◆一緒に冒険しよう!ライトファンタジーTRPGスレ!
1 :
ギルド:
さぁ始めよう!
ポイントゲッター行為は、荒らしです
ここは冒険者ギルドか?
護衛を何人か頼みたいんだが、手配してくれ。
法術師でも剣士でも構わんが、それなりに戦える奴を頼む。
ならば、科学兵器を使う兵士いらないか
6 :
名無しになりきれ:2008/07/10(木) 22:56:52 0
ライトスポーツ感覚でやろうぜ!
8 :
名無しになりきれ:2008/07/11(金) 13:00:50 0
10 :
名無しになりきれ:2008/07/12(土) 14:57:22 0
某国の地下深く、そこは不死帝国の本拠地。
晴らされぬ怨念を宿した人魂が彷徨い、禍々しい城の城壁内部では、
スケルトンウォリアーやグールといった歩兵が見回り、
塔をアルケニー(ここでははアンデッドとして扱う)が巣を張る。
上空ではスカルワイバーンが空を飛び交う。
城内ではワイト達が玉座の間を守る。その玉座に鎮座する者こそがアンデッドの王「死霊皇帝」。
死霊皇帝「我が軍団も大分膨れ上がった・・・だが我がいつまでもこの永遠の闇にいる間は喜べぬ・・・。
世界を闇に包み込まなくては・・・・」
ふと死霊皇帝はいつぞやのデーモン達(
>>734辺り)を思い出した。
死霊皇帝「ククク・・・奴らは利用できそうだな・・・三将を呼べ」
純なる夢は光になり、哀しき願いは闇となる――
遥か昔……まだ空と海が分かたれていなかった頃、光と闇の熾烈なる戦いがあった。
壮絶な攻防の末、光の眷属は、闇の眷属を世界の最も深き場所へと幽閉した。
こうして、世界は光が支配する事になった。
遥か昔、消し去れなかった闇が眠り続けることを切に願いながら――
――Light Fantasy TRPG――近日始動!
12 :
名無しになりきれ:2008/07/13(日) 14:14:24 O
「こいつぁ…」
白い髭をたくわえた小汚いなりの老人が星を読み、顔を歪めて目を見開く。
「何です?」
傍らの少年が不安そうに尋ねた。
「…とてつもない凶事が世界を覆うぞ。5年前の冷害や20年前の疫病なんざ比べ物にならん。」
「それは、いつ?」
「近いな、一週間内か一月内か、遅くとも一年内だろう。
…が、未来が揺らいでいる、もしかしたらこの災厄は防げるかも知れん。
こうしちゃ居られん、旅の支度だ、急げ。」
13 :
名無しになりきれ:2008/07/13(日) 23:58:12 0
さて、キャラクターシートはどこだ?w
「この度お前を呼び出したのは他でもない、大いなる災いが近づいておる……?」
目の前には世界の終わりかと思うほど物凄い形相の族長の顔。
机の上には可愛いデザインのタロットカードが展開されている。
族長は最近タロットカードにはまっているのだ。
「これを見よ! “塔”のカードが暗示するは……」
「ほいやっさー!」
族長の話を最後まで聞かずに、勢いよく机を蹴り上げる。
「のわーーー!!」
「今のは気のせいですよ〜もう一回やってみましょう!」
「バッカモーン! 気のせいのわけがあるか!?」
ちなみに族長の外見はどこからどう見ても幼女。それも文句なしの美幼女だ。
だが外見にだまされてはいけない。この人がいつからいるのかボクも知らない。
ボクらは、人間にはフェアリーと呼ばれている妖精族。
この世界、ガイアの創世記に光の眷属として
闇を封印した最も古き種族のうちの一つとされている。
星と魂を共有し、輪廻の大樹を通して転生する星の守護者……。
と、いうのは建前で、実際にはいつもウノや人生ゲームなどしつつ
のんべんだらりと過ごしている。なにしろ会社も学校もないので暇なのだ。
あまりに暇すぎて、事あるごとに大騒ぎする。例えば今日のように。
「いつもなら制裁を下すところだが今日は折り入って頼みたいことがある。
何度も言うように大いなる災いが近づいておる……!」
「まさか根拠はタロットカードじゃないよね!?」
ボクの必死の抵抗はあっさりスルーされ、話は進む。
「そこでだ、人間界に出向き世界の危機を救う勇者を探し出せ?」
いつか来るとは思っていたがついに順番が回ってきてしまった。
そんな大変そうな任務は嫌なのだ。タリラリラーとした人生を送りたいのだ。
「20年前も5年前もそうやって世界の終わりのごとく大騒ぎして
取り越し苦労だったじゃないですか。それに勇者なんているはずないし……」
「問・答・無・用!! 我らの青き星よ、この怠け者に天誅を……」
族長が右手をかかげると、風が舞いあがる。それは荒れ狂う風刃の前触れ。
これが、ボクらの種族の持つ、星と同調して自然の力を操る能力。
同調度は受肉後経過した年数に比例する。
つまり、まだ若くてピチピチなボクには勝ち目はない!
「うわわわ! マジやめて……ください!……行けばいいんだろ!! この年増!!」
もはやボクに出来る事は、陳腐な捨て台詞を残して去る事しかない。
「待て! これを持っていくのじゃ……!」
族長が無理矢理渡してくれた物は、ニコちゃんマークが着いた変なステッキと
……「勇者探してます」と書いた看板だった。
「いらねぇえええええええええ!!」
名前: フェアリー=テイル
職業: 一応勇者探索係
種族: フェアリー
性別:無し。強いて言うなら種族全員幼女
年齢:一億二千万歳。受肉後は半世紀ぐらい
身長/体重:小さい/軽い
容姿特徴:少年にも少女にも見える幼い子供。背中に妖精の羽。
性格特徴: 自由で気まぐれで生意気でオバカ
技能/魔法:
・星凛魔法
・ 自由に姿を消す事が出来る。羽だけ消す事も出来る。
ただし子供や心の綺麗な人やバカには見えてしまうことがある。
装備: 姿を消した時は一緒に消える素材の服・変なニコちゃんステッキ(魔力増幅用)
所持品:
・「勇者探しています」と書いた看板(結局持たされた)
・トランプや人生ゲーム(暇つぶし用)
・特製落書きペン(暫くたったら消えるので顔に落書きしても大丈夫)
キャラ解説:
この度勇者探索係として選ばれてしまったフェアリー。
主人公たちを壮大な冒険へ誘うお決まりのアレ。ただし本人にその気はない。
フェアリー
世界の創世記から存在する光の眷属で、ガイアと魂を共有する星の守護者とされる。
結界によって人間界から隔絶された森に住み
その中心にある輪廻の大樹から実体を授かる。
ガイアと同調して様々な自然現象を引き起こす星凛魔法(エレメンタル・スペル)
の使い手で、受肉後の年数が長いほど威力が増す。
あっちゃー! いきなり間違えた。
一行目の最後 ×→? ○→!
「そこでだ、人間界に出向き世界の危機を救う勇者を探し出せ?」?→!
こうしてボクは、人間界へやってきた。
せっかく来たんだから観光名所とか回って楽しむしかない!
そこで町の人に聞いてみる事にした。
「お勧めの観光スポットは!?」
しかし、哀しいかな。町の人というのは自分の担当のセリフしか言わないのだ。
>13
町の人A「さて、キャラクターシートはどこだ?」
「キャラクターシートはここだ!!」
名前:
職業:
種族:
性別:
年齢:
身長/体重:
容姿特徴:
性格特徴:
技能/魔法:
所持品:
キャラ解説:
17 :
アスカ ◆Jx89Se25MA :2008/07/14(月) 00:54:42 0
名前: アスカ=サエグサ
職業: ファイター
種族: ヒューマン
性別: ♀
年齢: 11
身長/体重:139/36
容姿特徴: 栗髪ショート
性格特徴: 天真爛漫、純粋、一直線
技能/魔法: 治癒、狐火
所持品:
ガードジャケット(小型バリア内臓ジャケット)
フォトンマグナム(高出力のレイガン)
フォトンエネルギーパック×18
キャラ解説:
異世界から飛ばされてきた少女。飛ばした張本人が装備品パックを間違えたため、武装はモロSF。
・・・飛ばされた先が完全ファンタジー世界なので、浮きまくりである。
「あ、妖精だ・・・かっわいー!」
小さいってどのくらい?
子どもサイズ?掌サイズ?
名前: √
職業: 兵士
種族: 人間
性別: 男
年齢: 22
身長/体重:187.7/普通
容姿特徴: 眼鏡をかけた冷静な感じの普通の若者・長めの黒い髪・黒い瞳
性格特徴: 一応冷静
服装:黒い大き目のウインドブレーカー
技能/魔法:兵器を扱う 魔法は使えない
所持品: 兵器
キャラ解説:
スレ違い♪♪♪
何処かから来た人(多分異界)
服装欄が無い
あと言い忘れたが俺は、不死身だから
あと
>>14長いから読ま無い
あと邪魔だ出ていけ、とか言っても、
出て行かず粘着するのでよろしく♪♪♪
>18
妖精っていっても精霊寄りじゃなくて単に異種族のうちの一つなんで
ドワーフとかホビットと似たような大きさです。多分1メートルぐらい。
装備消えてた…。次からの人はこっちを使ってね〜。
名前:
職業:
種族:
性別:
年齢:
身長/体重:
容姿特徴:
性格特徴:
技能/魔法:
装備:
所持品:
キャラ解説:
23 :
アスカ ◆Jx89Se25MA :2008/07/14(月) 20:21:57 0
装備変更 フォトンマグナム→ボウガン
ガードジャケット →ハードレザーメイル
エネルギーパック→ボウガンの矢X100
文句言って交換させました。
>17
>「あ、妖精だ・・・かっわいー!」
正体を見抜かれた!?
今は羽根を消して人間のふりをしているのになぜに……!?
声が聞こえた方をみると、幼い少女がいた。
そう、族長のような偽装ではなく、真・性・幼・女だ!!
――その頃近くのアイテムショップにて
「いらっしゃ〜い……な!?」
店主は客を見て腰を抜かした。
そこには、二mにも達する身長と堂々たる体格をもつおばちゃん(?)が
圧倒的な存在感をもって立っていた。
「ここの商品全部10円でください」
「おおおおお客さん、それは困ります!」
恐怖に震えつつも断る店主。次の瞬間。
「分・身!!」
おばちゃんは奇妙な印を結び、一人から二人、二人から4人へと分裂増殖し
あっという間に店を取り囲んだ。
「まーけーろ! まーけーろ! さっさとまーけーろ!!」
さらにおばちゃん軍団は手を繋いで店の周りを回りながらド迫力で値切りを要求する!!
「ぎゃああああああああああああああ!!」
店主の絶叫が街に響き渡った。
叫び声が聞こえたかと思うと、にわかに辺りが騒がしくなる。
「も、ももももモンスターだああああああああああ!!
誰か! 腕に覚えのある者はいないか!?」
モンスターデータ
オバタリアン
バーゲンセールで敗北した者達の無念が集まって実体化したモンスター。
店を取り囲み、圧倒的な迫力をもって無理な値切りを要求する。
わずか数分にして店を閉店に追い込むこともある恐ろしいモンスターである。
包丁やフライパンなどを駆使した肉弾戦をすることもある。
25 :
アスカ ◆Jx89Se25MA :2008/07/14(月) 20:55:38 0
>>24 「何あれ!?妖怪!?」
オバタリアンを狙撃。
名前:リアン・バビロニア
職業:ランサー
種族:人間?
性別:男
身長/体重:169/40
容姿特徴:頬にZEROと描かれたイレズミ、オールバック、藍色の瞳、灰色の髪
性格特徴:寡黙、やさしい、静かに燃える
服装:灰色のレザーメイル、皮ズボン
技能:魔法:風、地、水、相手の能力を奪う
装備:魔槍ゲイ・ドラグ(刺し貫く物の強大な呪いをかける槍)
フォーミングチェーン(足掻けば足掻くほどきつくなる鎖)
ハウレアの守り石(不思議な効果を持つ石)
キャラ解説:
子どもができなくなる現象の原因を探る魔女の守り人。奥さん(魔女)の悲しむ顔が見たくないため書置きのみ書いて旅に出た。
幼少期の記憶がない。
「……………………妖精…………珍しいな………どうした?こんな所で………」
>>19 そうか、不死身か………
お前馬鹿だな…不死身だからって勝てるわけねぇんだよ。
(反重力魔法により√を大気圏外まで吹き飛ばす)
お前はもうこの星には戻っては来れない。
戻ろうとしても、死ねば解る魔法だ。永遠にこの星に戻ることはない
く そ す れ
このギャグ路線にもって行こうとするレスには見覚えがあるな
最近のラノベってみんなこんな感じなのかい
残念ながら俺に魔法は通じない
だから反重力魔法なんか効くわけ無いだろ
俺の体はたとえ原子分解しようとも
原子その物が無くなろうとも
死ぬ事が無くすぐに体が再生する
しかも痛みなどの感覚は、
自分で自由に遮断出来る
装備:兵器
ママ〜頭のおかしい人がいるよぉ〜
俺に攻撃しても意味無いけどね
しかし幼稚な攻撃の仕方
本当に気に入らないのなら
ハッキングしてウィルスを
送り込む様な事をしろよ
荒らしプログラムって知ってる?
そんな煽るなよ。
どうせ自分の名前すら発音出来ない消防なんだから
本来の意味や、使い方すら知らないだろうて
>>34 √(るーと)平方根を示す記号
訂正
一部の魔法が効かないのであって
全ての魔法が効かないわけじゃない
ところで何故俺が気に入らないのか教えてくれ
不死身なのが気に入らないのか?
不死身でも無敵で最強と言うわけじゃない
それくらい解ってるよな?
>>35 越境、長文無視、粘着、世界観無視、基本的なマナーがなってない。
痛みを感じない。都合のいい魔法しか効かない。生物の限度を超えた不死身加減
>>36 越境←これの読み方と意味を教えてください
長文読めばいいんだな
粘着を止めると言う事は、出て行くという意味だから止めない
世界観無視は、このキャラが好きだから、変えられない
痛みを感じる設定にすると、永遠に苦しむ魔法とか掛ける人が居るから変えられない
不死身の理由は、追い出そうとする人が殺しにかかるから変えられない
都合のいい魔法について教えてくれ
基本的なマナーについて教えてくれ
お前が誰か教えてくれ
俺は、荒らしに来たわけじゃない
暇つぶしに来た
長文読んできた
俺は、荒らしなのか?
♪♪♪
おめでとう、√君は荒らしに認定されました。
何で荒らしに認定されたんだ?
越境の意味が解った
そう言う事で荒らしに認定されたのか
此処から出で行く
多分・・・・・・・・・・・
サラバ
>>44 荒らしはどこ行ってもお断りだぜ。
始末屋に引っ付いてもハブられて終わりだ。
ハブられたら荒らす♪♪♪
迷惑と荒らしと言われながら
粘着するのも面白い
人間がどんな反応をするのか
面白い
49 :
名無しになりきれ:2008/07/15(火) 17:33:15 O
>>48 アレで荒らしているつもりか?
やっぱり幼稚園児か
50 :
名無しになりきれ:2008/07/15(火) 18:17:18 0
51 :
名無しになりきれ:2008/07/15(火) 18:29:24 O
52 :
名無しになりきれ:2008/07/15(火) 21:47:49 0
>26
>「……………………妖精…………珍しいな………どうした?こんな所で………」
あれ!? なんでこのお兄さんも正体が分かるの?
とりあえず背中に背負った「勇者探してます」の看板をみせようとして気付いた。
背中に変な紙が張ってある!
引っぺがすと「ようせいでーっす」と下手な字で書いてあった。
この字はあの人しかいない。
「族長〜〜〜〜〜!!」
>25
そうしていると、突然周囲が騒がしくなり、突然少女が声を上げた。
>「何あれ!?妖怪!?」
そして電光石火の早業で矢をつがえて放つ!
風きり音が響き、矢が稲妻のように突き刺さった相手は……モンスターだった。
あの姿は……バーゲンの亡者、オバタリアン!!
「ぐあああああああ!」
オバタリアンの苦悶の声が響き渡り、分身が消えていく!!
この少女、一体何者……!?
いや、今はそれ所ではない。一刻も早く倒さなければ甚大な被害が出る。
「小娘……許さん……!!」
オバタリアンは背に怒りの炎をゆらめかせながら少女の方に迫ってくる。
少女の前に進み出る。
「何考えてるんだ逃げろガキ共!!」
通行人の叫び声が飛び交う中
ボクはふわりと宙に浮かび上がり、妖精の翼を実体化させた。
「礎たる大地よ、悪しき者を深淵の底に落とせ……【アースホール】!」
意識をガイアと同調させ、大地に働きかける。
淡い光として見える魔力の波が走り、オバタリアンが消えた。
正確には足元の地面が抜けたのだ。
「一丁上がり!」
通行人が一斉に拍手する。
「うわーすげー! 魔法だー!」
「た、助かった……」
安堵の吐息を漏らす店主らしき人。だが次の瞬間、信じられないことが起こった。
消えたはずのオバタリアンが上昇気流に乗って穴から浮上してきたのだ!
「な!?」
オバタリアンは凄惨な笑みを浮かべ、語り始めた。
「残念だったな……私はただのオバタリアンではない。
“あのお方”から魔法の力を授かったメイジオバタリアンなのだ!!」
魔法を使うオバタリアンが出現したのは前代未聞だ。
大いなる災い……族長の言葉が脳裏をよぎり、思わず聞き返す。
「“あのお方”だって!?」
「そう、偉大なる闇の眷属の王だ……。
貴様らの知らないうちにあのお方は力を蓄え、計画は完成に向かっているのだよ!
間もなく光の時代は終わり、美しき闇に包まれた我らの時代がやってくる!
なぜこの事を教えたか分かるか?」
さすがオバタリアンだけあって、一人で喋りまくっていた。答えは一つしかない。
「喋りたくて仕方がなかったからでしょ!」
「ハズレ! 貴様ら全員通行人も含めここで死ぬからだ!」
「えぇええええ!? 勝手にばらしたんじゃん!」
問答無用でオバタリアンはエプロンの下からフライパンを取り出し、一閃した。
フライパンに炎の魔力が宿り、真っ赤に燃え上がる!
そして、地面を蹴り、巨大な体を宙に躍らせた!
【メイジオバタリアン一体とバトル開始!】
54 :
アスカ ◆Jx89Se25MA :2008/07/15(火) 23:11:05 0
>>53 「よくわかんないけど、多分ショッカーかゴルゴムの仕業ね!」
メイジオバタリアンに攻撃
>>53 なんとも間抜けな妖精だ…だが、そんなところがうちの妻は妖精が好きなのだろう。
どうやら、族長とやら叫んでいるが…まぁ、いい困っているようだから力を貸そう。
「……………どれ…なにかこまってるなら……力を……貸すぞ…」
・・・
57 :
アスカ ◆Jx89Se25MA :2008/07/16(水) 01:23:00 0
戦ってもいいが、越境で
荒らし扱いされてるよ、俺
それでも良いなら
やるけど、バランス的に
殆ど攻撃しないから
あと今日はもう寝る
おやすみ
59 :
アスカ ◆Jx89Se25MA :2008/07/16(水) 01:34:35 0
「そんな〜」
>>58 荒らし扱いじゃなくて、完璧な荒らしです。始末屋に行けばわかる。
此処では、荒らしを行なってないけどな
俺的に
>>61 相手をしてやっても構わないがお前のその態度が気にいらない
キャラ的に、ああいう態度になるんですけれども
だめですか?
>>64 もしお前が迷惑行為を止めるというならば相手をしても良い もう俺が誰か分かるな?
なるべく迷惑行為はしたくないのだが・・・色々とな・・・
幽霊?
レイプは自称大都会宮城県の県技
幼女100人をレイプし、80のジジイがショタの玉を狙い
アニメイトでチカン、教師は後ろから女に抱きつき
粗末な下半身を露出し、スカートをめくる
ピンクビラをばらまき、抜天市場なる風俗店を作る
セクハラや近親相姦を平然と行う
変質者の楽園 東の福岡 自称大都会仙台
おでんを食い逃げし、
観光客に悪質な客引き、産地偽装の飲食物をぼった栗価格で提供
給食費・保育料・国税の滞納を意図的に実行
大学から皿を盗み、図書館から本を盗む
東の大阪 自称大都会仙台
民主党が支配し、選挙違反を言い訳で逃れようとし、
警官が詐欺を働き、隣県に少年強盗団を送り込み、
朝鮮人をのさばらせ、犯罪者を放置、
小中学生はカツアゲ上等、商人は無愛想殿様商売、
球団や百貨店の進出を大々的に自慢し、他県民の顰蹙を買い、
応援はしない。
小賢しい謀略と裏目に出る粗忽な裏切り
そして暴力
地球の恥 人民の敵 仙台人
そこに男が立っていた
メイジオバタリアンと戦う人達を見ながら
何もせずただそこに立っていた
69 :
名無しになりきれ:2008/07/16(水) 18:13:35 0
携帯の人はあぼーん使うと良いよ
70 :
◆shine1esWg :2008/07/16(水) 18:16:59 O
「ひぃいいいい!! お助けえええええ!!」
飛び交う叫喚。逃げ惑う通行人。
>>55 >「……………どれ…なにかこまってるなら……力を……貸すぞ…」
困ってるも何もオバタリアンを倒さない事には話が始まらない!
この兄ちゃん、見たところ冒険者かなにかのようだ。
「あのおばちゃんはモンスターなんだ! 一緒に戦って!」
>>54 >「よくわかんないけど、多分ショッカーかゴルゴムの仕業ね!」
少女が再び矢を番えるのを見て、呪文を唱える。
「審判の雷(いかづち)よ 、悪を貫く矢に宿れ!【ライトニングウェポン】!!」
放たれる矢が紫電を纏い、メイジオバタリアンにむかって一直線に飛ぶ!
「ふっ……効くかぁあ!」
メイジオバタリアンは炎のフライパンで紫電の矢を叩き落す!
が、次の瞬間!!
「ぐあああああああ!!」
メイジオバタリアンは絶叫しながら体勢を崩した!
「鉄のフライパンは電気を通す……かかったな!!」
敵は感電して動けない! チャンスだ!
>アスカちゃん
メール欄に[sage]って入れてね!
あとNPCは操作自由だから二人とももっとガンガン進めていいと思うな!
忘れてた
そういやこの板
sage推奨
動けないならもう一発射る。
(某板TRPGスレの暗黙の了解に則り「」でくくってある文章をキャラの発言として扱う。{俺は})
某板ってどこよ
vipperなのか?
>>73 スレでTRPGなんてあそこか卓上板しかしてない件について
>>74 郷に入ったわけだし、郷に従おう。
俺は、荒らしを止めるが、無視されるのなら荒らす
だからお願い、無視しないで〜〜
でも入り込む隙が無い・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
TRPGなめんな
TRPGなんだよな・・・・GM妖精いなきゃ話が進まんのだよな・・・
別にゲームじゃないから居なくても進むよ
そーなんだけど、思いっきり戦闘処理中だしなぁ
そもそもこのスレはGM制じゃないんだから
NPCを動かす権利が独占されてるわけじゃないし誰が戦闘処理してもいいだろw
ゲームじゃなくて、キャラクター分担型合作SSだよ
こんなところで女キャラがほしいところだな
おっぱい大き目の
>72
動けないメイジオバタリアンに止めとばかりに少女が射た矢が突き刺さる!
「ウボァーーーーーーーー!」
メイジオバタリアンは断末魔の叫びを上げ、消えながらも最後の口上を始めた。
「少々見くびりすぎたようだ……だが歯車はすでに回り始めた……!
どう足掻こうと未来は決まっているのだよ!
最も……私は闇の軍勢の中の下っ端の下っ端の底辺!
貴様らではあのお方の元にたどり着くことすら出来はせん!
……様・万・歳!!」
名前の部分は良く聞き取れなかったが
物騒な帝国の国民のような台詞がメイジオバタリアンの最期の言葉となった。
名前:グラドス
職業:魔女
種族:人間
性別:女
年齢:400歳位
身長/体重:174/65
容姿特徴:黒髪、見た目30代の美女、黒いローブを着ている
性格特徴:穏やかで時に残酷
技能/魔法:黒魔法、薬品調合
所持品:樫の杖、魔晶石、魔法剣(短剣)、コオロギ語翻訳機、ちくちくする指輪、使い魔の鼠、各種薬品
キャラ解説:他者から生命を吸い取り延命と美を保つ魔法を修得した。
薬を売り、その際代償として薬品の価値に応じて寿命をいただいてきたが、
だらだら長生きしているのに飽き放浪中。
ブレナン大好き。
近くで争いの気配を感じ、野次馬でその現場に足を向けると、
矢を受けて倒れた者と戦いの勝者らしき数人とがいた。
(ちっ、なんじゃツマラン、終わった後か…)
別に深い意味もなく、戯れにちょっかいを出して見たくなり、
「ふ ふ ふ、終わったと思うたじゃろ…。」
私は目の前の3人だか4人だかの冒険者っぽい者達に声をかけた。
「安心するのはまだ早い 、とは思わんかえ?」
害意があるかのように、美しい私の顔をニヤリと笑って歪ませて見せた。
>>90 「ふぇぇ!?」
やっとのことでモンスター(?)を撃退したとおもったら、いきなり後ろにかなり怖そうなおばさんがいた。
私は、とりあえず妖精さん(そういえば、まだ名前聞いてないや)の後ろに、とっさに隠れた。
オバサン
オバサンかよ
でも巨乳だろ?
あと√ ◆/GTb/SPKdM は完全スルーでよろ
このままだとまたあれなので
撤退
もう二度と来ないから
さいなら
>>91 く、くくっ
怯えとる怯えとる
「……そう、最近物騒だからね。またいつ襲われるかも知れないよ。
と、言うわけで、備え有ればなんとやらだ、買っていきなさい。薬。」
私は手早く地面に布を敷き、手持ちの薬品を並べていく。
瓶のラベルには、
傷薬、生命薬、毒薬、腹痛止め、巨乳薬、熱冷まし、惚れ薬、嫌われ薬、
他色々(中には何も書いて無い、私ですらどんな効果か忘れた薬も混じっている)が、書かれている。
「さあ、買いなさい、買わないと襲われるよ。今すぐ襲われる。さあ買いなさい。」
私はぎらついた目で目の前の客を睨み付けた。
>>96 「は・・・はぁ・・・、」
どうやらこの不気味なおばさんはただの薬の業者さんのようだった。
・・・まぁ、いきなりだったから正直、かなり怖かったけど。
「あ、じゃあ、これとこれ、ください」
私は、とりあえず後々必要だと思う傷薬と腹痛止めを買っておくことにした。
長時間勃起持続できる薬ください
名前:バルルク
職業:魔剣士
種族:人間
性別:男
年齢:20代前半
身長/体重:182/ 70
容姿特徴:奇妙な右目・黒い瞳・白い肌・伸ばしっぱなしの髪・黒い髪
性格特徴:冷静・色々な事に興味を持ち、首を突っ込む
服装:ぶかぶかの特徴の余り無い黒い服
技能:魔法:剣術・暗黒剣・暗黒魔法(暗黒剣と暗黒魔法は極力使わない様にしている)
装備:投げナイフ15本・ダガーナイフ3本・長さ60センチほどの普通の剣2本
バスターソード1本・吸収暗黒巨剣チート1本
吸収暗黒巨剣チートの形状は持つ部分が1メートル
刃の部分が30センチで鞘に入っているが
鞘から出すと封印が解け元の姿に戻る
元の姿は持つ部分が1メートルで刃の長さが5メートルの巨剣
刃の2メートル部分まで刃が枝分かれしている
能力は切った物を暗黒化しいろんな物を吸収する
キャラ解説:
10代の頃に母国が戦争をしていた、ため兵士としてかり出された
そして吸収暗黒巨剣チートを手に入れ母国と敵国を滅ぼしてた
今は、その罪滅ぼしとして人の役に立つ事をしようとしながら旅をしている
“チート”の影響で体が闇に染まっているため光の魔法を受けるとダメージを受ける
“チート”のせいで大変な事に成った為本当にピンチの時意外“チート”は使わない
普段は普通の剣とナイフ類を使う
弱点は光魔法と泳げない事
何か人盛りが出来てる・・・
モンスターと戦った後か・・・
薬士が薬売ってるし・・・
一定時間光の魔法を受けなくなる薬は、有るか?
お金なら幾らでも有るから
それと闇の力を抑える薬有るか?
若い女の子は来ないのかね?
名前:ロゼッタ
職業:看板娘
種族:人間
性別:女
年齢:10代前半
身長/体重:割と小柄
容姿特徴:赤目銀髪・おさげ髪・白い肌・巨乳
性格特徴:陽気、大雑把、お金にシビア
服装:村娘の服装
技能:料理、包丁投げ、話術、商売上手
装備:村娘の服
キャラ解説:小さな露天商の看板娘。
いつか冒険の旅先で一山当て、それを元手に自分の店を持ちたいと思っている。
>>102 こうですかわかりません><
>96-97
「ちょっと待ったあー!!」
ドギャアアアアン!という擬音がピッタリの登場で、一人の少女が現れた!
右手にはフライパン、左手にはおたまを握った彼女はどう見てもその辺の町娘だ!
少女は変なポーズを決めたまま、ビシイッ!と グラドスを指差した。
「見慣れない顔だなバアサンッ!!だがちゃんと商人ギルドの許可証は持っているのかねっ!
ギルドに金を払わないとここでの商売は出来ないぜっ!
さあ、許可証を見せてもらおうかっ!!」
そう言ってばっと仁王立ちした少女の胸は、まるでメロンのようだ!
>>71 「といってもなぁ…とっくにそいつが倒してしまったぞ?」
若い娘がとっくに倒してしまっていた。魔槍を構えるまでもない。
「とりあえず事情を聞こうか?」
>>90 「………魔女か……リズとは違う種類の…外道の部類か……」
妻の善良なオーラと比較し、醸し出す雰囲気といった部類で判断。明らかに妻とは違う外道の臭いがする。
「……貴様…子どもが出来なくなる現象を起こす者を知っているか?」
用心のため魔槍を構える
>>100 「……やめておけ…あの魔女には関わらない方がいい…」
男にボソリと警告する。
>>104 「ふえ?」
今度は変なおねーさんがでてきた。しかも手に持っているのはお玉とフライパン・・・レストランの人かな?
取り敢えず
>>104はガン無視で
なんぞなんぞ?
こんなところで客がやけに多いねえ。
>>97 ふーん、素直な娘だね、
明らかに怪しい私をすぐさま信用するとは…
可愛いじゃないか
あるいはアホの子かね
「良い選択だね。
じゃあたちどころに傷が治る代わりに酷い腹痛になる傷薬と、
腹痛が治るけど体臭がキツくなる薬二つで、そうさねえ…、
寿命を20日分ほどもらおうか。」
私の作る薬はどれも強力だが、その分副作用が強いのさ。
>>98 「まあ、そういう薬も無いじゃ無いが、お勧めしないよ
効果が一週間位ずっと保たれて、終いにはもげるから。
お代の生命は2週間ほどでいいけど。」
>>100 うん?この男は…
「そんなピンポイントな薬は流石に持ち歩いちゃ居ないけど、
材料が揃えば作れるかもね。
それよりお前さん、目を見せてご覧。」
私は両手で男の顔をがっしり掴んで目の奥を覗き込み、
一つため息をつき、
そして言った。
「よくよく業の深い生い立ちのようだね。
そしてあんたはこれからも屍の道を行くだろう。
道を間違えてはいけないよ、それは闇に続く道だからね。
…決して忘れるな、道は選べ」
意味が有るような無いような、適当な予言めいたセリフを伝えると、
「で、薬をオーダーメイドして欲しいって言うなら、寿命の3ヶ月分ももらうけど、どうするね?」
商売に戻った。
>>104 元気なお嬢さんだねえ。
「ギルドがどうしたって?細かい事はお言いじゃ無いよ。
本格商売しようってんじゃないんだ。」
(ちょいと脅しておきゃ逃げるかねえ)
「あまり煩い奴は好きじゃ無いんだ、
しばらく鼠にでもなって静かになるかい?この子の様に」
言いながら懐から使い魔の鼠を覗かせた。
…ところでこの娘に巨乳薬を飲ませたらどうなるんだろう。
>>105 なんだい、この陰気な男は
どうも敵意を感じるんだが、なんだろね
「おやおや、穏やかじゃないね。それは人にモノを尋ねる姿勢じゃないだろ?」
この男になにか危険なものを感じて樫の杖を構えて立ち上がる。
「人に尋ねものが有るときは、低姿勢で頼むものさ、やってごらん!」
男に対して《加重》の黒魔法を発動!
>>107 「え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!?」
(やっぱりいらないって言ったら・・・こっ・・・こわひ!)
何だろう・・・このおばさん・・・?人間・・・?
>>108 「くっ…………抜かった……」
まずい身体が尋常じゃなく重い押し潰されそうだ…だが…
「この者を縛れ…フォーミングチェーン……」
身体がクソ重い中、根性で鎖を投げて女を縛る。
「暴れれば暴れるほどきつくなるぞ……」
>96
なにやら突然現れた魔女のようなお姉さんが道端で商売を始めた。
>「さあ、買いなさい、買わないと襲われるよ。今すぐ襲われる。さあ買いなさい。」
どう見ても人間界で言うところの悪徳商法です。本当にありがとうございました。
みるからに怪しい薬のオンパレードである。
>97 >100
>「あ、じゃあ、これとこれ、ください」
>「それと闇の力を抑える薬有るか?」
なんと、少女と通りすがりのお兄さんが薬を買おうとしている!
「危ないよ! やめたほうがいいって!」
……ん? 闇の力を抑える薬? 不審に思い、お兄さんの方を見る。
見たところ、何の変哲もない。普通の視覚で見る限りおいては。
でも光の眷属のボクには見えた。お兄さんに取り付いた魔剣、夜の闇より暗い漆黒!
おそらく族長が言う“大いなる災い”と無関係ではない。
一緒に行動すればそのうち手がかりがつかめるかもしれない。
>104 >107-108
違法な商売を注意する巨乳の少女も無視し、お姉さんは商売を続ける。
……なんだなんだ!?
お代に寿命をもらうとか言ってるし明らかにヤバイぞ!
ちなみに他人から生命を吸い取る魔法は闇の眷属の十八番だ!
奴らの上位のものはその魔力をもって人間に成りすますこともあるから注意が必要だ。
「みんな下がって! その人人間じゃないかも!」
少女たちやお兄さんたちに離れるように促す。
が、時すでに遅く魔女の魔法を発動する。
>110
お兄さんも負けてはいない、鎖を取り出して魔女を縛ったあ!
……危うくテリーマン解説を始めるところだった。
「おおっ、いいぞ兄ちゃん!」
「姉ちゃんもがんばれー!」
予期せぬ見世物に、街の人は大興奮である。
その間に、後ろで少女二人に【勇者探してます】の看板を見せて自己紹介をする。
「ボクは妖精族のテイル。
この度起ころうとしている大いなる災いに対抗する
勇者を探すために人間界に派遣されんだ。なんだかワクワクしない!?
自称勇者でもいいから一緒に来ない!?」
一応誰かは集めないと族長に何されるか分からないので必死に勧誘する。
そして殺し文句はこれだ!
「さあ、一緒に冒険しよう!」
下から8行目 ×少女二人 ○戦ってる以外の3人
>>111 「ティルくん・・・っていうんだ、よろしく!」
あのおばさんの前で固まっていたら妖精・・・ティルくんが話しかけてきた。
彼によれば、寿命を吸い取る魔法は、さっきのモンスターの仲間の得意技のようで、あのおばさんはその悪い人の仲間かもしれない、というのだ。
・・・つまり・・・
「おばさんごめん!やっぱりそれいらない!・・・副作用怖いし!」
これでいいのだろう、多分。
そしてティルくんの持っているプラカードの{勇者募集}・・・
勇者、神々の力で、悪しきものと戦うもの、そして、それは私の憧れでもあった
「勇者・・・?おもしろそう!ティルくんもいるんだし、安心だね!」
・・・決めた。今決めた。私は・・・
勇者になりたい、いや、なる!
>>110 くふっ、くふふふ
ざまぁ無いねえ!
地べたに這いつくばる男に余裕を持って近づくと…
「!?」
並みの男なら指も動かせなくなる《加重》に抗い、何かを投げつけてきた。
「ちょっと、これは…、魔法の!?」
鎖が意思をもち私の身体を拘束してゆくではないか。
しかしそこは魔法のエキスパート、こんな鎖すぐさま脱出して、、
(ジタバタ)
…
(ジタバタジタバタ)
……
…………OK、完全に極った。
息をするのも既に厳しい。
鎖で芋虫状態になりながら、私は男に言った。
「ふふふ、さあ負けを認めなさい、今なら特別に非礼を許しましょう。
あと、私の知っていることなら、教えて上げても、いい。
なんなら、ふひゅー
子供探しの、ひゅー
手伝い、しても、いい、
早く、ひゅー、解いて、ギブギブ」
《加重》を解いて泣きをいれた。
>>114 「このおばさん・・・ぢつはよわいんじゃ・・・?」
>>114 「……ここまでかリズごめん…子どもが欲しいって言ってたのにな…」
意識がダウンしかけた時、急に身体が軽くなった。どうやら相手が解いたようだったが油断はできなかった。
「おとなしくしてろ…鎖よ緩めろ但し不審な真似をしたら今の10倍に締め上げろ」
鎖の強度を会話可能レベルにまで下げる
「さて、話してもらおうか…子どもが出来なくなる現象を引き起こせる者を…」
鎖が緩み、大きく息を二度三度。ふぃー、危うく窒息するとこだったえ。
>>115 まだ私を警戒してか、鎖を完全には解かずに問うてくる男に、
這いつくばりながら答える。
「子供が出来なくなる事件?さぁてねえ?
種か畑が悪いんじゃ無いのかね?何なら不妊治療の薬でも…」
そこまで言って、男の目付きが険しくなるのを感じて、あわてて言葉を変える。
「お待ち、私は旅の途中に立ち寄っただけだから、詳しくは知らんよ。
けど…、村や街単位で不妊が続くってなら、呪いの類いだろ?
アンタの故郷まで行って詳しく調べりゃ、呪いの発信源を突き止める位わけないさ。
何しろ呪う事に関しちゃプロだからね」
>>111 魔族?私が?
「こら、そこな妖精小僧、馬鹿言ったらいけないよ。
人に化ける程の上級魔族が、何が悲しゅうて、薬売りの真似をするかね。
そんな魔力があったら…、あたしならまず、この街全部を…して、
そして地方領主に化けて……、やがては国を……してやるんだくどね、
うふっうふうふっ」
いけない妄想が止まらない。
>>114 「お黙り、小娘!」
転がりながら少女を威嚇する。
「まぁそりゃそうと…、薬要らない?よく考えなさい。
寿命の数日で命そのものが助かるなら、割りの良い保険だと思うんだけどねえ。
…やっぱり要らない?今ならクシャミが止まらなくなる代わりに
毛むくじゃらになる薬も付けるよ?」
>>117 どうやらこのおばさん、テイル君が言うような悪者では無い…らしい
しかし、おまけでくしゃみを止める薬をくれると言っている
それだけならとてもいい人だ、いい人なのだが、問題はその薬の副作用の方。
正直、デメリットが大きすぎる。もはや薬とは呼べないものすらある、しかも代価が寿命?
・・・やはり、答えはNoだ。薬なら、町の薬屋さんで買った方がいいだろう。
「い・・いえ、結構です。」
これが限界だ。縛られてるとはいえ流石に怖い。むしろ縛っている鎖を操っているおじさんは何者だろう?
>>101 剣・・・・持って無くても泳げない・・・・・・・・
>>105 「・・・・・・・・忠告ありがとうございます・・・・・・・」
>>107 寿命3ヶ月・・・・・・・
暗黒魔法で寿命は、元に戻せるがそれでは、薬を買う意味が無い
本末転倒だな・・・・・・・
「薬は、要らない・・・・・・・・・」
それよりこの人は、この右目を見ただけで何が有ったか分かるのか?
だとしたら中々の魔女だな
>>111 勇者探してます?・・・・・・・・・・
何か面白そうだ・・・
「多分解ると思うが俺は、勇者に向いてない・・・・・・・・・・・
だが、勇者の代わりには成ると思うし・・・
困ってる人を助けたい・・・だから俺も冒険に参加させてくれ」
やってる途中ライトよりヘビィの方がキャラが向いてる人は如何しよう?
宣伝乙です
>113 >119
二人は願った通りの答えを返してくれた。
「じゃあ決まりっ! 世界を救う大冒険に出発だ!」
と、威勢のいい事を言ってみたものの、千里の道も一歩から。
「具体的には……迫りつつある災いの手掛かりを探しながら結果的に
各地の事件を解決する事になって、そうしてるうちに神話的に強くなったころに
ついに元凶を突き止めて悪の総元締めに挑む! ……って感じになると思う」
というのも、過去に何度か世界が危機に直面した際の
あらゆる時代の英雄伝承がそういう筋書になっているから
多分今回もそんな感じだろうと思うのだ。
さて、まずはとっかかりの事件を見つけないと始まらない。
>116 >117
そうしている間に、魔女のお姉さんと槍使いのお兄さんの戦いに決着がついた。
お姉さんは魔族ではないのは信じていい。
もしそうなら締め上げられた時に正体を現すはずだから。
そして、二人は興味深い話をしていた。
「呪いか……調べてみる価値アリだね」
槍使いのお兄さんに言う。
「協力するよ! もしかしたらボクらの宿敵……闇の眷属の仕業かもしれない!
もしそうなら一人じゃ無茶だからね!」
そして、後ろの二人に振り返って言う。
「というわけで、最初の冒険ケッテーイ!」
元気よく拳を振り上げながら、勇者候補の人間たちに心の中で語りかける。
最近とみに増えたモンスター。新種のモンスターの出現。
そいつが残した不吉な言葉。そして、呪いの関与する怪事件……。
本当は族長に送り出される前も薄々感づいてはいたが、たった今確信へ変わった。
音もなく、そして確実に……世界を闇が覆い始めている……。
そんな運命を振り払えるかどうかは……君達次第!
名前:スコット
職業:狩人
種族:リザードマン
性別:♂
年齢:27歳
身長/体重:195cm/130kg
容姿特徴:二足歩行の巨大なトカゲ。鱗の色は深い緑色
性格特徴:堅物。意外にも温厚
服装:こげ茶色の前掛けのみ
技能:狙撃
装備:ボウガン、バックラー
キャラ解説:
リザードマンには珍しいボウガンの使い手。
頑丈な体と正確な狙撃能力を持つ重戦車タイプ。
それなりの怪力の持ち主だが、動きが鈍いため、接近戦ではあまり活躍できない
>111
「 勇者探しています……とな?
一瞬、子供の遊びか何かかと思ったが、そういう様子ではないな。」
先ほどの騒ぎに駆けつけてきたリザードマンの男が語りかける。
「どのような事態なのかは分からないが、そのような看板を掲げるくらいだ。
ただ事ではないのだろう。
私は勇者でなければ、勇者を目指す者でもないのだが、
もし良ければ私も同行させてはくれないかな?」
>124
なんと、リザードマンが同行を申し出てくれた。断るはずもない。
世界を救う冒険は人数は多ければ多いほど心強いのだ。
伝承によると、108人で世界を救った英雄だっている。
「もっちろん! 一緒に冒険しよう!」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
一応ルールらしきもの(暫定)をまとめてみた。
・GM……無し。NPCは誰が操作してもOK。
・名無し参加……有り。
・決定リール……有り。
・レス順番……無し。
・版権キャラ……有り。ファンタジー以外のキャラはファンタジー風にアレンジするべし。
・世界観……固いことは言わない制限緩めのファンタジー。
・基本コンセプト
明るめの冒険活劇。笑いも涙も何でもアリだけどあまりに重くて暗い展開は自重。
そして……最後に必ず正義は勝つ!
>>123 テイルくんの立てたプランはこうだ、
・各地の異変に対し、遊撃作戦を行い、情報を収集する
・入手しえた情報からの今回の元凶の割り出し
・元凶を追い詰め、決戦を挑む
まるで、RPGのような話だけど、今はそれ以外に手がかりはない。
おばさんも、どうやら悪者の仲間ではないようだ。
つまり、これからやるべきことは、その村の調査のほかにない、と思った、そして
「おーっ!」
と、拳を天に突き上げて彼の号令に勢いよく答えた私は、一緒に旅をすることになりそうな二人(一人と一匹?)をみた。
かたや、邪悪そうな、しかもとても大きな剣を背負ったお兄さん、
かたや・・・、トカゲと人間を足して二で割ったような・・・いわゆる「リザードマン」と呼ばれる定番のモンスターみたいな人(?)、
・・・この二人に、私とテイルくんを入れて、総勢4人で動く事になるだろう、・・・当分は。
そして、村まではおばさんと鎖のおじさんも同行するのだろう。
私は、これから始まるであろう長い冒険と、戦いと、出会いと別れを書き記し、書に残すことにした。
・・・タイトルは、まだ決めていない。
>108
>「ギルドがどうしたって?細かい事はお言いじゃ無いよ。
>本格商売しようってんじゃないんだ。」
ロゼッタは冷たい視線をグラドスに向ける。
「あまり煩い奴は好きじゃ無いんだ、
しばらく鼠にでもなって静かになるかい?この子の様に」
ロゼッタはまじまじとグラドスの胸元を覗き込み、心底気の毒そうな顔になった。
「とりあえずバアさんの巨乳薬は飲んでも効果無さそうだな。
それはさておき、そのネズミはお前の子か!なるほど、道理で代金が寿命だとか言うわけだ!
だが本性がねずみなら普通はチーズだろうに!」
(だがそんな事はどうでもいい!ギルドに金払え金!
……そうだ、ネズミならば猫に弱いはず!猫を探しに行くぞ猫を!)
「よく分かったバアさん、どうあっても金を払う気は無いのだな!」
目の前で起こっている小競り合いや商売の口上を華麗にスルーし、ロゼッタは頷いた。
「あとで払っていけばよかったと泣いて後悔しても知らんぞおぉぉぉぉ!
あとそこの妖精!冒険しようという決め台詞は陳腐すぎるしどことは言わんが被ってるぞ!
そんな勧誘ムダムダムダァ!もっと頭を使え!HAHAHAHA!」
好き勝手言いながら、ロゼッタは猛スピードで去っていった。
途中父親に連れ戻されたため、ロゼッタはそのまま自分の家の商売に戻ったようだ。
>>123 (ん?・・・・神話的に強く?・・・成れるのか?・・・・・)
そう思いながら口に出さないでいた
子供の女の子とリザードマン・・・・・
そしてまとめ役のフェアリー・・・
大丈夫だ・・・・・多分・・・・・・
思わず不安そうな顔に成っていた
>>127 ロゼッタを見て歳に合わない事を言い出した
「元気な娘だな・・・
物騒な世の中だというのに・・・
若いはいいねぇ・・・・」
村人A「俺の村が大変なんだ!!」
村人B「俺の村の方が大変なんだ!!」
村人C「俺の村の方がもっと大変なんだ!!」
村人A「何だと!!俺の村が一番大変に決まってる!!」
村人B「何言ってるんだ!!俺の村の方が10倍大変に決まってる!!」
村人C「ふざけるな!!俺も村の方が100倍大変に決まってる!!」
村人A「じゃあいいよどうぞ」
村人B「俺もいいよどうぞ」
村人C「だったら俺もいい」
村人A「じゃあ俺の村に来て」
村人B「だったら俺の村に来て」
村人C「ならば俺の村に来て」
村人A・村人B「どうぞどうぞwwwww」
130 :
村人C:2008/07/21(月) 10:14:20 0
中年の男性が話しかけてきた
「私の村は、3匹のドラゴンに襲われて大変なんです助けてください」
「ドラゴンの特徴は、大きさが20メートルぐらいで」
「一匹は火のドラゴン、一匹は岩のドラゴン、一匹は闇のドラゴン」
「こいつらは、若い娘を好み食べますこのままでは、村に女が」
「いなくなってしまいます、助けてください!!」
GMって何?
ルールに追加
・後ろ手キャンセル……有り
>131
その時はまだこの板にいませんでしたからーっ、残・念!
とあるファンタジースレと某ギャグスレ出身www
>132
ゲームマスターの略でNPC操作を担当して話を進める人のこと。
このスレにはいないんで気にしなくていいです。
本編は夜に進めるおノシ
後ろ手って何?
俺は後手(ごて)キャンセルって読んでるけど、
PCが、他のPCやNPCに「殺した」とか「眠らせた」とか
決定ロールした場合、それが気に食わないなら
「死んではいなかった」とか「寝たふりでした」とかで
後で無かった事にしてもいいよってルール。
やり過ぎると掛け合いにならなくなるから、
どうしても無理なときに使うのが良いかもね。
決定リールって何ですか?
さっきから質問ばかりですみません><
TRPGスレに来るの初めてなので
解ら無い事だらけなんです教えてください><
>>136 TRPGは、宣言した行動の成否をダイスをふり、その出目で判断する。それを成功ロールという。
たぶんコンマ二桁をD10(10面体のサイコロ)二個として扱うんだろう。
説明はお腹いっぱいだ もういいよ
>127
巨乳の少女は去っていった。
「あーやっぱダメか〜。まあこれだけ人が集まったんだから上出来!」
>129
3人の村人が自分の村の不幸自慢合戦をしている。
「こんなに各地で異変が……?」
>130
村人のうちの一人が話しかけてきた。
話によると、彼の故郷で巨大なドラゴン3体が暴れまわっているそうだ。
とても駆け出し冒険者パーティ向けの依頼ではない。
ビジュアルの派手さ的に高レベルパーティ向けだ。
「ゴメン! ボク達今からあのお兄さんの故郷にいくんだ。
他のパーティをあたってくれるかな?」
が、村人は予想外の事を言い出した。
「おお、リアンじゃねぇか〜、こんな所で会うとは奇遇じゃのー」
「ええ!? 同郷の人!?」
驚くボクをほっといて村人は話を続ける。
「お前がおらん間にドラゴンが大暴れして大変な事になっとるべー」
……どうやらこの流れだと行くしかなさそうだ。
そこである事を疑問に思って首をかしげる。
ドラゴンはフェアリーと同様、創世記に闇を封印した光の眷属の一つである。
滅茶苦茶気難しい奴らだけど、自分から人間に危害を加えるのは異常事態。
女のカンならぬ野生のカン……でもなく妖精のカンが告げた。
「呪いの犯人はドラゴン……? 呪いだけでは飽き足らず人を襲い始めたのかも!」
村人C「準備ができたらワシに声かけてくれーや。ワシの超イケとる車に乗せちゃるけえ」
どうでもいいが村人の口調が必要以上に田舎臭い。
ここの最強房は、バルルク君かな?
>125
「それでは今後この私、スコットを宜しく頼む。」
>130
ふと、一人の村人が話しかけてきた。
「ふむ。三頭の巨竜が一つの村に攻め入るとは、随分と大変な事態だな。」
>140
「それで、どうするんだい?
……私はそちらの判断に従おう。
退治しに行くというのであれば、最善を尽くそう。
もしも、戦わないというのであれば、それはまだ我々には仕方が無い。と割り切ろう。」
テンプレ〜〜〜
テンプラ〜〜〜
テンカス〜〜〜
テンラク〜〜〜
へ〜〜〜〜い〜〜〜ほ〜〜〜う〜〜〜〜〜〜こ〜〜〜〜ん〜〜〜〜〜〜〜〜〜
もしもバルルクが最強房なら俺の立場はどうなる?
>>140 「本気!?・・・いきなりドラゴンと戦うの!?」
当然の疑問だ、ドラゴンと言えば、マイセンしかり、シューティングスターしかり、半端な戦力ではとても太刀打ちできない存在であると相場が決まっている。
そして現在、おそらく(レベル1)な状態だ、つまり、現状ではとても太刀打ちできる代物では無い。
しかも、それが三匹もいるらしい、絶対無理だ。
正直な話、このパーティでそれに臨むのは自殺行為だ。絶対にやめた方がいい、というかまともな判断が可能ならそんな依頼は受けないだろう。
「テイルくん、とりあえずさ、さっきの鎖のおじさんの村に行ってみようよ、ねぇ!」
当然の判断だ。というか、当のテイル本人もこっちの依頼を受けて、出発すると明言したのだ。
それをいくら昔馴染みだからって初戦からドラゴンはキツイ、いや、無理といって過言では無い。・・・ある物語の中の{竜破斬}クラスの技か呪文でも扱えるのなら話は別だ。
その技だか呪文だかが完成するまでの時間稼ぎさえしていればいいのだから。
しかし、その望みは果てしなく薄い、なぜならアレは単に主人公が人間離れした力を持っていただけの話だったからだ。
ならば、有無を言わせずにその村に向かえばいい。私の頭は、そう結論を出した
「さぁ、そのおじさんの村に、しゅっぱぁ〜つ!」
テイル君の腕を引っ張って駆け出したが、一つ致命的なミスを犯していた
・・・その村の場所を知らない!
>>149 癌細胞・・・いや、時期的には蚊。
俺は質問してるだけだ
バルルクが最強房なら如何する?
真面目に返事しないのなら
かまわないでもらえるかな?
ただの荒しかよ
今は、荒らして無いけどな
越境してるけど・・・・・・・・・・・
ところでバルルk・・・・・・・・・・
もういいや
さようなら
おやすみ
セミ?
私は、考え無しに書き込んだ訳ではない
一応ストーリーを考えたんだが
続きは
>>140に任せて良いか?
それと荒しはスルーじゃ有りませんでしたか?
中の人 どんまい
無駄に五月蝿いからセミなんだと思う
>>153 君はこのスレで云々よか、他スレを荒らしているから。
バルルクはさておき、君が、以前の行為で良くない感情を持たれている。
そして彼は別に最強厨的な行動はしてないよ。
いやバルルクのテンプレを見るんだ
最強房の可能性大だ
バルルク乙
テンプレが典型的な最強厨だけどな
じゃあもしバルルクが最強房的な行動をしたら如何する?
あと平方根は、如何する?
バルルクが最強房的な行動をしたら無視する
ヘーホーコンは無視する
バルルクがこの書き込みを見たら
慎重に書き込む様になるだろうなw
>>143のおかげでバルルクは最強房になりましたおめでとう
で、私はいつになったら拘束が解かれるのかねえ、
と、芋虫視点で考えていると。
何だか話がおかしな方へ…、
うん、ドラゴンが呪いを、無い話じゃ無いわいね…
実際誰の仕業か知った事じゃないけどさ
「それならドラゴンを追えば解決する話だからあたしはもう不要だろうし、いい加減解放しとくれないかい。」
あたしは男の方を向き
「で、あんたはどうしたいんだい?」
この忌々しい鎖の持ち主に声をかけた。
バルルクより強いキャラが存在すればいいよ
バルルクを溺れ死なせる事が出来るキャラとかどうだw
バルルクを殺して如何する?ww
最強房的な行動をしたら即溺れ死なせるとかどうだ?w
それいいなw
バルルクが哀れに思えて仕方ない
一人で二国を滅ぼしたバケモノ設定だから最強房といわれても仕方ないわな
でもそれって魔剣の力だよな?
その魔剣を未だに持ち歩いている最強房w
>>178 ごめんww それは屁理屈にしか聞こえないw
魔剣を捨てればいいよ
今後のバルルクの行動が楽しみだw
バルルクカワイソス(´・ω・)
そんだけ最強房が嫌われてるって事だな
バルルクネタでいろんな話が出来るなw
最強設定はネタの宝庫 悪い意味で
これでバルルクが来なくなったら如何する?
そして来なくなったら俺達のせい?
間違いなく俺らのせいだな
来なくなったら如何しよう><;
アンチキャラつくったよ これでバルルクも安心して暴れられる
名前: ジジ
職業:魔法使
種族:人間
性別:男
年齢:66
身長/体重:170 /65
容姿特徴:長い白髭
性格特徴:温厚
服装:フードのあるローブ
技能/魔法:水系魔法
装備:ふるびた杖
キャラ解説:人を溺れ死なすことが出来るが人畜無害なジジイ
このキャラいいなw
ところで誰が使うんだ?
>>190君が使うの?
いや、こいつは使わないよw 冗談でつくっただけだからなw
もっと洒落たキャラ作って参加してもいいんだがw
TRP系雑談スレでやれよ
荒らしたいだけ、ってなら話は別だが
じゃあバルルクのアンチキャラで参加してよ♪
そんで暴走しかけたら止めてちょうだ〜〜〜〜い♪
>>193 ゴメンナサイ
>>194 こんな感じでどうだ?
我ながら良い具合に厨だ
名前:アルノワ・ローレライ
職業:魔法使
種族:人間
性別:女
年齢:14
身長/体重: 144/38
容姿特徴:金髪で螺旋状のツーテール(つまりドリルってこと)
性格特徴:わがままで素直になれないけど実は寂しがりや…でもないらしい。しかし以外に情に厚い
服装:白いドレス 甘ロリ系
技能/魔法:水系魔法(出現させられる水の量は人を一人溺れさせる程度、故に最強じゃない)
回復魔法(仲の良し悪しで回復量が決まる不平等な魔法)
装備:長柄メイス
キャラ解説:湖の辺に住む善良な魔法使い
よく水を飲みに来た子犬(狼の子)を溺れさせて遊んでいるが、ときどき狼に食べられそうになる
手持ちの長柄武器は溺れる者に更なる追い討ちを掛ける 情けはあるが容赦は無い
それいいな、それでいけ、うんかなりいい
しかし後で見るとちょっとやりすぎた感があるなw…
別にいいだろ
バルルクだって明らかにやりすぎたキャラだから(強さ的に)
でも一つ問題が有る
そのキャラで如何バルルクにからむ?
もう特徴欄に「ハルルクより強い」か、能力欄に「ハルルクを殺す程度の能力」でええやん
ハルルクw・・・バ・・・・ハ・・・・wwwww
>>195 むしろこっちのキャラの方がいいwリアクションのしやすさ的にw
流石にバルルクを殺す程度の能力は理不尽すぎw
一応トリ確保
〜程度の能力と言うのがなんだか・・・
後は、如何バルルクに絡むかだな
バルルクが来たら如何反応するか楽しみだw
てかあのキャラってネタだろ
剣からしてチートとかいう名前ついてるしw
でも絡んで来たよ
バルルクの強さは正にチート級
じゃあ如何する?
バルルクを追放する?
それともしばらく様子見?
>>203 貴女は?…まぁいいわ、悪い人間じゃなさそうだし…なんとなく泳げそうだし…
とりあえず、よろしくといっておこうかしら
>>204 上海アリス…
>>205 バルクク…? なにそれ? それって美味しいの?
【厨な程度の能力を発揮した時のみ対応すればいい、無理に絡む必要は無い】
バルルクに闘魔傀儡掌を使って欲しい
>>117 「……いいだろう…鎖よ戒めを解け」
悪い人間ではないようには見えないがその言葉を信用して鎖を解く
「ふざけた真似をすると貴様の心臓を貫いてやるからな…」
>>119 「気にするな……アンタも訳ありだろう?」
>>123 「よかろう……俺一人では解決できるとは思っていない…丁度仲間が欲しかったところだ」
その提案に乗る。
>>129 「どこも大変ということか……」
自分の村以外にもなにか大変な異変が起きていることに気付き始めていた
>>130 「あんたは……」
顔見知りの人物に驚く
>>140 「ホアキンのじいさん……なに今度はドラゴンだと!?リズは?無事なのか?こうしてはおられん!!」
全力全身で村に韋駄天のごとき速さで向かう。
>>150 「そこの娘、付いて来れば分かる」と
背中で語る。
最強房に成りたかった訳じゃないよ・・・・
解ってる・・・設定が強すぎる事ぐらい・・・・
でも別に最強房に成りたかったわけでは・・・・
最強房的な行動ってよく解らないから
最強房的な行動をしようとした時、又はやってしまった時は無視しないで殺さないで
注意してください、やり直すから・・・・
魔剣についてですけど名前が、決まらなかったので剣の強さからチートという名前にしました
後、剣は色々あって捨てれない設定です皆が強くなってから使おうと思ってました
それと今は、色々と理由があって使えない設定だ
闘魔傀儡掌について少し調べましたがよく解らん
>>129 何か騒いでるな・・・・・・
>>130 ドラゴン・・・・か・・・・
>>140 ドラゴン退治・・・・
今のパーティで倒せるのか?・・・・・・無理・・・・・・・かな?・・・・
昔ドラゴンと戦った事が有るがその時は・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今の力で倒せるかどうか・・・・・・・・・・
冷静にテイルに話しかけた
「今のパーティじゃドラゴン退治は無理だと思うよ・・・・」
>>212 >「気にするな……アンタも訳ありだろう?」
・・・・・・・・・
「・・・・まあ・・・・・色々と・・・・・・・・」
さぁ、武器を選べ
魔剣:目の前の敵を殲滅する魔法とか厨房くさい最強能力が付属していることが多い
妖刀:魔法などが付属している例は少ないが持てばバーサク状態になりとてつもなく強くなるものが多いらしい
聖剣:魔剣を打ち破るとか悪しきを打ち払うなど、普通に使えばさほど強くない程度の魔法が付属している例がおおい
名剣:かつてドラゴンを倒した程度 ちょっとした魔法効果くらいはあるがほとんど使い手次第
名刀:魔法効果などは一切ないものがほとんど ほぼ完全に使い手次第
無名:これが一番無難で安全
このスレに人がどの位居るかな〜?
100人居たらいいな〜〜〜♪
だったらハンマーがいい〜〜〜
長老「またれーい」
しわしわの老人が歩み出て曰く
長老「この町を出て北へ一月ほど進んだ先に竜殺しの魔槍【ドラゴボルグ】が納められた祠がある。
死にたく無ければまずはそいつを手に入れる事じゃ。いそがば回れってのーぅ。」
>>213 国二つ潰す力がある
本気出すと話にならないから封印して手加減してやる
見せ場になったら本気だしてどんな状況でもヒックリカエシチャウケドね
というのが見え見えだからじゃないかな
>>218 それはアレすぎる
もしそれがあるなら魔神とかもわらわら出てくるぞ
・名前:リュウ・オオタキ
・職業:賞金稼ぎ
・種族:人間(一部機械化)
・性別:男
・年齢:28歳
・身長/体重:190p/130kg
・容姿特徴:長身で筋骨隆々とした大男だが、両腕は一の腕より先は全て機械
黒の袖無しシャツにデニム地のジーンズという薄めのラフな格好
「大瀧」と刺繍された灰色のマントを豪快に羽織っている
最大の特徴は背中の鞘に差した長木刀と立派な黒髪のリーゼントヘアー、右の頬の十字傷
・性格特徴:静かに燃える熱血漢、頭脳労働は苦手
・技能/魔法:剣術、格闘術
・装備:
超硬木刀・龍神丸…刀身にエルフ語の呪文が彫り込まれた90pもある木刀
鉄よりも硬いと言われる御神木から切り出したオオタキ一族伝家の宝刀である
普段は木刀だが、呪文の効果で気合をエネルギーに変換して纏うことができる
纏った気合エネルギーで相手を斬ったり、真空波のように飛ばすことができる
ブレイクライティング…機械化した右腕を高速回転させて相手にぶつける一種のロケットパンチ
貫通力が高く、プラズマエネルギーを纏わせて威力をアップさせることが可能
レフティングプロテクト…機械化した左腕から展開される高出力のエネルギーの盾
物理防御と魔法防御の両方に対応している優れもの
・所持品:メガネを掛けた理科系の男の顔写真
オオタキ印「元気の出る気合饅頭」多数
マシンアーム用エネルギーカートリッジ×4
・キャラ解説:
異世界から飛ばされてきた、剣術に生きる一人の漢
普段は余り語らない性格だが、実際は静かに燃える熱血漢である
オオタキ流実戦喧嘩空手とオオタキ流実戦喧嘩木刀術の使い手でもある
御神木を守る守護武者のオオタキ一族の嫡男だが、メガネを掛けた謎の理科系の男に一族を襲撃される
護るべき御神木を壊された上に両腕も奪われ、更には父親のギックリ腰と母親のヒステリーが悪化した
知り合いである理科系の男の師でもある爺さんに両腕をマシンアームに改造してもらっている
そして、復讐のための9年間に及ぶリハビリと修行の末、装備を整え旅に出かける
が、その途中で理科系の男の罠に嵌まって異世界に飛ばされてしまう
最初に来た人がこんな事を言うのは何ですが
実は今まで経験したのがリレー小説寄りのスレばっかりで
リレー小説の方が動かす人数が多い分難しいから大丈夫とか思ってましたが
実際はそうでもなくこんな質雑寄りのスレは想像以上に未知の世界でした。
もしかしたら進行が強引だったり下手かもしれないけど大目に見てください。
>156 Σ てっきり一発ネタかと……。せっかちでごめんよ!
>217 話がgdgdになっちゃうから今は拾えない、スマソ。
機会があったら後で拾わせてもらうね。
―――――――――――――――――――――――――――――――――
>150
>「さぁ、そのおじさんの村に、しゅっぱぁ〜つ!」
「いや、だからね、“そのおじさんの村”でドラゴンが暴れてるんだよ!」
>213
>「今のパーティじゃドラゴン退治は無理だと思うよ・・・・」
「そうだよなぁ、常識的に考えて無理だよなぁ……」
といってもリアン兄さんは自分の村を放置するわけにいかないだろうし、どうしよう。
>217
そこに現われた爺さんがいい情報を提供してくれた。
>「この町を出て北へ一月ほど進んだ先に竜殺しの魔槍【ドラゴボルグ】が納められた祠がある。
死にたく無ければまずはそいつを手に入れる事じゃ。いそがば回れってのーぅ。」
「リアン兄さん、このおじいさんがいい事言ってる!……ってあれ? いない」
ホアキンの爺さんは韋駄天のごとく走っておくリアン兄さんを見て叫んだ。
「待たんかい! ワシの車にのせちゃるってゆうとるだろうに!
……仕方ねぇべ。今からすぐ後を追う! お前らのってけ!
ふんっ、ほいさっ、ほいやっさーあ!!!!」
ホアキンの爺さんは掛け声と共に老体からは想像もつかない怪力でボク達を抱え上げ、
次々と馬車の荷台のよう場所に放り込んだ。
いや、馬車ではない、見たことも無い乗り物だった。
物々しいデコレーションが施してあり、側面には「天地無用」のペイントがしてある。
「これは【トラック】ちゅうてのう、王都の魔道研究所が開発したセレブの乗り物じゃ!
最高時速100キロメートルで荒野を駆け抜ける男のロマン!
ちなみにこれはデコレーションしたトラックだから【デコトラ】じゃ!」
上機嫌で操縦席のような場所に乗り込む爺さん。
「……どこでこんなものを!?」
「道端に捨ててあったから貰ったべ」
「お爺さん、それは盗んだトラックで走り出したって言うんだよ!」
「ワシが盗みなどするか! 貰ったんじゃ!」
おじいさんはノリノリでトラックなる魔道装置を起動させた。
「天地無用号零式、発・進!」
キュイーン!!
天地無用号零式は通行人をひきそうになりながら猛スピードで走り出した!
「ところでおじいさん、天地無用の意味知ってる!?」
「めっちゃつよいって意味じゃろう?」
「ダメだこりゃ!」
最初の冒険はゴブリン退治と相場が決まっているのに
何が悲しゅうてドラゴンと対決する羽目になったのだろうか。
……まあドラゴンっていってもこの世界のドラゴンは
案外見掛け倒しかもしれないしどうにかなるだろう。きっと多分。
正直テイルのレスはなな板TRPGではなくSSだと思う
(まとめサイトに載ってる物語スレやなんでも方式だな)
それが悪いというのではないが、今後もSS進行にするつもりならリレーSSスレと宣言したほうが吉
TRPGとSSでは一人で動かせる範囲が全然違う
(SSなら1シーンとなるし、TRPGならキャラ一人だからな)
両者は全く違うものだから、早い時点でちゃんとしないとgdgdになるよ
ようやく拘束から解放された私の玉のお肌に鎖の痕がくっきりと。はうあっ!?
あたっ、あたしの、美しいあたしの美しい肌がぁぁぁ…
それを見てぶちギレですよ。男を悪魔の形相で睨み、すぐに杖を拾い身構える。
「串刺し?上等じゃないのさ、ッシャーコノヤロー!
油断しなきゃアンタなんざ1分と30秒でヒキガエルに変えてやるわっ!」
激昂し再びリアンと対峙した所で、……
謎のじい様に「むんず」と掴まれて、恐るべき怪力で
そのまま馬車(?)の中に投げ込まれた。
「ひゃあああ!?」
車の中で転がりながら何とか着地した私の上に、
「うわー」とか「きゃー」とか悲鳴を上げながら
外にいた奴等が投げ込まれ、私は下敷きになりながら気を失った。
…やがて、その場に居合わせた人間をあらかた飲み込んだ謎の車は、
食欲を満たし満足したかのように動き出す。
>>223 あくまで自分しか動かせないリレーSS風TRPGなんだったりして。・・・まさかね。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
>>222 マジすか、そこがイコールすか。
どうやら私たちは、どのみちドラゴンと事を構える運命にあったらしい。
・・・なんてことを考えていたら、変なお爺さんにかなり趣味が悪いと言わざるを得ない装飾でギンギラギンなトラックに押し込められてしまった。
そして、トラックはものすごい速度で走りだした。・・・警察の人に捕まらなきゃいいけど・・・。
兎にも角にも、私たちの旅は、こうして始まった。
「勝てるかな・・・、ドラゴン相手に・・・?」
ここって敵(魔族?)側のキャラ作って参加おk?
>>222 質雑寄りつーか、名無しのレスは一々拾わなきゃいいんじゃないの?
脈絡の無いドラゴンの話とか拾ってたら破綻するよ?
話をまとめて誘導しようとする努力は買うけど、
話があちこち行って無理にまとめたら誘導されるコテも大変だし。
旅人「これより先はちんぽっぽという種族が生息する危険地帯だ きをつけろ」
>221
適当なところで流れに乗って登場してください。困ったら相談してね。
>223
経験から言ってどうもリレーSSだと
敷居が跳ね上がって過疎ったりFO続出する傾向があるので
初心者も気軽に参加できるTRPGスレでいきます。
……一応決定リールの範囲内で止めてるつもりだけど確かにSSっぽいかも!
あんまり強引になりすぎないように気をつけよう。
>226
もちろんOKだよ!
>227
忠告ありがとう。
最近空気スレに慣れてしまってたまに名無しネタがあったら無条件に拾うもんだから
こんなに人が来るスレに参加するのは久しぶりなんで気をつけます。
また後で来るかも。
SSって何ですか?
名前: アルバスカ
職業: メッセンジャー(パシリ)
種族: ヤミのワタリガラス
性別: ♂
年齢: 受肉から40年
身長/体重: 25cm/2,5kg
容姿特徴: 羽色は濃紺、瞳は緑
性格特徴: 日和見主義、信条は「三十六計逃げるにしかず」
技能: 飛行、偵察、盗聴
装備: なし(攻撃手段はツメ、クチバシ)
所持品: 死霊皇帝軍所属ナンバープレート(飛鳥軍偵察部隊1957359号)
キャラ解説:
死霊皇帝が妖精族の動きを察知して監視するため世界に放った3000000匹ぐらいの連絡・偵察兵種族・ヤミのワタリガラスの一匹
不死帝国の最下層民
クワァー(走っているトラックを眺めている)
なんかあいつらヨーセイヨーセイといってやがったが……
メンドくせーなぁ、でも今朝は副長の機嫌悪かったし今帰ると小言があるよなぁ
…ちょっと追ってみるか……クワァー
>>213 「………そうか………」
>>217 「………確かにこの装備ではな……無謀かもしれんな…」
魔槍ゲイドラグはリズの母、そしてリズが作った一級品だが正直ドラゴンと戦えるかは分からない
だが、1分1秒が人の命を左右するどうするか…
>>222 ちっ、やっぱり迷ってる暇はねぇ!!全力で駆け抜けたが、約一時間後体力が尽き倒れた。
「だから待てというに!!ほれ!」
気絶していたので意識はなかったのだが、怪力で荷台らしき場所に放り込まれるても気絶したままだった。
そしてそのまま目的の場所までいくまで目が覚めなかったそうな
>222
「おぉっ?」
ホアキンのじいさんと呼ばれた男は私を軽々と持ち上げ、初めて見る乗り物らしき物へと放り込む。
ドスン。私は音を立てて、乗り物らしき物に着地した。
「……なんという怪力だ。」
>225
「気持ちは分からないでもないが、悲観的になるのは感心しないな。
悲観的な考えは士気の低下に繋がる。楽観的過ぎるのも良くないが、今は少しでも気を強く保つ方がいい。
どれほど相手が強くとも、我々は負けるわけにはいかない。……そうだろう?
ならば、負ける気で立ち向かうよりも、勝つ気で立ち向かった方が良い。」
書き忘れだけど魔剣を使おうと魔剣を手に持ってかまえるという事を
話の流れ上するかも知れないのでそういう時は、溺れさせるなりして止めてください
>>218 いやそんな気は、無いよ
>>222 お爺さんにまるで子供のように持ち上げられ奇妙な乗り物に無理やり乗せられた
その乗り物は、恐らくドラゴンの居る所に向かって走り出した
いきなりパーティ全滅・・・・・・・・・って事、無いよな・・・・・・・・・
そう考え思わずため息をついてしまった
「・・・・はぁ〜・・・・・・・・・・・・」
名前を間違えた
まあ良いかw
よく解ってない人への解説
バルルク=俺
バルルクに集中したいので
明日から越境を止める事にするよ
なのでこれからは
バルルクとしてよろしく
おまえだったのか
想像できた人は居ると思う・・・・・・・・・
此処に来るのならいっその事参加しようかなと・・・・・・・
真面目にやるから良いよね?・・・・
真面目にやるならもう√で書き込むなよ
次√で書き込んだら無条件追放な
間違えた場合は?
間違えてもアウトだ
わざと間違えてゴメンナサイで済んだら意味がないだろ
厳しいな・・・・・・・
まあ前がアレだからな・・・・
ところで追放とか君が決められるの?
元荒らしのクセに厚かましいな奴だな
警告しておくが名無しを敵に回したキャラハンの末路は哀れだぞw
>>244 駄目な奴は名前変えてもキャラ変えても駄目っていう実例だなw
溺れてしまえw
本当に真面目にやるのかが楽しみだw
意地でも魔剣は捨てないの?
テンプレをもっと無難に書き直したら?
>>247 真面目にやろうとするも、空気読めず文章読めずすぐに荒らしになるに1000ルート
それをみこして他のコテが総スルーするにさらに1000ルート
魔剣は俺のこだわり
たとえ一度も使う機会が無くとも
持ち続けたい
テンプレを書き直すとしたら
如何書き名をしたほうが良い?
真面目にやるのにスルーされたら悲しいな
荒しはもうしない
そして1000ルートって何だよ
架空の通貨単位じゃね?
にしてもすごい真実だw
真面目に遣り通す方に1ルート
こいつ絶対真面目にやらないだろう的な事を
書き込まれると真面目にやってやると
思ってしまう俺の単純な考えに自己嫌悪
とりあえず初心者だが真面目にやれるのでよろしく
>>253 1ルートもらえるよきっと
初心者ならとりあえずROMっておけよ 半年ほどなw
つーかバルルク ◆GzK2PwYYLg =不愉快 ◆og/J9Qtm8Y =√ ◆2oDQ1hu.hwは
完全な板荒らしだし、完全スルーでよろ
荒らしの真面目宣言ほど当てにならないものはない
ムシのよすぎる話だしな
時速100kmで移動出来るデコトラを一時間先行出来るリアン超すげえ。
つって、アスファルト道路も無いし、100キロは無理だな。精々40キロか。
それでもすごいが。
>>250 その無駄なこだわりをゴミ箱にポイポイのポイする時だ
とりあえず現在の状況を確認したいのだがこれでいいか?
>>210 今のところ保留
>>221 出番待ち
>>231 尾行中
>その他勇者メンバー
トラックで移動中
>255
放置
ゴメン
>>210もそのほか勇者メンバーか m(_ _)m
バルルク ◆GzK2PwYYLg #暗黒の魔
不愉快 ◆og/J9Qtm8Y #究極の荒
√ ◆2oDQ1hu.hw #越境一味
やあ屑√君君は此処で何を遣っているのかな?ww
真面目に遣るだ?屑は結局は屑のまま一生変わる事は無いんだよwww
屑が更正するのはドラマの中だけだww
それとトリは何度変えようと何度でも解析してばらしてやるwww
屑は屑らしく死んでろwwwwww
こうやって鳥晒せば荒らしても便乗荒しのせいにできるなんて思っているのかな
むしろ逆
便乗であっても責任は全部当人が被るんだぞ
鳥晒すってそういうことなんだぞ
皆で糞√を追い出す会を作ろうゼwwwwwwww
バルルクとテトラポッドの聖戦が今始まる
>>268 ・・・と見せかけて実は同一人物だったりしちゃう方に100ルート
この様子ならもうおしまいだな オワタ
なんかいろいろ壊してばっかで迷惑なので、魔剣は二度と抜けないし振るえない仕様です。
一度でも武器として使おうとするとこんにゃくになりそのまま決して戻りません。
でも床につんつんして落とし穴を探るとか洗濯物干すとかだったら大丈夫。
>233
爺さんが途中で伸びていたリアン兄さんを荷台に放り込み
デコトラは風を切って進む。
暫くたったころ。
>232
操縦席の上の屋根に立って前方の見張りをしていると
上空でカラスの鳴き声が聞こえた気がした。
「おじいさん、今カラス鳴いた?」
「聞こえんぞ、そんなもん。この“ちんぽっぽ草原”を抜けたら到着じゃ」
上を見ても何もいないしきっと気のせいなのだろう。
ちなみに爺さんの言う“ちんぽっぽ”というのは猫のような姿をして飛び跳ねる動物だ。
こちらから手を出さない限りは何もしてこない無害な動物だが
鳴き声が聞きようによっては放送禁止用語なのでその点で危険生物だそうだ。
「もうすぐ到着じゃし少しワシの村の話をしようかの……」
爺さんは独り言のように語り始めた。
「飛竜がよくみかけられることで有名な村じゃ。
ワシもこう見えて若いころは竜騎士を目指しとってのう……
おっと、それはどうでもええわ。
聖なる光のドラゴンとそれに付き従う火のドラゴンと岩のドラゴンが
村の守り神として言い伝えられておった」
竜とドラゴンは別のもので、竜は比較的よく見かけられる動物だが
ドラゴン(龍ともいう)は滅多に人間の前には姿を現さない幻獣だ。
そして、ドラゴンは竜を統べる上位の存在とも言われている。
「まさか闇のドラゴンだったとはのう……」
視線の先に村らしき物が見えてきた。
>233
爺さんが途中で伸びていたリアン兄さんを荷台に放り込み
デコトラは風を切って進む。
>232
操縦席の上の屋根に立って前方の見張りをしていると
上空でカラスの鳴き声が聞こえた気がした。
「おじいさん、今カラス鳴いた?」
「聞こえんぞ、そんなもん。この“ちんぽっぽ草原”を抜けたら到着じゃ」
上を見ても何もいないしきっと気のせいなのだろう。
ちなみに爺さんの言う“ちんぽっぽ”というのは猫のような姿をして飛び跳ねる動物だ。
こちらから手を出さない限りは何もしてこない無害な動物だが
鳴き声が聞きようによっては放送禁止用語なのでその点で危険生物だそうだ。
「もうすぐ到着じゃし少しワシの村の話をしようかの……」
爺さんは独り言のように語り始めた。
「飛竜がよくみかけられることで有名な村じゃ。
ワシもこう見えて若いころは竜騎士を目指しとってのう……
おっと、それはどうでもええわ。
聖なる光のドラゴンとそれに付き従う火のドラゴンと岩のドラゴンが
村の守り神として言い伝えられておった」
竜とドラゴンは別のもので、竜は比較的よく見かけられる動物だが
ドラゴン(龍ともいう)は滅多に人間の前には姿を現さない幻獣だ。
そして、ドラゴンは竜を統べる上位の存在とも言われている。
「まさか闇のドラゴンだったとはのう……」
視線の先に村らしき物が見えてきた。
>233
爺さんが途中で伸びていたリアン兄さんを荷台に放り込み
デコトラは風を切って進む。
>232
操縦席の上の屋根に立って前方の見張りをしていると
上空でカラスの鳴き声が聞こえた気がした。
「おじいさん、今カラス鳴いた?」
「聞こえんぞ、そんなもん。この“ちんぽっぽ草原”を抜けたら到着じゃ」
上を見ても何もいないしきっと気のせいなのだろう。
ちなみに爺さんの言う“ちんぽっぽ”というのは猫のような姿をして飛び跳ねる動物だ。
こちらから手を出さない限りは何もしてこない無害な動物だが
鳴き声が聞きようによっては放送禁止用語なのでその点で危険生物だそうだ。
「もうすぐ到着じゃし少しワシの村の話をしようかの……」
爺さんは独り言のように語り始めた。
「飛竜がよくみかけられることで有名な村じゃ。
ワシもこう見えて若いころは竜騎士を目指しとってのう……
おっと、それはどうでもええわ。
聖なる光のドラゴンとそれに付き従う火のドラゴンと岩のドラゴンが
村の守り神として言い伝えられておった」
竜とドラゴンは別のもので、竜は比較的よく見かけられる動物だが
ドラゴン(龍ともいう)は滅多に人間の前には姿を現さない幻獣だ。
そして、ドラゴンは竜を統べる上位の存在とも言われている。
「まさか闇のドラゴンだったとはのう……」
視線の先に村らしき物が見えてきた。
間違い探しですね、分かります。
うわ、三重投稿ゴメンwww反応が遅かったんだ。
しかも全部微妙に違ってるwwwww
(クワァー!?受肉して此の方40年こんな事態は初めてだぞw
おのれ妖精め、新手の混乱魔法かwww)
と冗談はともかく仕切り直して逝ってみよう
>>233 なにやら凄まじい勢いで先行していた男に追いついたトラックが
直後にぶっ倒れた男を乗せて再び走り出した
…どうやらあれでパーティは全員のようだ、クワァー
>>274 奴らの向かっている方向を見るにどうやら死霊皇帝軍先行部隊長である
“あの”ドラゴンのもとにむかっているようだ
「クワァー…よりによって“あの”部隊長のところか…あのドラゴン無駄に熱苦しいんだよなぁ」
奴らが向かっているのはドラゴン種のなかでもまだまだ下級の存在
ついこの間まで封印されていて、野心ばかりが先走っている
受肉した年月でいえばオレより若い若造の管轄だ
……最もカラスとドラゴンじゃ勝負にならんがな!!!
「下手に報告して間違ってたらヤダし、もう少し様子みるか…クワァー」
スマンちょっと修正
>若い若造
→若造
>>280 先ほどから、私たちの悪趣味トラックの上をカラスが飛んでいるようだ、時折、かすかな鳴き声が聞こえる。
「まだかな・・・?」
この世界にとってものすごい速度で移動しているのに、一向に目的地は見えない。
カラスは、なお上空を飛んでいた。デコトラを持ち帰るつもりだろうか?
やがて
馬車が止まり、白い顔を青くして私は地面に転げ落ちるように馬車から降りて、
あたしは今朝食べた肉も魚も果物も全て草むらに散布した。
「…うぷ、何の因果でこんな目に、ううう、酷い揺れだった……」そりゃ泣き言の一つも言わせておくれよ
…
……
それで、ここが件の村かい?
牧歌的でのんきな村だけど、村人はどいつもどこか陰気な面をならべている。
何ともまぁ、湿気た村だねぇ。どうせ呪うならデカイ町にすりゃいいのに、
酔狂なドラゴンもいたもんだね。
私は乗り物酔いを覚ますため、村中を散策しはじめた。
>>272 突如大きな揺れが起きて目を覚ます。どうやら村に着いたらしい。
「……?……村に着いてる……どうなってる…」
それはもちろんトラックのおかげである。
>>280 気絶していたが、身体が無意識に魔槍を投げた
水爆を爆破させる。俺は不死身だし、痛みを感じない
体も原子分解されようが、直ぐ再生出来る。死ね
>>アスカ ◆Jx89Se25MA
そいつに一切構うな
またトリをやられた
俺とテトラは、別人だ
魔剣は抜けるし振るえる
使おうとしてもコンニャクに生らない
√の不死身最強房の事はすみませんでした
洪水が起こった バルルクは溺れ死んだ そして世界に平和が訪れた
>284
>「……?……村に着いてる……どうなってる…」
「ワシのメチャイケなデコトラのお陰じゃ! 感謝するがよい」
ホアキンじいさんはそう言って操縦席から降りた。
デコトラの止まった場所は、この村にしては大きな家の隣。
ホアキン爺さんの家だということは一瞬で分かった。
玄関にマッチョポーズのホアキン爺さんの銅像がたっていたからである。
「お爺さん、何者!?」
「この村の村長を務めておる」
爺さんはさらりと爆弾発言を言い放った!
「ふんっ!」
爺さんが銅像を45度ほど回すと、玄関の扉が開き、何食わぬ顔で家に入っていく。
「今夜はうちでもてなすぞ。ワシは今一度文献を調べてみるべ」
「……一体どんなもてなしなんだ!?」
ある意味素晴らしそうなもてなしに期待しながら
夜までまだ少し時間があるしどうしようと考える。
グラドス姉さんはもうどこかに行ったし、リアン兄さんは奥さんの様子を見に行くのだろう。
「まずはドラゴンの居場所を突き止めよう!」
ボクは人間の子供のふりをして情報収集に出かけることにした。
そうこうしているうちに、トラックは村に到着した。流石は文明の利器、はやいはやい。
降りた近くに立っている不気味な銅像はきになったが、まずはドラゴンだ。
どうやらテイル君は情報収集に向かうらしい。
「あ、私も行くー!」
彼に同行することにした。
>>283>>292 村に到着したトラックから連中が降りてくる…クワァー、とりあえず探りを入れるか
そう思いひそかに地上へ降り立つ…つもりだった
>>284 「クワァー!?」
気絶していたはずの男が突如バネのように起き上がり
それに伴って放たれた魔槍が凄絶な勢いで飛来する!
「ちょwおまwwオレみたいなザコにそんなモン…グワァァーー!!」
ゲイ・ドラグはアルバスカに命中
急所にヒット!
リアンはヤミのワタリガラスをたおした!
ヤミのワタリガラスは 紺色の羽、トリのツメ、魔族のナンバープレート を落とした
や〜ら〜れ〜た〜、ザコ相手に呪いの武器なんてヒデー
…だが忘れるな肉体が滅びようとも魔族の魂は大いなる闇へと回帰し
いつの日か再び世界へと放たれる……クワァー
>>291 すみませんスレ主さん
まったく絡んでもいないくせに諸事情により今後1,2ヶ月ほど
まともに参加出来なくなってしまいました orz
ヤられるネタもあったのでgdgdになるより途中退場させていただきます
みなさん失礼しました…クワァー
ノシ
>293
あれまー。何か大変そうですがご愁傷様です。
ドラゴンのネタ拾わせてもらうね〜。また落ち着いたら来てくれると嬉しいです。
>292
>「あ、私も行くー!」
「よーし、それじゃあ情報収集大作戦開始!」
作戦その1 村の子供たちから情報を聞き出す
子どもというのは案外大人が知らない事を知っていたりする。
この外見は子どもから情報を聞きだすにはもってこいだ。
「……って、子どもいないし!」
単に少子高齢化が進んだ村なのか、治安が悪いので家から出ないのか
はたまた呪いの影響か、ターゲットが見当たらない。
「仕方がない、次いってみよう!」
作戦その2 オーソドックスに酒場で情報収集
酒場【さかば】
ファンタジーにおいて往々にして冒険者が情報収集をしたり依頼を受けたりする場所。
「ちわーっ!」
ドアを開けて入った瞬間。なぜかマスターが血相を変えた。
「うわ!? オコサマが来るんじゃねぇ!」
「駆け出し冒険者でっす! 情報収集に来ました!」
「冒険者ごっこは他所でやってくれ!」
ガチャッ、ポイッ、バタンッ! 閉め出されてしまった。
作戦その3 神殿で情報収集
神殿【しんでん】
ファンタジーにおいて往々にして冒険者が蘇生やステータス異常の回復をしてもらう場所。
神殿は、ステータス異常の回復に来た老人たちで賑わい
さながら老人サロンのようになっていた。
「ハナコ婆さん見かけんがどうしたんかのう?」
「おお、今日は風邪ひいたから来んらしいべ」
「そうかそうか〜」
老人サロンのようではなく本当に老人サロンであった。
老人が多く集まっているということは……。
「上手くいけばドラゴンに関する伝承を聞けるかもしれない!」
クエスト誰も動かさないなら、おいらが動かしても構わない?
>295
マジで!? せっかく名無し参加アリなんだからどんどんやってちょ!
ごみん、動きあるね
結局俺はどうなるの?
追放?それとも参加OK?
答えてくれコテハンの皆と名無しの皆
>294
トラックという乗り物は恐ろしいものだ。
並大抵の馬車よりもはるかに速いがその反面、乗る者を大きく揺らし、体調を悪くさせる作用があるようだ。
井戸の水を飲み、どうにか体調を戻したのだが、
もしも、井戸が見付からなかったらどうなっていたことだか……
一息ついたところで、村の様子を見てみようと思ったところ、テイルが酒場から追い出されるところを目撃した。
「酒場で話を聞くのは少し厳しいようだな。
ならば、私が酒場で情報を聞いてこよう。」
それで、私が酒場に入ってみたのだが、辺りを見る限り、どうやら客は私しかいないようだ。
……まぁ、冷静に考えてみれば、村が大変な状態だというのに、のんきに酒など飲んでられないか。
「マスター、私はつい先ほどこの村に着いたばかりの者なのだが、この村について、色々と話を聞かせてもらえないか?」
とりあえず、村のことを中心に情報を探ってみることにした。
300 :
アスカ ◆Jx89Se25MA :2008/07/26(土) 00:25:58 0
>>294 三連敗を喫してしまった・・・え?何にかって?情報収集である。
当たり前だ、子供二人(外見上)で酒場に行ったってつまみ出されるだけだし、老人ホーム状態の教会に行ったってロクな情報があつまりゃしない。
おまけに外にはほとんど人はいない。そりゃそうだ、ドラゴンが暴れてるのに外で遊んだり作業してる神経を持ち合わせる人間など、いるわけがないのだ、
つまり、おもいっきり暗礁に乗り上げてしまった訳だ、どうしようもない。・・・いや、お年寄りから伝承を聞くという手もある。
もしかしたらドラゴンを退治した英雄の話も聞けるかも知れないのだ、・・・が、物語のように退治できるかどうかはわからないが、その可能性がある人物と言えば・・・
だが、彼にはちょっとした問題があったりするのである。
「ん〜、よく解んないし、その辺は任せるよ。」
思考放棄。もう考えるのめんどくさい。
>>299 へっらっし!?
…あんたまさか、ドラゴノイドかい?…いやリザードマンか、珍しいね、こんなとこで。
最近じゃお客もさっぱりさ。
なんか飲んで行きなよ。エールでいいかい?
ああ、あいつらね…、
別に人を食うとか家を潰すとかする訳じゃ無いんだ、そんなことされてたらもう村は消失してるよ。
村の近くまで来てはでかい咆哮を上げてさ、ほとんど毎日。
お陰で家畜は怯えて乳の出が悪いし、子供はワンワン泣くし、コップは割れるし、彼女にフラれるし、博打じゃすっちまうし、ろくな事ないよ。うん。
龍つったら…、なんか村に竜神伝承見たいなのが、確かあったな。
確かそいつじゃ村の守り神になってたんだけど…、どう考えても疫病神だよなぁ。
詳しい話は村の老人にでも聞きなよ。
…子供の?
ああ、3年くらい前からこの村じゃ子供が授からないんだ。
若い夫婦の中には村を離れる奴等が後を絶たないよ。今村に残るのは枯れたじい様か中年が多いな。
オマケに龍騒ぎだろ。
もう俺もそろそろかなーってな。
>>294 〜老人サロン〜
「おや、めんこい童っこがきたなぁ」
「おやおや、ばあさんんん、ニコルが遊びに来たよー」
「ニコルじゃないよ、ワンダじゃないか」
「お前さん達ボケとるのー、うちの孫のアリスを見間違えとるんかのー」
「今お菓子を持って来たげる」「とっときの紅茶を淹れたげる」
「ココナ、お前チーズ好きじゃったな。今持ってくるぞ。」
久しぶりの子供の訪問に、しわくちゃの顔を更にしわだらけにして老人達は歓迎した。
「んが、なんじゃ昔話のおねだりかえ?」
「昔々、ずーと昔の話じゃ、わしのひいひいひいひいじい様くらいの頃のな」
「もっと前じゃろ」
「いやむしろ後じゃ」
「いやっかましぃぃっ!わしがミランダに話してる最中じゃっ」
「わしが話す」
「あ、こら」
「その頃三匹の龍が争いをしとってな、日が登り暮れるまで毎日毎日毎日。それがこの村の近くじゃった。」
「でな、奴等の争いの余波で村はボロボロになってな」
「そこで村で一番賢い子供が争う龍に殴り込みを仕掛けて、全部ぶちのめしたんじゃ。それがわしじゃ」
「黙らんか糞ジジイ」
「その賢い子が何やら説得してな、龍の争いを静めてしまったそうな。
以来三匹の龍は大人しくなり、その子の為に龍は自分達の力が必要になったら呼び出せと言って、一本の魔法の槍を渡したそうじゃ。」
「余談じゃが、子供はその後都に出て龍を操る天才軍師として名を馳せたそうじゃよ」
「それがわしじゃよ」
「殴るぞボケじじい」
「かかってこんかーい」
「馬鹿やめんか」
「痛い、よせ」
>>291 「…イケてるのか?」
そんな疑問はさておき、トラックから飛び降りる。
歓迎をどうたら言っていたがそれよりリズの安否が心配だ
「俺は大事な人の安否を確かめてくる夜までには戻る」
一言断りを入れると我が住いである静寂の森にある館に向かう
静寂の森に入ると相変わらずの綺麗な空気と心地よい瘴気である。静寂の森の外見はいかにも普通の外見だが
中はまったくの別世界であり、神秘に溢れた世界である。なお昔は人間が近寄れないほど危険な森だったがリズの母親が住み始めて
今のように子供が遊びに来れるほど人間にはやさしい森になったらしい。
自分の家につながるように仕掛けを発動させながら森を歩いていくと家がある場所に辿り着く。
「……間違えたか……家が…ないぞ…」
それとも幻覚を見ているのかそこには家がなかった仕方なく道を引き返そうとした時、背後から何かが迫ってくるのを感じて槍を構える。
そこには一匹の狼がいた。
「よぉ、元気かリアン心配したんだぞ」
人懐っこい子どもの声を発したこの狼はガルム、家の人語を話せる番犬である。
「………お前か……家はどうした?」
ガルムは言いづらそうに顔を伏せた
>>293 倒したことにまったく気付いていないリアンでした。
>300
>「ん〜、よく解んないし、その辺は任せるよ。」
アスカちゃんは老人だらけの光景に圧倒されてしまったようだ。
老人たちはサービス精神旺盛でコント仕立てで昔話を話してくれた。
>303
老人達が話してくれたのは、伝説の英雄の物語だった。
人間たちにとっては単なる昔話、でもそれはまぎれもない真実の歴史……。
「ここってあの英雄の出身地だったんだ……」
人間界には不思議な事に何百年に一回か英雄を輩出する村というのがあるらしいが
(大きい街ではないのがミソ)案外ここがそうなのかもしれない。
「ありがとー!もう帰らなきゃ!」
老人サロンをあとにする。
「みんなも何か聞けたかもしれないしあのマッチョポーズの像のところに帰ろうか」
道中で歴史の講義をしながらホアキン爺さんの家に向かう。
昔々、全世界を揺るがす大戦争があった。
短命の種族にとっては伝承の中だけの存在となったドラゴン戦役である。
戦争は50年にも渡って続き
最終的には強大なるドラゴンの力によって平定された事からこう呼ばれている。
そのドラゴン達を操り、戦争を終結に導いたのが天才軍師ノウェである。
英雄の出身地だという事が分かっただけで
あまり具体的な情報はないじゃないかって? そんな事はない。
・龍は話が通じる
・子どもでも説得できた
・よってどうにかなる
肝心の居場所が分からないけどそこは爺さんの文献調査に期待。
>>302 「ああ、それで頼む。」
マスターにエールでいいか。と聞かれたので、私はうなずいた。
別に酒を飲みに来たわけではないが、何も飲まずに話を聞くだけ、というのはマナーに反する。
「最近、この村でドラゴンが暴れてるらしいが、そのことについて、話を聞かれてくれないか?」
まずはじめに、この村に来た最大の目的である、ドラゴンについて聞いてみることにした。
「直接、人を襲うような事件は無い……と?」
マスターの話に疑問を抱いた。ホアキンのじいさんは「若い娘を好み、食べる。」と言っていた。しかし、マスターは「人を食べたりはしない。」と言っている。
ホアキンのじいさんかマスターのどちらかが嘘を言っていることになる。
私が思いつく限り、どちらかが嘘をついたかの理由は三つほど考えられる。
一つ目は、どうしてもドラゴンを退治したいが故に、ホアキンのじいさんが話をオーバーにしたという可能性。
二つ目は、マスターが旅人を心配させまいと嘘をついた可能性。
そして、最後の一つはドラゴンは園話で私を油断させ、生贄にしてしまうという可能性だ。
……理由がどうにせよ、私がドラゴンと対峙するという事実は変わらない。話の食い違いについて、追求するのは止めることにした。
「ところで、最近、この村では子供が産まれないという現象が起きているらしいな。」
おそらく、ここでは有益な情報は聞けないだろう。と、思いつつも、とりあえず、聞いてみることにした。
「……なるほど。それは大変なようだな。」
やはり、有益な情報はなかった。
「話をドラゴンのことに戻すが、そのドラゴンはどこにいるんだ?」
私が最も知りたかった情報について、聞いてみることにした。
ムカムカする胸を押さえながら村を散策していると、
「な る ほ ど …、何かしらのまじないが村を覆っているね。」
鼻をつく嫌なまじないの臭いがする。この類いの呪いは私もたまに使うが、効果範囲がとてつもなく広い。
はっきり言って人間のキャパシティを超えた力だ。
(子を成せなくなる呪い?なんでこんな村に?ここで子供が生まれないと誰が得をする?いや逆に、子供が生まれると困る?)
色々考えながらいつの間にか村外れの森まで行き着いた。
…ここは?
まずい、この感じは…、他の魔女のテリトリーだ!魔女にも色々いるが、良くないタイプの(例えば私のような)魔女は
大抵自らの領域への侵入をひどく嫌い、無断で接近する者にすら害なす奴もいる(私はそうしている)。
触らぬ魔女に祟り無し、私はその場を離れようとしたが…、
(おや、あいつは)
あの、くそ忌々しい戦士が何故か森へと近づき、あっさりと仕掛けを解いて秘密の通路へと入っていく。
それを見て私は合点がいった。あの男は魔女の守護者か。最初に見たとき危険な感じがしたが、それもそうだろう。
魔女と接点の多い人間は魔力に対する耐久力と、魔法障壁を破る力を自然と身に付けていく。
つまり、魔女の守り手は同時に魔女殺しでもあるのだ。
危険を感じながらも、どうにも好奇心を抑えられ無くなった私は、こっそり男の後を追い、
《透明化》の術を自分にかけて森に入っていった。
>>306 マスターは目の前のリザードマンをちょっと憐れむような目を向けて言った。
…あんた、あれかい?ドラゴンスレイヤーでも目指しているのかい?やめた方が賢明だよ。
奴等はでかくて賢しい。村の人間には手を出さないが、外部の、特に手出しをする人間には容赦ないから。
ついこの間も、たまたま村を訪れた勇者様御一行(笑)がペロリとたいらげられたってさ。
…どうしても会いたいなら、ねぐらは知らないけど、村の近くの崖の上から吼えている姿は見かけるから、
空飛ぶ魔法でも使えばそこまでは行けるけどさ…。
ん?歩いては無理だな。行けば分かるけど登り口なんか無いから。
ところであんた結構いけるクチだね。もう一杯どうだい?
>>305 結局、お爺さんたちから聞けたのは、古い伝承みたいな英雄譚だけだった。
そして、それは子供が竜を説得するという内容だった。
・・・単に孫位の子供たちが来たから昔話聞かせただけ?まさかね
「ありがとうございました!」
何時でも何処でも礼節は大事だ、それは、この世界おいてもまた然り。
私は、お礼とお辞儀をしてから、テイル君に続く。
・・・傍から見れば、幼馴染の子供たちにでも見えるのだろうか?
名前: ガーネット
職業: 盗賊
種族: 人間
性別: 女
年齢: 19
身長/体重: 165cm/56kg
容姿特徴: 褐色肌の黒髪黒目
性格特徴: 男っぽいって言われるね。野郎だらけの盗賊団にいたからかな?
技能/魔法: 鍵開け、罠解除、盗み全般。魔法は使えないわ
所持品: ナイフ、針金細工のピアス(鍵開けに使用)、ペンダント(中に
媚薬が入ってる)、皮の服+鋼の胸当て、裾の綻びたショートパンツ、
皮のブーツ(ナイフが仕込まれている)
キャラ解説: ギルドで仕事を請け負うシーフ。盗賊団の首領に拾われ、
盗賊団の中で育ってきた。
>308
「ハロ〜♪マスター、あたしにも一杯ちょ〜だい。何の話してんの?」
見知らぬ客を横目に捉えつつも、あたしはマスターに一声かけた。
そこそこの頻度で出入りしてるから、この時間帯の客層は知り尽くしているつもり。
でもリザードマンはほとんど見なかったし。
儲け話の匂い…あたしは直感を甘く見ない性質だ。
強引な方法だろうけど、こんなのは日常茶飯事。一枚噛ませてもらおっと。
「実はな……引っ越したんだ」
……はっ?
「いやぁ、お前が出て行った後ドラゴンが来て」
ちょっとまてよ…ドラゴンが…来た?
「封印してた擬態する化物の封印が解けて、再び封印してくれって来たんだよ」
擬態する化物…町を襲ってる化物がドラゴンのフリをしていた…?
「それで行こうとしたらその化物が襲ってきて、応戦したんだが強さが尋常じゃなくてな家がぶっ壊れちまったそれで仕方なく場所を変えたってわけだ。」
ガルムの話が正しければあのドラゴンは封印してた化物で本物のドラゴンではないと言う事だ。
しかしなぜ封印が解けたという疑問が残る。
「ドラゴンは迷子の子供庇って怪我して今、館で処置してるところだが森の外はどうなってるんだ?」
たずねてきた事その過程も含めを丁寧に説明したことでガルムもその異常性に気付く。
「なんてこった…俺はドラゴンとリズに伝えてくる、リアンはみんなに知らせろ」
俺は急いで知らせるべく森の入り口を目指した。
↑すいませんトリップを間違えましたが私です。
超展開のかほりが・・・
>309
アスカちゃんと一緒に歩きながら
彼女がこの世界のどの地方のものとも違う服を着ていることに気付く。
それに、メイジオバタリアン戦で見せた、ただの子供とは思えない異常な強さ。
もしかしたら彼女は、この世界の危機を救うために
異世界から飛ばされてきた勇者……なーんてね。
マッチョポーズの像のところまで来ると、ホアキン爺さんが
デコトラの荷台のところでごそごそとしていた。
「荷台を整理したらこんなものがあったぞ。お前たちのうちの誰かが落としたんじゃろう」
【紺色の羽、トリのツメ、魔族のナンバープレート を 手に入れた!】
爺さんが渡してくれた物を見ると、羽やら鳥のツメ。
「爺さん、これはゴミ!」
そう突っ込みながら板のようなものを見る。
【飛鳥軍偵察部隊1957359号】
「これは……!」
ナンバープレートが醸し出す禍々しい闇のオーラ。
おそらくすでに敵はこちらの動きを察知して偵察部隊を放っていたのだ。
やっぱり羽とツメももらっておくことにした。
例えば、闇の者だけ通過できる装置とかがあった場合に役立つかもしれない。
>308
どうも、私はドラゴンを倒し、名を上げに来た者と勘違いされたようだ。
まぁ、それで何か問題があるかといえば、何も無いが。
「ふむ。崖の上で見かけるのか。
そこまで行く道は無い……のか。」
マスターの話を聞く限りでは、ドラゴンと戦う以前に、出会うことすら、厳しそうだ。
マスターにもう一杯どうだと、聞かれたが、あまり飲みすぎると、後に支障が出るかも知れないので、控えることにした。
「ありがたいが、このくらいで……」
>311
私が話を言い終わる前に威勢の良い声と共に、一人の女性が酒場にやってきた。
彼女はエールを注文すると、私たちに何の話をしていたのか。と聞いてきた。
彼女の様子を見る限り、どうやら、私に興味を持っているようだ。
……この村の近辺ではあまりリザードマンは見かけないようなので、当然なのかもしれないが。
「最近、この村で問題になっているという、ドラゴンについての話だ。
……ところで、君はこの村の人間なのか?
最近、この村は大変なようだが、君もやはり何か大変な目に遭っているのかね?」
>316スコット
「あたしはガーネット。ここに住んでるわけじゃないけど、少し前から仕事の関係で、ね」
キンキンに冷えたエールで喉を潤しつつリザードマンにご挨拶。
「ドラゴンの話かぁ・・・実は妙な噂が―」
ナイフで爪垢を落としつつ、あたしは話を続けた。
「もしかしたら、ドラゴンは2体いるんじゃないかって話」
残りのエールを飲み干すと、あたしはリザードマンの隣の席に移った。
こうして近くで見ると背が高く迫力がある。
不釣合いな茶色の前掛けが少しチャーミング、かなぁ?
背にはボウガンが・・・そこそこ値打ちありそうね。
じゃなかった。ドラゴンの話。
「噂のドラゴン、やたら表裏の激しい性格のようね」
他人から得た情報と、あたしの考察を若干加えて話してみた。
寛大で人々を襲うことの無かったドラゴンが掌を返したように凶暴になったこと。
しかし、次の日には何時もの、雄々しくもどこか温かみのある咆哮が村にこだましていたこと。
村人が教われるケースに共通点や似通った箇所が見受けられること。
それも粗雑で知性の欠片も感じない、贔屓目に見てもドラゴンの仕業とは思えないこと。
そして、その凶暴性がますます顕著になりつつあること。
「意識して集めた情報じゃないから、所々間違ってるかもね。あたしの勝手な推測も混じってるし」
胸元から3枚の銅貨を取り出してカウンターに置く。途端にマスターの頬が緩んだ。
が、あたしは銅貨に乗せた指をカウンターに強く押し付けた。
いつもの、負けてくれというサイン。自然と強張った笑顔になる。
健闘虚しく、3枚の銅貨はマスターの手に。あたしはふくれっつらをリザードマンに向け、
「・・・・・で、あなたは?」
リアンと呼ばれた男のツレの魔女はどんな顔か興味があったのだが、どうも留守みたいだね。無駄足か。
男二人からドラゴンがどうのこうの話が漏れ聞こえてくるが、私にはあんまり関係無さそうだし…、撤収〜
魔法の森を後にした。
結局、これ以上詳しく呪いの発生源を調べるには然るべき手順で儀式をしないと調べられないし。一度あの奇妙な車の所まで戻るとするか。
わたしは来た道を戻り、ホアキンとかいうじい様の車まで戻ると、妖精と子供のちびっこセットを発見する。
「どうだい、何か情報の一つもあったかい?」二人に尋ねた。
>317
「ふむ。ガーネットか。覚えておこう。
私はスコットだ。」
軽い挨拶を受けたので、こちらも軽い挨拶を返す。
「ドラゴンが……二体?」
彼女の話を聞き、私は納得した。
ホアキンのじいさんとマスターの話の食い違いを埋め合せるには十分な情報だろう。
「勝手な推測があるといえど、十分納得のいく情報だ。ありがとう。」
「……私か? 私は村長に頼まれて、ドラゴン退治に来た一行の一人だ。」
そういえば、今夜は村長がもてなしてくれると言っていたな。そして、いつの間にか時間も随分と経っている。
他の者をあまり待たせるわけにはいかない。そろそろ村長の家に戻ることにしよう。
「それでは、私はここらで失礼する。」
代金を支払うと、私は村長の家の方へと向かった。
>318
村長の家に到着した頃にはすでに、村長を含め、四人がいた。
様子を見る限り皆、つい先ほど到着したばかりのようだ。
それにしても、カラスの羽根にしか見えない物を不思議そうに見ているテイルは一体何をしているのだろうか?
それ程、カラスの羽根が珍しいのか……?
さて、村長さんの家まで戻ってきた私たちだが、こっちは結局、お爺さんたちに昔話を聞かせてもらっただけだ。
そしてテイル君はカラスの羽と爪、それにナンバープレートを眺めていた
・・・早く捨てちゃえばいいのに、そんな汚いの、だってカラスって生ゴミを食べる鳥だ。少なくとも、私の行動範囲内では、それ以外のものを食べてる姿は見たことが無い。
まさか、テイル君のいた森(妖精の住処と言えば、森だろう)には居ないのかな、カラス。
>>318 「結局、老人ホーム状態になってた教会で昔話聞かせてもらっただけ〜」
事実だ。ウソはついてない。
名前:ルイス=ハワード
職業:魔法使い
種族:人間
性別:男
年齢:22歳
身長/体重:183cm/70kg
容姿特徴:銀の長髪、右目が髪で常に隠れている。
フード付きのボロボロになった黒マントを着用。
性格特徴:根暗、人見知り、無愛想
技能/魔法:裁縫、調理/風、土、水魔法
所持品:魔力増強の指輪、薬草、お守り
キャラ解説:幼い頃から根暗だった為、友達も出来ずに独り魔法の勉強ばかりしていた。
しかし両親はそれを快く思わず当時15歳の彼を家から無理矢理追い出した。
行く当ても無く次から次へと村や町を転々とし、賊やモンスターを討伐して稼ぐようになった。
女、子供が苦手。
本人曰く関わるとロクな事が無いそうだ。
>316>317>319
「今日は結構ついてるかもな…。」
この村に着いてまだ数時間。
ひとまず酒場で情報を盗み聴きしようと来てみれば、こんな情報が手に入るとは。
ドラゴン退治ならかなりの報酬が得られる筈だ…。
ここは俺が横取りさせて貰うとしよう…。
「マスター…金、置いとくぞ……なに?足りない……だと…?
……ツケといてくれ。」
俺はそそくさとバーを抜け出し、先程ドラゴン退治の話をしていた男を尾行した。
男は村長と思われる人物の家に入っていった。
少し離れた所から窓を覗く。
…ちっ…どうやらお仲間が沢山居るみたいだ…。
これは少しばかり厄介だな。
向こうは4、5人。こっちは俺1人…。
1人ずつ消していきたいところだが、ドラゴン退治に参加する程だ。
腕に自信のある奴ばかりだろう。
そんな奴を4人も5人も相手にしてはいられない…。
ドラゴン退治の前に俺が退治されてしまう…。
何か良い方法は無いものか…。
そういえば先程バーに居た女はどうするつもりなんだ?
ドラゴンに関する情報を持っているという事はあの女も参加するつもりなのか…?
……せっかくの美味しい話だが、障害が多すぎるな…。
中の奴等が動くまで暫し待つか…。
>318
すぐにグラドス姉さんが帰ってきた。
「老人サロンで少しね。
ドラゴン戦役の英雄が子どもの時にドラゴンを説得した話だったよ。
今回も話が通じれば苦労はしないんだけどな〜」
>319 >320
続いて帰ってきたスコットさんとアスカちゃんがカラスの羽を不思議そうに見ている。
はたから見れば単なるカラスの羽にしか見えないから当然だ。
「ああ、これ多分敵の偵察部隊のカラスの羽なんだけど
トラックの荷台に落ちてたらしいんだ。もしかしたら追跡されてたのかもしれない。
でもそんなのと戦った覚えないのになんでだろう?」
爺さんがこともなげに言った。
「おおかた誰かが寝てる間に倒したんじゃろ。
そういえばリアンのやつがまだ帰ってこんのー。皆の衆、入って待つが良いぞ」
ボク達は村長の家に足を踏み入れた。
案の定、家の内装も素晴らしいセンスをしていた。
くっ…しまった…ここは自分の有利な地だからと言って油断した…
ちっ、目が霞む…わき腹の出血も激しいときただが何とか辿り着いて見せる…
早くみんなに知らせないと…たいへんなことに…
森の入り口で謎の擬態生物に襲われ、なんとか撃退しズタボロになった身体を必死で動かしてホアキンの爺さんのところに辿り着く
「ちっ、ホントに…強い…ドラゴンがやられるのも頷けるぜ…くっ…」
そこでリアンは意識を失った。
>>324 さて、最後の一人が帰って来た、大怪我して、しかも着いた途端気絶した。
さて、このような時にすべきこと、それは勿論119にかけて救急車を呼ぶこと、しかし、この世界にはない。
さて、とりあえず・・・
「だ・・・大丈夫・・・?」
これが精一杯だった。気絶してるため返事はなかったが
家に入るとまず目に入ったのは、臥薪嘗胆だの一撃離脱だの謎の掛軸や筋肉だるまの異国の彫像群。
…うん、私も趣味については大きな事は言えないが、コレは酷い。
ともかくスルーして通されたわりかし広い居間へと進む。
「で、なんだい。龍を退治するにせよ説得するにせよだ。まずみんなの情報を統合しようじゃないか。
その上で今後の方針を決めたらいいさ。」
わたしは椅子に深く腰掛けながら、皆を見回す。
ん?村に着いたときよりリアンを除き何か若干人数が、増えたような?まぁいいや。
>>326 ごめんよキャンセルで
なんだい、どんな怪物と戦ってきたんだか知らないが、こりゃ酷い目に逢ったもんだ。
満身創痍のリアンを見つけて、助けるのもシャクだし、ほっとくのも何だしどうしたものかと暫く迷い、それから。
「…さてお立会い、ここに取り出しましたる小瓶の中身、どす黒くて臭いもスゴいが、あらゆる傷に効く回復薬。
しかも私の作った薬にしては珍しく副作用が殆ど無い。しかし欠点が一つだけ…。
絶望的に、致命的に、苦い。私がもし瀕死の致命傷を負っても使うのは御免被るね…。コイツに飲ませたら全力で暴れる事は請け合いさ。」
そして周りの奴等を見渡し、続ける
「だからアンタらこの男を押さえ付けていてくれないか」
理論上は万能薬として完成したが、丁度実験台がいなくて効果のはっきりしない薬。
この際だ試しに使ってみよう。
結果は責任持てないが、くすくすくす。
>319スコット
「あ、ちょっと!」
あたしが言うより早く、スコットと名乗ったリザードマンは酒場を出て行ってしまった。
情報だけ提供して逃げられるとは・・・トホホ。
ううん、ここで逃げられたら盗賊の名が廃るわ。
「とはいえ、これからどうしよっかなぁ。う〜ん・・・」
まあ、元はといえばホイホイ喋ったあたしが迂闊なのよね。
盗み聞きされても、それはあたしのせいってわけだし。 >322
ウジウジ考えるのも性に合わないわ。とにかくここを出よう。
東の山の向こうに日は沈みかけ、辺りは薄らと夜の姿を呈してきた。
このまま今日は引き上げよう。踵を返し、帰路につこうとしたあたしはあることを思い出した。
「そういえば、ドラゴンを倒すために作られた武器の話を聞いたことがあるわね」
武器の名前までは思い出せなかったけど、調べてみる価値はありそう。
スコットご一行がここに来てるということは、その竜殺しもこの辺に・・・?
「あはっ、とんでもない金蔓当てちゃったかも♪」
となると、速く情報集めてスコットより一歩先に出ないとね。
どこに行こうか・・・ここは大都と違って文献や書物がまとめて置いてある図書館もない。
ギルドなら話に乗ってきそうなのも確実にいる。けど、それじゃ山分けになるでしょうし、
当然取り分が少なくなるわね。せめて場所が分かれば計画も立てられるのに。
「残るは酒場での聞き込み。妥当な線でしょうね・・・はぁ、空回りし過ぎ」
徐々に活気を取り戻していく酒場を目指し、あたしは来た道を戻ることにした。
>324 >327
グラドス姉さんが怪しげな薬を出した。
止めるべきかこれに賭けるべきか……。
エレメンタル・スペルには生命に属する回復魔法も存在する。
だが、生命の属性は言わばあらゆる属性の複合した上位に位置するものだ。
軽い怪我の治療ならともかく、こんな大怪我を直すのは相当な魔力を要する。
>「だからアンタらこの男を押さえ付けていてくれないか」
ボクは覚悟を決めて呪文を詠唱した。回復魔法ではなく、押さえつけるための魔法だ。
「分かった! 緑深き我らの友よ、この者をいだき、拘束せよ! 【バインディング】!」
家の周りにある爺さんのものらしき盆栽から蔓が伸び、リアン兄さんを縛り付ける。
通常は戦闘時に敵を動けなくするために使う魔法だ。
もしダメならその時に回復魔法を試せばいい。
「ああ、ワシのこだわりの盆栽がーーーーーーー!」
爺さんが叫んでいるけどとりあえず放っておこう。
へえ、このちびっこ妖精なかなかやるじゃないか。
マナが植物を支配し、本来あり得ない成長と動きをみせる。
見た目や言動の軽さの割りに中々の高位の魔法使いと見た。
ただチビこいだけが芸かと思っていたが。
にょきにょき伸びた盆栽の枝にがんじがらめで拘束されたリアンの側に座り、瓶の口を開けると、
「臭っっ!?」
作った時より遥かに強烈な匂いが鼻の奥を刺す。私は思わず涙目になりながら鼻をつまんだ。
(大丈夫かだろうか?これは思ったより危険のような……。ええい、ままよっ)
気を失った戦士の口を割り、ドロドロの液体を流し込む。
果たしてリアンの安否やいかに!
その時俺はあやふやな意識の中でなにかドス黒い物衝動が湧き上がる
だが、それを必死で抑えるそれを解き放ったら自分が自分でなくなると
そしてそれが段々と収まっていき…意識が目覚めた
「苦い……ゲホッゲホッ…」
どうやらあの怪我で生きていたらしいだが本当なら死んでいたのではないかと思う普通の人間ならば。
「どうやら…まだ運が尽きてはいなかったようだな…」
しかし不味い、まだリズの特製ジュースの方がマシだ
「あんたか…この薬を飲ませたのか…」
おそらくこの薬はグラドスの物だと判断できた回復力が早い薬を作れるのはこのメンバーの中で彼女だけだ
「助かった…借りが出来たな…礼を言うぜ」
その一言を最後の気力を振り絞って言うと再び意識が途絶えた。
>331
植物の縛めを解くと、盆栽はほぼ元通りになった。
ただし爺さんにとっては微妙な違いがあるようだ。
「む!? お主なかなかいいセンスをしておるな」
とか何とか言いながらホアキン爺さんがリアン兄さんを担ぎ上げて家に入っていく。
爺さんに続いて家に入る。
そして再び広い部屋。
「さっきドラゴンがやられるのも頷けるって言ってたよね。
ドラゴンより厄介なものがいるってことかな?」
リアルで面倒なことが起きたのでこのレスを最後に抜けるわ。ごめん
「ぐるるるるるっ」
逃した獲物の血の臭いを追い、龍の姿を持つ怪物は目を血走らせ
地響きを立てながら村の中心部へと侵入を続ける。
仮染めの姿と命を与えられ、この地へと災いをもたらす為に生まれ落とされた怪物は、
自らの生を脅かす存在をひどく憎み、恐れた。
それは最初、この地に君臨する龍だった。またこの村の外れにに住まう魔女だった。
怪物は隙をついて龍の姿と力を奪い、魔女を追い払い、自らの安泰を確信する。
あとは村人を腹いっぱいに食い、付近の人間を滅ぼし尽くすまで暴れ、
やがて自らの短い生命と使命を全うするだけだったはずだ。
…だが、またしても、己の存在を脅かす者達が村へと入り込んでいる。しかも複数。
血の臭いの先にその存在を感じ、油断無く警戒する。
(コワイコワイ、私ヲ殺シニ来タ。コワイ、失セロ、…ココカ?)
やがて龍の姿をした怪物は村の中心の少し大きな建物にたどり着き、
龍から奪った力の一つ【炎の息】を建物に向けて腹の底から吐き出した。
>334
質問の答えが聞けるか聞けないかのうちに異変は起こった。
微かな地響きが聞こえてくる。
それは間もなくはっきりとした足音へと変わる。
憎しみと怨念とどこか恐怖のようなものが混ざった唸り声。
「みんな気をつけて、何か……来る!」
とっさに魔力増幅ステッキを構え
窓から垣間見たものは、灼熱の吐息を吐かんとするドラゴンの姿をした何か!
でも不幸中の幸い、遠くない場所に大量の水の気配があった。
近くの井戸に通じているであろう地下水に働きかける。
「清き激流よ、煉獄の炎を阻む壁となれ!【ウォーターウォール】!」
吐き出された灼熱の炎の前に、地面から噴出した水の壁が聳え立つ!
>333 それは大変。乙でした。また気が向いたらいつでもどうぞー。
近くの井戸って>299に出てきた井戸ね。
もしかしたら水に特殊(回復?)効果があるのかも。
>>334 何かが来た。それは、明らかに敵意を持っていた。そしてそれは、火を吐いた。
それは、ドラゴンの姿をしていた。
とりあえず、視界さえ奪ってしまえばどうにかなるだろう。
「え?なに?なに?」
私は、テイルくんの後ろに隠れて(我ながら情けなや・・・)ドラゴンの目を目掛けて矢を放った!
爆炎の塊と水流の壁がぶつかりあい、辺りを凄まじい衝撃と爆発的な水蒸気が覆う。
(!?)
怪物は何事が起きたか瞬時には理解出来なかったが、誰が邪魔をしたのかを本能的に嗅ぎ付けた。
それは小さき者
身の丈は人間の子供程でありながら、その目からは不思議な強い力を感じる小さき者。
(何故我ヲ恐レヌ、何故?チカラヲ持ツカ?我ヲ滅ボスチカラヲ)
怪物は身を固くして危険に震えた。
(ナラバ滅ビヨ)
半ば狂乱の中で再び、いや何度でも火を放ち、眼下の危険を消し去るべく火炎の息を腹に溜める。
その時、怪物の目に何かが映った。水蒸気で霞む妖精の後ろにうごめく何か。
それが人の子供と気付いた瞬間、その目に文字通り何かが飛び込んだ。
研ぎ澄まされた鋭利なつぶてが眼球を貫き突き刺さる。
「ぐるああああああッッ!」
怪物は悲鳴を上げて大きくのぞけり、龍の頭がまるでスライムのようにドロドロに溶け、
そして、
溶けた頭部がみるみる再生し、既に元の形を取り戻したその目は
先刻と同じ、怒りと恐怖で足元の生き物を睨み付けている。
「ごうッ!」一声短く吼えて前足を妖精とその後ろの子供に叩きつける怪物。
>334-337
「何か来たのか……?」
テイルの言葉を聞き、注意して外の様子をうかがってみた。
……ドラゴンが見える。
「会いに行く手間は省けたが……セッカチなドラゴンなようだな。」
すぐにでもボウガンを構え、戦いたいところだが、先にするべきことがある。
「村長、ここは危険だ。リアンと共にあのトラックとやらで一旦離れてくれ。」
気絶しているリアンを置いたままここで戦うわけにはいかない。
私は倒れてるリアンを抱え、トラックのほうへと向かう。
巨大な怪物がちびっこコンビを踏み潰さんがため前足を振り上げる。
「そりゃっ!」
私の投げた青い液体の入った薬瓶は、上手いことドラゴンの前足に命中し、薬液をぶちまけた。
中身は毒液、皮膚が黒く変色しただれる効果を有するはずだったが…。
予想に反し龍の前肢は溶け出しすぐに再生を始める。
「こいつは…!」
何かの書物で見た記憶がある。スライムの様に形を持たないが、
他生物の姿を写しとり、その機能まで利用する魔法生命体。
しかし…、でか過ぎる!
私の記憶では最大でも人間サイズ、しかして目の前のコイツは数十倍、
へたすると100倍はある。
だが、もしコイツが同じ生物だとしたら…。
「聞きなっチビども、ソイツは体の中に核となる部分がある(多分)!
そいつを何とかしないと、突いても切ってもすぐ回復しちまうよ!」
>237 >238 >239
振り上げられた前足。避けきれるか!?
「【エアーカレント】!」
上昇気流で補助しつつアスカちゃんの手を掴んで家の屋根の上目掛けて飛ぶ。
直後、寸でのところで前足に薬剤が命中する!
屋根の上に着地してみると、前足はすでに再生しつつあった。
ドラゴンがやられるのも頷けるとリアン兄さんが言っていた謎の言葉。
矢に貫かれた頭部の再生。そして今起こっている前足の再生……。
それらの事から事件の一端が読めた。
「そうか、キミは本当はドラゴンじゃない……
禁断の術で作られた“姿定まらぬ者(イミテーター)”!」
リアン兄さんを乗せ、トラックの操縦席に乗り込んだ爺さんは発進しながら言った。
「そういう事じゃったか……。良いか!? 本物のドラゴンは必ず助けに来るはずじゃ!
それまで持ちこたえてくれ!」
「分かった!」
グラドス姉さんが叫んだ。
>「聞きなっチビども、ソイツは体の中に核となる部分がある!
そいつを何とかしないと、突いても切ってもすぐ回復しちまうよ!」
そうは言ってもこれだけ相手が巨大だと核を破壊するのは至難の業。
「どうしよう……これは!」
あることに気付いた。さっき炎を防いだ影響で辺りに充満している霧。
それに僅かながら生命を促進する効果が宿っているのだ。
巷には病気が治る井戸という噂が時々あるが、満更嘘でもない。
この村の場合は、本物のドラゴンの加護なのかもしれない。
そして生命を促進するものは偽りの生命にとっては毒になると相場が決まっている!
「【ウォータースピア】!」
立ち込める霧が無数の水の槍となり、怪物に突き刺さる!
うまくいけば再生能力を鈍らせられるかもしれない。
>>340(a)
テイルくんの魔法で、空を飛んで(?)ドラゴン(見た目は)の攻撃をかわした私たち(実際に頑張ったのはテイルくんで、私はしがみ付いていただけ)、
直後に、ドラゴン(のようなもの)に小瓶が命中。中の液体が敵の前足を溶かす・・・が、再生した!(さっき射抜いた目玉も)
しかし、飛ぶのはいい・・・んだが・・・
「*&%#$+@〜〜〜!」
怖い、怖すぎる。思わず意味をなさない悲鳴を上げてしまった。
>>339 「核・・・?それをどうにかすれば・・・」
つまりあれか。奴の核を焼くなり切るなり撃つなりしない限り、切っても切ってもプラナリア状態。
なら話は早・・・くはない。的が大きすぎる。
しかし、だ、某怪獣王の熱線のような大火力レーザーみたいなもので貫通できるかも知れない。
・・・あの時、超場違いSF装備を今の装備と取り換えていなかったら・・・?
考えるのはよそう。もう遅い。遅いのだ。
>>340(b)
テイルくんの呪文により、周囲の霧が水の槍と化し、敵を襲った。
霧が晴れた今、疾走するトラックの荷台からでも十分に狙える。
「いっけー!」
槍の着弾にタイミングを合わせ、敵の前足に向け、矢を放つ。
・・・すぐに再生するだろうが、一時的にバランスを崩して、距離が開くはず・・・!
全身を貫く鋭い槍に体液を吹き出して怪物はのたうちまわるも、
やはり、穴だらけの身体はまたも融解と再生により無傷の身体を取り戻す。
龍は傷が塞がるやゆっくりと立ち上がり、
見た目の巨大さからは想像出来ない程の速度で
人間達の乗り込んだ妙な乗り物めがけて地面を揺らし全力で疾走する。
イミテーターの頭の中は狂乱で真っ赤にそまり、眼は殺意に溢れていた。
おそらく、このままだと村に破壊と殺戮を撒き散らさずには収まりそうにない。
水の槍を受けた時からの体の変調も、足に受けた矢もまるで意に介さず、
進路上の藁束や、木の柵や、家畜小屋を突き破り、吹き飛ばし
ひたすらに自らを脅かす危険な存在たちへと距離を詰めた。
トラックが揺れた反動で再び意識が戻る。ホアキンのじいさんがその事に気付いてなにか声をかけようとしたが
その時俺は窓から外の光景を眺め、まずい状況になっていることに初めて知った。
「ちっ、ヤバイ事になってるな…俺はいくぞ!!」
ホアキンのじいさんは血相を変えて止める。
「なに言ってやがる!そのケガじゃ死にに行くようなもんじゃ!!」
身体のことを心配して言ってくれてるのだろうが俺を止めることは出来ない。
「安心しろ、もう直った」
その一言を言い放ち、トラックから飛び出していった。
「身体は治ってるな…あいつのおかげだな…」
だが、彼は薬のおかげだと思っているが気付いてはいない普通の人間はこんな早く回復することはないことを。
「見つけた…傷の借りを返す!」
前方に例の擬態生物を発見、幸い気付いていないため背後から奇襲を行う。
「エアリアル……スティング!!」
ゲイドラグの突き出した一撃が風の力を纏い、擬態生物を刺し貫くと同時に敵の能力を奪う。
「貴様の能力は奪った…後は呪いで苦しんであの世に…逝け」
――魔女宅にて――
どこかに引っ越した魔女宅では
イミテーターによってボコボコにされた下っ端ドラゴン達が待機していた。
村の様々な場所を映す魔法の鏡の前で大騒ぎしている。
火のドラゴン「ミト様! すぐ行くわ!」
地のドラゴン「ダメだ! ここにいるように言われただろ?
どうせ相手はお前のコピーなんだから大丈夫だよ!」
火のドラゴン「何でやねん!?」
地のドラゴン「と、冗談は置いといて。
今回の勇者様パーティー(笑)はなんか感じる物があるんだ。スケさんはどう思う?」
火のドラゴン「カクさんもそう思いはるか!
何や、全然強そうじゃないんやけど……もしかしたらもしかするかもしれへん!」
地のドラゴン「だけど最悪だなあ。
化け物を必死に止めようとしてたのに一緒に暴れてたと勘違いされてるし」
火のドラゴン「この流れじゃ活躍できへんしなあ」
ドラゴン×2「「はぁ〜〜〜〜〜」」
――村中心部――
村長宅前で繰り広げられる激戦に、自宅で震えながら窓の外を見ていたと村人たち。
ふと空を何かが飛んでいるのに気付く。
「……!?」
夜の帳が降り始めた街に、白銀の翼が舞う。
鳥ではない。もっと大きくて、力強くて、神々しい。
見ただけで直感的に分かった。伝説に語られる村の守護者、光のドラゴン!
誰からともなく外に出て空を見上げる。
「綺麗……」
「あれがドラゴン……! 本当に守護者だったんだ!」
>343
辺りを縦横無尽に破壊しながら距離を詰めてくる魔物。本気でヤバイ事になった。
そこに、トラックから飛び降りたリアン兄さんが颯爽と現れ必殺の一撃を放つ!
「GJだよ! リアン兄さん!」
でもまだ安心は出来ない。巨大な体で悶え苦しむ魔物。
闇の眷属は自分が消滅する時に周囲を道連れにしようと
最後にして最大の大暴れをする事がよくあるのだ。
「みんな! 最後まで気を抜かないで!」
「そうです。さあ、最後の止めです。力を貸してください!」
上空から凛とした美しい声が聞こえてきた。
「誰!?」
上を見上げて目に入ったものは、白銀に輝く伝説の幻獣!
そしてその上に乗っている、すごく綺麗な女の人。
「話は後です。今はただ信じて!」
地面に舞い降りて化け物と対峙するドラゴンが荘厳な声で語る。
「これより一息で核を破壊しようぞ。人の子達よ……我に力を!」
周囲の空間に巨大な魔法陣が展開される!
これはパワーリンク……中にいる者の精神力を共有する空間。
「強く願って! 必ず勝てるって信じて精神力を分けてあげて!
そうすれば勝てるから!」
これは単に一般的な意味ではなく、実際に現象として現れる事。
闇の眷属は、怒りや恐怖や悲しみといった負の感情を食らって糧とする。
逆に、勇気とか、希望とか、信じる気持ちは奴等が最も苦手にするものだから!
>>345 なんとか一矢報えたが…相手は最後の力を振り絞って周囲を道連れにしようとしていた。
「まずい……このままでは」
その時、聞きなれた声が聞こえる。その声の主、自分の美しい伴侶が上空からドラゴンと一緒にやってきた
「リズ!!」
だが、彼女は人差し指でリアンの口を閉じさせると
>>「話は後です。今はただ信じて!」
「わかった………でもこれだけは言わしてくれ愛してる」
彼女は顔を真っ赤にして、俺は言われた通りに精神力を分け与えた
さて、私の一矢は無駄弾におわり、リアン君の魔法で完全にプッツンしたドラゴンもどき・・・本名イミテーター。
奴は、私たちの乗るトラックに向かって猪突猛進突っ込んできた。
しかし、リアンさんの渾身の一撃で形勢が変わった!
>>345 テイルくんの励ましに同調して現れたのは、神々しい輝きをまとったドラゴン。その上には、女の人が乗っていた。
そしてその女性は、リアンさんの知り合いみたい。
ドラゴンは、周囲の空間に魔法陣を展開。テイルくんの解説によると、みんなで精神力を共有することができる空間で、パワーリンクというらしい。
そして、イミテーターみたいな”闇の眷属”は勇気みたいなプラスの感情が苦手らしい・・・ベタだ。 だけど、賭けるべきカードは、他に無い。
「おっけ!・・・・!」
私は、ありったけの”勇気”を振り絞った。
・・・テイルくんの後ろに隠れてることには変わりないので、傍から見れば間抜けに見えるだろうが・・・。
あとは、この最後の手札が通じることを祈るのみ!
(明日フィニッシュの演出をします)
暴れる死にかけイミテーターにとどめの一撃を叩き込むため、
力を貸せと妖精が叫んでいる。
んんん〜っ、あれかッ!元気玉かっ!?いや勇気玉?
って、勇気はいいけど具体的にどうすりゃいいのさ?
自慢じゃ無いが、あたしゃ勇気とか元気とか友情とか
ポジティブワードは、おケツがむず痒くなるんだけどね…。
(ポリポリ)
まぁ他に手もなさそうだし。
怖がんなきゃいいの?
で、力を委ねる?
こう?
>346 >347 >349
不思議な事に、悶え苦しむ怪物の動きが止まった。
「まさか……」
その時、ありえない事に怪物の思っていることが流れ込んできた。
きっとパワーリンクの副作用。
(愛ダト!? 勇気……希望ダト……!? フザケルナドラゴンメ!
調子ニ乗ルナ人間ドモ!! 壊シテヤル! 何モカモ滅茶苦茶ニシテヤル……!!)
ボクは怪物のしようとしていることを確信した。
「まずい……! 自爆する気だ!」
自爆、それはまさに最後にして最も恐れるべき攻撃。
普通の小さいサイズのイミテーターだったら被害は大したことはないが
これだけ巨大なものだと村一つ消えてしまうだろう。
断末魔の怪物の只ならぬ気配を察知し、辺りには村人達の悲鳴が響き渡っていた。
そんな中、みんなの精神力が光のドラゴンに集まっていく。
気付くと、いつの間にか戻ってきていたホアキン爺さんもちゃっかり参加していた。
間一髪の時、ドラゴンが頭を上げ、怪物を見据える。
どうやら力が集まったようだ。核を一撃で破壊するのに充分な力が!
「今だ! いっけぇえええええええええ!!」
開かれたドラゴンの口から発射された白銀の柱が哀れな化け物を貫く!
それは、偽りの生命に絶大なる威力を発揮する光のドラゴンブレス!
――いつかは分からないけどずっと昔の事――
「お前は無駄に暑苦しいよなあ。フツーに宝箱に化けてテキトーにやればいいじゃん」
「そうそう、ドラゴンイミテーターなんて聞いた事ないよ」
彼はいつも他のイミテーター達にバカにされていた。
「そうだね、でも見てみたい。死霊皇帝様の作る美しい闇の世界を。
光の奴らはとんだ矛盾だらけの偽善者だ。光があるから汚い物が見えてしまう。
希望なんて持つから絶望する。愛するあまりに誰かを憎む。生きるから死に脅える……
現に今の人間界は光が支配しているはずなのに戦争まみれだろう?
死霊皇帝様が最終的に目指すものは生も死もない不死の世界。
それはきっと、何の矛盾も衝突も生まれない、究極の平和なんだ……」
永い眠りからさめた時、僅かな寿命しか残ってはいなかった。
それでも何の疑問も持つことなく闇の眷属の使命を全うし
死霊皇帝様万歳と叫んで消滅するはずだった。
だが、光の粒子となって消えながら、鮮やかな映像のように鮮明に皆の想いを見ていた。
それは、臆することなく強大な敵に立ち向かう幼い少女。
固い絆で結ばれた魔女と守り人の夫婦。
……ここまではまともだが、次辺りからおかしくなってくる。
地方領主に化けて……、やがては国を……する魔女。
族長の座を奪い取ってどんちゃん騒ぎのゴージャス生活を送る妖精。
極めつけはフンドシ一丁で熊を投げ飛ばすマッチョなじじい!
(ああ、これが……愛と勇気と希望……!!)
なんてくだらないのだろう。だけど……死霊皇帝様申し訳ありません!
――もし今度生まれ変われるなら、光のあたる場所に生きてみたい!
光の粒子となって怪物は跡形も無く消え去った。
その場所には、気を失った人々が倒れていた。多分食べられた村人たちだ。
「あれ……?」
「やったあ! 助かったぞーー!」
続々と人々が目を覚まし始めた。だがその中になぜか一つだけ棺桶があった。
棺桶の仲間らしい戦士風の少年と魔法使い風の少女が話している。
「サマンサ! 無事か!?」
「私は無事よ。でもトンヌラがまた死んでる!」
「仕方ない、教会にいって蘇生させよう」
二人は棺桶を引っ張ってそそくさと去っていった。
おそらく以前ドラゴン退治をしようとして食べられた勇者様ご一行だろう。
そして……道の片隅で、小さなスライムのようなものが
仲間になりたそうにこっちを見ているのに気付いた。
「イミテーターの欠片……光のドラゴンブレスで生まれ変わったんだ!」
第一章の題名は『エセドラゴンクエスト』でw
イミテーターの欠片はペットがほしい人は確保するべし。
>イミテーターの中の人
乙でした! よければまたよろしくね!
想いは、通じた・・・。
邪悪、かつ巨大なイルミネーターは、みんなの”勇気”のこもった光の竜もブレスで消え去り、スライム状の。何かが残るだけだった。
私は、スライム状の何かを抱えてみた。
ちょっとひんやりして、ぷよぷよしているが、液体が垂れるとかいうその手の物には有りがちなことはなかった。
まるで、程よく水の入った水風船のように。
そして、某RPGのスライム・・・顔のある玉ねぎのような風貌・・・
「かわいい・・・。」
私は、この子を連れていくことにした。・・・他の皆が、どう思うかによって、接し方を考えなければならないが。
ただの一撃のもと、あれだけ不死身を誇った怪物が消し飛んだ。
光の龍も興味は尽きないが、それよりも、だ。
ネタフリされる迄もなく、最初から採取する気満々だったりするのサ。
こいつをうまく培養すれば、さっきのジャンボサイズも夢じゃない!
龍にも擬態する魔法生物。うーん、夢は広がるじゃないか。
いやいや人助けはするもんだねぇ。
にやける顔が抑えがたい。
「それじゃあ、これにてめでたく一件落着とあいなったわけだし、
あたしゃ帰るよ。あとはよろしくやっとくれ。」
吹き飛んだイミテーターの肉片をいそいそと瓶詰めにして懐にしまい、
わたしは帰る準備にとりかかる。
>>355 ・・・と、人が掌で可愛がってた玉ねぎ君(仮称)をかすめ取っていくオバサン・・・
「ひっどーい!・・・テイルくん、やっちゃって!」
自分では何もしない・・・というか、できないのが悔やまれる・・・
>>356 あたしのいくつか拾い上げた肉片の中に、
小娘がすでにペットにした一つが混じっていたらしい。
「あ?はいはい、泣くこたぁ無いだろよ。で、どいつがアンタのだい?
ふと気付くと、瓶詰めにした内の一つに、顔付きのものが……。
「げっ!?」
何コレ…
何で一個だけ?
「これ、かい?」
アスカに尋ねる、
どうやらそのようだ。
瓶の蓋を開けてひっくり返すとべちょりと音を立てて、着地した。
ま、まぁ、別に培養するのは顔なんざ、有ってもなくても良いんだけど。
ちょっと気になるね。
そか、スライムは一匹ぽいね、
私の手に入れてたのは他の吹き飛んだイミテーターの体の一部って事でよろしく。
そしてコイツを増やして育てて大作戦の為にあたしゃ一度パーティーを外れますんで。
ではまた。
>354-357
ドラゴンが感慨深げに言った。
「それにもう邪悪な気配は感じられません。きっと心強い味方に育っていくことでしょう」
助かった人々は出迎えた家族や友人と生還を喜び合っている。
「村長! ありがとうございます!」
「感謝ならドラゴンとこの者たちにせよ!
こうしちゃおれん! 皆の衆、宴の準備じゃ!」
こうして、ドラゴンの住まう村に新たな伝説が刻まれた!
>358
了解です。ではまたねノシ
特にネタが出なければ2〜3日後に次の話のとっかかりをやります。
さて、ドラクエの次はFFか桃太郎かONIかSaGaか・・・
不定形の怪物は消滅した。
矢を突き刺しても意味のない相手だということもあり、何もできなかった私は素直に喜ぶことができなかった。
しかし、この村の危機は去ったのだ。今は村人達と喜びを共にしたほうが良いのだろう。
今回、私は活躍できなかった分だけ、宴の準備の手伝いに力を出すことにした。
〜海洋都市オーシアから数十キロ離れた、鳥も通わぬ小島の中の隠された基地内部での会話〜
「でぇ、イミテーターの反応がぁ、消失したと。ふーん。」
「再度派遣しますか?今度は確実に村を消失させます。」
「いいよ、運命の子は多分もう生まれてるみたいだしぃ。あれは念のため程度の配置だから。それに今はあんまし目立ちたく無いしね」
「それより、アレを倒す程の者がいるとは…、何者でしょうな」
「偵察部隊の一人から通信が途絶えた時点で調べるべきでしたね…、迂闊でした」
「何でもいいよ。目覚めの時は間近だし、そしたら古代龍でも巨人族でもかかって来いですよ」
「大事な時期ですから、むしろ慎重にすべきでしょうね。件の村を調査に向かいます」
「うん、じゃあ、任せた。障害になりそうなら消しといてね。」
名前:鴉(カラス)
職業:何でも屋
種族:人間
性別:男
年齢:26
身長/体重:176/65
容姿特徴:黒尽くめのスーツ姿、ネクタイのみ赤、ボサボサのショートヘア、常に咥え煙草
性格特徴:皮肉屋、ネガティブ
技能/魔法:武器の取り扱い、隠密行動
装備:ハンドガン×2、ナイフ、投擲用ナイフ×5
所持品:武器携帯用トランク、煙草
キャラ解説:
ひょんなことから異世界に迷いこんでしまった何でも屋。
元の世界では汚れ仕事ばかりを引き受けることが多く、ウンザリしていた。
押しが強い者、真面目な者とは性格的に合わないので苦手
参加したいんだが、駄目かい?
宴が始まり、村人たちは飲めや歌えのどんちゃん騒ぎである。
そんな賑わいから少し離れた場所でミトさん(光のドラゴン)と語り合っていた。
「なるほど、あなたがフェアリー・レジナ(妖精族の族長)の使いでしたか。
あなた達が来てくれなかったらどうなっていた事か……。
迂闊でした。死霊皇帝の復活が近いのは察知していたのですが……」
「死霊皇帝?」
「闇の眷属の王の名です。私達の最大の敵……。
といってもまだそこに到達する手掛かりも掴めていません」
「そうそう、勇者集めたのはいいけど次どこに行くかも決めてないんだよね〜。
何かどこかで事件起こってない?」
「聞かれなくても私から言おうと思っていたところです。
あなた達を見込んでお願いがあります!
とある人間に授けた魔法の槍【ドラゴボルグ】がもう長い間行方不明なのです。
何とか探し出してもらえないでしょうか?」
>217より抜粋
長老「この町を出て北へ一月ほど進んだ先に竜殺しの魔槍【ドラゴボルグ】が納められた祠がある。
死にたく無ければまずはそいつを手に入れる事じゃ。いそがば回れってのーぅ。」
「それって人間界では龍殺しの魔槍って言われてたけど……!?」
「人間界にその名を知っている人がいたのですか!
名前と伝説的な強さからそう間違って伝わったのでしょう。
実際には我らの眷属たる竜を自在に操ることができる聖なる槍……
死霊皇帝軍と組する際に強力な武器となることは間違いないでしょう」
>303より抜粋
「余談じゃが、子供はその後都に出て龍を操る天才軍師として名を馳せたそうじゃよ」
王都の天才軍師として活躍したのでドラゴボルグは
王都の近くに収められたと考えるのが自然だ。
そしてあの街から北に行った辺りには確か王都があったはず……!
「次の目的地は……王都アースランドだ!」
王都アースランド
100万人の人口を擁する大陸最大の都市。
魔道研究所ではおそらく世界最先端の魔法研究が行われている。
古代魔法王国時代に海洋都市オーシア、天空都市ヘヴンスと共に
地上都市として作られたという伝説が伝わる。
ボクは今の話をみんなに言いに行く事にした。ミトさんはどこか不安そうだ。
「行く時は私に言ってくださいね。王都まで送っていきます。
本当なら私も同行したいのですが
私はこの村を離れてはいけないような胸騒ぎがします……」
>363
異世界から来た人もOKです。
今調度章の変わり目だから次の街で登場するのがスムーズに入れると思うよ!
異世界人参上!(をい)
拳銃ありか?ありなのか?つまりM16あたりに武装変更しろとry
>367
最近のファンタジーTRPGでは
錬金術で作られた実弾の武器も出てきたりするし別にいいけど
実弾の拳銃ってファンタジーの世界だと
平気で剣で弾かれたりスパッと切られるって相場が決まってるから
結局弓と同じ位の強さになるよ。
こういう所では銃厨は嫌われるから自重した方がいいな
戦闘機スレでもいってやれば?
ジャパニメーション見たことないのか?銃はニンジャには効かないんだぞ?
>>371 日本のアニメを見てない日本人がいるか?
忍者というより一部の侍とか格闘家の前に無力だろ
ゲームバランス崩壊させないように能力設定して
アクションや見た目の演出するだけならまあいんじゃね?
但し銃厨にしかわからんマニア用語禁止な
「みんなー、ドラゴンさんの依頼で次の目的地が決まったよ〜」
かくかくしかじか
よく考えると異世界から銃持ち込んでも当然銃弾が補充できずに
すぐ役立たずになるのが必至。
この世界産ならスリング(弾飛ばす武器)の仲間ということで
他の飛び道具と同程度の威力ならいいと思うよ。
あと魔道銃という手もあります。もちろんマニア用語は勘弁w
てっきり駄目だと思ったが、案外言ってみるもんだな。
許可してくれて、ありがとな、助かったぜ。
とはいえ、やっぱり銃に突っ込みがはいったか。
だが、俺の知る限りじゃFFTや世界樹、そういう世界観のMMOにだって銃はあるぜ?
銃があるからなんやかんやというのは偏見って奴だと俺は思うがな。
とはいえ、魔法使いや、腕の立つ奴とかクリーチャーに対してはあんまり効果は無いだろうな
そういうことだから、大目に見てくれよ。
>>374 確かにというか、とりあえず、弾は補給できないだろうから、最終手段として温暖しているつもりだったんだが駄目かい?
銃に関してはそこまで細かい描写というか用語は使わないつもりだ。
世界観にあわせるなら、魔導銃でもいいぜ
スレごとに世界観というものが有る。
他のゲームやスレの世界観で認められているからここでも認めろというのは傲慢でないかな。
大目に見てくれとかじゃなくて、他の参加者との認識のすり合せが必要なんじゃないのか?
名前:バラグ
職業:???
種族:???
性別:???
年齢:???
身長/体重:400/ 400
容姿特徴:体が鉄のように硬い・黒い異様な鎧のような感じ・一見して異型のゴーレムの様な感じ・
姿は人型だが人間ではない・異様に太く長い腕を持つ・
顔?(頭?)の真中に白いラインがありその横に目の様な白い丸が有る・
体中に白いラインが幾つか有る・背中に羽のような物がある・尻尾が有る・
性格特徴:???
技能/魔法:格闘・高速移動・爆発攻撃・防衛魔法
装備:自分と同じの長さの黒い棒
所持品:黒いナンバープレート
キャラ解説:
突然現れた者、目的も無く徘徊している
凶悪モンスターと間違われ今一番賞金が掛かっているが、強くてそこら辺の剣士などでは、歯が立たない
喋る事がほとんど出来ない、喋ったとしても単語だけだが、人の言葉を理解できる
自分から戦いを仕掛ける事が無く、襲い掛かられても相手が相当強くない限り防御しかしない事が多い
トラックや自走式棺桶がある世界だから銃くらい持ち込まれてもいいような気がするけどな。
もちろん強過ぎ性能は全力で却下だw
>>378 案ずるなただのワルサーP38(某三世のアレ)だ。
>375
それならイインダヨ!
要は小難しいウンチク並べつつ乱射して俺TUEEEしなければおk。
>377
いらっしゃーい。色々ドラマが展開できそうな設定だね!
>378
確かにwww
こんな世界でも銃が出ると騒動になるのは
超強力設定搭載したり専門用語並べる銃厨が時々いるから
警戒されてるんだろうね。
(止まってるので少し王都の演出をします。
ちなみに王国名は王都の名前と少し変えてアスランディアでw)
――王都アースランド内アスランディア城――
王都は今とある話題でもちきりだった。徘徊する謎の凶悪モンスターである。
といっても今のところ直接的な被害は報告されていない。
王様「奴はまだ徘徊しておるのか!?」
兵士A「さようでございます!」
兵士B「今日見かけた際に立ち向かってみたものの強くて歯が立ちません!
その上……つうじょう の さんばい の そくどだ!」(←テキトー)
兵士C「賞金額を上げてみてはいかがでしょうか?」
王様「やむをえん、賞金額を1000000Gに増やそう。大臣!張り紙の書き換えを頼む!」
大臣「はっ! 仰せのとおりに」
大臣は油性ペンを持って部屋を出て行った。
この世に神がいて、一度だけ俺の質問に答えるとしたら、今の俺はこう言うね。
「アンタは俺に何を求めているんだ?」
ってな、神なんざいないって思っている俺が、何故こんな自問自答めいたことをしているか
それは、本当にその無責任な奴が存在するかも知れない現象が俺に降りかかったからだ。
経緯を簡略に説明すれば、俺はいつもの汚れ仕事を済ませ事務所に帰る途中、ある出来事により川へ飛び込む羽目になり、そのまま溺れ気を失った。
今更思うと、なんでここで溺死出来なかったかとつくづく思う。
それで、目が覚めるとそこは俺の見知った世界ではなかった。
初めは映画の撮影現場や遊園地の類だと思ったが
調べれば調べるほど、ここが俺が元居た世界ではないことがはっきりしてくる。
何か手を打つべく、城下街まで来たが、俺の運は最悪のようで、見事にトラブルに巻き込まれてしまい、暴漢を1人、憲兵を2人叩きのめす羽目になった。
そこからは、毎晩の如く騎兵との戦いだった。
多勢に無勢の状況下でよく一週間生き残れたと感じる。
その逃げ足の速さと運の無さで、俺はいつの間にか、凶悪犯ではなく、凶悪モンスターとして懸賞金をかけられてしまった。
すぐに街を出たいが、憲兵が常時見張っていて脱出は不可能だろう。
仕方なく、俺は昼の間はこうして樽の中に入り、人目に付かないよう努力はしているが、この調子だとまだ厄介事が増える気がしていて寝ることさえ出来ない。
神よ、アンタは何をしたいんだ
名前:ハンク
職業:傭兵
種族:人間
性別:男
年齢:30〜40
身長/体重:180位/ 普通より重いが筋肉質
容姿特徴:短い金髪の髪型 髭が有る そこそこ老齢でダンディな感じ
ケブラーヘルメットを被り、ガスマスクを装着している
黒い特殊工作員の服を着ている
性格特徴:冷静で、任務の時は、感情の無い任務をただ遂行するだけのマシンと化す
技能:潜入工作 非常に優れた戦闘力とサバイバル能力 処刑
装備:ハンドガン マシンピストル ハンドキャノン カスタムショットガン サバイバルナイフ 手榴弾
所持品:武器収納用トランク
キャラ解説:
アンブレラ特殊工作部隊アルファチームに所属する特殊工作員。
非常に優れた戦闘力とサバイバル能力を持ち、どんな過酷な条件下であっても、
また部隊が全滅したとしても彼だけは必ずミッションを成功させて生還することから、
仲間からは敬意と恐れをこめて「死神HUNK」と呼ばれている。
名前:トラットリア・エト・トリウス
職業:貴族
種族:人間
性別:男
年齢:16歳
身長/体重:163/54
容姿特徴:金色の長い髪、華奢な体つき、中性的な顔
性格特徴:内向的、人見知りが激しく弱気
技能/魔法:剣術(トリウス流)
装備:豪奢な軽鎧と金細工のエストック
所持品:執事
キャラ解説:帝都から修業に出されたお坊ちゃん。家のならわしにより1年の放浪のさなか。
そろそろ一年経つが何の成果も上がっていないので、少し焦り気味。
荷物は全て執事が持ち、身の回りの事も任せている。
「たのもう」
トラットリアの執事セバースが村の中央の一軒に声を掛けた。
昼にドラゴンが飛ぶと目立つので夜のうちに移動した方がいいという事で
そろそろ出発しようとしていたその時。
>386
突如として貴族とその執事のような人が尋ねてきた。
ホアキンの爺さんが驚いて声をかける。
「なぬぅ!? 高貴な家柄の方々と見た。こんな辺鄙な村に何の用じゃ?
見ての通り散らかっていて申し訳ない。
実はとある難事件が解決しての、宴をやっておったのじゃ」
ほろ酔い気分でのっている爺さんはなおも喋り続ける。
「……もし貴族の修行の旅とかいうよくあるパターンなら
あの者達に同行するとええぞ!
なんたって世界を救う旅をしておるらしいからな!」
老人は何も尋ねないままに、しかし聞きたい事を教えてくれた。
「感謝します」執事は礼を言い、龍退治をしたとの者達に二人は近付くと
トラットリア「ゴニョゴニョ…」
貴族風の若者は老年の執事に何事か耳打ちをした。
セバース「お初にお目にかかる。我ら帝都より参った旅の者、トリウスとその使用人であります。
実は若様は龍退治の件でこの村まで来たのだが、既に解決した様子。」
トラットリア「ゴニョ…」
セバース「まことに結構な事ですが、その…、話せば長くなるのですが、
我々の事情で若様が龍を倒す必要がありましてな。
して相談なのですが、こたびの偉業、若様の総指揮の元に行われた事にしてはいただけませんか。」
トラットリア「ゴニョニョ…」
セバース「無論礼はする、との事です。例えばですな金ですとか、帝都でのあらゆる機関への口利きですとか…、
名門トリウス家に恩を売って損する事など何一つとしてありませんぞ?」
なんだなんだ?私たちがお祭りしているところに現れたベルばら風味なお兄さんと執事っぽいお爺さん、
お兄さんが耳打ちし、お爺さんが喋る・・・なんだか、不気味・・・というか、感じ悪いぞ
せっかく(ちょっと)カッコいいんだし、自分でしゃべればいいのになぁ…とか思いながらも、特産だというおいしいブドウジュース(私の世界でいうところのバヤリースみたいな味)
に夢中だったりするのだった
黒い者は森の中を目的も無く徘徊していた。
自分の名前と戦い方以外を知らず。
人に見つかれば襲われ、反撃する気に成れず、逃げ惑い追い詰められた時には、仕方なく反撃し、隙が出来たらまた逃げるの繰り返し。
いっその事襲い掛かる者を、皆殺してしまえば楽だと思うが人を殺す気には、成れず何時までもグダグダと森を、徘徊する毎日を過ごしていた、自分を救ってくれる人が来るのを信じて。
名前:G4(人型)
職業:G
種族:G
性別:男
年齢:36
身長/体重:300位/凄く重い
容姿特徴:
エイリアンの様な頭部。左大腿部に目玉が有る。
腕が4本有り外側の大きな爪が有る巨大な腕は背中から大きく横にせり出し翼を思わせる容貌になっている。
胸部が隆起しており、そこには巨大な心臓があると考えられる。
胸部にイソギンチャクのような口が形成されつつある。
巨大な眼球が右肩全体を覆う様に有る。
性格特徴:不明
技能/魔法:強靱な生命力 爪を使った攻撃
装備:無し
所持品:無し
キャラ解説:
Gとはウィリアム・バーキン博士が自らにG-ウイルスを使用する事により誕生したクリーチャー。
G-ウイルスを摂取した「G生物」は、急速に肉体をG細胞に蝕まれて体の形状を刻一刻と変化させる。際限の無い進化を続け、どんどん肥大化していく。
他の生物に胚を植えつけることで繁殖を行うが、宿主と胚の間に遺伝子の近似性が少ない場合、拒絶反応を起こし宿主を内部から破壊してしまう。
作中ではウィリアムが変化した「G」のほか、拒絶反応を起こした胚が急成長した「G成体」が登場する。「G」は5種類に分かれた形態で主人公と対峙する。
しかし本来、Gとはウィルスを徐々になじませていくことにより、意思や自我を保ったまま超人的な力を手に入れるという用途だったが、ウィリアムは急激なGウィルスの変化に耐え切れず怪物と化してしまい、他の生物同様に本能のみに従って行動するようになる。
G3(スリー)とも呼ばれる。頭部が完全な物となり、ウィリアムの頭部であった物は辛うじて残ってはいるものの、脇腹の表皮に埋没しつつあり識別は困難。脚部にもG細胞が浸透し、左大腿部にも目玉が発生。第2形態にて形成され始めた新たな腕が完成し、
元の腕は背中から大きく横にせり出し翼を思わせる容貌になっている。胸部が隆起しており、そこには巨大な心臓があると考えられる。身体が大きくなった為歩行速度は第2形態よりやや遅い。本作中のクリーチャーでは最大のHPを持つ。火炎弾が弱点。HPが残り少ないと、
即死攻撃を繰り出してくる。ちなみに『バイオハザード:ディジェネレーション』の予告トレーラーの一つに、このG3と思しきクリーチャーが登場している。
G4(フォー)とも呼ばれる。第3形態に近い姿で出現するが、胸部にイソギンチャクのような口が形成されつつあり、既にウィリアムの面影は全く残っていない。
ある程度のダメージを与えると更に変化する。両肩に眼球が出現し、二足歩行から獣型になり、六本足で跳躍することで高い運動性能を有するようになった。
頭部の下には胸まで大きくひらいたあごがあり、巨大な牙が連なっている。獲物の周囲を跳び回って襲い掛かってくる。
攻撃力が異常に高く、特に牙でプレイヤーを噛み砕く攻撃は本作中最高威力の攻撃でHPが半分ほど残っていても死亡する可能性がある。グレネード弾が効果的。表プレイのラスボス。
>388
「ワシにそう言われても……本人たちに聞いてみんとのう」
ホアキンの爺さんがこっちに声をかけてきた。
「お前さん達、こんなことを言うとるがどうするべ?」
「ふーん、どうしよっかな〜」
ボクは二人連れを眺め回しながら、笑みが浮かぶのを禁じえなかった。
トリウスと名乗った名が本当であればかなりの名門貴族。
そして、人間社会は金とコネがあればほとんどの事が思い通りになると族長が言っていた。
強大な敵と戦うには国家の援助とかがいる場合もあるだろう。
ここで味方に引き込まない手はない。あとはそれを確実な者にする必要がある。
「その頼み承知した! ただしっ……【バインディング】!」
盆栽から伸びた蔓がホアキン爺さんをくすぐり始める。
「あひゃひゃひゃ! なんでワシがっ…ひぃいいい!」
「こーんなことだって出来ちゃうんだからね。
このように笑い死にしたくなければその交換条件(金とかコネ)を忘れないよーに!」
革ジャンを着た“黒い長髪の男”が王都アースランドの近くにある森を遠くから双眼鏡で観察していた
“黒い長髪の男”の横には形がバラグと同じ様だが少し弱そうな黒い者が2人立っていた
黒い者の1匹には角が2本ありもう1匹には角が3本ある
黒い長髪の男は左側に立っていた角が2本の黒い者に顔を向け話掛けた
そしてその言葉に角が2本の黒い者は返事をした
「“アイツ”はまだ見つからないのか」
「はい、まだ見つかりません、ただこの森に居る事は分かっているのですけれども
詳しい場所までは・・・・・・・・・・・・・」
「何時“アイツ”は見つかる?」
「もう少し時間をいただければ・・・・・多分見つかります!」
「多分だ〜〜〜〜〜?」
ビュ、ズパン
“黒い長髪の男”の腕はいつの間にか振り上げられ角が2本の黒い者の右腕が裂けていた
「ギュゥゥゥーーーーーーーーーーー!!!」
角2本の黒い者は痛みの余り大声で叫んだ、角2本の黒い者の右腕から黒い液体が流れ出た、
液体が出るのを防ぐため角2本の黒い者は右腕を押さえた
黒い長髪の男は双眼鏡で森を見始めて2人の黒い者に話掛けた
「絶対だ、絶対見つけ出せ分かったな?」
「はい!!」
「分かったらとっとと行け!!」
2人の黒い者は森に消えて行った
黒い長髪の男はその場に残っていた
「・・・・・・・・・・・・・・・・」
(それにしてもアイツがまだ生きてるとは、森の近くにある国には沢山の剣士が居るというのに
まだ死んでいないとは、もしかすると・・・・・・・・・もしそうなら相当厄介だ)
「はぁ………」
妖精の突然のくすぐり地獄にトラットリアは執事の後ろに隠れ、
その老執事は顔色一つ変えずに笑顔で言った。
セバース「話のわかる方で何よりです。では皆様、一度帝都のトリウス邸にお越しいただきたいのですが…」
執事は一行を見回して続ける
セバース「そう、ドラゴンを倒した際の何か証拠があれば、…例えば首とか牙とか、お持ちいただいてですな、話の裏付けをしていただきたい。」
やり取りを怪訝そうな顔で見ていたアスカに気付き、若者は
トラットリア「ゴニョ…」
老執事に耳打ちをし
セバース「そこのお嬢さん、何か思うところがあるならはっきり言うべきだ!と、若様はおっしゃっております」
その通り、と言わんばかりに満足そうに頷く若者。
>>397 さて、執事風のお爺さんの話を聞いたホアキンさんは、テイル君にこのことを伝えると、そのテイルくん、いきなり魔法で執事のお爺さんをくすぐり、脅迫(?)し始めた。
・・・それって正義の味方のやることだろうか…てゆーか、テイルくん黒っ・・・・
魔法を解くと、蔓が収まった盆栽にぬけ作のような顔のついた花が咲いた。
盆栽が爺さんの笑顔のパワーを吸収した!?
じいさん「ふぅ、助かった……なんじゃこりゃー!」
ぬけ作のような花「始めまして、笑顔の花です」
村人A「意味分からん!」
村人B「だけどそれを見てるとなんだか幸せな気持ちに……」
なんだか分からないけど結果オーライ。それは置いといて。
>399
>「そう、ドラゴンを倒した際の何か証拠があれば、…
例えば首とか牙とか、お持ちいただいてですな、話の裏付けをしていただきたい。」
アスカちゃんの肩に乗っている通称たまねぎ君を指差す。
「ドラゴンは実は偽者であれがその欠片です。本物のドラゴンはあっち」
ミト「どうも、本物のドラゴンです」
「調度都まで行こうと思ってたところなんだ。ドラゴンさんが連れてってくれるって。」
>「そこのお嬢さん、何か思うところがあるならはっきり言うべきだ!と、若様はおっしゃっております」
「多分腹話術おかみならぬ腹話術貴族だと思ってるんじゃないかな?」
【帝都と王都はイコールでいいんだよね? 差し支えなければ次で移動するよ】
早く次行ってくれ
次の朝――騒ぎ倒した村人たちが気がついてみると
村を救った英雄たちの姿は跡形も無く消えていたという。
そのころ彼らは……
ミトさんがみんなに声をかける。
「皆さん、もうすぐ王都に到着です」
普通ならとてつもない距離を、ドラゴンの翼は僅かひと時にして駆ける。
眼下には大陸最大の都市が広がっていた。
名前:エンキドゥ
職業:闘士
種族:半神半人
性別:男
年齢:20歳位
身長/体重:低め/重いが筋肉質
容姿特徴:筋肉質で逞しい
性格特徴:悪を絶対に許さない
技能/魔法:戦い
装備:異形の斧 剣
所持品:
キャラ解説:神に作られた人
405 :
???:2008/08/21(木) 18:42:33 0
名前:???
職業:???
種族:???
性別:???
年齢:???
身長/体重:???/???
容姿特徴:???
性格特徴:???
技能/魔法:???/???
装備:???
所持品:???
キャラ解説:???
名前:TDN-RD(製造番号)
本名:多田野 雷道(ただの らいどう)
職業:傭兵
種族:人間(サイボーグ)
性別:男
年齢:20代後半
身長/体重:188cm・95kg
容姿特徴:全身に強化スーツ、白色の長髪
性格特徴:ネガティブ思考、冷静
技能/魔法:剣技、体術、銃使い
所持品:ハンドガン、長刀(日本刀)、電磁ナイフ
キャラ解説:元はツナギを着て公園でトイレ掃除をしていた青年。
ひょんなことからTANIOKAと呼ばれる悪の研究組織に拉致され
改造手術を受けてしまった。何とか組織を脱走するも、
人間ではなくなってしまった自分を悲観。傭兵として自暴自棄になりながら
死ぬために戦うようになってしまった。
美形でクールな性格だが、何事もネガティブに考えてしまうクセがある。
異世界からの流入多いなw
まさかこの冒険の舞台は海と大地のはざまにあったりオーOロード開いて地上から人々を召喚したりとかしてるんじゃなかろうか・・・?
http://jp.youtube.com/watch?v=iakHx_vy-Pw オーラロードが ひらかれた
きらめく光 俺をうつ
オーラの力 たくわえて
ひらいた翼 天にとぶ
恐れるな 俺の心
悲しむな 俺の闘志
のびる炎が 正義になれと
雷はねて ソオドがはしる
海と大地を つらぬいた時
オーラバトラー ダンバイン
オーラシュート ダンバイン
アタック アタック アタック
俺は戦士
オーラロードを つらぬいて
風にまぎれて 来る奴が
オーラの力 忘れてか
憎しみ燃やし 火を放つ
急ぐなら 俺がやるさ
生きるため 俺が走る
殺し合うのが 正義でないと
知って闘う 戦場だけど
二つの腕を 振り上げて呼ぶ
オーラバトラー ダンバイン
オーラシュート ダンバイン
アタック アタック アタック
俺は戦士
オーラロードが ゆれ動く
さまよう心 流れるか
オーラの力 呼んでみろ
暗闇の中 道ひらく
目をこらし 見つめてみろ
闇の中 星はあるさ
払う手のひら 血のりついても
恐れはしない とびこめばいい
肉を切らせて ととめをさせば
オーラバトラー ダンバイン
オーラシュート ダンバイン
アタック アタック アタック
俺は戦士
>407-408
召喚戦士スレ2って呼ばれるようになっても別にいいやw
>409
トラットリア家の執事の指示により一軒の大きな屋敷の庭に降り立つ。
屋敷からは謎の歌声が大音声で聞こえてきていた……。
名前:獄炎のバルトール
職業:死霊皇帝の部下(6武神の一人)
種族:魔族
性別:男性
年齢:1000〜1500歳
身長/体重:190p/60k
容姿特徴:背が高く細めの体でタキシードを着ている
葉巻が好きで禁煙だろうと喫煙だろうとお構いなし。
年齢は40代後半ぐらい。
性格特徴:非常に自信家で自らの力に絶対の自信を持っている。
またそのためか卑怯を嫌っている。
技能/魔法:炎を操ることができる能力を持っている。また仲間とならばテレパシーで会話もできる。
装備:タキシード、スラックス、
所持品:葉巻
王都……大陸最大の都市でありかつての戦いからの復建の象徴だ。
その王都の大通りは人で賑わい活気に満ち溢れている。
この活気の中に40歳ぐらいでタキシードを着こんでいる男が一人。
眼尻を釣り上げ不機嫌そうに自分の前を通り過ぎていく人を見ている
「ふんっ、忌々しい人間どもめ。放っておけば瞬く間に増える!」
この男の名はバルトール。死霊皇帝に永遠の忠誠を誓った身であり。
かつての光と闇の熾烈なる戦いの時からすでに死霊皇帝の傍にいた魔族の一人である。
「ったく、やっておれん。なぜ6武神のワシがこんな人間臭いところにおらねばならんのだ」
文句を垂れながら葉巻を取り出し、マッチに火をつけ葉巻へと移す。
(そう文句を言うなバルトール)
直接頭に響くような声……魔族や魔法使いがやる感応能力……要するにテレパシーだ。
「分かっておる……死霊皇帝様に仇なそうとしている勇者どもを調査すればいいのだろう。
だがな、さっきから全く手掛かりひとつ掴めん……本当に情報は確かなんだろうな?」
溜息をつき葉巻を煙を吐き出す……煙は空へと立ち上っていく。雲ひとつない青空……やる気を奪わせるには十分。
そして王都のモンスター騒ぎ。現に言ったように聞きこみをしてみたが勇者など知らぬ存ぜぬ。
モンスターを倒しにきた賞金稼ぎをいても世界を救うなどと言う奴は今日日いない……
>>382-383 バルトールは歩き飽きてそこらへんにあった樽の上に座る。
「やれやれ……本当に勇者なぞおるのか?」
とうとう勇者がいるかどうかは怪しく思えてきたバルトール。
とりあえず一息つくために新しい葉巻に火をつけようとしたとき…
何やら下の樽から音が聞こえる……寝息のような……誰かが樽の中で寝ているとでもいうのか?
「むっ!!貴様何奴だ!!」
すぐさま樽から離れて樽にむかって指さす……しかし、樽から反応はない。
「……3秒数える前に出てこい。出てこないのならば燃やす。……1……2……」
たった一度、瞬きするつもりで目を瞑って、そのまま寝ちまうことは多々あったりする。
とくに、徹夜明けやら、疲れが溜まっている時ほど、それは起きやすい。
まさに、今の俺がそうだ。
我ながら、よくこんな窮屈な場所で寝れるもんだが、生憎、俺の予感は悪ければ悪いほど的中しやすいらしい。
「…んぅ、クソッ」
誰かに見つかったようだ。
大声が寝ぼけ頭に響く、起こし方が最悪だぜって…燃やす!?
ったく、血の気の多いというか、せっかちというか、冷血というか
ろくでもない奴に見つかっちまったな
「ちょっと待った!わかったよ。大人しく出てくりゃいいんだろ?な」
まぁ、出てきた所を串刺しってのもあるがよ。
このまま炭焼になるのは避けたいんだよ。
俺はそう、外にいる誰かに告げると、樽を何遍か揺らして、樽の中から出た。
十名ほどの憲兵が待ち構えていると思い
両手を上げ、降参のポーズをとったが、居るのは初老の老人いや、ここは紳士というべきか
それは置いといて、そいつ1人だけだった。
「…あ、う―ん」
俺の思考は、この状況を把握できてなかった。
いや、当然だろう
何せ、起きてまだ数秒しかたってない。
便利な道具はいつだって使えるまで時間がかかるものだ。
しかし、なぁ
いや、どっちにせよ。間違いを正さなくてはなるまい。
「あ―、俺の名前は鴉、どこにでもいる普通の人間だ。空飛んだり、岩を片手で持ち上げたりする力もない
ただ仕事が少し変わっているだけだ。
昨夜、君らの仲間を伸したのは多分俺だが、俺は襲っちゃいない。自己防衛ってやつさ 」
なんで俺は、自己紹介と経緯の説明をしている!
いや、いいのか。とはいう、向こうの様子が変なのは気のせい
>>412 「ちょっと待った!わかったよ。大人しく出てくりゃいいんだろ?な」
どうやら樽の中の男は状況が呑み込めたようだ。
バルトールに言われた通り樽から出てくる。
しかしどうやら思い描いていた状況と違ったようだ。
降参の意を見せるために手を上げてはいるがその顔は困惑している。
(何か進展があったのかバルトール)
品定めするかのような顔で目の前の男をバルトールは見る。
黒いスーツにネクタイ、バルトールと似たような格好なので異世界から来たとは判断するには早計だろう。
しかし違うとは断定できない。そもそも樽に隠れているなど“普通の人間”ではない。
「ふぅむ、少しばかし判断がしにくい。ただの逃亡者とも頭のいかれた奴ともとれる。どうだバアル。お前も見てみるか?」
(分かった。右目の視覚を借りさせてもらう……)
会話がなされた後、バルトールの右目の色が黒からだんだんと変わっていく。
ものの数秒後には別の人間とも言っていいほど眼は色を形を変える。
(なるほど……だが何かひっかかる。念のためいくつか質問をぶつけるとするか?)
バルトールの意思を離れ。まるで違う生き物のようにギョロギョロと動く右眼。バルトールを会話をしているようにも見える。
「そうしよう。おい小僧!なぜ貴様はそんな樽などに入っていた?理由を聞かせてもらおうか。」
ゆっくりと男に近づいていき吸っている葉巻を樽に隠れていた男へと突き付けるバルトール。
その顔にははっきりと殺意と警戒がこめられており逃げたら殺す≠ニ書いてあるかのようだ。
「あー、俺の名前は鴉、どこにでもいる普通の人間だ。空飛んだり、岩を片手で持ち上げたりする力もない
ただ仕事が少し変わっているだけだ。
昨夜、君らの仲間を伸したのは多分俺だが、俺は襲っちゃいない。自己防衛って奴さ」
男の台詞に対し何度か反応し顔をしかめるバルトール。右眼もそれに合わせてギョロギョロと動いている。
全てを台詞を聞き終えたあと葉巻を口に戻し男からゆっくりと離れるバルトール。
(バルトール。彼は私たちの仲間を伸したといっているぞ。仕事が変わっているとも言っている。
更に彼の名前は非常に珍しい。漢字を用いるなど遥か東の国、剣聖の国と呼ばれる所でしか私は見たことがない。当たりか?)
バアルの問いに対し目を瞑り葉巻を味わうバルトール。おそらくどうするのか考えているのだろう。
しばらくそのままでいたと思うと考えが纏まったのかバルトールは目を開き銜えていた葉巻を地面に捨て足でもみ消す。
「疑わしきは罰せよ……そしてそれが我が死霊皇帝軍に仇名したことがあるというのならば尚更……
おい小僧、もし貴様が勇者でこの先に力を開花していったら何かと面倒だ。悪いが貴様には今ここで消えてもらう!!」
そういいバルトールの掌から赤く燃え盛る炎が噴出する。破壊の象徴である炎を自らの体のように操り、
万象一切を灰燼に帰す……これこそが6武神が一人であるバルトール!!
「ふっふっふっふ……案ずるな小僧。ワシの炎は燃えがらすら残さん……
お前は死んだということすら認知されずに消えるのだぁぁ!!」
「待て!!そこの二人!!お前達は包囲されている!!」
手の炎がまさに鴉を包もうとしたとき、後ろから大きい叫び声が聞こえバルトールは思わず動きをやめ炎を収める。
後ろを振り向くとそこには十数人はいるかという王都の近衛兵が二人を睨みつけている。
「いたぞ!あの男だ!!俺の殴って逃げた奴は!……仲間もいたのか!?」
更に反対側からも兵たちが押し寄せ完全に鴉とバルトールは囲まれることになった。
せまい路地の中で前も後ろも敵だらけ……四面楚歌といっても過言ではない。
「ふんっ!人間どもがこざかしい!!貴様などゴミだということをワシが分からせてやる!!」
(自制するのだバルトール!!今ここで我らが6武神がこの王都で明るみにでることがどれほど危険なことか分からない貴君でもあるまい!!)
バアルの言葉に唸りながら炎を出そうと開いた手を固く握りしめるバルトール。
分かっているのだ。まだ復活のできない死霊皇帝の存在が明るみに出てはいけないということを。
「よし、大人しくしろ……二人とも拘束する!!」
力を抜き立っているバルトールに近づいていく近衛兵……しかし次の瞬間
近衛兵の体は空を舞い壁にたたきつけられることとなる。
「だが……雑魚どもに何もせずに黙って捕まるなどはできん!小僧!!手を貸せ!二人で抜けるぞ!!」
一体何を思ったか倒れた近衛兵の剣を取り鴉に向かって投げ渡すバルトール。
その様子を見ていた隊長らしき人間が叫ぶ。
「くっ、殺してもかまわない!!あの二人を止めろ!!」
その言葉とともに前と後ろ、両方から兵が剣を抜き押し寄せてくる。
だがバルトールは葉巻を取り出し口に銜えるとニヤリと笑う。
「ほう、貴様等にできるか青二才めが!!このワシが直々に手ほどきをしてやるわぁ!!」
剣先を読み相手の力を利用し倍にして返す。かつてあった古流武術を駆使しながら生身で兵たちを床に伏し倒していく!!
「おい小僧!!貴様も早く戦え!ワシばかりに負担をかけさせる気か!!」
しまった。地雷踏んじまったかも知れねぇ、てかなんだ死霊皇帝って
つか、勇者って柄じゃねぇよ俺は
「ちょ…旦那、あんた勘違いしている。ってアチィ!」
どういう手品だか、わからんが紳士の掌から炎が噴出していやがる。
ついに俺にも○タンド能力がって、んなこといってる場合じゃない。
>「ふっふっふっふ……案ずるな小僧。ワシの炎は燃えがらすら残さん……
お前は死んだということすら認知されずに消えるのだぁぁ!!」
「勘弁してくれよ!ダイレクトで地獄に送られちゃアッチだって迷惑すんだろうが」
あぁなんかもうダメだ。俺の人生はこんな辺鄙な場所で手順すっ飛ばして火葬されて終わるのか
さて、ゆっくり走馬灯でも眺めながらコンガリといくかな
>「待て!!そこの二人!!お前達は包囲されている!!」
こんな惨い死に様だってのに、まだ邪魔が入るのか
紳士も炎を収め、周りを見渡す。
全くたった一人捕まえるってのに、人使いすぎなんじゃないのか?
>「いたぞ!あの男だ!!俺の殴って逃げた奴は!……仲間もいたのか!?」
「んなわけねぇだろ!」
酷い状況だが、地獄直行特急火葬便よりはマシか。ここは大人しく
>「ふんっ!人間どもがこざかしい!!貴様などゴミだということをワシが分からせてやる!!」
待て待て待て、連中の狙いは俺だって!あんたは下手に暴れないで
>「よし、大人しくしろ……二人とも拘束する!!」
うん、大人しくしてるから早く捕まえてくれ、ここに居たらまた厄介ごとに巻き込まれ
>近衛兵の体は空を舞い壁にたたきつけられることとなる。
>「だが……雑魚どもに何もせずに黙って捕まるなどはできん!小僧!!手を貸せ!二人で抜けるぞ!!」
なんと、この紳士は豪傑だった。
あぁ…もう駄目だ。ほら見てみろ。あれは本気の目だ。
>「くっ、殺してもかまわない!!あの二人を止めろ!!」
「勘弁してくれぇえぇぇぇ!!!」
唯一の救いの道が潰えたなら、叫ばざるおえない。
畜生!いい加減にしろよ!なんで俺ばっかりこんな目にあわなきゃいけないんだ。
>「おい小僧!!貴様も早く戦え!ワシばかりに負担をかけさせる気か!!」
「うるせぇ!やればいいんだろやればよぉ!こうなりゃヤケクソだ!」
俺は投げ渡された剣を握り直し、構える。
剣道はかじった程度だが、命のやり取りなら嫌になるほどやってきている俺だ。
いくら戦いなれている奴が相手でもそれなりにやれ…いや、戦いなれているってことはそれだけやりなれているってことだろ
俺以上に嫌になるほど命のやり取りをしている奴だっているはずだろ
そんな奴がいたら勝てるのかよ。いや、無理だろ常識的に
「おい、あんた、ここまでやったからには何かしらの考えはあるんだよな、なぁ!」
引きつった顔を浮かべ、後ろに紳士に尋ねる。
考えてないとかいうなよ!絶対に言うなよ
>>416 「うるせぇ!やればいいんだろやればよぉ!こうなりゃヤケクソだ!」
もはや観念したのだろう。剣を握り衛兵に立ち向かっていく。
どうやら見たところ全く剣を使えないというわけでもないようだ。
「ようやく覚悟が決まったようだな、それでいいのだ。貴様でも居ないよりは役に立つ!」
遅い来る衛兵の剣先を読み続けながらバルトールは横目で鴉を見てニヤリと笑う。
しかし当の本人は今一度冷静に敵と自分の実力というものについて考えてしまう。
衛兵達の方が自らの何倍も命をやりとりをしてきている歴戦の勇士なのだと……
一度そう思ってしまうと不安はとめどなくあふれさっきまでの威勢はどこへいったのか顔がみるみるひきつっていく
「おい、あんた、ここまでやったからには何かしらの考えはあるんだよな、なぁ!」
息巻く鴉に落ち着けと言わんばかりにフフンッと鼻を鳴らせるバルトール……
それもそのはずバルトールからすれば歴戦の勇士だろうとあくまで人間。
目の前の衛兵がまだ幼い子供の頃から死闘というものを繰り広げているのだ。
絶対の自信は思考での戦いをやめ体に染みついた経験で戦いを語る。
「考え?んなもんないわ。いまワシに見えるものは敵の殺意、聞こえるものは心音!感じるものは血の滾りだけよ!!」
策を求める鴉にバルトールが言い放った一言はその期待を完璧に打ち砕く。
信じようとしていたものに裏切られ唖然としている鴉。その隙を逃さず後ろに衛兵の剣が迫る!
はたして鴉はこの状況生き残ることができるのか!!
【鴉さん以外の皆さん大丈夫ですか?いたら確認程度に返事か何かください】
妖精が時を動かすの待ってるやつがここに
【ごめんね〜! こっちのシーンは人がたくさんいると思ってぼーっとしてた
なんか大勢いなくなっちゃったみたいなんでサクッといきます】
ボク達を降ろすとミトさんは帰っていった。
屋敷の中に通され、カラオケ好きのトリウス家の当主に面会。
かくかくしかじか
金一封 を 手に 入れた!
「ふむ、世界を救うために旅に出てきたとはまことに感心。
最近物騒な事件が起こってるから気をつけなさい」
こうして、王国一大貴族の後ろ盾を得た(?)ボク達は
事件の真相に迫るべく町に繰り出した。
>417-418
なにやら向こうの方が騒がしい。
コマンド?
▼
近づく
逃げる
(アスカちゃんにパス!)
紳士の返答を聞いた瞬間、俺はいい知れぬ感覚を味わった。
例えるなら、金盥が頭に当たった瞬間百万ボルトの電流が流れたというか
絶望とひらめきが同時に体中を走った。
策などは無い。確かにこりゃ絶望的だ。
だが、ヒントは掴めた。
いや、もしかしたら、忘れていただけかも知れない。
すぐさま、俺は背後に迫っていた剣をさけた。
いや、辛うじて避けられた
絶望感だけだったらもう死んでいる。
「…考えるな感じろか」
そうだ…俺はいつも仕事中にそれを感じていたはずだ。
死に神が、煙のような手つきで首元をなで回していたかのように
背後から不気味に近づいてくる死の予感
一太刀一太刀が必殺技の剣ならば、感じることは……容易い!
よし…かわせた!行ける行けるが…まだ不利に見える
やはり、使い慣れないものは使うべきじゃないようだ
「人数はあと4人!1人一発しか使えねぇな」
樽の中にあるトランク蹴り上げる。
衝撃により、トランクが空き、中に入ってあるものが露わになる
俺はその中から使い慣れたソレを手にし、すぐさまソレを目の前の兵士に向ける
「悪いな、コッチのほうが使い慣れてるんだ」
渇いた破裂音が辺りに響いた
>422
騒ぎが聞こえる方に駆けていくアスカちゃんの後を追う。
少し行ったとき、モンスターと似たような気配がする感じがした。
……いや、まさかね。
こんな街中をモンスターなんてうろうろしてたらもっと大騒ぎになってるはずだし。
でも最近怪しげな事件が起こってるっていうし備えあれば憂い無し。
「光よ、歪め!【インビジブル】!」
アスカちゃんに姿消しの魔法をかけ、自分も姿を消す。
次の角を曲がると、城の衛兵と二人の男が大立ち回りを演じているのが見えた。
指名手配犯かなんかを捕まえようとしているのだろう。
>421
と思ったとたん、尋常ではない大きな音が響く。
ほぼ同時に、衛兵の一人の鎧が砕けて地面に落ちた。
男が衛兵に不思議なものを向けている。多分新種の武器だろう。
もう一人はもう一人で複数の衛兵相手に互角に戦ってるし……。
これは放っといたら衛兵が負けるんじゃないだろうか。
少し加勢する事にした。といっても人間に向かって攻撃魔法を使ったら大怪我になる。
捕り物にぴったりな【バインディング】は……都会だけあって
周りに植物が見当たらなくて不可。
眠りの雲を発生させる【スリープクラウド】は……範囲魔法で衛兵も寝るから却下。
大地に働きかけ対象を転ばせる【スネア】は……やはり都会で石畳だからダメ!
と、いうわけで唱えた魔法は……
「雷撃よ、呪縛の羽衣となれ【セーターパチパチ】」
対象に静電気がまとわりつきパフォーマンスを低下させるという恐ろしい魔法だ!
名前がダジャレみたいなのはキノセイダヨ!
>>423 (やっと話が進んだw)
さて、テイルくんの魔法で姿を消した私たちの前に広がった光景は凄かった
渋めのおじさんが剣で兵士たちと互角に遣り合っている、しかし問題はもう片方の危なげなお兄さん。
なんと拳銃(グロッグ・・・かな?)で鎧ごと兵士を吹っ飛ばしたのだ。
もちろん、この世界に銃は(見た限りじゃ)無い。では,あのお兄さんは、もしかして私たちの世界の人では・・・?
ああ、こんな時にベルばらなお兄さん・・・トラットリアさんだっけ・・・(実力未知数)が居てくれたらいいのになぁ・・・
名前:シャイニングマン
職業:ヒーロー
種族:ヒーロー族
性別:男
年齢:見た目では20後半〜30位
身長/体重:2メートル位/重い
容姿特徴:筋肉マッチョでピチピチのヒーロースーツを着ているダンディなスーパーマンみたい
性格特徴:悪を絶対に許さない正義感溢れるナイスガイ
技能/魔法:鉄よりも硬い体 空中を高速で移動できる とてつもないもない腕力
装備:愛と正義と友情
所持品:愛と正義と友情
名前:ニリリ=フォレス
職業:アーチャー
種族:人間
性別:男
年齢:16
身長/体重:165/軽い
容姿特徴:普通の顔 狩人の服
性格特徴:普通
技能/魔法:動物狩 狩に必要な魔法
装備:矢と弓
所持品:矢束
キャラ解説:
ただの狩人だったが空から降ってきた緑の石に頭をぶつけた時に変身能力を手に入れた
変身は連続して3日間保てる
「そこの者達よ!!!争いは止めろ!!!」
大声と共に現れた男は、兵士と銃を持った男の間に立ちはだかった
「何故争う、この私に話してみろ!!この私、シャイニングマンが争いを解決してやるぞ!」
>>426 お兄さんとダンディズムなオジサンペアと兵士(肩を撃たれた人が痛々しい・・・)の間に割って入ったのは・・・
・・・なんだろう、すこーし私たちの理解を超えた奇人(変人とか変態とか不審者とかでもいい気がした)だった。
も・・・もしや墨東警察署交通課を散々苦しめたという怪傑ストライク男・・・ではなさそうだ。
・・・兵隊さんたちもこの超が付くほどの不審者を前に、どう対応すればいいのかわからないらしい・・・
愛銃ベレッタから放たれた弾丸は、鎧を砕き兵士の肩へ食い込んだ。
鎧を砕いて、なおかつ、ダメージを与えられたのはラッキーだが、俺は素直には喜べない
瞬間ではあったが、俺が狙いをつけたのは眉間で…
つまりは、この兵士は反応できていたってことになる
その気になれば、弾を斬ることだって可能だろう
「次はどいつだ?油断しないほうがいいぜ〜ソイツみたいになるからよぉ」
銃を兵士らに向けながら、ゆっくりと後逸する。
反応できても、未知の武器に対する恐怖は感じ取れる
なんとかなるかもしれないな
そう思った矢先、指先に電流が走った。
「ッ…アダダダダダァ!!!」
その瞬間、静電気特有の痛みが両手に襲いかかり、俺はたまらず、剣と銃を床に落としてしまった
>426-428
ピチピチスーツの大男が現れた!
魔法をかけたうちの若い方は、魔法耐性が無いのか予想以上に感電して
その事に気付いていない。
衛兵たちはハトが豆鉄砲をくらったようにポカンとしている。
>「何故争う、この私に話してみろ!!この私、シャイニングマンが争いを解決してやるぞ!」
これは……頭をどこかで打っておかしくなってしまったんじゃないだろうか。
しかし、衛兵たちが意外な行動を示した。
「何で次から次へと化け物が出て来るんだ……」
「もう嫌です……勝てる気がしません!」
「そうだな……撤退だ!」
衛兵たちはそそくさと去っていった!
まあ冷静に考えると、逃げて当然かもしれない。
相手が滅茶苦茶強いわ謎の得体の知れない武器を使うわ
その上ポルターガイスト的な電撃現象が起こり、極めつけはこれ。
もはやホラー以外の何物でもない。
こうして、ピチピチスーツの大男は一瞬にして争いを止めてしまった。
実は頭がおかしい振りをした大物かもしれない!
>>428 「どうした若者よ!?大丈夫か?」
>>429 >「何で次から次へと化け物が出て来るんだ……」
「次から次へと化け物が出て来る?、一体それは如何いう事だ?!」
>衛兵たちはそそくさと去っていった
「何も聞けなかった一体如何いう事なんだ??」
>>427>>429 「……ん?、そこに隠れているのは誰だ!!」
透明に成っているはずのテイルとアスカを指差した
「コソコソ隠れてないで出て来い!!、いくら透明に成っても、この私のシャイニング・アイからは、逃れられんぞ!
五つ数えるうちに姿を現さなければ、この私のシャイニング・ハンドで無理やり姿を曝け出させる!!!、
ひとーつ!、ふたーつ!……」
>430
恐るべしシャイニング・アイ!
ただのピチピチスーツを着た変人ではなかった。
あらゆる意味で敵に回したくない相手だ。勝てる気がしない……。
シャイニング・ハンドをくらうのは遠慮したい。大人しく姿を現す。
「よくぞお見通し、通りすがりの冒険者パーティーだよ〜。
ボクは魔法使い、こっちは戦士ね」
そう言いながらアスカちゃんの魔法を解く。
敵に回したくないけど積極的に味方にしたいかというと
いささか微妙なので、死霊皇帝討伐の勇者様御一行だという事は伏せておく。
「よく分かんないけどさ、城の衛兵がその人達を捕まえようとしてたんじゃない?」
さて、不審者に発見され、衛兵は逃げ出し、御二方は・・・固まっていた。出方を伺っているのだろうか、
・・・当の私たちは謎の技により見破られていた・・・フォースにでも導かれたのだろうか・・・?
しかし、テイル君の判断はベストだ、出来ればあんな奇妙なやつ、敵にしたくない。
・・・でも私は戦士って訳じゃ・・・(武装から見るとアーチャーとか狩人の部類に入る・・・が、この世界の常識の上では戦士なのだろうか?)
時が止まったように気まずい空気が流れている。
もうちょい固まったままだったら放置して魔法の槍探索に行こうかな……。
(>432
うん、別に深い意味は無いんだ。
テンプレにファイターって書いてあったから戦士って言っただけ)
>>421-432 「悪いな、コッチのほうが使い慣れてるんだ」
そういった鴉が取り出したもの、それは銃と呼ばれる異界の兵器、
それを見逃すバルトールではなかった。
(なに?やはりこやつ!?)
乾いた音が大気を伝わり、弾丸は回転しながら突き進み衛兵の鎧の打ち砕く。
「むう……」
しかし、今はとりあえず衛兵を退けるのが先、バルトールは剣を取ると目の前の敵を次々に刺殺していく。
さきほどの柔軟な動きとはまた別の確実に敵の急所を突く鋭く抉るような攻撃を繰り出していく。
返り血を顔にあびたその顔は邪悪さをあっという間に目の前の衛兵をすべて打倒してしまう。残るは鴉の相手のみ。
しかしバルトールはあえて加勢せずに確かめることにする。
「ワシの方は終わったぞ小僧、あとはお前がお前の分を倒すだけだ。」
そういい剣を床に捨てハンカチを取り出し顔についた返り血をふき取っていく。
しかし、ここで思わぬ静電気のようなものが全身に回る。だれかの干渉なくしてありえない状況にバルトールは瞬時に回りに目を配らせる。
すぐに目についたのは怪しいとも巨漢。
「何故争う、この私に話してみろ!!この私、シャイニングマンが争いを解決してやるぞ!」
もちろんバルトールはすぐにこの男がさっきの静電気を放ったと決めつける。
それはまわりに怪しい人物がこの男しかいないことからも仕方のないことと言える。
「何で次から次へと化け物が出て来るんだ……」
「もう嫌です……勝てる気がしません!」
「そうだな……撤退だ!」
衛兵達が慌てて去っていく、さんざん倒され勝ち目がなくなってきた時に新しい怪人が現れたのがよほど聞いたらしい。
去っていく衛兵を見て鼻で笑うバルトール、戦いの場に臆病者など不要と言っているかのように。
「まあよい、ちょうど雑魚ばかりで退屈しておったところだ。次は貴様が相手になってくれるのかな?」
しかしどうやら巨漢の男は独自の世界観を構築する人間のようでバルトールの言葉などまるきり聞いていない。
それどころか何もない空間に向かって叫び始める。
「コソコソ隠れてないで出て来い!!、いくら透明に成っても、この私のシャイニング・アイからは、逃れられんぞ!
五つ数えるうちに姿を現さなければ、この私のシャイニング・ハンドで無理やり姿を曝け出させる!!!、
ひとーつ!、ふたーつ!……」
これにはバルトールも頭のおかしい奴に出会ってしまったと思った。
だがどうやら「姿を消していた者」が居たようで謎の二人組がバルトール達の前に姿を表す。
「よくぞお見通し、通りすがりの冒険者パーティーだよ〜。
ボクは魔法使い、こっちは戦士ね」
あらわれてそうそう自己紹介をしてくる謎の二人組、もちろん怪しい二人組だが
すでにこの場にいる人物全員が「普通とは違う」怪しい人なので違和感がないのが不幸中の幸い(?)かもしれない。
(どうやらよく分からんことになってきたようだな……)
バアルのテレパシーにも応じず黙ったままで葉巻を吸っているバルトール。どことなくその顔は不機嫌だ。
「よく分かんないけどさ、城の衛兵がその人達を捕まえようとしてたんじゃない?」
その言葉に眉を動かし葉巻を地面に落とし足でもみ消す、
そして落ちていた剣を再度手に取り剣先を二人の冒険者に向ける。
「よく分からんのに小賢しい魔法で衛兵のお手伝いか?やれやれ大した正義感だ。
しかしどちらかにつくということはどちらかの敵になるということ、よく見極めんと手痛い反撃をくらことになる!!」
そして力を込め持っていた剣を投げつける。剣は力強く二人組の間のレンガの壁に深く突き刺ささり
ブロックに亀裂が奔る、いったいどこにそんな力があったのかわからないほどの強力な一撃。
その目には殺気がありありと映る。どうやら謎の冒険者二人組を敵と判断したようだ。
「わしはさっきのようないたずらでも容赦はせんぞ。わしに仇名した以上命を持って償ってもらおう。」
>>431 >「よくぞお見通し、通りすがりの冒険者パーティーだよ〜。ボクは魔法使い、こっちは戦士ね」
「冒険者パーティーというのは、姿を見れば大体解る、名を名乗れ、名前というのは、その生き物を示す大事なものなのだ、名が無ければその者は、
存在しないのと同じなのだよ、ちなみに私の名は、愛と勇気と正義と友情のヒーロー戦士シャイニングマンだ!!!」
>「よく分かんないけどさ、城の衛兵がその人達を捕まえようとしてたんじゃない?」
シャイニングマンは、若者と初老の男を見た
>>434 「むっ!!、お前は何者だ?!お前から悪人のオーラを感じる!!名を名乗れ、それと人が話してるときに話さないでくれないか?
私が話してるのに「まあよい、ちょうど雑魚ばかりで退屈しておったところだ。次は貴様が相手になってくれるのかな?」とか話しかけられても返事できるわけが無いだろう
もしお前が大事な話をしているのに話しかけられたらどうだ?返事できないだろう?」
突如現れたクリプトン星人のお陰で兵士達を追い払うことが出来た。
誰だって逃げる。俺だって逃げたい
正直、武器を落っことした時は死ぬと思ったが、まだ俺の悪運の調子は絶好調のようだ。
とはいえ、ほっと一息をいれられる状況でもない。
このクリプトン星人のせいで、話がややこしくなり始めている
と俺はこんなことを考えながら、先ほど蹴り上げたトランクと辺りに散らばったナイフを回収していた
物陰で光学迷彩をして一部始終を見ていた子供がいたが、特に気にはならなかった。
いや、一つだけ気がかりな点があった
「なぁ旦那、他に誰か見えるか?俺には子供1人しか見えないが」
声はすれども、姿は無し
だが、クリプトン野郎も紳士には二人見えているようだ
さて、俺がこうしてナイフやら何やら拾っている中、現状は悪化の一途を辿っているのは確かだ
紳士はこの三人?を相手にもう一戦する気マンマンだし
多分、このクリプトン野郎には銃はきかないだろう
「ストップストップストッ―プ!お前らさぁ、ちょっと落ち着けよ
あ〜まずは自己紹介からしたほうがいいか?
いや、後回しにさせてもらおう
理由も聞かずに鉄拳制裁するつもりなら、アンタ」
とりあえず、今俺にそのことは、この現状をこれ以上悪化させることなく、収めるよう善処するだけだ
まずは、事実のでっち上げからだ
「俺らはある国で人には言えない仕事をしているんだが、何ちょっとした人探しみたいなもんさ大したことじゃない
今日ここに来たのは、その仕事の為でな
ちょっとついてなかったんだ、最近、この辺りに暴漢が出てるそうでな
なんとソイツに俺らが似てたらしい訳よ
向こうは話を聞くつもりだったろうがな…この旦那が勘違いしてこの様さ
つまりは、自己防衛って訳で初めからアンタの出る幕じゃなかったってこと
アンタ、正義の味方なんだろ?こんなチンケな乱闘騒ぎよりもそっちをなんとかしろよ。使えないヒーローなんざ厄介者でしかないんだぜ」
頼むから騙されてくれと祈るしかない
「ほら、旦那もいい加減頭冷やせって、たかがガキのやったことだぜ?そこまで、ムキになるなよ
紳士ってのはそういうもんだと思うぜ?
騒ぎがあって来てみたら、かなりバイオレンスな状況を見てビビったんだろ
ほら、今にも泣き出しそうじゃねぇか ごめんなぁ〜こんな大人げない大人になるなよ」
>434-437
おーっと! 後ろのレンガに剣が突き刺さったあ!
3人がてんでバラバラの行動をとってカオスな状況になっている。
まず紳士ファッションの男は間違いなく敵だということが判明した。
さっきは気付かなかったけど足元に何人もの衛兵が倒れている。
人を虫けらとでも思っているような冷酷さと人間離れした圧倒的な力……。
おそらく闇の眷属……それも、最も危険度が高いうちの一つ、魔族だ!
こんな平和な街中で出現するなんて反則だー!
彼を必死でなだめている若い方は
成り行き上一緒にいただけで中年紳士の仲間というわけではないらしい。
そして彼はボクの姿が見えないようだ。
ピチピチスーツ、自称シャイニングマンは……ちょっとアレだけど冷静に考えてみよう。
二者択一で闇と光のどっちに属するかで考えるとこっち側しかなさそう。
ただ頼りになるかというと……微妙すぎる。
若い男が懸命に説得してくれているが、残念ながら魔族は話が通じる相手ではない。
衛兵達が逃げてギャラリーがいない今、この場にいる全員を瞬殺しかねない。
受けて立てないこともないんだけど……街を壊さないように手加減できる相手ではない。
こんな所で戦って街の一角が廃墟になったりなんかしたら族長に殺される! そこでだ!
「【ウィンドブーツ】!!」
アスカちゃんと若い兄ちゃんと……一応シャイニングマンにも魔法をかける。
足が地面から少し浮いて風のように速く走れるようになる魔法。
「そいつは魔族だ! 命が惜しかったら逃げて!」
アスカちゃんの手を引っ張って大通りのほうに飛んで向かう。
魔族は冷酷だけど知能は高い。人がたくさんいる大通りに出ればなんとかなるかも。
それでも暴れ始めたら迎え撃つまでだ。
さて、事態は思わぬ…カオスな展開を見せていた、
オジサマの方は完全にこっちを敵視している。テイルくんの反応からして、闇の眷族・・・しかもその中でも強い奴らしい・・・
お兄さんはおじさんを宥めていた・・・が、この雰囲気では空振りそう。
私たちにも気付いたが、別にどちらもビビってる訳ではなく。変人の登場であっけにとられていただけだったりする。
しかし、あのお兄さんは一人と言っていたが、どっちのことだろう・・・?
でもって変人は・・・何かヒーローとか言っているが信じられない。いや、ただのコスプレ怪人とかお笑い芸人にしか見えない・・・そして説教を垂れていた
そしてテイルくんは何か呪文を唱えている・・・詠唱が終わった時、信じられないことが起きた。足が地面についていないのだ。これはかなり違和感を覚える。
彼によれば、この状態なら早く走れる・・・らしい。
私は、自称ヒーローの問いかけ(いや、咆哮?)の残響を聞きつつ、大通りの方に引っ張られるのであった。
>>437-437 >「あ〜まずは自己紹介からしたほうがいいか?いや、後回しにさせてもらおう」
「最初に自己紹介しろ!いいか!、名前というのはな、そのものの形・意味・力など色んなものを表す重大なものでな
名前が無ければそのものは、存在しないのと同じなのだぞ!!!それと名前を無碍にする行為は、名前を付けた者を侮辱するのと同じだぞ!!」
>「最近、この辺りに暴漢が出てるそうでな、なんとソイツに俺らが似てたらしい訳よ」
「恐らく、その暴漢は、お前の事だろう?だが私には解る!お前が悪人ではない事が!!」
>>438 >「そいつは魔族だ! 命が惜しかったら逃げて!」
「なに!!!魔族だと!!」
初老の紳士を指差して喋りだした
「お前は魔族だったのか!どうりで悪のオーラを感じるわけだ!!今すぐ退治してやる・・と言いたいが!
お前と私が戦ったら町に多大な被害をおよぼしかねない!なので、今度誰の迷惑の掛からない場所で勝負だ!!!
一つ言っておこう!正義は勝つ!!!さらばだ!」
シャイニングマンは、弾丸のような速さで空えと飛んで行った
>>435-439 「ほら、旦那もいい加減頭冷やせって、たかがガキのやったことだぜ?そこまで、ムキになるなよ
紳士ってのはそういうもんだと思うぜ?
騒ぎがあって来てみたら、かなりバイオレンスな状況を見てビビったんだろ
ほら、今にも泣き出しそうじゃねぇか ごめんなぁ〜こんな大人げない大人になるなよ」
バルトールに対して事を丸く治めようと鴉が話す、それに対して少し唸って考え込むバルトール。
「むむ……確かに餓鬼ごときに少しやりすぎたかもしれんなぁ。
勇者ということはないだろうし、冒険者といっても見たからに弱そうだ。
せいぜい家出でもしてきた小娘とそれに興味本位で付き合っているような妖精。
放っておいてもよい存在には違いない。」
葉巻の煙を輪にして吐き出しながら二人組を見る。その体からはさっきのような殺意が消えている。
どうやら鴉の説得は予想以上の効果をえることができたようだ。
もはやバルトールには冒険者も謎の怪しい巨漢も興味の外にあるようだ。
(そう、放っておけバルトール。それとこっちで新しい情報が手に入りそうだ。
その者どもから離れ情報があるまで待機してほしい。もしかしたら王都を離れることになるかもしれん。)
事の成り行きを見守っていたバアルから念話で通信が入る。
バアルの言葉に一回唸ってからバルトールは裏路地から出ようと歩を進めた。
しかしその時、事態は急変することになる!妖精の一人が唱えた魔法【ウインドブーツ】
ウインドブーツがそれが対象者に翼を与える。与えたのは四人……バルトールはその対象外。
これが何を意味するのか、バルトールはすぐにわかった。事実妖精はすぐさま叫ぶ。
「そいつは魔族だ! 命が惜しかったら逃げて!」
「貴様ら……勇者!?」
(なに?本当かバルトール!?」
すぐさま高速低速飛行をしながら裏路地を駆け抜けていく冒険者二人。
そしてシャイニングマンも再戦を宣言し飛び去っていく。
追おうと思えば追うこともでき、撃ち落とすこともできた。
しかし、バルトールの意識はシャイニングマンよりも自らの正体を知っている二人に向けられる。
おそらくここで逃がしてはならないのはこちらの二人組、そうバルトールは判断したのだ。
そしてバルトールは口の端を上げ邪悪に満ちた笑みを浮かべる。
「なるほど……わしを大通りの方に誘い込み、表立った動きを封じる……そんなところか。甘い!!」
バルトールの言葉とともにあちこちから炎が噴出していく。炎の性質などは完全に無視し衛兵の体を灰燼に帰し、
壁を焦がし、酒樽は引火し爆発する……そして何よりも恐ろしいのがバルトールは立っているだけ、
そう……ただ立っているだけなのだ。何か唱えるわけでも特別な動きをするわけでもない。
手足を動かすのと同義のように炎を操る……ただそれだけがどれほど恐ろしいのか。
そしてその炎は今冒険者達のウインドブーツの速度を完全に追い越して迫っていく。
当たればおそらく一瞬のうちにして焼けただれ激しい痛みに苦しみながら絶命することになるだろう。
勝利を確信したバルトールは後ろにいた鴉のほうに振り返る、
これほど炎があたりを包んでいるのに鴉には煙すらこないのももちろんバルトールの采配によるものだ。
「……おい若造、貴様は殺さないでおいてやる。せいぜいあの冒険者どもが死体になるまでに身の振り方を考えておくのだぞ?」
ニヤリとそう笑いかけるバルトール。
はたして冒険者二人はここで灰になってしまうのか!?
>440-441
をいピチピチスーツ! そりゃー逃げろとは言ったのはこっちだけど……
散々正義の味方と叫んどいて自分だけあっさり離脱かよ!
>「貴様ら……勇者!?」
うわ、正体バレた!?
そう思う間もなく、炎が至る所から噴出して迫ってくる!
魔法とか炎の息とかいう生易しい物ではない。もっと恐ろしい物の片鱗を見た!
このままじゃ焼肉になって星に還っちゃうじゃん!
光速飛行しながら呪文を唱える。
「水よ、灼熱の炎を防ぐ羽衣となれ! 【ウォータースクリーン】!」
これはこの前の【ウォーターウォール】のような派手さは無いが
空気中の微量の水蒸気からでも生成出来る上
体の周囲を水の膜が覆うため、どんな炎攻撃にも対応できる優れものだ!
間一髪、魔法が発動した次の瞬間、周囲を炎が包み込む。
炎をここまで自在に操るとは……その時ある人物が脳裏に浮かんだ。
世界の創生より連なる光と闇の伝説
そのダークサイドのメインキャスト、六武神のうちの一人!
謎のベールに包まれている死霊皇帝とは違って知ってる人は知っている存在だ。
調度二人が入れる大きさの水の膜の中でアスカちゃんに小声で言う。
「あいつは獄炎のバルトール……炎の能力者だ」
さて、一命を取り留めたものの早急に次の手を打たなければあたり一面焼け野原になる。
あっちは人間の街が壊れようが人間の死者が出ようが知ったこっちゃ無いのだ。
こうなったら少々の水害はしょうがない! 次の呪文の詠唱をする。
「たゆとう者よ、暫し型を成し、我に力を貸せ!【クリエイト・リヴァイアサン】!」
道の端の表面が砕け散り、その下から現れるのは重力を無視した滝のような水の流れ!
刹那にして激流は意思をもつように集まり、巨大な水竜の形を成していく!
自然の要素を一時的に使役する上位魔法……これなら対抗できるはず。
少なくともこの場を脱出するまでの時間稼ぎ、うまくいけば溺れさせられるかも!
「GO!」
号令に応え、水の霊獣リヴァイアサンが獄炎のバルトールに襲い掛かる!
……と、見た目的にはカッコイイが種明かしをすると
ここ王都の道の端っこには下水道が流れている。
ただしそのままだと臭いから普段はフタがしてあるわけ。
つまり、アレは下水で出来た霊獣ということになる。合掌。
「あ、後ろの若い方はよけてねー」
思い出して指令を付け加えるのであった。
443 :
ゲン:2008/09/10(水) 16:18:44 O
この外道め!
全く今日はいつも以上に厄日だ。
謎の紳士に、殺陣に、キチガイヒーローに、変な子供ら
気がつけば、地に足がついておらず
キチガイは妙チキリンな言い訳を残して立ち去っている。
目の前に広がるのは赤く燃え上がる街並みと謎の紳士のみ
「身の振り方ってのはあれかい?足掻いて殺されたいか、逃げられずに殺されるかを選べってことか?
なら、勘弁してくれよ、せめて死ぬなら元の世界で死にたいぜ
こんな辺鄙なとこで死なれても死に神だって困るだろうしな」
まぁ少々乱暴ではあるが、話せばわかる相手だろうから、なんとかなるだろう。
俺は一服しながら、その様をただ傍観していた
逃げる気にはならなかった
逃げても無駄ってことを本能的に理解していたのだと思うし、話せばわかる相手なら利用するのも手だ。
と、物思いに耽っている最中、異臭を放つ水龍が現れた。
火には水ってことか、紳士の火力がどれほどのものかわからないが
仮に、あの水龍が消されたとしても水蒸気が視界を遮り、その間に逃れられるだろう
「旦那、そろそろ止めといった方がいいんじゃないか」
あえて、紳士にはそこまでしか言わなった。
しかし、汚物まみれになるのも嫌だな、一張羅だし
さて、宙に舞った私達の眼下に、水の竜・・・リバイアサンだろうか・・・が現れた!
・・・が、何故かくさい。しかもリバイアサンの体内に魚の骨とか生ごみとか浮いてる!
・・・どうやら下水から作り上げたらしい。しかし、その汚い見た目とは裏腹に、リバイアサンは見事に大火を消し去った!
名前:アバドン
職業:剣士
種族:アンデット
性別:女
年齢:死後五年
身長/体重:181cm/43kg
容姿特徴:金髪ロング。全身包帯でグルグル巻きでその上から、フリルの沢山付いたヒラヒラした服を着てる。
性格特徴:喋れないけど良い人
技能/魔法:自己基本的身体能力増加(腕力や機動力自動ブースト)
装備:可愛らしい服にロングスカート、大剣
所持品:治療品、包帯、消毒液、メモ帳
キャラ解説:
怪力で大剣を振り回すアンデットな女の子(?)。
喋れない故に、ジェスチャーで伝えようとするけど一回も伝わった事は無い。
結局、紙や物に書いて知らせるしかない。
物理攻撃には耐性を持ってるが、炎系魔法、攻撃にすこぶる弱い。
生前の記憶が無く、何故アンデットになったかを知りたくて旅をしている。
>>441-442 大型の剣を持って王都に全身に痛々しく包帯を巻いている女性が現れる。
ただ巻いていると言う訳ではなく、肌が見えないほど厳重に何重にも巻いてある。
顔の部分は白い仮面の上から包帯を巻いていると言う異様な姿であった。
それ故に感情は読み取れないが、雰囲気的に悪い人では無いと言うのが解る。
彼女はアンデットなのであるが、周りの人は凄い怪我した剣士位しか捕らえられていないだろう。
今日は彼女にとって厄日といっても良い日だ。
情報収集していたが、知らぬ間に辺りは火に包まれて彼女は軽いパニックを起こしていた。
何と言ってもアンデットの彼女の体は腐らない様に乾燥しているから、すこぶる燃えやすいのだ。
少しでも燃え移れば死活問題となる故に彼女は慌てて、その場から逃げようとしていた。
だが、突然の事でオロオロしていると、肩に燃え移ってしまったのだ。
急いで消そうと奮闘するが、手で払おうとすれば手に燃え移り、
払おうとしても火の勢いを増すばかりで、
どうして良いかも解らず、彼女は完全にパニック状態となってしまった。
水を探して、辺りを見回したが水の気配所か、水気すら感じない。
焦る気持ちだけが空回りして、彼女は意味も無く走り回っていた。
>「たゆとう者よ、暫し型を成し、我に力を貸せ!【クリエイト・リヴァイアサン】!」
呪文が聞こえたと思ったら、突然地面を突き破って水竜が出現するのが見えた。
彼女にとってそれは救いの神にでも見えた事だろう。
驚くべき機動力で水竜の前に立つ。
形的には獄炎のバルトールを守るように立ちふさがってしまったが、
彼女は自分の体に燃え移った火を消すことに夢中だったのだ。
水竜の直撃を受け、地面を大いに転げた。
体に付いた火は消えたが、服等が汚れてる事に気付き、
服が気に入ってる故に彼女はショックを受けた。
彼女に取って今日は本当に厄日である。
彼女の目が涙を流す機能を失ってなかったら、彼女は今この場で泣いていただろう。
>446-447
辺りに立ち込めていた蒸気が少しずつ晴れていく。
すでにかなり遠ざかっていたが、獄炎のバルトールの前に立っている人影が見えた。
「……誰ッ!?」
全身包帯ぐるぐる巻きで痛々しい。しかも下水を正面からかぶって打ちひしがれている。
そして悪い人ではなさそうだ。……根拠はないけど雰囲気的に。
下水の被害を通りすがりの怪我人がうけてしまったのだろう。……これは困ったぞ。
「あなた様は……!! 何でしょうか!? まだ戦うべき時ではない……と。
仕方がない……勝負はお預けだ!」
まず苦し紛れで思いついたセリフを聞こえよがしに言う。
謎のあの人がいかにも凄い人であるかのような演出である。
その後、風にのせて声を伝える魔法【ウィンドボイス】で苦し紛れの秘密の指令を送る。
「なるべくその人を刺激しないようにそーっとこっちに来て!」
>>448 >「……誰ッ!?」
その声にビクッとした。
そりゃそうだ、こんな怪しい人が汚水被っていればそうも思うだろう。
そういえば火を消すのに夢中で気がつかなかったが、何かの戦闘中では?と言う疑問が沸いてきた。
炎は踊り狂ってるし汚水の竜は出来るし、冷静に考えると戦闘に割り込んでしまった事が容易に解った。
喋れないのが早くも仇となり、自らが何であるか説明出来ないでいた。
戦闘に割り込んできたと勘違いされたのではないかとオロオロしていた。
>「あなた様は……!! 何でしょうか!? まだ戦うべき時ではない……と。 仕方がない……勝負はお預けだ!」
何かを言っている様だが言葉を理解する事が出来なかった。
今彼女が表情を作る事が出来ればキョトンとした表情を作っているだろう。
>「なるべくその人を刺激しないようにそーっとこっちに来て!」
囁く様な声で何処からか聞こえた。
それが前方の者からの言葉だと理解するには時間はかからなかった。
炎をばら撒いて居たのは後ろに居る人物の様だし、
どんな都合かは知らないが、とりあえず従ってみる事にした。
焦りにブースト能力が加わり、そーっと言われたと言うのに、
一瞬で距離を詰めた感じになってしまった。
驚くべき機動力で巨体が動く様は見てて凄い迫力であった。
そこで止まればカッコも付いただろうが、地面の段差に足を取られて大いに前方に転げてしまった。
やはり彼女にとって今日は厄日である様だ。
名前:四方田誠一郎
職業:侍
種族:人間
性別:男
年齢:17歳
身長/体重:174/60
容姿特徴:色白の若い日系
性格特徴:武士的な感じ
技能/魔法:剣術等の武術/妖術
装備:秘剣無限虚無蔵 妖刀氷霊丸 隠し剣魍魎の呪い
所持品:白い和服 白い三度笠 白い合羽 白い改造鉄砲 白い弓
キャラ解説:
はるか東の国から修行の為に旅をしに来た
とある店にて
誠一「矢をください」
店主「あいよ矢ね・・・でところでこれは何だ?」
誠一「金だが」
店主「ふざけてんのか?」
誠一「ふざけてなんかいない、これは金だろう?」
店主「こんな金は見た事が無いな」
誠一「我をおちょくってるのか?」
店主「それは、俺の台詞だ」
誠一「それにしても外が騒がしいな、沢山の兵士が何所かに向かっているのか、旦那何か知っているか?」
店主「多分噂の凶悪モンスターとやらを見つけたんじゃねえのか?」
誠一「凶悪モンスターか、ところで何時矢をくれるのだ?」
店主「こんな何所の国の金だかわからん金で買い物できるとでも思ってんのか?、帰れ帰れ」
>444>442
「身の振り方ってのはあれかい?足掻いて殺されたいか、逃げられずに殺されるかを選べってことか?
なら、勘弁してくれよ、せめて死ぬなら元の世界で死にたいぜ
こんな辺鄙なとこで死なれても死に神だって困るだろうしな」
鴉の言葉からは正義感バリバリの勇者と言っているシャイニングマンなどとは違い、
生き残ることを第一に考え善悪というものを考えないリアリストだということが分かる。
もっとも……バルトールもそれを理解していたからこそ「身の振り方を〜」と話したのだが。
「よかろう、お前にはどうやらワシら死霊皇帝軍に対する明確な敵意はなさそうだ。」
予想していたのと同じ鴉の反応に炎に包まれる冒険者二人組、
特に問題ない今の状況にニヤリと笑うバルトール、しかしその時だった!
「水よ、灼熱の炎を防ぐ羽衣となれ! 【ウォータースクリーン】!」
冒険者たちの体に水の膜が現れ炎からその身を遮る!!
予想外の反抗……しかしバルトールは焦ってなかった、いや、その逆だった。
バルトールは片腕を冒険者たちの方へと振りかざす。すると同時に炎が勢いを増し飲み込まんと奔っていく!!
バルトールの顔。そこにはさっきとは違う笑みが浮かんでいた……そう強者との戦いに心を震わせる戦士の顔だ。
「たゆとう者よ、暫し型を成し、我に力を貸せ!【クリエイト・リヴァイアサン】!」
冒険者の詠唱と共に道が砕けちり、その下から巨大な滝が現れる。おそらくは下水……
下水を利用したのだろう、下水はまるで命をもらったかのようにへと姿を変えていく。
下水とはいえどもその巨大で壮観な姿は水竜と呼ぶにしかるべき存在だった。
「ほほう、まさかここまでできるとは、面白い!ならばわしもここは勝負をしてやろう!」
バルトールは両腕をゆらゆらを動かす……すると炎もそれに呼応するように集まっていきその形を冒険者の生み出した竜と同じにする。
二頭の龍はにらみ合いながら互いにその力を競うべく向かっていく!
激しいぶつかりあい……しかし、やはり炎は水には勝てないのか炎竜はその力を大きく削がれ消滅していく。
>447
炎竜を消し勢いは衰えたといっても水竜はバルトールを食いつくさんと向かってくる。
「なかなかやる!!ならば………む!?」
バルトールが新しく炎を出そうと思ったその時だった。
バルトールの目の前に謎の剣士が庇うようにして割り込んできた!
剣士は水竜に思いきりぶつかり盛大に地面を転げる。いきなりの乱入に眉を歪めるバルトール。
「あなた様は……!! 何でしょうか!? まだ戦うべき時ではない……と。
仕方がない……勝負はお預けだ!」
どうやら冒険者の言葉からすると目の前の女剣士は何か凄い人物のように思える。
しかしバルトールは確実に剣士から己と同じ匂い、人間のものではない臭いを感じ取っていた。
包帯で体中を巻き、生気があまり感じられない、なにより死霊皇帝軍であるバルトールを守るように現れたのだ。
女剣士も死霊皇帝軍と見てなんら違和感はない。
>一瞬で距離を詰めた感じになってしまった。
そして次に見せたこの動き、こんなまるで一瞬で移動するような動きはどんなに熟練しようと人間にはそうそうできない。
しかしそうなると新しい疑問が出てくる。なぜこのアンデットの女性は冒険者たちの方向に行くのか?
もしかしたら何かあってのことなのだろうか……とにかく同法……それも女性がいるのでは一応魔族では紳士に当たるバルトールに攻撃などできない。
「……いいだろう。おい小僧と小娘!今回は見逃してやろう!!」
冒険者にむかって叫ぶバルトール。
>449 >452
「速っ!」
恐るべき機動力でこっちに来る謎の人。それはいいのだが見事に転んでしまった。
あっちゃー、これじゃあ凄い人に見えないじゃん!
作戦失敗かと思われた。だがしかし!
>「……いいだろう。おい小僧と小娘!今回は見逃してやろう!!」
向こうの都合か何かは分からないが戦闘終了を告げるバルトール。
……正直危なかった。最初は勝てない事も無いと思ったものの、予想以上の強敵だった。
しかも、6武神の一人って事はあんなのがあと5人はいるのだ。
もっと気合を入れてこちらの戦力を強化しなきゃ。
でも今は目の前の怪我人を介抱するのが先だ。
そしてこんな何が出るか分からない裏路地からは早くおさらばするべきである。
幸いすでに大通りのすぐ近くまで来ていた。
転んだ怪我人に浮遊の魔法【レビテーション】をかけて大通りまで連れて行く。
とりあえず【ヒーリング】を……と思ったとき、とんでもない事に気がついた。
「あなたは……アンデッド!?」
危ない危ない、回復魔法なんてかけたら逆効果になるところだった。
普通ならアンデッドは気配ですぐ気付くのに、今まで気付かなかったのは
生きている者を恨む邪悪な気配が全く無いからだろう。
「良かった、もしあっちに捕まってたら多分闇に染められてたよ」
そう言いながらあのお兄さんは大丈夫だろうか、と思う。
うまく逃げられたならいいんだけど……。
>>451 通貨の違いぐらい長旅していれば、自然にわかるでしょ
それと細かい設定(能力、性格、持ち物等に関して)を備考を求む
某11歳のようにいちいち後付けられたらイライラする
>>454 ウイングハートガンダムですね解ります
やっぱ主役が核兵器は無いよなー
>452-453
「……いいだろう。おい小僧と小娘!今回は見逃してやろう!!
炎を撒いていた人が何か叫んでいる。
もう少しで焼き殺される所だったというのに、何故か彼の事は嫌いにはなれなかった。
等と思っていると、下水で重くなった体がスッと軽くなり、宙に浮き上がった。
吃驚したが、騒ぐ程の事ではなかった。
彼女は魔術の事に関しては詳しくないが、コレはそういう魔法なのだろうと悟った。
どうやら場所は大通りに移ったらしい。
アンデッドに肉体的な疲労は無いが、彼女は度重なる不幸に心身クタクタと言った様子だ。
「あなたは……アンデッド!?」
唐突に放たれたその言葉にビクッとした。
彼女はまず自分の事よりも、目の前に居る子供の事を思った。
アンデッドと知って、怖がらせてしまったかな?等と言う考えが頭の中でグルグルと渦巻いた。
何故気付いたのかは全く詮索しなかった。彼女は詐欺にあったら何の疑問も抱かずに騙されるタイプだろう。
その辺り中身は心優しき女の子なのである事がわかる。
ココで怖いとか敵と判断されたなら彼女はショックで立ち直れなかっただろう。
「良かった、もしあっちに捕まってたら多分闇に染められてたよ」
だが、見ている様子では怖がると言った様子ではなさそうだ。
ホッと胸をなでおろしたが、彼女の視線が下を向くと同時に重大な事を思い出した。
服が下水を浴び汚れてしまった事を思い出したのだ。(体に巻きつけてある包帯も同じく)
一刻も早く洗濯したかったが、彼女はこの王都に付いて間もない為何処に行けば洗濯等が出来るのか解らなかった。
荷物に入っているメモ帳は下水を被った時に全滅している故に、彼女は意思を伝える手段を持ち合わせていなかった。
服を指差したり、スカートをパタパタさせてみたり意思を伝えようとするが、伝わる気がしない。
>456
彼女は喋れないタイプのアンデッドみたいだ。
何を言おうとしているかさっぱり分からない。
「ちょっとみといてね」
アスカちゃんにそう言ってすぐ近くの万屋へはいる。
>451
紙を買おうとした時、店内に展示してあったものが目に止まる。
【新開発!ホワイトボードセット。文字を何回も書いて消せます】
「これください」
「これか、いいだろ〜。でも高いからお前さんには無理だな」
トンッ
金一封の中から5000G札を取り出してカウンターの上に置いた。
「ホゲェー! お札だお札だ!
待ってくださいね、今すぐお釣りを用意……」
驚いた勢いでなぜかいきなり口調が丁寧になった店主。
「別にいらないよー。それよりあの人何?」
もともと妖精族はお金文化が無くお金に執着しない上に
カラオケ貴族からたくさん貰っているから太っ腹なのだ。
隣ではなにやら全身白づくめの東方人っぽい人が矢を売れとごねている。
「ああ、ワケのわからないものを金といいはってるんです」
「ふーん、多分東のほうの通貨だね。お代はそれから取っといて。じゃあね〜」
ホワイトボードセットを持って店を出る。
そしてアンデッドさんのところに戻り、ホワイトボードセットを渡した。
――店内
店主は誠一郎に矢を渡して言った。
「……なんかあの人が払ってくれたぞ」
店主はそう言って店から出て行った子どものような後姿を指差した。
>457
相当嬉しかったらしく、貰ったホワイトボードをぎゅっと抱きしめてから、一礼した。
そして、彼女は手渡された物を始めて見る為、不思議そうに見つめる。
ずっと前に使っていた黒板に酷似している為、使い方は大体解ってる様だ。
ペンを走らせて、嬉しそうに見せてくる。
そのホワイトボードには「アバドン」と大きく書かれていた。
彼女が自分を指差している事から、それが彼女の名前である事が解る。
彼女…いや、アバドンはホワイトボード文字を払って、再び文字を書く
「さっきは良く解らない内に割り込んだ形になってしまった事を此処に深く御詫び申し上げます。
それなのに、こんな素敵な物を頂き、なんて御礼を言って良いか
私には、この感謝の意を表す言葉さえも見つかりません」
見た目の無口なイメージからは相当かけ離れて、丁寧で綺麗な文字が書いてある。
今度は荷物からハンカチを取り出して丁寧に文字を拭いていく。
ピカピカになったホワイトボードにアバドンはペンを走らせる。
「早速用件に移りますね。
さっき割り込んだ時に服が汚れてしまって
服の汚れを落としたいんですが、何処に行けば良いのでしょうか?」
やっとこの事が伝えられてアバドンはやっと服を洗いに行けると思い内心ホッとした。
>458
彼女はアバドンというらしい。
「なるほど、アバドンちゃんか〜。よろしくね!」
それにしても……めっちゃええ子やぁ〜。
>「早速用件に移りますね。
さっき割り込んだ時に服が汚れてしまって
服の汚れを落としたいんですが、何処に行けば良いのでしょうか?」
「こっちこそ服汚しちゃってゴメンね。では調べてみます」
ここで妖精の自然の要素感知能力を発動。
ピコーン!
「町外れの森に綺麗な泉があるみたい。あんまり離れてないから一緒にいこう」
どっちにしろ『はいさようなら』というわけにはいかない。
アンデッドの彼女を野放しにしたらいつ死霊皇帝軍に捕まるか分からない。
そうなったらきっと『キミはこっち側の存在なんだよ〜』と洗脳されるのだ。
こんないい子が死霊皇帝軍になるなんて嫌だ。
何気なく近くに立っている掲示板をみるとこんなものが目に入った
【WANTED
>>377】
……あれが指名手配犯!? さっきのお兄さんと違いすぎる!
王都の衛兵は一度視力検査をしたほうがいいみたいだ。
備考
能力 札を使った妖術を使う、誠一郎は霊力が低いため性能はいまいち
性格 武士的な感じで受けた恩を忘れない、人を信じやすい
持ち物 札 白い和服 白い三度笠 白い合羽 白い改造鉄砲 白い弓
キャラ説 代々受け継がれてきた家宝の三本の剣を受け継ぎ、使いこなせるよう旅をしている
金について 舞台となっている国の隣の国の金を騙されてこの国でも使えると思わされていた
これで良いか?
ようやく、この騒ぎも収まりそうだ。
戦うべき相手は居ないし、さっきのキチガイも来る気配はない
「意外だな、旦那って結構モテるんだな
あのミイラちゃんとはどういう関係な訳?」
皮肉めいた口振りで俺は紳士に訪ねた
あいつさえ居なけりゃ俺まで濡れる必要はなかったのに
「まぁ、それはどうでもいいや、とりあえず、身の振り方って奴を考えたんだが、いいか?
俺はさぁ、ただ元の世界に帰りたいだけなんだよ
でさ、旦那サイドにそういうのがあるなら、協力してもいいと考えてんだけど…どうよ」
>>457 誠一郎は、矢が買えず困り果てていた時だった、何故か店主が矢を渡した
「な、何故矢を…そうか!、やっと我が持っている金が使えると信じてくれたか」
>「いや……なんかあの人が払ってくれたぞ」
「何!、さっきの子供が…、礼をしなくてわな」
誠一郎は、礼をするべく子供の下に駆け寄った
「待たれよ其処の者よ、先程は、矢の代金を代わりに払って頂き真に有り難い
何か礼がしたいのだが出来る事は、戦位しか出来んのだが
む!、そう思えば未だ名を名乗ってなかったの、我の名は、四方田誠一郎
東の国から家宝の三剣を使いこなすため、修行の旅をしおる
ところで我が持つ金が使えんのだ、この金はこの国でも使えると聞いたのだが」
>459
「よろしくお願いします。
でも、ちゃん付けで呼ばれるのは始めての事なんで、ちょっと恥ずかしいですね。」
そんな事を書いているが、アバドンは内心で凄く喜んでいた。
その容姿から、今までそういうのは無縁と言うべき物だったから
女と認めて貰ったと様な気がして、彼女はとても嬉しかった。
>「町外れの森に綺麗な泉があるみたい。あんまり離れてないから一緒にいこう」
「あ、はい」
暫く経ってしまったが、やっと事態は好転の兆しを見せ始めた。
もう、濡れていた服が半分乾いて来ている。
なんだか迷惑かけっぱなしの様な気がして、何だか悪い気がしてきた。
ホワイトボードも貰ってしまったし、何か恩返しをしないと……
コレでも一応剣士、魔物が多い今現在ではボディーガード位には役に立てるかな?等と考えていた。
>掲示板
考え事をしていた故に反応が一瞬遅れて
掲示板で急に止まった所にぶつかりそうになって、慌てふためいた。
何か吃驚した表情で掲示板を見ている故にアバドンは疑問に思いボードに文字を走らせる。
「ど、どうしたんですか?」
>462
後ろから誰か駆けてくる音に反応し、
敵かと思い背負っている、自分の身長程ありそうな大剣を抜き放つ所だった。
その人物はいきなり名乗り出したので、自分も名乗らないと失礼になると思い
ホワイトボードに自分の名前「アバドン」を走らせ見せた。
【>460 いいと思うよ〜。】
>463
>「ど、どうしたんですか?」
「さっき指名手配犯と間違えられてたお兄さんがいたんだ。
でもアレと全然似てないな〜と思って」
姿が見えないことを考えると……やられてしまったのだろうか。
だとしたらボクが余計な事を言ったせいでもある。
アイツは炎の使い手、狙った獲物は跡形も無く焼き尽くす。
戻ったところで真相は分からないだろう。
一人でうまく逃げ延びた事を密かに願うのだった。
気を取り直して泉に向かって歩き始めると、さっき店にいた人が駆け寄っていた。
>462
>「待たれよ其処の者よ、先程は、矢の代金を代わりに払って頂き真に有り難い
何か礼がしたいのだが出来る事は、戦位しか出来んのだが
む!、そう思えば未だ名を名乗ってなかったの、我の名は、四方田誠一郎
東の国から家宝の三剣を使いこなすため、修行の旅をしおる
ところで我が持つ金が使えんのだ、この金はこの国でも使えると聞いたのだが」
「隣の国はアスランディア同盟に入ってないから使えないんだよ」
アスランディア同盟というのは、この大陸で一番大きな国アスランディアを
中心とした同盟で、通貨の統合などがされている。
大陸のほとんどの国が入っているけど隣の国は偏屈で入っていないらしい。
「お礼なんて……そんなに気を使わなくても……ん? 修行の旅!?」
東は剣聖の国だと聞いたことがある。それに家宝の三剣とかいかにも強そうな響きだ。
そこで名案が閃いた。久々に【勇者募集中】の看板を見せる。
「最近色んなところで変な事件がおきてるって聞いたことない?
ここだけの話だけど死霊皇帝っていう大いなる災いの復活が近いらしいんだ。
そこで妖精族の女王は世界を救う勇者を集めるために使いを派遣した。
それがボク、テイルだ」
いきなりこんな事を言われても信じないと思うけどアスカちゃんは信じてくれたのだ。
ダメもとで誘ってみる。
「道中で嫌でも強い奴が襲ってくるから一緒に来ればいい修行になると思うよ!
一緒に冒険しよう!」
久々に出ました、例の陳腐な決めゼリフ。
>>463 誠一郎は、「アドバン」と書かれたホワイトボードを見つめた
「あ…あ…アンパン?、それが貴女の名か?変わった名だの」
誠一郎は、この国の言葉は、話す事が出来るが未だ文字は、殆ど読めなかった
「とこらでその格好は何事だ?此処ではその格好が流行っておるのか?」
>>464 >「隣の国はアスランディア同盟に入ってないから使えないんだよ」
アスランディア同盟というのは、この大陸で一番大きな国アスランディアを
中心とした同盟で、通貨の統合などがされている。
大陸のほとんどの国が入っているけど隣の国は偏屈で入っていないらしい」
「むぅ、そういう事で金が使え無かったのか、お教え頂真にありがたい、
だが前の国のお偉いさんが嘘をつく世に荷は思えんのだが、この国でも使えると言っていたがアレは嘘だったのか、
これでは、小判を金に変えた意味が無いな」
>【勇者募集中】の看板
「?…ゆうたん没収???」
>「最近色んなところで変な事件がおきてるって聞いたことない?
ここだけの話だけど死霊皇帝っていう大いなる災いの復活が近いらしいんだ。
そこで妖精族の女王は世界を救う勇者を集めるために使いを派遣した。 それがボク、テイルだ
道中で嫌でも強い奴が襲ってくるから一緒に来ればいい修行になると思うよ! 一緒に冒険しよう!」
「事件?、聞いてないの、最近この辺りに来たばかりでの、未だこの辺りの事は分からんのだ
死霊皇帝とな?、いかにも悪人という感じの名まえおの、そやつを退治するのに協力して欲しいという事か
良かろう我は、テイル殿に恩が有る、しかも修行に成ると言うし断る理由は無い、一緒に悪人死霊皇帝を倒そうではないか!
とこらで看板のゆうたん没収とは、何事だ?」
>464
どうやら、張り出されている指名手配の張り紙を見ていたらしい。
お兄さんとか言っているが、張り出されている張り紙に描かれているのは
とても、人型とも取れない様な異形の存在であった。
コレは既にモンスターなのでは……?と言う疑問を振り切ってボードに書き込む。
「間違えられていたんですか…
誤解が解ければ良いんですけどねぇ……」
アバドンは誰かも解らない者の心配をしている。
魔物に間違われて攻撃された経験が山ほど有る彼女にとっては痛い程解る。
ともかく彼が無事であることを祈った。
アバドンは吃驚した。
なにせ彼女の知らない知識が目の前の子供…、いやテイルから放たれている。
ちなみに初めて名前を知った瞬間でもあった。
どうやら死霊皇帝と言う集団を倒すのに力が必要だと言う。
ならば、少しでも数が多いほうが良いと思いペンを走らせる。
「あの、もし良ければですが、私にもお手伝いさて貰えないでしょうか?
色々と良くして貰いましたし、このままでは私の気が済みません。
お役に立てるかどうかは解りませんが、私精一杯頑張りますから!」
>465
彼女はアンパンと呼ばれ些かショックを受けたらしい。
がっくりと沈み込み、見た目で彼女が気分的に沈んでる事が解る。
コレから、ずっと間違った名で呼ばれてたらどうしよう等と考えていた。
書くしか会話手段を持たない彼女にとっては、正に死活問題。
似た系統の二、三国の文字は書けるのだが、
それ以外はからっきしで、どうコミニケーションを取ろうとアバドンは考えたが
結局思いつかなくてテイルに泣き付く形で、せめて名前だけでも、と翻訳を頼んだ。
>「とこらでその格好は何事だ?此処ではその格好が流行っておるのか?」
国も違えば文化、衣服も違うからこう言う勘違いされても何もおかしくは無いが、
アバドンの性格上ショックを受けていた。
しかもそう言っている当の本人も真っ白と言う奇妙な格好をしている。
アバドンは汚れたら洗うの大変だろうなー、と思いつつ見ていたが
自らの服が今強烈に汚れている事を思い出した。
既に包帯の中が汚れと共に乾いてバリバリして動き辛かった。
彼女としては、もーはやくはやくーと急かしたい状況である。
>465-466
>「あ…あ…アンパン?、それが貴女の名か?変わった名だの」
「ちょ! 見間違えてる! アンパンちゃう!」
誠一郎君、壮大なボケをかましつつも無茶な申し出を快く承諾してくれた。
>看板のゆうたん没収とは、何事だ?」
誠一郎君はボケ属性ではなく文字の読みが怪しいみたいだ。
「ゆうたん没収じゃなくてゆうしゃぼしゅう。オーケイ?」
誠一郎君に読み方講座をしているとアバドンちゃんがボードに文字を書く。
>「あの、もし良ければですが、私にもお手伝いさて貰えないでしょうか?
色々と良くして貰いましたし、このままでは私の気が済みません。
お役に立てるかどうかは解りませんが、私精一杯頑張りますから!」
意外な申し出に驚くと同時に
保護しなければとばかり思っていたのが間違いだった事に気付く。
改めてみるとさりげなく大剣を持っているしさっきの高速移動は超人的だった。
実はかなり熟練した剣士なのかもしれない。
「二人ともありがとう! これからよろしくね!」
が、アバドンちゃんはショックを受けていた。
そういえばまだ名前を誤解されたままだったのだ。
「彼女はアバドン。やむを得ない理由によってこんな格好なんだよ。
さっき戦いに巻き込まれて下水被っちゃったから今服の洗濯に向かってるんだ」
再び泉の方に向かって歩き始める。
喋れないアバドンちゃんと文字が読めない誠一郎君。とんだ珍道中になりそうだ。
――町外れの森 泉の近く――
草むらに埋もれて謎の黒い棒が落ちている。
誰かに見つけられるのを待っているかのように。
>>466-667 「名は、アンパンではないのか?!失礼であったすまない。
それと看板の文字は、勇者募集であったか」
誠一郎は、落ち込んでいるアドバンに謝罪をし、
テイルの読み方講座を受けたが
未だ読み方を全て理解できなかった
>「二人ともありがとう! これからよろしくね!」
「うむ、よろしく頼む」
>「彼女はアバドン。やむを得ない理由によってこんな格好なんだよ。
さっき戦いに巻き込まれて下水被っちゃったから今服の洗濯に向かってるんだ」
「ふむ、理由りてアドバン殿は、その様な格好をして折るのか、
しかし一体どの様な理由有りてその様な格好をしておるのだ?
さしてさきの戦いとは何事?何故にアドバン殿は、下水を被ったのだ?」
誠一郎は、何故アドバンは、顔等に包帯をしているのか、
大剣と可愛らしい服のミスマッチな格好でいるのか
そして「さっきの戦い」という言葉が気に成ってしょうがなかった
>467-468
>「二人ともありがとう! これからよろしくね!」
その言葉を聞いて、彼女は心底嬉しくなった。
「宜しくお願いいたします
私で何かお役に立てるなら、何でも御協力致しましょう」
彼女は任せてくれと言わんばかりに胸を叩いた。
テイルが誠一郎に自分の事を説明をしている。
アンデッドでは無く「やむを得ない理由」と称している辺りに優しさを感じる。
>「ふむ、理由りてアドバン殿は、その様な格好をして折るのか、
しかし一体どの様な理由有りてその様な格好をしておるのだ?
さしてさきの戦いとは何事?何故にアドバン殿は、下水を被ったのだ?」
誠一郎に質問を投げつけられるが、彼女は書くしか会話手段が無い為、困り果てていた。
そして、ある答えに行き着く。
彼女に顔に付いている仮面を取り、包帯を外し始めた。段々と彼女の顔が見えてくる。
その顔は腐って無く、優しそうな整った顔付きだが、
生気と言った物が全く感じられず、肌の色も薄暗い紫をしている。正に人間の物では無かった。
首の辺りまで包帯を取ると、彼女の首はポロリと地面に落ちた。
彼女としてはいきなり景色がグルリと回って、肉体の方もバランスが取れなくなり尻餅をついた。
彼女は立ち上がると、ボードに文字を走らす。
「あ、吃驚しました?御免なさい……
自分じゃどうしてもこの位置の縫いつけが出来なくて……」
彼女は落ちた自らの首を拾う。その顔はニコニコと人の良い笑顔を浮かべていた。
常に彼女はこのニコニコとした顔なのだが、この首の事も肌も体の事もあって包帯を巻いているのだ。
今の格好はパッと見デュラハンと間違われそうである。
「体の方も見ます?どうせ洗う時に包帯も取りますから……
でも見て決して楽しい物では無いですよ……?」
彼女は片手で顔を持ちもう片方でボードに器用に文字を書いていく。
頭がこんな感じなのだから、体の方も容易に想像が付く。
>468->469
「話せば長くなるんだけど……
ボク達は伝説の槍ドラゴボルグを探すべく王都にやってきた!
情報収集に繰り出したところ
路地裏で騒ぎが起こってたから首を突っ込んだらとんでもないヤツがいたんだ!
死霊皇帝直属の部下、6武神の一人、その名も獄炎のバルトール!
全てを焼き尽くす炎がボクたちに襲い掛かる! 水の魔法で対抗した結果……」
さっきの戦いを臨場感たっぷりに語っていると……。
アバドンちゃんが包帯を取り始めた。
「え?」
呆然としている間に、生者のものではない顔が顕になり、さらに首が地面に落ちる。
「あ、吃驚しました?御免なさい……
自分じゃどうしてもこの位置の縫いつけが出来なくて……」
人間だったらさすがに腰を抜かすだろうけどボクは妖精だから平気。
むしろ驚いたのは、彼女の顔が首から離れても優しそうな笑顔を浮かべていたこと。
生者のものではないけど、美しいとすらいえる顔だった。
きっと、アンデッドになって尚闇に堕ちない心の綺麗さからくる美しさだろう。
>「体の方も見ます?どうせ洗う時に包帯も取りますから……
でも見て決して楽しい物では無いですよ……?」
慌てて静止をかける。
「ストーップ!! もう充分分かっただろうから!」
アバドンちゃんがこうなったのもやはり死霊皇帝軍の仕業だろうか。
そして、歴史上でもあったかどうか分からない無茶な事を思うのであった
出来ることなら……元通り生き返らせてあげたい!
さて、目まぐるしい状況の流動に硬直していたら、あれよあれよと話が進み…
なんだか水戸黄門の世界から出てきたような人とミイラのお姉さんが同行してくれる。という話にまとまったようだった。
・・・このまま総入れ替えかただの追加メンバーかは置いといて、だが。
――――――――――――
規制解除ktkr
【
>>472バルトールまだ?】
「バルトール様、例の森で件の物を見つけました。」
昼寝をしていた猫が起き、バルトールに話しかける
「おや、この青年は?」
>>469-470 誠一郎は、テイルの臨場感たっぷりの話に聞き入っていた時だった
アドバンが顔に巻いていた包帯を外し出した、包帯が取れ顔が見えた時
誠一郎は、目の前に居るのが死人だと思ってなくただ顔色が悪い人だと思っていたが
包帯が首まで取れるとアドバンの頭は、地面に落ちたその時誠一郎は、ようやく目の前に居るのが
生き物でない事にきずいた、そして誠一郎は、驚愕した
誠一郎は、アンデットという者を始めてこの時見たのであった
余りの衝撃に首を片手に書かれた文字など読む事が出来ずただ呆然と立っていた
>470>474
テイルから放たれた言葉「ドラゴボルグ」が妙に気になった。
遠い遠い昔何処かで聞いた様な気がしたから……
しかし、思い出せない……
元より彼女はその記憶を探る為に、こうして危険を冒してまで旅をしているのだ。
「ストーップ!! もう充分分かっただろうから!」
制止に入られ、取ろうとするのを止める。
「そのようですね……」
放心する誠一郎を見て、あまり軽々見せる物では無かったかな?と今頃悔いる。
顔も今にも泣き出しそうな、悲しそうな顔をしている。
この体は人を驚かす為に有るのではない、その為に包帯を巻いているのではないか!と自問自答した。
「とりあえず泉はこの奥ですよね……?」
首を抱え森の方を指差す。
>草むらに埋もれて謎の黒い棒が落ちている。
そして、歩き出そうとしたら、何かに足を取られて思いっきり転んだ。
首が森の奥にポーンと綺麗な放物線を描いて飛んでいく、体の方はメガネメガネ……の状態である。
【アバデンはドジっ娘属性を手に入れた!】
森の泉では頭が見事に池ポチャして、泉の精霊が金の頭と銀の頭を持って出現した。
もう何処から手をつけて良いのやら……。
【>473 まだみたい。
規制にかかったのかもしれないし前の書き込みから一週間までは待ってみる。
>鴉さん
バルトールさんが来ないようだったらNPC使って援助するね】
>471
「そうそう、この子はアスカちゃん。弓を使ったらすごいんだ」
道中で二人にアスカちゃんを紹介。
アスカちゃんは
>・・・このまま総入れ替えかただの追加メンバーかは置いといて、だが
のようなことを呟いている。はて、どういう意味だろう。
そういえば……昔族長がこんな意味不明な事を言っていた。
この世界ガイアとは別に“ちきゅう”なる魔法が存在しない並行世界があって
その世界にあるRPGという遊びでは勇者御一行に人数制限があるとか。
とりあえずこの世界ではそんな事は断じてないので総入れ替えする必要はないのだ。
ついでにここに来る前のドラゴンの村の騒動についても説明しておいた。
(ドラゴンの村の騒動……まとめサイトにのせてもらっているダイジェスト参照)
>475
泉に着いたとたん、アバドンちゃんが謎の棒につまずいて泉に落ちてしまった。
「わーーー!! 大丈夫!?」
それは全長4メートルほどもある黒い棒だった。
「何これ?」
触れた瞬間、棒に魔法的な力が働き、ボクの身長ぐらいの長さになった。
持った人の身長と同じ長さになるみたいだ。
この棒、ただものではないことは確かだ。その時。
>森の泉では頭が見事に池ポチャして、泉の精霊が金の頭と銀の頭を持って出現した。
「わーーーーーーーーー!!」
泉の精霊は司会者風に言った。
>【アバデンはドジっ娘属性を手に入れた!】
「泉の精霊さん、アバデンちゃう! アバドン!」
お構いなしに続ける泉の精霊。
「あなたが落としたのは金の頭ですか? 銀の頭ですか?」
こんな状況は前代未聞である。
「……どう答えればいいんだろう?」
誠一郎君とアスカちゃんに相談する。
彼らなら他の地方の出身だからボクが知らない伝承を知っているかもしれない。
【謎の黒い棒ハバラグさんが持っていたものでドラゴボルグのつもりだよ。
長い年月の間に闇の軍勢に渡っていてそのせいで闇に染まって黒くなったのだ。
・バラグさんはドラゴボルグを使う破壊の使者として作られたゴーレムだった。
・でも仕上げの洗脳に失敗。訳が分からないままドラゴボルグを持って脱走した。
・森を徘徊していたところ何かあったのか分からないがドラゴボルグを落とした。
という感じで考えています。
でも人のキャラは動かしちゃいけないからこの辺はあくまでも裏設定ってことでw
次は、ドラゴボルグの闇を払って真の力を取り戻しに行く話にしようかなー
と思ってます。
あと第二章の題名は『獄炎のチャレンジャー』にする予定w
かなり昔にあったバラエティ番組『炎のチャレンジャー』のパロディです】
>>477 イライラ棒懐かしいなおひ・・・64版未だにやってるよw
>453>461
飛び去っていく冒険者とアンデットの女剣士を眼で追いながらバルトールは葉巻に火をつける。
「意外だな、旦那って結構モテるんだな
あのミイラちゃんとはどういう関係な訳?」
「さあな。しかしどうやら人間側のアンデットのようだ……」
そして鴉の方を見たあと何やら考え込む。
(さあて、こやつの処分はどうするべきか……曲がりなりにも異世界からの来訪者とあってはみすみす見逃すわけにもいかん)
味方か敵かはっきりしない鴉にバルトールは少し頭を押さえる。
バルトールは灰色というものが一番苦手であり白か黒かはっきりしてないとどうしていいのか分からないのだ。
>「まぁ、それはどうでもいいや、とりあえず、身の振り方って奴を考えたんだが、いいか?
>俺はさぁ、ただ元の世界に帰りたいだけなんだよ
>でさ、旦那サイドにそういうのがあるなら、協力してもいいと考えてんだけど…どうよ」
鴉の言葉に対し沈黙で応えるバルトール、それもそうだ、何せ異世界に戻す方法など聞いたこともない。
前の戦い……その時は異世界からやってきた勇者はたいていこの世界に骨をうずめるか噂もなくいずこへと消えるか……
だが、可能性がないわけではなかった。異世界から勇者が来るならば逆もまた可能ということ。
その方法はおそらく死霊皇帝が知っているかもしれない……そうバルトールは腕を組みながら考える。
「ふむ、ではワシ達に協力し素晴らしい功績を残した暁には6武神であるワシが死霊皇帝様に頼んでみよう。
もっとも死霊皇帝様とて異世界への扉を開けるのかは定かではないが……
まあなんだ。無理だったらワシが魔族として転生させてやる、それで此処で魔族として生きるがよかろう。」
鴉の返事も聞かず自分で自己完結するバルトール、しかし鴉はこれに対し是非を決めることはできないだろう。
なにせこの条件を飲まないというのならばバルトールにとってただの人間、つまりはつぶさなければならない存在なのだから。
どのみち鴉に条件をえり好みする余裕はないのだ!
「さあついてこい、まずはここから出るぞ。ひと悶着あった場所に長居してもろくなことにはならんからな!」
腕を後ろで組み通路を靴を鳴らし歩いていくバルトール、この姿は正に紳士そのものであり魔族だという印象は全く与えない。
>>472 通路を出て人通りの少ない通りを歩き続けるバルトールと鴉。
「さて、これからどうするか……」
思わず本音が出たバルトール、それも仕方がない。
勇者をもう一度見つけようとも「今回は逃してやる」と言ってしまった手前だ。
そんなの関係ねぇ!と言いながらまたすぐに見つけようと町中を駆け回るのも悪役だが
約束は律儀に守り次の戦いで完膚なきまでにたたきのめすのもまた悪役!
それにプライドが高いバルトールからすればすぐに探すなど恥ずかしくてできない。
「バルトール様、例の森で件の物を見つけました。」
すると猫が体を起こしバルトールに話しかける、そう、この猫もまた死霊皇帝の配下。
それだけではない、カラスやフクロウ、オオカミなどの動物も須らく死霊皇帝軍は死霊皇帝の目としている。
「なに?バラグが見つかったというのか?」
その言葉にうなずく猫……バラグ。それは勇者と同じ死霊皇帝軍の発見対象となっているゴーレムだ。
調整に失敗し死霊皇帝軍の元から逃げ去ったゴーレム、その戦闘能力は今までのものを遥かに凌駕している
最強ともいえる戦闘用ゴーレム……ゆくゆくはドラゴボルグと共に量産し人間たちとの戦争で使用しようと思っていた。
いわば魔界のリーサルウェポンの一つ。
「むう……なるほど、分かった。ワシも森へと行くとしよう。」
そして都市を出るために歩きはじめるバルトール。
「おや、この青年は?」
猫の最もな問いに考える、どう説明していいものか…協力者などと言ったら自分の力を疑われる。
しかし、良い説明を思いついたのか鴉を見て一度ニヤリと笑う。
「こやつはワシの従者≠諱Bしかしどうにも覚えが悪くてな……
おい何をボサっとしとる!貴様もワシと共に来るんだ!」
【これで書き込めなかったらまとめサイトの掲示板使おうと思ってましたが何とか書き込めました。
参加者の皆さま遅れて申し訳ありません……特に鴉さん申し訳ないです】
黒い者は、相次ぐ兵士の追撃により武器の黒い棒を無くしてしまい探し求めていた
黒い者は、泉に行き着き探し求めていた黒い棒を見つけたが
しかし黒い棒は、何者かが持っていたため奪い取る事を決めた
黒い者は、黒い棒を取り戻すため攻撃される可能性の有る
泉の精霊をこの場から退場させるため、泉の精霊が死なない程度に爆発能力を発動させた
泉の水が膨張しだし爆発し、泉の水は、空高く舞い上がった
それと共に何者かの首か空を舞い持ち主の元に返った
舞い上がった水は、雨の様に地面に叩きつかれたそして泉の精霊は、消え去った
黒い者から見て泉の反対側に居る者たちは、泉の爆発と共に黒い者にきずいた
黒い者は、その者達に重力魔法を掛け動けなくして瞬間移動のような速さで黒い棒を持つ者の前に移動し
黒い棒を持つ者から、黒い棒を奪い取った
黒い者が、黒い棒を持つと長さが4mの大きさにな変わり
黒い者は、再び瞬間移動のような速さで元居た泉の反対側に移動し、
重力魔法を解いき泉の反対側に居る者が何者か知るために様子を見た
>>475-476>>481 誠一郎は、自分の首を持ち泉に向かっているアドバンを呆然と見ていた
未だ誠一郎は、死人が動き回っている事が信じられずにいた
その時アドバンの首が飛び泉に落ち精霊が現れた
そしてテイルに如何すれば良いかと聞かれた時
突然泉が爆発した、水が雨のように降って来たが誠一郎は、
白い三度笠と白い合羽を着けていた為塗れずにすんだが
体が急に重くなり、身動き取れなくなった
するとテイルの前に噂の凶悪モンスターが現れ何かを奪い去った行った
誠一郎は、奪われた物がテイルにとって大切な物と思い
体が軽く成ると同時に腰に差している三本の剣のうちの一本を鞘から抜いた
鞘から抜かれた刀は、普通の刀より長く幅が広い形状をしていて刀身の色が青く
凍てつく様な怪しげで妖的な青白い光を発していた
誠一郎は、刀を構え振りかざした、刀は、振られると同時に降り注ぐ泉の水を凍らせて
巨大な氷の刃を作り出し、凶悪モンスターに矢のごとき速さで巨大な氷の刃を飛ばした
と同時に誠一郎は、凍りずけになった
誠一郎は、未だ未熟なため自分を凍らせてしまった、しかも飛ばされた氷の刃は、
見た目では頑丈そうだが実は、物凄く脆いのであった
>476-478>481-482
実際見えていない状態なので、どんな状況か解らず肉体の方はオロオロとしている。
どうしようかと思っていると、とんでもない爆音と共に宙を舞う視界。
丁度、自分の頭が泉から体の元に戻ったらしい。彼女は急いで拾い上げると包帯と仮面で首を留めた。
こうしてしまえば、もうちょっとやそっとの事では外れない。
何があったのかと思い辺りを見回すと、泉の向こう側に黒い化け物が居ることが解った。
それはどこかで見たことある姿であった。
そう、掲示板に張り出されていた指名手配の張り紙に描かれていた正にそのものであった。
突如体が押しつぶされそうな重圧がかかる。
だが、地面にめり込んだだけで彼女は立っていた。
他でもないブースト能力の恩恵だが、少しでも気を抜けば今にも押しつぶされてしまいそうだ。
逆らうのに必死で、黒い棒を奪われているのを見ている事しか出来なかった。
とりあえず、テイルが無事であるだけでアバドンはほっとした。
横で抜刀する誠一郎を見て、敵と判断し、今始めて背負っている大剣を抜き放つ。
剣を全て抜き放つと、彼女の体を覆い隠してしまいそうな程有りそうな幅広の大剣が姿を現す。
だが、その剣には柄から伸びる刃は研がれて無く、先端も尖ってなく四角くい。凄く大きな鉄板に柄が付いている感じであった。
何故そのような剣を持っているかと言うと、彼女の戦いへの考えと戦い方にあるだろう。
彼女の考えは「味方の未来を救い、敵の未来すら奪わない」と言う不殺の構えなのである。
攻撃を無効化する事だけ、そう彼女の役目は巨大な盾なのである。
恐ろしい機動力で敵の攻撃の前方に潜り込み、攻撃を無力化するのが彼女の主な戦い方なのである。
滅する事が全てでは無い、倒す事が解決では無い。
敵であっても理解出切るかも知れない。協力する事の素晴らしさ、生物は決して一人では生きられないって事を
生きる所は違えとも、環境が違えとも人類との共存を目指す彼女の様に
皆が笑顔で共に歩める、そんな世界を目指して彼女はこの武器を握り締め、敵と味方を「守る」為に力を行使する。
>482
アバドン○
アドバン×
【>478 確かに懐かしいw
そしてドラゴボルグでイライラ棒をする図を想像して吹いたw
>バラグさん お帰りなさい。ナイスタイミング!】
>481-483
凄まじい水しぶきが上がって泉の精霊が引っ込んだかと思うと
急に体が重くなり訳の分からない間に黒い棒は奪われてしまった。
剣士二人が剣を抜き放つのを見て後ろに下がりながらロッドを構える。
と同時に氷の刃が降り注ぎ、気づくと誠一郎君は氷漬けになっていた。
「な……!? 強敵だ!」
攻撃魔法を唱えようとしたその時。
(光の勇者達よ、よくお聞きなさい……)
どこからか不思議な声が聞こえてきた。
(私は泉の精霊……その者が持つは闇に染まりしドラゴボルグ……
ですがその者は未だ何者にもなっていません……)
引っ込んだ泉の精霊が思念で語りかけているようだ。
光の勇者“達”ということは他の人にも聞こえているのだろう。
精霊とはこのようにたまに現れては冒険者を導いたりする不思議な存在である。
あらゆる所に存在するガイアの意思が具現化したものとか言われているが
正体は分かっていない。
しかし、さっき金の首とか銀の首とか言っていた精霊と同一人物とはとても思えない。
(あれはちょっとした遊び心です。それでは私はこれで……)
泉の精霊は謎の言葉を残して一方的に話を終えてしまった。
訳が分からないがつかみ所のない存在である精霊に文句を言っても仕方がない。
あれがドラゴボルグだとしたら尚更取り返さなければならない。
でももう一つ気になる事がある。“未だ何者にもなっていない”とはどういう事だろうか。
そこでさっきのシーンが思い出される。
ボクから黒い棒を奪う時、全く攻撃をせずに棒だけを奪っていった。
まさか……実は平和主義者だったりして!?
いや、指名手配になってたしありえない……でももしかして……。
僅かな可能性を考慮し、ロッドは構えたまま攻撃を仕掛けずに暫し相手の出方を伺う。
湖に移動した私たち一行は、目下謎の敵と交戦中だった。
その速さ、まさに疾風、一瞬にしてドラゴボルグを奪った「それ」は侍さん(四方田さん、というそうだ)を一瞬にして凍てつかせてしまった。
―――装填が追いつかない?
ミイラさん(こちらはアバドンさんだそうだ)は剣を構え(不殺の方?)、テイルくんはロッドを構え、出方を伺っている。
私も、彼のバックスで何時でも撃てる体制を取っていた。
―――――さぁ、どう動く?
紳士の返答はYESではあったが、内容ははっきりしていなかった。
とりあえず上に聞くが、駄目だったらあきらめろ…俺には紳士の言葉がそう聞こえた。
だが、よくよく考えて見るとこれはこれでいいのかも知れないな
どうせ元の世界に戻っても今までと変わらない汚れ仕事をこなすだけの毎日
娯楽関係に関しちゃかなり物足りない気はするが、あっちよりかマシか
だが、多少は警戒しても損はないだろう
「わかったよ旦那、契約成立だ」
俺はそう言いながら歩いていく紳士を追いかける。
紳士についていく俺の姿は周りからはどうみえるだろうか
きっとどこか小物臭が漂っているに違いない
と俺がちょっとした自己嫌悪に陥っている時だった。
突然寝ている猫が起き人語を話し始めた。
なるほど、この紳士はバルトールと言うのか…改めて自己紹介する機会がなく困っていたところに、丁度いいサプライズだ。
というか、この程度のことに眉一つ動かさない自分に驚きを隠せない。
慣れとは恐ろしいな
会話の内容からして、どっか森でバラグとかいうのが見つかったようだ。
雰囲気からして、結構重要なモノらしいな
と猫の視線が俺に向けられ、紳士に何者か訪ねる
バルトールは俺を見た後、猫に「従者」だと返答した。
驚きはしたが、複雑な事情があるのは薄々感づく、そこらへんは人間も魔族も同じなんだろう。
それに現在の身の上を考えると従者となんら変わらないのかも知れないしな
「鴉だ。よろしく頼む」
とりあえず、猫にそういったあと、またバルトール後を追う。
珍しく俺はツいていたらしく
街の警備は薄くなっていたお陰で容易く街を出ることが出来た。
多分、このまま例の森に向かうのだろう。
「旦那、森に行く前に聞きたいことがある。
その…なんだ…手下使ってまで探している。そのバラグってのはなんだ?」
【よかった。少し心配してたんですよ。
まぁ色々あると思いますが、お互い頑張りましょう】
泉の反対側に居る者達は、各々行動を取り始めた。
白い剣士は、自分に氷の刃を降り注がせ凍りつき動かない
大剣の女剣士は、剣を構えたまま動かない
黒い棒を持っていた者は、ロッドを構え動かない
弓を持った少女は、弓を構えたまま動かない
黒い者は、彼らが、ただ防御手段をとり攻撃してこない事から
自分を狩に来た狩人や傭兵でない事にきずいたが、何故この森に来たのかという謎が残った。
この森は、最近黒い者を倒そうとする狩人や兵士更には、盗賊がうろつき危険な場所に成っていたため
黒い者を狙う者以外入らない森に成っていた。
それなのに自分が目当てでないのが不思議に思えてしょうがなかった。
だが、黒い者には、真相を知る術は無かった、何故なら黒い者は、喋れないからだ。
黒い者は、ただ泉の反対側に居るもの達の様子を見るしかなかった。
>>489 「見つけたぞ!!!凶悪モンスターめ!!」
シャイニングマンが凶悪モンスターを指差し登場した
「食らうが良い!我が必殺のシャイニン・グハンドーーー!!!」
輝く腕で凶悪モンスターを掴み光の力でダメージを与え空高く投げ自分も飛び上がった
「止めの必殺シャイニング・キィーーーーーック・インパクトーーーーーーーー!!!」
空中で凶悪モンスターを蹴りながら地面に激突し
攻撃の衝撃で森に巨大クレーターが出来た
【>484言われるまで呼ばれてる本人が気が付かなかったw】
>485>489-490
どこかしらから声が聞こえてくる。
(光の勇者達よ、よくお聞きなさい……)
彼女は一瞬、私?と疑問を持ったが、
複数形な所を見ると周りにいる全員に呼びかけているのだろうと悟った。
(私は泉の精霊……その者が持つは闇に染まりしドラゴボルグ……
ですがその者は未だ何者にもなっていません……)
何者にもなって無い?どういう事だろう?と思ったが答えは直ぐに出た。
さっきの動きから、黒い怪物が本気になれば一瞬の内に勝負を付ける事が可能だったハズ。
だが、味方の誰も傷ついていない。
ああ……そうなんですか……
あなたも、私と同じなんですね……
怪物と呼ばれ、迫害され……攻撃され……
怖かったんですね……寂しかったんですね……。
彼女もかつて、同じ状態にあった為痛い程良く解る。
襲われる恐怖により、人を殺めてしまった事。
寂しさから、同じ過ちを繰り返してしまった事。
アバドンは静かに大剣を鞘に収めた。
敵意が無いと言う理由だが、それでは不足だと思い両手を上げて自分が無力化した事を証明した。
>「見つけたぞ!!!凶悪モンスターめ!!」
ビクッとなりそっちを見る。
何か自分に勝る程の変な格好をした人物が、其処にはいた。
>「食らうが良い!我が必殺のシャイニン・グハンドーーー!!!」
止めようとするが、こっちは見えてない様だし彼女には声が出せない。
不意の事で初段は防げなかったが、彼女は自慢の機動性を生かして、
上空へと飛ばされた黒き怪物との間に割り込む。
>「止めの必殺シャイニング・キィーーーーーック・インパクトーーーーーーーー!!!」
巨大な剣を盾の様に構えて、守るつもりだったが見事に巻き込んでしまった。
一緒に巻き込まれ、地面に激突する。
全身がバラバラになりそうな衝撃と共に全身の力が抜けていく。
彼女は守れなかった事を悔やみつつ、意識はブラックアウトしていった。
【
>>484今度からは、間違えないよう気よつけます】
>>485>>490-491 誠一郎は、巨大な氷の刃を作り出した積もりだったが出来たのは、小さな氷の刃が多数
そして多数の小さな氷の刃は、自分に降り注ぎ自分も凍った
誠一郎は、もう一度攻撃を試みようとしたものの体が凍って動けず何も出来ない状態でいた時
何所からか声が聞こえてきた
>(光の勇者達よ、よくお聞きなさい……)
(光の勇者達?我の事か?)
誠一郎は、自分の事かと確認したいが凍りついて喋る事も出来なかった
>(私は泉の精霊……その者が持つは闇に染まりしドラゴボルグ……
ですがその者は未だ何者にもなっていません……)
誠一郎は、声の持ち主が泉の精霊だと理解し、そして質問したい事が有ったが
喋る事が出来ないため何も聞く事だ出来なかった
とりあえず身動きが取れるよう渾身の力を振り絞り氷を破壊しようとするものの
全く氷が壊れる気配が無かった、その時だった
突如として何所からか変な格好をした、人が現れ噂の凶悪モンスターを攻撃し始めた
アバドンが何故か噂の凶悪モンスターをかばい一緒に地面に激突した
地面への激突衝撃は凄くその衝撃で誠一郎の氷は砕け誠一郎は、
身動きが取れるようになり直ぐさま刀を構えた
誠一郎の目の前には、巨大なクレーターが広がっていた
「あの者は一体……」
誠一郎は、またしても驚愕し思わずそう独り言を言ってしまった
>489-492
こちらのメンバーは全員武器を構えたまま動かず
相手も一向に襲い掛かってくる様子はない。
アバドンちゃんが剣を収め両手を挙げる。
その時、現れたのは他でもないピチピチスーツの変人!
そいつがいきなり黒いゴーレムに容赦なく攻撃したかと思うと
アバドンちゃんが物凄い速さでゴーレムを庇おうとするのが見えた。
何もかもが一瞬のことで目で追うのがやっとだ。
気付くと目の前にはクレーターが広がり、アバドンちゃんと黒いゴーレムが倒れていた。
>「あの者は一体……」
「ボクにも分からないけど……自称正義の味方らしい……」
今は得体の知れないピチピチスーツに関わっているより二人の手当てをするほうが先決だ。
アバドンちゃんはもちろんだし
黒いゴーレムは悪い奴じゃなさそうでドラゴボルグ持ちの重要人物な上に
アバドンちゃんが必死で庇おうとしたんだから放っておくわけにはいかない。
倒れている二人に駆け寄って、はたと気付く。
普通はこういう時は生命属性の回復魔法をかけるんだけど……
二人はアンデッドとゴーレムだった。要するに普通の回復魔法では治療できない。
しばらく休ませて回復を待つしかない。
「【レビテーション】」
二人に浮遊の魔法をかける。こうすると宙に浮かんで少し押すだけで動くようになる。
アスカちゃんと誠一郎君に声をかける。
「トリウス家の豪邸にいって休ませて貰おう」
そして誠一郎君に解説を付け加える。
「トリウス家っていうのはボク達に協力してくれてる貴族のことだよ」
道中はゴーレムさんには姿消しの魔法をかけておけば大丈夫だろう。
トリウス家についてしまえば、あの当主は固いこと言いそうにないし
ボク達に弱みを握られてるしどうにでもなるはず。
少なくとも普通の宿屋に行くより安全だ。
第一、豪邸でもないとこの4メートルほどもある巨体は入れない。
……レビテーションをかけているとはいえこの人数では連れて行くのに苦労しそうだ。
そこでダメもとでまだ近くにいるのかすら分からないアイツにも声をかけてみた。
「シャイニングマーン! こいつが悪い奴っていうのは誤解なんだ。
もしいるなら連れていくの手伝ってくれると嬉しいな〜なーんて」
泉の妖精曰く「それは悪じゃ無い、自分の姿を見失ってるだけ・・・」
・・・どうやらそうらしい・・・が、今はそれどころじゃ無い。
硬直していた戦局が動いたのだ。
>>490 いきなり飛び出してきたいつぞやの変態が黒い何かに襲いかかった!
黒い何かを庇うがごとくアバドンさんが飛ぶ!
・・・しかし、変態の必殺技(?)に巻き込まれてしまっただけに終わったようで・・・
>>493 その時、体が軽くなったような気がして、気づけば宙に浮いていた。テイルくんの魔法だろう。
件のベルばらお兄さんの屋敷に撤退するそうだ。確かに、あそこなら安全だろう。
しかし・・・
>「シャイニングマーン! こいつが悪い奴っていうのは誤解なんだ。
>もしいるなら連れていくの手伝ってくれると嬉しいな〜なーんて」
まぢか、まぢなのか、をひ・・・
「ほ・・・本当に連れてく気?・・・あの変態・・・」
思わず声に出してしまった・・・。
>494
>「ほ・・・本当に連れてく気?・・・あの変態・・・」
アスカちゃんに小声で言う。
「この登場タイミングから考えて……多分ボク達の後をつけてる。
いきなり現れて場を混乱させられるよりは出てきてもらったほうが
監視できるだけいいと思うんだ」
そう言いながらも多分出てこないだろうな〜とも思うのであった。
【浮かんだのは運ばれる二人だけのつもりだったんだけど
よく考えると歩いていったら目立つし
いっそ全員で飛んでいってもいいかもしれないw】
>>493 >「シャイニングマーン! こいつが悪い奴っていうのは誤解なんだ。
もしいるなら連れていくの手伝ってくれると嬉しいな〜なーんて」
「何!悪い奴ではないだと!!では私は悪人で無い人?を攻撃してしまったのか、すまなかった!
こんな所でもたもたしていられん本当の悪のモンスターを探さねば、さらばだ、とう!」
シャイニングマンは、森の中に消えていった
突然謎の者が現れその者は、光り輝く腕で黒い者を掴み光の攻撃をし
黒い者を空高く投げ光り輝く足で蹴りつけようとした時
黒い者と謎の者の間に大剣の女剣士が入った
黒い者は、大剣の女剣士には、防ぎ切れないと直ぐに判断し防衛魔法を発動した
余りにも瞬間的な事だった為、強いバリアが張れず
謎の者による攻撃の衝撃でバリアは崩れ、黒い者と大剣の女剣士地面に衝突したがバリアによりダメージは軽減できた
黒い者は、何事も無かったように立ち上がりその体には、傷一つ付いてなかった
黒い者は、謎の者が今まで戦ってきた者達と違う事を実感し、今まで一度も出した事がなかった
“本気”を出そうとした時だった、何者かに魔法を掛けられたが黒い者の体が勝手に魔法をはじいた
だがそのおかげで黒い者は、冷静になったそして浮いている大剣の女剣士を抱きかかえ
大剣の女剣士の仲間の所に瞬間移動のような速さで移動した
ロッドを持つ者は、謎の者に黒い者が悪で無いと説得し始めた
黒い者は、やっと自分が悪で無いと分かってくれる者が出てきた事に感動し
黒い者は、初めて言葉を喋った
「ありがとう」
その声は、余り人間のものには、思えなかったがはっきりと「ありがとう」そうそこに居た者には、聞えた
ロッドを持つ者の言葉によると謎の者の名は、シャイニングマンと言うらしい
シャイニングマンは、ロッドを持つ者の言葉を聞き間違えたのか森の中に消えていった
>>496 謝りもしねぇwwwwwww
どうみても残虐超人wwwwwwww
>>498 よく見ろよ。ちゃんと謝ってるぞ
まぁ、問答無用でそれはない
規制ですよ〜代理投稿板を使いましょ〜
【>なな板TRP初心者の人
読んでいて不自然に思ったかもしれないけどこれが“変換受け”なるものだ!
後ろのレス優先で脳内合成して読むヨロシ。
>500
また規制なの!? 規制になった人は遠慮せずに代理投稿スレへGO!】
>496
シャイニングマンは去っていった!
「やっぱりダメだったか」
>497
ゴーレムさんは無事だった。すごい防御力だ……!
アバドンちゃんを抱きかかえている。そして驚いたことに言葉を喋った。
>「ありがとう」
「え、え!? ボクは別に感謝されるようなことしてないし……
お礼ならアバドンちゃんが起きたら言ってあげて」
……ってかめっちゃいい人だ! この外見で思い込まれて指名手配になっていたのだろう。
普通ゴーレムは強暴だから、人間たちが勘違いするのも仕方がないけど悲しいことだ。
多分、死霊皇帝軍に作られたものの何かあって洗脳されなかったゴーレムあたりと予想。
「ボクは妖精族のテイルっていうんだ。今まで大変だったでしょう。
でもボクは姿隠しの魔法も持ってるしどうにでもなる! もう大丈夫だよ」
一目散にこの町を離れてドラゴンさんの所に報告に向かう……という手もあるけど
それじゃあこの人は無実の罪を着せられたまま、その上もし同盟内指名手配になって
広範囲で追い掛け回される羽目になったらたまったもんじゃない。
トリウス家は確か王都にものすごい影響力をもっていると言っていた。
それが本当なら指名手配を取り消すこともできるだろう。
「トリウス家に行ってアバドンちゃんを休ませよう。
それで……トリウスさんに頼んでこの人の疑いを晴らしてもらうんだ!」
>>493>>496 >「ボクにも分からないけど……自称正義の味方らしい……」
「 正義の味方?アレがか?とても正義の味方に思えんの」
突如として現れて問答無用に黒いモンスターを襲撃した人が正義の味方だと思えないのは
誠一郎だけではないだろう。
誠一郎には、黒いモンスターよりも変な格好をした人が凶悪モンスターに思えた。
どうやらテイルによると黒いモンスターは、悪い奴ではないらしい。
>「トリウス家の豪邸にいって休ませて貰おう
トリウス家っていうのはボク達に協力してくれてる貴族のことだよ」
「うむ、一先ずそうした方が良いみたいだの」
>「シャイニングマーン! こいつが悪い奴っていうのは誤解なんだ。
もしいるなら連れていくの手伝ってくれると嬉しいな〜なーんて」
「なぬ!あ奴の力を借りるのか!それは止めた方が良いと思うぞ、あ奴は信用できん」
黒いモンスターよりも凶悪モンスターに思えた人を誠一郎は、信用できなかった。
すると突然変な格好の人は、森の中に走り去っていった。
「何だったんだの、あ奴は、襲撃して来たと思ったら何所ぞえと去っていきおった」
>>494 >「ほ・・・本当に連れてく気?・・・あの変態・・・」
「アスカ殿、あ奴は凶暴なだけでなく変態なのか?」
>>497 黒いモンスターは、アバドンを抱きかかえて突如として現れたそして喋った
>「ありがとう」
「貴公は喋れるのか!喋れるなら何故はじめから喋らなかったのだ」
誠一郎は、黒いモンスターに問いかけた
>>501 誠一郎は、テイルの話と黒いモンスターの行動により黒いモンスターが悪で無いと分かった
>「トリウス家に行ってアバドンちゃんを休ませよう。
それで……トリウスさんに頼んでこの人の疑いを晴らしてもらうんだ!」
「うむ、早く行こうぞ、さしてこの者が悪党でないと証明して貰おうぞ」
>493-497
さっきの衝撃で仮面が何処かに吹っ飛んだらしい、紫の素顔が晒されている。
アバドンの意識が戻ってたきた。
それと同時に、その瞳がうっすらと開く。
腕どころか指一本も動かすこともままならない。
微量に動かす程度の事しか出来ない。
このまま死んでしまうのだろうか?と思ったが
もう既に死している身、これ以上どう死ぬと言うのだ等と言う考えに繋がった。
すると、自分の体が空中にふわりと浮く。
この心地の良いこの浮遊感は前に一度味わった事がある。
裏路地にてかけてもらった浮遊の魔法。
そういえば、自分には回復魔法がかけられないのを思い出した。
自分がダメージを受ける毎に迷惑をかけていると思い、自らの行動を恥じた。
シャイニングマンと呼ばれた者が森の中へと消えていった。
彼には、真っ先に暴力で解決するのではなく、互いを理解する努力をした方が良いと思いつつ見送った。
何者かに抱きかかえられる。
それはさっき自分が助けようとした黒い怪物……いや、黒の同属であった。
その者の無事が解ると、アバドンはうっすら笑い、
喉から空気が抜けただけだが、彼女は言葉を放った。
「無事でなによりです。」
たとえこの言葉が伝わらなくても、彼女は黒き同胞が無事であるだけで満足であった。
>501-503
突然、黒い者が出した声にロッドを持つ者は、驚いきそして黒い者も驚いた
今まで言葉を喋ろうとしても何も言う事が出来なかったが突然声が出たのだ
黒い者は、再び喋ろうとしたが言葉が出なかった
「あ・・・の・・・・な・・・・・と・・い・・・・・・た・・」
(貴方は私の恩人です何故なら私の事を理解してくれました)
黒い者は、伝えようとした言葉が出ず、途切れ途切れの支離滅裂なことを喋った
黒い者は、人に伝えたい事を伝えるために、喋る練習をしようと心に決めた決めた
ロッドを持つ者の話により、ロッドを持つ者の名前がテイル、大検の女剣士の名前がアバドンと判明した
白い剣士は、如何して今まで喋らな無かったのかと聞いて来たが、喋れないため返事が出来なかった
黒い者が抱きかかえているアバドンの意識が戻った
アバドンは、微笑みながら何かを喋ろうとしたが喉が裂けていて声が出なかった
黒い者は、アバドンの人間でない顔を見て喋れない喉を見てアバドンも自分と同じような思いをしたかも知れない、そう思えてきた
もしもそうなのなら自分を助けた理由が解る、黒い者は、そう思った
テイルの話によるとトリウスという人の家に行くらしい
>502-504
>「貴公は喋れるのか!喋れるなら何故はじめから喋らなかったのだ」
>「あ・・・の・・・・な・・・・・と・・い・・・・・・た・・」
「カタコトなら喋れるみたい」
ホワイトボードをもう一セット買おうかな? でも文字が書けるのか謎だ。
何かを言おうとしたように見えたアバドンちゃんに言い聞かせる。
「今からすっごく豪華な貴族の家に行くからさ。急いで今言わなくていいよ。
後で豪邸でゆっくり話そう!」
そしてゴーレムさんに言う。
「今から街に出るけどもう襲われたりしないから! ボクの後をついてきて」
ゴーレムさんとアバドンちゃんに【インビジリティ】をかける。
「二人は……ゴーレムさんに触れながら一応後ろの警戒お願いね」
アスカちゃんと誠一郎君に声をかける。
熟練の剣士などの例外を除き、人間は視覚に大きく依存している。
触れていないと彼らにとってもどこにいるか分からなくなるからだ。
「では出発!」
ボクらはトリウス家に向かって歩き始めた。
>>503-505 黒いモンスターは、何か言おうとしたようだが誠一郎には、意味が解らなかった
>「あ・・・の・・・・な・・・・・と・・い・・・・・・た・・」
「貴公は、一体何を言おうとしておるのだ?」
>「カタコトなら喋れるみたい」
「ふむ、そういう事なのか、なるほど、ではアバドン殿と同じ
何度でも書き消し出来る、アレを買おうではないか」
>「二人は……ゴーレムさんに触れながら一応後ろの警戒お願いね」
「うむ、承知した我に任せたまえ」
>「では出発!」
皆と一緒にトリウス家に向かって行った
そんなこんなでトリウス家に到着。みんなはぐれてない……よね!?
召使いたちが出迎えてくれる。
「あ、あなた達は……当主から話は聞いております」
「どうぞどうぞ」
「広めの部屋を用意してください」
「かしこまりました」
豪邸の中をを召使に案内されて部屋に向かう。
【生存報告】
「さてと、どうするか」
森での一部始終を見た俺はバルトールと分かれて行動することになった。
俺は勇者一行の追跡と監視
報告には、近くの犬、猫でも使えばいい。
それに、旦那は見逃した手前、手を出せない
それに旦那は人を威圧しすぎる。
こういうのには不向きだ。
さて、森から屋敷まで何とか尾行出来たが、これからどうするか
見つかるリスク等を考えるとここで侵入するのは良しとはしないが、それなりの功績は残さないといけない以上
ハイリスクハイリターンを願って、侵入するしかない
そこで問題なのが、侵入方法だ。
かなりの金持ちの屋敷らしく、警備の数も半端ない
某軍人のようにはいかないだろう
とりあえず、裏口に回るとするか
豪邸の中に入ると体に掛かっていた透明魔法が解けた
森の中に居た時に体が、テイルの補助魔法をはじき返したのは
自己防衛機能か何かだと黒い者は思った
自分が認知して掛けられた魔法は、受け付けるようだ
黒い者は、抱きかかえているアバドンを召使らしき者達にわたした
黒い者は、喋れず字が読めないため自分が何者か知る術がない
先程のテイルの言葉により、自分がゴーレムという事が解ったがそれ以外の事がまだ解らないままだった
黒い者は、自分が何者か唯一の手掛かりに成ると思う物をテイルに手渡した
それは、黒いプレートで白い字で何かが書かれていた
黒いプレートには、こう書かれている
『死霊皇帝軍 6武神の一人 黒鉄のバラグ』
黒い者の正体は死霊皇帝の部下達が総力を挙げて作り出した究極の兵士(ゴーレム)
であり、死霊皇帝直属の部下6武神の一人に生る予定の者だった
この事実を明確に知っている者は、6武神位しか居ない
>>507>>509 トリウス家の豪邸の中に入ると大勢の召使達がいた、流石貴族の家というところか
誠一郎は、西洋式の豪邸というものを見るのが初めてだった為、辺りをキョロキョロ見渡していた
「ほー、これが西洋の豪邸なのかの、凄いのぉ」
黒いゴーレムは、姿を現してアバドンを召使に預けテイルに黒い板を渡した
黒い板には、文字が書かれている様だ
「指定公平君?六分の秘湯?空辺な波乱?……すまんテイル殿、我には、読めん、何が書いてあるのか教えてたもうな」
誠一郎は、文字を読もうとしたが、やはりまともに読む事が出来ないためテイルに読んでくれるよう頼んだ
>507>509
一同はどうやら目指していた豪邸に到着した様だ。
自分の身が黒き同胞の手から豪邸の者へと手渡される。
私、重かったかしら?と変な思いを巡らせていた。
ぐったりと力なく手と足をブラブラとする。
豪邸の者は自らの姿を見て人ではない者と悟ったが、
避けたり嫌がらずに自分の身を案内する部屋へと運んでいく。
それに力なく微笑むことで御礼をした。
今はかろうじて右腕は動かせるが、まだ全て動かすには時間が必要の様だ。
ここは状況に身を任せて、素直に休んでいた方が良いと思い、動かそうと努力していた全身の力を抜く。
すると、黒き同胞が黒いプレートを取り出したが、この角度では全貌が見えない。
それがこの状況を揺るがす物であっても、自分は味方であろうと心に決めた。
今はこの歩行の振動に身を任せる事にした。
>509-511
屋敷の人たちは、幸いこの変わった面々をナチュラルに受け入れてくれた。
“指名手配犯そっくりだ!”と騒ぎ出すこともなかった。
貴族だけあって光の勇者の伝説への信奉が厚いのだろう。
ゴーレムさんが黒いプレートを渡してきた。
>『死霊皇帝軍 6武神の一人 黒鉄のバラグ』
>「指定公平君?六分の秘湯?空辺な波乱?……すまんテイル殿、我には、読めん、何が書いてあるのか教えてたもうな」
「しりょうこうていぐん ろくぶしんのひとり くろがねのバラグ……!?」
驚いたのなんのって。
だけどこれで普通のゴーレムとしては異様なハイスペックも納得がいく。
6武神が一人引退して次世代要員として作られていた……という事らしい。
でも何のために作られたかなんて今となっては関係のないことだ。
彼は闇に染まってはいないのだから。
「君は“バラグ”っていうんだね。よろしく」
やがて広い部屋に着き、アバドンちゃんはふかふかのベッドに寝かされた。
出入り口も、バラグさんがギリギリ入れるぐらい広い。
枕元にホワイトボードを置く。
「当主に会いに行ってくる。アスカちゃん通訳よろしく!」
アスカちゃんに通訳を頼み、当主のところに案内してもらう。
【>508 乙です。相方さんはまた規制かな……。行き詰ったら手伝います】
――当主の部屋――
当主はまたカラオケをやっていた。
「おお、キミか。なんだね?」
「実は折り入って頼みたいことがあります。
バラグさん……ゴーレムみたいなモンスターの指名手配を取り消してほしいのです!」
言ってみたものの指名手配を取り消すなんて簡単なことではないだろう。
もう一つ手柄をトラットリアさんにあげる、とかいう交換条件じゃないと無理……かな?
「本当はいい人なんです。みんな見た目で勘違いしてるだけなんです」
「分かった! この私に任せておけ!」
トリウスさんはあっさり承諾した。
「はっはっは! 意外そうな顔をしているな」
トリウスさんは分厚い本を取り出して開きながら行った。多分家伝書だろう。
「実は私の先祖は前回の世界の危機の時に光の勇者の一人として世界を救ったらしい。
それが我がトリウス家の始まりとされている。確かその時の導き手の妖精は……」
トリウスさんは家伝書をパラパラとめくる。
「……フェアリー・レジナ」
「族長が!?」
あの偉そうな族長が昔は自ら世界を旅したとは……意外である。
【さてさて、第二章終了な雰囲気!? 指名手配が解除されるまで数日かかるでしょう。
そこで第三章の案としては……RPG定番のダンジョンアドベンチャー
トリウス家の先祖が世界を救った時の伝説のアイテム取りに屋敷の地下迷宮へGO!
を考えてたりする。カラスさんはもしバルトールさんが帰ってこなくても
こっそり後をつけて妨害or味方の振りをしてついてくるって裏技があるw
でももちろん誰かがネタを振ればそれに乗ります】
もう別に何でも良くなってきたw
・・・で次はウィザードリィですね解りますw
>>512 >「しりょうこうていぐん ろくぶしんのひとり くろがねのバラグ……!?」
このテイルの言葉により、黒いモンスターがバラグと言う名前と言う事と
死霊皇帝の部下だという事が解った、が、よく解らないが敵で無いらしい
誠一郎は、敵味方はっきりし無いのが嫌いだったため
敵なら敵、味方なら味方はっきりして欲しいものだと思った
>「君は“バラグ”っていうんだね。よろしく」
とりあえずバラグは、仲間に成るみたいだ、なので誠一郎もバラグに挨拶をした
「自己紹介が遅れたなバラグ殿、我の名前は、四方田誠一郎、
家宝の三剣を使いこなすために旅をしておる、よろしく頼むな」
広い部屋にて
広い部屋に着いた誠一郎は、一応警戒しながらふかふかのソファーに座って
くつろぎながら、アスカに話しかけた
「アスカ殿は、我と同じ人種のようだが、何所らの方の出身なのだ?
我の母国の名は、日剣(ニッケン)という名なのだ、場所は、此処から遠く東にある」
誠一郎は、暇つぶしの雑談のつもりで質問していた
【バラグは、今強い一番キャラだと思う、パワーバランス保護のため暫く別行動という事で良いか?】
黒い者は、自分が死霊皇帝軍という聞き覚えのある組織の一員だという事とバラグという名前だと知った
バラグは、死霊皇帝軍とは一体何なのか解らず考えていた
バラグにテイルが話しかけたが、バラグは返事をする事が出来ないため、自分なりに人間の真似をして会釈した
続けて話しかけてきた白い剣士にも会釈した、白い剣士の話によると白い剣士の名前は、四方田誠一郎と言うらしい
会話が終わるとテイルは、トリウス家の当主に会いに行くらしく、テイルと分かれた
残された自分達は、広い部屋えと連れて来られた
広い部屋にあるベッドにアバドンは寝かされ、誠一郎は寛いでいた
バラグは、ゴーレムであるせいか座ると落ち着かないが、立っていると落ち着くのであった
バラグは、今後の事と死霊皇帝軍について深く考えていた
今の自分の強さは、彼らにとって邪魔に成るのではないか、彼らの成長の邪魔に成るのではないか
死霊皇帝軍とは何か、自分と死霊皇帝軍の関係とは
バラグは、真剣に深く考え事をしているが、見た目からは、解らず
ただ呆然と突っ立て居る様に見える
【>誠一郎くん
代理投稿でトリップ入れたのは
“同じスレの仲間だから気をつかわないでいいよ”って意図だよん!
>バラグさん
確かに今のところ最強だw
了解です。じゃあ地下迷宮は通路が狭くて入れないって事でw
展開によってはカラスさん達との絡みとかになるカナ!?
ダンジョンの冒険は長くやっても閉鎖的なんで短めにサクッといく予定。】
「おお、そうだそうだ」
トリウスさんは何かを思い出したようだ。
「私は今から指名手配解除のために色んなところに手を回しに行くが
ほとぼりが冷めるにはしばらくかかるだろう。それまでうちにいるといい」
「どーもありがとうございます」
トリウスさんは他の家伝書を取り出して開いた。
「その間の暇つぶし程度だと思って期待しないでほしいんだが……
光の勇者だった初代当主が世界を救ったときに使ったすごいアイテムが
屋敷の地下に安置してあるそうだ。
ご丁寧に盗まれないように迷宮を作ってその奥に置いたらしく
誰も入らずに放置してるから今どうなってるか見当もつかん。
最悪の場合モンスターが沸いてるかもしれんが……お主たちならたぶん大丈夫だろう。
気が向いたら探検がてら行ってみなさい」
これはいい話を聞いた。行ってみるしかないだろう。
「これが地下迷宮への入り方と地図だ」
怪しげな紙切れを渡してくれるトリウスさん。
紙切れを持ってみんながいる部屋へと向かう。
テイル
大王妖精
大妖精
_______________
アバドン←こいつ越境「「ダンジョンの深層でお話をしましょう」」ここにいた
世月 那楽
__________
鴉
黒烏
魚男
ハヤト
__________
四方田誠一郎
太郎
大志
戦人・乱
(゚∈゚*)
松尾武
戦人・乱@ジブリール
>>516 部屋に帰ると、誠一郎君がアスカちゃんにこんなことを聞いていた。
>「アスカ殿は、我と同じ人種のようだが、何所らの方の出身なのだ?
我の母国の名は、日剣(ニッケン)という名なのだ、場所は、此処から遠く東にある」
便乗して軽いノリで言ってみる。
「もしかしてさ……アスカちゃんって“ちきゅう”から来たとか!?」
【もうすぐ数日後に転換して第三章開始するよ!
(数日後にするのはその時にはアバドンちゃんが元気になってそうだから)】
運ばれている途中聞いた話では黒き同胞の名はバラグと言うらしい。
同時に敵対組織であった死霊皇帝の一員だったらしい事も聞いた。
吃驚したが、話せない故に只運ばれている以外の選択の余地は無かった。
部屋に着くとベットに寝かされた。ふかふかの感触が心地いい。
アンデッドとして、生まれてからベットで寝るなんて久しぶりの為、柄にも無くはしゃいでいた。
と言っても見た目的には何も変わらない寝ているだけに見える。
それから暫く時間が経ちテイルが戻ってくる。
少々動かない所が有る物の体は一通りの機能を取り戻しつつあった。
そこに、決して死なないアンデッドの生命力を垣間見た気がした。
一応、殆どの機能が復活した為、ベットより立ち上がり、周りの様子を伺うことにした。
天下の大貴族のお屋敷ともあればベッドやらソファーやらはふっかふか、気を抜けばあっという間に夢の中・・・と言っても過言では無いかも。
とにかく、この待ち時間は退屈だった。
>>516 >「アスカ殿は、我と同じ人種のようだが、何所らの方の出身なのだ?
>我の母国の名は、日剣(ニッケン)という名なのだ、場所は、此処から遠く東にある」
・・・一瞬、日本と聞こえたような気がした。無理もない。時代劇から飛び出してきた侍そのものな人だ。こちらも包み隠さず真実を…
>>520 >「もしかしてさ……アスカちゃんって“ちきゅう”から来たとか!?」
とおもいきゃテイルくん、見事なまでのクリティカルヒット!まさかこの世界、実はただの異惑星?
テレビゲームの設定がぐるぐる回る。スターOシャンとかファンタシーOターとか。
まぁ、黙ってても仕方がない訳で・・・というか、素で驚いて、思わず叫んでしまった
「なんで知ってるの!?」
>521-522
>「なんで知ってるの!?」
軽いノリで言ってみたことが図星だったらしい!
驚きつつも、やっぱりそうだったのかと納得する。
「もう立てるの!? すごいや! ホワイトボード借りるね」
アバドンちゃんも目が覚めたようだし、ホワイトボードで図解しながら解説する。
勇者召喚
【ちきゅう】−→【ガイア】
「僕らフェアリーの族長は不思議な力を持っていて色んな事を知っているんだ。
その族長が“ちきゅう”っていう異世界が存在するって言ってたことがある。
魔法も妖精も存在しないけどこの世界ガイアとどこか似ている平行世界……。
世界が危機になった時にそこから勇者が呼び出される事があって
向こうの世界では何の変哲もない人がこっちの世界では異様に強くなってる場合が
あるんだって」
ちなみに誰が勇者を呼び出しているかというと
女神ガイア……つまりこの世界の意思そのものだという説が有力である。
「そうそう、ちきゅうにはここみたいな世界を題材にした
“RPG”っていう遊びがあるとも言ってたよ」
【すみません、8日から12日まで事情により来れません】
>>520>>522 >「もしかしてさ……アスカちゃんって“ちきゅう”から来たとか!?」
>「なんで知ってるの!?」
誠一郎は、テイルの会話から、聞いた事の無い地名を耳にしたとともにアスカの大声に吃驚した
「ちきゅう?テイル殿それは、何所に有るのだ?
…ぬわう!!アスカ殿いきなり如何したのだ、大声など出しとうて
己の出身地が知られている位で何故に驚いておるのだ?」
>>521 会話の途中、普通の人ならばとても立ち上がれるどころか死んでいても可笑しくない程の
ダメージを受けたはずのアバドンがもう立ち上がったのを見て誠一郎は、話しかけた
「アバドン殿もう立ち上がって大丈夫なのかの、
いくら体が死んどるといってもまだ寝ていた方が良いぞ」
>522-524
彼女が常人ならば今、正に全身に激痛が走っている事だろう。
だが、彼女は一度死した身故に痛みが全く無い。
逆に言えば、死と言う誕生を果たしてから、未だに一度も痛みと感覚を味わった事が無かったのであった。
ホワイトボードを持ち集団に集まると、貸して欲しいとの事でボードをテイルへと渡した。
聞いた話ではアスカと言う者は異世界から来たと言うことと
その世界からは、たまに勇者として人を呼ぶ場合があるという。
ホワイトボードを返してもらって、図解を消すのは憚られたが、使う故仕方なく消した。
そしてペンを走らせて、今ある疑問をぶつけてみた。
「それではアスカさんは勇者と言うことで良いんですね?
それと、今までバタバタとしてて、ちゃんとした挨拶が遅れました。
私、アバドンと申します、どうぞよろしくお願いします」
顔は何時もと変わらずニコニコとしていた。
すると、突然横から声をかけられる。
>「アバドン殿もう立ち上がって大丈夫なのかの、いくら体が死んどるといってもまだ寝ていた方が良いぞ」
少し困った様な顔をしてボードにペンを走らせた。
「体が死んでいるから尚更です。
何時動けなくなるか解らないので、一秒でも皆様のお役に立ちたくて……」
【>カラスさん もし迷宮探検組に参加するなら誘導かけるけどどうします?
>誠一郎くん 了解でっす。
中の人がいない間もさりげなく付いてきてることにすれば問題ナッシング】
>525
>「体が死んでいるから尚更です。
何時動けなくなるか解らないので、一秒でも皆様のお役に立ちたくて……」
「そんな縁起でもないこと言ったらダメダメ!」
せめて彼女をアンデッドにした元凶をつきとめてどうにかするまでは止まっちゃダメだ。
それに、なんといってもこれは勇者様ご一行の旅。
道中ですごい事が色々起こると相場が決まっている。
ボクは、この旅の途中で彼女が生き返る方法が見つかるのではないかと
密かに企んでいたりする。
「当主が指名手配取り消すように各機関に働きかけてくれるって!
ちょっと時間がかかるからそれまでこの家に泊まっていくように言ってくれた。
それで、地下迷宮にすごいアイテムが隠されてるかもしれないらしくて
行ってみるように薦めてくれたんだ。明日か明後日あたりに行ってみようよ」
次回辺りに第三章開始!
しばらくこーるどすりーぷ
にしゅうかんくらい
この流れなら言える!
本スレに中の人宛の伝言や打ち合わせ書かれると萎える
専用避難所立てるか総合避難所使う予定無いの?
第三章開始!
そして2日後。迷宮探検に行くことにした。
まずは地下への入り口を見つけなければならない。
当主からもらった紙にはこう書いてある。
QYRKDQ
汝が前に解は在り
テイル ◆oZKtYBejAw #yousei
【ヒント】
部屋の机の上に不思議な物体がある。新種のマジックアイテムだろうか。
いかにも映像が映りそうな平面が立ててある。
その下にはキーでびっしり埋まった板のようなものが置いてあり
キーの一つ一つにこの大陸で使われる「あ〜ん」の文字と
東の方で使われる「A〜Z」の文字が刻まれている。
不思議な板を引っ張り出す。
「これ見てみて。その紙に書いてある文字と
同じキーに書いてあるこっちの大陸の文字を並べてみたらもしかして……」
>>508 と、いう風にカラスさんは連日屋敷に調査に来ていたとしよう。
3日目にしてついに屋敷の警備の者が怪しい人影に気付いた。
「そこのお前! 何をやってる!?」
すぐさま取り押さえようとする。しかし彼はある事を思い出した。
(確か今勇者様ご一行とかいう人たちが来てたんだっけ……
当主は「失礼のないようにもてなせ」って言ってたけど
何か変な人ばっかりだったなあ……。
……変な人!? まさかこの人も!?)
「あの……もしかして勇者様ご一行の仲間ですか……?」
>「そんな縁起でもないこと言ったらダメダメ!」
横からいきなり叫ぶように話しかけられ、彼女は吃驚した。
でも、その内容に自ら伝えた事を恥じた。
今までは自らの存在が無くなって悲しむ者が居なかった為、捨て身で旅をしていたが、
今はもう昔とは違うのだ、私が居なくなったら悲しむ者が居る。
それだけで彼女は、既に死んでいる身だが少しでも生きながらえようと思った。
>「当主が指名手配取り消すように各機関に働きかけてくれるって!
ちょっと時間がかかるからそれまでこの家に泊まっていくように言ってくれた。
それで、地下迷宮にすごいアイテムが隠されてるかもしれないらしくて
行ってみるように薦めてくれたんだ。明日か明後日あたりに行ってみようよ」
一同は地下迷宮に行こうとしているらしい。
彼女は見た目は変わらないが、頑張らなくちゃと心で思った。
さあ、行こうと思ったが、自分には場所が解らなかった。
すると、テイルが紙切れを取り出して見せた。
どうやら、場所を示してあるようだがアバドンには記号の羅列にしか見えなかった。
どうしても解らず頭を抱えていると、
それに関係しているであろうアイテムをテイルが引っ張り出してきた。
そのアイテムは、今まで見たことも無い形をしていた。
解は簡単に見つかった、記号と文字の組み合わせで並べていけば一つの言葉が出てくるという寸法らしい。
紙と板を交互に見て、彼女は答えを導き出した。
彼女は自ら出た答えだが、その答えを疑った。
普通ならばそんな所に迷宮は作らない、作ろうとは思わないだろう。
戸惑いつつも、自ら出した答えをホワイトボードに走らせた。
「こ、これは……もしかすると『タンスの下』って書いてあるのでは……?」
彼女はあまりにも突拍子も無い答えに自分自身で出したにも関わらず自信が無かった。
この屋敷に隠されている洞窟に行く事になった
まずは、この屋敷の何所かにある洞窟を探し出さないといけない
洞窟の隠し場所のヒントが書かれている紙には、文字が書かれていた
その後更なるヒントを見つけたが誠一郎は、謎解きが苦手であった為
さっぱり解らず何も出来なかったが、アバドンが謎を解いたようだ
>535-536
>「こ、これは……もしかすると『タンスの下』って書いてあるのでは……?」
「ボクもそう思った! とりあえず探してみよう」
となるとどのタンスの下かが問題になるわけだが
地下への入り口である以上一階は確定。
普通のタンスでは地下への入り口を隠すのは難しい。
よって“一階にある特別大きいタンス”と予想できる。
まずは一階への階段を下りていく。
裏に回ってはみたが、厳重な警備に穴はなかった。
「こうなりゃ我慢比べってか、あぁついてねぇ」
仕方なく俺は近くのボロい宿屋を拠点にあの豪邸を嗅ぎ回ることにしたのだが…
これが全然駄目、忍び込める隙なんてこれっぽっちありゃしない
「こりゃあ、出てくるまで辛抱するしかないな」
そう思った矢先、俺は屋敷の使用人に呼び止められた。
こいつの身ぐるみを剥いで変装すれば、なんとかなるかも知れないな
そう思ったが、この使用人、俺があの勇者一行のひとりと勘違いしているようだ。
「…まぁ、そうなるかな?途中ではぐれちまってな。ここに居るんだろ?」
>>537 一階に有る大きな箪笥を探す事になった
誠一郎は、大きな箪笥を探していると衣装部屋らしきところに着いた
衣装部屋には、大きな衣装箪笥があったがとても一人では、動かせそうに無い
(この箪笥の下に洞窟の入り口があるのかの?先ずは、箪笥を動かさない事には、先が進まんの皆を呼ばなければ)
誠一郎は、大きな箪笥を見つけた事を知らせるとともに皆を呼んだ
「皆、大きな箪笥を見つけたぞ箪笥がある場所は、衣装部屋だ
一人では、とても動かせん大きさなのだ皆で押さなければとても動かせん、だから早く来てくれ」
参加希望ー、異世界からの来訪者が多いけどそこは自重してない。
一応、こんな形のキャラで参加できるだろうか。
名前:オルニス (仮名)
職業:冒険者(自称)
種族:人間
性別:男
年齢:16歳
身長/体重:174cm/54kg
容姿特徴:金髪・黒眼・鳥の巣みたいな髪型
性格特徴:記憶喪失でやや大雑把
技能/魔法:雷撃(非魔法)・武器習熟『長柄』・罠解除
装備:ブロンズパイク(短)、学生服、魔導銃、チョーカー(ヒーリング効果付)
所持品:魔導銃メンテナンスツール、薬草、トラップ解除ツール
キャラ解説:ある日、異世界から落下してきた青年。
それを拾ったのは魔導銃のクリエイターである親方だった。
世界を移動したショックで記憶喪失だった為、とりあえず親方の弟子として色々面倒を見てもらっていた。
名前の由来は鳥の巣みたいな髪型を見た親方が、古代語で鳥を意味する言葉からつけた。
親方から餞別に魔導銃を一丁もらいうけ、記憶を取り戻す為に冒険に出た。
やや短めの槍と魔導銃をそれぞれの手に持って戦う。
※ブロンズパイク(短)と魔導銃、各種ツールおよび薬草はこちらの世界でもらったもの。
>539
「皆、大きな箪笥を見つけたぞ箪笥がある場所は、衣装部屋だ
一人では、とても動かせん大きさなのだ皆で押さなければとても動かせん、だから早く来てくれ」
「あ! ボクに任せて! 【レビテーション】」
しかし 不思議な力に かきけされた!
タンスは動かなかったが、辺りである事を確信する。
「わざわざ魔法耐性がついてるとは……ビンゴだ!」
>>538 >「…まぁ、そうなるかな?途中ではぐれちまってな。ここに居るんだろ?」
「そうでしたか、これは失礼しました! すぐにご案内します」
そう言って護衛は召使いに取り次ぐ。
「この者を勇者ご一行の所へ!」
「はっ、ただいま!」
召使いに屋敷内に通される。
「そういえば……今日は地下迷宮に潜るってはりきってましたよ。
……ほら、そこに!」
衣裳部屋で、大きなタンスを前に苦戦する一行がいた。
>536-537>539
どうやら館の中を探し回る事になったらしい。
未だに彼女はタンスの下にあるとは思って居なかった為、あまり乗り気では無い様だ。
階段に差し掛かって、彼女は初めて此処が二階である事を知った。
連れて来られた時は意識も朦朧としていたし、
道中あまり覚えてない故に、この館の出口でさえも良く解らない状況であった。
しかも、初めて来た高級な御屋敷で彼女は緊張していた。
いかにも高級な置物や絵に目を奪われていると、置いていかれそうになり急いで追おうとするが、
未だに思うように体が動かないのか、スカートを思いっきり踏んづけてしまい、派手に階段を転げ落ちた。
其の間に完全に置いて行かれたみたいで、周囲には誰もいなかった。
急に不安が心の中を支配して寂しくなったが、
彼女には涙を流すと言う機能も無ければ、誰かを呼ぶ機能も無い。
>「皆、大きな箪笥を見つけたぞ箪笥がある場所は、衣装部屋だ
一人では、とても動かせん大きさなのだ皆で押さなければとても動かせん、だから早く来てくれ」
呼ばれたが、彼女には衣裳部屋が何処にあるかも解らないでオロオロするのみであった。
彼女自身も早く行きたいと思っているのだが、館の通路が迷路に見えてきた。
とりあえず声のした方へと歩みを進めてみる事にした。
>543
あたふたとしながら通路へ向かおうとするアバドンの真後ろで
正確には真後ろの地点から上に数メートルの場所で魔力が急激に高まる。
と、中空にいきなり人影が現れた。
「卑怯?!足元がうぉわあああわっっ!?」
どっしーん!!
・・・アバドンの後方では不可思議な黒っぽい服(学生服)を着込んだ
金髪のぼさぼさ頭の人がのびている。
左手には短めの槍のような物を握っていて、右腰にはホルスターと魔導銃が収まっている
「う・・・ぉ・・ぉぁ・・・・なんで、こんな・・・目に・・・・」
バラグは、考え事をしている間に何時の間にか部屋で独りに成っている事に気づいた
誠一郎の声が聞こえ声がする方向に向うとアバドンが迷子に成っていた
アバドンを声のした方向に連れて行こうとした時だった
突然空中に魔力が集中して時空の穴を作り出し黒服の者を排出した
時空の穴から出てきた黒服の者は、床に落ちた
取り合えず黒服の者を捕まえアバドンと供に衣装部屋に行った
衣装部屋では、テイル達が大きなタンスを動かそうと悪戦苦闘していた
バラグは、タンス近づき押したタンスは、音をたてながら動き
地下えの階段(入り口)が出現したがバラグには、小さくて入れない大きさだった
>544-545
いきなり背後で物凄い音が生じ、彼女は吃驚したと共に飛び上がった。
彼女が声を放つ機能を失っていなかったら悲鳴を上げていた事だろう。
大剣の柄を震えつつも握り、ゆっくりと振り返ると
そこには、見慣れない服装に身を包んだ男性が倒れていた。
天井と突き破って降って来たのでは?と考え、天井を見たがしっかりとした作りの天井が広がるばかりであった。
疑問には思ったが、目の前の男性の容態の方が気になっていた。
彼女はポードに「大丈夫ですか?」と走らせ、その倒れている男性を優しく揺さぶってみた。
すると、黒き同胞バラグが場に現れた。
この右も左も解らない中で見知った顔に出会えたのが嬉しくて
仮面の外れた人ならず色の顔で満面の笑みを作って見せた。
バラグは男性を軽々と持ち上げると、軽快な足取りで声のした方へと向かっていった。
それを見つめていたアバドンだが再び置いていかれそうになって、急いでバラグの後を追った。
バラグの案内で皆が集まりし衣裳部屋へと到着した。
そこには今まで見た事も無いような巨大なタンスがあった。
どうやら、入り口はコノ下らしい。
これだけ大きければ入り口を塞ぐと言う役割を果たしてくれそうだ。
今まで、彼女は普通の大きさのタンスの下にあるものとばっかり思っていたようだ。
黒き同胞バラグはその巨大なタンスを移動させ、通路を開いた。
しかし、開いた通路はバラグの体が入れる様な大きさではなかった。
文字を書こうとして、バラグには文字が通じない事を思い出した。
でも彼女には書くこと以外の会話手段を持たない為、
黒き同胞との会話がままならないままでいた。
>545-546
バラグさんに続いてアバドンちゃんが来た。
何やらバラグさんが知らない人を抱えている。
「おりょ? キミ誰?」
格好からいって冒険者みたい。
もしやボク達がここにいる事を聞きつけてきた勇者希望者か!?
バラグさんが大きいタンスを押してくれた。
「ありがとう! ……あ」
地下への入り口はバラグさんが入れる大きさではなかった。
置いていって大丈夫かと思ったが、この屋敷の警備の固さは折り紙つき。
外に出ない限り襲われることもないだろう。
「うーむ、仕方ない。ボク達だけでいこうか……。
待ってる間危ないから外にはくれぐれも出ないようにね」
>>545-547 魔法の効かない大きな衣装箪笥を如何遣って動かすか考えていると
バラ具がアバドンと誰かと一緒にやって来た。
「バラグ殿?その者は一体誰ぞ?」
バラグは、軽々と大きな衣装箪笥を動かした。
(流石ゴーレム、凄い力だのう)
しかし洞窟への入り口は、普通の人が通る大きさで
バラグが入れる大きさではなかった為バラグを除いた皆で行く事になった。
>545-548
俺が痛みにのたうっていたら、がくがくと揺さぶられる。
「いや、痛い、痛いってぇぇぐぇ。」
急にずしん、ずしんと何かでかい塊が来たと思ったら
首根っこを掴まれてずりずりと引きずられてゆく。
・・・なんちゅー扱い。
どこかの部屋に入った所でぽいっとばかりにに放り出される。
俺、まだ全身が痛いんですけど。
と思ったら部屋の中にいたいろんな連中から視線が刺さる。
オレの格好はちょっと冒険者って言うのには難があるよなぁ・・・
この服、この世界のそこらじゃ売ってないし。
「えーと・・・取って食わないで欲しい訳だが。」
と言ったところで事情説明。
・魔導銃使いの親方の元を旅立っていて、突然な雨に洞窟へ避難した。
・避難してみた洞窟はどうやら遺跡ぽいものと繋がっていた。
・その遺跡を探索してたらテレポーターの罠にひっかかってここに出ちゃいました★
「・・・ってところだ。」
>549
>「えーと・・・取って食わないで欲しい訳だが。」
そういえばこの人も変わった服だなあ。
もう最近日常茶飯事なものでついナチュラルに受け入れていた。
彼はかくかくしかじかと事情説明をした。
>「・・・ってところだ。」
勇者希望者ではなかったようだ。
流石にこんな気の毒な事故で来た人に勇者がどうとか言うわけにはいかない。
「なるほど……。ここはアスランディア王国の都アースランド。
大貴族トリウス家の屋敷の中なんだ。
とりあえずボク達の仲間って事にしとけば大丈夫。
色々あってここではVIP待遇受けてるからさ」
運の悪い事故とはいえ、ボク達がいる時に来た点はラッキーだろう。
そうでなければ侵入者扱いで大変だ。
「それとどっちみち色んな所にいって情報収集しなきゃいけないから
よければ元いた所まで送ってあげるよ。出発は数日後になるけど」
そこでタンスの下から現れたいかにもな階段を指差す。
「今日は見ての通り地下迷宮探検に行こうとしてるところ」
「あ〜…お取り込み中のとこ、わりぃんだけどよ」
俺はデカブツの背後から、勇者一行に向かって話しかけた。
なんつ―か、このままだと普通にスルーされるのが怖かったからではなく
「少しばかり、あんたらについて行きたいんだが、駄目かい?
行く宛もねぇんだ!いいだろ?」
かなりリスクはあるが、俺は勇者一行に混じって行動することに決めた。
多分、さっきのお嬢ちゃんと妖精?がいると思うが、まぁそこは騙されてたってことにすりゃ問題ねぇだろ
>551
>「あ〜…お取り込み中のとこ、わりぃんだけどよ」
バラグさんの後ろから現れたのは……あの指名手配に間違われてたお兄さんだった!
見たところ目だった怪我も無い。バルトールからうまく逃げられたみたいだ。
「良かった、無事だったんだ……! よくここが分かったね!」
>「少しばかり、あんたらについて行きたいんだが、駄目かい?
行く宛もねぇんだ!いいだろ?」
「うんうん、いいよ!」
断る理由は無かった。
人が増えて悪い事はないし、不思議な道具も持っててかなり強い。
もしかしたらこの人も異世界から来た人かもしれない。
みんなに紹介する。
「彼が前に言った、騒ぎに巻き込まれて大変だった人だよ」
>550-551
「あぁー・・まぁ送っていくって言われても、別に帰る理由があるわけでもないんだよな、これが。」
かくかくしかじか、と記憶喪失とか記憶の手がかりを探したいとか話しておこう。
>「あ〜…お取り込み中のとこ、わりぃんだけどよ」
「・・・・お?」
・・・どうやらさらに人数が増えるっぽい。
参ったな、なんか冒険者っぽくて燃えてくる。
「あー・・・まぁ、よろしく。」
「んで、地下、行くんだろ?」
槍の柄でその穴の方を指す。
さて、何時の間にやら仲間も増えて、ダンジョン攻略に乗り出す私たち一行、その先にあるのは、光か、闇か…
>549-551
>「・・・ってところだ。」
彼女は元々から笑顔だが、その顔を少し困らせたように変化させ、ボードに文字を走らせる。
「それは困りましたねぇ……。それよりお体の方は大丈夫なんですか?
先ほどは痛がっていた様子でしたので、私としては少々心配なのですが…」
会ったばかりの赤の他人を心配しているようだ。
味方ならまだしも攻撃する敵に対しても躊躇する彼女の事だ、当然と言えば当然だろう。
>「あ〜…お取り込み中のとこ、わりぃんだけどよ」
彼女はこの人物の事を何処かで見覚えがあった。
だが、色々あった故に上手く思い出せないで居た。
仲間となる者に絶対の信頼を寄せる彼女は、その疑問を数秒で取っ払った。
何度も言うが、彼女は詐欺に真っ先に騙される様なタイプである。
直ぐに人あらざる色の顔で笑顔を作って見せ、ボードに文字を走らせる。
「どうも宜しくお願いします。私はアバドンと申します。
生前の記憶を探して彷徨っているアンデッドです。」
そう書き込むとお辞儀をした。
彼女は生前から不死として誕生して暫くの記憶が無い。
その空白の記憶を埋めて、どうして自分がアンデッドになったかを探しているのである。
>553
>「んで、地下、行くんだろ?」
オルニス君は一緒に行く気満々だ。
と、いうわけで新たな仲間が二人加わってダンジョンアタック開始!
地下への階段を下りて迷宮内に潜入。
作られてから長い年月がたっているというのに不思議な事に壁には明かりが灯っている。
この迷宮、古代魔法文明の技術で作られたのだろうか。
とてもタンスの下に入り口があったとは思えない荘厳な雰囲気が辺りを支配していた。
そして、どこからともなく謎の声が聞こえてきた。
――よくぞ来た、勇者達よ! これから汝らに様々な試練が襲い掛かる!
見事切り抜けて我が元に辿り着いた暁には豪華景品をプレゼント!――
「誰だッ!?」
周囲を見回してみてもそれらしき人物はいない。
――参考までに言っておくと、汝らは253組目の挑戦者! 成功すれば快挙だ!――
「……解説親切にどうも」
歴代でも数多の自称勇者パーティーが挑戦して敗れ去っていったらしい。
このダンジョン、思ったより手強そうだ。
>>549 >「・・・ってところだ。」
バラグが連れてきた人は、如何して此処に居るのか話したが
誠一郎は、話の内容よりオルニスの容姿が気に成った
髪の色は、違えど明らかに自分と同じ人種(日系)だった
この大陸で同じ人種の人を見つけたのは、二人目である
(もしかするとこの人もアスカ殿と同じ異世界から人ではないかの)
>>551 バラグの後ろからオルニスに似た服装の男が現れた
しかもその男も同じ人種のとわかる人であった
誠一郎は、アスカ・オルニス・鴉に話しかけた
「お主等皆同じ所らから来たのではないかの?見たところ同じ人種のようだしの」
まず第一の試練
スライムレース
第一試練の出口までの500mグリーンスライムから逃げてろ
モンスター図鑑bP
グリーンスライム
高さ10cm
幅30cm
色は、緑でありとあらゆる打撃攻撃を受け付けない。
動きが早く50mを5秒で走れてしまう。
人を一瞬で溶かしてしまう強靱な酸で出来ている。
弱点は、炎と氷と電気だ。
燃やされるか感電すると猛毒ガスとなって蒸発する、
スライムの猛毒ガスは、吸い込むと一瞬で命を奪われてしまう。
凍ると動けなくなり砕き割る事が出来るが、
砕かれた後溶けると増えて一瞬で元の大きさに成長する。
モンスター図鑑bQ
ブルースライム
高さ10cm
幅30cm
色が青く凍らないスライム
モンスター図鑑bR
レッドスライム
高さ10cm
幅30cm
色が赤く燃えないスライム
モンスター図鑑bS
イエロースライム
高さ10cm
幅30cm
色が黄色く感電しないスライム
モンスター図鑑bT
ビッグスライム
高さ5m
幅5m
ただ大きくなっただけのスライム
動きが遅い
モンスター図鑑bU
ゴールドスライム
高さ10cm
幅30cm
色が金色で凍らず燃えず感電しないスライム
モンスター図鑑bV
ハイパースライム
高さ5m
幅5m
色が虹色で動きが早く大きく凍らず燃えず感電しないスライム
>555-557
>「それは困りましたねぇ……。それよりお体の方は大丈夫なんですか?
先ほどは痛がっていた様子でしたので、私としては少々心配なのですが…」
「まぁ一応冒険者の真似事やってるから体は平気だけどな・・・。」
>「どうも宜しくお願いします。私はアバドンと申します。
生前の記憶を探して彷徨っているアンデッドです。」
「?!・・・お、おぅ。よろしく。(な、なんでアンデッドが一緒にいるんだ。)」
>「お主等皆同じ所らから来たのではないかの?見たところ同じ人種のようだしの」
アバドンの話にショックを受けている傍から質問が投げかけられる。
「いや・・・さっきも言ったけどオレ、記憶喪失なんだよ。
だからどっから来た、とかはよく分かってないんだわ。」
そう答えてからてくてくと地下へ降りてゆく。
・・・地下に降りたら待ち受けていたのはなぞの声。
「・・・・・・あれ、ここって屋敷じゃなかったっけか。」
ぽつりと口をついて出た呟きは誰にも聞き取られなかった。
>559
オルニス君が何か言いたそうな顔をしている。言いたい事はなんとなく分かる。
「ここは屋敷だ、断じて屋敷の地下だ」
そう自分に言い聞かせながら進む。
>558
入り口のある部屋を出たところに見えるのは、長い廊下。
「ほら、ただの廊下……」
廊下には、色とりどり、大小様々のスライムがうごめいている。
「……じゃなーい!」
獲物の匂いを嗅ぎつけたスライム達が襲い掛かってくる!
攻略本らしきもののちぎれたページが落ちている。
「地点Eの宝箱からオワニモの呪文をゲットしましょう」
>>561 ・・・何か落ちている・・・
「なんだろう、これ?」
謎の紙切れを手に入れた
ページの裏にはかすれた文字でオワニモの使い方が書かれている
「同じ色の魔物を4」
この先はページが破れていて読めない
「あわわわわわ! 【アイスコフィン】!」
実はスライムというのは恐ろしく厄介なモンスターである。
一切の打撃攻撃が効かない。
燃やして猛毒ガスが発生したらまずい。慌てて氷結系魔法をかけて足止めする。
しかし中には凍らない青いスライムもいる。
>561-563
アスカちゃんが何かを拾っていた。
>「なんだろう、これ?」
横から紙を見る。そこには驚くべき事がかいてあった。
「使い道がなさ過ぎて忘れ去られた伝説の遺失魔法だ……!」
それは違う色のモンスターが4つ集まると時空の狭間を消し去ることの出来る魔法である。
これを手に入れれば攻略できるだろう。
ほんの20メートルほど先に宝箱が見える。問題はどうやってあそこまで行くかだ。
訂正 下から三行目
× 時空の狭間を
○ 時空の狭間へ
>558>560>564
妖精が何かずーっと悩んでいるようなので横から声をかける。
「いや、妖精なら飛べないか?」
魔導銃をホルスターから抜いて数発撃ってみるがスライムにはあまり効かないようだ。
諦めて銃をホルスターに仕舞い、両手を構える。
オレのそばにいる人間はぱちぱちと静電気を感じるだろう。
「そういや説明してなかったな。オレ、武器以外にこういうのもできるんだわ。」
手近な赤いスライムに向かって両手から生み出した電撃を放つ。
魔法のライトニングに近いだろうか。
「どっちにしろどうにかして逃げないとまずくないか、これ。」
>556-558>558-559
一同は地下迷宮に向けて足を進めた。
今度こそ遅れを取らない様に彼女は張り切っているが、結局空回りに終わりそうである。
皆に続き、タンスの下に現れた階段を下りていく。
地下迷宮の内部へと乗り込んだ彼女の第一の印象は「怖い」であった。
何か物々しい雰囲気で、何か化け物でも出そうな雰囲気である。
彼女自体が化け物の様な存在なのだが、彼女自身それを忘れているのである。
今この場に鏡があったら自分自身の姿を見て吃驚する事だろう。
実は言うと彼女はダンジョンに入るのがコレで始めてであった。
彼女には食用品が必要ない為、宝を探す事自体がほぼ無いのである。
暗い所が苦手な彼女は、見た目でも解る程ビクビクしながら皆に続いた。
其の手は必要以上にしっかりと背中に背負ってる大剣の柄を握っている。
>――よくぞ来た、勇者達よ! これから汝らに様々な試練が襲い掛かる!
見事切り抜けて我が元に辿り着いた暁には豪華景品をプレゼント!――
すると、何処からともなく声が聞こえ、アバドンは必要以上に吃驚しその場で固まった。
その顔は目を見開き、いかにも吃驚した様な表情であった。
仮面が無くなった分感情が読み取りやすくなった。
>――参考までに言っておくと、汝らは253組目の挑戦者! 成功すれば快挙だ!――
意外と多いのが別の意味で吃驚した。
人の家のタンスの下にあるようなダンジョンにこんなに先となる挑戦者があろうとは。
しかも、それだけのグループが挑んで敗れ去ったと言う事は、相当に厄介な所であろうと言う事だけは解った。
さっきまでの引けた気持ちを払って、私が皆を守ってあげなくちゃ!と強く思った。
>「まぁ一応冒険者の真似事やってるから体は平気だけどな・・・。」
彼女は彼の体が無事と解ると人有らず色の顔でにっこりと笑い、ボードに文字を走らせる。
「見る限り御怪我も無く、御無事な様子で良かったです。」
彼女は死人の考えを持たない、まるで生有る人の様な考えを持っている。
それ故に同属(死人)からは嫌われ、人々からは恐れられる存在となってしまったのだ。
人々には自分が死人である事を悟らせない為に仮面を付けていたのだが、それも今は無い状態である。
>「?!・・・お、おぅ。よろしく。(な、なんでアンデッドが一緒にいるんだ。)」
目に見えて動揺している彼の様子に少し困った顔で彼女はボードに文字を走らせる。
「見ての通り私は人で有らぬ者ですが、どうかご安心下さい、取って食べたりはしませんから。
物はついでですが、仲間として名前を教えて貰えませんでしょうか?」
彼女はそれを見せると満面の笑顔となった。
もう既に、笑顔のバーゲンセールの様な状況と化している。
スライムの大群が押し寄せてこようとしていた。
彼女はあえてスライムに向かい、鉄板の様な大剣を抜き放ち盾になるように構える。
スライムの重圧で彼女の体が少し押されたが、ブースト能力の恩恵か完全に留める事に成功した。
彼女の大剣が強烈な酸で溶かされる音が辺りに響く。溶けきるのも時間の問題か!?
>566
>「いや、妖精なら飛べないか?」
それもそうなんだけど5メートルのスライムもいるから
飛んだら安全というわけではないのだ。
彼は手から謎の電撃を出してスライムを蒸発させる。
>「どっちにしろどうにかして逃げないとまずくないか、これ。」
「まずいなあ……え!?」
>567
なんと、アバドンちゃんが体を張ってスライムを阻止している。
剣が溶ける音が聞こえる。迷っている暇は無い。
「そりゃあああ!」
宝箱に向かって特攻して、【レビテーション】をかけて手元に引き寄せる。
急いで宝箱をあけると、中に入っていたのは不思議な宝石だった。
向こうではアバドンちゃんが一刻を争う事態になっている。
「オワニモ!」
すると、アバドンちゃんが抑えていたビッグスライム4匹が消え去った!
「……やった、成功だ!」
【オワニモ】の コモンルーン を 手に入れた!
コモンルーンとは、ある魔法をアイテムに封じ込めたものである。
これを持てば、誰でも合言葉を唱えるだけで魔法が使える。
さらにオワニモを連呼すると、かなりの数のスライムが消えた。
スライムが過密状態なのが、逆に幸いしたのだ。
「今のうちだ!」
>>568 さて、目の前の某パズルゲームに出てくるような二つ目スライム(多数)は、同色が4っつくっ付いたところにオワニモを貰うと消えるようだ。
・・・ん?あそこのぷよ(前述のゲームより引用。似てるんだもん)、あれ消せば多分連鎖反応で一気に…!
「それ、借りるよ・・・オワニモ!」
テイルくんのコモンルーンの力は、届くのか!?
P
G
RBY
RGBY
RGBY
RGBY
PPP邪
↑この状態
>569
まず赤いスライムが消える。
すると、次々とスライムが消えていくではないか! 連鎖反応成功である。
そして、お邪魔スライムが消え去った!
そこから出てきたものは……。
なんというか…なんか、こんなアッサリ潜り込めるとなんというか…罪悪感から来る恐怖心というか
逆に「お前らもっと疑えよ」とツッコミをいれたいぐらいもどかしい気持ちになる
「鴉だ。よろしく頼む
察しの通り、俺はここの人間じゃない
とはいえ、ここにいる嬢ちゃんや坊主はしらねぇ
同じ国出身だからって同い年な訳ないだろ?それと同じさ」
軽く挨拶を済ませると、俺達は箪笥の下にある遺跡?に潜ることになった。
どうやら、ここの奥にお宝があるらしい。
まぁこんなお人好しな連中が相手なら、横取りも出来るな
と、よからぬ企みを企てていると、早速、試練が始まった。
妖精の口振りからすると、どうやら、こっちのスライムはただ単なる雑魚ではなく厄介な相手みたいだ
とりあえず、各自なんとかやれているので、俺はその後方で呑気に壁を調べていた
こういうのは、仕掛けた側用の通路があるはず…だが、それらしいのは見つからない
と、嬢ちゃんが何かに気がついたらしく
スライムは、あのパズルのように連鎖しながら消えた訳だが……
果たしてこれで終わりなのだろうか?
もし、あのパズルならば…
壁に耳を当てると、石臼を引く音に似た何かが動いている音が聞こえる
寒気が背中を通った瞬間、俺は声をあげる
「一息つくんじゃねぇ走れ!挽き肉になりてぇのか」
そうだ!あのスライムはトラップだ
俺らはあのスライムから逃げなければいけない
だが、今、たった今スライムは消滅している
これでは、試練をクリアーどころか、ペナルティになってもおかしくはない
>568-571
圧力をかけていたスライムが急に居なくなる事で、圧力に対して力を入れていた彼女は前方に思いっきり転げた。
スライムの巨大な重圧が去ったのは良かったのだが、
スライムの圧力と強力な酸によって鉄板の様な大剣は見るも無残なまでに曲がっていた。
更に転げた拍子に地面に思いっきり刺さってしまった。
彼女がどんなに頑張ろうと地面に刺さった大剣は抜けず、彼女は大剣の事を諦めた。
>そこから出てきたものは……。
彼女は驚いた。
それは、スライムの中から剣が出てきたからである。
今まで持っていた大剣と比べると、大分細い印象を受けるニードルの様な剣で、
美しい装飾まで施されていて、貴族が使う様な印象を持っていた。
アバドンは無いよりかは良いだろう位の気分でその剣を拾い上げた。
すると、その剣が見た目よりずっと軽い事に気が付いた。
それは、良いことなのだが今まで超重量の剣を振り回していた彼女にとっては少し物足りない重さであった。
この際贅沢は言ってられないので、その剣を大剣と同じ場所である背中に背負った。
>「一息つくんじゃねぇ走れ!挽き肉になりてぇのか」
すると怒号のような叫び声が耳に入った。
何事かと思ったが、彼女は言われた通り走る事にした。
>569
アスカちゃんはなぜかオワニモの使い方を知っていた。
スライムも消えて一安心……と思っていると……
>571
>「一息つくんじゃねぇ走れ!挽き肉になりてぇのか」
不気味な音が聞こえてきた。
よく分からないがとてつもなくヤバそうだ!
もしかしたら異世界から来た人はこの試練のポイントを知っているのかもしれない。
向こうのゴールはまだまだ遠い。このままでは間に合わない予感がする!
「【ハイウィンド】!」
通路を凄まじい追い風が吹きぬける。
574 :
名無しになりきれ:2008/10/29(水) 11:29:56 O
魔法の風に飛ばされて長い廊下を抜ける。
振り返ってみると、廊下の床が一斉に抜ける。
そして、一瞬にしてまた何事もなかったように元に戻った。
「危なかった……」
第一の試練クリアー
ようやっとスライムが消えたと思ったら変な地響きかよ?!
この屋敷殺意高くないか??!
>「一息つくんじゃねぇ走れ!挽き肉になりてぇのか」
「うぉあ!走れ走れ走れーーー!!」
走っていると向こうに扉が見えるが悠長にあけてる場合じゃねぇ!!
「おおおおおお!!!」
左手で魔導銃を抜いて扉に向かって連射!!
右手は電気をためて・・・!
>「【ハイウィンド】!」
ぐ、と背中を押す風を受けながら右手を突き出す。
「ぶっ壊れろ!!」
右手で最大級の電撃を放ちそのまま扉に右肩から体当たり!
開く・・・か?
走っていると、妖精が気を利かせたのか
長い廊下に突風が吹いた。
だが、風が強かったので、結果全員吹き飛ばされることになった。
このまま行けば間に合うなと思った瞬間
拒むように出口の扉が閉じ始める
「全くついてねぇなぁ」
俺はトランクからナイフを取り出し、右側の扉に投げつける。
たったそれっぽっちで扉を壊そうなんて思っちゃいない。
「よし…挟まったな」
俺の狙いはそのものではなく扉の隙間だ。
これで、扉が閉まるまで少しだけだが間が出来た
と、小僧が先に扉へタックルするが、力不足なのか、少し動いただけだった。
「小僧!先に謝っておくぜ!死んでも恨むなよ」
全体重が乗ったドロップキックを小僧の背中越しに扉に叩きつける
「あと少しだ!誰か頼む」
>573-577
彼女のブースト能力も手伝い、後少しと言った所で後方から強烈な風が吹いた。
アバドンはその強烈な風に抗う暇無く見事に飛ばされた。
彼女の肉体は腐るのを防止するため乾燥しているが故に、その巨体の反面とてつもなく軽いのだ。
狭い通路の中を巨大な風にひらりと飛ばされ、
特殊な術はおろか魔術も使えないアンデッドの彼女は只じたばたするしか出来なかった。
飛ばされていると、目の前では扉を開けようと頑張っているグループが見えた。
どうやら仕掛けに連動して扉が閉まる様だ。
彼女はとっさの判断で、背中に背負っている剣では開ける事が出来ないと悟り、拳を思いっきり握った。
先に扉に衝撃を与えた二人越しに彼女は自分が持てる最大の一撃を放った。
風の力も手伝ってその威力は想像を遥かに上回る物だった。
扉は吹っ飛び、間一髪と言った所で一同は難を逃れた。
この世界観好きなんだけど…
もう入り込めない空気?
>576-578
扉をくぐってあたりを見回す。みんななんとか無事だったみたい。
またあの謎の声が聞こえてきた。
――よくぞ第一の試練を切り抜けた!
だが今のはほんの前置き、本当の恐怖はこれからだ!!――
「はいはい」
当主がくれたなんともアバウトな地図にしたがって進む。
アバウトな地図でも進めるのは迷宮といいながらほとんど一本道だからである。
分かりやすくていい反面、試練とやらを全部通らなければいけないことになるのだが……。
さて、そろそろ第二の試練がくるはずだ。
【>579 いらっしゃい。総合避難所↓に来てね。
ttp://changi.2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1223106569/l50】
その頃バラクは、テイル達が地下に潜った後せめて字だけでも読めるよう本の置かれている部屋で勉強をしていた
暫く経つと衣裳部屋のほうが騒がしくなり、様子を見に行くと屋敷のメイドや執事がドロドロの液体状のモンスターに襲われていた
被害が広がらないように壁にバリアを書けバリアで壁を作りモンスターをバリアの中に閉じ込め執事やメイドを避難させた
バラグは、バリアで覆われた部屋の中に入ると、モンスターが襲いかかって来てバラグの体に付着した
モンスターは、体内にある酸によってバラグの体を溶かしていった
バラグは、自分の体を爆破しモンスターを剥がした、モンスターは、蒸発し毒ガスをばら撒いたがバラグには、毒ガスが効かなかった
しかしこのバリア内を毒ガスまみれにしたらバリアを解除した瞬間この屋敷は、毒ガスによりしとうぶん使い物にならなくなる
そのためモンスターを完全燃焼させるため小さいバリアに閉じ込め、バリア内で超高温の爆発を起こしモンスターを倒した
そしてモンスター出現の原因を見つけた、それは、地下えの入り口からモンスターが出ていたのだった
バラグは、ドラゴボルグに魔力を注ぎ込んだ、すると今まで黒い棒だったが大きな刃が棒の先端に現れた
ドラゴボルグをモンスターが続々出てくる地下への入り口に向かって突いた
モンスターの塊に突き刺さったドラゴボルグは、強く赤い衝撃波を放ちモンスターを一掃した
バリアを解きまたモンスターが出て来ないように地下えの入り口を閉めた
バラグは、再び文字の勉強をしようと部屋に戻ろうと振り返ると白いボロボロの服を着た老人が立っていた
「こんな所にいたかバラグよさがしたぞ、さあ…元の己に戻れ」
老人は、バラグに話しかけると共に白い光を掛けた
バラグは、薄れ行く意識の中不思議な光景を見た、自分が何処かの村人に勇者と称えられていた
死霊皇帝の部下により完全に闇に染まったバラグは、屋敷の人々を殺し屋敷を廃墟にし
テイル達の知るバラグは、そこから居なくなった
地下洞窟 〜第二の試練〜
ご一行の行く先に少し開けた空間 そして二つの道
また、あの声が聞こえてくる……
ーー第一試練【覚悟の間】を突破したようだな…、 いやお見事! ベリーグッド!! いつもより多く回っております!!!
さて、諸君達の前に道が二つあるのはみえるかな?
第二試練、それは【選択の間】
どちらに行っても、二手に別れるのも諸君の選択だ…ーーーー
「雨…」
先程から降り出した雨は今も体を叩きつけていた
家もなければアテもない彼にはただの風邪でもバカにできない
山の中をフラフラ歩きなんとか雨を凌ぐ場所を探すが未だちょうどいい所は見つからない
今し方商人から奪った金も、今はなんの意味もなかった
「…洞窟」
もし、山小屋を見つけたら扉を壊してでも入ろうと決心しかけたときだった
岩がむき出しの山肌に人が一、二人はいれそうな穴を見つけた
これ幸い、と細かいことは考えずに勢いよく入ったのがいけなかった
地盤が緩んでいたのか、はたまた別の訳があるのか、 洞窟の床は彼が入った瞬間あっさり崩れだした
これには彼も驚いた。 が、これぐらいでは危機にも入らない
ともに落ちてくる岩を器用に避け、壁を蹴りながら落下の勢いをうまく殺しながら更なる地下洞窟へと着地した
…しかし、着地と同時に落ちてきたそれなりの岩を避けることができず 最後はちょっとカッコ悪くうずくまった
「……痛い」
>582
道が二つに分かれている。
こんな時はいい方法があるのを思い出した。そう、棒倒しである。
アバドンちゃんがさっき拾った剣をじーっと見る。
>583
>「……痛い」
ルド君がうずくまっているところに、謎の声が聞こえてきた。
――ようこそ、新たなる挑戦者!
一人で行くもよし、協力し合ってゴールを目指すもよし!
少し先に行けば先客と合流できるだろう――
謎の声は意外と親切であった。
ちなみに、見たところ地上には戻れそうに無い。
>580-584
最初の試練から愛着のあった剣はダメになるわ通路で落ちかける等
色々とバタバタしてしまったが、どうやら結果だけを見るなら好転しているらしい。
まだ大剣に未練があるのか、細長い剣とは別に大剣の鞘は背負ったままである。
見た目では変わらないが、その心中では剣を失った事を悲しんでいた。
でも別れの分だけ、新しい出会いはあった。
スライムの強烈な酸の中でも解けずに残っていた細長い剣の存在である。
彼女は新しい出会いに感謝し、もう手放すまいと強い決心を心に刻んだ。
どうやら進路は二手に分かれている様だ、
不正解の道など無いのかも知れないが勝手に不正解の道の想像を膨らませ、恐怖心一杯で考え込むアバドン。
すると、天井が崩れ落ち凄い音が鳴り響く。
彼女は今まで考えていた想像と重なって、既に無いが心臓が飛び出る思いであった。
恐る恐る見ると誰かが蹲っている。
駆け寄ろうとしたが、今の自分の容姿では驚かせてしまうと考え思い留まった。
テイルが自分の背中をじっと見ている事に気が付いた。
何か付いているのかしら?と思ったがさっき拾った剣の存在を思い出した。
剣を外すとボードにペンを走らせる。
「この剣がどうかいたしましたか?」
>585
そういえばアバドンちゃんがもともと持っていた大剣は
さっきのスライムで溶けちゃったみたい。
愛用してたみたいだからショックだろうなあ。
>「この剣がどうかいたしましたか?」
「妖精族にはどっちに行くか迷った時に使う棒倒しという方法が伝わっているんだ。
その剣調度よさそうだなあと思って」
そう言って、自分も棒倒しが出来そうな物を持っていることに気付いた。
ロッドを地面に立てて手を離す。
【判定:書き込み時間秒数を使用
奇数……右に倒れる 偶数……左に倒れる】
「左かあ」
そう言ってロッドを拾う。その時だった。
>天井が崩れ落ち凄い音が鳴り響く。
>恐る恐る見ると誰かが蹲っている。
あれ!? 入り口って屋敷のタンスの下以外にもあったのかな。
どっちにしろこんな所に一人でいたら危ない。一緒にいくしかないだろう。
とりあえず声を掛けてみる。
「えーと……大丈夫?」
>>587 >「えーと……大丈夫?」
人の声が聞こえたのを理解すると、うずくまっていた彼は、瞬時に跳躍で距離をとり懐のナイフ(二本)を両手に構えた
彼にとって他人とは
@、敵
A、利用できる何か
B、関係ない何か
のうちどれかでしかない
暗闇で見にくいがどうやら声の先には複数の人間がいるらしい
もしも@なら少々厄介である
が、目前の人物達は自分を襲うつもりではないのか、動かずこちらの様子をうかがっている
このまま硬着状態が続くかと思われたが…
「…………はっくし!」
彼のくしゃみでいくらか場の緊張が崩れてしまった
このまま睨んでいても仕方がない、そう思った彼はナイフをしまい、頭の帽子をとって雨水を絞りながら
目の前の人達に一つの質問をぶつけた。
「ここ、どこ?」
思いっきりドアに体当たりをかましたけれど、この程度じゃまだ壊れない・・・!
>「小僧!先に謝っておくぜ!死んでも恨むなよ」
え?とか返す間もなく背中からとんでもない衝撃が走る。
おい、今オレの背中がぺきって・・・・・・!!!
だが、そこにもう一撃が加わる。
>先に扉に衝撃を与えた二人越しに彼女は自分が持てる最大の一撃を放った。
背中を振り返る事もできないオレの背後から来た気配はもう
オレの体貫通したんじゃないか?というぐらいのパワーで扉をぶっ壊した。
「げうっ・・・ぐげ。」
壊れた扉の破片と一緒に無様に転がるオレ。
て、いうか絶対肋骨かなんか壊れてる。とりあえず無理やり咳き込んで血塊だけは吐き出そう。
・・・もうしばらくしたら治るはずだ。
>588
いきなりナイフを構えられた時はどうしようかと思ったが
とりあえず危害を加えるつもりはない事は分かってもらえたようだ。
>「ここ、どこ?」
「まあなんというか……トリウス家の初代当主が作った地下迷宮らしいんだけど。
すごいアイテムがあるらしくて入ったんだけど色々有り得ないことが起こるんだよね
古代文明の技術で作られてるっぽくて……」
そこでこの人が落ちてきたと思われる上を見てみる。出口のようなものはない。
どうやら入り口専用らしい。
「ほら、こんな風に」
そう言って塞がってしまった天井を指差す。
「一人じゃ危ないから一緒に行かない?」
>589
と、いきなり現れた人に気をとられている間にオルニス君が苦しそうにしている。
「何―――!?」
そうか、さっきの扉の時にサンドイッチになった衝撃か。
「【ヒーリング】」
生命属性の回復魔法をかけておいた。
第二試練、それは【選択の間】
右の道には、ドラゴン
左の道には、触手モンスター
さあ、どちらに行くのか迷っている隙にスライムの大群が迫ってきた
どうやらこのダンジョンは、スライムの巣になっているようだ
スライムの出現を止めるには、ダンジョンの最深部にいる
マザースライムを倒さなければいけないようだ
モンスター図鑑bW
キングスライム
高さ30m
幅30m
色が紫で一撃必殺の魔法が効かず凍らず燃えず感電しないスライム
しかも通常のスライムの3倍の速さで動く
魔力で直接攻撃するか、伝説類の武器での攻撃が有効
モンスター図鑑bX
マザースライム
高さ50m
幅100m
灰色で一撃必殺の魔法が効かず凍らず燃えず感電しないスライム
唯一分裂ができなくてスライムを生むことができるスライム
魔力で直接攻撃するか、伝説類の武器での攻撃が有効
592 :
咲姫:2008/11/08(土) 21:59:45 O
馬のフンおいときますね
593 :
暇:2008/11/08(土) 22:00:45 0
はい
>591
向こうからバカでかいスライムの大群が襲ってくる!
なるほど、この試練、迷っている間にこうなるっていう罠なのか……!
「【フォースエクスプロージョン】!」
爆撃魔法で牽制しつつ、みんなとさっき天井から落ちてきた人を促す。
「ええい、こっちでいいや! 早く早く!」
右にはドラゴンの影、左には妖しげな触手系モンスターの影がみえるけど選んだ方は左。
棒倒しが左を示した以外にも理由はある。
光のドラゴンのミトさんは思っていた以上に強大な力を持っていた。
闇側のドラゴンの強さもミトさんと同程度だとしたら戦うのは無謀だろう。
>586-594
どうやら話しによると、この剣を立てて倒れた方に向かうと言う物らしい。
彼女は剣を大事に使うと考えた矢先に、この申し出をされた故に内心凄く困っていた。
しかし、テイルは自らが持っているロッドでそれをやってのけた。
ロッドは左に倒れ、そちらの方向へと向かおうとする。
其の時、後ろで蹲っている男性の事を思い出した。
ナイフを構えた事にとって、敵意があるのと思い大剣の柄あった場所に手を伸ばしたが何も無かった。
そう、細長い剣は既に手に持っている。
細長い剣を鞘から抜き放とうとするが、焦りが生じて上手く抜けない。
彼女は戦闘のペースを自分で崩してしまい、ただわたわたするだけであった。
今回も彼女は空回りするかと思われたが
>「…………はっくし!」
そのクシャミで彼女の緊張の糸は切れた。
よく見たら彼は全身ずぶ濡れで立っていた。
此処が何処なのか、どうして彼が此処に迷い込んでしまったか等はテイルから話してくれた様だ。
彼女は自ら身につけている服の上着を脱ぎ、ボードに文字を走らせる。
「このままでは風邪をひいてしまいます。よろしかったらコレどうぞ
私の心配なら大丈夫ですから、ご遠慮なさらずに」
彼女の包帯が何重にも巻きつけてある腕が晒される。
そもそも、彼女の仮面の取れた顔から覗く肌は既に人の顔色では無い。
それを見せて人外扱いされようと彼女は彼の身の方が心配なのだ。
急いでいたとは言え思いっきり殴ってしまったオルニスを発見し、彼女は罪悪感を感じた。
でも彼女には回復魔法等の便利なものは使えない故に、彼女は取り合えず謝って置こうと考えペンを走らせる。
「ご、ごめんなさい……、焦っていたとは言え殴ってしまった形になってしまって……
あ、あの……大丈夫ですか…?」
等とやっていると、スライムが湧いて出る。
左への道へと急かされ、取り合えずそちらに向かうことにした。
ヨレヨレになってしまったがとりあえず水気を払うことはできた帽子を被り、上を見上げた
>>590 なるほど、この子供(?)が言うとおり穴が塞がるという普通有り得ない事が起きていた どうやらここがただの洞窟ではないのは紛れもない事実らしい
面倒な所に来たものだと、自らの不運を恨みながら前を向き直ると、白い板を掲げた女性が目の前にいた
>>595 >「このままでは風邪をひいてしまいます。よろしかったらコレどうぞ
私の心配なら大丈夫ですから、ご遠慮なさらずに」
「…いらない」
彼は呆れた
今会った、それも風貌からしてまともじゃない自分になぜ気遣うのか、と彼女の無防備過ぎる優しさに
上着を持つ腕を払いつつ彼女の目を見たが、そこで奇妙な点に気づいた
まず、顔色がおかしい…
青が強い色をした顔など普通なら有り得ない
そして、汚れや発汗など、生きてる人間からなら必ず出ている臭いがしない… これではまるで………
「………死体?」
だが、真相を知る時間は今はなかった
二つの道の反対にある一つの道 おそらくこの団体が通った道だろう そこから謎の紫色の物体が大量に押し寄せてきた!
>>591 触らぬ神に祟り無し
あの子供(?)がなにやら魔法で時間稼ぎをしてくれたようだし 自分も逃げようと思ったが、地面に倒れてる人を見つけた
>>589 もし、意識がなかったら後ろのアレの餌食…
「死体…!」
彼はとっさに倒れてる人間の足首を掴み先程の女性の方へとぶん投げた
通路に入りさえすればあのデカさなら追ってこれまい
不定形だから関係ないかもしれないが……
「抱囲…」
が、この微妙なタイムロスが仇となった
この隙に紫色達があたりを囲んでおり、彼自身は右側に進むしか道は残されてなかった
オレはちょっと困っていた。
なんでこんな所に入りこんでしまったんだろう。
たまたまお宝目当てに金持ちの家に潜り込んだのだが、
何やらここには地下迷宮というものが存在するらしい。
早速オレは他の奴らに気づかれないように気配を消して
ついてきていた。
それが何故だ。気持ち悪いスライムの大群に襲われるわ、
助かったと思いきや目の前には二つの道。
再び襲い掛かるスライム。
(はぁ、来るんじゃなかった……)
そう思いつつも自分の身をなんとかしなければいけない。
(もうこの際、見つかってしまっても構わない!死ぬよりマシ!)
「浄化の扉、開け!『デリート』!」
杖を構え詠唱し、『デリート』の光魔法を発動する。
低級の魔物ならこの光で消えてしまうだろう。
案の定、いくらか目の前のスライムは消え去った。
いまの光で居場所がバレてしまったかもしれないが、
ほとんどの者は自分たちのことで一杯だった。
気づかれてはいないだろう…たぶん。
(ずっと相手していてももたないよな…誰か味方になってくれそうな人…)
だけど、オレがいくつかのスライムと戦っている間に、
残されたのはオレと、スライムの大群に囲まれている男が一人だけだった。
(仕方ない。あの人を助けたら味方になってくれるかな?)
素早い身のこなしでスライムを避け、壁を伝い、男の背後に回り込む。
「手、貸しましょうか?」
ルドを囲んでいる紫のスライムには、『デリート』が聞かない
右の道には、灰色のドラゴンが食事を待ち構えている
いや、紫のスライムに攻撃したんじゃなくて、
ソルを襲ってきたスライムに攻撃したんじゃ?
紫スライムに攻撃して手伝いましょうか?っておかしいだろ
いやいや、そうじゃなくて
一応紫には、利かないと伝えただけだから
あぁ、なるほど。
スライムってドラクエのあれしかわからんから
他作品ではこんなにも強いんだな・・・w
皆が第一試練を攻略し、一息ついている中、俺はかなり間抜な体勢で地面に突っ伏していた。
なんで俺がこんな格好しているか、正直いうと、若干記憶が跳んでいるらしく、細かく思い出せない。
えーと…そうだ。俺は扉を開けようとして…扉が開かなくて叫んだ瞬間、腰にとんでもない衝撃が加わったんだ。
「アツツ…緊急時とはいえ、せめて一言あってもいいんじゃないのか」
腰を摩りながら立ち上がる。
まだかなり痛むが、骨には異常なさそうだ。しばらく、すれば収まるか、もしくは酷く腫れるだろう。
さて、ここで一言言ってやろうかと思ってはみたが、どうやらそうゆうことをいうタイミングを逃したらしい。
「!?」
一瞬だけ、何者かの気配を感じ、俺は後ろを振り返ったが、そこに誰もいない。
「気のせいかな…まぁ居てもかわんねぇか」
ボソリとそう言って、俺は煙草に火をつけ迷宮を進む。
迷宮を進んでいくと、どうやら第二の試練みたいだ。
第一試練は何を覚悟する試練なのか、正直、理解出来ないが、
まぁ単純にどっちに行ってもロクな目に合わないのは目に見えている。
しかし、確かにどちらでもいいと思ってはいるが、棒倒しで決めるってのはどうかと思うぜ。
というか、基本的にこのメンバーは何事に対しても疑わない。
まぁそれだけ純粋だからこそ、妖精の姿が視認出来ているのだろう。
そういう俺は、未だに声しか聞こえず、剣が宙を舞う様を見ているだけだ。
話が逸れたが、こいつらは人や物を疑わない。確かにそれは悪いことではないが
よれ故に騙されやすい。例えば、俺みたいなスパイを容易にパーティーに入れたり
簡単に罠に嵌ったり、陥れられたりする。つまり、こいつらは常に危ういんだ。
飢えた野獣の檻で行ったり来たりしている兎みたいなもんだ。
そうこうしている内に左に行くことが決まった。その時、轟音と共に天井が崩れ
それと共に何者かが落ちてきた。
ソイツは妖精が声をかけると同時に距離を置き、身構える。
身のこなしだけではあるが、中々の腕前だ。しかし、少しばかり怯えているようにも見える。
とりあえず、害意が無いと判断したのか、それともくしゃみで間を外したのか分からないが得物をしまってくれた。
妖精が現状を説明し誘いをかける。
「なぁアンタ、勘違いにしろなんにしろ、一度コッチに得物を向けたんだ2、3なんか言うこととかねぇのか?」
と、ここで先ほど巻いたと思っていたスライムが襲ってくる。
咄嗟に俺は右の通路に逃れていた。
自己の保身>任務を優先したのではなく、やはり、棒倒しがかなり尾を引いたのだろうか
どうしても、俺には左に行くという選択は出来なかった。
背後を見ると、新入りと誰だアイツ?まぁそれは置いといて、二人がスライム相手に奮闘していた。
「そいつらに何やっても無駄だ!生きてこっから逃げたけりゃ逃げろ!」
名前:黒鉄のバラグ
職業:死霊皇帝の部下の六武神の一人
種族:ゴーレム
性別:無し
年齢:???
身長/体重:400/ 400
容姿特徴:体が鉄のように硬い・異型のゴーレム・
人型・異様に太く長い腕・
顔(頭)の真中に赤いラインがありその横に目の様な赤い丸が有る・
体中に赤いラインが有る・背中に羽のような物がある・尻尾が有る・
性格特徴:冷静
技能/魔法:格闘・高速移動・爆発能力・防御魔法・召喚魔法
装備:ドラゴボルグ( 伝説の槍、普段はただの棒だが魔力を込めると刃が出る、
持ち主と同じ身長に変化する、魔力を込めることによって瞬時に大きな魔方陣を生み出せる
魔力を込めて突きを放つと強力な衝撃波を生み出す
所持品:六武神証明鉄板
キャラ解説:
闇に染まったバラグ
六武神の一人
喋る事や読み書きすることが出来る
先ず初めに死霊皇帝への手土産に奴等が取ろうとしている何かを奪い取るか…
奴等は、未だ俺が仲間だと思っているだろう、それを利用して途中まで仲間のふりをして
宝の場所に着いたらそれを奪い取って撤退する作戦にしよう
それには、先ず奴等の居場所に行かなければ。
ドラゴボルグに魔力を込め地面を突くと衝撃波が放たれ地面に大きく深い穴が開いき
その穴の中に入った。
少しの間落ち続けていると通路に出てそこには、大量の紫のモンスターと3人の人間が居た。
知っている奴が1人知らない奴が2人、こいつ等と行動するとしよう
先ずは、信頼を得るためと通路を確保するために、こいつ等(紫スライム)を駆除するか。
ドラゴボルグで紫モンスターを突き倒して行き右の道への通路を確保した。
「早く右の道に行け!こいつ等は、幾ら倒しても無限に増え続けるから早く行かないと道をふさがれるぞ!」
3人にそう伝え急いで右の道に行った。
>>595-596 >>602-603 これだけ人数がいれば全員で戦えばなんとかなるという
希望的観測のもと左の通路に駆け込む。
「みんないる!?」
振り返って大変な事に気付いてしまった。
アバドンちゃんとオルニス君はなんとか来れたみたい。
しかし、鴉さんとさっきの天井から落ちてきた人がいない。
スライム襲撃の混乱で分断されて右の通路に行ったのだろう。
まずいことになった。
後ろはすでにスライムだらけでとても探しにいける状況ではない。
そうこうしている間に、触手モンスターが獲物の匂いをかぎつけ近づいてきた。
迷っている暇はない。向こうの無事を信じて、こっちはこっちで突破するしかない!
「来るよ! この爆撃を合図に一気に叩くんだ……!!」
遠目から見る限り、おそらく相手は植物系。詠唱するは、炎の広範囲攻撃魔法。
「灼熱の焔よ、道阻む壁焼き払え!【ファイアボール】!」
空間の一点を中心に爆発した炎が触手モンスターを包み込む!
まず、辺りを確かめる。
パープルスライム…確か本で読んだ事あるよ…
うーん…確かこいつほとんど攻撃効かないんだっけ?
消去の効くような低級モンスターじゃなさそうだ。
まずいな。とりあえず軽く足止めして右の方へにげなきゃ。
「これ以上近づくなよっ!」
即座に罠を張る。
粘着力の強いこの罠だったら、
これ以上は近づけないだろう。
まぁ罠というかゴキブリ〇イホイみたいなもんだな…。
罠を張っているうちに少し離れた所からスーツを着たカッコイイ…いや怪しいお兄さんがやってきた。
この人さっきオレにきづいた奴かな?
同職なのかねぇ。
> 「そいつらに何やっても無駄だ!生きてこっから逃げたけりゃ逃げろ!」
「わかりました!じゃあ早くあっちの通路に逃げましょう!」
最初に声をかけた男はOKかな?と、
目線を向けると、またまたこちら側になにかが近づいてくるのが見えた。
なんとあのスライムを薙ぎ払い、
あっと言うまにこちらにやってきた。
>「早く右の道に行け!こいつ等は、幾ら倒しても無限に増え続けるから早く行かないと道をふさがれるぞ!」
「わっ!なんか出た…!…ぁ、はい!」
なんでそんなこと知ってるんだ?
迷宮関係者だろうか?
しかもよくみたらゴーレムじゃん、こいつらのパーティ、なんでもありだな。
全員が通路に避難するのを見てから、
オレも通路に逃げ込むように入って行った。
もう至竜でも亜竜でも神竜でもなんでもいいよ。
その気になれば来た時みたいに逃げればいいさ。
「なんとか、助かりましたね。オレ、出るタイミングミスったかなぁ…」
まだ隠れていればよかったかも知れない…
トリ忘れすみません。
低級ドラゴン×1=グリーンスライム×10
モンスター図鑑bT01
グレイドラゴン
全長50m
体重50t
低級のドラゴンの一種で羽が無いく灰色の鱗を持つ、青い炎を吐く
騎士百人分の強さを持つ
顎の裏にある逆さに生えた鱗「逆鱗」の周りにある鱗の隙間が弱点だが
其処を攻撃する場合一撃で仕留めなければ怒り狂い騎士三百人分の強さになる
ためしに足下の小石を投げてみる
ジュウ… と、むしろ気持ちいい位の音をたてて石は溶けた
「冗談…」
まさに冗談だ
こちらはナイフと斧と殴り蹴りだけが攻撃手段である。 触れた瞬間溶けるなど反則もいいところだ
突然視界の隅が光に包まれた
(紫色のせいかもしれないが)弱い光だったが暗闇が支配するこの地下洞窟、そして彼の異常な視力では捉えることができた
>「手、貸しましょうか?」
>>597 見事な壁走りでこちらに来たのは金髪の自分位の男だった
だが、既にアレらと戦う意志など彼にない
「無駄!」
攻撃しても無駄なことを最低限の言葉で伝え、自身は右の道に進もうとし、…その足を止めた
既に紫色は彼らを回り込んで奥への道を塞いでいたのだ
「………八方塞がり」
ほぼ戦力外の自分と、この男だけではこれらには到底かなうまい
内心で舌打ちし、諦めかけたその時だ
>「早く右の道に行け!こいつ等は、幾ら倒しても無限に増え続けるから早く行かないと道をふさがれるぞ!」
>>605 天の助けの如く、謎の巨人が長い棒で紫色を吹き飛ばしていた
…はたしてコイツは人間なのか? いや、そんなことは今は関係ない
「助かる!」
彼はこの隙にすぐさま奥の道へと入り込んだ
荒い息を整え、周りを見ると先の金髪と巨人 そして彼が落ちたときに、唯一警戒体勢を示していた男がいた
その時に小言を言われた気もするが…、まぁ今はいいだろう
>>603 今警戒すべきは…
「奥………」
奥には、何かがいる。 彼の知識には存在しない強大な怪物がいるのがわかった。 これより先は本当に注意せねばなるまい
それにしても寒い、もしかしたら風邪を引き始めたかも…
「…………………………へっくし!」
彼のくしゃみは予想以上に洞窟に綺麗なエコーを残し、そして怪物はこちらを振り向いていた
「しまった…」
>596>606
>「…いらない」
その一言で彼女は酷く落ち込んだ。
身を案じての事だが、どうやら受け入れられなかった様だ。
それもそうだ、初対面でいきなり信用しろと言う方が無理である。
アバドンは残念そうにボードへと文字を走らせる。
「そ、そうですか…」
端っこの方に小さく書いてある事から相当ショックだったのが伺える。
彼は手を払うと、顔を覗き込んできた。
普通ならば彼女は赤面する様な場面だが、今は事が違っていた。
彼は彼女の人の物ではない肌の色に注目しているのだ。
>「………死体?」
その一言は、アバドンの心を抉る様だった。
自身の身は実際そうであっても、彼女が自身が認めたく無い部分にピンポイントで触れてしまった。
やはり、覚悟していても人外扱いされるのは悲しかった。
下を向きスカートをぎゅ、と握り締め悲しみを無理に押さえ込む。
そして、何時ものように張り付いた様な上っ面の笑顔を作り出す。
だが、彼は彼女が自らの感情と戦っている隙にスライムによってに離れていってしまった。
アバドンは投げられたオルニスを両手で抱きしめる形で受け止めた。
受け止めた時の衝撃を最小限にする努力を彼女は行った
だが、足が縺れて一緒に地面に叩きつけられる形になってしまった。
彼女には痛覚は存在しないが、投げつけられた彼と床との板ばさみで見ている限り痛そうであった。
そんな事をしていたら退路はスライムによって塞がれてしまって、進路を取るしか無い状態となった。
正面には植物の様な物がうねっている。
触手系が苦手な彼女は少し気が引けたが細長い剣を引き抜き、構える。
>「来るよ! この爆撃を合図に一気に叩くんだ……!!」
彼女は怖いはずの爆発に飛び込み、
思いっきり切り込んだが今彼女の持っている武器は刺して使うタイプの剣の為思うような効果は得られなかった。
彼女は大剣を主に使う剣士なので、こう言う武器の扱いには慣れていなかった。
そうこうしている間に触手に絡め取られ、彼女は簡単に身動きが取れない状態に陥ってしまった。
せっかくヒールとか気遣ってくれるのだけれど、正直応える余裕がない。
折れた肋骨が肺にキてるのか呼吸がだいぶおかしい。
だが、少しずつは体は回復しているはずなので、もう少しゆっくりしていたかった。
けれど、それもかなわない。なぜかまたスライムの大群まで出やがった!!
なんとか体を起こしてそいつらから逃げようと、のろのろと歩いていると
急に力が全身に加わった。これってもしかして、腕?!おいおい、ちょっと待っ・・・・・・
ぴき
また、不穏な音をのこしてオレは包帯少女のとこへぶっとばされた。
普通なら赤面もののシチュエーションなんだが、オレはさらに苦痛を味わう羽目になった。
足首が折れたらしい。
当たり前だ、人間一人ぶん投げるパワーが足首に集中したんだ、そりゃ折れる。
「・・・・・・・・・・・・!!!!」
もはや全身苦痛だらけだ、今日は厄日か?!
彼女からのろのろと体をどかして起き上がる。謝るのは後でまとめてにしよう。
って言ってる間になぜか絡まれてるし!!
槍をどうにか取り出して右手に握る。呼吸するだけでも体が痛いが仕方ない。
「・・・・・・っざけんなよこのモンスターが!!人間なめんなァ!!」
右手だけでぐるぐると槍を振り回していく。その回転の力を殺さずにさらに加速。
片手しか使えないように特訓していた技、ぶっつけ本番だがやるっきゃない!!
「食らえ、槍風繚乱!!」
包帯少女に巻きついている触手の基点、そのいくつかを槍の刃で切り落としていく。
>>611-612 できれば一撃で燃え尽きてほしかったのだが、そうはいかなかった。
灼熱の炎の渦の中から現れたのは、蠢く大樹。
動物のような精神を持たないそれを突き動かすのは、純粋な捕食本能。
枝の一本一本が触手となって襲い掛かってくる!
アバドンちゃんが果敢に切りかかるものの、触手に絡めとられてしまった。
気付けばオルニス君も絡まれている。いきなりピンチかと思ったとき。
>「・・・・・・っざけんなよこのモンスターが!!人間なめんなァ!!」
オルニス君が槍をぐるぐる回し始めた。何かやってくれそうな予感! すかさず呪文詠唱。
「【ファイアウェポン】!」
槍が魔法の炎をまとう。
>「食らえ、槍風繚乱!!」
鮮やかな技に、触手の何本かが切り落とされる!
それと同時に、アバドンちゃんの剣にも魔法をかける。
「もう一発【ファイアウェポン】! とりあえずそれ振り回して!」
燃えている剣を振り回しておけば多分絡まれることはないだろう。
――モンスターデータ――
クリーピング・ツリー
根を偽足のように動かし地上を動き回る巨大な木。
近づいてきた動物を触手のようにしなる枝を使って捕食する。
炎に弱い。
全員に、っと言う訳ににはいかないだろうが一応信頼は得られただろうし
スライムの大群を突破出来た
後は、アイツと合流して適当にダンジョン攻略し宝を奪えば終了だ。
右の道の果てに大きな空間に出たそして其処には、とても大きな灰色の竜が居た。
思ってるよりも簡単ではないようだな…
突然バラグの頭の中にドラゴンハンターの記憶の一部が流れた。
まただ、さっき此処に来る途中の穴でも誰か知らない人間の記憶が頭の中に流れた、一体これは何だ?
…今これを考えても解決しないか、だがこの記憶は、使える!これでドラゴンに勝つことも逃げることも出来る。
「お前ら、如何する?竜と戦うかそれともなるべく戦わないで向こう側の道に逃げるか、どちらが良い」
バラグは、3人に戦うか道と避ける道を選ばせた。
とりあえず広い空間に出れた。
ドラゴンが出る、とか言ってたよな…注意しないと。
ちょっと地下深くに潜ってきたからか洞窟内の温度が下がり始めている。
>「…………………………へっくし!」
…あ。咄嗟に音の方をみる。
この人、さっきもくしゃみしてた…緊張すると出ちゃうとかそういうタイプ?
くしゃみで起きたのかこちらをドラゴンさんが見ています。まだ、寝ぼけ眼だから
いきなり襲ってくることはないだろうけど…大丈夫かな?
「えっと、こいつは試験に出たことがあったけど…何に弱いんだっけ?」
肝心なときに勉強していなかったのが裏目に出た。対処法がまったく分からない。
>「お前ら、如何する?竜と戦うかそれともなるべく戦わないで向こう側の道に逃げるか、どちらが良い」
ゴーレムさんがこちらに話しかけています。
戦う?オレはさけたいけど、他の人はどうなんだろう?
それに、まだお互いについてよく知らないのに作戦会議なんて無謀なんじゃないのかな?
しかもオレと同じような背格好の男なんて>「無駄!」とか断片的にしか
会話できないじゃん。大丈夫なの?(別に彼が嫌いとかではないけど!)
「ちょっと待って下さい。オレ達まだお互いの事を良く知らないし、いきなりそんな事言わ―」
ひやり、とした感触がした。ついでに目の前が影で覆われた。
ドラゴンさん、お目覚めのようだ。
オレがゴーレムさんに気を取られている間に、
フードをくわえて軽々と持ち上げられてしまった。
何、オレ人質?嫌だ、もう帰りたい…
全員がそれぞれの部屋に移ったその時、
入口と出口が塞がり、鉄格子がかかった。
部屋の中で何かをしないと
進むことも戻ることも出来ないようだ。
(ゼル伝の仕掛け部屋みたいなもの。敵の全滅とか、燭台に火を燈すとか、スイッチを押すとか色々方法がある。)
617 :
名無しになりきれ:2008/11/14(金) 17:11:37 O
・
目は合った…
合ったが向こうの反応がない…
焦点があってないというか、意識が追いついてないというか…
「寝ぼけてる?」
この怪物、まだ完全には意識が覚醒してないようだ
>>615 >「えっと、こいつは試験に出たことがあったけど…何に弱いんだっけ?」
>「お前ら、如何する?竜と戦うかそれともなるべ戦わないで向こう側の道に逃げるか、どちらが良い」
>>614 どうやらこの二人は怪物に対して、戦う事も選択肢の一つらしい
確かにこの人達(ひょっとしたらスーツの男も)は魔法や奥の手があるかもしれない
が、彼はこんな馬鹿デカい怪物を相手にしたくないし、するメリットもわからなかった
「回避」
そう一言告げると一人で出口に向かって歩きだそうとした
>「ちょっと待って下さい。オレ達まだお互いのこと知らないし、いきなりそんな事言わー」
後ろで騒いでいた声がおかしくなったのを疑問に思い振り返ると、なんと怪物が金髪をくわえて持ち上げていた
彼はその場で垂直跳び、金髪の足を掴もうとしたが後一歩届かず、受け身もそこそこに着地した
落下の途中、びっしりと生え揃った鱗はとても硬そうで自分の武器ではどうにもならなそうなのを再認識し、彼は小さく溜息を吐いた
顎の下の不自然な部分を彼は見逃さなかったが、それがなんなのかは彼にはわからなかった
>>609 怪物が目覚めた以上、長居は無用…
「逃走準備!」
後ろの巨人とスーツ男に叫んだ後、彼は金髪を放すよう、怪物の口に向かって斧を投げつけた
ダンジョン最深部にて、マザースライムは待っていた。
いつか再び闇が目覚める時、新たなる勇者が訪れる。
それを信じて、永劫の時を待ち続けていた。
その身に刻まれしは、はるか古の光の勇者であった初代当主の遺志。
――フフフ、今回は期待していいかな? 僕のもとに辿り着いてごらん、冒険者達。
そんなところでくたばらないでおくれよ……。
新たなる勇者にふさわしい力を見せておくれ!――
あのコート小僧(ソル)、簡単に竜に捕まるとは…使える奴と思ってたらとんだ見込み違いだ。
>>616いきなり出入り口が閉まりやがった、仕方ないこれはもう戦うしかない。
>>618ルドの投げた斧は、ソルのフードを切り裂きソルと斧は地面に落ちた。
「ボロ服小僧(ルド)良くやった、コート小僧死にたくなかったら竜から離れろ。
お前らこれから作戦を言うよく聞けよ
遠距離攻撃できる者は、竜の目を狙らってなるべく遠くから攻撃しろ、目を潰せば簡単に倒せるからな
近距離攻撃できる者は、竜の弱点の顎の裏にある逆さに生えた鱗の周りにある鱗の隙間を狙って攻撃しろ
ただし其処を攻撃する場合は、一撃で仕留めろよ失敗したら本気になった竜と戦うことになるからな
俺は、でかくて目立つため的になる、だから此処で動かず防御魔法と爆破能力で援護する
相手は、低級だが竜だ気を抜くなよ人の事より自分のことを心配しろ、それじゃあ戦闘開始だ!」
竜の両脇に爆発を起こし竜を怯ませた。
//色々多忙で来れなかったらいきなりボスだよ!
アラスジ:ドラゴンが出たぞ!:
>遠距離攻撃できる者は、竜の目を狙らってなるべく遠くから攻撃しろ、目を潰せば簡単に倒せるからな
「目を狙う・・・いっけぇ!」
ボウガンを構えて・・・よ〜く狙って…トリガーを引く!
アスカの矢が目標の右目を狙う!
バラクの魔法により隙をみせていたドラゴンは回避に失敗、右目を潰した!
激痛によるドラゴンの憤怒の雄叫びは洞窟を揺るがし冒険者の耳を貫いた!
今の一撃で完全にドラゴンは冒険者達を敵と判断したようだ
大きく息を吸い込み炎を吐く体制に入った・・・!
>612-613>616
絡め取られた状態だが、彼女は至って冷静であった。
普通の人ならば叫び声でも上げてそうな程強い力で大樹は締め付けてくる。
しかし、彼女には痛覚が存在しないし、そもそも死ぬことが無い。
状態を脱そうと、周りの情報を見回す事で彼女は情報収集を行った。
脱出の案は浮かばなかったが、彼女はオルニスの動きがおかしい事に気が付いた。
彼は何処か怪我でもしているらしい、注意して見なければ解らないが、呼吸が明らかにおかしい。
>「・・・・・・っざけんなよこのモンスターが!!人間なめんなァ!!」
それでも彼は叫び敵へと立ち向かう。
触手が切り落とされた事によって彼女は戦闘を行える程は動ける様になった。
だが彼女が真っ先にやった行為はオルニスにこれ以上被害に遭わない様に彼を抱え大樹から遠ざかった。
そして、彼女は再び大樹の前に立った。
剣を構えると、自分の剣に炎が灯っている事に吃驚したが、自分に燃え移らない事から魔術的な物と悟った。
彼女は恐ろしい機動力で大樹の触手を次々と切り落としていった。
さっきと違い炎が纏っている剣は同じ切り方をしても、以外にも良く切れた。
それを見て彼女は何かを思いついたらしく、今までとは違う攻撃方法に変化した。
彼女は枝を編み込んだり、結んだり、切ったりして別の形を生成させていく。
暫く後、嬉しそうに微笑む彼女と枝で可愛らしい動物達の形を作られた大樹の姿があった。
もはや大樹は脅威ではない故に出口に向かおうとした彼女は出口が鉄格子で閉まっているのを発見した。
>613>623
テイルが魔法をかけてくれたおかげで旋回する槍も
モンスターにはこうかばつぐんのようだ。
右足だけの不恰好ではあるけれど、背中のバネもつかって振り回して次々と触手枝を切り払う。
若干無理な体勢でも気に留めずに戦っている・・と
どん。
と、胴体に衝撃が。そういえば、包帯の子はもう抜け出せる状態だったっけか?
「・・・ぉ?お・お・お?」
なぜかモンスターから引き離される。心配してくれてるんだろうか。
「っていっても、何もしないでいられる程神経太くないんだよな、これが」
まだエンチャントの解けてない槍の穂先と、魔導銃の弾装を触れさせる。
炎の魔力を銃が読み取りきれば、火炎属性の魔弾のできあがりだ・・・。
・・・が、完成する頃にはなぜかへんてこなオブジェになってやがる。
えらい間抜けな見た目になりさがってるし。
「・・・・・・・・・・・・こいつ、撃った方がいいのか?」
>623-624
アバドンちゃんは人間離れした身のこなしで次々と枝を切り落としていく。
「すごいや……!」
思わずみとれている間に、彼女は何を思ったか木に細工を施していく。
やがて、枝で動物達の姿をかたどった大樹の横でアバドンちゃんは微笑む。
さながら絵本の1ページのようだった。それはきっと、木と少女の優しい物語。
今や木はすっかり大人しくなっていた。
「どういうこと!?」
かなりシュールな光景であるが、同時に信じられない光景だった。
相手は凶暴性しかもたないはずの食人モンスターのはずなのに。
魔導銃をもったオルニスくんが尋ねてくる。
>「・・・・・・・・・・・・こいつ、撃った方がいいのか?」
「うーん……なんとも」
次の瞬間、頭の中に不思議な映像が流れ込んできた。
日の光降り注ぐ暖かな森に根付く大樹。
木漏れ日の下で、たくさんの動物達が戯れる。
そして、大樹に微笑みかけ、背を幹にあずけうたた寝する少女……。
「キミの記憶……?」
そっか、本来は食人モンスターなんかじゃなかったんだ!
本来いるべきでは無い場所に来たから、人を食べるモンスターと化したのだ。
――ありがとう、思い出させてくれて。あと傷つけてごめんね……
眩い光に包まれ、大樹は姿を消していく。
同時に、辺りに光の波が走り、全ての者に対する癒しの力を感じた。
光が収まった時、その場所に残っていたものは、一つの鍵と、一粒の種。
まだ夢を見ているような気分でそれらを拾う。
「あはは……撃つ必要はなかったみたいだね」
>616
鉄格子の鍵を開ける。
「向こうに行ったみんなが心配だ、行こう!」
みんなに声をかけながら、拾った種をそっと握り締める。
どういう経緯でこんな所にいたのかは分からないが
今度こそはふさわしい場所に植えてあげよう、そう誓った。
オレがドラゴンに捕まってバタバタしている間に、
なんと出入り口がふさがってしまった。
「強制戦闘っすか!?」
なるべくなら素通りしたかったんだけど、
こうなりゃ倒すしかない!
…まぁ、倒したら絶対に出入り口が開くわけではないんだけども。
そうこうしている間に
>「逃走準備!」
「へっ?」
オレめがけて斧が飛んできた。
出入り口に気をとられてしまっていたが、どうやら
あの人が助けてくれたみたいだ。
ドラゴンは少しもビビらないでオレをくわえたままでいた。
しかし、くわえていたフードの部分が切れ、なんとか開放された。
と、同時に派手に尻餅をついてしまった。痛ってぇ…
「あ、ありがとう!助かりました。これ、返します。」
斧を投げてきた男に、刃が当たらないよう気をつけて投げ返す。
…あ〜ぁ、耳付きフードの探すの大変だったのに…
今はそれどころじゃないか。
>「ボロ服小僧(ルド)良くやった、コート小僧死にたくなかったら竜から離れろ。
お前らこれから作戦を言うよく聞けよ」
ゴーレムが作戦を説明し始めた。
この人(?)、なんでこんなに魔物に詳しいんだ…?
>「それじゃあ戦闘開始だ!」
なんだよ小僧小僧って!…まぁ、この状況下じゃ仕方ないか。
とりあえず言われたとおり距離を取る。
また食べられそうになったら困るしな。
近距離戦闘のほうがオレは好きだけど、
なりたてシーフのオレなんかが一撃で狙った場所を
攻撃できるとは思えない。
杖を出しいつでも魔法を打てるように待機を始めた。
>「目を狙う・・・いっけぇ!」
アスカ(と、他の皆は言っていた)がボウガンで片目を射抜く。
まだ小さい彼女がボウガンを扱ってることにも驚いたが、
狙いをはずさなかったところにも驚いた。
「よし!このまま…」
そのときだった。
「グァオォォオオオォ!!!!!!」
耳が聞こえなくなりそうなくらい大きい叫び声が聞こえた。
え、片目だけじゃ足りないのか?相当体力あるんだな。
一度首を真上にあげ、炎を吐き出す体勢に入る。
「まずい!」
人より自分を心配しろとか言われてたけど、
このままじゃあアスカは黒コゲになってしまう。
あぁ、ゴーレムさんごめんなさい。黙ってみてられません。
「相殺するよっ!【アクアスプラッシュ】!」
ゴーレムさんが防御魔法で援護してくれる、といったから
万一アスカに炎が飛んでも大丈夫(たぶん)だろう。
相手の顔目掛けて水流を放つ!
炎と水の力の押し合いが始まった。
耐え切れる・・・?!
さて、これからどうしたものか
状況は前門の虎後門の狼どころの騒ぎではない。
しかも、閉じ込められてしまい、逃げることも出来ない
「ここまで来ると戦うしかないが少し早計かもしれない…話が通じる相手なら話ぐらいしたいが…」
俺はデカブツにそう返答した。
先ほどの試練といい、ここは思わぬ所に盲点があり、そこに気がつかなければ、即死亡もある
つまり、戦って勝ったからといってそれが正解である可能性は信頼できるほど無い以上、下手に戦うより、何か手掛かりを探すほうが賢明だろう
「…あと、アンタそんなに喋る奴だったけ?」
面識は薄いものの、断片的に話しをするイメージがあったのか
妙に舌が回るデカブツに違和感を覚えた。
その違和感だけなら口には出さなかったが仄かに血の匂いがしたので、性分なのか探りをかけてしまったのである。
とそうこうしている内に、金髪の少年が龍に捕まってしまった。
場は一気に戦闘モードに突入している。
デカブツの適切な指示のお陰でパニックに陥るどころか、龍の目を潰すまでの大金星をとることが出来たが
どうやら、龍も本気を出し、鼓膜が破けてもおかしくないくらいの雄叫びと共に青い炎を吐き出す。
まるでゴジラと戦っているようだ。
炎は先ほどまで捕まっていた少年の放つ水流と押し合っている。
まるであの時の再現のようだが、若干、少年が押し負けている。
自然の摂理すら覆すほど実力の差は大きいのだろう
とりあえず、運悪くこっち側について来てしまったお嬢ちゃんを抱え、龍の右側から回り込む
「こっちは死角になるから大丈夫だろ?」
とりあえず、お嬢ちゃんを降ろし、トランクから一つ銃を取り出す。
残り7発、もう一つの銃が8発
常識的に考えてこれっぽっちであの龍をどうにかしなきゃいけないと思うと、腹に穴が空きそうだ
左側に回り込んで左目も潰すべきだろうか?
いや、この狭さだ。
ヤケクソになって暴れさせるより、中途半端な視野を残しておいた方がいいだろう
しかし、悩んでいる時間もない。
少年の水流は蒸気を上げながら徐々に力を失っている。
「クソッ…もうどうにでもなれ」
半ばヤケクソになった俺は、先ほどお嬢ちゃんが潰した右目を狙いを定めた。
その時、その右目の隣に意味深な穴を見つけた
龍の目と比べるとその穴はとても小さく、先天的にあると思われる雰囲気もあった。
耳か…確証はなかったが、この龍を馬鹿でかいトカゲだと思えば、多分、耳のはずだ。
すぐさま、俺は狙いをその穴に変え、銃弾を放った。
怪物の頭に当て、怯ませるつもりだったが少々狙いがずれてしまった。
…結果オーライだし良しとしよう
>「あ、ありがとう!助かりました。これ、返します。」
>>626 落ちてきた金髪も腰を気にしていたが大事にはなってないようだ
紐を手繰り寄せれば済むのに、とも思ったが今は関係ないので素直に受け取り定位置にしまう
道が塞がった事に彼は焦りを感じた
>>616 これでこの巨大な怪物と戦わなくてはいけなくなった
自分は元々関係ないのだから生きて帰ったら彼らを責めてもいいだろうと心に決める
>「ボロ服小僧(ルド)良くやった、コート小僧死にたくなかったら竜から離れろ。
お前らこれから作戦を言うよく聞けよ」
巨人は怪物(リュウと言うらしい)にやたらと詳しかった
>>620 先程の死体や紫色のように世界には化け物が思ったよりいるようだ
自分はおそらく近距離係に含まれる
あの巨体だ 自分が体のどこかにしがみついたところで易々とは気がつかないだろうし、鱗で掴む所に困ることはないだろう
弱点も先程確認した変な所でいいはずだ
…リュウには気の毒だがこちらも死にたくはない
「覚悟…!」
突撃
正面から向かうなんて馬鹿な真似はしない
後ろ足から徐々に体をよじ登るために大きく迂回した。少しでも安全性を高めるせめての小細工だ
向こうでもどうやら攻撃がうまくいきリュウにダメージを与えたようだ
流れはこちら、このままいける
…と、安易な自信がついた瞬間
リュウの叫び 頭が痛くなるほどの騒音
洞窟が揺らぎ、帽子が吹き飛び、力無く彼は倒れた
彼の良すぎる聴覚が仇となり、三半規管に多大な被害は受けたのだ(当然本人は理由を知らない)
動かない体、グニャグニャになった視界、異常な吐き気
絶体絶命な危機もさることながら、彼は今の一撃で吹き飛ばされた帽子が気がかりだった
「ぼう…、し……」
>625
・・・なぜかよくわからんがモンスターは光になった。
>「あはは……撃つ必要はなかったみたいだね」
「ん〜・・・・・・・・・・・・。」
なんとなく納得できない感じだ。それが表の表情にでているかもしれない。
なんというか・・・アイツに犠牲になった奴もいるんだろうなぁ、と。
「まぁ、いいか。」
格子が開いたのを見て、かるくけんけんで向かう。
まだ左足を着くには不安だ。
――――少し前―――
>「…あと、アンタそんなに喋る奴だったけ?」
やはり違和感か何かを持ったか、適当に言って誤魔化そう、
ずっと一緒にいるわけじゃないし今だけ誤魔化せりゃ良いか。
「皆に迷惑がかからない様に勉強したんだ」
―――今――
「よし、よくやった小娘これで竜の目の感覚がずれ竜一番の武器、炎が当らなくなる。
低級竜は、両目を潰されたり、手足を凍らせられて動けなくされると戦意喪失して大人しくなるから
弱点を突くかもう一つの目を潰せば終わりだ。」
竜は、目を潰された痛みで超音波のような大声で鳴いき、そのせいでルドは倒れた。
怒りに感情が支配された竜は、
怒りの矛先を当然ごとく目を潰したアスカへと向け蒼炎を吐こうとしたが、
目の感覚だずれた竜の攻撃は、アスカに当らないものだった、
しかし蒼炎が当るものと間違えたソルは、竜の口元に水の魔法で攻撃した。
水魔法による攻撃を感じた竜は、そこに向かって蒼炎を吐いき
水を枯葉でも燃やすかのようにいとも簡単に蒸発させ蒼炎は、ソルを襲った。
竜の炎は、何百〜何千度という高温のものであり低級や中級の水魔法では到底防ぎきれるものではない。
バラグは、ドラゴボルグに魔力を込め地面を叩いた、すると地面に魔力で出来た大きな魔方陣が出現し、
上級防御魔法【空間壁】を発動し空間の壁を作りソルを襲う蒼炎を防いだ。
「防御魔法【空間壁】!間に合ったか…よかった…、じゃねえぇぇーーー!
おい!何考えてんだコート小僧、何の為に目を潰させたと思ってる!
これじゃあ攻撃目標は此処だって教えてんのと同じだぞ!
いいか竜の炎は、何百〜何千度の高温で低級や中級程度の水魔法じゃぁ到底防ぎきれるものじゃぁねぇんだよ!
それに防御は、俺に任せて攻撃に専念しろ!」
バラグがソルに説教をしている間に
鴉は、アスカを竜の死角である潰された目の方向に移動し竜のもう一つの弱点、耳の穴を狙撃した。
通常その弱点は、あまり知られていないものでありバラグが見たドラゴンハンターの記憶の一部には無いものだった。
銃弾は、耳の穴に入り込み柔らかい体内を貫き脳を貫通し
傷つかれた脳は、機能を失い竜の口から吐かれていた蒼炎は、消えて竜は、倒れた。
倒れていく方向は、目の潰された方向で竜の巨体は、鴉・アスカ・ルドを襲い
バラグは、急いで防御魔法で守ろうとしたがまた誰かの記憶が頭に流れ魔法を使えなかった。
バラグが見た記憶は偽竜についての記憶だった。
竜の体は、砂に変わり鴉達に降りかかって砂まみれになり
砂の中から『R』と書かれた鉄板が光り輝き出入り口は、開いた。
バラグは、鴉達にかけより話しかけた。
「大丈夫か?特にボロ服小僧、それとよく解らんが黒服(鴉)、お前が倒したみたいだな、
偽者といえ実力が本物の竜を一撃で倒せるなんてな、お前何者だ?…とりあえず進むか。」
動けなく成っているルドを抱きかかえ帽子を拾い出口へと向かいながら偽竜の説明をした。
「一応さっきの奴について説明するぞ今戦ったのは、偽竜だ名前の通り偽者の竜だ、
竜の形をした物に魔力を練り込んで作られるもんで魔道具の一種だ
さっきの奴は、かなりの高等な技術で作られてるな、以上説明終わりだ」
訂正
下から12行目
○倒れていく方向は、目の潰された方向で竜の巨体は、鴉・アスカを襲い
×倒れていく方向は、目の潰された方向で竜の巨体は、鴉・アスカ・ルドを襲い
>624-625>630
彼女の頭の中に映像が再生される。
一瞬自分がおかしくなったのかと思ったが、どうやらそうでは無いらしい。
自分が動物達の細工を施した大樹が見せる白昼の夢。
その夢は陽の恩恵を受けすくすくと育っている大樹と少女。
しかし、その光景は彼女にとって遠い昔に見たような光景であった。
彼女は立ちくらみを起こして膝を地に付ける。
突然自らに芽生えた自分の知らない記憶が頭の中でぐるぐると回っている。
それが自らの記憶だと言うことに気付くのにそんな時間を要さなかった。
しかし、その記憶は幼い頃の記憶ばかりで本当に知りたい記憶は断片すらも含まれて居なかった。
だが彼女は大樹との記憶が蘇っただけで、今は何か暖かい気持ちになった。
―少女時代の記憶を思い出した―
余韻に浸る間も無く辺りは眩い光に照らされた。
彼女はあまりの眩しさに目を瞑ってしまった。
光が収まった後、その場には種と鍵が取り残されていた。
どうやら大樹は最後の力で時間を遡って元の姿に戻ったらしい。
ついでに彼女の肉体の時も少し戻った。
至る所にあった深く巨大な傷が再び繋がり元の肉体を形成した。
だが既に死んでいると言う事実は曲がらなく、未だにその顔色は人の物ではない。
全身が繋がったというコトは、空気が抜けていた所が塞がったと言う事を指していた。
今まではただ通過して行った空気が、今度は体の中に溜まる。
そして、今まで出来なかった事が出来るようになった。
「あ、あの……その種私に譲って貰えないでしょうか?」
透き通るような声、彼女の声はとても美しく聞いただけで元気が湧いてくる様な声をしていた。
そう、彼女の声は魔を帯びていて、歌えば様々な事が起こるのだ。
彼女はオルニスが片足で移動しているのを発見した。
そう言えば怪我をしていた様子だったので、彼女は荷物から包帯を出すとニッコリと微笑み彼の元へと向かう。
「見せてください、多少は治療できると思いますから」
一刻も争う状況で彼女は彼の怪我の事を心配している。
マイペースと言うか何と言うか…
案の定、相手の力が大きかった。
炎に押し負け、軽く吹っ飛んでしまう。
二度目の尻餅。あぁもうイタイイタイ。服が汚れるっての。
『あぁっ!私の魔法が効かないわ!どうしたらいいの?!』
…とか言ってみたいが今はふざけていられる場合じゃない。
やばい、このままだと燃えてステーキ一人前になってしまう。
うっ…と顔を腕でガードする。こんなので防げないのはわかってるけど、
やっぱ直撃は怖いし…
そんなことを考えているうちに防御魔法が飛んでくる。助かった〜…
>「間に合ったか…よかった…、じゃねえぇぇーーー!
おい!何考えてんだコート小僧、何の為に目を潰させたと思ってる!
何のためって…攻撃?
>これじゃあ攻撃目標は此処だって教えてんのと同じだぞ!
いいか竜の炎は、何百〜何千度の高温で低級や中級程度の水魔法じゃぁ到底防ぎきれるものじゃぁねぇんだよ!
やっぱりダメかぁ…もう少し考えて行動するべきだったな。
>それに防御は、俺に任せて攻撃に専念しろ!」
ゴーレムさんが任せろ、っていったんだから信じるしかないか。
ドラゴンを攻撃することに集中する。
>「クソッ…もうどうにでもなれ」
その時、スーツのお兄さんが先ほどアスカの撃った右目の近くを狙撃した。
きゅうしょにあたった? 相手は砂になって消えていった。
「R」と書かれたプレートが出現し、扉が開いた。
…誰も見てないし、高価なものだったらもったいないし、貰っちゃえ。
こっそりとしまっておいた。
偽竜、というのだとゴーレムさんは説明してくれた。
こんな古っちいダンジョンにそんな事ができる奴がいるのか…?
このダンジョン、ますます訳がわからなくなってきたぞ…
>「ぼう…、し……」
帽子を被っていた人が気絶していた。
さっきの叫び声にやられてしまったのだろうか…?
ゴーレムさんが運んでくれるみたいだけど、
このままじゃマズイ。他のみんなも疲れているだろうしね。
まだ実は次の部屋にもドラゴンがいて『ドラゴンは一匹だなんて誰がいった?』
なんて展開だったらたまったもんじゃない。
オレは皆に声を掛け止まってもらう。
「急に止めてすみません。応急処置だけど、体力を回復しておきます。【ヒールウィンド】」
まだ魔力は残っていたから、癒しの風を発動させる。
これもまだ初歩のもので、効果は微量だが室内全体に効果がある。
元気になってくれればいいけど…
出口が見えてきた。他の人との合流はかなり不安だが、
(だって、新参者が2人もいるし…)
先を急ぐとしよう。
通路もそろそろ抜けるみたいだ。
>630 >633
>「まぁ、いいか。」
オルニス君が出口の方へ向かいはじめる。
アバドンちゃんはどこかさっきまでと変わっているように見えた。
その答えはすぐに分かった。
>「あ、あの……その種私に譲って貰えないでしょうか?」
透き通るような声が聞こえた。一瞬誰が言ったのかと辺りを見回す。
「……喋れるようになったんだ!」
状況からいって間違いない、アバドンちゃんの声だ!
こんなに綺麗な声をしていたなんて。
それもただ綺麗なだけではない、声から不思議な魔力を感じる。
アバドンちゃんと、白昼夢の中で見た少女の姿がなぜか重なった。
もしかして……あの少女が? そんな考えが頭をよぎる。
でも今は早くあっちに行ったみんなを助けにいかなきゃ!
「はい、落とさないでね」
種をアバドンちゃんに渡す。
どっちにしろ彼女なら絶対いい場所に植えてくれるはず!
「行こう……ってあれ?」
>「見せてください、多少は治療できると思いますから」
包帯を取り出し治療にとりかかりはじめるアバドンちゃん。
ちょっとずっこけそうになったけどこれが彼女のいいところなのだ。
さっきの木を解放したのだって、彼女の澄んだ心が在ってこそ。
「……まあ少しぐらい大丈夫か!」
オルニス君の足にヒーリングをかけて治療の手伝いをする。
事態は急展開を告げていた!ヤマ勘で売った第2射下見事にウィークポイントをぶちぬいたらしい。すごいぞ私。
>「あ、あの……その種私に譲って貰えないでしょうか?」
喋った!アバドンさんが喋った!多分、もともとではなくさっきの龍の呪いだとかその類が原因だったのだろう。
「やったー!」
思わずテイル君に抱きついてしまった。その位嬉しかったから。やっと彼女と話せるのだ、ことばを通じて。
>633>635
>「見せてください、多少は治療できると思いますから」
けんけんと片足で跳ねていたら、急にそんな声をかけられた。
って・・・声?!
「お・・・?喋れたのか。でも、ほっといて大丈夫だぜ。しばらくすれば治る。」
これは事実。首飾りの力でさっきの扉に激突したときの痛みもひいてきていた。
だというのに無理矢理押さえつけられて治療される羽目に。
>「……まあ少しぐらい大丈夫か!」
「いや、だからほっとけば治ると・・・有難いけどな。」
とりあえずおとなしく治療してもらうことにした。
>637
――治療中――
>「いや、だからほっとけば治ると・・・有難いけどな。」
ほっとけば治るというのはハッタリではないようだ。
彼の装備しているチョーカーから癒しの魔力を感じる。
「いいもの持ってるね〜」
実はオルニス君の親方はけっこう凄い人だったりして。
――治療後――
通路を進みながらさっき拾った鍵に“L”と書いてある事に気付いた。
「……Left(東方の言葉で左を意味する)のLかな?」
またどこかの扉が開くかもしれないし持っておこう。
>635-638
>「……喋れるようになったんだ!」
治療の途中だったにも関わらずニッコリと微笑むと今再び言葉を発する。
「ええ、御陰様でコノ通り喋れるようになりました。」
何度聞いても美しいと言える声で彼女は歌うように言葉を紡ぐ。
喋れるのがよっぽど嬉しいのか、彼女の顔は何時も以上の満面の笑みを浮かべている。
それもそうだ、彼女は死人としてこの世に生まれてから一度も自分の声を聞いた事が無かったのだ。
少女時代の記憶にも歌を歌った記憶はあるが、鮮明には思い出せないでいたのだ。
でも、いきなり言葉が喋れるからと言って大して話す事も無いので、
彼女は早く次の声を出したくてうずうずしていた。
>「はい、落とさないでね」
アバドンは落とさないように両手で種を受け取る。
少女時代を一緒に生きた樹、それが今自分の手の中にある。
彼女は不思議な気分になった。そして暖かい想いが心の底から湧き上がる。
「ありがとうございます」
ふかぶかと頭を下げ、これ以上無い感謝を表した。
彼女は大切に荷物の中に種をしまうと途中だった治療にと戻った。
>「お・・・?喋れたのか。でも、ほっといて大丈夫だぜ。しばらくすれば治る。」
「痛そうにしているのを、そのままにするなんて私には出来ません」
と、強引に押さえつけ包帯を巻こうとしたその時、彼女はもう一つ思い出した。
とある歌を思い出した。それは、愛に包まれた歌。
少女の頃、母親から教わった人を元気する歌。
彼女は試しに歌ってみる事にした。昔の記憶では怪我をした動物をコレで治した事がある。
【詠唱:愛の歌】
彼女の歌は本当に不思議な物であった。
何やらとても澄んだ風が通り過ぎる様な、
身の底から力が湧くような、何でも出来そうな気分にさせてくれるそんな歌。
何時の間にか彼の体の傷は跡形も無く、疲労すらも取れていた。
「どうです?まだ痛みますか?」
そして、治療が終わった後に通路の反対側に行った人々を思い出し、彼女はわたわたと急ぎ始めた。
「そ、そういえば、通路の向こうへ行った人達はだ、大丈夫なんでしょうか!?」
何と言うか本当にマイペースである。
二手に分かれていた通路は先で一つになっていた。
どうやら二手に分かれた向こうの方も試練を抜けてきたようだ、集まっている数人が見える。
見覚えが無い人も混じっているが、これで無事合流と言うコトになって彼女は安心する。
「無事な様で何よりです」
いきなり声を出してしまったコトに驚かせてしまうと思ったが、帰ってきたのは歓声だった。
>「やったー!」
その様子を笑顔で見守る彼女。
>>639 >【詠唱:愛の歌】
アバドンちゃんは不思議な歌を歌うと、オルニス君の傷は跡形も無く消えた
妖精族の魔法でも難易度の高い強回復を見事にやってのけたのだ。只者ではない。
彼女がアンデッドになったのはこの力を危惧した死霊皇帝軍の仕業だろうか……?
治療を終えて通路を進んでいくと、人影が見えてきた。
>「無事な様で何よりです」
>>636 アスカちゃんが駆け寄ってくる。
>「やったー!」
「歌がすっごくうまいんだよ!
ウソみたいな話だけど……こっちにいた大きい木が喋れるようにしてくれたんだ!」
>>634 いつの間にか見たことの無い人が増えていた。
多分天井から落ちてきた人と同じような感じだろう。
「キミも迷い込んだクチかな?
ここって入ったら最後まで行くしかないみたい。という訳でよろしく!」
それに、入れなかったはずの人までいた。
「バラグさん……? 助けに来てくれたんだね!」
どうやって入ったのかは分からないが、戦力大幅アップは間違いない。
今更だがあの時コート小僧を助けなくても良いのでは?と思う、
何せ後で宝を奪うために戦うかもしれないからだ。
更によく考えたら喋り過ぎだと思う、敵に成るであろう者に
あそこまで親切にする必要は無かった、
もっと竜に痛めつけさせてから作戦を教えた方が良かったのでは?
何で今そんな事を考えるのか、何故あの時考えなかったのか、
考えてみると、あの時あいつ等が仲間に思えた、だからそんな事を考えれなかった。
俺は闇の人格者のはず、それともまだ前の人格が残っているのか?
いや、空っぽの人格に闇が加わり今の俺になったのだから
前が残るなどという事が有るはずが無い、それでは何故あいつ等が…。
そうこう考えながら歩いていると2つの道が1つになる場所に出た。
其処には、左の道に行った人たちがいた。
>「バラグさん……? 助けに来てくれたんだね!」
適当に言って誤魔化そう、こいつなら簡単に信じるだろうし問題ないだろう。
「嫌な予感がしたんでから来たんだ、
それと皆に迷惑がかからないように勉強して喋れる様になったから」
さて後は、宝のありかに行くだけだ、俺のために役に立ってくれよ冒険者たち。
―――死霊皇帝の部下の研究室―――
連絡用の水晶に黒い仮面・黒い服・黒い肌という全身黒尽くめの魔導師が映り
黒い魔導師は、其処にいた白い老人に話しかけた。
「おーいワイズ、バラグは、見つかったか?」
ワイズと呼ばれた白い老人は、水晶の前に立ち返事を返した。
「見つけたぞ、我々の仲間にするために最終調整として人格に闇を植えつけた。
バラグは、今最初の仕事でトリウス家のダンジョンにいる。
なにバラグの性能があれば、あんなガキどもであろが、お前が作った偽竜だろうが、瞬殺だろう」
黒い魔導師は、大声で勢いよく喋りだした。
「はあ!?お前何考えてんだドアホ!人格以前の問題にまだ未完成なんだよあれは。
あの"大切な部分"を作らなければ、人格が闇になろうとも悪に成らない可能性だってあるし
予定道理の力を出せない、大国破壊どころか上級竜を殺すことすらも難しいし
とっととバラグをつれて帰って最後まで作れ!」
黒い魔導師は、バラグを最後まで作ることをすすめたがワイズの言葉は、黒い魔導師にとって信じられないものだった。
「私が設計図を見たところでは、お前が言う"大切な部分"は、必要が無い。
もしもバラグがお前の言うとおりで成果を上げられなければお前に支払われる金は、ゼロだ。
どうしても最後まで作り上げたいのならお前がやるんだな、出来るだろ?バラグの設計者なのだからな」
その言葉を伝えるとワイズは、強制的に通信を切った。
>「嫌な予感がしたんでから来たんだ、
それと皆に迷惑がかからないように勉強して喋れる様になったから」
言語習得早ッ!
六武神になる予定だっただけあって高度な知能を搭載されているのだろう。
そんなこんなで無事に合流して通路を進んでいくと、やたら広い空間に出た。
また謎の声が聞こえてきた。
――第三試練、知恵の間へようこそ! よくぞここまで辿りついた!
君達なら必ずや解けると信じているよ!――
信じられても困るんだけど……それはともかく
今までみたいにどこからともなくじゃなくて、上から聞こえてるような気がする。
でも上を見ても天井があるだけだ。
辺りには一文字ずつ文字が書いてあるプレートが散らばっている。
部屋の真ん中には、プレートがはまりそうな台座が全部で20個並んでいる。
その左から4つの台座にはス・ラ・イ・ムと文字プレートがはまっている。
台座の後ろには、詩のようなものが刻まれた石版が立っていた。
↓
知られざる古都にて
燐光は舞い旅人に告げる
遠い記憶の果ての
輪廻の物語
読み上げるとこうなる。
「しられざることにて りんこうはまいたびびとにつげる
とおいきおくのはての りんねのものがたり……」
それにしても詩の上にある不自然な矢印はなんだろう……。
現在の台座の状態
スライム□□□□□□□□□□□□□□□□
ゴーレムさんがなんか思いつめていたようだけど、
どうしたんだろうか…?
やっぱ悪の組織からのスパイだったりするのかな?
…ないよな。
二つの通路が一つになったところで、
左の扉に入っていった人たちが待っていた。
…なんでほぼ無傷なんだ?こっちは結構疲れてるのに…
>「無事な様で何よりです」
うわっ!アンデッド(のようだけど人間のようにも見える)が
こっちに話しかけてきた!…まぁ、こっちにもこわーいゴーレムさんが
居ますけどね。確か、名前はアバドン…だっけか?
「こいつがちょっと大変なことになってますが、一応皆無事です」
ゴーレムさんの抱えている帽子くんのほうに目線を送り、
それから微笑みかける。あんなのと戦って命があっただけでも運が良かったんだ。
>「やったー!」
アスカがアバドンさんに駆け寄っている。何があったのか知らないが
再会できたのがうれしかった、という風に考えておく。深入り禁物。
小さな妖精さんがオレを発見して声をかけてきた。
>「キミも迷い込んだクチかな?
ここって入ったら最後まで行くしかないみたい。という訳でよろしく!」
「かっ…かっ…!」
可愛い!妖精を見たのは初めてだがこんなに可愛いものなのか!
確かテイル…って名前だっけ。名前も可愛いな〜。
「あ、あの、オレ、ソルって言うんだけど、よろっ」
完全にタイミングを逃してしまった。
さっきもそうだったし、もう気にしないことにした。うん。
皆先に進んでしまった。急いでついていく。
広いフロアに出た。ここで休憩できるかな?と思ったその矢先。
>――第三試練、知恵の間へようこそ! よくぞここまで辿りついた!
君達なら必ずや解けると信じているよ!――
う…まだあるのね。がんばらないと。
>「しられざることにて りんこうはまいたびびとにつげる
とおいきおくのはての りんねのものがたり……」
テイルが石版を読み上げる。あ、オレ、これわかるかも…
「ふんふん、わかりました。これはたぶん『アナグラム』です。
それぞれの文章の文字から組み合わせるとひとつの単語が
できるんだと思います…だから…」
し られざることにて り んこうはまいたびびとにつげる
と おいきおくのはての り んねのものがたり
「『しりとり』ですね。」
シーフとして色々な遺跡を巡って来たおかげで、
謎解きはわりとできるようになっていた。よかった。
「だから、言葉をつなげて20文字埋めるんですよ。こうやって」
現在の台座の状態
スライムカデ□□□□□□□□□□□□□□
「俺はなんの変哲もないただの人間さ…一発で倒れたのもただのまぐれ」
俺は砂を払いながら、デカブツにそう返した。
部屋を出る前に小僧が回復魔法をかけたが、効果はイマイチのようだ。
まだ第一試練の時の腰の痛みがとれない
多分、俺は自分に害のある魔法は効きすぎて、有効な魔法は効きにくい体質なんだろう
根拠はあまりないが
先に進むと、先ほど別れたメンバーと合流することが、出来た。
変わったことがあるとすれば、ゾンビちゃんが発声している所だろうか
喜ばしいことなのかも知れないが、俺の顔は曇っていた。
あの透き通るような澄んだ声を聞く度に、自らが犯した過ちが脳裏によぎる。
些かお節介な所のある彼女のことだ。こんな顔を見せたら、心配するだろう
俺は彼女に自分の表情を伺われないようにして、先を急いだ
第三の間に到着した
どうやら、今回は謎解きのようだ。
「どうも、俺はこの手の問題は苦手でな…
だけど、そうやって無闇に羽目ってっていいのか?
もし間違えれば、天井が落ちてきたりとか、棘付きの壁に挟まれるんじゃねぇのか?
とりあえず、何があるか確認ぐらいすべきだと思うぜ」
そう忠告した俺は、なるべく自然な形で、デカブツの隣についた。
「…なぁ、アンタ人殺して来たろ」
周りに悟られぬようひっそりと話しかける
「さっき言わなかったが、アンタが来た時、血の匂いがしたんでな
…まぁ、だからって別に何もねぇんだがな
アンタと俺が同じ立場だと推測して話す
俺はアンタを連れて帰るように命じられている」
>643−644
>「かっ…かっ…!」
か……何!?
>「あ、あの、オレ、ソルって言うんだけど、よろっ」
「ボクはフェアリーのテイル。よろしくね!」
――第三試練の間――
ソル君はあっという間に石版を解読してくれた。
杖を持っていることから推測しておそらく魔術師。
きっと魔法学校に行って難しい勉強をしたのだろう。
「さすが……!」
>「どうも、俺はこの手の問題は苦手でな…
だけど、そうやって無闇に羽目ってっていいのか?
もし間違えれば、天井が落ちてきたりとか、棘付きの壁に挟まれるんじゃねぇのか?
とりあえず、何があるか確認ぐらいすべきだと思うぜ」
カラスさんが忠告してくれた。
「そうだね」
壁を調べながら言う。
「きっと初代当主はそれだけ厳重に守りたかったんだ。
だったら尚更手に入れなきゃいけない。
この前の獄炎のバルトールって闇の軍勢の中でも幹部クラスだったんだよ?
もうあんなのが出てきてるってことは……急がなきゃ大変な事になる……」
伝説級のアイテムは手に入れれば闇の軍勢に対抗する強力な武器になる。
逆に、闇の軍勢の手に渡ったら何が起こるか分かったもんじゃない。
不死の王が頂点に君臨する闇の軍勢は
生きている者達の命なんて何とも思っていないのだ。
……といっても、とっくの昔に一つ渡っていたわけだけど。
「ドラゴボルグをキミが持ってたのは本当ラッキーだったよ」
バラグさんに笑いかけた。
特に目立った罠はなさそうだったので、しりとりをつなげる。
台座の状態
スライムカデッキブラシ□□□□□□□□□
>639
>「どうです?まだ痛みますか?」
「ん?あぁ、大丈夫。ありがとな。」
とりあえずどう感謝を伝えたらいいか分からないので頭を撫でてみる。(首が落ちたりしないように)
で、向こうに行ってみたら入り口で難儀してたはずの巨大な鉄塊(?)が・・・
「・・・・・・(どうやって入ったんだッ?!)」
気にするのはやめる事にした。
で、『しりとり』かぁ・・・。
台座の状態
スライムカデッキブラシンドローム□□□□
>「…なぁ、アンタ人殺して来たろ」
こいつ、鼻が利く奴だな、だがそれが命取りに…
>「さっき言わなかったが、アンタが来た時、血の匂いがしたんでな
…まぁ、だからって別に何もねぇんだがな
アンタと俺が同じ立場だと推測して話す
俺はアンタを連れて帰るように命じられている」
同じ立場?という事は、こいつも死霊皇帝の部下なのか?
もしもそうなら冒険者たちに仲間がいると知らせられるはずなのだが…
如何いう事かさっぱりだな、とりあえず仲間ということにしとくか。
「もうやる事は済んだ、俺を連れて帰らなくてもいい。
それと俺は、宝を奪うために此処に来た。
後で戦う事に成るかも知れないから先に言うぞ戦う時は、本気で戦う。
怪しまれないためだ、死んでも恨むなよ。」
>「ドラゴボルグをキミが持ってたのは本当ラッキーだったよ」
「…そうだな」
俺はこの笑顔を壊さなければいけないのか…
とりあえず手伝うか、目的のために。
台座の状態
スライムカデッキブラシンドロームクドリ□
頭をよぎる走馬燈
幼い頃、父から貰ったぶかぶかの帽子
一夜にして全てを失ったあの日
奪い、殺すだけの空虚な数年
そして…
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「…………………うぷっ」
いまだに響く耳鳴りと定期的な揺れに悪化した吐き気に目を覚ますと視界が妙に高かった
よく見ると巨人が自分を抱えていた
巨人を叩き目を覚ましたことを告げ、下に降ろしてもらう
とりあえず巨人の足を背もたれにして座り状況を確認する
あの紫色で別れた三人も合流済みらしくみんなで頭を捻っていた
多分彼らに任せれば大丈夫だろうと 予測し体を休めていると、頭が妙に涼しく感じ 帽子が無いことに気づいた
慌てて立ち上がって近くの巨人とスーツ男に聞いてみる
>>644>>647 「帽子!?」
急に大声を上げたので 更に気分が悪くなったのは言うまでもない
>646-647
最後の一文字をはめ、しりとりを完成させる。
スライムカデッキブラシンドロームクドリス
――おめでとう、第三の試練クリアーだ! 君たちは僕に挑戦する権利を得た!
謎の声と同時に、轟音が響き始めた。
天井が開き、落ちてきたものは巨大な粘液状の物体!
「現れたな……親玉!」
ロッドを持って身構えるが、さらに驚くべき事が起こった。
スライムの一部が突き出し、人の形を成していく……!
「はじめまして、僕は先代の光の勇者にしてトリウス家初代当主ハーメル・エル・トリウス。
正確にはその意志が刻まれたスライムさ!」
その声は、紛れもなく最初から聞こえていた謎の声と同じもの。
変化が終わったとき、スライムの上には、貴族服の青年が立っていた。
なぜか完成時には背景に薔薇が散る演出付きである。
実際にはスライムの一部が擬態しただけなのだが、色まで見事に人間を再現している。
その手持った美しい竪琴をかき鳴らすと、さっき天井から落ちてきた人を癒しの光が包む。
>>648 「何、帽子ぐらい後で返してあげるよ。
しっかし、第二試練にあんな物騒なものを置いた覚えは無いんだけどな」
予想外の行動に、思わず尋ねる。
「今回復した!?」
「回復ぐらい朝飯前さ、これこそセイレーンから授かったトレビア〜ンなアイテム
魔法のハープ“セレネストリングス”だからね。
僕に勝てたらキミ達にプレゼントしようじゃないか! ステージセット!」
ハーメルが指を鳴らすと、さっきまであった20個の台座と石版が地面に埋まっていく。
「じゃあ始めるとしよう。勇者にふさわしいゴージャスな戦いを魅せておくれよ!」
【詠唱:薔薇薔薇タイフーン】
ハーメルはハープを弾きながら奇妙な歌を歌い始めた。
するとなぜか薔薇の花弁が舞う凄まじい竜巻が巻き起こる!
>「さすが……!」
皆がそれぞれに謎解きをしたり、休憩をとったりしている間に、
テイルからお褒めの言葉をあずかった。
「学校で石版の解読とかは習ってたから。
それに何回かこういう所、来たことあるしね」
ちょっと照れくさかったけど、ほめてもらうことなんて
学校ではほとんどなかったので、すごく嬉しかった。
そしてテイルが最後の一文字をはめ、完成させると
天井からスライムが落ちてきた。
「うわっ!きもっ…ちわるい…」
と思っていたが、人間の姿に変わっていった。
…なんかこいつアホというか天然キザというか…まぁ人の趣味だから気にしないでおく。
帽子君の傷を謎の音楽が瞬時に癒す。
『セレネストリングス』なる魔法アイテムのおかげらしい。
ほっ…欲しい!しかも、セイレーンってあの
綺麗な歌声で人を騙すというかなりの上級モンスターのはず!
そいつが持ってたなんて…なんとしても持って帰る!
>「じゃあ始めるとしよう。勇者にふさわしいゴージャスな戦いを魅せておくれよ!」
>【詠唱:薔薇薔薇タイフーン】
さっそく戦いが始まった。彼(?)は吟遊詩人らしく、
魔力のこもった音楽を武器に攻撃してきた。
どうやら近づかせてくれないようだ。それなら魔法で対抗するしかない。
「炎よ!【フレイムシュート】!」
下級魔法だが、目的は相手の薔薇を燃やすこと。
おそらくあの竜巻には殺傷力がない。
花弁と竜巻のあわせ技による斬撃が狙いだろう。
杖をブンブン振り回し、火球を何発も発射し、確実に薔薇を燃やして行く。
「皆!あいつに歌わせたら厄介だ!オレが魔法で相手の音楽を邪魔するから、
その間に攻撃してくれ!」
あぁ、宝を目の前にしたら敬語忘れちゃったよ。
まぁいいや、何があっても勝つ!
【詠唱開始:サイレンス】(対象を沈黙にする魔法。詠唱はまだ完了していません)
オルニスに突然頭を撫でられる。
身長が約180cmはある彼女は撫でにくいと思いその場にしゃがむ。
その瞬間、過去の記憶の一部と感覚がリンクした。
それは、母に褒められ、頭を撫でられる記憶。
思い出したと言うべきだが、彼女はまだ自分の記憶が未だに自分の物では無い気がする。
一気に膨大な量の記憶が流れてきて、処理が追いつかないのだ。
でも今はこの心地良い感覚に身を任せていた。
逆側の通路から出てきた人たちに見慣れない人が居るのが見えて
自己紹介しようとしたら彼女は思いっきり置いていかれていた。
「あ、あれ…?み、皆様方〜、置いていかないで下さいー」
相変わらず彼女はマイペースである。
彼女が試練の間へと追いつくと、
天井が開き巨大なスライムが落ちてくる。
どうやら話を聞くと第三の試練はもう終わってしまって居たようだ。
そして、この巨大なスライムに挑まなければならない事も知った。
背負っている細長い剣を引き抜き、構えようとするが構え方が解らない。
最早どうやって攻撃する武器なのかも忘れていた。
>【詠唱:薔薇薔薇タイフーン】
そんな事をしていると敵の攻撃に見舞われた。
それは自分と同じ不思議な歌。だけれども、彼は自分の物とは違い激しい印象を持つ。
自分には愛の歌と使い方の解らないこの武器しか手持ちに無い。
おろおろとする事しか出来ない彼女の目の前で炎が放たれる。
>「炎よ!【フレイムシュート】!」
戦っているのは私だけではない、と彼女は自らを取り戻した。
彼女は自らに秘められた歌を再び思い出した。
【詠唱:戦の歌】
それは、幼少の頃野生の世界の動物に教わった
戦いに挑む時に上げる咆哮の様な激しく荒々しい歌。
しかし、彼女の声はそれでも美しいと言える歌声を保ったままだった。
彼女の歌声は周りに居る者達の体に作用し、攻撃、移動にブースト効果を与えた。
>650-651
初代当主はアバドンちゃんと同じ力の使い手だったようだ。
>「炎よ!【フレイムシュート】!」
ソル君が魔法で薔薇を燃やす。
なるほど、この技見た目は派手だけど薔薇を消せば殺傷力が無力化できるみたい。
>【詠唱:戦の歌】
アバドンちゃんが力強い歌を歌う。
すると、驚くほど速く飛べるようになった。
「【エネルギーボルト】!」
上空を飛びながら魔力の矢を打ち込んで少しずつダメージを与えていく。
653 :
名無しになりきれ:2008/11/26(水) 16:06:44 O
あげておきますね
天井から現れたスライムは、バラグが狙っている物を持っていた。
>【詠唱:薔薇薔薇タイフーン】
敵は、吟遊詩人とスライムの融合体か?、それなら先ず人の部分を爆破してから
ドラゴボルグで突けば良いのだが、やるべきではないな。
俺の目的は、敵が持つ物だ、それを手に入れるには、こいつ等に
戦いを殆どまかせて敵を倒させ、疲れさせてまともに戦えないようにするのがいい。
そうすれば奪う時に簡単に行くだろうからな。
さて冒険者達、せいぜい頑張ってくれよ、俺のためにな。
「お見事、攻略法を見抜いたようだね(>650)
そこの君! サボらずに真面目にやりたまえ!(>654)」
ハーメルは歌うのをやめ、間奏のような演奏をしている。
「……これならどうかな!?」
台座のスライム部分からたくさんのグリーンスライムが湧き出てきた!
「【エンチャントウェポン】! ソル君とアバドンちゃんを守って!」
周囲にいた接近戦系の人の武器に魔力付与の魔法をかける。
ソル君の呪文詠唱が完成するかどうかが鍵になりそうだし
アバドンちゃんの歌が無いと多分まともに戦えない。
ボク達がスライムの相手に右往左往している間、ハーメルは感慨深げに語っていた。
「君達を見ていると昔を思い出すよ……
龍の槍の使い手、星の守護者たる妖精、魔法を操る怪盗
異世界から来た勇者……そして呪歌士」
そこで再びハープを構える。
「今から歌う歌が完成すれば逃げ場は無い、キミ達は雷撃で黒こげになるだろう!
力ずくで止めてみたまえ!!」
【詠唱開始 青い稲妻】
おそらく、あいつの得意とするものは、呪歌。
魔法のような効果のある歌で戦うって事は、きっと
あの魔法も通じるはず…
>>651 >【詠唱:戦の歌】
なんと、アバドンさんも呪歌の使い手だったようだ。
呪歌の効果で、魔力を高めやすくなった。
よし、これなら間に合う!
>>655 >「……これならどうかな!?」
また新たにスライムが湧き出てくる。
まずい、今妨害されたら困る。
すると上空で戦っていたテイルが新たな魔法をかけた。
>「【エンチャントウェポン】! ソル君とアバドンちゃんを守って!」
前の方で戦ってくれている皆に魔力がかかる。
先ほどのアバドンさんの歌と重なってかなり強化されただろう。
これならスライムにも物理攻撃がきくかな・・・?
詠唱は完成した。あとはスライムにやられようとかまわない。
魔法を発動させる!
>「君達を見ていると昔を思い出すよ……
龍の槍の使い手、星の守護者たる妖精、魔法を操る怪盗
異世界から来た勇者……そして呪歌士」
>「今から歌う歌が完成すれば逃げ場は無い、キミ達は雷撃で黒こげになるだろう!
力ずくで止めてみたまえ!!」
【詠唱開始 青い稲妻】
「完成すれば、の話だろっ!少し大人しくしてろ!【サイレンス】!」
そして新たな魔法を唱えだす。
「【ルナライト】!」低威力の魔法で確実にダメージを与えて行く。
あいつを邪魔するといった以上、スライムにちょっかいをかけている暇は無い。
スライムを他の人にまかせ、今は眼前の敵に集中する。
>656
空間のそこかしこが帯電して青白い火花がはじけ始める。かなーりヤバそうな予感。
>「完成すれば、の話だろっ!少し大人しくしてろ!【サイレンス】!」
ついにソル君の魔法が発動。
その瞬間、今にも炸裂しそうだった電撃が消え去った。
「呪歌が封じられた……!? そんなバナナ!」
見るからに分かりやすくうろたえている相手。
>「【ルナライト】!」
攻撃に転じたソル君に加勢する。
「【エネルギーボルト】!」
このまま押し切っちゃえ!
そう思ったとき、敵がまた予想外の動きを見せた。
「僕の歌を封じるとは……やるじゃないか!
特別にトリウス流剣術をお見せしよう!」
ハーメルはハープを足元のスライム部分に収納する。
そして右手を振ると、手の中にレイピアのようなものが現れた。
多分これもスライムを変化させたものだろう。
「アン・ドゥー・トゥル――ッ!!」
妙な掛け声と共に、人型部分が台座の巨大スライム部分から分離して
無駄に華麗な動作で三回転しながら飛び降りた! 例によって背景に薔薇が散る。
「トリウス流剣術……トリプルアクセル!」
縦横無尽に三回転ジャンプしながら飛び回りはじめた! もちろん薔薇を散らしながら。
もはやアホにしか見えないが危険この上ない!
>>649 突然体が光ったときはどうなることと焦ったが体の嘔吐感がとれ、寧ろ力が沸いてきた
「…?」
「やはり弱ってる者を倒すのはフェアじゃない、だろう?」
先程現れた気持ち悪い物体は自信たっぷりに言い放ち歌を歌い始めた
緊張感のない癖に激しい攻撃、そして不定形には今さっき嫌な思い出があり
身を守ることしかできなかったが金髪がやつの歌を止めたことで流れが変わった
>【詠唱:戦の歌】
死体の変な歌で力が漲り
なんだが緑色の物体が沸いてでて
>「アン・ドゥー・トゥル――ッ!!」
ボスが更にややこしくなった
しかし先程の詠唱妨害が厄介だったのかフェイントをかけながらも金髪を狙っているのがわかった
「フィニーシュッ!」
「背後っ!」
金髪の後ろからの攻撃を構えた盾で紙一重で止めきった
重い、骨の軋む音がした が、そんな事を周りの緑色は待ってくれない
えぇい、一か八かだ
「金髪!死体! 頭!」
一応味方に注意を促し腰の斧を自分の周囲一体に振り回した
「《渦》ッ!」
360゜全てを攻撃
斧が溶ける心配もあったが斧は気持ちよいぐらいに緑色を真っ二つにした
戦の歌、恐るべし
さて、残るは目の前の軟体貴族をどうするか…
正直構えた左腕がそろそろ限界である
「…………もしかして、本気でやっているのか」
あまりにも、アホ過ぎて呆きを通り越し、美意識を感じるぜ全く
とはいったものの、これはこれで厄介なことになったな。
「ハープはスライムの中、敵は分裂それに加え本体がどっちなのかも分からない以上俺は全く力になれないな」
俺はアチコチに逃げ回りながら、奴を倒す術を考えていた。
とは言ったものの、こっちの世界のことに関して無知な俺だ。
何も思いつかない。
「なんだありゃ?」
一カ所だけ床の色が違い箇所を見つけた
うるさい敵だ、俺たちを本気で殺そうとせずに試している、…気に食わないな。
お望み通りに真面目に遣ってやるよ、少しだけな。
敵の人型部分に白い輝きを放つ爆発を起こし木っ端微塵に吹き飛ばした後
ドラゴボルグに魔力を込め巨大スライムに向かって突きと同時に強力な衝撃波を放った。
衝撃波は、バラグの直線状のグリーンスライムを一掃し巨大スライムにダメージを与えた。
これで少しは黙るか?…少し遣りすぎたか、まさかこれ位で死んだりしないよな?
まだ死ぬのは早いぞ、もう少しこいつ等を疲れさせてからにしろよ。
「こ、これは困りましたね…」
彼女は今、非常に困っていた。
なぜなら、今現在の彼女の記憶の中には、補助用の歌しか含まれて居なかったからである。
今、彼女の戦闘知能は少女だった頃のそのものである為、持っている武器の使い方も良く解らないでいた。
思い出は全て持ち越しているのに、技能全ての記憶が抜け落ちている。今の彼女はそんな状態である。
彼女は攻撃手段の一切持たない前衛なのだ。
能力アップやらは済ませたし、
後衛で回復役に回れば良いと思っていたがスライムが発生してそうもいかなくなった。
彼女は武器が燃えている事に何の疑問も抱かなかった。
既に体験した事故に気にも留めなかったのだろう。
とりあえず、持っている武器で緑色のスライムを切ると言うより叩く様な形で攻撃を仕掛けた。
だが、弾力性のある体に押し戻されて彼女は、その力があってこそ反動も強く後方に飛ばされた。
ズザーっと地面を滑り、彼女は自分の無力を実感した。
>「《渦》ッ!」
すると、まだ名も知らない者の攻撃で周りのスライムが横に真っ二つとなった。
正直、倒れてて良かったと思う彼女。
スライムが一掃される様を見て、自分も頑張らなくちゃ、と意気込んだ。
だが、自分には有効な攻撃手段が無い。
故に彼女は歌う。純粋に願った少女の想いの歌を。
聞き入れてくれるかも解らない、そんな願いに過ぎない。
だからこそ力強く、優しく、包み込むような歌を紡ぐ。
【詠唱:平和讃頌】
特に魔術的な意味は無いが、彼女は歌う。精一杯にその意味を伝えようと。
武器を収め、誰もが笑って過ごせる世界。そんなのは有り得ないのかも知れないが彼女は平和を願う。
人が平となるのは難しいかも知れない、動物に和を求めるのは難しいかも知れない。
けれど可能性は無ではない。その数%に彼女は願う。
人間として色々足りない彼女は誰よりも誰よりも純粋な想いを抱いて歌う。
今、彼女の時は少女時代で止まっているままなのである。
・・・うぉ、これはひどい。
なんだこのスライムは。
とりあえず魔法の効果範囲から抜け出る為に加速された力もつかって
オレは相手の右手側に回りこむように走っていた。
>「《渦》ッ!」
おかげで物騒な味方の攻撃からも回避できたのはいいんだけれども・・・
>「アン・ドゥー・トゥル――ッ!!」
「やかましいッ!」
とりあえずスライムを避けながら部屋の角に向かう。
もしランダムに動いているとして、角に向かってくるなら当然真正面からしか来ない。
来たら撃ち落してやる!
>>657 運よく相手の呪歌を封じることが出来たみたいだ。
テイルも手伝ってくれて順調に相手を攻撃していく…
だけどなんか相手の体から急にレイピアが作られオレに襲い掛かる。
(ダガーじゃ受け止めきれない!)
とっさに杖を構え防護魔法を唱えようにも間に合いそうに無い。
トリプルアクセルって何だよ!氷の上でやれよッ!
>>658 その時、帽子の人が咄嗟にオレの背後からの攻撃を受け止めてくれた。
「助かったよ…」助けてもらったのはこれで二度目だ。オレも頑張らなくちゃ。
>「金髪!死体! 頭!」
「あっ…リョウカイ」ちょっとわかりづらかったが、彼が斧を構えているのを
みて、わかった。被害が及ぶのを防ぐため、咄嗟に伏せる。
大多数のスライムが切り刻まれる。テイルとアバドンさんのブースト効果で
スライムにも物理攻撃が効くようになったみたいだ。
>>660 戦わずに遠くから見守っていたゴーレムさんが、攻撃に転じた。
人間体、スライムもろとも弾け飛ぶ。
「ぎにゃあああああぁぁぁぁあああああぁ!」
散らばった液状の元スライムから声がする。
「でも、残念で・し・た♪僕らスライムは残骸さえあれば
また集束して元の姿に戻れるのさ。ちょっと危なかったけどね。」
一瞬グロテスクな形からまたもとの人間体とスライムが形成される。
そしてキザな人間体と分離した大きいスライムからどんどんスライムが生成されていく。
>>662スライムに囲まれない為オルニス(て言ってたよな?)が部屋の角でスライムを迎え撃つ。
>>661さらにすかさずアバドンさんが呪歌の詠唱に入る。…あれ、この歌…?
スライム達が戦意を失ったのか、動きがのろくなる。
この隙に先ほど攻撃を受け止めて左腕をいたそうにしている帽子の人に
治癒魔法をかける。相手の呪歌は封じたし、直接攻撃が効くとわかったので、
無駄に魔力を温存する必要もないだろう。
「治癒の奇跡よ…【ミラクルライト】」
魔法を終わらせ、ダガーを構え戦闘態勢に再び戻る。
>>659 「なんだありゃ?」
お兄さんが床の不自然な点を見つける。
「あ、あそこから不思議な魔力を感じる…!」
>658 >662
スライム大量発生に飛び回るアホ貴族。
>「《渦》ッ!」
対するこちらも大技を炸裂させ息もつかせぬ激戦が繰り広げられる。
>660 >663
バラグさんの攻撃でアホ貴族巨大スライムもろともバラバラになった。
すごい威力だ。
「やった……!?」
期待したのもつかの間、すぐに元に戻って
さっきまでにも増してスライム大量発生させ始めた!
>659 >661
アバドンちゃんがまた新しい歌を詠唱し始める。
>【詠唱:平和讃頌】
さっきの歌のような魔力は感じられないが、目に見えてスライム達の動きが鈍くなる。
>「なんだありゃ?」
カラスさんが見つけたのは、一箇所だけ床の色の違う箇所。
その上に乗ってみたときだった。
「なんて素晴らしい歌だ……!」
アホ貴族が歌に感動している!
そして巨大スライムから二つのものを取り出した。
一つはハープ、もう一つは大きな帽子。
「感動した! 素晴らしいチームワークに裏打ちされた戦闘力と平和を願う心……!
合格だ、君たちなら必ずや世界を正しい方向に導いてくれるだろう……受け取ってくれ!」
浮遊してきたハープを受け取る。
同時に、投げ斧使いの青年の頭の上に帽子が着地する。
「ほら、帽子だ。もう無くしてはいけないよ」
次の瞬間、足元で魔術的な力が発動した。
「出口はそこだ! ここは僕に任せて逃げろ!」
いきなりこっちを指差して叫ぶアホ貴族。そして彼はバラグさんのほうに向き直る。
「しらばっくれてもムダだ……闇を見分けるようにプログラムされてるからね。
攻撃を受けた時すぐに分かったよ!」
さっき大量発生したスライム達が一斉にバラグさんに襲い掛かって包み込む。
「え? えーーーーー!?」
あまりの事に訳がわからずにうろたえている間に
足元から発生した光の柱の中を上昇し地上まで転送されてしまった。
その瞬間目に入ったのは恐ろしい光景だった。
そこらじゅうに人が倒れている。動く様子は無く、すでに息絶えているようだ。
「……レム」
近くに倒れていた召使いが息も絶え絶えに何かを呟いている。
「しゃべっちゃダメ!」
「老人……ゴーレムに……光……あてて……」
そこまで言って召使いは息を引き取った。
短い言葉だったが、何があったかを知るには充分すぎた。
少し目を離した隙に死霊皇帝軍の者が来てバラグさんを闇に染めたのだ。
信じたくないけどそれしか考えられない。
「違う……ウソだ、うわあああああああああああああ!!」
気付くと、地下まで届くんじゃないかと思うほどの絶叫をあげていた。
生命を育む光と不死の王が君臨する闇。
決して相容れない二つの存在。天地開闢以来の普遍の理。
だけどいつも思っていた。本当に分かり合えないのかって。
だからキミ達と出会えて、本当に嬉しかった。
キミ達なら、昔の僕達が出来なかったことを成し遂げてくれそうな気がするんだ。
だから僕も……。
「愛と勇気の素晴らしさを叩き込んでやる……身をもってね!!」
人型スライムが巨大スライムと融合し、形態を変化させていく!
ほどなくして、第二試練の偽竜よりも何倍も何十倍も巨大な竜が姿を現した!
それは伝説の巨龍……エンシェントドラゴン!
――さあ来い!!
古の時代、世界を救った勇者の咆哮が響いた。
666 :
名無しになりきれ:2008/12/03(水) 16:43:51 O
666
地上に戻ると、そこは出発前に見た豪邸であることを忘れるぐらい酷い有り様だった。
むせっかえる程の死の臭い…やったのはあのデカブツなんだろうな
既に出口であるワープゾーンに居たのか、それとも、あの貴族も甘ちゃんだったのだろうか
「…結局よぉ…世界は歌のようにあまくねぇってことだな」
煙草に火をつけながら、ゾンビちゃんに目線を送る。
正直に、言うならばあの歌を聞いた瞬間、今まで生きてきた中で最も不愉快な気分になっていた
人間の一番汚い部分を知っているからこそのいかりなのかも知れない。
終わったか…後は、奪い取るだけだ。
ハープを奪い取ろうと近づこうとした時、テイルたちのは、光の柱に包まれた。
それが地上への転送魔法だと察知したバラグは、急いでハープを奪い取ろうとしたのだが、
大量のスライムたちに包み込まれて動けなくなり、目的のものを逃してしまった。
>「しらばっくれてもムダだ……闇を見分けるようにプログラムされてるからね。 攻撃を受けた時すぐに分かったよ!」
「……それが如何した?こんなスライムどもすぐに吹き飛ばして目的のもの、あのハープを奪い取りに行ってやる。」
自分に纏わり付くスライムを爆破し吹き飛ばした。
>「愛と勇気の素晴らしさを叩き込んでやる……身をもってね!!」
人型と巨大スライムが融合し伝説の巨龍エンシェントドラゴンが出現した。
「なるほどそういう事か、お前のその余裕の態度の理由が解った、…だが俺は倒せん。
我が魔力を喰らえ竜の矛よ、そして伝説の龍すらも倒す最強の一撃を生み出せ!」
ドラゴボルグに大量の魔力を注ぎ込み構えた。
「受けろ、全てを粉砕する紅い波動を【ドラゴスレイブ】!」
突きを放つと共に強力で巨大な紅い衝撃波が放たれ、敵を跡形も無く粉砕して消滅させた。
さて、あいつ等を追いかけるか…といいたいが魔力が後、衝撃波一発とバリア3枚分しかないな。
此処に来る前地上で魔力補充したのだが足らないな…やはり最大まで魔力供給せずに出てきたからか。
最後の衝撃波は脱出用、後はバリアのみであいつ等と戦うか…、無理だな今回はあきらめよう。
何処からともなく白い霧が現れ、霧は人の形になり喋った。
「バラグ、任務を失敗したみたいだな、だがまあいい。
お前に新たな任務を与える、任務の内容はあの者達の監視だ。
あの者達は、強く成るかも知れん、あの時のあの者達の様に。」
「あの時のあの者?誰だそれは?」
「………………光の勇者だ……。
最初は、あまり気にもせず弱い奴らだと思っていた、だが気づけばいつの間にか強くなり
急いで部下を送らせたが、その時にはもう手おくれ。
光の勇者達は、皇帝様と同じ強さを持ち、皇帝様を封印してしまったのだ。
あの者達に急激に強くなる兆候が現れたのなら………あの者達を殺せ。」
色んな道具が入った袋を残し白い霧は消え去った。
「…殺せ……か…」
バラグの心には、その言葉が突き刺さるように残った。
正直拍子抜け。アバドンさんの歌によって
キザな奴が勝利を認め、戦闘は終了。
お前は何がしたかったんだ。
出てきた地上。うーんっと伸びをしてみる。
しかし、ハープがテイルの手に渡っている。
どうやって盗んでとんずらぶっこいてやろうか。
…なんて考えていられなかった。
>>664 入る前とうってかわって人の生気を感じ取られない屋敷。
というよりもはや廃墟。
>「老人……ゴーレムに……光……あてて……」
>「違う……ウソだ、うわあああああああああああああ!!」
「嘘じゃないよ」
さらりと言い聞かせる。
妖精だからもっと人より生きていてこういう事も落ち着いていられると
思ったんだけどな。やっぱまだ子供か。…まぁオレも子供だけど。
「多分…黒魔法の一種だよ。相手を使役し、破壊活動をするもの。
純粋な心の持ち主程はまりやすいんだ。
テイルがかなり信頼していた仲間だったみたいだしね。」
闇の勢力に黒魔法の使い手がいるとなると…少し厄介だ。
できれば戦いたくない。
…最も、この宝を持って帰ればこいつらとはお別れだけど。
「こんな時にあれだけど…オレの目的それなんだわ。
とてもじゃないけどこんな事でいちいち喚くような子供が
持ってても仕方ないし、渡してくれないかな?」
>>667 >「…結局よぉ…世界は歌のようにあまくねぇってことだな」
スーツのお兄さんがアバドンさんの方を見て、皮肉を言う。
うん、その通り。誰一人オレが宝目当てに忍び込んだ事に疑いを持たなかったのは
うかつだったね。
>>669 >「多分…黒魔法の一種だよ。相手を使役し、破壊活動をするもの。
純粋な心の持ち主程はまりやすいんだ。
テイルがかなり信頼していた仲間だったみたいだしね。」
ソル君のあまりの豹変っぷりに驚く。
何で普通の少年がこの状況を見て妙に冷静なんだ?
それに色々知りすぎてるような気もする。
「君は……何者?」
一瞬人間に化けた魔族を疑ったが、それは無いと思い直す。
ボクだって光の眷属のはしくれだ。闇の者が近くにいれば判別がつく。
……じゃあバラグさんが闇に染められてたのに気付かなかったのはなんでだろう。
きっと闇の眷属に共通する何かが無かったからだ。それが何かは分からない。
思考はソル君のとんでもない申し出に中断された。
>「こんな時にあれだけど…オレの目的それなんだわ。
とてもじゃないけどこんな事でいちいち喚くような子供が
持ってても仕方ないし、渡してくれないかな?」
「そうなんだ〜……って何でやねん!?」
とりあえずノリツッコミをしておいた。
なんたるマイペース。本当に悪い奴ならそんな事を正直に言うはずが無い。
なるほど、彼は単身世界を救おうと頑張る少年……100パー無い!
単なるトレジャーハンターの類だろう。
>>667 「…結局よぉ…世界は歌のようにあまくねぇってことだな」
アバドンちゃんには可哀想だけど彼の言う事は正しい。
どんなに分かり合おうとしても、相容れない者達がいる。
揺るがない平和を実現するために、打ち倒さなければならない存在がある。
それが世界の理。そして、ボク達は光の世を守るために存在する防衛機構。
「そうだよ……奴らはこんな事を平気でする!心を平気で弄んで命を平気で踏みにじる!
だから終わらせる……封印じゃ足りない、この代で完全消滅させてやるんだ!!」
と、熱く語っていると思いがけず突然隣のドアが開いて注意された。
「これ、こっちには怪我人がおるのだ、静かにせんか!」
出てきたのは、やたら態度のでかい美幼女。
他でもないフェアリーの族長にして先代の光の勇者レジナである。
彼女はボクが持っているハープを一瞥して言った。
「やれやれ、なんとかそれは奪われずにすんだようじゃの。
妾が来るのがもう一足速ければのう……来た時にはすでにこの有様。
助かりそうな者どもを治療しておったのじゃ」
彼女が出てきた部屋には、顔面蒼白の当主をはじめとする運良く助かった数人がいた。
「どうしてここに!?」
「うむ、実は伝えねばならぬことがあって来た。
……闇の者どもが本格的に動き始めたようじゃ」
族長は驚くべき事を告げた。
「実は……ゴンドラ村が襲撃をうけた。
魔女や守人、村長の爺さんなどの力ある者の存在が奴らの目についてしまったのであろう。
ミト殿達の決死の応戦によって被害は最小限に食い止められたが
ミト殿がその際に負傷した。
今は妖精の森でかくまっておるが飛べるようになるまではしばらくかかるだろう。
このままでは移動も思うままにならん。
そこでだ……まずは海洋都市オーシアにおもむき飛空艇を手に入れよ!」
【海洋都市オーシア】
島自体が一つの街になっている一大都市。
古代魔法文明3大都市のうちの一つといわれている。
太古の昔から大規模に破壊される事がなかったため
町並みの至る所に古代文明の名残をとどめている。
伝説の古代種族セイレーンを都市の守り神として崇めている。
いつの頃からか中央広場にある巨大帆船が街のシンボル。
「飛空艇……あの魔力で空を飛ぶ伝説の乗り物!?」
「そうじゃ、街のど真ん中に無造作に置いてあるはずじゃ。
今は眠っておるがそのハープの力があれば必ずや目覚めるであろう。
今回の動きはくれぐれも奴らにバレてはいかん。一般旅行者を装ってゆけ」
「どうやって?」
族長はド派手なチラシを取り出した。
「調度よくトリウス観光主催の豪華客船で行く海洋都市ツアーがあるらしい!
おぬしの姿消しの魔法で乗ってしまえば楽勝じゃ!」
背景にトリウスグループ総元締めの当主がいるのを気にもとめず
ただ乗りの方法を解説する族長。
でも当然ながら当主はそれどころではないようだ。
そうしている間に表が騒がしくなった。騒ぎを聞きつけた街人達が集まってきたのだ。
「早く行け! ここは妾がうまく片付けておく」
そしてソル君たちに向かって言う。
「嬢ちゃんと小僧たち、あやつは闇から世界を救う旅をしておるのだ。
忠告しておくがついていったら確実に危険な目にあう。
……やめておいたほうが身のためじゃ」
自分で光の勇者を集めろと言っておいて何を抜かすかと思ったが
族長は続けて聞こえよがしの独り言を呟いた。
「その代わり光の勇者として世界を救った暁には金も名誉も思うがまま
地球から来た者は元の世界に帰れるぞ。経験者の妾がいうのだから間違いはない」
ナイス族長。
そうだよ……奴らはこんな事を平気でする!命を平気で弄んで命を平気で踏みにじる!
痺れていた腕が嘘みたいに解放され、彼女の戦闘によりいつの間にか終わっていた
怪我するし、盾は壊れて使い物にならなそうだし踏んだり蹴ったりだ
隠しきれない苦い表情を帰ってきた帽子を深く被ることにより隠した。
軟体貴族の示した光に皆が乗るのを見て少しは警戒しろよ と、思いながらも結局自分の中に入る。
他に道がないと言えばそれまでだ。
瞬間 軟体達が巨人に向かって襲いかかった
闇だが何だが言っていたが一体何だったのか…
地上に帰るともといた山、というわけではなかった
あたりは瓦礫と死体の山
子供が叫び、スーツが隠しているが腹をたててるのを見ると つい前までこうではなかったらしい
自分が過去に経験し、そして自分が他者に経験させた風景の酷似しており当然自分もいい気分ではなかった
「そうだよ……奴らはこんな事を平気でする!命を平気で弄んで命を平気で踏みにじる!
だから終わらせる……封印じゃ足りない、この代で完全消滅させてやるんだ!!」
「違う」
さっきまで黙って傍観してたが
この言葉に反応し、普段なら考えつかないほどに自分も言葉を重ねる
「殺される、殺し返す」
当たりを見渡し、子供を見る
何となくだが…、似ている
「繰り返し、ずっとずっと繰り返し」
村を、全てを失った自分に…
敵を討てば、全てを取り戻せると思ってた。 だが
「残る、燃えきった灰」
後にあるのは虚無感だけである
我ながら、らしくないと思いながらもつい喋りすぎた
人間と闇の魔物という違いがあるからもしかしたら間違ってるのは自分かもしれない、だが 放ってはおけなかった
さて、金髪も(同業者とは知らなかったが)仕事に入ったし、こちらはこちらのことをするか
と意気込み、近くに倒れていた貴族らしき死体に手をかける
お、この指輪… まだ綺麗だし売れそうだな
向こうは何やら深刻に話し込んでいるが
勇者だとか名誉だとか…、自分には関係ないことだ
>>670 >「君は……何者?」
「人間…に見えないかな?やっぱ。」
オレは人間であるとは思ってるけど、
家系が家系なだけにそうとも言い切れない。
光魔法を得意とする家系なんてそうそうないからだ。
本来光魔法を使うものは天使族と僧侶などといった人たちであるからだ。
>「そうなんだ〜……って何でやねん!?」
「以外、立ち直り早いね。冗談だよ、じょ・う・だ・ん。
確かに欲しかったけど、オレには使えそうもないし、
価値の分かる奴なんてそこらにはいないから売るにも売れないし。」
とは言うもののまだあきらめていなかったりする・・・。
>>673 >「そうだよ……奴らはこんな事を平気でする!心を平気で弄んで命を平気で踏みにじる!
だから終わらせる……封印じゃ足りない、この代で完全消滅させてやるんだ!!」
>「違う」「殺される、殺し返す」
>「繰り返し、ずっとずっと繰り返し」「残る、燃えきった灰」
帽子の人がテイルを説得する。
完全消滅させた先には、何も生まれない。うん、良いこと言うね。
「テイル…知らない?世界は光と闇のバランスを保っているから
動いているんだ。闇に支配されるのはもちろん良くないし、
闇が一切無い世界には人は生きていけない。
二つがあるから良いんだよ。」
昔、本で読んだことがある。光の氾濫。
闇の戦士達による世界の平和の再来。そして闇の氾濫。
どちらもあってはいけないものだ。
そんなことを話しているうちにテイルの知り合いらしい
妖精がやってくる。
美幼女戦士フェアリームーン!?知性の青き妖精ロリババア!?
…とまぁ一人でボケるのも悲しいのでやめておく。
話を聞けばオーシアで飛空挺を手に入れろとのこと。
飛空挺があれば人類未踏の地のお宝や生物の研究だって…
いや、無理無理無理。
などと妄想を膨らませる。我ながら気持ち悪いと思う。
>「嬢ちゃんと小僧たち、あやつは闇から世界を救う旅をしておるのだ。
忠告しておくがついていったら確実に危険な目にあう。
……やめておいたほうが身のためじゃ」
>「その代わり光の勇者として世界を救った暁には金も名誉も思うがまま
地球から来た者は元の世界に帰れるぞ。経験者の妾がいうのだから間違いはない」
「あー…オーシア行くの?そこ、オレの故郷なんだけど…」
古代魔法文明都市のひとつで、魔法学校もある。
卒業試験に出されて以来帰ってない。
顔を見せに行くのも悪くないかな?
「お金、欲しいし丁度そこで用も足したいし…ついてっちゃダメかな?」
さっきまで生意気な態度とってたガキが何を言うか。
でも、とりあえず頼んでみる。
なんだか訳の分からない状況になってきたが、まずはこのクソガキをシメる所から始めるべきだろうか
「…おい、ちょっと話がある」
俺はクソガキ(ソル)の胸ぐらを掴み上げると、強引に引っ張りながらどこか適当な個室がないか見回した。
その時、妖精らの会話が耳に入った
どうやら、次は飛行艇を取りに行くらしい。
そして、あのハープは鍵になっている可能性もあるそうだ。
「…結局よぉ…あんたらもあいつらと変わらねぇんだな」
族長らしい妖精の最後一言に俺はつい言葉を漏らしてしまった
「そうやって手駒を集めて自分らは高みの見物だろ?あんたらはただ人を使って代理戦争しているだけ
もし、負けたらどうするんだ?世界は魔王に支配された はい終わりじゃねぇだろ?
人の狂気ってのを知らないから、こんな子供まで勇者とか持て囃して、結局、全部門押しつけているだけじゃねぇか」
冷めた目でハープのある方を見ながらぶっちゃけてしまった。
元々ストレスには弱いほうだ。精神的にも大分疲れているのだろう
もう何をどう言われてもきれい事にしか聞こえない。そんな状態だ
妖精にそう吐き付け、俺は近くの部屋にソルを連れて入る。
入った途端に、俺はソルの顔面に拳を叩きつけた。
「いいか、これからの人生に置いて為になる話をしてやる。
一つは、自惚れるな
次に、知ったような口を聞くな
最後に、俺をこれ以上怒らせるなだ
次に俺の目の前であんな舐めた真似すれば、お前の頭に風穴空くぜ」
はっ!テメェにゃ地べたがお似合いだよ!背徳の炎!
>673
無口な帽子の少年が立て続けに言葉を発する。
>「違う」「殺される、殺し返す」
「繰り返し、ずっとずっと繰り返し」「残る、燃えきった灰」
「え……?」
断片的な単語の羅列。だけど自分が体験した事かのように真に迫ってる。
瞳の奥には深い悲しみが漂っているように見えた。
>674
>「テイル…知らない?世界は光と闇のバランスを保っているから
動いているんだ。闇に支配されるのはもちろん良くないし、
闇が一切無い世界には人は生きていけない。
二つがあるから良いんだよ。」
ソル君の言葉に恐怖に似た感情を覚える。
有り得なさ過ぎて考えた事も無いトンデモネタである。
だけど恐いのは、本当だとしたら
毎回なぜか封印までしか出来ない謎の説明がついてしまうからだ。
いやいやいや、この調子のいい性格だし口から出任せをいってる可能性もある。
何を真剣に考えてるんだ。
第一族長も他の妖精たちも光のドラゴンも誰もそんな事を言わなかった。
>「あー…オーシア行くの?そこ、オレの故郷なんだけど…」
>「お金、欲しいし丁度そこで用も足したいし…ついてっちゃダメかな?」
一瞬悪役っぽくなってすぐに戻ったかと思えばトンデモ発言が飛び出したり。
色んな意味で只者ではない。助言を求めるように族長に視線を送る。
>675
そうしている間に強引にカラスさんに連行されるソル君。
>「…おい、ちょっと話がある」
「ちょっと! どこ行くの!?」
>「…結局よぉ…あんたらもあいつらと変わらねぇんだな」
>「そうやって手駒を集めて自分らは高みの見物だろ?あんたらはただ人を使って代理戦争しているだけ
もし、負けたらどうするんだ?世界は魔王に支配された はい終わりじゃねぇだろ?
人の狂気ってのを知らないから、こんな子供まで勇者とか持て囃して、結局、全部門押しつけているだけじゃねぇか」
ぷっちーん! さすがの温厚なボクもこれにはキレた。
生きたまま使うのと殺してアンデッドにしてから使うの間には越えられない壁がアルノダ!
負けたらどうするって……そのときゃはい終わりだよ!
彼ははっきり言って闇の眷族の格好の餌やり場になる性格の典型である。
二人が部屋の中に消えてから族長が言った。
「テイルよ、決して迷うでないぞ。
我ら光の眷属が星の女神ガイアに授かった使命、ゆめゆめ忘れるでない。
それはそうとして……決して連れて行ってはいかん!」
「えーと……どっちを?」
「金髪の方は確かにトンデモ発言はするし只の人間ではない。
だがむしろ僅かに我ら側に近い感じがする。安心してよいぞ」
長く生きている族長はボクが気付かないほどの微弱なオーラの違いも察知するのだ。
ソル君が光魔法を使っていたことを思い出して納得する。
「問題は黒髪の方! あやつは……」
そこでいったん言葉を切っていつになく真剣な表情をする族長。
次の瞬間、聞いたのは予想さえしなかった事だった。
「喫煙者だからダメ! 禁煙全盛の今のご時世光の勇者は禁煙にすることにした!」
「何じゃそりゃ!!」
何ともささやかな理由に半ばズッコケつつ、置いていく理由ができたので反論しない。
さて、いい加減ここを脱出しなければ。
「ここにいたら面倒なことになるよ! ソルく〜ん、行こー!」
金目のものを収集中のルド君たちに声をかけ、ソル君が連行された部屋を開ける。
そこでは、理想的なフォルムの“今暴力振るってましたシーン”が再現されていた。
「……ってナニヤッテンディスカー!?」
ただでさえムカついている上に族長にも置いていけって言われて極めつけはこれだ。
「ちょっと気に入らないからって暴力振るうなんてサイテーって教わらなかった!?
誰も協力してくれなんて言ってないから! こっちからお断りだ!!」
ここぞとばかりに暴言のお返しをし、ソル君の腕をつかんでずんずん裏口へ向かう。
「さ、行こう!」
ダメ押しの捨てゼリフ。これだけ言えば着いてこないだろう。
「はっ、テメェにゃ地べたがお似合いだよ!
泣いて頼んでも飛空艇乗せてやんない! あっかんべー!」
>>675 >「…おい、ちょっと話がある」
「は…?」
選択の余地も無く、オレは近くにあった部屋に入れられた。
そして一発、オレの顔に一発拳が当る。痛い。
「いいか、これからの人生に置いて為になる話をしてやる。
一つは、自惚れるな
次に、知ったような口を聞くな
最後に、俺をこれ以上怒らせるなだ
次に俺の目の前であんな舐めた真似すれば、お前の頭に風穴空くぜ」
聞いていればさっきからごちゃごちゃと…
なんでこのお兄さんはこんなにも偉そうなんだ?
とりあえずここで引き下がるのは自分が許せないので、
言い返してみる。
「自惚れている…?オレが…?
少なくともオレは言うだけ言って
何もできないような奴じゃないんだけど。
それに…知ったような口って何?
知らない事は言ってないつもり。」
そして最後に。
「お兄さんが怒りたくなる時があるように
オレにだって一言二言生意気な事を
言いたい時があるんだよ…?
子供だからって調子に乗るなって
言いたいんだろうけど、
ここは年齢だけが全ての世界じゃない。
…それくらいわかるよね?」
つい本気になりすぎちゃったかな…
>>679 >「ここにいたら面倒なことになるよ!ソルく〜ん、行こー!」
テイルが部屋に入ってきた。
「あ…テイル。…もう面倒なことになっていたり…」
それを言うや否や、テイルが怒り出した。
あぁもうなんでこんなにギスギスしているんだろう。
嫌だなぁこういうの。自分のせいではあるんだけども…
>「ちょっと気に入らないからって暴力振るうなんてサイテーって教わらなかった!?
誰も協力してくれなんて言ってないから! こっちからお断りだ!!」
オレの腕を半ば強引につかんで裏口へ連れて行く。
開放されたかと思うと、また怒り始めた。
>「はっ、テメェにゃ地べたがお似合いだよ!
泣いて頼んでも飛空艇乗せてやんない! あっかんべー!」
そしてテイルは裏口から出て行った。
オレもすぐについていこうとしたが、まだ言っていないことが
あったのを思い出した。
「あと…風穴?空けられるもんなら空けてみせてよ。
空けたところでオレは死なないけどね。
もうお兄さんに会うこともないだろうから心配ないけど?
…じゃ、またね。」
そう言うと、テイルに置いていかれないよう急ぎ足で後を追う。
オレ、ベラベラ話しすぎだな…直さないと。
もうそろそろ船の出港が近い。急がなきゃ。
第三章『エセドラゴンクエストU ダンジョンと裏切りのロンド』
「…そうかい……」
ソルの捨て台詞を聞いた瞬間、俺の堪忍袋の緒がキレた。
「警告はしたんだ…死んでも文句ねぇよな」
残り弾数など糞喰らえだ。どうせなら、景気良く皆殺しにしてやる。
そう思い即座に銃を引き抜き、ソルの脳天に一発ぶち込もうとした時だった。
「…やれやれ、まだまだ尻の青い子供じゃのう」
俺の耳元で何者が囁いた。
銃をしまい、周りを見回すが誰もいない
「愚か者め、ここじゃ、主の肩の上じゃ」
そう言われ、肩を見てみると、そこには一匹の小さい蜘蛛がそこにいた
「…まさかな」
「そのまさかじゃ…これだから異世界人は困る。もっと視野を広げてだな」
と小蜘蛛の説教が始まりそう雰囲気になってきたな
「説教垂れんなら他の奴にしてやれよ」
「おぉスマンな。年を取るとついついっといかんいかん
地下で何があったのか、それとバラグはどうしたか報告してほしいんじゃよ」
多分、旦那が気を利かせてくれたんだろう
>「バラグはどうしたか報告してほしいんじゃよ」
「知りたければ直接聞けばいいだろう、俺が信用ならないのか?
それともただ用心深いだけか?どうなんだ"ワイズ"。」
鴉の後ろから中性的な声が掛けられた。
声の主は、黒いローブを着た身長170cmの人?である。
「鴉お前は、これから如何する?俺は、これから海で仲間と合流し海洋都市オーシアに行くが、
付いて行くか行かないかはお前の自由だ。
それとワイズ、話は俺がする来い。」
鴉の肩の上にいる蜘蛛を掴んだ。
「付いて行く気があるのなら30分後、森の泉に来い。」
そう言い残すと、一瞬にしてその場から黒ローブの人は消えた。
――森の泉――
黒ローブの人は、体が黒い霧に包まれバラグへと姿を変えた。
バラグは、蜘蛛に憑依したワイズを掌に乗せ話しかけた。
「ワイズ、何だあの道具は?どうやっても気に入らない姿にしかならないぞ。アレは、お前の趣味か?」
「好きに考えとれ、それよりお前が報告してくれるのだろう?」
「ああ、まずは…」
それから10分位掛けて地下で何があったのか見た通りの事を報告した。
ただし自分の異常、人の記憶を見ることは、話さなかった。
「以上報告終わりだ。
…一つ聞きたいことがある。
鴉は、見方だと聞いていなかったが如何いう事だ?」
「実は、わしもついさっき知らされたのだよ。バルトールが人間を仲間にしたとな。
まったく、あの若造が勝手に人間など仲間にしおってからに、ぶつぶつぶつ」
「ワイズ…説教なら俺にするな、するべき者にしろ。」
「………そうじゃな。」
蜘蛛に憑依していたワイズは消えて、ただの蜘蛛が残った。
とりあえず、俺は話せることを洗いざらい全て話した。
「なるほどな、奴らの次の目的地はオーシアか…それはそうとお主、これからどうするつもりじゃ?さっきのでお前さん奴らから相当嫌われたぞ」
「別にいいさ、俺が内通者だってバレる前に向こうが追い出したんだからな。
だが、道が分からない以上どうしようもねぇ
それに、そっちの大将に…死霊皇帝だっけ?あいさつした方がいいと思うんだがな」
「わかった。直ぐに迎えを使わせよう。」
思った以上にこの蜘蛛は話の分かる奴みたいで助かった。
正直、自分の足でどうにかしろなんて無理だからな
そうとわかれば、こんな所はさっさと逃げ出さないとな
>683
レジナは置いていかれた鴉の方を見て首をかしげた。
どこがどうとは言えないが何か怪しいと、勘が告げていた。
しかし闇の眷属が人間を仲間にするなどと面倒なことをするはずがないのだ。
生きた人間のままならあの手この手で言いくるめないといけないが
いったん殺してアンデッドにすれば自由に操れるのだから。
「……気のせいか」
そう自分を納得させ、レジナは高らかに呪文を唱え始める。
それは、救われぬ魂を輪廻の輪に還すための祈り、光の眷族が持つ上位魔法だ。
弔いでもあり、それ以上に重要な意味がある。
それは、死んだ者達がこれ以上死霊皇帝軍の魔の手に堕ちぬようにすること。
生を終えた者は、星の女神の御許に還り、いつか再び生を受ける。
しかし理不尽に死んだ者はアンデッドとなって輪廻の輪を外れる事がある。
彼らを突き動かすのは生者への嫉妬、光に生きる者への憎悪……。
死霊皇帝軍の者達はこの性質を利用し、アンデッド化を人為的に発生させ手駒にする事があるのだ。
「――【リーンカーネーション】」
呪文が完成すると、おびただしい数の死体が、様々な色の光の粒になって消える。
彼女は不意に、テイルと一緒にいたアンデッドの事を思い出した。
彼女にはアンデッドでありながら憎悪や嫉妬が全く感じられなかったのだ。
それどころか誰よりも光の寵愛を受けているような、そんな気がした。
あまりにも前代未聞の事で、レジナの理解の範疇を超えていた。
「星の女神よ、どうかあやつらを導いてやってくれ……」
【第4章開始】
港では、トリウス観光が誇る豪華客船が圧倒的な存在感をもって出発の時を待っていた。
貴族達や金持ち達が次々とチケットを渡して乗り込みつつある。
「はぐれるといけないから……あのおじさんについていこう! 【インビジブル】!!」
この魔法の難点はお互いに見えなくなる事である。
目印の人を指定し、一同に姿消しの魔法をかけた。
>「わかった。直ぐに迎えを使わせよう。」
「…と言いたい所だが皇帝様は、まだ完全に復活しておらぬ、だからまだ会わせられぬのだ。
会うことが出来るその時までバラグと行動をしてもらおうかの。」
「俺がどうなったか直接聞かずに第三者に聞くか…用心深いのはいいが闇の眷属と言えども、
少しは、仲間を信頼したらどうだ?"ワイズ"?」
鴉の後ろから中性的な声が掛けられた。
声の主は、黒いローブを着た身長170cmの人?である。
「ワイズ、話がある来い。」
鴉の肩の上にいる蜘蛛を掴んだ。
「鴉、これから俺は、海で仲間と合流し海洋都市オーシアに行くが、
一緒に行くのなら30分後、森の泉に来い。」
そう言い残すと、一瞬にしてその場から黒ローブの人は消えた。
――森の泉――
黒ローブの人は、体が黒い霧に包まれバラグへと姿を変えた。
バラグは、蜘蛛に憑依したワイズを掌に乗せ話しかけた。
「ワイズ、何だあの道具は?どうやっても気に入らない姿にしかならないぞ。アレは、お前の趣味か?」
「好きに考えとれ。
それとさっきの仲間とかの言葉だが、そんなもの信頼できるわけが無かろう。
わしが信頼できるのは、唯一無二死霊皇帝様だけなのだよ。」
「………そうか。
…一つ聞きたいことがある。
鴉は、見方だと聞いていなかったが如何いう事だ?」
「実は、わしもついさっき知らされたのだよ。バルトールが人間を仲間にしたとな。
まったく、あの若造が勝手に人間など仲間にしおってからに、ぶつぶつぶつ」
「ワイズ…説教なら俺にするな、するべき者にしろ。」
「………そうじゃな。」
蜘蛛に憑依していたワイズは消えて、ただの蜘蛛が残った。
―――アクグルト海―――
アクグルト海とは、王都アースランドと海洋都市オーシアの間にある海のこと。
そこにトリウス観光船を待ち構える一隻の船があった。
それは、第34バルトール部隊の船、大型船フレイムウイング号である。
それでは、この船を紹介しよう。
船長 K・フレイムマン。
ピエロと海賊が合わさった様な格好をした真ん丸いデブなアンデット。
得意魔法は、バルトールの部下だけあって炎属性魔法。
それほど強くない為いいかませ犬である。
船員 アンデット
様々な性格容姿をした動く屍。海賊の格好をしている。
普通の兵士よりも弱くそこら辺の山賊といい勝負である。
沢山居る、フレイムウイング号に総勢300人居る。
船 フレイムウイング号
鉄で出来た火力船。
頑丈でデカイ。
今の船の様子は、と言うと。
K・フレイムマン「お〜前ら〜気あい〜い〜いれろ〜よ〜」
アンデット達「おーーーーーー!!!」
アンデットA「燃えてきたぜ、どんなに強い奴が来るのかワクワクが止まらないぜ!!」
アンデットB「フッ…どんな人が来ようと僕には敵いませんけれどもね。」
アンデットC「お…おで倒す…皆ぶっころ、ぶっころ」
戦いに備えてアンデット達は、気合を入れていた。
>>687 別にそんな魔法使わなくても
姿消しぐらいできるんだけどな・・・まぁ良いか。
お互いが見えなくなるこの魔法ではあるが、
オレはちゃんと見えるように訓練していたせいか、
何不自由なく姿が見えた。(建物に忍び込む時とかに見張りが隠れてたら困るしねっ)
「まぁはぐれることはないと思うけど・・・一応気をつけてね。」
あのおじさんに、着いていくのか?
トロくさくて待ってられないよ。
オレはホップ、ステップ、ジャンプと助走をつけて船に飛び乗った。
「先に行ってるよ!」
とは言ったものの待ってる間が暇だ。
情報収集でもしようかな。
船員達が集まる部屋の近くで、聞き耳を立てて様子を伺う。
>>689「でさ、ここらへん、出るらしいんだよ。」
出る・・・?
「結構な数の船がやられたらしいぞ。」
は・・・?
「なんでも、この辺りには幽霊船があるらしいんだ。」
オバケ・・・無理無理無理っ!
幽霊船なんて嘘だろ?会いませんように、会いませんように・・・
そう祈りつつ乗り場に戻りテイル達の到着を待つ。
>690
>「先に行ってるよ!」
ソル君の身の軽い事軽い事。
どうでもいいけど指定したおじさん
ワイングラス片手に「ルネッサーンス!」とか言ってる。
ようやく乗船すると、ソル君が待っていた。もしかして見えてる!?
人間で魔法で姿を消した人が見えようになるなんて高位魔術師か剣の達人ぐらいだ。
やっぱり只者じゃないぞ。
「お待ちしていました、勇者様達!」
突然船員に声をかけられた、と一瞬思った。
しかし姿を消している以上、普通の人にはまず見えないのだ。
案の定、少し後ろの一団にむかっての言葉だった。
青服の剣士と緑服の魔法戦士風と紅頭巾の魔法使いの三人組。
そのうち二人は見覚えがあるが、魔法戦士は初めて見る。
戦士「俺はもょもとだ!」魔法戦士「トンヌラだよ〜」魔法使い「サマンサです」
船員「最近物騒な噂があって……助かります!」
もょもと「ああ、俺達が来たからには怖いもの無しだ!」
どう見てもこの前エセドラゴンに食われて約一名棺桶に入っていたエセ勇者ご一行です。
ちょっと待て、トリウス観光はこいつらを護衛にやとったのか!?
もはや何事もないことを祈るしかない。
名前:ガトリング・ジョージィ
職業:賞金稼ぎ
種族:人間
性別: 男
年齢: 28歳
身長/体重:174cm/死ぬか、67kg
容姿特徴:西部のガンマンそのものの格好をした男
青色のルージュを口紅を付け、ハットの下は青色のモヒカンである
背中に巨大なガトリング砲を二つ折にして背負っている
性格特徴:冷酷非道だが、どこか間の抜けたところがある
技能/魔法:ありとあらゆる銃器を使いこなすことができる
装備:マグナム・リボルバー「プリティーちゃん」×2
ポンプアクション・ショットガン「セクシーちゃん」
スーパー・ガトリングガン「ミセス・ジョージィ」
所持品:化粧品、手榴弾
キャラ解説:本名ジョージアント・ストライカー
冷酷非道で知られる賞金稼ぎで、「氷のジョージ」とも呼ばれ恐れられている
女言葉でしゃべるいわゆる「オカマ」だが、腕は確かなものがある
必殺武器は折り畳み式の大型ガトリング砲である
彼はこれを両腕で抱えたまま撃つという膂力の持ち主でもあるのだ
装備しているもの以外にも、ほぼ全ての銃器を扱うことができるらしい
「旦那とは背中預けた中でな…まぁなんというか、利害の一致って訳じゃねぇが、その方がお互いに都合が良かったって事さ」
草むらから姿を現して、バラグに話しかける。
「そんな目で見んなよ。たまたま聞いちまっただけさ
話だって愚痴ってるとこしか聞いてねぇよ」
――― 港 ―――
豪華客船に人が乗り込んでいくのを、俺は港にある酒場の窓からその様子を眺めていた
「あいつら、今頃姿かくしながらただ乗りしてんだろうな
勇者だとかいってる割にセコいな」
手元にある酒を煽りながら、愚痴る
「それに、海で落ち合うとかいってるが、どうすんだよ。こんな港に幽霊船でも来てみろパニック間違い無しだぜ」
そう言った瞬間、俺は殺気と得体の知れない何かを背後に感じ持っている酒を落としてしまった
>>692 新規参加希望者さんでしょうか?
これからは総合避難所スレを使うと良いですよ〜。
これからよろしくお願いします。
□□□□□□□□□
>>691 ルネッサンスとかなんとか言ってるが、
あの人大丈夫なんだろうか。
テイル達が船に乗ると同時に、
勇者様とやらが登場する。
「もょもとさんって…」
ゆうていみやおうきむこう
ほりいゆうじとりやまあきら
ぺぺぺぺぺぺぺぺぺぺぺぺ
の呪文で復活するもょもとさん?
それはともかく、こいつらが勇者様ねぇ…
噂通り幽霊船とか出ても戦えるなら良いんだけど…
テイルが顔見知りのようだったので、
ちょっと聞いてみる。
「あいつら、テイルの友達…?にしては、
随分と頭の悪そうな人達だけど…」
「それでは、出発致します!
船の旅をお楽しみ下さい!」
…まぁ、とりあえずは船旅を楽しむとするかっ。
>694
>「あいつら、テイルの友達…?にしては、 随分と頭の悪そうな人達だけど…」
「知り合いってほどじゃないけど……
この前エセドラゴンを倒した時に中から出てきたんだ。
多分あんまり強くないけど自分で動くすごい棺桶を持ってる」
>「それでは、出発致します! 船の旅をお楽しみ下さい!」
とにもかくにも海洋都市オーシアにむけて船は出発した。
ルネッサンスのおじさんは召使いと二人でワイングラスを持って漫才を始めた。
召使いがボケでおじさんがツッコミである。
「実は……最近幽霊船がでるらしい」
「マジか!?」
「で、幽霊が資料買うて〜って迫ってくるらしいんです!」
「何の資料やねん!」
「文芸復興あたり……?」
「「ルネッサーンス!」」
ボクはなぜかトンヌラに気に入られていた。
「ねえねえ、この前助けてくれたのってキミ達でしょ?
お礼といっては何だけどこれあげるよ」
トンヌラがくれたのは、一枚の紙だった。早速ひろげてみる。
世界地図 を 手にいれた!
ただしやたらと所々線が途切れていたりして手書き感あふれる仕様である。
「こんな事もあろうかとオリジナルを書き写したんだ」
「……ありがとうありがとう!」
悪戦苦闘しながら書き写すトンヌラの姿を想像して逆に感動してしまった。
「今からここの海を通るんだよ」
トンヌラが指し示した場所には、アクグルト海と書いてあった。
テイルの話によると
前にも偽竜と戦ったことがあるらしい。
自分で動く棺桶?どういう仕組みで出来てるんだろう。
かなりの高値で取引されているに違いない。
トンヌラは書き写しの地図で
これからの航路を教えてくれた。
アクグルト海!かなり綺麗な海だって聞いたけど
どんなところなんだろ…
そしてトンヌラがさらりと言った。
「海って大王イカとかマリンスライムが出るから大変なんだよね〜」
トンヌラ、お前はどこの海を渡って来たんだ。
一通り航路の話が終わり、暇になったところで暇つぶしを提案してみる。
「ねぇ、誰かトランプとかボードゲームとか持ってないかな?
これだけ人がいるんだから、
良い暇つぶしになると思うんだけど…」
トリ忘れました;
>696
>「ねぇ、誰かトランプとかボードゲームとか持ってないかな?
これだけ人がいるんだから、 良い暇つぶしになると思うんだけど…」
「薬草と毒消し草とカラスの翼しか持ってないな」
「カラスの翼なんて捨てちゃいなさいよ〜」
と、もょもと君とサマンサちゃんが言っている横で
妖精の森製のトランプと人生ゲームを取り出す。
「こんな事もあろうかと持ってました!」
「わーい、やろうやろう!」
トンヌラ君は大喜びである。
暇つぶしの最中、3人組が数々のありえない武勇伝を語ってくれた。
「で、塔の最上階から飛び降りたんだ!」
「死ぬでしょ! 普通!」
「いやあ、下に干草がしいてあって無事だった」
この手の勇者様ご一行は時々いるが
本当に強いのかもしれないと危うくだまされそうになった。
要するにいつもピンチに陥り毎回奇跡的に運良く助かっているため
世間的にも勇者様で通るようになってしまったのだ。
偽竜に食われてボク達に助けられたこともその一つらしい。
この人達が乗ってる限り船は沈まない! そう思うことにした。
バラグの肩に白い蜘蛛が乗った。
「…そうか。用ができた、先に行ってもらう。
此処から少し離れた場所に錆びれた港があり船がある」
そういい残しバラグは消え去った
暇つぶしをしている間に語ってくれた3人の旅の話は、
とても面白かった。こいつら、一応冒険者だし、
弱いわけじゃないみたいだなぁ。まぁ、相手が偽竜だったんだし。
「干草があったから助かったけど、無かった場合どうしてたつもり
だったんだよ・・・」
この前の戦いが嘘かのように、皆で大笑いをした。
―アクグルト海―
「あ、そろそろアクグルト海に入った頃かな〜」
地図を広げながら、トンヌラが教えてくれた。
地理に詳しいみたいで、景色を見ただけで大体の場所を把握した。
「―ちょっとまって、アクグルト海に霧なんて掛かっていたかしら?」
サマンサの言うとおり、だんだんと霧が濃くなっていく。
これじゃあ予定より到着が遅れちゃうじゃん…
それにいつもは霧がかからない地帯みたいだし、なんか嫌な予感…
「まさか、本当にオバケが出てくるんじゃあっ…」
ちょっと怖くなってきたけど、隠そうと必死にコートの裾を握り締める。
(ちなみにコートは船に乗る前に新調して、フードつきに戻ってます。)
>689
一方、その頃のフレイムウイング号には珍客が訪れていた。
どこからって?空からだ。
「よーぅ船長。獲物はもうじきかい?」
デッキチェアに寝そべるように座って腕を組んで頭を支える男。
アンデッドだらけのこの船にあまりにもそぐわない。
否、彼の首にかかった聖印を見ればある意味お似合いとも言える。
彼がかけているのは、闇の眷属が信仰する神の一、名もあまり知られぬ狂気の神。
おもにデーモン達に知られるその神を、人の身でありながら信仰するのはあまりにも奇異だった。
ワイバーンに乗っていたインペトゥスは空中から船に強行乗船。
敵を襲うのに協力する、という事で無理矢理居座っているのだった。
へらへらと笑っていながらも真紅の瞳の奥底では炎が滾っている。
「勇者サン達はまだかねぇ・・・・・・?」
>700
>「まさか、本当にオバケが出てくるんじゃあっ…」
「な、ないと思うよ!」
と言いつつ自分も声がうわずっている。
敵のトップは死霊皇帝なわけでオバケはそのものズバリ過ぎてシャレにならない。
恐る恐る船室から外に出てみる。
霧から感じるのは闇の瘴気。悪い予感が的中してしまった。
大慌てで船長に訴える。
「行ったらいけない! 今すぐバックして!!」
「んなこといったってなあ、船は急には止まれないんだよ」
その時、双眼鏡を覗いている船員が叫ぶ。
「大変です! 前方に大型船発見!!」
にわかに船上は大騒ぎになった。
「でも……レーダーには映ってないですよ!」
「あるんだから仕方ないじゃないですか!」
「右でも左でもいいから避けて!」
「霧で右も左も分かりません!」
「まさか……噂の幽霊船!?」
「変な事言わないで!」
「うわーだめだー!」
なんてことだ! でも大丈夫、この船には心強―い護衛がいるのだ!
ボクは 勇者様三人組を 呼んだ!
「出番だ、お三方!」
「あらら…ったく、ついてねぇなもう」
服に掛かった酒を拭きながら周囲を警戒したが、気配の主はもう去ったようだ。
ただ、そいつがいたと思われる場所には、俺の手配書がナイフで突き刺さっている。
どうやら、まだ俺の首には賞金がかかっているらしい。
いくらかかっているか気になってはいたが、グラスをおっことして周囲の視線がこっちに集中している以上
この場から立ち去っておくほうがいいみたいだ。
「これ、酒代と弁償代な…釣りはいらねぇから」
ポケットに入ってあった金貨を適当に取り、マスターに渡して、俺は足早に酒場を後にした。
とはいえ、出て行ったところで当ては無く、ただボーっと豪華客船の様子を見るしかない。
乗客と積荷を載せ、船はいつでも出港出来る状態だ。
「ったくいつまで待たせるんだよ。」
俺は腕時計を見ながら、バラグから受け取った待ち合わせ場所が記されてあるメモを取り出し確認する。
「日付は間違って無いな、時間は…もう一時間も過ぎてやがる」
騙されたと思ったとき、俺はある間違いに気がつく
[ 場所 『東』の港 ]
今俺が突っ立っているここは『西』の港
やっちまった。まさか、こんなポカするなんてよ。
しかし、どうするよ。多分連中はまってくれてないし、他に移動手段すら無いこの状況
「ワイバーンだ!!!みんな逃げろ!!!」
船が出港して暫くし、東の港にワイバーンが襲来した。
「あぁ?うっせぇな。こっちはそれどころじゃねぇんだよ」
と振り返ると、その件のワイバーンが俺を見ている。
なんかしらんが、怒っているっぽいのは何故?
と気がついた瞬間、俺はワイバーンに捕獲される。
そのまま、高く飛び上がり、恐ろしい速度で大海原へと進む。
あまりのGに俺は気を失ってしまった。
目が覚めると、眼下に船が見えた。
上からじゃよくわからんが、この世界じゃ珍しく帆船ではなく
帆は張っていない。正確には、ボロボロになって使い物にならなくなっているだけであるが
その船にとって、飾りであることには変わらないようだ。
ワイバーンは徐々に旋回しながら高度を下げる。
どうやら、こいつはお迎えみたいだ。
もしくは、どこぞの飼い犬(比喩)で、俺はランチにするつもりか
とかなんとか思っている間に船に無事着陸
「お頭ぁ〜ボンクラのひよっ子が到着しやした!!!」
ランチにならずに済んだようだが、到着していきなり第一声がそれかよ。
「あぁ〜!!!俺の名は鴉だ!バルトールの旦那の従者やらせてもらっている。
港を間違えてしまったところをワイバーンでの出迎えは助かった。感謝する。
とりあえず、この航海の間はあんたらと共に行動するよう言われているから…よろしく!!!」
一応、俺はその場で大声を上げ自己紹介しておく。
>703
どうやら迎えに行ったワイバーンがちゃんとお使いしてきたらしい。
捕まえていた相手を下ろすとそのまま高度を上げて飛び去る。
いくらなんでも船の上にワイバーンは無理だろう。
船に着地したのはスーツ姿の男。れっきとした人であることに少なからずオレは驚いていた。
「へぇ・・・ヒトが皇帝軍に与しているなんて珍しいね。」
ま、オレもその珍しい内に入るんだけどな、と付け加えて
反動をつけてチェアから立ち上がると鴉に向けて右手を差し出す。
「オレが迎えを出した主で、インペトゥス=グラディウスと言う。よろしくな。
で、こっちがこの船の船長のMr.フレイムマン。中々のイケメンだろ?」
けらけらと笑う。アンデッドにイケメンも何もあったものではない。
「そろそろ目標と接敵するらしい。気張って行こうぜ。」
>>702 テイル達と一緒に外へ出てみると、
船員がドタバタと動いている。
どうにかしないと・・・
そうこうしている間に、幽霊船が姿を現した。
「うひゃっ出た!」
とりあえず戦闘態勢に入る。でも、戦う必要はない・・・かも。
>「出番だ、お三方!」
もょもと、トンヌラ、サマンサが出てくる。
相手がどれだけの数かはわからないけど、一応勇者様なのだから。
「船が間近に来るまでの間、魔法で少しでもモンスターを撃退しよう!」
みんなに作戦(・・・というほどでもないけど)を促す。
「はい…アンタは下がってて!」
「俺も戦わせろ!黙ってみているなんて我慢できねぇ!」
もょもとは魔法が使えないらしい。
まぁ、皆が使えて当たり前なわけじゃないから、仕方ないけど、
この距離から剣の攻撃なんかが届くわけがないだろ・・・
「光よ!【ルナライト】!」
霧を光で晴らすと同時に、幽霊船めがけて光弾を打ち込む。
声が聞こえる方を向くとフードを被った男が手を差し出していた。
どうやら、それなりに歓迎されているようだ
「不愉快なクズよりも偽善者が嫌いなタチでな。まぁよろしく」
そう俺はインペトゥスに返しながら、手を握った
そして、視線を船長に向け、俺は苦笑しながら、そっちにも手を出した
「ちげぇねぇ、黄色い悲鳴が聞こえそうだ」
「ガッハッハッ言うじゃねぇか若ぇの、旦那が認めた実力ってのを見せて貰おうか」
しっかりと掴まれた手は、やはり冷たかった。
となると違和感を感じなかったインペトゥスは旦那と同じタイプいわゆる魔族ってことか
魔法の類だと思うが、辺り一面に霧を立ち込めさせ先ずは相手の視覚を奪い
船は少しずつであるが、標的の豪華客船に接近する
しかし、こちらの存在に気がついたのか容赦なく魔法で攻撃を仕掛けてきた。
「クソッこのままじゃ飛び移る前にやられちまう」
使いたくは無いが、俺は銃を取り出し、厄介そうな魔法使いを狙い撃った
>705-706
・・・だんだんと霧の向こうにぼんやりと陰が見えてきた。
「あれが獲物か・・・さ、ちゃきちゃきとやるかね。」
指をぱきぱきと鳴らして軽く全身をほぐしていると・・・光が相手の船から突っ込んできた。
「おおっ?!」
とっさに手甲で受け流すと結構な手応えが返ってきた。
「セオリーどおり魔法戦か・・・受けてたってやるぜ!」
鴉が魔導銃みたいなのを取り出して撃つのを横目に、右手で印を組んで掲げる。
「来たれ、暗き深遠よりの盾よ!『ヴァイス・シールド』!!」
自分達とその船にぼんやりと薄紫の光が纏わりつく。
これが、相手からの攻撃を防ぐ盾になる。まぁ、相手の攻撃を和らげる程度にしかならないが。
「で、こっちからもお返しだ。神官が攻撃できないと思うなよ!
我が手は神罰の指し手也!『フォース』!」
相手の船の甲板上めがけて右手を突き出すと、光弾が飛んでゆく。
その光弾の行く末を見るより早く、オレはフレイムウイング号のマストへ向かう。
>705-707
徐々に幽霊船が姿を現し始めた。
>「光よ!【ルナライト】!」
ソル君が早速攻撃を仕掛けている一方、船の帆の高さまで飛ぶ。
すると敵軍の一人が手を掲げるような動作をしたように見えた。
幽霊船が薄紫の光をまとう。
「嫌あああああああ! 光ってるし!」
「何だあれはー!!」
眼下はすでに阿鼻叫喚の事態になっていた。
「多分魔法防御フィールド……闇の魔術師か邪神の神官がいる!」
となったら厄介だ。勇者様3人組に任せておくわけにはいかない。
「その翼……ただのガキじゃなかったのか!」
「そういうこと。
お釣りが出るほど乗車賃払うから大船に乗ったつもりでいてねーん!」
ボクを見て、具現化した妖精の翼に驚いている船長にそう返し
結構大規模な水属性魔法の詠唱を開始する。
「生命の根源、大いなる海原よ」
その間にも下では攻撃が仕掛けられているが
勇者様3人組が応戦してくれているし多分無事だろう、と思いたい。
今はこの呪文を完成させるべし。
「彷徨える魂、汝の御許に還せ!【メイルシュトローム】!」
ボクの声をガイアは確かに聞き届け、海がざわめきはじめる。
程なくして敵船を飲み込まんとするような大渦が巻き起こる。
もちろん死霊皇帝軍の船がこれぐらいで沈むなんて思っていない。
狙いはぐるぐる回して相手を敵を混乱に陥れること!
うまくいけば乗り物酔いのステータス変化もついてきます。
ルナライトを打った直後、
魔法防御フィールドとやらが展開される。
これじゃ相手が近くにくるまで攻撃できない・・・!
こちらも負けじと防御魔法を唱え始めたときだった。
>>706 銃弾がオレを射抜いた。
痛っ!かろうじて致命傷は避けられたものの、
立っていることも困難になり、倒れた。
「うわっ大丈夫!?ザオリク、ザオリクー!!」
「まだ棺桶じゃないから!ホイミとか使いなさいよ!【イオナズン】!!」
「そういうお前も攻撃よりも回復してやれよ・・・」
とりあえず止血しておかなきゃ・・・
少し魔力を使うけど、ここで死ぬわけにはいかない。
出し惜しみせず上位の治癒魔法を使う。
「奇跡の光よ…【ミラクルライト】」
けど、やっぱ自分が疲れてるだけあって効き目があまりない。
…ちょっとまずいかも。
「皆、ごめん…ちょっと休ませて貰う。」
後方に下がり、これ以上攻撃を受けないように後退しようと
後ろを向いたときだった。
>>707 幽霊船の方から光弾が飛んできた。
「うあっ!!」
先ほどの傷がまだ完全に癒えていない中、さらに追撃がきた。
意識が朦朧としていく…その時だった。
オレの周りを光が包み込み始めた。
「何だよ・・・これ・・・?」
そろそろ次スレだな
あと17KBしかないよ
――フレイムウィング号――
アンデッドD「魔法防御フィールドサイコー!」
アンデッドE「攻撃できるもんならしてみやがれ!」
アンデッドF「あれ? 渦に巻き込まれてませんか!?」
巻き起こる大渦に、荒れ狂う波と激しい揺れが襲い
フレイムウィング号は上を下への大騒ぎとなった。
アンデッド達「あ〜〜〜れ〜〜〜〜!!」
K・フレイムマン「船ごと揺らすとは……やってくれるじゃねえか!
皆の衆ひるむなあ! この程度では沈まん!」
――トリウス観光船――
>709
魔法を完成させて下に降りると、ソル君がやられていた。
「なんてことだ!」
回復魔法をかけようと思ったとき、不思議な光が彼を包み込んだ。
>「何だよ・・・これ・・・?」
普段は分からなかったけど今ならはっきりと光のオーラを感じられる。
それも、普通の光の眷属が持つよりも強力なもの。自然に笑みが浮かんだ。
「そっか。キミはやっぱりボク達の仲間だ……」
トンヌラ君が心配そうに覗き込んでくる。
「ねえ、ベホイミしなくて大丈夫なの!?」
「もう大丈夫。元気になるまでみといて!」
ソル君をトンヌラ君に預け、再び戦闘態勢に入る。
幽霊船は船上の様子が見えるほどに接近しつつあった。
狙い通り相当混乱しているようだ。
「風よ、汝の手に審判の矢を委ねる!【シュートアロー】!」
船員達がかき集めてきて積み上げた数十本の矢を一斉に突風に乗せて打ち込む。
混乱中のアンデッドの一部が流れ矢に当たって倒れる。
その時もょもと君が信じられない行動に出た。
「ええい、まどろっこしい! 全員一刀両断にしてやるぜ!うおりゃああ!!」
あろうことか幽霊船に向かって大ジャンプ。
「待って!」
と言った時にはすでに遅く、もょもと君は単身敵軍の真っ只中だった。
「そんな無茶苦茶な……!」
「いつもああなのよ。筋肉バカだから」
サマンサちゃん、いつもの事とはいえ落ち着きすぎである。
こうなったら仕方ない。もょもと君に続いて敵の真っ只中へ飛んでいく。
――フレイムウィング号――
アンデッドG「私を中心に世界が回っている〜」
もょもと「うおりゃあああああ!!」
ザシュッ!!
アンデッドF「隙アリ!」
もょもと君に襲い掛かろうとするアンデッドに光の矢を放つ!
「【エネルギーボルト】!」
アンデッドF「ウボァ」
もょもと「助かった!」
ボク「一人で飛び移るなんて無茶が過ぎるよ!」
もょもと「へへっ、すまねえ」
いい感じに目を回しているアンデッド達をもょもと君と共に一網打尽にしていく。
アンデッドはそこらの山賊より弱いとはいえ、こうしていては埒があかない。
話によると、死霊皇帝軍は確立した指揮命令系統のもとに動いているそうだ。
それは強みでもあるし弱みでもある。そういう組織は司令官を失うと弱いのだ。
つまり、この場合は船長を倒せばいいはず!
とはいってもこの巨大船の奥にいる船長までたどり着くのは至難の業。と思っていたら。
「部下たちを散々可愛がってくれたじゃねぇか。
礼として直々に歓迎してやるぜぇ!!」
船長を探す手間は省けたようだ。
現れたのは、ピエロのような海賊のような太ったアンデッド!
体が光り始めて気を失ってしまい、
意識が戻ったときには、
「あれ?体が・・・浮いてる・・・っ!」
背中から羽が生えていたのだ。
そして眼の色が蒼から髪と同じ金色に変化していた。
誰からも教わらなかったぞ、こんな事…皆わざと黙ってたのか?
これは夢なのか?と疑いたくもなったが、そんなことをやっている時間はなかった。
>「そっか。キミはやっぱりボク達の仲間だ……」
かもしれないね。
トンヌラが心配そうに付いていてくれたけど、さっきまでの痛みが完全に
無くなっていた。トンヌラに軽く礼を言って、相手の船に向き直る。
羽が生えて飛べるようになったため、テイルやもょもとの後に続き、
幽霊船に乗りこむ。
「さっきのお返しだよ!」
腕を空高くに突き出すと、天から光の筋が降り注ぐ。
【デリート】の強化版だろう。辺りのアンデッドがどんどん浄化されていく。
しかし、相手の増殖も速く、全滅させるまでには至らなかった。
船長と思わしきアンデッドが自分からやってきた。
>「部下たちを散々可愛がってくれたじゃねぇか。
礼として直々に歓迎してやるぜぇ!!」
「こっちこそ、散々痛めつけてくれてどうも…!」
相手が長々と登場台詞を決めている間に背後に回りこむ。
「ちょっと黙ってな…【トゥインクルスター】!」
背後から星を数発お見舞いする。羽が生えたことによってか、
いつもより楽に魔法を打てる。
「とどめは俺にまかせな!うぉりゃあああ!!」
さらにもょもとが船長に切りかかる。
――フレイムウィング号――
「ぎゃがががががががががががががが」
切り裂かれたフレイムマンは、奇妙な断末魔を上げて倒れた。
アンデットH「お…お頭が…」
アンデットI「倒れたーーーーー!!」
アンデットJ「俺たちゃこれから如何すればいいんだ…」
フレイムマンが倒れるのを見たアンデット達は、戦う気力を失い何もしなくなった。
―――フレイムウィング号上空―――
その時バラグは、全長100m程の黒龍に乗り空を飛んでいた。
「フレイムマンが倒された様だな、奴の力が無くなったお陰で霧が晴れてきた。
さて、如何するか、…戦うか」
黒龍から飛び降りたバラグは、爆弾のようにフレイムウィング号に落ちた。
船に着陸すると衝撃で大きな音が鳴り響き甲板に凹みが出来た。
「さて、敵は誰だ?…お前らか。」
テイル達を見たバラグは、戦闘態勢に入った。
>713-714
ソル君は死にかけたことによってスーパーパワーを身に付けていた!
ただでさえハイスペックだったのがさらにハイスペックに!
>「さっきのお返しだよ!」
「す……すごい!」
考えるまでもなく思った。伝承に出てくる天使みたい……いや、間違いなく天使。
魔族の対極に位置するともいえる、歴代の戦いにおいて大きな功績を残してきた光の眷族。
純白の翼をもつ、光魔法の扱いでは最強を誇る一族だ。
最近めっきり見られなくなったそうで、絶滅が噂されていた。
でも少なくとも末裔はいたんだ!
>「ちょっと黙ってな…【トゥインクルスター】!」
>「とどめは俺にまかせな!うぉりゃあああ!!」
>「ぎゃがががががががががががががが」
船長はボクが何かをするまでもなく瞬殺された!
狙い通り頭を失ったアンデッド達は戦意喪失して襲ってこなくなった。
もちろんそれでいいんだけど、あっさりすぎて逆に怖いような……。
「一件落着……かな?」
案の定、そうは問屋がおろさなかった。
突然轟音が鳴り響き、船が大きく揺れる。爆心地には見覚えのある巨体があった。
>「さて、敵は誰だ?…お前らか。」
「バラグさん……いや、六武神黒鉄のバラグ!」
あの時目を離さなかったら……苦い後悔が脳裏をよぎる。
だけど迷わない。生命持つ者に仇名す闇を討つのが光の眷属の使命だから。
ボクの知っているバラグさんはもういない。目の前にいるのは同じ姿をした闇の化身。
それも死霊皇帝軍が技術を結集して作った最強のゴーレムだ。一瞬でも迷ったら負ける!
「雷よ、【ライトニング】!」
電撃が地を走り、黒鉄のバラグに襲い掛かる!
「こりゃ飛び移って正解だったな」
一人だけではあるが、魔法使いを仕留めたのを確認した俺は船が渦潮に飲まれる前に飛び移った
偶然というか、向こうからも飛び移ってきた奴がいたお陰で俺がこっちに飛び移ったことに誰も気がついていないようだ。
ならば、此方も仕事がし易い。幸い連中は幽霊船に集中している
「避難用の船がまだあるってことはまだ他の客はこの船の中か」
辺りを見回して、そのことを確認すると、俺はまず船底を目指すことにする
「…あの様子だと、アッチはもう駄目かもな…だが、まぁ…お前等はこの船が沈む様を見ながら無能さを悔やむことになるだろうがな」
>708-715
船が回転している状況で、向こうの船に飛び移ろうとマストのてっぺんにいたら
どうやら向こうからこっちに飛び込んで来たようだ。しかも船長瞬殺。
「ちっ・・・案外タフじゃないもんだね。しかも霧も晴れてきやがったか。」
しかも目の前を黒い鉄球(?)が落下していった。・・・確かどっかで聞き覚えがあったような。
状況を咄嗟に判断したオレはマストの側面を蹴って加速。一気に落下する。
右手に神のシンボルを握り、左手は大きく開いてバランスを取る。
>「雷よ、【ライトニング】!」
「させるかよ!【ヴァイス・シールド】!!」
黒鉄球(仮名)に防御フィールドの呪文をかけた直後にオレは体の上下を入れ替える。
つまり足を下、頭を上に・・・落下先はさっきからきらきらと目立つ野郎(>713)だ。
「イィィヤッッッハァァァァ!!」
叫びながらの飛び蹴り、高さから考えても当たれば相手はタダじゃ済まない!
もょもとの活躍で、船長を無事倒し、部下達も降伏したみたいだ。
後は、オレを打ってきた奴と光弾を打って来た奴に倍返しして…
>>714 >「さて、敵は誰だ?…お前らか。」
すさまじい轟音、揺れとともにあのときのゴーレムさんが出てくる。
前よりすごい邪気を放っている…でもこっちも負けられない!
>>715,
>>717 >「雷よ、【ライトニング】!」
>「させるかよ!【ヴァイス・シールド】!!」
バラグ(とテイルは言っていた)に向かって早速魔法でけん制攻撃をするテイル。
だけどやってきたフード君に防がれる。
さっきの魔法はこいつのか!
そして上からとび蹴りをかまそうと襲ってきた。
とっさに杖を構え蹴りをガードする。
「危ないだろ!それに…殺すつもりでやるんだったら大声あげる必要ないから!」
なんとか杖で相手を押しのけ、とっさにダガーを数本投げつける。
「もょもと!テイルのサポートお願い!こっちはオレがやる!」
こちらも戦闘態勢に入り次の攻撃に備える。
>>716 その頃豪華客船内…
トンヌラ「もょもと大丈夫かな…?」
サマンサ「ソルさんが行ってくれたし、大丈夫でしょ。こっちも警戒しとかなきゃ」
「勇者様方、もしも敵が入ってきたときは頼みますぞ!」
そんなことを話している間に鴉が船内にやってきた。
トンヌラ「出たな化け物っ!みんなには指一本触れさせないぞ!」
サマンサ「トンヌラかっこいー!いけいけー!」
とサマンサは応援しているが、トンヌラが負けるのは目に見えていた。
そのためか、半分笑いが混じっていた。
719 :
名無しになりきれ:2008/12/28(日) 22:12:17 O
>717-718
放った電撃魔法が紫の光で妨害される。さっきの魔法防御フォールドと一緒だ。
>「イィィヤッッッハァァァァ!!」
フードをかぶった何者かが飛び蹴りを放ってきた!
それを何とか受け止めるソル君。
一見ありがちないっちゃってる魔族に見えるけど、奇妙な違和感を感じた。
普通ならありえない組み合わせ、闇のオーラと生命のオーラを両方持ってる。
聞いたことがある。
普通の人間と同じ星の女神の祝福と、闇の穢れを併せ持つ、悪夢の名で呼ばれる者達。
一般人に紛れてつつましく生活している者はいいが
残酷な運命に誘われ自らの内の闇に支配される者も少なくない。
そうなってしまったら一度星に還す(平たく言うと殺る!)しか手段は無い……そうだ!
>「もょもと!テイルのサポートお願い!こっちはオレがやる!」
「気をつけて……そいつヤバイよ!」
言い終わるや否や、もょもと君が剣を上段に構えて飛び上がった。
すかさず身体能力強化と武器強化をフルコースでかける。
「【フィジカルエンチャント】&【ファイアウェポン】!」
一瞬後、もょもと君が目にも留まらぬ速さで
魔力の炎まといし剣をバラグの鋼鉄の装甲に突き立てる!
「食らえ、メタル斬り!!」
果たしてもょもと君との渾身の連携攻撃は通じるか!?
>716 >718
――豪華客船内――
ほとんど誰も気付かなかったがトンヌラとサマンサは不審者の侵入に気付いたようだ。
トンヌラは即死魔法、もとい即戦闘不能魔法を放った!
「魔族め、天罰だ!【ザラキ】!」
しかし なにも おこらなかった! 失敗したようである。
「これならどうだ! 【ラリホー】!」
続いてサマンサが唱えたのは、対象を深い眠りに誘う魔法!
鴉の運命やいかに!?
500KBになったら書き込めなくなるからそろそろ次スレに書いたほうが良いかと
ご
ひ
ゃ
く
き
ろ
ば
い
と
?
__∧/|/ ヽ//
\ 第 勝 ∠、
> 1 っ >
< スレ た ゝ
.> 完 ッ 二=-
.. ̄>.! ! >
.. ∧/〜\ /\| ./
..,,_,_/,|.~| \/ ,,___,. /
. ,__,-/;(|,__,)'~)~" .,_______、 /,, "'/ ;i
,/,,,, |;;;;(,:::_,-~",)..'~,-'''''''' ~~'-/.;;",,,, / :;;ii
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あと4KBか
微妙な空きだな
一本くらい投下できるかな?
「雷撃が防がれた…お前の仕業か、お返しだ!」
雷を防いだバリアを作り出した者を確認し、
その者インペトゥスにバリアを掛け襲い掛かるダガーを弾いた。
>「食らえ、メタル斬り!!」
振り下ろされる炎の斬撃を左腕で受け止め、
攻撃を繰り出した戦士を蹴り飛ばし、追い撃ちで軽く爆破した 。
左腕の攻撃を受けた部分は、受けた熱で赤く燃える様に光っていた。
弱点を突いてもやはり人間の攻撃か、今戦うべき者は何処の誰だか知らん人間ではなく…
『あの者達に急激に強くなる兆候が現れたのなら………あの者達を殺せ。』
ワイズに言われた言葉が頭を過ぎり戦闘目標が定まった。
その目標とは、以前とは違い強力な光の力を持つもの、ソル。
本来なら真っ先にソルを叩き潰したいのだが2対2のこの状況そうも行かないな。
今一番良い戦略は、俺が奴らの攻撃を防ぎ悪夢族を援護しつつテイルの相手をして、
隙を見てソルに一撃を食らわせる。
作戦を思いついたバラグは、インペトゥスに素早く近づき小声で話しかけた。
「悪夢族、簡単な作戦を言うよく聞け。
敵の攻撃は全て俺が防ぐ、だから"避ける防ぐ"を余り考えず攻撃にあの羽小僧との戦いに専念しろ、
と言っても最終判断はお前に任せるがな。
俺は、あの妖精を相手しながらお前を援護する。
それとだ羽小僧の力の源つまり弱点は、あの羽だ。恐らく奴は、天使かなんかだろう。
以上作戦通告終了、戦闘本番開始だ。」
簡単な作戦を言い終えたバラグは、テイルに向ってドラゴボルグで衝撃派の攻撃を放ち、
5個の爆発球を作り出してソルの左翼に向ってそれを高速で投げた。
>725
「うわあ!!」
切りかかった次の瞬間、もょもと君は見事に吹っ飛ばされた。
力なく床に叩きつけられる。
「もょもと君!?」
返事は無い。意識を失っているようだ。
攻撃は少しは効いたかもしれないけど……それどころじゃない!
これ以上追撃をかける様子がないのはせめてもの幸い。普通の人間は後回しって事か。
バラグは仲間のナイトメアに何か話し始めた。
嫌な予感がするがこの隙を利用しない手は無い。
「【ウィルオーウィスプ】」
宙にただよう光球を大量に作成。
術者の意思のままに動く光のエネルギーの結晶だ。
威力はそれほどでもないけど奇襲攻撃やとっさの迎撃に使える優れ物。
それを少し上空の至る場所に配置していく。
が、間もなくバラグのドラゴボルグの衝撃波が放たれる!
「【エアリアルウォール】……あぁっ!」
とっさに風の壁を作って防御するも、競り負けて衝撃波が貫通した!
あっけなく海に向かって投げ出される。
宙を舞いながらも、ソル君に襲いかかろうとする爆発球を認識できたのは
闇に対抗する貴重な戦力を確保しようとする星の守護者の本能だろうか。
それともただ大事な友達を守りたい一心だろうか。
自分でも分からないけど、意識の片隅で、作っておいた光球に命じる。“迎撃せよ!”
他の勇者に見つかってはいるが、鴉は涼しい顔で煙草を一服する。
「……何を根拠に人のこと魔族やら化け物やらと…ッ!?」
突如、瞼が重たくなり、足元がぐらつく
「…効いてる!?よし、このまま一気に畳み掛けるぞ」
意気揚々と次の魔法の詠唱を始める二人
マズい、このままじゃやられる!
その時、頭の中にあるワードがよぎった
「……いい事を教えてやるよ…
力には…技を、技には魔法を……そして、魔法には力をってなぁ!!!」
次の瞬間、俺は自らの拳で、自分の顔面を渾身の力で殴りつけた。
「…気が触れたのか」
勇者達は唖然とした表情で此方を見ている。
俺はゆっくりと立ち上がり、口の中にある何かを吐き出す
血と歯が2、3本抜けていたが、その変わりに、先ほどの眠気は収まっていた
「…この…化け物め!ザォ」
緑の勇者は思い出したかのように、魔法を発動させようとした瞬間、間合いを詰め顔面に拳を叩き込む
即座にナイフを抜き出し、女勇者の顔に大きな×印を刻みつけ、悲鳴をあげる前にボディーブローを打ち込み気絶させた。
「…どうやら、あんたらはあの乗り移った馬鹿のオマケみてぇなもんか…所詮この程度じゃ、乗り移った馬鹿も今頃は挽き肉になってサメの餌だろうぜ」
>718
>「危ないだろ!それに…殺すつもりでやるんだったら大声あげる必要ないから!」
「元々一撃で決めようなんて思ってねぇからいーんだよ。かはは。」
>725
とか言ってたら鉄球(仮称)がオレに話しかけてきた。喋れたのか・・・。
>以上作戦通告終了、戦闘本番開始だ。」
「おーけーおーけー、やらせてもらいましょ。」
軽く両手の鎖を振るう、と先ほどバリアで弾かれたナイフを絡めとる。
「さてさて・・・?天使様ァーの落し物ォー♪ひろーってあっげまっしょ」
深呼吸をしてから調子っぱずれの歌を歌い始める。
その間にも振るわれる鎖は残像すら残さない速度に達していく。
「そーれ、一本!」
ソルへと真正面から高速のナイフが一本飛び、
「二ィ本!」
ソルから見て左側から二本、
「三ン本!」
そして真上から三本のナイフが追撃を繰り出す!
「ついでにオマケだ!」
ナイフで意識をそらしたところに駆け込むと、背中を見せるような体制から突き上げるような蹴りを
ソルに放つ!かわしてもそのまま上体のひねりをくわえた踵落としに変化する!