1 :
名無し物書き@推敲中?:
今日の日本の反映を築いたのは鉄道。別れと出会いを運んだ鉄道はそれそのものが物語であり文学でもある。鉄道文学はある、熱く鉄道文学を語ろう
この話題、鉄道総合でやるとコテハンに追い出されるんだよね。
3 :
名無し物書き@推敲中?:03/08/05 09:05
御三家、竜之介「トロッコ」、直哉「網走まで」、重治「汽車の罐焚き」だとされているが、違うのでねぇかなっていつも思うぜ
鉄道員(ポッポヤ)でも読んで寝ろ。
5 :
名無し物書き@推敲中?:03/08/05 09:29
ぽっぽや、全編鉄道ものだと思って買ったけど、最初だけが鉄道ものでなんかちょっとだまされたな。映画も見たけど、だれかが亡くなって墓の前で鉄道員が肩組んで歌うたうところあったけど、あれってなんか臭いと思ったよ
6 :
名無し物書き@推敲中?:03/08/05 13:44
明治、大正の名作と言われているものにははっとするような鉄道描写名場面があるぜ。泉鏡花とか…
ひろしま美術館の次の出し物は、「鉄道と絵画」だったような気がする。
8 :
名無し物書き@推敲中?:03/08/05 20:21
おまえら頼むから文学板に行ってください。板違いです。
9 :
名無し物書き@推敲中?:03/08/05 20:44
「鉄道と絵画」いいね、蒸気機関車は近代の語り部だと。機関車が語りかける言葉
に耳を傾ける。案外文学がそこに生きているかも。作品生まれりゃいいのでねぇか。
10 :
名無し物書き@推敲中?:03/08/05 22:29
11 :
名無し物書き@推敲中?:03/08/06 07:41
スレ立てるときだれでもやるよ。俺もやった。ご祝儀だ:宮沢賢治「厨川停車場」
12 :
名無し物書き@推敲中?:03/08/06 08:23
告白するとな自分の本が出たとき掲示板に書きまくった。だけど、ほとんど反響なか
った。売れないもんだ。
13 :
名無し物書き@推敲中?:03/08/06 08:25
井伏鱒二の「黒い雨」の主人公は、横川駅で被爆したね。
14 :
名無し物書き@推敲中?:03/08/06 08:58
15 :
名無し物書き@推敲中?:03/08/06 19:17
尾灯 窓明かり 手ランプ 汽笛 笛の音 夜汽車
17 :
名無し物書き@推敲中?:03/08/07 08:50
佐々木俊郎の作品「機関車」「汽笛」は場面がリアル。青空文庫で見られる。
ここは創作欄だけど、やはり、小説は細部のリアルさが大切だ。過去の作品は勉強
になる。人との関わりの中で自分がどうあるのか、変な独りよがりだと作品は読ま
れないものだ。他者を納得させる虚構をどれだけ描けるか。自分の好きなジャンル
の過去作品は小説修行の勉強になる。
18 :
名無し物書き@推敲中?:03/08/08 07:54
小池滋編「英国鉄道文学傑作選」(ちくま書房)のあとがきで英国には鉄道著作家
がいるが、残念ながら我が国には、こうした鉄道著作家は多くない」と指摘。ここ
の掲示板のみなさんで挑戦してみては?。随筆などは多く書かれているけれど文学
的なものはあまりない。この掲示板に居住するみなさんの中で興味を持っている人
がいればぜひ挑戦してみてください。
19 :
名無し物書き@推敲中?:03/08/08 14:47
18>>推理の鉄道ものじゃないとむずいんじゃないの
20 :
名無し物書き@推敲中?:03/08/09 07:49
各駅停車の窓はほおずき
寝台特急のそれは月見草
のぞみはシルバーの鎖
夏の夜行く汽車を
都会に席をなくした
おれは川風に吹かれて
多摩川の土手で見ている
フレートライナーの
赤いテールが泣きながら
鶴見方向へ去ってゆく
21 :
名無し物書き@推敲中?:03/08/09 10:04
お〜い、詩の板じゃねえぞ!
23 :
名無し物書き@推敲中?:03/08/09 10:18
<FONT color=#ff0000 size=4><STRONG>疲れたね。2chは、大変だよ。</STRONG></FONT>
24 :
名無し物書き@推敲中?:03/08/09 10:49
なんだよ、この板、スカ線の多摩川鉄橋の下からモバイルかよ。この台風だと行き場
ねぇよな……人生疲れるよ、言葉も疲れてくるよな
26 :
名無し物書き@推敲中?:03/08/09 13:21
↑鉄道はエロス、俺のスケとつながっとる……
27 :
名無し物書き@推敲中?:03/08/10 07:45
土採りのトロッコ行きて隠れたり断層面のかすむ春の日 太田水穂
28 :
名無し物書き@推敲中?:03/08/11 15:21
トロッコ短歌かよ、渋いな。芥川のトロッコはいいよな。やっぱり、彼の文章はい
い。たたみかけていく短文だもんな。鉄文のかなり高い位置にあるよな。
29 :
名無し物書き@推敲中?:03/08/11 20:40
帰省列車に若き駅夫の指差称呼 上野蕗山
30 :
名無し物書き@推敲中?:03/08/12 07:08
身をかしげ氷さげゆく少年みゆ香春の駅を汽車すぎしかば 清水房雄
日田彦山線かな、昔の光景
32 :
名無し物書き@推敲中?:03/08/12 11:00
「文学と鉄道について語ろう」←やふーの掲示板にあるよ
33 :
名無し物書き@推敲中?:03/08/13 08:35
盆の汽車ホームに余り虫幾重 宮武寒々
普段は短い編成でいいが、帰省時は編成が長くなる。ホームが足りない。草の
生えたところに飛び降りる。そこに秋の虫がうるさいほどに鳴いている。俳句鉄道
文学もなかなかいい。……一人でマスターベーション、書き込み、これも許容でき
る文化か。掲示板文化。創作文学コーナーだから、一言、文学はリアティだな…
34 :
名無し物書き@推敲中?:03/08/13 21:23
板違いもいいとこ、ま、マスは自分でやってくれ。鱒のいる川が流れている線路はどこだ
35 :
名無し物書き@推敲中?:03/08/14 07:39
七月の涼しき朝の停車場にはじめて君の手をにぎりけり 長谷川銀作
待合室か、ホームか、おれは気になるな。どうだい?
36 :
名無し物書き@推敲中?:03/08/15 07:31
わが汽車にならび来りし大河は青野なかに遠ざかりけり 四賀光子
車窓に川が見えてくると乗客の大半が目をむける。海などもそうだ。ローカル線
では川が右に来たり左に来たりする。ついつい川を見るために座席を変えるという
ことはある。なんでも関係である、連れ添うと情が湧く。ところがその友が急に
離れてしまう。川であれさびしいことだ。
(⌒V⌒)
│ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
⊂| |つ
(_)(_) 山崎パン
38 :
名無し物書き@推敲中?:03/08/15 13:55
「停車場有情」水上勉 鉄道文学としてはかなりお勧め ★★★★★
39 :
名無し物書き@推敲中?:03/08/16 07:17
汽車とまり汽車の出て行く停車場のダリヤの花の昼のくたびれ 木下利玄
創作文芸、観察者の作品は説得力がある。これは今も昔も変わりない。注視して見
ているともの、書くという対象が見えてくるはずだ。
駅の花、代表的なものはダリア、カンナはいまでもある。九州などの駅ではいまは
サルビアが見られる。キョウチクトウ、ムクゲもよくある。松葉ボタンの植えてあ
る駅はもうそれだけで文学だ。
3番線ホームには赤い松葉ボタンが咲いている
40 :
名無し物書き@推敲中?:03/08/16 08:50
英国鉄道文学 傑作選 ちくま文庫 小池滋編 ★★★★★
日本の鉄道文化と異なるところが面白い
41 :
名無し物書き@推敲中?:03/08/17 07:38
駅路やうしろほめきに宵花火 飯田蛇笏
冷夏の今年は花火はいまひとつしっくりこなかった。
42 :
名無し物書き@推敲中?:03/08/17 20:38
三等車野の稲妻を浴びて走る
東武線ねむたき花をとどろかす 加藤楸邨
だれも書かない俺が書く夏の夜の鉄道文学スレ
43 :
名無し物書き@推敲中?:03/08/18 04:53
眠いぞ、頭の中で電車が走っている、どうしてくれんだ
44 :
名無し物書き@推敲中?:03/08/18 04:55
なんで夜に貨物はしらせんだ!ねせろよ、まいったよ、目さめちまったぜ
45 :
名無し物書き@推敲中?:03/09/06 08:36
この板もう死んでおったとおもうとったのにまだあった。だれも知らないことだけ
ど、ここだけの秘密。種田山頭火、行乞放浪の詩人、あれは鉄道ファンじゃった。
46 :
名無し物書き@推敲中?:03/09/11 22:11
∧∧
⊂(・∀・)つ-、 <あんっ?
/// /_/:::::/
|:::|/⊂ヽノ|:::| /」
/ ̄ ̄旦 ̄ ̄ ̄/|
/______/ | |
| |-----------|
47 :
名無し物書き@推敲中?:03/09/25 19:08
世田谷線の踏切渡るとき若林方向へのゆるいカーブは女の尻
48 :
名無し物書き@推敲中?:03/09/27 09:53
どの駅もキャベツ滞貨の花輪線 高橋青桐
せっかくだから、鉄道小説をどうやって創作するかってスレにしちゃいなよ。
エッセイや推理ものは大家が出てるんだから、その他のジャンルにどうやって応用
するかが問題だね。
ちなみに知らない人のためにいうと、エッセイの大家は先日亡くなった宮脇俊三さ
んだね。この人は中央公論の編集長でもあったんだよね。色川武大と仲よかったの
かはしらない。
50 :
名無し物書き@推敲中?:03/09/27 21:13
うん、そうね、鉄道小説をどうやって書くかいいねぇ。グッドアイディアだね。だ
いぶ昔だけど、博多発新大阪行きの最終こだまでの物語を読んだことがある。傍流
にこそ文学が潜んでいる。鉄道って傍流だよね、だけどきらり真実がある。創作文
学の題材だよねぇ。なんかね、このスレッド筋違いだけど、テーマそれにするとい
いね。なんかね、一月ぶりに見たらあったからとりあえず書いているの。
51 :
名無し物書き@推敲中?:03/09/27 21:19
52 :
名無し物書き@推敲中?:03/09/28 14:46
鉄道文学の素材はどこにあるかですね。車中はありますね。でも乗客同士が話を
しなくなりましたね。出会いはそれでもありますよね。車窓は芸術ですね。でも
新幹線みたいだとほとんどおもしろくありません。視力で追える窓辺がいいです
ね。そうなるとローカル線ですね。車両の音、信号の色、駅の待合室、鉄橋、ト
ンネルなどたくさんありますね。
鈍行じゃなきゃダメだよ。
青春18キップものいいんじゃないかな。前に虎の穴で一作あったんだけど
本格的なものじゃなかったから。
ただ秋の時期が書けない。売ってないから。
54 :
名無し物書き@推敲中?:03/09/28 16:30
なぁる、18切符か。五日間のストーリーだな。枕崎から稚内はありふれている
ものなぁ。釧路から西唐津とかだったらまだいいかも。ぶらり18じゃあなあ、
あてのない旅をするか。問題はストーリー性だな。
55 :
名無し物書き@推敲中?:03/09/28 16:46
釧路駅のホームで啄木に出会うとは思ってもみないことだった…あと続かねぇ!
18キップは5日有効だけど、使える期間がけっこうあるんだから無理して
連日使わなくてもいいわけじゃない。
旅先であった美少女を連れて18キップ2日分で旅行、なんてのもいいかも
ね。駆け落ちしてもいいし。
57 :
名無し物書き@推敲中?:03/09/28 21:23
ながらで駆け落ちですね。東海道の夜行鈍行駆け落ちは味があるかもしれません。
美少女だとちょっとありふれですから、誰かわからないとするといいかもしれませ
んね。それこそ出会い系サイトで逢った人と東京駅で待ち合わせるとかも話として
はおもしろいかもしれませんね…
18切符は厨御用達なので勘弁して欲しいところ。
……しかも鈍行に地元女子高生以外の若い女の子なぞ(以下略)
>>57 ながらで駆け落ち、イイ!
一日で九州までいけるもんね。気が付かなかった。
東京での忙しい生活に疲れた男女が下関あたりでへ逃げる展開にしてもいい。
出会い系サイトで知り合った同士がともに自殺志望者で、最後の旅行に旅立
ってどこかで自殺しようとして、部屋に残っていたメール履歴が元で助け出さ
れる展開にしてもなかなか。
おお妄想が膨らむ。
62 :
名無し物書き@推敲中?:03/09/29 09:31
ながらで駆け落ちいいね。しかも出会いで逢った彼女。東京駅で会うと期待通り
じゃないんだよね。それでも夜汽車にのっていると少しは関心が深まる。そうね、
半ば自殺行だよね、当てのない青春18切符の旅。猶予は5日、四国に渡ること
にするか。しわくちゃの婆さんが二人を泊めてくれる、決意が深まったり浅く
なったり。開聞岳まで行くと希望湧いてくるかもしれないね…
63 :
名無し物書き@推敲中?:03/09/29 10:34
俺、ほしいと思っているもの、鉄道文学全集だ。創作板の連中頑張って
鉄道文学全集創ってくれぇー
64 :
名無し物書き@推敲中?:03/09/29 14:01
鉄道物語作家っているんやねぇ。グーグルで一件ヒット
65 :
名無し物書き@推敲中?:03/09/29 15:06
日本鉄道文学全集、検索したけど、ねぇや。創ってほしいわぁ
66 :
名無し物書き@推敲中?:03/09/30 07:10
青春18切符を持った俺の心のシグナルは赤色に変わった。東京駅動輪の広場で
はじめて出会った女、チャット名はマリンだ。彼女は思っても見ないイメージだ
った…とんでもなくだせぃやつ、鼻が低くて目が細い、唯一とりえと言えばくち
びるの形がいい
67 :
名無し物書き@推敲中?:03/09/30 08:21
未明の稚内駅は霧に包まれていた。始発ジーゼルのテールランプの二つ目玉
が赤くうるんでいるよう。と、そのホームに現れた人影…
68 :
名無し物書き@推敲中?:03/09/30 08:46
鉄道文学の冒頭な、そっかよ。
志布志駅発、最終南宮崎行きは20時25分、定時に発車した。乗客はた
った一人だ。進行右手海側の席に座っている。
69 :
名無し物書き@推敲中?:03/09/30 10:43
雨の日夜
東北沢駅下北寄り踏切
最後部の電車がジョイントを
通過したとたん
車輪から青い火花が散った
70 :
名無し物書き@推敲中?:03/09/30 18:35
↑東北沢2号踏切でねぇのか。藁
71 :
名無し物書き@推敲中?:03/10/01 07:57
トンネルを抜けたとたん海が広かった。遮るもののない視界、さっきまでいびきを
かいて寝ていた老人も目を細めて車窓を眺めている…鉄道文学の書き出し。でも後
が続かないよ。独り掲示板だ、ま、いいか。なくなるのもよし。
72 :
名無し物書き@推敲中?:03/10/02 11:36
新幹線品川駅開業、昔近くにタヌキ住んでおったいう話やからな。
73 :
名無し物書き@推敲中?:03/10/02 20:11
タヌキは御殿山か?
74 :
名無し物書き@推敲中?:03/10/02 20:18
75 :
名無し物書き@推敲中?:03/10/02 20:30
本気で稼ぐ気ないわ。青春18切符買えれば人生黄金。のんびり鉄道文学といこう
じゃないの。
76 :
名無し物書き@推敲中?:03/10/03 10:27
文学板に移転した。うん板違いだった。→鉄道文学を熱く語らない?
77 :
名無し物書き@推敲中?:03/10/03 17:56
79 :
名無し物書き@推敲中?:03/10/04 04:33
鉄道文学というのが論じられるようになるのは、うん、いいな
80 :
名無し物書き@推敲中?:03/10/04 11:43
おもしろい鉄文書いてくれや
青信号の微かな灯りがレールの踏み面を浮き上がらせている
82 :
名無し物書き@推敲中?:03/11/29 13:17
薄暗い山道の果てにとんでもない鉄道が走っていた。人っ子一人とていないバラック
の駅舎には「x蟷螂鰒鉄道」と記されていた…
83 :
名無し物書き@推敲中?:03/11/30 09:25
レンガ造りの廃線鉄道を歩いているときだった。天井から滴る水が暗黒の空間で
跳ねている。静かだ。が、汽笛が聞こえた。穴蔵の向こうを見るとヘッドライト
をつけた機関車がこちらへやってくる…
84 :
名無し物書き@推敲中?:03/12/01 21:19
むかし、タヌキが汽車に化けたという話はよくあったよう。藁
85 :
名無し物書き@推敲中?:03/12/05 19:27
あげまーす
はい、あげられました。タヌキ鉄道は好きだな、現代でもいきているもの、うん
87 :
名無し物書き@推敲中?:03/12/06 07:30
新幹線題材にして書けるか?。
窓開かないから蜜柑投げられねぇ。東海道、山陽新幹線の販売員を主人公にしたの
はかけっかもね。
西鹿児島23:09分発の指宿行きはたったいま駅を発車したばかりだった。
89 :
名無し物書き@推敲中?:03/12/12 22:48
吉松駅のノートに暇にまかせてだれかが自分の乗ってきた路線を克明に書いていた
あれが印象に深く残っている。鉄道文学の片鱗か?
90 :
名無し物書き@推敲中?:03/12/13 00:09
のぞみをイスラム原理主義がジャックする小説がこの前
ハードカバーで売ってたけど、タイトル忘れたなあ。
ちょっと読んでみたかった。
91 :
名無し物書き@推敲中?:03/12/13 09:07
「のぞみ」乗っ取りね、ぶっそうだね。どうしてもさ、アクションものになっちゃ
うね。
新幹線ウエイトレスが夜に通りかかった徳山の精油所見て、ああん、って、彼氏
思い出すのってどうなんだろう、w
92 :
名無し物書き@推敲中?:03/12/14 08:18
始発列車よりも、最終列車の方がドラマがある。一日の終わりを引きずっているか
らだろうね。
東京駅発「銀河」に飛び乗ったところ、車内放送が「この列車はあぷりしおん行き
の急行銀河です」と告げた。おれは、聞き違いかと思って通りかかった車掌を呼び
とめた。……
93 :
名無し物書き@推敲中?:03/12/14 18:09
↑宮沢賢治の模倣?、w
94 :
名無し物書き@推敲中?:03/12/15 20:22
宮沢賢治の夜汽車はいいね、夜汽車の窓は水族館
95 :
名無し物書き@推敲中?:03/12/16 22:23
銀河の鉄道はバラストが星の宝石
96 :
名無し物書き@推敲中?:03/12/17 20:28
トパーズか?
97 :
名無し物書き@推敲中?:03/12/20 20:54
「かばすぽっ」と架線がスパークして光った。多摩川鉄橋を渡っている東急東横
線の桜木町行き電車だった。ホームレスの都達治はその瞬間、電車の真上に銀色の
物体が浮かんでいることに気づいた…
98 :
名無し物書き@推敲中?:03/12/22 20:41
宇宙空間鉄道、ね、一歩外れるとこわいけどね、いいかもな
99 :
名無し物書き@推敲中?:03/12/23 09:53
連結器がこてんと鳴って故郷の駅に着いた。プレハブの小さな小屋が、あの懐か
しい駅舎だった。
100 :
名無し物書き@推敲中?:04/02/05 00:41
100ゲットできたら、えみと結婚できる。
「きかんしゃ やえもん」
子供の頃に読んだ。お気に入りの1冊。
「点と線」
ワクワクした。
「鉄道公安官」、島田一男著
あまり知られていないけど、なかなかオモロイ。
映画「喜劇 特急列車」
マニアックな映画だが、渥美清の車掌が笑える。
102 :
名無し物書き@推敲中?:04/02/07 19:13
102ゲット
「塩狩峠」三浦綾子?著 って、鉄道文学の部類に入らないの?
104 :
名無し物書き@推敲中?:04/02/14 19:33
保守age
「塩狩峠」、いいねぇ。信仰と鉄道業務
>>101 訂正
×映画「喜劇 特急列車」
○映画「喜劇 急行列車」
渥美清の車掌だったらやはり急行列車がよく似合う。なんか覚えあるな。長崎
行きの寝台列車の車掌じゃなかったかな?
>>107 (´-`).。oO 知ってる人がいるんだなぁ。ブルトレの中でお産が始まって、車掌(渥美清)の奥さんが産婆さんで、
乗客の出産を手伝うんだ。
へぇそうなんだ、そういわれりゃそんなこともあったなぁ。おぼろげな記憶
だ。昭和40年代ぐらいの話だよね。なつかしいものだ。
鉄道創作文芸、昭和黄金時代の汽車に乗ろうとかいうのどうかな?
喜劇 急行列車(1967)
特急列車の専務車掌青木吾一は、十七歳から鉄道一筋に生きてきたベテラン
で、妻きぬ子との間にできた四人の子供も、特急・さくら・つばめ・ふじと汽
車の名前をつけるほどの鉄道キチガイだ。持ち前の顔は少し間が抜けているが
、乗客には徹底した奉仕、部下の指導にはなかなかのウルサ型だ。食堂車のウ
ェイトレス洋子と恋愛中の乗客掛古川など年中、青木の叱言をあびていた。東
京出発、長崎行「さくら号」に乗組んだ青木は、乗客のなかにかつての知合い
で初恋の人、塚田毬子を発見した。ネットに載っているあらすじ
他にも「喜劇 初詣列車」とか「喜劇 団体列車」もある。
当時の国鉄が協力してるから、映像資料としても役に立つ。
マニアが撮影したSLやブルトレの映像もあるけど、鉄道マニアは列車重視で撮影してる。
だから車内の様子とか、車掌や駅員が使う専門用語、敬礼の姿勢などは、昔の映画が参考になる。
なるほどね汽車文化は一般向けに作られた映画に眠っているということだね。創作
する場合は映画は資源になるね。映画なんかだとときどき牽引機関車の番号が違つ
たりするけどね。かえってそこがおもしろいね。
113 :
名無し物書き@推敲中?:04/02/26 23:19
良スレにつき、age保守
鉄道マニアは、どうして車両ばかり撮影しているんだ。
小説を書く側としては、食堂車のコックの日常とかウエイトレスの仕事が知りたいんだヨォ。
運転手と駅員の会話とか、線路保安員の一日とか、そうゆう資料はほとんどない。
駅の平面図は、鉄道模型の本を買って、やっとわかったぐらい。でも、そこで働いている人の
日常がわからないと、ネタが作れない。想像はできるけど、想像ばかりでもねえぇ。
いや、ホント、困ります。
小説を書く人は、根本的には人に興味がある。
が、しかし、鉄ヲタは人にはまったく興味がない。
ゆえに、車両しか撮影しないのは当たり前。
で、話は多少スレタイからずれるのだが、映画が出たついでにTVドラマで一つ。
昔やってた刑事物で「特捜最前線」ってのがあったのだが、各話必ず鉄道のシーンがあったなあ。
アメリカの鉄道小噺
客 「この列車は、間違いなくサンフランシスコへ着くだろうな?」
車掌「たぶん、着くと思いますよ」
客 「何時ごろ、着くんだ?」
車掌「さあ、3日も先のことは、わかりません」
大陸横断鉄道で、旅客を運んでいた頃のネタだそうです。
鉄道小咄ね、懐かしい時代の話。
ああ、小説を書く人って根本的には人に興味がある。それはそうだよね。機械
の表情書いても面白くないものね。でも、鉄道文学っていうか、これって人間
が機械に感情移入しているんだよね。そこがおもしろいな。
この板廃れたのに盛り上がっている。笑。本家本元は、文学板に引っ越して
もうまもなく「1000スレッド」に届きそう。後どうすんのかな、笑
>>114 鉄道ジャーナルとかなら一応参考になると思うよ。
社会派気取っている雑誌だから裏方とか結構取り上げている。
ああ、ネタね、自分で探すしかないね。前に九州寝台特急の販売員のアルバイト
していた人から話聞いたことあるな。現場にいた人がリアルな話持っているも
のな。東京圏内と関西圏内だと車内販売の品物の売れ筋が違うとか。下関に着く
とほっとするとか。仮眠は狭い乗務員室でとか、空いていれば客用ベットにと
か
機関車が滅びていまは機関車乗りが少なくなっている。取材はいまだね
121 :
名無し物書き@推敲中?:04/03/06 11:47
あげとこ
122 :
名無し物書き@推敲中?:04/03/13 20:33
地球規模で求められているCO2削減を文学的にどの程度達成可能か。汽車文学
回帰は必須か?
123 :
名無し物書き@推敲中?:04/03/22 14:31
分相応ということ考えれば、鉄道への回帰は必要だね。近代はスピードが先鋭
化した時代とも。スピードを鈍化させることで文学は回復するかもな。
鉄道ミステリーとか、時刻表ネタなら、定番なんだけどね。
125 :
名無し物書き@推敲中?:04/03/22 20:32
>>114 運転士や車掌が書いてる本も幾つかあるから、参考にしてみては。
「JRの秘密」や「運転士裏乗務手帳」等・・・
126 :
名無し物書き@推敲中?:04/03/24 11:54
そうね、昔の機関士とかから聞くのはいいね。けど、もうそういう人たちが
高齢化してなかなか話が聞けなくなったね。現場にいる人はリアルだよね。
たとえば、電車を運転するのは腕じゃない、腰で運転するんだとかね。
腰で運転か、そう、リアルだよな。
128 :
名無し物書き@推敲中?:04/04/02 21:27
電車といえば、川谷拓三が路面電車の運転士役をやってたTVドラマがあったっけなあ。
路面電車が全廃され、「陸上」勤務になってしょぼくれてたところ、開通する地下鉄の一番電車の運転士として白羽の矢がたつ。
彼は喜び勇んで走行ルートを覚え込むが、当日実際に運転してみると・・・
へぇ、おもしろいわ。鉄道のリストラね、うん、地下鉄の運転士か、どうせ
走るのなら雨が降ったり、日が照ったりするところがいいな。そだな、路線
おぼえるいうこんは大事だな。○キロ地点は上り勾配いくつだから、その手
前はノッチいくつで抜けるとか
レス数どっこいどっこい、w
オリジナルか。
電車が発車したとたん、ライザはとんでもないことを思いついた。
電車の響きには人の想像をかき立てるものがある。
電車の響きには人の想像をかき立てるものがある。
136 :
名無し物書き@推敲中?:04/04/08 20:38
電車の響きには人のα波をかき立てるものがある。
137 :
名無し物書き@推敲中?:04/04/09 02:03
キカンシャ トーマス
138 :
名無し物書き@推敲中?:04/04/13 19:02
書店で、興味深い本をみつけた。
「鉄道ひとつばなし」原武史、講談社現代新書1680、03年9月20日発行。
旅行記と鉄道エッセイの本。作者は社会学者みたい。民俗学者かな? よくわからない。
139 :
名無し物書き@推敲中?:04/04/13 22:26
読んだよ、うん、それおもしろかった。時計の普及と鉄道のそれとがからむ
のだよね。それで北の方が時計の普及がはやかった。おもしろい
これから「鉄道ひとつばなし」を読みます。
面白い本なんですね。買ってよかった。
うん、文化史的におもしろい。天皇の鉄道巡幸が国家統治に役立ったとかいう点
はおもしろいなと。ええ、思いましたよ。車窓風景でどこがいいかっていう点は
異論ありますけどね、w
車窓絵画
車窓絵描くと文章修行になる、描いてみて
今日も黒い線が車窓に流れている・・・
もうちっと立体的に描いてくれるといいかな、期待
むずいむずい
147 :
名無し物書き@推敲中?:04/05/08 21:24
もういい加減に西村京太郎の話題がでてきても、よさそうなものですが。
下り特急富士殺人事件など。
西村京太郎初期はまだマシだと思うが下り特急とか
ミステリー列車とか最近は句読点をただ多くして
新線新列車が出たらとりあえずそれをテーマに
書いてるだけだからね
鉄道ミステリーを鉄道文学かというとちょっと疑問符。
150 :
名無し物書き@推敲中?:04/05/09 20:58
やはり、ミステリー小説は、文学とはいえませんか? たしかに境というものがはっきりしませんね。
もし、そうなら少し残念。
句読点は多いですね。読みづらくなる場合があります。
ミステリー小説をどう位置づけるか。ありますね。排除はしませんね。この間、
テストされてしまいました。窓辺の光景を部分引用されて誰かと、多分ミステリー
とは思いましがが案外にうまかった。
鉄道文学がなにかってありますけど、私は車窓の巧みな場面っていうは認めていま
す。文学板の鉄道文学は人がきません。暇だったらおいでください。笑
152 :
名無し物書き@推敲中?:04/05/10 14:30
面白いことに出会った。黒岩保美、鉄道絵を描く人として知られている。その人の
エッセイ読んでいたら絵画でも同じようなことがあると。例えばモネの機関車の絵
は芸術だ。が、マニアックなものはそうとはいえない。境界線問題が面白かった
「80日間世界一周」のアメリカ編は、大陸横断鉄道が舞台。
子供の頃はワクワクしながら読んだ。インド編も好き。途中で線路が工事中になって、象に乗り換える。
なるほどね、むかしは鉄道旅だったのだね。途中で汽車が突然に止まった。「みな
さん、この間降った大スコールで線路はこの先通れません。ここからは像に乗り換
えます」「え、だいじょうぶかよ、窓の外には虎なんかいるじゃないか」とか、で
すね、面白そう
鉄道文学というとき総体で考えるか、部分で考えるかということあるな。総体
で考えるとテーマ性が問われるな。部分で考えると文芸、文の芸が問われる。
部分の評価は自ずと批評も厳しくなる
156 :
名無し物書き@推敲中?:04/05/29 20:42
踏切の警報機がとつぜん鳴り始めた。通りかかった三毛が一瞬振り返る。黒と
黄色の縞模様の竹竿がゆっくりと下りてきた…保守
このごろ警報機はデジタルになったからいやだ
158 :
名無し物書き@推敲中?:04/06/05 09:30
テールランプがデジタル化して書きにくくなった。w。
詩織の乗った電車はデジタルのテールランプをレール面に映さずにそそくさ
と消えた……ってか?
159 :
名無し物書き@推敲中?:04/06/05 17:13
振り返ると、なんとテールランプが無い!と思ったら・・・貨物列車だった。
160 :
名無し物書き@推敲中?:04/06/09 12:07
うん、あるな。貨物列車は書きにくくなったよ。テールマークはついているけど
ランプはついてねぇもんな。コンテナになって特徴がないしな。おっと隣に停ま
ったのは家畜車だ。みんな吊革つかまってこっちを見ている。赤い顔の猿、めがね
かけたパンダ、髪の長いライオン……わけわからん、w
161 :
名無し物書き@推敲中?:04/06/09 20:44
そうか?コンテナ貨物とすれ違う時は、積んでない場所があると
不規則に向こう側の景色が見えて面白いけど・・・。確かに昔と
比べれば味気ないものも多いけど、新幹線から見える景色だって
馬鹿には出来ない良さがあると思うよ・・・。
162 :
名無し物書き@推敲中?:04/06/27 17:43
新幹線ね、ちょっと旅情が欠けちゃうからな。でも人が乗っていることは
確かだから、そこに旅情を書き手はあぶり出さないといけないか。なかなか
163 :
名無し物書き@推敲中?:04/07/09 22:59
age
164 :
名無し物書き@推敲中?:04/07/23 20:03
踏切を題材に書くといいかもよ。おれ踏切好きだな
165 :
名無し物書き@推敲中?:04/07/23 23:51
その踏切もだんだん減っていくな・・・
阿呆列車。
167 :
名無し物書き@推敲中?:04/07/30 10:51
阿房列車じゃないか、あれは文芸芸術鉄道だな
そう、阿房列車だった。w
『特別阿房列車』の最後にトンチクイズみたいのがあるじゃん。
旅館のお勘定の話。
あそこ、何度読んでもからくりが解らんです。
169 :
名無し物書き@推敲中?:04/07/31 22:22
ああ、お勘定ね、言われたら思い出した。
あれは狐狸の金勘定かもしれませんね
170 :
名無し物書き@推敲中?:04/08/05 12:33
狐狸と鉄道は極めて近い関係にあるものな。
狐狸鉄道物語 読んでみたいわ
171 :
名無し物書き@推敲中?:04/08/07 20:19
創作文芸に話題提供するよ。2チャンネル鉄道総合「D51が100円でオー
クションに」は47の書き込み見るだけで創作の材料になると思うが。
どうだろうか。暇あったら探してみてね。
172 :
名無し物書き@推敲中?:04/08/17 20:20
□◆サイト宣伝・紹介・観察はここでやれ!◆□
ここにこのスレ出てた。w。日陰でも存在することが花鉄道文学
173 :
名無し物書き@推敲中?:04/08/22 13:58
鉄道文学は速度との関連性あるな。人間的なスピード走っていれば文学生じる
けど、それを越えると難しいわ。在来線的なスピードやったらいいんだよな。
174 :
名無し物書き@推敲中?:04/09/12 11:58:19
目覚めると、きゃんきゃんきゃんという音が聞こえた。起きあがって外をのぞくと
踏切警報機が赤く点滅していた。時計を見ると午前2時13分だ。
「電車なんかくるわけねぇのに」
175 :
名無し物書き@推敲中?:04/09/13 02:43:37
様子見あげ
ブルーとレインとか?
178 :
名無し物書き@推敲中?:2005/05/04(水) 22:20:24
鉄道、大好き!
事故、大嫌い!
鉄ヲタきもい
さげ
181 :
名無し物書き@推敲中?:2005/09/07(水) 18:55:37
保守アゲ。
182 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/14(土) 05:14:56
鉄道文学には、まだまだ未開拓の荒野が広がっている。
この荒野に若い情熱をぶつけて欲しい。
前人未到の日本文学が生まれる至福の瞬間に
立ち会えるかもしれないではないか。
183 :
五木元太郎:2006/01/14(土) 07:44:44
羽澄不一の私立鉄道公安官シリーズは傑作だよ。
184 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/14(火) 04:30:15
鉄道文学ならミステリー。
ガボリオやポーが何か
書いていないのかな。
185 :
厚岸兵衛:2006/02/20(月) 07:01:25
羽澄不一の私立鉄道公安官シリーズはミステリだけど?
羽澄不一は若い頃、「砂の器」の野村監督に作品の映画化を打診され、いい思い出だったと書いている。
「透明人間アレフ」は「砂の器」ばりの大ロマンだよ。
186 :
名無し物書き@推敲中?:2006/03/19(日) 08:42:15
それにしても、無名草子さんたちとは、さぞやすごい作家先生の匿名書き込みなんでしょうね。
作家なんて才能が全てだから、津井ついみたいに、いくら努力したって駄目なものは駄目ですよ。
私なんか、早々に見切りをつけて趣味の世界で細々ですから。
小説現代ショートショート・コンテスト優秀賞受賞 阿部敦良
187 :
名無し物書き@推敲中?:
コピペウザス