俺はカイザー、共に打倒魔王の旅に出よう!3

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1カイザー&ザイガ&クラーク ◆OrJKdYNK3U
遥か昔…世界を我が物にせんとする魔王軍とそこに住まう人々との戦いがあった…
後に邪滅戦争と呼ばれるこの戦いは魔王が封印され一応の決着をみたと伝えられている…。

それから1000年後…大昔の大戦を忘れ人々は平和に暮らしていた。
だがいつからか人々の間に魔王が復活したとの噂が広まり始める。
そして一部の人々はそれがタダの噂ではないということを確信し始めていた…。

俺は聖騎士カイザー、このパーティのリーダーだ。
この世界を支配しようと企む魔王を倒すため、ともに戦ってくれる仲間を募集している。
さぁ、俺たちと共に打倒魔王の旅に出よう!
2カイザー ◆OrJKdYNK3U :2005/06/05(日) 13:58:28
<これまでのあらすじ>
始まりは、とある酒場だった。
そこに魔王軍と戦うという強い志を持った仲間たちが集まり、旅立つ事となった。
最初の町・神聖都市イサドでは偽の市長を倒し、水の精霊を入手。
どうやら魔王は精霊の力を手に入れようと企んでいるらしい…。
俺たちの当面の目的は魔王よりも先に精霊を手に入れることとなった。

精霊には上位精霊から下位精霊まで数多く存在すると言われているが
魔王が狙っているのは火・水・風・大地・光・闇を司る6大精霊のようだ。

続いて五月雨の洞窟にて、邪悪な魔導士ラーガスを倒し、
俺たちは火の精霊のいるというズイミタアの町へと到着した。
その町にあるゼンザイ火山にて魔王軍ガルムを倒して火の精霊を入手。

次に向かった風の精霊のいるというダルキアでは武術大会が行われていた。
しかしその裏では魔軍四天王クロが暗躍しており、既に王宮は制圧されていた。
俺たちは秘密通路を使って王宮内へと潜入し、どうにか捕らわれていた人質を解放することに成功した。
しかし、風の精霊はダルキアの街には無かった。俺達は風の精霊が祭られているという聖地シュテドニアス山脈へ足を運ぶが…
ここにも魔軍四天王の魔の手が伸びているようであった・・・
3カイザー ◆OrJKdYNK3U :2005/06/05(日) 14:00:08
旅を続けるうちに、続々と加わる頼もしい仲間達……
       果てしなく続く道を俺たちは進み続けて行く……。
1:http://etc3.2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1092733933/
2:http://etc3.2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1097658408/
3:http://etc3.2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1109231079/
4名無しになりきれ:2005/06/05(日) 14:01:55
糞スレは公爵がお仕置きよっ!
5モミジ:2005/06/05(日) 14:03:15
4様をかえして〜
6名無しになりきれ:2005/06/05(日) 14:03:48
6っちむち♪
7名無しになりきれ:2005/06/05(日) 14:04:21
(●´▽`●)7っちだべさ
8カイザー ◆OrJKdYNK3U :2005/06/05(日) 14:04:56
参加用テンプレ。
【年齢】
【性別】
【職業(LV)】
【魔法・特技】
【装備・持ち物】
【身長・体重】
【容姿の特徴、風貌】
【性格】
【趣味】
【人生のモットー】
【自分の恋愛観】
【一言・その他】
9カイザー ◆OrJKdYNK3U :2005/06/05(日) 14:05:28
もしくはこっち
名前: 
異名・肩書: 
年齢: 
身長: 
体重: 
スリーサイズ: 
種族: 
職業(Lv): 
属性: 
性別: 
性格: 
誕生日:
血液型:
年代: 
利き手: 
魔法: 
特技: 
得意な技: 
長所: 
短所: 
戦法: 
装備品右手: 
装備品左手: 
装備品鎧: 
装備品兜: 
装備品アクセサリー: 
所持品: 
瞳の色: 
血液型: 
髪の毛の色、長さ: 
容姿の特徴・風貌: 
その他特徴: 
趣味: 
恋人の有無: 
好きな異性のタイプ: 
自分の恋愛観: 
好きなもの: 
嫌いなもの: 
好きな食べ物:
最近気になること: 
一番苦手なもの:
人生のモットー:
一番の決めゼリフ:
将来の夢(目標):
この住人として一言: 
仲間達へ一言: 
名無し達へ一言: 
中の人より一言: 
簡単なキャラ解説:
10カイザー ◆OrJKdYNK3U :2005/06/05(日) 14:06:35
暇があればこいつにも書いてくれ

  ┏━━━━━━┳━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━┓
  ┃         ┃ 剣               ┃               ┃
  ┃         ┃ 鎧               ┃               ┃
  ┃         ┃ 兜               ┃               ┃
  ┃         ┃ 盾           ┃               ┃
  ┃          ┃ 飾               ┃               ┃
  ┣━━━━━━┻━━━━━━━━━┫                    ┃
  ┃ LV                      ┃               ┃
  ┃ 力         攻撃力         ┃                    ┃
  ┃ 防御       防御力         ┃                    ┃
  ┃ 俊敏        回避力         ┃                    ┃
  ┃ 知性                      ┃                    ┃
  ┃ 精神       魔力           ┃                    ┃
  ┃ 体力                     ┃                    ┃
   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
11名無しになりきれ:2005/06/05(日) 14:14:05
ちんこが好きなカイザーちゃん
12名無しになりきれ:2005/06/05(日) 14:14:18
ちんこが好きなカイザーちゃん
13名無しになりきれ:2005/06/05(日) 14:14:31
ちんこが好きなカイザーちゃん
14名無しになりきれ:2005/06/05(日) 14:14:54
ザイガのちんこが好きなカイザーちゃん
15名無しになりきれ:2005/06/05(日) 14:15:18
クラークのちんこが好きなカイザーちゃん
16名無しになりきれ:2005/06/05(日) 14:15:52
首領クリークのちんこが好きなカイザーちゃん
17名無しになりきれ:2005/06/05(日) 14:16:17
オーガスのちんこが好きなカイザーちゃん
18名無しになりきれ:2005/06/05(日) 14:16:40
師匠のちんこが好きなカイザーちゃん
19名無しになりきれ:2005/06/05(日) 14:17:12
ファースのちんこが好きなカイザーちゃん
20名無しになりきれ:2005/06/05(日) 14:17:33
日本兵のちんこが好きなカイザーちゃん
21エビフリャ職人:2005/06/05(日) 14:38:11
   Σ;;;;)
  ( ´・ω・` ) < な なんなんだ、この糞スレは・・・・
  (    )  
  | | |
  (__)_)
名前:カイザー
    ザイガ・ディースター
    クラーク・チッパ・リーデス
異名・肩書 カイザー:『三聖を継ぐ者』 『聖騎士カイザー』 『ヴィクトガーテの七波動』
        ザイガ :『ヴィクトガーテの七波動』 『ラップナック王国騎士団総隊長』
        クラーク:
年齢:カイザー:18歳   ザイガ:18歳  クラーク13歳
身長:カイザー:175cm  ザイガ:178cm クラーク:142cm
体重:カイザー:70kg   ザイガ:76kg  クラーク:34kg
スリーサイズ:三人とも計った事が無い
種族:三人とも人間 
職業:カイザー:聖騎士(Lv20) ザイガ:炎騎士(Lv20) クラーク:王宮学者(Lv24)
属性:カイザー:聖、光      ザイガ:火         クラーク:地
性別:三人とも男
性格: カイザー:冷静だがすぐに熱くなりやすい ザイガ:明るくて直情的 クラーク:頭は良いが考え方はまだまだ子供
誕生日:カイザー:10月17日 ザイガ:12月23日 クラーク:1月23日
血液型:カイザー:B型 ザイガ:O型 クラーク:A型
利き手:三人とも右
魔法:カイザー:聖魔法 ザイガ:炎の魔法 クラーク:植物と地面を操る
特技:カイザー:剣技、聖闘気 ザイガ:炎を自分の力にする事ができる クラーク:暗算が得意
得意な技:カイザー:ブレンテル流の魔法、剣技 ザイガ:接近戦 クラーク:単体攻撃
長所:カイザー:聖闘気の強度が強い ザイガ:実は人に優しい クラーク:頭が良い
短所:カイザー:闘気を無駄に浪費しがち ザイガ:無鉄砲 クラーク:運動神経があまり良くない
戦法:カイザー:遠距離攻撃→間合いを詰めて戦う ザイガ:接近戦あるのみ クラーク:主に遠距離からの支援
装備品右手:カイザー:聖なる剣  ザイガ:短剣     クラーク:携帯型の杖
装備品左手:カイザー:素手     ザイガ:素手     クラーク:分厚い本
装備品鎧: カイザー:鉄の鎧    ザイガ:薄手の服  クラーク:法術で作られた服
装備品兜: カイザー:無し      ザイガ:無し     クラーク:掌サイズの小さな帽子
装備品アクセサリー:カイザー:輝くペンダント ザイガ:赤銀の腕輪 クラーク:魔法印のメガネ
所持品:カイザー:回復薬、通信球など ザイガ:特に無し クラーク:薄汚れた本
瞳の色:カイザー:黒 ザイガ:茶 クラーク:紺
髪の毛の色、長さ:カイザー:やや短めの直毛で黒髪 ザイガ:赤色で全体的に逆立っている クラーク:ぼっちゃん刈りみたいな感じの濃緑色
容姿の特徴・風貌:カイザー:時折鋭い表情になる ザイガ:右腕に無数の傷跡 クラーク:外見はメガネを掛けた普通の少年
その他特徴:カイザー:銀色の闘気を放つ ザイガ:リアクションが大きい クラーク:年齢の割りに背が低い
趣味:カイザー:散歩 ザイガ:ランニング クラーク:魚釣り
恋人の有無:カイザーとクラーク:無し ザイガ:祖国にあり
好きな異性のタイプ:カイザー:互いが信頼できるような人 ザイガ:自分に付いてきてくれる人 クラーク:尊敬できる人でしょうか
自分の恋愛観:カイザー:愛した人は必ず護り通す ザイガ:愛しまくる クラーク:まだ早いですよ、これからこれから
好きなもの:カイザー:ラブ・アンド・ピース ザイガ:太陽 クラーク:自然
嫌いなもの:カイザー:仲間を見捨てて逃げる奴 ザイガ:つまらない奴 クラーク:収賄などの汚職行為
好きな食べ物:カイザー:麺類 ザイガ:肉 クラーク:紫蘇
最近気になること:カイザー:故郷は魔軍に襲われていないか ザイガ:あと50億年で太陽が燃え尽きる事 クラーク:ザイガさんの頭の悪さ
一番苦手なもの:カイザー:人の心を読む奴 ザイガ:寒さ クラーク:自分より頭の良い人
人生のモットー:カイザー:案ずるより生むが易し ザイガ:危機回避 クラーク学んだことは、いつかはきっと役に立つ
一番の決めゼリフ:カイザー:「どんな絶望も、俺が輝きに変えてやるさ」 ザイガ:「心が燃え上がれば、怖いものなんて俺にはないぜ!!」
            クラーク:「読み通り・・・僕の外見で油断しましたね」
将来の夢(目標):カイザー:平和に暮らす ザイガ:勝手気ままに旅をしたい クラーク:給料をたくさん貰いたい
この住人として一言:カイザー:まだまだ長い付き合いになるだろうが見限らないでくれよ、よろしくな
             ザイガ :そういうわけで俺も参戦するぜ!
             クラーク:えーっと、新参者ですがよろしくお願いします。
仲間達へ一言:カイザー:小さい頃からの激しい修行で身につけた聖なる剣技、必ず魔物にぶちかましてやるさ
          ザイガ :カイザーなんかがリーダーで大変だけど頑張れよ
          クラーク:色々と不手際を起こすかもしれませんが、どうかごひいきに。
名無し達へ一言:カイザー:お前達は、いわば「名無し」と言う名の俺達のもう一人の仲間だ。ありがとうな
           ザイガ :俺を応援しろよ、そうすれば良い事が起きるかもしれないぞ
           クラーク:色々と苦労をお掛けしています。どうか見捨てないで下さい。 
中の人より一言:出たな・・・意味の分からん質問が・・・!
簡単なキャラ解説:カイザー:生まれは小さな王国だったが、ある事件がきっかけでブレンテルと出会い、そこで弟子入りする
                  その後に故郷の王国で第2騎士団長を務め、迫り来る敵国や魔物達と戦っていた。
                  そんなある時、倒した悪魔の言葉から世界の危機を知り、故郷に別れを告げて魔王討伐の旅に出る。
            ザイガ :カイザーの従兄弟。祖国で騎士総隊長を任された若き戦士、祖国にフェイリンと言う名の彼女がいるらしい。
                  従兄弟であるカイザーよりも少しだけ遅く生まれ、小さい頃はカイザーと共に過ごした期間が長かった為、
                  考えている事がカイザーに知られやすい。三聖の名を持つイグザードの弟子でもある。
                  ちなみに、赤色の闘気を操る事ができる
            クラーク:カイザー達の祖国で学者を勤めている少年、高い学力が買われて王国の学者にスカウトされた。
                  ただし心は素直すぎるなどの未成熟な部分が多く、精神的な攻撃にはきわめて弱い。
                  普段は口に出すことは無いが、他のヴィクトガーテの七波動のメンバーを兄や姉のように慕っている。
                  
>4>21
カイザー:「糞スレになるかどうかは、これからの俺たちの頑張り次第だな」
ザイガ :「俺は頑張る!皆も頑張る!これで良いスレを目指すのだ!!」
クラーク:「そういう事ですから、暖かい目で見守っててください」

>5
カイザー:「次回頑張ればいいさ。チャンスはまだ無限にあるのだからな」
ザイガ :「ま、次回がいつになるかはし知らねーけどな!」

>6
カイザー:「6っちむち♪・・・?その言葉は謎めいているが、何か深いな」
ザイガ :「これぞ語学の神秘・・・だろ!?クラーク!」
クラーク:「全然違いますよ、少しは考えて下さい」

>7
カイザー:「7っちだべさ・・・?その言葉は謎め(ry
ザイガ :「これぞ語学の神(ry
クラーク:「そうですね」
カイザー:「・・・え?」

>11-20
クラーク:「・・・そうなんですか・・・?」
ザイガ :「・・・うわぁ・・・そりゃ引くわ・・・」
カイザー:「引くな!そんな訳あるか!簡単に騙されてんじゃない!」
25レイン&ダークネス ◆JZRAiNcQEw :2005/06/05(日) 16:26:52
「スレ立て乙!」
『以前旅の字がたびになってましたよねぇ』
「はいそこつっこまない。」
【年齢】 15/58
【性別】 女(元男)/男
【職業(LV)】 ThiefLevel18(Lv3UP)/WizardL36(1UP)
【魔法・特技】 AssassinSkillL10・ThiefSkillL7・GunSkillL5/Magic(Cant use Holy Magic)
【装備・持ち物】
//アサシンナイフ・七つ道具・革の服(+無数の隠し投げナイフ)・(遺跡でパクった)ベレッタ //
//ブラックワンド・スピリットブースター・ダークローブ //
【身長・体重】 162cm 体重はXXXX /160cm 体重は謎
【容姿の特徴、風貌】 軽装 /58の割には20くらいにしか見えない。 若作り疑惑浮上!?(byレイン)
【性格】 陽気@仕事の時は冷酷 /狡猾系冷徹式
【趣味】魔術書の解読 (完全な趣味) /錬金術 調合
【人生のモットー】 感情の制御が出来ない奴は雑魚 /研究人生も捨てたものではない
【自分の恋愛観】 恋愛は仕事の邪魔 /生涯独身
【一言・その他】
レイン:パーティ唯一の盗賊。一応アサシン系。
    自分の撒いた種により混乱→間違えて性転換の魔除け(運命の大迷宮産)を装着→性転換。
    はたして戻れるのか・・?
ダークネス:理事長とお茶のことで揉めて魔術師ギルドから追放された過去がある。
        現在盗賊ギルドで呪殺兼魔術関係を請負っている。いわゆるテロリスト。 元レインの教官。
【ステータス】
Lv:18/36 STR:70/30 DEF:100/70 AGL:542/50 INT:120/350
PSY:53/350 VIT:115/150 ATK:35/100 GUD:105/75 AVO:547/50 MGC:520
26レイン&ダークネス ◆JZRAiNcQEw :2005/06/05(日) 16:52:34
<455 ファース&オルガ
「まったく・・リドゥルは何処へ・・」
『死神でも治せないと思いますけどね。』
眼には眼を。
<456 フレイ&レン&リョウ
1:とってもやれやれなレインはなんとかアイデアが来る
2:何処からともなくネ申がやってくる
3:治せない。現実は、極上の夢で
「・・3の現実は、極上の夢でって何?」
『知りません』
CW界の人なら知ってるかも。
<458-463 三姉妹&女帝&魔導士
「シャルロット・・そこでありえない擬音出しながら回復魔法唱えてるんならこっちの方回復してよ・・」
トラバサミでダメージ。
「ちょっと待ったそこでエスカ○ボルグ構えないで・・

 ・・エスカ○ボルグって何?」
<464 カイザー&ザイガ&クラーク
『そう、性転換の魔除けを1つ手に入れる必要があるのですが・・

 あんな骨折り迷宮に二度と行くか!』
どうやらひどい目にあったようです。
>4
「公爵・・というと・・」
『その首を撥ねなさい!と一日に何度も言うあの悪女・・』
違うって。
>5
「早めに取っておかなかった。それが敗因。」
『過去を書き換えることは誰にも・・

・・そうでもないか。』
2chのログは管理サイドでしか書き換えられないが。
>6-7
「クールに6・7ゲット?どうせなら2を狙え2を!」
『そしてとどめは1000』
これ最強。ただしゲット率は少ない。
>11-20
「てめーらに言うことは何も無い・・」
ナイフ投げが見事に炸裂!
「やれやれだ」
>24
『語学の神秘って・・』
そうですねぇ。
「呆れる・・」
27名無しになりきれ:2005/06/05(日) 17:11:42
カイザーは実は女
28名無しになりきれ:2005/06/05(日) 17:12:48
ちょっとコロシアムに来てくれないか?
29フレイ&レン&リョウ ◆FR1zM42Xho :2005/06/05(日) 22:44:29
>前459 三姉妹&女帝&魔導士
フレイ「守護竜・・」
レン「へえー・・その槍凄そうだな」
フレイ「そうだね。絶対凄いと思うよ」
レン「他の精霊の神霊器ってどうだったんだろうな・・」

>大技『千手観音』〜回復
強烈な技を受け、謎の擬音と共に回復されたリョウがゆっくりと口を開いた。
リョウ「・・騒ぎを起こしてしまって、真に申し訳無い。
    償いの意味も込めて、これからは魔王討伐に尽力する」
そう言うと、立ち上がって深々と礼をした。
その後、もう一度シャルロットに向き直り、礼をした。
そして、目を逸らしていたフレイを見やった。
リョウ「・・すまない、お前の面子が立たないな・・」
フレイ「へ?俺の面子?そんなのあってないようなモンだよ。
    じゃなくて、これは予想してたんだけど・・かなり強烈だったから怖くなっちゃって」
リョウ「死なない程度に加減してくれて居たのだろう。どっちにせよ悪かったな。
    それにしても・・二度とこんな事はされたくないからな。以後は気をつけよう」
そう言うと、またしても自嘲の笑みを浮かべるのだった。

フレイ「・・あ、皆さん宜しくお願いします」
レン「ローランティアさんに、エルリースさんに・・アルマリオン様・・っと・・
   (良し、覚えた!)宜しくお願いします!」
リョウ「・・宜しくお願い申し上げる。
    ・・アルマリオン様には本当に申し訳無かった・・」

>前464 カイザー&ザイガ&クラーク
リョウ「・・カイザー自身の能力を引き出すやり方じゃないか?
    いや、勿論好意的に見れば、の話だが」
レン「扱えないっつーか・・やり方が良く分からねぇ・・
   魔導剣ってのは随分前に一回しか出てないし・・
   召喚とか魔法だって直ぐに魔力切れの上に微妙な物だし・・中途半端だな・・俺」
フレイ「今日は大丈夫でしょ、昨日蓄えてたし」
レン「そうだな!何が来ても大丈夫・・か?」
リョウ(・・カイザーは敬語を使わないのか・・奔放で良いかも知れんが・・相手が・・)
30フレイ&レン&リョウ ◆FR1zM42Xho :2005/06/05(日) 22:45:01
>1
フレイ「お疲れ様!」
レン「お疲れ!」
リョウ「お疲れ」

>8 「フレイ」 「レン」 「リョウ」
【年齢】「20」 「17」 「19」
【性別】全員男
【職業(LV)】「バトルマスター(Lv23)」 「魔導/四聖流剣士(Lv33)」 「陰陽戦士(Lv21)」
【魔法・特技】
フレイ「槍術・棒術・剣術」
レン「四聖流剣術・魔導剣術・召喚術・魔導術」
リョウ「陰陽術・陰陽刀術・陰陽秘術・陰陽秘刀」
【装備・持ち物】
フレイ「鉄の槍・鉄の鎧・黒マント・破邪の剣・棒切れ・薬草」
レン「ミスリルソード・鉢巻・魔力増幅の腕輪・薬草」
リョウ「翔燕・剛煉・真迅・鉄の胸当・鉄の篭手・オーバーマント・薬草」
【身長・体重】
「179cm・74kg」 「165cm・52kg」 「184cm・75kg」
【容姿の特徴、風貌】
「黒髪・青い瞳・黒マント・童顔」 「茶髪・鉢巻」 「三本の刀」
【性格】
「基本的に温厚」 「言うまでも無く活発」 「基本的に冷淡」
【趣味】
「昼寝」 「放浪」 「鍛錬」
【人生のモットー】
「出来るだけ、楽しく」 「好きな様に」 「やりたいように」
【自分の恋愛観】
「優しいほうが良いんじゃないかと思っている」 「意識無し」 「意識無し」
【一言・その他】
フレイ「ちょっとアホな俺だけど、宜しくね」
レン「馬鹿だけど宜しくな!」
リョウ「未熟者だが、どうか宜しく頼む」
【解説】
フレイ「東国で槍術の修行等を積んできた。
    一応武芸百般少しは出来たりもする。傭兵みたいな仕事をしていた」
レン「山奥で爺ちゃんに拾われ東国の剣術を叩きこまれた。
   魔導の力の発生源は不明。こちらも傭兵みたいな仕事をしていた」
リョウ「フレイとは同門。父の強さに憧れ、弛まぬ鍛錬と才能で、僅か3年で免許皆伝となった。
     フレイとは親友(ライバル)同士で、つい半年前、フレイを追い始めた」
31フレイ&レン&リョウ ◆FR1zM42Xho :2005/06/05(日) 22:45:41
>4>21
フレイ「断言して貰っても困るなあ・・」
レン「俺ら三人が引っ張って行くと現実に成りそうだけどなorz」
リョウ「他の仲間が頑張っているから成り立っているんだな・・」

>5
フレイ「お気の毒でしたね」
レン「・・そんだけ?」

>6
フレイ「ろくっちむち?」
レン「・・ろくっちむち・・」
リョウ「・・・(・・おい)」

>7
フレイ「ななっち?」
レン「・・ななっち・・」
リョウ「・・(本気か?こいつら)」

>26 レイン&ダークネス
フレイ「・・2?」
レン「1。きっとそうだ。良いアイデアが湧くに違いないぜ!」
リョウ「・・3・・極上の夢だか何だか知らんが、多分治せんだろう」

>27
リョウ「・・嘘だろう?」
フレイ「嘘だよ」
レン「嘘嘘」

>28
フレイ「前の時も行けなくてゴメン。
    ・・時間が空けばねorz」
32ファース&オルガ ◆ORWyV99u2Y :2005/06/05(日) 23:25:48
【乙】
「ヒャハハハハ」

名前:ファース・クール・パンドラ・ワールドエンド
   リドゥル・レイスター
   オルガ・アーバンガイン
異名・肩書:ファース:狂気の悪魔/リドゥル:優しき死神/オルガ:駄犬
年齢:ファース:17歳/リドゥル:2000歳以上/オルガ:14歳
身長:ファース:172p/リドゥル:170p/オルガ:195p
体重:ファース:58s/リドゥル:40s/オルガ:82s
スリーサイズ:ファース:鎧にて不明/リドゥル:B76 W57 H71って所だな/オルガ:B121 W73 H83だろうな・・・・多分
種族:ファース:悪魔/リドゥル:神/オルガ:魔獣
職業:ファース:狂闘士LV19/リドゥル:使い魔?LV52/オルガ:ケロベロスLV23
属性:ファース:炎/リドゥル:闇/オルガ:無
性別:全員:男
性格:ファース:狂気/リドゥル:あらゆる事に興味を示さないし飽きやすい、だが穏便/オルガ:あらゆる事に激しく反発する
誕生日:ファース:4月14日/リドゥル:6月16日/オルガ:8月16日
血液型:ファース:不明/リドゥル:不明/オルガ:不明
利き手:ファース:右側の手全部/リドゥル:両方/オルガ:右手
魔法:ファース:炎、斬撃を中心とした魔法を使用する/リドゥル:闇の魔法を良く使う/オルガ:使えない
特技:ファース:特攻/リドゥル:守備/オルガ:がむしゃら攻撃
得意な技:ファース:特攻技、大量破壊技/リドゥル:餓鬼弾/オルガ:殴る
長所:ファース:防御無視で突っ込むため迷いがない/リドゥル:防御ならば鉄壁/オルガ:攻撃に長けている
短所:ファース:死ぬまで、攻撃を止めない/リドゥル:鎌が無い為攻撃は弱い/オルガ:防御に欠けている
戦法:強力な技を使った特攻戦法
装備品右手:ファース:血塗られた剣「サドゥンブラッド」/リドゥル:細い長剣/オルガ:素手
装備品左手:ファース:呪いの剣「ジェノサイド」/リドゥル:素手/オルガ:素手
装備品鎧:ファース:血が付いた鎧「インヴァリットエイク」/リドゥル:黒いマント/オルガ:赤いシャツ
装備品兜:ファース:無し/リドゥル:無し/オルガ:無し
装備品アクセサリー:ファース:血が付いた小手「アスクブラッド」/リドゥル:無し/オルガ:無し
瞳の色:ファース:紫と黄色/リドゥル:黒/オルガ:赤
髪の毛の色、長さ:ファース:長髪で色はどす黒い赤(血の色)/黒色で長髪/オルガ:赤で短髪
容姿の特徴・風貌:ファース:血だらけ/リドゥル:痩せている為筋肉質とは嘘でも言えない/オルガ:筋肉質
趣味:ファース:破壊/リドゥル:人間観察/オルガ:ダラダラする
恋人の有無:ファース:無し/リドゥル:一応妻が居るんだがな/オルガ:無し
好きな異性のタイプ:ファース:自分よりも強い/リドゥル:優しい/オルガ:同族
自分の恋愛観:ファース:流血だらけの突き合い/リドゥル:平和的が一番だな/オルガ:興味ない
好きなもの:ファース:血液、人肉、炎、闇/リドゥル:闇、人間/オルガ:力、同族
嫌いなもの:ファース:聖なる力、同族/リドゥル:聖なる力、争い/オルガ:聖なる力、逆らう者全て
好きな食べ物:ファース:血液/リドゥル:魂/オルガ:無し
最近気になること:ファース:悪魔の行動/リドゥル:鎌の行方/オルガ:特に無し
一番苦手なもの:ファース:聖神、光神/リドゥル:聖神、光神/オルガ:聖神、光神
人生のモットー:ファース:突撃!/リドゥル:先手必勝/オルガ:正々堂々
一番の決めゼリフ:ファース:ヒャーハハハハハハハハハハハハハハハハ!/リドゥル:ま、どうにかなるだろ/オルガ:滅殺!
将来の夢(目標):ファース:戦場で死ぬ/リドゥル:特に決まって無いなー/オルガ:魔界に帰る!
生息スレの住人として一言:ファース:ヒャーハハハハハハハハ、破壊〜♪血〜♪/リドゥル:現在行方不明/オルガ:ケッ
生息スレの仲間達へ一言:ファース:ナカ・・・・マ・・・コウゲキ・・・駄目/リドゥル:現在行方不明/オルガ:フン
生息スレの名無し達へ一言:ファース:血を〜、クケケケケケケケケケケケケ/リドゥル:現在行方不明/オルガ:興味ない
中の人より一言:フハハハ、我が前にひれ伏すが良い・・・・・・スイマセン・・・・orz
簡単なキャラ解説:死神のリドゥルと共に旅をする狂気の無法者
悪魔と人間の細胞を混ぜ合わせて作られた混合悪魔
作られた時に、悪魔の魂と呪いを強く受け、自分の国を破壊
二度と自分のような存在が作らせない為に悪魔を殺して回っている
リドゥルは現在行方不明
オルガは嫌々下界に送られた若いケロベロス
33ファース&オルガ ◆ORWyV99u2Y :2005/06/05(日) 23:26:17
>456(フレイ&レン&リョウ)
【ん?嗚呼、宜しく
 何か初って奴が多い気がするが・・・・・
 結構長く彷徨ってたから無理も無いか】
「ソーソー、防げばモンダイナーイ、ヒャーハハハハハハハハハハハハハハハ」
【つくづくムカツク言い方だな、狂人】
「ヒャーハハハハハハハハハハハ」
【チッ・・・・・・】

>458-463
「ヒャーハハハハハハハハハハハ、ヒサシブリー、ワザワイ・・・・?」
【まぁ、良いが俺の存在は無い訳か・・・・・・】
「特効技!通龍炎!」
【あ゛づー!!!】

>464(カイザー&ザイガ&クラーク)
「修行は大切だねー、ククククククククク・・・・・・威力はスゴイヨー」
【当たり前だ、魔力が暴走起こしてるんだからな】

>26(レイン&ダークネス)
【リドゥルは状態変化や、呪いを解くのは得意なんだぜ
 鎌があればの話だがな】
「生きてるかなー?勢い良くガケカラ落ちていったし」
【奴の事だから死んでは居ないだろう・・・・・】

>27
【何ぃ!?どう見ても男だったが・・・・・・・
 女体型の男も居る訳だしおかしくは無いか】
>26(レインとダークネス)
カイザー:「つまり・・・その迷宮には行きたくないから、別の方法を考えろ・・・か」
ザイガ :「よーっし!こういう時こそクラークの出番だぜ!!・・・はい、どうぞー」
クラーク:「え?・・・えーっと、そうですね・・・・・・病院でどうにかする・・・とかは・・・?」
カイザー:「・・・根本的な解決になってないぞ・・・」

>27
クラーク:「え・・・そうなんですか・・・?・・・そういえば、よーく見れば・・・見えないことも」
ザイガ :「どっちにしろ引くわ・・・」
カイザー:「引くな!そんな訳あるか!お前達も簡単に嘘に惑わされるな!!」

>28
カイザー:「今の旅を続けるので精一杯だ。・・・すまないな、他を当たってくれ」

>29(フレイとレンとリョウ)
カイザー:「・・・まあ、プラス思考で考えていけば、師匠の特訓は力になったと思えるかもしれないが・・・何回、命の危険に晒された事か・・・」
ザイガ :「扱い方が良く分からないって事は・・・使いこなせれば巨大な力になるのかもしんねーな」
クラーク:「ええ、始めから上手くいく人なんてほとんどいません。努力はいつか力になります、諦めないで頑張ってください」
ザイガ :「そーいや、カイザーは三聖の人たちには敬語を使うよな。」
カイザー:「・・・ん?・・・そういえばそうだな・・・なぜだ?」
クラーク:「自分で意識して喋ってた訳じゃないんですね・・・」

>33(ファースとオルガ)
カイザー:「ああ、修行は大切だ。・・・まあ、お前には是非とも味方を守る術を学んでほしいがな」
ザイガ :「もしくは回復魔法。これさえありゃ、もう向かう所敵無しだぜ!」
クラーク:「・・・威力が凄いのですか・・・やはり、僕は後方支援に徹したほうが良いですね・・・」
35先生と闇医者 ◆p3oir6C1II :2005/06/06(月) 01:31:37
新しい戦いの場所……これを用意してくれた人には、感謝をしなければね。

名前:先生/アルベール
異名・肩書:厄介な魔法使い/魔女の弟子
年齢:1000歳以上2000歳未満/45歳
身長:アルベールより少し低い/178cm
体重:アルベールよりは軽い/70kg
種族:まだ人間/人間
職業(Lv):魔法使いLv??/闇医者Lv25
属性:不明/神聖
性別:変えることができる。今は男性/男性
性格:マイペース/努力家。精神的にタフで、割と我慢強い
誕生日:不明/不明
血液型:O型/A型
魔法:厄介な魔法、危険な魔法/毒、防御壁、治療の術が得意で、その他の魔法もそこそこ使える
特技:魔法、料理/手術
得意な技:光溢れる世界、悪疫の万軍、絶望の風、太陽の欠片など/必殺の吹き矢、発火性ガス、毒ガス、ハイスピードオペ
長所:一度に多くの敵を倒すことが得意/生き残ることに優れた野生のカンと悪運、逃げ足
短所:味方が多いとよく巻き込むと、気まぐれな性格/攻めるのは苦手
戦法:幻術、呪いなどで混乱を誘い、強力な魔法で止めを刺す/気配を消し、身を隠しながら不意打ち
装備品右手:教鞭or魔法の傘/銀のメス
装備品左手:素手or魔法の包丁/吹き矢
装備品鎧:布の服/白衣
装備品兜:なし/なし
装備品アクセサリー:『王冠の魔除け』と婚約指輪/魔女の護符と婚約指輪
所持品:禁断の書物/『疫病白書』の写本
容姿の特徴・風貌:痩せ型/背は割りと高め、鋭い目つき
その他特徴:機嫌が悪い時に近付くと悪寒がする/あまり医者っぽくない感じがする
趣味:料理、古い本を読む、変な物を拾う、昔語り、文通/師に近付く為の鍛錬
好きなもの:美味しい食べ物/上等な酒
嫌いなもの:まったりとした時間を損なう者全て/先生の師匠ことオリジナルの『先生』
最近気になること:娘がヘンな奴にばかりモテることについて/よく自宅に遊びに来る連中について
人生のモットー:まったりこそ人生、なるようになるさ/何が起こるか解らない人生こそが面白い。後悔などするものか。
一番の決めゼリフ:ソーセージとハンバーグ、どっちが好き?/てめえにとって最良の処置は、死だ。恨むなら、てめえ自身を恨みな。
この住人として一言:旅の終わりが果たして何処になるかは解らないけど/俺共々、そこの至らねえ馬鹿を宜しく頼む。
仲間達へ一言:旅は徐々に厳しいものになるだろうけれど、挫けないでね。/……そこの奴に面倒を押し付けられるかも知れんが、挫けず頑張ってくれ。
名無し達へ一言:……たとえ事情を知っていても、敢えて何も言わないでね。/まあ、至らんところも多いだろうが、よろしく頼む。
36先生と闇医者@山道 ◆p3oir6C1II :2005/06/06(月) 02:02:57
簡単なキャラ解説:
・先生:千年以上の時を生きた魔法使い。
通信球によって仲間内の連絡手段を確保したりしているが、戦闘ではあまり目立った活躍は無い。
心臓だけの人、光輝く吸血鬼、魔法の杖職人のミイラなど、変な知り合いが沢山居る。
いろいろと謎に包まれているが、本人にあまり追求すると恐いので、隙を突いてアルベールに聞くと良いだろう。
・アルベール:先生の弟子の闇医者。
高名な魔術師の家系に生まれ、傭兵ギルドから盗賊ギルドへと転がるようにして移動するという、奇妙な人生を歩む。
果てはスリにまで身を落とし、うっかり先生の財布を盗んでしまい、地の果てまで追いかけられた。
しかし、10日間無事に逃げ切り、それに感服した先生が願いを叶えてくれて、そこから色々あって先生の弟子になった。

>前451フレイ君、レン君、リョウ君
レベルアップ、おめでとう。
強敵との戦いは良い経験になるだろうから、苦難をものともしなければ、まだまだ伸びるだろう。
これからも、その調子でね。
>リョウ君
へぇ……魔物を食べると、邪気が流れ込んでくるような感じがするのか。
僕は別に、そういうことは無いのだけれど……体質かな?

>前452
>カイザー君、クラーク君
カイザー君は満腹で、クラーク君は野菜が無いと食べれない……なるほど、それは残念だ。
……意外と美味しいのだけれど。

>前453
飛んできた悪魔は、下っ端みたいな見た目に反して、強烈な妖気を放っていたが、敵意は特に無いようだった。
その能天気そうな顔からは、敵意どころか戦意すら微塵も感じられず、そもそも何かを考えているかどうかさえ危うかった。
「手紙持ってきましたよー。クロアさんからですよー」
とうとう、あのクロアの招待状がカイザー達の手に届いた。
カイザー達が彼の開くイベントに参加するかは兎も角としても、精霊を求めるのならば、地下都市は避けて通れぬ道である。
何故なら、魔王軍が最も欲するであろう闇の精霊が、あの地下都市に居るからだ。
「あと、これ、私を召喚する為の魔法の手順です。今後ともよろしくおねがいしますねー」
悪魔は、手紙とメモだけを渡して、脱兎の如く去っていった。

>454レイン君とダークネス君
缶詰か……あまり好きじゃない。
何というかこう、高級感が損なわれてしまうような気がするから。

>前455ファース君とオルガ君
「派手な技は、ド派手にキメるべき強敵に向けて撃つと良い。
 立ち塞がる強敵を、新しい必殺技で倒すこの構図、なかなか良いと思わないかい?」
「要するに、新しい技は奥の手として使うと良いかもね、って言いたいんだろ」
「そゆこと」
37ふぇにっくす長田 ◆twWayII.NM :2005/06/07(火) 05:13:09
誰かカイザーの画像ください。
38名無しになりきれ:2005/06/07(火) 19:11:48
参加してもいいかい?
>36(先生とアルベールと手紙)
カイザー:「・・・俺たちに手紙・・・クロア・・・?・・なになに・・・招待状・・・地下都市・・・?」
クラーク:「地下都市・・・、そんなものが。この世界にあるのですか?」
ザイガ :「俺も初耳だな〜・・・うーん、地下都市か・・・何か嫌な予感がすんだよな〜・・・」
カイザー:「・・・先生、俺たちの声は聞こえているだろう?・・・地下都市は、一体何処にあるんだ?」
ザイガ :「行く気満々だな〜・・・」
カイザー:「まあな、だが、今は風の精霊を魔王軍から救う事が先決だ。先へ進もう」

>37
カイザー:「久しぶりだな・・・だが、俺の画力では他人に見せるほどの物は出来やしない。以前に作ったAAでよかったら見てくれ」
          vwvw
         W vvvゞ
      __レ ゚−゚)__
     \__l`\"./l__/_
      イ:::::::::l  @l::::::│ ‖
      │:::::l   `l\:::::::::::‖)
      /::::::│   」 ≧ ̄○ ̄≦
     て/ ̄:_:/\_\..│‖│
       │ 」/ │. ││‖│
       /;( ノ  l」│.)│‖│
   :   / /」  │. |││‖│
     /   │ │}. :││‖│
    /    │  L._つ│‖│
   ( :  . /       \/
     ̄ ̄

>38
カイザー:「ああ、もちろん参加者は大歓迎さ。いつでも気兼ねなく旅の仲間に参加してくれ。」
ザイガ :「少し早いがよろしくたのむぜ!これからよろしくな!!」
クラーク:「今の状況は登山している最中なので、こちらからはアクションを取れないのでそこは承知して下さいね」
40ファース&オルガ ◆ORWyV99u2Y :2005/06/07(火) 20:58:16
【んー、ミスッた部分があるな、訂正しておく】
戦法:ファース:強力な技を使った特攻戦法/リドゥル:防戦/オルガ:強力な打撃攻撃連射

>34(カイザー&ザイガ&クラーク)
【狂人も一応は壊死蘇生法やら回復術は持ってるのは良いが
 生命蘇生法と呼ばれる魂を呼び戻す禁術が元になっているが、狂人の魔力暴走では回復量も範囲も広すぎる
 味方全員が回復するのは良いが、敵まで回復する事になるな】
「大量蘇生術ってイウンダヨー」
【はいはい・・・・一応俺は何も技を持っては居ないが、力だけには自信があるからな
 ま、戦力と思ってくれ、死んだら死んだで、魔界に戻れるから好都合だからな
 にしてもカイザー、御前は岩よりも堅いのか?俺の拳は岩をも軽く割る程の力はあったと思うんだがな】

>35-36(先生)
【どの敵に対しても使いそうだな、狂人の場合は】

>38
【俺は構わないが】
「ヒャーハハハハハハハハハハハ、ヨーーシークーネー」
41レイン&ダークネス ◆JZRAiNcQEw :2005/06/07(火) 21:17:32
>27
「女性の聖騎士・・か」
『女性の騎士ってのも珍しいものじゃないですからねぇ。』
×スチュワーデス ○フライトアテンダント
>28
『・・今コロシアムで1つ思い出したことが・・

・・精霊使い・・でしたっけ?とローンがいないんですけど・・』
何処へ行ったのか。
>29-31 フレイ&レン&リョウ
「答えは3で確定。」
闇の人が行く気無いし。ネ申が来るわけでもない。
>32-33 ファース&オルガ
「そういえばリドゥルって鎌無かったんだっけ・・」
『どっちにせよ、解呪や状態変化解除じゃ治せないと思いますけどね。』
呪いや状態異常ではないらしい。・・でも通常生成される性転換の魔除けは呪われているのが多数。
でも呪われていない性転換の魔除けでも性転換してしまう。
>34 カイザー&ザイガ&クラーク
「・・つまり。人類の夜明けになれと?」
『この世界の医療技術じゃ無理があると思いますけどね。』
既に人類の夜明けに到達してな・・ナイフ構えないでお願い。
>35-36 先生&アルベール
『おー、缶詰作成キット。懐かしい・・』
でもお味はダメらしい。
「・・で、モンスターの中で美味だと思うのは?」
『タベラレルー。』
それ違うゲームだって。
>37
『絵師の庵を探してみればどうですか?』
絵師の庵の場所(スレ)は忘れた。
>38
「来るものは拒まず」
『去るものは・・』
ちょっと待てその続きは?まさか頃すとか言わないよな?
4238:2005/06/07(火) 21:20:39
ありがとうー
じゃ、金曜日あたりに参加してみるよー
43フレイ&レン&リョウ ◆FR1zM42Xho :2005/06/07(火) 23:16:58
>33 ファース&オルガ
レン「かなり彷徨ってたみたいだよな・・で、リョウは大量破壊技防げんのか?」
フレイ「多分だけど、防げる・・ね」
リョウ「アレを使えば造作も無い。山一つ消し飛ばすものなら防げんが」
レン「何なんだ!二人して」
リョウ「その時になれば見せてやろう」

>34 カイザー&ザイガ&クラーク
リョウ「・・大変だったな」
レン「使いこなせるのは何時なんだろーなorz」
フレイ「クラークの言う通り、努力してれば大丈夫だよ」
リョウ「誰だって努力は必要だからな。カイザーが敬語を使うのは三聖くらいなのか・・
    しかも無意識となると・・余程尊敬しているんだな」

>36 先生
フレイ「そうだね・・まだまだ頑張らなくちゃ」
レン「俺は手柄を立てる!」
リョウ「・・やる気があるな・・どうした?」
フレイ「俺とレン、出遅れが多くて手柄が無いんだよね・・
    で、今回、レンが手柄を立てようと息巻いてるんだよ」
リョウ「・・そうか」

>体質?
リョウ「まぁ、相手にもよるな。やはり雑魚だと何も感じない。
    だが、少し強い相手になると・・な。だが、元々俺が邪気邪念の類いに敏感なのもあると思うぞ。」

>手紙
フレイ「あれ?なんか届いたみたいだね」
レン「カイザーが読んでるな・・ま、問題なければ後で教えて貰えるだろ」
リョウ(・・この間の奴じゃないか?・・やはり敵意は無かったのか)

>37
フレイ「・・持ってないや、ゴメン」

>38>42
レン「大歓迎だぜ!カイザー達も待ってるぜ!」
リョウ「早めの挨拶だが、宜しく頼む」

>41 レイン&ダークネス
フレイ「・・厳しいね」
レン「・・厳しいな」
リョウ「・・当然と言えば当然だが・・」
44イケメン ◆IKEMENvgOk :2005/06/07(火) 23:51:40
魔王軍にも美女はいるのか?
もし、いるのなら倒した後どうするんだ?
殺すのか?それともアレをするために生かしておくのか?
45モミジ:2005/06/08(水) 04:46:30
デジモンカイザー
46オメガモン:2005/06/08(水) 09:09:09
登山中に一人の聖騎士が、上級の悪魔と戦っている。
「これで最後だ!!グレイソード!!」
オメガモンの聖剣が唸り、上級の悪魔を両断する。
「終わった…」
オメガモンの足下には他にも上級の悪魔の死体がいくつかある。彼も精霊を奪おうとする魔王軍と戦っていたのだ。
「むっ!またか!!精霊はこの世界の希望、貴様ら魔王軍に渡すわけにはいかない!!」
オメガモンはファースを見て、魔王軍と勘違いしたようだ。
「我が剣を受けてみよ!!グレイソード!!」
ファースに向かい聖なる刃が襲いかかる。
47名無しになりきれ:2005/06/08(水) 16:47:02
選ばれし子供たちによってデジモンカイザーが『生け捕り』にされたのは、
丁度京とヒカリが風邪で臥せっている時のことだった。
ほんのちょっとした隙が命取りだったのだ。
「畜生、離せ!!」
両手足を荒縄で縛られ、身動きもとれず全くの無抵抗な状態だが、
デジモンカイザーとしての誇りは全く捨てていない。
その周りを取り囲んで、ニヤニヤと少年達は好奇の視線を注ぐ。
「全く手こずらせやがって・・・・・」
後ろから羽交い締めにして、裏拳を喰らった太一がデジモンカイザーの
顎を手で持ち上げる。
ペッ、とデジモンカイザーは唾を吐きかけ、不服従の意志を無言で伝えた。
「この野郎・・・・」
カッとして拳を振り上げる太一を光子郎はハンカチと共に制止すると、
「まあまあ・・・・太一さん、今日はたっぷりと彼の鼻っ柱を折って
改心させるために捕獲したんですから、そう手荒な真似は・・・」
と柔らかなまなざしをデジモンカイザーに送った。
このような時も攻撃性を出さない光子郎の人格に、デジモンカイザーは
人格面で劣等感を覚えた。
横からひょっこりとブイモンが顔を出す。
「さあて、どうしてやろうか・・・・デジモンカイザー・・・いや、
海馬モクバ!!」
「ブイモン・・・・・似てるけど、違うから」
大輔が慌ててつっこむ。
これにはさすがのヤマトも無言ながら、後ろを向いて上半身を激しく震わせて
しゃがみこんだ。
「えっ・・・・違うの大輔!?あのほら、DEATH-Tがどうとかこうとかって・・・・」
オタオタするブイモンに
「いや、容姿も精神性のイタさもクリソツだけど、コイツは別人だ!!」
「なーんだ、じゃあこれから闇のゲームしないんだね?」
「ブイモン、もうあの作品をいじるのはやめろ・・・・イタすぎる・・・・」
ヤマトは俯いて表情を隠したまま、ブイモンを抱き寄せた。
アルマジモンは、伊織に見せるのは刺激が強すぎるという理由で、
デジタルワールドから現実世界に連れて帰って場を外していたが、
それは子供達が予定している『お仕置き』がそれだけ凄惨なものであることを
物語っていた。
「さあて・・・・・それじゃあそろそろ、『公開処刑』の開始といきますか・・・」
太一が服に手を伸ばす。
「やめろよ!!よせよ!!」
バサバサの髪を更に振り乱し、あらん限りの声を振り絞って抵抗する
デジモンカイザーだったが、両手両足を押さえ付けられなすすべもなく乱暴にパンツを脱がされる。
「わっ!!ちっちぇえ!!」
大輔が優越感に満ちた表情で笑う。
48名無しになりきれ:2005/06/08(水) 16:47:57
へその下にあったのは、小指の2/3ぐらいの真っ白な彼のシンボルだった。
丸裸にされたデジモンカイザーは、もはやその威厳はなく、一乗寺賢そのものだった。
白いのは秘部だけではない。外でかなりの練習をしているにもかかわらず、肌は
透けるように白く、まるで少女のようだった。
「はっ・・・・・はは・・・・・っ」
賢の喉の奥で、声が震えている。
「おい、こりゃきっと伊織のとどっこいどっこいだな!!」
大輔がニヤニヤしながら指先で賢のものをはじく。
「ひゃっ!!」
「あっははは。てっきりボーボーだと思ってたら、なーんだ、こんな可愛いの
ぶら下げてたんだ?」
「うっ・・・・・ううっ・・・・」
まだ産毛も生えていない賢の下半身は、その老獪な精神とはうって変わって、
幼さを残した少年のものだった。
こればっかりは賢本人もどうしようもない。
「この歳でまだ生えてないなんてな・・・・・うひひっ!」
太一も笑いが抑え切れない様子で大輔と顔を見合わせる。
かあっと賢の顔が真っ赤になっていく。
「よーし、賢ちゃーん!!!キミのようなお子ちゃまには、オトナのモノってのを
実際見て貰おうかな?」
太一がスボンを下ろす。
「わっ・・・・・」
ぶらん、と中指サイズのモノが顔を出す。その真上には、ふさふさとした
漆黒の叢が繁る。
「でっ・・・・でけえええ!!!」
年上としての威厳を見せつける太一。いかに童顔だろうと、もう中学生だ。
「ふふん・・・・・俺のでそんなんだったら、光子郎はどうなるんだよ?
オイ、光子郎!!」
「えっ・・・・・見せなきゃ・・・・駄目ですか?」
いきなり自分に話を振られて戸惑い気味の光子郎に
「へへっ。恥ずかしがるなよ、ちょっとこのチビチン野郎に、オトナの男ってのが
どんなのか見せてやれよ!」
「・・・・・・しょうがないなあ・・・・・えーいっ!!」
思いきってファスナーを下ろす光子郎。
「ひっ・・・・・・」
照れながらも、勃起でほぼ垂直にそり上がった光子郎のものは、毛こそまだ
生えていないものの、太一よりも更にひと回りサイズが上だった。
「どうだ?こんな可愛い顔した野郎でもこうなんだぜ?ひゃははは・・・・・」
「そ・・・・・そんなあ・・・・・」
賢の目が、滅多に感じることのない劣等感の色を浮かべた。
「この分だと、かなり早そうだなあ?」
「早い・・・・・・・?」
太一は、そのリアクションに、賢がまだ、精通を迎えてないことを察して
「うひゃー!!コイツ、もしかして、まだマスかいたことなさそうだぜ!?」
「ええっ・・・・・・まだ・・・・なのぉ!?」
タケルが不思議そうな顔すらして賢に聞く。
「光子郎!!お前教えてやれよ!!」
49名無しになりきれ:2005/06/08(水) 16:48:34
急にそんなことを言われても、と光子郎は困惑した表情で太一に
「えっ・・・・・・でも・・・・・・」
「お前が一番うまそうだからな・・・・・・賢ちゃんをたっぷり可愛がってやれよ!」
「んっ・・・・・・しょうがないなあ・・・・・」
すっぽんぽんの丸裸にされ、犬のように首輪とチェーンをつけられた
賢の体は、確かにサッカーで筋肉はよく鍛えられてはいるものの、骨格
そのものが細いせいか、その体に秘められた攻撃力が想像つかないぐらいだった。
「わっ・・・・・!!!!」
光子郎のしなやかな指が、賢のものを捉える。
「あっ!!」
恐怖で縮み気味だった賢のものも、ゆっくりと確実に光子郎によって、揉みほぐされていく。
太一ならレイプ然とした手付きになるだろう動きも、光子郎の両手はまるで、賢の全てを
受容してしまうかのように優しかった。
それがたまらなく心地良く、ぴん、とそそり立つのには、そんなに時間はかからない。
「おっ!!もう勃っちゃったぞ!!でも、それでもお兄ちゃんの半分もないや!!」
「一応コイツもボッキってするんだな!ははっ・・・・・」
「二人とも、ちょっとひどすぎやしませんか!?」
「何言ってんだよ、これはお仕置きなんだ!!」
賢は、強引に股を開かれ、正面から堂々と自分の秘部を無抵抗のままいじられる
という屈辱感に加えて、初めて体験する性感にどうしていいのか分からなかった。
『気持ちいい・・・・最高に恥ずかしくて悔しいのに・・・・こんなに気持ちいいことが
あっただなんて・・・・・・・・』
「はっはっ・・・はあっ・・・・・ひ・・・いっ!!!!」
「おっ・・・・・効いてる効いてる・・・・・・もう一押しでフィニッシュだぞ、光子郎!!」
滴り落ちる透明な粘液。もうすっかり、光子郎にめろめろにされている証拠だ。
気がつけば、もう賢のものからは透明な蜜がくちゅくちゅと滴りはじめ、発射は時間の
問題だった。
「くおっ!!!もっ・・・・漏れるぅうう!!!!」
「わっ!!」
ほどなくして、縫い目を舐められる感覚に耐え切れずに、賢は初めての噴水を
上げた。
腹に大量に飛び散る、ミルク色の粘液。
「んっ・・・・最初だとこんなもんかな?彼、かなり感じやすいのかも・・・・僕のときは
もうちょっと時間かかったんだけどな・・・・」
「うっわー・・・・・・・賢ちゃん・・・・・ひどい早漏なんだあ・・・・可哀想ぉー!」
とタケル。
「あ、でも、彼初めてだから・・・・・そのうち強くなりますよ・・・・」
とタケルの発言を嗜める。
「そういうもんかなあ・・・・」
当の本人は、もう何が起こったかも分からず、自分の分身から尿以外のものが出て来た
ショックに呆然としていた。
「あっ・・・ああっ・・・・・」
「ねえねえ、賢ちゃんのザーメン、すっごい白い!!」
「生クリームみたい・・・・・・」
光子郎はそれを優しくティッシュで拭き取ってやると、
「大丈夫、最初はみんなびっくりするもんなんですよ。僕もそうだったから。ふふっ、
もうちょっとしたらすぐにまた元気になりますよ!」
「ははっ、そうそう!!お前の暴れようから見て、精力だけはありそうだもんな・・・・
そうだ、ケンちゃんの処女は、大輔にやろうぜ!?何せ、ブイモンに頭踏まさせられた
ぐらいだからな・・・・・・」
「当然でしょう・・・・・でも、最初はおしゃぶりさせてから・・・ね?」
「そうだな!!」
太一は賢を後ろ手に縛り直す。
「銜えろ!」
大輔がものを突き出した。
50名無しになりきれ:2005/06/08(水) 16:50:08
大輔がもうすっかりその気になっているのは、そのそそり立った角度で分かった。
「うっ・・・・・」
「待てよ大輔、コイツのことだ・・・・・フェラの最中に噛み切るかも知れねえからな!」
「なっ・・・・・・」
太一は口を器具で奥歯を3cm開けた状態に固定する。
「さあ、たっぷり飲んで貰うんだぞ!!」
「へっへへ・・・・・」
しかし、賢は頑に首を横に振って大輔を拒む。
「この・・・・・」
ムキになった大輔が口にねじ込むと、今度はそれを舌で必死に押し出し、
唾をぺっと横に吐き出した。
「こっ・・・・・こいつ!!!」
「待ってください、大輔さんっ!!」
と、手首を掴むと光子郎は
「僕に・・・・・やらせてください・・・・・」
とだけ言って、
「・・・・・・怖くないから。僕の言う通りにやってくださいね?」
と賢に微笑んだ。
「さっきはびっくりしたでしょう?あれが、賢ちゃんの、大人になった印なんです。
気持ち・・・・・・良かったですか?」
賢はぷいっと横を向いて、目に涙を浮かべる。
不覚だ、と賢は思った。
他人の前で涙を流すなど、絶対にないと思っていたのに・・・・。
光子郎はハンカチでその涙を拭いた。
「怖かったんですね・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・」
賢は無言のまま、自分のものを再び光子郎に預けた。
ヌブッ・・・・ヌブブブ・・・・・。
さっき射精したばかりだというのに、賢のものはまたしてもパンパンに
膨れ上がる。
「おっ!!光子郎、すげえな!!さっき発射したばかりだっていうのに、またかよ!」
「ボクが上手いんじゃないんです・・・・彼が強いんですよ・・・・」
「くっ・・・・は・・・・・あっ・・・・・」
「どうです?すごく気持ちいいでしょう?賢さんもやってみて・・・」
「・・・・・・・・」
口を一杯に開けて、必死に光子郎にしゃぶりつく賢。
「んっ・・・・ほら、そんなに勢い任せにしないで・・・・・」
「あぐぅっ・・・・」
「そうそう、優しく・・・・ボクがやったようにね・・・・・」
光子郎が愛したように、賢は必死にその行為をなぞった。
「まあ、これはせめてもの情けだぜ?京たちに任せてみろ、そのポコチン、
もう何の役にも立たなくさせられるだろうぜ!!」
「ふふふ・・・・・このまま、ボクも天国に連れてってみてください・・・・」
賢は一心不乱に光子郎をたどたどしい舌遣いで愛撫していたが、やがてそれは
すぐに、光子郎に肉迫するまでに上達しはじめた。
「うっ・・・・・すごい・・・・・・こっちの方も天才だなんて・・・」
チロッ!!
最後の舌先の摩擦で、光子郎はがくっと肩を落とした。
51名無しになりきれ:2005/06/08(水) 16:50:50
その間15分。
大輔はその間、光子郎の喘ぐさまから、ただただ賢のテクニックを想像する
しかなかった。
「はぁはぁ・・・・・」
光子郎は、大輔のてのひらをパンとタッチして、賢を引き渡した。
いよいよ自分の番だとばかりに、賢に無遠慮な勢いで自分のものを突っ込む。
「大輔さん・・・・・どうですか?」
「うおっ・・・・・ああっ・・・・すげえよ、コイツ、ホントにさっき覚えた
ばっかなのか?すんげえテクニシャンだぜ・・・・」
「ふふっ・・・・ボクがしっかり仕込んでおきましたからね・・・・」
「んっん・・・・・・んっ・・はあっ!!!」
もう完全に賢のペースだった。こういう立場関係になってみても、賢に精神的には
優位に立てないことが大輔には悔しくてならなかった。
自分のものを銜える性の奴隷にまで貶めてやっているのに、気がついたら
また自分が翻弄されるなんて・・・・・・・。
「おーっと、そこまでだ!!フェラでイカせようったってそうはいかねえんだよっ!!
ケツ上げろ!」
大輔が賢の口からものを抜き取ると、
「あっ・・ああっ・・・もっと・・・・・もっとちょうだい・・・・・・」
とそれを口に戻そうと舌を伸ばした。
しかし、大輔はグッと両手で賢の頭を押さえ付けると、おあずけを命令した。
「おっ、コイツ、随分とお利口さんになったじゃねえか!大輔、もっと味わわせて
やれよ!」
「いや・・・・・甘やかしてちゃ癖になるしな・・・・それに、こっちの味も
気になるんでね!!」
大輔はグイッと乱暴に尻を開くと、
52名無しになりきれ:2005/06/08(水) 16:51:35
「うあっ・・・・あああーっ!!!」
「オラァ!!!」
ズン、ズン、ズンと大輔が突き上げる。
「うっひょー!!スゲエ勢いだな・・・・こりゃ、ヒカリも将来
大変だな・・・・・ひひひ・・・・」
と太一がからかう。
「そっ・・・そんな・・・・・でもコイツ、すげえよ、キュウキュウに締まって
最高だぜ!!」
そう言いながらも、両手は尻を押さえたままだ。
「おいおい、右手が空いてんなら、シゴいてやれよ!」
「やだね・・・・どうしてコイツまで楽しませないとていけないのさ!」
「うああああ!!!!」
声を裏返して泣きじゃくる賢にも顔色一つ変えない。
「悔しいか?悔しいだろうなあ・・・・・だけど、俺が味わった屈辱は
こんなもんじゃねえんだよ!!」
「痛ぇええええええ!!!!」
「ブイモン・・・・・後でお前もブチ込んでやれよ・・・・二度と男として
立ち上がれないぐらいにな!!」
「オッケー、大輔!!」
「あっ・・・ああっ・・・・・でけぇ・・・・・」
「くあっ・・・・・・ヒ・・・・・ヒカリ・・・・ヒカリちゃあああん!!!」
「へへっ、ケンちゃーん!!大輔の奴、ヒカリを想像してヤってるってよ!!」
「うぐぐぐっ!!」
賢は顔を真っ赤にして屈辱に耐えた。
「うっ・・・うおおおおおああああああああっ!!!!」
賢の腸内に勢い良く大輔は発射すると
「へっへへへ、お疲れさん!!」
と、ケツ山をピシャリと叩いた。
「さあて、次は誰にする?」
「次は僕!!お兄ちゃん、どうする?」
「ふふっ・・・・・タケルはケツをやれ・・・・・俺は口でいい・・・・」
「やったあ!!」
タケルとヤマトは、もうすっかりぐったりと下半身の力の抜けた賢を
差し渡された。

53名無しになりきれ:2005/06/08(水) 16:52:27
「賢ちゃん!!」
突然、横から声がして一同が振り向くと、そこにいたのはワームモン
だった。
「ほほう・・・・これはこれは・・・・。お出迎えですか。ワームモン、
彼・・・・相当の好き者ですよ・・・・・ちょっと教えてやったら、自分から
シゴきながら銜えてる・・・・・」
「天才だから、飲み込みも早いってことだね・・・・開発のしがいがあったよ・・・」
タケルがぐりぐりと腰で何回もひらがなをなぞった。
「うあっ・・・・・・!!!」
「はあっ・・・・うっ・・・・・賢、そろそろ・・・・・いいぞ・・・」
「んんっ・・・・」
「あっ・・・・はあっ!!」
「ぷはっ・・・・・・ヤマトサマの・・・・・おいしい・・・・・」
「そうか・・・・ワームモンにこんな情けない格好見られてる気持ちはよう?」
「賢ちゃん!!」
しかし、ワームモンが見たのは、もはや彼が知っている、絶対の自信と誇りを
持った冷徹な天才少年ではなかった。
空ろな目で、無我夢中で自分のものをしごく賢。
「はあっ・・・・はあああっ・・・・・・ねえ・・・・誰か、もっと俺を
気持ちよくさせてくれよお・・・・・・」
「おやおや・・・・・やっと助けに来たんですか、ワームモン・・・・」
「けっ・・・・・・賢ちゃん!?」
「くすくすくす。彼、どうしようもなく淫乱なんですね。ちょっとオナニーを
教えてあげたら、もうおサルさんみたいにやめないんだもん・・・・」
「すんごい絶倫野郎だぜ、もう第3ラウンドだっていうのに、まだびんびんなんだもんな・・・」
「オラ、次は何して欲しい?」
「うっ・・・・・・あっ・・・・・大輔サマのポコチン・・・・しゃぶりたい・・・・」
「へへっ・・・・・欲張りだなお前も・・・・・・」
「違うっ・・・・違うよっ!!こんなのボクが知ってる賢ちゃんじゃない!!」
「ふふっ・・・・ワームモン、もうここには君の知ってるデジモンカイザーなんて
いやしない・・・・・・もう彼は死んだんだよ!!」
「そう・・・・俺たちが殺してやったのさ・・・・・」
「うっ・・・・うああああああ!!!!」
ワームモンは、賢の髪を掴もうとしていた大輔に体当たりをすると、賢の前に
立ちはだかって、
「もうやめろーっ!!!コレ以上やるんならボクが相手になってやるっ!!!!」
その気迫に
「ちっ・・・・・分かったよ。今日はコレで許してやるよ!!ただ、次に
倒した時は・・・・・・・覚悟しとけ!!」
と太一。
「賢ちゃん!!賢ちゃんしっかり!!」
精液にまみれ、うつろな目で男の体を欲しがる賢を連れて、ワームモンは
「お前達、絶対・・・・・・絶対許さないからな!!」
と言い捨てると、その場を後にした。
54名無しになりきれ:2005/06/08(水) 16:53:08
「・・・・・・・ワームモン・・・・・・俺・・・・・俺・・・・・・」
「しっかりして、賢ちゃん!」
アジトに戻るまでのおぼつかない足取りは、賢が受けた恥辱の激しさを物語っていたが、
戻ったと分かった途端、緊張の糸が解けたのかばたりとそこに崩れ落ちた。
「賢ちゃん!!」
賢はワームモンを抱き寄せると、その間無言だったが、ワームモンは
確かにいつもと違う賢の体温を感じ取っていた。
「賢ちゃん・・・・・・・」
「ふっ・・・・・その呼び方は止めろ!!俺の名は・・・・・デジモンカイザーだ!!」
にっ、と賢は口元を緩ませる。
どんなに傷つけられ辱められても、そこには孤高の誇りがあった。
じわっと涙が滲む。
「うん・・・・・そうだね・・・・・」
「明日・・・・・報復作戦に出るぞ・・・・・もう今までみたいな容赦はしない・・・
絶対・・・・・・・」
日が沈んだ。
心身共に満身創痍のデジモンカイザーは、『手下』のワームモンを抱いてやると、
ベッドに這い上がった。
「明日は早い。すぐに・・・・寝るぞ・・・・・!!!」
55名無しになりきれ:2005/06/08(水) 17:03:28
(;´Д`)ハァハァ
56名無しになりきれ:2005/06/08(水) 17:07:05
(;´Д`)ハァハァ
57名無しになりきれ:2005/06/08(水) 17:10:18
群馬出ていけ
58名無しになりきれ:2005/06/08(水) 17:59:17
まさか腐女子ってことはないよね?
59モミジ:2005/06/08(水) 18:10:48
腐女子じゃないよ^^;
60名無しになりきれ:2005/06/08(水) 21:06:38
ちんこが好きなカイザーちゃん
>40(ファースとオルガ)
カイザー:「その蘇生法・・・敵まで回復させたら、はっきり言って意味無いな・・・」
クラーク:「・・・しかし、攻撃は味方を巻き込み、回復は敵を巻き込むとは・・・・大雑把な人ですね」
カイザー:「オルガ、お前に殴られたときは戦闘中だっただろ?俺は戦闘中では、常に微弱な闘気を身に纏っているんだ。
       だから、その闘気に守られたおかげで俺は無事だったのさ。いつでも岩より硬かったら人間じゃないからな」

>41(レインとダークネス)
カイザー:「う、そうか・・・あ、ほら、先生の弟子のアルベールって医者だっただろ?奴に手術してもらったらどうだ?」
ザイガ :「もういいから他の方法を考えようぜ〜」
クラーク:「・・・と、言っても方法なんてそう簡単に見つかるわけでもないですしね・・・」
カイザー:「・・・まあ、いい方法が見つかるまで元に戻るのはおあずけって事だな」

>42
ザイガ :「おう、よろしくな!・・・やっぱ、仲間が増えると思うと嬉しいよな〜!」
カイザー:「ああ、出来るならば予定の日に着てほしいが、それに合わせる為に無理をしたらダメだぜ」
クラーク:「僕達はいつでも待ってますからね」

>43(フレイとレンとリョウ)
カイザー:「尊敬・・・してるのか?」
ザイガ :「いや、俺に聞かれても知らねーよ。」
カイザー:「うーん・・・じゃあ、尊敬してるって事にするか・・・多分」
クラーク:「随分と曖昧ですね・・・」

>44
ザイガ :「そりゃ、殺したら後味わりーから、殺しはしねーよ!」
カイザー:「・・・アレというのが何かは聞かんが、何もする気は無い。・・・そもそも、女性と戦うのは性に合ってない」
62モミジ:2005/06/09(木) 05:51:26
デジモンカイザー
63百式型野駄馬 ◆/WcPcTCJCE :2005/06/09(木) 07:17:10 BE:311808588-#
なぜだろう、、、目頭が熱くなってきた。。。
64ブラックウォーグレイモン:2005/06/09(木) 07:42:37
人里離れたとある山の中、竜騎士の部隊がブラックウォーグレイモンと戦っていた。
「この化け物め!!俺の槍をくらいやがれ!!」
一人の竜騎士がブラックウォーグレイモンに向け槍を振り下ろすが、ブラックウォーグレイモンは腕の手甲で巧みに受けとめる。
「今度は俺の番だな…ガイアフォース!!!」
ブラックウォーグレイモンが両手を上に伸ばすと、特大の黒色の火球が生まれる。
ブラックウォーグレイモンがその火球を竜騎士達に投げると、直撃した竜騎士達は即座に蒸発してしまう。
「弱い…弱すぎる!!こんな奴らじゃ、俺の渇きを潤すことは出来ない!!」
そしてブラックウォーグレイモンは飛び立つ、自分の渇きを潤してくれる超戦士を探しに…
65ブラックウォーグレイモン:2005/06/09(木) 08:03:36
「見つけたぞ…見つけたぞ!!俺の渇きを潤してくれる相手が!!」
ブラックウォーグレイモンは山の中で一人の武道家を見つけた。
「先ずは軽く試すか…」
ブラックウォーグレイモンはその武道家に猛スピードで近付き、右の拳を武道家めがけて振るう。
武道家は反応できず、ブラックウォーグレイモンの右の拳が武道家の体を貫いたかと思いきや、
「感触がない…残像か!!」
突然、ブラックウォーグレイモンが後ろから武道家の攻撃を受け吹き飛んでしまう。
「へっへ〜、不意打ちのお返しだ。それよりもオラに何のようだ?」
武道家が陽気にブラックウォーグレイモンに聞いてくる。
「孫悟空、お前と戦いに来た…」
ブラックウォーグレイモンはそう答えると、力を解放する。
カイザーが登っている山の中、最強クラスの化け物達が戦いを始めた。
この戦いの鳴動はカイザー達にも伝わるだろう。
66名無しになりきれ:2005/06/09(木) 10:31:26
ってゆう夢を見た。それだけ
↓気にせず再開してくれ
67名無しになりきれ:2005/06/09(木) 10:46:08
しかしそれは正夢だった。
68名無しになりきれ:2005/06/09(木) 10:47:47
しかし夢太郎はおもった。楽太郎って黒いのかと
69名無しになりきれ:2005/06/09(木) 11:04:04
しかしナッパは思った。こち亀はいつまでやるのかと。
70名無しになりきれ:2005/06/09(木) 11:06:31
カイザーのチンチンはザイガに食われた
71名無しになりきれ:2005/06/09(木) 15:53:33
山を登るカイザー達の後ろに一匹のポケモンがついてくる。
そのポケモンの名はフリーザー。
山を登るカイザー達の前に一人のの男が現れる。
その男の名はフリーザ。
72名無しになりきれ:2005/06/09(木) 16:42:07
ヤ・ム・チャ!ヤ・ム・チャ!
73モミジ:2005/06/09(木) 18:23:35

            へ            へ
          /  \         /  \
  _──__/ /\ \      / /\ \__────_
 └──___/   > `───´<_   \___────-┘
               /          \
            /    \/       l
             / /~|  小   /⌒ヽ    |
           | z(" | __  | ” ) k   |7   /ヽ
          |   ̄ / < ヽ  ̄─-    |─-/  l
          |   l  >  l        |二ヽ \/
          l   l  <  |       ,┴、\\\
         /\   \_>_ ノ     /  ヽ ヽ l l
           /    `───────|  /⌒l  | | |     デジモンカイザー大チェキ!!
        |⌒\_-┤   __   _|/   /\ | |/
         |_//  >─<    >─- /\_ イ |  l | /
          /~ l l   `─-'   l   ,─┤ |_|/
          l_ ノ  ̄>_──__-\/   ∧∧\
          / |_\ `──'    |`─' | ヽ_>_ゝ
            ̄ ̄     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~
74モミジ:2005/06/09(木) 19:55:59
デジモンヌ
75モミジ:2005/06/09(木) 23:20:19
デジタルモンスター
76モミジ:2005/06/09(木) 23:25:07
お休みデジモンカイザー
77ファース&オルガ ◆ORWyV99u2Y :2005/06/09(木) 23:50:59
空間が裂けてそこからリドゥルが現れるがその雰囲気はいつものと違っていた
笑顔など見せたことなど無かったリドゥルが笑顔で居るのだ
その手には鎌が持たれていて、無事鎌を取り返した様子だ
『これはこれは、オルガさんじゃないですか』
【またそれかー!気持ち悪いから止めろー!!御前は鎌持つと正確が変わるのか!?】
『酷いですねー、元がこっちなんですよ』
「久しブリー、リドゥルー」
『お久しぶりです、ファースさん
 残念ながら、鎌の力を使っても呪いは解けそうにありません
 魂と直接融合してますから切り離すと魂ごとになってしまいます
 でも一端呪いが離れる時がチャンスですね、気長に待ちましょう』

>41(レイン&ダークネス)
『鎌、戻りましたよ
 そうなんですか・・・・呪いを解くのは得意なんですけどねぇ〜
 私一応、神ですから、何かしら直す手段があるかもしれません
 残念ながら、私では良いアイディアが浮かびませんね〜』
【ブン殴ってみるとか】
『何の解決にもなってませんよ』
「大量破壊・・・・」
とファースが言うとリドゥルはファースの剣を掴んだ
そうすると一瞬にして魔力暴走が吸収された
『止めましょうねファースさん、危険ですから』
【御前の方がよっぽど危険だ】

>42
『楽しみに待ってますよ』
【どっちでも良い】
「ヒャーハハハハハハハハハハハハハハハ」

>43(フレイ&レン&リョウ)
『お久しぶりですね、これからも宜しくお願い致します
 そうですね、大量破壊技には惑星半分ぐらい分解してしまう技も有りますが
 大抵は山の破壊に満たない物ばかりですね』

>46
ファースは嬉しそうに笑うと避けることなくその剣を炎の属性付きの居合い抜きで防いだ
だが、威力は極力抑えられている、と言うより力が発揮できないのである
相手は自分の苦手とする聖なる力を使う、下手に出ればやられるのは分かっていたが
その考えは直ぐにかき消され、目の前の敵を破壊したいと考えに変わる
「特効技、龍炎八牙連滅斬」連続する突きの技を放つが、何時の間にか間に入っていたリドゥルに全て止められる
『駄目ですよ、ファースさん攻撃しちゃ、悪い人じゃなさそうですし
 すみません私達の連れで、呪いにかかってましてね
 私達は魔界に住まう者ですが魔王軍には属していません』

>61(カイザー&ザイガ&クラーク)
『直接回復する方法は発動中に剣を心臓に差し込むですね
 でも、危険ですから、絶対に実行しないでくださいね』
【回復しても痛みは半端なモンじゃ無さそうだからな
 それにしても、防御壁の様な者があったとしても、力だけが自慢の俺の拳を食らっても傷一つ付かないって
 もう既に人間じゃねぇな、神か天使なんじゃねーか?】
78名無しになりきれ:2005/06/10(金) 00:06:16
ファース、気付くんだ。今の状況で仲間が何をやっているのかを!
79名無しになりきれ:2005/06/10(金) 07:37:11
結局どうするんだ?他の人達は。
80ブルーム&フーリン ◆wn/6IqHKBc :2005/06/10(金) 21:20:23
【名前】ブルーム/フーリン
【年齢】17歳/17歳
【性別】男/女
【職業(LV)】見習い魔法使い兼盗賊/格闘家兼盗賊
【魔法・特技】基本中の基本の魔法しか使えない。特技は手の平からあらゆる物体を個体・液体・気体に変化できる
/魔法は基本的な回復魔法しか使えない。素早い身のこなしで敵を瞬殺する
【装備・持ち物】練習用のロッドと黒い手袋(能力を抑えるため)/両手に金銀の巨大な爪
【身長・体重】171センチ。54キロ/162センチ。秘密よん
【容姿の特徴、風貌】青くて短い髪に青い瞳。黒いレザージャケットを着ている/茶色の髪に黒いチャイナを着ている
【性格】いたって温厚だが、戦闘と「仕事」の時間になると強気になる/ほわわんとした性格。トラブルメーカー
【趣味】「獲物」の鑑賞/饅頭を頬張ること
【人生のモットー】この世の全ては俺達が手に入れてやる!…なんてね/のんびりだらだらいきましょうよ〜
【自分の恋愛観】えっと…あのその/頼りになる人が良いね〜
【一言・その他】その…獲物を奪りまくるのでよろしく…/よろしくねぇ〜
【キャラ解説】世間に知られた盗賊。異名が青き嵐。表では見習い魔法使いと格闘家として修行の旅

あとで、話を書きます。よろしくお願いしますね。
81ブルーム&フーリン ◆wn/6IqHKBc :2005/06/10(金) 22:01:49
夜も更けて来た頃…ある屋敷から叫び声が聞こえた。
しばらくして屋敷から二人の影が壁をすり抜けて飛び出してくる
満月に浮かぶ二人の影。
青いマントを来た少年と青いチャイナを来た少女だった。

ブルーム「へへっ!楽勝だったな!この『紅の鳳凰』俺が頂いたぜ!」
フーリン「そうだね〜早く帰って御飯食べようよ〜お腹空いた〜」
ブルーム「おいおい…この『紅の鳳凰』の価値知っているのか?家が二つは買えるんだぞ」
フーリン「どうでもいい〜私にとってはごはんの方が価値あるよ〜」
ブルーム「はぁ…まあ、いつものことだしな…盗賊なんか止めれば良いのに」
フーリン「それは無理〜わかってるでしょ〜?私達が盗賊する理由を〜」
ブルーム「そうだな…まあ俺の場合は趣味も兼ねているけれどな!」

宿屋に忍び込みながら帰り、服を着替える。今度は黒いレザージャケットと黒いチャイナだった。

ブルーム「ふう…疲れたよ…『僕』もお腹空いたな…フーリン、酒場に行こうか」
フーリン「あ〜いけないんだ〜未成年のくせに〜」
ブルーム「違うよ。こんな時間に開いているのは酒場ぐらいしか無いんだから…行くよ」
フーリン「あ〜待ってよ〜これどうするの〜」
ブルーム「あっ…紅の鳳凰か…そこに置いといていいから」
フーリン「わかった〜ぽいっと〜じゃあ行こうか〜」
>77(ファースとリドゥルとオルガ)
ザイガ :「うおっ!?こ、こんな奴・・・リドゥルじゃねえ!!てめえ、偽者だろ!!」
カイザー:「・・・確かに、変わりすぎだな。・・・むしろ、こっちのほうが怖いぞ・・・」
クラーク:「(・・・誰?)・・・あ、始めまして。僕はクラークです。」
カイザー:「っていうか、そこの犬。貴様は目まで使いものになっていないのか?・・・良く見てみろ、少し赤く腫れてるから」
クラーク:「・・・むしろ、黒くなってますよ・・・」

>78-79
カイザー:「少し、時間がかかると思うが、どうにかするつもりだぜ。
       心配してくれてありがとな。」

>80-81(ブルームとフーリン)
【よろしく頼むぜ、これからは長い付き合いになれたらいいな】
83レイン&ダークネス ◆JZRAiNcQEw :2005/06/11(土) 00:12:03
「・・ダークさん」
『・・なんですか?』
「さっきから揺れたり誰かの声が聞こえたりするような気がするんですけど・・」
『多分何処かの馬鹿が地元素の取り扱いを間違えたり音の術を悪用したりしてるんでしょう。』
ほんとかよ。
>44
「今は同性だが・・まだ男だったとしても・・
情報を吐かせるために生かしておく・・というのが答えかな。」
情報は金なり。
「そして情報を吐き出させたら・・
 利用価値があれば柱か何かに縛っておく。
 利用価値が無ければ・・どうだか。」
>61 カイザー&ザイガ&クラーク
「戻れるのはいつの日だか・・やれやれ」
『永遠に戻れないに100G。』
賭けるなよ。
>77
『・・・・・』開いた口が塞がらない。
「鎌に人格でも乗っ取られたか?」

「・・はぁ・・
 やっぱり潜るしかないか・・」
侵入に難あり。
>81 ブルーム&フーリン
「よろしく。・・お前ら盗賊か・・
 鑑定スキルは?解除スキルは?」
『・・さて、いつ会えるのだか・・』
Please Wait...
84先生と闇医者 ◆p3oir6C1II :2005/06/11(土) 09:29:56
>38
そりゃ、もちろん、是非彼らの手助けをしてやって欲しい。
……大人数にボコられる魔王が可哀相な気もするけど、そもそも魔王って言うのは、そういう星の下に生まれているものだから。

>39カイザー君とザイガ君とクラーク君
地下都市に関しては、前にも話をしたと思うけど、場所については、確か言ってなかったね。
場所は確か、ここから少し東へ行ったところだったような……
その招待状に、変な模様が書いてあるだろう?
そいつに向かって祈れば、地下都市の門の前に転送されるだろうから、その辺りは心配要らない筈だ。

>40ファース君、リドゥル君、オルガ君
そうか……その新必殺技で強敵を倒す姿を楽しみにしていたのだけれど。
>77
また随分と丸くなったね、リドゥル君。
何があったのかは知らないけれど……おお、鎌が戻ったのか。

>41レイン君とダークネス君
美味しいモンスターねぇ……
そうだな……ミノタウロスのような獣・獣人の類かな?
基本的に、あまり好き嫌いというものが無くてね。
流石に、腐敗の進んだアンデッドや、リビングアーマーのような奴は食べられないけれど。

>43
>フレイ君とレン君
僕のところにも、送り主が同じやつが来たよ。
カイザー君のところに届いたやつとは、少々内容が違うけれど。
>リョウ君
やはり、邪念や妖気の類には敏感なようだね。
魔族や何やらの類と常に戦っているのだろうから、まあ、そうでないとやっていけないだろう。
僕の場合は、常日頃から怪しい連中と接していたものだから、そういう感覚が麻痺しているのかもね。

>80-81(ブルーム君とフーリンさん、まだ直に会った訳ではないので)
「むぅ、何やら水晶が光っているね」
「オメー、それ今年に入って何回目だ?」
実際のところ、その回数は、丁度このパーティの人数から先生とアルベールの分だけ引いた数と同じである。
どうやら、勇者とその仲間達の類に反応するらしく、人数が増える限り、これからもどんどん光り続けるだろう。
「さあねぇ……今はまだ、小さな輝きではあるけれど」
これはまだ、相手がどういう者であるかが解からないことを示していた。
「会うときは、いつものように、初めましての挨拶から始まるのだろうね」
「ま、そうだな」
>78
「ナーカーマー?・・・・・」
少し考え込む
「キル!」←分からなかったらしい

>80(ブルーム&フーリン)
『これはこれは初めまして、私は死神のリドゥルと申します』
【俺はオルガだ、オルガンなんて呼びやがったらブン殴ってやる】
「ヒャーハハハハハハハハハハハハハハ、ファースダヨー、ヨーローシークーネー」

>82(カイザー&ザイガ&クラーク)
『前から良く言われますね〜、でも私は偽物じゃありませんよ
 そうですよね、オルガさん』
【否定しがたい・・・・・】
「ヒャーハハハハハハハハハハ、ニーセーモーノー?」
『ファースまでそんなこと言って、私は元々こうなんです
 おや、これはこれは初めまして、私はリドゥルと申します以後お見知り置きを』
リドゥルは禍々しさを微塵も感じさせないにこにことした笑顔でそう言った
【目は形と色と動いてる物しか分からないんだな此が】

>83(レイン&ダークネス)
『私、元々こうなんですよ、ええ・・・・・ちょっと色々ありまして
 二重人格になって仕舞いましたが』
【彼の奥さんじゃ無理も無いな】

>84(先生)
【その内、雑魚にでも使ってくれるだろうよ】
86フレイ&レン&リョウ ◆FR1zM42Xho :2005/06/11(土) 16:38:50
>44
リョウ「場合によるが、大抵殺す」
フレイ「俺もだね。後で痛い目見ないとも限らないし」
レン「俺は殺せねぇ・・」

>61 カイザー&ザイガ&クラーク
フレイ「えー・・」
リョウ「常に自然体なんだな・・カイザーは」
レン「それも凄いな・・」
フレイ(・・多分?)
リョウ「まぁ、自然と敬語を使ってしまうと言う事は、
    心の底で尊敬しているか恐れているかの何れかだからな」

>77 ファース&リドゥル&オルガ
フレイ「・・・え?リドゥル?」
レン「・・は・・?」
リョウ「・・宜しく頼む。
    惑星半分?それは凄まじいな・・」
フレイ「・・アレでも防げないね」
レン「・・つーか、リドゥル怖いぞ・・鎌が戻ると人格変わるのか」
フレイ「・・益々どんな鎌なのか気になるなぁ」

>80-81 ブルーム&フーリン
フレイ(宜しくね)
レン(宜しくな!)
リョウ(まだ先だろうが、宜しく頼む)

>84 先生
フレイ「地下都市で闘技大会・・だっけ?」
レン「そうだったな・・ま、その内行くんだろ」
フレイ「・・先生の所にも来たんだ」
レン「内容が違う?まぁ、相手別なんだろーな」

>邪念に敏感
リョウ「今までは大して強い奴は居なかったが、影響があったか・・
    フレイを追跡中、半年も強行軍だったからな・・何千匹屠った事か・・
    ・・それはそれとして・・怪しい連中?」
87ブルーム&フーリン ◆wn/6IqHKBc :2005/06/11(土) 20:05:10
(酒場にて)
一つのテーブルに挟んで二人は向かいあい座っていた
テーブルの上には料理が並んでいる

ブルーム「もぐっ…うんおいしいや。…フーリン?何を考えているの?」
フーリン「ん〜ちょっとね〜ほら、私達って弱いじゃない〜それに、ここ最近怪しい雲行きだし〜」
ブルーム「うん…そうだね…魔法も基本なものばかりだし…魔王のこと?たしかにね」
フーリン「そうでしょ〜!だからさ、ここでバーン!っと強くなっておかないと〜」
ブルーム「うん…新しい魔法も覚えたいし…技も手に入れたいし…フーリンは元から強いからいいけれど」
フーリン「そんなことないよ〜君だって無敵の能力あるじゃん〜ほら、カチカチドロドロモワモワのやつ〜」
ブルーム「あれは、寿命を削るからあまり使いたくないんだよ」
フーリン「じゃあ、ダメじゃん〜あはは〜じゃあさ、地下都市に行ってみない〜?ほらっ」
ブルーム「うう…言わないでよ。ん…なにこの手紙…地下都市に闘技大会…?へぇ…」
フーリン「うん!道に落ちていたから拾ったんだ〜何故か綺麗なままだったけれどね〜宛先もないし…」
ブルーム「拾わないでよ…そんなもの。う〜ん…いろんな人が集まるからね…魔法とか教えてくれるかもしれないし…行ってみようか?」
フーリン「そうこなくっちゃ〜じゃ行くよ〜ほら、早く〜」
ブルーム「えっ…今から?あっ…ちょっと!…もう」

こうして二人の盗賊は地下都市に行くことになった。このとき、二人は気づいていなかった。
この後、ほの暗い地下都市で夜に生きる盗賊に最も近しき存在闇の精霊をめぐって魔王軍と争うことになることを…。
満月の夜に二人は旅立つ。何者かに導かれるように…


フーリン「う〜ん電波受信中〜」 ブルーム「何やってんだよ…」
>82 カイザー&ザイガ&クラーク
フーリン『よろしくね〜♪いつか会えるといいね〜』

>83 レイン&ダークネス
フーリン『そうだよ〜青き嵐とは私達のこと〜鑑定?めんどい〜解除?ブルームの能力で箱をドロドロっとね〜』

>84 先生と闇医者
フーリン『やっほ〜水晶に映っているかな〜?凄い魔法使うんだって?私達に会ったら教えてね〜』

>85 ファース&リドゥル+おまけ(オルガ?)
フーリン『あ〜よろしく〜リドゥルとオルガン〜?ファースさん〜よ〜ろ〜し〜く〜ね〜♪』

>86 フレイ&レン&リョウ
フーリン『よろしくね〜弱いけれど大目に見てやってね〜』

ブルーム「…気が済んだ?」 フーリン「うんっ!一行レスで申し訳ないけれどね〜」
ブルーム「はぁ…何言っているのか解らないよ…」 フーリン「まあ、気にしない〜」
>83(レインとダークネス)
カイザー:「ま、旅を続けていけば、その内に良い方法が見つかると思うぜ。」
ザイガ :「・・・戻れなかったら、女としての第2の人生か〜・・・頑張れ〜」
クラーク:「・・・呪いを解く方法・・・、三聖の人たちなら何か知っているかも・・・」

>84(先生とアルベール)
クラーク:「そういえば、何か魔力のような力を感じますね」
カイザー:「念じる・・・そうか、分かったぜ。時が来たら地下都市へ行ってみようと思う」
ザイガ :「地下都市・・・嫌な予感がすんだけどな〜・・・」
クラーク:(もしかしたら、そこにも何かヒントが隠されているかもしれない・・・行ってみる価値はありそうかな)

>85(ファースとリドゥルとオルガ)
クラーク:「はい、リドゥルさん。なんだか親切そうな人で良かったです」
ザイガ :(いや、コイツは偽リドゥルだ、間違いねーぞ。・・・そもそも、鎌を持っただけで性格が変わるなんて、鎌に呪われてんじゃねーのか?)
カイザー:「まあ、再び合流できたことは良かった。さて、先へ進もう・・・ファースが勝手にどこかへ行かないように、ちゃんと見ててくれよ」

>86(フレイとレンとリョウ)
カイザー:「まあ、三聖を越えることが俺たちヴィクトガーテの七波動の目標だからな。」
ザイガ :「師匠を越えることが弟子の役目だもんな。・・・つっても、言ってもまだまだ越えらんねーけどな」
クラーク:「・・・僕は三聖の弟子じゃないんで、越えるつもりはないんですけど・・・」
ザイガ :「そんなの知るか!クラークも三聖越えのメンバーに入ってるんだぜ!」
クラーク:「・・・勝手に変なメンバーに入れないでくださいよ・・・」

>87
【ああ、待っていてくれ。楽しみにしてるぜ】


カイザーたちはシュテドニアス山を登り続けている。
周りの温度は徐々に冷たくなってゆき、風が冷たく感じれるほどの高度まで到達したようである。
すると、少し先に二つの分岐道がある事に気が付いた。
一つはそのまま山を登り続ける道。
もう一つは横に伸びているい道、その先には、ほら穴のようなものが確認できる。
ザイガ :「なんだ?、この先に続いているのが『風神廟』ってのか?」
カイザー:「いや、まだ早い。こんな山の中腹あたりの中途半端な場所に風神廟は無いだろう。
       ・・・もしかしたら、横道の先にカルフって奴がいるのかもしれないな。」
ザイガ :「は?カルフ?誰だよ、そんな奴、俺のメモリーには残されてねーぞ」
カイザー:「まったく・・・物覚えが悪い男だなお前も。・・・アルマリオンが言ってただろ。この山に詳しい人がいるって」
ザイガ :「・・・そうだっけか?」
クラーク:「とにかく行ってみましょう。何があるのか分かりませんが、気になるでしょう」
そうして、カイザーは横道の先にある洞窟へと進んでいった。ザイガとクラークもそれに続いてゆく。
89 ◆WvafCTnJ0o :2005/06/12(日) 04:12:28
>横道
アルテ「はて、この様な場所に洞窟などあったかしら?
アルマ「カルフ老の事だ、また増築しているのだろう。
アルテ「それは……無いとは言い切れませんね……
     師匠はやる事がなくなると増築しますから。
リース「……カイザー達……先に行っちゃいましたよ……?
シャル「どうするの〜?
アルテ「行きますか?陛下。
アルマ「今、この一同を率いるのは奴だ。それに従わぬわけにはいくまい。
     私とて、『風神廟』にはカルフ老の案内無しでは行けぬのだから。
アレク「では、他の方々にその旨、伝えてきましょうか……

5人はカイザー達の後に続く。中はこの標高とは思えないほどに空気が濃く、
また暖かかった。奥から薪が燃える音がする。人が住んでいるのは間違いない。
奥に進むと……誰もいなかった。部屋の雰囲気から言ってつい先ほどまで
そこに人が居たような状態ではあるのだが。机の上には置手紙が残されていた。

―――嬢ちゃん達へ―――

嬢ちゃんら、元気か?
わしはどうにも嫌な予感がするんで先に『風神廟』へ行っておるぞ。
道が分からないじゃろうが、ラインスフィーダに頼めば道案内してもらえる。
ちうわけで、積もる話はお前さん達が来てからじゃ。

―――剣王流開祖、カルフ・ラングレン―――
90レイン&ダークネス ◆JZRAiNcQEw :2005/06/12(日) 08:54:42
>84 先生&闇医者
『リビングアーマー食うなら鉄食いにでも変化してなさい・・』
「なんで鎧なんか食う必要があるんですか・・」
『無い』
「じゃあ食わないでください・・」
>85 ファース&リドゥル&オルガ
「なるほど・・『優しい死神』の異名はそこからね・・」
『性格離れすぎですね。』
−リドゥルが『優しい死神』ならレインは『人類の夜明け』だ
>86 フレイ&レン&リョウ
「殺せないなら縛ってどっかに放置しておけ。
 そうしないと痛い目に遭う。」
『戦力を削ぐことは重要ですね。』
>87 ブルーム&フーリン(略してブルリン)
「箱ごと溶かしてどうする馬鹿者。お宝まで溶けるだろうが!
 それに・・罠を解除する楽しみが無くなる。」
−酔狂な奴だな。
>88 カイザー&ザイガ&クラーク
「・・ま、そのときはそのとき。
 いざとなったら第二の人生でも楽しむかな・・」
『第二の人生に100G。』
−だから賭けるなって。
>89 三姉妹+女帝+魔術師
「・・とりあえず、行こうか」
『右に同じく。』
−『風神廟』に行くにはラインスフィーダ(女帝の竜)の案内が必要だけど。
91先生と闇医者@山道 ◆p3oir6C1II :2005/06/12(日) 19:05:24
>85ファース君、リドゥル君、オルガ君
「まあ『大量』破壊技なんだから、沢山いる雑魚を一気に吹き飛ばすのに丁度良いかもね。
 という事で、雑魚は君らに任せた!そのうち出てきそうな大ボスも任せようかと思ってるけど」
「ちっとは働けよ」
「冗談だよ、冗談。でも、大量破壊もほどほどにね」

>86
>フレイ君とレン君
ダルキアで行われたものとは、いささか趣の異なるものだけど……
まあ、実力が問われるのは変わらないところだね。
>リョウ君
「ああ、怪しい連中だよ。それはもう、見るからに『私は怪しい人です』っていうくらいに」
「それでも、お前ほどじゃないような気がするが……」
「うるさい黙れ!」

>87ブルーム君フーリンさん
「ところで、新しい二人ってどんな奴なんだ?
 カイザーが占いに出たときなんか、すぐにどんな奴か解っただろ」
「ああ、もう少しで見える……そうだね、盗賊っぽい二人組だ。レイン君やダークネス君とは違う感じだけど……
 おや、地下都市に向かう気のようだ」
「ちゃんと招待状を受け取ったのだとしたら、相当な腕前だな」
>『やっほ〜水晶に映っているかな〜?凄い魔法使うんだって?私達に会ったら教えてね〜』
「……そうだねぇ、考えておこうか」
「直弟子の俺でも、そんなに大した魔法を教えてもらってねえのに……」

>88
>カイザー君、クラーク君
ところで、その招待状の宛名は、カイザー君だけじゃない、『カイザー様御一行』になっているはずだ。
つまり、その招待状は皆のものってこと。
>ザイガ君
「嫌な予感……あー、やっぱり?まあ、クロアのやることだしね」
「でも半分くらいはお前」
が考えたくせに、と言おうとしたところ、先生が物凄い形相に変わった。
「うるさい!余計なことをベラベラベラベラと……あんたの舌は何枚あるの!?」
「落ち着け、素が出てるぞ。その声で女言葉で捲くし立てられるとキモい」

>89
「……そろそろ、目的の場所に辿り着いた頃かな?ふう、僕達も急がないとね」
「おーい、火山が見えるんだが」
「ああ、あれはゼンザイ火山といって、火の精霊が祭られている聖なる山さ……あれ?」
「んなコトは知ってるよ。……オメー、どっち行ってんだ?」

>90レイン君とダークネス君
だから、そんなの食べないってば。料理できないしね。
92フレイ&レン&リョウ ◆FR1zM42Xho :2005/06/12(日) 21:10:59
>87 ブルーム&フーリン
リョウ(・・俺たちも未熟だ。早く会える事を祈るぞ)

>88 カイザー&ザイガ&クラーク
リョウ「越えるのが目標?
    成る程・・それならば、仮に後を継いだとしても不足はないな」
フレイ「そうだね。凄くいいと思うよ!」
レン「それに、カイザー達なら越えられるって!」
リョウ「今はまだ駄目と言う事は・・
    三聖の実力と言うのは俺達の想像すら遥かに越えているな・・」

>横道
フレイ「あ、カイザー達が行ったね」
レン「なら行くまでだぜ!」
リョウ「全く邪気もないし平気だろう・・」
特に迷いもせず、カイザー達の後をさっさと着いていった。

>89 三姉妹&女帝&魔導士
フレイ「・・先行っちゃったんですねぇ・・」
リョウ「(・・俺も薄々感じてはいたが・・ここか)
    仕方のない事だろう。アルマリオン様の竜に案内して貰わねばな」

>90 レイン&ダークネス
レン「・・そーなのか・・
   じゃあ、今度そう言う事になったら・・・・って、なるのか?」

>91 先生と闇医者
フレイ「へぇ・・本気で闘れるのかな?」
レン「・・怖い事言うなよ・・相手は人間・・なんだろ?先生?」
フレイ「・・そうなの?」

>怪しい連中
リョウ「・・それは凄いな・・・・で、今のが直弟子のアルベールなのか。
    初めて声を聞いたな・・
    (それにしても、物凄い怒り様だな・・そんなに怪しくも無い様に感じるが・・)」
>86(フレイ&レン&リョウ)
『此の宇宙で最も強い重力がファースを中心として発生するのですから
 触れれば分解し取り込まれます、ですけど本体への負担は想像を超えています
 以前に途中で止めた時も頭と身体しか残らなかったのですから』
【国を連れ出す時に使われたアレか・・・・・一夜にして国が吹っ飛んだからな
 リドゥルは首しか残ってなかったよな、アノ無様な姿今思い出しても笑えるぜ】
『フフ・・・・それ以上口に出してみなさい、その首飛ばしますよ』
【頼むから、笑顔でそんな事言うなァ!怖い!】
『怖いですか?人格って言うのでしょうかねぇ、そのような物ですね
 どんな鎌と言われましても、普通の鎌と違っているのは生命を持っている位しか・・・・・・』

>87(ブルーム&フーリン)
『お初にお目にかかります、以後お見知り置きを』
【テメェ!オルガンって呼ぶなって言ってるだろーが
 その耳は腐ってんのか!?あぁ!?】
【がっ・・・・・・】
リドゥルはオルガをデコピンで沈める
オルガは額を押さえながら蹲る
『失礼しましたー』
「ヨロシクネー♪」

>88(カイザー&ザイガ&クラーク)
『人が良いとは良く言われますね・・・・・怖いとも良く言われますけど・・・・
 ファースの事なら任せて下さい、封魔は得意分野ですから』

>90(レイン&ダークネス)
【お前等もそう思うよなー、ありゃいくら何でも・・・・】
『どうかしましたか?オルガさん』
【俺に優しくしないでくれー!!!】
『え・・・・・えっと・・・・・』

>91(先生)
【特効技って言うダメージを貫通させる技もあるんだが
 本人は大量破壊技の方が好きな様でね】
「ヒャーハハハハハハハハ、ワカッタヨー♪」
【狂人、御前は戦いたいだけだろ】
>89(女帝と魔導師と三姉妹)
ザイガ :「あんだよ、誰もいねえじゃんかよ!ここに来る必要なかったじゃねえか!!」
クラーク:「・・・ちょっと待ってください。机の上に手紙のようなものが置いてありますよ。」
カイザー:「内容は、先に行ってるからラインスフィーダに道案内を頼むって事か。剣王流の開祖・・・なるほど、アンジェラの師匠って訳か」
ザイガ :「ラインスフィーダ?なんだそりゃ?」
クラーク:「…分かりませんが、そういう名前の人が何処かにいるんでしょう」
カイザー:「アルテニアやアルマリオンはラインスフィーダについて何か知らないのか?」

>90(レインとダークネス)
カイザー:「諦めが早いな・・・まあ、これも運命だと思って乗り切るしかないだろうな。」
ザイガ :「そうだぜ!・・・この冒険が終わっても元に戻れなかったら、10000Gやるから手術してくれよ!」

>91(先生とアルベール)
カイザー:「なるほどな、つまり俺達全員が謎のイベントに招待されたって訳か。」
クラーク:「ここにいる皆を呼び寄せるイベントですか…おそらく、平穏に終わるイベントじゃなさそうですね。」
ザイガ :「クロアってのはヤバそうな人物なのか〜・・・・・・って、うお!?・・・(女言葉で怒鳴ってるぞ・・・)」
カイザー:「・・・ま、まあ、先へ進もう。先生が合流出来るのはいつになるか分からんが」

>92(フレイとレンとリョウ)
カイザー:「ああ、ありがとなレン。・・・だが、フレイの言う通り三聖の力は物凄い。普通に反則だ・・・鬼・・・むしろ化け物だな」
ザイガ :「ま、そんなに急がなくても気長に頑張ってけばいいだろうしな」
クラーク:「三聖の人達が この旅に協力してくれれば、大きな利点になると思うんですけどね」
カイザー:「・・・ブレンテル師匠は協力するのは嫌がりそうだな。多分、『めんどい』の一言で断るだろうし。」

>93(ファースとリドゥルとオルガ)
カイザー:「おお、なんだか口調とは裏腹に頼もしくなった気がするぞリドゥル」
クラーク:「ええ、リドゥルさんは何ででしょうか、輝いて見える気がしますよ。」
ザイガ :(・・・いや、おかしいって二人とも・・・あの偽リドゥルに何か騙されてるよ!!)
カイザー:「まあ、封魔の力が強まったのは良かった。…で、そも鎌をどうやって取り返したんだ?」
95ブルーム&フーリン ◆wn/6IqHKBc :2005/06/13(月) 00:20:41
(とある草原にて)
フーリン「銀牙裂斬!」
フーリンの爪が魔物を切り裂く。魔物は叫び声をあげて倒れる。これで四体目だ。
ブルーム「はぁぁ……っ!ファイア!」
ブルームのロッドから炎が吹き出し魔物を火だるまにする。こっちは二体目である。
魔物の群れの親玉らしき巨大なオークが二人の前に立ちはだかる。

ブルーム「おいっ!どうなってやがんだっ!地下都市まで強い魔物は出ないんじゃなかったのか!?」
フーリン「あっれ〜おかしいな〜ちょっと待っててね〜地図確認する〜」
ブルーム「そんな余裕あるかっ!来るぞっ!」
オークは吠え力任せに棍棒を振り下ろす。それを二人は間一髪でかわす。
フーリンはその隙を狙いオークの頭に飛び切り裂こうとするがオークの手に掴まれ握り潰されそうとしていた。
ブルームはフーリンの名を叫びながら両手の黒い手袋を外す。
ブルーム「てめぇ…溶かしてやるぜっ!」
オークは残った手で棍棒を振り下ろす。
しかし、ブルームの手の平が接触すると水のような『液体』になりボタボタと落ちていく。
そのまま、オークの懐に飛び込み胸に手を当て唱える
ブルーム「…消散っ!」
オークの動きが止まり、霧のように『気体』になり風に吹かれていく。フーリンがするりと着陸する。
フーリン「あ〜痛かったぁ〜えっと〜地図〜…………ごめ〜東西間違えたみたい〜あはは〜」
ブルーム「大丈夫っ!?……はぁ…フーリン…僕…怒るよ?」
フーリン「だから〜ごめ〜って言ってるじゃん〜街に戻ろうよ〜お腹空いた〜」
ブルーム「はぁ…無駄足だった……」
二人はとぼとぼと来た道を戻る。彼らが地下都市に行けるのはいつの日やら…


フーリン「う〜ん」 ブルーム「まだ電波…?」
フーリン「そうしたいのはやまやまだけれどね〜まだ出会っていない訳だし〜
会うまでは止めようかなって〜みんな本当にごめんねっ!」
ブルーム「だから…訳わからないって…」
フーリン「それと…みんな〜平日は都合でこんなレス打てないから〜ごめん〜!
私達は休日に参加するから〜みんなのペースに合わせるように頑張るね〜」
ブルーム「そろそろ…気が済んだ?」 フーリン「うんっ!行こうよっ」
96レイン&ダークネス ◆JZRAiNcQEw :2005/06/13(月) 18:14:52
>91 先生&闇医者
某指輪で変化して食べると以外に美味らしい。
「・・食ったのか。」
『もはや人外。』
はい、人外です。

「招待状・・ねぇ。」
『罠だと思っていても行くしかないですかねぇ。』

>92 フレイ&レン&リョウ
「なるかもね。」
『魔王軍にアイドルがいたりして。』
某ゲームやら某国会やら・・

>93 ファース&リドゥル&オルガ
「笑顔でその言葉・・
ヤバい・・ヤバすぎる!」
人外三人組の常識人ですから。・・いや、その鎌構えないでください。

>94 カイザー&ザイガ&クラーク
「断る。問答無用で断る!!」
どうやら手術に関して何か嫌な思い出がある模様。
「それだったら潜った方がマシだと思う!」


『どうやら電波状況があまりよくないみたいですね・・』
「その耳栓のような耳栓じゃないようなの、何ですか?」
『魔導電波機。』
電波ゆんゆん
97ヤム飯 ◆dBgeMoLs.g :2005/06/13(月) 20:38:57
カイザー君のおっきいチンポをオーガスがしゃぶりたいって。
98ヤム飯 ◆dBgeMoLs.g :2005/06/13(月) 20:40:25
人がいない間に勝手なことやりやがって速く話を進めろよ、ぼけども
99ヤム飯 ◆dBgeMoLs.g :2005/06/13(月) 20:41:28
カイザーは毎日ファースでオナッてた。
100ヤム飯 ◆dBgeMoLs.g :2005/06/13(月) 20:41:53
実は魔王は俺だった。
101ヤム飯 ◆dBgeMoLs.g :2005/06/13(月) 20:42:24
TRPGの避難所の人達に脅されてます
102ヤム飯 ◆dBgeMoLs.g :2005/06/13(月) 20:42:36
だから荒らすんです
103ヤム飯 ◆dBgeMoLs.g :2005/06/13(月) 20:43:27
助けて〜聖騎士さ〜ん
104ヤム飯 ◆dBgeMoLs.g :2005/06/13(月) 20:43:57
カイザーの馬鹿野郎
105ヤム飯 ◆dBgeMoLs.g :2005/06/13(月) 20:44:30
他の板に行っても追い掛けて潰しに行くからね。
106ヤム飯 ◆dBgeMoLs.g :2005/06/13(月) 20:44:45
実はカイザーは機械兵士
107ヤム飯 ◆dBgeMoLs.g :2005/06/13(月) 20:44:58
機械兵士は死んで下さい
108ヤム飯 ◆dBgeMoLs.g :2005/06/13(月) 20:45:11
機械兵士ははっちゃけすぎ
109モミジ:2005/06/13(月) 20:45:19
埋め立てるのは良くないと思います。
110ヤム飯 ◆dBgeMoLs.g :2005/06/13(月) 20:45:38
俺って良い奴。
111ヤム飯 ◆dBgeMoLs.g :2005/06/13(月) 20:46:06
>109
カイザーの反応待ちですよ
112ヤム飯 ◆dBgeMoLs.g :2005/06/13(月) 20:48:00
カイザーきゅん中々来ないね。
113ヤム飯 ◆dBgeMoLs.g :2005/06/13(月) 20:48:28
俺は長文荒らしは嫌い、ついつい読んじゃうもん
114ヤム飯 ◆dBgeMoLs.g :2005/06/13(月) 20:48:58
カイザーは荒らしじゃないのかね?騎士スレを荒らしてただろ。
115ヤム飯 ◆dBgeMoLs.g :2005/06/13(月) 20:52:56
カイザーは何時も何かの不思議パワーでピンチを脱出するけど、最強厨ですか?
最強厨は会長だけで十分だよ。
死ねよカイザー。
でもカイザーを叩くと裏で繋がってるカイザースレの連中に潰されるかな?
怖いからバイバーイ
116先生と闇医者 ◆p3oir6C1II :2005/06/14(火) 01:22:18
「うーん……東ってどっち?」
彼は旅をする際には、普通の旅人なら必ず持つであろう、地図とコンパスを持たない。
『放浪の旅』は行く宛が無いから放浪というのであって、地図を見ていたら行き先が決まってしまう。
だから地図もコンパスも要らない、というのが、彼の考えだった。常人が真似したら、野垂れ死ぬことは必至だが。
ちなみに、ここから東へ行ったところで、風神廟は無い。
「どちらの方角へ行けば良いのかよりも、風神廟がどの方角にあるかが重要だと思うんだが」
「そう、それだ。風神廟ってどっち?」
「シュテドニアス山の上の方だろ。だから、上へ行けば良いんじゃねえの?」
「よし、じゃあ上へ行こう」
知性が売りの魔法使いが二人居るはずなのに、この会話だけを聞いていると、何故だか馬鹿が二人いるような気がする。

>92フレイ君、レン君、リョウ君
さあ……人間じゃないのも居そう、って言うか確実に居る。
あいつはあらゆる事において見境が無いから、魔王軍にだって招待状を出しかねないしね。
だいたい、そのクロアだって人間じゃないんだから。

>93ファース君、リドゥル君、オルガ君
ダメージ貫通……おお恐い。僕の苦手とするところだ。
単純に威力が高いだけの技なら、割と大丈夫なのだけれど……

>94カイザー君、ザイガ君、クラーク君
「……ここだけの話、参加者よりも、運営関係の人達がかなりの曲者揃いでね」
「だからそれって」
「あんたは黙ってて。……とりあえず、今は風の精霊が先だ。
 ピンチのときの伏兵という形で合流できたら良いな、とは思うけど、もしかしたら、それすら間に合わないような……
 まあ、期待しないで待ちながら、風神廟へ急いでくれ」
そう言って、通信を切った。その後の展開は、誰もが予想できていたであろうことだったに違いない。
通信を切ったのは、醜態を見せたくないからに他ならないだろう。
「……話題を逸らしたな」
「うるさいよ!あんただって、あのこととかそのこととか話題に出されたら、話を逸らそうとするでしょ!?」
「落ち着け。また素が出てるぞ。大体、あのこととかそのことって何だよ」

>96レイン君とダークネス君
そこまでして金属を食べたいとは思わないなぁ。
あと、罠って危険性は、はっきり言って全く無い。
だって、クロアは後先に関しては何も考えてない奴だから。
117フレイ&レン&リョウ ◆FR1zM42Xho :2005/06/14(火) 19:46:36
>93 ファース&リドゥル&オルガ
フレイ「・・・」
レン「・・・・」
リョウ「・・・・想像だに出来ないと言う事は分かった」
フレイ「・・そうだね・・で、生命を持つ・・?」
レン「妙な鎌だな・・つっても、当然だな」
リョウ「死神が普通の鎌を持っている方が不思議だからな・・」

>94 カイザー&ザイガ&クラーク
フレイ「・・鬼・・」
レン「・・化け物・・」
リョウ「俺の親父とは比べ物にもならんな・・
    既に師を越えたが、・・本当にまだまだだったな」
レン「本当、三聖が協力してくれれば良いんだけどな」
フレイ「そうだねぇ・・まぁ、雲を掴むような話かもしれないけど・・」

>96 レイン&ダークネス
レン「・・アイドル?」
リョウ「余り想像したくないな・・」
フレイ「レンが無理なら俺が殺るし、大丈夫だよ」
レン「・・いや、サラッと言われても・・」

>116 先生&闇医者
フレイ「え!?」
レン「マジかよ・・・」
リョウ「このメンバーなら負けはしないと思うがな」
フレイ「思いっきり闘れるしね」
レン(・・悪魔と闘ってからフレイが好戦的になってるよーな・・)
>94(カイザー&ザイガ&クラーク)
『鎌は娘がいらないと言うことで返してくれました
 戦いになるのを予想していただけに、拍子抜けしましたよ
 実はこの鎌寄生魔獣と呼ばれる生物が取り憑いているのです
 その生物にはある程度魔力を蓄えて置くことが出来るのですよ
 私の魔力は半分以上この鎌に蓄えていたので、半分以下の魔力しか出せなかったのです』
【御前俺を倒した時も半分以下か、恐ろしい奴だな】
『半分以下では、ファースの瞬間的暴走魔力には負けますけどね』
「ヒャーハハハハハハハハハハハ♪」
【喜ぶなァ】

>96(レイン&ダークネス)
『大丈夫ですよ、貴方達の首を飛ばすのは寿命が尽きた時ぐらいですから』
【だから、そう言う事を笑顔で言うなって】
『本当の事を言ったのですがねー?何処が怖いのでしょうか』

>116(先生)
『傷跡は弾丸が撃ち込まれたような傷跡になりますね
 特効技に防御は無意味ですね、フフフ・・・・・』
【俺のセリフ取りやがってー!】
『良いじゃないですか、私が説明してもあまり変わりません』

>117(フレイ&レン&リョウ)
【簡単に言うとブラックホールが出来かけたって事だ】
『この鎌の事ですか?申し訳ありませんが、言いつけで詳しくは言えません
 でも、テレパシーに似た会話方法で喋る事は出来るんですよ』
[アレ?リドゥルはん?もう喋ってええの?]
『ええ、どうぞ』
[わて鎌のデスちゃんや!よろしゅうな〜]
【何故に関西弁なんだ・・・・?】
[良い質問や!せやけど秘密や、わてにやって色々あるのや]
119カイザー&ザイガ&クラーク:2005/06/14(火) 23:55:31
>95(ブルームとフーリン)
【分かったぜ、そういう事で話を進めていく】

>96(レインとダークネス)
ザイガ :「お、おう。だったら、この旅の間に見つけねーとやばそうだな!。」
カイザー:「・・・ま、まあ、このパーティの男女比率はおかしいから、それの調整ができたと思っておこう」

>116(先生とアルベール)
クラーク:「運営側ですか・・・暗い地下で生活してるだけあって、心の奥底には深き何かがあると見て間違い無いでしょう。」
ザイガ :「なーに。俺達がいりゃあ、生半可な小細工なんて吹っ飛ばしてやるぜ!!」
カイザー:「ああ、期待はしな・・・・・・って、あれ?通信が切れたぞ・・・」
クラーク:「・・・今は、これ以上は詮索しないでおきましょう。・・・人には特定の人にしか明かせない秘密があるんですよ。」
カイザー:「それもそうだな。・・・まあ、そういった事が趣味でない事を願うだけだ」

>117(フレイとレンとリョウ)
ザイガ :「今から遥か20年前…ヴィクトガーテ大陸に危機が迫り来る時、三人の聖騎士が悪に立ち挑んだ!!
       人々は勇気ある三人の聖騎士を尊み、こう呼んだ。その名も、『三聖』・・・・・・って感じの、キャッチフレーズも存在してたからな〜」
クラーク:「いや、別にキャッチフレーズじゃないでしょうに・・・それ、実話ですよ」
カイザー:「それはともかく、リョウの父親はどんな人なんだ?聞いた話によるとフレイの師匠も兼ねていたようだが」

>118(ファースとリドゥルと折るが)
カイザー:「それは良かったな・・・おそらく、ようやく反抗期から目が覚めたのだろう。これからは家族団欒を楽しめるようになるといいな」
クラーク:「半分以上もの魔力を蓄えておくとは、余程その鎌に思い入れがあるんでしょうね」
ザイガ :「でも、これでようやく本当の力が出せるって事だな!これからはバリバリ行こうぜ!!」
カイザー:「リドゥルは本当の力が出せるようになった、これなら戦闘に集中出来そうだな。ファースの事は任せたぜリドゥル!」
120 ◆WvafCTnJ0o :2005/06/15(水) 15:02:37
>新しい案内役
アルテ「お師匠様も気が短い。とは言え、無視もできませんね……
アルマ「確かにラインスフィーダは神霊器の守護竜であり、
    精霊の守護者でもある。知っていてむしろ当然か……
    呼ぶか。その為には一旦外に出ねば。

外に出て、首から下げていた白い物体を咥え、息を吹き込む。
それは『竜笛』と呼ばれるダルキア以外ではまず目にする事の無い品物であった。
……確かに吹いてはいるのだが、音が出ている様子は無い。
しかし数分後、最初に乗ってきた風神竜が山の向こう側から飛んできた。
どうやら人間には聞こえない音が出ていたようである。

ライン「……承知した……我が導こう……

それだけを人語で喋ると、ラインスフィーダは体のサイズを縮小して
人間大のサイズになり、二本足で器用に立って先頭を歩いていく。
それに従って後に続く一行。分岐まで戻って、上へと続く道を進む。
121 ◆WvafCTnJ0o :2005/06/15(水) 15:03:37
>92 普通な三人組
アルマ「私もラインとは長い付き合いになるが……
     まさか縮小・拡大を自在に行えるとは知らなかった。
     知っていたら?もっと色々な事を共に行えただろうな。

>93 やばい三人組
シャル「リドゥルさん〜?お腹でも壊したんですか〜?
リース「……獣の臭いがする……誰から……?
アレク「人外大魔境、と言う風情ですな、ここまで来ると。
    (???「作られた命、か……下衆もいたものだ)

>94 宮仕えの三人組
アルテ「私だけでなく、1000年密かに受け継がれてきた剣王流皆伝者達の
     師でもあります。もっとも、お師匠様がそう言っているだけなので
     実際は分かりませんが……吹雪吹き荒れる極寒の季節ですら
     上半身裸で一日中外にいて風邪も引かないような方ですから……
     あり得ない話でも無いとは思うのですけれどね。
122フレイ&レン&リョウ ◆FR1zM42Xho :2005/06/15(水) 18:22:59
>118 ファース&リドゥル&オルガ
リョウ「・・・凄いな。やはりその技といい、それを扱うファースも」
レン「それを止めるリドゥルとかもな・・
   ってか・・・喋ったーーーー!?」
フレイ「・・あれ・・どっかで聞いた事あるような・・」
レン「んなハズねぇだろ!」
リョウ「聞いた事は無いだろう?
    つい最近までリドゥルの手にすら無かったんだからな・・
    あっちの道場にこんな喋り方をする奴が居たのかも知れないが・・」
フレイ「そうだね・・あー・・俺頭大丈夫かな・・
    で、えーと・・名前は・・デス?」
リョウ「おい、続きがあるんじゃないのか?
    いや、デスでも簡潔で良いと思うが」

>119 カイザー&ザイガ&クラーク
フレイ「へぇ・・・ちょっと前なのに伝説になってるなんて・・」
レン「凄いな、おい・・」
リョウ「俺の親父か?・・余り強くない。
    もう齢も重ねている事もあるが、俺はあっさり越えてしまった・・
    祖父が編み出した『陰陽奥義』も、俺にも親父にも扱えなかったからな」
フレイ「越えたら旅するのを認めて貰えるんだよね」
リョウ「性格は厳格・・それ位だな。後は何処にでも居そうな東洋人だ」
フレイ「そうだね・・・俺は精神面ではまだ師匠に敵わないんだけど・・」
リョウ「あの癖か・・そうだな・・カイザー達も聞くか?」
レン「・・俺も知らないぞ!?」

>120
フレイ「ええっ!?」
レン「人間型になった!?」
リョウ「・・竜と言うのは、やはり強大な魔力を持つようだな」

>121 三姉妹&女帝&魔導士
リョウ「主であるアルマリオン様も気付かないとは・・」
レン「そりゃ・・こう言う時くらいだからじゃね?」
フレイ「そうだろうね・・色々な事?」
リョウ「女帝としての責務などの話じゃないのか?
    どちらにしても、俺たちが知る余地はないがな」
123カイザー&ザイガ&クラーク:2005/06/15(水) 20:22:24
>120-121(ダルキアの方々)
カイザー:「この竜がラインスフィーダか。よろしくな、道案内を頼むぜ。・・・・・・これで、ようやく精霊のいる所までいけそうだな。
       大会に優勝して手っ取り早く精霊を助ける予定だったが、随分と手間取ってしまった。魔軍に先をこされてないと良いが・・・」
ザイガ :「・・・1000年前の流派の開祖って・・・ありえねーだろ、ボケが始まってんだよその爺さん。」
クラーク:「吹雪の中、上半身裸で大丈夫・・・もう、それは人間として凄いですね(・・・もしくは異常な人ですね・・・)」
カイザー:「そもそも、そんな季節にそんな格好をするなよ。・・・見てるこっちまで寒くなってしまう」
ザイガ :「で、ラインスフィーダさんよ。後どんくらいで精霊のいるとこに着くんだ?」

>122(フレイとレンとリョウ)
カイザー:「まあ、人間は歳には勝てないのが普通だからな。1000歳を越えてもピンピンしてる先生とかの方が変なんだ」
クラーク:「どんな理由であれ、リョウさんは師匠を越えた事には変わりないんでしょう。だったら、それを誇るべきですよ」
ザイガ :「そうだぜ、俺達の師匠みたいに化け物じみてないだけ・・・・・・ん、癖?・・・なんだそりゃ?」
カイザー:「ああ、なんだか面白そうな話だから、是非とも聞かせてくれ。」
124レイン&ダークネス ◆JZRAiNcQEw :2005/06/15(水) 23:03:24
>116 先生&闇医者
『そのクロアという人は・・目の前が落とし穴でも気づかない人ですかねぇ。』
「なんっつーか・・バカ一直線って感じ?」
リスク・リターン・その後。これらを予測すると何気にOK。

>117 フレイ&レン&リョウ
『電波受信。』
「何処の電波拾ってるんですか。」

魔界ニュースの時間です。
人気歌手のレミリアさんが骨折のため入院しました。
この件について事務所側は「43箇所も骨を折っていますが大丈夫です。彼女の再生力は伊達じゃないです。」とコメントしています。
次のニュースです・・

「・・人気歌手、いましたね。」
『電波感度高すぎるかなこれ・・』

>118 ファース&リドゥル(+デスちゃん)&オルガ
「さらりと一言で言わないで。

・・って関西弁の鎌!?」
『寄生魔獣・・ですか。今度ゆっくり解析でもさせてください。』
させてくれないって。

>119 カイザー&ザイガ&クラーク
「野郎だらけのパーティなんてな・・」
ちなみに地文はRPGのPT構成は3:3。時に2:4.
『それは何の構成?』
ご想像にお任せします。

>120-121 三姉妹&女帝&魔導士+守護竜
(・・この竜・・魔力が300%以上・・!(当社比))
「・・にしても。山登りはやっぱり疲れる。」
バテ気味。

>122 フレイ&レン&リョウ
(そしてリョウからは魔力ではない何か・・霊力が出ている)
解析中。
「デス・・っていうと・・
 書庫に『デズモンド・タイニー』なる書物があった気が・・」
伝記か?

>123 カイザー&ザイガ&クラーク
(自称50代の割に20代の若さを保つダークさんも変だけど・・)
『はいそこ変と思ってると重力制御の魔法かけないよ。』
「思ってないです。だからとっとと重力制御の魔法かけてください。」

『我が名にて命ず。我を縛る重力から解放せよ!グラビティ!』
全員に重力制御をかけて早く風神廟へ行こう。
125 ◆WvafCTnJ0o :2005/06/16(木) 18:01:41
>122 普通な三人組
アルマ「……(先頭を歩くラインスフィーダを見ている)
    ……(まったく、無防備もいいところだな……)
    ……(よし決めた、今度の伽はラインに決定だ……)
ライン「(……何故その様な結論に達するのやら……)
アルマ「(……!?ま、まさか……今の、聞こえてたのか……!?)
ライン「(無言で頷く)
アルマ「(……内心頭を抱える)
ライン「(呆れたように頭を振る)

アルマ「ま、まぁ、色々な事だ……代表的なのが、リョウの言った事だが……
(取り繕うように語る女帝、だがしどろもどろ)

>123 宮仕えの三人組
ライン「(無言で頷く)
アルマ「それはあり得ない。もしそうならばラインが気付かない筈が無いのだ。
アルテ「それに、お師匠様もいますし。
    ……やはりそうでしょうか?どうも法螺でも無い感じがするのですけどね……
アルマ「カルフ老は白髪と髭がなければ30代で通じそうな方だ。
    あれほどに頑健に生きる秘訣、一度は聞いてみたいものだが……

ライン「……二、三刻もあれば着く……

>124 雨と闇
ライン「(……大層な物ではない……)
    ……この程度で疲労するか……
126 ◆WvafCTnJ0o :2005/06/16(木) 18:02:47
ダークネスの重力制御魔法も手伝って、予想よりも早く
『風神廟』へと到着した一行。辺り一面、すっかり雪景色な上に
天候も怪しくなってきていつ吹雪いてもおかしくない。足元を見ると
誰かの足跡が残っていた。女帝と師団長の証言から、これはカルフ氏の
靴のものであると分かった。『風神廟』は、山の頂上にある事が信じられないほど
巨大な神殿状の建築物であり、いかに精霊への信仰が強いかをうかがわせた。
中に入ると、中央に祭壇のような物があるだけで別の通路があるとか
そう言った形跡が見当たらない。ラインスフィーダは女帝から『風神槍』を受け取ると
祭壇の前でかざす。途端、一行を光が包み……気付いた時にはどこか別の場所に立っていた。

ライン「……『風神廟』へ立ち入る為には……我が魔力と『風神槍』が必要……
    下へ、下へ……我が守護対象、エイリスは最下層にいる……
    ……カルフ・ラングレンには……特別に許可を与えてある……
    既にエイリスの元にいるであろう……我はここまでだ……
    ……精霊の力を欲するならば、試練に打ち勝たねばならぬ……

そう言ってラインスフィーダは女帝に『風神槍』を返した後
元のサイズに戻り、その場を守るように動かなくなった。
>119(カイザー&ザイガ&クラーク)
『そんな様子ではありませんでしたし、我々に敵対するとも言っていましたから
 何時か攻撃を仕掛けてくると思います』
「ヒャーハハハハハハハハハハハハハ、タオせバイいンダよネー」
【まぁそうだが、手加減してやれよ
 御前なら殺すかも知れないからな】
『私の魔力は強力過ぎましたから、その力に振り回されないように封じていたのですよ
 分かりました、ファースの事は任せて下さい』
[わてが護ったるから、期待したってーな]

>120-121
「ダイジョウブダヨー、クククククククククククク・・・・」
【オイ!御前!今俺の事言いやがっただろ!】
『まぁまぁ、オルガさん押さえて』
【此が押さえてられるかぁー!!】
『しょうがないですねぇ』
【あがっ・・・・・・・】
『失礼しましたー』

>122(フレイ&レン&リョウ)
【途中で止めたにも関わらず一国が吹っ飛んだからな】
「クロイ・・・チカラ・・・・オソロシイ」
『ファース自らもその技を封印した様ですし、安心してください
 この鎌の名は斬魂の鎌(デスサイズ)って名前が付いていますけど
 デスと呼んでいた物で自分からもそう名乗る様になって仕舞ったのですよ』
[そや、わてはデスサイズゆーたんや]
『忘れていたのですか?自分の名を・・・・?』
[わて忘れっぽいんや!そーでなくとも、わてはえらいこと生きてるんやさかい]
【ってか鎌戻ったんだから、そろそろ俺帰して】
『駄目です、一回も戦っていないじゃないですか』

>124(レイン&ダークネス)
『遠回しに言えば良かったのですね』
【そう言う問題でも無いと思うぞ】
『解析ですか・・・?残念ながらそれは出来ません
 私以外が持つ事ですら危険なのですから』
[魔力が暴走しちまうがな]
128フレイ&レン&リョウ ◆FR1zM42Xho :2005/06/17(金) 18:27:37
>123 カイザー&ザイガ&クラーク
フレイ「そうだね・・1000年って・・気が遠くなりそうだ」
レン「俺の爺ちゃん・・強かったけど・・・・・・何歳だったんだ・・?まぁ良いか」
リョウ「ああ、じゃあ、話させてもらおう。良いな?」
フレイ「あ、どうぞ。ってか、言うの遅かったかな・・」
リョウ「まぁ・・不利益で無いからそんなに急く事もないが。
    ・・で、こいつ、早い話が暴走癖がある。暴走と言っても、敵味方の区別は付く変なものだ。
    性格が180度変わり、能力が半端じゃ無く上昇する」
フレイ「滅多に無いよ。さっきあったけど、アレはまぁ久々だったし・・
    その間、記憶が残らないのがね・・困るけど」
リョウ「・・まぁ、そんな重要でも無いぞ・・いや、ある意味重要か。
    こいつの素性が分かるかも知れないしな」
レン「・・・怖!」

>124 レイン&ダークネス
フレイ「・・電波・・?」
レン「・・43箇所?」
リョウ「・・・歌手?」
レン「っつーか!アイドル居るし!orz」

リョウ「・・・何か、見られているような」
レン「・・気のせいじゃね?」
フレイ「・・デズモンド・タイニー・・?」
129フレイ&レン&リョウ ◆FR1zM42Xho :2005/06/17(金) 18:28:17
>125 三姉妹&女帝&魔導士
フレイ「・・・皇帝って忙しいんですね」
レン「そうだな!・・って、何か、アルマリオン様変じゃないですか?」
リョウ「何から何まで管理するのだから、当然秘密裏に行わねばならない事もあるだろう?
    それに思い当たって焦られたに違いない」
レン「あ、そうか・・」

>126
フレイ「・・・・?」
レン「もう着いたのか!?」
リョウ「これなら魔王軍も立ち入れまい・・凄いな」

>127 ファース&リドゥル&オルガ
リョウ「・・封印したのか・・安心した」
フレイ「・・・デスサイズ?・・やっぱり・・どっかで聞いたような」
レン「死神の鎌って皆そんな感じなんだろ?
   旅して長いし、多分フレイは別の死神と会ったんだろ?」
フレイ「・・そうなのかなぁ・・って言うか、なんか思い出せない・・」
リョウ「デスサイズとやらも、フレイと良い勝負の激しい物忘れ持ちだな。
    フレイの先祖と会ったとかならば、聞いた事あるような気がしても不自然ではないな」
フレイ「ま、良っか・・で・・俺の予想なんだけど、デスサイズって、斬った時に魔法とか発動したりする?」
レン「あ、俺もそれ思ったぞ!」
リョウ「・・やはりリドゥルが魔法を付与するんじゃないか?」
130名無しになりきれ:2005/06/17(金) 21:31:07
サル
131名無しになりきれ:2005/06/17(金) 21:31:26
ゴリラ
132名無しになりきれ:2005/06/17(金) 21:31:39
チンパンジー
133名無しになりきれ:2005/06/17(金) 21:31:55
マウンテンゴリラ
134名無しになりきれ:2005/06/17(金) 21:32:12
ジャイアントパンダ
135名無しになりきれ:2005/06/17(金) 21:32:41
かめはめ波
136名無しになりきれ:2005/06/17(金) 21:32:54
瞬間移動かめはめ波
137名無しになりきれ:2005/06/17(金) 21:33:05
元気玉
138名無しになりきれ:2005/06/17(金) 21:33:29
超元気玉
139名無しになりきれ:2005/06/17(金) 21:33:49
超かめはめ波
140名無しになりきれ:2005/06/17(金) 21:34:00
親子かめはめ波
141名無しになりきれ:2005/06/17(金) 21:34:16
ジャスティスパンチ
142名無しになりきれ:2005/06/17(金) 21:34:32
ジャスティスキック
143名無しになりきれ:2005/06/17(金) 21:34:48
正義のポーズ
144名無しになりきれ:2005/06/17(金) 21:35:13
ギャリック砲
145名無しになりきれ:2005/06/17(金) 21:35:27
アトミックブラスト
146名無しになりきれ:2005/06/17(金) 21:35:42
ファイナルフラッシュ
147名無しになりきれ:2005/06/17(金) 21:36:03
ビッグ・バン・アタック
148名無しになりきれ:2005/06/17(金) 21:36:23
ファイナルエクスプロージョン
149名無しになりきれ:2005/06/17(金) 21:36:40
ダブルバスター
150名無しになりきれ:2005/06/17(金) 21:36:54
バスターキャノン
151名無しになりきれ:2005/06/17(金) 21:37:22
フィニッシュバスター
152名無しになりきれ:2005/06/17(金) 21:37:36
バーニングアタック
153名無しになりきれ:2005/06/17(金) 21:37:54
バーニングスラッシュ
154名無しになりきれ:2005/06/17(金) 21:38:08
爆力魔波
155名無しになりきれ:2005/06/17(金) 21:38:28
激烈光弾
156名無しになりきれ:2005/06/17(金) 21:38:42
魔貫光殺砲
157名無しになりきれ:2005/06/17(金) 21:38:58
魔空包囲弾
158名無しになりきれ:2005/06/17(金) 21:39:18
気円斬
159名無しになりきれ:2005/06/17(金) 21:39:38
気円烈斬
160名無しになりきれ:2005/06/17(金) 21:40:01
気功砲
161名無しになりきれ:2005/06/17(金) 21:40:11
どどん波
162名無しになりきれ:2005/06/17(金) 21:40:37
排球拳
163名無しになりきれ:2005/06/17(金) 21:41:07
狼牙風風拳
164名無しになりきれ:2005/06/17(金) 21:41:27
操気弾
165名無しになりきれ:2005/06/17(金) 21:45:00
イーグルキック
166名無しになりきれ:2005/06/17(金) 21:45:17
ビーデル危機一髪
167名無しになりきれ:2005/06/17(金) 21:45:32
ダイナマイトキック
168名無しになりきれ:2005/06/17(金) 21:45:51
ローリングアタックサタンパンチ
169名無しになりきれ:2005/06/17(金) 21:46:03
サタンスペシャル
170名無しになりきれ:2005/06/17(金) 21:46:29
プレゼント・フォー・ユー
171名無しになりきれ:2005/06/17(金) 21:46:44
ダブルサンデー
172名無しになりきれ:2005/06/17(金) 21:46:58
サタデークラッシュ
173名無しになりきれ:2005/06/17(金) 21:47:11
ブレイクキャノン
174名無しになりきれ:2005/06/17(金) 21:47:26
デラックスボンバー
175ヤム飯 ◆qLL.SCEe4s :2005/06/17(金) 21:47:46
荒らすなよ
176名無しになりきれ:2005/06/17(金) 21:48:20
スペシャルファイティングポーズ
177名無しになりきれ:2005/06/17(金) 21:48:36
リクームイレイザーガン
178名無しになりきれ:2005/06/17(金) 21:48:45
リクームキック
179名無しになりきれ:2005/06/17(金) 21:48:56
リクームボンバー
180名無しになりきれ:2005/06/17(金) 21:49:10
ミルキーキャノン
181名無しになりきれ:2005/06/17(金) 21:49:26
ボディチェンジ
182名無しになりきれ:2005/06/17(金) 21:49:38
デスビーム
183名無しになりきれ:2005/06/17(金) 21:49:52
デスウェーブ
184名無しになりきれ:2005/06/17(金) 21:50:03
デスボール
185名無しになりきれ:2005/06/17(金) 21:50:23
フォトンウェイブ
186名無しになりきれ:2005/06/17(金) 21:50:40
気功波吸収
187名無しになりきれ:2005/06/17(金) 21:50:51
ドレインライフ
188名無しになりきれ:2005/06/17(金) 21:51:02
ロケットパンチ
189名無しになりきれ:2005/06/17(金) 21:51:14
ヘルズフラッシュ
190名無しになりきれ:2005/06/17(金) 21:51:33
パワーブリッツ
191名無しになりきれ:2005/06/17(金) 21:51:48
エネルギーフィールド
192名無しになりきれ:2005/06/17(金) 21:55:08
衝撃波
193名無しになりきれ:2005/06/17(金) 21:55:20
ヘルブリッツ
194名無しになりきれ:2005/06/17(金) 21:55:33
エビルブラスト
195名無しになりきれ:2005/06/17(金) 21:55:47
ヘルブレイドラッシュ
196名無しになりきれ:2005/06/17(金) 21:56:00
イノセンスキャノン
197名無しになりきれ:2005/06/17(金) 21:56:13
アングリーエクスプロージョン
198名無しになりきれ:2005/06/17(金) 21:56:41
吸収
199名無しになりきれ:2005/06/17(金) 21:56:57
イルフラッシュ
200名無しになりきれ:2005/06/17(金) 21:57:11
バニシングボール
201名無しになりきれ:2005/06/17(金) 21:57:28
ビクトリーキャノン
202名無しになりきれ:2005/06/17(金) 21:57:46
ギャラクティカドーナツ
203名無しになりきれ:2005/06/17(金) 21:58:11
スーパーゴーストカミカゼアタック
204名無しになりきれ:2005/06/17(金) 21:58:26
スピリッツキャノン
205名無しになりきれ:2005/06/17(金) 21:58:41
スピリッツソード
206モミジ:2005/06/17(金) 21:58:48
ファイアブレイク
207名無しになりきれ:2005/06/17(金) 21:59:00
トリックビーム
208名無しになりきれ:2005/06/17(金) 21:59:13
ウルトラ元気玉
209名無しになりきれ:2005/06/17(金) 21:59:25
どどはめ波
210名無しになりきれ:2005/06/17(金) 21:59:39
狼牙排球拳
211名無しになりきれ:2005/06/17(金) 22:24:23
名無しでやればいいって もんじゃないだろうに・・・
212ブルーム&フーリン ◆wn/6IqHKBc :2005/06/18(土) 08:48:12
フーリン「あはは〜まさか、招待状に転移魔法の刻印があるとはね〜」
ブルーム「うん…それに気づくまであちこち、さ迷ったけれどね…」
フーリン「まあ、気にしない〜たどり着いたんだからいいじゃん〜寝る場所も見付かったし」
ブルーム「…牢屋だけれどね…」
ブルームとフーリンは、転移魔法によって地下都市に送られた。入口近くに地下都市のイベント開催者がいた。
挨拶しようと近寄ってきたのを、トラブルメーカーのフーリンが悪人顔だと言ってふっ飛ばしたのだ。
その相手はなんでも地下都市では偉い位置にあるらしく、すぐさまに兵士に取り囲まれた。そして、今は牢屋で裁判の時を待っている。
二人は石床に座って壁にもたれている。檻の向こうには兵士がいる。ちらちらとこっちを見ている

フーリン「あ〜あ…青き嵐も地に落ちたもんだね〜みんな、私達が青き嵐だと知るとやっと捕まえたって街中で騒いていたもん」
ブルーム「ここから出るのは簡単だけれど…来たばかりだし…あまり目立つ動きはしないほうがいいよ。今は裁判を待とうよ…その結果によっては…ね」
フーリン「結果によっては…仕事の時間だねっ〜!さて、青き嵐のブルーム様っ。すばり目標は〜!?」
ブルーム「ふっ…奪い取るものは…裁判の結果と…地下都市にある宝全てと…俺達青き嵐のプライドだっ!」
フーリン「おお〜頼もしいコメントです〜では、闇の精霊もっ!?」
ブルームがにやりと笑う。フーリンは陽気な顔で拍手をする。
兵士は不思議そうな顔で檻の中を覗く。兵士は気づいていない…青き嵐はまだ吹き荒れていることを…


フーリン「でも〜暇〜暇すぎる〜電波受信する〜」 ブルーム「こんな地下でも届くの…?」
フーリン「もっちろん!甘く見ないでよね〜う〜ん〜」 ブルーム「……」
フーリン「おっ!来たよ〜♪えっと…『ほっかほっかの地獄饅頭発売さ〜今なら特製キーホルダーつきだよ〜』ってさ〜」
ブルーム「ふ〜ん、僕寝る。」 フーリン「あ〜んつれないねぇ〜本当なのに〜」
213名無しになりきれ:2005/06/18(土) 09:03:35
ローンはどこだ
214名無しになりきれ:2005/06/18(土) 09:03:46
ちんこ
215名無しになりきれ:2005/06/18(土) 09:04:07
キャラを無駄に増やす糞スレ
216名無しになりきれ:2005/06/18(土) 09:04:30
とっとと潰れろよ
217名無しになりきれ:2005/06/18(土) 09:04:49
死に腐れカイザー
218名無しになりきれ:2005/06/18(土) 09:05:10
お前はもう死んでいる
219名無しになりきれ:2005/06/18(土) 09:05:26
カイザーは糞
220名無しになりきれ:2005/06/18(土) 09:05:44
ファースは悪魔
221名無しになりきれ:2005/06/18(土) 09:06:08
キャラを無駄に増やす奴は死ね
222名無しになりきれ:2005/06/18(土) 09:06:21
貴様ら馬鹿だろ
223名無しになりきれ:2005/06/18(土) 09:06:39
お前ら他板行け
224名無しになりきれ:2005/06/18(土) 09:06:55
行っても荒らすけどな
225名無しになりきれ:2005/06/18(土) 09:07:43
もう駄目だな
226名無しになりきれ:2005/06/18(土) 09:08:29
会長やヤム飯や政莉こないかな
227名無しになりきれ:2005/06/18(土) 09:08:41
もう駄目だな
228名無しになりきれ:2005/06/18(土) 09:09:02
このスレはグダグダだな
229名無しになりきれ:2005/06/18(土) 09:12:34
死ぬのは…貴様だ
230名無しになりきれ:2005/06/18(土) 09:12:53
死ぬのは…カイザーだ
231名無しになりきれ:2005/06/18(土) 09:13:09
カイザーは死ね
232名無しになりきれ:2005/06/18(土) 13:43:32
分かったから、荒らすなら名前を出して荒らせよ。
そんな事も出来ない奴じゃ、このスレは潰せても何の解決にもなってない事に気づかないのか?
いい加減、馬鹿みたいに自分を守ってないで出てこいよ
233名無しになりきれ:2005/06/18(土) 15:15:42
もうカイザースレは駄目だな。
多分これからもずっと荒らされると思うよ。
俺は今のうちに他板へ行くことをお奨めする。
馴れ合い板にでも行けば?
234名無しになりきれ:2005/06/18(土) 16:13:55
>233
うるせえよ荒らし
235名無しになりきれ:2005/06/18(土) 17:20:10
>234
うるせえよ荒らし
236名無しになりきれ:2005/06/18(土) 18:08:06
    /\___/ヽ
   /,,,,,,,,ノiヽ,,,,,,,,::::::\ 
  .| (●),ン < 、(●)、.:|   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  |   ,,ノ(、_, )ヽ、,, .:::::| <  あ?もう一度言ってみろ
  .|  r、_,ィェ、_,ゝ  .:::::|   \___________
   \  `ー'´  .::::/ 
   /`ー‐--‐‐―´\
237名無しになりきれ:2005/06/18(土) 18:18:17
>233
荒らしは黙ってろよ
238ヤム飯 ◆qLL.SCEe4s :2005/06/18(土) 18:57:55
馬鹿共が荒らしやがって、カイザー達が可哀想だろ?
239名無しになりきれ:2005/06/18(土) 20:57:49
>238
そう思うなら2度と描き込むな。もちろん名無しでもだ。
240ヤム飯 ◆qLL.SCEe4s :2005/06/18(土) 21:11:34
>239
断らせてもらう。
241名無しになりきれ:2005/06/18(土) 21:20:30
>241
じゃあいいや。このスレやーめた
242ヤム飯 ◆qLL.SCEe4s :2005/06/18(土) 21:23:41
>241
自レス乙。
荒らしを止めるのは良いことだ。これでカイザースレも落ち着くだろう
243名無しになりきれ:2005/06/18(土) 21:43:36
ヤム飯最高、もっと荒らしてくれ
244ヤム飯 ◆qLL.SCEe4s :2005/06/18(土) 21:46:03
>243
荒らしはよくないよ
245名無しになりきれ:2005/06/18(土) 21:50:33
存在そのものが荒らし
246ヤム飯 ◆qLL.SCEe4s :2005/06/18(土) 21:52:26
>245
存在自体が荒らし?
それは横暴じゃないのかな?
247名無しになりきれ:2005/06/18(土) 21:55:47
ごめんね
もう言わないから
許して
お願い
248ヤム飯 ◆qLL.SCEe4s :2005/06/18(土) 21:58:18
>247
何も許さないとは言っていないだろ?
俺はこのスレを荒らす奴らを許さない。
249名無しになりきれ:2005/06/18(土) 22:00:38
そうだね、ありがとう。
ところでさ、いま俺たちがやってる「コレ」は荒らし行為にはならないのかな?
250名無しになりきれ:2005/06/18(土) 22:02:51
        / /   /___  ;;;;;;;::::::                   :::::;;;;;;;;;
     ,─ヽ //     ̄    ;;;;;;;;::::::                   ::::::;;;;;;;;;
     ⌒/            ;;;;;;;;::::::                   :::::;;;;;;;;;;
     /              ;;;;;;;;;                   ::::::;;;;;;;;;;;
    /       /)       ;;;;;;;;;;                 ::::::;;;;;;;;;;;;;
    /      / ノ /|\     ;;;;;::               :::::;;;;;;;;;;;;;;
   /    /|/、 ノ/ /  |  / \ ;;;;;;;;;;::           :::::;;;;;;;;;;;;;;;
   /    /  彡 ヽ、 / // /ミ  )  ;;;;;;;;;;;::::::::::   :::::::::::;;;;;;;;;;;;;
  /   /|/ノヽ / ヽ,ヽ,,  ,,//ヽノ  / i|i|||ii|i|  i   |ii|||i|i||
 /    |  i⌒ i__・_ヽi iii,/・_| i  /  ii iiiiii      iiiiiiiiii    
 \ ─=    / ,,,,,,,,,,,  ,,,,,,,,,,,,,, ///(⌒)i    /(⌒i  ,,
  _i h i .|i        ii   凵ワi /  ̄ )   |   ̄ i //⌒;i
,/   `─ | U       ;b  /   )/ = i    /  三 i ;i  ̄≡i 、
 ̄/- /   |    /ヽ、__ /;;;; ノ /     i   ;i     i i    |△
/ ─/    \   \丶--- |   )/ 三三  i    | 三三.i/ 三 ;| ヽ
  /        \   `──/    /     /   /    /    /  /
  | \__      \    i ;;;;;;;; /  ;;;;;;  i--/ ;;;;;;;;;;;; / ;;;;;;;;; /;; /  
  \   \_     ` ̄  i                       / 
    \    \  ノ    i  ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; /
      \         / i  ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;  / 
        \      /  /`  ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;   /
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           \/    /  `─-、_____,;;--─ ̄i
                 \_______/
251ヤム飯 ◆qLL.SCEe4s :2005/06/18(土) 22:04:18
>249
荒らしと自覚しているならそれは荒らし。
自覚していないのなら荒らしではない。

>250
AAは読めない
252名無しになりきれ:2005/06/18(土) 22:08:01
いい加減にしろ。貴様達の存在自体がスレの人々に迷惑を掛けていると気付かないのか?
それすらも分からない下等な人間が集まる板なんぞ、こちらから願い下げだ。
現実世界では大した事が出来ないから、ここのような人と対面しない掲示板で暴れるのだろう。それで満足ならば仕方ない。
しかし、それは一瞬の自己満足に過ぎない。どうせ後になれば虚無感しか帰ってこないだろう。
しかも、全スレであれほど宣伝をしたのにも係わらず、民衆は見て見ぬ振りをしていただけだ。
その時には無視した挙句、スレの良キャラが消えていけば他の良キャラに狙いを付ける。
・・・下らない。実に下らない話だ。
自分に実力が無く、他の良キャラに人気がある事を疎んでいるのか知らないが、実に下らない話だ。
そんな下等な人類が地球に生息している事自体が不愉快で仕方ない。
そのキャラを乗り越えるよう努力するのでは無く、他の良スレを潰して自分のスレに客を呼び込む。
そんな事は無理に決まっているではないか。元々の実力が備わっていない者のスレに誰が立ち寄るのだろうか。
立ち寄るのは、所詮他の荒らしだろう。
そもそも、この板はもう腐っている。今後立ち寄るつもりは無いが、これだけは言っておく。
愚かな思考を辞め、本当の自分に向き合ったらどうなんだ?
もういい、下らない板などにもう用は無い。勝手に遊んでいてくれ。じゃあな

                                        by カイザー
253名無しになりきれ:2005/06/18(土) 22:10:07
しね
254名無しになりきれ:2005/06/18(土) 22:11:11
>253
所詮、その様な戯言しか言えないのだろう。
現実の世界で、その言葉をどれだけの人に言えるか聞いてみたいものだな。
255ヤム飯 ◆qLL.SCEe4s :2005/06/18(土) 22:11:44
>252
別に俺はただ雑談をしていただけなのだが、何をそんなに怒っている。
しかもカイザーの名を語る偽者が人を荒らし扱いとは、貴様こそ荒らしではないのかな?
256名無しになりきれ:2005/06/18(土) 22:11:51
>254
現実の世界で、その言葉をどれだけの人に言えるか聞いてみたいものだな
257ヤム飯 ◆qLL.SCEe4s :2005/06/18(土) 22:13:59
>253
落ち着きなさい

>254
匿名の掲示板だからしょうがない。
友達同士なら冗談で済むが、君は教師や上司にしねと言えるのかい?
258ヤム飯 ◆qLL.SCEe4s :2005/06/18(土) 22:14:42
>256
君も落ち着きなさい
259名無しになりきれ:2005/06/18(土) 22:20:06
>255
このスレで雑談をしている事自体、単なる荒らしではないか。
キャラが書き込みを出来ない事で迷惑を掛けていることに気付かないのか?
それと、俺は本物のカイザーだ。トリップを出すと面倒だ。
証拠は今後、このスレにはカイザーが現れない事とでも言っておくか。

>256
やはりな。同じ事を返すだけの人物が、現実世界で人と真っ当に会話が出来るはずが無い。
260名無しになりきれ:2005/06/18(土) 22:21:52
もう貴様達と話すことなど何も無い、消えさせてもらう。
下等な人間には幸など来ないだろうが、精々下らない人生を過ごしてくれよ。じゃあな。
261ヤム飯 ◆qLL.SCEe4s :2005/06/18(土) 22:24:46
>259
さぁ、ここは質雑スレだからな、雑談をして何が悪い。

>260
バイバイ
262名無しになりきれ:2005/06/18(土) 22:26:16
っていうか、結局は理由付けて荒らすだけじゃんヤム飯。
前の反省も無駄に終わったか、流石は学習しない猿以下の人間だwww
263名無しになりきれ:2005/06/18(土) 22:26:37
トリップが違うからってだまされねーよwww
264ヤム飯 ◆qLL.SCEe4s :2005/06/18(土) 22:28:46
>262
俺は荒らしをしようとは思って無いのだが。

>263
俺のトリップは本物だ
265名無しになりきれ:2005/06/18(土) 22:29:19
理由付けて荒らすヤム飯キモワロスwwww
266名無しになりきれ:2005/06/18(土) 22:30:37
正当な理由も無しに好き勝手に荒らすんか。
カイザーって人物がどういう気持ちでオリキャラやってたなんて
これっぽっちも考えたことないんだろうね。

267名無しになりきれ:2005/06/18(土) 22:30:38
このままだとまた深夜までヤム飯を爆笑する会が発足しちゃうなwww
俺はもう寝る。適当に他の奴の相手でもしてろ。
268ヤム飯 ◆qLL.SCEe4s :2005/06/18(土) 22:30:53
一つ面白いことを教えてやろう。
ヤム飯は一個人の使っているコテではなく、ある集団が使っている共有コテだとしたらどうする?
269名無しになりきれ:2005/06/18(土) 22:31:51
>266
それを考えることが出来たら、人間は憎しみあったりしないだろうな。
でも、少しでも考える努力をする事が大切だと思う。特にここの人間には
270名無しになりきれ:2005/06/18(土) 22:32:16
>>268
必死だなwww
271魔王:2005/06/18(土) 22:32:16
早くここまで辿り着け
272名無しになりきれ:2005/06/18(土) 22:32:34
>268
アホかwwwそんなキモ軍団を語り始めるなwww
273ヤム飯 ◆qLL.SCEe4s :2005/06/18(土) 22:32:42
>265
それは良かったな

>266
カイザーのことは俺には知らん。
ただ機械兵士のことは分かるがな
>267
さぁ、笑いたまえ
274名無しになりきれ:2005/06/18(土) 22:34:05
>273
なんでお前はここにいるの?雑談したいのなら雑談スレか避難所に行けば良いじゃん。
この質問で、まだここに居残る事を言った時点でお前は荒らしと見るから。
275ヤム飯 ◆qLL.SCEe4s :2005/06/18(土) 22:35:44
>269
俺は考えてたがな。

>270
必死だよ

>271
無理だな

>272
済まんな、集団で

>274
俺がここで雑談をしては行けない?何故だ?
カイザー達は雑談しているだろう?
276名無しになりきれ:2005/06/18(土) 22:36:59
>275
はい、荒らし決定www
カイザー達は雑談をしている訳じゃない。複線を張っているだけじゃん。
ちゃんとスレを見てから語れよ。
277名無しになりきれ:2005/06/18(土) 22:37:25
もういいよ、荒らしたいのを理由付けるまで卑怯な奴とは思わなかった。
278名無しになりきれ:2005/06/18(土) 22:37:46
おまいらありがとう
279名無しになりきれ:2005/06/18(土) 22:38:13
・・・なにが?
280ヤム飯 ◆qLL.SCEe4s :2005/06/18(土) 22:39:37
>276
俺も気付かれないように伏線を貼っていた筈だが?

>277
荒らしたいのに理由?
俺には理由など無い。

>278
どうも…

>279
知らぬ
281名無しになりきれ:2005/06/18(土) 22:41:04
>280
・・・もうどうでもいい。お前の相手はなんか癪にさわって気分が悪い
282ヤム飯 ◆qLL.SCEe4s :2005/06/18(土) 22:43:25
>281
それはどうも。光栄ですね…
283名無しになりきれ:2005/06/18(土) 23:05:12
どうでもいいがお前ら落ち着け。

ぬるぽ
284ヤム飯 ◆qLL.SCEe4s :2005/06/18(土) 23:09:38
>283
ガッ
285ゴジータ:2005/06/18(土) 23:15:35
>>ヤム飯
フンッ・・・・オレより弱いくせに・・・・w
286名無しになりきれ:2005/06/18(土) 23:23:19
     _  、_                                           ,.  ,./i,.
   、ヽ、 `ヽi、゙ヽ、                           ,,.-‐'''""'''- 、        /i/ '"´'´''"i,
  ,r''´'        ゙、                      ,.-'".:.: : :       `ヽ、     /        ノ'i'
. <´           ゙、  _,,.-- 、   __,,,_          /:.:.:.:.:.:. : :  __,,,. -- .,,,_ゝ、_,,,.-'、__       'ノ,
`フ         ./`'''7´    `y´   `ヽ、,.-‐''""'‐y'.:.:.:.:.:.:.:.:._,.-'"__,,. -''^ヽ、,_ヾ ヽ  ヾ、       ソ
〈、_...... . . . .  . ....:.:.〉、_l:..             /''"     l:.:.:.:.:.:.:.:.:/-‐''´       _,゙i      |'':.. . ....:.:.:.:>
  >.:.:.:.:.:.:.:.:.:::::::/   ゙、:.:.:.:.:....:.:..              i'ニヽ.:.:.:./  ,.== 、    i ,.=、'l  ノ:.:.ノ-、.:.:.:__=‐'"
   ̄´-ニ',,. -'"     `‐ --''゙、`.:.:.:.:.:.:.:.:.:..    . . ..l | | |.:.:.ノ  ,.=-=、`' ' ' _二, i'.:.:.:ノ'"     ̄
                              〉"l,_l "-ー:ェェヮ;::)  f';;_-ェェ-ニ ゙レr-{   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                              | ヽ"::::''   ̄´.::;i,  i `'' ̄    r';' }   | 久々にカイザー
                             . ゙N l ::.  ....:;イ;:'  l 、     ,l,フ ノ   | こうやって海賊行為が普通に放任されてた
                             . |_i"ヽ;:...:::/ ゙'''=-='''´`ヽ.  /i l"  < のが昔のドーラ一家なんだよな 今の一家は
                                .| ::゙l  ::´~===' '===''` ,il" .|'".    | 爆発と屁の区別がつかないから困る
                               .{  ::| 、 :: `::=====::" , il   |     \________
                                /ト、 :|. ゙l;:        ,i' ,l' ノト、
                               / .| \ゝ、゙l;:      ,,/;;,ノ;r'" :| \
                               '"   |   `''-、`'ー--─'";;-'''"   ,|   \_
287ヤム飯 ◆qLL.SCEe4s :2005/06/18(土) 23:26:08
>285
俺は悟飯と融合したから強いぞ
288ゴジータ:2005/06/18(土) 23:32:23
>>287
やれやれw
悟飯は強いけど合体相手がヤムチャじゃ可哀相だなww
まっ・・・・例え悟飯と合体しようがそれでもオレより弱いけどなwww
289ヤム飯 ◆qLL.SCEe4s :2005/06/18(土) 23:34:35
>288
お前の方が強かろうが俺には狼魔閃光拳がある。
290ゴジータ:2005/06/18(土) 23:39:17
>>289
それがどうしたってんだ?
オレはキサマの使う悪趣味なネーミングの技より強力なものなんて腐るほどあるぜww
キサマごときソウルパニッシャーどころかかめはめ波を使うまでもないんでな・・・
そうだな・・・パンチで十分だw
所詮キサマはオレ様の前じゃひれ伏すしかないようだなwww
291ヤム飯 ◆qLL.SCEe4s :2005/06/18(土) 23:56:14
>290
ゴジータ。ホントに俺に勝てると思ってるの?
所詮はゴジータ。俺の敵じゃねえ
292ゴジータ:2005/06/19(日) 00:00:04
フッ・・・・・別にそう思いあがってもらっても構わないぜw
こういう言葉を知ってるか?
弱い犬程よく吠える・・・・今のキサマにピッタリの言葉だなwww
しゃあねえ・・・・闘ってやるよ・・・気が済むまでな・・・・
こいよ・・・・雑魚・・・・
293ヤム飯 ◆qLL.SCEe4s :2005/06/19(日) 00:11:28
>292
弱い犬程よく吠える。それは貴様にも言えることだがな…
上等だ。新たに習ったブレンテル流の技を見せてやるよ。
294ゴジータ:2005/06/19(日) 00:14:12
目えつぶって闘ってやるよw
んなことよりよお・・・・ブルブル流だか何だか知らんが・・・・
んなこと言うヒマあんならさっさと攻撃してこいよw
というわけで・・・・隙ありw

ゴッ!!(殴
295ヤム飯 ◆qLL.SCEe4s :2005/06/19(日) 00:20:16
>294
お前のパンチなど…
死ぬ程効くよ!!バカヤロー!!!!
296ゴジータ:2005/06/19(日) 09:58:25
>>295
うおっ!寝てしまった!!
キサマ・・・・起きろ・・・(蹴
いつまで寝てるつもりだ・・・今日は徹底的にしごいてやるぜw
297ゆうしゃ:2005/06/19(日) 10:00:51
ゆうしゃだけど必要になったら呼んでくれ
298名無しになりきれ:2005/06/19(日) 12:11:08
とにかく、コロシアムは荒らそう
299名無しになりきれ:2005/06/19(日) 12:16:05
>295
死ね
300名無しになりきれ:2005/06/19(日) 12:18:01
300
301名無しになりきれ:2005/06/19(日) 12:19:47
だからどうしたんだよ、祝ってくれるのヤム飯だぞ。
よく、あんなキモくて陰険な奴に祝ってもらう気になったな。余程の変態としか思えん
302ヤム飯 ◆qLL.SCEe4s :2005/06/19(日) 12:48:47
>296
ふふふ…ゴジータちゃん可愛い

>297
ゆうしゃなら魔王を倒しに行くのはどうですか?
きっとあなたの世界の人達はあなたのことを待ってますよ。

>298
コロシアムを荒らしたって何も良いことはありませんよ

>299
私はまだ死ぬわけにはいきません…まだ目標を達成してませんから

>300
おめでとうございます。

>301
私は陰険何かじゃありません。酷いです…
303名無しになりきれ:2005/06/19(日) 13:04:26
目標ってなんだよ?キモい目標だったら消す
304ヤム飯 ◆qLL.SCEe4s :2005/06/19(日) 13:08:03
>303
全てのスレに混沌を
305名無しになりきれ:2005/06/19(日) 13:23:21
>304
キモス
306名無しになりきれ:2005/06/19(日) 13:25:02
メガテンネタか、政莉の二番煎じか
307ヤム飯 ◆qLL.SCEe4s :2005/06/19(日) 13:37:45
>305
黙れ

>306
理由は特にない。
あえて言えば楽しむことが目的かな?
308名無しになりきれ:2005/06/19(日) 13:51:24
>307
一人で楽しむなんて、悲しい人生ですねw
309ヤム飯 ◆qLL.SCEe4s :2005/06/19(日) 13:54:05
>308
そう、このコテの時は荒らして自分だけ楽しむ。
それが俺の目的だ
310名無しになりきれ:2005/06/19(日) 13:56:02
>309
結局は自分のこと荒らしって認めてるし。ちゃんと考えてから発言してね基地外くん
311名無しになりきれ:2005/06/19(日) 13:56:27
>309
キモスwww
312名無しになりきれ:2005/06/19(日) 13:56:42
>309
死ね
313名無しになりきれ:2005/06/19(日) 13:57:44
>309
っていうか、なな板は荒らすことに決めてるから。お前のスレも潰すよ
314ヤム飯 ◆qLL.SCEe4s :2005/06/19(日) 13:59:56
>310
認めていては悪いのかな?
ちゃんと考えてはいたのだがな…

>311
貴様もな…

>312
貴様がな…

>313
なら潰すがよかろう…
私はスレを持っていないがな…
315名無しになりきれ:2005/06/19(日) 14:05:30
316名無しになりきれ:2005/06/19(日) 14:07:14
>314
その口調がかっこいいと思ってんのかよwww
何が「貴様もな…」だ。レス返すならちゃんと返せ異常者www
317ヤム飯 ◆qLL.SCEe4s :2005/06/19(日) 14:07:24
>315
さぁ、どうぞ。ここは廃スレだ。存分に語ってくれ。
318名無しになりきれ:2005/06/19(日) 14:08:35
>317
貴様が消えればみんな戻ってくるよ。だから死んでね不労者君ww
319ヤム飯 ◆qLL.SCEe4s :2005/06/19(日) 14:08:40
>316
返しているつもりだがな。余りに単調なのだと返すほうも困るのだよ
320名無しになりきれ:2005/06/19(日) 14:08:43
>317
あーい
321名無しになりきれ:2005/06/19(日) 14:09:22
>317
キモい上に文才まで無いのかよコイツwww
322名無しになりきれ:2005/06/19(日) 14:10:05
>319
地獄に落ちれば楽しいと思うよ。
323名無しになりきれ:2005/06/19(日) 14:10:17
ヤム飯ってジャンプに載ってるレベルでしか知らんのよね。
◆qLL.SCEe4sじゃなくて
324名無しになりきれ:2005/06/19(日) 14:10:57
◆qLL.SCEe4sはNGワードに入れていいだろ。
325名無しになりきれ:2005/06/19(日) 14:11:13
ネトラジで聴いた事ある?
326名無しになりきれ:2005/06/19(日) 14:11:44
>324
入れてもいいし、入れなくてもいい。
みんなが入れてるとスルーしようぜ!と誰も言わないのにスルーされるシステム
327名無しになりきれ:2005/06/19(日) 14:11:56
>なら潰すがよかろう…
>私はスレを持っていないがな…

なわけねーだろwwwだったらこの板にいる訳がねーよwwwwそんな嘘で自分のスレを守ろうとしてんじゃねーよ
328名無しになりきれ:2005/06/19(日) 14:12:27
>327
俺スレ持ってないよ。マジで。
329名無しになりきれ:2005/06/19(日) 14:12:59
ちょっと待て。今、>326がいいこと言ったぞ
330名無しになりきれ:2005/06/19(日) 14:13:37
>328
NGワードに入れられたからって名前消すなwww
331名無しになりきれ:2005/06/19(日) 14:13:41
ベランダの窓開けてると、下の階から焼き鳥の臭いがしてくるんですケド
332名無しになりきれ:2005/06/19(日) 14:14:15
>330
あー俺はヤム飯 ◆qLL.SCEe4s別人だから。
333名無しになりきれ:2005/06/19(日) 14:14:26
>331
馬鹿かお前?他で言ってろ糞
334名無しになりきれ:2005/06/19(日) 14:14:59
>333
焼き鳥食いたくね?
335名無しになりきれ:2005/06/19(日) 14:14:59
誰か>332を解説してくれ
336名無しになりきれ:2005/06/19(日) 14:15:28
>335
断る。
337名無しになりきれ:2005/06/19(日) 14:15:34
>334
食いたくねーよ。俺はあっさりしてるソーメンとか食いたい
338ヤム飯 ◆qLL.SCEe4s :2005/06/19(日) 14:15:50
>318
それはどうかな?
俺が消えても戻ってこないかもしれないぞ。

>320
さぁ、混じるが良い

>321
確に俺は文才がない。それが何か?

>322
貴様が地獄に落ちるべきだと思うが。

>323
ヤム飯とはゲームDBZ2に出てきた、ヤムチャと天津飯のフュージョンキャラだ。

>324
さぁ、入れろ。

>325
知らん。

>326
それは貴様の勝手だ。

>327
実はTRPGスレ全域にいる。潰してくるか?

>328
持たなくてもいいと思うが。
339名無しになりきれ:2005/06/19(日) 14:16:28
>337
この時期ソーメンが続々届くのよね
揖保の糸だっけ。あれ
340名無しになりきれ:2005/06/19(日) 14:16:41
ヤム飯くんって、くさーいww
341名無しになりきれ:2005/06/19(日) 14:17:40
しかし植松にしてもヤム飯にしてもライブドアみたいだよなあ
人様が考えた名前で暴れまわるんだからさ
342名無しになりきれ:2005/06/19(日) 14:17:48
ヤム飯が適当に嘘言ってるのを見ると、マイケル・ジャクソンとたぶる
343名無しになりきれ:2005/06/19(日) 14:18:15
>342
マイケル法治国家で無実やん
344名無しになりきれ:2005/06/19(日) 14:18:32
>341
卑怯者なんだよヤム飯は
345ヤム飯 ◆qLL.SCEe4s :2005/06/19(日) 14:18:36
>329
言ったのか?

>330
消しとらんが…

>331
知るか

>332
当たり前だ

>333
知るか

>334
食わないよ

>335
無理だな

>336
断るな

>337
それは良かったな
346名無しになりきれ:2005/06/19(日) 14:19:12
>344
自分のオリジナルで勝負して欲しいよな
347名無しになりきれ:2005/06/19(日) 14:19:13
>343
あんなの金でもみ消したに決まってるだろ。
でも、金が無いヤム飯はきっと有罪
348名無しになりきれ:2005/06/19(日) 14:19:52
>346
そうする勇気が無いから、荒らしをするんだろうな
349名無しになりきれ:2005/06/19(日) 14:19:59
>347
揉み消したちゅーか、弁護士GJ!ってことかなー
350名無しになりきれ:2005/06/19(日) 14:20:46
>348
オリジナルの荒らしはゴロゴロいるやん
元オリキャラ板でオリジナル張って荒らせないのはちょっちなぁ
351名無しになりきれ:2005/06/19(日) 14:20:53
>349
弁護士が良ければ全て良し!!…世知辛い世の中になったもんだな
352ヤム飯 ◆qLL.SCEe4s :2005/06/19(日) 14:20:57
>339
そうなのか?

>340
貴様がな

>341
それはしょうがない

>342
マイケーーール

>343
俺もな

>344
何故に?
353名無しになりきれ:2005/06/19(日) 14:21:28
>350
っていうか、鳥山氏に迷惑だろうな。
354名無しになりきれ:2005/06/19(日) 14:21:47
>351
アメリカの出来事は、日本で10年後に反映するお
つーか弁護士良ければ何とでもなるのは昔からやん
355名無しになりきれ:2005/06/19(日) 14:22:39
>353
集英社も鳥山明も関知しないっぽ
2ちゃんねるの中でも、こんな場末の掲示板なんて
356ヤム飯 ◆qLL.SCEe4s :2005/06/19(日) 14:22:51
>346
無理だな

>347
確に

>348
趣味だ

>349
弁護士最強

>350
すまんな

>351
そうだな
357名無しになりきれ:2005/06/19(日) 14:23:03
>354
遅いな。でも、そうなれば犯人が無罪になる可能性が格段に上がっちゃうんだね…アメリカウザいね。
358名無しになりきれ:2005/06/19(日) 14:23:48
つまり、ゴミは隔離する事に限るんだね。
359名無しになりきれ:2005/06/19(日) 14:24:06
俺ここでこうして雑談に混ざってるけど、
http://etc3.2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1105952051/629の返答が
避難所のhttp://etc3.2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1105952051/のスレで
やめてくれと言えば即撤退するのでよろしゅうな

>コテハンの方々
360名無しになりきれ:2005/06/19(日) 14:24:47
>355
いや、そういう事じゃなくて。
ヤム飯という名前に負の感情しか抱けなくなってしまった人がいるという事
361ヤム飯 ◆qLL.SCEe4s :2005/06/19(日) 14:24:52
>353
鳥山先生、マジですみません…

>354
日本はどうなるのか?

>355
鳥山先生がもし見てたら…
362名無しになりきれ:2005/06/19(日) 14:25:09
>357
日本でも普通の人に裁かせる制度が導入されるんじゃなかった?
人海戦術で某学会とか絡んでくるぞ、きっとw
363名無しになりきれ:2005/06/19(日) 14:25:48
>360
それはあるだろうねー
キャラネタ板の吉田茂なんてその最たるものだと思うよ
364名無しになりきれ:2005/06/19(日) 14:26:19
>362
あれ、絶対やめたほうがいい。日本が駄目になるのを分かってて、何でああいう事をやろうとするのかね日本内閣は?
365名無しになりきれ:2005/06/19(日) 14:27:01
>364
内閣というか、アレが与党やんw
366ヤム飯 ◆qLL.SCEe4s :2005/06/19(日) 14:27:17
>357
ウザいな

>358
ここにか?

>359
止めてくれ

>360
それは困るな。だがここで俺の存在を知る奴なんかたかが知れてる。
367名無しになりきれ:2005/06/19(日) 14:27:52
>363
まず、「なりきり」をやってない事がいけないよな。
あれは人の名前を使って威張ってるだけだよ。
漫画とかでよくある展開だけど、そういうのは結局は可哀想な最後を迎えるのに気付かないのかな?
368名無しになりきれ:2005/06/19(日) 14:28:13
ヤム飯は全レスしないでいいから、もう少し中身のあるレスした方がいいよ。
369名無しになりきれ:2005/06/19(日) 14:28:40
>365
もう日本ダメポ
370名無しになりきれ:2005/06/19(日) 14:29:14
>368
ほっとけよ、どうせ「断る」やら「黙れ」しかいえないんだからさ。
371名無しになりきれ:2005/06/19(日) 14:29:57
>367
銃夢裁判で一応その辺はアリなんだよ。>まず、「なりきり」をやってない事がいけないよな。

ただ、普通に活動するのに既存のキャラ借りなくても
自前のキャラでやればいいのにと思うよ
共有コテ連中にも言えるけど。セルフィとか
372ヤム飯 ◆qLL.SCEe4s :2005/06/19(日) 14:30:04
>362
俺はあれに反対だな。行かなければ行かないで問題になるし、行って変なグループの不利益になることをして殺されるのもやだしな。

>363
吉田は悪魔

>364
同意

>365
それはしょうがない
373ヤム飯 ◆qLL.SCEe4s :2005/06/19(日) 14:31:14
>368
そうさせて貰う。
374名無しになりきれ:2005/06/19(日) 14:31:23
>371
それを考えようともしない人間が適当に戯言を言って他人を困らせるのが迷惑だって事に気がつかないのかな?
375名無しになりきれ:2005/06/19(日) 14:31:47
>369
盗聴法はどうなったんだろうねー
通ってから全然騒がれなくなったけど。

>370
俺も全レスモードに入ったヤム飯をスルーしていた事に気付いて。
流れが早いスレだと、冗長なレスは読む気しないんだよね。
376名無しになりきれ:2005/06/19(日) 14:33:55
>374
迷惑とか被害とかそういう話題は別にしておかないと。
善悪で見ればどういう方法でやったって荒らしは所詮荒らしなんだから。
特に自認した荒らしはアウトっぽ

なんていうか見てて情けないのよね
人様の褌で暴れるのって
377ヤム飯 ◆qLL.SCEe4s :2005/06/19(日) 14:34:13
>375
全レスをしていると、書いてる間に流れが先に行ってしまいレスが単調になってしまうからな。
378名無しになりきれ:2005/06/19(日) 14:34:25
>375
どこから日本が間違ったのかは知らんが、
それを直そうともせずに、収賄やら何やら汚職行為ばっかりやってる政治家をまずはどうにかせんといかんのにな。

ヤム飯はどうでもいいよ、適当に独り言を喋らせておきなよ。
379名無しになりきれ:2005/06/19(日) 14:35:26
>378
政治家をどうにかするにはマスコミ他の勢力が動くしかないんだろうけど。
けどけど。
380名無しになりきれ:2005/06/19(日) 14:36:13
>376
これを見て、ヤム飯の中の人が社会で真っ当な人生を送っているとは到底思えないもんな。
現実世界にストレスを持ってない人が、こんな所で他人に迷惑を掛ける訳がないからな。
381ヤム飯 ◆qLL.SCEe4s :2005/06/19(日) 14:36:15
>376
情けないか…そう言えば初めて荒らしをやった双子スレ。
俺はあの時から荒らしを自認してしまったのだろう。
あの時は楽しかった。
382名無しになりきれ:2005/06/19(日) 14:37:25
>379
それだけじゃ、結局は致命傷を与える事は出来ないんだよね…
まったく、嫌な国だね
383名無しになりきれ:2005/06/19(日) 14:37:58
>380
仮想世界で攻撃的になるのは、現実世界の代償行為だと思うのよね
たまに衝動で荒らすのはあるけどさ
継続しないじゃない
384ヤム飯 ◆qLL.SCEe4s :2005/06/19(日) 14:38:42
>380
普通の人生を送っているな。
特に可もなく不可もなく、のらりくらりとやっている。
一番のストレスは家庭内のことについてだな。
385名無しになりきれ:2005/06/19(日) 14:38:54
>382
インターネットもぽしゃっちゃったからねー
だんだん顕わになって来たというか。
386名無しになりきれ:2005/06/19(日) 14:39:26
>383
しかも粘着荒らしだからな。これは相当嫌な事が現実で起きてなければ到底出来ない事だよ。
大切な時間を潰してまでそんな事をするくらいだからね。
387ヤム飯 ◆qLL.SCEe4s :2005/06/19(日) 14:40:16
>383
確かに企画していることがなかなか進まず、ストレスが溜っていき、行き場の無くなったストレスはここで発散。
388名無しになりきれ:2005/06/19(日) 14:41:11
>366
ヤム飯はこのスレのコテハンじゃないだろw
実際にこのスレを動かすコテハンさんに真面目にやる気があるなら
それを邪魔する野暮はしないぞ俺は
389ヤム飯 ◆qLL.SCEe4s :2005/06/19(日) 14:41:17
>386
しょうがない、携帯からだとどうしても暇な時に粘着してしまう。
390名無しになりきれ:2005/06/19(日) 14:42:46
>389
貴様が粘着する場所なんて今はどうでもいい。話に入ってくるな
391名無しになりきれ:2005/06/19(日) 14:43:33
>391
ほとけってば、「断る」「黙れ」「嫌だ」とかしか返さないor何も返せないんだから。
392名無しになりきれ:2005/06/19(日) 14:43:33
>386
薄暗い達成感は得られるかもしれないけどね
粘着するなら粘着するでもっとマシなやり方もあるでしょうに
埋め立てと安直な叩きじゃ誰も認めないわなー
393ヤム飯 ◆qLL.SCEe4s :2005/06/19(日) 14:43:40
>388
一応テンプレは出したがな。
まぁ、ここのコテはヤル気が無いからだろう。
騎士スレの時はもっと荒れてたが、コテが出てきてスルーしながら行動してたな。
394名無しになりきれ:2005/06/19(日) 14:44:49
>393
他人に理由付けるな。真正面から自分のキャラを使えば共に冒険ができただろうに。
395ヤム飯 ◆qLL.SCEe4s :2005/06/19(日) 14:45:40
>392
薄暗い達成感。それも良いだろう。現実では滅多に出来ない達成感だろうからな。
396名無しになりきれ:2005/06/19(日) 14:46:10
真面目な話、>>1-2の世界観を尊重するなら「ヤム飯」では参加しないだろうさ
397名無しになりきれ:2005/06/19(日) 14:47:17
>>395
現実世界でもいるじゃない
嫌がらせしたり万引きで喜んでる手合いが
398ヤム飯 ◆qLL.SCEe4s :2005/06/19(日) 14:47:18
>394
今更ここで冒険をするつもりは無いがな。
真正面からぶつかっても携帯には限度がある。ついてこられなくなるさ。
399名無しになりきれ:2005/06/19(日) 14:47:51
まずヤム飯には面白みが無い。それじゃ誰も共感しないし、対立する気が起きるだけ
400ヤム飯 ◆qLL.SCEe4s :2005/06/19(日) 14:48:09
>396
ヤムチャでテンプレを書いたがな。トリップはそのままにしてな。
401名無しになりきれ:2005/06/19(日) 14:48:49
死ねよヤム飯。他の人がようやく話しかけてくれたからって喜んでんじゃねーよ
402名無しになりきれ:2005/06/19(日) 14:49:04
>400
ヤムチャと>1-2の世界観は両立しないぞ。
ドラゴンボールでもあった強さのインフレ起こすべさ
403名無しになりきれ:2005/06/19(日) 14:49:18
>400
本当の馬鹿ですね
404名無しになりきれ:2005/06/19(日) 14:49:28
携帯で暇なら、味噌でいいやん
405名無しになりきれ:2005/06/19(日) 14:50:26
>404
そうだよな、携帯が嫌なのに、パソコンからでも書き込める掲示板に来る事自体間違ってるもんな。
406名無しになりきれ:2005/06/19(日) 14:51:23
>405
そこまでは言わんけど。
携帯から参加するのが難しいスレよりも、携帯からでも参加しやすいスレの方が楽しかろうに
誰からも忌み嫌われるよりは、仲間がいた方がいいと思うんだよねー
407名無しになりきれ:2005/06/19(日) 14:52:25
仲間という言い方に難がある場合は、コミュニティに参加するでも可
408名無しになりきれ:2005/06/19(日) 14:52:43
>406
仲間がいるほうが楽しいのに、そうじゃない道を選んだ…とか言えば聞こえは格好いいけど、
単に友達が出来ないって表れなだけだもんね。
409ヤム飯 ◆qLL.SCEe4s :2005/06/19(日) 14:52:53
>397
そんなことをやって捕まってみろ。経歴に傷がつく。

>399
面白みを持たせようとは思っていない。
これはそういうキャラなのでな。
それに俺が特徴をもったら微妙なキャラになってしまう。

>402
他のスレではセルで両立したのだがな。

>405
だってパソコンやってる時に人が来てこんなところにいるの見られたら恥じゃん
410名無しになりきれ:2005/06/19(日) 14:54:15
>407
知らないんじゃない?その場所自体を
411名無しになりきれ:2005/06/19(日) 14:54:41
>408
格好良くないすわ
だってここ掲示板やん。議論や会話を楽しむ場でっしゃろ
対話が成立しないと悲しいだけっすわ
412ヤム飯 ◆qLL.SCEe4s :2005/06/19(日) 14:55:05
>406
別にこのコテに味方や仲間をつくる必要はない。
元々は双子スレを潰すための捨てコテだったからな。
直ぐに消えるつもりがグダグダと愛着を持ってしまったからな。
413名無しになりきれ:2005/06/19(日) 14:55:50
>410
一応誘導しとくかな

【無敵要塞】ホワミソベース第17艦隊【なな板兵器】
http://etc3.2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1118594031/
414名無しになりきれ:2005/06/19(日) 14:57:09
>412
コテに対する評価じゃなくて
ヤム飯の名のコテを名乗ってる人がしている言動についてだから。
415名無しになりきれ:2005/06/19(日) 14:57:18
>411
そうだね、人が人と同じテーマに沿ってスレを伸ばしてゆく。
これが2ちゃんねる・・・というか、掲示板の基本中の基本だもんね。
なんで人に忌み嫌われることを望んでいるのか知らないけど、他人に迷惑を掛けている時点で、それはウイルスと一緒だからね。
416名無しになりきれ:2005/06/19(日) 14:57:32 BE:156152197-
おいおまえら 雑談やめれ
417名無しになりきれ:2005/06/19(日) 14:58:08
>416
ごめん、つい熱が入っちゃった。それじゃ俺は消えるよ
418名無しになりきれ:2005/06/19(日) 14:58:31
>416
あなたがここのコテなら>359でよろ
419名無しになりきれ:2005/06/19(日) 14:59:25
>415
まあ必ずしも迷惑を掛けちゃいけないとは思うけど。
対話が成立しないのはどうかなと思います故に
420ヤム飯 ◆qLL.SCEe4s :2005/06/19(日) 15:00:25
>413
分けの分からないスレだな…

>414
キャラの使い分けだよ。
例えばセルを俺はやっていた、その時には機械兵士やセラフィーナとも馴れ合っていたが、ヤム飯になると逆に叩きに入る。
用は使い分けだよ、仲間なら違うコテの時にはいたがな…
421ヤム飯 ◆qLL.SCEe4s :2005/06/19(日) 15:04:06
雑談終了か…
ご苦労だったな、俺の暴走を聞いてくれて、ストレスが充分に発散できた。
これで良質なネタを考えることが出来る。
422名無しになりきれ:2005/06/19(日) 15:09:10
NGワードばっかりだけど、何があったの?
423名無しになりきれ:2005/06/19(日) 15:09:53
>422
気にするな、感染するぞ
424ヤム飯 ◆qLL.SCEe4s :2005/06/19(日) 15:09:55
>422
俺がみんなと雑談をしていただけだ。
425ヤム飯 ◆qLL.SCEe4s :2005/06/19(日) 15:10:46
>423
何が感染すると言うのかね?
426ゴジータ:2005/06/19(日) 22:01:59
>>425
フッ・・・・頭の悪さじゃねえのかw
427ゴジータ:2005/06/19(日) 22:11:34
>>ヤム飯
オイ・・・雑魚・・・
雑魚は雑魚らしくもう少し腰を低くしたらどうだ?
まぁ・・・・キサマのNOミソで理解できるかどうかは甚だ疑問だがなw
428名無しになりきれ:2005/06/20(月) 04:48:37
ヤオイヤム飯
429カイザー&ザイガ&クラーク:2005/06/20(月) 22:49:56
>124(レインとダークネス)
カイザー:「まあ、それが理想系だろうな。・・・しかし、現実はこれだ・・・現実は厳しいな。」

>125-126(ダルキアの方々)
ザイガ :「よっしゃああ!!試練がなんだろうと、俺様の手にかかればお茶の子さいさいよ!!」
クラーク:「・・・油断しないほうが良いですよ。ここは精霊の存在している土地・・・生半可な試練では無い筈です」
カイザー:「・・・望むところだ、どんな奴が来たって俺は負けやしないさ」

>127(ファースとリドゥルと犬)
ザイガ :「・・・うおっ!?・・・か、鎌が喋ったぞ!!」
カイザー:「な、何!?オルガが喋ってたんじゃなかったのか!?」
クラーク:「二人とも気づいてなかったんですか・・・?てっきり、これも当然な事だと思って二人のペースに合わせておいたんですけどね」
カイザー:「ま、よろしくな鎌。・・・デスサイズ?・・・言いにくいな、やはり『鎌』でいいな」

>128(フレイとレンとリョウ)
カイザー:「暴走か・・・まあ、敵と味方の区別がつく分ファースよりは安心できそうだな」
ザイガ :「なーに、ヤバそうだったら俺が止めてやるから安心しろって、な!」
430レイン&ダークネス ◆JZRAiNcQEw :2005/06/20(月) 23:12:19
「・・雪・・か」
銀世界が完成しつつある。
「どれだけ積もることだか・・」
帰るときにマシな天候になっていることを期待する。。

>125-126 三姉妹&女帝&魔導士+守護竜
「疲れるって。そもそも盗賊は街やダンジョンでこそ真の力を発揮するんだから・・

何処かの体力バカとは違って山登りでバテるのも当たり前なのよ。」
盗賊は山岳救助隊ではない。

『なるほど、魔力で鍵をかけているんですか・・』
(空間干渉で侵入されない限り不法侵入の心配は無い・・か。)

>127 ファース&リドゥル(+デス)&オルガ
「遠回しに言うとかそういう問題じゃなくてね・・」
『残念ですねぇ・・』
研究熱心すぎるぞ。
「研究熱心なのはいいですけど・・死んでも知りませんよ?」

>128-129 フレイ&レン&リョウ
「43箇所骨折って・・」
流石人外アイドル。

『・・・・・』
「ダークさんどうしました?」

『・・・・・


 名無し!きさま見ているなッ!』
見てるって。

>429 カイザー&ザイガ&クラーク
『現実は、極上の夢で』
「だからそれ意味わからないですよ。それって現実は非情であるの間違いじゃないですか?」

『試練はなんでしょうかねぇ。大抵はお約束の[戦闘]ですけどねぇ。』
「[戦闘]じゃなくて能力を見たり精神面を見たりとかだったりして。」
431先生と闇医者@山道 ◆p3oir6C1II :2005/06/21(火) 01:10:30
>117
>フレイ君、レン君
あいつのことだ、どんな奴を呼んだところで不思議は無い。
魔王軍の幹部や勇士の類、もしかしたら四天王にさえ出していると思う。
まあ、来るかどうかは別として。流石に四天王なんかは来ないと思うし。
>リョウ君
どうかな……単純な強さもだけど、冒険者としての勘とか、そういったのが重要になってくるかもね。
もしかすると、戦士よりも、盗賊のような連中の方が有利かもしれない……まあ、主催者がそんなことを言っていたね。

>118ファース君、リドゥル君、オルガ君
「鎌が喋ってる……嫌なことを思い出したよ。
 なに、昔の恋人が使ってた剣が喋っててね、しかも、そいつにその恋人をとられたもんだから……
 まあ、ただそれだけのことさ」
「ああっ、せっかく消した記憶が元に戻ってやがる!」
「……やっぱり、あの辺の記憶を消したんだね」
>リドゥル君
ああ、そういう技か……もし、敵が同じような技を使ってきても良いように、対策を立てておかないとね。

>119
>クラーク君
「いや、それがあの地下都市は暗くないんだ。行けば解るけど。
 連中の心の奥底の、深い何か……あるとすれば野望くらいかな」
「……連中の心に、深い何かなんてあるのか?」
「さあ……ある人はある、無い人は無い。ちなみに、クロアなんかは全く無いね」
「どうだか……あいつこそ、一番悪いことを考えてそうだが」
>ザイガ君
小細工に関しては、クロアよりも、他の参加者に気をつけた方が良さそうだ。
世界各地から、腕に自信のある者を、人間・魔族問わずに呼んだというからね。

>124レイン君とダークネス君
「逆に言えば、後先を考えていないからこそ、何をするか解ったもんじゃないという恐さもある。
 警戒するに越したことはないだろうね」
「どっかの誰かさんみたいに、頭が悪い訳でもないしな」
「……それって誰のことかなあ?」
432先生と闇医者@山道 ◆p3oir6C1II :2005/06/21(火) 02:04:10
※「腕に自信のある者を」じゃなくて、「その実力と活躍がクロアの耳にまで届いている者」に訂正。
腕に自信があるだけの奴を呼んでどうするのだ。クロアはどうやって見知らぬ相手が腕に自信があるかを知るのだ。

「通信球の魔力が切れかけてるな……それに、どうやら彼らは魔力の届かない所に入ったらしい」
通信が全くできなくなったのは、丁度カイザー達が風神廟に辿り着いた頃だ。
魔力が届かなければ、通信球はその効力を発揮せず、只のガラス球と変わりはない。
「風神廟に入ったんだな。あそこは精霊の神聖な魔力で守られてるはずだから、確かに魔力が届かないことがあるかも知れねえな」
「そうだね……急ぐ?」

>212
二人が裁判を待っていると、不意に、脳に直接響くような声が聞こえてきた。
『分身とはいえ、私をクロアだと知っていて殴ったのならば……君達のその勇気は、賞賛に値する』
クロアという名の男が、その魔力で地下都市の太陽を維持していると思う者も多いが、実際はその逆で、
地下都市を照らす太陽や月の役割をしている球体こそが、地下都市の支配者であるクロア本人なのだ。
クロアとして振舞っている貴族風の男は、彼が魔法で作った操り人形に過ぎない。
したがって、フーリンの罪状は、傷害罪ではなく器物損壊に該当する。
『さて、君達に招待状を出した覚えは無いのだが、元より、あのイベントには、世界中の勇士に参加して欲しいと思っていたところだ。
 そこで、私が主催するイベントに参加してもらう代わりに、君達の罪を帳消しにするよう計らっておいた』
計らっておいた、と簡単に言うが、法治国家でそんなに上手くいくのだろうか。
更にクロアの言葉は続く。
『大会当日まで、まだ日にちがあるから、店などで大会の準備を整えておくなり、宿屋で疲れを癒すなり、自由にするといい。
 ただし、立ち入り禁止エリアの”十字架の塔(町の中心に建っている塔)”に入った場合は、その場で参加権を失うから、気をつけて欲しい。
 しかも、大会に参加することが君らの罪を許す条件なのだから、当然ながら罰せられることにもなる。
 心に留めておきたまえよ』
要するに、釈放する代わりに大会に参加することと、十字架の塔とやらには入ってはいけないということだった。
433フレイ&レン&リョウ ◆FR1zM42Xho :2005/06/21(火) 20:21:45
>429 カイザー&ザイガ&クラーク
フレイ「まぁ、そう考えて良いかな」
リョウ「ザイガ・・出しゃばるのは良いが、命の保障は無いぞ・・
    最も、そんな状況にはならんと思うが」
レン「本当かよ・・まぁ・・今までもなかったし大丈夫か」

>430 レイン&ダークネス
フレイ「・・・どう言う骨なんだろうね」
レン「さぁ・・」
リョウ「何箇所折れようが悪魔なら関係無さそうだがな。
    再生能力は人間とは比較にならんだろうしな」

>431 先生&闇医者
フレイ「・・えー・・」
レン「来てくれたら手間が省けるな」
フレイ「その前に死ぬと思う、俺たちが」
リョウ「(・・四天王とやらと戦って見たい気もするが・・)
    勘?・・そうか。事実だとしたら、全く気を抜けんな。
    盗賊か・・」

フレイ「・・・で、試練って何やるんだろう」
レン「やっぱ戦いじゃねーの?」
リョウ「戦闘もあるかも知れないが、
    精霊を手にするに値する心があるかどうかも試されそうだな」
レン「戦いだったら何でも来やがれ!」
フレイ「・・そんな事言ってると不意打ちされたりしそうだね」
434ファース&リドゥル ◆ORWyV99u2Y :2005/06/22(水) 21:41:30
『そうですね、でもいずれまた呼びます』
【呼ばないでくれよ・・・・】
オルガがメンバーから外れた

>128-129(フレイ&レン&リョウ)
『安心してください、発動しても私が止めますから
 国一つ飛びますがね、フフ・・・・・』
[安心出来へんやん!
 何や?わてを聞いた事あるんかー?
 前に会った気ーするなー、リドゥルはん分からへん?]
『残念ながら・・・・・・』
[そか〜、すまへんなぁ〜、わてほんまに物忘れ激しいんやー
 魔法について言うの面倒やなー、詳しくはリドゥルはんに聞いてなー]
『其れでは説明させて頂きます
 デスサイズはエネルギーを魔力に変換する事が出来るのですよ
 例えば、物を投げると前に進む力、運動エネルギーを攻撃魔力に変え衝撃を作り出す様な事です
 後は魂の切り離し、切断と言った所ですね』

>429(カイザー&ザイガ&クラーク)
『オルガは霊界に帰っちゃいましたよ、要望とあらば呼び出しますが』
「ヒャーハハハハハハハハハ、犬〜」
[ファースはんは気に入ってたよーやな
 って鎌って酷いやん〜、あんさん達なら人間って呼ばれてるのと同じなんやでー]
『ワガママ言っちゃいけませんよ』

>430(レイン&ダークネス)
『持っても良いですが、持つのにも大変ですよ、強大な魔力の逆流と暴走を防ぐために
 手をずっと反発魔力で覆ってなければなりません、それでも良かったら、どうぞ』
「ヒャーハハハハハハハハハハハ、シッパイシタラたいへんなことになるよー」

>431-432(先生)
『安心して下さい、魔力封じは私の得意技ですから
 魔力で貫通させる術は効きません
 言ってみれば私は盾、ファースは剣と言った所ですね』
435名無しになりきれ:2005/06/23(木) 23:07:46
雨の日は冒険中断
436ゆうしゃ:2005/06/24(金) 06:49:57
まだだ・・・・・・・・まだ終わらんよ・・・・・・・・・
437 ◆giAOugui3. :2005/06/24(金) 17:57:36
      / ̄ ̄ ̄ ̄\
     (  人____)
      |ミ/  ー◎-◎-)  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
     (6     (_ _) )<さくらちゃん大好きブヒヒヒヒ!
      |/ ∴ ノ  3 ノ  \_________
      \_____ノ,,    ∩_
     /,|┌-[]─┐| \  (  ノ
      / ヽ| |  生  | '、/\ / /
     / `./| |  ゴ  |  |\   /
     \ ヽ| lゝ ミ  |  |  \__/
     \ |  ̄ ̄ ̄   |
      ⊂|______|
       |l_l i l_l |
       |   ┬    |
◆キャラネタローズの正体◆
・引篭り歴5年以上・童貞、彼女&女友達無し(というか女と喋った事が無い)
・身長149cm以下体重85kg以上 体脂肪率40%以上
・年賀状が来たのは3枚以下(おばあちゃんと親戚のおばちゃんと自分(宛先人不明の年賀状))
・3流理系大学生(工学部情報工学科)、アニメサークル所属、合コン歴無し ロリコン 高校時代はアニメ研究同好会所属
・今行きたい所:秋葉原、オタワ(カナダの首都、ヲタクが集まる所だと思ってるらしい)
・好きなゲーム:ゲーム関係なんでも、但しホラー以外(ションベンちびって3日以上放心状態になるから)
・所持エロゲーは軽く100を越える
・コンビニの処分された弁当しか食べられない、というか最近母親に手料理を作ってもらってない(一人暮らしだから)
・風呂には3日に1回しか入らない、つーかアパートに風呂が無い(風呂は銭湯で入浴)
・50M走タイム11秒5以上 ・自分の年齢=彼女いない歴
・AV、アニメビデオを1日最低3回は見る ・"ラップ"と聞くと「サランラップ?」とボケでなくマジで答える
・趣味:2CHオタク系板への書き込みをすること(漫画,アニメ,ギャルゲー,ゲーハー,エロゲー,エロゲネタ,半角二次元)
 そして女を見つけるとここぞとばかり攻撃し、チンポをこすりながらレスを待つ
・カラオケで歌うのはいつもアニソン、というか友達がいなくてカラオケも行けない
・ジャニなどモテモテ芸能人を目の敵にしている ・ギャルゲグッズを多数所持
・メル友募集をしても女性からは1通も来ない、(ネカマからは来る、しかも普通に女と勘違いする)
・1人でも男と付き合った事のある女に対して「ヤリマン!」と言う恥知らずのリアル精神病患者
438ブルーム&フーリン ◆wn/6IqHKBc :2005/06/25(土) 10:03:12
牢屋から出られた二人は大会に参加することを余儀なくされた。
大会までまだ時間があるので、武具をそろえるために武具店に向かっている所である。

ブルーム「やっと出られた…クロアさんに感謝しないとね…」
フーリン「うんっ!結構いい人だねっ〜」
ブルーム「あのなぁ…。…大会か…生きて帰れるかなぁ…なんか、嫌な予感がするんだよ…」
フーリン「ふぇ?」
ブルーム「気づかなかったのかい?普通の人には持ち得ない気配が出ていたんだよ。クロアさんだけじゃない…大会の関係者全員がね」
フーリン「…じゃあ、逃げる〜?……無理のようだね〜何処からは知らないけれど…見られているよ〜」
ブルーム「うん…空からのような気がするけれど…人工太陽しかないし…」
フーリン「う〜んまあ、とにかく、大会には出ないとね〜あっ、ここみたいだよ〜」

(数時間後…)
ブルームは手投げナイフを数本と爆薬と魔術の参考書を、フーリンは服と靴とお菓子を買い込んでいた。
ブルーム「…フーリン、やる気ある?」
フーリン「チッチッ〜♪一見只の服と靴だけれどね〜いろいろな仕掛けがあるんだよ〜凄いでしょ〜」
ブルーム「へぇーじゃあ、そのお菓子にも仕掛けあるの?」
フーリン「うんにゃ、これはおやつ〜♪」
ブルーム「………はぁ」
宿屋に帰ろうとして道を歩いていると、ブルームがふと立ち止まり、立ち入り禁止と言われた十字架の塔が目に入る。
墓標…………そんな言葉が頭に浮かんだ。頭を必死に振り、否定する。
進むも地獄…戻るも地獄…ならば…前に進もう。今は只ひたすらに…
沈み行く『人工太陽』と『墓標』を背に二人はそのときを待つ。
439名無しになりきれ:2005/06/25(土) 14:56:31
http://yy32.kakiko.com/trpg/
9 名前:名無しになりきれ sage 投稿日:05/06/25 12:30:53
とうとう掲示板が…お疲れ…
ここでカイザースレは活動すれば
440名無しになりきれ:2005/06/26(日) 01:32:12
まだだ・・・・・・・・まだ終わらんよ・・・・・・・・・
441名無しになりきれ:2005/06/26(日) 17:50:20
進まない…ってか終ったのか?
まぁ、終ったとしたら全ての責任はアレクかカイザーにあるな。
442名無しになりきれ:2005/06/26(日) 17:54:22
なんでカイザーに責任があるんだよ。GMのせいじゃん
443フレイ&レン&リョウ ◆FR1zM42Xho :2005/06/27(月) 19:03:48
>434 ファース&リドゥル
フレイ「オルガ帰ったんだ・・」
レン「まぁ、帰りたがってたしな」
リョウ「・・・まぁ・・それはともかく・・
    ・・どう足掻いても国一つ飛ぶか・・」
フレイ「あ、まぁ気のせいだと思うよ・・
    リドゥルが分からないし、多分そうだよ」
レン「へぇ・・やっぱ凄い鎌なんだな」
リョウ「成る程な。やはり便利なものだな」

>441
フレイ「責任云々って話よりは、まだ終わって無い・・んじゃない?」
レン「そうなんじゃねーの?皆にも皆の事情があるんだろ。待とうぜ」
444名無しになりきれ:2005/06/27(月) 20:56:57
カイザーだ・・・・・・・・カイザーなんよ・・・・・・・・・
445名無しになりきれ:2005/06/27(月) 23:19:30
カイザーのスレ乱立しすぎ。
http://yy32.kakiko.com/trpg/
>430(レインとダークネス)
カイザー:「まあ、夢でないのが現実だからな。そう簡単にうまくいったら、それは現実では無いのかも知れないな」
クラーク:「でも、叶えるためにあるのが夢です。ですから諦めたらだめですよ」

>431
クラーク:「野望・・・ですか・・・。でも、悪いことじゃない野望ならいいんですけどね・・・」
ザイガ :「色々な敵と戦う事が出来るのが戦いの醍醐味なんだしな!それぐらいじゃ怯みやしねえぜ!!」
カイザー:「実力がある者が集いし大会か。・・・俺も少し楽しみになってきだぜ」

>433
ザイガ :「おいおい、この俺様を甘く見てもらっちゃ困るぜ。そんじょそこらの一般人とは訳が違うんだぜ」
カイザー:「そういう事だ。自分の力に自身は持ってもらっても構わないが、ザイガだって普通の人間じゃないんだぜ」
ザイガ :「お、珍しく誉めてんじゃんか」
カイザー:「俺は普通じゃないとしか言ってないぞ」

>434
カイザー:「いや、もういいよオルガは。・・・奴の次の出番は強そうなボスへの特攻だな・・・」
クラーク:「確かに・・・人間って呼ばれるのは嫌ですね・・・」
ザイガ :「じゃあ名前で呼ぼうぜ!、デスモンドだっけ?よろしくな!!」
カイザー:「頼むぜ、デスモンド」

>435
ザイガ :「ああ・・・雨が降るとテンション下がるんだよな〜」
カイザー:「いや、確かにそうだが、冒険中断まではいかないさ」

>441-442
カイザー:「遅れてすまなかった、パソコンの調子が悪かったからスレが落ち着くまで様子を見させてもらっていた。
       俺がリーダーだから、ここで終わったら俺に責任があるだろう。
       しかし、今はGMに任せてみたい。おそらくGMの人も様子を見ているだけだと思うからな。
       ・・・まあ、あまりにも展開が進まなかったら俺が進める気だがな」

>444
カイザー:「ああ、遅れてすまなかったな。俺はここにいるぜ」

>445
カイザー:「・・・まあ、・・・その、なんていうか・・・ゴメンなさい・・・orz
       いや、他の人に迷惑を掛けなければ別に俺は構わないんだが・・・まあ、立てた人はこれからは思いつきで立てないでくれよな」
447ゆうしゃ:2005/06/29(水) 11:11:18
(ザイムめがけて口から灼熱の光弾を放つ)
448名無しになりきれ:2005/06/29(水) 22:46:26
TRPG系スレから外され、すっかり落ちぶれてしまったカイザー達。
客は同じファンタジーアドベンチャー系の騎士スレに取られ、イスタリア学園やまほらにも取られた。
カイザー達はこのまま戦争スレと同じ末路を辿るのか?
449名無しになりきれ:2005/07/01(金) 20:22:15
カイザーVSゆうしゃ
450ゆうしゃ:2005/07/01(金) 21:11:43
ゆうしゃですがゼロのシステムに惑わされないで!
君はそんな弱い人間じゃぁ無い筈だ!
451レイン&ダークネス ◆JZRAiNcQEw :2005/07/02(土) 00:11:13
>431 先生と闇医者
後先考えず、ひたすらドリルで前に進みます。そんなイメージが・・
「出てくるわけないでしょ。」

出てきたら凄いですね、はい。だからナイフは・・

>433 フレイ&レン&リョウ
『普通の悪魔族は再生力が普通なんですけどね。
 一部の悪魔は尋常ではない再生力を持っているとか。』
それがこのアイドルか。

>434 ファース&リドゥル(+デス)
「・・で、その笑顔でザックリやりそうなオーラはいつになったら止まるの?」
『止まらない。永遠に。』
鎌を奪えばそうでもない。でも負荷がデカい。

>435
「雨・・か」
雨男・・じゃなくて雨女ここにあり。

「そういえばReinじゃなくてRainだったよね・・」

>441
『止めてた原因は私たちにもありますね・・』
「レスを溜めてましたし・・orz」
主軸の人、不在。故に進みの速度が遅い。

>448
「ここは元からTRPG風味のTRPGではないファンタジースレのような気が・・」
『前にその手のこと言った気が・・』
確かに言ったような。

『風神廟』を進む。
「建物の中だけど風を感じる・・」
『風精の神殿のようなものですからね。』
(・・さて、試練とは何か。)
452名無しになりきれ:2005/07/02(土) 12:27:11
(みんないるかどうか確かめ)
カイザー達全員に上級悪魔達が襲いかかってきた。
一対一で戦って倒してくれ。
453ゆうしゃ:2005/07/03(日) 00:57:50
>>452
だが断る
454カイザー&ザイガ&クラーク:2005/07/03(日) 01:34:07
>452

カイザー:「敵か!?・・・俺にやらせろ、ザイガ!クラーク!」
仲間の二人を置いて一人で突き進んでゆくカイザー。その表情には少しばかりの怒りが見えていた。
ザイガ :「どうしたんだカイザーの奴?やけに機嫌が悪そうだけど」
クラーク:「なんか、中の人の機嫌が悪いとか言ってましたけど、何かあったんですかね?」
ザイガ :「なんだそりゃ?」

ザイガとクラークが話している間に、カイザーは三体の上級悪魔と戦いを繰り広げていた。
三匹のコンビネーションは素晴らしく、カイザーは反撃の手立てを与えられない。
しかし、カイザーは一瞬の隙をついて上空に飛び上がる
カイザー:「この雑魚三匹が!!俺にかなうと思っているのか!!ブレンテル流、速攻の剣!!疾風聖波烈斬!!」
聖剣の剣先から光の刃が放たれる。その神速に近い速さの刃はいとも簡単に一匹の上級悪魔を分断した。
カイザー:「あと二匹・・・逃がしはしない!!」
カイザーは自分の右手に力を込めはじめた。その隙を突いて攻撃してくる二匹の悪魔だが、カイザーはその攻撃を見切ってかわし続けている。
数分間、その状態が続いた。しかしカイザーは反撃することなく右手に力を込め続けている。
カイザー:「この馬鹿が、無駄な事ばっかりしても意味が無いだろ!!あれぐらいの事で馬鹿かお前達は!?
       ブレンテル流、閃光の技!!プラズマ・イン・ジエンド!!」
一瞬、カイザーの手が光った。次の瞬間にはその光は遥か向こうに見える山に直撃していた。
誰も気づかぬ間に、カイザーと遠くの山の直線上にいた一匹の上級悪魔は消滅していた。
ザイガ :「す、すげえ。何に怒ってるか知らんが、すげえ」

カイザー:「いちいち長引かせるのも面倒だ!!一気に決めてやる!!」
カイザーが手を上に上げると、そこから直径1mほどの光の玉が上空に浮かびあがった。
カイザー:「完全に消え去れ悪魔!!ホーリーシューティング!!」
カイザーが手を返すような合図をすると、光の玉が一気に上級悪魔へと迫ってゆき、そのまま上級悪魔を飲み込んでいった。

カイザー:「まあ、ざっとこんなもんだ。ほら、みんな、先へ進むぞ」
クラーク:「はい、それじゃ行きましょう」

そのまま山昇りを再開するカイザー達、果たしてその先には何が待ち受けているのだろうか?
カイザー:「トリップは忘れるし・・・orz」
ザイガ :「j今度は凹んじゃったよ・・・どうにかしてやれクラーク」
クラーク:「は?え、えーっと頑張ってください」
カイザー:「・・・分かってるよ・・・orz」
456名無しになりきれ:2005/07/03(日) 01:42:59
しかし、またカイザーに上級悪魔の群れが襲い掛かってきた
>456
カイザー:「また来たのか!?・・・くそ、ちまちまと!!」

見たところ、数百匹の悪魔の群れが襲い掛かってきているようだが、今のカイザーにはあまり関係ないようだ。
カイザー:「ブレンテル流、突撃の剣・・・・・・」
カイザーの身体から激しい光が放たれる。それがカイザーの身体を覆い、カイザーは光の塊のようになる。
カイザー:「・・・絶命突破聖剣!!」
剣を前に構えて一直線に突き進むカイザー、飛び掛る悪魔の軍勢を一体ずつ消滅させてゆく。
そして、カイザーは足を止める。しかしまだ悪魔の総数は半分程にしか減っていない。そして振り向くと同時にこぶしを前に突き出す
カイザー:「油断してるんじゃない!!ブレンテル流、弾丸の技!!聖闘気圧縮弾!!」
カイザーの右拳から数百発の弾丸が放たれる。その弾丸に身体を貫かれ、徐々に減ってゆく悪魔達。
しかしカイザーは攻撃の手を休めない。あいている左手を上げ、1mほどの光の玉を上空に上げる。
カイザー:「ブレンテル流、流星の技!!ホーリー・レイ!!」
上空に上がっていた光の玉が弾け飛び、悪魔達に次々と降りかかってゆく。それはまさに悪を滅する光の雨に相応しかった。
正面からは弾丸、上空からは光の雨が降り注ぎ、悪魔達は抵抗するまもなく倒されていった。

カイザー:「・・・つまらない事ばかりやられてもつまらないんでな、次はもっと手応えのある奴でも連れて来るんだな」
カイザー:「って、今度は下げてないし・・・もうダメだ今の俺は・・・」
ザイガ :「・・・なんか知らんけどドンマイ」
クラーク:「元気出してください」
カイザー:「・・・ああ・・・orz」
459ブルーム&フーリン ◆wn/6IqHKBc :2005/07/03(日) 07:09:20
>>452
ブルーム「な、なっなんでこんな街ん中に敵が出るんだよっ!しかも…上級悪魔がたくさんっ…!」
フーリン「これがマーフィの法則〜♪お都合主義ともいうね〜どうする〜?」
ブルーム「とりあえず…盗賊の本領発揮と行くぜっ!………逃走だっ!まともにやって勝てるかっ!」
無数の悪魔が二人組を追いかけてくる。段々人気のない所へ逃げ高い建物に囲まれた狭い道に入りこむ。
悪魔達は追いかけて一列に並ぶような形になる。二人組は同時に振り返り武器を構える。
ブルーム「ハハッ!所詮、悪魔だなっ!串刺しだっ…!ファイアアロー……インパクトっ!!」
ロッドを構えると呪文を唱え先端から炎が現れ巨大な矢となり悪魔達を貫いて行く。

しかし、悪魔達のボスらしきものが翼を広げ空を飛び炎の矢をかわす。驚くブルームをからかうように笑う。
悪魔の口から邪悪な気が黒い塊となって攻撃しようとしていた。
そのとき、悪魔の背後の方から壁を蹴る音が連続して聞こえてくる。悪魔はふと振り向くと
フーリン「やっほ〜♪そして、さようなら〜」
両端の壁を蹴って上へと飛び上がっていたフーリンが爪を構え陽気に笑いかける。
屈託の無い笑顔が顔前に迫ってくる。それが悪魔の見た最後の光景だった。

悪魔のボスらしき『物』が地面に落下すると、フーリンも続いて地面に降り立つ。
ブルーム「ふぅ…いったいなんなんだよ…この悪魔は…」
フーリン「あ〜もう!服が血臭い〜っ!早く帰ろうよ〜風呂入りたい〜」
ブルーム「そうだね…僕も初めての魔法を使ったから疲れたよ…」

無数の悪魔の死骸を背に二人組は疲れた表情で帰路につく。
確実に強くなりつつある自分に実感しながら……。
460ファース&リドゥル ◆ORWyV99u2Y :2005/07/03(日) 10:16:56
>440
『そうですね、此処では終われません
 皆様頑張りましょう』
[そやなー、がんばってなー]
「ヒャーハハハハハハハハハハハ、ガンバルヨー」
『あ、ファースさんにはちょっと頑張って欲しくありませんね・・・・・・』

>443(フレイ&レン&リョウ)
『必要ならば呼びますが?』
[また、ケンカになるで・・・・向こうにも予定っちゅうもんがあるんやろうから]
『そうですね、でも好戦的な性格ですから呼び出せば、確実にですね
 本当の威力は地球半分ですから、それに比べれば国一つって小さくありません?』
[わての力があっても押さえられへんからなぁ〜
 フレイはんって前に呼んだ記憶あるんやけどなー]
『まぁまぁ、両方共に覚えてない訳ですし』
[やっと、わてのすごさに気が付いたんかー]
『コラコラ・・・・威張るんじゃありません』

>446(カイザー&ザイガ&クラーク)
『それでは、その時になったら呼び出しますね』
[ちょ、待ってーなデスモンドって何やねん!
 それじゃどっかの外人やんけ、わてはデスサイズや!
 ちゃんと呼んでーな]

>451(レイン&ダークネス)
『そうですかねぇ〜?何処が悪いんでしょうかねー?』
[笑顔で鎌持ってる所やろ、そりゃ〜]
『仲間ですから、攻撃する事はありませんよ』
[当たり前や!裏切るつもりないやろー]
『ありませんね、無断でデスを持っていく様な行為をすれば別ですが・・・・・・』
461ファース&リドゥル ◆ORWyV99u2Y :2005/07/03(日) 10:17:22
>452
まず、痩せていて力の無さそうなリドゥルに襲いかかる
魔法使いとしても、詠唱に時間がかかるからだ
それは、普通の魔法使いなら合っていたが、相手は死神・・・・
『おや?私に攻撃ですか?止めておいた方が良いですよ』
とリドゥルが言い放っても襲いかかってくる悪魔にリドゥルは手を向けた
そうしたら悪魔の動きは止まった、悪魔は何が起きたのか理解が出来ない様だ
止まった理由は一瞬にてその足を切られていたからである
リドゥルは近づいてしゃがんだ、攻撃されないのは既に魔力にて動きを止めてあるからだ
『だから、止めて置いた方が良いって言ったのですよ
 痛いですか?傷口を腐らせて痛みの無い様にしたのですが・・・・・』
そこで一端会話を止めて立ち上がり鎌を振り上げた
『仕方無いですね・・・・・・さようなら』と言い鎌を振り下ろしたが
血が出ることもなく絶命した、鎌によって魂を抜き取られたからである
『苦しむ事無く逝けた様ですね・・・・転生したら、お幸せに』と言いリドゥルは合掌した
次にもう一体ファースに襲いかかった
ファースは最初の一撃をかわしきれずに腕に傷を負ったが軽い怪我であった為すぐに次の行動に移った
まず抜刀続けに三連撃の斬撃を放った後に横殴りの斬撃と続いたが全て避けられ反撃に転じてきた
それを避けようとせずに剣の面の部分で弾き横殴りの切りで顔を切ろうとしたがそれを避けられた
両者一歩飛び退き体勢を整えた、両者技を除けば射程外
先に攻撃を仕掛けたのはファースだった、特効技の通龍炎で特効を仕掛けたが
ひらりと避けて回りそのままファースの背中を引っ掻いた、ファースの背中からは黒い血が吹き出た
体勢が体勢だった為、そこから素早く反撃に転じられなかったファースの反撃は空を切る
そして空を切った反撃を見て攻撃を仕掛けてきた悪魔にもう一つの剣を抜刀で攻撃を仕掛けた
攻撃は押さえられた物のダメージは少なそうだ、無理な体勢からの切りだった為当たり前と言えばそうである
ファースは二刀を持ったまま奇妙な構えを取った
剣を逆に持ったのだ例えればクナイを持つときの持ち方である
悪魔はチャンスとばかりに襲いかかってくる
「大量破壊技二刀殺法!神生滅殺火炎旋風柱!」
それを巨大過ぎる程の火炎旋風にて返り討ちにする、リドゥルは細長い反発魔力の壁を作り出して被害を防いだ
ファースの技が終わった時には悪魔は跡形もなくなっていた
だが、まだ完成していない技であるため自分の熱と斬撃にやられファースはボロボロであった
肌は焼けただれ所々から黒い血が流れている
だがファースの表情に苦痛の文字は無くむしろ戦いに勝った狂喜で満たされていた
462フレイ&レン&リョウ ◆FR1zM42Xho :2005/07/03(日) 19:46:47
>446 カイザー&ザイガ&クラーク
フレイ「・・そうだね」
リョウ「まぁ、ザイガが全力を出せば容易かも知れんな」
レン「いや、ってかフレイが襲いかかってくる確率なんて無いに等しいんだろ?」
リョウ「そうだ。まず無いだろうな」

>451 レイン&ダークネス
フレイ「そうなんだ・・」
リョウ「一部だけか・・中々興味深いが・・」
レン「まぁ・・あのアイドルはその「一部」に入るんだろうなー」
463フレイ&レン&リョウ ◆FR1zM42Xho :2005/07/03(日) 19:47:15
>452
フレイ「何か・・来たね」
リョウ「レンは待機しておけ。手柄を立てるんだろう?
    これは小物だからな」
レン「あ、ああ」
リョウ「俺が2匹殺る」
フレイ「了解」

フレイ「さっさと終わらせようかな」
一気に詰め寄るが意外に手強い。
槍の連撃をかわされ、また間合いを離す。
フレイ「意外と強いなぁ・・よし!」
と、フレイは再び間合いを詰める。
悪魔はしてやったりと笑みらしきものを浮かべた様だが、
次の瞬間には肉が抉れ飛び散る音と共に、身体がバラバラにされていた。
どうやら、一瞬で斬りと突きとを何十回も繰り返したらしい。
フレイ「奥義、猛風斬尖槍・・これ、・・疲れるんだよなぁ・・」
フレイはバラバラになった悪魔の死骸を見て、息を荒げていた。
返り血でまたマントが『黒く』染まった。

リョウは2匹の悪魔を相手にして居るが、全く意に介している様子は無い。
リョウ「雑魚だな・・陰陽秘刀、真撃!」
リョウは翔燕を抜き、悪魔に正面から突っ込む。
悪魔はしめたとばかりに襲いかかるが、正面のリョウは残像になった。
悪魔はすぐさま背後に攻撃しようとするが、居ない。
リョウ「1匹」
リョウはその悪魔の更に背後――つまりは正面――から刀を一閃し、1匹目を殺した。
直ぐ隣にいた2匹目はすぐさまリョウに襲いかかるが、既に腹部を貫かれており、
動いた瞬間にリョウに刀を上に払われ、即死。どう言う事だか、血は全てリョウとは逆方向に飛んでいく。
リョウ「終わりだな・・本当に雑魚だったか」

>460 ファース&リドゥル
リョウ「呼ばなくても良いだろう・・・」
レン「・・・地球半分?」
フレイ「・・・・・え」
リョウ「こればかり言っているが、本当に凄まじいと思うぞ・・」
フレイ「そうだね・・
    ・・あ、まぁ俺も覚えてないからね」
レン「いや、最初から凄いとは思ってたぜ?普通喋らないし」
464レイン&ダークネス ◆JZRAiNcQEw :2005/07/03(日) 21:45:31
>452
「ダークさん、悪魔ですねぇ。」
『そうですねぇ。各個撃破されないように気をつけ・・』

「どうやら各個撃破を狙ってるみたいですよ。・・障壁貼るなんてやるじゃないかこの悪魔が。」
『やれやれ。』

〜Side:Rain〜
「よりによって悪魔と正面から戦うなんて・・最悪ね」
グチをこぼしつつ沢山隠してある投げナイフで応戦。
だが対峙している悪魔は上級だからか、あるいは硬い体質なのか、ナイフでのダメージを与えられない。

「あーやだやだ、こういう硬いヤツ。ナイフを弾くから。」
もっとグチをこぼしつつ防御スタイルに。
「さぁて、こういう場合はどう対処するか。硬い部分にはナイフは効かないし、白の力を付加してもこの魔力じゃ意味が無いし・・」
レインの魔力はあまり無い。

「そう、こういうヤツでも軟らかい場所はある。それは・・・」
上級悪魔の攻撃を回避し、超至近距離。
そしてナイフで眼球を突く。
「目だ。脳味噌ぶちまけなッ!」
血塗れの眼窩にベレッタをぶちこんで絶命させる。

「急所を知り、そこを突く。これが私の戦い方。」

〜Side:Darkness〜
『早いですね』
術の詠唱をさせない攻撃の早さ。
『術の詠唱をさせてくれないなんて意地悪ですねぇ。』

『ですが、術の詠唱を必要としないマジックアイテムくらいならあるんですよ。』
取り出したるはマウス。そう、モニタの外の世界の周辺機器。
『このマウスというのは、古代文明で命令を入れることにより使い魔を使役する『こんぴゅーた』をサポートする武器らしいですが・・』
何か間違えている。

『とりあえず、この武器でも食らいなさい』
マウスを振り回す。そして上級悪魔にヒット。
そして上級悪魔がマウスの打撃力に反してふっ飛ぶ。
『何故ふっ飛ぶか?それは強烈なふっ飛び力が付加されているからです。

 もっとも・・もうじき死ぬあなたには話しても意味はありませんけどね。

 fin』
キーフレーズとともに杖に魔力を込める。

そして杖から大量の魔法の矢が放たれる。

『もしもの時に備えて手段はいくつでも取っておくものですよ。』
465レイン&ダークネス ◆JZRAiNcQEw :2005/07/03(日) 21:45:55
>456
「またかよおいおい。しつこいと嫌われるわよ?」
『やるしかないですね。レイン、援護お願いします。』
レインが投げナイフで牽制しつつ、ダークネスが詠唱をする。

「とっとと魔界にでも帰りな!
 あんたたちの相手をする暇なんてない!」


『風刃乱舞!』
大量の風の刃が悪魔達を狩る!

「あーもー・・ナイフ回収回収っと。」

>460 ファース&リドゥル(+デス)
『そんな危険なSSS級兵器、持っていけませんよ。』
武器ではなく兵器に格上げされてます。
「それを言うならファースは歩く戦争だよね・・」

>462 フレイ&レン&リョウ
人外の中の人外。
それがアイドル。

「間違えてるでしょ。」
466名無しになりきれ:2005/07/04(月) 01:30:39
決定リールについてどう思いますか?
467名無しになりきれ:2005/07/04(月) 17:16:51
みんなは何が欲しい?
468先生と闇医者 ◆p3oir6C1II :2005/07/05(火) 01:32:09
先ほどは、通信球の具合が悪かったのだけど……風神廟に入ってしまったら、外部からの通信が届かなくなるかもしれない。
あと、通信球がもう寿命に近いから、あまり長い通信は避けた方が良いかもね。
その中、多分、風に関する試練とかもありそうだよ。

>433フレイ君、レン君、リョウ君
あれ、まだ風神廟に入っていないのかい?
>レン君
まあ、手間が省けるのは良いことだ。
ただし、自分から手間を省こうとするのは、慣れないうちはやめておいた方が良い……まあ、この辺はわかるよね。
>リョウ君
まあ、戦いの最中に気を抜けることなんて無いだろう。
まして世界各地の勇士、気を抜いたら確実に負ける……

>434ファース君、リドゥル君、鎌
なるほど、ファース君が剣で、リドゥル君が盾か……
しかし、その子には、盾よりもむしろ首輪が要るんじゃないかな?
「僕も、優秀な盾が欲しいね。僕が使える最大の呪文だけど、アレ、詠唱が長くてね、唱え終わるまで無防備だからさー」
「……俺は嫌だぜ」
「チッ。それくらいやったってバチ当たんないだろうに」

>446カイザー君、ザイガ君、クラーク君
>クラーク君
まあ、長生きしすぎてる訳だから、野望の一つでも持ってないと暇で暇でしょうがないんだろう。
野望の内容……対岸の火事だし、僕は気にしてないのだけれど、まあ、悪いことだから野望と言う訳だし。
かく言う僕にしても……実は何も考えてない。結構、刹那的に生きてる感じだね。
>ザイガ君
そういうこと。若い君らは、様々な敵と戦って経験を積まなければいけない。
まさに、実戦こそが最大の修行……そう考えると、あの大会は結構良い機会かも知れないね。
まあ、出場する前に風神廟の試練であの世に逝ったりしないように気をつけて。
>カイザー君
そろそろ、ザイガ君とクラーク君のやつ以外の通信球が天寿を全うしそうだし、しかも風塵廟の中では外との通信ができないだろう。
これが最後の通信になんてならないよう、気張ってね。

>451レイン君、ダークネス君
んー、クロアの場合、ちょっと違うかな?
ドリルだけじゃなくて、硬くて掘れないところは火薬を使ったりもするし……
ところで、レイン君の声と口調が変わっているのだけど……どうせ、変なアイテムを使ったんだろう。
となると、レイン君は今後、レインさん、あるいはレインちゃんと呼ぶべきかい?
469先生と闇医者@山道 ◆p3oir6C1II :2005/07/05(火) 01:40:09
>452
襲ってきたのは、二人の上級魔族のようだった。
二匹と言っても良かったかもしれないが、両者とも人型の魔物のようだったので、敢えてこう数えておいた。
「おや、メインディッシュかな?」
「アレも喰うんかい。常々思うところだが、人型の魔物を喰うのには抵抗が無いか?」
「まあ、あまり食べるところが無いのが残念だけど……」
そういう問題でもないだろうが、抵抗自体はそれほど無いらしい。
まだまだ食べる気でいる以上、跡形も無く消し飛ばしてしまうような術は使わないようだった。
「まあ、上級魔族だし、食べれば精がつきそうだ。片方は君にあげる」
「いらねえ」
「つべこべ言わずに、さっさと片方を片付けて。食べきれないようだったら、残しても良いから」
先生達は、各々の実力を信じ、戦力を分断し、一対一で戦うことにした。

上級魔族なだけに、やはり相手は、魔法においても格闘においても優れた能力を発揮した。
肉弾戦の方がやや得意な魔物のようで、拳を魔力で強化して殴るといった攻撃が主体で、貫通力に優れた強力な攻撃ではあったが、
生憎、先生が常に張っている防御壁は、並大抵の攻撃で破れるものではない。
先生の方はというと、敵が攻撃している間も呪文を唱えることもできるだろうが、
呪文を唱えている間はシールドが若干薄くなるので、相手にしているのが上級魔族である以上、無理はしないようだった。
相手が攻撃し続けて疲れてきたところを見計らい、先生は敵を指さして、短い呪文を唱えた。
すると、指の先から不可視の波動が放たれ、ひどい悪寒を感じた魔族は、思わず身震いした。
「遊びはこの辺でおしまい。これからは食事の時間だから」
先生がそう言ったのが早いか、魔物は胸の辺りを押さえてうずくまり、ヒクヒクと痙攣し、白目を剥いて、そのまま息をしなくなった。
彼がやったのは、無詠唱の低位の呪いで、本来は、ちょっとした病気やかすり傷程度の怪我を誘発するくらいの威力しか無い。
ただし、先生のような輩がこれをやると、喰らった相手は心臓麻痺を起こしたりして即死することさえある。
たまたま、相手が上級魔族にしては比較的魔法に弱かったことと、それをいち早く見抜いたのが勝因だったのだろう。
先生は調理器具一式と必要な食器を鞄の中から取り出した。

さて、アルベールの方はと言うと、ひたすら守りに徹しており、のらりくらりと相手の攻撃をかわし、またシールドで防いだりしていた。
実は彼は、逃げるのは得意だが、攻めるのは大の苦手である。
だから、こうした上級魔族を前には、はっきり言って為す術も無い。
これで、下級魔族の集団であれば、丁度いい魔法があったりするのだが、一人の敵に強烈な一撃を加える魔法は教わっていない。
専門外の攻撃魔法では上級魔族に太刀打ちできないし、更に不幸なことには、アルベールが比較的得意とするような、毒や呪いの類に強そうな相手だった。
逆に、光属性の攻撃魔法さえあれば、多少力の差があっても勝てるのだろうが、生憎、アルベールは毒と呪い以外の攻撃魔法自体が使えない。
「さて、どうしたもんかね……反撃しようにも、隙が全くねえじゃねえか」
先生が敵の片方を倒した後、敵の死体を食べ尽くしても、まだまだアルベールは逃げ続けていた。
が、逃げてるだけで何もせず、しかもバテ始めるのはアルベールの方が早い。
執拗に攻撃を仕掛け続ける敵も、それを眺めていた先生も、次第に腸が煮えくりかえってきたようだった。
「……何で、あんなのを弟子にしたんだろう」
情けない奴だと思いつつも、ちょっとした事情もあって、彼に愛着が湧いてるので、ここで死んでもらうわけにもいかなかった。
先生は、仕方なく手を貸してやることにした。

「助かったー。いやー、敵さんってば反撃させてくれなくてさー」
「やろうと思えばできたでしょうが!後でしごき倒すから、覚悟しときなさい!」
470名無しになりきれ:2005/07/05(火) 13:27:17
彼女が欲しい
471ファース&リドゥル ◆ORWyV99u2Y :2005/07/05(火) 19:25:11
『大丈夫ですか?ファースさん』
「大丈夫ダヨー、痛みナイシー」
『そう言う問題でも無いと思いますが・・・・・・』
「ぐ・・・・・・」
『おや?どうしました?』
[無茶はいかんでー]
「一時的な呪いからの解放だ、呪いを解いてくれると有り難いが」
『あ、では早速』と言いリドゥルはファースに向けデスサイズを振り上げ
何のためらいも無く振り下ろした、とっさの反応で防ぐ体勢を取ってしまったが、ファースに何の傷も無い
「解けたのか?」
『ええ、その剣と防具はもう普通のになりました』
ファースは防具と剣を外し、丸腰となった
「身体が軽いな」
[そりゃそうや、ずっと混合鉄の鎧付けとったんやから]

>462-464(レイン&ダークネス)
『そうですか?それでは呼ぶのは止めて置きましょう。
 細かい部分が抜けて仕舞った様ですね、ファースの父親に当たる存在は破壊神
 その子供なのですから地球半分は・・・・・』
[その話やめー!キリ無いわー]
「確かにキリが無いな、俺の父親の事はどうでも良い」
[そんな誉められると、わて照れてまうわ〜]
『コラコラ、調子に乗る物じゃありませんよ』
[ええやん!こんな時ぐらい〜]

>464-465(レイン&ダークネス)
「兵器とは酷い言われ様だな、デスサイズ」
[わては生物やでー、兵器って酷いやんけー]
「歩く戦争・・・・だと?フン、狂った方の行動からしてそれは否定できない事か・・・・・
 もうなることは無い為もう口には出さない」

>467
「全ての悪魔を一掃出来る力」
『願わくば、世界平和ですね、欲しいって言うと間違いになりますけど』

>468-469(先生)
「どちみちリドゥルは一度、霊界へと帰る為剣しか無くなるがな」
『でも、また戻ってきますから』


『其れでは皆様さようなら、又会うと思いますけどね』
[達者でなー]
472名無しになりきれ:2005/07/06(水) 20:19:08
カイザー、騎士スレに来てくれ!お前しか救える奴はいないんだ!!
473名無しになりきれ:2005/07/06(水) 20:29:46
>472
他のスレに迷惑をかけるな
474カイザー ◆OrJKdYNK3U :2005/07/06(水) 20:44:03
一向が、山道を登っていると一通の手紙を足に巻きつけた鳥が飛んできた。
カイザーは、その鳥を自分の手の上に乗せ、手紙を取って見た。
カイザー:「・・・ザイガ、クラーク。王国から帰還命令が出てるぞ。大きなプロジェクトがあるから急いで帰還しろだとさ。
       この字・・・フォリナか。あいつの事だ、帰還命令を伝えに行くのが面倒くさくなって途中で手紙に変更したんだろうな」
ザイガ :「・・・マジかよ・・・これから良い所だってのに・・まあ、しゃあねえか!帰るぜ!行くぞクラーク」
クラーク:「・・・仕方ありませんね・・・あ、カイザーさん。今度会ったら風の精霊のデータを下さい。」
カイザー:「ああ、何に使うか知らんが、あまり危険な事はするなよ。」
クラーク:「ええ、分かってますよ。・・・それじゃあ、みなさん!短い間でしたがお世話になりました。また会いましょう!!」
【クラークとザイガがパーティから抜けた】

>460
何!デスモンドじゃ無かったのか!?・・・まずいな、間違いなくザイガの奴はお前のことをデスモンドで覚えて帰って行ったぞ。
まあ、俺はデスサイズって呼ぶから気にするな。奴は当分はこっちに合流できないはずだから。

>462
安心しろ、ザイガの本気なんて実際は大した事ないからな。
奴とは少し前は毎日のように手合わせしてきたが、パワーばっかりで他がダメダメだったな。まるで闘牛みたいな奴だからな。

>466
そうだな・・・あまり良いとは思えないな。・・・でも、俺は決定リールをやった覚えがあるから、あまり大きな声では言えないな。
まあ気にするな。自分で良く考えて行動すればなんとかなるかもしれんぞ。

>467
愛と平和だな。…いや、愛に飢えてるとかそういう訳じゃなくだな・・・

>468
なんてバットタイミングな寿命なんだ…ザイガとクラークの奴、帰ってしまったよ・・・
まあ大丈夫さ。この先の試練も、闘技大会も、俺達でなんとかすればいいだけさ。先生も道中気をつけてくれよ。

>470
・・・まあ、頑張れ。俺にはアドバイス出来ることなど何も無い

>472
悪いが無理だな・・・俺をあまり過大評価しないほうがいいぜ。
・・・だが一つ言える事は、第1部は参加していて楽しかった。あの騎士スレに参加していた事は俺の誇りだからな。
475フレイ&レン&リョウ ◆FR1zM42Xho :2005/07/07(木) 21:57:13
>465 レイン&ダークネス
フレイ「・・え」
レン「そうなのか・・」
リョウ「いや・・おい・・ちょっと待て・・悪魔のアイドルだけだろう?」
フレイ「あ・・って、普通に考えてそうだorz」

>467
フレイ「・・槍。買い忘れてたorz」
レン「魔導剣術を使いこなせる力・・」
リョウ「・・無いな。陰陽奥義は自分の力で習得してみせる」

>468 先生&闇医者
フレイ「入ったんだけど・・通じてるね」
リョウ「比較的浅い所だからじゃないか?」
レン「そうだな・・多分」

レン「・・慣れない内から・・か。まぁ、そうだよな・・
   考え直せば、俺はまだまだ慣れてぇよな」

リョウ「そう言えば、其処には勇士が集うのか・・
    ・・ならば、気を抜くのは失敬に値するな」

フレイ「・・寿命?じゃあ、もう止めたほうが良いね」
レン「そうだな・・試練とかもあるけど・・」
リョウ「それに、深層に進めば通信は出来んだろうな。・・予想の範疇を出ないが。
    今からは通信が切れるだろうが、先生達も出た後に無事に合流しよう」
476フレイ&レン&リョウ ◆FR1zM42Xho :2005/07/07(木) 21:57:32
>471 ファース&リドゥル
フレイ「えっ!?呪い解けたんだ・・良かったね。
    あ・・そう言えばそうだったね・・」
レン「デスサイズってつくづく凄ぇが、リドゥルと組むと更に凄いな。
   破壊神・・だったらある意味当然だよなぁ・・」
リョウ「呪いが解けたか・・性格のギャップも凄まじいな」

>474 カイザー
フレイ「ザイガとクラーク、任務かぁ・・またね!」
レン「またなー」
リョウ「また会えるだろうな」

フレイ「そうなの?」
レン「闘牛・・」
リョウ「やはり本気を出したからと言って、戦術は変わらないのか・・・
    レンと挟撃をするとかすれば、勝てるかも知れんが」
レン「俺も闘牛かよ!?」
リョウ「まだ本気で戦ってる所を見て無いから知らんが、イメージだ」
レン「orz」
477フレイ&レン&リョウ ◆FR1zM42Xho :2005/07/07(木) 22:00:40
【何か一回消えちゃって、そのまま追加忘れてましたorz】

>471 ファース&リドゥル に追加
フレイ「リドゥルとデスサイズ、一旦帰るんだ・・」
レン「まぁ、淋しいような気がするけど、何時でも来るからなぁ・・」
リョウ「場所も余り関係ないだろうしな。またな」
フレイ「じゃあ、またね」
レン「そんじゃま、またなー」
478レイン&ダークネス ◆JZRAiNcQEw :2005/07/08(金) 23:37:52
>466
「地文曰く、ネタの範囲内でだそうで。」
ネタの範囲内でならよさげ。

・・と何処かで読んだ気がする。
「そーなのかー。」

>467
「金」
『魔導書』
私利私欲丸出しだなをい・・いや、ナイスナイス!(睨まれて)

>468 先生&闇医者
『うーん・・多分魔除けの副作用?』
「副作用ですかそうですか・・

 呼び方は今までどおりでいい。その呼び方だと何か違和感感じるんだよね。」

>470
『運命の出会いでも待ちなさい』
いきなり突っ放しかおい。

「恋・・か。男だったときはそういうのは考えてなかったけどね。」

>471 そしてファースが残った
『いってらっしゃ〜い』
「お土産もよろしくね〜」
能天気だなお前ら。

>474 そしてカイザーが残る
『あなたたちもですか・・』
「合流するときは何かお土産でも・・」
まだ言うか。

>475 フレイ&レン&リョウ
『流石悪魔アイドルだ、500箇所も骨折ってもなんともないぜ』
「間違ってますって。」
尾ひれつき過ぎ。


『ん?』
「どうしました?ダークさん」
『通信球が圏外になった上に、残り魔力が少ない。こりゃ節約しないといけませんね』
「それじゃあ暫く通信は出来ないか・・やれやれね」
479ファース ◆ORWyV99u2Y :2005/07/09(土) 00:28:43
>474(カイザー)
「訂正した所で奴は霊界だ、だが少ししたら戻ってくるだろう
 居ないからって我をデスサイズと呼ばれても困る為その話題に今後触れない様にしよう
 間違って呼んでもタダでは置かないから覚悟して置く事だな
 間違ったままか、それはそれで面白そうだな」

>475-477(フレイ&レン&リョウ)
「我の目標は呪いを解くことではないが、呪いが解けたことは喜ばしい事だ
 リドゥルはデスサイズを持つと我がどんな技を使おうが通用しない
 親父の居場所は息子である我でさえも掴む事は出来ない
 性格の事は慣れるだろう、少しの間は慣れないと思うが」

>478(レイン&ダークネス)
「土産は頼まなくとも勝手に変な物を持ってくる
 呪いを霊界に持ち帰るだけの簡単な作業な為、直ぐに戻ってくるだろう」
480名無しになりきれ:2005/07/09(土) 16:32:43
騎士をどうにかしろ
481フレイ&レン&リョウ ◆FR1zM42Xho :2005/07/09(土) 18:35:20
>478 レイン&ダークネス
リョウ「500?そんなに折れるものだったか・・」
レン「いやぁ、人間はそんなに折れないんじゃないか?」
フレイ「まぁ、一つの骨に付き複数回折れば出来そうだけど」
リョウ「やらんだろう・・何とも無いのか・・まぁ、俺たちはタダでは済まんだろうが」

>479 ファース
フレイ「だよね。デスサイズって凄いよねぇ・・」
レン「ま、あれだけ『鎌があれば』って言ってたし、当然だったのかもなっ」
リョウ「破壊神か・・まぁ、居場所を知った所でどうこうと言う訳ではないがな・・
    ああ、徐々に慣らさせてもらう」
482ブルーム@フーリン ◆wn/6IqHKBc :2005/07/09(土) 18:37:44
(宿屋のロビーにて)
二人組はロビーの隅っこのテーブルで紅茶を飲んでいた。
屈強そうな戦士たちが宿屋の宿泊帳にサインをしている。
その後ろには魔道士や騎士や僧侶などが苛立っているような顔つきで並んでいた。
中にはどう見ても人ではない者を連れた者も居た。
ブルーム「…人が多くなって来たね…僕達はこの人達と戦うのかな…?恐いよ…」
フーリン「そうだね〜大丈夫っ!私達二人は無敵の盗賊だよっ!ねえねえ、この紅茶おい…」

そのとき、叫び声が聞こえて来た。二人組は驚いてロビーの中央を見るとさっきの人ではない者が暴れていた。
その魔物の主人らしき人は既に血まみれで地面に倒れていた。もはや生きていないことは明らかだった。
おそらく、能力につりあわない魔物を呼び寄せたのだから規制がきかずに暴走してしまったのだろう。
ロビーの戦士達は果敢に魔物に立ち向かっていった。しかし…どうやら、打撃、魔法が一切通用しないようだ。
そんな魔物になすすべもなく戦士達が紙のように跳ね飛ばされていく。
やられた戦士の子供だろうか、戦士の骸を抱きしめて泣いている少女が居た。魔物は少女に狙いを定めたようだ。
大きな牙を剥き、少女の頭上に魔物の影が落ちたとき。大きな火の玉が魔物の頭を弾き飛ばす。
魔物は驚いたように、しかし効いていないような表情で、火の玉が放たれた方向に目をむける。
ブルーム「…やべ…こっち見た…しかも効いてねぇし…!」
ロッドの先端から煙が立ちこめている。
フーリン「こら〜!か弱い女の子をいじめるな〜!お前なんかギッタンギッタンのメチャメチャにしてやる〜!…ブルームが♪」
フーリンはそう言うと、紅茶を持ったまま素早い身のこなしで吹抜けであるロビーの二階へ逃げる。
ブルーム「フーリンっ!…くそっ!俺がやるしかないのかよ…打撃も効かない…魔法も効かない……なら!」
魔物は標的をブルームに変更し、口を開けると大きな牙が抜け飛び出してきた。
ブルームはそれを前転しながらかわしていく。そして、黒い手袋を取ると魔物の胸に黒く輝く手を当て
ブルーム「てめぇ…魔物のくせに…生意気なんだよっ!………消散っ!」
魔物は一瞬動きを止めると黒い霧になって消えていく。

辺りに一瞬の静寂が訪れた。………しばらくして聞こえて来たのは拍手喝采の類のものではなかった。
皆、おびえたように震えていた。宿屋の店主が恐怖に引きつったような顔で
「……出ていってくれ…金なら返す…お前の技は…封印されしあの技…お前は俺を不幸に陥れる気なのか?」
ブルーム「…すみません…しかし…」
「俺は知っているぞ。その技はまわりを不幸にする…お前はお前が倒した悪魔と何ら変わらないんだっ!消えろっ!」
見かねたフーリンが降りて来て。店主に詰め寄る。店主はひっ!と短い声を出す
フーリン「ちょっと〜!そんな言い方ってないよっ!ブルームはね…!女の子を…」
ブルーム「フーリン!………いいんだよ。さあ、出よう…どうもすみませんでした…」
ブルームは頭を下げ、荷物をまとめて出ていく。フーリンは苛立った様子で店主に中指を立てて去る。

二人組が宿屋を出ると、中からさっき助けた少女が声を掛けて来た。
「あっ…あのっ!助けてありがとう…これ…あげるねっ」
少女が手元にアクセサリーを乗せて二人組に差し出した。ブルームがそれを受け取ろうとすると
少女の母らしき人が宿屋から現れ涙で崩れた顔で少女を抱きしめ、二人組をきっと睨み逃げるように宿屋の中へ消える。
その拍子に落ちたアクセサリーを拾いポケットに入れる。
ブルーム「…行こう。新たな寝床を探さないと…ね……」
フーリン「ブルーム…元気出して〜…いつかだよ…いつか…きっと……私達……手を振って日の下を歩ける…そんな日が…」

二人組は夜の街を静かに歩く。
ブルームは忌まわしいこの両手を呪いながら…フーリンはブルームを気遣うように沈黙しながら…
483名無しになりきれ:2005/07/12(火) 02:07:10
GMが来ないから進まない…
みんな…GMが木曜になっても来なかったら進める事をお奨めする。
484名無しになりきれ:2005/07/13(水) 21:22:08
進めていいと思う
485レイン&ダークネス ◆JZRAiNcQEw :2005/07/14(木) 17:51:56
風神廟を進む。

「槍ね」
『槍ですね』

目の前には壁の穴から出て壁の穴に入る槍の大群。
しかも♪風のように〜と聞こえてくる気もしないではない。

「これって試練の一種?」
『あのスイッチを押せば止まりそうですけどね、これを切り抜けることが出来るのは1人しか知りませんね。』

「行けばいいんでしょ?行けば。」
覚悟を決めて槍の大群に突撃。
2歩進んで1歩下がり、3歩進んで2歩下がる。
動体視力とカンと素早さを活かしてそんなのを繰り返しながら槍の大群の中を進んでいる。
486名無しになりきれ:2005/07/14(木) 19:51:29
槍を抜けた次の試練。
そこには古代の最強機械…オメガウェポンが待ち受けている…
487名無しになりきれ:2005/07/14(木) 20:33:19
そしてオメガウェポンを守るようにルビーウェポン、エメラルドウェポンが立ち尽くすと言う…
488名無しになりきれ:2005/07/14(木) 20:36:09
そして最後の番人は…メタルクウラ。
489名無しになりきれ:2005/07/14(木) 20:37:48
しかも百体
490名無しになりきれ:2005/07/14(木) 20:40:47
ブロリーと互角のカイザーはスーパーサイヤ人に変身してそれら全てを倒した!

LVが上がった!
491名無しになりきれ:2005/07/14(木) 20:42:52
>490
本人じゃないのでメタルクウラから全部無効。
492名無しになりきれ:2005/07/14(木) 20:53:55
オメガウェポンは俺が操ろう。
493名無しになりきれ:2005/07/14(木) 21:35:04
僕は警察官になる!
494名無しになりきれ:2005/07/14(木) 21:48:39
じゃあ私はWEBデザイナーになるわ
495名無しになりきれ:2005/07/14(木) 21:54:01
本気になったらオーハラ!
496名無しになりきれ:2005/07/14(木) 22:23:32
563 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2005/07/14(木) 22:08:24
>557
あれがいいんだろうが、俺はカイザー以外の奴の技名なんてほとんど覚えてないぞ

567 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2005/07/14(木) 22:17:18
>563
あれ、パクリじゃねーかwww

497名無しになりきれ:2005/07/14(木) 23:21:37
>496
捏造乙
498名無しになりきれ:2005/07/14(木) 23:23:27
>497
書き主必死乙
499名無しになりきれ:2005/07/14(木) 23:34:50
>498
・・・?
500ライン ◆PTki/XnMSU :2005/07/14(木) 23:35:36
コンバンワ、屑ども
そして死ね
501名無しになりきれ:2005/07/16(土) 14:58:08
>500
ありがとう!
502レイン&ダークネス ◆JZRAiNcQEw :2005/07/16(土) 17:27:44
動体視力とカンと素早さを酷使して槍の大群を進む。
「甘い、実に甘すぎる!」

だが前方が槍の壁で封鎖される。
もっとも、上は空いているのだが。

「さて、どうしたものかな」
立ち止まってても槍は飛んでくる。
「なら、その槍に乗ればいいんじゃない。でもそう都合よく進めるように槍が飛んでくるわけないよね」
カンだけでは飛び越せそうも無い。

うっかり立ち止まってしまい、槍を右肩に受けてしまう。
「ッ・・!おかしい、この感覚・・・ダークさんの風刃と同じ!
 つまり、この槍は風の槍ね!」
答えを導き出し、神経をフル稼働させて風の流れを数秒後まで読む。

「スイッチへ辿り着く答えは!」
出てきたばかりの槍を踏み台にし、壁蹴りをし、壁を飛び越える。

「風を読まなければ解けない答え。素人に読めて助かった・・」
スイッチを押し、バテる。
503次の試練:2005/07/16(土) 19:51:56
レインとダークネスの活躍により見事に第一の試練を突破する事が出来た。

通路を進んで行く一行はしばらくして大きな部屋に出た。部屋の大きさは一般の体育館の三倍程度の広さ。
そしてその部屋には数百体のモンスター、地面には地雷や毒矢が発射される罠が所狭しと散らばっている。
ここは俗に言うモンスターハウス。第二の試練だ。
奥にはボスモンスター、古代の超兵器オメガウェポンが閉じられた扉の前にいる。
この強敵を倒せば第二の試練はクリアのようだ。
雑魚敵達はまだみんなの存在に気付いてはいない。今が突破するチャンスだろう。但し、みんな罠には気を付けてくれ。
504フレイ&レン&リョウ ◆FR1zM42Xho :2005/07/16(土) 20:15:29
>485>502 試練1
フレイ「うわぁ・・凄いねレイン・・」
レン「そうだな・・」
リョウ「流石に盗賊だけあるな」

>503 試練2
フレイ「・・・うわー」
レン「何だ・・この状態」
リョウ「・・迂闊には進めんな。どうする?一気に片付けるか・・」
レン「奥にいるでけぇのもか!?」
リョウ「雑魚だけの話だ・・とは言ったものの・・」
フレイ「多いよね・・」
レン「よっしゃ!此処は俺がやってやるぜ!」
リョウ「・・出来るのか・・・・・っ!おい!?」
リョウが声を掛ける間も無く、レンは飛び出して行ってしまった。
フレイ「・・・え?誰も気付いてないよね・・」
リョウ「ほぅ・・・あいつにしては気を使・・」
ドゥン!と言う爆音と共に、レンが地雷を踏んだ。
レン「痛ぇぇぇぇえええ!」
フレイ「ええぇぇぇえええ!?」
リョウ「罠があったのか!迂闊だった・・」
流石にこれには、周りの雑魚敵が気付いた。
フレイとリョウはすぐさま武器を構え、レンの所まで向かう。
505名無しになりきれ:2005/07/16(土) 20:28:34
>503修正
×古代の超兵器オメガウェポン
○古から精霊を守る巨大なワイバーン
に脳内変換してください。
506ブルーム&フーリン ◆wn/6IqHKBc :2005/07/16(土) 21:56:04
(今は使われていない空き家にて)
ブルームは窓際に腰を掛けて高くそびえ立つ十字架の塔を見つめている。
ふと、前に死んだ友達が僕に話し掛けた言葉が頭をよぎる。
「教えてくれ…何処からも拒絶されしお前が真に安らぐ場所は何処なんだ…?」
そのときは答えることが出来なかった。答える前にその友達は死んだのだから。

フーリンがやかましい足音を立てながらドアを開けて帰って来る。
フーリン「ただいま〜♪どうしたのっ?なに難しい顔して〜」
ブルーム「ん…ううん別に…ねえ、あの塔には何があるんだろうね?」
フーリン「う〜ん…あの悪人顔が入ってはいけないって言っていたよね〜
でも、そう言われると入ってみたくなるよね〜ねえねえ!行ってみようよっ!」
ブルーム「ええっ?だ、ダメだよっ!第一、何のための建物かもわからないんだから」
フーリンは聞いていない様子で窓から身を乗り出して十字架の塔を見つめる
ブルームは諦めたように窓際に腰かけたままため息をつく。

ブルーム『…君が死ぬ間際に僕に質問したよね…今、答えるよ』
ブルーム『僕が…真に安らぐ場所は…暗い墓さ』
507名無しになりきれ:2005/07/17(日) 12:09:22
ならば滅びろ
508 ◆p3oir6C1II :2005/07/17(日) 23:12:16
>506
その空き家は意外と広く、台所などの必要な施設は当然ながら、
修練場や魔法実験室、それに小図書館程度の大きめの書斎なども備えている。
また、ここで宿を借りているのは、何も彼等だけではなかったようだ。
料理を作っているものと思しき、香ばしい香りと、ジューという肉の焦げる音が聞こえてきたのが、それを物語っていた。
料理の音が止んだと思えば、今度は、食事を食べながら雑談などをする様子が聞いてとれた。
暫くすると、それすらも止んで、静寂が訪れた。

「あら、貴方達もこの空き家を使っていたの?」
突然、それらしい気配も無く、もちろん前触れなども無く、メイドが現われた。
姿が透けていることから、既にこの世の者ではないことが窺い知れた。
また、彼女には角が生えており、どうやら亡霊から鬼へと変じたもののようだ。
「困ったわね……貴方達の分までは、食事を用意していなかったのだけど……」
貴方達の分までは、と言うのは、先ほど食事をとっていた者達のことだろう。
口ぶりからすると、どうやら、ブルーム達にも食べものを振舞ってくれるようだったが、いかんせん、胡散臭い相手だ。
そもそも、鬼の女と言えば、こういった手口で油断させては襲い掛かり、人を喰らうものではあるまいか?
まあ、民話の鬼婆のせいで、こういったイメージが定着しつつあるだけなのかもしれないが、
いずれにせよ、彼女が魔物であることには変わりはない。
しかし、彼女からは敵意を感じないのもまた、事実だった。
「ちょっと待っててくれる?今、貴方達の分も用意してくるから」
そう言って、亡霊メイドは姿を消した。
ブルームとフーリンが、これに対してどういった反応をとるかは、まさに神のみぞ知ることだった。
料理を作っている間、暫くの時間もある。その間、どのように過ごすかは、彼ら次第だ。

(余談だが、このメイドは先生の使い魔の一つで、彼の娘の身の回りの世話を任せられている人物である)
509名無しになりきれ:2005/07/18(月) 16:10:18
ブロード ◆OXQVG80XLU
510ブルーム&フーリン ◆wn/6IqHKBc :2005/07/18(月) 22:09:36
>>508
『太陽』が沈みかけ黄金色の光が部屋を染めていく。
ブルームはその太陽に目を細めながら、まどろんでいた。
フーリン「……あれ、今物音しなかった〜?」
ブルーム「…ふぁ…まさか、ここは空き家のはずだよ。誰かがいるなん…」

「あら、貴方達もこの空き家を使っていたの?」
すぐ近くで声が聞こえた。ドアを開ける音はしなかった。しかし、声の主は部屋の中にいた。
僕は瞬時にしてロッドを握り、身構えたが、フーリンは驚いたような顔で見つめていた。
驚くのも無理は無い。……透けているのだから。しかも角が生えている……魔物か…
その亡霊は僕達の驚きなどさも気にしない様子で淡々と話している。
……敵意は感じられない……この空き家の『元』住人だろうか?この家に僕達以外にも人がいるのか?

あれこれ考えている内に亡霊は料理を作って来ると言って消えていった。
フーリン「…ねえ、あの人信用できる〜?」
ブルーム「信用したいけれど…幽霊の上に鬼じゃあね…油断はしない方がいいよ」
ブルームはそう言うとドアの方に向けて歩き出す
フーリン「あれ、何処行くの〜?私も行く〜」
ブルーム「ここを出るんだよ。ここは危ない。危険なところはさっさと逃げるに限るよ」

しかし、それは無理だった。玄関に結界が張られていたのだ。玄関の扉は凶々しい気配を放っていた。
ブルーム「…あの人がやった?……いや違う……フーリン、書斎に行くよ。この家について調べよう」
フーリン「えっなんで〜?」
ブルーム「…今の僕達はわからないことだらけだ。彼女は何者か、この結界は誰がやったのか、何故僕達を閉じ込めたのか
そして僕達以外の客人の存在…でも、一つだけわかったよ。彼女はこの家の住人ではない。」
フーリン「う〜ん…私には難しいよ〜何でそんなことがわかるの?」
ブルーム「彼女は『この空き家』と言った。私の家とは言っていない。空き家と認識しているから彼女も最近ここに来たばかりだろう。
…書斎でこの家について調べるんだ…。この家の住人の日記などがあればいいんだけれど…」
完全に日が沈み、ランプの明りが暗く長い廊下を照らす。
二人組にとって長い夜が始まろうとしていた…
511名無しになりきれ:2005/07/19(火) 15:13:04
カイザー
512名無しになりきれ:2005/07/20(水) 21:17:20
オーバーヒート!!
カイザー!!!!
513名無しになりきれ:2005/07/20(水) 21:22:52
ハイサー
シークワーサー
514フレイ&レン&リョウ ◆FR1zM42Xho :2005/07/22(金) 20:06:47
>504 試練2の続き
二人はあっと言う間にレンの元に辿り着いた。
レン「・・悪ぃ・・」
リョウ「気にするな。どうせあのワイバーンとの戦闘は避けられん」
フレイ「そう言う事。レン、立てる?」
レン「あ、ああ。別に大丈夫だぜ・・じゃあ、やるか・・」
リョウ「しかし・・俺も迂闊だった。これじゃあカイザー達が来れないな・・」
三人は当然の如く雑魚に囲まれている。
所々隙間があるが、それは罠のスイッチがある為である。
丁度中央辺りである事もあり、味方の姿が見えない。
雑魚の種類も様々で、じりじりと間合いを詰めてくる。
フレイ「・・来るよ!」
雑魚が一斉に飛び掛る――前に、三人が雑魚に特攻していた。
飛び掛った雑魚は驚いて辺りを見回し、飛び掛られた雑魚は一瞬にして命を絶たれた。

レン「四聖奥義!玄武崩刃!」
レンが剣を地面に叩きつけ、周囲の敵を消し飛ばす。
が、すぐさま別の雑魚が爪を繰り出し、二の腕を軽く斬られた。
レン「チッ・・」

フレイ「はぁっ!せい!」
フレイは何も技を使う事も無く、ただ槍で敵を薙ぎ倒していた。
――が・・・突然、バキッと槍が真中から折れてしまった。
フレイ「あっ!?」
折れたと見るや槍の柄を投げ捨て、破邪の剣を抜いた。
フレイ「この剣なら充分・・!」
また同じ調子で敵を薙ぎ倒し始めた。

リョウ「・・・」
リョウもフレイに同じく、特に焦るでもなく敵を斬り捨てていく。
リョウ「・・問題は・・あのワイバーンだが・・」
中々減らない敵を尻目に、リョウはワイバーンを見つめていた。
515フレイ&レン&リョウ ◆FR1zM42Xho :2005/07/22(金) 20:07:17
レン「・・くっ・・」
やはり地雷のダメージなのか雑魚相手にも関わらず、かなりの傷を負ってしまっている。
雑魚は複数と言う事もあり、嘲笑しながらレンを眺めている。
レン「・・・・・・」
レンは俯き、何事かを呟き始める。
雑魚には全く聴き取れて居ないようだが・・
レン「・・・魔導剣・・・炎!」
剣が突如として炎に包まれ、形状を変えていく。
数秒後には、曲がった刃を持ち、炎の様な形をした剣に変わっていた。
レン「・・燃えろ、ペイン・フレアー」
嘲笑していた雑魚が最後に見たのは、怒り狂うかの如く振るえる、レンの腕輪だった。
レンを中心に爆炎が巻き上がり、周囲10メートルの敵は燃え尽きた。
フレイ「・・えーと・・?」
リョウ「・・レン・・か」
フレイとリョウは、部屋の隅の方まで敵を追って斬り込んでいたので、焼けずに済んだ。
・・が、二人は雑魚共々、焼き尽くされた部屋の一部を見て、唖然となっていた。
リョウ「ファースの技並みに性質が悪いんじゃ無いか・・?」
そんなリョウの憂慮などは知らず、レンはワイバーンに襲いかかっていた。
恐ろしい速さだったため、ワイバーンはとっさの対処が出来ずに、腕を斬り落とされた。
切り口が灼熱の痛みを訴えているようで、ワイバーンは悲痛な叫び声を上げた。
レン「四聖奥義・・青龍乱撃!」
悲鳴にすら構わないレンは、顔まで跳躍し、連撃を放ち、ワイバーンに止めを刺した。
レンは地上に降り立つと同時に、倒れこんでしまって。
フレイとリョウは雑魚をさっさと片付け、レンの所まで奔った。
フレイ「・・・気絶してるね」
リョウ「・・と言うか・・こいつ、腕とか足に毒矢が刺さってるぞ」
フレイ「俺も一発貰ったけどね・・解毒しなくちゃ・・」
リョウ「そうだな・・第二の試練も終えたからな・・少し休ませてやろう」
フレイ「皆は先に行っててくれない?俺達もレンが回復したら、直ぐ追いつくよ」
516カイザー ◆OrJKdYNK3U :2005/07/23(土) 13:57:34
「・・・さて、どうしたものか・・・」
狭い空間の暗闇の中に一人佇むカイザー、30mほど上には僅かな光が見えるが、とてもではないがそこまで跳ぶ事は出来ない。
「ジェットストームで一気に飛び上がって脱出するか?・・・いや、洞窟の中でそんなの使ったら天井に頭をぶつけるし・・・」
その場に座り込んで考え事を始める。

戻る事数十分前、第1の試練をレインとダークネスが命懸けで攻略するのを、ずっと後ろで見守ってて楽にクリア。
続いて第2の試練。レンが勇んで飛び込んだら地雷が仕掛けてあったので、ここでも後方で様子を見続けていた。
レンがワイバーンを気絶しつつも、なんとか倒したので、カイザーが足を一歩進めた瞬間…
―――ガコン!!
足元で何かが開く音と共に、カイザーは地面の底へと落ちてゆくのであった。

(・・・まさか、あんな所に罠が仕掛けてあるとは・・・)
仰向けに寝転んで足を組むカイザー、目線は上方の光を見つめている。
(こんな真っ暗な所でノンビリしてても気味が悪いだけだな。・・・さて、どうやって脱出するか?)
脱出方法なら幾つか思いついたが、聖なる力のコントロールが難しい方法ばかりである。
少しでも気を抜くと天井に突撃したり、見当違いの方向へ飛ばされるような危険な手段。成功確立に変換すると10%が良い所であった。
「・・・ふう、仕方ない。地道に崖を登ってくか」
崖の出っ張りに手を掛けるカイザー。果たして、仲間の元へ辿り着くのは一体いつの事になるのだろうか?
517名無しになりきれ:2005/07/23(土) 14:03:09
お帰り・・旦那様。
518名無しになりきれ:2005/07/23(土) 14:15:15
聖なる力の詳しい説明を希望しますよカイザー。
519名無しになりきれ:2005/07/23(土) 21:36:32
バーミヤン!!!!!帰ってきてくれええええええええ!!
お前の小憎らしいセリフが俺の脳髄に延髄ぎり!!
520カイザー ◆OrJKdYNK3U :2005/07/24(日) 21:39:43
>517
ん、俺のことか?…スレがこんな状況だったのに、長い間留守にしててすまなかった。

>518
全スレの>88で番具体的な説明をしたと思うぞ。見てなかったらそれを見てくれ
521カイザー ◆OrJKdYNK3U :2005/07/24(日) 21:42:40
ミスった、>520は「全スレ」じゃなくて「前スレ」な
522名無しになりきれ:2005/07/24(日) 23:03:50
カイザー、お前は悪くないぜ。
また俺たちを楽しませてくれよな!
"(,,゚Д゚) ガンガレ!"
523 ◆p3oir6C1II :2005/07/24(日) 23:06:47
>510
その頃、例の女中はというと、ブルーム達の食事を作っていた。
作り始めてから暫くして、客が来たようで、一度火を止めて、客を迎えに玄関へ行った。
その客人は、見たところ、身分卑しからぬ美しい女性で、この荒れ果てた空き家には、およそ相応しくない人物のように思われた。
「メリフィリア(※1)様じゃないですか。来るのでしたら、前もって知らせてくだされば良いのに」
「ごめんなさいね、予告も無しに来て。最近は忙しくて、連絡を寄越すこともできなくて」
「いえいえ、お気になさらないで結構です。でも、どうしてまた急に?」
「久しぶりに人肉が食べたくなったのよ」
「グールの業ですね。なんとかならないのですか?」
嗚呼、空き家がだんだんと妖怪屋敷になってゆく。鬼の次はグールなのか。
しかし、この貴婦人の正体がグールだとわかると、途端にこの空き家が似合うように思われないだろうか?
それにしても、アンデッド特有の死臭を漂わせておらず、容姿や細かい仕草も人間と寸分違わず、一般的なグールのイメージからはかけ離れている(※2)。
まあ、彼女はそういうものなのだと、納得してもらえれば幸いである。
「あら、食べるものが違うだけで、やってることは人間とあんまり変わらないわよ。
 たとえばフライドチキンはニワトリの死体、牛ステーキだって牛の死体でしょう?」
「それは、まあ……って、奥様もそんなこと言ってましたね」
「そうそう。……つくづく思うところだけど、グールの私と食べ物の好みが合う人間がいるなんて、世の中は広いものよねぇ」
どうやら、この恐るべき食屍姫、もとい食屍鬼は、この女中の主の親友のようだった。
まったく、この女中の主は、一体どのような人物なのだ。
悪鬼羅刹と化したメイドを雇い、グールとまで友好関係を結ぶとは!

立ち話も何ですし、いま料理を作っているところなので、ということで、客人ことメリフィリアは、台所へと通された。
女中が料理を作っている間も、会話は弾んでいるようだった。
「人肉ですか?すみませんが、今は切らしてるんです」
「そうなの?残念ねぇ。楽しみにしていたのだけれど」
「それと、今は人間のお客様が居ますから、貴方の分は後になりますけど」
女中はブルーム達の料理を作りながら、片手間に、メリフィリアと話していた。
「お客さん?その人たちは食べて良い人種なのかしら?」
「いいえ、今のところはお客様ですから、食べちゃ駄目です。強盗さんだったら良いですけど」
「そう……今日は、ほんのちょっと予定が押してるから、できるだけ、早めにお願いね。
 それで、今は何があるのかしら?」
「活きの良いミノタウロス、ワーウルフなどが入ったところです。半人半獣ですよー」
「じゃあ、ミノタウロスを。この前の、トマトソースかけてキノコと一緒に煮たやつ、アレをお願い」
「はい、かしこまりました。もうすぐ先のお客様の方の料理が完成しますから、もうちょっと待ってください」
そう言って、女中は急いで料理を作りはじめたが、手つきは決して乱暴にはならず、あくまで客人に満足してもらえるようにと、丁寧に作っているようだった。

悪企みが女中にバレていないと確信したメリフィリアは、内心ほくそ笑んでいた。
そもそも、彼女はこの屋敷に足を踏み入れたその瞬間から、二人の人間がこの屋敷に居ることは知っていたのだ。
無論、玄関に張られていた結界が彼女の仕業であったことは、言うまでも無い。
メリフィリアは、料理が出されるのを待ちながら、冷静に女中の隙を伺っていた。

※1:元ネタとは関係ありませんってば。
※2:って言うか、女性のグールは男を誘惑してその隙に食べちゃう奴なので、実際はこんなもんです。多分。
524名無しになりきれ:2005/07/24(日) 23:44:08
別のスレにもメリフィリアってアンデッドがいたな
525名無しになりきれ:2005/07/25(月) 12:30:06
なにしてるの?
526名無しになりきれ:2005/07/25(月) 16:22:32
ねえ、何してるの?
527ブルーム&フーリン ◆wn/6IqHKBc :2005/07/26(火) 23:03:00
錆びついて色あせた茶色の扉が音を立てて開かれる。
ここは書斎だ。しかし、個人の家にしてはかなり広く、本棚が二人組を取り囲むようにして立っていた。
ブルーム「…広いね…こりゃ目当ての本を探すのは骨が折れるよ…」
フーリン「そーだね…それに早くしないと料理が出来上がっちゃうね〜」
二人組は左右に散らばって、この屋敷に関する情報が載ってある本を探し始めた。
それから5分もしないうちにそれは見付かった。探すまでもなかった。
まるで、二人組を待っていたかのように埃かぶった机の上にそれは在った。

それは古びたノートであった。ページをめくると内容は超高度な魔術の研究が書き連ねてあった。
しかし、二人組は右上にある数字に目を奪われていてそんなことにも気づかなかった。
闇夜にゆらめくランプに照らし出されるは年号。
その数字は今から1000年以上も前を示していた。
そこから同じ筆圧、筆跡で今に至るまで年単位で魔術の極意などが書かれていた。
同じ人が1000年以上も生きてこのノートに書かれていたのだ。腐敗しなかったのは
おそらく、筆者がノートに魔力を掛けていたのだろう。
ブルーム「…まさか…!1000年以上も生きられる人なんで…いるわけが…」
フーリン「1000年前って〜たしか〜邪滅戦争の時代だよ〜おじさんから聞いたけれどね〜」
ブルーム「……100年前から途切れている…死んだのか…?それとも…まだ生きて…」

そのとき、ノートが激しく震え始めた。震えが止まるとノートの中心から魔方陣が展開されていく。
ブルーム「これは…召喚魔法!くそっノートに触れると発動するのかっ!」
ノートの中心から黒い手が伸びていく。空を切るように振り回すと。後ろの本棚の中心に音もなく球形の穴が空く。
バランスを崩した本棚は本を落下させながらさらに後ろに倒れていく。
ブルームは一瞬にしてこの魔物の戦力を悟り、すぐさま黒い手袋を外し
魔物の手の根本…ノートに手を密着させ、唱える。黒い手は更に振り回し襲い掛かってきた。
ブルームの髪を削り取りすぐ後ろの置き時計が一瞬にして消え壁に円形の穴が空いた。
しかし、ブルームはひるむ様子はなく、唱え続けていた。
ブルーム「…消散っ!」
900年以上にわたって書かれていた高度な魔術など書かれた貴重な書物は机と共に霧となって舞い上がった。
フーリン「あっ〜もうそろそろ戻らないと〜怪しまれるかもよ〜」
フーリンは相変わらずマイペースであくびすらもしていた。
ブルーム「そうだね…結局何もわからず仕舞いだったよ…」

自分達の部屋へ戻ろうとすると、キッチンから話し声が聞こえてきた。
先程のメイドともう一人目を見張るような美しさを備えた女性が居た。
ブルーム「あ…は、始めましてっ。僕…ブルームと言いますっ!あ…その…綺麗ですね…」
さっきの戦闘の表情とはうってかわってだらしなく弛緩した顔になっていた。
フーリン「あ〜ブルームってばやらーしんだ〜あっ、鬼のメイドさんっ料理出来たんなら
ここで食べてい〜い?もう腹ぺこぺこなんだよ〜」

二人組は美しく、残酷な人食いと同じテーブルにつく。
闇は混沌としていて純粋である。
二人組は混沌とした闇の中に居た。
528 ◆wn/6IqHKBc :2005/07/26(火) 23:10:54
【済みません…あげてしまいました…】
529名無しになりきれ:2005/07/26(火) 23:16:03
>528
罰として一週間書き込みを禁じる。
530名無しになりきれ:2005/07/28(木) 16:17:55
カイザーなんで書き込まないんだ?
531名無しになりきれ:2005/07/28(木) 16:20:49
カイザーは騎士スレに参加するために戻って来たから
532名無しになりきれ:2005/07/28(木) 16:53:39
>530-531
来れないって言ってたじゃん。それぐらい読めよ
533名無しになりきれ:2005/07/28(木) 16:56:17
読んでなおタイミングからそう判断もできる
534名無しになりきれ:2005/07/28(木) 18:54:43
はいはいわろすわろす
535名無しになりきれ:2005/07/28(木) 20:23:18
はいはいふぁーすふぁーす
536名無しになりきれ:2005/07/29(金) 07:50:01
はいはいしねすしねす
537レイン&ダークネス ◆JZRAiNcQEw :2005/07/31(日) 20:38:31
〜試練その3〜
看板。

「この先罠だらけ、解除して進むように、か。
 解除しておこうか・・痛っ」
『怪我人はすっこんでてください。邪魔です。
 ここは罠の知識が少しくらいある私が行きます。』

矢が出そうな穴があったりロー○ロー○ーが上に配置してあったりする罠の通路を1歩進む前に杖で先を突いてみる。
異常無し。1歩先の壁にも異常無し。ただ、釘が一定間隔で打ち込まれているのが気になるが。

安全を確認した1歩。

おおっと!落とし穴!
『つついて確認したはずなのに、なぜ?』

落とし穴にある犬のかりんとう(仮名)を踏まないようにしつつ、穴から出る。
穴から出た途端、穴は消えた。

『心理的トラップなんて悪質な。』
盗賊の出番と思わせつつ実は盗賊はお呼びではない。
そして一定間隔の謎の釘。

『なるほど、釘で作った魔法陣、ですか。
 なら、ディスペル!』
あたりから隠されていた魔法エネルギーが消滅した。
矢の穴もロー○ロー○ーも。

『安全確保。』
538 ◆p3oir6C1II :2005/07/31(日) 22:07:40
>527
>あ…は、始めましてっ。僕…ブルームと言いますっ!あ…その…綺麗ですね…
「初めまして、私はメリフィリア。作家をやってるの」
彼女の自己紹介に嘘は無いが、足りない部分がいささか多すぎた。
たとえば、グールであること、あの魔女の友人であること、大会関係者であること……
そうだ、諸々の重要な箇所が全て言及されていない。
「ああ、女中さん、私の分は少なめでお願いね。ちょっと立て込んだ用事があるから、ゆっくり食べてる時間が無いのよ」
立て込んだ用事があることに関しても嘘は言っていないが、本当は、ブルームやフーリンを食べる気なのだ。
だから、その分だけ腹を空かせておくつもりなのだ。
「はい、かしこまりましたー」
この女中の方も、メリフィリアは客人を食べる気だということに気付いたので、警戒を始めた。
とはいえ、女中にとってブルームとフーリンは赤の他人、本気で警戒している訳でもない。
危険を感じたら、あっさり見捨てるだろう。

食事の間、メリフィリアは様々な話をした。
さきほど調べ損ねたこと、例えばこの館のことについて。
「ここは元々、地下都市で代々栄えた資産家の家でね、どれだけ栄えたかは、まあ内装やらを見れば解るでしょう。
 でも、その何代目だったかな……が、まあその、いろいろ酷い人だったのよ。
 ある日、彼は素晴しいダイヤを買ったんだけど、そのダイヤには強い呪いがかけられていて、この家の人は召使いもろとも全滅してしまったの。
 とても強烈な呪いで、家に近寄っただけで巻き添えを喰って死んでしまう人も居たくらいよ。
 そんなわけだから、呪いが弱まった今でも、この家は買い手どころか近寄る人も少ないわねぇ。
 まだ、この家の何処かにあるんじゃないかしら?」
この屋敷の主に関する話を終えると、今後は、先ほどの書斎の魔物についての話をした。
「そういえば、さっき、書斎の方から物音がしたんだけど……ああ、書斎で本の魔物に襲われたのね?
 あれは、多分、私の友達か、ここの元の持ち主の怨霊の仕業ね」
魔導書を開いたら襲ってきたことから、前者だということが容易に判断できただろう。
しかし、彼女と女中のほかに、禍々しい気配が混じっているのも、また事実だった。
「とりあえず『疫病白書』と『良い子の魔術入門』って本だけはやめときなさい。
 何か仕掛けられてるだろうし、まともに読めたら読めたで、後戻りができなくなるようなものだから……
 あと、例の主人の怨霊だけど、こっちは本に限らず、その辺にうろついてると思うわ」

メリフィリアは、他にも様々なことを話したが、最初の二つほど重要な話は無かった。
話している最中、常に女中の隙を伺っていたが、背を向けてもなお、あの女中には隙が無い。
そうこうしているうちに、時間が過ぎていった。
「ああ、もうこんな時間。そろそろ行かなきゃ」
とうとう諦めたようで、メリフィリアは、少し残念そうに席を立った。
539名無しになりきれ:2005/07/31(日) 22:46:15
で、何がしたかったのさ?
540ファース ◆ORWyV99u2Y :2005/08/02(火) 22:55:55
「ん?行き止まりか・・・・?
 違うな、風の流れからしてまだ先に続いている
 と言うことは、何処かに抜け道が有るはずだ」

と言いファースは辺りを調べ始めた
壁を叩いたり色を見たり、角になっている所やらを見回った
地面に怪奇な文字が書いてあるがその意味は解読不能であった

「確実に風は流れている
 音の反射からして、かなり厚い物だと分かったが・・・・・
 床の文字が鍵を握って居るのだろうが、解読不能・・・・か」

壁の前で考え込むファース、前の姿とは想像も付かない程かけ離れている姿であったが
行き着く、結果は同じであった

「フン、切り刻んでくれる
 特効技!絶色炎鞭断微塵粉砕!」

ファースが壁の前で引っ掻く様な行動をしたら壁に赤い線が入ったが
それ以上何の変化も無かった

「我が技あっても破れぬだと!?
 大量破壊技ならば・・・・・いや、此処を崩しかねない
 これ以上は・・・・無理だな、リドゥルが居たならば床の文字が読めたかも知れぬがな」
541名無しになりきれ:2005/08/05(金) 12:42:22
そしてなぜか地面に読める文字が

ヒント:一箇所だけ魔力で作られた壁だよ。そのまま通れるよ
542名無しになりきれ:2005/08/05(金) 13:29:16
ファース・・・フォースセンシブを使うのだ。
隠された扉が開くだろう・・・
543ファース ◆ORWyV99u2Y :2005/08/05(金) 14:56:39
>>541
「こ、これは!?
 この一部だけ読める字と言うのは・・・・此処に残っていた魔力か・・・・
 または罠か・・・・・後者の方が可能性としては考えられる・・・・・・が今は他の方法が無い故、従う以外は無い」

ファースは壁を調べ、さっきは気づかなかった色の違いに気が付いた
そこに地面に落ちている小石を投げ入れてみると何の抵抗も無しに壁へと入っていく

「どうやら此処の様だが・・・・・罠の危険性があるな
 この見えている部分を無効化しなければ、無闇に入るのは危険だな
 狭い通路は罠を仕掛けるのに都合のいい場所だからな」

と言い暫く考えてから、何か思いついたのか行動を始めた
小石を拾い、それに反発魔力をかけすり抜けられる壁へと投げた
すると、すり抜けると同時に見えていた部分に丸く、小石より少し大きい位の穴が開いた

「通路は見るからに何もない
 だが、眼で見たからって罠が無いとは言い切れない
 入らなければ何も始まらないな・・・・」

と言い通路へと入った通路に攻撃目的の罠は無い様であるが
いつまで歩いても出口に到達しない
不振と思ってファースが後ろを向くと入り口から20cmも進んでいない
急いで戻ろうとするが、入り口からの20cmの距離にどうしても辿り着けない

「迂闊だったな、罠にはまったと言うことか・・・・・
 この20cmの距離を無限に置き換える魔術か・・・・風景が変わらない所を見て間違いないだろう
 抜け出す方法を考えなければな・・・・・・」

>>542
「アドバイスは嬉しいが・・・・・複雑な魔術は使えない
 使えて、爆発と吸収と分解、後は反発と言った所だ
 だが、その説明で逆に分かった・・・・・」

と言いファースは何かの魔力を練り、前の空間へとその魔力を投げた
周りに何の変化も無いがファースはいつの間にか通路の外へと出ていた

「無限の距離を無限の暗黒空間へと吸収させ距離を0にした
 一か八かだったが、当たった様だな」

と言い何事も無かったかの様にファースは通路を向こう側に向け歩いていった
544名無しになりきれ:2005/08/09(火) 15:36:57
age
545名無しになりきれ:2005/08/11(木) 01:02:20
そういえばクスタファはどこへ行ったんだろうか?
546名無しになりきれ:2005/08/17(水) 10:16:47
ダークドレアムとカイザー達はどっちが強いのかな?
547名無しになりきれ:2005/08/17(水) 10:59:21
ファースも追いついた一行はついに最後の試練に挑むことになった。
その試練の部屋は山の中とは思えないほどに巨大な部屋で、仕切りも
飾り気も何もない、ただの空間だった。レインが先に進もうとすると、
突然体が浮いて入り口に戻されてしまった。女帝が口を開く。
「最後の試練は風と心を同化させる試練、私もこれには苦戦させられた。
 当然だが私は手出しはしない、自分たちで試練に打ち勝つのだ」と。
548ブルーム&フーリン ◆wn/6IqHKBc :2005/08/18(木) 16:06:34
>538
食事中にメリフィリアから様々な話を聞いた。
>ある日、彼は素晴しいダイヤを買ったんだけど、そのダイヤには強い呪いがかけられていて、この家の人は召使いもろとも全滅してしまったの。
>まだ、この家の何処かにあるんじゃないかしら?
その言葉を耳にした瞬間ブルームの動きが止まる。
ブルーム「…へぇ…そうなんですか。それは怖いですね」
言葉とはうらはらに少し微笑み答えていた。すでに『仕事』の目になっていた。
フーリン「そのダイヤって…凄い価値あるよね。呪いがかかっていると
何故か価値がグンっと上がるんだよね〜金持ちの人って何考えているのか解らないよね〜」
「そうだよ。とても危険だからそのダイヤには関わらない方がいいと思うよ。」
フーリンは一瞬つまらなそうな顔をしたが、ブルームの瞳を見てとっさに理解した。仕事を行うつもりだ。
「あっそうだね〜危ないしね〜見てみたかったけれどね〜」

>ああ、書斎で本の魔物に襲われたのね?あれは、多分、私の友達か、ここの元の持ち主の怨霊の仕業ね
「あ…はいそうなんです。すみませんでした勝手に触ってしまって…なんとか逃げきれたんですけれど…」
「君の友達〜?危ない人だね〜あんな魔物を仕掛けておくなんでさ〜死ぬところだったんだから〜もう」
「フーリン、失礼だよ。えっと…元の持ち主…ダイヤに殺された人ですね?それが今も怨霊として存在していると…?」
物であるダイヤに殺されたとはおかしな言い方だが、それ以外に言葉が見付からなかった。

>あと、例の主人の怨霊だけど、こっちは本に限らず、その辺にうろついてると思うわ
「えっ…その辺…にですか?お、驚かさないで下さいよ…」
ふと周りを見渡す。しかし、目に映ったのはメイドの姿と豪華な家具と窓の外に浮かぶ
寂しく光る月だけだった。

>ああ、もうこんな時間。そろそろ行かなきゃ
メリフィリアが席を立って帰ろうとしているのを見て、フーリンは慌てて引き留める
「あっ!ちょっと待って〜今は帰れないよ。玄関に何故か結界が張ってあるのよね〜」
「そうなんです。だから困っていまして…」
そこまで言い掛けてブルームの脳裏に雷が走った。
(えっ…ああっ!
まさか…そんな…でも…だとしたら…)
ブルームは席を正して真剣な顔つきで口を開いた。
「あなたは…いつここに来ました?いや、それはどうでもいいことです。今重要なのは玄関の結界です
あの結界は家の内側に張ってありました…だから、僕達は結界が張ってあるということがわかりました。さて、
玄関に張られた結界は強力なものです。故に術者もその結界を解除しなければ外に出られません。
今、この家には私の知る限り4人しか居ません。僕達二人とメイドさんと…そしてあなたです。
もちろん僕達ではありません。だから困っていますけれど…。そしてメイドも不可です
何故なら…」
ブルームはさっきまで料理が乗せられていた皿を少し持ち上げてメリフィリアに見せる。
「この料理はとてもおいしかったです。ええ、こんなおいしいのは初めてです。よほど手間を掛けたのでしょう。ありがとうございます」
そう言ってメイドに微笑みお礼を言う。
「この料理は鍋で煮込む時に浮かんでくるアクをこまめに素早く取らないと、食えたものではなくなります。だから誰も面倒臭がって
作りたがらないんです。でも、メイドさんは作ってくれました。…そう、結界を張る暇もなく」
そう言うと椅子に座ったまま少しテーブルから体を離して臨戦体勢を作る
ブルームはテーブルの下でロッドを構え、フーリンは腰にかけてある金銀の爪に手を伸ばす。
「となると…残りは一人だけになります。つまり…」二人組は目の前のメリフィリアを見る

「僕には許せないものがあります。辛過ぎるカレーと…『俺』達をはめようとする奴をな…」
「メリフィリア…素直に認め、大人しく結界を解除しその場を去るならばいい。しかし、それ以上の事をするのならば…」
二人組は静かに冷汗を流していた。あんな結界を張るぐらいだ。
よほどの魔力を秘めているのだろう。それが二人組にはわかっていた。
このまま見逃してればよかったのに…しかしそれは二人組は許さなかった。
二人組には盗賊としての高貴なプライドがあった。なめられた真似をされて黙っているわけにはいかなかった。

プライドの為に殉する人…どんなことをしてても生き延びようとする人…
どちらが正しいかなんで無意味だ。何故なら人生そのものが無意味なものであるから。
それでも二人組は生きようと戦おうとする。無意味な人生に至高の宝のような価値を得るために…
先程からどの程度経過したのかも解らぬまま、二人は黙ってレンの回復を待っていた。
フレイ「・・・・ねぇ、リョウ」
リョウ「何だ」
フレイ「レンを背負っていく訳にはいかないの?」
リョウ「体力は温存するべきだろう?」
フレイ「いや、レンなら俺には軽いよ。運んで行って、皆に追いつかなきゃ」
リョウ「・・そうか。なら行くか」
フレイはレンを担ぎ上げ、背負った。
フレイ「OK、やっぱり軽いや」
リョウ「よし、行くぞ」
二人は急いで仲間の後を追って行った。
550名無しになりきれ:2005/08/25(木) 11:27:56
試練を行おうとする者達に、背後から迫りくる者が。
「ウホッ、やらないか?」
551名無しになりきれ:2005/08/28(日) 17:14:36
勝者は会長!
敗者は阿龍!
白薔薇最強!

勝者は植松!
敗者は阿龍!
呉最強!

会長に煽り負かされた上に女王にまで敗北とはね。
阿龍がここまでしょうもない雑魚だとは思わなかったよ。
あのクズが勝手にかませになってくれるお陰で白百合関係者のこの板における
格が自然と上がってくれるってもんだ。
そして格が上がればここの住人からも認められるというもの。
阿龍には白百合が2chに復活するための踏み台になってもらうとするよw
552名無しになりきれ:2005/08/28(日) 17:15:23
Nameless乙
553名無しになりきれ:2005/08/28(日) 17:16:14
勝者は会長!
敗者は阿龍!
白薔薇最強!

勝者は植松!
敗者は阿龍!
呉最強!

会長に煽り負かされた上に女王にまで敗北とはね。
阿龍がここまでしょうもない雑魚だとは思わなかったよ。
あのクズが勝手にかませになってくれるお陰で白百合関係者のこの板における
格が自然と上がってくれるってもんだ。
そして格が上がればここの住人からも認められるというもの。
阿龍には白百合が2chに復活するための踏み台になってもらうとするよw
554 ◆p3oir6C1II :2005/08/28(日) 22:11:58
>548
「ああ、バレちゃった?」
メリフィリアは全く悪びれずに、怪しいほど素直に罪状を認めた。
敵意の眼差しを受けてもなお、態度を変えず、思考を読ませない妖しい微笑を浮かべている。
「だって、とてもお腹が空いていたんだもの。
 そんな状況で、近くに人間が居るとわかれば……貴方達がグールだったら迷わず飛びつくでしょう、ねえ?
 それでまあ、獲物に逃げられないように、結界を張ってたって訳」
これを聞いたメイドは、わなわなと震え、どうにか怒りを堪えているようだった。
同時に、とてもやるせない気持ちになっているようでもあった。
何で私の関係者はこんなのばっかりなのだろう、と。
メイドはメリフィリアに拳骨くらいは見舞ってやりたい気分だったが、今は主の魔力供給が十分でなく、
下手に殴ろうとすれば返り討ちにあうのはわかりきっていたので、仕方なく我慢していた。
「まあでも、急いでるのも本当、作家だって言うのにも嘘はないわ。
 もちろん、呪いのダイヤのことも、書斎の本のことも、悪霊のことだって、全部本当の話。
 どう、私って正直者でしょう?」
そう言われたところで、とても彼女を信用する気になどなれまい。
嘘を吐かないのと、信用できる人柄というものは、必ずしもイコールでつながるとは限らないのだ。
「ところで……貴方達には赤いマントが似合いそうね」
メリフィリアの攻撃は、この台詞の時点で、既に始まっていた。
彼女の魔法に操られた悪霊達が、ナイフを武器に、背後から二人に襲いかかる。
正直者が聞いて呆れる、卑劣な不意打ちだ。
この台詞こそが、ブルーム達の挑戦に対する、メリフィリアの返答なのだった。
555名無しになりきれ:2005/08/28(日) 23:29:43
開き直るなよ
556名無しになりきれ:2005/08/29(月) 11:57:02
試練側のコテ達はあんまり来ないな。
集まれば進められるのにヤル気はないのか?
557魔獣 モケランバ:2005/08/30(火) 00:13:26
ぎゅううううう・・・・・・

モケランバ・・・・・・

(お腹をすかしたモケランバがこっちを見ています、食べ物をあげますか?)
558ファース ◆ORWyV99u2Y :2005/08/30(火) 09:35:22
>547
「暗黒空間に吸収した無限の回廊を出しても前に進めないのは同じ・・・か
 それに、無限の為、此処で放出したら何が起こるかの想像は容易い
 風と心を同化させる・・・・か、実行に移すよりその方法を考える方が難しそうだな」

ファースを頭を抱えて考え始めた
以前のファースならば直ぐに特効技や大量破壊技を使って居た所だが
それと比べて信じがたい事であるがそれが目の前で起こっている

「風の流れがおかしいな・・・・・・魔術の流れもおかしい
 何かの魔術かも知れないな反発魔力を練ってみるか」

ファースは反発魔力を練りだしたが、それは球にならずに消え去った

「反発魔力が吸い取られる・・・・・?
 と言うことは反発魔力の巨大な塊って事か、どうりで進めない訳だ
 魔力を少しでも持っているならば強大な反発を受ける
 反発は分かったが・・・・しかし風と心を同化させると言うのは・・・・?
 この風の流れがおかしいのと関係がありそうだ」

再びファースは考え込んだ

>549
「ん?追いついたか・・・・・
 早速壁に当たったと言った所か、巨大な反発魔力の塊により先に進めない
 反発魔力は壁には丁度の大きさで、天井は通れと言わんばかりの隙間がある
 天井を行けば大丈夫だろうが、其処まで行くまでの強力な魔力は無い
 もし使えば反発し消え去る、此処で魔法を持続させるにはかなりの精神力と魔力が必要だ」

>550
「何だ貴様は・・・・・・」

>557
「魔獣・・・・?悪魔と近い存在なのか・・・・?
 害は無さそうだが・・・・・
 残念ながら生の肉塊やら血液位しか持っていない
 此でも良いのなら食え」
と言いファースは道具袋からまだ腐っていない肉塊だけを選び取り出し差し出した
559魔獣 モケランバ:2005/08/30(火) 13:30:59
モケランバ!!

>558
ばくはぐぎゅるるるるr・・・・
モケランバ〜♪
モケモケ

おいしかった、お腹いっぱいだよ〜
モケモケ

おなたここでなにしてるンパ?
560ファース ◆ORWyV99u2Y :2005/08/30(火) 16:14:34
>559
「流石は魔獣・・・か、人肉を食ってやがる・・・・俺も人の事は言えないか
 満腹になったか・・・・それは良かったな」

食べている様子を驚きを表面を表さずに驚いていた
ファースは何をしていると聞かれ少々考え込み

「向こう側へと行く方法を考えている」

と短く言い放ち、ブツブツ何か言いながら考えこんで仕舞った

「魔術を受け付けない部屋で魔術を使わず向こうへと行く方法とは・・・・」
561魔獣 モケランバ:2005/08/30(火) 16:40:19
>560
人肉おしいよ でも一番は、山ヘビかな?
おいしい、おいしい でも人間食べるのよくないって言われた
ビョーキになるからダメだって、土の中の蟲食べなさい言われた
モケモケ

部屋から部屋に行くにはドアあければいいよ
ドアなかったら・・・・・ドアつくればいいよ
モケモケ

でも、めんどうくさいなら、モケランバと一緒に穴掘る
穴掘れば通れるよ〜モケモケ
562名無しになりきれ:2005/08/30(火) 17:28:03
その頃、どこかの寺でやっと風の心と一体になった修行僧がいる。
この修行僧のお陰で風の神殿の扉は開かれた。
563ファース ◆ORWyV99u2Y :2005/08/30(火) 17:42:26
>561
「山蛇か、アレは捕まえるのが面倒でな、俺も数回位しか食していない
 蟲は流石に魔族混合の俺でも食べたいとは思わないな・・・・・
 ドアか・・・・そう簡単に行けば良いが
 そうも、簡単には行かない」

地面を掘ると言われファースは何かに気づいたかの様に地面を調べ始める

「そうか、この奇妙な風の流れが分かった
 下から微かに吹き込んでいる
 巨大な魔法陣を地面の下に書き込みその上に反発魔力を置いたのか
 だからこの様に全体ではなく中途半端になっているのか
 地中に書かれている魔法陣の魔力を増強させることで、反発魔力は自分で上空へと消えていくと言うことか
 その為にはやはり、風の魔術が必要・・・・・風と心を同化させるとはそう言うことだったのか」

そして、ファースはモケランバへと近づき
こう言い放った

「お前のお陰だ感謝する
 そうだ、通る為に掘るんだ、俺だけ出はなく他の者も通れる様にな
 俺には風の魔術は無い、だから直接魔力を魔法陣へと流し込む必要があるな・・・・」

ファースは両腕を異形の物へと変化させた
やはりまだ変化は激痛を伴うらしく苦痛の顔となったが痛いとも言っては居られない
ファースは拳を握ると

「特効技!地滅直炎拳!」

と言い放つと右手に炎が付き、顔が狂気の笑顔となった
そして地面へと一撃を入れると火柱が立ちファースは地面を溶かしながら地中へと進んでいった

>562
そして、ファースは地中深くに到達し魔法陣へと手を当てた

「扉が開こうとも通れないのだったら意味はない!」

魔力を流し込み風の魔術を最大にした、反発魔力は上空へと消え去り扉は両方とも開かれた
と同時にファースは魔法陣が出す風の風圧で押し上げられ天井へと激突した

「なんとかクリアって所か・・・・・・・」

そこから、ファースの意識は途絶えている
564魔獣 モケランバ:2005/08/30(火) 18:01:18
モケェラン〜バ〜♪

>563
モケモケ♪まさせるらんぱ〜
モケランバ、穴掘る掘る〜ほるん

ザッザッザッザッ

どうしたらんぱ?モケモケ
(目の前で手を振る)
寝ちゃったモケ?
モケ〜しかたいらんぱ

とりあえず〜穴掘ったら起こしてあげるらんぱ〜
(ファースを寝かす)
565名無しになりきれ:2005/09/02(金) 20:54:17
そして全てが灰になった
566名無しになりきれ:2005/09/03(土) 00:45:34
カイザーはどうしたんだ?
夏休みは終ったぞ、早く帰ってきて進めてくれ
567名無しになりきれ:2005/09/03(土) 04:30:02
あいつは名無しのアホさに愛想がつきて旅に出たってさ。
568ブルーム&フーリン ◆wn/6IqHKBc :2005/09/03(土) 20:28:05
>>554
あっけなかった。てっきり、いい訳やら弁解やらすると思っていたが…
余裕のつもりか…くそったれ!
ブルーム「…お前はグールなのか…俺達を食うために結界をはっていたとは…」
メリフィリアの妖しい微笑みに身ぶるいする。
一瞬にして部屋の空気が痛い程に凍り付く。身動きも出来ないまま黙ってメリフィリアの話を聞いていた。
部屋中に魔力が充満してくる。体が引きさかれそうだった。
>「ところで……貴方達には赤いマントが似合いそうね」
ブルーム&フーリン「…!」
背後から邪悪な気配が襲って来るのを感じ、すぐさま机を蹴り上げ前に居るメリフィリアの視界を遮ったのち
左足を軸にし、振り向いて後方の悪霊に向けてロッドを構える。視界の端にフーリンが見えた。
フーリンはもう既に銀の爪が悪霊の体を引き裂き、次の獲物に向けて駆け出していた。
悪霊には実体がない。それにもかかわらず引き裂けるのは銀の効力のおかげなのだろう。

ブルーム「はぁぁ……!……レイ・トライアングルっ!」
ロッドの先端から光が満ち溢れ、部屋中を照らす。悪霊の悲鳴が次第に薄れていき
光がおさまった頃には悪霊はもう消え失せ、床にナイフが無数に落ちていた。
すぐにメリフィリアの方に向き直り、戦闘の構えをとる。
「メリフィリア…覚悟し……ぐっ!?」
衝撃。背中に激痛がはしる。驚愕の表情で再び振り向くと
さっきまで倒していた悪霊がケタケタと笑いながらこっちを見ていた。
フーリン「…ブルームっ!もしかして〜こいつら不死身〜!?」
いつの間にか悪霊が復活し、さっきよりも多い人数でナイフを構え襲い掛かろうとしていた。
ブルーム「くっ……!フーリンっ!この部屋から逃げるぞっ!」
ブルームはロッドを地面に向け、簡単な呪文を唱える。
強烈な光が悪霊とメリフィリアの目をくらます。光が消えた後二人組も消えていた。
半開きのドアがギィギィと揺れている。

二人組は暗い廊下を走っていた。ブルームの背中には鈍く光るナイフが刺さっていた。
メリフィリアのいう通り、ほんの少しではあるが、赤く染まっていた。といっても似合うかどうかは別の話であるが。
フーリン「ブルーム〜痛そう〜大丈夫〜?」
ブルーム「ん…なんとか生きているってところ。…さて、どうするかな。このままじゃすぐに追い付かれるだろうし…」
苦痛に歪んだ表情をしながら壁に寄りかかる。
ブルーム「悪霊はメリフィリアが操っている……なら、主であるメリフィリアを倒せば悪霊は大人しくなるはずだ」
フーリン「でも〜あいつ強すぎるよ〜まともに戦っても勝てないって〜」
ブルーム「…結界だ。それでメリフィリアを弱らせよう…問題はありすぎるが…それしかない」
ブルームの言う結界は屋敷の四隅に魔方陣を展開し、中央で長い間呪文をとなえなければならないものだ。
ブルーム「なんとか悪霊とメリフィリアを凌いで、屋敷の四隅に魔方陣を設置するんだ。…やるしかないんだ」
二人組は今いる通路の角に近付き、震える手つきで呪文を唱える。青光りする魔方陣が展開され壁にはりつく。

ブルーム「あと…三つ…くそっ…」
重い足を引きずって、まっすぐ前に向かって走る。屋敷の隅に向かって。
>557 魔獣
フレイ「・・何だろうね」
リョウ「さぁな・・邪気は感じないようだし・・
    ・・ほら、ファースに懐いただろう」
フレイ「あれ、懐いたって言うのかな・・」

>558 ファース
リョウ「ああ。まだ目を覚ましては居ないが・・」
フレイ「魔力・・か。じゃあ俺の出る幕は無いね」
リョウ「そうだな。・・俺のとも異質なものだろうからな・・迂闊に出来ん・・」

>561-564
フレイ「・・そんな手があったんだねぇ」
リョウ「地中に魔法陣か・・考える方も中々だ」
フレイ「じゃあ行こうか・・ってよりは、ファース出てこないね・・」
リョウ「さっきの激突音、ファースが魔法陣に飛ばされたんじゃないか?
    気絶しただけだろうが・・」
フレイ「さっきの・・モケランバ・・?も一緒だよね・・」
リョウ「穴が貫通していない所を見ると、まだ掘っているな。
    最後の試練を超えたのだから、出来る限り全員で先に進むために待つか」
フレイ「そうだね・・じゃあ、俺ちょっと穴に入って様子を見てくるよ」
570ファース ◆ORWyV99u2Y :2005/09/04(日) 01:24:49
「人間なら全身骨折でも、まだ良い所か・・・・・」

腕が変な方向へと向いているファースが起きあがりそう言った
ファースはその腕を無理矢理元の向きへと直し歩き出した
そして、動かない腕を持っている動物の骨で固定しヨロヨロと歩いて穴の奥へと進んだ

>564
「さて俺の役目も終わった、戻るぞ」

と言いモケランバを掴み引きずる様に出口に向かった
その途中残り少ない魔力で炎を作りだし肉を焼いた

「人肉ので申し訳ないが、今度は熱殺菌した
 褒美って所だ、お前は良くやってくれた」

>569 フレイ&リョウ(&レン)
(クソッ、片腕が折れているな・・・・だが、まだ動く・・・・)
「申し訳ない、待たせた様だな・・・・・」

ファースは戻ると早速、激痛を伴う細胞変化を開始した
細胞を変化させ、瞬時に元に戻すファースの折れていた腕と負傷した足を元に戻した
激痛で何度も意識が飛びそうになったが、かろうじて意識は持ったままの様だ
ファースは手を開いたり閉じたりして動くのを確認し歩き出した

「行くぞ・・・・俺なら大丈夫だ・・・・」
571魔獣 モケランバ:2005/09/04(日) 19:29:44
モケモケ

わ〜い!ご褒美だモケ〜
モキュモキュ ギュルルル
おいしいランパ


もうこれでお別れランパ?
・・・・・きゅぅぅぅ・・・・
悲しいランパ
572名無しになりきれ:2005/09/07(水) 19:47:07
カイザーはどうしたんだ?
573名無しになりきれ:2005/09/07(水) 20:13:05
過去ログぐらい目を通そうね
574レイン&ダークネス ◆JZRAiNcQEw :2005/09/08(木) 19:20:45
「で、風と心を同化させるの真意を考えているうちに、いつの間にか穴が出来てて、
 なおかつ魔獣と心を通わせているファースがいるんだけど。」
『仕様です。』

「それにしても、これは反則のような気がするんだけどね。」
穴をゆっくり進む。

「で、こんなことして怒られないの?」
『ああ、多分怒りますねぇ。大精霊からも国からも。』

「とりあえず、穴は証拠隠滅しとこうかな。」
――証拠隠滅できるものではないと思う。
>570 ファース
リョウ「・・そこまでの衝撃だったか・・
    幾ら悪魔とは言え、無理はするなよ」
フレイ「音からは想像できないね・・」

>574 レイン&ダークネス
リョウ「反則・・なのか?そう言われれば・・風と心を同化させる・・だったか」
フレイ「穴・・そう言えば、勝手に空けちゃったね」
リョウ「そうだったな・・まぁ、やってしまった事だ。後はなるようになるだろう。
    どちらにせよ、大精霊は魔王軍に渡してはならない物だからな」

フレイ(・・レン、起きないなぁ・・)
576ファース ◆ORWyV99u2Y :2005/09/10(土) 21:48:01
『皆さんお久しぶりですー』
「帰ってきたか・・・・」
『暗いですよー、もっと明るくしましょー』

>571
「嗚呼、お別れだ
 また何処かで会えたら良いな」
『おや?可愛いですねー』

>574 レイン&ダークネス
「ん?穴を開けてはいけない様だったな
 無音魔法では属性は無理だ、直接流し込む以外には無い
 だが、証拠隠滅ぐらいは出来る、勿論崩してだがな
 それでも良いなら実行するが」
『それとも死体で埋めますか?冗談ですって冗談』

>575 フレイ&リョウ&レン
「力み過ぎて最大魔力を注ぎ込んだから、それだけの風量が出ただけだ
 悪魔の血が流れているからこそ無茶が出来る」
『暗くなってないで、もっと明るく行きましょー♪』
と言ってリドゥルはファースの頬をつまんで上につり上げた
ファースはそれを払いのけてリドゥルを睨み付けた
『そんな怖い顔しないで下さいよー』
577名無しになりきれ:2005/09/11(日) 19:00:11
終ったな…
578名無しになりきれ:2005/09/13(火) 00:19:49
そして、新たな敵。
大魔人ニャホニャホタマクローがファース達の前に現れた。
579カイザー:2005/09/13(火) 22:00:25
>578
「死ね」
>578はカイザーに斬り殺された。
580 ◆p3oir6C1II :2005/09/15(木) 23:44:05
>568
「……!」
光による目晦ましは、まずまずの効果をあげたようだった。
メリフィリアはグールだが、人間に見せかける努力を怠っていないためか、人間が苦手とするものはおおよそ苦手なのである。
だから、魔術によって操られる死体などとは違い、目晦ましなどは普通に効くのだ。
彼女の視界が回復する頃には、既に獲物を見失っていた。
同時に、メリフィリアの操る悪霊は強い光に弱く、さきほどの光で退散したようだった。
「あんな術も使えるのね……こんなことなら、真正面から追いかけた方が」
「あのー……メリフィリア様?」
悪鬼のメイドが、恐る恐るメリフィリアに問いかける。
単にやめてほしいというだけでなく、何か重要な話があるようだった。
「何よ。邪魔しないでくれる?」
しかし、メリフィリアはそのまま獲物を探しに部屋を出て行ってしまった。

廊下を歩きながら、メリフィリアは次の手を考えている。
ブルームとフーリンが結界を張ろうと画策していることも、まだ知らない。
「今度は光にも強いものを使役しないとね。何が良いかしら……ああ、アレが良いわね」
呪文を唱えると、サッカーボールくらいの大きさの炎の塊が、3個ほど現われた。
これは邪悪な炎の精で、その実体は意思を持つ火の塊だ。水を弱点とするのは言うまでもないが、果たして弱点である水を用意できるだろうか?
「室内で使うような魔法じゃないけど……まあ良いか、他人の家だし」
他人の迷惑など顧みない彼女に、後々、天罰が下るのは言うまでもない。
呼び出された怪物が、メリフィリアにとって強力な戦力になることは、予想に難くなかったが、
呪文を唱えるのにかなりの時間を費やしたため、ブルーム達も結界を完成させつつあるだろう。
結界が完成すれば、メリフィリアもろとも、召喚された怪物も弱体化するはずだ。
581名無しになりきれ:2005/09/19(月) 16:10:55
なりきりネタなんでもあり板を潰そう
http://tmp5.2ch.net/test/read.cgi/tubo/1127113296/l50
582ブルーム@フーリン ◆wn/6IqHKBc :2005/09/23(金) 08:24:21
屋敷の中央にあたる居間にて二人組は居た。
ブルームは青白い魔方陣の中でロッドを両手に持ち呪文を唱え、
フーリンは両双の爪を構え魔法使い見習いを守護していた。
背中の傷はフーリンの初歩的な治癒魔法で応急処置をしている。

ブルーム「……我は悠久の帝の玉座にて知る…」
四隅に配置された結界が一際光を放ち
結界の曼荼羅模様が時計周りにゆっくりと回転し始める。

ブルーム「…この世に生きる全ての生は楽しく、やせ衰えて死ぬべしと…それが定めと…」
屋敷全体が、青白い不思議な光で包まれていく。浮遊霊、地縛霊が姿を表し、天に召されていく
光が満ちる、悪霊共を消滅させる光が
風が吹く、悪霊共を遥か彼方へ連れていく風が

ブルーム「しかして、我に仇なす者は、急速に衰え恐怖と絶望に震えて死ぬべしと…!」
ブルームの青い髪がはためく。
回転していた結界が動きを止め、逆周りに急速に回転する。曼荼羅模様が消え完全な円となる。

ブルーム「我は帝の傍らに在り者…ブルーム!」
結界が音を立てて弾け散り、屋敷全体が細かな光で包まれていく。
魔方陣はここに完成された。これで、メリフィリアとその魔物は弱体化しただろう。

ブルーム「……くっ…流石にきついな…」
フーリン「大して魔力もないくせにこんな魔法を使うからだよ〜あとは私にまっかせなっさーい〜」
フーリンはからかうように笑うと、くるりと背を向ける。
ブルーム「おい…!気をつけろ…弱くなったとはいえ、油断できる相手じゃないぞ…!」
フーリン「はーい!いってきまーす!」

フーリンは単身でメリフィリアの所に向かういつもの笑みをたたえたまま。
さっきまで共に食事をとっていた者を爪で屠るために…
583 ◆p3oir6C1II :2005/10/01(土) 00:39:32
>582
「あれ!?」
自らの魔力が急速に弱まるのを体感したメリフィリアは、流石に慌てた。
彼女は単に屍肉を喰らうというだけで、魔王軍などに比べれば危険性は少ないものの、『邪悪な魔物』の一種である。
故に、このような結界は非常に効果的だ。
「こういうとき、グールっていうのは不便なものねぇ」
口調は軽いが、かなりの効果があるようで、急激に疲労が蓄積していく。
先ほど呼び出した炎の固まりも、勢いを失くして縮小を始める。
「こうなったら、悪霊の力を借りない、純粋な精霊魔法が必要になりそうね。
 それが私の本領なんだけど……っと」
まさに泣き面に蜂という状況で、フーリンに遭遇してしまった。
「ああもう、こんな時に限って……!」
突然のことなので呪文を唱える暇がなく、苦し紛れに雷属性の魔力が宿った針を飛ばして応戦をしたが、結界の力によって針の魔力は弱まっており、
また針そのものも殺傷力に優れている訳ではない。恐るるに足らない攻撃であろう。

「な、なんか力が抜けてるんだけど」
……何の罪も無いさっきのメイドも『悪霊』や『悪鬼』の類なので、実はメリフィリア以上に深刻な影響が出ているのは秘密だ。
584名無しになりきれ:2005/10/01(土) 21:33:25
保守
585ファース&リドゥル ◆ORWyV99u2Y :2005/10/02(日) 10:21:34
>>577
「終わらせてたまるか・・・
 まだ、俺が死なない限り終わらせはしない」
『そうですよー、私は死にませんけどねー』

>>578
「て、敵なのか・・・?一般市民に見えるが・・・・・
 市民に紛れた悪魔と言うのも多いと聞くが完璧に人の様な気がするが」
『んー、悪魔の類も少し混じってますが普通の人ですねー』

>>579
「カイザー、昔の俺を思い出させる良い斬殺っぷりだ」
『魂は頂きますねー♪』
586 ◆SXCV.2heRo :2005/10/03(月) 22:46:03
「遅い…いつになったら来るんだ…?」
ここは風神廟。そこで佇んでいるのは勿論の事、風の精霊である。
カイザー達がこの洞窟に入ったことはすぐ気づいたが、
自分から無闇に動いて魔王軍に捕まる訳にはいかないので、ただじっと待っていた。
しかし、それから数時間が経過しても一向に現れる気配が無いので我慢にも限界が近づいていたのであった。
風の精霊が上を向く。
「「聞こえますか皆さん?」」
風の精霊の声が洞窟内に入っている全ての者の耳へ響いた。
これは風の精霊の能力の一つ、風を使って自分の声を相手に伝えているのだ。
「「とりあえず、この洞窟は攻略が無理っぽいんで、今すぐそっちへ行きます。
 誰か、手を挙げてくれませんか?そうすればその方の所へ行きましょう。」」
―――声が止んだ。
後は、誰かが手を挙げれば風の精霊の救出の成功の確立は極めて高くなる。
587 ◆9PjIQiWfDs :2005/10/03(月) 22:50:21
やっぱこっちをトリップに
588名無しになりきれ:2005/10/03(月) 23:21:44
>587
どうして変えたの?
589 ◆9PjIQiWfDs :2005/10/03(月) 23:27:21
>588
調べてみたら、トリが被ってる人が多かったから。
590ファース&リドゥル ◆ORWyV99u2Y :2005/10/04(火) 23:24:24
「皆が散り散りになった様だな・・・・」
『皆さん何処に行っちゃったのでしょうかねー?』
と周りを見回すファースと逆にリドゥルは落ち着いたと言うか何を考えているか分からない表情をしていた

>586
「近くに居るのか?やけに声がハッキリ聞こえたな
 思う限り怪しいな、用心するべき・・・・」
『はいはーい♪』
と言いリドゥルは勢い良く手を挙げた
「・・・・・・」
ファースは無言でリドゥルの事を睨み付けた
『そ、そんな怖い顔しないで下さいよー』
591レイン&ダークネス ◆JZRAiNcQEw :2005/10/04(火) 23:34:22
「とりあえずなんだか変なもの(578)はどうでもいいとして。
 痺れを切らした風精が今からこっちへ来るってことになったみたいだけど、とりあえず問題がある。」
『ええと、ここに床とほとんど変わりない柄の布を張って、固着させて・・』
「でもって木の枝を配置して・・」
『落とし穴ですか?』

「とりあえず、今風精が盗聴なりなんなりしてるのなら一言言いたいんだけど。

 道中、気をつけて。怖い人たちに捕まらないでよ。」

「・・あ、向こうの落とし穴塞ぐの忘れてた。
 とりあえずこの同化しないと通れない透明な壁をどうにかしないといけないんだけど、

 とりあえず体重が無くなる魔法をお願いできますか?」
『生きた質量から生きたノン質量へ。』

とりあえず体重0g(偽)で風に飛ばされて透明の壁を突破する。
「風の流れに乗るのが正解か。」
フレイ「あれー・・いつのまにか散り散りに・・?」
リョウ「まぁ、俺たちが置いて行かれたというのが正確だな。
    俺とした事が、はぐれた事に気付かないとは迂闊だったな・・
    ・・さて、追うか・・・・ん?」
>586
リョウ「これは罠なのか?・・まぁ良い。
    どうする、手を挙げておくか?」
フレイ「そうだね。他の皆も挙げてるかも知れないし」
リョウ「敵を誘う罠だったとしても、撃退すれば済む話だ」
二人は手を挙げた。
593 ◆9PjIQiWfDs :2005/10/05(水) 22:08:05
>591
風に乗って声が聞こえてきた。
「怖い人達ねぇ…他にも誰か来てるのかな?」

>590>592

「…お、早速手が挙げられたみたいだぞ。…って、え?また別の場所で手が挙がってる…
 俺、一人だから無理だって…メンドくさい!今、手を挙げた奴らよ!風に乗って来い!!」

ビュオォォォォオオオ!!
凄まじい風が吹き、手を挙げた者。
すなわちリドゥル、フレイ、リョウの体を包むように激しい竜巻が舞い起こった。
その竜巻は凄まじく、他の者が近くに寄れば一瞬にして吹き飛ばされてしまうほどだ。
数秒後、その竜巻は何事も起きなかったかのように消え去った。…手を挙げた3人と共に。

そして、3人は洞窟の中であろう ただ広い空間に来ていた。
無論、風の精霊の力だ。その空間の奥に祭壇がある、あそこに風の精霊が祭られているのだ。

「―――ようこそ、我が風神廟へ。」
洞窟内に声が反響する。
そして、祭壇の直ぐ前に薄緑色の人魂のような光がボゥッと浮かび上がる。
「御察知かもしれませんが、私が風の精霊です。」
揺らめく光、そして次の一言。
「さて、早速ですが、風の噂を聞く限りでは、もう私も危ないようです。用件だけを済ませましょう。」
594レイン&ダークネス ◆JZRAiNcQEw :2005/10/06(木) 22:07:26
「まあ、ふと気づけば皆いないわけで。」
『多分手でも挙げて向こうの空間へ引き擦り込まれたんでしょう。』

「とりあえず、これが魔王勢力に聞こえている可能性は否定できない、と」
『まあ、全館放送はその館にいる全員に聞こえますからね。』

「まあ、魔王勢と一戦交えることになりそうだし、戦闘準備をして、と」
『そして時には魔導書で敵を叩きつつ。』

「ヘイタクシー。」
師弟コンビ、挙手。
595 ◆9PjIQiWfDs :2005/10/07(金) 23:48:51
>594
「また挙手かよ!?…あ、いやなんでもありませんよ、ははは」
周りに他の人間がいるにも関わらず、つい地を出してしまった風の精霊。
「…さあ、出でよ!挙手したものよ!!」
精霊が叫ぶと、レインとダークネスも先程と同様の竜巻で風神廟へと移動する。
「後は精霊玉を両手で掲げて下さい、そうすれば風の力は守れます。」
596レイン&ダークネス ◆JZRAiNcQEw :2005/10/09(日) 09:42:09
>595
『なんというか、テレポーターですねぇ。』
「五番線から電車が、という感じ?」
2名様ご案内。

「で、精霊玉っていうと猫がもてあそんで多少傷がついたり売り払おうとしたら拒絶されたりするこれ?」
『そんな大切なものを売り払わないでください・・・』

とりあえず精霊玉を掲げる。
597 ◆9PjIQiWfDs :2005/10/10(月) 22:30:46
>596
「…йЯЮЩЖИБч√」
精霊が、呪文の詠唱のような言葉を発っする。
すると緑色の光が輝きを増し、そして精霊玉に吸い込まれてゆく。

その光が完全に吸い込まれ、祭壇の光は完全に無くなってしまった。

"―――次の精霊、それは深き闇に存在します。
        貴方達の仲間に、その闇への招待状を持っている人が居るでしょう。
           山を降り合流したならば、一刻も早く向かって下さい。
             私を逃した魔軍は、先回りを始めたようです。
                貴方達に精霊の加護があらん事を――――"

と、いう言葉を残して――
598ブルーム&フーリン ◆wn/6IqHKBc :2005/10/11(火) 00:27:59
>583
「っとと…みっけ〜!」
まるでかくれんぼの最後の一人を見つけたように無邪気にメリフィリアを指さして叫んだ。
結界によって弱りつつあるのを確認すると両爪を広げ、構える。
飛ばされた針を爪で弾き、電流によって痺れてしまうが、魔力が弱っているせいか大した効果はないようだ。
「はぅ〜痺れた…さて、体を斬り裂かれて死にたい?それとも首を刈り取られたい〜?今の気持ちは…どっち〜?」
屈託のない笑みでメリフィリアに歩み寄る。

そのときだった。
屋敷全体を包んでいた青白い光が弱まって来た。結界が薄まりつつあるのだ。
結界を維持していたブルームは背中の傷が完全に癒えておらず、床に血を流し続けていた。
そして、今限界を越えて気絶してしまったのだ。
フーリンは驚いた表情で周囲を見渡す。
「ええっ!ブルームったら貧弱なんだから〜!」
フーリンは急に鋭い目つきになり、爪を大きく開きメリフィリアを睨む
「ごめんねっ!時間切れだよっ!」
そう叫ぶと同時に床を蹴って壁を走り一気にメリフィリアの懐にもぐり込む
その速さはまさに疾風の如くであった。
片方の爪をメリフィリアの頭上から振り下ろし、もう片方は顎に向けて下から振り上げようとしていた。
599 ◆p3oir6C1II :2005/10/11(火) 22:50:04
>598
>「はぅ〜痺れた…さて、体を斬り裂かれて死にたい?それとも首を刈り取られたい〜?今の気持ちは…どっち〜?」
「……そうねぇ、できれば、もうちょっと凝った死に方が良いかしら?夢を喰われて廃人になった挙句ミイラになるとか」
メリフィリアが言ったのは、彼女の友人である先生が書いた短編小説『ガス室で見た幻覚』の主人公の末路だ。
この短編が収録された本はほとんど売れなかったが、メリフィリアの密かなお気に入りだったりする。どうでも良い話だ。
この期に及んで意味の解らない返答をするメリフィリアだったが、徐々に結果が弱まっているのを感じていた。
>片方の爪をメリフィリアの頭上から振り下ろし、もう片方は顎に向けて下から振り上げようとしていた。
ブルームの気絶によって結界が消えた結果、魔力がわずかに回復し、何とか瞬時に防御壁を張って、爪による攻撃を防ぐことに成功した。
しかし、目の前の敵―――速さを活かした鋭い攻撃を得意とするような相手は、メリフィリアの最も苦手とするところだった。
そんな相手にこうまで距離を詰められては、万全の状態でも危うい。
しかも、結界が消えたとはいえ疲労はまだ残っており、本気を出せる状態ではない。
メリフィリアは小声で呪文を呟きながら、小刻みに指を動かして宙に魔法陣を描き、逃げる用意を始めた。
600フレイ&リョウ&レン ◆FR1zM42Xho :2005/10/14(金) 20:36:10
>593
フレイ「・・・・び、びっくりした」
レン「死ぬかと思った・・」
リョウ「・・?レン、いつから起きてた」
レン「さっきだな。状況がわかんねぇけど、
   何か落ちたらやばそうだったから、必死にしがみ付いたんだ!」
フレイ「へ、へぇ・・じゃあ、降ろすね」

>595>597
フレイ「魔王軍、先回りしたんだね・・」
リョウ「意外と行動が早いな・・」
レン「闘技大会だっけか!?腕が鳴るぜ!」
リョウ「その剣でか・・?」
レン「は・・?あああっ!?何だこれ!」
剣は燃える炎の様な形のままだ。
フレイ「覚えて無いの・・?
    まぁ、俺も槍を調達しなくちゃいけないしさ・・
    一緒に買おうよ」
レン「気合いで治らない・・治った!」
フレイ「えええっ!?」
リョウ「一体、何が引き金なんだ・・?」
601ブルーム&フーリン ◆wn/6IqHKBc :2005/10/15(土) 20:37:42
>599

>>何とか瞬時に防御壁を張って、爪による攻撃を防ぐことに成功した。
耳障りな金属音と共に爪が弾かれ、体をのげそらせる。
「ふぇ?…もしかして…遅かった〜?」
直ぐざまに腰を捻り、弾かれた爪をもう一度振り下ろそうとするが、魔方陣が展開されていくのを確認すると
攻撃を中断し、両手で顔を覆い防御に転ずる。どんな魔方陣かわからなかったのだ。

いちおう見習い魔道士であったが、まったくやる気がなかったので、その方面についての知識には乏しかった。
昔、師匠から魔法を教わっていたとき、ブルームは熱心に聞き入ってノートに筆を走らせている横にフーリンは
イビキをかいて木製の机の上によだれで見事な魔方陣を描いていた。

フーリンは攻撃魔法と察して防御したまま後退した。
しかし、メリフィリアの様子からそうではないと気づいた時は、おおよそ完成された魔方陣が宙に浮かんでいた。
すぐに地面を蹴って爪を槍のように前に突き出してメリフィリアに飛び込む。
魔方陣の効果が発動されるのか先か、フーリンの爪がメリフィリアの喉もとに食い込むのが先か
この刹那の瞬間にそれはわかる。
602レイン&ダークネス ◆JZRAiNcQEw :2005/10/16(日) 22:58:26
>597
「風精、ゲットだぜ」
『それは違う世界じゃないですか。』
とりあえず精霊球をバックパックに戻す。


『次は深き闇ですか。
 この暗黒魔導師が大活躍しそうな場所ですね。ふふふ・・』
「とりあえず暴走してるダークさんは放っておいて、と。
 招待状って誰が持ってるのか知らないけど、


 まずは外にでも出ない?」
603リドゥル ◆ORWyV99u2Y :2005/10/17(月) 20:29:38
>593
『此処は何処でしょうかねー?』
とわざとらしく言い周りを見回すリドゥル
『おや、これはこれは、フレイさん、リョウさん
 これは、これは、風の精霊さんですねー
 私は途中から来た物で、何をして良いか分からないのですよー』

>596-597
『おや?私の出番は無かったようですねぇー
 闇の精霊ですか?力を貸してくれるか分かりませんねぇ
 気まぐれな方ですからねぇ〜』

>602
『そうですねー、外に出ましょうか
 と言ってもファースさんが見あたらない様ですけど・・・・
 ファースさんの事ですから何とかなるでしょう
 さて、行きましょうかー』
604 ◆p3oir6C1II :2005/10/17(月) 23:11:35
>601
>フーリンは攻撃魔法と察して防御したまま後退した。
どうやら、フーリンは攻撃魔法と勘違いしたらしい。
これは幸運だ、と思ったメリフィリアは、すかさず後ずさって距離を離し、素早い攻撃に備えた。
が、しかし、
>すぐに地面を蹴って爪を槍のように前に突き出してメリフィリアに飛び込む。
>魔方陣の効果が発動されるのか先か、フーリンの爪がメリフィリアの喉もとに食い込むのが先か
呪文を唱え終えて、次第に魔法陣も描き終える直前、無事に逃亡に成功すると確信したそのとき。
「ガハッ……」
喉元にフーリンの鉄爪が食い込んでいた。
しかしメリフィリアは腐ってなくともアンデッド・モンスター、そのしぶとさは並々ならぬもの。
爪が喉笛を切り裂いたのとほぼ同時に魔法陣を描き終え、メリフィリアの体が光に包まれて消えた。
……ちゃんと仕留められただろうか、それとも再び会うことがあるだろうか?
どちらにせよ、危機だとか敵だとか、そういう物騒なものが去ったことには間違いなかった。


場面は変わって、ダルキア山脈の山道。
「やっと辿り着いたね、アルベール」
先生とアルベールは、ようやく風神廟に辿り着いた。
しかし、ここへ来るまでに随分と長い時間を費やしてしまった。
既に勇者たちは試練を終え、入り口へと引き返している最中だろう。
「あれだけ長い時間歩いてたんだし、もう彼等は試練を終えてるかもしれないね」
「どうする、中に入るか?」
「いや、ここで待っていよう。渡したいものもあるしね」
先生たちは座り込んで、道中で仕留めた魔物の肉を焼いて料理を作りながら待つことにした。
「相変わらず、よく食べるな」
「腹が減っては戦はできぬ、って言うだろう?それに、育ち盛りだしね」
605名無しになりきれ:2005/10/19(水) 22:57:09
そうこうしている内にリドゥルやレイン達は洞窟の外へ出た。
606名無しになりきれ:2005/10/21(金) 02:43:14
リドゥル達と先生達は合流することに成功した
607名無しになりきれ:2005/10/21(金) 02:46:36
そこには派手スレGMが待ち受けていた
608 ◆9PjIQiWfDs :2005/10/21(金) 03:29:41
>605-606
「…どうやら、風の精霊の救出は無事に終わったようだな。」
洞窟の入り口で一同が佇んでいると、ふと洞窟内部から声が響いてきた。
洞窟の内部は外から見ただけは暗く、声の発した主の姿を確認することは出来ない。
ザッ、ザッ、ザッ、
足音だけが鳴り、その音が次第に大きくなってゆく。

そして、暗闇の洞窟から、さっき声を発した人物が姿を現した。
「どうするか、あの街へ帰るのも面倒だな。(…俺は魔王軍と勘違いされてるだろうしな)
 この招待状に念じれば、一気に招待先へ向かえるらしいから、それも一興かもな。」
ピッ、と立てた2本の指の間に挟んだ地下街への招待状を見せ、カイザーが仲間の皆へと問いかける。
609名無しになりきれ:2005/10/21(金) 07:44:18
これは扇りかな?
前に見た時とは鳥が違う上に、避難所で荒れの原因を作った奴が、今度はカイザースレを荒そうとしている様に見える。
お前はヤム飯だろ?
それに、本物なら避難所で名乗らずに荒れる原因を作った?そもそも、避難所に行くだけ行って何故に本スレに来ない?
パソコンが壊れていたとかは、理由としては通用しない。
ネット喫茶や携帯からでも書き込めるはずだ。
まぁ、本物なのならこれまでの遅れを取り戻し、スレを復興させろ。
それがスレ主のお前の義務だ。
610名無しになりきれ:2005/10/21(金) 13:02:43
>609
ちゃんと全てのスレを見てから言えよ決め付け厨
611名無しになりきれ:2005/10/21(金) 13:07:29
>610
700以上あるスレを全て見てるなんて暇なんですね
NEETはいいなー
612名無しになりきれ:2005/10/21(金) 13:09:18
いや、避難所みろよ。
ってか、本スレでその行為はただの荒らしだ
613名無しになりきれ:2005/10/21(金) 13:10:09
うざい粘着がつく時代になったんだな…
614名無しになりきれ:2005/10/21(金) 13:15:19
ってか、反応早すぎ。1日中粘着してるんだろうな
615名無しになりきれ:2005/10/21(金) 13:16:24
カイザースレ専用の避難所などあったっけ?
この板を検索したが、それらしきスレはなかった。
TRPG系総合避難所を見る限りには荒らしにしか見えなかった。
616名無しになりきれ:2005/10/21(金) 13:17:56
ヒント:この板じゃない



ってか、それすらも分からないのに文句だけ言うのはまずいだろ
617名無しになりきれ:2005/10/21(金) 13:19:15
粘着が一杯いるな〜反応早すぎwwww
618名無しになりきれ:2005/10/21(金) 13:20:26
基本的にこの板のスレなんだからこの板に立てるべきだろ。
最悪板や難民板に立てたって分かるはずがないし、最低でも本スレで場所とか示せよ。
619名無しになりきれ:2005/10/21(金) 13:21:36
7時に書き込んでた奴が数分で反応するのが異常だろ
620名無しになりきれ:2005/10/21(金) 13:23:52
>618
板の場所は書き込まれてるからさぁ…てか、釣りだろ?
もう俺は仕事があるから書き込めない
621名無しになりきれ:2005/10/21(金) 13:28:56
まぁ、このカイザーは避難所にウザイ程出てきた上に、参加を取り止めたから荒らしと思われるだけだ。
このスレで様子を見て、荒らしかどうかの判断をすれば良い
622名無しになりきれ:2005/10/21(金) 13:37:58
>619
なに言ってるの? キチガイかなにかですか?
623名無しになりきれ:2005/10/21(金) 13:41:41
>622
いや、煽る前にちゃんとスレ読もう、な?
624名無しになりきれ:2005/10/21(金) 13:42:43
>623
いや、読んだ上での感想です
625名無しになりきれ:2005/10/21(金) 13:44:01
>624
じゃあいいや、もうお前と話すことは無いよ。俺も消えるから
626名無しになりきれ:2005/10/21(金) 13:45:41
>625
もう、ファビョったりしないでね、スレが汚れるから
627名無しになりきれ:2005/10/21(金) 13:48:58
>626
障害者って大変だな
628名無しになりきれ:2005/10/21(金) 13:54:39
>627
あれ? 消えるんじゃ無かったんですか?
ファビョり再開?
629 ◆OrJKdYNK3U :2005/10/21(金) 21:20:27
やはり、俺がいると荒れの原因になるのか…

>609
スレ汚しをしない為に向こうで言い訳を書いた。
俺はそれが最善だと思ったが、どうやら伝達されていないようで間違いだったようだ。

>615
避難所はTRPG板にある(まあ、『避難所』とは書かれていないが…)。
今は、あの内容の書き込みでも荒らしと呼ばれるのか?
俺は真剣に聞いたつもりだったし、懐古を嫌っている人もいるようだった。

>621
あれでウザイという印象なのか…
参加取りやめは名無しの意見では無かったのか?
俺がいるとスレが荒れるらしいから俺は騎士スレから身を引いたんだが…

>609-628
なんだかんだで、このスレを見てる奴って結構居たんだな…



もうこの手の話題は向こうの避難所以外では返答しないと思うので、よろしく頼む。
630名無しになりきれ:2005/10/21(金) 22:43:54
--何事も無かったかのように再開--
631ブルーム&フーリン ◆wn/6IqHKBc :2005/10/21(金) 22:54:29
>604
喉元に爪先が食い込む感触にフーリンもまた、勝利を確信した。
このまま、少し爪を捻れば首と胴体が離れるだろう。そう思ったとき
メリフィリアの体が光に包まれ爪先から感触が失せた。逃げられたと理解するのに3秒かかった。
「あっ…う〜逃げられた〜!あーもう、あと少しだったのにー!」
悔しさのあまり地面に足を打ちつけて地団駄を踏む。

しばらくしてようやく、ブルームのことを思い出して居間に戻り、床に倒れているブルームに応急処置を施す。
「あれ…僕…気絶していたの?」
「そうだよ〜!ブルームのせいで倒し損ねたんだからね〜!」
「え…逃げられたの?そんなぁ…第一、ちゃんと治さなかったフーリンこそ責任あるんじゃないかっ!」
「あー言い訳する気ぃ?だったらね〜この前なんか…」
しばらくの間、言い争いか続き、結局、ブルームがフーリンにお菓子を与えることで決着がついた。

「あ…もう外、明るくなって来ているね。そういえば…闘技場もう開いているかな?」
「もうすぐなんじゃない〜?早く行こうよ〜!」
「うん、その前にあのメイドさんに挨拶してからにしようよ。世話になったんだし」
疲労感の溜った体を引きずってメイドさんの元に向かう。
632カイザー ◆OrJKdYNK3U :2005/10/22(土) 22:15:01
仲間達に問いかけた直後、カイザーは山の下方から誰かが登山しているのを発見した。
カイザー:「…ん?誰かがこの山を登ってきてるな……って、あの髪の色は…」
豆粒ほどの大きさにしか見えないが、あの真っ赤な髪の色に皆は見覚えがあった。
その人物は かなりの速さで登っているらしく、数秒にしてメンバーのすぐ近くまで上り詰めてしまった。

「ゼェゼェ…おいカイザー!ふもとの港で待ってた船主に聞いたら、呼ばれたのクラークだけだったぞ!」
大声で怒鳴る男、そうカイザーの従兄弟のザイガであった。
カイザー「本当か?…だが、この手紙にはお前とクラーク宛の手紙と書いてあるぞ。」
手紙を道具袋から取り出してザイガに見せる。
ザイガ :「…えーっと…………はぁ?……なにこれ?」
カイザー:「言ってるだろう、お前とクラーク宛の手紙だと」

その手紙にはこう書いてあった

『                廾〃ィヵ〃`⊂勹ラ→勹君∧
  Tょωヵゝ∋<ゎヵゝωTょレヽωT=〃レナ`⊂〃、大(≠Tょ┐o□シ〃ェ勹├ヵゞぁゑらUレヽヵゝら、
  ぉ城レニ戻ッτ(≠τレまUレヽωT=〃ッτ±。                                』

ザイガ :「…分かるかこんなもん!何の暗号だよ!?」
カイザー:「だから、お前とクラークへの手紙だ。城で大きなプロジェクトがあるから戻れという内容のな
       …ん、手紙の裏にも内容が続いてるぞ。」

『            ぁ、廾〃ィヵ〃レ£ξσмамаτ〃レヽレヽッτ±。
             ぉレニレヽちゃωレニ∋ЗU<言ッ`⊂レヽτЙё                    』

カイザー:「あ、こっちにお前はそのままでいいって書いてあるぞ。」
ザイガ :「だから分かんねーよ!誰の字だよこれ!?」
カイザー:「分からないのか?……フォリナの字だ。」
ザイガ :「う……あいつ、こんな字書くのか…」
カイザー:「ああ、俺とあいつ以外で読めるの奴は見た事が無い。おかげでいつも俺が通訳に使わされてる」
ザイガ :「お前も大変なんだな…とりあえず」
        
            【 ザ イ ガ が 仲 間 に 加 わ っ た ! ! 】

ザイガ :「もう精霊を助けたみたいだな!
       よっしゃあ!次は…地下都市だったよな!?…早く行こうぜ、楽しみになってきたぞ!」
カイザー:「ふっ、当たり前だ(俺はその間ずっと落とし穴に落ちてたがな…)」
ザイガ :「ん?カイザー、なんでお前だけ土汚れが凄いんだ?」
カイザー:「それほど凄い戦いだったんだ、それ以外にある訳がないだろうが」
633名無しになりきれ:2005/10/23(日) 22:51:04
保守
634先生と闇医者 ◆p3oir6C1II :2005/10/24(月) 01:11:08
>608>632
風神廟の入り口で待っていた先生が、その場に居た皆に向けて口を開いた。
「それに向かって念じれば、転移の魔法で地下都市に行けるけど、皆、やり残したことはないかい?
 僕達は先に行って、向こうでやらなきゃいけないことを済ませてこようと思う」
確認の意を込めて言った。
と、先生は思い出したかのように鞄の中を漁りだし、お金の入った袋を取り出した。
「そうそう、大会まで少し日にちがあるよ。
 地下都市に行ったら、まずは装備を整えておくとか、情報を集めたりすると良いかもね。
 もちろん、余裕があるようだったら、観光を楽しんでも良いけど……
 辛い戦いになるだろうけど、僕は君たちが勝つと信じているよ。
 と言うわけで、軍資金兼勝利の前祝いってことで、このお金をあげる」
そう言って、袋の中の金を均等に分けた。
かなりの金額だったが、先生が言うには、地下都市で装備を整えたらあっという間に無くなる額だという。
ただ、「勝利の前祝い」という言葉はプレッシャーになりかねなかったのに、敢えて言った先生は何を考えているのか。
「さてと、それじゃあ、先に行って待ってるよ。
 当日になったら、また会おう」
先生とアルベールが手紙が取り出し、目を閉じて念じると、二人の姿が消えた。
635 ◆p3oir6C1II :2005/10/24(月) 01:16:10
>631
さきほどの戦いを物陰から見ていた例の女中は、かなり驚いた様子だった。
「メリフィリア様を撃退するなんて……奥様に報告しなきゃだわ」
女中は懐かしの通信球を取り出し、「奥様」と通信を始めた。
メリフィリアが撃退されたと報告したが、例の「奥様」は、特に何をしろという指示も出さなかった。
命令らしきものがあるとすれば、「美味しいご飯を作ってあげなさい」という、ただそれだけだった。
「ふう……奥様は何を考えてるんだろう?」

そういう訳なので、女中は美味しいご飯を作ることにした。
ご飯に味噌汁、あと玉子焼きに漬物といった、豪勢な夕食に比べると遥かに簡素な朝食を用意した。
ただ、このあまりにも日本人的な朝食は、おそらくこの世界ではあまり一般的ではない、珍しいものだった。

>疲労感の溜った体を引きずってメイドさんの元に向かう。
例の女中は食卓に居た。
女中はブルームとフーリンの分の朝食を用意していたようだった。
また、昨日のメリフィリアのような客が何人か来ており、彼等の分の朝食も用意されていた。
全体的に怪しい奴が多く、明らかに人間じゃない奴も居た。
客人たちは、それぞれが自分の名前を言うだけの簡単な自己紹介をした。
怪しい連中は朝食をとりながら大会に関することを話し合っており、メリフィリアのような害意はまるで無かった。
大会のルールのこと、要注意人物のこと、実行委員の一人が無理矢理呼んだ聖騎士たちのこと……

※連中の話の中で、重要そうなものを箇条書きにした。
・大会の大まかなルールは「十字架の塔の最上階にある賞品を最初に手に入れた参加者が勝ち」といった感じ
・当日になったら、主催者から挨拶と詳しいルール説明がある
・主催者の挨拶は無駄に長いので、参加者が肝心のルールを聞き逃さないか心配
・実行委員の一人が面白い人達を呼んでくるという噂
636カイザー&ザイガ ◆OrJKdYNK3U :2005/10/24(月) 17:37:35
>634
先生とアルベールは、お金をパーティ全員に配り、先に地下都市へ行ってしまった。

カイザー:「…よし、お前達は準備はいいか?」
仲間達に問いかける。
カイザー:「とりあえず俺とザイガは準備が整ってるから地下都市へ向かわせて貰うぞ。」
ザイガ :「集合場所は大会当日に会場でな!」
二人が目を閉じて手紙に念じる。
一瞬、二人の身体が透き通ったと思ったかの刹那、二人の身体は消え去ってしまった。
…地面に落ちた、一通の手紙を残して。


―――――――目を開くと、先程の山道とは異世界のような場所が開いていた
空を見上げても、そこにはいつも見慣れた青空は無かった。
そこにあるのは暗闇、それが全てだった。
だが、魔力で作られたものだと思われるが、街灯が街全体を照らしている為に暗いという印象はまるで与えられなかった。
…無論、今が地下都市の時間で夜である場合もあるが、昼になったらどうなるかなどは分からない

カイザー:「…ふぅ、どうやら無事に到着したようだな。」
ザイガ :「ようっし!…地下都市って言うから、てっきり暗いものだと思ってたがなぁ」
カイザー:(先程の先生の話し振りから推測すると、余程 高価な装備品屋が地下都市にあるのだろうな。)
ザイガ :(さっきの先生の話しを聞くと、なんかボッタクリみてーな店屋しかなさそーだな)
二人は同時に先程の先生の言っていた事の意味を考えていた。
だが、ここで考えても仕方ないという結論に至り、早速武具屋へと足を向けるのだった。
…が、どこに武具屋があるのが分からず、街を彷徨う羽目になってしまった。

ザイガ :「そういや、大会っていつ開かれんだ?」
カイザー:「まだ少し日数があるらしいからな。…とりあえず、大会までは適当な広場を見つけて特訓だな。」
ザイガ :「…ようっし!最近、航海で修行してなかったからなぁ、腕がなるぜ」
カイザー:「まあ、まずは武具屋を見つけてからだな。」
637フレイ&リョウ&レン ◆FR1zM42Xho :2005/10/24(月) 22:19:42
>608,632,634
レン「ザイガも戻ってきたし、地下都市へ一直線だなっ!」
フレイ「・・あー・・槍・・」
レン「・・?何で折れてんだ?」
フレイ「年季の入った物だったからさ・・」
と、2人が話していると、先生が地下都市についての軽い説明をした。
リョウ「・・・・先生の説明によると、武具も売ってるようだが?」
フレイ「槍も買えるかな・・?」
リョウ「あるだろう。そこまで変わった武器じゃあるまいし」
レン「そうだろーな。そんじゃま、行くか?
   にしても・・凄い金だな・・。これ使いきるのか・・」
リョウ「そうだな・・まぁ、俺もかなりあるし、無一文になる事はないだろう
    ・・勝利の前祝い・・か・・」
レン「ま、勝つのは当然!」
リョウ「・・・どうだろうな」
フレイ「それじゃ、俺達も先に行くね」
三人は手紙に念じ、姿を消した。


リョウ「大層な地下都市だな」
レン「うへぇ・・・でかいな・・」
フレイ「時間感覚狂うね・・」
レン「それじゃあ、まずは武具の店を見つけっか!」
リョウ「そうだな・・俺も良い防具があれば買いたいからな・・」
三人は武具屋を求めて街を歩き始めた。
638ブルーム&フーリン ◆wn/6IqHKBc :2005/10/24(月) 23:30:07
>>635.636.637
「あっ!ご飯だー♪」「あっ…朝食ありがとうございます」
ブルームとフーリンの二人組は既に朝食をとっている客(?)にぺこりと一礼し席につく
『ヒソヒソ…ねぇねぇ…ブルームいつの間にこんなに人来ているの?』
『そんなのわからないよ。僕達が気づかなかっただけかもしれないじゃないか』
客人らしき人物が名前を名乗ると自分も名前を名乗り、大会に参加することを告げた。
そうすると自然に大会に関する話題になった。ブルームはその話に食いつき、聞き入っていた。
フーリンはというと……目の前にある食事を消化することに夢中になっていた。
ときおり隣の人に食いカスを飛ばしてはブルームが必死に謝り、フーリンの頭をはたく
それを4回ぐらい繰り返した後、ようやく朝食を終え、部屋に戻った。

出発の用意をしながら大会についての情報を整理することにした。
どうやら、僕が考えていたトーナメントや総当たり方式ではないようだ。
目的のものを誰よりも一番に奪ったものが優勝者ということだ。これならば僕の得意分野だ。
宝を素早く奪うことに関してはかなり自信があった。しかし、詳しいルールは聞かされていないので
まだわからないが…
あと、主催者の話が無駄に長いということも聞いた。……僕だけで聞くことになりそうだ……はぁ…
最後に面白い者を呼んでいるという噂も耳にした。…強いのかな?だったら面白くなんか無いや。

メイドさんにお礼を言った後、街に繰り出す。昨日よりも賑やかになってきている。大会が近いという証拠だろう。
広い通りに出ると、二人組が何やら迷っている様子だった。どうやら武具屋を探しているようだ。
教えてあげようと声を掛けようとすると、何を血迷ったのかいきなりフーリンが二人組の一人の頬を引っ張った。
「ふ、フーリンっ!何やっているんだよっ!」
「え〜ブルーム〜だってーこの人、悪人顔っぽいんだもん〜でも、この前で懲りたから引っ張るだけにしているんだよ〜」
「引っ張ってもダメっ!ああ…ごめんなさいごめんなさい!あの…っ武具屋は向こうですからっ!すみませんでした!」
フーリンを引っ張ったまま脱兎の如くその場を去る。

更に三人組を見つけた。その人達も武具屋を探しているようだ。フーリンに厳重注意しながら声を掛ける。
「えっと…あなた達も武具屋を探しているんですか?それなら、向こうにありますよ。」
三人組に教えた方向にもう一度指さして教える。後ろでフーリンが瞳に怪しい光を放ちながら手をわきわきさせていたが。
一睨みすると、猫のように背中を丸めて大人しくなったので。事無きを得た。

そして、広い公園に出る。ベンチに二人で座り、これから大会の舞台になるであろう十字架の塔を見つめる。
何気ない日常の中に色んな運命が交差している。
そして何気ない出来事が未来を大きく変えることもある。
二人組はそれに気づかないままゆっくりと確実に運命に飲みこまれていく。
639レイン&ダークネス ◆JZRAiNcQEw :2005/10/25(火) 20:39:51
>634
「やり残したことか・・1つあるけど、まあいいか。」
『いいんですか。』
「いいんだって。」
手紙で地下都市へご案内。
そして、手紙は入り口に残されたままである。

「へえ、ここが地下都市か。
 地下都市というよりも、魔光都市って感じがするかもね。」
『魔晄都市?』
「それは違うって。」

「とりあえず宿は確保完了。2部屋空きあってよかった。」
『まあ、軍資金も貰ったことですし、ちょっと魔導書漁りでもしてきますか。』
*ダークネスがPTから一時的に離れました*

「さてと。着心地が悪い・・。」
性転換してしまったため男物の服のサイズとかが色々と合わない。
「服屋服屋・・」

数十分後、服屋で買ってきた服の入った袋を手に宿屋へ戻り、着替える。
「なんでパッドなんかがくじで当たるのよ・・」
服屋のくじでいらない胸パッドが当たってしまった。正直鬱陶しい。
まあ、仕方ないからついでに胸パッドを使う。

着替える前とはもう別人かもしれない。
どこで売ってたのかかんざし(どこぞの犬も使う定番の凶器)に、紅白のチェックの入った半袖シャツ、
黒白のチェックのロングスカート(中に大量の投げナイフ)、そしてポーチ(見た目に反して中が広い)。

「さてと、いいナイフあるといいんだけど・・・」
武具屋がどこにあるか。それを探し出すために職業特有のスキル「情報収集」を発動。

収集スキル発動中に偶然耳に入ってきた(人はそれを盗み聞きという)武具屋の場所へ向かう。
640カイザー&ザイガ ◆OrJKdYNK3U :2005/10/25(火) 21:39:13
カイザー:「…見つからないな、武具屋」
ザイガ :「おう」
地下都市に来てから、かれこれ1時間は経過しただろう。しかし、武具屋は一向に見つかる気配を見せない。
カイザー:「街の人に聞いたほうが早いな、次に会った人に聞いてみよう」
ザイガ :「ナイスな案だ」

>638
前方から二人組みの男女が近づいてくる。
カイザー:「丁度いいな、それじゃ聞いてみるか。
       すまないがそこの二人、武具屋は何処にあるのか…」

>教えてあげようと声を掛けようとすると、何を血迷ったのかいきなりフーリンが二人組の一人の頬を引っ張った。

ザイガ :「い、痛てててて!!な、なにすんだコイツ!?痛っ!」
カイザー:「……何がどうなっているんだ?」
二人とも突然の出来事に対応すべき術は持ち合わせていなかった

>「え〜ブルーム〜だってーこの人、悪人顔っぽいんだもん〜でも、この前で懲りたから引っ張るだけにしているんだよ〜」

ザイガ :「…あ…悪人…顔…?」
その言葉を聞いた途端に見るからに多大なショックを受けている。

>「引っ張ってもダメっ!ああ…ごめんなさいごめんなさい!あの…っ武具屋は向こうですからっ!すみませんでした!」
>フーリンを引っ張ったまま脱兎の如くその場を去る。

カイザー:「…一体、何だったんだ…?…とりあえず、武具屋の場所は分かったが……」
ザイガ :「…悪…人…顔…悪人……orz」
カイザー:「よし、まずは武具屋で装備を整えよう。それから、これからの日程を決めるぞ。」
落ち込むザイガを尻目に、カイザーはテキパキと行動を開始する。

カイザー:「…という訳で武具屋に着いた訳だが…」
ザイガ :「……爪系の武器が欲しい…あと軽い防具も」
カイザー:「もう鎧は寿命だな、変えなくてはならんな…この鎧にも世話になったな…。あとは薬も必要か」


ナレーション「   装   備   が   変   更   さ   れ   た   !   !   」

                   カイザー         ザイガ
装備品右手:           聖剣           黒冥爪
装備品左手:           なし            黒冥爪
装備品鎧:           プリズムの鎧       刻印の胴着
装備品兜:            なし            烈火のバンダナ
装備品アクセサリー:     輝くペンダント      赤銀の腕輪
所持品:             傷薬、毒消し薬、    非常食
                  携帯食、封魔のお守り
641フレイ&リョウ&レン ◆FR1zM42Xho :2005/10/26(水) 18:33:07
フレイ「見つからねいね・・ん?」

>638
二人の男女が、親切にも武具屋の場所を教えてくれた。
フレイ「どうも!ありがとう」
レン「サンキュー!見つからねぇかと思ったぜ・・」
後ろにいた女性から、リョウに「何か」が放たれていた・・
リョウ「(・・?)すまないな。やたら広いから迷ってしまった」
二人の男女はそのまま去っていった。
フレイ達はようやく場所を掴んだ武具屋へ向かった。

リョウ「・・なるほど、かなり高価そうだ・・
    ここでこれからに必要な物を揃えるか」
リョウが店の品々を眺めている。
レン「良いな、ここ・・鎧買うか・・」
フレイ「そうだね。お金が多少心配になってくる位だよ・・
    ・・って言うかさ、武具屋の割に広いよね・・」
リョウ「防具は・・・・」
レン「・・なぁ、これは?」
レンがどす黒い上に何か凶悪な形をした鎧を指差している。
肩の部分から三日月状に刃が飛び出している。どうやら龍がモチーフのようだ。
近くには龍がモチーフの防具が沢山並んでいる。
リョウ「・・それは遠慮させて貰おう・・」

【装備・所持品が変更されました】
フレイ「龍王槍・火龍の鎧・黒マント(・破邪の剣・刺龍棒)
    傷薬・毒消し薬」
レン「聖銀の剣(ミスリルソード)・黒龍の鎧・鉢巻・魔力増幅の腕輪
   傷薬・毒消し薬」
リョウ「翔燕(・剛煉・真迅)・白龍の胸当て・青龍の篭手・オーバーマント
    傷薬・毒消し薬・得体の知れない干し肉」

リョウ「俺の金も少し減ったな・・まぁ、三人分となればこうなるか・・
    (・・刀は大した物は無かったな・・)」
と、レンが横から近付いてきた。
レン「・・なぁ、その干し肉、何だ?」
レンがリョウの手に下がった皮袋の中の干し肉を指差した。
リョウ「安いから大量に買っておいた。
    「腐らない」とも謳ってある、長い旅には重宝するだろう」
レン「いや、何の肉だよ?」
リョウ「知らん。食えはするぞ。食えたから買ったんだからな。
    非常食になるだろうから、滅多には食わん。安心しろ」
レン(・・・・何の肉なのか疑問に思わないのがすげぇ・・)
642名無しになりきれ:2005/10/26(水) 22:07:53
*ダークネス・魔法書店にて*
『光学系魔法理論に具現化系魔法応用理論に高度魔導技術に・・』
暴走しています。魔導書を与えないでください。

*レイン・武具屋にて*
「んー・・いいものは〜・・」
傍から見れば来る店を間違えたお嬢ちゃんのように見えつつも、ナイフ探し。
「金のナイフ?きんのはりの方が需要あるように見える。」
そもそもあの針は純金なのかどうか。それはどうでもよかった。
「プラスチックナイフ?あまり期待できなさそう。」
そもそもプラスチックで何の意味があるのか。
「銀のナイフか・・幽霊も斬れる上にアンデットとかにも効果があるからいいけど高いからねぇ。」
吸血鬼には銀の弾丸を。
「ミスリルナイフ?モリア銀だの何だの言われてるけど銀のような効果はあるの?」
魔法を阻害しません。
「ヒヒイロカネ?・・ああ、オリハルコンのことね。値段が高い」
貴重な金属。

「まあ、素直に銀のナイフにしておいてと。後は投げナイフを研いでもらわないと。」
銀のナイフを選んでレジに向かう。
ふとカイザーやフレイたちが見えたが、このビフォーアフターでは気づかないだろう。
まあ、武具屋に全然そぐわないお嬢さんということで注目を浴びるかもしれないが。

「広いとは思ってたけど、薬も売ってるなんて大型商店ねこれ。」

*装備・アイテム更新*
レイン:
 頭:かんざし(凶器)
 上半身:紅白のチェックの入った半袖シャツ(+パッド)
 下半身:黒白のチェックのロングスカート(中にナイフ)
 武器:銀のナイフ(幽霊も斬れる)
 アイテム:
  ポーチ(見た目に反して中身が広い)
   ポーションの小瓶×10
   キュアポーションの小瓶×15
   微毒の小瓶×10
   毒の小瓶×5
643レイン&ダークネス ◆JZRAiNcQEw :2005/10/26(水) 22:08:55
(これ見て何人が驚くことやら・・・)
644カイザー&ザイガ ◆OrJKdYNK3U :2005/10/26(水) 23:41:19
>641
カイザー :「ん、あそこに見えるのは…フレイ達か。あいつらも装備を整えに来たのか」
ザイガ  :「ようっし!声掛けようぜ!」
意気込むザイガだが、カイザーがザイガの前に手を伸ばし制止させる。
カイザー :「…いや、止めておこう」
ザイガ  :「はぁ?どうしてだよ」
カイザー :「あいつらも大会ではライバルだからさ。分かるだろ?」
ザイガ  :「…当日のお楽しみって奴だな」
>642
ザイガ  :「おいカイザー、あれ見てみろよ。」
指を伸ばして前方を指差す。
カイザー :「…どれを?」
ザイガ  :「今、レジで買い物してる客をだよ!」
そう言われたカイザーは、レジのカウンター付近に注目する。すると、この場には不適合な存在が目に入った。
カイザー :「ほう、あのような少女もこんな所で買い物しているのか」
ザイガ  :「あの娘も大会に出るのかな〜、怪我とかさせたら駄目だぜカイザー」
カイザー :「言われなくても分かってる、そもそも俺は俺の邪魔する者を倒すだけだ。」

武具屋を後にし、二人は再び地下都市を歩き始めた。
始めに来たときに迷ったせいか、大体の方位は掴める様になっていた。
そして、広さが半径100メートル程の手ごろで広い人がほとんど居ない公園を見つけ、そこに入った。
巨大な桜の木付近で、二人は距離を10メートルほど離して睨み合う。
カイザー :「さて…ここなら周りの心配は余りしなくて済みそうだな。」
聖剣を構え、その切っ先をザイガに向ける、
ザイガ  :「ふふふ…日頃の恨み、今日こそ晴らさせて貰うぜカイザー!!」
両手の黒冥爪を振り翳し、カイザーへと突進してゆくザイガ。
一瞬の内に距離を詰め、ザイガがカイザー目掛けて片手の爪を風切り音と共に振り下ろした瞬間…
カイザー :「遅い!」
振り下ろしてくる爪を剣で受け止め、すかさずザイガの背後に回って背中を蹴り飛ばすカイザー。
蹴り飛ばされたザイガは、その勢いで近くにあった巨大な桜の木へ頭から突っ込んでしまう。
ぶつかった振動で激しく揺れる桜の木、そのせいで花弁が綺麗に散っていく。

――――ドサッ!!
明らかに変な音が鳴った、桜の上から何かが落ちたのだろう。
カイザー :「…今、何か音がしなかったか?」
ザイガ  :「ああ…丁度、裏っ側だな。…見に行ってみるか。」
そして、二人が見たものは…
カイザー :「い…イグザードさん!?」
ザイガ  :「し…師匠!?」
桜の裏に居た者…それは、金色の長髪がトレードマークの男――そして、ザイガの師匠である存在。
イグザード:「…あ、見つかったかい?…いやあ、豪快な音を響かせたねザイガ、頭も強化されたみたいだね。
        そして、暫く見ない間に良い蹴りを習得したようだねカイザー。
        二人の修行を観戦してた私も、凄い振動で思わず落っこちてしまったよ、ははは…受身は取ったから心配はいらないよ」
カイザー :「い、いや……そ、そんな事より…どうしてここに居るんですか…?」

突如表れた『三聖』の一人であるイグザード、彼の真意とは一体…?
645名無しになりきれ:2005/10/28(金) 17:05:28






































まぁ、カイザーは氏ね
646名無しになりきれ:2005/10/28(金) 17:07:14






































まぁ、カイザーは氏ね
647名無しになりきれ:2005/10/28(金) 17:11:28
ウォーミングアップ用ちんぴらが現れた

ちんぴら「扱いひどっ!」
648ブルーム&フーリン ◆wn/6IqHKBc :2005/10/28(金) 21:19:40
>>644
公園のベンチに座ってぼやーっとしていると、さっき案内してあげた二人組が
桜の木付近で何やら格闘していた。
「あ〜さっきの悪人顔の人だ〜」
フーリンがザイカを指さしてブルームに笑い掛ける。
「人に指さしたらダメだよ…訓練のようだから邪魔しないでおこうよ」
「ん〜それもそうだね〜んじゃ、私はちょっとブラブラしてくるね〜」
「あまり遠くに行かないでよ」

>>647
フーリンは人通りの少ない道を歩いていた。
するといきなりちんぴらが角から飛び出してナイフを突き出した。
ちんぴら「へへへ…いい体してんじゃねぇか…ちょっとこっち来な。逆らうと…どうなるかわかるな?」
「ほぇ?えへへ〜そんな〜いい体だなんで、そんなに褒めないでよ〜♪」
フーリンは頬に両手を当てて嬉しそうにしている。それを見たチンピラのこめかみにピクピクと血管が浮かぶ。
「てっ…めえ…ふざけてんのか…!どうやら身をもって分からせないとわからないようだな!」
「えっ…?いや〜!たっすけて〜!」

〜数分後〜
「た…助けてくれ……命だけは…」
ぼろ雑巾のようになったチンピラが地面に這って命乞いをしている。
「んふっふ〜ん♪ねぇ、さっき私のこと綺麗って言ってくれたよね〜?」
そんなこと一言も言っていない。
「えっ……あ…は、はい!とてもお綺麗でいらっしゃいます!真珠のような肌にその大きな瞳!
そこいらの女とは桁が違いますぜ!へへ……ですから…どうかお目こぼしを…」
「えへへ〜♪いや〜照れるね〜んじゃ、その綺麗な女にはプレゼントしたくなるよね〜?ねぇねぇねぇ〜」
フーリンは嬉しそうに笑いながら金銀の爪をピタピタとチンピラの頬に当てる

〜さらに数分後〜
「ただいま〜♪ブルームっ」
「おかえ……なんだよ…その荷物はっ!?」
フーリンは両手に大きな紙袋を持って頭の上にも紙袋を乗せて帰って来た。
「ん〜?私のファンが、どうしても私にプレゼントしたいんだってさ〜困ったよね〜♪」
「……ファン?」
649カイザー&ザイガ ◆OrJKdYNK3U :2005/10/28(金) 23:48:50
イグザード:「ここに居る理由か…強いて言うならば、君達を鍛えに来たって所か」
カイザー :「どういうことですか?」
イグザード:「私も大会への招待状に興味を持ってここに来たのだが…もう歳でね、あんまり動きたくないのが正直な所なんだ」
ザイガ  :(んなわけあるかい、なんて冗談が下手な人だ)
カイザー :(大方、俺達が来ることを知ってたな)
イグザード:「と、言う訳でこれから大会の当日まで私の代わりに君達が大会で活躍してもらうよ」
カイザー :「え、いや…まあ、元からそのつもりでしたからいいですけど…
        あ、そういえば、ブレンテル師匠は今はどこにおられるんですか?」
イグザード:「彼は…分からない、共に旅していた途中ではぐれてしまった」
カイザー :「そうですか。まあ、あの男は殺しても死なないでしょうから大丈夫ですよ。」
ザイガ  :「よーっし!そんじゃ、久々に稽古をつけてもらいますぜ師匠!!」
イグザード:「ああ……いや、余計な輩が来たようだ」

>647
>ウォーミングアップ用ちんぴらが現れた

―――カチャリ
カイザー :(刃を鞘に収める音…?)
イグザード:「ふぅ、これで完了。さて、修行を始めようか」
そうイグザードが告げる。と、チンピラは音も立てずに地面へと伏せていた。
ザイガ  :(…み、見えなかった…)
カイザー :(これが三聖…そうだ、これこそが俺が目標としている存在…!!)
イグザード:「君達は私達、三聖では倒せなかった敵を倒した事がある。
        だから、その力を常に発揮することができれば私達を越えれる、さあ始めよう」
カイザー :「はい、分かりました」
ザイガ  :「よっしゃあ!!それじゃ始めましょう師匠!!」

【名前】イグザード・ラインハルト・ルークフィスト
【年齢】37歳
【性別】男
【職業(LV)】聖騎士Lv63
【魔法・特技】光魔法、聖剣技
【装備・持ち物】細身の剣、白銀の鎧
【身長・体重】182cm 65kg
【容姿の特徴、風貌】背中あたりまで伸びた濃い金髪、目の色は茶、肌は色白。
          年齢よりも一回り以上若く見える。
【性格】冷静で思慮深いが、普段は呑気な言動が多い
【趣味】瞑想(実は昼寝らしい)
【人生のモットー】儚い夢、それを守り抜くのは人間の夢
【自分の恋愛観】心で通じ合える人、そんな人がいい
【一言・その他】護るべき大切な人を守る力、それこそが聖騎士の力でもあるのだ
650ファース&リドゥル ◆ORWyV99u2Y :2005/10/29(土) 14:52:26
>634
「やり残したことは、無いな・・・・」
『早く後を追いましょうよー
 此処に留まっていても、何もありませんよ』
「そうだな、丸腰であるから装備を調える必要があるな」
と言い、ファースは手渡された手紙に念じる。
移動は一瞬で、瞬きする間には、もう終わっていると言った風であった。
その町並みに、驚きも、感動も覚えなく、ファースはただ仲間達を追った。
「遅れて仕舞ったが、まだ間に合いそうだな」
『それは、良かったですねぇ〜
 それでは、買い物でも行きましょーよー』
「随分と張り切っているな・・・・・」

暫く歩き、怪しい店に到着した。
『此処にしましょー』
「見る限り、もの凄い怪しいのだが・・・・・」
『ええ、怪しいのを選びました
 だって、色々と面白い物がありそうじゃありませんか』

「中は以外と普通だな」
『このお面、血液で作動する仕組みになってますよー』
「割ってこい」
そんな、やりとりを交わしながら、買い物を終了させた

装備変更

兜:   無し      石仮面
武器:  日本刀二本   デスサイズ
鎧:   黒色の服    死神の黒衣
装飾品: 無し      小さい髑髏が付いてるネックレス
アイテム:肉塊、血液   骨、魂

>647
いきなりファースへと、からんでくるチンピラ
言動を聞く限り、それは金目当てである事が分かり、刀を抜く
「ほぅ、死に急ぐ輩が一人」
『頑張って下さいねー、ファースさーん』
いつの間にか、少し離れた所に移動している、リドゥルがそう言った。
「我の少しばかりの慈悲だ、苦しまなく殺してやろう」
と言い刀を持つ、ファースを前にして、チンピラはどんどん青ざめていく
「舐められて、たまるか!」
ファースにナイフを突き刺そうとしたが、胴から出てきた腕によって止められた。
「死ぬが良い」
刀を振り下ろし、真っ二つにすると思われたが、胴から出てきた腕で、みぞおちを殴り気絶させた。
ファースは薄笑いを浮かべながら、刀を鞘に戻し、その場から立ち去った。
651フレイ&リョウ&レン ◆FR1zM42Xho :2005/10/29(土) 18:06:32
>642
フレイ「じゃあそろそろ・・」
レン「・・?女の子がいるぜ?」
リョウ「そうだな。別に不思議ではあるまい。
    見た目で人は判断出来ないからな。」
フレイ「そうだね・・」
リョウ(・・どこかで見たような気がするが・・
    気のせいだろうな)

>644
フレイ「そう言えば、カイザー達はもう買い終わったのかな?」
リョウ「さぁな・・広いからどうとも言えん」
レン「ま、大会では敵って事もあるか?」
リョウ「そう言う事もありえるな・・さて、店を出るか」

>647
ちんぴらが絡んできた。
リョウ「目障りだ」
リョウは「真迅」を手に取り、居合を放った。
ピュッ!と言う音と共にちんぴらは声を上げる間も無く、一瞬で胴体を両断された。
二人にはしっかり見えたが、ちんぴらには見えなかっただろう。
レン「速・・」
フレイ「そうだね。最も、あの刀の重量は殆どゼロらしいけどね」
リョウは真迅の血を払い、鞘に収めた。
リョウ「さぁ、ゴミも片付けたし、特訓できる場所を探すか」
652レイン&ダークネス ◆JZRAiNcQEw :2005/10/29(土) 21:38:46
>644>651
「ふふ、気づいてない気づいてない・・この勢いでからかってやろうかな?」
からかいと融資は計画的に。

からかい開始。
「そこのおにーさん、ちょっと何処かへ出かけない?」
とかいいつつフレイをナンパする。

>647
「ん?何か用でも?・・まあ、用件は分かってるんだけどね。」
さらりとからんできたちんぴらを避け、
「あんたごときにナイフなんかを使うまでもないし、」
足払い
「先を急ぐから」
華麗にジャンプ
「続きは大会でね!」
ちんぴらの顔を踏み台に2段ジャンプ![2COMBO!]

「んじゃ、そんなわけで。多分遭うことはもう無いけど。

 似たようなのになら遭いそうだけどね。」
そしてナイス着地。評価点はまあまあ(謎)


なんだかんだで忘れられてるダークネスはその頃
*宿屋にて*
『魔力の接続システムにまだ改良の余地があるな・・・』
魔法オタク暴走中。
653名無しになりきれ:2005/11/01(火) 23:41:53
「うおおお!?ヤス、大丈夫かヤス!?」

なんとちんぴらの兄貴分がやってきた

「てめえ、ヤスの仇ぃぃ!!」

そして襲い掛かってきたのだった
654名無しになりきれ:2005/11/02(水) 09:11:40
そしてウホッたのだった
655名無しになりきれ:2005/11/02(水) 15:52:06
死ねよカイザー
656名無しになりきれ:2005/11/05(土) 09:49:03
カイザーとウホッ!
657フレイ&リョウ&レン ◆FR1zM42Xho :2005/11/12(土) 00:50:13
>652
フレイは特に動じる風も無く、
フレイ「大会の特訓ですか?
    そうでなければ、御遠慮させて頂きます。
    一応、これから特訓なので」
と言った。100%素の本音らしい。
レン(・・・えー・・・もう少し取り乱すかと思った・・)
フレイは一礼し、「さ、行こうか?」と歩き出した。

>653
フレイに続いて歩き始めようとすると、今度は兄貴分が現れた。
なにやら喚いているが、数秒と待たずにリョウが不快感を露わに、
リョウ「邪魔だ」
と真迅で一閃し、兄貴分も真っ二つに裂かれた。
リョウ「さっきから余り進めないな・・
    ・・適当な場所を早く見つけよう」
658カイザー&ザイガ ◆OrJKdYNK3U :2005/11/19(土) 21:44:01
>653
ザイガ   :「うお、なんだあいつ?」
カイザー :「そこで気絶してる男の知り合いらしいな。」
イグザード:「それは、丁度良い所へ来てくれた。…君、受け取ってくれ!」
兄貴分の男が襲い掛かろうとしたその時、気絶した弟分の男をイグザードは投げ渡す。
兄貴分  :「うおっ!?…ヤスは返してもらったが…貴様達はブッ飛ばす!!」
イグザード:「なるほど。君の戦う理由がそれならば…」
剣を上に翳し、呪文の詠唱を始めるイグザード。
それに伴って襲い掛かってくる男の周りに魔方陣が浮かび上がる。
イグザード「常闇の扉を駆け抜け、そして浮かび上がれ狭間を越えし回廊!―――ブレイクゲート!!」
魔方陣が紫色の光を放ったと共に、兄貴分の男の身体が浮かび上がる。
兄貴分  :「うおお!?何しやがるんだテメェ!!」
イグザード:「人々の行き交う場所へ帰り給え、さらばだ。」
数秒で魔方陣が収縮し、そして上に浮かび上がっていた男と共に完全に消滅した。
ザイガ  :「…し、師匠。あの男はどこ行ったんですか!?」
イグザード:「この街の入り口さ。さて、修行を続けよう。」

―――3時間後
イグザード:「よし!休憩しよう」
カイザー :「そういえばイグザードさん。
        俺達は6大精霊を魔軍から守る為に旅をしているのですが、6大精霊について何か知りませんか?」
イグザード:「6大精霊…うーん、残念だけど私は知らないね。
        …しかし、この地には何か強い力を感じる。確証はないが…おそらくは。」
カイザー :「その力の持ち主が精霊…ですか」
イグザード:「おそらくはね。…しかし、感じられる力は一つではない。複数だ」
ザイガ  :「まさかそれは……どーいうことッスか?」
カイザー :「分からないのか?
        つまり、精霊は居るかもしれないが、他にも強い力を持っている何者かが存在しているという事だ。」
イグザード:「その通り。…そしてその何者かは君達と対峙するかもしれない。」
ザイガ  :「その時の為に今のうちに稽古を付けてくれるってことッスか。」
イグザード:「それもあるが、久々に会った君達の力を確かめてみたくなってね。」
カイザー :「…で、確かめた結果は?」
イグザード:「最近、修行を怠けていたね?」
カイザー&ザイガ:「…はい」
イグザード:「自覚してるなら宜しい。
        さて、修行の続きを始めよう。とりあえず闘気の調節から再開だ。」
659 ◆p3oir6C1II :2005/11/21(月) 01:51:35
>648
町を歩いていると、参加者に関することなどが聞こえてくる。
これらに耳を傾け、必要な情報を得て、それを活かすことができれば、大会で優位に立つことができるかもしれない。
参加者の中には、世界中にその名を轟かせるような戦士や魔物の類が居ないとも限らない。
自分たちについての噂、さきほど出会った聖騎士たちの評判、闇の精霊を狙う魔族の精鋭の参加、そして厄介で迷惑な魔女のこと―――
様々な噂を聞くことができはしたが、役に立つ情報はほとんど得られなかった。
しかし、先ほど戦った、あのメリフィリアについての噂を聞くことができた。
彼女は魔法障壁を打ち消す力を持つ宝珠を持っているという。
大会の序盤で彼女からこれを奪うことができれば、きっと大会を有利に進められるに違いない。

>652
ダークネスが現在居る宿屋は、たいへん賑わっていた。
気をつけねばならぬ。ここの客は、どこかおかしい奴ばかりだ。
ダークネスがここに来る少し前に、魔物使いの手下の魔物が暴走して数名の死者が出る事件があったという。
ブルームやフーリンが泊まった宿でもあったことだが、どうやら地下都市ではこういうことは珍しくないらしい。
隣室にそのような者が居ないとも限らない。
幸いにして、今はやや名の売れた女流作家(※)や幸せそうな若い夫婦などを筆頭に、比較的穏やかな宿泊客が多かった。今日は物騒な客は居ないようだ。
ただ、例の女流作家にしても、一見普通そうに見えるその他の客にしても、どこか不気味な気配が漂っている者がちらほらと見られた。
アルベールもここに泊まっているらしく、先ほど外出していったところだが、肝心の先生の姿がどこにも見当たらない。

※メリフィリアのこと。
660 ◆p3oir6C1II :2005/11/21(月) 02:05:11
>657
「号外、号外ー!」
手頃な訓練場所を探していると、新聞をばら撒いている悪魔に遭遇した。
よく見てみれば、新聞を配っている悪魔は大会の招待状を持ってきた郵便局員と瓜二つだった。
双子の兄弟か何かなのだろうか。もしかしたら同一人物かもしれない。
彼が号外だ号外だと言ってばら撒いている新聞の内容は、やはりこの大会に関するものであった。
大会のルール(>635)のことが書かれていた。
その他は、根も葉もないゴシップが大半を占めており、信憑性の高い情報だけを抜き出すのには苦労させられるだろう。
ただ、「あの魔女・アイシアが本大会に参戦!」という記事に関して言えば、少々記憶に残しておいても損は無いかもしれない。

訓練場所として最適な場所と言えば、鬼と化した亡霊のメイドが潜む、あの広々とした古ぼけた屋敷だと町の人は言う。
確かにあそこに手頃な訓練場があったはずだし、あの魔導書だらけの書斎は魔法を学ぶのにも良いだろう。

>659
カイザー達が修行を始めようとしていたところに、先生の弟子・闇医者のアルベールがやってきた。
不思議なことに、先生が居らず、アルベール一人しか居ない。
「おー、やっとるかー……そっちの人は……あんた等の師匠か何かか?
 まあ良い、こっちは時間が無いから、その辺の話はまた後で聞かせてもらうとして……」
アルベールは持っていた鞄を地面に置き、中身を見せた。
鞄の中には、透明な液体の入った注射器を何本か―――カイザー達のパーティの人数よりも多い―――が入っていた。
どうやら、皮下注射で体内に取り入れるタイプの薬のようだった。
カイザーたちのパーティの人数よりも多いのは、これから仲間になるかもしれない人のための予備の分だ、とアルベールが付け加えた。
「ウチの師匠の話によると、この大会には、ある種の死神を自在に操る魔法使いが参加しているらしい。
 これは、そいつが操る死神から身を守るための魔法の薬だそうだ。
 使って暫くは、少し調子が悪くなるかも知れんが―――あるいは、お前たちには必要のないものかも知れん。
 だが念のため、とりあえず、この薬はお前たちに渡しておく。
 くれぐれも言っとくが、注射器一本にあらかじめ入れてある量以上は使うなよ。
 適量以上に使ったらのたうち回って死ぬからな」
アルベールは鞄ごと例の薬をカイザー達に押し付けてきた。
押し付けるや否や、急ぐからと言って去っていった。
この薬を使うかどうかは彼ら次第である。
661フレイ&リョウ&レン ◆FR1zM42Xho :2005/11/22(火) 21:33:26
>660
リョウ「・・なるほど」
フレイ「戦わない方が有利かな?」
リョウ「そうは言うものの、
    全てを回避するのは至難の技だろう」
レン「・・・・・・・・・?
   ・・なぁ・・魔女・アイシアって誰だ?」
リョウ「知らん」
フレイ「アイシア・・?さぁ・・俺、疎いから」
リョウ「あの魔女・・か。実力者・・と言う事かも知れないな」
レン(さっきの配ってたの・・どっかで見たような・・)


フレイ「で・・さっき聞いた屋敷に行く?」
リョウ「そうだな・・鬼と化した何とかが気になるが・・
    とりあえず、向かうとしよう」
レン「訓練は早く始めるに越した事は無いしな」
三人は屋敷に移動を始めた。
662ブルーム&フーリン ◆wn/6IqHKBc :2005/11/23(水) 15:37:20
>653
フーリン「ほぇ?私はヤスって人知らないよ?」
ブルーム「…フーリンもしかして君の『ファン』とやらの知り合いじゃないの?」
フーリン「あーそっかーってことは君もファンってことだよね〜♪いやーもてる女はつらいよね〜」
フーリンはうきうきした様子で兄貴分の首根っこを掴みどこかへ行った。
〜数分後〜
フーリン「ただいま〜♪」
ブルーム「………今度はサンタが背負うような袋を持ってきたね…はぁ…」

>659
二人組は町を練り歩いている。
すれ違う人々からいろんな噂を耳にした。本来の職業柄、つい聞き耳を立ててしまうのである。
フーリン「公園で暴れていた人達って凄い人だったんだねー」
ブルーム「…訓練だと思うけれど…それよりも魔族が闇の精霊を狙っているらしいよ」
フーリン「へぇー魔族が狙っているとあっちゃ一大事だねっ!」
ブルーム「そうだね…闇の精霊…か」

通行人A「なぁ、あの女流作家のメリフィリアって物凄い宝持っているって噂だぜ」
通行人B「ああ…なんでも、魔法障壁を打ち破る宝珠らしいな」
ブルームはその言葉に過敏に反応し、思わず振り向く。
ブルーム(…まさか、あの女か?…宝珠……メリフィリア…)
自分の中の盗賊の血が騒ぎ立つのを感じ、そんな自分に気づき思わず苦笑する。
ブルーム(…ははっ、あんな目にあったばかりだというのに…もう二度と会いたくないと思っていたのに…)
フーリン「ブルーム…目が生き生きしているねー」
ブルーム「うん…それもそうだよ。だって恋焦がれる人が出来たからね」
663 ◆wn/6IqHKBc :2005/11/23(水) 15:38:44
上げてしまった…済みません…
664(,,’」’)ノ:2005/11/23(水) 15:50:51
>>663
鬼に啜る事はない。
ははははははははははははははははははははははははははははがっぁぐ舌噛んだ
665カイザー&ザイガ ◆OrJKdYNK3U :2005/11/23(水) 18:29:09
>660
ザイガ   :「…なんか、あっという間に去ってったな〜」
イグザード:「さっきの彼は君達の仲間のようだね。」
カイザー :「ええ、…で、この薬はどうしましょうか?」
手に持った鞄を見せる。
イグザード:「…私は大会には出ないからね……君達が決めることだよ」

ザイガ   :「……どうすんだカイザー?」
カイザー :「…確か、死神を操る魔女が出てくるんだったよな。」
ザイガ   :「おう、そんな事言ってたよな。」
カイザー :「死神って事は闇の力を操るんだろ?ならば、聖なる力が使える俺には対抗手段がある筈だ。
        (注射は嫌いだしな)」
ザイガ   :「……ふむふむ、…で、俺は?」
カイザー :「これ使え」
鞄の中から一本の注射器を取り出し、ザイガに手渡す。
ザイガ  :「…………やっぱりかぁ……」
ガックリと項垂れるザイガ。
ザイガ  :「仕方ねぇ、俺も男だ!やってやらあ!!」
意気込みと共に、ザイガは自分の左腕に注射針を打ち込む。
注射器の中に入っていた液体がザイガの内部へと入り、注射器は空になる。
そして、刺さってきた注射器を抜くザイガ。
カイザー :「………どうだった?」
ザイガ   :「ん?特に何も……うっ!!
        ……うえぇぇぇ、気持ち…わりい………なんだコレ……うえっぷ……うげぇ…」
カイザー :「…大丈夫か!?……ダメっぽいな」
イグザード:「まさか仲間に毒薬を渡すとは思えないし、
        …おそらく、抗体物質を体内で生成した時の反動で気持ち悪くなっているだけだろうね。
        ザイガ、体調が回復するまで休んでいなさい。」
ザイガ  :「…了解っす……うぇ」
666レイン&ダークネス ◆JZRAiNcQEw :2005/11/23(水) 22:47:54
>653
「増援を呼ぶタイプのちんぴらなんて典型的ね。」
飛んでくる拳を余裕でかわし、
「こいつにナイフなんか使いたくないなぁ・・まあ、鬱陶しいから黙らせないとね。」
どうでもいい思考をしつつ、
「あんたごときちんぴら程度があたしに敵うと思わないでよ!」
投げナイフで服の袖を縫いつけ、とどめに股間を思いっきり蹴飛ばす。

「今度来るんなら容赦はしないよ。」

>657 フレイ
「やっぱ、あんたも大会参加者ね。
 いかにも手が空いてそうだし。

 んじゃ、特訓に・・あ、聞いてない」
ついでに技も盗もうとかいう余計な思考の所為であるとかそうでないとか。

>659
『殺伐としてますねぇ、この街は。
 まあ、大都市ならよくある光景ですけど。

 ・・魔の者がこの街に結構いそうですね。
 そういう私も魔に近いですけど。』
そもそも闇魔法を使ったり呪殺したり若作り(?)したりと色々魔に偏っている。
だが一線を超えないのがプロ。(本人談)
『一応部屋に魔導衛星でも配置しておきますか。』
沢山の、色のついた水晶球が1つを中心として1つの太陽系を作り出す。
一見装飾用だが、いざというときはレーザーを出す自作のマジックビットだ。
667 ◆p3oir6C1II :2005/11/24(木) 01:22:11
>650
ファース達はチンピラを倒してその場から去った。
耳を澄ましてみれば、肉を食み骨を噛み砕く音を聞くことができた。
不快な音が止むと、巨大なバッタに乗った変な少女が空を飛び、ファース達の上方を通り過ぎていった。
いや、巨大なバッタに乗っているから変なのであって、少女自身は何処にでも居そうな平凡な外見である。
バッタの口からは、先ほど倒したチンピラのものと思しき脚がはみ出ていた。
「魔女だ!魔女が居る!」
近くに居た老人が叫んだ。
先ほど用を済ませたアルベールが、たまたま近くを通り、バッタに乗った少女を見て、顔をしかめた。
「目立ちたがり屋め!」
アルベールはバッタに乗った少女を追いかけて走っていった。
彼はファース達には気付かなかったようだ。
追いかけてみるのも面白いかもしれない。気にせず修行に励むのも良いだろう。

例の少女は、街中で目撃されたという。
彼女を見かけるようになったのとほぼ同じ頃に、魔物の変死体が発見された。
死因は病死で、体中に黒いアザがあったという。
しかし、その魔族は頑丈な体で知られており、決して病気などで死ぬような者ではなかったという。
あの記事―――魔女アイシアの参加は、彼女を知る大半の参加者には信憑性の無い記事だと思われていた。
しかし、例の魔物の死体が発見されたことが報じられた途端、記事の内容を信じる者が増えた。
大陸東部の民話では、魔女アイシアは様々な姿に変身できると伝えられる。
目撃された少女と同じ姿で参加しているとは限らない。
知らないうちに仲間に成りすまされていることだってあり得る。
人間であろうと魔族であろうと、彼女を知る者であれば、考えることは一つであった。
「魔女アイシアは誰なのか?」
668ファース&リドゥル ◆ORWyV99u2Y :2005/11/26(土) 15:02:30
>653
ヤスと意味不明なこと言い襲いかかってくる人物。
「何だ、貴様は、どうやら死に急ぐ様だな」
刀を抜き簡単に構えて、襲いかかってくる者の心臓に刃を突き立てて、貫通させた。
「此で、ご満足か…?」
刀を引き抜くと、血飛沫が辺りを赤く染めていった。
深紅の液体が地面を覆い隠さんばかりに、赤く赤く染めていった。
それは、此の世のどの物よりも赤く赤く深く深く……
ファースは刀を刺した人物から、血に染まっていない部分の服を破り取り
刀の血を拭き取って、腰にある鞘に戻した。
カシャと金属音を立ててしまわれる刀
ファースはその音を良い音だと思いつつも、目の前の光景に何も思い浮かべずに見ていた。
『魂は貰いますね〜』
朦朧としていた意識が、ゆったりとした声にて呼び戻される。
『どうしたんですか?ボーっとして』
ファースはわしわしと顔を掻き、真面目な顔をして質問に答えた。
「昔の俺ならどうしただろうと、考えていてな」
リドゥルは笑顔のまま、少し困ったような表情を浮かべた。
『同じ事をしたと思います』
其れを聞いた、ファースは刀に手を置きながら、下を向き暗い声で答えた。
「そうか……」
ファースは道具袋に入っている、数々の肉塊を捨て
死体から一部を剥ぎ取って、道具袋の中に入れた。
道具袋を再び腰にぶら下げると、ファースはふと他の人の行動が目に付いた。
何か特訓をしている途中で硬直している
それも仕方無いだろう、死体から肉体を剥ぎ取って道具袋の中に入れたのだ、驚かない方が不自然だろう。
「しかし、特訓をしている者が多い、何か大会が開催されるのか…?
 カイザー達ともはぐれたから、状況の確認も出来ない」
『結局こういう事になるんですねぇ〜』

>667
「血の臭いだ……」
ファースは刀に手を掛けて、注意して辺りを伺った。
『そうでしょう、目の前に死体があるのですから』
「其れとは別の臭いだ」
すると、誰かが走り抜けていく
「フ、面白そうだな」
ファースは走っていく者の後を追った。
『ちょっと、失礼ですよ!急いでる様ですし』
と制止する声を、無視しファースは疾走していった。
『え…?私、一人ですか?』
その場には、リドゥルと死体が残った。
669フレイ&リョウ&レン ◆FR1zM42Xho :2005/12/07(水) 20:22:19
フレイ「こ・・ここかな?」
レン「そうじゃないと困るぜ・・」
リョウ「この俺がこんな事に苦戦するとは・・」
三人は、かなり迷っていた。
実は三人揃ってかなりの方向音痴らしい・・
ともあれ、館に着いたので中に入った。

リョウ「なるほど、確かに手頃だな」
訓練場を眺め、満足そうにリョウが言った。
フレイ「ちょっと・・休憩してから始めようか・・」
レン「だな・・」
リョウ「レン、お前は魔法でも覚えておけ。
    書斎があると聞いただろう?」
レン「あぁ、そうだったっけ?」
リョウ「初級の魔法でも使えないよりはマシだろう」
レン「んだな、そんじゃ、行ってくるわ」
フレイ「行ってらっしゃい」
レンは書斎を探して訓練場から出て行った。
670名無しになりきれ:2005/12/07(水) 21:49:08
カイザーハァハァ
671名無しになりきれ:2005/12/08(木) 17:02:46
カイザーは禿げ
672 ◆p3oir6C1II :2005/12/12(月) 01:27:50
>668
走っていくアルベールの後を追っていくと、巨大なバッタが視界に入る。
どうやら彼はバッタを追いかけているらしいが、よく見るとバッタの上には少女が乗っている。
バッタは巨体に似合わず速く、見失ってしまった。
「クソッ、見失ったか……」
しばらく立ち止まって、ファース達の方へ振り向いた。
「ああ、お前は……ウチの師匠の知り合いだったな」
確認するように言った後、
「今のバッタに乗ったやつが、おそらくお前たちが闇の精霊を手にするうえで一番の障害になるだろう。
 カイザー達に、ヤツの術の一部を防ぐための薬を渡しといたから、後で受け取っとけ。
 さもないと、そこに転がってるやつみたいになるぜ」
アルベールが目配せした先には、全身に黒い斑点がある死体が転がっていた。
見たところ人間のようで、死因は恐らくペストか何かだろう。
「俺はもう少しアイツを追ってみる。お前たちはなるべく早くカイザー達と合流した方が良い」
アルベールはバッタの飛んでいった方向に向かって走っていった。

>669
ドスンという轟音がしたかと思うと、突如として館全体が揺れた。
揺れはすぐに収まった。
振動のすぐ後、人間とも魔物ともつかない異常な気配が現われ、嵐のように去っていった。
何か忘れ物を取りに来たような感じだった。

書斎の本棚には、甘ったるい恋愛小説から禁書指定の魔導書まで、幅広く揃っていた。
古代の文字で書かれた書物も少なくなかったが、中には比較的新しい本もあった。
書斎には先客が居た。身分卑しからぬ女性のようだった。
「アイシアの弱点ってあったかしら……」
レンに気付かないのか、黙々と古い書物を漁っている。
彼女―――メリフィリアにとって、魔女アイシアは親友であると同時にライバルである。
もっとも、メリフィリアが一方的にライバル視しているだけなのだが。
「第一関門の防御壁は対策済み。
 でも、こっちにはあの子の術を防ぐ手段が無いのよねぇ。
 何か欠陥とか無いかしらねぇ……」
しばらくして、本をパタンと閉じて、ため息を吐いて部屋を後にした。
どうやら収穫は無かったらしい。
673??? ◆Ay57CrDuAQ :2005/12/16(金) 14:31:22
暖く穏やかな風が吹いている。だが、自分には吹く風全てが厳しい朔風にしか思えない。
降り注ぐ陽光は物寂しい残照に、人の温もりは鉄の冷たさに、鋼刃の煌きが命の輝きに。
自分の中の全てが逆転した。今まで信じて疑わなかったものが、急に薄っぺらく感じる。
今居る高い尖塔からは、街を一望出来る。大通りでは何やら騒ぎがあった様だ。
騒ぎの渦中には見知った顔を幾つか確認できたが、既に自分は彼等とは何ら関係が無い。
むしろ関係無いばかりか、今となっては敵に成り得る可能性がある。
「くっ…空の右目がやけに熱いな」
頭に被ったつばの広い黒い帽子を被り直し、黒いコートを翻してその場から立ち去った。
674フレイ&リョウ&レン ◆FR1zM42Xho :2005/12/17(土) 22:39:23
>672
リョウ「ッ・・!?」
フレイ「!・・・」
異様な気配に咄嗟に構えるが、気配はすぐに消えてしまった。
リョウ「何だったんだ・・?」
フレイ「さぁ・・ただ、危険は去ったみたいだね」
リョウ「そのようだな・・良し、始めるか?」
フレイ「OK」
フレイは槍を構える。
リョウ「ここまで熱くなれるのは久々だ」
リョウはマントを脱ぎ去り、翔燕を真迅を抜き、『二本』を構えた。
フレイ「俺もだよ」
フレイも不敵な笑みで応えるのだった・・

レン「・・・・?」
何故か女性が居る。
何か探しているようで、色々呟いている。
レン(訓練に来た人か?)
レンは特に気にせず、特訓の邪魔をしてはと黙ったまま本棚を眺め始めた。
レン(読めない・・・・あ、これ読めるな。魔術の本だぜ・・!)
本棚から取り出し、ページを捲り始める。
レン(・・さっきの人のアイシア・・ってどっかで聞いたような・・)
捲りながら、女性の言葉を思い出していた・・
・・アイシアの事をもう忘れているのは流石としか言い様が無い。

>673
フレイとリョウは凄まじい連撃の放ち合いを続けていた。
フレイ「・・!ちょっと待った」
と、フレイが制止を掛ける。
リョウ「どうした?」
フレイ「・・いや、知ってるような気配がしたから、さ・・
    さぁ、再開しようよ」
リョウ「あぁ」
675ブルーム&フーリン ◆wn/6IqHKBc :2005/12/22(木) 19:31:50
>>667
二人組は雑貨屋で役に立つものを探していた。
ふと、ブルームがさっきから気になっていることをいかにも無愛想そうな店主に聞いてみることにした。
ブルーム「あの…ここんとこよく聞きますけれど、アイシアって誰なんですか?」
店主「………お客様なら職業からホクロの数まで教えてやれるんだがね」
トントンと机を叩いて鋭い目をこちらに向けて来た。何か買えということなのだろうか。
仕方が無くそこら辺にあるアクセサリーを購入して、説明してもらった。
フーリン「へぇ〜様々な姿に変身できるんだ〜それって盗賊にとっちゃ便利だよね」
ブルーム「のんきだね…そのアイシアが参加者なんだよ。つまり敵かもしれないってこと」

>>673
店を出た二人組は遥か空の方向に何かの気配を感じた。
ブルーム「……?誰だろう……普通の気配じゃなかったような」
フーリン「そりゃ、こんな所のこんな時だからね〜普通じゃない気配なんかわんさかうじゃうじゃいるよ〜」
ブルーム「そうだね、今は気にすることもないかもね」

ブルーム「まだ大会は開催されないみたいだね…どうしようか?」
フーリン「ねえ、もう一度あの屋敷に戻ってみない?ほら、迷惑かけたお詫びも満足にしていないし〜」
ブルーム「えっ!?ど、どうしたの?熱でもあるのっ!?フーリンからお詫びだなんて言葉初めて聞いたよっ」
フーリン「あ〜ひっどいー!私だって人間だもの。慈悲の心は持ち合わせているんだよ〜」
ブルーム「慈悲って…なんか違うような…」
フーリン「いーのっ!それにまたあの美味しいご飯食べさせてもらえるかもしれないじゃん〜♪」
ブルーム「…ねぇ、本当の目的ってそれじゃないの?」
676??? ◆Ay57CrDuAQ :2005/12/24(土) 02:42:19
>674
「呑気なものだな。既に戦いは始まっているというのに…」
黒いコートとつばの広い黒帽子姿の長身痩躯の男が、すぅっと奥まった路地の暗がりの中から現れた。
男の顔は包帯に覆われており、表情を窺い知る事は出来ない。煌々と輝く翡翠色の左目だけが包帯の隙間から覗いている。
「そんな意気込みでは、闇の精霊を手に入れるなど無謀の極み…挑戦するだけ無駄だ」
男はそう言い放つと、腰に佩いていた片刃の長刀を片手ですらりと抜き放ち、二人に切っ先を向ける。
「一人でも二人掛かりでも何でも良い。得物があるならば抜け。無ければ身構えろ。
そして覚悟を決めろ。数刻の後にどちらかが果てる事となっても後悔するな」
右手に長刀を、左手に鞘を持つと、やや猫背気味な姿勢で両手をだらりと垂らす。
そして徐々にではあるが、一歩ずつ二人との距離を詰め始めた。
目は不気味な光彩を放ち、背後には言葉では表し難いオーラの様なものが立ち昇っていた。
男はまるで幽鬼の様であった。片方だけ残った左目は酷く虚ろであり、生気を失っていた。
「別に其方が掛かって来なくても良い…其方が仕掛けなければ、私から仕掛けるまでだ」
ふっと男の姿が霞みの様に掻き消え、彼が先程まで佇んでいた場所には彼の残像が僅かに残っていた。
ひゅん、と刀の様に研ぎ澄まされた殺気が一瞬だけ二人の周囲に顕現すると同時に、横一閃の薙ぎ払いが放たれていた。
>676
突然の殺気だったが、二人は何とか反応出来た。
武器で薙ぎ払いを受け、体勢を立て直す。
フレイ「・・・え?」
男を見たフレイは、愕然となる。
顔には明らかな動揺の色が見られる。
フレイ「ど、どうして・・?」
リョウ「どうした!?グズグズしている時間は無いぞ!」
一瞬にして相手が只者で無い事を悟り、猛然と二本の刀で男に斬りかかった。
678名無しになりきれ:2005/12/30(金) 21:50:53
GM気取りのオナニーレスが鼻につく
679ファース ◆ORWyV99u2Y :2006/01/10(火) 23:08:26
>672
巨大なバッタが視界に飛び込んでくる。
「バッタとは、随分変わった乗り物に乗っているな」
目で追いきれ無いまでの速さでは無かったが、興味は無いので見送る。
「とんだ思い違いだった様だな、面白くもない」
立ち去ろうとすると、声をかけられる。
>「ああ、お前は……ウチの師匠の知り合いだったな」
「嗚呼、その様だな」
軽い返事で済ませようとするが、そうも行かなくなった。
転がっている死体から漂ってくる悪臭。
「この悪臭からして細菌性の死か、もう腐食している」
>「俺はもう少しアイツを追ってみる。お前たちはなるべく早くカイザー達と合流した方が良い」
「嗚呼、お前を気を付けろ…」
(ガラにも無く、何を言っているんだかな…)
ファースはその人物を見送り、逆方向へと歩き出した。
カイザー達がこっちに居ると言う確信は無いが、何となくそうしたかったのだろう。
例え居なかったとしてもリドゥルと合流すれば、ウィルス感染はどうにかなる。
(ただ、問題は、動ける時間が残り僅かの様だな)
さっきからそうだが、殆どの感覚が無いに等しい、歩いている感覚や風に触れている感覚が無い
立ち止まり刀を少し出し、傷つけるだけのハズが人差し指を切り落としてしまう
当然痛みは無い、其れよりも驚いたのは血が出ない事であった。
苦い顔をして、慌てた素振りも見せずに人差し指を拾い上げた。
まるで、落とした小銭を拾うかの如く……
細胞の性質を粘着性の物に変え人差し指を付ける。
「不完全でいて不安定………フン、下らないな」
刀を肩に置き、急ぐ為走り出した。自らの時間は僅か、動ける内に出来る事をやろうと言う考えであろう。
全て自分で抱え込む考えだが、其れは其れで悪くないと思いつつもカイザーを探す為、ファースは走り回った。
680名無しになりきれ:2006/01/17(火) 01:25:18
>665
男が現れる。風貌から言うとルン○ンの類だろう。
「そこのお方、なにやら顔色が悪いですが、いかがいたしました?」
倒れているザイガに近寄り顔を覗き込む。
「おやおや、死相が出ていますね。助かる方法は一つ。私に少しの食糧を分けて貰えないですかな?」
681ザイガ ◆OrJKdYNK3U :2006/01/17(火) 19:17:53
>680
ザイガ:「うう…何言ってんだてめぇは…死相…?
     …こ、怖え……食糧は……ああ、そうだ…ポケットの中に…うぇ……」
ザイガがポケットの中から取り出したもの、それは…
ザイガ:「…はい、粉々に砕けたカ○リーメイト………」
682名無しになりきれ:2006/01/30(月) 18:06:25
683名無しになりきれ:2006/01/30(月) 23:27:53
保守さげ
684名無しになりきれ:2006/02/02(木) 12:58:28
もう、流れをぶったぎって大会を始めようよ。
今始めないと後は落ちるだけだよ
685名無しになりきれ:2006/02/02(木) 16:05:10
ok
686名無しになりきれ:2006/02/02(木) 16:28:36
ウホッ!
687名無しになりきれ:2006/02/02(木) 19:04:52
避難所を誰も見ていない可能性があるから本スレで言う。

まだ、皆いますか?
688カイザー ◆OrJKdYNK3U :2006/02/02(木) 21:28:21
すまない、俺も避難所の存在を忘れていた。
とりあえず、俺はここにいるぞ。

>684
それも一つの手かもしれないな。
だが、まずは皆がちゃんといるのか確認しなければな。
689 ◆p3oir6C1II :2006/02/03(金) 02:15:05
居ないように見えても実は居ます。

>684
大会の導入部分は一応メモ帳に描き溜めてあるので、あとは投下するだけです。準備はできてます。
690名無しになりきれ:2006/02/03(金) 14:41:28
もうみんないないのか?
好きなスレだったのに正直残念だ。
もし、参加していいのなら大会から参加していいか?
691 ◆FR1zM42Xho :2006/02/03(金) 21:59:03
すみません、居ました・・
避難所の方は正直に忘れてました、
本当に申し訳無いです・・

>684
それもアリですよね。そうなったら、
今やってる戦いは中断にするしか無いですが、
まぁ、ずっと止まってるのはまずいですし。

>690
特に問題無いと思います。
692カイザー ◆OrJKdYNK3U :2006/02/04(土) 02:10:23
>690
構わない、というより大歓迎だぜ。
会える日を楽しみにしてるぞ。


うーん…もう少し待っても他のメンバー来なかったら、先に進めたほうがいいな
693 ◆wn/6IqHKBc :2006/02/04(土) 08:18:44
私も避難所のことを忘れてた一人です…orz
とりあえず居ます。
694これ以降は避難所で・・・:2006/02/06(月) 01:42:14
だいぶ待ったけど、残ってた人はもう全員来たと思うし、
大会を始めませんか?
695名無しになりきれ:2006/02/08(水) 10:22:27
すみません、避難所どこですか?
696カイザー ◆OrJKdYNK3U :2006/02/08(水) 20:56:26
ttp://yy32.kakiko.com/test/read.cgi/trpg/1120215788/

これの事だ。
本当はなな板に立てた方がいいと思うが、本スレがこの状況では無理だろうしな
697 ◆p3oir6C1II :2006/02/15(水) 00:35:51
>690
むしろ、是非に是非に。

大分経ったので、一応投下します。

>675(屋敷の中の台所に直行すると仮定して)
先日の屋敷から、巨大なバッタに乗った人が飛んでいくのが見えた。
それに遅れて、継ぎ接ぎの無いブラックジャックみたいな怪しい医者が館に入っていった。
まったく、この家はどうかしている。怪しい奴以外が出入りしているところを見たことがない!
屋敷の中は、以前訪れたときとは違う雰囲気が漂っていた。
まず、訓練場では訓練とは呼びがたい激しい戦いが繰り広げられているようだった。
その反面、調理場からは美味しそうな匂いがする。これは前来たときと同じだった。
また、この前来たときは悪霊の気配が強かったが、今はあのメイドの霊以外は居ないようで、霊の気配が希薄だ。

一方その頃、町では未曾有の騒ぎが起こっていた。
舗装された道路を覆いつくさんばかりの鼠、鼠、鼠!鼠の群れ!
何かに操られるようにして、おびただしい数の鼠たちが街を走り抜けていく。
注意して見れば、あのバッタに乗った少女を追いかけるようにして動いていることに気付くだろう。
そして、この鼠の群れが通った所では、ペストにかかって倒れる者が続出したという。
普通、こういう流行り病には潜伏期間があるもののだが、奇妙なことに、それが異常なほど短い。
瞬く間に発症し、しかも発症からあまりにも短い期間で病気が進行して、治療する間も無く死亡する者も多かったと言う。
そんな中、突然、町中の人に聞こえるような声が響いた。いや、頭の中に直接響くと言った方が正しいだろう。
ともかく、地下都市に居る全ての者がクロアの声を聞いた。

『大会参加者の諸君!
 魔王軍の者が、今大会の賞品たる闇の精霊の御神体を狙って潜入したという噂は、既に聞いていると思う。
 私にとってはどうでも良いことだが、長らく人間をやっている大部分の参加者諸君は、この事態を重く見ていると思う。
 長らく魔族をやっている者、と言うより魔王軍に所属している者には申し訳ないが、少し予定を早めて、今より大会を始める。
 さて、ここがどういう場所か知っていて(長いうえに中身の無い校長先生の話みたいなものなので以下略)』
確かに長い。どうでも良い話だ。暫くの間はちゃんと聞かなければならないところは無さそうだ。
698 ◆p3oir6C1II :2006/02/15(水) 00:41:02
主催者の長話に参加者が呆れ始めてた頃、ようやくルール説明などの重要な話を始めた。
『ルールの方は、既に皆に知れ渡っていることと思うが、もう一度説明しておこう。
 とはいうものの、町の中心に建っている「十字架の塔」の頂上にある賞品を最初に手にした者の勝ち、
 という至極単純なルールなので、あまり説明することも無いと思う。
 ただし、これ以外には本当にルールが無い。あらゆる妨害行動に対する罰則は無い。無論、死んでも責任は取れない。
 また、それでは空を飛べる者などが有利になりすぎてしまうので、こちらで配慮させていただくことにした』

町の上空(地下なのに上空と言うのも変な話だが)で輝く球体が一筋の光線を放ち、十字架の塔を中心に巨大な魔方陣を描く。
すると、塔が深い霧に包まれて完全に見えなくなった。
この霧は、どうやら塔に入れなくするための結界のようだ。
『基本的に、十字架の塔に入るには特別な鍵が必要となる。
 鍵は町中に散りばめておいたので、各自探すなり、他の参加者が手に入れたのを横取りするなりすると良い。
 独特のルーン文字が書かれた銀の板なので、一目で判ると思う』
少し間を置いて、
『話が長くなってしまったが、これより地下都市宝探し大会を始める!』

>676>677
激戦が繰り広げられているこの訓練場にも、そこかしこに鼠が紛れ込んでいた。
外ほど酷い有様ではないにせよ、かなり数が多い。
鼠は時と共に次第に数を増してゆく。
699カイザー&ザイガ ◆OrJKdYNK3U :2006/02/15(水) 22:19:57
>697
イグザード:「何やら、街中が騒がしいようだね」
カイザー :「道路に何か…沢山の小動物が移動しているようです」
ザイガ   :「ありゃ、ネズミだな」
イグザード:「ザイガ、もういいのかい?」
ザイガ   :「へへ、この俺の回復力を甘く見ないで下さいよ」
カイザー :「しかし、どうして鼠が大量発生を?
        それに妙だ、どうして公園には一匹も入り込んでこないんだ?」
イグザード:「…うーん、何かが起きようとしているのかもしれないね」
カイザー :「……そう、みたいです。」
三人は考え込んだが、答えは見つからなかった。

その時、頭の中に声が響いた。
>魔王軍の者が、今大会の賞品たる闇の精霊の御神体を狙って潜入したという噂は、既に聞いていると思う。
ザイガ   :「え、そうなのか!?」
カイザー :「少し黙れ、まだ話は続いているぞ」
その後、かなり長い話が続いたが、
要点を纏めると、
『今から大会を始める』
『「十字架の塔」の頂上にある賞品を手に入れる』
『「十字架の塔」に入るには鍵が必要』
の3点らしい。

イグザード:「さて、予定より早く大会になってしまったが、頑張って塔に辿り着いてくれ!
        それじゃ、私は街中で君達の活躍を祈ってるよ。また会おう!」
二人が返事を返す前に、イグザードは風の様に姿を消してしまった。
ザイガ   :「…師匠、移動が早すぎるぜ。」
カイザー :「ま、三聖はアレぐらいじゃないとな。…それよりも、大会は始まってるんだぜ」
ザイガ   :「よっしゃ!それじゃ、とっとと鍵を探しに行こうぜ!」
カイザー :「…だが、鍵は何処にあるのかさっぱりだな」
ザイガ   :「そうなんだよな〜」
カイザー :「…ん、待てよ。
        前に七波動のフウマから聞いたことがある…『人を隠すのは人の中、木を隠すのは森の中』」
ザイガ   :「だからなんだよ?」
カイザー :「ったく、『人を隠すのは人の中』ならば…鍵を隠すのは何処だ?」
ザイガ   :「鍵を隠すのは……そうか!『鍵を隠すのは鍵の中』って事か!!」
カイザー :「そういう事だ、それじゃ行くぞ!」
ザイガ   :「何処にだよ?」
カイザー :「鍵屋を探しにだ!」
ザイガ   :「…ああ、なるほど!」

そして、カイザーとザイガは鍵屋を求めて走り出した。
果たして、二人は鍵が『銀の板』だという事は覚えているのだろうか?
700名無しになりきれ:2006/02/17(金) 17:34:13
dsdsdsdsdsdsdsdsdsdsdsdsdsdsdsdsdsdsdsdsdsdsdsdsdsdsdsdsdsdsdsdsdsdsdsdsdsdsdsdsdsdsdsdsdsdsdsdsdsdsdsdsdsdsdsdsdsdsdsdsdsdsdsdsdsdsdsdsdsdsdsdsdsds
701フレイ&リョウ&レン ◆FR1zM42Xho :2006/02/17(金) 18:31:50
>697
リョウ「・・・・!?」
気付けば、周りは鼠だらけだ。
足を取られて、リョウは初めて気付いた。
リョウ「邪魔だな・・!?」
>魔王軍の者が、今大会の賞品たる闇の精霊の御神体を狙って潜入したという噂は、既に聞いていると思う。
と、声が頭に響く。どうやら相手も立ち止まっているようだ。
・・かなりの長時間、話が続いた。
が、終わる頃には、鼠が増え、とても先頭を続行できる状況ではない。
フレイ「リョウ!」
フレイはようやく立直り、一旦脱出するように手で示した。
リョウ「・・貴様との決着は後だ」
リョウは刀を収め、マントを拾ってから、
二人で訓練場から逃げ出すように出て行った。
フレイ「レン!?」
レン「おうっ!待ってたぜ!」
レンは玄関口で本を何冊か持って待機していた。
リョウ「外に出るぞ・・」
三人は外に出て、やはり鼠を見た。

フレイ「えーと、じゃあ、鍵かな?」
リョウ「銀の板、と言っていたな・・」
レン「そうだった・・な。多分」
フレイ「鍵・・ねぇ・・」
リョウ「この屋敷も怪しいが・・複数あるならば、
    もう少し鼠の少ない所を選ぼう。見つかるのも見つからん・・」
レン「よっしゃ、じゃあ歩いてみるか!
   ・・・(・・あの女の人、大丈夫だったのか・・?)」
とりあえず、鍵を探しながら街を走り回る事になったらしい・・
702ブルーム&フーリン ◆wn/6IqHKBc :2006/02/18(土) 16:41:35
>>697
屋敷の中に入ろうとしたら、突然フーリンがブルームの服の裾を引っ張った。
フーリン「ねえねえ、大きなバッタさんに乗った人が居るよ〜」
そう言って指さした方向には確かに背中に人を乗せたバッタにしては大きすぎる生物が飛んでいた。
フーリン「…あの人も…参加者なのかな…なんか僕達が一番まともなような気がしてきたよ…本当に勝ち抜けられるのかなぁ」
空を見上げながら屋敷に入ろうとしたら、扉の開く音が聞こえた。
そっちに目を向けるとなんやら怪しいの一言では済ませられそうにもない風貌をした男性が舘に入って行った。
フーリン「あの人、どう見ても悪人顔だね〜世の為、人の為、お菓子の為に今のうちにやっちゃう〜?」
ブルーム「やめなよ、というか顔で判断するのは失礼って何回言わせないでよ…もう…」

舘の中に入ると、美味しそうな匂いが鼻をくすぐる。フーリンは犬のようにクンクンと鼻を鳴らし、台所へまっすぐ駆けて行った。
ブルーム「あっ…ったくもう…」
ブルームはため息を吐きながら自分も台所へと向かった。
台所にはさっきと同じメイドさんが居た。まだこっちに気づいていないようだ。フーリンは既に鍋の前でよだれを垂らしていた。
フーリンに声を掛けようとしたら、突然頭の中に声が聞こえて来る。
フーリン「あれ…この声〜あー!私達を閉じ込めた悪人の声だー!」
確かにこの声はクロアの声だった。内容は要約すると、大会が始まる。
十字架の塔のてっぺんにあるモノを手に入れることが大会の目的。
そして今お前らがすべきことは鍵を捜し出すことだ…らしい。
声が聞こえなくなって、ブルームはフーリンの方を見るとやっぱり鼻ちょうちんを膨らまして寝ていた。

フーリン「ふぁ…とにかく〜鍵を手に入れてあの塔に行けばいいんだね〜?」
ブルーム「そうみたい。とはいっても…この広い街を闇雲に探しても見つかるとは考えにくいよ」
ブルームは顎に手を当てて考えはじめた。
今すぐに動くにはまだ情報が足りない。はやる気持ちを抑えながら、探すべきポイントを模索しはじめる。
それに、今すぐ動かない理由はもう一つあった。この大会には盗賊である二人組にとって、見過ごせないルールがあった。
すなわち、『他の参加者が手に入れたのを横取りするなりする』である。
もちろん、自分で見つけらればそれに越したことはないが…最悪の場合を想定して心の準備をしておかなければならない。

太陽の恵みも届かぬ街で開かれた大会はいろんな者の思惑を引きずって進行していく。
舘の外では古より呪いの象徴であるカラスが不吉な鳴き声と共に羽ばいて何処ともなく飛び立った。
703ファース&リドゥル ◆ORWyV99u2Y :2006/02/19(日) 21:32:45
>697-698
「鼠……?」
一目見て、ファースは、其れが異常である事が分かった。
大きな災害が起こる前兆に、鼠が逃げ出すとはよく言うが、此は明らかに異常な数であった。
「こんなに、潜んでいたとは考えにくいな……という事は……」
物音がして、ファースは辺りを見回した。
すると、奇病で次々と倒れていく様を見て、ファースは一つの結論に行き着いた。
「使い魔の一種か?それにしても、量が多い……」
等と考えを巡らせていくと、何者かの声が脳に響く。
>魔王軍の者が、今大会の賞品たる闇の精霊の御神体を狙って潜入したという噂は、既に聞いていると思う。
「どうでも良い情報が多かったが、どうやら大会が始まるらしいな」
行動しようとしたその時、心音が響き、鋭く深い痛みが心臓に走った。
そして、忘れかけていた、もう一人の自分の覚醒を最後に、ファースの記憶は途切れた。
ファースは両腰に付いている刀を抜き放ち、殺人鬼となりて徘徊を開始する。
刀を引きずり、中腰で俯いてヨロヨロとした歩き方をしている物の、其の速さは人の走る速度と同じであった。
通りかかる人物を、すれ違いに切るが、何時もの楽しそうな表情ではなく、怒り狂った様な表情をしていた。
「ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ゥ゙ゥ゙ゥ゙ゥ゙ゥ゙ゥ゙ゥ゙」
ファースは敵、味方も無い狂犬と化して暴走を開始する。

その頃、リドゥルはと言うと………
「大会って何ですかー?それに皆さん何処ですかぁー?」
一人、迷子になっていた。
鼠の群に追いかけ回されて、既にヘトヘトと言った所だろう、目に涙を浮かべて、情けない声を出してトボトボと歩いている。
「嗚呼、此処にも鼠が………」
実を言うとリドゥルは、小動物や虫のわらわらと固まった集団が嫌いで、さっきから逃げ回っている。
倒れている人の救出を試みるが、辿り着く頃にはもう絶命している。
「この鼠が媒体となって、奇病を運んでいる様ですねぇ〜」
と自らの推測を声に出して言う、其れがリドゥルの癖であるのだろう。
リドゥルが考えていると、またしても鼠の群が押し寄せてきて、考えを中断してリドゥルは逃げる。
704名無しになりきれ:2006/02/20(月) 01:23:28
今から話に参加しても大丈夫ですか?
705カイザー&ザイガ ◆OrJKdYNK3U :2006/02/20(月) 23:58:53
ザイガ  :「なあ!どれが塔の鍵だよ!?」
カイザー:「知るか、探すんだ」
無事に鍵屋に辿り着いたまでは良かったものの、
やはりと言うべきか、
二人は鍵の形状を忘れており、一般的な形の鍵を探し続けているのであった…


>704
ああ、スレや大会を盛り上げる意味でも是非とも参加してほしい。
参加することになったら、これからよろしくな。
706??? ◆F6KBXXXXQI :2006/02/21(火) 00:25:58
地下都市、某所。

「――おい見つけたぞ!!こいつが塔の鍵だ!!」
「よっしゃあ!!さっさと塔に行こぐぎゃああ!!」
「おい、どうした……なっ、何だおまぐへあっ!!」

???「ふん、あっけねぇ。おい、いつまでも持ってないでとっとと寄こせ」
男は目の前の男の死体から槍を引き抜き、鍵を手から奪い取った。これで9枚目。
この内2枚は凛星の占いによりあっさり見つかった。ただ、これではなんの面白みも無い。
???「鍵は一組一枚か、それとも一人一枚なのか?……まぁいい
   先んずれば人を制す、邪魔者は潰せるうちに潰しておかないとな」
男は不敵に周りを見回し、呟いた。
???「再見」
男は姿を消した。
707 ◆p3oir6C1II :2006/02/21(火) 01:51:21
>699>705
店員の姿が見当たらない。恐らくは、この大会があまりに危険なものなので、どこか安全な場所に避難しているのだろう。
しかし、店員ではない人物が居た。どうやらカイザー達と同じことを考えているらしい。
「ここにも無いか……」
その人物は、どう見ても先生だった。暫くして、カイザー達に気付いたようだった。
鍵が見つからなくて不機嫌になっているせいか、少し様子がおかしいようだったが……
「何が何でも塔に入りたいのなら、塔を覆う霧の近くで待ち伏せするといい。
 あそこは通らなければならない所だから、実力さえあれば必ず奪える。
 私は……まあ、ゆっくりやるさ。ところで、鍵はどんな形だったかな?」
この男も鍵の形を忘れているようだった。

>701
街を探すことになったのは良いが、館の外はもっと酷い有様である。
窓の外では、参加者と思しき人が病気にかかって倒れ、鼠の群れに埋もれて見えなくなった。
そして、鼠の群れが通り過ぎた後には、全身の肉を綺麗に失った白い骨が残っていた。
まあ、そういうことが、地下都市のあちこちで起こっている訳だ。鼠は徐々に凶暴化しているらしい。
目の良い者なら、鼠が一枚の銀の板を運んでいるのを窓から見ることができるだろう。
だが、あの鼠達の危険性は見ての通りだ。うかつに飛び込むのは危険だと言える。

「困ったわねぇ。あの子、何考えてるのかしら」
館の窓から街を眺めていたメリフィリアは、呆れたように言い放った。
しかし本当に困っているのは確かなようだ。
何しろ、先生が言ったとおりのことを実行しようとしていたのに、鼠のせいで身動きが取れない。
メリフィリアの予想では、もう少ししたらあの鼠達は居なくなる。次にどんな術が来るかまでは知らないが。
ともあれ、このままだとしばらくは館から出られそうにない。
メリフィリアはこの館にも幾つか鍵があると信じて探索を始めた。
708 ◆p3oir6C1II :2006/02/21(火) 02:10:48
>702(まだ食堂に居ると仮定して)
女中の方は、料理をせっせと作りながらも、この前とはどこか雰囲気が違った。
突然、料理を作る手を休め、小型の通信用の道具に向かって小声で何かを話し始めた。
聞き耳を立ててみれば、彼女が言っていることを聞き取ることができた。曰く、
『ええ、おっしゃるとおり、こちらの方には鍵が二つあります。……流石は奥様、もう手に入れたんですね。
 こちらには、先ほど話した二人と、メリフィリア様が居ます。
 あと、訓練場の方に何人か。もしかすると、奥様の知り合いかもしれません。
 はい、はい、ここにある鍵の後始末はお任せくださいな』
云々。どうやらこの館には、鍵が二つあって、あのメリフィリアが居るらしい。

>703
ファースやリドゥルの居る辺りでは、徐々に鼠の数が減り始めている。
だが、少しずつ減っていく鼠達は奇妙な動きをし始めている。
リドゥルを追う鼠は軌道を変えて、追うのを辞めて、何処かへ行ってしまった。
上空から見ると、鼠達の群れがリドゥルを包み込むような魔法陣を形成し始めていることに気付くだろう。
ファースが居る辺りでも同様の現象が起きており、やはりリドゥルの方と同じ形の魔法陣を形成しつつあった。
この魔法陣の目的は、彼等の力を制限する類の結界を張ることにある。

>706
突然、クロアから連絡が入った。
『言い忘れていたが、鍵は一人一つずつ、仲間と共有することはできない。
 しかし案ずる事はない。鍵は参加者の十人につき一人くらいは手に入れられるくらい用意してあるし、
 塔の中で力尽きた者が持っていた鍵は自動的に元にあった場所に戻る仕組みになっている。
 では、健闘を祈る!』
十人に一人と言うと少なく感じるが、何百人も参加しているので、数そのものはかなり多いと言える。
加えて、アイシアが放った鼠によって次々と死者が出ている。ライバルは減る一方なのだ。
709 ◆jdzeH1qHMg :2006/02/21(火) 16:47:29
地下都市のある場所にて。

「光になれぇぇぇぇぇ!」
白いローブを着た少女がハンマーで参加者を殴り飛ばす。
「ねぇ、シロマ。やめようよ・・・」
シロマと呼ばれた少女は気絶した参加者の手から鍵を奪い取る。
シロマ「何言ってるのクロマ。あの塔の頂上にはお宝があるのよ?それを取り逃しちゃだめじゃない。」
クロマと呼ばれた全身をローブで覆い隠した不審な少年は、少々震えている。
クロマ「シロマったら、お金が絡むと突如性格が変わるんだかr・・・げふっ」
すかさずボディブローがクロマにクリティカル。
シロマ「なんか言った?」
クロマ「な、なんでもない・・・」
シロマ「じゃ、さっさと塔に向かうわよ!」
白と黒の2人のコンビは十字架の塔へ向かっていった・・・

けどそっちは十字架の塔じゃないよ。2人とも方向逆!
710凛星・緋刃 ◆F6KBXXXXQI :2006/02/22(水) 01:23:28
地下都市、どこかの空家。

一人の女の子が机の上でちょこんと座っている、机の下には多くの鼠の死骸が転がっていた。
その死骸は全て鼠同士が共食いをして死んでいったのである。
???:「おかえり緋刃、随分遅かったアルね」
緋刃:「ああ、遠かったからな」
???:「嘘アルね。私ここから近いとこ教えたはずアル……また人を殺したアルね?」
緋刃は不敵な笑みを浮かべるだけで何も答えようとはしなかった。
???:「それにしても凄い鼠の数アルね。もうアイヤー!!って感じアル。
   緋刃、聞いてるアルか?」
緋刃:「聞いてるぜ……なるほどこれのせいか」
床を見ると一枚の血に染まった札が貼ってある。

緋刃:「鍵は一人一枚だそうだ凛星、予備はあるが無くすんじゃねぇぞ……うぜぇなこの鼠ども」
そう言うと緋刃は床を二、三回槍で衝いた。槍には数匹の鼠が刺さっている。そしてその鼠を平然と食べ始めた。
凛星:「火を通さないとお腹を壊すアルよ?」
緋刃:「生の方が栄養があるんだよ」
凛星:「……緋刃には栄養なんか関係ないアル」

二人は空家を出て塔のある方角を見た。
凛星:「闇の精霊、絶対手に入れるアルよ。ここには他の精霊を持っている人は絶対来るアルね」
緋刃:「風神廟は後れを取ったが今回はそうもいかねぇ、そいつがいるなら好都合だ」
食べかけの鼠を無造作に投げ捨て緋刃は言った。
緋刃:「魔王軍もそいつもまとめてぶっ殺してやる」
711凛星・緋刃 ◆F6KBXXXXQI :2006/02/22(水) 01:28:00
凛星(リンシン)
【年齢】 17
【性別】 女
【職業(LV)】 道士(Lv20)
【魔法・特技】 道術 神仙術
【装備・持ち物】 無数の呪札/暗器「縛魂釘」/暗器「流星錘」
【身長・体重】 149cm/最上級機密事項アルね
【容姿の特徴、風貌】髪をお団子みたいに二つにまとめ二本の三つ編みを下げている/童顔/
             黄色を基調とし、太極図の刺繍を施した道士の服
【性格】 心優しく大人しい
【趣味】 二胡の演奏
【人生のモットー】 魔王を倒すことが全てアル
【自分の恋愛観】 フェイは冷たいアル……
【一言・その他】 魔王を倒すのは私達アルね……

緋刃(フェイレン)
【年齢】 19?
【性別】 男
【職業(LV)】 武術家(Lv32)
【魔法・特技】 九龍武術・一龍「拳」/三龍「槍」
【装備・持ち物】 槍「廬山(ルーシャン)」
【身長・体重】 181cm/71s
【容姿の特徴、風貌】 短髪/赤く鋭い瞳/
              黒を基調とし、太極図と炎の刺繍を施した服
【性格】 攻撃的
【趣味】 狩り
【人生のモットー】 復讐のために生きている
【自分の恋愛観】 やっても意味ねえよ
【一言・その他】 そこらへんの奴らには負ける気がしねぇ
712フレイ&リョウ&レン ◆FR1zM42Xho :2006/02/22(水) 20:20:53
>707
三人は鼠の奔流を避けるために、屋根伝いに進んでいた。
フレイ「鼠って侮れないね」
リョウ「そうだな・・ん?」
リョウは鼠の群れの中に、一瞬光る何かを見た。
リョウ「・・見つけた。恐らくは鍵だな。
    少し待っていろ。この中では俺にしか出来ない」
言うや否や、猛スピードで屋根を駆け、鼠の群れに跳びこんだ。
リョウ「これか」
鼠から鍵を奪い取り――
リョウ「陰陽術、飛翔」
自らの足元に魔法陣らしきものを作り、
それを足がかりにして元の位置まで戻った。
リョウ「取った。鍵とはコレだろう?」
二人に銀の板を見せ、確認する。
フレイ「便利だね、その技・・
    ・・で、うん、多分・・で、これは一枚で大丈夫なのかな?」
リョウ「さぁな・・念のため、三枚は欲しいが・・
    手に入れたからには、周囲に警戒しろ。
    どこに魔王軍が潜んでいるかは解らんからな」
リョウはフレイに銀の板を渡し、フレイは懐にしまった。
レン「じゃあ、後二枚って事か」
三人は残りを探して、再び街をさまよい始めた。
713カイザー&ザイガ ◆OrJKdYNK3U :2006/02/22(水) 22:40:16
>707
>「ここにも無いか……」
>その人物は、どう見ても先生だった。暫くして、カイザー達に気付いたようだった。
>「何が何でも塔に入りたいのなら、塔を覆う霧の近くで待ち伏せするといい。
>あそこは通らなければならない所だから、実力さえあれば必ず奪える。
>私は……まあ、ゆっくりやるさ。ところで、鍵はどんな形だったかな?」

カイザー:「鍵の形か?………そういえば、忘れた」
ザイガ  :「色は銀だって覚えるけど、後は何だったか忘れちまった」
カイザー:「悪いな、全然覚えて無くて」
ザイガ  :「んじゃ、先生の言ったとおりに待ち伏せしてくるぜ!」

二人は先生を残し、鍵屋を後にした
塔の近くの霧へ進む道中、カイザーは考え込んでいた。

カイザー:「…しかし、なあ」
ザイガ  :「ん、どした?」
カイザー:「聖騎士の俺が他人の物を強奪するのはどうかと思うんだが」
ザイガ  :「そういや、それもそーだな」
カイザー:「…まあ、悪人っぽい奴から奪い取ればいいか」
ザイガ  :「お前の聖騎士道もけっこう適当だよな」
カイザー:「精霊を悪用されるよりはマシだろ」
ザイガ  :「それにしてもよ、俺達以外の奴らって闇の精霊を何に使うんだ?」
カイザー:「闇の精霊は、強大な闇の力を持っていると聞く。
       その力を魔王軍や暗黒魔導師が狙っているというケースもあるだろうし、
       俺達と同じ様にそれを防ぐ為に大会へ参加した奴もいるだろう。」
ザイガ  :「おお、なるほど」
カイザー:「もちろん、俺達が鍵を奪い取る相手は前者だ。」
ザイガ  :「魔王軍だったら手っ取り早いしな」
カイザー:「分かるとは思うが、ちゃんと見極めろよ。…っと、周りの霧が濃くなってきたな。」
ザイガ  :「よっしゃ、何処からでも来やがれってんだ!」
714ファース&リドゥル ◆ORWyV99u2Y :2006/02/25(土) 21:26:38
>707-708
ファースは狂化した身では、戦闘での全ての感覚が研ぎ澄まされた状態である。
その為、鼠の少しの変化も、敏感に感じ取ることが出来た。
異常な興奮状態で有る為か、其の目は殆ど見えてはいないが、壁や地面に跳ね返ってくる音で、現在位置を把握していた。
今まで溢れていた鼠が引いていく、周りには恐ろしく静かな空間が広がった。
それに疑問を感じない者は、おそらく居ないだろう。
ファースは自らの全身を細かく分裂させて蝙蝠となって散った。
こうなれば、リドゥルでさえファースの本体を探し出す事は不可能となる。

リドゥル本人は鼠が居なくなった事に安堵していた。
今まで追いかけられていたせいか、周りから居なくなると言う、異常な事態に何の疑問も持たなかった。
すると、急に持っている鎌の重量が数倍に跳ね上がる。
それは、リドゥルが死神の力を殆ど失ったに近い状態である。
死神とは鎌を通して初めて、神の力を扱う事が出来る。
そのニコニコとした仮の笑顔から一転、その表情は険しい物となり、鎌を背負い
普段なら触れもしない腰の剣を抜き放ち、走り出した。
その先は、地面にタイルが並べられている場所。
その一角に剣を差し込み、一つのタイルを取った。
其れが、皆が探し回っている鍵と呼ばれる物であった。
「銀の板と言う記憶が確かならば、鍵とはコレの事だろう」
しかし、リドゥルの行動はそこで止まった。
「さて……コレが鍵としたら、扉もあるハズなんだがな……」
鍵の情報しか無かった為、何処に向かうか、分からなくなった様子である。
参加者に聞いたとしても、教えてくれるハズもない。
リドゥルは途方に暮れていた。
715名無しになりきれ:2006/02/25(土) 21:56:23
続いてたのか!
716ブルーム&フーリン ◆wn/6IqHKBc :2006/02/25(土) 22:07:20
フーリンはこっそりとメイドの側で料理が出来上がるのをこっそりと勝手に待っていたため、用意に聞き取ることが出来た。
それを聞くとフーリンは目をさらに輝せてメイドさんに親友のような、なれなれしい口調で首をかしげながら話し掛けた。
フーリン「ねぇねぇ〜鬼のメイドさん、さっき鍵って言ったよね〜それ、私に頂戴〜♪ほら〜ブルームもお願いし…あれ?居ない〜」

ブルームは情報を得るために舘の中を歩いていた。ひょっとしたら鍵があるかもしれないというささやかな希望をこめて。
(……ここに来てから結構時間が経ったな…こんな大きな大会だ、きっと賞品は高く売れるだろう。
それに…早く金を手にしなければ…師匠に残された時間はあと僅かだというのに…)
師匠。それは死に往く運命だった僕を拾い生きる意味を与えてくれた『赤き旋風』の異名を持つ義賊。
忌まわしき刻印が刻まれた手を隠す黒い手袋を眺めて師匠との出会いを思い返した。

〜〜〜10年前のある路地裏にて〜〜〜

陰惨とした黒い空から雨が落ち、ブルームの頬を打ちつける。
ブルームはびっしょりと濡れた青い髪を垂らして、しゃがみこみ、震えている。
「……お父さん、お母さんどこにいったのぉ…ねぇ……帰ろうよぅ…寒いよう……」
冷たい煉瓦の壁に寄りかかって、幼い子供には似つかわしくない虚ろな瞳で地面をじっと見つめていた。
「さっきまでお父さんとお母さんと一緒にごはん食べていたのに……ふぇ…」
ブルームとその親子はある日、遠出をして日当りのいい丘で昼食をとっていた。
その帰り道にブルームはある遺跡を見つけて親子の制止も聞かずに中に駆け込んだ。ほんの好奇心だったのだ。
それほど広くは無かったのですぐに奥にたどり着いた。そこは何かの祭壇のようだった。
中央に石をくり抜いて作られた台があった。その上に得体の知れない黒い霧のようなものが渦巻いていた。
「変なの…」手を伸ばしてその霧に振れた。その瞬間、目の前が真っ暗になり、何かの声を聞いたような気がした。
『……静かな…る…闇の音を…聞け……さす…ば……汝の……死…力…与え……う』
それっきり意識は暗い闇に飲みこまれるように沈んでいった。薄れゆく意識の中で自分に駆け寄る両親の姿が見えた。
次に意識が戻ると両親の姿は無く、あったのはサンドイッチが入っていた弁当箱と両親の衣服のみだった。
両親を探して街に戻ったが、家にも居なく、どこ探しても見つからなかった。
幼いブルームはまだ気づいていなかった。いつの間にか両手に凶々しい模様が刻まれていることに。
そして、その能力が両親を消し去ったことに。

それからもう五日も過ぎていた。飲まず食わずで両親を探して街を走り回り、ついに力尽きて路地裏で死を待つだけとなった。
「……僕…死んちゃうのかな……それでもいいかな…もしかして…お父さんとお母さんに会えるかもしれないし…」
「おやおや、ませたガキだねえ。そんな年で人生諦めたようなことをほざくとはねえ」
艶のある赤い髪を垂らした女性が仁王立ちでブルームを見下ろしていた。彼女もまた濡れていた。
「だぁれ…?」「あたしかい?あたしゃ足長お姉さんさ。来な、ガキの癖に大層な苦労抱えてるようなツラするんじゃないよ」
彼女はにこっと笑い、手を伸ばして来た。その手に引き付けられるように刻印の刻まれた手を伸ばし、その大きな手を掴んだ。
「ねぇ…僕、まだ生きていいの…?」「ははっ!何言ってんだい。……あたしが与えてやんよ。生きる意味ってやつをね」
717 ◆p3oir6C1II :2006/03/01(水) 22:28:55
>709
二人の上を、何か巨大なものが飛んでいった。
シルエットから察するに、どうやら虫の怪物のようだった。
丁度真上を飛んでいったので、その上に乗っている魔女の存在は肉眼では確認できそうに無い。
巨大なバッタに乗った少女は、町の中心部辺り―――十字架の塔を包む深い霧の向こうへと飛んでいった。
何かを落としていった。あんぱんの詰まった紙袋のようだった。

>710
凛星らの近くに居た鼠はひととおり殲滅され、残った鼠も何かに操られるようにして去っていった。
すると、今度は蝙蝠の群れが現われ始めた。
とは言っても、先の鼠の群れと違い、性質の悪い病気をばら撒く訳でもなければ、遥か上空を飛んでいるだけで人を襲う気配も無い。
しかし、数的に言って明らかに不自然で、やはり何者かの使い魔である可能性が非常に高い。
この蝙蝠が使い魔ならば、そのうち何らかの不審な動きを始めるはずだ。

町中の鼠が姿を消し始め、蝙蝠の群れが現われたのは、それからすぐであった。

>713
バッタに乗った少女が物凄い速さで上空を通り過ぎていき、突風が吹き荒れる。
だが、その動きは不審極まりない、不可解なものであった。
彼女は塔に入る訳でも、塔の前で待ち伏せをする訳でもなく、ただひたすら物凄い速さで地下都市中を駆け回っているのみである。
何かを落としていった。あんぱんが詰まった紙袋のようであった。
地下都市には、特定の場所・時刻においてあんぱんを食べていると、正体不明の魔物に襲われて殺されるという話が残っている。
存在自体が伝説のようなこの地下都市において、よもやそのような都市伝説があるとは、いささか奇妙な話である。
少し勘の鋭い者なら、彼女が何の目的でパンの詰まった袋を落としていったかが判るはずだ。
紙袋を落として間もなく、黒山羊の頭を持つ筋骨隆々とした体格の魔物が寄って来た。
魔王軍の差し金か、それとも噂の怪物であろうか?

>712
徐々に街から鼠が減り、代わりに蝙蝠の数が増え始めたが、今のところ、蝙蝠には危険はなさそうである。
先程の鼠と違い、蝙蝠が銀の板を運んでいる様子はなかった。
鼠が居なくなったことにより、ひとまず安心して歩けるようになった。
そこで、狙いすましたかのようなタイミングで話しかけてくる男が居た。アルベールだ。
「おお、こんな所に居たか……早いとこ、カイザー達と合流しな。アイシアが何か企んでる」
彼は合流を促している。
噂によると、アイシアという魔女は変身が得意だとか。
仲間のうちの誰かになりすましていることもありうるので、できるだけ早く合流した方が良いかも知れない。
718 ◆p3oir6C1II :2006/03/01(水) 22:53:22
>714
バッタに乗った少女は、上空からリドゥルに向かって言った。
「それを持って霧の中に突っ込めば、道が開けるよ。
 だけど気をつけて。その道は多分、地獄の一丁目かどこかに通じてるはずだから」
物凄い速さで飛び回り、しかもかなりの距離が離れているにも関わらず、あの少女の声ははっきりと聞き取ることができる。
大声で怒鳴っている様子もないのだが、それが余計に不思議でもある。これも魔術の一種であろうか?
バッタに乗った少女は飛び去っていったが、後に残された蝙蝠の群れが不気味である。

>716
>ねぇねぇ〜鬼のメイドさん〜
『ごめんね、ちょっと伺い立ててみるわ。勝手なことすると怒られるから』
こそこそと通信用の道具に向かって何かを話し始めた。
暫くすると、フーリンの方に鍵を放り投げてきた。
『OKだって。一個は持ってるけど、もう一個は物置の方にあるはずよ。
 ただ、物置の方って言うと……知らないほうが良い事もあるわね。
 あっちの方はちょっと危険だから、早いとこ合流した方が良いでしょうね』

ブルームが館の中を歩いていると、あまり会いたくなかったであろう人物と遭遇した。メリフィリアである。
思えば、変なところまで来たものである。右手に見える部屋は、長らく使われていない物置のようであった。
「あら……また会えるなんて思ってなかったわ。てっきり、メアリ―――あのメイドのことね。あいつに食べられてたと思ってたけど。
 アイシアもメアリも、一体何の気まぐれかしらね?断食でもしてるのかしら?」
何故か、手には食べかけのパンと、それらが詰まった紙袋を持っていた。
どうやら、パンの中には餡子が詰まっているらしい。
「まあ、私は断食なんてしないけどね」
以前は不覚をとったけど今度は負けない、と言わんばかりの敵意を放っている。
ご丁寧にも、塔への鍵となる銀の板をちらつかせている。
719凛星・緋刃 ◆F6KBXXXXQI :2006/03/02(木) 02:12:08
凛星:「フェイ〜見て見て、蝙蝠がいっぱいアルよ。でもでもこの数は変アルね」
緋刃:「ちっ、次から次にきりがねぇ……どっかで俺たちをこそこそ見てんのか、雑魚が」
凛星:「高いとこにいると札がとどかないアル〜
    でもまた鼠のときみたいに幻惑の呪札は使いたくはないアル、私しばらくはお肉食べられないアルよ……」
緋刃:「黙って野菜でも食え、塔に行くぞ」
凛星:「……冷たいアル」

凛星と緋刃は塔に向かって走り始めた。
その途中、黒と白のローブを身に纏った二人組が塔とは逆方向に行くのを見たが
凛星:「ああ、きっと避難する人アルね」
この一言でまとめ何事も無かったかのように走り続けた。

移動の道中、二人は塔の中での行動などの作戦をまとめていた。
緋刃:「大会のルールには少し虚を突かれたが要は早い者勝ちってこった
    中では俺が前衛をやる、凛星は後衛を頼む」
凛星:「いつも通りアルね。それとおっきいバッタに乗った人アルけど」
緋刃:「ちっ、先を越されたな。だが見つけ次第ツブしてやる」

緋刃:「だいぶ霧が濃くなってきやがったな……」
凛星:「フェイ……」
緋刃:「……ああ、そこらへんに何人もいるな。雑魚どもが」
塔の近くにいれば鍵を持った人間が必然的に来る、そういう人間を狙った実に確実なやり方だ。
こうなると厄介極まりない。主導権は奴等に握られている、しかし緋刃は不敵な笑みを浮かべていた。
緋刃:「たかる相手間違えてんじゃねぇよ、雑魚が」
すると塔の鍵を二枚取り出し周りで様子を見ているであろう参加者に見せ付け
緋刃:「自分で鍵を手に入れられない頭の悪い雑魚ども!!良く聴きやがれ!!
    俺が一度だけ機会をくれてやる!!」
凛星:「フェイ!どうしたアルか!?」
緋刃:「鍵はまだ有る、黙って見てろ……死ぬ気で手に入れてみやがれ雑魚ども!!」
そういって二枚の鍵を空高く投げ上げた。

緋刃:「ボケっとすんな凛星!!行くぞ!!」
凛星:「えっ、フェイ、あっ、アイヤァ〜〜〜〜……」
凛星を抱え緋刃は塔に向かって霧の中に走り去って行った。
720フレイ&リョウ&レン ◆FR1zM42Xho :2006/03/02(木) 23:50:23
>717
レン「鼠、減ってきたな・・」
リョウ「蝙蝠が増えているようだが・・・ッ!」
・・と、唐突に現れたアルベールに、三人とも一歩後ずさった。
レン「お・・驚いた・・」
レンに至っては、一瞬にして冷や汗をかいている。

>早いとこ、カイザー達と合流しな。アイシアが何か企んでる
フレイ「カイザー達と・・ですか?解りました」
レン「アイシア・・ねぇ・・カイザー達はどこなんだろうな?」
フレイ「とりあえず、塔に行ってみようよ。
    途中で会えるかもよ?・・あ、アルベールさん、ありがとう!」
リョウ「短絡的だが・・まぁ、無難か・・。
    二人とも、カイザー達を見落とすなよ」
三人は霧立ち込める十字架の塔に向かって走り出した。
721カイザー&ザイガ ◆OrJKdYNK3U :2006/03/03(金) 21:25:33
>717>719
>バッタに乗った少女が物凄い速さで上空を通り過ぎていき、突風が吹き荒れる。

ザイガ  :「な、なんだぁ!?」
カイザー:(バッタだと…一体、何が起きているんだ?
       塔へ入ろうとする気配が無い…奴は参加者では無いのか?)
二人は、行動を開始するまでもなく、その場の状況を確認するだけで手一杯だった。

>何かを落としていった。あんぱんが詰まった紙袋のようであった。

ザイガ  :「あんぱん袋?あの子が落としたのか?」
怪しむ様子も無く、ザイガはあんぱんの入った袋を拾う。
カイザー:「…分かってると思うが、他人の落し物を食べるなよ。」
ザイガ  :「ったく、そんな事しねーよ」
そう言いながら、あんぱんの袋をカイザーに手渡す。

>紙袋を落として間もなく、黒山羊の頭を持つ筋骨隆々とした体格の魔物が寄って来た。

ザイガ  :「魔物!?」
カイザー:「まるであのバッタを追って来た様な登場の仕方だな。」
魔物の出現に、警戒態勢へ行動を移す。
例の都市伝説の噂を知らない二人はあんぱん袋が原因なのかと疑問を持つことすら無かった。

と、その時だった。
>緋刃:「自分で鍵を手に入れられない頭の悪い雑魚ども!!良く聴きやがれ!!
>    俺が一度だけ機会をくれてやる!!」
>そういって二枚の鍵を空高く投げ上げた。

カイザー:「今度は何だ!?」
ザイガ  :「カイザー!あいつが投げた物を見ろ!!」
その言葉に反応し、声を発した謎の男の上空に目線を移す。
カイザー:「銀の板……もしや、あれが鍵か?」
ザイガ  :「どうすんだ!?罠かもしれねーぞ!」

カイザー:「俺はこの魔物の相手をする。…だから、」
そう言ってカイザーはザイガの左肘部分を掴む。
カイザー:「お前は銀板を取ってこい!!」
そして、上空の銀板へ目掛けてザイガを投げつける。
ザイガ  :「うおわっ!!!」
凄い勢いで投げ飛ばされたザイガは、状況が分からなかった。
だが、銀板の近くまで投げ飛ばされ、状況を確認するまでも無く反射的に一つの銀板を掴んでいた。
ザイガ  :「おおっ!!やるぞ俺!!」
しかし、そこで調子に乗ってしまったザイガは もう一つの銀板を逃し、そのまま地面に墜落してしまった。

カイザー:「…さて、貴様は何の用事で俺達に近づいてきたんだ?」
魔物と対峙しているカイザーは、剣の鞘に手を掛け、一瞬で抜刀できる体勢で問いかける。
だが、腰にあんぱん袋を巻き付けている姿は あまり格好良いものでは無かった。
722シロマ&クロマ ◆jdzeH1qHMg :2006/03/04(土) 10:01:41
>717
シロマ「・・・今上を何か通り過ぎなかった?」
クロマ「え?今の雲じゃなかったの?」
シロマ「ほんとクロマはトロイんだから・・・」

クロマ「ん〜、そこらのバッタ物のあんぱんとは格が違う。」
シロマ「って、どこからあんぱんなんて調達したのよ・・・」
クロマの腕にはあんぱんの紙袋が。そして1つあんぱん食う。
クロマ「さっき何か通り過ぎたって言ったよね?なら、その通り過ぎた何かを追っていけば・・・

    この特上あんぱんのレシピが分かる!」
シロマ「・・・それって本気で言ってるの?」
特上のあんぱんのレシピを求めて白黒コンビはバッタっぽいのが行った方向へ向かう。

シロマ
【年齢】 永遠の15歳(クロマ談:16)
【性別】 女
【職業(LV)】 白魔術師Lv16
【魔法・特技】 白魔法・槌術・料理
【装備・持ち物】 ハンマー『ラストジャッジメント』(シロマ命名)・白のローブ
【身長・体重】 162cm/(クロマ談:体重は(ラストジャッジメント)
【容姿の特徴、風貌】 フードを外した
【性格】 瀟洒(クロマ談:暴力白m(ラストジャッジメント)
【趣味】 午後の紅茶(クロマ談:暴れまわるこt(ラストジャッジメント)
【人生のモットー】 瀟洒に。
【自分の恋愛観】 そんなこと聞いても仕方ないでしょ?
【一言・その他】 普通の白魔術師(本人談)。
だがその実体は両手持ちハンマーを振り回すどう見ても前衛向けの戦士。
クロマと旅をしている。

クロマ
【年齢】 16
【性別】 男
【職業(LV)】 黒魔術師Lv16
【魔法・特技】 黒魔法・青魔法・製菓
【装備・持ち物】 魔道書『法の書』(呪)・黒のローブ
【身長・体重】 142cm/36kg
【容姿の特徴、風貌】 ローブで全身を覆い隠しているためローブの隙間から目しか見えない。不気味。
【性格】 ちょっと臆病
【趣味】 ティータイム
【人生のモットー】 シロマのハンマーを食らわないために余計なことは言わない
【自分の恋愛観】 じ、実は・・・いや、なんでもない
【一言・その他】 どう見ても不審な黒魔術師。
シロマに振り回される毎日。
敵の攻撃をパクることが出来る。・・・が、パクった技は数日で忘れる。
ちなみに持っている『法の書』は増刊する度に災厄が発生しているらしい。(注:画面の外の世界での実話です)
723ファース&リドゥル ◆ORWyV99u2Y :2006/03/04(土) 12:58:28
>716-717
リドゥルは上空へと目をやり、その少女を睨め付け
「そついつぁ、ご丁寧にども」
と言い霧の多い塔へ向かい歩き出した。
蝙蝠がファースの身体の一部だと言うことは分かったが
何をしようが関係ないとばかりに、自らの目的以外は切り捨てる。
どうせ、向かう場所は同じである事は分かっている。
戦闘に参加するのは気が引ける、ファースに会うことがあったならば、鍵を渡そうと考えている。

>719
蝙蝠が集結し、人型を形成していく。

だが、空中を舞っている蝙蝠はまだ、天を覆い尽くさんばかりに増え続けている。
其れは他にもないファースであった。
相変わらず、高い笑い声を辺りに響かせる。
狂言(ファース)の名が相応しい人物である。

ファースの目的は鍵ではなく、純粋に戦闘のみに徹する事にあり、鍵には興味無いとばかりに特効する。
炎術を極めた者は、身に炎が回っても熱いとも感じないと言う。
ファースが使う技の殆どが自分をも焼く業火の焔。
その基本的な技の一つ、特効技「激龍通」、炎龍が通った如く一直線の敵を焼く。
攻撃が当たると思われたが、リドゥルが投げた鍵が直撃し、塔の方に飛ばされていった。

>721
「地獄に自ら足を踏み入れる何て面倒な真似は御免だ」
呟き、リドゥルが向き直った先に、カイザーと対峙する魔物の姿があった。
「面倒な事になってきたな……」
と言い剣を構え直し、魔物がカイザーを襲う様なら何時でも切りかかれる様な体勢を取った。
724ブルーム&フーリン ◆wn/6IqHKBc :2006/03/05(日) 19:26:49
ブルームはメリフィリアの姿を認めると驚いた様な顔で目を見開いた。三歩程下がって即座にロッドを構える。
「なっ…!メリフィリアぁ!何故だ…確かにフーリンがお前の喉を切り裂いたはずなのに…!」
以前は前もって弱体化する魔方陣を仕掛けておいたから何とか追い払えたが
今は何の対策もしていない。しかも今は一人だ。頬に冷汗が流れる。
「メアリ…?ああ、あの人か。食われるってどういうことだ?……アイシア…何処かで聞いたような…」
(あの人が俺達を食う?まさか…あの人に限ってそんな訳が…)

> 以前は不覚をとったけど今度〜
「……その鍵、お前もあの大会に参加するつもりか?驚いたな、お前がそんな俗なもんに首を突っ込むとはな
くそ…今の自分なら勝てるって顔してやがるな。確かにお前は前とは違って万全な状態。しかも俺は今、一人だ。
お前を切り裂いたフーリンが来るまで俺をどうにかしよって魂胆だろうか、生憎残念だったな」
ブルームは苦しそうな笑みを浮かべるとメリフィリアが持っている紙袋を指さす。
「その中…アンパンが沢山入っているんだろ?あいつが来るぞ………………ほぉら来た来やがった」
遠くから軽やかな足音が聞こえてくる。その音が段々と近くなる。

「お菓子のあるところにフーリンあり〜!さあ、私に食べられるお菓子は何処だぁ〜!」
能天気な声で廊下の角からフーリンが颯爽と現れた。何故か口に銀の板をくわえている。
「…ってあれれ〜ブルームじゃん〜はっ!ダメだよっ!私が食べるんだから〜先取りしようたってそうは…あ〜っ!」
フーリンが銀の板を懐に仕舞いながら、大声を上げてメリフィリアを指さした。
「あ〜えっと…えっとぉ…そこの悪人女っ!そのアンパンを離したまえ〜!あ、あとついでに鍵も頂戴〜」
「……メリフィリアだ。あと、アンパンはどうでもいいから鍵を奪ったらすぐに逃げるぞ。俺が援護する」
「え〜!そんなぁ〜じゃあ、後でアンパン10個ねっ!んじゃ、行くとしますか〜」
フーリンはニコニコと笑い、爪を構えその場でステップを踏みはじめた。その後ろでブルームが手袋を外し、抑えていた力を解放するための呪文を唱える。
「闇の化身よ!我が命を削り、世の理をねじ曲げよ!」
手に刻まれた凶々しい刻印の模様が生き物の様にうねり、黒い輝きを放つ。
725 ◆p3oir6C1II :2006/03/08(水) 03:04:13
使い魔と思しき蝙蝠の群れは、怪しげな動きをしている。
群れの形が何かに似ているような……
そのとき、蝙蝠の群れから光の柱が出現し、その下で爆発が起こった。
群れの真下に居た者は、死の間際に蝙蝠の群れの形に魔法陣を見た。
蝙蝠の群れは光線を放ちながら魔法陣の形を保ったまま飛び続け、群れの下に居る者を容赦なく焼き尽くしている。

>719(思い留まることなく霧の中に入っていったと仮定して)
霧を抜けた向こう側には、幾人かの先客が居たようだ。
霧に包まれていた空間よりも明らかに広く、こぢんまりとした十字架の塔も天高くそびえる巨大な建物になっていた。
地下都市を照らす偽の太陽が塔のすぐ上にあり、霧の結界によって遮断された空間を照らしていた。
だが、本物の太陽のような暖かさは無く、不浄なアンデッド、例えば吸血鬼を滅ぼすような類の力は無かった。
他の参加者は既に塔へと入ってしまっているらしく、辺りは不気味に静まり返っていた。
『勇者よ!我が聖域へよくぞ来た!』
突然、大会主催者とは違う、聞き慣れない声が聞こえた。
『善悪はどうあれ、そなたらが真の勇者であるならば、並み居る敵を倒し、見事我が祭器を手にしてみせよ。
 私は光を避け闇を司る者だが、勇敢な戦士に栄光を与えることはできる』
どうやら、闇の精霊の声のようであった。
ここまで来て、闇の精霊に関する品が今大会の賞品だということを知らない参加者はまず居ないだろう。
ただ、こういう精霊というのは本来、邪悪な魔物や魔法使いなどを避ける傾向にあるというのに、
彼はむしろ、あえてそういう者を招いているようにも見えるのが不審である。

>720
アルベールは黙って手を振って見送った。
ふと、考える。本当に今すぐ合流しても良いものだろうか。
空を見上げると、魔法陣状の形をした蝙蝠の群れが熱光線を放ち、参加者を焼き払っているようだった。
一箇所に集まっていては全滅するかも知れない。
その辺りの状況判断は彼等に任せるとしても、そもそも彼等は無事に鍵を手に入れることができるだろうか?
走り去っていった三人の上空に蝙蝠が集まっていくのを見たアルベールは、すぐに追いかける決心をした。
726 ◆p3oir6C1II :2006/03/08(水) 03:30:26
>721>723
山羊頭の魔物は、自分は魔王軍の者で、
この大会に参加している上司に自分が見つけた鍵を渡しに行くところをたまたま通りかかったのだと答えた。
彼が驚くほど素直に答えたのは、どうせ生かしておくつもりなど無いのだから答えても平気だという自信の表れでもあった。が、
「えひゃい!」
どこからか突然飛んできた光の槍に胸板を貫かれ、変な断末魔と共に息絶えた。
別に台詞は書いてないが、割と威厳に満ちた口調で喋っていたのに!
光の槍を放った張本人は武器屋の屋根の上に居た。
何処かの魔法学校の女子生徒だろうか、ブレザータイプの制服に身を包み、赤いマントと奇妙な帽子を身に着けた少女だった。
そいつは屋根から飛び降りた後、銃に似た武器を構えながらゆっくりと近付いてくる。
敵かと思いきや、カイザーの顔をまじまじと見つめた後、突然武器を下ろして交渉を持ちかけてきた。
「お前さんは……よし、信用できそうだな。
 取引をしねえか?そのあんぱんと、この銀の鍵二つを交換ってことでどうだ?」
何だか口調がおかしいが、どうやら敵意などは無いらしい。
出所の知れぬあんぱんを差し出すだけで鍵が手に入るというのなら安いものだ。応じても良いかも知れない。

>722
バッタに乗った少女は霧の中へと入っていった。
巨大なバッタが霧の中へと消えていく際、水面の生じる波紋のようなものが見えたはずだ。
幸いにして、シロマもクロマも鍵を持っている(はず)ため、彼女を追い詰めることもできるだろう。
霧の中には、先に書いたとおり、決戦の舞台である十字架の塔がある。
ここは決して後ろを振り返らず、全速力で彼女を追うべきである。
何故なら、空中から真下に向けて灼熱の光線を放つ、あの蝙蝠の群れが追いかけてくるからだ。

>724
すぐに二人揃ったが、相変わらず余裕の表情は消えないままだ。
「……ここまでは予想通りね」
と呟いた後、呪文を唱え始めた。ブルームが呪文を唱え始めたのとほぼ同時である。
どうやら、相手はあまり戦いを長引かせるつもりは無いらしい。
メリフィリアは優勝を狙っているので、無駄な消耗は控えるつもりでいる。彼女も短期決戦を望んでいた。
「んー、どーしようかしらねぇ」
一瞬考えるような素振りをしながらも、既に腹は決まっていた。
メリフィリアは素早く背を翻して後ろを向き、魔法でもって火の玉を飛ばし、屋敷に火を放った。
目の前の二人を倒すついでに、あのメイドとその主人に嫌がらせをするのが目的であった。
精霊魔法による火は徐々に勢いを増し、館を少しずつ覆ってゆく。
火が屋敷全体に回るまでに、この食屍鬼を倒さねば!
727カイザー ◆OrJKdYNK3U :2006/03/08(水) 22:09:34
>726
対峙していた魔物は自己紹介を始め、この大会に参加している魔王軍の手先と自称していた。
カイザー:「魔王軍か。…ふっ、それなら手っ取り早いな。」
魔物は自分が鍵を持っている事までも丁寧に話してくれた。
ならば、その鍵を奪い取る以外にカイザーが選ぶ選択肢は無い。
…と、剣を鞘から抜刀しようとしたその時だった。

>「えひゃい!」
>どこからか突然飛んできた光の槍に胸板を貫かれ、変な断末魔と共に息絶えた。

カイザー:「…え…死んだ?」
先程まで質実剛健、自信満々に目の前に立っていた魔物は、どこかかからの攻撃で絶命していた。
その余りのあっけ無さにカイザーはその状況をボーっと眺めていた。
すると、制服を着た女子生徒の様な人物が屋根上から降り、近づいてきた。この人物が先程の魔物を討ったのだろう。
>敵かと思いきや、カイザーの顔をまじまじと見つめた後、突然武器を下ろして交渉を持ちかけてきた。
>「お前さんは……よし、信用できそうだな。
> 取引をしねえか?そのあんぱんと、この銀の鍵二つを交換ってことでどうだ?」

カイザー:「あんぱん?…ああ、これの事か。」
腰に縛り付けていたあんぱん袋を手に取る。
カイザー:(こんなあんぱんに鍵2枚の価値があるのか…?)
少し動きを止めて考え込むが、現在の利益を考えると取るべき方法は一つだった。
あんぱん袋を持った手を伸ばし、女子生徒風の人物に近づける。
カイザー:「こんな物で良かったら交換しよう。
       …もし良かったらでいいが、交換する理由を聞きたい。余りにも双方の価値が違い過ぎるからな。」
落とし主に会ったらあんぱん袋の代金は弁償だな。…と、思うカイザーであった。
728凛星・緋刃 ◆F6KBXXXXQI :2006/03/10(金) 00:44:10
>723 >725

緋刃:(俺の投げた鍵を巡って今頃は奪い合いになってんだろうな……雑魚を殺る手間が大分省けた)
凛星:「フェイ〜もう下ろしてアル〜うっ、酔いそう〜……」

緋刃は凛星を抱えて塔に向かって走り続けた、その後ろから爆音が轟いた。
凛星:「わっ、わっ、何か向かってきたアル!!」
緋刃:「あの蝙蝠か?!生意気な真似しやがって!!」
凛星はとっさに呪符を出したが
凛星:「あれ?外れちゃったアルね。私たち運がよかったアルよ」
緋刃:「威力だけはあったようだが所詮は頭の悪い雑魚か」
後ろを一瞥して見てそうつぶやいた。
緋刃:「相手なら塔の中でしてやるぜ、てめぇが追いついたらの話だけどな
    いくぞ凛星……あぁ、今度は何だ!?」
凛星:「わわっ、空に魔方陣アルね〜誰が使ってるアルか〜?」
緋刃:「しっかり掴まってろ!!あと少しだ!!」
凛星:「もっと上下運動を抑えて〜酔う〜……」

緋刃:「霧が晴れてきたな……ここがそうか」
凛星:「うん、そうみたいアルね……気持ち悪い」
その時二人の耳に何者かの声が聞こえてきた。

緋刃:「栄光……そうだ。勝利を掴むのは俺達なんだ、他の誰でもねぇ!勝つのは俺達だ!!
    翠京の民もそれを望んでいる!!」
凛星:「私たち絶対勝つアルよ、だから翠京のみんな、私たちに力を貸して欲しいアル……」
鍵を握り締め、二人は塔に進んでいった。
729 ◆p3oir6C1II :2006/03/13(月) 02:15:02
>727
「簡単なことだ。あんぱんは美味いが、そんな板っきれは喰えねえ。
 見たところ、このガラクタは純銀じゃないから、そう高くは売れんし」
奇妙なことに、どうやらこの人は大会のことを全く知らないらしい。
地下都市は空間の歪みがあり、そこから異世界の人間や魔物が現われたりすることがあるという。
こいつも、きっとそういう連中の一人なのだろう。
何はともあれ、あんぱんと引き換えに二枚の銀の鍵を得ることができた。
「思えば、変なところに来ちまったもんだ。
 俺は頑張って家に帰るから、あんたらも頑張れよ」
と言って、カイザー達を激励(?)して去っていった。

>728
塔の中では既に激しい戦いが繰り広げられていたようだった。
何処を歩いても、人間や魔物から銀色の宇宙人まで、様々な種類の死体が転がっていた。

激しい戦いを繰り広げた跡がそこかしこにあったものの、床や壁が壊れているところは殆どない。
何か特別な建材を使っているか、そうでなければ魔術で補強されているのだろう。

また、塔の中は空間が歪んでおり、外観からして巨大なのに、中はその二周りほど広く感じるほどだった。
この術の影響か、この世界では絶滅したとされる魔物の類や、見たこともない服に身を包んだ人間などが居た。
こういう異世界から来た迷子は、自分の置かれた状況を理解しておらず、周りに助けを求める者も多かった。
そういった者を、他の参加者と一緒に手にかけるのは、いささか可哀想であるが、戦いの巻き添えになって死ぬ者も多い。

この状況をいち早く理解し、異世界から来た迷子になりすまして油断させ、敵の不意を打つ参加者も居る。
もちろん、異世界から来た者に完璧になりすますには、異世界の文化などに通じていなければならない。
とは言っても、騙される側も異世界に詳しいことはあまりないので、この手は割と有効だと言える。
730フレイ&リョウ&レン ◆FR1zM42Xho :2006/03/13(月) 19:40:13
>725
>上空に蝙蝠が集まっていく
妙な気配に、三人が立ち止まった。
そして、上を見る。
レン「何だ、ありゃ?」
と、蝙蝠が魔法陣を形成しているのに気付き、咄嗟に反応した。
リョウ「・・・跳べッ!」
リョウはレンの腕を掴み、横に跳んだのだ。
レン「へっ?うわっ!?」
フレイも声に反応し、逆側に跳んだ。
その瞬間、熱光線が足元の建物を貫いた。
リョウ「何なんだ・・また来るぞッ!」
レン「これ、やばくねぇか!?」
リョウ「防ごうなどと馬鹿な考えは捨てろ!」
三人は今度はバラバラに散った。
フレイ(これじゃあ進む所じゃないなぁ・・)
一瞬熱光線の後に蝙蝠を殲滅しようとも考えたが・・
どの程度の間隔で放てるのかが不明な以上、迂闊な手出しは出来ない。
しかも、果たしてレンに熱光線が避けられるのかどうか、甚だ疑問である。
731ブルーム&フーリン ◆wn/6IqHKBc :2006/03/13(月) 22:22:35
いきなりメリフィリアが後ろに向いたので逃走を計るのかと思ったが、
何を考えているのかいきなり火の玉を放ち、屋敷に火をつけた。
「なっ…!フーリンっ!突っ込めぇぇ!」
返事を待たず、フーリンは軽い音と共に、爪を構え、弾かれるように駆け出した。
ブルームは両手の平をメリフィリアに向けて闇の力がこめられた矢を出現させ、放つ。
闇の矢は駆けるフーリンの横をかすめて、フーリンは矢の後ろを追いかけるような動きでメリフィリアに向かう。

闇の矢が放たれた瞬間にブルームは酷い疲労感に襲われ、その場に膝をついた。
禁断の力がブルームの寿命を奪っているのだ。命が失われつつあるのがわかる。
しかし、それでもブルームは己が命を削ってても賞品を、莫大な金を手にしなければならない。師匠を助けるために。
732カイザー ◆OrJKdYNK3U :2006/03/13(月) 22:39:18
>729
>「簡単なことだ。あんぱんは美味いが、そんな板っきれは喰えねえ。
> 見たところ、このガラクタは純銀じゃないから、そう高くは売れんし」

カイザー:「なるほど、正論だな。」
大会に参加しない者にとって銀の板はただの重い荷物に過ぎない。
それ以上追求する意味も必要も無い。

>「思えば、変なところに来ちまったもんだ。
> 俺は頑張って家に帰るから、あんたらも頑張れよ」

カイザー:「ああ、事情はよく分からんが達者でな。」
去ってゆく相手に軽く手を挙げ、別れの挨拶を告げた。
こうして、あんぱんと引き換えに2つの鍵を手に入れた。

>723
カイザー:「お、リドゥル」
仲間の存在に気付いたカイザーは、リドゥルに近づく。
カイザー:「そっちの状況は分からんが、俺達は鍵を手に入れたから塔に入る。
       …で、アルベールから渡された注射器があるから、受け取ってくれ。」
鞄の中に入っていた注射器の半分ほどをリドゥルに渡す。
カイザー:「なんでも、この大会に参加している魔術師が死神を操るらしい。
       もしかしたら、その死神はお前の知り合いかもしれんな。
       …話は蛇足したが、その死神の攻撃から身を守る為にこの注射をしておいた方が良いとアルベールが言っていた。
       他の仲間に会ったらそう言って渡してくれ。…じゃ、急いでるからまたな」
そう言い残し、カイザーは塔へ向けて走り出した

ザイガ  :「おおーい!」
塔への道中で、ザイガが待っていた。
カイザー:「お、無事だったか」
ザイガ  :「じゃーん!見ろよ見ろよ!」
自分が手に入れた鍵を誇らしげに見せびらかすザイガ。
カイザー:「手に入ってたのか…悪い、それ必要ない。」
カイザーは2つの鍵を見せた。
ザイガ  :「……俺の苦労は水の泡かよ…」
カイザー:「ま、そういう事になるな。…という訳で、行くぞ」
ザイガ  :「へいへい」
カイザー:(…鍵が一つ残るが、何かに役立つかもしれないから持っていくか。)

そうして、二人は塔の中へと入っていった。
733 ◆p3oir6C1II :2006/03/14(火) 01:45:35
>730
銀の板が近くに落ちていたが、その上には魔法陣の形をした蝙蝠の群れが控えていた。
どう見ても、蝙蝠を使役する者が仕掛けた罠である。
また、ここの蝙蝠達は鏡のようなものが括り付けられており、これが魔法陣から発せられる光線を強化しているようだった。
紙を持つ蝙蝠の群れ中の一匹だけが、鏡とは違う形の銀の板を持っていた。鍵である。
どちらの鍵も、手に入れるには多大な危険を冒さなければならないだろう。
虎穴に入らずんば虎子を得ず、というやつである。

フレイ達を追ってきたアルベールは、敢えてこの状況を黙って見ていた。
どの道、危険に飛び込む度胸と、この状況を切り抜ける力が無ければ、この大会で優勝するのは難しい。
それに、アイシア自身が彼等を試している節もある。
邪魔は良くないとばかりに、アルベールは彼等を影から見守っていた。

>731
メリフィリアは魔法障壁を右の掌に集中させて防御を図った。
熟練の魔術師には、下手に魔法勝負を挑むよりも、普通の武器や徒手空拳で攻撃した方が有効な場合がある。
だが闇の矢の威力はかなりのもので、全身を保護する障壁を全て掌に集中していたため、掌以外は全くの無防備である。
また、メリフィリアはアンデッド・モンスターだが、際立って腕力や耐久性が優れている訳ではない。
メリフィリアは障壁ごと自身を貫かんとする闇の矢を押さえながら、
横目でブルームが弱っているのを見たが、今は敢えて突進してくるフーリンに集中した。
腕力に優れている訳ではないと書きはしたが、常人よりは強く、また鋭い爪を隠し持っており、これで敵を仕留めることもできる。
爪で応戦すべく、右手で矢を抑えながら、距離を詰めるフーリンの急所に向けて突きを放つ構えをとった。
どの道、館中が炎に包まれつつあるこの状況では、メリフィリアも長期戦はできない。
勝負はすぐに決まるだろうし、決めるべきである。
734 ◆p3oir6C1II :2006/03/14(火) 02:03:53
>729>732(塔の内部で出回る情報など、>729も参照)
塔の中には異世界から来た迷子のほか、多数の霊が見られた。
霊と一括りにしてはいるが、その種類は様々である。
まずは亡霊だが、これは参加者や異世界から来た迷子、古よりこの塔を守ってきた闇の精霊の司祭まで居た。
次に闇の精霊の分霊だが、これらの大部分は知能を持たず、ただ人や魔族を無差別に襲い、犠牲者の魂を闇の精霊のもとに運ぶのみである。
実体を持たない霊体の悪魔も居る。これらは十中八九、魔王軍の手の者と見て間違いは無い。
また、悪魔や魔術師の類が使役する悪霊も居るため、霊には十分に注意しなければならない。

亡霊の中には、この先に待ち受ける強敵などについて教えてくれる、親切な者も居た。
オーガ(範馬勇次郎に非ず)の亡霊曰く『角の生えたメイドに殴り殺された。すげえ恐かった。あれは鬼だね』
騎士の亡霊曰く『私は馬に乗った騎士の魔物に討ち取られたのだ。だが、正面から勝負を挑む、敵ながら好感が持てる奴だったぞ』
一般人らしき亡霊曰く『さっき、バッタに乗った人が飛んでました。私は轢かれました。気をつけてください』
聖職者の亡霊曰く『地下都市では、地上のこの辺りで不気味な青い月が出る頃に、闇の精霊に生贄が捧げられるのです。今が丁度、その時期ですね』

735凛星・緋刃 ◆F6KBXXXXQI :2006/03/14(火) 03:38:30
>729 >734
「瘟(オーン)!!」
緋刃は自分達に近づく全ての人間、魔物を薙ぎ払い斬り払っていった。

凛星:「うわー何ここ。すごいアルねー
    あっ見て見て、玉猫がいるアルよ」
緋刃:「あれは……翠京にしかいない筈だぞ。何故この中にいる?
    それにこの死体、明らかにこの世界の者とは考えられん。この塔何かがおかしい」
ちなみに玉猫とは名の如く球形のような猫である(そして可愛い)。
凛星:「そういうこと言ったら、この中は私達の世界とは違う世界なのアルか?
    あー見て、極楽鳥が飛んでるアル」
緋刃:「もたもたすんな、行くぞ」

緋刃:「ちっ、そこをどけ!!雑魚ども!!」
凛星:「なんだか参加者の数よりも塔の中にいる敵の数が多い気がするアルね……きゃっ」
緋刃:「凛星!気を抜くな!!瘟!!」
緋刃の槍は死者の霊をも貫く斬り捨てていく。槍が特別な素材で作られているのではない、緋刃の磨き上げた技が形無き相手を倒すことを可能にするのである。
鉄の鎧を着た亡霊をいとも容易く槍が貫く。槍をしならせ、襲い掛かってきた霊を真一文字に薙ぎ、隣に居た悪魔の首を貫いた。そして槍を高く掲げ後ろに居た霊を縦に斬り、たまたま近くに居たどこかの迷い人を打ち飛ばした。
緋刃:「安物の鎧なんか着てんじゃねぇ、雑魚が」
凛星:「あいやー、びっくりしたアルねー。えいっ」
凛星もまた呪符を巧みに操り敵を倒していく。他の参加者に呪符を貼り力を奪い、動くことすら困難にさせる。
死者や悪霊の類にはもれなく呪符を貼り消滅させてしまった。

凛星:「でもいい人もいたアルね、どうやらおっきいバッタもここ通ったみたいアル」
緋刃:「まじで先を越されたか。雑魚に構う暇はねぇ、さっさと進むぞ!!」
凛星:「他にも冥土さんに殺されたって聞いたアル、あと青い月とか生贄がどうとかってのも聞いたアルよ
    ……それにしても階段はどこアルか?」

緋刃:「外の事といい、塔の中もどうかしてるぜ。この大会……闇の精霊は何を考えてやがる?」
736ブルーム&フーリン ◆wn/6IqHKBc :2006/03/15(水) 18:58:27
>>733
メリフィリアが闇の矢を凌ぐ瞬間を見逃さす、フーリンは床を強く蹴って、一気に懐に飛び込んだ。
しかし、メリフィリアはそれを見越していたのか、すぐにフーリンの首に向かって爪が伸びて来た。
フーリンは一瞬、驚いた顔になり、頭が回避を命じるよりも先に本能が回避行動を起こす。
体を捻り、かわす。鋭い爪がフーリンの白い頬を斬り裂き、そこから血が飛び落ちる。
頬が赤く染まる。しかし、フーリンは笑みを浮かべていた。それがどうしたと言わんばかりに。
攻撃を終えたメリフィリアに一瞬の隙が出来る。ほんの一瞬だが、フーリンにとっては十分すぎる程の時間だった。
即座に爪を前へ突きだし、懐に仕舞っている銀の板を弾き飛ばし、空に舞った銀の板を口でくわえる。
素早いステップを踏んで身を翻し、飛ぶ。
少し飛んだ後、メリフィリアの手の平に展開された魔法障壁に蹴りを繰り出してその反動で一気に離れる。
くるりと一回転すると、ブルームの側に華麗に着地した。ブルームのロッドの先端が光り輝く。
ブルームは膝をつきながらも魔法を唱えていたのだ。
それは前、メリフィリアと初めて出会ったときに唱えた魔法。
光が満ちる直前、二人組は笑みを浮かべていた。それは勝利の歓喜であった。
「メリフィリア!銀の板は頂いたぜ!」
「ふぁうああふぉ〜♪(頂いたよ〜♪)」
辺りが眩しい光で満ちる。世界が白く染まる。その白い世界でメリフィリアが聞こえた音は遠ざかりゆく二人分の足音のみだった。

「いった〜い!痛い!痛い〜!ブルームもっと優しくぅ〜!」
「ほら、じっとしてってば……というか、フーリンって回復魔法使えたよね?」
「……あ、そっか。えへへ〜」「…はぁ…じゃあ、僕が手当てする意味無かったじゃない。…はいっこれで終りだよ」
フーリンの頬には大きな四角い伴創膏が貼られていた。フーリンは気になるのか、しきりにそれを触っていた。
ため息をつき、辺りを見回す。どこまで逃げて来たのだろう。辺りが霧に包まれていて確認できない。
「ん…とりあえず、歩いてみよう。早く塔に行かなきゃ…」
「というか、もう着いているよ〜」「えっ?」
フーリンの指さした先には霧の向こうにそびえ立つ黒い影があった。よく目を凝らしてみると確かに塔であった。
「本当だ…ようやく来たんだね。あの中に賞品が…」
「そうだね〜高く売れるかな〜?額によっちゃ、師匠を助けること出来るかもね〜よしっ頑張ろー!」
「フーリン……うんっ!頑張ろうっ!」
二人組は片手を高く空に突きだし、改めて師匠を助けることを誓い、塔の中へと駆け出した。
737ファース&リドゥル ◆ORWyV99u2Y :2006/03/15(水) 20:56:37
>729
ファースは鍵と一緒に飛ばされただけあって、すんなり塔の中に入る事が出来た。
「ヒャーハハハハハハハハハハハハハ」
塔の中に入るなり高笑いを上げ、ファースは手当たり次第に切り刻んでいく。
その表情は、此だと言わんばかりに生き生きとしている。
刀が血で深紅に染まった時、ファースは元の悪魔の姿を取り戻した。
蝙蝠の翼と酷似している翼が生え、全体が禍々しい程の黒に包まれ、正に悪魔と言うに等しい姿がそこに有った。
紫と黄色の眼孔が不気味に輝く、暴走状態の頂点に達したらしい。
腕を横薙に降っただけで、空気摩擦での炎が辺りを包む。
左手で握り締めている刀からは灼熱の炎が止まることなく吹き出ている。
その姿を見れば誰でさえも、悪魔と思わざるをえないだろう。

>735
ファースがその姿を見つけると、嬉しそうに大きく割れた口を大きく開き狂気の笑い声を上げた。
そして、炎球をいくつも放ち、目標を沈黙させようと攻撃を浴びせる。

>732
「ほぅ、直接話をするのは幾月程やらな」
近づいてくるカイザーを前にリドゥルは剣を鞘に納める。
明らかに、話し方から違うが、リドゥル本人に間違いは無い。
「ファースが先に入ってる可能性があるから気を付けろ
 また、狂化していた様だからな」
大量の注射器を渡されて、収納機能の殆ど無いリドゥルは困惑した。
「魔術師か………嗚呼、我は此の注射は必要ないとしても、他の者には呼びかけてみる
 我は鍵が無いから、塔には行けない、頑張ってくれ」
カイザーにそう言い放つと塔とは逆方向へと走りだした。
738カイザー&ザイガ ◆OrJKdYNK3U :2006/03/16(木) 19:44:19
>734
二人は塔の中へ入ると同時に、その中の異様な光景に目を見張った。
先程までの地下都市とは、環境も生物も違うからだ。

塔の中を進んでいる内に、大会の参加者では無い人間を何人か見つけた。
だが彼らは、カイザー達の姿を見付けると、逃げるように走り去ってしまう。
塔の中での戦闘に巻き込まれた警戒心からか、カイザー達も敵と思い込んでいるようだった。
カイザー:「…先へ急ごう」
闇の精霊を悪用されれば、被害はこの塔内だけに止まらないだろう。


少し進むと、今度は沢山の霊を確認することが出来た。
襲ってくる霊も居たが、
カイザーの聖なる力に触れると魂が浄化されてしまう事を知ると、急におとなしくなった。
友好的な霊も存在し、有力?な情報を教えてくれた。
>『角の生えたメイドに殴り殺された。すげえ恐かった。あれは鬼だね』
ザイガ  :(鬼メイド…実物を見てみたい)
>『私は馬に乗った騎士の魔物に討ち取られたのだ。だが、正面から勝負を挑む、敵ながら好感が持てる奴だったぞ』
カイザー:「あんたも早く成仏しろよ」
>『さっき、バッタに乗った人が飛んでました。私は轢かれました。気をつけてください』
ザイガ  :(あー、さっきのあんぱんの人か)
>『地下都市では、地上のこの辺りで不気味な青い月が出る頃に、闇の精霊に生贄が捧げられるのです。今が丁度、その時期ですね』
カイザー:「闇の精霊は余り誉められるべき行いをしていないようだな。」
739名無しになりきれ:2006/03/19(日) 16:52:51
閉鎖閉鎖ーw
740 ◆p3oir6C1II :2006/03/20(月) 00:12:17
>735>737
気付けば、ここで対峙した三人は階段の近くに居た。
上の階からは強い妖気を流れてきており、強敵の存在を感じさせた。

>736
塔に入ったブルーム達は、未知の怪物や人種などが空間の歪みを通じて現われるさまがリアルタイムで目撃することができた。
彼等は状況が理解できずに混乱しており、他の参加者との違いは一目瞭然であったが、これに乗じる者が居るであろうことは忘れてはならない。
入り口や上へ登る階段は幾つもあるが、そのどれを通っても最上階へ辿り着くことはできるということ情報を得ることができた。

入ってすぐの道は二手に分かれており、そこには若い男女が居て、これからどうするかを話し合っていた。
彼等は武器らしいものは何一つ持っておらず、ただレジ袋と鞄を持っているのみであった。
「右には恐い鬼のメイドが居るんだって。どうする?」
「さっき左の方に行った凶暴なUMAの方が危ないんじゃない?右へ行きましょう」
「UMA!大変だ、写真撮らないと!美里、カメラ持ってる?」
「馬鹿なこと言ってないで、ほら、右行くよ右。晩御飯までには帰るわよ」
少女の方が男の頭を小突いてそう言うと、二人組は右の道へと進んでいった。
会話と持ち物からするに、あの二人は異世界から迷いこんだ只の人間である可能性が高い。
さて、彼等が言う鬼のメイドに関しては、ブルーム達が館で出会ったあの亡霊と見て間違いはないだろう。
『凶暴なUMA』は、暴走したファースを指している。
だが、原因はどうあれ、どちらの道も多数の屍が転がっていることに変わりはない。

銀の鍵を奪われたうえ、まんまと獲物を取り逃がしてしまったメリフィリアだったが、その口元には笑みを浮かべていた。
「見事だったわ、怪盗さん。だけど……鍵よりも、まずはこっちを盗っておくべきだったわね」
銀の鍵を盗んだまでは良いが、防御壁破りの宝珠を盗み忘れている。
メリフィリアは年長者ゆえの余裕か、まあ鍵なんてゆっくり探せば良いや、と思っている。
そして、そんな態度をとるのは、数多くの強敵がアイシアの防御壁を攻略できずに倒れていくことを確信しているせいでもある。
普段と何ら変わるところない足取りで、メリフィリアは炎上する館から脱出した。
741 ◆p3oir6C1II :2006/03/20(月) 01:10:59
>738
カイザー達が暫く進んだところには、何だか重要そうな大きな扉があった。
扉の近くには、真っ黒な服に身を包んだ浅黒い肌のメイドが居た。
「気をつけて!この先には申し分のないメイドが居ます!
 あんにゃろのメイド力には、私一人じゃ太刀打ちできません!
 そんな訳ですから貴方もメイド服を着(ry」
彼女が話している最中に、打撃音と共に吹っ飛ばされた大型の魔物が、閉まっている扉を突き破って、カイザー達の近くに放り出された。
壊れた扉の向こうから現われたメイドは角を備えており、トゲのついた金棒で武装していた。
噂になっていた、加えて言うとブルームとフーリンが寂れた屋敷で見た、あの鬼のメイドである。
『貴方達も奥様に害をなす人達かしら?まあ、そうでないにしても、すんなり通す訳にはいかないわね』
鬼のメイド―――メアリは鋭い目でカイザー達を睨みつけ、金棒を叩きつけて頑丈な床板を粉砕し、威嚇している。
さっきの黒いメイドの提案は無視するべきだろうが、申し分の無いメイドとやらを無視して通ることはできなさそうだった。
と言うのも、彼女は上へ進むための階段の前に陣取って、道を塞いでいるからである。
黒いメイドの方はいつのまにか居なくなっていたが、異世界から来た迷子のようなので、特に気にする必要は無いだろう。
742凛星・緋刃 ◆F6KBXXXXQI :2006/03/20(月) 23:23:13
>737 >740
緋刃:「階段を見つけた、上るぞ……来たか蝙蝠野郎」
階段を駆け上ろうとした時、塔の外で見た男が現れ無数の火球を放ってきた。
緋刃:「なるほど。奴は炎を得意とし力で押し切る戦法のようだ、だが言い返せば考えるより先に手が出る単純な相手だ」
凛星:「力だけでは私たちを倒すことはできないアルね、フェイは進路の確保をしてほしいアル。あれは私が何とかするアルよ」
凛星は数枚の呪符を投げるとそれは空中で陣を形成した。
凛星:「我下命氷霊!降氷刃!!」
言葉を唱えると、陣の中から無数の氷の塊が放たれ火球を迎え撃った。

一方緋刃は階段を上り、近づこうとする他の参加者に容赦なく攻撃を加えていった。
緋刃:「死にたくなければ諦めて帰んな!凛星!さっさと行くぞ!!」
凛星:「分かったアル、最後に……」
そう言うと階段に呪符を貼り、針みたいな物をばら撒いた。
この階段に近づこうとした者の気配に呪符が反応し、暗器「縛魂釘」が刺すという罠を作り上げた。
ただし、あくまでも死ぬほどの痛みがあるが死ぬわけではなく、時間が経てば符の力は勝手に消滅するように凛星は設定しておいた。
凛星「痛い思いしたくないなら別の階段探した方がいいアルよ」
緋刃:「悪いな蝙蝠野郎、俺達は雑魚にかまっている暇はねぇんだよ
    どうやら上にいる敵の方が少しは楽しめそうだ」
目的は闇の精霊である、そのため戦闘は必要最低限にして最速で頂上に向かうというのが二人の作戦だ。
二人は階下には目もくれず駆け上っていった。
743フレイ&リョウ&レン ◆FR1zM42Xho :2006/03/21(火) 18:14:44
>733
何故か光線が放たれない。三人が辺りを見回すと・・
>その上には魔法陣の形をした蝙蝠の群れが控えていた。
>鏡とは違う形の銀の板を持っていた。鍵である。
リョウ「多少強引だが・・(この気配・・猶予は無いか・・)
    俺が捨て身をする。後は・・解るな?フレイ」
素早く一箇所に集まり、対策を講じる。
フレイ「確かに、急ぐとなるとそれしかないね・・」
レン「す、捨て身!?死ぬ気かよ?」
リョウ「・・まぁ、フレイとお前はここにいろ。
    フレイの指示に従うんだ。良いな?」
言うや否や、魔法陣の真下に跳んだ。
が、リョウの足が地に着く前に、光線が放たれようとしていた。
拾い上げるのとほぼ同時に、光線が放たれた。
リョウ「陰陽秘術・・絶破ァッ!」
リョウの右手に何かが巻き起こり、見えない『それ』を放った。
と・・瞬く間に光線が掻き消えて行った。
フレイ「レン、跳ぶよッ!」
レン「あ・・おうっ!」
絶破が放たれると同時に、二人が蝙蝠の群れに向かって跳ぶ。
フレイの方が若干早く群れに着き、蝙蝠から鍵を奪い取る。
レン「(なるほど!)白虎爆砕ッ!」
今更作戦の意図に気付いたが、まだ間に合った。
蝙蝠に剣を叩きつけ、群れの中から爆発が巻き起こる。
爆心となった蝙蝠の周辺は木端微塵になり、
周囲の蝙蝠が持つ鏡も割れた。
レン「っしゃぁっ!」
当然だが、二人は落下していた。
フレイ「(目障りだな・・)使わせて貰うよ」
フレイはレンの肩を使い、再び跳んだ。
レン「うわっ!?」
まばらに残る蝙蝠を、槍を回転させ一掃した。
レンは頭からの落下は防いだが、相当無様に着地した。
フレイは難なく着地し「ゴメンね」と謝った。
レン「気にすんなって・・鍵も手に入ったしな!」
フレイ「あ・・リョウ、平気?」
思い出したようにリョウの元へ駆け寄った。
リョウは、息を切らしぐったりと座っていた。
リョウ「思ったより消耗が激しいな・・先に行ってろ。
    俺も後から行く」
自らが取った鍵を見せ、そう言った。
『絶破』は体力の消耗が激しいが、
強力な技を打ち消した場合、更に消耗するらしい・・
レン「ここで待ってちゃ駄目か?」
リョウ「邪気と・・戦いの気配がする。魔王軍か・・魔女とやらかは知らんが。
    悠長な事を言って無いで、進めるだけ進むんだ」
フレイ「そうそう。ほらレン、行くよ?
    じゃ、また後でね。塔の中に入ってるかも知れないけど」
何故か軽いフレイに連れられ、二人は先に進んで行った。
リョウ「・・ふぅ・・心配性な奴等だ・・」
その歩みが先程より遥かに遅い事に、リョウは溜息を付いた。
が、その視界は半分ほどぼやけていた・・
744カイザー&ザイガ ◆OrJKdYNK3U :2006/03/21(火) 22:55:00
>741
塔内を進むカイザー達の行く先に、重厚な巨大扉が待ち受けていた。
そして、その扉の近くで誰かを待っていたかの様に浅黒い肌のメイドが立っていた。
二人が話しかける前に、そのメイドは語り始めた。
>「気をつけて!この先には申し分のないメイドが居ます!
> あんにゃろのメイド力には、私一人じゃ太刀打ちできません!
> そんな訳ですから貴方もメイド服を着(ry」
その時、大型の魔物が閉まっていた扉を突き破り、放り出された。
ザイガ :「な、なんだぁ!?」
呆気に取られたようにザイガはその魔物を眺めていた。
カイザー:「…さてと、気を引き締めた方が良さそうだな。」
カイザーは扉の向こうの力を感じ取っていた。

>壊れた扉の向こうから現われたメイドは角を備えており、トゲのついた金棒で武装していた。
カイザー:(先程会ったの幽霊が話していたメイドとは、アイツの事か)

>『貴方達も奥様に害をなす人達かしら?まあ、そうでないにしても、すんなり通す訳にはいかないわね』
>鬼のメイド―――メアリは鋭い目でカイザー達を睨みつけ、金棒を叩きつけて頑丈な床板を粉砕し、威嚇している。

剣を鞘から抜き、相手の動きを見る。
カイザー:「奥様とは誰の事だ?俺達は闇の精霊にしか用は無いのだがな。」
静かにそう告げ、カイザーは身体に光の闘気、聖闘気を纏わせた。

カイザー:「俺はその奥様とやらに会う気は無い、
       お前が奥様とやらを守る為に俺達を阻むのならば、それは見当違いだ。
       無駄な戦いは避けたい。どいてくれないか?」
ザイガ :「そゆこと、俺達だって急いでんだぜ?」

ザイガも、身体には紅い闘気を纏っている。
相手の威嚇から、油断は命取りと判断したのだ。
745名無しになりきれ:2006/03/23(木) 10:21:32
聖闘士聖矢ネタ乙
746ブルーム&フーリン ◆wn/6IqHKBc :2006/03/25(土) 09:21:55
>>740
塔の中に入った二人組はその光景に息を呑んだ。
明らかにこの世の者ではない異形の魔物。見たこともない衣装を身に纏った人。未練を残した幽霊などがひしめいていた。
「何なの…ここは…狂ってる…」
ブルームは混乱しそうになる頭を必死で落ち着かせ、辺りをじっと観察した。
どうやら、そこらにある階段が上に繋がっているらしい。さて、何処に行こうかと考えたその時、

>若い男女が居て、これからどうするかを話し合っていた〜
「ん…何で一般人がここに?」「ん〜観光かもね?ほら、地獄巡りってものもあるし〜♪」
左には凶暴な未確認生物がいて、右には怖い鬼のメイドさんがいるそうだ。
「鬼のメイドさん…?まさか…ね…」
とりあえず、左の道を少し進んで様子を見てみたが、(>>737)その光景を見るやいやな、すぐに回れ右をした。
危険すぎる。本能がそう判断した。もし戦ったとしたら死ぬか、瀕死の状況に陥るだろう。無駄な戦いは避けたい。
しかし、命まったく知らずなフーリンが「悪人だ〜♪」と言って斬りかかろうとするのを首根っ子掴み阻止する。
「止めなよ!どう見ても危険すぎるってば!」「む〜悪から逃げるとはなんたる軟弱な〜!」
結局、右の道を進む。道中に何か大きくて固いものに撲殺されたような死骸が転がっていた。
思わず喉がごくりと鳴る。果して生きてここから出られるのだろうか。

>>744
しばらく死骸で埋め尽くされた道を進むと扉が見えた。……いや、扉ではない。穴だった。
扉の役割を果たす物は、床にいびつな形で転がっていた。これも、撲殺した物でやったのだろうか。
視線を扉の中央に向けると以前見たことのある人物がそこにいた。
以前、案内してあげたことがある。そして、フーリンが悪人顔と言った者もいた。
「あれ…あなたも参加していたんですね」「あ〜!悪人顔だー!元気ー?」
ふと、その人物の視線の先を追うと、そこにはやはり見知った顔があった。
「メアリさんっ!?何でこんなところに…!」
あまりにも意外な人物に思考が停止する。さっきまで、屋敷に居たのに…
頭をがんがんと叩き、無理矢理に正常へと戻す。
「…メアリさん、そこをどいて下さい。僕は貴方に危害はくわえたくありません」
「そ〜だよ〜!私達は宝を手に入れたいだけなんだから〜!師匠を助ける為なんだからっ邪魔しないでよね〜!」
747 ◆p3oir6C1II :2006/03/25(土) 23:56:09
>743
フレイ達が塔の中に入ってみると、不気味な静けさと鼻をつく死臭が漂っていた。
既に目いっぱい参加者同士が殺しあった後であり、中にはファースによって殺された者も少なくない。
生存者はどいつもこいつも胡散臭いが、一人だけ、信用できそうな者が居た。アルベールである。
「メリフィリアって奴が、この大会で優勝するのに欠かせないアイテムを持ってるらしい。
 何でも、アイシアって魔女のシールドを破るための宝珠を持ってるんだそうだ。
 場違いなレディーがいたら、きっとそいつだ。確か師匠の友人だから、そんなに心配は要らないはずだ」
という助言を残すなり、リョウの様子が心配だと言って、アルベールは塔から出て行った。

>744>746
『この先は、奥様が張った結界『百鬼夜行絵巻』のせいで空間が歪んでるわ。
 名前はアレだけど、百どころか奥様がバテない限りは無限に魔物が湧いて出る仕組みになってる。
 空間が歪んでて迷うし、どんな魔物が出てくるか全くわからないし、しかも中で死んだら成仏できずに結界の一部になるの。
 まあ、貴方達なら大丈夫でしょうけど、だからこそ、奥様が危険じゃないかなって思うのよねぇ』
武器を構えながら、メアリは話を続けていると、ブルームとフーリンが現われた。
構えたまま動かずに、ブルームとフーリンの話を聞いた。
『ふーん、そんな事情があったの。
 でもね、ここから先は危険だし、生半可な実力で進むと酷い目にあうだけなのよ。
 それに、この大会の賞品―――闇の精霊の祭器をお金に代えたりなんかしたら、きっと大惨事が起きるでしょうね。
 どうしても進むつもりなら、貴方達の覚悟と力を見せてもらうわ!』
「師匠を助けるため」と「お宝」の二つのつながりは、多少頭の弱いメアリでもわかったらしい。
メアリが金棒を勢い良く横に振り回すと、金棒が加速に合わせて伸びた。
一回転する頃には、その馬に居る全員を薙ぎ払えるくらいの長さになっていた。
まだ避けられない速さではなく、わざわざこちらに逃げる機会を与えているようにも見える。
また、メアリが金棒を振り回した瞬間、一瞬だけメアリの身体が透けて、心臓の辺りに木製の呪符が見えた。

>742
いざ上の階層へと辿り着くと、結界の中に飛び込んだような違和感がある。
進めば進むほど妖気は強くなってゆく。
また、凛星達に敵意を向ける魔物も多かったが、
彼等はただ近くに居る者を手当たり次第に襲っているだけであり、魔族の兵と思しき者も被害に遭っている。
魔王軍の兵は紋章やら鎧身に着けており、これが目印になっていた。
だが、どちらにせよ、ほとんどの魔物が敵である事には違いない。
また、人間の死体が粘土のように形を変えて、何事も無かったかのように魔物と化して動き回っている。
死体がグニャグニャと変形するその様子は、実にグロテスクだった。
どうやら、この結界の中で死ぬと、あんな風に魔物に変化してしまうらしい。
並み居る魔物どもをばったばったと倒しながら、逸早く目的地に着かねばならないようだ。
748カイザー&ザイガ ◆OrJKdYNK3U :2006/03/26(日) 21:50:43
>746-747
>『この先は、奥様が張った結界『百鬼夜行絵巻』のせいで〜〜だからこそ、奥様が危険じゃないかなって思うのよねぇ』

カイザー:「百鬼夜行…聞いた事があるようでない名前だな」
ザイガ  :「よーっし!退かないんなら仕方ねえ…」
ザイガが拳を握り締め、飛び掛ろうとしたその時、不意に横から声が聞こえた。

>「あれ…あなたも参加していたんですね」「あ〜!悪人顔だー!元気ー?」
ザイガ  :「…っ、て、てめえ!俺は悪人面じゃねーよ!」
カイザー:「この間の街中で会った二人か、俺達と目的は同じ様だな。」
戦闘態勢に入っていた二人だったが、横からの声に反応し、動きを止めてしまった。
声の主は、以前地下街で会った事のある二人組みである。

>「メアリさんっ!?何でこんなところに…!」
カイザー:(…?あのメイドと知り合いなのか?)

>「…メアリさん、そこをどいて下さい。僕は貴方に危害はくわえたくありません」
>「そ〜だよ〜!私達は宝を手に入れたいだけなんだから〜!師匠を助ける為なんだからっ邪魔しないでよね〜!」
その懇願に対して角の生えたメイド、メアリーはこう告げた。
>『ふーん、そんな事情があったの。〜〜どうしても進むつもりなら、貴方達の覚悟と力を見せてもらうわ!』


>メアリが金棒を勢い良く横に振り回すと、金棒が加速に合わせて伸びた。
カイザー:「ザイガ!下がるぞ!!」
ザイガ  :「お、おう!」
二人は後方へ跳び、金棒の攻撃を避ける。
>また、メアリが金棒を振り回した瞬間、一瞬だけメアリの身体が透けて、心臓の辺りに木製の呪符が見えた。
カイザー:「…何だアレは?」
ザイガ  :「俺に言われても知るかよ。…でも、何かの弱点かもしれねえな。」


カイザー達は、先程現れた二人組に駆け寄り、話しかけた。
カイザー:「俺の名はカイザー、こいつはザイガだ。」
簡潔に自己紹介し、鬼メイドへ視線を向き直す。
カイザー:「さっき見えたと思うが、奴の心臓部に何かの呪符が張ってある。
       そこを叩けば奴を倒せるかもしれないぜ」
ザイガ :「アイツと戦うか、戦わないか…どっちかを決めんだな」
それだけを言い残して、カイザーとザイガは後方へ跳び、話しかけた二人から距離を取る。


距離を取った二人は、会話を始める。
ザイガ  :「さーて、あの二人はどう動くかな?」
カイザー:「…奴らも、戦わなければ進めない事は分かっている筈さ。
       ……友人と戦うしかない状況ならば、せめて当人達の手でカタを付けさせたいからな」
ザイガ  :「…ああ、そうだな。」
>747
>不気味な静けさと鼻をつく死臭が漂っていた。
フレイ「うわ・・懐かしい臭いだね」
レン「懐かしい・・って・・おい・・縁起悪いな」
フレイ「はは、ゴメン。こっちの方が気合い入るんだよね。
    死線!って感じで。さ、皆を探そう・・」
レン「つっても・・死人とかばっかり・・」
>信用できそうな者が居た。アルベールである。
レン「おっ!アルベール!」
二人は嬉々として顔を見合わせた。
>確か師匠の友人だから、そんなに心配は要らないはずだ
レン「先生の友達かぁ・・」
フレイ「場違いなレディー・・ですね?解りました。
    ありがとう!お世話になりっぱなしだなぁ・・」
レン「サンキュー!」
>リョウの様子が心配だと言って、アルベールは塔から出て行った。
レン「へ・・?そう言えば追いついて無い・・」
フレイ「・・かなり、危ないと思うよ。
    まあ、そこはリョウの生命力と、アルベールさんを信じようよ。
    俺達は・・メリフィリアさんを探そう」
レン「あ・・ちょっ」
フレイは険しい表情を一瞬するが、すぐに表情を戻すと、塔の奥へと歩を進めた。
レンは慌てて後を追いかけた。

リョウは、相変わらずうつむき加減で座り込んだままである・・
750スルト&ライナハルト ◆G529oeQlnM :2006/03/31(金) 00:47:02
名前:スルト・ムスペルフレア
   ライナハルト・メル
異名・肩書:紅の魔王
      光の精霊への鍵
年齢:46歳(外見)
   20歳
身長:200cm
   170cm
体重:ライナハルト氏の強い要望で非掲載
スリーサイズ:ライナハルト氏の(ry
種族:紅蓮の民
   人
職業(Lv):魔王(?)Lv24
     僧侶Lv30
属性:火
   光
性別:男
   女
性格:どうして魔王なのかと問いたくなるほどのおおらかな性格。
    冷静かつ突っ込みを忘れないナイスな性格

誕生日: 不明
    3月21日
血液型: O型
    AB型
年代:不明
利き手:右利き
    両利き
魔法:炎属性魔法
   光属性魔法
特技:魔炎剣技
   修羅体術
得意な技:紅蓮爆砕刃
     阿修羅発勁
長所:以外と冷静。サバイバル能力
   家事全般をこなす
短所:水が極端に苦手。 魔王という誤解のせいで命を狙われる事も
   キレると冗談抜きで怖い
戦法:剣技+補助魔法
   体術+回復魔法
装備品右手:ムスペルクレイモア(両手)
      無し
装備品左手:無し
      無し
装備品鎧:炎皇の服
     聖なるローブ
装備品兜:無し
     丸い羽帽子
装備品アクセサリー:無し
          光のロザリオ
所持品:でかい袋
    光の護符
751スルト&ライナハルト ◆G529oeQlnM :2006/03/31(金) 01:03:02
瞳の色:赤
    青
血液型:O型
    AB型
髪の毛の色、長さ:赤 短い
         金 肩まである
容姿の特徴・風貌:どうみても、強そうな旅の大剣使い
        旅の僧侶様
その他特徴:背に巨大な刺し傷がある
      特に無し
趣味:飲酒・旅
  
チェス
恋人の有無:無し
      無し
好きな異性のタイプ:まず結婚しそうにない
冷静な人
自分の恋愛観:まず結婚を(ry
       両方が幸せになることを…
好きなもの:酒・宴会
      知的なゲーム
嫌いなもの:水、全員そろって無い事、犠牲
      無謀な人
好きな食べ物:焼肉
       米の飯
最近気になること:なんで、今目覚めたか
スルトが本当に魔王かどうか
一番苦手なもの:洪水
        不明
人生のモットー:両方不明
一番の決めゼリフ:いいか、一人も死ぬな! 宴会は全員でやった方が面白いにきまってるからな
         あなたの無謀さには呆れますよ
将来の夢(目標):特に無し
        光の精霊の発見
この住人として一言:旅が終わったら、盛大に宴会と行こうぜ
          よろしくお願いします。
仲間達へ一言:飯の事ならまかせな
       よろしくお願いします。
名無し達へ一言:名前、早く付くといいな!
        ここは2chですよ…
中の人より一言:熱い奴と冷めてる奴ですが、よろしくお願いします。
簡単なキャラ解説:かつて、神々の軍から国を守ろうとしたスルト。
そして、後に魔王として知られた…
752スルト&ライナハルト ◆G529oeQlnM :2006/03/31(金) 01:10:27
ここは、カイザー達がいる大陸とは別の大陸にある火山『グランドメルト』
かつて、神々はここで封魔の剣を作り、一人の魔王を封印した。
魔王の名はスルト・ムスペルフレア。
彼はグランドメルト周辺に偉大な王国を築いた。
しかし、その繁栄振りは、後に神々の怒りを買うこととなる…
神と魔王との戦いは一瞬で終わった。
魔王は後ろから封魔の剣で刺されたのである。
魔王を封魔の剣で刺したのは、皮肉にも彼が守ろうとした王国の民の一人であった…
王国の人々は天に上り新たな生活を送った…

そして、今…グランドメルトに人の僧侶が訪れた…
753スルト&ライナハルト ◆G529oeQlnM :2006/03/31(金) 01:24:35
ライナハルト「ふう…熱いわね」
彼女の名はライナハルト・メル。
光の精霊の力の一部を受け継いだとされる『メル家』の次女だ。
ライナハルト「洞窟は…あれのようね」

ライナハルトは洞窟に入った。
ライナハルトは教会よりある命を受けていた。
『グランドメルトの魔王に関する調査』
それが内容だった
言い伝えによれば、グランドメルトの洞窟に魔王は封印されているらしい

洞窟内な暗く…そして熱かった…
ライナハルト「この奥に復活した魔王が居るの…?」
ライナハルトは最奥にたどり着いた。

ライナハルト「ふう…」
最奥は広い部屋になっており、流れる炎が照明の代わりとなっていた。
そして、奥には祭壇と棺があるのが見えた…
ライナハルト「あの棺の中に…魔王が…」
ライナハルトは棺の前に立った。
754凛星・緋刃 ◆F6KBXXXXQI :2006/03/31(金) 04:01:55
>747
凛星:「……あれ?」
緋刃:「……感じたか、何だこの感じ?」
上の階に上った時、何とも言えない不快感が二人を襲った。
凛星:「なにアルか……このぐんにょりした感じ」
緋刃:「凛星のたとえはいつも分かりづらいんだよ
    ただ、さっきの雑魚とは違ってここの敵は少しは殺しがいが出てきたな」

他の参加者も回りに何人かいたが、不幸にも魔物との戦いで命を落とす者もいた。
凛星:「ちょっと……なにコレ、人がぐんにゃりして魔物になっちゃったアルよ」
緋刃:「ふん、二度も死にに来るとは馬鹿な奴らだ」
緋刃の槍が情け容赦なく魔物と化した参加者を貫く。
凛星:「ここにいると体力を削られるアルよ、早く上の階段を見つけるアル」
緋刃:「できるだけ力は温存してぇが……魔王軍の奴らは皆殺しにしねぇと俺の気がすまねぇ!!」
魔王軍の兵士の紋章や鎧は戦の中で緋刃は幾度も見てきた。体からは殺気がほとばしり、黒いオーラとなって表れるようにも見える。
凛星:「フェイ!!今は闇の精霊を手に入れることが先アル!!復讐は後からいくらでもできるアルよ!!」
しかし緋刃は敵の中に飛び込み、巧みに槍を操り次々に魔王軍・参加者・塔の魔物を手当たり次第に殺害していった。
緋刃:「てめぇらにも教えてやる……翠京の民が受けた痛みをな!!」
755スルト&ライナハルト ◆G529oeQlnM :2006/03/31(金) 10:19:23
と、突然、洞窟全体が揺れ始めた!
ライナハルト「えっ! 噴火…」

揺れは三分程続き、やっと収まった。
ライナハルト「ふう…噴火ではなかったようね」

ゴゴゴ…
ライナハルト「な…何、この音」
その音は、まるで石盤を引きずるような音だった。

ライナハルト「この部屋で、こんな音が鳴りそうな物は…」
しかし、次の瞬間、音源は明らかになった。

???「うっ…っと」
ライナハルト「!!!」
ライナハルトは部屋を見渡してみた。
すると、棺が開いているではないか!

ライナハルト「魔王…復活…」
ライナハルトは身構えた。

魔王は体をゆっくりと起こした。

魔王(?)「ぐっ…背が痛てえな…」
ライナハルトはこの言葉で、彼が魔王であると確信した。
かつて、魔王は「背中に『封魔の剣』を刺され」封印された…
しかし、刺されたのに「痛てえ…」で済むのは流石魔王と言ったところか…
ライナハルトは魔王の様子を見て、こう思った。
756スルト&ライナハルト ◆G529oeQlnM :2006/03/31(金) 10:42:24
そして、魔王は完全に起き上がった。
魔王(?)「ここは…ああ、火山洞窟か…」
ライナハルト「ま…魔王…!」
ライナハルトは魔王に聞こえるように叫んだ。
魔王(?)「魔王? お嬢ちゃん、そいつは誰の事だ? 俺には『スルト・ムスペルフレア』っていう名前があるんだが…」
ライナハルト「と…とぼけるな!」
スルト「参ったな… 状況は掴めねえし、お嬢ちゃんと戦うわけにはいかねえし…」
ライナハルト「お…女だからといって見くびるな!」
スルト「いや、やっぱ、女に手を上げるのは…っ!お嬢ちゃん!後ろ!」
ライナハルトは後ろを見てみた。
そこには、まるで悪魔のような形相の魔物がいた。
ライナハルトはすぐに身構えたが…
スルト「お嬢ちゃん、こいつは任せな」
ライナハルト「な…何を言って…」
スルト「ウォーミングアップには丁度いいぜ」
スルトは棺から巨大な真紅の大剣を取り出した。
スルト「悪くねえな…この剣」
ライナハルトは、その大剣を知っていた。
その剣の名は『ムスペルクレイモア』、通称『封魔の剣』。
まさか、封魔の剣を魔王が使うとは…
流石のライナハルトも動揺を隠せなかった。
757スルト&ライナハルト ◆G529oeQlnM :2006/03/31(金) 11:18:40
スルト「食らえっ!」
スルトは封魔の剣を軽々と使いこなし、魔物を倒した。
ライナハルト「…す…スゴイ…」
スルト「ふう…お嬢ちゃん、大丈夫か?」
ライナハルト「お…『お嬢ちゃん』ではなく、私にも『ライナハルト・メル』という名前がある」
ライナハルトは落ち着いた声でそう言った。
スルト「そうか…んじゃあ『ライナ』って呼ぶ事にするか」
ライナハルト「好きにするといい…」

そんな会話が繰り広げられている時、『悪魔のような形相の魔物』が再び起き上がった。

魔物『ワレハ…フメツ…カタワレガシナヌカギリ…ワレハ…フメツ…」
そして、魔物は再び襲いかかってきた。
スルト「ちっ! まだ生きてたのか!」
ライナハルト「私も戦おう」
スルト「お嬢ちゃん戦えるのか」
ライナハルト「もちろんだ。 それと、私の名は『ライナハルト』だ」
スルト「まあ…行くぜっ!」
二人は魔物に戦いを挑んだ


魔物のいう『カタワレ』とは…
魔王「スルト」の秘密とは…
そして、彼らはどのように本編に関わってくるのか…
謎を残し、本編へ続く。
758ブルーム&フーリン ◆wn/6IqHKBc :2006/03/32(土) 12:56:55
>>747,748
>闇の精霊の祭器をお金に〜
ブルームはその言葉にごくりと息を飲む。しかし、瞳は揺るぎ無い信念が宿っていた。
「……しかし、それでも僕達にはお金が必要なんです。普通の人が働いて500年かかるぐらい途方もない金額なんです」
「そういうこと〜私達はね、師匠を助ける為なら世界など滅びても構わない覚悟なんだよっ」
ブルームとフーリンはそれぞれ、武器を構える。
「僕達の……いや、『俺』達の覚悟を見せてやるぜっ!」「メイドさんっ!いくよ!」
>メアリが金棒を勢い〜
二人組は迫り来る棍棒に対して、それを上回る素早い早さで上へと跳び逃げる。
ブルームは青いマントを翻し、空中に飛翔する。
ロッドの先端が赤く光る。それを空中に向けて一振りすると次の瞬間、部屋中に炎の光球がばらまかれる。
フーリンは降り立ったブルームの斜め後ろに位置し、両腕を思いっきり横に広げた構えを取る。金銀の爪がまっすぐ横に伸びる。
そして、その両腕を胸から少し離れた所で交差させる。この構えはあらゆる状況に対応する構え。
一撃必殺を得意とするフーリンがこの構えを取ると言うことは、メアリを強敵とみなしたようである。
部屋中には20ものの炎の球が、メアリの直線上には戦闘体勢のフーリンが今にも跳びかかろうとしている。

>ザイガ「…っ、て、てめえ!俺は悪人〜
「え〜嘘だ〜どう見ても悪人じゃん〜悪人顔コンテストがあったら、優勝出来るかもよ〜あっ、賞金があったら頂戴ね〜♪」
両腕を交差させたまま、フーリンはこの場に似つかわしくない陽気な口調で言った。
「…君も賞品を狙っているのか?……………闇の精霊の祭器の目前までは共闘といかないか?君達と俺達が一緒ならそこまでいけると思うぜ?」
ブルームは戦闘体勢に入っているため、やや口調が強くなっているようだ。フンと鼻を鳴らし、カイザーに問いかける。

>「俺の名はカイザー、こいつはザ〜
「俺はブルーム。そして、このチャンポラな娘がフーリンだ」
こっちも名前を名乗る。

>「さっき見えたと思うが、奴の心臓部に何かの呪符が〜
知っていた。さっき、跳んだ時に木製の呪符が透けて見えた。だから、炎の属性を持つ魔法を選択した。
しかし……ここまできてブルームはためらっていた。もし、そこを攻撃したら死んでしまうのではないのかと。
さっきのカイザー達は後ろへ下がったようだ。俺達にまかせるつもりなのだろうか。
……何とかしなければ、もし、俺達が倒されたらきっとカイザー達は容赦なくメアリさんを滅するだろう。

針の落ちる音まで響きそうなほど、緊迫とした空気が辺りを包む。
どのぐらいこうしていたのだろう。10秒かそれとも1分だったかもしれない。
そんな静寂はブルームの言動で打ち破られた。
「……………俺は貴方を倒す。殺すのではない。…だが、五体満足でいられるとは思わないで欲しい」
ロッドが振られる。炎の光球の半分程がメアリに向かって襲いかかる。
759名無しになりきれ:2006/03/32(土) 14:44:04
ズキューン
ライフルの弾がカイザーの胸に食い込む
「悪いな・・・これも仕事だ祭器は、貰っていく」

ドンドンドンドン
「俺を相手にしたのが悪かったな・・・後悔は世界が滅びた後にやってもらおう・・・」

頭に、デザートイーグルを撃った弾が数発食い込む・・・
「アデュ・・・今まで相手していた勇者達よりはちと強かったぜ・・・」




760 ◆p3oir6C1II :2006/03/32(土) 22:11:43
>748>758
メアリは金棒を振り回して飛んできた火の玉を弾いてはいるが、まともに命中しているものも少なくはない。
だが、恐ろしく強靭な肉体を持っているようで、なかなか致命傷を負わせるには至らず、しかも傷が塞がっていく光景も見てとれた。
「ハッ!」
軽く跳ねて、落下速度を加えて金棒を床に叩きつけると、建物全体が揺れた。
これによって相手が体勢を崩そうが崩すまいが、あの伸びる金棒で敵を一度に薙ぎ払うつもりでいるらしい。
先ほどと同じような振り方をしているものの、本気で殺す気になったようで、速度の点で大きく異なっている。
先ほど見えた呪符はメアリの実体化を助ける役割を持つが、たまに数秒ほど、実体化が解けることがあるようだ。
幸いにして、このメイドの霊はカイザー達に何の恨みも持っておらず、実体が無いまま人を呪い殺すような力は発揮できない。
実体化が解けて半透明になった瞬間を狙って攻撃を仕掛け、呪符を破壊すれば、このメイドは力を失って退散する。
再び木製の護符が露出したが、金棒による猛攻は止むことがなく、倒すには捨て身の攻撃を仕掛けねばならないだろう。

>749
そもそも凛とした女戦士や、いかにもな魔女でもない限り、女性というだけで場違いだと思ってしまいがちだ。
暫く進むと、確かにアルベールが言う『場違いなレディー』の典型例と言える、メリフィリアと思しき貴婦人に遭遇した。
誰かと戦っていたが、その相手はなんと先生だった。
奇妙なのは、魔術師なうえに体術が苦手だと明言したはずの彼が剣術を用いて戦っており、魔法と呼べるものを一切使っていなかったことだ。
貴婦人の方が放った魔法の火炎弾を剣で弾いて爆発させ、閃光によって視界が封じられたところを一気に距離を詰めたようである。
煙が失せ、メリフィリアの視界が回復した頃には、剣を鼻先に突きつけられていた。
「お前では、あの魔女を打ち破ることはできん。命が惜しくば、その宝珠を捨て、裏方に回れ。その方が、きっと面白いものが見れるだろう」
貴婦人は渋々宝珠を差し出し、憶えてなさいよ、みたいな事を言って逃げていった。
様子のおかしい先生の方は、フレイ達の気配に気付いたのか、無言で宝珠を投げて寄越して、奥へ進んでいった。

>754
魔物を蹴散らしながら進み、階段を登って上の階に行くと、東洋風の町並みが突如として出現した。
赤い月が浮かぶ夜空を含めて目を疑うような光景ではあったが、幻ではないようだった。
また、遠くに天へと伸びる階段が見えるが、これが上の階に続いているものとは、なかなか信じることができるものではない。
謎の街は不気味な気配が漂っており、人っ子一人おらず、どの家にも明りがついていないのも気味が悪い。
向こうの通りでは、大小様々な妖怪が行列になって練り歩いていた。正しい意味での百鬼夜行である。
突然、凛星達の上を何か大きな影が通り過ぎていったが、それは散々見かけた巨大なバッタではなく、普通の馬であった。
影の主は屋根の上から飛び降りて凛星たちの前に立ちはだかり、槍を向けた。
いかにも暗黒騎士という風貌の魔族だが、何と言っても赤い鎧に刻まれた魔王軍の紋章が目を引く。
彼こそが、噂の魔族の騎士と見て間違いはないだろう。
「……」
言葉を発する事は無かったが、凛星達に勝負を挑んでいることは明らかだった。
761カイザー&ザイガ ◆OrJKdYNK3U :2006/04/02(日) 21:59:02
>758>760
>「……………俺は貴方を倒す。殺すのではない。…だが、五体満足でいられるとは思わないで欲しい」

カイザー:(…ブルームと言ったな、決心したか。)
ブルームは火球を生み出し、それをメアリに向けて放つ。
だが、メイドはそれを避ける。何発かは当たっているが、まるで堪えていない。
ザイガ :「すげえな、あの火の玉に耐えるのかよ。
       …ところでカイザー、さっきあいつの言ってた『共闘』の件についてはどうすんだ?」
カイザー:「奴らの戦い振りを見て決めるさ。この塔は思ったよりも厄介だからな」

>「ハッ!」
>軽く跳ねて、落下速度を加えて金棒を床に叩きつけると、建物全体が揺れた。

ザイガ  :「くっ!」
カイザー:「ちっ!」
二人は塔が揺れたと同時に飛び上がる。
だが、そこへメアリの金棒が襲い掛かってくる。
空中へ跳んだ為、金棒の回避運動はできない。
―――バキィッ!!
ザイガ  :「…ぇぶっ!!」
腹部に金棒を叩き込まれ、情けない声と共に壁に吹き飛ばされる。
カイザー:「おい、ザイガ!大丈夫か!?」
位置的にザイガが盾になった為、カイザーは無事であった。
ザイガが飛ばされた場所には砂煙が舞っており、ザイガの姿は確認できない。
ザイガ  :「…うえっ…お、おう、なんとか無事だ…後方に跳んでて、爪で受け止めて威力を殺せたから…」
声が聞こえ、ザイガが無事である事を確認できた。
そして、砂煙を吹き飛ばし、ザイガは金棒を避けつつ元の場所へと走り戻る。

カイザー:「ザイガ、少し離れるぞ!」
ザイガ  :「え、何でだ?」
カイザー:「この戦いは、あいつらがケリを付けなきゃならないんだ。
       俺達が無駄に手を出せば、あいつの、ブルームの発した言葉の意味が無くなるからな。」

そう言って、二人は伸びる金棒の更に射程外へと跳ぶ。
762凛星・緋刃 ◆F6KBXXXXQI :2006/04/04(火) 03:05:32
>760
緋刃の周りに居た者達は、皆死に絶えていた。
凛星:「フェイ…もう行こう……」
緋刃:「……ああ、無駄な時間食っちまったぜ」
2人は階段を上り、そして驚いた。
凛星:「この町並み、まさかここ……翠……」
緋刃:「違う。ここは塔の中だ。この町はただの幻だ!!こんなもんに惑わされると思ってんのか!!
    つまんねぇもんわざわざ見せつけやがって」
凛星:「でもでも、この塔の中は虚構と現実がごちゃ混ぜになってるアルね、あの妖怪たちも幻アルか?
    それにあの階段、これも幻って言うアルか!?」
緋刃:「ちっ……雑魚に用はねぇ!!さっさと進むぞ!!」
二人は目の前の階段に向け走り始めたその時、一人の騎士が前に立ち塞がり、槍を向けた。
凛星:「……魔族の騎士アルか!!」
緋刃:「俺達に勝負を挑むとはな。いいぜ一騎打ちといこうぜ
    凛星、入り口と出口に符を貼れ。それと陣を張れ」
その言葉を聞き、凛星は無数の呪符をばら撒いた。
呪符は入り口と出口を塞ぎ、緋刃と騎士の周りに陣を形成した。
緋刃:「勝った方がここから出られる、分かりやすくていいだろう?
    俺の槍とお前の槍とどちらが強いか……かかってきな、殺してやるぜ」
>760
とりあえず思いつきで進んでいると・・
>メリフィリアと思しき貴婦人に遭遇した。
フレイ「うーん・・意外とすぐに見つかったね」
レン「先生・・じゃね?あれ」
フレイ「あ、そうだね・・え?剣使ってるけど・・」
余りの展開に、しばし呆然となる二人。
>無言で宝珠を投げて寄越して、奥へ進んでいった。
フレイ「あっ・・と・・」
フレイが二の句を次がない内に先生は奥へと行ってしまった。
レン「お前らはアイシアってのを探せ・・って事か?
   裏方とか何とか言ってたけど・・」
フレイ「どうなんだろう・・ただ、アイシアって人がこれに気付けば、
    多分何か反応するんじゃないかな。
    裏方とかは・・まぁ、その内解るんじゃない?」
手に取った宝珠を眺めながら、そう言った。
レン「じゃあ、どうすっか・・」
フレイ「とりあえず、進めるだけ進もう。
    カイザー達もどこかにいると思うしね・・
    先生の様子が変わってるのも気になったし」
レン「そうだな。その魔女に襲われないように、慎重に行こうぜ!」
そう言う本人が一番心配だが、二人は先生の後に続くような形を取った。
764ブルーム&フーリン ◆wn/6IqHKBc :2006/04/09(日) 10:10:22
>>760>>761
「なっ…傷が塞がって…!」
火の球は確かに命中した。傷も負わせることが出来る。しかし、その傷がみるみる癒えていくのを確認すると信じられないような表情になる。
「メイドさん〜もしかして不死身〜!?」
メアリは棍棒を大きく振り回して地面を叩きつけた。地面が激しく揺れる。
「くっ…本気で…」「ブルームっ!危ないっっ!!」「…なっ!…っぁ!」
次の瞬間ブルームは激しい衝撃を受け、壁に叩き付けられる。壁にひびが入り、ずるりと地面に落ちる。
壁に叩き付けられる瞬間、骨が砕ける嫌な音がした。
「がぁ……っ!」
口の中が血で満たされ、それをバシャと地面に吐く。
「ブルームっ!」ブルームを助けようと駆け寄ろうとする。
しかし、そのフーリンの背後にメアリの容赦ない金棒が迫って来る。
「バカやろうっっ!来るんじゃないっ!」
ブルームはロッドを振り、残った火の球全て、金棒の一部に集中攻撃させ、軌道をそらして、自分の方へと向ける。
また衝撃、壁に叩き付けられ、意識が飛ぶ。完全に力を失ったように、うつぶせに倒れる。血がどんどん溢れて来て止まらない。
「ブルームっ…!しっかりしてっ!」
死が迫って来る。ブルームは今、まさに死にそうになっている。奇跡が起こらない限りそれは逃れない。

しかし、奇跡は…起きた。まるで運命が彼を死なせないような…
ブルームの体が、黒い霧に包まれる。血も赤から黒へと、その染みが広がり、床全体を染めたかと思うと、壁にまで伸びどんどんと部屋を黒く染めていく。
奇跡…と呼ぶにはあまりにも凶々しい光景だった。
「これは…なんなの…今まで見たこと無い……闇…」
天井まで黒い染みが行き渡るとこの部屋は闇で満ちた。その地獄のような暗闇で恐ろしい程低い声がコダマする。
「我……闇に住い、闇に生き、闇の静かな音を聞き…闇から闇へと渡り歩く者…『ダー』」
暗闇でも、その凶々しい波動が伝わり、その居場所がはっきりと分る程である。それはさっき、ブルームが倒れていた場所であった。
765スルト&ライナハルト ◆G529oeQlnM :2006/04/10(月) 00:24:37
スルト「おいおい…また生き返ったな」
スルトとライナハルトは未だに謎の魔物との戦いを続けていた。
倒した回数は百と六十回…
二人の顔には疲れの色が出ていた。

ライナハルト「しょうがありませんね…」
ライナハルトは精神を集中させ始めた。
ライナハルト「このままでは埒があきませんので転移魔術を使います。
魔術の準備ができるまで、あの魔物を引きつけて下さい。」
スルト「おう」

魔物「ニガサナイ…」
スルト「悪いな、あのお嬢ちゃんも俺も疲れてるんでな、お前と遊ぶ気は無い」
魔物「ザレゴトヲ…」
突然、魔物の周囲に炎の壁が現れた。
スルト「二級炎魔法『フレイムウォール』。
炎の壁を生みだし、敵の攻撃を遮断する…俺の得意魔法の一つだ。」
魔物「カベナド…」
魔物は炎の壁を超えようとしたが、強烈な熱気のせいで超えることができない。
ライナハルト「…準備完了…、さあ、こちらへ」
スルト「おう」
ライナハルトの足下には巨大な光の魔法陣が描かれており、スルトはその魔法陣の中へと足を踏み入れた。
ライナハルト「発動せよ! 空間の扉よ!」

ライナハルトがそう叫ぶと、魔法陣が強烈な光を放ち、二人の姿は消え去った。

魔物「ク…キエタ…カ…」
魔物は、一歩たりとも動かず、二人が居た場所を見つめていた。
766スルト&ライナハルト ◆G529oeQlnM :2006/04/10(月) 00:40:00
一方…二人は、謎の石畳の部屋に転移していた。

スルト「暗いな…」
ライナハルト「灯の光よ!」
ライナハルトがそう唱えると、指先から青い光が放たれた。
スルト「お、明るくなった」
ライナハルト「暗いままでは、面倒ですからね」
ライナハルトは落ち着いた声でそう言った。
ライナハルト「さて…落ち着いた所で、私の質問に答えてもらいましょうか…」
スルト「おう、いいぜ。 助けてもらった礼もあるしな」
ライナハルト「あなたは、魔王ですか?」
スルト「違うな。」
即答
ライナハルト「では、あなたは何ですか?」
スルト「俺の名はスルト・ムスペルフレア、っていうのは…前に言ったな…
まあ…敢えていうなら「炎の王」って所か…」
ライナハルト「炎の王?」
スルト「俺の国は、炎の魔術と鍛治を研究している国でな、そんな所から『炎の国』と呼ばれるようになったんだ」
ライナハルト「そうですか…。」
ライナハルトは一呼吸おいて、質問を続けた。
ライナハルト「では、あなたが眠りに付く前の事を覚えていませんか?」
スルト「確か…『悪魔の軍』が攻めて来るって情報が入って…軍備を進めて…そして、軍が攻めてくる日に…
突然眠くなって、気がついたら洞窟で寝てたな…」
ライナハルト「悪魔の軍?」
スルト「ああ、なんでも魔界から来た魔物の群らしく、炎の力を奪う為に俺の国に攻めてきたらしい」
ライナハルト「おかしいわね…確か伝説では神の裁きのはず…」
767スルト&ライナハルト ◆G529oeQlnM :2006/04/10(月) 00:49:37
スルト「伝説?」
ライナハルト「ええ、あなたに関する伝説の事です」
スルト「お嬢ちゃん、ちょっと詳しく聞かせてくれないか?」
ライナハルト「ええ」

ライナハルトはスルトに伝説の内容を話した。

スルト「ほう…この剣の力で俺は封印された…って事か」
ライナハルト「ええ」
スルト「じゃあ、おかしいな?」
ライナハルト「え?」
スルト「普通、剣が折れない限りは、剣に宿る力は永久に衰えないんだ。」
一呼吸おいて更に話を続ける。
スルト「この剣には折れた形跡が無い。
だが、封魔の力も眠りに落とさせる力も宿ってない」
ライナハルト「え! でも、伝説どおりの形の上に伝説どおりに棺に…」
スルト「ああ…、もし考えられるとしたら…」


ガチャリ。
その小部屋のドアが開いた。
スルト「お客さんのようだな」
二人は身構えた。
768 ◆p3oir6C1II :2006/04/11(火) 00:55:29
>761>764
「な、何!?何が起こったの!?」
メアリは突然のブルームの変化、および部屋を包み込んだ闇に対して戸惑いを隠せない。
このメアリは怨念の強さゆえに鬼と化した霊だが、怨みの対象が居なくなった今は、彼女の実態を維持するほどの強い思念がない。
霊体そのものは強い力を持っているものの、そういった事情で精神力はそれほど強くはなく、パニックに陥る事も多々ある。
一気に勝負をつけるつもりなのか、霊力を金棒と腕の部分にのみ集中し、ただでさえ危険な打撃の威力を更に高めている。
しかし、そのために心臓の辺りの守りがおろそかになっており、呪符を破壊する絶好のチャンスでもあった。
メアリは金棒を振り下ろし、ブルームが倒れていたところに向けて渾身の一撃を放った。

>762
騎士の悪魔は相変わらず無言のままだったが、緋刃の言葉に反応を示した。
馬を走らせ、瞬く間に距離を詰め、人体急所を的確に狙った鋭い突きを連続で繰り出してきた。
この騎士は、槍よりもむしろ馬の扱いを得意としているようで、まるで自分の足のように馬を走らせることができるようだった。
また、彼が乗る馬は赤兎馬を髣髴とさせる赤い駿馬で、騎手の腕前もあってか、凄まじい機動力を発揮している。
だが、騎士は馬に頼る部分も少なからずあるようで、そこに付け入る隙があるのは事実だった。
ただし、彼は人間の騎士ではなく魔族の騎士なので、たとえ馬から落としても油断はできない。

>763
先生を追いかけ、階段を登って暫く進むと、得体の知れぬ東洋風の街へと辿り着いた。
参加者らしき人間は例外としても、一般人の姿は確認できず、明かりの点いた家や店も無い。
天へと伸びる不自然な階段は光を放っており、遠くから見ると螺旋状の光線に映る。
また、街のあちこちで妖怪が列を組んで歩いているのを見かけたが、これらは魔王軍でもなければ、参加者の使い魔という訳でもないようだった。
しかし彼等は非常に凶暴で、参加者と見るや否や、それが人間であろうと魔族であろうと見境無く襲い掛かっていた。
一匹一匹の力は大したことはないのだが、あまりの数の多さに押され、ついには力尽きる者も少なくない。
そのような街なので、耐性の無い者ならば気が狂いそうになるほどの妖気が充満していたし、不意打ちの機会を伺う妖怪の気配も強かった。
769シロマ&クロマ ◆jdzeH1qHMg :2006/04/11(火) 14:28:35
>726
シロマ「さあ、早く急がないと白兎を見失うよ!」
クロマ「分かった分かった、じゃああんぱんのレシピを求めて・・・うわっ!」
蝙蝠の灼熱光線にカスってようやく危険に気づいたクロマ。
クロマ「今撃ってきたのはこんな光線?青魔法、ヒートレ・・・うわ!?」
何か発動させようとしているクロマを引きずってシロマは脱兎の如く霧の中へ駆け込む。
>768
>得体の知れぬ東洋風の街へと辿り着いた。
フレイ「・・ただの塔じゃないみたいだね」
レン「先生も何か別の目的がありそーだったな・・」
フレイ「うん・・まぁ、見失っちゃったし、
    階段っぽいのが見えるから、あそこに行こう!」
レン「にしても・・見たような街だなぁ・・
   まっ、俺の知ってる所はもっとショボいな・・」
フレイ「ここの敵、結構強いみたいだね」
参加者の屍が無数に見えた。
その中を進む二人の前に、妖怪の列が見えた。
レン「ん・・?」
>参加者と見るや否や、それが人間であろうと魔族であろうと見境無く襲い掛かっていた。
更に、列の半分以上が一気に数で迫って来た。いや、跳びかかってきた。
レン「ちょ・・集団戦は勘弁してくれよ・・」
二人は大きく後退し、跳びかかりを一度かわす。
妖怪達は無様に地面に叩き付けられ、下の妖怪は自滅の様な形になった。
フレイ「選り好みも出来ないけどね。
    ・・奥義ッ!武鋼極風槍ッ!」
闘気と大気を素早く槍に収束し、貫く構えと共に妖怪の群れに突進した。
丁度突進した位置の妖怪は一瞬にして消し飛んだ。
レン「サンキュー!」
レンは、攻撃で空いた場所を駆け抜けた。
フレイ「まだまだ遠いね・・」
レン「フレイ、次は俺に任せてくれよ?」
フレイ「あぁ、任せるよ・・さっきの技、ちょっとキツかったしね・・」
771凛星・緋刃 ◆F6KBXXXXQI :2006/04/11(火) 23:12:03
>768 >770
凛星の張った陣の中で緋刃と騎士は激しい戦いを繰り広げている。
騎士の繰り出す攻撃は的確で、馬に乗っているため素早く仕掛けてくる。
しかし緋刃はその攻撃を槍で防ぎ、反撃を試みようとしている。
緋刃:「正確な攻撃だな、だがそれ故に先を読み易い。
    それと、槍の使い方を何一つ分かっていないガキの戦い方だ」

二人の戦いを凛星は黙って見ていた。
しかし、誰かがこの場所に居ることを察知した。
凛星:「おかしいアルね、確かに入り口は塞いだはずアル……」
そこまで呟いてある事実に気付いた。
凛星:「入り口は複数あったアルか!?
    だけど出口は一つだけアル……なら!!」
呪符を取り出し凛星は天に向かっている階段にそれを次々と飛ばし、呪符の壁を作った。
ご丁寧に呪符の裏には暗器「縛魂釘」を仕込み、剥がそうとすれば体を貫くようになっている。
しかも符そのものが爆発する二重の罠を張った。
凛星:「もう正々堂々なんて言ってる場合じゃないアルね……卑怯者と呼ばれても絶対に勝ってみせるアルよ」

緋刃:「どうした?随分と攻撃が単調になってきたぞ?」
挑発しながら騎士の攻撃を槍で受け流し、緋刃は周りを見た。
騎士が馬を向け一気に距離を縮める。槍が襲い掛かったその時、緋刃は自らの槍を地面に突き刺した。
緋刃:「もらった!!」
槍を思い切りしならせ棒高跳びのように飛び上がり騎士の胸に蹴りを叩き込んだ。
そして槍を振りかぶり、騎士を打ち据えた。
緋刃:「槍は突くだけじゃねぇんだよ、雑魚が!!」
>771
ひたすらに階段に進んで行ったが、階段を前にして
符で構成された壁が目に入った。
フレイ「あれは・・」
二人は壁の前で立ち止まった。
レン「なんだこりゃ・・?」
フレイ「誰かが仕掛けた罠だね・・それじゃあ、待とうか?」
レン「罠なんだろ・・?何を・・」
フレイ「だから、仕掛けた人。魔王軍じゃなきゃ何とか話通じるかも知れないし、
    ・・そうでなければ・・戦うしか無いけどね」
レン「・・あぁ、なるほど。ってか、まだここにいるのかよ?」
フレイ「多分、ね・・まぁ、いなかったらどうしようもないけど・・」
相変わらずのお人好しでのんびりとした提案だが、
今の所は二人にはそれ以外の方法は思いつかなかった。
階段の周りをうろつきながら、他の方法も思案する事にした。
・・しかし、どうにも気になったレンが・・
レン「・・どうなるんだ?」
と、剥がそうとしてしまった。途端に暗器が放たれ、レンの体を貫いた。
加えて、符が爆発し手に怪我を負ってしまった。
レン「ぐっ!?」
フレイ「レン!?」
少し先にいたフレイが、倒れ込んだレンに近付いた。
レン「悪ぃ・・やっちまった」
立ち上がれはするが、到底剣を握れる状態では無い。
フレイ「・・・レンは休んで良いよ。大丈夫なら来てね」
レンは頷き、階段近くの建物の壁に座り込み傷薬を塗った。
フレイは再び符の壁を背にし、今度は立ち止まった。
フレイ「そこまでして何が目的なんだか・・」
773 ◆p3oir6C1II :2006/04/15(土) 02:35:57
>769
霧を抜けたところには、巨大な塔がそびえ立っていた。
開け放たれたドアからは血の臭いが漂ってきており、戦闘、あるいは虐殺があったことが感じ取れるだろう。
生存者は既にこの場には居らず、此処に居たものは皆、戦死したか、あるいは先へ進んだかの二つだ。
すると、見よ、黒い馬が出てきた。
そして、それに乗っている者は、秤を手に持っていた。
「さっき、強そうな人たちが何人も入っていきました!
 優勝を目指すんだったら、一心不乱にひたすら上を目指しなさい!
 あと、あんぱん持った魔女が居たら引っ張って連れてきてください!」
黒い馬の騎手は、以上のようなことを言っていた。

>771>772
緋刃が放った一撃により、丁度兜の辺り、魔王軍の紋章が刻まれた部分に大きなヒビが入った。
すると、脳震盪でも起こしたのか、動きが数瞬ほど止まった。
ただ、紋章に何らかの力があったようで、これを傷付けたことによって、この騎士に何らかの変化があったようだった。
紋章はもう一つ、鎧の胸の辺りに刻まれている。
槍による攻撃に拘っていた騎士は、馬を駆って距離を離しながら、今度は火炎の吐息で攻撃してきた。やはり槍以外にも攻撃手段があった。
これを避けようが避けまいが、騎士が吐いた炎は確実に建物に燃え移るだろう。
昔ながらの木造住宅だけに、よく燃えることは想像に難くない。
最悪の場合、この不可思議な町全体が火の海と化すだろう。
774ブルーム&フーリン ◆wn/6IqHKBc :2006/04/16(日) 14:35:39
>>768
それは暗闇。全ての光輝くものを拒絶した世界。
そんな暗闇の中で不意に歌声が聞こえて来る。『ダー』と呼ばれた者の声だ。

「星が一つ落ちる。その輝きの高みから」

メアリの振り下ろされた金棒がうなり声を上げてダーに迫る。
ダーは地面を軽く蹴り、金棒の先端を足でたやすく止めた。そのまま、振り下ろすように地面に蹴り落とす。
金棒が地面にめりこむ音が聞こえる。

「枯れかけた木に暗黒の風が吹きて、花も葉も吹き散らす」

メアリが必死の攻撃を繰り返す。しかし、それはたやすく足によって防がれる。その攻撃のリズムにのせてなおも歌声が響く。

「白鳥が池で歌い、その歌も暗黒の腐れ風により、次第に弱まり、鳥は沈む。暗く冷たい水の墓へ」

その歌声と放つ凶々しい気配でメアリに段々と近付いているのがはっきりとわかる。
メアリの金棒を片手でたやすく受け止めると凶々しい気配をさらに強くさせたかと思うと金棒が一瞬にして消滅した。
暗闇ではわからないが、霧になったのだ。ブルームがもっていた能力。忌まわしき禁断の力。

「ああ…静かだ。そして暗い。葉も花も散り尽きた。あの星は弾けて死んだ。白鳥の歌も絶えた」

メアリの前に立つと、胸に手を伸ばし、呪符をむんずと掴み、むりやり引き剥そうとする。
「苦しいか?怖いか?絶望の闇がお前の体を支配しつつあるか?」
腐ったような匂いのする吐息がメアリに掛かる程顔を近付ける。手に力をこめていく。
やがて、ベリベリと嫌な音を立てながら引き剥されていく。ベリベリ…
775 ◆p3oir6C1II :2006/04/16(日) 20:53:29
>774
お札を引っぺがすと、メアリは消え去った。実体化が解けて退散したようだった。
だが、実体化が解けたというだけで、成仏した訳でも、まして霊魂が消滅した訳でもないようだった。
きっと、主人に報告しに行ったのだろう。
程なくして、メアリの主人のものと思しき声が聞こえてきた。
『メアリをいとも簡単に負かすなんてね。流石にメリーを負かしただけのことはあるじゃない。
 メアリが貴方達の様子がおかしいって、ひどく怯えていたけど……
 まあ、遠慮せず上がってきなさいな。最高の料理と魔法でもてなしてあげるから』
メリーというのはメリフィリアの愛称か何かだろう。
声は聞こえなくなり、メアリも居なくなったので、道を阻む者は居なくなった。
>773
たった数分だが、レンは根性(?)で立ち上がった。
レン「ッ・・フレイ、誰か来たか?」
フレイ「うん、誰も来ないね・・
    ただ、町が燃え始めたみたいだよ」
何事でも無いように言うが、レンが見る限り、範囲がかなりの勢いで拡大しているようだ。
フレイ「あー、レン?この階段・・呪符かな?・・の周りで待っててね。
    無理せずにね。俺も無理だと思ったら帰って来るよ」
レン「・・何が無理?」
フレイ「だから、火が出た辺り・・あっちかな?
    あそこで多分、誰かが戦ってるんじゃ無いかと思うんだ。
    で、行って見る事にしたんだ。それじゃ、待っててね」
半ば強引にそう言うと、フレイは町の中に戻って行った。
レン「おいおい・・罠かも知れねーのに・・」
しかし、到底走って引き止められる状態ではなかった。
炎は遠くから広がりを見せていた。

地下都市――
遂に、と言うか、意外に早くリョウが眼を覚ました。
リョウ「・・・歩ける・・な。フレイ達を追うとするか・・」
体力は動ける程度にしか戻っていないが、
ゆっくりとした動作で起き上がると、よろよろと進み始めた。
何時になったら合流出来るのか、リョウ自身は解らなかった。
777凛星・緋刃 ◆F6KBXXXXQI :2006/04/20(木) 00:39:05
>773 >776
緋刃:「ちっ、落馬しねぇのかよ。しぶとい雑魚だ」
敵の騎士は緋刃の攻撃に耐え、落馬をすることはなかった。
ただ兜にヒビが入ったのを緋刃は見逃さなかった。
緋刃:「来な、次は殺してやるぜ」
馬を走らせて来るタイミングを見計らいヒビに槍を突き刺そうとしたが、騎士が炎を吹きかけてくるのを見て大きく飛び退いた。
結界の呪符は燃える事は無いが、周りの建物が次々と燃えていく。
緋刃:「なるほどあの紋章か……てめぇの化けの皮剥いでやるぜ
    おい!槍では勝てないと分かったら今度はそれか?案外大したことは無いな!!」
騎士を挑発すると緋刃は自ら槍を折った、正確に言うと折れたのではない。
一本の長い槍が二本の短槍になり、それを使って器用に建物を登っていく。
そしてまた槍を元に戻し目下の騎士に向かって飛び降り、後ろにまたがった。
緋刃:「これじゃあ攻撃できねぇよな!おらぁ!!」
騎士を羽交い絞めにし、そのまま二人は馬から転がり落ちた。

凛星:「フェイは大丈夫アルか……?まぁ負けることなんて無いと思うアルけど」
凛星は二人の様子をずっと見てきたが、周りの建物に火が点くのを見ると
凛星:「うわぁ!!この塔が燃えちゃうアルね!!」
そう言うと袖から呪符を取り出し
凛星:「我下命氷霊!!降氷粒!!」
呪符は空に陣を作り氷の粒が降り注いだ、しかし火が消えたのはほんのわずかであり全ての火を消すことはできない。
火が燃え広がるスピードが速いため消火が追いつかないのである。
凛星:「あわわわ、火が消えないアルね〜……ん?」
慌てながらも火を消そうとする凛星はここに誰かが近づいてくるのを感じた。
凛星:「こんな時に邪魔しないで欲しいアル……」
呪符を取り出し誰かが来るであろう方向に投げた、階段に張ったあの符を。
778 ◆p3oir6C1II :2006/04/20(木) 01:50:40
>776
意外なことに、塔の方へと進み始めたリョウの行く手を阻む者は特にいなかった。
塔の周辺、および内部では、本来の目的を忘れて殺し合いを続けていた者が多かったようだ。
辺りには死体ばかりが転がっており、生命の気配がまるでない。
これらの死体を操る術を持つネクロマンサーの類も、既に事切れている有様であるから、アンデッドモンスターに襲われることも少ない。
注意すべきは、悪霊だとか闇の精霊の眷属だとか、そういう連中くらいであろう。

>777(落馬の辺りが決定リールっぽいので、これからはちょっと注意した方が良いかも)
緋刃に羽交い絞めにされて落馬した直後、首が180度回転し、そのまま緋刃に火炎の息を吹きかけてきた。
こう人間離れした動きをされると、この鎧の中は空洞のような気がしてくる。
あるいは、首を180度回転させても大丈夫な身体の仕組みでも持っているのだろうか。
どちらにせよ、炎に耐えかねて離れるよりは、このまま鎧の紋章を破壊した方が勝利を狙いやすいかもしれない。

街に放たれた炎はまだ勢いを増している。
779ブルーム&フーリン ◆wn/6IqHKBc :2006/04/21(金) 11:29:40
>>775
ダーがメアリが消え去ったのを知ると、指をひとつ鳴らした。
暗闇が凝縮していく。それはダーの中に取り込まれていく。
あたりが光に満ちると、ダーの居たところにブルームが倒れていた。
フーリンはすぐに駆け寄ると、ブルームを抱きかかえた。
息を確認する。口から弱い吐息が漏れる。どうやら意識はないが、かろうじて生きているようだ。
「よかった…生きているみたい」
しかし、生きているだけであって、とても戦えるような状況ではなかった。
フーリンはブルームを抱きかかえ、カイザーとサイガの方に向いて
「私たち〜先に行ってるね〜」
その軽やかな言動とは裏腹に苦痛そうな顔をしていた。

そのとき、声が聞こえてきた。メアリの主人のようだ。
フーリンはそれを聞くと、胸の中にどす黒い感情が渦巻いていく。
ブルームを背負いながら階段を上がる。
階段を上りながらフーリンはある決意を秘めていた。

ブルームをこんな目にあわせたやつらを許しはしておけないと。
780名無しになりきれ:2006/04/21(金) 12:48:15
 
781 ◆p3oir6C1II :2006/04/22(土) 18:57:05
>780
そのまま進むと、やはりフレイ達や凛星たちが辿り着いたような、あの東洋風の町並みへと辿り着く。
街の構造はどうやら碁盤目状になっているようだった。
袋小路もないので、ただ天へと続く階段を目指すだけならば、迷う事はあまりないだろう。
ただ、壁は無くとも凶暴な魔物がうろついていることは多々あり、これらが道を阻むということはある。
これらの魔物にやられてしまったのか、参加者の数はまばらで、また魔物に殺される参加者もリアルタイムで見られる。
そうして殺された参加者の死体が粘土のように形を変えて、魔物と化している。
途中で会った、学者風の男が言うには、
「これらは闇の精霊の巫女をやっている奴の仕業だ。
 闇の精霊の力を借りた秘術を用いて、死んだ人間を魔物へと転生させることによって、精霊の眷属を増やしているのだ。
 巫女はこの術を用いて、闇の精霊の聖域を侵す不届き者に罰を与えるのだという。
 ただ、今の闇の精霊の巫女は代理に過ぎないというのだが……」
とのこと。
>777
フレイは軽やかな足取りで炎を避けながら進むが、
突然何かが飛んで来た。
フレイ「ッ・・」
が、一瞬に感覚を集中し、紙一重でかわし、更に返って来る符を槍で貫いた。
暗器がフレイに刺さったが、爆発は槍が受けた。
フレイは顔をしかめながら暗器を抜き去った。
フレイ「良く出来てるなぁ・・こっちも槍に行くかと思ったんだけど・・
    運が悪かったのかな・・。さて・・っと・・お返しは・・
    うーん・・まぁ、良っか。誤解かも知れないしね」
自分の事に関しては、何故かとことんお人好しだった。
フレイはそのままどんどん進んで行った。

その頃・・・
レン「ん・・そろそろ剣握れるか・・?」
レンは右手に剣を握り、軽く振っている。
レン「炎がヤバそうなら・・出来る限り、俺が消してやるかな」
腕輪を握り、精神を集中する。あの時の本から、何かを学んだようだ。
・・が、即席で覚えたであろう技に、過度の期待は禁物とも言えるかも知れない。

>778
リョウ「・・死体だらけだな」
塔に進む道中で、リョウの体力は驚異的に回復していた。
内部に入ってしばらく進むと、悪霊のようなものが襲い掛かって来た。
が、殆どが雑魚の様で、軽く刀を振るうだけで充分だった。
リョウは少し速度を上げ、更に進んで行った。
783魔界の獣:2006/04/24(月) 18:25:18
   _..                ,,.-'ヽ
   ヽ "゙ー-、、         / : :!
    i 、 :. ヽヽ_,,.....、,,,....._;/ ,;'   ;,.!
     i.,  ..;;;ヽ       ヾ ,,;_ , /
     ヾ_:::,:'           -,ノ
     ヾ;.              、;,
       ;;   ● , ... 、, ● ;:  ククク 待っていたぞ
       `;.       ●  ,; '   死んでもらおうか
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784凛星・緋刃 ◆F6KBXXXXQI :2006/04/27(木) 00:36:21
>778 >781-782
凛星:「……ぜんぜん消えないアル」
町に広がっていく火を凛星は必死に消そうとしているが、火の収まる気配はまったく無い。
おまけにこの場所に近づいてくる人物の妨害に手間取り消火作業がはかどらないのである。
凛星:「どうしよう……どうしよう……フェイの様子も気になるし……」

緋刃:「(?……こいつ何かおかしい)」
緋刃は騎士を後ろから羽交い絞めにした途端、妙な感覚を覚えた。
そのまま落馬した後、騎士の首がいきなり自分の方に向いたのを見てその疑問は確信に変わった。
緋刃:「やけに軽すぎる……ぐおっ!?」
火炎の息を浴び、掴んでいた手を離し後ろに転身してなんとかその場から離れた。
緋刃:「地面に落ちた時、随分高い音がした。それにてめぇはやけにその紋章を大事そうにしてやがる
    ……ヒビが入る前と後ではてめぇは態度が変わった、俺の言いたいことが分かるか?」
そう言うと緋刃は顔に黒い布を巻きつけ顔を覆った。
緋刃:「あまり時間がねぇんだ、さっさと死ね」
槍を構え騎士に向ける。

凛星:「また誰かここに入ってきたアルね」
凛星は新たな人間の気配を感じ取った。
今ここで両方とも敵に回せば、自分一人ではどうしょうも無い。
凛星:「どっちかを味方にしたほうがよさそうアルねぇ……」
785ブルーム&フーリン ◆wn/6IqHKBc :2006/04/28(金) 00:00:25
>>781.782.784
「ふわぁ…塔の中に町〜お菓子あるかなっ?」
手を額に当ててきょろきょろと周りを見渡した。
どうやらそんな問題ではない。魔物が徘徊しており、火の手がいたるところで燃え上がっている。
「…お菓子が燃えちゃう〜!」
フーリンにとってはそんな問題らしい。
>途中で会った、学者風の男〜
「…私、女だからわかんなぁい〜」
そういう問題ではない。

「とりあえず、火を止めなきゃ…あっ!そうだ〜♪ブルームっ!荷物漁るよ〜」
ゴソゴソと何かを漁っていると、火薬を取り出した。
「よっし〜これで何とかなるかも〜」
そこらへんに転がっている空き瓶を加工し、爆弾を作り出す。
そして、火の燃え上がっているところへ投げつけた。
凄まじい爆音が町中に轟く。爆風によって火を消そうとしたのである。
フーリンはブルームを背負いながら爆弾をそこら中に投げつけ、階段への道へまっすぐへと進んだ。
「さあさあ〜爆死したくなきゃ尻尾巻いてとっととお逃げ〜♪」
陽気に爆弾を投げつけるその姿はどう見ても爆弾魔にしか見えなかった。
言葉の意味を聞き取れる人はそのとおりに逃げ始め、聞き取れない魔物はその爆弾に巻き込まれていく。
>784 >785
フレイ「・・?」
すいすいと進んでいくと、フレイの視界に少女が入った。
なだ遠いので良く解らないが、消火をしているようだ・・
更に、その少し前の陣の中では騎士と青年が戦っているようだ。
フレイ「えー・・と?状況が良く解らないんだけど・・」
とりあえず、話しかけられそうな少女に話し掛ける事にした。
進みながら「おーい?」と声を掛けて見る。一応の警戒をしながら。

レン「・・は?」
意識を集中していたレンだが、真後ろから爆音が聞こえた。
レン「敵・・っちゃぁ敵かも知れないんだよな・・
   まぁ、まだ遠いし大丈夫か・・」
今は再び集中し、一気に魔力を高めた。
レン「たぁっ!」
剣が水をまとったかと思うと、姿を変えた。
曲がりくねった形だ。そのまま剣を掲げる。
フレイの進んだ方向と体の向きをある程度ずらし、炎を見据える。
レン「・・・レイニング!」
腕輪が大きく振動し、剣から水流が飛び出す。
そのまま水流は炎の上に渦巻き、激しい雨の様に水を落とした。
『その部分は』見事に鎮火したが・・
レン「・・こんなもんか・・
   やっぱ少しでも練習しとくんだったな・・すまねぇ・・フレイ」
一部の炎は鎮火したが、範囲が狭かったのでそこまでの効果は挙がらなかったようだ。
787カイザー&ザイガ ◆OrJKdYNK3U :2006/05/02(火) 00:23:06
>764>768>774-775>779

カイザー:「……」
ザイガ  :「…完っ全に置いてかれたな」
カイザー:「…ああ」
先程までの激しい戦いが嘘だったかの様に部屋内は静まり返っていた。
遠くでは爆音が鳴り響いているが、それも部屋内の静けさに吸収された。
カイザー:「とにかく、俺達も上へ行こう。」
二人は、階段を駆け出した。

カイザー:「それにしても、あいつの変貌は一体…
       悪魔の様に…いや、むしろあれは魔人と言うべきか。」
階段を駆け上る最中、カイザーはそう呟いた。
『あいつ』とはブルームの事である。
ザイガ  :「ん?なんか言ったか?」
カイザー:「いや、何でもない。今は急ごう、それが先決だ。」

二人は階段を昇り切り、そして次の階を見回した。
788 ◆p3oir6C1II :2006/05/03(水) 21:49:33
>784(緋刃さんの方)
槍を構えたのに対し、騎士も槍を構えた。
緋刃の見立てのとおり、よく見れば、砕けて無くなったところから、鎧の中身が空洞であることがわかった。
口から出る火炎の吐息は勢いを潜めており、再び槍を構えて突進した。
繰り出される突きそのものは速いことは速いが、突進そのものは馬の機動力を失っている。
突きをしのげば勝てる!
むしろ、彼を倒した後にこの炎に包まれた町を脱して、天へと続く階段を登ることに手間取るかもしれない。

>782>784>785>786
確かに全ての炎を消す事はかなわなかったが、雨によって消えなかった箇所の炎も勢いを失いつつあるようだった。
街を包む炎は、どうやら術者の生命力に反応して勢いを増したり、失ったりするものらしい。
魔術による炎はそういう性質を持つことが多い。
こうして炎の勢いが弱まったことは、術者が弱っている証拠と言える。
今一度雨が降れば、完全に鎮火したところでおかしくはない。

>787
まったく不気味な気配に包まれた町である。
遠くに見えるのは、光輝く階段のようなもので、これが天に伸びていた。
街では大規模な火事が起こっているようだったが、野次馬が居ないどころか人の気配そのものが希薄だった。
レンが降らせた雨によるものもあってか、火事そのものは鎮火しつつあるようだった。
また、爆発音も聞こえてくるが、音の大きさからすると、それほど遠くではない。
それほど複雑な構造の街ではないようなので、爆発音のしたところまで辿り着くのは簡単だと言える。
789凛星・緋刃 ◆F6KBXXXXQI :2006/05/07(日) 03:33:57
>785 >786 >788
緋刃:「(奴の機動力を殺すことに成功した……さっさとケリをつけるか)」
騎士の突進に動ずることなく槍をしならせる。
緋刃:「何回も言わせんじゃねぇ、てめえの槍はもう見切った」
騎士の繰り出す攻撃を緋刃は巧みに槍を操り払っていく。
数回防御に徹した後、急激に流れを変えるかのように攻撃に転じた。
突きや薙ぎ・斬撃だけでなく、柄を使った打撃で騎士を翻弄し確実に攻撃を当てていく。
騎士の槍を払い、自らの槍の纓(飾り紐の束)で絡め取った。
緋刃:「てめぇの攻撃は封じた、これで終いだな!!」
緋刃の右腕が黒いオーラで覆われていく。
そして渾身の一撃を騎士の紋章に叩き込んだ。

凛星が焼け石に水のような消火作業をしているとどこからか爆音が轟いた。
その直後に「おーい」と何者かの声が聞こえた。
凛星:「(ふむぅ、あの子は駄目そうアルなぁ……使うとしたら爆弾魔の方アルか。何とかとはさみは使いようアルね)」
一人脳内会議を終えた後、凛星は突然
凛星:「きゃあーっ!!助けてー!!」
と悲鳴を上げて爆音のする方へと走り出した。
>788
レン「・・っしゃぁっ!」
レンは炎が弱まってきたのを見て、再度雨を降らせる事にした。
再び集中し、今度は先程よりも早く剣に水を纏わせた。
レン「・・・・レイニング!」
再び剣から水流が飛び出し、今度は先程よりも高く大きく広がった。
徐々に雨にように水が降り出した。
レン「俺の全魔力・・頼むぜ・・」
簡単な魔法を放つ魔力すら失ったレンは、ただ見る事しかできなかった。

>789
>悲鳴を上げて爆音のする方へと走り出した
フレイ「・・え?」
一瞬呆気に取られる。
フレイ「・・・あぁ、そう」
呟きつつも、爆音の方へ逃げた少女を追った。
フレイ(・・悪人にでも見えたのかな・・誤解だよなぁ・・)
飽くまで何か企まれているとは思わないフレイだった。

その頃、リョウも塔の中を着々と進んでいた。
現れた階段を前にし、一度立ち止まった。
リョウ「・・この階段の上に何があるか・・
    最後に行き着く先は同じなのだろうが・・」
自らを嘲笑し、階段を登り始めた。
791ブルーム&フーリン ◆wn/6IqHKBc :2006/05/08(月) 19:43:57
>>786,788-790
爆弾を陽気に投げつけていると、ポツポツと雨が降り始めた。
「あっ、雨だ〜。じゃあ、爆弾はもういらないかな?というか、濡れて点火できないし〜むぅ残念〜」
最後に聞き捨てならない事を呟いたフーリンは爆弾を懐に仕舞って、さらに歩を進めた。

>きゃあーっ!!助けてー!!
「むむっ!?絹を裂くような悲鳴〜」
こっちに向かってくる凛星を目で確認すると、陽気に手をブンブンと振る。
「どうした〜?このフーリンに何でも話してごらん〜?」
この場にはそぐわぬニコニコ笑顔で語りかける。

「ん?他にも人が居るね〜おーい!そこの見るからに不幸そうな人〜早く逃げたほうがいいよ〜?」
両手でメガホンを作り、大声で叫ぶ。その拍子にブルームが背中からずり落ちた。致命的な鈍い音がした。
「あ…ブルーム〜?死んだ〜?おお!神よこの者を生き返らせたまえ〜」
「…勝手に…殺さないでよ……」
「あ、生き返った〜!ねぇ?お金半分になっていない?」
「…相変わらずだねフーリンは…訳わからないこと言っているよ…」
ブルームは重い頭を振って、なんとか自力で起き上がり、フーリンの横に立つ。
「…しばらく寝ている間にとんでもないことになっているね…」
「これもマーフィの法則〜♪ってね」
「それ、前にも聞いたことあるよ…このまま、寝ていたほうが良かったかも…はぁ…」
792 ◆wn/6IqHKBc :2006/05/08(月) 19:45:13
【また……何回間違えれば気が済むんだよ…orz】
793 ◆p3oir6C1II :2006/05/09(火) 02:10:41
>789
緋刃が放った一撃が見事に魔王軍の紋章を打ち砕いた。
騎士は糸の切れた人形のように地面に倒れ伏した。
と言うより、本当に人形だったようで、鎧の中身は空で、倒れる際に渇いた音がした。
鎧からは邪気が抜けて、ただのガラクタになった。
鎧を操る術者の気配は近くには無いようだ。

>790
術者の魔力が完全に失われたところに水が重なって、住宅街を焼く炎は完全に鎮まった。
あとには焼け焦げた木造住宅が残った。

>790リョウさんのほう
メイドの亡霊に出会った。
鬼となった証として角が生えており、かなりの霊力を有していたのだが、物質に影響を与える「念」の力が弱いので、まったく無害だった。
「ここは危険です。仲間と合流したいのなら、道なりに進めばきっと何とかなります。
 急げるようだったら急いでください」
道は複雑ではなく、メイドの霊の言うとおり、確かに道なりに進めば、あの和風の住宅街へと辿り着く。
皆が居る和風の住宅街もまた、単純な構造なので、迷う事もあまりないだろう。
794凛星・緋刃 ◆F6KBXXXXQI :2006/05/13(土) 03:20:29
>793 >790 >791

「手応え有り……」
黒いオーラを纏った拳が紋章を打ち砕き、騎士は音を立てて崩れ落ちた。
緋刃はその鎧を一瞥し
「邪魔だ」
そう吐き捨て兜を蹴り飛ばした。
同時に凛星の張った呪符の陣が次々と剥がれていく。
「……無駄な時間食っちまったな、凛星の術で片付ければ済んだものを」
そう言いながら緋刃はずっと目をつけていたある物に触れた、騎士の乗っていた馬に。
「まぁ、これが欲しかったからな
 凛星どこ行きやがった、ったくよぉ」

「助けてください!あの男の人に殺されるアル!!」
凛星は後ろからやってくる男を指差し、目の前に二人組みに助けを求めた、その時
「あ……」
袖口から饅頭が落ちた。
「あわわわわ……」
パタパタはたきまた袖口にしまった。
「えへへへ……あ、もちろんお礼はするアルよ
 そうアルね……横の男の子、その体じゃ大変そうアルね。完治とまではいかないけどある程度はマシにはできるアルよ」
>791,794
フレイ「ここで雨・・?
    ・・何が起きても不思議じゃない・・か」
火が消えつつある中、追っていた少女が悲鳴を上げて誰かに助けを求めていた。
>そこの見るからに不幸そうな人〜早く逃げたほうがいいよ〜?
どこかで見たような少女が、そう声をかけてきた。
フレイ「・・・へ?」
辺りを少し見回してから・・
フレイ「俺・・?」
>「助けてください!あの男の人に殺されるアル!!」
フレイ「はい!?」
全く身に覚えの無い事だ。
フレイ「・・あぁ・・やっぱ不幸かも・・」
相手は二人、逃げられないかも知れない上に、彼としては誤解を解きたかった。
その場で立ち止まった。必要とあらば、一戦を交えられるように警戒しながら。

>793
メイドの亡霊を見て一瞬臨戦体勢を取るが、すぐに無害と察した。
>仲間と合流したいのなら、道なりに進めばきっと何とかなります。
>急げるようだったら急いでください」
リョウ「そうか・・すまない、感謝する」
そう言うと、一気に駆け――程無くして和風の住宅街が見えてきた。
リョウ「懐かしいような感じもするが・・そうゆっくりもしていられんな」
雨が降っており、あちこちで燃えた跡が見られた。
と、何かを思い出したかのように荷物の中を漁る。
リョウ「・・やはり!」
一枚、『符』を取り出した。袋の底で押しつぶされていたが、効果は発揮出来る。
旅に出た際、フレイを探すまでに全部使ったと思っていたが、
良く考え直し、一枚だけ残っている事に気付いたのだ。
リョウ「これが・・最後の一枚だな・・。探すならば・・当然あっちだな」
符をかざし、念じる。抜き放った翔燕を投げる。空中で翔燕は回転し、一点を指した。
リョウ「フレイは・・こっちか」
翔燕を手に取り、フレイの方へ向かった。
796ブルーム&フーリン ◆wn/6IqHKBc :2006/05/14(日) 20:21:51
>>794,795
>「助けてください!あの男の人に殺されるアル!!」
フーリンは怪訝そうな顔で凛星を見た
「む〜君ぃ何かしたの〜?あの人、女の子を殺しそうには見えないけれど〜嘘ついているんじゃないの〜?」
凛星はフーリンを甘く見ていた。フーリンは馬鹿ではなかった。
「あっ!ちょっと待ってて〜!今、当ててみるから〜」
こめかみに両手を当てて、フーリンの脳内会議が開催された。

この女の子はいかにも不幸そうな男に殺されると助けを求めている
                ↓
しかし、あの不幸そうな男は悪人顔をしていない
                ↓
よって、あの不幸そうな男は悪人ではない。これは確定
                ↓
では、なぜ殺されると言うのか。それは男と女の関係にあるのではないだろうか。
                ↓
よって導き出される答えは、男の愛を確認するために、わざと殺されると言ったのだ。
この恋する少女は白馬の王子さまに助けられることを望んでいるのだ。

フーリンの妄想に満ちた脳内会議を終えると、ぽんと両手を叩いて、ピコーンと口で言った。
「おっけーおっけー君のしたいことはわかったよ〜♪いや〜初々しいね〜。お姉ちゃん、ときめいちゃったよ〜♪」
なれなれしく、凛星の肩をぽんぽんと叩く。
「よっし〜ここはあえて君の策略に乗ってやろうじゃないか〜全ては愛ゆえにっ!」
そう、フーリンは馬鹿ではなかった。『大』馬鹿だったのだ。
「さって〜そんじゃま行きますか〜」
そう言って、金銀の爪を伸ばし、フレイのほうへと歩を進めた。
しかし、今のフーリンには殺意など微塵もなかった。
適当なところで負けてやろうと思っているのだから。にこにこ笑顔なのはいつもどおりだが…

フレイの方へと近づき、そこで構える。
「やいやい〜君の恋人は私がもらった〜!返して欲しければ、この私を倒してみるがいい〜ふはは〜!」

ブルームは唖然とした様子でフーリンを見ていたが、すぐに凛星のほうを見て。
「あ…ごめんね。フーリンが変なこと言って。あ、フーリンってのはあの人だから。僕はブルーム。よろしくね」
そう言って、フーリンの背中を指差した。
体力が低下しているのか、立っているだけでも疲労感がするので、その場に座った。
「えっと…治してくれるんだよね。それじゃあお願いしようかな?」
そう言って、上半身の服を脱ぎはじめ、背中を見せる。
先ほどの戦いで何度も壁に叩きつけられたのか、見るからに無惨な傷が背中全体に広がっていた。
「それにしても…君は本当は何が目的なの?フーリンが言うようなものではもちろんないけれど…
あ、あと、その大福フーリンには絶対に見せちゃダメだよ。すぐに盗られるからさ」
フーリンとは違って、少しは考えることができるブルームであった。
797カイザー&ザイガ ◆OrJKdYNK3U :2006/05/15(月) 20:49:00
>788
カイザー:「次は…街か。火事でもあったみたいだな」
二人が階段を昇りきった先には、東洋風の町が広がっていた。
戦闘の影響だろうか、火事が鎮火された跡が見受けられる。

ザイガ :「なんか、あっちの方で でかい音がしたぞ」
カイザー:「そうだな、次の階への手掛かりがあるのかもしれないから行ってみよう」
二人は走り出した。

>794-796
>「やいやい〜君の恋人は私がもらった〜!返して欲しければ、この私を倒してみるがいい〜ふはは〜!」

カイザー達が到着したと同時、
フーリンがテンション高めにフレイに向けて恋人がどうのこうのと喋っていた。
ザイガ :「…なんだこれ?」
カイザー:「…そんな事、俺に聞くな」
二人は呆れ顔でその光景を眺めていた。
だが、それだけでこの状況が解決するはずも無い。

カイザー達はフレイに近寄り、話しかけた。
カイザー:「おい、フレイ…なんだこの状況は?」
事態が全く掴めていないカイザーは、フレイに質問をした。
【区別する為に名前を表記させてもらいます・・】
>796

>ピコーンと口で言った。
フレイ(ピコーン?・・策略?初々しい?)
そして、少女――フーリンが爪を出して近付いてきた。
フレイ(殺気が無い・・?)
>やいやい〜君の恋人は私がもらった〜!返して欲しければ、この私を倒してみるがいい〜ふはは〜!
フレイ「・・・・・・・・・・はぁっ!?」
何を言われたのかを理解するのに数秒を要した。
理解して、何やらややこしそうだったのでこの場から去ろうと考えたが・・
フレイ(未知数だからなぁ・・今の俺、メチャクチャ不幸になってるし・・)
知らない相手に、迂闊には動けない。中々仕掛けて来ないが・・

>797
>フレイに質問をした。
フレイ「あっ!カイザー!ザイガ!何か久々なような・・
    あ、この状況ね・・俺が一番解らないんだけど・・」
少女、凛星に声をかけたら逃げられ、何故か自分が殺人未遂犯に仕立て上げられ、
もう一人の少女フーリンが誤解なのか何なのか知らないが、それで対立している・・と、
一応、自分の視点でだが起きた事を簡潔に話した。
全員名前すら知らない事も付け加えた。油断しないで前を見据えつつ、だが。

リョウ「・・何をしているんだ・・?」
一方のリョウは、圧倒的な速さで既にフレイ達の近くに来ていた。
声は微かにしか聞こえないが、妙な様子なのは見て取れる。
焼け跡に隠れて気配を殺しつつ、休憩を兼ねてしばらく動向を窺う事にした。
799 ◆FR1zM42Xho :2006/05/16(火) 19:52:07
(>796の下一行空いてるのは手違いですorz)
800名無しになりきれ:2006/05/18(木) 13:05:00
800
801ヒョウ:2006/05/18(木) 22:28:32
北斗骨砕打
802カイザー&ザイガ ◆OrJKdYNK3U :2006/05/19(金) 21:12:45
>798
フレイから大まかな状況を知らされたカイザー達であった。
…だが、それは何の解決にもならない事を知った。
ザイガ :「…ぎゃははははは!!あっはっはっはっは!なんでやねん!」
急にザイガは笑い出した、腹の底から笑い出したのだ。

笑い続けるザイガを横に追いやり、カイザーが口を開く
カイザー:「気にするな、あの馬鹿の思考回路がオーバーヒートしただけだから。
       …そんな事よりも、そこの二人。確か、ブルームとフーリンだったな。」
と、そこで言葉を区切り、ブルームとフーリンの二人を交互に見遣る。

カイザー:「確かお前達は、俺達と共同戦線を提案してたよな?」
ザイガ :「そうだしてた、ぜってえしてた、まちがい…ウゲヶブ!!」
カイザー:「少し黙ってろ、貴様と漫才する暇は無い。
       …それでだ、俺もお前達と共同戦線をする事に賛成だ。」
と、またそこで言葉を区切り、今度はフレイを指差した。

カイザー:「コイツは俺達の仲間のフレイだ。
       そこの少女への殺人未遂の容疑を掛けられているらしいが、
       フレイは無抵抗の少女を殺す様な悪人では無い。それは俺が保障する。」
そして、そこで言葉を区切り、今度は凛星に声を掛ける。

カイザー:「君も何か勘違いをしていないか?
       君を殺そうとしていたのはフレイじゃなく、誰か他の人物じゃないのか?」
803凛星・緋刃 ◆F6KBXXXXQI :2006/05/21(日) 02:11:40
>796 >798 >802

「(……やっぱり怪しまれたアルかなぁ?)」
一世一代の大芝居(大根芝居)に打って出た凛星はどきどきしていた。
しかしその結果は意外なほど上手くいった。
「へっ?愛?恋人?アイヤー……とっ、とにかくあの悪い人やっつけてくださいアルね。
 (あ、何か誤解してる目アル。それにこの子なんか馴れ馴れしいアル……私の方がお姉さん違いないアルね)」
とにかくここで両方を敵にすることは無くなり凛星の安全は一応確保することはできた。
そのためなら怪我人の手当てくらいは安いものだ。
「(何とかとはさみは使いようアル……)」
心の中でそう呟き、ブルームの手当てを始めた。

「紹介遅れたアルね、私は凛星アル。
 ブルームは一体何やったアルか?ひどい怪我アルね……んっ?」
ブルームの体に触れたとき何かを感じたが、気付かぬふりをして血を拭いながら話しかける。
「あと、私の治療法ちょっと変わってるアルね。簡単に言えば人の持っている治癒力を高めるって感じアルよ」
袖口からいくつも棒状のような物が出てくる。
それは先ほど作った呪符の壁に仕込んだ暗器「縛魂釘」であった。
「これを点穴、つまりツボに刺して怪我を治すアルね。ちょーっと痛いけど我慢アルね」
そしてそれをおもむろにに刺し始めた。しかしブルームの問いかけに凛星の手が止まった。
「私の目的アルか……この町の火事を消すことアルよ
 自分のいる町が大変なことになってるから火を消すのは当然のことアルね」
凛星は嘘は言ってはいない、事実消火活動をしていたのだから。
しかし本心も語ってはいない、ここでそんなことを言うわけにはいかない。
目の前の人間は敵なのだから。

フーリンと謎の男は対峙したままなかなか動かない。
「(むー、ちょっとは闘ってくれないと情報が取れないアルね)」
お互い様子を見合っているのは分かるがどんな戦闘スタイルをするのかは気になる。
ここで少しでも情報を集め緋刃に伝えればきっと喜んでくれるだろう。
しかし、男の側に見知らぬ二人が現れ会話をしているのを見たとき、また治療の手が止まった。
「(ちょっ……何コレ!?まさか仲間?えー!!ずるいアルねー)」
しかもその二人組みはよりにもよってブルーム達と共同戦線を組んでいたのだ。
有利どころか凛星は一気に絶体絶命の崖っぷちに立たされた。
そしてテンパったあまりつい大声で叫んでしまった。
「勘違い?私、勘違いなんかしてないアルね!!
 わかったアル!!みんなして私を……
 この……この……女の敵ー!!」
804ブルーム&フーリン ◆wn/6IqHKBc :2006/05/21(日) 11:42:51
>798,802,803
今、この場は混沌としていた。実に混沌としていた。
フーリンが様子を伺っていると、カイザーとザイガがやってきた。 そして、フレイと肩を並べた。
「えっえっなに〜?カイザーと悪人顔ってその不幸そうな人と知り合いなの〜?」
驚いた様子で三人それぞれに指差す。

>…それでだ、俺もお前達と共同戦線をする事に賛成だ
「え、本当ですか?よかったぁ…はい、宝を手に入れる直前までよろしくお願いしますねっ」
そう言って、座ったままカイザーを見上げてにこりと微笑む。さっきの戦闘とは比べ物にならないほど穏やかな笑みだった。
しかし、完全にカイザーに背中を預けるわけにはいかない。宝が一つしかない以上、手に入れるのはどちらかのみ。
だからブルームはあえて宝を手に入れる「直前」までと言ったのだ。
このまま行けば、おそらく宝の目前で戦うことになるだろう。そのときの為に戦いの癖、欠点などを見極めなければならない。

>コイツは俺達の仲間のフレイだ〜
フーリンはフレイを指差して 「ふんふん、この不幸そうな人がフレイなんだね〜私っフーリンねっ!」
陽気に顔をほこばせて、手を振る。しかし、すぐに眉をひそめて、
「フレイ〜それはちょっとないんじゃない〜?仲間を呼ぶなんてさ それじゃ、あのいたいけな女の子のハートをわしづかみにできないよ〜?ぷー」
ふてくされたように頬をふくらませる。

ブルームは名前を確認して、凛星に治療を受ける。 背中の傷のことを聞かれて
「えっと、さっきの部屋…下の階だけれどね。そこで戦ってこうなったんだ 途中で気絶しちゃったみたいだけれど、どうやらフーリンが倒してくれたみたいなんだ」
ブルームは気づいていない。己の奥深くに棲みつく邪悪な存在を。
ブルームは気づいていない。完全なる目覚めが迫りつつあることを。
その皮一枚を隔てたその内部には、人智を超えた混沌が渦巻いている。
凛星はそんな気配を少ながらす感じ取っていたのかもしれない。
背中に針がささるとブルームは痛みに顔をゆがめた。
「いった…もうちょっと優しく…っいたい!いたいから!」

>私の目的アルか……
「えっ、ここが君の町なの?そっか…それはなんて言ったらいいのか…」
周りを見渡して、その無惨な光景に気まずそうな顔をする。
「そうだ、家族は大丈夫なの? 助けないと…!」
だまされていることにも気づかすに凛星を気遣う。

フーリンは目の前の三人を見据えていた。どうしようと悩んでいた。
(う〜どうしよう…敵ではないけれど…約束したし…)
>勘違い?私、勘違いなんかしてないアルね!!〜
背中から凛星の声を聞いてつい振り向いてしまう。 「みんなして私を〜?はっ!まさか〜」
前を向き、目の前の三人を見据える。またしても考え込む。
脳内ストーリーが展開される。

フレイ「へっへっこの女俺に惚れていやがるぜ、だったら楽しませてもらおうじゃないか」
カイザーとサイガ「おいおい、俺たちを仲間はずれにするなよ」
フレイ「くくっお前たちも好きよのぉ」
カイザーとサイガ「ふっ…お前こそ」
三人「はーはっはっはーーはっ!!」
(※皆さん、すみません)

脳内ストーリーが閉幕すると、フーリンは唇を震わせて 「…女の敵ぃぃぃぃぃ!」
凛星と言葉が重なる。殺意が一瞬にて膨らむ。
腰にぶら下げた瓶に火薬を詰めた爆弾を指と指の間に挟む。全部で8個だ。
それを全て三人の上空に向けて放り投げる!
連続する爆音。その合間を縫って、フーリンは目に止まらぬ速さで地面を駆けて間合いを一瞬にして詰める。
フレイの目前でステップを踏み、足に煙を巻き込みながらフレイの顔に向けて回し蹴りを放つ。

ブルームが耳を塞いで爆音から耳を守る。
「…っつぅ…あの馬鹿フーリンっ!凛星っあの饅頭ちょうだい!早く!」
腕をじたばたさせて凛星にどなる。
805名無しになりきれ:2006/05/22(月) 02:35:59
「次スレのテンプレとかはどうするんじゃ?避難所はTRPG板にあるぞい」
通りすがりの老人が呟いた。
>802-804
フレイ「・・・う、うん・・」
オーバーヒートするザイガを横目に、カイザーの方に向いた。
カイザーとあの二人はどうやら知り合いらしい。
>フレイは無抵抗の少女を殺す様な悪人では無い。それは俺が保障する。
フレイ(た、助かった・・?)
更に擁護してくれたり、ブルームと言う人と共同戦線を約束してくれたりで、
ほっと一息ついた。フーリンも一応は自己紹介をしてくれた。
>あのいたいけな女の子のハートをわしづかみにできないよ〜?ぷー
フレイ「・・だから、何?」
まだ妙な誤解は解けていないようで、まだ戦闘体勢を崩していない。
すると、少しの間の後凛星が叫び出し、更に・・
>この……この……女の敵ー!!
>「…女の敵ぃぃぃぃぃ!」
フレイ「はぁ!?」
凛星とフーリンが同時に叫び、フーリンの殺気が一気に増幅する。
フレイ「!?」
上に放り投げられた瓶が次々と爆発する。
反射的に耳を塞ごうとするが、間に合わない――
フレイ「っあぐ・・」
耳を裂く轟音と同時に、フーリンが一瞬で間合いを詰め回し蹴りを放ってきた。
当然避け切れずに、直撃を喰らった。
フレイ「がっ!?・・・くそっ・・」
何とか立ち上がり、耳の痛みを振り切り、槍を構える。
フレイ「・・殺したくないけど、死ねない・・だから、容赦は出来ない・・」
眼が一気に鋭くなり、臨戦体勢に入った。

リョウは気配を殺しつつ、ゆっくりとフレイ達に近付いていた。

>805 老人
(容量ギリギリなのに気付かなかった・・ありがとうございます・・
 それで話し合うなら避難所の方が良さそうですね。
 時間的に話し合いに参加できるかは微妙ですが・・すいませんorz)
807カイザー&ザイガ ◆OrJKdYNK3U
>803-804>805
カイザー:「…?」
女性陣が揃って「女の敵」と発するとフレイが見事に蹴飛ばされていた。
カイザー:「…いや、ちょっと待てよ…お前ら…なんでこうなった?…え、共同戦線は?」
自分は正しい事を言ってたつもりなのに事態が悪化してる。
もはやカイザーも状況がちんぷんかんぷんだ。

>フレイ「・・殺したくないけど、死ねない・・だから、容赦は出来ない・・」
カイザー:「ちょっと待てフレイ!あのフーリンとかいう女をファースだと思え!
       そうすれば単なるスキンシップと思えるぞ!」
半ばヤケクソ気味にそう言い、事態を収拾させようとする。


ザイガ  :「ねえ、みなさん」
カイザー:「なんだ?気持ち悪い声出して」
ザイガ  :「次スレができましたよ、ほら」

       俺はカイザー、共に打倒魔王の旅に出よう!4
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