1 :
無名草子さん:
2 :
無名草子さん:2006/08/03(木) 01:03:12
2
一応保守
ご冥福を
うわ、見返したら「享年」に「歳」つけちゃってた…
ちょっとブックオフにあるやつ買い占めてくる
おっと、ここか。
とっくに亡くなられていたと思っていたので、二重の驚きだった。
「高熱隧道」「関東大震災」「戦艦武蔵」くらいしか読んでないけど、
ノンフィクションっぽい作品が好きだ。
つうか、読みやすい。
羆嵐と漂流はぜーーったいはずせないでしょう
>>8-9 有難う。読んでみる。
しかし、クマっていう漢字が出てこないな・・
なんか、気象現象の事かな?クマと闘う話?な訳ないか・・
11 :
無名草子さん:2006/08/03(木) 22:29:31
夏の夜は「羆嵐」が最高!涼しくなるよ、あのリアル感は凄いよ北海道に行けなくなるよ。
12 :
無名草子さん:2006/08/03(木) 22:30:50
羆=ひぐま
>>10 「ひぐま」で変換してみれば出ると思うよ。
「羆嵐」は冬の夜に布団の中で読むのもいいよね。
「漂流」は寝る前に布団の中で読んでる
>>12-14 有難う。前スレを半分くらいROMしてみました。
タイトル通り、羆が出てくるみたいですね。
札幌に4年ほど住んでんで、その時読みたかったですね。
三陸大津波も吉村作品だと知りました。
「羆嵐」「漂流」楽しみです。
ていうか、このスレというか、板に来たのも初めてですが、
みなさん親切ですね。有難う。
たまに勝手に来ます。
天国に行っても刑事に間違えられてたりして。
18 :
無名草子さん:2006/08/03(木) 23:35:00
残念です。
恥ずかしながら、いま知りました。
ご冥福をお祈りいたします。
「歴史」「史実」「不条理」「切ない」「温かい」「透徹」「戦争」「東京」
・・・・・・・・・・・。
ありがとうございました。
芸スポで訃報のスレが立ったけど、まともなレスが多かったし結構伸びてたね。
21 :
クマー:2006/08/04(金) 04:41:53
羆関係では『熊撃ち』なんて短篇集もあったね。
絶版だけど古本で手に入れたよ。これもなかなか衝撃だった。
千歳とか舞台だし。
22 :
無名草子さん:2006/08/04(金) 08:41:40
吉村昭はただのアカだろ。
日本軍人が、救命ボートで部下の腕を斬ったとかいうデタラメを書いてたし。
23 :
インテリ自信家:2006/08/04(金) 08:57:31
24 :
無名草子さん:2006/08/04(金) 09:04:01
来世でワイングラスに常温の日本酒を入れて楽しんでください ああ21時以降にね
25 :
無名草子さん:2006/08/04(金) 09:06:06
西の横綱・藤本儀一 東の横綱・吉村昭
26 :
クマー:2006/08/04(金) 17:20:53
輸送船を撃沈された陸軍将校が、救命ボートに群がる兵隊の手首を切り落とした話を書いてたよ。
吉村昭だけに捏造とは思えないなぁ。
>>27 ウソに決まってるだろw
帝国軍人がそんなことをするわけがないじゃん。
それ前スレでも散々もめてた気がする。
どうせ決着つかないんだろうし、荒らすなよ・・
そういった史料があったっつーだけだろ。
>>28 ウソに決まってるだろw
帝国軍人がそんなことをするわけがないじゃん。
吉村擁護派=吉村がデタラメを書くわけがない。
軍人擁護派=帝国軍人がそんな事をそるのは、あり得ない。
どこまでいっても平行線なんで、この話題はもういいよ。
>>29の言う通り、前スレでさんざんやったんだし。
33 :
ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :2006/08/04(金) 21:23:38
前スレで吉村昭的作家という例で、小川一水の名が出て来たのにはびっくりした。
俺は抵抗無くSFも読むので、最も注目しているSF作家ではあるが、
吉村ワールドに女性キャラ「萌え」はあり得ない。
また、小川作品の意図したうえでの、徹底したハッピーエンド志向も吉村ワールドとは
対極にあるやに思う。
仮に、吉村昭が「第六大陸」を書いていたらと想像してみると面白いが、
「高熱ずい道」や「闇を裂く道」の如く女気皆無なハードな土木小説になっていたか。
ハードボイルド土木小説でんなw
こんなジャンルありえねーですじゃ。
でもスゴス
役所勤めしているころに、作家だってことを知らない上司に“もっと上手に文章
を書き給え”って注意されたが、あとで作家だって分かると“どうして黙ってた
んだ、恥をかいたじゃないか”って言われたってのは、この吉村氏だったっけか?
36 :
無名草子さん:2006/08/04(金) 23:20:47
>>31 帝國軍人て満州から真先に自分の家族を逃がしたんだっけ?
帝國軍人てシベリア抑留のとき部下の食料のピンハネをしたんだっけ?
帝國軍人て終戦のどさくさで隠匿物資を横流ししたんだっけ?
帝國軍人て大本営発表で日本国民を騙していたんだっけ?
ネットウヨって自分の都合の悪い事は捏造にするんだっけ?
此処は君の来るスレじゃないよ。
ネウヨのアホさについては同意ですが、前スレで終わってますので。
かまって煽るのはやめましょう。
38 :
無名草子さん:2006/08/05(土) 00:21:06
おそらく、天上の神さまが吉村氏の小説を読んで感動して、
お側においておきたくなって天上に召したのだと思うよ。
神さまに愛されたから天に昇った、そう思おうよ。
>>36 ウソに決まってるだろw
帝国軍人がそんなことをするわけがないじゃん。
41 :
無名草子さん:2006/08/05(土) 00:31:38
部下をインパールのどうしようもないほどの死地に放り出しておいて、
自分は500kmも離れた遙か後衛の安全地帯で酒を喰らい芸者とおまんこ三昧なのも
まぎれもなく、帝國軍人。
吉村氏に、上記のような人間を描いていただきたかった・・・・・・
羆嵐じっくり読んだけど、
銀オヤジが熊と遭遇して区長も熊を確認したあと、
銀オヤジの腰にすがりつきたくてたまらんくなって
足震えてへたりこんだとこ、こっちまで緊迫して怖かったよ。
>>36 ウソに決まってるだろw
帝国軍人がそんなことをするわけがないじゃん。
ネトウヨが馬鹿だと言いたいのはわかったからもう荒らさないでくれ
いまさらだけど、きのうの日経朝刊で黒井千次が吉村さんについて
文を寄せている件はどなたも触れないのね。
印象深かったのは、原稿は締め切りぎりぎりになって仕上げるほうが
編集者も重みを感じるだろうし、懊悩の末傑作となるかもしれない、と
生前の吉村さんが語っていたこと。そのうえで、吉村さんはそういった
やり方は出来ず、キチンと締め切り前に仕上げていた、というエピソード。
46 :
無名草子さん:2006/08/05(土) 14:15:42
炎のなかの休暇がいい!
>>45の
>懊悩の末傑作となるかもしれない
の部分は誤り、というかそんなことは書いてありませんでした。
正確には、キチンと約束通りに渡される原稿は編集者に軽く扱われ、
どうも傑作とはなりえないのではないか、という吉村さん終生の疑念
について黒井氏は記しておりました。長文ごめんなさいね。
49 :
無名草子さん:2006/08/05(土) 15:34:20
文春文庫で扱っている作家で国民的に愛された方は、
弔辞や年譜、各著名人のエッセイ、作品リストなんかをまとめた文庫本が発刊されますよね。
藤沢周平、司馬遼太郎、遠藤周作なんか出てます。
ぜひとも吉村昭さんもと願うのですが三氏に比べどうしても知名度が・・・。
よしんば知名度で負けていなくても、三氏の広範な読者層に比べると読者数が・・・。
作家同士での付き合いも希薄だったみたいだし、尊敬されても文学に対する
真摯さから他の作家から敬遠されてそうだし・・・。
いや出てもおかしくないはずだ。文庫本でもないし、会社も違うがあんなにマイナーな
須賀敦子の追悼特集も出たのだから。
でも出版されるかやっぱり不安です。でも読みたい。文春さんお願いします。
50 :
無名草子さん:2006/08/05(土) 17:00:01
今、一冊読み終えたけど
やっぱり、この人は神だわ
「海の史劇」
素晴らしい。
次は・・・「破獄」にしようかな。
ハヤクゼンシュウデナイカナー ネー
∧_∧ ∧_∧
( ・∀・) ワクワク (・∀・ )
( ∪ ∪ ∪ ∪ )
と__)__) 旦~ 旦~ (__(__つ
童貞だった高2の夏、俺は課題で読まされた
黒井千次の「春の道標」に激しく萌えた。チラ裏スマン。
54 :
無名草子さん:2006/08/05(土) 18:53:45
日経で黒井千次氏が文章を寄せていたが
吉村氏を評論するような資格がある作家ではない
吉村氏に気の毒だ
黒井千次読んだことがない人間が何を言ってるんだか(笑)。
そういうことを言う人間に吉村は怒るだろう。
資格がない評論家気取りはお前さんのほうだよ。
56 :
無名草子さん:2006/08/05(土) 19:45:27
>>55 黒井千次ごとき読んでるよ
ボケじじい
吉村さんが怒ろうが知ったことか
おまいら不毛な争いはやめろ
今は喪に服す時だ
全集もいいけど文庫のままどこの本屋にも何冊かはある
という状態であり続けてほしい
あるいはそっちの方が難しいのかも知れないが
59 :
ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :2006/08/05(土) 23:06:13
前スレに純文学向きではなかったとするレスがあったが、
「星への旅」「彩られた日々」「少女架刑」等を読んだことがあるのだろうか。
ここには独自の透明感溢れる吉村文学の真髄がある。
重厚な記録・時代ものばかりが氏の作品ではないのだ。
>>60 サンクス。出だしは吉村作品ではあり得ない艶っぽさだねw
62 :
無名草子さん:2006/08/06(日) 10:49:41
>>60 神以上!やっぱインターネットはすばらしい。
脚本 倉本聡なんですね。感謝感謝感謝ありがとうございました。
63 :
ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :2006/08/06(日) 15:16:19
有名な学童疎開船・対馬丸撃沈を描いた「他人の城」(新潮文庫「脱出」に収録)の
ワンシーン。
「先生、先生」と、泣き叫びながらすがる学童を、教師が蹴倒している。
が、学童はすぐに立ち上がると、再び教師の体にしがみついていった。
このくだりをさらっと書いてしまえるのに、作家吉村昭の凄さを感じさせる。
熊のぬいぐるみが暴れまわる木曜ゴールデンドラマ「羆嵐」が見たい。
爆笑するらしい。
三国連太郎の名演技、クロード・チアリの音楽、暴れまわる熊のぬいぐるみ。
誰かうpしてくれ。
65 :
無名草子さん:2006/08/06(日) 19:32:32
66 :
無名草子さん:2006/08/06(日) 20:05:11
最近、こういう人増えてるのかな?
ネットウヨって言うんでしょ?
68 :
無名草子さん:2006/08/06(日) 21:46:05
>熊のぬいぐるみが暴れまわる木曜ゴールデンドラマ「羆嵐」が見たい。
この一文だけでもうお腹いっぱいだwww
面白すぎるw
>>69 ググッてみた。
日本テレビ 火曜サスペンス劇場
羆嵐(くまあらし)
監督:降旗康男 主演:三國連太郎 公開年:1980年]
留萌管内苫前町字三毛別(現在は苫前町字三渓別?)で実際に起こった事件を
元にしている。
小さな集落に突然熊が襲い掛かり、女性ばかりが大きな被害に遭う。鬼鹿の
猟師(三國連太郎)が千松の山を越えて熊を仕留めに来るという物語で、苫前町
郷土資料館には展示が、三毛別には慰霊碑がある。後に千葉真一監督の「リメ
インズ」の元となった作品である。
撮影時には付近の住民が随分エキストラとして出演していたそうである。
苫前町 郷土博物館で45分の短縮バージョンが見られるそうです。(2004現在)
行かれる方は事前にご確認ください。
ニュー速+のスレがDAT落ちした模様。
最近「冷い夏、熱い夏」を読んだばかりなので、ガンでお亡くなりになったと聞いて
やはりとうか、まさかというか、複雑な気持ちです。
告知はされたのか、最期の場所が病院でなく自宅なのはどうしてかなど
いろいろ気になります。
ぜひ本人の筆による「冷い夏、熱い夏 自分篇」を読んでみたいものです。
74 :
無名草子さん:2006/08/07(月) 16:41:17
>>73 ガンということで、最後は痛みを軽くする治療しかないので
自宅というのは、たぶん、本人と家族の意思ではないかと思うけど。
残り少ない時間を自宅療養に当てられ、自宅で亡くなられたというのは
幸福なことではないでしょうか。
75 :
無名草子さん:2006/08/07(月) 19:40:51
心配していたはしかに罹らず良かったね
76 :
無名草子さん:2006/08/07(月) 21:57:26
>>75 そうだ!はしかで奥さんに笑われたんだよね。
小説の匠、随筆の神様・・・・・。
77 :
7=16:2006/08/08(火) 00:51:35
横スレすいません。
「羆嵐」「漂流」読ませていただきました。
個人的には「漂流」の方が、閉塞感が強く印象に残りました。
陳腐な例えで恐縮ですが「キャストアウェイ」を思い出しました。
もちろん「羆嵐」も、緊迫感があって楽しく?読めました。
人々の心が短時間で変化するのも面白かったです。
紹介して下さった方、有難うございました。
78 :
無名草子さん:2006/08/08(火) 17:54:06
「街のはなし」って女性誌に連載してたらしいけど
吉村先生がやってたとは今じゃ考えられないな
>>78 「こんなに漢字が多くちゃ読めないじゃない。だからダメなのよ。」とか言って
説教された飲み屋のオネーちゃんに街で偶然会ったらダッシュしてきて
(連載を知って)「やるーっ」と言われて肩をバチンと叩かれた。
何が「やるーっ」なのか。ってやつ妙におかしかった。
80 :
無名草子さん:2006/08/08(火) 21:41:22
吉村昭が止まりそうもない
仕事の勉強がはかどらない
81 :
ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :2006/08/08(火) 22:36:55
忠臣蔵をテーマに書かないかと打診していた編集者がいたらしいが、
「単なる私怨による事件としか思えず、興味が持てない」といった理由で、
吉村先生は遂に書くことはなかった。
読者のひとりとしては、「桜田門外ノ変」「長英逃亡」のようなリアルな筆致による
討ち入りの経緯を読んでみたかったが。
82 :
無名草子さん:2006/08/08(火) 23:50:05
>>81 確か、生の史料が入手しづらいから、江戸時代とかの古いものは
やらないって姿勢だったんじゃないかな。
それに、忠臣蔵の事件は、一般に持ってる立派な仇討ちのイメージとは
本当はかなり違ってるってのが、歴史に詳しい人の間では常識みたいだよ。
浅野の殿は少々知障気味で、おまけにゲイの気があって、周囲はだいぶ迷惑してた。
浅野家のすぐ隣に吉良の別宅があって、浅野の殿に迫られた家来が
堪り兼ねて逃げ込んできた、なんて事件もあり、吉良も元々迷惑を蒙ってたらしい。
吉村昭みたいに史実に忠実に書こうとしたら、えらいことになると思う。
>>82 そいつの相手しちゃいかん、スレが潰されるぞ。
そのコテは文学板などで前科アリ。
84 :
無名草子さん:2006/08/09(水) 00:24:18
あちゃー、了解しますた・・・
85 :
無名草子さん:2006/08/09(水) 17:57:01
____ r っ ________ _ __
| .__ | __| |__ |____ ,____| ,! / | l´ く`ヽ ___| ̄|__ r‐―― ̄└‐――┐
| | | | | __ __ | r┐ ___| |___ r┐ / / | | /\ ヽ冫L_ _ | | ┌─────┐ |
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| |_.| | / ヽ | | | |__| |__| | | | | | | | __ /`〉 / \ │ | |  ̄ ̄|
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 ̄ ̄ く_/ \ `フ |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | | | |____丿く / <´ / `- 、_// ノ\ `ー―--┐
`´ `‐' ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`‐'  ̄ ` `´ `ー' `ー───-′
86 :
無名草子さん:2006/08/09(水) 23:06:48
全集を待つのは待つっておいて
日暮里図書館に行くのが正解でないか?
88 :
無名草子さん:2006/08/10(木) 10:39:31
日暮里図書館には吉村昭の完全なコレクションがあるんですか?
俺も全集、欲しいな
買えるかどうか、買っても読み通せるかわからないけど
俺が全集買った作家は
宮沢賢治、吉田秀和くらいしかないが吉村昭の文章には別の重みを感じている
89 :
ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :2006/08/10(木) 10:50:55
文学板の過去ログを読めば、
>>83は虚言(コテハン叩き目的)とわかるはずだ。
そもそも吉村氏の前スレは俺が立てたものである。
>吉村昭みたいに史実に忠実に書こうとしたら、えらいことになると思う。
これを読みたかったが…
証人が減って来たので戦史ものの筆を断った話は有名だが、時代小説の方は資料の
問題だけではないように思う。
実際、前述した高野長英の他にも、代表作と言えるものだけでも、
前野良沢メーンの「冬の鷹」、シーボルトの娘いねメーンの「ふぉん・しいほるとの娘」等
多数有り。
90 :
無名草子さん:2006/08/10(木) 16:31:21
>>88 完全とは書いてなかったが
自らそんなものまでみたいに書いていた
91 :
無名草子さん:2006/08/10(木) 19:48:42
結果的にコテ≒荒しみたいなことがある
コテがコテ叩きを呼び結果的にスレが荒れて潰れる
コテ自身はその事は本意でないのだが
トータルでの反省がない場合やはり荒しと言える
92 :
ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :2006/08/10(木) 20:47:03
吉村昭氏と言えば、戦記もの、歴史小説、純文学短編等のイメージが強いが、
「吉村昭動物小説全集」なるものを編んでも良いくらい「動物と人間」を描いた作
は多い。吉村氏の動物小説は動物を擬人化したロマンティックなものではなく、
動物と人間の対立・協調等両者の関係を通じて人間の生き様を描くという形のものが
多く見られるのが特色である。
代表作にして最高傑作は言うまでもなく「羆嵐」。
他にも「羆」「海馬(とど)」「鯨の絵巻」(以上新潮文庫)「熊撃ち」(文春文庫)等
の作品集もあるが、品切れのものがあるのが残念。
94 :
91:2006/08/10(木) 23:21:17
>>93 リンク先面倒だから開けないけど
スルー推奨の書込みが冷静なので信頼できる
96 :
無名草子さん:2006/08/11(金) 00:28:59
部屋の本棚を何度も探してみたんですが、どうしても「羆嵐」だけが見つかりません。
吉村昭を知るきっかけになった思い出の作品でした。
クマが持っていったんじゃね?
98 :
無名草子さん:2006/08/11(金) 07:42:14
日暮里図書館リポート
キボンヌ
99 :
ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :2006/08/11(金) 11:24:50
吉村作品の如く、クールにレスを検証してゆけば問題無しでしょう。
(コテハン叩きと盲目的にこれに従う者もどうかとは思うが…)
絶版(?)らしい「熊撃ち」では、全7話中6話は北海道が舞台だが、
第5話のみが本州(富山県)を舞台としたものであり、
登場するのはツキノワグマ(=クロクマ)である。
従って、「羆嵐」でもわかるとおり怪獣張りの暴れっぷりを見せる羆と比較して
ストーリーそのものの迫力不足の感は否めないものがあるが、
昔ばなし風の哀切なラストが印象的、他の「羆もの」も迫力溢れる作ばかりであり、
吉村ファンなら、是非、手元に置いて欲しい1冊である。
>>96 「羆嵐」から吉村昭に入った人は多そうですね、私もそうですし。
他の作品も好きですが、やはり今でも「羆嵐」には特別な思い入れがあります。
「おっかあが少しになってる」だっけ?あの台詞が凄すぎる。
一度女の肉の味を知った羆は女ばかり襲うってのも(本当かどうか知らんが)恐すぎ。
>>101 「女の肉」に限定されるのかどうかはわかりませんが、
「一度人間の味を知った熊は、その後も人間を襲う」とよく言われますからね。
熊にしてみれば我々はご馳走なんでしょうか……。
武器を持たない人間は、単独だと狩りやすい獲物だからな。
熊に限らず、人間を狙う獣は大体年取ったり、怪我をしたりして、
普通の獲物を狙うのが難しくなった奴が多いらしい。
そういえば、大陸で人食いパンダが出ると、保護動物なんで簡単
に手が出せず、けっこう問題になったりするらしい。
104 :
ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :2006/08/11(金) 14:39:40
最近はチョコレートの味を知った熊が人間を襲う例があるとか。
テレビで別荘地のごみ箱をあさる熊というのを放送していたが、
「羆嵐」等の猛獣ぶりから見ると時代の流れを感じるものがある。
吉村氏がいずれこういった現代熊事情的なドキュメンタルな作を書かないかと
密かに期待していたのだが…
あとがきは、当然「かって私は「羆嵐」という小説を書き…」とかで始まる。
>>103 パンダか。
一見愛らしいアイツらも、一皮剥けばただのケモノだからなw
106 :
無名草子さん:2006/08/11(金) 14:58:32
>>100 見つからないので、書店で買い直そうと思って近所の店に行ってみたのですが
書店にもなぜか羆嵐だけ置いてなくて、、、
仕方ないので「三陸大津波」というのを買って今読んでいるところです。
吉村作品が、もう新たに生まれることはないのだと思うと寂しいです。
107 :
ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :2006/08/11(金) 17:47:48
今でも風水害があるたびに(一昨年暮れのインドネシアの大津波災害の時等)
「三陸海岸大津波」という作品を思い出すことがある。
吉村作品の中では、短か目で地味な存在の作だが、
迫り来る津波の恐怖感はまさに戦慄もの。
>>103 タイムリーというかなんというか、
さっきテレビでヒグマの事件についてやってた。
ヒグマはガソリンの匂いが好きなんだそうな。
109 :
無名草子さん:2006/08/11(金) 18:12:56
110 :
無名草子さん:2006/08/11(金) 18:31:24
>>108 そのニュース途中からだけど見た。
車だかバイクだかのガソリンが切れて山の途中で立ち往生した老人が、
タンク持ってガソリンを買ってきた帰りに襲われたらしいな。
実験としてガソリンを染み込ませた布を与えられた熊が
マタタビを与えられた猫みたいになってたのが印象的。
>>105 あいつらに目の回りの黒毛が無かったら、どんな風に扱われてた事かw
113 :
無名草子さん:2006/08/11(金) 19:30:21
吉村昭先生のこと雑誌とかでとりあげてないかな
amazonとか書店とかチェックしてるけどないんだよね・・・・・
>>112 パンダって獰猛で偏食で発情期が短いんだっけ。
きのこるために人間を味方につけるって最高の戦略だよね。
115 :
無名草子さん:2006/08/11(金) 20:13:00
アリャリャーン
「羆嵐」と同テーマは戸川幸夫も書いている
吉村も戸川もどちらも良いが、熊撃ちの爺さんの性格は90度は違う。
90度って微妙w
>>112 まあ、それでも動物園ではそこそこ人気者かもしれないけど、
中国では間違いなく中華料理の具材にされてそうな気がw
熊猫嵐
戸川幸夫の作品名出してくれ。俺も知りたい。
が…戸川作品はもう図書館でしか読めないかなあ。
123 :
無名草子さん:2006/08/11(金) 23:42:32
アマゾンで吉村本の中古が1円でやたらに出てるね。
この際、在庫処分かな。
>>117,122
「羆風」(昭和四〇年)。くまかぜ、と振り仮名がふられています。
新潮文庫『戸川幸夫動物文学(三)』(昭和四三年)所収。
ちなみに戸川の作品は矢口高雄が漫画化しており、漫画を読んだ人に強烈な印象を与えているようです(漫画は未読)。
私はこちらを先に読んだせいか、愛着があるのですが、「羆嵐」→「羆風」と読み進むと、戸川作品は短い上に主役は羆ですから食い足りないかもしれません。
なお羆撃ちは、「宗谷の兄ンちゃん」こと山本兵吉、つまり実在の人物のそのままの名前を使っています。
活躍シーンもほとんどないのですが、粗暴さとかのない、まったくの好々爺なんですね。
だから「羆嵐」を読んだとき、とても違和感がありました。
戸川には「羆の村」という作品があり(動物文学二所収)、
こちらのほうが北海道に生きる人間が生き生きと描けています。
もちろんこの作品でも羆は人食い熊として猛威を振るっております
125 :
無名草子さん:2006/08/12(土) 10:20:06
そのマンガ、確認してないけど読んだ気がする
ショッキングだったけど
恐怖は夜中に読んだ「羆嵐」が上回った
絶対に北海道には行きたくないと思ったものです
126 :
ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :2006/08/12(土) 11:57:22
ちょっと吉村昭作品そのものに関する話題が減って来ているな。
ついでに俺もだが(w 前に書いたチョコレートねた。
熊は人間からチョコをもらった場合はこれを記憶しており、
また、嗅覚で人間がチョコレートを持っているのがわかるそうだ。
(捨てたチョコ(及びその包装紙)に人間の匂いが残存している)
食いかけのチョコを捨てたり、子熊にチョコを与えたりしないように
呼びかけられているそうな。
私小説風の作品では、まさにホラーな状況が日常化していた感がある戦時中の
東京を描いた「彩られた日々」に強烈な印象がある。
「かれらは、潮の満ち干にしたがって川上へのぼったり流れくだったりしていた」
この冒頭の一文からはどんな物語が始まるのかと思いきや…
凄惨ながら吉村作品独自の透明感が秀逸である。
127 :
無名草子さん:2006/08/12(土) 17:57:35
数年前の「en-taxi」に掲載されていた小島信夫の短編を覚えてる人いないか?
「吉村昭」という小説家の女性関係を独特の距離感で描いてたね。
氏が選考委員を務めた地方文学賞の受賞者女性との。
雑誌探したが、見つからん。
>>124 ああ、わざわざすみません。122だけどありがとう。
本は頭に留めとけば、いつか読むこともあるもんだからね。
そういや、新潮文庫で戸川が出てたんだよな…。二昔前でもう出てたかどうかだったはず。
動物モノは最近では読む人間いなくて成立しないのかな。
熊谷達也くらいか。西村寿行はちょっと微妙だし。
新田次郎もいないし、吉村昭も今また…。
129 :
無名草子さん:2006/08/13(日) 11:41:20
130 :
ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :2006/08/13(日) 12:10:02
「アメリカン・スクール」や「抱擁家族」の小島信夫がそんな作を…と思うが。
ネタか…
131 :
無名草子さん:2006/08/13(日) 21:55:44
>130さん
127です。ネタじゃないですよ。
これですよ、[7号]だね。
http://www.fusosha.co.jp/en-taxi/entaxi_7.html 吉村先生のファンは硬派が多いから、こんなアングラ系は読まないだろうね。
非常に粘着質な、いわゆる、小島ワールドだったよ。
とっとけばよかった。
>「アメリカン・スクール」や「抱擁家族」の小島信夫がそんな作を…と思うが。
ネタか…
いやむしろ、「別れる理由」や「うるわしい日々」に「柄谷行人」や「保坂和志」を登場させた
小島信夫ならではの作だ、と思うが。
132 :
無名草子さん:2006/08/14(月) 07:43:00
俺は理系なんだけど、この人の文章構成は
理系論文に類似している部分があり、実に読みやすい。
簡潔な文章を積み重ね、淡々と事実を述べていく手法が似ている。
各章で取り扱う内容に欲張りがなく、ひとつの事象を掘り下げて書いている。
つまり、枝葉を広げずに、幹の部分が太い文章を組み立てている。
逆に司馬遼太郎の作品は話がすぐ横道に入り、読むのに苦労することが多い。
俺は最初読んだのが「ポーツマスの旗」
NHK、確か石坂浩二主演のドラマをみて感動して買ったのだが
無機質な文章だなあ〜と思って一時敬遠していたな・・・
今では背表紙が黒だの薄緑だのの文庫本を本箱にいっぱい並べてるけど
134 :
無名草子さん:2006/08/14(月) 17:23:58
>>132 俺も骨の髄まで理系だが、まさにそう思う。
簡潔な文章は時として
>>133の言うような「無機質な文章」にも思えたが
ぴしり、ぴしりと事実を並べて論考を詰めていく書き方に
やがて心地よさを覚えるようになった。
アマゾンで熊撃ち買ったよ。1円だったよ。経年劣化はしてたけど案外きれいだった。
136 :
無名草子さん:2006/08/14(月) 19:38:17
アマゾン川に熊退治に行ったかと一瞬思っちゃったよw
137 :
無名草子さん:2006/08/14(月) 21:25:33
吉村昭の本は、途中で筋が分からなくなって前の頁を読み直すということは
ほとんどないように思います。
138 :
ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :2006/08/14(月) 22:40:53
>>131 ネタ扱いしたことに関してはお詫びしておく。
小島作品→粘着質は、言い得て妙という感があるが、
現代において、大家とも呼べる存命中の同業者に対する誹謗中傷になりかねない作を
書くとは驚きである。
「戦艦武蔵」「零式戦闘機」「高熱ずい道」「光る壁画」「闇に裂く道」「関東大震災」
「神々の沈黙」「ふぉん・しいほるとの娘」…
理科系の専攻は多種多様であろうが、題材からして吉村作品には理科系好みのものが
多いようにも思う。
>司馬遼太郎の作品は話がすぐ横道に入り、
あの豊饒たる余談の数々、これこそシバリョウ作品の魅力のひとつなのだが…
逆に、極力横道に逸れない本筋中心のストレートな展開が吉村作品の魅力となっている。
小泉首相は両作家を愛読しているそうで、吉村作品では「長英逃亡」を推していた。
139 :
無名草子さん:2006/08/15(火) 22:43:56
吉村さんの終戦前後文って、よく書いてらしたが、
強烈だよね。
140 :
131:2006/08/16(水) 10:08:47
>>138 ネタじゃないことがわかっていただけて良かったです。
小生も吉村先生のファンです。
司馬遼太郎を嫌悪し、夏目漱石の諸作品や島崎藤村「夜明け前」に「なんの感銘も覚えない」と記した
この作家は、何か途方もない闇を抱えていたのではないでしょうか。
個人的にもっとも興味があるのは、「星」への偏愛の謎です。
惜しくも亡くなられたわけですが、これから、研究がすすむことに期待します。
141 :
無名草子さん:2006/08/16(水) 22:35:18
オレは、主人公の老人が死を意識した作品が心に残る
「死のある風景」とか
死ぬことに違和感が無くなる
まだ30代だからヤバいけど
142 :
無名草子さん:2006/08/16(水) 22:40:52
史実物以外の一般作だと、「仮釈放」ですかね。
143 :
ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :2006/08/16(水) 23:07:07
吉村氏がエッセイに何度か書いている氏の故郷日暮里が空襲で一夜にして灰燼と
化してしまうエピが印象的だ。例の淡々とした吉村節での語り。
俺が好きな短編のひとつに「星への旅」という幻想的かつクールに「死」を
描いた短編があったが、遂に氏自身が「星」になってしまった。
144 :
無名草子さん:2006/08/17(木) 07:14:54
海軍乙事件ってどう?
145 :
乳輪を蚊に食われた:2006/08/17(木) 09:06:11
乙
>>140 >司馬遼太郎を嫌悪し
>夏目漱石の諸作品や島崎藤村「夜明け前」に「なんの感銘も覚えない
司馬を嫌悪というほどではなくて
いかにも机上で本を読んでから酔っ払って書いた感じに違和感を覚える、
あとは俺と同じだ・・・
吉村先生が作家として司馬を嫌ったのは想像がつく
俺は思春期までは司馬が大好きだったが今では博学な講談師くらいに思っている
>>144 海軍お疲れ様事件ですね
劣勢に伴い、連合艦隊司令部を後方に下げるにあたり
古賀司令長官が
「海軍さんにお疲れ様の挨拶をしよう!」
と押し寄せた芸者衆に拉致され行方不明になり
重要暗号がもれた事件が
淡々と綴られてあります
今、「プリズンの満月」と「白い航跡」が気になっているんですが読んだひと、どうでした?
148 :
無名草子さん:2006/08/17(木) 21:41:12
基本的に、吉村作品にハズレはないと思いますよ
>>147 普通にお奨めです。
149 :
ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :2006/08/17(木) 21:46:02
司馬作品はシバリョウの歴史講談(これが司馬史観か)と割り切って楽しんでいる人が
多いかと思う。
これに対して、吉村作品(歴史もの)は資料を駆使してそこに合理的な吉村流解釈を記し、歴史の真実にアプローチしてゆく面白さがある。
>>147 読む価値は十分にあり。前者は巣鴨プリズンの一刑務官から見たその実態という視点
が新鮮で面白いし、後者は軍医森林太郎の評価に疑問を投げかける医学もので、
「医者」という職業を考えさせて読み応え十分だ。
「確認できた史実は曲げずに書く」という趣旨のことをエッセイに書かれて
いたように思うが、読んだときに司馬遼太郎作品のことを思い浮かべました。
まあ、どういう方針にするかは書き手の考え方次第ではありますが。
「確認できた史実は曲げないが、フィクションをカンフルしまくって書く」
ってのが司馬遼太郎。
というか小説家全般だろw
彼(吉村)は特異だとおも。
152 :
無名草子さん:2006/08/17(木) 22:30:21
吉村は化学調味料を使わず、素材をそのまま活かす。
こういう食べ方があったのかと驚かされるほどに、それが美味い。
153 :
無名草子さん:2006/08/17(木) 23:30:53
154 :
131:2006/08/18(金) 00:01:53
>146
>司馬を嫌悪というほどではなくて
それが、嫌悪していたんだよ。「侮蔑」と言ってもいいくらいだ。
ご存知だろうが、吉村昭は「司馬遼太郎賞」を辞退した唯一の小説家だよ。
対談で(相手失念)、
「分かる事は徹底して調べるけど、どうせ分からない事は適当に書いとく、ハハハ」
って言ってたな。
そういう一面もある人だったんだね。
海音寺潮五郎は「史実と伝記・伝説とが異なる場合、小説として面白いほうを選ぶ」なんていってたな。
吉村昭の場合はそういう選び方ではなくやはり史実を選んでいるのかな
157 :
無名草子さん:2006/08/18(金) 02:37:21
>155
対談の内容はわからないのだけれども…
たぶん、その「適当」も一般的な意味での
「適当」とは違うと思うよ。
確か川路聖あきら(言べんに莫)の妻が川路に妾を
勧める場面でどういう表現を用いたかについてだった
と思うけど、そんなことを確答できる人間は誰もいない
んだから、自分が思うように書けばいいのだ、
というようなことをエッセイで書いていたと思う。
>>154 それは俺個人の感想
でも知らなかった
ありがとう
159 :
131:2006/08/18(金) 13:20:36
>158
こちらこそ失礼しました。
吉村先生の尺度
○=森鴎外、梶井基次郎、川端康成
×=島崎藤村、夏目漱石、司馬遼太郎
全てとはいわないけど、氏のエッセイを読んだ限りではこんな印象です。
吉村さんは司馬さんを侮蔑してたの?
司馬作品もけっこう好きな自分としては、なんか複雑だな
161 :
無名草子さん:2006/08/18(金) 21:00:23
吉村氏の作品では「星への旅」に最も衝撃を受けた。
初めて読んでから20年以上経つが、今でも文章の力を感じる。
私が死ぬ時に読んだ小説ベスト3を選べと言われたら、必ず入るであろう。
皆さんはどうですか?
162 :
無名草子さん:2006/08/18(金) 21:00:51
>>160 まず、国家観と戦争に対する考え方が全然違いますね。
吉村さんと司馬さんでは・・・・・・・。
163 :
無名草子さん:2006/08/18(金) 21:01:25
「盗作3バカ」スレに
田口ランディ本人後輪中?! 盗作犯人同士がバトル?!
164 :
無名草子さん:2006/08/18(金) 21:39:19
吉村さんは作為的なものを全く感じさせない
また、偏りも全く感じない
司馬さんは面白く書こう、読者を楽しませようというサービス精神が旺盛だったと思う
自分はどちらも尊敬している
吉村さんは陽の当たらないところを緻密に描く最高の作家だったとは思う
165 :
ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :2006/08/18(金) 21:43:48
前スレにも書いたが「間宮林蔵」執筆のための調査時に、
林蔵が蝦夷から恋人(愛人?)のアイヌの娘を連れ帰ったという伝説があるのを
知ったそうだが、裏付けとなる信頼すべき資料が皆無であり、小説家としては
魅力を感じる話ではあったが、作品には取り入れなかったそうだ。
ただし、前野良沢が主人公の「冬の鷹」などでは史実としてあり得たであろう事は
自由に書いたとか。
166 :
131:2006/08/18(金) 21:50:04
>160
第一回司馬遼太郎賞辞退の事実は、Wikipediaにでも出ていますね。
いつかきっと、吉村先生への評価が、司馬「国民作家」遼太郎先生へのそれを凌駕する日が来ると思います。
どちら先生の文章が、先に古くなるだろうか、サビが浮いてくるだろうか、と考えると。20年先か、50年先か。
>161
「星への旅」。すばらしいですね。なぜ先生はあれほど「星」を偏愛したんだろう。
古いエッセイに、幼い頃、遺伝的に視力が弱いことをおそれた祖母が、吉村少年に夜空の星を眺めるくせを
つけていた、というのがあったけど。
忘れ得ない作品ばかりですが、特に、80年代に量産した傑作群、凄まじいですね。
「冷たい夏、熱い夏」「破獄」「漂流」「仮釈放」そして「長英逃亡」。
小生の愛読作品は、この年代に集中しています。
とりあえず最近の流れを見て、
吉村ファソはやたら司馬のことが異常に嫌いだということがよくわかった。
司馬遼太郎の好き嫌いは置いといて・・・
どちらも著作もNHKの番組になることがあるけど、最近の自分の印象では
司馬遼太郎は司馬の名前が前面にでるけど(街道を行く、だっけ?)、
吉村昭は著作の事件、内容が前面にでる(プロジェクトX系)ことが
多いような気がする。
(自分が違う事例を知らないだけかも。認識が変なら訂正してください)
つまり、司馬遼太郎の作品は司馬自身を有名にして、
吉村昭の作品は扱ったテーマを有名にしたってことでしょうか?
169 :
無名草子さん:2006/08/19(土) 08:22:34
>>168 言い得て妙。史実物を書くにあたり、吉村は最高の黒子(くろこ)だった。
170 :
ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :2006/08/19(土) 12:54:15
シバリョウと吉村氏が同じ題材を書いた作品としては、「坂の上の雲」と「海の史劇」
があるが、バルチック艦隊のカピタンに関する評価が全く正反対。
シバリョウはほとんどアホ扱いだが、吉村氏はそれなりに威厳がある軍人として描いて
いる。果して史実に近いのはどちらであろうか。
171 :
無名草子さん:2006/08/19(土) 13:27:57
司馬氏の作品の人物像は司馬氏が魂を入れた人形。
吉村氏の作品の人物像は生身の人間。
俺はどちらも好きだよ。
司馬先生を「博識な講談師」とつい罵ってしまった
厨な俺だが「文章は人に元気を与えるものでなくては」と語っていた先生の文章から
元気をもらったのは感謝してますよ
173 :
無名草子さん:2006/08/19(土) 23:16:49
司馬の作品には、市井の人の視点や市井の人への優しい
まなざしがなかった。
それが決定的な違い。
それと、戦争を肯定する方々に多く読まれているのが司馬。
歴史の過ちを繰り返さない(戦争)、と教えてくれるのが
吉村。
ひとびとのあしおと
176 :
ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :2006/08/20(日) 00:20:59
シバリョウはよく言われるように歴史の鳥瞰だからなあ。
市井を描くという作家ではない。
吉村氏に地味で代表作とも言い難い「水の音」という作品があるが、
不思議に忘れ難いものがある。
漏水検査のプロを主人公としたものだが、後にこの職業が深夜のドキュメント番組
で紹介されているのを見た時に吉村氏の本質と興味の一端を知った気がした。
こういう鳥瞰ならぬ庶民の地を這うような虫の視点はシバリョウ作品には皆無だ。
177 :
無名草子さん:2006/08/20(日) 00:31:33
そうそうそう。吉村作品の本質は「すみずみまで脚で歩き集めた市民の肉声」だ。
178 :
無名草子さん:2006/08/20(日) 01:49:07
というか、なんで司馬と吉村を較べてるんだ?
179 :
無名草子さん:2006/08/20(日) 02:18:48
180 :
無名草子さん:2006/08/20(日) 17:30:53
>>178 おれもそう思うが、両方読んでるっていうカキコ
がおおいからじゃねえ。
>>179 情報ありがとう。私参列します!らしい会というか
葬儀ですねえ。しかも日暮里!
みんな行きましょうよ。友人にも知らせました。
【盗作3バカ】のスレに
田口ランディ本人後輪中?! 盗作犯人同士がバトル?!
182 :
ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :2006/08/20(日) 20:52:11
エッセイストの岸本葉子は、シバリョウ、吉村昭、藤沢周平の愛読者だそうだが、
年輩の男性が多い講演等でこの事を言うと、会場が「うん、うん、なるほど」という
雰囲気になるとか。
藤沢作品は吉村作品同様に庶民の視点を活かした作が多いが、
藤沢作品(初期)以上に、人間の暗い部分、マイナスの部分に踏み込んでクールに描いている吉村作品により魅力を感じる。
>>182 観衆の年輩男性らは、吉村さんだけ「誰それ?」とスルーしているような気も。
吉村さんのサイン会へ行ったとき、ほとんど年配男性だった。
なかには、サイン中の先生に断りも無く写真撮ってる人もいた。
サインを書いていただき、「ありがとうございました!」とお礼をすると、
私と目をあわせてほほえんでくださった。心がじんわりと暖かくなった。
そんな思い出とともに、「暁の旅人」のサイン本は私の宝物です。
携帯からなので見られん
誰か内容書いちくりm(._.)m
>>185 吉村昭さん お別れの会]のお知らせ
日時 8月24日(木)午後4時〜
会場 ホテルラングウッド(JR日暮里駅南口から徒歩一分)
吉村さんの一般読者にも開かれた葬儀に準ずる会(無宗教)です。
故人の遺志により、香典・弔花はご辞退させていただきます。
参列は平服でお願いいたします。
187 :
ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :2006/08/21(月) 22:26:01
生まれ故郷でお別れ会か・・・華美に走らないのがいかにも吉村氏らしい。
他に語るべき作品が多過ぎて、ほとんど話題に挙がることがないが、
「東京の下町」「昭和歳時記」といった戦前・戦中の東京の思い出を綴った
エッセイも秀逸、センチメンタルでなく淡々とした筆致の中に
在りし日の東京が浮かび上がって来る感がある。
追悼の意を込めて読みたい書である。
188 :
無名草子さん:2006/08/21(月) 22:43:53
>>187 同意です。
「街のはなし」「炎のなかの休暇」が同じくヨイと思う。
ttp://www.tokyo-np.co.jp/00/thatu/20060822/mng_____thatu___000.shtml 遺影に捧げる水彩画 故吉村昭さんに、東京初空襲追った“同志”
7月31日に79歳で亡くなった作家・吉村昭さん。
吉村さんは東京・日暮里で生まれ、1942(昭和17)年の東京初空襲に遭遇していた。
親交のあった元俳優、沢野孝二さん(77)は、米軍機を目撃する吉村少年の姿を水彩画に描き、24日のお別れの会に持参する。
1枚の絵から浮かぶ吉村戦史文学の原点とは−。
「この上をB25機が飛んできた。電線すれすれの超低空飛行で、
銃座の射手の顔がはっきり見えた。衝撃的な体験でした」
JR日暮里駅近くにある江戸時代からの老舗「羽二重団子」。
五代目の二男として生まれた沢野さんは一九四二年四月十八日正午すぎ、
店の前で米軍機を目撃したときのことを鮮明に覚えている。
「店に入って『大変だ! 空襲だ!』と叫んだが、お客さんは平然と団子を食べていた。
でも当時は連戦連勝のニュースばかりで、信じないのも当たり前だった」
>>189 その直前、当時、開成中学三年生だった吉村さんも、自宅物干し台で敵機を見ていた。
無類の凧(たこ)好きで凧を揚げていた吉村さんは、絡みはしないかと糸をたぐり寄せたと、後の著書に記している。
吉村さんも操縦士の顔とオレンジ色のマフラーがはっきり見えたという。
吉村さんの兄が交番に飛び込み「米軍機が通った」と伝えたら
「流言飛語を話すな」と巡査に胸ぐらをつかまれたというエピソードも。
当時、東京初空襲については詳細に市民に知らされることはなかった。
二人は終戦後間もなくして、日暮里での演劇活動で知り合う。
お互い近所で初空襲に遭遇したと知ったのは、さらに十数年後だった。
吉村さんは、その後も東京初空襲に関心を持ち続けた。
取材を続けるうち、日本兵捕虜第二号とされる人物に行き当たる。B25機を監視艇の乗員として太平洋上で発見。
これを本国に打電したのを傍受されて米軍に撃沈された。この時捕虜になった水兵を主人公にした小説「背中の勲章」を書く。
沢野さんは空襲の新事実を知るたびに、吉村さんに報告していたという。
自らも銃後で見た戦争の悲惨さと愚かさを絵に描き、後世に伝える「絵による語り部」活動を始めた。
沢野さんは「二人とも初空襲を“追っかけ回した”んです」と振り返る。
昨年春、沢野さんは、初空襲で荒川区内を爆撃したのは二人が目撃した一番機ではなく、二番機だったことを、新資料で発見した。
区内の爆撃地点は一番機の進行方向からすると不自然で、長年の謎だったのだ。
沢野さんの報告を受けた吉村さんは「二番機がいたとは! 立派な資料を手に入れましたね」とはがきに記した。
吉村さんは「公的な記録を残すべきだ」と二人の対談を提案。区主催で昨年七月に実現した。
>>190 この夏、吉村さんの訃報(ふほう)を聞いた沢野さんは、
自宅本棚を埋める吉村さんの著作をながめるたびに、涙を流した。
家でじっとしていられず、「せめて絵を描いてしのぼう」と筆をとった。
吉村さんは東京初空襲について「貴重な記憶だ」と重ねて話していた。
市井の人々の「事実」を掘り起こしてきた吉村さん。
「あれだけ採算の合わない緻密(ちみつ)な取材をした人はいない。
感動を呼ぶ作品ばかりで、日本文学に金字塔を打ち立てた。
遺影には『これまでお世話になりました』と言いたい」。沢野さんはしみじみと語った。
絵は将来、吉村さんの記念館ができたら託そうと思っている。
吉村さんのお別れの会は出版各社と日本文芸家協会の主催で二十四日午後四時から
荒川区東日暮里五の五〇の五、ホテルラングウッドで開かれる。故人の遺志で香典・弔花は辞退する。
このホテルは一九四五年の空襲で焼けた吉村氏の家があった場所で、吉村氏が好んで使っていたという。
文・石井敬
ttp://www.tokyo-np.co.jp/00/thatu/20060822/060822-ths.jpg 沢野孝二さんが今月描いた水彩画。1942年4月18日、日暮里上空を飛ぶ米軍機。右下で凧を揚げているのが吉村昭さん
吉村作品には珍しい、ちょっと軽い感じの「蟹の横ばい」もお奨めです。
ちょいとさきの話になるけど、10月に読売新聞書評欄で吉村さん特集を組むみたいよ。
>>193 蟹の「縦ばい」ではなかったでしょうか・・・・?
ちなみに私もこのエッセイ集は、妙にくだけた感じが好きです。
津村さんにぞっこんとか、お風呂に入る前パンツを足に
ひっかけて脱ぐとか、そんな話が載ってたような・・・?
196 :
無名草子さん:2006/08/22(火) 21:38:20
お別れ会行こう
遅くまでやってるんだよね
はい、縦ばいでした。
198 :
ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :2006/08/23(水) 00:48:53
吉村昭と怪談と言うと、これほどミスマッチなものはない感じがするが、
(幻想的な作としては「星への旅」「少女架刑」等があるが、到底怪談とは言い難い)
エッセイ集「私の引出し」(文春文庫)には、吉村作品では唯一と言ってもよい怪談
が収録されている。
タイトルも氏自身の戸惑いをそのまま表すかのように「困った記憶」、
医学・薬学系の雑誌に掲載されたものである。
死んだ母親がかって療養していた無人の隠居所から呼び鈴のベルが鳴る…
吉村兄弟が調べてみると…お手伝いの女性が逃げ出してしまうほどの恐怖談にも
かかわらず、淡々と記述してゆく吉村氏の筆致はかえって恐怖感を煽るものがある。
作品からは、合理主義者のイメージを受ける吉村氏だが、この体験について
「私たちは、なぜか恐しいとは思わず、母の霊魂がベルを鳴らしたのだと話し合い、
そのままふとんを敷いて寝た。その後、年末にもベルは鳴った」と記している。
199 :
初代インテリ自信家:2006/08/23(水) 09:18:42
>>198 そういった現象は起きるもんだよ、全く恐怖感を伴わない
翌朝に家族同士で確認してヤッパリ!って
そうだよね〜
201 :
無名草子さん:2006/08/23(水) 20:47:36
明日は終業後にお別れ会に直行する。
吉村氏に感謝の気持ちを表わしたいが、気持ちだけでいいのか?
なんか申し訳なくなってしまう・・・。
>>201 >なんか申し訳なくなってしまう・・・。
なら追い腹でも切ればいいだろ馬鹿。
203 :
無名草子さん:2006/08/23(水) 21:21:35
16時からだが、かなり並びそうだよなあ。
定年退職されたかたが早くから並びそうだし・・・。
平服ってTシャツじゃ駄目かな?ラングウッド自体は
高級ホテルでないが、明らかに浮いたりしてはまずいし。
204 :
無名草子さん:2006/08/23(水) 21:44:54
一般人でも普通に行けばいいんだよね
なんか吉村さんの特集みたいなの欲しい
>>201 著作を捨てずにずっと持っといて
そんで時々読み返せばいいんじゃね
それで十分なんじゃね
>>203 Tシャツはさすがにふさわしくないと思うので……。
襟付きのシャツにジャケットでどうかな?
全体的に地味な色で。
吉村の多くを読んでて、好きな作家でもあるが、そこまで…。
最近のしょうむない作家よりはるかにましだが、突出した偉大さではないし。
文学の本流とも違うしね。
大人のつつましやかな思い入れと違って、単にミーハー気分で自分に酔うのが透けて見えるのもなあ…。
208 :
無名草子さん:2006/08/24(木) 09:31:37
>>207 文学の本流ってなに?w歴史ものしか読んでないの?w
突出するしないなど主観によるところが多いが、
文学・出版界だけでなく、アカデミズムにも多大な
功績を残されましたが。
お別れの会行って来た。
津村節子さんの、吉村さんが亡くなった時のお話に泣いてしまった。
最期は自分で胸のカテーテルを抜くような形で亡くなったそうだ。
津村さんは「自決」という表現を使っていたが、最後まで病院で
過ごさせるべきだったのでは、と悩んでいたらしい。
改めて、ご冥福をお祈りします。
>>210-211 お疲れ様でした
僕もこんな最期を迎えたいものです、、吉村文学よ永遠に。
「自決」ですか・・・
改めて合掌。
>>211に書いてない補足を。
お別れの会では、最初に息子の司さんが挨拶をしたんだけど
吉村さんは遺書を書いていたものの、それをいつも推敲してて
封が開いたままだったそうだ。亡くなった時も、死に顔を
多くの人に見せるものではないと、親戚にも黙って荼毘に
付すよう書いてあったらしい。いかにも、ご本人らしいと思った。
去年の1月に「舌が痛い」と言い出して、それからガンが
見つかり、放射線治療を3回続けたが手術に踏み切ったらしい。
その際PETで膵臓への転移も見つかったと言っていた。
あと、最後の津村さんの挨拶で、本当に最後に「今も吉村は
北海道や長崎に取材に行っているような気がしてなりませんが
吉村は死んでしまったんです」と、ご自分に言い聞かせるように
強い語調で泣きながら話していたのが印象的だった。
きっとまだ死という事実が受け止められないのではないだろうか。
吉村先生は死地の旅路で極楽への取材をしに出掛けたのです。
216 :
ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :2006/08/24(木) 22:30:26
日暮里の生家の跡地は道路になっているとエッセイで読んだ記憶がある。
晩年は、西東京の方(井の頭公園の近く)に住んでおられたと思うが、
空襲で灰燼に帰した後の故郷日暮里に対しては、どこか距離を置いて見ているという
感があった。
ただし、お別れ会はやはりこの地以外無いという気もする。
217 :
無名草子さん:2006/08/24(木) 22:33:45
吉村先生に感謝の意を込めて合掌
ありがとうございました。
これからも愛読いたします。
218 :
無名草子さん:2006/08/25(金) 09:44:33
“尊厳死”選んだ吉村昭さん、看病の長女に「死ぬよ」
http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20060825i301.htm 膵臓(すいぞう)がんで7月31日に亡くなった作家の吉村昭さん(享年79歳)の最期は、
自らの尊厳で選んだ覚悟の死だったことを24日、妻で作家の津村節子さん(78)が明らかにした。
津村さんによると、吉村さんは死の前日の30日夜、点滴の管を自ら抜き、ついで首の静脈に
埋め込まれたカテーテルポートも引き抜き、直後に看病していた長女に「死ぬよ」と告げたという。
遺言状にも「延命治療はしない」と明記していた。
家族は本人の意思を尊重して治療を継続せず、吉村さんはその数時間後に死去した。
24日に吉村さんの生家近くの東京・日暮里のホテルで開かれた「お別れの会」の席上、600人の
参列者を前に明らかにされた。作家の高井有一さんら4人の弔辞につづき、あいさつに立った
津村さんによると、吉村さんは昨春、舌がんと宣告され、今年2月には膵臓全摘の手術を受けていた。
吉村さんは病気を公にすると「お見舞いなどで関係者の方に迷惑をかける」と家族以外には明らかにせず、
体調がいい日は書斎にこもり、来月7日発売の「新潮」10月号掲載の遺作「死顔」の推敲を繰り返していたという。
「戦艦武蔵」「生麦事件」など多くの戦史小説、歴史小説を書き、有名無名の人間たちの運命を書いてきた
吉村さんにとって、死は若いころから身近にあった。学生時代に結核のため肋骨を切除する手術を受け、
東京の空襲では焼け出されている。「死顔」では、自らの死を悟って終末医療を拒んだ幕末の蘭方医佐藤泰然の例を引いている。
先月10日に病状が悪化し再入院。治療に臨んだものの、やせ衰え、自宅に戻りたいと望んだため、同24日に退院。
井の頭公園近くの東京・三鷹市にある自宅で療養に入り、「ひぐらしが鳴き、公園からの風が吹いてくるのを喜んでいた」
(津村さん)。カテーテルポートを引き抜いたのはこの6日後。家族によると、最後まで意識はあったという。
津村さんは「家にいたからこそ、自分の死を決することが出来て良かったと思う」と語りつつ、「私の目の前で、決めるなんて、
本当に身勝手……」と嗚咽していた。会場では、「吉村さんらしい最期」だとの声が旧友らから聞かれた。
ヤフーのトップにもでてたよ
今まで会ったことあるわけでなし、話したことあるわけでなし、
テレビで見たことあるわけでもなく・・
正直亡くなった実感が全くなかったんだが、今朝のヤフーやらのニュースで
詳細を知らされることで実感して泣けてきた。
今丁度「冷たい夏、熱い夏」読んでるせいかもな。
220 :
無名草子さん:2006/08/25(金) 10:09:18
04/08/28(土)読売新聞朝刊 吉村昭
『三十四年前、北海道の襟裳岬の近くの漁村におもむいた。当時、私は戦記小説を書いていて、
ある医療機関の要職にある方から、その漁村の沖合で、終戦の年の早春、将兵多数を乗せた輸送船が
アメリカ潜水艦の雷撃を受けて沈没したという話をきいた。
その折に沈没後、海に投げ出された兵たちが、おろされた上陸用舟艇にわれ先にしがみつき、
舟艇に乗っていた将校達が、舟艇が沈むおそれがあったのでそれらの腕を斬った。
その話をしたのは船に乗っていた将校の一人だという。
私は、事実かどうかたしかめるため、札幌に一泊後、その漁村にむかい、村役場に行った。
(中略)
漁師の家は海沿いにあって、その日、海は荒れていたので漁師は家にいた。
囲炉裡のかたわらに座っている老いた漁師に挨拶し、名刺を差し出した。
漁師は受け取ると、裏を返した。私の名前には肩書きがなく、裏に書いてあるのだと思ったらしい。
私は新聞に連載小説を一度書いたことがあるだけの、無名に近い小説家であった。
私は、輸送船の沈没のことを口にし、将校が兵の腕を斬ったのは事実なのですか、とたずねた。
漁師は、私に険しい眼をむけると
「その話なら、しない。憲兵に口とめされているから・・・・・・」
と、言った。
終戦後すでに二十五年もたっているのに、漁師は依然として戦時に身を置いている。
戦争は終わっています、死んだ兵隊さんのことを思ってお話ください、ご迷惑をおかけすることは
ありません、と私は説いた。
221 :
無名草子さん:2006/08/25(金) 10:09:49
漁師は、黙りつづけていたが、しばらくして炉の火を見つめながら口を開いた。
急に漁師の顔に憤りの色がうかび、言葉の流れ出るのをおさえかねるように話しはじめた。
村人が初めて輸送船の沈没を知ったのは、海岸に漂い流れてきたおびただしい水死体だった。
防寒帽に防寒服、それに救命胴着をつけた下士官、兵の遺体で、
「なぜか知らぬが、腕のないものが多く・・・・・・」
と、漁師は言った。
茶褐色の遺体が海面をおおっていたという漁師の言葉に、私はその情景が眼の前にうかぶのを感じた。
降雪中を、漁師たちは船を出して海面に漂う生きた兵たちを救出し、遺体の収容につとめた。
なぜ、腕のない遺体が多かったのか。それは救出された兵の口から知ったという。
それは軍の秘密事項とされ、憲兵が来て、口外することをかたく禁じた。
(中略)
そのことを医療機関の要職にある方に話したという元将校に、私は会った。
上質の背広を着た温和な眼をした初老の人であった。
その方の話によると、千島列島の占守島守備の守備隊員が、米軍の上陸作戦が開始された沖縄救援のため
三隻の輸送船に分乗して南下途中、襟裳岬沖で一隻が撃沈されたという。
上陸用舟艇がおろされて将校が優先して乗ったが、舟べりに多くの兵がしがみつき、沈没が必至となり、
それで将校が抜刀した。
「あなたも切りましたか」
かれは、一瞬黙り、
「私は暗号を抱いて舟艇の真ん中に座っていました。靴で蹴っただけです」
と、少し頬をゆるめながら言った。
私は、無言でうなずいていた。』
222 :
無名草子さん:2006/08/25(金) 12:27:31
昼のNHKニュースにも流れた。すごい人だったんだなあ・・・・。
改めて思いましたよ。
223 :
無名草子さん:2006/08/25(金) 12:52:59
>>220-221 こんなデタラメを書くやつがすごいわけがないじゃん(苦笑)
ただの反日作家だろ
224 :
無名草子さん:2006/08/25(金) 13:29:46
ええー! よ、吉村さん……。
ご冥福をお祈りします。最後まであなたは立派な方でした。
遺作が「死顔」ってのもなあ…
230 :
無名草子さん:2006/08/25(金) 15:54:20
長文コピペうざい。
変な奴がわいてくるし、このスレはそっとしておいてもらいたい。
ま、223みたいな論外の2ちゃんウヨ坊はともかく、
あまりファナティックに奉りすぎても吉村自身も喜ばんだろう。
吉村昭、純文学の才能がないのを早々と自覚した人。
オリジナルな想像力を駆使する娯楽作家の才能でもない。
題材とルポがあってこその作家。
修行して身に着けた文才をうまく生活に使えた幸運な人。
このタイプの作家ではこれから食っていけない。
前スレから定期的に
>>220-221 >>223 の流れを貼るバカがいるけど何がしたいんだろうねぇ。
吉村が反日なら「遠い日の戦争」や「背中の勲章」みたいなのが書けるわけねえだろタコが。
煽るなら、ちょっとは勉強してこい。
234 :
無名草子さん:2006/08/25(金) 20:04:03
>>232 君の言う文学、純文学のラインはナンなの?
狂信的になってなんかいないけど、君のほうが
吉村さんを序列(自分の)したがってるように
しか感じないがW
きちんと、文章で言いなさいな。
もちろん95%は読んでるよね?
文学士でそれなりの知識もあるカタと
思っておりますが・・・・・・・・・・・。
煽りに反応しすぎ。
スルー推奨。
>>231 それは「君」の希望というだけだろ。
世の中そうはいかないものなんだよ。
>225
頭の中で小椋敬(字どうだっけ)の「逝くとき祝うとき」が流れたお
>>234 なんかムキになって突っかかられてるようだが。
ラインも何も、純文学から始まってる人だ。
序列も何も、多くの読者を得て評価の高さは当然だが、
いくら葬儀相場でも作家の批評も許されないわけかい。
二昔、三昔前の文学関係者や本読みなら、
別に非難するだけの意味ではなく、
「面白いよね。娯楽に転向したのは彼には正解だったんだろう」
と冷静に見る向きも多かったと思うが。
熱しやすく冷めやすく、他の作家に見向きもしない人間が多い気がする昨今。
お別れの会の祭壇に「天皇陛下」と書かれた札が見えたんですが
天皇からの供花があったのでしょうか?
240 :
無名草子さん:2006/08/25(金) 22:24:49
自分のレスにほとんど誰も食いつかないからって
ミス住が名無しで荒らし始めたよ……いつものパターンと一緒だorz
あれあれ、俺のことかい。認定厨大ハズレ。
このスレには、なんどか書いてる人間だけどね…。
自分が食いつけない話には「荒らし」認定か…。
結構、仕切り屋くんもさもしいことだね。
まあ「荒らし」なんだそうだからここまでにしよう。
244 :
無名草子さん:2006/08/25(金) 22:59:15
そりゃ名無しのフリしときながら「はいそうです」なんて言っちゃう奴はいないだろうよw
245 :
無名草子さん:2006/08/26(土) 00:05:23
もう無茶苦茶
「大和の場合だけど」
「黙って斬られたと仮定しなければ」
ハァ?
しかし凄いページだw
>>241 わざわざ突っかかっていくお前のほうがきもい。
勝手に銘々したり、定義付け大好きなレベルの低い中2病=
>>241
誰かを踏み台にして論議したり、論破したがりーがいるんだな。
241みたいな低レベルで変なファンがいつのがガッカリ。
訂正:いるのが。
>>248-250 ついでに「中2病」みたいな脳内ジャーゴンも訂正したほうがいいんじゃねえの。
中身空っぽでダラダラ粘着で荒らしてんのはどっちだかw
吉村昭と津村節子の文体比較やら、ビブリオフラフィーでもお願いしますよ、厨房さん。
わざと訂正:ビブリオグラフィー
荒れてきてるのは、吉村さん泣くなって
悲しくなりつつも、みんなちょっとイライラしてるのかw
それとも一般書籍板っていつもこんなのもんなのか
>>251 別人なんだろうが、噛み付けたら誰でもいいって感じだな。オマエ
人にお願いするなら自分がやればいいのに、夏厨よ
好きな作家が死んだときは、著書を取り出して読んで偲ぶ。
しかし、正直
>>251あたりはキモい。
厨2現象というかなんというか。
「おまえがやれっ!」「○○はなんとかですねっ!」の決め付け乞食。
勝手に決めて自分に感動したいだけの彼らにとってはスレの荒れ模様すらイベント。
そうした熱狂や流される羊ぶりのキモさをよくわかってるからこそ、一歩引いた文体。
それがちゃんと文学修行した吉村昭の強み。
最近の感動乞食で文章が下手なキモい作家とは違う。
具体的に言えば天童荒太とか。
241みたいのも自分感動厨と一緒。
キモイ
>>251 先に的外れに噛み付いたほうが、粘着だの必死だのの言葉遣って逃げるのも
中身ねぇなあ
あ、厨房の証左、入れ替えオウム返しが始まっちゃったよ。
屈服してるよねー、恥ずかしいやつw
>>258 2chで論破して勝ったつもりになってるね?
よかったね、勝てたね〜〜☆
キンモー☆
260 :
無名草子さん:2006/08/26(土) 02:42:33
>>259って、子供だね。
精神的に、ってことじゃなくて、今現在夏休み真っ只中の、中途半端に利口な中学生。
とか、そんな気がする。言ってることがあまりに稚拙すぎる。自分はその痛さに気付いていない。
でも、こんな子供でも、自分の間違いに気付くときがいつか来ると思う。
今はとりあえずどれだけ恥かいても、とにかく勉強して、あとから自分の恥ずかしさを確認して欲しい。
子供って、そういうとこあるよね。ちょっと左翼的な思想がかっこいいと思ってたり、
人と違うこと言って目立つ自分に酔ってたり。まぁ、大学生くらいになればわかるんじゃないかな。
>>241 体言止め使って、人叩いてナル入った文章キモイ
公開オナニーはやめてください
>>259 あら、ノリがこのスレじゃなくなって、厨房の正体見えちゃったねー。
連投ご苦労さまでした。
ターゲットはなんでもよさげ・・
>>263 最後にレスしたくてたまらないんだねー
同レベルの戦いおつかれさまー
好きな作家が死んだときは、著書を取り出して読んで偲ぶ。
しかし、正直
>>251あたりはキモい。
厨2現象というかなんというか。
「おまえがやれっ!」「○○はなんとかですねっ!」の決め付け乞食。
勝手に決めて自分に感動したいだけの彼らにとってはスレの荒れ模様すらイベント。
煽り、荒らしは基本的に構って君なので、完全無視&放置して下さい。
罵倒レス等も喜ばせるだけ。無視出来ないあなたも厨房です。
>>260 ギャっはっはっはっはっはーーーーーwwwwwwwwwwwwwwww
ついに、ついに「夏休み」とか言い出しちゃったよーーーーこの不細工www
「精神的に」とか「粘着」とかよwwwwwマジ笑わせる!
こういう低脳ほど自分を客観視出来ないのは常識だけどよ〜w
全部テメーの事じゃねえかwwww
何?そ〜んなに悔しかったのか??wwwww何がそんなに悔しかったんだよw
んっ?んっ?んっ???
ご丁寧にマメに必ずレスくれちゃってよw
ムカつかせようと必死なんだろうけど、お前のショボイ脳みそじゃその程度だろうなw
もっと頑張ってムカつかせてみろよ、ほ〜ら、ほ〜ら♪
OTL=3 ビッ!
ああ、収拾を色々考えるもんなんだなあ。厨ってw
OTL=3 ビッ!
↓
260はそこら辺にいたバカウヨが使いまわして書いてるだけだろう。
にしても259もアホウだが。
>>241って、子供だね。
精神的に、ってことじゃなくて、今現在夏休み真っ只中の、中途半端に利口な中学生。
とか、そんな気がする。言ってることがあまりに稚拙すぎる。自分はその痛さに気付いていない。
でも、こんな子供でも、自分の間違いに気付くときがいつか来ると思う。
今はとりあえずどれだけ恥かいても、とにかく勉強して、あとから自分の恥ずかしさを確認して欲しい。
子供って、そういうとこあるよね。ちょっと左翼的な思想がかっこいいと思ってたり、
人と違うこと言って目立つ自分に酔ってたり。まぁ、大学生くらいになればわかるんじゃないかな。
271もコピペに踊らされてヴァカだよね
◎常に馬鹿にする相手が欲しい
◎噛み付く相手を常に欲している
◎だけど噛み付かれるのは気が狂うほどイヤ
◎自分の言うことには常に同意されたい
◎同意しないで文句言うヤツは許せない
◎少しでも敵意を見せると粘着
◎一度キレると相手がレスしなくなるまで煽りつづける
◎そして相手が書き込まなくなることが「勝利」という思い込み
◎スルーするのは負けたような気がするから決してしない
と、連続投稿で一人で踊りまくってる具合の荒らし
と、荒しを躍らせてるつもりだけど、一人で踊りまくってる具合の荒らし
他に芸がない奴だなー(苦笑)。
粘着さんの荒らし終了〜〜
粘着さんの荒らし終了〜〜
>>232 ウヨサヨ言われても困ります・・・
そもそもつい先日まで帝国海軍とやらにも興味ありませんでしたし。
調べてた限りでは、吉田満に関しては、氏の証言と「現場にいた海軍軍人」の
証言が食い違っている上に、吉田氏の証言に誤謬が多く見受けられますので
そう感じただけです。関心の焦点である海の柩と、モチーフが似通っていたの
で参考まで上げただけなんですけどね。
先に述べたように、親族がこの事件で死んでいますので、興味を持っただけで
す。作者自身がインタビューでドキュメントと語っていたので、なら真偽を問うの
も一興かと考えただけです。
てか、ウヨサヨ論しか出来ませんか、N速じゃあるまいし・・・
好きな作家が死んだときは、著書を取り出して読んで偲ぶ。
しかし、正直
>>232あたりはキモい。
厨2現象というかなんというか。
ウヨサヨ決め付け乞食。
勝手に決めて自分に感動したいだけの彼らにとってはスレの荒れ模様すらイベント。
そうした熱狂や流される羊ぶりのキモさをよくわかってるからこそ、一歩引いた文体。
それがちゃんと文学修行した吉村昭の強み。
最近の感動乞食で文章が下手なキモい作家とは違う。
具体的に言えば天童荒太とか。
ついでにナルの
>>241もキモイ
勝手に人貶めて悦に入る241キモス
>>220-221 こんなデタラメを書くやつがすごいわけがないじゃん(苦笑)
ただの反日作家だろ
284 :
無名草子さん:2006/08/26(土) 11:58:43
揺れる船から、防寒服や救命胴衣を着たまましがみついた腕を切り落とすのは相当難しいからね。
まあ作り話だろうな。
見たけど盗作で賞金500万円とったんだって佐藤って奴!盗作本「バルタザールの遍歴
↓
【盗作3バカ】のスレに
田口ランディ本人後輪中?! 盗作犯人同士がバトル?!
287 :
無名草子さん:2006/08/26(土) 15:11:17
津村節子氏によると、吉村氏は自分で点滴装置をむしるようにして外したそうだ。亡くなったのはそれから
数時間後らしい。お別れ会に行かれた方、詳細希望。
288 :
ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :2006/08/26(土) 16:02:46
「岩波文庫の赤帯を読む」「岩波文庫の黄帯と緑帯を読む」という著書もある
岩波文庫マニアの門谷健蔵(元大学の先生)という人がいるが、
岩波文庫に嵌まってから、かって愛読したシバリョウや吉村作品等を大量に処分した
そうだ。個人的には疑問も感じるが、これはこれでひとつの姿勢であろう。
別に吉村作品が文学でもそうでもなくてもかまわないと思うし、、
「羆嵐」「高熱ずい道」「漂流」「破獄」等の人気がある吉村作品には、
スリリングなエンタメとしての意図があるとは思う。
ただし、「星への旅」「少女架刑」のような透徹した視線で生と死を描け、
しかも面白く読ませることが出来る純文学作家が現代に存在するであろうか?
答えは「否」だと思う。
好きな作家が死んだときは、著書を取り出して読んで偲ぶ。
しかし、正直
>>241=291はキモい。 キモブサ。
厨2現象というかなんというか。
決め付け厨。
勝手に決めて自分に感動したいだけの彼らにとってはスレの荒れ模様すらイベント。
そうした熱狂や流される羊ぶりのキモさをよくわかってるからこそ、一歩引いた文体。
それがちゃんと文学修行した吉村昭の強み。
最近の感動乞食で文章が下手なキモい作家とは違う。
具体的に言えば天童荒太とか。
早く夏休み終了しろ。荒らすのやめてね。
あんな書き方されたらカチンとくるのも仕方ないだろ。
煽るほうも粘着してるほうも言い出しっぺも同罪。
一人二役も大変だ。
295 :
無名草子さん:2006/08/26(土) 22:38:04
誰も来なくなるぞ。そろそろ建て直し(スレ立てじゃないよ)ても良いだろう。
なにごともなかったかのように軌道修正どぞ〜
, -=ミ;彡⌒`丶、
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::`丶
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
l::::::rィノツノtゝミン、ノノン、:::::::l
!:::::: '"^'"`~` ヾ( l::::::ノ
',::::j ⌒''ヽ,,,)ii(,,,r'''''' 〈::::::j
,-'"ヽ fヾ}, ィ赱、 i i r赱ミ l:イ
/ i、 lと', `"" ,l l `"" ,リぅ! _/\/\/\/|_
{ ノ "'ゝヽ-ヘ ,ィ''。_。ヽ、 /_ン' \ /
/ "' ゝ' il´トェェェイ`li ,' < ニャーン!! >
/ l、.!l |,r-r-| l! /! / \
i l ヽ. `ニニ´ ノ l  ̄|/\/\/\/ ̄
/ `' ― '´ }
i' /、 ,i
い _/ `-、.,, 、_ i
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(,,/ , ' _,,-'" i ヾi__,,,...--t'" ,|
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/__,/ ゝ、__| /___,、__i /___,.ノゝ_/ /___ノ
298 :
無名草子さん:2006/08/27(日) 17:00:32
氏の小説ファンが大勢居てくれてなんか嬉しい気がする。
俺の周りには、ほとんどいないからなあ
氏は若い時に結核で死を覚悟したが、大手術と抗生物質によって、もらった命といっていたような気がする(俺の思い込みかもしれません)
だから、今の医学に対して、充分に感謝していたと思います。
最後は吉村氏にふさわしい死に方
氏の小説は文学性も高いが、小説を書くにあたって徹底的に調べあげ小説にするという
それが内容に深みをもたしている
俺も
>>219と同じように、会ったわけではないが、
吉村昭氏の小説の大ファンとして
死に様には泣けるところがあります
複雑です
もう一度、たまった氏の小説を読み返してみたいと思います。
何もこんなところでお前の贔屓の本を宣伝しなくてもいいだろ。
オナニーは一人でやるモンです。
アフェリかなんか仕込んでんの?これ
>>241 299
302 :
無名草子さん:2006/08/27(日) 20:08:43
>>299 自分の読んだ本に感動して自慰行為をする自らの姿を認識できていない人。
彰義隊 毎朝はばかりで読んでいる。
宮の逃避行のシーンはさすがの描写、凡百のサスペンス小説を超える。
江戸を脱出した宮がどんな旅を続けるのか、読み続けずにはおられない。
304 :
ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :2006/08/27(日) 20:31:40
>氏は若い時に結核で死を覚悟したが、大手術と抗生物質によって、
>もらった命といっていたような気がする(俺の思い込みかもしれません)
俺も吉村氏のエッセイで同趣旨を読んだ記憶がある。
氏以前に結核の手術を受け生存している人に会ったことがないとか。
こういった経験が、初期作品に色濃く出ている透徹したクールな死生感の形成に影響を
与えたものであろう。
306 :
無名草子さん:2006/08/27(日) 22:45:45
このスレ前スレが神だった
確かに
308 :
無名草子さん:2006/08/28(月) 01:01:23
昔、「神々の沈黙」を読んで、吉村昭のファンになりました。
心臓移植のドキュメントだが、今でも彼の最高傑作だと思っています。
309 :
無名草子さん:2006/08/28(月) 15:01:50
>>304 補足すると、肋骨を取り除く手術の生存者
に、ですよ。
>>286 そのスレすごい。盗作で賞金500万円詐欺だと。佐藤てのw
盗作本「バルタザールの遍歴」
こいつ ↓
【盗作3バカ】田口/ 佐藤亜紀 /篠原
田口ランディ本人後輪中?! 盗作犯人同士がバトル?!
>>288 まぁ書斎は四次元ポケットじゃないんだからある程度以上蔵書が溜まったらどれか処分しなきゃならんよね
せやけど岩波文庫も司馬遼太郎も吉村昭も捨てがたいなあ(>_<)
312 :
無名草子さん:2006/08/28(月) 20:24:39
>>311 ちなみにどれくらい蔵書あるんですか?
吉村さんはほとんどもってますか?
ほかの人は蔵書増え続けてどうしてますか?
>>311 オマエが死ねば、遺族がくず屋に出して終わり。
w
314 :
無名草子さん:2006/08/28(月) 21:33:52
蔵書一代
>>311 モ娘。(狼)板住人か。
あそこ、小池徹平のスレもあったな。
>>313 だな、本に価値なんて本人にしか解らんし、
大事な大事な本を「邪魔だから整理して!」とか平気で言うし。
オレが死んだらもうダメポ…orz
あ、その前に殺っちまやいいんだ!
w
317 :
ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :2006/08/29(火) 22:07:35
「神々の沈黙」の創作ノートと称される「消えた鼓動」も非常に面白い。
事実に材を取った小説は多数あるが、意外にも、ノンフィクションそのものは
あまり書いていない吉村氏だが、本書を読むとこの方面に優れた才の持主
だったことが確認出来る。
なんと女性週刊誌記者時代の須藤甚一郎が登場している。
好きな作家が死んだときは、著書を取り出して読んで偲ぶ。
しかし、正直
>>317あたりはキモい。
セカチュー現象というかなんというか。
「面白かったですっ!」「感動したっ!」の感動乞食。
泣いてる自分に感動したいだけの彼らにとっては人の死すらイベント。
そうした熱狂や流される羊ぶりのキモさをよくわかってるからこそ、一歩引いた文体。
それがちゃんと文学修行した吉村昭の強み。
最近の感動乞食で文章が下手なキモい作家とは違う。
具体的に言えば天童荒太とか。
何かと思えば、コピペ厨がワタシの文章をよほど気に入ってくれたようだ。
定期的にどんどん貼ってね。
_____
/::::::::::::::::::::::::::\ _
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\ /  ̄  ̄ \
|:::::::::::::::::|_|_|_|_| /、 ヽ はぁ?黙ってろデブw
|;;;;;;;;;;ノ \,, ,,/ ヽ |・ |―-、 |
|::( 6 ー─◎─◎ ) q -´ 二 ヽ |
|ノ (∵∴ ( o o)∴) ノ_ ー | |
/| < ∵ 3 ∵> \. ̄` | /
::::::\ ヽ ノ\ O===== |
:::::::::::::\_____ノ:::::::::::\ / |
323 :
無名草子さん:2006/08/30(水) 20:51:35
>>317 「神々の沈黙」は読んだが、「消えた鼓動」は知りませんでした。
325 :
無名草子さん:2006/08/31(木) 04:02:15
>>323 マジで「消えた鼓動」の単行本初版(帯なし)
あげるのに・・・。
2chは連絡取れないからさみしいね・・・。
捨てアド晒せば
327 :
無名草子さん:2006/08/31(木) 12:45:03
>>326 捨てアドって詳しく教えてくれれば、いいよ。マジです。
いる人のみ。
羆だか、熊撃ちってのが欲しい
廃盤で見つからない・・
329 :
無名草子さん:2006/08/31(木) 13:24:52
>>328 ウチの近くのブックオフには熊撃ち2冊あったよ。
古書店探せば見つかりやすいかも。
>>310 そのバトルスレ笑える。佐藤てのが盗作で賞泥棒、常駐でジエン弁護?w
盗作本「バルタザールの遍歴」
、 ↓
【盗作3バカ】田口/ 佐藤亜紀 /篠原
田口ランディ本人後輪中?! 盗作犯人同士がバトル?!
331 :
ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :2006/08/31(木) 22:15:54
「消えた鼓動」は、ちくま文庫版が入手し易いかと思う。
>羆だか、熊撃ちってのが欲しい
「羆」 (新潮文庫)
熊の話は表題作のみ。後は蘭鋳、軍鶏、鳩、ハタハタが登場する動物小説集。
「熊撃ち」(文春文庫)
全7話全てが熊の話(第5話のみ舞台は本州でツキノワグマ談)
いずれも面白い作品集なので古本屋等を気長にチェックしてみて欲しい。
332 :
325:2006/08/31(木) 22:37:54
熊撃ち・筑摩文庫版も上げますよ!
ほかにもいっぱいあるが、捨てアド
の解説ないから・・・・。
333 :
無名草子さん:2006/08/31(木) 23:24:36
>>325 どうもありがとうございます。
「消えた鼓動」は探してみます
しかし、普通の小さな本屋さんにはないはず、、、、
図書館とか、ほとんど利用したことのない身ですが、、、、図書館にならたぶんあると思います。
また、氏の作品は、ほとんど全て読破していたつもりだったんですが、まだ読んでいない作品もあるようなので、調べてみようかとも思っています。
吉村氏の作品のファンがたくさんいて、なにか嬉しいですね。
週刊文春に、お別れの会の詳細が出てるね。
読むと、本当に壮絶な最期だったんだなぁと改めて思う。
津村節子さんの悲しみも伝わってくるようだった。
飯食いながら涙ぐんじまった・・・・
しかし、正直
>>184 >>201 >>203 >>210 >>219 >>298 >>334あたりはキモい。
セカチュー現象というかなんというか。
「感動しましたっ!」「泣けましたっ!」の感動乞食。
泣いてる自分に感動したいだけの彼らにとっては人の死すらイベント。
そうした熱狂や流される羊ぶりのキモさをよくわかってるからこそ、一歩引いた文体。
それがちゃんと文学修行した吉村昭の強み。
最近の感動乞食で文章が下手なキモい作家とは違う。
具体的に言えば天童荒太とか。
336 :
無名草子さん:2006/09/01(金) 15:44:02
「羆嵐」は新井英樹が『ザ・ワールド・イズ・マイン』を描くきっかけになったらしいね。
338 :
無名草子さん:2006/09/01(金) 23:49:22
>>335 他人が泣くことをお前がどうのこうの言ってもしょうがないだろう。
お前は自分の身内が死んでもイベントか?津村節子が泣いてもキモいのか?
お前は身内の死に接した事がないだろう。
>>337 はい、認定ハズレ。なんか効いちゃったみたいだな。
そんなつもりの文章でもなかったのにね。
差別的に言えば、「女子供」の精神を吉村は理解しても積極的には与しないだろうよ。
>>338 なんで平気で身内にすりかえる理屈をいえるかね。
…ちなみに「冷たい夏、熱い夏」も作家の視点がないと書けないんだけどね。
341 :
無名草子さん:2006/09/02(土) 14:29:41
うん!確かにしつこい。これからもしつこくレスするヤナ奴だよ。
>>339 コピペはしらんが元になる荒れるようなクソ文章書いたんだろ
誰かを貶めずには入られない下等な奴なんだな。
しつこい
いられない。 下等な奴だからつまらん誤字に突っ込んで悦に入ってそうだ。
344 :
ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :2006/09/02(土) 21:50:58
巨大戦艦建造、海戦、トンネル大工事等のスケール感も人食い羆、脱獄、心臓移植等の
ショッキングなネタでもないため、語られることが少ない作品に
胃カメラの研究・開発を描いた「光る壁画」がある。
こういった地味な作品も、いかにも庶民目線の吉村氏らしく捨て難い魅力に富む。
事実に素材を取ることが多かった吉村氏だが、阪神大震災に関するドキュメントを
書いているそうだが、読んだ人はいるだろうか?
>>344 それは知らなかった。
しかし、思い出したんだが阪神大震災の少し後に
NHKの「今日の論点(だったっけ?」で、予定外の
吉村昭が登場して、震災の時の交通手段などについて
(途中からしか見られなかったので全部の内容は不明)
語っていたことがあるので、おそらく「関東大震災」
とからめ、何か書き進めていたかもしれないね。
347 :
無名草子さん:2006/09/03(日) 00:59:18
>>334 週刊文春は、毎週必ず読んでいるので、わたしも読みました。
病院でなく自宅で死をむかえたのは、病院関係者に迷惑をかけるから、、、、ですね。
きわめて強い心の持ち主だった、また周囲への心遣いをする人だったと思います。
>>344 「光る壁画」は、ドキドキしながら読んだ記憶があります。確か、犬を使って実験しますよね。氏の作品の中でも心に残っている作品です。
氏の作品は、ほとんど読破していたつもりっだったのですが、きわめて少ないことがわかりました。阪神大震災に関するドキュメントについては知りませんでした。
>>346 いつも346自身が自演するからって他人まで自演に決め付けるしつこさ
「天に遊ぶ」原稿用紙10枚の短編集だけど中々良い。
37歳の美人独身女性と気が合い、結婚しようとした男が、
結婚をあきらめる話は犬がドーンときた。
>>339 ついでに「中2病」みたいな脳内ジャーゴンも訂正したほうがいいんじゃねえの。
中身空っぽでダラダラ粘着で荒らしてんのはどっちだかw
吉村昭と津村節子の文体比較やら、ビブリオフラフィーでもお願いしますよ、厨房さん。
わざわざ日付変更線を越えて何をしに来たんだと・・・・・
352 :
無名草子さん:2006/09/03(日) 18:34:57
吉村氏の小説の魅力の一つは、史実に忠実だということだと思います
そのためには、小説を書くためには、資料探しから始まる、、、、
気が遠くなるような膨大な資料整理をしていたと思います
多くの人名や地名がでてくるので、小説を読みながら、小説の前のほうを読み返してしてしまったりします
読んでいると、自分がその時代に生きているような錯覚にとらわれます
また短編集も大変面白いですね
「天に遊ぶ」はわたしも読みました。犬が原因で結婚をあきらめたんでしたっけ。
353 :
ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :2006/09/03(日) 22:08:53
「天に遊ぶ」は自分も新刊の時に読みました。
短編小説の名手でもある吉村氏ではあるが、
さすがに一編あたりがショート・ショート並の分量でその力量を発揮出来るのか一抹の
不安もあったのだが、一読してそれは杞憂に過ぎなかったと知った。
エッセイにも書かれている刑事と間違われる逸話を小説仕立てにしたタイトルも
そのものズバリの「偽刑事」、これはシリアスな作ばかりの吉村作品中では珍しく笑える
ものとなっている珍品だ。
354 :
無名草子さん:2006/09/06(水) 13:52:16
吉村氏の作品で、ラブストーリーってありますか?
春の草いきれや花の馨りが匂い立つような、みずみずしいハッピーエンドの
恋愛小説があれば、読みたいです。
355 :
無名草子さん:2006/09/06(水) 15:17:34
ラブストーリーと定義できなくもない作品は、少ないですがいくつかあります。
ですが、あなたが求めるようなさわやかな恋愛小説はありません。
356 :
無名草子さん:2006/09/06(水) 19:52:20
吉村氏はエロの描写がヘタ
358 :
無名草子さん:2006/09/06(水) 20:28:20
>>357 俺も、吉村氏の性の描写はいけてると思う。
けっこう読みながらドキドキします。
359 :
ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :2006/09/06(水) 22:01:12
ハッピー・エンディング(これも吉村作品には珍しい)という点の方に着目すれば、
「蜜蜂乱舞」(新潮文庫)はどうであろうか。
「家族」「故郷」といった山田洋次監督の映画作品を想起させるような暖かい味わいが
ある作だ。
養蜂を生業とする一家というスペシャリストを描いている点は吉村作品らしいものが
あるが、やはり全体的な作品のトーンを見れば異色作であろう。
360 :
無名草子さん:2006/09/06(水) 22:47:00
そういえば、今日「新潮」発売ですよね。
世間じゃ週刊の方が騒がれてるが、絶対買わなくては。
362 :
241:2006/09/07(木) 13:15:15
子供が生まれるとか、家族が死んだとか、命の関わるスレで
「2ちゃんで初めて泣けたよ」とか言ってる奴
なんつーかセカチューとかと同レベルなんですね
363 :
無名草子さん:2006/09/07(木) 22:24:31
>>359 トド撃ちの話や錦鯉の養殖の話、ハブ取り名人の話とかもあったよね(タイトルは忘れたけど)
全て主人公は人、それも氏が共感とかなにか感じるところがある人が主人公。
養蜂業者が日本全国、花のあるところを旅するなんて初めて知りました。
364 :
ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :2006/09/07(木) 23:04:20
少年犯罪の問題(匿名報道等)も吉村先生に、あの主観・私観を極力排したスタイル
(この方がより問題点が明確化され良い)で是非書いて欲しかったテーマであった。
犯罪者と吉村昭作品と言えば、やはり「破獄」がまず第一に思い浮かぶが、
NHKが緒形拳主演でドラマ化したものは、主人公を少しヒーロー的に描き過ぎている感
があり印象は良くない。
原作は、犯罪者を英雄視するような観点はなく、その境涯に同情・共感を示すような
記述も一切無く、怪物的とも言える主人公の生涯をドキュメンタルに息詰るような
迫力をもって綴った、いかにも吉村作品らしいものであり、これが魅力なのだが。
365 :
無名草子さん:2006/09/08(金) 23:49:14
小説と同等もしくは上をいくようなドラマ作成は難しい面がありますね。
少年犯罪の問題にからめて、氏が書こうとする題材ってありそうでないかな。
むずかしいね
短編とかなら書けたかも知れない
氏がそれを題材にしていたら面白い作品になっていたと思います。
氏は、人間そのものに興味をもっていたと思う。
そして、氏が興味をもつ人間は、技術屋とか職人気質な人間が多い。
366 :
無名草子さん:2006/09/09(土) 14:02:08
遺作「死顔」を掲載してる新潮出ましたね。
他の文芸誌も追悼吉村昭特集載ってますな。
ーー本人後輪中! 盗作同士の激バトル?!
盗作で賞金500万円詐欺佐藤亜紀(盗作本バルタザールの遍歴)を
田口ランディが叩きつぶしてる…ORZ
, ↓
【盗作3バカ】田口ランディ/ 佐藤亜紀 /篠原一
368 :
無名草子さん:2006/09/09(土) 17:33:50
>>366 それは買いにいかなくては!
短編集「碇星」を読み終わり、これから「彰義隊」を読もうとしてました。
369 :
ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :2006/09/09(土) 22:31:48
>トド撃ちの話や錦鯉の養殖の話
動物小説集「海馬(トド)」に収録された表題作と「凍った眼」
>ハブ取り名人の話
動物小説集「鯨の絵巻」に収録された「光る鱗」
吉村氏の動物小説は、擬人化を拒否した徹底したリアリズムの世界が構築され、
ここから生じる緊迫感には類が無いように思う。
>氏が興味をもつ人間は、技術屋とか職人気質な人間が多い。
動物小説の主人公は、吉村氏好みのプロフェッショナルが多い。
「羆嵐」に登場する猟師、宗谷の銀が典型、
本作は、ケン高倉のラジオドラマがあったそうだが、
俺のイメージは壮年期の夏八木勲、銀爺の狂気を孕んだようなスーパーハンターぶりを
表現するには、まさに適役かと思う。
370 :
無名草子さん:2006/09/09(土) 22:41:54
質問で恐縮なんですが、軍用機を爆破しちゃって、軍から逃げるって小説
なんだったか分からないんですが教えてもらえませんか。
>>370 うまいこと近寄ってきたスパイに弱みを握られて、破壊工作をやらされた、
とかいう話だったかな?
>>371 それってチャンコロのハニートラップw
373 :
無名草子さん:2006/09/10(日) 09:26:50
それにつけても、先日“ガンで一年ほど病床につき、最後は自身でチューブを抜かれて七十九
歳で往生された著名な作家さん”が同業の奥さまに「こんなに一生懸命ものを書くだけの努力
をしてきたのに、どうしてこんな辛い病気に苦しまなければならないのだろう」と漏らしたと
いう話は個人的にどうなんだろうなぁと実は思います。
「名のある作家の人間的なエピソード」として、または「お身内に対しての言葉だからね」と
聞き流すべきなんだろうけど、非才な私はプロが一生懸命やるのなんて当然で、そんなの努力
と言わんと思うクチなので神様はそんな人に才能を与えず俺にくれればいいのに、って結局そ
こかい。まぁいいや。これも介護疲れの八つ当たりなんでしょうかね、でもちょっと思いまし
た。
世の中にはもっと苦しい病に蝕まれてる人もいるのに。自分が病気になると、総じて人のこと
を思いやれなくなってくるんだろうか。
ままならぬ“生き死に”に恋−−そもそも世の不条理がなかったら、小説なんて生まれないの
に。ものを書くのは常に自分の躯と心の切り売りで、もしその覚悟や苦しみを引き受けずにも
のを書いていたのなら、なんて才能に恵まれた、でも罰当たりな人かとやっぱり思っちゃう。
http://www002.upp.so-net.ne.jp/miyazu/
374 :
無名草子さん:2006/09/10(日) 09:53:24
まあ、才能の無い三文ライターの取るに足らないたわごとなんだから、
いちいちあげつらうまでも無かろう。
375 :
無名草子さん:2006/09/10(日) 11:22:49
非常にネガティブな考え方だね
吉村先生もその夫人もどこに非があるというのか
もう癌も末期で転移して痛みもでてて、
余命幾ばくもなくなっても作家たるもの弱音を吐くなってか?
手厳しいなw
もし好きな吉村先生についてのことじゃなくても多分不快に感じるだろうな。
>世の中にはもっと苦しい病に蝕まれてる人もいるのに。自分が病気になると、総じて人のこと
>を思いやれなくなってくるんだろうか。
徒然草の百十二段を100回読め。
■第百十二段
明日は遠き国へ赴(オモム)くべしと聞かん人に、
心閑(シヅ)かになすべからんわざをば、人言ひかけてんや。
俄(ニハ)かの大事をも営み、切(セツ)に歎( ナゲ)く事もある人は、
他の事を聞き入れず、人の愁(ウレ)へ・喜びをも問はず。問はずとて、
などやと恨むる人もなし。されば、年もやうやう闌(タ)け、
病にもまつはれ、況(イハ)んや世をも遁(ノガ)れたらん人、
また、これに同じ かるべし。
人間の儀式、いづれの事か去り難からぬ。
世俗(セゾク)の黙(モク)し難きに 随ひて、これを必ずとせば、
願ひも多く、身も苦しく、心の暇(イトマ)もなく、
一生は、雑事(ザフジ)の小節(セウセツ)にさへられて、空しく暮れなん。
日暮 れ、塗(ミチ)遠し。吾が生既に蹉蛇(サダ)たり。
諸縁(シヨエン)を放下(ハウ ゲ)すべき時なり。信をも守らじ。
礼儀をも思はじ。この心をも得ざらん人は、 物狂ひとも言へ、
うつつなし、情(ナサケ)なしとも思へ。毀(ソシ)るとも苦しまじ。
誉むとも聞き入れじ。
…一回読んで疲れたワ
>>373 うだつの上がらないゲスの妬みだな。
文中の「作家」を別の職業に置き換えて読めば、
よく分かる。
いかん。スポーツ新聞の記事にマジレスしちまったw
380 :
無名草子さん:2006/09/10(日) 16:48:00
>>369の方は、吉村氏の小説に対してきわめて造詣が深く、小説の面白さの理由が明瞭で、驚きました。わたしはなぜ面白いのか?についてあまり考えたことがなく、ただ面白いから読む・・・それだけでした・・・・・ここのスレは読んでいて楽しいです
>>377>>378わたしも読ませていただきました
381 :
ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :2006/09/10(日) 22:55:13
>>370 タイトルもそのものズバリ「逃亡」(文春文庫)。
ミステリータッチの出だしながら、謎を残したまま終わるのが、かえって余韻が深い。
>>381 ミステリ板住人さんは
幼い少女に猥褻行為をして逮捕された事があると知りました。
犯罪者の方にも吉村先生は愛読されているのですね。
その視点から作品の論評をされてはいかがでしょうか?
383 :
無名草子さん:2006/09/11(月) 23:31:57
>>381 「逃亡」は私も読んだのですが、記憶にありません
現在「彰義隊」を読んでおりますが、もう一度読んでみたいと思います
「謎を残したまま終わる」というのが気になります
>幼い少女に猥褻行為をして逮捕された事があると知りました
ぶはは。
385 :
無名草子さん:2006/09/11(月) 23:45:25
遺作「死顔」を読みました
氏が、死顔を家族以外の人に見られたくないという気持ちが伝わりました
また、氏の短編「碇星」という小説は、棺おけについている小窓の話で、この小窓から死に顔を見られたくないという奇妙な話だった
わたしは、自分の死に顔を見られたくない云々については、考えたこともありませんし、棺おけの小窓に対してなんらかの感情をもったことはありません
やはり、若いときに死と直面した氏ならではの感情なのでしょうか?
386 :
無名草子さん:2006/09/12(火) 00:07:51
破獄を読んで、英雄物語と思った
387 :
無名草子さん:2006/09/12(火) 00:24:27
わたしが氏の小説を初めて読んだのは、「高熱隧道」です。
当時、雪崩の専門家にこの小説を読むことを進められたのです。
表層雪崩、しかも乾雪表層雪崩の怖さがわかる素晴らしい小説だと。
それまで、わたしは氏の名前さえ知らないかったのですが、この小説がきっかけでファンになり、その後、「零式戦闘機」「海の史劇」「ポーツマスの旗」等多くの記録物をを読みふけりました。
>>59 「星への旅」「彩られた日々」「少女架刑」を読んだときは、驚きました。
たしかに、独自の透明感があふれて、それまで読んだ小説とは、趣を異にしていると感じます。
388 :
無名草子さん:2006/09/12(火) 00:29:53
『破獄』はもちろん佐久間という強烈な個性が
なければ成り立たない作品で、その意味では
英雄物語の側面もなくは無い。
でも、やっぱり大筋としてはその個性を通した
戦中・戦後という時代の投影が主題とみるべき。
刑務所という限られた世界の中でさえ、戦争の
影響が有形無形にでてきて、それゆえに佐久間
という人物がありえたわけで、やはりそこが
肝かな、と思う。
好きな作家が死んだときは、著書を取り出して読んで偲ぶ。
しかし、正直
>>382あたりはキモい。
ロリコン現象というかなんというか。
「ロリ好きですっ!」「猥褻行為禁止っ!」の感動乞食。
泣いてる自分に感動したいだけの彼らにとっては人の死すらイベント。
そうした熱狂や流される羊ぶりのキモさをよくわかってるからこそ、一歩引いた文体。
それがちゃんと文学修行した吉村昭の強み。
最近の感動乞食で文章が下手なキモい作家とは違う。
具体的に言えば天童荒太とか。
ミステリ板住人さんは幼女レイプの他、女性下着窃盗もされたそうですね。
ミステリ板住人さんですね、さすが犯罪者らしいカキコです。
394 :
ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :2006/09/12(火) 22:46:52
前にも触れた点だが、「破獄」を英雄談と読む見解には疑問がある。
吉村氏の視点・筆致には、犯罪者佐久間を英雄視する部分は皆無でしょ。
この点、テレビドラマは怪物的犯罪者の英雄談という面を感じさせるものがあり、
評判は良かったものの、吉村ファンとしては不満が残るところであった。
あえて、エンタメ的観点から「破獄」という作品を位置付けると、
クライム・ノヴェル(犯罪小説)ということになろうか。
海外にはトルーマン・カポーティの「冷血」という例がある。
怪物的犯罪者を通して、ひとつの時代・社会を描いているという点は同感出来るものが
あり、この点で「佐久間」という人物そのものが、「戦艦武蔵」「零式戦闘機」「関東大震災」等と同様に、
時代の象徴的意味合いを持っているのかと思う。
文句言うときは名無し……あいかわらずの剽窃魔人ぶりだなw
どこの板に逃げても何も変わっちゃいないw
ミステリ板住人の書き込みは性犯罪者特有の匂いに満ちているなあ
397 :
無名草子さん:2006/09/13(水) 06:36:17
久しぶりにここに来たけど何か荒れてるね。
吉村先生の大切にしたもの、卑しいことをしない、言わない、
人に迷惑をかけない、これができない人はここに来ないで欲しい。
お亡くなりになったことで、書き込む人も増えたと思うけど、
他者を慮る礼節の無い人は書き込まないで下さい。
398 :
無名草子さん:2006/09/13(水) 09:51:21
>>456 えっらそーに仕切ってんじゃねーよカス w
好きな作家が死んだときは、著書を取り出して読んで偲ぶ。
しかし、正直
>>397あたりはキモい。
セカチュー現象というかなんというか。
「人に迷惑をかけないっ!」「荒らしは書き込まないでくださいっっっ!」の自治乞食。
書き込んでる自分に感動したいだけの彼らにとっては人の死すらイベント。
400
401 :
無名草子さん:2006/09/13(水) 20:09:46
>>400 401!
お互い下らねーことしてるなw
402 :
ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :2006/09/13(水) 22:51:13
明らかになった吉村先生の最後について「尊厳死」ではなく「自殺」ではないかと
問題視する向きもあるようだ。
到底無理な話だが、このテーマこそ作品中で一貫して「死」というものを凝視し続けた
「作家吉村昭」にこそ書いて欲しいものであった・・
「関東大震災」は、鬼気迫る第一級のパニック小説とも読める。
特に被服廠跡の惨事の描写は息を呑むばかりの凄惨さがビビッドに伝わって来る。
しかし、直接には大震災には関係しない甘粕憲兵大尉による大杉栄・伊藤野枝殺害事件に
全19章中の2章、14〜15章(文庫本本編284頁中の30頁相当だから
約10分の1のボリュームに相当する)と多くの頁を割き過ぎている感があるのは残念。
前章、13章(震災後の朝鮮人虐殺事件)までの緊迫感に水を差し、違和感も大きいゆえ、
この事件に関しては別立てで書いて欲しかった気がする。
403 :
無名草子さん:2006/09/13(水) 23:18:43
いや、あの甘粕編が入っているとこが特にイイ!
>>390他
いっとくがコピペ魔とは別人なんで。
真面目にコピペの方は関知しない。
そのコテハンがやってるんじゃないか?
405 :
無名草子さん:2006/09/14(木) 00:55:13
>>394 確かに、英雄ではないと思いますが、主人公の「佐久間」は凄い人間
凄い人間ゆえ、読んでる読者は「英雄」みたいにみえてきてしまうのかもしれないですね
ところで氏の長編小説のなかで、主人公を英雄視しているものってあるのでしょうか?
「ポーツマスの旗」の小村寿太郎とか・・・
406 :
無名草子さん:2006/09/14(木) 00:56:21
俺も甘粕の一編は>403に賛成だな。大正11年全国水平社・日本農民組合・日本共産党の結成だよ。
震災で戒厳令公布、大正14年治安維持法成立。震災の混乱に乗じて政府が何をしたかったか書くのは必然的。
甘粕関連を大震災と無関係だと論じるあたりで、例の老人の無知、不勉強が伺い知れる。
413 :
チンカス:2006/09/14(木) 17:41:47
スレタイの作家が亡くなったスレで「死ね」の煽りあいか・・
うっとうしいな、いい加減スルー覚えろよ
414 :
無名草子さん:2006/09/14(木) 19:28:59
さすがチンカス、よくやった
>>413 おめーがスルーできてない件についてw
ばーか
416 :
無名草子さん:2006/09/14(木) 20:45:50
ばーかw
417 :
無名草子さん:2006/09/14(木) 20:53:55
ばーかww
418 :
無名草子さん:2006/09/14(木) 21:04:11
あーほwww
419 :
無名草子さん:2006/09/14(木) 21:07:21
まぬけ!!
420 :
無名草子さん:2006/09/14(木) 21:08:36
スルーできてない奴だらけな件についてw
421 :
ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :2006/09/14(木) 21:27:00
「事件」を通じて「時代」を書く吉村作品であるから、
大杉栄の件に触れるのは、むしろ必然と言えるかもしれぬ。
ただし、「関東大震災」という作品テーマから見ると「長い」のである。
時代のエピのひとつとして1章程度にまとめるべきであったかと思う。
「破獄」の主人公佐久間には、前述したとおりヒーロー性ではなく怪物性を強く
感じる。さすがに牢獄の壁を蜘蛛の如くよじ昇るシーンはフィクションかと
思ったが…(事実とのこと)、脱獄に対する異様なまでの固執といい、
吉村先生の筆力もあって、ミステリで数々のフィクションに登場する怪人を
読み慣れた俺にも戦慄すら感じさせるキャラである。
吉村作品と英雄に関してだと、先生自身が、NHKBS2「週刊ブックレビュー」出演時
(「生麦事件」刊行当時)に語っていたことだが、「歴史に英雄はいない」という考えだ
そうである。
確かに、シバリョウ作品に登場するような文句無しの英雄的人物は見当たらないように
思う。
数少ない女性主人公である医師楠本いね(「ふぉん・しいほるとの娘」)でさえ、
悲劇のヒロイン扱いすることはせず、彼女の頑固・偏屈なキャラもクールに描いている。
422 :
無名草子さん:2006/09/14(木) 21:29:44
ばーかww
『・・・読み終えたあと一週間、頭がぼぉーとなった!』
吉村昭の『赤い人』を読んだ感想が司馬りょうま太郎の『街頭を行く』にあり。
俺も読んだあと頭がぼぉーとなり、未だに・・・・
『・・・読み終えたあと一週間、頭がぼぉーとなった!』
吉村昭の『赤い人』を読んだ感想が司馬りょうま太郎の『街道を行く』にあり。
俺も読んだあと頭がぼぉーとなり、未だに・・・・
『・・・読み終えたあと一週間、頭がぼぉーとなった!』
吉村昭の『赤い人』を読んだ感想が司馬りょうま太郎の『街道を行く』にあり。
俺も読んだあと頭がぼぉーとなり、未だに・・・・
426 :
無名草子さん:2006/09/14(木) 22:42:48
>>421 そうですね
確かに、氏の小説のなかで主人公を英雄視するような表現はないと思います
ただ、そのような表現はないけど読者が英雄のように感じてしまう場合もあるんですよね
「関東大震災」の地震には直接関係しない甘粕憲兵大尉による大杉栄・伊藤野枝殺害事件の長い文章については、わたしも同意見です
でも長い文章は、氏が興味をもっていた証拠みたいなもの、、、これもまたあじがあると思います
氏の小説は、いずれも「事実」がもとになっていて、筆力もあるのでしょうが、これが面白さを一層深くします・・・
>>423 「赤い人」読んでません
1週間ボォーとなるには、もうこれは読むしかない
ボォーッとなった?よくわからんなぁ
「仮釈放」読んだ直後は、意外すぎる結末のショックのあまり3時間ほど動けなかったけど。
428 :
無名草子さん:2006/09/15(金) 04:15:02
忘れられない事件…
『熊嵐』
これに尽きる。
思い出すとガクガクブルブル、心臓バクバク、そして欝になる…
人間も恐いが、熊も物凄く恐いぜ。
職場の旅行で開拓記念館に行ったんだが、出てきたときは半分くらいの奴等はorzになってた…。
息子が生まれた時、お祝いで熊のぬいぐるみを貰ったが、それさえも嫌だよ。
背筋が寒くなる。カミサンは笑ってるが。
プーさんも嫌かい
プーさんでガクブルするようだともう末期だな
>>429 糞熊プーに「さん」なんてつけるなアフォ
「仮釈放」はホラー小説
初めて吉村昭の名前を知ったのは、去年の秋のこと。
偶然、司馬遼太郎の本の中でその名前を見つけた。
読んだあと、数日ぼう然とした。
434 :
ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :2006/09/15(金) 22:45:31
>そのような表現はないけど読者が英雄のように感じてしまう場合もあるんですよね
ピカレスク・ロマン?
極めてリアリスティックな筆致の吉村作品にはそぐわない呼称かとも思うが。
確かに、自分もジム・トンプソンのクライム・ノヴェルの主人公の視点になって
(ある意味でのヒーロー視か)読んでしまうことなどはある。
「破獄」好きには「赤い人」はお薦めだ。
>『・・・読み終えたあと一週間、頭がぼぉーとなった!』
俺はここまではいかなかったが(w
明治時代、囚人による北海道開拓を描いた丁寧な取材にもとづく力作で読み応えは十分だ。
講談社文庫にあった。
436 :
無名草子さん:2006/09/16(土) 01:03:35
>>428 北海道開拓の人たちの苦労が「羆嵐」だけでもわかりますよね。
「羆嵐」は、確か妊娠している女性が主に餌食にされたのではなかったでしょうか(うろ覚えですみません)。
奥様も読めば笑えなくなりますね。
437 :
ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :2006/09/16(土) 10:34:25
吉村作品中最大の長編「ふぉん・しいほるとの娘」を読んだというレスは、
過去に2ちゃんねるでは、自分のレス以外では1レスしか見た記憶が無いのは残念。
文庫本3分冊のボリュームゆえ、時間的には、結構、読むのが難儀な作ではあるかとは
思う。
「羆嵐」の羆の襲撃、猟師との対決、「高熱ずい道」の泡雪崩、「間宮林蔵」の
北海道・樺太探検、「桜田門外ノ変」のテロル、「長英逃亡」の長英の一連の逃避行等々、
リアルで激しいアクションやスペクタクルは吉村作品の読み所ではあるが、
本作の場合は、女性主人公ということもあってこのような要素は無い。
しかしながら、封建制色濃い時代にハーフでありながら日本初の女医となった
シーボルトの娘いねの波瀾万丈の生涯は一読巻を置かせぬものがある。
NHKの朝ドラには重過ぎる素材としても、木曜時代劇あたりでの映像化も密かに
期待している。いね役は沢尻エリカか加藤夏希あたりだろうか。
>>437 おいお前、
もったいぶってるわりには中味スカスカの文章なんて
どうでもいいから
小さい女の子に猥褻行為をしたときの事を教えろよ。
楽しかったのか?どうだ?
>>438 俺も知りたいな。
やっぱ盗んだ女物の下着を身に着けて犯ったのか?
リアル犯罪者の体験談なんてワクワクするぜ。
早く返事してやれ、命令だ。
440 :
無名草子さん:2006/09/16(土) 19:00:13
もうやめてくれ!償いは済ませた!!!
高校生の時、どこぞやの劇団がうちの学校に来て「ふぉん・しいほるとの娘」の舞台を体育館で観た記憶がある。
古い話であるが・・。
443 :
無名草子さん:2006/09/16(土) 20:12:28
>>441 コテハンのつもりなのか、メル欄に「W」と入れるのやめれ
変な自己主張うざい
444 :
無名草子さん:2006/09/16(土) 20:13:55
>>441 コテやってくつもりならもっと中身あることかけや
>>437なみにさあ 自己主張だけ強い中身すっかすかのヴォケが
>>444 なんか437が「自己主張だけ強い中身すっかすかのヴォケ」と言ってないか?
もしそうだとしたら…同意だな。
446 :
ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :2006/09/16(土) 23:14:12
>「羆嵐」は、確か妊娠している女性が主に餌食にされたのではなかったでしょうか
特にそういうことはないが、胎児の命乞いをする妊婦もろとも食いつくした旨が
記されている。
ケダモノだけあって「八つ墓村」も顔負けの残虐ぶりには慄然とさせられる。
>高校生の時、どこぞやの劇団がうちの学校に来て「ふぉん・しいほるとの娘」の
>舞台を体育館で観た記憶がある。
さすがに石井宗謙(シーボルトの門人。いねが産む私生児の父)とのエピは無かったよね?
447 :
無名草子さん:2006/09/16(土) 23:33:46
>>445 どっちでもいいわざわざコテつけるなんざうざい
>>446 性犯罪者の嗜好がみえるな。
妊婦虐殺に強姦出産かよ。
過去の犯罪に反省なしだな。
汚らわしいケダモノだな、お前。
w
450 :
無名草子さん:2006/09/17(日) 10:44:42
「羆嵐」で、妊婦のことを最初に書いたのはわたしですよ
「羆嵐」を読んだのは、かなり昔だったのですが、内容は覚えているつもりです
胎児の命乞いをする妊婦もろとも食いつくした旨が記されている・・・のがショッキングだったのでしょうね
もちろん、男性も襲われ殺されるが、餌となるのは女性だった(と記憶しています)
羆が人間を食べる音の表現が恐ろしいですよ
残虐なシーンもありますが、反面、「羆の世界に人間が足を踏み入れただけのこと」という羆を弁護?するような内容もあり、あくまで冷静な記述だったと記憶してます。アイヌの方々は、羆を神としていたというし自然界の中では、道具を持たない人間はあまりに無力ですね
>>437 いね役は、ベッキーではいかがでしょうか?
451 :
無名草子さん:2006/09/17(日) 10:50:37
>>446 お前さあ、
自らの赤裸々な犯罪告白をやれよ。
早くしろ、グズ。
452 :
無名草子さん:2006/09/17(日) 11:10:14
いまは、「彰義隊」を読み終わり、「縁起のいい客」エッセイ集を読んでます
性犯罪者の体験談はマダー?
ミステリなんとかってナナシで書き込んでないかい?姑息な性犯罪者だな。
455 :
無名草子さん:2006/09/17(日) 13:27:01
「高熱ずい道」の泡雪崩は、学術的には乾雪表層雪崩(煙型)と呼ばれます
地域によって、アワとかアイとか呼ばれます(氏の小説とは関係ないです)
吉村氏の小説に関係のない書き込みはやめましょうね
氏の書いている小説の主人公は、プロフェッショナルが多いですよね
自分としては、このごろの技術者倫理の低下、、、そのことを題材とした小説を書いて欲しかった
でも、現在進行形の題材だから難しいですね
456 :
番組の途中ですが名無しです:2006/09/17(日) 15:23:42
性犯罪がどうこう言ってる人は、うるさいんで書かないで欲しいな。
私怨をこんなところで晴らさないでくれよ。
ミステリなんとか氏が性犯罪者かどうか、真偽のほどは俺にはわからないが、
それが許せないって言うならそれ専用のスレでも建てなよ。
あるいは、IP抜いて身元を特定して私刑にかけるなりすれば?
とにかく、ここは吉村昭スレッドだし、ミステリなんとか氏はスレにあった内容の
レスをしてるんだから、うるさく無関係なレスをしないで欲しい。
同意
荒れるから、ミステリなんとか言う人はコテハンで書き込まないでください。
お願いします。
だいたい、掲示板で個人の特定をする必要はないはずです。
458 :
無名草子さん:2006/09/17(日) 16:54:03
ミステリはまだ中身あること書いてるが
メール欄「W」だけはただのコテに憧れる便乗荒らし
459 :
無名草子さん:2006/09/17(日) 17:03:08
わたしは「ミステリ板住人」さんの書き込みを読むのが楽しいです
吉村氏の小説についてここまで書ける人はなかなかいないでしょう
461 :
無名草子さん:2006/09/17(日) 17:18:57
名無しで自分を弁護するのがロリレイプ野郎の手口か。
お前の粘着質ないやらしさがよくわかった。
言葉を並べただけの空虚な書き込みはどうでもいいから、犯罪行為を懺悔しろ。
463 :
無名草子さん:2006/09/17(日) 17:35:57
ミステリさんを尊敬しろ!賞賛のレスを書け!おまいら分かったか!!!
464 :
無名草子さん:2006/09/17(日) 17:47:41
>>461 常にぼぉーっとした奴なんだからスルーでいいよ。
わたしは「ミステリ板住人」さんの書き込みを読むのが苦しいです
吉村氏の小説について書名と拾い読み丸見えな作中の語句を挙げて
勝手に自己完結しています
読まされる側は「だから何よ?」としか言いようがありません
ここまで不誠実に書ける人はなかなかいないでしょう
466 :
無名草子さん:2006/09/17(日) 20:07:10
468 :
無名草子さん:2006/09/17(日) 21:33:34
469 :
ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :2006/09/17(日) 22:08:00
吉村作品には「医学もの」(医者が主人公、医学研究がメーンテーマ)と称してよい
作品群がある。
「日本医家伝」という作には、吉村先生の興を惹いた12人の医家の伝記がコンパクト
に纏められている(「白い航跡」の木兼寛、「雪の花」の笠原良策等)
女医は2人、シーボルトの娘楠本いねと初の女性の医師国家試験合格者荻野ぎんが
紹介されているが、吉村先生は、いね関しては最大の長編となる
「ふぉん・しいほるとの娘」を著しながら、、いねに劣らない数奇の人生を送った
荻野ぎんについては、遂に長編の筆を執ることはなかった。
思うに、渡辺淳一にぎんの生涯を描いた「花埋み」という先行する作があったから
であろうか。
漂流文学では、井上靖の「おろしや国酔夢譚」という先行する作がありながら、
晩年に「大黒屋光太夫」を著している。
こちらの分野に関しては、やはり第一人者であるとの自負があったのか。
ベッキーがいねを演じ切れるかという問題もあるが、
いねはもっと濃い美形だったらしい。
吉村作品の映像化ではないが、宮沢りえ(そう言えば、オランダ系)が
いねを演じたドラマがあったとのことだ。
>>647 だから、荒れるからコテハンはやめてください。
そもそもあなたを特定する必要はないんです。
コテハンを禁止するようなルールは無いでしょ。
悪いのは無関係な書き込みしてる人だけじゃん。
>>469 ロリペドレイプマンのお出ましか。
今度は幼女とお医者さんごっこをしたい願望の発露かい。
救いようのない性犯罪者だな。
早く警察に逮捕されろよ、これ以上犠牲者が出ないうちに。
人間のクズめ!
>>437 オマエもな、
幼女強姦犯のミステリなんとか。
ミステリ板住人なんて、ここからいなくなればいいのに…
476 :
無名草子さん:2006/09/17(日) 23:17:01
>>469 ベッキーについて答えてくれてありがとうございます
イネの瞳の色は黒ではないことが書かれていたと記憶しているので、ベッキーは適役と思ったのですが、、、、、、、
ただ小説にでてくるイネのイメージとベッキーは違いますね
イネはもう少し背がたかいこと、髪の色、細面の顔、、、(わたしのイメージです)
そういえば、宮沢りえがいねを演じていたドラマも観た記憶はあります
「医学もの」では、天然痘の話がありましたね・・・・これは雪の花でしたっけ?
氏の小説で、「虹の翼」というのがあります。ライト兄弟より前に飛行器をつくり僅かに飛んだという話です
また「光る壁画」は胃カメラ開発
それまで日本人は猿真似と思い込んでいたので、これらの小説を読み、その考えが間違っていたことを知りました
>>472 コテハン禁止のルールはないが、いつ登場してもアンチが多く
荒らしが沸いてついてくるならしばらくおとなしくしたりするのが暗黙のルールだろ。
それとも「そんなのがでてきたからってボ、ボクは屈っないぞ!!!」ってか
なんで2chでそんなムキになってコテハン続けられるんだろ。
実生活でまわりに認めてもらえないから、ネットでくらいは自己顕示したいんだよ。
なるほど
最初は嫌いじゃなかったけど、最近とくにムキになってでてきてる気がする。
>>477 >なんで2chでそんなムキになってコテハン続けられるんだろ。
自分を批判したレスに対して「コテハン叩きだ」と決め付けることによって、
自分を批判するレスを無くしたいからでしょ。
「最悪板以外の板ではコテハン叩きは禁止」というルールがあるからね。
文学板でミステリ板のレス見つけたよ。
>219 名前:ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 投稿日:2005/12/24(土) 16:18:37
>スタインベックがハードボイルドとは無関係と本気で考えている者がいるようだが、
>「疑わしき戦い」の訳者解説中には、「…タフでハードボイルドなマック…」という
>文言がある。
>ちなみに、訳者は、廣瀬英一先生(京大文学部卒・三重大学教授、トマス・ピンチョンの訳もあり)、小田敦子嬢(関西学院大学大学院博士過程修了・三重大学助教授)
>なわけだが、
>>216(の内容を書いた者)は、この両先生を凌ぐほどの学歴とキャリア
>を持っているのだろうか(w
どうしてミステリ板が嫌われるのかと思ったら・・・これじゃ当然かもね。
483 :
無名草子さん:2006/09/18(月) 14:43:22
わたしは、吉村氏の小説の大ファンです(ここの方は全てそうですよね)
わたしの小説の読み方は、やや斜め読みで、読む速度は早いが深く内容やその文学性を理解していない面があり、氏の小説についての他の方の意見は大変面白く参考になります
例えば、
>>469ミステリ板住人さんより「日本医家伝」をもう一度読んでみようという気になります
小説についての感想は、全員がまったく同じにはならないと思います(あたりまえだよね)
また、同じ人間でも、読んだ年代によって感想も変わってくる場合もあります(昔読んでイマイチだった小説が現在読んで感銘することもある)
「ミステリ板住人」さんは氏の小説についてきわめて深く理解している人と、わたしは思っています
ただ、合わない人もいることでしょう
そのような場合は、「ああこういう考えもあるんだな」ぐらいにとどめてくださいね
>>482 引用元URL書かない引用されてもねえ・・・
べつにミステリ板住人の意見がどうこう言ってるわけじゃないと思うんですよ。
ミステリの人が書き込むと間違いなく荒れるのに、頑固にと言うか意固地になってコテハンで書き込む意味が分からないからこういう流れになってるんですよ。
吉村先生の作品に関する感想でしたら、このスレは大歓迎ですよ。
でも荒れるのはもっと反対なんです。
すいません、チラ裏です。
486 :
無名草子さん :2006/09/18(月) 17:37:29
技術論文を書く為、参考となるテクストを探しています
「戦艦武蔵」の文章スタイルはどうですか?
他にお勧めの本があれば教えて下さい
技術論文を書く為に小説家の文章を参考にするのかよ
どうかしてるよあんた
489 :
無名草子さん :2006/09/18(月) 18:39:24
↑
488さん、ありがとうございます。
学術論文というか普通のレポートレベルです。文章がうまくなるためには、文章のうまい人の本を読むことも必要だと思ったものですから。
参考にさせていただきます。
吉村先生というと、いつもはムッツリなのに臨時で教壇に立つと
凄く面白い授業をしてくれる教頭先生のような感じがする。
>489
>学術論文というか普通のレポートレベルです。文章がうまくなるためには、文章のうまい人の本を読むことも必要だと思ったものですから。
まあ、それはそれで正しいと思いますよ。意味を正確に取れる文章の
基本という、技術文書にも共通する物はある筈ですし。
自分の文章力の無さを日本語のせいにして、「日本語は論理的な文章
を書くのに適していない言語だ」と主張する大先生もいます。
以前、雑誌の特集の一つで、その手の先生たちが「日本語は非論理的
言語」説をぶち上げていたのを読んだんですが、正直「なんだ?」とい
う感じでしたし。
同じ特集の中でも、言語学者や翻訳者は「論理的記述に不向きな言語
など存在しない。書けないのは本人の能力の問題。」としていましたが。
492 :
ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :2006/09/18(月) 22:04:36
>「医学もの」では、天然痘の話がありましたね・・・・これは雪の花でしたっけ?
そう。時代や功績の違いもあるのだろうが、「白い航跡」等に比較して短か過ぎかも。
もう少し書き込んでもよかったかと思う。
>「虹の翼」というのがあります。ライト兄弟より前に飛行器をつくり僅かに飛んだ
>という話
これもほとんど話題に挙がらない地味な作だが、なかなかの佳作である。
主人公二宮忠八が単なる飛行狂いのヒコーキ野郎ではなく、本業のビジネスもきちんと
務め上げる真っ当な社会人であるのも、尚更感動を呼ぶものがある。
この作品、読む前には、なぜか江戸時代の岡山のヒコーキ野郎として有名な表具師幸吉
の話かと思い込んでいた。幸吉の場合は飛行に入れ揚げた挙句に藩の不信を買い、
処罰(所払いとの説が多い)されてしまったそうな。
こちらは、新田次郎が「鳥人伝」という作に書いている。
時代の違いはあれど、吉村先生好みのキャラはしっかりと地に足が着いた忠八かと思う。
このスレ凄い。盗作で賞金500万円泥棒だと!佐藤亜紀って奴
盗作本「バルタザールの遍歴」
ここ
↓
【盗作3バカ】田口ランディ/ 佐藤亜紀 /篠原
本人後輪!! 盗作犯人同士がバトル?!
>>492 せめてさげれば?
あげるから493みたいなコピペがくっついて来て無法地帯みたいだ
495 :
無名草子さん:2006/09/19(火) 05:21:33
>>494 だまらっしゃい!
貧民の分際で俺さまに指図するなや
>>496 本物かもよ。
ミステリ板住人はもともとそういう奴だし、sageろと言われてsageる奴じゃない。
本物でしょう、性犯罪者は人のいない時を見計らってピンポンダッシュする習性があるみたいですから。
501 :
無名草子さん:2006/09/19(火) 22:05:17
エッセイ集「縁起のいい客」を読みました
氏の内面が色々わかった気がします
氏は三島由紀夫の「金閣寺」を何度も読み返したそうです
「金閣寺」を、もう一度読んでみたいと思ってます
502 :
ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :2006/09/19(火) 22:43:20
「虹の翼」の二宮忠八とは異なり、ストイックなアルチザンといった風がある
吉村先生にとっては、小説の題材としての興味は惹かれるものの、
個人的共感は抱かないであろうと思われるのが、
「海も暮れきる」の主人公の俳人尾崎放哉。しかし、これも傑作。
東大出のエリートサラリーマンの地位を捨て、美人妻とも別れ、
小豆島であたかも病魔と酒に飲み込まれるかのように孤独な死を遂げる俳人尾崎の人生は、
読む者に悲惨かつ強烈な「思い」を残す。
太宰治や坂口安吾なら大共感といった人物であろうか?
読む前は、タイトルから戦記(海戦)ものを予想したりしていたのは、吉村先生の作家と
としてのプロフィールを思えば仕方ないか。
503 :
無名草子さん:2006/09/19(火) 23:20:09
>>502 「海も暮れきる」は、テレビドラマでやりましたよね?
エッセイの中にでてきた記憶があります
確か、吉村氏はあまりに俳優の演技がうまいので、本当に酒乱かと思った・・・と書かれてました
なんのエッセイかは忘れましたが・・・・・
「海も暮れきる」読んでみます
そのエッセイは・・・
で始まる論考をハンドル使って書くという三段落ちが見え見えですよ
>>505のスレ見たんだけど、ミステリ板住人が嫌いになった。
今まではマトモな人だと思ってたけど、最悪の人だと分かりました。
何が最悪かって、吉村先生の作品を勝手にランク付けしてる。
そんで、「トド」が最低だからぜったい買うなとか言ってます。
正直、幻滅です。
みなさんもスレ見てきてください。
ミステリ板住人が荒らしだと思います。なんか叩かれてる理由がよくわかった。
>>502 また出たか、クズ。
今度は幸せな家庭から幼女をさらって孤島に置き去りにして放置プレイ、
餓死させたところで海に飲み込ませるっていうのか。
即刻、警察に逮捕されろ、危険度マキシマムの性犯罪者め。
ミステリ板住人の書き込みから犯行予告(いや遂行済みか)プロファイリングを行う名無しさんが面白くなってきた。
>>505 >40 名前: ミステリ板住人 ◆ExGQrDul2E 投稿日: 03/02/11 14:32
>下記コピペは、僕が一般書籍板に書いたものです。
>どこか優し気な感じの文章ですね。
なんだこりゃ。
自分で自分の書いた文に「どこか優し気な感じの文章ですね」もないもんだ。
キチガイがキチガイを誘発していておもろい。
このスレも前スレで終わりだったな。
「漂流」を一気に読んだ。最後の最後切ねえ。
同時進行で、何となく話が似てる「LOST」も
観てるんだが、「漂流」の方が断然面白い。
長平は、自分にとってジョン万次郎より遥かに偉人なんだけど、
とくに文化に影響したとかはないから、
扱い小さいよなあ・・
四国でちょっと祭られてるくらいか?
でもすごいよ12年だっけ、暮らして自分で船作ってでてくるなんて。
ジョンは助けられ・・いや、なんか時代の流れって大事なんだろな。
>>511 同じく、けっこう長いんだけど一気に読んじゃった記憶がある。
読み終わったらあたり暗くなってて。
漂流読んだら、新田次郎の「孤島」なんか読んでみてください。
昭和初期くらい(だったっけ)の鳥島の話です。
514 :
ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :2006/09/21(木) 00:20:55
「海も暮れきる」のドラマは未見(残念…)。
俺が見た吉村作品の映像化では映画「漂流」は原作の雰囲気が良く出ており、
見応えがあったように思う。
北大路欣也が主人公長平を大熱演。
今ならトヨエツあたりでリメークか。
今村昌平監督の話題作「うなぎ」(原作「闇にきらめく」)は、脚色が過ぎて、
最早、吉村作品の世界ではない。
だから、迷惑なんで来ないでほしいって言ってるんですけど。
ミステリー板にスレ立ててそこでやったらいいじゃないですか。
お願いすんなよw
出てけって言えよ。
ミステリ板住人は出てけ。
情けない515みたいなスレ依存の吉村信者も出てけ。
ミステリ板住人って、実社会では誰にも相手されないんでしょ?
窓際族か、3K職場かそんなとこなんでしょ?
だからせめて2ちゃんねるでくらい認めてほしくて必死に自己主張するんでしょ?
コテハンの7割以上はそうらしいけど。
>>518 >窓際族か、3K職場かそんなとこなんでしょ?
50歳をとうに超えた職歴無しニートらしいぞ。
芥川賞受賞の某作家も、実は2chで2年くらいコテハンやってて、
(その板のオフでてて何回も会ってた人が何人もいる)
バカみたいな名前で煽り倒してたが・・
煽りも秀逸で言葉のセンスもよかったよ。アンチも多かったがファンも多かった。
でも少なくとも板に張り付いてたときはニートだったんだな。
なんらかの自己主張したかったんだろ。
ま、その某作家は結果がよかったから2chのコテハンやってたってのも笑い話の一部だろうが。
意固地になって張り付いてひたすらスルーするコテとは違うな。
そういうのに憧れてるのか、ミステリさんは。
でも文章力がなさすぎなんですが
ここのミステリ板住人って、文壇BARスレで美香に言い寄ってヒジ鉄食らい、
泣きながら逃げ出したミステリ板住人と同一人物ですか?
他に、よその板に行って「私はミステリ板の住人です」なんていう
ハンドルつけているヤツなんかいないよw
そもそも、よその板で「私は別の板の住人です」なんていう
ハンドルを名乗ることからして頭がおかしいと思われるだろ。
524 :
無名草子さん:2006/09/21(木) 22:04:55
>>514 「闇にきらめく」はなにを題材にした小説でしたっけ?
わたしの記憶に残っているのは、「闇を裂く道」です
丹那トンネル工事の物語
土木屋さんは必読ですね
11 名前: ミステリ板住人 ◆ExGQrDul2E 投稿日: 03/02/09 13:36
このリストをもとに熱く語っていこう!
*長編ではないが新潮文庫の短編集「海馬(トド)」は吉村作品
唯一の逝ってよし!である。
映画「うなぎ」の原作「闇にきらめく」もこの本に収められて
いるが、それだけの話しである。
同じ動物小説集の同文庫「羆」「鯨の絵巻」に所集の作品群
に遠く及ばない凡作揃いである。
絶対に買わないこと、また、時間の無駄であるから図書館等
でのレンタルも差し控えること。
各自この旨充分に留意されたい。
526 :
無名草子さん:2006/09/21(木) 23:10:26
「海馬(トド)」は、たしかトドを撃つ猟師の話だったかな
流氷にのってトドがやってくる・・・・流氷の音(聞いたことはないがすごいらしい)
真夏の道東には行ったことはあるが、冬、しかも2月の道東に行き、是非、流氷をみたい・・・できればトドもみたい・・・・なんて思いました
527 :
無名草子さん:2006/09/21(木) 23:12:10
526です
内容は、わたしの記憶で間違っていたらゴメンなさい
ここは吉村昭スレッドです。
吉村昭および彼の著作に関して一言も言及していないレスが
続いていますが、スレ違いの話題は他の板、スレッドでお願いします。
529 :
ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :2006/09/21(木) 23:34:46
「闇にひらめく」は、前科を持つ鰻採りの男が主人公。
(脚色されてはいるが、この辺は映画「うなぎ」に活かされている)
本作を収録した「海馬」は流氷にのって(?)ではなく、
追われてやって来る海馬を狩る猟師が主人公。
(流氷にのってやって来たのは「キタキツネの物語」の主人公では?)
「闇を裂く道」は、丹那トンネル工事を描いた「高熱ずい道」と並ぶ土木小説の傑作。
生き埋めシーンの迫力が凄まじい。
18日付け讀賣新聞朝刊文化面で、吉村先生の尊厳死に関して特集を組んでおり、
曽野綾子、関川夏央、対本宗訓(つしもとそうくん 僧侶・医師)の3氏が
コメントを寄せている。
曽野、関川両氏は肯定的な立場をとり、対本氏は疑問を呈している。
事の是非は置くとして、吉村先生の最後の選択のみがクローズアップされてしまい
その作品評価が後回しにされている感が強いのが非常に残念だ。
讀賣は、近年では「アメリカ彦蔵」の連載紙だというのに…
530 :
無名草子さん:2006/09/21(木) 23:49:08
>>529 いつも斜め読みするわたしの記憶違いですね
ありがとうございます
ここはミステリ板住人を叩いて弄ぶスレッドです。
ミステリ板住人および彼の駄文糾弾に関して一言も言及していないレスが
続いていますが、スレ違いの話題は他の板、スレッドでお願いします。
>>529 消えろクズ野郎
お前を特定する必要はない。
自分の存在を認めてもらいたいのか???
それならネットじゃなくて現実でアピールしろよ
引きこもりで対人恐怖症なのか?
なんとか言ってみろよ。ツンボかお前?
529 名前:ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 投稿日:2006/09/21(木) 23:34:46
530 名前:無名草子さん 投稿日:2006/09/21(木) 23:49:08
あいかわらず自演が下手だな肛門はw
>>312 いやー微々たるものですよ吉村作品は岩波文庫や司馬作品に比べて集めるのが遅かったのでまだ十数種持っているにすぎません
最近「わが心の小説家たち」を読みました
>>523 僕もやめたほうがいいかな
メール欄「W」の自己主張くんか
540 :
無名草子さん:2006/09/22(金) 21:07:45
吉村好きの皆さんに忠告しとこう。
あと1,2年たてば、恐らく氏の作品は絶版ラッシュになるでしょう。
今のうちに未読の作品を、買い漁っておくことをお勧めします。
541 :
無名草子さん:2006/09/22(金) 21:09:50
とくに真っ先に絶版されそうな中期から後期の純文学系の短編集ね。
そこらは読まないからいらない。
543 :
無名草子さん:2006/09/22(金) 21:19:01
>>540 >買い漁っておく
いやな言葉ですね、氏が生きておられたなら眉を顰めたことでしょう。
544 :
無名草子さん:2006/09/22(金) 21:25:33
えっ、相手を不快にさせるなんか問題ある言葉なの?
昔から古本を漁るとか言わない?
545 :
無名草子さん:2006/09/22(金) 21:26:18
>>544 本日ブックオフ町田店。
100円文庫本コーナー吉村昭1冊のみ
300円クラス在庫少
547 :
ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :2006/09/22(金) 21:45:01
冒頭から読者を緊迫感がある場面に投げ込むという書き方(=手法)もあるが、
吉村作品の場合は、どんなにスペクタクルな物語であっても、淡々とした記述で
スタートするのが特色かと思う。
「戦艦武蔵」の棕櫚繊維の買占め、「零式戦闘機」の牛車の行進、
「闇を裂く道」の新聞記者の旅行記風の綴り等々。
読者に「あれこれは?」と思わせておいて、じょじょに物語に惹き込んでゆく語りの
巧さには絶妙なものがある。
しかし、無駄が無く簡潔ではあるが、ぎっしりと行間が詰まった文章は、
題材がハードなものが多いということもあって、ある程度の本好きでないと取っ付きが
悪い面はあろう。
これは同様に優れたストーリーテラーであるシバリョウの作品が、
我流講談調で入り易いのとは対照を成しているかと思う。
548 :
無名草子さん:2006/09/22(金) 21:47:15
>>547 素晴らしいご意見。
まったくもって同意です。
>>547 消えろクズ
誰もてめーの文章なんか読んでねーんだよ
チラシの裏に書いてろハゲ
550 :
無名草子さん:2006/09/22(金) 22:00:38
>>549 あなたの文章は傲慢で幼稚で、人を不愉快にさせます。
もう少し紳士的に書き込みしていただきますよう願いします。
>>544 「買い集める」と「買い漁る」は同じではない。
>>543 あなたの文章のほうがよっぽど傲慢で人を不愉快にさせました。
もう少し紳士的に書き込みしていただきますよう願いします。
ぶひゃひゃ。悲惨なスレになってるな。
ミステリ板の奴が来てから散々だ
いいスレだったのにあいつが来てから台無しだよ
>>554 いや、俺も前スレにマジに感想書いてたんだけど、
作者死んじゃったし、あとは楽しませてもらうわ。
556 :
無名草子さん:2006/09/23(土) 02:35:42
545 名前:無名草子さん 投稿日:2006/09/22(金) 21:26:18
547 名前:ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 投稿日:2006/09/22(金) 21:45:01
548 名前:無名草子さん 投稿日:2006/09/22(金) 21:47:15
だから自演はもう少し上手くやれとあれほど(ry
>>547 性犯罪者の独白キター!
ミステリ板住人は犯罪を行う際、下見をする。幼稚園から帰宅する幼女たちを連日監視、一見淡々とした作業だが誘拐後のデンジャラスな強姦へとなだれ込むための大事な導入部でもある。
同じ性犯罪者の大久保清の派手で目立つ強姦殺人とは好対照であるってか、このナチュラルボーン・ロリペドめ。
560 :
無名草子さん:2006/09/23(土) 03:57:50
561 :
無名草子さん:2006/09/23(土) 10:36:21
>>556 我々が模範とさせて戴く優秀な模範とされるスレ番号をご掲示をしていただけないでしょか。
優良スレ改善風紀委員会日暮里支部
562 :
ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :2006/09/23(土) 10:41:27
あまりに吉村作品に関係無いレス(=荒らし)が多過ぎだが、
進めましょう。
これもあまり話題に挙がらない作だが、沖縄戦を描いた「殉国 陸軍二等兵比嘉真一」は、
小品ながら、凄まじいの一言。主人公の戦場体験は、まさに生きながらの地獄巡りと
言い得る。凄惨な幕切れを予想していたのだが、ある意味でそれ以上に悲惨でみじめな
ラストを迎える。強く推しておきたい1冊である。
563 :
無名草子さん:2006/09/23(土) 10:54:31
☆ iー‐-、
|イ `ヽ ``ヽ、
| ト、 ) ァ ャ、
.| ジュ ウ タン´ { ハ `ヽ、
|, ー‐-.、,_ λ_丿 .`ヽ、
.|_________ ``ヽ、_ . `ヽ、
キ\\\\ ``ヽ、_ `ヽ、
キ. ヽ ヽ ヽヘ `ヽ、_ ヽ、 ___ ェェ ___
キゝゝゝゝゝ.ヘ `ヽ、_ `ヽ `[]=|Ξ|=t]´´
キ ジュ ウ タン iヘ 武 `ヽ、 `ヽ、rー‐‐‐‐ー‐--
キ ジュ ウ タンミミミ} 蔵 `ヽ、 ヘニニニニ`ー-
λジュ ウ タン丿 \ヘ ( ")") /
\_ΞΞノ .rt ``ヾ /
ヽ、 ̄ [| 〉 彡
メ、 ジュ ウ タン キ
彳ヽ }
ヽ _______,,,,,,---‐‐ー`ヽ、
冫------‐‐‐ー''''´´ ノ
/ _,;ノ´
/ ,/レー‐ァ
/ /[L]ア``ヽ
/ ,/
{ _,/
ゝ _, -'´
ゝ、 __,-ー'"´
``"´
564 :
無名草子さん:2006/09/23(土) 11:16:46
>>562 あなたがいなくなれば荒らしもいなくなると思うのですが、そこに関してはどうお考えですか?
レスをください。
どうしてコテハンで書き込むのですか?
あなたが来たおかげでこのスレはさんざんなんですけど、どう思われてるのかレスをください。
レスをくれなかったらあなたも荒しと同様ですよ。
565 :
無名草子さん:2006/09/23(土) 12:06:57
>>562 おお、わいも読んでみとうなってきたわ。
・・・強く推しておきたい1冊である。せやけど・・・
>>505 推薦本A〜Cランクにおまへん。
なんか、掘り出しもんを見つけた気分や。
>562
おおきに、おおきに。また、ええ作品あったら紹介してや。
自演が下手だな肛門は
>>565 馬鹿の相手すんな
お前みたいな奴が居るから馬鹿がここに居座るんだよ
お前も消えろ。
568 :
無名草子さん:2006/09/23(土) 12:31:27
>>567 ミス住5段活用
お前は、いまそがりの役だね
今度はこのスレを潰す気かよ
一体いくつスレを潰せば満足するんだミス住
570 :
無名草子さん:2006/09/23(土) 17:10:44
571 :
無名草子さん:2006/09/23(土) 17:11:21
エッセイ集「縁起のいい客」を読みました
エッセイの中で氏が編集者に指摘され「妻は返事もせずに目を閉じていた」を「妻は返事をせずに目を閉じていた」となおし小説全体が良くなった・・・・というのがあります
大小説家になると編集者の意見をまるで聞かない人もいると思います
また、長崎新聞には、巨大客船の火災について、一般人としての投書を送っている
小説家いや人間としての氏のひとがらが良くわかったような気がします
572 :
無名草子さん:2006/09/23(土) 17:29:19
あらら、レスが28ってなんだろと見たら…
クズとカスとゴミとキチガイの堕レスだったw
573 :
無名草子さん:2006/09/23(土) 19:20:22
9/27産経の正論で、拓大学長が、吉村氏の”自決”について書かれています
富山の病院での末期患者の事件もとりあげ、患者の死生観がまるで反映されない医療界における死の観念に、吉村氏は、自らの行動をもって挑戦したのでないか、、としめくくっていました。
>>561 「もう少し紳士的に」と書いたのが君なら、当然、明確な基準があるのではないのかね?
>>569 下らないことばかり書いて良スレの進行を妨害しようと企んでいるのは君だ。
何が「スレを潰す」だ。図々しい。
576 :
無名草子さん:2006/09/23(土) 19:43:30
579 :
無名草子さん:2006/09/23(土) 20:31:36
もうこのスレダメだな
ミス板のおかげで台無しだ(´・ω・`)
ミスチルみたいでカッコいいネ!
提案なんだけど、IDの出る板で適切なとこにスレ立てなおして吉村先生の作品語りたい人はそこでやるのがいいかも。
ここはミステリなんとか言う人とそれにレスする人の隔離スレにしましょ
583 :
無名草子さん:2006/09/23(土) 20:54:00
「闇を裂く道」では、丹那トンネル工事によって、水の豊かな盆地・・・あちらこちらに水が湧いている盆地に水が無くなってしまったことに驚きました
地すべり防止工事では、排水トンネルをつくり、地中の水を抜くことによって地すべりの動きを予防します・・・これとまったく同じですね
585 :
無名草子さん:2006/09/23(土) 21:48:52
>>583 ほう、なかなか興味深いこと
土建屋でっか?
587 :
無名草子さん:2006/09/23(土) 22:16:40
>>580 この程度でダメといってるようじゃ2は無理だから、
さっさと撤退しる。
バイバイw
良く分からんが2ちゃんではミス住程度のダメ人間は見逃してやれってことか?
590 :
無名草子さん:2006/09/23(土) 22:31:19
>>582 「ミステリなんとか言う人」にどこで凹まされて壊れたのかね?
ミステリが凹まされてるところならミス板行けばいつも見られるが
>>582 新しいスレ立ち上げたら、ここで必ず公示して下さいね
いつまでもどこでも僕たちはずっと仲間だからね
594 :
無名草子さん:2006/09/23(土) 23:25:25
>>583 おかげさんで新幹線は三島に駅ができたんちゃうん?
電車クンおせてえやあ
>いつまでもどこでも僕たちはずっと仲間だからね
うっわ〜、キモ。
……幼稚な仲間意識、内輪意識、帰属意識だけか。
それじゃそっちが隔離スレみたいなもんだ。
吉村教祖についていきます、みたいなキモい厨房はイラネ。
596 :
無名草子さん:2006/09/23(土) 23:26:51
>
597 :
無名草子さん:2006/09/23(土) 23:29:07
そもそもなんでミステリ板に吉村スレが有ったわけ?
599 :
無名草子さん:2006/09/23(土) 23:33:41
600 :
無名草子さん:2006/09/23(土) 23:40:18
・・・ミステリー板に吉村スレがあった?
何か事件のにおいがする。まさしくミステリー事件だ。
よりによって吉村のスレに2ちゃん単細胞レイシストが。
終わってるわ。
602 :
無名草子さん:2006/09/23(土) 23:51:29
「わらはてぇへ、ゆるすてぇ~。はぁ〜♪」
和田アッ子の物まね。先生うまかったなあ。よくテレビに出たあはったなあ。
最近出てきやへんと思てたとこや。
>>408−
>>420 このころは文学青年が熱く論議を咲かせ、世界に冠たる良いスレであったのに・・・。
はいはい、つまんねえよ。
ミステリ板住人にスレを破壊された吉村好きの皆様、
お喜びください。性犯罪者と下僕の串カツでは太刀打ち出来ない板にスレを建造しました。
ここも荒らすなら玉砕覚悟で突貫しろや、教育してやる。
606 :
無名草子さん:2006/09/24(日) 10:04:45
ミステリ板住人さんへの非難はそろそろやめましょう
その理由がまったくわかりません
コテハンで書き込むのがなぜ悪いのか
文学は、ひとそれぞれ好みがあるから、ある人が絶賛しても
別のある人からみたら駄作もある
したがって、ここの掲示板にでてくる意見は参考程度に
とどめておくべきものであると思います
(ああこういう考えもあるのかぐらい)
607 :
ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :2006/09/24(日) 10:51:39
当初からコテハン叩きに迎合し、コテハン=悪と決め込んでいる者がいるようだが、
結論は簡単、荒らしとは「レス中に吉村昭に関する話題を全く書かない者」のことである。
以上、この話題はここまで。
動物小説集「海馬」に収録された作品が「鯨の絵巻」「羆」「熊撃ち」等のそれらに
比較して、出来栄えが落ちるという評価は否定しない。
話題になった映画「うなぎ」の原案「闇にひらめく」が収録されているため、
少し注目され過ぎかなという気もしている。
長編では、あくまで吉村作品というハイレベルな基準での評価であるが、
「花渡る海」「彦九郎山河」「天狗争乱」「生麦事件」「アメリカ彦蔵」「大黒屋光太夫」等は、
いずれも吉村作品らしい力作であることは認めるが、自分としては今ひとつという感が
あった。
同一ジャンルでより優れた面白い作があったり、事実に関する記述が詳細過ぎて
少し無味乾燥になってしまった部分があったり、物語を創り過ぎた感があったり等
理由はそれぞれだが。
608 :
無名草子さん:2006/09/24(日) 11:09:12
>>606 アホを叩くのはスレが荒れるからやめろという意味なら同意だけど、
誰のレスを読んだら「コテハンでの書き込みが悪い」と書かれているのかな?
変な思い込みはやめてほしいね。
>文学は、ひとそれぞれ好みがあるから、ある人が絶賛しても
>別のある人からみたら駄作もある
まさにその通りだけど、あのアホは自分の考え方のみが正しいとして、
自分と意見を異にする相手を罵倒・中傷するんだよ。
しかも「スレ違いの話はやめろ」「コテ叩きはルール違反」と言うくせに、
自分じゃ平気でスレと全く無関係な話はするわ、自分以外のコテを中傷するわ、
要は自分勝手で自己中心的な奴だから、皆から蛇蝎の如く嫌われている。
俺は文学板、ミス板、SF板にもいるからよく知ってるぞ。
市場原理の法則により、このスレは成り立っておりこのように盛り上がっております。
非常にお堅い文学論を語り意見提言を求めている方も当然いらっしゃいますが、中には他人の意見を穢したり、幼稚な突っ込みをしてひとり喜んでいる輩もいるものです。
これこそが、2ちゃんねるの良いところであり悪いところでもあるのです。我々ひとりひとりはこのスレを求めているのです。
諸君。1000レスに向けて盛り上がっていきましょう。
そういいつつ学級委員ノリの自治厨だからアホだな
なんだ市場原理ってw
もっと抽象化して言える言葉をもたないのか
頭わる
中には他人の意見を穢したり、幼稚な突っ込みをしてひとり喜んでいる輩もいるものです。
穢すってのがまた微妙すぎる。ズレまくりのボク。
613 :
無名草子さん:2006/09/24(日) 17:43:19
偉大な職業人だった吉村先生のスレがめちゃくちゃになってる。
悲しい。
前スレのように先生のファンだけに集まってほしい。
614 :
ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :2006/09/24(日) 17:52:26
「朱の丸御用船」も「破船」と前後して読んだせいかイマイチ感がある。
平均的な時代小説作家が書いたのであれば十分に傑作だとは思うが…
とにかく「破船」のおっかあの存在感が凄過ぎるのである(w
>>614 最期の (w ←これなんですか?
教えてください
【(w 】(格好・悪い)の略。カッコ悪。2ちゃんねる用語辞典
>>614 破線のお母さんカッコいいですよ。
塩背負って遠くの街まで必死こいて行ったり。
そのどこがカッコ悪いのか説明してもらえませんか?
おいおい(w
619 :
無名草子さん:2006/09/24(日) 21:01:33
>>608 > 要は自分勝手で自己中心的な奴だから、皆から蛇蝎の如く嫌われている。
ここは自己紹介スレではないのだが?
「仮釈放」読みました。
ルース・レンデル(「引き攣る肉」「ロウフィールド館の惨劇」)に通ずるところがありますね。
ああ、パクリだからな、って全然違うだろっ!
犯人に欠損があるみたいな話なら全部通じるわっ。
ちゅうか物語や小説の構成は、古今東西全部が全部、
「欠損の回復」なんだから全部通じるわっ。
ちゅうか仮釈放の犯人と全然違うわっ。
あってんのは悲劇ってとこだけだわっ。
小説読めんのかぼけー。
低偏差値!
>>620 なるほど。新しい発見ですね。
今度、ルース・レンデル読んでみます。
623 :
無名草子さん:2006/09/24(日) 21:54:49
>>607 わたしは動物が好きなので氏の動物小説は好きです
氏は、動物の生態についてきちんと調べてあり
(氏の小説はなにごとも正確に調べてあるのがスゴイ)
私の知識欲を満たしつつあっという間に読んだ記憶があります
吉村氏の小説は、ひとつに読者の知識欲を満たす、しかも楽しく・・・
という作用もあるのではないでしょうか?
ただ、文学性は?といえば確かに別の話ですね
624 :
無名草子さん:2006/09/24(日) 23:02:11
_i_
_|_
__ュ|ュ_,
,_,__∩y'__, 注目!頭マエ!
_rjl\l7'´ 「戦艦武蔵」読人集合セヨ
/⌒ヽy-、Z 感想ヲ述べヨ
(´<_` ヽf`='FL | |
_rェHェェェiェ'ュ_、_|rt-、
/!,_ _ l r‐、 LP |=l=!_
_/'_,ト{ `」 ヽ_/.「 l ┤| ]`L ,,、_ ,,.. -‐ ''' "´
\\\ 」、仁二 L l `ーiヾki´|`iー--,、 ,.. ‐'' "´´
| | ソ/ 〉/ー - 、、..ヽ_,__,.. - |ヾヽ -‐ ''"´,/ ''; ';:' ``_'ー-
fk__ ,,.. __-‐__'''_"_´_ー--'' "'゙'゙'゙`ー -- 、_,.. -‐ ''"´ .,、-' _ ,、_
_>_ 、y, _  ̄  ̄ ̄´ ´ _, _ ,,..-'´ ヾ,,_ ``
`'´`ヽ `´ / ,r' ヽ ,、'_,r' '' ー-' ´´ ,,..、 _,. 、、
ヽ ,r''ヾ ''ー'´ヾ、;',y、 '',. 、,, ,. ー ''´ `'´ ''´
V-''´` ゙ ゙ ´´`´ `
>>608 そうなんだよね。
俺も文学板、ミス板、SF板にもいるからよく知っているんだけど、
たとえばミス板にこんな書き込み↓があった。
ディクスン・カー(カーター・ディクスン) Part8
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1136820030/792 > 792 名前: 名無しのオプ :2006/09/24(日) 15:51:40 ID:c1oqBHmi
> マル公よ、荒らすのも大概にせいや。言いたいことがあるならコテハンしょって出てこいアホ。
このレス↑を読むと分かるけど、名無しのレスに対して「マル公」という人が
書き込んだと決めつけて、こんなことを言っている。
これではスレ荒らしのレスと言われてもおかしくないよね。
(しかもこれはどう見てもコテハン叩きが目的でしょ。)
「マル公」と呼ばれている人も、コテハンで書き込むとスレが荒れるだろうと
考えて、普段は名無しで書き込んでいるんだと思う。
ここに紹介したレスのように、コテハンでの書き込みはスレ荒らしの
ターゲットにされる危険が大きいから、あまりやらない方が良いと思う。
テロに屈するとますます増長させるだけだとオモ
そういや、吉村昭で、テロ事件を扱った作品ってありましたっけ?
ミステリ板住人に告ぐ。
お前のジエンによる抵抗は無意味だ。武装を解除して我々に叩かれろ。
>>627 あーそうだわサンクス
生麦しか思い出せなくて、でもあれテロじゃないしってループしてました
避難所をやっと見つけました。ここなら荒らしのミステリ板住人も近寄れませんね。
631 :
無名草子さん:2006/09/25(月) 07:28:46
ふざけるのもいい加減にしろや、言いたい事はここでやれや
632 :
無名草子さん:2006/09/25(月) 07:32:27
ねえねえ、避難所ってどこ?お兄さんにこっそり教えてよ。
自分で探してくださいね、名無しのミス住さん。
ミス住のいるスレなんかに書き込む気にならないなあ
避難所行こうっと
635 :
無名草子さん:2006/09/25(月) 20:30:20
オレも避難所行こっと!
ニコライ遭難なんかはテロのうちに入るんかな
(?_?)
637 :
無名草子さん:2006/09/25(月) 22:44:45
オレも!!
!
638 :
ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :2006/09/25(月) 23:17:19
>>614のレスに対する
>>617のレスは全く意味不明だ。
どこに「破船」のおっかあをカッコ悪いと書いてあるのか?
桜田門外とニコライは、テロを重要なモティーフのひとつとした作かと思う。
しかし、吉村作品ではテロよりも仇討ちを描いた2作「敵討」「最後の敵討」の方
が印象深い。この事は、やはり吉村作品の本質は「事件」そのものよりも
その中に生きる「人間」を描くことに主眼を置いていたからであろう。
この点で、何らかの「大義」という思想性が絡むテロよりも、
個人的心情をクローズアップし易い仇討ちの方が題材として適だったのではないか。
吉村作品らしからぬ私小説風「亭主の家出」は、あまり話題には出ないが面白い。
これはユーモア小説の傑作である。
吉村作品らしからぬという理由で手に取っていない者(私もそうであった)が
いれば、是非、一読してみて欲しい。吉村先生がこんな飄々としたおとぼけ、
かつ、エスプリが効いたものを書くとは驚きであった。
639 :
無名草子さん:2006/09/25(月) 23:21:08
真打登場!
640 :
無名草子さん:2006/09/25(月) 23:23:48
幼稚な突込専門の方・・・出番ですよ
642 :
無名草子さん:2006/09/26(火) 00:23:50
レス予想
645−650 番長登場
650−656 夜勤労働者の憩い
657−660 朝7時台の通勤ラッシュ
661− コーヒーブレーク
662−665 ミス住への想いを語る時間
666− 読書感想文出展
667− テロリスト破壊工作予告
668−670 スルーマン登場
671− 風紀委員長登場
673−675 ミス住への熱い想いを語るハッスルタイム
676− 厨房割り込み
679− 正統派論客大いに語る
680− 今夜も…
−1日完−
644 :
無名草子さん:2006/09/26(火) 22:09:08
>>638 >どこに「破船」のおっかあをカッコ悪いと書いてあるのか?
同意します。
文面から判断すると、「朱の丸御用船」は「破船」に比べて
イマイチ感があるということですね
645 :
無名草子さん:2006/09/26(火) 22:12:39
>>608 少なくとも、ここの掲示板において彼(彼女?)は「相手を罵倒・中傷」
していないと思います
わたしがここの掲示板にたどりついたのは
氏が亡くなられてからです
吉村昭のファンは少ない?(わたしの周りには1人もいない)
ので、他の人が吉村作品についてあれこれ書いているのを読むのは楽しい
ただそれだけです
647 :
無名草子さん:2006/09/26(火) 22:50:10
破船、読了しました。 天然痘のお船様の死人はなんで赤い衣装なんでしょ?
昨日か一昨日の読売新聞に吉村先生に対するコメント集みたいなのが有ったよ
つまんなかったけど。
きのうはどうされたのですか
ずーと楽しみにまってたんですよ
もうあなたなしではこのスレはおわりです
あなたのこえは神の声
きょうのよるはかならづとうじょうしてください
ファンいちどう
きのうはどうされたのですか
ずーと楽しみにまってたんですよ
ならのようじょさつじんはんのしけいはんけつについておはなしをききたかったのです
あなたのこえはロリペドの声
きょうのよるはかならづとうじょうしてふくろだたきにされてください
ファンいちどう
>>493 見てきた。えらく面白いスレ。盗作で500万円詐欺した佐藤亜紀てのが
「赤裸々告白」してる。 盗作本「バルタザールの遍歴
↓
【盗作3バカ】田口ランディ/ 佐藤亜紀 /篠原
本人後輪中。盗作犯人同士がバトル?!
654 :
無名草子さん:2006/09/27(水) 22:11:02
吉村昭作品の中で、一作をあげよ・・・
と問われたら
皆さんはなにを選ばれるでしょうか?
難しいですよね。
わたしは、初めて読んだのが「高熱隧道」なので
聞かれたら、これを答えるかもしれません。
しかし個人的に氏の短編はきわめて文学性が高いと思うので悩みます。
655 :
ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :2006/09/27(水) 22:26:03
「破船」を読むたびに、ポーの「赤死病の仮面」を想起してしまう。
下手に書けば単なるおどろおどろしい因縁話に堕してしまう恐れがある
題材でありながら、吉村作品には怪奇・猟奇性は全くと言うてよいほど感じられず、
凄惨さよりも、極限状況で生きる人間たちの悲惨さの方を強く感じさせるものがある。
この辺は、究極のリアリスト吉村昭の面目躍如と言うたところか。
吉村昭この1冊、迷いに迷うが、自分の場合はやはり「羆嵐」か。
短編には日常に材を取った好短編も数多いが、沖縄の学童疎開船対馬丸撃沈を乗船した
ひとりの少年の目を通して描いた「他人の城」が印象深い。
吉村氏の場合は、多彩な作を書いているため、戦記もの、歴史もの、動物もの等、
ジャンル別(長・短編も別)に「この1冊」をセレクトするべきかもしれぬ。
誰も読んじゃいねーよ
オナニー乙
657 :
無名草子さん:2006/09/27(水) 23:14:29
インパクトだけなら一冊というか一編、「少女架刑」も忘れられないが、
読み直し回数最多ということで、「光る壁画」が自分の選ぶ一冊です。
後先は置いておいて、プロジェクトX系ってジャンルも作れそうですねw
658 :
無名草子さん:2006/09/27(水) 23:33:48
>>654 難しい質問ですね
あえて一作選ぶとすれば遺作となった「わたしの普段着」でしょうか
私のファッションセンスもすこし良くなりました
戦記もの、歴史もの、動物もの等ジャンル以外で
ファッション本のなかからも1冊セレクトしておきたい
>私のファッションセンスもすこし良くなりました
ぶはははは。
>>658 あのホモデブ、ホームレスの集落に忍び込んで服盗んでたぜ。
661 :
無名草子さん:2006/09/28(木) 04:08:41
ミステリ板住人さんは奈良の事件で死刑判決を同じ性犯罪者としてどうお考えでしょうか?
お気に触ったらごめんなさいw
即答しろや、カス。
吉村さんスレで荒れるような書き込みはしないでほしいな…
一冊を選ぶのなら私は長英逃亡かな。初めて読んだ吉村作品ってのもあって。
いちばんの荒れる原因はミス住だろどう考えても
マジでミス住ウザい
666 :
ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :2006/09/28(木) 21:10:37
長編の場合
動物小説なら「羆嵐」
戦記ものなら「戦艦武蔵」
伝記ものなら「長英逃亡」か「ふぉん・しいほるとの娘」
歴史ものなら「桜田門外ノ変」
時代ものなら「破船」
漂流ものなら「漂流」
犯罪ものなら「破獄」
土木・モノ造りものなら「高熱ずい道」
といったところかな。
高熱と羆を同列で比較するのもテーマが異なり過ぎて妥当でない気もするし、
ジャンル分けは妥当でしょう。
667 :
無名草子さん:2006/09/28(木) 21:15:29
>>655、
>>657、
>>658 「羆嵐」「光る壁画」「わたしの普段着」
良い作品ですね
657 「少女架刑」はインパクトがあり文学性が高いと思います
難しい質問、どうもありがとうございます
668 :
無名草子さん:2006/09/28(木) 21:35:56
>>666,
>>667 こんばんわ
毎日楽しみにしてます
今夜は早い時間帯の登場ですね
おかげさまで今夜は早く寝ることができそうです
番長。出番ですヨ!!!
670 :
無名草子さん:2006/09/28(木) 21:44:24
>>666 どうもありがとうございます
たしかに、テーマ別で考えるべきでしょうね
グッドチョイスかと思います
>>502 エッセイ「私の好きな悪い癖」で尾崎放哉のことが書かれていました
テレビドラマは、橋爪功さんが放哉役だったそうです
吉村氏いわく、
神様が乗り移ったのではないかと思うぐらいのすごい演技だった・・・
放映は4年くらい前だったのでしょうか
放哉は、結核、つまり吉村氏が若いときかかった病で亡くなります
吉村氏は、尾崎放哉の残した俳句をこよなく愛していたようですね
>>666 ジャンル分けは妥当でしょう。
>>667 難しい質問、どうもありがとうございます
>>668 毎日楽しみにしてます
>>670 グッドチョイスかと思います
自我自讃バレバレ
踊るあほうに見るあほうあほう
同じあほならおどらにゃそんそん
どうして「ずいどう」を漢字仮名まじりで変換している人がいるの?
そのスジの世界でもふつうに使います
うわ・・・
わざとらし過ぎる自演・・・
677 :
無名草子さん:2006/09/28(木) 22:52:54
ミス住ってイナゴのような奴だな
ターゲットの刷れ荒らして、荒らし尽くして他へ去ってゆく
ただイナゴよりも圧倒的なゴミっぷりは社会に何の役にも立ってないというところだ。
正直ミス住がいなくても社会に何の影響もない虫けら。だからこんなインターネットという場でしか自己主張できない。
大田光と同レベルのアホ
住重【すみじゅう】(個名)日本を代表する総合重機メーカー
ミス住【みすじゅう】(個名)日本を代表する文豪のハンドルネーム
682 :
無名草子さん:2006/09/28(木) 23:14:34
670です
氏のエッセイにでていた尾崎放哉の句を載せます
「肉がやせて来る太い骨である」
「海がまつ青な昼の床屋にはいる」
「足のうら洗えば白くなる」
「咳をしても一人」
「なんと丸い月がでたよ窓」
「どつさり春の終りの雪ふり」
五七五の定型ではありません
でも簡単そうで簡単につくれる句ではありませんよね
自演しても一人
自演ド
686 :
無名草子さん:2006/09/29(金) 00:11:23
>>684 自己中で固まっているやつは、とかく、自分に迎合しない書き込みは全部同一人物の自作自演と決めつける習性がある。
>>686 ミス住の得意技の一つに、自演認定というものがあったな。
それから強制ID制の板でミス住の自演がバレたこともあった。
688 :
無名草子さん:2006/09/29(金) 00:55:14
>>687 良く似たタイプのものに粘着してしつこくチェックするという法則どおり。
ミステリ板住人さん、昨日は兵庫県たつの市にいましたねw
691 :
無名草子さん:2006/09/29(金) 06:58:11
>>690 氏ねや!
毎日俺を犯罪者扱いして何が楽しい!
論理的論考でないと俺は同人クソが!
>>691 お馬鹿さんは時間をかけてじっくりと虐めないとw
吉村スレが荒れてるのは悲しいな
>691
同人ってw
めちゃくちゃ動じてるじゃんw
>694
同意
早く荒らしコテのミス住は出ていって欲しいものですね
ミス住って空気読めないからリアルで誰にも認めてもらってないんだろうね
いくらスレの進行が早くてもこんなに荒れるのなら前スレみたいな過疎の方がまだマシだよ
ミス住クンさあ、とりあえず書き込んでもいいけどさ、名無しの自演は止めてくれる?
迷惑だから
ミステリ板住人さん、
今朝7時半頃愛知県春日井市前並町にいたのは親戚のかたですねw
ミス住の書き込みはハンドル付きが一割未満、名無しが九割以上です。
でも、自称「コテハン」ですw
701 :
無名草子さん:2006/09/29(金) 17:10:50
702 :
無名草子さん:2006/09/29(金) 17:12:09
>>702 ハンドルネームにあるようにミステリー板です。
ちなみに、ミステリー板では書斎魔神というハンドルネームを使っています。
もう5年以上前のことですが、書斎魔神というハンドルネームでミステリー板に
現れました。
現れた頃は、わりとおとなしくレスを書いていたのですが、
その内容は間違いだらけで、住人から間違いを指摘され続けました。
ところが、このことからミステリー板の住人を恨み、
「ミステリー板はダメな連中が集まっている」
と他の板の住人に思わせたくて、
「ミステリ板住人」というハンドルネームを使って他の板を荒らし始めました。
4年くらい前に、自ら、複数の回線を使って書き込んでいることを明かしています。
しかし、記憶力がヒュ〜ヒュ〜な為、自ら明かしたことを忘れてしまい、最近まで
「複数回線など使ってない」とか「ジエンなどしてない」と言い張っていました。
704 :
無名草子さん:2006/09/29(金) 18:44:53
ミステリ板住人(書斎魔神)とは?
ミステリー板で発生し、蝗式に他の板・スレを食い荒らしながら成長を続けています。
活動範囲は広く、これまでミステリー板、一般書籍板、文学板、映画板、アニメ板、
アナウンサー板、オカルト板、 芸能有名人板、特撮板、海外テレビ板、時代劇板、
無職・だめ板、SF板、実況板、批判要望板、運用情報板、漫画板、地理お国自慢板での出没が確認されています。
この広域荒らしが目をつけたスレッドでは、小説や映画に関する深い知識(と本人は思っている)を背景にしたラディカルな言説がガンガン投下されます。
爆撃を受けたスレッドでは、住人たちによる挙国一致の無視運動が展開されますが、結局は徒労に終わってスレが廃墟化してしまうようです。
使用ハンドルは、ミステリ板住人、書斎魔神、ウルトラマンコスモス、グリフォン、ミスター・ミステリ、ミステリ、平塚原人など。
なお、名無しでの自作自演も多用しているので観察には注意が必要です。
>>704 コピペ乙
でも、わざわざコピペする必要無いよ。
それが書かれているレスへのリンクを貼れば充分。
「『吉村昭スレ(パート2)』の風雲児」 放火未遂で現行犯逮捕
コトを起こしたのは、今月29日。ミ○○○が「いきなり店に入ってきて、火炎瓶のようなものに火をつけた」(店主)。
店主は即、警察に通報。ミ○○○は自宅に逃げ戻り、今度は自宅の階段や廊下に火をつけようとしたところにミ○○○署員が駆けつけ、放火未遂で現行犯逮捕した。
吉村昭スレ(パート2)住人に追放された後、働いている様子もなく、毎日数回犬の散歩に出る日々。
7分丈のパンツに無精ヒゲ、「オウム真理教の麻原彰晃(死刑囚)のような出で立ち」(同)だったという。
追いつめられたためか、次第に奇行が目立つように。
近所では、飼い犬のフンの始末をするよう注意した人にフンを投げつける、通りすがりの人に突然殴りかかるなどし、問題児に。
吉村昭スレ(パート2)で一世風靡した男は措置入院に。哀れとしか言いようがない。
707 :
無名草子さん:2006/09/29(金) 19:46:05
荒らされてるのか。
残念。
お亡くなりになられてから変な人が来てる気がする。
関係ないので来ないで欲しい。
荒らしてる本人は残念ながら死者の罵倒が大好きときてる
作家が死ぬとそのスレはミステリいた住人の餌食になってしまう
もうこれでいくつのスレが潰されたか
何にも対処策がないから悲しいよ
まあこう書くといつも「2ちゃんに向いてないから出て行け」と罵倒するageで名無しのへんなの
が登場するんだけどね
709 :
無名草子さん:2006/09/29(金) 20:36:41
2ちゃんに向いてないから出て行け
住人一同に告ぐ。
決起せよ。
明日10時当スレ集合
目標1000スレ完了迄
その後、新スレを立ち上げ、我々の楽園としよう
711 :
無名草子さん :2006/09/29(金) 22:16:43
>>710 なるほど焦土化作戦か
これでこのスレとともに
ミス住も永遠に闇に葬られるわけだなw
我々っていうなよ、内輪ヲタ。
吉村昭しか読めないのか。
べったりべたべた。
そりゃまともな批評がミス住含めてできないわけだ。
714 :
無名草子さん:2006/09/29(金) 22:30:15
>>711 生憎とボクちゃんのわがままが通るほど世の中は甘くないのでね。
専ブラでNG WORD+手動あぼーんしてるからさして困らないんだけど、それでもちょいと面倒。
NGとは逆に、「吉村昭」を含むレスだけ表示する方法ってないのかな?
>>716 V2Cでは「吉村昭」をNG指定してから非表示設定で「論理を反転」でできる。
719 :
ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :2006/09/29(金) 22:48:02
>「咳をしても一人」
放哉はとにかくこの句がいいね。
短い中に彼氏の孤独感がひしひしと伝わって来るものがある。
吉村先生が、放哉の句を愛好し、同病者に対するシンパシーは感じていた点は理解
出来るが、あの破滅的人生に共感を抱いていたとは思えぬ。
ただし、ひょっとしたら堅実の人吉村昭の奥底に方哉のような生き方に対する憧れ
のようなものがあったのかもとは思うが。
人間は自分に無いもの、不可能なものに対する憧憬を持つことが多いから。
短編なら、個人的に好きな作は数多いが、やはり「少女架刑」か「星への旅」が
この1作には妥当か。
前者は、「ぎしッ、ぎしッ、ぎしッ、…」の擬音が強烈な印象を残す。
猟奇か幻想味が強い設定ながら、それらの印象は薄く、独自の透明感溢れる佳作中の
佳作。
さあ、自演ショーのはじまりです
みなさん楽しんでね
721 :
無名草子さん:2006/09/29(金) 22:58:56
吉村昭氏はこういうファンの交流?を好むかな
なにを書いても良いが・・・・・?
かならず、吉村氏に関わることを付け加えましょうよ
エッセイ「私の好きな悪い癖」の中で、トンネル工事(高熱隧道、闇を裂く道)
の話がでてきます
氏が、不思議に思ったのは、両側からトンネルを掘って見事につながること
技術者から、「計算通りにいかなかったこともある」
と聞いて氏は大変に満足します
物事、計算通りにうまくいくはずがない・・・
プロフェッショナルを好むが、反面、人間という生き物について考え続けた
氏ならではのエッセイと思いました
722 :
無名草子さん:2006/09/29(金) 23:08:29
>>719 放哉の人生は、知れば知るほど破滅的人生ですよね
「咳をしても一人」
は本当に孤独感が伝わります
>堅実の人 吉村昭
まさに、そうですね。
締切は必ず守るし、大好きなお酒は夜の9時から・・・
同窓会が昼間開かれると、氏の飲むのはウーロン茶だったらしい
>>710 >目標1000スレ完了迄
レスじゃなくてスレですかw
一般書籍板を潰そう!ってことですかw
こわ〜い
>>715 アホらしいリンクしか貼りそうにないから教えて上げない。
自演しても一人
>「センズリをしても一人」
とにかくこの句がいいね。
短い中にミステリ氏の孤独感がひしひしと伝わって来るものがある。
ミステリ先生が、ロリペドに対するシンパシーは感じていた点は理解
出来るが、あの破滅的人生に共感を抱いていないとは思えぬw
ミス板こと書斎魔神は、ただいま詩人コンプレックス大爆発中だからな。尾崎放哉とか
持ち出して必死に詩歌への似非造詣をアピール中w
スレがあれて来るうざい論考である
嘘がまつ黒な論考のスレにはいる
論考のうら洗えばぱくりとなる
自演しても一人
なんとひどい自演がでたよスレ
どつさりレスの終りのネタふり
盗作スレ見たんだけど、盗作犯佐藤亜紀って
夫婦で1000万円詐欺って本当だったんだね!
バレたんで佐藤亜紀がすごいあらし。
気狂いみたくコピペ貼り・・自演工作・・夫婦で盗作が事実だからだよ絶対!
でないとあんなに荒らすはずない。 盗作本バルタザールの遍歴
,このスレ ↓
【盗作3バカ】田口ランディ/ 佐藤亜紀 /篠原
731 :
無名草子さん:2006/09/30(土) 15:41:05
>>726 自作自演とはなにを言っているのでしょうか?
722は、わたしが書いたもので719の方とはまったく無関係です
>>719の方は、文学の素養が高い人だと思います
ここの掲示板のなかの「ミステリ板住人」さんのスレを読めばわかります
自分と考え方が違うのであれば
ああこういう見方もあるんだと思えば良いし
批判をするのであれば、
吉村昭先生の作品等に関わることのみに対して
ここの掲示板のなかでするべきでしょう
短編「少女架刑」を読んだのはかなり昔なのですが、
長編とまったく異なる趣で、これが吉村昭の小説?と驚いた・・・・ことを覚えてます。
>>719を念頭におき、もう一度読んでみたいと考えてます
自演のage荒らししつこいな
733 :
ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :2006/09/30(土) 18:18:03
「戦艦武蔵」「高熱ずい道」「零式戦闘機」「光る壁画」「虹の翼」「闇を裂く道」
この辺の作は、小は胃キャメラから大は戦艦、トンネルまでに渡るものの、
少々乱暴ながらモノ造り小説と括ることも出来るかと思う。
(俳人を主人公にした「海も暮れきる」も含まれるか)
また、モノ造りではないが、医者・医学を描いた「ふぉん・しいほるとの娘」
「日本医家伝」「雪の花」「白い航跡」等、儒学者前野良沢が主人公の「冬の鷹」、
プロの猟師・漁師等が登場する「羆嵐」「鯨の絵巻」「海馬」等一連の動物小説、
大ヴェテランの刑務官を主人公にした「プリズンの満月」等、
確かに、吉村先生の作には、モノ造り等のプロフェッショナルな職業人の世界を
描いたものが多数存する。
小説家という職業自体も「モノ造りに携わる者」と言えるし、
ある種のスペシャリストであり、特に吉村先生のような丁寧な取材・資料等をベースに
書く作家にはその側面が強いように思うが、この辺から生じる強いシンパシーが上記の
作品群の執筆へと繋がっていったのかと思う。
731
匿名の掲示板で名無しで書いておいて「わたしが書いたもの」って・・・
仮に、本当にあんたが書いたとしても、それを証明することは全くできないでしょ?
なら、「わたしが書いたもの」と書いても何の意味もないよ。
> 719の方は、文学の素養が高い人だと思います
> ここの掲示板のなかの「ミステリ板住人」さんのスレを読めばわかります
そうかね?
高学歴の人間の唱える文学論が正しく、それ以上の学歴のない人間は反論してはいけないと言ったり、
文学の価値を直木賞を受賞したか否かで判断したり、
書物に書かれていることを「頭から信用するのはどうかと思う」と言いながら、
自分は得体の知れないサイトのホストの意見を鵜呑みにしていたり、
ロシア文学は3回図書館に通えば完全に理解できると言ったり・・・
とても
> ああこういう見方もあるんだと思えば良い
レベルの話じゃないけどな。
>>736 なるほど、どこかで「低学歴」を馬鹿にされて壊れたと。
惨めな奴。
成仏しなさい(ー人ー)なむー。
ミス住は生まれつき頭が悪いんじゃないの?
頭が悪い癖に努力もせず、見栄ばかり張っていた奴のなれの果て。
>>737 バカにされているよ。
奴のレスからは低学歴っぷりがプンプン臭うから、
どこのスレでも皆から笑われている。
ミス住は変なところで学歴にこだわるからな。
そういう何でも学歴で判断する奴はまず間違いなく、
自分の学歴にコンプレックスを持っているものだ。
確かに、ミステリ板住人先生の作には、変態性欲のプロフェッショナルな無職人の世界を
描いたものが多数存する。
荒らしという職業自体も「笑われに携わる者」と言えるし、
負け犬のスペシャリストであり、特にミステリ先生のような粗末な検索・妄想等をベースに
センズリかく廃人にはその側面が強いように思うが、この辺から生じる強いシンパシーが上記の
性犯罪へと繋がっていったのかと思う。
>>741 性犯罪といえば、
ミス住はテレビ番組関係のスレにもよく現れるけど、
奴はとにかくレイプシーンにはかなりのこだわりを持っているらしいよ。
ストーリーに何の関係も無い、泡沫的なものであっても
レイプ場面が登場すると必ずそれに触れた論考とやらを投稿するからよくわかる。
744 :
無名草子さん:2006/10/01(日) 12:13:35
荒らしに反応したらわたしも荒らしになるのでやめておきます
なにを書いても良いが・・・・・
かならず、吉村氏に関わることを付け加えましょうよ
「少女架刑」を読みました
少女(既に死んでいる)の最初の研ぎ澄まされた感覚は、吉村氏の実経験からきているものだったのですね
エッセイからなんとなくわかりました
たしかに「ぎしっ、ぎしっ」は強烈に印象に残ります
やや強すぎかなと思いつつ、他にどんな表現がいいか
・・・・「かたんことん」なんかじゃ弱いし・・・
やはり「ぎしっ、ぎしっ」ですね。
745 :
ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :2006/10/01(日) 15:27:21
「少女架刑」の場合は、トカトントンというわけにはいかなかったのであろう(w
小説中における擬音の使用に関しては議論もあろうが、
名手の手にかかれば百万の言葉に勝る効果があるのだとわかる。
746 :
無名草子さん:2006/10/01(日) 16:53:17
>>745 トカトントン・・・
とう音が聞こえる
太宰ですね(笑)
「星への旅」はいかがでしょうか
ageるageる
ミス住が来て・・・そして誰も居なくなる。
>>748 パンパンパーン
∧__∧ ∩
(,,`・ω・´)彡☆
⊂彡☆))Д´)
☆
750 :
ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :2006/10/01(日) 22:56:10
「星への旅」の最終部分は、アンブローズ・ビアスの「アウルクリーク橋の一事件」を
想起させるものがある。当然、吉村先生は読んでいたであろう。
しかし、「星への旅」、吉村作品独自な透明感溢れる甘さ皆無の幻想的ラストが
鮮烈な印象を残す。
ひょっとしたら、「死」への誘惑へ駆られる読者もいるかも…
「奈良幼女殺人公判」の死刑判決は、ミステリ板住人の「幼女強姦の一事件」を
想起させるものがある。当然、ミステリ先生は身につまされたであろう。
しかし、「奈良幼女殺人公判」、ミステリ作品独自なセンズリ感溢れる甘さが皆無な現実的判決が
鮮烈な印象を残す。
ひょっとしたら、「死」への誘惑へ駆られるミステリ板住人もいるかも…
>>751 論考が冴えてますね、これからも荒らしのミステリ板住人先生を指導してやってください。
753 :
無名草子さん:2006/10/02(月) 20:38:43
>>753 自分の常套手段を真似されて悔しいのか、性犯罪者w
755 :
無名草子さん:2006/10/02(月) 21:24:34
わたしは、吉村昭の大ファンではありますが、
実は、作品の文学性をあまり高く評価していませんでした
(自分に文学的な能力が無いくせに、よくいいますね・
・・このへんはアホな読者の勝手ということでご勘弁を)
長編は主人公または出来事への興味があり読んでいたようなものです
非常に読みやすいですからね
文学性が高いと思ったのは、実は「星への旅」を
読んだときが初めてなのです(かなり昔になりますが・・・・・)
吉村氏の短編は文学性が高いけど、長編は?????
という印象だった
しかし、ここでの「ミステリ板住人」さんをはじめとする色々なスレを読まして頂き
考えを改めました
もう一度、スレを読み直して、氏の作品を楽しみたいと考えています
つーか、
他人の書き込みは全て一人のジエンにみえるのか。
オマエの頭は確かに病んでるな、荒らしのミステリ板住人。
>>755 私も同じ意見です
主題として書かれている出来事への興味が先でした
「真実こそがドラマである。フィクションはなし。」
このような読者層を持つことは吉村昭の真骨頂であり、狙い通りというべきか
>>756 おっさんは引っ込んどれ
ただの前座やんけ
真打登場の前に失礼や
>>756 コテとナナシのジエンでスレを破壊するミステリ先生ですから…
自分のやる事は他人もやって当然、と思い込んでいるのでしょう。
救いようのない人間のクズですねw
自演(Do)
761 :
ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :2006/10/02(月) 22:17:51
俺は短編小説から吉村作品に入り、その独自な透明感に魅せられた後に、
「戦艦武蔵」「高熱ずい道」「羆嵐」「漂流」「破獄」等の長編の力作を
読み進めていった。
長編には長編、短編には短編の異なる魅力があるやに思うが、
両方でこれだけの水準の作を連発し残した作家は稀有であろう。
一般には、ダイエー松中のような地味な実力者的存在扱いなのが、
少し残念ではある。
自分は古本屋の文庫本から吉村昭を読み始めた。
金のない学生だったから、文庫で代表作のほとんどを読めるのはありがたかった。
今にして思えば、どこの古本でも必ず数冊はあったし、読者は多かったんだろうな。
>>761 ダイエー松中
何年前のコピペ使ってるのバレバレ
ソフトバンク松中とするなら、それは過大評価
所詮、日ハム稲葉程度か
>>765 意味が分からないのを誤魔化せると思っているわけ?
>>766 小説の匠の匠とは?
ダイエー松中は野球界の匠か?
例えが適切化か?
ダイエーは既存の球団か?
無知なのがわかるね
はぁ〜
わかりません
あれっ
>>767 どうすれば、例えが「適切化」するものかどうか知らないなあ。
770 :
無名草子さん:2006/10/03(火) 21:51:17
>>757 「真実こそがドラマである。フィクションはなし。」
まさに、氏の長編小説の真骨頂ですよね
氏は、小説の題材とする地にまで必ず足を運び、その時の季節や気象状況まで調べてます。
小説を読むとその情景が目に浮かび上がるのは、やはり文章の巧みさゆえなのでしょうか。
>>761>>762 わたしは長編小説からでした。
以前のスレで書きましたが、最初に読んだのが、雪崩の専門家に薦められた
「高熱隧道」です。
その後、長編ばかりをかたっぱしから読みました
本屋に行くと必ず、吉村昭の小説を探す自分がいました
松中がでてくるとは思いませんでした(笑)
ファンなんですね
>>767 わたしの頭の中では、
まだ大洋鯨(古すぎだねぇ)
今でも、たまに「大洋」と話してちゃいます(はぁ?って感じだね)
(ベイスターズファンの皆様すみません)
これに比べればダイエーはつい最近・・・
まだダイエーというイメージなんでしょう
なんとなくわかります
>>770 毎度のパターン
10分後、奴さんが登場し、拍手喝采
772 :
無名草子さん:2006/10/03(火) 21:56:29
すみません
大洋→太洋ホエールズです
テンがありませんでした
吉村氏の小説は「暁の旅人」を読み始めています
ところでミス住さん、2ちゃんねるで偉そうに語って何かメリットあるんですか?????
そんなに自分が優れてると思うなら、どこか出版社にでも勤めたらいかが??????
774 :
無名草子さん:2006/10/03(火) 22:31:22
ミス住さんは出版社のCOEだ!!!!!!!!!
775 :
無名草子さん:2006/10/03(火) 23:00:50
>>750 詩的修辞を駆使して、悦に入ってる高校生のような49歳です。(しかも間違えてるし・・・)
最悪ですね。
776 :
ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :2006/10/03(火) 23:01:04
吉村昭先生は、今のハムのプレイヤーに例えれば小笠原でしょ。
世界に出しても通用するくらいのスキルの持主でありながら、
一般にはあまり知られていない。
そう言えば、吉村先生の作品が海外に翻訳紹介された例はあるのだろうか?
「星への旅」「少女架刑」「彩られた日々」「トラック旅行」…この辺の初期短編は
十分に翻訳して読まれる普遍性があるやに思う。
事実に材を取った作品が多い長編は、注釈・解説のボリュームが多くなりそうなのが
問題か。
てめえで調べろ
あーキモイキモイ
キモイキモイ
キモイキモイ
779 :
無名草子さん:2006/10/03(火) 23:50:56
なんかムキになってる馬鹿が一匹いるなw
>>774 ナイスぼけ
COE Center of Excellence
普通は文脈から最高経営責任者となるわな
CEF Chief Executive Officer
お前ら!もっとミステリ住人みたい勉強せえやぁ(笑)
>>776 小笠原。
世界に出しても通用するくらいのスキルの持主・・・なるほど、さすがミス住先生らしい感性ですね。
しかしながら、わたしは「匠」という観点から、豪快なホームランアーチストというより守備と渋とさで鳴らした選手、例えば元オリックスの小川選手に一票投じたいですね。
ちょっと臭い文章だな、嫌われるのがわかる。
>十分に翻訳して読まれる普遍性があるやに思う。
カッコつけて書きすぎて単に下手糞な文章になりはてる、と。
「十分に翻訳」かと思ったわ。
「翻訳して」「読まれる」も馬鹿。
「普遍性」にかけたいのなら、てにをは、自動詞他動詞を考えろと。
言葉が全部ちぐはぐ。
この人間は読書家を自負してるらしいが、全く身になってないのがわかる。
783 :
無名草子さん:2006/10/04(水) 00:35:23
>>776 わたしは、アマゾンを利用したことはないのですが、
AkiraYoshimuraで必死に検索したら、いくつかでてきました
(spellingが違っていたらゴメンナサイ)
BattleshipMusashi 翻訳 VincentMurphy
OnParole
Shipwrecks
ZeroFighter
Tomeihyohon
StormRider
Oneman'sJustice
Bakufu gunkan "Kaiten" shimatsu
等でした
いかに翻訳されてるかですね
Tomeihyohon透明標本の中に初期短編が入っているかもしれませんね
上記のうち、StormRider、Oneman'sJustice
は、なんの作品でしょうか?
わたしの見間違いかな
784 :
無名草子さん:2006/10/04(水) 00:38:21
783です
「戦艦武蔵」以外の翻訳者は調べていません
>>782 お世話になります
お書きになられた文章から推測すると、さぞ博学なお方とお察しいたします。
が、凡人であるわたくしには、内容がもうひとつ理解できません。
お手数ですがもう一度、バカでもわかる日本語で再レス願いませんでしょうか。
肛門擁護レスは全部ageってのがわかりやすいよな。
本当にバカなんだからもう。
ミステリ板住人先生は、今のアメリカのマーダーに例えればアーミッシュの村に住んでいたロバートでしょ。
性犯罪世界に出しても通用するくらいのスキルの持主でありながら、
一般にはあまり知られていない。
そう言えば、ミステリ先生の犯罪が海外に翻訳紹介された例はあるのだろうか?
「女性下着への旅」「幼女強姦架刑」「彩られた自慰」「ケツマン旅行」…この辺の初期犯罪は
十分に翻訳して読まれる普遍性があるやに思う。
事実に材を取った作品が多い犯罪は、注釈・解説のボリュームが多くなりそうなのが
問題か。
>>787 「真実こそがエロスである。フィクションはなし。」
まさに、ミステリ氏の性犯罪の真骨頂ですよね
氏は、犯罪の題材とする地にまで必ず足を運び、その時の季節や気象状況まで調べてます。
犯行記録を読むとその情景が目に浮かび上がるのは、やはり性衝動の歪みさゆえなのでしょうか。
789 :
無名草子さん:2006/10/04(水) 07:33:12
吉村に関係ない話しするカスは出てけやボケ
>>789 お褒めの言葉、ありがとうございます。作者冥利につきますw
>>781 氏ねよ性犯罪者
子供のま●このどこがいいわけ??
>>780 ところがそのミス住自身が「COE」と言い出したんだよねw
このスレもう駄目だな・・・
796 :
無名草子さん:2006/10/04(水) 19:30:01
>>776 >事実に材を取った作品が多い長編は、注釈・解説のボリュームが多くなりそうなのが問題か。
海軍の“最新鋭機”ゼロ戦を工場から飛行場まで運ぶのに、なんと!牛車が使われた事実を吉村氏は
『零式戦闘機』で記述してます。
これだけでもかなりのことが解りますよ。軽工業から重工業に移行したばかりの日本にロクなトラックが
無かったこと。また、道路事情の悪さ。徹底した軽量化を図った戦闘機としてあるまじき零戦の脆さなど・・・
牛車でノロノロ運ばれた代物が、当時世界的水準で見ても最高速を誇った戦闘機だった。という
どこかユーモラスさと異様さを合わせ持つ事実の羅列に、注釈だの解説だの野暮なものが必要なのかね?
797 :
無名草子さん:2006/10/04(水) 19:30:33
>>796 そういう「本質的な面白さ」まで踏み込んだ感想を書いていれば、
まだ論考としても通じるのに、それさえも出来ない。
だから“権威ある”評論家の言葉を借り手でしか、まともな読書が出来ないんだよな。
いきがった厨房が、分かりもしない文学を語っているようでみっともない。
権威に寄りかかっているということが、「自分は学がありません、独学もしていません」ということを証明しているって分からんのかな?
798 :
無名草子さん:2006/10/04(水) 19:31:27
>>796 >これだけでもかなりのことが解りますよ。軽工業から重工業に移行したばかりの日本にロクなトラックが
>無かったこと。また、道路事情の悪さ。徹底した軽量化を図った戦闘機としてあるまじき零戦の脆さなど・・・
そこに書かれている文章さえまともに読み取ることができないミス住に
そういったことがわかる筈が無いよ
>注釈だの解説だの野暮なものが必要なのかね?
ヤツはアンチョコとか教科書ガイドとかが無いと何もできなかったのでしょう
799 :
無名草子さん:2006/10/04(水) 19:31:59
だってミス住、
同じ作品を同じ言葉でぐるぐるぐるぐるくりかえししゃべってるだけだもん
最悪にあったとおり「透明感」でぐぐればすぐわかるw
800 :
無名草子さん:2006/10/04(水) 19:35:19
大藪スレでも『暗い情念』だか『暗い情熱』だかを連呼していたなw
前に得意だった言い回しは「暗い情熱」。
今度は「透明感」ですかw
801 :
無名草子さん:2006/10/04(水) 19:48:54
>>801 そっちの板に書いた人は、このスレに書くとスレが荒れるだろうから、
スレが荒れるのを防ぐ為にこのスレに書かないんでしょ?
でもってそれをこっちにコピペしている人は、
そういった事情を知っていてコピペしているんでしょ?
つまり、このコピペをしている人はこのスレを荒そうとしているんだよね。
だから、これらのコピペにはレスを付けてはいけないんだよね。
803 :
無名草子さん:2006/10/04(水) 20:10:24
そう。
スレを荒らしたくないと思ったら
・レスを付けない!
・そのレスにアンカーを打たない!
というのは基本だよ。
804 :
無名草子さん:2006/10/04(水) 21:12:33
スレタイに沿った話題なら自由に書き込んでいいんじゃないの。それが良くも悪くも2ちゃんでしょ。
相手にしないのも自由だろ
書き込みじゃなくて人の書いたものを勝手にコピペしただけじゃないかよ
807 :
無名草子さん:2006/10/04(水) 21:29:35
>>804は2ちゃんねるの基本ルールを知らないのかな?
自由だからといって、何を書いてもかまわないということでは無いんだよ。
「他人に迷惑が掛かる書きこみはアウト」なんだよ。
あと、「荒らしに反応したらあなたも荒らし」というのもある。
どちらも「2ちゃんねるガイド」にきちんと書かれている。
ちゃんと読んできなよ。
808 :
無名草子さん:2006/10/04(水) 22:13:49
他板に書かれただけでスレタイに沿った話題であれば、コピペだろうがなんだろうがスレ住人には迷惑はかけないでしょ。
だから「アウト」じゃないよ。
809 :
ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :2006/10/04(水) 22:35:07
>>776は、吉村作品翻訳の件について書いているのが一目瞭然かと思う。
果して、戦艦武蔵や零戦(その時代背景も含めて)に関して詳細な注釈・解説
無くして、現代の西洋人に興味深く読まれるか否かを考えてみるとよかろう。
>Oneman'sJustice
内容から判断すると「背中の勲章」では?
>StormRider
英米の冒険小説のようなカッコ良いタイトルだが、はて?
「花渡る海」か?
「馬も人も陽炎にゆらいでいる」(「生麦事件」第2章相当部分より)
この一見さり気ない一文も、吉村先生は古文書等で事件当時の気候を調べ上げ、
「陽炎が立ってもおかしくない気象状態だった」と確信してから書いたそうな。
(NHKBS2「週間ブックレビュー」出演当時の談)
こういった細かいこだわりが良い意味での職人仕事といった感があって、
ファンにとってはたまらないものがある。
810 :
無名草子さん:2006/10/04(水) 23:07:29
>>757 「真実こそがドラマである。フィクションはなし。」
正しく的を射た表現ですね
吉村昭を史実派、司馬遼太郎を史談派とある人から聞いた話を思い出しました
>>761>>762 私は長編小説からでした。
以前のスレで書きましたが、最初に読んだのが、ミステリー住人殿に薦められた 「高熱隧道」です。
>>780 普通は文脈から最高経営責任者となるわな
CEO[Chief Executive Officer]
下々の間では最高経営責任者「CEO」の呼称を使うようになったのですね。ごめんなさい霞ヶ関ではあまり使わないので・・・
ところで長野県庁の組織名称も変更になりましたね。時代が反転する感ありです
>>809 こういった細かいこだわりが良い意味での職人仕事といった感があって、 ファンにとっては・・・(略)
私も吉村昭は職人のなせる業だと思います。ハム小笠原を始め豪快なホームランバッターとは言えませんよね(w
811 :
無名草子さん:2006/10/04(水) 23:21:08
>>809 こういった細かいこだわりが良い意味での職人仕事・・・。
吉村昭はルポライターに在らず。
史実からドラマを引き出す純粋な小説家である。
ミス住とミス住を相手してるレスって、必ず続けてつくね。
不思議だなあw
813 :
無名草子さん:2006/10/05(木) 00:06:37
>>808 >コピペだろうがなんだろうがスレ住人には迷惑はかけないでしょ。
それはあなたの勝手な思い込み。
よその板に書いた人は、なんらかの考えがあって
こちらに書かずにそちらに書いている。
その考えを無視してコピペをしている時点で、それを書いた人にとって迷惑ですよ。
しかも、どこのスレからコピペしたのか、その出典さえ書かれていない。
これは迷惑どころか、元のレスを書いて人に対して失礼でしょ。
ですから完全に「アウト」です。
今後は一切やめるべきです。
815 :
無名草子さん:2006/10/05(木) 22:06:01
突然だがミス住クン、私は吉村昭を読んだことが無いのだが、
あれは「プリズンの満月」と「アメリカ彦蔵」で合っているかね?
816 :
ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :2006/10/05(木) 22:28:20
ちょっと気になったのは、今年は本数が低い争いとなったため本塁打王となったが、
ハムの小笠原は豪快な強打者という面よりも、スキルに優れた巧打者という面が強いプレイヤーである。
まさに、作家に例えれば吉村昭的なのでは。
冒険小説的といえば、「深海の使者」。
文春文庫における吉村作品第一弾、名画「眼下の敵」「Uボート」等を想起させる
緊迫感が忘れ難い。
なんかくせーな
風呂入ってないゴミがいるんじゃねーの?
なーんか臭うんだよね
ハムの小笠原は豪快な強打者という面よりも、スキルに優れた巧打者という面が強いプレイヤーである。
人は彼のことを「ミスターフルスイング」と呼ぶのだ
What do you understandard?
相手すんな
あんた誰?
あ?なんだてめー
キモイんだよ
822 :
無名草子さん:2006/10/06(金) 02:20:50
>>813 書いたヤツにおもんぱかる必要はなしだろうね。2ちゃんだからw
確認もしてないし。
スレ住人にとっての迷惑だけ考えればよろしい。
その意味でスレタイに沿った他板のレスを紹介することはおおいに意味があるよ。
日本語で
>>821 いつも自分が周りから言われていることなんだろうね
ネットでストレス発散か?
社会非適応者君
↑書斎魔人乙
>>822 >スレ住人にとっての迷惑だけ考えればよろしい。
我々は迷惑だと言っているのだが。
お前の言う「スレ住人」とはどこのスレの話なんだ?
同意
あり板からのコピペなど迷惑なだけだ
レスしたけりゃそっちへすればいい
元塾講師に懲役3年、猶予5年 女児強制わいせつで大津地裁
教え子の女児の体を触ったとして、強制わいせつ罪に問われた元学習塾講師岡田誠司被告(38)の判決が
5日、大津地裁であった。久禮博一裁判官は「校長と教え子という支配従属関係を悪用した」として、
懲役3年、執行猶予5年(求刑懲役3年)を言い渡した。
判決によると、岡田被告は草津市若竹町の学習塾「りす・コミュニティ草津駅前校」の校長を務めていた
昨年6月4日と8月9日に、塾の自習室で、女子児童の体を触るなど、わいせつな行為をした。
女児にわいせつ、二十数件?=30歳男を再逮捕−大阪府警
市営住宅の階段で、小学生女児の下着を脱がせたなどとして、
大阪府警住吉署などは5日、強制わいせつ容疑で大阪市住吉区遠里小野、
無職辻能弘容疑者(30)=別の強制わいせつ事件で起訴=を再逮捕した。
住吉区内では2004年初めから今年7月にかけ、同様の事件が二十数件発生。
うち6件は現場に残された指紋などが辻容疑者のものと一致した。
同署は残りも同容疑者の犯行とみて追及する。
佐野の小学教諭わいせつ:県教委、懲戒免職処分に
佐野市内の小学校で、2年生の担任だった男性教諭(33)が、
女児10人の体を触るなどわいせつ行為を繰り返していた問題で、
県教委は3日、この教諭を懲戒免職処分とした。
校長は戒告処分、教頭は口頭による訓告とした。
本県で教職員の懲戒処分は今年度計6人。
県教委によると、わいせつ行為は5月ごろから夏休み前まで続いた。
休み時間の教室で行われ、他の教諭は気付かなかった。
児童福祉法違反:少年にわいせつ 容疑の芸能事務所経営者を逮捕
芸能事務所の経営者が所属タレントの少年にわいせつな行為を強要したとして、
原宿署は芸能事務所「ブランコプロダクション」(文京区)経営、
金竹健治容疑者(62)を児童福祉法違反容疑で逮捕した。
調べでは、金竹容疑者は5月6日午後4時ごろ、同区関口の事務所兼自宅で、
少年に対し「芸能界は嫌な仕事も我慢しないとだめだ」などと言いながら、
わいせつな行為をさせた疑い。容疑を認めている。
少年の保護者から相談を受けて同署が捜査を開始。先月23日に逮捕した。
書いたヤツにおもんぱかる必要はなしだろうね。2ちゃんだからw
確認もしてないし。
荒らしの性犯罪者ミステリ板住人にとっての迷惑だけ考えればよろしい。
その意味でミス住の犯罪に沿った他サイトのニュースを紹介することはおおいに意味があるよ。
834 :
無名草子さん :2006/10/06(金) 22:23:18
>>816 「ベストセラー作家にあらず、ロングセラー作家。」
と、言っても気になるのは作品の売り上げ部数。
そこで、ミステリー住人さんにお尋ねします。
1.吉村昭の売り上げベストテン
2.および、その売り上げ部数
このスレを拝見し、どうしても知りたくなったのです。
吉村昭作品に思深博学のミステリー住人さんなら当然分かりますよね。
よししくお願い申し上げます。
836 :
無名草子さん:2006/10/07(土) 01:21:09
>>809 StormRider=「花渡る海」、Oneman'sJustice=「背中の勲章」
なるほど!という感じです
ありがとうございます
838 :
無名草子さん:2006/10/07(土) 05:22:58
頭のおかしな嫌われ者ゲイライター石川誠壱が手首を切って自殺もどきを繰り返し、 それをわざわざmixiで公開している。本物の気狂いってコワいなー(w
839 :
無名草子さん:2006/10/07(土) 06:57:10
>>832 文章力がないのがよくわかるレスだなあ。
>>822 文章力がないのがよくわかるレスだなあ。名無しの性犯罪者ミステリ板住人w
NGあぼーんの人たちへ
手動での定期保守お疲れ様です。皆さんのおかげで吉村昭先生の
スレがdat落ちすることもなく、安心して仕事に出かけられます。
ところで自分は、人を題材とした話やモノを作り上げる吉村作品は好きなんですが、
生麦とか事件を取り上げた話は、いまいち面白く感じませんでした。
同じ作家の作品でも、小説の書き方、手法になにか違いがあるのかな?
読む専門だから、そういうのよくわかりませんが、気になりました。.
842 :
無名草子さん:2006/10/07(土) 09:01:42
>>841 NGあぼーんの人たちへ
俺のことも含むのか?
まだ自演やってるよ
画面前のあなたへ
このままで良いのですか?
よ〜く考えましょう!
本日は3連休の初日です
読書の秋、食欲の秋、性欲の秋、スポーツの秋、そして家族・仲間・彼女と行楽にと大いに楽しみましょう
845 :
無名草子さん:2006/10/07(土) 14:49:49
頭のおかしな嫌われ者ゲイライターアジェンデ=石川誠壱が手首を切って自殺もどきを繰り返し、 それをわざわざmixiで公開している。本物の気狂いってコワいなー(w
誰、それ。
わざわざスレ違いの話題を平然と書く本物の気狂い↑
848 :
ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :2006/10/07(土) 15:27:04
>同じ作家の作品でも、小説の書き方、手法になにか違いがあるのかな?
事実を材にした長編は徹底した調査資料優先だが、
私小説的な作品、特定分野のプロフェッショナルが登場する作品(動物小説に多い)は、
どちらかというと、「感性」を優先して書いているように見える。
(特に短編にこの点を強く感じる)
これが繰り返し指摘している吉村作品独自の透明感へと繋がっているのではないか。
吉村先生の医学・医道ものが好きな向きは、前にも少し触れた渡辺淳一「花埋み」は
興味深く読めるかと思う。
この作者の名を聞いて、渋い顔をする吉村昭ファンも多いかもしれないが、
若い頃はいかにも医師ならではと思わせるクールなタッチの良作を多く書いており、
初期は吉村作品にも一脈通じる透明感さえ感じさせる。
日本初の医師国家試験女性合格者荻野ぎん(吟子)の波瀾の生涯を描いた作、
ボリュームの違いはあれど、吉村先生の「日本医家伝」の荻野ぎんの章と読み比べて
みると、事実関係の細部が異なっていたりして面白いものがある。
新潮文庫版の解説は吉村先生が担当し、本作に対する高い評価を記している。
これだけのものを書かれてしまうと、さすがの吉村先生も荻野ぎんに関する長編執筆
は断念せざるを得なかったのかもしれない。
是非、一読あれ。
849 :
無名草子さん:2006/10/07(土) 16:31:07
>>841 吉村氏の長編小説は、題名からくる興味から読み始めることが多いため
生麦事件に興味がないと
小説はあまり面白くないかもしれませんね
海の史劇や桜田門外の変はいかがでしたでしょうか?
長編小説の書き方、手法に違いはないと思いますが・・・・・
>>844 F1、パリーグテレビ観戦あるしいいんじゃないでしょうか
>>848 渡辺淳一「花埋み」と「日本医家伝」の荻野ぎんの章ですね
事実関係の細部が違うというのは、
吉村氏の方が正しいのでしょうか?
それとも、どちらが正しいとかそのような問題ではない程度のことなのでしょうか?
ただ、吉村氏が興味を持ったが長編執筆を断念したということは「花埋み」は相当な価値ありですね
念頭において読みたいと考えています
851 :
ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :2006/10/07(土) 21:01:31
>事実関係の細部が違うというのは、
>吉村氏の方が正しいのでしょうか?
>それとも、どちらが正しいとかそのような問題ではない程度のことなのでしょうか?
私は、吉村先生と渡辺先生のどちらが事実を書いているのかを確認する術は持たないが、
「日本医家伝」によれば、ぎんは熊谷に仮住まいしていた女流画家奥原晴湖にその才能
を高く評価され学問の道へ入るように激励され、彼女に伴われて明治6年23歳の時に
上京し、井上頼国の下へ入門したとある。
これに対して、「花埋み」では上京、入門等のおおよその事実経過は同様ながら、
奥原女史は全編を通じて登場しないのである。
(なお、「花埋み」では井上門下生となったのは、ぎんが漢学を師事していた松本万年の
紹介によるものとしているが、「日本医家伝」ではこの辺の経緯は不明瞭である)
仮に、吉村先生の記述の方を「正」とするのであれば、渡辺先生は、なにゆえ、物語の
登場人物としては魅力的であるばかりでなく、後のぎんの生涯にとってキーマンと
なったとも言える奥原という人物を抹消してしまったのであろうか?
また、ぎんに業病をうつす結果となる前夫は、「日本医家伝」では遊蕩児であり、
ぎんを叩き出すように追い出したとあるが、
「花埋み」では、多少は女遊びもするが、どらかというと真面目で無口な色白な青年と
されており、ぎんとの復縁を望んでいたかのような記述もある。
脇役ながら、作品の印象を左右する重要なキャラ設定が大きく異なることには、
途惑いを憶えぬでもない。
自演君が現れます。
もうしばらくお待ちください。
次スレはIDのある板に変更したほうが良いかもな
一人で問答してて何が楽しいんだろう
自分の望む受け答えは自分が一番よく知ってるから。
彼をここまで追い詰めたのはいったい何なんだろう
かわいそうだね
3連休、F1とパリーグの野球をテレビで見る楽しみしかないなんて
49歳、男、独身
やることがあまりにも子供じみている
860 :
無名草子さん:2006/10/07(土) 23:36:59
さんざん長文荒らししといて自作自演でインテリぶって
自分に都合の悪いレスは頑として取り上げないからな
863 :
無名草子さん:2006/10/08(日) 03:29:40
自作自演売名のために2ちゃんで被害者を装ってる石川誠壱(アジェンデ)って最低だね 笑
誰?
865 :
無名草子さん:2006/10/08(日) 09:25:32
吉村氏に無関係の書き込みはやめましょう
書き込んでもいいけど、なにか氏に関することを付け加えましょうよ
ここは吉村昭スレッドでしょ?
>>851 ご返答、誠にありがとうございます
同じ人物をあつかった小説で、これだけ違うと確かに戸惑いを覚えますね
吉村ファンとしては、単純に渡辺氏の調査不足と言いたいところですが、
氏はわかっていて、奥原晴湖を登場させなかったのかもしれません・・・・・
また、前夫の性格についても???ですね
>>865 もっとなご意見だと思います
>吉村氏に無関係の書き込みはやめましょう
>書き込んでもいいけど、なにか氏に関することを付け加えましょうよ
でも好き勝手なことを書いたらよいというわけではありません
他のレスに対する質問には回答しませう
他のレスに対する対話をしませう
自作自演はやめませう
理解できれば
>>834の質問に回答しませうミス住クン!
スレ全体に質問しているわけじゃなくて、
誰かさんを名指しして質問しているのになあ・・・
本当に誠意があるの人であれば、わからんならわからんと答える筈ですよね。
ミス住なあ、住民とまともな対話をする気がないなら2ちゃん止めてHPでもブログでもつくれば?
グッドアイデア
どうして今まで気づかなかったのだろう
こんなに良いアドバイスをもらってお礼を言ったほうがいいよ、ミス住君!
今日から早速実行しようね
HP、ブログ開設したら連絡してね
870 :
無名草子さん:2006/10/08(日) 22:48:59
>>869 >どうして今まで気づかなかったのだろう
オマエが馬鹿だからにきまってるだろが
www.omaebaka.com
>>870 まあブログ開設できないお前が一番馬鹿なんだけどな、ミス住君。
>>870 これでは会話が成り立たない
この調子じゃ、たぶんお前はリアルソサエティーで村八分なんだろうな
ミステリ板住人先生は無職のヒッキーなのですー。
これまでの人生約50年年間、成人女性に全く相手にされなかった恨みを力の無い幼女にぶつけているサイテーな負け犬なのですー。
ネットの対話からさえ逃げまわるサイテー野郎はとっとと死にやがれですー!
おまいに出来る社会貢献はそれだけですーw
874 :
無名草子さん:2006/10/09(月) 07:04:00
人を罵るしか脳のない有象無象ども、我慢にも限界があるぞボケ!
875 :
無名草子さん:2006/10/09(月) 09:04:58
>>874 じゃあとっとと消えな
回線切ってコンビニに就職情報誌を買いに行けや無職
878 :
無名草子さん:2006/10/09(月) 12:23:11
>>834 わたしは吉村小説の一ファンですが、
売り上げベストテンや売り上げ部数にまったく関心をもったことはありません
普通、ファンであればそんなことは考えないんじゃないかな
また興味もない
例えば、音楽のCDを買う場合、ファンであれば無条件に購入してしまう
個人的に最近では、SlayerのChristIllusion購入・・・・
Slayerは長い歴史をもつメタルバンドですが、
一般的にあまり知られていないでしょう(メタルの四天王ではあるため聞いたことはあるぐらいかな・)
ファンは自分の心の中で作品の格付けこそしますが、売り上げなんか気にしないし、
興味もないものです
作品の格付け(作品のなかでの1作)ということなら、この掲示板の住人では
「光る壁画」「私の普段着」「長英逃亡」「羆嵐」「戦艦武蔵」「ふぉん・しいほるとの娘」
「桜田門外ノ変」「破船」「漂流」「破獄」「高熱ずい道」「少女架刑」「星への旅」」があげられてます
いずれも名作ばかりですが、売り上げはそれほど多くないと思ってます(わたしの思い込みかも)
このうち、「光る壁画」などは吉村ファン以外にはあまり知られていないのではないでしょうか?
わたしも
>>657の方と同じく数回読み直しました
まさに、「ベストセラー作家にあらず、ロングセラー作家」だと思います
879 :
ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :2006/10/09(月) 12:27:43
「花埋み」の中(12章)でシーボルトの娘楠本いねに関しても言及されてはいるが、
医師である渡辺氏には、国家試験制度成立前の医業者に過ぎない彼女は、
さほど興を惹く存在では無かったのかもしれぬ。
しかも、いねの生涯の大半は歴史・時代小説の範疇に入るものであり、
主として現代小説を守備範囲とする渡辺氏の素材としては不適とも言い得る。
それならばということでもないだろうが、いねのぎんに劣らないどころか、
時代の違いもあり、それ以上の波瀾の生涯を描き切った作「ふぉん・しいほるとの娘」
を著したのが、吉村昭先生である。
この2作、前述したとおり、「ふぉん・しいほるとの娘」は文庫本3分冊の吉村作品最大
の長編であり、「花埋み」も細かいポイントの活字で400頁以上あるが、
是非、読み比べてみて欲しい。
作者の件を離れるが、共に才色兼備、現代なら恵まれた生涯を送ることが可能であった
であろう2人の女性の孤独な末路は心を打つものがある。
>>878-879 また不自然なくらい連続して現れてるw
これで別人装えてると思ってるんだから、まったく知性の欠片もないw
何故かみんなアゲてるしなwww
882 :
無名草子さん:2006/10/09(月) 14:38:34
このスレ上から読んできたけど880はストーカーなの?
吉村氏に関係ないレスばかりする非生産的なヤツは書き込むなよ。見苦しい。
ハイハイ
メル欄に何も書かずにageているのはキチガイコテとそのジエン
某スレのテンプレ
*********************************ローカルルール*********************************
■荒らしコテハンである「ミステリ板住人」名義での書き込みは、完全に禁止とします。
■上記コテハンの書き込みは、そのほとんどが根拠が全く提示されないばかりか、完全な思い込みによる事実誤認です。
こんな風に名指しで書き込み禁止とまで言われてるのに、まだ自称論考と自演を続けております。
何らかの精神疾患があると思われます。
>>878 誰もお前なんかに回答を求めていない。
自分がそうだからって、それが全てのファンもそうだと決め付けるな。
>>879 質問されたのはあんただろ?
どこぞの名無しが勝手に質問を打ち消したから
もう自分が回答する必要がない、なんて勝手なことを考えないように。
あんたには
>>834氏の質問に進氏に回答する義務がある。
「ずい道」はミス住、
「隧道」で句点を打たない書き込みはage名無しなのに、
なんだか今日はミスっちゃったみたいですねえ。
いくら名無しが答えても、
ミス住自身が回答しない限り
ミス住が不誠実だという事実には何の変化もありません。
>>834の質問について追求されていた昨日はハンドルでは全くレスしてこなかったくせに、
今日は名無しが
>>834を全否定した途端に5分足らずでレスしてくる。
しかも
>>834については完全無視。
これで自演だと思われないと考えること事態が狂っているな。
「en-taxi 15号最新版」
哀悼連載「臨界の佇まい 吉村昭」酒井信
読んだひといる?
3行程度でレポお願いします
>>834の回答を早く知りたい。誰か教えて
ミス住クン以上に吉村昭のことに詳しい人はこのスレにはいないの?
892 :
ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :2006/10/09(月) 18:08:12
質問に対する回答の義務の必要性は認めない。
もし義務が存するというのであれば、2ちゃんねるにおける明文のルールを呈示されたし。
以上。
吉村昭ファンにも意外に読まれていないようだが、ヘミングウェイ好きに推したいのは、
「孤独な噴水」。透明感漂う作風にどこか共通点が感じられる両作家だが、
本書のあとがきにおいて、吉村先生自身が「ヘミングウェイに触発されて書いた作である」
旨を語っている。
ミステリの世界へと継承されたヘミングウェイのハードボイルド・スタイルだが、
ハメット、チャンドラー、ロスマクを経て、病的な70年代以降の探偵たち等、
その内容は各作家の個性の饗宴となると同時に大きな変容を遂げてしまうが、
この吉村作品は、ヘミングウェイによるハードボイルド・スタイルの原型に最も近い
ものと言い得るかと思う。
まさに、ミステリではないハードボイルド小説の佳品である。
(ただし、最後の部分でミステリ的展開があるとも言えるが)
利用者が増えるに従って、頭のおかしな人もそれなりに出没するようになって来ています。
頭のおかしな人に関わるとなにかと面倒なことが起こる可能性があるので、注意しましょう。
実生活で他人に褒めてもらう機会がないがプライドだけは高いとか、匿名の掲示板しか話し相手のいない人です。可哀想なので放置してください。
他人が自分とは違うという事実が受け入れられない人です。自分の意見が通らないとコピペや荒らしなど無茶をし始めるので見かけたら放置してください。
名指しで質問されているのに完全無視ですか。
確かに2ちゃんねるのルールには明文化されたルールはないよ。
でもさ、
こ れ は 人 間 性 の 問 題 だ か ら 。
質問者に対して何の返答もしないくせに、
それを突っこむ周りの我々に対しては「義務はない」と逃げを打つ姿勢。
これこそがミス住の下劣さを示す、いい証拠になるよな。
>>897 いちいち攻撃的ですね。
興味がないのなら、そういう無駄な書き込みは止めたらいかがですか?
ミス住ってさ、2ちゃん以外にやることないの?
>>898 食い詰めた三文ライターしか興味を持たないような落書きを止めさせようとすると「攻撃的」と見えるかね?
901 :
無名草子さん:2006/10/09(月) 21:40:43
ここの掲示板の人たちは、本当に吉村昭ファンですよね?
いやファンでなくとも関心を持っている人ですよね?
なぜ、吉村氏の作品に関することをまったく書かないのですか?
わたしには不思議でなりません
「暁の旅人」読みました
江戸時代から明治時代にかけて活躍した松本良順という医師の話
「日本医家伝」のなかの12人のうちの1人の話でした
小説のなかには、僅かですがイネや輪王寺宮、また新撰組の近藤や土方も出てきます
イネは髪と瞳が茶色みをおび、鼻梁は高く、長身、妖しい美しさと書かれていました
イネ役で、ベッキーは妖しい美しさからはかなり離れたところにいるけど
瞳は茶色でしたよね(ダメかな 笑)
>>879 「花埋み」はかみさんが大学時代に読んだから本棚にあるはずというので、
探したが見つからない(笑)
是非、次に読みたいと思います
>>879 >>901 ど こ か ら ど う 見 て も 同 一 人 物 で す
本 当 に お 疲 れ さ ま で す
>>900 食い詰めた三文ライターって誰ですか?
いったいどこからそういう言葉が出てくるんですか?
誰か特定の人物を想定しているんですか?
だいたい
「食い詰めた三文ライターしか興味を持たないような落書きを止めさせようとする」
つもりの書き込みならば、そりゃ完全に「攻撃的」でしょうが。
905 :
無名草子さん:2006/10/09(月) 22:49:52
>>904 「食い詰めた三文ライター」君いわく(笑い)
>>900 自分で攻撃していることを認めておいて、“「攻撃的」と見えるかね?” もないもんだw
>>904 同感。
自分を叩く奴は何が何でも叩き返してやろうとする、それはそれは見苦しい奴なんですよ、あいつは。
>>905 891氏や904氏がどうして「ライター」だと判るんだい?
そんなこと誰にも判りっこないよな。
どうやらお前、誰かプロのライターに恨みを抱いているようだね。
だから自分を叩く相手が全てそのライターに思えるわけだ。
みっともないなあ、君はw
908 :
無名草子さん:2006/10/09(月) 23:03:07
897=900=905=908か。
所詮ミス住を支える奴らって、こんなのばっかだね。
お願いだから次スレにはミス住およびミス住にレスするゴミはこないでね。
まぁ全員同一人物なんだけどな。
>>892 >質問に対する回答の義務の必要性は認めない。
>もし義務が存するというのであれば、2ちゃんねるにおける明文のルールを呈示されたし。
お前は何年も前から偉そうにスレ住人たちに「答えてみろ」だの「心して聞け」だのと
ほざき続けてきたんだが、相変わらずの鳥頭で憶えてないようだなw
>>910 某所にある避難所的スレに来い
これ以上は言えん自分で探してくれ・・・
916 :
無名草子さん:2006/10/10(火) 01:52:37
メール欄空欄にしてのageを指摘されたら
今度はsageにして書き込んでるんだからな……どうしてそんなにバカなんだろうw
『冷い夏、熱い夏』を読んだけど特に感銘受けず
素材がよければそのままでもおいしい
素材がわるければ料理人の腕に頼るしかない
題材に興味あれば文章が少々へたくそでも読める
題材に興味なければ文豪作品であっても感銘を受けない
題材をリアルに生かさはる作風だからしゃあないな
幼女がよければそのままでもおいしい
幼女がわるければ強姦魔の腕に頼るしかない
幼女に興味あれば性技が少々へたくそでも姦れる
幼女に興味なければ性豪遊技であっても感銘を受けない
幼女をリアルに姦りなはる性癖だからしゃあないな、変態のミステリ板住人先生はんw
923 :
無名草子さん:2006/10/10(火) 07:18:19
俺の王国にちょっかいを出すな。
この山門ライターが!クズ。
「俺の王国」っスか、そうですか。他のスレもそうやって荒らした訳ですな…
山門ライターって・・・登山口でコメント付きのメモでもしてんのかな。
遭難者が出たときに便利かもね。
まあ、どんなライターであっても、世界中で2ちゃんねるしか文章の
発表場所がない「カキコライター」に比べたら、遥かに格上だわなw
ミス住さんは肛門ライターですからw
928 :
無名草子さん:2006/10/10(火) 19:34:14
>>892 「孤独な噴水」はボクサーの話でしたっけ?
かなり昔に読んだ記憶があります
内容は????(ミステリ板住人氏、記憶力すごいですね)
エッセイの中に書かれていましたが、吉村氏は一時期ボクシング観戦にはまっていたが、
八百長試合?で急に熱が冷めた・・・・とあったのを記憶してます
ボクシング観戦にはまっていた頃の作品なんでしょうか
たしか、「鉄橋」もボクサーの話でしたよね
ボクサーの話と云えば、沢木耕太郎の「一瞬の夏」が面白かった(吉村氏と関係ない・・・すみません)
>>903 だよね
確かに丸顔(笑)
わかってます
そろそろ、ここの掲示板も終わりですね
「ミステリ板住人」氏、また「無名草子」諸氏、楽しいスレをありがとうございました
奈良幼児殺害で死刑が確定しました、ソウルブラザーのミス住さん、コメントをどうぞ
>>928 えせミス住登場!
本物ミス住に対し「登場時間早すぎ」、「文章上手すぎ」、「センスおすぎ」
931 :
無名草子さん:2006/10/10(火) 20:41:13
>930
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\ノ ノ / (__ \ノ ヽ / ○
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/ r'/ /l/ !-/レ' ヽ ', | | |
.! {/ / C' ゙ー‐l | l l l__
! / / _ C' l /'"ノ ノノ ` ‐ 、
.! ! lヽ、 /、/ // //_/,イ_∠ /| .,、ヽ、
l | !´lii゙l>=-、-‐'/´_fノL_レ=o レ、_!l !l
| ∠| .l/,>fjとli ̄`i /! `ヽ / ノ、 _。ル'j
| V /'´ jノ `ー‐|′ ノ-‐i、r┐/ヽ/ /
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>>930 真性ミス住では・・・。
1.ミステリ板住人氏、記憶力すごいですね
2.「ミステリ板住人」氏、また「無名草子」諸氏、楽しいスレをありがとうございました
自我自讃は香具師の専売特許だったのでは
936 :
ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :2006/10/10(火) 21:59:46
>沢木耕太郎の「一瞬の夏」
カシアス内藤だっけ。あれは面白かった。
「ふぉん・しいほるとの娘」や「花埋み」は、女性にも手に取って欲しい作である。
ただし、渡辺氏とは違い、吉村先生には女性読者が少なそうなのが残念だが…
しかし、いまだに男尊女卑とは良く聞く言葉ではあるが、この両作品を読むと、
あらためてひどい時代があったものだと実感される。
特に、いねは混血で子有り(私生児)、ぎんは不治の業病持ちで若い旦那に手がかかる
という特大ハンデ付きにもかかわらず、自己の人生に負けないアクティブな姿勢は
本当に凄いものがあると言える。
まずはテメーが見習えよカキコライター
マジでゴミ
避難所(っぽいスレ)へ来い
>質問に対する回答の義務の必要性は認めない。
>もし義務が存するというのであれば、2ちゃんねるにおける明文のルールを呈示されたし。
>以上。
確かにそういうルールはないよね。
しかし法律で決まっていないからといって挨拶もしないような奴がいたら
「常識がない」と人からはバカにされるんだよ。
ましてや
「人に挨拶することが常識とは認めない。
もし常識だというのであれば、明文のルールを呈示されたし」
なんて言い出したら
間違いなくそいつの人間性が疑われる。
それが社会というものだ。
つまりこういうことでルールがどうとか言っているミス住は、
結局その程度の人間だったというわけだ。
これじゃ大勢の人間に叩かれても仕方がないな。
>>937 誰が言われているかさえも理解できないかね?
942 :
無名草子さん:2006/10/10(火) 23:44:05
性犯罪者ミステリ板住人の肉奴隷、串カツがまぎれこんでいるなw
>>943 串カツというのは便乗荒らしのHNですか?
何か最近ミス住を支持するフリをして変な混ぜっ返ししているおかしな人がいると思ったら・・・
この板はIDが表示されないから嬉々としてジエンをやるヤツがいる
>>946 どこかで凹まされて壊れた粘着異常者であることも露呈しないと思っているのかね?
このスレを始めから読んでいけば
「・・・かね?」というフレーズを使う親父(もしくはじじい)が登場する
すべて同一人物だろうか
親父のくせ稚拙な突っ込み、お前はいったい何モノ?