1 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :
2 :
名無し物書き@推敲中?:2011/08/31(水) 19:26:51.11
【文章力】
レベル1 日本語の習得が必要なレベル
レベル2 話し言葉レベル
レベル3 時々おかしな文章を書くレベル
レベル4 間違いのない文章が書けるレベル
レベル5 修辞ができるレベル
【基本方針】
残念だがワイはレベル2〜3の文章力。
しかし評価は文章力のレベルが低くてもできるものである。
評価し評価されながら共に学ぼうぞ。
3 :
秋吉マンドラゴラ ◆2itMTGf8Qk :2011/08/31(水) 19:28:13.30
おかえり
ワイさん復活キタ━━(゚∀゚)━━!!
やっと帰ってきたか
6 :
名無し物書き@推敲中?:2011/08/31(水) 22:53:26.86
○ >>ワイ乙 もうお前に用はない
く|)へ
〉 ヽ○ノ
 ̄ ̄7 ヘ/
/ ノ
|
/
|
/
7 :
名無し物書き@推敲中?:2011/08/31(水) 22:55:02.21
ここの主って、わわすなw
さて、荒らすか
9 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2011/09/01(木) 00:30:55.61
保守の書き込みをありがとう!
随時、文章募集中!(`・ω・´)
10 :
名無し物書き@推敲中?:2011/09/01(木) 00:44:21.05
ぱたぱたぱたぱた
「た、隊長…」
隊長「……」
「伝えておきます……隊長は、りっぱに奥さんを」
ひゅううううるる、る、どかーん!
「た、隊長ーっ!」
評価お願いしますm(_ _)m
11 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2011/09/01(木) 00:59:10.23
>>10 >ぱたぱたぱたぱた
(何の音かわからない! 軍用ヘリなのか!)
隊長「……」
(シナリオの形式に見える! 部下の台詞は普通の小説に見える! 統一感がない!)
戦っていることはわかった!
以前と同じ作風なので上達が目に見えない!
がんばれ28点!(`・ω・´)
うんこ。
うんこうんこ。
うんこうんこうんこ。
うんこうんこうんこうんこ。
うんこうんこうんこうんこうんこ。
うんこうんこうんこうんこうんこうんこ。
うんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこ。
うんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこ。
うんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこ。
うんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこ。
うんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこ。
うんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこ。
うんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこ。
うんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこ。
「大丈夫?」
声。一瞬遅れて肩を揺すられていることに気付く。すると、まるでテレビのスイッチを入れたかのように周囲の雑音が蘇ってきた。同時に波紋が広がるように自分の周りの風景も一気に認識される。
「大丈夫?」
彼女の声。不安そうに覗きこんでくる見慣れたうりざね顔がそこにあった。顔を上げた僕と目があった途端、それは溶けるように和らぎ微笑んだ。
「どれくらいだった?」
「え?」
「だから、どれくらいの間、僕は呆けていたんだろうか」
彼女は明後日の方向に視線を動かし、しかしすぐにまたこちらに視線を戻した。
「二時間ぐらいね」
「そうか……」
「大丈夫?」
小首を傾げ、三度問うてくる彼女に僕は答えることが出来なかった。
大丈夫ではなかった。
僕という人間は、まるで「うんこ」という文字がどのような形だったのか分からなくなっていたのである。
評価お願いしますm(_ _)m
13 :
名無し物書き@推敲中?:2011/09/01(木) 01:16:23.83
>>11 ぷぅぎゃあさん、ありがとうございます。
ぱたぱたぱたぱた、でそこまでの読解力は、さすがですね。
こんな短い投稿文章で。
くっそー、28点かっ!
つぎは38点をめざしてがんばりまふ
「結婚してください」
言った。言ってやったぞ。ぼくは実に3カ月ももがき苦しんだ日々を思い出していた。そのすべてはすべてこの日のためにあったと言っていい。
汗が頬を伝い、目の前のアスファルトに黒い点を落とした。二滴、三滴。鼻水をすする。わかっていた。汗ではない。ぼくは泣いているのだ。今にも号泣しそうなのだ。しかし、今はまだ駄目だ。彼女の返事を待たなければならない。待ってからでも遅くはない。
だが、頭上からは未だ返事は降ってこない。どうしたのだろう。そろそろ腰が痛いのだが……。
もしかしたら彼女の方が既に号泣しているのかもしれない。感動して何も言えないのだ。参ったな。土下座でプロポーズなんてロマンチック過ぎたか。
しかし腰が痛い。どうにもならない。日頃中腰で移動することが多いせいで疲れも溜まっている。これ以上は限界だ。
ぼくは下を向いたまま状態を起こし、立て膝の姿勢から立ち上がった。そして前髪を掻きあげる仕草をしながら(丸刈りだが)、滝のように涙を滴らせる彼女に向き直った。
結論から言うと、彼女は泣いてなどいなかった。では滝のような汗を流していたのかというとそんなこともない。
その時の僕の目の前に会ったのは彼女の身体の上、ちょうど首の上あたりの顔があるはずの部分の乗っかったなんだかわけのわからない赤黒いひしゃげた物体であり、
滝のように流れている液体は肉を溶かしたような色合いで、少なくとも涙でも汗でもないのがすぐにわかった。しかしそれらに準ずる液体であることも、どこか、脳味噌かあるいは心の片隅のどこかで気付いていた。
次の瞬間、ぼくは側転しながら後方を確認した。しかして奴はそこにいた。やはり――。
「スナイパーか!」
ぼくは手近なコンクリ瓦礫の陰に飛び込んだ。
「破―!」
田中さんが立っていた郵便ポストがその後ろの植え込みごと焼失した。
しかし流石は身軽な田中さん既に横に跳んでいる。
「ククククク……」
斎藤さんの不気味な笑い。と同時にその二本指が燃え盛るポストと植え込みの辺りを指したかと思うと、ぐりっと田中さんが跳んだ方向に向けられた。
「操気d――」
台詞の最後辺りは掻き消されて何と言ったのかわからなかったが、それはまったくどうでも良かった。次の瞬間、ポストと植え込みを無残な姿に変えた光の弾が戻ってきて空中の田中さんを直撃したのである。
腕を身体の前にクロスさせて防御しようとした田中さんの姿が一瞬だけ見えたが、その身体ごと目も眩む閃光の中に包み込まれてしまった。
勝負はついたか、斎藤さん勝利の笑みと共に背を向けた。その身体がぎしっと固まる。それもそのはず、その目の前には二本指を額に当てた田中さんが立っていたのである。
「しゅ、瞬間移動だと!?」
「――終わりだ」
天高く掲げられた田中さんの右腕が暗い空に輝き、周囲の空気をすべて吸い込むような渦を生んだ。
>>12 よくわからない内容だった!
主人公が呆けていた状態を彼女は把握していた!
しかも、二時間! 大丈夫の一言で済まされる状況には見えない!
主人公が考えているものがよくわからない!
物体のうんこではなく、文字の形がわからないとある!
主人公は何かしらの理由で脳に障害を持っているのか! 高次脳機能障害なのか!
うんこの文字で、そのものの形を表現しているように見えた41点!(`・ω・´)
>>14-15 >3カ月
(他が漢数字なので統一した方がよい!)
>ぼくは下を向いたまま状態を起こし〜
(状態は上体のような気がする!)
>その時の僕の目の前に会ったのは〜
(変換ミス!)
>ちょうど首の上あたりの顔があるはずの部分の乗っかった〜
(『部分に』の打ちミスに見える!)
>しかしそれらに準ずる液体であることも、どこか、脳味噌かあるいは心の片隅のどこかで気付いていた。
(『あるいは』のあとに例えが挙げられていない!)
>滝のように涙を滴らせる彼女に向き直った。
(彼女を直に目にした主人公の感想!)
>少なくとも涙でも汗でもないのがすぐにわかった。
(上記の一文ですぐにわかったように思えない!)
>田中さんが立っていた郵便ポストがその後ろの植え込みごと焼失した。
(田中さんとは誰なのか! 郵便ポストの上に立っていたのか! 唐突な感じは否めない!)
>斎藤さんの不気味な笑い。
(人物の登場が突然なので面食らう!)
前半の結婚の告白と後半の展開に関連性がないように思えた!
二人の登場人物は突然なのだが主人公は然も当たり前という風に受け取っているように見える!
個々の存在が独立した状態なので何かしらの理由付けが欲しいところ!
物語の一節としても繋がりの見えにくい話だった39点!(`・ω・´)
18 :
ヨモツヒラ坂にて:2011/09/01(木) 11:18:57.40
ごろごろごろ。ごろごろごろ。
傾斜に対して体を横に。
腹が地につき、左腕、背中、右腕と来て、また腹が地につく。
私がこの長い長い坂を転がりはじめてから、いったいどれほどの月日が過ぎたのだろう?
始まりも終わりも見えない永遠の坂。傾斜はそれほどきつくなく、立とうと思えば立っ
て歩くこともできるのだが、なんとなく気持ちが良いのでこうして転がり続けている。
空は雲ひとつない青空。地面は小石ひとつない柔らかい土。
それ以外のなにもない。
19 :
ヨモツヒラ坂にて:2011/09/01(木) 11:20:04.97
ごろごろごろ。ごろごろごろ。
「こんにちは」
あるとき、転がり続ける私の隣へ、やはり転がりながら一人の女が並びかけてきた。
「こんにちは」
フルートの音色のように透き通った美しい声だ。女性に会うのは随分久しぶりの気がす
る。彼女の顔を確認したかったが、あいにく頭の向きが同じなのと、回転し続ける視界の
為によくわからなかった。彼女の真上か真下へ移動すれば見えるのだろうが、進行方向に
重なるのは危険だ。ふとしたはずみでぶつかってしまう。
「知っていますか? 怪物の噂」
彼女はそんなことを訊ねてきた。
「いえ。聞きませんねえ」
「なんでも最近、こうして転がっている人を襲いにくる、鳥のばけものが出没するらしい
ですよ」
「それはおそろしい。もし襲われた場合はどうすればいいんでしょうか。ここには隠れる
場所もありませんし」
「どこかにいる商人を見つけて、『退魔の言葉』を買えば、助かるらしいですよ」
「なるほど。教えてくれてありがとう」
「いえいえ。それではまた。『よい転落を』」
「はい。こちらこそ、『よい転落を』」
女は転がる角度を私に対して斜めにして遠ざかっていき、やがて見えなくなってしまっ
た。
一度別れた人間に再び会うことは無い、というのはだいぶ昔に会った人間から聞かされ
ていた。
ごろごろごろ。ごろごろごろ。
新スレおめでとうございます〜
かなり前にボツにした企画です(大長編の冒険モノになる予定でした)
煮るなり焼くなり好きにしちゃってくらさい
21 :
名無し物書き@推敲中?:2011/09/01(木) 11:40:24.36
健一郎は天才
22 :
大江健三郎:2011/09/01(木) 13:16:22.07
ぶぎゃ、という擬音が読み手に喚起するところの踏まれた猫のもつ無防備な滑稽さと悲惨さを書き手が彼らの自己同一性の質的な所で引き受ける、救済の場所である所のワイスレは無くなったのかとぼくは十六年前のストックホルムの寒い景色の思い出と合わせて思ったのだった。
23 :
名無し物書き@推敲中?:2011/09/01(木) 14:24:55.89
男は四つんばいになり、肛門に黒い細めのシャワーヘッドをぶち込まれる。
「さぁ、キレイにしましょうね」
鏡の向こう側にいるのはワンピースタイプの
白いエナメルのボンテージに包まれた女王様だ。
胸元は大きく開き、重量感ありながらも張りのある乳房は今にもはみださんとしている。
左の乳房の谷間にはほくろがあり、
街中ですれ違う男が思わず目を持っていかれる魅力がある。
ボンテージのジップが股間のあたりまであり、
陰毛が見えそうで見えないハイレグの角度はその向こう側を意識させるには十分すぎた。
背中は大きく開き、水泳などでほどよく鍛えられた肉感ながら、
やはり丸みのある。そして豊満すぎる尻肉に埋もれて見えなくなるほどボンテージのTバックが食い込んでいた。
胸元とは逆に右の尻肉と太ももの境界にもほくろがあり、
M男なら誰しもそこに口付けをしたくなるような妖しさがある。
明るく染められたショートボブ、色白で顔は若干幼さも残りながらも女性らしく丸みを帯びている。
目の周りは同素材の白いマスクで覆われ、表情が読み取りずらい、可愛らしい目はどこかサディスト特有の冷たさがあり、ふっくらとした口元も、絶対に触れさせない高貴さがあった。
「自分で入れなさい」
その口元から出た声は甘く冷たく厳しかった。
24 :
名無し物書き@推敲中?:2011/09/01(木) 14:26:21.31
「はい」
男は自分の手でシャワーのハンドルを回し、直腸へお湯を流し込んだ。
「ちゃんと我慢するのよ」
1秒に50mlというハイペースでお湯が入る。
「あぁあぁああああ」
30秒が経った。男の腹部は膨れ始めていた。
直腸を過ぎ、大腸にもお湯が進入し、腹筋にも熱い感覚が伝わって、男のうめき声は次第に大きくなっていった。
それと同時に充血したペニスはヘソに付かんばかりに反り返り、睾丸は射精の準備しているかのように静かに蠢いていた。
「止めなさい」
すでに1分が経ち、3リットルも腸内へと流し込まれていた。
その指示と共にお湯を止め、唸りながらため息をつく。
「なぁに、もう駄目なの?もう限界なの?」
女王様はシャワーヘッドを前後させつつ男の肛門をかき回した。
「いいえ、頑張ります」
「そう、じゃ入れなさい」
あくまで女王様に浣腸されるのではなく、女王様の指示で自分の手で直腸にお湯を流し込むところが、さらに男の羞恥心を掻き立てた。
「い、入れます・・・」
「入れなさい」
冷ややかに答える。
「う、あぁあああああ」
「止めなさい」
女王様は再び男の肛門を掻き回した。今度は肩を入れてひじに角度を付けさらに激しく掻き回した。
「あ、あああああああ」
男は悲鳴と共に腸内は4リットルに達した。
25 :
名無し物書き@推敲中?:2011/09/01(木) 14:26:59.59
男のペニスは勃起しているものの先ほどの勢いはないものの、カウパー液は亀頭と床を繋げているように大量に垂れ流れていた。
まるで老犬が涎を垂れ流すように。
「なぁに、おちんちんからなにか出てるわよ、お漏らし?」
「いっ、いいえ違います」
「こんな事されて喜んでるの?答えなさい」
「はい、気持ちいいです。麻美女王様に弄ばれて光栄です」
女王様は静かに粘るようにシャワーヘッドを前後させる。
「どうしようもない変態ね、もっと入れなさい」
「うぁああああ、もう、だめですぅ・・・」
「ふふ、いいわ、止めなさい」
女王様はゆっくりと男の肛門からシャワーヘッドを抜き取る。
肛門はシャワーヘッドの太さに合わせ伸縮しながら、ローションと黄色い液を混ぜながら垂らした。
「トイレで、だ、出してもよろしいでしょうか・・・」
「だめぇっ、おあずけっ!」
片手に持った乗馬鞭で男の太ももの内側を叩いた。
男の目の前には洗面器が置かれた。
「さあ、トイレを用意したわよ、お腹の中のものが見えるような姿勢を保つのよ」
子犬のように膝を震わせながらも洗面器にまたがった。
そして女王様に排泄の瞬間が見えるような中腰になり、排泄許可の号令を待った。
26 :
名無し物書き@推敲中?:2011/09/01(木) 14:28:05.14
「待て、おあずけ!」
「はぅう・・・ううう・・・」
麻美女王様は男を見下ろしながら、目の前に立ち、股間近くの太ももを乗馬鞭で叩いた。その刺激で思わず数滴漏らすという粗相を犯した。
「こんなことも出来ないの?トイレの我慢が出来ないなんて犬並みじゃない馬鹿!」
男の体勢を崩れ、女王様の白いブーツにしがみつこうとした。
「馬鹿、何やってるの?」
蹴りがお湯浣腸で膨れ上がった腹部に入る。
「あぁ・・・おおおおお」
男は膝を着き、痛みを堪えながら我慢した。羞恥心で再びペニスが反り返った。
麻美女王様はその瞬間を見逃さなかった。
ふっくらとした口元が上がる。
「もう限界?あなたが望んだことなのよ?それなのに限界なんて言っていいと思ってるの?どうなの?」
厳しい質問に男は答えられなかったが、ペニスはビクッ、ビクッと気持ちいいと言わんばかりに微動した。
カウパー液はさらに垂れた。もうすでに射精に近いくらいに出ていた。
「もう駄目です、お許しください・・・あぁあああ」
「しょうがないわね、いいわ。出しなさい」
「ありがとうございます・・・あぁあああああああ・・・」
男は洗面器から排泄物が跳ねないよう、勢いを調整しながらゆっくりと肛門を開いた。日々厳しく調教されている成果だ。
27 :
名無し物書き@推敲中?:2011/09/01(木) 14:28:31.17
ゆっくりと腸内に入っていたお湯が流れ出てきた。
蛇口を軽く捻ったかのようにゆっくりと流れる。
多少の放屁と共に小豆のような小さい糞便がいくつも出くる。
「やだ、臭い!何なの?なんで?」
「申し訳ございません・・・」
再び排便を始めた。
調整して排便しようとしていたが、女王様が再び男の腹部に蹴りを入れた。
「あぁああっ」
するとさっきとは違い爆音と共に男を排便した。
凄まじい放屁だ。部屋中に響いた。
そしてすべての糞を吐き出すと共に、充血したペニスが痙攣するようにビクッ、ビクッと小さく上下し、亀頭からものすごい勢いで精子が放たれ、30cm手前まで跳んだ。
「あぁ、うううううう・・・」
放物線を描くように一気にお腹の中の茶色くなったお湯を吐き出されドロドロになった糞は洗面器の中を円を描くように泳いだ。
「うんこ漏らして、イッたの?どうしようもない変態ね」
28 :
名無し物書き@推敲中?:2011/09/01(木) 14:37:35.35
小説作法「段落」「三点リーダー」がなってない。
0点
29 :
ソニン:2011/09/01(木) 15:24:46.05
30 :
大江健三郎:2011/09/01(木) 15:27:39.00
少年のころ、ぼくは四国の森に囲まれた山奥で終戦を迎え突然として戦後日本という絶望とも希望とも受け取る事が出来ない現実を叩きつけられたんだ。皇国史観を信じた愛国少年のそれまでの日常は玉音放送がレヂオから流れたその瞬間に、砕けて消えた。
31 :
大江健三郎:2011/09/01(木) 15:45:24.21
文学者としての雛型がその時同時に産声をあげたんだ。上京して間もなく学生作家デビューしてから安保闘争の熱気に包まれた同時代を肌で感じながら創作に邁進した青春だった。それから時は流れ一人の老境に至ったノーベル賞作家が見た三月十一日のあの日。
32 :
大江健三郎:2011/09/01(木) 16:03:15.91
それまで誰もが信じていた安全神話が文字通り音をたてて崩れ去り全ての価値観が問い直されようとしている。同時代をその職業的感性ゆえに先鋭的に引き受けざる得ない文学者は詩と小説でアンガジエ参加しなくては、と考えている。
33 :
大江健三郎:2011/09/01(木) 16:20:12.66
新しい核の時代にぼくたちは足を踏み出したんだと思う。ぼくは文学者として少しまえからこのスレに感心が湧き「核の時代を、生き延びるネットカルチャーの、子ども達、アンガージェなき、死に急ぐ子ども達」というテーマで創作ノートを書き始めたんだ。
34 :
名無し物書き@推敲中?:2011/09/01(木) 18:23:48.51
健一郎?
35 :
名無し物書き@推敲中?:2011/09/01(木) 19:33:38.38
ノートパソコンがぶっ壊れた・・・OZr
評価お願いしますよ
>>35 ノートパソコンが壊れたことは分かる!
それからどう物語が展開していくのか現時点では分からない!
3点!(`・ω・´)
37 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2011/09/01(木) 20:46:19.73
>>18-19 >始まりも終わりも見えない永遠の坂。
(主人公が意識した時には、すでに坂の途上にいたのか!)
>「こんにちは」
> あるとき、転がり続ける私の隣へ、やはり転がりながら一人の女が並びかけてきた。
(この文章と関連する箇所に相手の顔は見えないとあった! 主人公が女と判断したのは声なのか!)
主人公に近寄ってきた相手が怪物の話を始める! 親切心の表れのように思えて熱心に耳を傾けた!
しかし、徐々に不穏な空気が流れ始め、相手がその怪物だと確信した時には手遅れとなっていた!
そのような落ちを想像していたが何事もなく話は終わってしまった!
タイトルに助けられた話なので内容は感心できない57点!(`・ω・´)
38 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2011/09/01(木) 20:47:21.52
>>23-27 巧みに削って繋げてはいるが他サイトからの転用だった!
あざとい行為は作者と考え難いので評価は見送る!(`・ω・´)
39 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2011/09/01(木) 20:48:26.34
>>29 独立した小説と漫画が置かれたサイトだった!
どのジャンルの何のタイトルを評価すればいいのか!
様々なスレッドに同様のURLを貼り付けているので宣伝にも見える!
作者の意向がはっきりするまで保留とする!(`・ω・´)
大江健三郎氏の書き込みは評価に類するものに見えないのでそっとしておく!
ワイの考え!(`・ω・´)
>>35 >OZr
(Orzのような気がする!)
世界陸上を観てくる!(`・ω・´)
42 :
大江健三郎:2011/09/01(木) 21:24:42.41
小説を書こうとしているのであれば君は君の実存が君の本質を凌駕し自由という名の牢獄に気付くはずだ。PCに向かっていても小説はうまれない。街に出て人々と討論をし演説会を開き同人誌をつくりオルグし新文学の前衛に立ち上がるのだ。壊れたPCは捨てて街に出よう!
アナルに手を突っ込んだらどうなるのか、それが知りたかった。
その日、いつものようにぼくは駅前のコンビニに入った。雑誌コーナーに陣取り適当に取った週刊誌を開きながら、ガラス越しに雑踏へと目を向ける。
既に深夜に入っている駅前に人影はまばらで、携帯をいじり続ける若い女が点在しているきりだった。メンツはいつもとほぼ同じだ。携帯を操作しながらも、前を通り過ぎる男には素早く視線を向ける一人に的を絞り、ぼくは週刊誌を棚に戻した。
自動ドアをくぐると、むっとした外気に全身を包まれた。ぼくは舌を打ちながら、ポケットに手を突っ込んだ。硬い感触を指先で弄ぶ。図らずも口元が緩んでしまう。
ぼくは女のすぐ手前で立ちどまり、彼女が顎を上げるのを待ってから声を掛けた。
男は四つんばいになり、肛門に黒い細めのシャワーヘッドをぶち込まれる。
「さぁ、キレイにしましょうね」
鏡の向こう側にいるのはワンピースタイプの
白いエナメルのボンテージに包まれた女王様だ。
胸元は大きく開き、重量感ありながらも張りのある乳房は今にもはみださんとしている。
左の乳房の谷間にはほくろがあり、
街中ですれ違う男が思わず目を持っていかれる魅力がある。
ボンテージのジップが股間のあたりまであり、
陰毛が見えそうで見えないハイレグの角度はその向こう側を意識させるには十分すぎた。
背中は大きく開き、水泳などでほどよく鍛えられた肉感ながら、
やはり丸みのある。そして豊満すぎる尻肉に埋もれて見えなくなるほどボンテージのTバックが食い込んでいた。
胸元とは逆に右の尻肉と太ももの境界にもほくろがあり、
M男なら誰しもそこに口付けをしたくなるような妖しさがある。
明るく染められたショートボブ、色白で顔は若干幼さも残りながらも女性らしく丸みを帯びている。
目の周りは同素材の白いマスクで覆われ、表情が読み取りずらい、可愛らしい目はどこかサディスト特有の冷たさがあり、ふっくらとした口元も、絶対に触れさせない高貴さがあった。
「自分で入れなさい」
その口元から出た声は甘く冷たく厳しかった。
44 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2011/09/02(金) 02:37:18.24
>>43 冒頭の部分はオリジナルの文章と言える!
しかし、場面が転換したあとの文章は
>>38で指摘したサイトの転載だった!
>>38と同様の理由で評価は見送る!(`・ω・´)
アナルに手を突っ込んだらどうなるのか、それが知りたかった。
その日、いつものようにぼくは駅前のコンビニに入った。雑誌コーナーに陣取り適当に取った週刊誌を開きながら、ガラス越しに雑踏へと目を向ける。
既に深夜に入っている駅前に人影はまばらで、携帯をいじり続ける若い女が点在しているきりだった。メンツはいつもとほぼ同じだ。携帯を操作しながらも、前を通り過ぎる男には素早く視線を向ける一人に的を絞り、ぼくは週刊誌を棚に戻した。
自動ドアをくぐると、むっとした外気に全身を包まれた。ぼくは舌を打ちながら、ポケットに手を突っ込んだ。硬い感触を指先で弄ぶ。図らずも口元が緩んでしまう。
ぼくは女のすぐ手前で立ちどまり、彼女が顎を上げるのを待ってから声を掛けた。
>>45 >アナルに手を突っ込んだらどうなるのか、それが知りたかった。
(二通りの意味に取れる! 自分のアナルなのか! 他者のアナルなのか!
物語の方向性を決める部分なので明確にした方がよい!)
主人公は常日頃から自分のパートナーを務められる人材を探していた!
遂に今日、願望を実行に移す! 劣情が読者に伝わる書き方は悪くない!
ただし細部に目を向けると粗が見える!
主人公が暖かい外気を嫌う理由は何なのか! 『顎を上げる』の部分は顔ではないのか!
主人公に関する情報がほとんどない! 一人称でも工夫次第で仄めかすことはできる!
普通の人間を異常に書く演出がもう少し欲しいところ65点!(`・ω・´)
えっ点数高っ
まだ高いな……
真面目に書いた
>>12は40点台だったのに、ワイちょっとおかしいんじゃないの?
なら44点!(`・ω・´)
いや、明らかに俺の方が上手いから30点台で
>>49 真面目に書いたものが必ず評価されるとは思わない方がよい!
今回は十の桁の打ちミスと名無しの指摘で気付いて修正した!
真面目に書いたと断言できるのは作者のみ! 違うのであれば不用意な書き込みはしない方がよい!
ワイの考え!(`・ω・´)
53 :
名無し物書き@推敲中?:2011/09/02(金) 10:31:24.71
不用意ねえ……
まあ
>>47は俺なんだが、ワイはそれ作者の書き込みだと勘違いしてふざけて点数下げたようにしか見えないんだが
不用意なのはワイ自身なんじゃないのか?w
/ , -''"´ \
/ / / ,. ‐'''""~´ ̄ ̄\
V / / / }
∨ / / ,,.. -一ァ',二二二{
V ,..,/ ,.ィ彳 f==<r'二二二{、 | ̄ ̄ __|__ |
∨| ヘ`<=''~ 弋ッ-ミ'''テ~ナ/ |ー― \/ ´ ̄| 「 ̄` | | \/
〉'| | ト、 i{ ,..`二/ =|/''′ |__ /\ 匚]__ !__, |_ | __/
//ヽヽぅ ヽ { =|
//匚 ̄]〕 丶,-‐ ,> ( そ の と お り で ご ざ い ま す )
/´r┐|__,|ト、 、____`7´
__人..二.」' l>、 ヽ`,二/
´"''ー-論\ ∠三ノ
―-、__ ``ヾニ='′
`ヽ /、
|‐- ...__ /ヽ\_
\  ̄ `ヽ \
56 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2011/09/02(金) 12:44:03.32
>>54 >>47を作者と仮定しても、ワイがふざけて点数を下げる理由の説明になっていない!
まともに取り合う内容ではないのでここまでとする!
随時、作品募集中!(`・ω・´)
57 :
名無し物書き@推敲中?:2011/09/02(金) 16:18:25.72
健一郎は天才
58 :
名無し物書き@推敲中?:2011/09/02(金) 19:57:43.23
お前ら、刃牙を読め!漫画。
週刊少年チャンピオンに連載されている。
あれは、熱いぞ。
あの気持ちなんだよ。うん。
特にジャックハンマー。彼の生きざま。
みならえ。
59 :
名無し物書き@推敲中?:2011/09/02(金) 19:58:46.68
厨二病乙
60 :
名無し物書き@推敲中?:2011/09/02(金) 19:59:49.15
お菓子食いながらジュース飲んで、冷暖房の効いた部屋でパソコンばかりじゃ、その程度の人間にしかなれん……!
61 :
名無し物書き@推敲中?:2011/09/02(金) 20:05:46.26
おまえ程度の人間にその程度といわれる人間って悲惨だな。
62 :
名無し物書き@推敲中?:2011/09/02(金) 20:09:34.86
なにが悲惨じゃ、ゴルア!
こんどハンゲの麻雀で決着つけようか!?w
63 :
名無し物書き@推敲中?:2011/09/02(金) 20:10:12.84
64 :
名無し物書き@推敲中?:2011/09/02(金) 20:13:04.88
気にするな。
涙目がばれたら花粉症だといっとけ。
「だろうと、思った」
暗がりの中、僕は呟く。
視線の先には、一人の少女。
茜色のワンピースに、長く艶やかな黒髪を携え。
いまだあどけなさの残る、可憐で、端正な顔立ちと。
死したのか、と錯覚させるほど白い、新雪のような肌を。
ぼんやりとした、シャンデリアの明かりの下に照らしている。
「嫌いになるわけなんて、ないもんね」
いいえ、と主張するように、彼女は身体を横に揺らした。
その音が、心地よい。その響きが、気持ちよい。
「だよね。だって、僕は好きなんだもの」
思わず、頬が緩んでしまう。目の前の彼女は、とても美しかったから。
「でも、イヤだった? 本当はイヤだった?」
もう一度尋ねると。
『いいえ』
と、声が聞こえた気がした。実際には、身体を横に揺らしただけだったけど。
はは。口に出してくれれば良いのに。恥ずかしいのかな。
「そっか。キミ、本当に綺麗だよ。可愛いよ」
僕はそっと吐息を吐くように、言葉を紡ぐ。
ぶらりぶらりと揺れる、彼女を見つめながら。
「さてと」
ずっと、彼女だけに構うわけにもいかない。
僕は、まだまだ綺麗なモノを、作り出さないといけない。
僕の、美しい、とびっきり上等な彼女を作らないといけない。
「えーと……」
パソコンを立ち上げ、検索サイトに、文字を打ち込む。
「『一緒 自殺』っと」
僕たちは死ぬつもりはないけど、こうすると集まりやすいんだよね。
こうすると、女の子って美しくなるんだって誰かが言ってたし。
実際、みんな真っ白になって、可愛くなったしね。
アナルが痒い
67 :
名無し物書き@推敲中?:2011/09/03(土) 07:18:52.32
健一郎イケメン
>>65 主人公の僕を取り巻く環境がよくわからない!
>暗がりの中、僕は呟く。
(主人公は暗い中にいる!)
それでいて視線の先の少女は細かく描写されていて辺りが暗いとは思えない!
>ぼんやりとした、シャンデリアの明かりの下に照らしている。
(そもそも暗がりではなかった!)
>「嫌いになるわけなんて、ないもんね」
(この後、彼女の動きを否定で捉えた!)
>「だよね。だって、僕は好きなんだもの」
(いつの間にか、賛同の意味に変わっていた!)
主人公は頭がおかしいのかもしれない!
首吊り状態の人間に話しかけている点で窺える!
しかし、おかしいながらも整合性は保たなければ話としては拙く見える!
状況を頭に浮かべながら書いた方がよい58点!(`・ω・´)
69 :
のばな:2011/09/03(土) 10:28:41.63
70 :
のばな:2011/09/03(土) 10:34:02.15
うんこ!ちんこ!まんこ!
しょうがないなあw
久々に会った友人との飲み会で男はほろ酔い気分で歩いていた。
普段の運動不足を少しでも解消する考えで、飲み屋から家路まで歩いて
帰る途中だであった。コオロギがもの悲しく鳴く、人気の無い住宅街。
時間はとうに午前を回っていた。
男は辺りを見回すと道沿いの木陰に入り、小便を始めた。
自然とため息がでる、“気分爽快!”。
明日が(既に明日になってるが)休日ということもあり、
男は小さく鼻歌を奏でながら再び歩き出した。
道は入り組んだ場所にさしかかる、そのとき、男の前から自転車を
押して歩く人影が近づいてきた。
うつむいているの確かなことはわからないが白髪の頭から老婆に見えた。
この涼しくはない夜にちゃんちゃんこにもんぺのやつれた服装、おまけ
に押している自転車は相当な年代ものなのかきーきーと耳障りな音を発
している。
男はちょっと老婆と距離を置いてすれ違った。
そのとき、すこし御香のような香りがした。
“気味の悪いババアだ”
男はそう思った、家まであと十分くらいだった。
ふと後ろから、きーきーという音が近づいてくるのを耳にした男は振
り向いた。
数メートル離れた街灯のある曲がり角から先程の老婆が現れた。
そして老婆はうつむいたままその場で止まった。
不気味な感じがした男は正面に向き直ると再び歩き始めた。
するとそれに合わせたように、きーきーと老婆が押す自転車の
耳障りな音が響いてきた。
“何だ?このばばあ…”
自然と男の歩調が大きくなっていった。
彼は友達が居ない。気づいた時にはすでには一人だった。
彼は家族も居ない。存在はしている筈だが、生まれて以来あったことがない。
人は皆、彼を恐れ、接触を拒否する。それはどこに行っても同じなのだ。
要するに彼は孤独だった。が、だからといって寂しいとは思わなかった。何故だかは彼自身よく分からない。だが、仕方ないことだ、と彼は何時も思っているのだった。ずっと一人で居たから寂しいということをよく分かってきないのかもしれない。
同時に彼は泣き虫でもあったのだが、それは別に寂しいからではなかった。では、何故泣くのかと問われれば、そうしなければならないから、と返すしかない。何の感動も感慨もなく彼は泣くのだった。
そして、泣く、といっても彼は決して目で泣こうとはしなかった。その目だけは何時も澄んでいて光を仰ぐことができたのだ。
友達も家族も居ない彼は旅が好きだった。というか生まれて以来、ずっと旅をしている。行く先も滞在期間も特に決めて居ない。ただ風の吹く方向で気まぐれに旅をした。そして、その度に涙した。
それが彼の生き方であり、全てであった。自分を深く知る者など誰も居なかったが、彼は不思議と温かい気持ちになっていた。
長き旅の果て、涙を出し尽くした彼は少し休むことにした。同時に身体がどんどん変わっていっていることを知った。霧散し、広がっていく自身の意識を彼は知覚する。死ではない、また元に戻るだけだ、そんな言葉が意識を過った。
そして、彼が彼であった最後の瞬間、初めて空に輝く太陽を全身で浴びることが出来た。
その瞬間、彼は自分が台風であったことに気づいた。
>>69 >リトルに負担をかけないよう、登りのペースは低く抑えた。
(言いたいことはわかるが引っ掛かった!)
>「赤ちゃん、できたみたい」
(どこで覚えた知識なのか! 二人の今までの生活がわからないとは言え、引っ掛かった!)
>「大丈夫だよ。ママだって、ちゃんとわたしたちを産んだんだから」
> それでも、そのママは長生きできなかったのだ。ジュニアは心配したが、それを本人の前で言うことはできなかった。
(物心がつく前にママは亡くなったと冒頭に書かれていた! パパが教えた知識なのか!
二人の知能の程度がわからないので、このような部分に引っ掛かる!)
ジュニアは二児のパパとなって最後はリトルと同じように亡くなる! 自分達の生い立ちを二人の子供で表現していた!
しかし、子供達に知識として教えたのは海だけだった!
ワイが引っ掛かった箇所の説明がないので本編に出てきた知識に謎が残った!
棚とその世界を取り巻く環境の説明はなく、虫の存在が何を意味しているのか、はっきりとはわからない!
神視点に見える文章で事態が大きく変化することもなく、読み物としては物足りなさが先行した!
長大な壁の果てを目にするには、そこに至る棚が必要ではないのか! 棚の数が気になった!
壁の向こう側を今際の際で強引に言わせる手法は拙く見える66点!(`・ω・´)
>>72-73 >〜飲み屋から家路まで歩いて帰る途中だであった。
(打ちミス! 日本語がおかしいように見える!)
>時間はとうに午前を回っていた。
(午前何時を回っていたのか!)
>うつむいているの確かなことはわからないが白髪の頭から老婆に見えた。
(日本語が危うい! 白髪だけでは性別を判断できないように思う!)
>自然と男の歩調が大きくなっていった。
(単独な上に速度を表しているわけでもない! 歩調よりは歩幅の方がよい!)
書き急いでいて日本語が不安定51点!(`・ω・´)
>>74 >気づいた時にはすでには一人だった。
(二回目の『は』が不要!)
>〜よく分かってきないのかもしれない。
(言いたいことはわかる!)
短い文章の中で落ちまであった! 台風の目の使い方は悪くない!
推敲不足による単純なミスが惜しいと感じた!
短さが長所となった67点!(`・ω・´)
気が付いたら私は一人だった。
いまや私の周りには二本足で立つ忌まわしい存在がうようよと這い回っている。それを見ていると私は吐き気がするのだった。
私が最後に人間を見たのが十年前の八月十日、それ以降は人間を装った何かが人間の振りをして私を謀ろうとしていた。
私の最後に見た人間は私の母だった、私の母は忌まわしき存在にのしかかられ、侵食され、
私の目の前で獣の様な、奴等と同じ醜いモノへと成り果てたのだ。
奴等は今も私に馴れ馴れしく話しかけ、私を堕落へと導こうとする。そうはいかない。
私は永遠に人間のままでいるのだ。
そんな事を考えていたら、頭が煮えそうになってきた、こんな時は自慰に限る。
性欲処理の方法が、今はこれしかない、何故なら人間は最早私以外存在しないからだ。
獣姦、というのも考えたが、犬猫ではあまりにも挿入する穴が狭すぎた、その上爪が鋭い。
研究に研究を重ねた結果、今のスタイルに落ち着いた。素早く性欲を満たす角度、回数、リズム、ラテンのビートを参考にして、最高の傑作が出来た、これは芸術だろう。
次に体位、奴等の魔の手がいつ忍び寄るかわからない今、いつでも対処できる座位が的確だった。
そして一番重要な妄想は、既にストックが九十二万飛んで二十四個ある、ストーリーを作って同じ女性を何度も使いまわせるのも魅力だ。
シコシコシコ……
ふう、私は何を考えていたのだろう。
「母さん、飯ー」
私は日課を終えて昼食を取りに部屋を出た
評価お願いします、幾つか投稿の都合で改行を挟んだ点あり
>>78 主人公が引きこもりで妄想を抱きながら自慰に耽る!
妄想には意味がありそうに見えるが作者の真意を読み取れる域に無いように思えた!
台風をモチーフにした掌編に感化されたのか! 同一人物なのか! それはわからない!
作品単体では褒められたものではなかった!
文章としては読める47点!(`・ω・´)
ウンコか。
ぷぎゃあさん、初めまして
今後よろしくお願いします
アキキチなにいってんの?
また駄文コテか……
てすと
85 :
秋吉マンドラゴラ ◆2itMTGf8Qk :2011/09/06(火) 00:03:07.82
俺じゃねえってまじで。
木下君は小川さんのことが大好きだった。
小川さんもそのことを重々承知していた。が、
クラス全体からの冷やかしを恐れ、いや中
学2年ということもあってか、その話題を出
されると顔から火が出るほど恥ずかしかっ
たのであって故に避けていたのであったが、
実際には木下君がクラス一の不細工な男だ
ったというのが真相であろう。つまり嫌いなの
である。
台風が列島縦断するというニュースが街中
を駆け巡っている日曜の午前。小川神社、い
や小川さんの家では大事件が起こっていた。
小川さんの下着が跡形もなくタンスから消え
ていたのである。
犯行時刻はおそらく昨晩の8時から今朝の
9時だと姉が断定した。というのは昨晩の8時
に小川さんが風呂に入ったのを本人の証言
は勿論のこと、姉と母が見ているからだ。風呂
に入る前に事前に準備するのはいつものこと
である。その日も新しいパンツをタンスから出
して風呂から上がると履いた。ピンクのパンテ
ィーだったと記憶する。実際今履いているのだ
からそうだ。
今朝は起床すると歯を磨いて顔を洗い、トイ
レに入ってようを足した。その際にしくじりパン
ツを濡らしたのだが、仕方なく履き換えようとタ
ンスを開けると、消えていた。摩訶不思議であ
った。
小川さんは母と姉を疑って何度も聞いた。が、
知らないという言葉ばかりが返ってくる。最初は
間違いなく姉の悪戯だと勘繰り、あるいは母と
姉で行われた共同正犯のたぐいだと完全に決
めつけていたのだが、母が真剣に「警察に通報
しようか」などといっているのでホシは白だった
のかと肩を落とした。
とすると、犯人は誰なのかということになるの
だが、父ではないだろうと小川さんは思う。父は
そんなタイプではない。確かに尻に敷かれた夫
という夫婦形態であろうが、気の弱い父であり何
を隠そう神主の父がそんな大それた大犯罪を犯
すとは想像つかないからだ。
では、真犯人は? 外部からの侵入者? 木下
? と頭を過る。奴ならやりそうだと小川さんは推
理する。普段から私を見る眼つきが怪しい。下着
泥棒を犯しても不思議でない輩だ。電話してみよ
うか、いや状況的に不可能ではないか、しかし……。
そんな折、玄関のチャイムが鳴った。
「木下君って子が来てるよ!」やはりあいつか!
小川さんは玄関口へと猛スピードで向かった。ま
さに疾風。 玄関口に立つ男は紛れもなく木下くん
だ。怒りの矛先。間違いなく犯人はこいつだ。窃盗
罪で突き出してやると思った。
「小川さん。ちょっといいかな」木下君はニヤニヤと
やらしい眼つきを向けた。
「ママ。ちょっと外出てくるから」と母に告げる。
外は嵐だった。お昼時になろうという時間にも拘ら
ず、暗い。真っ暗だ。雨は激しく横殴りである。神社
境内の木々は乱れ乱れて踊り狂う。傘もささずに雨
に打たれる小川さん。一方で小川さんのパンティー
を被る木下君。
「あんた! 警察に突き出してやる。キモいんだよ!
」小川さんは声を荒げた。
「神様がくれたんだ。所有権は僕にあるんだ!」と
木下君は反論した。雨と風は強くなる一方だ。
三日後。
「木下君から新しいパンツ届いたよ」と小川さんの母
は娘に告げる。
結局のところ、真犯人は木下君ではなく小川さんの
父親だったそうだが真相は藪の中である。
小川神社の片隅に設置されている願掛け場には、人
々の願いと共に願掛けが揺れていた。
『小川さんのパンツがほしい。 木下ひろし。 2011
年 7月4日』
>>86-88 パンツとパンティーの二通りの表記が紛らわしい!
>実際には木下君がクラス一の不細工な男だったというのが真相であろう。
>ピンクのパンティーだったと記憶する。
(両者の心の中を代弁しているので神視点として読んだ!
推測のような書き方は視点が揺らいでいるように見える!)
地の文と心の声が混ざっていて読み難さを感じる!
冗長と思える部分と、少し硬い文章は主人公の年齢に合っているようには見えない!
ギャグを意図して書いているのかもしれない!
気の弱い父親を犯人に仕立てるには、それなりの理由が必要!
願掛けの内容を事前に目にしていたとしても弱い! 犯行時間が本文で活かされていない点に問題がある!
神社の霊験を世に広げる為の工作ならば筋は通る! その場合は伏線を入れた方がよい!
文章の取捨選択が不十分で内容が鮮明ではなかった50点!(`・ω・´)
こんな長々書いてアナル以下かw
表現の新しい名前じゃねーの?
まあコテ付けるのは自由だし、構わないよ
アキキチ・ポッポみたいにウンコレベルの駄文製造機じゃなければ
ほっほー
秋吉、ポッポ以下の雑魚が吠えよるわ
あれより下なんているかよw
口だけなら何とでも言えるわな(^o^;)
駄文製造機がキレ始めたおw
ほってけばいいおw
秋吉はともかく、ポッポの下手糞さは折り紙付きだろ
まったくだな、話にならん
ポッポは語彙が豊富なだけ。文章力自体は低いからあんな定型文だらけの文章しか書けない
語彙も大したことないけどなw
豊富じゃないから、
おぼえたての言葉を手当たり次第、意味を理解しないまま使いまくる。
厨二病作家志望にありがちなこと。
103 :
名無し物書き@推敲中?:2011/09/06(火) 18:03:56.46
口だけなら何とでも言えるわな(^o^;)
偉そうに語るならコテつけて蟻に作品出してみ
ポッポの擁護なんてしてんじゃねえよ、
暇つぶしのつもりか、ゴミが。
ここの名無しはみんな名のあるプロだからそれはできないだろうw
ポッポはコテ付けてる時は謙虚ぶってるけど、名無しでは手当たり次第に煽りまくってるからな
今このスレで荒ぶってるコテ擁護も多分本人なんだろうな
ポッポの自演にはもううんざりだな。
なるほど、ここで名無しでコテを擁護すれば、ポッポの自演ということになるわけだな
おいお前ら、偉そうなこと言うのはコテを名乗って作品を晒してからにしろ、糞どもが
まったくだ、ポッポの方がまだましだよ
ところで、そいつって誰?
れつだん先生?
秋吉氏とポッポに嫉妬してるヤツが多いな
>>112 ここまでほぼポッポ一辺倒なのに秋吉までわざわざ持ってくる時点でもうね
秋吉「氏」w
バカか、分かりやす過ぎだろw
『土砂ダム』とは大雨が原因で土砂が崩れ、結果として
自然のダムとなったものらしい。
ところで、山の手第8中学校2年C組では大事件が起こ
っていた。緑川さんの給食費が盗まれたのだ。台風一過
の後、教室では泥棒は誰なのか、改めて台風は怖いおと、
よってやや悶々とした雰囲気である。
「君は犯人は誰だと思っているのかい?」と木下君は新
城君に質問した。
「わからんよ。そんなの。少なくとも君が怪しまれているの
は間違いないよ」新城君は至って冷静な口調である。
「僕にはアリバイあるよ。犯行時刻は体育の時間だろ。君
も含めてクラスのみんなが証人だよ」
「しかし木下は小川のパンツを盗んだ実績があるじゃない
か」
「ち、違う! 神様、いや小川の親父がくれたんだ」と木下
君は間髪いれずに否定した。
「お前らうるさいぞ!」と怒鳴ったのは担任の里山だ。二人
はすぐに身体を小さくした。
こんなことを新城君がいうのも、先日木下君が小川さんの
パンツを盗った盗ってないの口論を、嵐の中でずぶ濡れに
なりながら争っている場面に遭遇してしまったからだった。
「言いふらすことないだろ。おかげで僕は変態扱いだよ」
「変態じゃないのか? 中二じゃなかったら変質者としてブ
タ箱入りだよ」二人はコソコソと議論をする。
木下君と新城君は教室の窓際一番後ろの席である。後ろ
から新城木下という形である。
「僕の話は置いといて緑川さんの給食費だよ。絶対に他ク
ラスの奴だと思うぜ」木下君は断定的に推理した。
「君は単純だね。真犯人は隣人という格言を知らないのか
ね。それほど単純じゃないよ。仮に犯罪歴のある君が犯人で
ないとすると、次に怪しいのは小川だと思うね。隣同士の席
だろ。前が緑川で後ろが小川という関係を見てみろ。小川を
最も観察できる場所なんだよ」
「小川さんは違うよ」
「そりゃ、君が下着を盗みたくなるほど好きだからそう思うだ
けだろ。可能性の話をしているのだよ」
「動機がないよ。小遣いに困っているとは思えない」木下君と
しては小川さんだとは思いたくないのだ。
「そんなこと云ったら、このクラス全員動機はないよ。この学
校は名門私立中学なんだぞ」
「そもそも給食費を引き落としにしないことが問題だよ。学校
が悪い」木下君は小川さんへの疑いを反らしたいので話を論
点を変えた。
「まぁな、一月3万の給食費を現金で持ってこさせるのは非
常識ではあるな。ただ一つ云えることがあるよ。犯人の目的
は金じゃない。おそらく愉快犯のたぐい、いやあるいは誰かを
おとしめようとしている節が見え隠れするね。だとすると小川
を妬んでいる奴、あるいは緑川を恨んでいる奴ということにな
るのかな」新城は拳をひたいに当てながら、天井を見上げた。
そして何か思い出したかのように、
「君の鞄に給食費がないか調べてくれないか?」と新城君
は微かな声でささやいた。
「僕は犯人じゃないっていってるだろ」
「違うよ。今君と話した論法で云うと、犯人としては劇場型の
事件発覚じゃなきゃ意味ないんだよ。つまり給食費が誰かの
鞄から出てくる可能性が高い。特に今行われているホームル
ームで発覚したならば、犯人としては成功といえよう。そう云
うことだ」
木下君は腑に落ちないものもあったが云われる通り、鞄を
調べてみた。
「!」 腑に落ちない。げせない。背筋にヌルリと何かが走る。
緑川さんの給食費だと思われるようなものは入ってないの
だが、小川さんのパンティーが1枚足りないのだ。
「あ、新城。パンティーが足りない……」
「え、何……」
「パンティーだよ。小川さんの……」
新城君も鞄を覗いてみる。そしてすぐだった。
「あははははははははぁ……」と笑い出した。「お前ら静か
にしろ!」と再び里山は怒鳴ると二人は小さくなる。
「パンティー持ってくるとか変態だな……」
「うるさい。宝物なんだよ……そんなことより、朝3枚入れて
いたのに2枚しかないんだよ。それもお気に入りの奴がさ」
「君の変態気質は兎も角。これは犯人が絞られたぞ。すくな
くとも外部からの侵入者の線が薄くなった。間違いなく隣人
の犯行だよ」
「また小川さんだと君は云うのか」と木下君は新城君を睨んだ。
「いや、むしろ小川さんは限りなく白だよ」
「なぜだい?」
「君が小川のパンツ泥棒をしたという噂流してからそれほど
時間は経っていない。このクラスの人間でさえ知らない奴もい
るだろう。だとすると外的な侵入者じゃあり得ないんだよ。ただ
それは君のパンティーと緑川さんの給食費をせしめた人間が
同一犯人だとしての話だ。そして注目するべきは小川さんの
パンティーを必要としている人間でもあると云うことなんだよ。
また犯人は賢い。君はパンティーが盗まれたからといって訴え
出ることできないだろ。恥の上塗りだからな。何より小川が
可哀そうだ」
「じゃ、誰なんだよ」
「隣人だよ。緑川さんともっとも仲のよい友達というべきかな」
「小川さんとはそれほど仲良くない」木下君は小川さんを全力
で弁護する。
「ああその通りだ。むしろあの二人は仲が悪いという風潮だ。
それは我が中学の美少女の双璧と呼ばれているのが、その
ような噂を呼んだのかも知れぬが。だた云えることがある。真
犯人自ら何らかのモーションがあると云う事だよ。犯人探しの
ホームルームを盛り上げようとしている奴はあいつだ。すぐに
名乗り出るぜ」新城君は完ぺきに断定した。
「先生! 緑川さんが可哀そうです。親友としてみんなに言い
たい。盗った人は名乗り出てください!」と叫んで立ち上がった
のは、岡田さんだった。緑川さんの席界隈に座わり、本人曰く
大親友と豪語する女子である。
土砂ダムは奈良と和歌山で9つできたそうだ。
>>117-120 >木下君は断定的に推理した。
(断定的ではあるが推理はしてないと思う!)
>隣同士の席だろ。前が緑川で後ろが小川という関係を見てみろ。小川を最も観察できる場所なんだよ」
(左右ではなくて縦の繋がり! 隣という言い方に引っ掛かった!
小川を観察するのではなく、緑川でないと意味がおかしくなる!)
>〜話を論点を変えた。
(『話の』のような気がする!)
土砂ダムの話は何かの伏線のように見えて、実は関係ないのかもしれない!
岡田という少女が給食費とパンティーを盗ったと仮定すると、その動機は本編では書かれていなかった!
誰かに罪を着せる行為なのか! 小川のパンティーを必要としている理由は何なのか!
推理物として読むと推理になっていない!
探偵役の位置にいる新城は経緯を説明にとどまっていた!
問題を提起して本文で解決しないと評価は悪くなる51点!(`・ω・´)
122 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2011/09/07(水) 17:40:03.07
第四回をする時なのか!(`・ω・´)
季節が過ぎた淋しさみたいなのをテーマに頼むわ
おお、早くも第四回やりますか!
125 :
名無し物書き@推敲中?:2011/09/07(水) 18:06:51.84
ワイワイカップキタ━━ヽ(´・ω・`)ノ━━!!
126 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2011/09/07(水) 18:15:42.61
秋に相応しいテーマを考えてみる!(`・ω・´)
127 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2011/09/07(水) 18:48:24.12
第四回ワイスレ杯のルール!
舞台設定を活かした内容で一レスに収める! 一人による複数投稿も可!
通常の評価と区別する為に名前欄、もしくは本文に『第四回ワイスレ杯参加作品』と明記する!
ワイが参加作品と書き込む前に作者が作品を修正する行為は認める!
今回の舞台設定!
男は車椅子を押していた! 観光地から少し離れた場所で人影は見えない!
狭隘な山道のせいなのか! 男の額にはうっすらと汗が浮き出ていた!
見晴らしが良い場所で男は立ち止まった! 風に吹かれる中、おもむろに声を出した!
応募期間!
今から土曜日の日付が変わるまで!
全作品の寸評は日曜日に行う!(数によっては延びる可能性もある!) 上位作品は投稿数に比例して決める!
第四回ワイスレ杯スタート!(`・ω・´)
ERROR:本文が長すぎます!(Lv=3,1499/1024)
って1024字に削れって意味だよね?厳しいなあ
駄文を1000文字以上読まされる方が厳しいだろ。
130 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2011/09/07(水) 20:58:19.67
放って置けないからね、と私が老人介護施設で世話をしていたトキさんは笑った。皺だらけのその微笑は優しく、何故か私を狼狽えさせた。あんたも暇でしょ、付き合いなさいよと少し冗談めかしてトキさんは言った。
施設裏の小山はすっかり色づいて、秋の装いを呈している。少年は無人の車椅子を押し、山道を進んだ。私達はその後を追う。優しい、不思議な緊張感があった。
突然紅葉が途切れ、山下の見渡せる開けた崖縁に着いた。少年は足を止め、一人呟く。
「お婆ちゃん、着いたよ。今日もいい天気だ」
当然返事は無く、風に撫でられた木々のざわめきだけが辺りに降り注いだ。
「馬鹿だねえ、あたしはもういないってのに」とトキさんはやはり悲しそうに笑う。その微笑に胸を打たれた。
トキさんは音もなく少年に近付き、そっと声を掛けた。
「いつもありがとうね。でももういいんだよ。おばあちゃんは幸せだった」
届かない言葉、のはずだった。しかし少年は振り返り、確信に満ちた表情で頷いたのだ。眼には溢れんばかりの涙が湛えられていた。トキさんは少年の頭を撫でた。触れられなくとも、確かに少年の心を慰撫しただろう。
「優しい子ですね」と、トキさんに言うと嬉しそうに頷いた。
「あんたもほら、ちゃんとお別れすませないとね」
そう言ってトキさんはハンカチを取り出し私の頬にそっと添えてくれた。いつの間にか涙が零れていたのだった。
「ええ、近いうちに必ず……」
交通事故で息子を失い、一人残された母の微笑が浮かんだ。幾分腰も曲がってきただろう。
やっと書けた
よろしくお願いします
133 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2011/09/07(水) 21:41:52.11
第四回ワイスレ杯参加作品!
>>131 なんというロケットスタート!(`・ω・´)
134 :
秋吉マンドラゴラ ◆2itMTGf8Qk :2011/09/07(水) 23:44:42.66
風呂上がりのギネスは格別だな。
南緯33.19度、西経69.54度、南米上空、高度38678km。気象衛星MMOPU。
「地上は謎で満ちている。あの山頂に放置された車椅子ひとつとってみても、
私が創発的に獲得した知能では推し量ることさえできない。」
東京都。日本放送ビル地下1階。「本当にあった怖い都市伝説」係、AD吉田武。
「今日もメール少ないなー。たった6通で番組大丈夫かいな。
何々、『高尾山で深夜に車椅子を押す老婆を見かけました。
車椅子の上にはボサボサ髪の人形が』って、なんで深夜の高尾山で目撃してんだよ。
これは没だろ。次のメールは、、、また車椅子を押す老婆かよ。没没没ボツぼつぼつ。」
スイス、アッペンツェル村。牧童ヨハンナの日記。
「今日は天使様に会いました。私が山の中で迷子になり祈っている時、椅子を持った天使様が現れたのです。
天使様は優しく笑うと、見たこともないお菓子を私にくれたのです。
私は夢中で食べました。気が付くといつの間にか天使様はいなくなっていました。
お腹がいっぱいになった私は頑張って村に帰ることができました。
あんな所で出会うだなんて、天使様に決まってます。」
ネパール東部クンブ地方。シェルパのリーダー、テンジン。
「そんなこと聞かれたってわからないよ。あんなに多くの車椅子を山に上げて一体どうするのさ。
こっちが聞きたいぐらいだよ。ただね、あの男は毎晩テントから抜け出して、
何かぶつぶつ呟きながら車椅子を円形に並べてたんだ。あれは気味が悪かった。
ところでアンタ、本当は一体何者なんだ。新聞記者って嘘なんだろ。」
天国。神。
「あいつらは何をやっとるんだ…。」
136 :
135:2011/09/07(水) 23:47:03.87
名前書き忘れ。
第四回ワイスレ杯参加作品です。
137 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2011/09/07(水) 23:56:22.55
アナルレベルばっかだな
何がロケットスタートだよ、ただの自演だろ?
140 :
秋吉マンドラゴラ ◆2itMTGf8Qk :2011/09/08(木) 00:37:42.04
車椅子ってのが割とくせ者だな。
シチュエーションが限定される。
朧な記憶だ。何しろもう五十年も前になる。ここは観光地から離
れたうら淋しい場所だ。登っているのは狭隘な山道である。辺りに
は濃密な霧が立ち込めている。少し勾配の急な隘路であり、車椅子
の私を押してくれている背後の男の額には薄らと汗が浮き出ている、
筈である。確かめる術はない。私はとうに光を失っていた。
「昭彦や、疲れたか?」
「いえ、大丈夫です」
私も歳をとった。何しろ齢はもう八十を越えている。目が見えな
くなり、足腰が不自由になってから既に久しい。
つい先日のことだ。とある興信所から知らせが入った。すっかり
死に別れになってしまったとばかり思っていた息子の昭彦が生きて
いて、私を探しているというのである。忘れもしない、五十年前の
あの日。二〇一一年三月十一日、東日本大震災。
「着きましたよ、父さん」
狭隘な山道を抜けると見晴らしのいい峠に出る。そこは私以外に
は恐らく何人も知らぬであろう、人の寄り付かない恰好の絶景スポ
ットであった。五十年にもなる以前、昭彦と二人で山道を登って峠
からその景色を眺めた。今でも忘れられない良き思い出である。し
かし、昭彦も今年で五十七歳。小学生の頃にふと見遣った光景など
きっと覚えてはいまい。そしてこの私も・・・。
「昭彦、お前は何分小さかったから、ここからの景色などもう覚え
てはいないだろう」
「いえ、覚えていますよ。あの頃のままだ、何も変っちゃいない」
その言葉を聞いた瞬間であった。目前に立ち込めていた霧は晴れ、
決して再び光を宿す筈のない私の眼に嘗ての、いや今現在の光景が
鮮明に飛び込んで来た。
東西に果てなく連なりを見せる山々の稜線、囲み覆われるところ
の豊饒な緑の木々、そしてそれらを遍く黄金色に染め上げる、谷あ
いに沈んでいく壮大な夕焼け。
「ああ、あの頃のままだ。何も変わっちゃいない」
そう呟く私の頬を、一筋の涙が静かにこぼれ落ちていった。
142 :
秋吉マンドラゴラ ◆2itMTGf8Qk :2011/09/08(木) 00:40:22.46
ぽっぽちゃん精力的やな
勝負だ、秋吉氏!
やべ、名前がワイスレ杯のままだった、てへっ☆
145 :
秋吉マンドラゴラ ◆2itMTGf8Qk :2011/09/08(木) 00:56:28.50
受けて立たざるを得まい。
過去の敗因は詰め込みすぎという点だが、今回もあえて詰め込みたいと思う。
彼は走っていた。
夜の街を、街灯しか彼と彼の影の境目を造らない真っ暗な夜の下を。
彼は走り続け、乾いた口の中で何度も同じ言葉を繰り返していた。
繰り返される言葉は、荒い彼の息に混り吐き出された。
「刺身が食べたい。」
彼は真剣だった。刺身を食べるその瞬間への想いが彼を、運動などは遠い過去において来ていた彼を走らせていた。
意識は次第にかすれていった、一歩踏み出すごとに頭を誰かに振り回されている気がした。
なのに彼は走り続けていた、ただ、刺身を舌で弄ぶその瞬間の為に。
もしも、もしも神様がいるのなら、彼に最高の刺身を与えたのではないのだろうか。
八百万の神だ。きっと、刺身の神もいるに違いないのだから。
でも神はいない、それは誰もが知っていることで、走る彼も時期に気づくこと。
その日、彼の住む街は突然の停電が起こっていた。
家の冷凍庫に有る刺身を支えに、必死で働いて来た彼はそれを知らなかった。
彼を待っていたのは、最高のマグロの切り身ではなく、半日に間真夏の熱に犯された
切り身だった。
評価お願いします。
>>146 文章は読み易くはない! 大仰な表現もある!
一番の要因は前後の意味が通っていない点にあった!
>意識は次第にかすれていった〜
(一歩ごとに意識は遠のくとある!)
>〜刺身を舌で弄ぶその瞬間の為に。
(この部分では意識を強く持っているように見える!)
>八百万の神だ。きっと、刺身の神もいるに違いないのだから。
(三人称の地の文で刺身に神がいると書いている!)
>でも神はいない、それは誰もが知っていることで、走る彼も時期に気づくこと。
(次の一文では神はいないと断言していた! 誰もが知っているとありながら彼は知らなかった!)
>半日に間真夏の熱に犯された切り身だった。
(『半日の』の打ちミスに見える!)
文章の意味を考えながら書いた方がよい50点!(`・ω・´)
148 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2011/09/08(木) 06:34:00.82
>>131 >当然返事は無く、
「当然」はいらん
>ざわめきだけが辺りに降り注いだ。
もうひとひねりいるんじゃね
151 :
名無し物書き@推敲中?:2011/09/08(木) 16:29:29.86
人と言葉を交わす度に僕は虚しくなる。
いくら一生懸命喋ってみても心は伝わらない。
言葉が誕生するずっと以前から、
音楽は人類の文化として存在している。
口だけならなんとでも言える。と言うように、
人の心を読むためには言葉を無視して行動だけを見るのが心理学の基本だ。
きっと言葉では伝えられない何かがあるから、
人は懸命に表現するのだと思う。
車、の名を冠しているからには、その真価はスピードにおいて問われるべきである――これは俺の、些か希望的観測を含めた持論だったが、今それが正しかったことが証明されようとしている。無差別級世界王車決定レース、俺は今悠々とそれに向かっている。
荒れた山道、どうやらオフロードらしい。長年くたびれた婆さんどもの脚代わりをしてきたこの体には堪えるが、いいぜ、乗り越える壁は高い方がいい、やってやんぜ。ヘイ、バディ、あまり乱暴に扱わないでくれよ、俺は大事なマシンなんだ。
「ふう、ここか。ったくやってらんねーぜ」バディが言った。
……何だ、ここは……木々が開けたかと思うと、ゴミの山、山、山……。俺の冴え渡った頭が、本能が拒むのに目の前の光景に結論付ける。ゴミの不法投棄スポット……まさにピット……おいおい、冗談だろバディ、そんなのって、ないぜ。
バディは構わず俺を思いきりゴミの山に投げつけた。拍子に、大事な大事な車輪が吹っ飛ぶ。
おい、待ってくれよ、バディ。レースは? ちゃんとチューンすれば俺はまだ戦えるぜ? おい、待てったら、この能なし介護職! いや、今のは言い過ぎた、待って下さい、お願いします!
俺は有らん限りの力を振り絞って叫んだが、その背中は無情にも林の中へと消えていった。なんだよ、ふざけんじゃねえよ……。
「よう、お前、車椅子っていうんだろ」
不意に声を掛けられ、みると画面の割れたアナログテレビだった。
「俺、知識だけはあるんだよ。お前立派だよなあ。脚の不自由な人の脚代わりなんて……俺なんかずーっと生きてて意味あんのかみたいな野郎の話相手だよ」
俺は改めて辺りを見渡した。既に事切れたテレビに冷蔵庫に自転車に……。
立派だよ、とアナログテレビがまた言った。そう、悪くない人生だったかも知れない。俺が乗せてた婆さんどもは天国へ、ガタの来た俺はえっちらおっちらゴミの山……めでたしめでたし、だ。
ファック!
ぷぅぎゃああああああって女なんだろうなって今回の舞台設定みて思った。
だから、
ぷぎゃあ=早起きだって。
あっそう良かったね
よかったよかった、めでたしめでたし
157 :
名無し物書き@推敲中?:2011/09/08(木) 19:19:51.69
少女レーベルに投稿してる時点でワイは女っぽいわ
男で好んでルルルに投稿する奴は少ないだろう
>>141 なんか難しい漢字をやたら使うのは読みづらいったらありゃしない。
三点リーダーくらいちゃんと表記しようよ…… ×・・・
あと豊饒という語句の使い方がおかしい。
ほう‐じょう 〔‐ゼウ〕 【豊×饒】
[名・形動]土地が肥沃(ひよく)で作物がよく実ること。
また、そのさま。ほうにょう。「―な(の)大地」
159 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2011/09/08(木) 19:50:14.33
>>151 言いたいことは伝わった! しかし読ませる文章ではなかった!
言葉で伝えられない何かを追求してそれなりに答えを導き出さないと、ただの主観で終わってしまう!
小説の一節としても評価は良くない! 文章としては悪くない! ワイの主観に左右される点数は避けた方がよい!
以上の判断で今回は点数を見送る!(`・ω・´)
160 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2011/09/08(木) 19:50:42.26
161 :
ポッポ ◆paB28qf3gA :2011/09/08(木) 20:24:22.57
>>161 あなたの作品上、その使い方が、ものすごく適切であったかどうかというと、
グレーとしか言いようがあるまい。
163 :
ポッポ ◆paB28qf3gA :2011/09/08(木) 20:33:43.17
確かにものすごく適切かといわれれば、他の選択肢もあったかもしれませんね。
「こんなになっちまってさ、親父は馬鹿だよ」
健二は車椅子を押しながら呟いた。車椅子に沈み込んでいる父は俯いたまま身動き一つしない。父は癌に犯されていた。
死期は近くもはや手の施しようもない。はっきりと医者に宣告されたわけではないが、それでも父の様子を見れば健二にも危ないことは十分に理解出来た。
父はここニ、三日ずっと眠ったままで、その体からは無数のチューブが伸びていた。
厳格で、悪さをすればすぐに健二のことを殴りつけていた丸太のような腕も今では見る影も無く、骨の形をなぞるように皮が覆っているだけだった。
「ちょっと揺れるけど我慢してくれよな」
医者に無理を言って入院中の父を強引に連れ出した健二は、意識の無い父に声をかけた。父の好きだった海をどうしても見せたくて、
人気の無い小さな山をゆっくりと登る。勾配のきつい坂道を力一杯、車椅子を押して進んだ。
「昔はとんでもないほど怖い親父だったのにな、今ではこんなに小さくなっちゃってさ」
健二の顔にじんわりと汗が滲んだ。ふと空を見上げれば、雲ひとつない透き通るような秋の空が広がっていた。山の斜面に目を移せば、
陽射しをいっぱいに受けた紅葉が燃えて浮かび上がっている。不意に涙が込み上げてきた。最初はぐっと堪えていたけれども、やがてそれも決壊した。
車椅子を押しながら健二はわんわんと泣いた。
「親父、着いたよ」
父親の耳元で優しく声をかけた。だが車椅子に収まる父はやはり何の反応も示さなかった。眼下には父の好きだった海が広がっている。
海はとても静かで、まるで最後の時を迎えようとしている父の心を映しているように思え、健二はそっと微笑んだ。
健二は神の存在を信じていない。いわゆる無神論者というやつだ。しかし、そんな健二にも神様は平等に奇跡を与えてくれた。
うな垂れていた父の頭がゆっくりと上がり、そしてしっかりと正面を見据えたのだ。
「親父!」
健二は驚き、すぐに父の正面に回り込んだ。その顔をじっと覗き込む。
「――」
父の小さな呟きはびゅうと吹き抜けた一陣の風に乗って霧散した。それっきり父は静かに瞼を閉じ、深い深い眠りについた。
その顔は今までに見たこともないほど穏やかな顔だった。
『ありがとう』
風に乗った父の言葉は、確かに健二の耳に届いていた。
夏は終焉して秋の到来が間近なのか今か今かと赤とんぼが飛んでいる。富士の裾野に
ある小柄な山々はまだ青々としているので紅葉の季節ではないだろうが、所々の葉には
秋の色彩が見え隠れしているようでもあって、なんとも云えぬこの時期ならではの妙なお
もむきがある。
微妙な位置にある夕日とは言い難い太陽は、まばらな雲から出たり入ったりとせわしな
い様子であって遥か向こうにはどんよりと黒い雨雲があり微かだが雨脚がみえた。
夕立ち間近、細い崖路で車椅子を押す男は薄っすらと額に汗を掻いていた。男の名は
早乙女琢磨。介護老人ホームで働く男である。琢磨が押す車椅子は軍経由で払い下げ
で購入した代物であって介護用ではなく軍事用である。すでにアルプス越えを成し遂げた
優れ物でそこらの車椅子とは大きく異なるのであり果たしてこれを車椅子というカテゴリー
に分類していいのか怪しいものである。
正式名『三石製タイプ変形式車椅子改二足歩行ロボット3000』。老人達や五体満足で
ない者への生活必需品としては、やや大げさな車椅子であろう。
「あの坂を登れば海が見える」と老人は云った。琢磨は「この車椅子はどうですか?」と
云い、カタログ、いや軍事専門誌をみせた。老人は「この車椅子は車輪がキャタピラなの
か! 変形すると二足で歩くのか!」と大いに喜んだ。
ところが富士の山麓で故障した。中古は何かしらの瑕疵があるとよく聞くが、こんな場所
で動かなくなるとは後悔の念は後を絶たない。「爺さん! 取り扱い説明書ちゃんと読んだ
のかよ! ヘンなボタンとか押したんじゃないのか!」琢磨は不満を云う。
「昨晩は徹夜で読んだよ。なんでかのう」琢磨は呆れた。が、次の瞬間「お! これか!」
と爺さんは云い、と同時に琢磨は吹っ飛ばれされた。
ウィーン、ガタン、ガタン、ガシャーンガチガチガチ、シュカーン――目の前には全長3メートルほどのロ
ボが爺さんを抱えて立っていた。
「おお!」爺さんは歓喜している。
ロボは片腕で琢磨を拘束すると、山道を登り始めた。
山頂についた頃には、雨脚に追いつかれて、ロボはと云うと、動かなく……、
いや、火孔に飛び込もうとしていた。
注意事項:本機体は湿気に非常に弱いです。暴走することが多々あります。
いやワイスレ杯参加作品です!
168 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2011/09/08(木) 23:12:06.08
169 :
名無し物書き@推敲中?:2011/09/09(金) 08:57:48.98
I love engine.
兄は存命中にバイク屋で働いていた義理兄と一緒になって、
そんな事を言っていた。
彼は17の時から乗り始めたバイクが本当に大好きだった。
乗り始めた当初はバイク自体と言うよりは
バイクで走る事が好きだったようだが、
晩年は自分の命を預けているバイクについて
とても勉強していたようで、それこそエンジンや機械が好きになっていた。
そう言えばこんな話を聞いた事がある。
明治時代に二葉亭四迷と言う作家がいたのだが、
当時は愛してるなんて言葉は一般的ではなかったので、
彼はI love you.と言う英語をあなたの為なら死んでも良いと訳したそうだ。
兄はバイクで死ぬなら本望だなんて格好つけて話していたらしいし、
本当にそうだったのかもしれない。
ちなみにかの有名な夏目漱石はI love you.を月が綺麗ですね。と訳している。
これには、愛してるなんて言わせるなよ。
お前を愛してる事は俺の態度を見てればわかるだろ。
と言う極めて日本人的な心が込められている。
確かに彼がバイクを愛していた事は、週末になると
ピカピカに磨かれているバイクを見ていれば直ぐにわかった。
13日AM9:02 山梨銀行甲府支店の正面玄関が解放されると同時にガラス張りの玄関を
突き破って現れたのはロボットだった。5メートルほどの人型ロボットは備え付けの機銃で銀行
員を3名射殺。ハッチから顔を出した黒づくめの強盗は「金を出せ!」と袋を投げて喚き散らし
た。騒然とする店内で銀行員達はあたふたしながらもありったけの札束を集めて袋に詰める。
その際にもさらに1名射殺した。
AM9:07分にはロボを残して逃走を始めた。見事な早業である。
*
山梨県警に一報が入ってきた時、誰もがまさかと疑った。このご時世、コンビニ強盗なら兎も
角、銀行強盗など時代遅れであってリスクは極めて高い。悪戯だと勘繰っても仕方ないのであり
もっとも現場到着がAM9:12分。現場に遅れたのだ。
取り逃がしたならば世間に醜態を晒すことになる。県外逃亡を回避するために山梨全域に通達。
甲府市内に網を張った。5分で甲府市内から逃亡することは皆無であろう。市内から出る車は勿
論、入ってくる車さえ制限して隈なく不審者を捜索。ところが16日現在もこの緊急態勢が解かれ
ていない。強盗は未だ藪の中なのである。
*
富士の裾野は秋満開と云ったところだろうか。秋登山を楽しむ者が多く見受けられた。登山家
東郷靖助はエベレスト登山を想定して難コースと呼ばれるルートで富士の頂上を目指していた。
細い崖路は登山家の心を揺さぶる。――そこに山があるから。
タオルで額の汗を拭った時だった。何度も瞬きして目を凝らす。車椅子に乗った老人。奇妙。い
や奇怪。ここまで車椅子で登ってきたのか、いやなんとも酷い冗談だ。が、老人は「海がみたい。
富士から――」と云い、足が悪いのは確かでほんとにここまで車椅子で来たようである。
このまま放置する訳にも行かず、むしろいい訓練になるのではと車椅子を押しながら山頂を目
指すことにした。
何度も困難があった。その度に老人と車椅子を分離して運んだ。
山頂についた頃には、体力は尽きてバタリと倒れて空を見上げる。
その時だった。老人の笑顔が視界に入ってきた。
「ありがとう」といって靖助に札束を渡した。
「歩けるのか……」
風で髪がなびいてた。
車一台がやっと通れる程の、やや急な坂道を登って行く。道の両脇には民家が並び、坂道にその門
扉と表札を向けている。どこかの家から夕方のニュースを流すテレビの音が聴こえる。誰ともすれ違
わなかった。
僕は両手で車椅子の把手を握り、一歩一歩力を込めながら歩を進めた。車椅子に乗る日奈子は視線
を膝の上に広げた本に落としている。駅前の町立図書館で借りてきたのだろう。題名まではわからな
い。聞けば教えてくれるだろうが、彼女は読んでいる本の題名を他人に訊ねられるのを好まなかった。
理由は冴えない反応しか返って来ないから。正論だと僕も思う。
道の突き当りには石造りの鳥居が立ち、その先は急な階段になる。そちらが正規の参道だが、左に
曲がってコンクリートの車道を進む。祭りの際には神輿などもこの道を通る。人家は途切れ、周囲は
鬱蒼とした林になった。つづら折りの道は三度折り返して境内の脇へと続いた。薄暗い林道とは対照
的に、開けた境内は明るかった。社殿の前に車椅子を停め、僕は伸びをしながら歩き出した。日奈子
はまだ本を読んでいる。平坦な境内では自力で移動できるはずなので、勝手にさせておくことにした。
周りには誰もいない。小さな神社で、神主などが常駐しているわけでもない。僕は本殿の向かいの
柵の方へと歩いて行った。低い山なので高低差はそれほどないが、それでも麓の平野部が一望できた。
インターチェンジへと続く県道を乗用車やトラックが絶え間なく行き交っていた。電車がゆっくりと
駅のホームにすべり込み、やがて義務的に出て行った。広大な水田を埋め尽くす緑の稲は、あとひと
月もすれば色づき、穂を実らせるのだろう。季節は確実に移ろおうとしていた。
僕に何ができるのだろうか。ふいにそんな問いが浮かんだ。季節の変わり目を前にした感傷的な気
分によるのはわかっていたが、問わずにはいられなかった。もはや無条件に未来を信じていられる齢
ではないのだ。
一陣の風が吹いた。夏の残滓を吹き払おうとする冷たい風だった。いつの間にか隣に日奈子がいて、
僕の顔を見上げていた。本は膝の上で閉じられていた。
「怖い顔してる」
笑おうとしたが上手くいかず、ただ「帰ろうか」とだけ言った。
172 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2011/09/09(金) 18:04:14.07
>>169 主語を省ける部分はあるが指摘する必要性を感じなかった!
『I love you』の挿話を交えて兄の人柄が丁寧に書かれていた!
話の展開には無理がなくて読み易い!
弟に関しては情報が足りていない! どのような状況で語っているのか!
その部分を突き詰めて書いてあれば、物語の完成度は上がったように思う!
兄を思い出す切っ掛けが欲しいところ63点!(`・ω・´)
173 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2011/09/09(金) 18:04:44.32
「見えるか、サユ」
男の声に、少女はわずかに身じろぎをして頷いた。
「やっぱり、病室から見るよりずっと綺麗だね、貴志お兄ちゃん」
少女の上向けた視線の先には、煌めく星の海が広がっていて、その中でも特に輝いている青い星――スピカが彼女のお気に入りだった。
無邪気に星を眺めるサユを見て、貴志は嬉しくなると同時に、ふと心に暗い陰が落ちるのを感じる。
彼女のワガママを聞いてやれる、これが最後の機会になるかも知れないからだ。
サユは医者から死の宣告を受けていた。余命は二ヶ月。長くても次の季節――夏は迎えられないだろうと言われていた。
彼女も余命のことは知らされている。それでも自暴自棄になって困らせるような事を言ったことはない。サユはとても他人を思いやれる優しい少女だった。
「ねえ、知ってる、お兄ちゃん」
「うん?」
サユの問いかけに、貴志は車椅子を覗き込むような姿勢になった。
大きな瞳にいっぱいの星たちを映して、御伽噺を聞かせるような声音で彼女は言う。
「人ってね、死んだら夜空のお星さまになるって伝説があるんだよ」
『死』という単語に、貴志の心臓がドクンと跳ねた。思わず顔が強張り、声が震えてしまいそうになる。
しかし、貴志は何とか平静を装う。
「ははっ、サユもまだまだ子供だな。そんなのは迷信だよ」
「そうかな……」
ふとサユの声が沈んだ。
「わたしは本当だと思う、な。……ねえ、お兄ちゃん」
思わず息を飲むほど真剣な表情で、サユは貴志を見つめた。
「もしわたしが死んじゃったら、お兄ちゃんはわたしのこと、ちゃんと見つけてくれる……?」
「ば、ば――」
死ぬなんてバカを言うな。そう貴志は叫びたかった。しかし言えるはずなかった。サユがもうじき死んでしまうのは変えようがない未来なのだから。
熱くなる目頭から涙が零れそうになって、夜空を仰いだ。眼に入るのは煌めく星屑。そして彼女が好きなスピカ。
漏れそうになる嗚咽を喉に押し留め、貴志は力強く言った。
「ああ、見つけてやる。絶対に見つけてやるよ。サユがどんなに光の弱い星になったとしても、俺はお前を見つけてやる」
サユの頭を撫でてから、彼女の瞳をまっすぐに見て、笑った。
「だって、俺はお前の兄ちゃんなんだぞ」
サユの顔に満面の笑みが咲いた。
ぷぎゃあはジト目のジトやん?
176 :
秋吉マンドラゴラ ◆2itMTGf8Qk :2011/09/09(金) 22:38:35.03
またロボか
十個は来て欲しいとこだね
前回何作だったんだろう
178 :
秋吉マンドラゴラ ◆2itMTGf8Qk :2011/09/09(金) 22:54:20.40
前回は相当数集まったんじゃなかったっけ
そなんだ、今回少ないんだね
秋吉さん出さないの?
180 :
秋吉マンドラゴラ ◆2itMTGf8Qk :2011/09/09(金) 23:12:05.13
出す予定。まだ案が浮かばないだけなんやで。
適当でええんや
182 :
卵焼き:2011/09/09(金) 23:41:23.20
現在高2です。あちこちで自作の小説貼ってます。
読んで感想をいただきたいんですけどよろしいですか?
ええで。
どんどん晒せ。
184 :
秋吉もま ◆2itMTGf8Qk :2011/09/09(金) 23:46:19.26
遠慮しなくてええんやで
感想だけじゃなくて点数ももらえるんやで
185 :
卵焼き:2011/09/10(土) 00:13:12.22
じゃあ書きます。
題名 鎧
その姫には色がなかった。漆黒に近い闇の中、わずかな月の光に身を浮き立たせていた。
青白く染まった顔を見ると、顔半分を隠す包帯からあふれんばかりの、無数の傷が目についた。
一つ一つの傷は小さく、そして深く顔に刻み込まれているように見えた。
剣士は目の前の姫を見て慄いた。同時に、幽霊のような姫の姿に何故だか安らぎを覚えた。
それは休息に訪れた森の果てで人間に出会ったことへの驚きを打ち消した。姫の髪は闇よりも黒かった。
「お逃げにならないんですか」
姫の口はまるで動いたように見えなかった。
>>185 読んだ時間奪われたことに殺意を覚えかねないレベルのウンコ
『鎧』 卵焼き著
その姫には色がなかった。漆黒に近い闇の中、わずかな月の光に身を浮き立たせていた。
青白く染まった顔を見ると、顔半分を隠す包帯からあふれんばかりの、無数の傷が目についた。一つ一つの傷は小さく、そして深く顔に刻み込まれているように見えた。
剣士は目の前の姫を見て慄いた。同時に、幽霊のような姫の姿に何故だか安らぎを覚えた。それは休息に訪れた森の果てで人間に出会ったことへの驚きを打ち消した。姫の髪は闇よりも黒かった。
「お逃げにならないんですか」
姫の口はまるで動いたように見えなかった。
(了)
黒歴史を抉られてる感じがして、最後まで読めなかった
これはヤバい
著作権違反で訴えられかねないぞ
190 :
秋吉もま ◆2itMTGf8Qk :2011/09/10(土) 00:24:54.11
女の子には優しくしなきゃダメなんやで。
>>185 ワイスレ杯にも参加しなよベイブ
ベイブ? ああ、雌豚野郎って意味か
悪口は良くないな
>>190 お前って意外に良い奴なんだな
原発事故よりも驚いたわ
なんで女だなんて分かるんだ? メルトダウンのメカニズムくらい意味わからんぞ
ここにも出たw
民主党政治厨
196 :
秋吉もま ◆2itMTGf8Qk :2011/09/10(土) 00:45:57.65
まあハルホたんよりは上手いかな
198 :
卵焼き:2011/09/10(土) 00:52:20.57
一応続き書きます。中二病は仕様です。
「何故だ」
「私に出会った人間は大抵そうしましたわ」
包帯に隠れていない片目を瞑って姫は微笑む。傷も歪む。
「しかもこんな暗い森のなかで」
ぼろ布の着物が衣擦れの音をたてる。
「なんてことはない。私にはここにいて休む義務があるのだ。
そこらの雑魚と同じように、未知との遭遇への驚きのあまり逃げ出すなどということはしない」
「随分と強気なことをおっしゃいますのね」
姫の手が剣士の胸に触れた。思わず剣士は身震いする。
「ほら、こんなに震えて」
姫の体からは土の匂いがする。
ゲロくせえ
200 :
卵焼き:2011/09/10(土) 01:00:58.03
「どんな義務かは知りませんが、今すぐ引き返したほうがよくなくって」
「そんなわけにはいかない」
剣士は自らの鋼の鎧が、胸元から麻糸で編んだものへ戻っていくのを目で追っていた。
「私はここで休み体力を回復させた後、城へ行って殿を打ち倒す必要があるのだ」
「こんな弱い剣であの魔王を倒せると思っているのですか」
彼の剣は鞘から引き抜かれ、彼の目前に突きつけられた。
これまで幾千の敵を斬り裂き血を浴びた彼の愛刀は、途端に鈍く光るなまくら刀にしか見えなくなった。
せめて全部書き終えて推敲してからあげてくれよ
それは最低限のマナー
202 :
卵焼き:2011/09/10(土) 01:05:32.02
「それに」剣士は姫の昏い目を見た。「お前は美しい」
「何故私がここにいるかおわかりですか」
「何故だ」
「あなたのような人と戦うためです」
剣士は彼の剣を握る姫の手を握った。
「お前は城からの使いか」
「ご名答」
「城に挑みに来た者どもを掃討しているのはお前なのか」
「ええ」
「この森で」
「罠にかかったのはあなたで八百人目ですわ」
短い
文章が薄い
目が滑る
日雇いとかよりは上手い
205 :
卵焼き:2011/09/10(土) 01:10:15.52
一応、去年の夏に書き上げたものです。書き込むと、本文の量が多い
って突き返されるので。読みづらくてごめんなさい。
限度があるだろ
これが携帯小説って奴か
ラノベよりも地の文少ないんだな
208 :
卵焼き:2011/09/10(土) 01:14:20.79
「そのうちにある芸術家らしき男がいたか知らないか」
「何のことかしら」
「まあ、いい。どのくらいお前はここにいるんだ」
「それを聞いてどうするおつもりですか」
「お前は哀れだ」
「そう思いたがるあなたが哀れですわ」
姫は剣士に体をすり寄せた。剣士はただ麻の糸と化した自らの鎧を眺めている。
「私よりずっと。私は何より自分のことを熟知しているつもりです。私の美しさも、痛ましさも」
骨のような指が剣士の胸を伝う。
「そんな弱っちい剣と鎧で、自身を守ってきたあなたよりずっと」
剣士は姫の手から剣を奪い返し、静かに突き放した。
描写少なすぎて情景が浮かばないよ
書き込めないならどっか投稿サイトにでも上げてみたら?
210 :
卵焼き:2011/09/10(土) 01:18:52.99
「戦うおつもりですか」
「先程の台詞、この剣の切れ味を身に受けてから言うべきだったな、女」
「大人げなくてよ」
「黙れ。魔王が城への土産とさせてもらう」
剣士は姫へ向かい突進し、剣を振り上げた。と、同時に剣を投げ捨て手刀を作り、姫の頸下を狙って振り下ろした。
すると、当たる寸前で姫の細い頸は消え、代わりに目の前には土があった。
211 :
卵焼き:2011/09/10(土) 01:21:49.64
投稿サイトにあげてはみたんですけど、アクセスはされるものの、未だ
にコメントが一通もこなくて。
つまらないならつまらないで、リアルタイムの反応が欲しくて上げました。
お前小説ナメてんだろ? やる気ないならやめちまえ
連投荒らしのつもりなら運営に報告させてもらう
213 :
卵焼き:2011/09/10(土) 01:24:06.60
「それはあなたですわ」
上から声が聞こえる。後ろに回りこんだ姫が押し倒し、跨っているらしい。無理やり仰向けにされ、姫と向かいあう。
剣士は自分の頬に触れている長く黒い髪の毛先をくすぐったく思った。
「あなたは私に勝てない、絶対に」
月明かりによる逆光で、姫の顔は鈍く闇に沈んでいた。だがその目は、これまで彼が見てきた血と同じように、赤く染まって見える。
それは二度目の敗北を彼に確信させた。
頭の中でいつかの勝者が話しかける。お前は自分を溶かしたがっている、曝されることを望んでいる……。
NGですっきり
だからさ、投稿サイトのURL張ればいいんじゃねの?
天才だな
ファビュラスマックスだ!
紅茶と同じ臭いがするわ
自分に都合のいいレスにしか反応しない所が
なんにしても、こういうのにはとっとといなくなって欲しい
こんなのばっか増えていったらスレ全体の文章力が疑われる
でもワイスレ杯より盛り上がってる
220 :
卵焼き:2011/09/10(土) 01:43:18.92
都合の悪いレスにきちんと反応できる、語彙力がまだ足りないんです。
確かに、この辺は会話文がひたすら続くばかりで読んでいて疲れる人がいると思います。
描写は、確かに足りないです。これから直したいと思います。
荒らしまがいのことしてすみませんでした。続きはこっちに貼ります。215さん、ありがとうございました。
全然その案思いつきませんでした。
http://slib.net/2309
ここは天梯山なり。高く螺旋に廻った天然岩壁の案配を賞嘆し奉る。
今、山頂近くの峻険な隘路に、麓の里で宿を営む憲史なる男が来て、独り、黙々と
空っぽの車椅子を押し上げていた。
荒ぶる風は、憲史の四肢をこわばらせ、拭うまでもなく額の汗をもぎとっていく。
やがて頂上に達すると、数多様相の連峰の内に爽快なる絶景を眺望する。
南方眼下に視線を落とせば、平穏に人々の住まう里が慎ましくある。
憲史の里は、鄙びたローカル線の駅を最寄りに、そこから車で山間のガタゴト道を
三時間あまり。里人の大半は半農半隠居の老人である。
それでも、一応、青年団と申す飲み会があって、憲史を筆頭に五名が所属していた。
豊富な山の幸に温泉。藁葺き屋根に秋には特に優れた紅葉の景観。
自然に恵まれた里は、近年、憲史達のネット工作の甲斐もあり、秘境の湯という
触れ込みで、知る人ぞ知るプチ観光名所になりつつあった。
山頂に至り漲って来た闘志に唐突に、といっても、本人にしてみれば習慣的に
憲史は空に向かって咆哮した。
「新垣結衣は俺の嫁ー」
風がぴたりと止んだ。辺りに人気はない。
車椅子を急なスロープに面した台に載せる。特注の長い車軸とハンドルに合金の
フックを通しボルトで固定する。フックから計四本伸びたゴム紐は、
左右に山頂から中腹へ張り渡されたワイヤーロープーに滑車付きの金具で繋がる。
最終点検良し。憲史は車椅子に座り、安全ベルトをしっかりと締める。
いよいよ車輪を回しスロープへ漕ぎ出す。ゆるゆると加速が付き走る。走る。
耐久性は十分過ぎるぐらい余裕をみて計算した。PCでシュミレーションを何度も
繰り返した。ここで、何も最初は自分で乗らなくとも良いことに気づいたが字数がきつい。
思えば、営業許可など取る当てもつもりなくワンシーズンが限りになるであろう企てに、
よくもここまで心血を注いだものだ。相当な速度でスロープを飛び出した。墜ちる。
思わず目を瞑ってしまったが、憲史の脳裏には鮮明に地球の姿が刻まれていた。
(嗚呼、本当は俺が欲しかったのはこの感触だったんだな)
その秋、憲史のアトラクションは口コミで人気を集め、いつもは静かな里に不思議な
熱気が宿った。なお、筆者は憲史がその思惑通り、つり橋効果によって嫁を得たか
否かは知らない。いや……
椈の葉が風にそよぐ様はなかなか風情があると思うが、それらを楽しむ余裕は無い。車椅子を押しながら山の坂道を登るのは思っていた
より骨が折れ、額にじんわりと汗が滲んだ。一方車椅子に乗っているいっちゃんは、何やら楽しげに歌を口ずさんでいる。
「お姉さん、いっちゃんね、山から夕陽が見たいの」
一年ぶりに会って第一声がこれだった。四時間がかりの帰郷の後で少し疲れていたが、最近塞ぎがちだったらしいいっちゃんが外に出た
いと言ってくれたのは嬉しかった。一人で大丈夫かと心配する母に大丈夫だよと笑いかけ、支度を始める。蜜柑の皮を肌に擦り付けてあげ
ると、いっちゃんはキャッキャと笑った。蜜柑の皮が蚊除けになる事を教えてくれたのは祖母だった。
「いっちゃん、夕陽よく見えるといいね」
私の声が聞こえたのか聞こえなかったのか、いっちゃんからの反応は無い。
小さい頃よく祖母と二人で歩いたこの山へ、以前は行くのが躊躇われた。祖母は色々な事を知っていて、草木や虫の名前、天気の読み方
など沢山の事を教えてくれた。おかげで私はすっかりおばあちゃん子になってしまって、親戚の人達によく笑われたものだ。昔の事を思い
出しても胸が痛まなくなったのは、受け容れたのか、諦めたのか、両方なのか。どれでもいいと思う。
「よいしょっ!」
最後の一押し、景気付けに声を出して坂を抜けると一気に視界が開けた。連なる山々の向こうへ沈みかけた金色の夕陽が空を赤く染めて
いる。いっちゃんはその景色に満足したのかキャッキャと笑う。喜んでもらえたのなら明日襲ってくるであろう筋肉痛も悪くないな、そう
考えていた所でひたといっちゃんの笑い声が止まった。
「どうしたの?」
「夕陽、蜜柑みたい」
「ああ、まん丸だもんね」
「沙耶香、知ってる?蜜柑の皮はね、蚊除けになるんだよ」
そして皺だらけの笑顔を私に向けた。思わず言葉に詰まり、息を飲む。
「……お、おばあちゃ――」
突然、ざあっと木々を撓らせ空気を切って勢いよく風が吹き付けて、去っていった。
風!風!と笑いながら手を叩くのはいっちゃんだった。
「お姉さん、風、すごかったねぇ」
「うん、びっくりしたね。冷えてきたしそろそろ帰ろうか」
そう言っていっちゃんに笑いかける。さっき吹いた風のせいか少し目が痛かった。
>>220 >都合の悪いレスにきちんと反応できる、語彙力がまだ足りないんです。
ちょっとなにいってるかわからない
まず語彙ってなんだかわかる?
225 :
ワイ杯:2011/09/10(土) 03:20:44.90
俺たちが山を登り終えたら、奴等が襲ってきた。
魔改造型G28車椅子のエンジンを吹かし、ハマーが刺客に襲い掛かった。
タイヤの横に取り付けられた何本もの刃が敵を切り裂く。
「死にたくなかったら逃げな」
ハマーが笑った。
俺は眼帯をずらして炎眼(レッドアイ)を奴等に向けた。
たちまちのうちに敵は炎に包まれた。
「終わったか」
ハマーが言った。俺はうなずいた。
さっきのは、とある異能殺人集団から逃げた俺たちを追ってきた敵だ。組織からの離脱は死を意味する。
さて、どこまで逃げ切れるものか。
「行くあてはあんのか?」
「家族を探す」
ハマーの問いに答えた。
「なら、ここでお別れだな」
「そうだな」
ハマーは車椅子をゆっくりと滑らせて去っていった。
生きていればまた会うこともあるだろう。
226 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2011/09/10(土) 03:56:06.71
>>220 冒頭の文章から違和感を覚える!
漆黒に近い闇の中にいる人物の顔が月の光で青白く見えていた!
顔半分を隠す包帯から無数の傷が見えるとは思えない! 包帯をしていない半顔に傷があるのならば理解はできる!
>剣士は自らの鋼の鎧が、胸元から麻糸で編んだものへ戻っていくのを目で追っていた。
(鋼の鎧が変質した訳ではなかった! 鋼の鎧という名称の麻糸で編まれた防具なのか!
あとの文章で魔力と麻糸で編まれた鋼の形態の鎧であることが明かされた!)
>〜城へ行って殿を打ち倒す必要があるのだ」
(主従関係のない剣士が魔王のことを殿と呼ぶのはおかしい!)
>「私よりずっと。私は何より自分のことを熟知しているつもりです。
(あなたよりずっと、のような気がする!)
剣を投げ捨て手刀に切り替えた意味がよくわからない!
剣の投擲で相手の体勢を崩し、手刀で頸椎を狙ったのか!
あとの文章で補足される!
>剣士は声を振り絞り途切れ途切れに言った。
>お前にあの姫の何がわかる……。
(声に出して言ったように見えない!
これ以降の似たような箇所は指摘しない!)
227 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2011/09/10(土) 03:57:08.87
>「……私の父はすべての不幸を願いました。自分他人関わりなく、平等に降り注ぐ不幸を。
>具体的な幸せがわからなくなったから、不幸の底を追い求めることで幸せになろうとして」
>みんなで玩具になろうとしたの。
>「その目論み通り、父は幸せになりました。周りの人間を不幸にしたままで」
>魔王だけ玩具になったの。
(抽象的な上に魔王の幸不幸の尺度がわからないので納得はできない!)
>三日間何も口にしていなく、若干の空腹感を感じながら剣士はそう思う。
(若干の空腹を感じながら、で重複を避けられる!)
>姫らしき女がこちらを見ている気がする。黒い目が森の中で見たように赤く変わった。
(不安定な日本語はどのようにも読める!)
>手足が矢継ぎ早に飛び出す様子は何かのエネルギー物体のようだ。
(どのような現象が起こっていてもエネルギーを形のある物体と呼ぶには無理がある!)
乱闘の場面は神視点になっていて極端に読み辛い!
肝心な小説の内容は、ほとんど意味を取れない! 書き方が拙い上に個々の感情に読者を納得させるだけのリアリティが感じられなかった!
人間の考察が不十分なので内容が頭に入ってこない47点!(`・ω・´)
228 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2011/09/10(土) 03:58:13.18
229 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2011/09/10(土) 04:32:33.78
第四回ワイスレ杯のルール!
舞台設定を活かした内容で一レスに収める! 一人による複数投稿も可!
通常の評価と区別する為に名前欄、もしくは本文に『第四回ワイスレ杯参加作品』と明記する!
ワイが参加作品と書き込む前に作者が作品を修正する行為は認める!
今回の舞台設定!
男は車椅子を押していた! 観光地から少し離れた場所で人影は見えない!
狭隘な山道のせいなのか! 男の額にはうっすらと汗が浮き出ていた!
見晴らしが良い場所で男は立ち止まった! 風に吹かれる中、おもむろに声を出した!
応募期間!
今から土曜日の日付が変わるまで!
全作品の寸評は日曜日に行う!(数によっては延びる可能性もある!) 上位作品は投稿数に比例して決める!
短い中に小説が凝縮されたワイスレ杯!
初心者も歓迎する! 今日が募集の最終日!(`・ω・´)
230 :
221:2011/09/10(土) 05:02:01.25
訂正ヨロです。
×空に向かって咆哮 → 天に向かって咆哮
×シュミレーション → ○シミュレーション
ワイさんに先を越されてしまったけど、一応。しまった。
231 :
名無し物書き@推敲中?:2011/09/10(土) 06:42:44.03
僕は死にません!
そんな台詞もあったけど。
そんなまさか。
誰の事を好きだろうがどれだけ偉業を成し遂げようが人間死ぬ時は死ぬさ。
仏教にこんな説話がある。
体たらくに過ごす男が自分の死を怖れて仏に頼み寿命を伸ばしてもらうのだが、
結局以前と変わらぬままの男は寿命が近付くとまた自分の死を怖れるようになる。
という話だ。
終わりがあるから人は一日一日を精一杯生きられるのだろうし、
人生は高尚な物に成り得るのだと思う。
不老不死の薬なんて僕は死んでもいらない。
232 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2011/09/10(土) 09:16:00.97
>>231 主人公なりの死生観が書かれていた! 行き着く結論に目新しさはなかった!
誰がどのような時に思ったことなのか! 話を膨らませる要素がないので在り来たりな訓話にしか見えない!
点数の評価は望んでいないのかもしれない!(`・ω・´)
おっ増えたね
五位まで出してくれると期待しとく
234 :
名無し物書き@推敲中?:2011/09/10(土) 10:04:10.72
2ヶ月くらい前に院内で風邪を引いた。
喉はがらがらで体温は38℃
とても辛かったが本当に辛かったのはなんの症状も出ていない初日。
次の日は症状が出て薬が出るようになったけど、
本当に辛い時は誰も助けてくれない。
人生は得てしてそんな物だ。
と言うか自分すら辛い事に気付いてないんだから、
そりゃ他人が気付く別けない。
自殺未遂をする前の僕は涙も枯れて何も感じなかった。
まさか自分が死にたいくらい切羽詰まっているなんて思いもしなかった。
だから辛いとか痛いとかネガティブな感情もきっと必要なのだろう。
必要なかったら神はわざわざ人間にそんな機能を与えたりはしない。
キリスト教には悩みも恵みという言葉がある。
ならば僕は痛みも恵みだと言いたい。
痛みだけが人を成長させてくれると思うから。
235 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2011/09/10(土) 10:22:34.12
>>234 >そりゃ他人が気付く別けない。
(変換ミス!)
自殺未遂に至った理由がわからない! 何も感じられなくなったあとで自殺しようと思うのか!
痛みを認識するためには比べる対象が必要になる! 痛みだけが人を成長させるとは思えない!
物語性に乏しい話なので読み物としては評価ができない52点!(`・ω・´)
字下げしてない奴は問題外。
238 :
卵焼き:2011/09/10(土) 12:33:14.39
>>226 詳しく指摘してもらってとても嬉しいです。言い訳すると、
包帯と傷は、傷が包帯からはみ出したように刻まれているから、主人公が包帯は傷を隠していると類推した、というつもりでした。
傷が包帯越しに透けているつもりではなかったです。書き方に気をつけようと思いました。
月光の明るさは、ファンタジーなんだしこの際気にしなくてもいいかなと思い適当にしました。
殿、というのは民衆からの呼称というか、確かにここは説明不足だったと思います。
239 :
卵焼き:2011/09/10(土) 12:44:45.49
> 剣を投げ捨て手刀に切り替えた意味がよくわからない
姫のことを見くびった、というか斬りたくなかった、というつもりでした。ここも説明不足ですね。
> >剣士は声を振り絞り途切れ途切れに言った。
> >お前にあの姫の何がわかる……。
これは、そんな風に書いても中途半端でわざとらしくなる気がしたので、半分モノローグで書きました。
視点の切り替わりが急ですね。
。
240 :
卵焼き:2011/09/10(土) 12:49:18.01
人間考察の不十分さは、確かにあると思います。事実、親に見せたら「登場人物が全員同じ人に見える」と言われました。
話自体は、進んでいじめられっこになった人と、たくさんのいじめっこの寄生しあいを書く気でした。
いじめっこって、陰でいじめられっこに泥をぶちまけておいて、表では、自分はいかにも頑張ってるって顔できれいに生きてると思います。
当時は、そのことが腹立って腹立って仕方が無くて、だから個々の感情がおざなりになったのかなと思わなくもないです。
とにかく最後まで読んでくれて、点数もつけてくれて嬉しいです。ありがとうございました
241 :
名無し物書き@推敲中?:2011/09/10(土) 12:55:51.30
>親に見せたら
クソ笑ったw
あんな厨二全開で文章すら危ういものを嬉々として親に見せたんか
242 :
卵焼き:2011/09/10(土) 13:05:14.15
>>241 高校で所属している文芸同好会の文化祭号に載せてしまったので。
自分の中ではかなり自信ありました。恥さらしでも。先輩からは白い目されましたが。
確かに大半が、文として意味が崩壊して見えるのでしょうけど、よかったら具体的にわけわかんない所を教えてもらえますか?
才能無いって言葉がこれほど当て嵌まる例を、俺は他に知らない
こんなもん晒す時点で推敲能力が無い、ようするに文章感覚が著しく劣ってるってのは丸わかりだが
>>242 似たようなこと言ってる奴上にも居たけどお前は文章をナメ過ぎ。お前の脳内の情報で補完しなきゃ描写の意味もわからないってよっぽどだぞ
日記帳に書き連ねることすら躊躇われるレベル
まだ
>>225の方が良いな
少なくとも頭に入ってくる
正直まじめにやってる人間としては、
こういういかにも遊び半分な人に作家志望ヅラされると腹が立つよ。
これでまじめにやってるって言うなら世の中には色んなのがいるんですねって苦笑いさせてもらうしかないけど。
最初から上手に文章を書ける人なんてほとんどいない。
文章なんて書き続けていけば誰でも上手くなるもんだから気にせずに頑張れ。
とにかく本を読みまくって書き続けることが大事だ。
そうだよな
まだ執筆歴一ヶ月くらいなんだろ?
まだまだこれからだって
249 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2011/09/10(土) 14:01:17.68
>>242 情報を詰め込み過ぎて話をまとめられていないように感じる!
ワイは第四回ワイスレ杯の参加を勧める!
小説の雛形で自身の実力を試すがよい!
>>229にルールが書かれている!(`・ω・´)
250 :
卵焼き 第四回ワイスレ杯:2011/09/10(土) 15:28:19.95
「健治」目の前の車椅子から声が聞こえた。暑い中でも引き締めていた顔面を、男は一瞬緩めた。
例えるなら、きゅうりの酢の物。ぬめっとして、やや酸っぱい手垢の味。
手放したくない優しさを籠めた表情と声で、祖母がこちらを見上げていた。
自分を守るために呟く。「ごめん、ばあちゃん」 豪快な笑い声が一つ、返って来たきりだった。
昔も今も、祖母の両肩に甘ったれた重荷を乗せて、無責任に捨てている。
男は祖母の凝り固まった両肩に指をかけた。そのまま首の横に張った筋肉を揉みはじめる。
祖母が少女のように、ころころと笑った。
いいね
優勝候補だよ
>>250 釣りか。
あまりに意味不明。
読書をまったくしないの?
それ、自分で読んでも意味が分からないんじゃないかと思うんだが……。
>>250 なんだタダの荒らしか
お題にそって真面目に書くことくらいできるだろう君。
真面目に書くことが怖いのかい?
木々に挟まれた小道の中、車椅子を押している。
「もういいってば。息上がってんじゃん。私が重いとか思われそうでイヤなんだけど」車椅子から幼馴染の涼子が不機嫌そうに振り返る。
俺は無視して先へと進む。と、不意に林が途切れ視界がぱっと明るくなった。
「すッごーい!」
いろんな青で視界が埋まる。海、空、雲。丘の先には崖があり、その先は一面に海が広がっている。
崖の手前まで来ると俺は車椅子の横に並んだ。ヒンヤリとした風が通り抜ける。
「うはー、気持ちいいね」
「ほら、来てよかっただろ?」
俺は彼女の膝の上にある松葉杖をみる。
「よし、さっそくリハビリだ」
「えー、やだよー」
「何のためにここに来たんだ。病院の外で練習するって、服まで変えて来たんだろ」
涼子は赤のブラウスに、丈の短い黒のスカート、そして膝の上まである黒ソックスを履いている。素晴らしきかな絶対領域。
「今日こそ立ってもらうからな」
「まだ怪我治ってないっての。無理。なによ、立てって」
「いつも元気だったお前がさ、座ってるのがつまんないつーか、なんつーか」
「ふーん。じゃ、ちょっと頑張ってみよっかな」
涼子は大きな瞳を斜め上に向けて唇を尖らせた。
車椅子から涼子がその場で立ち上がろうとしたので、「そこじゃなくて、ここ」と、俺は崖の近くの正しい場所に誘導した。
「どこでもいいじゃん」
「ここじゃないとダメなんだ、で、俺はココ」と、彼女から二、三歩引いた場所に片膝をつく。
怪訝な表情を浮かべながら、彼女が松葉杖を支えに立ち上がろうと車椅子から身を乗り出す。よし、もうちょっとだ。頑張れ涼子。
崖の下でゴウッと風の音がした。この時を待っていた。崖を駆けあがる風に丘の上の空気が吹き上げられた。
瞬間、涼子の短いスカートがふわりと舞い上がる。俺の視界に現われたのは絶対領域の上に鎮座するパステルブルーの三角領域。
新たなブルーは自然の青に溶け込んで見事なコントラストを生み出している。座ったままでは生み出せない芸術だ。
「やったな涼子」と思わずガッツポーズ。
顔を真っ赤にして涼子がスカートの裾をパッと押さえる。
「このバカ! 変態! とんちき野郎!」
彼女が松葉杖をフルスイング、俺の顔面にヒットした。ほら、杖なしでも立てるんじゃんか。
>>250 君の才能に嫉妬してる雑魚がいるけど気にすんな
256 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2011/09/10(土) 17:03:51.61
気にするな。
どれもどんぐりだ。
店内は客でごった返していた。
ハンバーガーとポテトとコーラを乗せたトレイを机に置くと、
席を確保し私を待っていた悪魔がポテトに手を伸ばす。
「ここは世界中が見渡せる高みだ。」
悪魔のつまらない冗談を無視し、正面に置かれたテレビに目を向ける。
ニュースキャスターの男がヒステリックに叫んでいるが、
店内の喧騒のせいで、何を言っているかは聞き取れない。
しかしわかる。あの叫びは私の犯した罪によるものだと。
「全て与えよう」
悪魔の囁きに負けてしまったあの時から、
後悔しない日は一日たりとてない。
ケチャップで汚れた手を嘗め回しながら、悪魔が尋ねてきた。
「あと数時間で全てを手に入れる気持ちはどうだ。」
壁時計に何度も目をやるのを見られていたらしい。
私は答える代わりに、神に懺悔の祈りを捧げ始める。
悪魔はとても楽しそうに、私の祈りを遮る。
「今度の戦争で、お前の信者が異教徒どもをきっちり皆殺しにしてくれるだろう。
核爆弾で一切合財をぶち壊してくれる。どんな気持ちだ。」
私は嬲り続けられることに耐え切れず、口を開く。
「2000年前、あの荒野でお前の誘惑に乗らなかったら、こんなことにはならなかったのか。」
悪魔はどこか遠いところに視線を送り、少し考えてからこう言った。
「きっと何も変わらなかったさ。」
>>258 主人公はキリストの生まれ変わりなのか!
聖人君子でも悪魔の誘惑には勝てなかった! 結局、人間は欲深い生き物で誰もが同じ罪を犯す!
そのような達観した作者の意識が感じられた!
ただし小説としては情報が欠如している!
現在の時代がわからない! どこの国かも特定には至らない!
キリストの望みが異教徒の粛清にあるのか! 核爆弾でピンポイント攻撃が可能なのか!
薀蓄を活かした物語の構築を強く希望する54点!(`・ω・´)
260 :
名無し物書き@推敲中?:2011/09/10(土) 18:05:27.77
>>250 は雰囲気があるが、何が言いたいのか、
さっぱり分らん。描写も分からん。
何回も読ますな。
あの大津波から半年が過ぎようとしている頃、山の手第
八中学校2年C組の片隅では今日も何やら議論をしてい
るようだ。
「そろそろ震災を題材にしたダークな読み物がほしいとは
思わないかね」と云ったのは新城君だ。
「ほんと不謹慎だよね。新城君はさ。大変なんだよ。被災地
は、今もさ。放射能とかさ」木下君は憮然としている。
「不謹慎ねぇ。詭弁だね。というか君にいわれてもな。とこ
ろで木下君は放射能が怖いのかい? ブラジルは放射線
数値高いけどサッカー強いよ。広島や長崎の人間もピンピ
ンだしな。放射能は身体に良いという学者もいるそうだ」
「だから君のその軽はずみな発言が不謹慎なんだよ」
「そうかなぁ。そりゃ不特定多数の公の場で『死の国』だとか
『放射能ついた』なんて云ったら、大問題かもしれないよ。けど、
特定少数の、君と私の間だけの話だよ。そもそも放射能の
話は不謹慎な話じゃないよ」
「はいはい。もういいよ」と投げやりに木下君が云ったのも
無益なのは目に見えて明らかだったからだが、新城君はお
構いなしに、
「君はすぐそうやって今ある現実から逃避しようとする。この
国で飼われている豚と同じだよ(豚とは大衆の事である)。言
葉を使うことに恐れているだけじゃないのか。題材が大き
過ぎるとは言え、作家なら書けと言いたいね。確かにあの
津波の映像は、それまで私達が知っていた悲惨な描写、そ
れらを遥かに突き抜けていた。今まで見てきたものが根底
から覆された。歴史文献の描写は大げさなどと云う評価も覆
された。直木賞文学よりファンタジーノベルの方が遥かに正確
な描写していると錯覚さえしたかもしれない。自信無くすのも
分かるがプロなら書けよと思わないか?」
新城君は目面しく熱かった。
262 :
秋吉もま@ワイスレ杯参加作品 ◆2itMTGf8Qk :2011/09/10(土) 20:38:49.56
「ごめんな、じいちゃん」
青年は車椅子を押しながら山道を登っていた。Y県のはずれ、地元の村民が武望岳(むぼうだけ)と
呼ぶ険しい山だった。所々危険な崖があり、気軽なハイキングや素人登山には向かない。
「俺、頑張ったんだけどさ……もう、どうしようもないんだ」
「いいんじゃよマー坊、いいんじゃ」車椅子に座っている老人は、穏やかな声で言った。「マー坊が
一所懸命だったことは、わしがようく分かっちょる」
青年は小学生の時、交通事故で両親を亡くした。青年を引き取ったのは母方の祖父母だった。祖父母は
青年をかわいがった。科学者だった祖父は、青年に勉強を教えた。
青年は東京の大学を卒業すると、すぐに東北の物流会社に就職した。五年後独立して会社を立ち上げた。
元同僚の女性と結婚し、一軒家を建て、第一子が出来た……直後だった。
東北地方を、彼の会社を、彼の家を、妻と子供を、大震災が襲った。
「じいちゃん、本当に、いいんだよな?」切り立った崖の手前で、青年は足を止めた。額の汗を拭う。
頭上を鳶が旋回している。「怖くないかい」
「なんの。不肖片山徳三郎、空軍に居た頃は猪突猛進糞度胸の徳と呼ばれたもんじゃい」
青年は額に風を感じた。
「いくよ」
両手に力をこめて、車椅子を押した。車輪が崖の際を越えると、がくんと傾き、強く引っ張られた。
青年は目を閉じた。老人を乗せた車椅子と青年は、急な崖を落ちて行った。
バチバチバチ! 青白い火花が車椅子に取り付けられた細長い金属棒からほとばしり、バシュ! とい
う破裂音とともに、車椅子と老人、そして青年は空中で消えた。
青年が目をあけると、真っ青な空に鳶が旋回していた。
「じ、じいちゃん! 無事か?」
車椅子からもうもと煙が立ち上がっている。老人は青年に向かってにんまり笑った。
「あたぼうよ。計算通り、時空の摩擦によって衝撃が抑えられたからな。わしらは、文化八年、二百年
前の世界に来たんじゃ」
「さすが天才科学者! ようし、赤坂や銀座の土地を買いまくって人生やり直すど!」
「ところで、土地を買う金はどうるんじゃ、マー坊」
こうして、徳とマー坊の面白タイムトラベル物語が始まった。
プロローグかよw
でもポッポのよりはずっと面白いよ。
<徳とマー坊の面白タイムトラベル物語>
ではお願いします
面白とかつけちゃうとこがイタい
これはプロローグですよ〜って前置きで逃げてる感じがするわ
本編は面白いんだろうね
270 :
秋吉もま ◆2itMTGf8Qk :2011/09/10(土) 21:38:37.56
本編始まっちゃったら失格になるだろーが(^o^)rz=3
「それからどうするの?」
気が付けば、妻が座る車椅子を押して崖のすぐそばまで来ていた。あと数十センチも進んでいたら、谷間に落ちてていそうな位置。
危ないところだった。私は妻の問いの意味が分からず聞き返してみたのだが、妻は何も答えなかった。
「そういえば結婚前にもこうやって街を見下ろして、どこに住みたいだとか話をしたっけ」
「それからどうするの?」
私の言葉を無視するように妻が再び問うた。変な女だ。ふと私の中に黒い感情が湧き起こった。心臓が忙しく拍動する。
部下の若い女の声が脳裏を過る。『奥さん殺しちゃえば? 保険金も手に入るしさ』若い女は私の不倫相手だった。
僅か数十センチ。それはとても簡単な事のように思えた。車椅子を握る手に力が入る。掌がぬるぬるするのは大量の汗をかいているからだろう。
ゆっくりと右足のつま先に力を入れようとしたその時だった。
「それからどうするの? 私を突き落して、それから。女と一緒になるの?」
心臓が跳ねる。ぎゅっと音がしそうなほどに胸の奥が収縮する。
「無理よ」
妻は私を振り返った。彼女は不気味に笑っていた。長く伸びた前髪の隙間から怪しげな瞳を覗かせながら。そして。
「あなたは私から逃げられない」
妻は笑っていた。私を見つめたまま、妻は自ら車輪を回し、崖の向こうへ、車椅子を進めた。
「おい!」
無意識に伸ばした右手が空を掴む。体中に鳥肌が立ち、汗が噴き出した。
妻が落ちた、落ちた、落ちてしまった。自分で落ちたんだ。俺は殺してない。そうだよな。
体の力が抜けて膝が崩れる。震える手足で崖のそばへと這い寄った。胸が裂けんばかりに心臓が無茶苦茶に脈打っている。
意を決し、妻の落ちた場所で、ゆっくりと崖の先へと顔をだした。
「ひっ」
思わず漏れた悲鳴。息がつまる。
崖のすぐ下、妻の顔がすぐそこにある。私の目の前。虚ろな目を見開いて、大きく口を開けた、正気を失った笑い顔の妻。
思考が止まった私の首に、がくんと何かが絡みついた。
私の体が宙に浮いている。いや落下しているのか。私にしがみつく何かがぎりぎり体を締め上げる。
「あなたはいつまでも私と一緒なの。ぜったに離さない、誰にも渡さない」
視界の中で、崖下に落ちた空っぽの車椅子がどんどん大きくなっていく。
>>261 脱誤はなかった!
一方の主張が強いので議論には見えなかった!
内容は時事ネタを入れた雑談!
目面しいの漢字の表記が珍しい!
読み易かった61点!(`・ω・´)
273 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2011/09/11(日) 09:03:25.19
274 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2011/09/11(日) 09:06:15.04
今日の予定を書いておく!
全作品の寸評を先に示す! 時間は未定!
出来れば今日の午後八時に上位五作品を発表! 確定ではないが!
ちょっと出かけてくる!(`・ω・´)
275 :
名無し物書き@推敲中?:2011/09/11(日) 09:36:42.75
小さな頃は兄と遊んでいた記憶しかない。
兄はいつも僕を遊びに連れて行ってくれた。
友達が少ない僕に気をつかったんだろう。
自分の友達を紹介して遊んでくれた。
いつも弟連れなんて恥ずかしい時もあったろうが、
嫌な顔一つせずただちょっと面倒臭そうに一言「行くぞ」と言って僕を誘った。
内向的な僕と違い彼はとても社交的だった。
それでも今は無理していたんだろうと思う。
外での皺寄せがよく僕に来る事があった。
中学生くらいまではよく喧嘩をしていた。
それでも兄は絶対に僕の顔だけは殴らなかった。
276 :
名無し物書き@推敲中?:2011/09/11(日) 09:42:05.14
15歳の時に僕が独り暮らしをしたがお金がなくなってしまった時、
買ったばかりの原付きで一時間程の距離を走り、
兄が僕にお金を持って来てくれた事がある。
ちなみにそのバイクは買った時は親に内緒だったので、
僕がバイク屋さんからの電話を取り
親のふりをして追認して購入したバイクである。
そんな兄が神に見えた瞬間だ。
277 :
名無し物書き@推敲中?:2011/09/11(日) 09:54:25.15
姉が結婚した時に義理の兄が兄にこう言ったらしい。
「お前の家族ちょっと問題あるかもな。」と。
今となっては問題しかない訳だが、
当時は普通ぶっていたので、兄にはそれがショックだったらしい。
「家族に問題なんてあって然るべきじゃないのかよ。」
ととても寂しそうに僕に言った。
確か僕が7歳で兄が9歳の時だったと思う。
兄が僕を自転車の後ろに乗せて遠くへ連れて行ってくれた事がある。
普段は近よりもしない大きな坂を二人で下った。
結果中腹で転けた。
278 :
名無し物書き@推敲中?:2011/09/11(日) 09:57:09.33
あの時兄は申し訳なさそうにしていたが、
僕は二人で負った傷がなんだか誇らしかった。
兄のバイクに乗せてもらう時はこの時の事を思い出していた。
また転ぶかもしれない。その時は死ぬかもしれないなといつも考えていた。
それでもあの時みたいに二人でなら構わないって本気で思っていたんだ。
去年の11月。いつも遊びに連れて行ってくれた兄は一人で逝った。
ウンコ
ウンコ内訳
下痢便レベル<ビチグソレベル<粒糞レベル<一本糞レベル<巻き糞レベル
281 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2011/09/11(日) 17:00:27.36
>>275-278 >それでも今は無理していたんだろうと思う。
(今と限定するのではなくて『今までは』にした方が話の流れに適しているように思う!)
義理の兄の言葉がよくわからない! 家族のどこに問題があるのか!
それに対して主人公の実の兄は当然のように肯定した! 話はそこで途切れて問題は残されたままになった!
雰囲気だけの内容は入れない方がよい! 読者の頭を惑わすだけで深みを増すことにはならない!
兄の掘り下げが足りないので悲しみを強調するまでには至らなかった55点!(`・ω・´)
282 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2011/09/11(日) 17:01:05.26
>>131 少年の虚しい行為は無駄ではなかった! 伝えたい人にちゃんと伝わっていた!
優しい二人の霊の眼差しが悲しいだけの話で終わらせなかった!
>>135 寸話の中にキーワードのように車椅子が登場する! その意味は誰にもわからない!
天国にまします神でさえ、理解できないでいた!
>>141 お題に沿って丁寧に書かれていた! 二人が思い出の場所に立つと、ささやかな祝福を受ける!
思い入れの書き込みが十分ではないので劇的な最後を迎えるには至らなかった!
>>152 お題と不法投棄の場所を見事に重ねていた!
笑えるようでいて悲しい話だった! どちらか一方に焦点を当てた方が印象には残り易い!
>>161 末期癌に身体を蝕まれた父親! 海が好きな父親の為に息子は山の頂を目指す!
静かな展開で時に激しく、人間を描き出すことに注力した作りにある種の感動を覚えた!
>>165 軍用の車椅子なのに自走式ではなかった! ロボットに変形もできる優れ物!
それでいて雨に弱いという欠陥品にも等しい作りになっていた!
>>170 ナンセンスと呼ぶには作りがしっかりとしていた!
個々の描写は悪くない! 横の繋がりは希薄で説得力に欠けていたように思う!
>>171 朴訥とした文章で描写は細かい! その為、主役である二人の人物像が見え辛くなった!
二人の関係は読者の想像に委ねられていた! どのようにも読めるので内容は薄いと言える!
283 :
名無し物書き@推敲中?:2011/09/11(日) 17:01:14.34
全然、ウンコじゃないよ。
俺は楽しませて、読ませてもらった。
うまい文章って、どんなん?って考えさせられた。
少なくとも、評価されてる文章は、俺好みではない。
でも賞を獲るには評価される文章を書いていかないとな。
何だよ、このジレンマは〜。
今はアニメに忙しいから結果発表は後にしてや!(`・ω・´)
285 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2011/09/11(日) 17:04:42.35
>>174 兄妹の別れが近い春の夜! 死を冷静に受け止める妹に気丈に振る舞う兄の姿が痛々しい!
兄の心情を綴ったとても素直な話だった! 内容で重なる作品が多い為に激戦は免れない!
>>221 文章は硬い! 内容は柔らかい! 一部、メタフィクションの作りになっていた!
内容と文章のギャップを敢えて狙ったのか! 読者を選ぶ作品であった!
>>223 平易な文章は読み易かった! 祖母の状態はぼかし過ぎたように思える!
いっちゃんに憑依した祖母は霊と生霊のどちらにも取れる! 祖母の語りに工夫が欲しいところ!
>>225 車椅子はお飾りに過ぎなかった! 山の必要性はアジトに関係しているように思えなくもない!
異能殺人集団に所属していた主役の二人は強かった! 同じ集団の相手が刺客にしては弱すぎた!
>>250 祖母と甥の関係はわかる! 短い文章の中にレトリックの必要性は感じられなかった!
二人の背景がわからないので内容はぼんやりしていた!
>>254 会話文が活きている! まどろっこしい手順を踏むところに初々しさを感じた!
最後は爽快で落ちまで用意されていた! ライトノベルでは当たり前の『絶対領域』に少し引っ掛かった!
>>262 どこかのアメリカ映画を髣髴とさせる内容だった!
プロローグで終わる手法は斬新で目を引いた! 奇を衒った部分では成功したが読み物の要素を疎かにした感がある!
>>271 怖さを強調した部分に違和感がある! 人間離れした力は生身に見えない!
車椅子で運ばれている途中に絶命! 別の何かに変貌したとわかる表現があれば、違和感はなかったかもしれない!
286 :
秋吉もま ◆2itMTGf8Qk :2011/09/11(日) 18:06:39.38
寸評きたー!
結果発表は20時ころ? 俺、いまからギョウザ作るんだ!
287 :
ポッポ ◆paB28qf3gA :2011/09/11(日) 18:10:49.51
寸評の分だと優勝は難しそうだな……。
あ、私の分のギョウザも作っといてね。
288 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2011/09/11(日) 18:23:09.45
>>282 >>164 末期癌に身体を蝕まれた父親! 海が好きな父親の為に息子は山の頂を目指す!
静かな展開で時に激しく、人間を描き出すことに注力した作りにある種の感動を覚えた!
指定先を間違えていたので訂正!(`・ω・´)
289 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2011/09/11(日) 18:35:13.94
順位の発表は八時を予定!
ちょっとビールを飲んでくる!(`・ω・´)
俺が銃口を向けたままにじり寄ってもそいつは不敵な笑みを浮かべるだけで、右手の
甲を撃ち抜かれたのにも関わらず痛がる様子も無く血を滴らせながら平然と立っている。
「俺の可愛い後輩にそれ以上手を出すなよ」
「佐々木か…貴様もたて突くのか?」
俺は引き金に人差し指を添えたまま臨戦態勢を崩さず、凄んで言葉を続けた。
「お前が喋っていいのは一つだけだ…青島はどこにいる?」
羽山はくくく、と喉の奥で笑うと、「教えると思うのか?」とだけ答えた。
すると上空からヘリコプターのものと思しき轟音が鳴り響いてきて、見上げると軍用
ヘリが飛んできていて、突風を吹きつけながら頭上付近まで高度を下げてきた。
「まぁ必死に探すんだな」
羽山はそう言って、ヘリから垂らされたスロープにその場ではつかまらずにいきなり
飛び上がった。
「待て!!」
「あばよ!!」
俺は咄嗟に発砲したが弾丸は空を切るだけで命中せず、奴はそのままヘリの乗り込み
口付近までの所に左手でスロープにつかまってぶら下がった。
「今日のところは貸しにしとくぜッ!!」
「待て!!」
次は外すまいと改めて照準を上空にいる羽山に定めるが、ヘリの開いた乗り込み口か
ら兵士がライフルを構えてスコープ越しに俺を狙っているのが見えた。
「チッ」
俺は舌打ちして銃を下ろすしかなかった。
「俺一人でどうにかなる相手じゃないな…」
「あばよ!!」
羽山はそういい残してヘリと共に夜空の彼方へと飛び去った。
リア鬼レベル
巻き糞くらいはいきそうだな
>>290 人間の立ち位置がよくわからない!
『そいつ』は羽山と判断できる!
>「俺の可愛い後輩にそれ以上手を出すなよ」
>「佐々木か…貴様もたて突くのか?」
(佐々木はどこから現れたのか! 人物としての描写が一切ない!
これ以降、出番がなかった!)
>〜突風を吹きつけながら頭上付近まで高度を下げてきた。
(頭上は高さを表していないので奇妙に感じる)
>「今日のところは貸しにしとくぜッ!!」
(右手の甲を撃ち抜かれて逃走を図る人物の台詞に見えない!)
書き急いで設定の綻びが垣間見える49点!(`・ω・´)
50割ったwwww
>〜突風を吹きつけながら頭上付近まで高度を下げてきた。
(頭上は高さを表していないので奇妙に感じる)
>「今日のところは貸しにしとくぜッ!!」
(右手の甲を撃ち抜かれて逃走を図る人物の台詞に見えない!)
ワイはアスペかなんかなのか? いくらなんでもこれは読解力無さ過ぎだろ
リア鬼レベルなのは確かだしどうでもええ
297 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2011/09/11(日) 20:03:41.59
そろそろか!(`・ω・´)
298 :
ポッポ ◆paB28qf3gA :2011/09/11(日) 20:05:09.62
そろそろか!(`・ω・´)
そろそろか!(`・ω・´)
>>298 顔文字とかマネっこはやめろよ、マジで。みっともない。
301 :
名無し物書き@推敲中?:2011/09/11(日) 20:06:47.69
siranngana
あーあ
たしかに
ポッポはやっぱりカスだ。阿久田川は心からどうでもいい。
305 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2011/09/11(日) 20:08:43.09
焦らすか!(`・ω・´)
氏んでくれ!(`・ω・´)
307 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2011/09/11(日) 20:09:33.87
ポッポdisると謎の名無しが擁護レス連発して荒らし始めるからやめとけ
309 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2011/09/11(日) 20:11:33.98
四位は
>>141 奇しくも前回と同じ順位になった! 危なげない作りには安定性がある!
ただし順位に変動がないことを喜んではいけない!
一レスに何を求めるのか! 斬新な落ちなのか! 人間の深みなのか!
無難な作りで他者を出し抜くことは難しい! 立ち止まって考えてみるのもよい!
†
Ξ三Ξ
おめでとう!(`・ω・´)
310 :
卵焼き :2011/09/11(日) 20:12:30.29
>>253 >
>>250 これから結果発表ってときに空気読まずごめんなさい。
言い訳ですが、投稿するときに「本文が長すぎる」と表示が出て、削った結果こうなったんです。
セリフとかほとんど消えて意味腐になってますが、肝心な部分は真面目に書きました。
>>310 真面目だろうがおふざけだろうが、出来上がったもんがルール無視のウンコだったら同じなんだよ
†
Ξ三Ξ
(`・ω・´)
これ何のキャラだ?
314 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2011/09/11(日) 20:15:48.17
三位は
>>254 背伸びをしない等身大の二人の遣り取りが功を奏した!
ライトノベルの常識を持ち込んだ部分は、三角領域を活かす為に用いたと考えられる!
そうだとしても予備知識の必要な書き方は望ましくない!
特殊な用語を多用しなかった点とキャラクターの見せ方の巧さで単独三位をもぎ取った!
†
Ξ三Ξ
おめでとう!(`・ω・´)
315 :
卵焼き :2011/09/11(日) 20:16:44.89
秋吉5位にポッポ4位wwwww
アリの作品コテへの道は長く遠いなwwwwwwwwwwww
>>315 1レスに収めるのも技量のうちだろうが
全員同じ条件だ
言い訳してんじゃないよ
318 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2011/09/11(日) 20:20:32.21
ちょっと間を空けてもいい?(`・ω・´)
氏んでくれ!(`・ω・´)
いいよ
明日にしてもいいよ
322 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2011/09/11(日) 20:22:02.94
二位は
>>131 一番手でありながら内容は練られているように見えた! しかも話の流れは自然でぎこちない箇所もない!
ただし、落ちに絡んだせいで主人公の立場がすんなりと頭に入ってこなかった! 一時は霊能者の可能性を疑った!
その為、最後の一行は性急に思えた! 結末に至る前にもう少し伏線が欲しかった!
†
Ξ三Ξ
おめでとう!(`・ω・´)
323 :
卵焼き :2011/09/11(日) 20:25:04.75
>>317 1レスに収めたはずなんですけど、その通りに表示されてませんか?
わざわざコテ使ってくれてんだからNGしとけよ、うぜーな
順位発表真っ最中に自分トークぶちあげる自己中さ加減がもうね
マジで消えて無くなんねえかなコイツ
326 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2011/09/11(日) 20:28:04.16
一位は
>>164 ネタを振り切って単独の一位に輝いた!
人間の本質に迫る内容に少なからず驚いた! 限られた文字数の中では限界に近い出来に思えた!
わんわんと泣く! 装飾された何もない文章が胸に響いた! それでいて場を盛り上げる文章が随所に編み込まれていた!
毎回、ワイスレ杯には抜き出た作品が現れる! 今回も例外ではなかった!
†
Ξ三Ξ
おめでとう!(`・ω・´)
327 :
卵焼き :2011/09/11(日) 20:28:16.65
>>324 NGされる前に聞きたいんですが1レスって1投稿に収まれば1レスじゃないんですか?
抜きん出た作品……?
329 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2011/09/11(日) 20:32:04.37
>>326 装飾されていない文章が胸に響いた!
わかり難い表現を正す!
今回はネタと正統派の小説のせめぎ合いだった!
一位は王道かもしれない! 文章の匙加減が抜群であった!
これにて閉幕!(`・ω・´)
330 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2011/09/11(日) 20:35:20.83
『抜き出た』と『抜きん出た』は同じ意味になる!
>>330 一般的には「抜きん出た」だから、つまらんところで突っ張るな
いやそういうこっちゃなくてだな
レベル低い祭りだな……
ここは初心者向けの文章添削スレだろ? ちがうの?
335 :
ポッポ ◆paB28qf3gA :2011/09/11(日) 20:40:39.48
前回は初参加の四位で喜べたけれど、今回は同じ四位でも全く喜べないな。
前回よりは推敲をして臨んだので上位を見込めると思ったが、完全に考え方が甘かった。
いみじくも、ワイさんから「無難にまとまっているだけでは他者を出し抜けない」と軽い叱責を受けた。
確かに無難にまとまっているだけの、可もなく不可もない凡庸な文章の羅列であった。
次回はその点を反省し修正して、三度目の正直で上位に食い込みたい。
ワイさん、参加されたみなさん、どうもお疲れさまでした。ごきげんよう。
剛田のときは、まだ上手いなあと思えたけど……これで抜きん出たって。他が素人レベルばっかだったってこと?
はい
>>174 秋吉さんに負けて選外でした。
まだまだ下手なようです。
精進して、次はもっと上を目指したいと思います。
お疲れ様でした。
ワイさん、参加者の皆さん、お疲れ様でした。
一レス内で収めるのって本当に難しいですね。
これからも書きまくってもっともっと上を目指します。
どうもありがとうございました。
340 :
秋吉もま ◆2itMTGf8Qk :2011/09/11(日) 21:07:40.17
五位入選。ありがとうお疲れ様。
ンーンーンー
どうやら奇抜なネタよりも割とベタな方が良さそうだな。
341 :
221:2011/09/11(日) 21:09:45.14
うきゃーやっぱ選外か
メタというより独りレクリエーションに走らずにはいられない性がなんともはや
ワイさん 寸評ありがとう 入賞者おめ 他の面々もdd 久々に板で楽しんだ ではでは
342 :
elmo:2011/09/11(日) 21:20:26.44
おお二位だ。ありがとうございます
でもレースの奴は選外か…
個人的には171と221も良かったです
ワイさん皆さんお疲れ様でした
>>340 いやお前のベタベタだから、奇を衒おうとした感丸出しで
王道とベタの違いっての、お前のと1位の見比べてよくわかった
ここに出す作品なんて本気じゃないもん!
無いわ
内容がない
だったらお前が書けよ
ワイ擦れカップ、みなさんお疲れにょろ♪
わっちのネタ力(ねたりき)では正統力(せいとうりき)を超えられなかったー。
ワイさんからはネタにしか分類されないだろう物しか書けないよー。
人生経験浅いのかなー、ひっくひっく。
いろんな分野の人達が一堂に会して面白いね。
次はジャンルを変えて参戦してみるにょろ。脱イロモノ。
>>285 >>314 ワイたん、いつも有意義なご指摘、さんくー!
絶対領域は、おっしゃる通り。使うの最後まで迷ったんだけど。
ラノベ脳がどうしても書けって、それがお前のためだって、
そんなこと言うもんだから屈してしまいました・・・。パンチラ万歳!
それではみなさま、また次回お会いします。ふへ。
4位5位はコテ枠なのか?
どちらもなんとも…というか本人達が一番驚いていると思う
>>349 どういう意味?
もっとハッキリ言えよw
>>350 4位は面白くもなんともない駄作の典型
書いた本人も自覚しているはずじゃなきゃオワッとる
5位は大事な終盤で脱字あるうえ構成上ではなく行きあたりでつけたプロローグ
これも本人自覚しているはずで…
352 :
名無し物書き@推敲中?:2011/09/11(日) 23:14:46.06
だったら、だからお前が書けって。
終わってるのはお前だ、能無しゴミ
ほっとけよ
書きもしないクズほどよく吠えるんだよ
言いたいこたがあるならコテ付けて言えよクズ野郎
批判されたら、じゃあお前が書けよ、ってそれは作家として終わってると思う。
プライドとかないの? そんな小学生並の言い分で言い返したつもりになってるのか。
第五回は来週ですか?
的外れだったらごめんなさい。
171って二人の置かれた状況を風景描写で暗示しようとしていたのだと解釈しました。
終盤でヒナコを抱えた自分がこの先どうしようかと悩んでいることを明かし、オチで
そんな自分の不安をヒナコが見透かしているのかも、と感じる。その恐怖。
こういうことなんでしょうか。
物語性は希薄ですが、人生の断片が見えました。
本のタイトルウンヌンは良い人物描写だと思いました。主人公の不安を見抜くような
女性だということを感じさせます。本をうまく使ってますよね。
本は膝の上で閉じられていた、の一文も効果的だったと思います。
171さん、これからも頑張って下さい。
的外れだったらごめんなさい。
171って二人の置かれた状況を風景描写で暗示しようとしていたのだと解釈しました。
終盤でヒナコを抱えた自分がこの先どうしようかと悩んでいることを明かし、オチで
そんな自分の不安をヒナコが見透かしているのかも、と感じる。その恐怖。
こういうことなんでしょうか。
物語性は希薄ですが、人生の断片が見えました。
本のタイトルウンヌンは良い人物描写だと思いました。主人公の不安を見抜くような
女性だということを感じさせます。本をうまく使ってますよね。
本は膝の上で閉じられていた、の一文も効果的だったと思います。
171さん、これからも頑張って下さい。
的外れだったらごめんなさい。
171って二人の置かれた状況を風景描写で暗示しようとしていたのだと解釈しました。
終盤でヒナコを抱えた自分がこの先どうしようかと悩んでいることを明かし、オチで
そんな自分の不安をヒナコが見透かしているのかも、と感じる。その恐怖。
こういうことなんでしょうか。
物語性は希薄ですが、人生の断片が見えました。
本のタイトルウンヌンは良い人物描写だと思いました。主人公の不安を見抜くような
女性だということを感じさせます。本をうまく使ってますよね。
本は膝の上で閉じられていた、の一文も効果的だったと思います。
171さん、これからも頑張って下さい。
なぜか三連打になってしまいました。
申し訳ありません。
どうせiPhoneだろ?
三連打の人の意見とは違うが
正統派の中では171が一番よかった
スレ主一押しのが悪いというのではなくて物語が整っていて胡散臭い印象。
よう不自然なんだと思う。スレ主曰く、ズバ抜けてるらしいけどさ
171は物語が自然な日常を醸し出していた。
同じような作品のポッポより遥か上なのは間違いない。
ちなみに本人ではない。あれやあれより下なのは可哀そうで部外者寸評した。
364 :
名無し物書き@推敲中?:2011/09/12(月) 01:13:08.41
あれやあれってなんだ
ハッキリと言えよ
どうせ秋吉とポッポだろうが
>>364 じゃはっきりというが
秋吉は文才あると思う。今回は酷かったが読者を楽しませようとしている。だから俺は読む。
ポッポは語彙の選択にセンスがない。文章を美しくする心がけはあるが、全然読めるものではない。拒絶している。
ちなみにニョロニョロとかいう人やロボの人も楽しませようとしているので俺は読んでいる。
あと真面目に書いてあるものは読んでいる。
じゃ、自分が書けばいいのにと思いました。
秋吉氏やポッポなんかより上手いんでしょ?
意味がわからん
お前が生まれた世界では、小説家しか小説読まないの? それとも作家にならなきゃ感想も書けないのか
随分と窮屈な精神が育まれそうだな
368 :
名無し物書き@推敲中?:2011/09/12(月) 02:35:20.68
握手会当日…
ようやく玲奈と話せる。
胸に秘めていたこの想い
今こそ打ち明けるべきだと思った。
俺「玲奈ちゃんってセックスしたことあるの?」
玲奈「はい?」
俺「だから、セックスしたことある?」
玲奈「・・・・」
玲奈は黙って手を挙げた。
そうか、言葉にするのが恥ずかしいから手でYESと答えたんだ。
その姿に俺は感動した。
身振り手振りで一生懸命俺に伝えようとしてくれているのだと。
その瞬間、俺はスタッフに連行された。
369 :
名無し物書き@推敲中?:2011/09/12(月) 02:40:02.47
>>367 ここは創作文芸板だからな。
書けない口だけ評論家は嫌われる。
評論家はいらない。嫌われるよな。
実際に書いてみせてなんぼの世界だ。
ろくに書けない奴の面白い、面白くないなんて低レベルの感想は何人かで統計にしてみないと意味がない。
『愛の逃避行』
握手会当日。ようやく玲奈と話せる。胸に秘めていたこの想い、今こそ打ち明けるべきだと思った。
「玲奈ちゃんって、セックスしたことあるの?」
俺は玲奈の手を握った瞬間、声を掛けた。
「はい?」
「だから、セックスしたことある?」
「…………」
玲奈は黙って左手を高く挙げた。
そうか、言葉にするのが恥ずかしいから、身振りでイエスと答えたんだ。俺はその姿に感動した。周りに気をつかいながら健気に俺に伝えようとしているのだと。
俺の背後に男が三人立っていた。すぐさま俺は連行された。
(了)
その程度の文章力でひとさまの作品を推敲するとか、こっちが恥ずかしくなる。
『痛恨』
改稿された……。
その程度の文章力で他人様の作品を推敲するとか、こっちが恥ずかしくなる。俺は悔しまぎれに悪態をついていた。
……恥ずかしいのは、俺自身だ。
(了)
374 :
名無し物書き@推敲中?:2011/09/12(月) 03:17:42.33
ワロタw
いや俺の文章じゃないけど。ほんとセンスないな。お前。
376 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2011/09/12(月) 07:26:28.44
>>368 会話文のところがシナリオの書き方を思わせた!
短い中に落ちがあり、まとまりは見て取れた!
単体の作品としては関係ないのだがレスの流れに外連味があった!
小説らしい描写を加えればもっと読める作品になった58点!(`・ω・´)
ヘタクソは小説書くなよ
ならお前にも書く資格はないなw
ならお前にも書く資格はないなww
まあなwww
旅行から帰ってきたらワイスレ杯が終わっている、だと……?
全大会出場の夢が儚く散った。
382 :
入院からの…悪化:2011/09/12(月) 14:52:46.22
病院は療養する所!
そんな子供でも知っている常識を覆してくれる病棟。
それが心療内科であるらしい。
いつも歩いていたおばあちゃんが、
ある日を境に車椅子で移動するようになっていた。
何があったのか非常に気になる所ではある。
おばあちゃんはいつも宛てもなくさまよっているので、
同じ場所を行ったり来たりしながら同じ返答を繰り返す
RPGの村人キャラを彷彿とさせる。
また、二週間程前に入院した女性の挙動が、
日に日におかしくなっているのも気になる。
入院当日の彼女は丁寧でとても落ち着いていていたし、
見た目も最近の若い子と言った感じなので、
とても心療内科に入院するようには見えなかったのだが、
この頃僕の一日は彼女のアンパンマンマーチで始まるようになったし、
私だと思ってどうかこれを…とハンカチを戴いたので、
退院決まったのですか?と問うと、
いや全然。と返してくれる乱れっぷりである。
先日僕が外泊をす事になったのでお手紙を戴いたのだが、
療法士を神様だと思ってリハビリ頑張って下さい。
草なぎ剛
と書かれていた。
意味がまったくわかりません。
『心療内科に行かないか』 草なぎ剛
病院は療養する所!――そんな子供でも知っている常識を、覆してくれる病棟、それが心療内科である。
いつも元気に歩いていたおばあちゃんが、ある日を境に車椅子で移動するようになっていた。何があったのか非常に気になるところではある。
おばあちゃんはいつも当てもなくさまよっているので、同じ場所を行ったり来たりしている。話しかけると同じ返答を繰り返す。まるでRPGの村人キャラを彷彿とさせる。
また、二週間ほど前に入院した女性の挙動が、日に日におかしくなっているのも気になる。
入院当日の彼女は言葉づかいが丁寧で、とても落ち着いていていた。見た目も最近の若い子といった感じなので、とても心療内科に入院するようには見えなかった。
だが、この頃僕の一日は、彼女の歌うアンパンマンマーチで始まるようになったし、私だと思ってどうかこれを……と僕は神妙に彼女からハンカチを戴いたので、
「退院決まったのですか?」と喜ぶと、
「いや全然!」と返して、僕をたしなめる乱れっぷりである。
先日も僕が外泊することになったのでそれを告げると、彼女からお手紙を渡されたのだが、何とも奇妙なことが書かれていた。
療法士を神様だと思ってリハビリ頑張って下さい――とある。そうか、彼女にとって僕が患者だったのだ。
いや、それとも僕が勘違いをしているのか!
心療内科の病棟。それは摩訶不思議な所である。(了)
うめえw
プロか?
アナルレベル
黒ウンコレベル!
うんこ!ちんこ!まんこ!
>>383 二重のオチで、さらにどちらかわからない余韻を残す。
98点!!(`・ω・´) 感動した!
ばかじゃね?
ポッポ(笑)よか上手いんじゃね?w
391 :
名無し物書き@推敲中?:2011/09/12(月) 17:42:35.86
某SSスレから転載
アイデア………☆☆☆☆☆
ストーリー………☆☆☆☆☆
文章力…………☆☆☆☆☆
キャラ……………☆☆☆☆☆
総合……………☆☆☆☆☆
意見・感想
ショートショートでキャラの善し悪しって何だよ?
393 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2011/09/12(月) 17:44:35.94
>>382が下書きで
>>383が清書に見える!
同一人物の手で書き直されているのであれば評価はできる!
他人が勝手に手を入れたのであれば感心はできない!
完成度の高い掌編ではあるがどちらを評価の対象にすればよいのか!
判断に迷いが生じたので点数は見送る!
久しぶりの70点台であった!(`・ω・´)
394 :
名無し物書き@推敲中?:2011/09/12(月) 17:49:26.58
こうか
アイデア………☆☆☆☆☆
ストーリー………☆☆☆☆☆
文章力…………☆☆☆☆☆
総合……………☆☆☆☆☆
意見・感想
キャラのところを「オチ」にすりゃいいんだよ。
オチがなくてもストーリーに魅力のあるのもあるからぜんぜん被らない。
アイデア………発想、斬新さ
ストーリー……物語性、世界観
オチ……………結末、ギャップ
文章力…………読みやすさ、レトリック
総合……………総合的評価、バランス
意見・感想
>>396を使ってポッポの今回の力作を評価した
アイデア………★★
ストーリー……★★
オチ……………★
文章力…………★★★
総合……………★★
:悪くもなく良くもなく斬新でもなく至って普通以下で見るべきものなど何もなかった。盗ってつけた語彙で創作欲もなく安易に『東日本大震災』を使ってしまった為に陳腐な作品になってしまった。
171だけど選外なの見てクソして寝てたら名無しに評価されてた
ありがとー
>>398 ワイ煽るための材料に使っただけなんだ
ごめんね
勝手に推敲されてたら、もとの作者可哀想だな。
折角書いたのに評価されずで。
日本語でおk
駅を出ると、平坦で真っ直ぐな道が北に延びている。
その道を歩くとすぐに、秋吉洋服店、家電製品リサイクル
ショップ『ポッポ』がみえる。さらに進むとひと気はなくなり
小川のせせらぎが寂しく聞こえて古い石橋が現れる。橋
を渡るとまず目に入るのが一風変わった喫茶店『ワイが
ちょっと』でありその隣に新城君の自宅があった。
又さらに10分ほど歩くと小高い山の入り口に差し掛かっ
て、仰け反るほど壮大な石段が現れる。777段の石段は
お参りする者の行く手を阻んでいるようで、事実参拝客は
あまり来ない。もっぱらそこらの学校の運動部などが脚力
強化に御誂え向きだとして利用していた。
20分ほどのこの道乗りと石段を木下君はほぼ毎日のよう
に、帰宅途中の道草、もっとも隣町に住んでいるのであるが、
兎も角お参りしていた。いや、小川さんに遭遇する可能性を
期待して通っているのである。
夕暮れ時、石段を降りると駅方面にとぼとぼ歩く木下君。
背中は悲しそうである。――解雇通告を受けたサラリーマ
ンのように。
握りしめた願掛け。『小川さんのブラがほしい』と書いたそ
の上から黒マジックで荒々しく怒りに満ちた筆圧の文字で
『死ね木下』と上書きされている。たとえば好き嫌いの測定
器があるとすると嫌いの方へと針は激しく振りきれているの
ではあるまいか。
そんな木下君。喫茶店『ワイがちょっと』で立ち止りやはり
悲しいそうに、店主の書いた達筆なのか下手なのか『ワイが
ちょっと』と書かれた看板を仰いだ。
というのも小川さんに対する心の内を小説に仕上げてこの
店のマスターにみせたことがあったからだが、「50点だね」
と云われたおりに悪態をついて出入り禁止にされていた。
それは兎も角。今日はここには用はない。小川さんと幼馴染
の新城君に幼き日の小川さんの写真でもみせてもらおうと思っ
た訳である。いや、いつもの事である。
新城君宅は何処にでもある木造建築の一軒家である。親は
互いに弁護士であってそのせいか新城君は口げんかや議論と
云ったものにめっぽう強い、勘も鋭く、近頃彼らのクラスで起こっ
た『給食費窃盗事件』で岡田さんという女の子を犯人だと決めつ
けると犯行過程をホームルームで網羅し、「私じゃない。私じゃ
ない」と岡田さんが喚こうが、憐れみなど微塵もみせずみごと退
路を絶って白状させたことがあったほどだ。
木下君は新城君宅の玄関を開けると御免下さいも云わずに
部屋へと向かった。毎日のように来ている証拠である。
学習机で読書をしている新城君。その隣に忍び足でもないが、
音をたてず静かに、まったく挨拶などすることなく木下君は座った。
「あの日から10年らしいよ。航空機テロ」
「小川さん……、僕の事大嫌いみたいだよ……」
何やら議論が始まったようである。
「どちらが正義なのか。わからんね。そもそも正義ってなんだと思
う? 詭弁だよ。何がテロに立ち向かうだ。テロが卑怯? フライ
級のボクサーとヘビー級のボクサーがハンデなしで試合をしろと
でも云うのか。する訳がない。だからテロ行為で戦う訳だよ。弱者
の戦い。それがテロだ。あの国はなんだかんだ云って戦争が大好
きだね」新城君は本に目をやったまま、語った。
「小川さんとは住む世界が違うのかな。そりゃ今は不細工だよ。
でも大人になったら味も出てくるだろうし、いい男に成れると思うん
だよ。今はこずるい手段で小川さんの目を引こうとしている小物だ
けど……」木下君は思い内を悲しくみせた。そして新城君へと、
目を向けた――。
「私としては小物を応援したくなるね」
406 :
秋吉もま ◆2itMTGf8Qk :2011/09/13(火) 00:14:05.95
>>171は良いと思ったよ。上手い方だ。
ただちょっとパンチが弱かったようだ。
場面の切り取りで物足りない。
5位とぐらいなら入れ替えても良いよ
あれは下手だった
実力が下の奴に上から目線で講評されるのってイラつくだろうな
読み専のアホに感想入れられるよりはマシかな。
5位なかなかだろ
あんなベタな終わり方、そうそう見れるものじゃない
中学生の作文か少年誌の不人気漫画の打ち切りでよく使われる創作技術だぞ
捻ろうとしたのはすごくあからさまなんだけど、そういう目線で見るとベタベタやんコレって感じだな
1レスの中に何を求めるのか。
私は、主人公の姿を追い、追体験により得られる感動を求めている。
>>171の場合、細やかな情景描写を通して、主人公の将来に対する唯ぼんやりした不安、と言うものを感じた。
いや、主人公自身は明確に不安を感じているのかもしれないがよく分からなかった。
1レスに込められていたのは主人公の吐露であって物語ではない気がする。
また、描写があまりに自然で目に映った風景そのものでしかないようにも思えた。
もっと抒情的でもよかったかと個人的には思う。
ワイさんの言葉を借りて恐縮だが「どうとでも」とれてしまう。
こういう趣を好む方も多いかもしれない。
だが私はやはり、1レス投稿物には明確な物語を求め、主人公との心を共感を切望しているのだ。
171に触れて得られる共感は主人公との共感ではなく、無意識の自己との共感のように思われた。
ここまで議論に上がる171の作品に猛烈に嫉妬する。
だからさ、パンチラ万歳でいいにょろ!
スレ主には >新鮮で目を引いた! らしい――。
ポッポの作品と比較すると
>>171良さが分かる。決して悪意はない。勉強になる。
典型的な駄作
>>141 妙な読後感が残った秀作
>>171 虫唾が走った語彙『壮大な夕焼け』 小さな神社で、神主などが常駐し
吐き気がした語彙『東日本大震災』 ているわけでもない。僕は本殿の
向かいの 柵の方へと歩いて行った
。低い山なので高低差はそれほど
ないが、それでも麓の平野部が一
望できた。
インターチェンジへと続く県道を乗
用車やトラックが絶え間なく行き交
っていた。電車がゆっくりと駅のホ
ームにすべり込み、やがて義務的
に出て行った。広大な水田を埋め
尽くす緑の稲は、あとひと月もすれ
ば色づき、穂を実らせるのだろう。
季節は確実に移ろおうとしていた。
僕に何ができるのだろうか。
171はこの後、――ただ「帰ろうか」とだけ云った。
この流れが非常に良い。作り物から突き抜けた瞬間だと思った。
勝手に抜粋させてもらったスマン
416 :
名無し物書き@推敲中?:2011/09/13(火) 01:56:23.31
>>415 確かに壮大な夕焼けはおかしかった。
でも、お前はポッポよりも下手なんだろ?w
創作文芸板で書けない奴に批評する資格ないですから。
>>416 ポッポより下手な奴なんてお前ぐらいだよ
ついでに言えば、誰よりも下手糞なお前は創文板の誰に対しても指図する権利なんて無いぜ
文章を書いたことすらない素人風情なんざ、囀ることすらおこがましいってもんだ
418 :
名無し物書き@推敲中?:2011/09/13(火) 02:23:56.92
>>417 ポッポは普通に上手いから。
下手くそほど他人を貶したがるんだよな。
に話した夢の話だ。私の席は一番後ろの一番右側の席だが、彼の席は私の席から前に三席目の場所にあった。だから、健一の周囲にあまり頓着しない大きな声は私のところまで筒抜けだった。
「俺昨日さ、寝ていたらひげもじゃのおっさんが出てきたんだよ」
「ほー」
沢田は昼休みのけだるさを顔に広げながらあくびをひとつした。
「その人がさ、俺に何でも教えてやるよっていったんだよな」
「なんじゃそりゃ」
私も沢田と同じ感想を抱いた。なんじゃそりゃ……
だけど、健一はこの天啓だかなんだか分からない夢をみてから、おかしな特異能力を発揮するようになったのだ。
>>403-405 >木下君は思い内を悲しくみせた。
(重い内なのか! 思いの内なのか! なにかのミスに見える!)
店の名前には趣がある! 多少、ネタに走っていて人を選ぶ作りではあるが!
秋吉洋服店はその時々で様変わりする作品の幅を想起させる!
家電製品リサイクルショップ『ポッポ』は古臭い書き方で現代のニュアンスを含んだ小説に思いが及ぶ!
ワイの店も然りでそれらしい点数まで付けていた!
新城君と主人公の独り言に近い会話は内容で噛み合っていて作者なりの工夫が見て取れた!
続き物でありながら単独でも読めるようになっていた!
今までの中では一番の出来かもしれない63点!(`・ω・´)
>>419 あまりに唐突な冒頭はコピペミスを思わせる!
よって評価は差し控える!(`・ω・´)
422 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2011/09/13(火) 06:54:48.66
>>171 反響がある作品なのでワイが感想を述べる!
冒頭から細かい描写で始まる! そこに意味を見出すことはできなかった! 主人公が見たままの風景があるだけだった!
主人公が内面に抱えている悩みの種類によって特定の物体に目を向けさせる! そのような技術が欲しかった!
家族に恵まれない人物ならば、楽しそうな夕餉を迎える家族の声に耳が引き寄せられてもおかしくはない!
本編は淡々と正確な描写を心がけていた! 主人公や彼女の性格を表すくだりはあったが核心に触れる内容ではなかった!
最後の七行が本音の部分! ここから二人の事情を余さず読み取ることは出来ない! 描写に割いた文章が多すぎた!
描写の中に心情を練り込む技術があれば、この作品は上位に食い込めた!
ワイの判断!(`・ω・´)
反響っていうか、単に自分の文体と似てるから171を評価してる馬鹿が騒いでるだけでしょ。
こういう奴は伸びないよ。いつまでも変わらず稚拙な駄作を書き続ける。
馬鹿が支持するって時点で作者も反省しないと。同レベルってことだから。
俺に言わせれば171は文章が全然駄目。薄いく軽い。下手すぎる。
小学生の作文でももう少し気持ちが入ってるよ。
424 :
名無し物書き@推敲中?:2011/09/13(火) 14:55:35.41
確かに。
普通にポッポの方が上手い。
取り上げられるのはポッポと171ばかりだな。
他の作品はどうなんだ?
俺はなぜか急にシュウマイの入った弁当箱が気になって蓋を開けた。
おかしい。一つ減っている。そんな馬鹿な。開けたのはこれが初めてだから自分が食べた
わけでもない。ずっと肌身離さず持っていたから誰かがつまみ食いをした可能性も無い。
見間違いだろうか?俺は一度蓋を閉めて呼吸を整えて、もう一度蓋を開けた。
これは一体どうしたことか。さっきの一つ減った分はそのままに、更にもう一つのシュウマ
イが忽然と姿を消しているではないか。
シュウマイは三×四で整然と並んで弁当箱をぎっしりと余すところ無く埋め尽くしていた筈
なのだが、それが二箇所、空白を作っている。一つは向かって一番左の列の上から三番目。
もう一つは一番右上の四隅のところ。
なぜだ。どうなっている。俺は恐ろしくなってもう一度蓋を閉じた。こんなことがあろう筈が
無い。落ち着け、これはきっとこんな暗闇で蒸し暑いからちょっとビビってるだけだ。
それで見間違えたんだ。目立たない色だしな。
俺はそう自分に言い聞かせて、もう一度蓋を開けた。
無い!今度は一つも無いではないか!!「うぉおあぁ!!」俺は情けない悲鳴を上げた。
そこでふと、蓋を持った手に何かが圧し掛かる感覚があるのに気がついた。
ま、まさか…ッッ。脂汗を垂らしながら恐る恐る蓋を持った方の手に視線を移すと…。
シュウマイは全部蓋の裏にくっついていた。
↑盗作やめろ
>>425 良くも悪くも反響があったので取り上げたに過ぎない!
>>426 『恐怖のシュウマイ』が雛形になっているように見える!
ネタ勝負の作品で内容が被ると評価の仕様がない!
従って評価は見送る!(`・ω・´)
GTOのやつだな
学校の怪談だかに載ってたやつだとたこ焼きだったな
緑色の表紙で、登場人物がやたらひょろひょろしたやつ
え?
読めね
読めない。
それは下手って意味で?
それともピクシブのシステム的な意味ですか?
ログインしなくても読めるか一応試したんだけど
435 :
名無し物書き@推敲中?:2011/09/14(水) 15:29:32.23
天才健一郎復活した
俺に何か用か?
文章いいね
一六 と十六の違いは?なぜ息子ははやく帰りたかったの?アホですまん
436は偽物臭がする
俺に何か用か?
>>432 >「……」
> 父さんは聞かなかったことにした。
(一人称なので断定を避けて、それらしい素振りを入れた方がよい!)
一六歳と十六年は統一した方がよい!
>あまり長居もしたくなかったので〜
(長居を嫌ったのか! 他の患者に配慮したのか! この一文では読み取れなかった!)
主人公の視点を通して人物の特徴が巧みに語られていた!
物語に大きな変化は見られないが読ませる文章に仕上がっていたと思う!
小説の一場面ではあるがよく出来ていた73点!(`・ω・´)
『拝啓。
小川雪さん。僕はずっと前から君のことが大好きでした。
そして夢に出ます。そして忘れられまん。僕の心ははじき
れそう。もう後に引けません。そしてパンティのことは誤
解です。そして初めは好きだから。いうよね。好きな子の
気を引きたくなるからいじわるしたくなるって。あれです。
ほんのじょうだんだったです。一回目は。でも小川さんの
おじさんがくれたんです。でもかぶりました。でもそれは
ほんの出来心で、でもかぶりたかったのも本当で、でも
好きです。でも2回目のブラの事はもしかしておじさんが
またくれるかも、なんて思いました。全部誤解なんです。
でも好きなす。
2年C組 木下たかし。』
「これ。凄いね。木下やるわ」緑川さんは笑い転げてい
る。
「こっちの身にもなってよ」小川さんは怒りを通り越して
呆れている。
「最近の草食男子に比べたらいいじゃん。まんざら最
初の恋人には木下はいいかも。最低レベルの男と付き
合えば、あとは上を目指すだけって感じで」
「人生の汚点になる」と吐き捨てた。
線路の向こう側の田園の稲穂はすべて刈り取られてい
た。カラスの鳴き声。帰宅時間と云うこともあってか、ホ
ームには電車を待つ長く伸びた人影がまばらである。
普段ならば小川さんは電車を降りるとすぐに改札へと
向かうのであったが、近頃、急速に仲良くなった友達の
緑川さんがお泊まりしたいと提案してきたので快諾し、
一緒に帰宅することになったのである。
帰宅途中の車内での会話で突然「小川さんは誰が好き
なの?」と振ってきたので「いないと」答えようとしたが、答
える前に「木下?」と云われ、間髪いれずに「んなバカな!
」と否定する。そして話題は下駄箱に入っていた木下君の
渾身のラブレターに変わり、無論見せたくないし早く燃や
してやりたい。この世から消したい。だが、みせろときかな
い緑川さんに仕方なく折れた小川さんは駅に着いたらと嫌
々ながら承諾して現在に至る。
「それにしても酷いラブレターだよね。ん〜でも、手書きの
ラブレターってさ。メールと違ってなんかいいね。これがメ
ールだったとしたら速攻削除だけども、なんか伝わってくる
ものがあるよ。僕は小川さんが好きなんですってわかる」
先ほどまで涙まで流して笑っていた顔は一変して真面目な
表情になった。
「けどさ。困るんだよね。破って捨てるにも誰かが拾って
悪用されそうだし。早く燃やしたい。でも確かに、酷いんだ
けど、結構響くっていうか。手書きのラブレターって初めて
で、木下じゃなきゃどれだけ感動したかもって……」
恋心と云うのは複雑なものである。昨日まで変態の何物
でもない大嫌いなはずの非恋愛対象が気になる。好きでは
ないし殺してやりたい。けど、もしかすると人間らしい人なの
かもしれないと思ったりもする。小川さんは複雑な心境であ
る。
「お願いがある。小川さん。新城君と幼馴染だよね。一生の
お願い!」突然だった。緑川さんは突然土下座した。
※
「ラ、ラブレターを書いたのか!」新城君は驚いている。
「うん、昨日ここで書いたんだ。マスターにも見てもらったよ。
もうやけくそだよ……」木下君は投げやりである。
ところでここは喫茶店『ワイがちょっと』。マンガ喫茶では
ない。本こそ沢山あるのは似ており、コーヒーも飲めるが、
店内にある本を読むには理由が必要で店主はあまり許可
してくれない。ほんのひと時の休息を取る場所でもなく入店
すると400字詰め原稿用紙2枚とコーヒーを出されて「何か
書け」と店主は云い、退店するときには勘定といっしょに書
いたものを渡す風変わりな喫茶店であった。
「渡したのか?」新城君はやや声が大きかった。
「当然だよ。下駄箱に入れた。捨てられたかも知れないけ
どね」あきらめの境地にいる木下君。敗戦ムードの中で一
塁へヘッドスライディングする球児のように――
「やっちまったな。もうよくわからないが、兎も角尊敬した」
新城君は両手で頭を抱えてソファーにもたれかかる。
「もういいんだ。僕のけじめだよ」木下君はアイスコーヒー
を一気に飲み干した。
二人はしばらくの間創作の世界に浸る。新城君はサス
ペンス物の小説。木下君はラブストーリー。
コーヒーの氷が溶けた拍子にカランと鳴った。そしてほぼ
同時に新城君の携帯がブルブルと振動を始める。着信表
示は『小川』である。
「小川だ。きっと君へのクレームだよ」新城君はやれやれ
と携帯を取ると耳にあてる。木下君は奥歯を噛みしめて新
城君を睨んだ。
「はーい。もしもし」新城君は木下君を見つめながら、小川
さんとの会話に臨んだ。
「暇じゃないよ――」
「いやだね――」
「じゃ切るから、いや、ちょっと待て――」新城君は木下君
へウインクした。
「なるほど――」
「誰でもいいのか――」
「ああ分かっている――」
「明日でいいよ。いや明日じゃないとダメだ――」
「ああ――」
「じゃそう云うことで――」
喫茶店の扉に吊るされた鈴がりんと鳴った。
木下君は新城君を未だに睨んでいる。しばしの沈黙。新
城君はグイっとアイスコーヒー飲み干して云った。
「喜べ。木下。明日は小川とデートだ」木下君にはわから
ない。
「ダブルデートという形式ではあるが、君は小川と二人き
りになれるチャンスがある。最後の打席だと思って思い切
り振ってこい!」難しい暗喩は木下君にはわからない。
次回最終回――小川さんとの初キッス――
杉岡か?
446 :
秋吉もま ◆2itMTGf8Qk :2011/09/14(水) 23:20:10.94
杉岡って誰だっけ、
杉岡ソルフェージュ?
447 :
名無し物書き@推敲中?:2011/09/15(木) 05:34:15.04
窓一面に広がる田園風景を目の前に、
僕は担当の理学療法士に思わずこんな事を言う。
「この辺りは本当に田舎ですよね。」
それに対して彼は僕にこう言う。
「君の住んでる所も田舎でしょ。」
その一言に、無縁だと考えていた郷土愛を
僕はちゃんと心に秘めていた事に気付く。
確かに僕が住んでいる所は東京のベッドタウンでしかない。
しかしここはベッドタウンにすらなれていない。
半ば勝ち誇りながら僕は言う。
「いやいや、この辺なんて農家で人の良心と言う
不確定な物に頼った無人の自動販売所がありそうじゃないすか。」
「君の住んでる所にもあるでしょ。」
確かにある。
母はたまにそんな自動販売所で野菜を買ってきて僕に料理を振る舞ってくれる。
予想外に窮地に立つ事となった僕はある言葉を思い出す。昔の人は言った。
夷を以て夷を制す。と。
共通の敵がいるならば、二人は手を取り合えるのだ。
僕は言う。
「まぁ、言ってもどっちも千葉ですからね。
所で、東京の二番手は神奈川に譲るとして、
別に千葉って埼玉には負けてないですよね?」
「…負けてない。」
和解。
>>441-444 >僕の心ははじきれそう。
(はち切れそうなのか!)
>帰宅時間と云うこともあってか、ホームには電車を待つ長く伸びた人影がまばらである。
(帰宅時間を強調しているのであれば、ホームには人がたくさんいた方がよい!)
>突然だった。緑川さんは突然土下座した。
(突然は一回でよい!)
携帯電話の遣り取りで相手の声が書かれていなかった!
のちに話の内容を明かしているので隠す必要はない!
全体的に文章が雑になったような気がする59点!(`・ω・´)
449 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2011/09/15(木) 07:26:50.00
>>447 主人公は患者なのか! なんの目的があって理学療法士と問答をしているのか!
さらに同じ千葉県内としても相手が主人公の環境を知り過ぎているように思える!
郷土愛に気付いた理由が腑に落ちない! その地域が実家と似ていることは住んでいればわかること!
主人公は田舎が嫌なのか! それとも好きなのか! 千葉と埼玉の勝敗は主人公の考えによって変わる!
物語になっていないように思える41点!(`・ω・´)
>>437 ありがとうございます。
一六は単なる誤変換の見落としです。
すみません。
早く帰りたい理由は次のシーンで書くので、
そこの時点ではまだ分かりません。
>>440 >>一人称なので断定を避けて、それらしい素振りを入れた方がよい!
無意識に三人称のように書いてました。
直してみます。
ありがとうございました。
僕があやなに出逢ったのは夏のことだった。
駅で電車を待っていた時だ。
あやなは僕の前を歩いていた。
可愛い子だった。
少し下品な表敬をすればヤりたいと思った。
電車がきた。僕は乗った。
動き出した。僕の目はあやなを追っていた。
少し背が低くてビーバーな感じだ。でも可愛い。
ヤりたい。
僕はあやなを追った。あやなのことをもっと知りたいと思った。
リア鬼レベル
453 :
名無し物書き@推敲中?:2011/09/15(木) 18:31:25.30
ビーバーな感じ
ビーバーでヒーハーな感じで3点!(`・ω・´)
456 :
名無し物書き@推敲中?:2011/09/15(木) 18:43:46.01
>>451 >少し下品な表敬をすればヤりたいと思った。
(敬意を表しているように見えないので『言い方』くらいが適当!)
>少し背が低くてビーバーな感じだ。でも可愛い。
(顔がビーバーなのか! 動作によるのか!
『でも』のせいで、少し背が低くてビーバーな感じの印象が好意に見えない!)
あやなは電車に乗ったのか! 主人公は乗車したあと、窓越しにホームのあやなを見ているようにも思える!
>僕はあやなを追った。あやなのことをもっと知りたいと思った。
(この部分は目で追っているのではなく、今後のことを見据えた心情と受け取ることもできる!)
描写の書き込みが不十分43点!(`・ω・´)
本当にあっちのスレ行っててワロタ
「僕は神様が大嫌いだ」
公聴会へ向かう途中で見かけた少女を見て、クロカワはそう思っていた。
少女は一人、雪の降る街角に立ち神への祈りによって世界が終わった後も救
われるのだと凍える手を胸の前で握りしめ訴え続けてた。
そうだ、この世界は終わりを宣告されたのだ。街は宇宙港行きの地下鉄に
乗り込む人々でごったがえしている。政府が計画したスペースコロニーへの
避難は粛々と遂行されているようだ。
しかしクロカワが召還された公聴会で訴える内容は、そんな政府の苦労を
水の泡にするのかもしれない内容であった
「この世界は終わらないんです!、だから一刻も早くこの無意味な避難
を止めて下さい!。今、我々がこの星を放置したらそれこそ本当に取り返し
のつかないことになりますよ!」
証言台に立ったクロカワは必死で訴えた、観測データを出し、それにもと
づくシミュレーション結果も提出した。
「今更こんなことを言われても困るんだよね。すでに政治、経済の中枢は
コロニーに移しちゃってんだよ」
中年太りの議員は言った
「せっかくの観測データだが、今からこれらを検証する時間はないのだ。
わかるだろ?私達は大量の避難船の航路計算や宇宙天気情報の監視で手がいっ
ぱいなのだ」
痩せこけた大臣は吐き捨てた
「それに君みたいのが出しゃばると今回の避難も宇宙開発の慢性的な人手
不足を解消するための政府が仕組んだ陰謀だなんて言い出す輩がのさばりだ
して、正直めんどうなんだよねえ」
軍服を着こなしたいかつい男にいたっては不満を隠そうともしなかった。
公聴会は驚くほど早く終わらされた、失望が透明な水に漆黒のインクを落
としたようにモヤモヤと広がっていくのがわかる。膨れ上がるほど資料を詰
め込んだバックがいっそう重く感じられた。
「何をするんですか!やめてください!……誰か!誰か助けてぇ!」
叫んでいたのは行きがけに見た少女だ、すっかり男達に囲まれ逃げ道など
は完全に塞がれていた。不思議なことは誰も少女を助けようとはしなかった
ことだ。目の端で少し追いかけたり、せいぜい気の毒そうな顔を向けるだ
けである。みんな自分のことで精一杯なのだ。
「お祈り程度で救われるんなら誰もこんなに困ったりしてねーんだよ!
ああ?お嬢ちゃん!。おら、お祈りしてやっから神様とやらに俺の土地を返
してくれるよう言ってくれよ!俺のじいさんが死ぬ思いで手に入れた土地な
んだぞ!」
岩のような男の手からすると少女の手は小枝のようだ、ひねり上げられた
白い腕は反り返り、頼りなく震えている。少女は固く目を閉じて今にも泣き
出しそうなのを必死で堪えているようだった。
「その娘をはなせぇぇぇ!!」
突然の奇声に男は少女の手を離した。その刹那、膨れ上がるほど資料を詰
め込んだバックが男の後頭部に直撃した。
「うう!……誰だてめえは、何しやがる!」
男に一撃を喰らわせたのはクロカワだった。クロカワはとっさに少女と男
の間に割って入る。クロカワは男を激しく睨みつけるが、正直なところ無策
であった、腕力ではとうていかないそうにないし今更話し合うという雰囲気
でもない。
「こら!お前達何をやってる!」
避難民の誘導にあたっていた警官が騒動に気がついて駆け寄ってきた。
「おい、そろそろヤバいんじゃないか?」
少女を取り囲んでいた別の男が、完全に頭に血が上った男へ潮時を伝えた。
「あの……逃げるなら今じゃありません?」
クロカワの背後に隠れていた少女が彼のコートの裾を引っぱりながら言う
「そ、そうだね……行こう!」
クロカワは少女の手を握り人ごみの中に飛び込み、路地裏まで走った。遠
くで男が騒いでいたようだが確認する気にはなれなかった。
その路地は避難が完了した区画なのか墓場の底のように静かだった、ただ
今しがたまで全力疾走していた二人の乱れた呼吸音だけがどこまでも空気を
震わせている。
「はぁはぁ、大丈夫かい?」
「た……助かりました……ありがとうございます。きっと神様が私を助け
てくれるようにあなたを使わされたのでしょうね……」
「……この期に及んでまだ神様かよ」
少女の「神様」という単語に、この時クロカワは異常なほどの不快感を感
じていた。今まで隠していた不満が怒りとなって何倍にも腫上がっていく。
「まだ神様なんかに頼ってるのか?この世界は終わるかもしれないんだぞ?
今までその神様が目の前に表れて君を救ってくれたことが一度でもあったか?」
言い終わるやいなやクロカワは少女の首を絞めていた、掌にスッポリと収
まるほどの儚い首。クロカワは掌の中に少女の頸椎と動脈、少女が飲み込む
唾の行方すら感触として伝わって来るのを感じていた。じんわりと汗がにじ
んでくる。
「たとえば今、僕は君の首を絞めているが、次の瞬間に神様が君を救って
くれると思うか?!。世界の終わりにも表れない神様が君を救ってくれると、
それでも思うか!?」
やせ細った少女の体はクロカワでも容易に絞め上げることができた。壁に
押しつけられ、溢れる涙でぼやけているであろう瞳でクロカワを見つめ、唇
は寒さと恐怖で震えている。ただそれでも少女は祈り続けていた、胸の前で
手を組み、助けに来るはずもない「神様」に祈りを捧げていた。
「どうか……お救いください。何も出来なかった私を……終わってしまうこの
世界を……私を殺そうとするこの人を……」
気がつくとクロカワは手を離していた。少女はまだ生きている、もっとも
今はクロカワの足下で力なく咳をしながらうつむき泣いているのだが。
「世界は終わらないよ……観測データから何度も計算した、これはきっと間
違ってない。でも誰も喜んでくれないんだ、なんだか世界が終わらないこと
が都合が悪いみたいに……」
しばらくの間、忘れていた失望がまたモヤモヤと広がり出す。今度はいた
いけな少女を殺そうとした自分への失望も混じり、よりいっそうの早さで彼
の胸を支配した。
「本当ですか!?本当に世界は終わらないんですか!?……よかった、なん
て素晴らしいことなんでしょう……私達にはまだ明日も明後日もあるんですね
……よかった……本当によかった……」
少女は突然、クロカワにすがりついたかと思うと。安堵したような笑顔を
見せ、また顔を覆い泣き出してしまった。
「君は僕の言う事を喜んでくれるのかい?」
夕方になると空気はいっそう冷たさを増していたが、幸い雪はまだ水平線
の向こう側で燃え残る太陽のおかげで降ってはいない。海は穏やかに波を起
こし夜の訪れに備えているよう。ここはクロカワがデータを集めるために使っ
ていた観測所だ。
今日こそが「世界が終わる」とされた日である。
クロカワと少女はいつしか一緒に行動するようになっていた。二人はちょ
うど海が見える位置にソファーとテーブル、お茶にお菓子、あとラジオを運
んでいるところだった。
遠くに霞む入り江からは、無数の避難船が空に雲の筋を描いて宇宙に向かっ
て飛び立っている。少女はそれを眺めながら、また祈っていた。そしてクロ
カワはそれを見つめていた。
「僕も祈っていいかな……君の信じている神様とは違うかもしれないけど」
「はい」
少女はにっこりと微笑んだ
「神様、僕はあなたが大嫌いです。あなたがどれだけ立派なのか僕にはわ
からないし、僕たちはとても愚かで糞みたいな連中だけど……だけど、とても
愛おしく一生懸命な生き物なのをわかって欲しい。……だから、人間を少しだ
けでいい、許してあげてください……」
夜の帳は二人の姿を隠す代わりに、お互いの体温と夜空の星を見せてくれ
ていた。
リア鬼レベル
渡鬼レベル
465 :
名無し物書き@推敲中?:2011/09/15(木) 22:26:40.34
センスなし
お前らって下手なのがでると嬉々として叩きにくるよなw
気にするな。
実は読んでない。
468 :
秋吉もま ◆2itMTGf8Qk :2011/09/15(木) 23:43:35.97
ネグレクトよりはマシやで
このスレの住人は基本的に性格が悪い
卵焼きや他の極端に下手だった奴等へのレスを思い出せば分かる
技量向上とか初心者に対する優しさとかそんなの頭になくて
自分より下の奴を乏して精神の安定を得ようとする奴等の集まり
>>459-462 句点の打ち忘れが多いので指摘は割愛する!
『!』や『?』等のうしろは一文字分の空白を入れる! 句点は不要! 以後は割愛!
>少女は一人、雪の降る街角に立ち神への祈りによって世界が終わった後も救
>われるのだと凍える手を胸の前で握りしめ訴え続けてた。
(三人称の地の文なので『続けていた』の方がよい!)
>政府が計画したスペースコロニーへの避難は粛々と遂行されているようだ。
(遂行はやり遂げる意味があるので進める程度の表現が好ましい!)
>不快感を感じていた。
(不快を感じていた!)
>今までその神様が目の前に表れて〜
(視認できる存在ならば現れた方がよい!)
>世界の終わりにも表れない神様が君を救ってくれると、それでも思うか!?」
(主人公は召喚された先で世界は終わらないと公言していた! 少女を試したと考えられる!)
>「どうか……お救いください。何も出来なかった私を……終わってしまうこの世界を……私を殺そうとするこの人を……」
(首を締め上げられている状態に見えない! 冗長と感じる!)
>夜の帳は二人の姿を隠す代わりに、お互いの体温と夜空の星を見せてくれていた。
(夜の帳が夜空の星を見せるのは理に適っている! 体温は微妙と言わざるを得ない!)
最後の二人の穏やかな様子が腑に落ちない! 避難船が次々と宇宙に飛び立っていた!
星を放置すると大変なことになるのではないのか!
掌編で取り扱う内容ではなかった44点!(`・ω・´)
リア鬼レベル
『矢追族USO』 ひやとい著
日雇いが散歩していると河原に焚き火が放置されていた。
「誰だ、またいじめたのは」
日雇いは焚き火に近づき彼を起こそうとした。
「いいよ。うせろ!」
気の弱い焚き火が暴言を吐いた。日雇いは驚いて腰を抜かし、尻餅をついた。
「ごめよ、日雇いさん」
焚き火は言葉穏やかに話しかけた。
「いいけど、やくざ言葉だけは勘弁して」
「うん。ああ、見てよ。日雇いさんちに遊びに行こうと思ったら、こんなことに」
日雇いは焚き火の周りを見た。鞄から引き出されたと思われる原稿用紙が散らばっていた。
「今度はどんないじめに遭ったの?」
「わからない。とにかく体が熱くてしかたないんだ。助けてくれ」
「助けてくれって言ったって、一体どうすればいいの?」
「わからない……」
二人はどうすることもできず、時間だけが過ぎていった。
「オチは?」
とうとう我慢できず日雇いが聞いた。
「日雇いさんの小説にオチは要らないよ」
「そ、そうか。そうだね。あははは……」(了)
さっきから子供みたいな煽りいれてる奴なんなの?
ここお前のスレじゃないから酷評スレいったら?
誰もお前に読んで欲しいと思って晒してないし。
どうせ名無しの秋吉だろ。
意味のない煽り、根拠のない推測
幼稚なことしか出来ない。
「なんで俺が、こんな目に……」
天井の梁に渡したロープで首を吊ろうとしていた俺は、ふとそんな事を呟いた。死ぬ間際に思い返せば本当に何にも良いことがない人生だった。
俺は御年三十七歳、職歴なしで親に寄生している真性ニートだ。
もちろん童貞である。彼女もいない。居たこともない。何故なら不細工だったからだ。おまけにコミュ障も患っていた。人とまともに喋れないのである。
本当に、自分でも笑ってしまうぐらいの出来損ないだった。だから死んでしまうしかないのであった。
だが、俺は自分が思っていた以上に出来損ないの人間のようだった。自殺すらままならないのである。俺は、さっきから、何時間も首つりロープを前にして実行できないでいるのだ。
自殺の準備を終えたのは確か、『めざましテレビ』を放送している時間だった。そして今、眼前のテレビでは古館がしたり顔で政権の批判をしていた。窓を見ると、外はもう真っ暗になっていた。俺は二十四時間電気を点けているので気が付かなかった。
「ははは」
本当に何をやっているんだろうか。俺は、自分の情けなさに笑いをこぼした。それから今日の自殺は諦めた。自室を出て一階の台所へ行き、冷蔵庫の中からビールとつまみをかっぱらって部屋に戻った。
スーパードライの缶ビールを開け、丁寧に泡を調節しながらジョッキに注いだ。ゴクゴクと飲んだ。イカのスルメ焼きも食った。美味かった。
働こうが働くまいが美味いものは美味いのである。それはある種の人生の真理のように俺には思えた。
「働く必要ってあんのかね?」
ほろ酔い気分の俺は楽しくなって、そんな事を考えてみた。しばらく腕を組んでウンウン唸りながら考えていると、ふと俺の脳内に素敵な人生計画が去来してきた。
「貯金がたくさんあるんだよな、おれん家って」
俺の両親はともに公務員だった。しかも父親は校長などをやっているお偉いさんだった。つまり年収がすごいのである。親たちは金持ちなのである。
一人息子の俺は、親が死んだ後にすべての遺産を相続できるはずであった。
「へへへへ」
何だか楽しくなってきた。その金を上手く運用すれば、一生ニートで居られるのではないかと考えた。
「ハッ!」
またまた俺の脳内に天才的閃きがやってきた。
「株とFXだ!」
神の啓示を告げる宗教家のような厳かな声で、とっても魅力的なバスで、俺はその閃きを口に出した。トレーダーだ。俺が進むべき道はトレーダーしか考えられなかった。
「勉強だ! 今すぐに勉強して一流のトレーダーになるんだ!」
俺は早速、アマゾンで株とFX関係の本を注文した。もちろん、支払いは親のクレジットカードである。ちょっとだけ良心が痛まないではないのだが、それは未来への投資なのだから仕方ないだろう。
「もう勝ち組が決定だな」
俺は狂ったように笑った。もはや、俺の人生はバラ色に決定しているのだった。だから笑いが止まらなかった。やがて俺は、笑い疲れて眠ってしまった。幸せな睡眠であった。
それから十年の月日が経った。
俺は両親をともに亡くして、独り暮らしをしていた。
真っ暗になっている窓の外を見ながら、俺はふと呟いた。
「なんで俺が、こんな目に……」
もう本当に死ぬしかなくなった俺は、ロープに首を掛けてイスを蹴ったのであった。
そして晒される小説も意味不明のネガティブなものばかり。
こういう小説ってプロでも酷評されてるのに
まだ書く奴いるんだ。
↑どっか行け
ごはんに帰れ!
程度の低いスレになったもんだな。
創文はニートばっかだから仕方ない
気にするな。
お前のレベルと一緒だ。
気にするな。
お前の粘着ほどではない。
スレがアリの穴と化してる。
創文板から文芸書籍サロンにスレを移した方がいい。
アリの穴の腐った環境ではひとは育たない。
↑ID板でのおまえの自演はうんざりだ
このいかにもアリ出身にありがちな返しにもあきた。
やっぱりお前だったか
また火病〜
>>474 内輪ネタは読む人間を限定する!
焚き火の放置の言葉に火の不始末が思い浮かんだ!
人物の姿の描写が一切ないのもいただけない!
>「オチは?」
>とうとう我慢できず日雇いが聞いた。
>「日雇いさんの小説にオチは要らないよ」
>「そ、そうか。そうだね。あははは……」
(この部分の会話の流れが不自然に感じる!
メタフィクションなのか! しかも著者である日雇いがオチを訊いていた!)
日本語としては読めた42点!(`・ω・´)
>>480-481 >スーパードライの缶ビールを開け〜
(スーパードライはビールなので缶だけでよい!)
>イカのスルメ焼きも食った。
(上記と似たような意味にあるが、このような言い方もあるので不問とする!)
冒頭で自殺を思いとどまったが最後は実行に移してしまう!
そこまで追い詰められた経緯の説明があれば、さらに落ちが際立ったのではないのか!
バカバカしさの中に現実の凄味が垣間見えた良作と言える68点!(`・ω・´)
>スーパードライはビールなので缶だけでよい!
瓶ビールがあるだろ?アホかこいつ。
>イカのスルメ焼きも食った。
これはスルメ焼きでいいだろ。アホかこいつ。
>現実の凄み
ねーよw
スーパードライの缶を開け〜ってことでいいってことだろ
アホはお前だ
>>498 アホはお前だろ
瓶もある?
だったら缶を瓶に変えれば良いだけだろ
ぷうぎゃあは「ビール」は要らないって書いてんだよ
何を真顔で間抜けな指摘してんだ
まずは他人にツッコミを入れられるレベルの読解力を身につけて出直せ
こういう文章の細かいところに熱くなれるここの住人って………
498がアホすぎて叩かれてるだけでしょw
さすがにこのレベルの読解力のアホは創作文芸板では少ないわ
>>501 だよな。どうでもいいことをネチネチとw
木を見て森を見ずって奴だな。
辞書厨って頭堅すぎで表現とか理解出来なそう
505 :
名無し物書き@推敲中?:2011/09/17(土) 17:16:17.07
表現は天才だから
馬鹿には理解出来ない
表現健一郎はイケメン
死ねよきちがい
507 :
名無し物書き@推敲中?:2011/09/17(土) 17:53:00.89
健一郎なんで怒ってるの?
あ? お前謝れや
早く謝れよ
俺に何か用か?
用なんてねーよ。さっさと謝れ
512 :
秋吉どぶねずみ ◆2itMTGf8Qk :2011/09/17(土) 21:37:04.10
俺は名無しで書き込んだことは一度もない。
513 :
名無し物書き@推敲中?:2011/09/17(土) 22:28:54.65
健一郎なんで一人さみしく遊んでるの?
友達いないの?
俺に何か用か?
健一郎って本当にイケメン?
オフで会ったとかいうジョシコの
かなりのジジイだったという証言のほうが正しい?
516 :
名無し物書き@推敲中?:2011/09/18(日) 02:56:26.13
俺の名前は健一郎。42歳、魚座のイケてるサラリーマンだ。俺は如何なる時もダンディズムを忘れない。今日は秋の装い、オリーブ色のパンティを装着、お洒落たるもの、目に見えない部分迄手は抜けない。
秋吉かよ?w
518 :
名無し物書き@推敲中?:2011/09/18(日) 11:04:34.05
最近の病院は日増しに心療内科然としてきている。
頭をフラフラしながら歩いている男性や、
独り言を繰り返すおばあちゃん、それに奇声を上げる人達。
もうなんの意外性もなくど真ん中で頭の病院ある。
特に同室のおじいちゃんに関してはまぁ酷い。
僕が夜中に眠っていると、
おじいちゃんに揺り動かされる事が良くあるのだが、
目を醒ました僕に対して、おじいちゃんが言い放つ最初の一言が
Г大丈夫?」である。
・・・いや何が?
また、おじいちゃんは部屋に備え付けてある
僕のベッドの近くにある水道をどうやら僕の物だと思い込んでいるらしく、
使う時にはいつも「借りるね」と一言断ってくる。
それはなんか面白いから別に構わないのだが、
寝ている時に言われるとなんかイラっとする。
519 :
名無し物書き@推敲中?:2011/09/18(日) 11:08:04.98
健一郎のちんこって右曲がり?
俺に何か用か?
521 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2011/09/18(日) 11:57:01.57
>>518 >〜ど真ん中で頭の病院ある。
(助詞が抜けているように見える!)
心療内科然とした病院に主人公は入院している!
一人称なので入院の原因は早めに書いた方がよい!
まともに見える主人公もおかしいという落ちならば最後まで書いた方がよい!
主張したいことが曖昧で釈然としない話だった52点!(`・ω・´)
『病室のおじいちゃん』
最近の病院は日増しに心療内科然としてきている。頭をフラフラさせながら歩いている男性や独り言を繰り返すおばあちゃん。それに突然奇声を発する人たち。ここはもう、なんの意外性もなく、ど真ん中で頭の病院ある。
同室のおじいちゃんに関しては、まあ酷いものだ。夜中に眠っていると僕はおじいちゃんに体を揺り動かされる。そして目を覚ました僕におじいちゃんが言い放つ一言が、
「大丈夫か?」
である。
……いや、何が?
また、おじいちゃんは僕のベッドの近くにある備え付けの蛇口を、どうやら僕の所有物だと思い込んでいるらしく、使う時にはいつも「借りるね」と一言断ってくる。それは別に構わないのだが、日中でも眠っている時に起こされて言われるとなんかイラっとする。
(つづく)
ぷぅぎゃあよう
投稿された作品を勝手に推敲するなと半年前はあんなに上から目線で説教してたのに
なんでいま勝手に推敲を繰り返してる奴にはなにも言わないの?
小説作法を守らない
ならず者が増えてきているから。
てかちょっと前までは雑談はほどほどにとかも言ってたような
まあ別に方針変えたっていいんでね
526 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2011/09/18(日) 18:51:25.80
勝手にリライトされた可能性のある作品は評価を見送った!
ワイの中では高得点に位置していた!
リライトした者がいたと仮定すれば、それに費やした時間が無駄に終わったことになる!
不毛な時間を望んで費やす者はいない!
ワイの考え!(`・ω・´)
527 :
名無し物書き@推敲中?:2011/09/18(日) 18:58:02.54
リライトは投稿者にとって何よりの勉強になる!
言葉で説明するより、上級者がしっかりとした手本を見せる!
これもこのスレの存在意義!
ゼットの考え!( ´_ゝ`)(´<_` )ok?
528 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2011/09/18(日) 19:50:59.09
リライトの場合、先に出されたものを評価する!
ワイの考え!(`・ω・´)
>>528 >リライトの場合、先に出されたものを評価する!
いやしてなかっただろ
>>393 >完成度の高い掌編ではあるがどちらを評価の対象にすればよいのか!
>判断に迷いが生じたので点数は見送る!
530 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2011/09/18(日) 20:25:18.10
>>528は今の判断!
>>393は過去の判断!
比べる意味はない!
作者に勝手にリライトをすることは著作者人格権に触れる行為!
そもそもの判断が間違っている者に貸す耳はない!
ワイの考え!(`・ω・´)
531 :
名無し物書き@推敲中?:2011/09/18(日) 20:35:15.41
>>530 >作者に勝手にリライトをすることは著作者人格権に触れる行為!
これは古い考え! ネットにおける創作の足枷! 邪魔!
ネットでは一つの作品をみんなで創る! これは今、世界の常識!
旧来の権利を主張するなら安易にネットを使ってはいけない!
エックスの考え!ϵ( 'Θ' )϶
長い分を送信できません。
省のマークで長い分を送信しているのをみますが、どうすれば、そうできるのでしょうか。
どうぞお教えください。お願いいたします。
533 :
ninja!:2011/09/20(火) 01:24:46.40
名前欄に「ninja!」と入れてみろ。
それでおまのレベルがわかる。
534 :
忍法帖【Lv=40,xxxPT】 :2011/09/20(火) 01:25:45.54
違った。「!ninja」だ。
別のサイトにうpすればええよ
536 :
忍法帖【Lv=37,xxxPT】 :2011/09/20(火) 01:34:04.71
俺に何か用か?
538 :
名無し物書き@推敲中?:2011/09/20(火) 01:40:43.74
レベルが8以上じゃないと100%は出せないよ。
539 :
名無し物書き@推敲中?:2011/09/20(火) 02:22:32.52
ここは芥川や太宰クラスの作品でも、きちんと評価できるレベルのスレですか?
馬鹿なの? 出来るわけねえだろ
つーかなんでそんなハイセンスの奴がこんな初心者スレに投稿するんだよw新人賞出せよ
あ
>539太宰治は、今風に言えば、wannabe、2ちゃんねるに、投稿する中学生、高校生とおなじ狭い世界観の小説もどきを書きました。したがってワイスレは太宰レベルの吹き溜まり。
>>539 >きちんと評価できるレベルのスレですか?
俺がいるから「できる」といっていいだろう。
しかし俺は下手糞は基本スルーする。
で、ワイが下読みの役目としてすべてに目を通す。
>544 これが、たとえば、の話しだがもしも太宰治がスレを書いたとしたならば、おまはどうする。スルーするか。しないか。
などと意味不明な供述をしており、警視庁では慎重に捜査を進めていく方針です
>544 言い方をかえよう。もしもの話しだ。おまえがワイスレに作品をあげたとしよう。後日おまえはその事実をすっかり失念してしまい、ある時自分の作品を見つけるのだが思い出すことができず他人のものだと思い違いをする。
おまえなら、どうする。
などと意味不明な供述をしており、警視庁では精神鑑定も視野に入れ慎重に捜査を進めていく方針です
>544
あるいは、もう一人のおまえがいたとする。かれがおまえのスレを読んだ時、はたしてかれは、おまえのスレをスルーするか、しないか。どちらだ。
>544
すでにおまえは、おまえ自らおまえの現実をスルーしている。
違うか。
∩___∩ |
| ノ\ ヽ |
/ ●゛ ● | |
| ∪ ( _●_) ミ j
彡、 |∪| | J
/ ∩ノ ⊃ ヽ
( \ / _ノ | |
.\ “ /__| |
\ /___ /
>>550 >違うか。
現実をスルーしているのは、おまえ自身だ。
俺にはすべてが見える。未来が見える。そして過去も十分に熟知している。
俺の眼は神のそれと同じ。
時代を超越し、文明を凌駕し、宇宙の果てに広がる。
見よ、我が視野は宇宙を超えた。
さて、幼子よ。
私にスルーされたからといって嘆く必要はない。
すでに私はおまえを理解している。おまえは神に理解されている。
祈りなさい。
かっけー!!!!!
神様降臨!
∧ ∧
|1/ |1/
/ ̄ ̄ ̄`ヽ、
/ ヽ
/ ⌒ ⌒ |
| (●) (●) | >>サイコさん
/ |
/ |
( _ |
(ヽ、 / )|
| ``ー――‐''"| ヽ|
ゝ ノ ヽ ノ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧ ∧
|1/ |1/
/ ̄ ̄ ̄`ヽ、
/ ヽ
/ ⌒ ⌒ |
| へ へ | ふふ、呼んでみただけ♪
/ |
/ |
( _ |
(ヽ、 / )|
| ``ー――‐''"| ヽ|
ゝ ノ ヽ ノ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
555 :
名無し物書き@推敲中?:2011/09/20(火) 14:17:09.68
マンネリAA
ツマンネリ
AAといえど、
盗作を貼るのは止めろ。
∩___∩ |
| ノ\ ヽ |
/ ●゛ ● | |
| ∪ ( _●_) ミ j
彡、 |∪| | J
/ ∩ノ ⊃ ヽ
( \ / _ノ | |
.\ “ /__| |
\ /___ /
雑談の小休止のおかげで楽をしている!(`・ω・´)ゝ゛
誰も来ないしワイスレ杯の季節か
560 :
忍法帖【Lv=37,xxxPT】 :2011/09/21(水) 01:38:03.38
wanna be a dreammaker
561 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2011/09/21(水) 07:39:36.49
やるか!(`・ω・´)
562 :
名無し物書き@推敲中?:2011/09/21(水) 12:57:50.63
お願いします
もともと奇跡なんてあってないようなものだ。
神社で白紙のおみくじが売られていることはあるし、寝坊した女子が急いで曲がり角を曲がることもある。草むらに札束入りのバックが置かれていたって、なんら不思議には思わない。
――曰わく、俺は『奇跡を呼ぶ男』。だから、こんな状況に置かれても(まぁそんなこともあるか)と、比較的冷静な眼差しで事態と対面することができた。
目の前には男。年は4〜50代程だろうか、髪はえぐれ剥き出しの頭皮は太陽の光を受けて燦々と輝いていた。垂れ下がった腹の周りを台風一過の後みたくちぢれた毛が繁茂していた。
上半身だけ見れば飽食時代を生きぬいた落ち武者の末路といった印象である。しかし問題はその先にあった。
不摂生な男の下半身に本来あるべき2本の足はない。あるのは一筋の尾。鱗びっしり。男は鱗を乱反射させ瑞々しい尾をしきりにばたつかせていた。
「いたたたたた。なんねんなんねんこれなんねん」
改稿しました。お願いします
もともと奇跡なんてあってないようなものだ。
一年の吉凶を決めるべき正月神籤が白紙でした、なんてこともあれば、通学路の曲がり角にお魚くわえたドラ猫、もとい食パン加えた女学生が走り込んでくることも、まあ多分ある。
ドブに突っ込んでしまった足に札束の詰まったカバンが引っ掛かっていたところで、せいぜいのび太くんが諸手を挙げて快哉を叫ぶ程度の、ありふれた日常の一ページに過ぎない。なんら不思議に思うことはないだろう。
――曰わく、俺は『奇跡を呼ぶ男』。親には『やればできる子』とも言われている。
だから、こんな状況に置かれても(まぁそんなこともあるか)と、比較的冷静な態度を崩さずいることができた。
目の前には男。年は四十〜五十代程度といったところだろうか。髪はえぐれ、剥き出しの頭皮は太陽の光を受けて燦々と輝いていた。垂れ下がった腹の周りを台風一過の後みたくちぢれた毛が繁茂していた。ギャランドゥ。
上半身だけを見れば、飽食時代を生きぬいた落ち武者の末路といった風情である。しかし問題はその落ち武者的な上体を支えるべき、土台の方にあった。
不摂生な男の下半身に、本来あるべき二本の醜い足はない。あるのは一筋の尾。表面には鱗がびっしりと並び、なにやらてらてらと光るその尾は、落伍者様の上半身には素知らぬ顔で瑞々しさを謳歌していた。
上半身とは対照的に引き締まった動きと輝きを見せ、文字通り陸に揚げられた魚のように、男はぴちぴちと尾をばたつかせた。
「おい。お前だよ、見てんじゃねーよ。おい。小僧、コラ。おい。」
「黙れ」
言って俺は、太陽を斜め三十八度の角度で背にし、男に向き直った。
「――貴様だったのか」
男も中途半端なニヤケ面を、本来の表情に戻していた。
そう、それは――戦士の顔だ。
次の瞬間、俺は横に跳んで道路から空き地に転がりこんだ。紙一重の差で、さっきまで俺と男が向かい合っていた片側一車線の一帯が吹き飛んでいた。爆発である。
男の動きはかろうじて残像だけ捉えることができた。頭上を見上げる。地上五メートルほどの高さに浮かんでいる男は、宙空をまるで泳ぐように自在に移動して見せ、止まると同時に俺に向かって平手を打ちおろすように腕を振り抜いた。
俺は瞬時に四股を踏んだ姿勢を取り、右拳を地面に――いや、地球『アース』に向かって振り下ろす。
衝撃波の衝突。
俺と男との間の空間は空気ごと弾け飛び、発生した真空が周りの空気を吸い込み渦を巻く。
「やるじゃないか」男は不敵に笑う。
「帰っていいですか」スーパーの特売まであと十分しかない。俺は、(こいつは次の一撃で仕留める)と決め、地球拳の構えをとった。
565 :
名無し物書き@推敲中?:2011/09/21(水) 14:09:23.92
改稿されました
>>562の評価も併せてお願いします
勝手に改稿した文章を評価すべきではのは当然だが
勝手に改稿されて非難の声をあげない奴の文章も評価すべきではない。
他の利用者に迷惑。
気にするな。
ここはおまえのスレではない。ワイスレだ。
ワイなら小屋を見に行ったきりだ。
569 :
秋吉どぶねずみ ◆2itMTGf8Qk :2011/09/21(水) 18:48:38.20
もう1時間以上経つぜ?
誰か見に行った方がいいんじゃねえか?
見てこい秋吉
571 :
秋吉どぶねずみ ◆2itMTGf8Qk :2011/09/21(水) 19:01:22.12
肥だめに落ちたら大変だべ
572 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2011/09/21(水) 19:15:14.91
>>565 >改稿されました
(第三者の介入を思わせる!)
>>528 >リライトの場合、先に出されたものを評価する!
ワイの一文に従うと評価対象は
>>562に限定される!
しかし、
>>562-564は書き方が相似しているので今回は同一人物として評価する!
ワイの考え!(`・ω・´)
573 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2011/09/21(水) 19:15:53.25
>>562 >髪はえぐれ剥き出しの頭皮は太陽の光を受けて燦々と輝いていた。
(少しくどい印象を受けた!)
>垂れ下がった腹の周りを台風一過の後みたくちぢれた毛が繁茂していた。
(台風のくだりは無くても意味は通じる!)
>上半身だけ見れば飽食時代を生きぬいた落ち武者の末路といった印象である。
(風体が落ち武者なのはいいが、飽食時代と合っているようには見えない!)
>「いたたたたた。なんねんなんねんこれなんねん」
(どのような状況下にあるのか! 奇跡を呼ぶ男が不細工な中年男性の人魚を釣り上げたのか!)
状況の説明がないので場面がよくわからなかった43点!(`・ω・´)
>>563-564 >もとい食パン加えた女学生が走り込んでくることも、まあ多分ある。
(『多分』は紛らわしい! 別の表現の方がいいかもしれない!)
>せいぜいのび太くんが諸手を挙げて快哉を叫ぶ程度〜
(他の作品のキャラクターは出さない方がよい! 代用も効きそうなので適切とは言えない!)
>なんら不思議に思うことはないだろう。
(奇跡を呼ぶ男の一人称の文章に見えない!)
>不摂生な男の下半身に、本来あるべき二本の醜い足はない。
(二本の足がないのは見た目でわかる! 一人称で醜い足と断定する部分には違和感がある!)
>なにやらてらてらと光るその尾は、落伍者様の上半身には素知らぬ顔で瑞々しさを謳歌していた。
(尾を顔にたとえて、ややこしい表現になった!)
>「黙れ」
> 言って俺は、太陽を斜め三十八度の角度で背にし、男に向き直った。
(奇怪な生物を目の前にして主人公はさらに向き直った!)
余計な修飾語が読み難さを増した!
下半身が人魚の男はどこから現れたのか! 主人公と知り合いのようだが因縁はわからない!
改稿ではなくて改悪かもしれない41点!(`・ω・´)
575 :
秋吉どぶねずみ ◆2itMTGf8Qk :2011/09/21(水) 20:39:58.79
冴え渡る! 40点台!
どぶねずみは性格が悪いな
性格だけじゃないだろ。
読解力も。
ワイは引用文のあとに、空行を一つ入れろ。
どこまで引用かぱっと見わからんから読みにくいわ。視ね。
いや、分かるだろw
カッコがついてるじゃん
ワイは読解力がないわけではない
正面からにしろ搦め手からにしろ、スレの風紀を乱す者に対し常に毅然とした態度をとっているだけだ
>>579 この世にワイだけしかいないのならいいが、
場合によっちゃ引用文が折れ曲がって先頭にカッコが来ることもある。
ま、そんなことよりなんで詰めてんだ?
とにかく万人にわかるようにしとけ。
これは小説作法の理念と同じだ。わかったか。
582 :
秋吉どぶねずみ ◆2itMTGf8Qk :2011/09/21(水) 22:03:52.57
君らと戯れてるうちに性格が悪くなった。
そりゃ前からだろ
初登場から煽り全開だったじゃねえか
むしろ丸くなったってもんだろ
585 :
秋吉どぶねずみ ◆2itMTGf8Qk :2011/09/21(水) 22:19:50.12
そういう見方もあるとかないとかだな。
本当に人が来なくなったなw
588 :
秋吉どぶねずみ ◆2itMTGf8Qk :2011/09/22(木) 23:21:21.50
マグナ祭りが近づいてるし
幹事がウンコ過ぎて今回は敬遠することにした
おまえよりもウンコだったか?
悔しいのう
クソやな
って秋吉君が言ってたよ
致命的に面白くない
文章が破綻している
>>594 >まあ、家が近所というわけでもなく〜
(クラスの誰とも近所では無いという意味なのか!)
風邪や病気の場合、『直れ』よりも『治れ』の方がよい!
他の部分では『治』が使われていた!
>様子はどうだい、なんで聞いてくるものだから〜
(打ちミス!)
>そう思いつつ、午前九時から昼寝に入るのである。
(午前で昼寝に違和感がある! 二度寝の方がよい!)
>俺は昨日もろくな返答をしていなかったのか。記憶に残らなくて当然だ。
(主人公の生返事が記憶に残らないのは当然に思える!
しかし、前の説明では問答を覚えていないと書かれていた!)
短い文章でありながら説明が長く感じられた!
物語の展開を早くして不要な説明文は削った方がよい!
高校一年生らしい文章が望ましい50点!(`・ω・´)
>>597 校正はしていたのですが、意外と誤字があったようですね。すみません。
なるほど、説明が長いですか。自分ではテンポの早いものを書いているつもりだったので、
>>596さんの感想と併せて見ても、自分が出来てると思っていたことがことごとく出来ていないようです。
出直してきます。
599 :
名無し物書き@推敲中?:2011/09/23(金) 18:56:17.77
卵焼きだろ、お前w
文章の下手さと、蟻のコメントからして他には考えられんわ
601 :
名無し物書き@推敲中?:2011/09/23(金) 19:17:19.67
カマはうせろ。
603 :
名無し物書き@推敲中?:2011/09/23(金) 21:51:56.60
えーと、ここは18禁の小説も載せて大丈夫でしょうか?
いいよ
ワイは18以上の♀だから
605 :
名無し物書き@推敲中?:2011/09/23(金) 22:53:12.05
リア鬼
○リア充
ショタ受けならキモいおっさん起用だろjk
リアル鬼
姉ショタならショタ攻め
ショタ受けならホモ展開
それが 僕らのたったひとつだけ共有した 真実だったはずだろう
>>609 山無し落ち無し意味無し
故に退屈
目が滑る
文章が破綻している
文章が破綻していると感じたお前には無理。
面倒くさいから、ここの奴は評価しかちゃんと読んでねえが
パッと見の文章量的に
貼られて4分の評価レスとか本人の自虐だろ
酷評スレにも貼られてるからそれ読んだじゃねえの?
>>616 だったら酷評スレに書くだろ
いやまあ、俺は適当に言っただけなんだけどさw
ここにはリア鬼連呼する奴と論理破綻を連呼する奴が住み着いたから
そいつらの煽りが正解っぽいが
作者が暴れてる光景が見えている俺は異端なの?
最近の投下主はちょっとdisられるとすぐファビョるんだから……
ウンコレベルだろ
622 :
609:2011/09/24(土) 00:32:04.94
>>614 自虐じゃないし、609以降は書き込んでないよ
ID無しの板で何を言っても無駄なのでしつこくは言わないけど
なんだやっぱり自演か
ウンコが自演とかアナルリバースだな
今のところ全てリアルウンコレベルだ
俺が太宰クラスを出してやってもいいんだがな
俺は川端レベル
628 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2011/09/24(土) 09:08:03.19
>>599 既得権益の解釈がおかしい!
>けれど返事はなく、地平線が拓けているいくばかりだった。
(打ちミス!)
>周囲を囲む〜
(『周りを囲む』でよい!)
夢の話なので常識は通用しない! 不安定な書き方が主人公の現在の状態を表しているように見える!
しかし、解釈に正解を見出すことができないのでどのようにも言える!
作者の主張がまるで見えて来ない36点!(`・ω・´)
>>599 >つり革を両手で捕まえ発車後の揺れに備えている〜
(間違いとは言えないが停車した状態のつり革なので掴まえるの方がよい!)
>「ああ、あまり長いするのも悪いか〜
(長いよりも長居の方が合っている!)
先生と生徒の会話文に違いが見えない! 年齢はわからない!
カメラの小道具が活かされていなかった!
ですます調が挟まった奇妙な文体で構成されていた!
場面の転換が突然で滑らかではない!
小林は看護婦と呼んでいた! 若いのであれば看護師の方がよい!
読者を想定した話に見えなかった42点!(`・ω・´)
629 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2011/09/24(土) 09:09:04.27
>>605 2.
>足を組みながら後ろに控えて
(梓が主体の書き方で怜の視点が混ざって見える!
『足を組んで控えていた』とした方が無難!)
>少しの手ごたえの後〜
(三人称の文章が怜の視点の一人称になっていた!)
怜は脱糞を許されない状態で限界を迎えた!
本人に興奮した様子が見られない状態で何故か局部は勃起していた!
怜の性格を事前に仄めかした方がよい!
>「そんな風に俯いてたら、可愛い怜の顔が見れないじゃない」
(後ろに控えていた梓が斜め後ろに移動していた! 位置関係の判断で怜の顔は見えないように思う!)
>獣が唸りあげるかの様に低い音を立てる。
(唸りをあげる方がよい! 脱字かもしれない!)
>梓は背後から怜の腹部を、押えている怜の手の上から優しく撫で回す。
(手の上を撫でて便意を促すのか! 梓の性格付けならば労わる口調で押した方がよい!)
630 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2011/09/24(土) 09:09:33.39
>暖かく迎え入れる母親の様でもあった。
(漢字を使用するのであれば温かいの方が適切に思える!)
酷い臭気の表現は『匂い』よりも『臭い』の方が場に合っている!
4.
>私は直ぐさまこの事を様警察に訴えたけれど〜
(『事様を』のような気がする!)
体言止めの多用が気になった! 作者の癖なのか!
一筋の涙が流れるという表現に頼ってはいけない! 場面によって変えないと手抜きに見える!
物語の前半がシリアスで後半はギャグになっていた! 前半の展開を期待すると後半で興ざめする!
段落ごとに人称や視点を変える効果はあまり感じられなかった! 書き慣れていない間はひとつの視点で書いた方がよい!
読者を想定して書いた方がよい58点!(`・ω・´)
631 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2011/09/24(土) 09:10:55.91
これから出かけるので残りは帰ってきてから評価する!(`・ω・´)
>625お前は太宰治レベルだろ。みんな太宰レベルだよ、ここじゃ。想像力の貧困層。技術的未熟さ。太宰流小説道場だろ、ここは。
ぽっぽは上手いよな
冗談はよせ
>>634 さっきから偉そうだな
てめえの駄文もうpしろや
ぽっぽ以下だろ
自演乙
ポッポはウンコ以下だよ
ウンコレベル内訳
下痢便レベル<ビチグソレベル<粒糞レベル<一本糞レベル<巻き糞レベル
やっぱりここの住人は基本的に頭がおかしい
気持ち悪いから下品な言葉を使うんじゃない
640 :
秋吉どぶねずみ ◆2itMTGf8Qk :2011/09/24(土) 18:04:08.56
安心して見ていられる点数群ですね。
641 :
名無し物書き@推敲中?:2011/09/24(土) 18:06:55.68
どぶねずみのエッセイも貼れよ
点数を笑ってやるから
642 :
秋吉どぶねずみ ◆2itMTGf8Qk :2011/09/24(土) 18:10:13.75
あれは文章的には余裕で70点クラスだが、内容がないからな。
ワイさんも採点に困るだろうから自粛した。
秋吉はレベル2だから、
レベル3以上の文章は採点できない。
無理にやろうとすると混乱する。
秋吉の持ち点は、0点から20点まで。
>>609 三人称の形式を取りながら地の文は一人称のような語り口で進む!
時に主人公の心の声が混ざっていて人称としては不安定な作りになっていた!
これも一種の方法として受け取り、指摘はしなことにする!
泣き出しそうな表情の空から降ってくる物が雨ではなくて雪だった!
>大半の部分は夜の闇に包まれている。
(高台にある公園の今の状態!)
>ここからの景色はほとんどが山の緑だった。
(山の緑が見えるのか!)
>鬱蒼とした山の木々はただ不気味に薄暗いだけで〜
(山は不気味に薄暗いだけだった! 視覚で山が緑に見える訳ではなかった!
紛らわしい書き方はしない方がよい!)
>いつも見ている夜空とは比べものにならないほど星が煌めいている。
(冒頭ではどんよりとした厚い雲が垂れ込めていた! 今は雲ひとつない星空のように思える!
月が出ていれば公園の大半が闇に包まれているとは考え難い!)
これ以降の天候にかかわる描写には触れないでおく!
>人間の言葉が通じるわけはないのに、優希は暗がりに向かってそんな事を言ってみた。
(怪しげな影の正体が判明していない状態で人間の言葉が通じないと断言する部分に引っ掛かる!
優希の視点の一人称であれば問題はなかった!)
>逆光になっていて表情は分からないのだが〜
(この一文も優希の視点の一人称に見える!
これ以降、人称のおかしな箇所は割愛する!)
>すぐに大丈夫と思える自信は優希にはなかっった。
(打ちミス!)
>自らの精神の幼さに気づかされる思いだった。
(小学六年生なので精神は幼くて当然のように感じた!)
ワイは以前に読んだ記憶がある! 全く別の作品かもしれない! 作者は気にしなくてもよい!
話自体は悪くない! 夜の描写は不安定! 人称に関しても同じことが言える!
推敲が足りていないように思える! 作者は冷静な目で自身の文章を読み直した方がよい!
人称の習熟が急がれる62点!(`・ω・´)
ワイさんにはいつもお世話になっています。
このたびとある文芸誌の小さな賞をとることができました。
このスレを訪れてから半年ほどでしょうか。いろんなことを勉強させてもらいました。感謝の念に絶えません。
これからも利用させていただきます。よろしくお願いします。
うそこけ!w
私も佳作ながら電撃でデビューが決まりました。
ありがとうございました。
649 :
秋吉どぶねずみ ◆2itMTGf8Qk :2011/09/24(土) 22:09:08.09
おめでとう
私も芥川賞という小さな賞を取ることが出来ました
いや、大した事ないんですけど、一応のご報告を
茶川賞?
私もビチグソ賞という小さな賞を取ることが出来ました
いや、大した事ないんですけど、一応のご報告を
つまんねえ流れ。酷評依頼来ないかな
ノーベル文学賞の候補に選ばれました。
外国に行って挨拶しないといけないし、
目立つのが嫌なので、
受賞は辞退しようと思っています。
>>646 おめでとう!
以下は省略!(`・ω・´)
>>645 ありがとうございます。
確かに前後で整合性がとれてない部分が多々ありました。
すみません。人称も不安定になってますね。
練習に一人称で書き直そうと思うので、その時に内容も直してみます。
ここは英語の小説はOKですか?
また富山か
660 :
秘密 1:2011/09/25(日) 16:53:47.55
私にも妻に知られたくない秘め事の一つや二つ在ったとしても、なんら不思議な事はない。例を挙げれば、きりが無くなるが。例えば、三田文学という同人誌に愚作を投稿し続け、群像新人賞に、たった一度、ノミネートされた事。
出会い系サイトで知り合った家出少女に帰りの電車賃を与えて
歌舞伎町の街角で別れた夕暮れ。
661 :
秘密2:2011/09/25(日) 17:09:00.20
今、こうして2ちゃんねるに書き込んでいる事さえ、妻には内緒にしておくつもりだ。2ちゃんねるは人生の失敗者が社会不満を醸造させ、いずれ犯罪に手を染めかねない、そんなサイトだから、あなたは無関係なはず、そう言い切る妻には内緒にしておくのが無難というものだ。
662 :
秘密3:2011/09/25(日) 17:26:59.92
僕は会社から中目黒の自宅までほぼ二十年間、休みの日以外、毎日電車通勤をしている。そして月に一度は、仕事を終えて、あそこへ行くために茅場町から日比谷線へと乗り換えるのだ。
今日は早々に仕事を切り上げ、地下鉄三輪駅で送迎車を待っていた。
663 :
秘密4:2011/09/25(日) 17:43:35.12
ほどなく黒塗りのベンツが僕の前で急停車した。「七時にご予約の池田様ですね」俊敏に運転手は僕を後部座席へと導く。広々とした送迎車はゴージャスな革張りのシートの香りがみちていた。
吉原の名門ソープ「重役の館」は総額十万円の高級店である。
664 :
秘密5:2011/09/25(日) 17:56:12.57
「いらっしゃいませ。お久しぶりで御座います、池田様。ご予約を賜りました、ヴィトンちゃんはスタンバイして御座います。待たずにすぐご案内させていただきます」「どうも、久しぶりですよね。東北大震災で、さすがにソープは自粛しなくてはね。僕がっ、て意味で」
書いてから投下して
あと1レスにまとめられるところは1レスにまとめて
666 :
秘密6:2011/09/25(日) 18:09:35.96
「重役の館」の店長は顔のほりの深い初老の紳士だ。僕は長年彼の世話になっている。むろん、このことは妻には内緒だ。そして、これは会社に内緒なのだが、お店から領収書を切ってもらって経費で遊ばせて貰っている。
耳が聞こえない、字も読めないようだな、この低脳は
668 :
秘密7:2011/09/25(日) 18:19:46.03
「今日も領収書を」「ええ、頼みます」「日付と金額は」「今日付で、金額は十万で、お願いします」「それでは、お帰りの際に領収書はお渡しいたします。あっ、それと、宛先はいつもと同じでよろしゅう御座いますね」
「ええ。東京電力株式会社、でね」
669 :
秘密8:2011/09/25(日) 18:23:01.61
それは関西電力の罠だったとさ。おしまい。
はい、死ね
「秘密」ですが、省のマークで長文をアップする方法を知りたいのですが
省のマークって最近しつこい奴がいるな
だから、別のサイトにうpでも良いって何回も言ってるだろ?
書けないならどっかうpしてURL貼れよ
ピクシブでも理想郷でもなろうでもラ研でもFC2小説でも
SSサイトなんて星の数ほどあるっていうのに
>673URL貼れないと思うのです、携帯からなので。
『老輩のつぶやき』
私にも妻に知られたくない秘め事の一つや二つあったとしても、なんら不思議ではないだろう。たとえば、三田文学という同人誌に愚作を投稿しつづけて、やっと一度、群像新人賞にノミネートされたこと。
また、出会い系サイトで知り合った家出少女とデートをし、歌舞伎町の街角で帰りの電車賃を与えたあと、少女の背を目で追っているとき、妙に斜陽がせつなく肌身を突き差したこと。
そして今、こうして匿名のネット掲示板「2ちゃんねる」に書き込んでいることも妻には内緒にしておくつもりだ。
2ちゃんねるは、人生の敗北者らが、報われない己の人生の恨み辛みから、社会的不満や流言飛語の類いを書き殴っているうちに、やがては犯罪に手を染めかねないサイトである。私の妻もそう認識し、「あなたは無関係なはず」と思っているだろう。
(『若輩のつぶやき』につづく)
『若輩のつぶやき』
僕は中目黒の自宅から会社まで、ほぼ十年間、休みの日以外、毎日電車通勤をしている。そして月に一度、仕事を終えて、あそこへ行くために、茅場町から日比谷線へと乗り換えるのだ。
今日は早々に仕事を切り上げ、地下鉄三輪駅で送迎車を待っていた。
程なくして、黒塗りのベンツが僕の前で急停車した。
「七時にご予約の池田様ですね?」
俊敏に車から出てきた運転手は僕を後部座席へと導く。広々とした車内はゴージャスな革張りのシートの香りがみちていた。
吉原の名門ソープ「重役の館」は総額十万円の高級店である。
「いらっしゃいませ。お久しぶりでございます、池田様。ご予約を賜りしていましたヴィトンちゃんはもうスタンバイして池田様を待ちかねています。」
「どうも、久しぶりだね。東北大震災で、さすがにソープは自粛しなくてはならなくてね。僕がっ、て意味で、ね。」
僕が長年世話になっている「重役の館」のヴィトンちゃんは顔のほりの深い初老の紳士だ。紳士であるが、淑女でもある。
「ヴィトンちゃん、ご無沙汰だったね。」
「はい。ヴィトンめは池田様に会えなくてさびしゅうございました。」
「そうか。じゃ今日は久しぶりにずっこんずっこんやろうか。」
「はい。うれしゅうございます。」
僕は異常者なのかもしれない。ヴィトン、そう、老人が女装するに彼女に激しく興奮するのだ。年寄りを犯す。それもしわくちゃで弱った野郎のケツを。
「池田様、池田様、どうか、どうか、私の妻にはこのことは絶対に内緒にしてくださいまし。くださいまし。」
ヴィトンはいつもそう言いながら絶頂を迎える。僕はヴィトンの妻を見たこともないし、まったく知らないというのに。
(終わり)
677 :
名無し物書き@推敲中?:2011/09/25(日) 19:14:15.73
ワロタwww
けっさくw
最後に領収書のことと東京電力株式会社を入れないと、作者は、その辺を文学的に落ち所としているわけで。ヴィトンちゃん以降、
太宰レベルの描写になってしまって悲しい。
つまらん
くだらん
自分もこんな風に省のマークが使えたら、と思うと切なくなる。
ニンジャで書けるのだろうか。よく分からない。
アホか。
長文を書けば自動的に省略される。
専ブラでは省略はされんよ。
>680
英雄のW62ptかんたん携帯
686 :
名無し物書き@推敲中?:2011/09/25(日) 19:51:41.80
>>660-664,666,668-669
一人称を統一しろ。行頭を開けろ。
文章以前の問題
689 :
名無し物書き@推敲中?:2011/09/25(日) 20:26:55.41
不覚にも人称を、しくじってしまった。
それにしても、何度かこのスレに投稿しているのにぷぎぁはコメントしないのは何故だろう。
僕のスレから否応なく香りたつ強烈なブンガクの香りに怖じ気づいてしまったからなのだろうか。
691 :
名無し物書き@推敲中?:2011/09/25(日) 20:38:39.48
> ここまでの最高得点79点!(`・ω・´)
の作品が読んでみたいな
692 :
秋吉どぶねずみ ◆2itMTGf8Qk :2011/09/25(日) 22:30:51.73
それは旧基準の作品だよな。
新基準では77点が最高だったという記憶だが
そうして自分の得点の価値を吊り上げようってか
さすがドブネズミは汚い
最近のは既に旧基準に戻ってるよ
ぷぎぁは、何故、僕のスレを黙殺するのか。ブンガクというナイフがブンガク的であればあるほど危険なまでに鋭利であり子供の手の届かないところに隠さなくてはいけない事くらいは僕でも知っているが、ぷぎぁが隠れなくてはいけない理由など、無いはずではないのか?
669は他人の悪戯だよ。そんなことはどうでもいいさ。はじめてぷぎぁがおれをいじってくれた感動で胸がはちきれてしまいそうだよ。
698 :
605:2011/09/26(月) 14:52:12.55
どうも、
>>605です。見てくれて有難うございますm(−−)m
58点、ですか……。良いのか悪いのか(;^^)
文章力レベルで言うとどの位になるんでしょうかね?
>>629 >梓が主体の書き方で怜の視点が混ざって見える!
そう、ですか。書き方がちょっと雑になってたのかもですね。
>本人に興奮した様子が見られない状態
これはそうですね。内面の描写を怠っていました(;−−)
>位置関係の判断で怜の顔は見えないように思う!
これも分かり辛い描写でしたね、反省します
>梓の性格付けならば労わる口調で押した方がよい
そうですね、そうした方がしっくりくる気がします(;^^)
>『事様を』のような気がする
完全に誤字でした、すいませんorz
>体言止めの多用が気になった! 作者の癖なのか!
言われてみて見ましたが、そんなに多かったでしょうか?(;−−)
でもだとしたら、多分癖なんでしょうね(;^^)
直した方がいいでしょうか?
>場面によって変えないと手抜きに見える!
そうですね、気をつけます
>物語の前半がシリアスで後半はギャグになっていた!
……え?( ´・Д・`)
あの、すいません。どこら辺がどうギャグになってしまってるのか教えてくれると嬉しいのですが……(;−−)
>段落ごとに人称や視点を変える効果はあまり感じられなかった!
そう、でしたか……orz
見てもらえて嬉しかったです、有難うございましたm(−−)m
また載せるかもしれないので、そのときはまたお願いします。では、
>>文章力レベル
2だろうな
レベル2は正解。
東京の郊外に位置するそのマンションは、築二十年は超えるやや年代物の三階建てで、最寄の駅に行くにも歩いて最低二十分掛かる事もあり、そこに住む住人は数える程しかなく、夕暮れ時に近いこの時間帯、平日という事もあり、住人は皆出払っていた。
主述の関係がつかみにくいこんな文章を書くのはレベル2の人間によくある。
秋吉、ポッポクラスへどうぞ。
>>700 >秋吉、ポッポクラスへどうぞ。
行ってみようと思います。場所教えてください。
秋吉とポッポはレベル2ってことだろ
高校生レベルってこった
>>701 >行ってみようと思います。場所教えてください。
もっと本を読みなさい。
圧倒的に読書量が足りない。
>>700はきっとレベル1.5くらいなんだろうな。嫉妬にまみれてガンバレ!!
>>698 顔文字とかキャラ付けた口調とかいちいちキモい
夢と現実の区別がつかないタイプ
自分以外には理解不能な妄想世界を繰り広げて、何故理解されないのかと無意味な苦悩に陥る異常者の素質があるな
確かに自意識過剰すぎるなw
文章以前にストーリーがクソだって理解した方がいい。
人気の作家を見れば分かるが、ストーリーさえウケれば
文章なんて中学生の作文でもいいんだよ。
どっかの作文レベルの作家でも1200万ぐらい発行してんだから。
710 :
名無し物書き@推敲中?:2011/09/26(月) 16:27:45.68
いいから晒せや下手くそども
>>698 > 見てくれて有難うございますm(−−)m
感謝の気持ちが良く表現できている!(`・ω・´)
> 58点、ですか……。良いのか悪いのか(;^^)
戸惑った気持ちが良く表現できている!(`・ω・´)
> 完全に誤字でした、すいませんorz
落ち込んだ気持ちが良く表現できている!(`・ω・´)
しかし、
この感情にはこの顔文字というようにパターンができてしまってるので、
逆に感情がないプログラムのように見える!(`・ω・´)
(`・ω・´)や(´;ω;`)のような2ちゃん系の顔文字も使ってみてはどうか!?使え!(`・ω・´)
100点!(`・ω・´)
714 :
秋吉どぶねずみ ◆2itMTGf8Qk :2011/09/26(月) 23:46:13.90
ハア? あっしは一応76点保持者なんですけどー?
ごめんあせあせ("3")rz=3
なら、さっさとプロになってみろよw
このスレのレベルの低さを示す貴重な生き証人なんだから、死ぬまでここで燻っててもらわないと困る
秋吉はもうすぐパブーからプロデビューするだろ!
みんな買ってやれよ!
今週あたりワイ杯やらないかな
ええよ
720 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2011/09/28(水) 07:07:17.89
第五回ワイスレ杯は時期を待つ!
ワイの考え!(`・ω・´)
ワイさんて実際は何者? 編集者?
>721そんなことより性別と年齢、芸能人の誰似か聞いてちょうだい
ワイさんは58歳だった
それはハイさんだろ。
自演乙
726 :
名無し物書き@推敲中?:2011/09/29(木) 03:44:27.21
健一郎乙
俺に何か用か?
いや、あんたに用はない。ワイさんに用がある。
リア鬼ってリアル鬼ごっこのこと?
リア充の鬼版
731 :
秋吉どぶねずみ ◆2itMTGf8Qk :2011/09/30(金) 00:37:30.56
マグナの祭りと被るからな。
まあ俺的には同時開催上等なんだけどな。
独り言怖い
733 :
秋吉どぶねずみ ◆2itMTGf8Qk :2011/09/30(金) 01:01:57.31
怖くないから、こっち来なよ。
734 :
名無し物書き@推敲中?:2011/09/30(金) 01:17:45.82
怖くない
キモイ
自分の妄想だけで書いた作品の冒頭ですよろしくおねがいします
「ねぇ。萌えキャラって何かなぁ?」
しんと静まり返った図書館でのことだった。
隣にいた茜は小さな声で僕にそう言ったのだ。その時彼女はたしか、
動物百科事典を手に持っていたと思う。そりゃあもう、
まるで鈍器のように分厚いものだっただろう。
僕はといえば、記憶が確かなら昆虫百科事典を手に持っていたはずである。
僕は数秒考え、百科事典のページを捲り、ある一つの答えに辿り着いた。
「蚊、かなぁ?」
「蚊ぁ? なんでよ?」
茜のすっとんきょうな声が響き、僕は焦って静かにするように人差し指を指した。
たまたま捲られていた昆虫百科事典のページにはヒトスジシマカが載っていて、僕と茜は見比べるように、
また、訝しげにヒトスジシマカの特徴などを読みあっていた。
夕方も五時を回り、僕と茜は家に帰る時間となっていた。夕暮れの土手沿いを並んで歩き、
小さな僕たちには似合わず、陰法師は縦にひょろ長く伸びていた。僕はその時、鼻水をたらしながら、
「もーえっきゃら、もーえっきゃら」と歌いながら、藪の中に突っ込み、全身を蚊に刺されていた。茜はもう他人のフリをしてとっとかとっとかと歩いてしまっていた。それに気付かない僕は当時小学五年生。
もーえっきゃらっ、もーえっきゃらっ、そーれ。
「な、に、が、萌えキャラよ!」
と怒号のような声が鼓膜を刺激したかと思うと直後に股間に激痛が走る。
幼馴染の茜は毎朝こうやって起こしてくれていた。本人は腹部、
あるいは下腹部でも踏んでいるつもりなのだろうが、
実はそこ、大事な宝物がつまってるんよ。
「あっあっ! ダ、ダメ! 高校生! 高校生が爆発しちゃうっ!」
「なにが、高校生が爆発しちゃうっ! よ! さっさと起きる! 顔洗う!」
736 :
735:2011/09/30(金) 03:47:08.51
硬めな文章で書いている作品の冒頭です。こちらの評価も宜しくお願いいたします。
祖父は厭世家だった。そんな祖父の影響なのか、
僕自身も厭世的なきらいがあり、人やそれらが作りだしたこの世界というシステムに嫌気が差していた。
しかし祖父は死にました。
スキルス胃癌というやつで、病院で判った時には既に手遅れだったそうだ。その頃、
僕の年齢は二十歳を前にしていて、祖父母の家から我が家までの距離は同じ市内にありながらも、心の距離はというと遠くなるばかりであった。
幼少期あれほど祖父に懐いていた僕は、祖父の最期を看取る時も、半ば人事のように、また涙を流す親族にすらも何か得体の知れない嫌悪感を覚え、
また、涙を流せぬ自分にばつの悪さを覚えたのだった。
病室のベッドで無数の管に繋がれた祖父のやせ細った手を取った。それすらもどこか夢心地。
祖父が喘ぎ喘ぎ、声を出した。
「爺ちゃん、どうした?」
僕が耳を祖父の口元まで近づけ、しっかりと聞き取ろうとした。
「修二、世界は、思ったより、美しいなぁ」
祖父の濁った目がぎょろりと動き、僕を見据えていた。
「俺は思ったより、嫌いじゃなかったのかもなぁ、この世界。修二、お前も、死ねば判るさ」
それから数時間後に祖父は死んだのだ。
祖父の脳は溶けていたのだろか。そうでなければどうして、
あれほど浮世を嫌っていた彼が最期に世界は美しいなどと言うのだろうか。
僕に散々と厭世的な教えをしてきた彼が、だ。僕には世迷い事にしかまるで聞こえなかった。
>>735 >僕は焦って静かにするように人差し指を指した。
(静かにする動作に見えない! 常道ではあるが口に人差し指を立てた方がよい!
蚊の説明はそのあとでも遅くない!)
>訝しげにヒトスジシマカの特徴などを読みあっていた。
(一冊の本を互いに読み合ったのか! 一人で読み上げた方が自然に思える!)
>もーえっきゃらっ、もーえっきゃらっ、そーれ。
(過去の話に見える!)
>「な、に、が、萌えキャラよ!」
(場面が変わっていながら話が続いていた!)
主題の萌えキャラがぞんざいに扱われていた47点!(`・ω・´)
>>736 >「爺ちゃん、どうした?」
> 僕が耳を祖父の口元まで近づけ、しっかりと聞き取ろうとした。
>「修二、世界は、思ったより、美しいなぁ」
> 祖父の濁った目がぎょろりと動き、僕を見据えていた。
(片方の耳を近づけているので主人公は必然的に横向きになる!
その状態の一人称で祖父の顔を見ることができるのか!
なにかしらの行動を間に挟んだ方がよい!)
>僕には世迷い事にしかまるで聞こえなかった。
(『まるで』の必要性を感じない!)
悪くはないが話の流れは円滑ではない!
無数の管は誇張に思える! 端折らないで描写した方がよい!
掛けた時間がものをいう58点!(`・ω・´)
アナルレベルばっかだな
740 :
名無し物書き@推敲中?:2011/09/30(金) 14:17:55.02
60以下は文章もストーリーも魅力なしって認識でよいか?
741 :
名無し物書き@推敲中?:2011/09/30(金) 15:03:53.98
俺の素晴らしい掌編が複数のレスにまたがる事は避けたいんだけど
ロダにアップしてもいいんですかね?
742 :
名無し物書き@推敲中?:2011/09/30(金) 15:47:40.20
もしくはラノ研に投稿しておいて、ここでリンクを貼るってのもアリですかね?
そうすると一挙両得になるので
743 :
名無し物書き@推敲中?:2011/09/30(金) 15:55:46.28
744 :
名無し物書き@推敲中?:2011/09/30(金) 17:04:14.65
評価ありがとうございます
文章力レベルはやはり2程度でしょうか?
一応
>>743はわざとやったのですが、特に効果を得られなければ意味ないですね
745 :
名無し物書き@推敲中?:2011/09/30(金) 17:30:42.59
>>744 わざとだったのか。普通にミスしたようにしか見えなかった。
ちなみにどんな効果を狙ったの?
746 :
名無し物書き@推敲中?:2011/09/30(金) 17:36:50.27
>>745 祖父の死というのは主人公にとって、なにかしら影響を与えたもので
たとえば深層心理の中にあったとしても、特別な事象だったのです
だから普通の文に埋もれさせたくなかったのと、読者様にも
違和感というか、記憶下に留めておいてもらいたかったのです
季節は秋。
紅く染まったもみじは、冬の訪れを予期させる木枯らしに吹かれ、はらはらと舞い落ちる。樹々の身に着けていた無数の木の葉は枯れ落ち、ただ空高く伸びる枝だけが虚しく土色の素肌を晒していた。地面を塗り潰した枯れ葉は風に捲かれ、カラカラと音を立てている。
茶色に埋れた誰もいない大通り、その両端に等間隔に平行して並ぶ寂しい樹々。
その道を俺は一人歩いていた。
──さようなら。
突然、君に言われた言葉が頭でずっと反芻している。
俺の中で何かが崩れていくのが聞こえる。
心に実っていた想いは、色を変えて抜け落ち、剥き出しになった心は、冷たい孤独に吹かれて寂しく震える。繰り返される言葉は枯れ落ちた想いを、尚も踏みにじる。
受け入れられない現実。
妄想が心を跋扈し、「もしも」という幻想を組み立てる。だが、その度に頭を反芻する言葉が思い切り打ち砕いていく。
──一年前もこんなだったけ?
不意に一年前を思い出す。
俺はこの場所で君に想いを告げたんだ。
紅くもみじみたいに頬を染めて照れてたっけ。
秋空の様に曇りない澄み切った君の心が好きだ。
そう思う度に、心に吹き荒ぶ木枯らしで身を切り裂く。
──何故こうなった?
君は何も告げず、俺の前から忽然と消えた。
まるで景色から君だけが抜け落ちて、そのまま置き去りに時間がすぎていくかのようだ。
訳が分からない。感情が正常な判断を下せずにいる。心から大切な物をくり抜かれた喪失感が俺に酷い動揺を与えている。
──やはり納得がいかない。
この思いが、後に大きな事件を引き起こすなど、この時の俺は知る由も無かった。
謎ポエム
749 :
747:2011/09/30(金) 18:03:51.35
すまん、くだらん文章だけど鑑定お願いします。
750 :
名無し物書き@推敲中?:2011/09/30(金) 18:05:36.04
リアル鬼ごっこレベル
何も考えずに書いてるのが冒頭で分かる
>>749 必ずタイトルをつけるようにしろ。それだけでレベルが1上がる。
冒頭にい体言止めの文章を置くな。それだけでレベルが2下がる。
重文と複文の違いを勉強しろ。それだけで文章スキルが2上がる。
とりあえず今は、
以上だ。
× 冒頭にい体言止めの文章を置くな。
○ 冒頭に体言止めの文章を置くな。
753 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2011/09/30(金) 18:28:22.38
>>747 >俺の中で何かが崩れていくのが聞こえる。
(実際の音として聞こえる訳ではない!
『崩れていく』、『わかる』くらいが程良い!)
街路樹の侘しさを自分の心にたとえれば内容の重複は避けられる!
同じ内容の繰り返しが多いので間延びして見える! もう少し文章をまとめて展開を早くした方がいいと思った!
言葉の省略は程々に56点!(`・ω・´)
>>754 ぷぎゃああいつもよりツッコミが適当だぞ
いつもは、
>>紅く染まったもみじは、冬の訪れを予期させる木枯らしに吹かれ、はらはらと舞い落ちる。
枯れる前に落ちるのか!
>>茶色に埋れた誰もいない大通り、その両端に等間隔に平行して並ぶ寂しい樹々。
紅いもみじが落ちたのに茶色く染まるとはこれいかに!
ぐらいの細かいツッコミを入れてるだろう。
756 :
747:2011/09/30(金) 18:35:40.12
冴えわたる50点台
(´^ω^`)ははは
759 :
黒天使ルシルフェル ◆lgXArV3Q0PD9 :2011/09/30(金) 21:02:04.80
(´^ω^`)はははゴミ過ぎて1行で読むの止めちゃったよ
さっき読んだ文藝賞の最終候補とはえらい違いだぜ
やっぱ才能は大事だよな
文芸賞も低レベルと馬鹿にされているだけどなw
オチがない……だと……
カッスすぎワタロwwwwww
これは作者が晒してないだろ
いくらなんでもこんなレベルで晒せる作者がいるわけないだろ
口だけのお前らよりは上手いだろ
残念ながらトップレベルの駄作でちゅ
ゴミ以下だった
読んだ時間返せよってレベル
771 :
黒天使ルシルフェル ◆lgXArV3Q0PD9 :2011/09/30(金) 22:30:17.88
>>769 擁護してくれてありがたいけど、俺は気にしてないから安心してくれ
俺を叩いてるのは8レス
口でどう言おうとも、俺の作品をこれだけの人間が無視できなかった
つまり、俺の作品にはそれだけの影響力があるってことだ
俺にとっては満足な結果だからさ、オーケー?
自演乙
何か分からんけど
とんだ勘違いだ、ザッツライト
このスレマジでまともな晒し人来ないよなw
776 :
黒天使ルシルフェル ◆lgXArV3Q0PD9 :2011/09/30(金) 22:34:57.16
逆に俺は言いたいね「叩いてくれて有り難う」って
叩いてくれたおかげでなにくそって思える
叩いてくれたおかげで俺の作品の影響力の大きさが分かる
お前らが叩いてくれたおかげで、俺はもっともっと成長できるよ
ありがとうな
そろそろ作者が気違いでもいいからまともな文章に出会いたい
>>775 ちゃんとお礼を書いてる人間はまともだと思うが
>>777 お前より下手なやつは今まで居なかったぞw
文章がまとも? 人間的にまとも?
どっちも欠陥品な物体は今んとこ約一名いるっぽいけど
大体自分で天使なんていう奴はどんな感性なんだよwしかも黒とかw
ビジュアル系かw
2chでコテ付けるほどネットにハマってる奴がまともな鍛錬積めるわけないだろ?
このスレの主を見ていてそんなことも分からないのか?
なんかよくわかんないけどまたウンコレベルが来たの? 駄文製造お疲れ様ですー
下手な奴ほど他人を叩く
くやしかったんだなあー
786 :
名無し物書き@推敲中?:2011/09/30(金) 22:50:51.41
こいつ、ラノ研のレスも気持ち悪いな
>赤点がつきましたか。
>もともと赤色は情熱の赤で大好きでしたが、今日一日で大嫌いになりました。
連邦の憎い奴です。
>自分としては、革命を起こそうとしたアンチウイルスソフトを、知らないままにご主人様が止めていた、というのが最高のオチだと思っていましたが、客観的に見ると分かりづらく、良くないオチでしたか。
>ノベルモンスターにはまだまだ学ぶことがありそうです。
>バカバカ、ルシルちゃんのバカ。
787 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2011/09/30(金) 22:52:42.40
>>759 出だしは二人称小説に見える!
会話の相手が誰なのかわからない! 読者であれば、そのような状態を最初に明示した方がよい!
アンチウイルスソフトは美少女! しかし、その要素が話に活かされていなかった! 設定ミスのように思えた!
読者は意味のない設定を長々と読んではくれない59点!(`・ω・´)
788 :
黒天使ルシルフェル ◆lgXArV3Q0PD9 :2011/09/30(金) 23:07:32.98
>>787 ありがとうは言えない、かな
評価をもらえてありがたいけど59点じゃね
また、精進して改めて投稿するからさ
その時は、100点をとって爽やかな顔で言うよ
ありがとうって
案の定ウンコw
790 :
黒天使ルシルフェル ◆lgXArV3Q0PD9 :2011/09/30(金) 23:21:58.33
ぷぅぎゃああああああさん、HDDをいじってたら昔書いた掌編があったので、もう一度評価してもらえませんか?
>>787 >出だしは二人称小説に見える!
たぶん、二人称の小説というものを勘違いしているな。
それじゃまだ免状を与えることができない。以下の小説を読んで違いを勉強しなさい。
『二人称の小説』
君は2ちゃんねるの掲示板で寸評している輩を見つける。君は笑った。作家志望のくせしやがってと腹を抱えて笑った。
しかし興味をもった君は、半年後、同じことをやり始めた。
君はスレを立て、ワイと名乗り、作品を募集した。そして戦々恐々としてレスが入るのを待った。かつて自分が大笑いしたように君は自分が笑われるのではないかと恐れたのだった。
君は自分を恥じた。やってみて初めてわかることがあるんだなと反省した。と、見ると、自分の立てたスレにレスが入っている。小説らしきものが書かれている。君は狂喜乱舞した。
やったるぜー! 君は気合いが入った。(※読者に催眠術をかけるように進行する)
『語りかけの小説』
君は今何しているんだい? あ、そうか、小説を読んでいる。僕の書いたこの小説を読んでいる。当たり前のことを聞いちゃったな。でもそんなことをどうでもいいんだ。ただ僕は君は何をしたいのか聞きたかっただけ。
僕はこうして小説を書いている。でも病院のベッドでね。体は、いや、手足は全く動かない。だから瞳を動かして一字ずつ打ち込む。そう、僕専用の高級パソコンにね。
今朝も病室のドアがけたたましく開いた。看護師がやってきた。きれいなお姉さんだ。でもせかせかしている。
「きょうは何を書いているの?」
僕はすぐに答えられない。彼女はベッドの前のモニターをじっと見つめる。そのときだけ彼女の時間が止まったようだ。僕は瞳を動かしながら一字ずつ打っていく。
「き」「よ」「う」「の」「ぱ」「ん」「つ」「な」「に」「い」「ろ」「?」
「バカ! 何を書いているの!」
僕はお姉さんに叩かれた。でもキスされた。どう、うらやましいかい?(※読者に語りかけることで身近に感じさせながら進行する)
792 :
黒天使ルシルフェル ◆lgXArV3Q0PD9 :2011/09/30(金) 23:22:49.25
深紅の釘バット
西日が世界を真紅に染め上げている。
おれ自身も斜めに背負った釘バットもテラテラと真紅に光っている。
藍色の制服を真紅に染め上げた警官が俺を呼び止めた。
―まちなさい。その背中にあるものはなんだね?
―あ、何の変哲もないバットです。草野球の帰りで。
―釘がついたバットで打っても飛ばないでしょ?本当は何に使うの?もしくは何に使ったの?
―だから、野球ですってば。釘も何か力学的にいい感じで飛ばせるんです。
―いや、飛ばせるなら逆に反則でしょ?まあいいや。ところでそのバットはなぜ紅いのかな?
―トマトジュースをこぼしたので。
―色味がちがうんだけど…
―トマトジュースです。
―いや、だから……
―ほら、長い間外気に晒すと酸化して色が変わるでしょ?そういうもんです。
徐々に警官の顔も真紅に染まっていった。
だが、その時、警官は気づいていなかった。
マツコデラックスが腰みのを履いて釘バットを装備したら
おそらくボストロールにしか見えないだろうということに。
痛々しいのが一人増えたな
痛々しい仲間がぽぽぽぽ〜ん
795 :
黒天使ルシルフェル ◆lgXArV3Q0PD9 :2011/09/30(金) 23:39:49.82
>>781 天使とは人間に預言を与え、教え導く者。旅の仲間になる者
俺は無明の世界に光を与え、教え導く存在になりたいんだ
俺のノベルの力で、さ
黒いのは、俗世間に汚れてしまったから
もう洗っても落ちないよ俗世間の垢は
路地を歩いていても、空を見上げないで地べたを汚すゲロに目がいっちまう
そんな男なんだよ、俺は
796 :
黒天使ルシルフェル ◆lgXArV3Q0PD9 :2011/09/30(金) 23:42:51.04
>>793-794 お前らは気づいていないのかな?
「一人増えた」「仲間」そんなキーワードを知らず知らず使ってる
俺を無意識のうちに仲間として認めてしまってるんだよ
誰からも愛されるってのは、俺の天性だな
797 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2011/09/30(金) 23:46:06.71
>>792 >藍色の制服を真紅に染め上げた警官〜
(藍色の制服が西日を受けて真紅に見えるのか!)
>ところでそのバットはなぜ紅いのかな?
(強烈な西日で全ての物が赤く見えるのであれば、警官がバットに着目した理由がわからなくなる!)
>徐々に警官の顔も真紅に染まっていった。
(西日が世界を真紅に染め上げているのに警官の顔だけは違っていた!)
>だが、その時、警官は気づいていなかった。
(一人称の文章で警官の心を代弁するのはおかしい!)
特定のゲームのネタは理解されないこともある45点!(`・ω・´)
>>792 小説を書きたいのなら、段落をつくれ。
段落が小説の最小単位だ。
799 :
黒天使ルシルフェル ◆lgXArV3Q0PD9 :2011/09/30(金) 23:51:09.98
>特定のゲームのネタは理解されないこともある45点!(`・ω・´)
おおおおおおおおおおおおおおおなんで下がってるんだよおおおおおお!!!!
もう絶対許さん!今日俺はYさんをロックオンしたからな!
100点とるまでいやらしいくらい投稿してやるかんな!
800 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2011/09/30(金) 23:52:23.30
>>791 ワイとしては『キミ』、『あなた』、『語りかける』の要素が入った文章は
大まかに二人称と判断している!
ワイの考え!(`・ω・´)
801 :
黒天使ルシルフェル ◆lgXArV3Q0PD9 :2011/09/30(金) 23:54:02.24
>>798 よく分からん
一行あけてるから、段落を作ってるとは言えないんですかね?
>>800 基本は、その人称が主にならなければならない。
一人称の小説は、一人称の「僕」が物語の主役。
二人称の小説は、二人称の「君」が物語の主役。
三人称の小説は、三人称の「彼」が物語の主役。
これが世界の基準。
世界に出て作家仲間と話すときは十分気をつけるがよい。
もちろんイレギュラーなものは一つ、二つある。
探してみるとよいだろう。実に巧妙なテクニックだ。
などと意味不明な供述を繰り返しており
>>801 >一行あけてるから、段落を作ってるとは言えないんですかね?
話し言葉を文字にするときは段落をつくらない。それと間違われるだろう。
文章は文章という芸術であり、つまり文芸だ。書かれる文章は特別なもの。
日常的な「話し言葉を文字にする」のとは異なる。
それがわかるようになるまで、おまえに生きた文章は書けないだろう。
生きた文章は「呼吸」している。
その呼吸は、句読点や、また修飾句など言葉の並びによっても生成される。
なかでも段落はとても重要な要素だ。それがわかってない。
わかっていたら、話し言葉と同一視される書き方はしない。できないだろう。
805 :
黒天使ルシルフェル ◆lgXArV3Q0PD9 :2011/10/01(土) 00:10:30.25
>わかっていたら、話し言葉と同一視される書き方はしない。できないだろう。
うん、ぶっちゃけよく分からん
まあでも、そこらへんはドンドン小説を書いていけば克服できる問題だと思うんで
あんまり気にしないでおく
自分より痛々しい相手に困惑するルシルフェルであった
>>805 では簡単に説明すると、
本を読んでいる人間は、いつも読んでいる本みたいになっていないと、
ぱっと見、落書きみたいで、下品な感じがして、読む気にならない。
真面目にアドバイスしてやるけど、まずお前は書く前に読んだ方がいいと思う。
文章を読んだ経験がほとんど感じられない。
809 :
黒天使ルシルフェル ◆lgXArV3Q0PD9 :2011/10/01(土) 00:17:06.48
>>807 ああ、いまやっと言わんとしてることが分かったよ
残念ですが、間違いです
市販の小説とおなじ物を、俺は表現したいのではないのです
「俺の世界」を「俺の表現法」を俺は読者に体験させたい
俺の文体は型にはまらないものでいい
それでこそ俺の世界はいきいきとするのですよ
810 :
名無し物書き@推敲中?:2011/10/01(土) 00:18:26.09
最近のワイは採点が甘いな
>>809 >「俺の世界」を「俺の表現法」を俺は読者に体験させたい
>俺の文体は型にはまらないものでいい
>それでこそ俺の世界はいきいきとするのですよ
勘違いだな。それはおまえの特有の「俺の世界」ではない。
ネットにごまんといる無知な、その他大勢の世界だ。
おまえは唯一の「俺」ではなく、
そのへんにいる「俺」の一つにすぎない。区別がつかないんだよ。
今のおまえは、取るに足らない「俺」の一人だ。
人間界にしぜんと沸く「俺」を無自覚に演じているにすぎない。
>だが、その時、警官は気づいていなかった。
(一人称の文章で警官の心を代弁するのはおかしい!)
ネットの添削でこういう指摘よく見るけどさ
出版されてる小説でもたまに目にする表現だし、人間に推測っていう能力が備わっている以上、一概に不自然だなんて言えないんじゃないの?
それとも、「だが、その時、警官は気づいていないらしかった」って書けば満足なの?
「お前は分かってないんだよ」って言われて「他人の心は分からないからその発言はおかしい」とか言い出す奴なんていないし、そんな気にするもんでもないと思うけどなあ
813 :
黒天使ルシルフェル ◆lgXArV3Q0PD9 :2011/10/01(土) 00:23:22.46
>>809 十冊くらい本読んでから自分の文章読んでみ
ネットに晒したこと後悔すると思うから
結局、基地外演じてるだけのただの文盲構ってちゃんだったとさ。
中高生だな、こりゃ。
816 :
黒天使ルシルフェル ◆lgXArV3Q0PD9 :2011/10/01(土) 00:26:03.45
>>814 そうかなあ結構いいと思うんだけどな
荒削りかもしれないけどセンスはあるよね?
817 :
秋吉どぶねずみ ◆2itMTGf8Qk :2011/10/01(土) 00:31:14.13
ルーシーがんばって〜
818 :
黒天使ルシルフェル ◆lgXArV3Q0PD9 :2011/10/01(土) 00:31:36.51
みんな、親身にアドバイスをくれてありがとうな
全てのアドバイスを消化して、もっともっと作品の質を高めていくよ
飛翔するための翼が俺にはあるから、さ
眠いからもう寝る
かっけえええええええええええええええええええええ
脚気
821 :
秋吉どぶねずみ ◆2itMTGf8Qk :2011/10/01(土) 00:36:09.59
キャラがこんゆ〜い☆
秋吉よりは上手いから自信持てよ!
一人寝たら過疎w
まあ途中からわかってたけどやっぱりね
そうだろね
急に素直になったりアレでしたしね
826 :
オチツケ:2011/10/01(土) 05:25:49.01
風呂掃除をしていると電話が鳴った。
「わたしメリーさん。今あなたの家の最寄りの駅」
「どちらのメリーさん? そんな知り合いはいません」
ひどく気の抜けた声だった。にべもなくそう返すと相手はしばらく黙ったあと電話を切った。
晩飯の準備をしているとまた電話が鳴った。
「わたしメリーさん。たぶんあなたの家の近くのコンビニ」
「たぶんってなんだよ」
「…………」
今度はどこかしおれた声だった。風船みたいなやつだ。
風呂からあがって一服しているとまた電話が鳴った。今度はすぐにはとらなかった。電話はなおも鳴り続け、やがて留守電モードになった。
『――お名前とご用件をどうぞ。ピーッ』
「えっ、あ、ちょっと! あれっ」
ぶつり。変なやつ。
気にせずたばこを吸っていると再び着信音。受話器をとると例の声が慌ただしく漏れてきた。
「あ、な、なんでさっきはとらなかったの!?」
「…………」
「あれ? つながってる、よね? もしもし?」
「ただいま留守にしております。ピーッ」
「え! あ、うそ、やだっ」
ぶつり。
827 :
オチツケ:2011/10/01(土) 05:26:08.58
鼻をつまんだままおれはおかしくってクスクス笑ってしまった。電話がかかってくるのが少し楽しみになった。
それからしばらくして歯を磨いていると電話が鳴った。今度はやけに自信なさげな声だった。
「わたしメリーさん。ぐすん……もう十円玉が少ないんだから、ちゃんと聞いてよ」
「テレフォンカード使えばいいだろ」
「……持ってない」
「それはおまえが悪い。だろう?」
メリーさんはちょっと考えるように黙ったあと小さく「……うん」と言った。意外とかわいげのあるやつみたいだ。
「今度から忘れないようにな」
「わかった」
「それじゃ」
ガチャリ。
なんだかこれでよかったのか疑問だが、もう夜も遅いし寝ることにしよう。
うがいをしてトイレに行ってさあ寝ようと布団に潜るとまた電話が鳴った。やれやれ。
「わ、わたしメリーさん。ふええん、迷子になっちゃったよお」
号泣していた。やれやれ。
「コンビニからどう向かったんだ」
「小さな池を横切って、ぐすん、小学校の前の坂を越えたところ」
「で、今どこ」
「近くの公園の電話ボックス……暗いよお、ぐすん」
「な、泣くなよメリーさんだろ」
「うん」
「迎えに行くからちょっと待ってろ」
「うん、ありがと」
翌朝、散歩中の老人が変死体を発見したと警察に通報があった。独り暮らしのひきこもりニートが電話ボックスで謎の死を遂げるのは今年に入って十件目のことだった。
あまりにひきこもり生活が長かったために、外界に出てショックで心臓が止まってしまったんだろう。世間はひきこもりのことなど最初からどうでもいいというように扱った。
「押してだめなら引いてみろってことね。さあ次はどこのひきこもりにしようかしら」
こうして今宵もひきこもりが消されていく……。
828 :
オチツケ:2011/10/01(土) 05:28:10.14
最近は全然オチのある話を考えられなくて、やっぱり時代は萌えだなって思ってやっちゃいました。
萌えるか萌えないかってところなんですよね要は。よろしくお願いします。
>>826-827 言葉が足りていない部分もあるが引っ掛かる程ではなかった!
メリーさんの予備知識が必要な内容なので読者を選ぶ!
愛らしさに溢れたメリーさんの行動は全て演技だった! ワイは最後の二行で興醒めした!
ワイの場合!
「独りは寂しいのになんでみんないなくなるのよぉ。いいもん、今度は体の強い人にするから」
こうして今宵もひきこもりが消されていく……。
腹黒い正体を見せたことで主題である愛らしさは消し飛んだ61点!(`・ω・´)
830 :
名無し物書き@推敲中?:2011/10/01(土) 16:30:10.36
52点くらいかな
ワイは文章と内容のどちらで加点が多いんだ?
文章は無理だから内容
内容は無理だから文章
文章はゴミでも内容に売れる要素があればヒットする
文章はそこそこ読めるが内容は無理(キッパリ
ワイさん以外のアドバイス(笑)はウザい
酷評スレでやれ
>>834 >文章はゴミでも内容に売れる要素があればヒットする
ない。
売れているのを見ると文章をゴミ扱いしたくなる嫉妬
>>838 おまえには本をまともに読む能力が欠けている
だからプロにはなれない
おれはプロ
>>839 プロではないが、プロ並みのウソつきだなw
なんと、そうでしたか
こいつはビックリ
失礼しました
ヘタクソでもプロになれるといっているわけではない。
何がヘタレで何がマトモか、
プロを小馬鹿にする奴にはその区別がつかない。
だから永遠の素人。
嫉妬まみれでまわりに臭気を漂わせるオオークサイクサイ
以上
)ノ
∧_∧
( ´・ω・`) ∧_∧
/ \ ( )そうだったのか!
.__| | .| |_ / ヽ
||\  ̄ ̄ ̄ ̄ / .| | |
||\..∧_∧ (⌒\|__./ ./
||. ( ) ~\_____ノ| ∧_∧
/ ヽ カッコイイ \| ( )
| ヽ \/ ヽ. 詳しいなお前
| |ヽ、二⌒) / .| | |
.| ヽ \∧_∧ (⌒\|__./ /
)ノ
∧_∧
( ´・ω・`) ∧_∧
/ \ ( )なに貼ってんだよ!
.__| | .| |_ / ヽ
||\  ̄ ̄ ̄ ̄ / .| | |
||\..∧_∧ (⌒\|__./ ./
||. ( ) ~\_____ノ| ∧_∧
/ ヽ カッコワリ \| ( )
| ヽ \/ ヽ. 悔しかったのか?おまえ
| |ヽ、二⌒) / .| | |
.| ヽ \∧_∧ (⌒\|__./ /
-‐'´ ̄ ̄ ̄`ヽ 低レベルなスレだな。
//, '/レ/ `ノヽ ヽ
〃 {_{ .ノ ヽ \リ -‐'´ ̄ ̄ ̄`ヽ、
レ!小l(●) (●) |リ //, '/レ/ `ノ \ ヽ
| | |∂ (__人__) | 〃 {_{ ノ ヽ \ ヽ
レ|∬ `) (´ | レ!小l (●) (●) ヽ リ
| `ー' } | | |∂. (__人__) ヽリ は い。雑魚ばっかなんで。
ヽ } レ|∬ ) ( ´ .|
ヽ ノ .\ _. `ー' /
/ ヽ / ⌒ `ヽ、
/ ヽ, ./ . ,9mー )
/ / } | .| | `ーー‐'゙
.| .{. .| | ヽ、 \ |
.| .|. .| | |\ ヽ .ノ
-‐'´ ̄ ̄ ̄`ヽ 違うだろ!おまえが低レベルにしたんだろ!
//, '/レ/ `ノヽ ヽ
〃 {_{ .ノ ヽ \リ -‐'´ ̄ ̄ ̄`ヽ、
レ!小( ●)( ●) |リ //, '/レ/ `ノ \ ヽ
| | |∂ (__人__) | 〃 {_{ ノ ヽ \ ヽ
レ|∬ `) (´ | レ!小l (● ) (● )ヽ リ あり? やっぱ
| `ー' } | | |∂. (__人__) ヽリ ボクちん一人のせい?
ヽ } レ|∬ ) ( ´ .|
ヽ ノ .\ _. `ー' /
/ ヽ / ⌒ `ヽ、
/ ヽ, ./ . ,9mー )
/ / } | .| | `ーー‐'゙
.| .{. .| | ヽ、 \ |
.| .|. .| | |\ ヽ .ノ
847 :
オチツケ:2011/10/01(土) 19:13:07.53
>>829 ありがとうございます。やっぱりオチですね。
でも引っ掛かるほどでもなく臭くもなくいい感じに書けたならよかったです。
いろんな分野に挑戦してみます。次は官能小説あたり。
危険
851 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2011/10/03(月) 18:37:01.78
>>849 無数のマルチポストを確認した!
評価スレに該当しない所にも貼られていた!
宣伝目的と見なして評価は見送る!(`・ω・´)
祭りの幹事マグナ氏にも、ワイ氏のような毅然とした態度をとつてもらいたいものだ。
ワイは神!(`・ω・´)
だれが貧乏神やねん
ワロタw
朝靄で包まれた裏山に咲くアサガオ
から、ポトリと滴がこぼれた。
黒尽くめでいかにも怪しげな男は、木
下君と云った。
もうかれこれ5年になるが、今日も世
間で云ういわばストーカー行為を早朝
から行っていた。
振られに振られて失恋感覚に麻痺し
た木下君にとってその行為が犯罪行
為にあたると認識できてもだからとい
って自制することができないのは、ひ
とえに愛の力なのであろう。そう彼は
神社の娘が好きだった。
今日も常日頃習慣化してしまった行
為に明け暮れていた訳であるが、いつ
もと違うのは隣に親友の新城君がい
たということだけであろう。
ところで何やら議論が始まったようだ。
「彼女のどこがいいのだよ。昔から知
っている幼馴染だが、私にはわからな
いよ」
「可愛い……」と双眼鏡片手に一言だ
け発する木下君。
「高校生の恋なんて……。いやそもそ
も恋愛にうつつを抜かしいていいのか。
大学受験はどうする? とてもじゃない
が今の君では東大は無論、末端私大
に入る事も難しいと思うぞ」
「ああそうだよ。もういいよ。どうせ受験
勉強になんて専念できないし。夏が勝
負だと分かっていても彼女が僕の心臓
を鷲掴みして放さないいんだよ」
「女なんて世の中には星の数ほどいる。
今彼女だと決めることもないだろう。ま
ずは大学に入って探すべきだと思うな。
東大を目指せ。しっかりとした社会人の
土台を作れば、あとはその上には金な
り地位なり女なりなんでも乗せることが
できるだろう。当たり前の論法だよ」
「いや、僕は今を生きる」とあっさり木下
君は否定した。
「まったく生産性のない覗き行為……を
、意味分からんね」
「もういいだろ。好きにさせてくれ!」木
下君はやや怒鳴る。同時にアサガオ達
が一斉に滴を撒き散らす。そして、
「あ!」と木下君は歓声を上げた。彼の
天使がみえたのだ。
風呂上がりなのかバスタオルで髪を掻
いている。細身の体だが貧弱というもの
ではなく健康的だった。白いTシャツと青
い短パン。
木下君は息を飲んでいる。新城君は呆
れた様子だ。
「どこがいいんだか、発展途上の女に魂
を抜かれるとか」
「綺麗だよ」
「今だけだぞ。いずれは年を取ってしわだ
らけになって枯れ果てるんだよ。外面に
惑わされるなよ」
「綺麗だよ」
アサガオは木下君を優しく包み込んでいた。
>>856-858 三人称の視点で五年間の期間を見守ってきた!
その知識が含まれた文体は時に人称に揺れを引き起こす!
しかし、間違いと断定はできないので指摘しないことにする!
>木下君はやや怒鳴る。同時にアサガオ達が一斉に滴を撒き散らす。
(怒鳴った声でアサガオの滴が落ちたのか! やや怒鳴る程度で起こる現象には思えない!)
二人はしゃがんだ状態で覗き見をしているのか!
アサガオは体に触れていて怒鳴ると肉体の振動で滴が落ちるのか!
体勢を書き込まないと滴のくだりが不自然に思える!
木下は目立たないように黒尽くめ! 新城の服装はわからない!
友人の行為に文句を言いながらも同じ色で統一しているのか!
もう少し描写の比重を増やした方がよい60点!(`・ω・´)
ウンコウンコ
>木下君はやや怒鳴る。同時にアサガオ達が一斉に滴を撒き散らす。
(怒鳴った声でアサガオの滴が落ちたのか! やや怒鳴る程度で起こる現象には思えない!)
相変わらずのワイ節w文脈を楽しむ気ないだろw
この頃俺もだいぶ読書量増えてきて、分かったことがある
ワイもただの凡人なんだよ
外の世界では評価されないから、ネットの片隅で素人相手に批評して、それでやっと自尊心保っていられるただの凡人
ワイもう投稿諦めたらしいしな。よっぽどヘタクソなんだろうな
ワイ的最適文章
>木下君はやや怒鳴る。怒りにまかせ拳で壁を粉砕する。同時にアサガオ達が一斉に滴を撒き散らす。
ワイさんの指摘を参考に改稿してみました。
再評価お願いします。
朝靄で包まれた裏山に咲くアサガオから、ポトリと滴がこぼれた。
黒尽くめでいかにも怪しげな男は、木下君と云った。
もうかれこれ五年になるが、今日も世間で云ういわばストーカー行為を早朝から行っていた。木下君の立つ、熟年女教師の腰ほどの太さのある枝は、年月を経てすっかり彼の尻の下に馴染んでいた。
振られに振られて失恋感覚に麻痺した木下君にとって、その行為が犯罪行為にあたると自覚はしていても自制することができないのはひとえに愛の力なのであろう。そう彼は神社の娘が好きだった。
今日も常日頃習慣化してしまった行為に明け暮れていた訳であるが、いつもと違うのは隣に親友の新城君がいたということだけであろう。
新城君はアメコミ好きの気のいい男で、友人の奇行を心配し、今日は自前のスパイダーマンスーツを着て馳せ参じてくれたのだった。
ところで何やら議論が始まったようだ。
「彼女のどこがいいのだよ。昔から知っている幼馴染だが、私にはわからないよ」
「可愛い……」と双眼鏡片手に一言だけ発する木下君。
「高校生の恋なんて……。いやそもそも恋愛にうつつを抜かしていていいのか。大学受験はどうする? とてもじゃないが今の君では東大は無論、末端私大に入る事も難しいと思うぞ」
「ああそうだよ。もういいよ。どうせ受験勉強になんて専念できないし。夏が勝負だと分かっていても彼女が僕の心臓を鷲掴みして放さないんだよ」
「女なんて世の中には星の数ほどいる。今彼女だと決めることもないだろう。まずは大学に入って探すべきだと思うな。東大を目指せ。しっかりとした社会人の土台を作れば、あとはその上には金なり地位なり女なりなんでも乗せることができるだろう。当たり前の論法だよ」
「いや、僕は今を生きる」とあっさり木下君は否定した。
「まったく生産性のない覗き行為を……、意味分からんね」
「もういいだろ。好きにさせてくれ!」木下君はやや怒鳴る。
そして、「あ!」と木下君は歓声を上げた。彼の天使が姿を見せたのだ。
風呂上がりなのかバスタオルで髪を掻いている。細身の体だが貧弱というものではなく健康的だった。白いTシャツと青い短パン。
木下君は息を飲んでいる。新城君は呆れた様子だ。
「どこがいいんだか、発展途上の女に魂を抜かれるとか」
「綺麗だよ」
「今だけだぞ。いずれは年を取ってしわだらけになって枯れ果てるんだよ。外面に惑わされるなよ」
「綺麗だよ」
黒ずくめと蜘蛛男の視線が、彼女を生温かく包み込んでいた。
> 黒ずくめと蜘蛛男
黒尽くめです。
失礼しました。
>木下君の立つ、熟年女教師の腰ほどの太さのある枝は、年月を経てすっかり彼の尻の下に馴染んでいた。
立っているのか座っているのか分からない! とか突っ込まれると思う
なにせワイだから
大学合格。新たなる門出。桜吹雪は
右往左往縦横無尽に咲き乱れている。
さて、東京大学法学部法学科へと進学
を果たした新城君は兎も角、なぜか彼
の隣には木下君が立っていた。
『赤門』の前に立つ新城君は無論本
大学の生徒になったからであるが、大
学受験に失敗した木下君がこの場所
にいる理由を説明することは非常に説
明し難いのだが、それなりに深い理由
はあったので語るべきであろう。
木下君は高校三年時、恋愛にうつつ
を抜かしていた。ついには大学は愚か
受験も放棄して当時彼がストーキング
していたターゲット、名は小川雪という
のであるが、ある日のこと、そんな彼女
が東京の大学に行くのだと小耳にはさ
んで、事実、東京にある某私立大学へ
と入学すると確定的に知るや否や居
ても立っても居られず親友の新城君
に相談した。その折、新城君も上京
するのだと知ると、これを利用する手
はないと考えて居候させてほしいと哀
願した経緯があり一般的に考えて拒
否するケースであろうが、木下君の熱
き思いが伝わったのか、勿論快くでは
ないが承諾へと漕ぎつけたのである。
上京したからといってストーキング以
外何するでもなくやることもない暇を持
て余すただのニートの木下君は、大学
とはどんなところなのかということもふ
と気になって新城君と共に通学してみ
ることしたのであった。
「今更ながら大学って何するんだい?」
木下君は新城君へと質問し何やら議論
が始まったようだ。
「さぁ、何だろうね。受動的に学ぶ場所
というよりは能動的に学ぶ場所だと聞く
が、実際には日本人に能動性を求める
ことは酷と云うもので、事実あまり高校
時代と変わらない気もするね。ただ少な
くとも義務教育時代よりは管理されてな
い。すべて自己責任のようだ」
「君らしくないね。よくわかってないのか
よ」
「専門分野を詳しく学ぶ場所というは分
かるが、そんなことどうでもいいというか、
免許証を取りに来ている感覚だね。建
前では検察官になるとは親には云って
いるが……」
「なんかテンション低いね。そんなんじゃ
司法試験落ちるよ」
「まだ先の話だよ。大学院に進むかも決
めてない。そんなことより君はどうする
んだよ。このままでいいのかよ。犯罪者
への道をひた走っているようにみえる」
「だから! ストーカーじゃないんだよ。
彼女の姿を見守っているんだよ。人生
を全て捧げているんだよ!」木下君は怒
鳴った。
「いや、それが犯罪行為にあたると……、
まぁいい機会だ。この大学で法学を学び
たまえ。違法性の境界線を覚えろ。一般
大学生の生活を体験してみろ」新城君は
教師のように提案した。
「とりあえず午前はやることないからな。
まぁいろいろと授業に出てみるよ。法学を
極めてみるよ」本大学の学生ではない木
下君は豊富を述べて、又「夕方は小川さ
んのマンションに行くからあまり遅い午後
の授業もサークル活動もできないな」と
今後のプランを語り、「早く大学生活に馴
染みたいな」と一抹の不安を漏らした。が
、本大学の学生ではない。
――6ヶ月後。
「木下君。おはよう」
「木下。おは」
「よう、木下」
木下君はそれなりの知名度を得ていた。
そんな木下君は真面目に授業へ出席す
るにも拘わらず前期試験に来なかった理由、
それはやはり本大学の学生ではないから
だった。
>>865-866 良くなった!
ワイの評価では60点以上!
自力ではないので詳しくは書かない!
ワイの考え!(`・ω・´)
>>869-871 >「専門分野を詳しく学ぶ場所というは分かるが〜
(脱字があるように見える!)
二人が議論を始める前の文章が前回と似ている!
>ところで何やら議論が始まったようだ(前回の一文)。
>木下君は新城君へと質問し何やら議論が始まったようだ(今回の一文)。
(連作を意識した仕様なのか!)
東京大学に守衛はいるが一般人でも立ち入ることができる!
大学の構内も可能! しかし、教室と図書館に一般人の立ち入りは原則認められていない!
従って木下君が授業を受けることはできない!
下調べも大切な作業なので怠ってはいけない59点!(`・ω・´)
知識の下地がなさ過ぎw
妄想オンリーの土台じゃ作家にはなれないぞwww
貴様はFランの現実というものを知らないのだよ……
876 :
名無し物書き@推敲中?:2011/10/06(木) 18:11:31.19
Yさんは東大を出てるからな
まじで?
東大出に権威を感じるのは昭和世代
東邦大学
880 :
名無し物書き@推敲中?:2011/10/06(木) 18:58:43.12
東洋大学
東京名器
882 :
名無し物書き@推敲中?:2011/10/06(木) 19:50:07.49
東海大学
またつまんね流れをやんの?
スレがもったいないじゃん
こーいうやつやるのって、プログラムどおりなんだよな
884 :
名無し物書き@推敲中?:2011/10/06(木) 20:01:45.35
横だがなにいってんのかわからん
885 :
檄分:2011/10/06(木) 21:02:20.78
諸君!最早利権を貪る政治家をこのまま看過するわけにはいかないのだ!諸君!3月12日を思い出せ!政府が国民を見捨てた、あの日を。決起するのだ!再びこの国を国民のものにする為に、新憲法と軍隊を、そして何よりも誇り高き大和魂、神国日本を取り戻すのだ!
886 :
檄文:2011/10/06(木) 21:07:08.14
天皇陛下万歳!
いやはや12月。クリスマスはまだか
と指折り数えながら駒沢にある小川さ
んのマンションを眺めている男は、紛
れもなく木下君だ。
双眼鏡を片手に黒尽くめの風貌は
筋金入りの変質者にみえた。黒の革
ジャン。黒の皮パン。サングラスに黒
のニット帽は板についていた。今すぐ
銀行強盗実行も可能ではあるまいか
といったところだろう。
ところで、木下君はこの服装で大学
にも通学している。彼の通う大学は天
下の東大と呼ばれて国内に存在する
大学の中では最高峰であると聞く。だ
がしかし彼は本大学の学生ではない。
そう、ただの潜りである。
入学、いや潜りを初めて7か月を経
過した。法律用語でいうところの利益
窃盗と呼ばれる行為であるが、日本の
法律、もっとも刑法では利益窃盗は不
可罰なのでありだからこそ罪の意識が
ないのか、あるいは法学という分野が
単に好きなのか、はたまた暇つぶしな
のかも知れないが、ほぼ毎日通い、潜
りなので単位の制限などと云うものもな
いのでいろんな講義に参加して、いつし
かちょっとした人気者になっていた。
彼が潜りだということはそれなりには
知られていたが、親友の新城君を筆頭
に幾人かの学友達と幾人かの教授達は
木下君の熱心さや講義を白熱させる彼
の質問に心打たれて潜りの力添えをす
るほどになっていた。又図書館など学生
証の提示などせずとも顔パスであった。
そんな木下君。授業を終えると真っ先
に向かうのが小川さん宅である。小川さ
んは某日吉にあるKO大学に通っていた
が、木下君としてはへんな虫が付かない
か心配で心配で堪らないのでありクリス
マスも近いこともあっていつになくストー
キングに真剣である。
「君さ。早く後ろブレーキ付けろよ。罰金
を払うのは私なんだよ」と小言を云いな
がら、木下君の隣に座ったのは新城君
だった。何やら議論が始りそうだ。
「一分でも一秒でも早くこの場所に来たい
んだよ。そもそも後ろブレーキなんていら
ないだろ! 警察ってのは自転車っても
のがまったくわかってないよ」木下君はイ
ライラしていた。
「まぁ君の自転車は兎も角。早くバイト探
せよ。誰の金で自転車を買えたのか、誰
のおかげで朝昼晩の食事ができるのか
考えてほしいよ」新城君も少々イラつい
ていた。
「君の親だよ」
「確かにそうだが、私がどんな気持ちで
親からの仕送りを増やしてもらったか想
像してみろ。親からオレオレ詐欺やって
いるようなもんなんだぞ」
「新城君ちは裕福だから問題ないよ」
「問題はそこじゃない。嘘をつくってのは
あまり気持ちいいものじゃないということ
だよ」
「悪かったよ。新城君。バイト探すよ。と
ころで相談なんだが、もうすぐクリスマス
だろ? 小川さんに何かプレゼントした
いんだが、何がいいと思う?」
「私の金でか?」
「新城君の親の金でだよ」
「悪いが諦めてくれ。そんなものに費や
す金なんてない。親が知ったら泣く。い
や、その自転車でいいじゃないか、最近
流行りの違法自転車。小川もきっと喜ぶ
よ」
「これは無理だよ。移動手段がなくなる
よ」
「まぁ自転車の話は兎も角、君は犯罪
まみれだね。違法自転車にストーカー。
潜りの利益窃盗に友達を利用したオレオ
レ詐欺。もはや軽犯罪者から重犯罪者
へと変わるのもすぐだよ」
「絶対に越えてはならない一線は大学で
学んだよ。人様に迷惑をかけていけな
いということ。罪刑法定主義ってそうい
うことだと思う」
「なるほど」新城君は含み笑いをした。
>>887-890 木下君は東京大学の公開講義に出席していると見なす!
図書館の顔パスは稀有な事例として看過する!
>いやはや12月。クリスマスはまだかと指折り数えながら〜
(クリスマスを待ち侘びている状態で『いやはや』は引っ掛かった!)
>小川さんは某日吉にあるKO大学に通っていたが〜
(仮名になっている理由がわからない!)
>そもそも後ろブレーキなんていらないだろ! 警察ってのは自転車ってものがまったくわかってないよ
(ピストバイクと明記しない理由がわからない!)
>人様に迷惑をかけていけないということ。
(新城君の住まいに居候していながらバイトもせずに金を無心している!
その時点で人様に迷惑をかけているように思える!)
今回は具体名を避けた言い方が目に付いた!
東京大学の名前だけが浮いて見えた!
強引な修正の回なので点数は控え目57点!(`・ω・´)
一作目の改稿が最高得点であとは下がっていく一方だな
無理に書かずに読書で感覚養うか推敲に時間費やした方がいいんじゃないのか?
駄文製造機がどれだけ頑張ったとしても結局出てくるのは駄文のみという見本
小川さんが大学を休学してサンフラン
シスコへ行くのだと小耳に挟んだのはク
リスマスイブの夜であった。
その日の昼間頃に小川さんのために手
作りテディーベアー準備し、勿論木下君
の作品であるのだが、内部には超小型盗
聴器を忍ばせている。考案したのは大学
で知り合った栃栗毛霧子(とちくりげ
きりこ)という生徒だった。そう、もは
やストーカー行為は木下君の単独正犯で
はなく学内に支援者がいた。
親友の新城君はプライベートの権利の
侵害だと苦言を呈したが、栃栗毛さんは
長い栗毛の髪を振り撒きながら「愛を成
就させるには情報が必要なのよ」と女性
らしいというべきか、少し踏みこんだ作
戦を促した。
木下君は前日に栃栗毛さんと結託して
小川さんのマンションに忍び込んでベッ
ドの脇にクマを座らせてメモ書きを残し
ておいた。「あなたの側においてくださ
い」と。
この大胆な作戦は明らかに犯罪行為に
抵触する。不法侵入は勿論、ストーカー
行為は目に見えた体をなすものに変貌す
るだろう。そもそも今まで警察沙汰にな
らないのは、親告罪だからで、プライベ
ートにまで踏み込まないから小川さんも
受忍できたのだ。大勝負だった。
クリスマスソングが街に流れる中で駒
沢公園通りに黒いワゴンは止まった。
木下君、新城君、栃栗毛さん、鳥兜(
トリカブト)さんは息を飲んで受信機の
反応を睨んでいる。ところで鳥兜さんは
新城君の彼女である。毒の強い女なので
木下君は嫌いだったが黒ワゴンの所有者
なので仕方なかった。兎も角皆法学部の
生徒である。何やら議論が始りそうだ。
「どんな反応するか楽しみやで」鳥兜さ
んは大阪人である。
「普通に感動すると思うよ。あたしは脈
ありとみている」栃栗毛さんは何かしら
の自信があるようだ。
「なんだかね。クリスマスイブに集団盗
聴か……」新城君は乗り気なしである。
「まぁあたしの予想を聞いて! たぶん
即座に100番通報されるとみたで!
木下は心の準備しといた方がええで!
あはっはは!」鳥兜さんの心に住む悪魔
は興奮しているようだ。しかしなぜ新城
君は彼女と付き合うのだろうか、セック
ス以外取り柄のない女といってもいいと
、木下君は思っていた。
「わたしの予想は違うな。彼女、たぶん
木下君のことが好きだと思うよ」栃栗毛
さんは反論した。
「なぜだい?」新城君はぼそっと聞いた
。
「中学からストーカーしているのは聞い
たけど、デートもしたことあるとも、初
キッスも木下君だとも聞いた。これは通
常のストーカー事犯のケースとはちょっ
と違うと思う。そこには深い愛があるよ
。よく考えてみなよ。普通、気味悪い男
にストーキングされているとすると、す
でに訴えられているはず、ところがそれ
がない。しかも数日前に彼女の部屋の窓
ガラスに『木下死ね』と書かかれた張り
紙があった。これはむしろ木下君に対す
る何らかのアピールと取れる、そう思え
ない?」栃栗毛さんの見解は木下君に夢
を与えるものだった。
「なるほどね。ツンデレみたいなものな
のか?」新城君は腕を組み、考える。
「まだ帰って来ないやん。絶対男やで、
振られた上に前科一犯やで、あはっはは
! 木下、あたしが慰めてやっからね」
「いいよ! 御免だよ!」木下君は鳥兜
さんに今にも殴り掛かりそうだった。
時計は23時を回った。
夜は深くなり商店から流れていたクリス
マスソングは聞えない。酔っぱらいの陽
気な声が何処からともなく聞える。今日は
金曜日だったと木下君は思った。小川さん
は誰かの家でクリスマスを祝っているのだ
ろうか、それは男か? そんな不安が彼の
心を押し潰してますます心臓の鼓動は奇怪
なリズムへと変わっていった。
(木下か……、勝手にはいって来やがって
……………、君もいっしょに行こうか……、
サンフランシスコに……)
熊を抱いて呟く小川さんを想像した。
木下君は救われた気がした。次のステー
ジへとステップアップできたようだ。
彼は“ソレ”に全てを捧げた
財も自由も欲も未来も
彼は全てを投げ捨てた
艱難辛苦の現世を越えて
彼は“ソレ”を護り抜く
――刹那
“ソレ”は砕け塵と化す
彼は“ソレ”をも失った
彼は全てを捨てたのだから
全てが彼を、捨てたのだから
899 :
名無し物書き@推敲中?:2011/10/07(金) 22:52:40.98
厨二ktkr
自演乙
>>894-897 >〜手作りテディーベアー準備し、
(脱字があるように見える!)
人物の描写が足りていない! そのせいで二人の女性の区別が難しい!
一方に特徴を持たせる為に大阪弁の人物を出してきた感が拭えない!
栃栗毛さんは小川さんに脈ありと判断した! 木下君のストーカー行為を知りながら訴えていない点が決め手となった!
訴えない理由は好意だけではない! 裁判の手続きが面倒! 勉強の妨げになる! 裁判結果に関わらず、近所に知れ渡る等!
最高学府の生徒にしては考えが浅いように思える!
ここまで読んできて未だに物語の方針が定まっていないように思える!
喜劇なのか! 法律を持ち込んだ推理物なのか! 単に恋愛を絡めた青春物なのか!
一般書籍の文体でライトノベルの内容を書いているようには見える61点!(`・ω・´)
>>898 ワイは“ソレ”を目にした!
文字上の“ソレ”は価値あるものとして書かれていた!
“ソレ”が何かはわからない!
不明のままで“ソレ”は砕けて塵と化した!
ワイは“ソレ”を知る術を失った!
ワイが評価を捨てたのではない!
作者が“ソレ”の解釈を捨てたのだ!
ワイの邪気眼が“ソレに触れるな”と警告した!(`・ω・´)
あ、それそれそれそれ!
>裁判の手続きが面倒! 勉強の妨げになる! 裁判結果に関わらず、近所に知れ渡る等!
最高学府の生徒にしては考えが浅いように思える!
ワイにしては指摘が的確過ぎてワロタw
一作目から読んできたが、もうひたすら稚拙
今のままじゃいくら書いてもこれ以上の上達は望めないと思われ
このスレ詩もアリなの?
初期の頃は詩の評価も行っていた!
主観の比率が増すので好ましくはない!
日本語の正しさを問えないのが詩と考えている!
感性を点数に変換するのは難しい!
ワイの見解!(`・ω・´)
詩は無しだな
詩はし(詩)まへん
何点ですか?
詩らんわ
913 :
秋吉こと腐った豚まんじゅう ◆2itMTGf8Qk :2011/10/09(日) 17:34:43.34
詩板に行って、まるちーずと勝手に戯れてろっ!
今は春。一年というものは意外と早い。
ところで、小川さんが大学を休学してま
でサンフランシスコに来た理由は、映画
を学ぶ為だった。休学という建前ではあ
るが、復学する気はないらしいと木下君
に漏らしたのは、サンフランシスコにある
中央図書館であった。
異国の地と云うのは孤独なのであろうか。
小川さんは木下君に僅かだが心を開いた
ようだ。
「あんた。絶対にあたしから5メートル以上
離れてね。あと話しかけないで」小川さん
はスタディールームで静かに釘を刺した。
というのも小川さんは現在、語学の勉強
に明け暮れる毎日だったからだ。
トフル600点の実力であった小川さんで
あったが、実際に本場で会話してみると
想像と違った。日常会話こそ問題ないのだ
が、いざ議論するとなると知らない単語が
度々登場し、あるいは暗喩的な用法のス
ラングに戸惑い、己の浅はかさを知った。
いやそれよりは、現在泊りこんでいる安宿、
ユースホステルの住人達が木下君の英語
が非常に面白いと評判になっているせい
でもある。
木下君の英語は根幹が違った。それは
中高の文法教育が恋愛にうつつを抜かして
いたせいか完全に抜けてしまっており、もっ
とも新城君から貰った怪しい英会話教材D
VD(スピードランニング スラング編)のせ
いかも知れないが。
『ファック』やら『ファッキン』やらそんなたぐい
の単語を異常に使うのだ。本来、あまり良く
ない口語用法なのであろうが、江戸っ子が
やたら『バカヤロウ』を使うのと同じというべ
きか、アメリカ人、あるいはヨーロッパ人に
は拙いというよりはリズミカルなものと感じた
のだろうか。悪くなかった。
「あんた何読んでいるのよ!」5メートル離れ
た席から小川さんは声をかける。
「あ、法学の専門書ですよ。大学で学んでた
んで」木下君は声をかけられて嬉しそうである。
「大学なんて嘘つけ。ただのニートだろ」
「本当ですよ。ただの潜りですけど、新城君
達のおかげで、東大で学べたんです。教授
達とも仲良くなってゼミにも誘われました」本
当の事である。
「あんたら昔から変人コンビだよね」小川さん
はそれだけいうと、深くは追求しなかった。あ
の二人ならあり得ると思えたのだろう。
「小川さんはなんでサンフランシスコに来たの
?」木下君は愛する人と会話できる喜びを噛
みしめながら聞いた。
「映画監督になるためだな。ロボット映画を
ワイヤーアクションで撮るのがあたしの夢。
いつか生き生きとしたモビルスーツ同士の
戦闘を撮りたい」小川さんはピュアな瞳だっ
た。しかし普通ではない気はした。が、愛す
る人の夢、深いところまで突っ込むことなん
てできるはずがない。
「ロスにある映画学校の方がよかったん
じゃないの?」
「サンフランって、映画俳優たくさん住んで
いるんだよ。もしジョニーデップと知り合い
になれたら、あたしの映画に出てっていう
のよ」小川さんの妄想は酷いものだったが、
無論木下君は自然に流す。そして小川さん
はさらに話を続けた。
「本当の事を云うと、ロスって映画作りにへ
んな偏りがあるのよ。例えば、映画はハッピ
ーエンドじゃなきゃいけないとか、子供を殺
す時には理由がいるとか、まぁいろいろとね。
あたしは映画を撮りたい。エンターテイメント
もいいけど、本来映画とは人の喜びや悲し
みが自然なものであるべきだと思うの」
モビルスーツが登場するロボット映画を
ワイヤーアクションで撮ると語る小川さんは、
結構奇天烈なようで、まともでもあるようで、
もっともハリウッド映画嫌いの人であった。
>>914-916 >復学する気はないらしいと〜
(小川さんが漏らしたように見えない伝聞調!)
トフル(トーフル)で600点の実力者がサンフランシスコに渡米して英語を勉強していた!
映画監督を志望しているのであれば、映像の技術を学ぶことが第一義のような気がする!
俳優との会話を重視した行動としても大学を休学して渡米する必要があるのか!
>スタディールーム
(日本の図書館で勉強に励んでいるのと変わらない環境!)
サンフランシスコで有名人に会うのが目的と考える! その場合は街中を闇雲に歩き回らせた方が話の筋に合っているように思う!
設定の無理が目立つ55点!(`・ω・´)
918 :
名無し物書き@推敲中?:2011/10/10(月) 10:01:20.96
《闇から生まれし偉大なるもの》
《我契約に基づき汝を捕らえし鎖を断ち切らん》
《契約の名の元に命ずる》
《焼き尽くせカナユニカヒチ》
アレスカが放った獄炎魔法が東京を焼いた。
最近ウンコばっかだなあ、と思ったら全部同じ投稿者だったでござる
920 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2011/10/10(月) 11:39:00.82
>>918 二重パーレンはパーレンを囲う為の記号!
今回の場合はパーレンの使用で事足りる!
獄炎魔法に匹敵する火力でちょっと焼き飯を作ってくる!(`・ω・´)ノ
921 :
名無し物書き@推敲中?:2011/10/10(月) 11:53:40.81
>二重パーレンはパーレンを囲う為の記号
これ誰が決めたの?
923 :
名無し物書き@推敲中?:2011/10/10(月) 12:18:56.32
バカだから聞いてんだけど。割とマジで知りたいから。
新聞ルールとか特定出版社内でのルールなら普通明記するだろうし、
なぜか、日本全国での一般的な規則であるかのように、
「二重パーレンはパーレンを囲う為の記号」と断言されたら、
無知であるところの俺は当然詳細を聞きたいと思うわけ。
おわかりかねえ。
関係ないがお前の名無しってわかりやすいよねー。
小学校で習う
括弧を囲う記号ではなく、中に入れる記号な
山括弧だけでなく丸括弧や鍵括弧でもそう
文部省教科書局調査課国語調査室
http://homepage3.nifty.com/recipe_okiba/nifongo/kugiri.html この基準では、カギ(「 」)およびフタヘカギ( 『 』 )の用法について、次のように定めています。
-------------------------------------------------------
1. カギは、対話・引用語・題目、その他、特に他の文と分けたいと思ふ語句に用ひる。
これにフタヘカギを用ひることもある。
2. カギの中にさらにカギを用ひたい場合は、フタヘカギを用ひる
925 :
名無し物書き@推敲中?:2011/10/10(月) 12:43:25.60
> 昭和21(1946)年3月・文部省教科書局調査課国語調査室(原文縦書き・旧字体)
まあ、文部省内ではそうなんだろうね。
でもガイドラインなので、
≪あいうえお) みたいな事やっても絶対だめとかではない
しかしほとんどの出版社の規定でも決まっていると思うので
(そんな取り決めがない中小でも大手に準じるのが普通なので)
あなたが出版する際には
(あえてやりたいんだと主張でもしない限り)校閲者にガシガシ修正されると思う
つか、主張すれば純文学系では笑われるだろうしエンタメでも、売れっ子でないと嫌がられると思う
(見つけて得意げに出版社に文句言ってくる自称国語通がいるから)
デザイン的なものもあるので、本のタイトルに使うとか
章のタイトルとかなら、わりと自由かも
927 :
名無し物書き@推敲中?:2011/10/10(月) 12:50:46.73
だからさ、そんなことは問題じゃないんだよ。
928 :
名無し物書き@推敲中?:2011/10/10(月) 12:54:27.55
つか、六十五年前の文部省の基準を持ってくるとか、ネタだよね。
どう反応すればいいのかわからんけど。
929 :
名無し物書き@推敲中?:2011/10/10(月) 12:56:31.48
あ、現在でもこれが基準になっているところも多いのか。
930 :
名無し物書き@推敲中?:2011/10/10(月) 13:00:54.35
つーかさ、
> 1. カギは、対話・引用語・題目、その他、特に他の文と分けたいと思ふ語句に用ひる。
> これにフタヘカギを用ひることもある。
この基準を採用するなら、「二重パーレンはパーレンを囲う為の記号」とは言い切れないよね。
931 :
名無し物書き@推敲中?:2011/10/10(月) 13:04:21.59
大体さ、
>二重パーレンはパーレンを囲う為の記号
これの通りに使用するならば
『「』こんな感じだよね『」』
多分、引用符が二重になる場合に使い分けるってことを言いたいだけなんだろうけど。
やっぱりお前日本語おかしいって。
65年間変ってないだけだろ 法律とかそういうの多いよ
以下は個人的な意見だけど、
表記上のこだわりとかもあるだろうし
馬鹿にした言い方に腹が立ったのかもしれないけど
従うのが吉かなと、ワイ氏のスレだし
日本ではそうなってるって言うのもたしかだしね
匿名掲示板のだれかに意地張ってわざと違うことやるのも損じゃん
933 :
名無し物書き@推敲中?:2011/10/10(月) 13:05:57.03
いや、俺は、
「『誰が決めたのか』を知りたいだけ」
っつってんだけど。
言わなくてもわかるだろうが、作品を書いたのは俺じゃないから。
> 1. カギは、対話・引用語・題目、その他、特に他の文と分けたいと思ふ語句に用ひる。
> これにフタヘカギを用ひることもある。
> 2. カギの中にさらにカギを用ひたい場合は、フタヘカギを用ひる
スレ主がこれを基準にして、「二重パーレンはパーレンを囲う為の記号」と言っているならば、
大問題だよ。日本語の崩壊だよ。
>>930 べつなページに括弧とかかぎ括弧とか同類で説明とか用例省くって書いてあんだよ
>>931 なにそのへりくつw 文句言いたいがためだけの理論じゃん
つかあれだぜ文科省と実際の使われ方がずれてるのもあんだぜ
かぎ括弧のなかに。を書くかどうかとかは
文科省と出版社の規範でずれが出てるも
(一部の純文学作家は国語が決めたほうを使ってるが)
936 :
名無し物書き@推敲中?:2011/10/10(月) 13:11:49.26
>>935 >べつなページに括弧とかかぎ括弧とか同類で説明とか用例省くって書いてあんだよ
これ何言ってんのかわからん。
一部の純文学作家の作品にも出版社の校閲が入っているんだよね。
いい加減、「二重パーレンはパーレンを囲う為の記号」が間違いだと認めろよ。
937 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2011/10/10(月) 13:13:47.72
ワイとしては誤用と思われるような書き方はしない方がいいとは思う!
拡大解釈が許されると考えているのであれば持論を展開してもよい!
判断が難しい部分を敢えて追求する意味があればよいが!
言葉は生きている! その時代に見合った書き方が望ましい!
『枕草子』の頃から若者の言葉の乱れを指摘されていた!
古い時代の物語を書いていて、その時代を反映した文体で読者に違和感を与えないのであれば構わない!
何事も一律に考える必要はない好例と言える!
ワイの考え!(`・ω・´)
938 :
名無し物書き@推敲中?:2011/10/10(月) 13:14:50.68
もうスレ主さんがバカ過ぎて唖然ですわ。
なんでいきなりこんな伸びてんだと思ったら馬鹿がファビョってただけだった
940 :
名無し物書き@推敲中?:2011/10/10(月) 13:17:27.81
「二重パーレンはパーレンを囲う為の記号」
。『「』。こ・う・い・う・こ・と・で・す・ね!。『」』。
決めたのは国語調査会とか文化審議会国語分科会とか文化審議会国語分科会
>>924に書いてあるだろ
金田一京助とかテレビで見たことあるだろ
942 :
名無し物書き@推敲中?:2011/10/10(月) 13:19:42.44
頭の悪い奴とは関わらない方がいいってのはわかっていたけど、
スレ主はどうしようもねえわ。
どうみてもage厨の連投空騒ぎです、本当にありがとうございました
944 :
名無し物書き@推敲中?:2011/10/10(月) 13:20:49.88
>>941 「二重パーレンはパーレンを囲う為の記号」
。『「』。こ・う・い・う・こ・と・で・す・ね!。『」』。
金田一京助とかよく知らんけど、日本語って素晴らしいね。
おまえwwそれ
怒られて
言い間違えした教師のあげ足とって
からかってる小学生がやる態度だぞw
そもそもこのスレに書き込んで評価を期待したなら
スレ主の馬鹿さを文句言うな
近年稀に見る阿呆が生き恥晒してると聞いて来ますた。
そろそろワイさんが書いた短編読みたい
なんだかよく分からんけどもっとやれ
949 :
名無し物書き@推敲中?:2011/10/10(月) 13:24:40.87
>>945 だから俺はこんなスレで評価をもらおうとなんてしないよ。
こいつが頭悪いのは前から知っていたし。
「二重パーレンはパーレンを囲う為の記号」とか何の疑問もなく書ける奴だからな。こいつ。
韓国人だろ。
> 1. カギは、対話・引用語・題目、その他、特に他の文と分けたいと思ふ語句に用ひる。
> これにフタヘカギを用ひることもある。
>>918の使用法は問題がない。
はい、論破。
バカのくせに何で先生ごっこやってんのこいつ。
(小説書けない)ワイが文章をちょっと詳しく評価する![13]
ちょ、ちょっとまてもまいら
>>924の1番を見てみろ
1. カギは、対話・引用語・題目、その他、特に他の文と分けたいと思ふ語句に用ひる。
これにフタヘカギを用ひることもある。
>これにフタヘカギを用ひることもある。
>これにフタヘカギを用ひることもある。
>これにフタヘカギを用ひることもある。
この馬鹿の使い方は間違いじゃないぞ!!
おまえもあわてて、ぶちきれてないで
>>924をちゃんと嫁!
自演乙
955 :
名無し物書き@推敲中?:2011/10/10(月) 13:30:01.07
あーなるほどースレ主はバカってことですねー
あーなる
ノルマ終了
958 :
952:2011/10/10(月) 13:31:48.33
あ、950とかぶった
あーあ最初から人の意見ちゃんと読んでれば
恥かかないで
「いやそういう使い方もありって書いてあるじゃないですか(キリ)」
って言えたのにな
顔真っ赤にして暴れまくったからちょっと遅いな
959 :
名無し物書き@推敲中?:2011/10/10(月) 13:33:36.96
別にわざとだから恥でもなんでもないわな。
960 :
名無し物書き@推敲中?:2011/10/10(月) 13:35:00.32
数レスで終わらせるとこいつがバカってことが周知される前に沈静化するだろう。
後付で「わざとだから」とか言うなよw
勝てる試合で転んでるようなもんだぞ、それ
962 :
名無し物書き@推敲中?:2011/10/10(月) 13:36:23.11
まー
>>930の時点で相手が理解できていないようだったから続けたんだけど。
顔真っ赤にしてさ。ふっ……
964 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2011/10/10(月) 13:56:19.26
965 :
名無し物書き@推敲中?:2011/10/10(月) 14:05:09.61
お前の用法ってのは、
「二重パーレンはパーレンを囲う為の記号」のことか。
このままでは意味不明だから意訳する。
「単一引用符内の引用符は二重引用符、
二重引用符内の引用符は単一引用符内を使用する。」
はっきり言ってお前の書いていることとは全く意味が違うけど。
そんなことは文部省の文書にも書いてあったろう。
大体、そんなことは常識なんだけど。
引用以外にも強調にも使うというのも常識。
特に山括弧の場合はそういう使い方の方が多数派だろう。
その際、多重でない場合は、単一か二重は問わずに使用される。
決して、「二重パーレンはパーレンを囲う為の記号」ではない。
966 :
名無し物書き@推敲中?:2011/10/10(月) 14:11:01.80
いや、山括弧を強調に使うのが多数派ってのは、違うか。
特に決まっていないってのが正解だろうね。
967 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2011/10/10(月) 14:12:10.57
>>965 ワイの用法も間違いではない!
全てが含まれている!
作者が約物を使い分ければよい!
968 :
名無し物書き@推敲中?:2011/10/10(月) 14:13:10.21
だからさ、お前は、
>>918の使用法に対して、
「二重パーレンはパーレンを囲う為の記号」と指摘したわけだよ。
それは認めるよなー。
969 :
名無し物書き@推敲中?:2011/10/10(月) 14:13:39.82
つーかマジで韓国人だろ?
970 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2011/10/10(月) 14:14:38.59
971 :
名無し物書き@推敲中?:2011/10/10(月) 14:14:57.56
> > 176 名無しさん@12周年 [] Date:2011/08/07(日) 20:19:08.18 ID:AwOlYF6QP Be:
> >
> > 朝鮮人や中国人と議論をしていて気付いたことがある。
> > 彼らの考えは普通の間違え方じゃなくて多重的な間違え方になってる。
> >
> > 「君の考えは間違いだ」と指摘すると、
> > 「ではどこが間違いなのか説明しろ」と要求してくるのだが、
> > じゃあ説明するにはどうすればいいかとリアルに考えると。途方もない労力が必要。
> >
> > 大間違い
> > 間違い間違い間違い
> > 間違い間違い間違い間違い
> > 間違い間違い間違い間違い間違い
> > 間違い間違い間違い間違い間違い間違い
> >
> > 図解すると、こんな感じで、一番上の大間違いの下に、
> > それを支えてる各論があって、それを全部間違えてたりする。
> > 知識の間違いもあれば、論理のすり替えもあれば、すぐ前の議論を勘違いしてるようなものまである。
> > いうなれば間違いピラミッド。
> >
> > こんなもんどこから手をつけていいのかわからない。
> > 日本人なら、どれひとつ陥らない間違いなんだけど、それを10も20も重ねているから、めまいがしてくる。
> > そしてギブアップすると、「やはり答えられないな、俺達が正しいからだ」 と こうなる。
> > この「やはり」というのも意地の悪い算段ではなく、民族的なもの。ああやっかいだ。
972 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2011/10/10(月) 14:16:48.87
ワイの個人的な意見!
小説で約物の多用はしない方がよい!
強調したいのであれば安易に約物に頼らず、筆力で語ればよい!
ワイは出かける!(`・ω・´)
973 :
名無し物書き@推敲中?:2011/10/10(月) 14:17:08.71
>>970 だからさ、お前は、
>>918の使用法に対して、
「二重パーレンはパーレンを囲う為の記号」と指摘したわけだよ。
それは認めるよなー。
だからさーワイさんが書いたオリジナル小説を晒してくれよ
100点とは言わなくてもせめて80点ぐらいの例文でいいからさ
圧倒的な実力を見せつければこいつらも黙るわけだし
975 :
名無し物書き@推敲中?:2011/10/10(月) 14:18:29.91
マジで韓国人だな。
論理の摩り替えばっか。
ワイさんも大変だな。こんな基地外の相手しなきゃならないなんて……
978 :
名無し物書き@推敲中?:2011/10/10(月) 17:33:07.05
ほんと、バカな韓国人の相手なんてするもんじゃないよ。
質問してもまともな答えが帰ってこないからね。
発電できそうなくらいファビョファビョしてるな
980 :
名無し物書き@推敲中?:2011/10/10(月) 22:34:02.81
確かに
>>922が返ってきた時点で、関わらないことを選択するべきだった。
これはこのときの俺が相手がバカではないと信じていたから起きた間違いだな。
バカとは関わらないようにするしかないんだなーって勉強になった。
twitterでよくいる、バカにバカって言っている奴は、バカと同類になっているわけだ。
その辺の認識が甘いと、バカと同じ土俵で相撲を取るはめになる。
それが好きなら勝手にすればいいと思うけどね。
個人の自由だ。フリーダム。
981 :
名無し物書き@推敲中?:2011/10/10(月) 22:36:49.43
頭のいい人間の文章だけを求めているならば、こんな板に来るわけがないんだけどね。
ほんと俺は去るべきだよ。
982 :
名無し物書き@推敲中?:2011/10/10(月) 23:52:54.85
頭のいい奴の書いた本は難しいんだけどわかりやすい。
俺はそういう本をもっと読みたいんだよ。
去る。
983 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2011/10/11(火) 06:23:45.71
次はワイスレ杯!
1000に到達するのを待つ!
ワイの考え!(`・ω・´)
埋めるのめんどくさい
985 :
名無し物書き@推敲中?:2011/10/11(火) 12:51:06.60
次スレはワイスレ杯専用ってこと?
986 :
名無し物書き@推敲中?:2011/10/11(火) 13:26:01.11
昨日、私が公園で見た赤マフラーをしていた少年は、友人の話によると凄く乱暴な人のようだった。
私はもう公園に行かない事にした。
この文章、どこか可笑しいでしょうか?
意味が通じますでしょうか?
可笑しい ←これは笑っちゃうよって時のおかしい
「変ですか?」の意なら、ひらがなで書くべき
意味は通じるけど、関係代名詞のテストの答案みたい
小説なら描写で書こう
(できれば、友人には「乱暴者だ」と言わせないで、どんな風に乱暴だったか言わせる)
「赤マフラーに会ったのか」不安げな表情で友人は言った。
「見かけただけよ、どうして」
「そうか」安心したように言う
「どうしたのよ、あの子がどうかしたの」
「野良猫がいただろ、ぶちの、あの猫をな」言いよどむ、
何かを思い出しているのか眉をしかめている。
988 :
名無し物書き@推敲中?:2011/10/11(火) 14:03:55.29
>>987 ありがとうございました。
実は、私も「乱暴な」という言葉で引っかかっていました。
因みに、「乱暴な」を辞書を引くと「荒々しい行いをする事」でした。
あと、会話を挿入しないパターンも考えて見ます。
989 :
名無し物書き@推敲中?:2011/10/11(火) 14:43:53.59
昨日、私が公園で見た赤マフラーをしていた少年は、指名手配されていた殺人犯に似ていた。
私はもう公園に行かない事にした。
赤マフ「あれ、どうしたんだろ、今日は友達がひとりも来ないや」
赤マフ「痛い! なんだよ、石なんか投げないでおくれよ」
赤マフ「ばあちゃんにぼたもち作ってもらったんだ、ホラ、一緒に食べようよ」
赤マフ「知らないよ、そんなことしないよ、僕、悪い子じゃないよ、し、信じてよ」
赤マフ「僕と契約して魔法少女になってよ!」
995 :
秋吉こと腐豚 ◆2itMTGf8Qk :2011/10/11(火) 23:41:49.10
マフマフ
996 :
秋吉こと腐豚 ◆2itMTGf8Qk :2011/10/11(火) 23:42:31.70
早く誰か次を立てろ!
下らないレスで消化するな!
まふまふ
997 :
名無し物書き@推敲中?:2011/10/11(火) 23:43:43.08
おれのみぎうでがああああああああああああああああああ!!
998 :
名無し物書き@推敲中?:2011/10/11(火) 23:44:18.39
あ、あれマントだったか
まふまふ
1000 :
秋吉こと腐豚 ◆2itMTGf8Qk :2011/10/11(火) 23:47:40.11
全く下らないよ君たち
ま
ふ
ま
ふ
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。