1 :
名無し物書き@推敲中?:
■投稿する人へ
あなたが書いた文章を真面目に読み、感想・添削・批評を行ないます。基本的な投稿は
小説ですが、論説文やエッセイなどもOKです。掲示板にコピー&ペーストするのが一番
よいですが、自分のHPの直アドレスやまたり文庫などの投稿サイトをさらすのもあり。
投稿する前に読みかえしましょう。痛い間違いは投稿後に修正できません。
もしも文章を無視されてしまったら、もう一度批評をもらえるように頼んでみましょう。
目についたものから批評していくので、見落としもあります。
辛辣なことを言われても落ち込みすぎないように。批評をした人とあなたの傾向の相性が
悪かったのかもしれません。でも、あなたの作品をそういうふうに受け取る人もいるという
ことを心にとめておいてください。
■批評する人へ
批評への参加は自由です。
当スレは投稿者を育てるのが目的なので、良い所と悪い所を具体的に挙げて、できるだけ
投稿者が納得する形で批評してあげてください。
--------------------------------------------------
※原稿入力時の約束事テンプレート
○段落の行頭は一字下げる
○……三点リーダーは基本的に2個で1セット。なお「・」(中黒)は使用不可
○読点は「、」 句点は「。」を使用
○セリフをくくるカギカッコの最初の 「 は行頭一字下げない
○「 」カギカッコ内最後の句点は省略する
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注 新スレが立ったときはローカルルールの「行き場の無い作品の発表」の
リンク変更申請を批判要望板で頼むようにしましょう。
投稿者および批評者は、トリップをつけた
コテハンを名前欄に明記することを推奨(騙り防止のため)。
偽物を気にしないなら無しでもあり。
トリップの付け方
名前欄に記入した名前の横に、#@@@@と入力する。
@には任意の数字が入る。つまり、4桁の数字が入る。
これはコテハンの偽物として出没する荒らし対策
としてである。これで個人認証がつくわけ。以上。
前スレがいっぱいになったので、新スレ立てた。
使え。
ageておく。
乙
9 :
名無し物書き@推敲中?:04/03/25 19:10
10 :
名無し物書き@推敲中?:04/03/25 20:11
>観客はみな幼い顔つきをしている。
(中略)
>自分が今からその舞台に立つということがとても
つまり、視点保持者は高校生ってことだろ? したら、観客を
埋めてるのも高校演劇の大会だけに高校生じゃないの?
幼く見えるのはヘンだろ。夢中になって舞台を見つめる様が
幼く見えるってんなら分かるが、そういう説明がない。
>大丈夫であるのとそうでないのと、違いは一体どこにあるのだろう。
落ちつきを無くしたのを自分で分かってんだから、そんな独り言は
有り得るのか? 省いていい。
>観客の顔がよりいっそう浮かび上がって見えた。
>光に慣れない目は個々の顔の特徴を隠しているようだった。
盾と矛ってやつだ。少なくとも、状況と心情が見えない。
能面のような表情を印象付けるのには適切でない言い回し。
>「じゃあ、行ってくるわね」
なんで改行ちっとも入れないの? お陰で誰の台詞か分かるまで戸惑う。
>安藤先輩が腕を広げつぶやくのが見えた。
舞台で台詞を言ってるわけだろ? 呟くって躍動感ないしヘン。
ミカンの台詞、連続して「ヒグマ君」で締めている。クドイ。
>高慢な作家という安藤先輩の役作りなのだろう。
何で脚本を読んだことのある主人公が、そんな的外れなことを言い出すのか。
「なのだ」でいい。
「何回か挿入されりカササギ」はい誤字。
だが、総じて演劇に慣れず緊張している主人公の心情をうまく描いている。
細かいところに眼を瞑れば、臨場感があると言っていい。
必ずしも改行が必要でもない文の運びであったことも認めるが、
そんなことを試される為に改行なし、頭に一文字あけ無しの文を
読まされるのは正直腹が立つ。
>>9 素朴な疑問だが、おまいは一体何が書きたいんだ?
状況がただひたすら延々と説明されてるだけで、すげー退屈なんだけど。
主人公の心境もちまちま書かれてるけど、一貫性がなくて、だから何?って感じだし。
何かの観察記録みたいだ。
>>10 そこはスレタイだけ見てスルーしてました。
今度行ってみます。
>>11 丁寧にありがとうございました。
改行無しなのはタグ打ちhtmlで出力したのをコピペしたからです。
狙って改行無しなのではないのです。すいません。
>>13 観察記録と言えばそのようなものです。
混乱している状態を書きたかったのです。
確かにオチと言えるものがないのではダメですね。
15 :
名無し物書き@推敲中?:04/03/25 21:43
>>833 型破りと無謀は違う。風景描写を軽んじるのは明らかに後者だ。
言葉を巧みに駆使し、風景描写や心理描写を絡めて初めて小説としての価値が出てくるんじゃないか。
そうでなければ、それこそ頭を使わずに見ていられるテレビよりも読むのに集中力の要る小説を手に取る理由がなくなる。
本を沢山読まなければならないと思う。綿矢がいけない、というわけではない。綿矢だけじゃあ、足りない。
その綿矢にしたって、にな川の雑然とした部屋の風景を描写することで、彼の憂き世離れ振りやゴーイングマイウェイな様子を描き、あの蹴りたくなるようなもどかしい背中を表現したのじゃないか。
取り敢えず二年くらい読み書きを続けてみれ。最初は駄文しか書けないもんだろう。才能は大いに結構だが、基盤が出来てないと下読みで落とされるのがオチだ。がんがれ。
…833、こっち来るかな。
あたしまだ中学だけど、833さんの小説は、分かりやすくて面白いと思ったんですがね。
……ですがね。プッ
スレタイよく読めよ、アフォーが。
そういう意味だよ、スレタイ読めないのか。アフォーが。
そういう意味だよ、スレタイ読めないのか。アフォーが。
そういう意味だよ、スレタイ読めないのか。アフォーが。
そういう意味だよ、スレタイ読めないのか。アフォーが。
>>833は感性がドラマとか映画の脚本家向き。
わざわざ小説を表現手段に選ぶ必要はない。
本人も恐らく、小説より映画を見てた方が楽しいはずだと思うが。
君たち。もうよさないか。
↑笑わせるな。
24 :
名無し物書き@推敲中?:04/03/25 22:08
_Y_
r'。∧。y.
ゝ∨ノ >>おマイらが糞小説 ,,,ィf...,,,__
)~~( 書いている間に _,,.∠/゙`'''t-nヾ ̄"'''=ー-.....,,,
,i i, ,z'"  ̄ ̄ /n゙゙''''ー--...
,i> <i 文明はどんどん発達し r”^ヽ く:::::|::|:::〔〕〔〕
i> <i. ていく・・・・・・。 入_,..ノ ℃  ̄U ̄_二ニ=
`=.,,ー- ...,,,__ |,r'''"7ヽ、| __,,,... -ー,,.=' >ーz-,,,...--,‐,‐;;:'''""~
~''':x.,, ~"|{ G ゝG }|"~ ,,z:''" ___
~"'=| ゝ、.3 _ノ |=''"~ <ー<> / l ̄ ̄\
.|)) ((| / ̄ ゙̄i;:、 「 ̄ ̄ ̄ ̄| ̄| ̄ ̄ ̄\
))| r'´ ̄「中] ̄`ヾv、 `-◎──────◎一'
├―┤=├―┤ |li:,
|「 ̄ |i ̄i|「.//||「ln|:;
||//__|L_」||__.||l」u|:;
|ニ⊃| |⊂ニ| || ,|/
|_. └ー┘ ._| ||/
ヘ 「 ̄ ̄ ̄| /
>>24 おまえが糞なAAを書きこみしている間に、
文明はどんどん発達していく……。
↑gaul;joserjwfdlkw,w
27 :
名無し物書き@推敲中?:04/03/25 22:16
文藝賞 文學界新人賞に出せば大賞でつ。
酷評
欠点ばかり取り上げて、少しも褒める事のない厳しい批評
酷評できない文章とは?
だが、833の言うことにも一理ある。くどい背景描写で読者が読んでくれるかと
言うと疑問は残る。
>>31 アホか。
それは、くどいと評価されるような描写をした香具師の責任だろうが。
ってか、工房の言うことにマジレス? 、それとも釣り?
33 :
名無し物書き@推敲中?:04/03/26 21:44
工房とか言う時点で、読者を見下す知識成金小説書いてる罠。
読者を見下すつもりはないが、工房に理解できるのか?
一体どの程度の読者を射程にして書いているのか、それを問いたい。
まあ、スレ違いも甚だしいから、止めたいんだけど。
一言だけ、レス返して。
工房にもピンからキリまでいるんだから、理解できるのか、という問いに対してYESNOで答えるわけにはいかんだろう。
いや、33じゃないけど。33は33で意識し杉。
37 :
名無し物書き@推敲中?:04/03/26 22:45
38 :
名無し物書き@推敲中?:04/03/27 00:52
評価、おねがいします。
この騒乱の中、こちらへと向かい走る老若男女と数台の車。だが、その群集の目的はおれではない(別に有名人ではないのだから当然なんだけど)。
――彼らは逃げているのだ、その顔に不安や恐怖の色を浮かべながら。
数人がおれの横を通りすぎていった。ショッピングにきていた親子、デート中のカップル、ジョギングをしていた青年。
「おい! なにやってんだ!」
声をかけられた。その声の主は、目の前からくるおっさんだった。工事現場にでもいたのだろう、汚れた作業服が残り少ない毛を揺らしながら走っている。
おれの前で立ち止まり、言った。
「ぼうず、なにしてんだ。殺されるぞ――ヤツらに!」
このオヤジは「ヤツら」のことを知っているのだろうか。
「なにがくるんですか?」
「おまえ、知らないのか?」
おれは軽くうなずいた。だが訊いたところでなんてことはない。むしろ、この人を巻き込む可能性もある。
まあ、それを防ぐのがおれの役目なんだけど。
オヤジが肩で息をしながら、口を開いた。
「アレは本物の化けものだ。さっきも――女の子が殺られたよ」
オヤジはその光景を思い出したのか、語尾を振るわせた。怖がっているようだ。
「あと人間の進化がどうとか……」
このオヤジはたいして知らないらしい。
「ありがとうございます。ここは危険だから、はやく逃げてください」
「お、おう。ぼうず、おまえもな」
そう言い残し、オヤジは走っていった。まわりには、もうだれもいない。
「人間の進化、か――」
おれは小さくつぶやいた。
あながち間違った表現ではないと思う。だからこそ「ヤツら」もそう発言しているんだろうけど。
それにしても、なんでおれがこんなことをしなくてはならないのだろうか。
やはりあの男の言うとおり、すべて「運命」というモノのせいなのかな。
両親のことも。
仲間のことも。
学校のことも。
そして――おれ自身のことも。
まあ、いまこんなことを考えていてもしかたない。
まずは目の前のことから片付ける。「困難は分割せよ」となにかの本にも書いてあったではないか。
いま、目の前にある困難は――「ヤツ」を倒すことだ。
おれはさっそうと走り出した。逃げ惑う人々とは反対方向。この騒ぎの原因である「ヤツ」のいる場所へと――。
40 :
名無し物書き@推敲中?:04/03/27 01:07
>>38>>39 読者をまるで意識していない独りよがりも甚だしい駄文。
RPG等のゲームに出てくるような言葉の使い方で
何か臭いんだよ。意識しすぎっていうのかな。
自分で読んでみてわからないかい?
会話の後にくる心理描写とかさ、
自分でよく読んでみ。
つまらんし読みずらい。中学生でも書けそうだよ。
オナニーで書いてるだけならいいけど作家志望だったら
ちょっと考えもんだね。
41 :
名無し物書き@推敲中?:04/03/27 01:26
38と39
よくできてんじゃない。中学生にはかけないだろう。
>>38 こんな面白くないの送らないで!何も楽しくない。
半分くらいから流し読みになる。才能なし。
43 :
名無し物書き@推敲中?:04/03/27 01:32
44 :
名無し物書き@推敲中?:04/03/27 01:34
「おれはさっそうと走り出した」
何となく独りよがりじゃない?
「颯爽と」って、自分(語り手)が自分で使うかなあ。
「あっ、芸能人。話しかけようよ。」と直子は彼氏のハヤトの肩を叩いた。
「待て。」
「早く話しかけよう!やっぱ綺麗だね。」
ハヤトはカバンからカメラを取り出して直子に渡す。
「何?あっ写真撮れって?」笑う直子とは逆にハヤトは真面目な顔をしている。
「俺がアイツに抱きついたら写真を取るんだ。」
「は?」
「いいからやれよ。」
パシャ
二人は週刊誌の出版社へ向かった。
つーかこれくらい書けないの?悪いけど俺は地上最年少で芥川取ります!絶対とります!
>>38 逃げている途中でオヤジが立ち止まって説明するのは不自然だし、
年下の相手に「早く逃げてください」と注意され、素直に走り出すのも不自然。
>>45 >地上最年少で芥川取ります
おそらく史上最年少の間違いかと。
harudana-
>>42=833
お前には、批評するだけの能力がないだろうが。
>>43 工房二年なのに、こんな程度では地上(プッ)最高齢の塵芥賞も無理。
>>45 展開が作者のご都合主義。
ハヤトと直子が兄妹ならともかく、
恋人が女に抱きついたら、写真などとらずに怒り出す。
もう833にうんたら言うのはやめようよ
まず小説に対するスタンスが全く違うのだから、論じるだけ不毛
このスレは酷評スレなのだからまた833が何か作品をうpしたら
それを酷評してやればいい。833自体を評価する必要はない。
あと833へ
あなたが美人女子高生なら最年少芥川賞受賞も夢じゃないと思います
というか833ってネタだって、どう考えても
56 :
名無し物書き@推敲中?:04/03/27 12:51
388の文章
「」の最後に“。”は、つかないんじゃない?
春でぇむん
>>45 地上最年少は良いからさ、取り敢えず小学校の卒業文集に載っても恥ずかしくない程度には文章書けるようになろうな。
川端も「」の中に。入れてたな。
まさか833が川端に影響(ry
酷評お願いします。
男は二人の女を国に残し100年ぶりの戦争に出た。海の向こうでは彼は運転士の役割だったので、
幸い命を危ぶまれる可能性は低かった。彼は三年もの間東の国で兵役を勤め、ある年の秋、負け戦と
も呼ばれ始めた状況の中で彼は特攻隊員の任務を任され、ひとりで58人の敵陣兵士たちを殺し、主
軸組織の大玉といわれる人間を殺害した。彼は武術家の一族の出であった。手柄をあげたときには彼
と判らないくらい体中に弾丸が貫通していた。名誉ある殉職を遂げたが、彼を彼として称える者はいな
かった。
彼の女のうち一人は彼の妻で、二人の息子を養っていた。息子たちは10年の間に成長し、家を出た
長男は画家に、次男は活動家になった。また一方の女は彼が出征したときまだ13歳で、23歳になった
時2歳年下の男と出会った。男は画家だった。面影がかつて愛し合った男と似ていたので、思わず惹か
れていったのである。画家は200日に渡り女の絵を描いた。200枚目に描いた絵がある画商に買われ、
その絵で彼の名は国内に広まった。その年のクリスマスに女は大量の睡眠薬とバーボンを飲んで自殺
した。
活動家はかつて父親が勇姿を見せた国の議事堂を破壊し、それが元で世界中で戦争が起こった。
活動家はまもなく暗殺された。同じ時画家は描くことを辞め、音楽家として戦場に出た。彼はできる限り
の爆音を鳴らし、吐き出せるだけの息を吐いて絶叫し、地の雨が降る戦場の中で踊り狂った。ある夜ベ
ースのテントで彼はストリッパーに出会った。彼女は昔シスターだった。それが涜職罪で破門になってから、
体を売り、裸で踊って食いぶちをつなげていた。ふたりは互いに惹かれていった、あくまで性処理の対象と
して。毎晩のようにセックスするうちに、互いをわかり始めた気になった。戦争が終わった年の冬に彼らは結
婚した。1年後、音楽家はアルコール中毒でどうしようもなくなり、妻を銃殺した。その銃はかつて彼の父
が戦場で戦ったときの銃だった。彼は妻を殺した後、自らの蟀谷に銃口を押し当て、引き金を引いた。
833は他の奴を批評するほどおもしろくないな
63 :
名無し物書き@推敲中?:04/03/27 16:43
61hasainounashi
64 :
名無し物書き@推敲中?:04/03/27 16:58
>>63 いちおう酷評してあげれば?
そういうスレなんだし
65 :
名無し物書き@推敲中?:04/03/27 17:29
>>63さん
これは文章といえども、梗概に思えます。
ストーリーを評価して欲しいのでしょうか。
もしそうでないのなら、短い文章の中に展開を押し込み過ぎのような気がします。
66 :
名無し物書き@推敲中?:04/03/27 17:35
<<61
女が出会った相手が、実は自分の愛した男の息子だったという話は面白い。
男が出征した時、女は十三歳だったんだよね。ナボコフのロリータみたいでいいじゃないか。
この愛人の心理動向を捉えられれば、可能性が開けると思います。勿論、主人公は女だ。
あなたの発想のかけらは気にいりました。
息子がこの愛人の絵しか描かないのもいいね。これを使って、女の体に溺れていくのを暗示させてみるのも
良い手法ではないかな?かなり実験的ではあるけども。
頭が悪くなりそうだから、これ以上は書かないよ。
67 :
名無し物書き@推敲中?:04/03/27 17:40
<<66
僕の想像力が多分に入った感想だから、あんまり気にしすぎないように。
付属高なんで大学の先生に新人賞に出したのを見せて、感想聞いてきたんです。
文章がオカシイって、自分では分かるけど相手には伝わっていない事が多い等の指摘を受けました。
皆さんが言うように、本をもっとたくさん読め!との事でした。
未熟なことばかり言ってすいませんでした。勉強しなおしてきます。
69 :
名無し物書き@推敲中?:04/03/27 19:46
レスありがとうございます。
>>65 ここからもう少し肉付けして見ようと思います。
>>66 参考になります。
また書き直して別の道を模索してみます。
71 :
名無し物書き@推敲中?:04/03/27 20:06
65です。
>>69さん、もしよろしければ肉付けしたあとの文章も読んでみたいです。
>68
やっとわかったか。
74 :
名無し物書き@推敲中?:04/03/27 22:19
「肉じゃが」
僕はおにぎりを食べている。すごい勢いで食べている。海が太陽を飲み込むように、ブラックホールが隕石を飲み込むように。
今日一日、家に閉じこもって(お休みなのさお仕事は)テレビをずーっと見ていた。グルメ番組にタレントの痴話話だ。
真剣にならざるを得なかったよ。
とても演出がうまいんだもの。テロップで大げさに装飾するんだもの。僕の探究心とやらを煽り立てるんだもの。
昼間の間ずっと僕は部屋にいてベッド(シングルベッド)に横たわっていた。とても自然体でね。
市役所なんかにある誰かの銅像の土台の上の人物みたいに微動だにしなかったよ。
ベッドと一体化しちゃって、きっと僕にとっての最良の逃げ場所なんだろうな。
現実から逃げているんじゃなくて未来から逃げているんだよ、きっと。
テレビをみながら時間は止まっているんだ。まあ、ほんとうは願望なんだけどね。時間よとーまーれー!
テレビに向かってきっと無意識のうちに叫んでいたはずだよ、僕の一部分が。
そういえば僕が小さいころ(そうだなあ、5歳とかそんくらい)テレビを一人で見るなんて事は絶対になかった。
学校から帰れば、たいてい母親がいて、おやつなんか作ってくれたり、
友達と学校内で日がどっぶり暮れるまで遊んだりした後、うちに帰れば母親が肉じゃがなんかを作って、それをテーブルの上の小皿に載せて、
僕を待ち構えていたもんだ。
僕が帰ってくるのにあわせて母親が用意してくれていたのだろうか、必ず肉じゃがからは湯気が立ち上っていた。
今、僕は肉じゃがを食べたりしていない。自分から進んで料理することもできないし、そんな気分にもならない。
なにもかも用意された出来合いのものを決して安くはない対価を払って生きながらえている。
どこの誰がつくったのかは問題視されない、たとえばコンビニの弁当や牛どん屋の飯を食うたび母親の顔を思い出すわけじゃないけれど、
いつか実家に帰ったときは、ひさしぶりなのに、なぜだか肉じゃがが用意されててほしい。そう願いながら僕は重い腰に鞭打って立ち上がると、
やはりいつものように、コンビニに向かうためにジャージを脱ぎ捨て、
それなりに普通の格好に着替え玄関へと徐に向かった。
おねがいします。
どこがどう幼稚か書けよ。
わかりました。修行します。
やっぱり具体的に酷評おねがいします。本気で作家になりたいので。
80 :
名無し物書き@推敲中?:04/03/27 23:14
どういう系統の作家になりたいのでしょうか。
>>74
>>80 ナンセンスな小説家になりたいです。
井上ひさしのような、筒井康隆のような
>>65 がんばって書いてみようと思います。
しかし書けば書くほど納得がいかずのたうちまわる日々。。。
まだまだ力不足ですね。
文章にリズム感を出そうとしているのは素晴らしいと思いますが、
同じ言葉を重ねすぎると、
軽やかさではなく、ねちっこさを生むかもしれません。
84 :
名無し物書き@推敲中?:04/03/27 23:35
38−39をどういう風にしたらいいのでしょうか?
自分に才能がないのはわかってるんです。
ですが、ほんのすこしでいいのでアドバイスをください。
85 :
名無し物書き@推敲中?:04/03/27 23:37
>>74 あれかな。
>海が太陽を飲み込むように、ブラックホールが隕石を飲み込むように。
この辺は村上春樹のように淡々としたウケねらいをしたのかな。見事にはずしてる。
>とても演出がうまいんだもの。テロップで大げさに装飾するんだもの。僕の探究心とやらを煽り立てるんだもの。
この辺も同様
>僕の一部分が。
こういうところをもっと他の言葉に置き換えられるはず。
大きく目立つ部分はこのぐらい……か?
或る朝、私が歩いていると目の前に馬鹿がいた。
私は、そいつを危険だと思いながらも、回り道をするのも面倒だと思い、
なるべく離れて通れば良いだろうと、彼の横を通り過ぎようとした。
だが、私が馬鹿を通り過ぎようとしたところ、彼の眼の色が突然変わり、
私の定期入れを懐から奪って走り去っていった。私は突然のことに唖然
としながらも、彼を追って走り出した。
私はこれでも学生時代、陸上部でキャプテンだった。その私が、あの様な
馬鹿者に遅れを取るはずがない。だが、年月の流れは無情にも私から
しなやかな筋肉と溢れるようなスタミナを奪い去っていた。10メートル走った
ところで、私は足の筋肉に引きつるような痛みを感じた。その上、息切れが
始まった。
すぐにでも私を引き離せるのに、私を馬鹿にするために馬鹿は私と一定の
距離を保っていた。馬鹿は馬鹿だから、追いかけるのは馬鹿馬鹿しいことだが、
ここで情けなくもへたり込んでしまえば、私は馬鹿から馬鹿にされるだろう。
馬鹿馬鹿しいことをする方が、馬鹿にされるよりはずっとマシだ。
私は走った。
ニコチンでベトベトの私の肺胞は酸素を思うように吸ってくれないだろう。喉
の奥がひりついてゲロを吐きそうになる。足はばたばた動いて、みっともない。
午前十時の田んぼ道。スーツ姿で、私はかれこれ二時間以上馬鹿を追い
続けていた。
酷評お願いします。
89 :
名無し物書き@推敲中?:04/03/28 01:47
74に対してはとりたてて目立つあらはないが、確かに、ブラックホールが隕石を飲み込むようにってとこは
どうなんだろう。。
とは思ったわけだが。
90 :
名無し物書き@推敲中?:04/03/28 02:03
>>74 「・・・だったよ」「・・・なんだろうな」と、友達や親身な人とを前にしたような調子出始めてるのだから、
最後までその調子で言った方がいいと思う。
途中で「・・・た」「・・・いる」となると、語り手が誰に話しているのかわかりにくい。
>>88 馬鹿馬鹿と繰り返すのには何か意味があるのだろうか?ただくどいだけに感じる。
また、二時間以上もスリを追いまわせる人間が、10メートル走っただけで息切れするものだろうか?
あなたの文章にはリアリティが欠けているように思われる。
>>74 作家を目指すなら自分が金出してでも読みたいと思うような作品を書け。
大真面目な批評が殆どないのは、多くの人は興味を持たなかった、という意味だ。
多くの人が面白くないと思っている、という意味だ。
ほとんどの人はアドバイスや批評する気力すら起こらない、という意味だ。
多数の人が面白くないと感じているのに、具体的な部分を聞いて何になる?
途端にみなが面白いと思うようなものが書けるというのか?
批評さえしてくれれば即座に糧になる、とでも自分を過信して言っているのか?
こいつは駄目だと思った他人ごときに期待などしない。
スレ違いには違いないが、もっと精進してから「具体的に書いて」と言ったらどうだ。
本気で作家になりたいんだろう? 作家になった後はこんな扱いどころではないぞ。
もちろん大概はお褒めの言葉があるが、精神に異常を来しているのではないかと思えるほどの酷評がある。
「本気で」と書けるのなら、嘘偽りはないはずだな。遊びながらちょこちょこ書いているわけではないな。
だったらなぜネットなんぞやっているんだ? こんなところで酷評うんぬんを求めてどうするんだ。
作家になってからやったらどうだ。「本気で」なりたいんだったらなれるだろう。だがそうは思えない文章だってことだ。
833もそうだ。あなたとあなたの作品には一切魅力を感じない。また、そんな性格で作家としてやっていけると思ったら大間違いだ。
あれしきの文章と発想力で才能がある? 助けてくれだ。
もっと国語の本と小説を読んで沢山書け。自己満足は自己満足でしかない。他人はそうはいかない。
むやみやたらと「絶対」だの書くんじゃない。「これくらい書けないの」? 笑わせるな。
>>68前スレであれだけ大威張りしといて今さら襲いわ。偉そうにするだけなら小学生だってできら。
sage
>>89 俺は隕石よりも惑星だの恒星だのの方がいいかな、と思ったな。
94 :
名無し物書き@推敲中?:04/03/28 02:32
僕は風船 浮かんではしぼむ ひとときの夢のような至福
道端の親子連れ 3歳児は嬉々として 僕をつかもうとする
僕は風船 針で刺せば 見事に割れてしまうだろう 誰が針を?
僕は注射が嫌いだった 拷問をイメージさせ いじめられ 被虐を味わうのは
僕のアイデンティティが許さない
試験に落ちた 受験は残酷 地球を真っ二つに割ってくれ
勝者と敗者 僕はすすんで 敗者の楽園へ そうさ楽園は共栄圏
自堕落で甘美なユートピア
僕は風船 楽園上の花火 皆も奏でようか カーニバルがはじまる
楽園の祝祭歌を
♪季節の終わりよ民主ロマンの崩壊よ
翳りのない広場の眩い太陽
空を仰ぎ見るなら女神の美酒を
ただ永久に浴び酔狂に生きながらえよ
>>38-39 どういう展開にもって行きたいのか知らないが、このシーンは緊張が必要なのではないか?
ここから少年が危機を防ごうとしている場面で、ひどく緩い印象しか受けない。
(別に有名人ではないから当然なんだけど)という表現がそれを際立たせている。
この状況は、少年の心情はともかくとして、周囲はパニックに陥っているのだから、
その状況をしっかり描写すべき。
それから敵と戦う少年の目的が不明確だと、話自体が不明瞭になってしまう。
言わないでおくことは効果的になりうるが、勿体ぶることとは異なることを意識しておいた方がいい。
「なんでおれがこんなことをしなくてはならないのだろうか」というところで、読者は
「じゃあやらなきゃいいじゃん」とツッコミを入れたくなる。
僕はおにぎりを食べているんじゃなかったのか?
そこから今日一日の話に移り、子供時代の話に移り、また現在の話に戻るのかと思いきや、
何でいきなり
>そう願いながら僕は重い腰に鞭打って立ち上がると、
に続くのか分からん。何時の間に食べ終わったんだ?
大体一日だらだら寝てた奴が、
すごい勢いで食べるってのも違和感があるんだけど、何か意味あんの?
テレビ見ながらだらだら食べる方が普通なんじゃね?
97 :
名無し物書き@推敲中?:04/03/28 02:46
自作自演厨のお出ましかな?
ヨッ、大将!
99 :
名無し物書き@推敲中?:04/03/28 09:41
94=97
>>74 ここで酷評してもらう。それはまず全部読んでもらわないといけないと思います。
あなたの文章は三行目で飽きて流し読みしてしまいました。
掴みが欲しいです。
102 :
名無し物書き@推敲中?:04/03/28 10:17
age
みなさん酷評アリガトウございます。えっと、それらに対するレスはしばしのお待ちを。
僕は部屋の電灯を点け、水槽の中のピラニアを注視した。ピラニアの様
子は普段と変わらなかった。それは息を潜めるように一箇所でじっとして
いた。僕は部屋の入り口に佇んだまま、しばらくの間ピラニアを眺めていた。
掌に残っていたマルチーズの体温が、す−っという音を立てて冷めていくよ
うな気がした。水槽の中で泳いでいる魚を眺めるという行為は、不思議と僕
の心を落ち着かせた。それは、コンビニの前に繋がれていた犬にたいして僕
が抱いた温かな感情とは別の種類のものだった。水槽の中のピラニアは、決
して僕が買ってきたものではなく、僕が生まれる前からずっとそこに居て、
これからもずっとそこに居続けるのではないか、という奇妙な錯覚にとらわ
れることが時々あったが、普段は僕の心の奥底に沈んでいるその錯覚こそが、
僕の心を平静な気分に導くのだということに、僕は気付いていた。魚は犬と
違って人にはなつかない。当たり前のことだ。水槽の中の魚に対して、ペッ
トと心を通わせたいという気持ちがあれば、それはすべて、自分自身の心に
跳ね返ってくる。ピラニアにたいする僕の愛情は、錯覚というかたちを伴っ
て自分のところに跳ね返ってくるのだ。
食事を済ませた後、僕はピラニアに餌をやった。メダカと金魚が
泳いでいる水槽から二尾のメダカを掬い、ピラニアの水槽の中に投じ
る。ピラニアはすぐに反応し、メダカを喰べた。喰べるというより吸
い込むような感じだ。
「美味しいか」
と僕はピラニアに話しかけた。僕の声は、水槽のガラスに跳ね返され
て消えた。ピラニアは明澄であるのと同時にうつろな目を見開きなが
ら、ゆったりと泳いでいた。僕は大きくなるにつれ渋みを増してきた
ピラニアの鱗や、鰓から腹にかけての紅色が光るさまを、長いこと見
詰めていた。
自分で読んでて気付いた。
「錯覚」という言葉は、
「妄想」「妄念」に直したほうがよさそうだ。
公の場に晒して気付くことがある。
107 :
初心者1号:04/03/28 16:09
108 :
名無し物書き@推敲中?:04/03/28 16:30
文学って途中で投げ出したくなるね。なんせ読みづらい。難しい。
だから綿矢とか金原が売れるのもわかる。
出版社の人間ももっと売れるものを出せよ。
まったく
109 :
名無し物書き@推敲中?:04/03/28 16:59
>>104 5行目の「不思議と」と、11行目の「気づいていた」噛み合わせが悪い。
>水槽の中の魚に対して、ペッ トと心を通わせたいという気持ちがあれば、
>それはすべて、自分自身の心に 跳ね返ってくる。
>ピラニアにたいする僕の愛情は、
>錯覚というかたちを伴って自分のところに跳ね返ってくるのだ。
この部分削りたい。名言的にでなく、シーンで納得させたい。そう思わないか。
>>104-105 お前は、ひたすら自己満足の文章を書いているだけだな。
まともな小説文の書き方を考えたことないだろ?
あったら、こんなもの書くわけないもんな。
このままでは、小説を書くのは諦めたほうがヨロシ。
111 :
名無し物書き@推敲中?:04/03/28 20:57
>>95 ありがとうございます。
これから気をつけて、いいものが書けるようにしたいと思います。
112 :
名無し物書き@推敲中?:04/03/28 21:10
>>112 お前モナー。
って珍しくなったかモナー。
114 :
名無し物書き@推敲中?:04/03/28 21:23
アレナイデ。
115 :
名無し物書き@推敲中?:04/03/28 21:48
>>104-105 マジレス
文章は安定していますが文の繋がりが何か散漫。
> 水槽の中で泳いでいる魚を眺めるという行為は、不思議と僕の心を落ち着かせた。それはコンビニの前に繋がれていた犬にたいして僕が抱いた温かな感情とは別の種類のものだった。
と来てから、この別の種類を説明するのに
> 水槽の中のピラニアは、決して僕が買ってきたものではなく、僕が生まれる前からずっとそこに居て、これからもずっとそこに居続けるのではないか、という奇妙な錯覚にとらわれることが時々あったが、
という前置きがまだるっこしい。で、
> 普段は僕の心の奥底に沈んでいるその錯覚こそが、僕の心を平静な気分に導くのだということに、僕は気付いていた。
この「ということに僕は気付いていた」で文を終えるのも繋がっていないような印象を受けます。
それに前段でピラニアへの態度は愛情とは別のものであると気付いている僕が
> ピラニアにたいする僕の愛情は、
と言ってしまうのもおかしいです。
あと
> と僕はピラニアに話しかけた。僕の声は、水槽のガラスに跳ね返されて消えた。ピラニアは……
の「僕の声は、水槽のガラスに跳ね返されて消えた」というのはない方が締まるのではないでしょうか?
116 :
名無し物書き@推敲中?:04/03/28 22:23
>>115 この手の香具師
>>104-105 に丁寧にレスしても分からないと思うよ。
あまり、頭を使っているようではないからね。スルー相当のシロモノですよ。
「マンコ、マンコ・カパック」
何となく呟いてみて、その後、激しく後悔した。いい年したの男が夜中にパソコンの前で呟く言葉とは思えない。
ただただ情けないばかりだ。
そもそも「マンコ」ってなんだろうか?単純に考えれば女性器の事に決まってるんだがどうも釈然としない。
男性器の事を「チンコ」って呼ぶのは自然なのに、女性器の事を「マンコ」というのは何故か不自然だ。
例えば「オチンチン」や「チンポ」、それに「チンポコ」や「チンボ」など男性器には色々な呼び名があるのに女性器には無い。
「ボボ」なんて云うのは別の地方の言い方であって、「ペニス」なんて言うのと同じだ。
もしかして、そこには女体の神秘が隠されているのではないだろうか?
そうだ!そうに決まってる!
「マンコ」とは女性器の秘密を隠す為に作られた暗号なのだ!
つまりそれは……いや、うん。ごめん。
そんなわけ無いじゃん。アフォじゃないの、俺?
でもやっぱり「マンコ」って言い方は気に食わない。何か良い呼び方はないだろうか?
思いつきだけで書いてみたらまるでコピペみたいだw
酷評おねがいします。
>>117 漏れは文章に関してはなんとも言えないから、何も言わないけど
話の内容にちょっとマジレスさせてもらうと、
斉藤環という人の「文脈病」っつー著書の中でほんの少し
男性器には愛称があって女性器には愛称が無いことについて触れてたような気が。
スレ違いすまそ。
>>119 アンタ最高だよ!
何となく書いた文章の内容にわざわざマジレスをくれるなんていい人過ぎ。
今度図書館に行った時にでも読んでみます。
122 :
名無し物書き@推敲中?:04/03/29 13:31
犯した罪に気付いていないかもしれない
それを否定せず認めずただ耳と心を持っている
彼の血飛沫と私の痣がか
彼女の悲鳴と私の溜息がか
隣人は殴り返される瞬間を目撃した
もしも罪とやらを
誰かによって突きつけられたとしたら
認める可能性よりも否定する可能性のほうが幾分でも高いような気はする
だろうね、という相槌は
結果いつも私が動き描いた波線の延長上に
何てこと
裁きのための裁きが始まる
舌で溶かし始める黙秘権
懇願と暴力で掲げる降伏
123 :
名無し物書き@推敲中?:04/03/29 13:31
最初の裁きは見据える的もなく
次の裁きに現れるであろう罪とやらは、まだ控え室
今ならまだ言っても良いのだろう、私の貴重な時間をどうしてくれるとか尻が痛いとか
その頃、罪とやらは控え室でシルクの布に覆われ
いいえ私は覆われて此処まで連れて来られたので
いいえ覆われているのは罪とやらなのか私なのか私には分からないのだけれど
怯んでいるからでもなく盲の唖だからでもなく
知らぬまに胸が張っている
今ならまだ良いのだろう早くしろと催促しても爪で机を叩いても
罪とやらが聴衆の前に現れ、下手は悲鳴が上がり
それを信じるとすれば、覆われているのは私なんだろう
いずれにせよ覆いは剥がされぬまま、最初の裁きは始まった
124 :
名無し物書き@推敲中?:04/03/29 13:32
子供の頃、キャンディーを盗んだことを咎められたから笑ってやった
私の生まれた町は綺麗だったろ
15の頃、祖母を騙したことを咎められたから笑ってやった
私の育った平屋は立派だったろ
20の頃、二股をかけていたことを咎められたから笑ってやった
私の選んだ男達は素敵だったろ
今日の聴衆はついている、静粛に
裁判官の振りかざす袖がシルクの布を少し捲ったとき
それを慌てて押さえた誰かが善人面
裁判官にウインクをしたが
私は気付いていないらしい
彼は私に歩み寄り警告するふりでキスをして
私は反論するふりで彼に問いかけた
陪審員さんが裁くなら
宥めるふりで返される言葉を
私は二度も聴き間違えたかもしれない
あれは罪だが私は君の味方だと聞こえたので笑ってやった
あれは罪だし私はお前の味方ではない
あれは罪でもないし私は君の味方だと聞こえたので笑ってやった
あれは罪でもないし私はお前の味方ではない
125 :
名無し物書き@推敲中?:04/03/29 13:32
裁判官の欠伸がシルクの布を捲ったとき
彼がまた慌てたので邪魔してやった
シルクは罪とやらから、いいえ私から、いずれにせよシルクの布は私が捲り
次の裁きが始まった
すでに聴衆は3人、二人は夢の中、一人は盲の唖
今ならもう言っても良いんだろう裁判官に
そのシルクを被り裸になれと
今ならもう言っても良いんだろうその陪審員に
そのシルクを被り裸になれと
家まで送れと
紅茶でもいかがと招きいれてから小さなテーブルで
ちゃんと告白してと催促して長く長く愛の言葉を聞いた
檸檬とミルクどちらも並べてから小さなテーブルで
ちゃんと裁いてとからかって深く深く罪とやらの容を聞いた
私は耳でその音を聞いて、私は心でその音を聞いて
冷めないうちにと冷め切った紅茶をすすめて
しかし紅茶はシルクの上を滑り落ち
彼の唇へは届かなかった
126 :
名無し物書き@推敲中?:04/03/29 13:46
茶葉が死んで何処かの
皺くちゃの婆さんは泣くんだろう
同情した嫁は泣いている婆さんにコインを一枚握らせるんだろう
婆さんは明日から泣いてばかりになるんだろう
紅茶は最後の一滴まで
カップからシルクに移り床に移り私の右手の布巾に移り
だから冷めないうちにと言ったのに
気にしないでと慰めるふりで
自分の紅茶だけ温め直したけれど
掲げた両手のまに揺れようと震える鼻からずり落ちようと
私はそのシルクには触らない
了
128 :
名無し物書き@推敲中?:04/03/29 14:58
122ですが、オナニーというのは具体的にどういうことでしょうか?
127ではないけど、
オナニー【Onanie(ドイツ)】
自慰。手淫(しゆいん)。
だな。
まあ、辞書でも引けばすぐに分かることなんだが。
130 :
名無し物書き@推敲中?:04/03/29 15:18
>>129 自分を慰めてるって事はひとりよがりな作品だと?
131 :
名無し物書き@推敲中?:04/03/29 15:32
いまんとこ、このスレにのった作品のなかで一番マシなのは?
自分酔いとか
133 :
名無し物書き@推敲中?:04/03/29 16:01
自分によっちゃいけないの??? 小説って
134 :
名無し物書き@推敲中?:04/03/29 16:12
すみません、少し長いけどお願いします。
気がついた時はもう遅かった。視界の先には、映画に出てくるような風景が広がっていた。ここは何処だろう。澄み渡るような色をした海と、少し先に小型の船が砂浜の上に打ち寄せられているのが見える。どうやら何処かの浜辺にいるようだ。
南国の離島、という言葉が頭に浮かぶ。いつだったか忘れたが、複数の仲の良い友人と沖縄に行ったことがある。3月の下旬には海に潜れる沖縄の海は透き通るように綺麗だった。同じ日本でありながらも何処か異国を漂わす沖縄に、真由美は魅了されてしまった。
だが、ここは沖縄ではないようだ。建物はおろか人影もない、海から押し寄せる波が静かに打っている。
初めは静かだった波が次第に荒くなった。
―飲み込まれる。
身の危険を感じて、その場を離れようと走って、走って、でも何処に走ったらいいのかわからずに躊躇する。その間にも波は高くなり、先程の船は海に飲み込まれた。波は広がり、身体を包み込む。遠くで微かに汽笛の音が聞こえたような気がした。
真由美は泥のような眠りから瞼を開いた。携帯電話の液晶画面には17:30と表示されており、時間通りにセットしたアラ―ムの音が部屋中に鳴り響いていた。真由美は部屋のベッドから飛び起きた。もうすぐ、定期的に行われているサ―クル活動が始まる時間である。
静寂に包まれたこの地で、はらりと舞う桜を撫でるようにわずかに
空気が揺れた。研ぎ澄まされた感覚が、その香りと音を絡めとる。
(あれはわたし……)
緋色の衣を纏った彼女は、傍らに立つ桜の大木と同じようにひっそりと
たたずみ、とめどなく頬を伝う涙をぬぐうこともしない。目にも鮮やかな
若草色の衣を羽織った女性と見紛うほどの男性が彼女を見下ろしている。
彼はその整った顔に悲しそうな表情を浮かべてそっと彼女を抱き寄せた。
萌えるような緑と燃えるような緋が寄り添い、この地を鮮やかに彩った。
それが合図だったかのように、風が桜を舞い散らせ二つの色に桜色の薄
い霞がかかった。
どれくらい時間が経ったのだろうか、二つの色が不意に分かたれた。彼
が彼女をみつめながら、言葉を紡ごうとしたその瞬間、世界が白く薄れは
じめた。風の匂い、散る桜の音、鮮やかな色彩、混ざり合い渦巻きながら
白い闇へ飲み込まれていく。
135です
134の間に挟まっちゃったかな?ゴメソ
何度もすいません、135は一応夢の風景です。
138 :
名無し物書き@推敲中?:04/03/29 17:10
よくわからんです。視点が定まってないような
これは一応、三人称小説ですか?
>>137
レスありがとうございます。
三人称なのですが、主人公が夢をみているので
視点を定めるのが難しくて、ヘンテコになってしまいました。
>>133 そう、自分に酔ってはいけない。
感性のアンテナは、高くそして鋭敏であることが望ましい。
そして、感知した対象に酔うことは間違ってはいない。
しかし、それを文章で表現することは理性的であるべきです。
なぜなら、小説の文章表現は「読者に分かってもらえるか」
ということを意識して書かなければならないからです。
もちろん、文章表現には理性だけでなく感性の要素が混在することは
否定できませんが、あくまでも基本は理性的であるべきだと思います。
あなたが読者の立場に立ったとき、何のことやらさっぱり分からん、では
支持する気になれないでしょう。
個人的に自由に書くのが楽しいから書いているというのであれば、
それはそれでまた一興ですけれども、他人に見せる必要はないものです。
以上。
141 :
名無し物書き@推敲中?:04/03/29 19:54
>>140 だから小説って大人しくてクールなんですか?
漫画のようなテンションってないですよねえ。
ラノベは知らないけど。
142 :
名無し物書き@推敲中?:04/03/29 19:56
>>141 読む対象を意識して書けばそうなるだろ。
ってか、そんなことも分からんのか?
143 :
名無し物書き@推敲中?:04/03/29 19:58
>>142 いや、今俺が書いてるのは、めちゃくちゃ柄の悪い江戸っ子みたいな語り口なんですよ。
地の文が。
たぶん最終選考残ったな。
144 :
名無し物書き@推敲中?:04/03/29 20:04
前から思ってたけど 小説って暗いね
中村うさぎみたいなテンションってないね。
>143
めちゃくちゃ柄の悪い江戸っ子ってどんなんだよw
146 :
名無し物書き@推敲中?:04/03/29 20:07
小説といっても、幅が広いよ。
暗いのは純文学と呼ばれるものかな。
エンタメ系のなら明るいのも多いし、
海外SFなんて、めちゃおもろいのもある。
どの読者に向けて書くか、も重要だよね。
>>144 中村うさぎみたいなテンションって、いくらでもあるでよ。
読書不足を小説のせいにするのは、止めてちょ。
ってか、お前は馬鹿。
149 :
名無し物書き@推敲中?:04/03/29 20:21
>>148 わたしゎ馬鹿ですが。。
中村うさぎみたぃなテンションの小説教ぇていただけませんかぁ?
150 :
名無し物書き@推敲中?:04/03/29 20:31
学校を出よう!〈4〉Final Destination 電撃文庫
めがねノこころ電撃文庫 ゆうき りん (著)
撲殺天使ドクロちゃん〈2〉電撃文庫 おかゆ まさき (著)
終了〜 ̄ ̄〜~〜〜~~~~
だめ?
>>149 な〜に甘ったれてるんだよ、このヴァーカ。
テメーで探すんだよ、どこまでアホなんだ〜。
死んで良しだな、喪前はよ〜(プゲラヒャゲラ、ケッケッケッ
152 :
名無し物書き@推敲中?:04/03/29 20:36
1つ目、角川文庫の『ぼくら〜』シリーズはいけますね!これは、笑えるっていうより楽しめるって感じですけど。
2つ目、これが本命なんですけど、電撃文庫の阿智先生&宮須弥先生の作品(僕らは『黄金小説』などと呼んでます)がサイコーです!
特に、『僕の血を吸わないで』、
『僕にお月様を見せないで』らへんがいいかと。笑えるってもんじゃあありません。
読んだら酸欠で死ぬので、酸素マスクとハンカチの用意を忘れずに!
うひゃぁぁ。\(゜ロ\)ココハドコ? (/ロ゜)/アタシハダアレ?
ラノベじゃなくて、普通の小説でテンション高ぃのなぃですかぁ>>
155 :
名無し物書き@推敲中?:04/03/29 20:47
>>154 うひゃぁぁ。\(゜ロ\)ココハドコ? (/ロ゜)/アタシハダアレ?
自分で探すんだな、クズ君。
はぃ(T_T)/~~~))))))))))))))))))))))))))))))))))))...............)))))
157 :
名無し物書き@推敲中?:04/03/29 20:54
>>144 中村うさぎみたいなテンションって、いくらでもあるでよ。
読書不足を小説のせいにするのは、止めてちょ。
↑田吾作だな、オメー(ケッケッケッ
↓田吾作だな、オメー(ケッケッケッ
160 :
名無し物書き@推敲中?:04/03/29 21:08
1つ目、角川文庫の『ぼくら〜』シリーズはいけますね!これは、笑えるっていうより楽しめるって感じですけど。
2つ目、これが本命なんですけど、電撃文庫の阿智先生&宮須弥先生の作品(僕らは『黄金小説』などと呼んでます)がサイコーです!
特に、『僕の血を吸わないで』、
『僕にお月様を見せないで』らへんがいいかと。笑えるってもんじゃあありません。
読んだら酸欠で死ぬので、酸素マスクとハンカチの用意を忘れずに!
↑田吾作だな、オメー(ケッケッケッ
162 :
名無し物書き@推敲中?:04/03/29 21:16
ラノベじゃなくて、普通の小説でテンション高ぃのなぃですかぁ>>
163 :
名無し物書き@推敲中?:04/03/29 21:23
真面目な話なんだけど、ここで酷評される人は或る意味に於いては文芸誌の
新人賞を獲る可能性を秘めてるよ(でもたぶん一次も通らない人が殆どだろうけど)。
一方、みんなからいいねって言われる人は一次・二次くらいは通るかもしれないけれども
大賞となると更に努力しないと難しいのかもしれないよ。
だからどちらに当てはまってても、あんまり悲しむことはないよ。がんばれー
変なのが沸いてきたな最近
>>164 おまいと俺と、あと他にどんなのがいる?
あのぅ〜 ボク、作家になりたいんです。
もちろん売れっ子の作家ですよw
ボクになれますか?
ここのスレタイぐらい読めるようになってください。
↑君ならなれるだろう。
ってか、なって下さい(グキョキョキョー、ケッケラキョ、ンデモッテ、グゥェグゥェ
頑張って下さい。
169 :
名無し物書き@推敲中?:04/03/29 21:37
読んだら酸欠で死ぬので
171 :
名無し物書き@推敲中?:04/03/29 21:41
僕は風船 浮かんではしぼむ ひとときの夢のような至福
道端の親子連れ 3歳児は嬉々として 僕をつかもうとする
僕は風船 針で刺せば 見事に割れてしまうだろう 誰が針を?
僕は注射が嫌いだった 拷問をイメージさせ いじめられ 被虐を味わうのは
僕のアイデンティティが許さない
試験に落ちた 受験は残酷 地球を真っ二つに割ってくれ
勝者と敗者 僕はすすんで 敗者の楽園へ そうさ楽園は共栄圏
自堕落で甘美なユートピア
僕は風船 楽園上の花火 皆も奏でようか カーニバルがはじまる
楽園の祝祭歌を
♪季節の終わりよ民主ロマンの崩壊よ
翳りのない広場の眩い太陽
空を仰ぎ見るなら女神の美酒を
ただ永久に浴び酔狂に生きながらえよ
>>169 ヴァカでーすよーン(グヒョェラ、クワンクワン、スワォスワォスワォスワォ
174 :
名無し物書き@推敲中?:04/03/29 22:23
171
まぢかっこいい
お約束の自作自演。
176 :
名無し物書き@推敲中?:04/03/29 22:48
171って天才???? 絵画のような詩だ
わりと真面目なスレだと思っていたら…この流れは何さ??
178 :
初心者1号:04/03/29 23:05
>>163 初めて一次通過者の欄に
自分の名前が載ったときの感動は
既に色褪せたなぁ……
あなたの意見にはほぼ賛成だが
あきらめなければ誰にでも平等に
チャンスがあると私は信じています。
じゃなきゃ、やってられないよww
179 :
名無し物書き@推敲中?:04/03/29 23:17
高校時代の恩師が言いました。
これから先
「タラレバ」を連呼するような人生だけは送るなと。
>>177 ラノベ板の新人賞スレでここがリンクされてたから、
短期的にはその影響かな?
181 :
名無し物書き@推敲中?:04/03/29 23:26
タラレバを連呼しなければいい人生を送れるのか
182 :
名無し物書き@推敲中?:04/03/29 23:27
183 :
初心者1号:04/03/29 23:33
>>179 それって、社会(日本史or世界史)の先生でしょw
タラレバって何だろ_| ̄|○
185 :
名無し物書き@推敲中?:04/03/30 00:06
え〜〜と、批評お願いしますm(_ _)m
何事もなかったかのように昨日が消え去って、何事もなかったかのように明日が
やってくる。それは僕が死ぬまで続いていき、僕が死んでも変わらずに続いてい
く。僕が義務教育で習ったのはいくつかの英単語と数式。そして、この世界がい
かに冷たいか・・。要するに、それぐらいだった。
世界の流れはとても早く、この世界に住む人はその事を良く知っている。だから
置いてきぼりを食わないよう、皆が皆早歩き。皆、上手く流れに乗っているよう
だ。いや、ホントは乗っているふりだけなのかもしれない。歩みを止めると他の
人達はどんどん先に行ってしまう。だから、人は人を意識して早歩きをしていく。
少なからず、僕はそう思っている。
>>185 価値観っていうか、考え方はよくわかる(わたしと近いものがある)んだけど、
文章としては読んでいてそこまで興味湧かないかも知れない。
何かひとひねり欲しい気がする。何だか淡々としすぎているような…。
>世界の流れはとても早く、この世界に住む人はその事を良く知っている。
ちょっとくどいような…それに、英文を直訳したような読みづらさを感じる。
例えば、「世界はとんでもない速さで流れていく。そんなことは皆、とっくにわかっているのだ。」
みたいにしたら違和感も減るかな。いや、わたしのが良い例だとは言わないけれど。
あと、速度を言う場合は「早い」ではなく「速い」。変換にご注意を。
ここに載せた部分だけではよくわからないけれど、たくさん書いてみればまた違うかも知れない。
頑張って下さい。
わたしの批評はあくまで一個人の見解ですので鵜呑みにしないこと。
高校時代の恩師が言いました。
これから先
「ニラレバ」を連呼するような人生だけは送るなと。
>>185 「僕」がこのように考えるまでの経緯が知りたいところだな。
文章自体は悪くないが、これだけではにんともかんとも。
小説としての動きが見えてこないしな。
あと、三点リーダ使おうな。
189 :
名無し物書き@推敲中? :04/03/30 01:07
>>186
批評、ホントに有難う御座いました。
「淡々としている。」
その通りだと思います。自分でも感じてて、それをなんとかしようとすると
今度はくどくなっていってしまうようです−−;。
>>188
批評、ホントに有難う御座います。
185で書いた文章は、今自分が書いている小説の文頭の一部分です。あまり
長くズラズラと載せてもマズイかなと思い、少しだけ載せてみました。
「僕の経緯が知りたい」
という言葉は、「なるほど!」と本気で思ってしまいました。気付かせてくれ
て有難う御座います。
それと・・・。三点リーダって何ですか^^;?
>>189 ・を3つ打って二回変換してみな?
・・・→…
しばらく来てなかったけど最近は優しい人が多いんだね。
>>189 …と・・・の違いだね。まあ実のところは好き勝手にやっていいんだけど、
とりあえずはみんなで「……」にあわせましょうという雰囲気みたいなんで、
揃えとこうかと。
というか俺死ね
その時、不意に風が吹いた。
今思えば、あれは彼女からのメッセージだったのかもしれない。
しかし、当時の私がその事に気付く事はなかった。
あれから既に一年。
彼女が消えた事によって出来た空白は、未だに消えてくれない。
私自身、消えて欲しいとも思っていないのが唯一の救いだろう。
……人間など、どのような事であれすぐに忘れていく生き物だと思っていた。
どんなに辛い事でも、忘れていけるから生きていけるのだと信じていた。
だが、それは間違いだった。
私はこれからも、夜になると様々な事を思い出すのだろう。
もう悲しいとは思わない。いや、思えないのかもしれない。
ただただ、虚しいばかりだ。
そんな事を考えながら、今日も床につく。
明日になれば、少しは救われるよう願いながら。
194 :
名無し物書き@推敲中?:04/03/30 08:10
195 :
名無し物書き@推敲中?:04/03/30 08:50
やだよ マンドクセー
>>194 「・・・たんだ」連発すんな。読んでいて不快になる。
しかも何が言いたいのかよくわからん。
題名からして読む気がうせる代物だ。
>>194 めんどっちいんで最初だけな。
>けど今は何万もの味方がいるんだ。
大袈裟杉。おまいさんがネットでコミュニケーションを交わしたのが
そんなにいるのか? 度が過ぎればうそ臭くなる。
>悪口にいつも自分の首を絞めさせていた。
間違いではないが「自分で自分の首を締める」という慣用句の印象が
強く、ヘンな言い回しに感じる。
>窓に駆け込んだ。
言わないでも分かるだろ?
でも、初心者でこんだけ書けりゃまずまずだろ。
話はつまらんが、まあがんがれ。
>>195 めんどっちいんで最初だけな。
話が書き急ぎ杉。比喩に面白みを感じる部分は幾つかあったが、
総じてあらすじのような印象を受ける。
先ず、冒頭から回想シーンに入っていくが、結局戻ってきたのは
いつだったのか不明瞭。
大学生の頃、幼馴染と付き合っていた⇒彼はいつも後をついてきた。
こういう流れで、後をついてきたのが大学時代の話かガキの頃の話か
ピンと来ない。読み進めて、ガキの頃だろうと分かるが、不親切。
>あたしと目が逢うと一瞬戸惑ってから顔を赤くして笑った。
「あたし」視点で、よく彼が戸惑っていると断定できたな。ヘンだろう?
>話を聞いているうちにあたし京介の彼女に嫉妬していた。
いちいち言わないでも主語は分かる。「あたし」は省いていい。
「何故か京介の彼女を妬ましく思った。」この後、空行は必要ない。
「異性に対する興味で付き合っていたのかもしれない。」ここも。
シーンが変わるわけでもないし、話が飛ぶわけでもないのだから。
所々、うまさを感じる。まあがんがれ。
201 :
名無し物書き@推敲中?:04/03/30 11:26
>>194 気づいたままに。
主部と述部の呼応がうまくない。さらっと読んで気づくほど。
加えて「〜んだ」口調がシツコイので困ってしまう。
この口調を使いたいのなら、シツコサ・ウザさを消す工夫がいる。
主人公の心の動きが突然直球で書かれてて共感できない。
「いじめられっこ同士のシンパシー」「世間からの同情」に期待してはいけない。
1人称だし、はじめっからドロドロしたテーマなのだから、
アホほど「心」を書き込んでもいいのではないか。
もしくは「心」を全く書かないことで、空っぽ感を強めるか。
中途半端な印象。
シーンにメリハリがない。事件だらけでこれまた困ってしまう。
物理的に言うと「学校」と「自宅」
精神状態的に言うと「落ち込む」と「希望を持つ」。
あと時間の経過。
この辺がごちゃっと混ざり合ってて、よく判らん。
トイレにいた男の子は幻か?あのシーン実は怖い。心を読んでる。
ここを発展させたほうが面白いんじゃなかろうか、とか思ったりもする。
あとがき邪魔。あれも小説の一部だとしても、面白くない。
初歩的な突っ込みどころが残ってる。「・・・」とか、一行の文字数とか。
>>193 小説のあらすじだとすれば足りている。あとは描き方次第。
ってか、サイトの写真でお前の顔初めて見たけど、結構真面目そうなんだな。
まあガンバレや。
何か三点リーダーを勧める人がいるみたいだけど(一回じゃないよね?)
それってどうよ?
文章が上手くなりたいと思うならまずその辺の視覚効果の排除すべきだと、ちょっと極端だけど思う
俺もテンポよく進めたい時とか会話文とかに使うことはあるけど、やっぱり使いどころはかなり考えるし
文章を安っぽくしないで三点リーダーを使うってなかなかどうして難しい事だと思う
実質ここは添削スレみたいなもんだし、添削を求める以上まだ技術的に未熟だと思う人が来てるなら
安易な表現方法を勧めるよりまず基本に沿って描写に関して色々と言ってみるべきじゃないかなと思ってみた
俺個人としては極力擬音と三点リーダーは使わない
理由は描写が甘くなるから、独りよがりになりかねない。
長々と個人的意見の垂れ流しスマソ。またしっかりとした理由があって三点リーダー勧めてるのならもう感服でございます。
>>205 三点リーダーを勧めているんじゃなく、点点点を使うなら三点リーダーにしろ、って言ってるんじゃないか?
「・・・」→「……」 みたいな。
使わないで良いなら使わないに越したことはないな。漏れも「……」「?」「!」は極力使わないようにしてる。
使ったとしても推敲中に殆ど消える。あんまり見栄えも良くないしな。
>>206 ああ、なるほど
恥ずかしい恥ずかしい
失礼失礼
んじゃ漏れは空行について語るか。
あれ、ダメね。文章の繋がりってもんを完全に無視して書けるから。
だから、読みなれた奴にとっては脈絡のないコマ送りみたいに感じる。
素人は上手く騙せるが、あれを多用する奴はヘボと言っていい。
ちゃんとした段落を取った文章となると、先ず書けなくなる筈だ。
多用するのは楽だろうけど、辛抱しなきゃ上手くならない。
掲示板の書き込みじゃないんだから。
あと、自分できっちり推敲して、それでも分からない部分を人に聞くべきであって、
ハナっからここの連中を当てにして、ろくすっぽ見直ししてない文を晒すのは、
ある意味クリエイターとしての恥。
最後に頼りになるのは自分のセンスであって、他人の意見ではない。
と、偉そうに語ってみた。
>>208に質問
ウェブ上、ブラウザ上限定で言えば見やすいのは
適度な感覚で改行されている小説だと思うんだが。
テーブルに流し込むとして、その幅にもよるだろうけど
視線が左から右へ流れすぎると疲れないか?
そういう意味で改行してる人間もいると思うから、
多用=へぼんはどうだろう。
読者の立場からすると目に優しい文章の方を読みたいと思う。
手に持って読む本ならいざ知らず。
改行と空行の違いではないだろうか
と208ではないがレスしてみる
>>209 なら、テーブルのwidthを小さめに設定すりゃいい。
行の幅もスタイルシートのline-heightで程度な間隔を取れる。
目に優しく、ってんなら、背景を淡めのグリーンとかブルーに
すればいい話。だいたい、文章そのものとページ構成以外の理由で
読み辛いなんて言う読者は相手にしなくていいと漏れは思う。
まあ、上手くなりたければ、の話をしているんであって、
純粋にオンラインノベラーを愉しませたいなら、空行乱発もアリだろう。
そうか、ありがとう。
実は自分が今色々と試行錯誤している最中だったんだ。
そして改行と空行違いだったよ、本当に絡んでごめん。
おう。がんがってくれ。
214 :
名無し物書き@推敲中?:04/03/30 19:36
ここで評価 酷評してる人って どのような作家が好きなんですか?
教えてチョ
>>214 文章:パトリシア・コーンウェル(米・ミステリー作家)
ストーリー:トマス・ハリス(羊たちの沈黙・ハンニバル)
217 :
名無し物書き@推敲中?:04/03/30 21:26
>>216 ありがとうございます
日本の作家で文章というか描写の勉強になりそうな作家はいらっしゃいますか?
218 :
名無し物書き@推敲中?:04/03/30 21:45
>>217 へっへっ屁ー、言われちゃったなぁ、キミ。
でも、218の言う通りだぜ。
>>217 あくまで漏れの趣味だが、宮部みゆきはいい。
あと、蹴りたい背中はマジすげーと思った。
が、基本的には自分で惹かれる文体の作家を見つけるのがイイと思う。
>>217 作家じゃないが、平家物語。
語り口調でリズムがいいし、戦闘シーンの描写もいい。
223 :
◆tXSA0RUZGU :04/03/30 22:49
SF相撲
さあ〜、見合って見合って
行司の金切り声に合わせて俺は間接をはずし直径80センチの弾丸を発射させた。
見切山は俺のバズーカを予測していたらしく眼前にバリアを張っていて、あざ笑うかのごとく俺に背中を見せ塩を取りに行った。
バリアに粉砕された俺の弾丸はその破片を観客席に撒き散らしいつものごとく怪我人が今日も出た。
まったく相撲が進化しだしてから四半世紀もたつのにこの国技館の安全設備は旧態依然のままだ。でもそこが気に入っている。
俺は先日、潮吹山を殺したのと同じ戦法で見切山が塩をまいているときに地雷を土俵に埋めておいた。
こんな地雷にやられるやつではないことは俺も知っている。何、地雷はただのカモフラージュで、俺はいつでも実力者には炭素菌をつかう。
「うわー」
信じられないことに俺の体が宙に浮いていた。それは見切山の頭に載っていたまげが回転しながら俺を襲ってきた瞬間だった。
どういうことだろう? 俺も相撲取りの端くれとして物理化学全般に対して専門家以上の知識を持つ男だが、俺の巨体が宙に浮くとは! 物理法則に反しているではないか。
こんな目にあうなら生まれてこないほうが良かった。
ミステリーに「大人の童話」という一面があることは、従来日本では忘れられがちであった。「肩の凝る」ミステリーの合間の息抜きに、と書き下ろしたのが、この冒険物語である。
ここでは十七歳の少女がヤクザの女親分になり、殺人事件に巻き込まれ、
悪漢につかまって殺されかけ、機関銃を撃ちまくる。ミステリーはリアリティが第一と信じる方は首をひねるかもしれないが、それは可憐な女性、
必ずしも弱々しくはないという「現実」をご存じないからである
>>200 アリガトウございました。言われて気がつきました。また読んでやって下さい
226 :
名無し物書き@推敲中?:04/03/30 23:05
>>195 普通この手の話って、二人の男の性格の違いやら、
自分たちの関係性の違いやらを対比させるもんじゃない?
それでもうあの頃には戻れないんだなーと切なく感じたりすると言う。
しかし婚約者と京介の違いって何よ?
単に歳が上か下かくらいしか分からないんだけど。
>豪華客船に乗ったあたしはもう潜水艦には乗れないんだ。
>真っ暗な道路の海を一緒に走ることはもうない。
婚約者=豪華客船、京介=潜水艦に例える根拠も分からない。
自分で説明できる?
227 :
名無し物書き@推敲中?:04/03/30 23:13
1985年の少年マンガ連載作品
週刊少年ジャンプ
新年1・2合併号 ドラゴンボール(鳥山明)
キャプテン翼(高橋陽一)
北斗の拳(原作:武論尊/漫画:原哲夫)
キン肉マン(ゆでたまご)
シェイプアップ乱(徳弘正也)
ハイスクール!奇面組(新沢基栄)
ウイングマン(桂正和)
こちら葛飾区亀有公園前派出所(秋本治)
きまぐれオレンジロード(まつもと泉)
ブラック・エンジェルズ(平松伸二)
>>226 普通なら確かに比べますよね。でも二人を比べないで、主人公のその時の気持ちを書きたかったので、あえて比べなかったんですよ。
京介=潜水艦って言うのはまだ自分も冒険出来るだけ若かった頃
婚約者=豪華客船は落ち着いて暗然な方に逃げた主人公の考え方を指しているだけです。
その時の主観で見方が変わることを書きたかったのですけど、上手く書けてなかったみたいですね。
読んでくれてありがとうございました。これからもっと書込んでいくので、また読んでやってください。
>>223 >俺は間接をはずし直径80センチの弾丸を発射させた。
どこの「関節」でせう? 手首? 肘? 膝?
>俺に背中を見せ塩を取りに行った。
SF相撲のルールはよくわからないが、塩を取りに行くということは立会い前ですよね?
勝負前の攻撃がありなの?
>俺は先日、潮吹山を殺したのと同じ戦法で見切山が塩をまいているときに
地雷を土俵に埋めておいた
「俺は先日、」だと地雷を埋めたのが「先日」になってしまう。「先日と同じ戦法を取った」の意なら
「俺は先日潮吹山を殺したのと同じ戦法で、」で区切るべき
>「うわー」
信じられないことに俺の体が宙に浮いていた。それは見切山の頭に載っていたまげが回転しながら俺を襲ってきた瞬間だった。
場面展開が唐突です。地雷を埋めてから「俺」が宙に浮くまでに何があったのか?
直前で地雷ではやられないだろうと書かれていた見切山が、何故髷が飛んでくるほどのダメージを受けたのか?
230 :
名無し物書き@推敲中?:04/03/30 23:43
>195
>京介=潜水艦って言うのはまだ自分も冒険出来るだけ若かった頃
なんか冒険してるシーンあったっけ。ごく普通のお付き合いに見えたが。
>婚約者=豪華客船は落ち着いて暗然な方に逃げた主人公の考え方を指しているだけです。
逃げってことは大して好きでもないのに安定を求めたってこと?
なんかそう思わせる描写ってあったっけ。ごく普通の(ry
昔の文章を読むといいぞ。
昔の日本語はとてもきれいだからな。だんだん便利さを求めるあまりに言葉も変質してしまったのよ。
火垂るの野坂のような、リズムで読めるという面もあるしな。
空の色がとても印象に残っている。
目の前には抜けるような蒼色の天井があった。
風が絶えず巻き上がり雲を乗せてその頂に吸い込まれてゆく。
その音は、耳の奥で少しだけ、渦を巻いて消えることを、断続的に繰り返していた。
目を凝らしてみても、空の向こうに果ては無いように思えた。
身体を起こすと赤い地面が視界に入ってくる。
砂漠のようだった。荒涼とした地面はところどころにひび割れ、枯れかけた草が揺れていた。
視線は緩やかに湾曲した地平線へと吸い込まれていく。
同じように果ては無かったが、離れたところには影がが聳えていた。
立ち上がった。すこし頭がふらついたが転ぶことはなかった。
立った後で気がついたのだが、どうやら私にはちゃんと足があるらしい。
なのに、進める歩みひとつひとつがおぼつかない。真綿の上を歩いている錯覚を覚えた。
遠くに、いくつかの柱のようなものが見える。とりあえず、そこまで行ってみることにした。
近づいてみれば、それは地面から生えた風車だった。
しかしそれは、無機質ではありえない幾本もの根を地面に下ろして佇んでいる。
一定の間隔を置いて点在している。姿はさながら世界樹のミニチュアを連想させた。
遠くからだと輝いているように見えたが、近づけば、所々に粗が見て取れた。
塗装が剥げて錆びついたその箇所を中心に、金属のこすれ合う独特の音を発しながら、それでも大気を受けていた。
その足元に腰を下ろした。
乾いた、それでも穏やかな風を肌に感じた。
風車の軋みが直に身体に伝わって、胸の奥のほうで震えている。くすぐったい様で、とても心地よかった。
目を閉じると、それは余計に強く感じられた。誘われるように、私の中に意識が収束していくようだった。
そのまま希薄になる自分を感じながら、私は夢から覚めていく。
自分の良く思い浮かべるイメージを文章にしてみたものです。
妄想文ですが、酷評いただければ幸いです。
取りあえず、「天井」と言う表現と果てはないと言う言葉は相容れない。
>>232 >その音は、耳の奥で少しだけ、渦を巻いて消えることを、断続的に繰り返していた。
この一文、「少しだけ」がどこにかかるのかよく掴めなかった。もし渦を巻くのが少しなら、その前に読点はいらないでしょう。
>立ち上がった。
ここをもう少し改善する必要ありか。ただ立ち上がるのでなく、「手をついて」とか付け、あと「立ち上がった」ではなく「手をついて立ち上がる。」と現在形にした方が動きは出るかと。
あとは最後の方、目を閉じて風車の軋む音に身を委ね意識が遠のいていく……と読者を引きつけておき、「私は夢から覚めていく」というオチは、
あ、あれ?夢に落ちるんじゃなくて覚めるの?と肩すかしか。
235 :
名無し物書き@推敲中?:04/03/31 00:48
>>235 まず自分の書いた文章を「駄文」と称している時点で読む気が失せた。
>>236 日本人は謙虚なのを美徳とするんだからまあいいじゃない
つまらなかったけど
思いつきだけで書いてる文章
人に読ませる文章じゃないかと
書きたいことを決めたら一直線って感じで行間もくそもなく
書きたいこと自体もそう新しいもんじゃないし
何を楽しめばいいのやら
238 :
名無し物書き@推敲中?:04/03/31 01:23
ここの管理人の掲示板じゃ、大絶賛だよ。小説・・・
239 :
名無し物書き@推敲中?:04/03/31 02:09
>>238 その他の大方の掲示板でも、だいたい管理人の小説ってのは絶賛されてるよ。
社交辞令じゃないかな。だが、本当に面白いと思っているなら怖いな……
>>232 >空の色がとても印象に残っている。
> 目の前には抜けるような蒼色の天井があった。
>風が絶えず巻き上がり雲を乗せてその頂に吸い込まれてゆく。
>その音は、耳の奥で少しだけ、渦を巻いて消えることを、断続的に繰り返していた。
>目を凝らしてみても、空の向こうに果ては無いように思えた。
空を蒼色の天井と表現するなら、雲も別の表現があると楽しいかも。
例えば「流し素麺のごとく」とか。(ネタ)
>>235 うー 全部読む気力など沸いてこない文だが、とりあえず「夕焼け酒場」だけは完読したぞ。
全体的なことをいえば「描写が不足しすぎる」ですなあ。
最初の昭和30年代を模したテーマパークもその後タイムスリップで飛ばされた実際の30年代
の町並みもただ漠然と「古い」「見かけない」だけで表現されていては絵が思い描けない。
車のデザイン、張られている広告、人々が着ている服・髪型など少し書きこむだけでその「異世界ぶり」
をあらわせるのに。
それといくら主人公が昭和30・40年代の知識を多少聞きかじっているとはいえ、実際にその世界
に放り込まれたら全てが新鮮(あるいはひどく垢抜けない)ものに見えるはず。それに対する驚きが
少しも感じられない。これも描写が不足しているから。
この作品のキモは「ノスタルジー」なのだから読む方にもきっちりそれを味わえるようにディティールに
凝って欲しいと思いました。
あと、細かい文章を一々あげつらいませんけど一つだけ。
>ホームでは山手線の電車が何本も発着している。今走っている車両の2世代前のもの
(101系)で、全面に黄緑色の塗装がされている。(余談だが今でもJRの川越線・八高線・
奈良線でなど同じ色の電車が走っています )
の( )部分はまさに余談で白けました。「である」調で書かれた文へのいきなりの「ですます」文
の挿入であることもそれに拍車をかけています。
どうせなら「今は地方でしか見られないこの型が都心に配車されている違和感と驚き」として
本編に組み込んでしまえばよかったのにと思います。
以上
>>235氏が作者であられることも前提にした感想でした。
>>235が作者であることは、誰もが周知の事実でRw
244 :
名無し物書き@推敲中?:04/03/31 12:20
参考書籍:西岸良平 「夕焼けの詩 1〜49巻」 小学館
正井泰夫 「昭和30年代 懐かしの東京」 平凡社
井上廣和・坂 正博・楠井利彦 「路面電車カタログ」山と渓谷社
取材協力:歌舞伎町商店街振興組合
夕焼けの詩ってなんだろう、、49冊も読んだわけ???
夕焼けの詩はマンガですよ。昭和三十〜四十年代を舞台にしたノスタルジー溢れる作品集
なんつうか、掲示板とかに貼り付けられるとちょっとかわいそうな気もするなぁ
ここは割と真面目にプロ目指す人とかが集まったりしてる場所で
あっちは趣味で書いてるだけなのに、こっちの土俵に無理やり上げて批評ってのはアレだったかもね
自分のために書いてる文章にけちつけるほど無粋というか無意味なことはないし
まあここにURL出したのが作者さんなら問題ないのだけど
247 :
名無し物書き@推敲中?:04/03/31 16:44
夜の海浜公園。
男は、照れくさそうに言った。
女は、顔を一瞬輝かせた後、
慌てて不機嫌顔をよそおい、言った。
男は女の表情の変化に気づかないのか、
怒って言った。
女は唇をとがらせ、甘えるように言った。
男は赤面し、強がって言った。
男は後ろ手に小箱を隠している。
女はそれに気づかない振りで、海を見て言った。
男は女の肩をつかみ、自分のほうをむかせ、
目を見て言うと、小箱のふたを開けた。
女は、男に抱きつき、耳元で言った。
男が、女をいきなり突きはなした。
二人はあわてて地面にはいつくばり、
何かを探し出し拾い上げた。
一瞬の間のあと、ここまで聞こえるような声で、
二人は笑い出した。
見ちゃいかんと思いつつも、
立ち止まってしっかり観察してた俺は、
なんだか怒りとも愉快さとも取れる感情が沸き起こって
「ちぇ、やってらんねえ」
と言って、海浜公園を後にした。
----------------------------------------------
某スレに書いたやつ批評して欲しくなってコピペ。
>>247 イイ。遊び心とネタの良さを買いたい。
>男は後ろ手に小箱を隠している。
ここでグッと来たね。指輪を落とす辺りもハラハラさせられた。
状況が読めてくるまで、「言った」には常に「何を?」が付きまとった。
しかし、状況が読めない部分がイイ味を出しているのも否めない。
正直、批評が難しい文だ。
文芸的にどう位置付けたらいいのかは他のヤシに譲りたい。
249 :
名無し物書き@推敲中?:04/03/31 18:18
>>247 248氏と同様、「言った」が引っかかりました。
聞こえていながら台詞を削除しているのならある種の表現になるでしょうが、
聞こえない状況では例えば「口を開いた」とかの方が良いと思います。
> 見ちゃいかんと思いつつも、立ち止まってしっかり観察してた俺は、
なんだか怒りとも愉快さとも取れる感情が沸き起こって
「ちぇ、やってらんねえ」
と言って、海浜公園を後にした。
この最後は良かったです。一文にまとめたところが良かったです。
250 :
名無し物書き@推敲中?:04/03/31 18:31
↑ おい IP
>>233 >>234 >>240 評価ありがとうございます。
使用する言葉をもっとしっかりと選別しないといけませんね。
イメージを他人に伝えられるように表現しきれていない、というのもわかりました。
これを参考に、日々是精進したいと思います。
PS:流し素麺。ネタをありがとう御座います。
252 :
名無し物書き@推敲中?:04/03/31 22:36
>>247 文章はふつう。後半甘い。最後の5行、もっと考えろ。
ネタはつまらん。
>男は後ろ手に小箱を隠している。
ここでネタがわれる。出だしが思わせぶりなだけに、少し怒りが。
プロは甘いもんじゃない。甘いプロがいるからって、マネしちゃいかん。
これは体験談か?作り話か?どっちでもいいが、面白くするために話を作れ。
>>235のホームページの管理人なんか必死になっている。
批評は、酷評スレのコピペだってあっちの掲示板にカキコしたら、削除されたぜ(w
255 :
名無し物書き@推敲中?:04/03/31 23:26
256 :
名無し物書き@推敲中?:04/04/01 00:12
253>>行ってみたけど掲示板見れない
257 :
名無し物書き@推敲中?:04/04/01 00:26
258 :
名無し物書き@推敲中?:04/04/01 02:11
HPにうpしてるの酷評キボンなヤシは、ここで申告後、
掲示板かHPに、酷評スレ@2ch・文芸板で申告した旨、管理人自ら書き込む。
そうでなけりゃ嵐厨房と見做し、スルーってことで。
>>259 「駄文うんぬん」の評が効いたようでトップページからその文を削除、ついでに
エッセイと小説を分けた模様。
後ろめたいというより更新の仕方に手違いがあっただけに思われ。
>>260 了解。異論がなければ次スレの注意書きにでもいれましょうか?
>>260 おむね同意。
ただし、2ちゃんに批評依頼してると宣言させるのも酷だろうから、
背景と同色で文字埋め込むなり隠しページ作るなりして、
このスレだけでわかるように通知しておけば問題ないと思われ。
どっちにしろ管理人の意思でってことね。
異議無し
>>261 異論が出なかったので、その方向でおながいします。
>>262 うん。それでも晒す以上は荒らす奴が出てくるんだろうが、その際は管理者の
判断でIPうpするなり、書き込みを削除してもらうしかない。
長い坂を上って行くとところどこに白い灯りが見えてきた。
安心感とともに今までなんて事のなかった。
疲れを実感すると少し開けたを場所を探し子供のようにごろんと横たわった。
ここまで辿り着くのに何本も電車を乗り継ぎ散々な悪路を進んできた。
衣服は大量の汗でそぼ濡れておりその存在を
とても気持ち悪い形で主張している。考えれば考えるほど脱ぎ捨てたい
衝動に駆られるが山中といえどこのすぐ近くには村があり当然人が暮らしている。
それでもかたや大自然、ありのままに動いてもよいのではないかと
そんなバカな考えが浮かんでくる。
運悪く散歩中の現地人と接触したらどうなるやら、反応を見てみたいと
ほんの少しだけ思ったが一応理性が歯止めを掛けてくれている。
なにより着いたばかりの新天地でだ捕されるなんて考えただけで恐ろしい。
だからこそ早く新しい我が家へと向かうべきなのだけれど
頭はもう眠りかかっており重い瞼は開くこともままならない。
「このままではいけないか……」
そう小さくつぶやいてなんとか目を見開いてみると
無造作にちりばめられた星がそれぞれ自由に輝いている。
なんとなく、なんとなくだけど感傷深くなった僕は結局それに続く事にした。
>>265 文章はわかりやすくてよいと思いますが、声に出して読んでみれば、
句読点がおかしい部分があることに気づくはずです。
そのせいで、ちょっと読みにくくなってるのが残念ですね。
>>265 率直に言うが、背伸びしなくていいよ。
書きたいように書いただけだと言わんばかりのバラバラさがハナにつく。
「ところどこに」誤字。「安心感とともに今までなんて事のなかった」
意味わかんねーし日本語ヘン。「疲れを実感すると」何故、実感を選んだ?
おまいさん、「疲れを実感する」つー言葉を使うのか?
「衣服は大量の汗でそぼ濡れておりその存在をとても気持ち悪い形で
主張している」これもそう。衣服が汗で濡れてて気持ち悪い、ということを
書くのに何でこの言い回しを選んだわけ? 小難しい上につまらん。
「ありのままに動いてもよいのではないかと」文脈から察するに裸になっても
いいのでは、という馬鹿な考えが浮かんだ、ということだろ?
「動いても」からそれを連想できるか? すげーノイジー。言葉を選べYO
「ほんの少しだけ思ったが一応理性が歯止めを掛けてくれている」
よく読むとヘンだろ? 「ほんの少しだけ思った」時点で歯止めが懸かってる訳。
「一応理性が歯止めを〜」冗長なうえ、前者と矛盾している。
「だ捕されるなんて」主人公は船か? 間違いではないが、小難しい言葉を
使って気取って外すとすげーみっともないからやめなさい。普通に
「捕まるなんて」或いは「通報されるなんて」でいいだろ。
「だからこそ早く新しい我が家へと向かうべきなのだけれど」だからこそ?
裸になって捕まるのが嫌だから、新しい我が家に帰りたい? ヘンだよな?
「小さくつぶやいて」大きいつぶやきでもあるってのか? 「小さく」いらね。
「なんとなく、なんとなくだけど」重ねたからって「感傷」に説得力が出ると
思ったら大間違いだ。「夜空、星」の描写にちっとも感傷なんて雰囲気なかった
じゃん。従ってうそ臭い。
「結局それに」それに、って何よ? 星か?
格好だけ整えればいいってもんじゃない。まあがんがれ。
268 :
名無し物書き@推敲中?:04/04/01 21:34
句読点がない上、意味もなく回りくどくて読みづらい。
下手な奴がかっこつけて書くとこうなるって見本みたいだ。
269 :
名無し物書き@推敲中?:04/04/01 21:45
都内のある私立中学を受験するために僕が勉強をはじめたのは、小学
五年生の春休みからだ。僕が目指したのは、大学までの一貫教育を行ってい
る学校だった。成績さえよければ大学まで進学することの出来るシステムに
魅力を覚えた僕は、自分の希望を両親に相談した。両親は、僕がその学校を
目指して受験勉強を開始する事に賛成してくれた。
僕は駅前にある進学塾に通い始めた。本田と出会ったのは、その塾で
おこなわれた夏期講習でだった。僕と隣り合わせの席に座っていた本田は、
僕とは異なり、算数と理科の成績が抜群に良かった。授業中の先生との受け
答えから、明朗である一方ですこし控えめな本田の性格を見て取った僕は、
自分と共通する気質を本田に感じ、積極的に彼に話しかけるようにした。
僕は本田が隣町の小学校に通っており、本田の家が、僕がピラニアを買った
熱帯魚店のすぐ近くにあるということを、ほどなくして知った。本田の父親
は歯科医を開業していた。やがて僕と本田は、互いの家を行き来するように
なった。
はじめて本田の家に行ったのは、夏休みの終わる最後の日だった。その
日はちょうど日曜日で、正午を過ぎた頃に、一緒に勉強をしようという本田
からの誘いを受けた僕は、自転車に乗って、自宅から二十分ほどのところに
ある彼の家に向かった。本田の部屋は八畳間だったが、その空間の多くはシ
ジミ蝶の標本によって占拠されていた。
「もともとは、お父さんが作った標本を置くために、部屋の一部を貸し
ていた。だけどそれがいつの間にか、僕の趣味にもなってしまっていたんだ。
今は勉強の合間の気分転換に、パソコンを使ってデータベースを作ってる」
と言った後、そこし考え、
「いや、もう気分転換とは言えないところまで、のめり込んでしまったな」
と呟くように言った。
「なにしろ、この時期になってもいまだに採集なんかにも行っているんだ
からね。他県に遠征したりとか」
僕はあらためて、本田の部屋を見回した。本棚の置かれている壁面
以外はすべて蝶の標本箱によって埋め尽くされていた。蝶はどれも同じよ
うな形と大きさのものばかりだった。整然と並べられた夥しい蝶は、僕に
無限数の羅列を連想させた。
1行目は長い上り坂をのぼりきるとその先に、とするとすっきりするかも。
疲れを実感する→感じるでいい。
横たわる→寝転ぶのほうがいいかも。仰向けのイメージがあるから。その後夜空の描写なんていれると読み手が話に入りやすいかも。
場所を探し、僕は子供の…にしたほうがいいかも。
その次の文は回想のようだが、突然すぎて入りにくい上、描写が薄い。どの様な悪路だったかもっと深く書こう。話も広がる。
衣服は…の文は気持ち悪いと言ってしまっているので、気持ち悪さが全然伝わらない。
かたやは「一方では」という意味だが…?
現地人に拿捕されるだなんて、主人公は何かに追われているのか?それであれば何に追われている?
「〜だが」と「〜だけれど」が混在しているけど、一つに絞った方がいい。
なんとなくを繰り返さないほうがいい。くどい。
無造作にちりばめられた星を見て感傷深くなるだろうか?
…全体通して文を無理やりねじ曲げて表現したという感覚があり、読みづらい。
一人称を増やすと文がひき締まるかも。
以上、評でした。
271 :
269−2:04/04/01 22:08
「一見どれも同じように見えるけど、実際には、同じ種類のものは一つ
としてないんだよ」
と、僕の心を見透かしたように本田が言った。
僕は、その部屋に置かれた無数の蝶に、ただ圧倒されるばかりだ
った。ただ僕には、それらの蝶が綺麗だとはどうしても思えなかった。
本田は再び口を開いた。
「標本作りというのは、たしかに手間はかかるけど、蝶を台紙にピンで
留める瞬間の満足感が、それまでの苦労を帳消しにしてくれるんだ」
「満足感?」
と、僕は本田に訊き返した。
「そう。満足感」
本田は小さいがはっきりとした声でそう言った。
「僕の身体を通して、シジミ蝶に関する知識が僕の脳にしっかりとイン
プットされたんだという満足感だよ。君は哂うかもしれないけど、僕は
シジミ蝶の新種を発見したいと思っているんだ」
「新種? 」
「そう。それほど荒唐無稽な話ではないんだよ」
「そうなのか」
「新種を発見するためには、今まで発見されたシジミ蝶に関するすべ
ての事柄が、頭の中に入っていることが望ましいんだ。そう思わないか」
と、本田は僕に向かって訊いた。僕は本田に、よく分からないが、
そうなのかもしれない、と言った。本田は僕の顔を眺めた。そして、
少し恥ずかしそうな顔をしながら、
「どうも蝶の話になると興奮して喋りすぎてしまう。勉強をしよう」
と言った。
272 :
名無し物書き@推敲中?:04/04/01 22:25
明朗であると「である」を使って断定しているにもかかわらず、控え目であると言っている。明朗なのか控え目なのか。明朗さのなかにも、控え目であるという事か。
その描写はもっと僕が本田と深く付き合っていって、中盤あたりで「実は本田という奴は、明朗さの中にも若干の控え目な一面があるのではないか」といった感じで持って行くとインパクトも強い。
三つ目の会話は誰が発しているのか分からない。
蝶の標本は文章を広げる貴重な材料であるというのに、同じ様な奴ばかりだと言う。もったいない。
壁一面覆い尽くすほどの蝶がいるんだから、その微妙な違いを書こう。そこから蝶を通じて親睦を深め行く僕と本田の姿が描写できる。
蝶は本田という人物を確定するための重要なツールであるから、描写に力を入れて。
後は、文句ない。文章もまとまっているし、読みやすい。
本田の会話部分で緩急をつけたことには、ほどほどに感心した。
評価ありがとうございます。
皆さんの意見を参考にもう一度見返してみたら
たしかにおかしい部分がいくつかありました。
最初の方を直してみたのですがどうでしょうか?
立て続けになってしまいますが評価お願いします。
長い坂を上って行くとその先に白い灯りが見えてきた。
安心感とともに溜まってた疲れが出てきたのか気だるく
なってしまったので、少し開けたを場所を探し子供のようにごろんと寝転んでみた。
そのまま空を見上げてみると、無数の星が自由に輝いている。
はっきりと見て取れるそれは都会のにごった空ばかり見ていた
僕に違和を覚えさせた。美しいはずなのになにか変、それこそ可笑しいと思う。
>>273 「その先に白い灯りが見えてきた」とあるが、「その」は「長い坂」に懸かる。
ということは、坂はまだ続くということだ。そこで「安心感」で違和感を覚える。
或いは、明かりが見えてきたことによる安心感とも取れるが、どうもこの辺りで
ギクシャクする。明かりが見えてきて安心したならそれをハッキリ織り込むべきだし、
そうでないなら「その」の使い方に気を付け、白い灯りが見えてきた状況を描写する
といい。
「少し開けたを場所」まあ誤字は置いておくとして、絵が見えない。
長い坂というだけではその場所を想像できない。草の上だったのか、或いは
歩道なのか。この辺りはキッチリ描写した方がいい。
「子供のようにごろんと」ダメってことはないが、一人称の小説で自身の動きを
描写するとき、比喩を用いるならよく状況を選んだほうがいい。何らかのプラス
アルファを絡め、上手いこと使うべし。でないとナルシストっぽく感じる。
「無数の星が自由に輝いている」濁った夜空ばかり見ていた主人公に違和を感じ
させるくらいだから、ここは余程夜空が綺麗なところなのだろう。これだけの
簡単な描写でいいのか?
「美しいはずなのになにか変、それこそ可笑しいと思う」この思わせぶりな言葉が
どう消化されるのか、正直心配だ。それと、前文と繋がりが悪い。夜空が美しい
ことを否定するなら、何かクッションが必要。前の文で婉曲に「田舎の綺麗な空」
であることを示しているのだから、話が悪い意味で分からなくなる。
269−271
> 都内のある私立中学を受験するために僕が勉強をはじめたのは、小学
五年生の春休みからだ。
別に文法上間違ってはいないのだけど、この文だとややもすれば主人公が生まれて初めて勉強する
といった意味にもとれてしまう。「受験するための勉強を僕が」の方がよくないかなあ?
>成績さえよければ大学まで進学することの出来るシステムに 魅力を覚えた僕は、自分の希望を両親に相談した。
両親は、僕がその学校を 目指して受験勉強を開始する事に賛成してくれた。
これも相談したのは「私立を受けることで」はなく「受験勉強を開始すること」という意味に取れてしまうのですが
>僕は駅前にある進学塾に通い始めた。本田と出会ったのは、その塾で
おこなわれた夏期講習でだった。
「僕は駅前にある進学塾に通い始めた。」は前の段落の末尾に持っていって、「本田と出会ったのは」を
段落の頭に持って来た方がいいのでは? この段落の眼目は本田なのだから、その登場シーンは
目立つ位置に置いてあげましょうよ。
>その日はちょうど日曜日で、
後々の伏線なのかも知れないからイチャモンつけるのもなんなんだけど、この部分は省いた方が文も短くなって
すっきりするのではないでしょうか? 夏休みなのだから曜日の説明にはさほど意味はないわけで。
続き
>「満足感?」
と、僕は本田に訊き返した。
>「新種を発見するためには、今まで発見されたシジミ蝶に関するすべ
ての事柄が、頭の中に入っていることが望ましいんだ。そう思わないか」
と、本田は僕に向かって訊いた。
最初の「と、」は不要かと。「と、」を使うほど長い文ではないわけでW
「本田は僕に向かって訊いた。」部屋には二人しかいないわけで、他に誰に向かって言うのかと。
「それまで標本に向かって喋ってたのが、いきなり僕に振り向いて真顔で言った」みたいなニュアンスを
表現したかったのなら、前の文で本田の視線の行き場を描写すべきでしょう。
なんつうか、小学生の一人称じゃないよね
見た目とする事だけ子供で、他は全部大人がやってるって感じ
>>269 ああ、自分の書いたもん推敲するより疲れる。
「都内のある私立中学を」と一旦ボカしておいて、「僕が目指したのは〜」と
説明に入るのは些かギクシャクしている。こういう細かい部分の推敲の積み
重ねが文章に流暢な印象を与えてくれるので、注意して欲しい。
その直後、「成績さえよければ大学まで進学することの出来るシステム」の
説明が一貫教育と被る。この部分、前文と絡めて直した方がいいだろう。
「受験勉強を開始する事に賛成してくれた」よく読めば、そんなことは当たり前
だろう、という文章。ここまで書くなら、「積極的に」賛成してくれた、位に
しないと面白くない。
「僕は駅前にある進学塾に通い始めた。本田と出会ったのは、その塾で
おこなわれた夏期講習でだった」やや並びが不親切。平坦にならない程度で
文の並びに気を配ってほしい。例えば「駅前の進学塾に通い始めた僕は、そこの
夏季講習で本田と知り合った」、まあ好みもあるかもしれないが。
「授業中の先生との受け答えから、明朗である一方ですこし控えめな本田の
性格を見て取った僕は」ギクシャクしている。「受け答えから」明朗と判断した
のはいいが、「すこし控えめな」は何を見てそう思ったのか。これも講師との
受け答えならば矛盾が目立つし、そうでないならこっちだけ根拠がない訳だが、
そうすると「見て取った」が乱暴になる。直したほうがいい。
「自分と共通する気質」とはどちらか。明朗な面か、控えめな面か。また、
いずれにせよ、どういう風に両立しているのか言及した方がよかった。
「夏休みの終わる最後の日だった。その日はちょうど日曜日で」は、「終わる
最後の」が被っている。「翌日に始業式を控えた日曜日」でもいいかもしれない。
「正午を過ぎた頃に、一緒に勉強をしようという本田からの誘いを受けた僕は、
自転車に乗って」ここの部分、誘いを受けたのが正午過ぎなのか、或いは約束の
時間が正午過ぎなのか不明瞭。
「哂うかもしれないけど」わらう、か? 又シブい字使うな。
好みの問題かもしれんが、いささか言葉に並びの悪さを感じた。文が短いのが
裏目に出ているのかもしれない。せっかちに話しているような感じだ。
無論、こういう文体が好きなヤシもいるかもしれんが。
殺したいほど憎い友達。俺は今、そいつの苦しむ顔しか考えられない。
そいつが苦しむ顔を想像するだけで、笑いが止まらない。
やっぱ殺したい友達っているよね。
282 :
名無し物書き@推敲中?:04/04/02 03:58
なんで??
皆さんありがとうございました。
構造が僕を包む。仕方の無い事だと思いながら煙草を吸う。禁煙の張り紙がこの虚無感を助長する。
どうしても辿り着けない四百枚。推敲の度に消されてゆく駄文。
僕は何を求めて書き始めたのか。面白い物を書きたいから書き始めたという原点に立ち返ってみれば、その文章は削られる運命にしかない。
不要な脚色、水増しのための場面。煤けた広辞苑。キーボードには埃が積もる。
どうしたら先に進めるのか。
ふと手にしたカッターナイフを見つめて、次第に露になる自虐の願望。妄想は殻を破らない。破れない。
僕はカッターナイフを仕舞い、煙草を灰皿に押し付ける。
無駄に過ぎてゆく日々を止めたかったのに、以前よりも早く流れ去ってしまう日々。
――外に出てみようかな。
僕は思い付きで扉を開ける。すでに日課になっている事に気付いていながら。
味気ない構造が僕を包む。
生まれた時から、何も変わらない構造に。
小説にしようって訳じゃないですが、自分の文章が行き詰まってる気がしているんでちょっと自分の描写など晒してみました。
どうぞお暇があったら叩いてやって下さい。
小説全体がこの形だったら飽きそうだけど
これだけを読めば完成されている文章だなと思います。
すっきりとした文体が全体的に心地良く読めました。
>削られる運命にしかない。
の箇所、自分だったら
「削られる運命でしかない」
と書いているだろうなと考えたり、
>無駄に過ぎてゆく日々を止めたかったのに
に が重なっているのが僅かに引っかかりましたが
批判という訳ではなく非常に勉強になりました。
煮詰まっている心理描写んまいと思いますよー
287 :
名無し物書き@推敲中?:04/04/02 16:07
>>284 思わせぶりなだけだな。内容がない。
長い文章書けないのバレバレ。
自演する意味が分からん。ちょっとは読み返してみたら?
>>286 文字校正レベルのミス指摘どもです。。
後者の指摘にからめていっそ「無駄に」を省いた方がいいかしら
>>287 >>286氏の名誉のために自演じゃないと主張しておきます。。
でも参考になります。どうも。
無駄な文章を省く方向で書いたのが嫌らしく感じられたのかな。
内容はなんだと言われると、虚無感表現しただけです。
289 :
名無し物書き@推敲中?:04/04/02 16:39
ナルチシズムが鼻に突く
背伸び厨ばっか
それぞれどんな本、文体が好きなのか
好みの問題ではないかと言ってみる。
真面目に批評するつもりなら広い視野で読めばいい。
鼻につくなら読まなければいいのに
わざわざ書きたがるほどの批評に全然なってない。
たしかにここ最近、ミョーにカッコつけたキモイ文章が多い。
>>284>>288 趣味の問題かも知れないけど、虚無感を表現するのに
その言葉をまんま使うのはどうかと。
読んだ印象としてはどっちかといえば閉塞感だけど。
>289とかぶるようだけど、一般読者を想定して読むと
「自分を演じてる」臭いがして入り込みにくいと思った。
三人称で書きなおしてみたらどうだろうか。
294 :
名無し物書き@推敲中?:04/04/02 17:14
>>288 無駄な文章省きたいとは思えないねえ
『小説が書けなくて空しいです、自殺しようとしたけどだめでした、散歩してきます。』
で済むだろ。面白いか?この内容
なんなんだよ「構造が僕を包む」って
出だしからコーヒー吹いたぞw
>>291 自演乙。好み云々の前に稚拙。いじょー
295 :
名無し物書き@推敲中?:04/04/02 17:15
「構造が僕をつつむ。仕方の無いことだ」
ふと思いついた言葉に嫌気がさした。くだらない。
タバコに火をつけてふんぞり返った。
禁煙の張り紙を前に、煙を何処に吐き出すか迷う。
しょうがないから普通に吐き出した。
昨日削った文章を今日はつけ足したくなる。
付け足した直後に表現を変えたくなる。
全体が駄文に思えてくる。
不要か有用か。それすらだんだん解らなくなって、
面白いものが書きたいだけなんだ、と開き直ってみても、
目の前の400枚、160000字はちっとも埋まっていかない。
カッターナイフをじっと見て、そんな自分の行動に嫌気が差す。
そしてまたカッターナイフを見つめる。
自分に酔っても冷めても、気持ちの落ち着く先が無い。
こうなるともう駄目だ。
気づけばもう夕方で、僕は思いついたふりして靴を履く。
ドアを開けて外へ出た。今日は何を食おうか。
構造が僕をつつむ。そんな言葉が頭を離れない。
「とりあえずやめやめ、苦悩の小説家気取りはかっこ悪ィ」
僕は自分の言葉を取り戻すために、とりあえずコンビニに出かけた。
>>284へ送る
顔洗って出直して来ます。
>>295thx。参考にして路線変更考えます。。
今書いてるのマジで駄作に見えて来た。
て事はやっぱり駄作なんだろうなあ……。
随分すっきりしてていいと思うが、「構造が僕をつつむ」の意味が未だ分からん。
>>295に言ってもしょうがないけど。
298 :
名無し物書き@推敲中?:04/04/02 17:25
「構造が僕を包む」は、主人公が小説家気取りだ自覚的であっても
ちょっとどうかと思うけど。
自意識系の文章はもういいよと正直思うけど。
おいおい正気か?変な流れだな。
>>295は冗長でセンスが感じられなく文章も乱暴。
>>294は単なる難癖。小説読んだ事ないとしか思えない。
ナルチシズム臭が無い事もないが、上の二つよりは
>>284の方が
ずっとマシに感じられるが。
「構造主義」とか聞きかじったんではないか?
いいんじゃねえの?意味不明ではあるけど、ぼんやりと解るじゃん。
「構造が僕をつつむ」って、案外、青臭い小説家志望の青年に吐かせるのに
ぴったりな言葉じゃなかろうか。
302 :
名無し物書き@推敲中?:04/04/02 17:34
主人公自身嫌気がさしてるからいいのだろうか?
しかし読むほうもいやな感じがするんだけどね。
284は文章はうまくまとまっていると思いますね。
この長さで絵が浮かびオチ付けてるあたり大したもんじゃん。
自分描きしようとするとナルチシズムは避け憎いんじゃない?
>>299 だよな。陰険な空気には本当に息が詰まったよ。
何でも自演で済ませば絡む方は楽だろうがこっちは胸糞悪い。
>>284 藻前さんの小説読んでみたいと思ったよガンガレ
擁護してんのって全部自演なんだろうなあ。
こういう奴って、誰かがリアルではっきりと
文才無いって言ってやらないと駄目なんだろうな
バカタレ オモシロク ミマモッテイロ
>>304 いい加減にしろ。294,295叩きに軸を移して自演擁護かよ。
よくそんな気色悪い真似できるな
>>284 書くときにのめり込み過ぎている。だから自分の文章を客観的に見られない。
それに、自分の書いたものに納得がいかないってのは分析力に筆力がついて
いってないからで、書いていれば自然に分析力に見合った筆力が付く。
そんなにヘコむこたぁない。多分、誰もが経験していることだ。
長編書くのもいいが、推敲が大変だろ? 短編でものんびり書いて、
推敲に重点を置くようにすれば筆力は効率よく伸びると思うYO
先を急ぎたい気持ちもわかるが、急がば回れ、だ。
自爆キターww
>どうしても辿り着けない四百枚。
からそうおもた。ノリが私小説だしな。
普段本読まないのに何故か文章書こうとする奴いるよな
なんかそんな匂いがする。
>>284を評価してる奴の気が知れない
>>313 なるほど、気が利くねぇ。
詰んだと思ったのに。
最近、この時間帯は蟲が湧くな。
ここで酷評されて根に持ってる厨房か?
構ってやるか
あれ良いと思った人は何が良いと思ったの?
それにしても、スゴイ自作自演厨だな。
以前にも湧いて出た香具師かい?
322 :
名無し物書き@推敲中?:04/04/02 18:04
どう見ても295の方が優れてる
>>319 内容は無いようなのだが、意図的な自演の流れを作った点に感動した!
やらせ演出家としての図々しさを評価したい。
>>319 厨房の書きそうな文章を的確に行ったあたり。
そうそう狙って書ける駄文じゃない。
批評してって言っておいて
>>296で逃げるのも凄いよな
素で良いと思った人はいなかった、でFAのようで。
自演が消えた途端にこれかw
327 :
名無し物書き@推敲中?:04/04/02 18:29
ていうか、自演してまでして評価されたいのかねえ。
そういう人は、向上に繋がらんからここで晒すのはやめた方がいいよ。
いくら自演した所で住民の評価が曲がる訳でもないし。
自演自演ってうざい
確かにこの短時間にこの板でこのレス数はちょいと変かもしらんけど
なんつうか春の陽気のせいか自演自演ってわめいてるのがうざい
良い作品なら良い点を、駄目な作品なら駄目な点を指摘して終わりでいいじゃん
理屈の伴ってない議論ほど不毛なもんはないっしょ
実際は二人しかいなかったら恐ろしい…
それっぽく自画自賛するというもっと不毛な行為が拝めた訳だが。
そもそもこのスレに張り付くのって投稿した直後の本人以外にありえない
>>328 そうか。
>>284 全体に半端な酔いしれ加減が駄目。
オシャレにいくならアイテム選びが駄目。思想も浅い。
悩みを書きたいなら浅い、駄目。本気で悩みながら書け。
定評のあるカッコいい作品や深い作品、いっぱい読んで出直し。
これで終わり。
332 :
名無し物書き@推敲中?:04/04/02 18:46
あげときます
やべえ。俺、素で
>>284よりも下手な気がする。鬱
小説書くの辞めた方がいいか?
ああ、なんか構造が僕を包む。
構造がっ構造がっぼっぼっぼ僕をっハァハァ
自演じゃないんですよ本当に(;´Д`)
スレに張り付いていたわけじゃなく
自分が小説書いてる最中でした。
煮詰まると2ch巡回するのが癖で、
共感も出来たから思った感想をつけた次第です。
いいなと思うほど好みが合ったので
おまけに書き込みの文体も似ていたから
特に自演と思われたんじゃないかと。
変な流れ生んで
>>284さんには迷惑かけました。
ただこう説明するとますます叩かれると思ったので
黙ってましたが
>>330さんの意見を読んで考え直しました。
他の方も自演と思われていい迷惑でしたね。
変な流れを生んでどうもすみませんでした。
こんな過疎板でこれだけ釣れたのに、まだ不満か?
>>333-335 理詰めで責任持って酷評するだけの力量がないなら余所行ってくれ。
すっげー邪魔。おめーこそ自演じゃないの?
>>338 逆切れキター?
読書不足な奴が駄文書くのをこき下ろすスレだと思ってたが。
理詰めの酷評というより単なる啓蒙。
酷評以前の奴ばっかりで辟易。
- ワンシーン -
幸蔵の傍を、機関銃弾が通り過ぎていく。
うめき声がした。振り返って、幸蔵は一瞬で理解した。
何発かがとどまったのだ、一郎の腹の中に。
幸蔵は一郎を抱きかかえ、塹壕に転がり込んだ。
一郎が荒い息で言う。
「幸蔵さん、いっつも辛く当たってごめんなぁ。
あんたの優しさとか、包容力とかが怖かったんだ。
あんたに気を許したら、俺、何も出来ないデクノボーに
なっちまう気がしてたんだよ。
馬鹿だな、俺。
強がるだけ強がってさ。
実は強がらせてもらってただけなんだよな。
馬鹿だな、ホント。
なぁ幸蔵さん、俺、さ。
あんたの腕の中で死ぬんだな。
幸蔵に包まれて死ぬ、か。
色気はねえが、悪くないな。
戦友ってのは、いいもんだな。
悪くない、こういうのも、悪くない……」
幸蔵は、ラバウルの空の下、声を上げて泣いた。
その声を、敵機の爆音が掻き消していった。
-----------------------------------------------
評価ヨロ
>>340 図星だったか。しょーもな。
>理詰めの酷評というより単なる啓蒙
>酷評以前の奴ばっかり
プッ
笑っちまったよ。酷評と啓蒙を並べるセンスは独創的だな。
なんだかこっちまで恥かしくなってくるよ。
>>341 語りが長い。
駄目とは言わないけど、台詞を整理して四つくらいに分けて、間を描写した方が読者の感情を揺さぶれるんじゃないかな。
死ぬ間際だって事が台詞読み始めて判る感じ。
ここは、詫びいれる前後に死を認識する描写が必要じゃないか?
幸蔵は一郎を抱きかかえ、塹壕に転がり込んだ。
「俺、死ぬのかな」
一郎が荒い息で言う。
孝三は一郎の言葉の覇気のなさに怖気打つ。
孝三は一郎の目を覗き込む。
途端に一郎は、勢い良く涙を流し始めた。
「孝三さん――いっつも、辛く当たってごめんなぁ」
「急に何を――」
言葉に出しながら、孝三は悟っていた。
――助からない。
孝三は目を背ける。
一郎は構わずに、続ける。とぎれとぎれの声で。
「あんたの優しさとか、包容力とか【以下略】
みたいなのどうさ。もっと伸ばしても大丈夫なはず。
俺だと、ここは枚数稼ぐチャンスだと認識するが。
340=343。
>>342 ごめん、言ってる意味がわからない。
プしか返せないならスレから出て行ってくれる?
>>284には十分に酷評が付いただろ。
284も文士志望なら文章で返してみたらどうなのよ。
見てて痛々しい上に邪魔。
>>344 もういいだろ、酷評に傷ついたのはわかったから、帰ってくれる?
新たな依頼者も来たことだし。
おう、厨が一匹釣れたぞ。⇒
>>344 はっずかしいなお前。それはマジレスなの?
いいかボウズ。酷評ってのは「手きびしく批評すること」
啓蒙ってのは「人々に新しい知識を与え、教え導くこと」
ここまでは分かるか?
啓蒙しているってことは、ちゃんと改善策を提供しているってことだ。
ちゃんと改善策を提供しているってことは、悪い部分を指摘している、
つまり批評になってるということだ。
もっと説明するかい?
>理詰めの酷評というより単なる啓蒙
>酷評以前の奴ばっかり
おかしいこと言ってるのに気付いたか?
他人の酷評はいいから、先ずは自分の心配しなさい。
もういいから新規投稿にレスしてやってくれ。
俺はこれから本読むからしないけど
>>344の
>理詰めの酷評というより単なる啓蒙。
>酷評以前の奴ばっかりで辟易。
こういう止め方が
>>284の
>どうしても辿り着けない四百枚。
>推敲の度に消されてゆく駄文。
に、あらそっくり。
>>284はラッパーあがりですか?
YEAH!構造が僕を包む!
どうしても辿り着けない四百MAI!
推敲の度に消されてゆくDABUN!
不要な脚SHOCK!
水増しのための場MEN!
煤けた広辞EN!
次第に露になる自虐のGANBO!
妄想は殻を破らない!(破れない!)
ワタシお祭り騒ぎ大好きアルヨ
えーと、結局誰が誰だ?
今依頼投げてもまともな評価が得られないらしいのは判ったが。
スレに即して推敲してる人まで叩くのはどうなのよ
ここまでのまとめ
・>284に共感する人と酷評する人(登場順)が登場
後者が前者を「自演」と叩く
・>295が書き方を180度変えた改稿案を提示
>284、ヘコんだ様子で退散(>296)
なお、この後ネタっぽい>335を覗けば>284というハンドルは存在せず
自演の可能性はよく判らないが、>349が類似点のあるカキコを指摘
・>284を擁護する意見は全て自演と定義されている模様
・>338がスレ違いレスについて苦言。
>340が逆切れと判断、反論する。
なお、>340については前述の>349によって>284との類似点が示されている。
・>341が新規投稿。>340が推敲案を提示
>338、それを挟んで>340叩き。>344での>340の書き込み以降、
>340に攻撃集中。
・>351が>284を蒸し返し、ラッパー風味の改稿案を提示
プロットにもならないな。
これはもう、全員>284だったというどんでん返しで終了するしかない。
という事で
>>341、
>>343の続きをどうぞ。
>>347
>もっと説明するかい?
>
>>理詰めの酷評というより単なる啓蒙
>>酷評以前の奴ばっかり
>
>おかしいこと言ってるのに気付いたか?
それ説明じゃなくて引用って言わない?
啓蒙に理詰めは不要だと思う以外は同意だけんど。
>>341
>>343と被るけど、僕も台詞喋ってる間の描写が欲しいと思います。
あと、
>何発かがとどまったのだ、一郎の腹の中に。
こういう倒置するなら「〜とどまったのだ。一郎の〜」の方が良いと思います。
でもこれ、
>幸蔵は一瞬で理解した。
のあとだからちょっとなんか上手く言えないけど嫌。
倒置して引っ張るほどに、読む側が一瞬から遠ざかっていくような気がします。
盛り上がってるシーンのようなので、細かい点でももったいなさ倍増かも。
>>356 どっちとも興奮して文章になってない。お互い相手を
>>284って言ってるくらいだしな。
俺にはそもそも、
>>284がここまで罵倒される文章には思えないし。
突っ込むだけ無駄無駄。放置しる。
また自演の悪寒
ちょっとでも
>>284を擁護したら自演か。
病んでるな。
>>355読むと粘着は叩いてる側に見えるが。
もう284うざい。
うわ構造に包まれてるよコイツ
全員論旨ボロボロだしな。
推敲する前に書き込む奴がこの板来るなよ
しかし
>>284叩きが一人だったかと思うと悪寒が走る。
書き込み時間が偏ってるし、すげー粘着だから尻尾が出てる。
しかも、下手な霍乱だ。なあ、
>>363よ。
>>364 だから、酷評にヘコんだのはわかったからさっさと帰れって。
あんまり今はいい流れじゃないから
>>284の事は一切擁護しないが
だからといって
>>365みたいにつついてたんじゃいつまでたっても終わらないっての
もういいじゃん
もし
>>284-366が全部同一人物による自演だったって別にかまいやしない、むしろそれでいい
不愉快だからもうやめて、元の流れに戻そうよ
評価お願いします。
---------
夕暮れに木枯しが吹き付けている中で、その少年は佇んでいた。
色彩を失った憧憬は失望に変わる。
父親を失ってから三日目。
憎んでいたはずなのに、心の空洞は無視できるほど小さくはなかった。
「一人になっちまったよ」
彼は、手にした籠の中のカナリアに向かって呟いた。
小さなときに母親を失った彼に残された、唯一の家族。
カナリアは彼の問いに答えるように囀った。
少年は、静かに頭を振る。
「以前は、お前の言葉が判ったような気がしたんだけどな」
肖像の威圧を失った彼には、そのカナリアの言葉は何も届かなくなっていた。
――判った気になれたのは何故だろう。
少年は、じっとカナリアの目を覗き込む。
父に抗うことで、自立した気になっていた日々。
抗うこと自体が目標だった日々。
今はもう、怒鳴られた事も、殴られた事も、空しい記憶でしかない。
父と喧嘩した後での唯一の話し相手は、もう言葉を返さない。
少年は、籠の扉を開けた。
カナリアは、迷いなく木枯しの中へと飛び立った。
「言葉なんか、初めから通じてなかったんだな」
少年は自嘲気味に呟くと、空になった籠を抱えて、歩き始めた。
自分の足で、自分の生きる意味を探すために。
>>368 しょうけい 0 【▼憧▼憬】
(名)スル
〔(ドイツ) Sehnsucht〕あこがれること。あこがれ。どうけい。
「異国の文化を―する」
お恥ずかしい、頭の中だけで説明が完結していたようです。
いきなり改稿スマソ
----------
夕暮れに木枯しが吹き付けている中で、その少年は佇んでいた。
通学路。多彩な夢を描いて歩いた筈の道。
しかし、すでに色彩を失った憧憬は失望に変わっていた。
父親を失ってから三日目。
憎んでいたはずなのに、心の空洞は無視できるほど小さくはなかった。
「一人になっちまったよ」
彼は、手にした籠の中のカナリアに向かって呟いた。
小さなときに母親を失った彼に残された、唯一の家族。
カナリアは彼の問いに答えるように囀った。
少年は、静かに頭を振る。
「以前は、お前の言葉が判ったような気がしたんだけどな」
肖像の威圧を失った彼には、そのカナリアの言葉は何も届かなくなっていた。
――判った気になれたのは何故だろう。
少年は、じっとカナリアの目を覗き込む。
父に抗うことで、自立した気になっていた日々。
抗うこと自体が目標だった日々。
今はもう、怒鳴られた事も、殴られた事も、空しい記憶でしかない。
父と喧嘩した後での唯一の話し相手は、もう言葉を返さない。
少年は、籠の扉を開けた。
カナリアは、迷いなく木枯しの中へと飛び立った。
「言葉なんか、初めから通じてなかったんだな」
少年は自嘲気味に呟くと、空になった籠を抱えて、歩き始めた。
自分の足で、自分の生きる意味を探すために。
明らかに憧憬を景色だかの意味だととっていたな。
なんと!?真面目な批評が。
>>343さん、
>>357さん
ありがとうございます。
非常に申し訳ない、
推敲も全くしていない一発ネタだったのです。
みなさん「構造に包まれて」で盛り上がってたものですから。
ちょっと悪ふざけがすぎました(汗
しかし、あの荒れた雰囲気の中、
きちんと批評をしてくれたことに感動しました。
ありがとうございました。
>>362さん、私の文章向けのレスでしたら、
ナイス突っ込みにサンクスです(笑)
それでは。スレ汚し失礼しました。
これこれ。この雰囲気だよ。
依頼主が現れて、みんなで真面目に読んで批評して、依頼主が納得や満足感を得たとのレスをしてくれる。
やっぱ俺はこのスレ好きだわ。
>>368 「色彩を失った憧憬は失望に変わる」憧憬【どうけい】はあこがれること。
あこがれ。この場合は情景【じょうけい】ではないか? 文脈から察するに
憧れるようなものについて言及がないので、恐らく勘違いをしたのではないか、
と思うが。
「小さなときに母親を失った彼に残された、唯一の家族」とあるが、その前に
父を失って「心の空洞は無視できるほど小さくはなかった」とあるので、
些か矛盾を感じる。神の視点から「唯一の家族」と断定せずに、「と思っていた」
位でいいだろう。
「肖像の威圧を失った彼には」これはどういうことか分からなかった。肖像とは
人物の絵や彫像を意味するが、父親のことを暗に示しているのか?
ならば、肖像の扱いがぎこちない。それに、これで父親とピンと来るには
早い段階で威圧的な父親だったことを示す情報が必要。漏れなら「威圧的な
彼の父親だったが、実際に失ってみると……」という無難な線を選ぶ。
「そのカナリアの言葉は何も届かなくなっていた」どういう状態なのか説明が
欲しいところ。主人公はカナリアとどんな会話を交わしていたのか見えないので
ボヤけている。この絡みで、「日々」の体言止めへの流れが悪い。
カナリアを、父との関係を象徴するものとするアイデアは面白いが、
もう少し関係自体に踏み込めば、味のある仕上がりになるのではないか。
>>371 ……本人です。やっぱ、似てますか。
一応、顔洗った上で出直した次第です。
>>372、
>>368 字引き直して頭に叩き込んどきます。。
お見苦しいプチ改稿なぞ出してすみませんでした。
>>368 推敲いただいた点、吟味したいと思います。
なんか義務感に駆られるので言い訳など。
自演は本当にしてないんですが、主張するだけ無駄な流れに
なっていたので作品晒しで示そうと思った次第です。
荒れる原因になった事だけお詫びします。すみません。
酷評は全て読ませていただきました。有難うございます。
>>376 性懲りもなくよくもまあ。
とりあえず新でくれる?
なんかのパクリっぽいな。
>>376 「284です」なんて言わなくていいんだよ。
アホかお前は。また荒れる・・・。
……単なる煽りはこの書き込み以降無視する方向で失礼します。
なんのパクりか示すならまだしもさ。。
384 :
名無し物書き@推敲中?:04/04/02 23:53
憧憬の意味もわからなかった構造君が必死ですか?
今度は何人信者が出てくるかな?
ワクワク
粘着されてる人間を手放しに賞賛する奴はいないだろう。
しかしここは酷評スレだ。
自演さえなければ問題ない筈だなw
>>370 文章的によくわからん。
通学路。で句点で止めるってどういうセンスだ?
憧憬は笑ったが外出なのでこれ以上言わんが。
父に抗うことで、なんで自立した気になっていたんだ?
最後「自嘲気味に呟いた」のは、相手が居ないんだから単なる自嘲だろ。
その手の格好つけた文章って初心者に多いんだが、
そっちの頭の中で勝手に完結されても何のことやらわからない。
まずその誰かの真似っぽいキザったらしい文章から離れる事から始めろ。
>>386 お前もな。
>>368 結局
>>295から何を学んだんだ?路線変更考えたんじゃなかったのか?
流石に
>>284のような恥ずかしい表現は多少減ったようだが、今度は憧憬君かよ。
はっきり言ってそういう文体はつまらん。
学がない。以上。次。
w村上の劣化コピーだな。
叩いてる人たちの書き込みってやけに固まって投稿されるね
こんな流れの中で敢えて酷評依頼します。
妙な改行なのはすみません、本来は繋がってるものと考えて、そして酷評をお願いします。
時計は緩慢に動く。美紀は歪む表情を懸命に引き締め、テーブルに手を滑らせて足をぶらつかせ始めた。
閑寂とした室内。針の音が肥大化し、愁いを抱えた瞳は所在なげに周囲を見渡す。だがいくら見渡したところでここは見慣れた我が家であり、
そこに自分が今ひとりしかいないのだと思い知る。美紀は再び溢れそうになった涙を抑えるために慌てて天井を見上げた。
今、この家には自分ひとりしかいないのだ。悲しいまでに白く汚れのない天井に、その現状を痛感する。だが嘆くほど孤独に不慣れなわけでもない。
いつものことだ、とやがて美紀は顔を戻し、目の前にある食器棚をじっと睨みつけた。
硝子を隔てて相対する顔の、なんと小憎らしいことか。
美紀はため息をつき、唇を尖らせて右手の甲に目を落とした。夕方から夜までのあいだは何をしてもむなしい徒労に終わる。
うら悲しさを引きずりながら美紀は自室へ向かい、大きなグランドピアノの蓋を開けた。
次の瞬間、胸は安堵に満たされる。
白と黒の簡略な世界。
いま自分に必要なのはこの鍵盤のように純一な心の持ちようであるということだということに幼い美紀は気づかぬまま……だが寂しさを紛らわせる手段として、
毎日夕方にはこのようにして自然とピアノの元へと向かっていたのだった。
ゆっくりと悩める如く、悲しげに、荘重に。これらの主題が与えられた三つのジムノペディを、ただ単純に音を楽しむためだけの曲として。美紀は従兄より譲り受けた楽譜を今日もめくる。
ただでさえ静かなこの曲をさらに慎重に弾くのは、母が帰ってきたときの扉が開く音を聞き逃すまいと無意識のうちに用心しているからかもしれない。
この日も例外なく美紀は扉の開く音と同時にぱっと鍵盤から手を離し、だがおずおずと部屋から顔を覗かせて疲れ顔の母を出迎えた。
読点を吟味するだけでも、随分読みやすくなると思う。
長い文は分けていいと思うよ。最後の行とか。
----
この日も例外なく美紀は、扉の開く音と同時にぱっと鍵盤から手を離す。
そしておずおずと部屋から顔を覗かせて疲れ顔の母を出迎えた。
----
みたいに。
これは作品の一部なのかな?
感情の移り変わりの理由が読み取れない。なんで美紀タソはそない苛立っとんだ?
>>393 ぬぁっ、アドバイスありがとうございます。
作品の一部です。といっても書きかけですけれども。
ご指摘の通り僕は読点を打つのが苦手でして……よくよくそこのところを勉強し直します。
美紀の苛立ちの理由をここだけで読み取らせられなかったのは恐らく僕の技量不足ですね、精進です。
美紀サソは帰って来ないお母さまを待つ間の寂しさやら何やらで苛立っているのです。
>>394
もういいよ……。
どうせ流れで284叩いてるうちに引っ込みつかなくなったんだろ?
>>395 それなら母を待ち焦がれている点を明確にしておかないと。
これじゃあ母の帰りを怯えているように読めてしまう。
読点は音読による推敲を推奨。
>>397 そうかな。確かに母を待っているという明確な描写はなかったが、
俺は「時計は緩慢に動く」の出だしから孤独、寂しさを紛らわせる手段とか
ひとりぼっちに寂しがっているという美紀タソの様子は感じたが。
まあ読点は要努力。
>>397の言うように、まずは声に出して読んでみるといいぞ。
久しぶりにこのスレ見てみたけど
変な流れになってるね
まぁ
>>284あたりから流し読みしてみると
284自体はなにも悪くないんじゃないかなぁ
295の自意識過剰な改変書き込みと自演が
すべての元凶のような気がする。
と、殺害な雰囲気の時にリアルでいられなかった
事が悔しいので過ぎたことをわざわざ掘り返してみる
テスト。
結局何もなしえる事無く大学三年目の夏休みは終わりを告げた。
何も出来なかったのではなく、しなかっただけなのにいつも後悔がつきまとう。
そして生まれたことを悔やみ、それでも僕は死ぬ事無く今日も惰性で生き続ける。
今日初めて袖を通すシャツは汗に滲んで気持ちが悪い。
アパートを出たばかりなのに既に背中に張り付き始めている。
もう染みで地図を描き始めているかもしれない。自然と足が速く動いた。
ふと額をぬぐうと、手のひらにはびっしりと粘り気のある水分が広がっていた。
慌ててハンカチをズボンのポケットから取り出すと顔の油気を満遍なくふき取り
次に周りに誰もいないことを確認してから腋や背中を拭いた。
終わった頃には僕の顔に汗が滲んでいた。
学校までの道のりがとても長く感じる。正門に通じる道を通れば少しは早く到着するのだけど
そちらには駅から同じ大学の人間が沢山やってくる。彼らに僕の汚らしい背中を見られたくなかった。
裏門から校内に入る。警備員が僕を見ていたけど、僕はずっと地面を見ていた。
校舎に入ろうとした時、前から二人組みの女子がやってきた。流行の服と薄い化粧が
映えていた。僕はなるべく壁側に寄って、うつむきながら歩く。二人は楽しそうに談話しながら
通り過ぎていった。
僕が正面に向き直った時、突然背後から弾ける様に笑声が響いた。僕とは関係ないとわかってる。
背中に張り付いたシャツをはがしつつ、僕は歩を進める。
最初の授業という事もあってか教室は外からでもその賑わいが伝わった。
そっと中を覗くと既に半分以上が僕以外の誰かによって占拠されている。
どこかに誰にも使われていない机と椅子はないだろうか。目を細めて視線を走らせるが
どこにでも茶色い頭が生きている事を僕にみせつけていた。
突然背後から声がかかる。僕は慌てて立っていた扉の前から飛びのいた。
声をかけた女子は怪訝そうな顔をしたが、すぐに中へと入って友人らしき男子と
楽しげに会話を始めた。
座れる席は余っていそうにない、そう判断して僕は踵を返す。
同じ道のりなのに、誰もいない道路を歩きたくてしょうがなかった。
支援投稿
この流れだとどんな駄文でも批評はしてくれそうなので活用させていただきます
即席で書いてみたけど、語彙が足りないのが身にしみた
酷評願います
>>399 皆その事に気づいてたんだけど、また擁護だ自演だって言われるから控えてたってのもあると思う
作品に関してはわからないけど、人叩きに発展するまで悪い事はしてないと思う
一番の問題は煽る人に対して、理屈で対抗しようとした事かな
>>392 >テーブルに手を滑らせて足をぶらつかせ始めた。
体の部位の描写重複ってのがちょっと引っかかったな。悪くはないけど。
少し練り直した方がいいかもしれないな。
>>400-401 まだいたのかお前。文書いたからには酷評してやるけどな。
とりあえず 今日初めて袖を通すシャツは汗に滲んで気持ちが悪い。 のはどういうことだ。
イメージができん。シャツは汗ににじむ?
>もう染みで地図を描き始めているかもしれない
おねしょか。稚拙な描写。
>僕以外の誰かによって
なんだこれ
>どこにでも茶色い頭が生きている事を僕にみせつけていた
なんだこれ
以上。基礎からやり直せ。
>>284って厨房が突付きそうな文章だよな。
でも
>>368もそうなんだけど、読ませる文章を心得てると思う。
読みやすい割に整理して詰め込んでるんだよね。
慣れてないと書けない文章だと思うんだがな。
>>400-401 蹴りたい背中読んでないと批評せんほうがええ?
俺読んでないので元ネタ捻りとかあったら見当違いになるかも。
>>400-401 自意識過剰ないじめられっ子だった俺には共感できなくもない
でも文章混乱気味だなあ。
>同じ道のりなのに、誰もいない道路を歩きたくてしょうがなかった。
何と比較して同じなのかしら
>笑声、歩を進める
そんな言葉を選ぶ必要があったのかな。読みやすい言葉選んで欲しい
>>402 一応別人っす
新しいシャツうんぬんは季節が変わってシャツもかわったけど
結局中身が全然変わってないみたいな事を書きたかったんですけど
かなり独りよがりになっちゃったみたいですね
他の点は全く同意です。推敲全然足らなかったみたい。
>>403 俺も蹴りたい背中読んでないです
ただ鬱な大学生書きたかっただけで、深い意味はないです
>>404 やっぱりそこも推敲不足でした
声に出してみたり、何度も読み返してみないと駄目ですね
テーマもなくプロットもなくで文章を書いてみたんですが
どうもひどい事になっちゃったみたいです
イメージがないから推敲すべき場所に気がつかない、と言い訳してみる
いや、駄文でしたスマソ
精進します。レスありがとうございました
>>403 読み手側への配慮がある文章だとは思った。
酷評スレで酷評しない奴が居たのが問題かな。
これまでに厨な文章を叩いてきた反動かね。
もう284事変はうんざり。もうおしまい。次。
推敲不足って便利な言い訳だよなあ。
次以降これでもかってほど推敲してから頼むよ。
構造が僕を包む = さびしさは鳴る
ボクにとってみれば、ふたつとも難解すぎて意味わかんないよ。
こんなボクでも作家になれますか?
わからないのは構わないけど、また無意味に蒸し返すようなのはやめようよ
構造が僕を包む って文脈からなんとなくわかるし
文学的修辞というか詩的表現でしょ
訳のわからない文章を全部文学的修辞と呼ぶのかと聞かれたら困っちゃうけど
表現自体にけちつけるもんじゃないかと
作家の個性じゃん
少なくとも、
>>284はここで褒められるような文章じゃないだろ。
実際にまだ書き始めて間がないんだろうなと思わせたからね。
もっとも昨日湧いて出た奴が、以前にも自演をやっているかは疑問だが。
前にカフカのパロディーを書いた奴は、今度の奴とは違って文章力は
そこそこあったように思う。書き慣れた奴という印象があったもんな。
それにしても、レス番の消費が速過ぎる(w
412 :
名無し物書き@推敲中?:04/04/03 08:49
構造ボーイあげ。
自分がうまいと思って必死に煽りを叩こうとする284も
それに粘着する叩きもどちらもうざい
284の自演擁護もそれに対する叩き煽りも完全放置でお願いします。
以後、何事もなかったかなのように批評依頼どうぞ。
414 :
名無し物書き@推敲中?:04/04/03 10:39
お願いします
うんこ うんこ
うんこ うんこ
魂のうんこ
↑バカ
アナ・ヴィス
この流れの後じゃ真面目に酷評される気がしないよ。
「何事もなかったかなのように」とかtypo付きでいわれても、
自演云々の話以前に、叩く側の異常さが怖いよ。
春終わるまで離れるか。
>>400 1段落を削れ。心情の説明をやられると恥ずかしくなる。
こういうのは表現上の手抜きだ。
「主人公はこういう人なんですよ、読者、そこんとこヨロ」
こう言っているのと同じだろう。
2段落。
妙な言葉遣いが連続しているのがまず気になった。
「今日初めて袖を通すシャツ」と「今日初めて袖を通したシャツ」
「汗に滲んで」と「汗が滲んで」
「出たばかりなのに既に」と「既に」OR「出たばかりなのに」
比較してみろ。こんなのがポロポロ出てくる。
ついでに言えば、2段落冒頭、時間の流れも妙だ。原文ママに並べると、
「汗に滲んで気持ち悪い」>「張り付き始めている」>「描きはじめている」
妙さを感じないか?
不用意な表現も多い。
「自然と足が早く動いた」「ふと額をぬぐう」「びっしりと粘り気のある」
「シャツをはがしつつ」
この辺は考え直したほうが善い。
まずは主語と述語を近づけてみろ。だいぶ変わる。
全体通して、思考が浅く、甘い。
考えが浅い主人公を描いたのではなく、作者自身の甘さが行間から滲む。
人格攻撃だ、という批判を恐れずあえて書く。
なぜなら俺は「文は人なり」という言葉が好きだからだ。
謙虚になれ。もっと本を読め。思考を深めろ。
改稿のヒントとしては、「汗・背中・シャツ」へ焦点を絞ることか。
ただなんとなく学校をサボった言い訳を聞かされても面白くないのだ。
アイテムをうまく使い、説得力を作り出せ。
↑こいつが一番の荒らし(プゲラヒャゲラ
こいつが一番の荒らし(プゲラヒャゲラ
↓
プゲラは春の風物詩ですね
>>420-421 一番が二人いるってのはどういう事だ?
なんかそういうレトリックか何か?
三社祭の帰りに立ち寄った熱帯魚店を僕がふたたび訪れたのは、それ
から二日後のことだ。その理由を僕は、ただピラニアを見たかったからだ、
あの魚が水槽の中で泳いでいるのを眺めていたかったからだ、としか説明す
ることができない。今から思い起こすとなんだか馬鹿みたいな話なのだが、
僕はあの日、目が覚めたときから、居ても立ってもいられないような気分に
なっていた。僕は、あのピラニアの目玉を見たかったし、尾鰭も見たかった。
そして、鰓や腹を染めている紅色も、もう一度見てみたかった。
僕は学校から帰ってくると鞄を玄関先に放り出して庭に飛び出し、
自転車に乗った。家から熱帯魚店までの距離は、ニ、三キロといったところ
だ。だから僕はそれからおよそ十分後には、熱帯魚店に着くことができた。
自転車を停めて店内に入ると、髪を金色に染めた、エプロン姿の若い店員
が奥から出てきた。店員は笑いながら、
「来た来た。やっぱり来たな」
と言った。
今、対戦フィールドに立っているのは年齢にしてわずか14歳の少年──対するは中年の大男。
誰もがこの組み合わせに驚いただろう。それが、決勝戦のカードだと言うのだから。
見た目だけなら、大男が圧倒的に勝っていた。だが少年は、その体格差を覆す素早さと技のキレで見事に大男を翻弄していた。
「チョコマカ逃げやがって!」
攻撃を外し、男が嘆く。彼自身、負けるはずがないと思っていたのだろう。予想を大きく裏切る試合展開に彼は追い詰められ、かつてない不安と焦りを感じていた。だが、そんな事情はお構いなしと少年が斬りかかって来る。それをかわすのが男にはやっとだった。
「おっさん、そのデケェ体は飾りモンかよっ!」
少年が挑発する。少年の手には、それこそ体格に合わない大型の木剣が握られていた。競技用に用意された木の武器だが重量はある。それを持ちながらの素早い動き──決勝戦に来るからにはタダ者ではないという事は周知の事実だが、それも予想以上であった。
「クソッ!!」
挑発された怒りと、思い通りに行かない不満でツバを吐きたくなる。だがそんな事をすればその隙にやられる。力自慢の男にとって、こんな少年に負けるのは恥だ。しかし、この状況を打開する策も無い。完全に、押されているのだ。
「喰らえッッ!!」
気が付けば、少年が男の懐めがけて飛び込んできていた。しまった、と思ったときにはもう遅く、少年の攻撃が男の腹にクリーン・ヒットを決めていた。
痛みと同時に、屈辱が男を襲う──少年を祝福する観客の声が、自分を嘲っているように思えた。
「やっぱりって、どういうことですか」
と僕が聞くと、店員は、すこし得意げな様子を見せながらフフンと鼻
で笑い、
「一昨日、あのピラニアを眺めていたときの君の顔を見てね、何とな
くそう思ったんだ。また君がここに来てくれるんじゃないかとね」
と言った。僕が返答に困り、無言のままそこに突っ立っていると、店
員が更に言った。
「水槽の中で泳いでいる熱帯魚を見て、ああ、いいなあと思うってこ
とは、とどのつまり、ああ、飼いたいなあと思うのと同じことなんだ。
だけど、生き物を飼うのは大変なことだから、大抵の人は、いいなあ
と思ったと同時に心の中で、熱帯魚を飼えない理由を懸命に考えるん
だ。やれ水替えが大変だ、やれ水槽を置く場所がない、といった具合
にね。だけど、君はそんなこと、これっぽっちも考えられないような
顔をしていたからさ」
「まだ、飼うと決めたわけではないですよ」
僕が熱帯魚を飼うことを決めつけているかのような店員の口ぶりに、
僕はすこし慌ててそう言い返した。
店員は、分かっている、とでも言いたげに片手を上げ、首を振りなが
ら、
「好きなだけ見ていけばいいよ。見るだけなら金は取らないからね」
と言って、店の奥へ消えていった。僕はピラニアのいる水槽に視線を
移した。
水槽のなかのピラニアは、ゆったりと鰭を揺らめかせながら、
水の中を漂っていた。
〈二日前と同じだ〉
と、僕は心の中で呟き、なぜかほっとした。
ええと、一応確認
425は428に続く作品、
427は別の方の独立作品って事ですね
僕は水槽の前で中腰になって、ピラニアをじっくりと観察した。肉
のたっぷり付いた紡錘型の身体は、銀色の混ざった灰褐色の鱗に覆われてお
り、その上を、ラメでも被せたみたいに、無数の白銀の霜が降っている。
車のバンパーのような巨きな顎が、ふてぶてしい面構えを象ってはいるけれ
ど、ひしゃげた硬貨みたいな目玉を見ると、あんがい神経質そうにも思えて
くる。鰓から腹にかけての一帯を染めている朱色が、二日前よりも、その鮮
やかさを増しているように見えた。底の部分が金属質の強い光を放っていて、
その色彩は、ピラニアが動くにつれ、ピンクがかったり金色がかったりした。
僕は目の前で泳いでいるピラニアを、半ば放心しながら眺めていたが、同時
に、一昨日にこの魚を見たときには感じていなかった気分も、心の中に感じ
ていた。小さな石ころのような異物が心の中に紛れ込んでいるような、幽か
な居心地の悪さがあった。僕はそれが何なのかを心の中で探っていたが、う
まく捕まえることができなかった。昔見た怖い夢の一場面を懸命に思い出そ
うとしているような、嫌な気分だった。
431 :
425-1〜3:04/04/03 12:59
酷評キボンヌ
二人とも段落付けなさいよ
>>427 読んで不可解な点もなく、描写したい事は明確に伝わってきたけれど。
この手の描写は漫画の効率には遠く及ばない。
なんで小説で書かなければならなかったんだろうと思う。
何かのワンシーンなのであれば、致命的ではないけど味はないかと。
小説ならではの見せ方が欲しいなあ。
両者の心像描写に枚数費やしてみるとか、時間律の見せ方を伸張しまくって一瞬の間を重たく表現してみるとか。
>432
枡空けしてもUPすると埋まります(涙
>ピラニアの話
ラスト妙に心にくるものがある。
読み方を限定せず、ほっぽり出したところが善い。
今にも売れてしまうかもしれないピラニアに、一心に没入した結果、
あまりにも不安定な幸福感を手に入れてしまった主人公。
俺も、少年の時期に好きなものをずっと見ていた事を思い出す。
プラモデルとか、ラジコンとか、モデルガンとかさ。
毎日店に見に行って、そこに「有る」ことを確認するんだよな(笑)
子供は、いろんな境界線があいまいだから「自分の物ではない」
という当たり前のことを、「小さな石ころのような異物」として感じるわけだ。
うまいと思う。
褒めてばかりじゃ「酷評」にならないか。
少年の口調に、もうすこしナイーブさが欲しい。
熱帯魚をじっと見つめる少年の横顔がいとおしく思えるような描写も欲しいな。
3人称を選択して欲しかったかもしれない。
参考になっただろか。
>>425 いい描写してるね。俺には酷評とか思いつかない。他の方頼んます。
インデントは全角スペースでもダメかい?
>>433の言ってるように、これくらいの描写だと、
いくら真面目に描いてもマンガに存在価値を奪われてしまうというのがあるな
>>427 ううむ、これは「敗北」を描きたかったのか。
視点がおっさん側にあるしなぁ。
なんか漫画チックなわりにスカッとしない読後感だ。
登場シーンで木刀を見せておくべきだろう。
「斬りかかった」を読むまで、俺の中では、ふたりともレスラーっぽかった。
途中でキャラのイメージが変わると、ちとつらい。
ところでおっさんは素手なのか?
14歳の子供とはいえ、木刀もてば結構脅威だと思ったりもする。
そのへんも読後感に関わってくると思う。
蛇足だが、少年は独眼だったり、ビーム放ったりしねえか?(笑)
酷評依頼します。
>>392の続きの文なのですが、
視点が娘→母に変わるんです。それが不自然でないかどうか見ていただきたいのです。
ちょうど
>>392とこのレスで視点は変わってしまっていますが、
できれば連続して読んで批評していただきたいです。
「あら、美紀」
靴を脱ぎかけたところで母、美里は、隠れるようにして扉から身を覗かせている娘にようやく気がついた。
「お帰りなさい」
冷然とだが名を呼ばれると、美紀はぱっと顔を輝かせ、跳ねるようにして部屋から飛び出した。
「待ってなさい、すぐ晩ご飯作るから」
「いいの? お母さん疲れてるんでしょう?」
あまりにも年齢不相応な発言。
ふと靴をそろえる手を止め、美里は努めて優しい笑顔を作って娘の頭をくしゃりと撫でた。
「生意気言ってないで、さっさとピアノ片づけて手を洗ってらっしゃい」
「うん」
まだ十にも満たない齢にして他人の顔色を読む癖がついてしまったのは自分のせいかと、仕事疲れも癒えない体を励まして台所に向かい、
美里は沈思する。
意識的に態度を変えたつもりはないのだが、美紀が先夫との間に生まれた娘であるということは曲げようもない事実。
胸の暗部で彼を断ち切りたいという想いと娘が重なり、葛藤を起こしているのだろう。それが顔に表れてしまっているのか……何にせよ、鋭敏な美紀はそういった変化を感じ取り、彼女なりに気を遣っているようだった。
「美紀」
特に用事もないのに最近娘の名をよく口にしてしまう。それは彼女が名前を呼ばれるといやに嬉しそうな表情を浮かべるからであり、
だがその笑い顔を誘発するのは彼女の中にある不安が故なのだろうと、美里の心中はなお穏やかではなくなるのだった。
「なに?」
ぱたぱたとスリッパを鳴らし、美紀は案の定弾んだ返事をして台所に現れた。
一寸の邪気も孕んでいない丸く大きな瞳。
屈託のないその笑顔がまた美里の胸に突き刺さる。
「……今晩、ふたりでどこかに食べに行こうか」
一瞬驚いたような表情を見せてから、すぐに美紀は顔を綻ばせる。罪悪感にも似た感情が胸を駆けた。
だがこの状況を彼女に申し訳ないことだと思える自分がいつまで生きながらえるのかと、純朴な娘の笑顔よりもましてそんな自分に恐怖を感じる美里だった。
>>425 大別して、地の文・主人公のセリフ・店員のセリフの3つがあるわけだが
それらの文章が一様に説明調で変化に乏しく、単調に感じられる。
>>430からは
主人公が神経質でどこか追い詰められてる感じが伝わってくるので
主人公から店員へのセリフは
>>428 >「まだ、飼うと決めたわけではないですよ」
のようにはっきりと意思表示させるのではなく
例えば言葉を濁すような表現にしたらどうだろうか?
店員のセリフも
>>428 >「水槽の中で泳いでいる・・・・・・中略・・・・・・顔をしていたからさ」
のように分析結果を説明したようなものではなく
(金髪=ヤンキーというわけでもないだろうが)
例えばずうずうしような慣れ慣れしさのような口調にしてはどうだろう?
意味内容ではなく表現に差異をだすことで、もっとよくなるように思われる。
>>433,
>>437,
>>438 なるほど。確かにこういうアクションシーンなら漫画のほうが無難ですね。
小説ならではの表現を考えてみます。とても参考になりました。
>>392 三人称で書かれているので、娘→母の視点の変化は特に問題なく思われる。
しかし所々に唐突さを感じて、そこが不自然に思われる。
例えば、
>>439 >「いいの? お母さん疲れてるんでしょう?」
>あまりにも年齢不相応な発言。
とあるが、
>392の最後に
>・・・・・・だがおずおずと部屋から顔を覗かせて疲れ顔の母を出迎えた。
と記されているので、
娘の発言に“年齢不相応”と言及されるほどの感じは受けない。
他にも
>・・・・・・美紀が先夫との間に生まれた娘であるということは曲げようもない事実。
今ここでしっかりと言及するのではなく
この場面では母娘のぎこちない関係性だけを描き
その所以となる事実は別のシーンで書いた方がいいだろう。
どうも全般的に情報を伝えなければという意識が先走って
一場面としてのまとまりに難があるように思われる。
センサーが私を感知する。「また来た」とでも思われているのだろうか。私はレジにいる店員から目を反らす。
もう見慣れた光景の弁当売り場で一万円を用意する。
彼のレジには、客が一人並んでいる。私も弁当を持って彼のレジへ向かう。
弁当は何でも良かった。
「380円になります」彼は言う。私は「早くしてよノロマ!」という感じを出して1万円を出す。
彼はお釣りを素早くレジから取り出す。私は彼がお釣りをレジから出している間、彼をじっくり観察する。
>>439 (
>>392)
なんというか、読むのに疲れる文章だ。
読まされてる感じがする。
例えばだな、「あまりにも年齢不相応な発言。」てのがあるんだが、
これを直接でなく表現して欲しいわけだよ。
登場人物にそう思わせるってのは、結局作者の考えを
そのまんま書いてるわけで、あんまし共感を呼べない。
こう思え、と書かれても、なんでやねん、と思うものだ、読者は。
重要なのは背景だ。
前半で描かれているのは「一人ぼっちの寂しさを紛らわす娘」であって
けして「年齢不相応な娘」じゃないだろう。
ついでに、文章で気になる点。
4行目の「冷然と」とか、どこに掛かっていくのか。
わかるけど、無理な表現だ。遠い。だいたい「冷然と」じゃ駄目だろ母親。
意味的に重複する言葉。くどい。もうちょい読者を信用しなさい。
こんなとこか。
>>442 アドバイスありがとうございます。なるほど。
唐突さ……そうですね、確かに読み返してみたら「そうかも」と思いました。
もっとひらたく伸ばしてみます。
ウェェイ!連投すみません。
>>444 「冷然と」は確かにおかしいと思いました。いや、おかしいと思ったまま残してしまっていたというか……。
書きたい文章が途中で変質してしまったのです。指摘ありがとうございます。
読み手はそのように感じるということも今まで気づかなかったことです。重ね重ね、指摘ありがとうございます。
「毎日来てますよね?」
「えっ?」
「いや、毎日見るなーって思って」
私は恥ずかしくなった。しかし嬉しさはあった、けれど私は見ているだけで……
「何よ。来ちゃいけないの?もういいわ」
傲慢な態度に彼は言葉を失った。
それ以来店には行ってなかった。
文章をもっと大胆に殺ぎ落とした方がいいだろうなあ。
一旦、「何を書きたいのか」を箇条書きで整理してみては。
このシーンの筋を一行で説明するとどうなるか、とか考えてみるのもいいかも。
>>446 ええとな……。酷評しようと思って書いたから、あえて除外したんだが、
>>392って、いい線まで行ってると思うんだよ。
少女の内面を描くのに、あえてカッタイ文章を使ったんなら、
「年齢不相応」って表現になりうるからな。
あとは詰めなんだ。
読者に、「なんて大人びてるんだろう」と納得させるような行動。
そいつが足りていないんだと思う。
がんばれ。
えー392って糞じゃん
構造君が三語スレに飛び火したな
このままじゃ奴の駄文で散らかってしまう
なんとか才能無いって分からせる方法はない物か
453 :
名無し物書き@推敲中?:04/04/03 15:47
構造ボ−イあげ
(ニュー・ヒーロー?)w
粘着厨氏ねよ。
deep loveって小説って神様もう少しだけのパクリ?
>>451 否定はしない。エヘヘ。現時点での392はなぁ。
でも可能性を孕んでると思ったのよ。要は自覚的に使えるかどうかなんでさ。
そこらへん、才能とやらがあるヤツなら汲み取って生かすだろうってことで。
しかし構造さん大人気だな。軽い嫉妬すら覚える。ゲラゲラ。
小説のネタがないよーーー
「自己紹介したら?」
私がそう言うと、アキはおもむろに椅子を掴み、ユイの正面に引き寄せた。
椅子の背もたれを抱き、またがるように座ると身をのりだして喋りだす。
「私、浜野明子。アキって呼んで。みんなそう呼ぶし、アッコって呼ばれるのは嫌いなの。
おじさんとかおばさんって絶対『秘密のアッコちゃん』って言う。私、そう言われるのだいっ嫌い」
沈黙。
ユイは何の反応も示さずに、ただうつろな目で宙を見つめていた。ユイの母親が、自分が答えたほうがいいのだろうかとそわそわしていたので、私は黙ったまま彼女を手でそっと制した。
「ユイっていい名前だね」
何の応えも返ってこないことをたいして気にしていないかのように、アキは喋り続けた。
「私もそういう名前がよかったな。たとえばハルカ、とか」
ユイの視線はやはり揺らがず、返事はおろか吐く息の微かな音すら聞こえてこない。
自分が日頃から素敵だと思っていた名前を打ち明けても、何も賛同を得られなかったことに
少しがっかりしたのか、アキは小さい溜息をつくと困ったように笑いながら、私を見た。
「ほんとにこの子喋んないね」
短くてすみません。酷評お願いします。
短い。
それで終わらせるのもなんなんだけど、ワンシーン過ぎて特に評価すべき点もないし。
ユイが硬直している理由とかもわからないしね。硬直しすぎてる気もするけど、そういう描写しようとしてるんだろうし。
短い中では描写も整理されてると思う。前後がないので4人の登場人物の絵を受け取るのが時間かかったけど、
それだって文章の前後読まないと良いか悪いか判断できない。
よって、短い、という評に留めさせて頂きます。
>>459 レスありがとうございます。
やっぱり短いですよね。どうしてもっと前後の描写をいれなかったんだ、と
今更ながら自分を責めています。
一応ユイは自閉症という設定にしたのですが、こんなところで明かしている
ようでは駄目ですよね。もっと頑張らないと……。
ご指摘ありがとうございました。
皆さんへ。
どうもありがとうございました。
今度↓のような軽いノリで書こうと思っています。
短いですが感想をお聞かせ願えたらと思います。
目を開けたら私はどうなってしまっているのか、大きな問題。
ほんの数時間前、私はダンプに跳ねられた。
自分としては普通に散歩していたはずなのに、
突然後ろからドスンッ!キキーッ!!キャーキャーワーワー
あーうるせぇ、もうろうとした意識の中で凄く感じ悪い
事を考えていた。それが私の人生最後の記憶、
人って案外こういうもの、経験者は語るってね。
>>462 >目を開けたら私はどうなってしまっているのか、大きな問題。
読点を隔てて前後の文がまったく繋がっていない。
>ほんの数時間前
数時間前をほんのと言えるのか疑問
>私はダンプに跳ねられた。
ダンプカーと書いた方が丁寧
>突然後ろからドスンッ!キキーッ!!キャーキャーワーワー
ドスンだのキキーだの音を書くのはほどほどに。表現で勝負せよ。
あとは読点の使い方がめちゃくちゃ。
これを本気で書いているのだとしたら、本当に一から勉強し直した方がいいと思う。
まったくもって稚拙な文章という印象。
吉本ばななを読み違えたらこういう文章感覚になっちまうのかもなあ。
あれはあれで語り口調の変遷や開き直り方に技術いるぞ。
読ませたい内容を整理した上で文章を整理。原稿作法にも留意。
全角半角混ぜない。!や?のあとに改行がないならスペース開ける。
その読点の使い方に作法を無視するだけの価値があるかを再考のこと。
あとは結局、読ませる技術があるか否か、かな。
酷評願い・1
「やってらんねぇよ」
薬師神は事件の内容と上司の両方に対して小言で言い放った。
「警部」
突然、若くハキハキとした声が薬師神の耳をついた。誰が呼んだのかの見当は皆目つかなかったが、明らかな職務怠慢を叱責したり、蔑んだりするような声ではない。
必要以上に敬っている明るい声だった。それでも彼は自分のことを呼ばれておきながらも、そちらの方向に首を向けようとはしない。ただ、目だけをそちらの方向にやると、呼んできた若い刑事と目が合った。
彼の目は好奇心と羨望の入り交じった純粋な眼差しを送り込んでくる。こちらが何一つとして訴えず、語らない視線を注いでも彼の目は変わらない。
「どうかしたか?」
言いながら、肺の中に溜めていた煙を欠伸のように口を開けてリング状にして吐き出す。気持ちが良いぐらいに真ん丸な煙の中心にはぽっかりと穴が空いている。我ながらあっぱれだ。
「私は北関東警察署刑事課の蓮井と申します。階級は巡査部長。これから薬師神警部と共にこの事件を解決するために御一緒させていただきます。
私は本庁の刑事に憧れており、警部と共に捜査できることを心から嬉しく思っております」
やたらと気合いの入った自己紹介だ。蓮井と名乗った若者は敬礼をしながら薬師神に向かって、先程を変わらぬ敬慕の目を向けてくる。
やはり若い刑事にとっては、警視庁捜査一課の一員というのは憧れの対象なのだろう。それも一殺人事件の指揮官とも言うべき警部が目の前にいるのだ。
そして一緒に仕事をするのだ。殺人事件という場で不謹慎ではあるが、舞い上がってしまうのも分からなくもない。自分も若い頃はこうだった。
薬師神は心の中で苦笑しながら思いを馳せた。それが最終的にはこんなにも臭いオヤジになってしまったのだ。人生、どう転ぶかわかったものじゃない。
薬師神は灰皿の中にタバコを落とし、椅子から腰を上げた。それと同時に蓮井は敬礼を解き、薬師神の動きを逐一観察している。
「おい小僧」
ドスを利かせた声で蓮井に呼びかけた。小僧と呼ばれた蓮井は「はい」と一瞬たじろぎながらも返事をした。
「一課に憧れているようだが、実際はひどいもんだぞ」
酷評願い・2
「はぁ……」
まるで子供にサンタクロースがいないことを論理的に説明する意地悪な大人の口調で薬師神は続ける。
「時間が無い、上から小突かれる、女がいない。刑事の花形なんて言われているようだが、実際に入ってみたら酷たらしいものだよ。完璧に騙されたって痛感したよ。
だからお前も一課に入ろうなんてがんばらない方がいいぞ。所轄署でそこそこがんばっていた方が、良い人生送れる。俺が保障してやる」
ニヒリズムを満タンに浮かべた声で言ってやった。もっとも、これで蓮井が事件解決に対しての意欲を失ってもらっては困るのだが、大人が子供に現実を説くのは悪いことではない。
蓮井は顔を下に俯けて何か考えているようだ。
「ま、お前が一課に行けるかどうかもわからないんだ。気にすることはないよ」
薬師神が蓮井の肩に手を乗せて言うと、彼は顔を上げて嫌なぐらい清々しい笑顔を浮かべてきた。
「それでも僕は一課を目指しますよ。一課の刑事になることは夢であると同時に目的でもあるんです。
一人でも多くの凶悪犯を捕まえて、安心して過ごせる世の中を創り出そうって言う目的が。だから僕は……目指しますよ」
彼の決意は、その目的にとっていかに無意味であると言われても揺るがないのだろう。そして、薬師神の説得如きで動くほど軟弱なものでもない。
その目は周囲の時を止めるかと感じるぐらい真剣だった。
蓮井の青臭いセリフを耳にし、いつもの自分では考えられない自分が沸き上がってきたのを薬師神は感じ取った。いつの間にか伏せていた自分。
時と環境、そして夢を達成させたことによって埋没した遥か昔の自分を。
十五年ほど前、所轄署に居た頃だ。今の捜査一課長がまだ警部で、その警部と共に事件を捜査していた頃の血気極まる情熱に溢れかえっていた記憶を呼び起こした。
その熱意が買われ、今の一課長の推薦によって捜査一課の一員になったのだ。その頃の疲れたとか怠いとか文句を言っていられないぐらい忙しく、かつそんな事を言うことに抵抗感を感じていたぐらいの熱血漢を想起させた。
「まぁ、たまには小僧のような人間と組むのも良い刺激になるな」
薬師神の両端が不釣り合いに上がっている唇で不器用な笑みを浮かべた。それに対して白い歯をむき出しにして蓮井がクールに笑う。
酷評おねがいします。
簡易テーブルの上に無造作に置かれた一枚の手配書が、接触の悪い蛍光灯の下で明滅す
る。俺はパイプ椅子に腰をおろし、それを拾い上げた。写真に映っているのはナンバープ
レートを首から下げた薄汚い中年男だった。貧相だが、目だけがやけに獣じみている。
「こいつは?」
「書いてあるだろ」
テーブルを挟んで座っているカルヴィンは、ライフルを整備する手を休めず、そっけな
く答えた。カルヴィンは字が読めないことを思い出し、聞いたことを少し後悔した。
「ええと、名前はウェッジ・カンザス。惑星ジェンツ出身、三七一年生まれ、……つうと、
いま幾つだ?」
カルヴィンは咥えた煙草の煙が染みるのか、眉間に皺を寄せた。カートリッジを神経質
に拭いている。「今年が宇宙暦四〇六年なら、三十五だろ」
「いや、多分四〇七年だぞ。まあ、どっちでもいいか」
カルヴィンは、口元だけで笑った。薄い唇の間から、白い歯が覗く。
「で、ミスターカンザスは八十九年に≪イルリヒト≫に入隊。おやおや、大先輩だ。階級
は伍長で、第二五五分隊長。何があったか知らないが去年、部下二名を殺害し、ベースキ
ャンプから逃亡」
「明日は我が身、か」
カルヴィンの軽口は、どちらの意味に取るにせよ、笑えなかった。
「しかし、カンザス伍長どのは十八年、≪イルリヒト≫にいたんだろ? 上手いことやっ
て勲章貰って、とっとと除隊願を出せばよかったのにな」
「なかにはいるんだよ、生き延びる為じゃなくて、楽しくて殺しをやってる奴が、な」
最近鏡を見てないが、俺もこんな顔になっているのだろうか。人は見た目で判断するも
んじゃない、とはよく言うが、それにしたって写真に映るウェッジ・カンザスは死刑囚の
ようだ。
履歴の項目を追って、思わず舌打ちした。「おいカルヴィン、今までウチの大隊の追っ
手が何人、こいつに殺られたと思う?」カルヴィンが手を止め、先を促すようにこちらを
見たのを確かめた。「十八人だ」
カルヴィンは軽く口笛を吹くと、清潔な匂いのする溶剤のボトルに蓋をして、ライフル
を組みたて始めた。「そのイカれたベテラン兵を、俺達二人で殺れって? ギミック小隊
長殿もいい気なもんだ。まさかサービスはいいんだろうな。幾つになってる?」
「さすがに十八人殺してるだけのことはある。一八〇〇だ」
サービスは軍功評価を数値化したもので、手柄を立てる度に加算され、三千になると晴
れて除隊の権利が与えられる。イルリヒトの隊員は、誰もこんなところに居たくはないだ
けに、サービスの話となると目の色を変える。
「オイシイじゃねぇか。ギミックの野郎は別にして、上の連中は本気って訳だ」カルヴィ
ンも例に漏れず、口だけで笑った。「ハルトの累積は幾つだ?」
「俺は一二〇五だ。お前は?」
「一五一七」
「しかし、二人で割ったら九〇〇だからな。こいつで命を落としたんじゃ割に合わないな」
口ではそう言いつつも、俺は薬莢の排出口の具合を確かめているカルヴィンをじっと観察
していた。生き残った者がサービスを総取りに出来るから、戦闘の後に仲間割れ、という
話はよくあることなのだ。無事、任務を終えて、俺とあいつのどちらかが「戦死」すれば、
もう一方は晴れて除隊。嫌なシチュエーションだ。
「ビビったか、ハルト?」カルヴィンは灰皿に煙草を捻じ込むと、組み立ての終わったラ
イフルを構えて具合を確かめた。「まあ、無理もない。泣く子も黙る我がイルリヒトの隊
員を十八人も殺った奴だからな。お互い用心していこうぜ」
カルヴィンは二度、俺の肩を叩いて銃を枕元に立てかけ、寝袋にのそのそともぐり込ん
だ。
「んじゃ、お先」
五秒も経たないうちに、カルヴィンは鼾をかき始めた。
用心していこうぜ、か。いいや、神経質に考え過ぎだ。カルヴィンは決して悪い奴じゃ
ない。
>>465 ナレーターが薬師神本人なんだか第三者なんだかはっきりしない。統一しる!
>>465 酷評モード。
「それでも彼は自分のことを呼ばれておきながらも、」キャーハズカシー。
一言で済ませられる部分に凝りすぎか。
若いもんの目つきとか、タバコの煙とか。
薬師寺視点で書かれてるから、地の文は彼の心境に近づく。
「やはり若い刑事にとっては、警視庁捜査一課の一員というのは憧れの対象なのだろう。
それも一殺人事件の指揮官とも言うべき警部が目の前にいるのだ。」
ウヒャヒャナルシストハッケン。な感じに読めてしまう。内容このままで、もチョイ、自嘲気味に行け。
他にもこんな感じの違和感が沢山ある。なんだかキョロキョロした文章だ。
>>466 後半、筆が乗ったのか結構読めた。視点の揺らぎも消えている。
……のだが、内容的にはここで完結だな。このネタで長く書くなら、
この程度でオッサンを揺るがせてはアカン。
徹底してひねたキャラにして、この若くてカワイイ新米と事あるごとに衝突させるわけだな。
む、踊る大走査線か……。
ラスト「クールに」は蓮井君のキャラに合わない。
酷評になったかな?
>>465 もっと落ち着いて、自分のイメージよりも言葉を大事にしよう。
>若くハキハキとした声が薬師神の耳をついた。
>明らかな職務怠慢を叱責したり、蔑んだりするような声ではない。
のように、自分のイメージにこだわりすぎて
言葉が無駄に使われている箇所が多い。
そのせいで場所によっては
>誰が呼んだのかの見当は皆目つかなかったが
>そちらの方向に首を向けようとはしない。ただ、目だけをそちらの方向にやると
のように矛盾(&無駄遣い)を起こしてしまっている。
積極的に他人の意見を求めるのも結構だが
落ち着いて読み返した後でも、決して遅くはないだろう。
>>467 酷評モードで。
周囲の環境、つまり話の舞台、がちっともワカンネーヨ。
いくつかの小物、年代と惑星の会話だけじゃ足りネエ。
窓の外とかちょっと書くだけでだいぶ違うと思うぜ。
窓がない?なら窓が無い過酷な環境を書けるだろう。
>>468 「まさかサービスはいいんだろうな」が引っかかる。
「まさか」を使って短文を作りなさいってな感じだ。
全編通して、SFテイストにした意味がわかんない。
「宇宙歴」って言いたかっただけちゃうんかと。
SFテイストのせいで、「パイプ椅子」「寝袋」とかが、
マヌーなアイテムになってしまっとる。
でも正直、ちょっと続きが読みたい。エヘ。こいつ裏切るのかな?
どんなドラマがあるのかな?その辺の引き込みかた、上手いな。
最終的にはイルリヒトと戦っちゃったりすんのかな?ワクワクスルナァ^^
あ、褒めちゃった。
設定がエリア88みてえだぞコラ!
……酷評になったかな?
>>472 ありがとうございます。ラノベって実際に書いてみると現代モノより難しい。。。
長編に取りかかるには色々不安があったので、ここで文を晒してみました。
>「まさか」を使って短文を作りなさいってな感じだ。
仰る通り、うわぁ、て感じですね。もうちっと文章を修行します。
他にも、小道具や背景などの薄さへの御指摘、その通りだと思います。
エリア88ググってみました。確かに裏切りや嫌々傭兵やるという設定が似てますね。
先を急がず、じっくり設定を練ってみます。ありがとうございました。
現在形とか過去形とか頭ではわかってるのだが、
「る」と「た」の区別がどうもつかない・・・
しばらくしてやっと彼は決意した(する?)。
コップに注がれた水を一気に飲み干すと、大盛りのチャーハンを食べ始めた(る?)。
その横では彼の弟が冷ややかにその様子を見つめていた(る?)。
「だから太るんだよ」
だれか模範解答教えて暮・・・
475 :
名無し物書き@推敲中?:04/04/04 18:07
476 :
酷評おねがいします。:04/04/04 18:11
彼女は忘れる。
聞いたことをすぐ忘れる。
言ったこともすぐ忘れる。
見たこともすぐ忘れる。
とにかく、すぐ忘れる。
忘れるたびに、憎めない笑顔を見せる。
学校の成績は惨憺たるものだった。
覚えた端から忘れるのだから仕方ない。
病気だろうと言われていた。脳に欠陥があるに違いないと。
しかし彼女はいつものように微笑んで否定した。
わたしは努めて忘れようとしているのよ、と。
何故忘れようとするのか、その理由を聞くと、彼女はすらすらと答えた。
「生きれば生きるほど記憶は増えるでしょ。人間は記憶に押し潰されて死ぬのよ。私は少しでも長く生きるために、忘れてるの。」
彼女に言わせると、老人の痴呆は少しでも長く生きようとするためだという。
「記憶という荷物が軽ければ軽いほど、遠くまで行けるの」
その持論だけは、絶対に忘れないのだという。
477 :
476-2:04/04/04 18:11
彼女とは普通の会話が出来ない。
昨日見たテレビの話とか、今日学校であったこととか、全て忘れているのだから当然だ。
だから彼女が話すことは、全てその場で生まれたことだ。
今思ったこと、今感じたこと。
そういうことをありのままに話してくれる。
嘘なんかつかない。つけない。
俺は彼女と会話するのが好きだった。
自分とのこの会話も、すぐに忘れられると知っていたけれど、それでも俺は彼女と会話するのが好きだった。
478 :
476-3:04/04/04 18:12
彼女がある日ぽつりと言った。
「忘れようと思っても、やっぱり忘れられないこともあるの」
その意味は深くて、しばらく何も言えなかった。
考えた末に言った。彼女が自分の言葉を忘れてしまわないうちに言った。
それは記憶ではなく、思い出というのだ、と。
そして続けた。
「思い出無く生きたって楽しくないんじゃないか?」
知り合ってから、ずっと胸の奥にあった違和感。
それはこの思いだったのだ。
彼女は黙り、しばらくその言葉を反芻しているようだった。
次の日、彼女は微笑みながら手紙をくれた。
思い出なく生きていたって確かに楽しくないね。
そう書かれていた。
その日から彼女は忘れることをやめた。
479 :
476-4(最後):04/04/04 18:13
昨日見たテレビの話とか、今日学校であったこととか、そういったことを楽しそうに話してくれた。
やっぱりあの憎めない笑顔で、楽しそうに話してくれた。
俺は今でもあの時の自分の言葉が正しかったのかどうか判らない。
三日後、彼女は眠るように逝った。
憎めないあの笑顔を浮かべたまま、ベッドの上で両手を広げて、静かに横たわっていた。
思い出に潰されたというよりは、思い出を受け入れているようだった。
それでも俺は、彼女を生き急がせたように感じて仕方ないのだ。
あの日貰った便箋の裏に、ひっそりと綴られていた言葉。
忘れようと思っても忘れられなかったのは、あなたのことでした。
俺は、彼女を決して忘れない。
>>474 模範じゃないけど、おれはてきとうに「る」と「た」を混ぜ合わして使ってる
「る」は近い、「た」は遠い。
時制上の違和感がない場面だと、読者との距離感を
調節するのに役立つ。
三人称で場面切り替えようとする時なんかに
(誰かの視点を語っていたところから離していく時とか)
織り交ぜて使っていたのが徐々に「た」に統一されていくとか、そういったイメージ。
悩んだら全部「た」でもいいと思うけど、読者には
ずいぶん淡々と語られてる印象になる事もあると思う。
ぜんぶ「る」だと読者の読み方とズれがあったりした
時に反感を買う余地が大きくなる。
>>474だと、折れなら最後だけ「た」かな。
誰の視点で語っているか
(=カメラのポジションがどこにあるかという問題)
を見失ってるから、自信を無くすのではないでしょうか。
>>474 俺なら真ん中だけ「る」にする。
前後の文章によるけど。
しかし
>>481-482の解説は参考になった。ありがとう。
でも最後だけ「た」だと違和感ある。
484 :
名無し物書き@推敲中?:04/04/04 18:41
俺なら真中だけ「る」にするが、なんとなくそんな感じがするだけで根拠はない。
「た」は過去の出来事であると考えてしまうが、全ての場合に当てはまるわけじゃなく、
それがさらに混乱を招く。ウボァー
これスレ違いか?
酷評依頼というよりは質問だね。
叩き出す程じゃないと思うけど、
>>474の長さだと酷評するのも難しい。
質問スレの方が適してるとは思うよ
ここはある程度の長さの文章を晒すと、各人の細部への
こだわりかたが聞けるスレ
良かったら読んで下さい。
「もっとお強くなくちゃいけませんよ。あなた時々精神に弱さをみせ
るから」といわれた。
私は妻のこうした言葉になんら重みを感じない。妻が事あるごとに私
にいう口癖なのだ。妻は一日のうちに何度も何度も繰りかえしいい、
私は聞かされる。むしろ私は妻のこう言う度に平常でいられる自分を
とても頑丈に出来ていると思っている。
妻は続けて必ずこういう。
「もう少し神経をず太く持って頂かなくては困りますわ。もちろん、
お隣のご主人のようにとはいいません。あれではわたしも少し困り過
ぎてしまうでしょうね」
妻の良くつかう冗談だ。幾度となく繰り返されたそれは、もはや冗談
としての質をすり減らしてしまっていた。反面、その言葉にはどこと
なく含蓄めいた趣きさえ漂い始めていた。とても良くできていて上品
な格言だ。
妻はいう。
「というのは冗談ですけど、あなたはどこか神経がか弱いみたい。お
願いですから、もうちょっと丈夫になって、しっかりしていて下さいな」
私は妻のこれら一連の文句を常時適当に受け流していた。私は充分に
丈夫であるし、元気であった。妻は私の一体どこをみてそのようなこ
とをいう気になるのだろうか。私は妻の警告をしてもびくりともしな
い位にず太く出来上がっているのだ。
ず太いこととはそう簡単ではない。か弱いことでさえそう悪いもので
もなかろうにと思う。
たとえば、ず太いのずを取って、か弱いのかを取る。強いと弱いとの
間に互換性をもたせる為に取り除いたずとかをそっくりそのまま入れ
替えてしまう。かぶとい。ずよわい。かぶといはどこか戦に駆ける勇
猛な武将の趣があるし、ずよわいを言い換えたところでずぼそいとい
ってみたとしても、ズボンのように聞こえてくるものだ。そのどちら
だからといって私は私のことのようには思えないし、その実、どちら
でもよい。
私は妻にいわれる度にこう心の中で考えては口に出さないでいる。
>>489の「たとえば、〜」以降でずっこけた
もうちょっとマシな何かはなかったんか。ズボンて。
ひさしぶり。
>>488 拙い。似たような言葉が繰り返されるし、文章にメリハリはないし、盛り上がりもなにもなく、ひたすらダラダラしている。
前後がどういう作品なのかわからんけどさ、
別に盛り上げるべき場所ではないんでないかい。
あえて言えば、最後の独白で気の利いた事を書いて
読者にニヤリとさせる程度の場面かな。
その点の感想は490に同意
493 :
原ヘリのすけ ◆GZaF1XHdps :04/04/04 22:19
>>492 まあそうなんだろうけど、それにしてももうちょっとユーモラスさを感じさせるとかあってもよさそうだ。
「精神に弱さをみせるから」なんて会話をする人がいるのかよ。とか、「私は妻の警告をしてもびくりともしな
い位にず太く出来上がっているのだ。」みたいな日本語になってないところとか、ひどすぎだよ。
494 :
名無し物書き@推敲中?:04/04/04 22:47
家を建ててから14年が経っていた。そこで、新しい家を建てようと思った。
大工を呼んで適当な場所に土地が無いものかとたずねると、大工は
「わっかりやした。あっしがさがしてまいりやしょう」
と言い、それからしばらくやってこなかった。そもそも大工の仕事は家を
建てることであり、土地を探すのは不動産屋の仕事だ。無茶なことを言ったから
愛想をつかしてこなくなったんだろう。けっ。いいや。どうせあんな大工こっちから
払い下げだ。
と思っていたら23日も経ってからひょっこりとやってきた。大工が言うのには下北
沢にいい物件がある。それはしかし土地ではなく、建物も既にできているのだと言う。
「いい物件ですぜ。旦那にその気があるんでしたらあっしがひとつ、ご案内いたしやしょう」
と言うので私は身支度をして大工と一緒に表へでた。
秋の陽はつるべおとしのたとえの通り、電車を乗り継ぎ乗り継ぎして下北沢に到着する
頃には、あたりはとっぷりと日が暮れて、道端の街路の下から、蟋蟀の鳴く声がきこえて
くるのであった。まったくうるせえ虫だ。こんなところに住めるかバカタレめ。と思ったが、
せっかく大工と一緒に下北沢くんだりまでやってきたのだ。っていうか、下北沢ってこんな
に寂しいところなのか?この大工やっぱり、とんだくわせ者じゃねえのか?
まあそれでもここまできたのだ。私は他人の家を見るのは大好きだ。いっちょう見るだけ
見てやろうと思って大工のあとをついていくと、奴はとある豪奢な門の前で立ち止まった。
「おい。そんなところで小便をすると巡査に叱られるぞ」
何を言ってるんだこの人は。という目で大工は私を見ると、
「この家がそうですぜ」
と言った。私は門の向こうを見た。闇の中に巨大な邸宅の影が浮かび上がっている。
「ここが?」
私は思わず訝しげに大工の顔をのぞきこんだ。
495 :
名無し物書き@推敲中?:04/04/04 22:49
494だが一箇所訂正。
道端の街路⇒道端の街路樹
冬の真夜中だというのに何故か暑苦しく、老人は、
妻が暖房を効かせ過ぎたかと訝しんだ。しかし老妻は
友人達と一泊で温泉旅行に出ていることを思い出し、
階下に下りようとドアを開けた途端、書斎に飛び込んできた炎に吹き飛ばされて、
老人はサイドテーブルに腰を強か打ちつけた。
書斎に踊り込んできた炎は新しい酸素に狂喜し、
胸一杯にそれらを吸い込んだかと思うと直ぐさま八畳ほどの部屋一杯に拡がった。
老人は自分の身に何が起こったのか、すぐには解らなかった。
そして熱に身体を焼かれて初めて、火災に見舞われていることを悟った。
家具と言えば書物机に本棚、ソファにサイドテーブルだけの質素な書斎の中、
炎は床から立ち昇り、ぬめぬめとした赤い舌のように天井を舐めている。
熱は隠り、木造二階建てのこの家を灼熱の木箱にしていた。
床に倒れたまま老人は、熱と煙に息をすることすらできずにいた。
身体を小さく折り曲げながらやっとのことで呼吸をすると、
自分の頭髪の焦げる臭いにむせた。若い頃からの習慣で使い続けている
安物のヘアトニックの臭いが鼻を衝く。咳をすると
肺に熱気が入り込んで苦しい。老人は窓に向かって這いずった。
しかしその歩は炎の広がりとは比較にならないほど遅く、
火の手は老人を嘲笑うかの様にその行く手に先回りして、
窓枠を赤く縁取った。
外は冬だ。アルミサッシの窓は閉じられている。
壁に凭れるようにしながら身体を起こし、サッシの鍵に手をかけた。
一瞬、その手は弾き返された。窓枠は数百度の熱をはらみ、
老人の手を灼いた。不思議に痛みは感じ無かった。
体中をアドレナリンが駆けめぐり、緊張と興奮が痛みを忘れさせていた。
老人は入り口のドアを振り向いた。しかしそこは既に炎に包まれており、
階下に下りるどころか、書斎を抜けるまでに確実に焼け死ぬだろう。
再び窓枠に向かい、老人は拳をガラスに叩きつけた。しかしそれは
僅かに撓んで揺れただけで、非力な腕力には割れるそぶりすら見せない。
部屋を見回してみた。ガラスの灰皿、電気スタンド、椅子。だが、
窓を割ることの出来そうなそれらは全て、炎の手の中にあった。
老人は再び拳を振り上げて窓を叩いた。もう一度。もう一度。
しかしガラスは割れようとはしなかった。
老人は泣いていた。泣きながら窓を叩いていた。大きく口を開け、
声にならない声を上げて、窓を叩いた。残り僅かな人生への執着と、
絶望。老人の口腔が、背後で燃え盛る炎と同じ様に真っ赤に覗いている。
炎は老人の衣服を燃やし、髪を焦がした。年齢の為に弾力を失った
滲みだらけの肌が、所々水泡のように膨らんで火膨れを作り、
いくつかが繋がっては萎んでいく。皮が燃え、肉が焦げて、
黒い炭になっていく。炎が老人の身体を背中から抱き竦めた。
老人の身体がゆっくりと崩れ落ちた。
よろすくお願いスマッシュ。
>>493 日本語になってないですか?自分ではよく分かりません。
>「精神に弱さをみせるから」なんて会話をする人がいるのかよ
これは別にいいじゃんかよー!
厳しい御指摘有り難うございます。大学時代に作品を読んでもらった
先生に「時間の無駄だった」と言われたことを思い出しました。悔し
いのでもっと練習して再度挑戦してみたいと思います。
>>496-497 >老人の口腔が、背後で燃え盛る炎と同じ様に真っ赤に覗いている。
ここだけが外から窓を見たカメラ目線になっている。
客観的語りを通すのであれば、
>体中をアドレナリンが駆けめぐり、緊張と興奮が痛みを忘れさせていた。
という部分を何とかすべきだろう。
>自分の頭髪の焦げる臭いにむせた。
>安物のヘアトニックの臭いが鼻を衝く。
言葉を変えているが、繰り返しのようなクドさを感じた。
あと、安物のヘアトニックが鼻につくくらいなら、そもそも習慣でも
使用すまい。
臨場感はうまく出てるね。
時間の無駄だった。
…ひどいね。
すみません、「る」「た」論議で流されてしまってますが
>>476も批評してやってくださぃm(__)m
502 :
名無し物書き@推敲中?:04/04/04 23:16
>>497 よろすくお願いスマッシュ。
俺なら
よろすくおなにいすまん毛。
にするかな。そのほうが馬鹿っぽい効果がより生きる。
>>476 ぱっと見、空行が多いし出だしがクドイんで読む気しなかった。
あと、女が死んじまったのが少し唐突だな。
漏れが見た限りでは日本語がオカシイ部分はなかったし、
ストーリーとしても成立している。素材もいいと思う。が、
正直言えば、エエ話を楽して書こうという根性が気に食わん。
>>493 前者は同意できなくもないけど、後者は君の読解力が足りないだけじゃん? 意味は通ってるだろ。
>>494 小粋な表現はいいのだが、視点の人物の口の悪い独白が浮いているかも。
再読して書く必要がある文章かどうか熟考すると、リズム良く読ませる事ができると思うぞ。
この書き方なら大幅に削った方が良い文章になるんじゃないかな。
原稿作法として、文が続く時の?や!のあとは一文字開けてやね。
>>496 typo注意。改行滅茶苦茶。
2chであれ読ませる配慮がない奴は文士たる自覚がない証拠。留意せよ。
炎が「狂喜し胸一杯に酸素を吸い込む」のはやり過ぎじゃない?
大げさな表現したいのであれば
「狂喜するように新しい酸素を喰らい尽くす。八畳間は〜」
とかどうよ。
大げさな表現ほど読みやすさや誤読の余地を減らす事への配慮を。
あと、老人が燃えていく瞬間をもっと引き伸ばしていいと思う。
俺なら描写整理した上で老人が燃えていく間の思考に枚数費やす。
>>501(476)
大槻ケンジならロックの歌詞という制約の中でもっと濃い内容詰め込むだろうな。
映像作品やなんかの脚本ならいいかもしらんけど。
そもそも表面だけ飾って提示するならマンガでええやん。
>>498=488
原へり氏ではないけど、
>私は妻の警告をしてもびくりともしな い位にず太く出来上がっているのだ。
「妻の警告」ではなく「妻が警告」だろ。日本語として明らかに変だぜ〜。
つーか、
「私は妻の警告を(もって)してもびくりとも〜」
の、もって、を省略したっつーことじゃないの?
>>499 意外に自分では気づかないもんですね。
どうもありがとう。
>>504 エディターからコピペしたら一行が長かったんで、
読みやすいように切ったつもりですた。
すまんこってす。
どうもありがとう。
今後もよろすくおなにいすまんげ(笑)
>>508 >意外に自分では気づかないもんですね。
>すまんこってす。
>今後もよろすくおなにいすまんげ(笑)
文章で食う事を夢見てないのかもしらんが、
お前は文章の効果という物を2chや日常のやりとりから考え直せ。
馴れ合いに来たのならお引取り願う。
>>506 あ、ほんとだ。見逃し。
腹へりタソスマソ
511 :
名無し物書き@推敲中?:04/04/05 00:11
>>507 そうそう、そのつもりだったんです。でも意味伝わらない人達が
いた時点で駄目ですね。
>>496 丁寧に記そうとしているせいで、くどくどしくなっている。
端的なところでは老人、老人と立て続けに繰り返されている点だ。
また客観的な事実としては
>窓枠を赤く縁取った。
> 外は冬だ。アルミサッシの窓は閉じられている。
>壁に凭れるようにしながら身体を起こし、サッシの鍵に手をかけた。
> 一瞬、その手は弾き返された。窓枠は数百度の熱をはらみ、
>老人の手を灼いた。
この通りなのかもしれないが
このシーンにおいては、そういう因果関係よりも
老人が受けたダメージの描写に行を割いた方が、追い詰められた感が出るだろう。
>老人は拳をガラスに叩きつけた。しかしそれは
>僅かに撓んで揺れただけで、非力な腕力には割れるそぶりすら見せない。
ここも客観的な因果関係としては“非力だから窓が割れない”で正しいが
重要なのは、“老人に現状から脱出するための力がない”ということを表すことだ。
“非力”というのは、“窓が割れない”という結論を導くための理由ではなく
この短い文章における結論の方である。
このシーンの主眼を再確認して、文章を推敲してみよう。
>>503 空虚な感じを出したかったので改行しまくったのですが、
まず読んでもらえなきゃ話になりませんよね。勉強になりました。
エエ話を楽して書こう と感じさせてしまいましたか?何故でしょう…
普段長編書きで、その息抜きとして軽く書いたので、
若干ラクしたい根性はあったかもしれませんが…ぅぅむ
>>505 大槻ケンジ…研究してみます(笑)
見てくれにこだわりすぎないことにします。
お二方どうもありがとうございました。
>エエ話を楽して書こう と感じさせてしまいましたか?何故でしょう…
苦しんだ事ないのかな……。
あんな誰でも書けそうな文章出されても仕方が無いって事だ
舌足らずだったか。
>彼女に言わせると、老人の痴呆は少しでも長く生きようとするためだという。
滅茶苦茶強引じゃん。
>「記憶という荷物が軽ければ軽いほど、遠くまで行けるの」
これもピンと来ない。彼女にとって記憶とはなにか、遠くへ行く、には
どんな意味が込められているのか。
それと、何でカノジョは主人公のことを忘れようとしたの?
イイ関係ならラブラブでいいじゃん。
この辺りが短絡的過ぎて、加えて全体的に気取ったブツギリの文章が
漏れ的に鼻につく、ということ。溜めがあってこそ感動は活きる。
別の言葉で言えば、少々キツくなるが子供騙しってやつだ。
>>504 ありがとうございます。1字あけるのは知りませんでした。勉強不足ですね。
ケン月影?
>>509 >意外に自分では気づかないもんですね。
の何がいけないんですかね?
ご教授願えますか?
>>512 なるほど。
本当にそうですね。勉強になります。
どうもありがとう。
プロの編集の方ですか?
>>520 文章の効果を考え直せって言う相手に鸚鵡返しするあたりがダメなんよ。
ちなみに俺もその言葉には多少苛立ったよ。
免罪符のつもりかなんか判らんけど、自分で気付かないのを
意外で済ませる神経はまずい。
文章に魂込めるか、推敲に命かけような。
>>496-497 一様な
「どうもありがとう 勉強になります 本当にそうですね」
がむかついてきた
>>515-516 一応思うところを書きます。
>滅茶苦茶強引
強引なのは百も承知です。
その強引な自説を信じきって、有り得ない行動(片っ端から忘れる)をする子を書きたかったので。
そこは「彼女に言わせると」であり、賛同を得られなくても構わないところです。
彼女にとって記憶とは長い旅路では負担になっていく荷物、
遠くへ行くとは「生きる」ことそのもの
という意味で書きました。
あと、彼女が忘れようとしたのはピンポントで主人公のことなのではなくて、
(主人公を含む)日常の記憶です。
反論みたいなことをしてしまいましたが、かなり参考になりました。
ありがとうございます。精進して参ります。また宜しくお願いします。
むしろ反論された方が気概がある相手にレスした事が判って
無駄骨じゃなかったなと思える物だ。
頑張れ。
でもその切り口軽すぎ
528 :
名無し物書き@推敲中?:04/04/05 01:14
あたし超信じられなーい。さっきさあ、道とか歩いてたわけぇ。そしたらなんか
牛くさい。
牛くさいとか言ってんの。ジジイがぁ。なーにが「牛くさい」よ。テメエのほうが
くさいってーの。牛くさいくらいでぐだぐだ言うんじゃないって思わないー?
―――佐江子はめちゃめちゃ牛くさかった。あの、新品の学生かばんの中に鼻
を突っ込んだようなにおいだ。どうして佐江子はこんなにおいを放っているのだろう。
今日はデートだ。マックのバイトでためた金で、奮発してイタリヤーンな店に行き、
そのあとはムフフ......って展開を僕の頭の中では予定していたのだが、この牛くささ
ではムフフもへったくれもあったものではない。ところでへったくれって何だ? と
僕の思考は現実から逃避するようにあさっての芳香、じゃなかった方向へと助走
しはじめていた。
「ちょっと。なにマジ顔してんのさ。はやく行こうよ」
「ちょ、ちょー待ってよ」
佐江子は間違いなく牛くさい。本人は気がついていないようだが、周りを歩く人
たちが不審げに振り向くほどの臭気だ。
このままおしゃれイタリヤーンに行ってもこのにおいでは、なにかトラブル発生、
ってことにもなりかねないし、だいいちこんな臭いをかぎながらメシなど食えたも
のではない。また、本人が気づいていないとはいえ、ここに来る前に誰かに牛く
さいと言われたらしいから、においの話でもしてさりげなく原因を突き止め対処す
るという方法も不可能だ。どうすりゃいいのさ。僕はできるだけ佐江子の風下に
ならないように気をつけながら、必死に思考を巡らせた。
何も合図があるわけでもないのに、ふと目を覚ます。
暗い部屋を見渡すと、閉められたカーテンの隙間から少量の光が差し込んでいた。
体を起こし、まだはっきりしない意識と共に布団を跳ね除け、ベッドから降りようとする。
思いっきり踏み込むとそこが抜けてしまいそうな木の床へとゆっくりと降り、カーテンの隙間から漏れる少量の光を頼りにそっと窓へと歩み寄ると、カーテンの窓を左右に思いっきり広げた。
窓ガラス越しに外をのぞくと、まだ辺りは薄暗く、いつもは主婦達の雑談で騒がしい通りも、この時ばかりは沈黙を保っていた。
「よし、まだ日は出てないな」
と、誰に言うわけでもない言葉を吐き出すと、部屋の隅に置かれた大きけの鞄から靴下と薄手のコートを取り出し、それらをベッドの上に置いた。
ベッドの上にゆっくりと腰をかけ、慎重に靴下を履くと、ベッドの脇に置かれた小さな靴に足を通し、それを踏みしめ立ち上がった。
その後、ベッドの上に置いておいた薄手のコートを抱くように両手で抱えると、もう一度窓から外を見つめた。
続き作品かとオモタw
>>528 もうそのまま突っ走っていいよ。
一本書き上げたら自分自信で色々気付くだろうから。
>>529 >何も合図があるわけでもないのに、ふと目を覚ます。
当たり前やん。何か不服なのかと。
合図無き目覚めを表現したいだけならそう素直に書け。
あとは単なる説明的な描写か。たいした違和感はないけど面白みもない
自分自信>自分自身
>>530 的確な酷評ありがとうございます。
たしかに、ちょっと面白み無いですね(´・ω・`)
精進しまつ
>>526 内容の話になるってことは、文章は一定レベルに達しているということだ。
最近、レベルが高くなってるんでモロ酷評になったが、おまいさんは
ちゃんと書けば書ける奴だと思うし、がんがれ。
534 :
名無し物書き@推敲中?:04/04/05 05:56
>>529 少しの行動をそんなに引っ張れるのがうらやましいv
535 :
名無し物書き@推敲中?:04/04/05 07:03
537 :
名無し物書き@推敲中?:04/04/05 10:05
小説が漫画、いや、映画やアニメに劣るところは一語に尽きる。
小説は読まないとおもしろさがわからない。
口コミか、映像化されないと、手に取る気も起きない。
以上、滅多に小説を読まないけど、書くのは好きな通りすがりの意見ですた。
そういう人ってやっぱ多いのかなー
失礼ながら
>>537は俺の中で一番駄目な人の例だw
でもまあ、小説の映像化に失望してない人は幸せかな。
俺の場合、映画は見なければわからない上に
時間単位で束縛されるのが退屈で苦手。
最近ほとんど見ない。
ていうか、読まないと/見ないとおもしろさが
わからんのはなんでも一緒だろと。
小説なんてどこでも開くだけで物語に入り直せる
一番気楽なメディアだと思うんだけど。
とつぜん洋服タンスで悲鳴。
「そこにいるのはだれ。オチコボレさん調べてくれたまえ」と社長。オチコボレ女史が開けると使い走りのペチャペチャがころがりでる。後ろ手を縛られ、靴は消えている。
「そこでなにしてる小僧。白状しろ。切り刻んでやるぞ」
「申し訳ありません。防壁が崩されて。やつらは全員を洋服タンスにおしこんだんです」
「なんてこった。いつだね。いつのことなんだ。やつらはどうやってそんな数のタンスみつけだしたんだ。なんてこった、うちのかみさんがなんて言うかな。オチコボレさん、今日の約束はキャンセルだ。わしにランチを注文してくれたまえ」と社長。
オチコボレ女史はペンをおくと、スススーイと社長に近づき、腹に一発パンチをおみまい。社長は百科事典にくずれこむ。
「なに、ここでなにが起こっているんだ。こいつはまったく。なにごとだ」苦しげに吐き出す社長。
「わたしの背中の手どけなさってばさ。このでぶの悪魔、あんたもタンスにぶちこむわよ」とオチコボレ女史。
ボスン。社長がタンスでひっくりかえる。使い走りのペチャペチャは通風口からにげだす。オチコボレ女史はインク壺をつかんで筋肉マッサージをはじめる。そして雨がふりだす――
バーでコーヒーをこぼした。あらかた食べ終わり
立ち去ろうとしたときだった。金は既に払った。
コーヒーは広がっていく。ふいにテーブルから目を逸らした。
・・・拭くことは簡単だった。付け添えられた
タオルに手を伸ばして拭くだけ。それだけだった。
だが拭かなかった。私が拭かなくとも、店員が
拭いてくれるだろう。そう思った。そして他人任せ
という人格が自分の中に築かれていく感覚も同時に
あった。おぞましい感覚。手が震える。そして私は
立ち去った。外には大切なお客さんを待たせてある。
1秒でも惜しい。商談は1秒1秒がデッドラインとなりえる。
ここは彼女に任せておこう。金は払った。私は
私の仕事をしよう。そう思った。
>>540 キチガイ文章(注:ほめ言葉として使っている)
こういうのを上手く書くのって、難しいと思う。
たいてい、ただの壊れた文章になってしまうと思うなぁ。
ただの壊れた文章と、キチガイ文章の境目はなんだろか?
俺が考えるに、そのひとつは「迫力」だと思う。
540の文章は、俺に訴える迫力ってのはなかったなぁ。
オチらしいオチもなかったしさ。雰囲気だけだよね。
でも、好きな人は居るんじゃないだろかとも思う。
>>542 時間のとらえかた、読者の引き込み方がヘチョイ。
例えば冒頭、「商談」をほのめかすだけで緊張感が変わると思うんだ。
「急ぐ理由があった。」とか入れとくとかさ。
書こうとしているシーンは嫌いじゃないなぁ。プチ罪悪感といいわけっていう。
で、「他人任せ」がどうこう、の部分、ちょっち大げさじゃないか。
替わりに、もうちょい軽めの言葉で書いてみちゃぁどうか。
>>476-479 いまさらだが酷評モード。
「彼女」に魅力が足りないな。
例えば、ひたすらに「現在この瞬間」を生きる彼女ならではの台詞が無い。
「会話が好きだった」ですましちゃもったいないだろチクショウメ。
読者の心を「がッ!」と掴んで離さぬような台詞(=会話)を脳から搾り出せ。
1発で無理なら2発、3発でもよい。
どういう台詞ですかだって?知るか!そんなんサラッと出てくるようなら、
こんなとこでウダウダ酷評なんかしてネーヨ!
だがヒントとしては「死の予感」と「軽やかさ」の同居だろか?
エンディングの突拍子もないところに向かって伏線を張るのだな。
で、どうにかこうにか苦心して、魅力的で儚げな彼女像を作り上げられたら、
この作品は勝利だと思う。
記憶に殺されるっていう、ファンタジックな終わりかたは嫌いじゃない。
むしろ好きだ!早く書きなおして読ませれ。
酷評になったかイマイチ不安。だいたい読むだろうかいまさら……^^;
>>488-489 面白さの種?みたいな物は含んでいると思う。
ダンナをもうちょっとトボケタ人にしてみたら、
「カブトイ」のあたり、上手く書けるかもしれない。
でも現状は……もう他の方が書いてるのでパス。
>>494 文章の調子が善いね。スラスラ読めた。
この家でどんなドラマを書く気なのか。
長編か、はたまた短編なのか。
続きが気になる。ってことで導入部としては成功なんじゃねいの?
ありゃ、酷評になってないが、酷評希望でもないってことで、許して。
>>496 最初の部分、暖房と火事を勘違いしちゃアカンよじいさま。
「老人の耳には音が聞こえなかった」って描写欲しいかもな。
しかし残酷だのう。老人が死ぬってだけで、救いがない。
窓の下から眺める「誰か」を設定してさ、
読者が憎むべき対象を作ってみたらどうだろか。
安易だけどさ、その「誰か」が逮捕されるなりすれば、オチはつくよな。
老人の生への執着、頑張りが上手く書けてるから、
そこから生じた、読者の「同情」の行き先が必要だと思うのだ。
で、アルミサッシの部分、俺はなかなかだと思った。
「弾きかえされた」ってのが上手い。「一瞬」を他の言葉に言いかえ、
後につづく部分はチョイ過去形気味で書き直してみれ。よくなるはず。
ギリギリまで追い詰められたら、それでもサッシを開けるだろうとか、
そんな突っ込みはとりあえず置いといて、表現の練習にはなるだろう。
気楽に書いてみましたがたいへんな批評を
いただきとても有難いです。さらに精進します。
>>546 これは作品の冒頭なんです。
この後に外に居る野次馬達が描かれ、その中に犯人がいます。
そしてこの火事をきっかけにして、主人公が動き出す展開になってます。
ご高評ありがとうございました。
また、今まで批評して下さった方々にも、改めてお礼を申し上げます。
ありがとうございました。
また頑張ります。
雄太は顔中に絶望と虚脱感を浮かべ、息を荒く震わせながらしながら
この十階建てのマンションの屋上から、柵を乗り越え、下をじっと見て
今にも、飛び降りそうである。
「雄太君!だめ!死んじゃだめ!」クラスメイトの春奈は
喉が潰れるくらいの大きな声で、叫んだ。
「おまえなんかに俺の気持ちがわかってたまるか!」
雄太は怒りと恨みのこもった、しかし、どこか甘えの雰囲気が感じ取れる
そう口調で叫びながら、春奈を睨んだ。
「雄太君の気持ちはわからないかもしれないけど、でも、でも
死なないで!私、雄太君が死んだら悲しいよ!」
春奈は頬に大粒の涙を次々に落とし、両手を"届け"とながいながら
雄太の方にのばし、じりじりと雄太へと近づいていった。
雄太はすごい剣幕で「近づくな!近づくな!来るな!」と怒鳴った。
そして次の瞬間、目は鋭く睨みつつも、口元はにやりと笑みを湛えながら
「悲しいだって?」と何か含みのある様子で言った。
春奈はなおも涙を流しながら「うん、悲しいよ。死なないで」と懇願した。
雄太は相変わらず目は鋭く、しかし口元には笑みを湛えつつ口を開いた。
「何が『悲しい』だ。もしに本当に今、悲しんでいるとしても
そんな悲しみ、どうせ俺が死んでもすぐに忘れてしまうんだ。」
春奈は雄太が何を言いたいのか分からず口をつぐんだ。
雄太は続けて言った。
「先公も親も、思いやりだの友情だの奇麗事ばかり抜かしやがる。
流行の歌はこりもせず『愛してる』だの『君が好き』だの、反吐が出る
言葉をならべたてやがるが、本当に本当の恋愛をしているやつが
どれだけいるってんだ。
恋愛や友情に命をかけられる奴がどれだけいるんだよ!?
俺、知ってるんだぞ。テニス部の部長とお前が付き合ってるってことと
おまえが時々、部長と部室でいやらしいことをしてやがるってこともな!
しかも、おまえは今の彼氏が三人目なんだろ!?あ?
おまえはクリスチャンのくせに姦淫ばかり犯しやがってこの淫乱!
ほら、もう腹が立っているだろ?勝手に死ねと思っているだろ?
へっ!だから偽善なんだよおまえの悲しみなんか。
だれも、俺の気持ちなんか分かりゃしないんだ。」
雄太の言うとおり、春奈はもう涙は止まり、腸は煮えくり返るぐらいであった。
「勝って死ね」というより、「この手で殺してやりたい」ほど憎んでいた。
そして次の瞬間、クリスチャンである自分が、そんな恐ろしいことを
考えていることに気づき、激しい自己嫌悪に襲われた。
「あなた、ロマンチストなのね・・・。私だって神様の愛にほんとうの確信は
もっていなかった。だから、永遠の愛とか絶対の愛なんて、ぜんぜん
実感が無かった。そして愛に裏切られてそんなに絶望することも無かった・・・。」
春奈は、愛を信じること、神を信じることが正しいかどうか、分からなくなった。
しかし、やはり思い直し、春奈は雄太に言った。
「あなたの言うとおり、さっきは、本当にあなたが死ねばいいと思った。」
春奈は静かに目を閉じ、続けていった。
「でも、やっぱり死んでほしくない。偽善かもしれないけど、死んでほしくないの。
それじゃ、いけない?」
雄太は声を震わせ泣くような声で
「俺、生きてていいのか?」と言った
「もちろんよ」
「俺の話聞いてくれるか?」
春奈は微笑みかけて「うん、なんでも話して」と言った。
雄太はゆっくりと柵を乗り越え、そろそろと春奈へ近づいた。
春奈はにっこりと微笑みかけたが、次の瞬間
激しい平手打ちを雄太の頬へぶつけた。
「ほひぃ」と情け無い声を出して、雄太はその場に倒れた。
「さっきの暴言のお返しよ。これで赦してあげる」
そういって春奈は微笑んだ。
雄太はその優しさと激しさに、3年前に亡くした母の姿を
思い出した。
554 :
名無し物書き@推敲中?:04/04/05 18:58
>>550-553 時間を無駄にした。ってほど長文じゃないけどさ。
感情の変遷とかをもっと納得させる方向に努力なさいな。
これじゃママにも誉められないぞ。どっかで見たシーンを
つまらなく書き直したって体裁だ。
いいこと言わせたいらしいってのは伝わったけど滅茶苦茶で
どうしようもない。
起承転結が同じままで良くするには、この滅茶苦茶なやりとりの
変遷が自然に感じるくらい、内面描写や葛藤、会話のやり取りを
描写して誤魔化さないとどうしようもない。
しかし、批評願う前に客観的に読み直したらどうなのさ。
客観的に文章を読めれば、こんなのアップする気にならんと思うんだが。
556 :
名無し物書き@推敲中?:04/04/05 19:21
最後の括りがなかったら、はっきりいって
「世にも奇妙な物語かよ」とつっこみ入れたくなるとこだけど
ラストシーンの宗教信者っぽい反応がリアルだと思った。
558 :
名無し物書き@推敲中?:04/04/05 19:27
>>550-553 文章の表現はうまい。「作文」でなく「小説」の文章になってる。
ストーリーは読者の共感を得るためにはもっとリテールの描写が必要だと思うが
ここは文章を批評するスレなので、ストーリーは置いとく。
559 :
名無し物書き@推敲中?:04/04/05 19:31
>>550-552 >雄太は怒りと恨みのこもった、しかし、どこか甘えの雰囲気が感じ取れる
>そう口調で叫びながら、春奈を睨んだ。
2ちゃんぽくない。いい感じ。
まず、この二つを頼んだ場合外せないメニューが
「卵」と「お新香」である。
人各々の好みもあるので「キムチ」でも可である。
ねぎダクはともかくツユダクはいけない。
何故なら、味が濃くなり過ぎるからだ。
米をスムースに喉を通す為の潤滑剤と味をまろやかにする為に「卵」があるのだ。
まず、礼儀作法に乗っ取り味噌汁を一口すする。
味噌汁が運ばれてくるその間、他の物には一切手を付けてはいけない。
「卵」だけを掻き回すなんてのはもっての他である。
ただし、前もって割っておくのは良い。
そして、一口目はノーマルな状態で口へ運ぶ。この際、肉、米、玉葱を少しずつまとめて味わう。
ここからが本番である。
まず、「卵」を掻き回す。それこそ狂ったように。
白身の部分を残してはいけない。 ひたすらバーサーカー状態である。
そして、肉の真ん中に箸で蕾を開くがごとくそっと窪みを作るのである。
そして、「卵」と「お新香」を落とす。ここから1/3だけ食す。
ここからが神経を使う所だ。
まず、焼肉のたれ(甘辛)を全体にバランス良く、4、5滴垂らす。この際、かけ過ぎてはいけない。
何故なら、味と香りが強過ぎてしまい本来持つ味が損なわれてしまうからだ。
そして、「お新香」をまた1/3、丼の中へと落とす。そう、獅子が子を千尋の谷へ突き落とすがごとく。
そしてまた、混ぜるのである。狂おしくも切なく。
人生を走馬灯のように振り返りながらひたすらにただ、ひたすらに。そして、また1/3食す。
ここで気をつけなければならないのが肉と御飯のバランスだ。しっかりと均等になるよう残しておかなければならない。
そうでなければ、御飯だけが残ってしまうただの猫まんまと成り下がってしまう。
そして次は胡麻じそドレッシングを前回同様、4、5滴全体にバランス良くかける。
残り1/3の「お新香」と共に。叶わぬ愛を語りながら心中という道しか選べなくなった恋人のごとく。
そして、混ぜるのである。愛と言う永遠のテーマを感じながら。重なり合う悲しき恋人達に思いを馳せながら。
そして一気にかき込むのである。躊躇してはいけない。涙を見せてはいけない。
ただ、今を生きている自分のエネルギーを振り絞って箸を、口を動かすのである。
そして無限の宇宙が空っぽとなった時、その惑星達を重ね合わせて忘れ物がないかどうかしっかり身の回りを確かめる。
そして最後声を大にして高らかに言おう。黙って出ていっては失礼である。「ごちそうさま」と
562 :
550-553:04/04/05 19:37
>>555 すいません。ネットカフェで即興で書いたのもありますが
粗が目立ちすぎましたね。
>>556 ありがとうございます。
>>559 ありがとうございます―と言っていいんですよね?
563 :
550-553:04/04/05 19:38
>>550-552のなかに、少し間違いがありました。
>雄太は怒りと恨みのこもった、しかし、どこか甘えの雰囲気が感じ取れる
>そう口調で叫びながら、春奈を睨んだ。
正しくは「どこか甘えの雰囲気が感じ取れる口調でそう叫びながら」です。
564 :
名無し物書き@推敲中?:04/04/05 19:38
¥
565 :
550-553:04/04/05 19:39
>>565 いいから、もう来るな(プゲラヒャゲラ
567 :
名無し物書き@推敲中?:04/04/05 19:44
>543 どうモ。
569 :
名無し物書き@推敲中?:04/04/05 19:48
570 :
名無し物書き@推敲中?:04/04/05 19:49
このスレって投稿者のリピーターってどのくらいいんの?
>>560 >まず、礼儀作法に乗っ取り味噌汁を一口すする。
>味噌汁が運ばれてくるその間、他の物には一切手を付けてはいけない。
これから味噌汁を啜るんかな、と思ったら、これから運ばれてくるところかい。
前者、行動も伴うものと見なすのが普通。
こんな感じで順番があやしい部分が幾つかある。
あと、所々入る比喩の意味が分からん。
>人生を走馬灯のように振り返りながらひたすらにただ、ひたすらに。
>叶わぬ愛を語りながら心中という道しか選べなくなった恋人のごとく。
敢えて云おう。ハズしてるぞ。
面白くしようという意欲は買う。次はがんがれ。
573 :
名無し物書き@推敲中?:04/04/05 19:52
575 :
名無し物書き@推敲中?:04/04/05 19:54
つーか自分で書いて自分で褒めてる自作自演が多いと思う。
576 :
名無し物書き@推敲中?:04/04/05 19:55
577 :
名無し物書き@推敲中?:04/04/05 19:56
そろそろID導入かねぇ。
578 :
名無し物書き@推敲中?:04/04/05 19:57
おまいら真面目に酷評しろよ。
>>575-576 一人芝居ごくろうさん。
そんなに酷評されて辛かったかい?
んじゃがんばってどうぞ。
580 :
名無し物書き@推敲中?:04/04/05 20:00
581 :
名無し物書き@推敲中?:04/04/05 20:03
けんもほろろもキジの鳴き声。
582 :
名無し物書き@推敲中?:04/04/05 20:08
ま、書いている奴はみんな自分こそ天才だと思っているわけだが。
思ってねえよ、全然。
584 :
名無し物書き@推敲中?:04/04/05 20:10
>>562 まだまだ他にも間違いが一杯。よく読み直せ。
この辺りのレスで、メール欄放置の奴は、同一だろう?
友達がいないようだな(ケッケッケッケッ
587 :
名無し物書き@推敲中?:04/04/05 20:15
まとめてあぼーんされるぞおまいら。
>>588 つーか、あれ全部一人だから。好きなようにさせとこう。
「いき」という現象はいかなる構造をもっているか。
まず我々は、いかなる方法によって「いき」の構造を闡明し、
「いき」の存在を把握することができるであろうか。
「いき」が一の意味を構成していることはいうまでもない。
また「いき」が言語として成立していることも事実である。
しからば「いき」という語は各国語のうちに見出されるという
普遍性を備えたものであろうか。我々はまずそれを調べて
みなければならない。そうして、もし「いき」という語がわが国語に
のみ存するものであるとしたならば、「いき」は特殊の民族性をもった
意味であることになる。しからば特殊な民族性をもった意味、すなわち
特殊の文化存在はいかなる方法論的態度をもって取扱わるべきもので
あろうか。「いき」の構造を明らかにする前に我々はこれらの先決問題に
答えなければならぬ。
まず一般に言語というものは民族といかなる関係を有するものか。
言語の内容たる意味と民族存在とはいかなる関係に立つか。
意味の妥当問題は意味の存在問題を無用になし得るものではない。
否、往々、存在問題の方が原本的である。我々はまず与えられた具体から
出発しなければならない。我々に直接に与えられているものは
「我々」である。また我々の綜合と考えられる「民族」である。
そうして民族の存在様態は、その民族にとって核心的のものである場合に、
一定の「意味」として現われてくる。また、その一定の意味は「言語」に
よって通路を開く。それ故に一の意味または言語は、一民族の過去および
現在の存在様態の自己表明、歴史を有する特殊の文化の自己開示に
ほかならない。したがって、意味および言語と民族の意識的存在との
関係は、前者が集合して後者を形成するのではなくて、民族の生きた
存在が意味および言語を創造するのである。両者の関係は、部分が全体に
先立つ機械的構成関係ではなくて、全体が部分を規定する有機的構成関係を
示している。それ故に、一民族の有する或る具体的意味または言語は、
その民族の存在の表明として、民族の体験の特殊な色合を帯びていないはずはない。
もとより、いわゆる自然現象に属する意味および言語は大なる普遍性をもっている。
しかもなお、その普遍性たるや決して絶対的のものではない。
九鬼周造。
あげ
はははっ……プロの文章を晒しているオタクがいるね。
気にすること無いよ。
自分の作品を晒す勇気の無い人は無数にいるから……
でも――僕、君の事は気持ち悪いと思う。
構造君来ないかな。
単に構造と言いたかっただけかと思われ。
597 名前:名無し物書き@推敲中? 投稿日:04/04/05 22:11
はははっ……プロの文章を晒しているオタクがいるね。
気にすること無いよ。
自分の作品を晒す勇気の無い人は無数にいるから……
でも――僕、君の事は気持ち悪いと思う。
>>530 駄目ですか?突っ走った先に何があるのですか?海は死にますか?川は死にますか?
構造が僕を包む。
名言だなwww
604 :
名無し物書き@推敲中?:04/04/05 23:21
オマエモナー
>>602 とりあえず一通り突っ走ってみれば、自分が相当な馬鹿だと
気付いて勉強するようになるんじゃないかな。
>>603 色んな社会構造に雁字搦めな事を知って苛立ってた頃を思い出した
感化されてきたかも
>>545 今更読みました(笑)ありがとうございます!
魅力的な彼女にさせる言葉…難しいッス…
が!どうにかこうにか搾り出してみたいと思います。
本気頑張ります。
何か思いついたらまた晒しにくるかもしれないので宜しく…
>>533もありがとうございます!めちゃ励みになりました。
部屋の中は、思いのほか、がらんとしていた。
そう広いわけではないが、狭い横幅の割りに奥行きがある部屋だった。
家具らしいものと言えば、壁に設置されている空っぽの棚。シングルサイズのベッド。
そして部屋の中央には、安っぽいソファーと、簡素な低いテーブルが置いてある。
あとは書物と、コンビに弁当の空トレイなんかがいくつか、フローリングの上に散らばっているだけの生活感の無い部屋だった。
ひとつしかない窓からの斜めの光が、この部屋の閑散さを更に強調しているように思える。
この光景から魔法使いを連想出来る人間は、世界中で自分だけだろうと真白は思った。
「工房って言うから、もっとファンタジーなものだと思ってた」
「勝手な期待はするものじゃない」
低い声で、この部屋の主は、真白のため息に答える。
「現代の魔術師なんてこんなものだ。まぁ、流石にこの部屋は殺風景だと私も思うけどな」
自分を魔術師と称した男は、後半を独り言のように言うと、散らかったゴミを片付け始めた。
真白よりも、頭二つ分ほど長身の大男が、背中を丸めて部屋を片付けている様は、どことなく面白い。
「……何だ」
「別になんでも。インテリアには興味ないの?」
強引に話を変えたことを、男は不自然とは思わなかったようだ。
「単に物が多いのが好きじゃないだけだよ。それに、この工房はあくまでも借り物だからな。それに」
「それに?」
「下手にいじると大家がうるさい」
『大家が』 のところで、男はさも嫌そうに顔をしかめた。
「こんな部屋に4万も取っておいてからに。あのタヌキ親父」
「魔法使いでも不動産事情には苦労するんだねぇ」
意外だなぁ、と笑いながら、真白はソファーにどさっと腰を下ろした。
イメージ先行で書いたワンシーンです。
批評お願いできれば幸いです。
酷評お願いします
学校の授業は終り疲れて眠くなった僕は、はやく家に帰って寝たいが為に
とっとと帰り支度をした。急いで校門から跳び出したとき、
「おい」と、背後から僕を呼び止めたのは、同じクラスの裕一だ。
彼は右手に持っていた携帯をズボンのポケットにしまい、寄りかかっていた校門の
石から背中を起こし、こちらへやって来た。
「あ、何?」と、僕はまぶたが重いせいもあって、そっけなく返した。
大事な話があるからこっち来てと、裕一は言うので僕は仕方なく彼についていった。
両端に高い塀がある細く暗い人気の無い道に着くと、
裕一は足を止めてひと息入れてから僕の方を振り向いた。
裕一は真剣な目をしていて、今まで僕はそんな彼の目を見たことがなかったので
本能的に身構えた。彼は口を空けたまま、一呼吸分の間を空け、ゆっくりと喋った。
「俺、お前の事が好きなんだ」
その一言で、僕の眠くてぼんやりしていた頭は、一瞬にして冷えて透き通った。
これが、僕が道から外れるキッカケになった一言だった。
>>608 > 部屋の中は、思いのほか、がらんとしていた。
>そう広いわけではないが、狭い横幅の割りに奥行きがある部屋だった。
>家具らしいものと言えば、壁に設置されている空っぽの棚。シングルサイズのベッド。
>そして部屋の中央には、安っぽいソファーと、簡素な低いテーブルが置いてある。
>あとは書物と、コンビに弁当の空トレイなんかがいくつか、フローリングの上に散らばっているだけの生活感の無い部屋だった。
>ひとつしかない窓からの斜めの光が、この部屋の閑散さを更に強調しているように思える。
間取りがよくわからん。棚とベットは一緒の壁にあるのか? それとも別々か?
窓の斜めの光はどの方向からどう差している? 真白の目線で見ているのだから右とか左とか書けるはずだ。
あと「がらんとした生活感の無い部屋」を表現したいようだが、この文ではそれが少しも伝わってこない。
部屋の大きさは漠然としているし、家具も結構ある。あとに「家賃4万」と出てくるが、その程度の金で借りられる部屋にそれだけ
ものがあったら逆に手狭さを感じだせてしまう。
>この光景から魔法使いを連想出来る人間は、世界中で自分だけだろうと真白は思った。
「部屋の中は、思いのほか、がらんとしていた。」
「工房って言うから、もっとファンタジーなものだと思ってた」
部屋の光景にこういう感想を抱いた人間がどうして魔法使いを連想できるのか?
>「別になんでも。インテリアには興味ないの?」
>強引に話を変えたことを、男は不自然とは思わなかったようだ。
この文自体が強引で不自然w
先の会話でも部屋の印象について語っているのだから、流れとしては自然でしょ?
>学校の授業は終り疲れて眠くなった僕は、はやく家に帰って寝たいが為に
とっとと帰り支度をした。急いで校門から跳び出したとき、
「おい」と、背後から僕を呼び止めたのは、同じクラスの裕一だ。
「授業は」は「授業が」にすべき。「〜は」「〜が」などは連続すると読んでてひっかかりが出る。
「とっとと帰り支度」「急いで校門を跳び出す」 疲れて眠いんじゃなかったのか? 普通はけだるそうに
支度してのろのろと校門をでるもんだろう?
「急いで校門から跳び出したとき、 「おい」と、背後から僕を呼び止めたのは、同じクラスの裕一だ。」
「呼び止められた」と変えて、一回文を区切った方がいい。
>大事な話があるからこっち来てと、裕一は言うので僕は仕方なく彼についていった。
両端に高い塀がある細く暗い人気の無い道に着くと、
どれくらい歩いたんだ? 賑やかであろう校門からそんな人気のないところまで着くには
結構距離と時間が必要だと思うのだが。 どの間「僕」は何も考えなかったのか? 半分寝てたか?w
>裕一は真剣な目をしていて、今まで僕はそんな彼の目を見たことがなかったので
本能的に身構えた
「僕」は武道の達人か、それともケンカっぱやい性格なのか? そういうキャラ設定でもない限り
不審や不安に思っても身構えはしないだろう。 ましてや眠くてぼんやりしてるんだしw
612 :
名無し物書き@推敲中?:04/04/06 03:10
僕は、寝ころんだ。ただ、そこが暖かそうだったから。
昨日までちょろちょろ降っていた雨の影響か、少しだけ地面は湿っていたけど、関係無い。陽の光と草の香りの恩恵を思い切り体全体で受け取るのには、無関係だ。
腕を頭の後ろにまわして足を組もうか。それとも大の字になって目を瞑ろうか。いやいや、ダンゴムシみたいに丸くなってみようか。
全部試してみよう。時間はまだまだある。
うーん。
腕を後ろに反らして唸ってみた。やっぱり僕は生きていた。ふと、そんな事を思う。<BR>
ご飯をただただ食べて、ただただ湯船に浸かって、ただただベッドに入って、ただただ意識を失って、ただただ起きる。
充電機の上で「充電完了」を意味する緑のランプを点灯させているケータイと何が違うんだろう?
そういえば、この前読んだロボットモノの漫画。
人間になりたい、ロボットのお話。
人間にイジメられて。友達もいなくって。それで時々悪人にも捕まりそうになって。
そうそう、最後には人類を救うために死んじゃったんだ。ロボットだから、壊れたって言ったほうが正しいのかな。
恨んでただろうにね。
どっちが人間だったんだろう?
きっとどっちも人間だ。と、自己完結する。
目を瞑ってぼけーっとしてたら紺色だった空はオレンジ色になっていた。
僕の横で元気に立っていた草も休み始めた。
僕も、そろそろ、家に帰ろうかな。
>>611 面白くて為になるツッコミありがとうございます。
次は設定に反した描写をしないように気よつけます。
このスレ見るたびに元気が出るw
僕は天才じゃないかって思うw
なんだおまえ。
>>614 んじゃ晒してくれ。
君の天才ぶりを皆が褒め称えてくれるよ、きっとw
617 :
名無し物書き@推敲中?:04/04/06 12:29
Fish!
>>614 ハッタリじゃないなら晒してみ。それとも
ま た 厨 か
でもまぁ、ぐっとくる文章少ないよな。
620 :
名無し物書き@推敲中?:04/04/06 12:41
ハハハハハ、天才は私だよ。
>>550-552 作者がなにを狙ったかによる。NHKの青春ドラマぽい。
心の暗闇が、よくかけていると思う。わかりやすすぎるほどに。
で、俺的には、これはギャグになってしまうんだなぁ。
あるでしょ、真面目にやるほど笑える事って。いちいち大げさすぎるんだな。
「ほひぃ」も狙って笑わそうとしてると思うしさ。
だいたい少年、はなっから死ぬ気ないようにしか見えん。
少女が呼びかけたとたん、少年の心はビルのこっち側にしか向いてない。
たまには「死」を覗き込まないとダメだろ。
少年の心が、ビルの屋上の縁で「ゆらゆら」揺らめくのがこういう場面のキモだからさ。
ギャグだとしても、そういうスパイスは必要だと思うし。
いや、ギャグとして書いたかどうかはしらんけど。俺にはそう伝わったからさ。スマンネ。
ほんと、作者の狙いはなんだったのか、気になるところだ。
こういう読みを期待して書いたのなら大成功だろうと思うので。
違ったらメチャあやまる。スマネ。でもここ、酷評スレらしいし。許せ。
>>560-561 ごく普通のことを、暴走させて面白みに変える。古館一郎だね。
成功してるかっていうと……スマン、笑えなかった。
「まず、」が多いよな。「そして、」も多すぎる。もうちょい整頓したら、笑えるかも。
笑わせたうえ、「旨そう!」とか「ぐぁ、どんぶりクイテエ!」って思わせたらプロ(笑)
>>591-592 意味ワカンネ。面白そうだけど。「まず言葉ありき」では無いと言いたいのか?同意だが(笑)
プロが書いたもんかしらんけど、なんでわざわざ解りにくく書くかねえ。権威付けか。
ま、所詮素人の遠吠え、聞き流してやってくださいな。エヘヘ。
>>607 スマン、パス1
>>608-609 がらんとした部屋を書きたいなら、究極、なにも書かなきゃいいんだよーん。
でも書こうとしている内容はおもろそう。時代に取り残されつつある魔法使い。
いいんじゃない?いろいろ書けそうだ。意外性と笑い泣きが欲しいな。読ませれ。
>>609 酷評モードで。
む、少年系ホモ小説ですかコノヤロウ。だったらまず、主人公をもっと可愛らしくしなさい。
「男の子が男の子に告白する」ってゆうアリエネエ・男子校でもアリエネエ!てか見たくネエ!
な出来事にリアリティを無理やり与えるには、これが一番てっとりばやい。
そいから、告白シーンはもっと「きゃーwみてらんねええw」な方向で盛り上げたほうが善い。
あと、主人公はさいしょ拒絶しないとだめだ。ラスト一行は変えてもいいかも。
このアリエナイ恋の行方は?とほったらかしても、「どうせくっつくんでしょ?」と推測してくれる。
とにかく異次元ワールドを強烈に構築して、読者をムリヤリ引きずりこまないとダメさ。
もしも、真面目に少年の性の悩みを書こうとしてるのなら、やはりラスト一行は削る。軽い。
評価としては、冒頭だけじゃわかんねえなぁ、になるね。
続き書くなら、読者の共感を呼ぶのに工夫がいるだろう。難しいテーマだと言える。
酷評になってるだろうか。自信ねえな。
624 :
名無し物書き@推敲中?:04/04/06 13:57
625 :
名無し物書き@推敲中?:04/04/06 14:00
>>612 やっぱり僕は生きていた。ふと、そんな事を思う。<BR>←バトロワ?
しょうもない突っ込みは置いといて、
この文章から「結論」を省くと、ちっとは俺好みになるかなと思った。
決め付けるには浅いと思うのだ。
そんなこと言われんでもわかるわい、と無用の反感をかうんだな。
反面、こんなこと考えたことも無い、真面目思春期マッサカリのやつなら、
ちょっとは感動してくれるかもしれない、とも思ったな。知らんけど。
文章的には、ちとスカスカすぎるか。まぁこの辺は書きなれりゃァ埋まってくだろ。
>>624 作者本人なんだろか。どうしたもんかね。
>>625 おまいさんも。読むには読んだんだけどさ……。
今日はもう落ち。
URL晒す場合はソースの頭あたりにコメントアウトで
>-- 2chで評価依頼中 --&rt;
と書くのがweb制作板の場合の礼儀。
荒らし依頼だか第三者の勝手な晒しかわからんからね。
とりあえずそんな晒し方で本人依頼と証明してはいかがかしら。
あちゃ、文字参照間違いた。失敬。
<!-- 2chで評価依頼中 -->
ね。
おうK。
いずれにせよ、リンク先で管理者が酷評スレにURL貼ったことを
示す証拠が欲しい。
>>260-264も合わせて参照のこと。
>>610 >>623 評価ありがとうございます。
詳細に書くべき部分が表現しきれていませんね。
次回書くときは、背景の描写をなるべく細かくしてみます。
部屋の光景で連想、というのは、
「魔法使いが住んでいる部屋」を見たのだから、
「魔法使い=殺風景な部屋」という図式が成り立った、という感じにしたかったんですが…。
むぅ。
現代の魔法使いネタは、某同人小説に影響を受けたものです。
すぐに感化される、というのもある意味問題なんでしょうけどw
ありがとうございました。
____
/∵∴∵∴\
/∵∴∵∴∵∴\
|∵∴(・)∴∴.(・)∴|
|∵∵∵/ ●\∵|
|∵∵ /三 | 三| |
|∵∵ | __|__ | |
\∵ | === .|/
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____
/∵∴∵∴\
/∵∴∵∴∵∴\
/∵∴(・)∴∴.(・) |
|∵∵∵/ ●\∵|
|∵∵ /三 | 三| |
|∵∵ | ト‐=‐ァ' | |
\∵ | ` `二´' |/
/\|___/\
634 :
名無し物書き@推敲中?:04/04/06 21:16
長いですけど、酷評お願いします。
夜、目覚めると、自分が薄汚いトンネルの隅に横たわっていることに気づく。
頬から膝にかけてひんやりと重さを感じ、鈍い痛みを覚える。遠くのほうか
ら雨が地面をたたく音が、段々鮮明になり、ようやく自分が此処で眠るまで
の経緯を思い出す。
体を起こしてトンネルの出口まで歩くと雨音は威嚇してくるように強さを増
した。遠くの電灯がひどくぼやけて見える。無い筈の腕時計を確認して思わ
ず笑いそうになるが、自分の置かれた状況に黙り込む。時計はあのときに投
げ返したのだ。とにかく思いついたものは投げてやった。ネックレスも、ブ
レスレットも、財布さえも置いてきた。恐らく誰かが忍ばせたのだろう、ポ
ケットの20万円に気づいたときは正直、安堵でため息が漏れた。今の状況
で無一文は絶望的だったに違いない。朝になれば車も通る筈だ。とにかく遠
くへ行こう。万が一の為に確実に逃げられる手段がある場所がいい。山にす
るべきか。いや、うんざりだ。散々追われて山では勝ち目がないことを痛感
した。ならば海か。駄目だ、船を使うには準備が足りないし、まして泳いで
勝ち目はない。小さい街で息を潜めているのが、一番長生きしそうに思う。
問題はどう生きるかだ。そもそも私は生き永らえられるのか。
背中に視線を感じた。恐怖で反射的に振り向くと、出口に向かって窄まるト
ンネルに、スーツの擦れる音が虚しく響き、雨音の先へと消える。トンネル
は短く、反対側の出口はせいぜい50メートルだ。光はない、激しい雨が米
粒のような影を帯びて降るばかりである。恐る恐るライターを点けてみるが、
トンネル中を照らすには小さすぎる。忍び足で道の中央を、空間中に全神経
を張り巡らして進む。水滴が地面へ落ちる一つ一つの音が、皮膚を通じて収
束する。
ちょうど中央に差し掛かったとき、左前に甲高い物音がした。勢い私は握っ
ていたライターを投げつけた。何も考えず今来た方向へ駆け出した。振り返
らずに、とにかくそこから逃げなければならないと思った。一目散に走った。
トンネルを抜け、それでも走り続け、電灯めがけて走り続けた。息が切れ始
め、一度振り向くと、果たして追手はいない。足音すら聞こえて来ない。視
界がひどく悪い中を慎重にトンネルまで戻るが、追手はいつまでも見えてこ
ない。全身は既に濡れていたが、私はライターを探した。地面を張って両手
で探りを入れる。しばらくすると、左手に柔らかいものを感じた。すぐに手
を放して逃げる体制をとる。しかし手の感覚は人間のそれではない。鼠だ。
野鼠がトンネルを徘徊しているようだ。気づいた瞬間に緊張が緩み、大きな
ため息をはくと同時に疲労が心身を襲った。私が掴んだものは小刻みに鳴き
声を上げて暴れまわり、やがて激しさを増す雨と闇の先へと消えていった。
よし、それで――つぎはポールのうえのウマオトコとデッパラオンナ。デッパラオンナは口にフーヴァー・ボタンをつけてて唇が開かない。
まずウマオトコがポールにのぼってふりむき叫ぶ。
「いそげデッパラ。ここへのぼってくるんだ」
そのときウマオトコのズボンがずり落ちる。目がみえないデッパラオンナはバンジョーを探して悲鳴をあげる。
「なにしてる。そんなもんあきらめろ。いそげ、カミさん ポリ公がやってくる」とウマオトコ。
でデッパラオンナが鼻を鳴らす。
「わたしのこと神なんて呼ばないで」といって歌いだす。
「ライ麦畑を抜けてくる ライ麦畑を抜けてくる オーそうよベビーオー わたしたちみんなライ麦畑からやってくる」
ウマオトコがデッパラオンナの口にケリをいれるとパカッと口が開いて歌がやむ。「ぐずぐずせずにのぼれ」
ウマオトコはためいきつき吐きそうになってスラム街をみおろす――
「こいつはどうだ。クロム服を着た怒れる鉛管工一〇〇〇人がいる。連中は門をたたき壊してしまった」
デッパラオンナが目をほそめる。ウマオトコが汚れた顔で下をみる。
「いったじゃないか目をほそめるなって。わかったな」
「陽ざしがつよくて。わたしポールから降りるわ」とデッパラオンナ。
けっこう。今日はなにもかもけっこうな感じだ。
ドサリとポールが倒れると鉛管工たちはそろって門をぬけて、映画をみにでかける。
ウマオトコとデッパラオンナはそろって地面にころがり、草にしがみつく。目の前に巨大看板がヌーと立っている。
楽器の広告、二人の女流カー・ドライバーが描いてある。手をにぎりカズーをふかしている。
広告はにっこりいい顔。お月さまみたいにしゃがみこんでいる。
「妙なことがある」とウマオトコがデッパラオンナにいう。
「どこがさ」とデッパラオンナがきく。
「倒されたポールだけど」
「なにも、なにもおかしくないわ。太陽に目をやられてさ、なんだかこんな看板は前にはなかった気がするけど」
「あんたがいうのはドライバーの絵のことかい?」
「葉巻反対の政府のレポートだった気がするけど」
「そういえばそうだな。そのとおり」
「そうよ。わかってたのよ」
とデッパラオンナ。デッパラオンナはフーヴァーを探している――。
さていっぽうニューポート・フォーク・フェステバルはといえば――。
よろ
作者のメッセージ欄に「2chで評価依頼」と書き込んでみました。
これで、証明になりますかね?
>>634>>635 段落、カギカッコはわざと使わないのでしょうか?
そうでなければ読みにくいので使うべきです。
それから「追手」という言葉を使わなくても、追われている感じは出ていますので必要ないかと。
改行したのをうpしてもいいですかね?
じゃあ今一度。
夜、目覚めると、自分が薄汚いトンネルの隅に横たわっていることに気づく。
頬から膝にかけてひんやりと重さを感じ、鈍い痛みを覚える。
遠くのほうから雨が地面をたたく音が、段々鮮明になり、ようやく自分が此処で眠るまでの経緯を思い出す。
体を起こしてトンネルの出口まで歩くと雨音は威嚇してくるように強さを増した。
遠くの電灯がひどくぼやけて見える。無い筈の腕時計を確認して思わず笑いそうになるが、
自分の置かれた状況に黙り込む。
時計はあのときに投げ返したのだ。とにかく思いついたものは投げてやった。
ネックレスも、ブレスレットも、財布さえも置いてきた。
恐らく誰かが忍ばせたのだろう、ポケットの20万円に気づいたときは正直、安堵でため息が漏れた。
今の状況で無一文は絶望的だったに違いない。朝になれば車も通る筈だ。
とにかく遠くへ行こう。万が一の為に確実に逃げられる手段がある場所がいい。
山にするべきか。いや、うんざりだ。散々追われて山では勝ち目がないこと
を痛感した。
ならば海か。駄目だ、船を使うには準備が足りないし、まして泳いで勝ち目はない。
小さい街で息を潜めているのが、一番長生きしそうに思う。
問題はどう生きるかだ。そもそも私は生き永らえられるのか。
背中に視線を感じた。恐怖で反射的に振り向くと、出口に向かって窄まるトンネルに、スーツの擦れる音
が虚しく響き、雨音の先へと消える。
トンネルは短く、反対側の出口はせいぜい50メートルだ。
光はない、激しい雨が米粒のような影を帯びて降るばかりである。
恐る恐るライターを点けてみるが、トンネル中を照らすには小さすぎる。忍び足で道の中央を、空間中
に全神経を張り巡らして進む。
水滴が地面へ落ちる一つ一つの音が、皮膚を通じて収束する。
ちょうど中央に差し掛かったとき、左前に甲高い物音がした。
勢い私は握っていたライターを投げつけた。
何も考えず今来た方向へ駆け出した。振り返らずに、とにかくそこから逃げなければならないと思った。
一目散に走った。
トンネルを抜け、それでも走り続け、電灯めがけて走り続けた。
息が切れ始め、一度振り向くと、果たして追手はいない。足音すら聞こえて来ない。
視界がひどく悪い中を慎重にトンネルまで戻るが、追手はいつまでも見えない。
全身は既に濡れていたが、私はライターを探した。
地面を張って両手で探りを入れる。
しばらくすると、左手に柔らかいものを感じた。
すぐに手を放して逃げる体制をとる。
しかし手の感覚は人間のそれではない。鼠だ。
野鼠がトンネルを徘徊しているようだ。
気づいた瞬間に緊張が緩み、大きな
ため息をはくと同時に疲労が心身を襲った。
私が掴んだものは小刻みに鳴き声を上げて暴れまわり、やがて激しさを増す雨と闇の先へと消えていっ
た。
よろしくお願いします。
sage忘れてた。。。
「追手」は一応そのままにしておきました。
でも主語を消したいんですよね。なるべく使わないようにしたいんですけど。
>>624 >自分の頭が冷静に道を外していくのが分かった。
乱暴だな。そもそも、トイレをしにいく、開いてなければ別のトイレを使う
ということが、「静に道を外していく」のに該当するのか? 先輩との一連の
出来事を指すのであれば、ここで言うのは早過ぎるだろう。
>通常個室にある便器を高くして、縦に伸ばしたようなもの。
どういうトイレだ? もっと上手く説明できるだろ?
>長い黒髪の、たぶん先輩が
すこし特徴づけたらどうだ? 全然姿が見えてこない。
文章に所々、自己完結している点が見られる。エロモノだと致命傷になるだ
ろう。あと、語りが女の一人称のそれではない。男っぽいと、エロ親父の妄想
のようになる。ネタもネタだけに、ぶっちゃけキショい。
精神的SM、スカトロの趣味は漏れにはないので、ツボとしてどうなのかは
判断つきかねるが、精神的なエロに偏り過ぎてマニアックな印象が強い。
【こっち側】と【あっち側】云々の話がやや唐突というか、漏れ的に説得力を
感じなかった。何らかの形で伏線を散らし、主人公にもそういった性向を持つ
という傾向を鮮明にすべきではなかったか。
総じて、もっとサービス精神が欲しい。
初夏の日差しが近付いて来る五月の木曜日、
季節外れの冷たい風が吹きぬけた街の裏通りで、
考え得る限りのセンチメンタルからは遠く離れた
衣装を身に着けたジョンは、仕事用にと秘書の
トンプソン女史より持たされている携帯電話を
取り出すと、こちらを向いて佇んでいる野良猫
に少し考える素振りを見せた後、オフィスへ
連絡を取り、一日だけの休暇を宣言した。
街の一番古い教会にある時計台を見上げると、
時刻はまだ午前九時を十分過ぎたところで、
通りの向こう側より聴こえてくる車のクラクション
に背中を押されながらもジョンは、自分の中で
燻ったままのメッセージを何とか形にしようと、
左手に持っていた飲みかけの缶コーヒーを道路脇の
ガベッジへ放り込むと、街の東側にある公園を目指した。
光に満たされた噴水の片隅に恋人が二人。穏やかな風に
朱色のシャツが揺れる真四角な空の下、今にも眠りに
つきそうな世界を傍らに、落書き雑じりのベンチに腰を
かけたジョンは、少しだけ悲観主義的な笑みを浮かべると、
いつもと同じ、コーヒーの匂いにまみれた溜息を一つ吐いた。
鞄の左ポケットに入れていた文庫本のカバーを外す彼の横を、
飼い主にそっぽを向いたままのゴールデンレトリバーが走り去り、
去年の夏に食べたシナモン・チェリー・パイが舌の上に蘇る。
>>646 段落グダグダ。でも上手い。
ガベッジって何?
>>642-643 主人公が勝手に自己完結しすぎている。
>ようやく自分が此処で眠るまでの経緯を思い出す。
“知っているけど教えない”とあからさまにすると、読者の共感を損なう。
ここで過去からの経緯を明らかにするつもりがないならば、この文章は余計。
>恐らく誰かが忍ばせたのだろう、ポケットの20万円に気づいたときは正直、安堵でため息が漏れた。
逃げるにあたって、まとまったお金があるというのは安心できるが
誰にもらったのか解らない(ということは、何時なのかも解らない)のでは
逆に不安だろう。
>今の状況で無一文は・・・・・・中略・・・・・・そもそも私は生き永らえられるのか。
過去の経緯がわからないので、これからのことについて思いを馳せられても
読者がついていけない。
>>643 >出口に向かって窄まるトンネルに・・・・・・トンネルは短く、反対側の出口はせいぜい50メートルだ。
>>642には
>体を起こしてトンネルの出口まで歩くと
とある。
主人公はいったいどこにいるのか?
細々と挙げてもキリがないので、とりあえず以上。
それは突然の事だった。
「桜子……起きてる?」
深夜、桜子と呼ばれた女性は自室で読書をしている最中だった。
しかし、突然ドアからではなくテラスの窓からノックの音と共に、良く知った声がして慌てて窓を開ける。
「姫子?!一体どうしたと言うの…なんで外から……。」
当然の事で驚いた桜子は大声で姫子に近づく。それに慌てたのは姫子と呼ばれた女性だった。
「桜、お願い静かに!」
姫子はシーーっと言いながら桜子の口を片手で塞ぎ、桜子が落ち着くまで待った。
「ごめんなさい姫子、もう大丈夫よ。」
暫くして落ち着きを取り戻した桜子は、ゆっくりと口を塞いでいた姫子の手を取った。
姫子は微笑むと手を離した。
「それにしても……本当に一体どうしたと言うの?こんな深夜に、しかも窓からなんて。」
桜子の問い掛けに、姫子の表情は真剣なものとなる。
桜子は、それに胸騒ぎを覚えた。
「桜子……本当に大好きな、私の双子の妹である貴女だけに言うわ。……私、愛している人と一緒になる為に、駆け落ちする事にしたの。」
「な………」
「…いきなりで驚かせてしまったわね、だけど……もう時間はないの。」
「え…それじゃまさか…今から出て行くつもりなの?!」
桜子の問いに、姫子は一度だけ頷いた。
「そんな急に!…他に方法はないの?」
不安そうに桜子は問い掛ける、しかし姫子は悲しそうに笑うだけだった。
「私たちだって一生懸命考えたわ、他に何とかする手段はないかって…でもこれしか…
ううん、あの人を……“高杉家”の人を愛してしまった時から、これしか手段は選べなかったのよ。」
「た……高杉のご子息?!」
「そうよ、だからもう…こうするしか手段がないの。どうか解って桜子。」
「姫子……。」
「もうすぐ月が満ちるわ…もう行かなければ。」
「姫子……」
「そんな顔しないで桜。……きっとまた会えるわ。」
「だから、サヨナラ桜子。」
「……さよなら、姉さん。」
姫子は微笑むと、窓から外に降り立ち暗闇の中に消えてしまった。
桜子は涙を浮かべながら、ただただ最愛の姉の幸せを祈る事しか出来なかった。
桜子は心に誓う
この事は誰にも言うまい、と。
お願いします。
>>649-650 視点の置き所が気になった。かなり引いた視点で語る話者と桜子寄りの視点で語る話者が
混在している
>それは突然のことだった。(桜子視点)
>桜子と呼ばれた女 (引いた視点)
>しかし、突然ドアからではなくテラスの窓からノックの音と共に、良く知った声がして
慌てて窓を開ける。(桜子視点)
>姫子と呼ばれた女 (引いた視線)
>桜子は、それに胸騒ぎを覚えた。 (桜子)
>不安そうに桜子は問い掛ける、しかし姫子は悲しそうに笑うだけだった。(引き)
などなど。全体的には引き視線なのにふいに桜子視線になるので読んでて違和感がつきまとう。
ラストの三行も桜子視点だが、これは締めとしての効果がでているからそう気にはならなかった。
>「桜子……本当に大好きな、私の双子の妹である貴女だけに言うわ。……私、愛している人と一緒になる為に、
駆け落ちする事にしたの。」
説明的で萎えるセリフ。引いた視線で語るなら桜子と姫子の顔つきがそっくりであることを記せばいいし、
桜子視点でも冒頭で「自分とそっくりの顔が窓にあった」と語ったりできる。姉妹であるとも同様。
最初のセリフで「姫子!? 姉さん?! 一体どうしたというの(略)」 とさりげなく方法もある。
×姉妹であるとも→○姉妹であること
×さりげなく方法→○さりげなくやる方法
デパートへ入ると、中は暖かく、その温もりでどこか微妙に絡まっていたボクの心も
不器用な係り結びのようにしだいに弛んでいくようだった。
エスカレータの手前に、裸同然のマネキンが立っていた。
ボクは、これまでみたことのある京子の下着を思い返そうとしたが、できなかった。
最後に見たのは、それほど遠い昔ではない。それなのにどういうわけか、ボクにとっては、
彼女がこうやって下着を買うということ自体が意外で、不思議な気がした。
「この前、恵比寿に来たのはいつだっけ?」
「さあ」
彼女はため息のような曖昧な返事を置き去りにして、どんどん先へ歩いていった。
ボクは早足になって、とにかく彼女と並んで歩いた。
「いつもここで買ってるの?」
ボクが京子の背後から、なにげに訊いてみても、彼女はボクの質問を軽く背後に流し、
ラックに飾りつけられた下着の方へ歩いていく。
「こんなファッションショーなら、いつでも見たいね」
そんなことを言ってみてから、ボク自身ちょっと嫌になった。
京子は返事をしない。
今まであまり気にならなかった京子の下着が、何故か激しく気になりだした。
そこにはどこか嫉妬に似た興奮がふくまれていた。その上、融通の利かない、
まどろこしいボクの自我が、あまりにも悲しく、哀れにおもえてきたので、ボクは極めて積極的に、
極めて京子的であろうとおもわれる下着のついたハンガーを取り上げ、努めて笑顔で彼女にみせる。
京子は首を横に振ってノーと示した。
値札を確かめると、ボクのブリーフ二週間分だった。高すぎたのだろうか。
>デパートへ入ると、中は暖かく、その温もりでどこか微妙に絡まっていたボクの心も
不器用な係り結びのようにしだいに弛んでいくようだった。
意味不明。係り結びとは↓の意味。 どうゆう緩み具合なんだか
かかりむすび【係結】
主に文語で、文中に係助詞が使用された時、それが文末の陳述に影響を及ぼす呼応関係。
「ぞ」「なむ」「や」「か」「こそ」(係り)に呼応して、その文を終止する述語である活用語が、それぞれ連体、
已然の各活用形をとる(結び)現象をさす。ただし、「や」「か」については、感動を表わす場合に限って終止形で結ぶ。
また、受ける語が次に続いていく時には結びが表われない。平安末期ごろ活用語の連体形と終止形の同一化傾向が
現われるとともに、連体終止の係結は消滅に向かい、已然終止の型もその後を追うことになる。広義には「は」「も」と
終止形の呼応、さらには禁止の助詞「な」と連用形の呼応をいうこともある。
>エスカレータの手前に、裸同然のマネキンが立っていた。
>ボクは、これまでみたことのある京子の下着を思い返そうとしたが、できなかった。
つながりが悪い、というか唐突。マネキンを見る→下着を見る→そういや京子はどんなのつけてたっけ?
ぐらいのプロセスは欲しい。
>最後に見たのは、それほど遠い昔ではない。それなのにどういうわけか、ボクにとっては、
>彼女がこうやって下着を買うということ自体が意外で、不思議な気がした。
それなのにどういうわけか これで文を繋ぐなら、続く文は「下着を思い出せないことが不思議」であるべき。
>ボクが京子の背後から、なにげに訊いてみても、彼女はボクの質問を軽く背後に流し、
ラックに飾りつけられた下着の方へ歩いていく。
「背後」重複。それと「軽く背後に流す」だと応えは「そうよ」ともとれるし「さあね」でもいいし「知らない」
でも「無言」でもいいわけだが。 あえてあいまいな表現にしたのはなにか含みがあるのかな?
>今まであまり気にならなかった京子の下着が、何故か激しく気になりだした。
>そこにはどこか嫉妬に似た興奮がふくまれていた。その上、融通の利かない、
>まどろこしいボクの自我が、あまりにも悲しく、哀れにおもえてきたので、ボクは極めて積極的に、
>極めて京子的であろうとおもわれる下着のついたハンガーを取り上げ、努めて笑顔で彼女にみせる。
この流れだと「その上」は「気になりだした」ではなく「嫉妬に似た興奮がふくまれていた」にかかってしまう。
「極めて」の繰り返しで韻を踏みたかったのだろうが、前者がボクの行動、後者が下着の形容を差しているので
すわりの悪い文になってしまっている。「ボクは極めて積極的に極めて(努めて)笑顔で」という風に韻を踏む主体を
統一させること。
>値札を確かめると、ボクのブリーフ二週間分だった。
ブリーフ二週間分って何よw
「ねえ、聞いてるの?」
テーブルを挟んで僕と座っている由紀が、身を乗り出しぎみにしながら問いかけてきた。
その声、表情からは怒っているのがはっきりと感じ取れる。
「うん、聞いてるよ・・・」
由紀の気迫に押されて、僕は視線をそらすように答えた。いつもよりずっとくぐもった声になっているのに気づいて、自分でも嫌になる。
確かに、この事態を引き起こしたのは僕だ。由紀が怒るのも無理はない。
昨日、僕は由紀に内緒で他の女の子と町を歩いてたんだから・・・
「あの子はなんなのって、聞いてるの!」
由紀が尖った眼光を僕に向ける。愛らしい、その大きな目は時として見つめる相手に圧迫感を与える。
笑った時の可愛さとのギャップは相当なもので、それがこの迫力を生み出しているのだろう。
普段にはないほどの真剣な怒りに、僕は圧倒されているばかりだ。だが、何も言わないのはまずい。
「・・・ただの知り合いだよ」
「そんな風には見えなかったけど」
やはり、手をつないで歩いていたのを由紀には見られていたようだった。
その女の子の名は美沙。前に付き合っていて、些細な喧嘩がきっかけで別れた。
だが、昨日偶然再会したとき、ちょっとした会話が弾んで昔の気持ちが蘇ってきたのだ。
由紀は好き。けれど美沙も好き。どちらも捨てきれない。
揺らぐ僕の心の中で、由紀と美沙への想いが天秤にかけられていた。
「聞いてるの?」「うん、聞いてるよ・・・」シチェって、問い詰められてる方が何か他のことに
かまけて上の空でいる時に用いられると思うのだが・・・・・・
このシーンより前に二人がどういう会話をしていたのかが想像できない。
美沙のことをいきなり聞かれて呆然自失になっていたのか? それだと由紀は「ねえ、答えなさいよ!」
と来るのが自然ではないだろうか?
不自然なのはそこだけじゃないw
その年は、夏休みが終わっても暑い日が続いた。地元の運動施設では屋
外プールの閉鎖を延期し、ニュースは全国的に続いている記録的な残暑の
模様を、毎晩報じた。
受験勉強は順調に進んでいた。夏期講習が終わった後で、僕の成績が上
がってSの在籍しているクラスに編入することができたので、彼との交流
は途切れなかった。
その晩も、いつものように勉強を済ませ、僕は水槽の中のピラニアの様
子を眺めたあと、エアコンのタイマーをセットしてベッドに入った。ちょ
うど午前零時だった。
真夜中に、何かを叩く音で目を覚ました。誰かが部屋のドアをノックし
ているのかと思い、僕は半分眠ったままベッドから跳ね起きた。
電灯をつけるためにベッドから降りる。その時には、音のする方向がド
アの方ではないことに、僕は気付いていた。
ピラニアが、床の上で跳ねていた。水槽の外に飛び出したことよりも、
床の上で音を立てながら跳ねているピラニアが、水の中にいるよりもむ
しろ大きく見えることに、僕は単純に驚いていた。空ろに見開かれた目
が、途方に暮れているようだった。僕は床の上のピラニアを拾い上げよ
うともせず、ただ見下ろしていた。
ピラニアの膚が、ひどく黒ずんで見えた。水の中ではビロードのよう
に美しい動きを見せる胸鰭が、今は濡れ雑巾のようにそぼ濡れて、胴体
から垂れている。
そこには、普段僕がその魚にたいして惹きつけられているものが、何
一つとしてないようにさえ思えた。僕は不意に、一年以上も前、三社祭
のあった二日後に、熱帯魚店で〈ピラニア・ピラヤ〉の成魚を眺めてい
たときのことを思い出した。あの時僕は、心の中に小さな石が転がって
いるような違和を感じていたのだ。その気分は急激に膨れ上がり、今は
はっきりとした感触を伴って、僕の中にわだかまっていた。そのときの
僕の目には、ピラニアの何もかもが――普段は僕のことをうっとりとさ
せずにはおかない、腹の朱色さえも――醜悪なものにしか映らなかった。
しばらくしてから僕はようやく我に返り、
〈ピラニアを水槽に戻してやらなければいけない〉
と思った。
僕は床にしゃがみこみ、嫌悪に耐えながら、ピラニアを両手で抱
えた。冷たくぬるぬるとした感触と共に、ずっしりとした重みが、
掌を通して僕の腕に伝わってきた。僕が抱え込んだあともピラニア
は跳ね続けていたので、かなり強い力でその胴体を押さえつけなけ
ればならなかった。僕がピラニアを持ち上げようとしたそのとき、
ピラニアは、ひときわ強い力でその身を躍らせた。鰓を押さえつけ
ていた右手の人差し指が、ピラニアの頭部へと滑った。そして次の瞬
間には、僕の指先から血が滴り落ちていた。
なぜか痛みを感じなかったので、ピラニアの鋭い歯によって指先が
傷つけられたのだということを理解するまでに、すこし時間がかかった。
黒っぽい血が僕の指先からつぎつぎと流れ落ちた。それはピラニアの
胴体にまだらの染みをつくり、ピラニアが跳ねるのと同時に周囲に飛
び散った。
僕は指先の傷の手当てを後回しにすることにして、再びピラニアを掴
みにかかった。枕カバーを取ってピラニアの身体を包み込む方法が頭に
浮かんでいたけれど、僕はその方法を採らなかった。自分自身の手で直
に魚を掴み、水槽に戻すのでなければ、収まりがつかないような気分だ
った。
タイマーのせいで、既にエアコンは止まっていた。フローリングの床
はまだひんやりしていたが、部屋の中の空気は、だいぶ熱を帯びたもの
になってきていた。僕は息を止めて、上下から挟み込むようにしてピラ
ニアを掴んだ。持ち上げた両腕を水槽の上まで持っていき、投げ入れる
ようにして水の中に戻す。ピラニアの胴体に付いていた僕の血が煙りあ
がり、水の中を薄いワイン色に染めた。そしてそれは、あっという間に
水中で溶けて消えた。
水の中のピラニアは、胸鰭や尾鰭を、悠然と水の中で揺らめかせていた。
ついさっきまで床の上で苦しんでいたことが、嘘であったかのように……。
ピラニアを眺めているうち、ようやく傷口に痛みが訪れた。僕は再びベッ
ドに入るまでに、4枚の絆創膏を使った。
週末、僕は近所のホームセンターへ行き、水槽に被せるためのパネルを
買った。
666 :
662〜662−4:04/04/07 21:13
酷評キボンヌ
あふぉか。
それは俺の口癖だった。呆れたとき口から出るその言葉は、友人に真似されからかわれるほど口頭に昇らしい。
しかし…
「どうでもいいじゃねぇか、あふぉか」
口には出さず、心の中だけでつぶやく。
その言葉を向ける対象は、自分の口癖に対するとりとめのない思考と、目の前に座る、何といえばいいんだろう、まあ一般的に言えば恋人だった。
恋人はファミレスの白いテーブルで俺と向き合い、ただひたすらにしゃべり続けている。
しかし若い女のしゃべりといったら、甲高くて耳に響くというのが定番なんだが、こいつのはまるでお経だった。
不快というより退屈だ。だからとりとめのない方向に、思考が飛んでいく。
俺は絶妙なぬるさに、カップの半分までなったコーヒーを飲み下す。
椅子がぬくもっいてけつがかゆい。
恋人の話に耳を少し傾けると、時代は昭和に移っていた。
今は平成だ、もうすぐ終わるに違いない。
ちなみに始まりは明治だった。
まったく聞いてない恋人の話だが、内容はわかる。
たばこをやめて欲しいという、そこそこ一般的な会話だ。
何故その話で女のヒステリックな声を聞くことなく、ひたすらお経を聞かされるはめになったのか。
それは恋人が、一般的ではないからだ。つまり変人だ。
時計を見る。もう二時間たった。
この前恋人の目の前でたばこを吸ったときは45分、初めて吸ったときは5分、どうやら確実に延びてるようだ。
変人のこいつのことだ、夜な夜な考察を重ねているに違いない。
俺も45分間説教されたとき、彼女の目の前では吸うまいと決心したのだが、習慣とは恐ろしい。
白い灰皿にあるのは、一本の吸いかすだ。
そして目の前の恋人の様子も恐ろしい。いつも無表情の基本スタンスは変わらない。
ひいき目に見て美人な顔も変わらない、俺の大好きな肩で切られた髪も街路の方向に置かれた透明なガラスを貫く日の光に輝いている。
変人だが美人、救いようのある組み合わせでもあるし、もったいない気もする。
ここまではいつもどおりだ。決して恐ろしくはない。
問題は恋人の吐く息が荒いことにある。欲情してるわけではない、さすが変人でも白昼堂々ファミレスで欲情することはないだろう。
その原因は酸欠と疲労だ。二時間休みなくしゃべり続けているのだ、酸素も不足するし疲れも蓄まるだろう。
顔色も悪い、気分が悪そうだ。しかし彼女の経文はまだまだ続きがあるようだ。
さすがに心配になり、俺はこの変人を止める方法を模索した。
とりあえず、物理的に止めることにした。
手を伸ばし口を塞ぐ。
一瞬止まったが、恋人が眉を歪めるとともに俺の手はふりはらわれた。
その拍子に恋人の注文したオレンジジュースが倒れ、中身がテーブルに広がる。
白とオレンジのコントラス、別に美しくともなんともない。
俺は慌てて駆け付けてくれたウェイトレスさんに「すいません、すいません」とぺこぺこ謝る。
結局、お経は続く。
止める手立ても思いつかず、恋人の体調を気遣い携帯に110から117まで登録しておく。
倒れたらどれかに電話すればいいだろう。
そして恋人の話は、2時間55分という驚異の新記録を樹立し終わった。
話しを終えた恋人、顔色は容赦なく悪い。苦しそうに息をしている。
次にたばこを吸ったらどうなるだろうか、考えてみた。
チアノーゼか、疲労で死ぬのではないか。
それは嫌だった。
「たばこはやめるよ」
決心はそのまま言葉になった。その言葉が耳に届き、恋人は嬉しそうに口を歪める。
おまえ笑えんのか、心のなかで突っ込んでからオレンジジュースを注文する。
店に入って一度も口にされることはなかったジュースは、零れてしまっていた。
たぶん半分は俺のせいだろう。そして半分は重力が悪い。
恋人に責任能力があるとは思えなかった俺は、そういう風に考えることにした。
「なんでこんな奴を好きになったんだ」
俺はつぶやいた。
恋人は目の前のオレンジジュースに夢中で、聞いちゃいない。
なんとなく悔しかったので、ファミレスを出るとき聞いてみた。
「なんで俺なんて好きになったんだ」
恋人は少し沈黙すると、こう答えた。
「飴、くれたから」
「はあ」
俺の口から出たのは短い音だけだった。飴なんてやった記憶、まったくない。
「いつの話だよ」
「小学4年生のとき」
俺は沈黙した。
しかし俺のなか湧き続ける疑問符は、止まらない。
「そんな昔から」
「うん」
「飴玉一つで」
「うん」
恋人は俺の疑問に、あっさりと頷く。
「悪い人間だったらどうするんだよ」
知らない人に飴を貰ってもついていってはいけないよ。そんな言葉が頭に浮かんだ。
「だって野菜汁飴だったよ」
それは俺が子供の頃好きだった飴だ。しかし友人達には不評で、はじめて自分の価値観を否定された俺はその飴を食べることをやめてしまった。
そういえば友人に野菜汁飴をまずいと一蹴された日の帰り道、まだ中身のたくさん残った袋をじ−と欲しそうにみてた子がいたっけ。
同じ学校のひとつしたの女の子で、やけくそ気味に飴をやったらおいしいと笑ってくれた。
それは子供の頃の俺に少しの救いになった。
「あれはおまえだったのか」
俺は呆れながら言った。いろいろ言いたいこともあったが、言っても無駄なのでやめておいた。
「うん、おいしかったよ」
あの日と同じ夕空のした、彼女は同じように笑った。
「そんな理由で告白してきたのかよ」
俺は呆れたまま笑った。道端にごみ箱が立っていた。
俺はぽけっとをごそごそと探る。やがて指は目的のものに触れる。
「あふぉか」
俺は笑いながら、たばこの箱をごみ箱にむかって放り投げた。
>>667ー671
ああ、心臓がばくばく言ってる
切り裂いてください(ノД`)お願いします
>>666 >受験勉強は順調に進んでいた。夏期講習が終わった後で、僕の成績が上
>がってSの在籍しているクラスに編入することができたので、彼との交流
>その晩も、いつものように勉強を済ませ、僕は水槽の中のピラニアの様
>子を眺めたあと、エアコンのタイマーをセットしてベッドに入った。ちょ
>うど午前零時だった。
「その晩も」と継続を意味する語句を使うなら、その後はSとの交流が描かれるのがしかるべき。
というかSの話とピラニアの話になんの接点もないから流れがちぐはぐ。
>ピラニアの膚が、ひどく黒ずんで見えた。
何と比較して? 読者でピラニアの皮膚ぐあいを知っている人は少ないと思う。
「普段は青々とした」とか元の色がわかる表現が欲しい。
>そこには、普段僕がその魚にたいして惹きつけられているものが、
>何 一つとしてないようにさえ思えた。
「対して」を「たいして」と書かれると、「普段もその魚に大して惹きつけられてない」とも受け取れて
それが「何一つとしてない」という何がなんだかわからない文章になってしまう。
あと「普段」と比較する意味で「『今は』何一つとしてない」とした方がわかりやすい。
>僕は不意に、一年以上も前、三社祭 のあった二日後に、熱帯魚店で〈ピラニア・ピラヤ〉の
>成魚を眺めていたときのことを思い出した。
>あの時僕は、心の中に小さな石が転がっているような違和を感じていたのだ。
>その気分は急激に膨れ上がり、今は はっきりとした感触を伴って、僕の中にわだかまっていた。
>そのときの 僕の目には、ピラニアの何もかもが――普段は僕のことをうっとりとさせずにはおかない、
>腹の朱色さえも――醜悪なものにしか映らなかった
「違和を感じさせた」のは何? ピラニア? それともピラニアと眺めていたことそのもの?
「その気分」が膨れ上がったのは何時? 一年前とも今とも取れるぞ
「そのときの僕の目には」 のそのときも同様。
過去形で物語を語っているのにさらにその中で過去について語ると時制が混乱しやすい。
注意!
>>667-671 ストーリーはほのぼのしてるし語り口も面白いから好きだけど、タバコと飴玉のエピソード
のつながりが今一つなのがあれかしらん? いや、なんにでも執拗な変人の恋人というキャラを表現したい
のはわかるのだけど。
話の長さを明治や昭和で表現するのはうまいなあと思った。だけどお経のようなしゃべり方という、いつ終わるか
わからない物言いで、禁煙のすすめというこれまた始まりも終わりもないような話題を聞きながしていて果たして
今が昭和にいるのか大正にいるのかのメドがつくものかしら? わかるのはやっぱり愛?w
結局予測よりもさらに長く話は続いたわけだけど、それなら「俺の思い違いだった。今はまだ鎌倉時代なのかもしれない」
とか最後までこの比喩を用いてもよかったのでは?
一つだけ文法的にひっかかった文章。
> 俺は絶妙なぬるさに、カップの半分までなったコーヒーを飲み下す。
絶妙にぬるくなったからカップ半分になったってこと? 絶妙にぬるくなったので
今まで飲み干せずにいた(猫舌?)残り半分を飲めたってこと? わかんない
>>667-671 読後感がさわやかダターヨ。
言い回しは変えた方がいいと思う部分は多々あったけど、ストーリーの流れは悪くない。
ただ物理的に彼女のしゃべりを止めるのは、胸の中であれこれ皮肉を言う主人公の性格から考えていささか不自然な行動か。
失礼、最後の一行訂正。
主人公はあれこれ皮肉を言う性格だと読み進めている内にイメージが固まったので、
その行動がいささか「おやっ?」と思ってしまった、ということ。
小さい頃は近所の駄目人間おじさんをバカにしてたっけ・・・。
よれよれの紺のビニールジャンパー、べた付いてそのままよりも少なく見える髪の毛。猫背。生気のない瞳。
ただその存在そのものを見下してたね。
将来自分は絶対に出世するんだって何の根拠もなく思ってたね。
小さい頃からの日々の積み重ねが大人になるまで続いてくなんて夢にも思わなかったよ。
中学生の頃通っていた塾の先生が言ってたな。
「俺はあんまり頭良くないから法政にしか行けなかったんだ、ははは。」
クラスのみんなで大笑いしてたっけ。あの内何人が法政以上の大学に行けたというのだろうね。
毎日会社に通って夜遅くまで働いてるお父さんがいかに大変で偉大かって、やっと分かりました。
転職を繰り返して人に馬鹿にされて初めて分かりました。
生きるって本当に大変。何をやっても後悔が待ってるもんね。特別じゃない。
自分は特別な人間でも何でもないんだって、20代後半になってやっと分かりました。
あの頃、白い眼で見てしまったおじさん、ごめんね。
あなたのぶんまで生きようと思います。
でも、時間が必要だったことだけは分かって欲しいんだ、おじさん。
・゚・(ノД‘)・゚・
>>675 的確な意見ありがとう
コーヒについては、半分というのに執着しすぎて(何故だろう)失敗しましたね、あと下の文も
ぬるくなったこ−ひ−とけつのかゆさで時間の経過を表現したかったんです
飴玉とたばこ…、確かに関連性を持たせるべきでしたね。
最後主人公に「あふぉか」と言わせる予定だったのに、その動機があまりにも弱すぎたので即興で作ってしまいました。
なるほど、バランスが悪い(ノД`)
明治から始まるお話は、彼女がたばこの歴史を明治から哲学的(?)に考え、やめてほしいといってるんです
で、よく知らないけど明治ぐらいと見当をつけました。比喩でもなんでもなく明治からはじまってます。
「だめだ、西洋の歴史に飛んだ」は考えてましたが、なんか死んでしまいそうで恐くて使えませんでした。
それでも奥行を広げて、彼女の話の長さをもっと表現するべきだった。
ああ、補足は蛇足だ(ノД`)
次からは少数のテーマに絞って、ちゃんと構成を考えて書きます。
>>676 ハ-ドボイルド天然ぼけというわけのわからない人間が好きなんですよ
皮肉屋でちょっとダンディー、でもおバカ。
そんな主人公も表現したかったんですが、甘かったようです。
次は精進して、不自然さのない描写を…がんがります。
ありがとうございました
>>675 あと昭和とわかるのも、何かしら具体的な形を取るべきでしたね。
書き込みがあまいのかもしれません。
いやバランスとる力の不足も…。
課題は多いですね_| ̄|〇精進します
>>676 俺の家と同じ番地です。
おめでとうございます。
文章がおかしいところが、自分で読み返してもわかりました。
最終的なものは実力の問題となりますけど、現状では欲張りすぎと推敲をさぼったせいですね
すみません、もっときちんとやるべきでした
失礼しました
精進なんて多用すればいいもんじゃね−だろ自分_| ̄|〇
読み返してみてきもかった
スマヌ
>>678 読んでて鬱になれる凄い文章だな(ノД`)モウイヤ
ヘタレな漏れの意見だが、おじさんの描写で猫背は
折れ曲がった背中とか節(だっけ)にしたほうが
リズムでね?
いやわかんねぇけど
>>サニスタンド・酷評モードで。
○陸上競技場とかそんな場所にあるんだったっけか、女性用立小便器。
○エロ小説はあんまし読まないから分んねーのだが、
俺ならば、3人称で書くかなぁ、と思った。
○初っ端の部分、黒髪の先輩を見たシーンなのかなとも思うが、よく分からネ。
物語に入っていきづらい。つかみは重要だと思うので再考。
○サニスタンドを使うハメになった経過に説得力がネェ。
女はそうゆうとき平気で体育に遅刻するものだと思う。
あと、誰かが書いていたが、サニスタンドの外見についての書き込み足りないかも。
重要な小物だし。普通のトイレを亜空間に変えようとしてるわけだろう?
多少大げさに書いたってかまやしないと思う。
○エロにもつれ込むまでの強引な展開はどうか。こんなアクロバットいっそ止めて、
抵抗する主人公の意思と、それを快感に引きずり込もうとする黒髪の女のてくにっく?
「やめて、ああでもやめないで」にしたほうがエロてっくではなかろうか。
結局えろてしずむの根源って「恥じらい」だと思うんだよな。
だいたい主人公、何もかも受け入れすぎだ、こんな異常事態なのに。
途中に黒髪の女を思いやるシーンまである。んなアホな。こういう心の交流はもっと後だろ。
エロもいきなりエスカレートしすぎ。とりあえず尻はヤメレ。
今回は放尿だけで十分恥ずかしい目にあってるやん。そこをもっとネチネチ書くべきだ。
作者のお前さんが我慢できてないのだ。書くのをがまんしろ。しっこシーンを我慢するのだ。
○ラスト時間ぶっとばしすぎ。むしろ無いほうがいい。
よくわからんジャンルだったが嫌いじゃないな、わはは。
酷評になったかどうか。的外れだったらスマン
>>636-637 ○ハチャメチャすとーりー第二弾か。うーん、やはりイマイチぐっとこない。
さらに理由を考えたんだが、キチガイ文章には迫力ともうひとつ、
キチガイなりの文脈が必要だと思うんだな。
常人とは異なる、キチガイなりの論理が通っていないとダメなんだと思う。
極めればなんでも芸になる。だがまだ極まってない。真剣に狂っておくれ。
>>642-643 ○目覚めて始まるお話。覚醒してから世界を知覚する経緯がちと変だ。
原文のままだと、「夜」が文をひっぱってしまっている。夜を削れ。
「気づく」ではなく「気づいた」。この部分書き直して、効果の違いを吟味せよ。
○時計を「あのとき」「投げ返した」と書いてある。
読者はここで当然「いつ?」「なんで?誰に返したの?」と思いながら読む。
続きに引っ張るほどの謎でもないし、提示したら解決してくれ、気になっちまう。
謎でないのなら普通に書くべきだ。
○山か海か迷うシーンはまるごと削れ。悠長に迷っているようにしか見えん。
もっと目先で迷わせるべきだ。「ここに留まるか、移動するか」みたいにな。
○ライターつけるなバカチン。こっちの場所を知らせてるようなもんだ。
……と、俺は思った。戦い慣れてない印象を受けたわけだ。
意識してそういう主人公にしているのではないだろう?
○俺なら、たかがライター1個のためにトンネルに戻ろうなんて思わない。
拾いにいくほど大事なライターなら、投げつけたりしない。
○ねずみの扱いもちょっとなぁ。
追っ手と私の比喩とも取れるが、あんま面白くない。ねずみが鈍すぎるから。
>>646 ○かっこよろしいなぁ。意味不明寸前だけど、好きだなこれ。
ひとつの文の中、複数の動作や光景がつながりあっている。
動きを連続させようとしたんだと思ったな。初夏の光景が軽やかだ。
なかなかのアクロバットをきめているんじゃぁないか。
ただ、ラストは好みじゃない。かっこよく着地を決めすぎたか。
なんすか、しなもん・ちぇりーぱいって。なんの比喩だ。去年食った女か。
>>649-650 ○冒頭、桜子チャンちっとも慌ててない。慌ててるのは作者のオマイさんだ。
おちついて、どうやったら慌ててる桜子チャンを描けるか考えれ。
ヒントは物事の順番だ。深夜イキナリ窓を叩かれ、
びっくりあわてた桜子チャンの脳になって考えてみろ。どんな順番で知覚するか。
○どこかからショートコントの香りがする。なぜだろうか。
きっちり自己紹介しちゃうところとかか。観客に親切すぎるぽい。
わかりやすさってのは重要だが、説明しちゃアカン。自然に自然に。
あと、慌て方の質が違うのだな。姫子チャン、そこまで慌てて会いにくんなよ。
高杉家の人間と駆け落ちするほどの決意なら、桜子チャンに会いたくてもガマンだ。
手紙でも書けよと思ってしまう。
それとな、月を見て時間を知るってお前……自分に酔いすぎダロ。
で、こういう妙な慌て方が、会話主体で一気に流れるからコントになる。
間をうまく取っておくんなさい。難しいけどネ。
○引き止めないのかよ!と思った。
葛藤がなさすぎるので、シーンが淡白になっちまってる。
「行かないで」「でもあの人が待ってるの」のせめぎあいが面白さだと思うのだが。
>>654 ○これはカブトイの人か?よくわからんがなんとなくそう思った。
男と女の断絶。そういうものが読み取れるっすな。
なんだろな、空気が良いような感じだ。
長編のきれっぱしってゆうか、背景を予感させる何かだ。
○しかし、しかしだ。文章がコリャヒデエ。
善い文章を書こうとするあまり、妙に凝った表現をしちまってる。
普通の男女の話に、んな表現はいらん。
ヤメレ。あんたが最初に思ったとおりに、普通にかけばいい。
ひねくらんで善いってことです。
文章は感心させるために書くもんじゃァないから。
あっさりとした料理ほど、長く食い続けられるってもんですよ。
>>658 ○主人公が「参ったナァ」程度の反応だよね。最初からあんまし真剣に恋してない。
怒った彼女の顔を冷静に分析したり。怒ってる彼女を前に天秤にかけたり。
あんまし共感したくないタイプ。
この後どう書くかにかかってるとみたが、いまんとこ反感を感じる。
○文章で削れる部分がいっぱいある。人物名、「ような・〜ほど」、「は・が」このあたり。
もともと緊迫してるシーンのはずなのに、文がのんびりしとる。締めれ。
>ピラニアの話
○いや好きだ。文章はちと引っかかりがあるんだが、内容が善いのでOKだろ。
水槽の中のピラニア。美しく悠然としとるんだが、水の外に出れば死ぬしかない。
そこに「僕」が投影されとるよね。社会のしすてむの中でしか生きられないのよね。
「僕」の成績がよさげに書かれとるのが効果的だねえ。
そんな2重の僕と僕が、ある夜、交差するわけだ。
「ピラニアの僕」は床で死にかけとる。それを「よい子の僕」は水槽に返そうとする。
醜く見えるピラニア。価値観の投影か。現実の一端か。何かが見えかけてたんだが、
我にかえって、水槽にもどさなきゃ「死んでしまう」と思う。
しかし「ピラニアの僕」は抵抗する。水槽内にもどれば何もかも忘れて悠然としてられる。
だがそれがなんだ、と本能のままに暴れる。しまいにゃ噛み付く。
ピラニアにとっては「捕まえられれば抵抗し噛み付く」のが「生きていること」なんだな。
主人公の指から流れた血はなんだろうか。痛み・罪の象徴だろうか。
心のどこかで「ピラニアを閉じ込めた自分」を責めているようだ。
それは同時に「僕を閉じ込める社会」をも責めている。
自分の手で閉じ込めることにこだわるところもスバラシイと思う。ある種の決意だわな。
ラストのホームセンターとつながっている。フタをしちまうわけだ。
それは生き方の選択だ。罪悪感は水に溶けて消え去ったしな。いや、薄まっただけか?
……と!深読みしてみたがどうだ?どういう意識で書いてたのかオシエロ。気になる。
○あと、時間の流し方がうまいと思う。
○しかしだ、あと一回は推敲するのが吉とみた。ほんのちょい荒いと思う。
感覚的で申し訳ないが、Sくんと同じクラスになったいきさつとか。
血をワインでたとえてしまうこととか。
○で。当然まだ続くんだよな?と催促してみる。
しかし、読みにくい文章だ。スマン。
>>666 おっと酷評モードだったか。スマネ。でも他の人が酷評してくれてるダロ(笑)
>>667-671 切り裂きジャック
○「とりとめもない思考」って言葉を全面的に削れコノヤロ。言わんほうが面白い。
○これ一気に書いたのか?まさかだよな。コピペ前にもチョイ読み直しすれ。
誤字多いと損だ。
○「好きになった理由」のシーンに移るところ、疑問のすり替えがいきなりだ。
彼女よりある意味で変人な「俺」なんだから、そのすり替えにも面白さが欲しい。
「なんとなく」は当分使用禁止にしなさい。
○しかし、筆がのればのるほど善い感じになる作者さんなのだな。
後半ナカナカおもしろかった。だからこそ前半がオシイ。
彼女のお経の正体をもうチョイ、はっきり書いてもいいんじゃないか。
しかし、ほほえましいカップルですなぁ。
切り裂けただろうか。微妙。
>>678 どっかで見たような気もするが、コピペにマジレス覚悟でGO。
この話の弱いところは、まだまだ他人事だと思ってることだな。甘いわバカめ。
生きる、老いぼれていく、ってのはそんなに簡単に割り切れるもんじゃねえ。
浅いわ。
今日は終了。いまさら感漂いまくりの遅レスすまん。
>>すんてつさん
ああ…、言われてみれば曖昧な表現が多い。
具体的な内容が少なくて、読者に甘えてる_| ̄|〇
これじゃ力ものびないよな。
次からはちゃんと、向き合ってみます。
やっぱりみなさん凄い。前半とか飴の話とか、迷って誤魔化そうとしたところが残らず指摘されてしまった。
推敲もきちんとしなければなりませんね。
ちゃんと評価と指摘と意見を貰ったのに、頼む側が推敲をしなかったというのは恥ずかしい。
そして情けない_| ̄|〇
馴れ合いじゃなく本当の意見をくれるこの板は、凄く存在価値があると思います。
さまざまなことを学べました。ありがとうございます。
名前: 660
E-mail:
内容:
皆さんへ。
ありがとうございました。
>688
読みにくいですか。問題ですね。なるべく読みやすい文章を書きたいと思って
いるのですが。もっと考えないと駄目ですね。
仰る通り、推敲は不十分です。また手を入れます。
>どういう意識で書いてたのか
この箇所は、観賞魚⇔飼い主、という、ありきたりの関係性に、揺さぶりを
掛ける意図をもって書きました。全編のテーマは、生き物が存在することに
よって出てくるある種のグロテスクさと、何かを愛するということは、どう
いうことなのか?といった事柄です。
まだプロット2個分書いてません。
有難うございました。
>>691 ものすごい勢いであやまる。
違うのだ、読みにくいのは俺の文章なのだ。
筆が滑った。
自分の書いた文章を読み直して、さあ書き込むぞ、その一瞬まえに、
「む、俺の文章読みにくいな」と思っちまってさ、
それをそのまんま文末にくっつけてしまった。
駄目だな俺も。
申し訳ない。誤解招くこと書いてすまんかった。
意識の話、了解した。
続きを楽しみにしてる。
694 :
名無し物書き@推敲中?:04/04/08 20:29
酷評ありがとうございました。
このような匿名掲示板においても、
どのような評価であれある種の真実は、含まれているとおもいます。
参考にさせていただきます。
>>695 なんか「評価には釈然としないものがある」といいたげですなw
ここでは評価に対する反駁も受け入れられるから言いたいこと、疑問に思ったことは
全部言った方がいいぞ。 評価人もそれで鍛えられるからな。
>>696 創作における表現方法が多様ならば、受けての知覚も多様。
真面目に書いた作品を真摯に評価して下さってることに感謝こそすれ、
反駁など持ちようがありませんw
そのようにお感じになられたのなら、私の拙筆がいけないのでしょう。
申し訳ありませんでした。m(_ _)m
>このような匿名掲示板においても、
>どのような評価であれある種の真実は、含まれているとおもいます。
これじゃ、696のように思われて当たり前。
>私の拙筆がいけないのでしょう。
書くのなら拙文だろうが。
せっぴつ【拙筆】 {文章語}へたな字。
699 :
名無し物書き@推敲中?:04/04/08 22:30
夏の盛りに昼間、一朗は多摩川の土手をこれといった目的もなく、歩いていた。理由があるとすれば、そこがアパートのすぐ傍であるとか、
部屋にいるのが嫌であったとか、その程度だ。
土手の遊歩道から見える河原の公園は、夏休み中とだけあって、はしゃぎ回る子供達の姿と嬌声で一杯である。その光景とはまた違う色合い
で、一朗と同世代であろう若い母親達の媚態にも似た服装と、馴れてない笑い声が妙に不自然で、一朗は不思議な気持ちになった。しかし一朗
が土手から河原に下りたのは、やはり彼女達の姿と、まだまだ若やいでいる声質に導かれたものであったのは、否定できないだろう。
下ってゆく道すがら、一朗の視線は、それまで白い日傘をさした、淡黄色のワンピースを着た女に向けられていた。彼女の、柔らかい曲線を
描く後ろ姿が、なまめかしく映ったからである。目を凝らしてみると、女の臀部が強い陽射しにあたり、浮き出しているようにも見える。暑さ
にも罪があろうと、都合のよい言い訳を巡らして、一朗は背徳感をまるで蹴散らしてゆくように女に近づいていった。
すると突然、その女がこちらを振り向いた。一朗は慌ててその場で立ち止まり、しゃがみこんだ。まさか、思惑を見透かされたわけではある
まい。まだはっきり見えるほど近づいたわけでもないし、まさかそんな……。一朗はおそるおそる女に向けて視線を戻した。女は何事もなかっ
たようにまた後ろ姿を見せている。一朗は細く息を吐き出し、安堵した。ついさっきの激しい緊張感のせいか汗がおびただしい。持ってきたハ
ンカチで顔をゆったりとぬぐうと、南風が颯爽と一朗を吹きつけてきてとても清々しかった。もう一度女を見てみると、先程までとはだいぶ印
象が違う。子供の顔を拭いてあげている姿が、とても懐かしい感情を一朗に与えたのだ。少しの間、一朗はその光景を見つづけていた。
帰るつもりで立ちあがろうとすると、足元にひまわりが何輪か咲いているのに気がついた。太陽に向かって勢いよく咲いているひまわり。ど
うも孤独というやつは真っ黄色いひまわりに魅せられてしまうようだ。
「光りの中を散歩するのはいいもんだ」
一朗は一人ごちてみた。
朝礼が済み教室に戻った生徒達。
賑やかだった教室に担任である教師が入ってくると、徐々に静まり返った。
「皆注目ー、今日からこのクラスに転入してくる事になった子を紹介するわね。」
そのクラスの担任は、廊下にいた少女に「入って良いわよ」と笑顔で呼び掛けた。
彼女が入ってくると、一同にどよめきが起こった。
“彼女”は少しだけ微笑みながら一度頭を下げる。
「今日から転入しました、一之瀬水姫です。宜しくお願いします。」
桜の花が舞う四月のある日の朝、桜並木の下を彼女は歩いていた。
色素の薄い茶色の長い髪を風に靡かせ、真っ直ぐ前を見て歩く彼女は、その美しさ故、通り過ぎる人物誰もの目を彼女に釘付けにする。
「花桜梨さん、おはようございます。」
途中、彼女の後輩達が通り過ぎる彼女に声を掛けた。
「おはよう。」
微笑して通り過ぎると、後輩達は舞い上がって大はしゃぎしまった。
「花桜梨さま、今日も素敵よね〜。」
「返事して貰えちゃったねぇラッキー!」
「もう幸せvvv」
彼女の名前は跡部花桜梨。
財界でも名高い“跡部グループ”総帥の孫で、名門中の名門“聖アリス女学院”に幼等部から通う正真正銘のお嬢様である。
この春から高等部三年生となった彼女は、緑のブレザーと緑と赤のチェックのスカートという制服を着こなし、歩き慣れた通学路を颯爽と歩いていた。
いつもと同じ制服
いつもと同じ通学路
いつもと同じ毎日
今日もいつもと変わらない毎日が過ぎる
そうだと思っていた。
知らぬ内に状況が変わっていたと知ったのは、その日の夕方だった。
いつもの様に授業が終わり、友人数人と下校していた。
友人達と別れ一人で歩き出し、丁度桜並木に差し掛かった時だった。
桜並木に差し掛かる道の横に一台の軽自動車が停めてあった。
見かけない車だったので少し気にはなったものの、花桜梨は素通りしようとしたその時
いきなり短いクラクションが鳴ったのだ。
(なっ…何?)
流石に驚いて花桜梨は立ち止まる。
しかし、更に驚いたのは中に乗っていた人物だった。
「お………お母様!?」
そこに乗っていたのは、紛れも無く花桜梨の母である桜子であった。
桜子は微笑すると、ドアのロックを解除する。
花桜梨は唖然としていたが、何とか我に返り助手席に乗った。
桜子は「お帰りなさい花桜梨」と何とも落ち着いて微笑んだ。
「お母様……一体どうして…。」
「あら…娘を迎えに来てはいけなかったかしら?」
信じられない、といった顔で自分を見る花桜梨に何とも複雑そうに桜子は苦笑する。
「そうじゃありませんけど……けど、お母様がどうしてっ」
「どうしてロスに出掛けた筈の母が日本にいるか、そう聞きたいのね。」
花桜梨の言葉を遮って、桜子は真顔で呟いた。
ぐっと花桜梨は押し黙る。
桜子は実年齢よりも若く見える。そして花桜梨と同じようで違う種の、独特のオーラがあった。
見た目は全く似ていない親子なのだが、人を惹き付ける“何か”を持っている所は親子である事を感じさせていた。
桜子は無言で車を発進させる。
花桜梨は何も言う事が出来ず押し黙ったままだったが、ふとある事に気付き慌てて母を見た。
「お母様?家と全く正反対の道ですが…?」
花桜梨の疑問に、桜子は直ぐには答えなかった。
しかし、五分ぐらい経った頃に呟くように話し出した。
「貴女に、どうしても会わせたい人がいるの。」
続きを書きました。批評ありがとうございます。
またよろしくお願いします。
重ね重ね失礼しました。
ここは勉強になりますね。
まあ、無教養な香具師は小説なんか書くなってことだ。
>>704 激しく同意。
教養無い奴ほど小説書こうとするという不条理な
ダウンスパイラルが業界を痛めつけているんだよな。
読むより書くのが好きな奴は自分を見直せと。
706 :
名無し物書き@推敲中?:04/04/09 12:03
むちのち
まあまあ、今の文壇のプロでも
ドゥルーズの著作をまともに理解できない奴が
哲学語ったりしてるから仕方がないよ。
教養の高い人達のこのスレは、まさに創作板の至宝なんですね。
私なんかには、敷居の高すぎる場所でした。
ごめんなさいでした。もうきませんです。
教養の低い奴が低い成りに感じた事を綴っただけだと
魅力ある作品と凡作の間にある壁がどうしても超えられない。
創作は、一に苦悩、二にも苦悩。三四なくて、五で自殺。
甘えんぼさんは酷評スレに相応しからず。
712 :
名無し物書き@推敲中?:04/04/09 12:44
ちくしょう!俺が自殺したらお前ら呪ってやるからな!!
714 :
名無し物書き@推敲中?:04/04/09 12:53
まあ、俺が自殺するのはむしろ金銭的な問題なんだが
716 :
名無し物書き@推敲中?:04/04/09 12:58
(´・ω・`)ショボーン
717 :
名無し物書き@推敲中?:04/04/09 14:16
>>711 教養の無い奴も苦悩すれば参加する資格はあるのか?
そうすると苦悩の程度問題だから、結局何も変わらんぞ。
>>708 別にここは教養人の集まるところではないんだが、
君の場合、無教養な割りには気位が高そうなので、
酷評を掲げるこのスレに来るのはやめたほうがいい。
>>717 それでいいんじゃん?
自信満々に「俺ってすごいだろ」的な匂いを漂わせる奴が叩かれてる訳だ。
そういうカキコをする時点で、文章なんて叩こうと思えば誰だって叩ける物だという前提に気付いていない馬鹿な訳だが。
〜酷評スレはあなたの苦悩を助長します。
苦悩を極めたい方は、ぜひともお立ち寄り下さい。〜
「お前の記事、面白くないわ」
その事件を取材するようになったきっかけは、編集長の厳しい一言だった。
僕は、三流ゴシップ誌のライターである。春先にこの雑誌に配属されてから半年、
小さな記事をいくつか書かせてもらってきたが、自分ではそれなりに上手いこと仕事をこなしているつもりでいた。
編集長のこの言葉は、僕にとってはさながら顔に冷水でも浴びせられたようだった。
面白くない。別に面白ければいいというものでもないだろうが、それでも面白くないというのは大問題だ。
中小出版社のゴシップ誌など、売れなかったら即廃刊なのだ。そのためには読者の関心を惹く記事を書けなければならない、という編集長の指摘は、まことに正しい。
「……どこが面白くないんでしょうかね」
僕は編集長に尋ねた。原因を究明して解決しないことには、僕の前途は開けない、と理解したからだ。
編集長は顎をさすりながら、ううむと唸って、それから少しして話し出した。
「どこが、っていうよりも、なんか全体的にピンとくるものがないんだな。単純にネタが悪いんじゃないのか?」
そう言われて僕は後ろ頭を掻いた。正直、そんなことを言われても困るのだ。
ライターとしてはまだまだ駆け出しの僕は、そんなに大きな記事を任せてもらえるわけじゃなく、大手の出版社なんかでは歯牙にもかけないような小さな話題のいくつかから、自分の記事にすべきものを探さなければならないのだ。
ネタが面白くないと言われても、僕の手の届くところに面白いネタは転がっていない。
「それじゃ、どんなネタを書いたらいいでしょう?」
「それを考えるのもお前の仕事だ。……そんなに嫌な顔をするもんじゃないぞ。
俺だってお前くらいの時には、いいネタがないかとあちこち駆け回って取材したもんだ。
記事ってのは足を使って書くもんだ。お前もちょっと必死になって何か一発面白い記事を書いてみろ」
まったく無責任な言いようだと思ったが、いちいち正論ではあるので反論のしようがない。
僕は引き下がって自分のデスクに戻り、これからどうしたものか、と頭を抱えた。
いちいち正論ではあるので反論のしようがない。
初夏の日差しが近付いて来る五月の木曜日、季節外れの冷たい風が吹きぬけた街の裏通りで、
考え得る限りのセンチメンタルからは遠く離れた衣装を身に着けたジョンは、仕事用にと秘書の
トンプソン女史より持たされている携帯電話を取り出すと、こちらを向いて佇んでいる野良猫に
少し考える素振りを見せた後、オフィスへ連絡を取り、一日だけの休暇を宣言した。
街の一番古い教会にある時計台を見上げると、時刻はまだ午前九時を十分過ぎたところで、
通りの向こう側より聴こえてくる車のクラクションに背中を押されながらもジョンは、
自分の中で燻ったままのメッセージを何とか形にしようと、左手に持っていた飲みかけの
缶コーヒーを道路脇のガベッジへ放り込むと、街の東側にある公園を目指した。
光に満たされた噴水の片隅に恋人が二人。穏やかな風に朱色のシャツが揺れる真四角な
空の下、今にも眠りにつきそうな世界を傍らに、落書き雑じりのベンチに腰をかけたジョンは、
少しだけ悲観主義的な笑みを浮かべると、いつもと同じ、コーヒーの匂いにまみれた溜息を
一つ吐いた。
鞄の左ポケットに入れていた文庫本のカバーを外す彼の横を、飼い主にそっぽを向いたままの
ゴールデンレトリバーが走り去り、去年の夏に食べたシナモン・チェリー・パイが舌の上に蘇る。
彼が用意したブックカバーは、昨日までは街の騒がしいノイズからサリンジャーが作り出した
美しい世界を守る役目を担っていたが、現在では“この愛すべくも残酷な世界”に対して、
彼が出来得る最大限の抵抗を書き留める武器となっていた。
以下は、その一部である。
“親愛なるマコトへ”
僕は一体、この手紙の宛て先を誰に向ければ良いのかも分からないまま、
空から落ちて来る飛行機の音を伴奏代わりにペンを走らせている。
君の両親に渡すのが一番なのか、それとも、君にうりふたつだと言う君の
弟に渡すべきなのか、それとも、君が事ある毎に話していたあの美しい
幼馴染みに手渡すべきなのだろうか?
君と最後に話をしたのは、たった三週間前のことだ。
仕事のついでに、君の住む坂の街を訪れた金曜日の夜だった。
君はいつものようにバーのカウンターに座り込むと、顔を真っ赤にしたまま、
来る人来る人に僕を君の友人だと紹介してくれた。
あの日の僕は照れるばかりで、ハッキリとは言えなかったけれど、本当は心から
嬉しかったんだ。君が、僕を友人だと言ってくれたことが。
一週間前、君の同居人からオフィスに連絡が入った。
彼女は出来る限り冷静に、だけど動揺しているのが遠い電話口からでもはっきりと分かる口調で、
その悲しいニュースを僕に伝えてくれた。
二週間前に君宛てに送ったメールの返事がなかなか来ないので、またフラリと、あの古ぼけたバイク
にまたがって、旅にでも出かけたのかと思っていたんだ。愛用の釣竿と一緒にね。
七年前のクリスマス・イブ。僕のアパートで語り明かした夜のことは今でも憶えている。
ステュとロイと四人、世界一ふざけた格好でクリスマス模様のタクシーから降りて、ステュは風呂場で、
ロイは台所の冷蔵庫を抱き締めながら眠っていた。
君は東側の窓辺に座り、僕は愛用の毛布を頭から被って、西側の壁にもたれていた。
女性の話題から始まって、バイクに靴、もちろん音楽の話も一通りして、僕が父親の会社を継ぐ話になった。
君は、ほんの少しだけ悲しげな笑顔を見せてから、僕を強く抱き締めてくれた。
『いつか、君の事を、掛け値なしに愛してくれる人が現れることを願っているよ』
窓の外では聖者の為の花火が街を照らし出していた。
ローディーも入れてたった八人で世界中を駆け回ったのが昨日のことのように思える。
あの日の仲間たち、幸いにもステュはまだ僕と一緒に仕事をしてくれているけれど、
彼らも皆大人になって、それぞれの道で忙しくしている。
僕は、今度は彼らに、もう少し長めの手紙を書くだろう。
それでは、出来る事ならば、君の想いが後の人達へ繋がって行く事を願って。
“君の友人、ジョン・ジルベルトより”
“どうにかして今日を乗り越え、明日を許容する”ことは、少なくともこの世界で
誠実であろうとする人間、誠実であるが故に弱者でもあり続ける人間にとっては、
最も優先されるべき事柄でもあり、最も彼らを縛り付ける事柄でもある。
そして、それは、ジョン・ジルベルトと親友であり続けてくれた藤代誠の自殺が
端的に物語っているのかも知れない。
『何故こんなにも世界は残酷なのだろう?僕はこんなにも世界を愛しているのに』
夏の日差しに、その狂おしい程の光に、まるで陽炎のように映し出された
カフェテリアから出て来た半袖姿のジョンは、三ヶ月近くズボンのポケット
に入れたままにしておいた届け先不明の手紙を取り出すと、都会の空を優雅に
飛ぶ飛行船の広告に悪態を付いた後、コールタール臭の残るアスファルトへと
歩いて行った。
東からはセンチメンタルに過ぎる緩やかな風が吹いていて、街中の広告塔
からは“夢”が売られていた。
>>722-725 ワンセンテンスごとの文章は悪くない。
でも退屈だね。それがどうかしたかといった印象しか受けない。
>>720 今までどんなネタを書いたのか具体的に記して欲しいッス。
それとその時の苦労話なども。 そうすれば「僕」の置かれてる立場や性格がより読者に伝わるかと
思うのでス。
>自分ではそれなりに上手いこと仕事をこなしているつもりでいた。
>編集長のこの言葉は、僕にとってはさながら顔に冷水でも浴びせられたようだった。
冷水のたとえは手垢がつき過ぎているのでなんか別の表現が欲しいところッスね。
前段が「自分ではそれなりに上手いこと仕事をこなしているつもりでいた」となっているので
それも絡めて「彼女に『本当はいつもイッたふりをしてただけなの』と言われたみたいなものだった」とか
スマソ。いい例が思い浮かばないッスw
>面白くない。別に面白ければいいというものでもないだろうが、それでも面白くないというのは大問題だ。
面白くない。 は編集長の言葉と自分の気持ちをかけているのですカ? そうでないとしたらまぎわらしいでス。
別に面白ければ… 面白くなくていいのかマズイのかよくわからないッス
>>720 一文ごとの区切りが長すぎて読みにくかったです。
誰が何をしてこうしてああしてそれから…という感じで。
読んでいて混乱することが多々ありました。
>>720へのレスは激しく誤爆
スンマセン吊ってくる_| ̄|○
このスレ見るたびに元気が出るw
僕は天才じゃないかって思うw
ほんとだよw
>>730 無意味な改行・空白が多すぎます。
wの使いすぎも文章を安っぽく見せてしまうので気をつけましょう。
ってか、コピペにレスすんなって。
>732.
どれがコピペ?
……パカラッ、パカラッ。
静かな、夜の森。 真っ暗で、何も見えない。
一見、恐ろしく近寄りがたい夜の森に、馬が走る音がする。音の大きさから、一頭だけだと想定できた。
これは、異様なことだ。
危険な夜の森を、たった一人仲間も連れずに渡り切ろうとするのは。
そんなことをするのは、旅に慣れきった者か、はたまた旅の怖さを知らない者か。
二つに一つである。
……どうやら、後者の様だ。
「もっと! ……もっと早く走ってよ!!」
手綱をぎゅっと握り締め、少女が叫ぶ。
「追いつかれたら終わりなんだからッ。このバカ馬!! あたしを迷子にする気?」
などと文句を言っていたが、しばらくするとスタミナ切れでぐったりとなってしまった。
「今夜はこの辺で休みましょう。ここまで来れば大丈夫だわ……。あいつら、あたしがいなくなったコト、気付いてないだろうし」
馬を木につないで、ごろんと寝転がる。
──風。
今まで動いていて分からなかったが、想像以上の寒さに震えた。
両手で身体を包み込む。だが、それでおさまる寒さではない。
少女は上着という物を持っていなかった。それどころか、靴は室内用のだし、着替さえも持っていなかった。
そのことから、急いで、そう……何かから逃げるように来た、ということが分かる。
ただ、着ている服は上等なシルクで作られているが……。
一体、この少女は何者なのだろうか。
少女は「寒い」ことを知っているのに、火を起こそうとはしなかった。もとい、「火を起こす」観念がなかった。
その意味が分からないのだ。
ハアッと息を吹き掛け、手を暖める。
空を見上げると、木々の間から星が見えた。
そして────いつしか、少女は眠りに落ちていた……。
ウウウッ。ウウ……。
少女は、何かが響くような音で目が覚めた。途端、恐ろしさで身動きが取れなくなってしまう。
(……お、狼?!)
四方を、狼の群れで囲まれていたのだ。
狼と目が合い、冷や汗が流れた。
旅に慣れていない少女は、この森が狼の住家であることを知らなかったのだ。
見ると、つないでいたはずの馬がいない。怖くて逃げ出したのだろう。
(……ちょッ……あたしここで死ぬわけ?! 冗談じゃないわよ。何のためにここまで逃げてきたか分かんないじゃない──)
ツ……。
流れる、汗。
ゴクン。唾を飲む音。
ジリジリと近付いてくる狼たち。
「い……いやあああッ!!!!」
――殺られる!!
そう思った瞬間、草むらの奥からガサッ、と物音がした。
(もう一匹いるの?)
頭が真っ白になりそうだ。
緊張と恐怖とで、息がかなり荒くなってきた。
ハァハァ。
混乱して、手足を動かすことすらできない。
幸いなことに、出てきたのは狼ではなかった。
(……人?)
二十歳前後の若い男性だった。
若者は、銀に輝く剣で次々と狼を倒していく。
恐ろしくて瞳を閉じていた少女は、辺りが静まり返ったころ、ようやく……ゆっくり、――瞳を開いた。
数匹の狼の死体の中央に、返り血を浴びた男性の姿。
長い髪を後ろで束ねた、茶に焼けた肌の持ち主。
美しい、と形容するだけでは足りない程の美貌だった。
「……声が聞こえたからここに来た。そしたら、君が狼に囲まれていたから」
カシャン。
剣を柄にしまい込む。
「助けられて良かった」
そう言って笑った彼の表情は、美しい、というよりも幼い子供めいて可愛らしかった。
少女は礼を言おうと立ち上がった。
突如、ツキンッ……と、頭に激痛が走った。
ドクン、ドクン。
息がつまる。
身体が重い。動かない。
無理もなかった。
秋の兆しを見せる夜の森で、上着も着ず火も起こさずにいたのだ。
風邪をひくのも当たり前だ。
(……熱い)
目の前が歪んで、少女はそのまま崩れ落ちた────。
「おい……大丈夫か?!」
叫ぶ若者の声。
その声は、少女に届いているのだろうか……。
※ ※
戦争なんて。
そんなくだらないこと、やめちゃえばいいのに。
何度そう思ったか、分からないよ、あたし。
少なくとも、戦が起きるたびに思ってる。
子供のあたしには、ほとんど関わりはないけれど。
あたしの国サディスと、お隣りのリーシャは敵国同士。
だから、目をつけてる。
どっちも大きな国だから。
二人の王は、互いに国をもっと大きくしようと、何回も戦を仕掛けてる。
どちらともなく、自然に始まって……。
だけど、勝敗は引き分けのまま。
なのに、双方とも自分の国が勝ったと思い込む。
――バカみたい!
どうして、国を大きくすることしか考えてないの?
もう、これ以上、何を望むというのだろう。
あたし。
絶対にいつか、この国を出ていってやる。
サディスにも、リーシャにも住みたくない。
小さいけれど、きちんと『生きる』という意味を持っている所へ生きたい。
欲のために、人が死ぬのなんて変だもの。
王サマ、ってヒトは何を考えてるの?!
……夢のなか。
少女は幼い子供でいた。
故郷の国。広い家に、たった一人で蹲って(うずくまって)いる。
みんな、戦に出かけて一人きり。寂しくて、涙が出そうだ。
戦争なんて、やめちゃえばいい。
国を大きくして、どうするの? そんなことばかりしている、故郷が嫌い。
大きくなったら、出ていってやる。
ずっと……。
そう思い続けて─────。
「……とうさま……」
少女の口が、その言葉を紡ぎ出した。
「……!!」
自分の声に気付き、パチッと目が覚めた。
跳ね起きようとすると、身体中が痛んだ。
「──――ッ」
顔をしかめると、目の前にあの若者の姿があった。
「まだ寝ていなくてはだめだ」
若者は言うが、それを素直に聞くほど少女は可愛い性格ではない。
汗ばんだ額にまとわりつく髪をかき上げて、起き上がった。
まだ足下がふらつくが、心配されたりするのは鬱陶しい。
そう思って気力を振り絞るが、やはり頭がボーッとする。
グラッとなり、倒れそうになった所を若者が抱きとめ、再び横にさせる
「言うことを聞け」
彼の言葉に、今度は従わなければならないようだった。
ふと、辺りを見渡すと、何か仕切られた空間の中にいることが分かった。
きょろきょろと眺め、そして若者と目が合う。
「あ」
ようやく、この若者が助けてくれたヒトだと理解する。
気絶する前に、ほんの刹那見た限りだが、それでも彼の美貌は印象的だった。
「……遅くなったけど、――助けてくれて、ありがとう……」
素直に、心から言えた。
若者はフッ、と笑みを浮かべる。
そして、冷やしたタオルを少女の乳白色の額にのせた。
最初は警戒していた少女も、若者の優しさに心打たれた。
話によると、ここは彼のテントの中らしい。
彼も旅の途中で、たまたま通りすがりに少女の悲鳴を聞き、助けにきた、と。
「……それにしても、何故火を起こさなかったんだ? 獣たちから身を守る為でもあるのに」
「火? ……火を起こす、って?」
きょとん。
目をまるくして訊き返す少女に、今度は反対に今度は若者の目がまるくなる。
「お前は……本当に知らないのか?」
コクン。頷く。
「……そんなことでよく旅をしているな。食べるときにも火は必要だろう。剣や、弓も持っていないではないか」
「旅は昨日始めたんだ。……っていうか、飛び出してきたって言うのが正しいかもしれない。家を逃げ出してきたから……。だから、何もないの。火のこと知らないのは……料理したことないから」
「料理したことがないとは、めずらしいな」
「だって、料理人がいるじゃない。あたし、調理室行ったコトないし」
さらりと言う少女に、若者は吹き出した。
「料理人、か? お前は……、王女でもあるまいし、そんな嘘を──」
少女はほほ笑んだ。
とりあえずここまでですが、お願いします。
略歴としてはパレットの予選を通過したことです。
協力出版の依頼も来ましたが、辞退しました。
>745
文章中の読点(、)が多すぎて読みづらい印象を受ける。
擬音語の使いすぎで文章が軽薄。
状況説明と台詞で終始していて「小説」というより「作文」という印象を受ける。
三点リーダ(……)とダッシュ(―――)を使いすぎ。余韻を残したいのかも知れんが、
無駄に使いすぎ。
>745
句点(。)、改行も多すぎる。
地の文で視点が変わりすぎで落ち着かない。
体言止が多すぎて、効果的ではない。
>>742の戦争のくだりが説明文すぎ。
一人称で独白のように説明を入れる手法は漏れ的にはかなり嫌い。
地文にナレーターのコメント?は要らない。
ラジオドラマでなく、小説であることを意識するといいと思う。
>742-744はヲチャの晒し。
どちらにしても、読みにくい文だな。
小説以前の問題だ。
ここに出張してたとは愛されてるな
ヲチャの晒しなの? 幾つか具体的に指摘してあげようかと思ったけどそれじゃあ徒労かな?
本人じゃないのは確実だから徒労だと思うけど
ためになるから具体的な指摘を個人的に拝見したい。
イカ臭い文章さらしてんじゃねーよ
こういうのを生き恥をさらすって言うんだなw
756 :
名無し物書き@推敲中?:04/04/11 00:52
このスレ見るたびに元気が出るw
僕は天才じゃないかって思うw
ほんとだよw
このスレ見るたびに元気が出るw
僕は天才じゃないかって思うw
ほんとだよw
ヲチ元がどこか知りたいなあ・・・・・・
>>759-760 サンクス〜
ヲチスレはまだだがヲチ元には行ってみた。
自分で「壮大な恋愛譚」だの「本当の愛がここにある」だのの紹介がよく書けるなあ。
それになんだあ? 小説書き方講座に金取って小説批評だとぉ?! 信じられん。
しかもそれなりに需要があるらしいとは・・・・・・ 世の中はまだまだ不思議に満ちている。
762 :
名無し物書き@推敲中?:04/04/11 02:22
ヲチって何?
763 :
名無し物書き@推敲中?:04/04/11 02:32
イラク日本人人質事件・・・。
政府はさっぱり頼りにならない!!
草の根ですが、微力ですが・・・私達自身も彼らの為に動きましょう!!
英文でアル・ジャジーラ放送やイラクの関係機関にメールしましょう。
嘆願文のテンプレ、HPを作ってくれる方。
イラクの関係機関のメアドが分かる方。
良いコピペテンプレ作ってくれる人、貼ってくれる人。
3人の行動に賛否両論があるのは百も承知。
だが彼らは同じ日本人の同胞だ!
彼らが良いとか悪いとか、自衛隊がどうのとか、そんなんは後だ!!
コピペお願いします!
連絡スレ
http://sports2.2ch.net/test/read.cgi/iraq/1081610488/
764 :
名無し物書き@推敲中?:04/04/11 04:38
>762
管理人が痛いサイトを晒してもっと痛い香具師(=ヲチャ)らが喜ぶクソ行為。
765 :
名無し物書き@推敲中?:04/04/11 04:54
__,,.........,,,__
,、 ‐ '": : : : : : : : : : :``ヽ、
,、.:' : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : \
,ィ' : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : \
-ッ´/ : : : : : : : : : : : : : : : : : : ; : : : : : : : : : : : : ヽ
//:/ : : : : : : : ;ィ' : : : : ;、 '´/ : : : : : : : : : : : : : : '.,
//: : : : : ッ:.:// : : : / /.: : : : : : : : : : : : : : : : :',
/ /: :,ィ : : ://7゛: ;/ /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : i
/: :///: :/ _,,.イ;;_'゙´ / : : ;ィ : : : : ;ィy: : : : : .; : : : :l
!//: : l: .;イ f'"´ ,.、-.、ヽ、 /: :/;.:、 ‐'"´/;、‐<ソ゛. : : : |
/: : /|/ l i!;::(シ::) '、 // '´ _,._;ッ;,'、,_ /: : ;. : : :l
l : :i 〈〈', ヽ ' ー ゛ , ´ /,、.-.、 ソrイッ' : :/ /
! :ハ :ヽ', `' ‐-ッツ i:::(シ::i! l〉/ :/: /
'゛'; k : ', ´´ 、ト、`' - '゙ ,シ/: :/
` ヽ:.', `ヾ``''ツ7゛:´: : : /
ヽ rシ // : ; : /
\ `ャx、..,,__ _,/'´:/'´/
\ ` ̄  ̄`フ/ィ /
ヽ、 _ ,..、 -‐ ''"´゛´ '´ シネば良かったのにねwww
「ねぇ、セックスしよ?」
頭が腐ったとしか思えないような台詞を、嬉しそうに楽しそうに
頭の上にひよこかなんかが飛んでそうな顔でヤツが言ってきた。
しかも首傾げて。
相変わらず、こいつはなんてアホなんだ。
時は放課後。場所は学校の校舎の裏。小規模な林のようになっている。
そこに無理やり俺の手を引っ張ってつれてきたと思ったら上の台詞だ。
「死ね。」
何度も喧嘩を売られる原因となった、良いとは言いがたい目つきでヤ
ツを睨みつけ、学生服のポケットに手を突っ込んだままそう言ってやる。
こいつのアホさは、きっと3回位死なないとなおらないだろう。
入学式で見初めただかなんだか知らないが、2年の終わりも近づこうかと
いうのに、いまだ、俺に付きまとっているのだから。
「そんな冷たい事言っちゃヤダよー。」
俺と身長のそう変わらない男から甘えた声を出されても、可愛いと思え
る感性をあいにく俺は持ち合わせていない。
「ナニが冷たい事だよ。テメェ死ね。」
隙あらば抱きつこうとするヤツの手を払いながら、俺は来た道を戻ろう
とする。
今日は週末だからバレー部の練習がないと言っても、練習のない日はい
つも自主練をして帰る事にしている。
入学してからずっとだ。連続記録をこんな事で破るわけには行かない。
「相変わらずだよね。だから欲しくなるんだけどさ。」
耳元に、こいつの声かと疑うほど低い声を送り込まれた。
その声を脳がヤツの声だと認知した瞬間、腹部に鈍い痛みを覚えた。
痛みが殴られた事によるものだと気付いた時には俺の意識は、暗い底
に追いやられていた。
「大丈夫。天国に連れて行ってあげるから。」
最後に聞いた台詞はそれだった。
重い身体と共に、意識が浮上してきた。
頭がくらくらする。
「っあぁぁぁ」
まだボーっとしている頭を左右に振って起き上がると、下腹部に鈍い痛
み。殴られた時のだ。
いや、これは下腹部じゃない。下腹部じゃなくて……。
…………ケツだ。
でかいう○こ出した時みたいなそんな痛み。
「寝てる間に糞したわけでもあるめぇし……」
置かれた状況が分からなくて、布団から抜け出そうとする。
ソコでやっと、自分が布団に寝かされていた事に気付いた。
最後の記憶は放課後の裏庭のはず。
しかも、俺はきちんと…ではないけれど、とりあえず服は着ていたはず。
なのに、今の俺は…………なんで素っ裸なんだ?
思い当たるといえば、ヤツしかいない。
布団といえども敷布団が一枚とは思えないほどふかふかだし、寝かされ
ていた部屋だって、えらく重厚な雰囲気が漂っている。
俺が真剣に考えていると、殆ど音もなくふすまが開いた。
「あ、気が付いた? また意識なくしちゃうんだもん、ビックリしたよ〜」
盆に水と錠剤とお椀を乗せて入ってきたのは予想通りというかなんと言うか、やはりヤツだった。
いつも見ている学生服ではなく、少し大きめのTシャツとジャージを着てい
た。
「これは、どういう事だ?」
中途半端に布団から出ていた俺に、これはこれでソソる格好なんだけど
ね〜なんて言いながら掛け布団をかける。
>>759-760 こいつが勝手に晒したんだろ。屑だな。
まあ、自分自身が厨房程度の文章力なのに、
有料批評をする作者も相当なDQNだとは思うけど。
>770
真面目なスレにヲチ住人が迷惑かけてすまんかった。
もう忘れてくれ。
ついこの間のことである。私はあるところで「こよみ」を見せてほしいといった。
すると「こよみ」とはあなたらしくもない。運勢でも調べるのですかと問われた。
来月の某日が何曜日になるかを見たいのだと答えると、それならば「カレンダー」で
間に合うでしょうというのである。私はなるほど「カレンダー」かなと思ったが、
いくぶんか呆気にとられた。もっとも私自身も郵便を投函する必要のあるとき
自動車の運転手に「郵便函があったら留めてくれ」といおうか「ポストが
あったらストップしてくれ」といおうか、どっちがよくわかるだろうかと咄嗟に
迷うことがある。
「パパ、ママ」排撃を事新しく持ち出すわけではないが、外来語の横行もこんなに
なってくると深く考えさせられる。もう七年前になるがヨーロッパ滞在から私が
帰朝した昭和四年の春、新聞記者が来て何か感想はないかというので、私は往来を
歩いてみても到るところ看板その他に英語が書いてあってまるでシンガポールか
コロンボか、そういう植民地のような印象を受ける、新聞をちょっと読んでも
外来語があとからあとへ出てきて何だか恥かしく思うというようなことを述べた。
記者はあまり面白くもない感想だといった顔をしながら万年筆を走らせていた。
しかし足かけ九年ぶりに日本へ帰ってきた当時のことであるから、故国の文化に
対する私の印象はかなり新鮮なものではあったと思う。
それ以来、私は筆をとっても特に止むを得ない場合のほかはなるべく外来語を
用いないことにしている。
774 :
名無し物書き@推敲中?:04/04/11 15:15
外来語は山紫水明の古都までも無遠慮に侵入している。平安朝このかた
一千年の伝統をだらりの帯に染め出しているような京の舞妓に「オープンで
ドライヴおしやしたらどうどす」などといわれると腹の底までくすぐったい感じがする。
ニュース、センセーション、サーヴィス、サボタージュ、カムフラージュ、
インテリ、サラリーマン、ルンペン、ビルディング、デパート、アパート、
ヒュッテ、スポーツ、ハイキング、ピクニック、ギャング、アナウンサー、
メンバー、マスター、ファン、シーズン、チャンス、ステートメント、メッセージ、
リード、マッチ、スローガン、ブロック等々の言葉は既に常識化されてしまった。
日本人は一日も早く西洋崇拝を根柢から断絶すべきである。
ことに文筆の上で国民指導の位置にある学者と文士と新聞雑誌記者とが民族意識に
深く目覚めて、国語の純化に努力し、外来語の排撃に奮闘し、社会の趣味を高きへ
導くことを心掛けなければならない。
昭和四年の春(?)
うっわ
なんじゃこりゃ
>>773-774 九鬼周造 「外来語所感」 のコピペだな。
また、九鬼周造かよ。ヴァカの一つ覚えだな(プゲラヒャゲラ
頭が真っ白になって、次の台詞を忘れた。
センターマイクを一本隔てた貴志が、目で訴えていた。
必死で頭の中を整理したが、何もかもが遅かった。
強い照明と緊張からか、貴志の額には玉のような汗が浮かんでいる。
その中の一つがつるりと落ちた。
そこで暗転してくれたらどれだけ楽だったろう。
無言の空白が舞台に立っている二人に重く圧し掛かる。
客席では不安そうな顔をした知り合いの顔があった。
貴志がアドリブで何かを言ったが、もう俺には何も聞こえなくなっていた。
俺と貴志の不安そうな目が絡み合い、センターマイクから舞台袖に逃げた。
その瞬間にお決まりの「ありがとうございました」という言葉も無く、俺達は逃げ出していた。
二日前、俺と貴志はこの舞台に立つ事が決定した。
憧れだった劇場のプログラムに名前が載るという、願ってもいないチャンスだった。
ネタ見せ担当の小泉という男は、事務的に当日の流れを説明した。
俺達が出る舞台は勝ち抜き戦のお笑いバトルで、各コンビ三分のネタで勝負する。
三回勝ち抜けば晴れて劇場プログラムのレギュラーメンバーの仲間入りだ。
これからの未来を背負う素人が切磋琢磨する事を目的に設けられた若手の舞台は、最近のお笑いバブルで客入りも上々だという。
白髪混じりの頭をした小泉は、この年ならそれなりの地位にいる筈だった。
この男からチャンスを与えられた俺達は、きっと売れる。
カルティエのライターを懐から取り出し、煙草に火を付けた小泉の顔は、今思い出すと少し胡散臭かったかもしれない。
けれどその時の俺達にはチャンスにしがみつく事しかできなかった。
生まれて始めて金を払った客前で漫才をするプレッシャーは、あまり感じなかった。
むしろ俺は緊張よりも、駅前で漫才する時と同じ感覚が必要だと思っていた。
だから、いつもと同じ練習量で挑んだ。そしてこうなった。
少しばかり路上で名を売っていても、プロの舞台では通用しない。
そんな簡単な事に気がつかなかった俺達は、本当に大馬鹿者だ。
舞台袖には無表情の小泉が腕を組んでいた。
俺は小泉の目を見られず、ただ黙って言葉を待っていた。
貴志も俺と同じ様に涙を堪えていた。
ざわめく観客からヤジが飛び、慌てた音響は次の出囃子を流した。
その音に反応し、俺達の周りを避けて通るように、次に控えていた芸人が急いで舞台へ飛び込んでいった。
「どうでしたか、本当の舞台は」
静かな声で小泉は話し出した。
「あの舞台はね、選ばれた人間しか立てない場所なのです。今のあなた達はあの舞台にふさわしくなかった」
握った拳が震えていた。俺はやっとの思いで言葉を搾り出した。
「……はい」
「さて。あなた達がこれからすべき事、見えてきましたか?」
隣で震えている貴志の目から、一粒の涙があふれた。
先程の舞台で流した汗と同じ色の涙だった。
パーカーの裾で涙を拭い、鼻を啜って貴志が震える声で喋り出した。
「俺達は……もっと多くの人に見てもらいたいです。けど、今日みたいな思いはもう二度度したくない、です」
貴志の言葉に、俺はただ頷く事しか出来なかった。
今の気持ちを正直に話す事なんて無理だった。
これ以上言葉を発すると、堪えている涙が溢れてしまう気がした。
「あなた達は少し早すぎただけです。いつの日か、この舞台に堂々と立てる日が来る事を、私は心から願っていますよ」
そう言い終えると、小泉は笑顔で俺と貴志を抱きしめた。
暖かな胸に包み込まれ、貴志は声を上げて泣いた。
ぼくはズボンのチャックをひらいてちんこを引っ張り出し
ユミちゃんに目でサインをだして「ちんこが痒いよ」
と言った。
ぼくのちんこを見てユミちゃんはかわいく「きゃ」っと
声をだした。そしてみるみるうちにかおをあかくして
「じろうくんのエッチ!」と言った。
はずかしそうにしてかおをあかくしているんだけど、
ユミちゃんは、ぼくのちんこをチラチラとみていた。
「ユミちゃんぼくのちんこってどう?」
ユミちゃんはぼくにちんこを見ていたことが気づ
かれていたのがわかってはずかしかったみたいで
「しらない」といってよこを向いた。
ユミちゃんの、ほっぺはばらのはなのようにあかくなっていた。
ユミちゃんの目は黒目が全部見えるくらいぱっちりしていて
ハナと口はアゴはちっちゃいから、その目がもっと大きく見えた。
ユミちゃんのかみの毛は長くてつやつやで、体にぴったり合った
半そでのワンピースから手足はすらりと長く伸びていて
おっぱいはちょっとふくらみかけていて、おしりはきゅっと
ちっちゃくて、ぜんたいてきにちっちゃくてかわいくて
ぼくはくるいそうなくらいユミちゃんがかわいく思えて
よこをむいてもじもじしているユミちゃんを押したおした。
「や・・じろうくんなに?」
「ゆみちゃん、ぼく、ゆみちゃんとエッチしたい」
ユミちゃんはきゅうにおませな顔つきになって、ゆっくりと
ぼくの手をとって、そのてをユミちゃんのムネに当てた。
「あたし、こんなにドキドキしてるの」
「うん、どきどきしてる」
「あたし、はじめてなの」
「小学生だもんね。ぼくもはじめてだよ」
「あたし、じょうずにできないよ?」
「いいよ、ぼくだって自信ないもん」
ユミちゃんはそっとよこになった。
ぼくはユミちゃんのふくをぬがしはじめた。
けれど、ゆみちゃんはムネのまえで両手を
ぎゅっとにぎっていて、ぬがせない。
ぼくはユミちゃんの手をにぎって
「ゆみちゃん、だいじょうぶだよ。力ぬいて。」と言った。
ユミちゃんの手から力がぬけたのがわかった。
ぼくはユミちゃんの服をぬがして、ずっと出していた
おちんちんをゆみちゃんのおまたのワレメにいれようとした。
でも、そのときぼくはがっかりしたのといっしょにはずかしく
なってしまった。ぼくのちんこが立たなかったからだ。
ユミちゃんはぼくがいつまでもおちんちんをいれないので
おかしいと思ったみたいで目をあけておきあがって
「どうしたの?」といった。
ぼくははずかしくてなきそうになりながら
「お、おちんちんが・・・」といった。
ユミちゃんはなんだかほっとしたようなかおをして
「しょうがないよ。まだ三年生だもん。」といって
ぼくのあたまをナデナデした。
かんそうをきかせてください。
駄スレ
>>783 小学校女教師x生徒モノをお願いします。
酷評すれ!
>>778-780 まとまっているといは思うが、印象が弱い。
この展開ならば、
事前に主人公の努力や頑張りが描かれていないと
彼の悔しさやつらさが十分に伝わってこない。
冒頭で主人公の置かれた状況(お笑いの舞台の上)を紹介せずに
いきなり物語をスタートさせているけれども
その効果が不発に終わっている。
>>778 >貴志がアドリブで何かを言ったが、もう俺には何も聞こえなくなっていた。
とぼかさずに
しっかりと貴志が踏ん張る様子を描いて、主人公と対比させた方が
主人公の悔恨の情が読者に伝わるだろう。
>>779の中には、結局後に使われずに終わる無駄な情報が多いので
>>779は大幅に削って、その分
>>778を膨らました方がいいだろう。
ここの住人の批評なんか、糞のやくにもたたんわい!
>>781-782 安い。
が、エロは安い方がいいという人もいるので好き好きか。
自分で狙い通りできたか自問自答した方が
この場合、他人に意見を求めるよりもいいだろう。
>>778-780 駅前で漫才?話芸は大道芸と違い、聞く気になってくれてるお客
にしか伝わらない芸です。漫才を遮る雑音の多い駅前でやるような人間は
センスないです。初めて舞台に上がるコンビに3分もくれません。
普通1分からです。漫才師は100回くらい練習した持ちネタを何本か
持っていて、そこからその日に演るネタをチョイスします。
だから二人が二人ともネタを忘れるなんてことはまずありえません。
暗記どころか、意識しないでも口から出てくるくらい稽古します。
ネタを覚えるなんてのは各自やってきて、二人で合わせるときは
演出面についてのことばかりです。二人で罵り合って、
「ここはこうしたほうが……」とベストを模索するのです。
その過程を経てできた漫才に、漫才師は非常に思い入れを持っています。
だからセリフを忘れるなどあり得ない!忘れたとしても相方がフォローしてくれる。
二人とも忘れたとしても何食わぬ顔してひとボケとばす、
忘れたときに使うフレーズをを普段から考えておき、
それでつなぐ、などの対処法を芸人さんは知っています。
それができない人間を板の上にあげる小泉とやらを理解できません。
もし、経験を積ませたい、と思うのなら自主ライブをやらせるべきです。
いきなり劇場に上げるなんて、お客に失礼ではないか?
こういう勝ち抜いたら昇格、みたいなネタ見せライブは
とちったら即暗転、終了が相場です。(「終了〜!」「ちょっと待ってください!」)
というやり取りのほうが笑いになったりするしね)
甘々ですねえ、この事務所は。
よろしくお願いします
後ろを振り向く間もなく、声の主は輝之輔の隣に座ってしまった。
ちょっと見れば、ベンチに座する男が特徴的な格好をしているのがわかる。
巻き毛と言うのだろう。男の頭では、青白い髪がシダ植物のような螺旋をいくつも描いている。
男は大きな縁の眼鏡をかけており、その顔つきは彼が外国人であることを示していた。
不恰好なほどのフレームの下の肌は、白く美しかった。見慣れた白人のそれよりも幾分白い。
だが、弱弱しいといった印象派まるで受けず、男の顔自体はといえば美形というより無骨な顔つきをしている。
口は常に機嫌を損ねているかのように歪んでいた。
レンズの奥をふと覗いた輝之輔は、思わず視線を反す。
ピンと張り詰めた水のように冷艶な肌の中で、それよりもまた冷たい燐光を両の目が放っていた。
ギョロリと大きな眼球に対し、瞳が小さい。その眼光にはどこか『こわい』ものがあった。
温度を感じさせない爬虫の目である。薄明かりの中でもそれがわかる。
反らした視線は、何時の間にか『紙』を弄んでいる男の手を捕らえた。
春休みの終わる何日か前の朝、Sが僕の家に来た。彼は小さな木箱を
大事そうに抱えていた。Sは僕の家の庭先に立ったまま動こうとしなか
った。家の中に入るように僕が促すと、Sは、いろいろと忙しいからこ
こでいいと答えた。僕はその時、Sの顔色が、ひどく蒼白い事に気付い
た。
「なあ、すごく顔色が悪いよ。具合が悪いんじゃないのか」
血の気を失い、蝋のようになってしまっているSの顔を見ながら、
僕は、おそるおそるSに訊ねた。Sは、大丈夫、心配ない。と答えた。
少しの間沈黙が訪れた。Sは所在なさげに、庭の木々に視線を泳がせ
ていた。そしてその後、不意に僕の方に向き直った。
僕の目を真っ直ぐ見詰めながらSは,
「今日の午後、この町を出る。長野県に引っ越す」
と、ぽつりと言った。
僕は混乱した。なにしろSは、ついこの前、志望していた私立の中
学校に合格したばかりなのだ。
「学校はどうするの」
「学校? 地元の公立中学に通うよ」
Sは、勿体ないと呟いた僕の言葉に、
「何の問題も無いよ。私立中学に行かなくたって医者にはなれる」
と答えた。
そしてSは、僕の胸に押し付けるようにして、抱えていた木箱を渡
しながら、
「これを渡すために来たんだ」
と言った。
そのあとSは、ジーンズの尻ポケットから出した茶封筒を、僕に差
し出した。開いたままの封筒の口から、折り畳まれた何枚もの紙が、
顔を覗かせていた。
「この封筒は、何」
と僕が問うと、Sは、
「晃にあてた手紙だ。あとで読んでよ」
と言った。
「じゃあ、この箱は。宝石でも入っているのか」
僕は更に訊ねた。
僕はSに冗談を言ったつもりだったが、Sは笑わなかった。
「宝石か……まあ似たようなものかな。ここでは開けないで、あとで開
けてよ」
とSは言った。そしてSは、急に言葉を喪ってしまったかのように、
口を噤み、僕の顔をじっと見詰め続けた。Sの表情は、今まで僕が見た
ことも無いような真剣なものだった。僕は張り詰めるようなSの視線に
耐え切れなくなり、
「あんまり、おっかない目で見るなよ」
と言った。
Sの視線がふっと緩んだ。一瞬、呆けたような表情を見せた後、Sは
乾いた笑顔を僕に向けてつくった。そして、呟くように言った。
「忘れないように、と思ってさ」
798 :
偏見艦長 ◆HgKwMXBeQI :04/04/11 22:17
以前、何度か批評をお願いした者です。
新しい作品を書き始めましたので、批評をお願いできればと思います。
今回晒すのはプロローグの部分ですが、作品内の時系列的には一番
最後に来る部分です。
読んでの通りラノベですが、手を抜いているつもりは一切ありません。
-----------------------------------------------------------
ぎり、と託が奥歯を噛みしめたのは、そうしなければ自分が泣き出してしまう事
を知っていたからだ。
振り返るまいと決めたはずだった。一年前、自分の前に示された分かれ道。
人間としての道と、「そうではない者」としての道。自分が選んだのは後者で、
だから振り返ったとしても、眼に見えるのは血で塗り込められた修羅の道だけだ。
選ばなかった道を振り返って涙することは、何にも増して、ただ空しい。
だから、彼が振り向いたのは、決して感傷に浸るためではない。今しがた
後にしてきた方向から夜風に乗って流れ来る、低く引きつるような声が、
彼の心を掻き乱したせいだ。
すすり泣き、だった。
彼が立つ駅舎の屋根の下、今は人通りも絶えた広場のベンチに、その少女は
座っていた。否、少女、という呼び方はもう適当ではあるまい。単に年齢のせい
だけではない。彼女は並の人間の一生分の別れと哀しみを経たのだから。
「すず――」
その名を最後まで呟くこともできず、託は再び沈黙する。今の自分が彼女の
名を呼べば、その名にまつわる多くの思い出をも血で汚してしまいそうだった。
「別れは、済んだ?」
声をかけてきたのは託の相棒だった。いつもと変わらぬ、冷たく透き通った声。
いつからそこにいたのか、託にも分からない。
「ああ。行こう」
かつての「戦友」から無理矢理に視線を引きはがし、託は踵を返した。その肘
をそっとつかみ、相棒が彼の瞳を見上げてくる。
「無理しないで」
「無理なんて。平気さ」
頼もしい相棒は首を振り、柔らかく微笑む。笑うことにあまり慣れていない
者の、わずかにぎこちない笑み。彼女は掌で託の頬を挟み、
「こういうときは、泣いたほうがいいと思う。たぶん」
と言った。
相棒の冷たい掌が強張った頬に心地良く、訥々とした言葉はそれ以上に彼の
心の平衡を揺り動かし――。
「あ……う……う」
気がつけば、託は泣いていた。
必死で声を押し殺しながら、相棒の胸に顔をうずめて泣いた。血を流すように
して涙を流し、血を吐くようにして嗚咽した。相棒は彼を抱きしめ、背をさすってくれた。
赤子をあやすように、腕の中の儚い存在がどこかに行ってしまわぬように。
月は中天に在って、ただの少年と少女に戻って抱き合う二人の狩人を、知らぬげ
に見下ろしていた。
----------------------------------------------------------------------
以上です。よろしくお願いします。
800 :
名無し物書き@推敲中?:04/04/11 22:27
(a+b)/2≧√(ab) ←相加相乗
a>0において、次の証明。
a+1/a≧2
(a+1/a )/2≧ √(a* (1/a)) =1
よって a+1/a≧2
>>800 いきなり一行目に相加平均≧相乗平均を入れない方がいいと思う。
最初は(a+b)の二乗=aの二乗+bの二乗+2abから両辺を1/2乗して
1行目につなげるほうが自然じゃないかと思う。
802 :
名無し物書き@推敲中?:04/04/12 00:08
このスレ見るたびに元気が出るw
僕は天才じゃないかって思うw
構成うんぬんは誰かにお任せ
さらっと読んで違和感感じた所おば
>>ぎり、と託が奥歯を噛みしめたのは
ぎり、と噛みしめるは?
音がするほど噛みしめると、俺はくやしいのかと思ってしまう。
涙をこらえているようにはきこえないかな?
>>選ばなかった道を振り返って涙することは
選ばなかった道は、振り返れないと思う。
>>低く引きつるような声が
う〜ん?変?
>>血を流すように して涙を流し、血を吐くようにして嗚咽した
どんだけ苦しいのか分らないけど、後悔とか罪悪感とかは伝わってこない。
>>頼もしい相棒は首を振り、柔らかく微笑む。笑うことにあまり慣れていない
者の、わずかにぎこちない笑み。
ぎこちないなら、柔らかく微笑むは違和感あり
>>赤子をあやすように、腕の中の儚い存在がどこかに行ってしまわぬように
どこへ行ってしまうのでしょう?相棒から離れていってしまうのでしょか?
相棒がなに感じているか、よくわかりません。
相棒の、感情表現が苦手であり、それを克服しようとしているもしくは変わってきている。
みたいな設定のわりに行動はあたたかみを素直に出しすぎっぽい。
批評家さんたち、〔殺陣を極めろ!アクション描写スレッド〕にもぜひ来てください!
かのスレでは批評家さんが足りなくて、文章だけが宙に浮いています!
宜しくお願いします!
世界には食べたら子供になってしまう茸がある。
その茸は椎茸に似たものらしく、 日本でもその茸を食べ、子供になった人は少なくはなかった。
しかし解毒はまだ開発されていず、ただ、人によっては早く大人に戻る場合もあるとだけ言われていた。
そして、この男もまた、その茸によって子供になっていた。
「M、ちゃんと仕事しゅるーーー」
「でもなぁ……」
そう、その人物とはMだ。
俺の目の前には頬を膨らまし拗ねてる子供・・・Mがいる。
何故Mが子供かって?それは数分前にMの口から説明された。
―――数分前。
Mはまだ来てず、Nの方が珍しく早く来ていたという状況。
「あいつが遅刻かよぉー、来たらぜってぇ殴ってやる」
と、Mが遅刻してる事にキレかけているT。
まぁまぁと言うJ君の横で読んでもいない雑誌を広げたまま俺は疑問に思っていた。
あのMが遅刻なんかするのかと・・・。
そんなことを考えてるとマネージャーが楽屋のドアを叩く音に気づき開けると子供が入ってきた。
それはどう見てもMで、髪の毛立ててあり、なによりもあのアヒル口は間違いない。
そんな確信を持っていた。
「おはよぉ〜」
「おはよう・・・」
普段のMからは考えられない少し高い声で挨拶をしてきて、俺らも返すが半分意識が飛びかけていた。
「なぁなぁ、Mなんやなぁ?」
「そうよ。分かりゅように髪たちぇたのよ。」
「そうかぁ・・・」
俺らの考えていたことをJ君は戸惑いながら聞く。
その返事はMらしく、でもMと分からない人から見たらかなり生意気な答え。
楽屋内に妙な空気が流れる。
「M君。もしかしてあの後戻らなかったんっすか?」
「しょう!!何でNだけ戻ってりゅのよ!!」
「俺に言われても、体質だからしょうがないっすよ」
「俺ぐりゃいになると戻りゅはずにゃの!!」
妙な空気を破るように発せられたNの言葉に怒るように言うM。
NはMが子供になっている原因をしってるみたいだな・・・って
「N、おまえ知ってるなら教えろよ!!」
「あっ、忘れてた」
俺とT2人でたまたまハモって怒鳴るとNはあぁ・・と呟きながらあっさりと言う。
そうだよな、こいつはこういう奴だったよなぁ・・・。
「何で子供になったんや?」
「あぁ、そりぇはね〜」
Nを怒鳴っている俺らの横でJ君はMに聞く。
俺らもMの答えを聞くように、怒鳴るのをやめる。
「ってわけよ」
呂律のちゃんとしない言葉ながら、一所懸命に言ったMの話によると、昨日Nと飲みに言って、そこでおつまみに焼き椎茸を食べていたらしい。
その焼き椎茸が実は椎茸じゃなく、この頃日本に種が流れ着き、繁殖を始めている毒茸だったとのこと。
それは椎茸にとても似ていて、茸の専門家でも間違えてしまうことがあるらしい。
そんな毒茸を食べた二人は帰り道の途中で2人して子供になってしまったらしい。
取りあえず明日まで様子見ようってことで
マネージャーにだけ連絡を入れとき、眠りについたらしい。
そして朝起きたらNは元に戻っていて、Mだけ子供のまんまだったらしい。
「しかし、仕事どうするんや?」
「ドラマも入ってなかったし、レギュラー番組だけだから、そにょまま出ろだって」
J君の疑問にさらっと答えるあたりは事務所にも連絡入ってるってことだろう。
「今日は俺の家で泊まり」
「えぇ〜〜〜〜〜俺じゃだめなんっすか?」
「おまえ明日はドラマの最終だろう」
「はぁ〜い」
「あいてる人がMを預かるでOKだな。Mはどうだ」
「皆に迷惑かかるじゃん。俺一人でいいよ」
「その考えできるのも今のうち、段々と本格的な子供になっちまうんだから」
「分かっちゃ、いいよ」
Mの預かることなどが決め終わると同時にスタッフが俺らのことを呼びに来た。
俺はMを片手で抱かかえるとスタジオへと向かった。
収録も無事終わり、皆は其々帰りの支度などをする。
それを横で見ているだけのMは暇だった。
「ねぇ、トイレ行ってくりゅ」
「一人で大丈夫か?」
「大丈びゅ!!」
そう言うと出て行ったMの背中を見てどこか俺は「トイレなら」と思っていた。
この後あんなことが起きるなど考えもしなかった。
Mがトイレに言ってから15分あまりたった。トイレにしては長すぎる。
「なぁ、長くねぇ?」
「そうだねぇ」
何言っても皆子供のMが好きだからだろう、ちゃんとバイバイ言いたいということで残ってる。
仕事大丈夫なんかよぉ?と思うものの、それはけして口に出してはいけない雰囲気だった。
「俺見てくる」
「俺らも行くよ」
「ほな皆で行く?」
「そうっすね」
立ち上がると皆も行く気まんまんで、携帯片手に皆立ち上がる。
何故携帯片手かって?そりゃ連絡とるため。
そうして、M探しが始まった。
「居ない・・・」
楽屋のある階のトイレを汲まなく探したがMの姿は見つからない。
どこに行ったんだよと、呟きながらどこを探そうかと考える。
「Y君、居ました?」
「おっ、N。居なかった」
スタジオも探したしぃと考えていると急に声が掛けられ少しビックリしたものの、相手がNだと分かりすこし安心する。
Mが毒茸を食べたことを知らない人の方が多いから、ちゃんと会見を開くまではスタッフなどだけの秘密だからだ。
「N、おまえ下の階だろう?どうしているんだ?」
「あっ、俺の感なんっすけど屋上に居るような気がするんっす」
「皆呼んで行くか」
そうそうと呟き、Nがこの階に何故居るか聞くとアバウトな答え。
だけどこうゆーときのNの感は妙に鋭いし、取りあえず携帯をつかってTとJ君を呼び、二人と合流して、屋上へと向かった。
「・・・やめちぇ〜・・・」
「M!?」
屋上へと続く階段を上ってる途中、Mの声が聞こえたような気がし、俺は駆け上がる。
そんな俺に皆もついてくる。
皆もMの声が聞こえたみたいだ。
<バン!!!>
屋上の扉を勢い良く開けるとそこにMの姿はあった。
しかしMの首根っこを掴むようにしているスタッフが居た。
「M!!おまえADか」
「そうだよ、こんな子供なんか要らないんだよ!!」
スタッフのつけている名札を見てADか、やっかいだと思った。
しかし見過ごすわけにもいかない。
何故なら子供と言えどもMが人質になっているのだから。
「子供なんかいらないの」
ADはそう呟くと、フェンスの外にMの体を出す。
ADが手を離せば確実にMは死ぬ。
「やぁ。子供じゃにゃいの!!」
Mそのものの鋭い瞳でADを睨みつけるMに、ADはビクっと肩を震わす。
やっぱり子供といえどMだ。
「ねぇ、M返してくんない?返してくれたら警察に突き出すようなことしないから」
「くそ・・・」
Tの言葉を聞き、ADはMをフェンスの中へと戻す。
返すか・・・そう思った瞬間ADはサバイバルナイフをポケットから持ち出した。
「死ね〜〜。」
「Mぁーーーー!!!」
ADがナイフを振り翳すと同時に俺は放心状態のMのもとへダイブする。
<ザシュ!!>
そんな音がしたかと思うと、俺の腕にビリっと痛みを感じた。
しかし、MをADの腕から開放したから気にせず、今だ放心状態のMを抱きしめる。
「大丈夫だからな。もう大丈夫だからな」
「・・・・・ふぇぇぇぇーーーん」
ADを拘束しているTたちの横で、Mの背中をポンポンと叩きながら言い聞かすように言ってやるとMは緊張の糸が切れたように大声で泣き始めた。
「怖かったな。もう大丈夫だからな」
「ふぇぇ〜〜〜んふぇ〜〜ん」
大声で泣くMを強く抱きしめ、背中を撫でる。
「Y君、腕・・・」
「あぁ、大丈夫だよ」
「あとで手当てするね。今はM、抱きしめとかなきゃだめだからね」
「そうだな」
ADを拘束し終わったTが俺の腕から血が出ていることに気づいたが、
おお泣きしているMを見て、後で手当てすると言い、
楽屋へ戻ろうと言われ、俺は頷き、楽屋へと戻っていった。
あの時、Tが抱きしめとかなきゃと言った理由はJ君もNも分かったみたいで、
ベッタリと抱きつき、泣いてるMになにも言わなかった。
楽屋へ戻ると、泣き疲れたのかMは俺の右腕を抱きしめたままねていた。
右腕と足でMを支え、左腕もTへと出す。
「痛くなかったの?こんだけ切られといて」
「あぁ、痛かったなぁ」
「もぉ、でも深くないから病院は行かなくてもよさそうだね」
傷口を見て、文句を言いながらガーゼを貼り、包帯で巻いてゆく。
包帯を巻き終えると、ビシっと傷口を叩き、救急セットを片付けるT。
痛いなぁ〜と言いつつ、Tの怒っている理由を
分かっているからあまり深く言わず、荷物を整理する。
Tの怒っている理由は、怪我をしときながら痛いとか言わない俺に頭に来ているだけ。
本来ならMが怒るところだろうが、そのMは俺の腕の中で眠っている。
「じゃぁ、帰るわ」
「「「お疲れぇ〜」」」
荷物を掴むと、片手でMを抱いたまま、マネージャーの待つ移動車へと行き、
俺は家路へと向かった。
@−Fまでです。
長くてスマソ
正直、すべてにおいて表現が稚拙。
細かく指摘すればキリがない。
>>812に変わって細かく指摘しますね
>>803-811 まず変なところ。
5行目、「『M、ちゃんと仕事しゅるーーー』」Mが子供口調でMに言っている。
Mを助けるところ、俺が飛び込んだのはわかるが、その間のTたちの描写が無い。
その後、「痛いなぁ〜と言いつつTの怒っている理由を分かっているからあまり深く言わず(中略)
痛いとか言わない俺」どっちなんですか?
次に文章作法
〜や・・・、<>にーーー、!!は小説では使わないのがマナー。
「そうよ。分かりゅように髪たちぇたのよ。」 や「死ね〜〜。」のように「」の中では。を使ってはいけない。
「「「お疲れぇ〜」」」 三人で言ってることはわかるが、これも禁則。これはラノベでも微妙だと思います。
>>813の続き
「バイバイ言いたいということで」、「汲まなく探したが」
誤字、脱字でしょうか?しっかり推敲を。
最後に感想
ストーリーはまあまあですが、キャラクターがない。
名前をつけること。それだけでも読者の感情移入が違います。
あとは色々なサイトを回って文章を勉強してください。
815 :
名無し物書き@推敲中?:04/04/12 17:34
>>813 >「そうよ。分かりゅように髪たちぇたのよ。」 や「死ね〜〜。」のように「」の中では。を使ってはいけない。
使ってもOKだとおもいますけど。
おいおい。
×「なななあななな。」
○「なななあななな」
817 :
名無し物書き@推敲中?:04/04/12 17:57
>>816 おいおい。
○「なななあななな。」
○「なななあななな」
川端康成から綿矢りさまで、末尾に「。」つけるやつはたまにいる。作家によるんだよ。
さらに、
>>813の文章だと 「おい。ばか」 もだめじゃん。
そもそも、分かりゅように髪たちぇたのよ、って何?
コンパクトに行こうぜ!
◎「な*3あな*3」
いかがでしょうか?
「三条大橋にて」
初夏の日差しが爽やかなある日のこと。
大学の講義を友人たちと一緒にさぼって、
特に深い目的などはまるでなかったのですが、
三条界隈をぶらぶらすることにしました。
のんびり流れる鴨川に架かっている三条大橋を
西に向かっていましたら、その先の欄干のあたりに
舞妓さんが2、3人いまして、こちらに向かって
しゃなりしゃなりと歩いてくるではないですか!
彼女たちのまわりだけ流れている時間が違うような
不思議な気持ちに包まれました。
すれ違う瞬間ほのかに漂う白粉の涼しげな香りが
一陣のそよ風の如く、ぼくの鼻腔をくすぐりました。
ぼくは思わず知らずウブな少年のように耳を赤く
染めていました。
橋を越えてせまい路地を南に下っていくと
舞妓さんたちの稽古場があったのですが、日本舞踊の
練習の帰りにぼくたちは遭遇したのかも知れません。
ぼくたちは何か神秘的なものを見てしまったかのように、
しばらくの間無言で路地をくねくねと曲がり続けました。
京都という町は不思議な町で、ある瞬間に
(例えば別の路地に入った瞬間に)現代から
日本史の教科書に出てくるような昔の時代にぼくたちを
少しだけタイムスリップさせることがあります。
舞妓さんひとつとっても京都は奥の深い町であることを
我々に教えてくれるのです。
>>817 強制されるわけではないが、「」内の末尾に 。 を付けないのが
現在ではほぼ慣習となっている。なお
>>5の約束事テンプレート参照。
>さらに、
>>813の文章だと 「おい。ばか」 もだめじゃん。
この指摘は正しい。
824 :
罧原 ◆tXSA0RUZGU :04/04/12 20:24
テレビがCMになったので、小便しにトイレに行こうとした。
足を踏み出した俺は、「いた」とつぶやいた。いたのだ。トイレに何者かが、いや、その男は前から
僕の部屋に無断で入り込んでいることを僕は知らないわけではなかった。だが初めて遭遇したのだ。
男がトイレで用をたしている中に踏み込んで脳天を勝ち割ってやろうと僕は金槌をとりに自室に戻ろうとした、が、何か足に痛みが走った。
画鋲が足の裏に突き刺さっていたのだ。しかも足の親指、第一間接にだ。
その瞬間、僕の脳裏に悲しい思い出が蘇った。サボテンもアロエも似たようなものだろうと考えていたあの日のことだ。
僕はまだ若く中学生だった。
僕は母親に鞭で打たれていた。痛い。おかさん。痛いよ。
「痛み止めを下さいおかさん」
母は鞭打つことを一時やめ、アロエを引きちぎり僕の背中に塗ってくれた。
母の財布から金を盗み取った僕がすべて悪かったのにそれでも母は僕を治療してくれた。
だが僕は授業参観日の国語の時間、母へという題の作文で、僕のお母さんは背中にサボテン汁を塗ってくれるやさしい母さんですと口走り母に恥を掻かせてしまった。
自尊心の強い母は近所中の失笑をかって・・・・・・、夜行列車に飛び込んで、半身不随になってしまった。
僕はひとり感傷的になっていた。何者かが用を足し終え僕の背後に回ってきていることも知らずに。
酷評してください。ホラー小説です。
>>824 全体として文章が幼すぎる。話の造りを云々するレベルではないな。
>テレビがCMになったので
文章を削るのは悪いことではないが、これは省略し過ぎ。
>脳天を勝ち割ってやろうと僕は金槌をとりに自室に戻ろうとした
あまりにも短絡的な主人公だな、殺人罪を犯すつもりかよ。
ああ疲れた、突っ込み所が多すぎてさ。後は変だと思ったところを指摘するだけにする。
>、が、何か足に痛みが走った
>まだ若く中学生だった
>作文で、僕のお母さんは〜と口走り
他にも主人公が、俺と僕を使っているところなども変だ。
ちゃんと推敲してから投稿しろよ、ボケ。
>824
ホラーとは思えないが、電波的な雰囲気は少しだけ感じた。
俺と僕は、実時間の俺と回想中の僕で使いわけをしたかったのだろう。
文章が悪すぎるせいで、ただのミスに見えるのも仕方ないと思う。
>男がトイレで用をたしている中に踏み込んで脳天を勝ち割ってやろうと
僕は金槌をとりに自室に戻ろうとした、が、何か足に痛みが走った。
ほんとうにひどい文。自分で読み返してみて。
828 :
罧原 ◆tXSA0RUZGU :04/04/12 21:33
>>826-827 忙しい中どうも批評を有り難う御座いました。
漫画チックに執筆しましたが、文章を練り直した結果がこれです。
筒井康隆さんの作品を真似して一人称の俺で書いていましたが傲慢だと思ったので
僕で統一しようとしたんですが、俺が残ってしまいました。文章の悪さは狙い通りです。
829 :
名無し物書き@推敲中?:04/04/12 21:42
おまいらわりと優位に立って人を支配したがるよね。
それって自分に自信がないから?
↑どういう論理だ?
>824
文章文体構成は他の皆さんが指摘してるからそこは省く。
サボテンとアロエ云々文が最初浮いていたけど
授業参観の作文の読み上げにおおっと思った。
それだけで雰囲気出てるからトイレの男とかいっそ邪魔。
母と主人公の関係を煮詰めてホラーに仕上げて欲しかった。
読者として読みたい気持ちがそそられた。
832 :
罧原 ◆tXSA0RUZGU :04/04/12 22:21
>>831 少しでも見所があったようなのでホッとしました。
実はトイレの男は僕の母親なのですが上手く伝えきれませんでした。
何かうんこみたいなものを垂れ流した気がして鬱憤が溜まっていた。
うんこみたいな文章を垂れ流す癖が昔からあって悪い癖がまた出たか。
最近憂鬱だ。ホラーは書いたこと無いですが挑戦してみる思い込みが始まりました。
有難く批評を受け止めました。本当に今晩は良い晩に成りました。
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●●●●●●●●●●●●●●●●一次落ち●●●●●●●●●●●●●●●●
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これを見た人は確実に【一次落ち】します。これをコピペでどこかに1回貼れば回避できます。
本当です。これをやらないと一生受賞することができなくなります。
私も最初は嘘だと思ったんですが、一応コピペしました。それで見事、受賞しました。
信じられますか?
>>699 危ない犯罪者予備軍の若者が描かれている?
テーマがよく判らなかった、すまない。
思うに、主人公、女に近づいて行ってはいけないのだ。実行スレスレではアカン。
遠くから思いをめぐらすことによって、ほのかなエロ心(?)を満足さすのだ。
そのくらいだったら誰もが一度は考えるはず。共感が呼べるだろ。
あとな、頼む、半分くらいの長さで折り返してくれ。
読みにくいのは損だよ。
>>649-650 冒頭のシーンが謎すぎて物語りに集中できない。
何度読んでも、つながりが理解できなかった、スマン。
その後のカオーリのお話もいまいち乗れない。
理由を考えてみるに、シーンをごたごたさせすぎているのではないかと。
微笑したり、苦笑したり、唖然としたり、色々忙しすぎる。話に集中できん。
台詞だけだとチョッとね、と動作させて見たものの、
その動作にあんまし意味がないわけだ。なんて落ち着きのない親子なんだコイツラ。
車の中にいるのなら、そこら辺の小物でもいじらせてみちゃどうか?
リムジンだったら運転手とかも居るだろう。うまく使ってやれ。
>>720 ううむ、時間の流し方がオモロクナイ。一点集中でいきたいシーンだと思う。
「お前の記事、面白くないわ」と非常にキャッチーに入ったのだから、
そのテンションで場面を維持しようってことだ。
自分がその台詞浴びせられたら、とリアルに想像せんかいな。
編集長とのやり取りで読者の心をガッツリ捕らえれ。
この長さなら編集長の前から動かなくていいように思う。
>>722-725 いやいや、いい短編だと思うよ。「バンドを解散して会社を継いだ僕」
から世界をみりゃ、こういう気取ったふうに見えるんじゃないか。
普通の人間とは違うわな。ここで完成品ともいえるが、しかし欲張って、
読者を感動させようと思ったら、これにもうワンパンチ欲しいわけだ。
「普通の感性」がふと、滑り込むシーンが欲しいわけですよ。
マコトに気取った手紙を書いてみた。それなりの解決にはなったかも。
でもそれは表層だと思う。彼の自殺を、もし悲しいと感じてるのなら、
その表層を突き破ってくるものがきっとあるはずなんだ。
そこで真の感情ってものが表れると思うんだ。
演説してしまいました。ウヒャヒャ。作風は好きです。
サリンジャーか……ナインストーリーズは読んだな、遠い昔に。
>>739-744 こりゃまたモノスゲエのが来たな。こんなアブネエ小説書くのは、
書くのに慣れきった者か、はたまた恐れをしらぬ者か。
どうやら、後者のようだ。
その勢いを買う。色々やって読者を楽しませようという意気込みだね。
事件を起こして、反応書いて。火の扱いの事とかな。
作者自身がたのしんで書いてるのが分かるよな。いいことだと思う。
作品の続きは正直どうでもいいが(失礼!ウヒャヒャ)
作者さんが、これからどう成長するか。それがわりと楽しみかもしれない。
もっと色々書きなされ。とりあえずこれの続きでも。
……とか書いてみたんだが。なんかややこしいな。感想しちゃいかんのか?これは。
まぁいいや。消すのもったいないからそのままカキコだ、わはは。
>>767-769 酷評モードで。
ゴヘァ。ホモ小説カヨ。上の方でもなんかそうゆうのあったな。
しかしこれはキツイ。こうゆうの好きな女子でもキツイ、多分。
「オネエ言葉」を露骨に使う上に、完璧なホモってオイ。しかも筋肉質(多分)かよ。
俺の中ではイメージキャラクターが「筋肉質なカバちゃん」だったからもう、
なんちゅうか、金返せって感じだ。払ってないが。
オネエ言葉を使うキャラは、逆に男らしいのが定番だろ。
ナヨナヨしてるくせに、妙に頼りになる、そういう「脇役」だ。
ほいで、結局キューピッドになっちまって、
主人公カップルのわきでハンカチ咥えて悔しがる役だ。
のびのび行動させるな。主人公を力任せに襲うな。視界が涙でくもるわい。
襲いたくても襲えないってな風に行動させれば、おもろいのに。
……酷評してみた。ドウダ?
773-774
言いたいことは分かるけど、そんなこといまさら言ったってネェ。
とか思ってたらプロの文章でしたか。
生きていらして、今これ読んだなら、悶絶するかもなァ。
>>778-780 冒頭で舞台の正体を明らかにするべきだと思った。
「漫才」を分かってもらうのに、センターマイクだけではちと弱い。
頭上に看板(専門用語はしらんので調べれ)でも出せばOKだろ。
俺から見ると、この二人騙されてるように見えちまう。
小泉、なにをたくらんでいるのか。いい人すぎて気持ち悪い。
そこを狙って書いたのなら成功。続きで若い二人の転落と大逆転を書け。
>>781-782 こいつら中身が大人(しかもおっさん寄り)なので気持ち悪いよ正直。
困ったなぁ。純真なエロ、無知のエロを書くべきなのか、
それとも妄想大爆発なエロを書くべきなのか。
この路線で妄想大爆発なエロを書くと、つかまっちゃうかもしれんな。
かと言って純真無垢な心ってのは、書くの難しいしなぁ。困ったなぁ。
そこでだ。次は婦人警官でお願いします。
>>794 こりゃまたなんかスゲエ描写だな。髪の毛を表現するのにシダ植物。
そこに大きな緑の眼鏡、外国人、色白、不機嫌な口元。
そして「冷たい燐光」か。
もう十分だろ。言わなくても「こわい」ですよアナタ。
「どこかこわい」ってレベルじゃねえな、少なくとも。
で、どこか同時に「コミカル」な感じもうける。
ホラー漫画から受けるあの感じだな。こわくはあるが震えない。
原因のひとつは光の描写が弱いからか。
序盤でおどろおどろしい舞台を作っておけば、また違う雰囲気になるかもしれん。
>>795 これはピラニアの人か。
えらく切羽詰ったSの行動が不気味ですらある。
とりあえず続きが気になってしょうがない。
箱・手紙への誘導として上手い、としか言えん、今は。
はやく次を。
>>798-799 人であることへの別れがテーマなのだから、
人の象徴「すず──」は冒頭でさっさと出すべきか。
まず、スズ(略)とタクを物理的に離す描写。
次に心理的に離して、そこで「すすり泣き」で振り返らせる。
揺れる心。戻りたい、でも戻れない……。とまぁ、
こんな感じで書けば、印象も増して、ラストの涙、いい感じになるんじゃねいか。
>>805-811 酷評モードで。
似たテレビドラマか漫画、あったような、と思ったな。
口調は「ピノコ」だよな、 アッチョンブリケ!
この辺、弱点ではないだろうか。
それから、知らない事を書こうとしてるくせに、書いてない。
ADって単語がえらく浮いてるっていうか。
もうちょい読者を「スタジオ」に連れて行けといいたい。
嘘でもいいんだよな。もっともらしけりゃさ。奇想天外な話なんだし。
例えばその奇想天外の元、キノコのことをワイドショーで取り上げるとか。
それの収録シーンを書けばいいんじゃないだろか?
あと、俺にはなんでMが殺されかかったのかピンと来ない。
だからMが死に掛けているというリアリティが感じられなかった。
その辺のわかりやすさも、考え直す必要があるのではなかろうか。
もひとつ気になるのが名前。やっぱつけてやったほうがいい。
イニシャルにする効果がない。
>>821 びっくらマークは削ったほうが良い。
せっかくの舞妓さんの雰囲気が台無しだ。
「ないですか」という口調もちょっと強すぎか。
さらりと上品にしたほうが感じがいい。
ほかはわりと好きだったな。
もう一回推敲しなっせ。
川端はさすがに褒めすぎ……だ(w
>>824 酷評モード。
ホラーか。ホラーねえ。
さて、なぜにあまり怖くないのか。
それは読者と恐怖を共有する者がいないからだ。
トイレの男に怖がるべき「僕」が、
なんだか妙な妄想マシーンになっちまうから、
読者は呆然と見守るだけになる。
どこで怖がればいいか判らなくなるんだな。
全体から漂う狂気感で怖がらせたいのだとしても、
そこにはく比較物として「正常」が必要だと思う。
全員狂ってる島の住人は、
目の前の人間が「狂ってる」と思えるかってことだ。
もう、そこらへんのこと全て突き抜けて、
かまわず狂気に走った文章を書いたとすると、
たいてい、ただのニセ狂人日記になってしまうねえ。
ニセ狂人日記を超えるには、
強烈な才能と努力が要るんじゃなかろうか。
目指す価値はあるが。
ま、ホラーは「静と動」「闇と光」「正常と異常」みたいな
対比が肝だと思うぜ俺は。
批評をよろしくお願いします。
「チャーチ」
ぼくは旅先ではとても早起きになります。前の晩に何時に寝ようが
それは関係ないみたいです。ハワイ島のコナの近くに滞在していたと
き、目の前に砂浜が広がるホテルに投宿していました。
目が覚めて窓を眺めるとカーテン越しなのですが、まだ夜は明けて
いないようです。でも早起きな小鳥たちはもうすでにさえずりあって
いました。
ベッドから出ると、ティーシャツと短パン姿に素早く着替えを済ま
せ、寝癖はほったらかしのまま、砂浜に隣接しているハーバーに出か
けることにしました。
サンダルが青々とした芝生を踏みしめるたびに、朝露がしっとりと
ぼくの足を濡らしてきます。空があかるいグレイになってきました。
後ろを振り返ると山の端が鮮やかなサーモンピンクに染まっていまし
た。もうすぐ夜明けのようです。
海からは生暖かい潮風が吹いてくるのですが、少し肌寒かったので、
ぼくにはありがたい恩恵の風でした。ヨットパーカーを取りに部屋に
戻ろうとしましたが、まあいいや、とコンクリートで固められた突堤
の奥に進んで行きました。
周囲をめぐらす椰子の木陰が濃くなって伸びてきました。空を見上
げると、厚い雲の切れ間から光の帯が何本も降り注いでいます。
光の帯を辿っていくと、ハーバーの対岸にある煉瓦造りのこじんま
りとしたチャーチの尖塔に反射していました。幻想的な薄闇の中に浮
かび上がるチャーチを見ていると知らず知らずのうちに敬虔な気持ち
になってきました。そこにはとても神聖なものがあったのです。ぼく
は世界が朝の光で満たされるまで、チャーチを眺めながら、とりとめ
もないことをいつまでも頭の中で転がしていました。
日記?
中学生の作文かよ
>812
>813-814
>838
酷評ありがとうございました。
イニシャルにしたのは、パロだったので、実名は避けました。
すみません、酷評お願いします。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
階段を上っていくと、頭上から音が降ってきた。アルト・サックスの音だ。ジャズの有名曲、テイク・ファイブ。
この曲をこんなにセクシーに吹ける人は一人だけ。里香の足が早くなる。
リズミカルに階段を駆け上がると、そこにはやはり佐藤がいた。
先生、と呼びかけて、里香はやめた。しばらく黙ったまま佐藤を見つめる。こんな素敵な演奏、止めるのにはしのびないもの、と里香は思う。
が、それも長くは続かない。佐藤はすぐに里香に気付き、演奏をやめた。
「こんにちは」
里香は挨拶した。
顧問と先輩には常に礼儀正しくあれ----それが吹奏楽部の不文律である。
「こんにちは」
佐藤は律儀に挨拶し返す。教師であるのに、いや、教師であるためか、佐藤の態度は常に、生徒とは一線を画した丁寧で律儀なものだった。
……そのおかげで、生徒からは「取っつきにくい、嫌なヤツ」との評判を得ていたが。
だが里香は、その律儀さがとても好きだと思っている。
そして、その態度からは想像も出来ない、驚くばかりに色っぽい楽器の演奏も。
「早いですね」
「先生こそ」
時計が指している時刻は、十二時ちょうど。土曜日の練習は午後一時からだから、確かに早い。
「どうせ、家にいたってヒマですから。楽器を吹いていた方がよっぽどいい」
佐藤は笑って言った。
「彼女は?」
「残念ながら」
佐藤はそこで言葉を切った。その後に続く言葉は何だったのだろう?
いないんです、か、あるいは、今日は都合が合わなくて、か。
多分前者だろう。佐藤は大抵土曜は午前中からここに来ている。つまり、土曜日は朝からすることがない、ということだろうと里香は考えている。
だけど、佐藤が女連れで歩いていた……という話も聞く。ひょっとしたら、彼女の休みが土曜でないだけなのかもしれない。一度はっきり聞いてみたいと思ってはいるのだが、里香は、
「そうですか」
とわかったようなわからないような相づちを打ち、音楽室に入った。
廊下からはまた、テイク・ファイブ。
佐藤は知らない。
里香が早く来たのは、佐藤に会いたいがためだと。佐藤のテイク・ファイブが聞きたかったためだと。
お昼のパンを食べ、楽器を取り出す。里香の担当はトランペットだ。
ウォーミングアップをしている間に、他の部員もそろってきた。
「ねえ、里香、それって、『恋』じゃない?」
「はぁ!?」
シェイクを飲みながら、里香の話を聞いていたさつきはそう言い、里香はあやうくウーロン茶を吹き出しそうになった。
「なんでそうなるのよ」
「だってさ」
さつきの顔が赤くなる。
「私も、そうだったもん」
「……ああ、そうですか」
里香は苦笑した。さつきの彼氏は、同じ吹奏楽部の健一だ。
「健一の音がね、好きで好きでしょうがなくなって……」
「はいはい」
里香は右手をひらひらさせると、さつきの話を制止した。
健一の音はちょっとおおざっぱで荒くて、正直里香の好みの音ではない。もっとも、それがさつきの好みだというならば、それに口を出すつもりは毛頭無い。それに、さつきの少し青っぽい堅い音----彼女はフルート吹きだ----には、確かに健一の音はお似合いだった。
「ええー、話させてよぉ」
さつきは口を軽くとがらせ、足を少しばたばたさせて抗議する。高校生にしては子どもっぽい仕草だが、さつきがやると嫌みなく似合う。そんなさつきが、里香は羨ましかった。
私、そんなに可愛くないから。
さつきのように、砂糖菓子のようにふわふわでスイートな女の子だったら、もう少し、自分に素直になれるのだろうか。
里香はウーロン茶を一口飲んだ。そもそも……。
「そもそも、佐藤先生は先生だよ。ありえない」
自分に言い聞かせるように言った。
まったく、先生に恋する生徒なんて、少女向け恋愛小説の王道だ。ベタすぎる。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
恋愛小説の冒頭部です。あえてベタな話を書こうと思って書きました。
容赦なくばっさりと斬ってください。
あわわ。別の場所でのクッキー残ってました。
上の作品も私です。ごめんなさい。
>>845-847 >この曲をこんなにセクシーに吹ける人は一人だけ
>こんな素敵な演奏
>驚くばかりに色っぽい楽器の演奏
佐藤の演奏に対する里香の感想・評価は、彼女の思いの深さにつながる。
安直な表現は避けたい。
>>846 >とわかったようなわからないような相づちを打ち、音楽室に入った。
それまでの一連の会話は、入り口を挟んで教室の中と外で行われたことになる。
友達ならばともかく、礼儀正しい吹奏楽部の先生に対して
しかも『彼女』についてというプライベートな話をするにふさわしいシチェーションとはいえないだろう。
>「そもそも、佐藤先生は先生だよ。ありえない」
側にはさつきがまだいるはず。
このセリフに対する彼女のリアクション、
もしくは彼女の前で呟いてしまった里香のアクションが欲しい。
全体として状況に対するイメージ作りが弱い。
今回の文章を叩き台にして、状況を煮詰めよう。
851 :
原ヘリのすけ ◆GZaF1XHdps :04/04/13 18:07
>>845 まずくはないが、ちょっとイメージがわかないなあ。残念。校舎の中で、「音が降ってくる」ことってない気がするな。
テイク・ファイブも、どうなんだろう。セクシーな曲かなあ?私はどちらかというとパッションを感じるけれど。
>>850さんの書いているとおり、ちょっと安直な表現に走ってしまっているかも。あと、若干冗長な感じがある。文章の整理が必要。
>先生、と呼びかけて、里香はやめた。しばらく黙ったまま佐藤を見つめる。こんな素敵な演奏、止めるのにはしのびないもの、と里香は思う。
が、それも長くは続かない。佐藤はすぐに里香に気付き、演奏をやめた。
「と里香は思う。」⇒思ったのが里香だってことは自明。
「が、それも長くは続かない。」
書き方に工夫がほしい。説明的だ。
>佐藤は律儀に挨拶し返す。〜
教師にもいろいろいる。教師であるのに、とか言う文は不要か。佐藤の性格を描写すれば十分?また、「そのおかげで」「おかげ」
は、良いことにたいして使うので「おかげで嫌なヤツとの評判を得る」はオカシイ。「そのため」か、「そのせい」。
ほかにもあるけど、このくらいで。
852 :
名無し物書き@推敲中?:04/04/13 18:09
>>824 文章が上手だ、とかは思わないけど……、主人公をウド鈴木とか、ジミー大西
なんかだとかに置き換えて読むと、凄く笑えた。あいつら画鋲踏んで痛いはずなのに
自分の世界に入っていっちゃえそうな気がするんだよね。いや、これは僕の思い込みなんだけどね。
ウド、ジミーが「おかさん、痛いよ!」とか言ってるとこを想像すると、本当に笑える僕ってサドなのかしら?
サボテンとアロエも普通に間違えるだろうし、最強のキャラだと思うんだが。
以上は全て僕の思い込みだから、念のため。
ホラーとは考えたくないね、僕は(爆笑)。
853 :
名無し物書き@推敲中?:04/04/13 19:00
「こんなのはどうだい?今日は徹底的にやろう!」
調子に乗ったヒロシが私の尻山を掴んで二つに裂いた。
「だめ、あんまり激しくしないで」私は言った。
私の拡張した肛門が愛を囁いた。微かに漂う異臭が憎かった。ヒロシは絶句した。
私は静かに彼の背中をさすり、熱く猛った陰茎に手を伸ばした。
「愛してる、誰よりも。きっと僕らは上手くいく」私の耳もとで呟かれたヒロシの言葉は嘘に塗れていたが、
私は幸福を感じていた。ヒロシがユウスケを抱きしめていた日曜の午後、私は一人部屋の中で泣いていた。
どうして彼のような詐欺師然とした遊び人を私は愛してしまったのか?
足と舌を絡めあって天国へ導かれた私たちは、時間の経過とともに弛緩する器官を躊躇わず容赦なく刺激しあって、
そのたびに交わされる淫らな愛の言葉。性器や体中の穴が体液で溶け合って、私たちは貪りあって快感の渦に引き込まれる。
行為の最中、私は悲しくなって涙が出た。「どうしたんだ、岩雄?なぜ泣いているの?」ヒロシが言った。
「なんでもないの。ただ、あんまりにいい気持ちいいんで、感動しちゃった」私は本当の理由を彼に気づかれたくはなかった。
いま、彼といるこの時間だけが真実で、他には何もいらなった。
明日、この人はまたユウスケを抱いているのかもしれない。ヒロシの心は娼婦だから。
でも、この瞬間だけは彼は私のモノなの。
私は陰嚢に唇をあて、吸って、少しでも彼に多くの悦楽を与えたかった。
彼との想い出だけが私の宝物だから。
854 :
罧原 ◆tXSA0RUZGU :04/04/13 19:19
>>852 批評有難う御座います。置き換えて読んでもらったようでお手数をお掛けしました。
主人公の青年は統合失調症ですが馬鹿ではないです。学生時代のいじめのため狂いました。
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●●●●●●●●●●●●●●●●一次落ち●●●●●●●●●●●●●●●●
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これを見た人は確実に【一次落ち】します。これをコピペでどこかに1回貼れば回避できます。
本当です。これをやらないと一生受賞することができなくなります。
私も最初は嘘だと思ったんですが、一応コピペしました。それで見事、受賞しました。
信じられますか?
>>845 > 階段を上っていくと、頭上から音が降ってきた。アルト・サックスの音だ。ジャズの有名曲、テイク・ファイブ。
この曲をこんなにセクシーに吹ける人は一人だけ。里香の足が早くなる。
リズミカルに階段を駆け上がると、そこにはやはり佐藤がいた
「音が降ってきた。アルトサックスの音だ」と「音」を繰り返すのはやはり芸が無い気が・……
それに里香にとってはその音だけで濡れ濡れものwなのだから、武骨にただ「音」としないでもう少し飾りをつけて
あげてもいいと思う。
「リズミカル」 里香の心境としては早く佐藤に会いたくて気がせっていたと思うのだが、そんな時に果たしてリズミカル
と形容されるような足運びになるのかなぁ? 不協和音かアップビートにならないだろうか?
857 :
名無し物書き@推敲中?:04/04/13 21:25
おまえ最後まで読んでんのかよ←三島のフェラがへたすぎて
最後までイケないんです
特に豊饒の海
雰囲気作りもテクもないからですね。
店変えます
858 :
罧原 ◆tXSA0RUZGU :04/04/13 22:47
>>853 文章が整いすぎててダイナミズムのかけらもない
860 :
罧原 ◆tXSA0RUZGU :04/04/13 23:45
内容にあった文体を選ばないとダメだろ へたくそだ
861 :
名無し物書き@推敲中?:04/04/13 23:58
853は純粋に上手いだろ。淡々とした雰囲気を狙ってるだけだろ。
自演とか言うなよ。
だから、下手くそな香具師にそう言われても、作者も納得しないだろうってことだよ(プッ
突然だが、とりあえず俺は
>>825は批評できるほどの力量を持っていないと感じた。
きっとラノベしか読んでないんだろうな。
>>821ほどの一行の長さは、別に読むのに苦ではない。
865 :
名無し物書き@推敲中?:04/04/14 01:43
罧原はもっと文学的な煽りかたを覚えた方がいい。
866 :
名無し物書き@推敲中?:04/04/14 02:27
てかコテ名乗ってる香具師ってなんなんだろうな。
よっぽど自分の書くモノに自信があるのか。
867 :
罧原堤 ◆16dT6voDJE :04/04/14 06:26
母たちの国に赴いたファウスト
ファウスト━━ 何だあのケツをこちらに向けている女は。あれが母たちなのか。ゆっくりケツをふって俺を誘っているぞ。
旅の恥は掻き捨て。どうれ、チンポをぶち込んでみようか。さっきからジンジンとチンポが疼いていたのだ。ピッタリと吸い付くようにチンポが合う穴なのかも知れない。
母たちの一人━━ 来る。チンポがこちらに来る。チンポを持った生命体が私を犯そうと地上からやって来たのがわかる。わかるのです。このマンコの疼きが知らせてくれるのです。
何千年も乾ききっていたマンコが濡れ濡れになり、ふやけて、チンポが入れられるのを今や遅しと待っています。前戯はいらぬ。さしてつらぬき、さしてはつらぬき、しめつけ。
そうだ! 締めつけてやろう。
ファウスト━━ 見れば見るほど鮮やかなピンク色だ。(ファウスト感嘆して独白)あれに入れれば俺のメラニン色素で黒ずんだチンポも生まれたてのピンク色に戻るような気がする。
アナルにも入れたことがあるこの俺だ。幾多のセックスで俺を喜ばせてくれたチンポよ、俺にもう一度だけ力を貸してくれ。ううっ。だめだ。チンポが張り裂けそうだ。もう我慢できぬ。
(ファウストあぐらをかきオナニーを始める)
母たちの一人━━ シコシコという音が聞こえる。聞こえては消え、消えては聞こえる。なんと物静かな音だろう。まるでウグイスがさえずっているかのよう。
クリトリスはたち、乳首はたちまくる。マンコは物欲しそうに動いている。鉄板に乗せられたアワビのように勇ましく。
ファウスト━━ いその香りがしている。どおりでさっきからジュポジュポとイソギンチャクが塩水を吹く音がしていたわけだ。海が近くにあったということか。
俺の海綿体が騒ぎ出したのもそのせいだったか。穴という穴ならどんな穴にも入れてみたい。たとえそれが海神トリトリーネの口でも。針の穴でも。
868 :
罧原堤 ◆16dT6voDJE :04/04/14 06:27
(ウーパールーパー牛舎に乗って登場。グンゼのパンツをはいている)
ウーパールーパー━━ いい巣を見つけたぞ。
女たちの一人━━ おうっ。手のようなものが内壁を押す。ずんずん中へ入ってゆく。おうっ。
(ラブ・ライトが辺りを照らし始める)
ファウスト━━ 生成の光だ。俺をやさしく包み込む。せんずりなどしている場合ではない。ここにいては危険だ。かたわになってしまう。
(ファウスト牛舎に乗って退場)
母たちの一人━━ あの人が行ってしまう。あの人が行ってしまう。
おおそこに白い精液が。あの人の精子だ。一滴も無駄にすまい。マンコに入れてしまおう。あの人が私を思ってドピュドピュと出した精子だ。
━うまずめの歌(消題)━
年かさの母━━ まったくあいつは子供を産まない。産む穴が無いのだ。ケツの穴しかないのだ。それでよく言い寄ってくる男があるものだ。どんなテクニックを持っているのやら。
ゲーテの名作『ファウスト』には母たちの国の記述が無いので創作してみました。酷評お願い致します。
酷評ありがとうございました。
的確なご指摘ばかりで、大変勉強になりました。
それでは、修行しなおしてきます。
今回は容量オーバーしないで1000スレまで行きそうだな。
などど、無駄にレス番を消費してしまった。
873 :
名無し物書き@推敲中?:04/04/14 14:14
>>869 いい年した、名のある男がどうしてこんなことをしたんだろうか?
俺はそっちに興味があるよ。「かなり自信があります。酷評してみてください。貴様らでは無理でしょうが」
これは本当にひどいね、大人が言う台詞ではないね。あきれた。
八時半から十一時近くまで、あんたが2chに書き込む目的で、夢中になってるところを想像すると、嘔吐感がこみあげてくる。
みっともない奴だ。負の感情を吐き出さないと創作ができないというなら、今すぐ仕事変えろ。迷惑だ。
酷評はできないよ。あんたが書いたってことに感づいたってのもあるし、だいいち、面倒だ。
これが一番言いたいんだが・・・俺に構うなってこと。死んでも会いたくないよ。おまいさんには。
顔が見えないし、誰が何を言ってるのかも判別が難しいもんで、言いたい放題になるのは、仕方ないが、
自分は大人だっていう意識があるんなら、違う角度からこの2chを見つめることができるはずだ。
しかし、あんたはまるっきり同じ土俵で相撲とってるじゃないか。
「おまえらなんか、目じゃねえよ」とばかりにぶちかましてくれたねぇ。滑稽だよ。
もう、こんなことしないほうがいいよ。
874 :
名無し物書き@推敲中?:04/04/14 14:28
875 :
名無し物書き@推敲中?:04/04/14 14:36
>>869 なんだ、昨夜書いたってわけでもなかったんだ。
これはおもいっきりはずしたね。
できれば、コメントを書いてほしいね。
俺って男は思い込みがかなり激しい人間だから、間違った認識をしてる可能性が高いんだ。
直そうとはしてるんだけどね。金ができたら精神科の医者にみてもらうつもりだ。
でも、金があるといつもくだらないことで浪費してしまうんだよなぁ。
>>869って単なる荒らし依頼ざないのか?
「貴様らでは無理でしょうが」なんて安い挑発じゃん
>>869 あんたが、俺の言い分を肯定するわけないよな。コメントするとしたら「見当違いもいいとこだ」
なんていう主旨にしないわけにいかないもんな。内容になんてまるでふれないし、憶測、推測だけだからね。
俺はレスするスレを間違えたようだ。まぁ、シカトこいてもいいぜ。実際、この書き込みは電波が相当でてるんだろうしw
お母さん、僕のおチンチンどうして舐めるの?
とぼけんなよw
>>873 文章つくるのに年なんか関係ない。
俺の才能妬んでくれてありがとう。(w
ここに書いてる暇あったら医者逝けよ。
>>875 俺の文章が受けてるから一晩でスレが一つ消費される。
ちみにやれるもんならやってみれば。
>>877 そんなつもりは無いんだけどな。
人を惹き付ける魅力のある文章だと自信はあるが。
>>878 あーはいはい。
俺の才能を妬んで電波呼ばわりですか。
>>881 横レスだが、
>>878はお宅のことではなく、自分のカキコを
電波が出ていると言っているようにしか見えないが。
あんた、読み取れなかったんだな(プッ
883 :
名無し物書き@推敲中?:04/04/14 18:33
>>881 段落もない文章かいててエラソウだがどうしてほしいんだろうね。
884 :
名無し物書き@推敲中?:04/04/14 18:34
>>882 そのとおりだ。某作家のことではない。実際問題、いまさらあんたの文才がどうこう言う気なんか
全然ない。あんたには才能があるから、成功したんだ。
885 :
名無し物書き@推敲中?:04/04/14 18:38
俺がいってるのはあんたの人間性だよ。
886 :
名無し物書き@推敲中?:04/04/14 18:41
あんたにとってネタはつくるもんじゃないみたいだ。
買ってんだろ?
887 :
名無し物書き@推敲中?:04/04/14 18:42
探偵屋との付き合いは長いのか?え?
888 :
名無し物書き@推敲中?:04/04/14 18:43
言えるわけないよな。
はっきりいっておまえはカスだ。
ここでくだらんカキコをするのは止めろ、アフォーどもが。
890 :
名無し物書き@推敲中?:04/04/14 18:48
俺の書いた873の内容とおまえが書いた881を読み比べりゃ、おまえがはぐらかそうと
してんのがみえみえなんだよ。
891 :
名無し物書き@推敲中?:04/04/14 18:50
いい暮らししてんだろ?作家先生よ!
↓「釣れた釣れた」の予感
負け犬の遠吠え。
おまいらは全員烏合の衆だから、烏の遠鳴き。
下らない連中とは話にもならないな。
894 :
名無し物書き@推敲中?:04/04/14 18:58
895 :
名無し物書き@推敲中?:04/04/14 18:59
>>893 否定しろよ?探偵なんて雇ったことないって。
896 :
名無し物書き@推敲中?:04/04/14 19:05
とにかくおまえは、自分が人に金を払って、ある人間を調べさせ、それを「面白いね」
なんていいながら、ネタに使っていた。この事実にかんして、俺はおまえに問いただしているんだ。
おまえが、勝ち組なんてことは、俺にはどうでもいい。
897 :
名無し物書き@推敲中?:04/04/14 19:06
おまえの今の生活が、その結果だということを忘れるな。
898 :
名無し物書き@推敲中?:04/04/14 19:07
わかったかい?作家先生。
899 :
名無し物書き@推敲中?:04/04/14 19:12
人が苦しんでいるのを横目でみながらスケッチしてるってのは、いい気分だろうね?
凄い電波スレだ・・・・・・・・
誰が誰になんて言ってるかさっぱりだ。
むしろ、つぶやきスレ?
sage進行でヨロ。
901 :
名無し物書き@推敲中?:04/04/14 19:22
電波が一人で自演しているようにも思えるな(w
こんな過疎板で荒らし依頼すんな。つーか帰れ
文章自体は読みやすいが、いかにも素人の書いた自分史といったところだな >山水
906 :
名無し物書き@推敲中?:04/04/15 01:50
何なんだこれは
>>869 微笑ましいはずの内容なのだがな。
読んでいてつまらない。うんざりだ。それはなぜか。
ある種の興味をそそるためだけに書かれた文章だからだ。
「妹」がかわいいこと、己の日常生活を書いているように見せかけつつ、、
手元にある「うらやましがられるアイテム」の自慢に過ぎないんだ。
ゆえに、読者の反応も2分されている。
興味のある者は、自慢話も楽しく聞けるだろうな。
それだけではない、話を聞きだすためには、心にもない世事を言うさ。
「へえ、すごいですねOOさん! それ、どこで手に入れたんですか」
なんて会話は、日常よく聞かれるだろう。あれだ。
そして、興味のない者にとって、自慢話は嫌悪されるものだ。
そういう文章だ。
あとなァ。妹が実在の人物だとして、これを読ませられるのか、お前。
読ませられると胸を張って言うのならば、人格を疑う。
普通の思春期の女の子ならば、まず耐えられない内容だと思わないか。
あまりに一方的だ。あまりに陶酔的だ。わがままにすぎる。
典型的な素人の文章だ。自分の作品を他者の目で見ていない証拠だ。
ま、十中八九、妄想だとは思うが。
どうだ?酷評してみたが。お気に召したかな?天才。くだらねえなァお前。
あれだけ垂れ流しといて、お前の文章はまったく良くなっていない。光らない。
なぜか。簡単だ。思い上がりまくって、反省をしないからだ。
自分がいちばん偉いと思い込み、成長を捨てているからだ。磨けよ自分をよ。
天才なんてェ肩書き、作家にゃいらねえんだよ。邪魔なだけだ。
さてと。山水よ。もう判るはずだ。
お前がどこに行っても、むかつかれるのはなぜだ。
荒らしがつきまとうのはなぜだ。そして「一部のファン」が存在する理由は。
その辺、虚心に受け止めて反省しろ。バカが。思い上がるにゃぁ10年は早い。
「文章」が書けたら見せに来い。また酷評してやる。アゲだアゲ!
あんまし山水の野郎に腹たったもんで、順番飛ばしちまった。
他の作者さんたち、すまなかった。
今日は頭に血が上ってるから止めときますが、
よかったら、また日を改めて感想かかしてもらいたいです。
>>908-881 お前もくだらねえことすんな。批評か文章で勝負しろよ。
ここはそういう場所だろうがよ。