1 :
名無し物書き@推敲中? :
04/05/28 15:11
こんにちは。 ジェンキンスです。
3 :
名無し物書き@推敲中? :04/05/28 15:12
■投稿する人へ あなたが書いた文章を真面目に読み、感想・添削・批評を行ないます。基本的な投稿は 小説ですが、論説文やエッセイなどもOKです。掲示板にコピー&ペーストするのが一番 よいですが、自分のHPの直アドレスやまたり文庫などの投稿サイトをさらすのもあり。 投稿する前に読みかえしましょう。痛い間違いは投稿後に修正できません。 もしも文章を無視されてしまったら、もう一度批評をもらえるように頼んでみましょう。 目についたものから批評していくので、見落としもあります。 辛辣なことを言われても落ち込みすぎないように。批評をした人とあなたの傾向の相性が 悪かったのかもしれません。でも、あなたの作品をそういうふうに受け取る人もいるという ことを心にとめておいてください。 ※※ 最近晒しやいたずら目的で本人を騙ってHPアドレスを載せる輩が増えてます。 HP掲載の文章の批評を希望する人はそのページ、もしくは自BBSに<2ちゃんにて批評依頼中> と入れてください。クリックして見れる『隠し』でもかまいません。
5 :
名無し物書き@推敲中? :04/05/28 15:14
■批評する人へ 批評への参加は自由です。 当スレは投稿者を育てるのが目的なので、良い所と悪い所を具体的に挙げて、できるだけ 投稿者が納得する形で批評してあげてください。
6 :
名無し物書き@推敲中? :04/05/28 15:15
来た、来た、来た、来た、北別府 来た、来た、来た、来た、北朝鮮♪
8 :
名無し物書き@推敲中? :04/05/28 15:16
-------------------------------------------------- ※原稿入力時の約束事テンプレート ○段落の行頭は一字下げる ○……三点リーダーは基本的に2個で1セット。なお「・」(中黒)は使用不可 ○読点は「、」 句点は「。」を使用 ○セリフをくくるカギカッコの最初の 「 は行頭一字下げない ○「 」カギカッコ内最後の句点は省略する -------------------------------------------------- 注 新スレが立ったときはローカルルールの「行き場の無い作品の発表」の リンク変更申請を批判要望板で頼むようにしましょう。 投稿者および批評者は、トリップをつけた コテハンを名前欄に明記することを推奨(騙り防止のため)。 偽物を気にしないなら無しでもあり。 トリップの付け方 名前欄に記入した名前の横に、#@@@@と入力する。 @には任意の数字が入る。つまり、4桁の数字が入る。 これはコテハンの偽物として出没する荒らし対策 としてである。これで個人認証がつくわけ。
さあ、気を取り直して行こうか!
10 :
名無し物書き@推敲中? :04/05/28 15:17
おれ素人さん、ありがとうございます。がんがります。
12 :
名無し物書き@推敲中? :04/05/28 17:41
スレ立て乙〜。
12
削除しろ
sage
sage
sage
sage
sage
sage
sage
>1乙。 >2=>4=>7=>9=>14=>18=>19 どうした、遂に発狂か?
>>24 アホー
>>14-23 は別人だ。スレ立ての要領をわきまえない馬鹿1に
腹が立っただけだよ。
そろそろ
>>1 の弁明を聞きたいところだ、出て来い馬鹿1。
>1-26 必死だなw
30 :
名無し物書き@推敲中? :04/05/29 00:37
荒らし目的の釣り投稿、それに対する生真面目なレスまで全てが自演。 誰にこっ酷く言われたのかは知らないけれど、釣られる人を装ってスレを 荒らすのは止めてください。あなたが来てから穏やかだったスレの雰囲気 が台無しです。消防が友達ぐるみでスレを潰しに来てるんでしょうけどね。 以降はこのスレの文芸に対して強い志を持つ人たちへ。 一度テンプレを改稿して、スレを立て直してはいかがでしょうか。開始 30レスでこんなに荒れるだなんて、どこかに欠陥があるとしか思えない。
32 :
名無し物書き@推敲中? :04/05/29 03:19
part17の方に書き込みできないので、こちらの方に書き込みます。
ずいぶん荒れてますね。
前スレ
>>800 どうして住みたいと思ったの?
>履くだけでは勿体無いと思ったものだ。
これが理由だとすれば、弱いですね
たまに、女子高生のパンツ覗けるから・・・・スマソ
最近の靴は、と言っておいて3年も経てば
>聞くというより知人であるしかないのだ
>狭まれる
>これにかかってる
???? 深読みできなくてごめん
>少し戸惑ったかな
これは読者に聞いてるのかな、だとしたら戸惑っています
良いところに目を付けて、読み手を引きつけるのには成功してるけれども
消化不良のまま終わってる。
>>802 読む人によって違うでしょうが
ハンググライダーだと思って読んでたら、バンジージャンプ
一本取られました。
「死んだ」はここでいらないと思います、もっと別な表現無かったのかな。
あと句点「。」は少なくしましょう、漏れもだめですが。
34 :
エイチドット@喫煙中 :04/05/29 22:47
よろ 題:武の家で飲み会 「おまえが好きだといいたいのだよおおおお」おれは叫んだ。「わかるか?武ぃぃぃ!?」 「さっぱりわからん」武はいつものようにクールに言った。「言っちゃえばいいじゃん。好きってさ。やりたんです、ってさ」 武は酒を飲みながら大量につまみを食う。 裂きイカひと袋をひとりで食うのはやめて欲しい。 「おめえにゃわかんねえよ」とおれは言った。 「まあ、好きにしろや。お、来たぞ。ちゃんと言えよ」 言われて、扉のほうを見ると、恵子が立っていた。 武が、よお、と手を振った。 恵子も手を振り替えした。それから外に向かって、おいで、おいで、をした。 男が中に入ってきた。恵子は彼の手を握って、友達をつれてきたの、と言った。 二人が近づいてくる。 「なあ、武」 「・・・な、なんだ」 「酒をくれ」 「・・・すまん。おれが飲んじまった」 「・・・そうか」 そうなのか。
36 :
名無し物書き@推敲中? :04/05/30 00:48
今書いてる小説の一部分だけなのですが評価お願いします。 私が覚えている限りでは、今まで生きてきた17年間 本当に真っ白なものなど見たことが無い。 色鉛筆や絵の具、学校の校舎などただの白いものは、 たくさんあったがみんなどこかしら薄汚れていた。 私は地球上で汚れのないものなど母親のお腹の中で眠る胎児か ガラパコス諸島の動物たちぐらいだと信じていたので 自分が真っ白なものを知らない事なんて定期的に騒がれるUFO騒動ぐらいどうだっていい、 あきらめのついた問題だった。 しかし目の前に広がる光景は、その観念を見事に打ち砕くとても驚異的なものである。 何もかもが、真っ白で埃一つなかったのだ。 いや、厳密に言うとこの私自身だけは唯一の汚れとして存在していたのだけど。 とにかく視界に入る全てが本当の意味での白だった。 最初こそは、まさに興味津々といった感じで思わず そこら中を走り回ったりなんかもしてしまったが、すぐに飽きがきた。 だからといって別に私が飽きやすいわけでは決してない。 流行の過ぎたものにに誰も興味を示さないのと同じだ。 要するに魅力というものに欠けている。 ここは乗り物が稼動しない遊園地みたいなものなのだ。
>>36 出だし最高!
ガラパゴス諸島から意味不明。
ガラパゴス諸島以降がいただけない。 というか、「興味津々」を使う人は大嫌いなのでそこから読んでない。 わたしは一生それを使わない決心である、申し訳ない。
全体的にまわりくどくてわかりづらい文が多い。 冷静になって読み返せば要らない部分が大量にあると思われ。 ちなみに興味津々は俺もあまり好きではない。
よしじゃあ俺も今日から興味津々を嫌うことにする。 興味津々のヤツめ!
41 :
エイチドット@喫煙中 :04/05/30 04:24
34もよろしくです
42 :
罧原堤 ◆5edT8.HnQQ :04/05/30 05:22
>>36 >私は地球上で汚れのないものなど母親のお腹の中で眠る胎児か
主人公の認識が甘いな。
俺が胎児の時、母親が麻薬と酒に溺れてて、有害物質吸収しまくりだった
おかげでこんな有様だ
>>36 表現の仕方が中途半端でありきたり。
回りくどい割りに文章が楽しめない。
そんなものは無い方がましだ。
>>36 対象をできるだけイメージ化しようとしているのは分かるが、
イメージが貧困だな。連想力は訓練で高まるらしいから、ト
レーニングしたらどうか。
読者にイメージが素直に伝わらないから、無駄な記述が多い
という印象を余計に与えている。
>>34 一応は話に流れがある。ただ、小説らしく見せたいのなら場面
をもっと丁寧に書くべきだ。まあ、短文を読んだ限りでは、まだ
小説を書く最低限の技術も持ちあわせていないようなので、それも
勉強したほうがいい。スルー相当の投稿作なのだが、気が向いたから
レスをした。頑張って。
みなさん評価ありがとうございます。 少し前半部分を改定してみましたのでふたたびよろしく お願いします。 私が覚えている限りでは、今まで生きてきた17年間 本当に真っ白なものなど見たことが無い。 色鉛筆や絵の具、学校の校舎などただの白いものは、 たくさんあったがみんなどこかしら薄汚れていた。 私は地球上で汚れのないものなど母親のお腹で眠る 胎児くらいだと信じていた。だから自分が真っ白なものを 知らない事なんてとっくにあきらめのついた問題であった。 ◆ その時目にした光景は、私の観念をあっさりとくつがえした。 あたりには、人の気配が感じられず建物一つ無かった。 遥か遠くに見える地平線は障害物に邪魔される事なく どんな位置からでもはっきりと確認できた。 空はどこまでも真っ白な雲で覆われて地表は、どんなに探しても 草木一本生えてなかった。 ”ここは、真っ白な世界だ”と私は思った。 視界に写る不思議な世界に私は、とても興奮していた。
>>.38-40はなんで興味津々が嫌いなの? 興味津々。
(゜Д゜)<興味津々! 興味津々!
49 :
エイチドット@喫煙中 :04/05/30 17:33
>>47-48 胡散臭いことこの上ないからだ。
また、作者自らが己の技術の低さを露呈しているようなものではないか。
興味ひとつとっても色々な表現があるはずだ、
一体どんな感じなのか? 人物はどんな状態・情態にあるのか?
それを「興味津々といった感じ」だけですませるのはいただけない。
>>46 分かっていないな。
>私は地球上で汚れのないものなど母親のお腹で眠る
>胎児くらいだと信じていた。
白とこのイメージとの関連、これがもう駄目なんだよ。
いくらか気の効いた工房でも、もう少しましなイメージを描くだろうな。
イメージ化を図らない文章作法を身につけた方がいい。
胎児と白は何の関係もない 後々関係あるにしても冒頭から説明されるのはウザイ なら冒頭にもってくる必然性はまるでない。 という論理。
>>46 句読点の位置おかしくないか?
たとえば、
>色鉛筆や絵の具、学校の校舎などただの白いものは、
たくさんあったがみんなどこかしら薄汚れていた。
ここは「白いものは」のあとではなく「たくさんあったが」のあとに打つべきだし
>あたりには、人の気配が感じられず建物一つ無かった。
ここは「あたりには」のあとではなく「感じられず」のあとに入れた方が良いし
>視界に写る不思議な世界に私は、とても興奮していた。
ここは「私は」のあとではなく「世界に」のあとにした方が自然。
54 :
名無し物書き@推敲中? :04/05/30 23:38
お願いします 中学の時犯した。 いじめられっこの女の子を昼休みに理科室の実験準備室に呼び出した。 家が貧乏な子らしく、いつも顔が汚い。ちゃんと風呂に入っていないのか、 いつも髪はぼさぼさでぐちゃぐちゃ。 なもんでクラスじゅうで嫌われてたけど、ある雨の日の帰り道、 傘忘れて猛ダッシュで帰る彼女の濡れてストレートになった髪と顔が なんか結構カワイイ事に気付いた。 それでも所詮はいじめられっ子。俺はいじめてやろうと思って呼び出した。 しかし一人じゃ怪しまれるので、 あいつ、ムカつくからいじめてやろうぜって仲間3人で準備室に呼び出し。 この子は女の子からも嫌われてて、誰とも話せない。 っていうか、おれもこの子が話したとこなんて聞いたことないし、 先生もそれを知ってるから、あえて授業中も指したりしない。
>>54 〜〜だったので〜〜だった。
小学生の作文かい。
>>54 嫌いじゃない。〜した、の多用も回想らしさが出てるように思う。
中学の時、とか女の子、とか準備室、とかはわざわざ冒頭で明示しなくても
後の文章中でさらっと触れるくらいにとどめると、テンポがよくなるのではないかしら。
「騙し合い」 巨大なバーニアは、震え上がった。大気は揺れこれからおこる儀式の緊張が高鳴る。 ロケットエンジンからは、深紅の炎が噴出されシャトルは、激しく振動する。 全世界に、この発射の模様が配信され世界中の人々が注目している。 両手を目の前に組み、祈る人。成功を疑わずお祭り騒ぎの人間。興味津々で目を、まあるくして見つめる子供。 カウントダウンが始まる。 「5・4・3・2・1・テイクオフ」 橋脚が外れ、白亜の巨体は、ゆっくりと天空に向かい持ちあがった。 歓声があがる。 まるで、東洋の龍のように白煙を噴出しシャトルは、離陸した。 空を見上げる観客。離陸成功を喜ぶ管制官達。 見る見る内に白亜の巨体は青空の点になった。 離陸から30秒後、悲劇は起きた。 塵程の大きさになったそれは、突然巨大な光球になり龍の頭は、四方八方に飛び散った。 「オウマイガッ」管制官達は、俯きコンソールを、激しく叩いた。 「うまく行ったようだな」 世界的な保険会社ロヒド社の敏腕課長ジェイムスは、したり顔でつぶやいた。 「これで彼の望み通り、歴史に名を残し世界中の人々の印象に残る英雄になれた訳だ」 ジエイムスは、裏の顔を持っていた。自殺請負人。 保険金の半分をもらい、最高の舞台を低リスクで用意する。 もう一つの顔だった。 彼は、NASAの管制官責任者に電話した。 「報酬は、予定通りに銀行に振りこみます」 管制官責任者マイケルウインウッドは、電話を置き大統領に電話した。 「ハリウッドで撮影しなくても、またうまくスペースシャトルが、実在するって信用させることが出来ましたね。大統領閣下」 (了)
58 :
痴話げんか :04/05/31 10:08
すいません推敲不足でした。 1行目 儀式の緊張が高鳴る。→高まる。 4行目 成功を疑わずお祭り騒ぎの人間 → 人達 あと句読点です。 ごめんなさいです。
59 :
名無し物書き@推敲中? :04/05/31 11:43
新しい服に袖を通すとき私は、いつもシャワーを浴びて清々しくなってから袖を通す。 子供の頃から、そうしている。袖を通す瞬間の爽快さは、何物にも変えがたい。 「お姉ちゃんだけずるいよ」当時、妹の口癖だった。 おさがりが多かった妹の前で、袖を通すあの優越感もあったのだろうなと、今になってそう思う。 鏡に映る新しい服と、それを着た自分の姿。私の中では、最高に至福の瞬間だ。 化粧台の前に座り、出かける用もないのにいつもより念入りに化粧する。
61 :
名無し物書き@推敲中? :04/05/31 14:54
昨年の10月18日、鈴木は記者会見をして胃がんを発表した。と ころで、建国義勇団の銃弾入り郵便が鈴木事務所に届いたのは10 月20日。つまり、この郵便は記者会見とほぼ同時に投函されてい る。 また、鈴木事務所が「被害」を受けた同じ日、河野洋平議員の自 宅にも銃弾入りの封筒が届いている。 外務大臣と裏の外務大臣。共通点は有るが正反対の人物。 胃がんを捏造して国民の同情を引き、更に被害者として扱われ、 病魔と戦うクリーンなイメージを国民に与えるよう仕組んだ狂言 ではないか。 同時に被害に遭った河野議員は大病の手術を受けながらも衆院議 長を任命されるほどの政治家。狡猾な鈴木が利用したがるのも当 然だ。 ハンナン浅田は日本最大闇組織の一員で、高級車セルシオなど資 金提供させていた鈴木も裏社会と密接だ。右翼まがいや自民党時 代から癒着した医師会の黒ヒゲ医者を動かすなど雑作もないだろう。
62 :
名無し物書き@推敲中? :04/05/31 16:24
右っぽい。
>>57 もういいよ。
おまいはここでアドバイスされたことを全然聞いてないだろ?
そんなオナヌー文は投稿しなくてよろしい。
>>57 まず、題材がまずい。
ああいう、世界的に知られた悲劇をネタにするのは、
倫理的に問題がある。
日本で言えば、
阪神大震災や地下鉄サリン事件を
冒涜するようなもの。
書いていいことと悪いことの区別がつかないようでは、
小説なんか書くな。
>新しい服に袖を通すとき私は、いつもシャワーを浴びて清々しくなってからにしている。 >子供の頃から、そうしている。その瞬間の爽快さは、何物にも変えがたい。 >「お姉ちゃんだけずるいよ」当時、妹の口癖だった。 >おさがりが多かった妹に見せつける優越感もあったのだろうなと、今になってそう思う。 同じ言葉は出来るだけ繰り返さない。これ基本ね。
>>65 批評レスは、投稿者以外の者も読むのだから、引用符を付けてくれんかね。
分かりづらくてなあ。
ヨロ。
>>65 ああそうだ、レス番の引用符だったな。スマソ。
目が覚めたが視界が真っ暗で妙に生臭く頭がやけに重い。 題名「半人前」 起き上がろうとしても重くて起き上がれない。首に力を入れると ようやく起き上がれた。ふらふらはするもののなんとかバランスを 保っている。 「ギャー」 手で頭を触ってみると冷たくつるつるした感覚がある。自分の頭部とは 思えない手触りが恐怖を襲う。 「・・・なんだこれは」 呆気に取られていたが慌てて近くにある照明のスイッチを感を頼りに探した。 あせってなかなか見つからない。 (どこだ・・・、どこだ・・・) あった。ベットの周りが明るくなるはずだが視界が開けない。気持ち悪いが おもいきって頭を回してみた。カチっと音がし、頭全体が吸い込まれるような 感覚に襲われる。視界が開けた。ベットの周りがうっすらと光っている。 近くに置いてある鏡に目を向けた。 (マグロ?) 頭部がマグロの頭に代わっている。耳に力を入れるとエラが動くようだ。
耳に力を入れたことがないので、わからない。
題名「ボトって音がした」 朝、カラスの鳴き声が聞こえ、湿気に満ちた空気が余計に重たく感じる。 道を走る車が昨日降った雨の上を通りと音が室内に反響する。 「カアカア」 カラスが又鳴く。 「カアカア」 「カア・・カ」 (・・・?) ボトっと何かが落ちた物音が聞こえた。窓を開け首を伸ばすと背が高い女性が立っていた。 その女性しか確認できない。今の物音はなんだったんだろう。窓を閉めた。 タバコを取り出し口に銜えライターに火をつける。しばらくすると煙が部屋に 溜まってきた。窓を開けた。 女性の顔が僕の正面にある。ここは2階だ。僕をかわし、女性の顔が室内を物色するように駆け巡る。 僕は火がついたタバコをソファーの上に落としていた。 「黒い鳥はどこですか?」 「黒い鳥はどこですか?」 ソファーから異臭を放ち煙がでてる。僕に聞いているのだろうか、そんなものは知らない。 女性の顔の口に黒い羽毛が付着していた。
>>69 耳に力を入れるという表現がまずかったらしいが
これはこう書いた方が伝わりやすいと思ったのだよ。
そんなこともわからないのかね。
>>71 言われてしまって反論に出たようだが、
下手な奴はご批評をありがたく拝聴して
いればいいんだよ(ブリッ
>>71 果たして、どれほどのことが読み手に伝わるかは書き手には知る由もない
読む人には、色々な人がいるわけだし、いろんな感性がある
それに対して、一々反論するより、良い作品を生み出す努力をした方が
自分のためになると思います。反論するなとは言わない、だが最後の一行がいただけない
何を言ってやがる ( ´_ゝ`)ペッ
そのくらいの心意気が無いのなら、他人に晒さない方がよろしいかと
評する方だって、あやふやな物であるから(´・ω・`)ショボーン
あやふやな批評はありがたいのかもしれないが 的を得てない批評ほど立ちの悪いものはないな。
ある人がピカソのところに来て 「やっと分かりました、あれは鶏だったんですね」と言ったそうな。 ピカソは「そうですよ」と言いました。 その人は喜んで帰っていったそうです。 で、ピカソは言いました「本当は赤ん坊を描いたのだが」と。 本当の話は忘れてしまいましたが、このようなことだったと思います。
木を見て森を見ずといったことだな。
?違うだろ
「木を見て森を見ず」 部分にとらわれて、全体像を見失うこと
うちの母は紅白で「五木ひろしを見て森進一を見ない」けどな。
>>80 君のことが気の毒に思えて、涙が出てきた。
釣りだろ、いくらなんでもさ……、いくらなんでも……
>>75 文句無し、日々精進するように (文句ある(^^;;;?)
>>76 可もなく不可もない
>>77 「?」は後ろに、この短い文で、どう氷菓しろと
>>78 ・・・・・・・
>>79 行替え不要、目立ちすぎ
>>80 どうして見ないのか説明すると、なを良い
>>81 気の毒と釣りがどう繋がってるのか、説明不足
短編ばかりですが、磁界から三行以上を期待する
>>71 >的を得てない
なるほど、あなたの程度がわかった。せめて学校の国語の本でいいからもっと読んだらどうか。
的を射た批評はできる可能性があるが
(なぜならそれは書いた本人の感覚によるものだからだ)、
わたしは的を得た批評というわけのわからない批評はできない。
>立ちの悪い
思ったとおり、というところよりもあなたの程度がもっと下がった。質の悪い、だろうが。
これは揚げ足取りだろうか?
わたしは言い間違いを使ってやりこめるつもりは毛頭ないが、
常識的に考えて投稿前に推敲するのは批評以前の話だろう。
的を射た批評があったとしてもきっとあなたは同じように苛ついて、
現実では「こいつらばかの言うことになど意味はない、無視だ」と自分をさとすのだろうな。
「(ぼく、おれ、わたし、etc...)の文章はうまいんだ」と。
そういう人間が今後成長する見込みはない。
自分の文章に自信があるのだったら、さっさと賞にでも送って受賞したらどうだろうか。
まずあり得ないことだと思うし、そしてそれは間違っていないようにしか思えない。
先の文章のみで言えば「稚拙」という言葉くらいしか思い浮かばない。
これを純粋に考えようとしないのなら好きにしてもらいたい。
>これはこう書いた方が伝わりやすいと思ったのだよ。
それはあなたが思った時点のことであって、実際は「わからなかった」だろうが。
なぜわざわざ「ああ、この人はこう書いたほうが伝わりやすいと思ったんだな」と考えなければならないのか?
そんなことなどわからないほうがましだ、ただありのままの事実を書けばいいはずではないか。
ここはあなたのような未熟者の文章を誉めるスレではない。
>>83 あんたの批評も言葉を無駄に費やすワリには稚拙だな
>>82 誰だ? この馬鹿は。
おのれの批評能力が皆無であることを露呈しちゃって、ヴァカ丸出しだな。
ヒッコンでな、アフォー。
まあ、ここも安いスレであることは否定できないが、
テメーのようなのが批評できるほど安いスレじゃあねーぜ。
引っ込んでろ、この馬鹿。
>>84 =
>>71 お前も引っ込んでろ、ヴァカ丸出しだぜ。
言ってもわからんだろうが、
>>83 の言っている皮肉が分からないのか?
お前には基本的な教養が足りない。
小説を書く資格なしだな(プッ
>57 保険会社の人間が被保険者の保険金受領を幇助? 背任でタイーホ、だな。筋立てが極めて稚拙。 管制官責任者に背任野郎が金を渡すという構図も意味不明。 そもそも管制官責任者という名の役職は存在しないと思われるが、どうか。 いったいシャトルの運用にどれだけの人数が携わっているのか、 君は想像したことさえないんだろうなというのが漏れの感想。 >68 「視界が真っ暗で妙に生臭く」「起き上がれない」「起き上がれた」 「ギャー」「手触りを恐怖が襲う」「・」「スイッチを感を頼りに」 68=71=74でいいんだな? 上に晒し挙げたように、お前の文章には糞ほどの価値もない。 ちなみに漏れは耳に力を入れて動かすことができるが、 魚の鰓は呼吸をするための器官だという印象が頭にあったので、 お前のご自慢の表現には何の共感も覚えなかった。 変身譚を書くということは、カフカの後発として物語を書くということだ。 これはなまなかでは済まないよ。
前スレ691ー694について 作家に必要な気質とは何か。 その一つが現実に目をそらさないことではないか。 自分の心を見つめ、また人間をよく観察し 人が何かを体験したとき、何を考え、何を感じるのかを 想像することができなければならない。 人間は一言で言えば生臭いものだ。 その生臭さに耐え続け、生臭さの中に旨みを感じることが できるか、それとも生臭さを誤魔化し、気づかないふりを するか、いずれかで作家に向いている気質であるかどうかを 判断できる基準であると考える。 先に書いてあった「貴方様の奥様は〜」という小説。 これは多くの人が見たくない現実にあえて焦点をあてたものだ。 これを見たくないのは、貞操によって値踏みをされる女性であり 妻の処女を得ることができなかった男性であり これから結婚を考える人たちだろう。 最近新聞で見た統計では、結婚まで貞操を守るべきと考える 未婚女性は24%程度であった。これは諸外国と比べても 著しく低い数字だ。ということはつまり、処女を娶ることが できる男性も少ないということだ。否定できない現実である。 そうして多くの男性もそれを把握しているため 恋人が処女でなくとも、あきらめて結婚する。そして その時の己への慰めが「肝心なのは、体でなく心だ」というものだろう。 しかし、その「心」を、男性諸君は一体どう解釈しているのだろうか。 女性が柔和な容姿をしていて、聞き心地のよい甘い猫なで声で、 甘えてみたりすると、男はうっかりそれに惑わされがちだが、 女性も男性も人間に違いない。
多少の男女差はあれ、基本的に人間の心理にはそう大差は無いのだ。 自分の心をよく分析してみると、いろいろと汚いものがでてくる。 それは、いくら綺麗な顔や体や声をしている女性であっても 同じことなのだ。 セックスを知る前と、知った後では、人の見る世界観は 随分変わる。あのような恥ずかしい快楽を体感してしまえば ある意味で一皮むけて、ロマンスと抒情に距離を置き、現実的・ 実存的な発想に転換していく。 男が相手が自分を受け入れるように巧妙に駆け引きをするのなら 女性も同じように駆け引きをする。 童貞なら照れて参加しない下ネタでも、そうでない男は話をはずませ 盛り上がるように、同じ事は女性の世界にもある。 男も初めての性体験は、戸惑って上手くできず、恥ずかしさに悶えても 慣れてくると、今、抱いている女が今までの女の中でどれくらいイイかを 考える余裕まで出てくるように、同じ事は女性にもあるのだ。 その現実を受け止めた上で、あえて結婚をするのか、それとも 現実に目をそむけ「体の純潔はなくても、心の純潔があればいい。 心は綺麗なはずだ」と自らに言い訳をして、結婚をするのか おそらく、若い男は後者であろう。 俺は創作活動をしながら、自分が何者かを考え、人間を観察し 人間心理を追求していくうちに、人間というものに諦めを持つに至った。 それは自分の心を探り、自分の汚い部分を見つめれば 他人にも、同様の心理が働くだろうということは、冷静になれば あたりまえに気づくことである。
90 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/01 20:37
自分が一生守り愛していこうと心に決めた女が、自分以外の男との 肉体の交わりの過去があるということは、男にとって屈辱である。 それを考えないようにして、なんとかやっていく男と、 すべてを承知の上で腹をくくって、生きていく男と、 それに耐えられず、はなからそういう女を遠ざける男がいる。 俺は、相手が処女でなければ結婚はしたくない。 結婚相手が自分以外の男の精液にまみれた過去を持っているのは耐えられない。 結婚相手が自分以外の男との情事に胸を焦がした過去を持っているのには耐えられない。 自分の知らない純情な処女だった結婚相手を愛撫した男がいることには耐えられない。 (その情事の様子と感触と感情と思考を想像すると狂いそうになるだろう。 普通は考えないようにするのだろうが、俺は考える) また、それに耐えてまでして、結婚をする意義が見出さない。 よっぽど惚れてしまえば、あるいはそれでも構わないと思えるかも しれないが、今の俺は少年の頃のように純粋な目で女性を見ることが できなくなってしまっているから、それも無いだろう。 さて、男性諸君。君は体の穢れも心の穢れも すべてを受け止めて結婚をする覚悟があるか。 「貴方様の奥様は〜」前スレ691ー694は、そういうメッセージを含んだ話である。
91 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/01 20:38
だいたい人間というものは、そんなに綺麗なもんじゃない。 片山恭一なんかがなぜはやるのか、さっぱり分からない。 あんな欺瞞だらけのもので、感動できるのだろうか。 生きるというのは無様なものだ。 若者は経験が少ないため「愛さえあれば生きられる」「夢さえあれば生きられる」と いうが多くの大人たちは、愛にも、夢にも破れて、さながら刀折れ、矢尽きた 斬バラ髪の落ち武者のように、無惨に生き延びている。 それは人に裏切られるというだけでなく、自分自身にも裏切られるということだ 自分の心に潜む醜さ、弱さ、そして限界、それらに気づかされる。 そういう人間の真実を語らないものを読んで、一体なにが面白いのか 人間の真実を語らないものを書いて、一体なにが面白いのか。 真理の追究こそ、作家の本分。
93 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/01 20:41
皮肉?どこが?
>>83 のどこが皮肉?
事細かに指摘してくれよ、是非。
おれには必死なわりに適切な対処が出来ない
>>83 のアホ面しか見えてこない
是非教えてくれ。どこが「皮肉」だって?
>88-92 誰でも知っていることを殊更に書き立てて、お前は「一体なにが面白いのか」。 「真理の追究」にしては随分と薄いご説を開陳なすったもんだな。 たかがやるのやらねえのの話にスレ資源を濫費しないでくれ。
右を向いても 左を見ても ばかと阿呆の からみあい どこに男の夢がある
>95 好いた惚れたと、けだものごっこがまかり通る世の中でございます。 うまいこと引っ張ってきたね。
>>93 多分おまいは頭が悪すぎるからもう誰も相手にしないと思ふ
漏れもこれで最後さ
必 死 だ な(プゲラ
>>93 おまいは頭が悪すぎるからもう誰も相手にしないと思ふ
>>87 そんな貴方に、桃太郎を読むことをお勧めします
桃から、人は生まれないなど言わないように
日本文学で、貴方のお薦めの本は何でしょうか?
是非、読んでみたいです。
100 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/01 21:13
>>94 「誰でも知っていること」か。
しかし、ともするとサヨに惑わされて
真実を見失う輩もいるのでな。
きっぱりと、現実を示す人間も必要なのだよ。
>100 ウヨサヨ抜かすことでお前は自分を貶めているぞ。 「真実を見失った輩」なぞ永遠に見失わせておけばいい。
102 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/01 21:37
いいや文学とは、迷うものへの道しるべになるものだ。
とりあえずおまいらスレ違いだ よそでやれ
「神話はすでに啓蒙であり、啓蒙は神話に退化する」 内省なき啓蒙は野蛮だよ。
105 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/01 22:24
書いてみました。批評お願いします。 ・・・・・・ 淡い琥珀色のシャンパンを注いだ後、玲子はワイングラスに小さ な白い塊を入れた。 瑕一つない新品のグラスから、カチッと小さな響きが伝わってきた。 ランプの灯りがグラスに反射している。 炭酸の泡が白い塊を覆い始めた。微かな揺らぎがグラスの底から 浮いて行ったように見えた。それは、泡となってシャンパンの表面に 浮かび、そして、消えた。 「そんな泣きそうな顔をしないでよ」 玲子がいつもの通り優しい表情を浮かべた。 「供養なんだから」 「でも……」 「夏香だってね――」 そう言って玲子は、グラスを取って口に運び一口、喉に流し込んだ。 グラスの縁がルージュに彩られた。 「あなたと一緒になりたかったのよ」 玲子はグラスを再び私の前に置いた。 シャンパンの中で小さな塊が揺れた。それは夏香だった。もう、す でに骨となった少女の白く磨かれたその一片。どこの部位であるかも わからない骨のかけらが、静かに存在感を主張している。
106 :
エイチドット@喫煙中 :04/06/01 22:34
>>64 じゃあブラックジョークはどうなるんだって話になるわけだが
↑修正前の名残や、セリフのないとこもあったりしてあれなんですが……
109 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/02 01:39
>>94 お前のレスのほうが100倍無駄だろw
消えろ
重かったなあ
112 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/02 02:18
酷評スレなんだから酷評しろっつうんだよ 批評に関係ない人格攻撃とかしてんじゃねぇ。 そういうのは最悪板でやれ
批評に批評してどうする。批評にけちつけたのは俺なんだが。
文章が下手って当たり前のこといちいち言うなよ、批評になってないわ。
>>83 こういうやつがつまらない文章しか書かないんだよな。
つまらない人間におもしろいものなんて作れないよねー。
個人的な主観で洞察されてもね、自分のこと言ってるんだろうね。
お前だけだよ、そんなこと思ってるの。
>>87 カフカなんていきなり言われてもな。
114 :
罧原堤 ◆5edT8.HnQQ :04/06/02 03:53
>>68 &70
読んだ。君の作品読ませて貰ったよ。読んだ。君の作品読ませて貰ったよ。読んだ。君の作品読ませて貰ったよ。読んだ。
君の作品読ませて貰ったよ。読んだ。君の作品読ませて貰ったよ。読んだ。君の作品読ませて貰ったよ。読んだ。君の作品読ませて貰ったよ。
読んだ。なかなかのお味だった。読んだ。なかなかのお味だった。読んだ。なかなかのお味だった。読んだ。
つーかttpから次のttpまではコピペでやれよな。キャッシュだから。
>>106 ジョークとして自覚してやるのと、
無自覚でやるのとは違う。
この場合は、後者。
118 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/02 09:29
米ニュージャージー州のハンター2人が狩りに出た。1人が木から落ちてしまった。仰天した連れのハンターが携帯電話で『息がない』と緊急通報した。 救急隊のオペレーターが 『落ち着いて。大丈夫。まず死んでるのか確かめなさい』 と声をかける。一瞬の静寂後、オペレーターの耳に1発の銃声。続いて、 『死んでる。これからどうしたらいいの?』というハンターの声が響いた。
朝だ。雨が降っている。浅田飴だ。
キムチ食いすぎた。ああキムチ悪い。
>>68 「半人前」って題名とストーリーをかけて不気味さとユーモアの相乗効果を
狙った作品なんだろうな、とは思ったけど
>>87の指摘どおり、読了した後カフカの「変身」(知ってるかな?)を連想するから、
「ナ〜ンダ」って白けてしまった。
設定を変えたらどうかな?
>>88 確かに現実から目をそむけずに向き合うのも作家の資質だとは思うけど、
醜い現実をきれいなウソで塗り固めることができるのも優れた作家の資質
の一つだと考えます。
「世界の中心で・・」がヒットして「ミンナ、こんな安っぽいキレイ事で感動しやがって!」
ってイライラしてるのかな?
一過性のものなんだから、そんなに気に病まずに自分自身の精進に努めた方がいいと
思うよ。
あ、119は、知ってるぞ。おれ。 簡素人の簡素楽しみだな。わくわく。
>105 ミステリー感、いいですね。日常の風景と出会う目的・骨の欠片。 ぞくぞくします。 ただ、似た物を何処かで・・・・・・。 >107 壮大なスケールで語られていますが、描写がマクロでもったいないです。 もう少し言葉を、選ばれてすっきりさせれば良いのでは? 不整合を起してる描写が多数あります。頑張ってみてください。 >117 それは、どうでしょう。十分構成、ジョーク「オチ」は、機能しているようですけど。 あなたは、落語の「おち」の手法を理解されていますか? 酷評は、ただけなすものではない。 あくまでも評価ありきです。それを理解しないで他人を酷評(あなたの場合はただのけなし)するなど 評価人の風上にも末席にも置けません。ROMに徹しなさい。 >119 横順・・・・・・。
>123 スピード感でしたね。抜け落ちました。 時間軸の調整を行ないましょう。 進行スピードにメリハリをつける。 静止感のある描写から、突然躍動させる方法(落差があればあるほどスピード感がでると思います) 現在・心情・現在・過去・現在等、リズムを上手く狂わせるのも手かと。
↑ 123 127でなく122です アンカー >107です。すみません。あと下げ忘れました
>>105 短い文章なのにしっかりとした構成で普通によかったよ。
読んでて気持ち良い。
喉の奥から生臭い奔流が押し出され、そして口腔にこみ上げてきた。 俺は負けずに、それを飲んだ、飲み込んだ、飲み込もうとする喉の 筋肉が負けそうになる。必死にもう一回だけ飲み込もうとした…… しかし、耐えてはくれなかった。 こらえたあげくの逆流は、咳き込む喉にはつらかった。俺は我慢できずに 両膝を地面に落とし、そのまま両手をついた。自制できなくなっているカラダは、 白く乾いた砂に向かって勢いよく赤黒い粘液を撒き散らした。 大きいのから小さいのまで、まるで黒バラの狂い咲きだ。 誰に進呈しようか……、誰も欲しがらない絶望の死の色だ。 俺は少しだけ笑った、声を出さないで。 ── ヒロさん、オッケーです。 「ヒロちゃんいいね、なんか脱皮した? 」 「ちんこはとっくに剥けてるぜ」 「でも血袋、さっきいらないって言ってたのにさ、驚かせちゃって」
時々批評しているのだけど、「たまには」と思って、書いてみた。 宜しく。
>105 いいね。これだけ短くても、あれこれと想像をかき立てられる。 「炭酸の泡」「白い塊」で薬を連想、服毒自殺かとも思うがすぐに、 「カチッと小さな響き」でこれはなんだろう、となる。 「供養」でそうか骨か、と想像させる。 丁寧な描写をやっているお蔭で、地の文の後半では無理なく 夏香の死を持ち出すことができ、玲子の優しげな表情、 打ちひしがれているらしい男の姿と相まって、語らずとも 読者を自然とお話に引き込む。 お話自体にはあまり変哲がない。狂気も薄気味の悪さも感じない。 この骨のかけらは描写が綺麗であり過ぎるせいで、お菓子みたいだ。 漏れの趣味的には、この骨を「喉仏の骨」にして、その特異な形を さらりと描写し、祭礼上特別な意味を持つその骨を漬けたシャンパン、 とでもしたいところだ。 が、これは骨という素材のインパクトに主眼を置くか否かで、趣味の 違いでしかないと思う。良く書けているという感想は変わらず。 総じて、物凄く面白いということはないのだが、優等といった感じだ。
>128 最後の会話文が分かりにくいため、オチで落とし切れていない。 と言うよりはむしろ、オチが弁解めいているのだ。 グロを書きたければいっそ血みどろグログロで行ったらどうだろう。 真ん中の六行だけが君の書きたいことで、他はほんの付け足しに 書いているように見える。 冒頭四行だが、うち後ろの三行だけを見れば、まあ擬人法として 許容範囲とも捉えられる。しかし最初の一行がいけない。 とても不自然な言葉遣いだ。主客を入れ替えることで意思に反して 吐血する様子を描きたかったものとも取れるが、不要な「そして」の 邪魔もあって、地力のない表現になっている。お蔭で冒頭が丸ごと おかしな文章に見えてくる。
>>131 酷評ありがとうございました。
>真ん中の六行だけが君の書きたいことで、他はほんの付け足しに
>書いているように見える。
ご指摘の通り、真ん中の六行が最初に頭に浮かび、
そこに前後の文章を併せて作りました。慧眼恐れ入り
ました。
>意思に反して吐血する様子を描きたかった〜お蔭で冒頭が丸ごと
>おかしな文章に見えてくる。
表現の意図は書かれた通りです。指摘されてみれば、
確かにこなれていない表現だったと思います。というか、
批評する人によっては、ミスであると指摘するかもしれませんね。
以後注意します。
133 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/04 04:01
今までの酷評のやり方だけじゃなく 文章のレベルを100点満点とか 5段階評価とか言う方式でも 採点してもらったほうがわかりやすいんですけど。
簡素、ありがとうございます。 思ったより高評価で嬉しいのと、反面、話がありきたり なのが浮き彫りになってしまって寂しいのと半々です。 もちょっと、鍛錬して面白いネタになるようにかんばりまつ。
136 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/05 04:59
「君の暗号は とっくに解けてたよ」 僕は僕に気があるだろう女性に話しかける。 「はい?」 彼女は恥ずかしがっているのだろう。とぼけるようにいった。 「直感で相似だって気がついてたんだよ?お互いにね」 僕も彼女には興味があった。両思いだったのだ。 「君の事を考えるだけで、私のベクトルは上を向くんだ」 「え?何なんですか、あなた・・・・・・?」 僕は彼女のこの言葉を聞いて、やっと理解した。どうやら、彼女は僕を試しているらしい。 きっと、僕の愛を確かめているのだ。 「君のすばらしさは幾何的なそれは勿論、内に輝く法則にある。僕が証明したい!」 我ながらこの言葉には惚れ惚れとしてしまう。きっと、この言葉で彼女もわかってくれたはずだ。 「いや、怖いんで・・・・・・・」 まだ、彼女の心には届いていないようだ・・・・・・。しかし、この言葉を言えば彼女もわかってくれるだろう。 「私が負だとすれば、君は正のような人だ。君が僕と掛け合わせてこのマイナスの地獄から僕を救ってはくれないだろうか?」 彼女は私の目を見つめながら、頬を赤らめ、そして言った。 「あなたと掛け合わせたせいで私まで負になるなんていやよ!」 僕はどうやら、初歩的な計算ミスを犯したらしい。彼女のことは諦めよう。そう決心して、彼女に一言だけ本意を告げた。 「sinでもいいから一度俺のものをcosらせてやる」 ベタボメスレに書いたんだけど、本当はどの程度だめなのだろうって気になって こっちにも書きました。
>133 一元的な数量化は無理なのでパス。 漏れの場合、大まかに三階層の評価基準を設けている。 「書式」「文体」「物語」の三層だ。 通信のインフラに相当するのが書式=フォーマットだ。 日本語として通じるか否か、読みやすいかどうか。 書式の問題は規定の確認や校正に少しでも注意を払えば改善するが、 基本的事項ゆえおざなりにしている人が多いように見受けられる。 フレームワークに相当するのが文体。 適切な文体は効果的な表現を生み、物語に説得力を持たせる。 このスレのような評価の場では、物語自体よりも文体が議論の的であると思う。 例えば絵の評価で、題材よりも技法を問題にするのと同様のことだ。 最後に物語は、コンテンツに相当する。 フレームワークにコンテンツを載せてアプリケーションが作成されるように、 ここで言う物語とは筆者の言いたいことそのものであり、 それをより適切に伝えている文章を良い文章と呼ぶ。 これらの階層分けをしたうえで、具体的にどこに問題があるかを指摘していく。 優れている、劣っているという感想はあるが、それを数字にしたところで 感情表現の延長でしかなく、余計なものだと思うよ。
138 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/05 18:52
昼と夜との混ざり合う、光と闇とに両断された奇妙な世界の境界上に、私は 一人、その両を跨いで静かに立ち、体の一方は細かな腕毛の透けるほど、強 い太陽の光によってきつく照らされ焼き付けられ、そしてもう一方は、色の 濃い黒の帳によって全てを覆われ深く呑まれて、唯胸の底で、普段よりも心 臓が少しだけ速く、不気味な具合で強く鳴る音のみ、目には見えない確かな 何かの存在を、私の記憶に打ち込み続けている。頭は冴え、目に映る光を帯 びた全ての物は、或る嫌らしいしかし力強い存在感を持って、意識の裡へと 、私との闘争を望むかのごとくに勢いをつけて飛び込んで来、唯、華やかな 太陽の世界からは何一つ聞こえず、人々の笑い声も、農民達の振り下ろす鍬 の規則的に土にめり込む耕作の音も、穏やかな川のせせらぎも、子供達の遊 ぶ駒の円廻、鳥の羽ばたき、それを追い払う為に空へと打たれた空気銃の高 く鳴る音、それら全ての動作の一つ一つは、まるで私の眼前に、どんな音を も通さぬ或る特殊な物質を用いた透明な分厚い壁でも張ってあるかの如く、 私の耳元には届かず、そしてその穏やかな農村風景の背後では、冷たい風の 暗闇を切って暴れ廻る夜嵐の声が、遠くへ引き、近くへ押してはまた引いて 、私の背中と腿の辺りを、冷やし、そして、痛め続けている。
>12行目 動作≠音階です。評価お願いします
>>138 「私」は地球なのかな?
文章で気になった点を羅列。
○二行目「腕毛」の語感。産毛、位のほうが繊細か。
○「頭は冴え、目に映る光を帯 びた全ての物は、
或る嫌らしいしかし力強い存在感を持って、
意識の裡へと 、私との闘争を望むかのごとくに
勢いをつけて飛び込んで来」
の部分、頭は冴える。と一回切ったほうが良い。主語がよれる。
○「唯、華やかな 太陽の世界からは何一つ聞こえず」
”唯”は削る。唯ひとつ、とか唯〜だった。が自然。
○「それら全ての動作の一つ一つは、まるで私の眼前に、
どんな音を も通さぬ或る特殊な物質を用いた透明な分厚
い壁でも張ってあるかの如く、 私の耳元には届かず」
の部分、”動作”を語り始めて”耳元”でしめるのは変か。
もっと延々と書くと味が出てくるかも。
あ、なるほど。
>>139 は「動作」を「音階」に読み替えて欲しいって意味だったのか。
ごめん。わかんなかった。いま気付いた。
>138 句点が極端に少なく、読点だらけであるため異様に読みにくい。 例え面白いことが書かれていようとも、目が読むことを拒否する文章だ。 誰かに読ませる気があるなら、もう少し見易い文章を書くことを 心がけたほうがいい。汚い書式で書かれた文章はメンテナンス性も低い。 内容に少しだけ触れると、自分の目の前には透明な壁が存在していて 農村風景からの音を遮っているようなのに、否定接続するでもなく 光の背後の「夜嵐の声」を描写、一方冒頭では「静かに立ち」、 音といえば心臓の無気味な拍動のみという孤独を描き、という混乱。 論理が追えないので、漏れが理解し評価を下せる内容ではない。 詩を解する人なら、感じ入るところがあるのかもしれないとは思う。 ところで>140も言っているように、原稿用紙数十枚分でもこの調子で 埋めていけば、それはそれで詩のようなものになるのかもしれない。 しかし細かな言葉遣いを追ってみると、稚拙な部分がちらほら目につく。 特に、考えなしな漢字の多用は避けるべきではないかな。 今や猫も杓子も仮名漢字変換の恩恵に与っているので、難しげな漢字を 書き連ねたところで誰も感動してはくれないどころか、誤変換で馬脚を あらわすのが関の山だろう。
コーヒーカップに注いだウイスキーに冷凍庫に付属している 小さな製氷器から氷を3個入れて飲む。 元々不眠だったために、処方してもらっている睡眠薬をウイスキーで嚥下する。 「アルコールと薬は併用してはいけない」という注意書きはあった。 じゃあ、併用したらどうなるんだ?やってはいけないと言われるとやりたくなってしまう。 未成年が煙草や酒や髪染め、果てにはドラッグに 興味・関心を示すことと何ら変わりはない。 旧約聖書に出てくるアダムとイヴですら、ゼウスからエデンの園にあるリンゴだけは 口にするなと忠告されたにも関わらず、二人はそのリンゴをかじり お互いが異性であること、裸でいる事への羞恥心を認識した代償として 永遠の命を失い、ただの人間になったとされている。 禁句が雑念を抱かせ、破ったときには後の祭り…それが人間の性。 口の中に睡眠薬を入れ、水の代わりにウイスキーを投下。 理性なのか。それとも人間に無意識に備わっている ファイアーウォールがそうさせるのか。 体が拒絶しているのがわかる。喉には焼ける様な熱さと一緒に、 引っかかっている眠剤が残っている。 カップに残っているウイスキーを飲み干し眠剤を胃に流し込んだ。 カップの中で少しずつ溶けていく氷水が、一線を引いたときの自分の涙に見えた。 添削お願いします。
>>143 文章とその鑑賞を一つのシステムと捉えると、文章が入力であり、それを人の脳が処理したものが感想として出力される。
ここで忘れてはいけないことは、文脈と言う存在である。 これは、過去の文章を入力として処理した結果である一時的な出力
であり、更なる文章の入力を受けての処理を手助けする役割を果たす。 さらに言えば、個人差はあるとしても、人の脳で受け
入れられる入力量は自ずと限界があり、全ての文章をそのまま処理しての感想など書き手にとって期待できない。 正確には、
このように期待することは、ごくごく限られた、天才的な読者に向けて書かれたものでない限り、書き手の思う効果をあげ得る
文章とはならない。 文章作法などはそういったことを前提として存在している。
天賦の、あるいは経験を十分に積んだ結果として既にセンスを身に付けている場合を除けば、意識した場合にのみ、要約の
やりやすい文章を書くことが可能になる。 要約しやすい文章と言うのは、正確な文脈情報を保ちやすい文章である。 実際に
文章を書く上では、全体として何が言いたいのか、そのために各部分でどのような印象を植え付ける必要があるのかを十分に
把握できていないようでは、ほとんどの場合焦点の定まらない、独り善がりな文章である。
・・・・・・以上、主人公の独白における浅薄な単語の羅列を読み、自戒の意味をこめて思い浮かんだ文章を君に送る。
↑のもついでに添削お願いします。
×添削 ○酷評 でした。添削なら書きなおさにゃダメだよね。 143は改めて添削やり直します。
>>143 全体的に改行が変。ゲームのテキストでもあるまいし、行末の位置を揃えろ。
ニュアンスが変わってしまうので文章自体は書き換えないでおく。まず前半部分。
> コーヒーカップに注いだウイスキーに冷凍庫に付属している
> 小さな製氷器から氷を3個入れて飲む。
「ウイスキーに冷蔵庫に」はとーてん打つか、二文にしろ。
> 元々不眠だったために、処方してもらっている睡眠薬をウイスキーで嚥下する。
どくてんを打つな。これだと<前から不眠だったから今ウィスキーで飲む>と言っているように見える。
> 「アルコールと薬は併用してはいけない」という注意書きはあった。
> じゃあ、併用したらどうなるんだ?やってはいけないと言われるとやりたくなってしまう。
元々不眠だったのに何故今までやらなかったのかと言う疑問が浮かぶ。
偶々注意書きを見たから今日アルコールで飲んでみる事にしたというならまだ納得がいく。
> 未成年が煙草や酒や髪染め、果てにはドラッグに
> 興味・関心を示すことと何ら変わりはない。
> 旧約聖書に出てくるアダムとイヴですら、ゼウスからエデンの園にあるリンゴだけは
> 口にするなと忠告されたにも関わらず、二人はそのリンゴをかじり
> お互いが異性であること、裸でいる事への羞恥心を認識した代償として
> 永遠の命を失い、ただの人間になったとされている。
まず、二つの例えをするほどのことか?
次にゼウスは主・デウスとは別の神。主人公の知性が浅薄だと言いたいとしてもこんなもの書かずに
分かる。つかね、なぜ原罪を。読者として推測するレベルは何よ。小学生か?
> 禁句が雑念を抱かせ、破ったときには後の祭り…それが人間の性。
禁句=タブーと言うつもりか? 一度辞書引いてみろ。 後
>>8 参照な
>>146 の続き
> 口の中に睡眠薬を入れ、水の代わりにウイスキーを投下。
投下? 特に意味がなきゃ「ウィスキーで流し込む」のほうがいい。
> 理性なのか。それとも人間に無意識に備わっている
> ファイアーウォールがそうさせるのか。
> 体が拒絶しているのがわかる。喉には焼ける様な熱さと一緒に、
> 引っかかっている眠剤が残っている。
この部分は体の拒否と喉のことに分かれる。その区切りと改行が一致してない。
前半は特に分析をしたいわけでないんだからファイアウォールなんて言葉を使わず簡潔に。
> カップに残っているウイスキーを飲み干し眠剤を胃に流し込んだ。
流し込むが重複になるので「残りのウィスキーを使ってどうにか錠剤を胃まで運ぶ」としてみる。
……ここで気付いたが睡眠薬と眠剤の区別は何よ? 引っかかるものだから粉でも液体でも
ないだろうということで錠剤と判断したが、「眠剤」ではそんな意味はないだろ?
> カップの中で少しずつ溶けていく氷水が、一線を引いたときの自分の涙に見えた。
一線て何と何との間にある線よ? 理解できないものは直しようがない。
どくてんって??
毒店
本家の長男の長男として生まれた私。他の、どの孫達よりも可愛がられた私。 時に穏やかで、時に気性の激しかった祖母。 祖母から物心ついて初めて教えられた単語「がが」。標準語で言えば「母親」を表す。 当然、私の母親はその言葉を発する私を叱った。尚かつ、祖母にも変な言葉を教えるなと 注意していた。そういえば「俺」という言葉は使わず「僕」という言葉を使えと 何度も母親に言われた記憶がある。 次男が生まれて間もない頃、部落の集まりでスケート場に行った。帰ってきた後、 姑が凄い剣幕で嫁に言った言葉を覚えている。 「自分の息子が泣き喚いでいるのに、どっかに出がけるっつのはどういうごどや?」 さすがに母親も切れた。 「そんなに私のこと嫌だったら、息子連れて実家に帰りますから」 母親は姑に雰囲気でそう言い放ったんだろう。元々私が生まれる前から嫁姑問題は 続いていたんだろう。しかし、私は転向しなくちゃいけないのかと考えていた。 「お母さんの実家に住むことになるの?」「大丈夫。お父さんが何とかしてくれるから」 父親が高校から帰って来たあと、祖母と話し合ったらしい。結果、お咎めなし。 父親が帰ってくるまでの間、別な場所で学校生活を送れると思っていた自分には 正直、この結果にがっかりした。無意識の中で今ある環境より違う住みたい。 そう思っていたんだと思う。 お願いします。
人間関係が分かりにくい。一人称が私なのに俺という言葉を使うなとはこれいかに?
↑田吾作だな
153 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/07 12:28
あんただろ田舎もんがw
三重は田舎じゃないぞウワァァァン
>>155 だって随分と偉そうな命令口調の中ぽつんと「どくてん」……
激しく気になるじゃない?w
いやネタだろ明らかに。 三行上ではちゃんと「とーてん」って言ってるし。 はっ、まさか「とーてん」のほうがネタのつもり!?
159 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/07 19:28
酷評オながいします冒頭です わたしの名前は柊いちご、中学三年生。そんなわたしにはちょっと変わった双子の姉がいるの。 なまえはみかん、趣味は推理小説を読むこと。そして、学校ではとんでもないことで有名になってしまったのだ。 それは今年の四月のことだった。いつもと変わらぬ朝からはこの後起きる出来事など想像もできなかっただろう。 わたしは学校に着くと急いでジャージに着替えて部活動に行こうとしていた。お姉ちゃんは隣の席でゆっくりと アガサクリスティのオリエント急行殺人事件を読んでいた。 「やっぱし犯人は・・・・・・」 お姉ちゃんがいきなり叫びだしたのでわたしはこう言ったの。 「言わないで、犯人がわかっちゃったら推理小説は・・・・・・」 すぐさまお姉ちゃんが謝る。 「めんご」 そのときだった。 「キャー、死んでる!!」 叫び声が聞こえてきたので私たちは隣の教室へと急いだ。 「最近推理小説に飽きてきたところで実際の事件か、ちょうどいいわ」 「もう、おねえちゃんの不謹慎」
>>159 ジャンルをティーンズハート等少女向け小説と断定して批評する。
人物紹介が短すぎる。一気に本編まで書き進めたいのはわかるが、もうちょっとゆっくりさせてもいいだろう。姉が年齢にそぐわない推理小説に関する蘊蓄を頼みもせず披露するのも趣味の強調に良いかもしれない。
あと、ネタの時期が悪すぎる。完成させる事には日も経ってるだろうけど。
事じゃなくて頃な、orz...
162 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/07 20:24
>>159 >いつもと変わらぬ朝からはこの後起きる出来事など想像もできなかっただろう。
何故過去の出来事なのに推測してるのでしょうか。「だろう」は不要どころか邪魔です。
>「キャー、死んでる!!」
一番気になった箇所です。
一般に悲鳴をあげるのは、何らかの強烈な体験により恐怖が一瞬にして頂点まで達したときです。
特に小説、漫画においてこの傾向は顕著です。
例として怪物が忍び寄ってくるシーンを考えてください。
悲鳴があがるのは大抵、ひた、ひた、と足音が聞こえているシーンではなく、怪物が姿を現す、あるいは何かが体に触れる、といった劇的な変化のあるシーンでしょう。
そこに死体が転がっていても、死体と一目見て分からない段階では、死の確認というプロセスを挟むので恐怖はじわじわと訪れます。
よって悲鳴を上げているということは一目見て死体と分かる死体を見たという状況ですよね。
例えばあなたが血塗れの死体を見たとき、あなたの驚きは「ー」一個で足りる程度の物なのですか?
このセリフが全体に漂う軽さに拍車をかけています。
軽い読み物を目指すのは構いませんが、あまりにも軽すぎるのはどうかと思います。
あと
>>160 氏の仰るとおり、時節が悪すぎましたね。
この事からも解るとおり、全体に考えが浅いです。
165 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/07 21:01
短いですが、酷評お願いします(1/2)。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 太陽の行方が定かではない日曜の朝。 あまりの静けさに「世界がこのまま停止してしまうのではないか?」と言う 不安に駆られたステュは、ベッド脇に置いていた朱色の携帯電話を手に取ると、 長年の友人であるリーにコールする為、万年床のベッドから起き上がると、 東側の窓のカーテンを、ほんの少しだけ、開いた。 窓から見えた空が灰色に澱んでいた事と、少しの空腹、それに空っぽの冷蔵庫に 堰き止められて彼は、手にしていた携帯電話をベッドに放り投げると、 昨年の春から着続けている紺色のジャケットを身に纏い、玄関脇に置いてあった 安物のビニール傘を手に、まだ目覚め切っていない街路へと向かって行った。
昨夜、突然アパートを訪ねて来た幼馴染が、学生時代に教えてくれた 坂の上のパン屋を目指す途中、いつもの交差点で待ちぼうけを喰らっている彼に、 恰幅の良い中年男性が声を掛けてくる。 彼が住むアパートの近所に越して来たばかりのその中年男性は、二人分の朝食を 買いに市場へと向かう途上で、少しはにかんだ笑顔を見せたかと思うと、 『もうすぐ、父親になるんだ』と言った。 信号が青に変わり、互いに手を振りながら別れる瞬間、ステュは自身の名前をもじって、 『まるで、天国に昇るような気分だろう?』 と言い、件の中年男性は、満面の笑顔で、だけれど今にも泣き出しそうな笑顔で、 『天国なんか、突き抜けてしまうよ』 と、言った。 坂の上のパン屋は今日も“それなりに”盛況で、とっておきのオニオン・サンドと 炭酸水を手にしたスチュワート・ヘブンズは、少し明るくなったアパートへ戻ると、 閉め切っていた部屋の窓を全て開け、「こんな日は彼女の声が聞きたくなるんだ」 と、自分の気持ちが一人歩きをしないよう注意を払いながら、友人のりー・トンプソン に向けてダイヤルを合わせた。
>150 書き出しの雰囲気は良い。だが途中からマズいことになってるな。 まともに推敲をしていないからだと思うが。 >当然、私の母親はその言葉を発する私を叱った。 なぜ当然なのか、一字たりとも背景が語られていないのは良くない。 母親は何をもって私を叱るという判断を下したのか? 本家の姑たる祖母との対立軸として、この母親はどのような 考えを持った人物なのか。 > 次男が生まれて間もない頃、部落の集まりでスケート場に行った。 >帰ってきた後、 姑が凄い剣幕で嫁に言った言葉を覚えている。 姑・嫁・祖母・母親・長男・次男と続柄を示す言葉を使うのはいいが、 ここではその用法に混乱を来している。 「帰ってきた後」という表現からは、スケート場に行ったのは私と 母親とその他の人々であると受け取れる。であるならばここは 姑と嫁ではなく、私という一人称を軸に祖母と母親とするべき。 次男は素直に弟と呼べばいい。 >さすがに母親も切れた。 「切れた」などという表現はやめよう。一気に興が冷める。 「さすがに」と言われても、この母親が普段どれほど姑から 圧迫を受けてきたとかいうことが語られていないから、共感も薄い。 そして最後の六行ばかりについては、文章に止めを刺すものになった。 君が何を焦ったかは知らないが、ここは書き直したほうがいい。
170 :
原ヘリのすけ ◆GZaF1XHdps :04/06/07 22:54
>>165 それなりにまとまっている気がすれけれど、緊張感に欠ける。文章を短く改行しているからかも。
それから、戦闘を一応描いているにしては描写が淡々としている気もして物足りない。
「大きな致命傷」のような用法の誤りにちゅうい。
>165 中高生向けSFだから「スーパーロボット大戦」でいいという法はない。 それらしく見せるための細部にこだわる工夫や、マンネリズムでない 文法を編み出す努力を最低限するべきだろう。 秘密基地と言うよりは「ひみつきち」。小学生の空想を言葉の切り貼りで 補ったもの、というのが率直な読後感だ。中高生向けとするには、 これではおそらく荷が重い。 近代的軍隊の組織や行動をデフォルメ抜きで作品に取り込めとは言わない。 また、敢えてロボットアニメのデフォルメされた秘密基地を題材として パロディを書くというなら、それはそれで構わない。 ただ、パロディはパロディとして自覚的・確信犯的でなければ、単なる 劣化コピーに堕するだけだ。これは惨めなだけで面白みのかけらもない。 SFを標榜するなら、まずSFを呼ばれる作品を読んでみればいいと思うよ。
>>169 ご指摘ありがとうございます。
この作品は、私にとって初めてのものなんです。(執筆中)
正直なところ、いわゆる小説を書くための本の類を
読んだことがありませんが、またここに来ます。
>171 ×まずSFを呼ばれる作品を読んでみればいいと思うよ。 ○まずSFと呼ばれる作品を読んでみればいいと思うよ。 批評側がtypoしてたんじゃ、ざまあないな orz ちなみに特撮テイストのSFでは、小林泰三「ΑΩ」なんかお薦めだ。 やや中高生向きからは外れるけれど面白い。 >172 どうだろう。「書き方」本的なものを読む必要があるかは分からない。 定石はあったとしても、誰かに教えて貰うようなものでもないと思う。 続き待ってるよ。
174 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/08 00:29
電話が鳴った。それで俺は一気に眠りから覚めた。俺は携帯電話を手にし、 投げ捨てた。受話器は勢いよく壁に激突し爽快な音を立てて砕け散った。 そして寝ぼけた頭をようやく回転させた。 おそらく彼女からの電話だったのだろう。今日はデートの日だった。 待ち合わせの時間は、12時だったと記憶している。時計をちらと見ると 短針は12を、長針は3を射していた。つまり15分ほど約束の時間を過ぎていた。 俺は壁際で無数の部品と化した元携帯電話を、30秒ほど見つめたのち パソコンの電源に手を伸ばした。パソコンから彼女の携帯にメールを送ろうと 考えたのだった。しかしパソコンが立ち上がると、いつもの癖で、お気に入りに 登録されているサイトを開いた。そのサイトは、ファミコンをするチャンネルのような名称の 掲示板のサイトである。その中のいきつけの常駐スレッドを読みすすめて 住人との雑談などを楽しんだ。 気がつくと外はもう暗くなっていた。 <2ちゃんにて批評依頼中>
175 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/08 01:57
sssss
177 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/08 11:12
じりじりとうなじを照りつける夏の太陽。 小学生の頃、虫眼鏡遊びに熱中していた時期があった。 毎日学校から帰ると自宅の庭先に座り込み、まずは蟻の巣を探す。 庭をくまなく丁寧に見渡し、一番大きいとおもわれる蟻の巣をみつけるのだが、 大きいものでは間口が1センチばかりあるものまであった。 穴の横には蟻達によって運び出された、乾いて白くなった黒土が盛り上がっていて、 それは指先で潰すとさらさらと粉のようになって風に散った。 わたしは台所から持参した少量の白砂糖を指先で摘んでフジツボのような形に仕上げ、 蟻の巣から少しばかり離れた位置に配置した。 しばらくすると遠くで列を成していた蟻の一団はその白い山をみつけ統率を失うのだ。ほどなくして砂糖は何十匹もの蟻で覆われてしまう。 そしておおむろに虫眼鏡を蟻達の頭上にかざす。 夏の光が一点に集中するように。 ちりちりと縮こまる蟻達!焦げるカラメルの匂い! 逃げまどい騒然とする群れを、わたしは容赦なく殺戮していった。 地面に残った小さな焼けこげを見てなんとも言えない疲労をいつも感じたが、 わたしはそれを止めることはなかった。 家の中に戻ってカルピスを飲めば厭な気分はすぐに忘れた。 眩しい太陽が溢れる外とうってかわって、家の中は暗く静かだった。 句読点の位置や、文章のつながり方に自信がありません。 この程度の量の文章をネット上で公開することは初めてなのですが、 ご意見、ご指導宜しくお願いします。
>そしておおむろに虫眼鏡を蟻達の頭上にかざす。 「おおむろ」→「おもむろ」に訂正
179 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/08 12:01
>>174 もう少し、論旨をはっきりさせた方がいいと思う。
一見問題がなさそうに見えて、ところどころに齟齬がある。
読者の頭にすんなり入ってゆく文章っていうのは、情景がはっきりしている
文章のことでなるべく誤解を与えないようにしないといけない。
>電話が鳴った。それで俺は一気に眠りから覚めた。俺は携帯電話を手にし、
>投げ捨てた。受話器は勢いよく壁に激突し爽快な音を立てて砕け散った。
>そして寝ぼけた頭をようやく回転させた。
冒頭部分だけ少し指摘する。
まず、詳細な情報は先に出すこと。
「携帯電話がなった。それで俺は一気に眠りから覚めた。俺は電話を手にし、」
のほうがいい。読んですぐに携帯電話だとわかる。というか、普通ならこの冒頭
だと携帯でない電話を予想する。それに、携帯電話なら受話器と言い方はしない。
次に、「そして寝ぼけた頭をようやく回転させた。」は「そして俺は寝ぼけた頭を
ようやく回転させた。」の方がいい。というのも、前の文章で主語が俺から受話器に
変わっている。基本的に主語を省略してよい部分ではない。
まあ、こんな感じで全体的に甘い部分が多い。
180 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/08 15:58
いつか、そうね三年くらいかな。経ったらきっとわかるから。 彼女の言葉を思い出していた。 大学一年の時、三つ年上の女と三ヶ月付き合って、彼女が妊娠して俺は逃げた。ある日電話が鳴って、 なんだよ、まだなんか話でもあんの?と言った俺に彼女は言った。 「昨日おろしたよ」 「ああ、そりゃそうだろうな。でも報告しないでくれよ」 「きっと誰も悪くないの。正しいことがあるとしたら、自分のために生きることなんだよね」 「なに言ってるかわかんねえよ」 「そうすればきっと後悔なんてしなくていいのに」 「おまえ何が言いたいんだよ?」 「今私は話したかったの。あんたに。でも、二度と電話はしない」 「切るぞ」 「これで気が済むからいいのよ」 わけのわからない、なんて馬鹿な女だと思った。切り際に聞こえた、彼女の最後の声。 俺はなんとなく思い出していた。 目の前には咲子の体が横たわっている。咲子には親戚がいない。 俺はこれからどういう手続きをすればいいんだ?役所とか、行くのかな。 さっきコンビニで買ってきた線香の匂いが、キッチンにまで充満して白く漂っている。 俺はのどになにか詰まっているような気がして煙草ばかり吸っていた。 (三年もかからなかったよ) 彼女はこのことが言いたかったんだろうか。きっと少しは違うんだろう。 でも今俺は、なぜ彼女が俺を責める言葉を言わなかったのか、わかる気がする。 彼女は許すことに決めたんだろう。俺をではなく、殺した胎児をではなく、自分をではなく、 世界を許したんだ。非情なことが泡のように浮かんできて、急に周りを囲い込み絶望ですべてを覆う、 そんな、世界のシステムそのものを。そうしないと後悔に飲み込まれて自分が自分を生きられなくなってしまう。 (そうか、俺、謝りたいんだな) 気づいたとき、俺は愕然とした。どんな言葉があるっていうんだ? 許されたい、そう願う自分は、もう起き上がらない咲子の前では無力そのものだった。
181 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/08 16:44
読みにくいね。前半と後半じゃ文体も違うし。ぽさを出したいんだろう けど、君のは何かの真似にすぎない。 向いてないと思う。
182 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/08 17:01
>>180 基本的に書き込みが足りないな。
いろいろ省略されすぎて、こちらとしては作中に入って行く気に
ならない。文体を気にする以前に、必要な情報がきちんと読者に
提示されているかを気にするべきだろう。
>>181 文体が違うってどこが違うか、それがどんな障害になるのか言ってもらえます?
なんの真似だか言ってもらえます?まあ、村上龍の真似なんですけど。
向いてないって言われましても、理由だしてくれないと聞くに聞けないですね。
まあ、どうも。アホに君とか呼ばれてまで聞く評論じゃねえな。
>>182 ありがとう。181は聞く気起きなかったけどスミマセン。
はじめて文章書いてみてどんなかんじかなと。
やっぱ丁寧さ足りないから小説家向いてないな。
>>184 まあ、初めて書いたんなら、いろいろ感想が刺さるのは
判らんでもないが。
はっきり言えば、初めて書いてみました、どうも不評でした、
どうも向いてませんってんじゃ、才能以前の問題ではあるな。
遊びでやってんなら一向に構わないが、才能云々は最低
1000枚書いてから口にすることだ。そもそも、完成作を
一つも仕上げてないレベルの奴に小説家云々言う資格はないぞ。
186 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/08 17:38
>>180 (フィクションとして批評します。)
最悪だな。
主人公に感情移入できない。
アタリマエすぎる状況で、中途半端でアタリマエの結論で終わってる。
それじゃ、単に読者の反感を買うだけで終わるよ。
理由は単純に「堕胎させた人間の気持ちを知りたくないから」。
もし、フィクションとして成立させたいなら。
堕胎した女性を主人公として描いたほうがいいと思うよ。
これが実話だとして、もし、それができるならすごいと思うよ。
>>187 いやあ、お恥ずかしい。でもさ、ここに、状況を詳細に連ねた長い文章かいたところで
また「長い。読む気しない。」って言われるのわかりきってるし、
短い文章で状況を伝えきることだけがなにも小説家の資質じゃないと思うし。
(小松左京なんかあたま使いながらじゃないと読めん。でもおもろい)
1つのレスで文字数オーバーにならないこと前提に書いたやつだから
ここで何言われてもあんまり気にならないのも事実なんすよ。
>>186 気にしなくてもフィクションだよ。だって私女ですし。
「俺」だって「知りたくない」から逃げてたように書いてるつもりだったんだけどな。
それはともかく、こんな短い文章で、結論なんかだしてないよ。アタリマエかどうかは別にして。
少し気になったんだけど、小説家なら一面的な判断するのって一番ヤバいんじゃないの?
性病かかってたって聞いたら女をすべて売女扱いするタイプ?
こんな短い文章で、堕胎させといてひどい対応ってだけで好き嫌い決めちゃうんだ。そういう感情移入ってわかんない。
ともかく、向いてないのはわかった。読者に説明する親切さ持つ気しないや。
みなさんどうもありがとん。
189 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/08 18:06
>>188 勝利宣言か???
なんつうか、作品と自分が分化できてないんかな?
初心者の独りよがりな作品の評価なんぞ低くって
当たり前なんだが。
190 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/08 18:09
>>188 言われんのがイヤなら、こんなところにカキコスンナヨ。
だからオンナは(略)
>>180 女と言われたから直したわけでないが(つか、女と言っても信じられんし)
この話で咲子って名前だけのキャラだから、主役は主人公と昔の彼女。そう考えると主人公の心情は
できる限り昔の彼女と対比させたほうがいいんじゃないかな? 最後三行だけ書き換えると、
(あのときの電話は子供に謝りたかったからだったのか)
そう気づいて俺は愕然とした。
許されたい、そう願っている自分には、彼女にとっての俺はどこにもいないのだから。
さらに回想を二つに分けておいて、その後半部分を(最初の一文までの会話として)締めにするのが
無難な構成だと思う。
丁寧さについはて、以下のような国語の問題があったと仮定して、180ならどのように解答するよ?
>非情なことが泡のように浮かんできて、急に周りを囲い込み絶望ですべてを覆う、
とは具体的には何のことなのか、三年前の彼女の場合と主人公の行動の場合それぞれで説明しなさい。
この問題に対して具体的にどんな「世界のシステム」なのか、そしてそれがなぜ二つのケースでわかった
のかが説明できなければ、上の文が気分に酔っているだけの言葉だってことだよ。
>>191 >(つか、女と言っても信じられんし)
イイコトいいますね。キミは洞察力があるか、経験豊かな人だ。
あなたを支持します。
オンナだと盛り上がるのでその方向でお願いします。
お前等必死だね ( ´,_ゝ`)プッ
>>180 以降のレスには自演が混ざっているだろ。
なぜそう思うのかといえば、スルー相当の投稿作に
しては、結構レスが付いているからです。
なんか臭いんだよな。
196 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/08 19:07
どんな作品であれ、スルー相当という言い方はやめたほうがいい 一般的に無視は酷評の一手段ではあるかもしれないが、 このスレの方向性とは相反すると俺は思う
>>196 ここは、自由に投稿して良いスレではあるけれども、
それに対する批評も自由なスレではないのか?
いい換えると、ここではスルー相当というレスも
容認されるべきであることになるはずである。
それなのに、スルー相当という評価をすることを「やめた方がいい」
という君の意見は問題がある。
言葉としては嫌いなのだが敢えていう、ファッショ的だ。
俺のいっていることの意味が分かるか。
個々の自律に委ねられた自由だけが享有しうる、その意義が。
言い忘れた、レス不要。 どうせ、くだらない言い争いに……
199 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/08 19:48
スルーは普通にあったよ、昔から。
200GET'S!
>>197 レス不要と言われようがあえて書く。論説文と見なした上での感想
だ。批評は自由なんだからこれも構わないだろ?
他の人がレスつけてるのにスルー相当と言うのは、投稿に対する
批評だけでなく、批評者に対する侮辱でもある。
俺は
>>5 を意識してレスをつけているが、
>>195 は5に従ったレスと
胸を張っていえるのか? スルーするならスルー相当と言わずに
おとなしくスルーしろ、もし自演されると困ることがあるということが
あるというなら理由を聞く用意もあるが、基本的には何の支障も
ない自演はスルーしろよ。
202 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/08 20:16
あなたのことが好きです あなたを愛しています 好きで好きでたまりません 私は純粋な乙女 でもあなたの嫌らしいところさえ愛おしい あなたに触れられたい あなたに触れたい この想いどうしたらいいの 熱い思い 身体中に染み渡る 愛の炎 愛よ
203 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/08 20:37
>>202 何故、詩をここに? それともラブレターかしら。
アタシはこんなラブレター貰ったら引くなあ。
まと外れな批評が横行してますね。別に女だとか関係ないでしょ。 >(あのときの電話は子供に謝りたかったからだったのか) そんなチンケな贖罪じゃねーってば。よりによってさあ・・・ただでさえスルー当然な文章を 便所のうんこ以下のやっすいもんに落とさないでよ。なんかさ、みんな、経験ないの? もう何に謝ったらいいか、自分も人も状況もなにもかも悪くて、 それによって人の命を奪って取り返しがつかない、その後悔に苛まれるけど、 じゃあ自分になにが出来たのかどうしたら命を救えたのか、考えてもわからないから もう自分も人もすべてを許すことでしか救われないみたいな絶望感とか、ないの。 酷評するのはいいけどさ、レベル低すぎ。どんな自律だよと。 ちょっと試してみただけだけど、あんまりにも実がなくない。このスレ。さすが2ちゃん。 おまえら人につまんねえ批判してないで早く自分で文章書けよ。
>>202 アラ、男宛てだったわね。
男性の皆さん、こういうの貰ったとしたら、どうです?
>>204 うるさいわねえ。絶望したことぐらいあるわよ。自慢しないでよ。
あ、アタシは、あなたのは批評してないからね?
小6女の糞詩だけでお腹いっぱいだというんだまったく
>>206 はあ、そうですか。ヒマなんでかまってくれてどうも。
で、絶望したことある人からして「子供に謝りたかったノカー!」っていう解釈は
おいそりゃねえだろ謝って済むならもうどんだけ謝ってんだアホ、とか思わない?
いや、たぶんネカマさんにそんな質問してもってかんじなんだろうけど。
>>191 ヒマでしょうがないんで出題に答えときます。
元カノ→セクースしてたら子供できちゃって男に逃げられて実際問題おろすしかない。けど、
じゃあセクースしなきゃよかったと自分を責めるか、そんな男選んだ自分を責めるか、
相手をひたすら責めるか、こういうとき一人で子供産んで育てられなそうもない社会を責めるか、
とにかく自分の行いを中心に責めて責めて責めつくしたけど、それで殺した子供が救われるわけでもなし、
どれもタイムマシンで過去に遡りでもしないと変えられないことだし、責めてもしょうがない。
せめて生でしなきゃよかったんだろうけど、そのときよがってる自分も相手も懐かしい(二度としないだろうけど)。
妊娠なんてのは意外と運だから、ああ不運だったんだなって、極限までの自責からでしか得られない達観。
世界中に不幸になつ要素は存在していて、普通に気をつけてるくらいじゃ避けられないんだなっていう。
>>208 礼儀知らずね。アタシは女よ? それに、どうしてそんなに喧嘩腰で喋ってくれちゃうわけ?
その下の文章読んで思ったけどね、あなた小説よりエッセイの方が向いてるわよ。元の文章読んでないけど。
著者は以前に糞文章をさらし、ついた酷評に逆切れし、 さらには何でもいいから批評人を言い負かしてやろうと必死になっていた人と同一人物かい?
211 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/08 21:05
主人公→因果応報。妊娠した女とその子供のことなんて考えたくなくて逃げ回ったけど、 自分が好きな女のやや避けられない病死に直面して、「こいつをなんとか救えなかったのか」と後悔してはじめて 元カノはよく俺のこと責めないでいられたな、あいつすげえなと気づいた。 で、元カノが腹の子殺した自責の念の果てにたどりついた境地が少しわかった気がした。 もうなにに謝ってもムダ、死んでお詫びするしかないような罪悪感の中では、 謝る言葉なんて出てこない。ひたすら何かを許すことでしか耐えられないんだな人間はってってこと。 小説家の人ってすごいな。大変。だからなんとか表現の技術磨きたかったけど、 ここ、なんていうの、モロ素人の吹き溜まりじゃん。こんなとこで批評されててもなんにもならんと思うよ。
213 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/08 21:08
>>212 だったら来るなって。
お前言ってる事とやってる事が矛盾しているのに気付いていないのか駄作書き。
>>209 あら、リアル女ですか。すいません。でもすごいしゃべりですね。
>>210 このスレに長期間張り付くほどにはヒマじゃないですよ。
酷評する人への酷評は受け付けてないって2あたりに書いておけばどうでしょう。
>>211 アホ。こんなとこで人生相談するか。
表現の技術うんぬん以前の話だからああいうレスがついたんだろうよ 無理して誉めますスレにでも行って喜んでろやボウズ
すみません。 わたしの作品を評価して頂けないでしょうか。 今思えばエッセイではなく小説風に仕立てればよかったかなと 思うのですが、それ以前に日本語としてもまずいでしょうか? (文章を書く事に自信がないので) 抑揚のない観察日記というか作文風になってしまった気もします。 あと、うっかり段落の始めを文字一つ下げ忘れていました。 申し訳ありません。
217 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/08 21:13
スマソ 誰が誰だか解らなくなってきたので誰か整理してくれ
>>213 そんなこと言わないでかまってよ。
ここの批評のレベル果てしなく低いですよ。たぶんだけどそう思いません?なんで?
駄作書きと駄批評家の応酬ってむなしいと思いません?ねえねえ。
人が嫌がること大好きだから書きこみますよ。イヤなら2ちゃんにおまえが来るな。
>>214 あら、ありがとう。分かってくれるとは思わなかったわ。
頑張ってね。2chじゃなくて創作をね。
>>216 アタシ、生き物を殺すのは好きじゃないの。
読んで、正直、いい気持ちはしなかったわ。
日本語チェックする気になれないの。ごめんなさい。
>>215 だからさ、もうちょっとマシな批評してよ。
そこまで言うんならさ、うんぬん以前の話じゃない投稿と
そうじゃない投稿分けるくらいの気概みせて。
で、「表現の技術とかもうそれ以前の話なんで消えろ帰れ」って言ってよ。
その力量がある人の話じゃないと説得力はてしなくゼロだよ。気づいてた?
正直、これまでの投稿見たとこほとんどもう人に見せる以前の話だって文章でしょ。
それを悦に入って「酷評できる俺こいつらより上〜」って思ってるアホが
全部じゃないけど何人か批評する側に混ざってるでしょ。
222 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/08 21:23
もうこいつメチャクチャだ……気違いだ……
>>220 あ、濃いしゃべりだなーと思ってたら意外といい人だ。
あなたに免じて荒らすのやめます。お邪魔しましたーヾ( ・∀・)ノバイビー
ていうか釣られすぎ……
>>220 少しでも反応して頂けて本当に嬉しいです。
>アタシ、生き物を殺すのは好きじゃないの。
>読んで、正直、いい気持ちはしなかったわ。
不快な思いをさせてしまって申し訳ありませんでした。
これだけスルーされているのは題材の所為ばかりとは思えないのですが、
もし題材を変えれば、評価して頂けるでしょうか?
それともやはり、論じるに値しない文章なのでしょうか?
辛辣でもいいので何かアドバイスをお願いいたします。
ちなみに何度も殺戮していたというのはフィクションです。
熱や色や匂いなど、ビジュアル的イメージが喚起されるような文章を目指しました。
具体的にいうと、闇と光/白と黒がテーマです。
定期的に荒れるなあ、このスレ。 文章は精神の筆跡である、という言葉もあるように、 クソな文章書く奴って、大抵厨だよな。 そして普通よりさらに激しい酷評を受けて荒らし化する、ってパターン。 まともな人間ならそういうスレだと分かった上で、自分にとって必要な批評を見極め、 有効利用するためにカキコしてるから荒らし化する事はあまりない。 でも、223みたいなのは厨で馬鹿だから批評を冷静に自分の方法論と照らし合わせて分析し、 取り入れていくという事ができない。 一生何やらせても駄目なんだろうな、223みたいな奴って。 チンケな実力しか持ち合わせぬのに、プライドだけが異常に高いタイプだな。
227 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/08 22:09
>>225 今日は23時まではいるから、
それまでにアップしてくれれば何か言うわよ。アタシで良ければ。
小6事件もあるし、あとアタシ個人の感覚もあって、
意見が無い+殺してるだけ、な文章はちょっとって感じなの。
皆が意見を言わないのは、論じるに値しないんじゃなくて、
単に人が少ないからじゃないかしらね。
あと、殺し=荒し的文章に見える、ってこともあると思うわ。
228 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/08 22:12
>>225 あー、スルーされているのは、その後にナイーブな初心者君が
騒いだせいだから気にするな。
で、177だが文章の細かいことはいわないけど、全体から虫を
殺す子供の残虐さみたいなものは、むしろ伝わってこないのが
難点。だから、単に子供の詰まらない行為の記述としか受け取れ
ない。きちんとした心理面を含めた描写をしないと、読む気を
起こさせるものにはならないよ。
>>177 礼儀正しい人は好きだ。どうやら落ち着いたようだから今こそ軽く書いておく。
描写はまずまず。だがもう少し言えば、直接的すぎて面白みに欠ける。もっと比喩を使っていい。
たとえば「逃げまどい騒然とする群れ」などは思考の余地ありだろう。
また、「じりじりとうなじを照りつける夏の太陽」これはいささか不思議な文章だ。
「うなじ」と限定していることもあるが、問題は次の文章で小学生の頃にとんでいるところにある。
こうなるとすでに描写に関する問題ではないのだが、
最初の「じりじりと〜」と「小学生の頃〜」、ここに何か違和感を感じられないだろうか?
どうすればいいかはすぐにわかるはずである。
お次は細かいことだが極めて重要な部分。 >毎日学校から帰ると自宅の庭先に座り込み、まずは蟻の巣を探す 「まずは」はいらない。それか前の文章に違った書き方で挿入するほうがいい。 また説明もしくは描写不足で、あとあとにおかしくなってくる。 それはここで「学校から帰ってすぐに庭先に〜」と思われる可能性が高いからだ。 >庭をくまなく丁寧に見渡し 「くまなく」も「丁寧」も似たようなものだ、それはいいとしても副詞が連続すると文章がうるさくなる。 くまなく:すみずみまで。残すところなく。 ていねい:注意ぶかく、たいせつにあつかうようす。念入りにするようす。 どちらかを削るか、いっそ二つとも消してしまっても問題はない。 >一番大きいとおもわれる 「おもわれる」……こういったものは以前の投稿でも書こうと思ったのだが、 「〜の予定」とか「〜と聞いた」、もちろん「〜おもわれる」も全て曖昧になっているだろう。 こういったものをつけたす人は臆病者だと思っている。 「一番大きい蟻の巣」のほうがずっとひきしまっていて、読者に対する不安材料もない。 もちろん、その場合は「蟻の巣」以降のつながりを直さなければならない。 >1センチばかり >少しばかり 「ばかり」を使わず、「〜ほど」「〜くらい」などを使うとしつこくなくなる。 >殺戮していった 通常殺戮は人に対してあてられているが、やはりここは前の文章がおしい…… >家の中に戻って 先に書いたが、「学校から帰ると自宅の庭先に座り込み」としかないので、 わざわざ「台所」の部分を読み返させなくてもすむように、最初に家に入った事実を書いたほうがいい。 とりあえずこのくらいか。 ちなみに残虐性が感じられず、作者は感情移入を考えていないのではないかと思ったくらいだった。 少しばかり裡を書いてやればましになるだろうに、なかなかおしい。頑張ってください。
あら、随分いい批評家さん達が出ていらしたわね。 アタシは必要なさそうね。バァイ。
そういえば、わたしもちょっと前に似たようなものを書いて、 そのままでした。 晒しますんで、叩いてください。m(__)m -------------------------------------------- 虫籠の中には、幾重にも重なって何十という油蝉が蠢いていた。 蝉の詰まった狭い空間から、くぐもった鳴声が重なって聞こえて くる。それ以上に耳障りだったのは、肢の擦れ合う音だった。不快 な響きが、鼓膜に汚物を塗りつけるように、脳裏を汚してゆく。 籠の周りには、小さな枝のようなものが散乱している。よく見る と、蝉の肢だった。繊毛のついた肢が籠の隙間に挟まれ、ちぎれ落 ちて積っている。 籠の横に、不気味に蠕動する物体がある。 それは、膨れたビニールの袋だった。 中に入っているのも、すべて油蝉だった。袋の口を縛っているた めに、酸欠でほとんどが死にかけている。 ――約束が違う えずきあげる不安感に、私は泣きそうになった。 隣りには、年長の少年が地面に座っている。近くに住む、六年生 の栄兄だった。名前ははっきりは知らない。ただ、栄兄と呼んでい た。栄兄は、一人も友達のいなかった私と、ただ一人遊んでくれる 人物だった。 栄兄は一息ついた。 地面には、洗面器ほどの大きさの穴が掘ってある。たった今、栄 兄が作ったものだ。 栄兄は、籠を開けて蝉を取り出した。 そして、無造作な手つきで羽根を毟り取り、穴の中に投げ込んだ。 一匹ではなかった。何匹も何匹も。流れ作業のように、それは繰 り返された。 私の目の前で、見る間に籠は空になり、それとは逆に穴の中は蝉 で一杯になった。
――まずは、こんくらいかな そう言って、栄兄は穴の中に砂を入れた。そして、手近にあった 鉄の棒を手にした。いやな予感がした。そして、その通りになった。 えいっ―― 栄兄は、力をこめて穴の中を搗き始めた。 ぐちゃっ、ぐちゃっ…… 地面の中から、生き物の壊れる音がする。半分潰れて、どろどろ の白い液を垂らした蝉が、土の中から這い出してくる。無表情な蝉 の顔が怖い。 ――やくそくがちがう。あそんでくれるっていったのに…… そういいたかったが、言葉にならなかった。栄兄は楽しそうだった。 私が喜ばないのが不思議そうだった。 蝉を捕ろうと言ったのは、栄兄の方だった。今日は、梨畑に入って みようぜ。そういって誘ってきたのだ。 頬を上気させながら、私は肯いた。嬉しかった。 梨畑に子供が入るのは禁止されていた。 一日の何回も水の撒かれる土壌は、常に泥濘んでいて、小さな子供 には危険だった。大人からは、そういわれていた。嘘ではなかったろ うが、商売ものの梨を台無しにされるのがいやだったのだろう。梨畑 に入ると、足がもげると脅されたこともあった。 だが、禁止されればやってみたくなるのが、子供の心理だった。そ れ以上に、栄兄と秘密を共有できるのだという思いに、私の心は勇ん でいた。
蝉は、面白いくらいに取れた。 それも、油蝉ばかりが。 ――こん蝉は、梨の木が好きなんや。水っ気がおおいからな そう言って、栄兄は自慢した。正直、油蝉は好きではなかった。鳴 声にも濁音が混ざっているし、なにより、羽根が透明ではない。その ため、酷く汚い。 だが、この戦果の高揚の前では、そのような好悪は吹き飛んでいた。 小さな虫籠はすぐに一杯になり、落ちていたビニール袋を拾って蝉を 入れた。疲れきるまで、栄兄と私は蝉を捕った。 梨畑を出て私の家の庭に戻ると、急に興奮が収まってきた。 それと同時に、蝉の処理にも困り始めた。虫籠とビニール袋に入った 二つの塊。それは、冷静になってみれば、生理的な嫌悪感を呼覚ます物 体だった。量の威圧感が、飼うとか逃がすとか、そういった普通の感覚 を麻痺させる。 醒めた私と違い、栄兄の眼にはまだ興奮が残っていた。どうするかと 訊いた私に、栄兄はいい考えがあるといって、穴を掘り始めたのだった。 そして、今、栄兄はこなごなになった、蝉と砂の混ざったものを搗き つづけている。 やがて、額の汗を拭い、 ――さて、もう一つやな と、栄兄が言った。 そうして、栄兄は不意にビニール袋の口を開いて逆さにして蝉を穴の 中に流し込んだ。弱っているだけに、どの蝉も逃げなかった。新しい砂 を入れ、栄兄が搗いた。
>>233 中中良い!
吐き気を我慢しながら、私はやめるように頼んで栄兄に縋った。 だが、栄兄は強い力で私を突き飛ばして言った。 ――なんや、浩。お前の婆の真似しとんだけやんか。じゃますんな。 それでも私は、栄兄の腕に縋った。栄兄の眼に、憎悪にもた光が宿った。 それが、すぐに嗜虐的な色合いをみせた。 ――浩、お前もやれ そう言って、栄兄は鈍く錆びた鉄の棒を突き出した。蝉の頭が潰れて 付着していた。 首を振った。しかし、栄兄は赦さなかった。無理矢理に鉄の棒を私の 手に握らせた。 震えながら、搗いた。いやな感触が皮膚に浸透してくる。下半身の感 覚が鈍くなる。失禁寸前になった。 ――そうや。これでこそ、お前も婆あの孫じゃあ 言い終わった時だった。不意に栄兄の襟が捕まれ、空中に引き上げら れた。 「何ぃやっとるかぁ! 貴様(きさん)」 栄兄を吊りあげたのは、祖母の細い腕だった。首に大きな数珠を吊り 下げ、手に幣帛を持っている。御こもりの最中だったようだ。この状況 で、祖母が外に出てくるとは思ってもみなかった。 「餓鬼ぃん分際で蠱を打つたあ、なんつう腐った了見じゃ。 返りの風がぁ吹いたら、皆死んじまうんじゃぞ」 容赦ない手つきで、祖母は栄兄の顔を打(ぶ)った。栄兄の泣き声が 庭中に響く。鼻血で栄兄の顔が赤く染まった。 悲鳴に驚いて隣家から出てきた叔父が、祖母を必死に宥めていた。 その内に、栄兄の両親もやってきて、祖母に謝り始めた。不思議なほ どに、皆あまりにも祖母に腰が低い。子供心にみても祖母の仕打ちは限 度を越えていた。それでいながら、誰も怒らない。 見ると、ビニール袋から、蝉が這い出ていた。大部分はもう死んで動 かない。外に出た蝉も、大人たちの足に踏みにじられて潰れた。 穴の中から生き残った蝉が這い出してきた。 じりじりとした動きで、庭木にたどり着いた。 そして、呪うかのように、鳴いた。
237 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/08 22:46
「自分が言った事には責任をもちなよ、もう大人なんだから」 その女の子は、泣きじゃくりながらも、はっきりとした口調で僕にそういった。 ただただ「ごめん」としか言えない僕に対して初めてその女の子が心を開いてくれた時だった。 嗚咽を噛み殺して泣く女の子と、時間ばかりを気にしながら貧乏揺すりをする男。 空調が少し強めに効いた夏休みまじか午前中の喫茶店の店内で僕達二人はあきらかに場違いだった。 目の前にあるアイスコーヒーは汗をかき、僕は、5本目のタバコに火をつけるところだった。 「あのさ、殴ってもいい?」 「うん?別にいいけど、それで気が済むなら」 「・・・ごめん、やっぱりいいや、なんかここで殴ったら私の負けみたいになりそうだし」 「なにそれ?まぁ、いいならいいけど・・・」 重苦しい沈黙の果てに出た言葉は、やはり「ごめん」だけだった。 僕がその女の子の覚えている記憶は、このくらいしかない。と言うよりもこの場面くらいしか思い出せない。 何度かデートした記憶もあるが、どこに行って何をしたか、何を食べて、どんな話をしたか、ぜんぜん思い出せないし、思い出そうとも思わない。 今となっては、その女の子の顔や声、匂いすらもはっきりと思い出すことが出来ないのだから。 だが21歳まであと数ヶ月と迫った、二十代最初の夏に言われたこの言葉は、今でも僕の心の深い場所でひっそりと生きつづけている。 それはまるで、小学校の脇の忘れさられた井戸の底に落とした小さな頃の宝物のように、ただひっそりと生きつづけている。
長いよ。
239 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/08 23:03
多分、反論する人間って、酷評スレなのに「これはメイサクだ!」「自分はキット誉められる!」って 自信満々なんだな。 それで、けなされると、イソイソと批判したり、自演で作品の意図を何気に説明 してみたり。 要は批評する側(読者)をなめてるだけ。
241 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/08 23:05
>>237 まあ、いい文章だな。
ただ、これだけの文章を書く奴が段落の冒頭を下げないってのもな。
題名がわからんから、これ以上は突っ込まないが、無駄なことするな。
>>227 お気遣いありがとうございます。お気持ちが凄く嬉しいです。
小6事件については配慮か足りませんでした。
正直、
>>177 の文章を書いたのは、あの事件に触発されたということもあったのですが、
時期的にこういったテーマは安直だったかもしれません。
>それまでにアップしてくれれば何か言うわよ。
残念ながらつい先程まで食事をしていたので、11時までにアップすることが出来ませんでした。
いつかまたこちらで文章を投稿させて頂きますので、その時は是非、アドバイスをお願いいたします。
>>228 貴重なご意見ありがとうございます。
アドバイスを頂いて、心理描写らしきものが殆どないことにやっと自分で気付きました。
文章力に自信がなく、気にするのは言い回しや文法ばかりだったのですが、
読み手の事を考えるなら心理描写は不可欠ですね。
勉強になりました。
>>229-230 細部までのご指摘、頭がさがる思いです。
指摘された箇所をあらためて読み返してみると、全くその通りと思えることばかりで恥ずかしいです。
>副詞が連続
>全て曖昧になっている
そういえば、普段からそのような文章ばかり書いていました。
これからは意識的に直していきたいと思います。
>ちなみに残虐性が感じられず、作者は感情移入を考えていないのではないかと思ったくらいだった。
そうかもしれません。
自分の頭に浮かんだ情景(匂いや色)を文章という形に模写することは楽しいのですが、
そこに思想や心理を織りまぜる事が苦手なのです。
そういったことは如実に相手に伝わってしまうのですね。
努力していきたいと思います。
244 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/08 23:44
不安に圧されながら母の足の運びばかりを眺め、何とか駅に辿り着き、やはり沈黙 の中母と帰りの電車を待っていると、程なく電車がやってきた。遠めに見ても車内 は空いている様子であった。素早く座席を確保しようと、母は地面に置いた荷物を 手にし、息子の腕を掴んで体の近くに引き寄せた。母に掴まれた腕の先では、まだ 豆粒程の、僕の小さな手が宙にぶらりと遊んでいた。電車は徐々にスピードを緩め て、順調にホームを滑り込んでくる。まさに先頭車両が目の前を通り過ぎようとし た、其の時であった。宙にうな垂れた僕の人指し指の先から、すーっとピアノ線の 様な灰色の鉄線が、地面と平行に飛び出したかと思うと、そのまま向かいのホーム まで線路をまたいで延びていって、真向かいの壁に突き刺さり、壁と僕との間に、 一本の鋼鉄のゴールテープをピンと張った。そして喜喜としてゴールに駆け込んで くる一切のものを、いとも容易くすぱすぱと二つ割りに切り払っていったのだ!! まず突っ込んでくる電車が鉄線に引っかかり、車体に鋭く切り口が入った。そして そのまま亀裂は車内へと進み、先頭車両に座った運転手の体が、腰元から勢いよく 真二つに薙ぎ払われた!!チェーンソーで伐採された杉の木のように、運転手の体 のベルトより上の部分が下半身から勢いよく離れ、前かがみに倒れ落ちて行く。そ して血や内臓や腸やら汚物が運転室に惨惨と溢れかえるのを見る前に、亀裂は車内 へと進み、丁度鉄線と同じ高さに座っていた乗客達の脆弱な首が、大根でも切るか のようにすぱすぱと物の見事に断ち切られていった!!
何でこんなのばっかりなんだ・・・?
誰かが変な物を呼んだんだ。ほら君の後ろに……
久しぶりにいい感じで荒れていますねお前ら。 今朝の時点から60以上もスレが伸びてるとはな。シッパル。 >166-167 説明の詰め込み的な表現が多いのが気にかかる反面、味でもある。 読点でぶつ切りにされながらだらだらと数行に渡って続く悪文だが、 見た目ほどにはリズムが悪いわけでもない。 ただし酷評をご希望とのことなので、以下は粗探しをしていく。 > 窓から見えた空が灰色に澱んでいた事と、少しの空腹、それに空っぽの冷蔵庫に >堰き止められて彼は、 ここは明らかに良くない。彼は不定形の無生物などではないのだから、 「堰き止められて」はないだろう。 言わんとすることは理解できるが、少し表現を工夫したほうがいい。 漏れならここは無理に繋げず句点で区切るが。 >昨夜、突然アパートを訪ねて来た幼馴染が、学生時代に教えてくれた >坂の上のパン屋を目指す途中、 「幼馴染」はこの部分にだけ唐突に登場し、後の段落でも 全く話に絡んでこない。そのため据わりがよろしくない。 後々お話で出てくるなら別だが、出さないならここに書くのは余計だ。 >友人のりー・トンプソンに向けてダイヤルを合わせた。 「りー」。惜しい。推敲は大事だな。 それよりもここでは、「ダイヤルを合わせた」が問題になる。 これは古臭いラジオの表現だ。ヘブンズ氏が使っているのは 携帯電話のようだからジョグダイヤル等なのかもしれないが、 そうならばよりそれらしく書いて、道具を引き立てて欲しい。
こんな感じで作ってみました。 子供のころは、いつか、お姉ちゃんみたいになんでもできる人になれるって思ってた。 お姉ちゃんは、6つ年上で、何でも知ってて、僕は、お姉ちゃんの後ろにいつもくっついてた。 家のちかくに、グラウンドがあって、その裏に、大きな大きな山があった。 ある夏の日、お姉ちゃんと一緒に山に登ったことがある。 山には大きな鉄塔があって、僕はいつもここまで来たら怖くなって逃げてたんだ。 奥のほうは暗くなってて、何も見えなくって、吸い込まれて逃げ出せない気がした。 でも、お姉ちゃんは、「ねぇ?もっと奥まで行こうよ。秘密の場所、知ってる?」 って言ったから、僕は、お姉ちゃんと一緒なら平気かな・・・・ってそう言う感覚が心のどこかにあって、 「行ってみたい!」 ついて行ったんだ。 山の奥に入っていくと、ほの暗くて、どこまで続くんだろう? それが、案外すぐにひらけた場所に出て。そこだけ木が生えてなくて、 ぽつんと、小さなお社があって、まわりに5,6人お地蔵さん立ってた。 ここだけ、何十年も前の世界みたいだった。時間が止まったみたいだった。 ここに、だれが・・・どんな神様がいるんだろう・・・? お姉ちゃんが不意に、「こっち。おいで」 って言うから、びっくりした。 「ぇ?ひみつの場所ってここじゃないの?」 「ちがうよ。もっといいトコ。」
もっともっと奥まで歩いていって、坂もどんどん登っていって、だんだん疲れちゃって、 帰れないんじゃないかってどんどん不安になって、 「お姉ちゃん・・。まだなの・・?」 「まだ・・・もうちょっとだから」 「まだ・・?」 「がんばって。ほら」 体は疲れて、心は怖くて、もう、泣きそうになって「お姉ちゃん・・お姉ちゃん・・」 それしか言えなくなってた。 どれだけ歩いたんだろう・・・?きっとそんなに歩いてないのに、恐怖で時間がゆっくり進んだんだと思う。 10分くらいだったんだろうけど、その、長い長い10分のあと、お姉ちゃんが、 「ほら。ついたよ、見て見て!すごいよぉ!」 ぇ・・?って思って顔をあげたら、そこには、遠くまで遠くまで町全体が映ってた。 こんな山に、こんなところがあったんだ・・・。 空には大きな入道雲が浮かんでて、頭の上まで伸びてるようだった。 今までの疲れたのや、怖いの、全部吹っ飛んで、町より、雲の大きさに圧倒されてた。 ウチに帰ってきて、お母さんのそうめんを食べて、その日はぐっすり眠った。また今度、一人で行こう。 そう思って、でも、やっぱり一人じゃどうしようもなく怖くて、躊躇してるうちに、僕の興味はどっか別のものになって、 もう、山に登ろうとも思わなくなってた。
何年か過ぎて、14になった夏休み、あの場所を思い出したから、そうだ、ためしに登ってみよう。 今はもうお姉ちゃんはいないけど、怖くなんかないし、大丈夫。 そう思って、また鉄塔からのびる暗い道を進んだ。 道の先にすぐ社が見えた。でも、あのころよりずっと変わって見えた。変わったのは僕なのかもしれないけど。 さて・・と・・。ひみつの場所は、こっちだったっけ・・・? 何となくの感覚で進んだ方向にはなんにもない。 間違えたかな?さっきの社のところに戻って、今度はこっちに進んでみよう。 そしたら今度は山のふもとについちゃった・・・。 社を基点にあっちこっち探し回ったけど、結局見つからずじまいだった・・・。 あの場所は・・どこにあったんだろう・・・? そのとき、なんとなくだけど、ずっと昔に感じてた「何でもできる大人」になるのは、無理なんだろうなって、確信した。 駄文済みませんでした。 だいたいが、動機が不純で、「ネバダにできたことが僕にできるだろうか」って思って、 試しに書いてみただけです。本当に申し訳ありませんでした。 で、ぶっちゃけ、小説でもなんでもなくって、ただ、昔を思い出して書いたただけになっちまいました。
251 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/09 00:53
ここで酷評された作品出す人っているの?
252 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/09 01:56
姉が省線に轢かれて死んだとき、わたしは別段悲しいとは思わなかった。 ※批評お願いします。
253 :
おばちゃんのクリトリス ◆xsnIkAi182 :04/06/09 06:19
クンニの事なら何でもおまかせ。 どんなマンコもクンニします。 臭いマンコ。ガバガバで使用できそうにないマンコのクンニもお受けたまわりしております。 ぜひこの機会にクンニのプロフェッショナルにお電話下さい。
254 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/09 07:40
↑リアル田吾作だな
>>255 リアルじゃない田吾作を知りたい(うちは農家じゃありません)
257 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/09 12:45
リアルじゃないってのはアレだな? 非リアルだな?
>>256 君はリアタゴで決まり。
理由? 別にないよ。
259 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/09 13:21
すてんつこないの?
>>248 対象年代:〜中学生
点数:2/10
解説:もうちっと視点の使い分けを身につけましょう。主人公の口調、語彙を変えて年齢を演出しては?
子供っぽい語りの中での神様という言葉に違和感を感じる。ここは何だろう、と思う程度が妥当ではないか。
ミソであるはずの町の風景の良さが伝わらない。もっと書き込んで。
最後に:駄文であるのを自覚してるのならいいけど、賞とか、ちゃんとした形で出す時は自分が納得できないものを人に見せないようにね。
すてんつ……。本気で間違ってるのかネタなのか。
>>258 ウゼエよ駄作書き。藻前の名前は駄作書きで決まりな。
>>260 最後の1行きついな。
それをどうしても書きたいのなら、句読点の使い方くらい教えてあげろよ。
2点とか駄文としておきながら、基本を省略するのは、編集力不足じゃない?
>>248 まずは、本を読め。
>>262 素晴らしい! 君って超能力者だね。
僕のペンネームは仮なんだけど、
三流駄作(みながれださく)なのだよ。
265 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/09 15:19
266 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/09 15:21
批評されて文句いうクズの180
歴史は繰り返すのよね。ラララ〜ン。
転樹(うたたいつき)の発作が始まったのは、他愛のない学校帰りでの事だった。視界が紙屑のように丸められ、所々に激しい皺がより、その一つ一つを確認を認識する度に、樹の気分が加速度的に悪化していく。 「まいったな」 弱々しい呟きを聞いたものはいない。時刻は午後七時半を周っていて、夜の帳が降下した周囲に人影は、樹を除いて皆無だった。 数冊の教科書が、倍以上に増えたような手応えを返す鞄を引き摺って、民家の外壁に上体をあずける。家まではあと五分ほどの距離だ。走れば数分に短縮される。 しかし、樹には数十キロの道程に感じられる。 ここから動かない限り、一生距離は縮まらない。 脳裏に浮かぶ立体地図。自宅とその間にある障害物が消失し、蛇の様にうねる道筋だけが残る。 白く輝く道が、青銅色を帯び、一枚一枚の鱗がくどい程明瞭に確認できる蛇に変化した。頭が自宅側、尻尾が樹の側。蛇行しながら起用に直進していく爬虫類。 胴は動いても、頭だけは直線的な軌道を描いている。 人間も、どんなに回り道をしても、結局は、芯の部分では一直線に進んでいるのだろうか。 いまこうして、過去を悔まざる終えない状況は、変え様のない未来と過去の中間地点に過ぎないのだろうか。 仰ぎ見る未来は形さえ見えないのに、振り返った過去は言い訳や合理化で塗り固められている。 それは不動で、少なくとも、根本的な部分の改変はありえない。 咽喉もとまで競り上がった将来の吐瀉物が、我慢できずに漏らした先走り汁を味見しながら、樹は目を閉じる。 リセットされる幻想。幻視した光景に思考が引き込まれ、まともな思考力がなくなってしまう。 出来れば瞼を閉じている、これが平常時に想うこと。 だけど、実行するのとシミュレートすることは違う。 自分のものだか他人のものだか判別出来ない感触に包まれながら、立っていられなくなり、その場にへたり込んだ。座っているのは自分だ。 これだけは、何時もはっきりしている。 浮き沈みをリフレインする吐き気を、懸命に堪える。 嘔吐物塗れになるのはご免だ。 一度吐いたら、きっともう一度吐く。その繰り返し。止まらない。 樹は瞼を上げる。 「なんでもない、いつもの帰り道」
>>263 基本の範囲の批評に関しては、様々な書籍をはじめ、ネットでも勉強できるし、文章を磨いていくうちに自然と身に付くものと思って無視しています。
>>268 対象年代:高校生〜
点数:3/10
批評:ルビが必要なほど一瞬には判読できない字を書き出しに持って来ないように。困るのは読者です。凝った名前を使う事に必然性はある?ない?ないならちゃっちゃと切り捨てて読者の読みやすさに貢献させるべし。
一行目から視点が乱れている。三人称視点のはずが、突然主人公の視点に行っている。
時刻は「周る」じゃなくて「回る」。夜の帳は降下でなく「おりる」が適切。競りではなく迫り。
将来の吐瀉物が、我慢できずに〜のくだりは変、もっと平易な表現にして読者の頭に入りやすいように変えよう。リセットの言葉も適切ではない。面倒でも日本語で適した言葉を探すべし。
これが樹の苦しみを表現するためだけの文章だとすると、三人称より一人称(主人公本人の視点)の方が適当でしょう。
「白く輝く道が〜」から「〜改変はありえない」までの文章は削って良し。そこに自分の伝えたいメッセージがあろうと、メッセージが存在する必然性を作れなかった以上消すほか無し。……俺には押井映画は見れんな。
最後に:節の乱れを直し、視点をまとめ、比喩を直して添削すれば良くなるだろう。
自分の頭の中にあるイメージを伝えようとしてる?それをやろうとする前にまず色々な小説を読み、作者がどうやってイメージを伝えようとしているか勉強してみるといい。
270 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/09 19:08
幸子は心を込めて書いた あなたのことが好きです あなたを愛しています 好きで好きでたまりません 私は純粋な乙女 でもあなたの嫌らしいところさえ愛おしい あなたに触れられたい あなたに触れたい この想いどうしたらいいの 熱い思い 身体中に染み渡る 愛の炎 愛よ
詩はいらん
>>271 何様だ?
お前が決めることではないだろう。
>>269 批評どうも。年代はあってる。いま18。
視点が乱れてるのは、そういう文章が個人的に好きだからかな。
節の乱れはワードで書いたのそのままコピペできんかったからっす。
>>「白く輝く道が〜」から「〜改変はありえない」までの文章
これはあとに続く文章への伏線だから、確かに現時点では削除して問題ないっすね。
ああ、押井映画の意味がおれには解らないっす。できれば解説きぼん
>>273 とって付けたようなテツガクは要らない、ってことじゃない?
>>273 >視点が乱れてるのは、そういう文章が個人的に好きだからかな。
横レスだが、君は視点の乱れを意識して書いているように見えるけど、
本当に分かっているのか?
素直でない奴は「何をやらせても駄目」、ということを知っているか(プゲラヒャゲラ
>>275 >>君は視点の乱れを意識して書いているように見えるけど、本当に分かっているのか?
なに疑問文使ってんだよ。素直でない奴は何やらせても駄目なんだろ。
意識して書いてるんだな、と素直に書いたらどうだ?
>>274-275 が代弁してくれたので多くは言わないが、プロのやる視点移動と君のやった視点移動は全くの別物だ。
この二つが区別できない今は視点移動を絶対にすべきでない。作品全体で統一するが無難だろう。
改行後空白を空けていないので節がどこからどこまでかは分かった。その上で言っている。
>>276 そのあたりの表現の機微を感じ取ってはもらえないようだな(プゲラヒャゲラ
279 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/09 20:11
>>268 一見して「変な文章」っていう印象を受ける。
語彙の使い方や句読点の打ち方がかなり間違っている。
きちんと辞書で調べて確認してから書いたほうがいいだろう。
(「確認を認識する」ってなんだよ……)
>>280 誰が見てもくずは貴様だぜ(プゲラヒャゲラ
>>280 >
>>278 > 戯れんなよ。人に期待せず、誰にでも分かるように書け屑
テメー、ガキのくせにナマいってんじゃネーヨ。
どうしようもない投稿にレスを与えてやったんだよ、礼を言わんか、この屑。
くたばってよし。
っ
ていうか、くたばれよアフォー(プゲラヒャゲラ
退屈な授業が終わって、やっと給食の時間になった。 わたしは教室で給食の乗ったお盆を自分の机の上に置いた。 そして机の横に掛けてあったランドセルから、お箸を取り出した。 そして椅子を引いて、席に着こうとしたら 「ミタ・・・ミタってば・・・・」って、わたしを(あだ名で)呼ぶか細い声がした。 振りむいたら、繭菜(まゆな)が、すごい恐い顔して立ってた。 わたしは繭菜に、超ムカついてた。 * ―――前は仲が良かった。一番の親友だって思ってた。 わたしは気の弱い繭菜をいつもフォローしてあげてた。 繭菜もわたしになついてくれてると思ってた。 だから、わたしも親に言えない好きな男の子のコトとか、交換日記に書いたりした。 二人でパソコンクラブにも入った。 パソコン覚えて、一緒に相談しあって、お互いのホームページ作ったりした。 少し前まで、ネットでも仲良くしてた。
けど、だんだんイヤになった。繭菜は、ミニバスケットチームを止めたころから 感じ悪くなった。授業中に居眠りしたり、汚い言葉でつっかかってくるようになったりしてた。 男子を蹴っ飛ばしてるトコを見たこともあった。 繭菜が自分のホームページに書いてる文章も、なんだろ・・・クラスの子をありえないくらい けなしてたりする。(「自己満で高慢なデブス」とか「愚民ども」とか 「怒るとすぐにあやまるヘタレ」とか・・・・・・) 繭菜、キャラ変わって、(ふだんブリっこだけど)時々、ちょっと、恐い感じになるから 友達がどんどん、減ってってる。 だいだい、繭菜はおとなしそうにしてるけど、何考えてるんか分んない子だ。 好きな本が「バトルロワイヤル」と「ボイス」って言うんだから。 夏目漱石とか芥川竜之介とか読まないで、ヤバイもんバッカし読んでる。 (繭菜はホームページに、自分で作ったバトルロワイヤルのパロディーとか、 クマの顔が血まみれになるアニメなんかも、作ってupしてる・・・はっきし言ってキモイ) そのくせ「作家になりたい」なんて言って、2ちゃんねるの創作文芸板なんかに 自分の書いた小説投稿したりしてる。(ていうか小説になってなかったと思う)
つーか、一番ゆるせないのは、(ぶりっ子デブのくせに!)私の好きな佐藤大樹くんと 繭菜が付き合ったってこと! (わたしが繭菜に相談したときに、繭菜は「応援してるよ」って 優しい良い人っぽい顔して言ってくせに! わたしが大樹くんのこと、どんなに好きか、知ってたくせに!) しかも、繭菜はホームページに公開してる日記で、(はずかしかったのか、背景の黒に 溶け込ませるように黒い字で)自慢っぽく、ラブラブなデートのこととか書いてて めっちゃ調子にのってた! 次の日には、もうクラスのウワサになってた。男子が大樹くんから聞き出したって 言ってた話じゃ、もうエッチもしたって話だった。わたしは超くやしかった。 わたしは放課後、繭菜を呼んで繭菜に一気にまくしたてて、文句を言った。 そして、言い訳したそうな顔をしてる繭菜を、放って、急いで学校を出た。 帰り道、河原で石の上に座って泣いた。目が真っ赤になるまで泣きまくった。 思いっきり泣いて、少し気分が落ち着いたから、わたしは家に帰った。 ところが、家に帰って繭菜のホームページ見たら、公開してる日記に今度は 「ラブラブなわたしたちにヤキモチ焼く人がいて困ってる」なんて書いてた。 わたしはトドメを刺された感じがした。マジむかついて、キレた。 それから繭菜のホームページのチャットで、ケンカみたいなことするようになった。 わたしのホームページの掲示板の書き込みが消されて荒らされたりしてた。 交換日記の内容もおんなじように、けなし合いになった。 学校ではほとんど必要なときしか、話さなくなった。
でも、先週、びっくりすることがあった。繭菜が大樹くんフラれたんだ。 ・・・へへへっ、繭菜のヤツ、けっきょくモテアソバレテ捨てられてたんだ。 ざまあみろ。あんなヘンな子、大樹くんが本気で好きになるわけなかったんだ。 次の日、繭菜はベタな失恋少女になってた。長かった髪をバッサリ切って来てた。 わたしは、その髪を見たとき、おかしくてマジで噴き出しそうになった。 その日、家に帰って、繭菜のホームページのチャットや掲示板に、たまった怒りを むちゃくちゃ、ぶつけてやった。 「フラれたからって『あたしは不幸な女の子〜♪』って自分に酔ってんの?(w」 「ていうか、マジでその髪、似合ってるつもり?ありえなーい(w」 「イマドキおかっぱ?ワカメちゃんかよ(w」 「デブは女じゃないよ(w」 「だいたいアンタぶりっ子でキモイよ(w」 「小学生なのにキズモノかぁ・・・スゴーイ!(w」 繭菜は「やめてよ!」って言ってたけど、もともと裏切った繭菜がわるいんだ。 わたしは、、気がすむまで、チャットでからかってやった。 次の日、運動会があった。わたしも繭菜もチアリーダだ。 そこでも、ネットのコトでケンカになった。わたしもネットで書かれたことに ムカついてたから言い返した。―――
* 「ミタ・・・ちょっといい?・・・話があるから付き合って」って、繭菜は 暗い顔して、わたしを呼んだ。 わたしは言いたいコトがいっぱいあったし、ランドセルから取り出したお箸を 机の上に置いて、繭菜についてって教室をでてった。 そして二人で空き教室に入った。 「ほかの人に見られたくないから、カーテンしめよ」って繭菜がいうから わたしは繭菜といっしょにカーテンを閉めた。教室が薄暗くなった。 「ネットで書いたこと、謝ってよ。あやまれ!」繭菜は恐い顔して叫ぶみたいに言った。 わたしはムカついていた。 わたしは「謝るのはそっちだろ!わたしを裏切ったくせに!」って言って そして、煽るみたいな感じで笑いながら、さらに、 「へっ、フラれてやんの。友達を裏切ったりするから、バチがあたったんだ。 だいたいオマエみたいなデブでと、本気で付き合う男なんていないってぇの。 ぶりっ子がキモイしぃ。フラれ記念に切った髪型もヘンだしぃ。 きゃははっ!てゆうか、あんた、もー、エッチしちゃったんだよねぇ? えんがちょ、日本一ばっちぃ小学生決定!きゃははっ! あーコレ、あんたの親が聞いたら泣くだろうねぇ・・・いくら恋愛は自由っつても 小学生でキズモノってさあ・・・・・・」って、トコまで言ったトコで、繭菜がうつむいてて 握ってた拳がプルプル震えてたのに気づいた。 わたしはちょっと、言いすぎたかなと思ったけど、繭菜があやまるまで あやまるもんかと思った。 「座って話そうか」と言いながら繭菜はテーブルのトコへ行って椅子を引いて 「どうぞ、座って」って言った。 わたしは言われたとおりに、椅子にすわった。 そしたら、後ろから、ぬっってタオルを持った手が出てきた。 「な、何?」わたし振り向こうとしたら、タオルがわたしの目を覆った。
「ちょっと、何すんの!」と言って、わたしはタオルを振り払った。 そしたらこんどは、うしろから繭菜の左手が出てきて、わたしの両目を覆った。 わたしは「いい加減にして」と言おうとしたけど、そのとき なにか冷たいものがノドのところをスーって横に走った感じがした。 そして、冷たい感じと一緒に激しい痛みがして、わたしは 跳び上がるように、立ち上がった。 目はふさがれて見えなかった。トツゼンの痛みが何なのかわかんない。 痛みといっしょに、ノドのところから、なんか水のようなものがドバドバ 出てくる感じがした。水みたいなものがわたしの服をぬらしていた。 頭の中はパニックだ。何?この痛み。なんなのこの水? そのとき、わたしの目を覆っていた繭菜の手が、ずれた。目の前に真っ赤な汁が べっとりついたカッターナイフを握った繭菜の右手が見えた。 (真っ赤な汁・・・ああ、これはわたしの血だ・・・。首の痛みは・・・?切られた・・・・・・? ああっ!イヤダ・・・いやだ・・・やだ・・・死にたくない!こわい!お父さん助けて!) 声はでなかった。もがいて抵抗した。バタつかせた手の、手の甲を切られた。 もう一度、首に激しい痛みがした。って思ったら、一度じゃなかった、二度・・・三度・・・ 四度・・・わたしの首が切り裂かれる。首に強烈な痛みが襲うたびに、あふれ出る血の 勢いが増した。その血で繭菜の手が、どんどん紅く染まっていってた。 ああっ、首から、どくどくと、水・・・じゃなくて血がでてくる・・・・・・。 あたまが・・・ぼーっとしてくるよ・・・目の前が暗くなってくるよ・・・・・・ 手足の先っぽがしびれてきたよ・・・痛いよ・・・恐いよ・・・死にたくない・・・ ・・・・・・死にたくないよ・・・・・・死ぬのやだ・・・・・死にた・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
以上
>>283-288 までです。
なお、この作品はフィクションであり、登場人物、設定、その他は
架空のものです。
290 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/09 21:27
>>248 いろいろ問題点は多いが、一文だけあげて指摘しておく。
> 山の奥に入っていくと、ほの暗くて、どこまで続くんだろう?
途中の文章だが、文はきちんと責任もって終わらせるように。
まず、この文章が変だって思わないといけない。
「山の奥に入っていくと、ほの暗くて、どこまで続くんだろう、
って僕は思った」
だろ? この文章、主語は省略と考えたとしても、熟語がないぞ。
どうしても、「どこまで続くんだろう?」が使いたきゃ、
山の奥に入っていくと、ほの暗らかった。
(どこまで続くんだろう?)
とでもしなきゃいけない。
ここだけでなく、全体的にこういうのが多い。
ここら辺、文章の基本的な部分なんだから、きちんとマスターしたまえ。
(本当は、書いた文章はケリはつけるとか、伏線はきちんと解決しろと
かあるんだが。248はその最初の文のレベルでできてない)
291 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/09 21:39
>>283 283しか読んでないが、冒頭からいきなり読む気が失せる
文章だな。(文章作法は、前の方が前スレにあるだろうから、
一回読んでおくように)
あんまり細かく言わないが、「ウザイ」「キレル」「ムカつく」
といった言葉は安易に使わないように。文章の印象をいきなり悪く
するので、効果を考えて使えないようなら、使わないことだ。
それから、説明するより描写しろ。いきなり何かの説明文みたいな
導入じゃあ、読む気が出てこない。
(祭りに出す気なのかしらんが、もうちょっとちゃんと書かないと、
酷評くらうだけだぞ)
>>291 きちんと最後まで読んでくださいな。
「ウザイ」「キレル」「ムカつく」 は、
主人公が小学生であるため
小学生の普段使う日常語を
意図的に用いたのです。
293 :
283-288 :04/06/09 21:52
>>291 描写は、心理描写に重点を置いています。
294 :
283-288 :04/06/09 21:54
>祭りに出す気なのかしらんが、もうちょっとちゃんと書かないと、 >酷評くらうだけだぞ 他スレで誉めていただけましたが。 クライマックスがリアルだと。
↑田吾作出没だな、ハッハッハッ。 これ以上キレないでくれよ、ハッハッハッ。
296 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/09 21:54
なんか、最近こんな香具師ばっかりだな……
スマソ、出没ではないな。 田吾作現る、ということでよろしく。
298 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/09 22:00
まあ、(理由はわからんが)簡素に対するレスを3回にわけて 書くくらいだから、自信があるんだろう。批評は無視して、我 が道を突き進むことだな。
300 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/09 22:03
最近すてんつここにこないな。
>>283-289 小説の書き方を全く知らないようだな。小学生の書いた日記としか見えないよ。
まあ日記文ならなんでもいいんだけど、これを実録物としてであっても、小説
として評価するフシアナ君はここにはいないよ。
でも、無理してでも小説として評価するなら、ヘタ〜、といったところです。
でも酷評されてキレル奴は、自分の書いたものが褒められるとでも思っているんだろうな。
このスレでは珍しい奴ではないけど……
303 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/09 22:20
>>301 最後まで読みましたか?
説明に終始しているとは思いませんが。
304 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/09 22:23
305 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/09 22:23
酷評されたら「お前書いてみろよ」か。典型的だな。
307 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/09 22:27
>>306 「小説の書き方がまったくわかってない」者よりは
マシなものがかけるでしょう?
批評するなら、マナーとして、具体的に
ここをこうしたほうがいいと分かる指導をして頂きたいですね。
そうでないと、まったくの無意味でしょう。生産的でない。
308 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/09 22:29
>>301 スルーを覚えなさい。
それが出来ないなら相手のレベルに降りて分かりやすく批評しておやりなさい。
309 :
283-289 :04/06/09 22:32
まあ、確かに満足なできでは無いですがね。 前半は自分でもちょっとイタダケナイとは思っています。。 それでも、後半はまあまあだと思っていますが。
310 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/09 22:34
ここは技術の向上のためにアドバイスをもらうスレではないのですか? 「ダメだ」だけでは、何の参考にもなりませんが・・・。
「酷評」が先行して「真面目」が少ない傾向は確かにある罠。 いや、どちらの味方をする訳でもないけど。
313 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/09 22:41
口語調で書いたら「そんな言葉使うな」と言われ 豊富な語彙を用いて書いたら 「平易な言葉で書け」と言われ 一体どうすりゃいいんだ。 ここにいるとドンドン下手になってる気がするんだけど。
314 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/09 22:43
>>313 人のせいにするからどんどん下手になるんだよ。
もっと本をたくさん読んでから、また挑戦してくださいね。
期待しています。
315 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/09 22:44
>>314 たぶんあなたより読んでると思いますよ。誰のせいにもしていません。
ただ、ここの人の批評を参考にしてよいのかどうか
考えていただけのことです。
316 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/09 22:46
>>313 どこでどう言われたのか知らんが、その両者が背反して
いないことがわからん時点でダメだろ。
最初は、普通に交わされている会話の内容みたいなのを
まったく整理もせずに書き込んで文句を言われ、その後
は妙に小難しいけど自分では使いこなせない言葉を羅列
して、意味不明と怒られた。
ま、おおかたそんなとこじゃねえの。
>>313 小難しい言葉を使おうが、平易に表現しようが、うまい人はうまい。
ただ、特に意図もなく小難しい言葉を使ってる奴や、
何も工夫せずに子供の言葉を持ってくるだけの奴はアホでしょ。
318 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/09 22:48
>>315 豊富な語彙を持っていてもそれを有効に使えなければ意味がありませんよ。
それから口語と平易な言葉もまったく違うものです。
難しい単語や漢字に頼るのは初心者の証拠です。
もっと本を読みましょう。
そしてそれから小説を書きましょう。
がんばってください。
>>315 参考といえば、全てが参考になるだろうが。
それをどう消化するかはお前次第だ。
くだらんこと言うんじゃないよ、この馬鹿。
320 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/09 22:50
>>315 ここはガキが多い。ろくに本も読まないガキが。
ドストエフスキーやトルストイなんぞ
1ページも読めない読解力の無い阿呆、がここには多い。
そんな連中の言う事を聞いていてよいものが書けるわけが無い。
プロの言葉を聞くがいい。
820 名前:名無し物書き@推敲中? 投稿日:04/06/01 21:27
書籍名 作家養成講座 それでも小説を書きたい人への最強アドバイス95
出版社名 ベストセラーズ
著者名 若桜木虔/著
出版年月 1998年3月
ページ数・版型 223P 19cm
価格 1,470円 (税込)
目次
1章 プロ作家としてデビューするには?
2章 新人賞に応募して作家になるには?
3章 プロ作家として生計を維持するには?
4章 どんなジャンルの小説を書くか?
5章 プロ作家として通用する文章を書くには?
6章 どういう冒頭の作品がいいのか?
7章 物語を傑作にする方法は?
http://books.yahoo.co.jp/bin/detail?id=28376337
>>320 あんたあちこちでソレすすめてるね・・・。業界の人?
322 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/09 22:52
>>315 だだの叩きと真面目な酷評の区別もつかないなら、このスレにくるべきじゃない。
酷評と罵倒はこのスレでは同意語と心得るべし。
>>320 ヨッ、色物ゲストの登場だな。待ってはいなかったけど、
一応いうぜ、
待ってました、大将!
325 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/09 22:54
283-289が無理褒めスレで泣いてまつ みんな、なぐさめてやってください。
>>320 その本、注文しようと思います。
>>322 ああ、そうですか。まともに相手をするなということでね。
わかりました。さようなら。
327 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/09 22:55
要するにネタってこった。お魚の皆さん、乙です。
329 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/09 22:57
>>326 まあ、がんばれよ。負けん気も大事だと思うし。
>>283 ちょっとだけアドバイス。
>頭の中はパニックだ。
この一文だけじゃ、雑すぎるよ。描写どころか、説明にもなってないよ。
せっかくのクライマックスなのに、これだけで済ませる気かな?
頭の中がパニックって、どんな感じがするものなのかな。
>(真っ赤な汁・・・ああ、これはわたしの血だ・・・。首の痛みは・・・?切られた・・・・・・?
ここはああっ!イヤダ・・・いやだ・・・やだ・・・死にたくない!こわい!お父さん助けて!)
なんだか、前半いやに冷静だね。「ああ、これはわたしの血だ」「首の痛みは・・・?」なんて。
すぐ前に、「頭の中はパニックだ」って書いてあったよね?
ちょっと自分で考えてごらん。あなたはパニックのときにこんな物言いをするかな?
だれがどう見ても、ただの「説明」にしか見えないよ?
それと、「こわい」って書いただけじゃ、読者は怖がってくれないよ? これじゃ、ただの「説明」だよ。
怖いときって、どんな感覚がするものなのかな。精神と連動して、体はどんな反応をするかな。
胃からはどんな感じがする? 頭はどんな感じがする? 手足はどんな感覚がする?
「死ぬのが怖い」って、どうして怖いのかな。どんな感じがするものなのかな。
331 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/09 23:04
>>329 まあ、下手って言われて何も思わないようじゃおしまいではあるな。
ただ、簡素に向かって吼えてるようじゃダメだが。
黙って次回作出してこれる香具師ならそれなりに見込みはある。
>>283-288 まともな小説家や編集者、出版社は「小説は現実・事実より奇なり」を求める。
最後に「フィクション」と書けばいいと思っている人間が書いたものなど
犬の糞をつまむために使われた新聞紙よりも価値がない。
一万歩ゆずってスレッドのタイトルにのっとったレスをしようと思ったが、
「他スレで誉めていただけましたが」というレスを読んでやめた。
あなたは創作などさっさとやめて、グロ画像でも見て喜んでいればいい。
もしくは反面教師として過ごすのもいいだろう。
他スレで誉められたのならそのスレを教えてほしい。
本気で誉められたと思っているのならそれで満足してはどうだろうか。
マニキュアが乾く間だけ私の過去を語ってあげるわ。
>>330 参考になりました。そういう批評がほしかったのです。
>>332 それは「フィクションだから、できがわるくても許してネ」という意味ではなくて
創作を事実と勘違いして、どこぞの誰かさんの名誉を侵害しないようにという配慮です。
グロ画像には興味はありません。
すてんつと、あと一人の名無しさんぐらいしか まともな批評つけるやつがいない。 あとは煽りと祭り。
罵倒と酷評の意味の違いも分からんのか このスレの住人は。
>>335 そう思うんならこなけりゃいいじゃん。
もう、ツラー出すなよ。
>>337 その二人のレスがほしくて書いてるんだろ。
>>336 罵倒と酷評が時として重なる、ということを分からんのか
お前は。
340 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/09 23:24
自分に都合のいい批評が欲しいなら、友達にでも読ませればいい。
>>283 はできがイイとか悪いとかいう以前に
生理的嫌悪感から叩かれてると気づけ。
>>338 なら、その旨を文章に添えておけばいいのでは?
読み手を選ぶってのはよくわからないな。率直な意見を聞きたくてここに晒すんだろうに。
>>341 酷評する連中は、それほどやわじゃないと思うよ。
やはり、出来が悪いのだよ。まあ、人によってはそれに加えて
生理的嫌悪感が上乗せされることがあるかもしれないけどね。
>>341 別に生理的嫌悪感は関係ないけどな。俺はね。
345 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/09 23:31
>>343 作品よりも文章の方に嫌悪感を感じるな。
あれは、他人読ませようとしる意図の少ない文章だ。
読んでもらいたいという姿勢のある文章は、多少下手でも
嫌悪感は少ない。
ま、酷評スレだから酷評はするが。
>>336 今回の件は
>>291 の評に
>>292 ‐294で言い訳を始めたのが原因だろう。
はじめっから罵倒されてた訳じゃない。まあ、大人ならスルーしろ、って話かもしれんが。
>>345 >読んでもらいたいという姿勢のある文章は、多少下手でも嫌悪感は少ない。
同意。
下手でも何かアドバイスできないだろうかと思うような文章には、
レスを付けたくなる。そうした文章には、無意識的にであれ、
読んでもらいたいという謙虚なあるいは真摯な姿勢が込められているのだろうと思う。
酷評に反論すると、つるし上げ食らうというのをいい加減に学習しろよ。
子供きらうな来た道だ……
350 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/09 23:57
>>348 酷評より反論の方がまともなだった記憶はないけどな。
つうか、評価に値しない酷評がスルーできないレベルじゃ、
所詮その程度でしかあるまい。
酷評スレと無理褒めスレって、簡素書き結構重複してるんじゃ ないかなあと思う今日このごろ。
>>351 もしかしてお前は、司法試験受験生のsageか?
もしそうなら、勉強しろ(w
>>352 いやあ、単にsage損なっただけです。
っていうか、283が無理褒めスレで泣いてるんだけど、
ここの住人と簡素人が重複してると、ちょっと可哀想
かなって思ったのでつよ。
>>353 sage損なったのか、それでも不自然だな(w
別につっこむつもりはなかったんだけど、W大出身の
sageにこころあたりがあったものだからね。
まあ、スマソ。
>>320 興味はあるが、確かにドストエフスキー、トルストイを読んだことはない。
しかし君は有名作家の名前を出して見下しているだけではないのか?それに基本すら満足にできてない人間にデビューする方法を教えるべきではない。
>>283-239 対象年代:(女)〜小学生
点数:1/10
批評:前にも言ったがネタの時期が悪すぎる。便乗して話題に乗りたいのか?志の低さを感じ、2点のところを1点減点。
書き出しに退屈な授業が終わって、なんて書かれたら俺も退屈な気分になって読みもしないだろう。(それでも批評するため読んだが)
前半は中だるみし、後半は描写が陳腐。突然目を覆われたはずの主人公がなぜすぐに目隠しがタオルとわかった?まず最初は驚きが先にくるはずだ。
「飛び上がるように立ち上がった」、上がるが重複している、立ち上がったは無駄。飛び上がっただけで良し。水や赤い汁といった比喩も変だ。
(wを会話文に使わないように。
余計な文が多すぎる、今の半分ぐらいまで抑えてみるように。少女の視点になりきれていない点も気になった。
>>291 で言われてるようにカタカナ語は今の9割を削るように。残りの一割は会話文。そこだけなら許せる。
死に瀕した人間の心の声を書きたかったのかは知らんがあまりにもくだらない。俺には主人公の声から何も感じる事はできなかった。
最後に:この文章はいくら推敲しても他人に見せる事はできない。既にこのスレで同じNEVADAネタの文を見かけたが不謹慎すぎる。一年ぐらい寝かして、その時も書きたかったら書けばいい。今はやめとけ。
これからも少女視点の小説を書きたいなら講談社X文庫の本を買ってみる事をお勧めする。死ぬほど恥ずかしかったけどな。
不謹慎の意味がわからん。
お願いします。 ● 弾けるような水音が夜気にこだました。 静かな音色が、夜の底に沈んでゆく。 闇が濃い。 新月の夜は、深い濃紺に覆われている。 ただ、月のない空に星のみが近く、格子窓の狭い隙間から、青白い凶星が煌々 とした光を投げかけている。 暗い楼上の間は、静けさと澱んだ空気に満たされている。その中に、こびりつ いたような腐臭が漂っている。輪郭すらはっきりとしない、ぼんやりとした光景 の中に、幾つかの痩せ朽ちた屍が見える。 王城の守護たる羅城門も半ば朽ち、去年から続く飢饉に死んだ屍が、服も髪も すべてを剥ぎ取られた姿で無造作に打ち捨てられ、ま新しいものからは、ちりち りと小さな燐光が浮かびあがっている。 この世の光景ではない。あたかも、地獄絵図のようだ。 だが、わたしの胸には、言葉では表しようもないほどの喜悦しかない。 その理由が、そこにいる。 楼の奥、それの周囲のみが、ぼんやりとしている。狭い空間に薄く青い霞がか かったようになり、先ほどから、えもいえぬ甘い香りが漂ってきている。 身体の芯から湧き上がってきる官能に耐えられず、私はそれに一歩踏み出した。 それを、轟然とした気配が制止した。 見上げると、血の色をした二つの輝きがあった。岩石を思わせるような、硬質 の威圧感がその周囲をに満たされている。 鬼だ。 鬼の傍らにわたしは居る。 わたしは、逸る心を無理に抑えた。鬼の厚い胸板が、呼吸の度にゆっくりと上下 している。獣のような臭いが、腐臭の中に混じる。密度の濃い時間が、ただ、静寂 の中に流れてゆく。
>>357 対象年代:高校生〜
点数:5/10
批評:書き出しは良し、先を読ませる力はあるが、その先の文章全体のテンポが良くない。一つの行をブツ切りにしているような印象がある。
私は楼上という言葉から遊郭の様な場所を連想してしまった。羅城門の楼上と書いた方がいいかも。ま、私が日本史に無知であるが故の意見かもしれませんが。
それに話が進むにつれて比喩の使い方が悪くなっているのでじっくり見直してみましょう。(官能、轟然、硬質。密度の濃い時間、喜悦は微妙)
ところで、新月の月明かりが無い夜に鬼の胸板なんて見えるんでしょうか?
あと最後まで読んで感じたのですが、書き出しの水音って結局何だったんでしょう。
最後に:文章はもっと良くなります。ただ羅城門ネタは使い古されているので、ここからどうやって独自色を出すかが問題です。
今宵は少々趣を変え、投稿者向けのTipsを書いてみた。 ・即煽りのレスに反応しない。 ここの評価人は酷評ひとつするにも、なぜ君の文章が悪いのか いちいち分析し、論拠を用意してくる暇人揃いのようだ。 すなわち、まともに評価レスがつくまで、ある程度の時間が空く。 君が力作を投下してからほんの一時間も経たずに、一行二行で 「才能ない」「駄目だ」と書き捨てていく輩なぞ、無視するが吉。 ただし、煽りレスが事実の簡潔な要約である場合もままある。 もしそうならばご愁傷様だ。 …鬼の首を取ったように煽ってるお前らはもう少しその、優しく。 ・自分の作品を解説しない。 さっさと書き直してくるならばともかく、あれはこうだった、いやそれは こうだからと常駐状態で書き込んでも、誰も君を理解しない。 余計な醜態を晒さないためにも、推敲に推敲を重ねてから投稿しよう。 ここではどうやら水に落ちた犬は浮いてこなくなるまで叩かれるので、 「解説レスかよ」などと煽られ、付け入られる隙はなくして欲しい。 散々転げ回った挙句、「所詮あんたたちには理解できない」的な 科白を吐いて立ち去る人がいるが、確かに理解できない。 ・釣りはしない。 ご自由にと言いたいところだが、釣堀みたいなもんでつまらんでしょ?
>>358 簡素ありがとうございます。比喩が悪くなってますか。
うーん。確かに、冒頭数行の気合はなかなか後まで続かない
です。それなりに考えて書いたんですが。
後、文章がぶつ切りに見えてしまいますか。実は、この文章
にはそれが合っているかと思って、数行にわたる文章は避け
たんですが。というか、ぶつ切りで情景描きたかったんです。
力量不足かな…。
あと、水音はこの後の文章でなんだかわかります。長々あげる
のもなんなので、冒頭だけだしたんで、謎ときしてません。
>>359 それもいいが、初心者用の虎の巻整備してやった方がいいんじゃないの?
視点の統一すら出来てないのが多いしさ。主語の省略とかでも、するのは
いいが、その主語を書き手はろくに把握してないしさ。
いっそ、句読点や助詞の使い方だけ聞いてくるってんでのよかろって気がす
るしな。ここは「が」ですか「は」ですかってんなら、書き手も一行だし、
レスもしやすいし。いっそ、この名詞はどういう動詞を使いますかでもよかろ。
辞書引かないで投稿する香具師がいるんなら、いっそ質問も受け付けちまえ。
>>360 短く切るのが絶対に悪いとは言いませんが、作品世界の空気を描きたいならもっと別の方法に挑戦するべきです。一二行の文章でも読点を上手く使えばあなたのやりたい事を実現できるはずです。無理して切らず、まず書きたいように書いては?
有名どころですが、十二国記「月の影 影の海」上巻の最初の数ページを立ち読みしてみるといいでしょう。
>>361 ここでそこまでやる必要あるかな?ネットの小説投稿サイトで書き方の説明は沢山あるし、小説、文章の書き方に関する本も沢山ある。そういう私は7冊ほど文章入門の本を持ってるんですがね。やっぱり新聞と同じで一つだけでは駄目です。
そういう入門本のタイトルをテンプレに入れるだけでいいんじゃないかな。あとは個々の努力に任せて。
>>362 短く切ったのは、このシーンにはそれがベストかなって判断
したからです。私本来の文体は、長短をゆらゆら続ける形です。
どっちがいいかは、まだわかりませんが、でもこの判断はまだ
捨て切れませんので、もう少し追求してみます。
>>355 ドストは読んどけ〜 まずは、後期の長篇を読む事お勧めする。あと賭博者
も良いかも。で、講談社X文庫のお勧めは?
>357 文章の半ばほどで、「この世の光景ではない〜地獄絵図のようだ」と やってしまうところからが辛い。この手前の行までは良かった。 まず、「この世の光景ではない」に引っかかる。 時あたかも末法の世だ。本邦であれば地獄絵図の隆盛、西洋ならば 死の舞踏の骸骨踊りに代表されるように、このあたりの時代は死が そこいらじゅうに溢れ返っている。この世が地獄そのものであったのが 中世という時代だ。 そんな時代の人間が死屍累々を目にして、地獄のようだ、などという しおらしい感想を述べたのではどうも締まらない。 後半退潮、ということは他の人も言っているが、漏れが感じたのは 息切れというか推敲不足風味だな。 例えば匂い。腐臭、芳香、獣臭と三種類の匂いを登場させているのに、 鬼の登場場面では芳香に関する言及がない。 腐臭に混じる獣臭という同列の動物質な悪臭の対比よりも、にわかに 芳香をかき消す獣臭、としたほうがコントラストは強まる。 そもそも甘い香についての描写がまったく投げっぱなしなのがイクナイね。 女かな。なんというか、うろつき童子っぽい。 あと、「密度の濃い時間」とやるなら、恐怖か畏怖か歓喜かは知らないが その時間を濃くしているところの、なにがしかの感情の描写を絡めよう。
>364 十二国記の発祥は講談社X文庫ホワイトハートだが…、 あれは少女視点にはならんわな。主人公・陽子は男というか漢だ。 >362の言ってる「月の影 影の海」上巻はまだしもだが。 別の十二才の女の子が主人公の「図南の翼」あたりはいいかもな。 まあ多分、違うシリーズのもっと情け容赦ないカバー絵の本だと思う。
視線を前に戻す。 闇の中に浮かぶ霧が、たおやかに揺れ、やがて、薄らいだ中から白い肌が垣 間見えた。 くすくすと、くぐもった、笑い声がわたしの肌を撫でた。 その間を塗って、揺れる霧の中から、紅い唇が現れては消える。 耐えられずに、わたしは鬼に哀願の眼を向けた。 鬼は、微かに愉悦の表情を見せた。 あの時と同じ、奇妙な懐かしみを感じさせる表情だった。 一月前、わたしはこの鬼に出会った。 いや、探し当てたのだ。ようやく。長い歳月をかけて。 鬼に出会い、わたしはあることを頼んだ。 まず間違いなく、一笑付され殺されると思った。それでも、わたしは一縷の 望みにすべてをかけた。 そうだ。 わたしは、あのとき震えながらこう叫んだのだ。 ――女を呉れ。それも、この世とも思えぬほど美しい女を……。 代わりに、わたしの命を与えるつもりだった。わたしが望む女が抱けたなら、 鬼にこの首を与えたとしても、悔いはなかった。 だが、わたしが決意を告げる前に、鬼はあっさりと肯いた。 そして、言った。 よかろう。だが、暫く待て。お前の望む女は、そうそう簡単には手に入らない。 次の新月の夜に、またここに来い。なぜなら―― 鬼の声音は、あたかも古い同胞に出会ったかのように、懐かしげ響きが混じっ ていた。 私の願いは、あっさりと受け入れられた。
そして、この世に生まれてから、一番長い一月を過ごした。 焼けるような想いに耐えながら、わたしは、今宵この場に居る。 楼の奥で、また小さく水音がした。 呼応するように霧が薄れ、幻影のように青い燐光を放ちながら女の姿が現れた。 美しい。 戦慄を伴った感動が、わたしの身体を貫いた。 ただの造詣の美ではない。 澄んでいる。存在そのものが、水のように澄んだ透明感が濡れた肌を覆っている。 まさに、人間とは思えない。これは、現世に住む者の美しさではない。 そうだろう。 この女は、人ではない。いや、それどころか、鬼ですらない。 あの時、鬼は私に向かってこう続けたのだ。 造らねばならない――と。 お前の望むような女など、この世には存在しない。だから、造らねばならない。 造られた女は、人ではない。お前は、それでもよいか。 なんの躊躇いもなく、わたしは肯いた。 人の女など、そのような浮薄な存在にいかような価値があるというのか。わたしが、 その全霊を込めて求めた女が、人である必要などどこにもないではないか。 闇の中に浮かぶ女が、わたしを招いた。 ゆっくりと近づき手を伸ばす。 わたしの指先が、潤いのある頬に触れた。
367-368は続きです。一応参考までに。 全体的に竜頭蛇尾ですか。カナスイ(;_;) 竜頭がないより、いいとは思いますので、今後精進します。
>>367 >>368 短い段落が多いですが、
細かく描写するとき、ゆっくりと時間が流れているときは
長い段落にするほうが効果的です。
これから書く予定なら悪いが、
>一番長い一月
この部分はもっと深く掘り下げられるはず
>>364 私が買ったのはティーンズハートの14(フォーティーン)恋愛白書……。成人誌買うより緊張しました。資料用と割り切って、じっくり良さそうなのを選びましょう。
(何となく周りの視線がイタイイタイ)
>>367-368 悪くないです。357に367まで読み込ませる力が無いのが残念ですが、あなたがやりたがっている事は悪くないと思います。
問題は技術上のものばかりですね。やはり句読点、段落の使い方が悪い。一度文章を読み上げては?そうして違和感を感じた部分を修正するだけで大分良くなるはずですが。
女は車を持っていた。テスタロッサでもカレラでも、GT−Rでもない。愛車の名前はパッションだ。 女はガソリンスタンドに寄るたびにこう言ったもんだ。「早くぶっといノズルをタンクに突き刺して、上等のハイオクで満タンにして」 女は給油が終わるとハイウェイに向かってアクセルを踏む。1速、2速とクラッチを踏んで手馴れた様子で黒光りするシフトノブをきりかえる。 まったく人間って奴には限界がないらしいな。どんなモンスターだって作れるぜ。 この車を作ったのはフェラーリでもメルセデスでも、日産でもない。どこかのイかれた車気違いが、オーダーメイドで組みあげた特注車だ。いやはや、本田宗一郎も腰を抜かすだろうよ。 エンジンの動力がタイヤに伝わってから10秒で時速180`でるんだぜ?お前信じられるか?アレを作ったのは神様かもしれないぜ? そんな怪物を運転してるこの女も凄いんだ。ハイウェイにでた途端、アクセルは床についたまんまだ。怖れ知らずだぜ、まったくの話。 もう時速何キロでてるのか、この女もわかっちゃいない。さっきからメーターは振れきれっぱなし。エンジン組んだ奴がいかれてんだ、リミッターなんか付けるわけないだろ? 俺はヤばいと思ったね。前方にR130のコーナーが見えてきたからさ。このままじゃ曲がれっこない。 なのに女はスピードを落とさないで突っ込んでゆくんだ。おい、100bきってんだぜ、早くブレーキを踏めよ! 女はこの時、こう思った。「あたし、このスリルがたまらなく好き。燃えあがれるこの一瞬が好き」 車体は防護壁に激突し、粉微塵になり炎上した。紅蓮の炎が夜空に瞬き、その刹那、慎ましやかに輝いてる星ぼしにかぶさったが、それはやはり一瞬の出来事であった。 幾万とも知れぬ輝きの下を、一台の大きなタンクローリーがのんびりとやって来て、もはや燃えかすとなったパッションの残骸の手前で停車した。 運転席から中年の女が降りてきてこう言った。「若い奴って無茶するよ」 タンクの横には大きな文字で警句めいた文句がこう書いてあった。「愛に生きるのは楽じゃない」
>>372 なかなかうまいな。最近の投稿ではトップクラスの出来だと思う。
>さっきからメーターは振れきれっぱなし
ここは、振りきれっぱなしのほうがいいと思う。
もっと長いのを書けよ。まさか長いのは書けないってタイプじゃないだろうな(w
>>372 まず文体を統一する。同じ人間が語ってる文章じゃない。
途中で一人称から三人称に変えたつもりなのかもしれんが、今の技術じゃ読み手を混乱させるだけだと思う。
それとももしや俺の読解力が無いだけか?だとしたらすまん。
あと、小説書いてるつもりなら機種依存文字使うな。
`とかbとか書いてある小説見たことあるか?少なくとも俺は無い。
375 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/10 22:33
>367-368 これがあるのとないのとで、またえらく違うね。 357単体では中途半端だったものが、随分しっくりくる。 お話に引き込まれながら読んでいくと、読み手側としても 些細な点は気がつかなくなるし、気づいても許せてしまうもの。 だからもう、ひとつひとつあげつらってうるさくは言わない。 ただ、それにしても荒削りではある。 ひとまとまりを書き終わって「ああ、終わった」ではなくて、 自分で通読して一箇所も違和感を覚えなくなるまで、何度も 読み返して直すといいよ。
すまん、>372のオチがよくわかんなかった。誰か解説希望。
378 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/10 23:17
ここで酷評してもらったものを、新人賞に出しても良いのでしょうか?
379 :
馬ちゃんの栗 ◆xsnIkAi182 :04/06/10 23:21
出したいなら出せばいいだろ。 強盗だろうが人殺しだろうがここで酷評されたのを新人賞に出そうが何やったってお前の勝手だ。
380 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/10 23:23
>>379 ありがとう。要綱に未発表のものって書いてあるんで、一部分載せたので・・
>>377 若い娘の性行動を比喩的に描いたものだろうな。
車の知識を上手に使っていて、格好のよい作品に
仕上がっている。まあ、分かりやすいとは思うけど、
細かいところは読者の自由なイメージでどうぞ、といったところだな。
>381 なるほど。サンクス。 小説とは全然関係ない話になるが、 ビジュアル化したらより格好いいかもね。バックミュージックはテクノかなんかで。
よろしくお願いします その1 隣の男が新聞を広げて読み始めた。 邪魔だ。 列車の、隣の座席でこういうふうにものを読まれるのを私は好まない。 一時間に一本程度しか汽車の走らない田舎では、ほとんどの者が自分の車で出掛ける。 その例にもれず、私も普段の外出はよく車をつかう。 だが、休日の外出に限っては汽車を使うことが多い。 なぜなら平日は通学生や企業戦士で、ローカル線はそれなりに混んでいる。 休日は家族で遊びに行く者が大抵車で出掛けるから、道路は混んでいる。
その2 ところが休日、前述のように、一時間辺り一本の汽車をあてにする人の少ない田舎では、汽車は比較的空(す)いているのだ。 午前中ならば、急行列車さえガラガラに空いている。 だから私は用事のあるときはたいてい朝早い急行にのり、午前中に用を済ませて帰ってくるようにしているのだ。 それなのに。 なんだって今日はこんなに混んでいるんだ! 私はちらりと隣の男を見た。 不条理だ。 そう、私の怒りは不条理このうえない。
385 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/11 00:37
面白いかも。続きキボンヌ。あと汽車って煙出すトーマスみたいなやつ?
ありがとうございます! 、電気で走るのが電車で、ディーゼルのが汽車と認識してます。ちなみにえんとつはついておりません。ではつづきを
387 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/11 00:51
ここは批評スレだと思う。作品を発表したいなら移動をお勧めします。
あともうしわけないが、投稿スレってどこかにあるんでしょうかねえ。
389 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/11 01:03
>>388 個人の長編作品発表するなら、適当なスレを自分で見つけるべし。
駄スレをリサイクルしてもいいし、自分でスレ立てるのもいいし。
あとは投稿サイト。
たびたびありがとう御座居ます。ではでは、短い間ですが、お世話になりました。またどこかでお会いすることもありましょう
391 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/11 01:14
383-384 は普通に批評希望でいいんだよね? 批評人降臨待ちで。
ええ、上達のためぜひお願いします。 さよならといいながらまた来てしまいました。
393 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/11 01:19
ここは長編乗せられないから要約しろよな。 文章を見てほしいのか?内容だろカス
394 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/11 07:16
>>383-384 文章自体はそんなに問題がない気がする。改行が多いかな。
というか、私の文章の書き方に似ていて吃驚した(笑)。
私だったらこのあとに段々状況描写が入ってくる。
あとは内容かな。これを読んで誰が面白いと思うのか→誰に読ませたいのか
を考えた方がいいかも。
>>385 があるから、面白いと思う人はいるのかも? 分からないけど。
私は興味を持てませんでした。
>>383-384 対象年代:?
点数:1/10
批評:まるでアナグラムの暗号です。冒頭での主題は隣の男なのに、4行目ではいきなり列車に話が飛ぶ。繋がりが感じられるのであれば良いのですが、結局その文で語ったことは自分の車で出かけるということだけ。
話題が消化不良を起こし、混乱は更に次の段階へと進みます。
『私は普段の外出によく車を使う。しかし休日の外出には汽車を使う。なぜなら平日は通学生や企業戦士でローカル線はそれなりに混んでいる。休日は車で出かける者が多く道路は混んでいる』……って、どこが「なぜなら」なんでしょう?
結局冒頭の新聞男への怒りも列車が混んでいるからというだけのこと。それなら最初から自分以外のその他大勢への怒りを書けばいい。何もかもが回りくどく、数行の文章を極限まで引き延ばしたとしか思えません。
最後に:せめて4,5行まで削りましょう。毎日日記を付けて、数日後にそれを読み返しましょう。時間が経って客観的な視点を得られた時、自分の文章が他人からどう見えていたか分かるはずです。
396 :
394(私は作者じゃないです) :04/06/11 07:24
>>395 「なぜなら」はいいんじゃない? 分かりやすくすると、
なぜなら平日は通学生や企業戦士でローカル線はそれなりに混んでいる「からだ」。
じゃないかと思うんだけど。↑の後に必ず改行を入れれば成り立つ気がする。
>>395 有難うございます。
確かにかなり回りくどくなりました。悪い癖です。このあと続きがあってまあ、文全体としたら続いてはいるのですが。
それと「私」の年令が全く記載されてないのでそれも直します。
書き手が自分の世界に入りすぎると、他から見た時、浅ましく思うことがある、まさにそのよい例になっちまいまして。
もう少しまとまったものにするよう心がけます。
>>394 それと、小手先の表現で誤魔化そうとしてました。確かに内容が一番ですよねえ。もっと練り込んでから作品に仕上げたいと思います。
評有難うございました!
>>396 続き
でも、こうやって見ると文章は混乱していて読みにくいよね。
実は文章自身にも問題あったかも。
>なぜなら平日は通学生や企業戦士でローカル線はそれなりに混んでいる
↓
なぜなら平日のローカル線は通学生や企業戦士でそれなりに混んでいる
とかかな。
>>397 わあ、いらしてましたか。すれ違い補足すみません。
>>397 いや、対象年代はこの文章を理解できるであろう年代を表したものです。平易であれば自然と年代は低く、ある程度の知識を要するものであれば高くなる、という具合に。
おもちゃの対象年齢みたいなものです。
>>396 ,398
うーん、やはり難があります……。根本から書き直さないことには修正効かないと思いますよ、きっと。
>>400 根本からっていうのは、どのへんが?
私にも分かるように説明して頂けないでしょうか。
(作者さん、サンプルにしてごめんなさい)
>>383 「ラッシュ」という言葉を知ってる?
一時間に一本・汽車・田舎・ローカル線との表現を使いながら、企業戦士って?
漢字の使い方(PCに頼るな。自分で考えて選べ)
ここってIDないんだったな。スマソ。
>>401 >>400 ≠402(俺)な。
で、俺的に読めば、
>>383 は、
「ラッシュ時に新聞読んでる奴はウザい」
って内容の短文をただひたすら長くしてるだけだから
もっとストーリーっていうか、キャラの設定なり情景なり考えて、それぞれに命を吹き込んで
文章書けやゴルアってことを言いたいんでないの?
>>400 の根本っていうのは
>>403 なるほど。ありがとうございます。
(作者さんもありがとうございました)
>>403 確かに文章の中身の無さも問題なんですが、私はただ読みやすさの事について言ってただけだったりします。
>>400 で言った根本とは、「からだ」等言葉の継ぎ足しでは問題は解決できない。構成を全面的に練り直さなければいけないと言いたかったのです。抽象的すぎたようで、
>>401 さんすみませんでした。
405がなければいい終わり方だったかも(物語的に)
いやいや、ここで作者及び「なぜなら〜からだ」教信者の乱入ですよ。 文章に命だ?笑わせてんじゃないよ。 キャラなんて、ワタシの台本の中で動くロボットでいいんだよ。感情なんてなくていいんだよ。ばーか。 ま、オタクはみさくらで抜いてなさいってこった 次レス予告: タヵトーFC&人権屋の乱入。
玄関を上がると終わりが見えない廊下が続いていた。
>>394 ,396
ありがとうございます。今画面メモを行ないましたので、今晩みじかく修正してみます。読み手の年令、ちっとも考えてませんでした。うーん。対象年令。それも考えてみます。
>>400 サンプルけっこうでございます
411 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/11 17:55
>>402 漢字。一時間辺り→一時間当たりでしたね。ほかにもまだあると思います
>>405 とりあえず冒頭部分です。しかし昨日最後まで書き終えたものの、やはり内容0笑わして終わるようなものになってしまいまして、消してしまいました。ご指摘のとおりです。
>>403 キャラに命、そうですね。まさに、内容からっぽのままだらだらですからねえ。
>>405 作者だけ満足した文章ではしかたないですからね。分かりやすくかくことを心がけます。
いろいろ貴重な意見ありがとうございました。レス番書いてないかたのも読ませて貰ってますので、出来れば今晩書きなおします。投稿は明日以降になると思います。
ネタなんだろうけど、 >キャラなんて、ワタシの台本の中で動くロボットでいいんだよ。 の件はドキっとするな。
414 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/11 22:03
あなたのことが好きです あなたを愛しています 好きで好きでたまりません 私は純粋な乙女 でもあなたの嫌らしいところさえ愛おしい あなたに触れられたい あなたに触れたい この想いどうしたらいいの 熱い思い 身体中に染み渡る 愛の炎 あああなたのいやらしい所を触れたい あああ淫らな私 あああん
荒らしなのかどーなのか知らないが、詩を書きたいなら書き方ぐらい勉強せい。以上。
416 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/11 22:48
>>415 マルチだし、批評しないスレにも貼ってあるし、どこからどう見ても荒らしだろ。
417 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/12 01:07
このスレの連中って言い訳ばっかするな ウザイ
ま、それは仕方ないさ。皆それぞれに考えがあって書いた文章をけなされまくるんだから。 その考えが正しいかどうかは別として。
419 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/12 04:59
正しい考えなんて無いさ
↑言い訳野郎は、おいらのことかいな。礼儀としてレスしたつもりが、うっとおしかったようで、すんません。
>>383-384 短く書きなおしてみました。よろしくお願いします。
私は満員電車が嫌いだ。電車だけではない。車のラッシュ、エレベーターの混雑……。
あらゆる混雑や人混みは私にとって嫌悪以上に恐怖だ。
人が傍に寄ってくる。それだけで全ての神経がその相手の一挙手一投足に注がれる。
特に急行列車の座席で、すぐ隣の座席に誰かに座られたときの心の乱れようと言ったらない。
コテハンは無条件に叩かれる訳だが…
アイヤー皆さんハンネは使わないのですか?僕はてっきり名前使うのが通常と思ってました。
2chでは殆どの人が名無しのまま。各板に通用する何かを持つ人はコテハンを使う。大した個性も無くコテハン使ってる人は100%ウザがられる。 この場に限定して言えば、書き直したものをうpしたり書き直しの書き直しをうpするのはとてもウザがられるので、控えるように。
チャットをするところじゃないんだから、
こういう奴は確かにウゼーな
>>423
427 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/12 13:40
>>424 流派は、隠しておきます。
>>425 なるほどー。そういうきまりがあるのならこれからハンネは使わないようにします。いや普段利用してるとこはハンネ入れないとエラーで送信できないもので。失礼しやした。うPとはUPのことですね。では次回から気をつけます
ハンネやめい!
>>427 へりくつ言うなや。
もう創作板には来ないか、
まともな作文を書けるようになるか、
他人の指摘を理解する頭脳を養うか
選択肢は三つ。
とりあえず
騙されたと思って、ラウンコでコテトリップ使って1週間過ごしてみな
>>428 煽るんなら5行以上で書け。ドリルちんこ
>>8 読むと、このスレってコテ+トリップ推奨らしいぞ。
まあ誰も守っていないわけだが。
>>421 いきなり「だ。ではない」で始めるんじゃないよ。つまづくじゃないか。
座席座席座と同じ言葉を連呼するんじゃありません。
あちこちに描写視点が飛ぶ文章の流れめちゃくちゃ。口に出して読んでみなさい。
電車が来た。段々とスピードを落とし、その長い体を駅のホームに滑り込ませて行く。 完全に止まり、電車の扉が開く。僕は電車に乗り込んだ。 中はガラガラに空いていた。適当な席を見付け、そこに座る。 『扉が閉まります。ご注意下さい――』 車掌の声が電車内に響き、プシューという空気の抜けるような音がして扉が閉まる。体が少し後ろに引っ張られるような感覚の後、電車が動き出した。 ふう、と一つ息をついて、カバンの中から一枚の紙を取り出した。この前受けた模試の結果が、コンピュータでプリントアウトされたものだ。 結果はあまり良いとは言えない。下の中、といったところだ。 テストの結果から視線を外して、電車の窓から外を見た。住宅街が広がっている。所々に人が見え、その誰もがせわしなく動き回っている。カバンを持ってせかせかと歩いている人、買い物袋を持っているおばさん、二人で並んで走っている小学生、等々。 ふと、中学生の時を思い出した。あの頃は毎日が楽しかった。毎日友達と馬鹿な話をして笑って、昼休みにはサッカーをして―― あの頃は、本当に楽しかった。 『次は、中川、中川でございます。お降りの方は――』 僕の降りる駅だ。カバンの中にテストの結果を押し込み、席から立つ。 電車のスピードが徐々に遅くなってきて、やがて止まる。扉が開く。 電車を降りて、ホームの階段に向かった。 ―――――――― よろしければ批評を御願いします。
>>432 素人の書く文章としてはOK。
でも、小説を書きたいと思っている人の文章としてはダメ。
本屋に売っている小説の書き方本を読みなさい。アドバイスはそれだけ。
これは君だけではなくこのスレの90パーセント以上の投稿者に該当する
ものだから、気にしないでね。
なんというか、話は書き方が分かってからにしようよ。そういう感じだね。
もう、批評するのに疲れた。あまりにもなあ……
小説の書き方本をテンプレに掲げる案があったと思うが、それに禿同。
>>433 スルーは認められている批評手段です。
何でもかんでもレスすればいいというものでもありませんよ。
スルーはけっこういい薬になるので、今度試してみてください。
あえてレスをするなら責任を持って、相手の目線まで腰を屈めて批評してあげてください。
あなたの批評ではどこがダメなのか全くわかりませんよ?
書き方本を読めなんて誰でも言えますよ?
面倒ならスルー。やるならしっかり。
どっちかにしましょうよ。
疲れたなら黙って消えなよ。いらないから。 書き方本とやらを執拗に勧めている香具師がいるが、著者か関係者か?
…ケコーン
>>432 感想を一言で表現すると、「これは日記ですね」って感じ。
日本語としての間違いはないけれど、ただそれだけ。
「今日は●●君ちに行きました。●●をして遊びました。●●だと思いました。楽しかったです」
じゃ小説にならないでしょ? それと同じで、
「電車に乗りました。テストの結果を見ました。成績が悪いです。悲しいです。昔は楽しかったなあ、と思いました。
中川駅についたので、電車から降りました」
では小説にならないのです。
風景を描写するのでも、心理を描写するのでも、人物を描写するのでもいいから、
ひとまず何かひとつこだわりを持って文章を書いてみましょう。
>>434 >>435 まったく君たちのいう通りだよ。でも、そう思っても批評してきた者の
気持ちも分かってほしいが、これは言っても無理かな。
君たちのいう通り、俺はもう消えるよ。これからは、一切批評はしない。
批評する者は次々と現れるしね。
>>438 気取るな、気取るな。
どうせろくな批評も出来もしないくせに。
尻尾巻いてさっさとお逃げ。
そして、荒らしに戻ってくるな。
440 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/12 23:02
>>439 、435
必死だな。なんでだ(プゲラヒャゲラ
>439 そうベタに煽るこたぁない。 凹んでるやつに追い討ちしても意味ないべ。 >438 必要以上に仕事を抱え込んで俺はなんでもやってるって顔して、 こなし切れなくなってくると抱えたまま潰れて、周りに迷惑かけながら 自己憐憫を晒す。なんてのはよくいるよな。 全部が全部フォローできやしないんだし、極端から極端に走らんで 好きなものだけ摘んで適当にやったらいいよ。 漏れらどうせ名無しなんだしな。 >440 お前が一番うざいのでプゲラヒャゲラはNGワード登録な。
442 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/12 23:18
っていうか、お前ら批評してやれよ
>>432 まだ、433の方がましだな。
まあ
>>437 だけだな、スレの趣旨に沿っているのは。
俺も何もしていないように見えるかもしれないけど、スルーなのでヨロシク(プゲラヒャゲラ
443 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/12 23:40
俺は
>>433 の言うことはもっともだと思うぞ。
>>434 は、433の最初の二文を読んでないだろ。
最初の二文読んでそんな言葉が出てくる奴は、作者本人しか思いつかない。
つまり、434=432だとしか思えない。
もしくは434が432と同じ筆力だったか、だな。
荒しは必ず現場に戻ってくる!
↑なるほど、荒らしは必ず現場に戻ってくるわけだ!
447 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/12 23:44
褒めて欲しくてここに貼る奴は馬鹿か天災
448 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/12 23:45
誰だよ暴れてる作者は。
450 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/12 23:47
ここまで痛々しい自演は久しぶりに見た。
452 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/12 23:51
ほんとそうだな、結局
>>432 が自演していたことに決定でいいんだな。
まあ、よくある酷評されてキレたということだろうな。
>443 主張が正しいことによって手段は正当化されないわな。 この場合、結論だけを示しても評価としては価値がないわけよ。 最低限、どこがどう駄目なのか指摘しなくちゃ。
458 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/12 23:59
ここは二人の間を取って、 暴れていた人のレスのうち、前半は作者。後半は俺。 ということでどうだろうか。
459 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/13 00:00
>>458 あの、俺もいたんだが(プゲラヒャゲラ
460 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/13 00:01
>>459 じゃあアレだ。前半は作者。後半は俺。HNは459。
どうだ?
461 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/13 00:03
>460 漏れも漏れも。 ていうか自演とか言い出したらきりがないだわさ。
463 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/13 00:04
>>461 なに怒ってるんだ? ちんちんが小さいのか?
464 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/13 00:05
俺の考えでは、作者=
>>435 =
>>439 は、ガチだと思っていたんだよ。
後は、よう分からんな。俺以外は(プゲラヒャゲラ
465 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/13 00:07
>>461 ってか、こいつが変だなあ、何だかさ(プゲラヒャゲラ
466 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/13 00:10
467 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/13 00:15
>>466 443は俺だよ駄作書き。
まあ俺は433のように思っても、
わざわざ書き込むほど親切ではないが。
分かったか煽りめ。くそ、釣られた。
468 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/13 00:17
>>467 俺だと言われて誰だか分かるとでも? 落ち着きなさいよ。
だいたいお前消えるんじゃなかったのか?
荒しは必ず現場に戻るってのはどうやら本当らしいな。
469 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/13 00:17
>>467 自演してましたって白状してるようなもんじゃん。
オモシレー。
471 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/13 00:19
>>468 だいたいお前消えるんじゃなかったのか? って何だ。落ち着くのはお前だろハゲの駄作書き。
472 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/13 00:20
さあさあ、スレがどんどん流れていきます!
>>469 お前がただの荒らしだということは分かった。
ところでお前がそんなにも
>>433 の肩を持つ理由はなんだ?
474 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/13 00:20
475 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/13 00:21
はいはい。目くそ鼻くそー
476 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/13 00:21
下へ参ります。下へ参ります。
477 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/13 00:21
まあ、あれだ。このスレに良作を期待するのは間違ってるな。
478 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/13 00:22
>466 それプゲラの人も入ってるじゃん… 畜生、釣りかクマー。 ていうか本気でNGワード入れたらレス番飛び過ぎてわけわからん。やめ。 で、>464 残念ながら435は漏れだ。433にちょっと言い過ぎた気がしたので、 遅ればせながらフォローしてたのだよ。 >468 まあもっともだ。自分以外のことは知らん。 >469 まあ、そうだろうな。
480 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/13 00:22
>>471 ハゲだの駄作書きだのずいぶん可愛い罵倒だこと。
ずいぶんと取り乱しているのね。
どうしてそんなに感情的なの?
自演がバレちゃったから?
482 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/13 00:23
432は褒めて欲しかったんだろ? 酷評スレで。
483 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/13 00:23
>>477 そりゃそうよ。駄文だからムチ打ってもらいに来てるんだもの。
もって厳しい言葉でびしびし指導してやってください
484 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/13 00:25
432は駄作を見て、おっ、これなら自分は褒められるかもっ♪ って思ったんだな。うんうん。俺には分からんけどな。
485 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/13 00:26
そろそろ次作が来るんじゃねえの?
486 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/13 00:28
一体何人いるんだ? バトルロワイヤルの様相を呈してきたな。 絶対に暴れているのは、作者だと思う。だって、出てこないじゃん。 投稿したからには、この騒ぎをみているはずなのにさあ(プゲラヒャゲラ プゲラヒャゲラを入れるのも疲れてきたぜ(プゲラヒャゲラ
487 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/13 00:28
>>432 おそらくこのあと物語は続いていくのでしょう。心情と風景に、もっと関係をもたせたらいいとオモウ
489 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/13 00:32
>>489 432が駄作で、作者が暴れていることが分かればそれでいいだろ。
492 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/13 00:33
>>432 見せ場がどこなのか、はっきりしてない気がします。
情景をあれこれ書きたい気も分かりますが、一番言いたいことを伝えるためには、ときに削除することも必要。
494 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/13 00:34
次あたりに長文レス簡素人が登場するね。俺の経験からいくと。
盛り上がったな。めでたし、めでたし。
>>490 駄作だ、素人だ、つまらない、本読めなら誰でもいえる。
そんなしてもしなくても同じようなレベルの低い批評するくらいならスルーしろよ。
駄作を駄作だと罵りたい奴が集まってるだけなのか?
ウンコをウンコだと喜んでる子供と同じレベルの連中なのか?
498 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/13 00:37
作者よ大志を抱け、じゃあオヤスミ。我輩は明日仕事ですので。
次作マダー?
500 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/13 00:38
で、そろそろおしまいかね。ちょっとした祭りだったなあ、ああ楽しかった(プゲラヒャゲラ
ヘタレばっかだな。
>>497 にまともに反論もできやしない。
よっ、日本一の煽りくん。がんばれ、がんばれ。
まあ、一匹は釣れてたわけだ。
>>497 を煽りととるのはおかしいぜ。
このスレのあり方にもかかわる。
酷評と罵りは違うんだからな。
根拠を示さなければ、そんな酷評はただの罵倒だ。
真面目に酷評すますってスレタイ誰も読んでないのか?
>>433 が真面目な酷評かよ。
手抜きのくそ批評じゃねえか。いや、批評にすらなってない。
>素人の書く文章としてはOK。
>でも、小説を書きたいと思っている人の文章としてはダメ。
これを評価してる
>>443 みたいな奴もいたが、 みんなそう思ってるのか?
加藤茶?
自分の手に余るならスルーすればいいんだよ。 スルーされれば、されたほうはなぜスルーされたのか考えるから。 小説の書き方本をすすめるよりよほど気が利いてる。
>>509 簡素を選ぶお前の気持ちは良く分かった。うん。
>>510 自分より下手くそな奴見つけて罵倒する。
それが目的の奴ばかりのようだな。
情けない連中だ。
もういいだろ。終わりね。終了。
>>513 お前が寝るまで。
さっさと寝ろよ。クソ批評書き。
516 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/13 01:06
ご本人様降臨マダー?(チンチン(AAry
517 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/13 01:08
518 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/13 01:09
酷評するにはそれなりの実力がいる。 その批評文を読めば、自然とその力量がしれる。 酷評文は何も酷評された本人だけが読むものじゃない。 分かる人は分かるって。 これで納得しなよ。おやすみ。
520 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/13 01:10
何がしたいのか分からないなあ。
522 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/13 01:11
523 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/13 01:12
十代ですが何か。あんたロリコン?中学生以上はオバサンな人? ていうかなんでオバハンって決め打ちなのさ。
525 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/13 01:21
526 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/13 01:32
荒れてますねえ。
>>432 いま息抜きでここに来たから、すこしお邪魔します。
描写に丁寧さが欠けてますね。
参考にしてもらう分だから、あえてベストのものを書きませんが、たとえば、
>車掌の声が電車内に響き、プシューという空気の抜けるような音がして扉が閉まる。体が少し後ろに引っ張られるような感覚の後、電車が動き出した。
他に誰もいない車両、車掌の声が、さえぎる人影が無い為に大きく響き渡る。プシューと空気の抜ける音がして扉が閉まった。ラッシュ時と違い、乗客が少ない電車は動きも軽く、体に後ろ方向への力が掛かったかと思ったら力強く動き出した。
どうですか。自分の文章が雑であるのが分かるでしょう。
>プシューという空気の抜けるような音
この部分、「空気の抜けるような」じゃないでしょう。実際に抜けているんだから。
良書を読んでいないのが露呈してますね。
まあがんばってください。このままでは、一次も通過しませんから。
鳶と烏 あれから何年たっただろう、あの美しい空の戦いを見てから。 林間学校の帰り道、海岸沿いを歩き疲れた目で空を見上げると鳶が飛んでいる。鳶の飛び方は独特で上空を旋回しながら飛ぶ。 その鳶は夕日に照らされ、疲れなど忘れさせる程きれいだった。すると急降下し、何か小動物を獲った。はやわざだ。 砂浜の砂が風圧で舞った、鳶は一瞬視界から消え夕日に照らされ舞う砂が美しかった。突然、松林から烏が数羽飛び出てきた。 暴れる獲物を持って逃げる鳶、追う烏、まるでライオンとハイエナのような弱肉強食の世界が日本で、この美しい空の世界で、 自分の目の前で、まさか起こるとは想像もしなかった。流石のトビも、獲物を持った重いか体では自由に身動きがとれないらしく、
すぐ追いつかれた。烏は鳶を攻撃している。鳶の方は必死に逃げている。鳶が烏を振り切る為に急降下した、 すると烏が鳶の羽に当たりトビの体制が崩れた、その瞬間獲物を落としてしまった。私は落ちる獲物に目を向ける・・・・ 砂浜の石に当たったのだろう、鈍い音とともに血があたりに飛び散る、悲惨な光景だった。しかし直ぐにトビに目線を向けた、 鳶はまだ戦っている、一匹の烏が獲物めがけて急降下した、鳶も急降下した、速さの戦いである、鳶を追い残りの烏の急降下する。 自分の目の前に起こっている凄まじい事に圧巻された。・・・!烏が獲物を捕った、しかしその瞬間鳶が烏をつかんだ、暴れる烏、 それを海岸の砂になすりつける鳶、それを阻止する他の烏、・・・身震いした、これほどのものは見たことがない、とにかく凄かった。 結局他の烏は逃げ、捕まった烏は死に鳶の餌食となった。烏も余計な事をしなければと思いながらもまた海岸を歩き出した、 もうあたりは暗かった。 今、私は海軍で仕事をしています、あの鷹のようになれるよう、日々エースパイロットを目指しています。
532 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/13 02:37
>>528 もう次の予定までに時間が無いから、最初の部分だけ。最初からボツだよ。
>林間学校の帰り道、海岸沿いを歩き疲れた目で空を見上げると鳶が飛んでいる。鳶の飛び方は独特で上空を旋回しながら飛ぶ。
「鳶が飛んでいる」じゃ無くて、「飛んでいた」ですね。
>「鳶の飛び方は独特で上空を旋回しながら飛ぶ」
どこが独特なのですか?これ文だったら旋回すののが独特ということになる。
たとえば、ベストの書き方ではありませんが、
林間学校の帰り道。普段と違う不便な日程をこなした体は疲れきっていた。夕方になり日差しも和らいではきているが、帰路の海岸通りを歩くことは、疲れた体に、より負担をかけるのであった。
鳶の姿が、疲れて視点の定まらない目に入ってきた。奴等は大きく翼を広げて固定し、ゆっくり大きく旋回しながら飛ぶのが特徴だ。
参考までに。
蝉が鳴いている。 今鳴かなければ何時泣けるかというように。 八木重吉の詩集より
536 :
作者 ◆tr.t4dJfuU :04/06/13 07:53
1 夕闇に包まれた空き地。 階段の下に倒れた先輩は、ぴくりとも動かず俺を睨み付けていた。 俺は階段を降り、震えながら先輩の右手をこじ開けて、ゲームカセットを取り返した。俺が万引きしたゲームカセットを。 万引きの犯行現場を目撃した先輩は、帰宅途中の俺を捕まえた。 店へ返せと言って、先輩は俺からカセットを無理矢理ぶん取った。 先輩からそれを取り返すために俺は追い掛けただけだ。 先輩は慌てて勝手に階段から落ちて死んだだけだ。 そのとき、空き地の向うを走り去る人影が見えた。 「美奈江?」
2 俺の家に遊びに来た美奈江は突然おめでとう、と言って小さな包みを差し出した。 恋人の美奈江はここ最近、どこか俺を避けていた。 まさかあの日の人影はやはり美奈江だったのか?俺はいつもそれを考え恐れていた。 だがこうして俺の誕生日にわざわざプレゼントを持ってきてくれた。しかもこんな笑顔で。 美奈江はきっと兄を悼むあまりあんな態度になってしまっただけに違いない。そう、彼女はあの日死んだ先輩の妹だった。 「開けていいかな」 「うん。早く早く」 俺は包みを開けた。 「あっ」 思わず声を上げた。
出てきたのは1本のゲームカセット。 俺は顔を引きつらせた。 「これ、ゲームを造れるゲームなの。自作のRPGが入ってるからやってみて」 彼女は言った。 それは数十分で終わる簡単なものだった。 が、最終ボスを見て俺は再び青ざめた。 ボスには彼女の兄の名前が付いていたのだ。 彼女にうながされ、俺は最終ボスにとどめを刺した。 茫然としてエンディングを見終える。 彼女は突然コントローラーを取り上げ、自作ゲームごと、俺のセーブデータを消去した。 「こうやって消しちゃえば、いやな思いはしなくていいよね」
その言葉に俺は戦慄を覚えた。 あの日見た人影は、やはり彼女だったのか? 彼女がどの程度目撃したのかは知らないが、あの状況を見れば誰でもやったのは俺だと思うことだろう。 「でも大丈夫」 彼女は笑った。 「作ったゲーム、データのコピーがあるから、いくらでも複製できるの」 俺はめまいがした。 なにか誤解していないか。そう聞きたかったがとても聞くことなど出来なかった。 彼女は目撃したように見えるが、ひょっとしたら何も知らない、ただの偶然の可能性もあるではないか。
直感は、俺に『殺人の誤解だけは解いておけ』と言っている。 だが必要もなく誤解を解くということは、下手をすると万引きを自らばらす危険にもつながる。 俺はその"二つ"とも犯していないふりをするしかなかった。 俺は告げた。あの夕方君の兄さんとなど会ってはいないのだと。 彼女は嘲笑うような顔をして帰った。データの削除された、空のゲームカセットを残して。 だが彼女の手元にはコピーがいくらでもある。何度消去しても複製を造ることのできるデータのコピーが。 完
541 :
作者 ◆tr.t4dJfuU :04/06/13 08:01
よろしくおねがいします
542 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/13 08:03
>>527 >>533 ここ荒れてるからね、プロフを表に出せないんだよ。
>>528 の方
>>532 の分、五分であわてて書いたから誤字脱字ありで申し訳ありません。
次はいつ来れるのかわかりませんが、荒れてなかったらまた書き込みします。
>>528-529 対象年代:〜小学生
点数:1/10
批評:遠足かバードウォッチングの感想文のようで、書き手の年代が小学生にしか思えません。
どう飛んでいるのか、どう獲物を獲っているのか、逃げ方、暴れる様……それらの詳しい描写が全くないが故に「身震いした、これほどのものは見たことがない、とにかく凄かった。」が果てしなく嘘くさい。
この文自体相当に稚拙なんですが、仔細な記述が無い事が稚拙さに拍車をかけています。まさに酷評されるべくして書かれた文章です。
このような文章では読者を感動させられませんから、当然の結果として主人公が海軍を目指した事にも共感を得られません。海軍を目指した理由を今よりも詳しく書くのも手です。お好きなように。
最後に:鳥を書きたいなら本で調べたり実際にバードウォッチングをしてから書きましょう。「天才なら想像だけで書ける」というような意見を鵜呑みにしないように。
次は
>>432 か
>>536-540
>>542 荒れているのではなく、祭りがあっただけ。
それほど治安は悪くないよ。
545 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/13 09:40
僕はアホである、だからバカとは言わないで。 バカと言われたらアホになってしまう。 アホって言われたら何らかの方法でお金を稼いでくる。 そんな僕は場違いで鼻糞を食べてしまう。 文章のレベルが小学生を超えてスーパーサイヤジン筋肉マンだ! こんな僕は誰かのペットになり、その飼い主から家出をしたい。 その勢いでゴルフボールを3個、ゴルバチョフ元大統領に差し上げたい。 ジャスコをダイエーにして、イトーヨーカドーを空港にしてみたい。 スターバックスを浜崎橋にしてドンキ・ホーテを池尻大橋にしたい。 セックス。
>528-529
稚拙ということはもう何人もが指摘しているが、どうにも稚拙だ。
表現が拙いのはおそらく君の言葉の引き出しが少ないからで、
これは本を読んで蓄積していくよりほかに方法はないだろう。
表現力以前の問題もある。安易に想像で物を書いているから、
言葉にひどく説得力が欠けている。
>あの鷹のようになれるよう、日々エースパイロットを目指しています。
「鳶」を「鷹」と誤記することは、拙い以前に主題への思い入れが
薄いのだと漏れは受け取った。
それに、「エースパイロット」。エースの定義を君は知っているか?
空戦において五機以上の敵機を撃墜することだそうだ。
参考までに、米空軍サイトにある実在のエース一覧を貼っておくよ。
無論、旧帝国陸海軍の搭乗員も載っている。
ttp://www.au.af.mil/au/awc/awcgate/aces/aces.htm これは少なくとも、「海軍の仕事」で済ませられる生易しいものではない。
エース云々以前に、まず搭乗員に選ばれなければならない。
飛行学生のなかでも適性優良な者だけが戦闘機の搭乗員に選ばれる。
そうして実戦に出るまでに至った搭乗員のなかで、上記サイトに載っている
ごく少数の人々だけがエースと呼ばれる働きをした。
パイロットという表現にしても、考えなしに使っているように見受けられる。
空中勤務者もしくは搭乗員だろう。ちなみに、「エースパイロット」で検索して
引っ掛かるのはガンダム関連のサイトばかりだったよ。
>>543 前から思ってたんだが、点数をつけるのはどうだろう。
批評は的確だと思うが。ちなみに俺は
>>528-529 ではないです。
>>536-540 俺はこういう話は好きな方だが、なんだか物足りない感じがする。
伏線の引き方も甘いし、終わりも不良消化な感がある。
細かいところは他の酷評にまかせます。
>547 少々補足。リンク先を見れば分かる通り、ドイツ軍や米軍の 錚々たる記録と比べると、旧軍は五機撃墜=シングルエースの 保持者数が極端に少ない、と言うよりいない。 The Japanese list is woefully poor (both in accuracy because of Japanese scoring, and in it's present condition, my apologies; anyone with pointers for help in this regard, please contact me). だそうだ。資料クレクレってことだね。 これについてはソースが示せないので歯がゆいが、旧軍では 個人戦果がどの程度重視されていたか怪しい節もある。 そもそも、「エースになるぞ!」などと気張ってる搭乗員がいたか 疑問であるということだ。でもまあ、頭から否定はしない。
>548 漏れは自分では点数つけられないが、1/10とかついてるの見ると 「あー怒ってる怒ってる」という感じで、喜んで拝見してるよ。 要望もあったわけだし、点数つけるのもひとつの見識ではないかな。
>>550 点数付ける側の基準がはっきりしていないと、あまり意味がない気がするけどな。
>551 満足度を表す感情表現としてはアリだと思うのよ。 「よくやった、八十点だ」「零点!」「百点満点だね、これは」 という感じでな。 逆に真面目に数量化をやろうとすると、そりゃ無理でしょと思う。 国語の試験ならばともかくねぇ。
横レスだけど、 客観的な点数ではなく、批評者の主観的な評価ということならいいのではないか。 たとえば5段階評価で、 1-読んで眼が腐った 2-読んだ時間がもったいなかった 3-時間潰しにはなった 4-まあまあ楽しめた 5-満足した と、こんな具合でね。
さらに横レスだけど、
批評者=王様でなくて、あくまでも読んでくれるその他大勢が対象なんだから
>>563 の表現は違うと思うし、そういうのならHPでもつくってそこでやってほしい。
というか、批評者自体捨てハンで不特定多数なのに、
その批評者の主観的な評価を求めて晒すか?普通
ある程度の信頼(=編集者=読者の代表)があるから、パート18までスレが伸びてるんでない?
>536-540 二度読んだ。一度目は「ゲームカセット」と半角で書いてあるのを見て、 すっかり消化試合気分になって読み進めていった。 粗ばかりが目に付いて、つまらなかった。 二度目は>548を見てから読み直した。流し読むと、意外や面白い。 ゲーム、ゲームカセットというのはやめて欲しいがな。カセットって何さ。 ゲームを造れるゲームって何さ。 語られ足りていない箇所もある。自作RPGでほのめかしを演出するのはいいが、 ボス=兄を「俺」に殺させてデータ消して、それでもピーコしてあるから なかったことにはできないよん、で「俺」がビビって終了。いやいや。 その先のアクションまで踏み込んで「完」にして欲しいところだ。 元データ=お前を消してやる! と決意するなり、逆に女にねちねちと 追い詰められていって自壊するなり。 視点を変えてみると、美奈江が「カセット」を持ち出しているということは、 これは相当に細部まで目撃していたということになる。ひょっとすると 兄と「俺」の諍いの一部始終を見ていたのかもしれない。 であるなら嘲笑して帰っていくだけとは、恋人と呼ばれる身でありながら いかにも酷薄だ。恋人という設定なのに疑心暗鬼で歩み寄りのない男と女。 そんなうそ寒い関係なら、最初のほうでその方向での性格付けを しっかりしておくといい。
556 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/13 12:03
あなたの文章真面目に酷評します、なのだから点数は要らないよ。 文章とは表現だけど、表現に点数つけるのかい。 点数がよければよい作品なのかい。 自分の表現が未熟だから、より良くしようと言うスレじゃないのかい。 点数で評価されたと思うのだったら、アリの穴で楽しんでください。 文章を点数で良否判断できると考えるなら、型にはまって大先生や目上の者に、よしよしと慰めてもらって死ぬまで飼い犬となればよいのだ。 大切なのは、己の中身を爆発させ文章に表現することだ。
何だかくだらんことで論争が始まりかけているなあ。
他人の批評にケチをつけるんじゃないよ、お前
>>548 また、それに乗って点数をつけることの是非を言っている
奴らのなんと馬鹿に見えることよ。
点数をつけることの是非なんて、そんなことは批評する
人間がやりたければやればいいだけの話だろうが。
投稿も批評も自由にやっていいはずだからな。
分かったか? アホーどもが。
>>558 バカヤロー、12点とはなんだ(w
自分で点をつけると100点満点だぜ。
真実を鋭くえぐり出した洞察力に感服いたしました、ってな。
ではさらばだ。言い逃げ、ザマーミロ。
>>559 馬鹿だな13点満点で12点だから、かなり評価してるんだよ?
561 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/13 13:28
いくら採点されても、添削とかしてくれないと答えがわからないので 一向に文章成長していかないんだけど
>>560 ねえ、違うよ。
12点だから、免停だよって言わなきゃ。あと3点取ったら取り消しだったのに、惜しかったねって。
冗談ですけど。
>>561 そんなことはないぞ。ここの批評など、ほんの参考でしかない。
自分で成長していくのだ。
ほれ、点は自ら助くる者を助くというからな。
確かに点数は要らない。 それより良い文章で感動したい。読むのも書くのも。
565 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/13 13:51
>>561 たまにはマジレスするかな。
まず、他人に添削してもらって文章力をあげようという姿勢じゃ、
なかなか上達しないだろうね。
そもそも、酷評スレで酷評されるレベルってことは、文章の良し
悪しとか才能がどうのこうのとか以前に、執筆量と読書量が全然
足りないってことだよ。
大体、批評をお願いしている連中の中で、30枚以上の作品を完
成させたことのある香具師なんて、ほんの一部だろう。
まず、10枚程度のSSを10作書いてみればいい。少しは上達
するだろうから。
566 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/13 14:13
>>534 こんなのはどうか。年齢は23歳。
鳶と烏
あれから何年たっただろうか、あの美しい空の戦いを見てから。
学生時代の出来事だった。
林間学校の帰り道、海岸沿いを歩き疲れた目で空を見上げると,
一羽の鳶が飛んでいた。
鳶の飛び方は独特で上空を旋回しながら滑翔する。
夕日に照らされ鳶の姿は、一日の疲れを忘れさせる程にきれいだった。
しばらく同じ高度で滞空を続けていた鳶は、急に急降下したかと思うと、両脚で何かを捕らえた。
小動物を獲ったのだ。見事な早業だった。
砂浜の砂が風圧で舞った。
鳶は一瞬視界から消え、夕日に照らされ舞う砂塵だけが私の目に映った。
突然、松林の枝間から烏が数羽飛び出てきた。獲物を狩る瞬間の鳶を狙っていたのだ。
暴れる獲物を持って逃げる鳶、追う烏。
567 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/13 14:13
TVの動物番組でなら見慣れた光景、ライオンとハイエナのような弱肉強食の世界。 日本で、代わり映えのしないぼんやりとした青い空の世界で、 展開されるとは想像もしなかった光景。 流石のトビも、獲物を持った重い体では自由に身動きがとれないらしく、すぐ追いつかれた。 烏は執拗に攻撃を続ける。烏の鋭い爪が、今にも鳶の華奢な体を捕らえんとする。 鳶の方は必死に逃げている。鳶が烏を振り切る為に急降下した。 すると烏が鳶の羽に当たりトビの体制が崩れた。 その瞬間獲物を落としてしまった。私は自由落下していく獲物に目を向ける・・・・
上空を旋回しながら滑翔>>上空を旋回し大きな輪を描きながら滑翔 烏が数羽>>烏が一羽 に訂正します。 鳶の方は必死に逃げている>>逃走の時にトビがどんな姿勢をとり、どんな 工夫をするのか、その辺のソースがないや。
569 :
作者 ◆tr.t4dJfuU :04/06/13 17:41
読んでくれた方、批評してくれたかた、ありがとうございました
>>548 あともうひとひねり考えてみます
>>555 表記を修正します。あと人物関係の絡みをもう一歩踏み込んで考えてみます。このあともうひと波乱の予感を描くか、いっそただの友達にするか、考えてみます
>>556 自己の爆発ですか。なるほど
また気が付いたことなどあればカキコよろしくお願いします
>>557-560 これを読んで、自作自演だと思う香具師の数が知りたい。
手を挙げてくれ。
要領はコレ → ノシ 570
あっ言い忘れた。明日の正午まで。
572 :
作者 ◆tr.t4dJfuU :04/06/13 19:10
>>555 考えたんですが、データを削除する、いいですねえ〜この表現!仕上げに使わせてもらいます。フォフォフォ
575 :
作者 ◆tr.t4dJfuU :04/06/13 19:51
知りません。というか恐そうなので見れません。
>>432 対象年代:〜幼児
点数:0/10
批評:生まれて初めて書いた日記のようです。「朝7時に起きて御飯食べて歯を見がいで着替えて……」、面白みの無い事をただ書き連ねている。そんな文章一行目で捨てられます。この文章を他人に見せて、なにがやりたかったのか全く分かりません。
無意味な段落もとり過ぎです。一つの段落で何を書きたいのか、もっと突き詰めてみましょう。蛇足かもしれませんが「テストの結果から視線を外して」は行動と心情を合わせて「テストの結果から目を逸らして」の方が面白いかも。
最後に:人が見ることを意識しましょう。
次は
>>536-540 。点数については賛否両論あるようですがしばらく続けます。
文章というのは本来点数を付けられないものですが、誰にでも分かる基準として用意しました。
>>561 答えはない。
>>556 小説など普通の文章は爆発させただけではまとまらないですよ。
>570 ('A`) 気にするだけ無駄なので、自演の可能性は考慮しない。 自演といえど君が別人格を演じていることは事実であり、 観測手段が限られている第三者的には、別人同士が 話し合っているのと等価だよ。 実際に同じ人物が書き込んだかなど、実にどうでも良い。 多数決が物を言う場でもないしね。 >572 ご随意に。フォフォフォ >573 なんで映画? 漏れは本でしか読んだことないな。
579 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/13 20:47
>>578 ってか、喪前誰だ?
随分と自己中な輩に見えるぞ(ケッケッケッケッ
まあ、たくさん読んでたくさん書け(フォフォフォ
>>578 本嫌いってわけでもないだろうけど、あまり読んでなさそうな雰囲気だったので。
余計なお世話だけど、この手のスレって勝手にプロファイルしたりしません?
書いた人の年齢とか、影響を受けたモノとか、好きなアイドルとか
俺もリアルタイムで本読んでるけど。10年以上も前。
鈴木光司も飯田譲二も扱ってない書店という名の雑誌屋が多くなってきた(俺の住んでるとこだけ?)
>580 映画云々については了解。まあ素直に本薦めたほうが良さげだよ。 ところで、確かにプロファイル好きな向きはありそう。 というかそういう下世話な勘繰りは楽しい。 でも、「これは○○だね」とかいうレッテル貼りは予断であり、 評価という作業に好影響を与えるとは思えない。 言われてみれば良くない傾向だね。漏れも自戒します。
>>576 0点とは笑った、アホじゃ
少なくても作り出してる人に対して、失礼ではありませんか
全く気楽なものだ、だめだめと言っていれば其れで済むのだから
受け身だけの、何も作り出さない人がyo
俺は、576ではありませんが
>>414 を点数付けるとしたら何点でしょうか聞きたいものです
>>583 だから、レスを読んでいないのかよ、アホは貴様じゃ。
重要なのは批評内容だろ。
>全く気楽なものだ、だめだめと言っていれば其れで済むのだから
>受け身だけの、何も作り出さない人がyo
576がだめだめと言っているだけなのかレスを読んで分からないのかね。
ほんとにダメなのは、表示されていることが見えない君のような
ヴァカなんだよ。
引っ込んでろこの馬鹿。昨夜の荒らし君かな、もしかして?
>ちなみに僕は、576ではありませんが
俺も576じゃないよ。
>>536-540 対象年代:中学生〜
点数:2/10
批評:時系列と舞台が把握しにくい。あなたが頭の中で描いている情景は読者には見えないことを意識して下さい。
主人公が殺人の誤解を解くより万引きがばれる危険性を重視していることに違和感を受ける。「俺は告げた。あの夕方君の兄さんとなど会ってはいないのだと。」なんて逆効果もいいところです。登場人物を作者の思惑で動かしているのが見え見えです。
全体的に起承転結の承か転で終わっているような印象がありますので、もう少し続きを書いてみるのがいいでしょう。
今の文量で最後の一行をそのままにするなら、最後の主人公の問いかけを書き直すのも手です。彼女にデータを消してもらえるよう頼んでみる。つまり「忘れてくれ」という意味ですね。それでこそ記憶の象徴としてのデータが活きるかと思われますが、どうでしょう。
最後に:次回作に期待します。頑張って下さい。
今更576に誤字があったのに気付いてorz。
患者選別、という言葉がある。 本来、医者が患者を選別するなどということは許されない。 だが、もしそこが戦場ならば話は別だ。 死ぬと決まった兵士と、重症だがまだ救いようがある兵士、 医者として救うべきはどちらか。 救うべきは、生きて、敵を殺すことの出来る兵士が最優先なのだ。 限りある医療機材と時間、注ぐべきものは限られる。 この患者選別が、今、トリアージと名前を代えている。 トリアージの語源はコーヒー豆の選別からきたそうだ。 この選別作業は今も行われ、大地震や都市型テロ、もしくは大規模な事故で より多くの人を救う、という目的のために用いられる。
今、私の右肩には黒いタグがつけられている。 トリアージを行うのは、原則として医師でなくても良い。 救急隊員、警察官、看護士…、 医療の知識とトリアージの概念を理解するものならば 人間が人間の命を選別する作業に参加できる。 タグの色は4種類、赤、緑、黄色、黒。 赤は最優先、黄色は優先すべき、緑は緊急な処置は必要なし、そして黒は―。 薄れ行く意識と、そのタグの黒のせいか、 私の脳裏に焼きつく、その黒。 私の隣の人物は、赤いタグをつけられ、治療が行われる。 腹部に銃弾、胸部に裂傷、CP、 もし私が選別者なら彼には赤いタグをつけるだろう。 頭部に銃弾、腹部に裂傷、さらに意識レベルの低下と肺水腫、 もし私が選別者なら私は私に黒いタグをつけるしかない。 黒いタグは、医療の限界を超えた証。 私に治療の手は永遠に差し伸べられない。 野ざらしの体に、雨が落ちる。 ―黒。 患者選別、この知識を持つことは、 医療に携わるものとして、必ずもとめられる。 しかし、タグの色を理解するものが、 選別されるとき、その苦痛は計り知れない。 明日、あなたの乗る列車が脱線し、 選別が行われるとしたら。 あなたのタグの色は何色だろうか。 …黒でないことを祈りたい。 その黒を見ないことを祈りたい。
以上です。 酷評お願いします。。
すみません、sageてました・・。
593 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/13 22:57
楽しいスレだなオイw
>>588-589 俺は好き。ただ、「タグの色は4種類〜」以降は、加速して読んだほうがいいのかな?
漢字の多さがちょい気になる。
>>594 批評ありがとうございます。
確かにそこから展開は速めになってるかもしれないです。
漢字の多さは気になってたんですが、
逆に重さがでるかな、とも思いまして。
(・∀・) ニヤニヤ
お願いします。 「あなた達よりも、あの人の方がよっぽどしぶとかったわ」 少女は肩の痛みを必死に抑えて、マグナムのトリガーを絞った。 大きな銃声と共に辺りは再び静寂に包まれる。 銃の反動で、さらに痛み出した肩を左手でおさえる。 もうトリガーを引くどころか、構えることすらできない。 少女は銃を左手に持ち変えて先を急いだ。 「何で私がこんな目に」 涙が溢れそうになるのを必死でこらえる。 しかしそんな間もなく、第2陣が少女を追ってきた。 「くっ」 マグナムを構える。 「私は生きて帰る、待っててね・・・・・・」 少女の指が再び引き金にかけられた。
>>598 状況が何も分からんのですが。
場所も時代も舞台も人物ですら。
最初のセリフから目の前に誰かいるんですよね。撃った後の相手の動きが無いから妄想を相手にしている感じ。
>>588-589 対象年代:高校生〜
点数:4/10
批評:多少おかしな記述はありますが、なかなかよくまとまっています。主人公が選別者と思わせつつ、実は被選別者だったという話の進め方は面白い。
しかし直すべき点はあります。何故か一字下げをごく一部しかしていない。文と段落の存在を考えて下さい。
医者として救うべき人間の選定も変です。敵を殺せる者を救うべきと書いては手足が無くなってしまった兵士は死んでよいと言っているようです。
「〜が最優先と書いてある」と言われるでしょうけれど、元々この行の意味が不明瞭なんですよね。「救うべきは〜だ」とするか「最優先なのは〜だ」という風に書き直した方がいい。
トリアージについて主人公がやけに詳しいのも気になります。一兵卒が語源まで知っているのはおかしい。語源に関する記述は削るか主人公の知っている理由を書いた方が自然でしょう。実はついさっきまで選別者だったとか。これなら納得もいきます。
「ー黒。」の一文は……もはや個人の感性の問題ですが、私は不必要に感じました。執筆によるナルシシズムを抑え、客観的な推敲をすることが必要です。
最後に:より正確明解な記述を心がけましょう。
>588-589 トリアージタッグについて興味を掻き立てられた。少し調べてみたよ。 実際の救急現場で使われている用語なんだね。 営団地下鉄日比谷線事故のリアルタイムの体験談が出てきて、 重ね合わせてみて一層重い話に感じた。 黒は死亡、某事件でも一寸物議を醸した社会死というやつか。 黒のタグをつけられた被害者は死にゆくわけだから、その思いを 他者が知るすべはない。それを呈示するのはまさにフィクションの役割だ。 適切な題材を選び、トリアージの概念を説明する。選別する側と 選別される側の論理を呈示する。これもできているとしておく。 ただ、野戦医療と現代救急医療での患者選別の精神の違いについては、 この文章では混同し兼ねないので、もっと言葉を尽くしたほうがいい。 野戦医療であれば下手をすれば赤も救済の対象ではないかもしれないが、 現代救急医療での最優先は赤であるという、その違いについてだ。 また、物語として不服な点もある。「私」や隣の人物の負傷は銃創のようだ。 一方「私」が今際の言葉で読者に語りかけるに、列車の脱線を持ち出す。 銃弾を持ち出すことで地下鉄事故との暗合を避けたのかもしれないが、 銃が使用されるに至った状況の描写が欲しい。
602 :
作者 ◆tr.t4dJfuU :04/06/14 00:36
>>587 おおう!!ありがとうございます。
今、改訂したとこですが、そういうふうにして修正する方法もありますね。もう一回書きなおしてみます。
あと情景と、時間について、分かりやすくかいてみます。
万引きと殺人を天秤にかけるとこは、どうすべきか悩んだ箇所です。もっと色々考えてみます
>>599 あ、すいません書き忘れです。
これは私の書いているミステリーの一番最初の段落で
いわゆる「プロローグ」です。
少女の正体や、少女を追っている奴は何なのかというのは
本編から徐々に明らかにしていきます。
批評して欲しいのは
日本文としてどうか?
句読点、改行はどうか?
どういう印象を感じたか?
といった感じです、説明を忘れてしまい
申し訳ございませんでした。
>598,603 「てにをは」はおかしくない。この短さで文がおかしかったら知将。 句読点はともかく段落の概念がない。メール・Web書式。 少女がマグナムってぶっちゃけありえない。 以上。
>>604 段落の概念がないというのは分かりました、どうもです
修行しなおしてまいります。
マグナムはぶっちゃけありえない・・・ですね
ども、狙った通りの印象は与えられたようです
ありがとうございますm( _ _ )m
>>603 ガンスリンガーガールという漫画を連想した。
>>598 対象年代:中学生〜
点数:1/10
批評:バカバカしい。少女が銃を持っている事ではなく、その銃の種類がバカバカしい。怪我した人間にマグナム持たせてどうするんですか。
少女にとって何か思い入れがあるというのなら、読者に私のような印象を持たれないよう「少女の手には、細い腕に不釣り合いなマグナムが握られていた」というような一文を入れましょう。
もう一つ気付いた事には、人の描写が全くありませんね。舞台の上で一人芝居やってるみたいです。陰惨な物語にしたくないから冒頭で撃たれた人間の事を描かないんでしょうか?
いや、それにしても第二陣の描写が全く無いのはおかしい。ていうか表現が直接的すぎます。足音とか、気配とか、もっとやりようがあるでしょうに。肩もどちらが痛いのか分からない。
視点も混濁しています。三人称なら三人称に徹しましょう。「さらに痛み出した肩を左手でおさえる。」これは一人称の文です。
最後に:あなたの実力で長編を書くのは無理です。絶対に途中で投げます。まず日本語の勉強から始めましょう。
>605 そういう意図があるなら、むしろマグナムではなくてM60でも担がせたらどうかな。 どうやら大勢が相手のようであるし、軽機ぐらいのほうが派手でよろしいでしょ。
609 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/14 01:10
ミステリーだそうなので、ナンブかトカレフあたりが妥当じゃないですか? つーか、トカレフってまだ流通してるのかな。
海と男と上へ上へ昇る無口な老人 ごりっとこめかみに銃口を押し付けると、海の匂いがした。 波が足元に迫って驚く首輪の無い犬。砂にまみれたワンピースに俺は見覚えが あった。誰が着ていたかは覚えていないがそれは女で、口紅で、焼きそばを綺麗 に食べた。 「そうだよ、そうだよ、二分半。二分半がさぁ、最高なんだよなぁ」 部屋の南側は壁一面を水槽にしてある。そこには銀色のドッグフードの缶詰が 三つ、くたびれたエアーポンプの吐き出す、くたびれた泡にまみれてる。そいつを 見ていると俺はなんてモノを知らない男だろうと思う。俺の知らないところで誰かが ドッグフードを六つ、水槽に並べているところを想像すると鳥肌が立ってくる。 恐ろしいことに、それがピラミッド状に積んであったりしたら、俺はさっき引きちぎっ たばかりの電話線をもう一度必死に繋ぎ直して、近所の修理工のところへ助けを 求めちまうだろう。ブラックライトの光が水色のソファーを浮かび上がらせ、ジージー ジーと一定間隔でタイマーがゼロに戻ろうとする音がする。 長いこと時間がかかったが、やっと俺はこめかみに突きつけたままの拳銃と一つ になることが出来た。右手から拳銃を通って頭へと繋がるその新しいルートを、俺 はワンピースを着た女と、銀の首輪をした犬を水槽に乗せて、180キロで駆け抜 けた。車輪は修理工に頼んでつけてもらってある。 「二分半でたどり着くかしら?」 「ワン、ワン、グフン」 さあね。 発砲の衝撃でピラミッド状に積んであったドッグフードが崩れたかもしれない。 よくわからない。犬も女ももうわからない。じいさんみたいなエアーポンプにでも聞 いてくれよ。
おっしゃる通りだと思います。 プロローグから謎だらけにするつもりが裏目に出てしまったようです。 ということで、この文章は消去します。 ご迷惑おかけしました、本当に駄文でした。 内容は 両腕のない少女が、最新の医療のおかげで 腕を手に入れるのですが(移植手術、ロボットではない) 間接に異常がないものの、感覚神経がつながらず 両腕の痛点がないという状態になります。 マグナムの種類はコルトのアナコンダ8インチ 44マグナムです。 とてもじゃないですが「少女」と呼ばれる人物には片手どころか 両手でも反動でよろけるくらいの威力です。 ですが、少女には痛点がないため、射撃の反動で腕が弾かれても 痛みがないので平気というわけです。 間接は腕の接続の際に、ボルトや合金が使われていて 成人男性の関節よりも丈夫なため、腕がとばされることもないのです。 しかしながら接続部から上、つまり肩は生身の少女のままなので いくら腕で吸収したとはいえ、ダメージは受けてしまいます。 ちなみに、この少女は闇組織の人間が親なので 敵対関係にある組織に送り込まれます。 「こんな少女が銃を持っているはずがない」 たとえ銃を見られても 「こんな少女がマグナムクラスの銃を撃てるわけがない」 という先入観を利用した作戦に使われてしまうのです。 つまり、スパイもの。 っていうかスレ違いなのでsage 本当にご迷惑おかけしました。 この話は没にして、素直にドラマ板に戻ります。
612 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/14 02:04
>>609 少なくとも裏じゃ流通してるよ。どっかの引き篭もり事件で893が使ってた。
トカレフはいい考案だね。日本人女性の小さな手でも握りやすい。
あとはモーゼルとかもいいかと。ポケットに引っ掛かるが。スレ違いスマンゲ
614 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/14 02:29
(ノ∀`)アチャー 613は下手な文章だね。
616 :
熱液浴夫 ◆xsnIkAi182 :04/06/14 12:02
99 名前: 熱液 投稿日: 02/08/19 05:08 雑貨屋に飾られている貝殻には目を見張る螺鈿がほどこされていた。一目見て健二は心を引かれた。貝殻は目映いばかりに輝いている。 「おばあさん。これいくらですか?」健二は老婆に尋ねた。 老婆は怪訝そうな表情で健二を見ると、「いくら出したってこれは売らないよ」と、そっけなく答えた。 街路は祭りで賑わっており、美しい娘たちが幸せそうに踊っていた。 諦めきれず狂おしい思いでしばらくの間健二は貝殻に見入っていた。 しかし、いつまでも見ていても仕方が無かった。立ち去ろうと腰を上げた健二は老婆が阿波踊りに気を取られているのを見た。 今なら見咎められないだろうと思った健二は貝殻を取ると、ポケットの中に入れて足早にその場を離れた。 二十歩くらい歩き、健二は後ろを振り返った。老婆はまだ気づいておらず、相変わらず踊りを見ている。 《あの角を曲がってしまえば安心だ》ポケットの中の貝殻を手で弄びながら、健二は無我夢中で歩道を進んでいった。 もう少しで十字路まで来るというところで、健二は前から歩いてきた僧侶とあやうくぶつかりそうになった。 僧侶の通る邪魔にならないように健二は道の端に寄った。が、僧侶は健二の前で立ち止まった。健二はギョッとした。 笠の下に隠れていた僧侶の顔は黒くただれ、歪んでおり、片目が無かった。 「何ですか……」と、健二が言うと、僧侶は「貝殻をお出しなさい」と穏やかな口調で言った。 健二の心が暗くなった。《盗んでいたのを見られていたんだ》 健二は僧侶を無視して通り過ぎようとした。が、僧侶に肩をつかまれた。健二はかまわず立ち去ろうとしたが、僧侶は掴んだ手を離そうとはしなかった。 「貝殻を出さなければ、君こそ警察に突き出さねば、ならんな」僧侶は、健二を睨みつけた。 健二は怖くなり、僧侶の手に貝殻を渡すと、小走りで駈け出していった。 僧侶は逃げ去ってゆく健二の後姿を毒々しい眼差しで見送ると、薄笑いを浮かべながら袈裟に貝殻を入れ、人ごみの中へ紛れていった。
おいおい、ホントに酷評スレに来たよ……
驚いた事に最低限の基本はできてるな。
>>610 よりはマシだな。
>>616 つっこみどころ満載だが、まぁ特に目に付いたのは。
読みにくい、改行は切りのいいところで。
あと、読点が必要ではない箇所にあったり
必要なとこにない。 例えば。
>「貝殻を出さなければ、君こそ警察に突き出さねば、ならんな」
とか、読んでて何か不自然。
>>619 会話部分じゃけんね不自然と突っ込んでも仕方なかんべ。
他の部分で指摘してやっておくれ。
>もう少しで十字路まで来るというところで、健二は前から歩いてきた僧侶とあやうくぶつかりそうになった。 この場合は もう少しで十字路まで来るというところで健二は、前から歩いてきた僧侶とあやうくぶつかりそうになった。 という風にすると良し
というか もう少しで十字路まで来るというところで、健二は、前から歩いてきた僧侶とあやうくぶつかりそうになった。 とかかなぁ。 濁点嫌う人は多いけど、無理に消したら何か変
624 :
熱液浴夫 ◆xsnIkAi182 :04/06/14 12:45
625 :
熱液浴夫 ◆xsnIkAi182 :04/06/14 12:47
>>619 一語一語区切って言うような感じを濁点を使った文体で表現してんのにアホには理解できないっ!!
どう考えても、上だろ
627 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/14 12:52
>>616 以下
批評人(もしくは批評に値する意見を述べることが出来る者)が降臨するまで
、黙っててくれないかな?
雑談は違うスレでやってほしい
上のほうがいいな。
自作自演の気配!
630 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/14 12:54
>>616 僧侶が警察どうのこうのと言うかな? 仏教用語持ち出してみれば?
ぎょにぎょっとなったです。
633 :
熱液浴夫 ◆xsnIkAi182 :04/06/14 13:12
>>630 僧侶が警察って言うから良いんだよ。
作品のリアルさというのがお前にはわかんねえんだろうな一生。
>>616 句読点や改行に関しては、あまりにひどくなければ
読み手側のテンポにも寄るから、漏れは何もいわないが。
この文は情景が全然浮かんでこない。
阿波踊り、老婆の店、主人公、僧侶の位置関係が
1つに繋がらない。
表現したいことがはしょっているようにも見える。
二十歩ほどあるいて って、部分なんだが
実際に二十歩ってどれくらいの距離か測ったか?
結構な距離だぞ、主人公が小人症でなければ
祭りで賑わう街頭を二十歩ほど歩けば見えなくなるだろう。
ここはあまり具体的な数字を示すよりも
「少し店から離れたところで」とかアバウトな表現が好ましい。
それに僧侶は黒くただれ、歪んでおり、片目が無い顔なのにも関わらず
主人公が「ギョッとした」くらいしか表現が無い、
次の瞬間には「何ですか・・・・・・」とまで言っているが
勢いで貝殻を盗んでしまうくらいの人物に
ここまでの冷静さはないと思う、ここはやはり
僧侶のセリフが先ではないと不自然だと思う。
とりあえず、文体的には問題はないが
表現や情景描写が話にならない。 あまりにくだらない。
まずは本読むよりも、いろいろなものを見ることをおすすめする。
本を読んで学ぶよりも、自分の目で見たものを取り込む努力をしよう。
>>616 なんだ、熱液かよ。二年も前に投稿したものを晒すんじゃないよ。
とりあえず批評するか。
>一目見て健二は心を引かれた。貝殻は目映いばかりに輝いている。
流れが今一つだ、健二の執着をより強く表現するために、
『貝殻は目映いばかりに輝いている。健二は心をひかれた。』
とした方が良くはないか。
>街路は祭りで賑わっており、美しい娘たちが幸せそうに踊っていた。
>諦めきれず狂おしい思いでしばらくの間健二は貝殻に見入っていた。
この二つの文章は入れ換えた方がいい。祭りで賑わっている情景が
老婆がそちらに気を取られる描写にリンクされているわけだが、入れ換える
ことによって、健二が諦めて立ち去ろうとする描写にも直接にリンクできるから、より
効果的に使える。少なくとも読者の印象ははっきりとしたものになる。
一粒で二度おいしいといったところかな。
>今なら見咎められないだろうと思った健二は貝殻を取ると
他の描写にもいえることだが、無駄に思える説明が多い。
ここは、『健二は貝殻を取ると』だけでいいと思う。
>笠の下に隠れていた僧侶の顔は黒くただれ、歪んでおり、片目が無かった。
ここの描写は意味不明、こんなことを書くくらいなら、老婆の容貌を前に書いておいて
彼女との類似性を書いた方がまだましだと思うが。
それ以外では修飾語がやや陳腐な印象を受けた、
たとえば、目映いばかりに、とか毒々しいとかいったところ。
まあ、もっと的確に批評できる奴が出てくるかもしれないので、俺はここまで。
お前に対する一番のアドバイスは、とにかく根性を入れ換えた方がいい、これだな。
>>616 心を引かれた
目映いばかりに輝いている
怪訝そうな表情
狂おしい思いで
ギョッとした
心が暗くなった
等は定型句的な工夫のない表現だが、徹底しているので俺はアリだと思う。
もちろんショートだということが前提だが。もし長編をこの調子でやったら馬鹿みたいだ。
健二の緊張感をもっと出さなければ話に面白みがない。
無我夢中、ギョッとしただけでは読み手はハラハラしない。
書きたかったのは僧侶の生臭さだったのかもしれないが、
読み手を惹きつけるには、健二への感情移入が必要。
盗むまでの葛藤と盗んだ後の怯えの描写を簡単な言葉で丁寧にするといい。
637 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/14 14:09
>>616 対象年代:〜中学生
点数:1/10
批評:全体として翻訳書を参考にした様な文体になっていますが、直しましょう。具体的には文の途中で改行せず会話文が入っている所ですね。特定の効果を狙ってそうしている、というのなら何もいいませんが、せめて《》で囲まれた主人公の考えぐらいは行頭に出した方が良い。
「た」の字で終わる文が24もあります。同じ様な文末が多いと読者に単調な印象を持たれ、損します。もっと工夫する事をお薦めします。
では、個々の文や段落の問題点を見ていきましょう。(そもそも段落ないんですけど)
まず書き出し、螺鈿の字で思考がストップします。螺鈿が施されていた、で終わらせず、貝殻がどのように美しいのかを書きましょう。細工物に詳しい人だけが見るとは限りませんので、こういう小さな気遣いが全体の読みやすさに貢献する事になります。
街路は祭りでにぎわっており〜の文はその後の老婆の気をそらすために用意されたかのようで、出す場所が悪い。これを書き出しへ持っていき、今の書き出しはその次に持ってきた方が良い。
二十歩については先に他の方が指摘したので省きます。「十字路」は「角」に、「健二はギョっとした」は「健二はギョッとして僧侶を見上げた」等というように変えて、前後の文との繋がりを意識しましょう。
肩を掴まれてなお立ち去ろうとするのは変です。しかも掴んでる場所が手に変わっているように読めます。「掴んだ」を削って「僧侶は手を〜」とした方が読みやすい。
「君こそ」ってどういう意味なのでしょう?また、睨みつけた時に目に関する描写が全くないので僧侶の容姿に関する文が浮いてます。
「毒々しい」も変ですね。最初に穏やかな口調で語りかけた僧侶さんはどこに行ったのでしょう。ところで袈裟って何か物を入れる事できましたっけ?袈裟袋なら知ってるんですが……?
最後に:指摘した点を全部直すか再考すれば2/10か3/10にはなりますが、それはあくまで最低限。そこから面白い、人に読ませる文章にしていけるよう頑張って下さい。
638 :
熱液浴夫 ◆xsnIkAi182 :04/06/14 14:29
>「毒々しい」も変ですね。最初に穏やかな口調で語りかけた僧侶さんはどこに行ったのでしょう。ところで袈裟って何か物を入れる事できましたっけ?袈裟袋なら知ってるんですが……? お前馬鹿か?
639 :
熱液浴夫 ◆xsnIkAi182 :04/06/14 14:31
悪いやつが悪いこと考えて接してくるときは90lファースト・コンタクトでは優しく接してくるもんだぜ。
640 :
熱液浴夫 ◆xsnIkAi182 :04/06/14 14:31
>「君こそ」ってどういう意味なのでしょう?また、睨みつけた時に目に関する描写が全くないので僧侶の容姿に関する文が浮いてます。 お前馬鹿か?
641 :
熱液浴夫 ◆xsnIkAi182 :04/06/14 14:33
貝殻獲得合戦をしているさなかでの「君こそ」発言なんだよ。まあまだお前にはわからんだろうがな。アホだからな君は。
642 :
熱液浴夫 ◆xsnIkAi182 :04/06/14 14:38
>全体として翻訳書を参考にした様な文体になっていますが、直しましょう。具体的には文の途中で改行せず会話文が入っている所ですね。特定の効果を狙ってそうしている、というのなら何もいいませんが、せめて《》で囲まれた主人公の考えぐらいは行頭に出した方が良い。 「た」の字で終わる文が24もあります。同じ様な文末が多いと読者に単調な印象を持たれ、損します。もっと工夫する事をお薦めします。 では、個々の文や段落の問題点を見ていきましょう。(そもそも段落ないんですけど) まず書き出し、螺鈿の字で思考がストップします。螺鈿が施されていた、で終わらせず、貝殻がどのように美しいのかを書きましょう。細工物に詳しい人だけが見るとは限りませんので、こういう小さな気遣いが全体の読みやすさに貢献する事になります。 街路は祭りでにぎわっており〜の文はその後の老婆の気をそらすために用意されたかのようで、出す場所が悪い。これを書き出しへ持っていき、今の書き出しはその次に持ってきた方が良い。 二十歩については先に他の方が指摘したので省きます。「十字路」は「角」に、「健二はギョっとした」は「健二はギョッとして僧侶を見上げた」等というように変えて、前後の文との繋がりを意識しましょう。 こんなん批評じゃねえよ脳内蛆虫。あほなお前の趣味にすぎないんだよ剥けちん野郎。
>>638-642 だから、NGワード使って書くなって何回言えうわやめろ何すんだボケやめr
644 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/14 14:42
本当だ糞坊主の小説だ。最後まで4℃欄買った。すまん。
645 :
熱液浴夫 ◆xsnIkAi182 :04/06/14 14:46
二十歩については簡単に説明できるが、まあどうでもいい。 お前らの考え方が腐っていることをそれよりも言いたいからだ。 二十歩に限らず作者がそう書いていればそれが事実なんだよ。 二十歩歩いて、振り返ったら見えたんだ。そう書いてあるからな。 それが事実だ。その事実を元に健二がいた場所の祭りの賑わい具合がどれくらいかを 推察する仕組みになっているんだ。 >街路は祭りで賑わっており、 って書いてあるだろ。 もう詳しくも言いたくないね。疲れるわ。
646 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/14 15:05
移動したほうがいいぞ。卵忘れてるだろ。645
熱液というのは、こういう奴なんだよ(w ところで、奴の名前はアビオだったのか。 アビオというよりもファビョーだな。 これからは、熱液火病にしろよ(ハッハッハッ
648 :
カナブン ◆ZwR7TqksOk :04/06/14 15:21
名前は浴夫だよ昔から。 文学板で初めてコテにしたときちゃんとフルネーム名乗ってた。
>>648 サンクス。俺が奴を知ったのは去年だからなあ、そのときはただの熱液だったんだよ。
650 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/14 15:26
空中で腐った卵が止まっている。
651 :
カナブン ◆ZwR7TqksOk :04/06/14 15:30
去年あいつはいなかったよ。 名無ししてたから。
>>651 いや、このスレに来たことがあったと思うが。
って、ずいぶん詳しいけど、まさか熱液本人?
あんまり変なの連れて来るなよー。頼むから。 ただでさえ、DQN率高いのに。
熱液は、
>>637 のつけた1点がずいぶん悔しかったようだな。
その後のレスは、まるで子供が喚いているようにしか見えないもんな。
>>654 一つの評価に複数のわたってレスつける香具師って前にもいたなあ。
別人だろうが、ファビョるとああなるんだろうか?
656 :
カナブン ◆ZwR7TqksOk :04/06/14 16:06
うんこもれるよ
657 :
カナブン ◆ZwR7TqksOk :04/06/14 16:07
おばあちゃん早く出てよー
658 :
カナブン ◆ZwR7TqksOk :04/06/14 16:07
| 丶 _ .,! ヽ > ``‐.`ヽ、 .|、 | ゙'. ,ト `i、 `i、 .、″ | .,.:/"" ゙‐,. ` / ` .,-''ヽ"` ヽ,,,、 ! 、,、‐'゙l‐、 .丿 : ':、 、/ヽヽ‐ヽ、;,,,,,,,,,-.ッ:''` .,"-、 ,r"ツぃ丶 `````` ../ `i、 ,.イ:、ヽ/ー`-、-ヽヽヽ、−´ .l゙`-、 _,,l゙-:ヽ,;、、 、、丶 ゙i、,,、 ,<_ l_ヽ冫`'`-、;,,,、、、、.............,,,,、.-`": │ `i、 、、::|、、、ヽ,、、. ```: : : ``` 、.、'` .|丶、 .l","ヽ、,"、,"'、ぃ、、,、、、、.、、、.、、、_、.,,.ヽ´ l゙ ゙).._ ,、':゙l:、、`:ヽ、`:、 : `"```¬――'''"`゙^` : ..、丶 .l゙ `ヽ ,i´.、ヽ".、".、"'ヽヽ;,:、........、 、、...,,,、−‘` 、‐ |゙゙:‐, ,.-l,i´.、".`ヽ,,,.".` `゙゙'"`'-ー"``"``r-ー`'": _.‐′ 丿 ,! j".、'ヽ,".、".、"`''`ー、._、、、 、._,、..-‐:'''′ .、,:" 丿 ゙l,"`"`''ヽヽ"`"` ```゙'''"ヽ∠、、、、ぃ-`''''": ` 、._./` ._/` `'i`ヽヽヽ`''ーi、、、: : 、.,-‐'` 、/` ``ヽン'`"` : `~``―ヽ::,,,,,,,,,,.....................,,,,.ー'``^ ,、‐'"` `"'゙―-、,,,,..、、 : ..,、ー'"'` : `‘"`―---------‐ヽ``"''''''""``
>>655 前にキレたときの熱液がそうだったように思う。
いわゆる、泣きながらキーを叩いている状態だな(w
まあそれはいいとして、カナブン ◆ZwR7TqksOk = 熱液浴夫 ◆xsnIkAi182
の可能性が出てきたな。でも、これもどうでもいいか。
660 :
カナブン ◆ZwR7TqksOk :04/06/14 16:09
ブーン。ブン、ブン、ブン。カナブーン。ヒュー、ヒュー♪♪♪
661 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/14 16:11
蝿だな。
>>659 まあ、どっちもたいして変わらんかなねえ。
663 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/14 16:15
酷評されてみようかな。
664 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/14 16:17
いい感じに盛り上がってきましたね
人間は、必然なる存在なのか? 原始の地球の海で、突然に数個のアミノ酸が発生した。 科学者はこれを原始のスープ、と呼ぶ。 そのアミノ酸が互いに結合し、 いつのまにか、生命として、 同一の形で増殖を始めるにいたった。 この偶然は、猿にタイプライターをうたせたら、 シェイクスピアの文章ができていた、というくらいの奇跡だった。 人間は、必然なる存在なのか? 人間原理、という原理がある。 この原理を要約すれば、 「人間がこの世に存在するのは、 そもそも宇宙が人間が存在しうるようにつくられているからだ。」 ということになる。 何を馬鹿な、とおもわれたかもしれない。 しかし、人間がいるからこそ、 この宇宙は存在する価値があるのではなかろうか? 少なくとも、人間にとっては―。
宇宙は、誰が創ったのか? その片隅に、地球という惑星をつくり、 その海に、アミノ酸を浮かべ、生命を創り上げたのは―。 一体、誰だと言うのか? 人間原理は、こうも語る。 しかし、物理法則も、物理定数が存在せねばならないように、 人間が理解できぬことは存在しないのだ。 人間が聞かなかった音は存在しない。 人間が見なかった物も存在しない。 すべては、神のみぞ知る、と逃げたいが、 神でさえ、人間原理の前には存在できない。 人間は、必然なる存在なのか? あなたは、どう答えるのだろうか。
また酷評お願いします。 なんか哲学っぽいですが、 この話をベースとしたSFみたいのを考えてます。
668 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/14 16:32
(ノ∀`)アチャー 659は最低の文章かいてるね。
>>668 お前、熱液かカナブンか両方か知らんが、そういうレスつける
とさすがにバレバレだぞ。
670 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/14 16:35
>>668 = カナブン ◆ZwR7TqksOk = 熱液浴夫 ◆xsnIkAi182
>>670 ついに義務教育終了かと思うと涙です。
小説家にはなれないと思うんで、
まっとうな受験生を目差してます(汗
語るに落ちてしまったのは、 カナブン ◆ZwR7TqksOk = 熱液浴夫 ◆xsnIkAi182 です。
674 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/14 16:51
(ノ∀`)アチャー 誰それ?証拠は?バカじゃないのプゲラ
熱液カナブンのDQNっぷりには、涙が出てきたよ。
676 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/14 17:00
カナブンはあちこちを飛翔してるはずだが、 このことに関しては否定しとらんな。 屁をしたのにシカトか674
>>667 ,672
細かいとこは他の方に任せるとして
昨日もおもろかったけど今日のも、俺は好き。
テーマの選び方とかセンスとか。
異なるテーマをミックスしたら、もっと面白くなると思う。
受験がんばってな
>>665-666 対象年代、点数省略
文章というかテーマを提示しているだけのようなので何とも言えない。
人類発祥に関わるテーマは手垢がついてるので、同じ様なテーマを扱う本をいくつか読んだ上で「新しい!」と思えるストーリーを考えましょう。
以前星間戦争に隕石兵器を出そうと考えていたら「月は無慈悲な夜の女王」に全く同じのが出ていて、結局執筆自体辞めた事があったりします……。
679 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/14 18:26
(ノ∀`)アチャー 決めつけ厨房がきちゃったよ〜
>616 内容に関してはよく書けていて、興味を引く。 なにより謎めいた僧侶の描写が大きい。奇怪な風貌、遠くから 歩いてきたにもかかわらず万引き少年を一発で見抜き、おまけに 脅して上前をはねるときた。この坊主、何者だという気にさせる。 ただ、この短い文章のなかだけの登場人物にしてはけれん味が強い。 さりとて、このままの調子で文章を長くしていくのにも問題がある。 ところどころで微妙な言葉の省略をやる割には、残った表現自体に 工夫がない。表記についても単調だ。これらは既に指摘されているね。 丸二年前の投稿を臆面もなく貼ったり、思わしくない批評に対しては 必死になって自作を擁護しているあたり、君の限界点を示していると思う。 >634-637あたりの批評を素直に受け止めて内面化する力がなければ、 これ以上の成長は見込めないだろう。 自分の存在が完成されているなどとはゆめ思わず、まわりに目を向けてくれ。
お願いします。 最後に残った我が家の床が壊されたとき、源さんが「おい」と鋭い声を上げるのが 聞こえた。 源さんの周囲に解体工事の作業員が集まった。お互いに顔を合わせながら、そのう ちに、やけに興奮し始めた。 言い出した源次さんは、かがんで地面を覗いている。その周囲に黄色いヘルメット が並んでせいで、庭に建てられた仮設住宅の二階からでは、源さんが何を見ているの はわからなかった。 プレハブの外に設置された階段を下りて、私は作業員達に向かった。サンダル履き の足に、散らばった釘やささくれ立った木の破片が足に刺さりそうになった。それを 避けながら、 「いったいどうしたんです?」 私がそう言うと、作業員達ははっとした表情をした。そして、横目で源さんを頼む ような眼を向けた。 「ああ、祐くんか。親父さんは……まだ帰ってこないんだよな」 建築現場主任ではなく、大工の棟梁の顔のまま源さんは言った。 私は少し不快になった。源さんにとっては、幼馴染の息子であっても、もう来年に は二十歳になる。いつまでも子供ではない。 「何が見つかったんです?」 作業員の一人を掻き分けるようにして私は身体を前に出した。源さんは一瞬止めよ うとしたが、私の顔を見てあきらめた。そして、小さくため息をつき、私の場所を空 けるように部下達に目配せした。
「驚かんでくれよ」 私が足元に視線を移すと、源さんのはらはらしたような口調が背中かた聞こえた。 そこには、すっぽりと空いた空間があった。 大きめの竪穴だった。今掘ったのではなく、昔からあったものなのは明らかだった。 竪穴の周囲が井戸の中のように石で固められていた。 その中央に何か黒ずんだものがあった。 「人間!?」 思わず私は声をあげた。 それは明らかに人間の死体だった。 しかし――私には不思議なほどに恐怖は無かった。それは、違和感のせいだった。 私の足元にあるのは、人間の死体と言われてもどこか実感が伴わなかった。干からび た死体は猿の剥製のように皺くちゃに、小さくなって丸まっていた。それが、行儀良 く膝を抱えた格好で座らされている。 それは、死体ではなく木乃伊(ミイラ)だった。 「御仏さんかねえ」 源さんが誰にいうともなく呟いたのが耳に入った。 「御仏さん?」 「ああ、なんていうかな。即、即なんつったっけ。偉い坊さんが土の中で飲まず食わ ずで往生するんだが……」 「即身仏ですか?」 「おお、それそれ」 そういわれて、よく見てみれば木乃伊の周りには袈裟が置かれていた。色褪せては いたが、紫の名残が見て取れた。数珠もあり、大粒の立派なものだった。そこら辺の 坊主では使えないものだろうということは、私にもわかった。 「でも、なんで家に即身仏なんて……」 疑問に対する答えは誰からも返ってはこなかった。
683 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/14 20:53
>>616 阿波踊りという言葉に触発されて、前に見にいったことのある祭りの情景を書いてみたくなりました。
684 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/14 20:55
八月十五日。 この日が近付くと、徳島の人間なら血の騒がない者はいない。 祭りの、ぞめきが全身に振動する。踊り子の声が胸の鼓動を早くする。 この日、市内は祭りの最終日を迎え、阿波踊りの熱気は最高潮に達する。 繁華街の道路には、アルプススタンドのような即席の観覧席が設けられる。 道路の両側の、この桟敷席から何千人もの拍手と歓声に送られて、踊り子たちは道路の上を練り踊る。 「ヤットサア!ヤットヤット!」 踊り子の掛け声は、何千人の喝采さえ押し退けて、天の上まで届くほどの勢い。
685 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/14 20:58
ぞめき……祭りのときの、大勢の声とか、太鼓やら鐘やらのおはやしとかが混然一体となったような音
686 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/14 20:59
騒き
688 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/14 21:22
ぞめき…、染貴…、騒……騒き。 お!おおおお! そうだったのかアァァ
>>681-682 ここに投稿するレベルじゃないと思うが……
一話の冒頭としてはケチをつけるところがないよ(但し、入力ミスと
思われる箇所を除いてな)。
これなら、読者に次を読んで見たいという興味を抱かせるぜ。
なんで投稿したんだ? それを聞きたいよ。書き慣れているじゃん。
ああ、そうだ。純文学の新人賞に応募したけどダメだった、というの無しだぜ。
691 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/14 21:58
692 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/14 22:25
マジ?
>>692 誰に向かって言っているんだ。
文句があるなら、批評してみな(ケッケッケッケッ
釣りか…
>>694 釣りって、誰が釣っているの?
教えてくれる?
696 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/15 01:48
(ノ∀`)アチャー (ノ∀`)アチャー (ノ∀`)アチャー (ノ∀`)アチャー みていられない、醜さ。
697 :
作者 ◆tr.t4dJfuU :04/06/15 07:32
>>587 上手くまとまりました。ありがとうございやした。
熱液浴夫 ◆xsnIkAi182 = カナブン ◆ZwR7TqksOk
酷評お願いします。 老婆 ある日の昼、少年Aが今は干上がって使われなくなった村外れの古井戸を覗き込んではため息をついている老婆を見つけた。少年Aはその老婆を一度も見たことが無かった。 少年Aはどうしたんですかと老婆に問う。 昔じいさんからもらった大切な指輪を古井戸の中に落としてしまったと老婆は語った。 僕が取りに行きましょうと少年Aはかって出た。 井戸の底に降りて、老婆が渡してくれた懐中電灯で辺りを見回す。指輪は見つからなかった。 しかし、替わりに通路を見つけた。 指輪を探しながら進むと通路の先から人の気配がした。さらに進むと老人に出会った。 何をしてるんですかと問うと、老人は食事がくるのを待っていると答えた。 指輪を知りませんかと問うと、知らないと答えた。 通路の先はどこにつながっていますかと問うと、隣村の古井戸につながってると答えた。 少年Aは老人の横を通っていこうとした時、老人は突然笑い出した。 どうしたのかと問うと、老人は笑うのをやめた。食事がきたと言った。それから君の探している指輪も見つかったよとも。 少年Aが歓喜の表情を浮かべた瞬間、腹部に包丁が刺さっていた。老人はまた笑った。 翌日老婆は村から消えていた。 数日後、隣村でも少年が一人行方不明になった
700 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/15 10:24
タイタニック号沈没は僕の誤った認識だったかもしれないよ、とモエルが言 い出した。「タイタニック号。聞いたことがある」と僕は言った。今でも沈 み続ける船のことだ。ネムは何も言わなかった。ネムの住んでいる世界では、 いまだかつて船は一隻も沈んでいない。海底に船が横たわっていない海。 「ボクがこの海に来た理由は、タイタニック号がボクを呼んだからかもしれ ないんだ」モエルは水平線の彼方を見た。そこには、船も虹も何も見えなか った。太陽の眼差しは、千億の水の鏡に向けられている。海水は熱せられて いる。水は強い絆で結ばれている。 モエルは確信していた。やがてボーリング玉のようなものが、僕たちのボ ート目指してゆっくり流されてきた。モエルは、その浮かぶ黒い物体から目 を離さなかった。僕にも分かった。タイタニック号のかけらだ。それはモエ ルの目の前までやってきた。タイタニック号のかけらは、縦に横に素早く複 雑に回転していた。モエルはその球体に両手を当てた。まるで宇宙の果てで 客を待っている占い師みたいだった。モエルは手に力を込め、球体を持ち上 げようとした。船のかけらは、水を垂らしながら、その全容を現した。 「重たい。持ってられない」モエルは球体を波の間に落とした。 タイタニック号のかけらは、死を確信した人のように静かになった。境界 で漂い、やがて目を閉じた。 「もしボクがタイタニック号の船長に生まれ変わったとしても、ボクは きっと同じように船を沈没させてしまうんだろうな」モエルは続けた。 「僕の中で何回も浮かび、そして沈んでいくタイタニック号よ」 モエルは胸の前で十字を切った。「アーメン」 僕とネムはモエルに倣った。「アーメン」 ネムの声だけが太く、海の彼方まで響いていった。僕は窓から喫茶店 の外を眺めた。 お願いします。
>>699 しかし、替わりに通路を見つけた。ってなんだ?
辞書を要熟読。
少年Aは、単に少年でいいのでは。
オチの部分がぎこちないと思うのだが、いかがかな?
どうしたのと老人に尋ねると、笑うのをやめ背中を向けた。
「指輪が見つかったぞ、食事もあるでな」
その先を見ると、巨大なまな板の上で隣村の少年がぶつ切りにされていた。赤いスープの入った大きな釜も湯気がもうもうとしていた。
ちょうどそのころ、少年の村では、昨日から少年の姿が見えないと大騒ぎになっていた。
隣村でも1週間前に同じような騒ぎがあった。
ってなのはどうですか。ちと思いついたものですけれども。
702 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/15 14:13
>>701 (ノ∀`)アチャー それはありえないっすよ。その程度の日本語くらいわかってね
熱液浴夫 ◆xsnIkAi182 = カナブン ◆ZwR7TqksOk
>>703 熱液浴夫 ◆xsnIkAi182 = カナブン ◆ZwR7TqksOk = (ノ∀`)アチャー ?
705 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/15 14:46
>>704 そのCMにカマキリも付け足してくれ。頭悪レスに
一匹見かけた。
706 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/15 15:23
自分の愚かな考えが頭の中で駆け巡っている事に気付いて、慌てて否定しようとするのだが、 世界の中心に自分がいるのでは、とすぐに考え直した。 自分を否定するものこそ悪だ、と母が云っていたのを思い出したからだ。 自分は再びペンを取った。 やはり自分は母に復讐しなければならない。自分の脳みそを破壊するのだ。 (ノ∀`)アチャー 俺って天才。
>>681-682 対象年代:高校生〜
点数:8/10
批評:上手くまとまって非常に良いです。
一読して気になったのは書き出しです。「最後に残った我が家の床」を「我が家に残った最後の床」とするべきかもしれません。二度目には全く気にならなくなったんですが、こういう意見もあると適当に覚えておいて下さい。
それ以外には特に……描写は簡素で無駄がないし、視点も統一されていて突っ込むべきところも見当たらない……。即身仏の格好はこれからのストーリーのための仕込みかな?
過去を語っているように「た」で終わる文末が多いのと誤字脱字で減点しました。
もしこれが本になって……私が最初の数ページを読んだとしたら、買いますね、きっと。
最後に:今以上の質を保てば新人賞も夢ではない?ホラー、ミステリーのやってはいけないことを踏まえれば大丈夫でしょう。書き上げ、推敲が終わるまでが勝負です。頑張って!
次は
>>699-700
>>699 対象年代:?
点数:1/10
批評:会話文が無いことを差し引いても小説とは思えません。
作中に用意された謎(老婆、老人、指輪、食事、古井戸)が全部放置されている。第三者がこの後に解決するなら、
>>699 の文章はその第三者が資料や証言を元に作った文章にするか、少年(Aは要らない)の視点から描けば良い。
後者であれば必然的に謎は放置されますので作者の意図がすんなり通ります。
わざとかどうか知りませんが、登場人物の周囲が全く見えてこないのも問題です。
どんな井戸か、辺りはどうなってるのか。どんな通路か。井戸の壁が崩れてできた横穴なのか。視点や文体、ここで書きたい事を意識しつつ私の挙げた要素を取り込んでみてください。今のままではシナリオを書き出したようにしか読めません。
最後に:まずは日本語の基本から復習を。学校に行っていないか、教師の助力が得られないなら文章の書き方本を買いましょう。金がないなら働いて。ここで金の出し惜しみをすると一生後悔します。勉強は若いうちに先憂後楽の精神で。
次は
>>700
なんか気持ち悪くなってきました。
>>700 対象年代:〜中学生
点数:1/10
批評:容赦なく言います、全文意味不明です。何故よりによってこんな文章を投稿したんでしょう?多分中編か長編のラストなんでしょうが、もしこれが一つの小説であり、全文であったなら救いようがありません。その救えない点を箇条書きにしましょう。
1、状況が全く分からない。
2、架空の世界観を持ち出していて、それに関する説明が一切無い。
3、比喩、説明が変。
4、会話文が誰のものか分かりにくい。
5、登場人物が把握しにくい。
まず1から。「僕たちのボート」が出てくるまで、主人公がどこにいるのか全く分かりません。しかも最後の行でいきなり喫茶店に移動してます。
2、「ネムの住んでいる世界」「海底に船が横たわっていない海」って何ですか?長編漫画の最終巻だけ見せられた様な気分です。
3、「船も虹も」「太陽の眼差し」「千億の水の鏡」「水は強い絆で」「縦に横に素早く複雑に回転」「宇宙の果てで客を待っている占い師」「その全容を現した」「死を確信」「境界で漂い、やがて目を閉じた」
書き終えた時、あなたにとってこの文章は希代の傑作だったんでしょう。小説を書き終えた時というのは大体そのような気分になるものです。しかし、我々にとってこれは駄作です。執筆直後に感じる昂揚感は100%間違いです。
そこから何日も、何週間も推敲してようやくまともな文章になり得るのです。華美な比喩を使いたいなら漢字の勉強をするか、昔の作家の本を読みましょう。我々が普段目にする様な字で取り繕っても逆効果です。
一つだけ言いますと、「千億の水の鏡」は千万でいい。千万は八百万(やおよろず)と同様非常に数の多いことを表す言葉で、千億と書いては安っぽい。
4は致命的です。会話文は行頭に付け、特徴を与え説明を駆使し誰の発言か分かりやすくするように。
5、本当にこれが何らかの物語のラストなら仕方ないですが、そうでないなら5を解決するには全文書き直した方が手っ取り早い。
最後に:同じ日に二度も言うのは嫌なんですけど、日本語の書き方を勉強しなおして下さい。間違ってもデビューの仕方本を買わないように。
>>697 良かった良かった。それでこそ批評した甲斐があったというものです。……いや、見返りは何も期待してないですけど。
713 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/15 17:56
>>681-682 このままでは面白い着想でしかない。
ちょっとしたアイデアなら、物を書こうという人間なら持っているはず。
問題はここからどう展開するかだ、ということは作者も十分感じているだろう。
「私」はただ木乃伊についての伝聞を記述するだけなのか。それとも木乃伊が「私」と関わってくるのか。
前者だとありきたりな伝承譚になってしまうだろうし、後者だと話が拡散しすぎる懸念が生じる。
宗教的な観点からの生き死についても書けるだろうし、ホラー小説やミステリーへも展開できるだろう。
まさか、木乃伊が解体された家から発見された、というだけの話だったということはないだろうから。
二歩目の踏み出し方がどういうふうになるのか、と興味をそそったという点で、
とにかく、一歩目は成功している。
構想がまとまっているなら、ネタはバラさなくよいから、途中の一部でも読んでみたいと思う。
この文章は、長編の中間部から抜粋しました。評者は魔術的リアリズムを理解 してますか? 1、状況が分かりにくいのは、途中からのペーストなので仕方あ りません。後から気付きました。 2、魔術的リアリズムとは超自然的な現象が何の説明も受けずに、 現実として認識されてしまうという手法なのです。説明を求めたら SFかファンタジーに成り下がってしまいます。 3、比喩の好みは人それぞれです。僕の詩的レベルにあなたが達して いないだけです。 4、かっこのつけかたは工夫するものです。見た目を美しくと、編集の人に 教わりました。 5、僕とボクで使い分けていますよね。 やれやれ、僕があなたを酷評してどうするんですか? 点数つけている人がどんなものなのか、カマをかけてみたのです。 もっと文学を勉強したほうがいいです。
715 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/15 18:08
2chのどっかのスレの長編AAを文章にしてみるとか すればどのくらいの表現力あるのかわかりやすいかも
716 :
ミヒャエル・チンマン ◆ZwR7TqksOk :04/06/15 18:17
この変態は昔からいんだ。欲求不満の基地外なんでしょうね。 一人だけ点数つけたがるんでバレバレなんだよ。まったくキモいったらない。 多分、わざと的外れな批評をして作者を苛立たせて楽しんでいるんだと俺は見てる。 創作文芸板最強の荒らしと言っても過言ではないであろう。
717 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/15 18:18
>>681-682 後半のミイラからの描写、登場人物の性格づけがいい。
ただいきなり〉鋭い声で叫んだ、と言われても分かりづらい。鋭いよりむしろ声を張り上げるような感じでは?
あと〉はらはらしながら言った。はらはらということは、この人なにかを気にしてやたらびくびくしとるような感じ。
不釣り合いな形容詞があるのが、つれづれなるままにそこはかとなくいかんせん気になりました。
↑変でしょこの形容詞の使い方。
現場監督の顔・棟梁の顔言いたいことはわかりますし好い表現です。
が、どんな顔か説明があるとより善い。
http://aa4.2ch.net/test/read.cgi/aastory/1086110401/159ー165 ↑
このAAを文章にして、だれが一番うまいか競い合う。
AAを文章にして競いあうことの利点
○話すネタがないのでこいうのがあるとすぐに文章作りにとりかかれる。
○内容のつまらない面白いとか関係なく文章力だけを見られる。
○自分の表現以外にもほかの人の書いた同様内容のの文章も見れるため
簡単に表現を盗みやすい
などがあります。
ただルールとしてAA出てきてからだれかが書いた文章をみてから文章作りに
とりかかると似た内容になってしまうのでAAの下のレスはみずに作りに入って
レス終わってから読むと言う事になるべくした方がいいかも。ルールというかそう
いうことは随時付け足していけばいい。
>>714 分かり易い釣りですね、おもしろくないので消えて下さい。
>>711 個人的な意見。僕は昔の日本文学は好みではないのです。変な漢字は
使いません。ラテンアメリカの幻想とアメリカのイノセンス、アヴァンポップ。
それにプルースト、この辺が好きですね。
そして補足。ネムの住んでいる世界、これは共有され得るはずの
認識が共有されていないのです。
文学の装置を発明するのが得意なもので。あ、僕アンデッドピアニスト
や歌う鎖の作者です。向こう側の。
>>711 点数つけて評価するというのは、刺激的なことですから
続けてくださいね。あなたの功績は大きい。
ある日、学校の友達と『もし宝くじの1等が当たったらどうするのか』という話をしました。 友達はみんなクルーザーを買うとか、海外旅行するとか、会社を作って社長になるとか、とても明るい答えでした。 でも、私は「一生家でひきこもって暮らす」と言いました。一人だけどうしょうもなく暗いです。 そんな私ですが、本当に19歳の冬に宝くじが当たりました。 ただし、当たったのは1等の2億円ではなく、前後賞の5千万円でした。 友達からは「一生分の運を使い果たしたな」などと言われて嫉妬されましたが、気にしませんでした。 私は大学を出てすぐにひきこもりました。本を読んだり、インターネットで時間を流す毎日。 時々外に出でるとすれば、買い物とパチンコの時ぐらい。 あれから43年。そんな私も今年で62歳になりました。 毎月15万円ぐらい生活費に使っていましたが、5千万円も5千万円を銀行に預けた利子も全て使い切ってしまいました。 貯金の残高はあと2万7千円しかありません。 昔の学校の友達はみんな会社を定年退職している年ですが、私は今から働かなくてはいけません。 社会に出たことのない私にはコンビニのバイトすら楽ではありません。 何十年も毎日ひきこもっていたせいで、体は動かないし、時間どおりに動くことも慣れません。 今、とても生活が苦しいです。 私はやっぱり宝くじが当たった時点で運を全て使い果たしてしまったらしいです。 コピペですが酷評お願いします。
>>700 >>714 あのさ、その魔術的なんたらっていうの理解している人でしか楽しめないなら
なんでこんなとこに書くの?
頭悪すぎるよ、そんなくだらねぇ文章を一般向けに発表したところで
評価は
>>711 と同じだぜ?
しかも日本文学が嫌い? あんたアホ?
向こうでどんな作品発表してるか知らないが
つまらねぇもんはつまらない
お前がどんなに、これは魔術だの芸術だのホザいたところで
世間一般に認められなければ単なるゴミだよ、ゴミ。
>2、魔術的リアリズムとは超自然的な現象が何の説明も受けずに、
>現実として認識されてしまうという手法なのです。説明を求めたら
>SFかファンタジーに成り下がってしまいます。
初めて聞く手法だが、つまり突然わけがわからんことが起きても
すんなりスルーされることだろ?
つまりギャグだよな? それ、マジで言ってるなら本当にアホだ・・・
日本語以前の問題。 精神科に行くことをおすすめする。
>3、比喩の好みは人それぞれです。僕の詩的レベルにあなたが達して
>「いないだけです。
比喩:物事を説明するとき、相手のよく知っている物事を借りてきて、それになぞらえて表現すること。
例:「ものすごく冷たい」→「氷のように冷たい」
比喩ってものがわかっていないね、君は・・・
レベルが云々言っている時点で無能っぷりを発揮してますね。
>4、かっこのつけかたは工夫するものです。見た目を美しくと、編集の人に
>教わりました。
工夫するというのはいいことだが、お前の場合は工夫しているつもりでも
読者側が理解していなければ、単なる駄作です
あのね、自己満足のオナニー文章なら馴れ合いスレ行ってくれる?
正直、自分だけの世界が世間に通用すると思ったら大間違いだよ。
釣りも釣られもイクナイ
726 :
チンマン ◆ZwR7TqksOk :04/06/15 19:10
>初めて聞く手法だが、 こいつマジで言ってんの? 俺だって知ってたぜこんなウン子な手法。 >しかも日本文学が嫌い? あんたアホ? こんなこと言ってけど、 大江健三郎の本読んでたらいくらでもでてくるだろうに。
>>716 >>720 こらお前、熱液アビヲじゃないか。
いつまでも粘着していないでまともな小説が書けるように
精進しろ、この馬鹿が(プッ
熱液浴夫 ◆xsnIkAi182 = カナブン ◆ZwR7TqksOk = (ノ∀`)アチャー =
>>716 その他
熱液浴夫 ◆xsnIkAi182 = カナブン ◆ZwR7TqksOk = チンマン ◆ZwR7TqksOk
>>724 賢者となりて憤怒するよりも、瘋癲痴愚を装うがよし。 ─ホラティウス
>>714 とりあえず、売れたものの勝ちだから。
無駄に能書き垂れてるヒマがあったら、さんま御殿にでも投稿してれ。
731 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/15 19:14
熱液浴夫は、学歴はないが自動車工場で鍛えた筋肉があるそうだから、 脳味噌を使う小説など書かないで、天職の力仕事をした方がいいと思う。 マジでそう思うぞ。
以前の淡々とした流れに戻らないかなぁ…… 評人さんたちは淡々と酷評する、依頼人さんたちは謙虚に受け止めて帰ってく。
734 :
チンマン ◆ZwR7TqksOk :04/06/15 19:19
熱液浴夫は、学歴はないが自動車工場で鍛えた筋肉があるそうだから、 脳味噌を使う小説など書かないで、天職の力仕事をした方がいいと思う。 マジでそう思うぞ。
ドクオは近くのお店に買い物にでも行こうとその日近所の通りを歩いていた。 6月半ばと言う事もあって気温が日に日ひ高くなってきていて、外にいても少し 汗ばむくらいだった。ドクオは前方にダンボールが無造作に置いてあるのに気が ついた。その中からなのか「ミーミー」と半角文字の声で鳴く様な音も同時に聞こえた。 「一体なんだろう。」 ドクオは気になってダンボールのところに行き、上蓋を開けてみた。見ると生後5ヶ月 くらいの猫が、入っていた。ダンボールの中の下には毛布も一緒に入っていてたぶん 飼い主か飼いきれなくなって、ここで誰かに貰って飼われることを思って捨てたんだろう。 ドクオはその猫をこのままおいておくと業者に駆除されるか餓死して死んでしまうと 思った。 「可哀想だ持って行こう」 ドクオは家で飼う事を決めてダンボールから出すため猫を両手で持ちあげた。猫の体温と ふわふわした猫の毛感触をドクオは感じた。その猫は安心したのかドクオに抱き抱えられる とミィミィ鳴くのをやめた。 「家に帰ったらたくさんミルクを飲ませてやるからな。」 とドクオは言うと家に早足で帰った。 家につくとすぐにドクオの母親に怒鳴られた。 「猫なんてダメよ。汚れちゃう。」 大の猫嫌いなだけあって猫を飼うのを反対した。ドクオは猫を拾ったとき家で飼うのは反対さ れるという事を猫嫌いと言うのを知っていたからわかっていた。ただ、あまりに猫の顔や悲しい 雰囲気が自分にそっくりなものだったから何とか説得して家で飼えない物かとわずかな奇跡に かけていたのだった。
「うう・・でも・・可哀想だよ」 といろいろ言ったものの猫嫌いの母親の猛反対にあって説き伏せるのは無理と諦めて言われた 通り元の場所に猫を連れて帰ることにした。 通りを歩いている途中、猫とドクオは無言だった。2度と会う事はないと言う悲しみが2人から言葉を 奪っていた。いつもならすぐついてしまうような場所までの時間がやけに長く感じた。ダンボールの 位置につくとドクオは最後の別れを惜しむ様にゆっくりと猫をダンボールの中に入れ軽く猫の頭を撫で そっと手を引いた。そして猫とドクオは互いに見つめ合った。 「ゆるせよ・・」 「みぃ・・・」 ドクオはそう言うとすぐ家に向かって走り出した。悲しさのあまり早くその場から立ち去ってしまいた かったんだろう。長くいればいるほどその猫と共有した時間も長くなり猫との別れが辛くなるだけだ。 通りにダンボールと猫一匹。そこの場所にはただそれだけが残された。猫はダンボールから身を 乗り出したまま固まっていた。近くの家からは夕飯の匂いがしてきた。時間が夕飯時だけあってまわり 家でつくりはじめたんだろう。そらも赤くなっていてカラスの鳴く音が悲しく聞こえた。 ふと右の方に目をやると遠くから何か近づいてくるのに猫は気がついた。ドクオが自分の限界の速度で 走ってこちらに向かって来ていた。ドクオが猫のところにいくと猫とドクオはたがいに抱き合って喜んだ。 ドクオはその後家に帰るとまた母親を説得し、粘った末に説得に成功し無事に猫を飼う事ができるように なった。そしてそれが決まって猫のところに一目散で走ってきたのだった。 「あんな事があってドクを飼える様になったんだよな。」 「みぃー」 ドクオと猫(ドク)はその当時を時々振り返り懐かしんだ。
>>724 もう家に帰らなきゃいけない時間なんだ。品性が無い人を
導くのは僕の仕事じゃない。けどやってみっか。
日本では、はやらないだろうね。僕は違う方法でやってるよ。
2、エリクソンを読んでみれば。
3、それは日常会話にすぎない。ランボオかプルーストでも読んでみれば。
4、ここにペーストして、適当なところで改行したから。
日本文学を読まないとは言ってない。日本文学が好みじゃないだけで、
アホ呼ばわりか。現代フランス文学は、外国人で成り立ってるじゃん。
日本語の小説書いているスイス人もいたな。さて帰るか。
荒らすなよ。724。もう今日は出ないからな。
>>735 もうちょっと前から変なの多くなってるよ。283とか。
DQN率上昇中。
どうも、皆さん批評ありがとうございます。 うーん、なんか妙に評価が良かったのでこそばゆいです。 続きが気になるって言ってくれるのが、一番うれすいです。 もっとも、その続きは考えてないっていうか、全然漠然としてて まとまってもいない状況ですが。はは… できれば、一作仕上げたいですので、かんばろうと思います。
749 :
馬ちゃんの栗 ◆xsnIkAi182 :04/06/15 19:47
>>744 だったら、才能があるんじゃねーか。まあ、ガンバレや。
752 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/15 20:45
しかしなんだな、熱液のように
才能もないのに威張り散らしているバカもいれば、
>>744 のような奴もいるんだな。
結局は才能かね。
753 :
馬ちゃんの栗 ◆xsnIkAi182 :04/06/15 20:50
嫉妬してんじゃねえよ
だから、ウダウダ書いてるヒマあったら、さんま御殿に(ry
>>753 お前も熱液なんだな。ほんとに性質が悪いな(プッ
熱液は、とてもスティーブンキングにはなれないが、 その小説の主人公になるのには充分な資質を備えている(プッ
>>718 の題で、よろしくお願いします。
「参ったな……」
今にも雨が降り出しそうな空を見上げ、買い物帰りのドクオは足を速めた。
普段は人通りの多い商店街だが、今日は、空模様のせいもあってか、人はいつもより少ない。
商店街を抜けると、交差点を渡り、空き地を突っ切る。これが、ドクオがいつも通るルートだ。
いつも、足を止める事など無く歩いていく。しかし、今日は違った。
「ミー、ミー」
――そんな可愛い声が、土管の裏から聞こえてきたからだ。
ドクオの足が、自然と土管の方へと向かう。
そして、土管の裏を見たドクオは、目を丸くしてしまった。
そこに、ダンボール箱に入った、いかにも捨て猫、といった感じの猫が居たからだ。
何かをしていたわけではない。ただ、「居た」だけだ。
「捨て猫だ……」
ドクオは、声に出してつぶやいた。
猫がもう一度、寂しそうな顔で鳴く。
「ミー……」
その寂しげな顔を見たドクオは、拳を握り締めた。本当に拳を握り締めるのなど、久々だった。
「可哀想だから……可哀想だから、持っていこう」
自分に言い聞かせるようにそう言うと、ドクオは、猫を抱えて家路を辿っていた。
家に待っていたのは、とても「暖かい歓迎」とは言えないものだった。
「猫なんて駄目よ!汚れちゃう!」
ややヒステリック気味な母が細い声で叫ぶ。
「でも……可哀想だし……それに――」
そう言いかけはしたが、母にギロリと睨まれ、ドクオは黙って俯いた。
「今すぐ戻して来なさい!」
「わ……わかったよう……」
どの時代でも母親は強い。ドクオは、猫を抱えると、またあの空き地へ戻っていた。
空き地に行くと、ダンボール箱は、まだそのままで置いてあった。 ドクオは、箱に猫を戻すと、優しく言い聞かせた。 「ごめんな。……許せよ」 猫は寂しげに鳴いたが、ドクオは振り向くことができなかった。 「いい飼い主探せよ!」 そう叫びながら、ドクオは、家に向けて走っていた。 「ミー……」 一人――いや、一匹残された猫は、寂しげに鳴く。 一時間もしないうちに、雨が降り出してきた。 「ミャオン……」 猫が、ダンボールの蓋の下に入り込み、雨をしのごうとした時だった。 「おーい!」 独特の声が聞こえてきた。 猫が箱から顔を出して覗くと、彼――ドクオが、傘も持たずに、こちらへ走ってきていた。 「ミャー!」 自分の体が濡れるのも構わず、ドクオは猫を抱き上げ、抱きしめた。 「――というお話だったとさ」 あるアパートの一室。 猫を膝に乗せ、昔の話をしていたドクオが、昔話風に締めくくる。 「ミャー!」 傍に居る猫が、相槌をうつように鳴いた。 膝に乗っている猫を見つめて、ドクオが、ゆっくりと言った。 「この話があるから、僕は君と居るんだよ。そして、今の僕がある――」 ――というお話だったとさ。 以上です。よろしくお願いします。
>>752 才能なんかないですよ。
ただ、作品仕上げてしかもほんの少しでも評価を受けるって
ことの大変さをっては、このスレに投稿している他の方よりは
身にしみてるってだけです。
コピペ('A`) こぴぺ 魔術的リアリズムとは、奇想天外破天荒なものごとをなんら違和感なく 日常茶飯的現実と同列に扱う語りの手法を云う。 言葉巧みに虚構を生み出し操る語り手たちの企みなどは物語の数だけあるだろうけど、 例えば世界を造り、また神々を創ったり、あるいは架空の歴史をまるごとひとつ 何ら桎梏なしに用意することもできないわけではないものを、 魔術的リアリズムでは、あえて現世の相の間に幻想的なものをそのまま置いてしまう。 事実と奇蹟、聖と俗、日常非日常は入り混じり、互いに相反する属性を与えあいながら渾然となって、 つまるところは非在へと傾いていく。 って、平たく云うとまあホラ話、ツクリバナシの色合いを帯びるってことなんだけど。 だがあのスレの700はあまりにも自惚れ過ぎだ罠。知識はそれすなわち技術とはなり得ない。 現在ではもはや(少なくともやっこさんの書いたものでは)受け入れられないだろうに。 ま、勝手にがんがってくれやとしか言いようがない。 ってアフォにかまった漏れもアフォでつか?
762 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/16 00:30
>>758 文章の運びやテンポなどはいいのではないかと思います。
話全体として、無理に落とす必要はないと思いますし、この
ように「実はいまもいるんです」で締めくくるには、作品全体
が力不足ですね。単純にまとめた方がよい感じがでるでしょう。
実のところ、このお題難しいですよ。
奇抜な展開ができないだけに、情感を主体としたかなり実力を
問われるものになります。そこらへん考慮のうえ、安易にとり
かからず文章を練ってください。
763 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/16 00:46
>>723 このスレの方の投稿を見ていてよく思うのですが、説明と
描写の違いがわかっていないようです。
小説の文章は、説明もありますが、基本的に描写を中心と
しないと、臨場感や読者を取り込む能力に欠けます。
>ある日、学校の友達と『もし宝くじの1等が当たったらどうするのか』という話をしました。
>友達はみんなクルーザーを買うとか、海外旅行するとか、会社を作って社長になるとか、とても明るい答えでした。
「なあ、宝くじの一等が当たったらどうする?」
孝雄は言った。皆が孝雄の顔を見て、笑った、
「俺なら、一度に使うよ。クルーザーで世界旅行」
「馬鹿言ってんじゃねえよ。それを元手に、会社作るんだよ」
現実感がないだけに、誰も勝手な妄想を口にしている。
まあ、上は適当に書いた文章です。
ちゃんとした描写には程遠いですが、状況を説明するのと
「現場を描く」のとではだいぶ違うってことはわかって
ほしいです。
764 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/16 01:00
(ノ∀`)アチャー 嫉妬房が沢山いますね。
(ノ∀`)アチャー NGワードっと
766 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/16 01:18
(ノ∀`)アチャー 読んでるくせに。
767 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/16 01:26
(ノ∀`)アチャー 俺の作品よめや
768 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/16 05:51
書いた小説より抜粋 お願いします。 男が四人、円になって寝そべって自分のペニスをシゴキ続けている。なんていう酷い有様だ。 こともあろうに、この四人は皆共通のオナペットをもっているのだ! しかし僕の仮性包茎の 哀しいペニスも、他の三人人のそれと同じように怒張し、射精の瞬間を待っている。それは きっと恐怖の瞬間だ。ペニス達は射精の瞬間を楽しみにしてはいるが、きっと恐怖もしている。 自慰の後のあの空虚感。醜い他の女達とのセックスのあとの脱力と怒り(僕は以前、後朝に 横たわる醜女の至福の笑顔を見いだし、感情の奔流が胃に荒れてその場で嘔吐してしまったのだ!)。 あの瞬間がやってきた後に到来する、禍々しく不吉な吐き気を、僕を含めこの四人は恐れている。 だがそれはミユキへの信心の証なのである。「このオナニーは踏み絵なんだ!」、と 監禁生活ですっかり頭をおかしくした【クラマ】が僕らに命令した時、僕は彼の怒声に 妙な説得力を感じもしたのだ。なにしろ僕は四日間も自慰(畜生! もうオナニーでもよい) を我慢することなんて全く出来た試しなぞないのだから。【省エネ】はオナニーの 最高記録は十五回といったが、そんなのは甘い。僕は一日に計三十回射精したことが あるのだ! ああ、オナニー万歳! ミユキ様万歳! 男達が目を閉じミユキの裸を、そして自分が彼女にのしかかられ、自分たち「ウマ」を 操縦する様を描いている中、一人だけ違う絵を描いている裏切り者を僕は見いだしてしまった。 「僕を見つめている奴がいる!」 僕はいつも自分が女に向けている視線と同種なそれを確かに感じた。その視線は 何とも熱っぽく粘着質で、それでいて背筋に寒く感ぜられた。
769 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/16 05:53
その視線の主は【無洗米】だった。奴は僕の絶望的に素早い手の動きとマゾヒスティックに 薔薇色になった僕の哀しいペニスを凝視してオナニーしているではないか。女性的な 顔立ちをしていて、長身でしなやかな筋肉の持ち主である美形・優男の【無洗米】が 何故ミサキと寝るまで童貞であったかを、僕は知ってしまった。犯人は彼なのだ。 そして僕はそのことに「戦慄しようと努力している僕」も同時に見いだしてしまった。 動かぬ証拠にそのことを知覚した僕の哀れで元気なペニスは余計にいきり立っているのだ。 僕は目をつむり、「このホモ野郎! このホモ野郎!」とお経を唱え、次々現れる、 ミユキの「じゃじゃ馬ならし」を潰そうとする映像を消そうと、ひたすらペニスを擦り続けた。 つまりそれはこのホモ野郎、【無洗米】の前で「でんぐり返し」の途中の姿勢をとり、奴に 「糞転がしごっこ」を乞う僕の媚態と、麗しい仔ネコ【無洗米】ちゃんを四つん這いにして 「お馬しゃんごっこ、ちまちょうねぇ」とケツを舐め回す僕の狂態だ。僕の脳髄は同時に 三つのエロを僕に呈示し、点滅させた。ミユキ! このホモ野郎! 【無洗米】ちゃん! 僕はとにかく射精の瞬間をスロットマシーンさながらミユキの「じゃじゃ馬ならし」の 像にするべく、ひたすら「目押し」の練習を続けた。ミユキが三つ揃えば、ラッキー7で 晴れて解放(介抱じゃない! 抱擁でもない!)。仮に【無洗米】が出れば僕は即死だ。 ああ、おとうさん、おかあさん、ミユキちゃん、ぼくはしにます。愛しの【無洗米】よ、僕をそのペニスで射殺せよ! 話見えなくてごめんなさい。 では酷評、お待ちしております。
770 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/16 05:55
>>769 の四行目、
×ミサキ
○ミユキ
情けないことに誤字がございました。
すみません。
>>769 >話見えなくてごめんなさい
分かってるなら直せ。または見える部分持ってこい。以上。
772 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/16 12:27
773 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/16 13:17
(ノ∀`)アチャー 769はもう書いてくるな
774 :
みんなで同じAAを小説化し競おう ◆iKDM7hlrsA :04/06/16 13:43
「おじさん・・・これってやっぱり売れ残り・・・?」 最近よく見かける様になった露店で、いつもはあまり気にもしていなかったん だけど、何の気にその露店で売られている商品をみてみると、ちょっと 変わった生き物がうられていて興味をひいた。プラスッチック製の四角い上だけが あいた箱の中に4匹くらいのその生き物が入っていて、寝ているやつや中の匂いを 嗅いでいるやつ、外の通りを歩いている人をキョトンとして見つめているやつがいた。 猫とは言えないんだけど犬でもない不思議な風貌をしていた。猫の様な無邪気さと 犬の様な忠実さを併せ持っている性格のようにもみえた。大きさはまだ子供なのか 成長しきっているのか定かではなかったが、自分の手の平に乗るくらいの小型で 耳がツンと立っているのに愛着を持てた。 「んなことねえよ。bet落ちのスレから持ってきた最高級のギコさ」 と、そこの露店の店主が答えた。この露店はこの店主が一人でやっている様だった。 茶褐色の長く使っているような帽子をかぶり、上下に灰色の作業服を着ていた。目は 細く歯はタバコを吸っての事か黄色がかっていた。この商売が長いのか話に説得力 があった。かつて使われていたスレにそこで売られている生き物の「ギコ」と言うのが いてその中から飛び切りのを選んで持ってきたと言う。
775 :
みんなで同じAAを小説化し競おう ◆iKDM7hlrsA :04/06/16 13:44
「ギコ」を入れてあるプラスチック 製の箱には札が立ててあり、「カラーギコ1000円」と書いてあった。手ごろな値段と言う事 もあって1つギコを買ってみることにした。露店のおじさんはヒョイとギコを持ち上げると後ろに あった箱の中にギコを入れ、手渡した。 「護身用に買ってしまった・・・・」 ガサゴソガサゴソ。家に帰る途中、箱の中からギコが「ゴルァゴルァ」と叫びながら中で暴れていた。 売られていた時は静かだったギコだったが、もって帰る途中で暴れだしたので少し不安になった。 露店のおじさんがギコは知らない人がくると「ゴルァ」とさけぶので防犯になるよと言われ 一人ぐらしだった自分にはちょうどいいペットだと思い衝動買いしてしまった。ペットと言うもの を飼うのはこれがはじめてだった為に、どのくらいペットを飼うという事が大変なのかよくわか らなかった。ただ、おじさんがそこまで世話を必要はしないと言うのでその説明で決定したのだった。 家につくとテーブルにギコを入れた箱をおいてさっそく説明書を読んでみた。箱をテーブルの 上において揺れなくなった為かギコは箱の中で大人しくなっていた。 「|ギコ|…「ゴルァ」を言いまくるが害は無し勇気が有り元気過ぎるか・・・勇士もあがる…か…。 大丈夫かな…。上手に飼えるかなぁ…? 」 ガサゴサガサゴソ。ギコの箱の方へ目をやった。ギコが閉じられた箱の中でまた動いていた。
776 :
歌わない鎖 :04/06/16 14:08
この場所に来るには決断がいる。好きな人に重大な告白をするにせよ、 好きな人がこの世にいないことを改めて確認するにせよ、ここはいばら の家で、僕が初恋の芽を育む場所として、僕の人生の心に関する部分に 絶えず接触し、暖かい陽だまりを創っていた神の庭への近道なのだから。 そしてここは、僕が無意識のうちに回避し、遠ざけてしまった場所。半 年前、喫茶店で眠っている間に戦争は終わってしまった。負けたのは僕 たちのほうだった。僕は間に合わなかった。余計な奴がこっそり目覚ま し時計の電池を外したから。いばらと約束したのに。ストーカーをバット で殴ってタンコブ作ってやるって。ガラスを通り抜けることができる魔術 的ストーカー。いばらをどこか遠いところに連れて行った化け物。僕の魂 の永遠の敵。僕は半年間、バットを振るトレーニングをしていた。近所の 小学生の野球チームに所属し、ホームランも楽々と打てるようになった。 今の僕の心の力ならストーカーと十分渡り合えるかもしれない。ストーカ ーはあの部屋で僕を待っているのかもしれない。だから僕はここに来た。 ストーカーを倒し、恋する者として、いばらに恋するために。僕はたった 一人で物語と戦う。いばらの部屋は、メギドの丘みたいなところで、そこ では最後の戦いが行われる。すべてのものが賭けられる。最後の戦争だ。 ビュンコの武術も、白鳥さんの腕力も、ライ麦くんの努力も、薬草姫の薬 草も、パープルの剣と魔法も、ダリアのピアノの伴奏も必要ない(僕は全 然知り合いじゃない人を巻き込もうとしていたのか)。たった一人で立ち 向かう。やがて目にする光の向こうに、いばらがいることを僕が信じてい ればいい。僕は戦争に遅れてきた兵士、あるいは花を探す者。僕は自転車 から降りた。右手には白鳥さんからレンタルした木製バット。スワンの剣 と名付けよう。僕に勇気をくれるはずだ。ギリシア神話では白鳥は死ぬと きに歌を歌う。なんて不吉な。だから(スワンの剣を装備している)僕は、 歌を歌ってはならない。はるか時空の彼方の悲劇と哲学とエーゲ海の国から 呪いが降り注がないように(神様は連想ゲームが好きなので、僕が禁忌を犯 すのを待っている)。僕は歌わない鎖。沈黙の鎖。
777 :
歌わない鎖 :04/06/16 14:12
「ストーカー。お前は敗北者の水(湖でも海でも可)の底で鎖に包まれて永 遠に踊るんだ。アンドロメダの枷を受けるのはお前だ」と僕は独り言を言い、 自分を昂揚させながら、山内家のインターホンを押した。いばらの家がラ ストダンジョンだったのか。山内家の犬のスパイ(誰が犬にスパイなんて 変な名前をつけたんだ?)が僕を見ていた。平均的な犬の顔をしたスパイ はワンとも吠えずに、軽い会釈をしただけだった。お前の飼い主は僕が救 ってやるからな。僕はスパイにテレパシーを送った。それを一つの幸せの しるしとして感じとったのか、スパイはうんこのこびりついた尻尾を軽く たったの一回だけ振った。もうちょっと振っておくれよ。そのとき玄関の 扉が開いた。扉の向こうにいたのは、いばらの母親だった。「イマイチく ん。どうしたの?」
778 :
歌わない鎖 :04/06/16 14:16
いばらを覆っている深い鎖を払いにやってきました。袋の中には蛇の髪 を生やした女の首が入っています。だからと言って、このスワンの剣で切 り落としたのではありません。すべてが神話のシナリオ通りにはならない のです。僕はペルセウスです。神話時代生まれ。いばらさんは僕の妻にな った後に天空で星になったのです。ほら、あそこにアンドロメダ座があり ます、あれがいばらさんです。いえいえ、いばらさんをさらったのは宇宙人 ではありません。妄想よ、消えろ。 「いばらの部屋に上がりたいのですが……」と僕は沈痛な面持ちで言った。 いばらの母親は仮面をつけていた。素顔と全く同じ仮面を被っているのだ と僕には認識できた。僕には分かる。その下には悲しみが宿っていて、けれ ども僕より長く生きているために回復や祈りの方法を知っている。幸福のた めの幸福について知っている。娘を失った親の顔。僕は若すぎるので、悲し みと戦うのには慣れていない。悲しみの霧が晴れるまで、悲しみはきっと消 えない。前に進むしかない。階段の上に何があるのか考えながら、階段の板 の感触を確かめるように昇る。オーケイ。まだ現実世界の階段だ。誰もいな いはずの部屋からピアノの音が聴こえてきた。僕はスワンの剣(バットだけ ど)を強く握り締めた。いばらがショパンの『夜想曲』を弾ける訳がない。 ストーカーは僕が来るのを、いばらの部屋でずっと待っていた。上等だ。
>>761 >>711 初めから騙すつもりはなかったんですよ。
でも、成り行き上、悔し紛れに名誉を挽回しようと
試みたんですよ。僕と僕の読者のためにね。
歌う鎖が歌わない鎖に変わっとる? ほんとに本出してるの?タイトルで検索しても一切見つからないんだが。
781 :
歌わない鎖 :04/06/16 15:00
同人誌のタイトルが歌う鎖というわけじゃないんだ。 毎月発行されている雑誌で、歌う鎖は三年前に、 十三回連載していたんだ。
>>763 なるほどーーー。言われてみればそうですね。普段からレポートとか論文の文章に慣れすぎているからですかね。
大変参考になりました!!
もうこれは小説じゃないな……。 叙情文や詩のような。
784 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/16 16:29
>>784 >形而上学ですから
言葉の使い方がおかしいぜ。
概念内容をきちんと把握できていない言葉は
使わない方が身のためだぞ。
とりあえずやっておくか。
プッ
786 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/16 17:54
スルー
788 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/16 18:16
プ は、基本的に無視。
789 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/16 18:19
790 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/16 18:32
ン?形而上学? まさか「形而上学」を表現する小説がこのスレに!
791 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/16 18:33
タイタニック号のかけらは「形而下」って感じがしますか?いかがです。(新喜劇風問い掛けの間違った使い方)
792 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/16 18:36
794 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/16 18:40
>>791 訳:タイタニック号のかけらは形而下として存在するものです
ってか、こいつ(
>>784 )は厨房か工房だろ?
これをまともに相手にしても……(プッ
んなわけでこの件はおしまいということで。
でも、投稿のレベルの昇降が極端だな。
まあ、だれでもいらっしゃいということだからなあ。
スルーをするのも見識だと、つくづく思う。
796 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/16 18:50
>>791 まずモエルの幻視によって、あのボートはタイタニックのかけらに遭遇
します。ここまでは魔術的リアリズム。
タイタニックのかけらは、二度と変えることができない過去の歴史の亡霊、
つまり、これが形而上。そのように変化させたのも魔術的リアリズム。
モエルが重たいと言って落としたことは、過去の歴史を変えることを
結局できなかったことの証明。持ち上げるところまでいったことも
魔術的リアリズム。
↑田吾作 スルー
>>796 分かった。こいつらは学問的な概念としてではなく、ただ雰囲気で
形而上といった言葉を使っているんだよ。
まったく、教養の違いを感じるよ。
でも、辞書くらい引いてその意味を正確にわきまえたらどうかと思う。
800 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/16 19:00
>>798 =
>>796 ここはお前が投稿できる場所ではない、ヴァカはひっこんでな。
ヴァカ専用のスレに投稿するんだな。
801 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/16 19:03
>>798 言われていることが、それを読んだかどうかという話ではないことに、
気がつかないのか?
ともかく、無教養な人間が専門用語を誤用するのは止めろよ。
ああ、鬱陶しい。
803 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/16 19:05
酷評されて怒る奴多すぎw 特に本人が納得できないであろう 簡単なものに関して。
804 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/16 19:08
同じ人だと思ったんだ。誤用はしていないと 思うけれど。
>>801 なんでも感性という言葉でカタがつくと思っているのが厨房の証拠。
感性と理性の関係を理解できないのは、ただのヴァカ。
806 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/16 19:11
で、もういいだろう。そろそろ止めれ。 次の方、投稿でも批評でもどうぞ。
807 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/16 19:26
だから、自分の作品を後づけで「説明」するなよ。 物カキとしてどうなんだよ。その姿勢。 作品で十分表現できませんでしたって言ってるのと同じだぞ。
お願いします、自作の抜粋です 「先生」 突然、隣の席の笹家が立ち上がった。 さっきまで黒板の字を淡々とノートに書き写していた時よりも、 笹家の顔は真剣だ。 「どうした? 笹家」 「私たちは、一体ココに何をしにきているのでしょうか?」 ザワッとクラス中がどよめく。 「何って、ここは学校だ、勉強しにきているんじゃないのか?お前は」 笹家はゆっくりと首を横に振った。 「そうか、別にやる気がないのなら帰ってもいいぞ」 先生の語気が強まる。 笹家は机の横にかけてあるカバンを持つと 静かに一礼して教室から去っていった。 僕は一瞬止めようと思うのだが、やはり何も言えずに 笹家の後姿を見送る。 笹家のこの行動は先月末から始まった。 早い日なんて1時限目で帰ってしまうこともある。 最初は何かの冗談かとも思ったが、あの優等生が冗談を言うとは 考えられない。 だけど、こんな日が続けばさすがに僕も変だなとは思う。 休憩時間に何度も「お前、一体どうしたんだ?」って聞くが 「べつに」の生返事ばかりだ。 そのうち、僕も笹家に構うことはなくなった。 むしろ、優等生だからこそ、何か他の人には分からない 考えがあるかもしれない。 実際に、小説やドラマがいい例だ。 休み時間、僕は笹家のいない机をぼ〜っと眺めた。
まずこの文おかしいね。テンポが良くないと言えばわかるかな。 >さっきまで黒板の字を淡々とノートに書き写していた時よりも、 笹家の顔は真剣だ。 それと、この短い部分に「笹家」って何回出てきた? とりあえずこの2点。
ねえこういうのに書く人って文体を見てもらいたいの? ↑のとかって内容とかないし。 ただの日記を書いたって漢字
>>807 ナイス正論。
>>808 「突然」とか「どよめく」とかの表現のせいで、笹家がこの日初めて
こんな行動を取ったように読み取ってしまいそうになる。
だから後半とあわせるとちぐはぐな印象。
「またか」みたいなニュアンスを、クラスメイトや先生の反応に含ませるべきだと思う。
他にも、前の文とあとの文がつながってないようなところが多い。
あと
>実際に、小説やドラマがいい例だ。
は唐突。せめて、「小説やドラマにならよくある話だ」くらいに書こう。
個人的には、小説の中で「小説にならよくある話だ」と書くのは避けた方が良いと思うけどね。
読者から「だって小説じゃん」ってツッコミが入りそう。
812 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/16 21:16
「ぼ〜」の「〜」は、使わない方がいい。 「実際小説やドラマがいい例だ」→「なんだか小説やドラマの登場人物みたいだ」という意味?元の文のままだと、小説・ドラマが話の中心にきてしまいます。 どうせなら主人公は秀才君の親友みたいな立場とるとか、あいつの気持ちはよく分かるとか、心情的なもんが入ってこないことにはつまらない。
>>808 つまんね。自分でいいと思ってるの??
あー俺が才能ありすぎるのかも。
>>813 >>815 テンプレ行きには反対だな。
投稿者が批評に対して正当な反論をする機会を閉ざすことになるからな。
批評者もきちんと再反論すればいい。そうだろ。
意見を表明する機会を奪うことを是認する連中が、重要な表現行為の一つで
ある創作文芸にかかわるスレにいたことに呆れたぜ。
いやいや……正当な反論って意味無いだろ、この場合。 読者にあとから説明出来る状況なんて実際には有り得ない。 作品を読んでもらった時点で読者が持った印象に対しては弁明は出来ないだろう? だから、あとから反論せずに作品の中だけできちんと 思い通りに読ませられるような文章を目指せってことだ。
818 :
マンコーマン ◆TmeaYmcWyM :04/06/16 22:38
>>817 万人が同じ印象を持つ文章なんて書けないだろ。
読者にも質があるし。
>>816 ちがうよ。そういう意味じゃない。枝葉末節はいいんだよ。
それで、どれだけこのスレ荒れてもいいとおもうよ。
でも、書いてる人間が一番大事な「テーマ」を自分で決め付けるってどうかな?
それは、「一つのテーマをどこまで掘り下げたり、膨らませられるか」とか
「どれだけいろんな解釈を読者にさせれるか」って勝負を避けてるよ。
こういう姿勢って楽だし、クセになると思うから「酷評」スレでは認めないほうがいいと思うよ。
多分、自演の納まりつかなくなるよ。
まあ、それでイイっていうなら構わないけど。
(ちなみに、オレは普段「無理してほめる」スレにいる。
テーマあけっぴろげ大歓迎。頑張ってホメルヨw)
テンプレ行きにすることはないだろうが。 俺が言っているのは、理念としての表現の自由を抑止する方向での 行動はよそうじゃないかということなんだよ。 規制がないわけではないが、ここは一応は言いたい放題が 基本的な理念となっている2ちゃんのスレでもあるしね。 まあ、テンプレに書かれることを阻止することはできないけど。
>>808 一点だけ気になりました。「実際に、小説やドラマがいい例だ。」というところです。
実際、という言葉は事実とか現実とかに置き換えられるとして、これらに換えると
何か妙な文に見えてきます。小説やドラマが基本的にフィクションだからです。
というわけで、私は「実際に」という言葉を抜いたほうがいいと思います。
笹家君に何が起こったのかということと、その後が気になります。
さっと読んで屁をするだけの人の言葉は気になさらず、面白い話を作ってください。
>>808 笹家のこの行動は先月末から始まった。
↓
笹家のこういった奇矯な行動〜 とした方がすっきりするかなァ。
これじゃあまるで、毎日同じやりとりを先公と繰り返してるみたいで変な印象。
形而上、形而上か。まさに(ノ∀`)アチャーとしか。 まあ世界にとってお前の脳は形而上の存在かもしれない。 >二度と変えることができない過去の歴史の亡霊、 これは決定された歴史であり明らかに形而下だが何か。 ところで>681-682は非常によく書けているが、おそらく>700のほうが面白い。 ただし本当に全編この調子の長編なのならばだ。無駄な御託は並べずに全文読ませろ。 理屈は畑違いだろう? 溢れんばかりの教養で勝負する手合いにも見えん。 余程へこんだのか知らんが、弁解がましくするな。こっちがやれやれだよ。 >700だけを切り取った評価であれば>711で全く正しい。糞紙にもならない。 >681-682、申し訳ない。 君のは見た目にも出来が良く、誠実だ。>700と好対照の性格ゆえ引き合いに出した。
>>808 対象年代:中学生〜
点数:1/10
批評:サンドイッチのパンと中身を別々に分けているようです。前半と後半は別々にするべきではなく、後半の説明を前半の中に盛り込むべき。
前半が状況の描写のみで終わるために内容の密度が薄く笹家の名が浮いてます。説明をそっくりそのまま移動させろと言っているわけじゃありません。
各人の行動や台詞の中に説明を盛り込むことが出来るはずです。
また、誰のことを指しているのか明らかな場合は主語を省いたり名前の代わりに「彼」を使うのも手です。
『「先生」』で始まる書き出しは読者の気を引く力がない。「突然〜」で始めた方が良い。
「〜やはり何も言えずに笹家の後姿を見送る」は文末を気にして「る」にしたのかもしれませんけど、小手先で「た」と「る」を入れ替えるとかえって不自然になります。本を読んでプロがどうしているか勉強しましょう。
「小説やドラマがいい例だ」がどういう例か説明がない。前文と絡ませるには関連性が薄い。
先生の対応が初々しすぎる。先月末から始まっているのなら「何って、〜」と問いたださず、いきなり「そうか、別にやる気が〜」と言ってもおかしくない。
この辺の会話文をそのままにするなら、前半のやりとりを一番最初の早退にし、その後、それがもう何日も続いていると説明するのもアリです。
最後に:小説の勉強より日本語の勉強を。基本を踏まえるだけでも評価はかなり変わります。
次は今日の昼頃に。
>817,818 どうも、自分が書いたものが相手に言語として伝わらない可能性すらある、 ということは想像もしないで、「理解しろよ、こう書いてあんじゃん!」と 無駄に主張しまくる香具師が多過ぎるよ。 ならばいっそ最初に説明を入れさせてしまえばいいんではないかな? 例えば>700なら南米幻想文学風でボルヘスやガルシア・マルケスあたりに 影響されてます、なんていうことを最初に自分で言い放っておくわけだ。 思いっ切りスノッブにな。実際売り物の本だってオビやら表紙裏やらを使って 説明がましいことやってるし、そういう補助輪のようなもんと考えればどうかな。 まあそうしたらそうしたで、今度は余計な先入観が批評の邪魔になるだろう。 評価の内容も狭く限定せざるを得ない。>819の指摘には大いに同意するよ。 予め限定した条件で力を出せるか否かをこそ、この場で見るのだと考えればな。 ただ、スレタイが「あなたの文章」と一見間口が広い分、集まってくる投稿者も それぞれ異なる戦略目標を持ってるだろうから、批評側でもそれを汲んで 評価を下していかなければとは思う。
B級SF調思春期小説の冒頭 オオカミ少年 少年の、汲めども汲めども、なおこんこんと狂ったように溢れだす嘘の泉 は、変質的に熱狂し、吹きこぼれながら好人物の老夫婦をもみくちゃにし、 納得し、共鳴し、不思議な程寂しく澄み渡り、何がなんだか訳が解らなくな りながら嘘の田園に流れ込む。 田園は今年で四年連続の豊作を迎えようとしていた。 少年は、殆ど暴力同然の生真面目さで、こだわって嘘を収穫し、めそめそ しながら無邪気にそれを表現する。人々少年の下に集まる。 みんな幸せに暮らした これをノートに書いたDは、読み返して呆れた。 何やかやあれこれ、寝っ転がって考えた。 自分の行く末を考えると、胸がどきどきしてきた。 むきになって起き上がり、家の中をうろうろして、お茶を入れたり、雑誌を見 たり、お菓子を食べたり、自分でもなんなのかよく解らない事をして、まとまら ないまま、端末に向かった。 こんな始まり方はどんなもんだろうか
>>826 君が中学生〜高校生なら、
まだ遅くない。
もっと本を読んだり、オンライン小説を読め。
中学生で、もっといいもの書いてる人もいるんだ、ということを知れ。
828 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/17 16:18
>>826 冗談きついぜ。まさか本気じゃないよね。
>>827 の助言を参考に、島崎藤村や志賀直哉氏の文章など基本を勉強することをお薦めします。
無理にきどらなくても普通の言葉で素直に書くほうがいいと思いますよ。
>>828 なんであれ結局気取ってると思われたらだめだね。ありがとう。
B級SF調思春期小説 って書く時点で気付けよ
いや、826のは最初っから馬鹿っぽい文章を狙っているのだと考えれば(文法上のミス、稚拙さはともかく)なかなか面白いんじゃないか?
狙ってるにしても思春期のやつをもっと観察したほうがいいな
>>831 そうだね。そんな分類なかったね。
>>832 書き出しで少しでも面白がってもらえるのはありがたい。
読みにくいのは反省している。
>>833 ありがとう。
「ねぇロキ、世界が滅亡した理由は分かる?」 廃墟と化した高層ビルの屋上、そのフェンス越しで終幕の世界を眺める2つの影。 ミラ・リスターとロキ・ティンサである。 ロキはクスっと鼻を鳴らす。 「滅亡ってことはないだろ、まだ俺やお前、大勢の避難した人がいるんだ」 「滅亡したも同然よ」 ミラはそこから見える世界を軽く一瞥した。 街のあちこちから煙が上がり、上空は飛行機やヘリが激しく行き交う。 その先には炎のような真紅の夕焼けが逆光を作り出し、色とりどりのビルは全て真っ黒に見えた。 「まるで人類の墓石のようね」 ミラは深いため息をついて、フェンスを背に座り込んだ。 ロキはタバコを取り出してマッチをすった。 夕焼けにさらされたマッチの火は、その赤みが一層強くなる。 タバコを一吸いし、煙を吐き出しながらロキも彼女の隣に座り込んだ。
2人の目線の先には、ヘリコプターが一台ある。 先ほど、地獄と化した避難所から逃げ出すときに乗ってきたものだ。 突如、屋上の扉が開き一人の人間「だったもの」が飛び出してきた。 2人を見るや否や、「それ」はうなり声を上げ突進してきた。 ロキは素早く腰からガバメントを引き抜くと、「それ」の眉間を撃ちぬいた。 「さすが、現役軍人」 「違うよ、元軍人さ、今は一人の人間だよ、正真正銘・・・のな」 ロキは立ち上がると銃をしまい、ミラの手を取った。 「ここでは一晩明かすことはできないな、どこか別の場所へ行こう」 ミラはうん、とうなずいて立ち上がる。 座席に着くとミラは地図を広げた、このビルの屋上から見た景色で 自分たちがどこにいるか、ようやく分かってきた。 「ここから一番近いのは、ローレラ基地ね」 「OK、案内頼むぜ、ナビちゃん」 ミラはまっすぐ夕日を指した 「あっちよ」 ヘリはゆっくりと上昇し、発進した。 真っ赤な燃えるような夕日に向かって・・・・・・。 オカルト板から来ました。 ゾンビ関連の自作小説の一部です、どうかよろしくお願いします。
↑635じゃなくて835の間違いです、すいません(−−;
>>835 他板からのお客さまですね。まぁゆっくりしていってください。旦~
では早速、冒頭出だしの台詞は、読み手を引くには妥当だと思います。
ただし以下に続く描写を、効果的に繰り出すのが前提ですが。
世界滅亡の描写が一行で終わるのは、良く無いです。また内容も的確では無い。
早速登場人物説明に移ってしまう伏線にもなっているため読者は、物語の進行速度に違和感を覚えます。
次に続く会話。
恐らく重要であると匂わせた滅亡に関しても完結させてしまい恐らくここで読み手は意欲を無くしてしまいます。
続く状況説明。説明自体はいいのですが選定された語彙また、比喩がよろしく無い。特に
>その先には炎のような真紅の夕焼けが逆光を作り出し、色とりどりのビルは全て真っ黒に見えた
色彩は、もうちょっと鮮やかに飾るべき。『逆光』『色とりどりのビルは全て真っ黒』は特によろしく無い。
遠景を描き周囲を描き色彩を添え硬質、無機質的な情景を描きたいのなら、
>廃墟と化したビルの群れの所々から黒煙が噴き出す。深紅の夕焼けには悲鳴を上げるかのごとく飛行機やヘリが旋回していた。
阿鼻叫喚の地獄絵図の中、ただ夕映えに映し出されるその風景はビルの群れを炭化させるかのごとく照らし出していた。
等の描写が生きると思います。
次に続く台詞もよろしく無い。比喩を使いたいのなら前述描写の中に添えるべき。登場人物に描写と違う比喩を語らせると激しい違和感
を感じるのは必至。以下『一吸い』までは、よろしいと思います。『一吸い』はまずい。
続いて状況転換。ビルから展望していた2人の目線が変わっている。違和感を感じます。
『だったもの』は『者』に変えるのが誘導しやすいでしょう。
いか『それ』も直接名指しせず想像させるために用いたのでしょうがここでは、抑えるべきかと。
ゾンビが、眉間を打ちぬかれて死なないのも読み手をがっかりさせる気が。
以降、突然文体が変わりますね。また登場人物の性格も。明らかにやっつけに見えます。
こんな所かと。酷評お許しください。
感想としては、肩透かしされたように思えます。
一体どの時代(背景)登場人物の性格は?戦闘シーンが……。避難したのに行くのかよ……。
おちこまずに、頑張りましょう。
ああ、僕には、やはり人を評価するなんて出来ないな。
840 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/17 20:53
>>836 お、オカルト板ですか。
ホームセンター攻防編とか面白かったですよねぇ、ほんと。
人間だったもの、あたりからの表現をもう少し工夫すると、
臨場感あふれる文章になるかもしれないです。
この銃撃をさらっとしすぎるのはちょっと寂しいように思いますし。
841 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/18 01:27
>>838 >>840 レスありがとうございます。
いえいえ、大変参考になります。
この板のみなさまにもホラーが分かっておられる方がいて
うれしい限りです。
確かに言われてみればそうですね、これでは
小説というよりもシナリオみたいな書き方になってしまっています。
自分、映画はよく見るのですが やはり小説となると
描写が難しいです。
勉強になります、今度別の部分を、指摘されたことに気をつけながら
投稿したいと思いますので、どうかよろしくお願いします。
あ、ヒマがあれば、たまにはオカ板に来てください
読み物系統のスレもそれなりにありますので
ホラー小説を読んでいる方は特に大歓迎です。
では、駄文ですが、失礼いたします。
ありがとうございました。
842 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/18 02:13
他板からのお客さんだと、なんか安心するな。 まともな人間で。 というか、なんでこのスレこんなにDQN率高いんだろ。
>>842 お前みたいな奴がそうやってかまうからじゃね?
844 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/18 02:47
>>843 え? わたしは別にDQNな方は基本的にスルーだよ。
DQNに批評つけて噛み付かれた場合は、ほとんど反論しない
で無視するし。
845 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/18 03:16
前から気になっていたが、DQNってなんなのだ。大体察しはつくが。
DQN それはいのち
847 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/18 06:15
なるほど
DQNの半分はやさしさでできています
な、なんだってー!!>ΣΩΩΩ
850 :
熱液浴夫 ◆xsnIkAi182 :04/06/18 08:22
阿呆はいつも彼以外のものを阿呆であると信じている。 ─芥川龍之介
852 :
エイチドット@喫煙中 :04/06/18 09:13
>>851 おまえそれが「侏儒」の言葉だってことをわかって書き込んだのか・・・?
それとも、ネタ?
853 :
エイチドット@喫煙中 :04/06/18 09:14
あ、ちがうか 851は取り消しで
854 :
エイチドット@喫煙中 :04/06/18 09:15
tigau 852gwotorikeside
>>854 オチツケ。
ついでに言うと出典は侏儒の言葉じゃない。
856 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/18 10:47
ある阿呆の一生でせうか
酷評お願いし舞う 題、 小説家なんか愛せない、それでも愛さなければならない僕は一体誰? お前らの住む世界とは全く違っていたようだ。 僕はネム。感性だけで生きてきた。元々は詩から出発したからな。 やはり相容れないんだよ。ネムの住んでいた世界。僕の海には余分な ものなど沈んでいない。そんな海なんだ。本来、共有され得るはずの 共有され得ない状態。それはお前ら小説家と詩人の違いだ。 皮肉なんだ。ここの予言詩なんだ。僕たちはノストラダムスの失敗に よって、闇の底を漂っていたが、これからは僕だけが文学の新ジャン ルを発見できるんだよ。あの小説は、いろいろな意味を言葉にちりばめ ながら、それでも物語は進んでいくんだよ。哀しみの果てまで。 お前らなんか大嫌いだ。そして僕はそう思いながらも小説を書く。 さらば腐敗した海。ただいま腐敗した海。
858 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/18 11:04
>>857 あてこすりはもうチョイ遠まわしがいいと思うー。
詩人にしては、表現にキラメキが無いと思うー。
腐敗した海にさらば、って言うんじゃ逃げ逃げでつまんないー。
ここは腐敗した海に溺れて死んだほうがカッコイイと思うー。
思ったままに書いてみたー。
共有され得るはずの認識が共有されていない状態。 間違えました。すいません。
860 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/18 11:07
>>858 今書いたばっかなんだからキラメクはずないだろ。
一時間ほど瞑想しなければ。
861 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/18 11:24
島崎藤村氏は、詩人で小説書き。ふたつの違いを認めて、両方に取り組めば貴殿の物書きとしてのレベルも上がるであらう
862 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/18 11:31
863 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/18 12:00
864 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/18 12:57
>>777-778 この主人公は妄想癖が強いようですね。幻覚と現実の狭間で戦っているような感じです。
あと、母親が若い娘が死んだのに、他人を部屋に入れるものだろうか、気になりました。
わざとこういう雰囲気を、この場面だけだしているのならいいのですが。
他の章には普通の文章での描写を持ってきて、この場面との差をだしてみてはいかがん?
865 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/18 14:07
>>864 ありがとうございます。参考にさせていただきます。
866 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/18 16:19
867 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/18 16:31
増谷は自転車のハンドルをつかむむき出しの右手の甲に水滴を感じた。雨が降ってきたのだ。 いつのまにか空は重く曇っていた。 パトロールの為に交番を出たときには太陽は緩くて心地よい日差しを注いでいたり、 細く流れていく雲があるぐらいの見事な夏の力強い空色を披露していたのに、 今では押しつぶされそうなほどの圧迫感をもって灰色の雨雲が空に鎮座していた。 この季節では、シャツのボタンを緩めてはいけないことになっている警官の制服が 恨めしく思える。 「警官は市民の模範だ」という言葉が口癖の同期の吉岡なら「制服に慣れるのも 仕事のうちだ」などというだろうが、なかなかそうもいっていられないのが現実だ。 なにしろ暑い。季節に関わらず、小太りの増谷はいつも汗をかいている。 それに加え夏の暑さの前では汗というより、どこかで水浴びをしてきたとか、 誰かに水をかけられたなどと勘違いされることもしばしばで、 増谷なりには数枚のタオルを持ち歩いたり、脇には汗吸収用のパットを入れたり、 汗対策にはいろいろ気を使っているのだが、この暑さと湿気の前では数々の努力も 効き目は薄そうだった。 「雨が降ってくれれば午後は涼しくなるかもしれないな」 吹く風は湿気を含んでいて、べとつき、生暖かく、不愉快だった。 ふと、何やら臭うことに増谷は気付いた。むき出しの湿った土の臭いと鼻をつく 腐臭が感じられたのだ。 おねがいします
小説を書きかけています。 少々長めですが途中までの評価、お願いします。 ------------------------------------------ 枕元で、世界で一番嫌いな音がけたたましくわめいている。 昨日AM7:00にセットしておいた携帯電話のアラームが鳴っているのだ。 少しでも現実から逃げていたいという欲求から、 無意識的にアラームを5分後にセットし直す。 そしてまた、5分後に現実へと呼び戻される。 もうこれ以上身支度の時間を短縮することは出来ない。 私は今まで見ていた夢の内容を思い出しながら学校へ行く身支度を始めた。 「おはよう、葵」4つ年上の兄だ。 兄は、ちょっと名の知れた私立大学の4年生で、近所では評判の好青年。 「おはようお兄ちゃん。今日は帰り遅いの?」 「あぁ、ごめん。今日も約束があって遅くなるかもしれないな。 葵、一人でも大丈夫か?」 「美佐子さんとね?うん、私は大丈夫よ。美佐子さんによろしく。」 別に、いつもと変わりない朝だ。 両親は仕事の都合ででアメリカに滞在しているのでこの大きな家には 私と兄の二人しかいない。 兄は今日も高校時代からの彼女、美佐子さんとのデートで遅くなるらしいが 一人で過ごす夜は、もう慣れているから平気だ。 テレビには、朝のニュースを無表情で淡々と話す若い女性のアナウンサー。 交通事故で、まだ若い男性が死亡したらしい。 彼女は自分の肉親が死んだとしても、こんな調子で話すのだろうか。 そんなことをふと疑問に思っている間に、テレビの時計が 学校へ行く時間を示していることに気づいた。
また、憂鬱な一日が始まる。 駅へと向かう道は、朝なのにとても曇ってみえた。今日だけのことじゃない。 自転車のペダルはとても重かった。平坦な道なのに。 学校へと向かう電車の中は、私と同じ高校生のざわめきが頭を締め付ける。 どうしてみんなそんな風におしゃべりができるんだろう。 どうしてそんな風に笑えるんだろう。目に映る全ての人が羨ましく思えた。 全ての人の、髪の毛、目、鼻、口、制服、靴、カバン、 何もかもが自分とは全く違う世界のもののように思えた。 彼らの目に私はどう見えるだろうか。私が見えているだろうか。 車内アナウンスが、耳に付く声で終点の駅の名前を告げる。 電車に乗っている時間はあっという間に過ぎた。1時間も乗っていたのに。 学校へと続く、長い坂を登るにつれて、足が震えてくる。 戦場へと向かう兵士達は、こんな気持ちに近いのだろうか。 下駄箱で、同じクラスの3人の女の子グループが無駄話をしている。 別に彼女達にいじめられている訳ではない。 特別に嫌われているわけでもない。 だけど私はトイレへと向かう先を変えた。 なんとなく会いたくなかった。なんて挨拶をしていいのか、分からなかった。 教室へ入ると、2人の生徒がおはようと声をかけてきた。 私も「おはよう」と返したが、ぎこちない。 毎日言っている言葉のはずなのになぜ慣れないのだろう。 私の次に、また一人女生徒が入ってきたが、 皆口々に挨拶の言葉を投げかける。 その時初めて、そんなに大人数の生徒が教室にいたことに気づいた。
授業中は、いい。誰とも話しをしなくても変じゃないから。 ただ、机に向かって黒板に書かれた字をノートに写していればいいのだから。 先生が教壇の前で、難しい計算の公式や、 関数なんてものの説明をしている。 私にとっては、それは全く無意味なこと以外の何者でも無いのだけれど。 先生達の、偉そうに天井まで届きそうなくらいまで伸びた鼻の先まで そっくりに、ノートの隅に似顔絵を書いているほうが よっぽど充実した時間を過ごしているような気がする。 「じゃあ、9番の問題の答え…高村さん、答えて。」 「は、はい」 授業なんて聞いているわけが無い。初めてその問題に目を通す。 こんな風に焦っていると、いつもなら簡単に分かってしまう問題さえも 分からないものだ。 「28よ!28!」 何分経っても答えられない私を気兼ねに思ったのか、 それともしびれを切らしたのか、後ろから答えを教えてくれる声がする。 「28です…。」 教られた解答をおそるおそる答えた。 「正解。水城さん、イライラする気持ちは分かるけど 答えを教えちゃだめですよ。」 「は〜い」 とさっきの声の主、水城千尋がペロっと下をだして笑った。 それにつられ、教室中の生徒がクスクスと笑っている。 先生も、まったくもう、と言ったかんじで次の問題へと移った。 私のプライドはズタズタだった。 今にも教科書を引き裂いて教室を飛び出したかった。 でも、私が悪いのは紛れも無い事実だ。他の誰にも非は無い。 今胸の中で荒れ狂っているこの嵐を、どこへぶつければいいのだろうか。
872 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/18 19:00
>>868-870 気になったとこだけいいます。
葵にはまるで救いが無いように書いたのは意図的なのでしょうか?
肉親との会話も二言しか無く、彼女の目で物事や世界を捉える描写もほぼ無く、
特に何かを想ったり思考することもなく時間だけが過ぎていく。
夢遊病のような状態でただ朝起きて学校へ行き授業を受ける主人公(?)の葵。
最後には私が悪いと言い出すしまつ。
これでは彼女には魅力がまるでないように思えてしまいます。
おそらく、この後の展開で彼女に変化が訪れ、魅力を書いていくのでしょうが、
これが最初のつかみだとしたら、あまりにも主人公を作者が愛していないという
気がします。肉親、友達、天気、すれ違う人、落ちている何か、なんでもいいです。
2000字近い文字の中に少しだけでも、主人公に向けた救いを持たせてあげて欲しいと
思いました。
文章自体は幼さが残るものの、しっかりと書けていると思います。
書きたいジャンルにもよるのですが、大人ぶって書いた文章よりよっぽど好感が
もてます。あとは書き手であるあかりさんの世界を広げたり深くしていくことで、
いろいろと変わってくると思いますので。
酷評なのかわかりませんが、書いてみました。がんばってください。
873 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/18 19:22
小説の導入部です。続きは
http://5050.nobody.jp/ で
―――――――――――――――――――
目覚めよ、と呼ぶ声あり。
僕は誰かが発する声に促がされ、意識を立ち上げた。現実が起動する。
眼が醒めると、また大切な人の居ない世界が広がっていた。今日もまた静かで平凡、なおかつ単調な一日が始まる。そして僕は、それを受け入れなくてはならない。
874 :
名無し物書き@推敲中? :04/06/18 19:24
瞼を開けて、窓から降り注ぐ光を浴び、冷たい水で顔を洗う。 歯を磨き、シャワーを浴びて、髪を整え、服を着替える。 そうして僕は目覚めた。 だけども、僕にはこれからすべきことが分からなかったし、 浮びそうにもなかった。それどころか、自分が自分であることすら判らず、 自分が何処にいるかすら把握しきれていないように思えた。 三十二歳の僕なのに、何でこんなことすら分からないのだろう。 部屋中に柑橘類の香水を撒き散らしながら、コンポに”Back street Boys” のCDを入れて再生する。僕が出来ることは、そんなことだけだった。 生産的な事をする気にもなれない。無気力さが、体中の血管に還流する。 僕は何故、こんなにも無気力なのだろう。 「ああ、今日もこんな一日が始まるのか。」 ホテルに備え付けられている電話が鳴り響いた 「あなたのホテルに行く。これから向かうけど、いいでしょ?」
>>873-874 まず、主人公はあきらかに無気力ではありません。ここだけは譲れません。
顔を洗い、歯を磨き、シャワーに入り、髪を整え、服を着替え、
香水を振りかけ、音楽を聴く無気力な人間なんていません。
この違和感は32歳という主人公の年齢とホテル暮しという設定で
余計に目に(鼻に?)ついてしまいます。
ざっと、サイトの方を読ませていただきましたが、連載という形式なのですね。
いまさら変えることはできないのかもしれませんが、物語の順番か厚みを考慮すべきかと思います。
わたしには過去との決別するはずの今の主人公が、どこかにいってしまっている感じがしました。
過去と比べて、現在の主人公が薄っぺらく写るからです。だからこそ無気力というのは通用しません。
主人公は過去よりも厚くなければなりません。
そうでなくては彼の10年近くも抱えているモノにまるで価値が無くなるからです。
薄っぺらさは現在の彼の意識レベルがまるで成長していないで32歳になっていることだと思いました。
>>873 さんはいま成長している段階かと思います。
その若さであれだけかけるのだから、書き続けるのであれば数年後が楽しみです。
魅力であるスタイリッシュな文章と描写の勉強をしていくのも良いかと思います。
>>872 ありがとうございます!!とても参考になりました。
アドバイスを元に、また書き直してみようと思います。