再現にノンステップバス使うなよ
>>505 地下鉄は複数路線乗り継ぎで通し運賃になる以上切り売りは難しいだろうけど、バスは1路線完結利用の方が多数だからな。
先例を考えてってことになると、札幌みたいに阪急バス、阪神バス、京阪バス、近鉄バス、南海バス、西日本ジェイアールバスに分割って言う可能性もなくはないわな。
>>509 西日本ジェイアールバスは入るかぇ・・・
>>510 五私鉄系よりは可能性低いけど、有り得なくはないかと。
親会社が大阪駅周辺の再開発をやってる状況考えるとあの辺でバス走らせる意味がある気もする。
>>510>>512 一応ジェイアールバスも入れといたけど、まあジェイアールバスは大阪市内で一般路線ないし、民営切り売りになった場合基本的には5私鉄系になると思う。
その場合どの営業所をどこにやるかでもめるかね…
自社の営業拠点と近いところって考えたら?
守口と井高野は京阪に、酉島は阪神に、東成と長吉は近鉄に、住吉と住之江は南海に、とか。
中津、港、鶴町の行き場がないけどな・・・。
>>512>>513 JRが入るとなれば一般車両を新しく作る必要があるんじゃない?まぁどの会社も同じ事だけど。
序に車庫が北港じゃあなぁ・・・豊崎はスペースが無いだろうし。
私鉄5社+舞洲や南港を(今まで通り)北港観光だと思う。
問題は環状線内や鶴町・港をどう分けるか・・・
中津は阪神・阪急で補うとして鶴町は南海?
>>515 車両は市営から移管だから新たに作る必要はないかと。
環状線内を渡すのに西日本ジェイアールっていう手もあると考えてみたんだけどね。こればかりはわからん。
意外と既存のエリアと無関係に入札で決めちゃうかもしれん。まさかのフジエクスプレスとかねw
517 :
名74系統 名無し野車庫行:2012/01/27(金) 00:43:43.16 ID:exrWBCVP
まあ実際、井高野に南海とか
必ずしも既存のエリアに運行が合致していない現実を考えると…
>>506 名古屋の市バスは前乗後降だろ。
1990年09月26日 中日新聞 朝刊 社会面 31頁
夜の街、救急市バス 転落女性乗せ病院へ 南区の歩道橋 乗客も“う回”に協力
二十五日夜、名古屋市南区の市道で、歩道橋から転落した若い女性を、たまたま通りがかった市
の路線バス運転手が見つけた。運転手は女性を車内に運び込み、正規のコースをはずれて近くの
病院に収容した。バスには六人の乗客が乗り合わせていたが、時ならぬ“機転の脱線”に協力、手
当てが早かったこともあって女性は約二週間のけが。緊急事態を目の当たりにしてコース変更を決
断した運転手と、それを支えた乗客の“救助劇”に、日ごろ、遅延に神経をとがらせる市交通局も「人
道上の配慮は当然です」と話していた。
同日午後八時四十分ごろ、名古屋市南区港東通二、北頭交差点から西へ五メートルほどの港東
通(市道)路上で若い女性が頭から血を流しあお向けに倒れているのを市交通局鳴尾営業所所属
の路線バスを運転していた加藤幸男運転手(48)=愛知県豊明市三崎町ゆたか台=が見つけた。
加藤運転手はとっさにバスの向きを後続車に女性がひかれないよう車線をふさぐ形で斜めに停車。
直ちにバスから駆け降り、この女性を近くの北頭バス停付近に集まっていた通行人三人と後部ドア
からバスの中に運び入れた。
このとき、女性は呼吸はしていたが意識はない状態。加藤運転手の服もバスの床も血に染まった
が、加藤運転手は乗車中の六人の客に「人命がかかっています。病院に寄りますが辛抱してください」と呼び掛け、客たちも承諾した。
バスはそのまま環状線を西に約七百五十メートル走り、港東通交差点を路線コースからはずれ
右折。同交差点から約五十メートルの同区加福本通三、山口病院に横づけし、女性を引き渡した。
加藤運転手は病院には名も告げず、通常の運行にすぐ戻り、終点までバスを運転した。
名古屋・南署の調べでは、病院に収容されたのは、名古屋市内に住む二十歳の女性。目撃者な
どの話によると、北頭交差点西の高さ約六メートルの歩道橋から転落した。頭部裂傷で約二週間
のけがで入院したが、生命に別条はないという。同署で転落の原因を調べている。
運転手歴二十五年の加藤運転手は「バスの乗務員は路線を忠実に走る義務があり、かつ車内を
汚すことは厳禁。しかし、血だらけの人を見てそんなことは言っていられないと思った。収容後は、
バス停ごとに乗車するお客さんに非常時だったのでと説明した。助かってくれて本当によかった」と
ホッとした表情。
女性を手当てした同病院の当直医は「救急の外傷の場合、出血量などを考えると放置しておくこと
は危険。処置は早ければ早いほどいい」と話していた。
加藤運転手が一時的に正規コースをはずれたことについて、市交通局自動車部の坂井郁郎管理
課長は「路線をはずさないという原則は重要だが、こうした場合は人道上の配慮が当然」と機転をた
たえていた。
1990年09月28日 中日新聞 朝刊 市民総合版 19頁
機転の市バス運転手に感謝状 転落女性を病院へ運ぶ
【愛知県】名古屋市南区港東通の市道で二十五日夜、歩道橋から転落した女性を機転をきかせて
救助、路線をはずれて病院に送り届けた市バス運転手に二十七日、南消防署(近藤一署長)から人
命救護の功績で署長感謝状が贈られた。
感謝状を受けたのは、市交通局鳴尾営業所の加藤幸男運転手(48)=豊明市三崎町ゆたか台。
事故のあった市道は大型車両の交通量が多く、加藤さんがバス乗客の協力を得て救助に乗り出さな
ければ、転落した女性は車にはねられる危険があった。
表彰に対し加藤さんは「人命救助は当然。しかし、市バス運転手として路線をはずれたことは今も気
がかり」と話し、運転手歴二十五年の複雑な心境も垣間見えた。
1991年01月25日 中日新聞 夕刊 第2社会面 14頁
せちがらい社会にぬくもり 第1回シチズン・オブ・ザ・イヤー 名古屋市交通局加藤さんら受賞 運転中けが人救う 本紙報道で選ばれる
社会の発展に尽くしたり広く感動を与えた無名の市民をたたえる「90年シチズン・オブ・ザ・イヤー」
第一回の受賞者の発表が二十五日、東京のホテルオークラであり、全国から三人が選ばれた。受賞
者の一人は昨年九月、バス運転中に路上の負傷者を見つけ迅速、的確な処置で助けた名古屋市交
通局の加藤幸男運転手(48)=愛知県豊明市三崎町、写真=に決まった。
同制度は社名にシチズン(英語=市民)を掲げるシチズン時計(本社・東京)が市民主役の時代にふ
さわしい人を顕彰しようと、昨年創立六十周年記念事業として創設。全国の主な新聞九紙の記事から
候補を挙げ毎年、三人を表彰する。第一回の候補者は四十四人で、評論家の五代利矢子さんや作家
の立松和平さんら八人でつくる選考委員会が選考に当たって選んだ。
加藤さんは昨年九月二十五日夜、路線バスを運転中に名古屋市南区の市道で、歩道橋から転落し
頭から出血している女性を発見。乗客とともに車内に運び入れ、人命優先の考えからあえて正規の
コースをはずれて近くの病院に収容した。女性は手当てが早かったため二週間のけがで済み、この救
助劇は翌二十六日付の本紙で報道された。
受賞に当たり加藤さんは「当たり前のことをしただけで、大きな賞のそれも一回目の賞を頂き、光栄に
思うとともに驚いています」と話す。
警察や消防からも表彰されており、妻や二人の息子には「何度も表彰があるね」と冷やかされたとか。
表彰で贈られた百万円の使い道は「業務中の事であり、上司とも話し合って決めていく」という。一方、
副賞の高級腕時計については「これも相談して決めるが腕時計を持ってないのでちょうどいいかも」と
笑った。
他の二人の受賞者は、北海道幌泉郡えりも町本町、同町国民健康保険診療所長鈴木陽子さん(50)
=過疎地の医療に役立ちたいと四十二歳で医師免許を取り、家族を大阪市に残し平成二年五月に単身
赴任▽山梨県南巨摩郡鰍沢町柳川、住職林錬友さん(68)=十三年間、自分で考案した点字カレンダー
を視覚障害者に無料で送付している。
1991年02月13日 中日新聞 朝刊 市民版 16頁
福祉へ30万円 感心運転手が寄付
【愛知県】バスを運転中、路上に倒れていた女性を見つけ、病院に収容した名古屋市交通局の加藤幸男
さん(48)=写真、豊明市三崎町=が十二日、市福祉基金に三十万円を寄付した。
ほのぼの美談は昨年九月二十五日夜に生まれ、本紙報道が縁で先月二十五日には市民に感動を与え
た人に贈られる「シチズン・オブ・ザ・イヤー」にも選ばれた。その際、百万円贈られ、「業務中のことだから」
と上司とも相談して、一部を寄付することにした。「正規のコースを外れ、乗客の皆さんに迷惑をかけたが、
気持ちよく手助けしてくださった。当然のことをしただけですし、私一人でやったわけでもないから、社会に
役立つことをまず考え、残りはお世話になった人のお礼などに、と考えています」と加藤さんは話している。
1992年05月27日 中日新聞 夕刊 社会面 13頁
市バス乗客4人けが 南区で接触事故
二十七日午前七時五十分ごろ、名古屋市南区笠寺町西之門の市道で、岐阜県安八郡墨俣町二ツ木、
運転手小椋昭彦さん(24)運転の大型トレーラーと千種駅前発宝生町行き名古屋市営バス(加藤幸男
運転手、乗客約四十人)が接触。トレーラーを避けようとハンドルを左に切ったバスが街路樹に衝突、乗
客四人が転倒し一−二週間のけがをした。