1 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :
オリジナルの文章を随時募集中!
点数の意味
10点〜39点 日本語に難がある!
40点〜59点 物語性のある読み物!
60点〜69点 書き慣れた頃に当たる壁!
70点〜79点 小説として読める!
80点〜89点 高い完成度を誇る!
90点〜99点 未知の領域!
満点は創作者が思い描く美しい夢!
ここまでの最高得点79点!(`・ω・´)
2 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2012/05/05(土) 19:31:12.43
3 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2012/05/05(土) 19:31:38.60
いつもいつも、何でもやってみればいい。これが私の父のお得意の口癖だったのですよ。名言です。とは言っても、
いつもいつも、そればかりまくし立てているわけではなく、例えば天井の一点を見つめていたりして。とは言っても、
いつもいつも、配達でやってくる牛乳屋さんのお兄さんが、父と将棋で対戦し続けたりしてましてね。とは言っても、
いつもいつも、お兄さんの周囲の人はみんな遊んでいるわけではありません。例えば彼の店の大将、とは言っても、
いつもいつも、大将大将と呼ばれているわけではなく、奥さんからは「アンタ」と呼ぶばれていました。とは言っても、
いつもいつも、奥さんはぞんざいではなく、意外に着物を着て芝居見物なんか出かけていたのです。とは言っても、
いつもいつも、歌舞伎座みたいなところばかりでなく、大衆演劇というんでしょうか。お捻り投げたり。とは言っても、
いつもいつも、大金をパァッと景気よく使うばかりでなく、そこは商売人ですから大金がシッカリ。とはいってもう・・・。
昨夜10時32分ごろ、さいかま市葉野町の自営業、判瓶根治さん(42)宅から
芽が出て、茎もぐんぐんと伸び、やがて小さな花が咲いて、おいしいトマトの
酸味も効いて、とろけるチーズとの相性が抜群です。このときパスタは堅めに
推移した本日の株価ですが、一方、不安定な中東情勢を受けてドル円を中心
として半径500キロ以内の暴風雨圏では、突然の突風に注意が必要で、雷も
落す怖い親父で、今時珍しいです。兄貴はと言うと、打って変わって俄然優しい
問題を先に解いてしまって、時間の掛かりそうな問題は後にして確実に点数を
ためて、スペシャルポイントをゲットしよう。いまなら通常の5倍もらえます。さあ!
6 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/05(土) 19:46:12.19
「流れるプール、定員到達。
5万6千人、新規入場停止します。」
「初日にしてはスムーズだ。
夜のファイヤーイベントも、こう行きたいもんだ。」
「燃料も、注入済んでるそうですよ。前倒しで。
夜はガソリン流して、見事に一面、火の海ですね。
「・・・もしもし、制御室。
ファイヤーのスタンバイは?」
『全部終わってます』
「あの、スターな・・・
テスト残ってたが、終わってるか? そうか。
次回からボタン押せよ、いいな、P6と、スターと、押せ。」
『・・・了解。スタート押しました。』
「え?」
<警報>
7 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/05(土) 19:50:20.88
これは難しい問題です。
あなたにはとてもムリでしょう。
木田さんのおじいさんはこの町の町会長さんと一緒によく碁会所は行きます。
碁会所には新郷さんという名の娘さんが受付やお茶出しの仕事をしています。
この娘さんが通っていた高校の恩師である斉藤先生のおじいさんの姉の嫁いだ先にいたお手伝いさんの
河本さんは現在72歳で、次男の嫁と二人暮しです。
河本さんの次男は単身外国で働いているそうです。この嫁は新聞社で事務の 仕事をしています。
河本さんの奥さんは5年前に亡くなり、河本さんは現在の 後妻さんと再婚しましたが、後妻さんは
実の父親が実家で療養しているため、 再婚相手の河本さんの家と実家とを往復する毎日です。
その後妻さんの弟の奥 さんの実の父は木田さんのおじいさんの妹の恩師です。この妹さんは河本さんの
嫁が働いている新聞社の上司の伯母の父方の兄が産まれた町で裁縫の仕事を している石田さんがよく
買い物に行く食料品店のご主人と仲良しで、このご主人の 奥さんは斉藤先生の伯母さんの兄の勤めて
いた出版社で経理の仕事をしている 山本トクさんと中学で同級生でした。トクさんは近所に住んでいる
4歳のみかさちゃん を可愛がって、みかさちゃんのママが忙しいときなど、みかさちゃんの面倒を見てい
ます。みかさちゃんのパパは木田さんの妹の恩師の通うカラオケスクールの先生の弟ですが、河本さん
の次男とは面識がありません。石田さんがよく買い物に行く 食料品店のご主人は木田さんのおじいさん
の姉の知り合いです。
では、河本さんの次男は斉藤先生の伯母さんの兄がみかさちゃんのパパと買い物に行くスーパーは
木田さんの妹の恩師の通うカラオケスクールとどんな関係にある のでしょうか。
8 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/05(土) 19:52:41.57
あなたに質問します。
答えられますか?ムリでしょう。
駒田市猪鹿町に二軒ある中華ソバ屋のうちの一軒の主人、木之下仁乃助さん(57歳) が
出前に使っているバイクの排気量と偶然同じ数字である49円という値段をつけた飴が近所で
滅法人気で、すぐに売切れてしまう加賀屋というお菓子屋さんの奥さんで、東北 から嫁いで
40年のベテランおかみさん徳子さん(72歳)が愛用するスチームアイロンの水タンクはABSと
呼ばれる丈夫なプラスチックで作られています。
さて、丈夫といえば、 石川町に住む印刷業の青木藤吉さん(52歳)はこの30年カゼひとつひいた
覚えが無く、これは実はひいても本人が忘れているかどうか不明で、それほど丈夫ではないという噂
もあるようですが、噂といえば、諺に「人の噂も七十五日」と言われ、これは偶然、二ヶ月半にあたり、
佐多市野本新田の本田祐樹さん(23歳)が勤務先の燃料店で上司の指示で危険物取扱主任の
資格試験を受けるために準備勉強をした期間と一致し、本田さんはこの試験にめでたく合格したので、
お母さんの実家のおばあちゃんからお祝いにスーツの仕立券(3万円分)をプレゼントしてもらって喜んで
買いにいった洋服店の店長で、この町にある3軒のうちの1軒のマンションに住む田島秀雄さん(41歳)
の息子一平くん(11歳)の持っている最新のゲームソフトを半額で譲ってくれたケンちゃんというお兄さん
のバイト先のコンビニでは週に1回、従業員の健康状態や手や爪の洗浄などかなり細かな衛生管理を
行っており、地域の保健モデル企業として調査・表彰などに骨折ってくれた市役所衛生課の友田さんが
地方公務員試験を受けた年にこの地方を台風が襲い、長期間、大雨や突風の大きな被害をもたらしました。
さて、では台風はおもにどの地域で 発生するでしょう。
わかりますか?
9 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/05(土) 20:13:59.81
「くねる」の中に「ねる」が隠れています。
「ねる」はそんなに小さいとも思えません。
こんなものが自分のお腹に入っていて、「くねる」は苦しくないのでしょうか。
「くねる」はどんな気持ちで、この状況と向き合っているのでしょうか。
これを何かに例えるなら、そう・・・
帰宅して、さてご飯にしようかと思ったら、茶の間に見知らぬ人がいる。
ちゃぶ台の向かいにちゃっかり座って、お茶碗持って、
ご飯をよそってもらうのを待っている。
こんな状態です。
あなた、どうしますか。
「ねる」は抜け目の無い、悪いやつです。
だいたい「ねる」というくらいの奴。
働きもせず、ぬくぬくと寝てばかり。
まるで二階の居候だ。
それに比べて、優しい「くねる」は、何も言えないのです。
ただ尽くす一方の毎日に、辛くて、思わず身が「くねる」。
可愛そうな「くねる」・・・
10 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/05(土) 20:14:34.84
でも、ひょっとすると・・・
私たちの知らない形で、二人は共同生活をしているのかも知れない。
こう見えて、実は「ねる」は、気の弱い苦労人かも知れない。
ぷよぷよと柔らかく、世間の冷たい風から身を守る術をもたないのだ。
そこで、「くねる」が自分の中に入れてやって、防備を提供してやる。
暖かい寝床と仕事場だ。
こういった安心の場があれば、自信をもって仕事が出来る。
きっと「ねる」は、そういうタイプなのだ。
「ねる」はここで、コツコツと職人仕事をやっている。
何か算段して計画を「練る」とか、麺類か何かの生地を「練って」卸すとか、
案外いい稼ぎをしてる。
月々の家賃がわりに、「くねる」にそれなりのものを納められる。
「くねる」も満足しており、これを表沙汰にしないでいる。
それが証拠に、
もし「ねる」が出て行ってしまったら、取り残されて寂しくて、「苦」となる。
そういうことだ。
11 :
4〜10:2012/05/05(土) 20:17:37.21
スレ元様
一人ぼっちの別スレに書き溜めた駄文を、
「見てくれる人がいるかも!」と思った勢いで、
立て続けに書き込ませてもらいました。
所詮そういう水準でもありませんが、ご評価・苦言・ノーコメント、何なりと。
(結果次第で「迷惑顧みずまた」となった暁には、懲りずにヨロシク)
12 :
4〜12@見過ごしてください:2012/05/05(土) 20:43:16.96
そう、あれは居間から20メートルほど離れた頃の事です。
Gさんは近所のバーさんへお酒を飲みにいきました。
するとそこに、川上のほうから、都会化の奈美が押し寄せてきて
「んねぇん、一敗どう?」
「いやこれは負けた、一敗だけに一敗食わされたな。」
と思ったGさんは、 茶湾に船を浮かべて、尾に荷を付けた鬼に鬼菓子を貸しに、
菓子店「鬼菓子・マー」へ向かいました。
でも「湾」というぐらいで、そこは内海なので、船は潮に流されグルグル回るばかり。
すっかり目を回したGさんのGがもっとグルグルになったので、@さんに改名しました。
@さんが困っていると、そこは世の中良くしたもので、
「@さん、それは、雷オコシがダンゴに漬かり込んでますねー。
コンパクトで小回りが効き、キビキビッと食べやすそうです。
そう、オコシに漬けたキビキビ団子ですねっ!」
@さんはあらかじめ、雷オコシと羽二重ダンゴを準備しておったのですが、
グルグル回っているうちに、両者は合体して漬かり込んでしまったのでした。
それから、オコシ+団子=結合物を少しずつ食べて、 グルグルと回りながら、
なんとか菓子店「鬼菓子・マー」についたので、まあまあ、めでたいのです。
追伸
キビキビ団子を見てえらく気に入っていたのは、誰だかよく判りません。
13 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/05(土) 21:16:46.17
全部は読まなかったんですが、
文章がところどころねじれてません?
それがいい所だ、持ち味だ、と仰るかも知れませんが、
分かりやすい内容でそれをやらなければ、チンプンカンプンになってしまい、
苦痛となって最後まで読めなくなってしまいます。
14 :
4〜12@こんな物にどうも:2012/05/05(土) 22:07:05.43
ありがとうございました。
お見せするなら相応にということですね。
もうししばらく自分でクネクネ楽しみます。
有名なしかも新スレの先頭と今気付きました。
恐縮です。
てすと
前スレ
>>998 掌編ってこう書くのか。俺これに一票。
17 :
805:2012/05/06(日) 00:55:33.94
「もー、どーなってんのこれ!」と、菅原かおるは自宅の洗面所にて絶叫した。愛用しているスタ
イリングワックスの容器の中身が空なのである。「これがなかったら髪型が決まらないよ」指先で容
器の底を掬ってみるが、こびり付くワックスの欠片は雀の涙でとてもロングヘアーの一回分の整髪に堪え得る分量
を有していない。「お母さーん、新しいワックス買っておいてって昨日あれほど言ったよね!」と、
居間に向かって抗議の叫びを吐き出すが、居間からは母からの、ごめーん今日買ってきてあげるか
らね、という呑気な声音が返って来るばかりで、かおるは今日じゃ遅いのだよ今日じゃと、苦虫を
噛みつぶしたような表情の裏側に更なる抗議の心の声を募らせる。
世界の終りだ。結局、シャワーを浴びて手櫛で整えただけのシンプルな髪型で、私立A高校へ登校をするこ
とになった。よほど今日一日学校を休んでやろうかと脳内で検討したが、こういう日に限って定期
試験でありどうしても欠席する訳にはいかない。
高校への通学路を、極度に人目を気にしアンテナを過敏に張り巡らしながら、かおるは行く。途
中、アンテナがその不穏な信号を嗅ぎ付けた。電柱の陰に隠れるようにして、実際はとても隠れ切
れる訳はないのだが、同校の三人組の男子生徒が押し合いへし合いしながらかおるに視線を向けて
いる。見られている!と、絶望的な羞恥心にかおるは思わず駆け出した。実は、この三人組の男子
生徒はかおるの隠れファンであった。身長一四二センチと小柄ながら、グラマーなスタイル、明る
い性分のために、かおるにはこの手の隠れファンが意外に多かったのである。
かおるは校門からではなく、今は使われていない寂れた裏口から学校の敷地内へ忍び込んだ。き
っと笑われる。教室へ足を向けることを逡巡し、時間ばかりが過ぎて行った。ふと、裏口からもう
一人、人影が姿を現した。上久保省太!よりにもよって、かおるの片想いの相手である。「あれ?」
と、省太はかおるを凝視した。やっぱりこの髪型おかしいんだ!と、かおるは掌で髪を押えて俯い
た。「菅原、お前髪型変えた?似合ってるじゃん」と、上久保は呟いた。それと同時にチャイムが大
音量で鳴る。「ほら、遅れるぜ」と言う上久保の後に続き、かおるは照れくさそうに駆け出した。
18 :
823:2012/05/06(日) 00:56:12.14
「we will always be together…♪」みほろは目を閉じるとゆっくりと唄い出す。
まっすぐに伸びたライトが、真っ暗なステージに彼女だけを照らしだすのを、僕は客席から見ている。
「もーどーなってんのよ、これ」始まりは3年前、街角のライブ。彼女は突然外れたらしいギターのストラップを直そうと格闘していた。ちょうど近くのスタジオに向かう途中だった僕は、自分のギターのストラップを差し出した。
彼女、一瞬戸惑ったみたいだったけど、すぐに笑顔でストラップを受け取った。その時気づいたんだけど、彼女はすごく可愛い顔をしてるんだ。
やたら大きく見えるギターの後ろで歌い始めた彼女は小学生にも見られそうだった。でもギターのボディに負けないくらい、なめらかな曲線を大胆に描く胸は、男の視線を強奪するのに十分成熟していて…
いや、僕が目を見張ったのはそんな事じゃない。それは彼女の声、彼女の歌。彼女が明るく透き通った声で唄う歌を聞いていると、
日常のほんの些細な出来事が、本当はとても大事な、一度喪ったら二度と戻って来ないものなんだっていうことに気付かされるみたいだった。
母さんの作ってくれる冷たい梅しばスパゲッティとか、屋根の上で日向ぼっこする猫のタンパのあくびとかさ。だから、ライブが終わったあと、一緒にバンドやらない?って声をかけた。
彼女は、僕と同じ高2だった。隣町の女子校に通う彼女が、僕が唄とギターをやってたバンドに入って、僕は専業ギタリストになった。そして、一緒に曲を作ったり食事をしたりするうち、僕らは、恋人同士になった。
元々明るい性格のみほろは歌だけじゃなく喋りもうまかったし、それにあのルックスだからステージを重ねるうちに路上ライブの頃からの隠れファン以外にも人気が出てきた。
そして去年、レコード会社の人が来て、「彼女は」デビューすることになった。僕は作曲が認められて、彼女の為の曲を作ることになった。僕の作ったメロディに彼女が詩を乗せて歌うわけだ。
今や彼女は注目のスターだ。彼女の歌に共感する女の子達は、みんな彼女の真似をしたがるし、男どもは彼女の写真を撮るためなら、彼女が乗るリムジンに轢かれたって構わないって感じだ。
彼女のことをみんなが追いかける。でも彼女を捕まえることができるのは僕だけなんだ。今はまだ人に知られる訳にはいかないけど、彼女の歌に出てくる「we」って僕らのことなのさ。
19 :
833:2012/05/06(日) 00:56:42.07
宇汎は慎重に冷蔵棺を開き、すぐに落胆した。
「だめだ、こいつは使えねえ」
眠れる棺の小さな女王は、機械の故障でミイラ化していた。救世主がこの有様では、予言の通り人類は破滅しかない。
「こうなったら代理を立てるしかないぞ」涯介が言う。
「誰がやんだよ? これは世紀末美少女、雷堂のべるだぜ。地球のどこに代われる女がいるんだ?」
「ここにいる。目の前に」
涯介に言われて、宇汎は、聞き入っていた女の方をハッと見た。
「え、私?」九仁子がきょとんとして自分を指さした。
宇汎は9等身の女を視姦しながら「九仁子、お前は確かA級レイヤーだよな。やれ」
「む、無茶でしょ。そんな付焼刃みたいな事、私できない」
「いいから服を脱ぎやがれ! 緊急オーディションだ」
「ひぃーっ!」
「うむ、胸は小ぶりだが、詰め物でごまかせる。まあ顔はいい。これなら凌げそうだ」
「いや、一つ問題がある」涯介の声が陰った。「彼女の身長は170だ。これは致命傷ではないか?」
二人は行き詰まった。足を切るわけにはいかない。こんな美脚を。
そのとき扉が開いた。
「心配はいらぬ」コーネル財団の会長、コーネル・クラインが登場した。
「儂が早急に長身の男達を集める。彼女には隠れファンが多いからすぐに集まる。更に彼らには底厚ブーツを履かせる。周囲のセットは全て大きめに作り直す。さすれば身長142センチの王女の完成じゃ」
「やれやれ、サンタの考える事はわからんよ」涯介は呆れた。
「儂だって世界のために何かがしたい!」
物凄い速さでセットが作り直された。九仁子は天賦の才能で、瞬く間に世紀末美少女の心拍を会得した。
「時間だ。奴が来るぜ。照明を九仁子、いや雷堂のべるに照射!」宇汎はメガホンを振り上げて命じた。
空から、宇宙大王の乗るリング型飛行艦が降りてきた。こちらは本物だ。地球は今からこいつと交渉する。交渉人は九仁子の化けた雷堂のべるだ。
「さて、どんな変態紳士が出てくるのか。九仁子、例の台詞を言って誘き出せ」
「ど、ど〜なってんのぉ〜」九仁子の声が緊張して震えた。
だが巨大リングは沈黙している。
「どーなってんのぉー!」更にヤケ糞で絶叫した。
すると、リングから主賓が降りてきた。
『誰か私を呼んだか?』
ドーナツ天皇である。
20 :
836:2012/05/06(日) 00:57:10.08
「じゃ、母さん、行ってくる!」着物の袖を襷がけすると、洗濯物が積まれたカゴを抱えて、今日も近くを流れる川に駆けていった。
小梅は16歳になったばかりだ。家は貧しく、母親が肺を悪くしてからは、彼女が家事を切り盛りしている。
小さい頃は気の強いお転婆だったが、少し大きくなると、明るい笑顔に密かに想いを寄せる男の子も多かった。
背丈はさっぱり伸びず、4尺7寸しかないのに、胸元の丸みが醸す色気は、最近、大人の女顔負けだった。
季節は夏。小梅は額に汗を浮かべながら野原を抜け、日差しを跳ね返して光る川べりに降りていった。
「おい、小梅」いつも洗濯に来る岸に立った時、後ろから声がした。振り返ると幼馴染の小五郎がいた。
小梅は顔を赤らめると気まずさを振り切るように流れの方に向き直り、しゃがみこんで洗濯を始めた。
「なあ、おいったら」小五郎が小梅のすぐ後ろまで来てまた声をかける。「何よ」小梅がそっけなく答える。
「いや……その…」今度は彼が顔を赤らめて、俯きがちに口ごもる。
「何よ」小梅は立ち上がり振り返ると、顎を上げ小五郎をきっ、と見据えながら言う。
「…お前…決めたのか…?」ようやく小五郎が小梅から目をそらしながら訊いた。
「よ、嫁入り…」小梅はそれを聞くと途中の洗濯物までカゴに放り込んで、「関係無いでしょ!」とその場から離れようとした。
小梅は町一番の商家の息子から結婚を申し込まれていた。清右衛門と言って小梅より9歳上だったが顔立ちも気性も優しく、
母親が作った竹の水筒や草鞋を納めに店にやってくる小梅を見込んだのだった。
小梅も気のいいお兄さんとしか思ってなかった彼から嫁に来てくれと言われた時は驚いた。
普段の何気ないおしゃべりや仕草が清右衛門の心を捉えたと言われても、そんなものなのだろうかと不思議に思った。
小梅は小五郎が好きだった。2つ年上なのに優柔不断で頼りない、でも何事にも一生懸命な彼が好きだった。
けれど縁談の噂が広がると、二人の距離は遠くなった。小五郎は小梅を避けてるようだったし、
清右衛門の妻になれば、家族の暮らしも楽になるかもしれない、そう思って小梅の心は揺れていた。
「小梅!」小五郎の手が、小梅の肘を掴んだ。小梅は心臓がどくんと高鳴って体が熱くなるのを感じた。
「小梅、俺は…俺はお前が好きだ!」次の瞬間、小梅は彼の腕の中にいた。
21 :
858:2012/05/06(日) 00:57:43.91
その天井はぼんやりと白く、今まさに命の灯が消えようとしていた。病室のベッドに五寸釘で張り付けられ
たような感覚。動かぬ身体の内部に存在する臓器は悲鳴を上げている。意識こそあるが、あるというだけで
思考することが実に億劫である。そんな生死の堺で死期を待つ私の瞳には彼女の面影がうなり、やがて天井
から舞い降りてきた。天使だろうか。いや違う。背丈が百四十二センチの悪魔だ。忘れられない記憶――。
ふくよかな胸が鮮明に浮かび、今もなお切り離すことのできない記憶は中学の頃である。その年頃には不
具合な体型は、初めて彼女に遭った人間は決まって小学生の高学年、あるいは大人びた幼女と思いこんで
いたはずであろう。無論、私もそうであるし、まさか高校2年生とは思うまい。彼女の名はアーレン・タイソン・
前田バナナといった。誰が言ったかは知らないが明るく気立てのよい美少女だと訊いていた。
その頃の私と云えば、そこらにいる標準未満のルックスであって、だからといって勉強ができるかと云えば
そうではなく、かといって運動もできない学生であるので目立たない学生に分類されてもよかったが、一つ他
学生より優れたものがあり、それは軍事用二足歩行人型ロボット――バルザック009――、を誰よりもうま
く操縦できたことだけである。だからこそ目立たない学生という枠から退避できたのであろうが。
アーレン・タイソン・前田バナナに出会ったことは今思うと悲劇でしかなかった。というのも彼女の性格が明る
いはよしとして、気立てが良いとは百歩譲っても無縁であるとしか言いようがなく、又「どーなってんのぉー」と
いう子供染みた口癖は、数百ぺんは訊いて訊き飽きたを通り越して鬱陶しかった。しかし今は懐かしいが。
そんな彼女は、私と同じバルザック乗りだった。
天井から舞い降りた悪魔。いや視線に入ってきた彼女は喚いた。「どーなってんのー」
死んだのだよ上久保省太は。
22 :
880:2012/05/06(日) 01:12:45.58
「どっ、どーなってんのぉ」
荒川高校オカルト部次期部長、山田華先輩の口癖が今日も飛び出した。我が部ではこの一言で毎度、日常の些事がオカルトな事件へと発展するのだが、
「今日の口癖は弱めですね」部室に入室しつつ、僕。
「うん……。今回は本気でどーなってんの状態よ。これを見て」
携帯を開いた。おや、これは2chのスレのようだが。
「どーなってんのぉーが口癖の、明るくて幼いけど胸は大きい高二女子を主人公に千文字小説を書け、という創作のお題。偶然に見つけてしまった……」
「見事に先輩の特徴と一致していますね。で、これが?」
「これが?じゃないわよ」先輩はわなわなと。「このレスによって、この世界に創作疑惑が出たわ。私もあなたも小説の中の登場人物という恐ろしい可能性よ!」
「また無茶な過大妄想を。大体、隠れファン多しと書かれてますが、先輩にそんなのいます?」
「……いないわね」
「でしょう」
実際は……いる。大勢いるのを僕は知ってる。隠れファンだからこそ、先輩に認識されないのだ。これは危ういぞ。本当にこの世界は何者かの創作なのかもしれない。
だが、仮にここが創られた世界だとしても、僕や先輩の自我がこうしてあることには変わりない。気にするだけ無駄。それを先輩に言うと「……そうね」と納得した。
今回もでかかったな。先輩のどーなってんのぉーが世界の根底を揺るがす所までくるとは。
「それより来年度、三年が卒業して部は先輩一人ですよ。新入生勧誘できなきゃ廃部、っていかにもラノベ的状況ですけど、こっちのが切実ですよ」
「あ……うん。がんばって、なんとかする……」
先輩は泣きそうになった。オカルト部は先輩の家みたいなもんだったからな。助けてあげたいって隠れファンのみんなも言ってて、僕も思うけど、どうしようもない。
「……でもね、先輩」僕は笑いかける。「先輩がいつも通り笑顔で、元気でいれば、世界は応えてくれるはずですよ」これが創作なら尚更ね。
「あ、ありがとう……がんばるよ」
先輩は涙を拭いた。うん、いつもの笑顔だ。
「ところで、君誰だっけ?普通に話してたけど、部員じゃないよね」
おっと、気づかれたか。
「やだなぁ先輩。結城ですよ。幽霊&蝿の結城」
「幽霊部員?」
霊感があって非日常の渦中にいるのにそれに気づかないってのも、某ラノベ的だよなぁ。
23 :
881:2012/05/06(日) 01:13:19.43
ぼてゃん!希美子の肛門からスティック状の便が落ち、便器に張った水が跳ね、尻が滅茶苦茶に濡れた。
怒り……希美子は便器から受けるこの反動をずっと憎んでいた。
「許される事でゃない。製品として売り出している物にあるまじき欠陥だ」ばこわ!次の瞬間には下半身裸のままトイレの個室を突き破り走り出す希美子。思い立った希美子を止められる存在、それは果たしているのか。
一四二a。
二年生。
巨乳。
全てのspecが希美子に味方した。全てのspecを駆使して便器の会社に殴り込んだ。「乱雑。どりゃーーー!!!」
殺。
便器の会社のビルの最上階で、社長は、希美子が現れてからの十秒間に二十三度も殺された。正確には全ての攻撃が寸止めであったが、社長の戦意は喪失した。
「ごぼう」
「尻が濡れない便器を作れ」単刀直入。
ばい菌を希美子は心配していた。便器のシステム、その不備。プロはしっかりしていなくてはいけない。こいつはそれを守らなかった。まったく、赤ちゃんじゃないんだから。
その時、社長の秘書は警察に通報していた。使命を終え、会社ビルのエントランスを悠々と歩く希美子の元へ機動部隊が到着し、一斉に取り囲んだ。
「あじゃじゃ!あじゃじゃじゃじゃ!」
「優しさはいらない」希美子の拳は機動部隊のヘルメットを叩き割る。
凄まじいアクションが繰り広げられた。血の海、ぶわっ。
第二話
希美子の大便が尻穴に吸い込まれる。これは、時間が逆流しているのだな。
直ちに便器会社の社長と機動部隊を家に呼び出した。彼らは昨日より希美子の下僕だ。
「しかし希美子さん。我々の腕時計に異常はないです」
「なんだと」
ということは、尻穴が便を自ら吸引しているということにあなる。
「体に悪いか?」
「普通は悪い。しかしあなたは普通ではない」機動部隊隊長が言った。
「だからむしろ良い」社長が言った。
だが、困ったことに希美子の尻穴はパンツをも吸引している。いずれは、パンツに穴を開けてしまうか、もしかすれば……パンツを破いてしまう。意図しない瞬間に、下半身の裸を晒すことになる。希美子は考え、ふうむと唸った。
「変態か……」
それもまた、いいだろう。わたしの新たな武器となるだろう……それも。
ほくそえむ。邪悪すぎる女子高生、希美子には、はっきり言って敵などいない。
24 :
891:2012/05/06(日) 01:15:14.74
第十一回ワイスレ杯参加 (訂正)
バルタン星人とステゴサウルスはどっちが強いの? と街中のベンチで共学の高校に通う二年生の女生徒の恵がソングブックを胸に抱えて伊達めがねをかける友達の女に訊いた。
体育の時間のハードル競争で転んで、地面の砂で左膝を擦ったのよ、とソングブックを胸に抱えて伊達めがねをかける友達の女がいった。
いや、だから、ステゴサウルスは今の気温じゃ、生きられないと思うのよ。戦う前に死んじゃうんじゃない、とソングブックを胸に抱えて伊達めがねをかける友達の女に向かって首を横に傾げてる生徒の恵がいった。
やっぱり、ハードル競争はあたし不得意、なれない競技なのよ、とソングブックを胸に抱えて伊達めがねをかける友達の女はいった。
一応、バルタン星人は男前だし、と身長は百四十二aで未だに小学生の高学年に間違われることがある生徒の恵がいった。
朝からかさぶたを剥がしてるの、ただれるんだけど気持いいの、とソングブックを胸に抱えて伊達めがねをかかえる友達の女はいった。
ステゴサウルスの背中のとんがってる羽根の行列に色を塗ったら綺麗だろうね、と意外と胸はある生徒の恵がいった。
あたし、転んでもめげないから、とソングブックを胸に抱えて伊達めがねをかける友達の女がいった。
七色の羽を背中に並べてさー、輝かせてさー、そんでもって龍が後ろを飛び回ったらさー、バルタン星人だっていちころじゃん、と明るい性格と相まって隠れファンは多数の生徒の恵がいった。
さわって、お願い、刺激して、とソングブックを胸に抱えて伊達めがねをかける友達の女が左膝を生徒の恵の目の前へと突き出していった。
大空と宇宙は虹に見舞われるの、地表は七色の羽の色に照らされるの、宇宙には織り成す色彩が張り巡らされるの、と些細な事柄を無意識に大事に変える才を持つ生徒の恵がいった。
ああん、感じる、素晴らしいわ、と生徒の恵に左膝を触られるソングブックを胸に抱えて伊達めがねをかける友達の女がいった。
生徒の恵がソングブックを胸に抱えて伊達めがねをかける友達の女の左膝の傷を舐めた。ソングブックを胸に抱えて伊達めがねをかける友達の女は目をつぶったまま動かなくなった。
どーなってんのぉー、とソングブックを胸に抱えて伊達めがねをかける女の左膝の傷を舐めた生徒の恵は、口癖を街中に響き渡らせるのであった。
25 :
895:2012/05/06(日) 01:15:41.79
鳴り止まない轟音。ハイトーンを通り越して悲鳴紛いのアキトの歌声に、会場は一体となって身を踊らせる。まさかまさか、メンバー全員がバイセクシャルの異色ロックバンド陵絶怪奇団がここ茨城でライブを開催するとは。ぎりぎりで知ってチケットも間に合ってよかったぁ。
生で見るアキト。鼻の頭に常にニキビができてる人だけど、それがまたいいんだよね。ベースのタモツは逆に超美形で、彼とのコントラストがまたアキト人気を引き立ててるのは間違いない事実だと思う。
「ぎょおはきでぐれでありがどーー!」
ガラガラになったアキトの声に、あたしも他のお客さんも精一杯の声援とモッシュで応える。好き。好きすぎるアキト!どこが好きって聞かれたらよくわかんないけど、超好きっ!
「おい、君」
突然腕を掴まれた。警備員の人だった。
「小学生がこんな所にいちゃいかんな」ええー!
「ち、ちがます!よく間違えられるけど高校生です。ほら、胸」でかい。
「噛み方が高校生に思えないので駄目ー」
「ちょ、やめてよ。お金払って入ったんですよ!」
「問答無用」
警備員に引っ張られて、ライブハウスから放り出された。
「初潮が来てから出直しな」
その侮蔑に、あたしはブチ切れた。三歩後退して助走をつけて、帰って行く警備員の背中に飛び蹴りを食らわした。警備員は受付カウンターに全身で突っ込んだ。
「ばーか!女子高生なめんなよ!」
カウンターからぎろりと睨む警備員の視線。そこから取っ組み合いの喧嘩が始まった。他のスタッフも現れ、通行人も巻き込んで、たちまちに乱闘へと発展した。
「このガキ!」
混乱の中、あたしは警備員に組み伏せられた。
「痛い痛い。放して……」
やめてよ。痛いよ。あたしはただアキトが観たかっただけなのに……。
「うっ……うぇぇ……」
べそをかいたそのとき、
「行くぞ皆の衆!」
向かいの道から学ランの集団が飛び出した。スタッフや警備員をぼこぼこ殴って、加勢してくれた。
「我ら、飛鳥ちゃんファンクラブ!」
「あたしのぉ!?」
ギャーン!ライブハウスの中からギターが鳴った。
「なんて素敵なバトルだ。B・G・Mはこの陵絶怪奇団に任せな!」アキトがぶわぅと飛び出した。
後から他のメンバーも現れて、演奏を始めちゃった。
何これ、何これ。ど……、
「どーなってんのぉー!?」
26 :
897:2012/05/06(日) 01:16:10.76
ついにやった。2-2の天使、袴田亜子を、放課後に拉致し、家の納屋に監禁した。
鉄の扉に閂をかけた。これで外からは容易に開かない。
僕は薄暗い納屋の奥で縛られた亜子に近づいて、猿ぐつわを外した。
「どーなっ……」
また猿ぐつわをはめた。「騒ぐな」と言って、目を覗き込んだ。亜子は恐怖していた。明るく、誰にでも優しい亜子。小柄で童顔だが、胸の発育はクラス一。無防備なそれを僕は見やった。
「もう後戻りはできないんだ。君と友達には戻れないし、善良な高校生にも戻れない。それならどんなひどいことをしたって、一緒だよね……」そっと下乳に触れた。亜子の身体ががよじれた。
息を荒らげながら、少しずつ触る範囲を広げていった。柔らかかった。
ふいに乳頭に指が触れた。亜子はびくんと反応した。一所懸命にもがいた。頑張って呻くけど、口からよだれが伝うだけだった。
「誰も来ないよ。少なくとも僕が君と全部を終えるまでは」
亜子は涙を流した。しゃくりあげる彼女の胸の先端を、僕は弄り回した。次第に呻きは快感めいたものへ変わり、身体の揺れは痙攣のようになっていった。
亜子……君がはじめてだって、僕は知ってるよ。今の友達、中学の頃の友達……皆にお金を渡して聞いたからね。
「こうされるのも、はじめてなんでしょ」
びくびくと反応する亜子の身体。亜子の初体験……その相手が僕だなんて……。
ブラウスのボタンを外していく。ブラが目の前に現れる。ひとしきり上から揉んだあと、高枝ばさみを用いてジョキンとやった。豊満な乳房が露わになった。
顔を離して、彼女の全体像を眺めた。亜子は顔を背けた。乳頭が尖っていた。僕はむしゃぶりついた。
そのままショーツに手をかけた。亜子は凄く嫌がって、身体をよじらせて抵抗したけど、なら尚更脱がすしかない。
膝まで脱がしたショーツには、大きな染みができていた。
抑えられなくなって、亜子の脚の間に手をやった。濡れた感触があった。亜子は脚をよがらせた。涙目で、息が荒かった。
急いでズボンを下ろして、割れ目に押し当てる。ちゅぷっ。すると、僕の中のぜんぶが込み上げてきて――、
机から飛び起きた。股間が激しく脈打った。
教壇から教師が睨んだ。クラス中の視線が、一斉に僕に向いた。
「中松おはよー」教室隅の袴田亜子が手を振った。
27 :
899:2012/05/06(日) 01:16:39.84
「ミキティの、街角食いしん坊のコーナー! 今日は駅前通りの天然素材を使った手作りハンバーガーショップにやってきましたぁ」
「いらっしゃいませー」
「おっと、可愛いアルバイトさんなのですが、さっそく! このお店のオススメを教えてくれますか!?」
「おすすめは、こちらの肉野菜バーガーとなっています。県産の牛肉と野菜を使った、ええと、……とても美味しい商品です」
「緊張しちゃって可愛いー! ねぇねぇ、学校とかでモテるんでしょう?」
「いえ……」
「彼氏はいるのかしら?」
「ええと……いませ」
「それでは! オススメの肉野菜バーガーを頂いてみたいも思いまーす。……ん〜! とっても濃厚な肉汁と、シャキシャキのレタス。それからこれっ、バンズが焼きたてなんですね〜!」
「どうも。注文を受けてからお作りしますので、いつでも焼きたての美味しいバーガーがお召し上がり頂けます」
「これは店長さん! ダンディなお方〜!」
「恐縮です」
「バーガーも、とーっても美味! 四月にオープンしたこのお店、大人気なんですよね〜。ちょっとお客さんの声を聞いてみましょう……。お、ちょうど今走って入店されたこちらの女子高生の方〜。何をご注文されるんですかー?」
「うんこ!」
「えっ!?」
「トイレ……! トイレ借ります!」
「どうぞ。お手洗いはあちらになります」
「ありがとー!」
「えー……、女子高生にも人気のこちらのお店」
「うげっ! なにこのトイレ! くせっ! どーなってんのぉー!!」
28 :
904:2012/05/06(日) 01:17:13.50
私は菜々美。身長142cm。体重72Kg。童顔のFカップが自慢。
田舎の共学高校の2年生。趣味は何か気になることを調べる事。
最近、私が興味を持っているのは生物の教師、関根。うさぎを使って実験をしているらしい。私は関根を許せない。懲らしめたい。
その為には揺ぎ無い証拠が要る。そこで私は思いついた。脳裏に浮かぶ言葉。うさぎ小屋。実験。やって来る関根。そうだ。私がうさぎになればいいのだ。
去年の文化祭。うさぎの着ぐるみを着て、腹話術で自分の半生を語る。皆を驚愕の渦に飲み込んだ懐かしい一日だ。
そんなことを思い出しながら、うさぎの着ぐるみに身を包み、ウサギ小屋に侵入した。
時間は早朝4時。突然の謎の侵入者に怯え、鳴かないはずのうさぎが奇声を発したような気がした。
関根は朝五時にはうさぎ小屋に来ると噂で聞いた。が、刻々と時間が過ぎる。肝心の関根が来ない。通学してくる生徒が人だかりをつくり、着ぐるみのうさぎを指差して、奇異の目で見ている。
そのうち、人だかりを掻き分けて、体育の教師がやってきた。うさぎ小屋の扉が開かれる。まずい!
「おい、何のまねだ!! 警察を呼ぶぞ!」 さすがの体育教師も、着ぐるみ不審人物に怯え、距離をとっている。
そこへ、走りこんでうさぎ小屋に入ってくる者がいた。関根だ。
「何やってる。うさぎが怖がってるだろう!」 いつにない剣幕。いや、お前がうさぎに何かしてるらしいから……! そのまま、関根にタックルされる私。
その拍子に脱げる頭部。笑顔のうさぎ頭が地面へ転がる。そして現れる脂肪に揺れる私の顔。多くの生徒が驚いた顔をし、呆然とする。
数時間、着ぐるみに包まれた苦しみにもだえていたこと、あまりの展開、そして関根のタックルの為に私の意識が徐々に飛んでいく。
何故だ、関根……。お前はうさぎを実験に使っているはず……。
「どう……なって、ん……の……」 薄れゆく意識の中、搾り出したその声は私の中では学校中に響いた。
29 :
915:2012/05/06(日) 01:21:20.44
雪解けた山の麓にある鬱蒼とした松林に囲まれた50年前に築造された古びた
木造高校校舎に向かって山の狭間に見える東陽の方向から腕を振って歩いて
来る女生徒がいた。共学の高校に通う二年生の女子生徒聡子は、身長が142cm
で未だに小学生の高学年に間違われることがあるが意外と胸はあって明るい
のっけらかんとした性格である。未だ朝のホームルームにはしばらくは間が
あるので聡子は校舎裏の丘、敷地から外れている鉄の錆びた色を波打ち際に
見せるといわれる湖を見渡せる場所に足を運んだ。晴れ渡る青空を映す湖は
その中央から波打ち際に向かってまるで遠くから眺める草原の表層が
靡いてるように青緑になってゆれて萌えていた。湖の向こう、聡子が中学生
まで住んでいた所には無機的なコンクリート造の四角い高層マンションが日
を追う事に新築されている。聡子が小学生だった頃はマンションが建っていた
一帯は夜には蟇蛙の鳴き声を響かせる田んぼが続いていたのであり、聡子は
陽がある時には近所の男友達と一緒に田んぼの中でゴムマリで野球をして
遊んだものだった。何もかも昔とは変わってしまって来ていた。
放課後、聡子は湖から市営の船に乗り、中学生まで暮らしていた今ではマンション
の立ち並ぶ街に出向いた。停留所にたどり着くと、どこかの広場に行って
船酔いぎみの身体を休める為に青空の下に寝転がりたくなった。だがどこにも
広場らしきものは見当たらなかった。逆にマンションとビルがどこまでも続いて
いた。砂埃が舞う。道行く所々に見られるマンション築造中の看板が貼られて
いる囲いの裏では敷地を掘り進める逞しい姿をしたの重機が動いている。
つかれたよー、休ませてくれよ、憩いの場は…、微細な事柄を無意識に大事に
変える才を持つ聡子はその時、道路脇の歩道に寝転んだ。スカートが砂埃に
塗れる風に捲られて聡子の白いパンティーが覗く。今日も口癖である、
どーなってんのぉー、を髪の毛とセーラー服の背中を汚しながらもざらつく
アスファルトの上から街中に甲高く響き渡らせる。通行する車が寝転んでいる
前で速度を緩める。道行く子供達は聡子の寝転ぶ姿に振り向く。小学生達に
取り囲まれる。聡子のフアンがその日も増えるのであった。
30 :
916:2012/05/06(日) 01:21:53.49
「君って、小学生みたいだね」
声をかけられ、麻実はハッとした。
日曜日、若者が出会いを求めて街に繰り出している。
優男を見上げて、「高2なんだけど…」と答えた。
「だよね。胸、大きいもんね。小学生じゃないよね。中学生かと思った。でも高校生か」
その目が麻実の胸を無遠慮に見やる。麻実は男の視線を不快に思いながらも、虚栄心をくすぐられた。
離れた街に時間をかけて今日はやってきた。
地元だと同じ高校の人間に出会う危険がある。麻実はここでナンパ待ちをしていた。高校での麻実には非公式のファンクラブが存在する。顔がアイドルのように可愛いらしい為らしい。しかし、麻実にとっては迷惑なだけだった。
「遊びに行かない?」
男がいきなり核心に迫る発言をした。身体が震えた。ナンパ待ちをするのは、初めてのことだった。
「どこまで行くつもり?」
対抗しようとからかってみた。
が、男は笑って、「知りたい?」と答えた。
緊張が走ったが、「ええ、知りたいわね」と挑戦的な口調で言った。
「金星だよ」
麻実は意味が分からず、「はあ?」と間の抜けた声を出した。
「分かってるよ」男が頷いた。「君、前世で一緒に闘ったラリスだろ? やっと出会えた。年齢が若いね。前世では同い年だったのに…。悲しいよ。覚えてるかい? ザドンの戦いを」
男は喋り続ける。
どうしよう。麻実はせわしなく周囲に視線を巡らせた。多くの人間がただのナンパだと思ってるらしく、通り過ぎていく。
「―――聞いてるかい? ラリス?」
その声に麻実が男の顔を見上げた。男の瞳は親しげで、涙で潤んでいる。「ようやく出会えた。なのに、話を聞いてくれないのかい?」
「ちょっと、私、急いでるので…!」
麻実はそのまま、小走りで人ごみに入った。自分の前から離れた麻実に、男が「あっ! ラリス!」と大声を上げる。
「待って! 話をしよう! ラリス!」
全力で走る麻実の後ろから、「あぁ! 人が邪魔だ! うまく走れないよ!」という声のあとに、「ラリス! ラリス!」という叫び声が聞こえる。
男の周囲はもちろん、だいぶ離れた麻実の周囲からも失笑が漏れる。
麻実は顔を真っ赤にしながら、男を振り払い、駅まで走った。心の中で「もう! 一体、どーなってんのぉー!」と思わず、叫んでいた。
31 :
919:2012/05/06(日) 01:22:19.36
アコちゃんが死んじまった。
突然の訃報に二年一組の教室は鎮まった。今晩が通夜だという教師の言葉に、みなアポーンとなる。
「やっちん、どうする」俺は隣りの、安次郎を小突く。「人気者のいまわを見ないでか」怒ったように
吐き捨てた。クラスをまとめる棟梁が、「オレはこれから行くよ」と鼻をすすり、「魚屋はどーすんだ」
と訊く。俺には鈴木忠範という名があるが、クラスのやつらは魚屋としか呼ばない。そのなかで、
アコちゃんだけは、俺を「スキ、スキ、スズキのチュウハン」とからかった。
「やめろよ」と声を荒げると、「なに、どーなってんのぉー」と耳に手をあて、聞こえない仕草をした。
これは街んなか、どこでもやらかすらしい。決して怒鳴ったわけではない。俺の名はタダノリ、
と返しただけなのに。
三人で、アコちゃんの通夜に向かう。
「忙しいのによくきてくれました」白髪頭の男がにこやかに迎える。「顔を見てやってくださいね。
とてもおだやかですよ」あまり若くはない女がほほえみを浮かべて、奥の和室に案内した。
祭壇には斜がかかった、モノクロームの写真がある。まるで、アイドルのようだ。
ところがその前の亡骸は、現実を示していて、とてもつらいものだった。
「背が伸びている」やっちんが耳打ちをしてきた。
白い布にくるまれた身体は、背筋が伸びている。普段は俺の肩くらい、百四十センチほどだ。
そしてそのあどけなさは、小学生の高学年そのものだった。
アコちゃんは巨乳だったから、これが本来のバランスなのだろう、と棟梁が感慨深そうに言う。
湿っぽい俺たちをよそに、場はまるでお祭り騒ぎだった。
翌朝、俺はビールを手に新聞を眺めた。タバコの煙が記事を霞めるのか、瞳にしとるなにかが
邪魔をするのか。アコちゃんの記事はおぼろだった。
『最高齢女子高校生、高田昭子さん死去。昭和元年の生まれ。八十五歳で夜間高校入学……』
そのとき、妻の声が響いた。
「お父さん、そろそろ店を開けて」
「おうよ。河岸の魚、今日はいいぞ。とくにスズキがな」
アコちゃんの生まれた島根では、魚のスズキを『チュウハン』という。通夜の席で聞かされた。
平凡な俺を高級魚のスズキに見立ててくれたのか。そのおもいに胸が突き動かされ、
あふれてくるものが、おさえられなかった。
32 :
926:2012/05/06(日) 01:27:34.17
こんな賭けするんじゃなかった。姿見に映る自分の格好にすみれはため息をついた。
昨夕、学校帰りにクラスメート三人でカラオケボックスへ立ち寄った。
そこで歌唱力判定でいちばん得点の高かった者が、いちばん得点の低い者に命令を下せる賭けをした。
結果、僅差ですみれは最下位。カラオケ勝者である桜子から非情な命令を出された。
「わたしの妹のランドセルと子供服を渡すので、すみれは明日それで登校しなさい」
すみれは、身長142センチと小柄で、体型がボン・キュン・ボンならぬボン・キュン・キュンなものだから、
胸の厚みをごまかせば、見た目小学生で通用してしまうのだ。
翌朝、家族に姿を見られないように何とか家からの脱出に成功し、
近所の人と顔を合わせないようにしてバス停にたどり着いた。
バスの車内では終始うつむき、学園前に到着すると、バスの定期をそのまま使用して下車した。
服装検査の教職員も生徒会役員もいないが、他の生徒たちが物珍しげにすみれに視線を投げてきた。
職員室の前を避けて教室に向かった。着替えの制服も持ってきているが、子供服とランドセルのままで教室に顔を出した。
すみれの格好を見て、教室内にいたクラスメートから歓声が上がる。顔から火が出る思いだった。
桜子もみんなと一緒になって笑っている。
そこへ、憧れている神矢が教室に入ってきた。
神矢を想っているのは、桜子も同じで、ふたりは恋のライバルでもあったのだ。
桜子が意地の悪い笑みを浮かべる。すみれはその場から逃げ出したい気持ちだった。
身長のコンプレックスを、多少とも張りのある胸を強調することで補ってきた。
神矢以外の男子からはそれなりに認めてもらえてるのに、彼にだけは鼻も引っかけてもらえなかった。
ところが奇跡が起きた。
すみれの服装を見た神矢の表情は、明らかに今までのそれとは違っていたのだ。
いつもニヒルな神矢があろうことか頬を赤らめている。クラス全員がそれに気づいた。
桜子も意外な成り行きに驚きを隠せなかったようだ。この瞬間、カラオケでは負けたが、恋の競争には勝ったのだ。
しかし、すみれは素直に喜べなかった。知りたくなかった。憧れの相手が幼女嗜好だったとは。
「どうなってんのよ」
すみれは小さくつぶやいた。
33 :
929:2012/05/06(日) 01:28:16.90
どうなってんのー!
と、あの頃のお嬢様はよく、可愛らしい声でおっしゃられておりました。
私がまだこちら側の事など、なにも知らないころでした。烏滸がましい事に、若造だった私はお嬢様に片想い、などという甘酸っぱい感情を抱いていたのです。
なにぶん、もう昔の事でありますが、この空っぽの頭に詰まっている数少ない思い出の一つでございます。
確か、高等学校の二学年目、今は感じる事無き、夏の暑さを残した放課後の事でしたな。あの頃のお嬢様は、今と変わらずお美しく、特に胸部のあたりが、その、なんといえば良いのか……豊満でございました。
明るく、同性にも異性にも人気があり、得意の口癖と、低い身長をからかわれた時の表情は本当に素敵で、当時の私は狂ったようにお嬢様の事を想い、来る日も来る日も胸を焦がしていたのです。
私はその想いを、お嬢様に伝える事にしました。放課後の渡り廊下にお嬢様を呼び出し、鼓動を激しくしながら、お嬢様をいまか、いまかと待っていますと、晩夏の夕陽を身に浴びて、待ち望んだお嬢様がやってまいりました。
その姿はまるで絵画のように美しく、紅く染まった微笑に、私はふと、人ならざるものすら感じました。
そして、それは間違ってはいませんでした。金縛りにでもあったかのように、または時が止まってしまったかのように、私は全く動けず、ただただお嬢様に見とれておりました。
今考えれば、本当に金縛りにかかっていたのかもしれません。
お嬢様は動けない私の目の前で歩みを止め、あら?どうなってるのかしらね?とひどく妖艶な声でおっしゃりました。
直後、私は熟した果実のような甘い香りと、微睡を思わせるような柔らかい感触を感じ、そのまま意識を手放しました。
私が目覚めた時、私は骨だけの、動く骸骨と成り果てていました。
皆さんも、色恋沙汰にはお気をつけください。
骨抜きにされるだけならいざ知らず、骨だけにされてしまうかもしれませんよ?
34 :
933:2012/05/06(日) 01:30:59.61
暗雲の空の下、切り立つ崖の上の洋館に私はやってきた。
門前にいた黒服に案内され、館内に入る。階段のある大広間には、私と似た背格好の女の子たちが大勢、不安気な顔をして集まっていた。皆、賞金の一億を目当てにここまできたんだ。
一人がこちらに歩いてくる。「どーなってんの、これ」
「ええと……」一瞬の間のあと、笑い合った。
「見てよ。本当に皆、百四十二a。歳とかサバ読んでる人もいるんじゃないかな」
すると、他の人も集まってくる。「私読んでるー。実は十八」
「隠れファンなんている?」「いないよ」「口癖まで決められてるっておかしいよね」
「私、豊胸手術してきた」一人が言った。全員が静まった。
「実は私も、整形……かわいくなきゃ駄目と思って」「私も……」
そこまでやるんだ……。私はどーなってんのなんて口癖なかったけど他の条件は概ねクリアしてて、密かにモテてたことも前日に友達から聞かされて……。
「大丈夫」最初の子が言った。「ライバル同士だけど、頑張ろう」暗い空気を払拭した。皆は頷き合った。
「お集まりの皆様、時間です」黒服の声が響いた。
主催者の資産家Yによる審査が始まった。彼は、身長、性格等複数の条件を満たす女子を募った。目的は明記されてなかった。恐らく意味なんてない。自己満だ。
「これは豊胸!ワイの目は欺けない!失格!」
次々に落とされていく参加者達。
「失格!」声がでかいだけの男Yは約五十人を一人一人見て回り、胸を触り、例の口癖を言わせ、それを三巡もして五人に絞り込んだ。私も残っていた。
最終審査、「胸もよい!」私は歯を食いしばる。どうにか笑う。「笑顔も明るい!全ての条件を満たしていた!優勝は四十八番!!!」うるせえ。
「って、え、優勝……」優勝してしまった。たまたま条件に合っていただけの私が。
周りを見た。胸がはだけて泣きながら拍手をする人達。
「賞金の一億を進呈する!」
階段の上の踊り場で、小切手を手渡された。「これを糧に日々を頑張るがよい!」
ワキガ臭が漂ってきた。
私の中で何かが切れた。
「……ね」
「何か聞こえた!はっきり言うべき!」
「……死ね、成金。人を己の型にはめて弄びやがって」
デブを蹴り飛ばした。柵を突き破ってYは広間に落下した。
「一億は皆で分けよう!」小切手を掲げた。声援が私を包んだ。
35 :
934:2012/05/06(日) 01:31:21.88
無免許運転で繰り広げられる深夜の峠バトル。高二生、夏海の操る青のGT3000がガードレールすれすれを疾走。
「シートベルトきっつうー」
車内は空調もなく、窓も締め切り。汗ばんだシャツの胸のラインがくっきりと浮き出ている。胸に釣り合わず、夏海は小学生並みの身長。それを活かし、機体のヘイトを限界まで削った。青の怪物は異常な機敏性を発揮した。
「あわわー」十メートル後方で、走り友の千花がスピン。始めて二ヶ月で七曲りはきついか。夏海はミラーで確認すると、「後は任せな」と呟いた。
ドリフト、加速。次々とライバルをぶっちぎる。峠のピークでは、張り合うまでもなくスピン又はクラッシュしていくマシン達が続出。
「今回もあたしの優勝のようだ」にやり、高校生とは思えない片頬の微笑。
ラストの直線で、ミラーに影。夏海より一回りでかい魔改造のロードスター赤が迫った。
「哲!」
「初参加だが、何か?」
超高速のゴールは同時。瞬間、全ての走り屋の中で終われない≠ニいう想いが弾ける。サドンデス発生。両マシンは街道へ飛び出した。
夏海は一般車両の間を器用に縫い、八十キロのスピードを保った。一方、哲は百キロで歩道を行った。人が紙のように撥ねられた。
「なんてことを!」夏海はその後を追った。
「罪は重ねるほどに美しい」
哲の機体がバックファイア。夏海の視界が真っ黒になる。たまらず車道へ引き返した。すると、
「夏海、ファイトー!」
歩道で、リタイアした千花が手を振っていた。夏海は危ないと叫んだが、遅く、千花の身体はバアンと宙に舞った。
「千花あ!!」夏海は絶叫した。ギアを最下方のM(モンスター)に入れた。爆発的な振動が身体を包んだ。一瞬で飛び抜けたGT3000はロードスターに並走した。
「絶対許さない」
「超えてみろ、俺を」窓越しに睨み合う。
しかし次の瞬間、「あっ!」交差道路にトラックが出現。避けようとハンドルを切った夏海。バツンとタイヤが弾け、横転しかかる車内で、頭上高く飛ぶロードスターを見た。
「どーなってんの……」
ビル柱にクラッシュ。夏海は体感型カーチェイスマシンから放りだされた。
36 :
951:2012/05/06(日) 01:31:45.57
紺碧の空で一瞬何かが光った。そこから鋼鉄の翼が現れると、凄まじいスピードで降下していった。
コクピットのパイロットはHUDで敵機を上から捉えていた。「そこ!頂くから!…覚悟!!」そう叫んで機銃のトリガーを引く。発射された弾丸が目標の機体に鋭くめり込み、
無数の暗い穴を穿つ。失速してゆらりと姿勢を崩した機体の脇を、黒い機影が更に低空を目指して飛び過ぎると、それが合図だったかの様に敵機は火の玉になった。
「F-91Sエマ機、Su-10Mを撃破!!残り2機です!」戦場を離れた航空管制機のブリッジで、管制官が中央のモニター上の戦況を報告する。
「たった5分で3機撃墜だなんて。あれが…17歳の少女なの?」女性士官が嘆息して言う。
「軍が素質を見抜いて、ガキの頃から訓練してるんだ。普段は高校生なんだぜ。身長は142cmでパッと見は小学生みたいだが、
そのお陰で強化パイロット用の設備もコクピットに積める。背丈の割に胸がデカくて、操縦の邪魔じゃないかと思うんだが」中年士官がニヤリとしながら答えた。
「基本情報はいいわ。味方の2機は?」最後の言葉に白い目を見せながら、女性士官が訊く。
「まだ2機で1機を追跡中!」
「チームワークは凡人の専売特許ね」また嘆息して呟く。
「あっ!エマ機、背後を取られました!敵機、発射!!……エマ機被弾!!」
「何!?」士官達が身を乗り出す。
エマは一度、敵機の背後を取った。しかし、トリガーを引く瞬間、敵は眼前から消えた。機を急失速させてエマの意表をついたのだった。彼女は自分が誘い込まれたことを悟った。
機体を転回させる試みは間に合わなかった。爆発音と体を揺さぶる激しい振動。計器が火花を放ち、光を失っていく。
「あ、あたしがヤラれるなんて一体どーなってんのよっ!」彼女が射出スイッチを押した時、炎が彼女を包んだ。
エマは教室にいた。教室の奥に座り、風がカーテンを翻らせ、夏の午後の光が黒板に作った陰影を見ていた。気づくと、隣にクラスメイトの少年が座っていた。
彼がエマに密かに想いを寄せていることを彼女は知っていた。彼がエマを見て微笑んだ。彼女はどうしようかと少し考えて、微笑みを返した。
彼女を乗せたシートは、追いすがる炎を振りきって空中に飛び出していた。じきパラシュートが開くと、エマは落下していく機の残骸を呆然と見つめていた。
37 :
955:2012/05/06(日) 01:35:32.24
あ〜ぁ、憧れの岩田君、やっぱり格好良い。その長い睫毛に、切れ長の目は最強の組み合わせね。私のハートをガッチリキャッチしていますよ。
あ、前髪を掻き上げた。綺麗なおでこ。キスしたい……。
あ、なにあの女。親しげに話し掛けたりして。キィー。私でさえ、こうして校門の影に隠れて見ているしかないというのに。
あー! 岩田君が赤くなっている! あんな顔だけの女のどこが良いというのよ! で、でも赤くなっている岩田君の顔、カ・ワ・イ・イ……。
うん? なに? 今、良いところなのよ、邪魔しないで! て、不細工の伊波じゃない。
四角い顔にゴワゴワ眉毛で男らしいって言う子もいるけど私は嫌。岩田君を見た後だと壁に貼り付いたムカデを見る気分。
なに? 赤い顔をして。どーなってんのぉー? 風邪を引いているなら寄らないでよね。うつるから。
う、う、う。やっぱりいっちゃんカワイイ。
身長は150もないくらいでちっちゃくてまるで小学生みたいだ。とても高校二年生だと思えない。なのにこんなに胸がでかくて柔らかそうで、触ってみたい……。
て、なに手を伸ばしてんだ俺。いっちゃんの目が怯えているじゃないか。
ダメだ、ダメだ。せっかく木場さんに相談して決めたことなのに、決意が鈍ってきてしまう。
木場さんが言っているとおり、いっちゃんは実らない恋に疲れているはずなんだ。そこをこの俺がつけ込む、もとい救い出す。切っ掛けはどんな形でも真心はきっと通じるはずだ。よし。勇気を持って、言うぞ!
伊波君、赤くなって可愛い。ふふ。あの様子だと私が言ったとおりに告白をしているのね。心配で校門近くの木陰に来たかいがあったわ。
ごめんね、伊波君。以津子はあの学年ナンバー2の鈴木君でさえ振っているのよ。あなたじゃ無理。
でもそのブレイクしたハートを私が慰めてあげる。そんなガキみたいな奴、すぐに忘れさせてあげるわ。
て、なに? 伊波君、そのガッツポーズ、なに?
あ〜ぁ、ガッツポーズまでしてダサ過ぎね。ほんとにこんな奴で良いのかな……。
でもナンバー2の鈴木君を振ったときにあれだけ後悔しちゃったもんね。夏も近いし、今のうちに彼氏用意しておかないと。
あ〜、彼氏がいる夏かぁ。何だか楽しそうで顔が緩んじゃう。もうこの気持ち、どーなってんのぉー?
38 :
960:2012/05/06(日) 02:02:41.53
うむ
39 :
960:2012/05/06(日) 02:03:04.13
「どぉなってんのぉー!」
高校の体育授業から帰った教室で、私は叫んだ。隣で花凛が口を押さえていた。
死体だ。昨日告白に応じて彼氏になった野球部の今田が、紐を首に巻かれ、目玉が半分飛び出て死んでいた。「とにかく通報……」携帯を取り出した。
――警察は無能だった。第一発見者で恋人の私を疑ってきたのだ。花凛が庇ってくれたけど、まだ容疑はかかってる。明日また聴取される……。私は必死に推理をした。
「真犯人は、この中にいるわ」夕暮の教室に、三人の男子を集めた。全員、私に言い寄っていた人物だ。「動機は、恋敵への嫉妬よ」
花凛が顎に指を当てた。「成る程。愛怨と絞殺は密接に結びつくと聞くわ」その通り。
「明美がやったんじゃねえのかよ」不良の桜田が声を荒らげる。
「そうだ。彼氏が死んだのにけろっとしてる」ラグビー部の大木。
私は嘲るように言った。
「あいつ、私の胸が目的だったんだもん」昨日押し倒されて発覚した。殴り返してやったけど。「別れるつもりだったわ」
「みんなそれ目当てだよ……。ロリ体型の巨乳、全人類の憧れじゃん……」オタクの倉井が呟く。他二人も頷いた。
「よくロリコンに好かれるよね……」花凛が顔を引き攣らせた。
「ふん。体型ね」腕組みして三人を観察する。「でもね、この事件にも体型が関わっていたのよ」
「はぁ?」と桜田。
「大体の推理はできていたけど、あなたたちを見比べてはっきりしたわ」
一息溜めて、言い放つ。
「真犯人は、倉井。あなたよ!」
「なにっ」
「僕ぅ?」
「どういうことなの、明美」
「死体は眼球が飛び出すほどの圧を受けていた。普通に絞殺したら、ああはならないわ」
「それじゃあ……」と大木。
「犯人は今田に紐をかけ、更に背負って殺した。そうしなければならないほど小柄で非力な人物は――倉井、あなたしかいないのよ!」
「……ちょ、ちょっと待って……うわっ」
倉井は他の二人に押さえつけられた。「よっしゃ、警察を呼べ!」
「オッケー」我ながら見事な推理だった。携帯を取り出し、一一〇をプッシュした。
「もしもし……」明美が警察に通報している。
「大人しくしろ!」倉井を床に押さえる桜田と大木。
――残念。真犯人は私よ。
明美、貴女は女子にも人気なのよ。
隠れファンの存在に、気づくべきだったわね。
40 :
966:2012/05/06(日) 02:03:30.68
小池悠斗は驚愕した。高校二年、帰り道の彼を突如取り囲んだ黒マントの三人組。そこに更に乱入したのは、幼馴染の草間あゆりだった。彼女は大きく宙を舞い、悠斗を飛び越し、さらに三人組も飛び越して、華麗に着地したのだ。
「え、何いまの」ただ跳んだ意味がわからなかった。
「魔術師軍団、現れたわね」あゆりはゆっくりと振り返る。「十年待ったわ!」
そうして三人組を迂回して、悠斗の元に駆け寄った。
「……あゆり、こいつら知ってるの?」
「世界征服を企む、秘密結社よ」さっきと微妙に違う。適当を言ってるなと悠斗は思った。こいつは昔から虚言癖がある。目立ちたいだけだ。
黒マントの一人が声を発した。「 」
それは音にならない声だった。掴みどころのない気持ち悪さだけが、二人の耳に残った。
「何こいつら。どうなってんのっ!」
「知らないのかよ、やっぱり!」
三人は同時にフードを下ろした。醜悪な顔が現れた。例えるならばガーゴイル。脈動する肉質を見て、悠斗は絶句した。
「ひいい」しょろしょろと音がした。あゆりの脚を液体が伝った。悠斗は冷めた目で見た。
「これを、か、かければいいのよ!」やけくそで地面の尿を掬ってかけた。
ガーゴイルは意に介さず、マントの中から槍を突き出した。
「だめじゃん! うわ」悠斗は必死に躱したが、「うっ」二撃目でついに胸を貫かれた。血を吐いて、膝から崩れ落ちた。
「悠斗!」あゆりは彼の身体を揺すった。出血が酷い。助からない。「い、嫌だよ」涙が零れた。
薄れゆく意識の中で、悠斗は頬につく温かさを感じた。あゆりの尿だった。うっかり、口で啜っていた。し、しょっぺぇ。
途端、彼を光が包み込んだ。あゆりは驚いた。悠斗が目を開いていた。息を吹き返したのだ。
二人は頭の中に声を聞いた。〈聖水による契りは交わされた――。現代に蘇りし精霊、そして精霊使いよ、封印された記憶を取り戻しなさい〉
あゆりははっとした。手をかざして一心に念じた。
すると悠斗は立ち上がり、鬼神の如く暴れた。ガーゴイル達は切り裂かれ、無残な肉塊となった。
立ち尽くす二人に、声は言った。
〈あなたたちはその力で、世に蔓延る魔と戦うのです。さあ、契約完了の証です。握手をなさい〉
「汚いので絶対嫌です」
「お前の小便だろ!」
41 :
967:2012/05/06(日) 02:03:54.27
「どぉなってんのぉー!」
体育の前の移動時間、隣の席でいつのもハタ迷惑な声が上がった。
「はいはい、今日はどんな被害妄想なんだ、ナツミ」と、もはや定型化してしまったセリフを返す。
背の低いナツミが大きな瞳でこちらを見上げ、
「シンヤ、あたしの体操服を出しなさい」
「途中略すな! 学友の視線が突き刺さって、俺の心は血まみれだ!」
「体操服がないの。あたしの幼馴染兼ストーカーなシンヤなら知ってるはずだし、持ってるはずだし」
「いつから俺はお前のストーカーになった! って宮田さん!? これナツミの冗談だから携帯から手を放して! 警察呼ばなくていいから!」
と慌ててナツミの横で携帯を握る涙目の宮田さんを制止する。イカン、このままじゃ、本当に犯罪者にされちまう。どうにか話題を逸らさねば。
「ナツミ、これは陰謀だな、ほらCIAとかさ」
「なるほど! CIAね。異星人が相手だったとは」
「異星人? いやCIAってのは米国中央情報……」
「CIA、異星人製クローン(Clone Incubated by Alien)とはね。体操服から遺伝情報を採取する気?」
なんだそれ? ナツミの言っていることはさっぱりだ。
「あたしのクローンを作るのは、あたしが超絶にカワイイからかな」
「そうですねー」と適当に返事した。
その時、ガラリとドアを開けて教室に入って来た顔を見て俺は絶句した。そこにいたのは紛れもなくナツミだった。だが絶句した理由はそこじゃない。二人目のナツミは体操服を上下逆さまに着ている。
正確には、上着の袖に足を通し、チューブトップよろしく裾を胸の上まで引き上げていた。頭には短パンをかぶって足を通す穴からツインテールの髪束を出している。アホ炸裂な格好なのだが何かのコスプレっぽくて微妙にカワイイのが何とも始末に悪い。
「どぉなってんのぉー!」とオレの隣のナツミが声を上げる。本当にクローンが出て来るとはこの世もお終いだ。
「あたしの胸はあんなに小っちゃくない!」と隣のナツミが叫んだ。
「はぁ? あんたのバランス悪すぎだし、あたしの方が形綺麗だし」とクローン・ナツミが体操服の上からバストを持ち上げて形を強調する。
っていうか、なにこれ?
これは元がアホならクローンもアホという有名な逸話となるのだが、このアホのおかげで異星人の地球侵略が無期限延期になったことはまた別の話だ。
42 :
972:2012/05/06(日) 02:04:23.61
「どーなってんのぉー」未久瑠ミライはその台詞を幾度となく繰り返した。彼女はそれしか喋らない。
誰もが、未久瑠ミライは壊れていると思った。
クラスの生徒達は彼女について色々と噂する。
「あいつチビすぎ。変な光線でも浴びたんちゃうか」
「仕方あるまい。実はだな」彼は周囲を見回して耳打ちをし「これは他言無用だが、彼女は小さい頃、K国に拉致されていたそうだ」
「本当か。あっちは食う物がないと聞く。成長期をK国で過ごしたせいで、身長は凍結なのか。しかし胸はデカいぞ」
「それは謎だ。俺にも判らん」
「身長が142cmってのはないよな」
「怪しくもK国の人民軍の入隊基準にある最低値がそれだ。この符合どう思う?」
「おっとそれは聞かなかった事にするよ。拉致されちゃかなわん」
二人の密談は終わった。その後、二人のうちの一人、浩之は便所へ行って用を足した。そこで、放尿中の浩之の首に、スッと刃が当てられた。
「今、大変な会話をしてましたよね」
「だ、誰だ」
「おっと振り向かないで。私は未久瑠ミライ様の隠れファン@です。我々は彼女の良くない噂を根絶やしにするべく日々暗躍しています」
「俺をどうするつもりだ」小便はまだ半分も出ていない。ここで止めるのは不可能だった。
「記憶を消す薬でもあればいいのですが、そんな好都合な物はありません、残念ながら」
言い終わると、ファン@は浩之の首を一気に掻き切った。筋肉繊維と気管支が切断されその首が後ろに仰け反る。主を無くした身体は、小便を終わらないうちにドッと倒れた。
「さて、もう一人はファンAが始末しているころでしょう」
@は携帯を取り出して何者かに連絡を取った。スピーカーから可愛い声がした。
「どーなってんのぉー」
「は、二名ほど始末いたしました」
「どーなってんのぉー」
「判りました。次の計画に移ります」
「どーなってんのぉー」
「お待ち下さい。未久瑠様、その胸の武器は最後の切り札にとって置いた方が良いかと」
「どーなってんのぉー」
「ギョイ! 私どもの命は未久瑠様に捧げております故」
「どーなってんのぉー」
「ははーっ」
@は携帯に向かって最敬礼した。連絡を終えると、彼は膝を曲げない奇妙な歩調で歩き出す。そして何事もなかったかのように校舎の暗がりへと消えていくのだった。
43 :
974:2012/05/06(日) 02:15:47.28
「あのコを追いかけて!」
ぼくの腕を掴んできたのはスーツ姿のきれいなお姉さんだった。
お姉さんの指差す方向に、うちの学校のブレザーを着た女子生徒の後ろ姿が見える。
女子生徒がビルの角を曲って姿を消す寸前、横向きに見えた胸がすこし揺れた。
次の瞬間、地面を震わせるほどの衝突音があたりに鳴り響く。
お姉さんに引っ張られてビルの角を曲がると、大型トレーラーが横倒しになっていた。
「あのコったら……」
前方に眼をやると、ブレザー姿の女の子は長い髪をはためかせて遠のいて行く。
小さく見えるのは、遠近法の加減だけではなく、高校生にしては小柄な女の子のようだ。
走るスピードは人間の能力を超えている。まるで二足走行のスポーツカーだ。
「あなた、箱崎裕介くんでしょ。一目見てすぐに判ったわ。あのコの初恋の相手というのは、あなたね」
お姉さんの言葉の意味を考えていると、またも何かが爆発するような音が響き渡る。
「あのコ、今度は何にぶつかったのかしら……」
目の前の二十階建てのビルがゆっくりと倒れて隣のビルにもたれ掛かり、斜めに傾いた形で静止した。
ビルの一階部分の半分が根本から千切れて崩壊している。
お姉さんは携帯電話にむかって「車とビルの事後処理お願いね」と話す。
「あのコはロボットですか……それとも、最終兵器とか……」
「わたしたちの星では普通に人間で、あたしのひとり娘よ」
わたしたちの星!? それに、娘って……と、いうことはこのきれいなお姉さんは、あのコのお母さん!?
傾いたビルの上階から避難してくる人たちを横目に、ふたりで少女のあとを追う。
「しかし、なぜあのコを追ってるんですか?」
「朝ご飯がまだなのよ。あのコって、ご飯抜くと力が出ないタイプだから」
「へっ?」
女の子は校門の前に立っていた。始業時間を告げるチャイムが鳴っている。
「急いで来たのに、もうーどうなってるのよ!」
遅刻など、ぼくからすれば些事なことだが、彼女は地団駄を踏んで悔しがっている。
「かぐや、朝ご飯よ。ちゃんと朝食を摂らないから、普段の半分の力も出てないでしょ」
いえ、力なら充分出てますよ、この星では基準以上のね。それより……何かが始まる予感。
ぼくが初恋の相手だという女の子。その長い髪の女の子が、ゆっくりとこちらに振り返る。
44 :
974:2012/05/06(日) 02:16:59.43
「あのコを追いかけて!」
ぼくの腕を掴んできたのはスーツ姿のきれいなお姉さんだった。
お姉さんの指差す方向に、うちの学校のブレザーを着た女子生徒の後ろ姿が見える。
女子生徒がビルの角を曲って姿を消す寸前、横向きに見えた胸がすこし揺れた。
次の瞬間、地面を震わせるほどの衝突音があたりに鳴り響く。
お姉さんに引っ張られてビルの角を曲がると、大型トレーラーが横倒しになっていた。
「あのコったら……」
前方に眼をやると、ブレザー姿の女の子は長い髪をはためかせて遠のいて行く。
小さく見えるのは、遠近法の加減だけではなく、高校生にしては小柄な女の子のようだ。
走るスピードは人間の能力を超えている。まるで二足走行のスポーツカーだ。
「あなた、箱崎裕介くんでしょ。一目見てすぐに判ったわ。あのコの初恋の相手というのは、あなたね」
お姉さんの言葉の意味を考えていると、またも何かが爆発するような音が響き渡る。
「あのコ、今度は何にぶつかったのかしら……」
目の前の二十階建てのビルがゆっくりと倒れて隣のビルにもたれ掛かり、斜めに傾いた形で静止した。
ビルの一階部分の半分が根本から千切れて崩壊している。
お姉さんは携帯電話にむかって「車とビルの事後処理お願いね」と話す。
「あのコはロボットですか……それとも、最終兵器とか……」
「わたしたちの星では普通に人間で、あたしのひとり娘よ」
わたしたちの星!? それに、娘って……と、いうことはこのきれいなお姉さんは、あのコのお母さん!?
傾いたビルの上階から避難してくる人たちを横目に、ふたりで少女のあとを追う。
「しかし、なぜあのコを追ってるんですか?」
「朝ご飯がまだなのよ。あのコって、ご飯抜くと力が出ないタイプだから」
「へっ?」
女の子は校門の前に立っていた。始業時間を告げるチャイムが鳴っている。
「急いで来たのに、もうーどうなってるのよ!」
遅刻など、ぼくからすれば些事なことだが、彼女は地団駄を踏んで悔しがっている。
「かぐや、朝ご飯よ。ちゃんと朝食を摂らないから、普段の半分の力も出てないでしょ」
いえ、力なら充分出てますよ、この星では基準以上のね。それより……何かが始まる予感。
ぼくが初恋の相手だという女の子。その長い髪の女の子が、ゆっくりとこちらに振り返る。
45 :
982:2012/05/06(日) 02:18:20.58
「みんな、聞いて」加奈が大きな胸に片手を当てて、言った。
木造住宅の一階、部屋には、全員、同じ高校の2年生の加奈、美鶴、真司、悟の四人がいる。皆が緊張した顔をしている。
「この机の上には、ケーキが三つしかないわ」加奈は続けた。「一つ、足りない」
「誰かが食べたって事?」美鶴が不安そうな顔をする。「俺、食ってねえし」真司がかぶりを振った。
「そうね。確かに誰かが食べたという事も考えられる。でも、見て」と食器棚を指差した。
「皿が……戻ってる!」ここで、押し黙っていた悟が声を上げた。「誰かが食べて、洗って、戻した?」美鶴は自分の考えに固執した。「違うな」真司は難しい顔をした。
「そう、違う。これは最初から、机の上にはケーキが三つしかなかったって事よ」加奈が断言した。「なんだって!?」悟は狼狽した。「ってことは、一人多い!?」
「そう、ケーキが足りないんじゃなくて、人が一人多い」加奈は周りを見回した後に続けた。「この家に、歓迎されていない、招かれざる客がいるって事よ」
皆がお互いの顔を見合わせる。
「俺はこの家の人間だ。それに、ダチを歓迎しないような人間じゃねえ」真司が怒気を含めて言う。「私、真司に来ていいって言われたわ!」美鶴が今にも泣き出しそうに叫んだ。悟は、しばし黙った後に、「本当に、誘われていない人間がいる?」と呟いた。
加奈がイラついた様に言った。「ここには三つしかないのよ。それ以外に考えられないわ」学校では明るく人気のある加奈の姿が、そこにはない。「誘われていない犯人は、この中にいるわ!」加奈が断言した。
その時、部屋の扉が開いた。
「ケーキ囲んで何やっとんの? それ、お客様用やから、食べたらあかんで」
「母ちゃん!」真司が叫んだ。「私達のじゃ、ない!?」美鶴がうめく。「……良かった。犯人はいないんだ」悟がほっと胸をなでおろした。
「えっ! どういうことですか?」加奈が驚愕の表情で叫んだ。
「せやから、今日、親戚来るから、ケーキ用意しとってん」真司の母がさらっと言う。
「わ、私は、最初からみんなを信じていたわ」取り繕うように加奈が言った。
「加奈……」真司が静かに呟いた。「招かれざる客は……」美鶴が真司に続けた。「君だよ」悟が最後をしめた。
外に追い出された加奈が叫んだ。
「もう! どーなってんのぉー!!」
46 :
986:2012/05/06(日) 02:19:13.30
これは賭けだった。私の目の前にある河では今、小学生ぐらいの子どもが、必死に中洲の樹に掴まっていた。河は大雨で増水しており、鉄砲水のような勢いだった。
レスキューは呼んであるが、まだ到着していない。河原では、家族らしき女性が悲痛な声で叫んでいる。
「助けに行きます」
私が決心して言うと、女性は「無茶は止めて」と引き止めた。当たり前なことだと思う。私は高校の制服を着ていなければ小学生にも見える外見だ。
「こう見えても水泳選手なんですっ!」
私は明るく微笑んで言った。けど、実は嘘だ。しかし、まったくの勝算もなしに行こうとしているのではない。私は、他人とは違う特殊な体質を持っている。
それは世の事象をより大きな事柄に変える能力である。たとえば財布を拾ったとする。交番に届ける。中には小銭と宝くじしか入っていない。名前や住所を記入して帰る。
普通ならそれで話は終わりだ。しかし私の場合は違う。後日、その財布に入っていた宝くじは三億円の当たりだったことが発覚する。私は三億を届けた高校生として騒がれてしまう。
バカみたいな例え話だけれど、こういう事が実際に起こってしまうのである。だからこれも、ひょっとしたら、もしかしたら、子どもを助けることができるかもしれない。
大雨の河で子どもが溺れ死ぬ。言い方は悪いが世の中ではありふれた事柄だ。しかし女子高生が河に入って助けたとしたらどうだろう?
きっと死ぬよりも大騒ぎになる。賞状も貰える。新聞がやって来て、それはとても大きな事柄になる。だから大丈夫だ。私もあの子も助かる。
私は意を決して河に飛び込んだ。勢いよく水を掻く。進む、進む。驚くぐらいに速く泳げる。増水した河に入っているとは思えない程だ。
ほどなくして子どもの元に辿りつく。女の子だ。私は彼女の手を取って泳ぎ始める。やはり泳ぎは軽やかだ。これなら楽勝だと思った。
すぐに河原へと戻った。まず女の子を上げて、私も上ろうとしたとき――流木が私を襲った。意識を失いかけながら気づいた。
二人助かるよりも、女子高生が犠牲になる方が大げさになるのではないかと。
結果から言おう。私は助かった。予想通り新聞にも書かれて騒ぎになった。記事の見出しはこうである。
『美少女高校生が子どもを助ける! しかし初キスは人工呼吸のおじさんかも』
「どーなってんのぉー!!」
47 :
986:2012/05/06(日) 02:20:18.38
これは賭けだった。私の目の前にある河では今、小学生ぐらいの子どもが、必死に中洲の樹に掴まっていた。河は大雨で増水しており、鉄砲水のような勢いだった。
レスキューは呼んであるが、まだ到着していない。河原では、家族らしき女性が悲痛な声で叫んでいる。
「助けに行きます」
私が決心して言うと、女性は「無茶は止めて」と引き止めた。当たり前なことだと思う。私は高校の制服を着ていなければ小学生にも見える外見だ。
「こう見えても水泳選手なんですっ!」
私は明るく微笑んで言った。けど、実は嘘だ。しかし、まったくの勝算もなしに行こうとしているのではない。私は、他人とは違う特殊な体質を持っている。
それは世の事象をより大きな事柄に変える能力である。たとえば財布を拾ったとする。交番に届ける。中には小銭と宝くじしか入っていない。名前や住所を記入して帰る。
普通ならそれで話は終わりだ。しかし私の場合は違う。後日、その財布に入っていた宝くじは三億円の当たりだったことが発覚する。私は三億を届けた高校生として騒がれてしまう。
バカみたいな例え話だけれど、こういう事が実際に起こってしまうのである。だからこれも、ひょっとしたら、もしかしたら、子どもを助けることができるかもしれない。
大雨の河で子どもが溺れ死ぬ。言い方は悪いが世の中ではありふれた事柄だ。しかし女子高生が河に入って助けたとしたらどうだろう?
きっと死ぬよりも大騒ぎになる。賞状も貰える。新聞がやって来て、それはとても大きな事柄になる。だから大丈夫だ。私もあの子も助かる。
私は意を決して河に飛び込んだ。勢いよく水を掻く。進む、進む。驚くぐらいに速く泳げる。増水した河に入っているとは思えない程だ。
ほどなくして子どもの元に辿りつく。女の子だ。私は彼女の手を取って泳ぎ始める。やはり泳ぎは軽やかだ。これなら楽勝だと思った。
すぐに河原へと戻った。まず女の子を上げて、私も上ろうとしたとき――流木が私を襲った。意識を失いかけながら気づいた。
二人助かるよりも、女子高生が犠牲になる方が大げさになるのではないかと。
結果から言おう。私は助かった。予想通り新聞にも書かれて騒ぎになった。記事の見出しはこうである。
『美少女高校生が子どもを助ける! しかし初キスは人工呼吸のおじさんかも』
「どーなってんのぉー!!」
被った!
ワイは待機する!(`・ω・´)
ワイは連投規制された!
寝る!(`・ω・´)
50 :
991:2012/05/06(日) 02:29:39.59
第十一回ワイスレ杯参加作品(989を訂正)
あなたへ
あたいとあなたは例えものの弾みで喧嘩する事があったとしても必ず元のさやへもどれる心と身体と脳波のリズムを共有していた。
あたいとあなたの絆はそんなにあまっちょろいものではなくて肉体を超えて時代の枠を超えて人が交し合う言葉を超えて結びついたもので誰も理解できない代物だった。
あなたと一緒に野原で蛍つかまえたよね。蛍があたいの胸の狭間に舞い込んで来てさあ。あなたはあたいの胸を開いて片手で捕まえたよね。
哀しい時はさあ、いつも、あなたの溝のあたりにあたいが顔を埋めて泣いたよね。
あなたのちょっとした文才を見出したのはあたいだったよね。あなたに小説応募させて良かった。すばる文学賞獲って良かったね。
あたいを夢中にさせたのは同じクラスにいたあなただけだった。他の男はあたいにモーションをかけるもあたいを良く分かっていなかった。あたいはオリオン座が好き。あなただけが知っていた。
あたいはオレンジと白と青が好きだった。南国に行きたいとあなたにいったね。一日中さあ、あなたと一緒に眩しい陽を浴びていたくてさあ。黒は嫌い。葬式のイメージだからね。あなたはあたいと同じ趣味だった。
あなたはまだ高校2年なのに。どうしてこんな事に……、この世に神様はいないの。本当に本当にどーなってんのぉー、どーなってんのぉー、どーなってんのぉー
あたいは泣いた。高速でバイクごとトラックに撥ねられてしまったあなたはもう帰ってこない。街中の葬儀場であたいの叫び声はいつまでも留まらなかった。
51 :
996:2012/05/06(日) 03:08:01.48
「コレが美味しい季節になりましたねー♪」
女子高生が二人、コーンアイス片手に歩いている。
「先輩、ね、先輩?」
先輩と呼ばれた背の低い少女は、二段重ねの巨大なアイスを顔の前に持って格闘している。右から舐めれば左に崩れ、左から舐めれば右に崩れるから必死だ。
「欲張ってラージのダブルなんかにするから」
(しかし、すっごい胸だな。まさにラージのダブル……ゴクリ。)上から覗き込んだ後輩は思った。
「だって、おいしそうだったんだもん」
「手伝ってあげましょうか〜」
ペロリと舐めようとする後輩。
「ちょ、だめー」
そうこうしているうちに、二人は駐輪場に着いた。
「どーなってんのぉー」
「どうしました先輩ー あっ」
「これじゃ座れないー スポっ」
「サドルが……ないですね って! いやいやちょっと、なんでそこにアイスを挿すんですか何のためらいも無く」
「うーん、どうしよう……」
背の低い少女は、鞄を自転車のカゴに入れ、自由になった両手を組んだ。
「サドル泥棒ですね、聞いたことあります。人気あるから……」
(アイスをサドルのパイプに挿したのは説明なしか……)後輩は思いながら言った。
「サドルに人気とかあるんだ」
「いや先輩が人気あるんですよ、ストーカーですよ!」
「えー えー はずかしいー」
そう言いながら背の低い少女は、照れ隠しのように自転車に跨り、スタンドを上げないままペダルを漕いでみせようとした。
「あっ 先輩、何やってんすか!」
「冷たっ」
跳び降りようとして後輩もろとも倒れこむ背の低い少女。それとは反対方向にガラガラと倒れてゆく自転車の列。
「もう、どーなってんのぉー」
午後二度目の「どーなってんのぉー」がとびだした。
(先輩ごめんね。サドルは代わりに私のあげるからね。)後輩は背の低い少女を必要以上に抱き締めながら思った。
52 :
998:2012/05/06(日) 03:09:10.66
「どーなってんのぉ!」
「どしたのミカっち」
「ちょっ、これ見て、マユユ」とミカがスマホの画面を私に向ける。
「あら、かわいいワンコ。どしたのこれ」
「杉田のバカが送ってきたの、近所の子犬だって。あたしが犬苦手なの知ってて送ってきてんの絶対」
「ミカっち、犬嫌い? 動物好きじゃなかった?」
「昔に犬に噛まれちゃって。嫌いじゃないけど今でも苦手」
「そ、そなんだ。でも杉田君、別に嫌がらせってじゃなくて……」
ミカは私からの返事も聞かずにスマホの画面に指を這わせて、再び画面を見せた。
「そんで、このメール。これも、どぉなってんの! って感じ。牛乳とかニボシを使った料理のクックパッドのレシピ送ってくんのよね。何このニボシの牛乳煮って。生臭さ大爆発っしょ」
「ミカっちのこと気づかって……」
「気づかって、ていうか。遠まわしにあたしの背が小さいって意味だよねこれ、絶対。杉田ってほんとデリカシー無さ過ぎ。別にあたしは背のこと気にしてないし、どっちかってと、ミニマム体型が気に入ってんだけど」
「そなの? でも杉田君なりにミカの体を気にして……」
「体を気にして? 牛乳飲んでもっと胸を大きしろってこと? はぁ男ってホントおっぱい好きだよね、バカ丸出し。あたしは今のDカップで十分だっつーの」
「いや、杉田君そんなつもりじゃないと思うけどな……」
「そういや最近、気持ち悪いことがあって。部活終わって帰ったら玄関に花束置いてあってさ。バラだよ、バラ、十七本の赤いバラ。誰だよホント。マユユさ、あたしの隠れファンがいるとか言ってたでしょ?
結局、そいつストーカーじゃね? そいつの仕業じゃないかと思って。誰なの? 教えてよ」
「ミ、ミカっち? その日ってミカっちの誕生日だったんじゃ? でね、隠れファンってのは……その、杉田君だったんだけど……杉田君、悪くないよ?」
「やっぱ杉田の仕業か。ところで、マユユ、杉田の肩持つねぇ。あ、もしかして」
ずいっとミカが体を乗り出した。
「マユユ、最近、杉田とコソコソ話してたよねぇ」
「そ、それは……」
「照れるなマユユ。君と杉田クンとの間はどーなってんのぉ?」
と、ミカが私の肩を叩きながら芸能リポーター張りのいやらしい顔で私に近づいた。
ごめん杉田君、私のアドバイス、全部裏目に出ちゃったみたい。
規制解除されたのでコピペした!
998は名前欄に参加と書いてなかった!
判断はワイに任せる!
ワイは寝る!(`・ω・´)
優勝予想よろしく↓
入選予想もよろしく↓
56 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2012/05/06(日) 05:52:57.43
57 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2012/05/06(日) 05:53:17.69
朝からビールがうまい!(`・ω・´)
59 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/06(日) 07:28:36.65
32作をすぐには読めないよ
昨夜、さっそく番号を言って予想してた奴は、おそらく単に自作を賞賛してるだけだ
そのせいか、番号主の小説が滑稽に見えてしまった
これからの予想がいろいろと面白い!
60 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/06(日) 07:30:59.84
上久保省太が出てくるやつは笑ってしまった
やるねこの人
61 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/06(日) 07:32:55.86
>>60 ぷっ、本人が書いたものだったりしてな。
それは秘密ね。
64 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/06(日) 07:59:17.35
うそつけー
65 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/06(日) 08:01:31.64
>>17 上久保作かどうかは分からないが、
これ、悪くはないんじゃね
シンプルだね、よくもわるくも
67 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/06(日) 08:22:29.83
おいおい、上久保作品が二作とも入ってるじゃないか。
あんまりあいつを調子に乗らせるなよ。
今回は参加できなかったので読みに徹する所存!(ΩДΩ)
70 :
ポッポ ◆paB28qf3gA :2012/05/06(日) 08:30:17.45
オチツケ氏が不参加とは珍しいな。
71 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/06(日) 08:31:20.60
72 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/06(日) 08:39:56.92
>>68 上久保作品と決まったものではないだろう。
おれも上久保は嫌だが、これはいい作風である事は譲れない。自分に嘘はつけない。
これが名無しルールの公平性なのかもしれないな。
73 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/06(日) 08:48:39.20
俺は自作の賞賛なんかしてないよ。
74 :
ポッポ ◆paB28qf3gA :2012/05/06(日) 08:57:17.12
私もしてない。
>>70 観戦してるのもなかなか楽しいもんです。
>>71 毎回難しかったって言ってるけど今回は特に難しかったorz
設定だけでストーリーの半分埋まっちゃうんじゃねって思ってたけど、
ちゃんと流れに組み込んでる作品がたくさんあって勉強になりますた。
76 :
忍法帖【Lv=2,xxxP】 ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2012/05/06(日) 09:23:19.04
レベルが下がった!
寸評はアップロダの予定!
善意の人、よろしく!(`・ω・´)
77 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/06(日) 10:32:43.37
78 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/06(日) 10:53:20.51
79 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/06(日) 11:02:58.00
自分だと分かるように名乗ってしまった時点で失格ですから、
今後は、当事者は発言に気をつけてくださいよ。
軽はずみな応答はなさらないように!
何時ごろにワイさんから発表があるんでしょうか?
81 :
ポッポ ◆paB28qf3gA :2012/05/06(日) 12:05:22.39
いつもは夕方(四時とか五時とか)に全作の寸評を発表。
で、八時頃から上位入選作の発表って感じだお。
上久保をネタにした作品が上久保本人に書けるのか。
>>17が上久保作なら奴は相当の使い手ということになる。
よくもわるくも K氏ネタは盛り上がるね
84 :
ポッポ ◆paB28qf3gA :2012/05/06(日) 12:18:01.63
Y氏とK氏か。
気ままに予想。二十作くらい良いと思った作品の中から絞ってみた。設定点はほとんど考えてないので悪しからず。
>>20 これからって感じの終わり方だけど文章が手堅い。
>>22 読ませる!エロい!そしてどこか青春って感じでイイ。
>>31 最初は店をやってて学校の生徒?と思ったけど夜間学校だった。
女子高生と思わせといておばあちゃんだったというオチは参加者にしか面白さがわからないかも。
スズキとチュウハンのところは設定の使い方がユーモアあるなと思った。
>>32 設定を感じさせない。純粋に面白かった。
>>34 ワイさんには申し訳ない(?)けど一番笑った。なんだかんだ言って書いてるのが愛の証w
>>51 一番好きである。とてもイイ!
>>52 裏を突いた手堅いショートショート。マユユの方がかわいい。
ちなみにこれまでのワイ杯で自分の予想の中から一位をとった作品がなかったりする……そのときは恨まないでね☆
86 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/06(日) 12:43:59.61
>>78 どう考えても俺は本命の2つを外せない。
がしかし、
>>21の作品が上久保の作品でない事を祈る!
なんで俺がてめえにひざまづかなければならねんだよ!ボケ
上久保の名を借りた自演が酷いな
88 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/06(日) 12:59:32.63
>>31 斜がかかったってどういう意味?
調べても、物事に対して、わざとひねくれたり、暗く受け止めること、という感じのものしか出てきません。
89 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/06(日) 13:02:52.20
>>87 どういう風に自演するんだよ、ボケ
予想してるだけじゃなーか
91 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/06(日) 13:08:53.71
>>88 祭壇には斜がかかった、モノクロームの写真がある。
の読点を抜けばいいんだよ
<<83
ぼんやりとした写真のことです。
デビットハミルトンの作品をイメージしていただければ。
93 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/06(日) 13:18:43.68
95 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/06(日) 13:37:41.95
さて疑惑の
>>17>>21は誰の作品なのか?
上久保省太のものなのか?
別の人間の仕業なのか?
今は本人?と沈黙を守る上久保意外は誰も知る由がない。
どうなんだろう?
沈黙を守る上久保省太にじらされる。
今晩に封印が解かれる!
斜をかけられたモノクロームの写真 が分かりやすい
97 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/06(日) 13:51:58.30
>>21は純文系の書き手だな。
出だしは物凄く決まってる。
オチも考えたな。
ポッポ作、投げやりすぎてワロタw
100 :
ポッポ ◆paB28qf3gA :2012/05/06(日) 14:36:27.23
投げやりとか言わないでよー。
101 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/06(日) 14:50:16.80
102 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/06(日) 14:52:43.26
>>101 ポッポがうかつに答えられるわけないじゃんよ
103 :
ポッポ ◆paB28qf3gA :2012/05/06(日) 15:06:38.30
そう、肯定も否定も出来ないのさ。
104 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/06(日) 15:10:32.20
名乗らないがルールだからね。
105 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/06(日) 15:15:48.42
>>103 てか、お前、ワイに嫌われてるのに懲りないやつだな。
106 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/06(日) 15:20:16.69
そろそろ寸評か……
わくわくして来た
深夜、小腹が空いて台所に下りると、暗がりの中Tシャツ一枚で牛乳を飲む姉がいた。パックに口をつけて。
「姉ちゃん」それ家族で飲むやつなんだけど。
姉は口を離して、「あ、飲む?」……いいです。
女子高生ながら小学生体型の姉。好物は牛乳。それは身長を気にしてのことではなく、単純に「好きだから」牛乳かんなどのデザートも大好きだし、期限切れの牛乳も平気で飲む。翌日はトイレで、どーなってんのぉー!だけど。
「グッナイ。翔太」
歯磨きせず寝るのはどうかと思う。牛乳を水と同じに思ってるらしい。何事にも無頓着な姉。
翌朝、朝風呂から出た姉とトイレ前で出くわした。
「はよー」適当な挨拶。
「姉ちゃん……」ぐっと目を閉じる。身体の割りに大きな胸を一瞬見てしまった。「俺も高校生なんだしさ、半裸でうろつかないでよ」
「ダメ?」……駄目だよ。
二人で家を出る。俺が同じ高校に入ってから、中学同様に登校が一緒になった。「桜が散っちゃったね」並んで歩く姉は、頭一つ小さい。顔が似てるから身内とはわかるけど、学校の奴には、兄妹? と訊かれる。姉弟なのに。
「付き合って下さい」
姉はモテる。突然道端から飛び出した同校の男子にまた告白された。
「めんどいー」姉は断った。彼はがっくりとした。陸上に夢中らしい。走る際の胸の揺れが尚更、男を惹きつけている気もするけど。
「桜、散らせちゃったね」立ち尽くす彼を後目に、弟としての言葉はそれだけ。
告白して玉砕する人はまだいいかもしれない。男友達は明らかに全員姉に気があるのに、天然な姉は微塵も気づかない。もどかしい気持ちだと思う。
五月の連休は親が旅行で、家には姉と二人きりだった。珍しいことじゃない。
「なにやってんだぁー」夜中に部屋でゲームをしていると、ほふく前進で姉がやってきた。「閉めろよ」と言って俺はドアを閉めて、それから二人で格ゲーを始めた。姉は強い。
僅かに開けた窓から、夜風が入り込んだ。
「えっちってもうした?」ふと姉が訊いた。
身体が猫のように跳ねた気がした。
「するわけないじゃん」
「へー。……私、興味ある」無限ハメ攻撃。
俺も姉も、十二インチの画面を見ている。
壁際から抜け出せず、キャラが吹き飛んだ。一瞬暗転する画面の中で、姉の目は俺を見た。
「赤くなってる」顔を見合わせると、彼女は笑う。
>>107は前スレ969。
俺のなんだがワイ氏にも完全スルーされててワロタ。
参加OKなら審査にいれてくれ。
あと前スレ990さんの通常評価依頼も忘れないであげて。
>>108 ワイはワイの纏めを見てコピペした!
だからワイは悪くない!(`・ω・´)
110 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2012/05/06(日) 17:14:43.31
書き込みテスト!(`・ω・´)
よくも忘れたな・・・
見落とされてたんだね。
でも、これで審査には加えてもらえるんじゃないかな。
人がやることだからこうしたミスもあるよね。
その作品、印象深く読んだんだけど、参加作から洩れてることに気づかなかった。
みんなも自作が参加洩れになってないか、自分でもチェックしたほうがいいね。
にんにん。
114 :
忍法帖【Lv=40,xxxPT】 ポッポ ◆paB28qf3gA :2012/05/06(日) 17:25:44.77
にんにん。
115 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2012/05/06(日) 17:28:15.91
に
>>17 ネガティブな主人公に見えるので性格が明るいようには思えなかった!
文中に散見される硬い言い回しは作者なりの外連味なのかもしれない!
>>18 二人で成したサクセスストーリー! 彼の視点で書かれていた!
主役の彼女の影が薄い! 舞台にいる彼女の視点で彼を書いた方がよかったかもしれない!
>>19 地球の命運を賭けた壮大なダジャレにはある種の笑いを引き起こした!
現状に至るまでの経緯は不明! 長い話の抜粋を見たような気分になった!
>>20 現代風の設定を巧く古い時代に合わせた作品! 人称には少し揺れがあった!
『だった』の多用が目に付いた! 初々しい二人の様子はちゃんと伝わった!
>>21 悪魔の取り扱いに注意! ワイは比喩と読んだ! 本物の悪魔の可能性を否定はできない!
回想の段階で主人公は亡くなっていたのか! 最後の一行にワイは引っ掛かった!
>>22 話の設定に既視感がある! 脳裏に『憂鬱』という単語が浮かんだ!
二段落ちの幽霊部員が救いになった! 書き慣れているように見えるので安定感はあった!
>>23 便器は洋式なのか! 和式なのか! そんな指摘が些末に思える内容だった!
何かがおかしい! 全てがおかしい! ナンセンスギャグを貫いた渾身の一作に希望はあるのか!
>>24 くどいくらいに丁寧な書き方を楽しむ作品なのかもしれない!
胸にソングブックを抱えていないワイが替わりに内心に抱いた思いを吐露していった!
>>25 理屈抜きの大乱闘に発展した! ライブハウスの外での出来事!
なぜか演奏中のバンドのヴォーカルが外に飛び出してきた! 建物の作りがとても気になった!
>>26 よくある夢落ち、と一概には云えない! 行為には現実味があった! 夢から醒めたあとはほのぼのとしていた!
その対比によって今後の展開を読者に想像させる作りになっていた!
>>27 会話文で構成された一作! アルバイトを主人公と思わせて、実は駆け込んできた女子高生が主役だった!
レポーターが一目で女子高生と判断した! 身長、容姿、性格等の設定がほとんど無視されていた!
>>28 関根の実験は本当のことだったのか! どのような内容であったのか! その肝心な部分(落ち)が明かされていなかった!
主人公は胸が大きいのではなく、体重の関係で単なる肥満児に思えた!
>>29 推敲不足なのか文章の疵が多いように思った! 『のっけらかん』は『あっけらかん』のことなのか!
冗長な一文は意味が取り難くなる! ミスリードを狙った内容ではないので多用は禁物!
>>30 ナンパ待ちをしていた主人公に男が声を掛けてきた! その過程で前世の話を始めた!
薄気味悪くなった主人公は逃げ出す! 逃げ切ってしまうので落ちが無くなった! どうなっているのだ、とワイは心の中で叫んだ!
>>31 文章は巧いとは言い難い! すでに亡くなった相手の『いまわ』を見ることはできない!
朴訥の主人公に文体が合っていた! 一つのアイデアが輝く! ワイには眩しく見えた!
>>32 無理のない展開で読み易かった! 読後の印象に残るような強い個性は感じられなかった!
妹が小学校を卒業していれば、平日にランドセルを拝借することは可能
>>33 語り手の現在の状況がはっきりとしない! お嬢様の正体がわからない! 動く骸骨にした目的は何なのか!
最後の駄洒落から端を発した物語のように思えた!
>>34 酔狂な主催者によって集められた人々による一億円の争奪戦! その理不尽を受け入れて参加した優勝者が怒りに任せて主催者を蹴り飛ばした!
文中から強制参加には見えない! 企画に憤りを感じているのであれば、参加しなければよい! 話の辻褄が合っていないように思った!
>>35 現実離れした話は、やはり虚構で体感型ゲームと云う落ちであった! 主人公以外の人物は全てゲーム中のキャラクターなのか!
リタイアした千花が筐体の外から応援していれば、歩道で車に撥ねられることはない! 現実と虚構の境目がはっきりしない物語だった!
>>36 会話文で設定をこなす手法は如何にも拙い! 撃墜された直後の展開に意味はあるのか!
エマは眼前の死を意識した! 走馬灯のように過去が思い出されたのか! その場面でなければいけない必然性は読み取れなかった!
>>37 いちゃんの呼び名に該当する人物が複数いるからなのか! ワイがトリックを警戒していたせいなのか! 少し読み辛かった!
主人公の心の変化が急なので折角の決め台詞も効果が薄い! 出だしに文字数を費やした構成が惜しまれる!
>>39 首に紐を掛けて背負うように締める! 非力な人間にそのような芸当が可能なのか!
非力な人間で可能ならば、他の者も容易に実行に移せる! そもそも目立つ教室で犯行に及んだメリットがワイにはわからなかった!
>>40 馬鹿馬鹿しい話を淡々と描写した! どこか抑えているようにも見えた! 最後の三行で仕掛けが発動した!
文章として見れば、決して巧みとは言えない! 今回の話では良い方向に作用した!
>>41 急展開が過ぎる! 異星人は人間のクローンを作れる技術力を有していながら、なぜ地球侵略を無期限延期にしなければいけないのか!
被験者がアホならば、別の被験者を探してクローンを作ればよい! 一レスでは収まらない題材に思えた!
>>42 K国に幼い頃に拉致された彼女は「どーなってんのぉー」の言葉のみを話す! 高校は義務教育ではない! どのようにして入学したのか!
K国の関係者には意味のある言葉として伝わっていた! 彼等が日本の高校でどのような目的で潜伏しているのかはわからない! 歩調の使い方が微妙!
>>43 二足歩行のスポーツカーと称する速さで少女は移動していた! そのあとを二人が走って追いかけているように読めた!
一人は母親なので常人ではない! しかし、主人公は普通の人間ではないのか! 派手な演出に確固たる意味を見出せなかった!
>>45 招かれざる客の意味の取り方によって評価が変わる! 招いていないのに来た者は話し合えば容易にわかる!
結果的に問題を起こした加奈がそれに該当した! しかし、親戚のケーキを巡る争いなので全員が該当してもおかしくはない! 釈然としない内容だった!
>>46 新聞の見出しに見えなかった! 週刊誌のゴシップ記事が頭に浮かんだ!
おじさんの行為が大きな事柄に発展したようには思えなかった! 作りとしてはよかった!
>>50 手紙の形式に見える! それとも心の中で思ったことなのか! 主人公の少女の設定は活かされていなかった!
亡くなった彼と同級生なので高二の女子なのはわかる! 主人公に感情移入した作者が勢いに任せて書いた作品なのかもしれない!
>>51 サドルがなくなったあとにアイスを挿し込んだ! 意味はない! さらに自転車に跨って漕ぐ! もちろん意味はない!
最後の一行の意味はうっすらとわかる! 先輩を慕う後輩がサドルを盗んで、替わりに自分のサドルを差し出す! そのようにワイには読めた!
>>52 いろいろと画策したことが全て裏目に出た! 『ニボシの牛乳煮』は背丈のことを思ってマユユが提案した!
身長に対して事前に何かしらの情報を得て行動しないと納得がいかない! その点で動物好きのくだりは評価できる!
>>107 雰囲気のある作品であった! 弟の視点ではあるが姉が主役だとわかる書き方がされていた!
一人称の視点で『彼女は笑う』の部分に少し引っ掛かった! ただ、この箇所は弟の心情を作者が意図して書いた! いつもの姉ではなく、その瞬間、彼女に見えたと!
122 :
ポッポ ◆paB28qf3gA :2012/05/06(日) 17:49:16.88
コピペ乙。
ワイさんも全作寸評お疲れさまでした。
123 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2012/05/06(日) 18:06:57.19
ありがとう!(`・ω・´)
けっこう厳しいんだな
ホルホル回路がショートしかけたわ
125 :
ポッポ ◆paB28qf3gA :2012/05/06(日) 18:22:10.78
ワイスレ杯は厳しいぞよ。
私は目下五回連続選外の記録更新中。
寸評を読む限り恐らく今回も選外であろうから、何と泥沼の六連敗必至!
126 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/06(日) 18:23:42.76
てか、作品に内容がなければ、細かい指摘に向いてしまうのさ。
点数は内容が第一である事に変わりないと思う。
127 :
ポッポ ◆paB28qf3gA :2012/05/06(日) 18:27:33.53
だね。
一レスに内容を盛り込める人は大した腕だよ。
128 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/06(日) 18:27:41.72
ポッポの作品も面白ければ、ポッポの持ち味を見てくれるんだよ。
つまらないからあれこれとどうでも良い欠点を指摘したくなるんだよ。
129 :
ポッポ ◆paB28qf3gA :2012/05/06(日) 18:30:04.23
うむ。
一レスだと収めることに必死になって内容まで手が回らないんだよねorz
130 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2012/05/06(日) 18:31:31.06
寸評には色々気づかされることがあるよ。
読み手に媚びたものを書くつもりはなくても、
書き手として、自分の意図が十分に伝わらなかったのはなぜかというヒントがある。
そこから、修正点を見つけ出してこそ向上心につながる。
132 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/06(日) 19:57:50.53
発表は何時から?
133 :
ポッポ ◆paB28qf3gA :2012/05/06(日) 19:59:44.91
八時頃からですね。
そろそろワイさんが降臨します。
134 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2012/05/06(日) 20:10:36.53
ワイ、出てこい!!(ガンガン!!
136 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2012/05/06(日) 20:17:48.82
実は
>>37が七位だった!
その地位を掻っ攫ったのは姉と弟!
危うい関係を仄めかしていても爽やか!
七位は
>>107 気付かせてくれて、ありがとうのおめでとう!(`・ω・´)
発表キター
139 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2012/05/06(日) 20:28:26.80
良かれと思ったことが全て裏目に出た!
彼女の行為に隠された意味があるのか!
その部分を知りたいと思わせる魅力があった!
六位は
>>52 おめでとう!(`・ω・´)
141 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/06(日) 20:32:22.98
発表キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
>>107今読んだけど良いね。
実姉がいるからキモイ!w でも良さは分かる
144 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2012/05/06(日) 20:38:36.56
一発ネタが光った! 抑えた文体ではないのかもしれない!
計算した作り等ではなく、偶然の産物による可能性を否めない!
だが、ワイは最後の三行で少し笑えた!
五位は
>>40 おめでとう!(`・ω・´)
その笑いは二行目のほうが
俺も
>>40の最後三行は笑ったw
でも設定点がほとんどないんじゃないかと思ってたな。
148 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2012/05/06(日) 20:46:57.39
突出した要素はないかもしれない!
安心して読める文章は作者の強み!
展開に無理がない点に構成の力を垣間見た!
四位は
>>32 おめでとう!(`・ω・´)
これは設定の1つを「活かし切った」と言い切れるな
今回はなまじお題が複雑だっただけに展開に無理のない作品が総じて偏差値高くなる希ガス。
151 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/06(日) 20:51:26.12
ふぅ。疲れた。
けど間に合った。
F5爆撃してる。
154 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2012/05/06(日) 20:56:23.01
今回は焦らさないで上位三作を発表する!
この作品は他と比べて異彩を放っていた!
話の筋は王道! 一レスと今回のお題からすれば非凡!
説明に文字数を費やさず、描写の中に自然に盛り込んだ!
三位は
>>20 おめでとう!(`・ω・´)
3枚読んだ気がしたな
156 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/06(日) 21:00:12.40
展開なんてどうだっていい
>>32には文章を作って行く意思がある。
易き会話の展開に逃げ込まなかった。
テクニック云々よりも文学に対する姿勢を買いたい。
力はある。
ここで
>>20がランクイン!厚みがあった。やっぱショートショートは短い時間の動きを書くことに向いてるのかな〜
全然ラノベではない。だが、見事。説明と進行jがほどよく溶け合っていた。
159 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2012/05/06(日) 21:03:34.25
狙った効果なのかはわからない!
黒と白の鮮やかな対比が読者に想像させる!
ワイには今後の展開が頭に鮮やかに描かれた!
人によっては読後は悪いかもしれない!
その影響力が最大の魅力!
二位は
>>26 おめでとう!(`・ω・´)
「どーなっ……」
が最高だったw
>>26は何と言うか最後唐突に青春っぽさが出てきてそのコントラストにインパクトがありました。
162 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2012/05/06(日) 21:11:20.22
毎回恒例のスーパー焦らしタイムに突入!
ちょっと外のトイレに行ってくる!(`・ω・´)ノ
蚊の総攻撃
164 :
秋吉君@峠のネカマ飯 ◆2itMTGf8Qk :2012/05/06(日) 21:14:01.14
大変だ!
ワイさんがぼっとんにはまったらしいぞ!
がんばり入道にやられた!
167 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2012/05/06(日) 21:16:42.69
それでは一位を発表する!(`・ω・´)
168 :
秋吉君@峠のネカマ飯 ◆2itMTGf8Qk :2012/05/06(日) 21:17:33.79
ちょ、ちょっと待った!
ギイィ……カチャ。 暗闇の中、手探りで木戸を閉めた瞬間、ワイはが首元に吐息を感じた。
「めっちゃ待ってた」
そう言ってフンドシに包まれたワイのいちもつを鷲掴みにしてきたのは、見たことの無い坊主頭。
いや、しかし何故か概視感がある。
石垣島に行っていたはずの秋吉氏がいるぞ!
171 :
秋吉君@峠のネカマ飯 ◆2itMTGf8Qk :2012/05/06(日) 21:19:13.50
はい、いいよ〜
172 :
秋吉君@峠のネカマ飯 ◆2itMTGf8Qk :2012/05/06(日) 21:19:53.73
昨日の夜帰ってきたんだよ〜ん
実は参加してるんじゃないですか?w
コイコイ
落ち着け
焦らすのうww
がまん汁が出てきた
179 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2012/05/06(日) 21:25:59.07
残る一作は人生の重みを感じさせた!
文章としては特筆する部分はそれほどない!
順位から漏れた作品の中には上回るものもあった!
一レスに込められた人間の描写がワイの目に留まった!
栄えある一位は
>>31 おめでとう!(`・ω・´)
>>31の文体が、どことなく筒井康隆っぽい気がする
きのせいかな
181 :
秋吉君@峠のネカマ飯 ◆2itMTGf8Qk :2012/05/06(日) 21:28:33.05
おめでとう!
おめでとう。
183 :
ポッポ ◆paB28qf3gA :2012/05/06(日) 21:28:46.55
おめでとう!
184 :
秋吉君@峠のネカマ飯 ◆2itMTGf8Qk :2012/05/06(日) 21:28:59.05
コテはカミングアウトせい!
そういえばこれ込み入った内容なのに凄い読みやすかったな
187 :
ポッポ ◆paB28qf3gA :2012/05/06(日) 21:31:40.75
入選されたみなさん、おめでとうございました。
私は選外の
>>17を書きました。
次回も参加します!
難しそうだったから今回は参加しなかったけど、
書いた皆凄いよなあ。
1レス、主人公のキャラ設定有りで書けるって相当だと思う。
191 :
秋吉君@峠のネカマ飯 ◆2itMTGf8Qk :2012/05/06(日) 21:34:44.21
ぽっぽちゃん、また選外だったか。。。
ハンパに下位入選ばっかよりはいいかもしれんぜ
お疲れ様。
>>22>>23>>25>>26>>27>>34>>35>>39>>40>>107 十作投下。七位、五位、二位をゲット。
個人的な収穫はあったかもしれない。二位作は全てを振り切って欲望のままに書いたもの。他は考えながら書いたもの。未だに何が評価されるのかわからない。気分で使い分けることにします。
>>46さんと上久保省太(ポッポ)が最高に好きでした。ありがとうございました。
進行手伝いの方や偽ワイさん、ワイさん、感想くれた方ありがとうございました。
193 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2012/05/06(日) 21:35:21.94
時にはキャラクターの設定もいいかもしれない!
ワイの予想に反した結果に自身も驚いた!
ジャンルの垣根を越えた交流に満足の回であった!
これにて第十一回ワイスレ杯を閉幕とする!(`・ω・´)
194 :
ポッポ ◆paB28qf3gA :2012/05/06(日) 21:37:37.69
ワイさん、お疲れさまでした。
>>192 書きすぎワロタw
次回は俺もそのくらい書くつもりで参加したいと思います。
参加者さん、ワイさんお疲れさまでしたー!
>>51さんごめんなさいw
最近スレ終盤気味で開催するから常に転載必要になるなw まぁお疲れー
197 :
秋吉君@峠のネカマ飯 ◆2itMTGf8Qk :2012/05/06(日) 21:43:00.65
10作ってどんだけだ!しかも3作入選!
相当の実力なり!
おまい、名のあるコテだなさてはw
198 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2012/05/06(日) 21:43:13.06
書いてくれる人々がいて成り立つワイスレ杯!
ワイからもありがとう!
女神○○の魔物の台詞ではないが、今後ともよろしく!(`・ω・´)ノ
多作の人今回は獲得率高いなぁ
200 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/06(日) 21:44:43.53
>>187 ほう、
>>17はポッポだったのか。
だったら
>>21はどうなんだ?
どっちにせよ、でも落ちは良く考えたな。と思った。
一つ注文して置く、訊かなくても良いが。
出だしに、どーなってんの、を持ってくるのは失敗だ。
明らかにみながやって来る事だからな。
プロの審査員には、またか、という陳腐な印象を与える。
でもあなたにも4位の方のような文章を作って行くぞ、意思を俺に感じさせた。
描写が面倒くさい、会話ですましちゃえ、といった輩とは違う。見込みはある。
俺が審査員だったら入選だ。でも、それはポッポにとって困った事だな。
ワイさん、皆さん、お疲れ様でした。
3位の書きました。前スレで評価依頼した時は点数さえつけてもらえなかったので、マジで嬉しい。
心臓がバクバクしたw
他に
>>18と
>>36書きました。
>>18は出すんじゃなかったと思ったけど、推してくれた人がいてびっくりしつつ嬉しかった。嘘かもしれませんがw
読んで下さった皆さんにもマジで感謝しています。ほんっとにありがとうございました。いいゴールデンウィークだw
202 :
秋吉君@峠のネカマ飯 ◆2itMTGf8Qk :2012/05/06(日) 21:49:20.42
おいおい、コテは全敗か?
203 :
ポッポ ◆paB28qf3gA :2012/05/06(日) 21:50:16.76
>>200 助言、ありがたく拝聴します。
出だしは私も陳腐かなと思った。
それに、全体的に推敲不足で作りが雑だった。
言い訳するつもりはないんだけど、最近ちょっと体調が悪くてね^^;
次回はより文章と内容のクオリティを上げて参加します!
いやハイステージだな
206 :
秋吉君@峠のネカマ飯 ◆2itMTGf8Qk :2012/05/06(日) 22:04:38.37
どうだろう。亀の普通文体ともちと違う気がするが・・・?
コテども、名無し勢に押されてるぞ!
骨のやつ浮いてるけど既視感があった。
何に似ているかと思えば江戸川乱歩の押絵の話だ。
全体的に世にも奇妙な物語みたいだった。
まあ、コテ勢、次はガンガレ
208 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/06(日) 22:19:25.44
三作
>>28>>30>>45を書きましたけど、どれも駄目でした。
皆さんのレベルの高さに驚きましたし、視野が広がりました。ワイさんの寸評も勉強になりました。
次回も参加したいです。ありがとうございました。
入賞した皆さん、おめでとうございます。
>>19>>42を書き、無事に落選しました。
懲りずにまた来ます。
210 :
秋吉君@峠のネカマ飯 ◆2itMTGf8Qk :2012/05/06(日) 22:27:23.22
多作の名無し軍団w
おそるべし
ワイさん皆さんお疲れさまです。前スレから貼りつけしてくれた方、どうも有難う御座いました。
>>51を書きました。ワイさんの寸評通り、先輩の事が好きな後輩がサドル盗みの犯人です。
今回は特にパッと見の読みやすさというか、目にやさしい感じにしようと思って書いてみました。
しかし、それと同時に内容も読み取りやすくするのは、やはり難しいと感じました。
私が今回一番面白かったのは
>>42の作品です。
ワイ杯はほんとに楽しいです。次回も楽しみにしております。
こんにょろ♪
ワイさん、皆さんお疲れ様にょろー。
今回は
>>41 >>52 を書きましたー。
>>41 はワイさんのおっしゃる通り、内容が一レスには合わなかったかもです。
最初にかき上げた物は、一レスに収まる代物じゃなかったので、取り繕ってはみたものの……力及ばずにょろ。
わっちのラノベスタイルでのキャラ立ては、一レスじゃー無理にょろ!と、悟って書いたのが
>>52 でした。
選外続きだったのですが、ひさしぶりに六位をいただいた次第ですー。
うーん、いつもは入賞しようがしまいがやりきった満足感でいっぱいなのですが、今回は下位入賞したものの、残尿感でいっぱいですw
名無しさん皆さん多作で良作ぞろいで、すごいっす。
あ、一応わっちも名無しだったw 皆さんに負けないよう頑張るにょろッ!
それでは、次回もお会いします! さよにょろ〜♪
213 :
秋吉君@峠のネカマ飯 ◆2itMTGf8Qk :2012/05/06(日) 22:30:56.46
著名人ではにょろの6位が最高か!?
もうみんな名無しに戻ろうか。
214 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/06(日) 22:33:26.23
>>208 >>28は好いと思うよ。
描写力はある。体言止めも目を引いた。
ひとつ小言をいう
早朝4時、朝五時、らの露骨な時刻表示はやめた方がいい。
描写で時刻を表現して下さい。
できれば、数時間、という言葉も描写で表現して下さい。
勘違いしないように念の為言っとくけど、やりやすい会話で表現ではなくですよ。
素人っぽさが抜けてきます。
ワイさん、みなさんおつかれさまでした。
前回、引き換えの駅を書いた者で、今回は>>32と>>43を投稿しました。
お題がむずかしくて苦労しましたが、その分いい勉強になりました。
>>192さんはすごいですね。
>>26のラスト一行と>>40のラスト三行には素直に嫉妬を感じました。
この短い期間で、それだけの水準のものを多作できることに脱帽です。
そだね……
>>204 違うよー。今回は創作ノートは一応へちへち入力してたけど、結局書かずに他の事してた。
創作ノート
ヒロインの名前、日向誘ふ。名字がひなたで、名前がさそふ
主人公、俺様くんの一人称。
ノートに描いた宇宙艦隊をドヤ顔で親友兼脳内チンコケースの誘ふに見せる俺様。
真上見下ろし視点で、まばらに描かれたしょぼい宇宙船。
誘ふ「うーん、なんか、もっとこう、パースペクティブが要るかなー、うーん」
俺様「何だよ、その、ぱあすぺナントカって?」
誘ふ「うーんとねえ、パースペクティブっていうのはねー」
ノートの上に両手をかざして、まるで亀頭責めしてるみたいな手つきでノート上の空間をコネコネする誘ふ。
質量保存の法則に反して、ノートからななめった感じで出現する巨大な宇宙艦隊。
誘ふ「ど、とど、どーなってんのお?」
春の晴天をバックに、イタリア未来派のパクリみたいな内容の、まがまがしい威嚇演説をかます艦隊に俺様フル勃起。
自分も次入選するまで名無しにすべきだな。ここんとこ全く入選してないしorz
219 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/06(日) 22:49:03.55
>>214 おい、今回はラノベテイスト要求だぜ。
紙面を真っ黒にした冗長な文の羅列、描写、描写の純文学とは違うぜ。
それに純文学にしたって君の考えはもう古い。
単純明瞭、日常語を使えば良い。早朝4時、朝五時でOK。君のいう描写手法はむしろくどいし、うざい。
保坂もいっている。
むしろ頭を文学モードにしない方が良い。例え純文学でも。ワイが新しい。
220 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/06(日) 22:52:08.77
>>214 >>28が一番自信がなかったのですが、褒めてもらえて嬉しいです。
時刻等は描写で表現するようにします。ありがとうございました。
会話が増えたから他の二つは駄目だったのかな。。
>>217 違いましたか。その話読んでみたかった!残念。
222 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/06(日) 22:54:26.76
>>219 ラノベだと分かりやすいように、会話や時刻そのままでいいのでしょうか・・。
色々な意見があって勉強になります。1レスという短い枠に入れるには描写は今の私だと難しい部分もあるかな、と思ったり。
ところで、保坂って誰ですか?
223 :
秋吉君@峠のネカマ飯 ◆2itMTGf8Qk :2012/05/06(日) 22:57:25.59
コテどもは猛省すべしだな。
次回ワイ杯でリベンジ! コテ張るからには命賭けてもらいまっせ
224 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/06(日) 23:03:16.32
>>222 読み手あっての事だし、わかりやすい方がいいんじゃね。
時刻はそのままでいいんじゃね。無理に描写でこねくり回さなくとも。
どこでもわかりやすい作品の方が入賞すると思うよ。
>>223 リゾート帰りの毛深いメタボが2chに「命賭けてもらいまっせ」ってカキコしてる姿は確実にエロいよ!
226 :
秋吉君@峠のネカマ飯 ◆2itMTGf8Qk :2012/05/06(日) 23:07:47.68
リゾートホテルのプールサイドでくつろいでる樽腹野獣系おやじもフェロモンむんむんだったね!
よし、次のワイ杯で五位か通常評価75点以上取るまで名無しに戻るでござる。
上に同じ
229 :
秋吉君@峠のネカマ飯 ◆2itMTGf8Qk :2012/05/06(日) 23:19:57.73
75点以上は相当高いハードルやでー?
5位=75点って感じ?
231 :
秋吉君@峠のネカマ飯 ◆2itMTGf8Qk :2012/05/06(日) 23:37:08.78
どうだろうねえ
平時とワイ杯とでは条件が違うから単純に比較できないって誰か言ってて、それはそうだと思うね。
感覚的には、ワイ杯で上位食い込むのと70点台半ばを取るのとではだいたい同じ難易度??
>>31を書きました。
うおおおおおおお。1位ですか。いま帰ったばかりなので、
ちょっと時間をください。
ワイさん、みなさんおつかれさまでした。
それにしても
>>205さんは、あなどれない。
なぜ私の作品だとプロファイルできたのでしょうか???
一位も二位も「アコ」なんだよな
ハイステージがまさにハイステージにのぼっている。
サクラ大戦、そして某賞一次通過という勝利を経て、刃牙の鎬昂昇のように勝利自体が実力を押し上げている。
このまま勢いに乗れば数年以内に何らかの大賞もあるで!
やっと、落ち着きました。金麦でひとり祝杯です。
いま、じわりと嬉しさがこみ上げてきました。
これから、ゆっくりみなさんの作品を拝読いたします。
>>233 かめさんへ
サクラ大戦の際は押していただいて、ありがとうございました。
かめさんはじめ、みなさんの講評は創作にあたりほんとうに気づきがありました。
まだ新参者で影が薄いのですが、アリのデビューは『バーハイステージにて』です。
それから、巨人の青春、おいどん、サクラ大戦、と書かせていただきました。
ワイさんにも、その場を与えていただいて深謝です。
ほんとうにありがとうございました。
第十一回のチャンピオンとして
恥ずかしくない作品を生み出すため、努力を惜しみません。
>>235さま、ありがとうごさいます。
最後にみさま、ほんとうにおつかれさまでした。
ああ、ダメだった……
でもいいもん!
何人かの方に番号を挙げられたもの!
238 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2012/05/07(月) 07:31:37.04
>>130 >小高い丘に上に床几(武将が戦場や演習、行軍時の一服時等で座る腰掛け台)がを置いて腰掛け〜
(打ちミス!)
>そんな夜続いた。
>習慣としてからは不思議と悪夢を見る確率が減ったである。
(『が』と『の』が足りないように見える!)
>その軍勢が信長自身の寝首を描かんと本能寺を包囲していた。
(寝首を掻かんと!)
>並大抵の力ではないそうぞ…。」
(そうだ、のような気がする!)
>あんぐりと開いた口からは血が滴り、目は白目を向いている。
(白目を剥いている!)
>と、小姓頭で諸事奉行の森欄丸が掛け込んできた。
(森蘭丸ではないのか!)
>疎らにこまごまと外壁に沿って包囲していた火の子で出来た輪っか様なモノがサァッ!と、一斉に中央へ集まる。
(疎らなのにこまごま! 本能寺を包囲した人数が多いのか、少ないのかよくわからない表現になっていた!
『輪っかの様な』と書きたかったのではないのか!)
239 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2012/05/07(月) 07:33:15.53
>刺す又
(刺又、刺股、刺叉など!)
>欄丸はその中を槍を持って掛け周り踏み込んでは突き、
>抜いては即離脱を繰り返し、一際目立ついた動きを見せていた。
(駆け回りではないのか! 『一際目立つ動き』のような気がする!)
>血が騒ぐのか薄笑みさえ浮かべてている。
(打ちミス!)
>アルコールを幹部に吹き付け〜
(変換ミス!)
>して、審議とは如何な為の審議か?。」
(会話文の末尾の句点はいいとしても、『?。』や『!。』等はミスと思われる!)
>足利義昭…アレの兄で十三第将軍の義輝
(変換ミス!)
240 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2012/05/07(月) 07:34:41.18
>「フッ…時勢を感が見よ…
(『時勢を鑑みよ』のような気がする!)
時代小説を今風の言葉に変換した小説として読んだ!
時に会話文に見られる古い言い回しは正確ではないのでやめた方がよい!
擬態語の多用で文章が拙く見える! 面倒でも描写を惜しんではいけない!
携帯電話による書き込みらしい点は指摘しない!
不要な全角の空白が多い! 作者自身の手で推敲した方がよい!
バリヤー、オーラ、衛星などの比喩は時代物に相応しいと思えない!
内容と文章に疵が多いので点数は明かさない!(`・ω・´)
241 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/07(月) 07:36:57.82
>>237 採点の仕方、考えは人それぞれだよ。
たぶん、ここは分かりずらいのとか、斬新性とか、独特な光るものとかを出しても駄目じゃないかな。
誰でも読める誰でも楽しめる破綻のないやつが追及されていると思うよ。
でも、それとは違った面が評価されて誰かが推していた作品であるならば、救いだよ。
242 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2012/05/07(月) 07:37:22.23
>>240 ここで訂正!
擬態語は擬音語の間違い!(`・ω・´)
明かしてください
>>大学四年の夏、〜大学の同級生たちが汗水垂らして就職活動に励んでいる
就職活動の時期が遅すぎるんじゃないか?
>>いとこのおじさんおばさん
何だ、これ?
>>僕はと言うと
変換ミスだな。
>>都会のどのレストランのデザートにも勝るとも劣らない
都会のレストランめぐりをしたわけじゃないだろ? 断言するなよ。
途中で、チャットの相手は「じいちゃん」ではなかったというオチを予想したが、
何事もない、しまらないラストでがっくりした。
「じいちゃん」はパソコンをいじると、ボケが治るのかな?
次のワイ杯はいつ?
>>244 この話はどのようにも読める!
読者次第で評価も大きく変わる!
チャットの文字が打ち込まれていた時には、すでにじいちゃんは昏睡状態!
または命を落としていた! 文字だけが主人公を温かく迎えた!
兄の呼ぶ声は、その訃報を告げるものだとワイは受け取った!
文章は説明が不足していて読み難い! 短い話にしては登場人物が多過ぎた!
余計な情報は省いて、作者が伝えたい部分を強調した方がよかった!
点数としてはギリギリの60点!(`・ω・´)
>>246 開催を望む声が高まった時!(`・ω・´)
次は勝ぁつ!
アランは大剣の鞘を払って地面に捨てた。
「クッ……」
相対する騎士の姿が異様に大きく見える。バルス帝国の騎士に弱者はいない。それはアランが一番よく知っていた。過去に幾度も戦い敗れてきたからだ。
「参る」
短い言葉とともに、騎士がアランに向かってきた。すばやく、斜めに剣を撃ちおろす。アランは大剣で受け止めた。たいした速度の一撃ではあったが、アランとて、この日の為に並々ならぬ努力をしてきたのだ。
「うおおっ!」
力任せに押し返し、上段に剣を構える。そして、騎士の頭上に斬りかかった。どう考えても技倆の面でアランに勝ち目はない。ならば武器の差で勝つ。それがアランの作戦であった。狙うは武器破壊。この大剣なら上手く力を乗せさせすれば。
相手の騎士は狙い通りに剣で受け止めにくる。真横にした長剣の腹と、アランの大剣が激突するかに見えた。
「ぐはっ!」
だが、次の瞬間アランの視界には空が広がっていた。雑草の上に倒れていた。腹部に激痛が走り、凄まじい嘔吐感がする。アランは吐いた。地面に両手をつき、吐しゃ物をまき散らした。
それから、自分の腹部をみて何が起こったのか理解した。彼の衣服には黒々と足形が残っていた。騎士が鉄靴で蹴りつけたものである。
騎士は受け止めるのを途中で中止し、大剣の一撃を紙一重で避けた。そして、それとほとんど同時に蹴りを放ったのだ。
騎士にあるまじき戦いだ、とは言えない。戦いに於いては勝つか負けるか、生きるか死ぬかがすべてなのである。少なくとも、バルス帝国の騎士は、形に囚われるような戦い方を教えられてはいない。
地面に落ちた大剣を杖代わりにし、何とかアランは立ち上がった。とはいえ、ダメージは決して小さくはなかった。さっきの大男と違い、鎧を身に着けていない彼にとって、鉄靴での一撃はハンマーで殴られたに等しい。
騎士は剣をさげて待ってくれていた。騎士道精神の故なのか。それともアランを侮っているからか。何にせよ、これはチャンスだった。
(こちらが回復していないと油断している今なら)
アランの動きは唐突だった。一息に騎士の間合いに入り込み、腰を回転させるようにして強烈な横薙ぎの斬撃を振るった。が、あっさりと躱された。やはり強い。油断など微塵もしてくれない。
アランは半ばやけくそに、躱された勢いのまま身体を回転し、裏拳のように大剣でもう一度斬りかかった。しかし、これも簡単に躱される。攻撃の動作が大きい。当たり前だ。
(落ち着け)
頭を冷やさなければと思うのだが、相手がその余裕を与えてくれない。連続で繰り出される苛烈な斬撃がアランを襲う。ギリギリのところで受け切れているのが奇跡に近い。
とはいえ、まったくの無傷というわけではなかった。戦闘不能に陥るような傷を負っていないだけだ。いずれ押し込まれる、とアランは思った。
そして、その時はほどなく訪れた。疲労のせいで、見え透いたフェイントに引っ掛かってしまった。崩れた体勢に騎士の剣が迫りくる。
(終わったか……)
近づく剣を視界に捉えながら、アランの胸を諦観が満たしていった。勝負を捨てたのだ。すっかり諦めてしまった。すると、それはいきなりだった。アランの内心を嘲笑うような声が聞こえた。
《やはり情けない男だ》
その声は耳から聞こえているという感じではなかった。脳の中に直接響いているとでもいうのだろうか。直に頭蓋骨を揺さぶられているような、不思議な感覚だ。
《魔剣クロシスを使いながら何たるざまだ》
(うるさい! なんなんだ、この声は)
無意識にアランは心の中で怒声を発していた。すると、驚いたことに謎の声がそれに反応した。
《ろくに剣も扱えないひよっこが。偉そうな口をたたくな》
(なんだと!)
《この程度の相手に勝てないとは。今の世では剣士の質が落ちたとみえる》
(誰なんだ、貴様!? デカイ事を言いやがって。口だけなら何とでも言えるわ!)
《俺が口だけだと?》
脳内に木霊する謎の声に怒りの色が滲んだ。
(口だけでないと言うのなら、俺の目の前で勝ってみせろ。出てこい!)
《言ったな、こわっぱめ。よかろう。ただし貸してもらうぞ》
(貸す? いったい何を)
アランが疑問を感じた途端、心臓の鼓動が大きくなった。ドクン、ドクン、ドクン、心臓の鳴る音が頭を満たしていく。それにともなって急速に身体の力が抜けていく。
そして――。
気づいたときには、かなり無理な動きで身体をひねり、すんでのところで騎士の剣を躱していた。
(なんだよ、こりゃ。こんなこと、俺はしてない……!)
アランは口から悲鳴をあげたつもりだった。しかし、それが声として発せられることは、永遠になかった。代わりにアランの口許が勝手に緩む。
「なるほどな。やはりそうか。昨夜と同じだ」
剣から左手を離し、確認するように掌を開閉する。そこへ追撃の騎士の剣が迫り、
「俺が肉体を支配しているときは、この肉体の身体能力に制限されず、元の肉体の能力で動けるのか。ふふ、悪くない」
片手で放たれた閃光のような斬撃に弾き返された。騎士の表情が驚愕に歪む。あまりにアランの動きが豹変していた。
さっきより数倍は速い踏み込み、繰り出される斬撃が稲妻のように一瞬だった。激烈な連撃で騎士を押し込み、鋭い刺突で相手の剣を弾き落とした。
あっけなくアランは勝利した。観衆から口々に祝福の声が上がった。
ずっと前に書きあげたものの抜粋です
文章がどんどん下手になってる気がするんですが、この頃の文章は下手ですか?
他のスレかこのスレでさらしたことある?
どっかで見た気がする。
255 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/08(火) 00:04:37.52
>>254 スレにはないはずです
ただ既視感があるとはよく言われてたので(2ch以外で)
ワイが言ってたアマテラスのサイト見たけど、結構レベルの低い作品も投稿されてるんだな
編集が見るところらしいから、相当な筆力の持ち主ばかりだと思ってた
三点リーダーと字下げすら知らない人間がいたわ
バルス帝国って、絶対どっかで読んでんだよなぁ。まあ、いっか。
感想は、戦闘シーンの割にテンポが悪い。
原因はおそらく会話の多さ。もしくは会話に逼迫した空気が薄い。最後があっさりしすぎ。アランの勝利後の感想が入っていないからか、あまり感情移入できなかった。
ただまあ、全体の流れは嫌いじゃない。
抜粋なので、面白さは評価しにくい
文体はネット風?ネット小説なら今のままでいいと思うけど、ラノベならもっとテンポよく、主人公の中身なども変えた方がよいかも。ファンタジーをめざすなら、カッコの表記の変更と地の文の充実をはかったらよい。
あくまで素人の一意見だから、参考程度に。あとはワイさんやほかの批評家をまつべし。
バルスってアルスラーン戦記じゃん
あれはパルスだけど
ラピュタだろ
261 :
244:2012/05/08(火) 02:41:40.33
>>245 感想ありがとうございます。
いとこのおじさんおばさんは、いとこの両親ってことだけど確かにわかりにくいですね。
指摘の部分だけでも読み難かったり、あざとい表現だらけだなと痛感。
>>247 ワイさんありがとうございました。
思っていたよりも点数が低くてこれはかなり自作を客観的に読めてないんじゃないかと危機感。
そこまで読みとってもらってこの点数だから、問題はテーマよりも文章に多くあるのかなあ。
余計な部分というのはたぶん押し入れのパソコンを見つけるまでの文章ですかね。
そこからのメインの話に筆力がなくて読み難いということか。
配分よく考えます。どうもありがとうございました。
>>250-252 >鎧を身に着けていない彼にとって、鉄靴での一撃はハンマーで殴られたに等しい。
(抜粋なので仕方ないのかもしれない! 事が起こった後でアランの身なりの説明があった!
相手を強敵と把握していた! 軽装の理由は動きを重視したからなのか! はっきりとはわからない!)
>(口だけでないと言うのなら、俺の目の前で勝ってみせろ。出てこい!)
(不可解と思う声に対して、相手の次の行動を悟っているかのような台詞に作者の意図が透けて見えた!)
入れ代わった後の描写が簡単に書かれていた!
圧倒的な戦力差を見せつけるにしても、もう少し見せ場が欲しい!
確かに話には既視感がある! 小道具や憑依に近い現象等!
内容が在り来たりの場合の打開策! 文章で読ます以外に手はない!
簡単に済ませる描写で読者の目を惹きつけることはできない!
文章としては読み易かった65点!(`・ω・´)
263 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2012/05/08(火) 07:29:20.68
>>255 漢数字とアラビア数字が混在しているので一方に統一した方がよい!
>高校二年の春、この春は二回目である。つまり、一度、留年している。
(この春は三回目ではないのか! 入学式の春は数に入れないのか!)
>無能力者は高校を5年通わなければならない。あと、4年間〜
(留年はしていないのか! 二年に進級したばかりなので残りは四年間になる!)
>その島に行くと知ったときは能力者だらけ、ということで、ヤハギはどんな恐ろしい町から船が出るんだろうとおもったものだが、
>実際にこの地に着いてみると、意外にも、ヤハギの住む町とさほど変わったものではなかった。
(本土で乗船待ちの状態から、いつの間にか島に着いていた!)
>船の乗船時間も迫り、いよいよ人も集まるかと思ったが、人がいない。
(出航していなかった!)
>「いいのよ。そんなこと。気にしないで」と言い、船を方を見てから
(船の方を、ではないのか!)
同性愛者は同性を好む! 自身の性に違和感を持っている訳ではない!
チャリ姉の振る舞いは男性に見えない! 性同一性障害に思える!
乗船前の牢獄島のくだりがおかしい! 回想、または仕入れた情報と明確にわかるように書いた方がよい!
チャリ姉の設定を同性愛者にするのならばお姉言葉を強いる必要はない! 性同一性障害の設定に変えれば書き直す必要はなくなる!
会話文は読み易いが設定の説明になると途端に読み難くなる61点!(`・ω・´)
264 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/08(火) 07:38:28.06
>誰でも読める誰でも楽しめる破綻のないやつが追及されていると思うよ。
うわっ、俺が一番嫌うタイプの作品だ。
>>266 文章で指摘する部分はない!
内容には多少の不満が残る!
この作品は大谷の視点で書かれていないの為、
本当のところは誰にもわからない!
なにかしらの描写で大谷の真意を明かして、
話を終わらせた方が良かったかもしれない!
タイトルは一考した方がよい73点!(`・ω・´)
書かれていない為!
時間の関係で焦ってしまった!(・ω・´;)
269 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/08(火) 10:06:37.97
>>263 ありがとうございました。
設定の説明が苦手で、街の様子や船の雰囲気が苦手です。どうしたらいいのか分かりません。どう鍛えればいいか知っていたら教えてください。
同性愛者と性同一障害の違いが分からず、というか、今も分からず、悩んでいます。
船に乗るくだりはおかしくなかったでしょうか?
271 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/08(火) 10:15:47.28
>>270 ここって、再度質問したら駄目なんですか?
空白では分かりません。言いたいことがあるならはっきり言うべきです。
いや、すまん
間違えただけ
273 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/08(火) 10:30:59.53
そうだったんですか。質問したら駄目なのを空白で教えようとするとは何たることかとイラついてしまいました。すみません。
同性愛者 同姓を好きになる(マッチョがマッチョを好きとかもある)
性同一障害 内面と外見とがずれている
つまり異性を好きになっているつもりだが、外からみると違う
同性愛者に見える
性同一障害は性愛の問題だけではなく、学校をどうするかとかそういったことも問題ですよ
両性有具者であっても外見が男で中身は女でも同一性の障害ですし
276 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/08(火) 13:27:13.26
「僕、作家になりたいんで小説の専門学校に通おうと思うのですが」
和那備太郎は神妙な面持ちで尋ねた。
向かいに座っていた村下冬樹は、吸いかけの煙草を灰皿へ置くと静かに答えた。
「小説に学校なんて必要ない。才能がある人は学校なんて通わなくても作家になれるし、
才能がない人はいくら通っても無駄だから」
「そうなんですか?」
「君はこう思っているはずだ。画家、漫画家、ミュージシャンなどは才能がないと絶対になれない。
しかし小説は文字だけだから努力次第でどうにかなるんじゃないかと」
「たしかにそう思ってます。間違ってますか?」
「間違ってるね。小説だって芸術分野なのだから才能の世界だ」
「でも僕、小説書いてますよ」
「そりゃあ書くだけなら誰でもできる。どうせ自己満レベルのオナニー小説だろ?
読者の心を揺さぶるような作品を書くためには、やはり持って生まれた資質が必要なのさ」
「じゃあ僕はどうすれば?」
「ハローワークへ行きなさい」
277 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2012/05/08(火) 13:56:48.66
毎回評価前にググってるの?
279 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/08(火) 14:46:25.36
「やれやれ、今日も駄文のオンパレードだな…」
今日もワイは自室でPCに向かい、どこの誰が書いたのかよくわからない文章を論評していた。
一息つくため、コーヒーを入れようとしたその時、隣の部屋でガタガタと激しい物音がした。
まるで取っ組み合いの喧嘩でもしているかのような、怒号と騒音が壁越しに伝わってくる。
「これはただ事じゃないな…」ワイは嫌な予感がした。
都会人というのはまず他人に関心がない。
マンションの隣の住人がどんな人物であるのか、全く知らないこともザラである。
ワイもまた、隣人とは面識がなかった。彼は恐る恐る隣の304号室の部屋のチャイムを押した。
中から出てきたのは30代前半くらいの主婦らしき女だった。身なりは質素で化粧っ気もないが、
顔だちはかなりの美人である。
「あの、さっきの物音は…?」ワイは尋ねた。
「え?ああ、ご迷惑をおかけしてすいません。実はさっきゴキブリが出てきて娘と一緒に格闘していました。」
「ゴキブリ…ですか?」
「ええ、おかげさまでもう退治しましたので」
「そうですか。わかりました」
ワイは何か腑に落ちないものを感じていた。ゴキブリが出てきた程度であんなに怒鳴ったり暴れたりするだろうか?
本当はもっと別の理由があって、それを隠そうとしているのではないか?
その時、ワイの悪戯心に火がついた。カマをかけてみよう、そうすればあの女は引っかかるかもしれない。
彼はもう一度、304号室のチャイムを押した。
「はい、今度はなんでしょう?」さっきの女だ。
「本当にゴキブリだったんですか?まさか人を殺したんじゃ…」
「え…」
女の顔に動揺と焦りの色が見えた。これは間違いない、ワイは確信した。
数日後…
女は逮捕された。隣人のストーカーにしつこく迫られ、私生活をあれこれ詮索されて
やむなく殺したということである。情状酌量の余地あり。
>>某国民的推理小説賞一次通過記念作
おまえ、危ないにおいがしてきたぞ。
記念作というのがよくわからないな。応募作とは関係ないんだよね。
まぁ今週末の楽しみにとってある。
連休でたくさん投稿きてるけど俺は全部読むつもり
>>266 >>定時に通勤し、定時に退社する。
これなないだろ
>>女を堕とす
落とすの方がいい
内容は幼稚でつまらんかった
>>279 隣人に関心がないのにチャイムを押すのか。ほっとけ
285 :
266:2012/05/08(火) 20:25:24.25
>>267 ありがとうございます。思いの外高得点で、文章を間違えずにスムーズに書こうとするということがどういうことか少しわかってきたような。
とりあえず毎日何かしら書かないとだめな気がする。
いつかワイさんの恋愛論も聞いてみたいな。
>>283 感想ありがとう。
朝は定時前に出勤し、夕方は定時を過ぎるといつの間にか姿が見えなくなっている。
とかにした方が良かったか。書いてて定時退社は逆に目立つんじゃないかとは思った。
幼稚っていうのは既視感があったってことなのかな。
状況は切迫していた。
足場を確保しようにも、氷が脆く、なかなか爪が利かない。
何度か蹴りこんでいるうちに、表面の氷は全て崩れ落ち、
彼の身体を支えているのは、ピッケル一本だけになった。
すでに体力は限界に達している。
ずるずると手から抜け出ていくピッケルを掴みなおそうと、
必死で身をよじるが、むしろ彼の身体は下がっていく。
どうすることも出来ずに眺めていると、彼は振り向いて私に言った。
「ああ駄目だ、こりゃあ。今回も駄目だったわ」
まるでゲームでもしていたかのように楽しげに笑うと、彼はそのまま、
クレバスの闇に消えて行った。
「白石ぃー!」
そう、大声で叫んだつもりが、ただかすれた音が、ヒューヒューと鳴っただけだった。
彼は生前言っていた。
「山で死ねたら本望だ」と。
それは登山家の多くが口にする言葉だが、彼もその通りの死にかたが、
出来たのだろうか。
私はそれ以来「山」を降りた。
自分が向いていないことを、友人の死からはっきりと悟ったのだ。
あの時、かろうじて凍結を免れた片側の眼球で見た、その笑顔を、
私は今でも鮮明に覚えている。
このスレもすっかり勢いがなくなったな
うんち
>>286 >すでに体力は限界に達している。
すでに体力は限界に達しているようだ。とするべき。
この時点ではまだ主格を読み取らせたくないのならば、この一行は削ってしまってもいい。
体力が限界だという事は次く2行の描写で読み取れる。
>彼は生前言っていた。
ここでは「生前」を入れない方がいい。
後に続く数行的にも、作品全体的にも。
直裁に説明しようとする意識が強めに有り、それが語りのバランスを崩している。が、この傾向はわるくないと思う。
逆のパターンで、回りくどい個人的な志向の迷路に迷い込んでいる人と比べて筆力の成長を阻害しないはずだ。
290 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2012/05/09(水) 06:56:30.78
>>279 〜実はさっきゴキブリが出てきて娘と一緒に格闘していました。」
(この会話文にのみ、末尾に句点がある!)
>都会人というのはまず他人に関心がない。
(主人公も該当する!)
>ワイもまた、隣人とは面識がなかった。
(面識がないだけではなく、関心もないように読める!)
>女は逮捕された。隣人のストーカーにしつこく迫られ、私生活をあれこれ詮索されて
>やむなく殺したということである。
(他人に関心の薄い主人公に思えるので落ちの精彩を欠いた!)
主人公の世話好きをストーカー行為と思い込んだ主婦に殺害された!
そのような展開で書かれていれば、ワイは評価した!
落ちが決まっていれば……66点!(`・ω・´)
>>280 縁側の表記を統一した方がよい!(椽側、縁側)
>振り返ると、警察官が奥の和 室に
(奇妙な空白がある!)
地の文の中に口語体が混ざった文体は非常に読み辛い!
内容は年金詐取! 家を守る為に年老いた女性が行った! その点には悲哀を感じる!
とにかく読み辛い67点!(`・ω・´)
>>286 雪壁にいるのか!
私はどの辺りにいて彼を見ていたのか!
凍傷で片目をやられた意味をあまり感じられなかった!
残された私はどのようにして下山を果たしたのか!
何人体制による山頂アタックなのか!
状況が書かれていないので疑問ばかりが先行する!
資料を集めるところから始めた方がよい59点!(`・ω・´)
>>279はどっかで見たことあるな。容疑者Xの献身の出だしがこんな感じだったような。
なんだって!(・`ω・´)
またやられたのか
>>296 いつも変な時間だね
君は自宅警備員なのかい?(・`ω・´)
>>296 フォントがでかい! もうちょっとだけでいいから小さくして
寝ぼけ頭で読んだが、かなりいい文章だと思った。
題材にしては、また、作者にしては、頓知が利いてはいないが、それでもよかった。
お題ショートショートって何だろう。
299 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/09(水) 12:42:23.94
ワイプロになったの?いつどうやって?
「そんな事、認められるわけないじゃない!!」
響子ちゃんが思いきり座卓を叩くと、載せられていた湯呑からお茶が零れそうになった。向かいに座る女性が中指でメガネの位置を直し、キリッとした視線を響子ちゃんに送る。
「だから、あなたはダメなのよ。何にも解っちゃいないわ」
「私が何を解っていないって言うのよ!?」
冷静な彼女の言葉に、響子ちゃんが再び声を荒げた。メガネの女性はフンッと鼻を鳴らし、受けて立つような視線を響子さんに向ける。
酷く険悪な空気に居たたまれなくなって、私は首を竦めて、小さく息を吐いた。それから、コッソリと室内を見回す。
ワンルームの狭い部屋だ。壁際に大きな本棚が設置されていて、そこに大量の漫画が詰め込まれている。無理やり押し込んだようなそれらの本の表紙には、銀色やオレンジの髪の毛をした男の子たちが描かれていた。
漫画にはそれほど詳しくないのだけれど、どうにもジャンルが一般的なものではない気がする。
「……」
何がしか圧倒されるものがあり、ゴクリと唾を飲みこむ。床に落ちている一冊の本に視線を向け、私は顔を真っ赤にして、慌てて目を逸らした。その本の表紙には――男の子と男の子が、何やら、その、いかがわしい事をしている姿が描かれていたのだ。
私は読んだことがないのだけれど、確か少年雑誌の人気漫画に出てくるキャラクターたちだった。色んな媒体で目にするので、そのキャラクターと漫画の名前だけは知っている。
「優斗が栄治となんてありえない!!」
響子ちゃんが髪を振り乱すようにして叫んだ。
「ありえないなんて言う方がありえないわ。優斗みたいなタイプはね、栄治みたいに引っ張っていくキャラが良いに決まってるじゃない」
「栄治なんてガサツなだけ!」
座卓を間に挟み、響子ちゃんとメガネの女性が睨みあっている。
彼女たちの中央、そこに一枚の紙が置かれていて、それが二人の争いの原因であるようだった。チラッと紙に視線を落とすと、間に×を挟んで男の子のキャラらしき名前がいくつか書かれている。
何を言い争っているのか。私には漠然としか判らなかったけれど、部屋の空気はとことん重くて息苦しかった。二人を順番に見やり、内心で嘆息する。
腐女子きめえ
おまえの顔よりもか?
┌(┌ ^o^)┐ホモォ
┌(┌ ^o^)┐ホモォォ
┌(┏ ^o^ ┓)┐ ホモー!!
スルー推奨。阿保の戯言
一度は見に行って最初から読んだほうがいいよ。
ワイのやばさが改めて分かる。
>>289 具体的なアドバイスを、ありがとうございます。
文章のことも、自分のこともよく分かっていないので為になります。
元より勘が鈍いので、全てを理解したわけでは有りませんが、言われたことをじっくり考えてみます。
>>292 こんなものを読んでいただいて、申し訳ございません。
次からは一貫した物を分かりやすく書くように心掛けます。
点数ありがとうございました。
311 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/09(水) 21:55:26.65
ぷぅぎゃああああああって何者?
プロ?
ぷぅぎゃああああああ=ワイ
つまりこのスレタイのワイとはぷぅぎゃああああああのことをさす
プロではない、ワナビ
人称とか、表現、時系列なんかの犯しやすい間違いに厳しい
だから文章の添削的なことはするが
しかし内容についてはあまり触れない、プロットや人物造詣等のアドバイスは皆無
数年前はXX賞に出したよ、とかも語っていたが
それがどうなったかの報告はまだ無い
梶原分太は午前十時まで自室の布団にもぐりこんでいた。
部屋には夜の冷たい空気が残っていたがそれが時間が経つにつれ、日差しが部屋の中へと入り込
み、ゆっくりと暖かくなっていく。もうすぐ春先が近いのか時折、外からカワセミの声が聞こえて
くる。
ああ、これだから朝寝はやめられない。と、思った矢先に廊下から慌しい足音が聞こえてきた。
「あんた、いつまで寝てるんだい!」
突如としてやって来た恐竜こと、妻である松子が寝室の部屋を乱暴に開けた。そして部屋に入っ
てくると怒りの形相で分太を睨みつける。
「な、なんだよ! 今日は休みだろ? ゴロゴロしててもいいじゃないか」
突然のことに驚きつつも体を起こすと松子は早口で言葉を叩きつけてきた。
「だからだよ! せっかくの休みなんだから庭の草むしりをやっておくれよ! それと町内会の回
覧板を島崎さんのところに持っていっておくこと! それから午後からやる若菜の運動会! 行っ
てくれるね?」
「え?」
ある言葉に分太は呆気にとられてしまった。
若菜というと死んだ娘のことか? しかもそれが運動会だって?
「ちょ、ちょっと待て! 若菜はもう……」
「ぶつくさ言ってないでとっと起きる! 時間は待っててくれないんだよ!」
分太の言葉も聞きもせず思い切りかけ布団を剥がすとそのままベランダに干した。
「ホラ、あんたもとっとと着替えてきな! こういう日は外に出て働けば気持ち良いよ!」
「あ、ああ……」
完全に主導権を握られた分太はただただ頷くしかなかった。
娘の運動会、という言葉が胸に引っかかったが目の前にいる鬼のほうがおっかないのですぐさま
気持ちを切り替えると着替えをし始めた。よっぽど気合が入っているのか、今日のワイシャツは洗
濯糊が効いており、いつもより気持ちがよかった。ズボンもアイロンをかけたばかりなのか皺が一
つもない。ネクタイも普段、首に巻いているヨレヨレのものとは違い、新品であった。
いつもこうなら良いのに、と思うが松子には口喧嘩で勝ったためしが全く無く、いつも彼女の意
見に従うしかなかった。
評価をお願いします
315 :
k、s:2012/05/09(水) 23:02:39.84
>>314 ワイさんではありませんが、感想を。
話自体はありがちながら、先を知りたくなる内容でした(^^)
娘さんは亡くなっているはずなのに、運動会の為の準備がしっかりと為されている。
その対比が疑問を深めていて、眼を下に運ばせます。
ただ、細かな点で違和感はあります。
@二行目、助詞「が」の連続5度出てきているので、これはどうかなと思いました。
A三行目、春の訪れを表現するのに、カワセミを選んだのは、不思議に思いました。
一般には春というより、清流や山里をイメージさせる鳥ではないでしょうか。
もう少しわかりやすい鳥、短絡的ですがウグイス等のほうが、良いのかもしれません。
B慌しい足音で上がってきた・・・と先にあるので、「突如としてやって来た」は不要に思えました。
以上です。
へんなところで改行しないように。
妻の口調にちと違和感。
都会や2000年以降ならおかしいかも。
ストーリーだけみれば65てんくらいかな?
>>291 ご指摘ありがとうございました。
ちょっと、おかしなアプローチを試みて、
「いかん」とお叱りをうけたふうです。
さらに、心身を労して作品に向きあいたいとおもいます。
>>296 >「お兄ちゃん、これもお金に換えてもらえるかな」
(銀貨には心が宿っている! 貨幣本来の使い方をされることに意義を見出していたので狼狽した!)
>「大丈夫。よく見つけたな。今日はご馳走だ」
(銀貨は摩耗していても貨幣と認められたように思えた!)
>〜銀貨はまあいいかと思った。少なくとも無為にただ波に揺られているよりはマシだ、と。役に立てればそれでいいのだ。
(貨幣本来の使い方なので本望と思わなければおかしい!)
最後のくだりで銀貨の気持ちが揺らいで見えた69点!(`・ω・´)
>>301 >〜受けて立つような視線を響子さんに向ける。
(響子ちゃんではないのか!)
>床に落ちている一冊の本に視線を向け、私は顔を真っ赤にして、慌てて目を逸らした。
(一人称で自分の顔を真っ赤と断定するには工夫が必要! 鏡のような小物を利用する!
または顔に熱を感じた等の感覚によって自身の顔が真っ赤であることを想像させる!)
その手のジャンルに疎いワイでも場面はよく伝わった67点!(`・ω・´)
321 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2012/05/10(木) 06:14:59.74
>>311 >彼女は、そんな超然とした少年を小さい頃から遠くから眺めることしか出来なかった。
(『から』の連続が拙く見える! 『小さい頃から眺める〜』のように省いても意味は変わらない!
強調したい場合は『小さい頃から遠巻きに眺める〜』等でもよい!)
>少年の親が買い与えられたものだろうと、興味本位で覗いてみた。
(文脈を無視すれば、少年の親が買い与えられたものを拝借しているように見える!
『少年の親が買い与えた〜』、『少年の親に買い与えられた〜』などで本の所有者をはっきりさせた方がよい!)
少年の正体がわからない! 魔物の類いなのか!
邪神は少女の方だった! ただ役目がよくわからない!
少年が石橋を渡ると世に災厄がばら撒かれた! 十分に邪神の役を担っているように思った!
少年が石橋の向こうで少女を待っていた理由がはっきりとしなかった69点!(`・ω・´)
>>314 細かい小物の演出は充実していた! それ以外の描写はあまり書かれていなかった!
夫婦の年齢は三十代くらいなのか! 亡くなった子供は一人娘だったのか!
大雑把な描写が短編に合っているようには思った64点!(`・ω・´)
323 :
296:2012/05/10(木) 07:26:58.39
>>297 似たようなものである。
>>298 そこまで褒められると照れるのである。
SNSでお題をもらって書くってのをやってた時期があってそのときに書いた作品でした。
フォントはあれ以上小さくすると字がぼけてしまうようorz
感想どうもありがとう!
>>319 ワイさん毎度どうもありがとうございます。
設定としては兄妹は海岸でガラスやら金属やらを拾って換金してもらうことを生業としていて、
異国の貨幣を貨幣とわからずに(ただの金属の塊だと思って)換金屋さんにもっていくって筋でした。
>>298さんが言われたようにトンチはきいてないですし、オチとして機能しているかは微妙ですが。
男の子の言い方が貨幣だとわかった風だったことと、異国の地ということをもうちょっと強調すればいいのかな。
>>315 >>316 >>317 >>322 皆さん、そしてワイさん評価をありがとうございます
「が」ばかりになったのは推敲の失敗ですね
ああしたら、こうしたらと文章を足しては消しを繰り返していくうちにおかしな文章になってしまいました
今度は文章をひとつ見つめなおしてみようと思います
後、改行も見直してみます
(酷評お願いします)
たまには気晴らしにいいかもしれない…そんな思いつきが、頭をよぎった。ぼく東武鉄道を乗り継ぎ、羽生を経由して、今、JR熊谷駅の改札口を出たのだった。
「お〜い!こっちだよ!ニートさん!」駅の人垣を押しのけて、でっぷりとふとったねじりはちまきの、ネトウヨさんが手を振っている。ネトウヨさんとは、これで三回目の再開だ。
「今日は、ニート君が遊びにくるから、急遽、家の物置きから、投網を取り出し、荒川まで出て、でっかい鯉を捕まえてきたんだ。早速、鯉の洗いで、酒を飲もう!」ぼくはニートさんの運転する車に乗って市内北部を流れる荒川の土手に近い彼の家へ向かった。
「今日は、ニート君が遊びにくるから、急遽、家の物置きから、投網を取り出し、荒川まで出て、でっかい鯉を捕まえてきたんだ。早速、鯉の洗いで、酒を飲もう!」ぼくはニートさんの運転する車に乗って市内北部を流れる荒川の土手に近い彼の家へ向かった。
ネトウヨさんとは、板橋の仕出し弁当やで住み込み従業員をしていた平成三年からの、ながい付き合いで、たまに熊谷まで会いに行く事がある。
あの住み込み時代、僕たちは将来の夢を語り合う事などなかったのに、いつの間にかロートルと、周囲の若年層からなじられ、苛められるこの年になって、何故か将来の事を語り合うようになった。
国道17号から市道へ入り、熊谷の北部の妻沼へと向かう途中、荒川の方角が、急に陰り、稲妻が轟いた。すると、ゴルフボールほどもある、大きな雹が降ってきた。「たまげたなぁ、」ネトウヨさんもびっくりして、ぼくは「風雲
急を告げる、ってやつだね」なんて言っていると、荒川の方角に、見たことないような、巨大な竜巻が発生したので、ネトウヨさんは慌て、アクセルを思い切り踏み、乾物やの角の郵便ポストへ、車を突っ込んでしまった。
いやはや、参った…顔面血だらけのネトウヨさんは意識はある。ぼくはといえば、首を痛めたかもしれないが、なんとか平気みたいだ。「大丈夫か?」顔面血だらけのネトウヨさんが、ひとまず車から降りて助手席のぼくを覗き見た。
とりあえず、ここからは、徒歩で行かなくてはいけないようだ。ネトウヨとぼくは猛烈な竜巻が過ぎ去るまで、市道の脇の側溝に体を横たえた。轟音が頭上をかすめると、どこかで樹木がひきちぎれるおとがした。「あっ、オレの車が…」ネトウヨさんの車が飛んで行った…。
竜巻が過ぎ去って、あたりでは緊急車両のサイレンが聞こえる。二階建てのネトウさんの家は、土台から吹き飛ばされていた。ぼくは彼の肩に手を置いて、慰めのことばをかけようとしたが、ただ絶句し放心する、彼にかける言葉はみつからなかった。
山田さん樹の会に来てください
皆があなたを待ってます
いや来ないでいいです。ずっとここにいてください
とりあえず、ぼくとネトウヨさんは徒歩で、熊谷駅近くまで引き返し、マロウドインというホテルにチェックインした。「ぼくは新座に戻るから。ネトウヨさんは、一泊しな。それから、顔面の傷、縫ったほうがいいんじゃ。保険証はあるかい?」「無い。
滞納者だから。金貸してくれ」「金無いよ。三千円しかないよ。ネトさん、ちょとガマンすりぁ、災害救助法の適用で二、三百万でるだろ」「そっか、罹災証明証作らないといかんな」「国から金出たら、三十万ほど、貸してくんないか?」「だめだ」
だめだ、と呟いたネトさんの顔が、急に険しい怒りの形相に変化すると、ホテルのロビーに飾ってあった狸の剥製を、蹴飛ばして、ぼくの襟首につかみかかった。「糞ガキ!てめえ、家なくして路頭に迷う被災者に、カネを貸してくれだと、ざけんじゃねえぞ、こらぁ」
ネトさんとは、あれ以来連絡はとっていない、と、ぼくは巡査長の、報告書らしき書類に走らせるボールペンのペン先を見つめながら、話し続けた。大宮東署の取り調べ室のような部屋で、そろそろ喋り疲れたぼくは、話しの結末を
、急いで書いてしまおうとする、三流の物書きに似ていただろう。「で、それと、無銭飲食と、どういう因果関係があるわけ。そもそも熊谷で竜巻だなんて、ウソつくなよ。竜巻被害なんかないだろうよ」「あ、はい。すいません」
「いやいや、すいません、じゃなくてさ。そのシャツについた血糊とか、あんたの云うネトウさんとか云う人の血か?彼、怪我してたんだよね。それとも全部作り話か?あんた誇大妄想癖じゃないのか。調書かかせないなんて、悪質だぞ!」「調書…」
巡査長がながい間見つめ、ペン先をせわしなく走らせていた、報告書のような書類…それが世に云う調書というものだということに、ぼくはようやく気づいた。熊谷の竜巻被害もネトさんも、ぼくの空想の産物だったかもしれない。
そういえば大宮駅で、ぼくはオヤジ狩りにあったような気がする。たしか…そんな気がしないわけでもない。それから、殴られてふらつく足取りで、南銀通りを歩き始め、と、ある焼鳥屋でホッピーを飲み、つくね三本と、ネギまと、ハツとレバーとタンをタレで…。
345 :
秋吉君@峠のネカマ飯 ◆2itMTGf8Qk :2012/05/10(木) 23:22:23.52
なんか画面づらが汚い。
347 :
秋吉君@峠のネカマ飯 ◆2itMTGf8Qk :2012/05/11(金) 00:52:29.32
俺のヅラよりも、だ。
もうちょっとコンパクトにならなかったのかな?
>>325-334 >>337-344 >ネトウヨさんとは、これで三回目の再開だ。
(再会だ!)
>平成三年からの、ながい付き合いで、たまに熊谷まで会いに行く事がある。
(『たまに』とあるが、ネトウヨさんに会うのは今日を含めても三回目!)
丁寧な描写を続けていながら、事故を起こした車の破損状態には全く触れていなかった!
露骨な手抜きに見えるので、もう少し状況を伝える書き込みをした方がよい!
>ネトウヨとぼくは猛烈な竜巻が過ぎ去るまで〜
(『さん』が抜けている!)
ネトウヨさん、ネトウさん、ネトさんと呼び名が変わっていく! 紛らわしいので統一した方がよい!
時事ネタを織り込んだ不思議な話であった!
冗長に見える一文は意外と読み易い!
書き慣れれば、さらに巧くなる可能性を秘めているように思った!
話の切り口や運びにセンスを感じた63点!(`・ω・´)
酷評有難う御座います。
ガチホモスレで奇妙奇天烈なスレをみつけ、そこにスレちな書きこを何行か書いてから、こちら様へ投稿させていただきました。従ってニート君やネトウヨさん等の名前には、何の意図も目的もありま
せん。あわせて、自分はゲイではないという事も明記させて頂きます。
さて、樹の会からお誘いの件、誠に光栄のかぎりで御座いまして私と致しましても、是非、時間とお金の許す範囲内でコミットしてゆきたい所存ですので、後日「樹
の会」様を訪問させて頂きたいと思います。ところで、昨夜、樹の会を拝見して、一つ気になった箇所がありました。それは、私、山田がヤマモトと同一人物ではないか、そうで無くとも、2chの「古参」ではないかというスレについてであります。結論から申します
と、それは、全くの濡れ衣でして、去年の9月に地震スレに幾つかのスレを書きこんだのが最初であります。ポッポ様が、私をして「どうやら、デジタルに疎い」あるいは、「忍法帖のレベルが低い」等の推理は的確であり、そのことは私がヤマモトあるいは古参では
ない、ということの証さに他ならないのでは、ないでしょうか。
355 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/11(金) 17:28:59.31
山田って人、邪魔だから来ないで
素人の感想としては
話自体は面白かったけど、部分部分で表現がくどいと思いました。
落ちを導くための態度、発言が不自然に感じました。
358 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/11(金) 22:17:01.65
あのー、
上久保省太は今どこにおられるんでしょうか?
ワイスレ杯で誰かが小説で書かれておられましたけど、
もう死んじゃったんでしょうか?
文芸書籍サロンのごはんスレで袋叩きにあっている。
>>356 >葉桜になった桜の枝から、花びらが散った。
(葉桜と書いていながら花びらが散るのか!)
>きっと俺はぼんやりしていたんだ、最近は体調もよくない。
(この部分にのみ、『俺』が書かれていて気になった!)
蛾の鱗粉が引き起こした幻覚だった!
玄関前で当たった蛾が幻覚を起こし、室内の普通の蛾で落ちを語る!
行動の早さに合わせた回想の長さを心掛けた方がよい!
主人公の悲しみが目立たないので話が淡白に思えた71点!(`・ω・´)
電撃で校閲スタッフ募集してるけど、ワイさんも下積み時代はそういうことやってたんですか?
校正の講習は受けたことがある!
慣れない記号を覚えるのに苦労した!
『校正必携』の本は未だに手元に置いている!
自作を見る目が変わった!(`・ω・´)
うそつけ!w
そんなに変わらない!
寒空の中、飲み会に行ってくる!(`・ω・´)ノシ
366 :
ポッポ ◆paB28qf3gA :2012/05/12(土) 15:59:26.66
いってらっしゃい^^ノシ
もう帰らない
いや帰る!
ただいまー!
おかえり。食事にする? お風呂にする?
それとも、ア、チ、キ ?
終電に間に合った!
即行で寝る!(`―ω―´)
おかすみなさい
374 :
356:2012/05/13(日) 00:49:10.56
読んで頂いてありがとうございました。
>>357 元々2,000字位でまとめるのを目標に始めたのですが、結局倍の分量になってしまいました。
表現がくどいと言われると、つい納得してしまいます。
やっぱりあの辺とかあの辺とかあの辺とかですかね。もし良ければ、特に嫌な感じだった所を教えてください。
書きたいだけ書けばいいってものでもないなと我ながら思いました。
オチの辺りも息切れして、惰性で書いてしまった様な気がしています。
>>361 >葉桜
職場の前の桜の木が葉っぱ7割、花3割みたいになりながら、花びら散らしてたんですけど
ああ言うのは葉桜って言わないんでしょうか?w ちょっと調べが足りなかったかもしれません。
行動の早さにあわせた回想の長さというと、始まりからオチまでちょっと長過ぎたって感じですか?
主人公の悲しみが目立たないという指摘は図星と思いました。主人公の心情を書こうとしても
無理矢理ねじ込んだ感じになってしまうので悩んだ所でした。結果的に中途半端な感じになってしまいました。
全体的に中途半端な感じが自分でもするんですが。
ともあれ、本当にどうもありがとうございました。
また機会があったらよろしくお願いします。
>>374 ○高齢者の運転する車が、妻が娘を乗せて運転していた車に
○シリンダーは何の手応えもなく+かかっていなかった鍵穴から鍵をぬきながら
この辺が重複してて気になりました。
手応えのないシリンダーが「かちゃり」と鳴るのは、幻想と現実の交錯を意味しているですか?
376 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/13(日) 05:20:36.57
ワイは二日酔いでお休み
また来週
378 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2012/05/13(日) 14:06:22.77
>>376 >知らない生徒だろう、とコウスケは机に広げた教科書などを片付け始めた。
(内田と云う人物の印象!)
>内田……。誰だ。コウスケも同じ事を思った。
(二度目なので表現方法を変えた方がよい!)
>〜温和な人間で評判は上場だ。
(変換ミス!)
>教室に人が入ってくる足音が耳に入った。山崎だ。
(教室に入った時点で目に見えるような気がする!
耳の良さを強調するのであれば、廊下を歩く足音に気付いた方がよい!)
>帰路に着いたのか、もう廊下にはいなかった。
(変換ミス!)
意味の重複がある!
主人公のコウスケの名前が過剰に多い!
伏線になっていない箇所で勿体ぶった書き方をする!
コウスケと冴山は設定上、似たような感じになるのは仕方がない!
形骸化した優等生の枠内なので強い印象としては残らなかった!
端役に近いユメが人物としては活きていた!
説明文を多くするよりも印象的な行動の方が目に付く67点!(`・ω・´)
それなりだね。
あ
アクセス規制解けたー!!
382 :
岡田くん:2012/05/13(日) 16:46:57.10
語彙を増やす方法を教えてください
383 :
岡田くん:2012/05/13(日) 16:49:34.98
あ、小学生だからお金のかからない方法でお願いします
本を読む! 投稿サイトはタダ!(ライトノベル研究所、小説家になろう、アリの穴、作家でごはん等)
素人はイヤだ! 玄人のが読みたいんだ! そんな人には『青空文庫』がある! 名作が現代和訳で読み放題!
アマゾンで売られている小説に時に見られる『なか見!検索』のマーク! 冒頭が少しだけ読める!
辞書サイトに目を通す! 手持ちの辞書に頼る!
ワイの考え!(`・ω・´)
わからない単語があったら紙にメモって寝る前に見返すってのを毎日やってたな。
今日からまた始めようかな。
基本は訳されたハイファンタジーに、
応用はアンブローズ・ビアスの悪魔の辞典と倉橋ヨエコの歌詞に影響を受けたと思う。
387 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/13(日) 19:11:36.52
ライトノベル研究所って投稿できたっけ?
それらしき場所なかったよ?
388 :
岡田くん:2012/05/13(日) 20:21:46.31
ありがとうございます
青空文庫を読みます
明日学校の図書館で村上龍と司馬遼太郎と三島由紀夫と谷崎潤一郎も借りてきます
最近の小学生は賢いんだな
小説家になろうに投稿したけど誰もアクセスしてくれへん
おまえに見せるタンメンはねえ
タンメンは見たくないからな
おーめんがみたい。
>>390 昔そこに大長編を投稿して、削除された事がある。。。
知的障害の人たちを面白がるような描写とか、 悪役キャラの人たちが女の人たちをマンコって言い慣わしてる描写とかがマズかったみたい。。。
>>395 読んでみないとどうともいえないけど、運営側も面倒はごめんだろうからねえ。
差別とかに敏感な方々とトラブるよりは削除を選ぶんだろう。
似たような経験は自分にもあります。
作品の内容は問われてるのは構わないとしても、
単語にまで敏感になるのは遣り過ぎのように思う!
跛足を引く(びっこをひく)が差別用語と知った時には驚いた!
校正が見逃すことはある! ワイも用心しなければ!(`・ω・´)
言葉を選ぶのも作家の力量のうち
悪いのは内容じゃなくて言葉選び
商業作品できちんと出版されてるのもある
実力もないのに重いものを扱おうとするからダメだと言われる
運営に責任をなすりつけるな
だから、いつまでも駄作書きから卒業できないんだ
文章がよれよれ!
今日は早くに寝よう!
さすがに一晩で一升は多過ぎた!(`・ω・´)ノシ
401 :
391:2012/05/13(日) 21:34:29.18
>>401 行頭を下げろ
三点リーダーを使え
話しはそれからだ
405 :
391:2012/05/13(日) 21:42:12.28
間違えた!
いやはや、どうも、すんませんw
びっこはもちろんの事、片手落ちもアウト、ちんばもアウト、アメ公もアウト、運ちゃんも看護婦もアウト、郵便屋さんもアウト、僕がお爺さんになる頃には、チビ、デブ、ハゲもアウトになってそうな予感。。。
なってねえから
もっと世間のことを知れ
>>399 >彼は絵師の後ろに回り込み、その絵を熱心に覗き込んだ。
(僅かな時間に思えるので『熱心に』は無くてもよい!)
>あそこまで仕上げた絵をあんなふうにに台無しにするだろうか。
(打ちミス!)
ほとんどの行頭で一字下げが行われていなかった!
主人公が友人宅に向かった理由がわからない!
真夜中に絵を描いていた少年の意図はどこにあるのか!
少年は吸血鬼のように見える! しかし、切り裂きジャックには思えない!
関連性があるようでいて無い! 中途半端な作り込みのせいで、よくわからない冒頭になっていた!
ワイの感想!(`・ω・´)
商用に耐えうる作品を書けるようになる事は凄いし、すばらしい事だけど、
僕の最終目的は別に有る。
1000の人間に「おいしい」と言われる料理じゃなくて、
1人だけでもいいから、食べたら依存症になって廃人化するような読書体験をさせたい。
そういう差別用語とか相手を傷付ける言葉に敏感な現代の様相を考えると「死ね」という言葉が若者の間で平然と使われていることも何となく理解できるな。
412 :
391:2012/05/13(日) 22:01:57.95
>>404 行頭下げるってしりませんでした。
書き換えます。
3点リーダーつかいます。
>>408 ほんまですね。直します。
関連性は後からじゃ駄目ですか?
主人公は切り裂きジャックと吸血鬼を混同してて、
統合失調の気で、変なことを言ってることにしたいのですが・・・
どうもでした。
書き終えた稿の編集の仕方わからん・・・
>>412 小学校の作文で習うだろ
あと三点リーダーは偶数だからな
414 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/13(日) 22:04:59.33
>>413 勉強になります。
3点リーダーが偶数、なんというレボリューション・・・・
>>411 小説家になろうはかなり年齢制限やきたない言葉にびんかんだから、リンクサイトのノクターンノベルスかムーンライトノベルスに投稿してみたら?
>>414 今時点の日本語的には、行の先頭に全角スペースを置いたり、「な、なぜ、、、俺を助けた、、、グハッ」は「な、なぜ ……俺を助けた ……グハッ 」が正しい使い方みたい。
>>391 字下げ無しと変な改行以外は、文章自体に読みにくかったり、おかしいと感じる部分は無かった。
描写内容も、感覚的に納得できる部分が殆んどだった。これが全体的な印象。
「パーカーが少年の八重歯に動揺」
の部分、少しくどいし、やや頭が悪い感じがする説明だった。
「邸宅の印象の語り」
悪くはないんだけど、伏線等しこまれているのでない限り、急に過剰。
あと、「首筋に二つの赤いの点がある。」(あ、の が余計だな)
と有ったらすぐに「吸血鬼」って思う。切り裂きジャックは浮かばない。パーカー君の思考が謎。
418 :
417:2012/05/13(日) 22:21:48.25
>>412 あ、ごめん同じ事言ったようだ。なるほど統合失調か想像つかなかったな。複雑そうな作品だ。
419 :
391:2012/05/13(日) 22:40:27.69
>>416 昔は違うかったのなら、俺たちは習ってないんですね
>>417>>418 最初に英語で書いたのを「リッパーが血を欲しがる?、なぜ?」に変えました。
ちょっとは緩和されたでしょうか?
八重歯の先端というのは捨てました。
変な改行、改めました。
邸宅はドラキュラ城に見立てて、後でパーカーが燃やすつもりです。
50ぐらいの爺じゃなければ習ってる
ランプを一つ灯し、大きな窓から少し明るい夜空が見える一室。金髪クルクル
横ロールヘアーで王宮貴族が着ていそうな服に身を包んだ人物が動き回っていた。
彼は有名な音楽家だ。ピアニストである。彼は今までに様々な曲を書き、弾いた。
あるときは穏やかな、しかし聞いていて落ち着けない曲、又ある時は重々しくて
緊張感のある曲、軽やかだが所々不気味さを感じさせる曲など。また、彼は人付
き合いを嫌ってよく家の中にいた。時々散歩や買い物に出かける日はあったが、
大抵は真夜中や雨の日を選んでいた。また、彼は音楽家という言葉の響きが気に
入って自分の事をピアニストではなく音楽家と言っている。そして彼が小学生の
工作物やいくつかの大きなアルバム、昔集めた小物や捨てずにとって置いてある
友人の手紙など、棚に積み上げられていたり床に置かれたりしている思い出の数々
を漁っていた時だった。大事なものをとって置きたがるけど保管の仕方は適当だ。
それを全然気にしていない彼はとあるクッキーの缶の中から一枚の原稿用紙を見つ
けた。その他にも光沢のある金属の輪っかや毛糸や綿の塊などが缶に入っていたが
それには手をつけなかった。
422 :
356:2012/05/13(日) 23:37:38.80
>>375 わざわざすみません、すごく参考になります。
>手応えのないシリンダーが「かちゃり」と鳴るのは、幻想と現実の交錯を意味しているですか?
うちの鍵が、鍵をかけてない時でもまわすとかちゃっていうんですけど
その事だけが頭にあって、そのまま書いちゃったんですね。表現力とか配慮の無さを感じました。
幻想と現実の交錯する所という読みは意外でしたが…面白いですね。
何度も本当にどうもありがとうございました。
>>421 >ランプを一つ灯し、大きな窓から少し明るい夜空が見える一室。
(少し明るい夜空があるのか! ランプの火で夜空が明るく見えると云う意味ならば理解はできる!)
>大事なものをとって置きたがるけど保管の仕方は適当だ。
(地の文が口語体に見える!)
いつの時代の話なのか! どこの国が舞台になっているのか!
『小学生』の単語だけではわからない! 過去、日本に住んでいた事実に過ぎない!
主人公の目的がわからない! 原稿用紙には何が書かれているのか!
よくわからない話に点数は付けられない!(`・ω・´)
月夜は明るいな。経験してみればわかる。
しかし、「ランプを灯し、〜一室。」という文章はだめだ。気持ち悪い。気持ち悪さを感じないとだめだ。
掌編のたぐいに明確な設定を書き記す必要はない。なぜかは自分で考えるがよい。
文中にあるのは夜空!
月夜とは書かれていない!
仄めかしている部分も見られない!
作者にしかわからない部分を読者に求めてはいけない!
ワイの考え!(`・ω・´)
ワイさん、まだ起きてますか?
「白い部屋」
少女が目を覚ますとあたり一面真っ白だった。少女は窓も扉もない箱のような部屋にいた。
ぐるりと一周、部屋を見回した。ぷくぷくとした自分の手と足を見つめた。
ここは何処だろう。私は誰だろう。少女の記憶は何もない。少女は白い服を着ている。
少女はトツトツと歩いて壁に触れてみた。冷たい感触がある。少女は壁を叩いてみた。「パンパン」
何も起こらない。少女はさらに壁を叩いた。「パンパンパン」何も起こらない。
少女は服を脱いだ。しかし少女にはそれが服だという自覚がなかった。
何故このような物が身体に被せられているのだろう。そう思ってそれを脱ぎ捨てた。
少女は四つんばいになって歩き出した。その時、壁の一部が開いて、手のようなものがウィンと伸び、少女の服を回収した。
回収が終わると壁は閉じ、また元の何もない部屋に戻った。少女はさっき開いた壁にかけより、そこを叩いた。
「パンパン」「パンパンパン」何も起こらない。しかしそこに四角い枠を見つけた。
その枠で囲まれた壁がいくらか高い音がすることに気づいた。
少女は振り返りもう一度部屋を見回す。すべて真っ白だと思われた部屋に黒い色を見つけた。
天井の一角にポツリと何かがある。あれはなんだろう?少女は近寄って、マジマジとそれを見たが、なにか分からなかった。
それに触ろうと爪先立って手を伸ばすが、少女の身長では届きそうにもない。
「あーあーあー」天井の黒いものを求めて、少女は声をだした。
「あーあーあー」天井の黒いものを諦めた後も少女は声をだした。
「あーあーあー」「あーあーあーーーーーー」少女は引き返しもう一度、枠どられた壁を叩いた。
「パンパンパン」「パンパンパン」「パンパンパンパンパンパンパン」
少女は手のひらをグーに握り壁を叩いた。少女は枠の細い隙間に指をねじ込もうとしたが無理だった。
少女は足で壁を蹴りだした。少女は手も足も血だらけになっていた。
それでも何も起こらないと少女はその場で地団駄を踏み出し、奇声をあげた。
「あああああーーーーーーー」「あああーあああーあーーーー」
しばらくすると少女は疲れ、黙った。
その場に腰を落とし、崩れるように眠りに着いた。
おやすみなさい、少女。
>>426 >少女はトツトツと歩いて壁に触れてみた。
(トツトツが微妙! 少女は裸足のようなので擬音語と考え難い!
擬態語としてもワイは見たことがない! ペタペタと音をさせて歩いた方が自然に思えた!)
>その場に腰を落とし、崩れるように眠りに着いた。
(眠りに就いた!)
少女のぷくぷくとした手足は打撲に因る腫れだと判断した!
隔離された部屋で毎回の狂態を晒していた!
そのような状況に至った直接の原因はわからない!
かなり文章を削っていながらも読める話になっていた68点!(`・ω・´)
>>427 ワイさんありがとう。
前より9点もあがったのでうれp−です。
あと2点取れるようにがんばります。
「何色に見えますか?」
医者が指差した折り紙を見て、僕は「黄色」と答えた。
「なるほどね」
医者は嘆息した。
看護師が声をかけた。「すぐに良くなりますからね」
僕は頷くと、診察室を出て、部屋に戻った。
「どうだった?」
同室の尾崎さんが声をかけてきた。
「いつも通りですよ。黄色にしか見えません」僕は落ち込んで言った。
「だんだん良くなってくるぞ。俺は白っぽく見えてきた」
嬉しそうに尾崎さんがそう言って、腕を見せてきた。無数の注射の跡があった。
「この注射は効くな。目が良くなる」
この文章でおかしいところがあると思うんですが、それはどこかワイさんには分かりますか?
台詞の後の改行
台詞の後に改行は必要です。
白が黄色に見えるなら、医者と看護婦は「黄色い服の変な人たち」としか見えないはずだ、とかそんなとこだと見た。
「なるほどね」という、見下した医者の態度!
騙されるな。
黄色の折り紙を見せて、
黄色に見えると答えているだけ。
え、尾崎さんは先月もう…………
文章に関してだったらあそこだろうなぁ
内容に関してだったら脳がおかしい
たぶんあの特別な折り紙が黄色以外に見えると、
眠っている超能力が発動すると言われているんだな。
赤色だとファイアー。水色だとアクア。黒だとダークフォース。
それがいつまでも黄色だからガッカリしているんだよ。
こんな問題、これにかかっちゃ屁でもないな。
罠だとしたら立場逆転?
つまり良くなっていくとは、相手の目が白くなっていくこと。
自分の目は黄色くなっちゃうんとちゃうの
>>429 折り紙の元の色がわからない!
何色に見えれば改善されたことになるのか!
今日は疲れたので寝る!(`・ω・´)
看護師は医者の前ですぐによくなるなんて言わない
あのー、医者は嘆息した、は一人称とも三人称とも取れるので、コンテクスト的に一人称での主人公の描写でしょう。
なにも間違ってはいないと思いますが……
>>441 芳しくない結果を目の当たりにした!
その時、浮かない顔で大仰に息を吐き出せば嘆息に見える!
よくわからない内容の方がワイは気になった!(`・ω・´)ノシ
例題わかりにくっ!
でもまあ三人称の一元視点でどこまで主観的な描写をしていいのかってのは迷う。
《空が青い。》はダメだけど《空が青いなあ。太郎は目を細めた。》ならオーケーとか。
>>442 もう俺には、一人称と三人称が何がなんだか分からないよ……
>>441 >「医者は嘆息した。」です。ここだけ、一人称の文章で浮いているんです。
なじゃこりゃw
なんでこれが一人称の文章だ?
「僕は嘆息した。」なら一人称だが、「医者は」なら三人称だろ。
辞書を引け!
今日こそ有美子にすべてを打ち明けよう、俺は覚悟を決めた。
園美が寝たことを確認すると、これまでのいきさつを有美子に話した。
秋葉と不倫していること、彼女を心から愛していること、そして離婚を望んでいることも。
しばらくの沈黙の後、有美子は口を開いた。
「あなたが決めたことなら、それで構わないわ」
予想外の返答にしばらく唖然とした。この妻は興奮して騒ぎたてないのか。
「本当に離婚してくれるのかい?」俺は訊いた。
「ええ、あなたの心はとっくにその秋葉っていう子に向いてるんでしょ?だったら
きっぱり別れて、新しい道を歩むほうがお互いに幸せだと思うの」
「そうだな…ありがとう」
今さらながら、なんて良くできた妻なんだろうと感心した。
他の女だったらこうはいかなかっただろう。半狂乱になって、
下手をしたら刺されていたに違いない。
翌日、有美子はカフェにいた。
「夫はすぐ別れさせてくれたかい?」
男は有美子に尋ねた。
「ええ、まさか向こうから離婚を切り出してくるとは思わなかったわ」
「そうか、よかった。これからは二人きりで暮らそう」
「はい」
有美子の表情は幸福感に満ちていた。
彼女の薬指にはキラキラと光るダイヤの指輪がはめられていた。
>>441 「医者は嘆息した」は一人称じゃなくて、三人称だと思う。
「第三者」が主観を述べても読者に違和感がなければ問題ないんじゃないの?
「ひろしは臭かった」は一人称でも「うんこは臭かった」は三人称だよね
おかしいのは
看護師が声をかけた。「すぐに良くなりますからね」
じゃないの?
「医者は嘆息した」は問題ないかと。
一人でも三人でも問題ない
>>447 文中の奇妙な半角スペースは問わないことにする!
>子供はその家に3人いる子供の1人で、3歳かそこらに見えた。
(砂地に寝転がっている妹のことなのか! 行頭の『子供は』は必要ない!)
>唾液や小便や汗やら何やらの入り交じった匂いがして吐き気を催させた。
(間違いではない! 液体なので入り混じった方がいいように思う!
臭気は匂いよりも、臭いの方がいいかもしれない!)
>子供の両親と他の子供も2階の窓から膨張した我が子を、妹を見ていた。
(子供の両親、我が子と目に煩い! 行頭の『子供の』が無くても両親で意味は通じる!)
>肉の薄い間接の部分はひもで縛ったように見えるので〜
(変換ミス!)
>突然、子供の−巨大な−目がと動いて、僕を見た。
(不要な『と』があるように見える!)
>破裂した後、血液や内蔵が飛び散った訳でもなく〜
(変換ミス!)
丁寧に書き過ぎた文章は場面によって流れを悪くする66点!(`・ω・´)
>>448 夫婦ともに不倫をしていて、どちらも離婚を望んでいた!
一見すると、まずまずのショートショート! 人間に焦点を当てると、少し引っ掛かる!
>今さらながら、なんて良くできた妻なんだろうと感心した。
(夫の目から妻は寛容に見える! 人間としても優秀なのかもしれない!)
>「ええ、まさか向こうから離婚を切り出してくるとは思わなかったわ」
(妻は夫の不倫に気付いていなかったように見える!)
最低限の描写はショートショートに向いている!
反対に長い文章には不向きと云える!
もう少し描写に注力してもいいように思った67点!(`・ω・´)
>>449 >「ひろしは臭かった」
> 本人は気付いていない様子なので俺は鼻を摘まんで見せた。
(このように書けば一人称になる!)
人称は文脈や作者の設定で多様に変わる!
読者に違和感を持たれない文章ならば、どのような形態でもよい!
ワイの考え!(`・ω・´)
455 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/15(火) 08:31:05.52
では、「ひろしの足にはうんこが付いていた。」も、本人は気づいていないようなので鼻をつまんで見せたと続けたら一人称?
ひろし=臭い(三人称)に対するリアクションとして、俺=鼻をつまむ(一人称)じゃないの
「ひろしは臭いので、俺は鼻をつまんだ」にしたら三人称と一人称の複文で、結論が一人称で締め括られているから、文全体で見たら一人称になるとは思うけど
英語と日本語が半々の小説は大丈夫ですか?
それ、ルー大柴が芸能界でやった。オワコン。
>>452 推敲が足りない文章を読んで頂いて申し訳ありません。次はもっと丁寧にやります。
読みやすい文章を書けるようになるといいのですが、
先は長いみたいです。またよろしくお願いします。
半角スペースを入れたのは行頭に句読点なんかが来ないようにする為でした。
文章がいちいち長いんですよね…
どうもありがとうございました。
>>446 馬鹿だな
>>441はちゃんと、
>「医者は嘆息した。」です。ここだけ、(全体が)一人称の文章(の中)で浮いているんです。
と言っているだろ
>>449 >>454 ひろしは臭かった、のみだと一人称にも三人称にも取れる
ワイさんの作った文章にすれば、一人称になるけど、三人称の文章で使うほうが簡単そう
>>456 英語は門外漢!
一文を抜き出して人称を語っても仕方がない!
物語は完成させなければ意味がない!
まずは作品を完成させることが大切!(`・ω・´)
太陽が眩しかった。
無残なむくろの傍で泣く女の姿は、痩せ細っている。八月の日差しは否応なしに女を照りつけていた。
植松壮吉はその女に思いを寄せていた。うずくまり額を地べたにつけて這いつくばる痩せ細った女、
転がるむくろよりもより酷い骸骨女に恋をしていたのだ。
植松は腕を女の肩に回して言葉をかける。「もういいじゃないか。こんな男のことは忘れるべき」と。
植松には堪えられなかった。女の体重が20キロを切っているという事実にである。だがしかし一方で、植松
と女で決めた頑なな誓いが、女の身体をそうさせてしまったという原因があった。故に、はいそれと規約破棄
が成立するはずもなく、今更ながら植松は後悔の念に囚われていた。
事の発端は、潮干狩りの最中に植松の遊び心に火が点き、「今日から貝しか食べない」と子供染みた
食生活縛りを始めたのがきっかけであった。同じく女も「じゃあ私も」とにこやかに笑い、当時60キロという
肥満女に分類されていた彼女は賛同したのだった。
貝しか食べないという食生活縛りは急カーブの右肩上がりでエスカレートした。天然ものしか食べてはなら
ないから始まって、流通物は禁止と発展し、最終的には狩猟で採取した代物しか食べてはならないとなった。
今思うと何がそうさせてしまったのか分からないが、人生ではよくあることなのだろうと植松なりに結論づけ
ている。女より先に命を落とした植松はアサリやらなんやらと一緒に転がって太陽をいっぱいに浴びているが、
「貝になりたいのか!」、と叱咤し、女を強く抱きしめるが気付いてくれそうになかった。
太陽がまぶしいのは当たり前。まぶしくない太陽があるのか。(キリッ
どんてんならまぶしくないしー
>>462 >太陽が眩しかった。
(眩しいと思ったのは誰なのか! 幽霊と化した男なのか!)
>故に、はいそれと規約破棄が成立するはずもなく〜
(おいそれと!)
場所が書かれていなかった!
どこかの屋外ではあった!
描写が少ないのでぼんやりとした話になった65点!(`・ω・´)
>>467 検索にかけたが見つからなかった!(`・ω・´)
>>467 語尾が少し目に付いた!
『〜していた』、『〜だった』が多い!
単調にならないように変化をもたせた方がよい!
不遇の中、救いの手が差し出される!
主人公は幸福の絶頂を味わう!
しかし、一時の幸せに限定した書き方なので不穏な時の訪れを予感させた!
中々によい70点!(`・ω・´)
酷評願います) もう何年も前の、蒸し暑い8月の昼下がりの事だったように思う。あの頃私はまだ、かけだしの営業マンとして、一軒一軒新潟市内の住宅地を訪ね歩く日々が日課であった。
古町のアーケードを、夏の暑い日差しを避けるように歩いていると、脇へと逸れる路地の一角に、ゴーヤの蔓(つる)を壁に這わせた、一軒の大時代な木造のあばら屋が目に留まったので、ただなんとなく訪ねてみようと思った。
「ごめんください」半開きの玄関の奥へ声を掛けた。「はあい」奥から中年の色っぽい女が出てきた。当然といえば当然だったかもしれない。私は無性にその女が抱きたかった。
>>470 面白そうだよ。 質問なんですが、スマホで書いてます?
違う)「わたくし、味噌の訪問販売で方々訪ねさせていただいてます。ご主人さん、いらっしゃいますか」「今、仕事に出てまして…良かったらスイカでも召し上がって下さい」「そうですね。では、お言葉に甘えて」
この際だから、遠慮など不要だと自分に言い聞かせて、私は女の親切な申し出を快諾した。板の間の床が黒く光り、歩く度にきしむ音がする。奥の台所で、女はスイカを切っていた。
女は友近に似ていた。白い麻のワンピースは汗ばんで、黒いブラジャーが透けて見えた。
気がつくと私は女のすぐ傍まで近づいていた。「奥さん…」はっとしたように、女は背後の私の気配に気づいて、スイカの一切れを床に落とした。調子の悪い扇風機がカタカタと音をたてていた。
「なにするの、だめ、だめよ、嫌」
言葉とは裏腹に、女の体は力無く私の方へと崩れるように密着してきたのだった。さて、それ以降の肝心な部分の描写は、あえて伏せよう。なぜなら私はネットで、そこまでサービスする義理はない、そう、考えるからである。
窓から、白いゴーヤの花が揺れているのが見えた。
>>469 (´・ω・`)朝から手数をかけました
ありがとうございます
修正します
>>470>>473-475 >〜住宅地を訪ね歩く日々が日課であった。
(日々することが日課なので、『〜歩くのが日課であった』としてもよい!)
>板の間の床が黒く光り、歩く度にきしむ音がする。奥の台所で、女はスイカを切っていた。
(女の案内で奥に通されたのではないのか! 時間の経過がおかしいように思った!)
>窓から、白いゴーヤの花が揺れているのが見えた。
(一般的なゴーヤの花の色は黄色だと思う!)
書き急いだ文章に見えた61点!(`・ω・´)
酷評有難うございました。
>478
奥さぁん、むっちりした太ももに触ってもいいかい。
前から思うがワイはコテもワイにしたらどうなnだ
>>478 表現が大仰なのは狙ってのこと!
憧れの人は先生でテスト中の出来事だった!
名指しされて浮かれる主人公! カンニングの疑いを掛けられていた!
ワイは一点、気になった! 相手が先生ならば、今までにも名前を呼ばれたことはあったはず!
今回のように極端に感情が高ぶった理由付けが欲しいところ!
小学校、中学校、高校、または大学生なのか! 主人公の年齢がわからなかった!
主人公は、こましゃくれた小学生でもいいかもしれない67点!(`・ω・´)
最近では『ワイ』が定番の呼び名になった!
以前は『ぷぎゃ』、『ぷぅ』、『ぷぅぎゃあ』等もあった!
名前の由来はプロギャラリー! 相手を煽るような意味をもっていた!
たぶん、このままのコテでいくと思う!(`・ω・´)
ビデオレンタル店でのことである。
俺は「フリーズ・タイム〜運命の一日〜」というタイトルのDVDを見つけた。
「けっ、どうせフローズン・タイム」のバッタもんだろ。こんなもん借りるかよ」
俺は手に取る気もなくスルーした。そして隣にある『ペットガール』というタイトルに惹かれるのだった。『デッドガール』のバッタもんだろうとは思うが、エロそうであるというだけで俺の批評眼は緩むのだ。
俺はDVDのパッケージを取ろうとした。そして、そのまま世界は止まった……
ここから三人称になる。リンダ・レモンクリスはビデオ店からの連絡を受けて、慌てて店に直行した。
店内では、店長が困惑顔で彼女を出迎えた。
「困りますよリンダさん」
店長の横では、彼女の恋人のオーレ・ダーレが、先程の『ペットガール』のDVDを取ろうとした姿勢のまま硬直していた。
「すいません、すいません」リンダはただただ謝るばかりで恐縮した。
彼女の恋人オーレ・ダーレは、パイレル社の開発したペットボーイである。バージョン4の彼は非常にトラブルが多く、今回もフリーズしてしまった。
リンダは直ちにパイレル社に連絡を取り、止まったままのオーレ・ダーレを引き取ってもらった。
「この前もセックスの時に止まってしまってすんごく白けたわ。まだ二三回しか使ってないから返品してもいいですよね」
というわけでオーレ・ダーレはそのままの姿勢のまま、サービスマン二人に担がれて本社へ連れていかれた。
彼の人生が再起動することは二度となかった。
窓際に設置したパイプベッドの上で匿名掲示板に書込みをしている。
外はもう随分と明るくなっていて、薄く開いた窓から見える隣接した民家は、鼠色の大きな布で囲われていて見えない。二階の増築工事をしているのだと5日前にその家の主人に訊いた。
ご迷惑をお掛けします。彼は包装された小包を僕に渡すと申し訳なさそうに言った。
家を覆い隠す布の奥から、鈍器で金属を叩く音やドリルで穴を開けているような独特な機会音が時折鳴く小鳥の囀りに混ざって届く。
文章を評価してもらうことは慣れていないな。そう思いながら書込みのボタンを押す。
485 :
478:2012/05/18(金) 10:30:01.13
>>481 ワイさん、ありがとうございました。
70点代目指して頑張ります。
486 :
ワイ:2012/05/18(金) 11:50:21.33
わいがワイである。
>>484 ■薄く開い「た」窓から見える隣接し「た」
「た」が続くとなんとなくしんどい。
動詞ばかりが続くのもしんどいので「隣接した」は「隣の」が良かったかな
■ご迷惑をおかけします。→「ご迷惑をおかけします」
■文章を評価してもらうことは慣れてないな。→「文章を評価してもらうことは慣れていないな」
括弧でくくったほうがすっきりするかな。
あとは読点をもうちょっと挟んだほうが読みやすくなるかな。
文章のすっきり化をテーマに書けばいいと思うよ。
たぶんワイさんもそう言うと思うんだ
引用文と自分のコメントのあいだに空白行を入れろ。
読みにくいわ。
わかったな、ワイ!
なんとなく全部読めちゃった
>>483 >俺はDVDのパッケージを取ろうとした。そして、そのまま世界は止まった……
(一人称なので世界が止まったことを自覚はできない! 緩やかに止まる等の工夫が必要!)
>ここから三人称になる。
(作者の声なのか! メタフィクションなのか!)
ペットガールとペットボーイをさりげなく掛けていた!
筋を追うことに夢中になって描写を怠ったように見える63点!(`・ω・´)
>>484 >二階の増築工事をしているのだと5日前にその家の主人に訊いた。
(文脈では主人から聞いたと読み取れる! 『訊いた』と『聞いた』では意味が異なる!)
>独特な機会音
(変換ミス!)
>文章を評価してもらうことは慣れていないな。そう思いながら書込みのボタンを押す。
(どのような文章を書き込んだのかわからない! または上の文章が内容に当たるとも云える!)
全体がぼやけているので点数は控える!(`・ω・´)
>>489 >実験室の窓を全開にしてもなおすさまじい匂いが立ちこめていた。
(臭気の類いは『臭い』の方が合っているように思う!)
>島田さんの言動は俺の常識を遙かに超えていた。
(何も言わないで退室したように見えるので『言動』より『行動』の方がいいかもしれない!)
>豊崎さんでさえ何も言えずに島田さんをを眺めていた。
(打ちミス!)
>どうして俺を拒否するのかはっきり聞ききたい。
(打ちミス!)
>実際、怒ってなかった。どうでもいい。正直、自分に火の粉が飛んでこなければ〜
(主人公は当事者の一人なので、多少の火の粉を浴びているように思った!)
専門分野を扱っていながらも読み易い作りに作者の工夫が窺えた70点!(`・ω・´)
>>491 ひとつの変換ミスは問わないことにする!
冒頭の三行の語尾が『いる』になっていた!
>遠くで雷鳴が響いている。
(遠くで雷鳴が響いた、としてもよい!)
>お父さんは外の景色と僕の顔を一秒間づつ見つめたあと〜
(一人称で秒刻みの表現には違和感がある! 『づつ』は『ずつ』でよい!)
>「そんな事をしてはいけない!」
(僧侶の言葉に見える! 主人公の言葉にも思える!
僧侶が主人公を強いと評価した! それが『自分から来た』に直結するとは思えない!)
父親と僧侶の関係もはっきりしない! 何故か、主人公の名前を知っていた!
主人公が父親の元に訪れたのは、直に弟が出来ることを伝える為であった!
父親の子供と想定すれば、家を出ていた期間は一年も満たないことになる!
唯一の財産の持ち家を手放した父親は、どのようにしてログハウスを手に入れたのか!
表現に拘泥するあまり、内容が疎かになった63点!(`・ω・´)
父親と僧侶の関係がはっきりしない、に訂正!(`・ω・´)
ホモの関係だろ
僧衣を脱ぐ日のオマージュでしょ?
>>494 ありがとうございます!
指摘の箇所、修正しておきます。淡々としていて脚本みたいじゃないかなって心配は杞憂ですかね。
またお願いするかもしれません。
ワイさん模写はした?
ワイさんはどれくらいの長文まで読んでくれるのだ?
502 :
ワイ:2012/05/19(土) 20:59:31.96
読まない!(キリッ
つるっぱ毛とロン毛の前方ハゲはどちらがいいのだろうか?つるっぱ毛は潔いと云えるが味気ないと思え
る。一方、ロン毛の前方ハゲは往生際の悪い男にみえるかも知れないが、なかなかいい味があり、奥深い
何かがハゲに宿っている気がする。そんなことを思考し、日々危機迫る自己現実に直面するのもすぐであろ
うと思われた。
まだ三十路に辿り着くには誕生日パーティーを5度ほど通過する必要がある私である。悲劇である。許せん
。実のところこの悲劇的な、男性ホルモンがそうさせる現象に対して選択肢はすでに決まっていた。つるっぱ
毛である。しかし、いやしかし、果たしていいのかという疑念は私の決心を揺らつかせた。サイドにある黒髪
は艶やかで若若しく、帽子を被っているとまさか脳天が鳥取砂丘の如く砂漠化しているとは想像できないほ
ど生き生きとしているからだ。非情である。
ところで私は普段は流行りの帽子を着用する。ただ好きだからである。いや帽子収集家と云われても過言では
ない。旅先では常に帽子を旅の土産に買いあさり、普段の生活も昼間に限らず夜間でさえ帽子を着用する
いわばマニアである。にも拘らず近年、なぜか帽子を被り続けるのが後ろめたくなった。私自信がオシャレ
で装着しているにも拘らず、街ゆく人間がハゲ隠しで帽子を被っていると断定的に決めつけるということが
蓋然的に想像できるからであって、いや、あるまいかという不安。つまりこれらの人の安易な想像が街中の
赤外線と同等量で漂っていると感じるからだ。
まだ若々しい横の毛を剃ってつるっぱ毛にするのは、非常に罪悪感を掻き立てられるのもしかりであって、
果たしてどうするべきであろうか?
明日は彼女に打ち明けるべきであろうと、私は揺らぐ思いを胸に長い横髪にカミソリを入れた。
>>503 >私自信がオシャレで装着しているにも拘らず〜
(変換ミス!)
ハゲを彼女に伝えるのであれば髪を剃っては意味がない!
脳天のハゲを鳥取砂丘に例える部分に少し引っ掛かった!
実のところ、鳥取砂丘は波の浸食によって規模が縮小している!
トラックのよる砂の輸送が欠かせない状況になっていた!
まどろっこしい言い方に未練が垣間見える60点!(`・ω・´)
トラックによる〜に訂正!
今日は早々と寝る!(`・ω・´)ノシ
506 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/19(土) 23:06:35.21
ワイさん、俳句スレで人気ですね。
507 :
491:2012/05/19(土) 23:08:57.34
>>495 こんばんは。早速評価していただいて、ありがとうございます。
説明の省略センスが無かった為か、話の筋がかなり、独りよがりになってしまったようで、無念であります。
話としては、
第一子を失った夫婦は失意の数年を過し、特に父親は少し壊れてしまって、社会的には働けず亡き息子を想って
仏を彫るばかりの毎日。同時に才能が開花していって「ホトケ・アーティスト(パーソナルな仏師みたいなもの)」
というこの世界の架空の職業の道を歩み始める。一方母親は第二子の懐妊により生きる活力を取り戻しつつある。
父親はまだ気付かない。という状況です。
「僕」は亡くなった第一子の幽霊です。「僧侶」は仏像のバイヤーで有りながらも除霊みたいな事もする人で、
なんらかの縁あって夫婦に目をかけている。今回は母親に依頼されて来たのかもしれない、という曖昧なところです。
手紙は父親の妄想である「中学生になった僕」に宛てて出されていますが、「僕」は小学生で亡くなっています。
問題だったのは先ず「ホトケ・アーティスト」が架空な為、詳細が伝わらない
「粉」は除霊的な力を持ったアイテムなのだが、これも架空なので伝わるわけが無い
ログハウスを建てる期間、妊娠期間等のスケジュール設定がきつい
等等、問題が多かったです…。
話が伝わらない、という決定的事実を受け止めて、反省してゆこうと想います。
>お父さんは外の景色と僕の顔を一秒間づつ見つめたあと〜
三人称というか、「僕」というフィルターを通さずに読者に甘えた感じで書いた覚えがありました。
指摘してもらうとフッと思い出します。書いている時に私が陥りやすい思考の1つだと反省します。
あと、反論はないのですが、どうしても理解できなかったご指摘があるのですが、
冒頭の三行の語尾が『いる』になっていた!
>遠くで雷鳴が響いている。
(遠くで雷鳴が響いた、としてもよい!)
ここです。「いる」ではなぜだめなのか教えていただけたら幸いです。暑苦しい長文しました。
俳句スレ けふも人気だ ワイの勝ち
509 :
491:2012/05/19(土) 23:14:02.33
>暑苦しい長文しました。
暑苦しい長文失礼しました。
>>497,499
ヤマジュンじゃないです(笑) 僧侶でスポーツ刈りというのはホモかったでしょうか。
>>505 おやすみなさい
>>507 いるの連続がテンポ悪く感じたんじゃないかな。
>>510 た、たしかに。「続いている」を1個目に持ってきているから特に、「響いている」が続くのはブサい気がしてきました
俺の小説を見てくれ。こいつをどう思う?
すごく下手くそです……
.
>>491 ワイ氏の評価はそう高くないが、わたしはこの作品はすこし買ってる。
文章は確かに拙い。幼いと言ってもいい。
内容もありきたりだろう。シックスセンス以降、テレビでもこの手のものは短編ドラマでもやり尽くされてる。
それでも一点、いいなぁと思ったのは、オチが出た瞬間に三人の登場人物がいきなり輝きだした。
それまで特に感情移入も出来ないで見ていた三人のキャラが最後に「三人ともいい奴だな」という気持ちを抱いたこと。
途端に、三人に感情移入してしまった。
本人乙
あら・・・うーん・・・
登場人物への感情移入とかは作者の計算外だと思うだけどね。
ちょっと褒めるとなんでも「自演乙」という頭の悪い子がいるスレなんだね。
気にするな。
自演でないならなw
518 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/20(日) 13:07:15.43
45 名前:ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2012/05/20(日) 12:02:31.63
文章に
暗喩入れても
クリトリス
これ、どういう意味なんだ?
教えてくれ
俳句
舌先でチロチロしてるだけ!(キリッ
|ヽ∧_
ゝ __\ やめなよ
||´・ω・`| >
/  ̄ ̄ 、ヽ _______
└二⊃ |∪=| |─── /
ヽ⊃ー/ノ  ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄`´ ̄
/: : : : : : : : : :_:_: : : : : : : : : :.:\: : :\: : : :.ヽ: :ヽハ
: : : : : : : : :/ ヽ: :', : : : : \: :\: : :\: :_:ハ: : l |
: : : : : : / |: :.',: : : : : : :\: :ヽ:/:.\: :',: | | _________
: : : : :〃 !: : :',: : : : : : : ',\/:>≠ミーV /
: : : : / / |: : : ヽ : : : : : : V 丶〃ヘ:.、 \ | もう ワイさんを
ーr〜ヘ/ 丶: : : : \: : : : :ヽーl{ 、_);;ハ 丶-ヘ | 信用できない
{ } ヽ: : : : :\: : : : ヽ人乂い) | ノヘ、
/ヘ _,ノ\ } : /⌒' \: : : :ヽ o゚~´ 〈  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| : : : : 丶 __,ノ: / , --、 丶: : :.ヽ _/
|: : ; -――- 、: 八:.:{ { / \: : \ '´ 〉
/:, : :-――- 、:/: : :八 \_ \: :\ {
_/:/: /´ ̄ ̄`ヽ}: : : : :\ _,、 \: \ }
ハ: / /: : : : : : : : : ::}: : : : : : :.`二ニフ´ ,\:\‐' ___ _
‘V: : :/,ニ二三く: : : : : : : : : : : / { 丶\ _ _/ /´ `\
八: //-―-、: : }: : : : : : : : : :/ _,. -┴―- 、,> ) __ / \
‘{/: :⌒): :ノ/-――-x 、: { . "´ //三三/´ / ヽ
丶--‐''´ / \'/ // ' ヽ
{ / // | |
524 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/20(日) 13:25:52.42
文章に技巧を凝らしても、臭いんだよ。
という批判を皮肉って暗喩で表現しただけ!
皮肉っても理解できない人の方が多いようだけどね。
皮肉さえ
理解できない
ワナビ乙
皮肉さえ
ミディアムレア
ワナビ乙
528 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/20(日) 13:35:37.84
どうもイナの俳句にワイの批判の矛先が向いてるような……
リングのようなミステリーを投稿するならどのサイトがいいの?
陰日なたに咲くのような人間ドラマを投稿するならどのサイトがいいの?
530 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/20(日) 13:39:23.59
531 :
520:2012/05/20(日) 13:41:26.04
かかって来いよ!
オラオラオラオラオラオラオラオラ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
532 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2012/05/20(日) 13:45:47.59
意味わからんのんじゃい!
534 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/20(日) 14:47:15.35
>>533 41 名前:名無し物書き@推敲中? :2012/05/20(日) 10:11:29.39
大きな木
茂みで遊ぶ
栗とリス
42 名前:イナ ◆/7jUdUKiSM :2012/05/20(日) 10:18:36.80
>>41 『大きな栗の木の下で』という童謡が背景にあると思われる。
植物である栗と動物であるリスを生命として等価に見ている。
作家のあたたかな視線を評価したいんで僕はこれを推す。
このイナの感性が間抜けだったのよ。
ホント、クリトリスな奴だぜ。
どこの馬鹿なんだよ。このイナって奴は。
クリトリスというのは女性の陰核のこと
このくらい辞書を引けよ童貞が
そ、そうだったのか・・・
>>534 イナという人の、批評は「それには気づかないで作者のあたたかさにまで言及してしまう」を演じた大人のネタでしょうが
ワイのチンコ
まるで小さい
クリトリス
上手い!
85点!
>>538 いや、ワイ先生の生殖器は、亀頭部分だけでも鶏卵くらいあって、淫水灼けしてるって僕は信じてる!
541 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/20(日) 15:12:07.07
>>532 ワイは万能ではない!
読める範囲で指摘をする!
紛らわしい書き方は誤読を誘発させる!
その部分に他者の読解力を求めてはいけない!
ワイの考え!(`・ω・´)
魔法、剣、勇者、女学園、戦い・・・・
こういうの好きか?
誤読ではない!
誤読といいたいだけ!
もはやラノベでも、ちょっと過去の話じゃないかな
これから世に出ようとするならなおさらさ
>>544 でも、でも、作家になろうじゃ、こういうのが軒並み人気な気がする!
546 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/20(日) 15:17:45.02
あっ、そうだったのか、クリトリスは臭いのか……
なるほど、それを知っていれば理解できるね。僕童貞だからさ……
文章に
暗喩入れても
クリトリス
て俳句の意味が
>>546 文章に
暗喩入れても(気づかないお前はバカだな)
クリトリス(だよ!)
臭いと本人は言ってないみたいだよ
548 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/20(日) 15:24:53.97
>>547 え? じゃー、クリトリスをどういうふうに読解するの?
僕、読解力ないんで……。
549 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/20(日) 15:37:45.37
女性の陰核
550 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/20(日) 15:45:24.45
これはね、文章に暗喩を入れても、単なる栗とリスじゃないか、という意味なんだよ。
皮肉だよ、皮肉。
イナの解釈に対してのね。
所有帰属を意味する格助詞「の」
552 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/20(日) 15:47:25.05
クリトリスは皮肉あてつけと思えば良
女性がもっている陰核という意味か!
はじめて意味がわかった!
今までアホな指摘していた自分にやっと気づけたよ
>>548 ワテの読みでは、、、、
ワイさんはただ「クリトリス」と書いて、イナという人が気づいていないことを指摘したかっただけ。
でもクリトリスが相手を揶揄する成分でないと、文章の体を成していないので。
クリトリスは悪者にされた。
クリトリス大して臭くないし、可愛いもんだ。
悪口としては普遍的ではないから、誤解も生じる!
ワテの考え!
555 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/20(日) 15:55:28.66
たぶん、イナはまだ気づいてないと思うよ。
ワイの切れる頭脳による指摘が。
イナって奴も可愛そうな頭だな、ホント。
ワイは切れやすいからな
ところでそのイナって人はどんな人?
ここには来ないの?
作品は何処でよめる?
ワイさんの作品も読んでみたい
558 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/20(日) 16:03:25.91
>>557 イナは東大卒だ。
ワイとは天と地の差だ。
甘く見るな!
気にするな。
どうせすぐにいなくなる存在だ。
思えばクリトリスって皮肉だよな。奥が深い。
大きな木 (男性器)
茂みで遊ぶ (女性器)
栗とリス
と読んだがいかに。
そうだと思うよ
そしてバックグラウンドにあの童謡があるのも確かだと思う
そろそろワイ杯開催しろよ
ワイ杯マダァ-? (・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン!
(`・ω・´) =3
呼んだ?
いや、たぶん俺のこと。
同名のコテはまぎらわしい。巣に帰れ。
朝焼けの 熱なき光 窓越しの 見かけだましの 冬の寒空
文章に短歌ははいるのかな?
おまえが参照しろカス。
?
571 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/20(日) 19:46:20.40
カスって? あなた本当に東大卒なの。
ワイ杯だと?スパンが短い気もするけど俺はいつでも闘える。
ワイ杯はコンプガチャ
違法行為
ワイはもう寝たらしい。明朝金環見るために。
ワイ先生なら今オレ様のベッドで山菜の灰汁抜きやってるぜ?
いいねワイ杯。イナも書いてけー
ワイ杯でも田中は2行づづアップするだろうな
それが嫌だな
↑あ、山田の間違い
この文章評価して
それは作品の顔であり、商品のすべてであるといって過言ではない。
商品そのものは映像作品の中やステージの上にいて、終わったら楽屋に帰ったり着替えて家に帰ったりするだろう。
でも名前は残る。
仕事も残る。
映画はVHSはカビたりもするがDVDはかなり長く残る。
舞台は金も作品もあんまり残らないが、人々の記憶に残るし、それは出た役者も同じ。
いつまでも残っているものがある。
自分が文章を書くなんて、しかも人目に触れるようなブログを書くなんて考えもしなかった。
とくに小学生のときなんかは、それでもタイトルと名前だけは書けた。
あと書きだしの「僕は、」までは必ず書けた。
それから先が長かったが、たしか四十五分。
僕はまた書きあげて小説を文学賞に送りたいと思う。
最初の一行目の眼光みたいなやつを最後まで保ったまま書きおえてるみたいなやつを。
ワイならいないよ
金環見に出かけてるw
>>579 無断転載された文章!
その旨を作者が同スレッドに書き込んでいた!
従って点数は付けないが読んだ感想を書いておく!
難しい書き方はしていない! しかし、決して読み易くはない!
書いた本人は役者なのか! その前提が書かれていない!
作品の顔は商品のことなのか! 商品はVHSやDVDを指すのではなく、出演している役者のことなのか!
文章を書くことは難しい! 作者は小学生の時分を例に出した! しかし、小説を書いたことがあった!
話の流れが一貫していないので主旨がぼやけて見えた!(`・ω・´)
582 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2012/05/21(月) 06:42:06.68
今日は快晴! すでに太陽の右上が欠けている!
専用のメガネを通すと赤い梅干くらいの大きさに見える!
見晴らしのいいところに住んでいてよかった!(`・ω・´)
583 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2012/05/21(月) 07:35:38.58
緋色の輪っかがはっきりと見えた!
太陽は右上から欠けて下に抜けていく!
馬の蹄鉄のような状態!
進行速度が遅いので首が疲れた!(`・ω・´)
太陽は右上から欠けて、影が下に抜けていく
では無いのかね?
585 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2012/05/21(月) 07:45:45.02
見た時の勢いを優先して省いた!
朝の貴重な時間を使った!
朝食は駅の中でいただく!
ごきげんよう!(`・ω・´)ノシ
くっそー!全然わかんなかった……2030年までには眼鏡買っとこう。
次は2030なのか
2030年にはおいら作家になってるかなぁ
いや、次は300年後だろ?
>>588 2030年に見えるのは北海道だけみたいですね。
来年オーストラリアに行くか、いまから超音速機でアメリカ行けばまだ見られる
そういわれると気になるな
「それ」ってなんだ
あと、ワイ杯で勝ってないんで、開催して
作品の「タイトル」のこと。
今日、アイデアが浮かんだよ。
次のワイ杯では読んだ人、全員が号泣するものを書きたいと思う。
一つ言えるのは「賑やかな静寂」は減点されるだろうということだ。
「ベット」とか書いているところもあるぞ。
書き出しがへぼだな。
あれじゃ「年上の彼」や「同い年の彼」がそのへんにいるみたいじゃないか。
>>596 それ駄目でしたか……!自分ではなかなか良いと思っていただけにショックです……
>>597 気付いてませんでした。ありがとうございます。
>>598 ビッチ・チャラ男に見えるということでしょうか?
>>599 >ビッチ・チャラ男に見えるということでしょうか?
文章の書き方が悪いという意味。
作者としては「年下の彼」という設定を伝えたかったんだろうが急ぎすぎ。
隣で彼が寝息を立てているという描写と、
その彼が年下である情報を一文の中に入れてしまっているのが原因。
>>600 なるほど。大きな問題点ですね。
勉強になります。ありがとうございます。
お互いをむさぼっているのか、自分自身を・・・の部分がとっつきにくい。
ここで俺は、作品から離れて、全く違うことを考え初めてしまった。
セックスの途中に、身体の境界線や、五感の境界線があいまいになったとしても、
自分自身に欲望を向けるという感覚は俺にはない。
変体性倒錯の範疇に思える。
>>595 比喩の連続によって実際の行為から徐々に離れていく! しかも、個々に関連がない!
読者の中には読み返さないと思い出せない事態に陥るかもしれない! 他にもあるが意味の重複になるので割愛する!
二人の男女はベッドで抱き合っている! 気分的に女は広い場所に立っていた!
ある童話のように獣になってバターになるのか! 行為に夢中になり、意識が混濁した頃にベッドは船になる!
今度は海中に沈んでいく! 最後は小さな旅をした気分で行為は終わる!
トイレの中には春の匂いが立ち込めていた! 換気扇が回って夜の匂いが入ることで、匂いの種類が変わるのではないのか!
もしくは『春の匂い』と『夜の匂い』が同じものであれば書き分ける必要がない!
複数の彼の呼称が出てきて紛らわしい!
恋人の彼に限定した方が読み易い!
過剰な比喩は事実を薄れさせるばかりでなく、メリハリを無くして強調の意味も薄れさせる!
比喩が醸し出す言葉の美しさに目を奪われていると強調に目が届かなくなる68点!(`・ω・´)
わいすれ杯まだあ?
605 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/22(火) 11:26:25.66
疑問に思ったんだけど、ワイ杯ってタイトルは誰が決めるの?
>>603 ありがとうございます。勉強になりました。
>過剰な比喩は事実を薄れさせるばかりでなく、メリハリを無くして強調の意味も薄れさせる!
次はこの部分を特に意識して書いてみようと思います。
匂いのご指摘も、まさにその通りです。これは実際にやって、研究してみようと思います。
前より点数が上がって嬉しいです。またよろしくお願いします。
ワイに聞いてみたいんだが、小説を書く上でストーリー性は重視するべきなのだろうか
昔芥川が谷崎と論争ぶちかました際に「物語の面白さが小説の質を決めない」と言ったがワイはどのように考える?
ワイはストーリーに何か言える人じゃない
あくまで文書のチェックをする人
ビルの警備員に建築構造についてたずねるようなもの
>>604 不定期開催がワイスレ杯!
>>605 『ワイスレ杯』と命名したのはワイ!
タイトルを設定とするならば、それを決めるのもワイ!
>>607 主催者側の要望で作品の質は変わる!
作者は小説の題材を見つけて書けばよい!
その方向性を決めるのも作者である!
一介の作者としてのワイは内容を重視している!
その内容を活かす文章も忘れてはいけない!
>>608 ワイが作者の方向性を決めた時点で独創性は失われる!
助言で技術が伝わるのであれば、創作に苦労することはない!
苦しんだ末に今のワイがある!(`・ω・´)ノシ
お願いします
俺はベッドで天井を見上げている。天井を見上げてひたすら頭の中を理想の世界で一杯にしてせめて夢の中でそいつを実現
(夢の中の話で、実現という表現はいささか食い違っている気もするが・・・)できないものかと考えていた。現実はやはりそれでも
思い通りにはいかず、テレビの中に見る戦争の世界と比べればずいぶん平和になり物も多く理想郷には近づいてきているんじゃ
ないかと思うが、実際に生きて見れば物の豊かさがそのまま心の豊かさってわけにはいかないのがリアルな話で、やはり理想郷
を持ち込むとすればアンリアルの夢の中しか俺に選択肢はなかったのだ。幸い、思い通りにいかないといっても休暇はきちんと週
二日貰えているし、寝る時間ならそれなりにたっぷりある。重ねて俺には趣味も何もないんだから、むしろ寝る事以外に何をすれば
いいのか、なんてまったく検討がつかない。良く釣り好きの友人に誘われて断っては、
「お前も何か打ち込めるものを持ったほうがいい」
なんてことを言われたりしたけれど、俺はそうは思わない。どっちみち生きて死んでいくだけなんだし、まぁそれで食っていけるなら
話は別だが、趣味なんてものはそれこそ死ぬまでの暇つぶしの具現でしかないじゃないか、むなしい。それなら寝ている方が自然
で有意義じゃないか。会議中うつらうつらしている多趣味の同期なんかと比べば、少なくとも。そんなことを考えてたらなんだか頭が
冴えてきてなんだか寝付ける気がしなくなってしまった。そのこと自身がなんだか情けないというか、よくわからんが、いらいらしてく
る。とにかく俺はさっさと寝てしまいたい。俺のいままでの経験だと8時間は眠らないと夢ってのは見れるもんじゃない。俺はそんな
考えもすべて押し殺すよう努め、ベッドの上に体を横たえリラックス状態で、全身の重さをベッドに預けてしまいその感覚に耳をすま
せる・・・。
ん、外が明るい・・・・
「しまった!」
寝てしまっていた。夢をみることもなく眠ってしまっていて、それで今はええと、午前の7:20だ。もう家を出ないと会社には間に合わない!
ん?
あれ?ふとなにかに躓いたような気がした。
ええと・・・あ、そうか、
俺会社やめちゃったんだっけ。
中黒リーダーが来たよコレw
>>610 中黒リーダーもだけど、この改行は一体何だ?
中黒なんて指摘されて直っておしまい、ってだけだから別に
改行は書き込み規定関係かな
なおらねーよ。
そいつのダサいセンスはw
ラノベというか、生まれた時からずっと不景気な中学生きゅん高校生たんをワクワクさせるような話書いてみたい。。。
>>615 ふーん、あっそ。
独り言はチラシの裏にでも書いてろ。
ちっちゃ
いチンポ
なめなめ
ぺちゃぺちゃ
ぺちゃぱい
荒らすな
アラスカ
>>610 >そのこと自身がなんだか情けないというか〜
(自体のような気がする!)
自己で思ったことを延々と書き連ねながらも読者に共感を得ようとする姿勢は皆無であり、
よくもここまで書き切ったと云う称賛とは縁の遠い感想を持って点数とする58点!(`・ω・´)
625 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2012/05/22(火) 22:29:00.68
少し懐かしい荒れ具合!
かめはピクシブの復帰おめでとう!
設定の勘違いで遣り直し!
少しピンチのワイであった!(`・ω・´)もう寝る!
>>625 運営の意向、参加者の思惑。。。加えてここ最近は参加者に腐女子な人たちも増えてきてるから、やれCPがどうのこうの。。。
いろいろ気を遣わないとダメなとこがメチャクチャ多いと思うけど、ワイ先生にとって貴重な体験になると思うよ。
正しい表現ノットイコール心奪われる表現。
この事を、先生はもう知ってるはず。。。でもまあ、あんまり無理くり過ぎない範囲内で頑張って!
ワイさんフル回転してますなー。
評価は翌日・即日の朝が多いけど、別に何日かあけてもいいんだからね
しばらく見てなかったんだが最近のは軒並み点数高いな
60点強がデフォになったのか投稿者の水準が上がったのか
以前のワイスレでは40点台もままあった!
投稿者の水準が上がった! それもあるが詩のようなものが来なくなった!
日記と詩の間くらいの作品で数行のものは、そうそう点数は上がらない!
清澄な空気の中、すっきりと目が覚めた!(`・ω・´)
74 自分:名無し物書き@推敲中?[sage] 投稿日:2012/05/22(火) 22:39:09.63
初夏の宵
名無しで煽る
ワイはクズ
これは本当ですか?
悪魔の証明に本当も嘘もない!
個人で見極めればよい!
ワイが個人的に忙しいのは厳然たる事実!
それだけは明言しておく!(`・ω・´)ノシ
ワイ杯次はいつ頃?
634 :
ポッポ ◆paB28qf3gA :2012/05/23(水) 16:47:52.73
ワイスレなんだからいいんだよ。
水準が上がったんではなく、
自分好みの作品になったのではないか?という指摘だろ。
純粋に文章力を評価し易くなったって事じゃない?
639 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/23(水) 18:54:35.19
ラノベ専門スレだろ、所詮
ラノベは日本独自の文学で、
悔しいかな、世界に通用するのはラノベ。
むしろラノベは少ないと思うが。
通用してるのは漫画とアニメでラノベじゃないな。
ラノベは単に漫画とアニメの劣化移植って漢字。
昔はコバルト文庫なんかにも結構読める本があったのに。
日本の知性
マンガ・アニメ・ラノベ
日本の造形
フィギア・ガンプラ・オナホ
日本の感性
ミク・ニコニコ・2ちゃんねる
※ゲームはもうトップの座から落ちた。
だからラノベじゃないって。
PBWだって!
古いなあ。
マンガ+アニメ+ラノベ、で1セット
さらにそこに、
コスプレ+ダンス+御当地、が加われば最強。
オリエントのラブドールと発酵食品もわすれるな。
世界にはリアルドールというのがあって、
日本のラブドールは負けている。
世界に受けてる漫画とかアニメって
手塚とか藤子とか、宮崎駿とか、ワンピースやドラゴンボール
あるいはガンダムとかヤマトとかハウス子供劇場みたいな
メジャーっていうか日のあたるやつで
ラノベやオタクが好むような日陰を歩くものは、
海外でもオタクにしか受けてないけどな
そして日本と同じように、っていうか日本以上に気持ちが悪るがられる趣味だし
かれらはネットでは声が大きいからまるで向こうでも一般化してる用に錯覚するが
ラノベが世界にとか夢のまた夢
村上春樹とか吉本バナナとかあたりだろ小説で通用したのは
あれだ韓国人が持ってる、韓国ドラマが世界を席巻、韓流スターは大人気と同じような誤解
村上春樹もよしもとばななも通用はしていないよ
海外にも日陰を歩くような連中がいて一部にうけたと言われているが
春樹は論争の的になっただけだし占い師に騙されたオセロみたいなもん
それから外人にとって日本のアニメはどれも同じで
ジャパニメーションとかオタクとかヘンタイとか全部一緒くたにされている
それでも日本という国の存在を知らしめるものとして重要
大友あたりはマーベルだかの人たちにカリスマ扱いされてるよ
春樹は海外で大学の講師になったりしてるし
賞貰ってスピーチしてるし
あんたが思うよりは受けてると思うよ
いろんな国に翻訳されてるしさ
1Qなんとかもしばらくはamazon.comの人気一ケタ台にいたしね
そして外人だって馬鹿じゃないんだからジャンパにメーションと一からげで呼ぶ事はあっても
中身の多様性くらい気づいてるだろ
そしてラノベは残念だがHENTAI物より認知度で劣っていると思う
あのポルノまでは行かないけど欲情を煽るラノベのポジションを正確に理解する
外人はそういない
>>654 春樹の名がヨーロッパじゅうに知れ渡ったのは、
人気テレビ番組で何か月にも渡り討論激論されたから。
そんだけの話。
ついでに言っとくと、
日本で村上春樹が認められるようになったのは、
ヨーロッパで有名な日本人は?という日本のテレビ番組で、村上春樹の名があがり、
それ以降テレビで村上春樹がよく取り上げられるようになったから。
もちろんノルウェイの森でヒットを飛ばしていたこともあって古くから女性のファンがいたが、
1Q86の大ヒットにつながったのはやっぱりテレビのおかげ。
日本のテレビはチャンネル数が少ないので作為的にブームをつくることができる。韓流ブームがいい例。
ばーか
まるで人を春樹推しのようにして論点をすり替えるな
そのへなちょこ春樹よりラノベは売れねえよってはなしだろ
小説でいけたのは、せいぜいが春樹程度、ってはなし
アニメはもっといけてるけど、ラノベが宮崎とか大友みたいな事になってねえよ
ってのも言った
amazon.co.jpではなくamazon.comで一桁までいったなら
テレビのおかげとはいえ、知名度は討論のおかげとはいえ
世界でそれなりに受けている、と考えるのも間違いではないのでは?
てかラノベが売れているって話じゃないだろ。
ラノベは日本を代表する文芸だという話じゃねーの?
まさに世界でオンリーワンだな。
え?
>世界に通用するのはラノベ
って書いてルじゃん
それにみんな、通用してねえよって書いてるわけじゃん
通用するけど、売れるとかとは違うって事?
なにそれ
今後世界でラノベが成長産業ってことだろJK
ラノベ翻訳するって結構大変そうだな。
ラノベが源泉となってマンガとアニメを生むんだろ。
外人が触れるのはアニメ。
666 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2012/05/24(木) 03:35:20.41
>>634 エラーページの表示で読めない!(`・ω・´)
あらら。見れるけどな。なんか縦書きになってるページだ。
勝手に転載するのもあれだし、急ぐ用でもないだろうし、ワイさんの評価は後日か。
枯れ木も山の賑わいで名無しの感想でも残してあげようか。読んでくる
668 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2012/05/24(木) 04:05:00.52
>>634 現代詩フォーラムの投稿順から作者名で探し当てた!
ちょっと読んでみる!(`・ω・´)
>>634 強く意見したい事A←→Eちょっと思った程度
B
>件の刃物を持つ
いきなり件のとか使わなくていいと思う。堅苦しい。
B
>不意に包丁を手首から離した。
自分で自分をコントロールできない状態だったというのはわかるが、
「不意に」ではなくもっと上手い言い回しがあると思う。
B
>そこで初めて、自分がせわしく呼吸を荒げていることに気付いた。
この場合「せわしなく」の方が自己を客観視している意味合いが強まると思う。
C
>行きはよいよい帰りは怖い。
ここでは句点を打つのはやはり違和感がある。自分なら読点でイケルと判断する。
D
>〜継続されるそれは
言い回しが無闇に硬い気がする。
*
>もっと別なところにあった。僕は恋をしていた。
「あ、直裁でいいな」と思った。ここまでの回りくどい言い回しが相対的な効果を生んでいる
D
>最寄りとしているらしく
内容に対して言い回しが硬い
*
>対蹠的
あえてこの字を使う意味が知りたい
*
>白皙
自分は使った事がない形容だが、調べてみると「透き通るような白皙」という用い方は?が付くが…
ここも作者さんか、詳しい誰かの意見を聞いて知識を広げたい部分。
C
>志の強さのよすがすら感ぜられる。
フーム
B
>終ぞ出来なかった
高校生の「僕」にはそぐわない気がする言い回し
*
>いじめに遭っている訳ではないが友達はいない、〜 漠然とした不安。
ここの言い回しに対して何も文句はない。むしろ単刀直入で好きな部類。
何が言いたいかというと、作者の文の組み立てロジックはこういう素直なもので構成されている
のに対して、言葉遣いが無闇に形式ばっているという印象を受けるという事。
形式ばった語り口を「僕」のキャラクターとする、というのならば、もう一工夫要ると思う。
細かい感想・指摘は同様の事が続くのでここまでで。作品全体の感想。
>僕はバスに乗るのを止め自転車で通学をしている。
いい締めだと思った。彼女の精神を「僕と同じ」にしてしまったのは安易だが、僕も彼女も、何も答えを出せない「若さ」を抱えている、という結びとして上手く収まっている。
この悪くない読後感に合わせる為にも、やはり文体を再考すべきだと思った。
671 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2012/05/24(木) 04:53:33.92
>>634 主人公が憧れていた彼女は想像とは違っていた!
彼女もまた、主人公とは違った理由で自殺を目論んでいた!
その死を思いとどまらせる為に主人公は言葉を掛けた!
残念なことに前半の伏線が活かされていなかった!
主人公が気休めの言葉だと断じた、そのままを喋らせた方がよい!
耳にした彼女は主人公と同様に励まされることはない!
単純に不思議に思った部分を挙げる!
@高級住宅地にあるマンションに主人公が立ち入ることは可能なのか!
A彼女の乗ったエレベーターは十八階で止まった! しかし、彼女は十八階と十七階の踊り場から飛び降りようとしていた!
各階の構造が似ているように思えるので、わざわざ下に降りた理由がわからない!
B制止の声を無視する彼女! 欄干に片足を掛けようとした時点で、上の階にいる主人公は間に合わないような気がする!
C『〜やらねばならぬ』のように今時の高校生に思えない言い回しがある!
話の方向性は悪くないがリアリティに欠ける70点!(`・ω・´)
672 :
ポッポ ◆paB28qf3gA :2012/05/24(木) 04:59:34.37
>>671 ワイさん、評価をありがとうございました。
次に投稿させて頂く折には75点以上を目指して頑張ります!
673 :
ポッポ ◆paB28qf3gA :2012/05/24(木) 07:52:14.45
>>669-670 大変参考になるご指摘ありがとうございます。
内容に対して、文体や言い回しがそぐわないという点、自分ももう少しじっくり考えたいと思います。
カッコつけすぎなんだよ、地の文も台詞も
で、そんなの本当はかっこよくないから浮いちゃうか意味不明になる
くだいて、ひらがな多くして、中学生くらいでも読んでる音だけで聞いて意味が通じるくらいにしろよ
そうすると「あれ?ストーリーが結構陳腐だな、もっとひねろう」
って方向にも意識が向くだろ
ありゃ、読もうと思ったのに見つかんない……もう消されちゃったかな。
676 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/24(木) 12:39:13.78
「おたがいかくしごとはなっこにしましょう。」ひとつとししたの後輩とつれだってあるきつつをれはそう聞かされた
ふむかわいいやつ。かわいいとは顔映ゆしであって…「きいてる?」「うん。」「恋って親のためにするものだと思うの。」
をれは顔から地面にダイブ。
677 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2012/05/24(木) 17:28:04.99
>>676 いつの時代の話なのか!
日本語として読めても言動の意味はわからない!
如何ともし難い!(・`ω´・)
678 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/24(木) 17:59:27.43
このスレは何のためにあるのかな?
もう一度、初心に帰って考え直すべきじゃないかな
中学三年の春。僕は童貞を卒業した事にした。嘘だった。
だが嘘が上手かった。クラスメイトは信じ込み、僕は一目置かれた。
オタク予備軍だった僕は、いつの間にか一つ上の階層である「やんちゃ軍団」に所属していた。
「やんちゃ軍団」はクラスの男子の中心メンバーで、制服を微妙に着崩して粋がってなどいるが、いわゆる不良ではない。
そこそこの学力レベルで、優良高校への進学も諦めていないという胸糞悪い連中だ。
僕はうんざりしていた。彼らに、そして自分に。
学校帰り、僕らはいつものように煙草片手に駅前のゲーセンに繰り出した。
「うわっちっ 山ちゃん灰飛んだ」
後ろからそう叫ぶ前原も煙草を片手にフラフラ運転だ。やんちゃと言っても所詮中学生、自転車である。
五、六人の中学生、小道を塞いで意気揚々と蛇行運転。庭木の手入れをしていたおばさんが、しかめ面で見送ってゆく。
ゲーセンに到着すると店の前の歩道にガチャガチャと自転車を停める。やんちゃ軍団としてはここで「通行の邪魔かな」などと配慮してはいけない。
「ほらそこ自転車、店に寄せて」
すぐに自転車整理のおじさんに注意された。
それはそれでいいのだ。僕らは歯向かったりせずに、最低限の労力でほんの少し自転車を店に寄せた形をとった。通行者にとっては邪魔具合に差が無い。
予想通り、自転車整理のおじさんはそれでもう、文句は無いというように立ち去って行った。
やんちゃ軍団は大人からの注意に面と向かって歯向かったりはしない。だからといって、注意されるような行動をもともと控えるように学んでいったりもしない。
そういう微妙な美学を持っているのだ。
ゲーセンから出てきたら、きっと自転車はちゃんと並べられているだろう。自転車整理のおじさんによって。
僕は内心ため息をつきながら、芳香剤と電子音の中に呑まれていった。
>>679 中学生の微妙な心持ちに合った文体で書かれていた!
ただ一点、気になるところがある!
主人公は『やんちゃ軍団』に入ることを希望するような行動を取っていた!
自身を含めて軍団に嫌悪感を抱く理由がはっきりとしない!
自分の気持ちさえも持て余す年代としても少し残念に思う!
話の芯になる部分はしっかりと見えていた方が印象に強く残る68点!(`・ω・´)
二次創作は大丈夫ですか?
ダメです。
最近みんな高得点だなあ
684 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/24(木) 19:50:08.10
をれは出自のなぞをかいめいするためにうちほほの粘液を採取されて結果を待った。
「YYです。」
「え?」「YY遺伝子です。」ああこれは
何か手を回されたんだろうソーダそうよそうにきまったそーよそーよ涼風まよまよ
685 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/24(木) 20:05:05.28
つまりあなたはXXY遺伝子の持ち主、アガサクリスティなどがそうだと類推されていますが
あまりかきすぐるとぼろがでるって?まあいいじゃん医者はうそしか言わない生き物。
686 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2012/05/24(木) 20:05:29.09
>>684 架空の話であっても説明が足りない!
不可能を可能にした理由は不可欠!
現状では出鱈目の烙印が押される!(`・ω・´)
687 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/24(木) 20:11:50.21
XXY遺伝子の話は事実らしいです。ぐぐってちょ。
そのYが卵子に宿るのは無根拠。それも工学でどうにかなるかは不問。めんどくさいことはしない。
マジレスすると、性染色体がひとつ多いわけで、2nが奇数になるので、減数分裂が正常に起きない。YYのみでは生存不可能。発生初期に死滅する。
Y染色体をひとつでも持てば、人は一応男になる。
つまり、いろいろおかしい
689 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/24(木) 20:19:29.74
ふたなりがXXYじゃないすか。知り合いにも居ます。
クラインフェルター症候群でググれ。
そんなのんきなもんじゃない
691 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/24(木) 20:27:52.54
ぐぐったら履歴にのこりまんねん
692 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2012/05/24(木) 20:42:55.18
憤懣やる方ない人物が多いのか!
設定を考えてはいないのだが、やるか!(`・ω・´)
設定は俺が決める。
・ロリコンマンが少女のあとをつける。
これが設定だ。
>>693 当たり前だ。
著作権法を勉強してこいアホ!
697 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2012/05/24(木) 20:50:07.95
同人らしいが東方は楽曲を除いた二次創作を認めているらしい!
例外に当たる事柄なので基本的に二次の評価はしない!
人間を掘り下げた一レスの物語はどうだろうか!(`・ω・´)クワッ!
人間を掘り下げた、とは?
ポルノでも猟奇殺人でもハイデカーでも原始人の話でも
なんでもいいってこと?
「掘り下げる」を辞書で引け。
話はそれからだ。
わかってない人に限ってそういう事言うんだよな。
切り口はもうなんでもいい訳?
701 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2012/05/24(木) 21:03:26.86
人間のエゴを強調して書き出してもよい!
ひとりの主人公の心情を掘り下げてもよい!
主題は人間! 悲喜交々の感情を狂おしく綴った剥き出しの人間の物語!
どのようなジャンルにも人間は不可欠! 無差別のワイスレ杯に相応しいテーマに思う!
どうだろうか!(`・ω・´)
テーマはいいと思うけど、前々回みたいにロケーションか前回みたいにキャラをおおまかに設定して欲しいです。
せっかくのワイスレ杯なのに何でもありはつまらない。
と個人的には思う。参加させてもらえるなら、なんでも喜んで。
設定はホモで
705 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2012/05/24(木) 21:13:18.27
では、ワイが人間に焦点を当てた設定を考えるとしよう!
いつから始めようか! 希望の日時を書き込んで欲しい!
大多数の意見を採用する!
ちょっと落ちる!(`・ω・´)ノシ
来年でええで(´・ω・`)
707 :
679:2012/05/24(木) 21:15:15.49
>>680 読んでいただき、また、評価を有難うございます。
主人公の、実はうんざりしているという気分だけを追ってしまい、
「やんちゃ軍団」に追従しているという現実のわけは、頭から抜け落ちていました。ありがとうございます。
嫌悪感を抱く理由が顕在化するエピソードは、ゲーセンの中のシーンで書こうと思います。
参考になりました。またよろしくお願いします。m(__)m
今度の土曜から(来週の土曜まで)
上に同じ
金曜から金曜までがいんじゃない?で、発表は日曜。
ニュースです。今日午後三時ごろ、東京都松島市にある公園で男性の遺体が発見されました。
死亡が確認されたのは埼玉県に住む無職の堀一之さん、四十歳。堀さんは一週間ほど前、家族に出かけてく
ると言って外出してから行方が分からなくなっており、警察に捜索願が出されていました。現在、警察では堀
さんは何者かに殺害されたとみて、捜査をしております。
次のニュースです――。
探偵という仕事は忙しい仕事である。朝になったら飯を食わずにターゲットの尾行。昼になったら迷い猫の
捜索。夜になったら報告書の作成。これで月給いくらになると思う? 十八万だぜ、しかも残業代はまったく
と言ってほど出ねぇ。
「あーあ」
谷岡次郎こと俺はふかぁくため息をついた。生活費を切り詰めて貯金は五十万。世の中が不景気だなんだと
言っているが俺もそれを痛感せざる得ない。自分の身なりをつい見てしまう。ヨレヨレのコート。ワイシャツ
も皺だらけ。ズボンだってここ数日は洗ってない。正直言って所長に文句を言いたいがこのご時世、上司に逆
らって生きていくなんて無謀に等しい。何より俺はもう三十に近い二十九歳だ。再就職を探そうにも雇ってく
れるところは無きに等しい。かと言ってこのまま探偵業も辛い。
「どうすっかなぁ」
もう昼ごろだ。その証拠に街には背広を着たサラリーマンやOLがまるで黒い川のように歩いている。かく
いう俺もその一人なのだが一般的な人間とは違って、どうも小汚さを感じる。まあ、実際汚いからな。
とにかくメシにしよう。
そんな考えでポケットの中に手を入れ、茶色のサイフを取り出す。中には五百円玉が一枚。残りは十円玉と
一円玉のみ。これではせいぜい二百六十円の牛丼並しか食べられない、せめて二百円にならねぇかなぁ。二百
円なら今日と明日の昼飯が浮くんだが……。
「うお!?」
「あっ、すみません!」
考え事をしながら歩いていたのがいけなかったのか、突然後ろから誰かに突き飛ばされた。その拍子に俺の
かけなしの五百円玉が高い金属音をさせて勢い良く路上に転がっていく。
「ああ! しまったぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
俺は五百円玉を追いかけた。高校を卒業して早十年、久しぶりの全力疾走。だが、五百円は勢いは止まらず
どんどん俺から離れていく。
お願い
すみません、容量ギリギリでしたので…
とりあえず一言だけ
改行するときに文字数を数えろ
715 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/25(金) 01:10:06.94
716 :
秋吉君@峠のネカマ飯 ◆2itMTGf8Qk :2012/05/25(金) 01:14:50.79
投稿は土曜まで、発表は日曜
がベストだが、ワイさんの負担が重すぎる。
>>712 >谷岡次郎こと俺はふかぁくため息をついた。
(一人称なので無理に名乗らせなくてもよい!)
>二百円なら今日と明日の昼飯が浮くんだが……。
(牛丼並が二百円になったとしても昼飯代は浮かない!)
>その拍子に俺のかけなしの五百円玉が〜
(『なけなし』のことなのか!)
一場面としてはよくできている!
ワイスレ杯の練習のような掌編であった!
若干の凡ミスは推敲を重ねればなくせる69点!(`・ω・´)
完結してるものとそうでないものでは、評価の基準は変わりますか?
一レス分くらいの冒頭とか場面とか読んでも今ひとつピンとこない。
文章が上手とか思うことはあるけど。
719 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/25(金) 09:04:10.20
なんか邦画マルパクだZOO
>>谷岡次郎こと俺
逆じゃね?
「俺こと谷岡次郎」だろ
その後、俺で行くんだし
「谷やんこと俺」なら愛称の説明だからわかるけど
わからんぞ。本名が山田デンスケであだ名が谷岡次郎かもしれん
722 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/25(金) 15:43:26.62
赤樫と馬刀葉椎の下は暗かった。足元は枯れ葉ばかりである。
そんな山地を半日ほど駆け、二十重の尾根を抜けて扇状地へ降りると、
讃の眼前には湿地が広がった。正午である。
強烈な陽が水たまりの水面を輝かせ、葦の隙間から目を射ぬいた。
葦原ははるか先の斜面まで伸びて、その境界には川が流れているらしかった。
讃はほとんど発作的に沼地へ体を躍らせた。地面などというものはなく、
足はしぶきをあげてのめり込む。「しまった」と思う間もなく、
そのまま腰まで泥に浸かり、慌てて手元の葦をつかみよせると岸へと這いずった。
測るかのように湿地のふちをしばらく駆けたが、途切れる気配はない。
とうてい進めぬ土地である。それを知ったとたん、冷たい汗が頬を流れた。
「吾れはあなたに逃れねばならぬ」
目的地と思える方向を睨みつけながら讃は歯噛みした。追手はいまにも現れるだろう。
723 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/25(金) 23:32:17.60
>>716 この際、ワイさんにこだわる必要なは人じゃない?
724 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/25(金) 23:43:48.58
矛盾してますよね?
722:05/25(金) 16:44 ojktmyvE0 [sage]
今日のミヤネ屋
「河本さんのプライバシーを考えて欲しいですね
こんな、個人の事を晒すとか許されないですよ
さて、次はくりぃむしちゅー有田とローラ、一夜を過ごしたか
必見です」
725 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2012/05/26(土) 06:38:06.63
>>722 ワイは三人称の文章として読んだ!
>それを知ったとたん、冷たい汗が頬を流れた。
(そのせいで『冷たい汗』に引っ掛かった!
傍目に見える、どっと汗が流れてきた程度にとどめた方がいいかもしれない!)
時代劇の一場面を思わせる内容だった!
讃は健脚とはわかる! 行動と共に本人の描写がもう少し欲しいところ!
しっかりとした文章であった71点!(`・ω・´)
726 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2012/05/26(土) 06:44:04.59
>>724 生活保護の不正受給が確定すれば犯罪に発展する!
最近の凡例を見ると犯罪者のプライバシーは重要視されていないように思う!
注目の人物を含めた一族のプライバシーは犯罪として立証できるか否かによる!
従って単純に比べても仕方がないと云うのがワイの見解!(`・ω・´)
727 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2012/05/26(土) 06:51:03.31
抜粋の文章と完成した作品では点数に違いがあるのか!
完成して初めて意味がわかるような抜粋は違いがあると云える!
2ちゃんねるに全文を書き入れることで著作権諸々の権利が委譲される可能性がある!
または公募先の『未発表に限る』の意味にネットの公開も含まれていることも考えられる!
それらを踏まえて作者自身が判断すればよい!(`・ω・´)
728 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2012/05/26(土) 06:54:15.40
第十二回ワイスレ杯は土曜日がいいらしい!
今から設定を発表して今日で締め切る!
明日の日曜日に寸評と結果発表!
この強行軍であればワイは楽ができるかもしれない!
ちょっと朝ごはんを食べてくる!(*`・ω・´*)ノシ
(´・ω・`)……
(`・ω・´)……
一週間受付して、次の土曜に発表でもいいんじゃない。
2,3日で発表してくれたほうが、熱が冷めなくていいような気はするけど
>>728 でいいじゃん。どれくらい集まるか興味ある
733 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2012/05/26(土) 08:41:11.12
第十二回ワイスレ杯のルール!
名無しの書き込みを必須とする!(名乗った場合は通常の評価に移行する!)
設定を活かした内容で一レスに収める!(目安は千文字程度、三十二行前後!) 一人による複数投稿も可!
通常の評価と区別する為に名前欄、もしくは本文に『第十一回ワイスレ杯参加作品』と明記する!
ワイが参加作品と書き込む前に作者が作品を修正する行為は認める!
今回の設定!
都心から少し離れた安普請に主人公は独りで住んでいた! 資格は何も持っていない! 掛け持ちのバイトで日々を食い繋いでいた!
自分と云う歯車は日常の中で摩耗し、やがて交換時期を迎える! うっすらと視える不吉な未来が創作の原動力になっていた!
小説で受賞すれば全てが変わる! 盲信に近い感情で書き上げた物は悉く否定された! 精神は瀬戸際まで追い詰められ、ついに行動を起こすのだった!
応募期間!
今から日付が変わるまで! 上位の発表は投稿数に合わせて考える!
日曜日の夕方に全作の寸評をスレッドにて公開! 同日の午後八時頃に順位の発表を行う!
投稿数が一桁の場合は応募期間を延長する!(`・ω・´)
Σ(`・ω・´)なんと!
735 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2012/05/26(土) 08:42:29.03
第十二回ワイスレ杯のルール!
名無しの書き込みを必須とする!(名乗った場合は通常の評価に移行する!)
設定を活かした内容で一レスに収める!(目安は千文字程度、三十二行前後!) 一人による複数投稿も可!
通常の評価と区別する為に名前欄、もしくは本文に『第十二回ワイスレ杯参加作品』と明記する!
ワイが参加作品と書き込む前に作者が作品を修正する行為は認める!
今回の設定!
都心から少し離れた安普請に主人公は独りで住んでいた! 資格は何も持っていない! 掛け持ちのバイトで日々を食い繋いでいた!
自分と云う歯車は日常の中で摩耗し、やがて交換時期を迎える! うっすらと視える不吉な未来が創作の原動力になっていた!
小説で受賞すれば全てが変わる! 盲信に近い感情で書き上げた物は悉く否定された! 精神は瀬戸際まで追い詰められ、ついに行動を起こすのだった!
応募期間!
今から日付が変わるまで! 上位の発表は投稿数に合わせて考える!
日曜日の夕方に全作の寸評をスレッドにて公開! 同日の午後八時頃に順位の発表を行う!
投稿数が一桁の場合は応募期間を延長する!(`・ω・´)
設定多いっつかえらく限定的だね…
737 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2012/05/26(土) 08:56:27.04
創作者には尽きない悩みが主題!
苦しい胸の裡を活き活きと書けるのか!
自身の傷口を曝け出す行為に筆が進まなくなるのか!
参加者の健闘を祈りながら買い出しに行ってくる!(`・ω・´)ノシ
これ設定に挙げられてる情報は全部書かなきゃだめ?だよな
資格無いとかバイトが掛け持ちとか、
今回は難しいわ
739 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2012/05/26(土) 09:20:53.95
ここで設定の追記!
このような背景を持った主人公が起こした行動とは何か!
その部分に着目して書けばよい!
健闘を祈る!(`・ω・´)ゞ
740 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/26(土) 13:46:43.15
胸の内じゃないの?
「ふぅん、また落ちちゃったの」
「もうだめだよ。俺には才能がないんだ」
カウンターに顔を埋めたまま俺は呻いた。人として生まれて三十年、小説家を目指して十年が過ぎた。バイトで生活費をまかない、ボロアパートの一室で小説を書く生活にはすっかり慣れてしまった。慣れてはだめなのに。
「そうやって落選するたんびにうちに来てくれるのはありがたいけどさ、その分小説を書いた方がいいんじゃないの」
「……」
そんなことは言われなくてもわかってる。
「金もないんだし」
おっしゃるとおり。
「でもさ、こうやってママさんと話してるとさ、また書こうって思えてくるんだ」
俺は店内を見渡す。誰もいない。客は俺一人。いつもの光景だ。
「ママさんだって俺が来ないと困るんじゃないの?」
「馬鹿言いなよ。平日の昼間からやってくる客なんてあんたくらいなもんさ」
ママさんが黙って焼酎を出す。もちろん有料。それでもいい。ママさんとの会話は無料だ。小説家の悩みなんて普通の人からしてみりゃ面白くもない与太話だ。それでもママさんは嫌な顔ひとつせずに聞いてくれる。
「そりゃあんた、辻褄が合ってないよ。女は普通、自分からそういうことはしないんだよ」
ついでに批評までしてくれる。ママさんの批評は手厳しい。たまに大喧嘩になる。
「オカマのくせに!」
「あんたこそ、その使ったことのない粗末なモン、執筆に集中できるように切り取った方がいいんじゃないの!」
そしてべろんべろんに酔っ払って帰る。次の日からすきま風の入り込むボロアパートの一室で、俺はまた小説を書き始める。
そこまで原稿を書き終えて俺は筆を置いた。出版社に頼まれて自伝なんて書いてるわけだが、性に合わないのかなかなか筆が進まなかった。高級マンションのホールを抜け、夜の街をぶらぶら歩く。見慣れた界隈が視界に入りはじめる。
ある不動産の前で俺は足を止めた。隣にあったボロアパートは取り壊され、今は空き地になっている。煌々と光を放つ透明なガラスの向こうから太った男が訝しげに俺を見た。
踵を返して来た道を戻る。少しだけ書く気が湧いてきた。帰りにコンビニで焼酎でも買っていこうと思う。
(´- `)フッ
空前絶後の誘拐事件が起きました!
アナウンサーの絶叫が耳朶に絡む。私は執筆の手を休め、テレビ画面を視線に入れた。
公園が映し出されている。ビルの谷間に申しわけなくこしらえたというふうな、いわゆる
ポケットパークだ。犯人はジョギング中の男性を拉致、公園内のトイレに籠城している。
そこを機動隊がバームクーヘンのように取り囲んでいた。
「犯人は箸俸太郎。インターネットの掲示板サイトの名です。犯行声明が……」私は机に戻り、
サイトにアクセスした。
『735 :箸俸太郎◆Puug×××× :2012/05/26(土) 08:42:29.03
どうせビルの掃除かコンビニのバイトしかできないよ。資格どころか高校だってまともに
出てない。でもな小説をすぐに出版できる方法をおもいついたぜ。スゴイ方法をアリが教え
てくれた』画面上のポインターが止まる。
「まさか」背に冷却シートを張りつけられたおもいだった。私が職業作家になったしるしが、
インターネットの深部に刻まれている。
「犯人からの要望がサイトに表示されました。これは……」アナウンサーの眼が宙を泳ぐ。
犯人は誘拐した男性の会社に向けて、犯行声明をアップしていた。マウスに添えた
指先が震える。私のデビュー作の原型ともいえるSS作品を模倣しているのだ。
小説の新人賞を十年落選しつづけた男。出版社の取締役を誘拐し、送稿した作品を三日
以内に出版、流通させる条件を突きつけた。そして要求はかなえられる。男は手の切れるような
処女本に涙を浮かべ、自らの命を終焉へと導くのだ。
ドゥワァァーン! 地響きに似る音が耳をつんざく。画面では巨大な球体がトイレを破壊した。
一斉に放水もはじまっている。
後に現場にいたテレビディレクターから真実を耳にしている。犯人はトイレが破壊される前に、
人質に組み伏せられていた。それを知っての警察の行為であった。つまり報道上の演出があった
ということ。犯人の名は安普請ひとり。四十八歳。カプセルホテルや、野宿を転々とする作家志望の
男だった。私はかぶりを振って、ため息を吐く。
手もとに審査員を務める公募賞の最終作がある。ほぼ大賞確実な力作だ。
作者の名は、安普請ひとり。犯人が出版を要求してきた作品だった。
「作家であるということは生きるということだ」
小径を歩きながら彼の言った言葉を思い出した。そのとき僕はこう反論した。
「違う。作家であることは書くということだよ」と。そう、書かない作家に意味はない。書かない作家なんてゴミだ。そして僕はもう書かない。
毎日毎日真っ白な画面に向かっては文字を打ち続ける作業に疲れてしまった。朽ちかけたようなアパート、忍び込む寒風に耐えることはもうできそうにない。
「それは想像力の欠如だよ」と彼は言った。
「太宰も川端も三島も、リゴーもヘミングウェイも、彼らはみんな本当は作家に向いてなかったのさ。彼らにあったのは妄執力で、想像力ではなかった。そんなのは本当の文筆家じゃない」
そう言って彼は煙草をふかした。
「ゲーテが自殺しただろうか? ドストエフスキーやトルストイが? それにサルトル……君はもっと視野を広く持った方がいい。そうでないとあの世でそれらの文豪たちに笑われてしまうよ。さっき言った作家たちも随分恥ずかしい思いをしたはずさ」
彼はそう言うと煙草を灰皿に押しつけ、僕の持ち込んだ原稿を机の上に投げ捨てて去っていった。最後の頼みの綱はあっさりと切れた。大学のサークル仲間で、出版社に入ったという彼を訪ねた。出版してくれなければ自殺する。僕の脅し文句は彼には何の効果もなかった。
編集部からの階段を一歩一歩下りながら人生を振り返った。つまらない人生だった。未練はない。ただひとつ彼の言葉が引っかかった。想像力の欠如。今の僕にはなにを想像すればいいのかもわからなかった。
大通りへと続く小径を歩きながら僕は考える。ずっと前の方を何台もの車が横切っていく。
にわかに僕は走り出す。がむしゃらに走り出す。ろくに運動もしていなかったせいですぐに息が上がる。足がふらつく。それでも走る。歩道を突っ切り車道に飛びだす。けたたましいブレーキ音が響いて大通りはクラクションの嵐になる。
垣根をよじ登り反対車線に出るとそこでも同じような光景になる。
それでも僕は走る。
もう少し、もう少しで歩道にたどりつくというところで脇腹に衝撃を受けた。おじいさんの乗った自転車が僕を跳ね飛ばしたのだ。遠くからパトカーや救急車のサイレンが聞こえる。おかしくておかしくて僕はけたたましく笑い続けた。
>>735 純文畑圧倒的有利のテーマだ!
絶対に頂点はワイが頂くでござる!
また落ちた。これで昨年応募したものはすべてだ。手にした文芸雑誌を少々乱暴に棚に戻すと、本屋を後にし、バイト先のコンビニに向かって歩き始めた。
二十七歳、職業フリーター。前職の先物取引営業は入社2カ月で退職。いつか絶対作家になってやると思って五年、月2万の風呂なしアパートに移り、居酒屋の深夜シフトと
コンビニのレジで食い繋いできた。履歴書に書けるものは何もない。学生時代に免許でも取得しておけば良かったのに。
「俺には資格も経験もない。経験を得る術も、何か学ぶための金も……」
乾いた朝の空気を吸って空を見上げた。雲一つない水色の空間は巨大すぎて、何者でもない俺をあっという間に吸い込みそうだ。ぶるっと体が震えた。
今度で終わり、これで最後……何度も言い聞かせてチャレンジし続けてきたが、結果このザマだ。才能ないんだろ、さっさと就職活動しろよ――脳の片隅で聞こえる声は
紛れもなく俺の声だ。田舎の親の顔まで浮かび、ますます胸が苦しい。高校時代の同級生が正月に送りつけてきた年賀状は、幸せそうな結婚記念写真をこれでもかと
言わんばかりにでかでかと載せていた。メーカー勤務で年収一千万。奥さんは超美人。奴が掴んだものと俺の手中にあるものの違い。あのきらきらした写真を思い出し、
俺は無性に腹の中が熱くなってきた。ありったけの俺を、何もない、何者でもない俺のすべてでもう一度書きたい。
「これを最後にしよう」
声に出して、本当にその覚悟を決められた気がした。資格や経験がなくても、このどん底の俺が見せられるすべてのもので勝負したい。しかし、今の俺は本当にどん底だろうか?
ハッとした。本気でやるなら、やってみろ――自分自身に挑むのだ、それが俺の文学、最後の課題だ。バイト先のコンビニの駐車場で俺の足は止まり、その瞬間、脳裏に閃光が走った。
やるさ、俺のどん底を。
コンビニに足早に入ると、レジにいる店長の前でバッと頭を下げた。
「すみません、俺バイト辞めます」
えっ、おい――と店長は声を上げかけたが、俺はすぐ外に飛び出した。と、そこへ入口横のゴミ箱を漁りに、よく来るホームレスのおっさんが近づいてきた。
「これは俺のもんだ!」
叫んでホームレスを押しやりゴミ箱に手を突っ込んだ瞬間。俺はホームレスになった。文壇よ、今に見ていろ。俺の文学はやっと始まったのだ。
747 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/26(土) 18:49:29.29
4作も集まるもんなんだな……
すげえわ
ちゃんと10超えると予想。俺で+1
あかん、まったく時間がなかった…4行書いてリタイアorz
なに、まだ時間はある。がんがれ
――駄目だった。
男は固い四畳半の上で、一人頭を抱えていた。社会の歯車として、誰にも認められず死んでいくのが嫌だった。そんな中で一発逆転を狙って小説を書き、新人賞に応募したのだ。
結果は一次落選。結局男は、小説の世界でも誰かに認められる事は無かった。
男が書いたのは、家出少年が旅をする物語だった。自らの鬱々とした生活から目を逸らす様に、明るい、希望的な物語を書いた。あるいは、自身の願望そのものだったのかもしれない。ふらりと今の生活を捨て旅に出れたら、それはとても魅力的だ。
――旅に出る、か。出来ないことは無いけれど、すぐに金が無くなるよなあ。
宿泊施設や移動手段、そして何よりも金が無いという現実的な問題がある。掛け持ちのアルバイトはほとんど毎日あるし、休む事は出来ない。
やっぱりどうしようもないのか、と男は項垂れた。あの小説は、中々面白かったのに。きっと審査員の見る目が無いんだろう。
男は夢を見た。自殺する夢だった。どこか見知らぬ場所で、首を吊って死んでいた。
「店長、俺、辞めさせて貰います」男は雇い主にそう言った。
雇い主は驚いたようだが、すぐに冷静になり、仕事の引継ぎ等の話をした。
翌日。別のアルバイト先で、男はまた同じ事を言った。
男は自分の掛け持ちしていた三つのアルバイトを全てやめることにしたのだ。
――後、二週間の辛抱だ。
自分にそう言い聞かせて、退職までを耐え抜いた。
無事に退職し、二三週間分の給料も払われた。
男は大きなバックパックに夏用と冬用の衣類と、二メートルほどの頑丈なロープを詰めた。そしてズボンのポケットには全財産の入った財布を。
――まるで、俺の書いた小説みたいだな。
そう思ったが、自分の旅は限りなく後ろ向きで絶望的な事に気付き、男は小さく鼻を鳴らした。
住所は東京都なのであるが、その場所は都心からはかなり離れている。青梅よりさらに西へ向かった先で
あった。彼の祖父はそこに家を建てた。小さな家の屋根にはソーラーパネルが取り付けられており、ひがな
一日ずっと太陽光を受け止めている。彼が生まれる遥か昔に建てられた家は築数50年を超えていた。彼の
祖父が若き日に建てた愛するべき家なのだと彼の父は、渋い表情に苦笑いを混ぜて彼に説明した。
そんな彼の父は、国内海外含め最大手の軍事用二足歩行ロボット会社で設計技師を務める人間で破天
荒な祖父とは違い、いうなれば固い男と云えよう。
山間に微かにみえる夕陽が一段と弱くなり、空は徐々に黒く変わってゆく。星星がにわかに騒ぎ始めた。
もうすぐ夜だ。父が開発し現在操縦している試作1号機は前頭部のライトで前方を照らし始めた。
「どうだい? 住み心地は? 悪くないだろ」父ははにかんだ笑顔をみせる。
「さあね」彼はそっけない。
ところで彼の家系は代々妙な流れがある。父はロボット設計技師、祖父は小説家、祖父の父はロボット
設計技師で祖父の父の父は小説家というように、かわるがわる繰り返されて来ているのだった。皮肉なこと
に彼は小説家を希望していた。
「おやじはあの家で執筆していたんだ。お前もそうなる」父は彼の人生をあたかも敵方の三下ロボットの行
く末のように決めつける。
「さあね」彼はやはりそっけない。というよりも声に力がなかった。それも群像電撃新人賞の公募でまたして
も落選したからだった。しかも3年連続1次通過すら突破することができず、もはや彼の執筆活動への情熱
は冷めかかり、それは第一線から引退した軍事用ロボットが民間の現場の作業用に払い下げられた末路の
ようなものであろう。
試作一号機が足を止めた。
「お前はこれまで何を書いてきた」父は彼を睨んで質問した。
「公募に出したやつか?」彼はやや強い口調で訊き返した。
「そうだ」
「アンダーグランドな純文学」
「よくわかんねぇな」父は前方に出現した祖父が愛した家を見つめながら、大声を張り上げた。そして「うち
の先祖は代々ロボットものだぞ」と付け足す。 彼は黙り、頭を下げ、拳を握り、強く、強く、また強く、拳を固
めた。やっとセカンドタービンが動き始めたようだ。
帰ってくると電気が通っていなかった。またか……。私はそのままベッドに横たわり目を閉じた。
決断のときだった。バイトのおかげで毎日ほそぼそと食いつないではいるがいつまでもこんな生活を続けるわけにはいかなかった。
小説家になって一発逆転、勝ち組のレールに乗るためには手段を選んではいられない。いまだ一次選考も通ったことのない私には、小説家になるなど夢のまた夢のままだった。一抹の心苦しさを感じつつも、暗闇の中、私は決心した。
ベッドから跳ね起きて月明かりを頼りに本棚の背表紙を目で追う。一冊の古びた本を抜き取る。
『悪魔を召喚する正しい方法』
資料用として買った本の中で最も優れた書物だった。具体的で間違いがない。これまでに千冊以上の資料を揃えてきたが、ルーマニアから取り寄せたこの本が最も役に立った。
バイト代三ヶ月分を払い、数月の間、もやしだけを食べて暮らした甲斐があったというものだ。
今にも砂塵になって飛んでいきそうなページをめくりながら私は戸棚を開く。実際に目で見て触れてみるべきだろうと大方の材料を揃えていたのが功を奏した。生きた雄鳥の血も大家さんちの鶏小屋から失敬してきた。
ついに召喚のときだ。下級悪魔なら何度か召喚したことはあるが上級悪魔は初めてだった。なにしろ召喚の代償は魂、おいそれと召喚できるものじゃない。しかし、今の私にはためらいはなかった。
魔方陣を描き、呪文を唱えると、怪しげな煙がもくもくと室内を包み込んだ。私の胸は期待に膨らんだ。早くもお願いのことで頭がいっぱいになる。なにをお願いしようか。そうだ、まずは一次選考を通してもらえる文章力を手に入れなくては――
あと3作で10作になる
755 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2012/05/26(土) 21:22:03.94
短期決戦に設定したのあんたやないかい……
757 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/26(土) 22:02:14.09
ワイ先生は日本語の正しさだけじゃなく、オーガナイズの上手さも異常。
異常におかしい。
二次創作というか、ワイ先生で微リョナ書いてみたい。
ワイ先生が足ツボマットの上に全体重をかけて立たされて、ワイ先生悶絶。さらに足ツボマットの上に立った状態で、ヒンドゥースクワット強要。
逆らえば、庭の実りに枯葉剤が散布される的な。
チラシの裏に書いてろ
だったらチラシ代をよこせ!
男の足下に何かが転がっていた。夏草の生い茂ったその下、黒い土の中に、白い塊が見えた。彼が土をかき分け取り上げてみると、それは人の頭の骨だった。
男は苔むした古い森の中でひとり、暮らしていた。初めて足を踏み入れてから3年が経っていた。
彼にも町で暮らしていた時期はあった。作家志望の、野心的な青年だった。貧しい暮らしを長い間、創作への情熱と名声への渇望だけで生き抜いた。
しかし成功は訪れなかった。彼は野心ゆえの傲慢と欲望ゆえの孤独を養い、孤立していった。彼は苦しかった。
そして、欲しがるから苦しいのだと気づいた。欲しがる自我が、まるで操り人形のように自分をこき使っているような気がした。
自由になりたいと思った。そして何もかもを捨ててみたくなった。文学も、掛け持ちのバイトも、おんぼろの安普請も、あてのない将来も。
そして、彼は森へ行った。何も持たず、生きられるだけ生きてみようと思った。それは穏やかな、あるいは時間のかかる苦しい自殺のように見えたかもしれない。
でも彼は生きたかっただけだった。生きる、ということ以外の何物もいらないだけだった。
彼は森の暮らしが好きだった。狩人のように森を歩き、木々の隙間から差し込む光のなかにまどろみ、風が耳元を走り抜ける音を楽しんだ。
食料を得、雨風をしのぎ、整容することも森の中にいながらできた。どうしても必要で、でも手に入らないものは時折、里で盗んだ。盗んだものを使って
両親に無事を知らせる手紙を送ったりもしていた。
そして物言わぬ訪問者が現れた。
(どうしてこいつはここにいるのだろう、こいつになにがおこったのだろう、こいつはだれなんだろう)彼は白い骨を手にとって眺めながらずっと考えていた。
そのうちに物語が浮かんだ。そして彼の中に久しく絶えていた、書きたいという願望が蘇った。彼は森を出ようと決めた。
ある朝、彼は里に出る道を歩いていた。彼の頭の中では、生まれたての物語が飛び回っていた。自然に笑顔になって胸が高鳴った。とりあえず実家まで行けば後はなんとかなる、と彼は思った。
その時、銃声がして、彼は血まみれになって倒れた。銃を手にした男が現れて言った。
「猿だと思った…いつも俺達のウチを荒らしに来る…猿だと」
三点リーダーが包茎チンポみたいに縮こまっている。
男の足下に何かが転がっていた。夏草の生い茂ったその下、黒い土の中に、白い塊が見えた。彼が土をかき分け取り上げてみると、それは人の頭の骨だった。
男は苔むした古い森の中でひとり、暮らしていた。初めて足を踏み入れてから3年が経っていた。
彼にも町で暮らしていた時期はあった。作家志望の、野心的な青年だった。貧しい暮らしを長い間、創作への情熱と名声への渇望だけで生き抜いた。
しかし成功は訪れなかった。彼は野心ゆえの傲慢と欲望ゆえの孤独を養い、孤立していった。彼は苦しかった。
そして、欲しがるから苦しいのだと気づいた。欲しがる自我が、まるで操り人形のように自分をこき使っているような気がした。
自由になりたいと思った。そして何もかもを捨ててみたくなった。文学も、掛け持ちのバイトも、おんぼろの安普請も、あてのない将来も。
そして、彼は森へ行った。何も持たず、生きられるだけ生きてみようと思った。それは穏やかな、あるいは時間のかかる苦しい自殺のように見えたかもしれない。
でも彼は生きたかっただけだった。生きる、ということ以外の何物もいらないだけだった。
彼は森の暮らしが好きだった。狩人のように森を歩き、木々の隙間から差し込む光のなかにまどろみ、風が耳元を走り抜ける音を楽しんだ。
食料を得、雨風をしのぎ、整容することも森の中にいながらできた。どうしても必要で、でも手に入らないものは時折、里で盗んだ。盗んだものを使って
両親に無事を知らせる手紙を送ったりもしていた。
そして物言わぬ訪問者が現れた。
(どうしてこいつはここにいるのだろう、こいつになにがおこったのだろう、こいつはだれなんだろう)彼は白い骨を手にとって眺めながらずっと考えていた。
そのうちに物語が浮かんだ。そして彼の中に久しく絶えていた、書きたいという願望が蘇った。彼は森を出ようと決めた。
ある朝、彼は里に出る道を歩いていた。彼の頭の中では、生まれたての物語が飛び回っていた。自然に笑顔になって胸が高鳴った。とりあえず実家まで行けば後はなんとかなる、と彼は思った。
その時、銃声がして、彼は血まみれになって倒れた。銃を手にした男が現れて言った。
「猿だと思った…いつも俺達のウチを荒らしに来る…猿だと」
766 :
763:2012/05/26(土) 22:33:13.88
763取り消して765でお願いします。
いつも本当にすみません。
うん十年後
オマエ「あうあうあう・・・」
介護師「おいじいちゃんオムツ交換ね」
オマエ「あうあうあうーん」
介護師「あら また オムツに小説書いたのね」
オマエ「あああああああ〜〜〜」
介護師「はいはい汚れ物はすぐ処分しますからね」
768 :
わいはい参加「きにすんな」:2012/05/26(土) 22:59:22.15
京王線桜上水駅から徒歩五分、築四十四年「みずき荘」二○二号室から爆音が轟き、闇夜にちょっと
した炎が一瞬の煌きを放ったのは午前〇時十二分のこと。
五時間ほど前。
バイトを終えた手塚祐介は右手にコンビニ袋、左手に文学春秋六月号を携え鼻腔膨らませながら帰路
についていた。
「わしはやった。今度こそは一次突破確実じゃ。一次さえ通過すりゃわしは……」
アパートのボロ階段を登る。二○二号室台所窓からあかりが漏れている。「奴ら」が勝手に部屋に上
がり込んで、手塚の帰りを待っているのだ。
「さてと」一馬がジャガリコを鷲掴みにして言う。「そろそろ結果見ようや」
「引っ張りすぎじゃて祐介よ」メガネの武田がグラスにサントリーREDを継ぎ足す。「どうせ今年も
ダメなんじゃけえゲハハ」
「ば、ばかやろう!」六畳間に、裏返った祐介の叫びが響く。「わしはな、賭けたんじゃ。この一作
にな、わしの命、賭けてるんじゃ。次はない。もしこの文学春秋六月号二百十ページにわしの名が
欠片もなかったら、ここで果てる。おんしゃらぁも道連れにする」
「けっ、抜かせ。そんなタマじゃねえよおめえは。だからダメなんじゃ、腹がくくれてねえ。どっか
の掲示板の連中みてえによ」ジャガリコ八本まとめ食い食い一馬の目が鈍く光る。
祐介はおもむろに立ち上がると、机の引き出しからカプセルを取り出した。
「なんね、それ?」一馬と武田が同時に言った。
「カプセル爆弾よ。ねずみ花火二十箱分の火薬ほぐして、詰めたんじゃ。もしも、まんがいち、この
くそったれ新人賞一次通過作品発表欄にわしの名前がなかったら」
「わかったわかった! 皆まで言うな! おんしゃの心意気はよう分かったけえ。とにかく話を進め
ようや。雑誌よこせ。わしが見ちゃる。おんしゃはこのマッチ持って構えてろ。わしが結果を教え
ちゃるけえ。ダメなら点火すりゃええんじゃ……」
閑静な住宅街に爆音が轟いてから一週間。
三人は相応のやけどを負った程度で、一応今も元気に暮らしている。祐介は消防隊警察官大家近所
のおばさん諸々から大目玉を食らったが、何くわぬ顔で今日もシコシコ因果な作文に耽っている、と
のことだ。良かれ悪しかれ。
769 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2012/05/26(土) 23:04:54.49
広島弁使いの俺にすると突っ込み所が多々ある
もう1編、だれかがんばれ!
772 :
ワイ杯「チョウチンアンコウなめんなよ」:2012/05/26(土) 23:25:08.99
「うん、よくわかってる。もちろん私は全部わかったうえであなたに協力したの」
「ぼく、ぼくのさくひん……だめだったみたいごめん」
「そりゃ私だって期待してたよ。最初はびっくりしたけど……」
「ぼく、りありてぃ、ついきゅうしたの。チョウチンアンコウ」
「すごい想像力だよね。しかも実践しちゃうんだもんね」
「でもだめだった、みたい。ぼくのかきかた、わるかった。きみにがったいして、がったい
したまま、どうかする。そのかていを、つづったしょう、しょうせつだった、ん、だ、けど」
「もう、いいじゃない? 私たち、ある意味究極の愛を手に入れたんだもの」
「こくめいに、ぼくが、きみにすいとられていく、ようすを、ていねいなびょうしゃで、
かいたのになあ、ざ、ざんねんだよ、なあ。ほんとのはなしなのになあ」
「たかが文学の新人賞、とれなかっただけだもの。読んだ人はみんな、作り物だって思った
んだよ。フィクションだって……」
「ごめ、ん。チョウチンアンコウ。めすの、きみに、おすが、どうかするせいぶつに、ぼく
たちも、チョウチンアンコウだよね、しんじるものは、すくわれた」
「うん、私たちは現にこうして……ひとつになって……ねえ、聞いてる? あ、そっか。
もう同化が始まっちゃってるんだね。私の体に、あなたの全てが……」
アパートの一室で死体が発見されたとき、警察官が見たのはあくまでも一体の腐乱死体
だった。が、その後の司法解剖の結果、実は死体は二体であることが判明した。餓死した
少女の性器に、まるで養分を吸い取られたかのようなミイラ化した男の「抜け殻」が結合し
ていたのだ。
773 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/26(土) 23:31:42.48
10編キターーーー!
一昨日はゴミ集め、昨日もゴミ集め、勿論今日もゴミ集め。清掃一筋で食い繋いできた。
一応「首都圏」と呼ばれるエリアに登ってきたものの「都心」は近くて遠かった。
本当の「都心」に入れず、ゴミ臭い古アパートとゴミ臭い俺自身をセットで引きずり回して「首都圏」を周回する事15年。
若さだけが売りだった。しかし今では何もかもが老朽化。限界を迎えている。
生きる為に他人の「スクラップ《廃棄物》」を回収し続け、俺は「スクラップ《没テキスト》」を生み出し続けた。
なんてエコロジーな青春だったことだろう。
だがアパートのガスは今週一杯で止まる。そうなれば俺自身、この古びたアパートごと別の清掃人に回収されてしまうだけだ。
もはや方法は一つだ。「持ち込み」してやるぜ!
俺は今まで書きに書いたテキストのフォルダを解凍し、《廃棄物》から見つけたデバイスを使って、全域の緊急信号に乗せた。
ついでに集めに集めたゴミたちを圧縮庫のハッチから解放しながら、アパートのガスを最大噴射した。目標、「Earth《都心》」。
――警備端末から管制へ送られた信号――
送信側「こちらM4017。不審なアパート・シップを発見。許可領域から外れてゆきます。危険な速度です。管制、どうぞ」
受信側「こちらM新人賞。不審な青い鳥、命アパート・シップをワルプル発見。許可ドラゴン、第12000回ワイハイ、どうぞ」
――軌道エレベーター「豆の木」展望室にて――
「あらきれい、流れ星」
「清掃人が集め損ねた宇宙のゴミが、大気圏に落ちて燃えているんだよ。しかしなんだか一つ、大きいな。あれは地表に届くかもしれんぞ」
だめだ……間に合わん。
諦めたらそれまでだ!
777 :
秋吉君@熟れたデブのへそ汗 ◆2itMTGf8Qk :2012/05/26(土) 23:51:06.70
間に合わすのが漢だろう!?
がんばれー
ワイスレ杯締切かな
あー今さらちょっと手直ししたいw最後だけちょっと
まあ、もういいけど。あーでもむずむずするw
781 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2012/05/27(日) 00:10:24.27
782 :
秋吉君@デベのぶそ汁 ◆2itMTGf8Qk :2012/05/27(日) 00:13:10.75
さすがワイさんやで・・・
この急場に11も集めよったワイ・・・
783 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2012/05/27(日) 00:15:07.71
今回は通常よりも設定のハードルを上げた!
その中で大台の二桁に到達したので締め切る!
全作品の寸評は夕方にスレッドにて行う!
参加者に敬意を表して、初の全作品の順位を発表する!(`・ω・´)ノシ
コワイワー
楽しみやわー
ィャゃゎぁ
皆さんの予想は?
ワイイカすわー
>>772はいろいろ訳わからん所もあるが、なんか不気味な勢いがあるな
今までにこのスレでもアリでも見たことのないタイプだ
上位にはいかないだろうが
明らかに最下位だろw
今回コテは参加していなさそうだな
どうかな、ふふふ
暇だから予想でもすっか
うほっ。ワイ杯してたのか。
コテ取り戻すチャンスだったのに。
こんな短時間、細かい設定なのにバラエティに富んでるな
>>741 こんな会話文ばっかの自伝誰が買うか。自費出版レベル。
>>743 職業作家が「ドゥワァァーン!」はひどい。
>>744 泣き落としでワンチャンあると本気で思ってたなら確かに想像力は猿並み。
>>746 こいつ絶対三日もたずにアパート帰るだろ。ナメすぎ。
優勝予想しようと全部読んだら後悔しかなかった。もうやめ。
気にするな。
おまえの存在自体が両親の後悔だ。
今回の設定を読む。
@安普請……アイダ設計の555万円住宅みたいな家だと思われる。建築時期は不明。
A無資格、バイト生活……光がなにも見えない生活。しかし資格に現れない才能の有無については余地がある。
ちょっと待て。バイト生活なのに一軒家とは? 主人公の自宅は、過去のささやかな栄光なのか。誰の建てた家なのか。主人公はいつから、何故一人なのか。
B摩耗、交換時期……主人公は老齢にさしかかっている、ともとれるが。
C不吉な未来……人生の〆切。死期が近い?
D精神は瀬戸際、ついに行動……他人や社会に迷惑をかける犯罪行動、もしくは自殺をリードしているようだが、設問はそこを回避する方法を求めているように思える。
俺が思う禁じ手。人が死ぬ。台詞のかけあいが多い。複雑なSF設定。都合のいい助け船。何らかの夢オチ。
あ、もう締めてんだなぁ……早ええわ
799 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2012/05/27(日) 10:28:50.52
数が少ないのもあり、すでに寸評を書き上げてしまった!
堂々と設定を無視したものがあってちょっと驚いた!
さて、どうしたものか!(`・ω・´)
(´・ω・`)酒でも飲んでろ
昨日はたったの40分しかなくて泣く泣く諦めた。
今日もやってくれんかなあ、今日なら休みなんだのに・・・
802 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2012/05/27(日) 10:34:53.45
夕方に寸評を発表でいいか!
余暇は山登りに当てて運動不足解消と云う手もある!
喉の渇きは清水が癒してくれる! 久しぶりに吊り橋を渡るのもよい!
谷を吹き抜ける風が火照った肌に気持ちがよいことだろう!
では、出掛けるか!(`・ω・´)ノシ
803 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2012/05/27(日) 10:38:11.27
>>800 ビールは飲む!
>>801 即日発表の即日締め切りの方式であれば、
毎週末にワイスレ杯が実行できるかもしれない!
あくまで理想論!(`・ω・´)
ワイを習って田舎にドライブでもいってくる
805 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2012/05/27(日) 10:41:10.39
では、夕方に!(`・ω・´)ノシ
いってらっしゃい
>>803 速筆、「二時間締め切り」とかでもいいよ〜
|ω・´)……全作品の順位は酷かも……と呟きつつ――。
中だるみがひどいので、
寸評いきましょう。
タイトなスケジュールにはタイトなご判断を。
今回の主旨ですよね。
810 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2012/05/27(日) 13:42:54.49
>>741 不甲斐ない自分を嘆く! しかし、それは物書きとして成功する前の自伝の一節であった! 現在は窮地におらず、切羽詰まった行動は見られない!
以前に住んでいたアパートは空き地になっていた! 昔を思い出させる場所は敬遠していたと云う流れから繋げた方が良かったかもしれない!
>>743 ある男が人質を取って籠城事件を起こす! その手口は某作家の作品の模倣だった! インターネットには雛形が残っている!
日付は『2012/05/26(土) 08:42:29.03』と現在に近い! 作中の日付が記されていないので奇妙に感じた!
>>744 この作品はよい! 主人公は想像が働かない状態で車道を走って横断する! 最後は予想もしなかった自転車に跳ね飛ばされた!
ただし、土台となる前提の解釈次第で評価が変わる! 生きることは想像力に直結しているのか! 妄執力と想像力に決定的な違いがあるのか!
>>746 どん底になることに利点を見出せないと理解が難しい話であった! 主人公はコンビニを辞めてホームレスの道を選んだ!
そこでワイは思った! 深夜の居酒屋のバイトが残っているではないか! 話の整合性の部分が非常に危うい!
>>751 男は自作の小説の通り、旅に出ることにした! 持ち物の中に二メートルのロープが含まれていた! 夢でみた自殺を再現する為なのか!
最後の一行で絶望的な旅だと自覚する! その瞬間まで気づいていない様子なのでロープの立場は微妙と言わざるを得ない!
>>752 ワイは一読して思った! ほとんど設定を無視しているではないか、と! 主人公の家は裕福に見える! バイトの掛け持ち等、考えられない!
生活苦が感じられないので失意や情熱のくだりが軽く見える! なにがなんでもロボット、と云う作者の熱意は伝わった!
811 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2012/05/27(日) 13:43:27.18
>>753 魂を引き換えにしてまで得られるものが一次通過の文章力だった! ショートショートの落ちに似ている!
願いに頭が回らないくらいに緊張していたと読み取れる! その一方で下級悪魔の召喚には何度も成功している! 少し矛盾を感じないでもない!
>>765 男と彼の表記が混ざっていて少し読み難さを覚えた! 主人公の容姿に触れた整容の解釈に疑問が残る! 猿に間違われて銃で撃たれてしまった!
被害者が銃を発砲したように見える! 有害鳥獣駆除の許可を取って、委託された猟友会等が銃を使用した方が自然に思えた!
>>768 岡山や広島で耳にするような方言が混ざった口語体! 悲壮な暗さは微塵も無く、他作品とは全く違う作りになっていた!
気が置けない仲間による会話には現実味があった! ただし、読み物としては外連味に欠ける! 会話主体なので目を惹く何かしらの工夫が欲しかった!
>>772 事実に基づいて書いた小説が入選しなかったのは理解した! 他の設定は丸投げにされていた! 既成の枠に嵌めれば、怪奇幻想小説になるのか!
最後の四行が全てを語っていて大半が蛇足に見えないこともない! 単語としてチョウチンアンコウが気になった!
>>774 アパート・シップは地球の周回軌道上にいてゴミの収集を主な仕事としていた! シップは人工知能を有しているのか、俺と名乗っている!
この部分を頭に入れて読まないと、他に操縦士がいるようにも見える! 細かい用語の遣り取りはニュアンスで読ませる作りになっていた!
813 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2012/05/27(日) 13:48:01.95
全作品の順位は今日の午後八時を予定!
酷ではあるが、しっかりと受け止めて欲しい!
難しい設定を短時間で書き上げたことは一定の評価に値する!(`・ω・´)ノシ
うおおおお!
優勝は
>>744か。
さあて選評に作者から反論はるのか?
気づいたのが今日だったから、同じ題でかいてみた。
夢は潰えた。
俺は黒ずんだ木の壁に、薄汚れた爪を突き立てた。
思考はあくまで理性的に働いている。自分で自分を見つめる客観性も失ってはいない。だが、自分の頬を伝う涙のわけを、俺は理解できなかった。
いや、本当はわかっている。
だけど、認めたくは無かった。
それを認めることは、自分の才能ばかりで無く、積み重ねた人生すら否定しかねなかった。
……いや、意味など無かったのだろう。日々の暮らしをアルバイトで食いつなぎ、古びたパソコンに、駄文を撒き散らす。誰の役にたったと言えるのか。自分ですら、自分の人生を肯定できなかった。
沈み込むような駆動音を響かせるブラウン管のパソコンが、滲む視界に映りこむ。
黄ばんだプラスチックの外装には木造のアンティーク品のような威厳も美しさが表れる事はない。
ディスプレイに表示された文章群にすら、社会は有用性を見出さなかった。
まるで、自分のようだ。古くなれば用済みとして捨てられる。
俺も、近いうちに朽ち果てるのだろう。
それならばいっそ、と考えても狂い切る事はできない。異常な思考を、正常な思考が推敲する。ふっ、と歪な自嘲が漏れた。
「いい笑みだ」
不意に、背後から女の声が聞こえた。面白がるような感を含んだ、やや低い声だった。非現実的な事態に、俺は驚かなかった。
振り返った。あまり清潔とは
言いがたい俺のベッドに、黒髪の女が腰掛けていた。
「この世に絶望したか?なら、来るといい。君の知らない世界を見せてやろう。」
女が俺の方に手を伸ばす。端正な美貌。だが、それ以上に、妖しげな光を宿す赤い瞳から目が離せなかった。
数奇な現実か、はたまた自分の作り出した幻覚か。俺には判断できなかった。だが、幻覚だとすれば、俺の頭は末期に違いない。
「俺は……」
言葉が続かず、俺は差し出された女の手をとった。
それは、確かに現実の質感を持っていたが、かと言ってこの事態を現実と断じる事もできなかった。
これは俺の作り出した、夢かもしれない。意識が薄れはじめる。
だが、それでも構わない。
結局のところ、俺は小説家(ゆめおいびと)なのだ。
夢に生きて、夢の中で死んでゆく。
それも、本望かもしれない。
消えゆく意識の中で、そんな事を思っていた。
>>743 >テレビ画面を視線に入れた。
視線に入れたは日本語として微妙!
テレビ自体を移動させたのか!
視線を向けたの方が良いように思える!
>ビルの谷間に申しわけなくこしらえたというふうな、いわゆるポケットパークだ。
申し訳なくこしらえるとはどういう意味なのか!
工事業者が謝りながら造ったのか!
>「犯人は箸俸太郎。インターネットの掲示板サイトの名です。
掲示板サイトの名が箸俸と読み取れる!
>そして要求はかなえられる。
三日ではありえない!
>男は手の切れるような処女本に涙を浮かべ
レトリックにしても意味が解らない!
>犯人はトイレが破壊される前に、人質に組み伏せられていた。それを知っての警察の行為であった。つまり報道上の演出があっということ。
警察が壊す必要性がない!
>手もとに審査員を務める公募賞の最終作がある。ほぼ大賞確実な力作だ。作者の名は、安普請ひとり。犯人が出版を要求してきた作品だった。
何故公募の結果を待たずに暴挙に出るのか! 最終まで残っていれば連絡が行っているはずだ!
819 :
772のヒント:2012/05/27(日) 14:11:44.04
矮雄(わいゆう)
チョウチンアンコウの仲間にしばしば見られる特徴である。
雄は生殖のため雌の体に噛み付いて寄生し、皮膚や血管を
癒着させ雌から栄養分の供給を受ける。寄生した雄は目や
腸などが次第に退化し、雌の体に同化する。
>>741は自分は売れたもののママさんのスナックは潰れて今や不動産、成功と話し相手を失ったことの寂しさとのギャップを書こうとしたが改めて読み返すと全然そんな風に見えなくて死んだ。
自伝とかも余計だった。
>>741 良かったかもしれない!
>>743 奇妙に感じた!
>>744 この作品はよい!
>>746 非常に危うい!
>>751 微妙と言わざるを得ない!
>>752 作者の熱意は伝わった!
>>753 少し矛盾を感じないでもない!
>>765 自然に思えた!
>>768 工夫が欲しかった!
>>772 気になった!
>>774 読ませる作りになっていた!
以上11作品ワイさんの寸評から順位を予想。作者さん気を悪くしないでね。
●11位746 ●10位772 ●9位751 ●8位743 ●6位753 ●5位768 ●4位765
●3位741 ●3位752 ●1位744
あくまでも作品の内容ではなく、選評の語彙による推理です。まあ、ワイさんにはいつも
裏切られるからね。
ごめん、ごめん。順位がめちゃくちゃでした。
●11位746 ●10位772 ●9位751 ●8位743 ●7位753 ●6位768 ●5位765
●4位741 ●3位752 ●2位774 ●1位744
ビール飲み過ぎたので、発表まで寝ます。
はしゃぐな
825 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/27(日) 15:17:52.07
>>744かー、
もう一捻り欲しいところだなー
このままでは平均点クラスに思うが。
826 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/27(日) 15:23:36.50
確かに
>>744は悪くないがよくもない
面白みが恐ろしく欠如した味のない飴玉
>>818 >ビルの谷間に申しわけなくこしらえたというふうな、いわゆるポケットパークだ。
>申し訳なくこしらえるとはどういう意味なのか!
>工事業者が謝りながら造ったのか!
わろたw
>申し訳程度
>
>ほんの形ばかりであるさま
だろ
「申し訳なく」と「申し訳程度」は違うってことだろ
830 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/27(日) 15:53:28.12
てか、
申しわけなくこしらえたというふうな
は比喩じゃね?
慣用句ではないでしょう。
831 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/27(日) 15:57:24.69
ワイが、クリトリス、を皮肉の言葉に使ったのと同じ事。
分かる人に分かればそれでいいだろう。
読解力の問題でもあるが……。
つまらんことでスレを消費するなよ
ワイはどう読んだか訊いてみろ
結局判断するのはワイ
申し訳(程度)って程度つけないと慣用句にならねえよ
申し訳無くこしらえたって、工事現場で謝りながら作ってるのか?
ってことだろ
ID出ない板で名無しの議論は無意味
ワイに訊けばおk
835 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/27(日) 16:04:16.71
>>833 比喩だったら、工事現場で謝りながら作ったかのような……
でも問題無いんじゃないの。
都会的様式の中に場違いであるかのように佇む緑に対して
ある種の揶揄を含意した表現ではないでしょうか
比喩としてもおかしいって指摘でしょう
が、ワイに訊け
838 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/27(日) 16:21:40.02
ここは出来れば陳腐な慣用句は使わない方がいいでしょう。
むしろ、謝りながら拵えた、という感じの比喩の方がベター。
文章に可能性が拡がる。
申し訳程度は×、小説の表現としては。
ちがうだろ 陳腐な慣用句の使いすぎに対する批判ではない
申し訳程度、ならOK そういう日本語だから
申し訳なく作るは× 意味がわからんし
何かの比喩でもないだろ、
単に間違っただけだろ
ってこと
840 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/27(日) 16:27:47.75
>>839 だから、手垢に塗れた慣用句使ってどうするんだよ。
面白くも何ともない。
ここは小説の表現を研究するスレじゃないの?
その手垢はおまえの手垢だろ。
個人的な陳腐な感性で言葉狩りをするな。
ちがうよww
ここは細かい、てにをはや人称のずれ、文のねじれを批判してもらうところ
あんた作者か? ミスではなくわざと使ったことにしたいだけだろ
手馴れた慣用句の使いすぎは確かに問題だがここはそれを話す場でないし
きっかけも、慣用句やめたほうがということではない
そんな言い方はおかしいというだけ
843 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/27(日) 16:32:14.88
>申し訳なく作るは× 意味がわからんし
何かの比喩でもないだろ、
単に間違っただけだろ
>>836 慣用句ではなくて揶揄としての表現でしょう。
作者に訊かないと分からないけどさ……。
>>842 >ここは細かい、てにをはや人称のずれ、文のねじれを批判してもらうところ
ワイには無理だ。
作者に聞かなくても比喩ではなく、日本語のミス
むしろ作者に聞いたら
「え? あ、うん、もちろん比喩だよ、当然だよ!!わかってくれる人はわかるんだよねぇ」
とか言い出すだけ
言い出すだけならいいじゃないか。
それでキサマに何の悔しさがあるというのだ?
大人になれボウズ。
847 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/27(日) 16:37:24.83
>申し訳なく作るは× 意味がわからんし
何かの比喩でもないだろ、
比喩だったら、意味通じるよ。
間違いにはならない。
848 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/27(日) 16:39:32.04
>>843 何かの比喩でもないだろ
どうして、そう決め付けるんだ?
明らかに比喩だ。
ワイには通じなかったんだろw
つまりワイに通じない程度なら比喩としての効果を得てなかったってことだ
(ワイが言うにはな)それは比喩として上手く無し失敗なんだよ
慣用句のミスと誤解される比喩って使うときに躊躇するだろ
日本語のミスだよ
日本語のミスw
おまえのミスだ!(キリッ
851 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/27(日) 16:44:37.07
>ワイには通じなかったんだろw
つまりそういう事だろうな。
落着。
チョウチンアンコウが一番読ませた。秋吉だろうなぁ。字下げ無いのが気になるが
お騒がせしております。
>申しわけなくこしらえた……
充分に胸を張れない状態で造成した公園。
つまり粗末な公園を表現したかった。
普通に書けば、そこらにある児童公園と書けばいいのだろうが、
それでは平易すぎると判断した。
「申しわけなく」という表現は、数ある形容詞のひとつとして理解す
るとともに、「申しわけ」という名詞と「なく」という形容詞の
複合語として解釈することもできると考えた。
やっと落ち着いたのに蒸し返すなよ
まあ他の文章がきちっとしていれば比喩と読まれるところかもね。
なんだよ、やっぱり日本語の勘違いだったんじゃんw
申し訳に 貧相な、とか胸を張れないという意味は無いだろ
(粗末さが)申し訳ない公園とかならわかるが
(胸を晴れなくて)申し訳なく思うような公園とかでもいいけど
こういうの蛇足って言うんだろ
言わなきゃ良いのに
まあ話題になって良かったかもね。
完全にスルーされるよりは。
昔は多かったよね ワイに批判されてごねたり、
とんでもない言い訳するやつ
じゃあワイに見せるなよw ってことなんだが
最近は減ってた
俺のも話題にしろよ
860 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/27(日) 17:01:41.50
>>853 日本語として正直、意味は通じた。
ワイには通じなかったけどな、だけど、校正の範疇だと思う。大した問題でもない。
慣用句間違った、より、わざと書いたが通じなかったってほうが
カッコ悪くないからな
日本語としての意味はある、ただ作者の言いたいことと変わってしまう
(工事の人が誤りながら〜みたいな意味とか)
慣用句の使い方としては間違い
もちろんたいした問題ではない こんなこと笑われたからって
ぶちきれて、比喩だったんだよ比喩!とかやらなくて良い
「あ、ケアレスミスです」で終われよ
862 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/27(日) 17:10:16.65
>>861 そう、ケアレスミスなんかよりも内容が大きな問題!
いや、ちゃんと通じているんだよ。
ツッコミを入れたくなったというのがその証拠。
でも、でも比喩だったんだもん!! ほんとにほんとに比喩だったんだってば!!
出版社にとっては、
内容より、まずは一定以上の筆力だけどなw
>>863 通じてるのは要するに、読み手が補完してくれてるからだろ
読み手の補完能力を期待して文章を書いてちゃいけない
そもそもワイが他の人に比べてよい点があるとすると
他の人は(自分で無意識に正しい方に付け足して)見逃すような、
こういったミスを見つけてくれるって点だと思う
>>818 というか、これワイじゃないでしょw
誰かが暇つぶしにでも書いたやつだろ
868 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/27(日) 17:17:15.40
この程度なら校正の問題だろう。
新人賞とかは、この程度で落とされない。てか無視される。
どうせ、原稿が真っ赤になって帰ってくるんだし。
ここで慣用句だ、いや比喩だ、と騒ぐ問題ではない。
ワイの指摘に感謝してればそれで良い。
>これワイじゃないでしょw
wwww、今頃山に登ってるんだっけ?
のんきに、こんなことになってるとはつゆしらず
>>743 背伸びせずに判り易い文章を心がけた方がいいよ。
背伸びしなければ届かないんだよーっ!
872 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/27(日) 17:38:20.33
純文学の場合、まあ、受賞に値するような作品ほど、応募原稿が真っ赤になって帰ってくるさ。
作品には新しい表現や比喩が必要以上に散りばめられているケースが、多いわけだから。そりゃーねじれてしまった表現も多くなるだろう。
もちろん、例外もあるけど。
かえってこねーよ!たこちんが!
もう、その話はよくね?
よくなくなくない?
876 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/27(日) 17:45:00.23
>>852 同意。あれが一番尖ってて面白い。可能性を感じる。
秋吉は字下げとかテキトーだからなw
>>872 ワイスレならそうだろうね。
それをわかってこのスレを利用するのはバカ
ワイが読めるのはせいぜいエンタメまで。専門分野はラノベ。
878 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/27(日) 17:47:37.06
山田詠美は「甘露」の作者に厳しかったよね。
圧倒的筆力で受賞した人だったんだけど。
879 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/27(日) 17:49:17.13
今回は全般的におとなしめっつーか、設定に忠実なためか
誰でも思いつきそうな展開ばっか
880 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/27(日) 17:52:09.81
何かと話題の
>>743だが、
慣用句、比喩の問題は置いといて、内容の方はどうもなあ……。
>>751 男は自作の小説の通り、旅に出ることにした! 持ち物の中に二メートルのロープが含まれていた! 夢でみた自殺を再現する為なのか!
最後の一行で絶望的な旅だと自覚する! その瞬間まで気づいていない様子なのでロープの立場は微妙と言わざるを得ない!
こんなことを堂々と言うやつだぜw
自分の旅が絶望的だと最後になってようやく気づいたわけねーじゃん。行間を読めないからこんな事言い出すんだよ。
>>743は纏まりがいいし、俺は一番筆力を感じたけどな。
「バームクーヘンのように取り囲んでいた。」とかサラっと上手いかと
>>822 作者乙 上手いの欠片もねーよ
糞レベル
そろそろワイに出てきてもらわないと治まらんぞ
886 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/27(日) 18:01:11.46
>そう思ったが、自分の旅は 「作品の少年とは対照的に」 限りなく後ろ向きで絶望的な事に気付き、男は小さく鼻を鳴らした。
888 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/27(日) 18:04:57.52
ま、いいにせよ、悪いにせよ、今回の話題性NO1注目株は
>>743だ
順位が楽しみ!
889 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/27(日) 18:04:59.02
>>743 カプセルホテルや、野宿を転々とする
これも意味がわからんな
ワイ批判するのは勝手だろうけど、
他人の文章に対する寸評持ち出すのはやめろよ。
どんな意図で書いたかなんて本人しか分からないんだからさ。
743ははしょりすぎだろw
長編書けない奴があらすじ書いているだけ
892 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/27(日) 18:09:53.05
743の必死な印象操作が微笑ましいw
俺のに触れてくれ…
895 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/27(日) 18:11:00.29
どうして
>>743だけが話題にされちゃうの?
他作品も見てやれよ。
>>895 悪い意味で話題なんだぞw
どうみても自演だし
印象操作といえばポッポだと聞く
>>896 読んでみたが同じように下手だった
それに「申し訳ない程度」って誤用をしてて笑ったw
誤用学者が
ポッポだったらウケるw
で、お前らの作品はどれ?
905 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2012/05/27(日) 18:29:00.81
今日はキノコと地鶏を新鮮なトマトで煮込み、
カレーと混ぜ合わせたものを更に煮込み中!
レタスは家の庭で賄う!
順位の発表なのだが下位から順番に発表すると、
最後の段階で一位がわかってしまう!
さて、どうしたものか!(`・ω・´)
1位と最下位を同時に発表で
907 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/27(日) 18:31:44.08
>>903 それはない!
俺はポッポでもない。
ポッポだって今は何も答えられないし。
>>765 流れも落ちも、映画のイージーライダーと一緒
違うのは打たれるタイミングだけ
909 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2012/05/27(日) 18:33:58.79
一位と最下位では差がある!
残り二作を比べれば、わかってしまうような気がする!
そこで閃いた!
ここに六面体のサイコロがある!
これを二回振って出た数を足す!
作品数は十一なので六の目が二回出た場合は遣り直し!
これでどうだろうか!(`・ω・´)
910 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/27(日) 18:35:34.32
それでええ
ワイに任せる
お前が主催者だから
いいよ
好きにすれば
912 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/27(日) 18:36:39.81
乗 り 遅 れ た
締め切り期間が短いと、応募数は少なくなり、選者はやりやすいが、
作品全体は粗くなる。
また、この短期間で、これだけの設定消化は難しい。
914 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2012/05/27(日) 18:38:28.14
では、ラスベガスで実際に使用されていたサイコロでチャレンジ!(`・ω・´)
915 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2012/05/27(日) 18:39:45.11
一回目は三!
二回目は一!
同時発表は一位と四位で確定!(`・ω・´)
いきなりきたな
すげー伸びてる、と思ったらなにこれw
そしていきなり1位の発表?
もうわけわからんww楽しすぎるだろここ。
で、今から発表?8時じゃなくて?
(`・ω`・)
919 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2012/05/27(日) 18:52:48.29
今日の午後八時から下位の順番に発表していく!
四位は伏せておいて、一位と同時に発表の形式を取る!
気掛かりなのは、スレッドの寿命が尽きそうなこと!(`・ω・´)
>>744は結構いいかも。出版してくれなきゃ自殺するのくだりはちょっと可笑しかったけど。
文章にキズは多いが
>>743のストーリーは飛び抜けてるな。
923 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/27(日) 19:55:58.18
>>922 そうかなあ……、うーん、どうかなあ。
あと気になったんだけど、バームクーヘン、は完全に外してしまっている。
描写力で持って行くべきだったろう。力をアピール出来た箇所なのに……。勿体無い。惜しい。
925 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2012/05/27(日) 19:57:31.90
>>920 次のスレッドで評価をする!
さて、ワイスレ杯の発表に移るのは、あと一杯飲んでから!(`・ω・´)
926 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/27(日) 20:00:04.73
>>921 ベタな印象だな。
斜めに構える事も必要ではないだろうか?
927 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/27(日) 20:00:33.85
928 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/27(日) 20:04:36.05
744って何がいいのか誰か解説たのむわまじで
巧いと思う
930 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2012/05/27(日) 20:07:04.97
時間になったので発表に移る!(`・ω・´)
待ってました
いつかこの日が来ると信じてた。
933 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2012/05/27(日) 20:14:44.06
第十一位は
>>752 文章は読める! 設定はほとんど無視!
ロボットに固執しなくても代替えが可能な点が弱い!
おめでとうとは言えないが最下位の烙印を押すほど悪くはない!(`・ω・´)
偉大なるチャレンジャー
つぎもこの路線で!
おめでとう!
この作者もしかして第一回から投稿し続けてるんじゃない?
ちくしょー、順位が貰えるなんて、
やっぱり羨ましいぜ
11位おめでとう!
939 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2012/05/27(日) 20:23:30.72
第十位は
>>768 口語体が中心の話は雑談の範疇に思えた!
全体的に軽い印象が拭えない!
そのせいで作者の訴えたい部分が見え難かった!
方言が必要な理由を明示して欲しかった!(`・ω・´)
11位おめでとう〜
今日はいつにも増して焦らしてくるワイさん
10位おめ
雰囲気物だな
10位おめでとうございました
これはもうちょっといくかと思った。
>良かれ悪しかれ。の結びがおもしろかった
おさないころ読んだ昔話で、たしか結びに
>どっとはらい。というのがあって、なんだと笑ったことをおもい出した
おめでとう
方言攻めは有効だと思っていたが、そうではないのか。
948 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/27(日) 20:31:00.39
代替えw
949 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2012/05/27(日) 20:31:07.96
第九位は
>>772 とにかく状況がよくわからなかった!
矮雄と云う特徴の説明をあとから目にした!
人間に適用できる理由が文中には見当たらなかった!
内容が醸し出す魅力だけで九位は立派!(`・ω・´)
9位おめでとう
黒いせぇるすまんのラストシーンかと思った
えっ! 意外性で上位に喰いこむのかとおもったが……
印象的だった二つがここに来たか……
おめでとう〜
おめでとうじゃないやい
956 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2012/05/27(日) 20:36:19.99
第八位は
>>746 内容に矛盾を孕んでいた!
しかし、コンビニを辞めたあとの行動には笑った!
主人公が真剣だからこそ、予期しない笑いを引き起こした!
作者が狙っていないとしても八位は揺るがない!(`・ω・´)
これは743トップ3あるな
真ん中くらいの順位ならビリに近いほうがいいかも
と思ってた。おめでとう〜
明るさがいい きっと主人公は二次選考くらいはいく
おめでとう
もうちょっと純粋だった頃の俺なら泣いた作品。
961 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2012/05/27(日) 20:46:18.49
第七位は
>>751 この話はロープに引っ掛かった!
自作の明るい小説に倣って旅に出る!
その前に首吊りの悪夢を見ていた!
ローブの意味が、どちらにも読める内容の部分がよくない!
作者の意図しない疵で七位に甘んじた!(`・ω・´)
ロープって首吊り以外になんに使えるんだ?
女の子を緊縛する
言わせたいのかよ
966 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2012/05/27(日) 20:51:23.71
第六位は
>>774 今回の設定でSFを持ち出すとは思わなかった!
アパートの設定が読者の評価を二分する!
ワイが評価した一方を正しいとは言い切れない!
もう少し緩く読ませる内容であれば評価は上がった!(`・ω・´)
ロープの辺りは引っかからなかったけどなあ。ストーリーは評価しないが。
>後ろ向きで絶望的 がメタファーか
カミセブンおめでとう
970 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2012/05/27(日) 20:54:54.79
971 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/27(日) 20:55:37.31
SFオチとニュースオチは必ず1個づつは出てる気がする
774おめでとう。
974 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2012/05/27(日) 20:58:25.13
第五位は
>>765 この話は山籠もりした男の容姿に全てが掛かっている!
丁寧な描写には説得力があった!
無理に付けた落ちの部分は必要なかったように思う!
悲しいと思せる何かを感じさせる掌編であった!(`・ω・´)
あっ 急にテンポが急になった
ワイさん ショータイム間近ですか
六位おめでとう
976 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/27(日) 21:00:14.24
977 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/27(日) 21:00:32.85
鎌倉室町あたりの説話風味だな
979 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2012/05/27(日) 21:01:12.75
>>974 思わせるで!
なぜ『わ』が抜けたのか!
さて、四位の発表を伏せて三位に移る!(`・ω・´)
765 空手の大山マスタツの山ごもりが ふとおもい出された
五位おめでとう あっ、マスタツ片方の眉毛そったらしい
981 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/27(日) 21:03:07.42
五位の作品は良かった。
でも五位かよ。
これもしかしてポッポ?
モチーフは山月記かと思った。
>思わせる。
さすがワイさん自身のレスにも厳しい!
えっ 四位はあのトンデモ作品?
985 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2012/05/27(日) 21:07:18.68
第三位は
>>743 公園の描写に関して、ワイは引っ掛からなかった!
問題は警察が報道上の演出をする必要があるのか、と云う点である!
過去の書き込みの日付が今に非常に近い! 文中の現在がわからないので少し引っ掛かった!
惜しみないアイデアが三位に押し上げた、おめでとう!(`・ω・´)
うん、警察の演出はよくわからなかった。
おめでドゥワァァーン!
これ上手いと思ったよ。必要な情報の流し方が慣れてる感じ。ハイステージじゃないの?
989 :
名無し物書き@推敲中?:2012/05/27(日) 21:10:23.95
なんだよ、
ワイは
>>743の比喩を認めてたんじゃん。
誰だよ慣用句は間違いだと言ってた奴?
990 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2012/05/27(日) 21:10:53.65
緊急のメールがきた!
私事ではあるが少し時間を取る!(*`・ω・´*)ノシ
>>989 ワイは絶対じゃない
文章の瑕と取るか問題ないと取るか、
それぞれが好きなように受け止めればいいだけの話
笑いが止まらへんねん(´・ω・`)
俺も743は最初からいいと思ってた
ワイは比較的に読めない人だよ
あー、ちがった。もう忘れてくれ
「今、近くに来てるのん」
聞き慣れない声だった。
「間違い電話ではないのか! 失礼する!(`・ω・´)」
ワイは本能的な危険を感じて電話を切った。しかし不安は去らない。首筋の産毛が逆立ったままだ。
「ブルルッ (`・ω・´)」
催してきたワイは厠へ向かった。
ギイィ……カチャ。 暗闇の中、手探りで木戸を閉めた瞬間、ワイは首筋に吐息を感じた。
「今夜も待ってた」
月明かりに坊主頭が浮かび上がる。勿論、フンドシに包まれたワイのいちもつは鷲掴みにされている。
1000!
ワロタw
ご飯に帰れ
1001 :
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