ
日活エロ映画観に行って、SF要素が無い!って怒るのと同じだw
でも、宇宙戦争とこれ、どっちもドキュメンタリータッチだし、1つ1つ見ていくと 活劇的な要素をわざとはずしてるようにも見うけられるな。
207 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/16(木) 23:13:20 ID:RgH9YpmN
カップルで見に行くのはやめた方が良さそうですか…?
>>206 活劇的な要素をわざと外して
ドキュメンタリータッチにしているんじゃないか。
209 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/16(木) 23:24:12 ID:dooZvuDr
>>197 自己レスすると、政治的歴史的背景を描けば双方の「大義」とやらが顔を出す。
スピルバーグはそれを嫌ったんだろう。血生臭い殺戮を犯す人間を描くためには
大義は邪魔になる。なぜなら大義が殺戮を正当化している最大のファクターだから。
スピルバーグは「現場描写」に徹することでノイズを消し、生身の人間を描いたのだ
と思う。井筒のような「マイノリティの大義」を振り回す人間にとっては不満足な作品
だろうが、大義が際限の無いテロを引き起こしている今、スピルバーグのアプローチ
には十分な理があると思う。
>>208 たとえばプライベートライアンのオマハビーチ上陸シーンもドキュタッチだったけど
これ以上ないくらいにアクションの度合いが強かった。ドキュメンタリータッチ
とアクションはかならずしも排反しないと思う。
映画をダシにして勝手な事をほざく奴は駄目だな。 >7人殺してから、やっとその殺し屋のリーダーがその上司に言うことが、 >また素晴らしくサラリーマン的でふるっている。 >「こんなことしていても…パレスチナに和平はこないと思う」だと。 そういう展開じゃない事は一度見ればわかるだろ。また寝てたか?
212 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/16(木) 23:39:40 ID:Yd0x9If/
井筒の >当たり前のことを改めて教えたいために、 >こんな映画を作ったというのかな。 の部分、 確かにそれは当たり前のことなんだけど、 それを世界的に著名なユダヤ人映画監督である スピルバーグが、イスラエルと一定の距離を置いて、 映画にしたこと自体に意味があるのではないか。 映画の内容より、この映画の存在自体に意味があるような。
>>210 それは同感。ただ作品にもよるでしょ?
だから「ミュンヘン」では活劇的要素をわざと外して
ドキュメンタリータッチを強調しているんじゃないか・・・ということ。
言葉が足りなかったようで失礼。
212の言うような スピルバーグ「こんな事件あったんだぜ。知ってるか?」的啓蒙の意図があるんだろうけど どうせなら、現在進行形のチェチェンだとか、天安門だとかを扱って、大国相手に喧嘩ふっかけて貰いたいもんだ
215 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/17(金) 00:17:32 ID:gubYUJmC
美人殺し屋にまんまと引っ掛かっちゃったのって誰だっけ? 眼鏡かけたおっちゃんだっけ?
216 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/17(金) 00:36:02 ID:fj9PiEU9
ミュンヘンって、 はっきり言って、 何を今更? ネタ切れなのか? 激突、JAWSで終わっちまった映画監督。 まっ、激突、JAWSもスピルバーグのセンスではないんだけどね。 最近のスピルバーグ映画はよりいっそう淡白さを増したな! もう引退すべきだな。
>216 何様だね君は。
218 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/17(金) 00:42:39 ID:fj9PiEU9
出た出た、オタクなのですか?
何を今更って言ってる人は、この映画見る前からわかってたのかね。 どういうことが描かれてるか。 だとしたらすごいが、受け取る能力が低すぎて粗雑なアクション映画に 見えてるだけじゃないかね? ただ、標的の男の娘が電話取ってしまうシーンは、あざとかった。あれはクサい。
220 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/17(金) 00:49:13 ID:cI+uNaR+
井筒より程度の低い釣り師が現れたな。
井筒は明らかに釣り。 まあミュンヘンが一部批評家がもちあげてるほどの作品ではなかったのは確かだが ケチョンケチョンに罵るほどの駄作でもない。 井筒は映画批評家として個性を発揮しただけだろ。
>何を今更って言ってる人は、この映画見る前からわかってたのかね。 どういうことが描かれてるか 大卒なら知ってなきゃいけないレベル
223 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/17(金) 01:15:13 ID:fj9PiEU9
スピルバーグは言っている。 (一刻も早くイラク戦争を止めろ) アメリカ人の特徴。 自ら犯した罪に対して必ず言う言い訳(大義と信じて戦った後に得られるものが悪夢だけだった。) テメエらはマンネリ馬鹿なのですか! いいや違う。 こいつらに大義なんてもんは無ェ! 何十年もワンパターンな、牛野郎なんだろ!
224 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/17(金) 01:35:44 ID:fj9PiEU9
大義と信じて戦った後に得られるものが悪夢だけだった〜 大義と信じて戦った後に得られるものが悪夢だけだった〜 爆笑だな! 何十年やってるつもりだ? いい加減厭きたぞ。
井筒を激怒させてマイナス5つ星つけさせたBHDだって 実際観たら名作の誉高いわけでこの映画も ものすごくクセのある映画であることには間違いんでしょうね 今度観に行きますが楽しみですw
>>223 ,224
ここだけ見るとものすごくストレートに
映画のテーマをつかんでいる気がする。
>>226 だな。とくに、
>テメエらはマンネリ馬鹿なのですか!
>いいや違う。
>こいつらに大義なんてもんは無ェ!
>爆笑だな!
>何十年やってるつもりだ?
>いい加減厭きたぞ。
のくだりはまるでスピの心の叫びのようだ。ツンデレ?
>>225 井筒の評価は全くあてにならんw
井筒と自分の感性が全く同じだと思う人なら話は別だが、そうでなければ、
「井筒はまたバカな事言ってるな〜」ぐらいに思っておけばいい。
>>187-188 なんだろう、辛辣なようでキレが無いな。
先日のこちトラのフォローをしてるような印象を受ける。
>229 こちトラの時点でもう言い訳じみてたからなぁ。 「大金稼いでうらやましい」がにじみ出て来ちゃってるのが哀しいやね。 撮影で人殺した同士なんだからもうちょっと仲良くすればいいのに。
>>224 やっぱり戦争放棄した憲法を持ち、戦争をしない日本政府のほうが偉いですか?
いまの政府は戦争ができる国になりたいと思ってるようですが。
ていうかなんでてめーはallcinemaonlineのレビューを切り貼りしてんだよ
俺に断ってからやれっつーの
そんなに井筒のアホ感想について語りたいなら 井 筒 ス レ を作ってそこでやれ
233 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/17(金) 09:34:18 ID:srCW3c9o
井筒大人気だなw
井筒の感想はヤツの感想として、あってもいいと思うが、 ヤツの読んだ所で「なるほど、そんな考えもあるのか」って思わないんだよな。
235 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/17(金) 13:15:03 ID:TrCsONDG
>>234 漏れ的には
「なるほど井筒らしいな、ふんふん、そうだろうそうだろう、井筒だけだよ、こんなキモいのは」
>>235 キモイのはお互い様です。(ー人ー)ナムナム
237 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/17(金) 18:31:20 ID:rsA8c0un
まだ映画みてないけど、原作の『標的は11人』と、 ハヤカワ文庫の『ミュンヘン』と、角川文庫の『ミュンヘン』を読んだぞ。 で、原作の『標的は11人』と角川文庫の『ミュンヘン』は、 微妙に内容が違う所があり、頭が混乱してきた。
映画らしくもっと格好良くつくっても良かったんじゃないかな 主人公にオークリーかけさせたりとかw
>>237 映画はほぼ原作の「11人」に忠実ですた。
でも日本語版の「11人」は英語版よりコンパクトにしてあるらしいので、
英語の原作と比べるとどうなのかはワカラン。
確かに今更?な話だけど、でも「家族や国のためにテロと報復をやめられない」 っていう悲しさが全編に出ててヨカタヨ。
予告見て、主人公いい奴→テロに手を染める→苦悩→最後やっぱ家族が大切!とかなんとかで 観客号泣!的な内容だと思ってたら、なんかものすごくドライな映画でビビった。 全然イスラエルにもパレスチナにもアヴナーにも感情移入出来ないし、だからこそテロのむなしさ がよく伝わってくる。 この神視点は、ちょっとキューブリックっぽいね。
井筒のような9.11を「弱者の抵抗権」と思っているアホタレにとって、 この映画は理解できないし、自分の存在を否定されたように感じるだろうよw
>241 A.I.を監督したせいかもね。あれでキューブリックが憑いた。 というのは冗談としても、どんどん作家性が強まってきた。 「未知との遭遇」でヌーベルバーグのスター監督・トリュフォーを出演させたくらい、映画芸術の信奉者だし、 トップ作家になったことについての責任を強く感じているという印象を受けたよ。
>主人公いい奴→テロに手を染める→苦悩→最後やっぱ家族が大切! 大体合ってるような
245 :
241 :2006/02/17(金) 23:55:23 ID:pzH32hrc
そうなんだが、それが観客を泣かせる展開に直結しなかったのが面白いと思って。 結局主人公はパレスチナにあまりいい感情抱いてないのは最後まで変わらなかっただろうし。 宇宙戦争のラストで、トム・クルーズが生きていたことに感動しながらも、夫婦としてのヨリを 戻す気は全然なさそうなミランダ・オットーなど、幾らでも泣ける展開にもっていけるところに 敢えてドラマ性の薄い結末をつける面白さ。
俺だったらおっぱい見せてくれたら許す
宣伝コピーとかは感動ものっぽく見せ掛けてるけどすごくドライだよね。 泣こうと思っていくと怪我する。 かといって殺しのプロの技を見せるっていうのでもないし 湿気った花火に火をつけて不完全燃焼していく様を見ているような気分になった。 そこが(・∀・)イイ!!
248 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/18(土) 01:05:03 ID:zysz9xcF
観たよ。 期待もしてなく、消去法で選んで観た。正直、全て中途半端。 上のほうでスピルがゴッドファーザー撮ったらこんな感じ、というのが あったが、ざっくりの印象はそうだな。メッセージ性は薄い。というより こめられていない。娯楽性もあるが、やはり史実に縛られ、 より面白く作れたはずなんだが、というジレンマを感じる。 ここが最大の欠点。さらに僅かな娯楽性もずいぶん使い古された もんばっかりだしね。 リチャードアッテンボローがこの題材を映画にしたら、と思った。
249 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/18(土) 01:05:17 ID:M3Fqha46
宣伝で感動したとか言ってるやつは、何に感動したのか?
パレスチナにもイスラエルにも共感しない人間が作ったんだから どっちにも共感できないし、感動もしないはずなんだがね。
251 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/18(土) 01:27:06 ID:b8Io8nkN
ジャーヘッドのほうがおもしろかった。
あえてカタルシスを起こす要素を取り除いてあるように感じた。 全体的に画質が暗く、彩度が低いんだけど、ルイのパパの家が 自然と子どもたちの溢れる楽園のように描かれているのが印象的だった。 個人は政府に利用される存在ではなく、利用してやるぐらいでなくては、 という意味があると思うのは深読みのしすぎかな。
カタルシスって言葉自体、アメリカの映画からは外されてるような。 やっぱどうしても強者と弱者を作らなくちゃいけないし。 スポ根ものもミリオンダラー・ベイビーのようにアンチ・ヒーローものが もてはやされてるし・・・ ロード・オブ・ザ・リングみたいに、ファンタジーとしてつくらなくちゃ いけないんだろうな。
俺としては昔公開された「トゥルーライズ」を思い出した。 ただ、そっち(トゥルーライズ)はこの映画(ミュンヘン)から見るととても 頭の悪い内容だなと思う(面白かったが) アメリカは時間が経ってそこからちょっとだけ大人になったのかな、とは思う。 つまりアメリカ(もしくはイスラエル寄りの立場)が何したって正しい、正義なんだという所から 俺達のやった事は正しかった(んだよね?もしかして違うのか?)という問いかけに変ったのだと。 確かに井筒監督の思う「我々は間違っていたのか」という所までは行っていないが そこまで行くとむしろうそ臭くなって途中で退席しただろう。 話の展開は大体の昔からのアメリカ映画のパターンのままだからそのまま見れば 「変っとらんやんけ」としか思えないだろうが、 そこに殺すべき敵方の人間的なエピソードかをあえて入れることで見る人に問い掛けているんだろう。 イスラエルマンセーの映画作るならむしろ入れちゃいけないスパイスを隠し味で入れたので 異変に気がついたイスラエル寄りの知識人から猛抗議を受けたんだろう。
↑頭の悪いレスを貼るスレに貼りたくなるカキコだな。 そもそも「トゥルーライズ」はシュワマンセーの娯楽映画だろ。 スタンスがまったく違う作品をだしても、俺からみればハァ?だな。 あといいかげんイヅツスレに逝けよ。いちいちアホの感想ひっぱりだすなウゼー
女の子が暗殺に巻き込まれるかどうかってのは劇中でも意外なくらい まっとうなサスペンスしてたんだが、20世紀のスピルバーグなら 「あー女の子助かってよかった。今日はやめとこう」な展開になるんだよね。 観客の「助かって良かったね」の気分を壊さない。 でもミュンヘンではやりなおしちゃうんだよw 相手選んでるだけで結局殺しちゃう。 直前のシーンで観客をすごくほっとさせてるだけに、 凄く後味が悪くて凄く効果的な展開だと思った。
257 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/18(土) 10:49:23 ID:fYCAHHNG
金返せKUSO映画。何だこいつら、訳知りの21世紀の感覚で、時代ごと 逝っちゃってる70年代にタイムトリップかよ?殺る方も殺られる方も両方 とも逝っちゃってるんだよ、この時代は。それが何一つ表現できてない。もう ヤキが回ったか能無し監督野郎w。まだ、Sword Of Gideonが逝っちゃってる 80年代に作られただけあって見れる。これが、Qちゃんあたりだったら、濃厚 に70年代の時代の凶暴さにどっぷり漬からせてくれたろうに。さっさと引退 しる!玉無しスピルバーグの老いぼれ野郎!
258 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/18(土) 10:55:50 ID:ruNCLikH
また釣り師が・・・。
あからさま悪意出ちゃってるレスは 逆に困らん。
深夜に客がまばらなハコで観た・・・そんな状況が手伝ってちょっと怖かった・・・ 俺はこの問題に解決策は無いと思ってんだが どうやらスピルバーグもそう思ってるらしい。 良作だとは思うが、深海の底で呟いてるような映画だな。 どうしろってんだ。
>>255 俺、内容はともかく
「トゥルーライズ」を連想する頭の柔軟さに素直に感心した。
>>254 ただの釣りだったらスマソ
どんな映画も、社会学的な観点で見る事は間違いじゃないから、
そういう意味においてはあなたの意見も良いとは思うが・・・
アメリカとイスラエルの関係を調べてから書いたほうが良かったと思う。
アメリカ=イスラエルでは昔も今も、決してないし。
アラブとの関係ももちろんイスラエルと同義ではない。
(アブナーたちとCIAとでひと悶着あったろ?)
アメリカ映画やイスラム教国家を絡めるならむしろ
ミュンヘン → ランボー3 → トゥルーライズ
と、この後の9.11テロに至るまでのCIAとイスラム教国家との関係に
注視すると面白かったりするよ。
263 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/18(土) 15:34:31 ID:0Js3X0Hz
今夜レイトショーで観にいくお。
来週のCBSドキュメントで これをやるらしいぞ。
266 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/18(土) 17:09:39 ID:vFqFB4Te
この映画みたいが歩いていける映画館でやらないんだよな・・・。
268 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/18(土) 17:16:13 ID:iaL4jWPh
おもちゃ作ってた人が死んだのは事故?自殺?敵にやられた? わかんなかった。
>268 「どっちもありえる」という事で前スレ辺りでFAにした記憶が。
270 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/18(土) 17:35:35 ID:/8RQW2Un
12歳以下がどうのこうのって券に書いてあったんだが残虐なシーンとかあるんですか? 今から見に行くんですが、以前間違えて香田さんのあの動画を見てしまってから あーゆー系のものを見ると軽く気持ち悪くなっちゃうんで正直券買って後悔してます…
>270 もともとあーゆー系だというのが知れ渡ってる映画なんだから、 券買ったお前が悪い。自業自得。 映画館で吐くとまわりの人が迷惑だから行くな。
>>270 向かないなら、いい方法ではないが劇場窓口にでも立って
これから買おうとしてる人に券代と同じ(かそれ以下で)買ってもらえ。
それもムリなら諦めて捨てなよ
お前ら冷たいな。 そんな全編グロ画面じゃないんだから、見に行けばよし。 やばいシーンでは目を背けてろ。 でもなあ、いちばんグロいのは残虐シーンじゃないぞ。注意しれ。
アゴを撃たれた奴が一番痛そうだった
シリアスで重い展開すぎて、時々笑いが込み上げて来たりした(ヤバス… 目出し帽の額に、五輪選手がナイフをサクッと刺しちゃうとことか。 火薬の量が多かったシーン、ドリフのコントのようだった
グロ苦手だけど意外にその点では大丈夫だった。 テロリスト同士鉢合わせは「これ、笑うところ?」と思いながらも映画が映画 だけに堪えてみた。 ドイツ赤軍を名乗っていたけど、日本赤軍みたいにドイツのもパレスチナ よりの団体だったのかね?
エリック・バナが好きなので、それだけを見に行った。 もちろん彼の演技はすばらしかった。 ただ、映画館を出るときは重苦しいものしか残らなかった。 「なんなんだよ、この映画。むー」というのが正直な感想だった。 だが家に帰ってから一週間くらい映画が頭から離れず 「標的は11人」を読んだり、イスラエル、パレスチナのことや ユダヤ教、イスラム教、キリスト教のことを基本的なことだけだけど 少し調べたりした。(岡本公三のことまで調べたりした) 考えてみると、完全にスピルバーグの術中にはまったようだ。 最近のスピルバーグは全然あわなかったのだが、 ミュンヘンは波長が合ったみたいだ。 DVD発売を待てずに、もう一度見に行きそうな勢いの俺がいる。
>>277 オレもバナ目当てで見に行って、見終わった時は
なんつー華のない映画なんだと思ったけど、
なんでか頭から離れなくて引き寄せられるように今日2回目見てきた
心の準備ができてるから初回のドキドキハラハラ感は薄れたけど
冷静に見れたぶんそさらに深みにはまったというか、
さらにやりきれなさというか消化不良感がつのったな
でもけっしてわるい感じじゃない
最後のツインタワーには初回よりもさらに背筋が震えた
「home」という単語にすべては集約されるのかな
エリック・バナ目当てで見に行く人は女性ですよね。 なんか、無理して「俺」とか書かなくてもいいのにとか思ってしまうんだけど(当方男)。 おふたりとも、感想には共感した。
枠付けちいさすぎ。 たとえばキャメロン・ディアス目当てに映画行く人は男だけだと思う?
281 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/18(土) 22:21:32 ID:uqAsQ9IJ
最初の銃声でビックラこいて椅子から尻が浮いた。
282 :
278 :2006/02/18(土) 22:44:52 ID:10yArtbF
目当て、って書き方が悪かったか 単純にバナしか知らなかったからなー でも279だって好きな男優くらいいるだろ?
≪ネタバレ≫ 爆弾君はパンフによると自ら作った爆弾の誤爆により死亡だそうですよ。 最初河辺のベンチで新でいるのが爆弾君だと思ってたから、次のシーンで ふふーんって工作しててあれ?ってオモタ
284 :
279 :2006/02/18(土) 23:17:32 ID:B2FnujkK
男は馬鹿だから、政治とドンパチに興奮するんです。その気がおふたりに感じられなかったから。 エリック・バナなんて、そんなにセクシーな俳優とは(男としては)思えないんだけど…。 好きな俳優は、ブルース・リー、オーソン・ウェルズ、リチャード・ドレイファス(アホっぽくていい)、 シドニー・ポワチエとかいますよ。でもみんな昔の人だな。
285 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/18(土) 23:21:54 ID:/7bgernl
えらく視野の狭い人がいてびっくり。
こういう他人に自分の価値観を押し付ける人に >おふたりとも、感想には共感した なんて言われてもねえ・・・。
とりあえずエリック・バナの 中途半端なロン毛キモスとなるかどうかが分かれ目な気がしますね。 エリックバナの中途半端なロン毛キモス
そういうキモさがユダヤ人っぽかった。
あのヘアスタイルが70年代の感じだよね
結局好みの問題であって、バナに魅力を感じる男もいれば そうでない男もいるってことじゃないの? 男だけど、別に政治には興奮しない おっぱいにはしたけどw
あのもっさり感がまさに「一昔前」な雰囲気出てた ダニエル・クレイグもまさに70年代的退廃感満載
バナはやっぱりBHDのフートが最高だな。アヴナーは内省的すぎる。 もしもアヴナーがフートのように鋼の意志を持ち屈強な工作員だったら、 そして任務を遂げかけたあたりではじめてあのように女々しく悩んだなら、 全然違った映画になってただろうなあ。 ていうかフートを演じたバナはまぐれだったのか?兄貴ィ〜
293 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/19(日) 01:04:31 ID:Z82rVsBx
正直いってつまらなかった。退屈すぎて寝ちまったYO! 結局誰と誰が戦っていて、殺しあった挙句どっちが勝ったんだ!? これがアカデミー賞の作品なのか・・・。世界の感覚は理解できんなぁ。
295 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/19(日) 01:49:15 ID:PdhKlcJM
観てきたお。重い空気だね。 気分転換に今WOWOWのHなやつ観てる。美乳だ。いい太ももだ。
>>294 こういうやつが大半なのかねぇ。
日本人はパレスチナとイスラエルの問題に感心ない人多いし。
スピルバーグだから宇宙戦争みたいなノリで見に行ったのか。
自分の見る映画の下調べぐらいして欲しいもんだ。
誰かが勝つ殺し合いの映画が身たけりゃその辺のアクション映画でも見てろって感じだな。
頭の中が平和すぎるから世界の感覚について行けないだけだ。
297 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/19(日) 02:36:22 ID:9DC3tyGP
ほんとにそう思うよ。294は、あまりにもアタマの悪い感想だよね。宇宙戦争でも見てろっての!
アカデミーといってもノミネートと獲得作品ではかなり差がありますよ
まあ
>>294 みたいな人は、宇宙戦争を見ても
地味過ぎとか何あのオチふざけんな呆気無さ杉なんて言い出すんだよ・・・
基本的な質問で申し訳ないのだが、イスラエル人って普段から英語で会話してるのか? 「こいつら英語わかんないみたいだぜ」から始まったし、 キブツに捨てられたとか、ドイツ出身だとかで責められてたし、 アブが何人なのか中盤までわかんなかったよ....orz まあ、それはそれで別の次元で楽しめたけど。 ハンスの特攻シーンとか訳わかんな過ぎてマジ焦ったw
ほっぺた貫通はバキのパクリ。
302 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/19(日) 06:49:29 ID:PNpI1GMv
爆弾の人、アメリのニノだったのか。 どっかで観たと思ったが…
>300 >「こいつら英語わかんないみたいだぜ」から始まったし、 あそこはオリンピック村。世界中から人が集まって来る。 たまたま英語圏の選手が深夜外出して「黒い九月」と鉢合わせたって不思議じゃない。 英語圏で作った映画としては観客をうまく乗せる良く考えられた導入部だろう。 >キブツに捨てられたとか、ドイツ出身だとかで責められてたし、 ハリウッドが作る外国が舞台の映画の常として、登場人物は英語を喋る。 アメリカ人にとっては吹替えで見てる様なもんなんだろう。 本作では、被害者と加害者の名前が羅列されてく場面を境に、それまで 言質の言葉だったのが英語にすり替わってる。 イスラエルで普段何語が使われてるのかは知らない。 少なくとも、ギリシャで鉢合わせしたアラブ人と自称ドイツ人が英語で会話したりは しなかったろうと思うが。
>>283 漏れは爆弾君が離れるって言い出したとき裏切るんだなと思ってみてたのでエリックの
ベッドやらに仕掛けられた爆弾は裏切った爆弾君の仕業だと思った。そんでそのときの
装置作ってるシーンだと思ってたのに爆発しちゃったから「えっ」って感じで前後あまり
理解できなかった。また映画館行かないと。。
アブなーと皿目が髪型とかサングラスの感じが似ていたので結局アブなーは皿目と
変わらない、一歩間違えばアブなーが皿目って感じの解釈はさすがに稚拙すぎますか?
イスラエルの公用語はヘブライ語とアラビア語で、 かなり英語は通じるし使われているみたいです。 1948年の建国以来、移民で成り立っている国なので、 いろんな言葉を話す人がいるのだそうです。 >少なくとも、ギリシャで鉢合わせしたアラブ人と自称ドイツ人が英語で会話したりは >しなかったろうと思うが。 自称ドイツ人としては、アラブ人がドイツ語わからない限り、 お互いに話せる英語で意思疎通するの自然な気がするけど…。 ま、ハリウッド映画でそんな事気にしなくていいか。 SAYURIは祇園の芸奴さんだけど英語話してたしね。
昨日見てきた セイフハウスでPLOと「home」について議論したことでアブナーの顔付き変わったし 映画の空気感変わった気がした そういう意味でルイの存在がまた透かし絵みたいに浮かびあがってくるわけだが 「家は高くつくよ」とかね 余談だが館内カプール率高めで、人事ながらおまいらこの後大丈夫かと(ry
307 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/19(日) 10:35:18 ID:kpZSj98p
ルイとパパの組織って、あれはフレンチ・マフィア? それともテロリスト支援団体のひと? パパは元レジスタンスの戦闘員だったそうですが。。
308 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/19(日) 10:52:01 ID:jkLtXTZf
「情報を売っている組織」でいいんじゃね? 時には敵対する側からも情報を買う、 だからこそ、政府にも、どこにも属さず 完璧に情報の売買だけで中立に成り立っている、と。
>>306 ホテルで危ナーみたいにガンガン突いてイキまくりだろ
所詮映画はセクロスの前菜
どうやって情報を手に入れてるんだろ。 ルイ本人が取引に出かけてくるし、 ものすごく小さいファミリーにしか見えんのだが。
>>307 レジスタンス時代にはりめぐらした
地下情報網を使ってるんじゃないか
機会があったら「アルジェの戦い」観るといい
パパが“システム/体制”を嫌悪する理由が分かるし
作品自体も相当面白いから
>>303 >>305 > 被害者と加害者の名前が羅列されてく場面を境に
そうそうそうそう!アリガd!!!
このあたりはドイツ語だったり、アメリカンな英語だったり混ざっていたのが、
その後からイスラエル人がいかにもな感じの訛丸出しの英語で話し出すから
すっかり騙された・・・・お約束だったのかorz
> ギリシャで鉢合わせしたアラブ人と自称ドイツ人が英語で
確か「ぴーえるおー!」vs「えた!」と言い合ってたキガス
日本人的には気になるw
>>306 ラストも「homeに来い」「No」の応酬だったから最後の最後までホームドラマかと‥‥orz
>>304 > エリックの ベッドやらに仕掛けられた爆弾
いや、仕掛けられてないでしょ爆弾は。
アヴナーがそれまで自分達のしてきた所業の所為で
疑心暗鬼になりベッドを引っくり返しマットを切り裂き
電話を解体し始めたって事でしょう。
全編でいろんな人が「home」という言葉をつかうけど つかう人によって、シチュエーションによっても 全然意味がちがうんだよね あと「family」もそうかも 「家族」なのか「血族」なのか「民族」なのか
「標的は11人」と対比して 1.アフナーは映画では料理をつくり、食べるところがシーンにも頻繁にでてくる 前にこのスレで誰かも書いていたけど、暗殺という「死」との対比として とても効果的に使われていると思う。 2.アフナーの父のことが映画ではそれほどふれられていない。 原作では父親のことが頻繁にでてきて、「俺は親父とはちがう」から 「結局は同じようになってしまうのかも」 というアフナーの不安感が描写されている。 それが、読み手に負の連鎖の歴史も想起させて、深みを出していると思うので もう少し映画でも取り上げてほしかった。(尺の問題もあるのだろうけど) ちなみに俺は、映画を見てから、「暗殺は11人」を読んだ人。
ル・グループのパパも原作だと奥さんとそっけない関係だったのが、映画だと 家族を重んじる人間として描かれている。原作には大量の子供なんて出てこないし。
317 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/19(日) 15:25:18 ID:7FwWvTMu
318 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/19(日) 15:58:10 ID:h5wHx9k0
>>315 つまり全ての映画はエロス(愛・光)とタナトス(死・影)の物語だから。
この映画はほとんどタナトスな空気が支配してた作品だったけどね。
食事とかHとか、ときどきエロス混じってた。
オランダ女は、エロス&タナトス、両方を表してたような気がした。
つまり両者は一体ってことだよね 光がなければ影はうまれないし 影の存在がなければ光を光として認識できない 愛と死も同じ
>>318-319 独り言的な書き込みに、レスサンクス。
死は生の対極にあるというものではない
ということですね。
難しい話抜きにしても、俺は今日も飯がうまい。
そのことに感謝。
前半バナや爆弾係やオッサン達があれこれ仕事している中、 新ボンドは文句たれる割には車の運転と布団敷きだけかよっ! と思ったのは俺だけ?
それを言ったらカールは電話係だけじゃないか
既出かもしれないが、アブなーの奥さんが梨花にクリソtうわなにをするやmろqあwせdrftgyふじこ
あとラジオのチャンネル争いでも活躍してるよ
見てきた。 そりゃ確かに日本人からしたらユダヤやアラブの問題って遠い世界の事だから ピンとこない。正直、よく分からない。 ただエリックバナが最後にキチガイ顔でセックスしてたのを見て 「あー人を殺すとキチガイになるんだなー」と思った。 もしくはキチガイだからこそ殺せるんだなーと。 パレスチナ云々はよく分からないが、それだけは分かった。
326 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/19(日) 19:25:18 ID:JDtRy3T4
イスラエル人が英語使えるって行っても イスラエル人の仲間同士、夫婦同士ではヘブライ語で会話するはず
327 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/19(日) 19:43:18 ID:eZ2XMXKh
さて、レイトで見に行ってくるかな 日本赤軍がやったことは、イスラエルから仕返しされとらんの? こういう事件があったことすら知らん
328 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/19(日) 19:54:46 ID:zFZ/yw1L
最大の観客はアメリカ人。 イスラエル人は俺たちに分かる言葉を話す=意思疎通可能な、理解の範疇にある人間、 パレスチナ人は多くの場面でアラビア語を話す=言葉の通じない、理解しあえない人間。
>>327 昔読んだ本だから今どうなっているかはわからないが、
イスラエルの旅行エッセイによると入国審査が厳しく、出入国スタンプは別紙
になる(その後アラブ諸国に入国できなくなる場合があるから)
また、一緒に旅行した中東在住の日本人の友人がその後尾行されたり
帰国した著者も公安から探りを入れられたりしたそうだ。(赤軍との関係を疑われて)
日本人も無関係というわけではないね。
>>327 PFLPとの連帯で岡本公三たちが事件を起したからイスラエルはPFLP関係者を
暗殺投獄した。
ミュンヘンの黒い九月がイスラエル政府に釈放を要求した人間は岡本公三たちだよ。
332 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/19(日) 22:18:53 ID:O5VuEVn7
岡本公三君は今、何やってんの?どこにいるの?早く日本に帰ってきて欲しい。 彼がイスラエルの刑務所で毎日他の囚人からケツを掘られていたというのは本当? 廃人になったらしいけど、直ったのかな?
>>304 俺は最初、爆弾君が陰ながら敵の仕掛けた爆弾を解体してるのかと思ってたw
>>333 あれは何だったの?
罪の意識に苛まれて、これまで作ったバクダンを解体してた、
と俺は解釈したんだけどあってるのかな
『モサド情報員の告白』では ターゲットを殺すのに躊躇なんかしていない。 利用した娼婦を口封じに車でひき殺したりしてるし。 スピなりのヒューマニズムなんだろうが途中から結末がはっきり見えてきてウンザリしました。
が?結末って、あれか。 モサドのおっさんが食事を断るやつか。 よくあんなシーンだってわかったな〜〜〜
>>334 途中で逃げ出した罪悪感から
今度はちゃんとした爆弾を作ろうと
がんばってたんだと思ったけど
あれってなんか爆薬取り外してたように見えたけど…
340 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/20(月) 00:48:50 ID:SiAr6c0e
イラク爆撃するまでは日本てアラブで好感度ばっちしだったよな。イスラエル 人て98%杉浦ちうねなんて知らねえしアラブと仲良くしといたほうよかったん じゃねえの
杉原
爆弾君監督作品「憎しみ」良かったよ!
主人公の心情もそうなんだけど、結局、アングロ連中って、自らの正義 を証明しないと気がすまない民族なんだな。 正義で中庸ができるわけないってわかりゃ、そんな証明必要ないんだ けど。宗教と民族意識のマインドコントロールに翻弄されている人ばか り、そんな印象を受けました。 ユダヤもイスラムも、同じ穴の狢。その穴に嵌ったひ弱な現代人の、ち ょっと退屈なニューシネマって感じでしょうか。 それと、メディア、政策決定側の非情さが身に染みますな。せめて、主人 公がそのあたりとの折り合いつけることのできるドライな性格だったらよ かったのに。まぁ、暗殺独立愚連隊にされた時点で、そうそう自分の心情 と敵への感傷を距離置いて考えられることができなくなったのかもしれんけど。 日本でのんべんだらりと暮らしているから俺にはピンと来なかったのかも しれん。同じニューシネマならリチャード・ニクソン・・・の現代社会に閉じた 苦悩の方が判り易いもの。作中でも他人の出自を気にする人が多いあた り、やっぱりこのお話の肝を味わうには、日本、USだけじゃなくて中東の方 にも積極的に出かけていくのが必要なのかもしれませんね。
さっき世界遺産でイスラエルやってたから観たけど まだよくわかんないよママン・゚・(ノД`)・゚・。
>343 ユダヤ人はアングロサクソンではないよ。 うじうじ悩んでるアヴナーはスピルバーグの想像上の産物。 いい人ぶりっ子させてるだけ。 仕事はキッチリやってる。
玩具職人が爆死したの、あれってなんで?
原稿スレくらい全部嫁
スマソ。ただのミスなのか。なんか裏があると勘ぐってしまった。 「こんどはしっぱいしないぞ」とばかりに張り切ってたとするならなんか哀しい話だな
>345 最初から最後までいい人扱いはしてないと思うが。
350 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/20(月) 06:05:30 ID:SiAr6c0e
リアルユダヤ人は結構ムカつく奴おおいんだよな。チョソと同じ感じ。卑しい。
>>325 あのなーアラブと連携して日本の連合赤軍が世界各地でテロを行ったことを君は知らんのか?
KGBからアラブ・ゲリラに資金や武器の提供行われたりして、コミンテルンとイスラムは反米で
協力関係にあったり色々と複雑だったんよ。
日本の過激派はそれらと結びついてインターナショナルやろうと色々やっててさ。
KGBからの資金を”ジャッカル”カルロス経由で受け取ろうと赤軍が動いてた事もあったんよ。
>>348 つ
>>268-269 前スレにもっとくわしい検証(「どれにも断定できないところが
よけいにアブナーたちの恐怖を煽ってる」とか)があったけどね
353 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/20(月) 09:28:38 ID:Hr9CB4y0
>>348 真相不明なものは玉虫色に描いておくのも一つの作法。
354 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/20(月) 10:05:28 ID:pfV1Zoaa
見てきた なんで濃ゆいイスラエル側に観客を持ってくかね で、苦悩してアメリカマンセーですか… おれとしては命の単価の安いアラブ、カラシニコフ持った悪者のほうが おいしいんだよ 補給なし、友軍なし、キャンプばっかでカレーばっか(?)食べてるような連中が いかに巨大な敵と闘うかのほうが大事じゃん 最初と最後しか見せ場がない ったく貧困に思い当たるフシがあったら、自分達がしわ寄せ喰らわして E−思いしてること描けや
355 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/20(月) 10:14:02 ID:SiAr6c0e
つうか人使い過ぎだよな。2人くらいのチームのほういいんじゃねえの
356 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/20(月) 11:53:49 ID:EF9jxTix
MTVで少しメイキング、スピの解説が入ったものを見たけど、 見たことないシーンやチーム5人の役割など、けっこう細かく語っていた。 それを見た限り、小説以上にチーム5人編成の必要性は感じた。 確かに映画では分かりづらかったかな。
358 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/20(月) 14:15:28 ID:6+4c/MPu
小林やすのりは テロは弱者の最後の武器。 だから、それを否定するのは「死ね」と言うのと同じこと。 みたいなことを言っていた。 その後のイスラエルのガザ地区撤退のニュースを聞いて、 アラブが、何の抵抗もしなかったら、ガザ撤退はなかっただろうから、 なるほどなーと思った。 だから、なんらかの決着がつくまで、テロをもっとどんどんやればいいよね。
359 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/20(月) 14:46:06 ID:YQJMeqK5
>>358 ちょっとそれは…
軍隊相手じゃ歯が立たなかったり、ニュース性が足りんかったりで
一般人へ、しかも多国籍に逝っちゃってるし
だいたい自爆テロだからねー
なんで生き延びてもっと嫌がらせしてやろうと思わないんだろ…
小林やすのり あと小林の引用するのは馬鹿ですと言ってるに等しい 感化されても引用だけはするな
ぼくもアブナーの奥さんとファックしたいです。どうしたらいいですか。
小林と258はテロ容認って事か? 中東問題から、遠い存在の日本人がわざわざ言う言葉かね。
でもさーあんなにお腹大きいのにFackしたら赤ちゃんが びっくりするんじゃなぁい?
ここは誤字のひどいインターネッツですね
>>346 なんか部屋中に揮発性の高い何かが充満してて、ブリキのからくりおもちゃの
摩擦で爆発したんでねーの?
それともあれはただの情景?
そのあたりがどうとでも解釈できるように わざと作ってあるみたいだから 追求してもしょうがないというキガス
368 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/20(月) 19:23:53 ID:0NK6KC4V
369 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/20(月) 20:14:18 ID:546YxAr4
>>346 私は「自殺」と思ってみたんだけど・・・
たぶん4時間半くらいの完全版が出ると思う。確率89%
海からワラワラ上がってきた奴らが女装するとこでワロタ。
>>371 実際に女装作戦はアラブ側もユダヤ側も結構やってるのを知ってると笑えそうで笑えなかったりもする。
373 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/20(月) 21:54:04 ID:jG+8As1n
DVD発売はユニーバー去るから出るのだろうか?
初回限定三枚組。二枚目がメイキングで、三枚目がドキュメンタリー。 たぶん。。。
375 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/20(月) 22:28:41 ID:PVx2dvWn
けっきょく主人公ってのはいらない物語だったのかな アブナーって、米に亡命して問題なしになれたのか なんかケツ割ったってことになるんじゃないか 血で血を洗う抗争ウマーって見てたのに、アラブ人がまじめに悪者 イスラエルは金持ちで逆切れって感じ
なるほど
>>371 あのシーン、「元気が出るテレビ」の100人隊思い出した
で、あの大群て何者だったの?モサド? 「たかが3人にこんないっぱいかよ!」って言われてたが。 それとETAて何?隠れ家で遭遇した奴らはパレスチナだたん?
>あの大群 イスラエル軍の特殊部隊
380 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/20(月) 23:08:42 ID:kf+ORbkX
ミュンヘン見て来た 監督がユダヤ系だからか あまりにもイスラエルよりの視点で違和感を感じた ミュンヘン事件までの歴史的な経緯を語らずいきなり事件から始まったけど あれじゃ百パーイスラエルが被害者だよ
*ネタばれ注意*
>>378 http://ja.wikipedia.org/wiki/ETA フランスのバスク地方の独立運動してる人たち。
アリ(階段で話してた人)はPLO(パレスチナ解放機構)の過激派と思われる。
インド系の顔の人(音楽でもめてた人)はよくわからなかった。補完キボン。
アヴナーはドイツ人の左翼活動家を装っていたみたい。
敵同士が期せずして同じ「Safe Home」(帰るべき家・国家を暗喩)に留まる、
そこでアヴナーは敵であるPLO過激派メンバーと話し合い、自分のしていることを見つめなおす。
がしかし任務でアリを殺してしまう。
っていう映画の中でもキモの部分だと思われる。原作にはないらしいし。
>>380 そう?
>>381 が書いてるけど、セーフハウスでムスリム過激派リーダーに
彼らの祖国への渇望を語らせてるでしょう?
一方的ではないと思うよ
384 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/20(月) 23:38:12 ID:kf+ORbkX
セーフハウスでの一件もすべてユダヤ視点なんだよ 被害者のユダヤ人とテロリストのパレスチナっていう
これは主人公をユダヤ人にして、かつイスラエルを突き放して作られてるんだが。スピルバーグは、これで反ユダヤと非難されまくったし。暴力の応酬は双方に無意味だと。 それを強調する為、セーフハウスのエピソードは原作にないのに追加されている。
いまTBSラジオでミュンヘン取り上げてる、 ラストのニューヨークの貿易センタービルの事まで語ってやがる
>>386 それ、最新の映画のストーリーを「オチまで」全部喋って、
リスナーに「観たような気になってもらう」という、最悪のコーナーだよ、確か。
俺もうっかり他の映画のオチを聴いて酷い目に遭ったことが。
388 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/21(火) 01:46:05 ID:/CDlpYXx
たった今見てきたよ。川崎TOHOで客が10人いるかいないかだった。 なんか盛り上がることは盛り上がるんだけど、意外性が皆無だったな。 あと驚いたのが、映画のパンフにストーリーが最後まで載っている事。 せめて女殺し屋のアタリで止めといてくれよう。 パンフではロバートは自分で作った爆弾が誤爆し…と書いてあったよ。 分からないことが結構あるんだけど、 パンフでは「11人の殺害の任務を断った場合、生きてはいけない」 と書いてあるんだけど、そんなシーンあったっけ? 他にもアヴナーとスティーブのその後はどうなったのか? 不発弾よこしたり、敵と相部屋にしたルイに対して 何も言ってない事や 酔っ払いのおっさんは本当にCIAの人だったのかもわからんかった。 映画の内容はちょっと駆け足っぽかったなぁ。
389 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/21(火) 01:47:29 ID:XVdkMGBg
390 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/21(火) 02:02:42 ID:8mFxqxly
モサドきょわい 「俺たちがどうして来たか解るか?」 あの言葉いわれちゃったらおしまいなのね。 「ワカラナイ」って 馬鹿な子のふりしても 撃たれちゃうのね。 ホントのモサドも あのセリフいうのかしら。
>>388 >ロバートは自分で作った爆弾が誤爆し…
そこはあやふやだったよね。ただ、自分で作ったであろうギミックが止まった後爆発してたから、その解釈で正しいかと。
ただ、アヴナーにはそれが自爆だと確信できず、恐怖がつのるってのがポイントだったかと思われる。
確か最初のベッドシーンで言ってた気がする。>生きてはいけない
なんでかはわからない。反モサドってことにされるから?
ルイのファミリー(つうかパパ)が全ての情報を握ってるから何も文句は言えないんだよ。
おっさんについてはみんなで車乗ってファックサイン出しながら去ったでしょ。いかにもアメリカっぽいじゃない(笑
>391 > 自分で作ったであろうギミックが止まった後爆発してたから、その解釈で正しいかと。 いやいや、劇中のロバートの設定では、あんな精巧なのは作れないと思う。 現場で失敗続きだったロバートが唯一成功させた起爆装置が自分用だった って解釈も皮肉で面白いから良いんだけどね。
>>391 >確か最初のベッドシーンで言ってた気がする。>生きてはいけない
それ、予告編の件の場面についてた字幕。
劇中の字幕では「断ったら後で後悔する」とだけ言ってた。
原文がどっちの意味かは判らない。というか覚えてない。
首相直々の超極秘作戦を依頼されて断れるかいな。 漏れ的には首相が出産予定のことも口にしていたのが断れなくするポイントかと。 あの時点でアブナーが断るとすれば嫁の出産くらいしか口実作れないだろうし。 あの台詞には「子供ができることも知ってるけど、それでもあんたを選んだ」って意味があったんじゃないかな。
395 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/21(火) 09:03:01 ID:GIonJ8Iu
岡本公三は今どうしてるんだろう
>>392 最後も失敗しちゃったって考えたら納得できるでしょ。
ベッド型の爆弾とかいっぱいつくってる描写が入ってたし、作成の訓練中に死亡?
「標的は11人」で、アブナーが首相のところに連れて行かれて 任務を言い渡されるときに同席していた、シャロン少将って、 現シャロン首相(入院中)だよね。 歴史を感じる。
>>385 誤解のないようにつけたしだけど、
セーフハウスで鉢合わせしたという記述は原作にもある。
映画にあって原作にないのは、アブナーとパレスチナ人が
「home is everything」といって夜中に語り合うエピソード。
399 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/21(火) 13:56:51 ID:FjBrkqC3
いかん。関係修復の切っ掛けとして 彼女と見に行くんだが最悪のようだ…。
3週間ぐらい前に軽い気持ちで見て 記憶も薄れかけてるところにこのスレ見つけたので トーシロな質問でスマンのだが アブナーたちが次々に殺していったのは 実際にミュンヘンでテロったやつら? 実はそいつらは現場で殺されてて アブたちはそうとは知らず他のアラブ側の要人を 「こいつが五輪の実行犯だ」言われて殺してたように見えたんだけど
401 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/21(火) 15:02:37 ID:bqBeI7FW
そうか首謀者か 便秘解消しました ありがとう
実行犯は8人。飛行場ではドイツ警察と長々と撃ち合ったらしい。 3人生き残って逮捕されるが、PLOがハイジャック事件を起こして解放させる。 のちに、そのうちの2人をモサドが暗殺。1人は生き残って、1999年のドキュメンタリー映画に出演。
>>402 イスラエル側がそう言ってただけで実際は関係ない人も混じっている。
イタリアで殺された人やフランスで殺された人の暗殺はヨーロッパ系のマスコミでは
特に非難されている。
だから映画の中でアヴナーがエフライムに証拠を出せと迫ってる。
まあ、完全に無関係とも言えない立場ではあったようだけど
登場人物の顔、髪型や服装がゴルゴ13とそっくり 同時代に連載してたとはいえ、ゴルゴってリアルな画だったのかと思った
407 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/21(火) 19:59:07 ID:tE1NU7oO
>>351 こういう一知半解のシッタカ君が跋扈するのがネットの怖さのひとつだよね。
>世界各地でテロを行ったことを
それは「日本赤軍」。兄弟みたいなもんだが完全な別組織。
「似たようなもん」?兄弟だって人格が違えば別人だろ。それとおなじ。
たとえば連赤の「同志殺し」の連中がアラブ勢力とつながっていたかと言うと
そんなことはまったくないわけ。
>コミンテルン
そんなもん、とっくに解散していますが(1943年)何か?
>イスラムは反米で協力関係にあったり色々と複雑だったんよ
イスラム原理主義とアラブ民族主義の区別がついてないだろ?
この頃のハマスやヒズボラ(の前身組織)は「社会主義者PLO打倒」という方針で、
むしろ親米・親イスラエルだったし、援助も受けていた。
付け足しとくと、70年代のPLOの「イスラエル打倒」という方針は
「他宗教・他民族共存(もちろんユダヤ教・人を含む)のパレスチナ共和国建設」
という中身を伴ったものだった。幹部にユダヤ人もいた(いまは知らん)。
現在のハマスの「ユダヤ人抹殺」路線とは比べ物にならないほどに進歩的だったと思う。
>「他宗教・他民族共存(もちろんユダヤ教・人を含む)のパレスチナ共和国建設」 スマン。 「多宗教・多民族共存(もちろんユダヤ教・人を含む)のパレスチナ共和国建設」 の謝りでした。
誤り。欝だ氏のう。
410 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/21(火) 20:25:30 ID:mlryzn2H
>>399 彼女と行ったが、映画見たあとの雰囲気は非常に悪かった。映画のあと
飲みに行ったが、お互い食欲なかったし。
しかも、彼女の「お互い確信犯だからなあ」という言葉から確信犯の定義を
巡って喧嘩になるし。しかも、俺の方が間違ってたし・・。
411 :
提供:名無しさん :2006/02/21(火) 22:23:07 ID:/w9ugNdQ
>410 『正しいと確信を持って行った(テロ/暗殺)』だから「確信犯」でいいんじゃないの
413 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/21(火) 23:01:02 ID:5N/MtvDa
故意犯=確信犯と考えてる人も多いが、テロリストは故意犯でもあるから、争う状況に成り得る罠
見てきた。 ロードオブウォーでも思ったが商魂逞しい中立的な輩が一番質悪いな。 だからラストよりは”safe house”の場面の方が印象に残った。 互いに憎みあってるものに同等のものを提供して あとは知りませんよってのは見てて腹立つ。 家族とか守るべきもののためとかって行動理念はアブナーやアリたちと 一緒なのかもわからんが。
漏れも彼女と行ってきたけど、終わって一言「ちょっと退屈だったねー」って(^-^; お話的には、ニューシネマみたいに、主役がドツボに嵌っていく過程を描いて いるだけだから、まぁ前提なしに見るのは辛いかもね。例えば、TVで番宣見て、 「ああ、テロリストの内情とかわかるようなお話なんだー」とか盛り上がったなら、 違うと思うけど。
417 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/21(火) 23:53:23 ID:u4cii1Wq
さっき観て来たけど予想に反してかなり良かった。 マジで傑作だと思った。 みんないい演技してたな。一人ぐらいはノミネートされて欲しかった。 エリック・バナ初めて見たんだけどかなりいいわ。 作品賞受賞して欲しい。ブロークバックマウンテンとかに負けるのか?って感じ
>>407 ローマで殺された翻訳家はワイン買ってたのでムスリムじゃないなと思ってたけど
キリスト教徒パレスチナ人なんかもな
70年代のPLOはテロリストって呼ばれてるけど今のハマスよりずっとマシだ
配役がうめえ。スピルバーグ作品ってなにげにキャスティングが絶妙だよね。そこ来るか?みたいな。まあスピひとりの功績じゃ無いんだろうが。
見て来ました。 階段踊り場でのアヴナーとアリとの会話に涙が止まりませんでした。
ニュース板にイランの大統領がホロコースト否定って言うスレがあったんで 覗いてみたんだけど、9割以上がホロコーストなかった派でびっくりした。 なんであんなトンデモ話信じられるんだろう?
戦争の片手間に600万人から頃せると考えるほうが よほどアレだと思うが
425 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/22(水) 15:35:10 ID:uHX8POCP
エリック・バナ上手いな〜。みんな上手いけど。 ロバートが死んでから彼の中で完全に何かが変わったと思う。 「わたしは正しいのか?」って。そこからどんどん表情が無くなっていく。
バカップル巻き込んでから、だんだん手段が荒っぽくなっていくね。 最初はお嬢ちゃん巻き込まないように必死だったのに。 やっぱり感覚が麻痺していくのかな。
>>426 あそこはひやひやしたわ。
それから後もいつ爆弾が誤爆するかと(((((((( ;゚Д゚))))))))ガクガクブルブル
尻穴の予告編でもビクッってなった
オリンピアホテルのドカン!で10cmくらいとびあがったら隣のカプールに笑われた('A')
二度目みてきた。 玩具職人の死に様だけど、やっぱり爆弾は解体していた。んで、片付け途中だった起爆装置の信管?に、観覧車が当たって誤爆。 最終解答です!
432 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/22(水) 21:08:34 ID:tN64m8Q1
パパは「政府とは仕事しない」つってたけど、危なーたちが猛者度以外のナニに見えるんだ??
体調悪いときに観に行ったから精神的にもキタコレだったんだけど ここ読んでるとじわじわ余韻が。また観たくなってきた。 カールおじさんと危なーのやり取りが唯一ほっとしたなぁ
「自分たちの国が欲しい」というのが、想像してみたけど、判らない感覚だったので、 取りあえず、大和民族で良かったと考えることにした。それにしても、頭痛い映画。
ラジオからの曲と007の鼻歌は秘宝に少し書いてあったから 立ち読みでもして参考にしたら
今日観てきたけど、ユダヤは執念深くておっかねぇというのはよく分かった 劇中でアイヒマンの名が出てきたけど、アイヒマンってアルゼンチンに潜伏してたのを 何十年もかけて見つけだしたんだよな・・・・ 正直、原爆落とされても相手と仲良くしちゃう日本人にはこの感覚は理解できねぇですだ
>>423 ホロコーストがなかったとは思わんが数字がオーバーなのは事実
南京もそう
>>436 執念というより存在意義の誇示
>>436 日本は敗戦国で占領されたから・・・
今も文化的経済的占領下にあると思いますよ。
オランダ女でカールに甘い罠だと忠告してたのは 女スパイだと分かってて言ったのかと思ってた。 観客から見たら映画的な記号丸出しなのに それを見抜けなかったアブナーを責め立てたい気分になった。
最初の暗殺したヤツってうつぶせに倒れたのに、薬莢片づけるヤツがきたら仰向けになってた。 ように見えたのは気のせい?
>439 あれは外見と行動からはただの娼婦にしか見えないから、 そりゃ言いがかりってもんだろう。
それで思い出したけど、アブナーが「甘い罠(ハニートラップ)に気をつけようぜ」 って言ってたからスパイや暗殺への警戒はしているのかと思った。当時も同じ 用語が出回ってたかは判らないけど、ハニートラップといえば、女性にかこつけ て工作活動をするときの用語だからさ。 「甘い罠」として言ってたのか、「工作活動に注意」として言ってたのかどっちだ ったんだろ。後者なら、先に手をつけられたことによる苛立ちには繋がらないと 思うし、真っ先に部屋に突入したと思うんだけど。
相変わらず俯瞰なものの見方というか、読みづらいなあ。 凡人は(学のないものは)置いてけぼりだよな、この人の文章って。 この半分に推敲できそうな気がするんだけど。凡人としては。
基本的に、批評を書くという前提で映画を見ると どうしても、うがった見方、複雑な見方、行間読み過ぎ! になってしまうよね。
どんなに立派なこと言っても 「円光煽っといて処女のお嬢様と結婚した奴」 っていわれるんだからカワイソス
>>446 そうだね。
でも批評にしたって、自分の好き勝手書けばいいってもんじゃないしなあ。
キネ旬なんか、素人でも読みやすいし。
宮台さんのアレは映画批評じゃないし、あくまで「宮台の意見(ブログ)」だしね。
ただ、読んで面白いと思える要素はいくつかあるのも確か。
〇人質の大半はドイツ狙撃隊の銃撃で殺されたという事実が明かされている。
〇事実(と憶測)の数々はプロットが崩れるためオミットした(それは間違いではない)。
〇愛国者であることの社会的な辻褄のあわなさとは対照的に、反国家活動を
するものにのみ情報提供をし、互いの所属来歴を問わないがゆえに他人同士が
親密な大家族を営む「パパ」の屋敷では、すべての辻褄があう。
など。主にいいたいことは
>>444 の2文に集約されるかと。
補足 〇人質の大半はドイツ狙撃隊の銃撃で殺されたという事実が明かされている。 これは映画のなかのことではなくて、現実の話ね。
あの女殺し屋を撃った吹き矢みたいなものははなんていう武器なんですか?
451 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/23(木) 18:19:40 ID:GBB38cjA
まぁ、映画を批評というよりも、「映画から汲み取れる結論に対しての批評」。 それから、「その論に沿った表現のピックアップ」でしょ、あの文書は。 お決まりの表現ばかりで笑ったよ。 >>スピルバーグ監督が言うように《[9.11以降]政治家がリベラルな価値観を 代弁しないから >>[映画作家が]自分を代弁しようとしている》(『ニューズウ ィーク』06年3月1日号)のかも知 >>れない。期せずして我々は、「近代の臨界 点」に対する関心の分布を観察できる。 最後の一文なんて、もろ決まりきった別論への誘導じゃない。 この人、自分の言葉で閉ざした世界でしか位置づけというか、評価ができない人。 討論番組でも、得意の視点、話題になるのを待ってるだけだし。
吹き矢じゃねーか。空気銃だ。
空気じゃないでしょ、簡易組み立て銃だ
予告編の曲にグッときた。あと戦闘シーンで流れるアラビアっぽい曲も
今日観てきた、 自分は野郎だが料理が趣味なので キッチンのショールーム前で情報屋と待ち合わせしたり 女を殺した後、気を紛らわす為に料理をイッパイ作ったりする所に凄い共感出来た。 ただ、最後に上司を家の夕食に誘おうとするシーンだけ意味がよく分からなかった
なんでパレスチナゲリラをKGBがガードしてたかようわからん 誰か教えてくれ
関連の本嫁。
459 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/23(木) 21:32:36 ID:M1rE0lar
これ面白かった
460 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/23(木) 22:50:04 ID:Wpw8KCcs
うん!
>>430 自分には観覧車は当たってないように見えたけど…
手前で止まってなかった?
http://www.tbs.co.jp/radio/st/ 2/24(金)の「克哉のブラボーシネマ!」の宿題は・・・「ミュンヘン」
浜村淳さんによるネタバレスレスレのストーリー解説
「ミュンヘン」を町山智浩さん、襟川クロさんが斬る
「ミュンヘン」にまつわる3択クイズで、5000円を5名にプレゼントもあります♪
今日初めて観た、最後のほうのセクロスで笑いそうになったぞ
黒い九月への報復よりもオランダ女への報復のほうがすっきりした件について
465 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/24(金) 05:09:28 ID:0m5RUcW+
>>456 >ただ、最後に上司を家の夕食に誘おうとするシーンだけ意味がよく分からなかった
勝手な解釈ですが・・・
「ただ家族と共に楽しく食事をしたいので夕食を招待したい」といった台詞だったと思うけ
ど、それは「イスラエルの土地にこだわることはない。アメリカに住むことでも家族は楽し
く暮らせる」という意味だったのではないでしょうか。PLOのメンバーの、「何世代かけて
も土地を取り戻す」という台詞を自問して、出した「国家をすてる」という結論ではないで
しょうか。それに対するイスラエル高官の答えはNOだったわけです。
バックがツインタワーであることで悲劇性を強調しようとしたのでは。
466 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/24(金) 05:18:14 ID:0m5RUcW+
>>457 >なんでパレスチナゲリラをKGBがガードしてたかようわからん
イスラエル=アメリカの構造から反イスラエル=反アメリカー>PLO=ソ連
これが冷戦の構造。冷戦当時、ソ連は社会主義国拡大と石油確保のため南下政策をとっていました。
米ソ両国とも自陣営の拡大のためイスラムを利用しようとしたのですが、冷戦終結後そのつけとして
アルカイダやチェチェンなどの問題が起こって来たのです。
467 :
407 :2006/02/24(金) 05:34:21 ID:6a3laMzW
>米ソ両国とも自陣営の拡大のためイスラムを利用しようとしたのですが だからPLOは「イスラム(原理主義)組織」じゃないってば。 とーぜんムスリムは多いけどハマスやタリバンのように「コーランの教義に基づく反文明的な生活」を 追求していたわけでなく、あくまで「(反米・反ユダヤではなく)反帝国主義・反シオニズム」であり 「世俗的な民主パレスチナ共和国」建設を憲章に掲げていた。 アメリカがPLOをつぶすためにイスラム主義組織を利用していたというのは、当たっているけどね。 ファタハ(アラファトのいたアラブ民族主義組織)に次ぐ大組織だったPFLPは「マルクス・レーニン主義」を 掲げていて、PLO全体も影響を受けていた。だから周囲のアラブ封建諸国家にもPLOは「社会主義者」として憎まれていた。 PFLPは弱くなり、ファタハの最大の競争相手はハマスが取って代わった。ファタハも「自爆戦術」を採用するようになったように、 いまは「イスラム主義化」がすすんでいるわけだが、よーするに「アラブ民族解放運動」を 社会主義が獲得するのか、イスラム主義が獲得するのか、という「内部闘争」が 「パレスチナ」を読み解く一つの鍵と言えるでしょうね。
468 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/24(金) 05:47:41 ID:0m5RUcW+
>>448 >宮台さんのアレは映画批評じゃないし、あくまで「宮台の意見(ブログ)」だしね。
>ただ、読んで面白いと思える要素はいくつかあるのも確か。
面白い視点は同意です。得に「パパ」のところ。
ただ宮台先生はあまりにも映画表現が読み取れなさすぎだと思う。というかこれは誤読w
先生の指摘する本やドキュメンタリーで指摘されていたことは、映画をよく見て理解
していればいくつかは読み取れると思う。
商業映画の制約内で出来るぎりぎりの表現だったのはないかと。
469 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/24(金) 07:25:10 ID:bZDMARRL
>>450 銃だよ。
前側がサイレンサー付き銃身と薬室で22口径のピストル弾を装填して蓋をネジ込むと後ろ側に撃針が飛び出るからそれを直接叩いて撃発させる。暗殺専用の銃。
ID:6a3laMzW いろんなことに詳しいのはわかったから もう少し空気嫁。
471 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/24(金) 08:20:07 ID:Lq077tKJ
これだけのクオリティーでハラハラドキドキ出来る映画ってありますか?
472 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/24(金) 09:21:00 ID:Pz2ajtWj
>465 ちゃんとヒアリングできたか自信ないですが、ユダヤの礼儀として遠来の客をもてなしたい、ということを言ってたと思います。拒絶されたことで、民族のため始めたはずなのに、礼儀といった精神性が損なわれる悲しみの表現かと。 監督としては、単純にイスラエルが最早ユダヤの精神性を継承していないという批判ではなく、テロに対するやりきれなさを伝えたくて、おそらくこういうラストにしたんだと思います。
パーパとルーイーはなんか反目してたみたいだけど… ふたりともお得意様のアブナーは、死ななくて良しと思ってたんですよね
最後の食事への招待は 嫁と子供を眼前につきつけて 記号でなくすことによって もしもの場合の最終決断が 少しでも揺らぐようにし向けたのかと思った
475 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/24(金) 13:20:46 ID:Fbbcas8I
最初の方で助けたテロリストの息子が最後には テロ組織に入ってたな・・(警備していた男) 負の連鎖とはこういう事かと象徴されるシーンだった
>>472 おれの解釈としては
「(イスラエルは捨てても)ユダヤのアイデンティティを捨てていない」
ということを示したいアヴナーに対して、国家が「お前はもはや同胞ではない」
と拒絶した、ということかなと思った。
>>475 え、そんなのいたっけか?
やっぱりもう一回観に行こうかな・・・
>>476 正義うんぬん関係なく、ただ殺人を犯したことについて、
罪の意識があるアブナーが、「自分の家族と食事をして、
親交を深める根性があるか?」というテストだったんじゃないかと思った。
アブナーを始末する気持ちがあるのなら、NOと言うだろうなと。
ただのユダヤ人の習慣。
480 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/24(金) 15:51:20 ID:+tFg8lf2
他をそしるということは 己をそしるものを招くということ 他を悩ますということは 己を悩ます者を招くということ 他を殺すということは 己を殺す者を招くということ かくて業の輪はまわっているのである
自然の摂理ですな
482 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/24(金) 16:40:45 ID:6Qxb9TnK
テルアビブ乱射事件のニュース映像の中で 日本赤軍という単語は発せられてるのだろうか
>>469 あの銃、顔の前で叩くから、対面から撮ってる構図だと
吹き矢を吹いてるように見えなくもないんだよね
俺もその手の本を読んでなかったら、悩んでたかも
最後に食事に招くシーンはお互い嫌ってる部分はあるんだけど 遠来の友ならばもてなす義務があると言ったアブナーに対し、任務の時と同じ知らない人間だと言っただけだと思ってた いろんな感じ方があるんだな つか、最後のシーンは何年後?世界貿易センターが建ったのがいつごろか知らんのだけど ある程度年月がたってるならフィルムを荒らさなかった方が良かったんじゃないかと思った
最後の食事に誘うシーンは、ユダヤ人として同胞として誘ったアブナーに対して もはや仲間ではないと言う意味で拒絶したのかなと思った。 空気入れ銃はガジェットとしてはおもろいが、撃ち合いになってたら間違いなく 地獄見てたと思う。
劇中に出てきたニュースで日本赤軍による空港襲撃事件流れてなかったか? あまり詳細を言わずにチラッと出てきただけなんで確信できないんだけど
488 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/24(金) 22:55:25 ID:0m5RUcW+
>>472 、476、480、484
ユダヤの儀礼や習慣、教え
>>474 、478
家族が暗殺される可能性の回避
ともに、納得できるラストシーンの解釈だとおもいます。
>>465 補足で付け加えて解釈するなら。
どこの国家権力とも組せずクロポトキンのうような原始共産制のような生活をしているパパは、
アナキスト(無政府主義)だろうと思われます。
パパには、国家から離れ(離されともいえますが)自立した行動をとりはじめたアブナーに、
アナキストとしての主体性を見いだし、かすかな共感をみています。
そしてアブナーも国家への協力を拒否し、主体的な闘争を選択しはじめます。
映画では、ほとんどのシーン、ヨーロッパ各国、ラストのNYそしてイスラエルでさえ、色調を
おさえたドキュメントタッチであるのに、パパとのシーンは色彩豊かに楽しげで理想的な
コミュニティーを意図して演出されています。
復習の連鎖を断つには、民族や国家を超えなければ到達できないというメッセージが込められて
いたのではないかと思います。
これだけの多様な解釈が同時に成立する見事なラスト。そして見事な脚本だと思います。
489 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/24(金) 23:11:55 ID:+tFg8lf2
そうだよ あんたすげーな 境界にこだわればこだわるほど戦争は終わんないんだよ みんな隣人を受け入れろってメッセージだ
そうだね。 まず在日コリアンの方々に参政権を差し上げるべき。
491 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/24(金) 23:25:23 ID:CYiP6xsj
ターゲットは11人 と ミュンヘン どっち読んだほうがいいですか?
492 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/24(金) 23:30:16 ID:+tFg8lf2
489だけど ちょっ 待って やっぱ撤回
じゃなくて。 真の愛郷者(≧愛国者)は反政府・反国家でもありうるという話。 宮台先生が書いている「捩れと矛盾」はそういうこと。 なにしろ宮台先生は「場合によっては革命もクーデターもあり」という極右思想の持ち主だから。
494 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/24(金) 23:54:07 ID:9UVOBQYe
最初、アブナーの顔と、アラブ人の顔の区別がつかなかった。
495 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/24(金) 23:54:28 ID:+tFg8lf2
そうだよ それかもしんないね あんたもすげーな 493といい488といいほんと頭いいな あんたらの話聞いてからも一度観たら さいこーにおもろいだろうな
496 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/25(土) 01:19:30 ID:GY6WcQFP
主人公、シェフチェンコかと思ったよ。
497 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/25(土) 08:18:16 ID:W9ithKEe
井筒とはことごとく映画の趣味が合わないと分かったw
>>497 俺も (・∀・)人(・∀・)
あんな見方が出来なくて幸せだと思っている
499 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/25(土) 11:26:13 ID:iGgmzQG5
尻穴とどっちがおもしろい?
井筒なんて言ってんの?
501 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/25(土) 12:31:37 ID:dpeVXrL4
スピルバーグなんかどうでもいいんだよ とにかくパッチギを見たらいいんだよパッチギを
あの既違いそんな事言ってんの…
やっぱりルイがいいね。国広富之にちょっと似てる
504 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/25(土) 15:54:11 ID:l3eyI61E
最後の会話の解釈について。 アブナーは「報復の連鎖の上に成り立つ国家などいらない」と 前置きした上で、「平和的に食事のテーブルにつこう」と誘う。 これはユダヤの風習になぞらえながらも、 「暴力に訴えず、PLOもイスラエルもまずは会話のテーブルに つくべきではないのか?」という問いかけになっている。 対するエフライムは、それを「断る」。 イスラエルは暴力に訴えてでも自国を守る、という決意。 そして、その考えがいかに虚しい考えか、は9.11のツインタワーが 映ることで示される。
ルイはウィレム・デフォーとジャン=ユーグ・アングラードを 足して割ったようなかんじだった。 いい味出してた。
>505 納得の意見ありがとう
オランダ人の殺し屋ってKGBに雇われたの? それともアブナー達がいろんな組織から狙われているよっててことで創られたキャラ?
ぶっちゃけ相当な馬鹿にはいみふな映画だと思う。
510 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/25(土) 19:43:14 ID:1DiI/fWp
見たけど、扱ったテーマの割には内容の薄っぺらさが印象に残った。ぜんぜん掘り下げてないなっていう。 井筒みたいなやつでなくとも「あれ?これで終わり?」と思うだろう なんつーか、こんなことそこらの高校生でも言えるよなっていう底の浅さだった まー別にスピにそんな政治向きのことは求めてないし、そもそもスピは単純にエスピオナージ映画が撮り たかっただけなんだと思うが、そっちの視点で見ても取り立てて出来のいい映画とは思えなかった プライベートライアンが10点だとすると、ミュンヘンは6点くらい あと客入りが悲惨だったねー
511 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/25(土) 20:03:07 ID:pQ5qUMdp
これはひょっとして初デートで行くのに向いてないのかな・・・。 ベッドシーンもあんまり激しいと気まずい〜。。 でもこの映画すごく見たいから悩みます。。。
512 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/25(土) 20:22:01 ID:uN7z6PgX
見てきた。 これ、いままで見たスピのシリアスな映画の内で最高の作品だった。
>>512 禿堂
アカデミーもたぶん無理だろうし、興行的にもよくないかもしんない
どこが、とか、なにが、とかうまく説明できない
けどすごく心に残る映画
人間て存在が恐ろしくもあり哀れでもあり滑稽でもあり
でも最後には愛おしくなる
アブナーの変化だけで負の連鎖が何を生み出すのかよくわかる そして最後に手を差し伸べるのに拒否するジェフリーラッシュ 歩み寄りも重要だよね
>>511 初デートだったら「有頂天ホテル」にでもしとけ、こっちは重過ぎる
>>515 レスthx!
でも相手が既に有頂天ホテルを見てしまっているという悲劇(;´д`)
なんでも好きなの観に行けよ
初デートは映画じゃない方がいいという説もある。 会話が途切れないものがよいという説。 まあしかしずっとしゃべり続けるのも疲れるが。
2人とも映画好きなら、好みや解釈とかでもめるときあるよな。>デートで映画
初デートで「ダンサー・イン・ザ・ダーク」を見た知り合いがいる。 すぐ別れたそうだ。
521 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/25(土) 22:21:02 ID:W9ithKEe
サスペンス映画としても優れてると思うんだけどこれ
522 :
166 :2006/02/25(土) 23:05:13 ID:utR8sT3s
原作本読了したよ。 やべえ、原作本は映画より面白えw まず、原作よりつまらない映画化は失敗作と言えるのではなかろうか? 映画では原作で一番スリリングな部分が欠落しているからだ。 原作のラストではアブナーに最大の恐怖が訪れる! そこでアブナーのとった行動とは?! そのあたりは是非原作本でご確認いただきたい。
アブナーが「アブナーイ」と(ry
524 :
166 :2006/02/25(土) 23:44:04 ID:utR8sT3s
あとちっちゃいことだけど、 テーマ曲は「モルダウ」のパクリみたいでヘン。 妙なところで手抜きだなー。
525 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/25(土) 23:47:21 ID:gHsY6V9G
吾郎の絶賛ですげえ見たくなった
527 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/25(土) 23:55:39 ID:nzilGnDM
映画まだ見てないが、原作を読む限り(10年前)は、 いかに大義名分があるとはいえ、 戦争などの群集心理によらない殺人が、 どれだけ人間の心をむしばむか、 だろう。このテーマ映像になるかな。 スピ、おごりすぎ。
>スピ、おごりすぎ。 せめて見てから言ってくれ。
稲垣のせいで、なんか見たくなってきた。 単純だが、明日見に行って見よう。
>>522 原作をランチャーにしただけで
どこへ向かってぶっ放したかったかってのは
ラストの遠景含めて考えればよろしい
原作の再現性うんぬんで語ってもしょうがない
びっくりするくらい押してたなぁ、稲垣。 初めて見たけど感想も思ったより真面目だったし。 慎吾の「宇宙戦争の人、だよね?」にワロタ オレも近々二回目行くつもり。
533 :
ダメ男クン :2006/02/26(日) 00:28:55 ID:/9BmXamM
片思いの女の子と見たいんですけど、見た後に暗くなるような映画だったら嫌なんですどうでしょうか?見た人意見ください
テーマ、あらすじ、上映時間、出演者と何一つ片思いの女の子と見るような要素はないと思うんだけど なぜこの映画なんだろう…
CBSドキュメント観た人いる? メガネの責任者、映画の役者と似てるね
片思いの子と行けるなんてしあわせだな。 しかしなぜこの映画w ダメ男らしくていいのではw
537 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/26(日) 00:46:56 ID:oVuHoXnw
やっぱアテネのアジトで鉢合わせしたときに、相手側はPLOだバスクだって言ってんじゃん。 こっち(モサド側)はETAって言ってるけどね
538 :
166 :2006/02/26(日) 00:48:22 ID:gAhRaGfU
>>531 > 原作の再現性うんぬんで語ってもしょうがない
いや、原作よりつまらない、と語っているのだが。
うーん、結局ミュンヘン見に行くことに決まってしまった・・・ダイジョウブカオレ 博士の愛した数式に逃げるプランも用意しとくかな(´ー`)
540 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/26(日) 00:55:49 ID:oVuHoXnw
>>505 お前阿呆だろ?米はビル2棟が破壊されたくらいで大騒ぎだけど
米は他国でそれ以上の破壊行為をしてきてんだぞ。
力関係の外交って考えたことあるのか?
紋切りにテロは悪って考えは米の犬だよ。
正面切って米と戦えない国はテロ・ゲリラという手段でしか対抗できないの。
わかる?力の無いものは渋々従うか、闇討ちで戦うしかないわけ。
9・11が虚しいも糞も美辞麗句だよ。
強大な軍事産業で潤って最強の国アメリカなんだよ。
勧善懲悪じゃねーっつの。ヒーロー物の米映画観すぎて脳味噌スカスカの典型だな。
>>540 パレスチナはともかく、民間人やジャーナリストの首切って殺すような
勢力を正当化できるわけがない
542 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/26(日) 01:04:46 ID:oVuHoXnw
>>541 掃射なら民間人も子供も殺しても問題なくて、首切りで殺すのは大問題かよ
首切りも力が無く弱い抵抗勢力の手段なんだよ。
だから毎回メッセージをアルジャジーラに送ってるだろ。
その地域土地柄の風習考え方があるんだよ。
543 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/26(日) 01:07:01 ID:oVuHoXnw
本当にチョンだシナだ憑かれたようにネチネチ言いながら、白人様には拝み倒す阿呆ばっか
>>542 >その地域土地柄の風習考え方があるんだよ。
んじゃあ、掃射で民間人も子供も殺すのが米軍の流儀風習考え方だということで
問題ないじゃないか
545 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/26(日) 01:11:21 ID:oVuHoXnw
はぁ問題ないですか。そうですか そえじゃあさようなら。 阿呆相手に話すのは無意味だ
米軍の不正義をあばきたいなら、民間人やジャーナリストは味方につけるべき。 米軍が強すぎるときには、戦わないことも選択肢のうち。←大東亜戦争の教訓だろ シーア派とスンニ派で内戦やってるなんてバカとしかいいようがない。
>>538 横レス失礼。
映画と原作はテーマが違うよ。
どちらが好きかは個人の主観だけど、訴えるものが違う以上
単純に原作と比較してつまらないとか失敗作とはいいきれないだろ?
>>522 を読む限りでは、あなたは「原作」を映画化したものを望んでいるようだけど
スピは「原作」というより「ネタ元」くらいにとらえてこの映画を作ったんだよ。
だから
>>531 は> 原作の再現性うんぬんで語ってもしょうがない
といってると思うんだけどね。
548 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/26(日) 01:20:16 ID:GjVT19Rn
といったような議論が起こる可能性があるので、あまりカプールで行かない方が正解。
お互い原作見てないのでその辺は大丈夫かな^^;
551 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/26(日) 02:06:47 ID:zgBo2BiN
>>540 脳味噌スカスカでないあなたに問いたい。弱者のテロの論理は分かったから。
だからどうすればいいのか、教えて欲しい。
報復の連鎖は止めなくていいの?アメリカがすべて悪いとしたら、どうすればいいの?
弱者の意見は何でも通せばいいの?
552 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/26(日) 02:30:29 ID:rUNX0lep
スマステで稲垣メンバーがこの映画を持ち上げたのは 虎ノ門で井筒がこきおろした穴埋めですか?
2回目のベッドシーン 抜くためのオカズとしては映画史上最悪に近いな
>>551 豚まんよりましな頭してるなら自分で考えたらどう?
よし分かった。間をとって俺が死のう。 それでいいだろ。
>>554 豚まんよりましな頭じゃないかもしれないので、きっと豚まんよりましな頭の、
あなたのすばらしい意見がお聞きしたいです。
「阿呆相手に話すのは無意味だ 」とかいって逃げるの無しね。
557 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/26(日) 04:18:15 ID:xz30iK+5
>>555 イキロ
アメリカ追従も困るが、テロリストの永久戦争を呼びかけ訴える
聖戦ってのもどうかと思うよ
戦争じゃ負けちゃう、味方がたくさん殺されるじゃん。何者なんだ連中は
で、射撃音とか爆発音で脅かす映画でもあったね
>>540 アルカイダなんて中東をメチャクチャにしたいアメリカの思惑に乗ってるだけの挑発者集団だろ?
9.11を一番喜んだのは誰よ?ブッシュだろうが。
「反ソ」でアメリカから武器と金をもらっていた連中がソ連崩壊という状況の変化によって、ちょっと仲がこじれただけ。
いまだってアルカイダはCIAのスパイのひも付きだよ。断言するけど。
んで中東破壊して、アメリカの軍需産業とビンラディンのゼネコンが儲かる、という寸法。
だいたい「反米」ならビルに飛行機ぶつけたり、民間人の首切っていいのかよ?
しかも、女性から仕事奪ったり、同性愛者というだけで石打で虐殺するのがイスラム主義者だ。
540は、それも「土地柄の風習」というのだろうなw
「敵」が残虐なら、抵抗する側がナニやってもいい、ということにはならない。
いまどき、こんな最悪の「典型的な古いサヨク」の思考を2ちゃんで読むとは思わなかったw
559 :
ダメ男クン :2006/02/26(日) 08:05:52 ID:/9BmXamM
534 536さんご意見ありがとうございますm(__)m 正直何を見たらいいのか分からなく僕が見たい映画を一緒に見てくれるそうです。でも、そんな経験が全くないので困ってます(*_*) 書く場所違っていてすいません。
560 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/26(日) 08:40:35 ID:c6CukboZ
吾郎なんて言ってたの?
561 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/26(日) 08:48:03 ID:c6CukboZ
あ、ホームページに書いてあった
公園のシーンが印象に残っているな・・・空が曇ってて 世界平和は来ないという絶望的な映画だよこれ
563 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/26(日) 09:22:55 ID:MY+Cj3vD
スレタイのスピ三部作のあと2つてなに? シンドラ?ライアン?
564 :
505 :2006/02/26(日) 10:19:12 ID:FwEn/HRj
>>540 まあ、そうアツクなるな。
紛らわしい書き方で悪かったが、観点が違うよ。
9.11が虚しい、と書いたのはそれが無くなって悲しいという意味じゃない。
報復の連鎖、それ自体が虚しいということ。
最後のエフライムとの会話でのアブナーは、いってみればイスラエルの
国民ではないユダヤ人(もちろんスピルバーグも)の本音が隠されてる。
対話をせず、血で血を洗う報復合戦にでるとどうなるのか。
9.11をきっかけとしてアフガンを焼き尽くし、イラクを内戦状態にしている
アメリカはどこへいくのか。
テロリズムと報復、現在におけるその象徴がツインタワーですよ、と。
このスレ、誉めてるヤツばっかりでビックリした。こんなもんで「見た後に重いものが残った」とか言ってるし そんな大層な映画じゃねーだろと。アートシアター向けでもあるまいし 井筒の言うようにこれはタダの殺戮ゲーム娯楽映画だ。それ以上でもそれ以下でもない そういう意味では良くも悪くもくだらん映画。それを頭良い人は考えすぎて本質を見誤るね そもそもああいう世界に生きる連中って、苦悩したりするもんなのかね?苦悩する前に手が先に動くアタマのネジ が十本くらい外れてる単細胞人間だから、テロだの暗殺だのやってるんじゃないんか?復讐される「恐怖」と 倫理的な「苦悩」とはまったく別のものだからな。ラストで「こんなんで問題は解決しない」とか取って付けたように 言ってみたって、ただのセリフを喋ってるだけにしか見えんわ。ああいう安っぽいテーマにしか還元できないことに ハリウッド映画の限界を見た。つか何でセックス中にミュンヘン事件の情景がオーバーラップするのか意味不明。 それと作品全体を覆うエンタメ的なウソ臭さ。これ、絶対リアルじゃねーだろという。結局のところスピは「インディ ジョーンズ」と「ジュラシックパーク」の監督なんだと、皮肉ではなく思ったわ まーこのスレがパート3すら消費してないこと、アンチスレすら立たないこと自体が、この作品の力の無さを示して いるという感じか
566 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/26(日) 11:34:15 ID:+TjNtrsK
まぁまぁ アツくなるなって アホみたいだから
567 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/26(日) 11:48:38 ID:+kHKQIBu
アホみたい、じゃなくてアホなんだから 無視してあげて
ほほう井筒ご本人の登場ですか あいも変わらず頭悪そうなレス書きますねw
少し前のレスで、アメリカによるイラクでの民間人虐殺を正当化してるヤツがいてビックリした
>>565 2chにこれほどの長レス書くほど、心を揺さぶられたと
受け取っていいですね?
571 :
166 :2006/02/26(日) 13:09:47 ID:gAhRaGfU
>>547 > 単純に原作と比較してつまらないとか失敗作とはいいきれないだろ?
原作よりつまらない映画化は存在価値がないんじゃない?
原作>>>>ミュンヘン
だからミュンヘンは失敗作
> スピは「原作」というより「ネタ元」くらいにとらえてこの映画を作ったんだよ。
主人公も登場人物もまるで同じ。
明らかに原作でしょ?
>>546 >大東亜戦争
wwwwwwwwwwwwww
573 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/26(日) 13:11:02 ID:ZcPJGQAC
>>540 お家でテレビと新聞眺めてるだけで偉そうに口上叩いてんじゃねーぞ。
俺は911の朝、グランドセントラル駅から出て仕事場に向かう途中、500メートルの距離から飛行機が突っ込むのを見たぜ。
知人も2人死んだぞ。
テロリズムの掃討は『裁き』だ。文句は言わせないし、民間人も糞もあるか。全員ブチ殺す。これが正義だ。
客観ぶって講評述べてるみたいだけどよ、そんなのは脳内妄想だな。現実は理性じゃ計れねえんだよ。
お前の友人の家にテロリストが突っ込んで、それでもそんな事言い続けられたら尊敬してやるよ。
574 :
166 :2006/02/26(日) 13:13:40 ID:gAhRaGfU
>>558 軍事力が持たない弱者からテロという手段を奪われたら、
それは「座して死ね」と言っているのに等しい。
座して死ぬ人間はいない。
従って弱者のテロは聖戦としか言いようが無い。
実際、テロなくしてイスラエルのガザ地区撤退は成らなかった。
結果的にもテロは正しかったと言わざるえない。
>>560 もっと社会派なつくりにする方法もあったと思うが
主人公の視点でリアルに淡々と話が進んでく感じが
リアルで感情移入できた。
それでいてスピなので映画として楽しませてくれる、とか何とか。
今だに心が揺さぶられてる、明日またみにいきますよ、
みたいな事言ってた。
県庁は映画なんだから社会派な作りにして欲しかった
と低評価だったがミュンヘンは真逆の事いってて笑った。
どーみても持ち上げてた。
576 :
166 :2006/02/26(日) 13:21:12 ID:gAhRaGfU
>>565 > 井筒の言うようにこれはタダの殺戮ゲーム娯楽映画だ。それ以上でもそれ以下でもない
おれはまさにそれを期待して見に行ったんだよ。
つまり、殺戮残虐エンターテイメントをだ。
スピルバークならば、社会問題やヒューマニズムというオブラードにくるんで、
プライベートライアン級のカッコいいスーパーバイオレンスを見せてくれるんではないかと。
> そういう意味では良くも悪くもくだらん映画。それを頭良い人は考えすぎて本質を見誤るね
秘宝の町山は絶賛してたけど、彼もヤキがまわったね。
>571 なんか勘違いしてる様だが、お前の読んだ本は「原作」じゃない。 これは実際に起こった事件なんだ。 それを元に本を書いた奴がいる。 その本を参照しつつ、大元の事件を映画化した奴がいる。 本書いた奴と映画撮った奴は、「モトネタ」からは同じ距離にいるんだよ。
でもって、お前の言う「原作>映画」は、お前個人の評価でしかない。 俺にとっては「映画>原作」だった。 だからと言って小説版が失敗とか駄作だとか言う気もないし、その権利もない。 ただ「つまらなかった」と言うだけだ。 お前もその程度に止めておけ。
579 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/26(日) 14:34:16 ID:eKxlOZDt
三丁目の夕日もいいがミュンヘンもいいね。
映画なりドラマなりが原作を超えたなんて言われたら、最大級の褒め言葉だからなあ・・ 例えば、日本映画での「砂の器」とかも言われたけど、ほんと数えるくらい。 まぁ、ミュンヘンに関して見た個人的な感想を言うと、スピルバーグ映画ということで ハードルが上がった分、そこまで言うほど・・・って印象かな。65点か70点の感じ。 あと少し長く感じたな。ただ見て損する映画でもない。大多数の他の映画と比較すると やはりよくできているし。みんなが指摘しているようにサスペンス演出はやはり上手いね。 三部作での個人的評価では普通にシンドラー>ライアン>ミュンヘンかな。 ただ、さすがにスピルバーグ映画だよ。多少はずしてもこのレベルいくんだから。
581 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/26(日) 15:21:31 ID:FwEn/HRj
>>571 映画にないものって、もしかして領事館の保安担当官の子供を
写した写真をとって、それをもとに脅すところのこと???
必要ないよ、あれは。
家族のために生きることを決意
↓
モサドに脅される
↓
怒って領事館を挑発、エフライムを呼び出す
このプロットが必要なだけしょ?アブナーがいろんなとこにいって
写真を撮ったりするシーンを加える必要は、まったくもってない。
スパイらしく逆襲にでるところに面白さを感じたのかも知れんけど、
そういう映画ではないでしょ、これは。
ただしく取捨選択をしないと、長いだけの映画になるぞ。
>>571 レスthx
映画はつまらないけど、何か興味が湧いたから「原作」を読んだんだよね?
それがこの映画の目的だよ。あなたの映画の評価がどうであれ
今まで興味の無かった人に考えさせたり、調べ物させたりするのがスピの狙い。
あえて横レスしたのは、あなたが映画を失敗作といってるのに
きっちりとスピの策に嵌ってるのが興味深くてちょっとレスしたくなったんだ。
あと、あなたの「原作」の認識は「ミュンヘン」には当てはまらないよ。
>主人公も登場人物もまるで同じ。
「忠臣蔵」だって脚本や演出の違いで吉良を悪にしたり善にしたりできるだろ?
もう少しいろいろな映画や本や芝居でも見れば俺の言ってることわかるよ。
偉そうな書き方になってすまないが気に障ったら失礼。
583 :
166 :2006/02/26(日) 16:02:37 ID:gAhRaGfU
>>577 > これは実際に起こった事件なんだ。
かどうかは賛否がある。
それは原作本の取材ノートや解説に明記されている。
せいぜい「虚実ないまぜ」が妥当なところだ
> 本書いた奴と映画撮った奴は、「モトネタ」からは同じ距離にいるんだよ。
しかだってそれは「んなこたあない」ということだ。
確実に言えることはせっかくの素材(原作)を
そのおいしさを活かせなかった料理人(すぴやん)と言ったところだな。
584 :
166 :2006/02/26(日) 16:04:40 ID:gAhRaGfU
>>578 > 俺にとっては「映画>原作」だった。
その根拠がないから。
何はともあれ今回のオリンピックがテロに襲われなくてよかった。ってまだ終わってないか。
586 :
166 :2006/02/26(日) 16:26:38 ID:gAhRaGfU
>>581 > 必要ないよ、あれは。
> ただしく取捨選択をしないと、長いだけの映画になるぞ。
映画でもまるまる使われていたやん。ただし
原作→卑劣な組織に一矢報いるアブナー
映画→単なる電波と化したアブナー
とっていた。わざわざ取り上げといてつまらなくしてどうする?
587 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/26(日) 16:33:37 ID:HKNp2bf7
ボートハウスの女を殺すときに使ったアレは何ですか?
↑無限ループw
589 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/26(日) 16:48:48 ID:FwEn/HRj
>>586 だからさー・・・
>卑劣な組織に一矢報いるアブナー
おいおい、カンベンしてくれ。
一矢報いるってなんなのさ?
誘拐やめろ、て示すのに手段を選ばなかっただけ。
映像化したらさらに5分弱ながくなるぞ??
明らかに必要ないだろ。
ただのB級スパイアクションが見たかったのか・・・?
最後のエフライムとの会談(?)に持ち込むために
家族が狙われ、領事館殴りこむとこは必要だけどさ。
なんでこの映画がアカデミー脚色賞にノミネートされてるか
考えてみてくれよ。
被害者の息子さんが、なかなかの名演技なのに驚いた。
>>589 止めとけ。もう意地になってる。視界が狭い奴に何をいっても無駄だ。
要は自分好みの単純なアクション映画じゃねえからつまらんって
言ってるだけだわ。
もうちょっと頭のいい人かなと思ってたら、ただの子供だよ・・・。
592 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/26(日) 18:19:04 ID:lC5GaugL
- .∵・(゚Д゚) ーt(´ )フッ
>584 > その根拠がないから。 お互い様だ。お前さんの「失敗作認定」にも根拠が無い。 従ってお前さんの>583にはなんの説得力も無いって事になる。 虚実ないまぜだろうと厳密な真実だろうと、 映画も小説も「それ」から取捨選択して作られてる事が判らないか? だから「"つまらなかった"程度に止めておけ」って言ってるのさ。 何かを失敗作扱いしたいなら、それなりの物を持って来てからにしな。
>>592 だからあれは吹き矢じゃないって。 不覚にもワロタw
原作読んでなくて横だけどそれは入れてもいいんじゃない?作品の作りにはみ出すのとラストに合わないだろけど スピが都合が悪いとこをカットしてるだけでしょ?
596 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/26(日) 19:05:51 ID:c6CukboZ
こう言う映画は演技が良く見えやすいのかも知れないがみんな上手い。 例えばゴルダ・メイア首相とかも。最初しか出なかったけど
597 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/26(日) 19:10:19 ID:7Cu6DNJA
今日観てきた。 すんごく肩が凝った。疲れました・・・。 アヴナーみたくうなされそうだ。
599 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/26(日) 21:02:34 ID:O6t2dgrH
モサドは滅茶苦茶イカツイ組織じゃねーのかよっ! ノビーに云い付けるぞ なんだよ、あの初めての海外プロジェクト 僕らの大冒険は!? 母国からのたっぷり口座だけでなく、罪もかぶってくれる完璧さは おれたちもCIAやKGBとオリンピックかよ?楽しそうだな
自分が感情的に受け付けない=失敗作、ダメ映画
という風に見てる人って多いのな。
これって必ずしも同義語にはならないよ。
年間200本とか見てる人だったらまだしも。
でも、そういう人だったらもっとマシなツッコミするか。。。
>>595 「作品の作りにはみ出すのとラストに合わないところをカット」
それを脚色というんだよ...
ドキュメンタリーじゃないんだし(ノД`)
601 :
166 :2006/02/26(日) 21:50:04 ID:gAhRaGfU
>>589 > 誘拐やめろ、て示すのに手段を選ばなかっただけ。
> 明らかに必要ないだろ。
おいおい、
あれはテロリストを憎んでいたアブナーが
個を守るために、何の罪も無い子供を犠牲にしようとするテロリストと化してしまったという
重要なシーンじゃないか?
> なんでこの映画がアカデミー脚色賞にノミネートされてるか考えてみてくれよ。
偽メールにころっとだまされるタイプだな。
602 :
166 :2006/02/26(日) 21:51:13 ID:gAhRaGfU
>>593 > お互い様だ。お前さんの「失敗作認定」にも根拠が無い。
あるぞ。
原作よりつまらない。
だから、失敗作。
明快だろ?
>>600 いやあ本数は関係ないよ。
自分の考えに凝り固まった人は自分の都合の良いようにしか見ないから。
映画に詳しいことと、映画からなにを感じるかは別問題だと思うよ。
604 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/26(日) 22:46:00 ID:93D0K97z
原作と比べてつまるとかつまらないとか書いてるやつの文章が一番つまらん。
>>603 本数見れば、自分の好みと映画として優れているかの
間に線引きができるようになると思う。
映像言語のありようについても一言持てるようになるし、
そうなれば166さんのような、トンチンカンな批判は
しなくなると思うけどな。
向井秀徳も観たようだ。 映画「ミュンヘン」を見た。 すさまじく面白かった。エンターテインメントであり、深刻な問題を叩き付ける。スピルバーグのこういった力ずくのパワーが好きだ。 「ジャッカルの日」を意識してる部分もあったようだ。あと、メシを食う場面が多かったのだが、それがすごく美味そうだった。
166、面白すぎるw これだけたたみかけて「失敗作だ」と連呼したくなるくらい夢中にさせてんだから スピも監督冥利につきるってもんだ
>>605 普通はそう思うよな・・・。
でも映画の見方って本当に人それぞれだよ、何が正しいという訳でもないし。
あなたと泥沼化したくないから、この話から引きますね。
609 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/27(月) 00:24:32 ID:EAb1UwLm
今日みてきた、スゲー面白かったけどパレスチナ?イスラエル?ユダヤ?その関係がさっぱりわからん、勉強しないと…
610 :
166 :2006/02/27(月) 00:46:15 ID:MYfAU1v9
>>605 > 本数見れば、自分の好みと映画として優れているかの間に線引きが
好みというか、原作と比べて普通につまらない映画でしょう。
エンタータイメントとして成立していない一方で、
ただでさえ虚実があやふやな原作をさらに改変しており、リアリティもあやしい。
失敗作と言わざる得ない。
語り伝えたいことのために 設定を借りただけであって 史実に忠実にとか、リアリティとか そういうところを目指してないから それを尺度にして語っても不毛なだけだって いい加減気付けよ
612 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/27(月) 01:00:38 ID:qd+yJQJ/
バニシング・ポイントからUSの映画好きになった俺は、これ系好きなんだけどなぁ。 最近のだと、「リチャード・ニクソン」もそうだけど、ニューシネマっぽいドツボに嵌っ ていく感じがドラマティックに演出されているくだりがストレートに楽しめた。 それから、アヴナーが最後まで人間としての苦悩を捨てないでいることが、逆に爽 やかな気持ちにさせてくれたよ。これ系の映画に慣れちゃった人間の意見かもしれ ないけど、どこかで切れてプッツリ、ではなく、何とか普通に生活しながら、恐怖や 苦悩と戦いつづけているって感じが、ありのままに表現されているからさ。 この映画、俺にとっては、信条と現実の狭間で戦う、現代人なら誰でも感じたことの ある感情を、延々描いたものだと思ったよ。 それから、日本人でいることは幸せだなって。俺たちは、自らの土地や習慣を失わ させられたり、常に他国によって自分の土地が脅かされていた歴史もないもの。そ りゃ歴史的に観ればいろいろな危機があったかもしれないけど、平成に生きる人間 としての実感としてさ。
>史実に忠実にとか、リアリティとか >そういうところを目指してないから オマエの家にポグロムしたい気分でいっぱいです。
611 最初に「史実に基づいた物語である」ってテロップ入るのは無視かよ。
で失敗作だからなんなんだ?
原作読んで面白くて、これだけレスついて十分楽しめたろ。
>>166 で映画の感想書いといて
>>207 で>カップルで見に行くのはやめた方が良さそうですか…?
と聞いているのは、結局デートに向いているかどうかの判断も出来ない
鈍い感受性ですよって言ってるのと同じだな。
やばい俺達釣られたか?
失敗とか成功とかは、何年後かに映画会社が判断する。外野の決めつけは不要ね。
>>612 いまの日本は平和にみえるけど、島国という条件が大きいと思う。
同じ島国のイギリスがしゃかりきになって情報収集と各国のパワーバランスの操作に努めているのをみると、
平和ボケに過ぎる。もっとアメリカ離れ・多方面外交の発想が必要かと。
補足 同IDがあることは知ってる上での判断だから
スピルバーグのこの手のやり口はイヤなんだよなあ。 「この手の」ってのは、たとえば、プライベートライアンの レーダーサイトのドイツ人とメリッシュをヌッ殺したドイツ人と アパムにぶっ放されたドイツ人の描き方、ね。 んでスレはグダグダになると。 スレがどうなろうといいですけど、 「話しが見えなくなると観客は怒る」ってのを もう少し考え…てないからムカつくんだな。
史実に基づいてるんであって史実に忠実なわけではない スピのテーマにそぐわないものはカットしてるし、またテーマにそうようシーンは追加されてる 印象操作してる部分はあるしパレスチナ問題を深く掘り下げてるわけではない 上を批判するなら分かるけども原作と違う、つまらないてのは分からない つか、別に原作ちゃうやろ。原作てクレジット自体ないしタイトルも違う。あくまで参考図書。資料のひとつくらいの位置付けだろ、もちろん告発本がなければ作られてない映画だけどな つまらないて意見なら尊重もするが批判するならずれすぎてる。阿呆らしい
620 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/27(月) 01:59:41 ID:ZgrQYhyS
今頃見てきましたが、 つまらない映画ですね、宣伝の「私は正しいのか」で終わってる。 日本人にとっては映画なぞ見なくても正しくないのは常識なので、 2時間かけて結局得た物はなかった。これになんらかの感動を覚えるのは、 イスラエル人とそれを彼らを応援するアメリカ人だけじゃないのかな。アメリカのやってる対テロ戦争への申し立てとしては、少々ずれているように思える。 プライベート・ライアンで娯楽的な見せ方をしたスピルバーグも、スパイ戦の要素だらけの映画でありながら大胆なもの言いができないのが臆病だ。 イスラエルの殺人者が自らの行為に疑問を持つのは、直接関係ないオランダ人暗殺者の醜い死になっていて、彼らが殺したパレスチナ人の死ではない。 主人公に殺人への疑問をぶつけるのは全て同じ仲間であり、偶然に会ったPLOとは反目したまま。故郷のイスラエルの母親は殺人を犯す前から固くて、彼女が主人公を讃えるのはかなり不自然に見え、言い換えれば政治的でなくても讃えるように思える。
違うだろう・・・ この作品の流れにライアンは無関係。 ライアン関係ないだろ・・・・ 笑&鬱 カラーパープル − シンドラー − ミュンヘン なんだよ。 「やっとスピルバーグが還って来た」ことに気付かない、いや理解らないオコチャマは黙っとれ。
620 すまない、最後の行が理解出来ないもう少し分かりやすい日本語を使ってくれると助かる あとはかなり大胆だとは思ってるんだがイスラエル、アメリカからの批判が大きかったのも国策に反するテーマだからだろうし もうひとつ日本人にとって正しいはどうだろう?パレスチナの歴史に詳しい人間も少ないだろうし、テロは悪であっても報復は許容してる方が多い気がする
623 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/27(月) 02:18:28 ID:B78uDoKD
プライベートライアンはつまらなかったけどこの映画は面白かった
624 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/27(月) 02:19:18 ID:v30nNAxl
まぁ何にしろどんな映画にしろ人それぞれ受け止め方は十人十色なんだから 粘着質にいつまでも書き込むな。 賞賛も不満も一度書き込めばいいだろ?
625 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/27(月) 02:25:45 ID:buVRZ/qV
で結局妊娠何ヶ月前までは セックスしていいの?
626 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/27(月) 02:27:16 ID:buVRZ/qV
×妊娠 ○出産
アフリカでは妊娠中のセックスは子供の栄養になるからいつまでしてもいいと聞いた事がある
精子の成分って赤ちゃんを出すのが入ってるから時期によっては早産の元になるが 後期になってそろそろって時に中出しするといいと言う話を妊娠体験本で読んだ。
今回音楽つーかヒット曲の使い方が面白かった。 アル・グリーンもパパ・ワズ・ア・ローリングストーンも良かったが、 ブラックマジック・ウーマンが特に笑えた。(状況考えたら笑ってる場合じゃないが) スピルバーグってここまで音楽使う人だっけ? あと、上のほうで違和感言ってる人がいるが、最後の奥さんとのセックスと「事件」の映像重ねるのは、 一気呵成に事件の映像をやっちゃうと不味いっつー監督の単純なバランス感覚でしかないと思うよ。 「世論に配慮した」と俺は取った。それはそれで間違ってないな、とも思った。 でもあそこも笑っていいところだと思う。いろんな意味で。
>602 >原作よりつまらない。 >だから、失敗作。 >明快だろ? 明快なひとりよがりだなw どこぞの馬鹿がどう思ったかなんて映画の出来にゃ関係ないんだよ。 思い上がるな。 「エンターテインメントとして成立していない」箇所を映画から挙げてみせろ。 虚実あやふやであることや改変がいけない理由を出してみろ。 お前は娯楽映画も社会派映画も、およそ映画と名のつく物を見る準備ができてない。 家に籠って本だけ読んでろ。
とにかく公式サイトが激重クソだったのでムカついた。
632 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/27(月) 10:04:43 ID:m3c60EHC
だいたい「面白いかつまらないか」という低次元の物差ししか持ち合わせてない やつが見ても意味のない映画だろ。そういうやつはジュラシックパークでも見て ろってこった。これは考える映画だからな。子供の見る映画ではない。12歳以下 は来るなってこった。
何気にアブナーのファッションが それぞれの土地に雰囲気が合っていて、見ていて楽しかった。 バナ、スタイルいいよな。
634 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/27(月) 11:13:00 ID:qT9IE6Ht
つーか何だこのできそこないの描き方は?モサドの中のモサド、「メツァーダ」 機関のプロ中のプロ、「キドン」(処刑者)が、まるで素人集団じゃねーかw。 まだ「ギデオン」の方が、信念を持ったキドンの要員としての彼らを丁寧に描いて いたぞ。殺しを重ねていくうちに、狩る身が狩られる身となって、心理的に動揺し、 崩壊していくチームの描写も、この駄作みたいに薄っぺらじゃなくて、丹念に描いて あった。まったく、これじゃあ、現存のモサドのOBたちも頭にくるわw。
救いようの無いイスラエル人テロリストの信仰者と そうでない唯の第三者であるイスラエル系映画監督の差が出ただけ
まあ、ある意味さすがにスピだなって感じでうまく映画にはなっているんだけどさ、
たしかに、
>>634 じゃないが、モサドのイメージがなんかヘタレだなあ、と後になっておもったよ。
人間くささを出したかったのだろうか知らないけど。
あと、個人的にだが
主人公が「パパ」の家に呼ばれて会食するシーンは、「いい」と思った。
637 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/27(月) 15:23:41 ID:ZgrQYhyS
宮台やら、町山やら、原田真人やらのブログを読んでみたが、 みなさん政治的なことに非常に敏感なのね。原田は同じ映画製作者として 自分がやろうとしているのと重なる部分に感動しているし、町山は非常に素直だ。 しかし、一観客に過ぎない私には、あまり刺激的でない判りきったことを、 繰り返す映画だった、これに一番近いのは左翼映画人の作る反戦映画「戦争と青春」あたりのように思う。 当事者や制作者が気にするほど観客は事件を知らないし、政治的意味合いより目先のアクションに魅かれる。スパイが暗殺に手間取ったり、その意味に疑問をもったり、逆に命を狙われたりすうる映画はいくらでもあるように思う。 観客はこの映画の政治的な意味合いより、そういうスパイものとしてのスリル&サスペンスに魅かれて、やっと最後にメッセージ性に感動するのだろう。その魅力の点でこの映画は全然たいしたことがなかった。 映画では血みどろの殺人などいくらでもあるし、スパイは必ず国家に裏切られる。 現実をベースにしたこの映画では、そういう脚色ができず、逆に映画大国アメリカが色々使ったスパイものの演出筋立てが観客を不感症にしてしまったと言えるかもしれない。
今見てきましたが、最後のシーンでツインタワーに気づかなかった自分は ものすごい馬鹿。 気づいていればこの映画のインパクトも評価ももっと上がったのに。 こういう映画の感想ってどういったらいいのかいつも悩む。 おもしろかったっつうのも良い映画だったっつうのもなんか抵抗がある。 ドライに描いた事には自分は賛成です。
639 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/27(月) 15:38:35 ID:ZgrQYhyS
もしここで扱われている事件がユダヤ人ではなく、アフリカやセルビアであればもっと大胆な凄い映画を見る事ができたように思う。 パレスチナの紛争の歴史を辿れば、復讐の暗殺をする主人公は、 その父はナチの収容所で友人を失い その兄を中東戦争で失い、 その友人をパレスチナ人のテロで失い、 そしてその相手のPLOの闘士はそれ以上の喪失の歴史を持っており、彼らは セイフハウスでその血みどろの歴史で相手をなじりあい、あるいは殺し合い、それでも更に暗殺は続き、 ついにその妻や子供は報復の暗殺で失う。 しかしそれでも主人公は暗殺を続ける。 もはや自分の暗殺が国家が行うまともな行為とは信じられず、子や妻も失い、なんのために? その位の表現があっても私たちは少しも驚かないだろう。 そして現実はそれに近いように思われる。 なんて臆病な、言い換えればハリウッドの映画製作がいかに政治的かわかろうものだ。
有名監督の新作ということで 大した予備知識もなく(=バイアスがかかっていないということ) 劇場に足を運んだ観客に、そっとメッセージを伝える そのためには、あまりに針(ドラマ)が振り切れてしまっては ジャンル、カテゴライズ、レイティングその他で足をとられて 思わぬ網にかかってしまって身動きがとれなくなる ドラマとメッセージのどちらにも足を置かない さじ加減においてはかなり巧妙な作品だったんじゃないか
唐突に始まり、唐突に終わる殺戮シーンを 6〜7つ並べただけの糞映画。 北野武の糞映画「brother」に匹敵する 糞映画だと思ったね、俺は。
>>641 わかったわかった。 で?クソでないキミが認める作品を2,3晒して頂戴。
>>629 再現シーン三分割には、ちゃんと意味があるよ。
事件の経過と、アヴナーの心の揺れ動きがシンクロする仕組み。
この映画をみてからストレス発散に料理をする様になってしまい一気に増えた調味料の為に 食器棚をもう一つ購入してしまった・・・・ 今週はトリガラスープとハーブミックスペッパーとポン酢でどれだけ出来るか挑戦。
645 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/27(月) 22:35:42 ID:Jyb8vKJC
暗殺者たちが人間臭く描かれて感情移入できる最初の映画。 ゴルゴ13がセックスの最中に苦悩するだろうか。 今までの映画や漫画で描かれた殺し屋は、特殊な、モラルも超越した超人ばかりだった。
646 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/27(月) 22:37:32 ID:LgFQpzlu
テロに対する報復は無意味だという熱いメッセージを感じ取れよ。
647 :
166 :2006/02/27(月) 22:56:51 ID:MYfAU1v9
>>630 > どこぞの馬鹿がどう思ったかなんて映画の出来にゃ関係ないんだよ。
「出来がいい」とする根拠が無いから。
> 「エンターテインメントとして成立していない」箇所を映画から挙げてみせろ。
・新婚カップルが爆弾で怪我をし、妻に「目が見えない」とわざわざ言わせ後味が悪い。
・主人公たるアブナーがモサドへいちゃもんをつけている単なる電波として描かれている。
・プロフェッショナルの集団のはずが、爆弾担当をへたれとして扱っている。
上記はいずれも原作とはわざわざ異なるように描写されている。
「史実」では第三者を傷つけるようなことはいっさい行わなかった。
> 虚実あやふやであることや改変がいけない理由を出してみろ。
映画を面白くさせるならともかく、わざわざ改変によってつまらなくさせているから。
明快だろ?
そもそもこの映画ははエンターテイメントと言えるのかどうかについて
>>647 オレはとても素晴らしい作品だと思った
その素晴らしさが分からないお前はバカだ
明快だろ?
原作よりつまらなかったというヤツは ダヴィンチ・コードみても同じ事言うんだろうな・・・。
651 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/27(月) 23:51:15 ID:Ra8HLafa
今日観てきた。 バナのベッドシーンにミュンヘン事件の映像を絡ませるのは理解に苦しむ。 それ以外は満足。
653 :
166 :2006/02/28(火) 00:02:05 ID:MYfAU1v9
>>649 > オレはとても素晴らしい作品だと思った
いや、「すばらしい」の根拠がないから。
654 :
166 :2006/02/28(火) 00:21:59 ID:g4oUEE4C
いまわかった!
アンチはみんな166になれば良いんだ!
オレは今日から166になるけど、先輩よろしく。
>>650 原作のほうが面白いに決まってるじゃん。
明快だろ?
何でこんなにレベルの低いアンチが沸くかな… それだけスピルバーグは大衆作家ということなんだろか
大衆作家すばらしいじゃん 大衆を相手に堂々と仕事するやつを俺は尊敬してるよ 蓮見重彦とか阿呆陀羅経みたいな仕事とは全然功徳が違う
658 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/28(火) 01:49:12 ID:4YCO3qk+
スピルバーグは天才だと思った
欧米人、アラブ人、ユダヤ人は この事件あまり知らないのかい? 日本人は問題外だろうけど。
つまりこの映画、アブナー「ふう危なかったぜ」 ってことだろ?
最高 ハラ抱えて大笑いしちまったじゃねぇか。 勘弁してくれよ。
>>661 最高 ハラ抱えて大笑いしちまったじゃねぇか。 勘弁してくれよ。
これ以降のループは禁止
>>648 全ての映画がエンターテイメントじゃないとダメなの?
665 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/28(火) 15:50:26 ID:RZxPWhPj
今観てきた。 オランダ女に2発喰らわせておいて、立たせたまま弾を補給するシーンが一番怖かった。
666 :
648 :2006/02/28(火) 16:01:23 ID:fRPz6Qs1
>>664 だから、
「この映画はエンターテイメントではないので、647は論点からして違う」
といいたかったわけです。
>>666 なるほど。
166をNGワードにしてたから、わからなかった。
失礼しました。
>647 ・なぜ後味が悪いと「エンターテインメントとして成立しない」のか? ・なぜ電波が出て来ると「エンターテインメントとして成立しない」のか? ・なぜプロをへたれ扱いすると「エンターテインメントとして成立しない」のか? いつからエンターテインメントの成立要件が 「原作とぴったり一緒であること」になったんだ? それぞれの場面はそれぞれの文脈の中で評価される。 お前は文脈を斟酌しないで場面だけを取り出して、 そこに見当違いな評価を押し付けてる。 そんなものは誰も根拠とは認めん。却下。 > 映画を面白くさせるならともかく、わざわざ改変によってつまらなくさせているから。 > 明快だろ? 相変わらず明快にひとりよがりだな。 つまらないかどうかはお前個人の判断でしかない。 どこぞの馬鹿がどう思ったかなんて映画の出来にゃ関係無いと言っただろーが。
エンターテイメントつっても、別に楽しくなくてもいいんじゃねーの? 俺的には日常からかけ離れればエンターテイメント。
671 :
166 :2006/02/28(火) 23:26:57 ID:1Jad9paR
>>668 > ・なぜ後味が悪いと「エンターテインメントとして成立しない」のか?
原作では、家族を守るためアブナーがテロリストと化した。
その結果イデオロギーや正義の軛から解放されることによって人間性が回復されたという
痛快かつ重要なメッセージが映画ではまるで無視されている。
> ・なぜ電波が出て来ると「エンターテインメントとして成立しない」のか?
また、当初、組織のおべっかに舞い上がっていた青年が
国家から「自立」するに至る成長の物語でもあった。
しかし、映画では単に電波になっているのである。
> ・なぜプロをへたれ扱いすると「エンターテインメントとして成立しない」のか?
若輩のリーダー・アブナーにプロで脇を固めて成立するチームだ。
シロウトが混ざってまぬけなチームになってしまった。
まぬけなチームなおかげで緊迫感もなにもなくなってしまった。
> いつからエンターテインメントの成立要件が
> 「原作とぴったり一緒であること」になったんだ?
原作を改変している。
しかし、その改変によって話がつまらなくなった。
よって、その改変は失敗である。
> つまらないかどうかはお前個人の判断でしかない。
> そんなものは誰も根拠とは認めん。却下。
だから、 「映画>原作」の 根拠がないから。
672 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/28(火) 23:29:09 ID:e++YQRIx
別物と思えばいいじゃない。 俺は原作知らないけど、だからって、「原作のほうがとにかく すげーんだから映画は糞」ってだけの価値の押し付けは受 け付けないよ。 人の発言への攻撃に終始しているのもいただけない。もう少 し冷静になろうよ。
なんかロード・オブ・ザ・リングのアンチを思い出させるなあ。 はっきりいって、最初の自分の意見に誰も賛同してくれなかったから 意固地になってる、典型的かまってちゃんでしょ。 オレは遊んであげないよ
イスラエルとパレスチナはもうどちらかが滅びるまで永遠に殺し合いを続けるんだろうな。 日本人でよかった。
676 :
名無シネマ@上映中 :2006/03/01(水) 01:33:55 ID:PMYqEbSe
ハニートラップは、愛人工作のハニートラップ?それとも、ただの皮肉で「甘い罠」??
観てきた。 良かった。 特に、おっさん二人の死の描き方が、 極めて普通なおっさんの突然死的描写なのが気に入った。 死の描き方の淡白さに、「七人の侍」を思い出してしまった。 テロと対テロの報復合戦の無意味さとかじゃなくて、 組織の末端で使い捨てられ死んでゆく悲哀の物語なのだと思った。
678 :
名無シネマ@上映中 :2006/03/01(水) 06:35:20 ID:LTi82sdj
>>665 あのシーンあたりはグッときた
猫に歩み寄って最後の別れをした?あたりでかなりブルー入ったなぁ
椅子に座って呼吸しだして血が流れだしたところでさらにせつなくなった
淡々と暗殺されていくところってすごく現実感があって怖ひ
>671 >原作では、家族を守るためアブナーがテロリストと化した。 >その結果イデオロギーや正義の軛から解放されることによって人間性が回復されたという >痛快かつ重要なメッセージが映画ではまるで無視されている。 そんなプロット仕込んだら映画のテーマと真っ向から対立するだろ。 外して正解。 もし小説版(もう原作とは呼ばない。原作じゃないんだから)が そういうプロットになっているなら、 小説版こそ「エンターテインメントとして成立してない」。 >しかし、映画では単に電波になっているのである。 アブナーをただの電波だと言い張るなら、お前は映画を見てない。 どの辺で彼を電波扱いしてるか指摘できないだろ? >まぬけなチームなおかげで緊迫感もなにもなくなってしまった。 まぬけなチームだから緊迫感が出るんだろーが。 プロフェッショナルが危なげなく任務を遂行する所が見たいなら、 「ダイハード」の悪役でも眺めてろ。 > だから、 「映画>原作」の 根拠がないから。 そんな話は誰もしてない。意固地にならんでしっかり読め。 俺は「"お前の価値判断"はなんの根拠にもならん」と言ってるんだよ。 根拠を出せと言われてるのはお前の方だ。
>>679 もう止めようよ。
反応することで「無限の連鎖」になってるから・・・。
思うにこのテーマは ユダヤ人がホロコーストで絶滅してたなら世界は平和だったということでいいのかな
682 :
名無シネマ@上映中 :2006/03/01(水) 12:11:42 ID:oSM1LL7n
何かおもしろそうだ 1000円だし観てこようかな
683 :
名無シネマ@上映中 :2006/03/01(水) 13:21:12 ID:2JgTWpth
>>652 バナは殺しハァハァな人間になったのです。
だからイク時は、殺しのシーンを思い浮かべてハァハァしながらイクのです。
幼女ハァハァな人間が、オナニーでイク時に幼女を頭に浮べてイクのと一緒です。
684 :
名無シネマ@上映中 :2006/03/01(水) 15:10:05 ID:IYTcbq8H
暗殺者の苦悩がきちんと描写されてるのがいい
685 :
名無シネマ@上映中 :2006/03/01(水) 15:52:09 ID:wvVUJdti
これ今から観にいこうかと思うのだが、予備知識なしで大丈夫??
ダニエル・クレイグはやはり007よりは、こういう工作員の方が似合っているな。
685 過去スレ読んで判断して。
688 :
名無シネマ@上映中 :2006/03/01(水) 16:16:40 ID:wvVUJdti
とにかくバナがカッコよかった
693 :
名無シネマ@上映中 :2006/03/01(水) 19:47:35 ID:Ps54kTot
今観てきた 不意のオパーイでムラムラしたのは内緒だ 抜いてから来ればよかった これだから童t(ry
バナが愛娘の声を電話で聞いて泣きそうになるシーンに 。・゜・(ノД`)・゜・。 バナ、いいよ。バナ。 あとあのラストシーン。 あんなに哀しくて重いラストシーンをスピの映画で観たのは初めてだ。 今年の俺のベスト3入りは確実。
695 :
名無シネマ@上映中 :2006/03/01(水) 20:22:49 ID:AW7S0leP
序盤に「イスラム人殺してやる」と本気で思ってしまった事は秘密です
>695 アラブ人じゃなくて?
>>694 自分もそこぐっっときた。つか泣いた。
笑顔から急に顔をしかめで涙をこらえるあの表情はリアルで響いた。
ほんとバナすごいとおもった。
てか、「イスラム人」てw
エイタンくる前に終わったー!
700 :
名無シネマ@上映中 :2006/03/01(水) 21:07:30 ID:3mqTRLl0
ワレワレハ サンオクコウネンサキノ ギンガカラヤッテキタ イスラムジンダ チキュウジョウノ ドウボウヲスクウタメ、アメリカヲコウゲキスル →以降、「宇宙戦争」へ。
701 :
名無シネマ@上映中 :2006/03/01(水) 21:12:00 ID:RATjcO5r
政治的な話というより人間の本質を描いてると思ったけど。 暗殺という非道な行為の前後のベッドシーンが理解できないという 書きこみがあるけど、私は変に納得しました。 割と男性はああいうときセックスに逃避すると思うし(だから日本も 戦後がベビーブームだったんだと思ったり)、 奥さんもそれが分かってるから哀れだと思って受け入れてるんだと思った。 明らかにキチャッてるアブナーに「愛してるわ」なんて言ったりしてね。 確かにデートで見ると辛いかもしれないけどね。
妻子持ちが暗殺者のリーダー 素人が爆弾製作 女に弱い掃除屋 この人選理解に苦しむ。 あとの2人は悪くないと思うが。
ユダヤ人に国奪われて空爆で大勢の民間人が虐殺されたパレスチナ人のこと考えてしまうな。 シリアナ見ちゃうとこの映画はなんだかな
>>702 矛盾が人間臭いのでしょう
金満イスラエルが、貧乏パレスチナをヌッ殺すのもまたヒューマニズムとか
>>702 状況が状況だから
特別女に弱いかどうかは断定できないと思うんだが>掃除屋
直前の任務にも失敗して暗礁に乗り上げたところだったし
途中のセリフから息子も亡くして孤独な人なのだろうと思わせるし。
人選が理解に苦しむというのは同意です。
あれだけ困難かつ危険な任務なのだから
もっと技術的にも精神的にもプロフェッショナルな人たちを選ぶと思う。
あの任務に技術的にほとんど素人でかつ
殺人行為に逡巡する一般市民を選ぶのは
観客の目から見ても明らかに不自然。
707 :
166 :2006/03/01(水) 22:21:55 ID:oR1zFzUn
>>679 > >原作では、家族を守るためアブナーがテロリストと化した。
> そんなプロット仕込んだら映画のテーマと真っ向から対立するだろ。
つまり原作の精神を無視している。
無視することで面白くなるならともかく、つまらなくしている。
だから、失敗と言える。
> もし小説版(もう原作とは呼ばない。原作じゃないんだから)が
どうみても原作だろ?
> そういうプロットになっているなら、
なんだ、読んでないのかw
> どの辺で彼を電波扱いしてるか指摘できないだろ?
映画ではラスト近くで自分や家族が狙われていると「妄想」する。
妄想が高じて領事館に乗り込んで大騒ぎする。
これ単なる電波の行動である。
原作と大きく異なる点の一つだ。
> まぬけなチームだから緊迫感が出るんだろーが。
逆だろ?まぬけが失敗しても「ふーん」と思うだけだ。
「はじめてのおつかい」じゃあるまいし。
> プロフェッショナルが危なげなく任務を遂行する所が見たいなら、
だから原作だとうまいこと任務を果たし、
アブナーは機関から英雄扱いされている。
あんたは理解力がない上に、文字を読めないのかい?
ひょっとして在日?
>>706 >殺人行為に逡巡する一般市民を選ぶのは
彼らは一般市民ではないだろう。表向き一般の職もあるが。
709 :
166 :2006/03/01(水) 22:38:35 ID:oR1zFzUn
>>706 > もっと技術的にも精神的にもプロフェッショナルな人たちを選ぶと思う。
原作では
困難に遭ってもさらに突き進む精神の持ち主ばかりを選んだ、
というような記述がある。
映画では単なる狂気のように描いていたが...
710 :
名無シネマ@上映中 :2006/03/01(水) 23:02:50 ID:GRbg8au3
オランダ女役の人って誰?
>>709 原作が無いとジャッジできないようだが
「シンドラーのリスト」や「宇宙戦争」は
原作読んだのか?
>>708 確かにピックアップされている時点で
完全な一般市民とは言えませんが
明らかに殺人慣れして疑念も抵抗感も持たないプロフェッショナルではない。
痛みを感じないアウトロー的人物も一人出てくるけど
他の四人から微妙に浮いた存在として描かれているし。
「一般人を巻き込んではいけない」という命題上
最も技術的にプロフェッショナルたることが求められるであろう
爆弾係が素人だという点に至っては不自然の極み。
何だか、主役のイスラエル人テロリストたちを人間的に描こうとするために
整合性の取れない設定になってしまった感が濃厚。
都合の悪い点は全てルイという
前提的にイデオロギー及び国家を拒絶した完全なアウトローに
押し付けて処理したとしか思えない。
ルイというフランス名を名乗ってはいるけど
明らかにシチリアマフィアだと分かる描写だし
そのファミリーの描写が丸っきりゴッドファーザーの引き写しなのも
物語の整合性とは別に個人的にちょっと不快でした。
>>166 わざと人間臭くしてるんだろ。
俺は冷酷無比な暗殺集団が殺して回っててもそれこそ「ふーん」だな。
伝えたいこと(人間同士の救いようの無い殺し合いの連鎖の悲劇)を伝えるために映画をとったんなら、
まぬけで人間臭くて、迷って・・・ってやったほうがよいでしょ。
それを面白くないって思うなら勝手だけど。
>>映画では単なる狂気のように
こう書いてる時点で鑑賞能力皆無だからもっと自覚したほうがいいよ。
>>707 それに在日差別で萎えた。
やっぱり差別主義者は底が浅いな。
715 :
名無シネマ@上映中 :2006/03/01(水) 23:29:39 ID:kGJuDBAd
>>707 >つまり原作の精神を無視している。 無視することで面白くなるならともかく、つまらなくしている。
アブナーがどっちになっても面白くできると思われるが?
何をもってエンターテイメントとするかが書かれていないのでわからぬが、
スパイもののスリルであるなら、なんにせよ主人公が
どうなっちゃうんだろう、ハラハラを引っ張れば観客は喜ぶと思うよ。
つまりこの映画は政治⇔娯楽で両立しないのではなく、演出が足りない。
アブナーの電波だってしぐ直っちゃ、ただのいい訳程度にしか見えないよ。
>>707 =
>>166 >ひょっとして在日?
語るに落ちたな。差別主義者かよ。もうてめえが何言ったって説得力ねえよ。
ぐだぐだ理屈こねる前にまず人として勉強し直せ。
717 :
名無シネマ@上映中 :2006/03/01(水) 23:54:45 ID:aU0qQOx7
>>712 ルイの一味はフランス人だろ。
執拗に犬の散歩させてる描写もシトロエンDSも
「フランス人であること」の記号なんじゃね?
「あえてフランス人を演じるシチリア人」には見えなかったぞ。
718 :
名無シネマ@上映中 :2006/03/01(水) 23:55:26 ID:IYTcbq8H
感動作と言うより衝撃作だな 感動するところは生まれてきた赤ちゃんとアブナーが会話するところくらい 最高
>>716 いつもの2ちゃん常識で書いたんだろ。あんまりいじめると暴れるから面倒だよ。
一人目のアパートの住人に11発浴びせたとこはかなり適当になってた
レイトショー観てきた。面白かったという表現が適当ではないが、観て良かったと思う。 細かいシーンや、背景などは不明で、理解できなかったところがあるのが少しもどかしい。 ・作品自体のメッセージの押し付けがましさの無さ ・アラブ側、ユダヤ側のどちらかを勧善懲悪に描いていない ・アブナーの苦悩を描くも彼への同情や感情移入は少ない ・なぜか目が引きつけられる画面や反復される日常性と衝撃的シーン 以上のことからだろうか、観終わっても明確な着地点が見当たらず、 例えば、中東の諸問題に対し『平和が大事、不条理な国家の争いやテロは止めるべき』 といった類の言葉は、現実に対し、あまりに無意味、無力、凡庸で、 映画を観た結論としては、言葉にすることすらはばかれる思いだし、なんか違う。 また、暗殺や爆発、銃撃シーンなどを心密かに期待する自分の(or人間としての)暴力性の内在性が、 映画における暗殺の成功=ミッション(報復)の成功や国家的賛美と関連するのか、 矛盾めいた感覚が自分の中で渦巻き、テロの問題の出口の見えなさとリンクしてしまう・・・。
一方、作品の内容とはかなり無関係な話として、 日本はこの無限に続くかのような報復の連鎖に巻き込まれていないことに 素直にもっと幸せを感じるべきだと思った。 国家間、宗教間の隔たり大きさをあまりに知らなさすぎた。 イラク派兵等の是非や政治的決断など現実的な判断は置いておいて、 浅い認識で覚悟のない安易な関与は相当危険に思えた。 孤立的であることもひとつの正義というか正解に思えた。 アラブもユダヤも相当の歴史をしょっている。 作中の『「家」は高い』 正確な台詞は忘れたが妙に心に残る。
あと、ほんとどうでもいい話として、 最後の方、アブナーがイスラエル領事館に殴り込む(?)とき、 女性の受付みたいな人が叫ぶ、警備員がケイビインと聞こえた。 気のせいかもしれんし、何語だったかもわからんのだが・・・。 長々ごめん
724 :
名無シネマ@上映中 :2006/03/02(木) 02:23:51 ID:aC/L0+7s
俺の近くの映画館は今週で終わる フライトプランはこれより前に公開されたのにまだやるみたいだ 興行収入が向こうのが上だからしょうがないか・・・
725 :
名無シネマ@上映中 :2006/03/02(木) 03:01:34 ID:JfVK/wsG
>>721 何オナニーしてんだこいつは、
>アラブ側、ユダヤ側のどちらかを勧善懲悪に描いていない
あれ見てアラブ人が公平に扱われたと思うだろうか?そもそもミュンヘン事件に関係のない、それも異国の、パレスチナ人を、わざわざ大金かけて殺しに来る奴を平気な顔して主人公にしてる時点で、彼らはとても平静な心でみられないだろうよ。
公開時スピルバーグがイスラエル人には試写を見せたが、アラブ人には見せなかったのは、「明らかなイスラエルよりで、見せられなかった」だけに過ぎない、ことにさえ気づかないらしいな。
>作品自体のメッセージの押し付けがましさの無さ
>終わっても明確な着地点が見当たらず、
>テロの問題の出口の見えなさとリンクしてしまう
要は映画が平和ボケした自分の生活に踏みこまなかったから安心し、同時に明確な行動指針を与えてくれなかったから、「何したらいいんでチュ僕」
て、ぶりっ子してる訳ね。
まさにテロなど他人事の言い草ですな。
実際的には紛争の当時者である、アメリカ人にはこの位の表現でも論議をかもすが、直接向き合っていない日本人には、この映画が役立たずだろいうことに気がつかないのね。
やるべきことは決まってる、殺し合いをやめることだ、これが永遠に続くなどという幻想をふりまかず、少しづつでも前進することだ。
それを支えている国を非難することだ。
726 :
名無シネマ@上映中 :2006/03/02(木) 03:08:43 ID:pF4PcuHi
我が日本にも素晴らしい幼稚テロ宗教集団がいるではありませんか
>>725 上のほうでも暴れて叩かれてるイタイ人?
>>725 言わんとする事はわからんでもないが、おまえみたいな物言いの奴がいる限り、世の中から争いごとは無くならんだろうな。
おまえの文章から感じ取れるのは「正しいのは常に自分」、他人を尊重する姿勢とかそういうものがまったく無い。
まだ
>>721-723 の人が書いた文章の方が誠実な人間性を感じられるよ。
俺がもし隣人を選べるのならあんたよりも
>>721-723 の人の方がいいね。
批判するにも批判の仕方があるだろうに。
正直、ユダヤ人やイスラエルなどの問題は、日本人の俺には分からない。 が、戦争や争いはいけない事だ、と再認識した。
>725 夜中だし、スルーした方がいいのかもと思ったが、ちょっとだけ反論を書いてみる。 > あれ見てアラブ人が公平に扱われたと思うだろうか? 「勧善懲悪に描いていない」と書いたけど、「公平に扱った」とは書いてない。>725の誤読 双方の人間的な部分を描いているので、どちらかを絶対の悪のようには扱ってないと言えるのでは? 例えば、黒い九月でさえ、空港の銃撃シーンでヘリコプターの2機目のイスラエル人を惨殺するとき、 一瞬ためらい、でもしょうがないんだという表情をみせたように俺には見えたよ。 中立とも僕は書いていない。 主人公がハブナーであるゆえ、ハブナー側に重心にある作品だと思うよ。 > 公開時スピルバーグがイスラエル人には試写を見せたが、 > アラブ人には見せなかったのは、「明らかなイスラエルよりで、見せられなかった」だけに過ぎない、 > ことにさえ気づかないらしいな。 こんなことしらんから・・・。 それに、「明らかなイスラエルよりで、見せられなかった」だけに過ぎない、 といいきるほど、のもんかは俺には不明。
>>725 > 要は映画が平和ボケした自分の生活に踏みこまなかったから安心し、
> 同時に明確な行動指針を与えてくれなかったから、「何したらいいんでチュ僕」
> て、ぶりっ子してる訳ね。
どこをどう要したらこうなるのか・・・・。行動指針を与えてくれとかも思ってないし。
映画と現実を見ると、解決のなさに無力感漂うし、どちらだけが悪いと言えない
と、いうことが(多分)僕は言いたい(のかな)
> まさにテロなど他人事の言い草ですな。
これには、大いに反論あり。
中東のテロなんか 他人事だろ!日本は彼らの争いごとに無関係なんだから関わるな!(でも、石油は買うよ)
という結論は、ひとつの考えとしてあってもいいと思う。
> やるべきことは決まってる、殺し合いをやめることだ、これが永遠に続くなどという幻想をふりまかず、少しづつでも前進することだ。
> それを支えている国を非難することだ。
・・・・難しいね。話せばわかる的な話には限界があるというのも事実。
それぐらい、彼らは憎しみあってることは描かれていたでしょ?
平和は大事。でも、それを実現する手段が↑のようだと、非現実的といわざるをいえないかも。
↑のようにすることは、否定はしてないけれども、
中東諸国に「殺し合いをやめることだ」なんて平和ボケしたことをいう日本人(>725)を、
アラブの人は鼻で笑ってるかもしれないこと、非難することはリスクでもあることも考慮が必要。
>>721 > ・アブナーの苦悩を描くも彼への同情や感情移入は少ない
ここには、異論反論がある人はいるだろうね。
これは、僕の体調気分によるものなのか、映画によるもなのかは、はっきりわからん。
以上
>707 >つまり原作の精神を無視している。 >無視することで面白くなるならともかく、つまらなくしている。 いんや。無視して面白くなった。 「テロに疑問を持ったテロリスト」の話だぞ? 終盤で同じ事繰り返させたって蛇足にしかならん。 「"原作"の精神を無視」したんじゃないんだよ。 「"小説版"の欠点を切り捨てた」のさ。 >どうみても原作だろ? どうみても実録小説だ。 この話に原作があるとすれば、それはTVニュースや新聞記事だ。 >映画ではラスト近くで自分や家族が狙われていると「妄想」する。 >妄想が高じて領事館に乗り込んで大騒ぎする。 映画の中ではそれは「事実に基づく推論」だ。 妄想じみた恐怖が妄想でなくなる事がこの映画のテーマのひとつだ。 あれを電波と思う「まともな観客」は一人もいない。断言する。 > 逆だろ?まぬけが失敗しても「ふーん」と思うだけだ。 アクション活劇映画ならな。 「ミュンヘン」をどんな種類の映画だと思ってるんだ? 「小説版」がアクション活劇で、お前がその程度の理解力しかない事は 良く判った。お前にはその先は当分無理だ。
>725 「公平」ってのは悪の大小を釣り合わせる事って訳じゃ無い。 どちらに対しても見るべきものをしっかり見るって形での「公平」は、 この映画ではしっかり実現されてる。 だからアブナーが何度もミュンヘンオリリンピック事件を回想するんだよ。 それぞれの回想の中で犯人達がどう描写されてるかを見てみるといい。 それから、「殺し合いを支えてる国」の中には、殺し合いの結果利益を享受 してる国全部が含まれる。 もちろん我が日本国もな。その辺は「シリアナ」見てみろ。 それを踏まえて、「やるべきことは決まってる」と思うなら、お前はそれをやれ。 他のみんながそれぞれやってる「やるべき事」にケチつけてる暇はないぞ。
>>723 俺にもそう聞こえたよ。トリビアに出そうかと思ったくらいw
>>723 普通に「セキュリティー」と叫んでたとオモ。
スペインの別荘だかに、最後の標的をアブナーとスティーブが
狙いに行くところで二人が顔を黒く塗ってるんだけど、
そのすぐ後にミュンヘンの空港でのシーンが出てきて、
人質をヘリに乗せてるテロリスト達も同じように顔を黒く塗ってる。
二つのシーンが妙にかぶって印象に残った。
最後には結局アブナーも、ミュンヘンで人質事件を起こした
テロリスト達と同じようなものになってしまったのか、と。
739 :
名無シネマ@上映中 :2006/03/02(木) 10:28:06 ID:bX/zH6ro
『標的は11人』をパラパラと立ち読みしてから観に行った。 観終わってから『標的は11人』を買った。 本はもう2回目を読んでいる・・・・土曜日に映画もう1回観て来よう。
最後まで166を名乗れよ、ボクちゃん
741 :
名無シネマ@上映中 :2006/03/02(木) 11:38:01 ID:ZNdiWhGJ
ルイの人とカールの人、いい演技だったなあ。
742 :
名無シネマ@上映中 :2006/03/02(木) 11:50:51 ID:Yg+jsaon
>725 なんか映画というより、政治的スタンスでの批判のようだ。 戦後民主主義の臭いのするおっさんぽいし、イチャモンのつけ方が民主党並w 上の人とは文体が違うんで新手のアンチだと思うぜ。 病院へ退避中(現在) → 謝罪会見(すっぽかしか・・・)
>>717 ルイがパパやファミリーと一緒にいる場で話しているのは
イタリア語(シチリア語)ではないの?
あれはフランス語ではないと思うんだけど。
犬を散歩させる描写は飽くまでファミリーから離れて街に出てくる時で、
それこそ敢えてフランス人を演じるための
意図的な偽装に見えるんだが。
744 :
名無シネマ@上映中 :2006/03/02(木) 12:19:15 ID:7dBqizHG
バビロン作戦age
745 :
名無シネマ@上映中 :2006/03/02(木) 13:12:29 ID:hBScdPXL
ルイやパパたちの言葉はフランス語。 イタリア語じゃないよ。
サラメをかばうCIAの奴らが最悪だと思った。
>>745 そうなんですか。
イタリア語だと思ってた。
>>746 あれにカチンときたメリケン人も多かったかも
昨日見てきた。 おいおい1972年? たった11人? 素人だらけの5人の粛清工作チーム? 祖国を持たなかった宗教だから、他宗教の土地を奪うのが正しく、奪われた人間の恨みは不当? ユダ公のオナニーはいい加減にしてくれと思ったよ。 冒頭の偉いババァの台詞からして痛い。 ストーリー自体もお粗末なスパイものだし、民族愛、家族愛の物語としても中途半端。 画としては文句はなかった。 いっそ映画として面白くするために、殺害対象のカワイイ娘を爆殺してくれと願ったよ。 苦悩する工作員=教育訓練不足のたまもの。 被害者意識と悲劇のヒーロー気取りで〆かい!っていう感動(呆然)をありがとう。
750 :
名無シネマ@上映中 :2006/03/02(木) 16:06:01 ID:szjmePMq
主人公のセックスシーンとオリンピック選手殺戮シーンを重ねた所が凄いんだよなぁ。 フロイトを持ち出すまでもなく、セックスと戦争ってのは深いところで繋がってるんだよな
↑ あまりにも薄っぺらな感想でびっくり
752 :
名無シネマ@上映中 :2006/03/02(木) 16:18:15 ID:szjmePMq
薄っぺらの反意語は太っ腹じゃないしな
754 :
名無シネマ@上映中 :2006/03/02(木) 16:27:11 ID:szjmePMq
じゃあ思慮深い感想でもいいから聞かせてくれよ。
755 :
名無シネマ@上映中 :2006/03/02(木) 16:31:07 ID:aSfDhu9+
思慮深い感想…こんなに深刻で繊細な実話を勝手に映画化しないで下さい。
756 :
名無シネマ@上映中 :2006/03/02(木) 16:37:36 ID:szjmePMq
>>755 当事者ならそういう権利があるかもしれないけど
たしかに戦争映画(暗殺映画?)を「娯楽」として楽しむこの後ろめたさというか、なんか
居心地の悪さはあるよな。そういうこの世界のシステム自体に嫌気がさす所はある。
>>756 >世界のシステム自体に嫌気がさす所はある
最終的にはあんた自身の問題なのに
大風呂敷広げすぎるから薄っぺらく聞こえるんだよ
世界平和などおそらく実現不可能。ってことは伝わってきた。 それでも諦めるなってメッセージは無かったね。 人間はここまでやる。受け入れなくてもいいがこれが現実。ってとこかな。
759 :
名無シネマ@上映中 :2006/03/02(木) 16:48:36 ID:szjmePMq
>>757 たしかに自分自身の問題だけど、自分の存在ってのは社会とかけ離れて考えることは
できないでしょ?
今は問題を個人の問題としてと捉えすぎてる面があるんじゃないの?
昔は社会の問題として捉えすぎてた気がするけど。
ピーター・フィンチで映画化する企画ってなかったっけ
761 :
名無シネマ@上映中 :2006/03/02(木) 17:05:11 ID:szjmePMq
国家的・政治的な問題が個人の苦悩に直接影響を与えている世界の話じゃないこの映画 日本的状況では、ほとんど意識されないし関係ないような感じがしてしまうけど 政治や社会的な問題が個人の生活に対して与える影響に対して敏感にならなきゃ いけないと思ったな。それが受けとった事かなこの映画から。 ずれてるかもしれないけど。
もうちょっと落ち着いて書け 漢字使えばいいってもんじゃないから
911の追い風に乗ったユダ公のオナニー以上でも以下でもないって。 ホロコーストものだったらかなり食傷気味とは言え、まだ我慢できるんだけど。
>>763 その押しつけがましい書き方は166ぽいな
765 :
名無シネマ@上映中 :2006/03/02(木) 17:36:41 ID:szjmePMq
実はそうなんだ
>>764 >166読んで見たけど、半分くらい同意できるかな。
>166はユダヤVSイスラム、イスラエルVSパレスチナは単なる舞台設定として受け入れてる所が決定的に違う。
民族の悲劇のヒーローものだから爽快感無いのも当然だし。
最後のセックル描写はイスラエルの狂気の擁護(人質虐殺を印象深く)だと思うけど、まぁ変なのは同意。
結果として原作読む気にもならなかったから、>166の方が映画を楽しめたと思う。
その人のもってる知識や関心、価値観等によって感じることは様々 特に、この映画のテーマに関しニュートラルに近い日本人は、 受け取り方は様々で幅が大きいと思う。 一方的に、断定的な言い方・批判してる人ってどっかおかしい。
ユダヤメディアの一員のスピルバーグが 婉曲にシオニズムを批判しているわけだが、 手ぬるいですね。まぁこれが限界ですかね。 今までユダヤ人が被害者という映画をさんざん見せられてきたわけで なんだかウンザリというかチープな感じを受けた。
>>769 こういう感じの浅い文句を言ってる人って、
現実世界では生産性のない人(仕事)なんだろうなぁっていつも思う。
>>770 そりゃオマエだろ。
どこがどう浅いか書いてみろよ。
>>771 レスがつくと思ったよw
でも、あなたと関わりあいたくないし、
きっと無意味な展開しか予想できないので俺のレスはこれで終わり
(そして、おそらく、お前は負け惜しみのレスを書くのであろう・・・)
>>772 ほら書けないw
オマエ自身が浅はかだからだよ。
オマエの
>>768 の書き込みはなんだよ。人それぞれ感じ方が違うのはあたりまえだろ。
それを前提にしていろいろ批判してるんだよ。それを否定するってことは思考を停止しろってか・
おまえ引き篭もりだろ。
>>770 釣りにマジレスするのは格好悪い。ていうかつまらない展開をまねいたな。
9・11で世界の住み心地が悪くなった。
この認識がない奴は、4年半前にはまだ子供だったんだろ。
>>774 何いってんの君w
ていうか君
>>772 だろ
もう書かないんじゃなかったの?
ID変えてごくろうさんw
776 :
名無シネマ@上映中 :2006/03/02(木) 19:41:22 ID:oruu2VVU
ID:oruu2VVU = ID:ZBZQaqNe = 引き篭もり
>>774 >9・11で世界の住み心地が悪くなった。
・・・どこかの受け売りみたいなチープな言葉だね。
引き篭もりに世界は関係ないじゃんw
釣ったつもりが、見事に釣られ〜♪ そこいら中が、釣りバカ大将だらけ〜♪
779 :
名無シネマ@上映中 :2006/03/02(木) 20:03:51 ID:SMH7kH0i
報復合戦はやめなされ
>770 まともじゃないってわかってんなら、スルーしとけよ、全く
>>768 自分の意見(主観)でさえ断定できない意志薄弱なら、さっさと禁治産者認定してもらい。
>>769 イスラエルの醜さを露わにしたということで批判ともとれなくもないけど、イスラム側の視点が全く無いから擁護にしか見えない。
批判ならイスラム側から描かないとな。
>>770 >>772 すぐ人格批判に帰結するのは、精神的に団塊全共闘サヨなみの厨。30年以上は精神遅滞してる。
コミュニケーションは攻撃とオナニーにしか使えない厨。
>>774 全共闘世代かその人格移植されたリア厨?w
収拾しようとする意図はわかるけどなんか意見が違う レスつけるより放置が吉
783 :
名無シネマ@上映中 :2006/03/02(木) 20:34:24 ID:83mHzI2R
アブナーカッコいいな、ルイルイと最初に会ったときの ファッションはイカしてたぜ。 竹野内豊に似てると思った、そんでルイルイはトヨエツに似てると思った。 予備知識ゼロで見に行ったけど面白かった。 史実を元にしているから、ありがちなお約束パターンが無かったのが良かった。 オランダ女を殺しにいくはフィクションかと思ったけどそうじゃないのね。
784 :
名無シネマ@上映中 :2006/03/02(木) 20:57:33 ID:oruu2VVU
ごめん、荒れちゃったね。無視すりゃよかった。
原作と比べると、スピルバーグの言いたかったことがよくわかる気がするが。 俺が一番スピルバーグの作為を感じたのが、PLOとセーフハウスで鉢合わせするシーンと、アブナーの弱さ。 その辺にスピルバーグが表現したかったことが表れてると思う。
>783 >竹野内豊に似てると思った、そんでルイルイはトヨエツに似てると思った。 賛同シカネル!
>769 てか、レスするほどのもんでもないだろ。 多分、>781で自演してる馬鹿
もうなにがなんだか・・・どいつもこいつも
ルイはポランスキーだろ
いや、ルイはナカトミプラザの受付に化けたテロリスト
ルイは目元が「踊る大捜査線」にでていたすし屋の大将にも似てる。
つまり結論は 復讐の連鎖を止める手段は無い! という事ですね
ポランスキーに一票
794 :
725 :2006/03/02(木) 22:18:06 ID:JfVK/wsG
725ですが
>>768 のように感じるバカが日本には、特にこのゴミ溜めのような2ch
という場に多いように感じるのが、悲しい。
>一方的に、断定的な言い方・批判してる人ってどっかおかしい。
この、「一方的な見方」しか出来ず話し合いもできない暴力の連鎖を扱った事件の映画を見てこんなことを言うとは!
どんな紛争の当事者もそんな事は言わない、夫々自らの正当性を主張し、
相手を非難し、その上で交渉なりあるいは武力行使になる。相手の見方を認める事は多くの場合敗北を意味する。
私は平和主義者で、一方に偏らない見方をするように心がけているが、それを表現する、あるいは実行する上では、自らの主張を推し進める以外ない(勿論内容のある議論は歓迎だが)。
2chでは自らの考え方を持つ事が最も嫌われるように見える。誰かのありきたりな考え方に、適度の賛成か適度な茶々を入れること以外は妄想と呼ばれることが多く、まるで非国民(恐ろしい言葉)のようだ。
しかしそれはゴミ溜めの法則であって、むしろ
>>792 のバカのように
>復讐の連鎖を止める手段は無い!
という幻想をふりまくころで、紛争の存在自体を正当化し、長引かせ、あるいはそこから不当な利益を得る者を非難することになんらためらう必要はないように思う。
>>793 で、君はルイについてはどう思うんだね?
796 :
166 :2006/03/02(木) 22:46:37 ID:YVyq4dw/
>>713 >
>>166 > わざと人間臭くしてるんだろ。
人間臭いというより、
不適格者の集団がだんだんと悪夢的な状況に陥るという描写だった。
> 俺は冷酷無比な暗殺集団が殺して回っててもそれこそ「ふーん」だな。
優秀で愛国心あふれるソルジャーが
祖国を捨てることになったことの矛盾が原作の白眉だ。
> 伝えたいこと(人間同士の救いようの無い殺し合いの連鎖の悲劇)を伝えるために映画をとったんなら、
スピルバーグは平凡人が陥った悪夢的な状況を描きたかったんだろうと思う。
「宇宙戦争」もそうだった。
表向きのテーマと本心が違うつーのは「プライベートライアン」なんかでも前例がある。
797 :
166 :2006/03/02(木) 22:52:36 ID:YVyq4dw/
>>734 > いんや。無視して面白くなった。
> 「テロに疑問を持ったテロリスト」の話だぞ?
テロリストじゃないだろ?
国家のミッションを遂行する優秀な兵士だ。
> 「"原作"の精神を無視」したんじゃないんだよ。
> 「"小説版"の欠点を切り捨てた」のさ。
「欠点」の根拠がないから。
> どうみても実録小説だ。
> この話に原作があるとすれば、それはTVニュースや新聞記事だ。
原作だろ?
主人公は原作の仮名をわざわざ使ってるし、
TVニュースや新聞記事に無いディテールも原作にならってるじゃん。
> 映画の中ではそれは「事実に基づく推論」だ。
子供が狙われると感じたのは単に黒塗りの車が近づいていただけだろ?
普段の生活ならなんでもないシーン。
それに過剰反応するのは電波だろ。
> 「ミュンヘン」をどんな種類の映画だと思ってるんだ?
へー。おたくはどんな種類の映画だと思ってんの?
798 :
725 :2006/03/02(木) 22:59:34 ID:JfVK/wsG
>>735 >「公平」ってのは悪の大小を釣り合わせる事って訳じゃ無い。見るべきものをしっかり見るって形での「公平」は、この映画ではしっかり実現されてる。
映画で相対する2者を公平に扱う事は相当難しい事で現実的には無理だろう
1何が公平か、が明らかではない。
ユダヤ人にとってか、パレスチナ人にとってか、第3者にか?特に第3者は事件をどう把握しているかで違うだろう。
WW2のような現在進行形ではない事件でも何が「歴史」か自体が定まらないのが現実であり、それが人間の認識の真実であるとしたら、公平などというものは存在しない。
2映画という表現の中でそれをどう行うか
普通の劇映画の主人公は1人であり、必ず片方を中心に描く事になる。大抵は事件の当事者の片側だけを多く描き、そこでは一方的な見方の描写になるのが自然な描写である。
しかし、映画全体が与える印象は結末のつけ方で大きく左右され、全体のトーンでも異なってくる。どこをどういじるかは難しい。ミュンヘンで評価できるのはこの点だろう、しかしそれも明確ではない。
3観客の感じ方はやはり観客の出自の差が決定的
どんなに映画製作者が配慮しても、観客の国籍や先入観を越えるのは相当に難しい。人間は普通は自分の認識、即ち一方的な見方しかしないもであり、「悪の大小を釣り合わせる事」がされてないとそれだけで見てくれない=感じてくれない方が普通だろう。
そして何より、双方を公平に扱う事は娯楽的で盛り上がる、即ち感動的な映画に向いておらず、制作者は早々にそのような試みは放棄するように思う。
少なくとも歴史的にみて、当事者双方を公平に扱っていると言えるような映画はほんの少ししかない。
こう書けば、ミュンヘンは明らかにユダヤ人に向かって作られた映画で、公平という表現は今までのひどいパレスチナ人無視との、相対的な差でしかないことがわかるのではないか。
>>707 の「在日」発言がここにきて効いてきたなw
>>797 、もはやお前は何を言ってもかっこわるいw
800 :
166 :2006/03/02(木) 23:18:42 ID:YVyq4dw/
>>799 >
>>707 の「在日」発言がここにきて効いてきたなw
いやにこだわるね。
そうか図星だったのかw
つーか根底で民族差別する人間がこの映画に対して偉そうに意見を述べてるのが笑える それこそ民族対立・民族差別を描いてるのにwww
>>787 俺は
>>769 とは別人だよ。
あんたと違う感性の奴を一人にまとめあげるな。
中東情勢にはまったく造形はないから語ることはあまりないが、
隔年のようにユダヤ視線の映画が出てくると、またか・・・って思う。
最近はチョソ視線が大量流入してきて、そっちがかなりウザイけど。
803 :
名無シネマ@上映中 :2006/03/02(木) 23:37:33 ID:PQmatoYY
女装シーン受けた。 ブラはいらねえのじゃないかと。 守衛殺害直前の鋭い目つきとのギャップも凄かった。
804 :
名無シネマ@上映中 :2006/03/02(木) 23:55:09 ID:TCrgXRc3
725イタイな・・・。こんなところで、2ch論か。 見苦しい文が続くので、さらっとしか見ないが、誤解と矛盾のオンパレード。 お前が、ここでいくらいっても、皆が聞く耳をほとんどもたず、 お前の意見に納得できない歯がゆさが、 そのままテロと国際紛争が解決できない限界そのままだよ。 2chや言葉で世界がそうそう変わるとでも思ってのか?
なんか荒れて参りました テロの解決法云々やユダヤが云々は書き込むのはいいとしても、 議論するとなると政治板とかでやっていただいた方がいいのでは? あと、長文は、見る人少ないよ、おじさん
もはやバカしか残ってないようだなw 2ちゃねら如きが復讐の連鎖を止める手段を有しているなら 復讐の連鎖は、とうの昔に断たれてるはずだw
こんな所で吠えてもホントに無駄なのにな ビラでも作って上映館の前で撒けばいいのに
復讐すれば、必ず復讐される この当たり前の事実を徹底させることが 復讐の連鎖を抑制する唯一の方法だw そのことを、この映画は明確に描いている 復讐に加担することで、愛する人との大切な時間さえも蝕まれる様を描いている >794はメクラだw
809 :
725 :2006/03/03(金) 01:58:11 ID:HhxwB2Fl
>>804 2ch論が聞きたければきちんとしてやるぞ、しかし調子が出てきたので排泄行為が先だ。
映画で物語作成上の技術で公平を実現する方法はいくつか挙げられる。
1.紛争を離れた場での両者の交流を描く
過去の紛争を根深く記憶にもつ両者が、何かで同席し理解を深める。こういう話は現実にはよくあるが映画ではあまり見ない。紛争という最大の見せ場が使えず、観客が来ないからだろう。
2.対立する双方を代表する2人の主人公を描く
素人的にはいいように思うがまず見ない。「史上最大の作戦」が近いだろうか、物語の焦点が相互理解より衝突に傾くからではないだろうか。
3.王様と乞食方式
片方の出自の人間がなんらかの理由で敵方として行動せざるを得ない状況をつくり、一人の主人公に2つの状況・見方を重ねる。「ヒトラー青年サロモン」がやってるが、ドイツ兵が優しすぎると不評だった。
4.時間配分の公平化
時間を2倍かけ1つの映画に2つの物語を押し込む、1部2部と明確に分けても良い。「鬼が来た!」があたるが、観客は疲れるし全体の意味を取るのが難しい。
810 :
725 :2006/03/03(金) 01:59:33 ID:HhxwB2Fl
5.羅生門方式 羅生門のごとく真相が何回もかわり、何が真実かについて観客に用心深く考えさせる。しかし芸術的なテーマでは迷走はよいが、紛争では観客は答えを見失うだろう。 6.同じ物語を変えて繰り返す 一つの事件を見方を変えながら何回も繰り返して見せる、従来の説話法を無視したポストモダン的映画、大胆な映画だが既に「ランローララン」などで行われている。 現実的には2回やればいいのではないだろうか。観客がついてきてくれるかが心配だ。 7.2つの映画を見せる 反則技のように見えるが既に行われつつある、イーストウッドが製作中の「硫黄島の星条旗」とその日本側視点のダブルテイクである。 同じ監督が同時に、同じ事件を双方から描くことは今までなかった。彼が期待しているのは観客が2つの映画を見る事で双方の視点を理解することだろう。 そして、WW2、ベトナム戦争などについては既にこれが可能だ。そこで必要なのはハリウッドの映画ばかり見ないで小さな国の映画を見る事と、それがどちらの側に立ってるか見極めて、両者を見比べることだろう。 たまたま自分の見たハリウッド映画が多少面白かろうが、それが最高で全てだと思い込まないことだね。
>>725 >殺し合いをやめることだ
チミが想像してるよりもはるかに、この星は豊かだ
太陽と地球が産む穀物生産量は、全人類を養えるほどだ
なのに何故、飢えに苦しむ国が存在するのだろう?
それは、5人分の穀物をわざわざ、1人分の肉や一杯の酒に変えて消費してる我々が居るからだ
銃や火薬だけが、殺戮では無いんだよ
肉や酒を断てば、胸を張って平和を叫べると思ったら、大きな間違いだ
宇宙船地球号の65億分の一だけを消費する生活が一体どんなレベルか
想像したことがあるかい坊やw
>>811 >725を批判したいとこだが、ポッとでのおバカなオマエはなんだw
テロの話をしてるのに、貧困の話をしてもしょうがないだろw
偉そうにしてる人ほど、間抜けなこという人ばかりなのはなぜ?
これって映画板の特徴なの?
814 :
名無シネマ@上映中 :2006/03/03(金) 05:31:00 ID:hSnS26dJ
なんのこっちゃ 少なくとも、言いたい事が間違ってたのか、表現を間違えたのか、 もう一度整理してから出直してきたほうがいいと思う。
815 :
名無シネマ@上映中 :2006/03/03(金) 07:37:09 ID:vKBIaPID
>>811 人は、衣食足りて強奪を知るんって言うしさ。
パレスチナで餓死する人はほとんどいないだろうし、
イスラエル軍に村ごとを踏み潰されてもアメリカの大都市みたいなホームレス一家はいないんだろ。
歴史に残る三部作ってのは
カラーパープル 太陽の帝国 とこれかな?
なんかルーツの焼き直しみたいなのもあったな。
既にやりたいことはやって欲しかったものも手に入れたし、
ゴウツクバリの金主どもめザマーミロとか思いながらできるだけ売れないように作ってる。
オリンピックの開会式でオノヨーコ連れてきてイマジン演らせたイタリア人のような狡猾さ。
道楽つーか、手にした札束が血に染まったいるのを知ってるゆえに
教会とかに寄付をして心の安らぎを得ようとするのと同じかな。
こういった「苦悩してるふりをする勝ち組」が大っ嫌いな人は、
なぜか最終学歴や所得やIQの平均値が低い層に多いんだよね?
なんか読むのが激しく面倒くさいスレになったんだな 喪前ら議論するのは結構だが、もう少し簡潔にまとめてくれよ
>797 > テロリストじゃないだろ? > 国家のミッションを遂行する優秀な兵士だ。 一方からみればな。もう一方から見りゃ立派なテロリストだ。 それは「黒い九月」の連中も一緒。ほんとに映画見たのか? >「欠点」の根拠がないから。 根拠はお前が出した。 >707(166) >だから原作だとうまいこと任務を果たし、 >アブナーは機関から英雄扱いされている。 ↑こんなランボー臭いプロットなんて欠点以外のなにもんでもないだろーが。 ランボーごっこが悲劇を呼ぶ事がテーマなんだぞ? >主人公は原作の仮名をわざわざ使ってるし、 便利だから借用しただけ。不満なら作者の代わりに訴訟でも起こせ。 >TVニュースや新聞記事に無いディテールも原作にならってるじゃん。 そのディテールとやらを具体的に挙げてみろ。 「現実はそうじゃなかった」証拠をつけてな。 >普段の生活ならなんでもないシーン。 普段の生活を送って来た人間の話じゃ無いんだよ。 恐れるだけの事をしてきた奴が予兆を嗅ぎ取ってるの。 お前の平凡な生活レベルでものを語るな。
>797 > へー。おたくはどんな種類の映画だと思ってんの? 「テロリストがテロに疑問を持つ仮定を描いた映画」さ。 国家のミッションを遂行する英雄になると思っていた自分が、 英雄とは全然遠い所にいきついて愕然とする映画だよ。これは。 間違っても「ミッションコンプリートの爽快感」を目指してなんかいない。 そういうのはブルース・ウィリスやトム・クルーズに任してる。 そんな事は最初の標的始末するシーンで気付いてしかるべきだ。 お前は小説版にひきずられて色眼鏡で映画見てたのさ。
>798 別に裁定者の立場からでなきゃ「公平」を獲得できないって訳じゃないぞ。 「どっちの側にも主張はあるんだね。言いたい事はわかるよ」ってレベルで 止める形での公平さってものもある。 で、この映画はそこまでで判断を止めてる。それ以上踏み込まない。 「どっちが正しかろうと直接攻撃って手段は不毛だぞ」が主題なんだから、 それ以上踏み込んでも意味がない訳だ。 公平さを維持したままで言いたい事だけ言うってのは賢明な態度だと思うね。 「ミュンヘン」見てイスラエル側に肩入れする奴は出ないだろ。 見た奴の大半は「アブナー」に肩入れするはずだ。
>>803 ブラをつけない女装は魂が入らないので、ばれやすいんです。
逆にブラとルージュさえひけば、女になれるものですよ。
>>822 当然です。
いってみればブラはライダーベルトですね。
他に何を着てても、これさえ着ければ女性になるものです。
基本的に予備知識や前情報無しで映画見るんだけど、
これはあったほうが良かった。
しかし自分がモサドが何かも知らなかったのは、予備知識以前に常識不足?
>>817 同意。
>823 >いってみればブラはライダーベルトですね ワロスwwwww 慣れない締めつけに苦しむだろう貴兄らにはヌーブラ・フェザーライトをオススメス! あ、でもヌーブラは凹凸利用だから無理か!スマヌ。
827 :
名無シネマ@上映中 :2006/03/03(金) 10:31:14 ID:5G5N3Xud
CMでしかこの映画知らんのだが、ミュンヘンオリンピックで暗殺騒動でも起きたのか?
昨日レイトショーで見た‥疲れる。長過ぎ。 背景がある程度把握出来てないと、ゲンナリするだけで終わる。 そしてデートに不釣り合いですた
>>829 デートで観たのかw
俺が行ったときも数組アベックがいたが、上映終わっても全員無言だったな。
感想を口にするものは皆無だった。初めての経験だよ。
こういう映画にデートで来るカップルて… ふだんからほとんど映画に興味ないんだろねぇ
>>832 >この映画は、ともすれば「正義はすべての手段を正当化する」と思いがちな私たち左翼にとっても
日本でこんなことを思っている奴の方が怖いわ。
イスラエルやアメリカや北朝鮮や中国やロシアやフランスやイギリスやドイツや韓国やイタリアや(ryじゃあるまいし。
「大儀名文と方法論は、可分のものでなければならない」というのを知らないってことだろ。
>>830 だって私の好みヴィスコンティやバスラーマンだもの
最後のディナーに誘って断られるシーンはどういう意味? 命を狙われてる野郎とは食事したくないってこと?
>>835 一度は口封じのために消そうとした家族に合わす顔がないからじゃない?
837 :
名無シネマ@上映中 :2006/03/03(金) 16:27:38 ID:OQR8jOaI
オランダ女を殺す時の武器はなに?マジレスたのむ
バトル厨と現行ログすら読まない椰子ばかりか。
839 :
名無シネマ@上映中 :2006/03/03(金) 17:33:13 ID:5G5N3Xud
>836 (・∀・)ニヤニヤ
>>835 本当に分からないんだとしたら
分かるまで観に行け
聞いてどうすんだよ
>ともすれば「正義はすべての手段を正当化する」と思いがちな私たち左翼にとっても ( ゚д゚) (つд⊂)ゴシゴシ (;゚д゚) (つд⊂)ゴシゴシ _, ._ (;゚ Д゚)
>>832 >米軍の「自軍の死なないハイテク戦争」を賛美するかのような『プライベート・ライアン』
『プライベート・ライアン』ってそんな映画だったか?
843 :
名無シネマ@上映中 :2006/03/03(金) 21:04:50 ID:gaZ4I47a
中国やインドを旅行して平気で嘘を吐けるようになって 帰ってきた俺ですが、セーフハウスで鉢合わせに なった時のよどみなく嘘を吐く技術に感心した。 アブ「土壁の家の、何も無い国が欲しいのか?」 じゃあお前、イスラエルを離れろよ、と突っ込んだ。 そうしたらNYに移住してその通りになった。
>>842 そういう見方もできると思うよ。一人の二等兵を救うために全軍が命を賭ける、という
ありえない話だから。エアランドバトル思想の原点と言えるかもしれない。
この左翼web新聞の批評はかっこいいと思ったな。自分の立脚点を明らかにし、衆人環視
のなかで反省してみせるのはかっこいい。若い理想主義者ならコロッと折伏されるかも。
少なくとも、誰にも見えない地点から民族差別発言を放ったりする2ちゃんねら(俺含む)
なんかより、ずっとかっこいいし、タフそうだ。さすが革命を目論んでる人たちだ。
PLOは左翼だった。歴史はまだ死なずに続いてるんだな。ちょっと感動した。
>844 俺はリンク先読まないけど、ネットウヨの坊やたちが、「これぞ我らが敵」と思い描くような、 馬鹿左翼のカキモノだったら、そんなものないほうがいいな。 ネットウヨの坊やたちには、権力の尻馬に乗って威張る格好悪さを、ほかの方法で思い知らせるべき。
846 :
名無シネマ@上映中 :2006/03/03(金) 21:43:25 ID:EmbnYbdW
>テレビの前で歓喜の声を上げるパレスチナの難民キャンプの様子もこの映画は映し出す ↑こんなシーンあった?
>>846 最初ら辺の、事件の報道を各国の人が食い入るようにみるシーンのひとつとして
(といっても、絵は頭に浮かばないので多分あったんだと思う)
アラブ人っぽい家族がTVを見てるシーンはあった気がするが、そんな大喜びしてるってより、 なんとなく心配そうな印象が残ってる。
>>844 なるほど。
偏向した視点で強引に解釈すればどうにでもとれるよな(あなたの事じゃないよ)。
「ライアン」って大穴が開いている映画だから「これが戦場だ」という建前のもとに
戦争ヲタのスピが好きなことやった映画だと、俺は解釈しているんでこういう見方は新鮮だよ。
まあ窮屈な見方だと思うけど、好きで左翼やってるんだから他人がとやかく言う事でもないしな。
スレ違い失礼。
>>837 銃だよ。
あの銀色のパイプの中に銃身と薬室が入っていて、後ろから銃弾(おそらく22口径〜38口径の拳銃弾)をこめる。
外した蓋のほうには撃鉄がついていて、それで込めた銃弾の尾部を叩いて火薬に点火、弾丸を発射する。
見て分かるように連射には全く向かないので銃撃戦には使えないが、銃らしくない形をしているので、
隠匿して持ち運び特定の人物を近距離から暗殺するのには適している。
同じような目的でペンや傘、ステッキなどに仕込んであるのもある。
この映画そのへんあるいてるエキストラの服もちゃんと70年代の服装だよな よくあんなにあったもんだ
852 :
166 :2006/03/03(金) 22:50:17 ID:5iZgXpHn
>>818 > 一方からみればな。もう一方から見りゃ立派なテロリストだ。
無辜の民衆をターゲットにするのがテロだろ。
どこの目をつけてんの?
> ランボーごっこが悲劇を呼ぶ事がテーマなんだぞ?
はあ?
どこが悲劇だよ。
任務を見事果たして国家から賞賛を受けた。
まさに兵士の本懐だろうが。
> 便利だから借用しただけ。
それはお前の妄想。根拠がないから。
今回のアカデミー賞は原作付きの脚色賞にノミネートされている。
どこの電波を受信してるんだい?
> そのディテールとやらを具体的に挙げてみろ。
> 「現実はそうじゃなかった」証拠をつけてな。
お前の日本語が分からない。さすがは在日だな。
TVや報道で紹介されたシーンはどこだよ。
> 恐れるだけの事をしてきた奴が予兆を嗅ぎ取ってるの。
それを電波だってんだよ。
原作では危険の根拠がもっと明確だ。
>>852 横レスだけど、
>> 恐れるだけの事をしてきた奴が予兆を嗅ぎ取ってるの。
>それを電波だってんだよ。
>原作では危険の根拠がもっと明確だ。
この部分に関しては、明確な根拠が無いほうがよかったんじゃない?
実際そういうふうに撮ってたじゃない。クローゼットに寝る工作員の話から伏線張ってあったし。
あなたが挙げてるように、脚色賞にノミネートされてるってことは少なくとも原作以上の映画になってるからじゃないかな?
あと、相手の発言を全否定するのはどうかと思うよ。全て間違ったことを言ってるわけじゃないんだから。
議論っていうかただの喧嘩になってて見ていてつまらない。
しかし、166は十分映画代の元を取ったな。 正真証明の駄作なら、心に何の印も残さないはず。
>852 >無辜の民衆をターゲットにするのがテロだろ。 どこでそんな嘘吹き込まれた?ググってこい。 アブナー達のやってる事は充分テロリズムで括れる行為なんだよ。 > 任務を見事果たして国家から賞賛を受けた。 > まさに兵士の本懐だろうが。 アブナーは兵士じゃない。 国家からの賞賛が最終目的でもない。 報復を望んでそれが遂げられず、その無意味さを知ってしまった男だ。 それが悲劇だと思えないなら、お前は終生「悲劇」を知る事はないな。 > 今回のアカデミー賞は原作付きの脚色賞にノミネートされている。 その「原作」がこれまた実在の事件を元にした脚色ものだと来てる。 そして映画を見れば、小説よりも実在の事件を基礎にしてる事はあきらかだ。 お前さんのバイブルは映画のために「借用」されたんだよ。 >お前の日本語が分からない。さすがは在日だな。 >TVや報道で紹介されたシーンはどこだよ。 お前が「原作にならってる報道されなかった場面」を出して来たら教えてやる。 質問に質問を返すな。まず答を返してみろ。 > 原作では危険の根拠がもっと明確だ。 噛んで含める様に説明しなくても理解できる奴が世の大勢なんだよ。 一般人がお前程度の理解力しか持ってないと思うな。
856 :
名無シネマ@上映中 :2006/03/03(金) 23:25:53 ID:uPg7ZInn
警備員って英語でケービーンって言うの? アブナーが大使館に乗り込んだとき女の人がケービーン!ケービーン! って言ってて字幕に警備員って書いてた
>>854 どうもそれが悔しいらしい。
>>582 でもそこに触れられてるのにレス返してないからな。
誰にでも噛み付く奴がww
>>857 だってさあ、これだけこの映画に絡んだことを書きたがるんだから
心の中に占める容積は凡作を観た時のそれどころじゃないはずだもんねぇ。
859 :
166 :2006/03/03(金) 23:39:26 ID:5iZgXpHn
>>855 > アブナー達のやってる事は充分テロリズムで括れる行為なんだよ。
お前こそググって見たら?
テロじゃないだろ。
> > 任務を見事果たして国家から賞賛を受けた。
> 報復を望んでそれが遂げられず、その無意味さを知ってしまった男だ。
はあ?
そりゃどこの電波?
アブナーは復讐者じゃないだろ?
> > 今回のアカデミー賞は原作付きの脚色賞にノミネートされている。
> そして映画を見れば、小説よりも実在の事件を基礎にしてる事はあきらかだ。
???明らかなのはお前の妄想だろう。
原作あっての脚色賞。
> お前が「原作にならってる報道されなかった場面」を出して来たら教えてやる。
・当時の首相から直接任務を要請されるアブナー
から
・イスラエルの領事館に怒鳴り込むアブナー
まで最初から最後まで報道されなかったシーンが満載じゃん。
何を自身満々で吹いてるんだ?
ウルトラ・バカだな。
> 噛んで含める様に説明しなくても理解できる奴が世の大勢なんだよ。
そう思うのはお前が電波だからだよ。
>>856 前の方でもそういう人いたな。
俺はセキュリティに聞こえたんだけど、ちがうところなんだろうか。
>859 > アブナーは復讐者じゃないだろ? 復讐者だ等と誰も言ってない。 「報復を望んでそれが遂げられず、その無意味さを知ってしまった男」と 言ってるんだ。 「黒い9月」に対する報復に正義があると思い、祖国イスラエルと そこで暮らす自分達にとって善い事だと思い、その「善い事」を 達成しようとした男としてアブナーは登場する。 その後2時間かけてその欺瞞を暴いていくのが「ミュンヘン」という映画だ。 どう転んだって「任務達成のカタルシス」を期待する方が間違ってる。
>>860 国家が行う破壊行為はテロとは呼ばない、みたいな事を何処かで読んだ
覚えがあるんだけど、俺の勘違いか。
北朝鮮が行った事が分かっているラングーン爆破事件や大韓航空機爆破事件は
テロと呼ばれてないような。
>>858 ある意味うらやましいよ。今週の日曜日から続けてるんだからw
ここまで語ることを止められない映画に出会えて、構ってくれる人がいるんだからね。
もう論争の中身なんか見てないけど、お互いにじゃれ合ってるとしか思えないよw
>>816 貧者が掲げる平和と、富裕層が唱える平和は別物だからな
前者は、争いの要因の排除を目的とした完全平等の理想郷で
後者は身の安全や既得権の保護に過ぎん
前者の平和は後者の既得権を奪うための口実という噂もあるが
搾取してる側のくせに理想郷を掲げる不思議ちゃんは扱いに困るw
>>863 まぁそれも実施する主体者の側から見るか、あるいはそれ以外のものから見るかにもよるのだが、
正規戦以外で宗教的、政治的などの動機を持つ攻撃で、恐怖によってその意図を達成しようとし、
昨今は特に一般市民に対する無差別な攻撃は基本的にテロ。
でもテロは国家同士の戦争と違って、双方がその攻撃行動についてある程度共通の見解を見るものじゃないからねぇ。
国家同士の戦争なら例えば第二次世界大戦時、クルスクで行われた戦闘について、
ソ:「ドイツ機甲師団によるテロだ!」
独:「赤軍機甲部隊によるテロだ!」
となることはない。
レスがつくだけまる儲けというかラッキーと思うべき書き込みあるよね。 長文と引用がやたら多いやつ。 あと、英語だと警備員はガードマンなんだよなぁ。 英語以外の言語だと、字幕がつくだろうし・・・うーん。 (ちなみに、俺もケイビインと聞こえた派)
アブナーが食事を誘ってエフライムがそれを断るシーン。 アブナー「アメリカに居たって僕がイスラエル人であることには変わりないし、 僕が祖国を愛する気持ちに嘘はないよ!だから、ディナー食べてってよ!」 エフライム「いや、結構!祖国に帰って共に戦わない奴を同胞とは認めん!」 こんな解釈でOK?
>>868 いろんな解釈が成り立つんだと思うけど
俺は、国家の立場と個人の立場の断絶の象徴的な場面と受け取った。
アブナーがいくら報復が不条理と思っても、
イスラエル国家は、それを続けていく・・・etc
>>866 この映画で扱われた状況に措いては、国家の決断によって敵対する組織の要人の殺害を
行うのだし、敵意を抱く国の民衆に恐怖を与えるという意味合いも弱いような。
871 :
名無シネマ@上映中 :2006/03/04(土) 00:57:19 ID:sze7QNq7
>848 テレビの前で拳を振り上げているパレスチナ人たちのシーンはあった。9,11のときのパレスチナを思い出した。
>>868 俺も詳しくはよく分からんのだが、ユダヤの伝統で遠来の客をもてなすというのがあったような。
で、アブナーはイスラエルの報復作戦や政策ことは批判しながらも、エフライムのことをユダヤの伝統にのっとってもてなそうとした。
だけどエフライムは「知らないものとは同席できない」という、散々語られたミッション遂行上の都合を優先したわけだ。
あそこの象徴は「良きユダヤ伝統≠イスラエル政府」ではないかと。
奴らもどうせコミュニチーが叩かれれば復讐するんだろw 血のソーセージ送るぞゴルァ!! って脅してるしw
>>845 2chのネトウヨは反体制的だと思うけどw
自民党支持なのは、消去法での消極的な側面が強いし。
>>855 >アブナーは兵士じゃない。
少なくとも暗殺ミッションに参加する前はイスラエル国防軍の兵士。
>>856 たぶん、あの警備員の名前は「Kevin」。
「ネトウヨ」とか簡単に括ってしまう所がもうアレですな 何でも両極端、二極化で物事を捉えるのは楽だけど いつまでたってもそれでは 解決どころか悪化のスパイラルに堕ちますよ、という事を この映画は教えてくれているというのに
こういう場所で「最後の一言」を互いが言い合うというのも、 映画で出て来た報復合戦とメンタリティは一緒だよね。 それはそれとして。 >859 >原作あっての脚色賞。 ハリウッドの内輪のお祭りなんぞ、なんの保証にもならん。 保証が欲しいなら映画のクレジットかれでも持ってこい。 "原作"とやらがノンフィクションのルポルタージュなら、 そりゃそういう「事実」があった、という事だ。 映画「ミュンヘン」では、ルポルタージュの証言から事実を再構築する、 またはそこから独自に想像を飛躍させる作業をきちんと行ってる。 お前の話じゃ「ただのドンパチの記録」らしき小説版と、映画版の主題が かけ離れてるのがその証拠。 そういう作業がしっかりできている映画を相手に、 「叩き台と違ってるから失敗」といいつのるなんてのは正気の沙汰じゃないね。
>859 > (前略)まで最初から最後まで報道されなかったシーンが満載じゃん。 墓穴を掘ったな。 俺は「報道されなかったシーンを挙げて見ろ」と言ったんだ。 そして「標的は11人」はノンフィクションだ。 つまりそれは「報道」の一形態なんだよ。 お前が小説版から何を拾って来ようとも、それはそのまま 「報道された事実」になる。 小説版に頼ってる限り、お前に「それがオリジナルである」事は証明できないんだよ。 言われた時に気付け。
881 :
166 :2006/03/04(土) 10:02:39 ID:9N9vBBRc
>>879 > お前の話じゃ「ただのドンパチの記録」らしき小説版と、映画版の主題が
なんだ読んでないのかよw
> かけ離れてるのがその証拠。
なのに「かけ離れてる」とかって語るなよ。
おとなしくROMってりゃいいのに。
882 :
166 :2006/03/04(土) 10:22:57 ID:9N9vBBRc
>>880 > そして「標的は11人」はノンフィクションだ。
あほう。
報道とノンフィクションは違うだろ。
> 墓穴を掘ったな。
そりゃおまえのことだ。
最初のほうは議論ぽくてまあ良かったが、そろそろ罵倒語がでてくると幼稚な性根も垣間見えるね。 もう166って書いてレスしないほうがいいよ。たぶんもう誰も君に賛同しないと思うから。 たとえ正しいことを言っていても、ここでは君の見方になる者はもういないでしょう。 一週間もこのスレをあぼんしておけば精神的に健康になるよ。 冷静になってから次スレでまたがんばろう
うちの会社でも「ミュンヘン」話題になってるけど、「お前がすすめる原作読んだよ」 って言ってくれる人がいても、それは『標的は11人』だったり『ミュンヘン』(早川) だったり『ミュンヘン』(角川)だったりして、わけわからん状態だ。 じっさい、どの本が事実に近いかもわからないわけだし、スピルバーグはこの映画を 作ることによってメタな「藪の中」状況を作り出したと言えるのでないか。 何て言うんだっけ。ラショーモン・なんとかって言うんだよな。
>>851 そうだね、ちゃんと70年代してた。
車とかもなかなか。
>881 > なんだ読んでないのかよw 読んでないし今後読む気もない。 お前の要約によれば、お気楽なスパイサスペンスもどきらしいじゃないか? 映画があれば充分だ。 俺に「読まない本のこきおろし」をやめさせたいなら、 くだらん要約を切り上げる事だな。 >882 > 報道とノンフィクションは違うだろ。 どう違うか説明できるか? そして、その違いが「それらを元に映画を撮る」時にどう作用するのか説明してみろ。 お前が二つ目の墓穴を掘り始めるのをとっくりと見物してやる。
>>885 一般論で言えば、服は衣装さんが時代考証をして作るけど、車は時代考証をして車種選定しても、作ることは難しいからね。
どうしてもなければベース車を選んで、ボディを加装しなおすこともあると思うけど。
映画用車両をレンタルしている会社になければ、オーナーズクラブなどをあたって貸してくれる人を見つけてくる。
ミュンヘンに登場した車にはどちらもあると思うけど、特にイタリアでアブナーたちが使っていたアルファロメオ・ジュリアと、
ルイが使っていたシトロエンDSはかなり丁寧に整備されている感じだったから、マニアモノかもしれない。
高い車は判らないけど、欧州は古い車が結構残ってるからなぁ。 後の方で背景になってた車は頑張って現地でかき集めたんだと思う。
>>877 > たぶん、あの警備員の名前は「Kevin」。
これが正解かも、とりあえずこれから観にいく人レポートよろ〜 参考:>723
オリンピック村のパレスチナゲリラが全員サタデーナイトフィバーみたいな格好してるんで笑ってしまった あのままディスコに行ってダンスすればもっとおもしろくなったんではなかろうか
>俺に「読まない本のこきおろし」をやめさせたいなら、 >くだらん要約を切り上げる事だな。 人は、メンツのためにプライドを捨てることができるんですね テロが無くならない理由が良く解かりますたw
メンツとプライドは意味的に一緒な気がするのだが・・・。 プライドある人は2ちゃんで吠えたりしないともいう。
>>894 プライドのためにメンツをつぶすこともあれば
メンツのためにプライドを棄てることもある。
896 :
名無シネマ@上映中 :2006/03/04(土) 14:30:27 ID:iHoyvpNo
映画作品スレっていつもこうなの?
作品スレで作品けなせば10中8、9荒らせるからね。 荒らしに取っては良い漁場。 非す時にはわざとハンパな知識で突っ込みどころをたくさん用意しておくのがコツ。 その点166は優秀だと思う。たぶん他のスレでも似た様なことやってんじゃないかな。
>>897 褒めたら褒めたでアンチが出てくるしね。
結局好きか嫌いかで感情で対立するから、荒れるんだよな。
口げんか好きにはたまらないスレww
例えば、
>>811 とかは、マジレスでしょ。
したり顔で変なこという人多いよ、このスレ。
釣りじゃなくてマジ。荒らしの自覚もなく、文章もわかりにくいのが多い。
食料問題による飢餓が中東のテロに通じるわけないじゃん。
むしろ、石油利権にともなう国内の貧富の格差が問題。
イスラム圏の石油の儲けが一人一人に還元されて豊かになれば
テロは少なくなる気がするな。
>したり顔で変なこという人多いよ、このスレ。 的確な表現に、お茶ふいた。
902 :
名無シネマ@上映中 :2006/03/04(土) 18:30:43 ID:Sj8dDPGa
>>901 それはないだろ・・・どういう推測なんだ
なるほどな。
そろそろ、石原知事総指揮のあの映画の出番ですな。
906 :
名無シネマ@上映中 :2006/03/04(土) 21:00:40 ID:UZGzDjTD
>>899 > むしろ、石油利権にともなう国内の貧富の格差が問題。
その通り。皆が等しく貧しければ問題はおきない。
貧富の差こそがトラブルの元。
阪神大震災のときに、苦しんでいた自分たちのすぐ隣で
平和な繁栄を謳歌していた大阪に反発し、
神戸が独自の空港を持つに至ったのは有名な話。
原作を20年近く前に読んでて期待して見たんだが… なんかあっさりしてるね。 スピルバーグがユダヤ人だからもっと寄ってるかと思ったけど、 逆にそう思われるのがいやで無理に中立にしたような感じ。 なんかのめり込めないね。監督自身が一歩距離をおいてるのが丸分かりで… まあ、この事件を全くしらなかった観客には いろいろ考えさせるいい機会になったかもしれないが、 そうれならそれで、もうちょっと事件の背景とか描いても良かったんじゃないのかな? 個人に集中した描写が多すぎて全体像がわかんない人多いんじゃないかな? まあ、興味を持った人はドキュメンタリー見たり本読んだりすりゃいいんだろうけど、 何も知らなかった人がそこまで衝撃受ける作品になって無い気がして残念だ。 無難な中立平和メッセージという一般的な線に落ち着いたのだろうけど、 もっと作りようはあったと思うよ。 それがスピルバーグだと言われればしょうがないけどさ。
基本は「昆虫の生態を間近で観察する視点」って事なんじゃないの? 少なくとも、日本人である自分はどちらへも肩入れをする気にならないし。 唯一、マクロ的な視点はラストの遠景に双子ビルが映るシーンにあるだけなのではないか。
中身は単なる報復(・A・)イクナイ!映画だよなw 双子ビルのせいでテロがらみに引っ張られてる人が多いみたいだけど 黒九月は政治目的の誘拐犯で主人公は報復を命じられたサラリーマンで 一般市民が恐怖に曝されるいわゆるテロリズムの描写は無いしw
>909 オリンピック選手団とピアノ好きな女の子とふたつ隣の新婚夫婦と ギリシャの安ホテルの主人とパーティの客達は一般人だろ。
911 :
166 :2006/03/04(土) 22:51:12 ID:9N9vBBRc
>>886 > くだらん要約を切り上げる事だな。
原作に比べると映画はひどいものだ。
原作は事件の裏話を扱いながら、「国家・組織と個人の葛藤」という普遍性があった。
映画ではアラブとイスラエルの暴力の応酬という時事テーマにわざわざ矮小化させてしまっている。
しかも辛気くさいばかりで面白くもない。
スピルバーグはこういう「社会派映画」には適性がないと思われる。
エンターテイメントだけ撮ってくれてればいいのにねえ。
もったいない。
> >882
> > 報道とノンフィクションは違うだろ。
> どう違うか説明できるか?
自分で調べろ。
あほう。
>>910 市民を無差別に恐怖に曝して体制を方針転換させるのがテロじゃね?
>>911 原作厨よ
「シンドラー」や「宇宙戦争」は
原作と比べてどうなんだよ
>「シンドラー」「ライアン」あたりと違って創作の余地がないのがつらいね。
「シンドラー」は原作読んでないみたいだが、いいのか
>>911 > 自分で調べろ。
> あほう。
> 自分で調べろ。
> あほう。
> 自分で調べろ。
> あほう。
wwwwwwwwwwwwwwwww!!!
>>855 >>877 アブナーはモサドでは?
序盤のシーンでジェフリー・ラッシュが「きみにはモサドを辞めてもらう」
と言ってたし、女性首相も「2年前に警護してくれましたね」と言ってたし。
>>907 氏
先ほど見てきたところですが非常に参考になるご意見です・・・・・
自分は全体像全く見えませんでしたし、
娯楽性も少なかったと思いました・・・・・
現在が混沌としているということなのでしょうが
ルーカスが子供から青年になってきたのに対し、
スピルバーグは大人からお爺さんになってしまったような気がしてなりません・・・・・
グダグダなスレだなw 糞映画には糞信者しか付かないから、踊らされっ放しなのはしょうが無いかw
919 :
166 :2006/03/05(日) 00:40:05 ID:hedwtN5S
>>914 > 原作厨よ
> 「シンドラー」や「宇宙戦争」は
別に原作至上主義じゃないね。
映画がつまらんのは原作を改悪したせいだと指摘した。
「シンドラー」は面白かったぞ。
マンガみたいな収容所所長には「そんなやつはいねえよ」と思ったが、
感動にほどよく嘘くささ、うさんくささが入り交じっていてそこが良かった。
「宇宙戦争」は「お話」としてはつまらんが、
炎上する列車や川に流れる死骸のシーンが印象的だったので、許せる範囲だ。
原作読んでみなくていいのか? 映画が問題にならないくらい面白かったらどうすんだ? 映画単体でも面白ければいいのなら ミュンヘンも原作との乖離うんぬんで 語らなくてもいいんだよな オレは原作も読んだが映画も面白かったんでさ
921 :
名無シネマ@上映中 :2006/03/05(日) 01:15:11 ID:3jkheI0L
>>916 モサドはイスラエル国防軍に属してる。軍の階級とかは使わないけど。
922 :
166 :2006/03/05(日) 01:37:57 ID:hedwtN5S
>>920 > 原作読んでみなくていいのか?
なんで読まなきゃいけないんだ?
> 映画が問題にならないくらい面白かったらどうすんだ?
そもそも「シンドラー」は原作ってあったか?
「宇宙戦争」は小学生の時に読んだぞ。
> オレは原作も読んだが映画も面白かったんでさ
いや、「面白い」に根拠がないから。
ちなみにどこが面白かったんだ?
>>911 >国家・組織と個人の葛藤
って自分は映画を見てそれを感じた訳だけども(スピルバーグ普遍のテーマで
あるからこそ容易に引き出せる事柄であるにしても)、原作を読んでない私が
そう感じた以上、それがなかったとするような文面はおかしくない?
むしろ自ら偏狭な視野で矮小化してしまってるのでない?
924 :
名無シネマ@上映中 :2006/03/05(日) 02:53:15 ID:BBGf2ede
最後の回想シーンがちょっと分からなかったんだけど、誰か解説頼む。 なんか二人組みが飛行機に乗り込んで、操縦席が空、 その後銃撃戦?で人質が殺されるとこ。全然意味が分からなかった。 アブナーに似たのが回想の中にいた気がするんだけど、別人?
925 :
名無シネマ@上映中 :2006/03/05(日) 03:52:34 ID:Kx305gz/
>>911 >原作は事件の裏話を扱いながら、「国家・組織と個人の葛藤」という普遍性があった。 映画ではアラブとイスラエルの暴力の応酬という時事テーマにわざわざ矮小化
国と個人の対立より、イスラエルとパレスチナの対立の方が、スケールがでかいし、現在進行形だし、アメリカの対テロ戦争に通じるし、
映画の方が、社会的意味としても、娯楽のネタとしても訴えるものが大きいと思います
>スピルバーグはこういう「社会派映画」には適性がないと思われる。エンターテイメントだけ撮ってくれてればいい
「社会派映画」では既にアミスタッドやシンドラーなどを作っており大ヒットした事をどう評価しているのですか?
166さんは「社会派映画」が好きなようですが、「社会派映画」とは今ある社会的問題を扱うものこそ意味があるのでは?
>>911 >アラブとイスラエルの暴力の応酬という時事テーマ
テーマじゃ無いだろw
舞台として借りてるだけだろw
パレスチナならではのソリューションを提示してれば別だがw
どこが社会派映画だよw
未来が舞台なら全てSFかよw
>>916 もともとは陸軍のコマンド部隊
↓
この任務の候補としてモサド入り
↓
この任務を受領してモサドから籍抹消
928 :
927 :2006/03/05(日) 08:48:50 ID:Vkl1DqTw
間違いますた もともとは陸軍のコマンド部隊 ↓ モサド入り(中には航空会社のスカイマーシャルの任務もあり首相の乗った機も護衛したらしい) ↓ この任務を受領してモサドから籍抹消 のはずですが、映画ではコマンド部隊時代のことが描かれてないんですが、軍のエリート部隊出身で、 ちゃんとモサドの訓練も受け、実際に情報員としても活動してたらしく、映画みたいに全くその道の素人 ではなかったようです。
>>924 独逸に用意させた飛行機でトンズラ予定→パイロット居ない→
はめやがったな!ムキー→そこへ独逸部隊狙撃開始
だと思う
>>922 >そもそも「シンドラー」は原作ってあったか?
あるよ、ちゃんと探しな
>いや、「面白い」に根拠がないから。
あんたの言う“根拠”って、こういう感想のことか?
>感動にほどよく嘘くささ、うさんくささが入り交じっていて
>そこが良かった。
おれが「面白い」と思ったのは
撮ろうと思えば高性能のアクション映画を捕れるのに
見事に私物化して地獄巡りの作品に仕立てたとこだ
あんたは、目に見える映像のみ活字のみでしか評価できないみたいで
行間読みが苦手みたいだから、映画があんたにフィットしないんじゃなくて
あんたが映画にフィットしないだけなのを分かってくれ
そんなに原作について語りたいなら、書籍の板でやってくれないか? ここは映画作品の板、そろそろUZAI
932 :
166 :2006/03/05(日) 11:21:42 ID:hedwtN5S
>>925 > 映画の方が、社会的意味としても、娯楽のネタとしても訴えるものが大きいと思います
ネタとテーマは違うだろ?
> 「社会派映画」では既にアミスタッドやシンドラーなどを作っており大ヒットした事をどう評価しているのですか?
アミスタッドはヒットしたっけ?
シンドラーは好きだよ。感動したし、「あざといなあ。でもうまいなあ」と感心もした。
> 「社会派映画」とは今ある社会的問題を扱うものこそ意味があるのでは?
とするとシンドラーは「社会派」のジャンルかどうかは微妙じゃないか?
933 :
166 :2006/03/05(日) 11:24:35 ID:hedwtN5S
>>926 >
>>911 > >アラブとイスラエルの暴力の応酬という時事テーマ
> テーマじゃ無いだろw
スピルバーグがインタビューで「暴力の連鎖がどうのこうの」って言ってたじゃん。
> パレスチナならではのソリューションを提示してれば別だがw
> どこが社会派映画だよw
> 未来が舞台なら全てSFかよw
このへん意味不明だから。
934 :
166 :2006/03/05(日) 11:27:22 ID:hedwtN5S
>>923 >
>>911 > >国家・組織と個人の葛藤
> って自分は映画を見てそれを感じた訳だけども
ふーん。どのあたりの描写で感じたの?
>>929 自分は
飛行機用意させた→ちゃんとしたやつ用意してくれた・機内にも罠なし
→ヒャッホー→そこへ独逸部隊狙撃開始
だと思った。
voidさんを見てるようだw
937 :
166 :2006/03/05(日) 11:37:04 ID:hedwtN5S
>>930 > おれが「面白い」と思ったのは
> 撮ろうと思えば高性能のアクション映画を捕れるのに
> 見事に私物化して地獄巡りの作品に仕立てたとこだ
ここは半分同意だ。
スピルバーグは「宇宙戦争」どもエメリッヒ風のパニックムービーにはせず、
「地獄巡り」を描こうとしていた。近年その傾向が目立つようだ。
しかし、それが面白いかというと微妙。
その点「ライアン」は地獄にバイオレンス、ブラックユーモア、戦争の皮肉
などが混在してて、抜群の面白さだ。
ペキンパーの「戦争のはらわた」に比肩しうる。戦争アクションの最高峰だ。
しかし、「はらわた」にはあった「エロ」がない。
「エロ」が描けないのはスピルバーグの最大の欠点だね。
> あんたは、目に見える映像のみ活字のみでしか評価できないみたいで
映画を映像で評価しなくてどうするんだい?
妊婦ファックなんてはじめて見たよ おれスピルバーグの好きなところは わかりやすいエロの無さなんだよね
>> あんたは、目に見える映像のみ活字のみでしか評価できないみたいで >映画を映像で評価しなくてどうするんだい? 都合のいいところだけ切り取ってレスするのは相変わらずだな 何だか、あんたの片棒かついでるみたいな気持ちになってきたんで もうやめとくわ
941 :
名無シネマ@上映中 :2006/03/05(日) 13:31:33 ID:BIgiwXK5
サラメを殺りに行くシーンは素晴らしいな。 雨のロンドン、コートを翻し標的に近づく男。10mほどの距離を空けて援護二名。 ヒギンズの小説の1シーンが切り取られたみたいに素晴らしかった。
942 :
名無シネマ@上映中 :2006/03/05(日) 13:35:15 ID:BIgiwXK5
あとミシェル・ロンズデールに関してはRONINと同じ役って声が雑誌で目に付くが、 俺は寧ろ007を思い出してニヤリとした。あのCIA達も「ロジャー?ロジャーだろ?」って 言ってたしな。
943 :
925 :2006/03/05(日) 15:19:24 ID:Kx305gz/
>ネタとテーマは違うだろ? 166て結局、いちゃもんつけてるだけなのね。 自分の考え方をきちんと書かないで、ただ言葉に反応してるだけだし、 パレスチナ問題として扱うより、国対個人のサスペンスの方が、意味のある 映画になったとはとても思えない。 まあ原作に感動したのだろうね、でも映画と原作は常に違うものなのよ。 私もミュンヘンという映画は期待はずれだったけど、166の書く原作と 比べればやはりスピルバーグの作った話の方が良い気がする。
944 :
名無シネマ@上映中 :2006/03/05(日) 15:41:11 ID:zVo3yB7d
パパのところ料理を手伝うときのシーンはおかしかったよな? 肉の脂をとるとき、腕まくりしていたシャツが次のカットで、シャツがおりてる。 こういうところはちゃんとつくればいいのに。
原著ってまだ売ってるの?
>911 > 原作は事件の裏話を扱いながら、「国家・組織と個人の葛藤」という普遍性があった。 それは映画のテーマでもなんでもない。 余計なもん盛り込んでこれ以上長くされちゃたまらんわな。 > 映画ではアラブとイスラエルの暴力の応酬という時事テーマにわざわざ矮小化させてしまっている。 しまってないだろ? ルイの一家をわざわざ描写してみせたのは何の為だ? アラブ対イスラエルのいさかいにツインタワーが何か関係あるのか? 無理ないちゃもんつけるのも大概にしろ。 > > (報道とノンフィクションの差を)どう違うか説明できるか? > 自分で調べろ。 俺は「何も違いは無い」と言ってるんだよ。 お前は違うって言いたいんだろ?証明してみせろ。ほれ。 ここは映画を語る映画のスレだ。 たまたまモトネタが一緒だってだけの小説版に遠慮する気はない。 遠慮するのはお前の立場だ。
>877 > 少なくとも暗殺ミッションに参加する前はイスラエル国防軍の兵士。 君や>916氏の指摘の通り、アブナーは階級と身分を捨ててミッションをこなしてる。 従って、彼のミッションは「兵士じゃない」人間のやった事、という事になる。 それに、アブナーが166のご高説通りに「兵士の本懐」を求めてあの作戦を こなして"いなかった"事は、映画から読み取ってくれている事と思う。 スピルバーグはわざわざアブナーを「一般人」として描いた。 その理由がどの辺にあるのか?って話さ。
まぁイスラエルは男女とも徴兵制があるからみな元兵士なわけだが。 アブナーはそのあとなんか警察系? エアマーシャルみたいな 仕事してる、とういうようなことを匂わせてる会話なかったけ?
949 :
948 :2006/03/05(日) 17:54:03 ID:QcZ83EtZ
あ、928にかいてあった。ごめん。
許さない
951 :
名無シネマ@上映中 :2006/03/05(日) 18:31:23 ID:ZspwYPKr
赦し給え
俺たちが来た理由はわかるな?
ノー!ノー!ノー! ラ!ラ!ラ!
やっとこさ都合がついて今日観て来たよ。 数年ぶりに銀座で観たが,マリオン未だに 3時間近い映画の前に延々20分も予告を 垂れ流すのな(´・ω・`)ショボーン 爆弾を仕掛けた電話に娘が出てしまって、 慌てて中止を告げに走るシーンで息を止め その後ほっとして肩で大きく息をしてしま ったよ。 あと、電話で子供の声を聞いて泣き出すシーン で嗚咽w
955 :
名無シネマ@上映中 :2006/03/05(日) 20:31:49 ID:LMsSK2gr
>>954 > 電話で子供の声を聞いて泣き出すシーンで嗚咽
おまおれ…。
958 :
166 :2006/03/05(日) 22:11:16 ID:hedwtN5S
>>946 > >911
> > 原作は事件の裏話を扱いながら、「国家・組織と個人の葛藤」という普遍性があった。
> 余計なもん盛り込んでこれ以上長くされちゃたまらんわな。
原作の改変しても、それで面白くなればOK(シンドラーはそうだった)。
しかし結果つまらなくしている。
だから失敗作。
> アラブ対イスラエルのいさかいにツインタワーが何か関係あるのか?
だから、おかしいだろ?
事後の911のテロを暗示しているくせに、
発端であるイスラエルが侵略したパレスチナ問題はスルー。
> 俺は「何も違いは無い」と言ってるんだよ。
「リンゴは木から落ちない」と言っている非常識な馬鹿側が証明すりゃいいんだ。
あほう。
あんた、シンドラーの原作読んでないんだろ? 嗚呼、またレスしちまった…
960 :
166 :2006/03/05(日) 23:14:13 ID:hedwtN5S
>>959 > あんた、シンドラーの原作読んでないんだろ?
映画では主人公の性格を改変しているらしいぞ。
「らしい」だけで発言しないでくれるとみなさん喜びます。
いい加減みんなNG登録しろよ 嵐に反応するのも嵐だぞ。
結局信仰者なんて、アイドルヲタと同じなんだよ。
>> アラブ対イスラエルのいさかいにツインタワーが何か関係あるのか? >だから、おかしいだろ? >事後の911のテロを暗示しているくせに、 >発端であるイスラエルが侵略したパレスチナ問題はスルー。 どうやら、社会派映画じゃないって事に気付いてくれたようですねw 社会問題の輪郭すら描けてない社会派映画は有り得ませんよねw
アカデミーそろそろみたいだね。 でも、取れないかな・・・・作品の力よりユダヤ資本の圧力で (自分は取ってもいい作品だと思う)
968 :
名無シネマ@上映中 :2006/03/06(月) 01:13:20 ID:MByeZDUj
>>958 >事後の911のテロを暗示しているくせに、発端であるイスラエルが侵略したパレスチナ問題はスルー。
116がなんだか何を主張したいのかわからなくなったので整理
・116の頭の中ではミュンヘンは、出来の悪いスパイ映画(原作に劣る)
・で映画はパレスチナ問題は扱っていない
・しかしラストではツインタワーを見せ911テロを暗示
なるへそ。
一貫して私の見方とずれてる
・ミュンヘンはインパクトの弱い社会派映画
・パレスチナ問題を扱う
・ラストでは911テロを暗示し暴力の連鎖へ警鐘をならす
まるでずれてる、そりゃ面白くないわけだ、映画も見方を誤ると苦痛だよね。
166カワイソ
969 :
名無シネマ@上映中 :2006/03/06(月) 01:15:56 ID:MByeZDUj
>>967 この映画がアカデミー賞を取れるか否かも現実認識として面白いね
あたいは、
この程度のゆるい反テロ反イスラエルなら、より厳しい言論を抑えられる、という理由でアカデミー賞を与える。方かな
オジーオズボーン
971 :
名無シネマ@上映中 :2006/03/06(月) 02:56:07 ID:OcHqBOIO
>958 > しかし結果つまらなくしている。 > だから失敗作。 何度も言わせるな。 「つまらない」はお前の主観でしかない。 お前がどう思ったかと映画の出来には何の関係も無い。 「ミュンヘン」で描かれてるのは個人と「組織」の葛藤じゃない。 個人の良心と、良心を実現する「手段」との葛藤だ。 一方をクリアに描く為にはもう一方は邪魔なだけなんだよ。 > だから、おかしいだろ? おかしくない。 それはつまり、映画が「ある特定の争いに限定した話にしてない」って事だ。 お前の言う>946が思い込みでしかないって事さ。 >「リンゴは木から落ちない」と言っている非常識な馬鹿側が証明すりゃいいんだ。 そんな馬鹿がどこにいる?俺はリンゴの話はしてないぞ。 詭弁でごまかすな。 「ミュンヘン」も「標的は11人」も現実の事件をモトネタにしてるって 言ってるのさ。事件との距離はどっちも同じだってな。
取っても取らなくても、プロモーションには関係ないような 編集賞とか取って終わり、だと思う。
俺の中では神映画
昨日「シリアナ」見たけど、あの位でクルーニー兄貴が賞を取ったり ノミネートされるなら、バナにも何かくれって思った。
976 :
名無シネマ@上映中 :2006/03/06(月) 09:53:58 ID:5cXzzX4w
俺も神。
977 :
名無シネマ@上映中 :2006/03/06(月) 10:57:02 ID:ehJrdaPN
彼女のおかげで昨日のデートはミュンヘンを見るはめにorz ホテル行きたかったのに・・・・
978 :
名無シネマ@上映中 :2006/03/06(月) 10:59:29 ID:ehJrdaPN
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
979 :
名無シネマ@上映中 :2006/03/06(月) 12:10:26 ID:SpX2rR6c
スピルバーグがヒューマン撮るとロクなのが出来ないと思っていたが、納得できる内容だった 対比を使ったスパイスが見事でした。 冒頭のセクスと終盤のセクス、セーフハウスの夜と翌日の銃撃戦、証拠を出せ情報源を出せ あとイスラエルは落合信彦がよく書いていたけど家族、国を大事にするらしい またモサドは国の英雄でありモサドが存在するから幅20kmしかない領土を守りきれると 過去にアラブで暗殺されたモサドの死骸と収容中の犯罪者を交換したことがあるんだそうな それぐらいイスラエルって国はモサドを大事にしていたんだと思う これは母国に一時帰国したアブナーを兵士が英雄視して握手するシーンで端的に表現されている で、面白いのは本人がまったくうわの空だって所。本人の心情も理解できるしこの対比はGJ! またラスト、上司とアブナーのシーンで「故郷に帰ろう(GO HOME)」と上司がいうが断るくだり、 続くアブナーが夕食に招待するが「NO」と言って別れるシーンも秀逸だった パパとの食事の対比もあるが故郷に帰らない(国を捨て、国を愛さなくなった)アブナーとは食事を 取る事が無意味だからNOといったのだろう 読んでないけど原作が見事なのでしょうw シナリオしっかりしてない作品が多かったから(A-I以降) さ、原作でも買うかw
原作ないよ
982 :
名無シネマ@上映中 :2006/03/06(月) 13:17:55 ID:ehJrdaPN
事実だから原作はない
残念
984 :
名無シネマ@上映中 :2006/03/06(月) 13:36:00 ID:kt5Iz76j
>>977 いい彼女だ。(スピってだけで選んでないのなら)
結局、無冠か?
ですな
マイケル・カーンの編集、ヨカタのになぁ。残念。 序盤の選手の部屋で銃乱射→壁に無数の弾痕と深紅の血痕 →深紅の朝焼けにオーバーラップするシーンや 劇中、3回にわたってインサートされるミュンヘン事件とバナの表情とか 印象的なシーン多かった・・・
インサート中にインサート
政治的配慮っつうやつか
990 :
名無シネマ@上映中 :2006/03/06(月) 14:37:28 ID:CUCYo/Uc
映画の終盤のシーン、イスラエルからアメリカに移住した主人公が、かつての仲間であるモサドに逆に追跡されるシーンはなんとも言えず切ない気持ちにさせられました。彼は家族とともにパレスチナにわたり、PLOの武装闘争に大きく関わったそうです。
(´・∀・`)ヘー
992 :
名無シネマ@上映中 :2006/03/06(月) 14:49:52 ID:a19jm2wv
記録より記憶に残る作品
993 :
名無シネマ@上映中 :2006/03/06(月) 15:07:54 ID:wWeTFtVB
政治的配慮、というかいろんなとこで隠れた配慮ありのアカデミー賞だったな。 作品賞と監督賞の痛みわけとか。 同性愛に作品賞、はさすがにビビったんでしょう。 これも編集賞ぐらいはとるかと思ってたが、マイケル・カーンも無冠では ないし仕方なしといったところか。 逆に「配慮です」と言わんばかりのスルーっぷりが逆に心地よかったり。
994 :
名無シネマ@上映中 :2006/03/06(月) 15:21:07 ID:M4CzNVeb
まんこパーティー
受賞を逃したスピ監督 (´・ω・`)カワイソス
996 :
名無シネマ@上映中 :2006/03/06(月) 15:33:18 ID:uq5vCtZ5
残念梅
残念梅
梅
らすと!
1000 :
名無シネマ@上映中 :2006/03/06(月) 15:38:54 ID:9+DBJPDe
梅
1001 :
1001 :
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