1 :
名無し物書き@推敲中?:
何はともあれ
雑談でも創作論でも、、、
新スレおめでとうございます☆彡
◎◎◎◎◎
◎○○○○○◎
◎○ミ.|.|.|.|.|.|.|彡○◎
◎○ミ | 口 彡○◎
◎○三 ス .| | 三○◎
◎○彡 | ノ L ミ○◎
◎○彡川.|.|.|.ミミ○◎
◎○○○○○◎
___◎' ◎' ◎____
| 祝 新 装 開 店 |
| 歴史小説 .賛江 |
| 喫茶クソスレ与利 _|
 ̄/7 ̄ ̄ ̄ ̄ キヘ ̄ ∧_∧
/7 キヘ ( /-\ )
/7 キヘ. に|∞|二)
/7 キヘ | i |
/7 キヘ (_(__)店長
5 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/07(木) 22:36:58
このスレ、もっと書き込まないと死ぬんじゃないか?
文芸板でも即死判定とかあるんですかね?
記念に書いておきます♪
48時間以内に30レスつかないと即死なんじゃなかったっけ?
>>9 初耳ですが。?
まあ、落ちたらまた立てればいいだけの話かと。
11 :
おじん ◆abcDBRIxrA :2005/07/08(金) 09:33:46
(/-\) レスが少ないと落ちるよ。クソスレが乱立してるのに残ってないのは、レスの少ないスレが消えてるから。
12 :
おじん ◆abcDBRIxrA :2005/07/08(金) 09:47:09
>1 名前: 名無し物書き@推敲中? 投稿日: 2005/07/06(水) 22:27:22
(/-\) 今夜22時までに30レスを超えないと、落ちると思うよ。創作文芸板は即死判定があるから。
じゃあ、歴史トリビアでも書いて埋めてみよう。
「お城の松の木は もともと、篭城した時の非常食として植えられていた」
ぎりぎっちゃんぼ〜
昔の指きりげんまんはほんとに指を詰めていた。
秀吉は六本指だった。
指続きですみません(汗
「ずいずいずっころばし」は大名行列をやり過ごす唄だった
日本で始めて練歯磨きを製造販売したのは資生堂。
野球の変化球は、日本では最初は「魔球」と表記されていた。日本最初の魔球はドロップで、正岡子規が考案した。
投げたのは一高野球部の岩岡保作。そのときは「イン・ドロップ」と表記された。
松尾芭蕉の俳句「閑さや岩にしみ入る蝉の声」の蝉はニイニイゼミ。
眼鏡の「鼻当て」は江戸時代に日本で発明された。
白魚は家康の命で尾張名古屋の浦から竹筒に入れて江戸に移植したもの。
白魚とりは佃島の漁師か小網町の白魚役にしか許されていなかった。
ちなみに、この両者の漁場争いは激しかった。
22 :
ヒッキー:2005/07/08(金) 13:52:20
(・∀・)
(∩∩) 本能寺の変は新月の夜だった。
日本では、ボーイスカウトよりも先にガールスカウトができた。
競輪の歴史の中で女子選手がいた時代があるが
身体的理由により女子のレースは禁止された。
古代インドではダイヤモンドが税金の対象になっていた。
七夕は、伊達政宗によって町人にも勧められた。
豪商・鴻池新六のお父さんは、山中鹿之助だった。
(つい最近知って、驚いた……知らなかった……)
タイタニック号に乗っていた唯一の日本人は細野晴臣の祖父。最後の救命ボートに乗って脱出した。
野球の始球式は、明治41年にアメリカ大リーグ選抜チームと早稲田大学野球部の第一試合目に行われた。
マウンドに立ったのは大隈重信で、当時70歳。
野球ことを良く知らなかったらしく、マウンドから下手投げでコロコロと”一塁側に”ボールを転がした。
バッターは仕方なく、わざと打席で大振りした。これが元で、始球式でわざと空振りする決まりになったらしい。
30 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/08(金) 19:26:51
そろそろageときますか。
斬り捨て御免で切り損じて相手に逃げられたら切腹しなければならない。
「牛(ゴ)」はインド語。
「草」「空」もインド語から。
30超えたから、もう即死回避してると思うぞ。
よかったねw
保守、乙でした。
全部( ・∀・)つ〃Ωヘェーヘェーヘェー でしたw
つか、そんなに保守が大事ならageしたら?
過疎板の過疎スレ(失礼)、わざわざsageする必要ないと思うよ
そのニよりもずっと盛り上がっておりましたな。
>>36 ageで保守してたら今度は「うぜえ」ってが紛れ込んでくるだろうが。
その参もあと2レスくらいで容量オーバーするですから
そろそろこっちへ移ってきましょうかね。
オーバーせぬならさせてみせようほととぎす。
なんのこちゃ。
41 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/10(日) 00:41:45
900未満なのに容量オーバー!!??
てか容量ってどうすればわかるんですか?
専ブラ使えば大抵は表示されてますよ。>容量
あっしら長文レスが多いので
800レスくらいで500KBオーバーするですw
前スレがめでたく容量オーバーで書き込み不能になりました。
こちらのスレで本格稼動と参りませう。
いやー、やっぱり大河の主役は「タレント」じゃなくて「役者」がやってほしいです。
表現の深みがどうしても違いますから。>前スレ864氏
44 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/16(土) 22:38:39
糞スレ乱立してるから上げとくか。
45 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/16(土) 23:21:00
スレたて乙!(遅
タレントではなく役者にやって欲しいというのは、あっしも賛成ですが、人材払底で
それも難しいでしょうね。
むかしは東映や東宝、松竹などがきちんと「第○期生」として役者を育てるシステムが
できてましたが、それがない以上なかなか難しいし、大河ドラマ(だけではなく時代劇
の連ドラもですが)を引き受けてしまうと、一年間仕事はそれだけみたいなことになって
しまうらしく、最近では役者さんたちも引き受けるが得か断るのが得かみたいな考え方
になってきていると聞きまし(主役や準主役なら別でしょうが)。
もうむかしのような重厚な歴史物ってのは、なかなかできないのではないでしょうかね……
TVという文化も昔とはだいぶ変わってきてるということでしょうねえ。
TVしか娯楽のない時代でもないですしね。
関東は梅雨明けしたみたいですね。
冷や奴やザル蕎麦が旨い季節になりましたな。
いやあ……江戸の地名むずかしい……また課題が。
事典を漁りに行かねばなりません。
どんどんお金が摩耗(?)していきます。
49 :
山宣坊了覚 ◆zqvHAXadqw :2005/07/19(火) 02:37:44
いやはや、まさに江戸の地名は……プロの方でもそうですか。
切り絵図を見ても、武家の屋敷は住居表示をどうするのか?新たな疑問にわたしも
現在戸惑っています。
御直参でも○○組なんかだと「市谷鉄砲百人組屋敷」などとやればいいんですが、
個別の人物になるとたしかに難しい。切り絵図で探すと、まわりの町のどこに所属
させるのか基準がわかりません。武鑑にのっているのかしらん?
江戸の地名を使いこなすのは、ドシロウトの私にとっても課題であります。
「犬の糞新道(じんみち)」なんていう地名もありますなwww。
そういや京都へ行くたび訪れる錦小路も(ンマソー!)元は糞小路(グエエエッ!)とかといっ
たと聞きましたが……。
へー。なるほど、そんな悩みごとが。
平安期なんて、義経の六条室町邸だの北条の名越邸だのですんじゃうんですけど
町が整備されたがゆえにそれが悩みになるなんて面白いですね。
いや、当事者にとっては笑いごとじゃありませんね。失礼しました。
尾篭な話で恐縮ですが、錦小路の旧名って、江戸時代も道で垂れ放題だったんですかねえ。
平安時代の絵図見ると庶民は道でやってたようですが。
>>50 あの池波先生ですら、学者に
「役宅と自宅が違うのではないか」
と指摘され、先生は頑固に「合っている」とごり押ししたことは有名ですが、
そのぐらい間違いを起こしやすいようです。たった数十年のうちに、町名が変わって
いることはザラみたいですし。橋がいつ架けられたか、掘り割りがいつ完成したか
などより、もっとやっかいですねえ……ああ、いつまでたっても間違いだらけの作品に
なりそうです。あるていど、曖昧にぼかすしかないんでしょうかねえ……
学者に指摘されるのは
それはそれで名誉なことかもしれないですねw
そのへんの三文小説書きじゃ、学者も相手にしませんもんね。
そういう急激な時代の変遷を思う時、
あっしは数百年後に思いを馳せるですよ。
数百年後の歴史小説家が平成時代を書こうとして
例えば「インボイス西武ドームでの西武-近鉄戦をTVで見ていたら−」と描写したりとか
平成初期なのにプラズマTVが庶民宅にあったりとか。
#判りにくいかな。インボイス西武ドームは今年から。近鉄は昨年で消滅なので、上記文は誤りでする。
細部に凝れば凝るほど、そんなの書いちゃうかもしれないすよね。
曖昧も必要な手法だと思うですよ。
錦小路……江戸期は垂れ流しだったのかどうか?結構そのへんはプリミティブだったのではないでしょうか?
町中でも立小便はかなり最近まで、日本全国黙認のような状態(むろん迷惑ですが)だったことを思うと。
ただ町中ですから辻に公衆便所があったのかもしれません。
これは大阪ですが有名店『正弁丹後』(字が合っているか)は、まさにソノ意味だそうですね。
鬼平の役宅・私邸の話は初耳です。民俗学者の赤松啓介氏が戦前に大阪中央郵便局に勤務されてた時に、
私製住居表示が多いのに閉口したそうです。で、思ったのは、わが、お江戸でもそういう例が数多存在したの
ではないでしょうか? 早乙女主水介の住むとされる「長割下水」は架空地名らしいですね。
しかし切絵図と現在の道路などが意外と変わっていないのには驚く次第です。
55 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/24(日) 01:36:15
歴史関連でデビューして名声を得るには、やっぱりオール読み物で新人賞でしょうか?
オールは歴史ものダメでしょ
あくまで時代もの。架空のストーリー。
あ、そうなんだ。
でも言われてみればそんな感じかも。
じゃあ、歴史文学賞とかでしょうか。
すんません、55ではないですが。
ええっ!?
オールはノンジャンルだから歴史小説でもいいんじゃないの?と55でも56でも57でもないけど言ってみるテスト。
ところで、歴史文学賞って異様にレベル高くない?(’A`)
むしろ低い。それに名声を得る目的なら論外。
>>58 すまん、空砲を撃ってしまった
ノンジャンルで歴史物可ということと。授賞可能性は
問題はまったく別だと思うよ
とりあえず。
以前のスレでもたびたび話題になってた杉浦日向子さんが
お亡くなりになられたそうですな。合掌。
63 :
山宣坊了覚 ◆zqvHAXadqw :2005/07/25(月) 19:11:56
>>62 なんとも早いですなぁ。無念。
お悔やみ申し上げます。
>>62 時代小説を書き始めてから杉浦先生のご本はいろいろと読ませていただきました。
とても悲しいです。
ご冥福をお祈りいたします。
65 :
雛:2005/07/30(土) 13:22:54
こんにちは。
私事で申し訳ないのですが、創文板の競作祭に出品したわたしの作品を
読んでいただけないでしょうか。
『花かんざし、夢の跡』というタイトルです。
東北から売られてきた辰巳芸者夢路が初めての恋に破れて、最後は小石川の療養所で
献身的にはたらき、そして亡き許婚がらみの真相を知る……というストーリーです。
言葉遣いなど、間違いなどがありましたら厳しく指摘していただけるとうれしいです。
どうぞよろしくお願いします。
雛
あとで読むからURL貼ってちょ。
67 :
雛:2005/07/30(土) 18:46:42
>>65,
>>67はわたしです。
トリップつけておきます。
よろしくお願いします。
69 :
山宣坊了覚 ◆zqvHAXadqw :2005/07/30(土) 23:51:54
>>雛殿
あなたは、何が書きたいのですか?
文学ですか? それともエンターテインメントですか?
読ませていただきました。
競作祭のテーマが「アウトロー」なんでしょーか。
江戸もの読みなれてないもんで、間違いの指摘は一切できませんですけど。
>東北から売られてきた辰巳芸者夢路が初めての恋に破れて、最後は小石川の療養所で
>献身的にはたらき、そして亡き許婚がらみの真相を知る
というストーリーが、淡々と説明されている話だなあと思いました。
他の方の感想にもありましたように「おゆきって誰よ?」って、あっしも思いましたな。
江戸の小道具をいっぱい散りばめて、一生懸命勉強してるのは伝わってきますが
それがいかにも「私はこんなに勉強してます」だけのような気が。
歴史・時代物書きが陥りやすいとこですよね。自分も反省せにゃいかんです。
薬のあたりは面白かったですよ。
このへんをもっとしっかり掘り下げたら、かなりミステリアスな作品になったんじゃないでしょうか。
短編なのに、あれもこれもと盛りこみすぎてしまった感はありますね。
だから、何考えてるのかイマイチ判らないヒロインでした。
話の筋としては光蔵への憎悪とか復讐とか、そっちへ走ってほしかったかな。
暑いですね…ようやくサマータイム体勢をとれるようになり、夜型から朝型に移行できた
今日この頃であります。
さて遅レス失礼なのですが、
>>54もと小学生どの、「江戸のおトイレ」という本がなかなか
役に立つでげすよ。「守貞漫稿」の原典に当たるのもいいかと。なにしろ金糞といわれる
ぐらいですから、小便は別として、大便は貴重な収入源だったと。
それに比べると、北京だのローマだのといった都市では窓から大便を、回収業者の
車に向かって投げ捨てるみたいなことが行われていたようなことを聞いたことがあります
が、よほど衛生的だったのではと。江戸時代は、現在の日本に比べても、リサイクル
の面ではずっと発達していたような気がしています。
こりゃちょっと、ここから卒業というか撤退というか、その方がいいのかも知れませんね……
?
74 :
名無し物書き@推敲中?:2005/08/12(金) 23:14:03
?
???
76 :
雛 ◆Yp8LzwTBFo :2005/08/13(土) 09:36:00
>>69山宣坊了覚さま
個人的事情によりレス遅くなってすみませんでした。
読んでくださってありがとうございました。
わたしは一応エンタメを書きたいと思っていますが文学的なものにも憧れがあります。
まだ創作歴がそんなに長くないので、自分でも何を書いているのかわからなかったりするのですけれど。
拙い作品をお見せしてすみませんでした。
>>70平安後期さま
競作祭のテーマが「アウトロー」だったのですが、無理やりアウトローっぽくしようとして
中途半端になってしまったかもしれません。
「おゆき」というのは源治名である「夢路」から本名に戻った主人公ですが、わかりにくかったでしょうか。。。
一応勉強はしてるんですけど、考証のぶぶんとかとても難しいです。泣けてきます(T-T)
強く勧めてくださる方がいて、「時代ミステリを書いてみたら?」ということで勉強中です。
今回のは枚数規定を考えてしまったせいか、ぎゅう詰めの感じは確かにあったと反省しています。
幹事だったせいもあって三作品も出して気負ってはまいました(^^*ゞ
>平安後期さま
読んでくださってありがとうございました。
>長耳の長吉さま
おひさしぶりです。
江戸時代などはそれらの権利を差配というか大家が持っていて、けっこうな
収入源だったらしいですね。
同時期のパリなんかだと、二階の窓からザバッと道に捨てたり川に流したりしていたので
たいへん不衛生で、伝染病なども起こりやすかったとかものの本で読みました。
17〜18世紀あたりの時代を調べていたときに知ったものなのですが。
水などもとても飲めたものじゃなくて、煮沸した水を背中のタンクに入れて売り歩いて
いた人たちもいたようで、一般市民の衛生観念という意味では日本の江戸時代の
ほうが進んでいたようです。
リサイクルの概念が進んでいるといわれているドイツも、元々はは日本の江戸期の生活を
モデルにしていたというのも聞いたことがあります。
中世に入った時点で、ドイツでも人糞の収集と、肥料への利用は始まってましたよ。
盆休み前の仕事前倒しもやっと終わって、今日からささやかな夏休み〜。
にしても、最近は天候が不順でイヤでんな。
>長吉氏
ほえ? 誤爆じゃないですよね?
>雛氏
幹事だったですか。お疲れさま。
いきなりのお題で短編3作も書けるほど、あっしは引き出し無いでござんすよ。
頑張りましたねえ。
>「おゆき」というのは−
読み進むうちには、おゆき=主人公というのは判るんですけど
いきなり唐突に「おゆき」という固有名詞が出てくるので
「誰じゃ??これは」って感じでした。
読み手に不親切ってやつですね。
時代ミステリというと、宮部みゆきのセンですかねえ。
あっしも歴史ミステリを若干あたためてますが、まだ巧く形になりませぬ。
そういうねぇ。あわてて急に活気づくおれらも悪ぃや。
83 :
名無し物書き@推敲中?:2005/08/15(月) 22:55:07
極めて良スレ。
てか、雛さんの作を長吉さんが評するだろうと思って
誰しも次のレスを控えてたんじゃまいか。
空気も読まずに
地震だぁぁ。
平泉が震度5弱とか言ってるぅぅ。中尊寺が心配。
日本は地震も火事も多いから文化財の保存は大変ですよねえ。
えっと、それはなきにしもあらずの
当たらずとも遠からず、、、ではありますな。
>>84 >>77の水の話題で思い出したんですけど
ヨーロッパでミネラルウォーターの瓶詰めが売れるのは
生水が飲めた代物じゃないからだったそうですよね。
日本では長らく水はタダ同然だったわけで
今のように水のペットボトルが売れる時代って何だかなあと思っちゃいます。
日本はいつまでも自然の美しい国であってほしいなあ。
87 :
名無し物書き@推敲中?:2005/08/19(金) 22:01:33
てか、戦時下だったらこんなにのんびりできねえ8月だったんだろうなぁとか思いますね
とりあえず平和な時代に生まれて良かったですな。
江戸時代の知恵とか言って打ち水が流行ってますが
こんなにアスファルトに覆われてちゃあねえ、、、。
平和ではあるけど、良い時代かどうかは判りませんね。
歩道はともかく、車道のアスファルト全部はがしたら
地球温暖化防止にもなるでしょうし
自動車事故も減ったりしませんかねえw
89 :
山宣坊了覚 ◆zqvHAXadqw :2005/08/20(土) 00:18:56
>>88 まぁ、それ以前に江戸のみで言えば、河を潰していったのが一番の原因であって…。
河を潰したから
その代わりに苦肉の策で打ち水だったわけですか?
91 :
名無し物書き@推敲中?:2005/08/24(水) 22:00:33
あう!
10氏につづいて長吉さんまでいなくなったらつらいずらーAGE
祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり
沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらわす、、、。
まあ、移り変わりは世の常でございますから、、、。
9月でございます。
ドキュメントの方が自分の性に合うなあと思いつつ
「ここだけの話」ってのは小説仕立てにした方が書きやすいなあと
相変わらず自分が何を書きたいのか分からぬまま日々を送っておりまする。
毎日書き続けることって難しいですよの。
94 :
age:2005/09/05(月) 02:21:56
>>92 いや、そんな簡単に常連を諸行無常にしちゃあ……だから10さんも離れて
しまったの可能性はありませんか?
あっしはエスパーじゃないから10氏の心の内は判りませんが。
どんなスレだって人は入れ替わり立ち代わりするわけですし
去りたいと言う人を引き止めてみたところで仕方ないでござんしょ。
引き止めて欲しかったですかね?
引き止めたい人は引き止めてみればいいと思いますけど
でもあっしは去る者は追わずですから。
自分だって最近全然歴史小説は書いてないし
歴史は好きだけど歴史小説は好きじゃないかも、、、と自省している昨今でございます。
ただ10氏に関しては懐かしんでないわけじゃないですよ。
11月3日に明治神宮へ行けば、きっと同じ空の下にいるんだろうなあとか思いますしね。
なんかこれちょっと恋物語みたいでいいな、とか思ってしまった自分は歴史にロマンスを求めてしまう派だ。
>>95 ならばそろそろ収束の時期かもしれませんね。創作文芸板なわけですし。
>>98 何か勘違いしてませんかぁ?
2ちゃんのスレは立てた者のものじゃないですよぉ。
使いたい人がいれば使えばいいし
飽きた者は何も言わずに去ればいいんですよ。
収束かどうかなんてあなたが決めることじゃないと思います。
去ると決めたスレに絡んで粘着するのは
悪名高い某コテみたいでカコワルイですよ。
ああ、すみません。「収束」があっし個人について言われているならば
全然まとまっても落ち着いてもいないです。
書きたいと思う時と書けないと思う時の繰り返しばかりで。
きっとずっとこうだと思います。
もちろん平安後期さん個人に向かってですよ。
で、「収束」じゃなくて終息だってことを言いたいんですよね?
プライベートで何があったか存じませんが
何でこんなに絡まれますかねえ。
>>97 あっしは歴史にはリアルを求めたい派ですわw
祭り?
何だ。大した祭りでもないのか。
>>102 放っときなよ。
「長吉さん帰ってきてぇ」と皆にすがられたかったのに
あっさりスルーされたから恨んでんだろ。
>>97 恋物語じゃなくて痴話げんかの様相を呈してきましたw
107 :
名無し物書き@推敲中?:2005/09/12(月) 18:34:28
政治家によらず、管理職になってから読む歴史小説はまた感じ方が違うんだろうなあ。
家族を持ってから読む時代小説違も。
どちらであれ「インターミッション」こそ小説家の腕の見せ所。
109 :
これが 歴史!:2005/09/14(水) 21:22:15
義経本の発刊もそろそろ終了かなという今日この頃ですが
また大量に本を仕入れてまいりました。
新しい学説を読むと
今まで自分が組み立ててたストーリーの変更を余儀なくされることも多くて
じゃあ読むのやめとけと思いつつも
古い学説のまま小説を仕立てるのも嫌だしなあと葛藤しております。
>>107 管理職見習い中ですけど、ヒラの時とそんなに大差ない気が、、、。
まあ学生の頃よりは歴史が身近になった気はします。
本屋では「信長の棺」が小泉首相愛読書!のPOP付きでしたね。
>>110 通りすがりのものですが・・・
どの辺りが義経の通説なんですか?
んっと。どの辺りがと言われましても、漠然としてますが。
義経の一の郎党は弁慶でなく伊勢義盛であるとか
弁慶のモデルは義経を支援していた数人の法師であるとか
頼朝から「日本一の大天狗」呼ばわりされたのは後白河法皇じゃなく高階泰経だとか
壇ノ浦の合戦の勝敗を決したのは黒板説では潮流だけど
それよりも阿波民部の寝返りが大きいとか、、、。
通説っつーか、義経好きの常識的なことですけど
並べ立ててるとキリがないすね。
レスの方向性としてはこんな感じでいいすかね。ずれてます?
113 :
名無し物書き@推敲中?:2005/09/22(木) 23:47:26
うわ、そこを突いた小説、史実読みたし!
いっそですよ? 現実の牛若丸→壇ノ浦→勧進帳→仁王立ち→ジンギスカーン?
くらいの知識の現代人をタイムスリップさせるみたいな感じで、史実(寄り)の源平っつか
義経伝みたすー!読みたすー!
114 :
名無し物書き@推敲中?:2005/09/26(月) 19:28:59
山本一力は最初の時代小説を書いたとき、江戸時代辞典一冊と古地図だけで
書いたそうですが、それだけで口うるさく知識も豊富な時代小説ファンを
納得させるものがかけるものなのでしょうか。
115 :
山宣坊了覚 ◆zqvHAXadqw :2005/09/26(月) 20:14:48
>>114 納得が出来るかどうか、一度読んでみなさい。
地元紙に森村誠一の「わが人生」が連載されてまして
読むたびに「文筆とは命を削る作業だなあ」としみじみしております。
40度の熱があっても「重態じゃないんだから100枚書け」とか編集に言われたそうな。
風邪引くとすぐ会社休むあっしには、修羅の道だす、、、。
>>113 あっしの義経ものには弁慶が不在ですじゃ。
いつか読んでくだされ、、っつーか、大衆の前に発表できるような日が来るんだろーか、いったいw
>>114-115 「最初の」時代小説って発表されてるんですかいね?
修作じゃなくて?
>>114 時代劇をまああれこれ言いなさんな。
それに、山本一力の小説を時代小説ファンがそれほど読んでいるのかどうか。
方言もテキトーだし。
118 :
名無し物書き@推敲中?:2005/09/30(金) 22:27:04
馬の骨おわた
山本は深川にずっと住んでるんでないの?
しかも自転車マニアで大川沿いを散策
古地図一枚の使い方もかなり違いが出そう
ずっと、ってのがどのくらいの期間をいうのかにもよるけど。
あの自転車は、広告屋にありがちなショーアップの側面と、
取材の面があると思う。
俺だって、銀座くらいまでは自転車で行くけど。
121 :
名無し物書き@推敲中?:2005/10/08(土) 23:20:06
今日、原監督が、「歴史は真実は一つかもしれないけど、そこで交わされた会話などを
想像することが楽しい」とラジオで言ってた。本能寺で光秀が首謀者と知った時、信長は「やはりおまえか」と言ったに
違いない!と力説してた。
竜馬暗殺の首謀者も、自分なりに結論でてるとか言ったりして、フィクションとノンフィクションを交えて歴史を楽しんでることがよくわかた。
ま、原監督自体、100年もすれば小説の主人公になりかねず、後年の作家の想像で
好き勝手な台詞を言わされることになるんだろけどねー
122 :
名無し物書き@推敲中?:2005/10/12(水) 09:06:11
ちょいとうかがいたいんですが、明治物や大正物って時代小説ですか?
ここで語っていい?
123 :
名無し物書き@推敲中?:2005/10/12(水) 09:51:23
山本一力は10氏が好んで読まれてましたなあ。
原さんが歴史好きとは存じませんでした。なんか判る気もしますね。>やはりおまえか
>>122 大歓迎ですです。
>>123 見てみたけど、このスレと関係あります?
今夜の「その時、歴史が動いた」は土佐勤皇党と龍馬のようです。
見損ねました。どうでした?
127 :
名無し物書き@推敲中?:2005/10/23(日) 21:58:48
2007年に団塊世代が、一斉に定年を迎える。
読者にもなるし、
書き手になろうともしやがるな、このジャンル!
そこで一大ムーヴメントとなるのが、
「そいつらのせいで、俺達の年金が払われない!」
と、トチ狂った30男による無差別殺人ものですよ。
唐突ですが、江戸中期の時代物で女性の名前に苗字がついてるのはNGですよね?
130 :
名無し物書き@推敲中?:2005/10/26(水) 23:49:04
……苗字帯刀の大商家の娘を避けたとしても、さんぴんだろうか大大名だろうが武家の娘ならなんの問題があるんだ?
129とちゃうけど
江戸時代って女も苗字を名乗れたの?
132 :
名無し物書き@推敲中?:2005/10/27(木) 17:58:42
江戸時代、女は家の所有物のような扱いだから、苗字を個人として許されることはない。
また、名字のある身分の女性が自分の姓名を他人に伝える場合でも、「物書推敲の娘、ちゅうでございます」とか
になるだろう。
>>129 武家の場合だと、普通に名字名前でしょ。幕末だけど、
千葉道場の千葉さな子とか、坂本龍馬の姉の坂本乙女とか、いるし。
中世だと、北条正子とか、日野富子とかもいる。
横レスですけど
「北条政子」は後世の便宜上そう呼ぶだけで
正しくは平政子だし
源頼朝と共にある時は「政子」なんて名もなかったですよ。
だから頼朝さんに「北条政子さんが」と言っても「誰それ?」ですわw
135 :
名無し物書き@推敲中?:2005/10/28(金) 19:26:08
それは小説としては難儀なハナシ。頼朝は「政子」をなんと呼んでいたのでしょうか?
既存の小説では皆さん最初から「政子」で通してますけどねー。
昔は官職・通称で呼ぶのが当たり前だから
「義経殿」「頼朝殿」なんてのも実際にはありえないことですけど
小説としては便宜上やむを得ないことでしょう。
あっしは、頼朝さんには「姫」とか「御台」「おまえ」「おい」wとか呼ばせてます。
現代の旦那さんも奥さんのことを名前で呼んだりしないでしょ? そんな感じで。
>>136 根拠はー、何でしたっけね。結構有名な話だと思うですよ。
政子って名がついたのは、彼女が従二位に除せられた時ですね。
この時代の女性は姓はあっても名はなかったりしますですね。
除せられた ×
叙せられた ○ m(_ _)m
139 :
名無し物書き@推敲中?:2005/10/28(金) 23:12:44
時代劇なんかだと、視聴者の耳にやさしく届くように配慮してることが多いわけで。
どうしても、明治ご一新以前は、女性の扱いは非道かったとですよ。
140 :
名無し物書き@推敲中?:2005/10/28(金) 23:14:31
ただ、その映像の配慮を「歴史・時代小説」でもするべきか、否あえて史実を重視して外すべきか・・・という
大きな二択はあるっすね。
これは方言でも話し言葉ででもあることっすがー
読者、市場をどこに想定し、作品のフックをどう考えるか、というようなことでしょう。
>>139-141はこのスレでも何度も話題になってるんですけど
結局は作者が選択するしかないわけですよね。
競馬にまったく興味のないあっしですら
ディープインパクトには心ひかれてレースや特集番組見ちゃうくらいですから
何かドーーンとした話題ってものはジャンルの活気のためには必要ですよなあ。
144 :
名無し物書き@推敲中?:2005/11/13(日) 20:42:54
このスレ、戦国や三国志が少ないんですね。意外。
>>144 江戸好きは複数の方がいらっしゃって
レスがはずむ時もあるんですけど
その他の時代は単数か、いても2人くらいなんですよね。
語らせると、皆さんその時代に濃い方ばかりなんですけどね。
146 :
名無し物書き@推敲中?:2005/11/15(火) 20:16:22
後 09:00 NHKラジオライブラリー
歴史にまなぶ
「平安朝の女性たち」(7)
埼玉学園大学教授…服藤 早苗
147 :
名無し物書き@推敲中?:2005/11/15(火) 22:11:43
いま話題の花嫁さん、公家顔だよなー
148 :
名無し物書き@推敲中?:2005/11/17(木) 14:14:58
「旗本退屈男」みたいな時代考証を無視した小説を書きたいな、キャラ立ち
したストーリーを作れば大丈夫そうな気がするけれど、校閲に突っ込まれて
気分が萎えるだろうか、そこが問題だ。
149 :
名無し物書き@推敲中?:2005/11/17(木) 20:39:00
ここは巧みに「バガボンド」のようなアレンジで。
校閲だって世代は変わってる。
活力よ、活力。
150 :
名無し物書き@推敲中?:2005/11/21(月) 21:01:36
流行に踊るな
151 :
名無し物書き@推敲中?:2005/11/21(月) 21:15:44
うるせー バガボンド4巻を読んでから言え!
152 :
名無し物書き@推敲中?:2005/11/21(月) 21:42:08
こういってはなんだが……
坂本龍馬も、新選組も……
宮本武蔵も、
柳生一族も……
徳川家康も……
流行小説があったからこそ、現代にまで、影響を、およぼしているんじゃないか?
小説よりも先に講談の影響があったと思う。
でも、確かに家康はともかくとしてその他の面々は
小説家や講談師&それを速記した人たちの力がなかったら
歴史マニアくらいしか知らないマイナーな連中だったんだろうな
鼠小僧とかな。長谷川平蔵もな。
155 :
名無し物書き@推敲中?:2005/11/22(火) 18:33:12
最近だと斎藤一かね?
メディアの影響力は凄いね。
俺は漫画のせいで明智光秀がハゲだということを二十歳近くまで知らなかったよ。
ふさふさの美青年だと思っていたのに……。
禿げ? 月代じゃなくて?
158 :
名無し物書き@推敲中?:2005/11/23(水) 17:28:48
おれは、秀吉が六本指だった、と利家が書き残してた、ってことを、漫画で知った。
159 :
名無し物書き@推敲中?:2005/11/24(木) 19:48:14
時代ものの劇画で最高峰は平田弘史だと思う。
時代考証に一切妥協を許さない作画態度なので、一枚仕上げるのに10時間もかかるそうだ。
今は伊豆半島の冨津の1000坪の家で、500坪の自家農園を作ってのんびりやっているが、
生き方そのものが野武士だ。昔、真剣の切れ味を試すために猫を一刀両断に斬って捨てたという逸話がある。
なんでも実際に試してみないと、劇画に描けないタイプなんだ。
俺は彼の「つんではくずし」という劇画をなにかで読んで、衝撃を受けたことがある。
160 :
名無し物書き@推敲中?:2005/11/24(木) 20:01:51
南條範夫のパクリ?
パクリといえば池宮彰一郎。
162 :
名無し物書き@推敲中?:2005/11/25(金) 00:01:59
あ、そうなの? パクリ作家って多いんだよね。
ときに、辻原登かなんかが、朝日に『花は桜木』とかいう時代小説を連載してたけど、あっと言う間に終わってしまった。
会話が全部現代語で、時代の雰囲気まったくなし。あえてそうしたんだろうが、失敗だったと思う。
時代小説には時代小説の文体・文章があるよ。
163 :
名無し物書き@推敲中?:2005/11/25(金) 00:34:09
山本周五郎の科白も現代的だけど良い。
164 :
山宣坊了覚 ◆zqvHAXadqw :2005/11/25(金) 07:40:30
>>162 >パクリ作家って多いんだよね
多いと言うより、もう独自のストーリーなんて作れないと思う。
物語を作れば、結局何か似ている作品が出てくる。
で、それがパクリかどうかは、本人に悪意があるかどうかでしか判断のしようがない。
166 :
名無し物書き@推敲中?:2005/11/25(金) 13:03:59
↑
これはもろだな。今の著作権判断では、残念ながら盗作の判決は出ないだろうが、
いわゆる道義的な責任は免れないくらい酷似している。パクリは明白だ。ひどいもんだ。
167 :
名無し物書き@推敲中?:2005/11/27(日) 14:15:26
本が売れない現在ですが、時代劇は文庫本なんかでけっこう出ていますね。
昨日、大型書店へ行ってみてそう思いました。
エッチ系のチャンバラみたいなものが、多いようですが、やはり読者はオサーン
を想定しているんでしょうね。
団塊オヤジの大量退職とかを迎えて、この分野は市場を伸ばすか ?
興味があるところです。
168 :
名無し物書き@推敲中?:2005/11/27(日) 15:25:21
オサーンだろう。
漫画読むのも気恥ずかしいし、といって新聞ばっかじゃ退屈だから車内で読むんだ。
エロとアクションってのは、適度に活力をくれるからな。自分じゃ出来ないことだから
軽く夢が見られる。逃避といえばそれまでだが、まあ、女が恋愛小説を読むのに似る。
169 :
名無し物書き@推敲中?:2005/11/27(日) 15:25:48
ああ、ついでにエロ時代劇は図書館におかれないから、買うしかないってのもあるね。
170 :
名無し物書き@推敲中? :2005/11/27(日) 16:45:13
時代小説はテレビ時代劇のコンテンツになりやすいから、たしかに団塊世代の大量定年で、
読者、書き手ともに急増するだろう。なにせ金を持っているからな。
ニートやフリーターはますます貧窮化し、精神病を装った生活保護者が増える。
そうなると小説どころじゃない。ごみ箱から残飯を探すのが日課になっちまうぜ。
こんな国に誰がした?
171 :
名無し物書き@推敲中?:2005/11/27(日) 18:34:54
172 :
名無し物書き@推敲中? :2005/11/27(日) 19:19:58
前から知っていた。
俺の場合、対象作品が2作あるけれど、タイトルを変えて、大幅改稿してた他賞に応募しようと思っている。
それでだめならここに送信してもいいけど。
173 :
名無し物書き@推敲中?:2005/11/27(日) 21:47:30
最近の脚本家出身作家の時代小説って、よくこんなんで商業ベースに乗れるよな、というようものばかりに感じられてしまうのだが。
174 :
山宣坊了覚 ◆zqvHAXadqw :2005/11/27(日) 21:56:41
175 :
名無し物書き@推敲中?:2005/11/27(日) 22:33:11
仕事人の脚本やってた人の・・
177 :
名無し物書き@推敲中?:2005/11/28(月) 00:13:54
なかなか書き手がいないということですかね。
>>170 時代小説好きなら江戸時代や明治時代にいた貧民の数は
こんなもんじゃなかったと考えて乗り切れや。
東北地方の貧農の生活とかな。
179 :
名無し物書き@推敲中?:2005/11/28(月) 00:18:00
読んでて楽しくないけどな>貧農
180 :
名無し物書き@推敲中? :2005/11/28(月) 00:26:25
時代小説はやはり夢を与えないとな。
貧民ニートは、できそこないの純文学に向かうほかあるまいよ。
できそこない純文学は金もかからず勉強も不要。ただただ妄想を垂れ流していればいいからな。
できそこないは純文学だろうが大衆文学だろうが
金もかからず勉強も不要だと思うが。
金をかけて勉強してもできそこないにならないわけじゃないが。
182 :
名無し物書き@推敲中? :2005/11/28(月) 01:03:31
そりゃそうだ。
質の高い時代小説を書くには、相当の力量が必要だ。
優れた時代小説は国民文学などと言われる場合さえあるからね。
いつの時代の話だよw>国民文学
184 :
名無し物書き@推敲中?:2005/11/28(月) 14:14:52
大衆がいなくなったからね、大手企業だって現場の工員なんてのは、本どころか
新聞も読まない、保険のおばちゃんが持ってくるテレビガイドで番組を見るだけが
情報源、本の読者はアホ大にしろ、とりあえず大卒だ、こんな時代にスポーツ新聞
の早乙女貢あたりの時代小説を誰が読んでいるのか非常に疑問だ、ただ載せて
いるだけで視聴率なんて調べていないんだろう、結局、目新しい理論で幕末や戦国を
切り取った作品が生き残るんだろうね、西原理恵子先生が銭の理論から見た幕末
を書けば売れるかも知れない。
185 :
名無し物書き@推敲中? :2005/11/28(月) 16:47:49
俺は空海に興味を持っていて、夢枕獏とはまったく違う視点から書いてみたいと思っている。
言ってみれば、古代社会からスポンとポスト近代に飛んでしまうような超天才性を書きたいわけ。
真言密教を少し勉強し始めた程度で、膨大な資料が必要。
だからいつ書き出せるかわからないが、いつかは書きたい。
186 :
名無し物書き@推敲中?:2005/11/28(月) 21:08:13
資料の揃わない段階で、まず書くことをおすすめする。
当然、投稿は危険だがそうして書いたものがたたき台になって、膨大な資料の中で
特になにが自分が欲していているのかが判るから必ず有用だ。
まず人知れず書いてみる、これ大事。
>>184 >結局、目新しい理論で幕末や戦国を切り取った作品が生き残るんだろうね、
>西原理恵子先生が銭の理論から見た幕末を書けば売れるかも知れない。
ご自身で書かれるおつもりはないのですか?
188 :
名無し物書き@推敲中? :2005/11/28(月) 22:45:38
>>186 185です。なるほどね。たしかに資料が揃うのを待っていたら、いつになるかわからない。
まずは思い切って書き出してみることにします。アドバイスありがとう。
きっと、満足のいくレベルまで書ききれるのは、2年後くらいになるでしょうけど。
書くことが重要とはいっても、空海ほどの人間を描こうとしたら、
それなりの勉強は必要だね。
司馬遼太郎がその名もずばり「空海の風景」を書いてる。
あれだけの知識があっても、風景しか書けないというのは謙遜ではなくて、
正しい認識があればこそ。
ま、そんなにいいとは思わなかったものだし、
あそこに書かれてある程度の知識くらいは最低限必要かもしれない。
あれだけの巨人を相手にするには、どの切り口からいくか、
と考えないと収拾がつかなくなるだろう。
190 :
名無し物書き@推敲中? :2005/11/28(月) 23:45:24
僕は空海を「古代社会に幕を下ろした平安のモダンボーイ」としてとらえたいのですが……。
大巨人なので、たしかに切り口を限定するほかありません。
曼荼羅のように、一部を描いて全体を想起させる手法を考えています。
西原なんて凡庸な人間に託しているようじゃだめだな
192 :
名無し物書き@推敲中?:2005/11/30(水) 17:59:33
ひがみにしか聞こえないのがアマチュアの辛いとこだよなぁ
アマチュア 死語
ギャルって、自分が使わない言葉は死語扱いにしたがるよね。
195 :
名無し物書き@推敲中?:2005/11/30(水) 22:39:36
ギャル……。
196 :
名無し物書き@推敲中?:2005/11/30(水) 22:50:14
ま、まあ、スレの主旨に合わせれば……
って重要なことだけど、現代人である俺らに違和感があるくらい
歴史上の人物周辺の「過去の住人の価値観」をかもしだすのって大事だよね。
主人公の周辺、その時代の世相というか……
時代小説というか江戸時代もののフィクションについていけないのは「現代の世相」を反映しすぎてるって部分なんだよね、ON宿カワセミとかさ。
現代の事件と似たものを江戸時代で展開したりするのって、なんか読者を諭そうとしてる意図みえみえでだめだ
197 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/01(木) 00:05:07
説教臭いものは鬱陶しい。
198 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/01(木) 05:53:04
年を取ると、誰かに説教されたくなるんだろう。
199 :
名無し物書き@推敲中? :2005/12/01(木) 10:56:32
最近の時代小説は文学としてかなり進歩したと思います。
ひょんなことから、柴田錬三郎の眠狂四郎ものを読みましたが、娯楽に徹していてそれはそれで見事。
しかし、人間を描こうという気はあまりありませんね。
それでいいのかもしれませんが。
前近代における「人間」とは
201 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/01(木) 18:57:38
村か家。
202 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/01(木) 18:58:39
>>199 もうちょい最近に近づいて、山本周五郎と藤沢周平の短編に挑戦。
ごめん、
村か家の構成員。
204 :
名無し物書き@推敲中? :2005/12/02(金) 00:31:52
ははあ、なるへそ。近代人はいないのだな。当たり前だけど。
武士も家の構成員だな。村と家の抗争ってのもしょっちゅうあったみたいね。
205 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/02(金) 18:27:13
つか、人間はもめ事を起こすもんだ。
そこにドラマがあるから、小説になるし、読者の興味もひくわけな。
で、最近みんなは、なに書いてるの
ていうか、もうすぐ一年終わるけど、何枚くらい書いた?
207 :
名無し物書き@推敲中? :2005/12/02(金) 22:28:29
約1500枚。通算目標3000枚の半分までいった。3000枚の頃にデビューできると思っている。
才能がないから、努力するしかないのだ。
208 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/02(金) 23:13:05
枚数というか……
需要があるのかな、と思いつつ好きに書いてるなぁ。正直まだまだ下手だし理想にはほど遠いけど、
書いて書いて鍛えて行かなきゃ巧くならんだろうという、ただその一点だな。
前にあがってたけど、団塊世代の定年っていう戦後最大の波に乗れるかどうかって感じだ。
209 :
名無し物書き@推敲中? :2005/12/03(土) 03:11:55
間違いなく時代小説の需要は急激に拡大する。なんと700万人が暇になるんだ。
このうち1割が読み出すとしても、70万人。
今から書くには、テレビドラマになることも視野に入れて書いたほうがいいと思う。
デジタルハイビジョンのマスな視聴層は、やはり団塊世代になるからね。
書き出す人もいるだろうけど、付け焼き刃で書けるものじゃないからね。
若い層の貧窮化もいっそう加速するといわれているね。ここは多分純文学市場だろうけど、いろんな意味で厳しいだろうね。
>このうち1割が読み出すとしても
そんな簡単に市場が増えれば苦労しない
211 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/03(土) 05:54:50
団塊世代は、猛烈に時代考証に厳しそうだよな。フィクションに寛容じゃないというか、
間違っている部分を指摘して怒ってみせたりするというか……
212 :
名無し物書き@推敲中? :2005/12/03(土) 07:54:10
池波ファンなんかも多いらしいからね。
上のほうに出ていた旗本退屈男みたいのじゃ、満足しない世代なんだろうな。
俺は団塊世代が定年後に時代劇ブームが起こるって意見には賛同しないな。
確かに今はあの年代に藤沢ファンや池波ファンが多い。
しかしだ。連中も学生時代は慎太郎の青春小説や大江の文学作品を読んでた訳だ。
それが宮仕えで年を重ねるに従って時代リーマン小説というべき藤沢作品に傾倒していった。
つまり彼らは自らの置かれた環境に左右されて読み物を選んでいる。
という事は、定年後に彼らが読むものもまた定年後の彼らを描いたような作品になるはず。
つまり、求められるのは囲碁や将棋などの趣味、あるいは園芸や農業など
彼らの第二の人生に関する小説になると思われる。
時代劇で言えばこれまでのように武士の生活を描いた小説ではなく、
専門的知識を生かした時代農業小説がヒットする。
俺はそう予言しておく。
214 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/03(土) 17:37:17
いやいや、時代といっても歴史としての昭和小説がくるだろう。
戦後から全共闘とかあそこらへん。
215 :
名無し物書き@推敲中? :2005/12/03(土) 18:31:43
ああ、それには同意。ニート世代を生み出した世代には、言いたいことも多いだろう。
いずれにせよ、新しい時代小説が出現しそうだな、昭和も含めた。
216 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/03(土) 19:03:21
時代小説だと、抜刀なり剣技なりで、すかっと解決できる(場合が多いが)が昭和のリーマンものだとなぁ……
217 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/03(土) 19:40:02
明治・大正を舞台にした小説を書こうとしているのですが
登場人物の名前で困っています。
苗字はいいのですが、下の名前の方で。
極端にいえば明治時代なのに海斗とか翼とか美咲とか萌みたいな
名前ばかりではおかしいでしょうから。
時代ごとにどういう名前がつけられていたかわかるような書籍やサイトを
ご存じないでしょうか。
218 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/03(土) 19:40:48
リアリティを求める必要はない。
実際は江戸時代だって抜刀で解決する奴なんてほとんどいなかったのだ。
現代を舞台にしても拳なり蹴り技なりですかっと解決すればいい。
219 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/03(土) 19:44:18
名前は時代考証の第一歩だ。
まず、Googleで、どんな検索をしたかを言ってみ?
220 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/03(土) 19:54:19
命名 悪魔君
>>219 仰るとおりです。
ちょっと安易に考えていました。
もう少し真剣に調べてみます。
222 :
221:2005/12/03(土) 20:07:06
一応どう調べたかだけは申しておきます。
戦前の名前ランキングを調べただけではあまり意味がなかったので
図書館に行って人名辞典で片っ端から抜き出していましたが
分厚い人名辞典から明治・大正に生まれた人だけを抜き出す作業がしんどくて
つい楽をしようとしてしまいました。反省します。
また当時の小説、雑誌、新聞記事の中からも拾いだそうとしまいましたが
これも同じ理由で途中で挫折。
こんな不真面目なことではだめですね。
当時の名簿を調べるなりする方法もありましょうし、一からやり直します。
では。
「明治 女 名前」「明治 男 名前」
で検索したら明治大正の名前ランキングが男女別に出るよ。
安●生命のサイトでさ。それじゃ駄目なんかのう。
224 :
221:2005/12/03(土) 22:05:47
>>223 どうもありがとうございます。
そのサイトも役には立つのですが人気ランキングなので
どうしてもありきたりな名前しか出てこないですよね。
もちろん一般的なありきたりな名前も必要ですし
女子なんかは「〜子」にしときゃ間違いないってことまでは分かるんですが
もう少し範囲を広げて調べてみたいのです。
でも正一、正二、正三がそれぞれ大正元年から3年までの男子のトップだというのは
時代の性格を表していて面白いですね。
真面目な人がとても多かったんのだと思います。
ただ私の祖父は明治生まれですが正一。
そういう例もあるのでまぁよほどおかしな名前でなければ
近代の範囲では割と名前は自由につけられるような気もしてきました。
ただ当時としてはハイカラだとか変わったとかいうのが
どういうものだったかというのが難しいですね。
昭和の後半以降でしたら例えば女性ではエリカとかリカとかいうのもありでしょうが
戦前ではさすがに存在しないような気もしますし。
ナオミなら有りとか。
そこらへんをきっちり調べるとなるとなかなか簡単なものではないなという気がします。
明治大正に「〜子」は滅多にいないんでね?
元華族とかならともかく。
うちの今は亡き婆ちゃんは「とら」と「まさ」だが。確か明治生まれ。
子はもともと美称だから、明治などで本当はアイさんでも
新聞や文書に載るときはアイ子と書いたりするよね。
そういう意味で子のつく名前は幕末からすでに多いよ。
(武士、貴族、爵位のある人の奥さん、令嬢など)
それが美称ではなく今のような子として流行ったのは
大正だったと思うけどな。これだって当時ではハイカラで、
庶民は二文字カタカナが主流だったと思うよ。
俺の大正ばーちゃんはマツエだ。
男は戦争の殉難者名簿を見れば名前の宝庫だが、
女は女学院の名簿とかしかまとめて珍しい名前付きで
載っているのなんて思いつかないなあ。
もっといい史料が自分が無知なだけであるんだろうな。
俺は別に調べる必要はないがあれば知りたい。勉強になるしな。
227 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/04(日) 13:22:41
なんにしろ、個人名をネット上で探るんは難しいだろう。
アジア歴史資料センターというところの資料はすごいですね・・・・・・
こんな資料がネットでたやすく手に入るなんて恐ろしい時代になりました。
少なくとも戦前の名前は簡単に知ることができますが
そのことの喜びよりも
これらの資料をその程度のことにしか使えない私が愚かしく思えてくるほどです。
226さんの仰った女学院の名簿もすぐに見つかりました。
こういうような資料検索のためのサイトも探せば他にもたくさんあるのでしょうね。
意外に早かったな。
230 :
奥詰銃隊:2005/12/04(日) 18:26:39
江戸を書くと、どうしても風俗が幕末になっちゃうよ、街中で出合った二人が
ふらっと入って一杯やれる店なんて幕末にならないと無いもんね、それ以前にすると
人の動きがものすごく制約されちゃう。
231 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/04(日) 20:00:22
ん?
忍ばずの池周辺とか、小料理屋の二階とかもだめなんか?
なんなら、そこらの酒屋の居酒屋だっていいぜぇ?
文化・文政あたりでも、現代人にも理解しやすいむつまじい場所や店はあるって。
縄暖簾じゃだめなん。天明から発生してるよ。
時代劇のテーブルと椅子のある居酒屋はないよ、と言いたいんだろうけども……
酒なり逢い引き場所を人目につかないとこで楽しみたい……ってのは時間を超えて不変なんだよ。
今でいう居酒屋に相当する店は天明からだよ。
飯屋は店の中でで食える飯屋、いわゆる居見世は明暦に出来て流行らず、
一般的になったのはやはり天明からだよ。
出合茶屋は享保辺りが境目。
いつでもいいと思って書くと、審査に落ちるかも。
気をつけた方がいいよ。
235 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/05(月) 05:52:24
ちゃぶ台とかもね、まだ時代劇で使われてたりするもんな
戦国前・中期って何気に難しい気がする。
「織豊時代に一般化した道具や生活習慣」ってのが意外に多くて、
その直前はどうしてた?存在はしてたけど庶民層や地方にはなかった?
と考え出すと困るんだよね・・・
あの辺を境に輸入モノがぐっと増えるしなあ
237 :
山宣坊了覚 ◆zqvHAXadqw :2005/12/05(月) 11:31:10
とりあえず、「古代・中世都市生活史(物価)」ってのはそこそこ使える。
国立歴史民族博物館のサイトから見られるよ。
239 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/05(月) 22:17:00
江戸時代は、とにかく「入門」や「豆知識」とかの、関連書籍が多い。多すぎるくらいなわけだが、
読者は「知ってる」ってことを知っておかいないと
>>236 Aという道具が書こうとしている時代に存在していたのか、
あるいは存在したけど庶民層や地方にはなかったのかという疑問なら、
その都度「A 歴史 庶民」や「A 地方名」でネット検索すると、
Aの歴史がヒットするから、それで確認すればいいんじゃないのかな。
それか国史大辞典でAを引くという手もある。
チェックすべき参考文献も載っているぞ。
>>235 テーブル、椅子は明和に出版された本にすでに出てくるから輸入済みだよ。
ただ一般的ではなかったというだけ。
ちゃぶ台は高級料亭などでは置いてあるところもあるし、
縄暖簾のようなところでも、
それっぽいものを置いていたところも皆無じゃない。
流行らなかっただけ。
242 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/06(火) 16:52:49
お店は有ってもね、旗本とか御家人とか、諸藩の士とかの身分がぐずぐずになって
立派な旗本が得体の知れない浪人者と道端の鰻屋の二階で酒を飲むなんて設定は
幕末でないと出てこないでしょう、職人と一言に行っても、実は大工さんと桶屋の
職人では格が全然違ってて吉原へ遊びに行っても入れる店が違ってたのが、幕末で
やっぱり差が無くなって来るなんてね。
243 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/06(火) 18:26:37
あー、そこに重点を置いたわけね。
なるほど納得。
でも、小説としては、そうであるにもかかわらず、というところに面白さがありそうだ。
244 :
:2005/12/06(火) 23:23:53
テレビや映画だと時代考証なんかいいかげんでも、
面白ければそんなものでいい、ですまさされるけど、
小説の場合はそんなわけにはいかない。
吉原で大工と桶屋が同じ店に入れないなんて、勉強不足で知らなかったよ。
勉強しなおすから、何の史料に載っているか教えてくれ。
吉原はそういう野暮なことはしないと思い込んでいたよ。
思い込みは恐いね。
246 :
山宣坊了覚 ◆zqvHAXadqw :2005/12/06(火) 23:59:04
>>242 それ、マジ?
武士でも町民でも、関係なく楽しめる唯一の場所が吉原だって、作家(名前失念)が講演会で言ってたよ。
247 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/07(水) 00:09:06
単に大工の方が稼ぎがいいから高いところへ行けるという意味ではないか。
因みに吉原は現代人の願望が入ってるのか、美化され過ぎ。
金がものを言う場所だから町人(といっても金持ち)が威張ることもありえたわけだが、それでも基本的に武士は丁重に扱われた。
腹の中はともかく。
>>236ですが
アドバイスありがd
歴史もの書くのは
まず調べ上手になってからだな・・・
ちゃんと勤めている侍が吉原行くのか?
250 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/07(水) 16:18:04
行ってもいいんだぞ。遠慮するな。
251 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/07(水) 17:26:59
浅黄裏なんかは有名だよね。参勤交代で来た藩士が土産話がてらに行く。
253 :
山宣坊了覚 ◆zqvHAXadqw :2005/12/07(水) 23:40:40
>>252 そんなもん、日本全国どこでもある。
ただし、建前上は女が望んだことにしているが。
>>246 あくまで、吉原なら金を払えば身分に関係なく遊べた、というだけのことでしょう。
一口に吉原といっても、現代で言うと身分のある人向けの超高級エスコートサービス+バブル期の
銀座のクラブみたいなところから、四〇以上のババアしかいない駅前ソープ以下のところまでいろいろ。
落語なんかで、一流どころは「大名のお遊び道具」なんて言い方を聞いたことがあるけど、
豪商が吉原全部借り切って遊んだり、なんてこともある。
>>249 今の吉原に行くのとは違う意味が(も)あったんだ。
255 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/08(木) 07:09:32
吉原で遊ぶと言ったときの「遊ぶ」の中には、
「遊女と寝る」という意味は含まれていないらしい。
吉原というのはあくまで遊ぶ場所であって、
そのおまけに「寝る」という行為がついてくるという考えが
あそこの粋になるみたいな。
岡場所や地方の廓なんかでは「遊ぶ」=「寝る」だし、
そこらへんの違いがわからない男は「野暮」「田舎もの」として
嫌われたということらしい。
嫌われてもいいから俺は寝るというのは、それはそれで男らしい気もするが。
できた当初は寝るだけの場所だったと思うしね。
256 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/08(木) 10:02:53
口では色々言っても腹の中では殆どが買春目当て。
257 :
山宣坊了覚 ◆zqvHAXadqw :2005/12/08(木) 17:15:06
>>256 だから、それを野暮って言ってるんだよ。
それに、いくらそういう場所に行っても、敢えて口に出さないだろ?
大多数がしない出来ないから粋である。粋とは大多数が出来ない行動である
2ちゃん的に言うならば裸の幼女が「お兄ちゃん抱いて」とM字開脚しても抱かないのが粋である
吉原って、表にある大店以外は、ただの売春宿に近いものばかりなのでは。
粋でも野暮でもいいけど、無くなるに至るまで、吉原にいたのはほとんどがただの売春婦でしょう。
なんにせよ、口に出したり文字に書いたりして美意識を語るのが一番の野暮。(俺は何と野暮なことを・・・)
>>257 口に出すところまでが遊びだと思うが。
260 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/08(木) 20:42:15
それこそ、幕末と幕始では吉原(新吉原)の風格も変わるし、遊び方も違ってくるわいな。
江戸時代と一口にいっても300年近くあるわけだし。
なんにしろ、悲喜劇の宝庫ではある。
日本史板でもないのにみなさん詳しいですね。
歴史もの書こうと思ったら相当勉強しないと駄目だってことだな。
262 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/08(木) 21:33:38
というか、面白い歴史・時代小説を読むと、好奇心が刺激されて関連本を読みたくなって、
結果くわしくなるっていうか……
マニア化するんだよね。
263 :
山宣坊了覚 ◆zqvHAXadqw :2005/12/08(木) 21:58:48
いま、信長関連の小説を書けば必ず売れるという件について。
諸侯はどう考えまつか?
秘め事って言葉と、その内実を他人に語るかどうかと言うのはまた別の話では。
>>263みたいな潔癖な近代人には向かない話題かも知れない、とちょっと思う。
266 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/08(木) 22:26:21
潔癖w
道徳観念は別に、雑菌とか不衛生っちう現代人知識があると過去はきもちわるいよね
戦前くらいまでは、結婚前に性病の検査をし、診断書を交わす
ということも割と普通にあったそうな。
もちろん、現代でも一部では行われているようだが。
>264
俺の信長小説が見向きもされてない件について
お前はどう考えますか?
270 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/09(金) 18:54:48
タイトルで「またかあのノリか」とか思われてやしないか?
271 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/09(金) 19:30:03
太夫が廃止されたのも、大金がかかるうえに手っ取り早く寝てくれないということで人気が下がり、店も必要性を感じなくなったから。
現実とはそんなものですよ。
272 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/09(金) 20:37:22
そこでいきなり、現実なんていうねぇ。花の命は短いし、かといって安くすませりゃ鼻の命が短けぇんだよ!
現在でも大金がかかるうえに手っ取り早く寝てくれない水商売の女など
いくらでもいるのだが。
いまのとこ廃止される気配はないけどねw
274 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/09(金) 23:16:12
それこそ「地方の農村=諸外国の」を低賃金で働かせてる女衒がいるのも、かわらねぇやな
276 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/10(土) 22:55:36
むしろ、今、常識化していることを、最新の歴史家たちが疑問視してるあたりを
ピックアップするのがよさげ。
武田信玄とされてる絵は家紋からして他人、とか、大化の改新はなかった、とか、薩長同盟の
現場に竜馬はいなかったとか、それこそ武蔵坊弁慶はいなかった、とか。
トンデモ史観、と見せかけてバックに重圧な史料を要することで波紋を投じるのも
小説家の役目なのかもしれない。
277 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/10(土) 23:56:50
そりゃ「邪馬台国はどこですか?」だな。ミステリだけど。
俺は歴史家の意見に左右されすぎるのはどうかと思う。
作家はあくまで面白い小説を書くのが仕事であって、
別に正しい歴史を書く必要はない。
そもそも、正しい歴史なんて物自体が幻想な訳だし。
どんな資料に依存しようが面白ければいいんだよ。
278 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/11(日) 00:48:32
でも、昭和の書き手のやってたことを繰り返されても読者は退屈でしょう。
面白いと思わせるために、史料と歴史家の権威は必要だと思う。まして団塊の世代は、
なにより「事実とされてること」が大好き。
というのは、去年の大河「新選組!」の、物語としての面白くするために近藤と竜馬を
江戸で交流させただけで「史実と異なるからよろしくない!」という投書がNHKにも
新聞の投書欄にも殺到した時に思った。「新選組!」が面白いかどうかは別にしても、
「この新選組は、脚本家が面白くしようとしてアレンジしたものである」という
度量がないんだな、と。
279 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/11(日) 00:51:09
だから、物語としての面白さだけじゃダメで、史料の裏付けを全面に押し出していく行為が
必要なんじゃないかな。
嫌な話だけど、団塊世代って、作家の経歴で判断するし。
280 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/11(日) 00:57:56
281 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/11(日) 14:39:29
江戸時代は、どこへ行ってもドレスコードが無茶苦茶厳しかったてぇ事を
理解しないと楽しめないよ、金が有るから、どんな格好でも出来るわけじゃあ
ないからね、武士でも大身の旗本と御家人では、髷も違えば着物も違う、勤番者
で身分の低い奴は木綿の無紋の羽織しか着られない、町人でも紋付の羽織を
着てもいい商人は限られてる、職人で羽織を着ていいのは刀鍛冶とか宮大工
なんて事になる、ちょいといい店は羽織を着ていない客は入れなかった、八丁堀の役人は粋筋の女を奥方(旗本でもないのに女房を奥様と呼ばせた、主人の留守に手下を指図したりするのに伝法な芸者上がりの女房が好まれた)
にしたり贅沢な格好をしたのはお役目をカサに来て無理をとうしていただけです。
282 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/11(日) 15:07:04
八丁堀に芸者上がりというのは初耳だなぁ……
本当?
283 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/11(日) 20:34:15
武家が武家以外の女を嫁にする場合、武家の養女として武家身分に引き上げる1プロセスが必要なわけで、
その段階ではねられるだろうな。それこそヒエラルキーの壁というやつで、慣習がそれを
許すまい。
囲い者ならともかく、同心は同心の家に生まれた娘を嫁に迎えるのが普通だのぅ。
第一、そんなんだったら「かわせみ」世界はもっとシンプルだったろう。
>>281 どーでもいい横レスだけど
物書き志望としては
「無理をとうしていただけです」が気にかかる。
^^^^^^
広辞苑の古いやつにも「とうす」で書かれてるから間違いではない。
言葉は貨幣と同じで、それがうまく流通していくかどうかが大事。
日本語ブームに代表されるような、語義や語源だけにとらわれた態度は
言葉殺しに近いものがある。
ルールがないとゲームにならないのは各国共通。
京極夏彦の小説で
「そのとうりだ!」って書いてあるのがすごく気持ち悪いんだよなあ。
わざとだとわかってても。
その気持ち悪さが、考証にも通じるわけな。
平安時代に伊達じゃないとか、江戸時代にでばがめとか・・
290 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/11(日) 22:18:02
一年戦争でギレンの演説中にジムがいるとかな
キン肉マンで悪魔超人が初登場コマと次のコマで姿が違うようなもんか?
あれはむしろ、「江戸中期に髭を生やした武士はありえない」という考証が入って、
バッファローマンの髭を剃って描くことにした、とかってことだろう。ロボ超人がマスクの下の
髭を剃っていた間違いになにも学んでいなかったわけだ。いかんな。
>>287 この場合のルールは、慣用を体系化したものでしかない
294 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/12(月) 12:56:52
八丁堀の役人の真の姿を書いてしまうと絵にならない、拷問やら、冤罪やらで
人に恨みを受けていて、常にお礼参りに備えていたから、いつでも車善七配下の
風体の悪い屈強の与太者を一個分隊引き連れてのし歩いていたなんてね、屋敷にも
この連中の溜まる部屋があって、四斗樽を積み上げて酒は飲み放題、鮨は食い放題にしてあり、
この無頼漢を仕切るのが奥方の役目、普通の武家とは全然違う生活をしていたので
不浄役人と嫌われたのもむべなるかなです。
そもそも八丁堀は武士じゃないだろ。
296 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/12(月) 14:55:05
代官所の手代と同じで、地役人だと思うといい、江戸の人間を地役人
にしてある物だった、ただし八代様吉宗公のときに軍役を与えているから
武士では有る。
297 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/12(月) 17:42:34
>>294 絵にならないかなぁ、それ。
活気があっていい感じ。
>>297 俺もそう思う。
「三軒長屋」の頭のとこみたいだね。
あー、いいとこつきますねえ。
桂三木助(三代目)版「火事息子」の、ガエンの連中の活気というか……
なんにしろ、いつまでも「半七」や「鬼平」に頭をたれるのではなく、
そうですね……「新宿鮫」的なバイオレンスやハードさは切り口として良いのかもしれません。
300 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/13(火) 13:38:28
この話ね、ちょぃと書いて見た事が有るんだけれど、車善七配下の輩ってのが
差別問題にひっかかってね、没食らっちゃったよ、書きたい大家はいるんだけれど
出版社が没にしちゃうんだよね。
バイオレンスやエロスを入れた時代劇というのは
眠狂四郎とかの旧大映時代劇じゃないのか?
302 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/13(火) 19:13:36
そこに知的な謎解きが入れば現代風
303 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/13(火) 20:41:05
バイオレンスとエロなら、今でも書店やキヨスクに山ほど並んでるがな>時代小説
>>300 そこを「島帰り」あたりに変更するか、そうでないなら「よるべない者」とかに変更してでごまかせば充分じゃね?
305 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/14(水) 01:39:54
>>294 八丁堀の与力・同心の屋敷に、そのような「溜まり部屋」があったとは興味があります。
それは、どんな本に「史実」として書かれているのでしょうか ?
ぜひ、読んでみたいので、お手数ですがお教えねがえませんでしょうか ?
306 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/14(水) 21:53:45
太宰が「右大臣実朝」を書いたのは34歳の時。
307 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/14(水) 22:10:07
今でいうと・・・1971年生まれ?
309 :
山宣坊了覚 ◆zqvHAXadqw :2005/12/14(水) 22:51:01
>>308 差別問題の判定基準は出版社にある。
『カムイ伝』を発行するために設立された出版社が、その本を出版するのはおかしいかい?
310 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/15(木) 20:53:45
テレビで時代劇が減った理由はなんだと思う?
311 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/15(木) 20:55:09
>>308-309 「カムイ伝」は被差別民のことを扱っていても、差別を克服する視点ないしは
差別構造を批判する観点から描かれている。白土自身がいわれのない差別
という視点があるからこそ、解放同盟も注目する作品になったわけで、
逆の例が「橋のない川」で、部落徹底的に糾弾された(実際には、解放同盟
=日本の声派が共産党を排撃するためだった説もあるが)。
>差別問題の判定基準は出版社にある。
ちがう。出版社には発行するしないの権限はあっても、差別事件と認定するのは同和団体(とくに解放同盟)
出版社は解放同盟が怖いから自主規制するだけ。
解放同盟は解放文学もやってる組織なんで、けっこうチェックは厳しいよ。
312 :
s:2005/12/15(木) 20:56:35
sss
313 :
s:2005/12/15(木) 20:57:35
fusianasanって名前にすると裏技できるよ
カムイ伝の出版社がカムイ伝を出版するために設立されたとは知りませんでした。
カムイ伝の出版と同和団体との間にどんなことがあったのかも知りませんでしたが
出版までに相当な軋轢もあったんでしょうね。
私はあの漫画を小学校の時に読んで部落問題について色々な知識を得ましたが
その知識を悪用というか逆に差別意識が芽生えるというようなことは一切なかった。
それに比べて小学校の道徳の授業は妙な感じだった。
島崎藤村の破戒も下手な人間が読むとどうなるかと思う。
ああでもそれはカムイ伝でも一緒か。。。。
315 :
山宣坊了覚 ◆zqvHAXadqw :2005/12/16(金) 01:10:51
>>311 >差別問題の判定基準は出版社にある
と
>出版社は解放同盟が怖いから自主規制するだけ
は何が違うと言うんだ? 同じだろうが。
316 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/16(金) 16:41:40
島崎藤村の破戒=差別という現実からの逃避=融和主義(差別主義)
カムイ伝=差別と立ち向かう非人たちを描く=解放運動を肯定
ぜんぜん違うんだよ。
カムイ伝はガロ初出だろ?
>>315 読解力ゼロ? 出版社に差別問題の判定(差別と認定)はできない。
被差別部落民のみが「差別表現」「差別事件」を判定できる。
317 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/16(金) 17:15:12
その手の話題は、別のスレッドで、どうぞ。
318 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/16(金) 22:07:47
破戒を融和主義だの差別主義だの言ってる奴に読解力うんぬん言う資格があるとも思えんが。
俺は315じゃねーけどな。
ま、いいや。この話題も終了にしようや。
319 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/16(金) 22:24:01
島崎藤村といえば近代歴史小説の開拓者だね。
『夜明け前』は読み応えあるよ。
320 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/16(金) 22:29:20
読み応え、か。
社会人は読み応えを望んでいるんだろうか?
321 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/16(金) 22:42:04
さあ。
あんな風に硬質で安定感がある上にきれーな文が書けたらな。。。。
322 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/16(金) 22:43:28
情報か、それとも情動か……なんにしろ、新鮮さは大事だよ
323 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/16(金) 22:50:11
新鮮さって意識して得られるものだろうか。
これだけはダメな奴はどう頑張ってもダメな気がする。
324 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/16(金) 23:12:22
さぁ、そこよ。
対象読者が、新鮮さと同時に懐古を求めているかもしれん。そこに難しさがある。
自分の親世代に興味を抱かせるかどうか……
325 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/17(土) 18:01:53
先日、「今日は忠臣蔵の討ち入りの日」のニュースを何度かみました。
疑問なのが、この「討ち入りの日」は、
旧暦の日付なのか、
それとも新暦に直した日付なのか?
ということです。
また、小説で日付を使用する場合は、旧暦の日付なのでしょうか?
それともやはり新暦に直して読者にわかりやすくしているのですか?
@旧暦だろ。新暦なら1月下旬か?
A旧暦使ってる時代の話なら旧暦だろ。
327 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/17(土) 22:35:27
とすると「○○○年前の今日討ち入り」というのは奇妙な表現なわけですね、すくなくとも
「○○○年前」は1年ずれるわけですし・・
(゚Д゚)ハァ?
なんで1年ずれんの?
せいぜい1・2ヶ月の違いだが。
329 :
山宣坊了覚 ◆zqvHAXadqw :2005/12/18(日) 00:02:31
>>327 とりあえず、学校の宿題でもやっておけ。
330 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/18(日) 00:09:38
数字や数値を大事にすることは、大事だよ。
とはいえ旧暦の月日を新暦に直したとしても、いかにせん地球の環境も変動しているから
なかなか体感を一致とまではいかないよ。そもそも討ち入りの時に雪が降っていたかどうかも
あやしいのだけれども、そこはそれ、読者が満足してくれるかどうかのほうが重要だ。
事件の起きた日付を今の暦に照らして言ってるんだろ。
「忠臣蔵は年末の風物詩」である以上、そうしかやりようがないんじゃないのか
332 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/18(日) 00:52:50
雪のない道を火事装束じゃない赤穂浪人たちが疾駆する、ってのも読んでみたいけどね。
いかにせん、忠臣蔵そのものを知らない平成世代がやってくるぜ。
言葉遣いが難しい
いかにも昔の言葉ですよって感じがしつつ、読めばすぐ意味がわかる文章つくるこつはなんだ?
335 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/18(日) 09:01:22
いかさま
336 :
○○国の路上では処女の競り市が立つそうな:2005/12/18(日) 15:27:29
八丁堀の故実は「世界の悲境」って昔の雑誌で読みました、アジア、アフリカ
なんかの未開の土人の話や、世界の赤線で淫売女をどういう風に虐待して楽しんでいるか
なんて話から、関特演やら北支討匪行の武勇伝、雪男やら宇宙人、天台密教とブードウの
呪いの比較、江戸時代の行刑、拷問の実態まで、うさんくさい話をてんこもりに
した愉快な雑誌でした、町奉行所の話は長吏ん坊や下司の話とセットになってたから
復刻されても、この手の話は載せられないでしょうね、差別されてるはずの人間が
権力の手先になって人民を相手に悪逆非道の数々って実例のオンパレードですからして。
337 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/18(日) 15:47:55
まゆつば
338 :
娘が三回ケツを振れば和姦です:2005/12/18(日) 16:45:27
本当だよ、ちっとも痛くないからね、ほれ、もっと尻を突き出しなさい。
339 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/18(日) 20:42:02
もう!尻を二回しか動かしてないのに終わっちゃって!だらしのない!
340 :
名無し物書き@推敲中? :2005/12/19(月) 11:31:32
>差別されてるはずの人間が
>権力の手先になって人民を相手に悪逆非道の数々
これは歴史の通例ですね。現在も同じ状況になりつつあると思います。コイズミとタケナカの市場原理主義によって下流階級におとしめられた若年層が、
率先して同じ下流階級の民衆を食い物にしています。学校のいじめや女の子殺しなども根が一緒だと思います。
時代小説の形を借りて、このいびつな構造を撃ちたいと思っています。
341 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/19(月) 11:59:26
未来や過去を描くことで現在を批判するというのはSFや時代小説に許される特権。
思う存分やりたまえ。
340程度の浅はかな現状認識では大した作品は書けないだろうが
思う存分やるのは自由だからね。
頑張って。
343 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/21(水) 21:28:55
うむ。
というか、そういう(まあどんなんでもだ)目的意識ないと、膨大でかつ緻密な資料あさりなんか
やってらんないざんぬ
344 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/25(日) 22:17:26
明日、仕事に行きたくないでござる
>未来や過去を描くことで現在を批判するというのは
>SFや時代小説に許される特権。
個人的にはすごく嫌いなパターン
現在を批判するなら現在を舞台にした方がいい
人間や社会の普遍性という視点での批判なら
まだしものレベル
小泉の太鼓持ち池宮がそれだな。
347 :
海音寺荘八:2005/12/26(月) 17:16:57
現代を舞台にした小説と歴史小説は賞味期限が意外と短い、半七や銭形なんかの
捕物帳とか江戸名物からす堂なんて能天気なマゲ物は古びずに細々とでも売れていて
絶版にならないし、集めた史料、稗史の類がエッセイなんかのネタに使えて美味しい
んだよね。
現代ものでも、時代ものでも
いいものだけが残っているという
事実に変わりないと思うよ
349 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/26(月) 19:28:22
いやいや、案外、これが絶版なの? ってのはあるぜ。
絶版なんだから「いいもの」じゃないかといえばそりゃそうだが、単に難読だから
売れないとかね。
350 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/26(月) 20:59:17
江戸時代小説で、凄腕の浪人が悪人をばっさばっさ斬りまくるものが
1ジャンルを築いていますが、
考証的には、ああした浪人が人を斬っても罪に問われないないんでしょうか?
商家の用心棒に傭われて夜盗を斬った、としても正当防衛なんて意識ないでしょうし。
351 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/26(月) 22:08:32
相手による。
武家や生臭坊主なら管轄外の上に不祥事ゆえ先方で適当に処理してくれるだろうし、
ヤクザやチンピラなら仲間内の抗争として捜査もされない。
問題は表向きは真面目な番頭さんなどを軌ってしまったらどうなるのかだ。
春秋戦国の故事とか持ち出して上司を諫めてぇ・・・・
354 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/26(月) 22:52:45
>345
個人的な好みをとやかく言うつもりはないがそれこそ場合によるんじゃないか?
例えば戦前の軍部の硬直化した官僚主義なんて今の公務員組織に限らず
不祥事を起こしがちな現代のあらゆる組織や社会全体にまんま当てはまると思うが
前者の結末が悲惨な為に現代を舞台にしたありきたりなノンフィクション小説を読むよりも
場合によってはより身にしみると思うぞ。
355 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/26(月) 23:08:19
現代を舞台に現代社会を批判すると左右に極端にシフトされて捉えられてしまう。
最近だと福井の小説とかがいい例。時代劇だとそういう点で楽なのは確か。
356 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/26(月) 23:36:52
御宿かわせみ だと近々に起こった肉親殺しの事件とか題材に取り入れてるよね
357 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/26(月) 23:39:54
>>350 江戸時代の司法判断は、世間へのみせしめや訓戒を意識する。
地位が上の相手に仇なすのをきつく罰するのが基本の儒教思想なので、
358 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/27(火) 01:21:31
ためしに、時代小説でもトライとか思ったけど・・・・
壮絶に難しいね・・・・・。
当時の歴史の知識とか名前なんかも大変だし
フィクションでも○○藩何々家老とかも難しい
池波さん・・・あなたは、どうやって何々川がとか何々町とか
あんなにも詳細にかけたんですか・・・・って思ってきた。
359 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/27(火) 02:04:48
>>358 そんな簡単なことで難しいと思うなら、小説家の道は諦めた方が良いよ。
>>359 慣れてないと難しく感じるよ。
一年もやれば、すぐに慣れる、それだけのことだ。
361 :
中尊寺日向子:2005/12/27(火) 12:08:34
漫画技法書を読んで見るといいよ、高名な作家の小説作法は偏差値の極端に
高い人にしか解らない様に書かれた、秘伝の伝授なんて禅問答めいた精神論だけれど、漫画
技法書は知能や常識や家庭環境に問題のある子供達が楽しく漫画が描けるように手取り足取り
親切に教えてくれるので、絶対貴方向けです。
362 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/27(火) 15:58:35
小説でもエンタメ系の作家のハウツー本は分かりやすいのが多いよ。
まあ、海外のエンタメ系作家の多くは副業で映画やコミックの脚本を
書いてるから(国内だと筒井康隆もアニメの脚本家出身)エンタメ系に
関しては漫画や映画のハウツー本でも十分参考になるのかもしれない。
文学畑だと意外にも(それとも当然?)実験文学系の人の方が参考になる。
363 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/27(火) 18:49:26
うむ。
ただ、何度か自力で創作してからの方が理解が早くかつ深くなる。
ハウツー本から始めると、前準備でぐずぐずして結局書かない、ってことになりがち。
そういう話なら、歴史・時代小説は「何度か舞台になる場所に足を運んでからの方が理解が
早くかつ深くなる」。これは、やってみる価値大あり。なんつて。
365 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/28(水) 17:44:24
家に刀や槍が沢山有るので、子供のときから庭で古畳なんかを斬ったり突いたり
して遊んでました、祖父に戸山学校式って言う軍刀術や銃剣術を習ったので、殺陣
を書くときには役立つと思います。
366 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/28(水) 17:45:45
かっこいいじゃん
>>353 やめておけ。
故事を知らん上司であれば全く意に介さずに逆ギレするだけ。
それこそ暴君や暗君の類だろうが…
>>360 浅草生まれの浅草育ちの漏れが言う
現在の街並みから江戸を想うのは
かなり基礎知識と空想力いるよ
369 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/28(水) 22:46:41
浅草生まれの浅草育ちなら、そうつれねぇことを言うねぃ
370 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/29(木) 11:31:16
>>367 そういう上司には「燕雀焉んぞ鴻鵠の志を知らんや」と言おうw
>>370 しかし半端にかじってる上司だと、「君は君たり、臣は臣たり」などとぬかしそう
いやそれで十分だよ
十分って、
>>372は上司に対して唯々諾々でも不満ないんだろうか…
上司:嗟呼、燕雀安知鴻鵠之志哉
ところが実は上司は鴻鵠ではなく燕雀に過ぎなかった…と
>>373 その程度の答えが返せるだけの教養があるだけで十分だってこと。
逆を返せば現代人にはその程度の教養も望めないってこと。
俺もだけどね。
377 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/31(土) 17:40:02
2006年かぁ……
早いねぇ。
昭和でさえ歴史の中ってカンジだ
>>376 あんたは謙遜だと思うが、それって酷すぎないか?
いや、たしかに現代日本人の一般的な教養ってずいぶん低いみたいだけどさ…
日本の歴史物書きだが。
春秋戦国の故事なんて何も知らんよ悪いけど。
>>378 俺自身も無教養なんだから他人の無教養を冷酷に断ずるなんてことはできません。
このところ考えることがあってちょっと思っただけなんで誤解させていたらすまん。
俺、建設関係の仕事してるんで、地名とか橋の名前が新しく付けられたりするのを
見ていたりするんだけど、その名前ってのが無味乾燥なつまんねー名前でさ。
南アルプス市とかさいたま市が批判されてるのも結局はつけてる奴に教養がないからだろう。
車の名前はセンスだろうけど地名や人の名前は教養だと思うんだ。
俺も大学時代はパンキョーっつってそんなもん軽んじていたから何もいえねえんだが
教養がないのもつまんねえな、と。
歴史小説とか読んでると余計にそんな気がするよ。
381 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/31(土) 22:41:13
でもね、そういう「インテリじみてない」人のほうが仲間や友人が多いんだよ。
教養は確かに大事だが、教養に触れる機会がなかった大多数の「余計な教養は生活する上で必要ない」という、いわば行動派には煙たがれる……ってことを
識っておかないと社会での適応力を損なうことになるから、まあ、世の中面白いやね。
教養があることと、ウンチク語りが好きなことは別だと思うですけどね。
ウンチク馬鹿は実社会では煙たがられますわな。
ほいでは皆さん良いお年を。
383 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/02(月) 00:05:42
∧∧
( ・ω・) ・・・
_| ⊃/(___
/ └-(____/
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
<⌒/ヽ-、___ オマイラオヤスミ
/<_/____/
385 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/05(木) 21:23:05
あんまり世知辛いのもダメだと言われました
386 :
性革命ブルース:2006/01/06(金) 13:36:36
お江戸の小娘の性生活を活写した時代劇ポルノを書いてます、昔は小町娘みたいな
下町の美少女がおセックスをしないのは、生理に反する野暮な事だとされ、しかるべき
有力者が口を利いて旦那を持たせ、本人は浮気相手の情人を見つけ、旦那一人情人一人
を守っている小町娘は、ちょいと堅物だね、もちょっと砕けて遊んでもいいのにね
なんて言われたそうです、この本をベストセラーにしてロリコン援助交際が合法化
される事を願っています。
387 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/06(金) 19:17:05
それを、現代でやってこそ問題作になろうよ。
江戸時代でやってもな。
江戸の下町を、中流以下の団地住まいあたりに置き換えれば充分可能でしょう
388 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/07(土) 11:33:14
389 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/07(土) 21:59:16
「お江戸ガールズライフ」買え。
390 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/08(日) 15:58:00
商社暗号について面白い話を聞きつけたので、これで一冊書いて見ようと思ってます
大戦中海軍が絶大な自信を持っていた印字機は連合軍に解読されていたが、三井三菱
なんて商社が中立国の駐在員との連絡に使っていた商社暗号は無事だったそうです、
東洋史の授業で安南の年号の考察なんて内容にみんながあんまり退屈してるんで
講師が話してくれた裏面史なんですが何か物になりそうな気がするのでやっつけて
見ようと思います。
391 :
功名が辻:2006/01/09(月) 13:41:24
大河ドラマの出だしで、陣ぶれ受けた武家の奥方が帷子着たままで戦支度
もしないなんて可笑しな時代考証に笑いました、萌黄脅しの女鎧に身を固めて
手柄頼むと夫を送り出してこそ武士の妻ですよね、敵襲にあえば小具足付けた
幼い娘に矢継ぎをさせて防ぎ矢したり、矢種が尽きれば長巻とって打って出て
やにわに雑兵十人ばかりも斬って捨て、天地も轟く大音声、女武者とて雑兵輩
が推参なり、良き敵あらば出でてそうらえなんて大立ち回りを見せてほしいものです。
392 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/09(月) 14:45:13
393 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/09(月) 18:00:58
そこに引っかかったのか……
織田鉄砲隊についてはどうよ?
394 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/10(火) 19:30:39
今年は、平成18年で、昭和81年でもある、ってことに今気が付いた。
18、81。
なんか語呂がいいぜぇ。
395 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/11(水) 23:03:43
無名の作家が多いのがこのジャンル。
志は大きいのに、結果がしょぼい・・・むなしい・・・人ごとながらむなしい・・・
ここの住人で、歴史文学賞に応募し、予選をある程度通過した人っています?
397 :
財閥上に驕れども:2006/01/12(木) 16:17:14
三井や三菱の悪口を書いてはいけません、大先生達もなんでも知っていても
何にも書いてません。
399 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/12(木) 21:02:34
400 :
第一次ソロモン海戦:2006/01/13(金) 13:38:55
第八艦隊は三上軍一中将の指揮の下八月八日に八隻の高速艦を連ねてガタルカナル
の米艦隊を強襲、大戦果を上げた。
401 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/13(金) 14:06:13
402 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/15(日) 22:46:05
自分がなんで「歴史・時代小説」を手に取ったか?
に思いを馳せるといいよ?
403 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/16(月) 13:23:20
大戦中の商社の話が出てましたが、海軍が陸軍の装備が悪くて近代戦を戦えない
ことに気づいて慄然となったのは、母方の実家が財閥の某宮様が兵器輸出用に陸軍
が作ったカタログと外国兵器産業のカタログ多数を軍令部に持ち込まれ帝大教授
と商社高級幹部に説明させた時だったそうで、特に火砲の砲身の命数が米国の
15.5糎長距離砲一万発に比して砲兵工廠製の15センチカノン砲は僅か三百発とのこと
また自動貨車の寒冷地でのエンジン発動困難など問題噴出で、中立国から中古の兵器
を買い付けてせめて陸戦隊の装備を強化しようとしたが時すでに遅かったそうです
こんな内幕物も書いてみたいですね。
久坂裕ってこのスレにいた10さんじゃないかな?
自分が本人じゃないと証明はできないけど、なんか読後感が似てます。
報告まで。
以前と雰囲気が変わったねこのスレ。
忙しくて来れなくなったひともたまに覗いてくれるといいな。
大正以降って、歴史小説の空白地帯だから
期待したいね
今、吉村先生の関東大震災を読んでる
大正時代自体すごく短かったし、年号が変わる寸前に関東大震災などもあって
文学というか出版そのものも暗黒の時代だったのかもしれないね。
当時は出版社もほとんどが中央に集まって展開されていたのだろうし。
第二次世界大戦のあたりは出版社も地方に疎開できたけど、関東大震災については
予知することなどできなかっただろうから、みすみす貴重なものを失って
しまった可能性は高いかもしれない。
408 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/17(火) 21:10:02
写真がある時代って、想像が具体的になるよね。
大正もだけど幕末の写真、土方とか竜馬の写真を見て、
この人がアノだんだら着て実際に人を刀で切ってるんだとか
薩長同盟に活躍したんだとか考えるのは、想像じゃないから
リアル。
人殺しっていえばそうだけど。
409 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/17(火) 23:31:42
震災後は出版黄金時代の幕開けです。
411 :
下がり職&淫売肉体改造:2006/01/22(日) 16:32:56
風俗史の講義で下がり職の業種と生態についてかなり詳細な説明を受け、緻密な時代考証
で知られる高名な漫画家が漫画の筆を折った理由を聞かされて時代小説はうっかり書けないな
って痛感しました、絵草子や名所図会、職人尽くしなんかで裸足で歩いてるのはみんな差別
されてたそうです、また下級淫売は淫売に堕とされたときに通りを良くする為に陰門を
妓夫に切開される事はよく知られていますし映画化もされてますが同時に博労に足の筋を
切られて長く歩けないようにされていたそうです、昔はお武家様の乗馬は尻尾を
振らないように尻の筋を切られていたそうでこの技術の応用だそうです、昔吉原の大火の
たびに穴倉に閉じ込められた淫売が大勢生きながらに焼き殺された理由は早く歩けないから
避難させられなかったからだそうです、昭和三十年頃までは抱えの女の足の筋を切る
娼家は残っていたそうです。
下級て、どのくらいからが下級なの?
無知ですまんが、教えてください。
413 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/26(木) 21:55:54
他人に聞く前に自分で調べないと、この分野はキツイぜ
>>412 遊女三千人御免として、少なくとも半分。
やっぱり史実をうたう以上、ソース欲しいな
都市伝説歴史版にみえてしまう
淫売て……
417 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/30(月) 22:47:48
リアリティ
418 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/31(火) 14:15:11
足の筋ねえ、こないだの戦争で遊郭の防火演習の時には、売女を縄で縛って
数珠繋ぎにして警官と地回りが監視して非難させる訓練をしたそうですが、
遊郭は松島遊郭のような川の中州か、飛田新地のように高いコンクリートの
塀に囲まれて内部が迷路になりながら要点にヤクザが立てば四五人で全体を監視
できる構造になっており売女の逃亡を防いでいたので、道を覚えられないように
大門には近づけなかったそうです、空襲では縄につながれたまま焼死した売女の
死骸を見たという手記を時々見かけます、避難訓練の写真は新聞社のグラフ雑誌に
載ってました。
>>411 その変のことが読める資料、史料がありましたらご紹介ください。
お願いします。
出典なしで、史実らしきものを書きなぐると
とてもアホーなスレになる予感がする
ネタスレ化
このスレも堕ちたもんだ。
423 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/01(水) 20:04:20
ちょいと気取る、ってのが歴史・時代小説を書く時のコツだと思うのね。
わざと下世話にしたり、悪ぶったりすると矮小な印象を与えちゃうというかさ・
なるほど。
お久です。
ゆうべの戦国自衛隊、おもしろかったっす。
千葉真一版を正月に見たばかりなので、比較するのもまた一興。
こういうトンデモ小説が書きたいですじゃ。
426 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/01(水) 21:19:30
では、源平自衛隊。
もしくは、平安夏目漱石、とか。
夏目漱石?
428 :
藪井竹庵:2006/02/02(木) 13:50:34
411>>確か、綿谷雪先生の御本だったろうと思って探したんですが江戸時代がらみ
の本をごっそり入れたダンボール箱が見つからないので確かに解りません、日本
売笑史にも出てた気がするし、そんなに皆さんが知らない話ではないと思っていました
思い出してみると、馬針を使って女の尻になにかするって事でしたね、馬針は
馬の瀉血をするの馬医者が使う極く細見の短刀ですが、一般的には小柄の両刃の
物で脇差に指し添えにするものですが、どちらを使ったのかは書いてなかった
と思います、レマルクの西部戦線異状なしに、尻に銃弾を受けると必ずビッコ
になるという記述がありますから、尻を小刀で刺して迅速な歩行が出来なくする
って方法もありそうですね。
429 :
419:2006/02/02(木) 20:01:25
>>428 ありがとうございます。
レスの中の言葉をキーワードにして調べてみたいと思います。
実は自分の小説の中に似たようなことを書いていましたので、
史実として確認したいとちょうど思っていたところなのでした。
お手数をおかけしてすみませんでした。
430 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/02(木) 23:00:05
自衛隊だと物騒だけど、夏目漱石なら、文化的かな、と。
431 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/03(金) 00:21:04
夏目漱石と紫式部の恋、キモスwwwww
夏目漱石は平安時代じゃもてないよ。下膨れじゃないから。
片思いで終わるだろうね。
433 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/03(金) 05:54:38
そこで、文字だけの恋愛が成立するわけよ
434 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/03(金) 21:43:21
・ 「シグルイ」の経済事情に関しての一考察
江戸時代のことは、わからないことが多い。
虎眼先生が三百石取りの侍といわれても、経済状況がイマイチよくわからん。
ちょっと前に読んだ『武士の家計簿 ―「加賀藩御算用者」の幕末維新(著:磯田道史)』に、詳しい話があったので紹介してみよう。
ただ『武士の家計簿』は、幕末から明治にかけての話だ。
『シグルイ』の舞台である江戸初期とは物価がちがうと思われるので、注意が必要だ。
435 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/03(金) 21:44:21
・ 虎眼流の「三百石」には、どれぐらいの価値があるのか?
シグルイ一巻に虎眼流は「三百石」とある。伊良子清玄の見立てもぴったり同じだ。
伊良子は銭のニオイに敏感らしい。
「三百石」というのは、米が三百石(一石=180.39リットル。三百石は約54117リットル)の収穫ができる領地を持っているということだ。
土地を持っていない人は、米を直接支給される。表現は「切米○○俵」となって、知行持ちより格が下がる。
で、「三百石」の価値だ。
米の値段を現代の価格と比較すると、一石=五万円だそうだ。
「三百石」だと、年収 1500万円となる。
ところが、米の価値は現代とはちがう。
幕末における一石の価値を現代感覚にすると27万円相当になるらしい。
「三百石」だと、年収 8100万円だ。完全になじみのない金額になってしまった。
超セレブ。麦飯喰っている場合ではない。
庭の池には鯉がいっぱいいるに違いない。そして、ぜんぶ虎眼先生に喰われる。
436 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/03(金) 21:45:17
『武士の家計簿』は幕末の話なので、微調整をする必要がある。
日本銀行金融研究所貨幣博物館の説明によると、米価から計算した金一両の価値は江戸『初期で10万円、中〜後期で3〜5万円、幕末頃には3〜4千円』だそうだ。
『武士の家計簿』では、金一両を5万5555円で計算している。
大雑把に、米の価値は倍と考える。
すると、現代感覚でいえば年収 1億6200万円になる。とうとう、億にいってしまった。
たしかに岩本虎眼屋敷には住み込みの使用人が多い。
超リッチな生活だからこそ、雇っているのだろう。
紙ぐらいバンバン使わせてあげてください。
伊良子も性欲おさえていれば、本格セレブの仲間入りだったのに。
しかも、虎眼流には「無双許し虎参り」という副収入がある。
もっとも、1億6200万円の前では小さなものだ。
剣術指南になってからの「無双許し虎参り」は、収入というより剣名を高めるための威武行為なのだろう。
そりゃ、伊達にして帰しますよ。
・ じゃあ、藤木源之助たちはなぜ貧乏なのか?
早い話、内弟子だからだろう。商人の見習いも同じだが、基本的に収入が無い。
城勤めをしていれば、収入があるのだろうが、彼らは働いていないようだ。
ご飯を食べさせてもらって、技を教えてもらえるかわりに、主人に仕えるのが内弟子だ。
虎眼先生が出した謎の液体も拭きとります。
437 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/03(金) 21:47:41
ただ、内弟子はお小遣いをたまにもらうものだ。
師のかわりに稽古の指導をすれば謝礼も貰えるだろう。
虎眼先生はお小遣いを出せそうもないが、謝礼の収入はあると思う。
藤木は得た収入を生家に送っているのかもしれない。
・ 興津三十郎が受け取った「虎三頭の代金」はいくらか?
興津は切り餅(一分銀一〇〇枚(二五両)を紙に包んで方形にして封印をしたもの)と思われるものを三つ受けとっている。
形は若干ちがうかもしれないが、たぶん切り餅だ。でないと話がすすまない。
江戸初期の一両は10万円と先ほど出てきたので、750万円相当の金になる。
ただし、現代感覚の金額だと 幕末の一両は30万円だ。つまり、2250万円になる。
幕末と江戸初期の差があるので、もっと高いかもしれない。
どちらにしろ、興津自身も命がけの裏切りなのでコレぐらいじゃないと つりあわないのかもしれない。
藤木にバレれば斬られる。牛股師範にバレれば"かじき"でつぶされる。
虎眼先生に見つかったら、数個の ぬれた肉塊になってしまう。
興津三十郎にとって一世一代の大博打だったのだろう。
残った虎は別格だから、倒せたら加えて三倍ぐらい もらえたんだろうな。
一億の金で人は裏切れるのだ。
>いやよやめてお兄ちゃん
まで読んだ。
440 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/06(月) 21:21:02
着物の柄の表現に悩みます。
専門用語だと読者にわからないかもしれないし、かといって詳細な外見書かないと考証が疎かと思われるだろうし
自分で挿絵描くw
442 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/07(火) 16:47:18
旗本の家庭の話を書こうと思ったら資料がないね、用人、給人、中小姓、足軽
中間、下男なんてのがいたようだが、ほかにお刀番てのもいたようだし、三百石
と三千石の用人は外出するときの服装も給料も全然違うと思うが良く解らない、お役
についてる旗本の用人と給人は役所に上がりこんで主人の事務を手伝ったそうだが
付与力みたいなものなのか良く解らない、私の家も柳営とは縁のある家なんですが
残ってる日記や書付はつまらないことしか書いて無くってがっかりです。
443 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/07(火) 22:09:37
第三子が男子だったら云々の家系図関連。
歴史ものっじゃねぇーー
444 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/08(水) 14:31:41
付与力?。
445 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/08(水) 17:37:21
付き与力、ってことでしょうかね?
446 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/08(水) 17:44:56
それにしても、無名草子さんたちとは、さぞやすごい作家先生の匿名書き込みなんでしょうね。
作家なんて才能が全てだから、津井ついみたいに、いくら努力したって駄目なものは駄目ですよ。
私なんか、早々に見切りをつけて趣味の世界で細々ですから。
小説現代ショートショート・コンテスト優秀賞受賞 阿部敦良
447 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/09(木) 14:22:39
すいません、内与力です、町奉行が任期中だけ自分で任命する与力。
誤字や勘違いは
このように怖い
449 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/13(月) 20:45:47
5w1h。
暖めてるプロット、これにあてはめてみ?
紀子さまのご懐妊って
壬申の乱並のクーデターだと思わん?w
451 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/14(火) 13:18:36
紀ちゃんは、中出し専門
453 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/14(火) 18:10:59
後年、悪女とされる可能性はなきにしもあらず
454 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/15(水) 13:01:48
御所の中のことは書けないなぁあ、将軍家のスキャンダルは書けても、財閥やら
組のスキャンダルも書きにくい。
456 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/20(月) 14:43:46
時代は幕末、所は花の大江戸、主人公はめっぽう腕の立つ侍か岡っ引きてのが
定番だし確かに一番書きやすいね、有明夏夫さんみたいに舞台を幕末の大坂に
して、坂本竜馬やら新撰組が右往左往する話を書き出したんだけれど、地名から
情景が立ち上がってこないので難しいね、東京ならなんとなく赤坂見附とか日本堤
でイメージが匂ってくるんだけどね。
古地図ぐらい買えよ。
江戸時代のものなら入手は容易だぞ。
458 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/20(月) 17:25:04
こっちは解っても読者のみなさんが解ってくださらないとね、大阪は東京以上に
景観が変わってるんでね、大体田舎の人が知ってる大阪の地名って御堂筋くらい
じゃあないの。
459 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/20(月) 21:03:35
なにいってんだ、その場にいるように書くのが文章技術ってもんじゃろうが?
自分で街並みをイメージできないとその場にいるようには書けないよ。
藤沢周平みたいに架空の街並み作るぐらいの想像力あるなら別だが、
そうでなければ当時の地図でイメージしながら書くのが手っ取り早い。
具体的な地名が読者にわからなくても作者のイメージが伝わればいいのだ。
461 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/21(火) 00:38:12
>>456 >地名から情景が立ち上がってこない
>>457氏の言うとおり、古地図を買え。それでもダメなら、筆を折れ。
まあ、情景描写の基本は自分の家の近所を
そこへ一度も来たことない人に説明するようなもんだ。
地名を列記するだけじゃダメ。
まず自分がイメージできなければ何も書けない。
馬鹿が湧いてるな。嘘書いたって、読者に受けるならそれでいいんだよ。
464 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/21(火) 15:55:46
465 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/21(火) 16:45:24
大阪の古地図は駄目よ、商人の町なんだけれど、地図は官許のものだから
御城代とか、東西町奉行所、各藩蔵屋敷、神社仏閣は書いてあるけれど、
船場今橋の住友吉左衛門、鴻池善衛門、道修町の武田長兵衛なんて名だたる
豪商の屋敷やお店はなんも書いてないからね、町屋は町名だけだからね。
466 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/21(火) 19:53:33
それにしても、無名草子さんたちとは、さぞやすごい作家先生の匿名書き込みなんでしょうね。
作家なんて才能が全てだから、津井ついみたいに、いくら努力したって駄目なものは駄目ですよ。
私なんか、早々に見切りをつけて趣味の世界で細々ですから。
小説現代ショートショート・コンテスト優秀賞受賞 阿部敦良
467 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/21(火) 21:03:09
ひさびさに来たらえらい雰囲気がかわってる!
468 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/22(水) 11:08:32
「信長の棺」の次は「秀吉の枷」にしましたが家康はなににすればいいですか?
469 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/22(水) 14:54:04
「家康のふんどし」この人は危機に遭遇するとクソをたれる習性があるので
いろいろ逸話が有るから面白いよ。
470 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/23(木) 23:02:48
家康の安居 だろう。苦労人じゃけん
471 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/24(金) 14:33:18
三田村鳶魚全集を貰ったんだけれど、時代考証の権威にしては変な事を書いてるね
岡っ引きは十手を持っていなかったって言い張ってるけれど、十手って誰が持ってても
いいのよ、町奉行配下とかの印はつける房の種類で決まってるだけだからね。
472 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/24(金) 19:43:45
房付きのを持ってない、ということでしょ?
ま、民間人の岡っ引きと、奉行所所属の小者との差について
舌足らず、ってんならわかる。
473 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/25(土) 14:23:16
刀剣柴田、柴田光男社長御逝去、もう、あの名調子の解説が聞けないと思うと
寂しいです、達意の文章で綴られた著書にも想い出が深いです、合掌。
474 :
名無し物書き@推敲中?:2006/03/01(水) 22:43:30
庶民に変わる名詞はないかのぅ。
どうも庶民、じゃ貧乏くさい。
うちなんか先祖代々農民ですが。
477 :
名無し物書き@推敲中?:2006/03/02(木) 19:34:37
わかんねぇぞ、娘の誰かが大名の側室になってて子供をつくってる、なんてこともあるかもしれねぇ。
先祖なんかたっくさんいるんだ、好きに想像汁
うちなんか、先祖代々坊主ですが
小学校のときから渾名は住職
いまは普通に住職
479 :
名無し物書き@推敲中?:2006/03/04(土) 23:21:33
住職ならなに書いても話題性あるがな!
まして歴史物なら……うらやましぃ!
480 :
名無し物書き@推敲中?:2006/03/05(日) 13:34:20
私のうちは高級旗本ですが維新と空襲で記録も失われてますし普通の家と
変わりませんよ、ただ、ヨーロッパに行くと貴族と間違えてくれますので
見えないなにかが有るのかも知れません。
つまり精神的な疾患がある、と
つまり苗字は、松平か、水野かってとこかい?
483 :
名無し物書き@推敲中?:2006/03/06(月) 19:37:35
大大名じゃなきゃ、譜代じゃなきゃだめとかそういうレベルなのか!?
484 :
名無し物書き@推敲中?:2006/03/07(火) 14:56:05
京都の古美術商で幕末の網襦袢ってのを見せられた、鎖帷子と違って、ピアノ線
を細紐に仕込んで網に編んで襦袢に縫いつけたもので、鎖帷子より随分軽いから
常時着用可能らしい、昔の映画を見ると明智光秀なんかの豪傑や、銭形平次なんかも
着ていたから本当に使った物だろう、あんまり安いので太秦の撮影所で使った衣装
なんではないかと思って、とりあえず金を持ってくるまで置いといてって頼んで来たけれど
本物なら良く調べて、これで何か書いてみようと思います。
江戸時代にピアノはないだろ。
486 :
名無し物書き@推敲中?:2006/03/07(火) 20:09:11
四十七人の刺客だったかで、討ち入りを冬にしたのは
鎖帷子を着込むと熱いから、ってのがあったな。
網襦袢ってのは夏物の下着のことじゃないのか?
網の目で風通しがいいから涼しいとか、そんなのだったと思う。
↑
だから、常時身に付けてたら錆びるんじゃないかな。
時代小説でも新人を目指すなら
新しいこと、誰もやってないことを見付けないと
その点、山本周五郎、山田風太郎の2人はすごかったんだなぁと、
今さらながら嘆息
490 :
名無し物書き@推敲中?:2006/03/08(水) 18:10:19
いやいや、案外著名作家の「後継者」を欲しているのもこの分野。
藤沢周平だって目新しいところはあんまりなかった。
ただ、並外れて達者なだけだ。
峰隆一郎くらいになれば、あれはあれで需要があるけどな。
なるへそ
出版側も売り込みやすいし、書評・解説だって書きやすいわな。>後継者。ポスト。
494 :
名無し物書き@推敲中?:2006/03/09(木) 14:10:52
時代小説作家は文壇での地位が低いので、まずは純文学で賞をとって実績
を作ってから、余技って感じでやらないと精神的にまいるらしい、司馬さん
みたいに大新聞の幹部出身なら大丈夫だろうけどね、池波さんなんかでも
不遇の純文学作家に善意の手をさしのべて、その手を咬まれたり撥ね退けられたりして
ご本人は泰然としていらっしゃったそうだけれど、周囲の編集者なんかを
大分やきもきさせる事があったらしい、まあ、学歴の問題もあるけどね
柴田先生なんかなら文学論をやっても吉行や辻、遠藤に教えを垂れる立場
だったんだから。
まあ丁稚上がりの吉川英治ならばそういうコンプレックスも強かったろうが、
これから時代小説書こうという椰子が純文学中心の文壇にあこがれるだろうか。
そもそも昔と違い、いまはある程度の学歴(もしくは相当の教養)がないと、
時代物みたいな特殊な分野の小説はちょっと書けないんだから。
(吉川英治の時代は漢文の素読くらいは小学校卒でもできるヤツがいた)
496 :
名無し物書き@推敲中?:2006/03/09(木) 19:53:42
まさに時代錯誤の時代小説家観
497 :
名無し物書き@推敲中?:2006/03/10(金) 13:46:20
まあ、ジャンルや賞歴、学閥で厳然たる文壇カーストは依然として強固な物
が有るのは事実なんだけれど、作家が集まって何かやる機会が減ってしまったし
全然お付き合いしなくても平気な時代ではあるね、出版社側が接待の場所やら
出版記念パーティで差をつけてるのを本人が気にするかどうかだ。
498 :
名無し物書き@推敲中?:2006/03/10(金) 20:01:39
なんか、非常に痛い会話が続いてるな
499 :
名無し物書き@推敲中?:2006/03/10(金) 20:24:41
どんな学閥が?
500 :
名無し物書き@推敲中?:2006/03/19(日) 22:06:13
自分が書かなくても存在する名作があれば充分だと思った時が筆の折どき
501 :
名無し物書き@推敲中?:2006/03/23(木) 21:35:00
ttp://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/gakugei/news/20060321k0000m040148000c.html ttp://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/gakugei/news/images/20060321k0000m040152000p_size6.jpg 藤沢周平:無名時代の短編小説、14編も見つかる
「蝉(せみ)しぐれ」などで知られる作家、藤沢周平(1927〜97)がデビュー前に書いた時代小説の短編14編が見つかった。
情感あふれる藤沢文学のルーツを示す貴重な資料だ。このうち2編が22日発売の「オール読物」(文芸春秋)4月号に掲載される。
元編集者で藤沢文学に詳しい阿部達二さんが同誌で発見の経緯を説明している。
それによると、藤沢の長女遠藤展子(のぶこ)さんが、作家の故郷の山形県鶴岡市が準備中の記念館のため、
雑誌を整理中に、藤沢の短編の存在を確認。さらに古くからの愛読者の情報提供もあり、合計14編の存在が明らかになったという。
14編は「読切劇場」「忍者読切小説」「忍者小説集」の3誌に藤沢周平の名前で1962〜64年に発表された。
江戸下町の市井もの、忍者もの、隠れ切支丹ものと題材はさまざま。生前の全集には収録されておらず、作家本人も存在に言及したことがない“幻の短編群”だ。
今回掲載されるのは「上意討」(64年)と「佐賀屋喜七」(63年)。「上意討」は庄内藩の抗争を描き、「佐賀屋喜七」は藤沢には珍しい悪妻もの。
いずれも端正な文章で人間関係の機微をすくいあげており、後年の名手ぶりを予見させる。2作以外の作も、同誌に順次掲載される。
藤沢は71年に「オール読物」新人賞を受賞してデビュー。14編が書かれた時期は業界紙の記者をしながら創作を試みつつあった苦闘時代だ。
63年10月には妻を亡くしている。阿部さんは「(これらの作品を)崩れ落ちそうな精神の支えとし、のち世に出るための助走としたのである」としている。
2006年3月21日 3時00分
初期以前の藤沢作品なら、さぞや救いがないほど暗かろう。
503 :
名無し物書き@推敲中?:2006/04/04(火) 13:56:22
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060404-00000114-kyodo-ent 村上元三氏が死去 時代小説で活躍
「次郎長三国志」「佐々木小次郎」などの時代小説で知られる作家の村上元三(むらかみ・げんぞう)氏が
3日午後2時6分、心不全のため東京都世田谷区の病院で死去した。96歳。東京都出身。自宅は非公表。
葬儀・告別式は16日午後1時から東京都台東区上野公園14ノ5、寛永寺輪王殿で。喪主は長男慧(さとし)氏。
青山学院中等部在学中から同人誌に小説を発表。1941年「上総風土記」で直木賞受賞。
戦後「佐々木小次郎」を新聞連載、流行作家になった。「加賀騒動」「水戸黄門」「平賀源内」など現代的な視点で、時代小説に新しい光を当てた。
舞台劇や映画、テレビドラマの脚本も多い。
4月4日13時40分更新
504 :
名無し物書き@推敲中?:2006/04/04(火) 15:40:34
純文学なんて、筒井やすたかの時代から
ブンガク扱いだったと思うのだが。
>>503 正直、まだご存命だったことに驚いた。
ご冥福をお祈りします。
506 :
名無し物書き@推敲中?:2006/04/06(木) 01:05:22
507 :
名無し物書き@推敲中?:2006/04/06(木) 13:56:40
筒井康隆作品か文学と認められだしたのは「文学部唯野教授」以降ですね
それ以前は御本人も純文学の作家にコンプレックスをもって接していました。
調べれば調べるほどクソつまんなくなっていく
509 :
名無し物書き@推敲中?:2006/04/17(月) 22:39:52
そりゃ自身の独創性を発表するのが怖いからだ。
510 :
名無し物書き@推敲中?:2006/05/01(月) 09:01:54
GWなにしてる?
史料集め? 書いてる? 遊んでる? 仕事してる?
ずっと書き込みがなくてさみしいから質問してみました。
511 :
名無し物書き@推敲中?:2006/05/01(月) 18:11:11
仕事絡んだ飛び石連休だけど、大型書店と古書店巡りしてネタ探しかなー。
これまであまり興味のなかった新選組も、あまりにもガイド本が古書店に
置かれているのでまとめ買いしたりしてる。10冊以上買っても、専門書の半分にもならねぇから
まあ集まる集まる。ビジュアル面で戸惑うとこもあるけど、なんでこんなに人気があるのかの
方に興味を持ったよ。
そりゃ、古本屋なら新選組だらけでしょ
NHKの人造ブームが過ぎ去った後だからさ
513 :
名無し物書き@推敲中?:2006/05/02(火) 21:02:25
512は、そういう誰でも思うことからネタを広げていく訓練をすること。
514 :
名無し物書き@推敲中?:2006/05/05(金) 06:11:40
515 :
名無し物書き@推敲中?:2006/05/05(金) 13:05:51
京都って、迷信で金集めてるところなのにな。
迷信なんて言い出したら、葬式成り立たない
結婚式も無理
宗教も駄目だろ
皆がわかっていてやってる事に口出してもねぇ
まぁ、池田教まで行くと悪だけどね
517 :
名無し物書き@推敲中?:2006/05/07(日) 21:54:32
信長、竜馬は当たり前として、3位エジソンってのは、どうも??
本田美奈子がランクインするような番組に
コメントの価値ないだろ
519 :
名無し物書き@推敲中?:2006/05/08(月) 16:56:38
100松尾芭蕉、99ニュートン、98明智光秀、97一休宗純、96ショパン、95太宰治、94リンカーン、
93ジャイアント馬場、92サリバン先生、91本田宗一郎、90マゼラン、89夏目雅子、88ファーブル、
87孔子、86杉田玄白、85植村直己、84本田美奈子、83ジャンヌダルク、82円谷英二、81アンディ・フグ、
80与謝野晶子、79シュバイツァー、78マルコ・ポーロ、77パブロ・ピカソ、76伊藤博文、75コロンブス、
74東郷平八郎、73仰木彬、72エルビス・プレスリー、71徳川光圀、70クレオパトラ、69加藤大治郎、68曹操、
67真田幸村、66佐藤栄作、65キュリー夫人、64上杉謙信、63黒澤明、62イエス・キリスト、61吉田松陰、
60キング牧師、59勝海舟、58ライト兄弟、57いかりや長介、56大石内蔵助、55マリー・アントワネット、
54松田優作、53沖田総司、52ブルース リー、51田中角栄、
520 :
名無し物書き@推敲中?:2006/05/08(月) 16:57:32
50伊達政宗、49杉原千畝、48チャールズ・チャップリン、47千利休、46石原裕次郎、45伊能忠敬、44卑弥呼、
43武田信玄、42大久保利通、41近藤勇、40二宮尊徳、39ジョン・F・ケネディ、38宮沢賢治、37山本五十六、
36モーツァルト、35紫式部、34高杉晋作、33夏目漱石、32マハトマ・ガンジー、31オードリー・ヘップバーン、
30尾崎豊、29宮本武蔵、28諸葛亮孔明、27ジョン・レノン、26聖徳太子、25ナポレオン、24手塚治虫、
23レオナルド・ダ・ヴィンチ、22アイルトン・セナ、21源義経、20ベートーベン、19ウォルト・ディズニー、
18吉田茂、17ナイチンゲール、16アンネ・フランク、15福澤諭吉、14美空ひばり、13アインシュタイン、
12ダイアナ元妃、11西郷隆盛、10土方歳三、9ヘレン・ケラー、8マザー・テレサ、7野口英世、6徳川家康、
5松下幸之助、4豊臣秀吉、3エジソン、2坂本龍馬、1織田信長
521 :
名無し物書き@推敲中?:2006/05/09(火) 14:21:55
赤線跡地に残る料亭で女郎に加えられた折檻の数々を描いた絵巻物を見せてもらって
大いに参考になりました
522 :
名無し物書き@推敲中?:2006/05/10(水) 21:13:58
描写するのは難しいでしょう。
523 :
名無し物書き@推敲中?:2006/05/12(金) 14:38:44
京都嵐山の大河内山荘で大河内傳次郎の殺陣を見てきた、大河内は殺陣に刃引き
した本身の刀を使ったそうだが、本物の斬り合いの味が出てて非常に良かった
岡っ引きが使う、十手、呼子、投げ縄、目潰しの使用法も参考になる、梯子や
戸板、大八車を使った捕物の様子も本物だと思う、ちなみに当時の太秦の撮影所には
四ヶ所と呼ばれる捕物に従事した老人達や、元同心なんかが働いていたそうだ
524 :
名無し物書き@推敲中?:2006/05/14(日) 08:03:16
中国の歴史って、建国→酒池肉林→農民反乱→滅亡→建国
大体この繰り返しだよな
525 :
名無し物書き@推敲中?:2006/05/21(日) 22:27:06
昭和もの、くるねぇ。
526 :
名無し物書き@推敲中?:2006/05/23(火) 19:15:13
527 :
名無し物書き@推敲中?:2006/05/24(水) 12:59:37
十手術を習い始めたよ、三河町の半七親分も習っていた流儀だそうな
528 :
名無し物書き@推敲中?:2006/06/01(木) 05:56:04
清水の次郎長だ
529 :
名無し物書き@推敲中?:2006/06/02(金) 20:15:39
幕末なんで驚いた
今度は津本陽が倒錯。
531 :
名無し物書き@推敲中?:2006/06/03(土) 22:45:43
正直、友達がすくないから盗作しちゃうんだと思うんだ。
532 :
名無し物書き@推敲中?:2006/06/03(土) 23:07:30
>>527 殺す気で刃物をふるう相手を、生かして捕らえてしまおう。って発想は
じつはかなり珍しいんだよね。
士族しか帯刀出来ない時代なんだから相手にするのは包丁程度だろ。
十手持ちが刀と戦う機械なんてまずない
534 :
名無し物書き@推敲中?:2006/06/04(日) 12:30:31
藻まえら!越後長岡の藩士の心得として江戸後期の武士の規律書とされていまや幻とされた『昇平夜話』が発見されたぞ!
535 :
名無し物書き@推敲中?:2006/06/04(日) 16:33:03
てかね、十手って実は火事道具なんですって、江戸の火事場では町人でも
帯刀が許されてたんですが、抜刀することは硬く禁じられてたんですね、
だもんで旗本や御家人の組屋敷では多く次男三男の腕達者が集まって
避難民なんかの誘導やらをしてたんですが心得違いの輩をぶちのめすのに
十手を使ったらしいです、大名屋敷なんかから奥女中が市中に避難するとき
には薙刀を各自で持って小刀を一本指していたそうですが、鞘を外しては
いけないので警護の侍が十手で痴漢なんかをぶったたいたそうです
536 :
名無し物書き@推敲中?:2006/06/04(日) 19:19:25
そんなら鉤のない木の棒でよくない?
537 :
名無し物書き@推敲中?:2006/06/05(月) 16:27:10
帯にさせないと不便だよ、両手が使えないもの
538 :
名無し物書き@推敲中?:2006/06/05(月) 18:30:45
大奥の門番は、忍者なんだよね?
539 :
名無し物書き@推敲中?:2006/06/05(月) 20:55:04
柳生が忍者というのは、作家の妄想だぞ?
540 :
名無し物書き@推敲中?:2006/06/06(火) 13:16:26
忍術ってのが、そもそも大した代物じゃあないんだよ、山賊やら野武士、夜盗
のゲリラ戦用裏テクでしょ
541 :
名無し物書き@推敲中?:2006/06/08(木) 01:02:32
嘘つけ
でかいカエルを呼び出すことくらいはいくらでもできたはずだ。
542 :
名無し物書き@推敲中?:2006/06/08(木) 14:59:58
オランダから密輸入した食用蛙を投げつけて、でっけぇえ蛙だべってビックリ
してる間に逃げたんだよね
分身の術のことをまだ妖術で個体を増やしていると思ってるアホがいる
あれはもの凄く速く動いて残像でたくさんいると思わせてるだけ
それはまたアホな術だね。
545 :
名無し物書き@推敲中?:2006/06/10(土) 22:32:54
かつて、死ななかった人はいない。
人生は一夜の夢。
546 :
それからの小次郎:2006/06/11(日) 15:51:48
佐々木小次郎は巌流島でぶん殴られて気絶した後、目を覚ましてから巌流島の砂
をビニール袋に詰めて、また来いよー、夏が有るぞーって言う大声援を背に受けて
故郷に帰り、武道具店「巌流」を開いて子供達に巌流島の決闘の法螺話をする
名物オヤジとして過ごしたそうだ
ええ話や(ノД`)
548 :
名無し物書き@推敲中?:2006/06/11(日) 22:42:46
大河は戦国ばかりかと
549 :
名無し物書き@推敲中?:2006/06/12(月) 12:49:40
なぜか、幕末物をやると視聴率が下がるそうだ、僕が一番好きだったのは「竜馬がいく」
だったんだけれどね、「山本五十六」とか「坂井三郎 空戦記録」なんてのを
やってほしいな、隊長、列機もすでに無し、残るゼロ戦、我一機、百にも余るグラマンのまっただ中へ
突っ込んで、目指すは敵の隊長機、ドッと火を噴く20ミリなんて場面を見て見たいです
異説と新説で戦国史を書いてみるの、どう?
視点は明智光秀(じつは天海僧正・江戸時代まで生きる)
川中島(女謙信とそれに恋をした信玄の愛憎)・桶狭間は迂回説を否定(信長が降伏すると見せかけて義元を騙し討ち)
秀吉は帝の御落胤で、朝廷がひそかに援助・本能寺の変は朝廷と家康と秀吉の陰謀
光秀(天海)の画策で豊臣が強引に滅ぼされる・じつは信長が生きていて宣教師、困った
家康はキリスト教を全面禁止・鎖国・・・・
551 :
名無し物書き@推敲中?:2006/06/13(火) 13:44:57
八切止男なんかがやってるからなぁあ、どうせカッ飛ぶなら、鞍馬天狗は坂本竜馬
が覆面をかぶって暴れていたのだよ、位の飛躍がほしいな
NHK大河「新選組」の鞍馬天狗設定がひそかカッ飛んでいた件について
553 :
名無し物書き@推敲中?:2006/06/13(火) 14:44:52
仮想歴史ものなら祥文社やら学研でやっとるがな
554 :
名無し物書き@推敲中?:2006/06/14(水) 22:04:19
さぁて、歴史物というこのジャンル
なにより古本、古書、絶版資料、さらには古文書にまで手を広げていくのが必然の
じつに因果で途方もない道々
実際、僕の書庫もかびくさい「歴史と旅」が、むっと匂ってるわけだけども、諸君らはどう?
555 :
名無し物書き@推敲中?:2006/06/14(水) 22:26:05
うちはかび臭い歴史読本がにおっとるで
>554
この人の年齢を当ててみよう。
65才でどう?
557 :
名無し物書き@推敲中?:2006/06/15(木) 13:46:00
資料なんて杉浦日向子さんの漫画を読んどけば万全です、あとは想像力だよね
558 :
名無し物書き@推敲中?:2006/06/15(木) 21:46:14
杉浦日向子の元ネタをさぐらんと・・・
559 :
名無し物書き@推敲中?:2006/06/15(木) 23:57:12
杉浦日向子や田中優子、石川英輔らは
反動で江戸時代を理想化しすぎ。
いわゆる「江戸幻想」一派だな。
最近は時代小説もそういうものが多いが、
やはり彼らの著作を基にしているのだろう。
560 :
名無し物書き@推敲中?:2006/06/16(金) 05:57:49
というか、読者がそれを望んでいるんだな。
武将や剣豪に多くの女性読者を引きつけ続ける魅力があるかといえば……
561 :
名無し物書き@推敲中?:2006/06/16(金) 12:36:23
そりゃTVドラマで平気で史実を無視した内容でOAしてるんだから、
マンガまがいの歴史小説が闊歩できるんだろうよ。
ホント、ちゃんと1級資料使えよ!って誰も思わないんだろうか。
562 :
名無し物書き@推敲中?:2006/06/16(金) 18:11:52
完全ノンフィクションだと痛快感が薄い、ってのはあるんだろう。
それこそ金さんや水戸黄門や吉宗を史実通りにやっても、毎週楽しい活劇が
みられるもんじゃないしな。ま、単純に、お歯黒の人妻では女優の魅力が消える。
あくまでテレビでみる芝居なわけだから、そこに目くじらたてても…。
563 :
名無し物書き@推敲中?:2006/06/16(金) 19:14:55
このスレの住人の、歴史上の人物(実在の人物)の残した言葉で一番好きなのは
なんですか?
自分は、
高杉晋作
「おもしろき こともなき世を おもしろく」
564 :
名無し物書き@推敲中?:2006/06/19(月) 12:22:51
若造が、〜である。とか偉そうに書くのはなんとなく気が退ける。
そうした作者の説明が物語の流れを断ち切ってしまっているのではないかとも思う訳で。。
作者が顔を出さずに済ませられる方法はないものか・・・
歴史文学賞応募した椰子いる? 俺、今日出してきたよ。推理小説→人情話→歴史文学
と変化した。プロにはなれないわ、俺 orz
566 :
名無し物書き@推敲中?:2006/06/19(月) 12:51:25
史実を踏まえた上で、なお大胆な解釈の成り立つ作品が書ければ
他の分野でよりはプロ化への道は早いかもよ。
史実→多少踏まえた
大胆な解釈→かなり大胆
だめでつか。
宮部がかなりちゃちな時代物推理かなんかで取ってなかった? あんなもんでいいのか
って、応募しちゃったけど、間違ったのかも orz
でも、粘土こねはじめると、なんになるかわかんないだお。
568 :
名無し物書き@推敲中?:2006/06/19(月) 13:18:14
宮部みゆきは2人もいらないでしょ。
今までちょっと停滞してたよね、このタイプ。ってのが狙い目。
569 :
名無し物書き@推敲中?:2006/06/19(月) 18:17:39
>>564 書き手がそんなに小心者では、書かれる人物たちはもちぃろん、展開もダイナミズムに欠けていやしないか?
つか司馬遼太郎しか読んでないんじゃなかろうか?
570 :
名無し物書き@推敲中?:2006/06/19(月) 18:25:35
昔の剣の達人とかは本当に背後に人がいるのが分かったりしたのだろうか。
後ろから斬りかかってくる刺客の剣先を鍋の蓋で受け止めたりできたのだろうか。
昔の人じゃなくて、小説の話だろ。
そんなつまらん回答はいらんから。
両手で体重乗せた真剣の一撃vs厚さ数センチの木の板(片手と言うか指数本で保持)
>571
ドリフのコントを見ればわかる
合気道の祖、森田翁は80才にして、掛かり取りの相手の小指を瞬間につかみ、
優雅に投げ飛ばしておったぞ。俺はその動画を見たんだが、実戦を見た椰子も
いると思うぞ。
合気道の祖、森田翁は80才にして、掛かり取りの相手の小指を瞬間につかみ、
優雅に投げ飛ばしておったぞ。俺はその動画を見たんだが、実戦を見た椰子も
いると思うぞ。
連投間違った、スマソ。
579 :
名無し物書き@推敲中?:2006/06/21(水) 21:40:23
そもそも鍋の蓋で受け止められた武蔵、というのがフィクションなわけだ。
しかし
それを「知っている」読者は、それ以上の「スゴイこと」を望むわけだ
580 :
名無し物書き@推敲中?:2006/06/22(木) 14:53:54
戦国時代に人質にされたお姫様やら若殿様は、親が謀反の疑いを掛けられるや
すっ裸にひん剥かれて、青竹で肛門から口まで串刺しにされて、親が立てこもる
砦の門前に晒し者にされたそうだが、大抵は家臣の子供が身代わりになり、姫様
なんかは苦しまないように一刀の元に斬首されたらしい、身代わりになって、なぶり
殺しにされる子供は大変だったろうね
>>580 つまり謀反を受けた相手が、本物はかわいそうだから、家臣の子供でもいいよって言うの? 本物は
苦しまないように一刀で斬首するからって、そうやってくれるの? 謀反人の子供なら
思いっきりやりそうな気がするんだけど、どーいうこと?
>580
当時は男尊女卑なので家督を継げない娘に人質の価値無し。
母親差し出すなら別だけどな。
また人質は大抵より強い(より文化レベルの高い)土地に行くわけだから
勉学には向いている。謀反さえなければ一種の留学に近いわけだ。
家臣の息子を差し出すってのも人の口に戸は立てられない。
領主にすればバレたとき内外のリスクが高すぎるので滅多にやらない。
また差し出した家臣及び息子は好待遇になる。
ヤクザが親分の代わりに刑務所行くような感じだな。
その辺に触れずに単に殺される子供は大変って意見は的はずれ
まあ、娘だったら人質じゃなくて嫁に出すよな普通。
人質扱いで嫁に出された姫が謀反の連座で殺されることはないの?
嫁に出した以上くれてやったものだから、どうしようが先様の勝手。
婚姻外交とはそういうもんだが、とはいえ断交するときは普通は実家に帰す。
人質としての価値よりむしろ親善大使のような存在だからな。
他国の嫁もらうと一緒に侍女とかもくっついてくる。
それがさらに家臣と結婚したりして、だんだん互いの交流が深まって、
両国の関係がそう簡単には険悪にならないようになってる。
なーるほろ。国許にお姫さまが返されるような事態になると、その家臣やら侍女やらも
仲を割かれたりすることがでてくるわけね。悲恋多そうやわ。
>584
その場合は謀反した親の責任で殺されるんじゃなくて
親の謀反を止められなかったお前が悪いってことになる。
588 :
名無し物書き@推敲中?:2006/06/24(土) 08:40:11
ちょうど今朝、細川ガラシャの特集が朝日で組まれてたよ。
光秀の娘なのに生かしおきかつ離縁もせず……ってのはやっぱり珍しいわなぁ。
それだけ美女だった、惜しかったってことなんだろうけど家臣からすれば
はらはらものだったろう
589 :
名無し物書き@推敲中?:2006/06/29(木) 21:55:43
590 :
名無し物書き@推敲中?:2006/06/30(金) 13:43:56
昔は、身分が違うと、扱いが違うのは当然、貴族階級には連帯感があるから、
貴族の子供は、たとえ謀反人の子供でも憐憫の感情があるし、自分の子供がそういう
立場になったときに助けて貰えるかも知れないから、酷い事は避ける、家来の子供
は愛玩犬の子供位の価値、徒歩足軽なんかは虫けら、江戸時代でも、絵島生島事件
とかで蛇責めなんかを受けるのは、侍女とか乳母、また、若様、姫様がおいたをしたときに
身代わりに、焼け火箸をおしつけられて折檻される役の子供が飼われていた
へえ
でもその折檻をおいたをした若様に見せて
「あっ、熱そう!!」とか思わせてそれが折檻になったってことかい?
592 :
大久保彦左衛門:2006/07/01(土) 14:05:49
人の上に立つ者が、道を誤れば、下々がいかに難儀をこうむるか、若様、ようく
御覧下されって事ですね
本気にすんなよ
594 :
名無し物書き@推敲中?:2006/07/01(土) 15:14:53
天皇にしても、やっぱそういうハイリスクに生きるから敬われるんでないのかな。
実際はどうあれ。
それはギャグで言っているのか?
596 :
名無し物書き@推敲中?:2006/07/01(土) 20:01:57
なんでギャグよお?
ここは、日本史板じゃなく、小説板
ソースを出す椰子もないし、
史実を語ると嘘っぽくていけねぇ
あくまで小説という前提で語ろう、読もう
590とか本気にしたのだが、それも虚構ってことか?
基本的知識があまりないので俺には逆に本当っぽく思えてしまった。
虚構ならもっと嘘っぽく語ってくれ。
全て何らかの説に基づいてるって事だ。
600 :
名無し物書き@推敲中?:2006/07/02(日) 10:07:09
思わず信じさせてしまったくらいだから、小説のネタに使えるお。
601 :
名無し物書き@推敲中?:2006/07/02(日) 17:42:10
みんなしばりょうのほらに毒されすぎ
法螺っていうなよ仮にも物書きが。
ホラでいいじゃない
ホラこそ物語の基本。
どれだけ史実に準拠するかにも拠る。
伝奇っぽくやるなら、多少どころか、相当にウソ設定したって構わない。
新撰組の活動を書くんならば、たぶん「史実に基づく新解釈」がメインになる。
曖昧だなあ
新撰組のやおい系もあるし、
NHK大河みたいな史実無視もある
んなもん、作家のスタイルだろ
7SIkDbglW. <= #%U)W\-Gn
7siQEMuLE2 <= #VU)XN:+}
774Jw6aA1g <= #bU)X#!l4
7SiAL20SBc <= #kG1I|Ei6
7SIfi8Fbow <= #mG1NTBHB
7SiKdS4D3Q <= #uG1cc.fL
.7sieg/e7w <= #)G1)XxiL
7sizid1zQQ <= #~G1,lZNK
7SIfrUEph6 <= #tG1{QRAp
7siW3rlFNU <= #'G1}R+B`
7SiQtcSRFg <= #d{7Yx*8X
77452Gqdqc <= #x{7oNIAU
774q4dW95Y <= #F{7)\_*l
7SIzNps1B6 <= #h{7{u8%z
774BNFTiJk <= #I{7|K|A@
7si6J9O9sA <= #C{7~`o8]
7Sie4za8bs <= #Rgq0VT-+
7SIk45rTEA <= #:gq0aH}o
7si4ZyKmbM <= #Zgq4/G*(
7Si.s7Vb7w <= #ngqR2l12
774Jc5O9ls <= #{gqcJwqm
774.I5xj6k <= #Bgqe./-8
7siniir6PE <= #)gqhjS0:
7SHitenTUc <= #OE!ZLq5_
7SHir8S86s <= #OO}.Zn6e
7si3renoYE <= #.O}%9ICQ
77SIgcrDRY <= #vq]`&~/~
77SI6tHJto <= #li{`f=rM
7shi1tl0pI <= #{2)Rcdv-
7Shi/C4evI <= #r=RNc~o5
7si31UMee6 <= #bn?LYalW
7SHie0g.5E <= #c4m]kJcO
史実なんて本当は誰も知らないからなw
どんな説にも争いはあるからね
610 :
名無し物書き@推敲中?:2006/07/17(月) 21:48:25
いままでの概念をくつがえされる情報、それもしっかりした裏付けがあると
素直に感心して、それは感動に変わるなぁ。
今日のNHKの恐竜特番・・・
ティラノサウルスが成竜になるまでは、羽毛に覆われていた、ってのは
ショッキングかつ過去への好奇心がいや増したよ
611 :
名無し物書き@推敲中?:2006/07/18(火) 14:07:59
岡田以蔵には、多田帯刀やら、岡っ引きの猿の文吉なんて、殺られるにしても
大立ち周りを演じそうな人物が、手も無く連行されて殺されてるから、ピストルで
ホールドアップさせて殺した可能性は有るな
612 :
名無し物書き@推敲中?:2006/07/18(火) 17:59:20
アニメや漫画だと、
素手>刀>銃
と、本来強いモノが弱く描かれるんだよね。
剣道三倍段とか、ピンとこないんだろうなぁ。
なんでもかんでも、「懐に入り込めば素手が有利」。
入り込めなければテポドンですら有利
人物が死ぬ場面にだけ唐突に出てくるのが嫌なんだけど、
信長の話で序盤から弟一杯出てくるのってどうなんだろう?
代わりはいくらでもいるから誅殺されたかもしれないんだなぁ、うつけ時代。
と、知らない読者に気がつかせるため。
616 :
名無し物書き@推敲中?:2006/07/19(水) 13:04:43
懐に入り込んでも、古流の剣術には足がらみとか、高蹴りとかもあるし、脇差
や馬手ざしなんて、近接戦闘用の刀も有る。
ところで、こないだ、「しなえ」、と言う和製メリケンサックみたいな武器を
手に入れた、心得のある侍は、いつもこういう物を懐中に入れて警戒していたから
懐に飛び込もうとすれば、カウンターを食らうだけだ
617 :
名無し物書き@推敲中?:2006/07/19(水) 18:02:32
そんだけ懐に入り込まれるのを警戒してたんだねw
618 :
名無し物書き@推敲中?:2006/07/19(水) 18:25:22
ガクトも、いつも股間ガードつけてるよね。
俺も亀頭ガードつけてるぜ
620 :
名無し物書き@推敲中?:2006/07/19(水) 18:41:37
皮と膜ではえらい違いだ
銃なんて弱い弱い
弾丸をよけたらいいだけの話
623 :
名無し物書き@推敲中?:2006/07/21(金) 00:29:10
>よけたらいいだけの話
何だって言えるだろ。
そういうこと
625 :
名無し物書き@推敲中?:2006/07/22(土) 00:26:17
先日資料として昭和初期の新聞を読んだのですが
その中の記事に(コラムではない)時々もの凄い名文というか、
今の新聞では絶対に見かけることのないような流麗な文章がありまして、
昔の人はいくら物書きには違いないとはいえ、
作家でもない人がこれ程の文章を書けたのかと少しショックを受けてしまいました。
ひょっとしたら作家としても名のある人が書いていたのかもしれないと疑う程です。
まあ、現在の新聞にそのような絢爛たる記事を載せても
回りくどいだけだと批判を受けるのがオチなのでしょう。
それにその素晴らしい記事も何回、何十回と読むうちに、さすがに飽きてはきましたが(w
ああ、もう!
そこに気がついたのなら、
「現在の流行」にも気がつかなきゃ!
思想を持つ。それを、現在の多くの人間に伝わるように書く。それが、まったくもって大事なんだってば!
627 :
名無し物書き@推敲中?:2006/07/26(水) 17:58:38
「あなたの人生の物語」
歴史文学賞応募した人はいませんか。
あんなの応募するだけ無駄だよ。
そんな切って捨てるように言わないでよ。どうしてさ。
受賞者見てみなよ。知ってるのいるか?
発表まだ先。
未来の受賞者を見ろと誰が言った。
きびしいにょう。
とはいえ、まず歴史好きには一応チェックされるわけだから、
題材しだいではメジャーに売れるかもしれないね。
ダカーポあたりから火がついて、なんて妄想はできる。
なんにしろ、あきらめたらダメだ。
それにどっちみち採用されるだけの実力がないとダメだし
637 :
名無し物書き@推敲中?:2006/07/29(土) 23:46:43
それを恐れていてはいけない。
歴史に名前を残した人から学ぶべきことの第一は、そこな。
638 :
名無し物書き@推敲中?:2006/07/30(日) 11:57:38
学問とは、まず、文献を集めることから始まるんじゃよ
板違いです。
資料集めってコツがあるのかな。
俺100冊本読んでもそのうち1冊分くらいしか役に立たせられねーんだけど。
641 :
名無し物書き@推敲中?:2006/07/30(日) 23:21:07
ちょっと打率が低い気もするが、そんなもんだろ。
必要な資料を買ったって、実際に実用になる部分はちょっぴりだもん。
642 :
名無し物書き@推敲中?:2006/07/31(月) 12:39:17
ほんの2〜3行のために、壱萬円の本を購入する訳だな?
643 :
名無し物書き@推敲中?:2006/07/31(月) 14:20:32
時代小説を書いてるから、資料なんてほとんどいらない、講談速記本が
ネタ元です
ほんの2・3行なら図書館でコピーするよ。
俺も金ないから図書館しか利用しないよ
まぁ100冊で1冊ってのは言い過ぎだけど
役に立つ情報量としてはまとめて1冊分くらいだなあ。
図書館に置いてない本を神田の古書街で見つけたんだが、高価すぎて買えず
悪いとは思いつつ店の中で必死に暗記して、外に出た所でメモったことがあったけ
その場では役立たなくても後からネタ出しするときには、資料を
読んで蓄えたモノが役に立つとオモ
649 :
名無し物書き@推敲中?:2006/08/01(火) 16:22:11
鈴木輝一郎が、時代小説を書いていく上で絶対必要になりますと
力説していた本が、全巻合わせて26万円・・・
誰を参考にしてるんだ、誰を。
江戸時代を書くのに、切絵図も持ってない、となればどういうこっちゃ? ってことになろうが、
たとえば「徳川実記」も持ってないのに、捕物帖を書くな! ってのはどうかなと思うね。
>>650 鈴木輝一郎がどの時代を主に書いているかを念頭に置いてくれ。
なんで江戸時代の話になるんだw
このスレは、戦国時代も範囲だよな?
>>651 国史大辞典(吉川弘文館)
653 :
名無し物書き@推敲中?:2006/08/02(水) 12:45:47
いまどき切絵図買ってもしょうがない、古地図と現代地図の両方が見られて、
重ね合わせることが出来、江戸時代の重要事件の関連場所や事件の概要が一目で
見られるソフトが発売されてて、実に便利だよ、土地の高低差も感覚的に解かる様に
配慮されてるから、神田三河町の半七親分が、青山百人町に登って行ったのは
なるほどこの道筋で、さぞや汗になったろうって納得できる、スグレモノだよ
654 :
名無し物書き@推敲中?:2006/08/02(水) 13:03:30
すごい!
なんてソフト?
ググれよ
ググった
「江戸東京重ね地図」のこと?
659 :
名無し物書き@推敲中?:2006/08/02(水) 22:09:55
>>652 いやいやいやいや、時代に限らず「これをもっていないと。絶対必要」ってのは、高価な
ものなのかと。ましてや
26万もしなきゃならんもんなのかと!
それを三下作家が言うのー? ってね。
>>653 それでも切絵図じゃん?
平岩弓枝の御宿とか見ると、なんか地図と切り絵図と考証事典くらいで
さくさく書いてるよ。宮部ともなると、テレビの時代小説見て書いてるのかって
くらい、風格が落ちるよね。
そうかな、風格?
662 :
名無し物書き@推敲中?:2006/08/03(木) 19:08:45
宮部には、所帯じみたところがないのは確かだけど、それを風格というのはどうかなぁ。
風格っていうより情緒?
宮部は時代物を書いても中身はみんな現代劇。
>絶対必要になります
だってんだぜ?
>>664 そうそう、いつも読んでてひやひやする。なにこれ、みたいに。
669 :
名無し物書き@推敲中?:2006/08/04(金) 12:47:53
宮部さんは、杉浦日向子さんと親しかったから、なにか伝授されてる物が有る
んじゃあ無いでしょうか
宮部の時代物には、そのうちテレビとか出てきそうな勢いだよな。
まあ面白きゃいいんだが、時代物ファンに対しては物足りないと思う。
そういうの読まない人向けかな。入門書みたいなもんだ。
だけど山本一力のテレビの次郎長物、なんか昔ながらのって感じで
一力らしさがない気がするが
「背負い富士」?あれ脚本ジェームス三木だから
原作はいいようにされてるんじゃなかろか。
一力って読む?好きな人いるんだね。
673は誰が好き?
675 :
673:2006/08/04(金) 21:54:29
生きてる人限定だとむつかしいなあ、亡くなった作家なら
周平さん始め、あまりにベタかもしれん。
ここは、江戸時代の市井もの小説が中心なの?
そんなことないべさ、なんでもありだよ。
平成の田舎ものが中心です
江戸時代だからって必ずしも江戸とは限らないわけだが
江戸を舞台にするのと、江戸以外を舞台にするのと
どっちが難しいかなあ。
681 :
名無し物書き@推敲中?:2006/08/06(日) 16:53:10
んー
フランスでパリ、
イギリスでロンドンが舞台になりがちなのと同じかねぇ?
歴史文学賞って、ちゃんと原稿受領しましたってはがきがきたよ、えらい!
683 :
名無し物書き@推敲中?:2006/08/07(月) 19:24:26
>>680 古典落語からして舞台の大半が、江戸か上方だしねぇ。
それはまた話がちょっと違うような気はするが。
ネックは江戸以外の土地の郷土資料は地元の図書館でなければ手に入りづらいこと。
686 :
名無し物書き@推敲中?:2006/08/08(火) 17:49:59
地元作家なら手を出しそうだが?
地元作家が書いて、地元でしか読まれんのよ。
いやー、地元でも読まれない。
だから、意味ないっていう話なんだわ。
藤沢周平は地元を舞台にしたもの書いてるでしょ。
つまり、藤沢周平に書かせればいいんだよ。
でも、藤沢周平のって評伝的なの別にすると地元をモデルにした
架空の藩だろ
いいじゃないか、それで
長崎や大阪なんかもっと多くてよさそうだけどな?
小説って都市化が生み出した表現形式だから、
大都市が舞台になるという考え方もあるかも
はあ?
みんな盆休み?
そんなん、あるわけないだろ orz
もちろん夏休みさ。
突入して三年目のな・・・
699 :
名無し物書き@推敲中?:2006/08/13(日) 08:57:41
仕事を始めるのに夏は良い季節だ。
暑いのを乗り越えると惰性で一年やりすごせる。
>>699 含蓄ある言葉だ。さすが創作板、ってか、2ちゃんねる。
平岩弓枝の御宿かわせみのファンです。男性でかわせみファンいまつか。
いまつかってばな。
御宿かわせみは、寅さんみたいな安心感があるからねぇ
でも、ミステリーの味付けは腐りぎみ
陳腐だし、小ネタは組合せていたりで、
正直、ヘタクソと思うことがある
藤沢周平とかと比べたら、平岩はどーよ? やっぱ女性受けするのか?
平岩の場合、ここ数十年ほとんどそれしか書いてないから忘れられてるが、
「かわせみ」シリーズ以外は女性しか読まない昼メロ作品ばかりだ。
706 :
名無し物書き@推敲中?:2006/08/16(水) 22:00:31
女性読者を意識しないのは、今時は損ですな
707 :
名無し物書き@推敲中?:2006/08/16(水) 22:07:46
今のかわせみは子供たちのささやかな冒険談でかろうじて保っている気がする。
藤沢も「用心棒」シリーズは個人的にはグダグダな作品と思うんだが、
一般の時代小説の読者はああいうのが好きなんだよな。
斬新な意欲作でも、時代小説だから読まない、という読者も多いから、
常に従来の読者を意識していかないとあまり意味ない。
安心感でいうなら、峰隆一郎はどうよ?w
709 :
名無し物書き@推敲中?:2006/08/17(木) 13:40:57
東郷隆がいいよ
710 :
名無し物書き@推敲中?:2006/08/17(木) 13:54:27
やっぱり司馬遼太郎とか山本周五郎みたいなのがみたい。
でもTV的に適当にアレンジして放送するのはやめて欲しい。
司馬や山周は1ランク上という気がする。司馬の小説は自分好みではないが、
エッセイはすごいと思うし、山周は、自分的には時代劇も(当時の)現代物ももう神。
なんかもう、プロットだ、起承転結だ、キャラ立ちだとかの遥か向こうで、
自由闊達に筆を運ぶと、青べかになり、樅の木になる。自分の創作にまねたくても、
ほんとにノミが富士登山で、手本にもならんわい。
山周とか考えると、宮部とか浅田とか(ファンだけどさ)が「いっぱいのかけそば」
に見えてくる罠。
713 :
名無し物書き@推敲中?:2006/08/17(木) 18:09:51
逆に山本周五郎は、胸にせまりすぎて、苦痛にさえなるんだよね。
自分を恥じてしまうし、前向きな善人たちに嫉妬さえ感じてしまう。ここらへんの
バランスは大事だと思うんだよね。
宮部や浅田は、まあ最後はさわやかな涙的エンディングを
目指してる罠。今の読書人が求めているのはそこってことかな。平岩のかわせみも
藤沢もそっち方向へもっていくのが常道みたいだし。まあエンタメだから、読者を
えぐってはいかんのだが。しかし、清張なんかは、えぐるような読後感悪い(張り込みとか
空白の意匠とか)作品ばかりだったけど、満足度は高かった。「いっぱいのかけそば」
じゃあダメだっていうのはわかる、よくわかる。
意外に忘れがちだが、書き下ろしじゃなくて、月刊掲載の読み切りだからね。
あんま重いと、他のジャンルとのバランスも悪いわけよ。
作家による説教よりも、「そういうこともあるかもね。それが不幸のままに終わらないでよかったね」という
登場人物への親近感が大事。
魅力的な登場人物をつくらないと、相手にされない。
716 :
名無し物書き@推敲中?:2006/08/19(土) 20:33:48
小説家になりたいだけで歴史家になりたいわけじゃないというスタンスはダメなのかなあ。
716を見て、そんなこと思った。
つかこりゃ大江戸雑学クイズだろ
いきなり質問で申し訳ないですが…
小伝馬町牢屋敷の門番の髪型って、町人髷だっけ?
調べてもわからないことは書く必要ないんだよ
服装や髪型は当時の絵でも残ってないと特定は難しい部分
だから間違い書いて指摘されるくらいなら最初から書かないのが賢明
まあ牢屋敷の門番を主役にしたいなら話は別だが、もしそうなら逆に
自分で調べないといかん部分だろ
女性の髪形って江戸時代は、どうしてあんなに面倒な結い方になったんだろう。
毎日あれを結っていたのでは大変では?
戦国時代の方が、余程面倒がなくて楽だと思ったんだが。
大変だよ。
でも、おしゃれなんだ。
723 :
名無し物書き@推敲中?:2006/08/21(月) 17:42:20
物語るってのはそれをふまえて楽しませるってこと。
test
そうそう。芥川の切支丹物のソース本(これも芥川の創作)を、専門家がまじめに
教えを乞うてきたとか、清張の装飾評伝だっけ、その方面専門の大学教授が清張の創作を歴史的事実と信じきった書評を
書いてたとか。深川七郎だっけ、漂流の話のソース本を「時計物語」と書いてて、信じて
読んで感心していた俺もいる。みんな、作家の武勇伝!
だけど、726だということは歴史小説家の仕事って
ネツゾウって言うんじゃないけど、
歴史を作っちゃう傾向はある気がする。
子母沢寛の「新撰組始末記」も聞き書きみたいな体裁で
実際には創作話があるっていうし。
司馬遼太郎の「十一番目の志士」で作者が小説の中に
天堂晋助年譜っての書いてたら、本当にあると思って調べた人がいるらしい
729 :
名無し物書き@推敲中?:2006/08/22(火) 14:38:09
藩士の日常生活について詳しく書かれた本を探しているのですが、ありませんか?
江戸の武士に関する本は書店でも山ほど見つかるのですが・・。
730 :
名無し物書き@推敲中?:2006/08/22(火) 17:41:36
ま、無難なところで「元禄御畳奉行の日記」。
おーい 729やー
732 :
名無し物書き@推敲中?:2006/08/24(木) 00:54:26
>>730 遅レスですみません。
元禄御畳奉行の日記は読んだことあるんです。
でももう少し知りたい部分がありまして。
稲垣史生あたりが書いてない?
>>732 ふむふむ。
んじゃ
「尾張藩江戸下屋敷の謎」
「江戸お留守居役の日記」
「江戸藩邸物語」
江戸じゃなくて藩士のお国許(っていうの?)での生活がしりたいんでそ?
たそがれ清兵衛みたいなののことじゃないの?
郷土史になると、ハードルが一つ上がるね。
737 :
名無し物書き@推敲中?:2006/08/24(木) 21:19:59
そうです、地方で暮らす藩士の生活を知りたいと思っているのですが。
でも734さんの教えてくれた本も参考にはなりそうです。ありがとうございます。
具体的には現在の何県?
兵庫です。
やっぱり大きな図書館や古本屋で訊いてみるのがよさそうですね。
郷土史の研究家が本出したりしてるだろうからおてまみ出してみたらどうでしょう。
>>737 私も藩士に関する資料を集めたいのですが、難しいですね。
「武家の女性」「武士の家計簿」あたりはどうでしょう?
藩士の生活資料そのものじゃないけど、生活感は伝わります。
下級藩士ではないですが「名ごりの夢」もいいです。
あと「足軽の生活」という本もありますが…私はピンときませんでした。
ありがとうございます。
今度書店で探してみます。
少しずつでも解明できたらいいですね。
743 :
名無し物書き@推敲中?:2006/08/27(日) 17:51:27
岡本綺堂に、未刊の捕物帖形式の作品があるそうだ、是非、刊行してほしいな
徒士目付とか、見附遠見役が活躍する物語らしい
744 :
名無し物書き@推敲中?:2006/08/27(日) 18:49:20
ほほう、ここはソースきぼんで。
文献については日本史板で質問したほうが
良い回答が得られそうな気がする。
746 :
名無し物書き@推敲中?:2006/08/29(火) 19:35:07
本屋で歴史読本立ち読みしてきた。歴史文学賞の一次が発表されるのは
9月か? 俺ひとりなの? 歴史文学賞に応募した椰子、いたら挙手汁。
いやだよ、2ちゃんあがりなんてレッテルはいまは不名誉なだけだ
748 :
名無し物書き@推敲中?:2006/08/30(水) 13:30:09
京都、長崎の防衛が町人に任されてたのは周知の事実だけれど、大坂も建前では
江戸から来てる旗本、御家人は有事の際、大坂城に立て籠もって、市街の防衛は
大坂の町人と、平野郷やら河内の郷士に任せることになってたそうだ、実際に
幕末の鳥羽伏見の戦いの時には、ヤクザに動員令が下り、大坂城出入りの武具師
や町道場主がヤクザ部隊の指揮官になって、市中の主な橋を固めていたそうだ、これで
なにか書いてみようと思ってます
いいねいいね、新撰組や倒幕ばっかじゃもったいね
750 :
名無し物書き@推敲中?:2006/08/30(水) 22:09:58
人殺しを書くのが辛い
んじゃ頑固な職人の娘と律儀で腕のいい弟子の恋物語でも書いとくれ。
剣の腕は確かだけどお人よしでずっと浪人暮らし、たまに長屋の住人が困ると
道場破りで金を稼いで助ける、みたいなのでもいいんじゃね。
さんざん睨み合った挙句、「まいった!」と言って金を貰うのね。
道場破りはラーメンの大食い挑戦とは違うぞ。
道場破りで得られるのは一文にも鳴らない看板だけ。
金を取ったらただの強盗
いや、看板とられると困るから道場が金を払うんだろ?
でも「実は剣豪」とか「強いけど(お人よし・真っ正直で)出世できない」とかって
王道過ぎてちょっと手垢がついているような……。
別に王道が悪いとは言わんけど。
>>752 ぶらり信兵衛道場破りかw
DVDにならないかな〜〜。
>>756 時代小説なら王道をきっちり描ききるのも一つの書き方だろうさ。
むろんそれ以外もあるのはそのとおりだが。
んじゃあちんけなスリと大店のお嬢さんの淡く儚い恋物語を。
759 :
名無し物書き@推敲中?:2006/09/03(日) 08:54:26
剣と恋しかないんかいw
>>757 >時代小説なら王道をきっちり描ききるのも一つの書き方
それはもちろんそうなんだが…
これから書いていこうというまだ実力のないひよっこが、
大作家の作品と同じ王道テーマで「おっ」と思わせるものが書けるかな?
もしそうなら、テーマは王道でも相当切り口を工夫しないとならないよね。
ただでさえ審査員はあらすじ見て「またタソガレセーベーか…」とかいったふうに
うんざりしながら読み始めるんだ。
761 :
夢みるこ ◆L3dPScc3M2 :2006/09/03(日) 17:39:50
ここは議論のみでしょうか?
762 :
名無し物書き@推敲中?:2006/09/03(日) 17:49:12
なにがしたいんだ?
あああんたなら投稿していいよ。
764 :
名無し物書き@推敲中?:2006/09/06(水) 17:44:07
100年後には、良い歴史小説になりそうだ。
ぼくらは歴史の上にいるねぇ。
歴史小説というか戦前が舞台の小説を書きたかったので
戦前の小説をたくさん読んでそれと同じような感じのものを書けばいいと思っていた。
だがそれは間違っていたようだ。
766 :
藤原の麻呂麻呂:2006/09/07(木) 14:51:34
「のっぺらぼう」良いね、東郷隆さんが薀蓄を垂れ流すから、もう江戸を舞台にした
小説は諦めた、京大坂を舞台にした作品にする、うちは公卿の出だしさ
767 :
名無し物書き@推敲中?:2006/09/07(木) 18:17:16
>>765 わかる。
舞台ではなく、書かれた時代の空気って絶対あるよな。
768 :
名無し物書き@推敲中?:2006/09/08(金) 08:15:27
藪から出たほうが、藪全体の様子はよく書けるお。と、三島は言った。
769 :
名無し物書き@推敲中?:2006/09/12(火) 14:10:01
坂本竜馬が出場した剣術大会の記録が載ってる「武徳会雑誌」四十八冊組って
古本を見つけたけれど高くて買えない、近頃、竜馬の剣術の腕は大したこと無い
って流れになってけれど、司馬さん辺りは何人抜きかしてた、桂小五郎を豪快な
突き技で破ったなんて書いてるから、この辺りが底本じゃあないかって気がする
んですけどねー、竜馬さんの本当の腕前を調べてなんか書きたいよ
770 :
名無し物書き@推敲中?:2006/09/12(火) 18:26:55
土佐に生きたまえ
771 :
名無し物書き@推敲中?:2006/09/12(火) 21:34:11
今更。
772 :
名無し物書き@推敲中?:2006/09/13(水) 14:22:15
高知って食べ物が美味しいね、芝の生まれだから田舎で酒や肴に感動したのは
初めてだ
その逆を竜馬が江戸で言うシーンを入れなされ。
774 :
名無し物書き@推敲中?:2006/09/13(水) 22:46:14
たとえば、今日の「その時」のように、秀吉の弟、農民出身の武将秀長のような
「歴史好きが知ってはいるが注目されるほどではない人物」にスポットをあてないと、
あかんのじゃないか? 戦国も幕末も食い荒らされてる。
とらえ方が斬新なら、何度スポットをあびせても面白い歴史上の人物って
いるお。「世にも不思議な」の忠臣蔵に出てきた大石はおもろかった。
竜馬の刀は普通の刀じゃなかった
あの刀では撲殺は出来ても斬殺は出来ない
歴史文学賞に応募しているのはおいらだけみたいですが、昨日が一次発表。
今朝、朝一で本屋行って見てきますた。個人的ですが、ちょっと叫ばせてください。
入ってたお、よかったおおおおおお!
374篇中98篇だから、それほどの競争率じゃないけどさ。
歴史文学賞は賞金は魅力なのだが、30年もやってるのに
一線で活躍してるプロの作家がほとんどいないという不思議な賞。
しかも、そのくせ受賞作のレベルがむっちゃ高い。
応募者のうち100人くらいは毎年応募してるんじゃねーの?
だって受賞しても短編だから他に3本くらい書かないと本にならんし、
応募作だけで1冊分のストックができたら受賞できる仕組みだったりしてw
宮部のかまいたちが佳作に入ったんだお。佳作だと賞金もなんもないわけだが、
あとで別冊の特集かなんかに、入れてもらったって宮部が
書いてた。だから、賞金はだめでも、佳作(1作か2作のときもある)
とれれば原稿料くらいはもらえる。
>>777 おめ! まあレス番まで目出度いじゃないか!
頑張ってる人が評価されるのはいいもんだなぁ!
ええ、ええ、がんがってるんです、あいがと(´;ω;`)クッ
782 :
名無し物書き@推敲中?:2006/09/24(日) 16:29:28
米村圭吾の「退屈姫君」シリーズはどうだ?
俺はああいうのもアリ的な感じで、結構面白く読めたが。
783 :
名無し物書き@推敲中?:2006/09/24(日) 17:03:31
ジュブナイルでも「楓の剣」とかあるしな。
江戸時代の女=つつましいか、かぁちゃんか、もしくは不幸
という定番よりは良いんじゃないか?
米村物は姫君シリーズもそれ以外も同じような印象で飽きる。講談調の文体のせいもあるが、人物造詣のパターンが少ないと思う。
785 :
名無し物書き@推敲中?:2006/09/25(月) 14:05:19
岡本綺堂なんかは「半七捕物帖」で、むかしは悪い女が沢山いたものです、なんて
書いてるから、「大江戸女侠列伝」なんてのを書いてみたい、
有名な女ヤクザには、浜美枝さんが映画で演じた「奴の小万」なんてのがいるんですが
これは大坂の女親分です
実在の人物でつか?
787 :
名無し物書き@推敲中?:2006/09/25(月) 18:44:04
山本周五郎も悪女を書くよね、他人を食い物にしてることを
自覚してる女。
788 :
名無し物書き@推敲中?:2006/09/26(火) 12:58:18
てーか、女賭博師とか、緋牡丹博徒なんて、ドスを振り回して、六連発をぶっぱなす姐さん
を書いてみたい
789 :
名無し物書き@推敲中?:2006/09/26(火) 17:51:38
団塊の世代は女が活躍すんの喜ばないからなぁ。いまはむつかしいかもよ?
なるほろねえ、そういえば、「おじん」という言葉は団塊の世代用に
生み出されたんだよねえ。臭い、汚い、セクハラ、パワハラなどの
代名詞。
791 :
ドッカーン!:2006/09/28(木) 08:25:41
アスペルガー残飯、諦めて働け。おまえに小説は無理だって。
792 :
名無し物書き@推敲中?:2006/09/28(木) 14:04:51
下がれ!、下郎!!!、余は金持ちじゃによって働かなくっても贅沢が出来る
のじゃ、小説はあくまで趣味であるぞ、どうだ、うらやましいだろう、ガハハハ!
解かったか、バーカめー!
歴史文学賞の過去の受賞作を見てたんだが、佳作になった宮部の
「かまいたち」って、なんだかなあ。他の受賞作や佳作は史実に
のっとった重厚なもんだよ。宮部のは荒唐無稽ないわゆる時代劇。
これだけ浮いてる。後に宮部の時代物短編集のタイトルになるくらい
完成度は高いとは思うが。平成4年の受賞だが、この年、宮部は読推新人賞
とってるから、将来有望株ってことで新人物往来社も佳作をやったのかな。
あんな賞取ってった意味ねーし。
でも200万だお。
2億ならともかくも、たった200万だぜ?
2億なんて、難病募金の話ではない。
本1冊出して印税が200万なら中堅以上だというのが判ってないらしい。
なのに中短編1作で200万なんてのは法外もいいとこだぞ。
そのうえよそではめったに出してくれん短編集も出してくれるという保証付きだ。
ただし、売れっ子作家になりたいならオール読物新人賞のほうが近道。
歴史文学賞は郷土史研究を趣味としながら兼業で書くような人向きの賞だね。
799 :
名無し物書き@推敲中?:2006/09/29(金) 19:59:47
そのためには「オール読物」という小説誌を楽しめなければならんのだ。
……
なんか、古いよね。誌面が。
それこそ団塊世代しか読まない。
なんちゅうか……SPA世代は手にも取らないというかなぁ。
宮部とか浅田とかオールの常連じゃない? 俺は貧乏だから月刊誌なんて
買えないんだが、掲載後文庫とかにみんな収録されるでそ。ブックオフの文庫本
なら宮部も浅田も面白いからけっこう読んでるお。
歴史文学賞はオールじゃなくて新人物往来社の「歴史読本」でつ。
オールとっても伸びないやつは伸びない…
断わっとくが、笑ってるわけじゃないぞ。
どうしたもんかなあ、と。
805 :
名無し物書き@推敲中?:2006/09/30(土) 22:31:41
既存の作家を押し退ける自信作をまず5年分。
自信作ならもうとっくに5作以上投稿してますが、なにか?
あい。
809 :
名無し物書き@推敲中?:2006/10/01(日) 15:28:26
八丁堀の同心の屋敷には玄関が無いのだが、玄関の無い武家屋敷はどんなものか
悩んでいたところ、明治初年に出版された大坂東町奉行所の見取り図と付属の与力
同心屋敷の間取りを載せた刷り物を入手できて、これで江戸も、ほぼこんな物
だったろうと納得できた、大振りのの商家みたいな格子づくりだったんですね
>809
へー、そうなんだ。
でも、大坂ってとこに、江戸も同じかなあ、と微妙に不安がないでもないよーな気が。
811 :
名無し物書き@推敲中?:2006/10/01(日) 21:20:53
>>783 スパ世代って何?小説誌で比較しないと意味ないな
比較できる小説誌が、たいした事なければ
世代の問題でなく、小説というジャンルの問題
813 :
名無し物書き@推敲中?:2006/10/02(月) 19:57:17
いや、読者の世代ね。
オール読物や時代小説をSPA!で育った社会人は読むのか? と。
ゲーム関連から時代劇ではなく三国志や信長などの歴史小説は読むだろうな
そこから時代劇に入る奴もいる。
歴史小説や時代劇にラノベってあるの?
昔の時代小説は娯楽小説扱いだったのだが、いまのラノべ読者に読ませるとすると
時代考証やリアリティのレベルかなり落とさないと無理だな。
まあそういうレベルの新撰組ネタとかのラノベならあるぞ、一応。
817 :
名無し物書き@推敲中?:2006/10/03(火) 13:42:34
誰だったか、新撰組とか見廻組、海援隊に陸援隊、幕府歩兵に岡っ引きまでが
西部劇なみにライフル、拳銃をぶっばなして、手榴弾が炸裂する小説を書いてたな
スペンサーライフルとかシャスポー銃とかドンゴロス手榴弾とか、やたら幕末の兵器に
ついての薀蓄をたれる小説だった
武蔵ガン道?
逆に、杉浦日向子みたく、漫画にリアリティを持ち込むっていうのも不思議に
若い人に受けてるみたいだが。
だが時代漫画でリアリティ追究するのは作者に負担かかりすぎて主流にはならん。
いまの時代にないものをビジュアル的に動かすのがどれほど困難なことか。
杉浦日向子ですら適度に手を抜いてる、というかミスが多いし、
言うほど若者に受けてるわけでもないぞ。
江戸ものの場合、ムードを味わうことのほうが大事なんだよね。
読者としては。
宮部とか、ストーリーは面白いと思うんだが、なんか登場人物がテレビの
時代劇風で、中の人は現代人そのまんまな気がする。
娯楽・中間小説として大切なのはストーリーで、時代考証とかは枝葉だろ
時代小説としての単独スレだと本末が転倒する
山田風太郎か柴練クラスならばストーリーが考証を超越してもよい。
だが隆慶一郎ですら考証からストーリーを起こさねば読者がついてこれなかったのだ。
考証が枝葉だと思うなら、これから時代小説書こうというのは間違ってると思うんだが。
そうかな〜
ストーリーやキャラクターの描写がしっかりと小説になった上での
時代考証だと思うがな
実際、ストーリーが良くて、時代考証甘くても新人賞取れるかもしれないが、
その逆はあり得ないと思うな
新潮社の校正には時代考証に異常にうるさいおっさんがいたんだが、まだいるかな
>ストーリーやキャラクターの描写がしっかりと小説になった上での
それって、ここでの議論の前提条件じゃないのかw
チラシの裏の落書きに時代考証論じるのは無意味だと思うが。
小説として発想ありきか、時代考証への愛ありきかは、
このスレで何度か出て来ている
基本的には小説としての発想が柱であること確かだろうな
時代考証仕立ての小説でしかないなら、その手の学者本を読んだ方が楽しい
829 :
名無し物書き@推敲中?:2006/10/04(水) 14:57:48
有明夏夫って直木賞作家が明治初頭の大坂の岡っ引きの小説で一時話題になったんだけれど
大坂だと考証にうるさいこと言われないので楽だったらしいね、詳しい人は東京にはいないからさ
830 :
名無し物書き@推敲中?:2006/10/04(水) 15:19:54
時代考証、大事だと思うけどな。それがどうでもいいならフツーに
現代モノに書けばいいじゃんよと思う。
藤沢周平は下級武士の扱いに若干勘違いあり(石高とか)だけど、
軽い内容のわりに池波正太郎はそこんとこ正しく書いているんだな。
小説は面白さが先にたつもの。
大方の読者は考証なんて気にしていないよ。
よほどの矛盾がない限りもっと自由に書くべき。
考証にがちがちになってつまらなくなったら本末転倒だよ。
832 :
名無し物書き@推敲中?:2006/10/04(水) 15:54:21
だからそれなら時代小説じゃなく現代小説にすればいいじゃん。
近未来SFだっていいと思うよ。
忠臣蔵関係で凄いこと書いたら、
子孫から呼び出された作家がいるよ
食事をして話をして終わりだったらしいけど
冷や汗垂れたってさ
834 :
名無し物書き@推敲中?:2006/10/04(水) 16:10:49
あと忠臣蔵は1級資料がありますからね。
>>832 近未来や現代だったらチャンバラできないだろ
現代だったら銃刀法違反になっちゃうし
近未来の光線銃での戦いなんて読みたくねえよ
836 :
名無し物書き@推敲中?:2006/10/04(水) 16:40:31
武士じゃないのに武士が跋扈する時代劇のが寒いけどー。
>>834 ?
どのレスのどの部分とつながっているのだろう
忠臣蔵だから833と思ってみたが、まったくつながってないし
>>835 そこはそれ、作家の腕の見せ所じゃないのかw
戦国自衛隊の逆バージョンとかあったじゃないか
考証も大事だし、本人としは、こだわりどころだな
しかし通常の文学賞での評価ポイントはあまり高くないだろう
読者も同じ
小説として面白い!考証もしっかりしてるね、となるのはその後のこと
>時代考証、大事だと思うけどな。それがどうでもいいならフツーに
>現代モノに書けばいいじゃんよと思う。
それなら、小説なんか止めて、時代考証評論を書くか、学者になれべいいじゃん
そう返されるぞ
あまりに短絡
読むほうとしてはその時代の雰囲気を楽しみたいんだよね
だから、禄が多少違うくらいは気にしない。
全体にそれが影響したりするまちがい。
例えば、刀を左に差すとかしない限り、少しぐらい違っててもいいよ。
吉川英治は、まだかかっていない橋を武蔵が渡ったりしているが、誰も気にしないw
ちょっとのあらが気になる人いるね
個人それぞれのこだわりがあるだろうからあれだけど、
それで、せっかくの良作を読む気なくすのは何か人生損してる感じ
ま、「伊達じゃない」とか「でばがめ」とかは定番かな?
つ[三田村鳶魚]
>>刀を左に差すとか
ww
素朴な質問だが、左利きの人はどうしたんだおか。
846 :
名無し物書き@推敲中?:2006/10/04(水) 20:14:01
衆道時代小説
封建制というか因習の社会だから、左利きは矯正されるのが掟。
四の五の言うことができねぇ。
848 :
名無し物書き@推敲中?:2006/10/05(木) 14:00:39
新撰組の誰だったか、左利きを利用して、右手に提げた刀を左手で居合い抜きして
闇討ちするのが得意だったらしい、サウスポーは野球以外でも有利なんだ
室内では右に刀を置くのが礼儀だからね
さして歩く場合はやっぱ左でしょ
ラスト侍の無口な警護役の侍が、右手でいつも刀下げてるよね。あれ見るたび
気になる。
left なのに south とはこれいかに?
852 :
名無し物書き@推敲中?:2006/10/05(木) 16:09:56
歴史小説なんだから時代考証は大切。
反論する人ってもしかして自分が出来ないからレベル下げたい?
準備が大変だ!
ということなんだろう。
でも、だから価値があるわけで。
時代考証が大切なのはわかってるよ
だけど小説しての本筋(ストーリー、人物造型、文体)がありきだろ
時代考証なら日本史板の方が詳しいし、テーマも細分化されいる
ここは創作板の「歴史・時代小説板」なんだから、
小説らしい話題があってもいいんじゃないかな
時代考証の話題だと、ある人は江戸時代、ある人は鎌倉時代、
ある人は市井、ある人は武士階級と話題が噛み合わない
そういう違和感が時代考証って、時代小説の主役じゃないぜ、
という指摘がたびたび出て来る背景だと思う
855 :
名無し物書き@推敲中?:2006/10/05(木) 21:08:02
んー
854は「考証の違いに気がついた時」のモヤモヤ感を感じたことはない?
>>851 アメリカ南部出身の投手に左投げが多かったから。
戦国時代以前で藩を使っていたりすると気になるけど、
それでその小説全部を否定はしない。
たとえば藤沢周平を語るなら、
文体のすばらしさ、登場人物のつくり方、ストーリー、構成を語りたいよね
「彼の自然描写って大好きな俳句の影響ありありだよね」とか
藤沢の時代考証とかって小説の魅力として語るにはどうなんだか
池波でも、山本でも同じ
過疎スレだから自治厨になっても仕方ないが、
考証の話題ばかりというのもね
ま、ただ、考証はめっちゃいい加減だけど文章は素晴らしい、って作品見たことがないんだよな。
やっぱ考証の力の入れ具合は、作品への愛情の注ぎ具合に比例するんじゃないか?
あまり細部にこだわる必要はないけど、戦国時代なのに農民が布団で寝てたりすると違和感はある。
まして藩とかぬかしてたら俺はもう駄目。
小説的な時代考証って、藩政がどうのこうのより
江戸の町の空の圧倒的広さ(何せビルがないからな)、
大川の水の白魚が泳ぐ清さ、満潮時の水の高さとかに惚れるな
小説的な時代考証ってそういう情緒の方が魅力だ
制度的な事なんか、常に実証義務を負う歴史学者にかなうはずもない
むろん、情緒的な時代考証であっても
文体、ストーリー、人物造型以上ではない
時代小説も「小説」であることが前提だしね
江戸時代でも藩とはいわんのよ。
でもその方が通りがいいし、そうでなくとムードが壊れる、というのはあるわな。
863 :
名無し物書き@推敲中?:2006/10/06(金) 07:13:25
>>861がいいこと言った。
「小説的な時代考証」っていい言葉だ。歴史的時代考証にさりげなく小説的
想像を盛り込んで、史実以上、事実以上にふくらます。写実の写真みたいな
絵画だと、なぜか飽きが早いが、レンブラントとかゴッホ(これしか知らん)
なら長く見続けても見飽きることがない。CGアニメより、宮崎とか庵野とか
手書きのアニメのほうが味があって見飽きない。ピカソみたくなっちゃうと
困るけどね。
864 :
名無し物書き@推敲中?:2006/10/06(金) 09:06:56
司馬遼太郎なみの作家はもう出てこないね。
山本周五郎みたいなのもね。
アニメやNHK大河ドラマみたいな歴史小説なら
無くなってくれても構わない。
>>864 禿同。
でも、司馬遼も山周もNHK大河ドラマに何度もなってるお。
866 :
名無し物書き@推敲中?:2006/10/06(金) 10:34:13
>>865 脚本家が相当変えちゃってるでしょ。
むかーし、それで司馬は抗議したことがあったはずだよ、NHKに。
存命の頃の話ね。
司馬の魅力は、史実小説、考証小説でなく、創作性の強いとこだけどね
日本史板では罵倒の対象になっている
所詮高等講談に過ぎない
山本って時代小説として異端だと思うけどな
赤ひげ診療譚、さぶ、あんちゃんとか現代ものみたいな感覚だしね
あの会話文体も同時代では物議だったでしょ
話しすっとぶけど、松本清張の時代ものって
あんまし評価されないね
天保図録みたいな権力ドロドロの人物造型は好きだな
娯楽性の高さといい現代物(あくまで松本の)でできない極端を、思いきりやった感じだ
無宿人別帳なんていいよねえ。俺は山周も好きだが、清張最高と思ってる。
>>862 藩という言い方が出てきた(広がってきた)のは幕末くらいだったっけ?
>>867 一種の原作厨だな
やつらにとっては原作=史実であって、それをはずれる演出やストーリーは気に食わないんだろう。
テレビは視聴率取れる役者をキャスティングして、
それに合わせてシナリオを組むからね
原作者はその辺り、わかっていると思うけど
大河で怒るなら、池波先生はいったいどうするの?
さすがに「原案」になったと思うが必殺シリーズ、梅庵
でも自分の作品を汚されている気になるのもわかる。
原作読んでない人から、こいつあんなくだらないもの書いているのかと
思われたらいやだろうし
ドラマ化、映画化して金ががっぽり入ってくるわけでもあるまいし。
>ドラマ化、映画化して金ががっぽり入ってくるわけでもあるまいし。
うんにゃ、入ってると思うよ
もの凄い宣伝だろ
大河なら毎週、1時間、原作CM掛けてるようなもんだ
イヤなら断るさ
そういう、直木賞作家もいる
酔ってるから名前出ないけど、元ジャズピアニストの固茹卵作家
坂の上の雲はドラマ化するの許してなかったらしいけど、
今度やるよね。あれはもう原作者が故人になっちゃったから
いいだろって判断なのだろうか。
坂の上の雲、やんの?
あんな登場人物多く、エピソード飛んで、
海外ロケも必要になりそうなのどうドラマにするんだ?
戦争シーンとかどうするんだ?
でも、明治期のドラマは少ないから楽しみだな
中・韓が、わけのわからぬクレーム付けてきたりして
時代考証もしっかりやって、それで評論もどきも書けてなお小説としての本筋を追い求めたい。
「楽しければいい」と言って考証がおろそかにされた小説は「歴史小説」とは思えないし、逆は小説として失敗だし。
坂の上の雲は楽しみ。功名が辻はどんどん面白くなくなってきてるからなぁ。
伊藤桂一(聞いたことある?)、早乙女貢、津本陽の三人が、歴史文学賞の
選考委員だったお。ひとつも読んだことなし。一番若い津本でさえ、八十くらいか?
俺もうだめぽ。逝ってくる。
881 :
名無し物書き@推敲中?:2006/10/07(土) 17:01:32
選考委員を金原ひとみちゃんと西村理香ちゃんに変えろ
考証、考証といってる奴ほど、司馬史観や三田村雑文を鵜飲みにしてるけどね
藤沢も三田村どっぷりだったしな
考証というからには、同じ事象でも一次史料を数種は検証しなければ嘘だが、
そんな作家いないだろうな
「こういうこともあったかもしれん、検証は学者の仕事」
というのが作家だろ
嘘っぽく見えないレベルというのが作家の考証
作家と学者を混同したしり、小説と史実を混同してはいかんよ
三国志みろ
嘘だらけだぞ
それでも面白い
それでいいんだよ
884 :
名無し物書き@推敲中?:2006/10/08(日) 09:52:34
鬼平犯科帳だってフィクションだしな。
ただ、だからといって、考証を軽んじているわけではないだろう?
むしろ、荒唐無稽にしようとすればいくらでもできるぶん、そこをどう抑制して
《Persuasive/説得力》 をもたせられるか、そのためにどう事実情報を使うか、ってことだろう。
>>777 超遅レスで申し訳ないんだが、おいらも歴史文学賞の一次通過してた。
2ch戦士が少なくとも二人は通過したわけだな!
お互い頑張ろうぜ。
おめ
つぎがんば
887 :
777:2006/10/09(月) 09:03:23
>>885 おお、ナカーマ(AA略)。二次発表は今月24日だお。せめて最終に一度出てみたい。
たぶん今月末には最終組に連絡行くんジャマイカ。貴下のご健闘を祈る ノ
考証ってのは隠し味みたいなもんだろうな
小さな部分でリアリティを出して、大きな部分で嘘をつく
決して考証が主役ではない
考証が主役だと最近の津本みたいな年表小説になってしまう
信長は酷かった
とはいえある程度は考証もしないと大きな嘘のつきようもないんだな。
まっとうな作家は考証を調べる過程で見えてきた大きな穴の部分で嘘をつく。
だからこそ目の肥えた読者も、騙されてなおかつ爽快感を覚えることができるのだ。
考証と奇抜なアイディアもしくは斬新なストーリーとは、むしろ不可分の関係にあると俺は思うね。
考証力ってのは、努力すれば確実に上がる
しかし、小説家の根本才能である洞察力や想像力は、
いくら努力しても無駄に終わる可能性も多い
新人賞なりにタッチしないと上がっていることも実感できない
この板の住民が考証力に願いを託す気持ちはよくわかるが、
それで新人賞に近付けるとは思えない
才能が無ければ無駄かも知れないが、まず、小説としての本質を追求する努力が先だ。
小説の本質は「人間」を描く事
まず、小説を通じて、人間の何を描きたいかのテーマを深めることが大事だと
大した入賞歴もないオレが、偉そう思う次第だ
>>890 そんな当たり前のことは偉そうに言わなくてもみんな知ってるよ。
その上で、歴史・時代小説にはどの程度の考証が適当か、って話なんだいまは。
そもそも人間を描くには、その人間が生きてきた背景も知らないと無理だろう?
これは、書くのが歴史小説でも現代小説でもまったく同じことが言えるはず。
君の意見は、ニートで引きこもりで世間を知らなくても才能があれば小説は書ける、
と主張してるようなものだと思う。
現代の考証はニートに無理だが
時代の考証はニートでも可能
まあ、餅つけ。
三田村鳶魚にも大ファンはいたし、山田風太郎(だっけ?)のくのいち忍法帖
とかにも大ファンはいたわけだから、考証の比重はそれぞれの想定読者次第
ではないの? 自分の好みを絶対みたく言い合って、荒れていくのは2ちゃんの
宿命かよ、おい。
894 :
名無し物書き@推敲中?:2006/10/09(月) 17:56:11
勉強ができる男と、
面白い男と、
どちらに憧れるか、だな。
考証というから大袈裟すぎるんだよ
実際、時代小説に出て来るのは、歴史基礎知識とか、ウンチクのレベルでしかない
司馬、池波レベルになると、有名税として間違い叩きが盛んなだけ
池波なんか、歴史ウンチク本の「有名作家間違い探し」の餌になってるもんな
司馬はね、いうまでもなし
考証に手を染めたばかりに、
発想が分別くさくなって想像力が固くなり、
既存の小説を素直に楽しめなくなった……
考証は考証本、歴史本で楽しめよ
割きらないと小説が面白くないのは当たり前
だって目的が違うんだもん
人間考証、というのもあるんだよ・・
899 :
名無し物書き@推敲中?:2006/10/10(火) 01:19:53
時代小説と歴史小説は、もう分離すべきだろ。
考証中心の歴史小説ファンおよび作家ワナビーには、時代小説のアバウトさが
許せないわけだし、逆に時代小説ファンにとっては、うんちくばかりで人間の
情が描き切れていない作品はもうたくさんと……
ところでここは、創作文芸スレッドだろ?
もうそろそろ、お互い分離した方がいいんじゃないか?
同居は難しいと思う。
一年かけても埋まらないスレを分割してどうする
なこといったら考証中心の歴史小説(戦争物での吉村、津本の近作)と、
考証が傍役(司馬)の歴史小説を分けなければ…
902 :
名無し物書き@推敲中?:2006/10/10(火) 13:08:30
やっぱり岡本綺堂と杉浦日向子さんが最高だな、粋だもん、ほかは野暮たくって
見ちゃあいらんねぇよ
べらんめぇ
粋と野暮も分けることに汁。女流男流も分けたほうがいいかも。日本と外国物
も分けんといかん罠。
なにいってやんでぇ
906 :
名無し物書き@推敲中?:2006/10/10(火) 20:15:51
後の信長である。
おとといきやがれ
まこと乱世であった。
まあおまいらモチツケ。
考証も人間描写も大事なんだ。
考証派も、年表書けばいいと思っているわけじゃないだろうし、
人間描写派も江戸時代に電車が走っていていいというわけでもあるまい?
自分の説を互いに言い合っていても解決にはならない。
それより考証を「自分はこのレベルまで必要と思っている」
とお互いに喋ってみることが大事だと思うぞ。
ちなみに私は、「主要キャラの生没年(不明な人は別)と、ストーリーの柱となる道具(鉄砲など)」
は間違っていて欲しくない。そこが間違っていると萎える。
山岡荘八の「徳川家康」でも考証間違いはある
どこまで許すかではないか
(逆に言うと、書き手としてどこまで押さえておくか)
吉川武蔵が許せるか許せないかというボーダーもある
山岡の小説は家康が聖人君子みたいに書かれているからいやだな
もっと汚い部分も見たかったのに
913 :
名無し物書き@推敲中?:2006/10/11(水) 16:25:57
山岡とか中里とか海音寺って、物凄く古臭い、文体にカビが生えてる気がする
914 :
名無し物書き@推敲中?:2006/10/11(水) 16:48:24
>>910 賛成かな。
私は人間描写というかその時代にない価値観、例えば戦国時代なのに、
女房共がやたら自己主張して政に意見してたり民主主義的発想だと滅入る。
その時代の価値認識はちゃんと押えていて欲しいと思う。
現代人とは違うんだから。
なにも難しい人生観とか言ってるわけじゃない。
歌舞伎の「寺子屋」程度でいいから武士の考え方ってのは学んで欲しい。
素人の作品じゃないんだから、と現代のプロの時代小説には思う。
その時代の観念、価値観ね〜
どちらかと言うと現代の観念、価値観で時代を見つめ直すことが
新人賞なんかでは、求められてる気がするな
http://www.shodensha.co.jp/award/ の募集要項は日本語にすらなってなくて痛いが
自我という言葉は明治以降のものでも、江戸、戦国にも自我はあったと
考えていいんでないか?
むしろ時代を超えた人間の普遍性を追求するのが、いい小説の条件といえそうだ
いい小説というと評価はそれぞれだから、最終選考に残る小説と言い換えてもいい
>>914 じゃあ淀君はなんなんだ?
女でも政治に口を出す場合もあるぞ。
全ての女があやつり人形みたいだったとでも言いたいのか?
見てきたわけでもないのに、勝手に思い込んで押し付けるのは良くないな
江戸でも、女のヒステリーを血の道といったりしたからな
抑圧への反発も相当なもんだったろ
ま、庶民の場合、女が少ないのをいいことに、
女房は現代以上の物見遊山、役者遊び(現代のホスト入れ上げ?浮気三昧だったとする
ウンチク本もあるな。
長家住まいで、棒手振りから菜を購えば手作りより美味いのは、
スーパーの出来合いを皿に並べるだけの
ウチの嫁そっくり
資料というものは、多かれ少なかれ書いた者の主観に左右される。
一つがそうだからといって、全てその通りではない。
その時々の権力者によって、都合よいものに書き換えられる場合もある。
女の尻に敷かれていた、などと書けるわけないし。
読者を心地よくさせる、ということを忘れないことが肝要。
歌舞伎にしろ、落語にしろ、
当時としても、実際にこうだって事より、こうあって欲しいという願望だからね
まして歌舞伎はお上の統制がキツイ分野
おれは落語に出て来る八さん、熊さん的な長家人情も疑ってる
どう疑ってるの? kwsk
映画だけど、タイタニックなんて、史実と虚構をうまくないまぜて一級の
娯楽に仕上げてる。二千人の死者とかいう史実上の人数や統計だけでなく、沈む船の内部
を見せたり、傾く船にどう皆がしがみついてパニくったかとか、見てきたような
うまい嘘をついている。ジャックとローズと言う虚構の恋人たちの目を通して、
嘘も想像も本当らしく、観客に感情移入させ、彼らとともに歴史をシュミレート
させている。沈むタイタニックの船尾にしがみつく主人公といっしょに、海中に
突っ込む瞬間、息を止めている自分がいる。観客とか読者に、そんな追体験を
させられれば、本望なんだけどな。
923 :
名無し物書き@推敲中?:2006/10/17(火) 15:00:23
本身の刀って重いなー、二キロ強っていう目方以上に感じる、振り回してみたけれど
こんなに重いと、ぶらぶら遊んでる武士より、日ごろから重労働してる、お百姓さんの方が
剣術道場に通うとすぐに上達したってのは本当だろうなって思う、一日中鋤や鍬を振るってから
刀くらい楽々だもんなー
924 :
名無し物書き@推敲中?:2006/10/17(火) 15:12:51
いや、江戸時代は庶民は貧乏ゆえに結婚できなかった男のほうが
圧倒的に多かったんだが…。
格差社会も江戸時代化してるって思えばどうってことないんだけどね。
925 :
名無し物書き@推敲中?:2006/10/17(火) 19:59:32
江戸時代と一口にいっても
海音寺は史伝と小説をきっちり分けている
自分は小説だと
自分が小説だから史伝は誰かは言わないが
知れた名前はいなかったんだろうね
927 :
名無し物書き@推敲中?:2006/10/17(火) 20:26:49
日本語で桶
史伝は死後だな
そんなの読むなら歴史本読む
昔の剣術道場はまず木刀の素振りが基本だろ。
真剣より重いのを使って筋力を鍛えるのが目的。
金属製より木製が重いと申すか
>>777 >>885 別に最終に残っても連絡はないよ。
最終で落ちても連絡はないよ。
連絡があるのは受賞者一人のみ。
>>926 市電の元祖ならなんといっても森鴎外だべ。「渋江仲裁」とか「伊藤蘭県」だか
なんだか、ほかにもなんかあった希ガス。漱石の向こうを張って新聞連載したら、
新聞の売れ行き、だだ落ちだったとかゆうやつ。清張とか批判してるよね。鴎外
のおかげで以降の歴史小説が、史実(一級ではないのに)により過ぎて面白くなく
なったって。
>>932 最終に残った経験のある方とお見受けす。情報かたじけない。あとは順次誌上
発表を待つばかりか。24日が2次発表。それまで拷問じゃ、皆の衆。
935 :
885:2006/10/18(水) 22:25:17
>>932 マジですか。
まあその方が最後まで希望持てていいかも知れん。
とりあえず二次の発表楽しみに待ってよう。
>>777 ナカーマ(AA略)
「歴史文学賞」は確かに格式のあるいい賞と思うけど、
厳密には新人賞じゃないんだよね。
応募資格はプロ・アマ問わずだから、
素人は相当、厳しい戦いを強いられる。
去年の場合は、すでに何冊も本を出していて、年齢も50近くて、
帯に「スケールの大きな新人」と書かれても
どう考えても、それってベテランだろうがと思ったさ。
(帯から察するに主催者側は新人賞というスタンスのようだが)
でも、歴史文学賞って100枚までの短編なんだよね。賞金200ペソは魅力だけど、
短編じゃ本にできないし、発表時の一回掲載だけじゃ会社に利益出ない、どころか
損しちゃわないんだおか。
いくつか中短編を足して、
ちゃんと本になるよ。
でも誰も読まない。
本にするほど短編のストックもないし、やっぱ新人物往来社は損しそうだが。
と言いつつ、授賞式用のスーツを買った俺。
大丈夫。
今は紙をぶ厚くする技術が進んだから、
一編だけでも何とかなる。
ついでに、革靴も買っておいたほうがいいんじゃないか。
その前に顔を何とかすれ。
めずらしく創作板らしく、新人小説賞の話題になったな
レベルはあれだが
江戸の話が多いんだから、むしろオール読物新人賞の話題が出てもいいんだけどねぇ
ごく基本的な問題かも知れないんだけど、
時代物の人物の喋り方が分からない。
書いてても何か現代人のような言い回しになってしまう。
こういうのってどうやって勉強すりゃいいんだと思う?
オールはすでに手を付けてないと厳しいな
長篇だと松本か
>>945 じつのところ、黄表紙本でも、会話主体でぽんぽんと現代風に進む。もちろんユーモア重視になっているわけだが、そこらへんは現代のドラマでも同じ。
結局、現代人に理解してもらうためには現代人的な言い回しで十分なのではなかろうか?
小説として無駄な会話を推敲することは当然としてね。
>>947 「そうでござろう」とか「相違ござらん」とか(この時点で違うかもしれない)じゃなくて、
「その通りですね」とか「違いありません」でいいって事?
なんか目からウロコ落ちた感じだ。
セリフ全部普通の現代ものふうで書いてみよう。(時代考証はするけど)
ありがとうございました。
ふぅむ。
まあ、藤沢周平と、山本周五郎の短編集を各10冊ほど読んでから……と、あとは宮部みゆきか、を
読んで修正していけば結構でござるよ。
大事なのは、ドラマ時代劇や漫画時代劇のアレンジではなく、小説的であることってことね。
かみ砕き方の工夫が重要、と目に鱗を二三枚つけてみたり。
なるほど。ありがとう。ドラマや漫画ではなく小説的にって事ね。
自分はどちらかというと小説のほうが読むのでそっちは大丈夫…かと思いたい。
挙げてくれた作家も参考にしてみる。ありがとう。
宮部は時代物ファンから批判多いところだから、
あまり参考にしないほうがいいとも思うが。
それはスレの流れから分かってるんだけど、
現代ふうセリフ回しの時代小説 として参考になる本なのかなと思って。
時代は時代なんだけど、江戸じゃなくて戦国で書こうと思っているので、
山本周五郎も宮部みゆきも読んだ事無いんだ。
藤沢周平は密謀があるけどやっぱり読んだ事無い。
で、読んでみようかなと。
明らかにその当時にはなかった言葉を
使うことってどう思う?
池宮彰一郎の「島津奔る」を読んだとき、
かなり冒頭の部分で朝鮮役で出征している
島津義弘が「これからは経済が云々…」と
話し出すシーンがあって、
「経済」って言葉は江戸末期に「経世済民」から来たって
高校ですら習ったぜ、と思うと何だかがっかりで、
最後まで話に入り込めなかった。
もちろん、戦国時代に使われていた言葉なんて
わかりっこないのだが、
こんな風に明らかに後世に作られたと知れ渡っている
言葉を用いるのはどうなのだろう??
お前が自分の知識を自慢したいのは分かったから寝ろ
宮部はないだろ。藤沢はともかく、宮部の文体はもともと小学生の作文風、
時代物はテレビの引き写し風だよ。まあ、ストーリーが面白いんで、読むけどね。
そんな事いったら山本なんか、会話文は、もろ現代書きにしている作品がいくつもある
藤沢だって「お絹さん」なんて平気でやる
その方が読み心地がいいからね
リアルに市井の女を描こうとしたら主語は「おれ」だぞ
(これはときどきやってる作品を目にする)
読むのは現代読者で、誰も会話に考証を求めていない
ちゃきちゃきの江戸言葉や歌舞伎みたいな洒落た言い回しを読みたいというのは
あるかもしれんけどね
このスレは読者視点ばかりだな
新人賞を時代小説で狙う傾向と対策と話せないかな
なんか文学板に引っ越した方がいいような
ここは、あまし、新人賞応募いないと思われ
読者または趣味に徹する派では?
新人物往来社さん、副賞は懐中時計じゃなく、腕時計にしてください。おらの
腕時計が先月壊れちまったもんで、あてにしてまつ。
受賞したとき社長に頼みな
遅ればせながら、壬生義士(TV版)見て号泣。その後、勢いで映画版見て
この映画監督はもうアフォかと。さらに走って浅田の原本買ってきた。
浅田が、いっぱいのかけそばなのは百も承知で泣いてる俺って。脊椎反射で
泣いてしまう。つまり、これが身体に染み付いた日本の文化ってことだ罠。
日本の文化だ
日本の文化なのかは知らんが、壬生義士伝はよかったな。
原作しか見てないけど。
原作と映画とTV版で、それぞれ語り口が違うんだ。原作よりTV版のほうが
語り口としては成功してるような気がする(思いっきり泣いたし)。映画版は
最悪の見本として、これはこれで勉強になった。反面教師だ罠。
966 :
名無し物書き@推敲中?:2006/10/24(火) 09:54:48
原作読み始めたんだけど、最初の客観描写はネ申! だけど続くべらんめえ調
の語りってイクナイ。浅田の得意なんだろうけど、解説の久世が行ってるように時代考察
の批判をよける苦肉の策なの? テレビ版のほうが原作越えてるような希ガス。
967 :
名無し物書き@推敲中?:2006/10/24(火) 11:09:44
燃えよ、剣のが好きだ。
968 :
885:2006/10/24(火) 12:07:12
歴史文学賞、二次選考発表。
おいらの名前はなかった……orz
777殿、拙者はもはやこれまで。
貴殿は先に進んでくだされ。
969 :
777:2006/10/24(火) 14:23:47
>>968 貴校もか (´Д`)人(Д` )ナカーマ・・・
最終はだめでも、二次まではなんとか残るんじゃないかと思ってたによお
くくっ (ノ_・。)
>>968 >>969 若い人(と思う)がどんな題材を選んで
わざわざ歴史小説を書いているのか気になる。
何(誰)をピックアップして書いたの?
歴史文学賞って、
応募数の割に(しかも100枚なのに)
選考スケジュールが異常に遅いよな。
まじめに編集部だけで全部目を通したりしているのだろうか。
972 :
名無し物書き@推敲中?:2006/10/24(火) 21:00:27
下読みさんは三人。お年寄り二人、若い人ひとり。若い人は純文学出身の人で、歴史モノはあまり興味ナシ。お年寄り二人は有名じゃない文芸評論家。
そうなのか…。
この賞の致命的な欠点は、
あまりに選考委員が高齢すぎて(77歳、80歳,89歳!)、
新しい感覚とか流れとかを探り出す、
文学賞が本来果たすべき機能の一面が、
完全にストップしているところにあると思う。
だから、例えば若い歴史小説志望の人間が、
新しい切り口ですごい歴史小説を書いたとしても、
新しい!とよろこんでくれることはまずないと思うんだな。
だって、平均年齢82歳だもん。
選考委員の年齢バランスを
40、60、80にするだけで、
だいぶと賞の性格が変わると思うんだが。
今のままじゃ、趣味で書く定年後の人間が目指す頂点でしかない。
もっとも「歴史読本」自体が、
休日、本を片手に夫婦で遺跡を散策するような中高年を対象にしているから、
ある意味正しい形ではあるのだが。
下読みの文芸評論家の弟子たちの一部が、二次三次選考に入選してるようだね。
その下読みが先生をやっているカルチャースクールの
生徒たちってことか。
まあ、歴史ものを書いても送れるところが
ほとんどないから、仕方ないわな。
本当はよくないけどな。
仕事だから、下読みも別に生徒のだからって
贔屓目には見ないだろうが、
客観的な公正さは失われちまうな。
宮部の書いた「かまいたち」が、いつだかの歴史文学賞の
佳作に入ってる。だから、選考委員は飾り物で、たぶん編集部で入選作を選ぶ
んだと思う。あの「歴史文学」というよりTVの時代劇みたいな「かまいたち」
がOKだったのに...なんかもうね orz
だからおまいらあの賞に過大な期待をかけるな。
次行け次。
978 :
名無し物書き@推敲中?:2006/10/24(火) 22:22:24
他の有名新人賞を受賞し、少し名が出た椰子に受賞させる傾向がある。
宮部(受賞必至だったが、早乙女氏のみ難色を示し佳作)、去年のチョソ作家(過去に朝日新人文学賞)、岩井三四二(過去に松本清張賞)など。
それって調べたら1988年、
ほとんど20年前、
ていうかソウルオリンピックのときじゃねえか。
編集部も総入れ替えしただろうし、
そんな昔のこと持ち出したって仕方がないだろ。
そのときは選考委員の先生も若かったんだよ。
>>978 傾向というより、当然の成り行きなんじゃないの?
本を出したことがあるプロと、
素人じゃとてつもない経験の差があるもの。
どんな分野でもプロと素人が同じ土俵で戦ったら、
差は歴然だと思う。
応募してる時点でどっちもどっち。
手塚が人気なくなって、あんまり仕事来なくなって、苦労してた。
自分の絵を宮崎調に変えてみたり、編集にストーリーのリスト見せて、
ロボット物で行こうか、それとも冒険風にとか、どれでも好きなものを
描きますよってやったらしい。それでも(大家でありながら)仕事の
注文あんまりなかったらしい。
吾妻も「うつうつ日記」で、「俺もう漫画がわからない」と、なんども
言ってるし、「漫画の描き方」の本を図書館で見つけて「読んでみるか」
って、汗流してるシーンとかギャグってる。大ヒットの「失踪日記」
だって、最初の出版社からはことわられ、次の出版社でも出版までずいぶん
日にちかかったみたい。本人も、やっと初版の見本が届いたの見て、「やっぱ、
へたくそだ」って、自分で感想言うギャグやってる。
俺ももうわからなくなってきたお。
岩井三四二って小説現代新人賞もとってんだろ。
新人賞いくつかとっても、なかなかなんだな。
岩井三四二は直木賞候補にもなってるから、
なかなかというより、そこそこじゃないか
そこそこというより、大したもんだろ。
新刊の帯に、安倍総理も読んだとか書いてあったぞ。
じゃあ小泉の太鼓持ちだった盗作池宮も大したものか?
その人、歴史新人賞の二次に残ってるの?
岩井は三年前だったか受賞済み。
下読みの人たちの弟子ばかりが有利なので、おまいら諦めれ。他の賞に応募汁!
他の賞で受賞したる! くくっ、無念。
歴史小説ででびゅーするより
他ジャンルでデビューして歴史・時代物書いた方が良くね?
他ジャンルでも歴史・時代でも小説としての魅力や評価は変わらないよ
だったら自分が得意で、好きな歴史・時代で応募するのがいいだろ
994 :
名無し物書き@推敲中?:2006/10/25(水) 15:41:27
まあ、言えてるわなあ。ただ、賞金(200ペソ)が…副賞が…。
仕方ないから、タイメックス買ってきまつ。
995 :
名無し物書き@推敲中?:2006/10/25(水) 17:30:59
もうひとがんばり
996 :
名無し物書き@推敲中?:2006/10/25(水) 17:31:48
さあがんばれ
997 :
名無し物書き@推敲中?:2006/10/25(水) 17:33:49
スリー
998 :
名無し物書き@推敲中?:2006/10/25(水) 17:35:35
ツー
メーテル
1000 :
名無し物書き@推敲中?:2006/10/25(水) 17:36:19
やった
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。