1 :
名無し物書き@推敲中?:
2 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/06(木) 20:17:38
■投稿する人へ
・あなたが書いた文章を真面目に読み、感想・添削・批評を行ないます。基本的な投稿は
小説ですが、論説文やエッセイなどもOKです。掲示板にコピー&ペーストするのが一番
よいですが、自分のサイトの直アドレスやまたり文庫・アリの穴などの投稿サイトをさらすのもあり。
酷評スレまとめwiki(
http://www6.atwiki.jp/kata/)でも投稿できます。
このような場合は、各サイトのトップページではなく、直接「作品の」アドレスを貼ってください。
・創作文芸板は最大改行32行、最大文字数は1024文字です。改行の少ない作品なら
1レスあたり原稿用紙2枚と少しくらい。3レス(原稿用紙7枚以上、もしくは100行以上)を
超える量の文章は、外部に晒してリンクを貼ったほうがいいでしょう。
※※ 時々いたずら目的で本人を騙ってHPアドレスを載せる輩がいます。
HP掲載の文章の批評を希望する人はそのページ、もしくは自BBSに<2ちゃんにて批評依頼中>
と入れてください。クリックして見られる『隠し』でもかまいません。 無い場合は高確率でスルーされます。
スレに直接貼る場合も、一言書いておいたほうがスルーされにくいです。
※※ また、いたずら目的で投稿者を騙って、レスをする輩もいます。
なるべく投稿者はハンドルにトリップをつけて投稿してください。使い捨てのハンドルで構いません。
・投稿する前に読みかえしましょう。痛い間違いは投稿後に修正できません。
・もしも文章を無視されてしまったら、もう一度批評をもらえるように頼んでみましょう。
目についたものから批評していくので、見落としもあります。
・辛辣なことを言われても落ち込みすぎないように。批評をした人とあなたの傾向の相性が
悪かったのかもしれません。でも、あなたの作品をそういうふうに受け取る人もいるという
ことを心にとめておいてください。
■批評する人へ
・批評への参加は自由です。
・当スレは投稿者を育てるのが目的なので、良い所と悪い所を具体的に挙げて、できるだけ
投稿者が納得する形で批評してあげてください。
3 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/06(木) 20:18:08
4 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/06(木) 20:18:34
警告】
・出典を明記せずに引用した場合は著作権法違反となり、刑事罰に処せられます。
・自作でない文章を自作のものと偽った場合も同罪です。
・一部の語句の修正を行った場合も同罪です。この場合は無断改竄により更に悪質
であると判断され、刑が重くなります。
・2chへの匿名投稿でも、投稿者は特定されます。過去に多くの逮捕者が発生しています。
【警告】
・このスレッドで上から目線で酷評している人たちは、
プロの文章と素人の文章の見分けがつきません。
コメントを鵜呑みにするかどうかは、投稿したあなた次第。
予めご了承下さい。
>>1乙
前スレ
>>907-908 結局シイちゃんは病的な潔癖症だった、てオチ?そこかしこをラップで包むのは一種の無菌室を作りたかったから、てこと?
「わたしたちが腐る」とシイちゃんが思ってるなら、物じゃなくて自分たちの体をラップしそうな気もするけど。
やっぱりオチの意味がちとわかりづらい。多分ブラックな感じなんだろうな、とは思うけど。
文章はきれいに書けてると思う。
7 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/06(木) 22:21:55
前スレ
>>910 >>6 ありがとうっす。
オチは……まあ、作者が説明する類のものじゃないっすよね。
こういうのって。
8 :
1/2:2008/03/06(木) 22:24:02
家に帰ると、テレビ、ソファー、テーブル、椅子、食器など、
家の中の有りと有らゆるものがラップでグルグル巻きにされていた。
「おい、どうしたんだコレ」私は妻に聞いた。
「どうしてもシイちゃんがラップするってきかないの」と妻は答えた。 シイちゃんとは私の娘のことである。
「シイ、どうしたの?」見ると娘は部屋の隅で何やらごそごそしている。
「くさるからラップするの」と言う娘をよく見てみると、彼女は懸命に熊のぬいぐるみをラップでくるもうとしていた。
「腐る?」
「きっとお昼のテレビ番組で何かそういう特集をしてて、それを見たんだと思うの。
私、お昼を作ってたから良く分からないんだけど、ほら、ラップをしないと雑菌が繁殖するとか何とか」妻は言った。
「ああ、なるほど……。シイ、おーい、シイ」
しかし、ぬいぐるみを包むことによほど熱中しているのか、私の言葉は娘の耳に届いていない様子である。
いや、あるいはただ単に私を無視しているだけなのかもしれないが。
「ラップを取り上げようとすると怒るの」眉間にしわを寄せて妻が言った。
「仕方ないな……、まあ、ラップが無くなるまで待つか」
「それがね、スーパーの特売日にたくさん買ったからまだまだあるの」
「それは困ったな」このままだと寝ている間に私達までグルグル巻きにされかねない。
「シイ、お父さんにおかえりも言わないのか?」今度は確実に相手にされるよう、私は少し強めに言った。
9 :
2/2:2008/03/06(木) 22:24:43
「……うん、おかえりなさい」娘は心ここにあらずといった感じに返答した。
既にぬいぐるみの包装は不器用ながらも完遂され、私の鞄が次の餌食となりつつあった。
「なあ、シイ。テレビとか、ぬいぐるみとか、鞄とか、そういうのは腐らないんだよ。ラップがもったいないからやめなさい」
「ちがうの」娘は私に背を向けたまま答えた。鞄はもう大方半透明の薄膜で被われてしまっている。
「違わないよ。腐るのは、食べ物とかそういうものだよ。ほら、ラップをわたして」私は娘からラップを奪おうと試みた。
「イヤー!」娘は叫んだ。 この反応は、もう、泣き出す一歩手前といったところだ。
「わかった、わかった」 泣かれると厄介なことになる。少なくとも三十分は泣き止まないだろう。
私は少し声のトーンを抑えて言った。
「でもな、テレビとか、ぬいぐるみとか、鞄とか、そういうのは腐らないんだよ。腐らないとラップは要らないよ」
「ちがうの」娘は言った。「わたしたちがくさるの」
終わり
10 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/06(木) 22:28:30
こっちにも載せときます。
タイミング悪かったんだな〜前スレ。
周囲をけがらわしく思っているのか、自身らを食物の一種だと思ってる(食人願望or牛などの動物と人を同列で見ている?)のか良く分からない
俺の読解力が無いだけかもしれないが、説明してくれると嬉しい
そういう受け取り方のいくつもある不思議な雰囲気を目指してるんだろうけど、ナポリタンみたいに気になって仕方無い
12 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/07(金) 00:55:02
カニヴァリズムってバンドのVo.が「うつで」ぶちこまれただろが。
ぬかりはないのお
>>8-9 俺の読みだと、ラップとは包んだ物を外界から護るためのものなわけだが、
それが逆に「我々を包んだ物から護る」ものへと変貌してしまったということ、つまり全ての
物をはやく包まないと我々のほうが腐ってしまう、というやばい状況が現れたってことかな。
で、内容ではなく文章の書き方についてだが、
冒頭、家のなかの家具どもがラップで包まれているようす、これこそぜひ描写がほしい。
家具の名前を羅列するよりも、それぞれがラップに包まれるとどんなふうに見えるか書い
たほうが異常さが際だつ。
さらに妻の立ち位置がぜひ知りたい。ラップに包まれた家具に囲まれて途方にくれて
いる妻の姿はきっとコミカルだろう。「懸命に熊のぬいぐるみをラップでくるもうとしていた」
も、奇妙さあるいはかわいさ、コミカルさを出せるなら、それを描写。
異常だけどコミカル、奇妙だけどコミカルな雰囲気で押しておいてオチでどかんと恐怖
に突き落とす。もし作者の意図がそういう狙いでよければ、そんな描写はいかが。
14 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/07(金) 01:58:13
>>13 てかさ、普通の書き込みまで小説風に改行しなくていいだろw
見た瞬間「こいつ馬鹿なんだな」と思ったよw
コテつけて自分から恥さらしてるみたいで、ひどくみっともないっすよ。
15 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/07(金) 03:35:29 BE:366012353-2BP(1)
批評よろしくお願いします。
今どき暖房器具が煙突付きの石油ストーブなんて高校は稀で、断熱性皆無の安普請ではほとんどストーブ周辺で
しかその恩恵を得られない。傾いたお日様が妙に目にしみ入る放課後、俺は小学校来の友人と2人でストーブを
囲い徒然なるままに話を交わしていた。互いに部活動には参加しておらず、帰っても暇を持て余す身としては既
に放課後の実の無い雑談は日課のようになっていた。雪解けと共に土の香りがくすぶる、妙に肌寒い日のことで
ある。
「お前さ、進路とかまじめに考えてるか」
話題が変わるのはいつも突然である。それも決まってアイツの方からだ。やや猫背気味に机におっかかるコイ
ツは黙っていれば好青年といっても差し支えの無いモノなのだが、如何せん妙な言動が多く仲間内では変人で通
っている。昔っから「名言考えた」と言いながら妙に肌寒い台詞をのたまったり、「これが俺の哲学なんだ」と主張
しながら国語で珍回答を述べ、挙句の果てにそれをペケにした教師に突っかかる始末だ。高校になっても治まる
どころか変に知識が増えた所為でエスカレートし、最早手に負えぬ状態である。
16 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/07(金) 03:36:30 BE:1756858289-2BP(1)
↑つづき
「俺な、弁護士になろうと思ってんだ」
突然の告白を俺はせせら笑った。コイツが金バッチ付けて法廷に立っている姿が滑稽であるのと共に、なにより
此処は商業高校であるからだ。無茶もいいところだ。
「簿記が出来ても弁護士にはなれんぞ。それ以前に新司法試験はロースクール出じゃなきゃ受けられない。大し
て進学に力を入れていないこの高校で、相応のレベルの大学に進学できるとでも思ってるのか」
「その概念がいけない。お前は常識に毒されている」
また始まったな、と俺は思った。
「よく言われる例えだが、人生は一冊の本だ。それも、一度ページをめくれば二度と戻れない。凡人ってのはな、
その本をパラパラ流し読みしているんだ」
「じゃあなんだ、天才は熟読でもしてるってか」
「それは愚か者だ。本が終わらないうちに力尽きてしまう。天才は本を途中で閉じちまうんだ。こんなの下らない
ってな」
いつもの事だと、俺は話半分で聞いていた。半身を隠した太陽は窓ガラスを真っ赤に染めいてる。
「天才は早死にってか」
「違う。真の天才はな、裏表紙にペンで新たに話を書き始めるんだよ」
どうせどこかの受け売りを適当に改変したものなのだろう。適当に相槌をうって聞き流しながらも、頭の中に運命
という言葉が妙にちらついていた。
「本ってのは綴じられた瞬間に中身は決まっている。読みながらいくら理想の結末を祈っても変わることは無いん
だよ。即ち運命だ。俺たちは生まれたときから人生は運命で決まっている。その運命係数を書き換えられるかどう
かが、天才と凡人との分かれ目なのさ」
演説を終えた友人は満足げにすっかり日の落ちた窓辺を眺めている。コイツの考えていることが少しだけ分ってく
るようになった自分は末期かなと思いながらも、俺たちはとうに下校時間を過ぎた校舎を後にした。
>>15-16 典型的なカンチガイ文、って感じ。
まず、これ漢字にする必要ないだろ。って字をむだに漢字にしすぎ。
パソコンの変換機能が便利だからって多用したら、むだに読みにくい文章になる。
ひらがなでも意味が通じるなら、読みにくくならない範囲でひらがなにした方がいい。
あと安普請のような日常生活ではあまり使われていない単語を使って、
しかも不適当な使い方になっているというのは最悪の使い方。
地の文がそうなっているせいで本当にありがちで妄想に近い友人の思想が、そういう風に機能していない。
自分に酔ってる友人が作者の分身であるかのようにすら思える。
>>15-16 描写がないよね。ほぼ主人公の一人語りで終わってる。
描写がないから、時代背景がわからないし、学校や人物の様子もわからない。
それでいて、文章の細かいとこにこだわってワンシーンだけを書くことて力尽きて、
50枚〜100枚といった短編小説も書いたことがなさそうな感じ。
このスタイルでは一作仕上げるのもおぼつかないし、上達も望めないと思う。
>雪解けと共に土の香りがくすぶる、妙に肌寒い日のことである。
建物の中にいるなら、土の香りとかはしないはず。
描写を入れるのにも、主人公が現在どこにいるのかを考えながらやる必要あり。
主人公の目に、今現在何が写っているのか、何が聞こえるのか。
熱いのか寒いのか。五感をフルに活用して描写を入れるようにしたほうがいい。
19 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/07(金) 06:21:02
>地の文がそうなっているせいで本当にありがちで妄想に近い友人の思想が、そういう風に機能していない。
こんな文章書く奴が偉そうに批評してるってのがすげー笑えるw
20 :
1/2:2008/03/07(金) 06:57:21
入れられる乱暴な音で目が覚めた。チェリは寝室のベットから抜け出すと、
玄関の扉を金属を引きずった様な音を鳴らしながら開き、ポストの新聞を取った。
そして何時もの様にその一面の情報を頭に叩き込み、食堂へ向かおうとした。
しかしチェリの目に飛び込んできたその一面の情報は、普段チェリが行っている
朝のそれらの行為を一切許さなかった。チェリの体はまるで時間が止まった様に
硬直したかと思うと、服の着替えやその準備を大忙しで済ませ、歯を磨く事も、
食事を取る事も忘れ、叫びながら玄関から飛び出した。
「素晴らしい!実に素晴らしい!まさに幸運だ!」
早朝からの怒声に近所の誰もが怒りを覚え、窓から狂人を見る様な目でその
張本人を覗いたが、それが確かにチェリという狂人だったので、誰もがそっと
耳を塞ぎながらベットへ戻っていった。
チェリはそんな様子にも気づかずに、とある少年院へと続く街路を突き進んでいた。
まだ早朝である為に新聞配達や運動を楽しむ人が数人ぐらいしか居ない筈なのだが、
チェリの走るよりも早そうな早歩きと、その横暴すぎる歩き姿に誰もが道の端へと
寄ってはチェリに道を譲った。チェリが踏みしめる固そうな木の地面の音が激しく
辺りに響きそれに一層、拍車をかけていた。
チェリはまた、そんな様子にも気づかなかったが、それからしばらくして、
やっとはたと歩みを止めてしまった。しかし、それとは別の事に気づいてしまったのだ。
彼はただの学者である。そこらに落ちてる木や糸を拾い、或いは希少な金属や土壌などを
金を払って手に入れ、それらの適した用途を見つけ出し、様々な企業にそれを進める地質学者、
言わば雇われ研究者である。そんな彼が少年院に行って、収容されている少年に会わせてくれと
懇願した所で、誰が会わせてくれるというのだろうか。
21 :
1/2:2008/03/07(金) 06:58:11
コピペミスった………。
SF異世界で二次創作な上にまだ物語の序盤ですが、どうがご指導お願いします。
その日、チェリ・ガ・リータと言う男は、何時もの様にポストに新聞を
入れられる乱暴な音で目が覚めた。チェリは寝室のベットから抜け出すと、
玄関の扉を金属を引きずった様な音を鳴らしながら開き、ポストの新聞を取った。
そして何時もの様にその一面の情報を頭に叩き込み、食堂へ向かおうとした。
しかしチェリの目に飛び込んできたその一面の情報は、普段チェリが行っている
朝のそれらの行為を一切許さなかった。チェリの体はまるで時間が止まった様に
硬直したかと思うと、服の着替えやその準備を大忙しで済ませ、歯を磨く事も、
食事を取る事も忘れ、叫びながら玄関から飛び出した。
「素晴らしい!実に素晴らしい!まさに幸運だ!」
早朝からの怒声に近所の誰もが怒りを覚え、窓から狂人を見る様な目でその
張本人を覗いたが、それが確かにチェリという狂人だったので、誰もがそっと
耳を塞ぎながらベットへ戻っていった。
チェリはそんな様子にも気づかずに、とある少年院へと続く街路を突き進んでいた。
まだ早朝である為に新聞配達や運動を楽しむ人が数人ぐらいしか居ない筈なのだが、
チェリの走るよりも早そうな早歩きと、その横暴すぎる歩き姿に誰もが道の端へと
寄ってはチェリに道を譲った。チェリが踏みしめる固そうな木の地面の音が激しく
辺りに響きそれに一層、拍車をかけていた。
チェリはまた、そんな様子にも気づかなかったが、それからしばらくして、
やっとはたと歩みを止めてしまった。しかし、それとは別の事に気づいてしまったのだ。
彼はただの学者である。そこらに落ちてる木や糸を拾い、或いは希少な金属や土壌などを
金を払って手に入れ、それらの適した用途を見つけ出し、様々な企業にそれを進める地質学者、
言わば雇われ研究者である。そんな彼が少年院に行って、収容されている少年に会わせてくれと
懇願した所で、誰が会わせてくれるというのだろうか。
22 :
2/2:2008/03/07(金) 06:58:34
チェリは突如、独りでに罵声を吐きはじめた。私が罪人に会えないとは、
何と馬鹿げているのか。国は一体なにを考えているのか。この様な法が、
私の偉業の邪魔をしていると何故気づかないのか。とにかく、自身の不都合を
辺り構わず吐き散らしたのだ。その様はまさに狂人であったが、彼は確かに近所からは
狂人として見られていたので、それはごくごく何時もの風景と言えた。
一から計画を練り直さなければならなかった。
チェリは体の中で嵐の如く暴れまわる興奮を必死に抑えながら考えた。
まず、チェリ一人だけではとても無理である。
チェリは自身の知識は豊富だとという自信があったが、それは主に地質学の事であり
―――勿論、地底世界では絶対役に立つ事ではあるとチェリは思っていたが―――
探検、冒険に対する専門的な知識はチェリには全く無かったのである。しかしチェリは、
これに対する答えを容易に用意する事が出来た。それは数少ないチェリの友人と呼べる者であり、
有名な探険家だった。チェリの足はまたも早歩きで彼の家へと向かった。
これが私、ウィンゲスの不幸とも言える物語の始まりである。
お目汚し失礼です。
>>21-22 これも神視点なんだよね。
なのに描写がない。
小説としては厳しいかな。
神視点というのは、人物視点では表現しきれない情景や行動などを客観的に
描写する為に使うもので、描写に自信がないなら神視点は使わないほうがいい。
確実に上達が遅れるから。
まずチェリ・ガ・リータなる人物がどういう人物なのかわからない。
その家がどんな様子なのかもわからない。
街の様子も同じ。どういう年代なのか、どんな国なのか、どういうテクノロジーがあるのか。
なんの情報もないわけで、それで
> これが私、ウィンゲスの不幸とも言える物語の始まりである。
と言われてもなにがなんだか。
ウィングスが神視点でこれらの情景を全部見ていたわけでもなさそうだし。
とにかく人物視点(一人称もしくは三人称)で、人物から見える光景を丹念に描写する
ようにすると上達すると思う。
チェリの視点で書き直してみては?
24 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/07(金) 08:29:35
>>23 感想感謝。
最初チェリ視点で書いてて、でもチェリ視点で物語が進むのは辛いかなあと。
でもここ削るとウィンゲスと出会うまでにチェリの性格を伝えられないって感じで、
(描写少なくてチェリの情報は伝えられなかったけど)
だから三人称視点も混ぜてみてナレーションっぽくしてみたんだ。
最後の、物語の始まりである、でウィンゲス視点への変換を行えるかと思ったんだけど、
でもやっぱり神視点も視点の変換も不自然?
25 :
1/2:2008/03/07(金) 08:44:49
よろしくお願いします。
お日様がぽかぽかしている間は静まり返って、空がグーズグレイに染まると息吹きを
返したように、キサラギ横丁は賑わいだす。あちこちの飲み屋から灯りがともり、満席になる店が
増えてくる。ぼくはその通りにある、キサラギの夜叉という店名の飲み屋の中にいた。店主は、
まだ三十代半ばの元気な人で、人当たりがよく接客が上手かった。しかしぼくは、
いつも巻いているバンダナの下に剃り込みが入っていることを知っていた。若いころはよく暴れて
いたそうな。キサラギの夜叉は、一階に六人座れるカウンターがあり、二階に十二人座れる
お座敷があった。
――それはぼくが一階のトイレに入っている時のことだった。
「いらっしゃい」
簡単なつくりのドアから店主の声がよく聞こえた。誰か新しいお客さんが来たようだ。
「おじゃましますー」
知っている声だった。ぼくの恋焦がれている人、朝井優花さんだ。ぼくははやく用を足して、
外にでようと思ったのだが……
「いい雰囲気の店だね」
ぼくの知らない男の声だ。誰なんだろう。優花と同伴しているこの男は。顔をいっちょ眺めてやろうと
思って、ぼくは用を足すのも忘れ、ドアを開けた。
「あら、ユウスケ君」
優花が微笑んだ。ぼくも微笑み返す。
「誰、友達?」
26 :
2/2:2008/03/07(金) 08:45:30
知らない男が尋ねた。身長はきっと百八十センチを少し超えている。顔は逆三角形で、
ブラウンカラーのホストみたいな額が見えた長髪をしている。容姿では、負けたと思った。
「うん、トモダチ」
優花は言った。その一言で、ぼくの彼女を思っていた心は、ガラスが音をたてて割れるように砕けた。
「そう」男は、ぼくに向かって微笑んだ。勝者の微笑みだ。
ぼくは、泣きそうになる顔は見せられまいと、店から走った。キサラギの夜叉の二階から、
明るい笑い声が爆発したように響いた。ぼくは惨めだった。とにかく走る。走って、しばらくして
橋の上まで来た。この下の河は深かった。ぼくは優花のあの言葉を反芻した。(うん、トモダチ)。
畜生。何がトモダチだ。もうお前なんかのことは忘れてやる。ぼくの目尻に涙の粒がたまって
いることに気がついた。涙も、本気で思っていたから出るのだろう。くやしい。ぼくは、橋の手すりの
上にたった。この、馬鹿野郎! ぼくは橋の下に飛び込んだ。河は、もうすぐ夏とはいえ、
冷たいだろう。ボシャンッ! と音をたてて、河の中に沈んだ。ぼくは顔を出す。夜空を見ると、
大きな黄色い満月が淡く光り輝いていた。まるでそれが優花の笑顔に見えた。クソッ、まだぼくの
中に未練があるのか。水の底に潜って、手ごろな石を掴んだ。
「お前なんて消えてしまえ!!」
月に石を投げつけた。すると硝子が割れる音がし、「どこの餓鬼だこのヤロー!!」と怒鳴り声が
聞こえた。ぼくは壁に寄って、姿隠した。すると笑いがこみ上げてきた。ぼくは、お前なんて気に
ならない程の男になってやる!! 冷たい水に肩まで浸りながら、ぼくは決意したのだった。
28 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/07(金) 08:57:33
>>21-22 神視点云々は正直気にならない。
そんなことよりも、このだるい文章は何とかならないものか。
キレがない。
不自然な表現もどうにかして欲しい。
>ポストに新聞を入れられる乱暴な音
これなんか目を覆いたくなるんだが。
「新聞がポストに放り込まれる音」で良し。
一行目からこんな風では続きを読む気が削がれる。
書くべきことと書く必要のないことの選別ができていない。
あと「それ」とか「そんな」とか指示語多すぎ。
意図的な効果を狙っているとは思えない同語反復も不愉快に目立つ。
はっきり言ってこのレベルのものを書いて自分で問題点に気付かないのだとしたら(此処に持ってきたということは実際気付いていないのであろうが)
小説を書くのに向いてない。
僕の直截な物言いに気分を悪くしていることだと思うが、こういうレベルのものを送ると下読みが苦痛を味わうだけなのでやめてあげて。
>>28 丁寧な口調でなんというフルボッコwww
>>21-22まあ気落ちしないでがんばって。あんまり背伸びしないで、最初は身の丈にあった文体や内容から始めるといいんじゃない。
で、結局前スレでそれなりに出来のよかったやつってどれなん?
投稿の目安になると思うけど。
30 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/07(金) 09:57:10
>>28 感想感謝、具体的な指摘多くて助かります。
今後の参考にしていきたいです。
ところで下読みが苦痛を味わう事は無いから安心してください、出版社に送るつもりは無いので。
念の為に封筒や切手も処分しとくべきですか?
31 :
Tes ◆bX0UUuMI4M :2008/03/07(金) 11:01:55
むかしむかしのおはなしです。
ちいさなしまにひとりのおじいさんが、すんでおりました。
おじいさんはわかくありませんでした。
おじいさんはこどもたちにいいました。
「わしは、うまれたときからここにすんでいるが、
けしきはすこしもかわっておらん。」
おじいさんは、やがてしにました。
しかし、こどもたちは、おおきくなると、
やまをきりひらき、かわをうめたててしまいました。
(つづく)
32 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/07(金) 11:07:34
>>30 Sounds like fun.(^ワ^)☆
>>24 まず人物視点できちんと書けるようになること。
そうでないと視点変更も神視点も無理だから。
ナレーションみたいなものは極力使わないこと。
>>25-26 描写が足りないから、時代背景みたいなものがわからない。
冒頭がファンタジーっぽいので、現代ものならば時代にあう表現を使うように
心がけたほうがいいよ。
キサラギ横丁の全体の雰囲気もわからないし、飲み屋の雰囲気もわからない。
どこそこに何人座れるというだけでは描写にならないので、内装とか客層、
メニューなどを交えて雰囲気を出していく。
>――それはぼくが一階のトイレに入っている時のことだった。
回想っぽく語る、こういう手抜きはよくない。
リアルタイムできちんと書くこと。
店から出るシーンもきちんと書かないと。
彼女の服装や表情、彼女たち二人は店内でどういう行動をしているのか。
主人公のことを見ていたのか、気にしていないのか。
主人公はどこを通って店の外に出たのか。
彼女たちの席の横? 後ろ?
外に出たなら、どんな風景が広がっているのか。
橋といってもいろいろあるけど、どんな橋? どんな川? 人通りは?
主人公から見えるものをきちんと書くようにすると上達が早いよ。
>キサラギ横丁の全体の雰囲気もわからないし、飲み屋の雰囲気もわからない。
どこそこに何人座れるというだけでは描写にならないので、内装とか客層、
メニューなどを交えて雰囲気を出していく。
それやると文章全体の構成から見直さないと無理だと思う。
1つ1つの描写にそこまで追求していくと、蛇足になるよ。
>>25 >お日様がぽかぽかしている間は静まり返って、空がグーズグレイに染まると息吹きを
>返したように、キサラギ横丁は賑わいだす。あちこちの飲み屋から灯りがともり、
>満席になる店が増えてくる。ぼくはその通りにある、キサラギの夜叉という店名
>の飲み屋の中にいた。
ぽかぽかしたお日様が沈み、空がグーズグレイに染まる。それを合図にキサラギ横町
は息を吹き返したように賑わいだした。あちこちの飲み屋の灯がともってゆき、満席で
入店できない客が横町にあふれ出す。
ぼくは、通りにある「キサラギの夜叉」という店に入った。
「いらっしゃい」と店主が〜(以下略)
ある意図でリライトしたが、上と下の文章の違いがわかるかい?
まぁ、ちょっと考えてみな。
37 :
36:2008/03/07(金) 14:28:29
>>25 >お日様がぽかぽかしている間は静まり返って、空がグーズグレイに染まると息吹きを
>返したように、キサラギ横丁は賑わいだす。あちこちの飲み屋から灯りがともり、
>満席になる店が
>増えてくる。ぼくはその通りにある、キサラギの夜叉という店名の飲み屋の中にいた。
キサラギ横町が賑わい始めるのは夕刻からである。空がグーズグレイに染まってから
が、この街の活動期だ。夜がふけるにつれて、あちこちの飲み屋に灯が灯り、満席にな
る店が増える。それらの店の一つに「キサラギの夜叉」がある。その夜、私はこの店の
一席で飲んでいた。
ついでなんで、もう一つ別の意図でリライトした。
3つ比べてみ。
38 :
25:2008/03/07(金) 14:51:35
>>34 非常に多くのことが足りてないのですね。
それらを意識して、もう一度書き直してみたいと思います。
>>36 簡潔に時の変化を書いているってことですか?
>>37 最初の一文が原文と比べ、しまっているということでしょうか?
>>38 最初の方は時の流れを入れてリアルタイムに構成している。
また、視点提供者の目から見えるものを中心として構成している。
こうすると、与える情報が少なくとも、文章が描写に寄ってゆく。
後の方が、逆に説明に寄せている。説明の場合は客観的に紛れが
ないようにし、心理描写も客観として書くし、状況も「過去の事実」
を中心に記載されてゆく。
25の原文は描写でもなく説明でもないような文章になっているのが、
根本的な問題なんだな。冒頭は基本的に描写のほうがいいが、説明で
もやれないわけではない。だが、中途半端に混ぜたような文章は、
だいたいがダメ。
40 :
25:2008/03/07(金) 16:37:12
>>39 リアルタイム描写から外れる文章を説明と解釈していいんでしょうか?
41 :
1/2:2008/03/07(金) 17:17:47
書き直してみました。よろしくお願いします。
都心の端にキサラギ横丁という路地がひっそりとある。日中は、閑古鳥が
鳴いているところだが、今夜はまたいつものように、会社帰りのサラリーマンの
通りが激しい。
その一角に「キサラギの夜叉」という飲み屋が建っていた。
古めかしく黒ずんだ木造建築風の店内に集まるのはいつも常連ばかりで、
常連といっても二十代のOLから初老のサラリーマンまで幅広く、みなに共通
することは、賑やかなことが好きだということだ。 ぼくはビールをやけに
飲んだのがいけないのか、尿意がして、トイレに入った。この店はカウンター
しかなく六人までしか座れない。色んなものがぎゅうぎゅうに詰まっていた。
トイレも椅子から降りてすぐのところにあった。用を足していると「いらっしゃい」
という店主の気持ちいい声が聞こえた。それに続いて、「おじゃましますー」と
知っている声が耳に入った。
――優花だ。
ぼくは早く用を足して、外に出ようと思ったが、別の男の声が聞こえてきた。
「いい雰囲気の店だね」
誰なんだろう。発声がやたらと格好良く耳に響いた。これはいっちょ眺めて
やらなければならない。用を足すのも忘れ、ドアを開けた。
「あら、ユウスケ君」
優花が微笑んだ。細い胴体はピンクのジャケットと、水色のワンピースに身を
包み、ブラウンのブーツを履いていた。黄金色の巻き髪が麗しい。ぼくも微笑み
返した。
42 :
2/2:2008/03/07(金) 17:18:16
「誰、友達?」
知らない男が尋ねた。身長はきっと百八十センチを少し超えている。顔は
逆三角形で、ブラウンカラーのホストみたいな額の見えた長髪をしている。
容姿では、負けたと思った。
「うん、トモダチ」
優花は言った。その一言で、ぼくの彼女を思っていた心は、ガラスが音を
立てて割れるように砕けた。
「そう」男は、ぼくに微笑んだ。勝者の微笑みだ。
ぼくは、店内にかけたジャケットも取らず、カウンター席の後ろを駆け抜けた。
こんなぼくの姿を優花はと男は最後まで微笑んでいたことを、ぼくは忘れない。
>>41-42 文章を書いたら一晩は寝かして、それからじっくりと推敲するのが基本。
すくなくとも3回は推敲すること。
しかし、この文は3回どころか、1回も推敲していない。
>こんなぼくの姿を優花はと男は
やっていたらその短い文で、こんな超初歩的なミスはしない。
そういったことを抜きに考えても、いろいろとひどい。
特にトイレにいくあたりの描写からが、かなりぐだぐだ。
>ビールをやけに飲んだのがいけないのか。
ビールを飲みすぎたのかいけないのか。とか、ビールを飲みすぎたせいか。でいいじゃないか。
どうしてこんな、回りくどいだけの表現をするんだ。
>尿意がして、トイレに入った。この店はカウンター
>しかなく六人までしか座れない。
ここもひどい。どうしてトイレに入ったあとに店の描写をするんだ。
やるとしたら店に入った時にする描写だろう。
そのあとも、なぜにトイレに入ったあとにトイレの場所を描写してるのよ。って感じになったり、
尿意をもよおしてトイレに入ったはずの人間が、いつのまにか大便をしているかのような状態になっているのも奇妙だ。
お前さんは、色んなものがぎゅうぎゅうに〜の部分で大をしていることを描写したつもりなのかもしれないが、
そうだったとしても非常にわかりにくい。尿意がしてトイレに入った人間がいきなり座り、力むものか?
>>8 オチの意味が分からなかった。
>家に帰ると、
会社からを追加すると、私が社会人で時刻は夜だと分かっていいかもしれない。
例:会社から帰宅すると
>「どうしてもシイちゃんがラップするってきかないの」と妻は答えた
一般的に、親は子供が駄々をこねても止めるだろう。妻が昼寝でつい寝過ごして
シイちゃんを止めることができなかったみたいな理由が欲しい。
>ラップをしないと雑菌が繁殖するとか何とか
ラップをしないと乾燥してしまうけど、雑菌の繁殖を抑える役目はないと思う。
>いや、あるいはただ単に私を無視しているだけなのかもしれないが
シイちゃんがわたしを無視する理由を描写しよう。
>>15 高校→時刻→教室→人物→理由→季節の順番で状況を描写しているが、読者が
イメージしやすいよう季節の描写を前に持っていきたい。基本は全体から細部へ描写しよう。
例:高校→季節→時刻→人物→理由
>「お前さ、進路とかまじめに考えてるか」
読者が混乱しないよう誰の発言かすぐに分かるようにしよう。
例:アイツはいつものように突然話題を変えた。
>おっかかる
ここだけ方言にする理由がない。
例:寄りかかる
>昔っから「名言考えた」と言いながら妙に肌寒い台詞をのたまったり
あることを言いながら別のこと言うことはできない。また、肌寒い台詞を具体的に描写しよう。
例:昔っから「名言考えた」と言っては〜
>また始まったな、と俺は思った
先にアイツが妙な発言をすることをネタバレしないで、妙な発言をしてから、またかよと思い
アイツは普段から妙な発言を、と展開してはどうだろうか。
>頭の中に運命という言葉が妙にちらついていた
アイツが演説するのを聞いた後に少し理解できるようになったでは、せっかく描写が生きてこない。
運命という言葉が頭の中にちらついて俺がどういうリアクションを取るのか、読者の期待を
裏切らないでほしい。
>>21 >食堂へ向かおうとした
一般的に食堂というとレストランをイメージする。台所やリビングにしよう。
例:台所へ向かおうとした
>普段チェリが行っている朝のそれらの行為
食堂へ向かうという一つの行為しか描写していないので、先にいつもの食事を取り
歯を磨く描写を入れよう。
>服の着替えやその準備を大忙しで済ませ
服を着替えてから、服の準備をするのは変だな。
例:服の着替えを大忙しで済ませ
>それが確かにチェリという狂人だったので
チェリが狂人な理由を描写しよう。
>とある少年院へと続く街路を突き進んでいた
少年院へ向かう理由を描写しよう。
>チェリの走るよりも早そうな早歩きと
早はなくてもいい。
例:チェリの走るよりも早そうな歩きと
>固そうな木の地面の
地面が木の理由を描写しよう。
>これが私、ウィンゲスの不幸とも言える物語の始まりである
チェリの様子をウィンゲスが見ていたのではないので、いきなり最後で三人称から一人称に
変えない。
例:これが探検家、ウィンゲスの不幸とも言える物語の始まりである
>>25 キサラギの夜叉という店名→店主→座席数の順番で描写しているが、読者がイメージしやすいよう
座席数の描写を前に持っていきたい。基本は全体から細部へ描写しよう。
例:キサラギの夜叉という店名→座席数→店主
>ぼくはその通りにある、キサラギの夜叉という店名の飲み屋の中にいた
飲み屋にいる理由を描写しよう。
>簡単なつくりのドアから店主の声がよく聞こえた
外の音が中に聞こえるということは、中の音も外に聞こえるわけだが、飲食店としてどうだろう。
>ぼくの恋焦がれている人、朝井優花さんだ
飲み屋にいる理由を描写しよう。
>顔は逆三角形で、ブラウンカラーのホストみたいな額が見えた長髪をしている
意味が分からない。ホストのように日焼けしていて長髪だ、かな?
>その一言で、ぼくの彼女を思っていた心は、ガラスが音をたてて割れるように砕けた
心が砕けた理由を描写しよう。
>河は、もうすぐ夏とはいえ
読者がイメージしやすいように、季節は冒頭に描写しよう。
一般的に橋から川に飛び込むのは自殺なので、違うのなら描写をしよう。また、ケガを
しないほど底が深いと川幅が広くなる。洪水の心配があるので、土手は高くなり、石を
投げて人家に届かせるのは難しいだろう。立っていられないから流されるし、そもそも
月明かりがあるとはいえ夜の川は真っ暗だ。行方不明者が出ても二次災害が怖いので
捜索を打ち切るくらい危険な状況なのではないか。
>>41 >会社帰りのサラリーマンの通りが激しい
会社帰りのサラリーマンが、そのまま通り抜けてしまっている印象を受ける。
例:会社帰りのサラリーマンで賑わっている
店の様子→常連客→トイレに入る→カウンターの席→トイレの位置の順番で描写しているが
読者がイメージしやすいよう並べよう。基本は全体から細部へ描写しよう。
例:店の様子→カウンターの席→常連客→トイレの位置→トイレに入る
>いつも常連ばかりで、常連といっても二十代のOLから初老のサラリーマンまで幅広く
常連が重複している。
例:いつも常連ばかりで、二十代のOLから初老のサラリーマンまで幅広く
>用を足していると「いらっしゃい」
>ぼくは早く用を足して、外に出ようと思ったが
>用を足すのも忘れ、ドアを開けた
書き直すのは一部でも、他の部分に影響が出るので、全体を読み直そう。
49 :
39:2008/03/07(金) 22:16:27
>>41 ----------------------------
> 都心の端にキサラギ横丁という路地がひっそりとある。日中は、閑古鳥が
>鳴いているところだが、今夜はまたいつものように、会社帰りのサラリーマ
>ンの 通りが激しい。
----------------------------
なんか、冒頭を説明にしたようだが。
「今夜はまた」でリアルタイムを混ぜているな。
こういう感覚の問題でもあるんだが。
リアルタイム書けば描写になり、過去を書けば客観になるわけではない。
----------------------------
都心の端にキサラギ横丁という路地がひっそりとある。日中は、閑古鳥が鳴いて
いるところであるが、夜になると会社帰りのサラリーマンの通りが激しい。その一
角に「キサラギの夜叉」という飲み屋が建っている。古めかしく黒ずんだ木造建築
風の店内に集まるのはいつも常連ばかりで、二十代のOLから初老のサラリーマン
まで幅広い客層をもっている。常連客にに共通することは、みな賑やかなことが好
きだということだった。(a)
僕は今、その「キサラギの夜叉」の店内に居る。(b)
(以下略)
----------------------------
またリライトだが。
正直(a)は殆ど変えてない。で、(a)と(b)で文章の質を変えている。その違い
を理解したほうがいい。(a)は店の客観的な説明だが、(b)は視点提供者の主観になる。
この転換をスムーズにやる方法は技術だが、そもそも、描写と説明の使い分けができ
ないのでは、それも視野に入ってこない。
とはいえ、最初は全部描写で書いてみることだな。でないと説明との違いも分からん
だろうし。
50 :
1/3:2008/03/07(金) 22:37:32
初心者です。批評お願いします。
寒河江川の河口付近にある、とある農業大学の無菌室でES細胞の培養実験が行われている。
最先端の実験設備も満足になく、屋根からの落雪で割れた窓ガラスもビニールとガムテープで
補修しただけだ。この冬は特に冷え込みが厳しい。
外気との気温差でろくに湿度調節すらできず、結露した水滴がカムテープに隙間をつくり、
そこから風が吹き込んでくる。無菌のビニールシートの中だけは培養に最適な温度が保たれている。
もう3年も研究室に学生が入ってこないために、研究費の割り当ても年々減額される一方だ。
学生が入らないと研究費が減り、減れば満足な研究もできず学生は離れていく。
提携していた地元企業にも見放されてしまった。
しかし、この実験が成功すれば煩わしい研究費の取り合いに参加しなくてもよくなる。
準教授の早坂は大事そうに水槽からから蛇を取り出し、少量の麻酔を注射した。
1mほどの蛇は産まれてから注入し続けたコラーゲンのせいで、体長に比べてかなりず太くなっている。
ねっとりとした体を覆う粘膜は、ゴム手袋をしても指に纏わりついてきて、内臓の動きがよく伝わる。
蛇が徐々にその動きを静めていく。
早坂は、ふぅ、と一呼吸おき、速やかに蛇の口から管を挿入し、紫色の液体を流し始めた。
通常よりも多くの酸素を溶け込ませることができるパーフルオロカーボン溶液にグルコースを
混ぜたもので、酸素と栄養を同時に供給することが可能だ。
口から送管している溶液の温度を徐々に下げていくと、蛇の呼吸がさらにゆっくりとしてきた。
体内に残った気体が泡となって、液体と一緒に吐き出されポコポコと音を立てる。
しばらくして完全に冬眠状態となり、目を開いたままで、口から紫の溶液があふれ出した。
>>41-42 すでに指摘があるように文章は上手くない。
が、前のよりは小説らしくなった。
描写の意味が少しわかってきたんじゃないかな。
まだまだ端折りぎみなので、主人公の目から何が見えるのか。
主人公が何を感じるのかを丁寧に書くように心がけると上達が早い。
例えば、「常連が集まる店」というのは単なる説明。
主人公の目に映るもの(現在)を意識するとこうなるはず。
A)常連が集まる店だけど、今日は客が少ない。
B)席では、これこれこういう人物が談笑している。いずれもよく見かける顔だ。
「客が少ない」「談笑している、知っている客がいる」という部分が主人公から見える現在ね。
飲み屋という舞台を考えると、つまみは頼んでるはずだから、料理を食いながら
辺りを観察したり、談笑に加わったり、あるいは、話だけを聞きながら、さほど
興味のない野球中継を見ていたりとか、そういう部分が現在になるはず。
現在を描写しながら、主人公の心理を少しずつ出していくと小説らしくなる。
52 :
2/3:2008/03/07(金) 22:38:33
ここからが一番素早い作業が必要になる。
まな板に蛇を置き、その胴体の鱗の間から丁寧に切り裂き、かつて注入されたコラーゲンを
徐々に抜いてゆく。体から出てきたコラーゲンは体液と混ざり薄ピンクに濁っている。
皮膚はグダッとなり、内臓や骨のある部分だけが直線的に浮き上がる。
早坂は緊張した面持ちで、蛇の皮膚だけを丁寧に切り裂いていく。
慎重に、ここで死んだらまた一からやり直しだ。首筋や額からねっとりとした気持の悪い汗が
流れることなく絡みついてくる。
余計なことは考えないように言い聞かせるが、やはりここまでの苦労がよぎり思考の邪魔をした。
蛇の卵に針を刺して分裂した受精卵の一部を卵から取り出し、ES細胞を培養、冷凍保存。
体内に戻した卵が孵化し、ここまで成長させるのに三年。
予備の蛇も残すところ五匹。
パーフルオロカーボンの導入に自分の給料の半分をつぎ込んでしまった。もう後はない。
しかし、こうした生体実験は失敗すればするほど、成功に近づいてくるために引き際を見誤る。
今回の実験はライバルがいないために、誰かに先を越される心配はない。
そうだ。イライシャ・グレイとグラハム・ベルとはまったく違う。いるとすればライバルは野生だ。
前回は皮膚を切り、内臓を折りたたんでしまい込み、体長を短くし、うろこの神経をつなぎ合わせ、
ES細胞を植え付けて、コラーゲンを再度注入した時点ではまだ生きていた。
死因は分かっている。折りたたまれた小腸が潰されており化膿して壊死してしまったからだ。
胴体の短縮手術には実質、成功したも同然だった。それだけに悔しさも大きかった。
今までで一番成功に近かった。
53 :
3/3:2008/03/07(金) 22:41:08
聞こえる音は、早坂の押し殺したような息遣いだけだ。外の音は深く積もった雪が吸収している。
切りとった皮膚をトレーに置いていく。
むき出しとなりゆっくりと鼓動する心臓が、吐き出される溶液にわずかな波を起こしている。
次は腹部の神経を繋がなくてはいけない、腹から下の神経が麻痺したままではまっすぐ動けない。
神経はできるだけ残し内臓と一緒に折り畳むが、腹部の数本はどうしても切れてしまう。
そして骨の中央にある神経を繋ぎ合わせる。固化オブラートで自作したミクロチューブを使い、糸で
神経を固定し、糸は体外に先端を出し神経が繋がったのち、手術なしで外せるようになっている。
最初は見よう見まねで始めた手術だ。ここまでできるようになるのに二百匹の蛇を殺した。
すべての神経をわずか一時間で繋ぎ終え、前回同様に内臓を折りたたみ皮膚を縫合する。
慎重に、各臓器を潰さぬよう液体コラーゲンを注入しながら、液体中に内臓を浮かせるように
仕舞いこんでゆく。
ピンセットできめ細かく皮膚同士を縫合する。
ようやく三時間にも及ぶ大手術を終えた。
早坂はビニールシートの外に這い出て、ソファーに沈むように倒れ込んだ。
しかしここで安心はできない。二時間後には徐々にパーフルオロカーボン溶液の温度を上げ、
心拍を回復させる。十二時間後の明日には、培養したES細胞を植えて手術痕を消さなければ
いけない。
二週間後…
生命の回復力のすごさは、まさに想像を超えている。ES細胞を植える必要があったのか、
それすら疑問なほど手術痕はきれいに消えていた。それともあの個体が特殊だったのか。
とにかく、胴体短縮手術をされたあの蛇を、一億円の研究費と引き換えにで新潟県の食品会社に
売ることができた。
新聞やTVでは大騒ぎになっている。
生きたツチノコが、絵にかいたまんまの姿で発見されたわけだ。
54 :
3/3(+1):2008/03/07(金) 22:44:10
生命を弄んだ罪悪感なんてない。畜産、動物実験、ハンティング、保健所の殺処分。
すべてが弄ばれた命ではないだろうが、しかし、誰一人罪悪感なんて抱えて生きてはいない。
生物は、元々自分の属する種以外の保存にはあまり興味がない。
少なくとも早坂は、妄想から発生した噂に、一つの結論と未知への希望を世の中に与えたと
思っている。それだけだ。
>>51 おいおい、人が文章を投稿してるときに邪魔するなよ。
自己中心的な説明書きにに酔いしれて他人の書き込みがあるとは思いもしなかったのだろうな。
リロードして少し気をつければ避けられるミスなのに。
こういう精神の厚かましいタイプは良い小説は書けないし、こんな奴の意見を聞いても無駄。
56 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/07(金) 22:48:41
>>55 なんだ?その割り込み規制ルール。どこの田舎もんだ。知るかヴォケ
>>50-54 冒頭が神視点っぽいのが疑問。
早坂の視点なら、建物の外観などはわからないはず。
こういう書き方(建物の外観)から入りたいなら、早坂が実験室に入る前の通勤から
始めるか、実験の途中にさりげなく心理描写で入れるようにする。
それと、実験室の全体的な描写が足りていない。
それによって実験そのものの印象もぼんやりしてしまう。何と言うかうなぎ屋でうなぎを
さばいているような印象になっている。
いずれ、実験の詳細だけでは小説になりえないので、それ以外の部分を書けるように。
SSなのかとも思ったが、SSにしては描写のバランスが悪い。
58 :
3/3(+1):2008/03/07(金) 23:13:08
おお、分かりやすいですね。
これからはその辺気を付けて書いてみます。
ありがとうございます。
あと、SSってなんですか?サイエンス…?
59 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/07(金) 23:19:13
サンデーサイレンス
ところで質問
苦笑いのA
苦笑いを浮かべたA
どっちが正しいですか
61 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/07(金) 23:20:44
どちらも正しい。
>>58 ショートショート。
原稿用紙数枚で完結する物語。
掌編小説ともいう。
中短編とことなりSSはネタ優先なので、描写能力はあまり要求されない。
63 :
3/3(+1):2008/03/07(金) 23:35:47
>>62 ありがとうです。
星新一みたいなやつですね。
64 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/07(金) 23:41:50
SSと掌篇をいっしょにすな。
SSはオチが必要だ。
掌篇はオチは、まあ、いらんな。
だからSSは難しいぞ。
だが掌篇は文才がいるぞ。
65 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/07(金) 23:52:53
>>8-9の作者です
>>44 ありがとっす。
>家に帰ると、
会社からを追加すると、私が社会人で時刻は夜だと分かっていいかもしれない。
例:会社から帰宅すると
確かに微妙に情報量が足りてないかもしれないですね。
これに限らず一人称ってどこまで詳しく書くか本当に迷います。
特に今回の場合のような淡々とした感じの主人公の場合。
あんまり説明的になりすぎると文の印象が変になるし。
あと、どうでもいいことなんですけど、「会社から帰宅すると」って文、
自分的には何か微妙に違和感があるんですけど何ででしょう?
「仕事を終えて帰宅すると」ならそうでもないんですけど。
>>41-42 > ぼくはビールをやけに
> 飲んだのがいけないのか、尿意がして、トイレに入った。この店はカウンター
> しかなく六人までしか座れない。色んなものがぎゅうぎゅうに詰まっていた。
> トイレも椅子から降りてすぐのところにあった。
俺はこの部分が、文章のなかで随一光っていると思った。
意識の流れに合っているし、作者の頭のなかに店の地図がちゃんと入ってい
る。カウンターと主人公の席と、トイレとの位置関係がよく分かったよ。
文内に「しか」がふたつ続いていたりするので、そこは要修正だけれど。
で、その調子でトイレから出るところも正確に(尿がどのくらい出たかまで正
確に思い浮かべながら。実際に尿量を書かなくていいから)書いていこう。
そして優花さんが狭いお店マップのどのへんに立っているかが気になるわけだ。
あとは
>>51さんがみんな書いてくれた。
>>51も前スレでやってくれたみたいに、毎回このくらい具体的に書いてくれたら
すごく助かる。
67 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/08(土) 00:04:21
続き
>「どうしてもシイちゃんがラップするってきかないの」と妻は答えた
一般的に、親は子供が駄々をこねても止めるだろう。妻が昼寝でつい寝過ごして
シイちゃんを止めることができなかったみたいな理由が欲しい。
これも結局情報が足りてない事によるものですね。
まあ、この母親はあんまりきつく子供に接することが出来ないという設定ですけども。
一人っ子ですし。
>ラップをしないと雑菌が繁殖するとか何とか
ラップをしないと乾燥してしまうけど、雑菌の繁殖を抑える役目はないと思う。
これは……この母親の勝手な解釈だから何とも言えませんが、
一般に、加熱後すぐにラップをした方が食品は長持ちします。
と、自分はテレビで見たように記憶しています。
それが「あるある大辞典」だったとしたら信頼性ゼロですが。
>>65 個人的な印象では
「会社から」の場合はホワイトカラーのサラリーマン、て感じが出る気がする。
「仕事から」の場合は特に職種は定まらない感じ。公務員でも現場のおっちゃんでもなんでも。
まあブルーカラーの人も「会社」に勤めてるわけだけど、日常生活で「会社」って言葉に出会うと、
まずは商社とかそんな感じのを思い浮かべちゃうしね。
69 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/08(土) 00:14:12
続き
無視云々は軽いノリで書いたものです。
クレヨンしんちゃんの野原ひろし的な。
それから、オチに関してはいろいろ受け取り方があるのは当然で、
わざとそういう風にしました。
「(ものにラップをしないと)わたしたちがくさるの」
ていう捉え方もあれば
「わたしたちが(これから)くさるの(だから、物が汚れないようにラップをするの)」
というのもあるかも。
あと……そうですね、
実はシイちゃん漢字を少し知っていて、
生物(いきもの)と生物(なまもの)を勘違いしちゃったのかな、とか。
基本的にオチはご想像にお任せします。
70 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/08(土) 00:19:50
>>68 ああ、そうですね、その職種が限定される感じが違和感の原因かも。
自分の頭の中にあるのは英語で言うと
When I come home from work
というイメージなんです。うまく伝わらないかもしれないですが。
71 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/08(土) 00:22:08
あっすいません
When I cAme home from work
ですな。過去形ですな。
72 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/08(土) 02:10:20
「カメッ」とゆえばヒデヨシ。
73 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/08(土) 02:19:02
ERROR:このスレッドは512kを超えているので書けません!
ホスト202-94-139-109.cust.bit-drive.ne.jp
名前:
E-mail:
内容:
「ねえ キスしてよ」不貞腐れたように言った
「そんなはすっぱな言い方をするもんじゃあない。」俺がその細いとは一寸だけ言いがたい腰を
引き寄せて顔を間近に迫ると、目を斜めに伏せて横を向く。漫符の汗。
「じゃあどうすればいいのよ。」
「思ったことだけ 口にすればいい。」
「…この、女ったらし。」
★ アクセス規制中でも書ける板たち ★
--------------------------------------------------------------------------------
こちらでリロードしてください。 GO!
アクセス規制・プロキシー制限等規制は、2ちゃんねるビューア を使うと回避できることがあります。
自分で解決してみよう! 書き込めない時の早見表
分からないことがあったら2ちゃんねるガイドへ。。。
※そうにゅうコトだったんで脛。
74 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/08(土) 02:24:06
>>28の偏狭な好みに合わせなきゃプロデビューできねえんじゃあ
今のていたらくがあるわけだぜよ。
75 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/08(土) 02:29:44
あつ
ほむとうにお目汚しだつた スマンネ
>>28。ただお前の指摘の仕方は的外れ。
>>21-22は地質学のイロハつか本質のかけらでも知ってから書けバカ。現状地球の
危機状況を世界で最初に顕現把握したのは地質学者だぞ。
76 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/08(土) 02:39:08
なんとおそろしいことにそれは1950年代に既にとゆう懸念大。
かがくしゃたづはしんちょうに新潮に今の嘘を考えてゆっくり
真実への道をさぐっておるのだよ仔猫ちゃんらよ。
77 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/08(土) 02:42:25
間違えるなよ。気象学者でなく、地質学者である。
78 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/08(土) 02:50:25
アルゴアとゆうをとこ。
インテルネッツの音頭を執り、「不都合な真実」を著し、
そしてんなじぇーか駄作屋フィンチャん「ゾディアック」暗号文に
ファミリーネームが散見されるをとこ。
それでも副大統領にしかなれない、それがアメリカとゆう国である。
79 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/08(土) 02:52:11
ちなみにゾディアックは駄作でない。セブンと違って名。
エイリアン3?お前はそれを俺に思い出させるのか。
80 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/08(土) 02:55:34
!
「不都合」じゃなくて「不適切」ならかつての上司にナンツノ
リスペクト加減だったのにな。訳者空気嫁。
81 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/08(土) 03:01:12
しかーし
こうなってくるとホムトウニふてきせつなこういわおこなわれたのかすら
ちょいっとウタガワシクナッテクルヨネ。あめりかおちょろしか。それを
予想する俺はきちがいきちがいとよろこばれておりま鶴。
82 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/08(土) 03:14:07
つか
原題のそれが件(くだん)の事件(二重表現)の不適切と同じ単語だったら
空気読んでアメの真意を逸らす訳語をつけたのだから訳者は逆に空気読んだ
わけだが 白黒ついちまうよな。確認しません。
ま た お ま え か
84 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/08(土) 05:16:26
で?
85 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/08(土) 05:28:05
浅田まおまおを買え?タマ関係?んなことできねえづら。好みもある。
86 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/08(土) 05:40:42
なんだ。よく読んだら
>>21-22そんなにわるかないわ。ただ妬くにはたたない。
87 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/08(土) 06:43:01
ふぁいとくらぶひよこくらぶ
かみんとる。
たまには真面目な文章を載せてくれよ。
89 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/08(土) 08:13:13
無 理 だ な
現状 真面目になったらやってられんぞ。そうだな。
俺はいじわるばあさんの教えに従って生きてきた。他のどんな警句より
役に立ったことを報告しておく。国民的人気作品の贖罪の意味があったの
だろう。そう考える。
こんなところにもソゾロ来てるのか。
どうしようもないクズだな。
91 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/08(土) 08:20:13
誰が?
アンカーつけたら阿鼻叫喚になるだろう。だからお互いやめとこー。
真面目になるとやってられないのは理解できるし、いじわる婆さんの教えとやらに従うのもいいけどさ、
人をちゃかすのはやめてくれよ。おれここの投稿読むの好きなんだよ。どういう意図かは知らないけど、邪魔するのは止めてくれ。
93 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/08(土) 08:37:01
ほう。ではここのスレタイが「批評します」から「酷評します」になった折の
いきさつがどういう背景によるものであったかについてどう解釈しているか
教えてもらおう。
知らないよ。おれがここに目を通すようになったのは最近だし。
つかとりあえず別館の方に書いてくれないか?
95 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/08(土) 08:46:00
まあ かんがえておいてやる。
96 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/08(土) 08:52:46
ここで二句。
「智に働けば流される 情に棹差せば角が立つ とかくこの世は田各」
「許すな心拒めよ体 ふとした隙が スカ掴む」
97 :
41:2008/03/08(土) 15:38:46
>>43 すいません、急ぎすぎました。
率直に書くのと、書く順番に気をつけます。
>>47 全体から細部ということを知りませんでした。
これからはそれに気をつけて書こうと思います。
>>48 イメージさせる順番に気をつけます。
>>49 説明と主観の違いがわかりました。
>>51 状況を書けるように頑張ります。
98 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/08(土) 16:02:49
どうもここは形式張りの文章しか書けない堅物揃いでやりにくいな
自分の事をカッコイイとでも思っているのだろうか
アナボッキン☆
そんなこと低学歴のお前が言うことじゃないよ。
そろそろ恥を知りたまえ。
>>99 必死で言い返してる…
なんかみてて哀れだ
101 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/08(土) 17:50:01
102 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/08(土) 17:52:09
なんでムキになって1時間前のレスに返信してるんだろうな
言い返す事でしか自分の存在を確立出来ない可哀相な奴
103 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/08(土) 17:56:26
低学歴か、別に反論はしないさ
僕も教養の無い方と議論するのは御免被りたいからね
104 :
名無し物書き@推敲中? :2008/03/08(土) 17:56:40
何が酷評だ。
ダサくな文章読んで吠えてんじゃねぞ。
105 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/08(土) 17:58:29
アナボッキン☆
アナボッキン☆
キミノッチン
ポゥ☆
106 :
名無し物書き@推敲中? :2008/03/08(土) 18:00:51
あちこちのスレで遊ぶんじゃねぞ。
出ていきな。
蛍の光だ。
荒らされてるなあ
基本ROMだけど、住人同士ケンカしだしたらこのスレ止まらんなあ
108 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/08(土) 18:01:36
自分に甘く、人にも甘く
これは俺のポリシーだ
わかったか!アバヨウ
>>50 ES細胞へうまくミスリードされた。
>寒河江川
実在する川の名称ならば、読者に分かりやすいよう、どこの川なのか説明しよう。
例:山形県の寒河江川
>ES細胞
ニュースで名前くらいは聞いたことがあるという人が大半だろうから、補足説明が
あった方がいい。
学生が減って研究費の不足をぼやく描写の前に、早坂が一人で実験の準備をする描写を
入れると、読者がイメージしやすくなる。
>まな板に蛇を置き、その胴体の鱗の間から丁寧に切り裂き
蛇はどこからどこまでが胴体か分かりにくいので、切り裂いた場所を具体的に描写しよう。
>給料の半分をつぎ込んでしまった。もう後はない
給料の半分では、仮に30万としても、また貯めればいいと思われそう。
>イライシャ・グレイとグラハム・ベルとはまったく違う
二人がどういう関係だったのか描写しよう。
>ライバルは野生だ
前の文を受けて人の名前かと思った。先を越される心配はないの後に持ってこよう。
>一億円の研究費と引き換えにで新潟県の食品会社に売ることができた
一億円は賞金ではないのか? それとも食品会社からの依頼だったのか?
最後の罪悪感は蛇足だ。入れるなら冒頭のES細胞の研究をしている辺りにしよう。
それに罪悪感を覚えるのは詐欺行為の方だろう。
110 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/08(土) 21:34:24
チナミニボクチンわ
>>96が最後。考えるゆうたら考えることは外さないのある。
バカの一つ覚えみたいに神視点神視点言ってるのは同一人物?
>>110 律義なんだな。
つか荒らしてる連中はなんなんだ……。
無意味な文章を一方的に読まされるのは本当に苦痛なんだよ。
なら読むな、なんて野暮なことは言うなよ。目にした文章は読まないでいられないたちなんだ。
ここはそういう奴多いだろ?
荒らしてる連中も創作板にいるってことは、文章にはそれなりにこだわりを持ってるんだよな?
だったら自分が書いたものをよく見てみてくれよ。
10行以上のレスだけ抽出すればいい
抽出とかきめぇ。
キモ面に生まれてきたら俺もそういうこせこせしたことを必死にやってたのかもな。
115 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/09(日) 00:17:29
お前らバカは真面目に酷評してろ
五千文字程度の掌編の冒頭です。お願いします。
その日、雲ひとつなく晴れ渡った清々しい青空に輝く太陽の下で、冷たい白雪は音もなく降り続けていた。快晴の空に降る粉雪の午後だ。
僕と彼女とよしゑさんは、順番に並んで縁側に座り、静かにその不思議な光景を眺めていた。庭先には雪が薄っすらと積もっている。
僕は息をする度に体の中が清められ、時が経つにつれて空気が荘厳になっていくように感じていた。吐き出す白い吐息だけはいつもと
同じで、僕たちを現実に繋ぎ止めていてくれるかのようだった。
僕たちが座っている縁側は、黒光りするよく磨き上げられた木の板で作られていた。そこに僕と彼女は直に座っていた。板はひんやりと
冷たく、まるでどこかにひっそりと佇む神殿の大理石のようだった。もしかしたら今ここには神さまがいるのかもしれない。そんな
ことを考えてしまった。
僕の隣に座る彼女は見るからに寒そうな水色のワンピースを着ていた。辺りには雪が降っているのだからそれなりに寒い。彼女の
服装では、がちがちと歯を鳴らしてしまうのが普通のように思えた。でも当の彼女と言えば、輝く表情で降りゆく雪を楽しそうに見ていた。
寒さなど感じていないようだった。
そしてそんな彼女の奥で、よしゑさんは一人ふかふかの座布団の上に座っていた。半分閉じたような目で、さもつまらなさそうに
降りしきる雪を眺めていた。そんな二人の様子を見た僕はと言うと、まあ不思議なこともあるんだなあと、妙に感心してその雪を見ていた。
>>116 掌編の割にはストーリーが動き出す気配が感じられない。
この調子で十枚とか言われても誰も読まないと思う。
文章の量の割に情景が全然わからない。
不要な描写が多く、最も重要な基本情報、どんな場所にある建物なのか、
縁側から何が見えるのか。そういう部分がわからない。
一文一文をこねくり回しても上達は見込めないなから、とにかくキャラを
動かすように心がけるといいよ。
>>116 なんか同じところをぐるぐる回ってる感じ。かつぐちゃぐちゃな感じ。
いくらなんでも雲ひとつない晴天で降雪は物理的にありえんだろ。雪はどこから現れたんだ?
不思議な情景と片付けられてもふにおちん。
雪と太陽を組み合わせたければ「薄い灰色をした雲間から太陽の光が差し込んでいた」とかなんとか、やりようがあるんじゃね?
『その日、雲ひとつなく晴れ渡った清々しい青空に輝く太陽の下で、冷たい白雪は音もなく降り続けていた。快晴の空に降る粉雪の午後だ。』
『僕の隣に座る彼女は見るからに寒そうな水色のワンピースを着ていた。辺りには雪が降っているのだからそれなりに寒い。』
どちらも前文と後文がほとんど二重表現。こういうのは文章力の拙さを露点してる感じがして、読み手としては一気に白けてしまう。
あと「荘厳」とか「神殿の大理石のような」みたいな仰々しい言葉を使ってるわりには、
「僕」の感想(まあ不思議なことも……)があっさりしすぎてたり。違和感あるなあ。つか、たかが板張りの縁側にこの比喩は誇張しすぎだろ。
最後らへんの「降りしきる雪」。降りしきる、て言葉はガンガン降ってる有り様を表す言葉だから、最初に出てきた「粉雪」とマッチしない。
粉雪って、しっとりと静かに降るものだろ?
なんつーか、全体的に、語感も整えずに行き当たりばったりで書いた、て印象。
あ、「現実につなぎとめてくれるような」て表現はちょっと良かったよ。もっとがんばろう。
今日は先祖が眠っている霊園に家族そろって行くことになった。
今朝はひんやりとした温度で、暖房のきいた車から出る時、二つ下の小学四年生の妹が
「わたし帰りたい」と言った。お母さんは「駄目よ」と笑いながら言って、お父さんは無言で睨
んだ。そしてぼくは心の中では妹に同調したが、何も言わないのが賢いと思い、黙っていた。
ぼく達の家系の墓石に行く前、バケツに水を入れ、それぞれ二つずつ、ぼくと妹が持った。
妹は、バケツの中の水面を揺らしながら、時折水をこぼして運んだ。
到着すると、お父さんは墓石をスポンジで磨いて、お母さんは水を流して汚れをとり、
ぼくと妹は、墓石の周りの雑草を抜いたり、枯葉を拾ったりしていた。
一通り終わり、みんなで合掌している時、後方から悲鳴がおこった。何事だ!? と
一同振り向くと、ひょっとこの能面をつけた男が、包丁を持っているのが小さく見える。
まわりの人達は慌てて逃げようとするが、ひょっとこ男は追いかけて、包丁を振ると、
赤い血が舞った。
ぼくは隣のお母さんを見ると、顔が青白く、細い身体が震えている。ぼくはお母さんの
手を握った。大丈夫だ、ぼく達は逃げられる、と。突然、妹が大きな声で泣き出した。
ぼくはまずいと思い、妹の口を手でおさえたが、遅かった。
ひょっとこ男は、こちらの存在に気づいて、走り寄ってくる。ぼく達はまさにピンチだった。
スポーツジムで鍛えているお父さんの目が炎のように燃えた。
>>120 舞台となる場所の情景描写が全然ないんだよね。
霊園というのはどんな感じになってるの?
お寺? それとも墓地? 洋風墓地もあれば和洋折衷のところもある。
一口に霊園といっても規模も管理状態も違うだろうし、お墓参りの季節なら
花で一杯だろうし、人も多いんじゃないかな。
時間も季節もわからないし、登場人物も記号として登場するだけで人物描写もない。
主人公の目から「何が見えるのか」を丁寧に書くようにするといいんじゃないかな。
122 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/09(日) 11:14:30
>>120 ぼく視点で進んでいるはずなのに、それっぽくない描写が多すぎる。
全体的にもぐだぐだ。全部指摘するのはめんどうだから一行だけ。
>一同振り向くと、ひょっとこの能面をつけた男が、包丁を持っているのが小さく見える。
一同振り向くと、ってありますが、「ぼく」はずいぶんと余裕のある子どもなんですね。
普通、後ろから悲鳴が聞こえたら反射的に振り向いてしまい、家族が振り向いたかどうかの確認なんて後です。
小さくみえる。ということは、ひょっとこ男はかなり遠くにいたようですが、それで「ぼく」はよく男とわかりましたね。
包丁と断定しているのも、すごい話です。
人が小さくみえるほど離れていたのに、手に持っていた凶器を包丁だと断定できるほど視力がよいのですから。
並の人間なら「お面」と表現してしまいそうな面のことを「能面」と表現する子どもなだけはあります。
123 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/09(日) 12:42:59
>>116 珍しくまともな投稿。あれでしょ須賀原さんのおくさんのよしえさんでしょ
そのよしえさん。
ひんやりが連続投稿はちょっとはしたない。
124 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/09(日) 12:46:19
ぼくとかのじょとよしえさん
だとすぐ3Pを連想する穢れからの脱却、いいとおもうのぞよ。
125 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/09(日) 12:51:02
長文の酷評家、なんか神経症みたくなってきておるが
大丈夫か。
126 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/09(日) 12:53:31
雪は変幻自在だぞ。
さきほどの ぼたゆき今はこなゆきよ さざれさみだれとつる渋民
127 :
名無し物書き@推敲中? :2008/03/09(日) 12:54:26
建て前の講評ではいつまで経っても
迷路彷徨うだけよ。
128 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/09(日) 12:59:55
ただ
本音の恋ってのは建前の恋らしいからご用心。
>>120 全体的に雰囲気の統一が出来ていない気がします。
あと、無駄な文章が所々に見られる。
文字合わせのつもりで文章を入れている箇所はないですか?
130 :
120:2008/03/09(日) 13:37:42
>>121 記号化しちゃいけないんですよね。
味わい深くするにはもっと複雑化した方がいいんでしょうか。
>>122 「ぼく」が不自然なのを気をつけます。
もっとリアリティもたせないといけないですね。
>>129 雰囲気統一ができてないですか。子供らしからぬ一人称なのが
いけないんですかね。
ところで、無駄な文章というのは、例えばどういうところなんでしょうか?
131 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/09(日) 15:15:04
>>129はおそらくオレのアレ。
わかるのすごいっしょ。
>>120、お前あとでケッツキッキングしてやっからあらってまっとけ。
132 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/09(日) 15:27:01
>>15-16 これ、オレ確か14スレからおるわけだけども最も完成度高いとオモ。
・読みやすさ
・ゆってることの新しさ
・主題の正負
いいんじゃないのお。アマならもっとすばらしいけどんなこたねえづらね。
133 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/09(日) 15:30:27
まさか…乙?
だがおなのこの出てこない乙話があるわけないから ちがうだらう。
134 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/09(日) 15:34:05
一行目から文章がおかしい。それがわからないのは本人だけ。よって自演乙。
135 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/09(日) 15:36:18
どっちにしろいずれにしろ乙
136 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/09(日) 15:38:19
137 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/09(日) 15:40:48
乙乙乙乙乙乙乙乙言うから落ちたじゃないか。
もう後がない。
最後の砦が残念賞。
助けてくれ〜
138 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/09(日) 15:41:47
あっしまった
たにんをほめるとオレのオレコはひじょーに不機嫌になるのだよ。
>>15-16、まだまだだま。な。
>>131-138 この荒らし、いつもの奴じゃないだろ。
いつもの奴はその気になれば良い文章書けそうな雰囲気があったけど、こいつはただ頭が悪いだけとしか思えない。
哀れだな。親もクズなんだろう。
140 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/09(日) 16:05:08
>>134,
>>137は俺じゃない。乙本人かもしれん。
まあ、そんなことが読みとれるお前だとおもちょらんから
安心汁
ん?結局いつもの奴だったのか?
お前、なんか劣化したな。キレがないぞ。
142 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/09(日) 16:44:18
んっ
それでええのよんさま。これから日常がはづまるのだから。
あいのすづくり。
143 :
名無し物書き@推敲中? :2008/03/09(日) 16:49:27
沖縄方面 南の空へ 悪臭を嗅ぎ付け 飛び去った
144 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/09(日) 16:49:30
145 :
名無し物書き@推敲中? :2008/03/09(日) 16:52:52
さむ〜
吉田拓郎時代。
タイガース世代。
その先が時代劇全盛期。
無理すんなってば。
年金貰いに行くんだろう。
146 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/09(日) 16:56:55
>>145 寒さ勝負なら80年代後半〜今年三月までの厳寒期にまさるじきなし
凍死寸前だったろが。もうわすれたか。それでよし。
147 :
名無し物書き@推敲中? :2008/03/09(日) 17:02:19
墓石が出来た。
墓地に行きな。
土葬で埋めてやる。
こんな人間を土葬で葬る 感謝しろ。
家族全員土葬くらぶに入会するってw
>147
文体は悪い太郎風だが、やつはここまで狂っていなかったし別人なのかな?
とりあえず投稿と紛らわしいからコテを付けてくれ。アナーキー太郎でいいから。
149 :
名無し物書き@推敲中? :2008/03/09(日) 17:14:14
おぢちゃん きょうは おしごと がんばったね
150 :
1/2:2008/03/09(日) 17:32:54
よろしくお願いします。
仕事帰りに駅のホームに立ちながら、風が服の隙間に入り込む。さむっと思う秋の季節。
会社ビルがあるところが辺鄙だから、最寄駅のホームはこじんまりと閑散としとしており、
住宅街へ向かう電車が到着した。
車窓から電車の内部を見た時は、乗客が端にまでぎゅうぎゅうに寄って、車内は一杯なのかと
溜め息をついた.。しかし入ってみれば違った。ホームレス風の小汚い格好した男を中心に、みんな
避けるように端に寄っているのだ。だから混んでるように見えたのだ。ホームレス風の男は臭い。
猫が死んで腐ったかのような臭いがする。男の顔を見れば、汚物が磨りこまれたような黒い肌に、
苦労が刻み込まれたような皺くちゃな顔、白い顎鬚が皮膚の色と対比され、目立っていた。大きな
アウトドアナップサックを背負って、その頭から週刊誌などの雑誌が顔を覗かせている。きっと後で
売るのだろう。
「なんじゃいお前ら、こんな老いぼれを汚物扱いか。わざとらしく鼻をつまみよって。お前らがそういう
扱いをするのなら、ようしこっちも真の汚物になってやろうじゃないか!」
ホームレス男は、そう言うと、シミだらけのチノパンツのチャックを開ける。
「げっ、何するの!?」
化粧の濃い、厚いコートを着たスリットスカートの若いOLが眉間に皺を寄せて言った。
「何するのって、チャックを開けたら、することは決まっているじゃろ!」
チャックが開いた穴から、くたびれた皺くちゃな陰茎をぶらんと出した。そして思う様、放尿をしだした。
「マジかよッ! 最悪! うわっ、しっこがこっちに流れてくる!?」
OLは悲鳴をあげ、人をかきわけて車内の奥に消えた。
151 :
2/2:2008/03/09(日) 17:34:03
「おいコラジジイ! 調子にのんなよコラァ?」
ストリート系の格好をした、赤長髪の青年が奥から肩をいからせ奥から登場した。
「なんじゃいおま――」
ホームレス男が全部言い終わる前、彼の腹部に、赤長髪の青年の、ダボダボしたズボンから
繰り出される蹴りが飛んだ。ホームレス男は、ズボンから陰茎をだらしなく垂らしながら、床を転がった。
「よくやった青年!」
先ほどのOLが奥から賞賛した。赤長髪の青年は、照れ笑いして頭を掻いた。そして、もう一度
ホームレス男の方を見ると、彼に飛び掛った。
さすがにやり過ぎだろう。ぼくは止めに入ったのだが――。
152 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/09(日) 17:49:27
苦節80年、ようやっと安価で大気圏外まで到達する蒸気ロケット(
パーソナルロケットカテゴリ@ボブ・トルーアクスリスペクト)を
完成した。糟糠の妻は最早糠味噌漬けなほどに糟糠していたが未だ
ミンキーモモ(海 のルックスを保っていた。若干上気しておる。問題は
法束縛をかいくぐって宇宙まで到達できうるか、である。公機関をおちょくり
まくった手前、印象度はマイナス方向に振り切れている。サルまんのしょうねん
ちゃんぴょんのよーに。う
ッ
俺の天命はそこで途切れた。なんということだ。俺は上記のつんでれいのお陰で
土葬にふされることに。だが糟糠の妻はすさまじい。もじょもじょ猛女、おっかねかった
俺の母親を更に凌駕する
ぶぶんもある。首にさやかなこがたなイフをつきつけ
「わたしたちを宇宙葬にしてちょうだいませ!!遺言書(いごんしょ)は
公的に完璧なものがここにありんす!!」と絶叫して一瞬に大胆にかききり
鮮血をほとばらせて果てた。にほんじん、こういうのにめっちゃよわいあるネ。
ぼうだ(なぜか変換できない)の涙と供に 俺ら二人は俺らのつくりあげた
ロケットにのされて打ち上げられることになった。あの世でつこうてくりゃんせと
様々な手向けの品がこれでもかと限界まで積載され、そしてローンチ。
「………」「………」
もう、わかるよな? である。
153 :
名無し物書き@推敲中? :2008/03/09(日) 17:49:51
>>150 >仕事帰りに駅のホームに立ちながら、風が服の隙間に入り込む。さむっと思う秋の季節。
イントロが大事なことはお分かりですか。
この時点で読者は次のページへは進めません。
154 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/09(日) 18:09:23
>さすがにやり過ぎだろう。ぼくは止めに入ったのだが――。
結句も大事なことはお分かりですか。
この時点で読者は次のページへは進めません。ヤリ過ぎ、とどめ、とちゃんと書きましょう。
>>116 できれば40字くらいで改行を入れてもらえると読みやすい。
>僕と彼女とよしゑさんは
彼女たちではなく、彼女とよしゑさんとした理由を描写しよう。
>彼女は見るからに寒そうな水色のワンピースを着ていた
>彼女の服装では、がちがちと歯を鳴らしてしまうのが普通のように思えた
内容が重複している。
>そしてそんな彼女の奥で
奥は入り口から中のほうへ深く入った所なので、向こうとする。
>>120 >二つ下の小学四年生の妹が
誰の二つ下か分かるように、先にぼくがいることを描写しよう。
>「わたし帰りたい」と言った
言った理由を描写しよう。
お墓の掃除をする描写で読者に何を伝えようとしているのか分からない。何も伝えることが
ない場面なら読者が退屈するので削除しよう。
>>150 >仕事帰りに駅のホームに立ちながら、風が服の隙間に入り込む
ホームに立っているのはぼくで、服の隙間に入り込むのは風なので、ながらは変だな。
例:仕事帰りに駅のホームに立つと、風が服の隙間に入り込む
>会社ビルがあるところが辺鄙だから、最寄駅のホームはこじんまりと閑散としとしており、
住宅街へ向かう電車が到着した
会社ビルがあるところが、住宅街へ向かうはなくても意味が通じる。
例:辺鄙なところなので、こじんまりと閑散としている駅のホームに電車が到着した
>車窓から電車の内部を見た時は、乗客が端にまでぎゅうぎゅうに寄って、
車内は一杯なのかと溜め息をついた
車窓から、乗客が端にまで、社内は一杯なのかはなくても意味が通じる。
例:電車はぎゅうぎゅうに混んでいて、ぼくはため息が出た
>しかし入ってみれば違った
電車には入るよりも乗るかな。
例:しかし乗ってみると違った
>>155-157 こいついつもいるけど雑魚過ぎでしょ。
描写、描写と五月蠅いがアホのエンタメ厨か。
確かに描写が必要な部分への指摘もあるが、描写する必要のないところにまで突っ込んだり、
何が必要で何が要らないのか全く見えてない。
>例:辺鄙なところなので、こじんまりと閑散としている駅のホームに電車が到着した
>例:電車はぎゅうぎゅうに混んでいて、ぼくはため息が出た
修正した文章がこれだなんて失笑なんだが。
厚顔無恥って恐ろしいわ。
こんな馬鹿でも跋扈できるインターネットがあって良かったでちゅねっていう。
>>158 悔しかったらおまえも同じ作品におまえなりの批評をいれとけ。
作者は両方の批評を見比べればいいんだから。
楽して文句言うな。
> 仕事帰りに駅のホームに立ちながら、風が服の隙間に入り込む。さむっと思う秋の季節。
>会社ビルがあるところが辺鄙だから、最寄駅のホームはこじんまりと閑散としとしており、
>住宅街へ向かう電車が到着した。
冒頭一文から、かなり変だな。
「〜ながら」というのは、自分が何かをしている描写であって、後にも自分が何かをしている
描写がこないといけない。「音楽を聴きながら、小説を書いている」とかな。
次の「会社ビルがあるところが辺鄙だから」も変。「辺鄙なところだから、駅のホームが閑散と
している」のであって、「辺鄙なところに会社のビルがあるから」そうなのではない。
その後の「住宅街に向かう」はいきなりで、前の文と論理的な繋がりがろくにない。
まず、文章の論理構造に正確な忠実な文を書けるようになってから、小説を書くように。
でないと、読者に意味が通じない文章を羅列するようになる。
>>158 描写の要不要についてはまあ同意。
原文の修正については、投稿者の語彙や語感を尊重したもので、
>>155-157自身の文体ではないんでない?
昔あるところにお金持ちでいばりんぼの王様がいました。王様は立派なお城も、きれいな女王様も、おいしい食べ物もみんな持っていました。でも、王様はそれらを手に入れるために他人にひどいことを何度もしていました。
ある日、王様の元に旅人が訪れました。そして、旅人は王様にこういいました。
「王様、あなたには足りないものがあります。」
王様は怒りました。自分に持っていないものがあるということが許せなかったのです。でも、あるというならば絶対に手に入れたくなりました。
「なんじゃそれは。」
「それは、人の心です。」
王様にはそれがどういう事かわかりませんでした。
「それはどうすれば手に入れられるのじゃ。」
「それは他人に優しくすれば手に入ります。」
「うむ、わかった。」
王様はレストランに行きました。
「王様、今日はどんな料理をお望みですか?」店長が注文をとりにきました。
「いや、今日はこの店を手伝おうと思うのだ。」
「えっ!王様がですか!?」店長は自分の耳を疑いました。
「そうだ、わしがだ。」店長はとても驚きました。王様がいい人になったと思ったからです。
「それでわしは何をすればいい。」
「それではまず、オムレツを作ってください。」
「うむ、わかった。」
じゅうう、じゅう、じゅう、じゅううう
卵は黒く焦げたかたまりになってしまいました。それを見て、店長はがっかりしました。
「とてもおいしそうですね。それでは私がお客様にこれを出してきます。」
店長はしかめっ面でした。苦い黒を処理していると思わず涙まで出てきました。でも、泣いている暇はありません。はやくおいしいオムレツをお客様に出さなければならないのですから。
王様はこうやって人に迷惑をかけてしまいました。そして、何階も、何十回も、何百回もこれを繰り返してしまいました。
そんな日々を繰り返してるうちに、また旅人が王様を訪ねました。
「旅人よ、わしは人々に優しくしておる。しかし、わしは人の心を手に入れられてない気がする。わしはどうすればいいのじゃ。」
「王様、あなたは人の心を手に入れるためには他人を大切にすることが必要です。」
王様は悩みました。人を大切にすると言うことがどういう事かわからなかったのです。そのまま悩みました。何日も何日も悩みました。そしてある日王様は思いつきました。
「そうだ、街に出よう。」王様は街に出れば人が人を大切にするということがどういう事なのかみられると思ったのです。
王様は町中を歩き回り、街の人々を見回りました。しかし、大切にするところはみられませんでした。王様がみたものは盗みや詐欺ばかりでとても大切にしているところは見えませんでした。
王様は悪い奴らを懲らしめるのに疲れて自分のお城に戻ろうとしました。そのとき、
「うわああああああ」人間が怪物に襲われています。
「やめろ!」王様は颯爽と飛び出しました。
ザシュッ
王様は怪物に殺されてしまいました。でも、王様は満足していました。それは王様の心には自分を削ってでも相手を助けるという人の心がしっかりと根付いていたからです
>>150-151 すでに指摘されているように、文章のねじれが目立つ。
端折りすぎなんじゃないかな。
>仕事帰りに駅のホームに立ちながら、風が服の隙間に入り込む。
>さむっと思う秋の季節。
『仕事帰りに駅のホームに立ちながら、○○をしていると、風が服の隙間に入り込んだ。
その冷たさに肩をすくめて、もう秋なんだなと思った。』
とか、主語述語の関係を意識しながら文章を組み立てないと、意味不明なものになる。
>会社ビルがあるところが辺鄙だから、最寄駅のホームはこじんまりと閑散としとしており、
>住宅街へ向かう電車が到着した。
ホームが閑散としているから電車が到着したわけじゃないよね。
『会社が辺鄙なところにあるから、最寄り駅のホームもこじんまりとしていて、人の姿も少ない。
○○をしていると、電車が到着した。』
とか。○○には、ポスターを見ているとか、風景を見ているとか、ゴルフの素振りの真似とか
いろいろあると思うけど、こういう描写を一つ入れると文章のつながりがよくなる。
後半も端折りぎみで、主人公の立ち位置も不明で文章のつながりも悪い。
一つ一つの行動を丁寧に書くように心がけるといいよ。
>>130 根本的に勘違いしているんじゃないかな。
見えるものをきちんと書くことは、複雑化ではないよ。
例えば君の頭の中には「霊園」のイメージがあるんだろうけど、そのイメージを
具体的に文章にしないと読者には伝わらないということ。
霊園に視点主がいるならば、いろいろ見えるはず。
その見えるもの、感じるものを具体的に表現しないと小説としてはきびしい。
これは人物もおなじ。
僕は○○をした。妹は○○をした。
という行動描写だけでは小説にならない。
>>165 >僕は○○をした。妹は○○をした。
>という行動描写だけでは小説にならない。
なる。
なる。
つ「ハリーポッター」
169 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/10(月) 07:21:27
>>159 批評の批評の批評するやつってほんとクズだよな。
お前もそうおもっていることを俺は知っている。
批評の批評が悪いとは思わんな
どうしようもない批評も実際あるわけだし、批評された側が必ずしも批評の善し悪しを見極められるとも限らない
なにより見当違いな批評をしておきながら、さも自分が大したことを言ったような気になる連中がいるのを看過するのは苦痛だ
作品の批評を書いて、言外でその批評は違うと言えればいいんじゃないかな。
批評の批評は喧嘩のもとになるし、殺伐とするから。
172 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/10(月) 08:48:04
まあぶっちゃけた話
朝鮮人に日本語教育されたかねえわ。
173 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/10(月) 08:57:44
「忽流=アスカ=つんでれー」
「あんたバカァ!!??」
「ねえアスカ。粗忽の忽だよね?」
ドドドドドドドドドドドド
174 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/10(月) 10:08:08
「牛が ぬけてるわよ」
キッ ギョッ
「仲が いいわね」
「……」「……」
「いい青空。わたしの髪の色、春の空の色。」
「…や、やだなぁぁゃxx、ほら、26話でいこうよ、あのチョッキ姿の
ドドドドドッドドドドドッドドドッド度
「…チョッキ…」
カナラジュ オドリマシュ ヨ ジャンパン シャン ハ ネクラ タクヲ デシュ
176 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/10(月) 11:32:59
だいたい素人が素人の文章を講評して何がわかる。
みなさんド素人の評価ですよ。
分かってますか。
177 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/10(月) 11:37:52
>>170 批評されたやつが批評の良し悪しを見抜けるとは限らない。
これはその通りだが、第三者が批評の良し悪しを判断できるとも限らない。
さらにいえば、第三者にとっては最悪な批評でも、投稿者、あるいは別の第三者にとっては適切ということもある。
星新一の文体を理想とする人間と、京極夏彦の文体を理想とする人間とじゃ全然違うだろ。
それに対して、第三者が批評の批評をおっぱじめるのは、完全に余計なおせっかい。
やるなら上で言われているように、真逆の批評を入れてやればいい。
それが本当に優れた批評ならそっちを全面的に受け入れて終わりだろう。
受け入れられないようだったら、しょせんはそこまでの批評ということ。
そこでなぜ俺の正しさを認めない! と怒りだすようならそいつは、自己愛性人格障害のおバカさんだ。
178 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/10(月) 11:42:07
>>176 素人が自分の文章をみてどう思うか、ということがわかるじゃないか。
投稿してるやつが最終的にどこを目指しているのかは知らないが、みせる相手は基本的に素人だろう。
179 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/10(月) 12:29:20 BE:852416047-2BP(0)
180 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/10(月) 12:39:59
>>179 「すごい。」
…読む気が失せました。
批評するつもりはないから、今すぐ去れ。
181 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/10(月) 12:43:01
182 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/10(月) 12:46:01 BE:304434825-2BP(0)
183 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/10(月) 12:46:32 BE:913302465-2BP(0)
あ、「すごい。」←これはうっかりミス。訂正してきます
184 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/10(月) 12:49:15
誰がリンク先を見ろと言った
>>179の英数字を評価してやれ
185 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/10(月) 13:06:25 BE:182660832-2BP(0)
186 :
酷評お願いしますよ。:2008/03/10(月) 13:59:41
俺がここにやって来たのは、住み慣れた隣家をホウキと怒声で締め出された
からだけではなかった。
前に一度、手垢と埃で薄汚れた窓越しにこの家を覗き見た時、ちょうどこの
部屋が見えたのだ。おりしも、住人が部屋に入って来たところだった。
ブロンドのポニーテールを結った年頃のそれは、俺の溜まりきった欲情を再
燃させるには申し分ないほどに美麗で、俺は自分の寝床から逆さまに落っこち
るほどの衝撃を受けた。
粘り強い糸が俺の肢体を支えてくれなければ、俺は床に叩きつけられてペシャ
ンコになっていたか、鋭い眼光を煌々とさせて部屋を徘徊する毛むくじゃらに
パクリとやられていただろう。
思い起こせば恐ろしいことだが、その時の俺に言わせれば、そんな不安はど
こ吹く風だ。俺はそれ程に、垣根一つ向こうのその女に身も心も奪われていた
のだ。
故に、その数日後に行われた住人からの『厄介払い』は、俺にとって絶好の
チャンスとなった。この家を出て、隣家のあの娘の部屋に引っ越すのにはちょ
うど都合が良い。
だが、長年愛用してきたこの巣を離れることは、足を一本、窓に挟んで裂か
れてしまうような、痛みと絶望感にも等しいものだといえた。
そうして俺はここへ来た。あの家に未練はない。
とりあえずここまでです。
その場で考えた即席文ですが、酷評お願いします。
187 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/10(月) 14:06:18
>>186 酷評で良ければ。
つまんね。どこも直しようがない。
今すぐお引取り下さい。
188 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/10(月) 14:11:53
>>186 長い粗筋を聞かされてるみたい
こんな作文に無駄な労力と電気を費やしやがってw
189 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/10(月) 14:17:47
なんかドSとドMの集会所みたいだなw
190 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/10(月) 15:02:23
>>186 >俺がここにやって来たのは、住み慣れた隣家を
ここからして既に酷い。
隣家に住み慣れてる。ってなんだそりゃ。
即席だとかアホな言い訳する時間があったらちゃんと推敲しろ。
酷評とか以前の問題だ。
191 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/10(月) 15:03:25
>>186 一行目とラスト以外は回想?
何度も読まないと時間の流れがわかりにくい。
そのせいか、『隣家』と『この(あの)家』が、
どっちの家の事なのかわかりにくいと思う。
ラスト、『あの家に未練はない。』とあるけど、
『巣を離れる痛みと絶望感』は未練とは関係ないの?
設定は面白いと思うけど、わざとぼかして書いているからか、
全体的にわかりづらくなってしまっていると思う。
192 :
186:2008/03/10(月) 15:25:12
予想はしていましたが凄まじいですね^^;
自分の小説を他人に評価してもらうなんてことはあまりないことなので、ずい
ぶん参考になりました。ありがとうございます。
>>190 「住み慣れた隣家を……」についての意見ですが、すいません、どこがおかしい
のか分かりません。
描写をぼかして空想させる小説を書いたのですが、それがまずかったのでしょうか?
>>191 おっしゃる通りです。
確かに、矛盾してますね。
193 :
150:2008/03/10(月) 16:07:34
>>153 イントロは、音楽を見てみても大事なところですよね。
わたしの文章にそこまでの意識はありませんでした。
気をつけたいと思います。
>>150 おかしな文章一杯ありますよね、
気をつけます。
>>160 文章構造を理解してないと言われ、幾つかのその手のサイトを見回ってきました。
どのくらい効果があるのかわからないですけど、
上達するように頑張ります。
>>164 文章のねじれに気をつけます。
無意識で垂れ流すように書いていたのがいけないと思いました。
194 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/10(月) 16:13:28
>>192 ○○の隣。という形でなければどこを指しているのかわからない
隣という言葉を○○の部分抜きで使ったらだめに決まってんだろ。
慣用的にいえば○○がない場合は「自分の△△」の隣を指していることが多いが
それで考えると「住み慣れた隣家」は自分の家じゃなくて、自分の家の隣に長年住んできたという変な奴になる。
そんな変な表現を使わずとも、わが家、家、マイホーム、といった簡単にわかる表現はいくらでもあるだろうに。
195 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/10(月) 16:18:25
ネタよね?
>>186 まぁ、酷評ばっかだから、やさしくやってやるか。
>俺がここにやって来たのは、住み慣れた隣家をホウキと怒声で締め出された
>からだけではなかった。
まず、冒頭だけどな。「住み慣れた隣家」という。そもそも、隣家というのは、
「住んでいる家の隣の家」を指すのだから、いきなり矛盾しているわけだが。
まぁ、百歩譲って、何らかの事情で自宅ではなく(っつーか、この場合自宅じゃ
なくって実家だがな)隣家に住んでいたとしよう。
だが、自宅ではなく隣家に住んでいるなんてのは、通常ではないわけでな。通常
でないことを、当たり前の前提として提示されると、読んでいる方がわけわかめ
になるわけだ。
ここら変の特殊事情について、一切の説明がない時点で、導入は失敗なわけでな。
しかも、「締め出されたからだけではなかった」って、アクロバティックに刺身の
ツマ扱いされては、隣家の立場があるまい。
その後も、と思ったがめんどくさくなったのでやめた。
どっちも自分の家じゃなだろ。
蜘蛛か何かだろ?
>>196 そんな実のない批評だったらやめてもらって結構です。
199 :
1/2:2008/03/10(月) 17:08:40
よろしくお願いします。
車の中ではクラシック音楽がぼくの鼓膜を優しく撫でる。仕事帰りはやはり癒される音楽を
聞きたい。
運転をしながら窓越しに見える景色は、郊外に入ったのか背の低い建物が多くなってきた。
都心の仕事場から郊外の住宅街にある自宅へ向かう。
自宅に着いてからすることを想像した。レンタルビデオショップで借りたDVDの三つのうち、
まだ一つ見ていないのがある。タイトルは『宇宙人の襲来』。今夜はあれを見なければならない。
絶対に見るのだ。ぼくは心を躍らせて、アクセルを踏んだ。
ライトに照らされ人影が現れた。ぼくは突如の事態にブレーキを踏む。緩い速度でブレーキを
踏んだのが幸いして、ぎりぎり轢かずに済んだ。ぼくは安堵する暇もなく、その男の格好に目を
見張った。
男は、僧侶みたいな艶のある坊主頭で、紫色のレオタードを着ている。脚には黒の網目の
タイツ。……変態だ。
ぼくはあまり関係を持たずに、とっとと素通りしてしまうのが吉だと思ったのだが、この男は、
道路の中央に立って、そこをどいてくれない。それどころか、男は突然、体でリズムを
とりだして、肩を揺らしだす。そして視線は常にぼくを見ていた。
不気味になって、ぼくは車をバックすることにした。
すると男は、それを敏感に察知し、ぼくの車のボンネットに足をのっけ、その軽金属を思う様に
凹ましながら、車の上を走って、車の後方に立つのだった。
ぼくは顎が外れるようだった。彼の行動を見て。ボンネットが、固まっていないコンクリートに
足をつっこんだように凹んだ跡がある。彼は小柄に見えるのだが、体重は何キロなのだろうか。
200 :
2/2:2008/03/10(月) 17:09:36
いや、それはいい。彼が後方に移動したのはチャンス。今のうちの前方へロケットスタートで
ある。首を後ろから前に戻した時、するとぼくはまた驚いた。さっきの彼がいるのである。後ろを
向いても、あの彼がいる。
目を見張っていると、突然の気配を察知し、横を振り向くと隣の席にも彼が居た。
バックシートを見ると、そこにも三人、彼がいる。
彼等は口々に言った。「アイアム、ア、ペン。アイアム、ア、ペン。アイアム、ア、ペン。アイアム、
ア、ペン。アイアム、ア、ペン。アイアム、ア、ペン。アイアム、ア、ペン。アイアム、ア、ペン。
アイアム、ア、ペン。アイアム、ア、ペン。アイアム、ア、ペン。アイアム、ア、ペン。アイアム、
ア、ペン。アイアム、ア、ペン。アイアム、ア、ペン。」
ぼくは頭が破裂しそうになる。破裂した。するとあらゆる情報伝達を受け付けない世界に
ぼくはテレポートした。自分から、情報を生成することもできない世界。そこにぼくは永久に
閉じ込められたのだ。
何で折り返しに改行入れてるの?
折り返しはブラウザなりビューアなりがするものだろ?
>車の中ではクラシック音楽がぼくの鼓膜を優しく撫でる。
主語二つが汚し合ってる感じ。カーステレオの〜 とかでいいのでは?
>運転をしながら窓越しに見える景色は、郊外に入ったのか背の低い建物が多くなってきた。
いつも通ってる道ではないのか?
>ライトに照らされ人影が現れた。ぼくは突如の事態にブレーキを踏む。
唐突な感じ。突如、とかその時、とかが文頭に欲しい。次の文は主語邪魔。
内容に関しては、短すぎてなんとも。全体的にたどたどしい印象を受けます。
冷静になってから読み直してみると吉。
204 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/10(月) 17:37:52
中国人 怒るあるよ 我慢してるよ へたあなた 勉強するあるよ
>>201 >何で折り返しに改行入れてるの?
文字数が制限されていて、長いものは書き込めなくなるよ。
「郊外に入る」って表現が斬新だな。
>>199 >郊外に入ったのか背の低い建物が多くなってきた
>郊外の住宅街にある自宅へ向かう
郊外言いたいだけちゃうんかと。
>……変態だ。
もっと面白い表現(何かに例えるとか)をしてほしいなあ。
>ボンネットが、固まっていないコンクリートに足をつっこんだように凹んだ跡がある。
ボンネット(=前方)の描写を詳しく書いているのに、
もしくはバックしようとして後ろを見てたのに、
>男が車の上を走って、車の後方に立つ、
なんて一連の行動がわかるのだろうか?
どこにいったんだ?と左右を見て、バックミラーを見て後方に発見、
の方が自然だと思うなあ。
内容としては、
DVDを絶対見る!→変な世界に閉じ込められてもう見れないかも。あー見たかったな。
そういやなんてタイトルだっけ→『宇宙人の襲来』
ってな感じでタイトルを最後にもってきてオチにした方が好きだな。
まあこれは私の好みなので反論あるかもしれませんが。
>>192 >描写をぼかして空想させる小説を書いたのですが、それがまずかったのでしょうか?
基本的に描写というものは、読み手に書き手のイメージを伝える為のものなので
読み手が理解できるようにかかないとダメ。
「ぼかして空想させる」というのは描写ができない言い訳にすぎない。
叙述トリックのつもりなら、そういうのはやらないほうがいいよ。
確実に下手になるから。
で、原文の
>>186だけど
視点主がクモならば、それを前面に押し出してかまわないと思う。
その上でリアルタイムを語るようにすれば少しはよくなるはず。
>>199-200 文章は下手だな。言葉の選び方に問題あり。
情報を提示する順番がおかしいのと、描写不足で、前後のシーンのつながりが悪い。
心理描写につながりがない。
それで物切れというか、たどたどしい感じになっている。
>車の中では〜撫でる。
はすでに指摘があるとおり、主語述語の関係がおかしい。
この流れだと「撫でている」とかになるはず。
>仕事帰りはやはり癒される音楽を聞きたい。
だから?
聞きたいからどうなの?
聞きたいから、クラッシクのCDをかけた、という風に心理と行動をつながる描写を
しないと、読む側は???という感じになる。
すでにクラッシクが流れているんだから、心理描写としては「癒される」ことを伝える
だけでいいはず。「仕事で疲れた身体を癒してくれる」とかね。
>ぼくは心を躍らせて、アクセルを踏んだ。
>突如の事態にブレーキを踏む。
>緩い速度でブレーキを踏んだ〜
スピードが出ているのかどうか曖昧だよね。書き手のイメージが固まっていないんだと思う。
>車の中ではクラシック音楽がぼくの鼓膜を優しく撫でる。仕事帰りはやはり癒される音楽を聞きたい。
べつにおかしくはないさ。ただ「車の中では」を省いたほうがいいかもね。
クラシック音楽がぼくの鼓膜を優しく撫でる。仕事帰りはやはり癒される音楽を聞きたい。
閉じ括弧直前の句点の省略は、活版印刷時代に句点の数を節約するために用いられた一時的な慣例です。
現在では意味を持ちません。省略せずに句点を付けてください。
また、引用符内の句点は文末を表す記号としての意味を為しません。
ですから、
× 彼は言った、「やあ、おはよう。今日も元気だね。」
これはシンタクスエラーとなります。文が終わっていません。
○ 彼は言った、「やあ、おはよう。今日も元気だね。」。
○ 彼は、「やあ、おはよう。今日も元気だね。」と言った。
このように表記してください。
引用表記単体で用いる場合には、{}で囲うことで台詞表現とすることができます。
{「やあ、おはよう。今日も元気だね。」}
この場合には文末の句点は必要ありません。
>>162 できれば40字くらいで改行してもらえると読みやすい。
>昔あるところにお金持ちでいばりんぼの王様がいました
いばりんぼな描写をしよう。
>王様はそれらを手に入れるために他人にひどいことを何度もしていました
ひどいことをした描写をしよう。
例:王様は何でも欲しいと思ったら、兵隊をさしむけて国民から取り上げてしまいました。
言うことを聞かない国民は牢屋へ入れてしまいます。
>店長はとても驚きました。王様がいい人になったと思ったからです
困っているときに助けてくれたらいい人だけど、普通はいきなり手伝うと言われても困る
だけだ。
>卵は黒く焦げたかたまりになってしまいました。それを見て、店長はがっかりしました
王様は作る人ではなくて食べる人なのに、料理の腕を期待するのは不自然だ。
>わしは人々に優しくしておる。しかし、わしは人の心を手に入れられてない気がする
なぜ他人に優しくしているのに人の心を手に入れられてない気がするのか描写しよう。
>王様は悩みました。人を大切にすると言うことがどういう事かわからなかったのです
旅人に「どうすればいいのじゃ」と聞かないのは不自然だ。
>人間が怪物に襲われています
街中に怪物がいる理由を描写しよう。
>王様の心には自分を削ってでも相手を助けるという人の心が
削るでは意味が通じないので、捨てるにする。
例:王様の心には自分を捨てて他人を助けるという人の心が
>>186 俺が人なのか虫(蜘蛛?)なのか判断に迷った。
>俺がここにやって来たのは、住み慣れた隣家
引越しをしたことを先に描写しないと、読者を混乱させる。
例:俺がこの家に引越してきたのは、住み慣れた隣家
>ホウキと怒声で締め出されたからだけではなかった
締め出すのは外から中へ入ってこないようにすること。追い出すにしよう。
例:ホウキと怒声で追い出されたからだけではなかった
>その時の俺に言わせれば、そんな不安はどこ吹く風だ
その時の俺が言ったのだから過去形だ。
例:その時の俺に言わせれば、そんな不安はどこ吹く風だった
>故に、その数日後に行われた
厄介払いされて引越したのだから、その数日後というのは現在のことかな。数日前に女を
見かけて、今日追い出されて引越したの方が分かりやすい。
>>199 >車の中ではクラシック音楽が
中ではだと外はどうなんだということになるので、別の表現にする。
例:クラシック音楽がハンドルを握るぼくの〜
>自宅に着いてからすることを想像した
この文がなくても意味が通じる。
>今夜はあれを見なければならない。絶対に見るのだ
そこまで強調する理由を描写しよう。
>ライトに照らされ人影が現れた
視点はぼくなので、照らされではなく、ライトの光にする。
例:ライトの光に人影が現れた
>緩い速度でブレーキを踏んだのが幸いして
アクセルを踏んだばかりだ。
>ぼくは頭が破裂しそうになる。破裂した。するとあらゆる情報伝達を受け付けない世界に
>ぼくはテレポートした。自分から、情報を生成することもできない世界。そこにぼくは永久に
>閉じ込められたのだ。
そう確信した理由を描写しよう。
>>209 >>212 ほんとこいつの言うこと聞いてたら駄目だと思うわ。
「車の中では」が主語だと思うなんて頭が悪すぎる。
こんなレベルの能無しが人様の文章に四の五の口出すのは烏滸がましいとしか言いようがない。
図々しいその神経が厭だわ。
どういう糞みたいな親が育てるとこういう鈍感なクズができあがるんだろう。
おぞましい。
216 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/10(月) 21:12:47
「碇くん。」
「なんだいあやなみ。」
「さっきの漢字。」
「え。」
「さっきの漢字に心があったらどうなると思うの。」
「え…あ。」
すたすたすた
(さっきの感じに心が…綾波も時々哲学的なことを言うからな…どういうことだろ…ン)
「どうしたのアスカ、顔が赤いけど。」
ドスッ
217 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/10(月) 21:24:47
誰だ64リンクバトラー見てる香具師!!
あれはいいゲームだった。64のGガンの合体技が燃えた
。
シャッフル同盟拳である。
行頭に句点を置くな。
批評家のみなさんへお願い。
>>215はスルーでお願いします。
投稿者フルボッコで可哀想だけど、批評家の指摘がなかなか鋭くて面白いね
221 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/10(月) 21:54:25
>>218 ねちねちうるせえやつだな。
こんなスレで句読点にこだわることに意味があるとおもってんのかね。
だいたい、おまえに句読点の本当の使い方がわかってんのかよ。
いきなり文頭に「。」が来ていることの効果も理解できないくせによ。
すれの進行の邪魔だから、さっさと、自分の巣に帰って寝てろって。
きさまに、文の書き方指南させるいわれはないね。盛大に文頭につかってやるよ。ほれ↓
。
効果なんてものはないだろうね。
あるとしたら「こいつ中卒か……」くらいなもんでそ。
224 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/10(月) 22:09:25
まあ
そうなんだよな。ネットの文字効果は印刷のそれと異なる
。
225 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/10(月) 22:10:24
まあ
そうなんだよな。ネットの文字効果は印刷のそれと異なる。
※さあ みんなでかんがえよー!
顔文字のことじゃね?。。。。(´・ω・`)
227 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/10(月) 22:13:30
プラネテス「ためらいがちの…」って何話だったかね。… あったかな。
結構終盤だったかな。ともあれアヌメ版の愛ぼんもいや〜ぁなをんなである。
短髪をんなにゃきおつけろっ む をとこも同じなり。短髪どーしでくついて
くれりゃーえいのに そもゆかん。おそろしやおそろしや。
228 :
116:2008/03/10(月) 22:37:46
遅くなりなりました。酷評ありがとうございます。
>>117 話者である僕が家の縁側にいるので、その建物の立地条件は書かなくてもいいかなと思ってました。
でも話の土台になる所ですからね、抜かしてはダメですね。
あと、見える風景についてですが、おっしゃるとおり庭とか、山とかそう言ったものを書いてませんね。忘れないように意識していきたいと思います。
ストーリーはここから会話ばっかりが続く変なものなので、そこも考えどころだと思ってます。
>>118 二重表現については盲点でした。そのように感じさせる事が多々あるようですね。勉強になりました。
比喩の大仰さや、『僕』の感想が大袈裟なのは、『僕』が犬だからっていうオチでどうにかしてもらいたいです。
多分、それでも違和感は残りますよね……
表現についてもっと丁寧に考えてみたいです。
あと、粉雪についてですが、粉雪も降りしきるものだと私は思います。軽くてさらさらした雪が粉雪なのではないでしょうか?
>>155 改行は四十字ですね。了解しました。
彼女とよしゑさんと描写した理由は、作品の最後にオチとして出すようにしているのですが、彼女が幽霊で、よしゑさんが猫だからなんです。
オチなので冒頭では書きませんでした。
内容の重複や、言葉選びなど、いろいろ考えていきたいです。
ありがとうございました。
>>215 は〜が〜の構文は日本語独特のもので、
例えば「象は鼻が長い」という文章の場合は「象」と「鼻」のどっちが主語なんじゃい?
二重主語とちゃうんかい!
という議論は昔からあったわけ。
そこをグダグダ説明して異端の三上とか持ち出しても仕方ないから端折るけど、
「象は鼻が長い動物である」と解釈すると「象」が主語になることが分かると思う。
で例文にいくと
>車の中ではクラシック音楽がぼくの鼓膜を優しく撫でる。
この文章は
a)【車のなかでは】クラシック音楽が流れている。
b)その音楽が【僕の】鼓膜を優しく撫でる。
という二つの文章を合成したものだからの二重主語っぽく感じるほうが正常。
>>228 >あと、粉雪についてですが、粉雪も降りしきるものだと私は思います。
>軽くてさらさらした雪が粉雪なのではないでしょうか?
粉雪というのは、細かい粉のような雪なので(イメージ的にはともかく)
降りしきることはありえる。
降りしきるというのは、絶え間なく降る、盛んに降るという意味なので
晴れ渡った状態で、雪が降りしきるということはありえないと思う。
天気雨とか天気雪なら(もちろん雲はあるが)、ちらほらと舞い落ちる程度なはず。
>雲ひとつなく晴れ渡った清々しい青空に輝く太陽の下で、冷たい
>白雪は音もなく降り続けていた。快晴の空に降る粉雪の午後だ。
>降りしきる雪を眺めていた。
この流れだと、降りしきるという表現は不適当。
改行と折り返しを混同するな。
また荒れているなぁ。
アマもプロも関係あるか。信頼されることを「した」やつが信頼され、しないやつが
見下されるだけだ。
言っておくが
>>186は激ウマ。蜘蛛視点から見た世界の情景描写をわざと書かない
でいるのはもったいないが、状況はちゃんと描写できている。
>>187-188、
>>190は相手にしなくてよい。「あほ」「アホ」をNGワードにしておくといいよ。
>>191については
『あの家に未練はない。』と『巣を離れる痛みと絶望感』を同時に言える心情は存在
するよ。アンヴィヴァレンツって、いうの。
ただ
>>191が「わざとぼかして書いているからか、」と言っているとおり、このスレでは
主人公が動物だとか、叙述トリックとか、そういう仕掛けのある文章は好評を得にくい。
おたがい初対面だから、「批評者を騙してやろう」という意志の見える投稿はどうも受
け入れにくいんだな。
蜘蛛視点にするなら美麗だとかは野暮だな。
べつの意味で蜘蛛視点になってない。
ま、なる必要もないのだろうが、なったほうがおもしろくなったろう。
>>233 > おたがい初対面だから、「批評者を騙してやろう」という意志の見える投稿はどうも受
>け入れにくいんだな。
違うな。
叙述トリックというのは、必要な情報を隠す書き方になるのでどうしても不自然になる。
トリックが成功したかどうかは、作品全体を通して読まないと判断できない。
よって、一部分だけを投稿すると不自然な部分を突かれて評価が低くなる。
また、基本情報を的確に描写する能力がないうちに、情報をぼやかして隠す書き方を
していると、当然ながら上達が遅れることになる。
よって、叙述トリックはやらないほうがいい。
>>186を激ウマとか言う雑魚がコテにしてるなんて終わってるとしか言いようがない。
239 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/11(火) 00:43:17
おお
やっと普通の方がちらほら。…(ふらっ
※ミポリンりすぺくと
※古田でわない方
愚かな批評者ども、おまいら全ての人間が同じ価値観を共有しているとでも思っているのか。
それなら、何故、山田鬼ごっこはあんなにも売れた?
乙女のようにおめでたい奴らだ。この世に絶対など無い。
投稿者も同じだ。
誰の意見が信じるに値するかは自己判断だ。
それすら見誤るようなら、始めから作家を目指す資格なんぞ無いぞ。
酷評の酷評? 好きなだけやれ。誰も見ていないところでやって何の意味がある。
いや、むしろ古田のほうが
242 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/11(火) 00:49:01
信頼されるされないよか
面白いか面白くねーかだろうなあ。その指標はむつかしいのある
。
243 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/11(火) 00:50:29
「乙女のようなおめでたい」なんて恥ずかしい事を書く奴は絶対に女を知らないと思うわ。
245 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/11(火) 00:58:03
えっとねえ。
考える とは かむかへる 神に還る ぽいことでネ
やまとことば 音に頼ってものことおかむかへねはならぬらしひ
そしテ 感じるとは 漢字る んーと 昭和「戦後民主主義」的お気楽極楽な
表面なぞるだけの読み取り方。で
俺はしばらくの間いにしへのだな めんどっちい解法に従って読解してきたのだがな
昭和の頃のほーが 文章を読むのがしゃーわせだったなーと築いたのだ ン
デエ
いかんせん ツーコトヨ。かむかへつてると 理力がみにつかないとゆう噂も
俺が流してる。
246 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/11(火) 01:01:57
まーただ
理力 を分解するとだな 「おうのさとのちから!!」とかおもっちゃる特典はついてくる。
それが正しいかどうかは別にしてだな。理に弱い中国のゆうことだど。さういふことも かむかへよ。
善悪きっぱりなアレにもだな やはし汲むとこはあんでねべかとおらおもいだしとる。のうルーク。
247 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/11(火) 01:05:53
>>240 >それなら、何故、山田鬼ごっこはあんなにも売れた?
まてまて。
山田鬼ごっこ以外、あんな作家が出てこないことに注目しろ!
249 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/11(火) 01:08:14
>>248 若い世代に矢鱈好戦的な潜在があるみたいだから
その浄解はこいつぁ。
250 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/11(火) 01:12:12
あっと
蛇足だが 別に念じてえっくすうぃんぐを沼から出せなんて ゆわんよんじゅん。
251 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/11(火) 01:18:55
俺は個人的にアルバート=アインシュタインがユダヤ人であったことと
わりかし敬虔でわりかし神についての造詣が深かってあの成果を成した
点を考慮し そのケルンに詰み詰みするためにわりかし心進まないが
聖書を追跡してきた。まーいろいろあったヨ。世界観は他人と大分
異なってしまったる。
252 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/11(火) 01:28:44
まったく「キリスト教さいこーフー!」「ユダヤじゃなくっちゃ!!」と
思わない。むしろ前者など 最悪の用いられ方をしている と考えている。
ただ、宗教中最もしんどい思いをしてる連中の、一二を争うものではないかとかは考える。
天皇家同様。
253 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/11(火) 01:30:20
ととと
売春ゆるすまじなイスラムも がんばってないとは言わない。
ただ ええとこどりすらええやん とはゆかねえんだなそう感嘆には。
254 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/11(火) 01:50:02
あっと
蛇足だが 俺左翼のつもりね。
最も心臓を守らなくてはならないために 自らの側から見て右端に居た男。
左端に居た男は 心臓逆転位(cf.ブラックジャック の香具師だったかもしれんのである。
いずれがパンピーか一目瞭然。である。
255 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/11(火) 01:52:12
べつに対立せいとはゆうとらん。
ただ、理解の為にはすこうしばかり 酷いなにくれもありうる。
256 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/11(火) 03:52:16
http://19810623.blog37.fc2.com/blog-entry-8.html 、、、途中まで。少し飛ばした部分がありますが、ご指導よろしく。
Something New
今日風日好 今日 風日 好ろし
明日恐不如 明日は恐らく如かざらん
擬古 ー古のうたに擬えてー 李白
1
「まるで僕はキャリーの車輪ですよ」と思っている。
なるほど車輪だ。
成田空港第一ターミナル南ウィングでのジョージはまるで、
傴僂(せむし)のように丸まり女の荷物を飼い且つ支配されていた。
彼が前の尻の上に釣られたipodからは何も聞こえない。ただ彼女の
耳朶(じだ)に音無しく収まっていた。事実マ—サーにしたらイヤリングの
代用でしかなく、その限りサングラスと大差ない扱いである。
「そもそも僕が荷物を引き受けなきゃ、彼女だってあんなにcoolでいられる
わけがないんだ。」。彼はダイアログとか問答なんかとは縁の無い国の
人らしく考えた。「それからなんだって、あんなに“アメリカ”するんだろう
か?」・・・・・・・・・・
夏の日が長いのに空調の冷気が女につらい。それでもマ—サーはほとんど日本ご用達セレブの“成コレ”よろしく、氷結した破顔のままだった。
しかし彼女はそれでも現実の人である。
「ねえジョージ。“手打ちうどん”って知ってる?」彼女は言った
「“実演”=Demonstrationって書いてあるわ」。
兎も角、彼らは日本にいる。アメリカは西海岸。お品書きにありそうな、
「燻しオレンジ」色の太陽の沈む街から、はろばろやって来たわけだ。
長くなるんで、つづきはブログで、、、。
IP検索すりゃすぐわかんじゃんw
自演まみれだよw
260 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/11(火) 06:31:33
>>260 ※※ 時々いたずら目的で本人を騙ってHPアドレスを載せる輩がいます。
HP掲載の文章の批評を希望する人はそのページ、もしくは自BBSに<2ちゃんにて批評依頼中>
と入れてください。クリックして見られる『隠し』でもかまいません。 無い場合は高確率でスルーされます。
スレに直接貼る場合も、一言書いておいたほうがスルーされにくいです。
262 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/11(火) 07:08:29
>>261 サンクス。
、、だけど前スレで何度か投稿したけど、指摘されなかった。。。
<2ちゃんにて批評依頼中>を、本文冒頭に置きましたので。
改めてご指南・ご批判よろしくどうぞ。
263 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/11(火) 08:42:05
作文は読みません。
264 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/11(火) 08:50:39
DAEMONSTRATIONとしないのは きょうじ?
>>256 小説というか、日本語に問題があるレベル。
意味不明な文章の羅列。
まず冒頭、誰の視点で語られているのかがわからない。
>「まるで僕はキャリーの車輪ですよ」と思っている。
>なるほど車輪だ。
誰が車輪だと思って、なるほどと同意したのは誰?
神視点ならば、人物のような主観を入れるのはよくない。
登場人物の心理なのか、神の心理なのかわからなくなるから。
第三の人物、俺なり僕なりがいるならば主語を入れてわかるように描写しないとダメ。
>彼が前の尻の上に釣られたipodからは何も聞こえない。ただ彼女の
>耳朶(じだ)に音無しく収まっていた。
ipodをしているのは女だろ?
聞こえるか聞こえないかは女にしかわからないから、主語が「彼」ってのは
おかしいだろ?
ほぼ全編こんな感で、文章も下手で表現も一人よがり。
まず変に凝った表現を使わ、主語を入れながら普通に書くこと。
ポエムなんだから
これはこれでいいんじゃないかな。
267 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/11(火) 10:14:27
>なるほど
>>265は 田各
>>265 が 大満足する
>>265 musut noto to be satisfied う゛ぇry machomachiomatchio
つんでれー?
268 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/11(火) 10:17:19
269 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/11(火) 10:18:54
マア尤も
当該大竜口語発症御方懸念大。
宇宙唯一ツンデレツン能力者確率不能不疑念
>>256 >『彼は』ダイアログとか問答なんかとは縁の無い国の人らしく考えた。
とあり、マ―サーを『女』、『彼女』と書いているのだから、冒頭は
>「まるで僕はキャリーの車輪ですよ」と『彼(男)は』思っている。
としてもいいんじゃないかな?これで幾分かわかりやすくなる(と思う)。
てかなんで『マ“―”サー』?
> 彼が前の尻の上に釣られたipodからは何も聞こえない。
意味がわからない。ひょっとして、彼『の』?
ちなみに、正確には『iPod』。Pは大文字だと思う。
>ただ彼女の耳朶(じだ)に音無しく収まっていた。
何が彼女の耳朶に収まっていたの?iPod?
最近の音楽家電に詳しくないんだけど、iPodって耳たぶにするものなの?
それとも彼女には音(音楽)が聞こえていて、
音(音楽)が彼女の耳に収まっていたって意味?
『音無しく』とあるからやっぱiPodか?
ヘッドホンやイヤホンの類いは描写にないし。わからん。
>彼女だってあんなにcoolでいられるわけがないんだ。」。
> 「“実演”=Demonstrationって書いてあるわ」。
句読点の書き方は統一しよう。
> 夏の日が長いのに空調の冷気が女につらい。
???一般的に女性が冷え性なのは知ってるけど、意味不明。
女が空調の冷気をつらく感じているのは夏の日が長いせいではないでしょ?
265氏と同じく、まずは普通に書くべきだと思う。
凝った表現はそれが出来てから。
引用符に「」を使うのは濁点との誤読を避けるため。
くぉーと使うなボケ。
272 :
186:2008/03/11(火) 13:41:28
返信遅くなりました。すみません。
まず、「隣家」についての意見がありましたが、大前提の話をすると、主人公
は蜘蛛です。ですから、巣を作ってしまえばその家は蜘蛛の住み家となります。
人によって捉え方が違うのでこれ以上何とも言えませんが……。
>>208 >>233 >>235-236 ありがとうございます。
漠然とした文面にして面白く仕上げようとしたのが、返ってあだになってし
まいましたね。
描写や情景は、読み手側が受け取りやすい内容にまとめる……とても勉強に
なりました。
>>257 違います……と言っても証拠なんてないんですけどね。
>>189は僕ですけど……w
>>256 神視点なんだろうね。それで視点があちこちに飛んでいて読みにくい。
ジョージの内面に入ったり、マーサーの内面に入ったりで、ストーリーの進行役が
わからない。さらに情景や人物の描写がほとんどなく、文章のねじれも多い。
とりあえず三人称のジョージ視点にするとこんな感じ。
この短い文章で、マーサーへの視点変更はやらないほうがいい。
成田空港第一ターミナル南ウィングは(情景描写を入れて)混雑していた、
○○を着たジョージは(顔立ち表情の描写を入れて)せむしのように背中を丸め、荷物が
山積みになったキャリーカートを押していた。その数歩前をマーサーは(服装や髪型の描写)
颯爽と歩いている。
ジョージはその後ろ姿をみて、俺はキャリーの付属品かよと呟いた。
荷物の大半はマーサーのものだ。なのに彼女は手ぶらでバッグ一つ持たず、腰にiPodを
つけているだけだった。イヤホンは耳朶に収まっているが聞いてるわけじゃない。ファションと
してやってるだけだ。
274 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/11(火) 14:07:10
>>270 【てかなんで『マ“―”サー』?】
作中の人物名「ジョージ」と「マ?サー」は、
【ヴァージニアウルフなんかこわくない】(Who's afraid of virginia woolf?)から借用。
理由はあってないようなもの。
【彼が前の尻の上に釣られたipodからは何も聞こえない。
意味がわからない。ひょっとして、彼『の』?】
「彼が前」というのは「彼の前」と同じだが、より所有の度合いが強い。
より近いという意味。それと無論「某が前」というような表現は、造語でもなきゃ
特段めづらしくもない。
【「まるで僕はキャリーの車輪ですよ」と『彼(男)は』思っている。
としてもいいんじゃないかな?これで幾分かわかりやすくなる(と思う)。】
うーん。最初は「と彼は思っている」だったね。ただ、直後にジョージとくるんでね。
地味に迷った。まぁ趣味の範疇と感じる。
【 何が彼女の耳朶に収まっていたの?iPod?】
イヤホン
【最近の音楽家電に詳しくないんだけど、iPodって耳たぶにするものなの?
それとも彼女には音(音楽)が聞こえていて、
音(音楽)が彼女の耳に収まっていたって意味?
『音無しく』とあるからやっぱiPodか?
ヘッドホンやイヤホンの類いは描写にないし。わからん。】
結論を言うと「耳朶」には「みみ」という意味も普通にある。
「耳朶を打つ」「耳朶に触れる」。
つまりipodは稼働してないってことなんだが、、、、これも直後に「事実マ—サーにしたらイヤリングの
代用でしかなく、」と書いたし、そうでなきゃジョージの台詞につながらん。
275 :
199:2008/03/11(火) 14:11:02
>>203 たしかに主語が二つより一つの方が、すっきりとしていい感じですね。
>>207 何かに例えるなど、面白い表現をもっと考えてみます。
>>209 スピードが出ているかどうかは楽して曖昧にしたところがありました。
やっぱ簡単に見抜かれてしまいますね。
注意したいと思います。
>>210 主語が二重にならないように気をつけます。
>>214 ”中”を使うと”外”をかかないといけなくなってしまうのですね。
ありがとうございました。
276 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/11(火) 14:13:35
>>274の続き
【ヘッドホンやイヤホンの類いは描写にないし。わからん。】
さぁ、今すぐブログで続きを読むんだww
【句読点の書き方は統一しよう。】
了解。
【女が空調の冷気をつらく感じているのは夏の日が長いせいではないでしょ?】
一応断わり書きすると。「夏の日が長い」というの日没が遅いって意味じゃない。
少なくとも此処では。「日差しが強い」という意味ですよ。まさかとは思うけど。
因に参考として。「人間の心が象徴の探求を始めると、それは理性の把握を超えた
観念に導かれている。「車輪」の探求は、われわれの考えを、神なる「太陽」の
概念に導くことにもなろう。」 人間と象徴 C.G.ユング著 より
>>272 だから隣家ってどこの隣家なんだよ。
あとのほうまで読み進めればクモが住んでいた家の隣だとわかるが、
最初に隣家と出てきた段階じゃ作者以外には、はぁ? ってなる。
「どこの」隣なのか書かれていないのだから。
叙述トリックのような、ばらすことで落ちにつながるような重要な部分でもない。
そういうところで、あとのほうまで読み進めないとわからない表現を使うのは、うっとおしいだけ。
これは描写をぼかしたとか、解釈がどうとか、そういうレベルの話じゃないぞ。
はぁ?にはならんよw
隣家でおk
274の文章は実はこんな深い理論に基づいて書かれていたのか…
>>274 >>276 遠慮して書いてたんだけどさ、はっきり言ってそういうレベルじゃないと思う。
12歳の文学賞というコンテストがあるんだけど、ローティーンでもあなたより
まともな文章が書けてるんだよね。
自分の文章のおかしさがわからないなら、ここでアドバイスを受けても無駄。
滅茶苦茶な文章が個性だと思うなら、どこかに応募してみるといいよ。
281 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/11(火) 14:42:26
>>280 【遠慮して書いてたんだけどさ、そういうレベルじゃないと思う。】
2chで遠慮(爆笑)。
【まともな文章が書けてるんだよね。】
じゃあ
>>273の文章どう思う?ww
【自分の文章のおかしさがわからないなら、ここでアドバイスを受けても無駄。】
末永いお付き合いを。
ところで批評が序盤ばっかりな気が。全部コピペしないとスルーされちゃうのかなー。
282 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/11(火) 14:53:28
>>186 別に隣家にはなんら違和感ないな。批判されてるようだけど。
ただ、設定を外に変えた方がいいと思うよ。
いくらなんでも一つ屋根の下に、長年長閑としてられんでしょ。
>>281 序盤が日本語になってないから、それ以上は必要ないってこと。
そこを指摘しても理解できないならここにくるだけ無駄。
284 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/11(火) 15:00:39
主語述語のしっかりした文章が書けること。
最低限これができないと小説を書くのは無理だわな。
視点の問題や描写の濃淡、設定やストーリーってのは、普通の文章が
書けるようになってからの話しだから。
確かに256の文章はあんまりだが、それでもはじめの部分は素晴らしいと思う。
今日風日好 今日 風日 好ろし
明日恐不如 明日は恐らく如かざらん
ただこのはじめの部分から下がだめなんだよなぁ。残念。
287 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/11(火) 15:17:00
2
蝉時雨(せみしぐれ)
破れて招く(やぶれてまねく)
木下闇(こしたやみ)
・・・と今朝ジョージは二人が起居するウィークリーのアパートで、“金鳥”の蚊取り線香を焚きながら、
端近で風鈴と虫のすだく和音に気もそぞろでいるうち、目近に迫る暑中の脈の白く高い青葉が、
さやかな風と微温的な郷愁を彼に送ったが、
混淆(こんこう)して紛うことないランスタンの蠱惑(こわく)な香りが彼の気に障った。
「風流とは“何か”に気遣いするということじゃないかと思うんだ。例えば“森”という字と“林”という字があって、
ちょうど雨の切れ目に立ち会えた時のように、一株落ちたその瞬間をたまさか見れたとしようよ。そうだとすれば、
僕らは“何か”を感じるに違いないよ。寒いとか、さみしいとか。・・。」
マ—サーは四つ足の短い方形のテーブルに残る、背の高く括れ(くびれ)のある温気(うんき)で汗がびっしょりなグラスを最前まで載せていて、
今はお役御免のコースターの輪の曲線を、ラメで目も綾な指先で痙攣的に出鱈目に切っていた。
「Umm.あるいは“林”から“竹”を連想したとしようよ。それは文字面(もじづら)からだろうとなんであろうと、そういった動機は抜きにしてともかく
“竹”を想像してごらん。そこから“何か”が生まれるに違いないよ。例えば虎とか殺人現場とかね。
だけどそれは自然な、、、天然の果実を見つけたようなもので美味しくいただくか唾棄するかは価値決め云々の問題さ。ねえマ—サー。ところが君ときたら、
この夏の盛りに、それも日本の夏の盛りに秋冬用の紛々たるものを匂い立たせるわけだ。風流が
兎角というよりも趣味の甲乙なのかも知れないね。いやまったく、、、」
「ところがあんたときたら」彼女はコースターの曲線を拭うと、次いでイヤホンを耳朶に嵌めて、
チューナーを合わせるようにジョージの危篤患者の心電図の抑揚を持った音域と
、耳元にいる「清春」の切れない癲癇の脳波に似た“こぶし”との調和にてんてこ舞いだったが、
いよいよ堪えきれなくなった。
288 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/11(火) 15:20:41
「わたしがひさし髪にしたのにも気付かなかったでしょ?それとも人を選ぶのかしらん、、、お点前とでも或いは神父の肥えた桃色の肉叢(ししむら)とでも例えてみようかしら。あんたのこと。」
「ところがだ」彼はほとんどジェリーのトムに対峙する際の膂力の余らせ方で言った。「僕はとっくに気付いていましたよ。君がひさし髪にする前からと言ってもいいくらいにね。」
なるほど彼は事前に承知していて、それは予測以上の確実さではあったのだけれど、
かといって予知とかイタコしたとかではなくて、世界中の国政選挙で人民某党が勝つのが開票前に“当確”という意味で、である。しかし彼のつぶらな瞳(彼が他者に与える印象の凡そ半分は
この瞳が領しているのだ)の下にうっすらとしかし確実に隈が露出し始めていて、それをマ—サーは女のメイク落としののっぴきならぬ事情や手管で発見し原因も素早く見抜いた。
「可愛そうなジョージ。ひねもす心理カウンセリングに勤しむジョージ。無報酬、無効果、無資格のジョージ。でも本当は、」彼女は言った「あなたにこそ必要なのよ、カウンセリングが。
それも週に八日のコースね。でもその意味は、あんたが“八日目”にずっと生きているというのと、もちろん関係ないわ。」それからちょいと科(しな)を作り、勝ちさびに言った。
「目ハ口「ヨリ」モノヲ言ウ」ってこの土地の言葉よ。
ジョージは「心の貧しき者は、、、」という警句に魅力を感じたが喉元で止めた。それはマ—サーに信仰を期待できないのと、そもそも自分が無神論の信仰者ということを思い出したからである。
(閑話休題:こういった短い小説でまいてやそれ用の章も設けずに、よもやま話というのは滑稽でいたくお気に召さないであろうことは、十全と承知しているつもりでおりますが、信仰者とタイプした刹那、
その昔に私が生まれた土地にあって一時浮かれたように通ったことのある、鄙びた天主教の長老派教会を思い出したのです。(そこは三階建てで一階が待機室、二階が礼拝所、三階が牧師先生一家の自宅といった造りでした。)
そのエントランスには、十一献金用の簡単な造りの函と献金者の記帳ノートの混み合った場所に、今月の行事と題字された「福音通信」があって、その裏表紙に決まって「使徒信条」が箇条書きされていたのだが、
内容は全く覚えていない。
289 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/11(火) 15:23:50
ただ水曜礼拝の夜の部が終わり、牧師一家の夕餐のお招きも恭しく(いかにも!)断わった後、見舞客のもういない、
まだプライムタイムというのが嘘のような総合病院の静けさに似たエントランスまで、牧師先生が見送りに一緒に降りてきた日のことです。
大袈裟なつくりの(それは貫を抜くように出来た自家発注の木戸なのだ)出入り口を蝶番(ちょうつがい)の凄い音に改めて驚きながら出ると、
足下から夜気の煙嵐(えんらん)が上がってきて、それでかえって私の注意が夜空に向いたのです。
金平糖の白いのばかりが、冬の澄んだ空にクルクル回ってるように明らかな晩でした。
私が「先生。映画でよく出てくる“告白”する、、、そう狭くてバカに窓が高い所にある部屋の、それから中仕切りがあって、そこの小窓が
開くと格子の向こうに先生がいる、それで「汝の心を平安にして云々」とこう信者に話し掛ける部屋がありますよね。
あれって此処にはないんでしょうか?」
「それはきっと“告悔室”のことでしょう。カトリックでやるんです。うちはプロテスタントですから、、、
でも悩みがあるんでしたらお伺いしましょうか?」そう言うと先生は眉間に小皺が川の字になって、
290 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/11(火) 15:29:08
>>287-288 何が書いてあるのかわからないレベルだけど、自分ではおかしいと思わないんだろ?
自分だけが分かって、自分だけが理解できる文章でいいならチラシの裏で十分。
他人に見せる必要はない。
テンプレは読まない。基本的な主語述語の関係もわからない文を書く。
通常、2chでは『>』を使って表記するような部分を【】という括弧で表記という
空気や、相手が読みやすいかどうかといったことに対する配慮がゼロの、まったく無意味な自己表現。
そしてそれらを直す気もない。あげくの果てには、スレに対する容量つぶし。
精神病って言ったら精神病に怒られそうだな。
なんかアレだよね。
意味不明な文章がアラシ君に似ているw
293 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/11(火) 15:39:04
主語述語主語述語と五月蝿いねー。
その理由: 主語を等閑して述語の先行を許し、つまり「・・・〜である。」から
(そう在るべき)「〜は・・・」というような、仮令「人権を鑑みて云々、
国際社会が云々、・・〜シカシカの為、地方に限っては永住外国人の方々にも
参政権を認【める】乃至認め【ている】」べき「日本は・・・」では、
そこには既に、日本(主語)は存在して【いない】のであります。
然ればやがて「(大きく主語)日本は憲法で主権在民を謳う以上、
(大きく述語)地方参政権を持つ永住外国人は国政にも参加出来る【べき】」
というような《なにがし弁証法》のいわゆる止揚を経験して、挙げ句に
「かくして淘汰され日本は進化した」という大団円を迎えるが、
それは悲劇的喜劇である。けだし既につねに日本は存在して【いない】から。
すなわち、「主権は属人的にも属地的にも分割できない」の謂いは、「日本が
存在して【いる】」まさにその為の制御“措置”なのだが、このような自明なことも
鈴木大拙の(うろ覚えでありますが)「川は川。山は山。禅を始めてみると川は川に
見えなくなり、山は山に見えなくなる。ところが悟りを開くとやっぱり川は川。
山は山。と見えるようになる、」と。あるいは禅の公案・「趙州洗鉢」で「あまりに
はっきりしすぎたことで、かえって得るのに時間がかかる。云々。」とありますが
これは「僕が外国人参政権に反対する理由」からの適記だが、あんまり五月蝿いからさ。。。
>>293 まともな文章が書けるようになってから投稿するようにお願いします。
295 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/11(火) 16:00:03
>>294 まともな文章を書きたいから投稿してるんですよ。
マジかよw
297 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/11(火) 16:19:07
>>295 じゃあ一箇所だけね。
主語述語をはっきりさせて、意味の通る文章を書くようにしましょう。
>>287から
>・・・と今朝ジョージは二人が起居するウィークリーのアパートで、
>“金鳥”の蚊取り線香を焚きながら、
>端近で風鈴と虫のすだく和音に気もそぞろでいるうち、
>目近に迫る暑中の脈の白く高い青葉が、
>さやかな風と微温的な郷愁を彼に送ったが、
>混淆(こんこう)して紛うことないランスタンの蠱惑(こわく)な香りが彼の気に障った。
これ一つの文章なんですが、何がいいたいのかわかりません。
主語はジョージですが、後半は捩じれてますね。
「ジョージは〜彼の気に障った」
これだと文章がおかしいでしょう?
途中から「青葉を擬人化」して主語にすえてるからおかしいわけ。
主語述語を整理して文章を分けるよ。主語はすべてジョージになる。
1)(ジョージは)蚊取り線香をたいた。
2)風鈴と虫の音が聞こえていた。
3)窓のすぐ外にある、青葉が香った。
4)その匂いが気に入らなかった。
ということでしょ?
だから途中で主語を捩じらずに書けばいいわけ。
純文学とポエムは
同程度にくだらないから好き。
それは自分がくだらない人間だからだろ。
みんながそうとは限らない。
>>295 >・・・と今朝ジョージは二人が起居するウィークリーのアパートで、
“金鳥”の蚊取り線香を焚きながら、
端近で風鈴と虫のすだく和音に気もそぞろでいるうち、
目近に迫る暑中の脈の白く高い青葉が、
さやかな風と微温的な郷愁を彼に送ったが、
>混淆(こんこう)して紛うことないランスタンの蠱惑(こわく)な香りが彼の気に障った。
主語はジョージということで具体的に修正すると、こんな感じ。
冒頭で主語を明示してあるから、以降の文章は主語を省略しても意味が通る。
『ジョージは二人が起居するウィークリーのアパートで、 蚊取り線香を焚きながら、
風鈴と虫のすだく和音に包まれ気もそぞろでいた。
窓の外、目近に迫る脈の白く高い青葉が、 さやかな風と微温的な郷愁を彼に
【送るかのように】ゆれた。その蠱惑(こわく)な香りは彼の気に障った』
【 】の処理で青葉の擬人化をやめたのがわかる?
「青葉が郷愁を送る」と断定すると、青葉に人格を認めることになるから
そういう風に見えた、という風に処理するわけ。
あとは過剰な装飾をやめること。
日常的に使わない漢字は極力使わないこと。
ついでに、神視点がなぜよくないのかというと「主語」が安定しなくなるから。
主語が安定しないということは、視点の狂いにもつながるわけね。
人物視点なら、例えば「ジョージ」ならジョージで主語で安定するわけ。
基本的にはジョージから見た光景を書くことになる。
第三者の行動を書く時も(〜と言う風にジョージには見えた)という補足を意識すると
おかしな文章にはならない。
逆に神視点を使っていると、初心者のうちは視点が狂っても気が付かないことが多いので
いくら書いても上達しない。何作応募しても一次通過ができない人は、神視点でガチャ文を
書いているか、一人称で自分語りをして客観描写ができない人が多いね。
303 :
1/2:2008/03/11(火) 17:06:12
よろしくお願いします。
親の強力な発言力によって、ぼくは、ほとんど強制的に、予備校塾に通うことに
なった。その建物は自宅から電車に乗って一時間かかるところにある。まだ
高校二年生というのに剣道部を辞めさせられ、予備校に行かせられるのは、
心底横暴だと激怒したのだが、警察官職の厳格なる父の前では、猫に睨まれた
鼠のように身体が硬直し、窮鼠猫を噛むなんて話は夢のまた夢で、父こと閣下の
お言葉通りに全力を注がないといけないという、そんな家庭にぼくはいた。
自宅への帰り道は新鮮ではあったが、気持ちがやや暗くなった。なぜならいつも
部活で遅くなって、薄暗い中を下校するのが当然だったから、こんな日が照っている
時間帯に、筋肉痛を起こさず帰路につくのは何か精神的に楽しているようで、
あまり好きじゃない。
自宅に到着すると、自室で制服を脱ぎ、オレンジと白のしましま模様の
ポロシャツとジーンズに着替える。ノートと筆記用具をバッグに放り込み、家を出た。
少し歩いたところに駅があり、都心に向かう側のホームに立つ。急行が止まらない
ので、途中で、急行に乗り換える。そして目的駅に着いた。
ぼくが通う予備校塾は駅前にある。駅前の一等地に立ってるだけあって、
その学び舎は立派だ。ガラス窓が綺麗な、七階建てのビルだった。
受付で、ぼくの行くべき教室を聞いて、エレベータに乗る。三階で降りた。
部屋の番号は302号室。すぐに見つけて入室した。
部屋は学校の教室より広いと思う。まだちらほらとしか生徒が座っていなかった。
時計を見ると、まだ授業が始まるまで二十分ある。ぼくは真ん中辺の席に
座ることにした。授業が始まるまで、携帯電話をいじっていることにする。
友人にメールを送るのだ。『学校の後の授業、ダリー』とメール打った。帰宅部のアイツから、すぐに返信が着た。
『ばっくれてしまえば?』
『さすがにそれはできないだろ』とメールを打つ。
すると、ぼくのことなど知らぬという様子で『ご愁傷さまー』と返ってきた。
304 :
2/2:2008/03/11(火) 17:06:48
むかついたのでぼくは携帯電話をしまった。
気がつくと、前列から中央の席にかけて、八割がた席が埋まっていた。
ぼくはアクビがでた。その時のことだ。ぼくの横に女の子が立った。
「隣いいですか?」とぼくににこやかな顔で尋ねる。ぼくの身体は、雷に
打たれたような衝撃が走った。男子校だから、普段若い女子と会うことがなく、
まったく免疫がなかったのだ。ぼくは一度彼女の顔をちら見したが、それだけでは
済まない欲望が身体中うずまいて、彼女の顔をガシッと見た。彼女は微笑んでいる。
ぼくは無性に顔が赤くなるのを感じた。彼女を意識しているのがバレているのでは
ないか。ぼくの心の中がバレているのではないか。そんなことはないと、一生懸命
思おうとしたが、ごまかしている自分自身が、また恥ずかしくなった。とにかく
何もかもを一度止めたかった。しかしどうすればいいのかわからない。顔がじぃんと
赤くなるのを止められなかった。
「あの、大丈夫ですか?」
彼女は目をパチクリさせて言った。
―― 男女共学へようこそ ――
胸が高鳴った。
305 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/11(火) 17:07:01
>>298 「ジョージは〜彼の気に障った」
これだと文章がおかしいでしょう?
うん?
“金鳥”の蚊取り線香を焚きながら、
端近で風鈴と虫のすだく和音に気もそぞろでいるうち(に)、・・・1
目近に迫る暑中の脈の白く高い青葉が、
さやかな風と微温的な郷愁を彼に送ったが、・・・2
混淆(こんこう)して紛うことないランスタンの蠱惑(こわく)な
香りが彼の気に障った。・・・3
ですから、「私視点」(此処だと神視点?)なんですよ。
だから
(私は見ていた)今朝ジョージは二人が起居するウィークリーのアパートで、
“金鳥”の蚊取り線香を焚きながら、
端近で風鈴と虫のすだく和音に気もそぞろでいるうち(に)、
(彼の)目近に迫る暑中の脈の白く高い青葉が、
さやかな風と微温的な郷愁を彼に送ったが、
(さやかな風と)混淆して紛うことないランスタンの
蠱惑な香りが彼の気に障った。(私が思うに)
主格が多くなるのは趣味じゃない。
同じ人だろうけど。
>>301 主格の氾濫と同じ意味で、【包まれ】と【窓の外】これは嫌い。(まあ、端近が爪弾かれたから
こうなるんだろうけど。)
『目近に迫る脈の白く高い青葉が、 さやかな風と微温的な郷愁を彼に
【送るかのように】ゆれた。その蠱惑(こわく)な香りは彼の気に障った』
これは凄く参考になるな。。。特に【混淆(こんこう)して紛うことない
ランスタンの】これは悩んだね。要不用ね。
【青葉に人格を認めることになるから】
うーん。いいじゃんww
そもそも【送るかのように】っていうのも、人格化という意味では極どくない?
306 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/11(火) 17:19:04
ドストエフスキーの罪と罰を読み終わりました。
語り手が神視点になったり、神視点じゃなかったり、
ここの人なら酷評できるネタが満載のドストエフスキーです。
307 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/11(火) 17:22:45
18 :名無し物書き@推敲中?:2008/03/07(金) 06:19:53
>>15-16 描写がないよね。ほぼ主人公の一人語りで終わってる。
描写がないから、時代背景がわからないし、学校や人物の様子もわからない。
↑学校や人物の様子を書く必要は無い。退屈だ
308 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/11(火) 17:23:59
アナボッキン☆
>>306 >ドストエフスキーの罪と罰を読み終わりました。
>語り手が神視点になったり、神視点じゃなかったり、
>ここの人なら酷評できるネタが満載のドストエフスキーです。
一般的なテクニックです。
理解できない方はまねてはいけません。
310 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/11(火) 17:26:57
人間が地球を出た時に、宇宙人に地球の日常を表現した素晴らしい小説を見せてくれと言われたら、
その本は、上記で言われているように細かく書く必要があるのかな。
311 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/11(火) 17:30:08
>>305 文痴の相手は面倒だな。
なんとなく神視点を使ってるから、そういう勘違いが起こるんだよね。
>(私は見ていた)今朝ジョージは二人が起居するウィークリーのアパートで、
ここでいう「私」は作品中の人物ではなく、語り手としての「神」だから、人格をもった神だから
そういう主語を入れるなら意味は通じるよ。
ただ原文では「私の視点」であることは明示されていないでしょ?
だから捩じれが発生しているわけ。
「主語を明示」するようにしましょうというのはそういう意味。
ちなみに、作中人物ではない「神」が語り手ということになれば、ストーリーの進行は
その「神」が行う必要がある。
313 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/11(火) 17:31:54
314 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/11(火) 17:37:53
315 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/11(火) 17:40:45
芸 術 や
叩
な 羅
き ん は
壊 て 列 し
し
て
る
316 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/11(火) 17:44:04
>>314 完璧、詳細、綺麗なものも、芸術になりうると思うけどな。
その文章から素晴らしいものが想起させられたら。
317 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/11(火) 17:45:32
ズボ ン 私鉛筆 皿
情け 楽 閉まっ 高い 。舌 読み がらて
す ま きた だい
テク ダ 、、、、、、
、
318 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/11(火) 17:47:13
>>312 【ただ原文では「私の視点」であることは明示されていないでしょ?】
だから?文脈・紙背・行間から判断出来るだろうに。
【ちなみに、作中人物ではない「神」が語り手ということになれば、ストーリーの進行は
その「神」が行う必要がある。】
ふーん。なかなか良さげなHOW TO本を持っていらっしゃるのね。
319 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/11(火) 17:48:50
何
いなしやれま生も何
いなしやれま生も何
いなしやれま生も何
いなしやれま生も何
いなしやれま生も何
いなしやれま生も何
いなしやれま生も何
いなしやれま生も何
いなしやれま生も何
>>303-304 主人公不在のまま説明を羅列するのはよくない。
まず主人公を登場させること。
この例だと
>ぼくが通う予備校塾は駅前にある。
から始めてもいんじゃないかな。
主人公の目に映る駅前の風景の描写を入れて、
>ガラス窓が綺麗な、七階建てのビルだった。
につなげればスムーズに行くと思う。
プロフィールは後から出しても問題ない。
全体的に描写が薄くぶつ切れなので、一つ一つの行動を丁寧に書くように
するといいよ。
例えば
>むかついたのでぼくは携帯電話をしまった。
どこにしまったの?
バッグの中? ポケット? 電源は?
新しい人物(女の子)が登場したら、服装や顔立ち髪型、雰囲気など
描写を入れること。
>>303 もうちょっと、描写を描写らしく書いたほうがいいな。
冒頭一文は説明で、それは説明としてまとまっているからいいんだが、
次の一文の、
> 自宅への帰り道は新鮮ではあったが、気持ちがやや暗くなった。なぜならいつも
>部活で遅くなって、薄暗い中を下校するのが当然だったから、こんな日が照っている
>時間帯に、筋肉痛を起こさず帰路につくのは何か精神的に楽しているようで、
>あまり好きじゃない。
は、「説明調の描写」になってしまっている。
例えば、最初の「自宅への帰り道は新鮮ではあったが、気持ちがやや暗
くなった。」とかは、前段が説明なのでその続きで「塾に行くように
なった主人公が過去、塾に行き始めた頃常に感じていたこと」だと勘違
いする。本来、ここは、シーンの転換点であって、「塾に初めて行く
日のことだった。」という転換用の文があって、続いては描写を中心と
したリアルタイムの文章にしていった方がいいな。
322 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/11(火) 18:01:41
芸術は汚いのだ、汚ければこそ人間だ
人類の歴史がそれを如実に証明している
ホーロホロホロホロホロホロホロホロホー
323 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/11(火) 18:09:43
米のとぎ汁。
324 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/11(火) 18:11:23
芸術に美を求めるのは人間の心が汚い汚い汚い汚い証拠だ
真の芸術はそんなくだらないものを大量に排出する人間だ
宇宙も、地球も、自然も芸術ではない
それを汚す人間こそ総てに於いて芸術的存在だ
つまり人類は不完全にして傑作
これ以上文句抜かす奴は筆を折れ
わかったか!アバヨウ
325 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/11(火) 18:17:30
芸術は歓喜。
>>318 >だから?文脈・紙背・行間から判断出来るだろうに。
できないよ。
通常は「人格をもった神」を視点主には使わないし
使う場合には、神は人物の内面に入らないか、人物の内面に入ったときには
神の心理と区別する為に「〜と○○は思った」とか書くのがルール。
原文はそういう書き方がされていないからね。
そもそも「人格をもった神」が語り手であることを隠す意味なんてないんだから、
普通に明示すればいいんじゃない?
そうすれば全面的に文章が変ると思うよ。
327 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/11(火) 18:21:26
芸術は狂喜
328 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/11(火) 18:24:01
芸術は呪術だ by TARO
329 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/11(火) 18:27:19
芸術はエネルギー。
330 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/11(火) 18:36:29
人は自分の生み出した汚物を芸術と勘違いし、
一種の自己満足により覚醒しているただのバカ
331 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/11(火) 18:38:06
芸術は破壊だ
332 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/11(火) 18:42:05
自然を破壊する人々
これぞ真の芸術
芸術は破壊
>つまり人類は不完全にして傑作
確かに残飯のツラは不完全でケッサクwww
334 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/11(火) 18:47:19
紙 の 無 駄 使 い
これ以上駄作を書いて森を減らさないで
お願いします
お前らが無駄に本を作る
↓
森林伐採
↓
土砂崩れ
↓
お前ら生き埋め
335 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/11(火) 18:49:54
>>326 質問「文脈・紙背・行間から判断出来るでしょ?。」
回答「できないよ。通常は、、、「〜と○○は思った」とか書くのがルール。」
・・・・。
またアナーキー太郎が暴れているようですね^^
337 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/11(火) 19:59:15
↑ここまで9割は自演なんですか?
339 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/11(火) 20:07:04
>>337 おれとおまいがいるじゃまいか。
そんなこと書くヒマがあったら、文章とうこうしる。
>>303 親に強制されて嫌々行った予備校が、女の子がいるだけで楽しくなったという落差がいいね。
男子校に通っていることは冒頭に伏線として張っておきたい。
>親の強力な発言力によって、ぼくは、ほとんど強制的に、予備校塾に通うことに
発言力に人を従わせる意味があるので、重複している。
例:親の強力な発言力によって、ぼくは予備校塾に通うことに
>夢のまた夢で、父こと
ぼくが怒ったのと家庭の規則は別の話なので文を分けよう。
例:夢のまた夢だった。父こと
>筋肉痛を起こさず帰路につくのは何か精神的に楽しているようで
筋肉痛なのに精神的は変だな。
例:疲れもしないで帰路につくのは、何か楽しているようで精神的にも
>自宅に到着すると〜すぐに見つけて入室した。
特にドラマがないので予備校の教室まで省略できる。
例:帰宅すると着替えて予備校に行った。
予備校の受付で指定された教室は学校より広いと思う。〜
>授業が始まるまで、携帯電話をいじっていることにする
説明しないでメールを送る描写をしよう。
例:携帯電話で友人にメールを送る。
『学校の後の授業、ダリー』
すぐに返信が着た。
『ばっくれてしまえば?』
『さすがにそれはできないだろ』
『ご愁傷さまー』
ぼくのことなど知らぬという様子にむかついたので携帯電話をしまった。
50枚くらいの短編の冒頭です。酷評お願いします。
「君と結婚の約束をした覚えはない」
西田杏子にはその声が遠くに聞こえた。
雨は一段と激しくなった。喫茶店の窓ガラスを通して雨音が聞こえてくようだった。
杏子は唇をかみしめて、微笑みながら座る牛島義彦をにらみつけていた。
目の前のテーブルには手付かずのコーヒーが二つ置かれている。
二人は同じ会社に勤めていた。営業部の先輩後輩の関係で杏子のほうが四つ年上
だった。杏子はキャリアウーマンを気取っていたわけではないが、仕事に打ち込むうちに
自然に三十路を越えていた。男っぽい性格で、ベリーショートに黒ぶちのメガネのせいか
男と恋愛をするようなタイプには見られなかったのだ。そんな杏子と牛島が関係をもった
のは三年間のことだった。
誘ったのは牛島だった。営業部の忘年会のあと、酒の勢いもありホテルへ行った。
最初は遊びだった。だが関係が積み重なるにつれ、杏子の感情は変化していった。
牛島のことを愛し始めていたのだ。
贅肉のない筋肉質の体、快活な性格、二重の甘いマスク、その全てを愛しく思い
独占したいという感情が芽生えていた。
「いい人ができたら私にかまわず結婚するのよ」
行為のあと、逞しい牛島の胸板を撫でながら杏子は決まってこう口にした。本心
ではない。年上女の老獪さだった。自分のほうから結婚を言い出せないことを、
それとなく言い含める魂胆があったのだ。
アホな女ですね。
>>342 久しぶりにまともな文章みた気がする。
が、気になった点を一つ。
>雨は一段と激しくなった。喫茶店の窓ガラスを通して雨音が聞こえてくようだった。
店内にいれば雨音は実際に窓の向こうから聞こえてくるだろうから、「ようだった」は要らなくね?雨の激しさを表したいなら、例えば「雨粒はけたたましく窓ガラスを打ち鳴らしていた」みたいな、物理的にうったえる記述をはさむのはどうだろ?
他には、雰囲気をよく捉えた比喩を使うとか。
次に内容について。
冒頭からのカットバックは〜なんて野暮なことは言わん。いきなり回想から入りたきゃ入ればいい。
……とは思うけど、喫茶店から二人のなれ初めへの転換がちと唐突な感じがした。
もうちょい店内でのやり取りを書いて、それから過去へみたいな感じのが個人的には良いかと思う。
短篇だからちょい急ぎ足にしないといけないのかもしれんが。
あと、投稿部分を見る限りでは、はじめ女性の方はあんま恋愛沙汰には縁がなさげな感じで書かれてたけど、
最後らへんで「年上女の老かいさ」てあるの見てちと違和感を覚えた。
この人、地味なナリしてるけど実は案外恋愛巧者、みたいな設定?それなら続きが読んでみたい。
恋愛経験に乏しい年増女が浅ましく年下男にしがみつく、みたいな話はいまいち食指が動かない。
まあ個人の好みだけど。
酔った勢いでホテルへ〜てのは、別に地味だろうが派手だろうがよくある話なので、特に違和感なかったっす。無難だと思われ。
あとこれも恣意的な感想だけど、人物の固有名が最初に出てくるときに、いきなり姓名ともに書かれてるとなんか説明的な感じがして白ける。
いや、決定的におかしいだろ、一行目。
「君と結婚の約束をした覚えはない」
西田杏子にはその声が遠くに聞こえた。
その声を聞いてから、つまり内容を知ってから、声が遠くに聞こえるならいいが、
なんでいきなり声が遠くに聞こえてるんだよ!
単に聴覚が弱いんじゃないの?
補聴器を忘れてきたことを明らかにしている、というわけですね^^
>>342 冒頭だったらもっと効果的に書くように意識した方がいい。
「そんな約束をした覚えはない」
その声が遠くに聞こえた。
何の約束だろうかと、ここで読み手は興味を持つ。
少なくとも
>342
の文章よりも。
たいたいが説明が多すぎる。あつは説明調過ぎる。
話の内容なんてたかが知れてるんだから、
何を書くか(もちろんそれも大事だが)ここではどう書くかが重要。
>>344 >久しぶりにまともな文章みた気がする。
ねえ、こういうのって
@批評してる人が低能すぎて真剣にそう思ってる
A嫌味で相手を誉めている
Bシュールなネタで僕らを笑わせようとしている
@〜Bのうちどれなの?あるいはどれでもない別の選択肢があるの?
最近増えてるみたいだよね。
若年難聴。
iPodとかのヘッドフォンで大音量聴き続けて、とか言われてるね。
>>342 素人の私がわかりくいなぁと思ったことを指摘してみますね
的ハズレだったらごめんなさい
>雨は一段と激しくなった。喫茶店の窓ガラスを通して雨音が聞こえてくようだった。
おそらく雨がふっているので二人は室内にいると思われますが、室内にいたら雨って窓ガラスを通して聞こえるのは普通ではないでしょうか?
雨音や、雨が窓ガラスを叩く音は窓ガラスのフィルターがかかると思います。
>恋愛をするようなタイプには見られなかった
これは男っぽい性格で、ベリーショートに黒ぶちのメガネという理由にされていますが、少し説明不足な気がします。
「男っぽい性格」はいいにしても、「ベリーショート」に「黒ぶちのメガネ」は恋愛するタイプに見られないとの関係性が薄いと思います。
>自分のほうから結婚を言い出せないことを、それとなく言い含める魂胆
理由はプライドゆえか臆病ゆえか分かりませんが、「老獪さ」が感じられません。
内容は面白そうなので、執筆頑張ってくださいね
ヒロインはせめて十代にしとかないと読者が付いてこない。
二十代は居てもいいけど、メインじゃなくあくまでサブヒロインとしてだな。
あと、ビッチなのはそれだけで引く。
一行置きに書いてるのは何で?
>>354 見やすくするためでしたが、
ないほうが良かったですか?
行間サイズは見る側で設定できるから、
見やすくするために一行空けるとか要らん気遣いだな。
357 :
酷評お願いしますm(_ _)m:2008/03/12(水) 00:05:11
俺はリンダのことが好きだ。好きで好きでたまらない。
「おお、リンダ!なぜにお前はリンダなのかあああ!」俺は星空に向かって叫んだ。鮭をツマミに酒を飲みながら。
――すると。
>>353 あくまで、参考程度にお願いします。
>ピーポーピーポー
この文が滑稽に感じました。
>羽流は長い付き合いで俺の彼女だ
もっと羽流さんについてんの情報が欲しいなと思いました。
これだけの情報だと、後半羽流さんが殺されても何の感情も抱けません。
>だが、寝ているとはいっても健全な眠りじゃない。
何について「だが」なのかがわかりにくいと思います。
「隣のベッドでは羽流が寝ている。」と「羽流は長い付き合いで俺の彼女だ。」の間に入れるべきだと思います。
>気絶に近い眠り
もしかして昏睡の間違いではないでしょうか?
>>358 ありがとうございます。
参考になりました。
361 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/12(水) 00:53:03
人生にやる気の無いフリーターが目覚めたとこです。ヨロ
額ににじんだ汗が、滴となってゆっくりと首筋を伝い、肩口へ流れ落ちていくのを感じた。喉が渇いている。
狭いアパートのこの部屋の空気は、初夏の昼の熱を溜め込み、澱んでいた。何か夢を見ていた気が、もう全く思い出せない。
ぼんやりと眼を開くと、次第に見慣れた天井クロスが見えてきた。全体に黄ばんであちこちに大きな茶色い染みが浮き、
隅はめくれてだらりと下がったままだ。今日も否応無く唐突に現実に戻された。
枕元を手探りして煙草に火をつけた。大きく吸い込むと、頭の芯がゆらめいて全身の血管が収縮する。
ゆっくりとはいた紫煙は、胸の上を天井目がけてのぼっていった。眼はその不思議な造形を追う。
西側の窓から差し込む光が黄味を帯びていて、きらきらとほこりを照らし出した。なんとも美しい。
窓は開け放しだが、風はほとんど吹いていないようだ。もう夕方だろう。寝たのが窓の外が白み始めた頃だったから、
十時間位は寝た計算になる。寝すぎたのかどうか、いつものように頭が重く、身を起こしたく無かった。
出来ればこのまま、もう一度何者にも邪魔されず、深く眠りたい。
>ただ、医者にも話していない気になることがひとつある
>羽流が倒れるときにいった言葉。
> ユウスケ
>―――祐介逃げて―――
ここですが、頭が痛いなど医学的なことではないので、「医者にも話してない」のはむしろ当然ではないでしょうか?
>俺は羽流が入院している病室に毎日訪れることにした。
>だが、日が進むにつれ羽流の様態はますます悪くなっていった。
容態について説明不足な気がします。少なくとも意識が無いままという描写が欲しいと思います。
>よくドラマなんかでは家族や身の回りの人が病院に文句を言ったりしているが、
>俺にそんなことをする気力はうせていた
気力が失せた理由が欲しいです。
>医者から電話がかかってきた。
>「昨日の晩、あなたが帰ってすぐに彼女の様態が変化して、
>今、緊急治療室で……」
こういう電話は家族に掛けるものではないでしょうか。
それに「彼女」ではなく本名を言うと思います。
>プチッ!
電話がかかってきたのが固定電話の場合、受話器を放り投げるでしょうし、
携帯電話なら、わざわざ切らずに通話常態のまま車に乗っていってしまうでしょう
また、医者に電話番号を教えた描写が事前に欲しいです
>>353 安価わすれてました。
>俺の家から病院までは車で一時間ほどかかる。
>救急車でも3,40分くらいかかった。
>そのせいで、羽流の様態が悪くなったんだと俺は決め付けていた。
むしろ早いほうではないでしょうか。
>俺たちは悪くない。
>それは言わなくても分かる。
>でも、それを証明したかった。
ここまでは、言いたいことは分かります。自分は理解しているので、第三者にそれを明らかにしたいという思いでしょう。
しかし、
>いや、そう思いたかった
これは、「それは言わなくても分かる」←この文と矛盾してます。
また、構造的にも違和感を感じます。
>>362 ありがとうございます。自分なりに修正加えます。
う〜ん難しいな〜友人にもよく言われるんですが発想(プロット)はいいくせに
細かいとこ(文章)がなぁ〜。とかいわれます
それじゃあ、おやすみなさい
>364
言われますって二回言ってますね……OTL
>>353 >俺は一時間ほどして病院に着いた。
>待っていたのは悪夢―――
先ほど一時間かかるとあったのでわざわざ書く必要もないでしょう。
見込みより時間がかかったわけでもないのですから。
「病院に着いた俺を待っていたのは悪夢―――」
こんな感じでどうでしょうか。
>とはいっても夢ではなく、非常な現実
夢でないのは明白です。
>手術の内容を聞くまでは俺の心は喜びで満ちていた。
>そんな俺の顔を見て医者は真剣な顔で
>「成功したのは彼女を助ける手術ではなく、
>彼女を殺す手術です」
前半の二文が繋がってません。
手術の結果を聞き、俺の心は喜びで溢れていた。
医者は、そんな俺を見て真剣な顔で
「手術は(羽流さんの本名)さんを助けることではありません、
殺すことです」
このようにしてみたらどうでしょうか。
また医者は真剣な顔で何をしようとしたのでしょうか
367 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/12(水) 01:38:55
>>361 総じて好きかな。
「、、、肩口へ流れ落ちていくのを感じた。喉が渇いている。」
ここは肩口じゃなくて、渇いてる喉に流れてく感じの方がいいかもよ。
「何か夢を見ていた気が、もう全く思い出せない。」
気持ちは分かるけど、これはミスでしょ。
「今日も否応無く唐突に現実に戻された。」
むしろ、「否応無くしかしゆっくりと、、、」の方が倦怠感がでると思う。
「枕元を手探りして煙草に火をつけた。大きく吸い込むと、頭の芯がゆらめいて全身の血管が収縮する。
ゆっくりとはいた紫煙は、胸の上を天井目がけてのぼっていった。」
描写が丁寧過ぎるように僕は思う。ただそれ以上に、設定をうつ伏せに
したほうがやはり倦怠感が出るような気がする。
「西側の窓から差し込む光が黄味を帯びていて、きらきらとほこりを照らし出した。なんとも美しい。」
ここに最前の紫煙が絡んでくるほうがいいと思う。もったいない。
ただし「眼はその不思議な造形を追う。」これに連れられて「ほこり」を発見したと考えれば
巧みかな。
「もう夕方だろう。」これは「西側の窓、、」の前に置く方がしっくりくる。
368 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/12(水) 01:43:52
>>367だけど追加。
「窓は開け放しだが、風はほとんど吹いていないようだ。」
これを「西側の窓から差し込む光が黄味を帯びていて、きらきらとほこりを照らし出した。なんとも美しい。」
に組み入れると、より良い。
以上。
>>353 >俺は色々な感情が混ざり合い何も口に出すことができなかった。
>それでも頑張って口に出したのは
>「なっ……」
>の一言。
うまく言えませんが、違和感を覚えます。
「なっ……」
少なくともこれは一番上にあるべきと思います。
>医者は深刻な声で笑って言った。
医者は薄ら笑いを浮かべながら、深刻そうな声で言った。
ニュアンスが変わりますが、このようにしてはどうでしょうか。多少マシになったと思います。
>その笑顔を見て俺は思った。
>「(こいつ……昨日までと人が違う……)」
前半は削除すべきです。
文章のマズさが目につきますが、内容は素晴らしいと思います。
あなたの発想力を活かせるよう文章力がつけば、ライトノベル作家になることも夢ではないと思います。
これからも執筆頑張ってください。
括弧の使い方がなっとらん。
>>361 細かいことを指摘させていただきます。不快でしたら無視して下さい
>額ににじんだ汗が、滴となってゆっくりと首筋を伝い、肩口へ流れ落ちていくのを感じた。喉が渇いている。
仰向けの状態で額の汗は肩口にはまず流れないと思います。
>狭いアパートのこの部屋の空気は、初夏の昼の熱を溜め込み、澱んでいた。
後半に「窓は開け放しだが」とありますので、空気は澱まないのが普通です。
もし、窓開いていても空気が澱むのであれば、窓は小さいなど理由が必要です。
>何か夢を見ていた気が、もう全く思い出せない
文に違和感を感じます。「何か夢を見ていた気が・・・…もう全く思い出せない」3点リーダを使ってみてはいかがでしょうか
>ゆっくりとはいた紫煙は、胸の上を天井目がけてのぼっていった。眼はその不思議な造形を追う。
吐く煙はすぐ消えます。ましてや窓が開いてる状態なので尚更です。「吹かす」場合は多少視認できますが、
>大きく吸い込むと、頭の芯がゆらめいて全身の血管が収縮する
これと矛盾してしまいます。
>寝すぎたのかどうか、いつものように頭が重く、身を起こしたく無かった。
意味が伝わってきません。「寝すぎたのかどうか」←これは誤字でしょうか
>>361 投稿分については大体いいんじゃないかな。
視点におかしい部分はないし、描写はできている。
天井の描写が主人公の心理を表現している部分も及第点。
暑苦しさもよく出ている。
個人的に気になったのは、主人公の体勢が曖昧な部分。
仰向けに寝ていて、寝たままタバコに火をつけたのかな?
タバコに火をつけるとなると起き上がったような印象もあるので、
寝たままならば、そういう描写が一言あると「書けそうな雰囲気」が
ぐっと出てくる。
そういう細かい部分に技術が出てくるから。
あとは人物描写ができれば、文章的には一次通過程度のレベルと思われる。
がんばってください。
>>371 初心者なもので見当違いなことを訊いていたらごめんなさい。
>何か夢を見ていた気が・・・…もう全く思い出せない
この部分の3点リーダなのですが、最初の三点が太字で後ろの三点が小さくなっていると思うんです。
こういうのもテクニックの一つなのでしょうか?
なんか新鮮で吃驚してしまったので伺っています。
常連さんたちには当たり前の技なのですかね。
>細かいことを指摘させていただきます。不快でしたら無視して下さい
と酷評の冒頭で予防線を張る
>>371さんの慎重さを考慮すると、とてもただのミスだとは思えないのです。
おしゃれな使い方なのでしょうか。
それでももし、そんなことはあり得ないと思いますが、万一ただのミスであるとしたならば、
きちんと謝罪していただきたいのです。
もしこれがくだらないミスなのだとしたら、勝手に修正しておきながらミスを犯すその神経が赦せないのです。
どうか逃げないで、きちんとした(形だけでなく心からの)謝罪をくださいませ。
宜しくお願い致します、
>>371さん。
>>353 描写がないね。
例えば冒頭だけど。救急車の車内ならネットで検索するなり、資料をしらべる
なりして、救急車内の描写をしないと。
救急隊の人とかいて、酸素マスクをつけたり応急処置をしているはず。
そこが書けないなら別のシーンから始めたほうがいい。
全体的にあらすじのレベルで、小説としてはまだまだかな。
ヒロインがどんな人物かもわからないからね。
要修行。
>>342 淡白な感じがするが、そんなもんかな。
冒頭のセリフは、修羅場という状況を端的に伝えているので個人的にはいいと思う。
カットバックについては展開上の必然性があるのでOK。
三年前から始めるわけにもいかないし、あくまでも喫茶店にいる現在の心理描写と
してやってるからね。
難しいのはこの後かな。
現在に戻って、どういう処理をしていくのか。
会話とかキャラクターの動きなどを見ないとなんとも評価が難しい。
投稿分に関しては、まずまずいいんじゃないかな。
376 :
303:2008/03/12(水) 09:30:03
>>320 説明のタイミングを考えて見ます。
主人公が登場する場所の必然性をもっと考えてみたいと思います。
>>321 描写と説明のめりはりをつけれるように頑張ります。
>>340 文章の切り方や省略の考え方がとてもためになりました。
よろしくお願いします。
ぼくはブランコに座り、身体をなんとなく揺らしていた。
厚着をしなくてもわりかし寒くなく、そろそろ春の到来も近いのだろう。
まだ早朝だ。この住宅街の一角に存在する小さな公園に人影はなく、
幼稚園児は幼稚園に行って、小学生は小学校に行って、社会人は会社に
行くのだろう。ぼくは二十歳を超えたばかりだというのに、いわゆるプーだった。
ふと目線を地面に下ろす。蟻が歩いていた。
蟻は働くことしか知らないから、ただひたすら働けるのだろう。蟻を擬人化して、
そのようなことを思った。ぼくは覚えてしまったんだ。創造する喜びを。創造は
平板な日常を過ごすことによって錆びついた意識に刺激を与え、意識に潤いを
与える。その意識状態の変容に快楽を見出せるのならば、積極的に、意識を
錆びつかせる平板なる日常を過ごそうと思うのだ。例えば仕事したりして。
――でも仕事ができなかった。
ぼくはブランコから降りる。そして叫んだ。
「この、うんこぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」
現実はいたずらにぼくを迷わせるばかりだ。
>>303 まだ見てるかな?
あまり自信はないんだけど、
>親の強力な発言力によって、
後に出てくるのは父親だけなんだから、『親』ではなく『父(父親)』の方がよいかも?
『親』、『そんな家庭』と書くなら母親についての描写も欲しい。
>警察官職の厳格なる父
これも自信ないんだけど、『警察官職』って一般的に用いられてる言葉?
単に『警察官の厳格なる父』でいいのでは?
というか、個人的には『警察官=厳格』とも思わないので、『厳格なる父』だけの方がよいかも。
『警察官(職)で厳格な父』だと、例えば『キャリアで仕事一筋』とか、
『高卒で出世に苦労している』みたいな、その職業ならではの、
子供の進路に口出しする理由が気になってしまう。
特に剣道なんて、警察官としては出来た方が有利だと思うから、
なぜ部活を辞めさせるのかわからない。
>若い女子
これは自信持ってダウトw若くなきゃ女子とは認めませんw
『女の子』、もしくは『同年代の女の子』とでもすればよいかと思います。
>>231 亀レスすみません。
降りしきるという表現についてのコメントありがとうございました。おっしゃる通りですね。違和感がありました。言葉選びは慎重かつ大胆にやっていきたいです。
どうもありがとうございました。同時に失礼しました。
>>377 > ぼくはブランコに座り、身体をなんとなく揺らしていた。
ブランコを揺らしていたんじゃないのか? ブランコに座って身体だけ揺らすのはしんどいと思うが。
> 厚着をしなくてもわりかし寒くなく、そろそろ春の到来も近いのだろう。
「わりかし」とは使うと安っぽくなるぞ。あと、前と後ろはつながっているようで
つながってない。「わりと寒くない」は「その時期のわりには寒くない」意味で真冬
でも使える言葉なんで注意しないと変になる。
>まだ早朝だ。この住宅街の一角に存在する小さな公園に人影はなく、
>幼稚園児は幼稚園に行って、小学生は小学校に行って、社会人は会社に
>行くのだろう。ぼくは二十歳を超えたばかりだというのに、いわゆるプーだった。
「人影はなく〜」とその後の内容がつながってない。凡ミスか?
> ふと目線を地面に下ろす。蟻が歩いていた。
> 蟻は働くことしか知らないから、ただひたすら働けるのだろう。蟻を擬人化して、
>そのようなことを思った。ぼくは覚えてしまったんだ。創造する喜びを。創造は
「蟻を擬人化して〜」の一文はいらない。というか、その前の文は蟻の擬人化と
いうには無理がある。
>平板な日常を過ごすことによって錆びついた意識に刺激を与え、意識に潤いを
>与える。その意識状態の変容に快楽を見出せるのならば、積極的に、意識を
>錆びつかせる平板なる日常を過ごそうと思うのだ。例えば仕事したりして。
>――でも仕事ができなかった。
> ぼくはブランコから降りる。そして叫んだ。
>「この、うんこぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」
> 現実はいたずらにぼくを迷わせるばかりだ。
文章が全体的にうんこ。
381 :
303:2008/03/12(水) 19:00:14
>>378 評価ありがとうございます。
親と出して、父だけではおかしいと思ってしまいますよね。
警察官職も、普通言わないこと書くと、これまたおかしいと思ってしまいますよね。
そして若い女子は、女子の中に若いが入っているので蛇足になってしまいますよね。
気をつけたいと思います。ありがとうございました。
(すれ違った彼女に一目惚れした場面)
通り過ぎた彼女をもう一度目にしたいという切実な思いに駆られた。
相手が非常に美人だったからでも、その姿全体に漂っている繊細な感じや、つつましい優雅さのためでもなく、相手がそばを通り過ぎたときの
その愛らしい表情の中に、柔らかい優しさを感じたからであった。
彼が振り返ったとき、彼女もまたこちらへ顔を向けた。
そのきらきらとしたまなざしは、まるで相手が誰であるか気づいたように、さも親しそうに、じっと彼の顔を見つめたが、すぐにまた誰かを探して
いるように、通り過ぎていく群集のほうへ転じた。
中編の冒頭です。酷評お願いします。
小さい頃から一緒の、私の大事な幼馴染みの未々ちゃんは男の子です。でもただの
男の子じゃありません。世界中の宝石や、綺麗なものを全部掛け合わせてつくられたよう
な、宝物のような男の子なのです。
未々ちゃんの身体は、まるで砂糖菓子から出来てるみたいです。生まれた時から虚弱体質
で、折れそうに華奢な手足、日光に当たった事の無い真っ白い肌や、小さな卵形の輪郭に
正確に配置された、常に濡れている一重の切れ長の目、小さく赤い、少し乾いた唇は、ど
んな時でも私を放っておいた事はありません。
未々ちゃんの表情、仕草、物腰、一
挙一動全てが私を、その甘さで溶かします。
私はそんな未々ちゃんが大好きで、物心ついたときからずっと一緒に居たくて、病弱であ
まり学校に行けない未々ちゃんの為、未々ちゃんが行かないなら私も行かない!と未々ち
ゃんの寝間着にすがって泣いていたくらいでした。
>>342 >「君と結婚の約束をした覚えはない」
杏子は牛島に対して年上の態度を取っていたようだから、君よりもあなたの方がいい。
例:「あなたと結婚の約束をした覚えはない」
二人は同じ会社に〜以降全て説明では、読者が飽きてしまうので、描写を交えて説明を
分散させよう。
例:結婚を拒否する描写→二人の関係の説明→牛島の描写→遊びのつもりが本気に
なる説明→杏子が年上を演じる描写→老獪さの説明
>>353 >だが、寝ているとはいっても健全な眠りじゃない
救急車で運ばれているから、異常なのは分かる。
救急車で運ばれる場面にドラマがないので省略できる。病院のベッドの場面から始めよう。
>ただ、医者にも話していない気になることがひとつある
原因不明の病なのに、医者に話さなかった理由を描写しよう。
>日が進むにつれ羽流の様態はますます悪くなっていった
どう容体が悪くなったのか描写しよう。
>俺にそんなことをする気力はうせていた。
気力がうせた理由を描写しよう。
>医者から電話がかかってきた
一般的に彼ではなく家族へ電話するだろう。
>成功したのは彼女を助ける手術ではなく、彼女を殺す手術です
手術は治療法なので殺すのとはなじまない。
>あなたまで殺したくありませんから
「残念ですが、手術のかいなく〜」と言っていれば、俺は納得しただろうに、こいつは
何がしたいのだろう。
>>361 >何か夢を見ていた気が、もう全く思い出せない
例:何か夢を見ていた気がするが、もう全く思い出せない
>次第に見慣れた天井クロスが見えてきた
明るいところから暗いところへ移ると、しばらく見えなくなるが、目覚めたばかりなら
すぐ見える。
>>377 ぼくが公園にいる理由を描写しよう。
>蟻を擬人化して、そのようなことを思った
なくても意味が通じる。
>意識に刺激を与え、意識に潤いを与える。
意識が重複している。
例:意識に刺激と潤いを与える。
>現実はいたずらにぼくを迷わせるばかりだ
何に迷っているのか描写しよう。
>>382 >切実な思いに駆られた。
誰が思ったのか示そう。
例:切実な思いに彼は駆られた。
彼女も振り向いた理由が分からなかった。人違いだったのか?
>>383 冒頭からずっと説明が続くと読者は飽きる。
>小さい頃から一緒の
わたしと未々ちゃんは今何歳なんだろう。
>どんな時でも私を放っておいた事はありません
とりこにするという意味なら、放っておいたと過去形にするのは変だな。
例:どんな時でも私を放っておきません
>私はそんな未々ちゃんが大好きで
描写しているので、好きだという説明はいらない。
>>383 主人公(視点主)が何者なのかさっぱりわからない。
どこにいるのかも、年齢も性別もわからないよね。
設定の説明だけで、ストーリーが進展する気配がない。
昔々あるところに〜みたいな昔話調の構成は、平成の時代には厳しいと思う。
>>382 心理描写というのは一番簡単なので、そこだけ投稿されてもなんとも。
日本語にはなってるとしか言いようがない。
小説というのは文章によって、読み手のイメージを喚起させるものなので
一目ぼれを表現したいのならば、周囲の状況や、風景があって、そこに彼女の描写が
入らないないと、読み手には伝わらない。
>>377 全体的にちぐはぐな印象。
>厚着をしなくてもわりかし寒くなく、そろそろ春の到来も近いのだろう。
家を出る時に、暖かいと判断したからこその薄着だから、外に出てからこういう
思考をするのは違和感あり。「そろそろ」と「近いのだろう」も重複表現っぽいね。
どっちか一つでいいよね。
服装を具体的に示すとこんな感じ。
『春が近いせいかトレーナー一枚でも寒くはない』
『コートを着てきたが、日差しは暖かく寒さは感じない。春の到来も近いのだろう』
>まだ早朝だ。この住宅街の一角に存在する小さな公園に人影はなく、
>幼稚園児は幼稚園に行って、小学生は小学校に行って、社会人は会社に
>行くのだろう。
公園に人がいないのは、早朝だからだよね?
園児も小学生もまだ家にいるんじゃないかな。
こういう書き方をしたいなら、園児や小学生が学校に行ってる、午前中とかにした
ほうがいいんじゃないかな。
話の流れ的には、公園から通勤や通学風景をみながらにすると、
主人公が社会から離れた立場にあることが際立つ。
アリを見るならば、どういう風に見えるのか。
心理描写に入る前に、実際に見える光景を客観的に描写すること。
寒いかどうかが物語に関係ないなら
わざわざ書かなくてもいいんじゃね?
>>393 季節感の描写は必要。
その描写を通じて主人公の心理を表現する。
それは無いわ。
季節や天候で気分が左右されたりとか、
それはちょっと情緒不安定すぎる。
あるよ。
冬は人恋しいだろ。
台風はわくわくするだろ。
>>394 季節感だすことに効果があるのはそうだけど
それが絶対に必要なんてことないだろ。
絶対に必要ではないね。
399 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/13(木) 03:38:09
>>359 そういう時はだな。
ダをクにしてみるとか、戦記シリーズの松本伍長ならそうするものだ。
400 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/13(木) 03:40:40
>>350 その情報と高周波可聴で肩で風切るバカものの像が一致せんが。
説明を要求する。
401 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/13(木) 03:46:08
>>385 >季節や天候で気分が左右されたりとか
それは逆。
同じ晴天でも、気分が落ち込んでいる時と、嬉しい時では見え方が違うから
そういうことを情景描写を通じて表現するわけ。
夕日にしても、きれいだな、だけではなく、血の色のように見える時もあるかも知れない。
あの夕日みたいに俺も沈むのか、みたいな使い方もよくある。
この辺は読書経験が豊かな人は自然に身についているはず。
403 :
361:2008/03/13(木) 09:50:23
亀レスですみません
>>367 的確な批評、ありがとうございます。
それぞれが なるほど! です。
>>371 実は額の横に肩がある宇宙人の話なんです・・・・・・嘘です。
仰るとおりですね。
タバコの煙のところは実際の喫煙経験を元にしているのですが、
違和感があるようですね。ちょっと考えます。
>>372 ありがとうございます。
初めて文章を書いて不安だったのですが、なんだか自信が出ました。
404 :
377:2008/03/13(木) 10:24:43
>>380 同じ間違いをしないようにしたいと思います。
>>387 言葉が蛇足だったりしないように気をつけたいと思います。
>>392 おかしなところが沢山ですね。言われたことは注意したいと思います。
ありがとうございました。
405 :
1/2:2008/03/13(木) 14:25:56
よろしくお願いします
繁華街に近い駅のホームで、ぼくは壁に寄りかかり座り込んでいた。
始発電車はまだだろうか。もう少し歩けばベンチがあるというのに、その距離を
歩くのは苦痛に思える。腹部を手でおさえながら、首を前にたおしてうめき声を
あげた。勢いよく飲めばこうなることはわかっていたのだ。しかし自制心は、
賑やかな雰囲気を前にしてその時影をひそめていた。自分の存在に気づいて
くれることを期待して。しかしその願いは叶わなかったのだから今、ぼくはこうして
身体を横に倒し、悶えている。そんな姿に、自制心は嘲笑っているような気がした。
向こうのホームのベンチに、薄汚いギャルが座っていた。短い豹柄のスカート
から色黒の脚が伸びている。その両膝の間から、赤いパンツが見える。
なんとなく、ぼくはその組み合わせが気に入った。ぼくの視線に気づいたらしかった。
彼女は股を閉じて、ぼくを睨む。ぼくは腹痛をやせ我慢して、手を振ってみた。彼女は、
困惑して様子を顔に浮かべ、顔を横に向けた。
電車がきた。駆動音がうるさい。扉がぷしゅるると開く。ぼくは立ち上がれなかった。
身体が重たい。ごく少数の乗客が降りる。その中に、スーツ姿の中尾太郎が混じって
いた。彼はぼくに気づいたようだ。薄笑いを浮かべて、近づいた。
「やぁ、どうしたんだこんなところで?」
中尾太郎は高校の同級生だった。背がすらりと高く、聡明そうに眼が輝いて、姿から、
前向きな活力を感じた。
「……明け方まで、飲んでいたのさ……。それよりお前こそ、奇遇だな、仕事か……?」
「大事な取引先の人が、いつも朝早く或る喫茶店に入店してから会社に行くって情報を
つかんでね、まぁなんだ、印象アピールに待ち伏せだよ」
「……こんな朝早く大変だ――」
「みんな大変だよ」
中尾太郎はぴしゃりと言った。彼はぼくを見下ろして、「みんな大変だけど、その代わり
406 :
2/2:2008/03/13(木) 14:26:21
手に入れるものがある。経済力とか家庭とか。――お前も人生は大変だろ。それで大変な
思いをして何を手に入れているんだい?」
ぼくは何も言えなかった。思いつくものが、ないとは、言えなかった。中尾太郎はそれに
察したのか、爽やかな笑い声を残して去って行った。
電車はとっくに行ってしまった。
「ねぇ」
女のかすれた声がした。振り向くと、さっきの薄汚いギャルが立っていた。
「あんた何なの?」彼女は高圧的に眉毛をひそめて尋ねてきた。
ぼくは笑って、
「きみに恋した者だよ」
と言ってやった。その薄汚く着飾った格好に赤いパンツが気に入ったからだ。
中尾太郎うぜぇwww
408 :
1/4:2008/03/13(木) 17:09:31
以前、投稿させていただいた者です。前回は反応もせず済みませんでした。
改めてお礼させていただきます。ありがとうございました。
あれから、書き直してみました。また、酷評ください。よろしくお願いいたします。
-----------------------------------------------------------------
暖かい雨の中を赤い車体の急行電車が過ぎ去ってゆく。
弾かれた雨が飛沫となって電車を覆いぼんやりと霞ませていた。
電車の起こした風に雨が舞い、吹き付けるように祐介の身体を濡らした。顔についた
雨滴を袖で拭うと、洗いざらしの薄い生地を通して、尖った顎と無精鬚の感触が腕に刺
さった。
警報機が止まり、遮断機が上がり始めた。停止線で停車していたトラックが排気ガス
を吐き出しながら発車する。油の臭いが雨に混ざり、トラックはだんだんと速度増しな
がら小さくなってゆく。それにつれ、踏切の向こうの視界が開け、やがて、二階建ての
白い建物が見え始めた。建物の周囲を囲う塀は大人の頭よりもだいぶ高く、ここからで
は屋上しか見えない。屋上には三本のポールが立てられ、その中央のひときわ高い一本
で国旗が雨に濡れて垂れ下がっている。屋内からは窓越しに漏れた蛍光灯の輝きが雨け
むりにぼやけている。
祐介は遠く建物の表門を見つめた。鉄製の扉を開けて、レインコートを羽織った制服
を来た男が出てきた。十秒ほど周囲を見渡した後、また門の中に戻っていった。
傘の柄を強く握り、祐介小さくため息をついた。
あの門の向こうで息子との対面が待っている。出会うのはもう一年ぶりになる。正直
会いたいとは思わない。だが――
「岸本さん」
重い足を前に出そうとした時、祐介は背後から声をかけられた。
振り返ると、紺のスーツに身を包んだ太った四十男がいた。息子――隆――の弁護士
を勤めている五十嵐だった。
409 :
2/4:2008/03/13(木) 17:10:07
「お久しぶりです。突然お呼び立てして申し訳ございません。高裁以来ですね」
ハンカチで額の汗を拭きながら五十嵐は言った。四月には似つかわしくない暖かさ
で、雨は降っていても一向に気温は下がらず蒸し暑い。上着を脱げばいいのにと思う。
しかし、五十嵐は上着のボタンも外さず、ネクタイもきっちりと絞めている。法廷で
弁護するときと同じだった。これが、この男の性格なのだろう。
ふう、と一息ついてハンカチをポケットにしまい、五十嵐は祐介の顔を見つめた。
「また痩せたみたいですね」
「そうでしょうか?」
「やはり、息子さんのことが心配なのでしょう」
五十嵐は心配そうな表情で言った。祐介はどう答えていいかわからなかった。心配し
ていないわけではない。だが、それは世間の父親の心境とは明らかに別のものだ。むし
ろ同情に近い。それが判らない男でもないはずだったが、五十嵐が本心から言っている
のかの判断がつかなかった。誠意のある男であることはわかっていたが、弁護士である
だけになかなか本心を顔に出さない。言葉にする時は、常に周囲に与える影響を考慮し
ている。だから、今度も何気ない会話を装って、祐介の真意を探るつもりなのかもしれ
ない。でなければ、父親としての自覚を促すためだろうか。
苦笑とともに祐介は自嘲した。螺旋階段を降りてゆくようにように考えが暗くなる。
それは、雨のせいではない。自分はそれだけの負い目を感じているのだ。それは、多少
なりとも父親としての自覚もあるということなのだろうか。
祐介の躊躇いが伝わったのか、五十嵐は深刻な口調になった。
「実は、電話ではお伝えしていないことがあるのです」
祐介は唇を噛んだ。五十嵐から急な電話があり、隆に会うように説得されたのは昨晩
のことだった。この一年間、何度か面会するように求められたが、その都度はぐらかし
てきた。だが、昨晩の五十嵐は祐介に有無を言わせないほどに強硬だった。その態度に
何か理由があるということは、祐介にも想像がついた。
「そろそろ、内閣の改造もあるという噂です。今の法務大臣も交代されるでしょう。法
務大臣の交代時期に死刑が執行されるのが通例です。今回も駆け込みで死刑が執行命令
を下すかもしれません」
410 :
3/5:2008/03/13(木) 17:11:48
五十嵐が瞳に決意を込めた。
「再審請求も棄却されました。場合によっては今度の執行は隆君かも……」
「それは……」
祐介は五十嵐の顔を見つめた。五十嵐の表情は法廷で弁護する時と同じ真剣さに変
わっていた。
隆とこの前に会ったのは、一年前、東京高裁の法廷だった。そして、隆はホームレス
三人を殺害した殺人罪の被疑者として被告席に立っていた。
その時、裁判はすでに最高裁を通過しており、二審の判決は無期懲役だったのを検察
が不服と控訴し、結果、最高裁は量刑不当として二審に裁判を差し戻していた。そして、
差戻し審に弁護側が最後の証人として用意したのが、祐介だった。
すでに隆の死刑はほぼ確定していた。
証拠面から判決を覆す方法はすでになく、後は情状面での要素を増やすしかない状況
だった。何人かの証人が立ったが、今までの証言の蒸し返しにしかならなかった。そし
て、五十嵐が探し出したのが祐介だった。
その時、祐介は生まれて初めて法廷の証言台に立ち、その場で初めて息子の顔を見た。
いつ生まれたのかも判らない息子は、19歳にまで成長していた。背丈は自分と同じくら
いだったが、他に似ているところは無いように思えた。ただ、被告席に立つ隆は華奢で
それでいながら頑なな印象を与える眼をしていた。それが、弘子に似ていた。隆が自分
の子であるということが信じられなかった。しかし、そこにいる十九歳の少年が弘子が
産んだ子だということだけは、何故か理解出来た。
証言台で話した言葉は少ない。五十嵐からは「ただ、ありのままを話してください」
とだけ言われていた。裁判から求められた隆に対しての心境に対して、祐介はただ「よ
く、わかりません」とだけ答えた。弘子と身体を重ねた覚えはある。だが、その細身の
胎内に子供が宿ったことすら祐介は知らなかった。その後、どのように弘子が産み、育
てたかわからない。独り身の祐介には世間一般の父親として感覚すら実感をもっていな
い。
411 :
4/5:2008/03/13(木) 17:12:11
証言はただそれだけで終わった。何の役にも立たなかったと思ったが、五十嵐は文句
はつけなかった。いや、むしろ効果的だったと言いかけ、慌てて話題を逸らした。考え
れば、祐介の証言は隆の家庭に父親というものが完全に欠落していることを端的に表現
していた。だが、それを指摘されることは苦痛だった。言ってしまったことへの嫌悪感
と、それを褒められたことの罪悪感が混じり合って、祐介の心の底に消えない傷として
残った。
そして、その傷を嘲笑うかのように、隆は死刑を宣告された。
「なぜ、隆なのでしょうか……?」
歩き出しかけた五十嵐に祐介は問いかけた。雨は音もなく降りしきっている。
「死刑が執行されるまでは、ずいぶんと長い時間がかかると聞いていましたが」
祐介の問いに五十嵐は言いにくそうに視線を外した。
「そのことなんですが……。通常、死刑が執行されるまでは早くても数年はかかります。
何度かの再審請求が却下されて、その上でとなるのですが」
「では、何故?」
「実は、隆君が死刑の執行を要求しているのです」
「え!」
祐介は思わず声をあげた。隆は最高裁まで控訴し、再審請求までしていたのだ。それ
でいて、急にそれらを否定して死刑を求めるなど。
「な、何故です?」
「わかりません。何か心境の変化があったのだろうとしか。再度の再審請求も実施しな
いように求められました。十九歳で、再審請求がされていれば、次の順番が隆君になる
可能性はかなり少ないのですが、本人がそう言っている場合は別です。まず、次は間違
いなく隆君になるでしょう。私の説得は受け付けてくれないのです。ですから、なるべ
く早くお会いしていただきたいと連絡したわけです」
412 :
5/5:2008/03/13(木) 17:13:01
五十嵐の言葉に祐介の憂鬱はさらに増した。
促すように、五十嵐は歩き出した。祐介も仕方なく五十嵐を追った。うつむいた足元
にレールの鉄の輝きがあった。それを過ぎた時に、五十嵐が言った。
「我々は隆君の父親が岸本さんだと確信しています。しかし、なんでしたらDNA鑑定と
いう方法もございますが」
「いえ、いいのです……」
あの晩、弘子は処女だった。弘子がその後、男に抱かれていなければ隆は祐介の子と
いうことになる。そして、弘子が男に抱かれるとは思えなかった。弘子は生涯に一度、
復讐のために祐介に身体を開いた。それは、おそらくただ一つの例外だったのだ。
不意に五十嵐の足が止まった。
目の前に高い壁と監視付きの通用門があった。そこには、東京拘置所の鑑札がかけら
れていた。
四十男で五十嵐、ってトコ超ウケタw
414 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/13(木) 19:18:52
>>413 黒澤の「用心棒」で同じような台詞があったような。
>>405 気付いた事書いたら細かくなってもうた。長文スマソ。
>身体を横に倒し〜手を振ってみた。
横になった状態で手を振るのは結構ツライ。
やせ我慢したとはいえ、酷い腹痛の時では手を挙げるのがやっとだと思う。
>電車がきた。駆動音がうるさい。扉がぷしゅるると開く。
音(と振動)がして、電車がやってくるのを目で見て、「電車がきた。」と言えるのでは?
「電車がきた。」と思ってからは駆動音は弱まるんじゃないかな。
「ぷしゅるる」はかわいくていいね。
>その中に、スーツ姿の中尾太郎が混じっていた。
立ち上がれない程体調が悪い&2人の関係が曖昧(下記参照)なので、「誰々だ」と断定せずに、
「どこかで見た様なスーツ姿の男」ぐらいにしておいて、相手が近づいてから名前等を書いた方がいいのでは?
冒頭には、
>壁に寄りかかり座り込んでいた
とあるけど、寄りかかって座る→身体を横に倒す、以外に状態の変化はなし?
横になったまま人と話したの?主人公と中尾太郎がどの程度親しいか
(頻繁に会っているのか、久々に会ったのか)わからないけど、
知り合いが倒れているのを見たら普通はびっくりするのでは?
薄笑いで近づくのは不自然だと思うから、壁に寄りかかったままでいいのに。
2人の関係について、不自然な点をいくつか。
・高校卒業後まもなくの話だと、一般的に主人公はまだ未成年だから、主人公が飲んだくれているのはおかしい。
・一項をふまえると、高校卒業してから数年経っているのに、主人公は中尾をちらっと見ただけで
名前がわかる&中尾は主人公が飲んだくれていても驚かないのはおかしい。
故に高校卒業後も何らかの関わりがあったと考えるのが自然なので、「高校の同級生」だけでは関係(描写)が不十分だと思う。
>いつ生まれたのかも判らない息子は、19歳にまで成長していた。
これは書きなおしたほうがいいんじゃね?
判らない → 知らない
とかに。
あと、少し下では十九って表記になってるけど、
何か意図があるんじゃないなら表記は統一しといた方が良いんじゃないかなかな。
>>405 >喫茶店に入店してから
なんだか喫茶店の店員みたいだ。
例:喫茶店に寄ってから
>>408 >トラックはだんだんと速度増しながら
速度をだな。
>ここからでは屋上しか見えない
>屋内からは窓越しに漏れた蛍光灯の輝きが
塀と屋上しか見えないのではないか。
>>405-406 まだまだかな。
>繁華街に近い駅のホームで、ぼくは壁に寄りかかり座り込んでいた。
客観描写が少ないので、主人公の現在の状態がよくわからない。
壁というのはどこにでもあるからね、ホームなのか、階段なのか、改札近くなのか、
通路なのか、目に見える光景を描写しないと。
あとは初心者にありがちな情報隠しというのか、腹が痛いなら素直にそう書いた
ほうが上手くまとまるはず。
中尾のシーンも、女がそばに来るシーンも、行動描写がないので唐突。
>>408-412 前回はコンパクトにまとまっていたけど、今回は中途半端に描写を増やしたので悪くなった印象。
必然性がない描写は削ったほう無難。
トラックとか、見回りが出てきたとか、何の意図があるのかちょっとわからない。
まず冒頭ね。どこにカメラを据えて描写しているのかが曖昧。
「暖かい雨」という人物の内面に入った一人称っぽい始まり方なのに、すぐに外部視点
に切り替わるのはあまりよくない(冒頭一人称の必然性がない)。
三人称の場合、冒頭は外部視点で客観描写から入ったほうが無難。
祐介が登場したら、その様子(年齢服装表情など)も描写する必要アリ。
不要な描写が増えたので、年齢みたいなものがわかるまでちょっと長すぎ。
傘持ってたのかよ。みたいなことにならないように。
というか、弁護士も傘持ってるんじゃないの?
その後の心理描写にしても、息子が死刑囚という、悩みの原因となる必要な情報を開示して
いないのに、うだうだ悩んでも読む側は感情移入できない。
>>420 >必然性がない描写は削ったほう無難
だよね。
描写は必要なものだけを、簡素でイメージしやすい文で書くのが理想。
このスレで二言目には描写描写って言ってる人って、これがどれだけ分かって
いるのか、俺には疑問だ。
なに? 逆だろ。必然性があればすでに描写する必要はなし。
日本語でおk
424 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/14(金) 07:24:55
136 :名無しさん@八周年:2008/03/13(木) 06:57:42 ID:oEXirjPS0
>>130 お前の言うことなんざ 当てになる のかなァ。
そこまではわからん。民主はチラリズムの極地。パンチラ政党奴。
137 :名無しさん@八周年:2008/03/13(木) 06:57:56 ID:rHhHJ+NN0
政党は要らない
138 :名無しさん@八周年:2008/03/13(木) 06:59:51 ID:shoHAZXR0
>>137 それはパトレイバー劇場版第二作的なことか?
139 :名無しさん@八周年:2008/03/13(木) 07:00:12 ID:rHhHJ+NN0
>>138
425 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/14(金) 08:22:00
病弱で美しい母、その母、病弱な妻の夫。美しい三人娘。
夫婦は仲睦まじいが病に倒れる妻。劇的な愛。涙。焼香。
ある夜、三人娘は寝室からの声を聴く。衝撃と黒い魅惑の情景。
狡猾な父親は眞の姿を顕わし、娘を毒牙にかけてゆく。最後に残った正義の娘は
父親を殺そうとする、が、かえりうち。束縛され処女を奪われ、絶頂へ。
肉体はかつて父親という名だった男を求め続け、精神は
これが戦争構造の炉である。三人娘はゴーゴン三姉妹と同値。
426 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/14(金) 09:01:22
姉妹でない場合、アマテラスと同値となる。
427 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/14(金) 09:17:43
しかし…そすと
仏陀はギリシャの隆盛とニンフを嗅ぎ付けローマでふみにじりにゆかせたことに
なるのお。逆恨みか田舎。
428 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/14(金) 09:20:16
結論:仏陀ダサッ
429 :
405:2008/03/14(金) 10:04:13
>>415 長文ありがとうございます。
読者が不可解に思ってしまうところが一杯あるということがわかりました。
もっと考えて、書こうと思います。
>>417 親切にありがとうございます。
>>419 行動の記述のあとにすぐその行動の理由を書こうと思います。
下手に隠すようなことをやらないようにしたいと思います。
ありがとうございました。
430 :
その通り:2008/03/14(金) 12:43:11
421 :名無し物書き@推敲中?:2008/03/14(金) 02:06:41
>>420 >必然性がない描写は削ったほう無難
だよね。
描写は必要なものだけを、簡素でイメージしやすい文で書くのが理想。
このスレで二言目には描写描写って言ってる人って、これがどれだけ分かって
いるのか、俺には疑問だ。
今度、某ラノベ賞に応募する際の冒頭の部分です。
短すぎて評も出来ないかもしれませんが、宜しくお願いします。
つまらない、とかの感想とかでも結構です。
広大な原始林にも似た森の中を僕は彷徨っている。
求めるのは、この世に一本しか生えていないという世界樹ユグドラシル。
しかし、この茫漠な森林を歩いている内に食料も尽きかけてきた。
そして、この森の中に入って何日になるのかも分からなくなってきた。
やばい! 時間の期限も感覚も無くなってきているのだ!
けもの道を歩く、歩く、歩く。
すると、ようやく開けた場所に出た。
久しぶりに見る青空だった。
その開けた場所は広場だった。
絨毯のような草が疎らに生えている。
そして、中央には大きな樫の木が聳えていた。
そして、そこには人影があった!
何日ぶりに見る人間の姿だろう!
目を凝らしてみると、その人影はまだあどけない少女だった。
銀色の髪を肩まで垂らした美しい少女だ。
左手には奇妙に捻じ曲がった樫の杖を持ち、粗末だか清楚な貫頭衣を着ている。
彼女はこちらを見てにこやかに微笑みかけてきた。
その表情にはあどけない少女のものとは違う、何か悟ったような大人びた雰囲気が漂っていた。
「お探しですか?」
少女が口を開いた。
「ええ」
僕は答えた。
その僕の返答に少女は満足そうに頷いた。
そして、中央の樫の木をゆっくりと指差した。
「これが、あなたの探し求めているものです……」
「ユグドラシル……」
僕は自然とその言葉が口に出ていた。
>広大な原始林にも似た森の中を僕は彷徨っている。
「林」と「森」が被っている。もうこれだけでお前の落選決定www
433 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/14(金) 14:08:35
「にも似た」だから被ってないんじゃないの?
なんでこれで落選決定なの?
……って、書いたところで、読んでみたら、
「そして、」が被ってたw
>>431 これでは「小説の本文」ではなく「創作設定メモ」です。
>広大な原始林にも似た森の中を僕は彷徨っている。
こういうメモを元にして小説の本文を書かなければなりません。
「美しい少女」がいきなり出てくるあたりは童貞臭さで辟易します。
「林」って人が植えたものを言うんだろ?
人の手が加わってないものが森だろ。
あのさ、余程内容に自信があるならいいけどさ、
世界樹ネタは最近何故か妙に多いらしいから、
審査員に、「またかw」って思われちゃうかもしれないよ。
437 :
1/2:2008/03/14(金) 15:00:04
よろしくお願いします。注:グロいです。
小さなバルコニーにでれば、やはり高層ホテルだけあって、星空のように輝く夜街を
展望できる。
「素敵ね」
ぼくの隣に立つ七海が言った。でもどこか、あまり感情がこもってなさそうに聞こえた。
ぼく達は遠距離恋愛の仲だった。ぼくが七海に電話をした時、彼女が地方の仕事の
休暇がとれたと言ったので、ぼくは都会に遊びにくることを勧めた。ぼくには下心が
あった。それは、都心の夜景を見せて、地方にとどまる気持ちを変えさせることだ。
しかし、意外にもこの光景の感動が薄弱で、ぼくの期待通りにはいかなかった。
七海の眼は、感情の読めない、光を失った眼をしていた。肩の下に垂れる黒髪は、
風で微妙に揺れている。彼女とは、ずいぶん長いのに、こんな雰囲気をしているのは
初めて見るような気がする。「ねぇ、わたしのこと、アイシテル?」
突如彼女は夜景を見ながらやけに棒読みな調子で尋ねてきた。
「決まってるじゃん。愛していなかったら、君をここには呼ばないよ」
「――そう」
「じゃあ、タベテイイ?」
ぼくは笑った。
「一体どういうことだい?」
「……つまりこういうコト」
彼女は、身体の向きを、ぼくに直した。そして目蓋が完全に開ききると、目の玉が、
くぼみから落ちた。ぼくは声にならない悲鳴をあげる。彼女の眼のくぼみから、
赤黒い触手が顔を出した。気色悪い、ぼくは急いでバルコニーから出た。
「キャハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!」
七海の高笑いが外から響く。なんだアレは。本当にぼくが知っている七海なのか。
高校を卒業して、別々の大学に行き、ぼくは都会に出ても、地方の彼女と連絡を
続けてきた。たまに会ったりもした。しかし今回の彼女は今まで決定的に違う。
あんな人外な女性じゃなかった。
不意に、首筋に嫌な寒けが走った。次の瞬間、触手が首に絡まった。前方に走る
438 :
2/2:2008/03/14(金) 15:00:26
勢いを急に止められ、尻餅をついた。
ぼくは触手の根元の方を見る。七海が大口を開けて待っている。歯が唾液で
ぬめっていた。あれでぼくを噛み付く気なのだろうか。ぼくは首に絡まっている触手を
手で解こうしたが、触手の力は強い。解けない。
ぼくの身体は強制的に彼女の足元まで引き寄せられた。彼女は膝を折り、ぼくの
腕を持った。そしてぼくの腕に噛み付いた。血がぽたぽた床に落ちた。かじられた後
から赤い筋肉がむき出しになる。それをもう一度彼女は噛み付く。骨が削れる音がした。
ぼくは力なく笑っていた。もう、生きることを諦めた。ただ、死ぬまでの間、
快楽を求めた。彼女のスカートの中に手を突っ込んで、下腹部をまさぐる。ぼくの
股間が熱くなるのを感じた。彼女がぼくの頬をかじった。ぼくは半笑いが止まらなく
なっていた。彼女のスカートの中に頭をつっこむ。そしてパンツを脱がし、ひたすら
舐めた。指が一本一本なくなるのを感じた。部屋には、ぼくの半笑いと、かぶりつく
音と、舐める音が響いている。
439 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/14(金) 15:16:13
440 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/14(金) 15:16:50
>>434 どういう風にすれば本文になるの?
例を見せて。
441 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/14(金) 15:27:39
438はおもしろいよ思うよ。
442 :
431:2008/03/14(金) 15:31:04
どうも、皆さん、短い間の中、感想・批評ありがとうございます。
自分の至らない点が分かりました。
短いコメントではありますが、レスを返させていただきますね:
>>432 落選決定ですか……ははは、精進します。
>>433 432の方のフォローと思いきや、何とも恥ずかしい限りです。
>>434 例えば、森の中を彷徨うことについても、どのような出来事があったのか描写しなければならないということですね。
「美しい少女」……については、自分の未熟さを恥じるばかりです。
>>435 また一つ勉強になりました。林と森の違いについて……。
>>436 「聖剣伝説」とか「地球へ…」のアニメ版を意識したのですが、やはりネタとしてもっと掘り込まないといけないなあと感じました。
ご指摘ありがとうございました。
443 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/14(金) 15:33:11
ココで食いつくのはアホです。
評価に値せず酷評とは暇人の暇つぶし。
>>437-438 ちょっと講評しづらいくらい力不足。読んでいるうちに目玉が顔からこぼれ落ちて、
奥から赤い触手がピロピロ出てきてしまったよ。
> 彼女は、身体の向きを、ぼくに直した。
こんなことをさらっと書いてしまうようでは駄目だ。日本語としてアウト。
> 感情の読めない、光を失った眼
> 声にならない悲鳴
> ぼくは力なく笑っていた。
陳腐。
「ぼくは〜」の多用、何ら具体性のない「都会vs地方」、ロボットのような主人公、
いきなり「人外」などといった単語が出てくる語彙構成のいびつさ、不自然な句読点、
もうなんていうか、ピロピロ〜、ピロピロ〜って、ああもう大福が目に詰まってる
そんなの入らないやめてああ汚いから脳が化膿するからちょっと勘弁ああ痛い冷たい
ちょちょちょうぉえ〜い
>>431 > 広大な原始林にも似た森の中
>しかし、この茫漠な森林を歩いている内に食料も尽きかけてきた。
>そして、この森の中に入って何日になるのかも分からなくなってきた。
他の人も指摘してるが、森なの?林なの?どっちでもいいの?
「歩いている内に」…ちょっとあっさりしすぎな様な。
旅(冒険)に出る人は何日分かの食料持って、夜は寝床作って休むのが普通。
仮に一週間の食料が「尽きかけて」きているなら、それは一週間が経とうとしているという事。
「何日になるのかも分からなく」なるのは、用意していた食料が完全になくなってからだろう。
>やばい! 時間の期限も感覚も無くなってきているのだ!
時間の期限?よくわからん。
> けもの道を歩く、歩く、歩く。
「やばい!」割には元気だな。時間の感覚なくなるって相当疲れてると思うけど。
もしくは(まだまだ力が出せるなら)、「気を取り直して」等とあった方がよいと思う。
> 久しぶりに見る青空だった。
森の中の描写がないから唐突。木漏れ日とか全く感じられない、暗い森だったの?
>そして、中央には大きな樫の木が聳えていた。
「そして」多すぎ。引用割愛するが「!」もちょっと多いかも。
ラノベ読まないから見当違いかもしれないが、「ユグドラシル」を探している、銀髪の少女が登場する、
という世界観からして、「樫の木」というのはちょっと違和感。
せめてカタカナで「カシ」とした方が合うかと。
人の詳細がわからないうちに(おそらく遠い所から)木の種類がわかるとは、主人公は木に詳しい設定?
木や、更に言うと自然に詳しい設定にして、例えば「食料」や「けもの道」の所で森にいる動植物の事を書けば、
> 何日ぶりに見る人間の姿だろう!
の説得力が増すと思う。
感想:世界樹見つかるの早っ!「ハンター×ハンター」でゴンが意外とあっさりハンターになったのを思い出しました。
まあ、世界樹を探し求める理由等も出て来ていないから、これから二転三転あるのかな。
改稿したよ。
深い森の中を彷徨い、ついに食料も尽きかける。僕が求めているのはこの世に一本しか生えていないという世界樹ユグドラシル。獣道を歩く、歩く、歩く。ようやく開けた場所に出る。
青空が広がった。青空の下には大きな樫の木が一本聳えていた。辺りは絨毯のような草叢がまばらに生えている。
樫の木の向こうに人影があった。僕は目を凝らして人影を追う。長い銀色の髪が撥ねるように揺れている。少女だ。まだあどけない少女。貫頭衣をまとい、左手にはねじ曲がった杖をもち、風の中に舞っている。ふいに動きを止めた。僕を見つけたようだ。
少女はまっすぐに僕の所に向かってくる。幼い顔に浮かぶ微笑は優しくどこか大人びたような雰囲気を漂わせていた。
「探しものは見つかりましたか?」
少女の声が響いた。
「いえ……」
僕がそう答えると少女は満足そうに頷いた。後ろ手の樫の木をゆっくりと指差した。
「あれがあなたの探し求めているものです」
「ユグドラシル……、あれが……」
僕は疑いもせず自然とその名を口にしていた。
「いいえ、ケフィアです」
無駄がなくなって読みやすくなった。
あとひと工夫すると良いかも。
あと、
>少女の声が響いた
ここがちょっと変かも。
>>431 >森の中を僕は彷徨っている
なんで一人なのか理由を描写しよう。
>求めるのは、この世に一本しか生えていないという世界樹ユグドラシル
なんで欲しいのか描写しよう。
>そして、この森の中に入って何日になるのかも分からなくなってきた
分からなくなった理由を描写しよう。
>時間の期限も感覚も
期限は前もって決められた日時のこと。削除しよう。
例:時間の感覚も
>その開けた場所は広場だった
広場は開けた場所のこと。重複している。
>絨毯のような草が疎らに生えている
絨毯で平面をイメージした後に、まばらだと読者が混乱する。
例:絨毯のように草が地面をおおっている
>そこには人影があった
食料を準備して挑むような森に、他人がいることを当たり前に受け止めたらまずくないか。
>これが、あなたの探し求めているものです
広場に入ってすぐ樫の木を見ているのに、僕は気がつかなかったのか。
>>437 >星空のように輝く夜街を
夜街は一般的に使う言葉なのかな?
例:星空のように輝く夜の街を
>彼女が地方の仕事の休暇がとれたと
地方へ行く仕事かと思った。
例:地方で働く彼女が休暇がとれたと
>ぼくは急いでバルコニーから出た
部屋の中に戻ったのだから、出たはなじまない。
例:ぼくは急いでバルコニーから部屋の中へ逃げた
>不意に、首筋に嫌な寒けが走った
僕が部屋の中のどこにいるか分からないので描写しよう。
例:通路へ出るドアまであと数歩というところで、不意に、首筋に嫌な寒気が走った
>ぼくは触手の根元の方を見る。七海が大口を開けて
いきなり七海の描写の方がテンポがいい。
例:触手の先では七海が大口を開けて
>ぼくの身体は強制的に彼女の足元まで引き寄せられた
動きを止めないで、引きずられながら、なんとか触手を振りほどこうとする方がいい。
例:触手がぼくの身体を彼女の方へ引きずっていく。首に巻きついた触手を解こうとするが
力が強い。息が苦しくなる。とうとう彼女がぼくの腕をつかんだ。
>ぼくは力なく笑っていた。もう、生きることを諦めた
生きたまま食べられているのに無理だろう。
>>446 「〜いる」と「〜いた」の使い分けってどんな基準でやってるの?
452 :
420:2008/03/14(金) 22:54:05
>>421 必要な部分は丁寧に書かないとダメよ。
ただし、ストーリーに関連がなく、心理を投影しているわけでもない、関係の薄い描写は
削ったほうがいいというだけで。
例えば、その場を通り過ぎる程度でのエキストラみたいな人物を詳細に描写しても
意味がないわけで。
>描写は必要なものだけを、簡素でイメージしやすい文で書くのが理想。
描写の方法はいろいろあるから、
簡素というのがどの程度なのかわからないけど、例えば「特殊部隊の制服」だけ
では描写したことにならない。
>>437-438 冒頭シーンの描写がないよね。
高層ホテルの小さなバルコニが舞台になるんだから、広さとか、設備とかを
描写する必要あり。
全体的の行動描写がちぐはぐ。
主人公が風景を見ているのか、七海を見ているのかが曖昧。
これは七海も同じ。
>ぼくは急いでバルコニーから出た。
どこに出たの?
部屋の中に戻ったのではないか?
>次の瞬間、触手が首に絡まった。前方に走る勢いを急に止められ、尻餅をついた。
どこを走ったの?
どこに尻餅をついたの?
それと心理描写が長々と入るので緊迫感がないよね。
考えてる暇なんかないと思うけど。
>七海が大口を開けて待っている。歯が唾液でぬめっていた。
これだけでは化け物らしく見えないが。
どんな風に大きな口なのか、どのような歯なのか、見えるものを
もう少し丁寧に描写をするように心がけるといいよ。
>高層ホテルの小さなバルコニが舞台になるんだから、広さとか、設備とかを
>描写する必要あり。
それは描写じゃなくて説明。描写と説明の違いもわからないやつは批評する資格なし。
>>454 わかってんのか? おまえも。
違いがわかっても、説明できな大口叩くなや。な?
456 :
2/1:2008/03/14(金) 23:50:01
メディアワークスの電撃小説大賞に応募予定のファンタジーの冒頭です。
一言でも構いませんが、出来れば酷評をお願いします<(_ _)>
「ねえ、ママ、あの建物何なの?」
「しっ! 近寄るんじゃないわよ! あの塔には魔物が住んでいるのよ!」
「わあ、怖いっ!」
時は夕暮れです。ここは千年前の遺物が残る伝統の都市ポレリス。
先ほどの親子の会話はその街外れにある、塔の話なのでした。夕陽を浴びてその塔は黒々としたその威容を見せつけます。
果たして母親の言ったように、この塔には魔物が住んでいるのでしょうか?
そうかもしれません。確かに魔物と言えるかもしれません。
あの塔の最上階には確かに誰かが住んでいるのでした。
……いや、正確に言えば、寝ていると言った方がいいでしょうか?
◇
457 :
2/2:2008/03/14(金) 23:51:46
今から千年前のことです。この都市がポレリスと呼ばれる以前のことです。この地には魔法を使う種族エルフが住んでいました。
そして、都市の名もポレリスではなく【アーヴァン】と呼ばれていました。
これはエルフ語で「千年続く町」という意味です。果たしてその名前の通り、この町は深い城壁に囲まれた千年続いている要塞都市でした。
そして、そのエルフの王族に【ティーア】と呼ばれる乙女がいました。
これはエルフ語で「兎」という意味です。その名前の通り、可憐で春に咲くスミレを思わす容姿をしていました。また、他のエルフよりも耳が長いことでもその名前は付いていました。
ティーアは歳を取りたくないと、しきりに王族に仕える侍女たちを困らせていました。彼女の言い分では「エルフ」は絶対歳を取らないとのことだったのです。
しかし、エルフ族は衰退の一途を辿る種族でした。まだ若いティーアの年齢も234歳でした。そしてエルフ族は静かに、新しい人種の人間と世代交代をしつつあったのです。
ティーアは嘆きました。彼女は死にたくないと強く思ったのです。
この都市の中央の王城に彼女は住んでいたのですが、ある日、王城に来訪者がありました。
その者は人間で、王城の門番にこう名乗りました。
「私の名前はクラブラン。錬金術師だ。君たちは不老不死に興味はないか?」と。
元来、魔法で不老を保っているエルフたちはこのクラブランに対して何も興味を示さなかったのですが、ティーアは違いました。
門番の報告を聞いて「不死」という言葉に小躍りしたのです。【つづく】
蛇足ですが、この後、エルフのティーアが錬金術師のクラブランと契約を結ぶシーンになります。果たして、この冒頭でいいでしょうか? タイトルは「永遠に眠る乙女の物語」です。
>>456-457 語り手が誰なのか不明のまま設定の説明が続く。
一次落ちは確実だろうね。
まあ出すことに意義があるのだから玉砕してみればいいよ。
459 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/15(土) 00:15:55
主人公の回想シーンに、作中の人物を初登場させてその背景を説明したいのです。
酷評よろしくお願いします。
お前は何様のつもりなんだ。
目を瞑ると昨晩のヤジマさんの言葉が浮かんだ。いつもと違った声音と、吐く息の生暖かい体温と酒臭さまで甦った。
オレはオレですよ。
確か苦笑しながらこう返した。自分も相当酔ってたのかもしれない。
ヤジマさんは随分前にアルバイトした先の先輩だった。
ヤジマさんが大学生で、自分はフリーターだったから、それほど親しくかったわけでは無かった。
数年前の夕方にばったり駅前で会い、近くに住んでいることが分かってからたまに食事に、
といってもいつも同じ安居酒屋だったが、誘われるようになった。
毎回おなじような仕事の自慢か会社の愚痴ばかりだったが、黙って話しを聞いてくれる相手が欲しかったのに違いない。
昨晩も おなじみの居酒屋の暖簾をくぐると、仕事帰りのサラリーマンで随分混雑していた。
店に入ったのはそれほど遅い時間ではなかったが、通されたのは並びのカウンターだった。
>>459 分かり難い。主語をもう少し意識して。
言葉が思い浮かんだなら言葉を書かないと不自然。
回想からさらに回想に入るのはNG。
いったん現在に戻るか、最初から居酒屋にいったほうがいい。
>>458 それは三人称表現ならどれでも不明だろ。
多分これは、単に童話っぽく「ですます調」で書いてるだけだろ。
>>459 素直に「」を使ったほうがいいんじゃないかな。
ちなみに「」は台詞記号って訳じゃないからね。
463 :
459:2008/03/15(土) 00:37:23
>>460 回想から回想に入ったのでなんだか違和感があるんですね・・
納得しました。
この線からいけば主語の問題もすっきりしそうですね。
ありがとうございます。
>>462 そうですね。わかりやすくします。
>>456-457 「しっ」てのは「黙れ」って意味じゃないか?
何か不自然。
あと、全体的に無駄な部分が多い。
推敲はしたか?
それから、エルフ語が云々は、
それが後の展開にどうしても必要じゃない限りは
要らない。うざいと思われるだけ。
>>461 三人称の場合、視点主は登場人物だよ。
内部視点と外部視点が使えるだけで、カメラは視点主と共に移動する。
視点主がいない状態で語るのは神視点。
童話のように、神主体となって延々と物語を中継するというスタイルは厳しいだろうね。
466 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/15(土) 02:31:39
>>453 421 :名無し物書き@推敲中?:2008/03/14(金) 02:06:41
>>420 >必然性がない描写は削ったほう無難
だよね。
描写は必要なものだけを、簡素でイメージしやすい文で書くのが理想。
このスレで二言目には描写描写って言ってる人って、これがどれだけ分かって
いるのか、俺には疑問だ。
467 :
408 :2008/03/15(土) 09:22:35
みなさんありがとうございます。
>>420 無駄な描写になってしまってますか。
前回のは、どうも全体的に厚みが足りないなとおもって追加していったんですが。
ちょっと、付け焼き刃でしたね。
もっと背景をしっかり構築してから、書き込みます。
468 :
456:2008/03/15(土) 09:27:13
朝方になって気になって2ちゃんを見た所、レスの多さに感動しています。
本当に、皆さんありがとうございました。
>>458 「君のための物語」のように、主人公視点で小説を書くことは断念して、
本作に臨んだのですが、やはり語り手を意識しなければならないのでしょうか?
私としては
>>461の方が仰っているように、童話調の文体を意識して書いただけのです……。
「シュプルのお話」とか意識して書いたのですが、やはり視点を意識しないといけないものでしょうか?
>>464 自分では最高の話を書いたと思って、賞に臨んだのですが、お恥ずかしい限りです。
推敲に推敲を重ねて、賞に臨みたいと思います。「しっ」とエルフ語云々の部分は改めます。
>>465 その厳しいスタイル(神視点で物語を童話調に語る)に敢えて挑戦しようと思っています。
469 :
437:2008/03/15(土) 10:58:24
>>444 酷評ありがとうございます。陳腐な表現は、ありきたりだからですか?
判別するには、小説色々読むしかなさそうですね。
自分なりに頑張っていきたいと思います。
>>450 丁寧に例を出してくれているので、とても参考になります。
>>453 舞台がどうなっているのか、最初に冒頭に書いておくべきですよね。
気をつけたいと思います。
>>456-457 >「ねえ、ママ、あの建物何なの?」
>「しっ! 近寄るんじゃないわよ! あの塔には魔物が住んでいるのよ!」
冒頭から、疑問。
子供は知らなくて、母親は知っているのは何故だ?
親子は旅行者というわけでもないだろう。
「近寄ってはいけない」ほどのものを母親はいままでなぜ子供に教えなかったんだ?
その「近寄るな」も疑問で、この親子は塔からどのくらい離れた位置にいる?
>その街外れにある、塔の話なのでした。夕陽を浴びてその塔は黒々としたその威容を見せつけます。
というからにはかなり離れた場所のはずで、子供が一、二歩近寄ったところでどうこういうほどのもの
ではなかろう。
そういうことをきちんと考えて書いているようには見えない。
どういう親子なのか、作者はきちんと作り上げたうえで書いているか?
どんな家に住んでいて、父親はどんな仕事をしていて、ほかに兄弟はいるのか?
いまなぜここにいるのか? 買い物帰りなのか、遊びに来たのか?
イメージを固めたうえで書けば上記のような疑問は出てこないはずだ。
ましてや冒頭に登場させる親子なんだから、なおざりにすべきではない。
>「わあ、怖いっ!」
セリフが下手。もう少し工夫すべき。
>先ほどの親子の会話は
いきなり「先ほど」はひどい。いつ時間が飛んだんだ?
>果たして母親の言ったように、この塔には魔物が住んでいるのでしょうか?
なんの情報も与えられていないのに聞かれても、知らんがな。
◇以前の前口上はすべて削除すべき。ないほうがいい。
◇以降も説明が多すぎる。
>>467 投稿した分はイントロみたいなもんでしょう?
カラオケでもイントロが長いとあきるから本筋に入ってから厚みを出したらいいよ。
>>468 自分の作品なんだから納得がいくように仕上げればいいと思うよ。
投稿して、予選で落ちてからいろいろ考えればいい。
473 :
408:2008/03/15(土) 11:31:08
>>471 あのペースだと、100枚くらいで終わっちゃうといいますか・・・
最初のだと、文章が骨格だけなんですよね。
読んでて、簡単に過ぎ去っていってしまう分量しかない。
あれに、肉をつけないといけないんですが、なんか贅肉しかつかないっていうか。
474 :
1/2:2008/03/15(土) 12:35:16
よろしくお願いします。注:汚いです。
校庭は石灰で線が引かれその上で短距離走が行われていた。ぼくの番がくるまで、
あと五列ある。ところで、体育の時間が始まる前に、腹にちょっとした異変を感じていた
のだが、程度がちょっとしたなので、ほったらかにしておいた。しかし、今になって、
腹痛の程度が極端にすごくなって、我慢をするのに限界を感じた。おそらく今走ったら、
中のものが尻から噴出してしまい、中学生活のトラウマが一つできあがることになるだろう。
ぼくは、タグチ先生のもとへ行き、腹痛を訴えた。すると彼は日に焼けた横顔を向け、
「とっとと行ってこい」と、簡潔かつそっけなく言った。ぼくは腹に振動を与えないように歩いて、
近くの校庭にある便所へ向かった。
その便所は、木造建築で、大分昔からあるらしく、とても痛んでいる。壁を触ればミシミシと
音がたつぐらいだ。小便所はめずらしい壁にひっかけるタイプで、大便所は全部で二つ
あって、座り込み式のぼっとん便所だった。ぼくはその個室に入って、ズボンと下着を
おろし、便器の上に座り込む姿勢をとった。
部屋の隙間から、短距離走の笛の音や生徒達の走る靴の音が聞こえる。その時、
お尻に冷たい感触がした。ぼくは飛び上がり、便器を見ると、中から青白い手が伸びて
いる。まるで血が通っている様子がなく、死後の人間の皮膚を思わせる色の指が、
イソギンチャクの触手のように動いている。ところでぼくはホラーにはめっぽう強い性質で
あった。その青白い手を両手で掴み、引っ張りあげた。途中、すこし肛門から中のものが
でた。しかしぼくはそんなことよりも、この手が何に繋がっているのかが知りたかった。
思いっきり踏ん張る。ボトボトボトと中のものがでた。でも気にしない。便器の奥から、
女の頭が顔をだした。生気を感じさせない青白い肌に白い目、皮の剥けた唇、これは
ホラーだと思ってぼくの心は弾んだ。女の半身が便所から出た。ぼくは女の両脇を掴んで、
便器の中からすっかり彼女の身体を出した。
(無礼に扱うと祟るぞ!!)
475 :
2/2:2008/03/15(土) 12:35:44
突然頭の中に女の声が響いた。驚いて、腸のものがまた音をたてて噴出した。
女の前でちんぽこを出しながら脱糞する、この状況にぼくは、いつの間にか興奮していた。
そしてその興奮がぼくに悪乗りをさせ、彼女に頭を下げて言ったのだ。
「恋人になってください!」
しかし女の表情は変わらなかった。
(無礼に扱うと祟るぞ!!)
また突然頭の中に女の声が響いた。驚いて、腸のものが音をたてて噴出した。
ぼくはこんな姿を見られたら、もうお嫁にいけないと思った。男だけど。だからこの女と
結婚するしかないのだ。その思い込みがぼくに悪乗りさせ、彼女に頭を下げて言ったのだ。
「結婚してください!!」
しかし女の表情は変わらなかった。
(無礼に扱うと祟るぞ!!)
また突然頭の中に女の声が響いた。驚いて、腸のものが音をたてて噴出した。ぼくは
冷静に考えた。きっと彼女は強引なのが好きなのだ。ぼくは女の紫色の唇とぼくの
それを重ねた。まるで氷のように冷たい。
(無礼に扱うと祟るぞ!!)
また突然頭の中に女の声が響いた。驚いて、腸のものが音をたてて噴出した。
ぼく達は愛し合った。
まあ、この内容ならこんな文章で良いんじゃないかな。
んなばかな。一行目、おかすい。
黒井さんと私
私は彼の名前を正確には知らなかった。私が彼に名前を尋ねたとき、苗字が黒井だと教えてくれたので、
そのときから彼のことを黒井さんと呼ぶことにした。黒井さんも私の名前については何も聞いてこなかった。
いつも私のことを「おい」とか「なあ」などと呼んだ。私たちはいつも二人でいたので名前など必要なかった。
ただ互いに同じ世界を共有していることだけで十分だった。
黒井さんとの出会いは図書館だった。私は毎週日曜日の一時から五時までたいてい近所の図書館で過ごした。
普通の大学生なら日曜日に友達と遊んだりアルバイトをしたりすると思うが、私は世間一般にいう普通の大学生
とはかけ離れていた。友達作りに躍起になったり、人間関係を上手く取り繕うとすることが嫌いであり、できなかった。
自分を取り巻いているこの世界が壊れてしまえばいいと思っていた。本を読むことだけが私をこの世界から逃避させて
くれた。
その日の図書館は人が少なかったことを記憶している。いつも人は少ないのだが、その日はとりわけ少なかった。
私が日曜日の昼間をいつも過ごしている席に男が座っていた。だいたいここにくる人は常連なので見知った人がほとんで
あったが、その男を見るのは初めてだった。大柄な男で小さな椅子に畏まって座っているのが可笑しかった。丸い顔にポツン
とついている二つの小さな目が文章を忙しく追っていた。
しょうがなく男を観察できる距離の席に腰を下ろした。この男に少しの興味を覚えた。彼から発せられているオーラのようなものを
私は感じていた。彼と関わりたいと思ったがすぐには方法は見つからず、とりあえず読みかけの本を開いた。
何分たっただろうか、突然の呼びかけに本の世界から現実に引き戻された。
「それ、僕も読みました。」
ひどく小さな声だった。テレビのボリュームを消音ギリギリまで下げたような声だった。
続きはまた書きます。文を読み直していないのでひどい文章だと思いますが、どうかよろしく
お願いします。
>>479 俺のワナビアイで思ったことを書いてみるな:
まず、文章の前半と後半の繋ぎが悪いと思う。
後半の部分で、
>私が日曜日の昼間をいつも過ごしている席に男が座っていた。
とあるが、この人物が「黒井さん」な訳だろう?
前半と後半の部分で
>本を読むことだけが私をこの世界から逃避させてくれた。
という「黒井さん」と関係のない文章を挟むので、
この人物が果たして「黒井さん」なのか、
俺は三回読み返したが、分からなかった。
もっと、読み手がどのように、自分の文章をスムーズに読んでくれるのか、
構成を考えた方がいいと思う。
蛇足だが、内容についても「黒井」を魅力的に書く必要があると思う。
>丸い顔にポツンとついている二つの小さな目が文章を忙しく追っていた。
……ような人物を果たして読者が面白いと思って読んでくれると思うか?
文章の鍛錬ならこれでもいいかもしれんが、一つ言いたいのは、
読者の興味を惹くようなキャラなりストーリーでないと、
どんなに文法的にいい文章であっても続きを読んでくれないということだ。
俺はラノベ読みだから、お前さんの文学の方向性と違うかもしれんが、
個人的な意見として聞いて欲しいと思う。
例として、魅力的な「男」の人物造形の作品を挙げると、
「君のための物語」(水鏡希人)【電撃文庫】
のレーイというキャラがお勧めだ。
>>473 それはプロットが痩せてるんだよ。
長いものを書きたいなら、もっとシーンを増やさないと。
>>479 主人公不在のままモノローグが続く。
で、客観描写がない。
回想からさらに回想に入ると言う展開はNG。
図書館のシーンからリアルタイムで書いてみては?
図書館はどんな場所にあるの?
風景を描写して、天候や季節を描写する。
そして主人公の心理描写。何を思うのか。日常生活の悩みなど。
次に図書館の内部に場面を移して、内部の描写して、
男の服装や人相風体年齢体格などを描写して、私が男に興味をもった
理由を具体的に描く。
そうすれば小説らしくなるんじゃないかな。
>>456 できれば40字くらいで改行を入れてもらえると読みやすい。
>果たして母親の言ったように、この塔には魔物が住んでいるのでしょうか
親子連れが通るところに、魔物を放置しておくのはまずい。町から離れたところに、むかし
戦争のために塔が建てられたが、もう今は使用することもなく手入れもしていない、などと
してはどうか。
>この町は深い城壁に囲まれた
壁は深いのではなく高いだな。
例:この町は高い城壁に囲まれた
>彼女の言い分では「エルフ」は絶対歳を取らないとのことだったのです
意味が分からない。この世界ではエルフは年を取って死ぬのか?
>>459 時間の流れをまとめる。
1 随分前 ヤジマさん(大学生)とオレ(フリーター)がアルバイト先で知り合う
2 数年前 ヤジマさん(会社員)とオレ(フリーター)が再会し、たまに食事をする
3 昨晩 ヤジマさん(会社員)とオレ(フリーター)が食事をする
>ヤジマさんは随分前にアルバイトした先の先輩だった
この段階で読者の頭にヤジマさん=バイト先の先輩となってしまう。伝えたい情報は
バイト先で知り合ったことだけだ。まずヤジマさん(会社員)とたまに食事をすることを
描写して、次にヤジマさん(大学生)とバイト先で知り合ったことを描写しよう。
例:ヤジマさんとはたまに食事をする仲だ。毎回おなじような仕事の自慢か会社の愚痴を
聞かされる。
ヤジマさんは随分前にアルバイトした先の先輩だった。そのころヤジマさんは大学生で、
自分はフリーターだったから、それほど親しくなることもなかった。
数年前の夕方にばったり駅前で会い、近くに住んでいることが分かってから食事に、
といってもいつも同じ安居酒屋だったが、誘われるようになった。黙って話を聞いてくれる
相手が欲しかったのに違いない。
>>474 >校庭は石灰で線が引かれその上で短距離走が行われていた
その上ではなくても意味が通じる。
例:校庭に石灰で線が引かれ短距離走が行われていた
>ところで、体育の時間が始まる前に
ところではなくて、腹の状態を気にする描写を入れてつなげよう。
例:ばくは腹を押さえた。体育の時間が始まる前に
>体育の時間が始まる前に、腹にちょっとした異変を感じていたのだが、程度がちょっとした
なので、ほったらかにしておいた。しかし、今になって、腹痛の程度が極端にすごくなって、
我慢をするのに限界を感じた
ほったらかしにしたのは分かるので、なくても意味が通じる。
例:体育の時間が始まる前から腹にちょっとした異変を感じていたのだが、今になって
我慢をするのに限界を感じるようになった。
>近くの校庭にある便所へ向かった
校庭から一番近いという意味か? 学校の校庭に公衆便所のようなものがあるのか。
例:校庭の隅にある便所へ向かった
>短距離走の笛の音や生徒達の走る靴の音が聞こえる
音が重複している。ぼくの視点で生徒達は変だな。
例:短距離走の笛やみんなの走る靴の音が聞こえる
>ところでぼくはホラーにはめっぽう強い性質であった
伏線は冒頭で出そう。ご都合主義より、まだネタバレの方がましだ。
例:(短距離走の順番待ちの間に)みんなはテレビで見たホラー映画の話題で盛り上がって
いた。しかし、ぼくはホラー映画を見てもぜんぜん怖くならない。目をそむけるどころか、
変わった格好をじっくり眺めてしまう。
>>479 現在の描写がないのに、回想にした意図が分からない。
>私は彼の名前を正確には知らなかった
何か知っていたのか?
>私が彼に名前を尋ねたとき
>黒井さんも私の名前については何も聞いてこなかった
人に名前を聞くときは、先に自分から名乗ろう。
>自分を取り巻いているこの世界が壊れてしまえばいいと思っていた。本を読むことだけが
私をこの世界から逃避させてくれた。
読者は私と黒井さんがどんな世界を共有しているかに興味があるので、その謎を解く前に、
別の世界を出すと混乱する。
例:本だけが私の友達だった。
>いつも人は少ないのだが、その日はとりわけ少なかった
読者には分からない。具体的に人数を描写しよう。
>この男に少しの興味を覚えた
人間関係を築くのが苦手の人にしては不自然だな。
>突然の呼びかけに本の世界から現実に引き戻された。「それ、僕も読みました」
自分に呼びかけたと思った理由を描写しよう。
488 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/15(土) 21:28:23
>>474 >校庭は石灰で線が引かれその上で短距離走が行われていた。
日本語としてアウト。
↓
・校庭には石灰で線が引かれその上で短距離走が行われていた。
とすれば、日本語としてはセーフだが、ぎこちない文章。
「その上」が線上のようにも読めてしまう。
↓
・石灰で線が引かれた校庭で短距離走が行われていた。
多少はましだが、「行われていた」が気に入らない。
↓
・今日の体育は短距離走だ。 校庭のまんなかに石灰で引かれたコースを皆が順番に
駆けぬけてゆく。あと五列でぼくの番だった。
と、まあこんな感じで、推敲していったらいいんじゃないか。
>>488 ・今日の体育は短距離走だ。 校庭のまんなかに石灰で引かれたコースを皆が順番に
駆けぬけてゆく。あと五列でぼくの番だった。
↓
この次はどんな感じになるんでしょうか?
うほっ! いい男
すると彼はツナギのホックを下ろし始めたのだった。
>>489 ・今日の体育は短距離走だ。 校庭のまんなかに石灰で引かれたコースを皆が順番に
駆けぬけてゆく。あと五列でぼくの番だった。
ややくどい。文章のリズムがもったりしている。
↓
・今日の体育は短距離走だ。 石灰で引かれたコースを皆が順番に駆けぬけてゆく。
あと五列でぼくの番だった。
すっきりとはしたが「校庭」という情報が抜けた。やはりなんらかの形で「校庭」は入れなきゃ
いかんか。
↓
(以下省略)
「いる」と「いた」ってどう使い分けるの?
「〜していた」じゃなく「〜している」になるのはどんな場合?
プロの作品でも、全体の内の殆どが「いた」なのに、
時々「いる」が出てくるのがあって、規則性が理解できないんだけど。
>>492 規則性は無いのが規則。
指針としては
・なるべく同じ語尾にしないほうがいいよね(読者が飽きるから)
・過去の話をしてるなら「いた」を多めに使ったほうがいいかも(時制の問題で)
くらいか。
簡単に言えば、語尾は、書き手の気分、書き手の裁量次第。
気を払うと良い文章になるけど、気を払わなくても読めるよね程度のもの。
ただ、下読みサンは問題にはするかもしれん。
語尾はちょい分散気味、前の文と同じにならないよう気をつけるくらいでイっとけ。
>>492 規則性はない。
「〜している」と書いて、う〜む、とにらみ、
「〜していた」に直して、むむう、と考えこむ。
また「「〜している」にもどして、ぬおう、と頭をかかえる。
ときにはそれだけでひと晩を費やす。
文章全体のリズムがどうか、
最後はその人の感性(センス)が決める。
逆に、全部現在形で書くのってアリ?
>>495 アリ。
ただ、全部現在形で書くのが裏目に出るか表に出るかは、俺には分からん。
>>491 すいません、もう少し続けてください。
そんなダルい文章で終わられたのでは誰のためにもなりません。
もちろんあなたのためにもならない。
このままでは「ああ、雑魚が調子に乗ってただけか」と思う以外にないのです。
>>497 横から口を出すならば、そんなもん段落ごと没にして書き直すに決まって
んだろうが。
推敲の意味も分からずにふざけた口を利いているんじゃねぇ。
>>498 馬鹿が一匹釣れたw
親まで頭悪そうだね、君w
>>491 じゃ続き
>校庭は石灰で線が引かれその上で短距離走が行われていた。
↓
・今日の体育は短距離走だ。 校庭のまんなかに石灰で引かれたコースを皆が順番に
駆けぬけてゆく。あと五列でぼくの番だった。
↓
・今日の体育は短距離走だ。 石灰で引かれたコースを皆が順番に駆けぬけてゆく。
あと五列でぼくの番だった
↓
・体育の授業は短距離走だ。白線が引かれた校庭を、皆が順番に駆け抜けていく。
あと五列でぼくの番だ。
校庭を入れて見た。今日の〜は削除。石灰〜を白線に言い換えた。
501 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/16(日) 07:47:31
ぼくは浪人一年生!でもかわう〜ぅい彼女が居るんだぜ!うらやましい?へっへ〜
自室でちゅーしてなんかこうもわもわんほわほわんAirにまかせておっぱい触ろうと
したら恥ずかしそうにでもうれしそうにいたずらっぽく笑いながら
「おたのしみは 受かってから。」
…ここでまた俺頭をスッコーンとだるま落とし。
タダ20年の時を経てタイガース思い返すといささか小腹が立ってきたナ。まあいいけど。いやよくない。
502 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/16(日) 07:51:11
「話の内容はどうでもいいがそのタイガースってのはなんなんだい」
「タイガースは経ての幼名」
503 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/16(日) 07:58:25
「眞の魔法は魔法と認識されない」アーサー・C・クラーク
冒頭です。携帯小説ではありません。冒頭だけ改行少なめの饒舌体を目指して
いますが、数ページで普通の小説に移行する感じです。よろしくお願いします。
まずは自己紹介。あたしはミホ十五歳、というとなんだか華やいで素敵に聞こえるけど、
残念でした、そんなんじゃないの。聞いてくれる? 聞いてくれるわよね。よーし話すわよ。
話しちゃうわよ。
あたし中学までは全然目立たない子だったのね。今でも目立ってるとはいえないけど、
理由はあとで話します。なんてゆーか昔はカレン、な感じを目指してて、というのは言い
訳で、ぶっちゃけ面倒だから何もしてなかったのね。お婆ちゃんが買ってくれた少年少女
文学全集なんてカビ臭ーい本を愛読なんかしちゃったりしちゃってたんだけど、さすがに
あたしも四月から高校生、蕾も咲くかって年頃にこんなんでええのんか? ええのんか?
って疑問がね、てか実は久しぶりに「トラップ一家物語」を読んでてマリア、知ってる? あ
の女家庭教師、あの子が十八歳で屋敷のご主人様と婚約するのね。で出てくるヒロイン
っていうか娘は次が十三歳、八歳、六歳とか続くんだけど、ぶっちゃけあたし、自分はずっ
とその「ちっこい子」サイドの人間だと思ってたわけ。でも一五歳で高校生、ってなったら
微妙でしょ。まだマリアよりはヘートヴィヒ、長女ね、あの子に近いけど、順番から言うと二
番手。お前は準備できてるのか? って声が聞こえて来ちゃったわけ。できてるわけない
じゃん。シャンプーだっていまだに一本で全部入りよ? それでピッチ脇でアップ始めてる
のに履いてる靴はアシックスのパチもんイチキュッパ、みたいな惨めさを感じたのよ。
それであわてて高校デビューについて調べたの。でもan-anとか買えないでしょ。変かな?
うちの近所はコンビニとちっこい本屋しかないからみんな顔見知りなわけ。でイケテナイ
格好でan-anとか買いにいったら、ああ佐藤さんとこのミホちゃんついに目覚めたのね、八
百源の奥さんににうるち米と小豆用意しとけって電話しようかしらプププ、なんて言われそう
で、まあ言われるはずないと思うけど、わかるでしょ、そういう空気。裏でニヤっとされたの
かもって思うだけでもう耐えられない。仕方ないからひとつお願いしますってグーグル先生
に尋ねてみたの。そしたら出てくるわ出てくるわ、高校デビューとは何かって辞書みたいな
サイト、あとは俺のクラスに高校デビューの子がいてさあプギャーみたいなことばっかり。
これはなんですか、死ねと? あたしもう絶望しちゃって、その晩六年ものの巨大テディベア
に四の字固めをかけながら、神様にお願いしてみたわ。どうか高校デビューの方法を教え
てください、できればパツキンで格好いい一八歳くらいの彼氏も欲しいな、この人のためな
ら死ねる! ってくらい熱い恋をしてみたいな、もろもろ、もろもろ。
そしたら都合よく夢を見たのよ。修学旅行で行った雷門の前にびらびらのローブみたい
なのを着た白人のお爺さんが立ってて、なんか光ってるのね。全体が。しめた! 神様だ!
って思ってお願いを言おうとしたんだけど、あたしが口を開くまえに、そいついきなりニヤッ
て笑いやがったのよ。で外人風に手のひらを上にしておいでおいでするわけ。うさんくせえ。
お前何が目的だ、あたしの体か、おぬし実は悪魔じゃな、って思って睨み返したら肩をすく
めて消えちゃった。朝目が覚めたときはあああたしつくづく神様とはご縁がないんだと思って、
あの空しさったらなかったわ。でも次の日も似たような夢を見たのね。今度はインド人みたい
な人が雷門の前にいて、勇気を出して悩みを打ち明けてみたらその人なんて言ったと思う?
「そのようなことに煩わされるな」だって。あーあーもうわかったよ。そういうキョーイク的な世
界にドップリ浸かってたから今のあたしがあるの。あたしはお前を捨てるのだ。悪いな。さい
なら。結局その日も成果なし。であたしもバカじゃないから、三日目は布団にはいる前に
作戦を考えたのね。あたしが思うに、あの偉そうな神様たちは、人間がちやほやするから
勘違いしてるのよ。だからそういう勘違いをしてなさそうな神様、要するにいま売れてない
神様を捜せば、なんでもお願いを聞いてくれるかもしれない。そこで本棚をさらえたら、いま
したいましたよ売れてなさそうな神様、エジプトはピラミッドに描かれたセト神、顔がワンコ、
再放送でみた名探偵ホームズみたいでちょっとカッコイイじゃない?
その晩図鑑を開いて枕の下に敷いて寝たのね。装幀がバカになりそうだけどこの際気に
してらんないわ。そしたら彼、雷門のまえできちんとあたしを待ってました。モチ横向きで。
でお願いを全部話してみたら、オッケー、叶えてくれるって。やった! と思ったんだけど、
代償がいるっていうのね。そりゃそうか。なんですか、毎日お祈りですか、って聞いたらね、
人間の血を樽に十杯だって。うぉーい! って笑ってる場合じゃない。あたし平和を愛する
一介の小市民だし、それはさすがに無理でしょう。だけどキャンセル不可なんだって。困っ
た困った。まけられまへんか。まかりまへん。どうしましょ。って悩んでたら、別な方法でも
いいっていうのよ。このままじゃニッチもサッチもわんわんわん、なのでお願いします、って
いったら、セトさんそのまま消えちゃった。めでたしめでたしって思うでしょ。でもそうじゃな
かったんだなー。翌朝目を覚ましてみたら、あたし毒虫になってたの。どっかで聞いたよう
な話でしょ。そーなのよ。こっから先は、直接見てもらった方がわかりやすいわね。
轟音とともにミホは身を震わせた。音と震えは数秒間続き、やがて止まった。
雲一つない晴天の下、ぎらぎら輝く砂の上に、目の粗い網をかけられた数台の戦車がう
ずくまっている。見渡す限りなにもない景色を割って、中央に延々と続く海岸線、水の上に
は荒々しい波とうねりが連なり、その逆側には茫漠と広がる大砂漠がなめらかな砂丘を並
べている。車両のあいだのそこかしこに砂と同じ黄土色のテントが張られ、その下で何人
かの若い男達が苦しそうに寝そべっていた。空気は乾燥して信じられないほどに熱く、ミホ
の脇腹に黄色いペンキで描かれた甲虫のマークが今にも融け出しそうである。その横にく
たびれた軍服を着た金髪の青年が腰掛けて、じっと望遠鏡で前方を眺めていた。青年が
ミホのハッチの中に大声で呼びかけた。
「運転手、エンジンの具合はどうだ?」
中からくぐもった返答がある。
「微妙ですね。≪毒虫≫のやつ、お天気屋で困りますよ。まあ一旦掛かればトルクは問題
ないんで、なんとかなるんじゃないですかね」
「いつも通りか。かわい子ちゃん、俺たちの命が掛かってるんだから、いざって時は頼むぜ」
青年は砲塔の脇をぽんぽんと叩いた。
――そう。あたしは戦車になってしまったのだ。毒虫とかありがたくない名前をつけられて。
ちょっとヤだけど、毒虫って言わない人は「三号」とか女の子にとってはもっと酷い名前で
呼ぶから我慢してる。あたしの上に乗っかってるのは、ってちょっとエッチだな、戦車長の
レーマン少尉。ドイツのどっか生まれの多分二十歳。なかなかハンサムでいい感じ。あた
しの中にいるのは、ってこれもエッチだ、ノイマン軍曹。運転手ね。下で寝てるのはエムデ
ン、シーフェン上等兵。あたしの大事なクルーよ。キンデル上等兵がいないけど、今は丘の
向こうの司令部に手紙を取りに行ってるわ。え、ドイツ語がわかるのかって? わかるのよ。
凄いでしょ。なんでかはわからないけど。あ、キンちゃん戻ってきた。
砂丘の上に人影が現れて、とぼとぼとミホのほうに向かって降りてくる。手に小さな布袋
を下げて、砂の照り返しが眩しいのか、ヘルメットの前端を目深に降ろしていた。キャタピラ
の前までくると、キンデルがレーマンに話しかけた。
「戦車長、今日は個人宛の手紙はないようです。でもベルリンからのレポートが配布されてますよ」
「ご苦労だったな、通信手。それを寄越してテントで休め」
レーマンはキンデルが投げ上げた袋を受けとって中を開けた。隅の焼けた劣悪な紙に、
イギリス軍の動向についての簡単な情報が書かれている。その中の一つが目を引いた。
彼は大声で下の部下達に言った。
「おーい、オーキンレックが更迭だそうだ。ロンメル爺さん、これで二人目の将軍をインド送りだな」
「そうなんですか。後任は誰です?」下から問い返す声は弱々しい。
「バーナード・モントゴメリーって男だそうだ。知ってるか?」
――知ってる知ってる。「赤毛のアン」書いた人でしょ。
「あー、ダンケルクで尻尾撒いて逃げた師団長ですね。あんま詳しいことは知らないですが」
「そうなのか。イギリスも人材難だな」
「まあ、楽勝でしょう。途中で干からびなければナイルまで一直線ですよ」
「それも毒虫ちゃん次第だな」レーマンは笑った。
――なにいってんのよ、任せといて。あたしの中にいる限り、みんなに危険はないっての。
一緒にエジプトまで旅行しましょ。太陽と月の砂漠、格好いい男達と素敵なゆりかご、愛
と冒険の日々、この夢が覚めるまで。いいじゃないいいじゃない。あたしはエジプトでセト
に会って、人間の血にかわる支払い方法を聞かなきゃならないしね。
------ 以上 -------
長くなってしまいました。すいません。
509 :
474:2008/03/16(日) 10:24:17
511 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/16(日) 11:16:44
塩にでもなるつもりなのか。
512 :
1/3:2008/03/16(日) 12:21:38
よろしくお願いします。
下校中、駅前の小さな古本屋に足を運ぶ。古びた木製の扉を開けると、カランカラ
ンと鈴が鳴り、鼻腔に古びた紙のにおいが迷い込む。辺りの本棚には、色褪せた
書物が隙間なく埋まっている。なんだか難しそうな本に囲まれて、中学生の漫画
ばかり読むぼくは場違いな感じがした。だけど平静を保つ。なんせぼくはお小遣いが
欲しいのだから。
奥にカウンターがある。初老の店主がぼくに気づくと、ノートの上の万年筆を止めた。
何を書いていたのだろう。いつも店主は何かを書いている。店主はコップのココアを
口にすると、人のよさそうな笑顔をつくって、「また売りにきたのかい?」と尋ねた。
ぼくは頷く。カバンから二冊の本を取り出すと、カウンターに置いた。これは父の書斎
からくすねてきた小説だ。値段が高そうな分厚い本を選んできた。
店主は灰色の横わけされた髪の毛を掻くと、「君、難しいの、読むんだねぇ」と言った。
「本好きだから」とぼくは嘘をついた。
「その割りには、ウチの古本を見てくれないけど」店主は笑った。
ぼくは居心地の悪さを覚え、「そのノートに書いているのは何ですか?」と話題を変えた。
「これかい? これは小説だよ」
ぼくはちらっと見る。
『――小金の為に売られていく奴隷、主人には、その者達の気持ちが、わからないのでした』
「二冊で、二百二十円くらいかな。お金はそれでいい?」店主はぼくに尋ねた。
513 :
2/3:2008/03/16(日) 12:22:07
ぼくは頷いて、手を伸ばす。お金を受け取ると、右のジャケットのポケットに突っ込んだ。
「毎度ね」
店主の声を背中で受けながら、ぼくは鈴を鳴らし扉を開け、出た。
ぼくは駅前のコンビニに寄ると、板チョコを二枚買った。いつもこの時間になると小腹がすくので、
それを満たすのにお金が必要だった。一日二百円でも、三十日で六千円になる。結構な
金額になるので、お父さんの大きな書斎が役に立っていた。
駅の改札口をくぐり、電車に乗る。シートに座りながら、MDウォークマンの電源を入れた。
イヤホンから軽快な音楽が流れる。突然車窓が真っ暗になった。トンネルだろうか。この
路線にトンネルがあることを初めて知った。ということはぼくが降りるべき駅を通り過ぎた
ということだ。まだほとんど時間経ってないはずなのに、おかしい。電車はトンネルを抜けて、
駅に止まった。ぼくは降りる。
ホームには人影が全く見えなかった。駅の内外の音が全く聞こえない。ぼくは反対側の
ホームにたどり着くと、ベンチに一人の男がいつの間にか座っていた。茶色い帽子をふか
ぶかと被っている。近づいて驚いた。顔がまるで古本屋の店主なのだ。彼は茶色いコート
を着て、同色のケースを持っていた。まるでどこかに旅に出る格好だ。彼はちらっとぼくを
見た。そしておごそかに彼は言う。
「きみ、悪いことをしたでしょう?」
「知らない」とぼくは言った。
「ま、いいよ」と彼は言うと、コートのポケットから文庫本を一冊取り出すと、ぼくに渡した。
514 :
3/3:2008/03/16(日) 12:22:37
そして彼はホームの階段を上って消えた。
ぼくは本を開いてみた。そこには
『本達は、ご主人様の手元から、無理やり引き離され、お菓子の為に売られていきました』
次のページをめくる。
『少年も――また売られていきました』
ぼくは不気味になって本を閉じた。ずっと座っているが、何時まで経っても電車は
来ない。時刻表を見ると、目を見張った。何も書かれていない。つまり電車はこな
いということか。ぼくはこの駅を一旦出ることにした。ホームから階段を上り、改札口
を出ようとするが、駅員に、「あなたは出られません」と言われる。
意味がわからなかった。行こうとしても、駅員に身体を張って止められる。その時、
遠くから甲高い踏み切りの音が聞こえた。しめたッ! と思った。電車が来るのだ。
ぼくは駅のホームに向かった。たどり着くと、電車が遠くから来るのが見えた。到着
すると、ぼくは唖然とした。車両が檻なのだ。その中には、ぼくと似た姿の男が何人も
手錠をかけられ、力なく立っていた。先頭の車両から、一人の男が出てきた。その
男は、灰色の髪をして人のよさそうな笑顔をつくって、手には鞭を持っていた。彼は
笑いながら鞭を地面に叩きつけた。甲高い音が、辺りに響く。ぼくは怯えた。
全角英数使うなボケ
あほ。縦書きで考えろ。
ロシア語で考えろ、を連想してしまった。
いまどき縦書きなんてしてる奴いねーよ。
あほ。プロはみんな縦書きだ。
本を読めハゲ。
おれプロになったら横書きで出す
俺もそうする。選択できるならな。
斜め書きが斬新だと思う。
書店で手にとって横書きだったら、読まずに棚に戻す
そりゃ単にケータイ小説だったからだろ。
いまだに縦書きに固執してるのは小説だけだよ
横書きの本なんて珍しくもなんともない
そんなことはどうでもいいからさっさと酷評しろよ。
横書きが正義なのは事実だけどな。
>>504-508 冒頭から読む気が失せるというか、読めなかった。
基本的に自己紹介からだらだら始まるのはNG。
そういうのは二十年前の少女小説のやること。
戦車登場のあたりも上手くはない。
描写に入る順番もよくないし、表現も不適当で情景がよくわからない。
セリフも内容も独りよがり。
>>513-514 ストーリー的には面白いと思う。先を読みたくなる。
ただし筆が追いついていない。
まず描写だよね。客観描写がない。
具体的にどういう風に見えるのかということ。
店内の様子も、店主の様子も、カウンター周りの様子もわからない。
行動描写もブツ切れで「僕は○○しました」的なものがつながってるだけ。
もう少し丁寧に書かないと、小説としては厳しい。
心理描写も違和感あり。
>中学生の漫画 ばかり読むぼくは場違いな感じがした。だけど平静を保つ。
>なんせぼくはお小遣いが欲しいのだから。
何回も売りに来ているのに、場違いな感じとか、平静を保つというのはおかしいよね。
お小遣いのあたりも唐突。
初心者にありがちな情報隠しが問題で、冒頭から本を売りにきたということを全面に
押し出していいと思う。
本が重いとか、いくらで売れるのかなとか、そう言うことを考えるんじゃないかな。
トンネルの辺りも、降りてからも、緊迫感がないんだよね。
普通はもう少し悩むんじゃないかな。この辺の心理も描写するようにしないと
あらすじを読まされているような気分になる。
>>527 >基本的に自己紹介からだらだら始まるのはNG。
>そういうのは二十年前の少女小説のやること。
だからこそ意味があるんだろ。
所々に今風でなく古っぽい言い回しが出てくるのも、
ちゃんと内容読んでれば意味があると解るはずだろ。
ただ、神様が出てきて云々の所はちょっとクドイかな。読みとばしたくなった。
そこをもう少しコムパクトに纏められないだろうか。
あとは、527みたいに拒絶反応起こす読者対策だな。
前置きが無かったら、俺も読まなかったかも知れないし。
「あたし」の語調がおっさんの思い描くおつむ空っぽ女という感じで
なんというか、時代遅れのエロ小説の登場人物みたい。
532 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/16(日) 15:51:08
ロシア語で考えるだけでは足りない。「やだいやだい!〜
533 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/16(日) 15:52:25
>>531 お前はまだわからんのか。おつむが空っぽだろうとぎっしりだろうと女のやることは同じだということに。
文章が整いすぎなのだろう。馬鹿さ加減も紋切り。
こういうのはさじかげんがむずかしい。
加齢臭は漏れも感じた。
535 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/16(日) 16:22:51
加勢体臭は?
馬鹿か?感じるわけなかろう、そんなもの。
537 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/16(日) 16:27:58
ああそう。よかった。
538 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/16(日) 16:30:20
おっと
これで最終行意味異化させることに成功したかな。結構その筋?
539 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/16(日) 16:31:46
というかまさに正攻法に漏れを感じたんじゃああるまいな。よからぬものが。
540 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/16(日) 16:36:15
してみると…匂いに五月蠅い連中はあれか。ビンカンだからか。チョット匂うともう→
めーわくせんばんなやつらだなー
「まんじるってなんですか!?」を思い出した。朝倉世界一だったっけ。
542 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/16(日) 16:57:20
ちげーよ。テンホー?
543 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/16(日) 16:58:00
それも違う。あいつはそんなことで悩まない。
544 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/16(日) 16:59:22
ということは…ああそうか。
思い出したか。そうだ、富樫だ。
546 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/16(日) 17:02:28
ひとついっておく。
漢字で書くな。はったおすぞ。
処で
ホンダZ(初代)。
これでいいのか。
548 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/16(日) 17:16:17
>やはり貴方は投稿しすぎです。バイバイさるさん。
>合言葉=好きな車は?
ホストsoftbank219053008080.bbtec.net
名前: 名無し物書き@推敲中?
E-mail:
内容:
思い出したか。そうだ、富樫だ。
>★ アクセス規制中でも書ける板たち ★
>こちらでリロードしてください。 GO!
>アクセス規制・プロキシー制限等規制は、2ちゃんねるビューア を使うと回避できることがあります。
>自分で解決してみよう! 書き込めない時の早見表
>分からないことがあったら2ちゃんねるガイドへ。。。
無警告でこれだ。どっちが大概なのか判然とせんのである。
550 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/16(日) 18:03:06
おそらく迷惑千万が癪に障ったのだろ。
幽遊白書からの熱心なファンということもありえ、その複合理由ということすらありうる。2chでチェッカーしてる
くらいだからな。ただ、AGONIZERの自覚は皆無のようだ。おそらくキラだいすきっこだろう。
罪人多いのお。クリエイターにオモニ。主に。
まあいずれにしろ 即断すんなよ、所詮器、料理人に意見するに能わず。
お願いします
少女が乗り込んだ車両は地元で有名な痴漢専用車両に足を踏み入れた。
そこにいた男性達はピタリと視線を止めた。少女に標準を合わせている。
彼らは痴漢体制へと体を硬く引き締めた。
久しぶりですなあ。若いっていいですねえ。口々に感想を言う彼らは連帯感に満ちている。
ごほん! と咳払いが会話を遮った。少女の担任、若本先生だった。
助かった! 少女は安堵した。
感想は後にして、まずは痴漢からですよ。
若本があまりに耳を疑う発言をした瞬間、
ベートーベンの交響曲第五番『運命』が少女の脳に響き渡っていた。
若本はその意見について顔を見ながら『この意見はよいと思わぬか?』と意見を尋ねた。
悲鳴をあげようとしたその時ドアが開き、いつのまにか次の駅に着いていた。
少女はリュックを片手に後ろを振り返り、
それでも堂々とした歩き方で振り返る事もせず、皆に別れを告げた。
>>552 >少女が乗り込んだ車両は地元で有名な痴漢専用車両に足を踏み入れた。
うせろウスノロ!
・実際あると実話ナコーズにはある。
・照準、と指摘しやうとした瞬間体制が眼に飛び込んだ。
・協力わかもと。
・がんばれおんなのこ。
・がんばれリュック。ただ
・ユ・リ・パ はないわー。
555 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/16(日) 18:46:53
>>552 いや釣りだろとか中原昌也の引用だったら見抜けない自分はダメなんだろうかとか
いろいろなことを考えた
よごれちまったかな 染みに
ブロンソンかい?
まんだむ。
さびおA。
あでらんす。
謎解き:「〜になにかついてるよ?」「えっ?」→
ユウナはがんばらなくていいのか?
がんばらなくていい。リノア共々。
おまえ、セルフィでR2ボタンまわしまくっただろ。
…
R3ボタンな。
ヲタクワールド
くせえ
ヲタにゃー痴漢する度胸なんかありゃしねーのに
こうやって御教育によってそれすらもおっかぶされる世相になるんだから
タマランネ!!
568 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/16(日) 19:23:43
まあ如何に女が脳足りないかってことである。
ここで雑談するなよ。よそいけ。
>>569 クリティカルな話題を雑談とは言わない。
つまり整頓するとこういうことだ。
・僅かな匂いで瞬時に発情する肉体になるような行為が日常になってる連中が居る
・僅かな匂いで瞬時に本性が現れそうになる
・よって無臭を強制する
・その本性は きたる日の為に温存されていうる種類のもの
・まあ坂井真紀もそうかどうかはシランが コミッショナーではある。
・「やめろ、やめるな、いややめろ、やめるな」。
まあ 優しい気持ちの片隅に 今までどおりの疑念を抱き続けて悪い情況ではない。
そうだな、1‰くらいはいいのじゃないか。
希望的観測としては
・プチエンジェル消滅が その企画を企画倒れにしつつある
というもの。何故ならば、「顧客層に強制力がある」。にっぽん社会構造。だがまあ
依然明白に聖書奪い 性商売の衰退が来てるわけでもない。お互い生き残りの道を探り合いの現状である。
そういや誰かがチキンレースを口にしたな。そうかもしれんある。
574 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/16(日) 21:37:44
552は山田悠介のマネして笑い取ってるだけだよ。
本気でウスノロなんてレスするのは痛い
ああっ
コナミのキリ番獲って田
>>497 力量の差をみせつけられて、よっぽど、くやしいんだろうなあ。
>>504-508 ガールズトークは個人的には好きではないが、上手いとおもった。
舞城王太郎の作だといわれればそうかとおもうくらい。
ただ、逆にいえばオリジナリティが感じられないともいえて、戦車に
なるあたりは『最終兵器彼女』を連想してしまった。
駕籠真太郎にはそのものずばりで女体を戦車にする話もある。
まあ、これはマニアックな見方だとはおもうが、駕籠真太郎を知る者から
すれば丸パクリと判断されるおそれもある。
ガールズトークは男が書くものという印象があるのもたしかだから
(女はむしろ「ぼく」を使いたがる)、得ではないとおもうが、そのへん
は個々人の考え方次第だろうね。
それでも使うという考え方ももちろん否定しません。
579 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/16(日) 23:43:47
酷評お願いします。制作中の短編の一説なのですが、文の順序に悩んでいます。
主人公は卒業を間近に控えた小学生という設定です。
入学当初は随分と広く感じられたこの校舎も、間取りをすっかり覚えてしまったせいだろうか、6年も経った
今では手狭に感じられる。遥か見上げるほど高かった戸の無い木製の下駄箱ももうぼくと背比べが出来るくらい
になったし、階段の手すりもかつては肩くらいのところにあったのが今じゃあ簡単に跨げるほどだ。小さくなっ
てしまったこの校舎とももうすぐお別れかと思うと、柄にも無くセンチメンタルな気分になりながらぼくは自教
室へと向かった。
少し前まではいの一番に登校してきたものだが、最近は近場の私立中学の入試を控えた連中がぼくより先に来て
早朝から教室で勉強をしている。だからかつて朝の空き時間はともだちとさんざめいていたのだけれど、この頃
は早く来ても邪魔をしないよう静かに読書することくらいしかできない。だからぼくはこの頃登校時間を遅らせ
ている。それでも大概ホームルーム30分前には学校についてしまうので、結局うるさくならないように読書をす
るしかなく教室への足取りもだんだんと重くなる。
上の階からはぼくの暗澹たる心情に反比例して吹奏楽部がはつらつとスーザを奏でている。今度の卒業式のとき
に演奏するのだろう、先週よりは随分と間違える箇所が減ったようだ。スネアと弦バスのピチカートにつられて
自然と歩が早まる。校舎内からは見えなくなった太陽の日差しと窓枠がリノリウムの床につくるコントラストを
交互にまたぎながら歩き、ぼくは教室へとたどり着いた。
>>579 描写が足りてないから、冒頭から回想のように読めるんだよね。
まず玄関。具体的にどんな感じなの?
靴箱の描写をして、靴を履き替える行動描写を入れる。
それから校内の描写を入れて、階段を登るという行動描写。
という風に「客観的に見えるもの」「一つ一つの行動」を追っていくと
上手くまとまると思う。
現状では客観描写がほぼ0なので、この書き方だと作品として仕上がらないと思う。
581 :
1/2:2008/03/17(月) 00:12:44
>>512 文章の瑕疵が多いので、以下細かいところを。
>下校中、駅前の小さな古本屋に【足を運ぶ】
「寄る」のほうがいい。
>鼻腔に古びた紙のにおいが【迷い込む】
「文学的な」表現のつもりなのだろうが、こういう「文学臭さ」はよくない。においは別に迷いこんだ
わけではないのだから、素直に「古びた紙のにおいがした」と書けばいい。
>中学生の漫画ばかり読むぼくは場違いな感じがした。
「中学生の漫画 」ばかりを、とも読めてしまう。「場違い」がおかしいのは既指摘のとおり。
>なんせ【ぼくは】お小遣いが欲しいのだから。
以下、全文にわたって「ぼくは」が多すぎ。削除。
>ノートの上の万年筆を止めた。
>店主はコップのココアを口にすると、
万年筆だのココアだの「ぼく」にわかりすぎる気がする。わかってもいいが、もうすこし追加の描写
が必要。
>【これは】父の書斎からくすねてきた小説だ。
削除。
>>579 全体的に小学生っぽくない。
漫画や他の小説でもそうだが、小さな子どものセリフや心理描写ってのは平仮名がかなり多い。
使っている単語も、もっと簡単なものばかり。
暗澹とかリノリウムといった単語を使う人物を小学生といわれても、リアリティのなさだけが際立つ。
小学生が書いた文や小学生向けの本をあるていど熟読することを進める。
もっとも、こまっしゃくれた文学少年。といった設定にするのなら話は別。
ただその場合は、読書のシーンあたりをもっとしっかり描写して、文学少年とわかるようにする必要がある。
それと表記のゆらぎというのは、特別な理由がない限り絶対に避けること。
こいつは自分が書いた文をちゃんと見直してないな。って思われて悪印象。
具体的には、またぐ。の部分な。
最初のまたぐは漢字なのに、次は平仮名になってる。
どっちにするかは、どんな相手にみせたいかを考えて決めてください。
目安としては、常用外なら基本平仮名。小難しい文を好む人には漢字。といったところです。
583 :
2/2:2008/03/17(月) 00:21:55
>>512 >お父さんの大きな書斎が役に立っていた。
さっきは「父」だったのだから、ここも「父」で。
>【ぼくは】反対側のホームにたどり着くと、ベンチに一人の男がいつの間にか座っていた。
ガチャ文。「ぼくが反対側のホームにたどり着くと」が正だが、「ぼくが」も削って、
「反対側のホームにたどり着くと、ベンチに一人の男がいつの間にか座っていた」でよい。
>「ま、いいよ」と彼は【言うと】、コートのポケットから文庫本を一冊【取り出すと】、ぼくに渡した。
「〜すると」の二連発はだめ。
「ま、いいよ」と彼は言うと、コートのポケットから文庫本を一冊取り出し、ぼくに渡した。
「ま、いいよ」と彼は言い、コートのポケットから文庫本を一冊取り出すと、ぼくに渡した。
これならましだが、「彼」の動作が「言う」「取り出す」「渡す」と三連続並立になっているので、
文章が平板にみえる。
「ま、いいよ」と彼は言い、コートのポケットから取り出した一冊の文庫本をぼくに渡した。
と、ひと工夫する手もある。
>>579 ふつうにうまいと思った。もっと続きを読みたい
あえて言うなら小学生のくせに難しい言葉とか音楽に詳しすぎてリアリティーがないってことだけど
それも意図してるんだろうし、この先の展開もわからないから気にしなくていいと思う
酷評できずにスマン
幾分
寂寥感が
漂って
きましたね。
春なのに さまぁ〜ず!
>>579 文章自体は上手い。端正で好感が持てる。
が、小学生らしくないというのは皆様と同意見。
構成としては、
>少し前まではいの一番に
以下の部分をあとにまわすのもアリかなと。
前段につづいてここでも心情の背景が語られているので、回想ぽくなっているようにもおもう。
こんな感じになるかな。
(……)柄にも無くセンチメンタルな気分になりながら自教室へと向かった。
上の階からはぼくの心情に反比例して吹奏楽部がはつらつとスーザを奏でている。今度の卒業式のとき
に演奏するのだろう、先週よりは随分と間違える箇所が減ったようだ。スネアと弦バスのピチカートにつられて
自然と歩が早まる。校舎内からは見えなくなった太陽の日差しと窓枠がリノリウムの床につくるコントラストを
交互にまたぎながら歩き、教室へたどり着いた。
近場の私立中学の入試を控えた連中がぼくより先に来て早朝から教室で勉強をしている。少し前まではいの一
番に登校してきて、朝の空き時間をともだちとさんざめいていたのだけれど、いまは早く来ても邪魔をしないよう
静かに読書することくらいしかできないので、登校時間を遅らせている。それでも大概ホームルーム30分前には
ついてしまい、結局うるさくならないように読書をするしかないのだが。
ま、これはご参考までということで。
小学生?
…
真実、という名の転校生が居た。おっと。真美だ。俺は眼がよかったから二十数人居るクラスの一番後ろの席に居た。
俺が右端で真美が左橋に。俺は小学6年生で既に漫画の模写に悦に入るくらいの腕を持っていたので、その時は
若松みゆきの顔を自由帳の裏表紙一杯にでっかく描いて、わかりきっている授業内容を余所にその微修正にいそしんで
いた。
「かおるくん、じゅぎょうちゅうにえをかかないでください!!」
エンディングのサラみたいな顎のひき方と供に大声が教室内に響き渡った。まあそれはそれでいい。問題は
違う某日、俺が勃起したのでとんがった黒い半ズボンの盛り上がりを目配せで左にそれとなく報せると ニヤニヤ
眼鏡越しに笑って返したことにもあるし
俺が中学進学校に独り進んでしまい ばったり地元のひなびた駅舎近くで出逢ったから対応にとまどいつつも
「一緒に帰ろうか?」「ううん、いい。やめとく。」みたいな会話を交わしたことにもある。そして、そいつと俺とは
昭和58年に東北新幹線が開通した折、試乗がご褒美のJR主催のコンクールに同時に受かって隣同士で往復
200キロ程度の短い旅をしたというところにもある。好意とかそういうんじゃないが、テストではいい好敵手だった。
らんぐれぃを眺めていると時折そいつに被ることがあるが、えーと どっかでほむらがあがっても剣呑なのでこれまで。
南明奈だったとおもうが
「男子に使ってほしいのだ!」
「男子に使ってほしいな。」
のパターンが同一商品内バトルを繰り広げた経緯がある。断然前者。意識的諧謔と惰的典型。で…
88 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 投稿日: 05/01/04 18:49:10 ID:Z/dXbI7s
「ハァハァ・・・ダーリンちょっと疲れたのだ〜」
「んだよ、これくらいで音をあげんなよ」
「かれこれ2キロは歩いてるのだ…ハァハァ…疲れて当たり前なのだ」
「2キロでへとへとはどうかと思うぞ」
「ダーリン冷たいのだ…グス…」
「あ〜わかった泣くな泣くな。ほれ、おんぶ」
「わ〜い!ダーリンは話の分かる男なのだ〜」
「やれやれ」
「・・・で?目的地はまだなのか」
「もうそろそろなのだ〜動けジャイアントダーリン!」
「ま”!」
「いぇ〜い!ダーリンはノリがよいから大好きなのだ〜」
「ところで大作君」
「なんなのだ?」
「つつましやかな双丘が俺の肩にぷにぷにぶつかってる」
「んん!?・・・ダーリンはえっちなのだ〜!!」
「おいおい!そう言いながらおしつけんなっつの!!」
「・・・ねねこも、ほんとはえっちなのだ・・・?」
「・・・バ、バカ!ふざけるなって」
「ふざけてなんかないのだ。ダーリン、ねねこはダーリンを愛してるのだ」
「いや、それはまずい、それはまずいぞ」
「据え膳食わぬはなんとやらなのだ」
「いえ、先生、それは困ります」
「・・・ふん、だらしのない男だな、お前は」
「!?」
89 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 投稿日: 05/01/04 19:12:47 ID:Z/dXbI7s
「わからないのか、腰抜け。わたしはネイトだ。このくらいの演技が見抜けないでどうする」
「(うぞ〜ん)」
「しかし、わたしがお前に懸想しているのは嘘ではない。わたしを抱け」
「おっお前・・・青姦するために寒い中ここまで連れて来たのか?」
「そうだ。いとどゆかしからむ、奥山のまぐわひ」
「まぐわひじゃねーよ!」
「ふむ。わたしと一つになりたくないのか」
「むっ・・・むむむっ・・・やっぱ、イケナイんじゃないか、お前どう見たってょぅじょだし」
「そうか。では大人の体ならよいのだな」
むくむくむく
「!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
「どうだ。もうためらいはなかろう。これが科学技術というものだ」
「(え〜っ!!)」
「ふふふ。かわいいものだ。体がわたしを欲しがっているようだな」
「・・・くっ!あのなぁ、そりゃ体は情けないけどおったっちまった。だけどな、俺はこんなのは嫌だ」
「どういうことだ?」
「・・・なんか、なんかこんなのは嫌だ。間違ってる」
「ふむ。・・・誰か、他に好きな女でもいるのか」
「そうなんだと思う」
「はははははは!」
「笑うなよ。兵が見ている」
「・・・・・・・・なんだな〜のだ〜!!ダーリンギャグをかますゆとりあるのだ〜!!くやしいのだ〜〜!!」
しゅるしゅるしゅる
「どうなのだ〜?ねねこのネイトのふりはどうだったのだ〜?」
「・・・・・・・・・(・・・・・・・・)」
「ちぇっなのだ。必殺二重人格青姦大作戦失敗の巻なのだ」
「もう帰りましょうよ・・・・」
「ダーリン、いつか墜とすわよ、な〜のだ〜」
「エー・・・・・」
帰ってみたら、もねはいつもどおり飛びついて来たけど九葉はウタガイの眼つき、七瀬さんは微笑んでいました。
まあ、そんな日もあったというお話。
ワラタ2ッキで 一体日本で何が起きているのかの端緒を 知る前。
イノセントであることもまた罪である。人外な行為と野望を余所に夢で有楽町で逢いましょうの騒ぎでない。
ま おれらの世代でケリがつくのか否かである。徹底的にやろうや、非暴力的によ。そう考える。
酷評されて逆ギレするような人は
このスレには来ない方が良いです。
まめちきな。
いや、逆ギレした方がおもしろい。
豚な酷評に首肯するだけじゃためにならんだろ。双方。
まあ本当に才能があるのであれば逆ギレするんだろうね。
実際は勘違い野郎が逆ギレしているだけなんだけど。
勘は違ったほうが正しい答えに辿り着く。
ギャラゴスって
ギャラドス似すぎだる
ゲラゴスで下
しっかし
三浦再審理 だけは ガチムチにガチンコだなこいつぁ。
馬は
土曜に
青
ザメル。バンダイさんはいくプラモ出してね
>>595 その安っぽい理論もう少し詳しく聞かせて
蛇足:青 → 蒼
602 :
512:2008/03/17(月) 08:44:33
>>528 よくわからないんですが、客観描写っていうのは、三人称での描写じゃないんですか?
>>581 細かい訂正ありがとうございます。
とてもためになります。
603 :
1/3:2008/03/17(月) 09:43:25
よろしくお願いします。
家から自転車で十五分のところに、湖があった。ボート乗り場もあって、それな
りに大きい。ぼくは廻りの木陰の下で、釣竿を持って、釣りをしていた。
ぼくは疑問に思うのだが、明らかにブラックバスがいるわけでもないのに、ルアー
をそれも思いっきり遠くに飛ばす同世代の小学五年生ぐらいの少年達は、一体何を
したいのだろう。ただルアーを思いっきり遠くに飛ばして、巻き戻す、という作業がそ
れほどまで面白いのだろうか。まぁ色んな価値観の人がいるのだろうなぁ。
パンを餌にして釣りをしているのだが、水中に沈んだパンはなかなか食いついて
くれない。釣られると思って魚も警戒しているのだろうか。しかし魚を呼び寄せるため
に水面に放つパンくずには、よく食いつく。それを見て、パンの耳に針をひっかけ、
餌を水面に浮かせると、すぐに食いついて釣れるという法則を見つけた。まるで
反則技だと、ぼくは思う。
ぼくはパンをちぎって、水面に撒き、魚を呼び寄せた。すると隣で釣りをしている、
似たような背格好の四人組がぼくの傍に来た。
「おめぇ、そういうことをすると、こっちに魚がこないだろうがよぉ」
初対面なのに妙に喧嘩腰の物言い、人数が自信を裏付けているんだろう。ぼくは
大人しく「わかった」と言った。四人組はもとの場所に戻った。ぼくはパンの耳に針を
刺し、水面に垂らす。五分も経たないうちに魚が食いつき、糸をひっぱる。ぼくは糸が
切れないように巻いて、魚を水中から釣り上げると、魚の口に刺さっている針を外して、
魚を放す。そしてまた針にパンの耳をひっかける。
隣の四人組をちらっと見ると、イライラしているようだった。釣れないことが原因なよう
604 :
2/3:2008/03/17(月) 09:43:53
だ。まぁ、これが釣れる法則を知っている者と知らない者の差なんだろうけど。四
人組の一人のダルマが腹に入ってそうな男子が、苛立った声をあげた。「釣れねぇ
よ。やっぱアイツが最初にパンをばら撒いたからだよ。うぜぇな。アイツばっか釣れて
よぉ。マナーをしらねぇ奴はほんとうぜぇよ」わざとこっちに声で言った。ぼくはこの時、
早々とこの場を立ち去るべきだったのだ。
その後、四人は耳元で囁きあった。ぼくは嫌な予感がした。しかし釣りを続けたかっ
たから逃げなかった。
四人組の眉毛の細い男子が先頭に、こちらにやってきた。「てめぇ、一人でちょっと
調子に乗り過ぎじゃね?」
ぼくは眉毛をしかめた時のことだ。ダルマが腹に入ってそうな男子が勢いよくこちら
に飛び出して、蹴りが腹部に当たり、ぼくは後ろに転んだ。ダルマが腹に入ってそうな
男子は、ぼくの髪の毛を掴み、立たせると、後ろにまわって腕で、ぼくの両脇をかため
た。眉毛の細い男子が、勢いをつけて、ぼくの頬を殴った。固い感触がした。まるで
ゴルフボールで殴られたようだ。その後、彼らの好きなようにやられた。両脇を離さ
れると、ぼくは地面に倒れた。身体の色んな箇所が痛んだ。ダルマが腹に入ってそ
うな男子は、ぼくの釣り道具の入ったボックスと、竿を、湖に投げた。彼らは大きな
笑い声をあげて、去っていった。
ぼくは寝転がっていた。痛みが癒えるのを待っていた。しばらく経つと、立ち上がっ
て、靴と靴下を脱ぎ、ズボンをめくって、湖の中に立った。底はそんなに深くなかった。
膝元ぐらいのところに水面がある。水面は不透明の緑色している。底が見えなかった。
だから手を突っ込んで、何か感触があったら掴み上げた。竿とボックスは大きいから、
見つけるのに時間はあまりかからなかった。関係がないが、ルアーもよく見つけた。
意味もなくここでルアーを使う人達が多いのを思い出す。ぼくはいつの間にかルアー
探しが、主な目的になってしまった。そういうことをしている途中、何か丸い感触が
605 :
3/3:2008/03/17(月) 09:44:22
あった。ひき上げると、それは頭蓋骨だった。ぼくは絶句した。冷静に考えて、交番に
届けることにした。
空はやや暗くなっていた。交番のおまわりさんは、ぼくが頭蓋骨を発見した経緯を
詳しく尋ねた。言い終わると、ぼくは礼をして、家に帰った。夕食の食卓で、お母さん
は、ぼくの顔のあざに驚いた。ぼくは学校の生徒と喧嘩したと言った。本当のことを
言わなかったのは、その方があまり心配しないと思ったからだ。その晩こんな夢を
見た。
首のない少年が、頭蓋骨を手に持って、湖の上に立っている。
「ありがとう。これでぼくを殺した殺人鬼を、警察は追ってくれる」
ぼくは喜ばれて照れた。
「変わりに君の願いを一つ叶えてあげるよ」少年は言った。
ぼくは今日暴力をふるってきた奴らのことを思い出した。思い出すと、胸に怒りが
渦まく。復讐することも考えた。しかし、たった一つの叶えられる願いを、そんなことに
使っていいのだろうか。ぼくは考えたあげく――
「A子ちゃんのスカートの中がみたい」と言った。
●「永遠に眠る乙女の物語」大幅に書き直しました。
ポレリスのいうのは、古代魔法王国の遺産を受け継ぐ、二千年も続く、中央大陸の西欧の都市である。古代の伝統が色濃く反映された都市であり、壊された建物もあったが、高い城壁の中には、古代魔法王国の塔が聳え立っている。
さて、その塔の一つに「暗黒の塔」と民衆から呼ばれているものがあった。
鍛冶屋の親子が、夕方、市の帰りにその塔の横を歩いていた。
まだ、五歳の少女はその塔がどんなものなのか分からなかった。
ただ、塔は夕陽を浴びて黒々としたその威容を人々に見せ付けている。
好奇心旺盛なその少女は普段聞かないことをまだ若い母親に尋ねてみた。
「ねぇ、ママ。この塔はここに何で建っているの?」
母親はこの塔の伝説をそのまた母親に聞いていた。それはフォークロアとして代々の民衆に語り継がれてきたものだった。
母親は戒めも込めて少女に話し始めた。
「実はね……。この塔には古代の『魔女』が眠りについているのよ。だから、あなたは塔に入ることはダメよ。もっとも閉鎖されているけどね……」
少女はその話に非常に興味を持った。『魔女』が眠りについている――そのことだけでも、幼い好奇心だらけの子供は惹き付けられる。
少女はいつか、この塔に入ってその『魔女』とやらに対面してみようと思った。
しかし、この伝承は果たして本当のことなのだろうか?
真相は千年前のポレリスに遡る。
◇
当時、ポレリスには、高度な錬金術などの文明を持った古代人が住んでいた。彼らの文明は高度であり、現在のポレリスに住み着いている現代人など比較にならない技術を持っていた。
例えば、天空に城塞都市を浮かべる技術や、不老の錬金術などである。
その文明が何故滅んだのかは、歴史の闇に閉ざされている。
魔法の暴走で滅んだという説もあり、肉体的な弱さで滅んだという説もある。
今現在、ポレリスに住んでいる現代人は当時は、辺境の無知蒙昧の蛮族であった。
ポレリスは当時は天空に浮かぶ円形状の都市であった。
古代人は芸術と自然を愛する人々であった。ポレリスには緑豊かな庭園があり、人々はその中でハープや横笛を吹きながら、優雅な生活を謳歌していた。
その中にティーアと呼ばれた少女が居た。彼女は銀色の肩までかかった髪を結い、その容貌は古代人の中でも一際際立っていた。要するに美人だったということである。それも知的な。
古代魔法王国にはランクがあった。王族が一番偉く、その下に、貴族、平民、奴隷と続く。
ティーアは平民であった。彼女は平穏な生活を送っていた。
しかし、運命の歯車は分からない。
当時の王国の皇太子はディーダと言った。彼には許婚がおり、結婚が決まっていた。
しかし、ある時、ディーダが舞踏会に参加した時のことである。
許婚は隣の都市の王族のヒルアという皇女で、その美貌は高雅であった。ただ、高慢さに満々ていた。
ディーダはヒルアの高慢さが嫌いだった。だから舞踏会でも彼女とは形式的な踊りをしただけで留めていた。
その時、侍女として、ディーダに酒を注いだのがティーアだった。彼女は慎ましく、ワインを注いだ。
「君の名前は?」ディーダはティーアに聞いた。
ティーアは洗練された美青年であるディーダに聞かれドキマキした。
「私の名前はティーアと言います」彼女は顔を赤らめて答えた。(続く)
◇以前の前口上はすべて削除すべき。ないほうがいい。
◇以降も説明が多すぎる。
●この意見至極最もなのですが、敢えて、前口上を入れ、後半の部分も説明を入れました。後半部分が説明が多すぎるような気がするのですが、新しい物語としてご指摘しくださると助かります。
●評判の悪いエルフ語も削除しました。
●安っぽいと指摘された台詞や描写を大幅に削り、文章のシェイプアップに努めたつもりですが、いかがなものでしょうか?
●大幅な改稿を迫られているので、今回は電撃小説大賞は見送ります。納得の行くものを書きたいからです。
>>602 一人称も三人称も関係なく客観描写はあるよ。
視点主から見える光景などは、一人称でも三人称でも変わらないから。
>>603-605 僕は○○をした。だけでは小説にならないので、どういう雰囲気の湖なのか。
道路や周囲の様子・状況を描写する。
釣りをしているなら、その様子も具体的に。
パンを使ってるあたりをもっと前に出して、主人公から「どういう風景が見えるのか」
を意識しながら書くと小説らしくなると思う。
>ぼくは疑問に思うのだが、明らかにブラックバスがいるわけでもないのに、ルアー
>をそれも思いっきり遠くに飛ばす同世代の小学五年生ぐらいの少年達は、一体何を
>したいのだろう。
ここも、少年たちの様子を具体的に。
主人公からどういう風に見えるのか。
他も全体的に描写ができていない。
そのシーンの客観描写ができないならば、筆力が足りていないということなので、
自分の部屋とか、家の周囲とか、最寄り駅とか、実際に見える場所を文章化する
練習をするようにしたらいいよ。
池にしても、実際に言ってみれば、道路があって、木々が見えたり、空が見えたり、
水面が見えたりするはず。
>>606 基本的な描写ができてない。
例えば、
>古代の伝統が色濃く反映された都市
架空世界なのに、「古代の伝統」と言われても読む側はわからない。
これを「映像」にするのは無理。
なので、具体的にどういう雰囲気の都市なのかを書く。
>古代魔法王国の塔が聳え立っている。
具体的にどんな塔なの?
材料は? 構造は? 塔の周囲の状況は?
>鍛冶屋の親子が、夕方、市の帰りにその塔の横を歩いていた
鍛冶屋の親子はどんな服装?
人相や風体は?
どんな場所なの?
道路はどうなってるの? 周囲にはどんなものがあるの?
他に人はいるの?
こういう部分を書けるように努力しないと、小説を書くのは難しいと思う。
設定の説明を羅列するだけでは小説にならない。
>>603-605 ・この作品は日記のような体裁をとっているのだろうか?筆者の主張したい事が見
えてこない。
・感情移入や思い入れ不足。全体を通して、小学校高学年の少年の一人語りに見え
ない。作中のような冷めた性格の主人公なら、なぜ釣りをしているのかも明らかに
する必要があるだろう。
・L5の「釣竿を持って」等、描写に無駄が多い。
・会話に「うぜぇ」など、見ていて不快を覚える現代語を乱用するのはあまり好ま
しくない。ある意味では表現の拘束に繋がるのかもしれないが・・・。
・「ダルマが腹に入ってそうな」といった描写や頭蓋骨の現れる奇抜さ、結部のぼ
くの願いなど、滑稽さが感じられる部分を活かしきれていないのが残念。同じぼく
の一人語りでも、もっと全体的にコミカルに持っていった方が、面白い読み物にな
ると思うが。
こんな感じですか?
風景描写の面は
>>610に同意します。
>>607 >当時、ポレリスには、高度な錬金術などの文明を持った古代人が住んでいた。
>彼らの文明は高度であり、現在のポレリスに住み着いている現代人など比較にならない技術を持っていた。
表現がくどい、もう少し簡潔に書いて。
>その文明が何故滅んだのかは、歴史の闇に閉ざされている。
ここ工夫しないと不自然。神視点なのに何でそれだけ知らないの?
>当時の王国の皇太子はディーダと言った。彼には許婚がおり、結婚が決まっていた。
>しかし、ある時、ディーダが舞踏会に参加した時のことである。
>許婚は隣の都市の王族のヒルアという皇女で、その美貌は高雅であった。ただ、高慢さに満々ていた。
>ディーダはヒルアの高慢さが嫌いだった。だから舞踏会でも彼女とは形式的な踊りをしただけで留めていた。
>その時、侍女として、ディーダに酒を注いだのがティーアだった。彼女は慎ましく、ワインを注いだ。
順番がおかしい。推敲の必要あり。
>ティーアは洗練された美青年であるディーダに聞かれドキマキした。
ドキマキ? ドギマギ?
ちょっと陳腐。表現を変えたほうがいい。
あと、「ティーア」と「ディーダ」だと字面が似てるから、誤読を招くし、読みづらい。
ディーダの方は名前を変えるか、あるいは名前でなく「皇太子」と表記した方が読みやすくなる。
614 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/17(月) 12:38:11
610 611 612
は自演だろう。
投稿の時間帯、文字数、文体
610に同意します、というには時間帯がおかしい。
描写描写言ってるの、お前だろ?
615 :
1/2:2008/03/17(月) 14:06:17
ド素人ですがよろしくお願いします。
夏の暑さも少し和らぎ、夢のような1ヵ月半に及ぶ長期休暇は終わりを告げた。
9月1日、学生達の新学期の始まりとなるこの日、久しぶりの通学路をまるで急斜面を登るかのようなだるそうな足取りで僕は学校に向かっていた。
この新学期、自分を少しでも変えてやろうとワイシャツのボタンをいつもより一つ余計にあけて、髪の毛に少量のワックスを馴染ませた。
もっとも、僕のそんなささやかな変化に興味を示す者など皆無だろう。
親には失礼であるが自分の容姿がそこまで恵まれているとは思えないし、細身ではあるが身長は高くない。
「栄養失調のアヒルみたい」
いつしか僕に向かって浴びせた、少女の無邪気な一言が一瞬頭をよぎる。
その当時、純粋無垢で人をからかうということを知らなかった僕は彼女の言うことに真に受け、ガーガーと泣きまねをしながらはしゃいでいたっけ……
そんなことをぼんやりと思い出しながら交差点を右に曲がり、視界に飛び込んできた3階建ての立体駐車場を通り過ぎると僕の通う高校が見えてくる。
616 :
2/2:2008/03/17(月) 14:07:55
なんの変哲もない、普通の公立高校。
それなりに立派な石造りの角柱が両脇に立つ肛門の前には目つきの鋭い、後退している白髪混じりの前髪を無理に横分けにしたスーツ姿の男性が立っている。
教頭の朝岡だ。
朝っぱらからの直すはずのない女子のスカート丈の注意、実にご苦労なことだ。
とりあえず軽く会釈をして、他の生徒達と共に吸い込まれるように肛門をくぐり、校舎への足取りの中で僕は小さくため息をつく。
また、来てしまった。
学校と言う名の、時間の過剰浪費場所へ。
学生時代における持て余すほどの無駄な時間、社会に出る前の猶予期間、モラトリアムとも言うのだろうが、僕にとっては鬱々しいものであることには変わりない。
これまでも、そしてこれからも。
彗星のごとく現れ、僕の半径5メートル以内を震源地にする君に会うまでは。なんの変哲もない、普通の公立高校。
それなりに立派な石造りの角柱が両脇に立つ肛門の前には目つきの鋭い、後退している白髪混じりの前髪を無理に横分けにしたスーツ姿の男性が立っている。
教頭の朝岡だ。
朝っぱらからの直すはずのない女子のスカート丈の注意、実にご苦労なことだ。
とりあえず軽く会釈をして、他の生徒達と共に吸い
ループは意図的?
肛門? 書いてて気付かないの?
せめて一回は自分で読み返してから投稿しろよ。
619 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/17(月) 14:46:29
ごめんミスった
実は携帯なんだ
肛門はワザとやった
反省はしてない
2/2は↓です
なんの変哲もない、普通の公立高校。
それなりに立派な石造りの角柱が両脇に立つ肛門の前には目つきの鋭い、後退している白髪混じりの前髪を無理に横分けにしたスーツ姿の男性が立っている。
教頭の朝岡だ。
朝っぱらからの直すはずのない女子のスカート丈の注意、実にご苦労なことだ。
とりあえず軽く会釈をして、他の生徒達と共に吸い込まれるように肛門をくぐり、校舎への足取りの中で僕は小さくため息をつく。
また、来てしまった。
学校と言う名の、時間の過剰浪費場所へ。
学生時代における持て余すほどの無駄な時間、社会に出る前の猶予期間、モラトリアムとも言うのだろうが、僕にとっては鬱々しいものであることには変わりない。
これまでも、そしてこれからも。
彗星のごとく現れ、僕の半径5メートル以内を震源地にする君に会うまでは。
>>615 学校に入るのに肛門をくぐるという設定は、いささかリアリティに欠けるが、
筒井康隆お得意の不条理な物語としてなら読めなくもない。全体的にシュールな
ユーモアがあり、主人公が他の生徒とともに肛門に吸いこまれる場面などは声を
あげて笑ってしまった。
肛門をくぐったあと、ふたたび肛門が現われるという設定は、安部公房の
《砂の女》のパロディとなっているのだろうが、投稿者が一人で楽しんでいるような
印象がある。まずは読者を第一に念頭に置くべきではないか。この肛門が人間のものか
動物のものか、または大きさや色など詳しい描写がないのも、読者には不親切である。
肛虐高校鶩縛の宴
下げ忘れた&肛門を校門に直すのわすれました……
ホントゆとりでごめん
ありがとうございました。文章としては長編の序章みたいなもので、プロットはある程度
できているのですが、果たして完成するかどうか微妙です……。
できたらなろうのサイトにでも載せようかと思っていました。
>>508 まだこの部分しか書いてないのです。
>>510 もうちょい西ですねw
>>527 手厳しい批評ありがとうございます。スカースから戦車のパートに移るときにかなり転調
するので、そこの処理をどうするかはかなり悩みました。やっぱりまだまずいですね。
描写順序としては音を先に提示して場面が切り替わったことを示しまして、その後大きいものから
小さいものへと縮退していく感じで書いています。戦車パートは内部でさらにミホのパートと
レーマン達のパートに完全に別れていて、ミホは主体的に状況に関わることができないナレーターに
近い位置まで落としています。しかし話の性格上、レーマンや他の兵の視点で語るわけに
いかないため、戦車を中心に置いているのですが、戦車には認識形式がないので、中心から
外側に向かって広がるように書くことができない感じです。
>>529さんの仰るとおり、古くさい少女趣味みたいな点はわざとです。ただ
>>531さんや
>>534さんの
仰るとおり書き手が男なうえ、それほど若くもないので滑らかに書くのはもともと無理だったりします。
最初にミホを扁平人物として提示しておいて、物語の途中で徐々に肉をつけて気づいたら円球に
なっている、というのが理想だったんですが、もっと上手い方法がやっぱりありますよね……。
>>530 神話パートは西洋→東洋→旧神と三段構えにしてみたのですが、確かにスカース全体の
長さと比べてここがくどくなってますね。形式としてこの三段構えは崩したくないので、可読性を
高めて実質的な長さを短くする方向にいくしかないですかね……。
ミホがセトを発見する方法(図鑑)と、識別する方法(犬の頭)、要求(人間の血)は伏線でして、
ここのところエピソードを削るのは無理なのです。このため三段目も調整が難しい感じです。
(続きます)
冒頭は見たまんま恋空のパロディですが、やっぱり引きが弱いというか、あんまりスマートな方法
ではないですよね。全体の読ませる力の低さは実力の低さの反映かと思います。精進します。
入り方の工夫はもっと研究が要りそうです。
>>578 スカースは町田康ほどの破調も舞城王太郎ほどの滑らかさも私には出せないです。やはり
あの人達は凄いですよね。オリジナリティについてもご指摘の通りです。今回はスカースの
習作という位置づけだったのですが、音とリズムを重視すると単調になること、意外性のある
エピソードを拾えないことが今の私の限界のようです。形式的にはセンテンスの中で主語と
述語の呼応が崩れていく、というのは盛り込んでみたのですが、これくらいの長さのトークに
おいてドモリや言い直しがないのはやはり不自然で、そのあたりまだ練習の必要がありそうです。
しかし極限までやってしまうと田中小実昌や意識の流れみたいになってしまいそうで、難しいです。
駕籠真太郎というのは知りませんでした。世間は広いですね……ネタ選びの難しさをほとほと感じます。
ガールズトークについては技術として会得しておきたいな、という感じです。陳腐でないものを
書けるようになりたいです。
酷評くださった皆様、ありがとうございました。
下手な奴に限って理屈をこねる罠
感覚に頼って書いてる奴は上達しない。
627 :
603:2008/03/17(月) 17:39:55
>>610 湖だけだと記号だけになってしまい、
記号だけでは雰囲気がでないと了承していいのでしょうか。
そこら辺気をつけてみます。
>>612 主張したいことは、この主人公の、最後願いが叶うっていうところでの
滑稽な発言というか。だけど男ってそういうもんじゃないかなぁとか思ったりしたことですかね。
見ていて不快を覚える現代語を使っているのはわざとです。
むしろそこで心地よく感じてもらいたくなはないので。
ありがとうございました。
二回目からは「ダルマ腹」とか省略して書いたほうがリズム良いんじゃね?
毎回毎回、「ダルマが腹に入ってそうな男子」じゃ、ちとくどい。
629 :
603:2008/03/17(月) 17:47:28
途中まで改稿してみました。どうでしょうか?
木陰のしたで釣り道具が入ったボックスを開ける。しゃがんで、竿から垂れる
糸に、浮きをつけずに針を結ぶ。浮きをつけないのは、ぼくの釣り方では必要が
ないからである。自転車のハンドルから垂れている、コンビニで買った食パンが
入っているビニール袋をとる。開けて、パンをちぎり、パンの耳の部分に針を刺す。
こうすると、餌が水面に浮くのである。これは、水中に沈んだパンにはなかなか
食いついてくれないのに、水面に撒かれたパン屑には勢いよく魚が食いつくのを
発見して、ようしだったらば、餌を水面に浮かせれば、勢いよく食いついてくれる
のではないかと思い、実際に試すと、思った通り、勢いよく食いついてくれるのである。
身体の向きを湖に変え、濁った緑色の水面が広がる。ここは住宅街の真ん中にあり、
自宅から十五分ぐらいの距離にあった。上空から見ると、湖はヒョウタン型の形を
しており、ボートの貸し出しがあって、ボート漕ぎが楽しめる程度の広さはあった。
向かい側の岸からは、小学五年のぼく達と同じぐらいの雰囲気に見える二三人
の少年が、ルアーを遠くに飛ばして遊んでいた。ここにはブラックバスなど、ルアー
で釣れる魚が明らかにいないのに、彼らはルアーを使う。ルアーを遠くに飛ばし、
プロがやるように、ルアーを動かすこと自体が楽しいのだろうか。まぁ、価値観は
人それぞれだ。ぼくはぼくが楽しめるようにするだけだ。
ぼくは食パンを二枚ほど、ちぎって水面にばら撒いた。こうして魚を呼び寄せる
のだ。すると、隣の四人組の少年の一人の、腹にダルマが詰まったような男子が、
こちらに寄ってきた。
「おめぇ、そういうことをすると、こっちに魚がこないだろうがよォ」
630 :
603:2008/03/17(月) 17:48:14
初対面で喧嘩腰、人数に自信の裏づけがあるのだろう。ぼくは大人しく「わかった」
と言った。その男子は、ぼくを睨んで、自分のところへ戻った。
さっそく魚が食いつく。リールを巻く。竿を上げると、ぷらぁんと魚が宙で揺れた。
ぼくは竿を置くと、しゃがんで魚の口から針をとった。魚はぷるぷる跳ねて、自分
から湖に落ちた。水しぶきがあがる。しばらくして、その間に、ぼくは何度も魚を
釣り上げた。パンを浮かして釣ることを知っているがゆえの大量である。
隣から苛立ちがこもった声があがった。
「釣れねぇよ。やっぱアイツが最初にパンをばら撒いたからだよ。うぜぇな。アイツ
ばっか釣れてよぉ。マナーを知らなねぇ奴はほんとうぜぇよ」
ぼくはこの時、早々とこの場を立ち去るべきだったのだ。四組は、互いに近寄って、
耳元で囁きあった。
>>629 最初の三行ぐらいで推敲が不足してると感じて読むのやめた。
具体的に言うとこの部分。
>浮きをつけずに針を結ぶ。浮きをつけないのは、ぼくの釣り方では必要が
>ないからである。
削ってもまったく支障がでない説明文は少しでも多く削る。
でないと説明臭くなって、読者がだれる可能性大。
短くした例を適当にあげるとこんな感じ。意味はほとんど同じだが、どれも短くなってる。
>浮きをつけずに針を結ぶ。ぼくの釣り方では、浮きは必要ないからだ。
>浮きをつけずに針を結んだ。ぼくの釣りに、浮きはいらない。
>浮きをつけずに針を結ぶ。ぼくの釣り方では必要ないのだ。
説明を削るというか、重複を削るってことだね。
>>629-630 あまり変ってないな。
文章がぎこちない。もう少し読書をしたほうがいいね。
行動描写がガチャガチャしすぎ。時間軸を意識すると
自転車を止めて、食パンの入った袋と釣道具を取り出して、準備を始める。
という順番になるんじゃないかな。
あと描写なんだけど
>身体の向きを湖に変え、濁った緑色の水面が広がる。ここは住宅街の真ん中にあり、
>自宅から十五分ぐらいの距離にあった。上空から見ると、湖はヒョウタン型の形を
>しており、ボートの貸し出しがあって、ボート漕ぎが楽しめる程度の広さはあった。
「濁った緑色の水面が広がる」だけが、実際に見える光景、客観描写で
残りの部分はたんなる説明。
実際に「何が見えるのか」という部分をきちんと書けるようにならないと厳しい。
634 :
579:2008/03/17(月) 22:32:08
酷評ありがとうございました、以前駄文を連投していた工房です。
今回は分りづらい独善的な表現を極力排して書いてみました。
>>580様
ご指摘の通り、投稿した以外の部分も客観的描写が余りに少ない!
言われてはじめて気づきました、大感謝です。
>>582様
どの程度漢字をひらくか、語彙はどの程度か・・・・・・、小学生高学年は微妙な時期で非常に難しいですね。
アドバイスに従い児童作文コンクールの入賞綴でもいただいて読もうかと思います。押入れに小学校時の教科書もあったかな・・・・・・。
表記の揺らぎに関しましては全く意識しておりませんでした、ご指摘感謝です。
>>584様
文章をここまで誉めていただいたのははじめてなので目から塩水が
音楽に詳しいのは一応この前に伏線があります。
>>586様
なるほど、心情が続くと確かに回想っぽくなってしまいますね。
レスを参考にいじってみたら結構印象が変わっていい感じです、ありがとうございましたm(__)m
635 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/17(月) 23:07:02
「愛してる…か、
もうあなたのその言葉も聞き飽きたわ」
恭子はそう言って右手にあったカルアミルクを一口飲んだ
「君が何を求めているのかわからない」
達哉はそう言いながら水槽の方に視線を向けた
数匹の金魚が底に沈んでいる
おそらく達哉が夏祭りのときに金魚すくいでとって恭子にあげたものだろう
「金魚、死んだのか」
達哉が少し寂しそうな声でそう呟いた
それを聞いて恭子は水槽の方に目をやり、
「一匹だけ生き残ってるわ
どうやら、仲間の死骸を食べているみたいなの」
とだけ答えた
句点が無いのはポリシー?
いっそ読点も使わずに分ち書きとか試してみたらどうかな?
皮肉を言ってるわけじゃないよ。
新しい表現の可能性は模索していくべきだと思うから。
酷評お願いします。
初めて訪れた真由美の部屋は、どこか病室を思わせた。青白い蛍光灯の光に照らされた白い壁面は、清潔、
というより無機質で、小さな出窓からは、この室内と同じ色をした、猫の瞳のような陰鬱な月が覗いていた。
窓のある壁際には、私が横たわっている木製ベッドがあり、対の壁際には銀色のミニコンポが、フローリング
の床に据えてある。部屋の中心には円形のガラステーブルがあり、その上には白いノート型パソコンが、開か
れた状態で置かれている。角に置かれたスチールラックには、雑誌や文庫本が平積みされていた。整理されて
いるのか雑ぱくなのか、判断しかねた。
物がないわけではないのだが、この部屋が空虚な印象を与えるのは、色彩のグラデーションに乏しいからだ
ろうか。私は月へ目をやった。ああ、もしかするとこの部屋はあの月の色に合わせているのかも知れない。
ふとそう思った。
扉が開いた。薄いブルーのバスローブを着た真由美が入ってきた。後ろ手に扉を閉ざすと、真由美はその場
に立ち止まった。首筋を包む黒髪を濡らし、淡い紅色に上気した頬が、白い肌に映えていた。髪よりも黒い瞳
は、瞑想的な空気をまとい、じっと私の瞳を捉えている。
私はベッドから静かに立ち上がった。蛍光灯に手を伸ばし、部屋の明かりを落とすと、真由美の姿は暗闇に
消えた。しかし彼女はまるで室内が見えているかのように、音もたてず私の側に寄り添ってきた。
真由美は私の胸に手のひらをあてた。心音を確かめているかのようだ。私は真由美のうなじに右手をかけ、
唇を引き寄せた。口付けをしたまま、五指の腹で、真由美の首をそっと撫でた。
真由美は口を離し、「絞める場所を探してるみたい」とささやいた。その声には甘い媚態があった。私は指
の動きを止める。親指の先に、喉のうごめきが一つ、伝わってきた。彼女はいま唾液を飲んだ。そう思うと、
霧のように暗い恍惚が私の胸に生まれた。
>>637 文章の雰囲気はいいと思う。
書きなれてる感じ。
描写もできてるし、行動もスムーズに処理できている。
セリフへのつなぎも自然。
文章だけなら一次は通過するレベルだと思う。
ただ、部屋の描写だけが浮いてる感じがした。
あれがあって、これもあって、それもあってと羅列しているんだけど
それぞれに意味があるのかどうか。
例えば、スチールラックに本が積んであるというのは、女性の性格の
描写につながっているのでいいと思うけど、他の部分はどうなんだろ。
伏線でもなく意味がないのならば、ある程度カットしたほうがきれいに
まとまると思う。
参考までに
『わたしは木製のベッドに横たわり彼女を待っていた。
円形のガラステーブルの上には、ノートパソコンが開かれたまま置かれている。
角に置かれたスチールラックには、雑誌や文庫本が平積みされていた。整理されて
いるのか雑ぱくなのか、判断しかねた』
>>635 それだけだとシナリオだよね。
その場の状況や人物の表情、水槽の具体的な様子などの描写を
入れないと小説としては厳しい。
小説って何?
この場合は、小説ってこんな感じかなってもののこと。
もっと深い意味なら私には答えられないし
人によって違ってくるんだよきっと。
>>635 >数匹の金魚が底に沈んでいる
金魚って死んだら水面に浮かぶよな?
とか
>恭子はそう言って右手にあったカルアミルクを一口飲んだ
魚の死骸が入った水槽の臭さは半端ではないんで
カルーアミルクとか甘い香りのするお酒飲めねえな
とか
>おそらく達哉が夏祭りのときに金魚すくいでとって恭子にあげたものだろう
年甲斐もなく夏祭りで金魚すくいするんですねw
みたいな内容的にお寒い箇所が満載なんで、シリアスを意図したであろう場面が
ものすごく滑稽にみえるw
もし滑稽を意識して書いてるんだったらちょっと続きを読みたい。
643 :
629:2008/03/18(火) 09:07:47
>>631 文章を削るという推敲をしていませんでした。
これからはやろうと思います。
>>633 描写が淡白にならないように気をつけようと思います。
ありがとうございました。
645 :
1/2:2008/03/18(火) 09:15:29
よろしくお願いします。
陽がしずんだあとの漆黒のしたは明るかった。土手に並んだ夜店の列が華
やいでいる。杏飴、やきそば、りんご飴、チョコバナナなど、手に持った人たち
のはしゃぐ声がする。「へい、いらっしゃ〜い!」店主の気持ちよい声が聞こえ
た。――今日は夏の一大イベント、花火大会である。ぼくは京華ときていた。
彼女は、黒い長髪をかんざしとピンでまとめ、紫色の浴衣に、紺色の帯を巻い
ていた。一見、清楚そうに見える、その実態は……
「オラ、正吾なにしてんだよォー、夜店と言えば、やきそばだろッ? ソースが
濃いぃのがうめぇ〜んだ。はやく来いッ!」
京華は命令形ではしゃいでいる。ぼくはといえば、手に持ったりんご飴をま
だ食べきれていなかった。彼女はピッチがはやすぎる。全店制覇でもしたい
のかって突っ込みたい。
「オマエ、遅い。わたし、新しいの、買う。オマエ、待ってろ」
なんだその喋り方は。京華は行ってしまった。が、すぐに帰ってきた。やき
そばを買わずに。どうしたんだろう。彼女は耳元で囁いた。
「あれ、見てみろよ。芸能人のタクローじゃね?」
彼女の指さす方を見る。デニムの帽子の下から鮮やかな茶色い髪の毛が
肩に伸びている。大きなサングラスが目の一帯を隠している。……鋭角な顎
と小さな口元、肩まで伸びた茶色い髪の毛が、たしかに芸能人のタクローに
見えなくもない。
「まぁ彼は彼で、見つからないようにああいう格好しているんだ。そっとしてお
こうぜ」とぼくは言った。
「そうねッ。じゃあやきそば買ってくる」
それからも彼女の買い食いは続き、時間になると川原に降りて花火を見た。
真っ黒の上空では、轟音とともに、赤、黄、緑、青の火花が豪快に散り、そ
のしたでは、京華がめずらしく静かに上目遣いで、口を半開きにして見てい
た。カメラで今の顔を撮ってやりたいと、いじわるに思った。しばらくして、花火
は終わった。彼女は「よかったね」と白い歯をニッと見せて言った。
646 :
2/2:2008/03/18(火) 09:16:01
駅への帰り道だった。多くの人達がぼく達とおなじ進路方向に流れる。通
り道の商店街の多くは閉まっていた。京華が指をさす。さっきのタクローであ
る。横に並んだ時、彼女は手を振った。すると彼は、サングラスを上にあげ
て、素顔を見せた。それは間違いもないタクローであった。彼は白い歯を見
せて微笑んだ。彼女は信じられない! と口を手で覆った。
「さっきからキミのこと遠目で見ていたよ。キミ、元気だね」タクローは言った。
「いやぁ、元気なのがとりえで、ヘヘヘヘヘ」
「オレ、キミみたいなの、嫌いじゃないよ」
「え!?」
彼女は目を真ん丸くした。ぼくは目を鋭くした。しかしそんなぼくは眼中に
ないというように、
「この近くに、いいバーがあるんだ。どうだい?」
とぬけぬけと言った。これが芸能人の余裕ってヤツか。ぼくは京華を信じた。
「いきたいです!」と彼女は言った。
ぼくは腰がぬけそうになった。
周りに通行人は多い。ぼくは手をメガホンの形にして口にあて、大声を出した。
「あ、こんなところに、芸能人のタクローがいるッ!! てゆーか、人の彼女を
露骨に取ろうとしているッ!! これは週刊誌に投稿しないとなぁッ!!」
周りの視線をぼくは集めた。そしてタクローを指さす。
「こいつだッ!!」ぼくは言った。
タクローは眉毛をひそめると、急いで去っていった。
「あーあ」と言う京華の顔をぼくは睨んだ。
「なによ。芸能人に誘われたわたしの男って言えば、あんたも箔がつってい
うのに」と言って、彼女はぼくの肩に肩をぶつけて笑った。
どんな箔だよ。しかもつってるし。
>>645-646 練習用に書いたのかな?
全体的に大きな破綻はないと思うけど、いかにも素人くさい文章だなあという印象
を受けた。
>陽がしずんだあとの漆黒のしたは明るかった。
陳腐というかヘタな表現。
書き出しの一文がコレという時点で読む気を削がれる。
「しずんだあと」「した」をひらがなにしてる所もどうかと思う。
個人的には、まあいいか、と思ったけど、うるさい人に言わせると「情景描写
が足りない」になると思う。
もうちょっと書き込んだほうがいいかもね。
女の子の服装と髪型を書き込んでいるのはいいんだけど、顔がノッペラボー。
そっちも多少は描写した方がいいと思う。
>「よかったね」と白い歯をニッと見せて言った。
この文はあきらかにいただけない。
「ニッと」が余計。
「白い歯を見せて言った」でよいのでは?
「ニッと」は
「白い歯を見せてニッと笑った」てな具合に使うものでは?
文章全体が悪い意味でラノベっぽいね。(ラノベが悪いと言うつもりもないけど)
「!?」とか「!!」みたいな表現は、一般文芸では普通使わない。
そういう状況や感情を文章で表すのが腕の見せ所。
649 :
648:2008/03/18(火) 10:25:05
続き
>>645-646 内容自体はマンガ風の日記っていう感じですね。
コミカルな工夫をしようとしているのは伝わるけど、個人的には面白くも
なんともなかった。
これで完結なら「それで?」という感想しか持てないし、冒頭部分の抜き出し
だとしても、先を読もうという気が全く起こらない。
>>645-646 > 陽がしずんだあとの漆黒のしたは明るかった。
ここは日本語としてダメだな。
普通に書いて、主人公の心情を入れたほうが上手くまとまると思う。
ヒロインの人物描写が弱く、二人の年齢や関係がわからない。
中学生くらいに読めるが、もう少し年上らしいのでここもきちんと書いたほうがいい。
たいした手間ではないはず。
あとは全体的に行動描写が雑。
>京華は行ってしまった。が、すぐに帰ってきた。
どこに行ったのか、数歩歩いて戻ってきたならそういう風に書くこと。
>「あれ、見てみろよ。芸能人のタクローじゃね?」
>彼女の指さす方を見る。デニムの帽子の下から〜
ここは情景描写を入れる必要アリ。
会場のどの辺りに、タクローがいるのか。何をしているのか。
ただ歩いているのか、夜店で買い物をしているのか。
>京華が指をさす。さっきのタクローである。
>横に並んだ時、彼女は手を振った。
この辺も端折りすぎて唐突だよね。
一つ一つの行動を端折らずにきちんと書けるように努力すると上達が早いと思う。
>>637 ・「猫の瞳」は間違い?
→「猫の目」
・ただ、淡々と室内の様子を書いていくより、「私」の目線で追っていくなどの工
夫があった方ががいいのでは。
・「私」の感情の揺れを、もう少し表現してほしい。緊張感や昂揚感があまりなく
てまるで人形遊びを見ているみたい。
とはいえ、抜粋だから読ませきれなかったところはあるのかもしれない。個人的に
は好感を覚えた。是非続きを見てみたい。
652 :
637:2008/03/18(火) 14:44:18
>>638 >>651 ありがとうございます。
ご指摘を受けて書き改めてみました。他の批評者の方々も酷評よろしくお願いします。
初めて訪れた真由美の部屋は、どこか病室を思わせるものがあった。青白い蛍光灯の光に照らされた白い壁面は、
清潔、というよりは無機質で、小さな出窓からは、この室内と同じ色をした、猫の目のような陰鬱な月が覗いていた。
私は窓際の簡素な木製ベッドに横たわり、真由美の入室を待つ間、室内の様子を眺めていた。
対の壁際には銀色のミニコンポが、フローリングの床に据えてある。部屋の中心には円形のガラステーブルがあり、
その上に白いノート型パソコンが、開かれた状態で置かれている。角に置かれたスチールラックには、雑誌や文庫本
が積み重ねられていた。全体に、整理されているのか無造作なのか、判断しかねる部屋である。
物がないわけではないのだが、この部屋からは空虚な印象をうけた。それは色彩のグラデーションに乏しいからだ
ろうか。私は再び月へ視線を投げた。ああ、もしかするとこの部屋はあの月の色に合わせているのかも知れない。ふ
とそう思った。
扉が開いた。真由美が入ってきた。後ろ手に扉を閉ざすと、真由美はその場に立ち止まった。薄いブルーのバスロ
ーブをまとい、開いた胸元には華奢な鎖骨が浮かんでいる。首筋を包む黒髪は濡れて艶めき、淡い紅色に上気した頬
が、白い肌に映えていた。髪よりも黒く濡れた瞳は、瞑想的な空気を漂わせ、じっと私の瞳を捉えている。
私はベッドから静かに立ち上がった。蛍光灯に手を伸ばし、部屋の明かりを落とすと、真由美の姿は暗闇に消えた。
しかし彼女はまるで室内が見えているかのように、音もたてず私の側に寄り添ってきた。
真由美は私の胸に手のひらをあてた。心音を確かめているかのようだ。私は真由美のうなじに右手をかけ、唇を引
き寄せた。口付けをしたまま、五指の腹で、真由美の首をそっと撫でる。
唇を離すと真由美は、霞むような声で「絞める場所をさぐってるみたい」とささやき、喉にかかる手に自分の左
手を添えた。その仕草には甘く揺れる媚態があった。私は指の動きを止める。親指の先に、喉のうごめきが一つ、
伝わった。彼女はいま唾液を飲んだ。そう思うと、暗い恍惚が、霧のように私の胸を覆った。
>>653 このスレではかなりレベルが高い方だと思う。
難を言うなら、硬い表現が目につく事。
あと、漢字が多すぎる事かな。
どれを開くかはあなたの判断しだい。
あるいは小難しい漢字を使わないですむ表現を探すのも手かも。
でも、上を見ればキリがないけど、冒頭としては及第点だと思うよ。
基本的な文章力はそれなりにあるみたいだから、ストーリーの展開次第では
賞に送れるものに仕上がるかも。
頑張って。
>>653 いいんじゃないかな。
>私は窓際の簡素な木製ベッドに横たわり
ここで私の視点であることを明確にしたことによって、描写が落ち着いたのが分かると思う。
文章の細かい部分は、個性とか、好みの問題になるので、このスレでアドバイスを受ける
レベルは超えたと思う。
>>653 >初めて訪れた真由美の部屋は、どこか病室を思わせるものがあった。
と、冒頭で「私が受けた部屋の印象」を語り、以下、具体的な描写がつづく。
それはいいのだが、ところが、つぎの段落の冒頭で、
>物がないわけではないのだが、この部屋からは空虚な印象をうけた。
と、ふたたび「私が受けた部屋の印象」にもどってしまうのはいただけない。
堂々めぐりか、立ちすくんでいるような感がある。
・物がないわけではないのに、空虚な印象をうけるのは色彩のグラデーションに乏しいからだ
ろうか。
とでもすれば、「空虚な印象をうけた」のは冒頭の感想のなかに含まれるので、繰り返し感は
緩和されるはずだ。
読んでて気持ち悪い。背伸びして小説っぽい文章を書こうとするとこうなるって見本。
好きな作家の本を開いて自分の文章と比べてみたらどうかな。
658 :
637:2008/03/18(火) 19:46:12
>>654-657 ありがとうございます。
投稿文は冒頭ではなく、現在書いてる小説中の一場面を、人物や場所を変更してアレンジしたものなのです。
前スレに投稿したさいに客観描写がイマイチとの指摘をうけたのでその点を注意してみました。
>>657 まさに酷評……。特に背伸びしたつもりはないのですが、そう感じさせてしまうのはまだ筆が未熟だからと戒めます。
あと「私」の心の動きが欲しい、とありましたので、その点を考慮して続きを書いてみました。
合わせて酷評よろしくお願いします。
目がなれてきた。暗闇の中に真由美の顔の輪郭が、あぶり絵のように浮かび上がった。私は二つの手のひらで真由美
の両頬を包み、もう一度口付けをした。つま先から闇に溶けていくかのような悦楽が、私の全身を浸食してゆく。
頬にあてた両手を滑らせるように両肩へまわす。バスローブの柔らかい感触が、手のひらに心地よく伝わった。口付
けをしたまま、私は真由美の体を押した。紙のように無抵抗に、真由美の背はベッドに降りた。
私は唇を離した。両手と膝をついて体を支え、蚊帳のようになって真由美の体を囲んだ。真由美の顔を視ると、窓か
らわずかに差し込む月の光が、壊れた仮面のような陰影を描き出していた。彼女は右手を私のあごに伸ばした。手首か
らたちのぼる石鹸のかすかな香りが、誘うように私の鼻をくすぐった。
真由美は親指の爪を私の唇にあて、そのまま内部にもぐらせた。指先と舌が、私の口の中でもつれあう。舌先の感覚
は、指紋の筋の一つ一つを辿れそうなほどに鋭敏になっていた。
真由美の指は、かすかに塩の味がする。汗をかいているのかもしれない。
「食べないでね」
ふいに仮面の口元が動いた。心を見透かされていたかのような慄然とした感覚が、ぞわり、と背筋にひらめいた。が、
それはすぐに昂奮を招いた。
私は真由美の手を押し戻すように、その体を抱きしめた。バネのきかないベッドは、
真由美の体の弾力をかえって明瞭にしている。
私は体が震えるのを禁じることができない。支配されているのは私であるか、真由美の方かは分からないが、確かにい
ま、私は真由美を自分の腕で組みしいている。この一事が、私を深い陶酔へと導いていた。この時を、私はずっと待ちわ
びていたのだ。
「どうしたの?」
胸の下で真由美が聞いた。震えが伝わったのだろうか。私は乱れそうな呼吸を強いて整え
「なんでもないよ」と返事をした。
お願いします。
グラニュー糖をまぶしたような見事な星空の夜だった。昔、理科の授業で習ったオリオン座を見つけ、それからなんとなく慎祐のことを思い出した。
慎祐は、付き合ってそろそろ一年になる恋人で、隣町の小さな工場に勤めている。
背が高く、切れ長の三白眼が印象的で、お世辞にも生き生きした覇気のある顔つきとは言い難い。
それは本人もよく承知のようで、初めてのデートの時に、「俺のチャームポイントは、死んだ魚のようなこの目だ。」と真顔で言って私を吹き出させた。
660続き
しかめっ面をして言うものだから余計に面白くって、いっぺんで気に入ってしまい、あれやこれやという内にすっかり好きになっていた。
冷たそうな外見に反して、笑い方が豪快なところも良い。
>>659 特別上手いとは思わないが、文章はそんなもんじゃないかな。
同じシーンなんだから評価が大きくは変らない。
どうせ提示するならば、別のシーンのほうがいいと思う。
>>660-661 場所がどこなのかわからない。
主人公が何者なのかもわからない。
いきなり「慎祐」の説明に入られても読む方は???という感じ。
ここは文章の批評をするスレ。小説の批評じゃないんだが。
>>635 >恭子はそう言って
>達哉はそう言いながら
>そう呟いた
>とだけ答えた
会話ごとに誰が言ったと描写するとリズムが悪くなる。話し手が分かればいい。
>>653 丁寧には書かれている。
しかし、問題はその丁寧さ、律儀さに潜む。
読みにくい。
それは無駄な小骨(説明)が挟まっているからだ。
たとえば冒頭
>(初めて訪れた)真由美の部屋は、どこか病室を思わせるものがあった。
( )が小骨に当たる。
初めてかそうでないかは、だいたい話の流れでわかるものだし、
それを強調したかったのなら、どこかで触れれば済むこと。
万事その調子で書かれているから、
何でもかんでも書き込むのではなくて、
もっと文章のリズムを考えながら、小骨を抜いていった方がいい。
一方、この文章だけを見る限りではだが、
肝心な説明が欠けている。
その部屋は一軒家なのか、マンションの一室なのか等々。
それが前の文で説明されているなら問題ないが、
物理的な空間としてのその部屋がどういう位置にあるのか、
その記述にこだわりがあるのなら、
そこら辺りも考慮した方がいい。
>>637 >どこか病室を思わせた
>色彩のグラデーションに乏しいからだろうか
室内の描写から病室を連想できず、空虚な印象を与える説明があるまで分からなかった。
>絞める場所を探して
首を絞める最適な場所があるのか知らないが、探すようなものか?
例:「首を絞めようとしているみたい」
>>645 >漆黒のしたは
下なのか? 右も左も暗そうだ。
例:陽がしずんだあとの漆黒の中、土手に並んだ〜
>芸能人のタクローじゃね?
個人名まで分かっているのに、職業の範囲が広すぎる。歌手や俳優にしよう。
>大きなサングラスが目の一帯を隠している
夜にサングラスをすると逆に目立ちそうだ。
>しばらくして、花火は終わった
特に花火が終わったことを強調する場面ではないので、文を切らずに続けてはどうか。
例:花火が終わると、彼女は〜
>駅への帰り道だった
花火が終わったと一緒だな。
例:駅への帰り道、多くの人達が〜
>彼は白い歯を見せて
京華に続いて白い歯の笑顔はない。別の描写にしよう。
>芸能人に誘われたわたしの男って言えば、
言うのはぼくだから、わたしは変だな。
例:彼女が芸能人に誘われたって言えば
>>659 内容に比して、長い。くどい。書きすぎ。動作指示書じゃないんだから、
もう少し省略の効果を考えたほうがいい。
体を押すと、紙のように無抵抗に、真由美の背はベッドに降りた。
真由美は親指の爪を私の唇にあて、そのまま内部にもぐらせた。
かすかに塩の味がする。汗をかいているのかもしれない。
「食べないでね」
私は真由美の手を押し戻すように、その体を抱きしめた。
「どうしたの?」
胸の下で真由美が聞いた。震えが伝わったのだろうか。私は乱れそうな呼吸を強いて整え
「なんでもないよ」と返事をした。
このくらいでいいんじゃね?
>>659 特に変なところはない。
>あぶり絵のように
>紙のように
>蚊帳のように
好みの問題だが、表現に変化をつけた方が好きだ。
うん。確かに。
直喩ばかりでなく、隠喩を織り交ぜないと文章にキレがなくなるかな。
概して書き始めの頃は読者や己の表現力に対する不信感があって、
下手なアンパイヤに向けてコントロールのないピッチャーが見え見えのストライクを揃えてしまうように、
分かり易い直喩を多用してしまいがちだけど、
「ボール」と取られても構わないや、くらいの気持ちで臭いコース(隠喩)も責めないと、
バッター(読者)は打ち取れないかも。
責めれば空振り(作者の計算外の効果)を取れる可能性も出てくるのだから、
勝負所でボール球(隠喩)を使うことも必要だと思う。
>>666 別に良いんじゃねーの?
何もかも書いてたらうざいだけじゃん。
しかし、あんたは隠喩というものを勘違いしている可能性がある。
いん‐ゆ【隠×喩】
「いんゆ」を大辞林でも検索する
比喩法の一。「…のようだ」「…のごとし」などの形を用いず、そのものの特徴を直接他のもので表現する方法。「花のかんばせ」「金は力なり」の類。暗喩。隠喩法。メタファー。
隠喩というのは、隠されている比喩という意味ではないよ。
くれぐれもお間違いないように。
「ように」
を多用すると不利ですよ、言いたかっただけだ。
誤読しないように。
たとえば、わかりにくい直喩もある。
「ウンコが下痢になったような顔。」
反対にわかりやすい隠喩も当然ある。
そもそも比喩というのは、わかりやすく表現したもの。
ちょっと気づけばわかる、という効果を狙ったものももちろんあるが、
そればかりが隠喩ではない。
うに美味しいように
女は腰を浮かせると、締めつけてきた。
なんという万力。
おれのバズーカが火を噴いた。
これが隠喩でOK?
>>676 >「ように」
>を多用すると不利ですよ、言いたかっただけだ。
>誤読しないように。
おk。了解。
ああ、そうですか。
はいはい。左様なら。ノシ
>>659 文章がしつこい。
前後の展開が分からないのでなんとも言えないが、きちんと筋立てのある小説な
ら、この場面でこうまで執拗な描写はいらない。
勢いとしての話だが、最初から「私は体が震えるのを〜」までは削っていいくらい。
あと、上で色々騒がれている比喩だが、表現以外にもっと上手い言葉を選ぶ
必要もあると思う。単に名詞一つで置き換えるのではなくてさ。
>>672 666じゃないけど、月が効果的に使われているから尚更、
横になった状態で出窓から月が見える、月光が当たるってどんな部屋(建物)よ?
ってちょっと気になったけどなあ。
でも、どんなに詳しく書いたって、
それでも読む人によって想像する映像って違ってくるじゃん。
図でも描いて示せばともかく。
だったら、雰囲気だけでも良いんじゃね?
まあ
>>653のくらい書き込んであれば描写不足とは言われないだろうね。
出窓から月が見えるのはマンションでも戸建でもありえることで、特別な説明が
必要とは考えられない。
687 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/19(水) 02:30:32
653の描写は読んでいて退屈
>>653の本当に悪いところがいまだに指摘されないので驚いています。
これではスレッドがまったく機能していないのと同じだと思いますね。
>>688 ぜひあなたが指摘してください。
冗談じゃなく、期待しています。
ヒロインが可愛くないという点だな。
>>689 申し訳ないけれど私から言い出すことはしません。
なぜなら力の無い人を救済したくないからです。
ネットで出会った見ず知らずの他人の手助けをしたくないのです。
>>691 なら最初から書き込むんじゃねーよwwww
って、釣りでしたか。
>>691はいつもの無能人。
>>497と同一人物。
自分ではなにも書けないので、否定的な結論のみを書いて煽る。
もちろん根拠もなにもない。
アニメ見ながらのせんずりに飽きると書きこみをするらしい。
臭い。
スルーしろ。相手するとまた自作自演の連投が始まるだろ。
木を見て森を見ず、なんて得意気に言う人が大嫌いなんです、私。
けれども、今回はさすがにこの言葉を借りてくるしかないようです。
何も気付かない気の毒な方々は100回ほど音読してみたらいかがですか。
あまりにも頭の悪い方ばかりが揃っているようで、おぞましいですね。
機嫌が悪くなるなら2ちゃんなんてしなければいい。
697 :
645:2008/03/19(水) 13:45:03
>>648 はやく素人くささから抜け出したいと思うのですが、現実はむずかしいですね。。。
顔がノッペラーについては、ちゃんと書くようにしたいと思います。
情景描写ももっと書くようにしたいと思います。
また一般文芸を意識したい思います。
>>650 二人の関係や情報の提示に気をつけたいと思います。
行動描写ははしょらないでしっかり書くように気をつけます。
>>668 丁寧に例文を書いてくれてありがとうございます。
文をきらずに続ける基準がとても為になりました。
698 :
1/2:2008/03/19(水) 14:24:23
よろしくお願いします。
体育館の中では、中学一年から三年生まで、みな沈痛な面持ちで体育座り
をして固まっていた。フェイスマスクに、バンダナを巻いて、顔がわからない三
人組の男がサブマシンガンを持って、ぼく達の周りを巡回している。先生達は
舞台の上に正座させられ、その後ろで覆面男がピストルを構えている。ぼくは
息をする音にも気をつけた。目に付く行動をおこしたら、真っ先に死のターゲット
にされると思ったからだ。ぼくは死んだらどうしようと思った。二度と醒めない眠
りにつくのに恐怖を感じた。ぼくがいない中で世界は動く。それはとても切ない
ことのように思えた。後ろから足音のする度に、銃口をつきつけられるんじゃな
いかと不安になった。
「お前らは警察を信用するしかない。警察が金を用意しないということは、お前
らの命をかえりみないということだ。警察がケチでないことを祈ってるんだな」
舞台の上の覆面男が大きな声で言った。威勢のよい声の調子だった。こん
なことをしても、無事生き延びられることを確信している声だ。しかしよくよく考
えてみれば、こういう事件はショッキングなだけに新聞・テレビで流されるだろう。
そんなレベルの事件で、警察が敗退するわけがない。それに人質も殺させな
いだろう。もしも失敗すればバッシングが酷いはずだ。警察は、念には念をい
れて、その道は回避するように行動を起こすはずなのだ。だから大丈夫。ぼく
はそれを確信していた。
しばらくして、後ろの方から扉が開く音がした。誰だろう。ぼくは胸が躍った。
しかしすぐに冷めた。それは覆面の仲間だったからだ。入ってきた覆面は荒い
調子で言った。「警察の奴ら、金を用意するのに時間がかかるとよ」
ぼくは何も起きなければいいと願った。しかし――
699 :
2/2:2008/03/19(水) 14:24:49
「見せしめの写真を送るしかねぇ。一人ずつ時間ごとに殺すんだ。それで時間
稼ぎを潰すしかねぇ」
ぼくは祈った。神様どうかと助けてくださいと。上を向こうとした時、覆面と目が
あってしまった。覆面がこちらに近づいてくる。ぼくに銃口をたてると、立てと命令
してきた。ぼくはおしっこを洩らしそうだった。震える膝を立たせ、男に上からYシ
ャツを掴まれて動かされ、みんなの前に立たされた。他に五六人が集められた。
整列させられ、覆面は写真を撮った。ぼくは左端に立っていた。どうか、右端か
ら殺されていきますように願おうとした。しかしよく見ると、ぼくの大好きな愛ちゃ
んだった。背は小さく、髪の毛を二つに結って、小さな鼻に大きな瞳が二つ。愛
ちゃんは俯きながら、静かに泣いている。彼女がこの世から消えることを想像した。
胸の中の熱いものが握りつぶされてしまうような気持ちを覚えた。彼女は、生き
残らなければいけないのだ。ではぼくから死ぬかと考えてみる。ぼくが先に死ん
では、愛ちゃんがいようといまいと関係ないじゃないか。じゃあ愛ちゃんがやはり
先に死ねばいいと思うか。ぼくは考えた。その末に、ぼくは愛ちゃんと、キスでき
れば死んでもいい、という結論に達した。ぼくは震えた声で覆面を呼んだ。
「どうした? トイレにでも行きたくなったか?」覆面は笑い声をあげた。
ぼくは、必死な形相で言った。「右端の子と、死ぬ前に、キスさせてください」
覆面は口笛をピュゥと吹いた。
「泣けるなぁ、お前も男の子だもんな。女の子とキスせずに死にたくはないよな。
いいぞ、許す。やれ」
ぼくは心の中で覆面に感謝をした。警察に殺された後、地獄で蜘蛛の糸によっ
て助けだされたらいい。震えた足取りで、一歩一歩歩いた、愛ちゃんは潤んだ目
でこちらを向いている。ぼくは一言謝って、愛ちゃんの肩に手をのせ、唇を重ねた。
愛ちゃんの唇は冷たかった。これが震えている体温なのだろう。こんな時、清い
気持ちで終わればいいのにと思ったのに、下半身が猛った。しかしそれも叶わな
い衝動。ぼくは唇を離した。
「まず始めに生贄の写真を送る」覆面は震えたぼくの目を見て言った。
>>698-699 ナンセンス、あるいはシュールなコメディなのかな。
そうおもって読むと結構面白い。
しかしそのためにはシュールな部分以外はリアリティに支えられていなくては
ならなくて、そういう点ではいくつか疑問あり。
>警察が金を用意しないということは、
以下、相手が警察ということで話が進むが、普通は政府とかが相手じゃないのか。
警察が金を用意するわけじゃないだろ。
>こういう事件はショッキングなだけに新聞・テレビで流されるだろう。
>もしも失敗すればバッシングが酷いはずだ。
そういうレベルの話じゃないとおもうのだが、ここは笑うところなのかな。それなら
それでアリだが。
>「見せしめの写真を送るしかねぇ。一人ずつ時間ごとに殺すんだ。それで時間
>稼ぎを潰すしかねぇ」
説明的なセリフで、わかりやすすぎる。
>「泣けるなぁ、お前も男の子だもんな。女の子とキスせずに死にたくはないよな。
>いいぞ、許す。やれ」
同様。作者の都合にあわせて喋りすぎ。
後半の展開は予想外で面白かった。
>>698-699 やりたいことはわかるけど、やはり描写だよね。
客観描写が極端に少ない。
主人公以外の人間の描写がないので、主人公が一人だけそこに
いるかのような感じになっている。
視点主から「何が見えるのか」を意識して書いたほうがいい。
>しばらくして、後ろの方から扉が開く音がした。誰だろう。ぼくは胸が躍った。
>しかしすぐに冷めた。それは覆面の仲間だったからだ。入ってきた覆面は荒い
>調子で言った。
このあたりの行動も端折ってるよね。
扉が開いたから振り向いたなら、そう描かないと。
仲間の男をどの辺で確認したのか。
その男はどの辺りでセリフを言ったのか。
こういう集団のシーンというのはすごく難しいので、登場人物の少ない普通のシーンを
書けるようになってから挑戦したほうが言いと思う。
>>701 相変わらず描写描写と、馬鹿のひとつ覚えとはこのことだな。
それと、偉そうに批評するなら自分が書いた文章ぐらい読み返そうぜ。
描写描写と言うのは、映像に媚びる小説を描いた方がいいということですか?
関係ないよ。
描写描写いう口癖はマニュアル世代にはよくあること。
一昔前の小説のマニュアル本にはよく書いてあるんだよ。描写しろって。
じゃあ現代では描写よりも何が大事なんですか?
「興味深い描写」だよ。描写が多ければいいってもんじゃない。それだけの話。
むしろ、つまらない描写をどんどん省け、といいたいね。
>>660 >なんとなく
主人公になんとなく行動されると、読者は感情移入できない。オリオン座から慎祐を
思い出すエピソードを加えよう。
>初めてのデートの時に
外見からあまりデートをしたくなる相手ではないようだが、デートをすることになった理由を
描写しよう。
芥川の羅生門を読むと、何でも描写しているわけじゃないけれど、
書かれている描写が、全体のムードに貢献しているという印象があった。
>>698 >体育館の中では
中ではと言われると外はどうなのとなる。
例:体育館の中で
>中学一年から三年生まで
生徒全員だな。
例:全校生徒が
>みな沈痛な面持ちで
一人称なので、見える範囲で描写をしよう。愛ちゃんも登場させよう。
>ぼくは死んだらどうしようと思った
続けて描写があるので説明はいらない。
>警察が金を用意しないということは
なぜ学校に狙いを定めたのか? なぜ警察に金を用意させるのか?
なぜ体育館に全校生徒が集まっているのか? 不自然な点が多いので理由を描写しよう。
>ぼくはそれを確信していた
始めから確信していたわけではなく、さっきまで死のことを考えて不安だった。
例:ぼくはそう確信した
>ぼくは愛ちゃんと、キスできれば死んでもいい、という結論に達した
結論に達した理由を描写しよう。
710 :
653:2008/03/19(水) 22:02:56
>>653です。
酷評してくださった方々、ありがとうございます。
描写がくどい、という意見が多いようですので、参考にさせていただきます。
比喩等のレトリックについても、もっと勉強します。
>>710 描写がくどいというよりも、そのシーンの意味がよくわからないということじゃない
かな。さほど重要なシーンとも思えない部分をくどくど描いても仕方がない。
文章は書けてるので、とりあえず一本仕上げること。
その上で、全体のバランスをみながら描写を増やしたり削ったりすればいい
>>703 映像に媚びると言うよりは、読者にその場の状況がわかるように書かないと
意味がないってこと。
読んで映像が浮かぶというのは、描写が上手いってことだからね。
初心者は描写ができないから、描写をしろというと拒否反応を起こすんだけど
それでは上達は見込めない。
>>710 簡単に批評すると、描写がくどいというか、書いてるシーンが何を訴えたいのかが
はっきりしない。
例えば、部屋の情景であれば女の性格や性質を伝える要素として機能していなくて
はいけないし、月の描写は主人公の心理を補足するとか、そういう意図を持ってない
とだめ。
だが、653からの文章は、では、主人公がどういう心理状態でいるか、女の性質はどう
いう特殊性があるか、というシーン全体で伝えるべき内容については、直結してゆかない。
だから、下手な文ではないとおもいつつも、だらだらと続く文章に退屈する。
もっと、シーンが訴えるべき内容を詰めて、それを忠実な文を書くようにすべき。
714 :
713:2008/03/19(水) 23:05:38
ついでに言っておくと、
>>698とかは、描写不足というより、大きな意味での視点を理解していない。
それと、文章におけるリアルタイム性への認識が甘い。
視点提供者の主観に沿ってリアルタイムに書いて行けば、自然と描写は出来上がってくる。
これは、書く上での手法の1つなんだが、
>>698は「僕」という一人称でその手法に沿っていながら、
その手法をとってない。
この欠点は、誰かがいうように描写の不足ってわけでもない。
例えば、冒頭部分での、
>体育館の中では、中学一年から三年生まで
なんかは、批判していた人もいるが、違和感がありまくる。
何故かっていうと、中学生が自校の生徒全体を呼ぶときに、こんな言い方しないからだ。
作品の描写のベースが明かに視点提供者の主観で構成されている場合、地の文でも主人公の
独白と「≒」の関係のあるのだから、主人公の思考や日常使っている言語に拘束される。特に、
主人公が見たものについては、主人公の日常の言葉で表現しないと、違和感が出てしまう。
こういうことを考えないで書くと、いきなり説明調になる。そうなると、リアルタイム性を失い、臨場感を損なう。
説明が悪いのではなく、説明と描写の違いを意識しないで不用意に混ぜてしまうことで、描写に失敗する。
まぁ、描写しないよりしたほうがいい。だが、それ以前に必要なことは、読者に必要な情報を適切に与える
ことであってなんでもかんでも描写すればいいわけではない。そこら辺は注意すべきだな。
俺は読みながら映像浮かべたりはしないな。
だって文字じゃん。
映像としては読めない。
映像浮かべて読むってどんな感じ?
喩えて言うなら英文を読むときに頭の中で日本語に置き換えて理解するような感じ?
>>716 個人差があるだろうけど、浮かぶ場合も多いよ。
特に説得力があったり、自分が実体験しているのと同じ場合はね。
そういうのがないと、エロ小説なんかは成立せんわな。
左脳系の人は映像は全く浮かばないって話だよ。
>>711 >>713 ご意見ありがとうございます。シーンの重要性が不分明とのことですが、お言葉を返すようですが、
このスレのように字数の制限がある場合に、場面の重要性を過不足なく書ききるというのはかなり困難のように思えます。
投稿者の側にたてば、投稿文は数レスにまとめなければなりません。小説中におけるある場面の意味というものは、その前後の経緯をふまえて決められるものでしょう。それは数行でまとめられるものではないはずです。
投稿文にそれを籠めようとすれば、一つや二つのレスでは済まないはずです。よって投稿者は、そうした経緯を捨象しなければなりません。
だとすると読み手にとって、投稿文中の場面の重要性、メッセージ性を把握しかねるというのはある意味で当然だと思うのです。そこを突かれると、投稿者としては困惑してしまいます。
例えば
>>711には「さほど重要なシーンとも思えない」とありますが、どうしてそんなことを言えてしまうのか、理解しかねます。
「重要なシーン」かどうかは、そのシーンに至るまでの話の流れで決まるものなのではないでしょうか。それはとてもこのスレで書ききることはできません。
投稿者は、数ある小説の要素(ストーリー、人物造型、視点の正解さ、描写の的確さ、目新しさなど)の中からいくつかのものに焦点をしぼらざるを得ません。
にも関わらず、たった数レスの中にあれもこれもを求められると、両手を上げざるを得ないのです。
描写にしてもそうです。「建物のある場所、様子も書かなくちゃだめだ」という意見もありましたが、
あの投稿文中に、違和感のない仕方で、説明的にならずに、建物の位置関係を描出できるのならば、ぜひお手本を示していただきたいと思いました。
弁解がましくなってしまいましたが、批評者の方も自分の批評の方法が適切かどうかを考えて頂きたいと思うのです。
無論、私の投稿文が優れているなどというつもりはありません。ご意見はどれも参考にしています。
>>719 無料で文章を読んでくれて、視点やら描写やらについて批評をくれる人に対して
の感謝気持ちがもてないなら、
それなりのお金を払って、小説スクールにでも通えばいい。
雑多な意見の中で、それを取捨選択するのは書き手の自由。
それができないなら(あらしも存在する)無料の掲示板で評価をもらうべきではない。
>>719 ???本当に、653か?
まぁ、本人じゃなくてもいいが。
短い文章であればあるほど、シーンの目的をはっきり意識して伝えないといけない。
つうか、出来ないんだったら、出来る分量をを書いて提示すべき。
数スレ云々は言い訳に過ぎない。実際、投稿サイトや、HPで批評依頼している投稿者も
多数いる。
「レスが限られているから」なんていうのは、どの程度まで文章を提示すれば読者に理解して
もらえるかとちゃんと考えていない証拠でしかない。
あと、あの分量だったら、後ろに続く展開の骨子部分は提示出来る分量だぞ。
それが出来てないから、「つまらない」作品になってるんだからな。
冒頭から、数枚読んだ時点で、男が女とヤろうとしているだけだからしてな。
723 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/20(木) 00:38:47
>>721 後段についてはおっしゃる通りだと思います。
前段についてはおそろしく横暴な言葉だと思います。どうして私が、批評者の方に感謝していないなどと言えるのですか?
>>711の方にも
>>713の方にも私は大変感謝しています。
投稿者は批評者に平身低頭しなければならないのですか?
投稿者が批評者に疑問をぶつけるのはここでは禁止されているのですか?
それならば私はもう何も言いません。
ああ、なんだ、いつものアレか。
釣られちゃったw
酷評っていうか難癖つけてるだけ。
ちょっと読めば作品の一場面を想定して投稿してるんだなと分かる。
>>724 >>722さんですよね?
すいません、一応本人ですw
>数スレ云々は言い訳に過ぎない
……そうかも知れませんね。まあ
>>653は実際のところ後のストーリー展開なんかは考えていませんでした。
>>659は正直自分でも失敗だと思います……orz
このスレで「客観描写に手を抜くな」とよく目にするので、その点にのみ絞ったかんがあります。
しかしストーリー展開もきちんと考慮しておかないと描写も浮いてしまうのでしょうか。勉強します。
>>719 解説すると
>>653は、部屋の雰囲気と、彼女、二人の関係の三点という
必要な情報が、行動も含めて違和感なく描写されている。
だから好意的な評価が多かったと思うんだ。
>>659は単に、それを受けてのベッドでの絡みなんだが
まあ上手くはないんだな。
何を表現したいのかが伝わっていない。
官能的でもなく、彼女の美しさが伝わるわけでもなく、主人公なんらかの
心情が伝わるわけでもなく、感動もなく、ただただ行為をなぞってるだけ。
だから「退屈」なわけ。
否定的な評価が多くなるのは当たり前。
前後がどうとかそういう問題ではなく、シーンとしてつまらないという意見が
ほぼ全部なんだから、それをどう受け取るかは投稿者次第だわな。
そこにケチをつけてもしょうがないだろ。
>>726 ストーリー展開も充分に関係あるけど、書いているシーンで、「ここは主人公の心理」
「ここは、相手の女の性格」とか、シーンの目的考えてないでしょ。
まぁ、もっと大きなこというと、作品冒頭で読者の胸ぐらつかんで作品に引っ張り込む
作業しなきゃいかんのだけれどな。酷評スレじゃ、そこまで批評したことないけどさ。
あんたレベルだと、そういうこと考えないと、作品レベル上がらんよ。下手にこなれている
けど、話が出来てない感じだから。
酷評人の役割は全身全霊で否定箇所を指摘する、それだけであり
後につながるアドバイスたり得るかは二の次なのですね。
それ故重箱の隅をつついて的外れになることも多いのです。
これを真に受けるとかえって良くないわけで、ワードの校正機能やエキサイト翻訳のごとく
機械による提案だと思えばよろしい。時には笑い飛ばせばいい。
評価の取得選択は他ならぬ本人の仕事であり
間違った意見を鵜呑みにするようでは作家の道など遠いわけです。
理不尽さを感じるでしょうが、切り捨てるか傾聴するか冷静に見極めることが肝要で、
怒ることや反論は滅多にプラスにならないものです。
>書いているシーンで、「ここは主人公の心理」
「ここは、相手の女の性格」とか、シーンの目的考えてないでしょ。
……まったく考えて無かったわけではないのですが、確かにその意識は薄かったですね。
前スレに投稿したさい(子どもを連れて田舎の兄に会いに行くやつです)、「内向的」だと言われたので、
今度はあえて外側の記述を詳細にしてみようと思ったのですが……。
バランスが難しいです……orz
>>730 つうかさ。
女はどういう性質であり、男はそれに対してどういう心理を持っているか。
それをはっきりさせて、そこに描写も説明も集束させろってこと。
そういう重要なことやってないで、単に小手先で書いているでしょ。
>>731 ……返す言葉がありませんね。
むしろその小手先のうまさが自分にどれぐらいあるかが不安だったような気がします。
>>730 あれから比べれば格段に上手くなったと思うよ。
とりあえず視点の固定と描写が一通りできるようになったんだから、
百枚くらいの短編でもいいから一本仕上げることだね。
その中で情報の出し方や、伏線の張り方を考えるうちに、シーンの意味というのかな、
この辺で女の性格を描写しておこうとか、男の職業やスキルのエピソードを挿入しよう
とか、いろいろ試行錯誤していくうちに、シーンの重要性というものがわかってくるから。
描写はできないよりは、できたほうがいい。
書いてから削るほうが推敲するときに楽だからね
734 :
698:2008/03/20(木) 08:17:02
>>700 色々足りないところがあるけれど、面白いといってくれて何よりです。
説明的なせりふに気をつけようと思います。
>>701 行動を端折らないでしっかり書くことを肝に銘じておきます。
>>709 例文ありがとうございます。
とても参考になります。
>>714 主人公の日常の言葉で表現する、これに気をつけてみようと
思います。
735 :
1/2:2008/03/20(木) 08:21:57
よろしくお願いします。
四時限目が終わり、ようやく昼休み時間に入った。わたしは弁当を持って、
加奈と教室を出ようとした時、教室の入り口で見知らぬ男子が待ち伏せして
いた。油っぽい髪が額を覆い、太い眉毛の下に四角い銀縁眼鏡、小さな
唇、まるでコガネムシみたいな顔だ。その男は無表情で手紙を突き出す。
もしかしてラブレタァ? とぞっとした。男は前を動かない。茶色いボブカット
の加奈がとってあげなよ、と言った。眉根をよせて、仕方なさそうに黒いきょ
ろっとした眼をわたしに向ける。仕方なく、大袈裟にため息をついて手紙を受
け取った。このアクションで気持ちを察してくれればいいんだけど。というか
受け取ってくれたらお前少しは喜べよ、と心の中で突っ込んだ。男は終始何
を考えているのかわからない無表情で去った。わたしは口直しに、昨日の歌
番組の話題をふって、屋上に向かった。
上空はどこまでも青空が気持ちよさそうです。わたしは感嘆のため息をつく。
屋上の扉の近くの地面の段差に腰をかけて、弁当を開けた。隣で加奈がコン
ビニの袋からサンドイッチを出した。
「さっきの男の手紙、わたしにも見せてよ」と加奈は言った。
わたしはまだろくに中身を見ずに、彼女に渡した。弁当のから揚げをつっつき
ながら、隣の顔を眺めていた。彼女は、ぷっと笑った。なによ気になるじゃない
か。わたしは隣に肩を寄せ、手紙を見た。
『君は本当に美しい。そのキミという宝石を、ぼくは手に入れたい』
気持ちは嬉しいかな、と思ったが、お前の所有物になりたくねぇ、とも思った。
やっぱりあか抜けてないのは致命的だ。アイツの女になったら、ステータスに
736 :
2/2:2008/03/20(木) 08:23:29
なるどころか、周囲から可哀相な目で見られるだろう。そしたら死んでしまうよ。
屋上の切れ目から校庭が見える。男子達がサッカーをしている。飯食うのさす
がにはやいなと突っ込み、しかし男子はああでないと、やっぱり快活で爽やか
なのがいい、と心から思った。
あの手紙を貰って、彼を数日間放置していると、また昼休みの屋上行く前に、
教室の出入り口で待ち伏せされ、手紙を渡された。
『君は美しい。 ×××―×××―××××』
今度は電話番号付だ。しかも携帯ではなく、家電話。屋上で、加奈は相変
わらず笑っていた。わたしが美しいのは結構なことだが、致命的なのは、お前
が美しくも格好良くもないということだと、目の前ではっきり言ってやりたかった。
しかしわたしは結局また放置した。名前も知らない男は、今日もわたしのことを
思っているのだろう。土俵にすらあがっていないのに。
>>735-736 微妙に時間軸が捩じれているのと、行動描写が飛んでるかな。
リアルタイムの描写を削って、説明を入れると一人称の場合は大抵失敗するんだ。
リライトしたほうがわかりやすいと思うので冒頭だけ
『四時限目が終わり、ようやく昼休みに入った。
わたしは隣の席の、加奈に声をかけ【いつものように屋上】で弁当を食べようと相談した。
(加奈の描写や教室の雰囲気の描写。それぞれが手にしてるもの)
教室を出ようとすると、入り口のところで見知らぬ男子が無言のまま立っていた。
油っぽい髪が額を覆い、太い眉毛の下に四角い銀縁眼鏡、小さな唇、まるで
コガネムシみたいな顔だ。
【彼は】無表情で【わたしに】手紙を突き出す。
もしかしてラブレタァ? とぞっとした。』
行動描写を足した部分はわかると思うけど、足すことによって流れがよくなる。
それぞれの行動に理由ができるし、加奈の描写も入れることができる。会話を入れれば
主人公や加奈のキャラを立てやすくなる。
教室の描写を入れると、主人公が置かれている状況なんかも説明しやすいよね。
文化祭が近いとか、体育祭が近いとか、受験シーズンだとか、いろいろあると思うけど。
とにかく一人称の場合は、頭の中で書かないこと。
実際に主人公になったつもりで、「何が見えるのか」を丁寧に追っていくこと。
例えば「待ち伏せしていた」というのは、手紙を出されるまではわからないはず。
主人公が男を確認して、その行動をみて初めて「待ち伏せ」がわかるんじゃないかな。
>>735-736 細かいところが気になった。
>わたしは弁当を持って、加奈と教室を出ようとした時、教室の入り口で見知らぬ男子が待ち伏せしていた。
ガチャ文。「わたしが弁当を持って、加奈と教室を出ようとした時」ならば文章としては正しくなるが、くどいので、
「弁当を持って、加奈と教室を出ようとしたら、教室の入り口で」くらいにしたい。
>茶色いボブカットの加奈がとってあげなよ、と言った。
駄目ではないが、友だちのことをわざわざ「茶色いボブカットの」って、ふつう言わないよね。
つまり不自然な文章で、一人称の文体では、極力不自然さは排除したい。
描写を入れるという気持はわかるんだけど、自然なかんじになるように工夫をするのが腕の見せ所。
たとえば「ボブカットに変えてきた」とか、加奈が髪形を変えたかという設定にすれば、言及しても不自然ではなくなる。
>眉根をよせて、仕方なさそうに黒いきょろっとした眼をわたしに向ける。
これは「男」の動作? 一読しただけでは前段の加奈とかぶってわかりにくかった。
また「男」という表現も一人称の語り口に合っていない気がする。
>上空はどこまでも青空が気持ちよさそうです。わたしは感嘆のため息をつく。
この突然の「です」は上手いと思った。
>「さっきの男の手紙、わたしにも見せてよ」と加奈は言った。
説明的なセリフ。ここでは実際にこんなに細かくいわなくても通じるはず。
「手紙、わたしにも見せてよ」でいいはずだ。
>わたしはまだろくに中身を見ずに、彼女に渡した。
この「まだ」「見ずに」は駄目。「まだ」には「〜していない」がセットだから。
「まだ」を使うならば「わたしはまだろくに中身を見ていない手紙を彼女に渡した」
>あの手紙を貰って、彼を数日間放置していると、
「あの手紙」も駄目。小説上の「現在」がぶれてしまった。
「学識のある人は学びたがり、無知な人は教えたがる」
書かれた物は創作であれ、酷評であれ読み手にどう受け取られようと勝手なのだが、ちょっと面白い論議になってきたので補足。
専用のスレもあるようだが、この以上書く気はないので。
>「建物のある場所、様子も書かなくちゃだめだ」という意見もありましたが、
ということに対しては、
>それが前の文で説明されているなら問題ないが、
という前提の上で、あえて、
>肝心な説明が欠けている。
その部屋は一軒家なのか、マンションの一室なのか等々。
と書いたのは、そこに重要なポイントがあると考えたからだ。
若い女が一人で広い一軒家にいる場合と両親といる場合、あるいは、マンションにいる場合とでは話の背景が大きく違ってくるからだ。
広い敷地の一軒家、しかも一人で住んでいるという設定にしたら、
なぜ女はそんな屋敷に一人で住んでいるのか、と話の広がりや雰囲気が違ってくる。
それよってあそこで書かれた物のトーンが、
普通のOLでも住めるマンションやアパートの一室でのものとは、
読み手の想像力に訴えるものが明らかに異なってくる。
それをどこか別の部分で書いていたとしても、
あの場面では背景の状況もわからせるという意識や努力も必要だ、
ということを言いたかったからあえて書いてみたわけだ。
>ぜひお手本を示していただきたい
手本になるかどうかは別にして、簡単に前文に置けば、
明日の夜、一人で来て。
ハンドルを握りながらわたしは女の言葉を反芻していた。
道の両側は深い闇が続いている。森の中に人家らしいものは見あたらなかった。
その道をまっすぐ行けば迷うことはないはずだから、という女の声が鮮明に蘇ってきた。仮面のように無表情な顔と抱きしめれば壊れしまいそうな肢体。
女はその屋敷に一人で住んでいる。
誰かが言ったその一言が、そこまで行き着けるだろうかという不安を打ち消した。
思いつきで書いただけだから、あしからず。酷評無用(笑)
集中して丁寧に書くことは悪いことではない。しかし、目を近づけすぎると背景が見なくなってしまう。
>>740 >ハンドルを握りながらわたしは女の言葉を反芻していた。
今度はここが説明不足になった。
何のハンドルを握ってるのか?
自転車? モーターサイクル?
あるいは自動車に乗ろうとドアハンドルを?
もしかしたらステアリングの誤記?
たったいま思い浮かんだ短歌です。批評よろ
二次元の
女の子に
恋をする
私の心は
少し危い
ちょっとリズムが悪いな。
なるべく57577に近付けるべき。
2行目は、
女の子に → 女の子たちに
として 6→8 にしたほうがバランスが良い。
>>744 おお、ありがとう
何か違和感あると思ったらそこか
次ぎ書くときはリズムに気をつけてみます
ついでだから釣られてみるか。
読み手(酷評者)のレベルにかかわってくる問題があるから。
>ハンドルを握りながら
これは(車の)という小骨(説明)を取った文だ。
普通に小説を読んでいれば、
ハンドルを握るといえば、車のハンドルと理解できるはず。
だから無駄な小骨を取ったまで。
そうでない場合には、単純に書けばだが、
単車のハンドルを握りながら、
自転車のペダルをこぎながら
等々、若干の説明(小骨)が必要になってくる。
そして、単車であれば天気とか気温とかも自然に文脈の中に紛れ込ませることができるのだが。
路面の状態とかも。
誤読されるのが気になるのなら、
というよりも、もっと密な空気を作ろうとすれば、
ここでわたしにCDでも聞かせていい。
あるいは聞かせない(普段車を運転する時は聞いているのに)
ということを書き加えてもいい。
大事な問題点はほんとうはそっちの方にあるんだが。
なお、
>ステアリングとは、乗り物の進行方向を任意に変えるためのかじ取り装置のことで、専門用語では『操舵装置』という。船舶から、自転車、オートバイ、自動車から戦車まで陸上の車両まで広く使用されている。
以上
釣られてやるよ。
>>746 おたくがシーンの描出に必要だと思う情報(「大事な問題点」とやらか?)と、
>>653の内容とを「1レスにまとめて」リライトしてくれないか?
>>740の手本文を冒頭にくっつけるだけでは不十分だよね。家に着いたら即セックスシーンってのは不自然すぎるでしょ。
到着したら女は出迎えるだろうし。食事もするだろうし、その後で多少の会話もするだろうね。
そういった場の流れに必要な描写を全部「1レス」で書いてみてくれ。
それができればなお酷評者のレベルが示されるから。
748 :
1/2:2008/03/20(木) 16:18:12
740と同じ箇所について、酷評というよりは一読者としての意見、疑問です。
>「建物のある場所、様子も書かなくちゃだめだ」という意見もありましたが、
個人的な意見としては、既に説明がある、もしくは自分の中である程度状況設定ができていて、
それをにおわす事ができればそれでいいと思う。
逆に聞くけど、719は、どういう部屋を設定していたのか教えてくれないかな?
私は自身の経験から、出窓というのは大抵リビングかキッチンにあるものだと思っていたので、
寝室?(※後述)に出窓がある、「横たわった状態で出窓から月が見える」というのがよくわからない。
私の実家(一戸建て)の1,2階ともに出窓があったけど(2世帯住宅を改装したので2階にもリビングっぽい部屋がある)、
隣の家に面していたので、窓に寄って外を見上げなきゃ夜空なんか見えやしない。
この経験&最近引っ越そうと思って色々物件情報(主にマンション)を見ているんだけど、
出窓から夜空が見える物件にはまだお目にかかっていないので、
653を読んでいて、「この部屋は3階以上かな、もしくは近くにあまり建物がないんだな」
と漠然と想像をしてみたものの、いかんせん情報不足でしっくりこない。
これは、話の筋とはあまり関係もないかもしれないが、読む側は与えられた情報をフル活用して、
どんな状況で、どんな人がいて、どういう話なのかを想像するものだと思う。(他の人は違うかな?)
私の場合は「横たわった状態で出窓から月が見える」ってどういう事?
と、そこで想像が止まってしまったので、その後の話にはあまり入りこめくなってしまった。
これは読む側の経験(知識)不足なのかもしれないが、できれば書く側にその事を意識してもらいたいと思ったので書いてみました。
(つづく)
749 :
2/2:2008/03/20(木) 16:18:46
>あの投稿文中に、違和感のない仕方で、説明的にならずに、建物の位置関係を描出できるのならば、ぜひお手本を示していただきたいと思いました。
については、私なら「横たわった状態で出窓から月が見える」という設定で文章を書こうと思わないので、答えられないなあ。
はじめは単純にワンルームかと思ったけど、洋服や収納等の記述がないから、リビングやクローゼット等は別にあって、寝室なのかな?と思い直し、
しかしいくら小さいとはいえ、出窓のカーテンを閉めないのか?関係ないけど、部屋にはそれなりに物があるのに、
出窓に何も置いていないの?という新たな疑問が浮かび、今ちょっと泥沼にはまってますw
ついでに書くと、初めて女の部屋に入ったのに、人のベットにいきなり横になる男は嫌wという事もあるので、
主人公は横になるのではなく、「(主人公は)立ったまま、もしくはソファか何かに腰掛けて初めて入る部屋を観察している」
という設定にした方が自然なのに、という事と、「出窓」ではなく、「天窓」だったら、カーテンを閉めていなくても自然なのでは?
(そこを変えたって部屋が足りないという事に変わりはないが)、等々脳内補完しちゃいましたが…
ごちゃごちゃとすみませんが、どういう設定で書いたのか、是非教えて下さい。
>>747 なんで「1レス」にこだわっているんだ?
「1レスにまとめろ」なんて誰もいっていないだろうに。
ハンドルって普通は把手のことだろ?
操舵輪のことをハンドルなんて言う奴みたことないよ?
>>751 たまには部屋の外に出てみろ。
ハンドルと言うやつはいくらでもいるから。
>>751 広辞苑
ハンドル【handle】
1 とって。把手。
2 手で機械を操作するための握り。特に、自動車・自転車などの方向操縦用のもの。
「―を握る」「―を切る」
君は専門家の陥りがちな罠にはまっているな。
小説を書くときは専門的になにが正しいかだけではなく、世間一般の人が
どう考えているかも知る必要がある。
横だが。
複数の酷評希望が入り乱れるスレッドで、アンカーも打たずに書く
>>740や
>>746。
文面から過去に何か書いているなとは想像はできるが、IDのない板で完全に名無しの
状態のまま、自分の論旨を周りに把握して貰えると思っている
>>747。
君らはもう少し「人に読んでもらっている」ということを意識しろよ。誰に向かって誰が
言っているのか、それを分明にするという基本的なことにすら気が回らないレベルなら、
酷評者なんて荷が重い。
>>748 レス番で引用するときは半角の大なりを2個続けて書いて、そのあとに番号を入れるんだ。
そうするとそこに該当レスへのリンクが張られる。それがアンカーってやつ。
IEやFirefox等で読む人でも色がつくから可読性が上がるし、レスの追跡も容易になる。
専用ブラウザならもっと色々便利になる。簡単なことだからやってみそ。
いや、仮に操舵輪をハンドルとは呼ばないとしても、
操舵輪がハンドルであることは確かだろう。
>>750 1レスじゃ収まりきれない情報量を1レスの投稿文に要求してるからだろ?
757 :
754:2008/03/20(木) 17:08:28
>>751 あなたが正しい。
「ハンドルを握る」は車を運転することの換喩表現で、前後関係からそう限定することが
不可能な状況(彼は工場の中にいる、台所でにんにく絞りを手にしている等)でない限り、
使って問題ない。
ただしこの手の表現は文化的背景を共有していることが前提となる。要は読者を選ぶと
いうこと。
ちなみに「ハンドルを握る」で乗り物を運転していることを認めながら、それが自転車や
バイクだと想定するのは言いがかりか、読解力がないかのどちらかだ。
自転車やバイクの運転を表す換喩表現を作るとき、真っ先にハンドルに着目するとしたら
相当下手な書き手だからね。
文化的背景の共有を盾にした省略を極めた先にあるものがケータイ小説だ。
非常に少ない文字数で表現できる反面、門外漢にとっては意味不明な怪文となる。
>>748 洋風建築なら出窓が部屋にあって当たり前だが。
キッチンとかリビングだけ出窓ってデザイン的におかしいだろ?
マンションでも角部屋なら部屋に出窓があってもおかしくはない。
そんな物件はいくらでもある。
とにかく一つ言えるのは、君たちの書く文章には求心力がないということなんだ。
>>756 「1レスじゃ収まりきれない」のなら2レスでも3レスでも書けばいい。
それだけのこと。
情報量が増えれば文章量も多くなるのは当り前。
投稿文が1レスだからリライトも1レスにしろ、2レスや3レスを費やすのは
許さん、と要求する発想がわからん。
>>761 つーことは1レスじゃ書ききれないってことは認めるんだな。
1レスで表現しうる内容量が足りないっていう指摘ならいいが、
1レスの投稿文に、本当は1レス以上の分量が必要になる内容量が足りないっていう指摘は当然すぎて批評でもなんでもないだろ。
>投稿文が1レスだからリライトも1レスにしろ、2レスや3レスを費やすのは
許さん、と要求する発想がわからん。
1レスの投稿文を2レス3レスにリライトしたら、伝えられる内容が豊富になるのは当たり前だろうが。
1レスの文章に内容量が少ないっていうなら、あくまで1レスでよりスマートに、豊富に内容を伝えられる文章を提示してこそ見本になるんだろうが。
そんなことも気付かないのか?
>>762 >つーことは1レスじゃ書ききれないってことは認めるんだな。
認めない。勝手に決めつけて論を進めないように。
>1レスの投稿文に、本当は1レス以上の分量が必要になる内容量が足りないっていう指摘は
>当然すぎて批評でもなんでもないだろ。
違う。当然すぎてはいない。
分量=内容量ではないから。
>1レスの投稿文を2レス3レスにリライトしたら、伝えられる内容が豊富になるのは当たり前だろうが。
当り前ではない。
「1レスの投稿文を2レス3レスにリライトしたら」、冗長になり、原文より悪化することもある。
豊富になるとは限らない。「無駄に長い」とはよくいわれることだ。
>1レスの文章に内容量が少ないっていうなら、あくまで1レスでよりスマートに、豊富に内容を
>伝えられる文章を提示してこそ見本になるんだろうが。
ならない。
「1レス以内」という制限があるのならば、そのとおりだが、ここではそんな制限はない。
1レスで8点の文章と、2レスで9点の文章ならば、後者が優れた文章となる。
>>763 >認めない。勝手に決めつけて論を進めないように。
じゃ1レスにまとめられるんだな。見本を見せてくれよ。
765 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/20(木) 18:52:45
お前ら邪魔だから別館でやれ
766 :
748:2008/03/20(木) 19:02:54
>>754 改行エラーにひっかかりまくってアンカーはしょっちゃいました。すみません。
>>759 >キッチンとかリビングだけ出窓ってデザイン的におかしいだろ?
いや、別におかしいとは思わないけど…。おかしいの?
> マンションでも角部屋なら部屋に出窓があってもおかしくはない。
仮に「出窓」はおかしくないとしても、「月」が見えるかどうか(&その他出窓の描写)が疑問で。
大抵すぐ隣or道路挟んでてもビルや家があったりするから、
「3階以上、もしくは近くにあまり建物がない」と推測したんだけど、自分の経験から(実家はバルコニーの窓からですら、外に出て見上げないと)、
「2階」では夜空は見えなかった、というだけで、「3階以上」でも見えるとは限らないし、
そうなると「近くにあまり建物がない」の方が自然だけど、
>>653の文章は都会的なので(勝手なイメージだけど)、ちょっとしっくりこないなあと思って。
いずれにせよ、こうして脳内補完していくと話の筋を追えなくなってしまうので、作者がどう設定しているのか教えて欲しいです。
以後なんかあったら別館覗きます。長々すみません。
>>764 >じゃ1レスにまとめられるんだな。
だから勝手に決めつけないように。
1レスにまとめられないものならば、1レスにまとめたことがそもそもの間違い。
2レスでも3レスでも書くべきだった。
そうしなかったことが間違い。
誰も1レスにまとめろなんていっていないのだから。
迷惑をかけるのは本意ではないので、ここまでにする。
>>764 「1レスにまとめる」とか「1レスで書ききる」という発想自体がおかしいってことだろ。
できる、できないの話じゃないわな。
>>767 必死だなw
文才のなさを示すのがこわいか?
思いつきで書いたから酷評不要(笑)なんて下手な予防線貼るくらいだもんなww
そう書きたくなるのもわかるくらい恥ずかしい文章だったもんなあ
つかお前の理屈だと投稿者は完成した小説まるまる一本のせなけりゃいけなくなるな。ここはそういうスレか?
じゃ俺も消えるわ
>>735 >茶色いボブカットの加奈がとってあげなよ、と言った。眉根をよせて、仕方なさそうに
>黒いきょろっとした眼をわたしに向ける
わたしと男子のラブレターの成り行きに読者は興味を持っているので、加奈の描写を
するのは弁当を食べるときまで待とう。
例:「受け取ってあげなよ」と加奈が言った。
>と心の中で突っ込んだ
>と思った
一人称なので説明しなくても通じる。
>気持ちよさそうです
ここだけ「ですます調」になっている。
例:気持ちいい
>屋上の切れ目から
フェンスの隙間か?
例:屋上のフェンス越しに
あほか。
そこのですます調はわざとだろww
全角英数使うな ぼけ
ここにはずれてるのがたまに居るな
You are a fole.
あなたはfoleです。
なんだよfoleて バカじゃねーの
半角英数の前後にはスペース入れろ ぼけ
春休みに入ったのか?
780 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/21(金) 03:58:46
長編の冒頭です。はじめてですが、酷評お願いします。
窓から差し込む夜光が少女を青白く照らしていた。
真っ暗な部屋の中で、白いシーツと彼女の裸体だけが月を映して光っている。
かなめは、彼女とつながっている自分の肉体すら忘れて、その姿に見入っていた。
だんだんと激しく小刻みになっていく呼吸音が限界までいくと、彼女は最後に大きく息を吸い上げた。スゥーッ、という音が消えた瞬間に彼女の痩躯は天上にむかって一直線にのぼりつめた。
あばらを突き出すようにした姿勢がアゲハの羽化を思わせる。その翅のように、ふわりと黒髪がふり乱れると、ようやく、かなめは恍惚の心酔から目を醒ました。
胸元に入りこんでくる彼女を抱きとめなければならないのを思い出したのである。
かなめが腕をさしのばして、彼女の小さな乳房をとらえると、やっと胸奥から安堵が込みあげてきた。
かなめは、彼女の身体を少し横へとずらしてやって、彼女の顔をのぞきこんだ。まだ少し表情にあどけなさが残ってはいるが、十八という年齢相応には、彼女もかなめも大人になってきている。眠気にうとうととしている彼女の瞳には、男を誘惑するような光もあった。
>>781 以前、猫と教会の話を書いてた方ですよね? 動物の擬人化について色々指摘した者ですが、
その点についてはあのとき述べたとおりです。あくまでこの「限界なく擬人化する」スタイルを
貫くということでしたら、そこはもう内容に関することで、私のような第三者がどうこう言うことでは
ないですね。なので技術的な部分だけ。
まずは基本的なこととして、文頭の字下げや誤字脱字についてはきちんと直してから出しましょう。
どこがおかしいかは読み直せば判るはずです。
全体としては上手になっている印象です。リズム、文章のなめらかさなどについてはそれなりの
水準だと思います。ただそれだけに推敲不十分ではないかと思える点、たとえば
「窓の近く、開いた窓から」など、もう少し工夫して書いたほうがいいなという点が残っているのが残念。
あなたならたぶん書き直せますよね?
そして最後に漢字の選択について。ちょっと変換ソフトに頼りすぎてはいませんか。たとえば
「釣られて首が」は正しくは「連られて首が」でしょうが、ここはご自分で気づかないといけません。
あと、「ししおどし」は「鹿脅し」です。よく知らない単語はまめに辞書を引いて調べましょう。
また、ここは無理に漢字を使わないほうがよいのでは。読める人ばかりとも限りません。
783 :
735:2008/03/21(金) 07:20:04
>>737 しっかりと主人公視点の映像を思い浮かべて書けば、大丈夫ですかね。
肝に銘じておこうと思います。
>>738 一人称の語り口として不自然にならないように気をつけます。
>>770 人物描写するタイミングはそのように考えればいいんですね。
とても参考になります。
ありがとうございました。
>>780 問題外だな。
月明かりが入ってくるなら「真っ暗な部屋」ではないよなあ。
>白いシーツと彼女の裸体だけが月を映して光っている。
じゃあ「かなめ」はどこにいるの?
神視点なんだから、かなめは見えるはず。
誰の視点で書いてるかも曖昧で、表現も観念的。
行動描写もよくわからないし、全体的に読者に伝えようと言う意思が感じられない。
まず視点の固定を考えないと小説にならない、
>>781 冒頭から回想と説明の連続。
しかも動物の擬人化だよね。
しかしなんというか酷評云々以前に、こういうものをどこに投稿したいのかが
わからない。ラノベでも受け付けないだろうし。
趣味で書くなら好きなように書いていいとおもうけど、投稿を考えるなら
別のジャンルのものを書かないと。
786 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/21(金) 09:41:08
「檻を作るんだよ。やつらを閉じこめることが可能な。」
「あなた正気なの!?あいつらの唾液がなんでも溶かすところは厭というほどみてきたでしょう!?」
「なんでも じゃない、リプリー。『あいつらの体は溶けない』。」
「!」
>>740については、説明不足論に賛成だな。
っていうか、描写不足だな。
「車のハンドルを握る」と書けば、「車に乗っている」と読者は
判る。だが、「ハンドルを握る」と書けば「きっと、車に乗って
いるんだろう」と、推測の形になる。もちろん第一候補は車だが、
かといって、こういう曖昧さをしかも冒頭でイメージを焼き付け
なければいけないシーンで使うべきではない。
じゃあ、かといって、「車のハンドル」としてしまっていいかと
いうと、そういうこともない。一気に説明調になってしまうから
文章として臨場感を損なう。
だったら、どうするかというと、例えば「フロントガラスについた
雨粒をワイパーで拭った」とか、「バックミラーにはただ闇が写っ
ている」とか、車の中であることの描写で補足する。そうしないと、
読者は助手席に座ってくれず、シーンに入ってきてくれない。
カーショップで買ったハンドル部分だけ握って自分の脚で走ってるのかもしれない。
ハンドルを握ると俺は走った。路肩をけるようにして、道路へと割り込む。
交通マナーをいささか無視した私の運転に、ドライバーたちは苛立ちまじりクラクション
が鳴り響く。
私は中指を立ててそれに答えて、ゆるやかな車の流れに乗る。
風が髪を跳ね上げ、ほほをなであげていく。
その時、後方からけたたましいサイレンの音が響き渡り「そこの少年止まりなさい」と、
スピーカーで拡大された声が鳴り渡る。
まさか私じゃないだろうと、後ろを振り向くとパトカーが真っ赤なランプをちかちかされて、
私の後ろにぴったりとへばりついている。あまりに接近している為、パトカーにのる警察官の
にやついた表情さえはっきりみえるほどだ。
私はあきらめて路肩で止まる。後方でパトカーもサイレンを切りながら止まった。
背中越しにパトカーのドアが開けられ、それから閉まる音が聞こえた。
それから警察官が一歩一歩私へと近づいてくる気配がはっきりと感じられる。
私の横まできて警察官が止まった。じとっとした視線がほほをなめるようであった。
「君は何をしてるのかな?」
妙な質問をされて、私は思わず警察官の顔見て、ハンドルを手に取ると、このぼんくらにも
分かるようにと、ハンドルを左右に回しながらこう言った。
「何って、車を運転してるだけですよ?」
警察官は眉間に皺を寄せると、険しい表情でこういった。
「いや、あなたハンドル持って走ってるだけじゃないですか、それを車と言われても困りますし、
あなた自身も危険な上に、周りの交通の邪魔になりますので、やめていただけないでしょうか」
この男は何を言ってるんだろう。
いわゆる叙述トリックってやつだな。
"バイクのハンドル" に一致する日本語のページ 約 78,000 件中 1 - 50 件目 (0.42 秒)
"車のハンドル" に一致する日本語のページ 約 60,400 件中 1 - 50 件目 (0.94 秒)
"自転車のハンドル" に一致する日本語のページ 約 50,300 件中 1 - 50 件目 (0.40 秒)
792 :
780:2008/03/21(金) 12:53:25
>>784 酷評ありがとうございます。
主人公視点でそこそこ評価してもらって、調子のるとこうなるわけですね……。
もっと勉強してみます。
>>792 視点は固定したほうが楽だからね。
神視点はやらないほうがいいというのは失敗する確率が高いから。
>>791 バイクのハンドルは代表的な交換パーツだから、検索したら沢山ヒットするのは当たり前。
改造率も車とは比較にならんほど高いし、例えノーマルでも個人でのアジャストは必要。
ベースになる話題は多いが、基本ガレージでの話だ。
そもそもバイクに乗ってることを表すのに「ハンドルを握って走り出す」と書くのは
バイク乗りの発想じゃないんだよ。乗ってる人間でこんな書き方をするなら単純に下手。
バイクは基本的にハンドル操作をしない乗り物なんだ。スロットルとクラッチ、前輪ブレーキは
握るが、ハンドルそのものには手を添えるだけ。ステアリングは腰と太ももで行う。
「ハンドルを握る」ことをライダーの象徴的な動作とするのはちょっと無理がある。
>>794 推敲まったくしてないからね、そのまま専ブラの上で書いて送信したぐらいの
ネタ文章なんでご愛嬌ということでorz
推敲すると、四箇所は修正箇所があるね。
いつも推敲してて思うのだが、書き慣れれば慣れるほど、推敲による修正箇所って少なくなる?
それとも、そういう場所以外の修正箇所が見えてくる(余裕がうまれる?)のだろうか。
>>792 >長編の冒頭です。はじめてですが、酷評お願いします。
>主人公視点でそこそこ評価してもらって、調子のるとこうなるわけですね……。
嘘かよ (ー.ー")
>>796 自身の経験上では減ってると思うが。
てか自分が昔書いた文章を後々推敲したとき、訂正箇所ありすぎて笑うw
文章力も一定のレベルに達すれば、減ってると感じなくなるのかな。
>>798 どこがどう「よっぽどマシ」なのか説明できなければ、ひとを説得させることは
できませんよ。
逃げてばかりいないで、自分を磨くことを心がけてください。
初めて見たけどそれなりに面白いねw
レス返しちゃう時点でどっちが無能かって話しだけどな
でもブーン系の歩くは普通に悪くない
ただ、最後まで読む気がしなくなってきた。
最初は奇抜で面白いなぁと、その文字作りと文章表現を楽しむのだけど、
千年後で住民と出会ったあたりから飽きてきて、読めなくなっちゃったよw
ブーン系って素材と枠が予め用意されてるから、物語を載せやすいけど、
それだけに広がりがなくなるんだろうね。
段落として空白一字を空けるのではなく空行を入れているわけか。
なるほど、横書きではこれで確かに「段落」だな。
折り返しの改行はブラウザやビューワがするべきこと。意図的な改行は段落の開始等、必要な部分のみ行なうべき。
句読点が行頭にきてしまうのは、そのブラウザやビューワが禁則処理をしていないから、という可能性もある。
テキストデータそのものは、なるべくプレーンな状態にしておいて、表示するときに処理系に任せる、というのが最も理想的である。
折り返しの改行はブラウザやビューワがするべきこと。
意図的な改行は段落の開始等、
必要な部分のみ行なうべき。
句読点が行頭にきてしまうのは、
そのブラウザやビューワが禁則処理をしていないから、
という可能性もある。
テキストデータそのものは、なるべくプレーンな状態にしておいて、
表示するときに処理系に任せる、
というのが最も理想的である。
>>804 俺は最後まで読んだが本当に作者に感心した
途中ダレるかもしれないが最後に全てが繋がった瞬間は鳥肌立った
>>807が読みにくい、言葉足らずの人がしゃべってるように感じる
>>809 ストーリーは面白いんだと思うよ。
それに、後半への布石も上々というのは分かってるんだけどね。
ただただ飽きてくる。
文章を書く枠というか、そういう繰り返しが決まってて、独白も同じ文章形式で
繰り返し場所がきまってる。それが予想通りの場所で繰り返し繰り返し重ねられ
てて、さすがに飽きる。
言ってしまえば吉本新喜劇を見てるような感じ。
まじな話、同意だな。
マンガを読み慣れているやつはフキダシのような
>>807がいいかもしれんが、
小説を読んでいるやつには
>>806が好まれる。読みやすい。
読みやすいのは段落で区切りながら読んでるからだろうな。
ぶつぶつ切られると見た目はいい。
読むんではなく「見る」感じならそのほうがいい。
要するにマンガだな。
2ちゃんでも中身のないようなのはぶつぶつ切ってもいいかもしれん。
短編の冒頭です。酷評おねがいします。
独房のすみの寝台の上に、ひとりの囚人が横たわっている。
彼はまもなく死ぬことになっていた。もちろんその本人は、自分が近く死ななければ
ならないなどとは、少しも考えていなかった。しかし、関係者の多くは、そうなることを
予想していた。
といっても、死刑執行の日が確定したというわけではなかった。第一、彼はそんな
重罪犯人ではなく、ただの泥棒にすぎなかった。また、天寿をまっとうするという年齢でも
なかった。彼はまだ四十歳。血圧、心臓も平常で、いわゆる不治の病でもなかった。
不治の病ではなかったが、彼のいっぷう変わった症状は死期が遠くないことを示していた
のである。
>>813 > 彼はまもなく死ぬことになっていた。もちろんその本人は、自分が近く死ななければ
もちろん、と言われてもな……
>ならないなどとは、少しも考えていなかった。しかし、関係者の多くは、そうなることを予想していた。
予想していた。と書いた後に引っ張りすぎ。
すぐ理由を書くか、あるいは「予想していた」とはまだ書かないほうがいい。
>重罪犯人ではなく、
ちょっと変。
>不治の病ではなかったが、彼のいっぷう変わった症状は死期が遠くないことを示していたのである。
何で「いっぷう」と平仮名表記? 意図はあるの?
あと、死期が遠くないって表現はやや変。
>>814 >ちょっと変
>やや変
自信がないなら批評しなくていいよ。
>>813 >>4を読め。人様の作品を引用するときは出典を明記しろ。
原因不明 星新一 新潮文庫 天国からの道に収録
>>813 ショートショートばかりよんでいると描写ができなくなる罠
自分がバカにされないことに意識を集中する。 これが劣等意識がもたらす「引き下げの心理」なのです。
部下の行動、妻の言動、何かのコラムに批評することで 「自分の方が偉いんだ!凄いんだ!」と
自分で確認しなければ、気がおさまらない。 だから、良いところより、批判することにのみ、すぐに意識が向く。
演劇や舞台の批評文ばかりを見て、あの舞台はキャスティングミスさ、 台本の流れが問題さと、
退屈と苛立ちにアグラをかいて、人を批判するより、 一生懸命作っている演出家や出演者の方が人生を楽しんでいるし、
心からの友達も多いはず。 何もしない人ほど批判精神ばかりを育てて、
人生を孤独にする傾向があるのです。 批判ばかりがクセになると、自分の小さな行動に対しても「くだらない」「意味がない」
と自分にも批判精神は向いてしまい、自分の前向きなエネルギーまでもが枯渇します
ここでもか。
糞だな。
>>780 >真っ暗な部屋の中で
昼間の明るさなどと比較するのではなく、いきなり真っ暗と描写すると、何も見えない状態を
イメージする。削除しよう。
>青白く照らしていた
>月を映して光っている
意味が重複している。
>見入っていた
見ることに集中して動きが止まっていそうだ。
>彼女の痩躯は天上にむかって
身体が宙に浮いているみたいだ。
例:彼女の痩躯は絶頂にむかって
>あばらを突き出すようにした姿勢がアゲハの羽化を思わせる
正常位かと思っていたら騎乗位だったのか。絶頂に達する前に分かるように描写しよう。
>>781 雰囲気はいい。でも展開は強引だな。
冒頭から説明が続くと読者は飽きる。
>そう呼ばれていた
>確かにその通りだ
他人の噂はいい加減なものだから、読者は謎と受け止める。自分で噂を認めるなら
読者に無駄な期待を持たせないように、まず認めて、次に噂されていると描写しよう。
例:僕は毎日のように、僕を拾ってくれた亜美ちゃんを騙し続けていた。近所の
犬仲間たちからも、ほら吹きのセトと呼ばれていた。
>僕たちは楽しんでいるんだから
何が楽しいのか分からない。
>でも、どうやらそれはそろそろ終わりらしい。
ネタバレしない。
>ただ、僕の嘘がなくなっただけだった
外で遊ぶのが好きな子供に、外出するなと言えばストレスが溜まる。嘘をつくことを
楽しんでいた僕もストレスが溜まりそうだ。
>僕のせいで亜美ちゃんを傷つけているような気になるんだ
以前は楽しかったのに、心境の変化を時間の経過だけにゆだねるのはまずい。
>ここで死んでしまうのなら最後に一度だけ嘘を吐こうって
すでに体を動かすこともできないのに、どうやって?
>「――いいよ」神様がそう言った気がした
ご都合主義はやめよう。嘘をつかなかったらご褒美をもらえる約束をしていたなど伏線を
張ろう。
10章立ての小説の冒頭章なのですが、
批評お願いできますか?2000字ほどです。
内容は恋愛モノです。小説を初めて書くので
至らない点などを教えて頂ければ幸いです。
>>822 4レス程度でするんなら、アップすりゃいい。
足りないんなら、どっか投稿サイトでも探して、酷評スレ依頼中とでも書いて
リファレンスしろ。
って、いうか、1−10当たりのテンプレよめ。
2000字で10章って小分け過ぎじゃね?
>>824 作品が出ないうちに批評するのは、朝昇龍のケツ密着カードだ。
あげたい冒頭が2000字くらいなんだろ
827 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/21(金) 21:13:31
その後の詳細な調査の結果、唾液は「空気に触れた瞬間」著しい腐食作用を持つことがわかった。我々は絶望寸前まで陥った。
やつ が大量の唾液を垂涎する局面があった。
その瞬間、我々の中の一名は、超強力扇風機を廻した。
828 :
822:2008/03/21(金) 21:25:39
829 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/21(金) 21:41:14
凡庸を凡庸と悟ること。他人と変わらない人生を送っているだけでは
貴方にしか無い視点というものが育たない。
何も起こらないんじゃ面白くも何ともないよ。
こういうのが続くと大抵の読者は投げる。
831 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/21(金) 21:44:15
>>828 はて、2000字も使って何が言いたかったんでしょうか?
なんか、電車がウザいけど、僕チンは大丈夫、って程度しか読み取れませんでした。
まぁ、冒頭10行でもう、読む気なくしちゃったけどね。
もっと、そもそも何を書こうとしているのかはっきりりさせてから、文章を書くように
しないといけないな。
>>828 まずね、一般小説の中では、特殊な場合を除いて全て漢数字を使うものだよ。
誰でも最初は初心者だけど、基本的な作法くらいは最低限調べようぜ。ネット
で簡単に出来るんだから。
全体としてくどい文章が目立つ。自分で音読してみよう。人に読ませるものなら、
読みやすさとかリズムのよさも大切だよ。
漢字もひらかなきゃ。「顰めた」って何よ? 古典じゃないんだから。
文章にしても描写にしてもムダなものが多いような気がする。
必要で効果的だと思われるものだけを取捨選択しよう。
この後、回想に入ってそれをメインとして物語は進んでいくんだろうけど、
冒頭がこれではツカミが弱すぎ。
何でもないシーンを上手くもない文章でだらだら書き連ねているだけで、
この時点で読もうという気が完全に失せる。
この後についても大体予測がつくしね。
読者を引き込みたいと思うなら、構成や文章をもっと練る必要があると思うよ。
細かいツッコミは他の人にやってもらって。
835 :
833:2008/03/21(金) 22:25:53
すいませんでした。
836 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/21(金) 22:26:12
あれだ。
>>15-16の乙の文章を読んでみなよ。
で、おまいさんの文章を読むと、おまいさんの文章はどうにもこうにも
凸凹道じゃね。もしおまいさんのその特徴を生かすなら、「おもろい凸凹道」
にするしかなかね。プロはたいがい現状「読みやすさ」追求に熱心党だから
(ラノベとりわけ)それが芸に昇華されれば個性。
>>828 文章は下手だな。
>どこまでも蒼い――
>高く澄み渡った空、その吸い込まれそうなほどの青さにふと車窓の外を見遣った目を暫くの間奪われ、
>敦賀圭一は思わず真夏の凶暴な日差しに顔を顰めた。
紋切り型の表現を――
強調してもしょうがない。
「見遣った」とか「顰めた」とか読みにくい漢字を使うと素人くさくなる。
日差しの「凶暴さ」が描写されていないのに、「凶暴」とか書かない。
二行目は視点と時間軸がねじれてる。
すでに空を見ているわけだから、「ふと車窓の外を見た」という過去の説明は意味がない。
空が青いと思ったのは内部視点なのに、後段は外部視点になっている。
一つの文章に二つの視点を入れるのはNG。
三人称なのに、主人公の外見の描写がない。
あとは電車の中のどうでもいいことに枚数を割きすぎ。
数行での場面転換を繰りかえさない。
>乗り換えの表示案内を探す。見つけた。
どの辺でどういう風に見つけたのかを具体的に書く。
>ホームに向かいエスカレーターを昇る。夏の蒼い空が見えてくる。
屋根があるから見えないんじゃないか?
見えるとすれば、隙間からだと思うが、いずれにしても具体的に描写すること。
いまどき、読みづらい漢数字なんて使うのは純文厨くらいのもんだろ。
数字は普通に半角数字使えよ。
もちろん、前後にスペースは空けろよ。
こうやって 65816 とか書けば読みやすいだろ。
縦書きの場合も半角で、左端を上にして 90 度右回転させて立てろ。
>>813 短編小説の冒頭だとすると、描写がなってないってことになるけど
ショートショートは特殊な分野で、一般的な小説とは要求される技術が異なる。
SSの場合はオチ重視なので、舞台や人物を描写する必要はなく記号でもいい。
その点を理解しているから、星新一先生は、あえてエス氏とかエヌ氏という人物記号を
使っているわけ。
漢数字ってどう書くの?
例えば1192だと、
一一九二って書くの?
千百九十二って書くの?
或いは千百九拾弐の方がいい?
>>840 日記風に、出来事を順番に記述してあるだけで描写が足りない。
小説としてはちょっと厳しいかな。
まず個々の場面の描写がない。
どこで雨に降られたのか、また雨宿りを繰り返すあたりも描写がないので
説得力がない。普通はそんなことしないだろ?
犬の鳴き声が聞こえた場所も不明、どこに犬が倒れていたかも不明、
なぜ動物病院だと思ったのかも曖昧。病院の描写もない。
>雀が二羽、危険を察知して飛んでいったのは、雲が一面を多い、いつ降りだすか分からない空だった。
主語述語が狂ったガチャ文だし、危険を察知して飛んだかどうかはスズメにしかわからないはず。
どこから飛び立ったのかもわからないし。
もうちょっと本を読んだほうがいい。
843 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/21(金) 23:53:22
>>840 まず誤字を直そう。
繰り返し繰り返し同じ言葉が使われているのがかなり目につく。
あと、慣用句等の意味の取り違えも、自分じゃ分からないと思うが実は多い。
一連の原因は、一番に語彙力がないことだろう。これが今回の作品の出来に最も
災いしていると思う。
わざと語尾を言い切りにしていないような箇所があるが、かえって不自然。
話の展開は良いと思ったんだけどな。とにかく、そこにあるべき説明が抜けてた
り、逆につらつら描写ばかり並んでいたり、文の繋げ方が下手だったりで、正直
今のままじゃかなり読みにくい。
もっと本を読め。
844 :
828:2008/03/22(土) 00:08:43
ご批評ありがとうございました。
参考にさせていただきます。
>>841 一一九二じゃね。
千とか百をつけると、まちがいではないが読みにくい。
拾とか弐は契約書の書き換えを回避するための漢字だし、使う必要を感じない。
もっとも、四桁もある数字を使わなくていいよう工夫するのが一番だと思うが。
846 :
780:2008/03/22(土) 00:23:57
>>820 細かく指摘してくださってありがとうございます。
もっと描写を視覚的にしたほうがいいんですね。へんに技巧に走ろうとしすぎてました。
847 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/22(土) 00:25:44
>>818 演劇なんて見ねーし。
と、コピペに反応してみる。
>>838 >数字は普通に半角数字使えよ。
「普通」ではない。半角数字を使うのはラノベ厨。
ネットなんかの横書きのフォーマットなんだったら
半角英数字でいいんじゃないの。
縦書きの投稿作品でもわざわざ英数使うやつなんて
いないだろうし。
850 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/22(土) 10:51:23
俺もいんてるねついじょうのメディアが出来たら其処にでばってって
此処でのしきたりをおしつけやうとすンのかねエ。
やだねえ。 ブッチとグスタをしょくんわしつちよる金。
お礼が遅れました。
>>782 その通りです。この前猫と教会の話を書きました。動物の人格についてですが、もう限界なく擬人化しようかと思います。それもありかなと思いますので。
誤字脱字については、全く注意出来てませんでした。夜明け前だったので、少し朦朧としていたようです。もちろん言い訳です。
一つの文にもうちょっと時間をかけて寝かせるようにしたいと思います。
>>785 始めは冒頭をあの長さで現在進行形で書いてみたんですが、やっぱりあの短さなので奇妙に感じ過去形にしたんです。力不足でした。
ところで、冒頭の回想は効果的ならいいのですよね。例えば最終部で全てが引っくり返るような事実が発覚するとか。それとも、概念とか心情とか回想とか、今からしたら曖昧な時間は冒頭はやめた方がいいのでしょうか。
ジャンルはヤングアダルトを狙ったものにならないですか?書くものについてはもう少し考えてみます。
>>821 丁寧に読み込んでもらえて嬉しいです。話の組み立て方、伏線の張り方など参考になりました。
一応五千字を目安に書こうと思っていたので、展開が強引なのは仕様です。題材選びのセンスも書き込みきる気力があまりないのが一番ダメなところと自覚しました。
また何か書いてみます。
お三方、ご指摘ありがとうございました。
>>851 曖昧な時間というか、ほぼ心理描写だけで進行しているので単調で飽きる。
しかも語り手は動物なわけで、記述にリアルさがなく、興味がそそられないし、
もちろん感情移入もできない。
もうちょっと動物らしさがあれば、ファンタジー的でいいんだろうけどね。
キャラが立ってないというのかな。
結局、動物を擬人化することによって、描写を省いたという印象しかないんだよね。
こういうものをいくら書いても上達はしないと思う。
853 :
1/2:2008/03/22(土) 19:22:26
洗面所でカーディガンについた汚れを洗い流していると、シェービングクリーム
が目に入った。あの人がヒゲを剃るときに使っていたものだ。手に取って、ぐるっ
と眺め回してみる。アルミの削り出し模様に、白い汚れがこびりついていた。爪
でひっかくと、ぽろぽろとこぼれ落ちた。
キャップを外すと気持ちの良い音がして、あの人の匂いがふわりと広がった。ほ
ほをすり寄せてくるたび鼻をついた、あの安っぽいレモンの香りだ。
あの人のモノをそうするように、手のひらでそっと包み込んで上から下にかけて
何度もしごいてみる。首の部分ではしっかりとスナップをきかせた。あの人に教
わったやり方だ。幾度も繰り返すと、ひんやりとした無機質の冷たさが、そのう
ちに私の体温と同化していく。私はなぜだか無性にうれしくなって、ぺろっと、
漫画の中でいたずらっ子がやるように、舌を出して勝利の笑みを浮かべた。
854 :
1/2:2008/03/22(土) 19:23:19
「-----」
台所から私の名を呼ぶ声がした。夫の遺物一つ捨てることのできない、かわいそ
うな人の声だ。数十秒後、私は笑顔で駆けていって、菓子作りの手伝いに戻るだ
ろう。あの人が居なくなって、好きなことができるようになったの。そう言って
彼女が微笑んでみせたあの日から、親子という関係を維持するためだけに続けら
れる、不毛な儀式に参加するために。
私はノズルを押して、左手にクリームの山をつくった。容器を棚へと戻し、左手
を下に構えて蛇口をひねる。ぼこぼこと音がして穴が開いたかと思うと、クリー
ムの山は溶けて、排水口へと消えていった。あとにはあの人の香りだけが残った。
空行いれすぎ。
>>852 そうですね。心理描写ばかりでした。つまりは掴みが弱いのでしょう。参考になりました。
そうですね、やっぱり現状がどういった場所なのか、それがどう見えるのかという表記を
もっと考えるべきでした。一応一人称なのでキャラらしさ、ここで言う犬らしさの欠如が
そのまま描写の弱さに繋がってしまったみたいです。
そう言ったことを念頭に書くよう気を付けたいです。
ありがとうございました。
>>828 読むのも難しい漢字が多いな。
>そして圭一たち帰省客
圭一が家族と一緒に帰省しているのかと思った。
例:そして圭一のような帰省客たち
>25年という年月はそれだけの事ができるだろう
就活を始めてから25年たったわけではない。
例:25歳という年月はそれだけの事ができるだろう
>ペットボトルの水を一口飲む。冷冽な潤いが
暑いからぬるくなっていそうだ。
>>840 >危険を察知して
危険な理由を描写しよう。
>店先の屋根やらに
ぼかす意図が分からない。
例:店先の屋根などに
>どこからともなく
>その声が聞こえる方へ
どこから声がするのか分からないのに不自然だな。
>力なく横たわり、力なく鳴いていた
力なくが重複している。
例:力なく横たわり鳴いていた
>犬はその後すぐ死んだ
どこかの飼い犬だとまずいな。
>看護師さんが傘をくれた
犬の死骸を抱えて傘をさせるのか。犬の大きさ、どうやって抱えているのか描写しよう。
>犬は、庭に穴を掘ってそこに埋めた。
雨の中、穴を掘ったのか。そろそろ暗くないか。
>>853 >夫の遺物一つ捨てることのできない
>あの人が居なくなって、好きなことができるようになったの
夫を忘れられないのか、忘れたのか分からない。
>あの日から、親子という関係を維持するためだけに
あの日以前は、何か違った関係だったのか。
>左手にクリームの山をつくった。容器を棚へと戻し、左手を下に構えて
左にこだわる理由がない。
例:手にクリームの山をつくった。容器を棚へと戻し、蛇口をひねる。
つーか、>のすぐ下に自分の文を書くなよ。一行あけろ。わかりにくいわ。
>>853 コノヤロー狼狽したじゃねえか。それ直木賞獲ったメスアマのなんかだろ。『私の男』か。
まー
再生産したかねえ世界。しゅんぎくせんせいとしんじゅうでもしてくれかそうげんじつに。
父親は息子に軽蔑されても生き延びることができるが、
母親は娘に
それが俺の親子観である。
しかもだ。
母親は自分のしくじりの訳を 絶対に 娘に伝授しやしねえぜ。おんなってなーいんごうだあなあ。
>>853-854 書いている本人だけが内容を理解しているという、独りよがりの文章。
最低限、誰が誰なのか読者にわかるように書かないと読んでもらえないと
思ったほうがいい。
表現もわかりにくい。
>洗面所でカーディガンについた汚れを洗い流していると、シェービングクリーム
>が目に入った。
なぜ洗面所で洗濯をしているのか。
特別な意味がないなら、タオルとかハンカチとか、洗面所を掃除しているとかで
いいんじゃないかな。
目に入ったという部分も、泡が飛んで目に入ったという風に読める。
「シェービングクリームの缶」だろうね。
>アルミの削り出し模様に、白い汚れがこびりついていた。
これもよく分からない。
削り出し模様ってなんだ?
つまり
上記の母親はおそらくほくそ笑んでいる。自分を軽蔑しているだろう娘を尻目に。なぜなら娘は遂に王子様に
抱かれる可能性が
>>867 酷評されるのが嫌なら出さなきゃいいのに。
>>867 悔しかったのか知らないけど
>>865の言ってることはある程度合ってるよ。
>>853-854は書いてる本人が楽しんでいるだけ。
「良いものが書けている」と錯覚しているであろう独り善がりの文章だよ。
読み手に一切満足感を与えない。
読んだ時間を損したとしか思わせない悪文の見本。
悪い例として晒しものになってると考えてもらった方がいいね。
おつかれさん。
>>870 アノオ
父娘相姦で満足感あたえて ドウスンノ
自演だと言われるかもしれないが、同意。
目に入った、とか、削り出し、とか、ちゃんとした指摘をしているじゃないか。
よろしくお願いします。ファンタジーではないですが、架空世界ものでちょっとライトな感じです。
宿の二階からの眺めはつまらないものだった。眼下に広がる貧乏くさいバザールにはつねにうっすらと
土煙が立っていて、売られているものも海辺の町ではボロ扱いされるような布とか、つやの悪い果物とか、
何が入っているかわからない壺のようなものばかりだ。窓の真下にはラクダが繋がれ、饐えたような動物の
臭いが風に乗って上がってくる。明日はできるだけ早く出発しよう、そうレノは思った。
ぼんやりと景色を眺めていると、人混みの中でざわめきが起こった。群衆が波を打って動き、その中央に
またたくまにレスリング場ほどの空間ができる。その輪の中に、四人の人影が対峙していた。一方はどこか
北方風の服装をした背の高い男、それに用心棒か、がっしりとした体格の地元風の男が二人ついている。
もう一方は年の頃十四、五歳の少年だろうか、細い体に大きな厚手のポンチョを被って、土だらけのズボンに
サンダル履きという格好、手には棒切れを構えていた。顔かたちはこの距離からはよく掴めない。喧嘩だろうか。
「――、恨みを――、――」
少年が叫んだ。よく聞き取れなかったが、北方語の単語が混じった気がする。空耳か? 用心棒風が
前に出て、主を守るように身構えた。そのまま数秒の間お互いの様子を窺って、少年のほうが先に仕掛けた。
棒を持った右手を後ろに引いて、敵方に向かって駆けていく。残念ながら、見るからに迫力のない打ち込み
だ。案の定、一撃を加える前に用心棒が相手の腹を蹴り飛ばした。棒が飛んで、少年が砂の上にうずくまった。
風に乗って主らしき男の高笑いが聞こえてくる。蹴った用心棒は少年に近寄り、二度、三度とさらに追い打ちを
入れた。勝負あったか。群衆はその周りを囲んで、ただじっと争いの様子を見ている。
用心棒が見下ろす中、それでも少年は覚束ない足で立ち上がると、ふたたび相手に掴みかかろうとした。
相手はそれを難なくかわし、逆に少年の顔を殴りつける。鈍い音がレノの元まで聞こえてきた。また倒れる。
レノは思った。一体あの子はなんなんだろう。強盗にしてはひ弱すぎる――。
削り出しはアルミの削り出しとかでそんなに特殊な言い回しではない。
あんまりインテリアルに凝る性質のやつここにこねえのかな。それとも唐変木同士似通ってる。
そのときバザールの外で鋭い笛の音があがった。官憲だろうか。主らしき男を除いて、その場の空気が
一気に浮き足立ったように感じられた。と、少年が飛び起きて、突然群衆に分けて駆け出した。主が指示したか、
用心棒の一人がその後を追う。上から見ていると、逃げた少年は建物に囲まれたバザールの出口の一つに
向かっていく。だがそこまで行って立ち止まり、慌てたように引き返してきた。一瞬追っ手と交錯するが、
危うくその腕の下を潜り抜けて別な出口に向かう。そこも駄目なようだった。足は速いが、これは袋のネズミ
だな、面白い見物じゃないか、一体どうなる――?
そのとき、予想外のことが起こった。少年は広場の縁に沿って走ったあと、レノの窓の真下まで来て、
突然ラクダの上に飛び乗ったのだ。驚いたラクダの背を蹴って続けざまにまた跳び上がり、窓の縁に両手を
掛けた。褐色の指が十本、レノの前に並んだ。彼は思わず後ずさった。下ではラクダが暴れる音と、用心棒の
ものらしき野太い罵声が響いている。
見るまに少年の顔が窓枠の中に現れた。頬が腫れているが、逆光で細かい造作は判らない。そして窓に
よじ登ると、少年は文字通り部屋の中に転がり込み、背中から床に体を打ち付けて悲鳴とも呻きともつかぬ
大きな息を吐いた。そのまま半回転し、床にうずくまる。
「おい」レノは戸惑って声を掛けた。「困るな、きみ――」
少年は動かない。しばらくすると、部屋のドアを乱暴に叩く音がした。現地の言葉でなにやら叫んでいる。
用心棒だろう。レノは少年の薄い肩を掴んで横倒しにし、その顔を覗き込んだ。鼻筋の通った端正な顔は
少し幼さを残しているが、北方人の血が濃いのか、ここらで見かける砂漠の民とは雰囲気が違う。肌こそ
褐色だが、よく見ればターバンから漏れる髪の色も黒ではなく亜麻色である。腹を押さえる腕は細く、
服の上から触る体は華奢で頼りない。これはなにか訳ありかもしれない。
レノは少年を抱えあげ、隠せる場所を探した。打たれた部分に触れたのか、相手はうめき声を上げて身を
縮める。そのまま衣装櫃の中に落として蓋をすると、レノは入り口のドアを開けた。用心棒がいた。
「旦那、ここにガキが一人来ませんでしたかね」男は目を怒らせ、訛りの強い北方語で言った。
「来た来た、一体何だっていうんだ? 部屋を汚しやがって、お前の知り合いか?」
「いえ――、で、どうしました」
「どうもこうもあるか。出てけっつったら階段降りてどっかいっちまったよ。お前、血のついちまった服の
賠償とか――」
「冗談じゃねえ」男は言い捨てると、階段を駆け降りてどこかへいってしまった。
ドアを閉めて振り返ると、衣装櫃の蓋を持ち上げて少年がこちらを見ている。薄い褐色の目には怯えが
あった。
「ありがとう。助かった」少年は流暢な北方語で言った。
「ああ、まあ、気にするな」レノは答えて、少年が櫃から出るのを手伝ってやる。
「外に出ると危ない。しばらく匿ってやるから、とりあえず怪我を見せてみろ。薬はある」
「大丈夫」
「大丈夫じゃないだろう。さっきの痛がり方は尋常じゃないぞ。ほら」
言って、レノは少年のポンチョを捲り上げた。小さな体がびくりとした。服の下ははきれいな肌色だ。
日に焼けているだけで、混血ではないのかもしれない。細い体にいくつも青アザができて、見るからに
痛々しい。これであんな男達と喧嘩をしようなんて百年早い。少年は身をよじった。レノはそれを無視して、
一気に脇の線までまでポンチョを上げ、そこで驚いて手を離した。小振りな二つの乳房が見えたのだ。
>>874 特殊じゃなくても、表現がへた、ということ。
それに気づけよ。自分を庇ってもいいことないよ。
どうあれ
>>853-854が駄文であることは紛れもない事実。
こんなものを恥ずかしげもなくさらせてしまう神経からして厭だよ。
虫唾が走る。
>>873 お前はあれだろ。
「うわこの薬苦い!」と思ったときに更に薬を増やして飲むタイプ。同じ薬をだぞ。
以上です。行動描写中心でシーンを組み立ててみたのですが、うまく伝わるかどうか、
あとは「少年」という語をちょっと使いすぎかなという点が非常に気になります。
よろしくお願いします。
アルミの削りだしも知らないとかインテリアルとかw バカばっかしだなww レベル低すぎ
>>873 ごめん、即断しすぎた。でもオチの甘さが弱すぎる。配分は下手だな。やっぱし合ってたかも。印象批評。
ところで
俺の作品じゃねえからな。忌まなければならぬことをいまいましく描いて何の誤りがある。
>>874 人が投稿している途中に割り込んでくだらない書き込みするんじゃないよ。
そういう自分本位の醜さが
>>853>>854の文章に滲み出てるって言ってんの。
駄文引っ込めて猛省しろ、ドクズめが。
馬鹿で自尊心だけ高いとか度し難いわ。
ソゾロ ◆tUDNjUDfr2は狼の固定
天丼大好きな糞固定。
愛知学院大学出身で日々Berryz工房の清水と徳永のアンチ行為に勤しんでいる。
純文学作家に憧れてるわりに異常に教養が無い引きこもりで、創作文芸板にも出没し馬鹿にされている。
作家にあこがれて30過ぎてフリーター、しかし今となっては狼でのイージーな自己顕示欲の発散に必死な可哀想な人。
過去には、
多浪 ◆k3dZVDcTHE
アナルブレイカー ◆EiNbxnR.m.
などとネーミングセンスの欠片も無いHNを名乗っていた時期がある。
多浪 ◆k3dZVDcTHEと名乗っていた頃から基地外固定として名を狼にしらしめてきた。
自分は若く地方国立大学卒などと自称しているが実際は愛知学院大学出身のオッサンであることなどから人格破綻をみせているようである。
何故バレたかというと愛知学院から清水スレにアンチレスを裸でしてしまったという間抜けぶり。
精神病を患っており異常なまでに粘着してくるのが特徴。
ホモでもある。
名無しでの自演も露骨を通り越し、無名固定スレではいち早く基地外固定の認定を受けるなどさすがともいえる存在感を示している。
>>881 お前のレベルだけは御免被る。
数ヶ月後、まっさかさま。
当たると黙るから俺おまいらだいすき。
アルミの削り出し模様、でググったら本人がトップだった・・・
また豚の尻か。
冬眠から寝ざめたのか。
892 :
853:2008/03/22(土) 23:04:19
>>859>>863 なるほど。参考になる意見をいただけてうれしいです。
独りよがりにならないように、留意する点などはありますかね。
頭の中に背景があると、自分の文章に対して盲目的になりがちです。
てめえら
マンションの広告文が書きたいなら電通へ
嗚呼 モウ入ってる。これはうっかりだ。
例のキチガイ君が遊びにきてるようで。
>>892 へえ。実体験ゼロであれならたいしたもんだ。禁忌のけがらわしさがよく出てる。
削り出しとインテリアルで笑っちゃうには いろいろと 迂闊だったんじゃあないのお。なっ
>>873-876 細かい部分は置いといて、文章そのものはさほど悪くはないんだろうと思う。
ただ、状況はそのものは極めて分かり難い。
問題点は四つあって、
架空世界ということで文中の描写だけでは情景が浮かばない。
人物が多すぎる。
遠景の為、各人の表情や個性が描写できていない。
視点主の感想が入るタイミングが悪く、そこで格闘シーンの流れが止まってしまう。
という辺りかな。
これが江戸時代の宿場とかなら、その場の様子とか、服装などのイメージが浮かぶので
違うのかも知れないけど、架空世界でいきなり多人数を登場させ、設定やら服装やら
特徴を羅列しても、読むほうは理解できない。
この点は、もう少し工夫が必要。
例えば、主人公が街を歩くシーンから初めて、そこで世界観や人々の服装を明らかにする。
格闘をもっと近い場所から描写して、人物も減らして、表情や動きなどでキャラの個性を
演出するとかね。
>>898 お前の数ヶ月後の姿を想像するに よんさま というよりスマイリーキクチの笑顔を禁じ得ない。
まー前々から電通ってとこは家内制守勢工業並みのセ 地道な会社だとは思っていたが
やるな首尾一貫。さすが富士登山。俺もいつかは登る。
さっきからなんなんだ数ヶ月後って なんの負け犬の遠吠え?
>>902 え。
政局が余波しない方は沈黙で貝がお薦め推奨。
>>892 とりあえず情報を隠さないことかな。
設定や人物に関する情報は可能な限り開示すること。
わたしが何者なのか。
あの人が何者なのか。
そこを隠さないとストーリーにならないようなら、題材として弱いってこと。
人物関係の情報を開示した上で、心理の動きを表現するようにすると少しは
よくなるんじゃないかな。
>>904 >とりあえず情報を隠さないことかな。
>設定や人物に関する情報は可能な限り開示すること。
>わたしが何者なのか。
>あの人が何者なのか。
>そこを隠さないとストーリーにならないようなら、題材として弱いってこと。
でもこれは初心者へのアドバイスだな
わかっているとおもうけどプロにゆーたらアホ
前こころみに寮で四家とも牌開示して一局やったが
おもろなかったなーなあ
>>904、弱いのは題材か?
えーと…
『あーこれくらいのことはわかるんだあったまいー』
是非このステロタイプを超越ネ申してほすぃ!!
ちなみにちょっと昔までは神はしめすへんに申で示申だったわけで…
ころもへんに似たネをおしつけられたってこたあ 服着たサルだよてめえらの含意があっておかしかねえな。
爺さん達イケナイネ。オモニオモニファッカーの爺さん達ね。
>>892 あと、こういう観念的な表現は極力さけること。
>親子という関係を維持するためだけに続けら
>れる、不毛な儀式に参加するために。
お菓子作りが、親子関係を維持する為だけの不毛な儀式ということなのだろうけど、
常識的には、一緒にお菓子を作らない=親子関係が壊れる。という図式にはならないので
読者には伝わらない。
お菓子作り関する特別な事情があるのならば、それは文中で表現しなければならない。
なんとなく書いてあとは想像してね、と言うのではダメで、母親との関係に葛藤があるなら
それを具体的に文章で表現するのが小説じゃないかな。
>>909 さすが父子相姦が常識内の方のお言葉は重みがある。と書くしか。
まあしかし…半島の野獣を越える野獣が日本に生息してても御道路観 驚かないし
それを引き出すための南京周辺でのお仕掛けなら合点がゆく。低レベル野獣多数が半島で、絶句レベル野獣極少が
日本なのやろな。まあ ええかっこしいはいつまでの予定なのかそろそろ伺いたくなってきたものである。ねえ韓国人。
なにこの哀れな気違いw
土曜の夜になんでこんなに必死なのww
ソゾロ ◆tUDNjUDfr2は狼の固定
天丼大好きな糞固定。
愛知学院大学出身で日々Berryz工房の清水と徳永のアンチ行為に勤しんでいる。
純文学作家に憧れてるわりに異常に教養が無い引きこもりで、創作文芸板にも出没し馬鹿にされている。
作家にあこがれて30過ぎてフリーター、しかし今となっては狼でのイージーな自己顕示欲の発散に必死な可哀想な人。
過去には、
多浪 ◆k3dZVDcTHE
アナルブレイカー ◆EiNbxnR.m.
などとネーミングセンスの欠片も無いHNを名乗っていた時期がある。
多浪 ◆k3dZVDcTHEと名乗っていた頃から基地外固定として名を狼にしらしめてきた。
自分は若く地方国立大学卒などと自称しているが実際は愛知学院大学出身のオッサンであることなどから人格破綻をみせているようである。
何故バレたかというと愛知学院から清水スレにアンチレスを裸でしてしまったという間抜けぶり。
精神病を患っており異常なまでに粘着してくるのが特徴。
ホモでもある。
名無しでの自演も露骨を通り越し、無名固定スレではいち早く基地外固定の認定を受けるなどさすがともいえる存在感を示している。
其レ汝
>>1ヨ聞キ給ヘ、必シモ直近ノ論ニ関聯無キ由ナレトモ。
過日我近在ノ吉野家ヲ訪ヒヌ、吉野家トハ是レ即チ牛丼ノ店ナリ。
然ト謂トモ、店内過分ニ繁盛シ、我着席スル事スラ叶ハサリキ。
情況ヲ観察スレハ垂幕有リ、其之曰ク期間内特賣ニテ百五十圓引キ也云々ト。
我暫シ憤怒ヲ抑ヘル術無シ。蝟集セル客ラ将ニ蒙昧ノ徒ナリヤ、或ハ悉ク阿呆宮ノ住人ナラム。
客等唯百五十圓引ガ為ニ不馴ナル吉野家ニ殺到セル様、是ヲ淺マシキ事ト唱ヘズシテ又何ヲカ謂ハム。
見レバ斯クナル場所ヲ子聯レニテ訪レル者アリ、唯輕佻浮薄ノ行ヒナルヘシ。
剰ヘ子等ニ對シ、汝等カ父親特盛ヲ所望セン等ト云々セル姿、将ニ沙汰ノ極ニシテ、我隨時正視スル能ハス。
想フニ店内ノ客等ニ百五十圓ヲ給スレハ、彼等悉ク其ノ席ヲ辞サムト。
吉野家ナル処、其之店内殺伐ノ氣カ満チタル様コソ常道ナルヘシ。
相對シタル長机ノ差向ヒ同士ニテ喧嘩、果テハ刃傷沙汰スラ惹起セン雰圍氣コソ吉野家ノ真骨頂ナリ。
須ク女子供ノ敬遠セサルヘカラス。
終ニ我着席スル折來タレハ、恰モ隣席ニ着セシ客ノ大盛汁澤ヲ所望セリ。
我再ヒ甚シク激昂ス。隣席ノ客今日ノ趨勢ヲ知ルヤ否ヤ。
蠻習ノ舊陋ナルヲ知ラズ、更ニシタリ顔ニテ註文セル姿、既ニ滑稽ヲ超越シテ醜惡害毒ノ類ナリ。
彼本心ヨリ汁澤ヲ所望セル故ノ註文ナリヤ。我直チニ彼ヲ問ヒタシ。問ヒ詰メタシ。小一時間問ヒ詰メタシ。
彼唯汁澤ト發聲スルヲ欲セシガ為ノミニ、汁澤ヲ注文セサルヤ如何ニト。
我夙ニ吉野家ニ熟達シタル者ナレバ、我ラ通人ノ間ニテ葱澤コソ今日ノ正統タル事論ヲ待タス。
大盛リ葱澤キョク、是即通人ノ所望スル処ナルヘシ。
葱澤トハ葱ノ増量サレタルモノナレハ、對シテ肉ハ減量サレタルモノナリ。是レ即チ今日ノ正統、粋ヲ極メル処ナリ。
付シテ大盛キョク(鷄卵)ヲ所望スレハ、是レ即チ完全ナル註文ナリ。
然ドモ之ヲ所望セシ者、次回ヨリ店員ノ注目監視ノ的トナル危サ無キニシモアラス、諸刃ノ劍ノ例ナラン
素人ニ推奨スル事能ハス。
汝等素人諸衆、牛鮭定食等所望スル事コソ、己ノ分ヲ知ル所業ト知ルヘシ。
其レ汝、まで読んだ。
916 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/23(日) 01:31:56
828って、文章上手くないか?
そこらのプロよりも上手そうだぞ。
おもしろいかどうかは別にして
あと少しの注意で凄くなりそう
そうか?紋切り型をくだくだしく連ねただけに見えるけど。
>>914 友達ができない、の部分で泣いた。
>>916 >>828の文章自体はそこそこ書けてると思う。
ただね、生硬に過ぎるんだ。端正な文章としてはそれなりに完成してるんだけど、
初心者がやる明らかなミスを潰していった果てに一旦辿り着く極端といった文体で、
これだけでは味わいに乏しい。減点はされにくいけど加点もない、といった感じ。
もっと噛み砕いた表現を使ったり、漢字の開き方のパターンを変えたりすると
かなりよくなりそうではある。
あとは基本だけど、「―」は二個連ねて書くとかの約束事は特別な理由の
ない限り守ること。
内容的には凡庸。新人賞でも中年以上の投稿者のほとんどは
人生を後ろ向きに観照するもの、不倫もの、熟年の恋を扱ったものだそうだから、
よほど鋭い切り込み方ができないと、そういったもので攻めるのは苦しい。
このあとで何が起こるかわからないから、ひょっとしたら凄い展開があるのかも
しれないけど。そうだったらスマン。
次のステップはいかによいテーマを見つけるかだろうな。そこが一番難しいんだが。
新幹線のホームに上がるエスカレーターから空は見えないだろってのは俺も思った。
>>914 >将ニ蒙昧ノ徒ナリヤ
こういうとことか変じゃね。擬古文で将なら「―ムトス」で受ける。
ここは「応ニ蒙昧ノ」だろうな。まあこの時代の文に文法なんて
あってないようなもんだけど。
920 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/23(日) 02:36:06
>>873-876 宿の二階からの眺めは「つまらない」ものだった。
眼下に広がる「貧乏くさい」バザールにはつねにうっすらと
土煙が立っていて、売られているものも「海辺の町」では
「ボロ扱いされるような」布とか、つやの悪い果物とか、
「何が入っているかわからない壺のような」ものばかりだ。
「 」のすべての形容が視覚的にイメージできない。
海辺の町も北方の服も、あなたの頭の中にはあるかもしれないが、読者にはイメージできない。
ファンタジーな世界を追及したくて、現実世界のものに置換するのを避ける気持ちは分かるが、
よほど特殊な道具でないかぎり、まっすぐな表現を使ったほうがいいだろう。
>>853-854 アルミの削りだし模様ってのはあれかな、金属の表面を鈍角で交わる平面で
多面体状に切り出して、鱗状の模様を出した感じのやつ。専門用語でなんて
いうかは知らんけど。
もしそうなら、「アルミの削りだし模様」という表現はやはり上手くないと思う。
これが彫像とかもっと肉厚のもので、実際にアルミを削り出すことによって
作られているならいいんだが、ローションの瓶ならそういう加工はしていないはず。
すると「アルミの」の部分が意味をなさなくなってしまうんだ。鮫肌状の〜とか
そういうほうがまだいいんじゃないか。
あと後半部、ここに引用された部分だけではこの娘と父母との関連は二通りに
解釈できる。娘が母親の連れ子で新しい父親を母から奪ったケースと、娘が
極端なファザコンで、実母がいた時期はどうか判らないが、少なくとも継母よりは
自分のほうが父と関係するにふさわしいと考えていたケース。
後者だろうと想像はするんだが、娘が未成年で、かつ母親が夫と娘との関係に
気づいており、母親の保護者としての責任感が強ければ前者のケースでも
「クッキーを焼くという儀式」が崩壊した親子関係のしらじらしい紐帯である、という
状況が可能なんだ。
この二つの可能性を留保しながら読むと、物語が無用にねじれてしまう。
つーか、シェービングの缶ってスチール製でプレス加工なわけで。
この手の女がアルミとスチールを区別できるかどうかなんてかなり怪しいもんだろ。
てか駄文すぎてそこまで掘り下げて語る価値無いだろと
えーと
電通必死だな
おサセとの逢瀬は交代制?
>>913 ここに東大教養学部の学生証があるが040930Bとあるなア。何年度のかは自分で探せよqqqqq
しらけんだよヘボ探偵。コナンか。あと俺が好きなのはこんこん・絵里。マァ娘。なら誰でもいけるがね。小川でも保田でも明日香でも。
俺は女のある箇所を眺めていたがぽつりと「嗚呼 薔薇に似てるのか」と一言。
頭をぺしんとひっぱたかれた。なにすんねん。
薔薇www馬鹿じゃねwwwアワビwww
↑
俺オモウニおまいらの欠点は
>>929の要素が皆無なとこですね。俺は
>>930も兼任しとるわけでふども。そう考えたり
し乍らぷりきゅあごーごーをみてます。今日はおもすろくありません。繪はカイゼンされますた。ミルクを出せ。バカ。
自分ではキチガイのふりをしてるつもり
>>933 上の連なりからキチガイという単語がアウトプットされるお前という存在。
アッヤベッ
繊細な男に容赦ナカッタカナッ
いやー今日はほむとうに脚本が酷い。やっぱのどみんラスボス説は正しそうダイナ。つるの。
嗚呼唖 二連休の筈が人手欠員でこれからバイトだぜ。んじゃいってくら。千栄子、愛してるよっ♪
働いてるふりか。相変わらず必死だなクズニート。
↑リアルクズニート発見
駄レスでスレを流すんじゃねえよアホ。お前のその小さい自己顕示欲のせいで
ポストを流される酷評希望者の身にもなってみろ。
あとな、東大は卒業証書を受領するときに学生証で引き替えていた気がするんだが、
違ったかね。それとも無くした振りして再発行して貰って、後生大事に取ってあるのか?
そんなものを振りかざすとは、また随分と小さい男だな。
>>916 上手いとおもったのであれば、具体的に褒めてやれば作者にとって励みになるとおもうけど、
どのへんがよかったのかね?
おれには上手いとはおもえなかったので、以下少し書いておく。
>>828ね。
>上野行き上り列車― 大宮駅を越した辺りから
ということは、宇都宮線か高崎線に大宮以北から乗ったということ。で、
>そして圭一たち帰省客―
ここでつまずいた。東京に向かっているのに「帰省」?
後段を読むと実家が広島だということで、主人公が「帰省」だということは納得はできるものの、
ほかにも「東京へ向う帰省客」がたくさんいるというのは、やはり違和感がある。むしろ帰省客
はほとんど見当たらないという設定にすべきだろう。
>圭一のそんな様子を知ってか知らずか、向かいの扉近くに立つ女子高生と思しき集団が
そんなもの知らない、というか興味ないだろ。どこから「知ってか知らずか」なんて言葉が出てくるのか。
>案内に従い階段を下り山手線のホームに降り立つ。と同時に鶯色のラインが入った車両がホームに滑り込んできた。
>思わず苦笑する。東京には何度も来ているがやはりこの本数の多さには慣れない。
>そんな笑みを噛み殺し
電車が「滑り込んできた」ことが「噛み殺す」ほどに「苦笑」するほどのことか?
サラリーマンに対する主人公の述懐などもそうなんだけど、書き手の視野の狭さ、ひとりよがりの脳内完結
が目立つばかりで、感心できなかった。
>吸い込まれそうなほどの青さに
>ごった返している。
こういう表現は読む気を失わせる。
>ふと車窓の外を見遣った目を暫くの間奪われ、敦賀圭一は思わず、
>思わず苦笑する。
>スーツ姿の青年にふと目を落とす
「ふと」「思わず」を使ってしまうのは、前後の関連をつける筆力がないから。文章のご都合主義に近い。
>>940 現役の東大生っていう設定なんじゃないの?「これからバイト」とか聞いてもいないこと書いてるし。
匿名掲示板で学歴ほのめかしたり「これから○○してくる」なんて書くやつってほんとアホだと思うわ。
投稿文が酷評されたのを根に持ってるのかもしれないけどな、いい加減「しらけんだよヘボ」。
意趣味返ししたいなら非の打ち所がない名文もってこいやカス。
出来ないならすっこんでろ。