1 :
名無シネマ@上映中 :
2006/01/21(土) 16:58:46 ID:1xEAkyvc 落ちてた様なので立てました。
ストーカーごっこしたいです。
■監督作品
僕の村は戦場だった 1962年
アンドレイ・ルブリョフ 1967年
惑星ソラリス 1972年
鏡 1975年
ストーカー 1979年
ノスタルジア 1983年
サクリファイス 1986年
他、短編も有り
■以下の2作品は撮影風景を記録したドキュメンタリー
in ノスタルジア (監督 ドナテッラ・バリーヴォ)
in サクリファイス (監督 ミハウ レシチロフスキー)
■DVD情報(国内販売: Amazon.co.jp)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/tg/browse/-/1162402/ ■邦訳のある著作
『封印された時間:映像のポエジア』、鴻英良(訳)、キネマ旬報社
『殉教録 タルコフスキー日記』、鴻英良/佐々洋子(訳)、キネマ旬報社
『殉教録 タルコフスキー日記 II』、竹村知子(訳)、キネマ旬報社
『サクリファイス』、鴻英良(訳)、河出書房新社
過去スレは、マンドクセwww
>>1 >過去スレは、マンドクセwww
これでよくタルコフスキーの映画なんて観られるな(w
3 :
名無シネマ@上映中 :2006/01/21(土) 17:04:33 ID:1xEAkyvc
まあ、「鏡」は睡眠薬でした。
あ〜新スレ立ったんだね。
>>1 乙。このまま自然消滅かとオモタw
7 :
名無シネマ@上映中 :2006/01/21(土) 22:37:19 ID:1xEAkyvc
8 :
名無シネマ@上映中 :2006/01/22(日) 00:01:27 ID:cO0T3Np6
タルコフスキーの作品の、『ノスタルジア』について、『鏡』に見られるテーマやスタイル上の特徴がどのように変化したかについて御存知のことがあったら教えてください。 よろしくお願いします。
9 :
名無シネマ@上映中 :2006/01/22(日) 00:22:13 ID:g5dlKP5n
この監督とアンゲロプロスは睡魔との闘いw でも好きだ。
困ったDVDがたくさん出てますね最近 ストーカーのパッケージは何あれ 中身はましになったんかなあ
11 :
名無シネマ@上映中 :2006/01/22(日) 02:05:15 ID:R+Nnt30l
>>10 変わったんか?俺は2枚組みのクソ高いやつ買ったけどww
12 :
名無シネマ@上映中 :2006/01/26(木) 12:03:03 ID:Ba8OJpwb
タルタルあげ
13 :
名無シネマ@上映中 :2006/01/26(木) 13:55:34 ID:pVj6VDa1
16 :
名無シネマ@上映中 :2006/01/30(月) 17:33:28 ID:HG1xOThN
おこられちったww
17 :
名無シネマ@上映中 :2006/01/30(月) 21:08:05 ID:qTYfvtS8
>>13 >とりあえず、DVD情報のまとめ(画質の善し悪し)とか、誰か書いてくれないかな・・
画質で安心できるのは、クラテリの二枚とRUSCICOのストーカー
以上三枚だけ
18 :
名無シネマ@上映中 :2006/01/30(月) 22:26:26 ID:OYuoq9xC
>>17 クライテリオンのアンドレイ・ルブリョフとソラリス、画質は
RUSCICOのよりいいけれどRUSCICOの5.1ch立体音響も捨てがたい。
ちなみに、80インチのスクリーンで観てクライテリオンの方が少し
解像度高いとわかる程度なのでよほどマニアックでなければそんなに
画質差に神経質になる必要ないと思う。
タルの映画途中で眠くなる奴はRUSCICOの方が音に迫力あるので
眠る心配ないと思う。
ま、ルブリョフに限ってはクライテリオンのがディレクターズカット
なんで買いなんだが。
19 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/01(水) 07:33:29 ID:CfPzrdFx
わしは馬鹿だから、字幕なしはちょっと。 で、IVC版はどうなの? 去年末の分。
現行のIVC盤はRUSCICO使ってるんじゃないの? あ、ローラーとIVAN'S CHILDHOODはまだ旧版かな? ま、IVCでもRUSCICOマスター使用と表記のものは大丈夫かと。
タルタルダイチュキ
タルタルソース
23 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/02(木) 18:17:31 ID:xEDg3GW4
俺雪国住んでるんだけど 雪解け水が屋根から落ちてくるの見て タルコフスキーの水ってのは 極寒の地が生んだものなんだって思ったよ
24 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/03(金) 08:51:02 ID:hKHXnGoL
この人って「睡眠のメカニズム」について研究してたんでしょ
25 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/03(金) 14:38:43 ID:u78/P3Vd
だからあんなに眠くなるんか。納得
>>23 私も雪国に住んでます。今夜はシバレマスネ・・・サブイ
ロシアはまさに極寒の地という言葉がぴったり、氷点下50度とか
ちょっと想像つかない。
でもタルタルの水に、なぜかあまり冷たいイメージはないです・・。
27 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/05(日) 08:10:14 ID:PvZ8CmJp
ソダーバーグ+クルーニーのソラリスの件について
DVDは輸入版(海外版)と国内版を区別して整理してくれると有り難いんだが 個人的には字幕なしを入手するつもりはないんで 最近出てるトールパッケージのやつと 数年前に出たCDケース入りのやつでどう違うか 整理してテンプレてくれるとヒデキ感激
ヒデキって・・・
28は40歳とみた
31 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/11(土) 23:13:56 ID:NSMuhe80
ストーカーが最高傑作だとおもふ
31はストーカー
34 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/22(水) 23:01:47 ID:qeVx+pKU
市販と同じものらすぃよ。
35 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/25(土) 19:17:48 ID:JnI6MNQK
私も、ストーカーが最高傑作だと思います。次点ソラリス
おれはノスタルジア
『タルタル☆ナイトVOL1』 チルアウトミュージック+タルコフスキーの映像美を クラブで体感! 朝までノンストップ スリーピング! だれか企画して
ノンストップ スリーピング ワロスw クラブより、プラネタリウムみたいな場所でやって欲しい。 安眠できそうだ・・・
ストーカー >> 僕の村は戦場だった > ソラリス >>> サクリファイスとかノスタルジアとか寝たから知らん。
40 :
名無シネマ@上映中 :2006/03/07(火) 21:57:18 ID:GyJfKc0v
落ちる落ちる
41 :
名無シネマ@上映中 :2006/03/08(水) 19:36:17 ID:Twp8JBbv
最近、サクリファイス観たんだけど、終始意味わからんかった・・・ エル・トポ並にワカラン。
42 :
名無シネマ@上映中 :2006/03/09(木) 10:28:57 ID:Vf0HOifV
「エル・トポ」はそんなに難解じゃないし(第一本人が解説してたりするw)、 「サクリファイス」も理解したければタルの書いた本を読めばいいと思うよ。
エルトポはホドロフスキーじゃね?
何を今さら(w
フスキーつながりっすね
てかタルタル好きで、ホドたんも好きな人結構いそうだ。
47 :
名無シネマ@上映中 :2006/03/14(火) 14:39:35 ID:1qBoDIJ4
>>42 登場人物が何をやってるのかっていうのは判るんだけど、意味とか、そのストーリーで何が言いたいのかがワカラン。
何て言えばいいのか
まぁ原作読んでみるよ(´・ω・`)
(*´∀`)ストーカーごっこしたいー
そんな餌で俺様が(ry
51 :
名無シネマ@上映中 :2006/03/21(火) 13:12:53 ID:QiF9KTiX
鏡をRUSCICO版で観た。タルはソラリスに続いて2本目。 これほど眠くなった映画は初めて。 あの納屋が燃えるシーンが一番感動した。 何か母への思いや深い悲しみが作品の根底にあると感じたけど間違ってる?
52 :
名無シネマ@上映中 :2006/03/21(火) 14:40:40 ID:BIKY5lKh
RUSCICO版が日本語版に移植されているDVDは何と何?
>>46 >てかタルタル好きで、ホドたんも好きな人結構いそうだ。
はい。ここにもいるよ。エルトポとストーカーどちらもめちゃ好き。
54 :
名無シネマ@上映中 :2006/03/25(土) 04:31:14 ID:QUi90GG/
ホドロフスキー関連のスレってゼロ?
前あったんだけど・・・落ちちゃったんだよね・・・
57 :
名無シネマ@上映中 :2006/03/28(火) 01:46:00 ID:qIlY4v8Z
58 :
名無シネマ@上映中 :2006/03/28(火) 01:46:19 ID:UuRaMJ9P
ttp://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20060328i4z1.htm 「ソラリス」SF作家スタニスワフ・レム氏死去
スタニスワフ・レム氏(ポーランドの有名なSF作家)が、ポーランド南部クラクフの病院で死去。84歳。
助手が27日明らかにした。死因、死去した日時は不明。
1921年9月、現在のウクライナ東部リボフ生まれ。39―48年までクラクフの大学で医学を学び、その間、46年に作家としてデビュー。
卒業後は科学の研究助手を務める一方で独学で天文学や哲学などを学んだ。
代表作「ソラリスの陽のもとに」(65年)「宇宙創世記ロボットの旅」(73年)は40か国語以上に翻訳され、世界で2700万冊以上売れた。
「ソラリスの陽のもとに」など映画化された作品も多い。
2006年3月28日1時23分
また偉大な人が・・・合掌(-人-)
60 :
名無シネマ@上映中 :2006/03/28(火) 16:04:40 ID:lDdb1ADB
合掌
レムしぼんぬ。・゚・(ノД`)・゚・。
死んだんじゃない、眠ってるだけです。 レム睡眠なんて・・・(ゴメン
>>33 これはモノラルみたいだけど、今のIVCのとは違うんだよね?
ho
65 :
名無シネマ@上映中 :2006/03/30(木) 22:12:48 ID:L62L0u99
パイオニアのノスタルジアのDVD買ったんだけど、画質悪いの?
タルの日本盤で画質のいいのはひとつもない
67 :
名無シネマ@上映中 :2006/03/30(木) 22:22:34 ID:L62L0u99
しかも動揺して直リンまでやってしまったスマソ
で、RUSCICO盤ノスタルジアの画質はどうだったのだろう?
手に入れようと思ってRUSCICOのサイトに行ったけどノスタルジアは見つからなかった ノスタルジアのFox Lorber盤を持っているが日本盤とは比較にならないほどいいよ サクリファイスは輸入(NTSC)を含めてもいい画質のものが見つからないのが残念 それ以外(ストーカー、ルブリョフ、鏡、ソラリス)は RUSCICO や Criterion から 出ているのでかなり満足しているんだけど
と思っていたけど、サクリファイスのKINO盤を見直してみたら意外によかった 昔は気に入らなかったけど再生システムが変わっているからか印象が変わりました
72 :
65 :2006/03/32(土) 12:18:41 ID:5a0nkDo3
件のノスタルジア観た。 なんちゅうか、言葉は悪いが腐っても鯛という感じ。 画質はほんとに悪いが作品のパワー、質はそれを補って余りある。 でもRUSCICO版が出たら間違いなく買いなおすと思う。 正直、今すぐノスタルジアを観なければ死んでしまう!という人以外は買わなくてよし。
死んでしまいそうだったので買いますた。
芯でもカワネ
貧乏人?
76 :
名無シネマ@上映中 :2006/04/11(火) 17:58:14 ID:kc3Ae0FR
来月シネフィルイマジカでアンドレイ・タルコフスキー監督特集だって 5月※アンドレイ・タルコフスキー監督特集(7作品) ローラとバイオリン 僕の村は戦場だった アンドレイ・ルブリョフ 惑星ソラリス 鏡 ストーカー サクリファイス
つーかなんでノスタルジアだけないんじゃ
もうプリントが入手できないとか?
79 :
名無シネマ@上映中 :2006/04/12(水) 05:01:13 ID:i8AN32m9
ストーカーをもうちょっと世に出したいんだがなー これを観ずに死ぬのは人生の損失じゃね?
ストーカーって、廃墟だけが舞台なのにあんだけ深い作品になってるのが凄い。 資金が足りなくて映画が出来ないとこぼす人は是非見習って工夫して欲しいね。 ところで何で部屋に入らず戻ってきたのか理解できない。でもそういう肝心な ことをせずに名作となるのだから映画って面白い。あれがアメリカ映画だったら、 きっと部屋に入ってハッピーエンドで終わって陳腐な映画になってただろう。
81 :
名無シネマ@上映中 :2006/04/16(日) 21:16:04 ID:D1IkHZJx
ジカブラス?が自殺したのは恥のため。 彼の望んだ弟の復活ではなく、大金が入ってきた。 ゾーンは心の奥底に潜む願望を実現するといわれているから。 でも結局ゾーンそのものに奇跡を起こす力があるかどうか意識的にぼかしているように思う。
どうせならそれをもっと突き詰めて奇跡は自らの内から起こすものだとでもすれば 良かったと思うが、それはちと東洋的すぎるかな。
>>80 教授か作家かどっちの台詞か忘れてしまったが、
「自分は自分の本当の願望なんか知りたくはない」とかいう感じの
台詞がなかったっけ?
>>83 それって結構意味深長な台詞だね。教授だの作家だの何か深遠なものをものを
求めるような職業の人間が、実は至って俗っぽいものを欲しがっているのを
自覚したら、そのギャップに耐えられないだろう。他人を騙せても自分自身を
騙すことはできないからな。
教授といえば、ゾーンを進んでいる途中で同僚に電話してゾーンにいることを
自慢して、それまでの人生に見切りをつけるようなことを言っていたけど、
爆破するつもりなのになんであんなことを電話で告げたんだろう。むしろ
人を惑わすゾーンを破壊するのが目的なら、あんな電話をする必要ないように
思えた。なんかあれじゃ後で誤解されそう。
85 :
名無シネマ@上映中 :2006/04/17(月) 02:48:47 ID:DMYvWNg5
>>80-84 「部屋に入らず戻って来た〜」この解釈は初めて聞いた
最初に観た時は「ゾーンや部屋は存在しなかった」
(廃車輛他は噂の産物)
と解釈したが
その後「部屋に到達し望みをかなえた」
と解釈を変えていたんだけど・・
「望み」は「ゾーンなどに左右されない人生」
「自分の真の望みを誰にも知らせない」等々
外出かもしれんが(たぶん)、 最後に子供が出てくるのはどうして? 最初に見てからずっと気になってる・・・
>>86 それよりあの子供の目の前でコップが動き出す方が気になる。あれって子供が
超能力を使ったんだろうか。それとも何気なく見ているうちにコップが動き出したのを
見つめているのだろうか。当時のソ連は超能力を研究してたね。
>>80 いや、アメリカ映画だったらもっと原作に忠実な映画になってたんじゃないだろうか。
ゾーンも森の中じゃなくて、もっとおどろおどろしいリアルヴァージョンで。
個人的にはそういうのもみてみたい気がする。
>>87 超能力だったらどうかとむしろ問うべきだろうな。
場合わけして作品解釈がどうなるかを考えるべき。
もっともふつうに見ると後者には見えないけどね。
>>88 俺もそう思う。タルコフスキー版自体批判もあるから、原作に忠実なものも
見てみたい。でもいざ原作により忠実なものを作ってみたら、「シャイニング」
みたいに、デフォルメされた最初のキューブリック版の方が面白かったという
ようなことにならなきゃいいけどw。タルコフスキーもキューブリックも鬼才だよね。
>>89 超能力だったら、奇跡は自ら起こすものだという隠喩とも解釈できるね。二年前に
公開されたWhat the Bleep Do We Know!?みたいに、現実は自ら生み出すものだと
いったような。
>>85 自分も、彼等は部屋に入らず戻ってきたと思ってたよ。
みんな自分の本当の望みを知るのが怖いんじゃないかな。
ゾーンへの旅は自分の内面へ下りて行く旅でもあり、
自分の真の姿に向き合うのは勇気がいる。
ソラリスのステーションに子どもが出てきてしまったように、
ウハウハなことよりも本人にとってキッツイことが起こる可能性が高い。
92 :
名無シネマ@上映中 :2006/04/23(日) 04:54:04 ID:kPjVau8G
質問で恐縮ですが、タルコフスキー作品の中で一番映像美を体験できる作品を教えてください。 よろしくお願いします。
>>92 ノスタルジアですね。眠くなると思いますがw
>>93 でも国内盤のDVDは画質悪でせっかくのその映像美が
楽しめないんじゃ?
じゃあ、「鏡」かな。
うん、トールケースで出てる新盤の「鏡」ね。 CDケースみたいなのに入った旧盤は片面一層だし画質良くない。
97 :
名無シネマ@上映中 :2006/04/24(月) 17:34:28 ID:gjx9FSzl
sannkusu
98 :
名無シネマ@上映中 :2006/04/27(木) 08:22:00 ID:9ZjXSShZ
ストーカーとかノスタルジーおいてあるビデオレンタル屋教えて
>>98 網走郡美幌町字稲美89番12 TSUTAYA美幌店
網走市駒場南8丁目87 ツタヤ網走店
稚内市大黒町 サンホームビデオ稚内大黒
>>100 すげーwww
まあ、大きめのビデオや行けば置いてあるよ
ふむ。 吊らなくていいからゾーンに逝って来ってきて欲しい。
103 :
名無シネマ@上映中 :2006/04/27(木) 21:45:44 ID:XKCEkJCT
104 :
名無シネマ@上映中 :2006/04/28(金) 08:54:54 ID:nWzdhPud
富山県では??金沢でもおk
>>104 返しに行く手間を考えると通販で買ってしまったほうが良いのでは?
雨降ってる音が聞こえると、ノスタルジアの幻想的なシーンが脳裏をよぎる俺はもう重症
107 :
名無シネマ@上映中 :2006/04/29(土) 06:03:43 ID:DWwlglTk
ストーカーは、よかったです。 ノスタルジア、なんじゃありゃ! ロウソクもって歩いて、道を行き来して、 火が消えてしまうんだけど、 なんべんも繰り返すなよな。眠くなるだろーが。
あの手に汗握る緊張感を楽しめないなんて
109 :
名無シネマ@上映中 :2006/04/29(土) 10:11:43 ID:Ws/7/KIH
ノスタルジアとか理解するというか楽しむには、ロシアや北ヨーロッパに 生まれ育ってないと無理かも。無理とは言わなくても、ああいうところで 住んでいると、あの映画の独特のテンポが自然に受け取れるんだと思う。
ノスタルジアって別にそうじゃないと思うよ。 ストーカーやサクリファイスはあまり馴染みの無い生活観が濃く滲み出してて立ち入れない部分が有るけど。 正教の国の人たちのメンタリティーなんて殆ど接する機会が無いし。 ノスタルジアはそこから出た人間の喪失がずっと流れてるんだから、 全く逆だと思うよ。
小難しいこと考えなくてもただボーっと見てるだけで十分気持ちいいと思うけどな
”ストーカー”って題名で日本に紹介した奴耳悪いんじゃねーか。どう聞いても”スタウカ”聞こえるんだが。 日本での題名今からでも変えてほしいな。特にロビンウィリアムスのとんでもない出来の作品が出てしまった今では。 他人に『良いよって』紹介して、ロビンウィリアムスの方見られたら、感性疑われそうだよ。
どうせ変質者なんだから疑われたっていいじゃないかw
114 :
名無シネマ@上映中 :2006/05/08(月) 23:42:04 ID:jafWL3/K
>>112 激しく同意。
一番好きな映画は?って聞かれてタルのストーカー
挙げたいのだけど、変な誤解されそうで言えたことない。
今からでも日本語表記変えて欲しい w
ここ2〜3年でタルコフスキーの長編映画を全部映画館で観れたことは幸運だった。 最高傑作はやっぱりノスタルジア。 ストーカーも良い。 サクリファイスは1回目はラストの炎上シーン以外は微妙だったが 2回目からは楽しめるようになれた。 一番微妙な作品はソラリス。 映像がイマイチだったな。
116 :
名無シネマ@上映中 :2006/05/09(火) 21:21:14 ID:LCskoJF9
ソラリスといえば、ナタリア・ボンダルチュクが 痙攣したり仰け反ったりしながら生き返るシーンで抜ける俺は 変態なんだろうか。
117 :
名無シネマ@上映中 :2006/05/09(火) 21:39:43 ID:4yo+UOGO
うん。ノスタルジアはすごいと思う。 好きなのは鏡なんだけど。
118 :
名無シネマ@上映中 :2006/05/09(火) 21:39:46 ID:86VkV7kt
>>107 ロウソク持って火を消さないように歩いてくあれ、
日本のどこかの地方にも全く同じ風習あるよね。
>>116 ええと、気持ちはわからないでもありません。でも、わりと変態ぽいと思います。
>>116 まぁ人には色々あるから。着衣濡れフェチ?
タルタルは結構セクシャルな隠喩を紛れ込ませてるから、 むしろ正常かもしれませんぜ。
>>116 「タルタルの映画で抜く」という発想は今まで俺にはなかったので、新鮮です。
123 :
名無シネマ@上映中 :2006/05/11(木) 08:25:31 ID:mktwoSvu
ストーカーって発音する時、「トーカー」にアクセント付ける? それとも、「トー」にアクセント? 昔は、普通に「トー」にアクセントだったが、その後犯罪名として 世間に知れ渡ってから、「トーカー」にアクセントがつくように なってしまって、いまだに言いづらい。
どうでもいい。
>>121 ストーカーの奥さんもね。
>>123 タル話の時は、>昔は、普通に「トー」にアクセント な感じで。
偏執者さんの話題では >「トーカー」に 自動切換w
高校の友達にストーカー面白くないって言われた…。 趣味が合う人だと思ってた分、ショックだ。
未熟
過熟
129 :
112 :2006/05/15(月) 03:16:12 ID:4cMxzs2v
>>115 同意。亡命後の初作品で、フィルムのクオリティも段違いですし、資金も多少増えたでしょう。
でも、亡命後の映画だから、以前の作品と撮影の状況はイコールと言えないですね。
以前の作品なども豊富な資金で、西欧の技術力で撮ったらもっと印象深い作品になったと思います。
サクリファイスは自分の死期を悟っていたのだか、分りませんが、いろいろ詰め込もうとして、難解すぎました(映像は美しいのですが)。
130 :
名無シネマ@上映中 :2006/05/18(木) 10:32:10 ID:Roxyby1o
私はむしろ亡命後の作品はあまり好きになれない。 肝心のものが抜け落ちてしまっている気がする。 ストーカーが最高傑作だと思う。
131 :
名無シネマ@上映中 :2006/05/19(金) 13:31:23 ID:rdYIFFqG
俺もだ。ただ、個人的に最高なのは鏡かな。 ストーカーあたりから、表現しにくいんだが映像が柔らかくなったような感じがして あまり好きになれない。
オレも「鏡」は文句なく高評価だな。 「ストーカー」についてはまだ評価を保留している。 作品評価の原則問題までさかのぼらないと納得ずくで評価できない。
>>132 映画評論家の方ですか?
私は評価専門家ではないので、自分自身がその映画から
どれほどの感銘を受けたか、世界や人間存在、生死に
ついての洞察をどれほどまでに深く得ることができたか、
が映画鑑賞のすべてです。
その意味でストーカーは私にとって文句なく高評値です。
我ながらなんでこんな変換ミスを? 高評値→高評価
なんか、ノスタルジアとストーカーって結構人気あるんだね。 でも、個人的には鏡の焼き回しに感じてしまうんですよね。 ノスタルジアやストーカーには多少は退屈してしまうし眠くなったりもするんだけど、 鏡は何度見ても飽きないし、常になんらかの興奮を覚えずにいられない。 なんつーか、タルの作品では最も個人的な作品だけど、最も普遍的な感じするんですよ。 でも、人が作ったとは思えないような異様な作品って感じだからこそ近寄りがたいのかも。
逆に俺は「鏡」が一番眠い
>>133 それはそれで割り切った評価態度でもちろんオーケイ。
ただし、その姿勢だと他人と評価を共有するのが難しい。
価値評価の客観性をどう担保するかという問題ですね。
138 :
名無シネマ@上映中 :2006/05/22(月) 21:17:46 ID:hBcOo3t3
タルコフスキーとかアンゲロプロスって眠いけど、 出てくる女性が結構綺麗でエロかったりするよな。 もともと色っぽい女優なのか、撮り方が巧いのか・・・ハァハァ
東欧系の女優の濃いエロさってのはあるんジャマイカ
ストーカー見たぞ。 腰抜け三人組みの話だった。
141 :
名無シネマ@上映中 :2006/05/29(月) 18:38:37 ID:WholBrcb
そうか? 軍の監視を強行突破するなんて腰抜けにはできないと思うぞ
でも本丸は落としていない。手前で引き返している。
ああ、おまいさんはきっと強いお方なんじゃろ。
145 :
名無シネマ@上映中 :2006/06/02(金) 03:58:51 ID:HO2sB7CE
「映像が柔らかくなった」という表現は正鵠を射たものだとおもいます。 なんというかこう「鏡」と「ストーカー」の映像の持つ緊張感は神業だと思います。
ストーカーは筋をちゃんと追えてない人が多いのか。
筋はすごく単純・・・
148 :
名無シネマ@上映中 :2006/06/08(木) 23:36:17 ID:OYyrfrEY
ゾーンがあったら入りたい
>>144 「テレビ漫画20年のたくらみ」思い出しちゃったぞ。
オレは奥までいく きっといく いくぞ〜
ゾーンに入ったのか入ってないのか、もう一度考え直すと良いんじゃないでしょうか? 引き返したっていう風に解決しちゃうのは勿体無いですよ、クライマックスなのに。 果たして引き返せたのか?ゾーンの影響を受けずに済んだのか? 疑いましょう。ってかそんなところで止まってお前等面白かったのか? 一番面白い所を見逃してる人、多過ぎない? 小理屈並べる人が多いみたいだけど、それ以前に映画そのものをまともに理解しろよ。
ゾーンに入ったか入ってないかはそんな重要じゃないと思うんだが。
むしろどうやって戻ってきたかが疑問だ。
灰色の現実に戻ったじゃないか
156 :
名無シネマ@上映中 :2006/06/10(土) 12:43:29 ID:iGMQbCMs
上の方でリンクされてたノスタルジアの画質比較だけど、 サクリファイスの国内盤はどうなの?というか、早くプレゼントの抽選こいー
157 :
名無シネマ@上映中 :2006/06/10(土) 16:27:44 ID:j6P1qdTX
サクリファイスがBOW30映画祭にて上映されるらしい 8/2(水) 10:00〜/1:00〜/4:00〜/7:00〜
158 :
名無シネマ@上映中 :2006/06/10(土) 21:23:03 ID:iGMQbCMs
いちいち見に行かんでしょ。でかい画面で見たいなら別だけど。あ、でも見たいかも
159 :
名無シネマ@上映中 :2006/06/10(土) 21:40:37 ID:iGMQbCMs
みなさん、タルコフスキー著作を力をあわせて復刊させましょー。特に殉教録1・。
160 :
名無シネマ@上映中 :2006/06/10(土) 21:58:32 ID:iGMQbCMs
161 :
名無シネマ@上映中 :2006/06/16(金) 15:15:05 ID:WoFzecFg
プーシキンってだれ?
中国系ロシア人で、幼少のときは傅紫禁といった。あざなは宙。 詩人で邦訳は民明書房から全集が出ている。
マグロのフレークのことか?
うっ・・・
DVDの映像特典にNG集(笑い声入り)が無いのが不満
167 :
名無シネマ@上映中 :2006/06/17(土) 15:42:46 ID:AgRMgYAP
6000円もするくせに特典に字幕なし&あのパッケージって不満
じゃ買うな。
オレは買ったぜ。
170 :
名無シネマ@上映中 :2006/06/18(日) 10:09:37 ID:zNInUPYV
そういう問題じゃなくて会社の怠慢のことを言ってんだよ
171 :
名無シネマ@上映中 :2006/06/18(日) 17:42:58 ID:6Auit11y
>>170 言いたいことは、よくわかる。
でも、基本的にあの会社にはもう何も期待してない。
どうせ、中身は全く一緒なんだから、RUSCICOとかrussiandvd.com
から買うことにしてる。
IVCに文句を言うより、RUSCICOの仕事に感謝をしたい。
172 :
名無シネマ@上映中 :2006/06/18(日) 20:35:48 ID:zNInUPYV
字幕がないとなぁ・・・
英語字幕よみゃいいだろが。中学出てないのかよw
174 :
名無シネマ@上映中 :2006/06/19(月) 14:37:33 ID:uJQLKo+G
出ててもわからにゃーよ。欧米コンプレックスもにゃーの。
ストーカーで途中からでてくる犬って何か意味があるんですか?
176 :
名無シネマ@上映中 :2006/06/20(火) 01:50:34 ID:ggFVKSK2
>>175 意味なんて自分で考えなさい。娯楽映画じゃないのよ
>>175 ここだけの話だけど、あの犬の意味はね・・・
180 :
名無シネマ@上映中 :2006/06/20(火) 22:24:32 ID:ggFVKSK2
野放し
ええっと、犬ってキリスト教では忌むべきものとされていたよね、たしか。その犬が教会である廃虚にいて主人公が持ってかえるってことは、、よくわかんねw
182 :
名無シネマ@上映中 :2006/06/25(日) 02:16:39 ID:jrRd22kV
犬は犬だよ、バカ
183 :
↑ ↑ ↑ ↑ ↑ :2006/06/25(日) 03:20:15 ID:DLMULX91
オマエは犬以下の生き物w
184 :
名無シネマ@上映中 :2006/06/27(火) 19:10:47 ID:x81jaJOn
俺はキューブリック監督のファンなのだがこのスレの住人はキューブリックにたいしてどんな評価してるのかな?
>>184 好き。DVD出てるのは全部持ってるよ
タルコとは全然違うタイプだけど、完成度高いよ
何回も観てるし
俺も両方はまったくちだな。どっちも偉大なフィルム・メイカーだ。
187 :
名無シネマ@上映中 :2006/06/27(火) 21:18:28 ID:hCZRZjJo
二人とも間違えなく、戦後世界映画史の天才。
キューブリックは名職人って風だと思うがな。 ロイ・ヒルと一緒で。
189 :
名無シネマ@上映中 :2006/06/28(水) 09:05:50 ID:MiE8aPnU
職人を超えて、芸術家の域に達してしまっている。ただし「2001年のオデッセイ」 以降だけれど。 両者とも性質や感性はまったく異なるけれども、芸術家の気質だよ。 特にキューブリックの場合はタルコフスキーとは違い俗っぽい設定をとることが多 かったけれども、まるでそれ自体のアンチのように踏み外すことはなかった。
>>189 >職人を超えて、芸術家の域に達してしまっている。ただし「2001年のオデッセイ」
>以降だけれど。
なんかよく分かんないけど、作品は「2001」より前の方がずっとよかったな。
「現金」「突撃」「博士の」にくらべると、70年代以降はどーも
マニエリスティックな作風で、風とーしが悪い。
191 :
名無シネマ@上映中 :2006/06/28(水) 09:59:04 ID:MiE8aPnU
>>190 だから芸術的なんでしょう。
芸術的っていうのは、解る人にしかよく解らない、ようするに感性が合わなければ
理解できないっていうことに現代はなってしまっているものなのだよ。
キューブリックやタルコフスキーが肌に会わない人のほうが一般的に多いよ。
キューブリックのDVDのほうが圧倒的に入手しやすいのは確かだなw
>>189 > まるでそれ自体のアンチのように踏み外すことはなかった。
実際にタルコフスキーはキューブリック作品をけなす発言してたよ。
たしかイメージフォーラムの「タルコフスキー、好きっ」ってやつ。
ちょっと書き写してる暇なくてスマンが。
194 :
名無シネマ@上映中 :2006/06/28(水) 15:47:31 ID:MiE8aPnU
>>193 ありがとうです。その発言は知っているよ。
前に僕は「惑星ソラリス」のスレでそれにふれた。
双方ともまったく異なる気質なのに、傍観者であるこちら側が一緒にして
語ってしまうのは、やっぱりあの独創的な映像の完璧な完成度のせいなんだ
ろう。でも双方とも自分の作品には、満足していなかったのは事実。
ロイ・ヒルって、パーキンソン病で監督時代、短かったんだな・・・。 2002年12月、80年と7日の生涯を閉じる、か。
最後の作品がアレだな・・・。 原作のル・カレって、ちょっとだけ有名だな。
198 :
名無シネマ@上映中 :2006/06/28(水) 22:11:21 ID:MiE8aPnU
>>196 ・197
ジョージ・ロイ・ヒルは、確かに職人さんだと思うよ。
ほかにマイク・ニコルズとかも映画職人だと思う。
僕が好きなジョージ・ロイ・ヒル作品は「スローターハウス5」です。
最高に大好きな一本です!
『華麗なる飛行機野郎』もイカスぞ。
200 :
名無シネマ@上映中 :2006/06/28(水) 22:32:40 ID:MiE8aPnU
↑ 別にイカした映画は好きでない。 「スローターハウス5」はイカス映画ではないし、悲しい映画だ。 処刑ライダーは、昔からずーっとこの名前のままだね。
>>199 こいつ現物観ないで適当に書き込んでるなw
202 :
名無シネマ@上映中 :2006/06/29(木) 17:51:15 ID:9+I94rIC
ヒコーキ野郎だっけ? まあそれは置いといて、キューブリックが職人タイプだとはとても思えん。 カーペンターやワイルダーがそれに相当するというのが俺の見解。
特に題材にこだわりなく無難に演出して仕上げるのが職人たるゆえん。 カーペンターはどうかな。 彼が唯一、意に反して演出したのは「クリスティーン」だけだよ。
>>200 レッドフォード扮する主人公は、最後に死ぬんだって。
シーンはないけどな。
>>202 芸術家と呼ぶには内的一貫性が必要だと思う。
206 :
名無シネマ@上映中 :2006/06/29(木) 23:09:06 ID:2sd6mpxI
>>204 処刑ライダー
っていうか、自分が出してきたものを『死ぬんだって』って。やっぱり
見てないのか・・。wwwwww
僕は見ているぞ。すごく前だけど。レッドフォードは保険をかけてノー
スタントで出演したのは有名。
あのラストは悲しいのではなく、しみじみじゃ!
それに「スローターハウス5」は題材は悲劇だが、最後はどっかの天体にある天
国で、地上の苦しみから解き放たれてハレルヤ!だ。
>>205 処刑ライダー
内的一貫性、アリアリなんですけど。
何をいっても無駄だろうな。wwwww
ロック岩崎の件について。 あ、元ネタは星の王子様のジャンケレビッチ(かなり違う)だな。
どうにも思い出せないのでイケダの『2001年哲学の旅』を開く・・・。
209 :
名無シネマ@上映中 :2006/06/29(木) 23:42:05 ID:2sd6mpxI
ようするに、処刑ライダーはキューブリックが嫌いなのだ。 あの冷えたペシミズムに着いて行けないのだ。 キューブリックが生涯よく読み返した書籍には、グリム童話やイソップ 童話が上げられている。キューブリックの発想の底流には、常に戯画化 というスタンスがあった。すなわち新しさよりも普遍的な古さがバック ボーン。大概のキューブリック作品には、メメントモリと書かれてある。 愚か者たちよ、死を常に思い出し、忘れるな。 彼はユダヤ人でした。おしまい。
ふーん・・・。
シオニストではなく、ディアスポラだな・・・。
212 :
名無シネマ@上映中 :2006/06/29(木) 23:51:47 ID:2sd6mpxI
>>211 キューブリックのような頭脳がクリアな人はシオニストには
なれません。
シオニストは、頭の幼稚なスピルバーグです。
213 :
202 :2006/06/30(金) 18:01:27 ID:lhzbanit
>>203 確かに。
ふと思ったんだがタルコフスキーとキューブリックの共通点というのは、
鏡までのあの硬質な映像にあるのではないだろうか。以前書いたように
ストーカー以後は映像が柔らかくなるのでそうではなくなるが。
>>処刑ライダー
内的一貫性云々よりもまず誰にも真似できないような独自の様式を確立してる時点で
もう芸術家と言って良いかと思う。ゴダールみたいに出鱈目ではなくて
ちゃんと自分の伝えたい事を観客に理解させるのにも成功しているし。
キューブリックって芸術家ってより哲学者の目してるような・・・。
俺、フライトジャケット好きだったからな・・・。
216 :
名無シネマ@上映中 :2006/06/30(金) 20:59:15 ID:YcBCcE6M
>>処刑ライダー ww いや、汎神論的宗教精神や個人的内省が転じて哲学っぽく見えてしまうのは タルコフスキーの方であって、キューブリックは哲学的ではない。 キューブリックが描く人間像は、あくまで高度な先進国の範囲内における誇 張され戯画化された人間の各タイプを物語に配置し決められた顛末へ導く。 そこにおいて人間への観念的な考察は一切排除され、いわばポップなほど剥 き出しとなった暴走する機械としての、資本主義的ないしは男根主義的な人 間像が愚かな形で暴露されてゆく。
『宇宙戦争』で、安易なお涙頂戴映画作って東京でお祭り騒ぎして、 激怒したらカリフォルニアで地震起きてさー。
219 :
名無シネマ@上映中 :2006/06/30(金) 22:12:56 ID:YcBCcE6M
>>217 処刑ライダー
ありがとう。
ふーん、『ミュンヘン』はまだ観ていないからなにもいえない。
逆だけど、『パッション』のメル・ギブソンよりはマシそうかな。
キューブリックの顔写真を見ていると、レオナルド・ダ・ヴ
ィンチの顔に・・。
>>216 の続き。
『2001年宇宙の旅』は全然哲学的な映画ではない。思索的では
あるけれど。
うるせーな、『マーヴェリック』でも見てろよ。
「ポリティカル・コレクトネス」って言葉の意味がよく分かる映画・・・。
芸術にもモダンアートみたいな抽象芸術の世界もあることはあるがな。
政治板、規制入ったな・・・。
小説版の『サクリファイス』の終わり間際、ランボーの『イリュミナシオン』の 「少年時」の影が見える、ガイシュツだっけ?
性的なイメージ絡めてるけどな。
226 :
名無シネマ@上映中 :2006/06/30(金) 23:49:31 ID:YcBCcE6M
『マーヴェリック』 wwwwwww
227 :
名無シネマ@上映中 :2006/07/01(土) 00:58:37 ID:r7suUrN8
初系ライダー2ch暴走族中年
228 :
名無シネマ@上映中 :2006/07/01(土) 10:40:42 ID:LI06bul9
比較して何になる。
やはりコテハンはNGワード指定でスルーするにかぎりますね。
230 :
名無シネマ@上映中 :2006/07/02(日) 01:19:33 ID:NO6Vd1iS
唐突ですが、タルコフスキーは余り映画撮れなかったけどそれも良かったのではないかと思える。 量より質だなんて言うと幼稚っぽいけど、彼の場合、一つ一つが素晴らしいのでおなか一杯になれます。 彼の映画はとにかく素晴らしい。タルコフスキー天晴れ
231 :
名無シネマ@上映中 :2006/07/02(日) 02:22:51 ID:faAkYma0
タルさまは、映画を撮る前に占い師に、あなたは生涯で7本の映画を作る、 って言われたらしいと、なんかのドキュメンタリ−でいってたな。 えっ、7本だけ?とか思ったのかな。
232 :
名無シネマ@上映中 :2006/07/02(日) 04:07:15 ID:NO6Vd1iS
いや、ソラリスを含めて4本って、友達に言われたのでは?
アンドレイ、ヤスジロー、フランソワ
234 :
名無シネマ@上映中 :2006/07/02(日) 09:06:07 ID:uRplKMD8
「ドクトルジバゴ」で有名な詩人のパステルナーク(ノーベル文学賞) の披いていた交霊術会で、霊媒師(占いもやる)に言われたされた。
235 :
名無シネマ@上映中 :2006/07/02(日) 15:50:34 ID:NO6Vd1iS
言われたされた
多分「言いわたされた」だな
>>237 しらんかった。
ありがとう。
関係ないけど、ベッコアメの名を久々に見た。
懐かしい。
239 :
名無シネマ@上映中 :2006/07/14(金) 17:18:43 ID:xGq4wx6d
age
アンドレイコンチャロフスキー萌え
241 :
名無シネマ@上映中 :2006/07/18(火) 19:10:56 ID:zxtDsxRF
タルタルhage
>>228 俺もタルコフスキーとキューブリックは比較したくないからさw
>>226 物知らずには、中途半端な西部劇にしか見えないらしいがな。
昨日、ストーカー見た。 すばらっすい。ソラリスよりも良いかも。傑作評価! わかっちゃいるけど、考えちゃう。 黒い犬は何? 娘の超能力は何?先天性? ゾーンは、原爆事故を隠すための偽装? で、ストッカおじさんは、放射能に呪われちゃったの? でも、ゾーンで天の声が聞こえていたよなぁ? ありゃりゃ? なんて、余計な詮索だよね。 答えなんてないのさ!
いや、その辺の答えは犬以外は明確に有る。
問題は犬か・・・
おいしいよね
原作に沿えば宇宙人の意思、もしくは監視。 タルコフスキーの映画としてみたらいつも傍に居る存在=神って所だろうけどな。 >犬 大きな流れの中で無知で生きて行くしかない人間という存在を描いた映画だから、 そういう事の不安を象徴してると言えるかもしれない。 まあ、犬は犬だ。後は見る人次第。
黒犬ってキリスト教的にちゃんと象徴的な意味があると思うよ。
249 :
名無シネマ@上映中 :2006/07/20(木) 02:41:53 ID:ETXtJRlM
思うんだけど、「ストーカー」の少女の超能力云々ってよく言われてるけど、 映画冒頭で列車の揺れで花瓶かなにかが動いてるシーンがあるでしょ?で、あのラストシーンね。 あれは列車の揺れなのか、少女の力なのか、ワザとわからないようにしてるんだとと思うよ。 犬もさ、犬は犬。解釈は自由
250 :
名無シネマ@上映中 :2006/07/20(木) 17:40:15 ID:s8JM9RB2
友人が惑星ソラリスを気に入ってたので鏡を観せたら 退屈で面白くないしわけがわからないと言われた。
バカはほっとけ。
252 :
名無シネマ@上映中 :2006/07/20(木) 23:49:19 ID:zcpdS65F
鏡は睡眠導入剤
253 :
名無シネマ@上映中 :2006/07/20(木) 23:55:49 ID:ETXtJRlM
鏡は音楽で言うとブライアン・イーノみたいな感じ。環境の一部って言えるくらい、 すんなりと染みいってくる。慣れてない人、っていうか感性の鈍った人には苦痛かも知れないけど。 ま、人に見せられるような映画ではないよね、自分で見ようとして見たい時に見るもんだ。
254 :
名無シネマ@上映中 :2006/07/21(金) 00:02:08 ID:Z8zBu14o
「ゾーン」とは何か。 ある律法学者がキリストに「隣人とは誰のことか?」というのとまさに同じ質問をだしたのも、こうした質問に答えるのが大そう簡単と思えるのも、 人間の生命の真の条件を忘れている人たちだけである。(引用)
255 :
名無シネマ@上映中 :2006/07/22(土) 10:00:23 ID:eZWBqILP
この人の”鏡”とか”サクリファイス”とかは、 額縁付きのスクリーンで無限ループさせて、 絵画を壁に掛けるように部屋に飾っておきたいよ。
それは名案だw
>>243 『ファウスト』でメフィストフェレスは黒い犬の姿で登場する。悪魔の象徴だね。
258 :
呼んだかい? :2006/07/22(土) 15:46:59 ID:WK5eoi4Y
<⌒/ヽ-、___ <⌒/ヽ-、___ /<_/____/ /<_/____/ ∩___∩ | ノ ヽ / ● ● |_ <⌒/ヽ-、___ /| ( _●_) |/ /<_/____/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ∩___∩ | ノ ヽ / ● ● | | ( _●_) ミ 彡、 |∪| 、`\ / __ ヽノ /_. > ) <⌒/ヽ-、__ /(___) //(_/ /<_/____/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ∩___∩ ∧∧ | ノ ヽ ( ・ω・) / ● ● |_ | ⊃/(___ /| ( _●_) |/ /└-(____/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ∧∧ (・ω・ ) <⌒/ヽ-、___ _| ⊃/(___ /<_/____/ / └-(____/
「ノスタルジア」にも意味ありげに犬が出てくるよね。
「三匹の子豚」にも意味ありげに狼が出てくるよな。
「ジョーズ」にも意味ありげに鮫が
262 :
名無シネマ@上映中 :2006/07/29(土) 18:00:26 ID:ubWsUtro
ノスタルジアが最高傑作かな
同意。
普通にソラリスだろ
265 :
名無シネマ@上映中 :2006/07/30(日) 16:17:53 ID:83jTN21u
ストーカーに決まってるだろタコ
266 :
名無シネマ@上映中 :2006/07/30(日) 20:23:08 ID:0fYJ2BUL
ストーカーのDVDをD2から見てしまった 普通表表紙のほうが、D1じゃないのかよ・・・
ノスタルジア = 集大成 ストーカー = ポップ作品 …まあどっちもめちゃくちゃ好きなんだがw
今日はシャンテシネでサクリファイスですよ
269 :
名無シネマ@上映中 :2006/08/02(水) 19:12:35 ID:TAz2EGju
タルコフスキー作品でお勧めがあったら教えて下さい。 「ソラリス」と「ストーカー」は見ました。
つ アンドレイ・ルブリョフ
>>269 「鏡」「ノスタルジア」「サクリファイス」
あと、「アンドレイ・ルブリョフ」と「僕の村は戦場だった」も観といた方がいい。
せっかくだから「ローラーとバイオリン」もね。
272 :
名無シネマ@上映中 :2006/08/02(水) 20:29:40 ID:nC6a5x6B
つまり全部って事じゃねーかw
274 :
名無シネマ@上映中 :2006/08/02(水) 20:55:58 ID:4Yf7/hkt
どーせ、お前らちゃんと起きて観ていたのなんて一本もないんだろ? 最初と最後だけ観て、わかったふりしているだけだよな ( ゚д゚)、ペッ
275 :
名無シネマ@上映中 :2006/08/02(水) 21:11:51 ID:Io9creE5
>どーせ、お前らちゃんと起きて観ていたのなんて一本もないんだろ? 正直寝ないで見たのはソラリスしかないな >最初と最後だけ観て、わかったふりしているだけだよな ( ゚д゚)、ペッ いや一通り見た上でわかんない部分も多い
276 :
名無シネマ@上映中 :2006/08/02(水) 22:19:27 ID:9bE7f4OL
サクリファイス、チケット売り切れだった・・・
>>275 オレなんか「ソラリス」でも寝ちゃったよ。(´・ω・`)
「ローラーとバイオリン」でどうやって寝るんだよw
279 :
名無シネマ@上映中 :2006/08/03(木) 02:01:09 ID:WAgXHHFz
280 :
279 :2006/08/03(木) 02:03:56 ID:WAgXHHFz
爆睡したのは ソラリスのみ。 まどろんで観たのは 鏡、ノスタルジア。 あとはちゃんと起きてた。
282 :
268 :2006/08/03(木) 10:50:24 ID:kAzByVZd
>>279 まぁ俺は結局チケット売り切れで見れなかったけどな・・・
会場にシャンテ・シネであんまり見ないような感じの人が多かったけど、
あれはタル見たさに来た人だと思うw
新文芸坐でオールナイトまたやってくれないかな
>>280 おー、なんかすっごい映画が・・80ー90年代の大好きだった映画がイパーイ・・
いつも思うんだがほとんどの場合こういう映画祭は東京でしかやらない。 人が集まらないというのも理由の一つだろうが 俺は老後にこういう昔の名作を大スクリーンで 上映するための映画館を地方に作ろうと思う。 チラシの裏だった、スマソ。
>>284 その夢、ぜひがんばって実現して欲しい。
家庭で手軽に映画が観られる時代だけど、
名画はやっぱり銀幕で観たいよ。
地元に名画をかける映画館、あったらいいよね〜。 ニューシネマパラダイスみたいな。
明日三百人劇場でソラリス、鏡、ストーカー観ようかと思っているんだが 全部観た後くたくたになってそう
大丈夫、気付いたら(起きたら)終わってるから。
ヽ(;`Д´)ノ
今日、鏡とストーカー観ました。 鏡は途中で少し寝ましたけど、ストーカーは素晴らしいと思いました。
タルコフスキー映画の吹替え版ってどれくらいあるのかな? 「ソラリス」「僕の村」はそうとうカットされたものがTV放映されたっけ。
タルの吹き替え版…うわっ、みたくねぇ〜w
今日はソラリスか・・・悩むな
悩むね
296 :
名無シネマ@上映中 :2006/08/15(火) 02:09:28 ID:KgzYHRau
ノスタルジアがいちばん観たかったのに…
297 :
名無シネマさん :2006/08/15(火) 22:07:37 ID:WMEenG8t
ストーカー レンタル落ちVHS上・下巻(IVC版) 各105円でゲト
298 :
名無シネマ@上映中 :2006/08/16(水) 00:40:08 ID:QY0X7yMj
299 :
名無シネマ@上映中 :2006/08/19(土) 13:41:13 ID:xkekBysD
つ
>>271 が「惑星ソラリス」だけトバしている件について
しかし、東京はいろんな映画のリバイバルがあっていいなぁ。
学生時代が懐かしい…
301 :
名無シネマ@上映中 :2006/08/26(土) 10:26:02 ID:FyscivrN
_ イ -┼- | ツ─┼ ナ ヽ /│\  ̄ ̄ ノ cト / ┼ \
302 :
名無シネマ@上映中 :2006/08/26(土) 13:10:28 ID:evGqpmuA
UFCのヘビー級チャンピオンみたいな名前だな
ジャボチンスキーと一緒にするな
304 :
名無シネマ@上映中 :2006/09/02(土) 02:35:30 ID:LXPUjXyI
こんなスレあったのね 俺、鏡が一番すき、十回ぐらいビデオで見ました。 いつか映画館で見たいと思ってます。 個人的には 鏡>ストーカー>ソラリス>僕の村>ノスタルジア の順で中期?が好きです。 たまたま大学一年の時、レンタル屋で鏡借りて衝撃を受けてしまい それ以来のファン
>>304 気持ちはわかる。
ルブリョフも観てね。
308 :
304 :2006/09/03(日) 15:17:59 ID:iPz/X7By
>>305 >>306 >>307 レス有難う。こんなスレでレスが一気について感動です。
取りあえず全作品をそれぞれ三回は見てます。
が、ルブリョフは比較的物語画しっかりしてるので、
登場人物の顔と名前が一致しなかった(笑)のは決定的でした。
サクリファイスは、うーーんどうなんでしょうか?
幾つかいいシーンはあったと思うのですが、苦悩しすぎ、観念的に過ぎるかなと
ローラーに限り、一度しか見てません。
学校の卒業製作?でしたよね
タルコフは映画の流れる時間が好きで、タルコフ作品を見て、
映画はこうゆうものだと、少し気難しくなった思い出があります(笑
また見たいのはやっぱり、鏡、ソラリス、ストーカーかなあ
やっぱりこの三作がタルコフスキーだって感じがあります。
309 :
名無シネマ@上映中 :2006/09/03(日) 16:32:01 ID:Px/Qynp8
今日もソラリスの奥さん復活シーンの 透け乳首&太もも&痙攣で抜いてしまった・・・。 ナタリアかわいいよナタリア。
タルコフスキー作品は極力映画館で見るべき ビデオじゃちょっと・・・
ローラーはおいらのお気に入りなのでくりかえし観ている。 劇場で観ろといわれるとつらいけど・・・
ストーカーの奥さんで抜いた神はいますか。
やってみる
アイドル画像板みたいなキモい流れやめて
>>315 アイドル画像板のキモさを
・・知っているんだね
おめ!
RUSCICOから2種類出てるストーカーは何が違うの?
二種類出てたっけ?
>>319 DD5.1chのみのヴァージョンと、オリジナルの音声が追加されたヴァージョンの2種類だと思う。
「鏡」と同様に、DD5.1chのリマスターに対して批判があったらしく、それに応えるための
処置だと思う。
322 :
名無シネマ@上映中 :2006/09/12(火) 07:51:51 ID:eYYkecmq
age
次世代規格がどっちになるかしらないが早くHDで出して欲しい
タルタルスキー
定期age
328 :
名無シネマ@上映中 :2006/09/23(土) 02:28:44 ID:QxnLpD2E
今週木曜発売のモーニングって言う漫画に、 ストーカーを下敷きにした作品が載ってます。 「パラガ」って言う話。 新人漫画家のコンテストで大賞とって、審査員も絶賛。 そりゃーそうだ、設定その他ほとんどストーカーを下敷きにしてるんだから、 おもしろくなるよね。 でもこれどうなの? ちょとやり過ぎかも・・・ 読んでみてください。
新人の段階でアイデアもプロットも傑作の丸パクリなら、お先が知れてるわ。
インスパイアード・バイ・アンドレイ とかちゃんと書いてあるのだろうか
332 :
名無シネマ@上映中 :2006/09/23(土) 17:37:35 ID:ADRiCty4
いんすぱいあ? おまーじゅ? www ち ん け
ううう、そのマンガ気になる。 ストルガツキーのストーカーなのか、それともタルコのストーカーなのか。
今日モーニングを読んだが、すげーつまらない作品だった。
あの漫画に賞あげた奴は『ストーカー』知らないとかいうオチじゃないだろうな
明らかにパクり。 ちなみに映画の方。原作の本は読んでない感じ。
337 :
名無シネマ@上映中 :2006/10/01(日) 08:12:28 ID:OHtpd699
でも、ピクニックってことばが出てきたけど、これは「路傍のピクニック」か? まあ、読んじゃいないだろうけど。
解説だけ読んだんじゃない?ありがち。
下高井戸シネマで「サクリファイス」が12/16〜17に3回だけ上映。 プリントは多分BOW祭のと同じ。
340 :
名無シネマ@上映中 :2006/10/09(月) 02:15:59 ID:KFvQE571
ソラリスの何度も生き返る奥さんキレイだねー。 乳見えるシーンでぬいた。 でもオマケ映像みたら時の流れって残酷とオモタ
342 :
340 :2006/10/09(月) 06:05:09 ID:KFvQE571
あのシーンってほんとはもっと官能的だったらしいんですよね。 でも当時のソ連というお国柄ゆえその手のシーンはいっさいダメ ってことになってああいうソフトなのになったらしくて。 ああ本来のエロぃバージョン見てみたかったorz しかたないからそれを想像して観て抜こう。
おまえらw
主人公のオッサンが部屋に飾っていた彼女の写真、暗くて生気のない表情だよね。 突然現れるコピーの彼女は美しく愛らしい。自殺した妻の写真が、あまり明るい表情でも辛いか。 雨の降り出し方がいかにも散水してますって風に見えると思うんだけど、他の作品でもあんなだったような。 ロシアの雨ってああいう風に降るのかな。
345 :
名無シネマ@上映中 :2006/10/14(土) 05:06:22 ID:Lle0MSPK
ほんとは死んでるのにノスタルジーだけで 甦らされても当人が困るよね。
346 :
名無シネマ@上映中 :2006/10/14(土) 07:04:26 ID:J1YkgUr6
またタルコフスキー祭みたいなのやってくれたら東京でも 夜行バスで行くんだけどな
今タルの自著はみな絶版で、ネット上ではプレミアム付きで取引されているようだけど、 没後20年記念の再版とかないの? それこそタルコフスキー祭とかも。
349 :
名無シネマ@上映中 :2006/10/20(金) 07:07:48 ID:7+cTjlHj
ストーカーの最初のほう、水溜りに地味にポチポチと そぼ降る雨が好きだ。 タルちゃん自著、再版祈願上げ!
350 :
名無シネマ@上映中 :2006/10/20(金) 17:58:16 ID:ABwJ9zE+
自分はクラシック好きなんだけど、この人の選曲は尋常じゃないですね。 サクリファイスやストーカーのマタイ受難曲もそうだけど、 ソラリスと鏡のタイトルバックのバッハ:オルガン小曲というのがなんとも渋い。 よっぽどのバッハ好きじゃなきゃCD持ってないでしょう。 これは古い賛美歌の旋律を用いた曲だが、もしかしてその歌詞も知ってて使っている? ソラリスの「われ、汝に呼ばわる、主イエス・キリストよ」BWV639 われ、汝に呼ばわる(呼びかける)、主イエス・キリストよ 願わくば、わが嘆きの声に耳を傾け、 われをば怯え臆せしめたもうな。 まことの道こそ、おお主よ、わが願いなれば、 必ずや汝はそをわれに賜るべし。 この道によりてわれは、汝のために生き、 わが隣人に益となるべく、 汝の御ことばを守りて行うをえん。 (ハーフォードのCD、元の聖歌付きの貴重盤より)
ヴェルディのレクイエムも渋いと思った
高校時代にこの人のとキューブリックの映画を見て感動したオレは クラシック音楽を友とするようになった。
キューブリックもタルも音楽を大切にした静かな映画を作ったな。 彼らの作品にはまっちまうと、安易に音楽を使う映画は見たくなくなる。
ノスタルジアのオープニングの曲の構成って何と何ですか?
>>355 ヴェルディのレクイエム。
もうひとつは、わからない。俺も知りたい。
タルコフスキー、ドピュッ!
>355 見てみたら、ロシアの民俗音楽らいき歌にヴェルディのレクイエムが被っていく構成だな。 この歌の曲名と歌詞の内容が載っている資料はあるのかな。
あれはロシアの挽歌で主人公の死が暗示されているらしい。もちろんレクイエムは鎮魂歌。 ロシアの挽歌とイタリアの鎮魂歌をかぶせた訳だな。
>>359 いや、だから、具体的になんて曲か知りたいんだが…
359じゃないけど、ノスタルジアのパンフレット調べてみたよ。 その中の採録シナリオにこう書いてある。 「もの悲しげなロシア語の民謡(『OI VI KUMUSCIKI」)が断続的に聞こえ、 それにヴェルディのレクイエムがかぶさる。」
362 :
359 :2006/10/30(月) 02:37:26 ID:d/dN9SpI
あのタルコフスキー研究のページに何か書いてるんじゃねええの?
>>359 そもそもロシア語なんだから、ロシア文字で表記されるのを
翻訳してアルファベットに置き換えたものなんだろうね。
だからスペルはね〜、当てにならんと思うよ。
ちなみに検索ワードを「ロシア民謡 ノスタルジア タルコフスキー」にしてぐぐったら KPACOTA っていうのが引っかかった。さらにそれで検索すると、ロシア語サイトが ざざ〜っと出てきた。自分はロシア文字解読不能だよ・・・orz
367 :
名無シネマ@上映中 :2006/10/31(火) 23:41:48 ID:3naI5z8e
NHK-BS2にて12月10日(日) 前1:10〜3:17 ノスタルジア放映しますよ
情報ありがとう。VHSやDVDと画質が違う可能性もあるから、持っていても要チェックだな。
>>367 NHKが放映権持ってたからシネフィルイマジカでノスタルジアやらなかったのかもね。
衛星映画劇場 ノスタルジア NOSTALGHIA (1983年・イタリア) 12月10日(日) 前1:10〜3:17 (9日深夜) 映像詩人タルコフスキーが、革命を逃れて亡命後に自殺したという 音楽家の足跡をたどる旅に出た詩人の体験を神秘的に描く。 イタリアのトスカーナ地方を訪れたアンドレイは、 村で狂人扱いされているドメニコという男に出会い、 世界の救済をかけてろうそくの火を消さずに村の温泉広場を横断するように頼まれる。 一度は祖国へ帰ろうとするが、ドメニコがローマで焼身自殺したと知り・・・。 カンヌ映画祭監督賞、国際批評家賞受賞作。 (原題:NOSTALGHIA) 〔製作〕レンツォ・ロッセリーニ、マノロ・ボロニーニ 〔監督・脚本〕アンドレイ・タルコフスキー 〔脚本〕トニーノ・グエッラ 〔撮影〕ジュゼッペ・ランチ 〔出演〕オレーグ・ヤンコフスキー、エルランド・ヨセフソン、ドミツィアーナ・ジョルダーノ ほか(1983年・イタリア)〔伊語・ロシア語/字幕スーパー/カラー〕
おはよふー
372 :
名無シネマ@上映中 :2006/11/03(金) 09:31:43 ID:VsvxbCMn
いいねえ。どれか都合つけて見に行かなきゃ。 おれ、映画館でタルコフスキー見たこと無いんだけど、 見た方で、これは映画館の方がいい・・・っていうお薦めある?
映画館の方がいいやつかぁ そーだなぁ 「僕の村は戦場だった」「アンドレイ・ルブリョフ」「惑星ソラリス」 「鏡」「ストーカー」「ノスタルジア」「サクリファイス」 こんなとこかな。 あ、せっかくだから「ローラーとバイオリン」も観といたら?
375 :
373 :2006/11/05(日) 00:11:37 ID:ksw4Mdww
こらー!www でも本当だね。愚問でしたw
さて、例によって音楽ネタだけども、ノスタルジアで主人公が足跡を追っていた サスノフスキーという作曲家の情報知ってる人いる? 18世紀ロシアの作曲家で、帰国したら奴隷になるとかいう話だが、いまいち意味がわからない。 だいたい、有名なロシアの作曲家で一番古いのは1804年生まれのグリンカで それ以前の作曲家なんて普通名前も知らないはず。
というわけで音楽辞典でロシア音楽史を調べたら面白いことがわかった。 ロシアにおけるクラシック音楽はピョートル大帝の開化政策に端を発し 女帝エカテリーナ二世の治世下(1741-62)にある程度の発展を遂げた。 当時のロシア作曲家は概して下層民の出で、外人教師の指導を受けて主に宮廷で活躍した。 つまり、18世紀のロシアでクラシックなんかやっとるのは宮廷だけというわけだなw グリンカ出現以前の作曲家の著名どころとして挙げれている名に シュレメチェフ伯の農奴ジェフチェリエフ オロルフ伯の農奴グリリョフ というのがあって、18世紀ロシア音楽界の特殊事情が見えてきた。 極めてドストな世界だな。 残念ながらサスノフスキーの名はなかったが、クラシック通のタルがそういいかげんな 創作をするわけもないのでおそらく実在? あの朗読される手紙も? この辺、追求している書籍ってある?
379 :
377 :2006/11/05(日) 23:20:52 ID:VL5Bc3Mp
>378 ご教示ありがとうございます。経歴を見ると正に・・・ですね! 標準音楽辞典にもベレゾフスキーの名前は載ってましたが、どうして変えたんでしょうか。 手紙は創作だからなのかどうか・・・。 ともかく、残された教会コンチェルトやロシア初の交響曲は聴いてみたいです。
保
381 :
名無シネマ@上映中 :2006/11/18(土) 12:26:04 ID:wMCJYdph
殺し屋、バウスシアターで観ようと思ってたのに寝坊した! 明日こそソラリスと2本立て行くよ。
382 :
名無シネマ@上映中 :2006/11/18(土) 23:17:37 ID:odV/PtM1
今日ソラリス逝ってきたよ。 場うすの2はいつも人少ないんだけど やっぱソラリスは知名度あるからほとんど埋まってた。 段差ないし、映写機の音がうっさいトコだから一番後ろはおすすめしない。 (技師が上映中出たり入ったりするから気散ると思うし。) まーそもそも字幕の見づらいこの作品を わざわざ後ろで見ようと思う人は少ないだろうけどw
383 :
名無シネマ@上映中 :2006/11/18(土) 23:54:32 ID:OkDhBrgL
バウスシアターのタルコフスキー特集で各作品のパンフレットとかって売ってるの?
384 :
名無シネマ@上映中 :2006/11/19(日) 02:30:09 ID:IwhpS2Si
385 :
名無シネマ@上映中 :2006/11/24(金) 23:32:51 ID:J8tdfeJi
>>384 こういう平日込みの日程よりは
オールナイト方式で週末の夜に一挙に3〜4本とかの方がまだいいよね。
疲れるけど。
386 :
名無シネマ@上映中 :2006/11/25(土) 00:33:55 ID:sNlemCtA
タルコフスキーでオールナイトって… 最後まで起きていられるヤシ何人いるんだよw
タルコフスキーの感性って、土臭い感性だよね。オーバーな所とか。タルコフスキー映画観てると、太宰治とカブってくる。
>>386 新文芸座でオールナイト観た時は
二本目のストーカーまでは何とかなったけど
次の鏡で撃沈した。あんな時間に鏡を配置するのは正気の沙汰じゃない。
オールナイトか。 話の展開考えるとストーカーとかソラリスを 後半に持っていくべきだよな。 鏡やノスタルジアはタル好きにはたまらないが オールナイトの後半となるとタル好きでもキツイだろw
390 :
384 :2006/11/26(日) 01:58:55 ID:1+SmPCAD
>>385-389 先月、新文芸坐でアレクサンドル・ソクーロフのオールナイト観たが、
3本目の「マザー・サン」で爆睡して内容全然覚えてないw
でその後すっかり頭が冴え渡ってたんだが、4本目の「ロシアン・エレジー」ってのが
またワケワカラン作品で・・・w
タルコもソクーロフといい勝負だからな・・・オルナイトは危険すぎるw
391 :
384 :2006/11/26(日) 02:01:33 ID:1+SmPCAD
>>388 監督違うけど新文芸坐の話題かぶった。スマソ
>二本目のストーカーまでは何とかなったけど次の鏡で撃沈した。
やっぱり3本目あたりが危ないよねw
ロシアン・エレジーはビデオ借りて観たけど、即死だったな。
>387 それもそうだけど、あの宗教観に共感しているファンがどれだけいるのかね。 明確に「神はいる」ということだろう? >388 一生かけて作った数本の映画をそうポンポン見ないでくれよ、とタルさん嘆いているだろねw
ストーカーで4本目。 はじめて眠気を催さなかった。 時間がある時にもっかい見ます。
BS2 衛星映画劇場 ノスタルジア NOSTALGHIA (1983年・イタリア)
12月10日(日) 前1:10〜3:17 (9日深夜)
>>370
案外とタルコフスキーはチェルノブイリ原発の稼働に着想を得て 『ストーカー』を撮ったのかもな。
>>393 タルコフスキー曰わく「黙示録はとうに始まっているのです。問題は
終わりがいつになるのかなのです」と最晩年。
400 :
393 :2006/12/05(火) 12:16:35 ID:D2PFoj7n
>>398 ご教示ありがとう。彼はルカとヨハネの福音書を全部暗記していたそうですね。
彼の作品を見ていると、現代における信仰のあり方について考えさせられます。
しかし自分自身ではやはり難しいですなあ。
「悪霊」のキリーロフのように「神は必要だから存在しなければならない、
しかし存在し得ない」というところから踏み出せそうにありません。
危機や死に直面したときどうするか、良く考えておかないといかんな。
四号炉云々なんてセリフ、あったっけか。 作家がマタイ受難曲のアリアの口笛吹いて るってネタを昔、ブログで落とした記憶は あるが・・・。
あの俗っぽい口笛には苦笑させられる。全く以って絶妙。 作家がイバラの冠をかぶって見せるとこなんざ抱腹物だよな。 タルのサイトに、ストーカーの撮影スタッフは、タルを含め肺を冒されて死んでいて、 それは撮影現場の化学汚染によるものだという、あの映画が好きな人間には信じたくない 話が載っているね。
『ノスタルシア』のドメニコの鏡の場面を初めて見た時、『サクリファイス』の 主人公が登場してオカルトみたいにオモタ
黒沢の「生きものの記録」を見た。こりゃあ「サクリファイス」丸出しじゃん。 核戦争の恐怖に怯える工場主が家族(妾3人とその子も含む・笑)を連れてブラジルに 脱出しようとするが、反対する家族を押し切るため工場に放火して精神病院入り。 「サクリファイス」は、全ては主人公の被害妄想と狂気の産物と言う解釈も可能に作られているが、 「生きものの記録」はまさにそれ。 タルはこの物語を膨らませて、自己犠牲による世界救済の物語に仕立てたのだな。 家族ではなくて自分が堕落しているのも面白い。ジェット機の爆音やらカメラに向かって 祈る爺さんとか、タルのアイテムがいろいろ見られる。昔の日本の風景もいい。
今日ノスタルジアですな ストーカーもやってほしい(´-`)
サクリファイス→ソラリス→鏡と観て、立て続けに睡魔の誘惑に負けて来た俺も、 ついにストーカーで覚醒し、タルコフスキーの映画の見方を自分なりに発見。 その後、ノスタルジア→僕村と観て、サクリファイス・ソラリスを再度鑑賞。 今ならタルコフスキの映画を毎日でも観ていられる最高の気分。 次はアンドレイ・ルブリョフ。
408 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/10(日) 08:54:08 ID:HCLXeepg
昨夜のNHK-BSノスタルジア見逃した〜 パイオニア盤のDVDは持っているけどこれは画質最悪なので 昨夜の放送の方が画質良かったのかも? 観られた方どうでした?
> 408 アナログBSで録画した。 3年前にBSで放送したのはDVDとほぼ同じ画質だったけど、 今回は少し違うようだった。 DVDとそんなに変わらないけどBSのほうが若干良かった。 デジタルBSでも録画すればよかった。 まずはノイズが少なくなっていた。 それとアスペクト比が若干変更されて、ほぼ 16:9 になっていた。 縦はあまり変わらないようだけど、 横が少し広くなって、DVDで切れていたところが写っていた。 字幕の訳はDVDとは異なっていて、3年前のBSの放送と同じもののようだ。 ちょっとチェックしただけであまり詳しく見ていないんだけど、 気づいたのはそのくらいかな。
「ノスタルジア」のちゃんとしたDVDは出ないのかな?
なんか、最新の記事が消えてない?
412 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/10(日) 19:54:57 ID:NXPEATi9
うわなんだ・・・・・・・・ bs、きょうの深夜(月曜)だと勘違いしてた・・・ 「サクリファイス」「ストーカー」じゃなかったから、いいや
>407 僕村というのが僕夏みたいでいいなw こちらもほぼ同じ状況で、うはうは見まくったものの、あわてて全部見てはもったいない 気がしてきてアン・ルブはお預けw でも先週DVD注文したww ノスタルジアの放送、始まって30分で思い出した。確かにDVDより少し良かったみたい・・・。 過去ログで、各国盤の比較をやってるサイトが紹介されてたよな。 アメリカで出ていたものが一番いいということだった。
>>408 BSデジタルのBS2は16:9放送だったよ
これまで録った中では一番良さそう
背広の布地の格子がジラジラしていたので
マスターはHDかもしれん…てことは…
いずれHiでもやるかもね
BS2、16:9でサクリファイスやってくれないかな
>>414 わ〜!ハイビジョンでノスタルジアやってくれたら
受信料倍払ってもいいや!
でも放送中にニューステロップなんか入れたら一生
受信料払わない!
子供は幸せそうでいいなw
学校サボって六本木でノスタルジア、三百人劇場でソ連映画際の タル特集を見に行ったなぁ・・
>416 今からその素晴らしさを知る喜びが8回しかないのがタルの困ったところですなw
>>416 いや、大人げなくてお恥ずかしい。
ソクーロフのエルミタージュ幻想をハイビジョンで
録画したのだけどニューステロップで台無しになっていた。
地震災害などの緊急事態ならもちろんしかたないけれど、
国会議員が収賄で逮捕されたとかどこかの知事が失職
したなどのニュースは映画終わってからやって欲しい。
地震のときも震度3以下のお知らせなんかイラネ Hiで映画のサイマル放送を一時やってたけど「アメリ」の時は酷かった 1〜2回ともニュースが入って、無事だったのは最後の回だけ BSは天候の影響も無くはないんだから、映画のサイマルはやってくれよと
タルタル(・ω・)ホッシュ
教えて君です。 アンドレイ・ルブリョフのイコンの画像がまとめて見られるサイト。 よろしくです。
ロシア語読める?
424 :
422 :2006/12/26(火) 18:00:49 ID:7vohfZqB
読めないっす。すんません。カラーの画像が見られれば。
425 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/27(水) 12:52:22 ID:x2S38aiI
「ノスタルジア」で、ドアのノブが袖に引っ掛かるシーンがあるけど あれはワザとなんだろうか?それともハプニング?
タルコフスキー曰く、「私の映画のなかには、偶発的なものなど一切ありません」だそうな。
427 :
名無シネマ@上映中 :2006/12/27(水) 16:57:30 ID:x2S38aiI
うはっ!やっぱりそうだろうねえ。 ロウソクの火が消えたり最後まで付いてたりするのも計算済みかw
途中でコケそうになるし・・・
全部計算済みw
ボロ家の壁に開いた穴の補修に和紙を貼ってみたんだが ゴワゴワして ちょっとストーカーの部屋の壁みたいになった
天井をブチ壊すとか。
ようやく「鏡」を見た。 映像も綺麗で、どんどん引き込まれた。 眠くもならなかったけど、さっぱり理解できなかったよぉ。
古き年は過ぎ去りぬ われらは汝に感謝す、主イエス・キリストよ、 汝はわれらをすべて危険の中にて この一年かくも恵み豊かに守りたまえリ 『鏡』のタイトルバックで使われている、バッハのオルゲルビヒュラインBWV.614の元になったJ.シュトイアラインのコラール(1608) の歌詞(作者不詳の年末年始の歌:1568年)。オルゲルビヒュラインの各曲には全てこうした原曲があり、その歌詞がタイトルになっている。 というわけで謹賀新年。
タルタルあけおめ
最近、惑星ソラリスとストーカーをレンタルで観て凄まじい感動を覚えた。 あまりに気に入ったため、この二作品のDVDを購入しようと思うんだが、 ソラリスの方はIVCのリマスター版と角川版のどちらを買うべきなんだろか。 個人的に画質は綺麗な方が良いからリマスター版かなと思ったんだが、 サラウンド処理の自然音が悪い・字幕が違う・本編が二枚に分割とか、 不満な声も多数あるようで、非常に悩んでる・・・。 値段の点は考慮に入れないので、中身の良さでお勧めな方を教えて欲しい。
中味のよさ? そんなら蔵照りに決まっとるじゃろ
不親切だな。 オレは437じゃないけど、その蔵照りってヤツは 画質もいいんかいな??
>>437 >ソラリスの方はIVCのリマスター版と角川版
角川版って何?
角川のはIVCのをそのまま使ってるって聞いたけど、やっぱガセだったのか?
443 :
437 :2007/01/09(火) 22:33:15 ID:Oo4zBqyi
角川のはIVCの旧版(リマスターじゃない版)を使ってるでしょ。 角川版とIVCリマスター版なら後者の方が画質はずっとマシ。 もちろん日本語字幕いらないならクライテリオン版がベスト。
>>443 まあ、わかってるとは思いますがクライテリオン版はリージョン1だからね。
>角川書店の60周年記念とやらで販売してる、名作DVDとセットの映画本のこと。
ありがと。
音声がモノラルだし字幕も日本語のみだからRUSCICO版を使ってるわけではなさそうだな。
旧IVC版っぽいなあ。
446 :
445 :2007/01/09(火) 23:00:47 ID:/ABO0QYq
>>444 ごめん、かぶった。
>角川版とIVCリマスター版なら後者の方が画質はずっとマシ。
同意
>>445 >まあ、わかってるとは思いますがクライテリオン版はリージョン1だからね。
んなこたあない
いいかげんなことはイワンのバカ
447も言っているけど、ソラリスに限ってはクライテリオン版は リージョンフリーだよ。 (通常、クライテリオンはリージョン1だけど)
>>443 >>447 >>448 >ソラリスに限ってはクライテリオン版はリージョンフリーだよ。
>(通常、クライテリオンはリージョン1だけど)
勘違いしてました。スンマセン
角川板しか持ってない俺が来ましたよ でも図書カードで買えたし猿もついてたから 良かったと思う。
字幕なしの版を字幕なしと教えずに薦める神経が分からん。
452 :
名無シネマ@上映中 :2007/01/12(金) 16:48:34 ID:bThEbWuF
>>448 それも違うぞ
クライテリオンは通常リージョン0
途中から東宝がうるさく言ってきたので黒澤がリージョン1になり
その後も基本はリージョン0
>>450 「猿の惑星」とカプリングにしてあるところがお茶目でいいよねw
454 :
名無シネマ@上映中 :2007/01/15(月) 04:32:26 ID:UiYJqGDp
ストーカーと鏡のDVDのRUSCICO盤買ったんだけど DVDのケースに書いてある特典が全部入ってないんだけど・・・、特に惑星ソラリスのトレーラーとか こういうことってあります? 見つからないだけなのかな・・・。
机の下をよく探してみよう。
俺も同じく惑星ソラリスのトレーラーがどこにあるのか分からない(´・ω・`)
ソラリスの送りこんだ幻影だったんじゃないの?
458 :
名無シネマ@上映中 :2007/01/17(水) 05:05:42 ID:+oEuz3K8
おいおい、見れる人いるのか??
459 :
名無シネマ@上映中 :2007/01/17(水) 14:49:54 ID:k6S4NHCc
同じく見れません。
>>457 あれは幻影どころか実体まであっただろう
461 :
名無シネマ@上映中 :2007/01/18(木) 01:09:31 ID:H14YaXyo
DVDの特典の件はググってもでてこないな 誰か真相を・・・・
うお!カッコ(・∀・)イイ!! …検なし、現状かあ
ストーカー(ruscico)Disc2に収録の 「惑星ソラリス」のトレーラーへの行きかた メインメニュー→[English]→[Filmographies]→ [EDUARD ARTEMYEV composer]→[>>]→[>>]→ 1972 SOLARIS [announcement]←ここでつ
>>464 そういうの本当ムカつくな全然見ない「キャスト&スタッフ」の中に
インタビューあったりさ
特典映像はひとまとめにしろ!
466 :
464 :2007/01/21(日) 11:44:15 ID:gBQLb8+x
>>465 俺に言われても困るなあ
(*‘ω‘ *) ちんぽっぽ
水曜日、BSでソラリス…と思ったらリメイクの方だった。 リメイクは未見なんだけど見る価値あり?
468 :
名無シネマ@上映中 :2007/01/21(日) 16:11:52 ID:lAPsemGq
リメイクなんてダメ。ヒット作の続…、新…のシリーズ以上に駄作ぞろい。
>467 とりあえず音楽は気持ちよくていいと思う。 映画はタルのと比べちゃダメ。 ま、ハリウッド映画にしちゃ面白いかなとは思う。
タル盤は無視して、原作に忠実に作ったとソーダバーグが言ってたな 「2010年宇宙の旅」が面白いという人にはお勧め
>>471 いるのか、そんな奴?
ハイアムズ・ファンの俺ですら、あの「続編」は犬の糞に思えたぞ。
BDでもHDDVDでもいいけどとにかくHD出して欲しい
カッティ三部作、ソダバーグ制作総指揮のナコイカッティで ずっこけた。 これもヨーヨーマとフィリップグラスの音楽で救われたような もんだが、ソラリスもそうなのか・・・
新ソラリスの最後のオチが夢なのかどうかがわからないんだな 旧作でいうところのソラリスの海に浮かぶ実家みたいなものか?
477 :
名無シネマ@上映中 :2007/01/24(水) 21:10:12 ID:xizwq+ON
だれか鏡DVD(ruscico)のソラリスのトレーラーまでの行き方plz
タイトルナンバーを自由に選択できるプレイヤーで、総当たりで探す。
>>477 まだ見つからない?
メインメニューからFilmographies→ANDREY TARKOVSKY
→タルのページの一番下にある>をクリック→4ページまで
進んだら1972年ソラリスのところにANNOUNSEMENTって
あるからクリック→ソラリスのページがでたらポスターを
クリックでトレーラー始まるはず
しかし、このトレーラー、タルのソラリスというより 緊迫したSFサスペンス映画ノリで楽しめる〜
日本人なら知らない人のいないスレッドが上がります・・・。
ローラーとバイオリンのDVDについてなのですが IVCの旧版(CDケースサイズのもの)と新版(トールケース) のものは画質違うのでしょうか? デジタルリマスタリングだったら買い直そうかと思うのですが パッケージには明確な表示が何もないのでもにかしたらケース が替わっただけで中身は同じなのかもという予感もしますが。
トールケースは特典満載
484 :
名無シネマ@上映中 :2007/02/01(木) 19:42:25 ID:wFG2DIbg
ノスタルジアで、なんだか不気味な赤ちゃんの写真が出てくるけどあれは何?
スターチャイルドの水子霊
キューピーだと思ってた、、
チェルノブイリに残って暮らしてる人が、 自分たちを「ストーカー」って呼んでる んだと・・・。
490 :
名無シネマ@上映中 :2007/02/11(日) 15:13:56 ID:3YE6LxE8
あげ
491 :
名無シネマ@上映中 :2007/02/11(日) 15:50:58 ID:SKbNu0eB
群馬会館でロシア映画特集やってるよ。 タルタルも四本くらいやるしおいでませ。
この人、芸術家というよりSF映画作家。 ソラリスすげーけど、ソトーカーまじすげえ。
何か、意味不明のものが落下して来たようだが・・・。 俺のDVDもルシコだったから初めて予告みた。冒頭の リマスターは気絶しそう。
外か?
496 :
名無シネマ@上映中 :2007/02/16(金) 23:07:18 ID:lebegn0O
必ずコケるかコケそうになるシーンがあるな。 あれも必然なシーンだから役者はみんな偉い。 子供も強烈にコケるし、すごいなと思うよ。
497 :
名無シネマ@上映中 :2007/02/18(日) 20:57:20 ID:MoNZeNSj
惑星ソラリスのリマスター版て ビスタサイズなの?
498 :
名無シネマ@上映中 :2007/02/26(月) 02:37:09 ID:DsOUNFnH
ほ
499 :
名無シネマ@上映中 :2007/02/27(火) 00:05:43 ID:TgmpDEs3
し
500 :
名無シネマ@上映中 :2007/02/27(火) 02:48:34 ID:L96uFOfS
ストーカー大好きです。 他のは何だか分かんないの多いけど… 何か現実は色々思うように行かなくて絶望的だけど 「あっち側の世界」に行くよりはずっとましなんだよ。 ってことを言ってるんですかね? 癒されるんですよね、この映画。繰り返し何度も見ちゃいます。
最近、RUSCICOから直接DVDを購入した方おられますか? PAL版のストーカーで日本語字幕ついているものをネットで 探したのですが、現在RUSCICO から直接買う以外に方法が なさそうなのです。 しかし、RUSCICOでは海外発送の送料が表記されていないし 発送方法を選べないみたいなのでいったいいくら送料をとられる のか不安です。
>>501 アイ・ヴィー・シーから出てるのとは別物なの?
503 :
501 :2007/02/28(水) 00:12:34 ID:7Wouj7Ky
>>502 IVCからでているのは日本語のジャケットがカッコ悪いので
中身は同じ日本語字幕付でロシア語ジャケットのものを
RUSCICOから輸入しようと思いました。
PAL対応プレーヤーにプロジェクタ使用なので、せっかく輸入盤
買うならばNTSCよりも画質が良いPAL盤を考えました。
RUSCICOにオーダーするとき間違えてVer.1.0のものとVer.2.0
の2枚をオーダーしてしまったらすぐにRUSCICOの担当者から
「同じもの2枚注文してるけど本当に2枚欲しいの?」とメールが
きました。
レスポンスの早さと親切さに好感持ちました。
>>503 >IVCからでているのは日本語のジャケットがカッコ悪いので
俺も、全く同じ理由だw
でも、送料については覚えてない。スマン。
その時のメールをみたけど送料については明記されてなかった。
ただ、オリジナル音声付きのバージョンをたのんだつもりなのに、中身はver.1.0だった。
めんどくさいいので、そのままにしたけど。
>>503 >PAL対応プレーヤーにプロジェクタ使用なので、せっかく輸入盤
>買うならばNTSCよりも画質が良いPAL盤を考えました。
おせっかいでスマソが、「PAL対応」プレーヤーが「NTSC変換」と言う意味なら
PAL盤の方が画質がいいということにならないのでは?
船便なら送料無料なんじゃなかったっけ? 違ったっけ? 違うかも。
507 :
501 :2007/02/28(水) 23:31:39 ID:7Wouj7Ky
>>505 どうもです。
えっと、PAL信号を直接出力できるプレーヤーと
液晶プロジェクタの組み合わせなのでPAL画質で
観れて、NTSCより有利なんです。
>>506 4年ぐらい前、RUSCICOは普通航空郵便では送料無料
それより到着の早い宅急便みたいな奴(?)では
送料むちゃ高という選択肢があったのですが、発送方法
を選べない今はもしかしたら送料無料の普通航空便が
デフォになっているのかも?(希望的観測)
タルコフスキーのPAL盤なら、鏡のイギリス盤はいいね クラテリの「ソラリス」「アンドレイ」,RUSCICOの「ストーカー」 タルコフスキーのDVDで満足できるのは、この四枚しか知らない
日本語字幕必須の私としましてはRUSCICOのデジタル リマスタリングアーカイブで十分満足でございます。 アンドレイ・ルブリョフはクラテリの方が20分長い 完全版だけど天地を削ってシネスコにしているので RUSCICOの方が映像の情報量が多い。
>>509 >天地を削ってシネスコにしている
本当??
何を好んで、わざわざそんなことをしたのだろう?!
これかな? Andrei Rublyov DVD MK2 - Region 0 - PAL vs. Criterion - Region 0 - NTSC vs. Lizard - Region 0 - PAL vs. RusCiCo - Region 0 - NTSC www.dvdbeaver.com/film/dvdcompare/andreirublev.htm
もひとつ。 Solaris DVD www.dvdbeaver.com/film/Reviews/solaris.htm
513 :
名無シネマ@上映中 :2007/03/11(日) 21:03:11 ID:4WYNb5lZ
落ちちゃうYo!
新文芸坐オールナイト キタ━(゚∀゚)━!
515 :
名無シネマ@上映中 :2007/03/16(金) 10:39:13 ID:jd7AjHvs
>>514 オールナイト・・・
確実に眠ってしまう〜
4/7 世界の映画作家(49) タルコフスキー 三大SFナイト
惑星ソラリス(1972・ソ連/ロシア映画社)★カンヌ映画祭 審査員特別賞 22:00〜
鏡(1975・ソ連/ロシア映画社)挿入詩:アルセニー・タルコフスキー 0:55〜
ストーカー(1979・ソ連/ロシア映画社)原作・脚本:ストルガツキー兄弟 3:00〜5:40
↑無事ゾーンに行ける事を願います
部屋まで行けるかどうか… 俺は行けたら躊躇なく入っちゃうからw
>>515 これはすごいな
眠らないだけでも一苦労
今度こそタルオールナイト完走目指してみるか。 3本ともどうしてももう一度映画館で見たかった映画だし。 鏡が2本目でよかった。
>>521 >鏡が2本目でよかった。
やっぱ鏡が関所?w
俺が東京にいた時代は絶対にやろうとしなかったもんなw
ノスウタルジアのあれは、どう見てもタルコフスキー本人だよな???
好きな映画は「ストーカー」って タルを知らなさそうな人には絶対 言えない。 なんか違う邦題つけといてくれたら 良かったのに・・・
じゃ、代わりに「SFストーカー ええかええのんか」
「サクリファイス」って、重くて見ずらいよね・・・。
という夢落ちだったわけさ。
救いのない世界最強。
530 :
名無シネマ@上映中 :2007/03/21(水) 01:34:24 ID:BUqU2VkG
文芸座は鏡観て出りゃギリで終電間に合うかも
鏡、ノスタルジア、サクリファイスの3本だったらオールナイト我慢大会
熟睡したらどしようもないけど、うとうとしながら観るのも 夢と映画の区別つかなくなって、面白いんじゃない?
朝、家に帰ったら娘にとんでもない事が起きていそうだ
534 :
techno pop :2007/03/28(水) 03:26:41 ID:F8q49VmB
どこが眠くなるんだよ。 ストーカーなんてスリル満点だし。 ソラリスのナターリア・ボンダルチュクは萌え萌えだし。 鏡は嫌い。わざとわからなく編集してあるから。
あれがわからないんじゃたしかに眠たくもなろうな
ノスタルジアの、音楽の破れる感覚が好きなんだが。
BDで出るのはいつ頃香奈ー
民放の深夜放送をVHSテープに録画して・・・。
>>535 ドミツィアナ・ジョルアーノも美しい・・・。
540 :
名無シネマ@上映中 :2007/03/31(土) 11:35:00 ID:14h8ZXKT
またまたBS2でやりますよ〜 5月17日(木) 前0:40〜2:47(16日深夜) 衛星映画劇場 ノスタルジア NOSTALGHIA
あなたは.......眠くなる.......眠くなる.......ネムクナル..............zzzzz
hiでやってくれ
さて、週末にそなえてホテルでも予約しとくか…
ノスタルジage
BD化されるのはいつの事になるのやら
ソラリスに引き続き、ストーカーもハリウッドでリメイク進行中とのこと。 やっぱ手に汗握るサスペンスになるんだろうか。
どっかの経済学者のブログでリメイクの「ソラリス」の引用詩がディラン・トマスだったって 怒ってたなw 見る方がアホ。
ヘイ、ピアノマン。俺はトマスが嫌いって言ったことはなかったな? 何でだろう?
ミッション:インポッシブルみたいになってたりしてw
原作はもともとそういうノリだからなw
原作は「路傍のピクニック」、タルコフスキー作は「密猟者」、「ストーカー」は狩猟の「ストーキング」から。
オールナイト明け記念カキコ 三本とも寝ずに気持ち良く見れましたよ 隣の方は『鏡』以降は気持ち良くおやすみでしたがw
ベルリンの壁が崩れて18年、今年は予言の年だ。
555 :
名無シネマ@上映中 :2007/04/21(土) 12:05:12 ID:5cOShyFX
映画の出来は「ストカー」が一番で映像は「鏡」が一番だね。
前から疑問に思ってたんですが 『鏡』の冒頭辺りで「医者」がこちらを振り向く と同時に草原が強風でざわめく。 という演出はどうやって撮影したんでしょうか? 巨大な扇風機を使ったんでしょうか? でも、本物の風にしか見えなかったなぁ… 偶然の産物だとしたらスゲェなぁ…
あの医者のミニチュアはいただけなかったな
特典映像に、ヘリコプターで風を送る様子が映ってる。 神秘的なシーンだけに知らなかった方が良かったと思ったw
>>558 え!?ヘリコプターで…
そうだったんですか…なるほどdクス!
長年の謎が解けました…が、確かに謎は謎のままの方が良かったかもw
560 :
名無シネマ@上映中 :2007/04/23(月) 11:43:49 ID:Z8iyvCQs
「鏡」に出てくる軍事訓練の先生も、こんな感じなんだろうか?
>頭蓋骨の一部を紛失、病院はそのまま縫合―山東省済南市
>
http://www.recordchina.co.jp/group/g7464.html >山東省済南市の李静(リー・ジン)さんは昨年3月に省内の病院で頭蓋骨を開け、
>血管を遮断する手術を受けたところ、病院側が切り取った頭蓋骨の一部を紛失してしまい、
>骨がないまま頭皮だけを縫い合わせる処置をされたとして、医療過誤で病院側を訴えた。
>2007年4月12日、李さんの頭部を撮影した。
>昨年2月にこの病院で検査を受けたところ、脳の血管に奇形が見つかり、突発性
>癲癇と診断された。3月1日に開頭手術によりその部分を遮断する手術を受けた際、
>頭蓋骨を切り取られたまま、縫合されてしまった。病院側は、脳内出血が見られたため、脳内の圧力を下げる
>ために骨の一部を切り取った、と説明していた。その後、李さんの家族が骨を頭に
>戻して欲しいと要望したところ、病院側の骨の紛失が発覚、病院を相手取り、
>訴訟を起こした。
軍事訓練の先生の頭が陥没した部分が脈打つシーンは 合成なんだろうか?
「見よ、私は盗人のように来る」。
564 :
名無シネマ@上映中 :2007/05/04(金) 13:38:05 ID:dRqqqnAS
hoshu
7時頃、戦闘機が轟音をたてて何機も飛んでてうるさかった 昨日「サクリファイス」を観たから何か怖い…
566 :
名無シネマ@上映中 :2007/05/18(金) 00:35:13 ID:JryapCa/
ノスタルジアBS放送、今年で2回目だね。 嬉しい反面、他のタル映画やロシア映画もじゃんじゃんやってほしいね。 ソクーロフ特集とかも。
誤爆は俺の人生。
誤爆されるのが俺の人生
うん、この噛み合わなさは悪くないな。
荒らし(・A・)イクナイ消えろ ヘミングウェイ原作の短編「殺人者」は国内で観れる機会はないのかね。 観たっていう人の本をどこかで読んだ気がするな。
それって昔NHKで放送したやつだっけ?
>>575 ああ、本当だ。サンクス!
てかそれ去年チラシ手に入れてたな。
行けそうになかったからまともにチェックしてなかったorz
>>576 NHKでもやってたんだね。
昔はノルシュテインの未リリース作品とかも放送してたね。
韓流作品なんか止めてそういう路線復活しろよなあ…
坂井泉も俺と同じ年だったんだが、応援歌なんか聴いて元気貰う ほど俺は可愛らしくはないし、埋まらない溝ってのはあるんだが、 以前、余計なことを言ったせいで、ちと気が滅入るわ。
ああ、泉水。土曜の朝だっけ・・・。
このあいだのBSの放送で「ノスタルジア」見ました 映像すごくきれいだった。ほんとにきれいだった。 でも演説のシーン、あそこまでわかりやすく撮るのか、 と思うとなんか見ていてつらいのと興ざめするのとで複雑な気持ちになりました。 あれは名シーンだと書いてあったけど、あそこがなければ自分にとっては 最強の映画だったのに、と思ってしまった。 もうとにかく映像がすてきだった。
「ノスタルジア」のDVDで画質の良いのはないのかな?
それがないんだよ
583 :
名無シネマ@上映中 :2007/06/10(日) 23:06:10 ID:rnSP3uRI
>>581-582 え?
2002年にジェネオンから出てるDVDは画質悪いの?
表紙はすごく綺麗だし、今度買おうと思ってたんだが…
>>584 そうなんだ、サンクス。
BSでやった時はさほど気にならなかったけど、ちょっと保留しよう。
「サクリファイス」DVDも画質はそんなに綺麗じゃありませんでしたね。
「ぼくの村は戦場だった」をはじめて見ました 面白かったけど、なんかほとんど嫌がらせみたいな映画だと思った
>>586 >ほとんど嫌がらせみたいな映画だと思った
なぜ?
589 :
名無シネマ@上映中 :2007/06/29(金) 20:31:56 ID:q9Kxz1rd
子供がこんなにやってんのにお前らときたら… ってことか?
591 :
名無シネマ@上映中 :2007/06/30(土) 14:25:30 ID:k0puUW4P
「サクリファイス」と「ノスタルジア」のLD-BOXはジャケットが神過ぎる。 LDなんていまさら観ないんだが、俺的には永久保存殿堂入り。 LDはホント物欲を満足させてくれる。
>>580 この世界のように滑稽で、愚かしく、痛々しいだろう。
593 :
名無シネマ@上映中 :2007/06/30(土) 23:22:33 ID:1EmxO/0Z
>>591 それ俺も持ってる。
サクリファイスが白基調でノスタルジアが黒基調のやつね。
当時ジャケ買いしたよ。
594 :
名無シネマ@上映中 :2007/07/16(月) 01:17:04 ID:1l2Rkdi0
5月17日のNHKのBS放映の「ノスタルジア」は見た。
>>584 「人多すぎ」でしばらくこの板が見られなかったので、レスが遅くなるが、
パイオニアから出ているDVDよりは、画質は明らかによいんではないか。
ついでに質問。
放映直前の画面がアンジェラ(少女)が映し出されているシーンだったが、
このシーンがそんなに重要なシーンなのか?
(重要だから、放映直前の画面に取り上げるというものでもないかもしれないが。)
というよりは、この一連のシーンの意味がよくわからない。
水浸しの建物は、現実なのか、それともゴルチャコフの幻想なのか?
あと、パイオニアDVDのチャプターの題名では「水びたしの病院」となっているが、
あの建物が病院というのはどこで判断できるのか?
誰でもいいから、教えてくれ。。。。。
もうひとつついでに、懐かし洋画板のタルコフスキー・スレにあったので貼っておく。
早稲田松竹でノスタルジアとサクリファイスが上映。
http://www.h4.dion.ne.jp/~wsdsck/contents/program.html
595 :
名無シネマ@上映中 :2007/07/16(月) 10:48:57 ID:T1y6PkfD
パイオニアのDVDの画質は誉められたものじゃないよね。
596 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう :2007/07/29(日) 17:46:09 ID:PEAD7UM9
タラコスキー
597 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう :2007/07/29(日) 18:11:55 ID:z8UazJAV
アルロフスキー
「シモーヌ」でパチーノが演じた"映画監督タランスキー"の名前は 言わずともタランティーノとタルコフスキーを組み合わせたものだって。 頭足らんティーノと一緒にするのは失礼だと思うぞ、ハリウッドw
タランスキーってw
>>595 海外にもいいのがないんだよな
クライテリオンに期待するしかない
そうだね。そのうち画質と音質のいいのが出るかもしれない。
お前らにわかがタルコフスキーを語ってると殺したくなるよな
殺せ殺せ
タルコフスキーって性格悪かったんだろうな 作品見るとそんな悪寒がする
検閲ばっかのソ連当局と仲悪かっただけでしょ。 何を根拠にそんなこと言ってるの?
なんせ夏だからねぇ・・・
根拠は何もありません。 ドストエフスキーとかロシアの文豪の作品を読んだときの印象と タルコフスキーの作品を見たときの印象が 自分の中でとても近いです。 陰湿でしつこい、と思うのと同時に、苦しくなるくらい純粋なものを感じる。 国と仲悪かったといっても、やっぱりこの監督はロシア(ソ連)的気質が とても強い人だったんじゃないか、と思うし 亡命してもそこは本質として変わらなかったのだろうなと妄想しました。
ホントに妄想だね。
>>607 >ロシア(ソ連)的気質が とても強い人だったんじゃないか〜と妄想しました。
そういう事なら分かるよ。
性格悪かったってのは言葉が悪いと思う。
陰湿でしつこい、って印象も俺は全く無いなあ。
水が多く出てくる→湿度高めの画→陰湿 なんだろ
そんな強引なw
深い陰影を持つ画+湿度高めの画=陰湿 ということでどですか
ロシア的気質=性格悪い??? どんな画撮ろうと性格とイコールにはならないでしょう。
イコールにはならんけど、関連はとうぜんあるだろうね。
あのー・・・ 監督の性格とかってどうでもよくね?
好きすぎて、他人による根拠を欠いた評論系レスがむかついてしまうという気持ちなら、 しょうがないけどまあ分かる。
617 :
名無シネマ@上映中 :2007/08/05(日) 22:41:27 ID:gZkW0fkG
近所の早稲田松竹でノスタルジアとサクリファイスの二本立て発見 避暑がてら入ってみたよ ソラリス、ストーカー、ノスタルジアを前に観たことがあって ノスタルジアだけ寝ちゃって内容覚えてないから 今度こそはというアレもあった ノスタルジアはやっぱり寝ました サクリファイスは、日本で言うと『幻の湖』みたいなもんですね へんな尺八と宇宙笛がみょうに重なるし 大まじめな文藝超大作トンデモという点でもそっくりです
早稲田松竹に急げ。タルコフスキー映画がなんと満員! ノスタルジアの撮影はやっぱりきれい。イタリアでしかでない色。 サクリファイスの撮影はベルイマンの人。暗い映画館ばえする色。 やっぱぜったいみとけ。見ないと損するぞ。 ストーリーはどちらも平板だなと思う。サクリファイスは武満みたいな音楽や 内容が大江健三郎みたいなんだけど。
619 :
名無シネマ@上映中 :2007/08/06(月) 00:20:11 ID:VFwqdelq
けっこう人は入ってたよね、早稲田松竹 たしかに画面はDVDじゃ再現不能なものだと思います でも最終回のサクリファイスはガラガラで 若いお客さんは明かりが点いたあと失笑してたなぁ
>>617 早稲田松竹でやってるって知らなかった!!!
見に行ってくる!!!!!
やっぱスクリーンはいいよね
だが「ノスタルジア」は一連の衛星第二放送でお腹いっぱいだw 「惑星ソラリス」と「ストーカー」を上映しないかな。 そういや↑はTV放送もほとんどされないね。 なんでだろう…。
623 :
名無シネマ@上映中 :2007/08/08(水) 00:10:02 ID:yfJfj8xB
「鏡」「ソラリス」「ストーカー」「ノスタルジア」など、ぼや〜っと眠くなるんだけど 同時に頭のどこかが覚醒しだして効果音とかアンビエントな音に敏感になる感じって 古井由吉の小説に似たとこがあるような気がするんですけど同じような感じかたしてる人います?
高校のとき、初めて自分のレンタルビデオの会員証を持ったんです で、初めて借りたVHSが ノスタルジア チャンス(ピーター・セラーズの方) でした
626 :
名無シネマ@上映中 :2007/08/08(水) 00:47:33 ID:BkSEYPbA
ノスタルジアのオチって何だっけ?
焼身自殺。
いや、その後にミラクルがあるでしょw
>>617 >サクリファイスは、日本で言うと『幻の湖』みたいなもんですね
いや、「生きものの記録」の方だろう
たしかに橋本忍は重なってるがw
631 :
piv :2007/08/21(火) 23:25:57 ID:RW6Vd1F2
鬼
懐洋板は廃れ気味だけど、こんな面白い人もいるよ。遊びに来てね
29 :無名画座@リバイバル上映中:2007/08/14(火) 00:54:47 ID:NQ11a81o
ベルイマンは、中高生ぐらいで「ちょっと芸術的なもの」を求める子には、
すごく分かりいいんだよね。
作品の狙いとか、評価されているポイントがすごく言葉にしやすいものね。
ルノワールやロッセリーニなんかの方が遙かに難解。
66 :無名画座@リバイバル上映中:2007/08/27(月) 09:34:08 ID:aucBfJ5X
俺が
>>29 でルノワールとロッセリーニの名を挙げたのは、
ほとんど超然とした人たちだからであって、分からない人には全く分からない。
ある意味、これぞ真の難解ですよ。
80 :無名画座@リバイバル上映中:2007/08/28(火) 00:08:27 ID:YqgcEHlA
最後の一行は本当に意味不明。俺はルノワールについて、
明快なこと言ってくれるんじゃないかと、本当に期待したんですけど?
何でかんしゃくを起こしたと思ったの? 良ければこれも説明して下さい。(6)
誤魔化されないように番号を振っておいたので、1から6までちゃん答えてみろよ。
82 :無名画座@リバイバル上映中:2007/08/28(火) 00:32:35 ID:YqgcEHlA
だから、おれは、お前がベルイマンについていい加減なことを言ってるのが腹立ってるんだけど?
そんなこともわからないのかい?
何で、ルノワールの部分でかんしゃくを起こしたと思ったのか、答えろよ。
633 :
名無シネマ@上映中 :2007/09/01(土) 10:16:30 ID:vojrqjTc
♪そ〜す〜たるたるたるたるそ〜す〜
映画を見るのがあんま上手くはないのは自分でわかってるんだけど、 初タラコでアンドレイ・ルブリョフ見てみたが、 宗教とか文化で分からない部分のためにスッと入ってこないところがあって残念。 正直ラストすら、機嫌も損ねてたことがわかるまで時間がかかったもん。 宗教系の映画は文化の差でムズイなぁ。それでも映像や音の完成度が素晴らしくて飽きを ほとんど感じなかったのでスゴイなとオモタ。次はソラリスを見てみよう。
俺もアンドレイ・ルブリョフぜんぜんわからんかったよ。 最後は釣鐘職人の若いのから刺激を受けて、自分もやる気になったということでおkなのかね。
たぶんそうっすね。西洋の鐘の音のイメージがパッとわかないから分からんかったけど もっとカランコロン鳴るべきだったのかな。最初聞いた時は逆に「へー西洋の鐘って 日本の寺の音みたい」なんて思っちゃったから、周りはokでも芸術家な若者本人だけが 納得いかなくて泣いてるのかと思った。たぶん若者の横にある木の柱が同じ場所を意味してるから、 西洋人が聞けばあの鐘の音は明らかにダメ音で、大公は機嫌を損ねて焼いて ぶっこわしちゃった、ってことでいいのかな。 あとソラリス見た。ホラーだね。面白かったし説得力ある語り口もさすがだと思ったが、 ただラストだけ妙に安っぽい気がした。あれをやらなきゃ主題が完結しないのもわかるし、 じゃあオマエは他の描きかたを思いつくの?っていわれると困るけど、でも急にすげーアリガチな絵じゃね? サルの惑星方式つーか、カメラが引いて行くと実は地球も、キャー!!!みたいな。 ラストだけチープでキッチュなSF映画みたいなだった。むむむ。次はストーカーを見てみよう。
いやあれは地球が海になったんじゃなくて、ケルビンの故郷の原風景を作り出した海の上にたたずむというオチではないか。 海に下りてENDというのは、わりと原作に近いオチだわな。
あーなるほどそういうことか。言われてみればなるほど。 てっきりホントに地球に帰ってて、「母なる海」も実はあの星の海と同じかもよ、 ていうオチかと思った。家の中で水が垂れてるのも、 主人公の心象で「世界がニュートリノの世界にみえちゃってなんか空しいな」 って感じてるのかと思った。
ホドちゃんとたまにごっちゃになるな
保守
636はストーカ観たのだろうか?
642 :
名無シネマ@上映中 :2007/09/23(日) 03:55:41 ID:aAL2f1OX
「ストーカー」に登場するような廃屋に、マジで住んでみたいな。 ストーカー本人の自宅。港近くの酒場(「ボルジチ」?)。望みのかなう部屋の在る廃屋。 最近流行りの廃墟マニアにとっては、タルコフスキーはこたえられないのでは?
その発想はなかったわ ゆとり世代もあなどれないな
>最近流行りの廃墟マニア そんなもん流行ってるのか? ヨーロッパには普通にそういう家たくさんあるよな。 数百年前から使ってる石づくりの家とか。 アンティーク趣向にはたまらんだろう。 まあ廃墟志向とは少し違うが、使い古されたものへの味とか憧れみたいなものはあるだろう。
>>641 >>636 ですが、ストーカー、レンタル全然ナイネ。渋谷ツタヤに見つけたのは160分ビデオ貸し出し中。
横にある上下巻になってるのが二本別々に借りなきゃいかんようになってるのは、
ふにオチなすぎてひとまずあきらめた。フツー一本分で借りられるよね。あっちを借りる人いるのかね。
ちょっと遠いが今週中に借りに行きたい。結構探したんだが、東京川崎横浜くらいで、
渋谷以外にあるの?恵比寿や綱島のツタヤはストーカーだけなかったし。
東京だったらどこかの図書館にあるんじゃない?>ストーカー 館内視聴になっちゃうかもしれないけど。
私静岡在住ですが、県立図書館にはタル1本も置いてありません(問い合わせ済み) どこのツタヤにも全く置いてありません。 泣けてきますな。
>>647 西日本最大級と言う謳い文句のツタヤ戎橋店にすら
あるのはきょうびDVDでもなくてVHSだからなぁ
ベツバナ、いい加減サクリファイスはデジタルリマスター&スクィーズで見たいよ
図書館に「鏡」だけあったんで借りた。 CDと同じ正方形サイズのケースに入ったアレね。 凄まじく画質が悪くて呆れた。 ボケボケ。 せっかくのタルコフスキーもあれじゃ泣くだろうなと思った。
タルは金出して観るしかないのか・・・
そのまんまセットとして使えるな つーかロシアってこんなとこばっか?w
無料で観ようとしてるヤツはタルコフスキー観なくていいよ タルのファンは金額とは比較にならない価値があると分かってるから
>>653 いやいやIVCのボタクリ(+やっつけ)ぶりにはタルファンの殆どが相当頭に来てると思うが
安く手にいれたいならオク狙うしかないな。 まあコアな作品で6千円前後ならありだよ。 でもそんだけの金とるなら国内特典としてブックレットかおまけ(オリジナルフィルムの1コマとか)をつけるべき。 ロシアから日本語字幕つきの原版とりよせて、焼き増しして売ってるだけだからね。 倍以上の値段で売ってるかもしれん。 それにしてもIVCのって、字幕フォントでかくて汚いよな。 なんであんなにボロボロなのかw
金出さないって図書館のことを話してるんじゃないの? LDを置いてある図書館がいくつかあるみたいだけど LDも画質ひどいのかな?
「サクリファイス」と「ノスタルジア」以外なら全部ロシアから直接 購入すればいいじゃないか
658 :
名無シネマ@上映中 :2007/09/30(日) 03:19:11 ID:vy9mvPH6
ストーカーやノスタルジアの雰囲気期待してルブリョフ見てみたが これはタルコフスキーとしてはまったく異色の作品だと思ったな。 とにかくストーカーとノスタルジアは漏れの中で図抜けて色褪せないショッキングさを いまだに放ってる。 他に鏡とソラリスは見たが他のも凄いのある?
659 :
名無シネマ@上映中 :2007/09/30(日) 03:31:28 ID:hB+5x071
僕の村は戦場だった、もタルとしては異色かも。わかりやすいから。 そういや、タルがソラリスの撮影でこっち来たとき、黒澤に会いに来て、 酔って七人の侍のテーマ曲を歌い(?)だしたので、黒澤がおもわず ひいた、とか書いてあったな。有名な話だろうけど。
「タルコフスキーが好き!」に黒澤のコメントが載っていて、 そのときはつられて二人で一緒に歌ったと書いてあったな
しかし「ストーカー」って題名は誤解を生むよねw 「原子心母」とか「回帰」とか「ゲシュタルト」とかすれば難解ものっぽいんだが。
>>661 今レンタルに聞くと必ずロビン・ウィリアムスのを持ってこられます
>>653 イイものほどとりあえず手軽に手にとってみられる環境のほうがいい。
とりあえずノスタルジアをHDDVDで出してくれないと。
>>660 「タルコフスキーが好き!」って
なんかタルコフスキーぽくないかわいいタイトルですね
やっとストーカー見ました。結局新宿ツタヤで98年版DVD借りた。 僕一応モノヅクリの立場を目指しているせいかもしれません、終盤イマイチ入りこめなかった。 ふたりがあれだけ苦労したのにどっちも理屈こねて部屋に入らないのが感情的に イマイチ納得いかなくて不満。でもそのあと帰ってからのストーカーのセリフから、 そういう理屈ばかりで行動に踏みこめない人を表現したかったのかとも思うが、 でもやっぱツマンない人間ばっか描かれても後味悪いだけだし、 しかもそのメッセージ性が説教臭い。これは僕の立場上、よりうっとーしく 感じるのかもしれない、んなもんみんなワカットルわい、てなもんで。 単なる広っぱとか、見かたを変えりゃナンの変哲もないとこを 2時間くらいほっつき歩くだけなのはすごく面白かったんだけどなー。 3人のセリフの背後に含まれるメッセージ性以外はすごく良かった。 あと長回しが多いらしいけど、単純に見る分にはむしろソラリスやルブリョフより テンポ速く、オーソドックスなものに近い感じしますね。ワンカットでも映像で 飽きるかな、と思うとちょうど不思議な効果音が鳴ったり、と思うと人物が行動したり。
でもまだ見る。次は鏡にしようかな、ノスタルジアにしようかな。
669 :
補足 :2007/10/06(土) 11:00:37 ID:dwwAV/sW
理屈ってのは「行動」には結びつかない。理屈はいつも行動をやめる方向に働く。 だからそこには「えーいやっちまえ!」的な思考ストップ、言うなればそれができる対象への「愛」 みたいなものが必要。盲目になれることもときには必要なんだな。 だからストーカーは「あいつらは信じていない」って言った。 オレだってタラコさんに言われなくても、そんくらいのことは常々考えとるヨ。 と思った。 むしろ、例えば博士の方が思考ストップの「やっちまえ!」に突きぬけて、部屋に入るか爆破するか すりゃ良かった。単にこれじゃ「ホントこんなダメな人間ってヤですよねー」で終了だもん。 ウッセーヨ、単なる愚痴カヨ。
>>665 学者は最初から「部屋」を破壊する目的、小説家はインスピレーション、もしくは悟りを求めて行った。
しかしその悟りというのは受動的なものではなく、自発的なものではなくてはならないということに気がついた。
そして最後に、部屋に入ったら作家としての自分を失うことに気がついた。
あなたもクリエイターの卵だったら、簡単に才能にあやかりたいと思うかね?
苦悶しながら自ら生み出すものこそ本物ではないだろうか、とタルコフスキーは言いたかったのではないだろうか。
信仰への干渉と冒涜についてのアンチテーゼがベースとなっていると思う。 ストーカーにとってゾーンそのものが神なんだと。 信仰心への慈愛とも哀れみともつかないニュアンスを含んでいるね。 だから最後ストーカーは「あいつら信仰バカにしやがってムカつくー」っと言ってフテ寝したんでしょw
あーそうか、自分の感じたことの説明を間違えたかもしれない。
>>667 感情的にイマイチ納得いかなくて不満
と言ったらのはオレなら入りたい、ってことになっちゃうよな。そういう不満ではなかった。スマン。
もっとちゃんと自分の観てたときの気持ちの動きを振り返らねば。
えーと僕が一番「あーそっち行っちゃうの?」って思ったのは
学者が緊張の糸が切れたように、爆弾を分解して水に捨て始めた瞬間だった。
作家の方は入らなかったことにそんなに違和感はナイ。最初っから理屈コネ型だったし。
理屈屋ならそんくらい最初から考えてろよ、とは思うが。
まあ自分では頭イイつもりだがその程度の人物、って類なんだろう。
でも学者はなんで爆破辞めたんだろう?
たったひとりのストーカーの神を破壊することへの同情だけ(であってるよね)?
僕の感情としては ・ストーカーへの同情を理性と動機の意思の強さで振り切って爆破 が妥当だと思うんだよなぁ。そういう若干狂信的な意思の強さや使命感もあるかんじだし。 要するに世界のために体制にも反抗して破壊しよう、というんだから。 それが急に物分りが良くなって、取ってつけたように感じちゃった。 ・ストーカーへの同情が勝ったら…入ってみて欲しかったなぁ。 世界を救う使命感がたかだか一人の人間の同情で切れるくらいなんだから、 相当疲れてるんだろう。そしてふとストーカーの神に興味を持つ、これだけ苦労して来たんだし 興味くらい持つのが自然と思う。せっかくだからちょっと入ってみようか、と。 えーと、学者のほうは入ってみようとしたんだっけ? 入ることを考えてみたんなら、最初の使命感は疲れのため感情的な思考ストップで途切れるんだから、 そっちもリフレッシュしない限り(入らない理屈はあっても)思考ストップで入っちゃうように思う。 理性があるのかないのかよう分からぬ。 うーん、なんかタルに逃げられちゃったんじゃない? >ストーカーにとってゾーンそのものが神なんだと。 >信仰心への慈愛とも哀れみともつかないニュアンスを含んでいるね。 なるほど、わかりやすい説明です。
あ、逆だったかも。 ストーカーに同情→部屋に入りゃ解決かも…無意識の望みの実現だからムリ →あーんどっちも行けないよーん、もーいいや捨てちゃえ。疲れた。 かな。 でもやっぱ最後は、→やっぱストーカーひとりで世界をダメにできん、爆破! てなるとオモウ。
最後泣きながらやめてくれというストーカーの台詞って、タルコフスキーの言葉そのものなんじゃないかな。 たとえば創作を神聖なものとしたとき、他人にズカズカ入り込まれて公衆道徳の害といわれ破壊されるような。 タル自身は映画制作において、ソビエト政府からさんざんそのような圧力をかけられた経験があるはず。 学者はそういったものの象徴として作られたキャラにも見える。 学者が最後に見せた態度は個人に対する慈悲、でいいんじゃないかな。
ヨーガ修行をかじってる者から少し感想を述べると、 あれが描いているものは、宗教的な意味では仏教の解脱・悟りの瞑想修行と同質のものだと思う。 瞑想のプロセスとは、現象・実在の本源である、心の奥底へアプローチしていくプロセス。 そこへ踏み込むためには、まず様々な雑念や観念を乗り越えなければならない。 そういう資質を得るために、修行僧は何十年も何生もかかって浄化のプロセスを修練する。 一般人をそういった聖者の卵と区別するとき、侮蔑でない言葉として「凡夫」と呼ぶ。 つまりあれが言いたかったことは、欲望や汚れを乗り越えていない一般人レベルでは その入り口に辿りつけたとしても、そこからの踏み込みに大きな壁が待っているということではないでしょうか。 因みにサマディー(瞑想)に入ると、あのように幻想的な多元宇宙的ビジョンをまず見る(入る)ことになる。 本格的な瞑想家にとってはよく知られたことです。 そういう意味でもあれはよくわかった人が描いている価値のある作品だと思ってます。 *因みに私も様々なビジョン体験は経験あります。
それと、学者は最初から部屋を危険なものとして見ているから、どうあっても入らなかったと思うよ。 人の無意識の中にある願望が実現するのだから、たとえば人類が滅びてほしいと思っていた場合どうなるかとか、 そういった危険性がわかっていたので。 もしかして自分の心の中の危険性まで知っていた可能性もあるね。
678 :
675 :2007/10/06(土) 18:20:26 ID:eAG9GAd5
更に私的に別の突出した劇画作品を述べるならば、 アニメを超えた社会現象まで盛り上がったエヴァンゲリオン、マトリックス、2001年宇宙の旅など。 これら印象的に諸説ふんぷんだとしても、作者はある一定のレベルで描いていると直感していますね。 タルの惑星ソラリスなども、人間の潜在意識の深い可能性を描いているという意味で素晴らしい作品ですね。 一瞑想家として、こういった神秘的な要素は 絵空事ではなく、本当に体験できることであると一言述べさせてもらいたいとは思います。
679 :
675 :2007/10/06(土) 18:29:20 ID:eAG9GAd5
>>677 そうそう。
頭でっかちな学者はえてして否定的な価値観に沈殿しますね。
否定的な想念が現象化したらどうなるか。
すなわちそれは私たちの世界に幸福が少なく、苦しみに満ちていることの原因でもあると言えるということ。
ストーカーのゾーンはエネルギーがストレートに現象化する特異な世界ではあるが、
別の角度で言えば、
この世界とて同じ性質でできている世界だと仏教では言われます。(般若心経などもそれを言っている)
まーかなり奥深いことですのでこういう解釈はこれくらいにしておきますけどねw
680 :
675 :2007/10/06(土) 18:49:34 ID:eAG9GAd5
更にもう一言いい添えておかなければならないかな。 あなたがたがなぜこういった作品にえもいわれぬ印象を持つのか、 過去にそういった経験がある人は、そういった物を描いた作品に引き付けられるからでしょうね。 前生で瞑想をしたことがあるのかもしれない。 また全ての生命は奥底にそういうものがあるから深いとこで感銘できるということでもあるかな。 あなたがた繊細なんですよ。
最後に娘が人知れず奇跡を起こしてる。 くさいくらいストレートな映画だと思うんだけどな。 >モノヅクリの立場を目指している ような人はくさいかもしれないあのシーンを入れたタルコフスキーをどう思うんだろう。 作り手の立場から見ればカットする選択肢もあるわけだよね。 サクリファイスでも最後に「子供」が木に水をやっていたね。 ストーカーのラストと似たものを感じた。
682 :
681 :2007/10/06(土) 22:27:00 ID:QDLgpGWL
すまん。ストーカーは原作つきだったな。 原作は未読なんだが、あまり勝手な選択肢は無いか。
原作はとにかく金目的でゾーンの中の物体を取ってきては金持ちに売って儲ける連中の話中心で、映画とは全く質が違う。 重力変動起こしたり、ものを溶かしたりする具体的な物体がそこらじゅうに転がっているという設定。 それが何であるのか考察するあたりが面白い。映画では全く触れていないからね。 映画に出てくる部屋にあたる、夢をかなえる物体があるんだが、それをゾーンからかっさらってくるのがストーカの究極の夢。 映画にもストルガツキーは関わったみたいだけど、タフコフスキーにまかせると言って途中で降りたらしいね。
684 :
681 :2007/10/07(日) 01:17:20 ID:5Eb/iZJj
なるほど〜。全く別物なんだね。 調べてみるとボツシナリオみたいな作品もあるらしいから原作と合わせて読んでみるよ。
>頭でっかちな学者はえてして否定的な価値観に沈殿しますね。 >否定的な想念が現象化したらどうなるか。 そうですね。悲観主義になりやすそうだし、だからそもそも万能のいわば神である「部屋」も 「間違って使われる可能性」を優先させて破壊しにいくんだもんな。 >最後に娘が人知れず奇跡を起こしてる。 あれ僕んなかで迷ってるんですが。 普通に別もんとして子供がひっそり奇跡を起こしてるってことなのかな。 実は身近にも奇跡はありマスヨ的なことかな? 最初はアリャ、ストーカーは本当は以前部屋に入ったことあるのか?とも思ったんだが。 それにしては中途ハンパか。
入ったはいいけど歪んだ形で現れたとか…うーむ。 で、前者(別もん〜)だとしてオマエはどう思う?と問われれば、あの部分としては「ナイ」です。 僕には「子供が何も知らなくて純粋」的な発想はスゴク納得いかないんで。 比喩として「子供に帰る」というのは分かるけど、実際の子供は全然違うと思う。 あと例えば岡本太郎は大好きなんですが、「カラッポになって作品にぶつかれ」という言葉は (当然ピカソや自分みたいな(当時の)前衛の楽しみ方を伝えたい意思が含まれてる、としたら) 納得いかない。子供もそうだし、大人もなんも考えない状態ってのがフラットな価値観を持てる、 っていう発想が全然納得できない。 むしろ実生活は様々な先入観をたくさん背負わされるし、 それに「認識する」ということがそんなに簡単なこととも思えない。例えば 耳だって自分の意思で音を勝手に選んでるから意識の持ちようで聞こえ方はすぐ変わってしまう。 いわば「確実な認識」みたいなものを全員が持ってるならはるかにモノゴト簡単に回ってるはずです。 つまり(僕のツタナい知識デスが)前者(先入観を背負わされてる〜)が色即是空、 後者(認識の難しさ〜)が空即是色にあたるのでしょうか。 > 話戻って「子供がひっそり奇跡」は、でもロシア映画でやられる方が拒否感はまだ薄い気がします。 (具体的な部分は知らない、なんとなくのイメージなんですが)キリスト教というベースに 「子供が何も知らなくて純粋」が含まれていて、作者のリアリティが濃くなる気がします。 あくまでなんとなく、ですが。
結婚する前からストーカーはゾーンに出入りしていたわけで、その長い間にストーカーの遺伝子に ゾーンの影響が現れていたのかもしれないね。 その結果が本人ではなく、娘に受け継がれて表に出てきたような。
補> >子供もそうだし、大人もなんも考えない状態ってのがフラットな価値観を持てる、 >っていう発想が全然納得できない。 →「なんも考えない状態〜」ってのはただ生活してきた人が頭をカラッポに すりゃいいとは思えない、ということ。 だいたい「カラッポ」が何かがわかってりゃ苦労の半分は済んでいる。 結局先入観とか認識をいっぱい背負ってるんだから、「帰る」ことは現実ムリであり、 とにかく前進しまくって一周するより他に方法はない、と思います。 思想的に言えばポストモダンの無限の並列化に到って「カラッポ」が分かる、っていう。 今社会的にこの考え方は結構広まってきているようには思いますが。むしろちょっと行きすぎてるカナ。 そろそろ次の、認識し直すとこに行かないと。
映画の中で起こっている事が全てなにかの隠喩ってわけじゃないから、 無理矢理解釈しつくそうとしなくてもいいんじゃないかなあ。 まずなにより圧倒的な絵と音があるんで、ホントに大きなお世話ですまないが、機会があれば 最終的にはスクリーンで体験してから評価を下してもいいんじゃないかな。 そうするとあの3人の行動と体験に対する印象がガラリと変わる可能性がある。 そこがタルコフスキーなどの映画のすごい所だと思う。 で娘の超能力の場面がなぜ「子供が何も知らなくて純粋」とか「子供に帰る」になるのかよくわからない。 片輪のあの娘はメソメソしてる親父より現実の悲惨なものをすでに背負わされてるし、そんなに純粋無垢とは思えないな。 なんだか自分の憎む陳腐な子供観や○○観を強引に作品から引き出そうとしてるように見えてしまうんだが… そんなことないか。 ぼくはポストモダンとか難しい事は分からないけど、ストーカーを観て、タルコフスキーが 認識やキリスト教的救済について能天気に楽観視していたとは思えなかった。 ストーカーが最後に怒ったり泣いたりするのも救済なんて無いんだって本当は気付いてるからしょう? でも全てに絶望していたわけでもなくて、ラストにはいちおう小さな希望を託している様に見えるわけです。 人によっては甘いとかクサいとか感じるのかなあ。
信仰の対象は人それぞれだけど、それを踏みにじるようなことはしてくれるな、ということじゃないかと。 あの娘はストーカーにとってのゾーン信仰の啓示でもあるんじゃないかな。 原作だと死んだ親父がゾンビになって蘇って一緒に暮らすという笑える展開になっているけどw
691 :
676 :2007/10/07(日) 22:02:43 ID:HWLaM8W5
>>689 純粋な仏教の一勉強者として
解脱(涅槃)や悟りへ向かうプロセスを簡単に述べさせて貰いますが、
そこへ(ニルバーナとか涅槃とか)向かうことは言葉としてはやはり原点回帰と表現することができます。
そこへ至るには、基本的に一切の凡庸な価値観や観念を捨て去らなければならないのが基本です。
我々の知識や思考は、表層にある幻影(錯覚)のような物です。
それらを捨て去ると、更に奥底にある心の本質が現れてきます。
それは簡単なものではなく、何層にも玉ねぎの皮を剥くがごとく、
汚れとしての意識を取り去っていくわけです。
そういった物を最後の瞬間まで捨て去ると、心は非常に軽く明るく、
無垢な子供のような純真な状態として表現できるような状態だとも言われます。
しかしこれはただの無知と違い、観察力に関して全知の状態だともいえます。
主・客の消滅、により一切と合一したような状態とも言われます。
ただ、
そこへ至るためにまず我々の表層の能力や知識や思考力が必要になります。
目的地に着くまでは乗り物が必要なのと同じです。
しかし着いたらもはや乗り物は不必要・無価値になります。
最初から何もせずに至れるわけではなく、色々方法論を学ぶための様々な資格が必要なわけですね。
ということで子供が大人より崇高だという話ではないんですね。
あれは一つの比喩ですね。
>>636 大江健三郎もタルコフスキーのファンだよなー
おそらく武満徹から紹介されてしったんだろうけど。
>>618 の間違いだったorz
>サクリファイスは武満みたいな音楽や内容が大江健三郎みたいなんだけど。
そもそも武満徹はタルコフスキーのファンだしね。
タルコフスキー祭みたいなの開催されないかな スクリーンで観たの2本だけ…
695 :
名無シネマ@上映中 :2007/10/31(水) 11:48:00 ID:5L6bqUKG
やって欲しいよねえ
タルコフスキー知名度すげえ低いなぁ 業界人でも中々知ってる人少ないよ
うそだろ?
まずはどこの業界なのか聞かせてくれ
みんなタルコフスキーの映画を哲学やら民俗学と繋げて難しく語りたがるけど、 タルコフスキーは、そんな小難しい理屈は考えてないと思う。 もっと素直な気持ちの現れなんじゃない?
699にはあえて反論せずに、まずそう思う根拠を聞きたいな。 どのへんが素直な気持ちとして表現されているのか、 具体的に作品やシークエンスを例にあげて解説してもらいたい。
そんな面倒くさいことは考えずに観ようねっていってるように聞こえるけど・・・
なんで考えちゃいかんのか、更にわからないんだがw それこそ余計なお世話でしょ。
そういう難しい事考えずに観ても十分好きだなぁ。 映像もストーリーも美しいし。 そういう事考えてももちろん面白いけどね。
「そういう難しいこと」、とは? 物語を考察することが難しいことだと誰が決めたのか。 それってタルコフスキー自身が映像に込めた意思を汲み取ることを牽制してるだけでしょ。
>>704 ちょっと熱くなっているみたいだけど、誤解しないで。
>>699 の言う
>哲学やら民俗学と繋げて難しく語りたがるけど
の事だよ。
>>699 がそういうからその言い方を使ってるだけね。
とにかく俺は、知識無しに観ても映像美等で純粋に「好きな映画だ」と言えるし、
物語を考察するのもタルコフスキー自身が映像に込めた意思を汲み取って観るのも、
より映画への理解を深める事が出来て好きだ、ってこと。
議論に加わりたいわけじゃないから変に解釈しないでね。
ストーカー初見。 面白かった。禿げおやじ三人組が延々廃墟探検するだけなのに。 錆び色画面からゾーンに着いてカラーに切り替った時の緑色の鮮やかさったら。 楳図かずおの「14歳」のラスト、芋虫が宇宙だった、みたいな。原っぱだけどゾーン。 どうでもいいけどドーンオブザデッドの銃器店のおやじにサンドイッチ届けに行った犬といい、 ゾーンにいた黒犬といい、トムヤムクンの小像といい、最後まで無事な動物たちって すげー。ストーカーが川?で寝てるところに黒犬がちゃっかり寄ってきて座るシーンが特に神。
>>705 >知識無しに観ても映像美等で純粋に「好きな映画だ」と言える(後略)
凄く分かる
本当に何の前知識もなく見て大好きになった監督だからか
ただ見るのもあれこれ考えながらのもかなり楽しい
ストーカーは、子供向けジュブナイル物に焼き直してもおもしろそう。
たとえば夜中に帰ってきたらテレビでやってて、 途中から見たのに画面の力にずんずん引き込まれて、 すげー眠たくて疲れてたはずなのについ最後まで見てしまい、 それが「ストーカー」という映画だったと知ったときのひそかな感動みたいな…
2003年ごろ、爆笑問題のラジオで、太田が、 「ストーカー」を絶賛してた。 そこで太田は、「密猟者」と訳してた。 「ストーカー」っていうタイトルは、誤解を生む気がする。
公開当時は今みたいに犯罪用語として一般化してなかったし Rコーマンの映画で「勇者ストーカーwの冒険」なんてのもあったよ
ほんとうに嫌な言葉として定着してしまったよなあ>ストーカー まあ、映画登場人物もたしかにある意味変質者的素養はあるのだがw
>>710 かつてストルガツキー兄弟の原作を紹介するときに
「密猟者」と訳していた時期があるからじゃないかな。
古いSFファンならそのタイトルでピンとくる人もいると思う。
ちなみに「ストーカー」の第一章を、「密猟者」の邦題で 深見弾氏が訳している(「S-Fマガジン」1978年一月号)。
原作のタイトル「路傍のピクニック」がいいな。
初期のシナリオのタイトルは「願望機」(群像社)だったね。
717 :
名無シネマ@上映中 :2007/11/22(木) 09:53:59 ID:6dQ4J9Mk
この映画は単なる妄想やポエムではない。 「幻想」に「リアリティー」がある。
ストーカーが人の心を引き付けてやまないのは やっぱり得体の知れない未知の領域への恐怖と興味ですよね
毎日つまらんので、もう7年以上も見てないけど、映画でも見ようかと思って、 アマゾンで色々検索してみました。 そんで、石丸行って、ストーカーとノスタルジアをパラジャーノフの2作品と 一緒に買ってきました。 早速、ノスタルジアだけ見てみましたが…。 全然眠くはならなかったけど、自然ではなく、何かわざとらしいような気がしました。 それが映画の技巧なのかもしれませんが、鼻につく感じがしました。 あと、唐突にあっけなく終わった感がありました。私の想像していた時間の半分で 終わったかな? あと、水の流れるシーンや雨音は綺麗だと思いましたが、何がノスタルジアなのか さっぱり分かりませんでした。アマゾンのレビューにあった、「そう、これだ!」 みたいなのは感じませんでした。
ノスタルジアは、タルが亡命して撮った初めての作品。 その映像の中には、祖国ロシアへの思い(郷愁)がぞんぶんに込められている。 焼身自殺した人物はタル自身の姿を投影しているのではないだろうか。
721 :
名無シネマ@上映中 :2007/11/25(日) 18:31:34 ID:qWDAV2Ig
ノスタルジアの美しさは忘れ難い、でも閉塞的で暗い作品かも知れんが、ストーカーをベスト1に推してしまう。 ちょっと魅力のあるスレなので上げさせてもらいます。落とすのが惜しいから。
722 :
名無シネマ@上映中 :2007/11/25(日) 20:48:40 ID:mK4/+uZ8
>>719 >何がノスタルジアなのかさっぱり分かりませんでした。
DVD買ったのなら、もう一度視聴してみたら。
>>720 >焼身自殺した人物はタル自身の姿を投影しているのではないだろうか。
釣りだとは思うけど、タルが投影しているのはドミニコではなくゴルチャコ。
もちろん、監督が二人以上の登場人物に自身を投影することはあるし、
「1+1=1」のメタコードの一つは、ゴルチャコとドミニコの融合だろうが、
直接的に投影していると見なすのは無理があると思うが。
723 :
名無シネマ@上映中 :2007/11/25(日) 21:12:46 ID:BvMbC00W
ストーカーはDVDのパッケージ酷いなぁ。安いホラーかスリラー映画だろあれじゃ。改訂して3000円ぐらいにしてくれろ
>>723 >ストーカーはDVDのパッケージ酷いなぁ。
あれは公開当時ポスターとか(たぶん)に使われたヤツだろ。
昔から見慣れてるから、違和感無いけど。
ただ、国内盤(IVC)のはへんなキャッチコピーが入ってるから、絶対買わないけど。
725 :
まいど :2007/11/25(日) 23:35:35 ID:REhAHXPW
ノスタルジアは主人公一人だけが体張ってないという感じが 初めて見たときになんか嫌だったな。 通訳の人とか、あのおっさんとか、みんなリスクを背負ってるのに 主人公だけ一段高いとこにいて眺めてる感じが。
>>726 そう感じるのなら、火を消さずに水の中を歩くシーンがより感動的に映らない・・・かな?
>>723-724 パッケージは我慢すればすむけど
画質はあれ以上何ともならないのかな〜。
オリジナル・ネガからのリマスターじゃないもんね。
「鏡」と「ノスタルジア」並の画質で「ストーカー」を観たいな。
ネガは紛失?
ノスタルジア(パイオニア版)は画質最悪という評判しか聞いたことないけど、 最近デジタルリマスター版でも出たのかい? ストーカーはたしかに、画質のボケが気になるw
うちのストーカーのDVDなんて字幕設定が使えなくなったんだぜ… 露西亜語字幕で観たかったのに
731 :
728 :2007/11/26(月) 22:23:25 ID:rDsEhSpE
>>729 ノスタルジアは、画質を比較したサイトで、ある程度だが概要は分かってるつもり。
最悪だという意見もあるかも知れないが
「ストーカー」とは同列に比較出来ないレベルでの話。
ネガではなく、ポジに残った映写時に出来たノイズを
必死に取り除いたり、場面毎に色調を調整した苦労が見えてしまうのが
かえって残念。ボケとかの問題じゃない。
ふーん なんだがよくわからないけど、ゴミとかキズ取れてるならいいじゃん。 それ以外に良くするといったらまず画面のシャープさと陰影色彩の美しさだな。 だから俺はとにかくボケが気になったけどね。 陰影と色彩については申し分ない。
ごく個人的な評価をしてみる。 ロシアン・シネマCOUNCILから出ている 「鏡」「惑星ソラリス」「ストーカー」に関しては、 気分よく鑑賞することができた。 (「鏡」は輸入版を、「惑星ソラリス」と「ストーカー」 はアイヴィーシーが販売している国内版を買った。) まあ、「鏡」は某WEBページでオリジナルを台無し にしているという酷評がされていたが。 これに対して、パイオニア「ノスタルジア」と紀伊国屋が販売 している「サクリファイス」はおおいに不満だ。 「ノスタルジア」はあの濃い映像が薄ぺっらくなっている。 「サクリファイス」は濃い映像はそのままだが、チラつきが酷い。 「ノスタルジア」は映像編集のプロが手抜きしたような感じ。 「サクリファイス」はアマチュアが懸命にやった感じ。 まあ世に出してくれたことについてはパイオニアにも 紀伊国屋にも感謝はしている。 しかし、次にブルーレイで出すときには、最低でもBSハイビジョン 以上の映像を頼む。
ノスタルジアではタルコフスキーはドミニコ、詩人のどちらにも自身を投影していて彼らはタルコフスキーの分身とも言えるキャラクター造形になっている。 このことは誰でも知ってるしタルコフスキー自身もインタビューで言ってんだけどな。 やはり2ちゃんだけあって知識が浅いのかな。 ノスタルジアは素晴らしい映画だよ。 後はあんましだけどね。ストーカーも含めて
>>735 もし、
>>722 に対するレスならば、オマイは知識をつける前に
文章を理解する能力を身に着けるほうがいいぞ。
横レスだけど
>>722 はドミニコ一人が投影対象であるとし、可能性としては2人に重ねることもありうるというニュアンス。
それに対して
>>735 はドミニコと詩人2人に投影(監督自身の発言)しているとはっきり言ってるね。
だから
>>737 が何をもって「722の文章を理解する」と突っ込み入れてるのかが不明のように思いました。
×ドミニコ一人が投影対象であるとし ○ゴルチャゴ一人が投影対象であるとし
というより問題あるのは
>>737 の文章読解能力のようだな。
身に付けるも誤字だしねw
いくら2ちゃんとは言え、人の文章力にケチつけるんだから最低限そんくらいは見直そうぜw
>>738 まず、
>>720 がタルが自身を投影しているのはドミニコではないのかいう提起
から始まっているわけだよな。
でも、タルが自身をまず第一に投影しているのはゴルチャコフというのは明ら
かだろ。「ノスタルジア」を正確に読み取ればいいし。タルの家族構成を考え
ても。
もし、
>>720 がゴルチャコフに投影している、もしくは、ゴルチャコフとドミニ
コの二人に投影していると書けば、何の違和感もない。
ところが、ドミニコだけを取り上げているところが奇異に映る。
で、
>>722 は直接的に投影しているのはゴルチャコフと言っている訳だよ。
ただし、「ゴルチャコフとドミニコとの融合」ということも正確に言っている
のだから、タルはゴルチャコフを通して、ドミニコにも自身を投影していると
も言っていることになる。
直接的にはゴルチャコフで、間接的にはドミニコで、その両方に投影している
言っている訳だよ。
>>740 誤字を見つけて大喜びか。
よかったな。
しかし、「問題がある」というのなら、その論拠も書こうよね。
これでひとつお勉強になって、よかったな。
>>741 >>722 は
>タルが投影しているのはドミニコではなくゴルチャコ。
と言い切ってるね。
これはどう読んでも「投影しているのはゴルチャコ」ということだし。
>もちろん、監督が二人以上の登場人物に自身を投影することはあるし、
「1+1=1」のメタコードの一つは、ゴルチャコとドミニコの融合だろうが、
「あるし」「だろうが」というのは可能性を示唆しているレベルの表現。
あとでタルコフスキーが二人に自身を投影した事実を知って、詭弁で返そうったって無理。
また、直接的であろうが、間接的であろうが詩人に投影されているのなら間違いではないし、
そこにあえて「違和感」として突っ込みを入れるのは無粋。
なぜなら、たしかに詩人にも投影されているわけだから。
登場人物への投影が直接的か間接的かなんて話などさして重要でもない。
>>722 にはそこに激しく反応してしまったみたいだが。
>>742 うーん、それが読み取れないから君はバカだと言ってるんだが。
あと勉強も少なくとも君の何倍もしてるし、できるつもりなんだけどねw
うーんと、第一に投影してるのはゴルチャコフだという論拠を述べてくれないか?
家族構成との相関関係も含めて。
ノスタルジアを正確に読み取ればいいとあるが、それこそ人によって解釈はそれぞれだぜ?
特にノスタルジアはそれまでのタルコフスキー作品と比べて宗教的な観念からくる解釈が困難なため、一部のタルコフスキーフリークからも意味不明、理解できないと匙を投げられた解釈が非常に困難な映画でもある。
正確にと言うが、それは君の正確でしかありえないのだよ。
正確は絶対的でなければいけないし、なら君はその正確さの証明をまずはしてみろよ。
偉そうな口叩くのはそれからにしなよ。
おそらくへらず口叩いて逃げるつまんない奴だとは思うが、それができないなら正確に読み取るなんて偉そうなことは言わないほうがいいよ。
ちなみにノスタルジア(ノスタルギーア)はロシアでは郷愁以外にも心の病という意味もあってそれも含めてこの映画は非常によく表現してると思うよ。
745 :
名無シネマ@上映中 :2007/11/28(水) 02:38:03 ID:3sy3OCL5
>>743 >これはどう読んでも「投影しているのはゴルチャコ」ということだし。
文章というのは全体の流れで捕らえるべきもの。
>>722 が「タルが投影しているのはドミニコではなく【第一に】ゴルチャコ」と
書けば、確かに問題はなかったが。しかし、その後の文章を読めば、そのよう
にしか読み取れない。
>「あるし」「だろうが」というのは可能性を示唆しているレベルの表現。
「(ことは)あるし」はともかく「だろうが」はこの流れでは明らかに違う。
最後の6行について
詩人を狂人と誤記している点はともかく、「あとで・・事実を知って」という
の自信はどこから来るのかな?
>>722 を読む限り、最初から分かっているとしか思えないが。
「無粋」かどうかはともかく、2chだけでなく、人の会話が進行する動機付
けのひとつに「違和感」として突っ込みを入れることがある。
また、
>>720 は「祖国ロシアへの思い(郷愁)がぞんぶんに込められている」と
も書いている。直接的か間接的かは非常に重要なことだ。
746 :
720 :2007/11/28(水) 02:38:41 ID:pxzt6Id/
ちょwww 僕が原因なんすか? まいったな・・・ 焼身自殺がタルだなんて書いてどうもすみませんでした。 そんなこと書いて間違ってました。 まあ、主人公そのものが亡命の人なんだから、最初からそう書けばよかったですね。 ただまあ、自殺をどうして投影と言ったかというと、死=過去背負った業との決別、 もしくはロシア祖国への悲痛の叫び(含み)、みたいなものを私なりに感じたからですな。 つかやはりそれがインパクト強いんで。 これでいいですか? 言い争いはやめましょうや。
747 :
720 :2007/11/28(水) 02:41:53 ID:pxzt6Id/
>>745 私が全て悪いんですよね?
わかりましたからもうこれで終わりにしまようよ。
>>720 は全て撤回します。
反省してます変なこと書いてごめんなさい。
748 :
名無シネマ@上映中 :2007/11/28(水) 02:48:55 ID:3sy3OCL5
>>744 どう読んでもお前こそが馬鹿だとしか思えないが。
まあ、相手してやるか。
タルの家族は妻と妻の連れ子の2人の娘とタルの実子の息子。
最後のクライマックスのゴルチャコフの幻想の直前で、息子がクローズアップ
される。
なぜか、それが自分の実子を投影しているからだよ。
そのひとつをとってもタルが直接的投影しているのはゴルチャコフしかありえ
ない。
>ノスタルジア(ノスタルギーア)はロシアでは郷愁以外にも心の病という意味も
あって
こういう珍説を平気で書き込むからお前は馬鹿だな。
>>747 あなたは非常に人柄が良さそうな人だから、あなたのレスを切欠にして
こういう風になってしまったことを心苦しく思う。
相手次第によって、もう少し続けるかもしれないが、エキセントリック
な言葉使いは慎むことにする。今日はもう寝るが。
750 :
720 :2007/11/28(水) 03:00:09 ID:pxzt6Id/
いえいえ 僕がもうちっと伝わるように書かなくてはいかんかったですね。 自殺した人にも作者の一部が反映されているのではないだろうか・・・とか。 ということでみなさん、この件はこのへんでお開きに・・・
>>748 珍節っつうかガキの頃、ロシアに少し住んでたってだけのはなしなんだけどね。
ありえないっていうけど、二人とも自分の分身だって本人が言ってんだからありえないことはないと思うがw
あとノスタルジアを正確に読み取るってどういういことか君の解釈をちゃんと聞きたいな。
エキセントリックな言葉遣いかw
なんだか、謙虚すぎる人と自説が全てだみたいな奴が ノスタルジア論を脱線して揉めてたんかw もっと人の意見を聞く耳を持ってくれないと 恐くて何も書き込めないな。 720氏も、叩かれたからって自説を引っ込める必要はないと思う。 >ノスタルジア(ノスタルギーア)はロシアでは郷愁以外にも心の病という意味も これは真偽の程は知らないが、なるほどと思った。 俺にとっての「1+1=1」は、登場人物以外に イタリア(現実)+ロシア(郷愁)=ラストの幻想(奇跡)。 だから何…と言われるかも知れんが、どう捉えようが構わないでしょ。
>>751 タルコフスキーが自身を直接的に投影しているのはゴルチャコフで、ゴルチャコフ
を通してドミニコだというのは、もう議論したくはない。
お前さんがドミニコにも直接的に投影していると思っているのなら、そう思えばよ
い。賛同はできないが、反駁もしない。
>ノスタルジアを正確に読み取るってどういういことか君の解釈をちゃんと聞きた
いな。
ノスタルジアは謎の多い一筋縄ではいかない映画だというのは、お前さんも前に述
べた通りだ。
こちらも当然すべてがわかっているわけではない。また、何から語っていいのか
窮するところもある。
で、提案だがこちらからいくつか質問する。
それらに対するお前さんの考えを聞かせてくれないか?
こちらが発したQUESTIONには後で責任もってANSWERする。
Q1(初級の初級) ドミニコの精神がゴルチャコフに反映しているということ表す象徴的なシーンがあ る。それはどれか? Q2(初級) 30分ぐらいの幻想シーンで、ゴルチャコフの妻が妊娠しているところがある。 なぜゆえに、ゴルチャコフは妻が妊娠していることを想像したのか? Q3(中級) ゴルチャコフとドミニコとは神の信仰という大きな共通点があるが、生身の人間な ので当然ながら違いもある。 家族を家に閉じ込めて日の目を見せなかった身勝手なドミニコに対し、それと対極 にある束縛しないがゴルチャコフは家族を暖かく見守っているという象徴的なシー ンがある。それはどれか? Q4(上級) 幻想シーンや回想シーンで、グリーンやセピアのモノカラー以外に フルカラーのシーンがある。(シェパードが宿の部屋の中に現れるシーンやドミニコ の息子が「パパ、これが世界の終わりなの?」というシーンなど。) そういうフルカラーを用いたのは何故なのか? なお、グリーン=幻想、セピア=回想といったことは答えなくてもよい。(実は、 そういったところも一筋縄でいかなのだが。)
明日は出張なので、ANSWER(こちらの考え)は明後日からする。
>>757 で誤解を与えかねないので、付け加えておく。
「自演の臭い」と言ったのは、むろん、720氏に対して言ったのではない。
720氏は誠実で、たとえ匿名掲示板でも自演はしないということに何の
疑いも持っていない。
また、何も叩かれたから、自説を加筆・訂正したのではなく、議論を続けても
堂々巡りになる虚しさを予感して、そうしたということも分かっている。
>>758 >>753 は自演じゃないよ。俺もそんなことをするほど暇ではない。
まぁ昨日はヒマだったけどさw
君の質問なんだけどもう少し待ってくれないかな。
実はノスタルジアは大好きな映画ではあるんだが、もう何年も観ていなくて、けっこう忘れてるんだ。
DVDはもちろん所有してるから時間が空いた時にじっくり鑑賞して答えさせてもらうよ。
君がこの議論の決着を早急に望んでるなら非常に申し訳なく思うんだけどさ。
僕はかなりの映画フリークではあるが覚えてないことはさすがに答えられない。
まぁ君が意外とちゃんと映画観てる人っぽくてよかったよ。
質問の内容も映画を理解しようとしてきっちり自分で考えてないと出てこないようなのばっかりだしね。
まぁそれだけお互いに深くこの作品、この監督を愛でてるなら争うことはなにもないわけだよ。
ただ、実りあるものになるかもしれないからこの議論?は続けよう。
来週の土日までにはおそらく鑑賞できると思うから、そのときに時間あったらこの板を覗いてくれ。
後、昨日の非礼は詫びるよ。
バカ呼ばわりして悪かった。
只、俺は匿名性ということを隠れ蓑にした自演はまずしないからそこは撤回してほしいね。
発言した奴にも失礼だしね
ノスタルジアのDVDを買おうかどうか迷っている。 画質がどうなのか気になって。 アマゾンの評価も、画質だけでマイナス入れてる人いるし。 持ってる人、参考までにどんな画質なのか感想なり意見聞かせて。 あと気になるのは、2003年にニュープリント版が上映されてるんだけど、 そのDVDは出てない件。
>>759 自演と決め付けたことは素直に謝る。
申し訳なかった。
>お互いに深くこの作品、この監督を愛でてる
これについては、こちらからも同じようなことを言おう思っていた。
少なくとも同じ作品を共有したということでは、タルをまったく見た
ことのないヤツらよりはずっと我々は近い関係にあることだし。
こちらも、いろいろと悪罵を投げかけたのは悪かった。
これについても、申し訳なかった。
>>760 パイオニアDVDの画質については正直薦められない。
しかし、NHKのBSを録画していないのなら、それでしか「ノスタルジア」
をみることができないことも事実。
>2003年にニュープリント版が上映されてるんだけど、
>そのDVDは出てない件。
ニュープリントというのは字幕を変えたというだけのこと。
実は、パイオニアDVDの字幕は、ニュープリント版と全く同じ。
かつてシネヴィヴァンで上映されたものともNHKのBSで放映された
ものとも違っている。
ひええ、やはり画質厳しいのか。 うーむ、悩ましいなあどうしよう。 BS見逃したんだよ。悔しい。 でもまたやるかな。
763 :
名無シネマ@上映中 :2007/11/29(木) 11:59:45 ID:BdO9RB0l
迷ってるんなら買った方がいい。 2シークエンス目の最初暗いシーンが多少気になる程度で 普通に鑑賞するには全くもって問題なし。 俺もパイオニアを買ったが、むしろ映像美に感動した。 ましてや「厳しい」なんてレベルじゃない。 あの画質に低い評価を出しているのはノスタルジア・マニアだけ。
それにしても「サクリファイス」のデジタルリマスター&スクィーズ仕様の 字幕版とっととどっか出してくれんかのぅ
>>763 >あの画質に低い評価を出しているのはノスタルジア・マニアだけ。
そりゃ、「ふつう」に見るんならあの程度で十分だろう
だが、あのディスクを買うのは「マニア」がほとんどだと思う
だから問題なのよ
もっともタルコのDVDで満足できるのは、クライテリオンくらい(リュブロフは画角の問題があるが)だからなあ
やはり買うことにしたよ。 以前12×12cmサイズのケースに入った「鏡」を購入して、 そのあまりの画像の酷さがトラウマになってたんで心配したんだが。 コントラスト弱いわりには影がつぶれて見難いのなんのって。 ところどころ意味不明なブロックノイズみたいのも出てたし。 そこまで酷くなければ許容範囲だ。
国内盤よりよくないものなんて無いですから
769 :
名無シネマ@上映中 :2007/12/01(土) 09:37:30 ID:ZhX92nml
異常なくらいプライドが高い奴が多くてマジ引くな、このスレ。 タルコフスキーなんて、そんなにお高くとまって観なきゃダメなのかw ようは「普通」に見るだけなら見ない方がマシってことだろ。 高尚な映画ファンだけが鑑賞できる高尚な芸術なんだから 世の平均レベルの画質の日本商品なんて不要だよ。 そんな奴が多いからソフト会社もリマスターに予算取れないわな。
俺はブルーレイが出るまで買わない。
タルコフスキーの映画は映像に語らせる部分が大きいから、仕方ない所はあるよ。
772 :
名無シネマ@上映中 :2007/12/01(土) 13:29:09 ID:ZhX92nml
それ、タルコフスキーに限らないからw それと劣化プリントを苦労して何とか修復した「ストーカー」を 高画質だと言い切る時点で「ノスタルジア」の画質を語る資質はないよw
樽子
>>772 やっぱり真剣に観ようとする度合いが高いって事じゃない?
775 :
名無シネマ@上映中 :2007/12/01(土) 14:24:47 ID:ZhX92nml
>>774 そうであればRCCの威信に賭けた修復作業をした「ストーカー」
の画質にも大いに不満というか、オリジナルネガの紛失を残念がるはず。
ごめん、タルコフスキーファン一般について語ったつもりで、 ここのスレで語られた事の揚げ足を取るつもりは全然なかった。
778 :
名無シネマ@上映中 :2007/12/01(土) 15:46:05 ID:ZhX92nml
矛盾点を指摘しただけで、揚げ足取りではないよ。
>>769 >高尚な映画ファンだけが鑑賞できる高尚な芸術なんだから
タルコフスキー自身はあくまで普通の映画を撮ってるつもりだったんだがな。
日記読むと評判や批評はもちろん興行成績とか儲けとか異常に気にしてて笑える。
タルコフフスキーみたいな奴は観客の事なんていっさい考えずに自分の撮りたい物を撮ってたんだと思ってたんだがね。
実際は娯楽映画のつもりで撮ってたんだよな。
まあ考えたらソラリスでもレムの原作は普通のSF小説で純文学じゃないもんな。
ストーカーにしてもテンポののろさと説明しないから難解に思えるだけであらすじだけよめば世にも奇妙な物語でやってもおかしくないw
780 :
769 :2007/12/01(土) 16:07:37 ID:ZhX92nml
今、自分の書込みを読み返してゾッとした。 「高尚な映画ファンだけが・・・」から2行は あくまでも「プライドが高い奴」のセリフな(^_^;) 念のため。
つまりお前はぶつくさ文句垂れてるが結局ネガ言いたいだけちゃうんかと。
>>769 まあ確かにもうちょっと普通に観たい人間も多いと思うけどね。
「父、帰る」ってロシア映画をこのあいだ録画で観たんだけど、物語も スタイルもとても現代的でとくに似ているわけじゃないんだけど、なんか タルコフスキー映画の影響を感じちゃって無性に観たくなってしまって このスレ覗いてしまった。 劇場で観たのはストーカーとノスタルジアだけなんだけど、 無条件に凄い映画だと子供ながらに感覚的には感じとったし、大好きな監督 なんだけど、これっぽっちも理解できなかった後悔があるんだよね。 そっか話題にあがってるノスタルジアをもう一度観ようかな。 今なら当時よりは監督の気持ちを少しは理解できそうで。 いいよねロシア映画の独特の匂いやその真摯に映画と向き合って作ってる姿勢って。 映画とは何かのヒントをくれるよう。 タルコフスキーよりずっとわかりやすいし、若い監督だけど、「父、帰る」は いい映画だった。ここの住人的にはどんな評価?
未見。 そんなに良いのなら観てみるよ。
>>784 あ、なんかしめし合わせたみたいだけど、今検索したら
明日BSジャパンのシネマクラッシュでPM8:55から放送があるみたい。
マジで偶然でビックリ。
できれば検索したりせず、極力事前情報なしに観た方が良いかも。
みんな平気でネタばれしてるし、公式サイトもミスリードな印象でこれ読んで
見に行った人はちょっとあまりに印象が違くて憤慨したんでは。
スレ違いでゴメンなさい。でもタルコフスキーの話に発展する要素のある
映画だと思うから。
録画予約しますた。
>>ID:pgSxOlZC ナカーマ(・∀・)人(・∀・) 「父、帰る」はすごく良いよね。 DVDで借りて観たんだが、あの衝撃には言葉を失ったよ… その後当時チェックしておきながら劇場で観なかったことを後悔orz 個人的にはあれこそ「"映画芸術"たる映画」だと思ってる。 周りに観た&褒めてる人がいなかったので嬉しいです。
>>787 >その後当時チェックしておきながら劇場で観なかったことを後悔orz
オマエはオレです。
>>787 俺もこのスレに書いてよかった。きっとここの人たちならと思って。
>個人的にはあれこそ「"映画芸術"たる映画」だと思ってる。
まさにそんなことを思いながら観ちゃったかも。
黒澤監督に「僕は今だ映画というものがよくわらないんです」
と言わしめてしまうほどの"映画"ってものはいったい何だろう
なんて考えてしまうことが最近多くて、振り返ればタルコフスキー
の映画にそのヒントが沢山つまってたんだなぁとこの映画観ながら
思ってしまったんだ。
すっごく映画ってものが何なのかに気付かせてくれた映画というか。
なんて今晩放送されんだよね。またおそるおそる覗きにきます。
黒澤はホントにわかってない気が。
ハイハイ
792 :
名称未設定S :2007/12/14(金) 14:36:09 ID:v+pKztHe
井上くんヒッチハイカーズガイドみてくれるかなあ き(これでいい)
以前ここ見た時は荒れてたが、今じゃすっかり寂しくなったな。 何だったんだ?
ストーカーのジャケット酷いな
大島渚に謝れ
ストーカーみて感動して、2chならスレッドがあるかと思ってみてみたらやっぱりあった。 既出の話題かもしれんが、サクリファイスを都心でdvdでレンタルできる所って知らないかい? 渋谷のTSUTAYAでさえVHSしかおいていないようなのだ。 購入するしかないのか・・・
売れないモノはどんどん消えて逝く 残念だ
例え売れたとしても理解できる人は少数だし、その理解する事すら実は不可能なのかも。
映像美や詩的表現にお金を出そうと思う人じゃないとねえ。
でも、なんだかんだ言って繰り返し見たくなるのは、こういう人の映画だったりするんだけどね。
タル映画は眠くなるけど、映画が放映されながら夢観心地なんだから素晴らしい。 なんか表現が難しいな、ごめん^^;
ノスタルジアの登場人物達の苦悩なんか、観ている人間の胸に突き刺さるもの。 あの映像表現だからこそだと思う。
そうだよね。自分はうろ覚えだけど。 主人公(?)の男に抱かれない女。気狂い扱いされる老人。そしてロウソクの火を運ぶ男。 今夜録画しておいたノスタルジアをまた観ようと思う。
なんかもう、タル様のは「寝るための映画」つかw 独特の浮遊感が心地よく、哲学的な台詞と展開が眠気を助ける、という… 釘付けでストーリーや解釈を追求する、というより きれいな映像を心地よくボヤ〜と観るつうのが正しい見方だと思う
なんか眠くなる眠くなると、よく言われるんだけど 一度も眠くなってことないな。 結構緊張して観てるよ。
うむ 俺もタルコフスキーの映画では寝たことないな 寝たのはベルリン天使の歌、、汚れた血、、、
オレは「旅芸人の記録」で爆睡
旅芸人の記録は歴史的事実を芸人一座の視点から描いた現代の叙事詩だよ。 分けて観たけどw
で?
ど?
アンドレイ、フランソワ、ヤスジロー、
アンドレイ・ザ・ジャイアント
あんどりゅー
あ、ゴメン
うんいいよイヴだもん
え?
819 :
名無シネマ@上映中 :2007/12/25(火) 08:13:20 ID:B/L+KJ+Z
↑激ムカついたのは俺だけか?
俺はDVD買うまで観ないもん…誘惑に負けてニコニコで観るだろうな。 まあ消されるのも時間の問題か。
「ズルしても真面目にも生きて行ける気がするよ」 できるだけフェアにならんとな
823 :
名無シネマ@上映中 :2007/12/27(木) 21:28:44 ID:1+tD1yoN
俺が寝たのは ベルリン天使の詩、さすらい、あたりのベンダース作品 タルコフスキーは寝ないにゃ
824 :
名無シネマ@上映中 :2007/12/27(木) 23:52:48 ID:S3B7ZtOv
マノエル・デ・オリヴェイラの「神曲」が唯一寝そうになった映画。 タルコフスキーではそんなことないな。
825 :
名無シネマ@上映中 :2007/12/28(金) 11:28:20 ID:a4fMak1C
寝ない、眠たくならないってのを自慢するキモヲタ。 タルのスレ住人は本当にキモい!
ニコニコ動画でタルタルは無理wwwwwwwww
なんで今ごろキレてんの?
映画オタで典型的ないわゆるキモオタ(メガネリュックデブorガリ)ってあんまりいない気がする。 オタク特有の気持ち悪い精神性は持ち合わせてるけどw 俺が知ってるのは見た目ヒッピーぽい人ばっかだな
突然どうしたの
830 :
名無シネマ@上映中 :2007/12/30(日) 23:41:20 ID:Je+FZVRr
「鏡」のDVDって画像的にどうなんですか?
831 :
名無シネマ@上映中 :2007/12/30(日) 23:50:13 ID:amno7w4B
レンタルショップで「ストーカー」というのが、ロビン・ウィリアムスのしかないんで いつもガッカリしています。 まだVHSが主流だった頃のレンタルでは、タルちゃんの「ストーカー」が 恐怖映画に分類されていたこともありました。
>>825 タルコフスキーの映画が好きな人が集まるスレなんだから寝ないのは当たり前だろうが
>>830 イギリス盤持ってるけど、なかなかいいよ
アマゾンUKではArtificial Eyeリリースのミラー(鏡)が60%オフ。 ソラリスやストーカーは日本語字幕付き。ジャケも国内盤より良いね。
835 :
名無シネマ@上映中 :2007/12/31(月) 16:08:32 ID:0HUj96Vz
パソコンゲームにストーカーってあるんだな ゾーンに潜入する武器商人のFPS。
設定やらなにやら別ものだけどな。 最初の頃は、原作のストルガツキーも関わってはいたそうだが。 一応ゾーンやら希望を与える部屋やらは出てくるけど、来訪者の置き土産ではなく人災ということになっている。 アーティファクトも事故で発生したものということらしいw ゲームとしては実に良く出来てるよ。 荒廃した村や町の美術が素晴らしい。
タルコフスキーに関する本を読んでみようと思い、検索したら以下の本が見つかりました。 「聖タルコフスキー」若菜薫 「タルコフスキー」ミシェル・エスティーヴ 「映画n−1」松浦寿輝 「映画1+1」松浦寿輝 「タルコフスキー映画―永遠への郷愁」馬場広信 「タルコフスキー―若き日、亡命、そして死」馬場朝子 何かお薦めはありますか?
>>840 >「映画n−1」松浦寿輝
>「映画1+1」松浦寿輝
中二病だなあ
>>840 「聖タルコフスキー」は、とりあえず候補から外しておいてかまわないと思う。
あけましておめでとうございます。
>>833-835 Artificial Eye の製品は、以下の記事で見ると日本語字幕付きらしい。
ttp://www.dvdbeaver.com/film/DVDCompare/mirror3.htm 「the 'new' MK2 is an exact copy of the Artificial Eye
(which barring a few subtle differences is an exact copy of the RusCiCo.」
とあるので、もとのRusCiCoのDVDに日本語字幕がついているようだ。
あと、「4% PAL Speedup」とあるのが気になるなぁ・・・
これって、例の「PAL早回し」のことでしょう?
もしそうなら、多少値がはってもやはり国内盤を買うべきじゃないかな。
>>844 おまえは4%アップと引き換えに画質が悪くてもいいのか
PALディスク対応4%スロープレーヤーなんて出来ないのかね
>>840 「タルコフスキー、好き!(イメージフォーラムNo80)」が入ってないよ?
タイトルはアレだが、タル自身による映像理論や、黒澤のコメントが入っていて興味深い内容ではないかな。
>>840 本人による
「映像のポエジア」と
「タルコフスキー日記」1、2
2巻は病床で書いたのが多くて読んでいて辛くなってくるが
>>838 おお thx!
原発の事故が原因でゾーンが出来た・・みたいな設定のFPSみたいね
さすがにナット投げたり犬と寝たりするミッションは無いんだなw
>>845 「画質が悪い」ってのは、何と比較してそう言ってるのよ?
>>847 その本は覚えているけど内容は忘れてしまった。たぶん買ったと思う。
だけどなぜか売ってしまった。映画はビデオやDVDを見ればいいものと思って。
80年代後半ごろかな?一応ブームにはなったと思うんだけど。(〜90年代?)
平積みになってサラダ記念日なんかと並んで置いてあったのを思い出す。
未だに「僕の村は戦場だった」が好きでそれより好きな作品は
難しくて出てこない。
以前「ストーカー」「鏡」「サクリファイス」などをレンタルで見た記憶は
あるけれど、その時はボーっと見ていた。
改めて見てみたいけどなかなかツタヤでも見つからない。
上の方で難しい話をしているから気になるが敷居も高そう。
>>845 「画質が悪い」ってのは、何と比較してそう言ってるのよ?
854 :
840 :2008/01/02(水) 23:01:47 ID:3GyQ1sty
紹介してくださった人 ありがとう。 とりあえず、学校の図書館にある 「映画n−1」松浦寿輝 「映画1+1」松浦寿輝 を読んでみようと思います。
いい学校だねえ
装丁カッコよすぎ
ファン暦20年だが今だにノスタルジアを観る機会に恵まれない。 ノスタルジアのサイトを眺めてはいつか見れる日を夢みている。
>>857 何それすごすぎ
どっかで借りればいいじゃん
衛星第二でもしょっちゅう放送してるよ
>857 お前は俺か! >857 どうしても最初はスクリーンで観たいので。
こないだ早稲田松竹でやってたな
861 :
名無シネマ@上映中 :2008/01/04(金) 03:30:56 ID:2qLOeYjW
>>858 そういう事もあるよ
ヲレは幼少時、家族で映画を見ようと言う機会に
「最後の猿の惑星」を頑として推し、いざ席に着いたとたん睡魔に襲われ観れず
以来幾度のテレビ放映の機会にもどういう訳かチャンスを逃し
ついこの間などは録画の設定ミスで未だ観れずじまい…とことん相性が悪い
レンタルすればいいんだろうが、それも一番確実お手軽な気がして何か悔しい
選択肢の順位も低くなっちゃってるし
862 :
アートシネマン :2008/01/04(金) 04:24:40 ID:3F1OK3St
ツタヤだとノスタルジアなんかリクエストすれば、どこかのある店から取り寄せて くれるはずよ。がんばってね。20年なんだもん。
864 :
名無シネマ@上映中 :2008/01/05(土) 02:04:58 ID:2+4zsPRh
僕の村は戦場だったのDVDは前の方が画質がいいような気がする。 新しいトールケースのはインタビューが入ってて興味深く見たが、 なんか知らんが画質はヌメっとしている。
865 :
アートシネマン :2008/01/05(土) 05:27:41 ID:v9E4zTgH
タルコフスキーの世界も上げておきます。 機会があれば読んでください。
ストーカーのDVDのパッケージ裏の解説酷くね? 「ストーカーとは人にしつこくまとわりつき誘い込む者のことである」 ってwww 知らない人が読んだら誤解するだろうがw 一応評論家らしき人が書いたみたいだけど・・・
「ストーカー」の語義の解説としては、あながち間違いじゃないんだけどなw
なんか、こう、装丁もカッコよくて画質もひっくりかえるくらい美麗な BD BOXセットとか出ないもんかね
サクリファイスとノスタルジアの国内版ジャケットは洗練されていて良いな。 ポスターにして飾っておきたいくらいだ。
ノスタルジアだけまだだけど、ルブリョフ、ソラ、鏡、ストカ、サクリと見た。 で思ったんだけど、けっこうタラコってテーマは直球つーか、 あんまりヒネくれた印象はないね。内容的にはすごく素直。
黒澤が好きな人ですから(皮肉に非ず)
>>796 遅レスだけど、サクリファイスのDVD
御茶ノ水のジャニスでレンタルあったよ。
ここはパラジャーノフのDVDも4〜5作品
あったし普通のレンタル店にないような
DVD多くて行ってみる価値あるよ。
>>872 >ここはパラジャーノフのDVDも4〜5作品
5作品の名前をあげてくれ。
「ゾーンは絶望した者しか通さないようです」。
作家は神を信じているだろうか、信じていないだろうか。何でも 良く理解している。慢性的な鬱状態だ。
俺に神を信じているかを聞いても、昔、俺を勧誘しようとした エホバの証人の真面目そうなオジサンみたいな目にしか会わない。 終わらない問答。俺は銭湯に出掛けなきゃならなくて、そこで 一緒に歩いてそこで別れた。
一人暮らしもまだ何年かでドアを開ける前に要件を聞いて「間に 合ってますから」で済ませることも覚えてない頃だったがな。
何を言ってるんですか?
ストーカーも作家もタルコフスキーの分身なら科学者もそうだな。 三位一体だ。
貴様らの魂胆が実に良く見えるな(ゲラゲラ
883 :
名無シネマ@上映中 :2008/01/14(月) 02:23:46 ID:tZLN0Zsr
明日ここ見ても分からんよな。何時ものゲームだが。
『ルブリョフ』はまだ一回しか見てないな。
ラベルのボレロ
十代の頃に見た映画には作家の激白くらいしか印象に残らなかった。 SF的テイストのリアリズムと。
「この前タルコフスキーの映画見て・・・」 「ああ、キル・ビルの人の」
あの三人はそれぞれ信仰と理性と感情を代表している。西洋の ギリシャ哲学に由来する精神についての伝統的理解では知情意。
タランティーノか 「シモーヌ」でパチーノ演じる映画監督の名も タラ+タルで"タランスキー"だったな。 それぞれ対極に位置するからなんだろうか。
ギリシャ哲学ったってアリストテレスの理神論から来るスコラ主義の ことだがな。ソクラテスやプラトンからは知情意なんて区分は 生じない。
『ルブリョフ』は最後の「最後の審判」のイコン以外は意図的に モノクロなのか。1967年のソ連でこれを撮るのは無理があるよな。
最後のカラーで四頭の馬のカットが入るのも黙示録。
>>890 奴は華氏911の付録DVDの、カンヌでは気まずそうだった。
バブル時代はタルコフスキー・ブームだったな。地方の民放の 深夜放送で見れた。上京してイコンの展覧会に出掛けた。 オディギトリアの聖母が目玉だったが、修復者のデッサン力が 原作者に劣ってたのが残念だった。
>>890 名前はそうかもしれないが(ヴィクトールって誰よ)、キャラはぜんぜん関係がなく、Raymond Kurzweil だったな
>>872 通りすがりの者だが、参考になった。
だけど「鏡」と「サクリファイス」だけみたいだね。
DVD自体が少なくて、でも見たことないような洋楽のDVDやCDもあったので
助かった。
899 :
名無シネマ@上映中 :2008/01/23(水) 09:40:32 ID:B5fgXp+6
「惑星ソラリス」観たけどなかなか感動した。 昨日図書館で「僕の村は戦場だった」見つけたけど面白いですか?
900 :
名無シネマ@上映中 :2008/01/23(水) 10:34:47 ID:SczsoNvS
面白いと思う奴には面白いし 面白いと思わない奴には面白くない。 俺達はおまえがどちらか知らないから 答えようがない。
>>899 面白いよ、スピルバーグの太陽の帝国が結構この映画に影響されてる。
あれが好きなら気に入ると思うよ。子供の演技が神。禁じられた遊びに近いテイストかも。
ニコニコにタルあるよー
>>903 ニコニコのは誰も見ないからレスしなくていいよ
ニコタル
906 :
名無シネマ@上映中 :2008/01/25(金) 09:38:14 ID:Fbuzs04n
899です 『僕の村』観ました。凄かったです。 子役の少年の演技に鬼気迫るものがありました。 ラストは予想できたとは言え、やっぱりショックでした。
ソラリスの初見は男子寮で皆、酔っ払って寝静まってる時に初めて 見て、ガツンとやられた。
あの生活でトモダチの作り方忘れちまったな。
>>906 「ソラリス」「僕の村」と観て気に入ったなら
次は「鏡」か「ストーカー」をお勧めします。
イワンが身体を洗ってるシーンを見ながらオナニーしたことあるよ。
ひょっとして生き別れのお姉さん? ボクは幸せにやってます。
あの展覧会で一番気に入ったのは『全能者キリスト』と題された 黒っぽい男の肖像画だったな。
世田谷のどっかの知らない美術館に汗流しながら出掛けてな。
満員状態で、展覧画集の最後の一冊を買ったのは俺で、次の 女の人がガッカリして、譲ってやらなかったのが忘れなれない俺。
ああ、セーシュンの記憶。
916 :
名無シネマ@上映中 :2008/01/28(月) 03:27:27 ID:2vM09u6t
オレ、道歩くときは、ボルトに白い布結んで投げて安全を確かめてから歩くようにしています。
>>911 その経緯は飴の製法と関係があるが、わけは教えられません
プスコフの聖画。ナチから取り戻した。
919 :
名無シネマ@上映中 :2008/01/28(月) 09:35:06 ID:yhOYLkuy
タルとかキューブリックって映画に関しては天才だけど なんとなく中二病みたいだよね
ああ、分かる分かる。俺が嫌いで仕方ないんだろ。 貴様みたいな人種は虫酸が走る。
タルコフスキーってもしやゲイ? 中傷でも何でもないんだが、なんとなくそう感じた・・
あ〜・・でも息子がいるから違うか。
ゲイでも結婚して子供もいる人は結構多いらしいよ
こんなに早くレスが来るとは思わなかった。 やっぱり愛されてる監督だな。 なのに「映像のポエジア」は復刊されない。 復刊ドットコムでは2000年ころから確か復刊してくれというページがあったはずなんだが。 いい本だけど、売れなきゃ復刊もされない、か。
まともなDVDが出ねえかなあ タルコフスキー映画が良好な状態で残んなかったらマジ人類の損失
タルコフスキーBOXが出たら買うのにな。
権利の問題があるならロシア篇と亡命篇に別れてもいい まともな画質とパッケージデザインのDVDが欲しい
ゲイのためなら女房も泣かす
タルの作品が難解だからと感性で捕らえろなどと探求を停止してしまうのは早計だ。 彼はタントリズムや信仰の奥義を学んで具体的に表現しようと試みてる。 真理というものは客観性で表現できない、むしろ主観を純化したところにあるものだから。 私の言葉も意味不明ならもう少し信仰を分析してみることを薦める。 *因みに芸術におけるオリジナリティーなどというものは錯覚である。 結局芸術とは曼荼羅のように多様な宇宙の構成要素の一部を切り取ったもの。 全て論理的に説明できる要素だ。 宇宙の全ての要素は遥か原初から「ここ」にある。
言いたいことは大体分かる。 要は自分を信じろって事ですね。
あとは、信仰についての考察のあり方ですか。
932 :
929 :2008/02/03(日) 21:27:37 ID:aL/BEuOK
あ〜ちと偉そうに語ってしまってごめんw ただ、タルコフスキーが雰囲気主体で作ってるように勘違いしてるような人多いので 少し昂ぶってしまった。 私も真理をあれこれ探究してる身なのでたいそうなこと言ってはいけないな。 でも信仰における各段階と覚醒と実現のプロセスが純粋な宗教各派にあることは学んでる。 それは彼の作品に簡素に表現されてるんだ。 彼は西洋・東洋、特に密教的なもの学んでると思う。 それも見えない人は混乱して低地に着地させてるようなのでね。 でも彼の作品の感性は素晴らしいものはある。 それに感化されて瞑想の奥地に興味を持って欲しいとは思うんだ。 瞑想はとてつもなく凄い可能性だからね。
まあ、確かに宗教の教義を、人間の知による、自己を啓発させるメカニズムとして捉えることは興味深いですけどね。 まあでも宗教心というのは、人それぞれでいいんじゃないかとも思います。 そこへ導く手段の一つが瞑想なのかも知れないですけど。
> 信仰における各段階と覚醒と実現のプロセス 確かにタルの映画に於いてはそうですね。 あまり、強引なのは良くないかと思ってw
タルの映画がしめすそれは、あくまで自己の内面からの原初的な行動として描かれるんであって まあ、真理を追究するのに宗教の教義を借りなきゃ絶対いけないってことも無いでしょう。 そこら辺のおっちゃんだって、普通に真理的なものを何気に掴んでいるかもしれない。 そう言いたかったんですよ。
別にあなたのやっている事を否定するつもりも全く無いんで。 連投ゴメン
>それに感化されて瞑想の奥地に興味を持って欲しいとは思うんだ。 このへんちょっと宗教勧誘くさいなw 信仰(なにを信じるか)は個人の自由、映画に何を見出すかも個人の自由、 感じ方や宗教観念を他者が斡旋した時点でそれは当人にとって信仰ではなくなると思う
修行するぞ修行するぞ修行するぞ修行するぞ(古
滝に撃たれてね
タルコフスキーには宗教を否定するところまで行って欲しかったな。 日本にも傾倒していたようだし、せめて八百万の神の域には到達しても よかったのにな。まだ若いもんな。50いくつだっけ?亡くなったの。 キリスト教に寄り道したのが遠回りだったね。 混乱の中、結論出せずまま往生してしまった印象。 遺作は迷いまくってるね。
痛いなぁ・・・
>>937 俺もまったく同じことを思った。
荒れると思って黙っていたのだが。
でも、まあタルコフスキーの映画を視聴できる者なら、
安っぽい宗教に引っかかるということはないだろう。
それにしてもタルコフスキーを、宗教の観点で括ってしまうこと自体なんだかなあ・・・ですな 宗教観念的側面もあるが、私は家族や祖国に対する想いというものが最も重要なファクタではないと受け止めて いつも観ているのだが でも宗教観で見るのがダメと言うつもりはないよ ストーカーは信じることについての、他者からの干渉に対する悲痛の叫びととらえている
それもなんだかなぁ・・・ 「ローラーとバイオリン」なんかそれだと理解できないじゃないの
947 :
1 :2008/02/05(火) 23:13:37 ID:m3CVb+fq
自分が立てたスレが2年かけて1000行こうとしていて嬉しいですな ストーカーごっこしてぇw
ロシア行ってくればいいじゃん
>>948 チェルノブイリのリアルゾーンは怖すぎるよ!w
ストーカーの撮影スッタフはリアル汚染した水に浸かったおかげで ほとんどガンなんかで死んでしまったそうだね。 タルコフスキーもそうだったんだろうか。リアルなわけだよなストーカー。
タルの死因はは中二病
ソラリスおもしれー の後 ストーカー・・・ だった私は他のタル作品楽しめるでしょうか?
私見だと、タルコフスキーの映像表現に対しての理解と、そこからの感動を得るには 映画から受けた心象的イメージを膨らませたり、解釈する作業を喜べるかどうか、かな。 魅力を感じる要素は、映像、郷愁、苦悩、信仰・・
まずストーカーの何がダメだったのか書いてくれないとな コメントしようがない
『サクリファイス』は作品としては余り期待しない方が良い。 あれは遺言状みたいなもんだろうか。
バカのくせに語るなデブ
ストーカー、二回目観て欲しい すげー面白いから
タルコフスキーの映画はスクリーンでみなきゃ テレビ画面で見てもその魅力が半減してしまう
>>956 だまれ真性包茎の分際で(嘲笑
俺は地方だから劇場で見たことはないぞ。
地方だけどスクリーンで見たよ〜。ノスタルジア、サクリファイス、惑星ソラリス。 今はなきスカラ座とか懐かしいな。シネコンでああいう特集ってあるのかな。
何故に神聖包茎だと分かったのか
962 :
名無シネマ@上映中 :2008/02/11(月) 14:00:11 ID:E9dYlP/y
有料放送とか含めて、 テレビで放映されていたことはあるでしょうか? wowowとか。。。
NHKは定期的にやってるそうだ まだ見たことはないが 昨年もノスタルジア放映したそうだが見逃した
ノスタルジーはBSで年に2、3回放送してたような
もともとNHKが制作に噛んでるから
>>961 君が輝いていたからさ。
遠慮しないで次スレ行け、次スレ。
967 :
名無シネマ@上映中 :2008/02/15(金) 05:42:28 ID:NtYJP5YG
ポイズンピンクゴー! ヘ(゚ω゚)ノ ( ┐ノ \ :。;:  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ . ’ ’、 ′ 、′・. ’ ; ’、 ’、′‘ .・” ’、′・ ’、.・”; ’、′ ’、(;;ノ;; (′‘・. ” ’、′・ ( (´;^`⌒) ” ; ’、′・ 、 ’、 ’・ 、´⌒,;y'⌒((´;;;;;ノ、" ヽ (⌒ ;;;:;´'从 ;'( ´;:;;) ; :) )、 ヽ ( ´;`ヾ,;⌒)´ 从⌒ ;) `⌒ )⌒:`.・ ′‘: ;゜+°、::.:: 、⌒) ;;:::)::ノ `:::、 ...;:;_) ´...::ノ ソ ______,''___,;;"_;;__,,___________
968 :
名無シネマ@上映中 :2008/02/16(土) 15:36:13 ID:JeySVwel
アンドレイ たらこフスキー
たるこ〜 たるこ〜 あんどれ〜たるこ〜
970 :
名無シネマ@上映中 :2008/02/17(日) 13:47:50 ID:MbrOIjje
ニコニコにタルあるよー
971 :
名無シネマ@上映中 :2008/02/17(日) 13:49:52 ID:wllYu3cK
いわゆる「ニコタル」ですな。
タルタル
タルコ タルコ たっぷり タルコ
975 :
名無シネマ@上映中 :2008/02/22(金) 11:14:33 ID:M5BALDXZ
アンドレイ タルタルソース
アンドレイ ヤスジロー フランソワ
に捧げる
堕天使の詩
あ
980 :
名無シネマ@上映中 :2008/02/23(土) 12:36:52 ID:/9+/ACG9
アンタ ワタシノコトスキー?
・
オンドレェ、タバコ吸い過ぎィ
掘った芋いじるな
アーッ
ンーッ
コッーー!
椿はぁああああ あんこぉおおお 椿ぃいはああああ
おまいら真面目に語る気は毛頭ないんですね。
989 :
名無シネマ@上映中 :2008/02/27(水) 15:57:30 ID:Z/qlfJGh
アンチョビ タラコスパゲティー
ドスケヴィッチ・オナゴスキー
991 :
名無シネマ@上映中 :2008/02/27(水) 20:36:26 ID:Z/qlfJGh
ニ
992 :
名無シネマ@上映中 :2008/02/28(木) 00:33:56 ID:5BjFml88
コ
もうスレ終っちゃうから、語ってもしょうがないんだよフスキー