∩ ∩
〜| ∪ | (´´
ヘノ ノ (´⌒(´
((つ ノ⊃≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡
 ̄ ̄ ̄(´⌒(´⌒;;
やけに殺風景なpart10
2ゲットだけでも派手に ズザーーーー
ユミヨシ3
4 :
無名草子さん:2006/01/07(土) 22:38:24
ぺ
5 :
無名草子さん:2006/01/08(日) 00:06:46
6 :
無名草子さん:2006/01/08(日) 02:31:27
ブルージーン
7 :
無名草子さん:2006/01/08(日) 13:24:13
今海辺のカフカ読んでてこれがこの人の作品読むの初めてなんだけど
他の作品もこれみたいに性描写満載なの?
愛欲の四輪駆動とかどこのエロ小説だよって思ったし。
カフカはノルウェイと同じくらいの性描写のきつさだな
比較的ソフトな作品は鼠三部作だと思う。
鼠の書く小説には
セックス描写は無いらしいのにね。
(あと、人が死ぬ描写も。)
>>7 エロいか?俺が春樹の読みすぎなのか知らないけど
普通に読み流せたよ
漏れ純分はカフカから入ったものなぁ
他にも春樹を多く読んだせいでエロ耐性がついた
カフカもノルウェーもおばさんとHしてキモイよ。
俺はソープ行ったときプロフの写真見て23歳て書いてあってそれを信じたら
どう見ても30過ぎのおばさんで
立たなかったよ
春樹がエロいなら龍はどうなんだよw
フィストファックとかあるじゃねーかw
そこでスカルファックですよ
村上龍のエロさは週刊誌っぽいからなぁ
16 :
無名草子さん:2006/01/11(水) 10:16:31
春樹のエロさはなんだ?
17 :
無名草子さん:2006/01/11(水) 10:43:05
エロゲーだろ
18 :
無名草子さん:2006/01/11(水) 10:57:10
エロゲーやってんのかな?
Fateっていうエロゲは神戸によく似た街が舞台になってて、その名が冬木らしい。これは間違いなく意識してるね。
荒れる前兆か?w
エロゲーのエロさなんてやったことねーとわかんねーよなぁ。
ゲーヲタの方は解説お願いしたい。
22 :
無名草子さん:2006/01/12(木) 14:06:40
春樹さん。お誕生日おめでとう。
がんばってください。
翻訳ライブラリ発行されてるけど
いい加減翻訳辞めれ
どうして?俺発売日に2冊とも買ったぜ。
うまい翻訳だと思うけどね。
だって俺が最近買った「新訳版 スキャナー・ダークリイ(フィリップKディック)」
なんて、新訳のくせして、まぁひどいひどい。
白夜行見て思ったんだが
リアルユキって福田麻由子じゃね?
ものすごくイメージと合致したんだが
村上春樹の顔が出てるサイトってある?
イメージ検索してもでてこないんだ・・・
翻訳、焼き直しばかりでちょっとがっかり(´・ω・`)
『夜はやさし』訳さないかなぁ・・・
tp://storage.kanshin.com/free/img_22/227672/970203726.jpg
でてくるじゃん
30 :
無名草子さん:2006/01/13(金) 00:06:01
あ、その顔好きだな。いい顔だと思う。
ただ生まれつき顔が綺麗だけど中身なさそうな奴よりよっぽどいい顔してる
春樹作品読破したんだけど次は誰の作品を読めばいいかな?
33 :
無名草子さん:2006/01/13(金) 00:33:45
オースター。
>>28 さくらももこの漫画のキャラがそのまま大人になった感じだな
春樹の小説に出てくる小説全部。
春樹を読んだ後なら、
@オサレで気取った文体の作品
A理屈っぽくて(理論的で)骨のある文章を書く本
B海外文学
Cまか不思議な展開をする小説
そのどの道にも進めるようになれている、はず、だよ。
37 :
無名草子さん:2006/01/13(金) 15:42:41
ブルージーン
@、C辺りに進みたいのですが
どのような作家がおすすめなのでしょうか?
@とC両方を兼ね備えている(?)作品を書く人なら、伊坂幸太郎かなって思う。
平凡な答えではあるけど、読んで損をするような作品ではない、と思うな。
売れてきているから手に入りやすいし、知り合いにすすめたらかなりの高確率ではまってたから。
読んでみて肌に合わなかったらごめんよ。
「うずまき猫のみつけかた」で顔は知ってたけど春樹の顔、高校時代使ってた資料集に載ってた。
みんなちゃんとしてる写真なのにこの人だけ不意に撮られたような写真。
>>41 うずまき猫で思い出したけどあれに載ってる
「食う」「寝る」「遊ぶ」の猫時計って持ってる人いない?
>>40 アリガッツォ
結構タイトルが魅力的だから前から少し気になってました。
俺は太宰が好きだが
他にどんな作家好き?
45 :
無名草子さん:2006/01/15(日) 19:22:24
ねじまき鳥読んでんだけどダレてきた…。
いかんせん長いしもう話がワケワカメ。
まあ頑張って読むか…。
春樹に相通ずるところがあるかなって感じた本は手にとって読むことにしている。読んでいて心地よかった作家をだらだらと羅列すると……
夏目漱石
田口ランディ
伊坂幸太郎
トルストイ
ジョン・アーヴィング
重松清
読んでいて『感心』した作家は他にもたくさんいたけど、読んでいて『心地よかった』のは、
今のところこの人たちだけかな。全作品を読んだわけじゃないけど。
文学的基準で好きになった作家、というよりは、好きなミュージシャンを選ぶような感覚で列挙してみました。
カポーティはいいよ。この人の小説はやけに大人っぽい渋いのもあれば
子どもの心情をうまく綴ったのもあり、文体の上手さだったら
俺はフィッツジェラルドより好きかな。あれはお洒落すぎるっていうか
マザコンっぽい話が多いしなぁ。
日本じゅうの××が
みんなナカタさんならね…。
>>47 「ティファニーで朝食を」とかかな? ありがとう、ちょっと読んでみるよ。
カフカ読んだんだけどさ、
やっぱ女も男と激しくセクロスしたいときってあるの?
52 :
無名草子さん:2006/01/17(火) 13:59:41
北野勇作って作家が春樹に似てる
かなりおもしろかった
>>50 春樹が訳してるカポーティの本はいいよ。
誕生日の子どもたちだっけな、
ベストアルバム的な感じでオススメ。
>>53 ありがとう。誕生日の子どもたち、本そのもののデザインもかっこいいんだね。読んでみるよ。
実は、単体で絵本として出されてる話(1200円くらいしたかな、単行本だから)
も収録されてるから、お得。
カポーティの「カメレオンのための音楽」が手に入らなくて困ってる。
多分、絶版とか訳されてないのを除けば、それさえ買えばコンプリートなんだけどな。
高校の教科書に春樹が載ってる
ウレシス
58 :
無名草子さん:2006/01/19(木) 10:17:20
カポーティて冷血の人?
そうだよ。でも同じ時期に出た「心臓を貫かれて」っていうマイケル・ギルモアって人の
ノンフィクションの方がすごいよね。春樹が訳してる
60 :
無名草子さん:2006/01/19(木) 21:45:28
高校生の妹の教科書にも春樹載ってた。レキシントンだったかな?
俺は「鏡」が載ってたなぁ
授業で扱わなくて寂しい思いをした覚えがある
62 :
無名草子さん:2006/01/20(金) 13:38:49
カポーティて人映画化されてたんだよね。
公開されたら見に行こう。
高校生の英語の教科書に春樹載ってた。
顔晒しすぎ。
だがそれが(ry
>>59 それってエッセイのどれかで紹介してたやつだよね?
ギルモア家の呪われた血がなんとかっていう…
今の高校教科書(どこのかはしらん)に載ってるのがあるみたいね。
妹がそういってた。
ついでに俺が高校の頃の国語便覧ひっぱりだしてみると日本作家の項目に春樹顔写真あった。
ペンネームでもなく顔も晒してるんだよなぁ春樹
やれやれ
68 :
無名草子さん:2006/01/20(金) 20:09:08
ちなみに、高校生最後の国語の授業で担当の先生が読んでくれたのは春樹の『プールサイド』だった。
初めて読んだ直後は糞と思ってたアフターダーク久しぶりに読み返してみたら面白かった
71 :
無名草子さん:2006/01/20(金) 23:37:50
糞っぽくて未だに手をだしてないがおもしろいのか。
アフターダークってタイトルがなぁ・・
いかにもそれっぽい臭いが
73 :
45:2006/01/21(土) 12:22:42
ねじまき鳥最後の最後でまた中尉の話かよ…。
もういいっつうの。
場面が想像しにくいから読んでてダレてくる。
でも頑張って読むぞ^^
74 :
無名草子さん:2006/01/21(土) 13:36:26
アフターダークは、タカハシテツヤが出てくる時点でご飯三杯
この人、性描写だけで小説書けるんじゃね?ww
笑っていいともで村上春樹の名前を挙げて
あいつはもう何も書けないって
言った作家って誰だったんだろ
知ってる人いる?
人それぞれ読む時間・ペースがある。
>>77 それが原因で家を買う資金を危うく借り損なうところだった、
ってやつだっけ?
80 :
45:2006/01/22(日) 11:58:39
ねじまき鳥読了。
あー疲れた…。それだけだった。
この人の作品はすっきりしないなー。
それでもカフカは面白かったけど。
>>79 そうそう、確か「Nという作家が」って書いてた
Nで笑っていいともでそうな人なんて
西村京太郎くらいしか思いつかない…
83 :
無名草子さん:2006/01/22(日) 15:39:07
田中康夫が最初からいままで、
春樹の書くものより一作でもろくなもんかけているとは思えない。
「なんクリ」しか読んでないから何もいえないけれど。
84 :
無名草子さん:2006/01/22(日) 16:24:02
なんくりを春樹に送ったのに無視されたのでアンチになったんでしょ
大人気ないな
86 :
無名草子さん:2006/01/23(月) 00:50:04
フランスのある雑誌で今月、村上春樹が表紙を飾っている。日本ではありえない
87 :
86:2006/01/23(月) 00:53:09
雑誌の表紙が村上のドアップだよ。
なんか、窓の外見てる写真だったよ。立ち読みしたが、村上さん老けたねー。
ニューバランスはいてたな
中国の雑誌でも、村上さんと、いつも作品翻訳してる人が対談してた。
89 :
無名草子さん:2006/01/23(月) 12:13:30
シドニー!を読んだ もうちょっと素直に楽しめって思った
92 :
無名草子さん:2006/01/24(火) 20:03:04
エッセーまだか?
93 :
無名草子さん:2006/01/24(火) 20:39:44
アフターダーク読みました。
真夜中の数時間の話なのになんでこうも引き付けられるんでしょうね
意味合いはずれるかもしれないけど街っていうゲームに近いかなと思った
さまざまな境遇の人が絡み合う辺りがね、なんか似てる感じで。
それにしてもこの文体と話の展開は独特。
前、雑誌の特集で知ったんですけど、高校の時にアメリカ小説を原書で読んでたとか
そういうのが影響あってか、文章が簡潔で翻訳口調っぽいところがまたいいです
96 :
無名草子さん:2006/01/25(水) 00:10:49
「神の子どもたちはみな踊る」読了。
いや、これは面白かった。
蜂蜜パイだけ作風が違う気がするけど、どれも読みやすくてスラスラ読めた。
一番好きなのは表題にもなってる「神の子どもたちはみな踊る」かな。
次いでかえるくん、そん次が蜂蜜パイ。
蜂蜜パイはラストがいい。
こんな作品もっと書くようにしたらいいと思う。
あっ、かえるくんの残酷描写は想像してしまって鳥肌立ったww
97 :
無名草子さん:2006/01/25(水) 03:15:54
蜂蜜パイは俺も大好きだ。
俺も神の子どもたち〜また読んでみよ
99 :
無名草子さん:2006/01/25(水) 20:15:31
どこかに蜂蜜パイの良いレシピがないものか
読めば食ってみたくなるわけで
俺はうさぎ亭のコロッケが食いたいよ
それとそこのまかないも
ロッシーニを聞きながら作ってたパスタは何味か書かれてたっけ?
明太子
>>95 街懐かしいな…。
なんとなくわかる気がするぞ。雰囲気っていうかね。
僕はpart1に含まれている
エッセイ集の発売はまだなのか!
アフターダークがセンター予想問題に出てました
ものすごいやる気出ちゃって楽しかった
思い入れのある作品だとかえって
読み取りの問題とか間違っちゃいそう。
実際の入学試験に春樹が使われたことはあるのかな。
夢で会いましょうを読んだ 面白かった インタヴューの項で爆笑した
パン屋再襲撃は本当に続編だったんだな
地味に春樹作品で出てくる料理はうまそうと思ったりする。
ロッシーニのパスタとか。暇な時自分でも作りたくなる
「…ハードボイルドワンダーランド」に出てくる
胃拡張(だったっけ?)の女性は最高だな。
主人公でなくとも、こんな将来を思い描くよな。
「私が料理をして、彼女が食べるのだ。」
現役受験生だが…、
センター試験で今まで春樹の作品が使われたことはなく、
後5年くらいしたら、使われることがあるかもしれないだそうな。
うちの先生が言ってたことだから信憑性はアレだけど。
私大の入試だと教授の好みだろうね〜。
春樹の作品は好き嫌いが別れるからなぁ…
というか、理解できる人と理解できない人がはっきりしていると思う。
精神性の問題だから
でも毎回、同じようなテーマだよねぇ・・・
だが、それがいい。
この人最近の中高生の教科書に顔出してるけど、
ティーンエイジャー人気でも狙ってるのかな?
>>115 顔のせてくださいなんてお願いしてるわけじゃないだろ・・・
あーゆうのって教科書つくる人がいろいろ決めてるんでしょ。
どこの作家が「私の小説を教科書にのせて下さい、ついでに顔も」なんていうんだ。
このスレの住人って松岡佳祐の評価はどう?
催眠とか千里眼とか。
>>117 個人的には嫌い
ヒロインを持ち上げすぎて鼻につく
119 :
無名草子さん:2006/01/31(火) 07:26:22
120 :
無名草子さん:2006/01/31(火) 13:14:19
「キャッチャーインザライ」はライブラリで発売しないん?
春樹なんだかんだで面白いね
今世界の終わりと〜読んでる
他の作家よりスラスラ読めるのは読み飛ばしても良いような描写が多いからだろう
ハードボイルド〜の最後近くだけ読み飛ばしづらくなる
「面白いから、そんなもったいないことはできない」
という意味であれば
>>122 同意。
何も変わってやしない。
>>121 春樹の小説は、全体の流れでガツガツいくタイプじゃなくて
けっこう全ての行に力いれて計算して書いてると思うけどなぁ。
「長編の場合、あまりに力いれて書きすぎると途中で読んでて疲れちゃうから
文体的なお休みをいれてる」みたいなことを少年カフカで言ってた気がする。
126 :
無名草子さん:2006/02/01(水) 06:59:19
カフカって発売前「世界の終わり〜」の続編みたいな噂なかった?
それとも俺がわからないだけで続編だったのか?
127 :
121:2006/02/01(水) 08:18:59
>>126 正式な続編じゃないけど、まぁ最後の異次元にいっちゃうとこだけ
続編というか、完結編みたいになってるね。
正式な続編は書いてみたかったけどあまりに時間が経ち過ぎたから
できなかったって少年カフカで言ってた気がする
129 :
無名草子さん:2006/02/01(水) 20:21:27
少年カフカで言っていたような気がする、と僕は言った。
130 :
無名草子さん:2006/02/01(水) 21:24:42
羊をめぐる〜は下巻面白い?
上巻の終わりくらいからやっと面白く感じてきたんだけど。
131 :
無名草子さん:2006/02/01(水) 21:38:19
面白いよv ぐいぐい読んじゃうねー
その、「面白い」っていうのはどういう意味での「面白い」なんだ?
133 :
無名草子さん:2006/02/01(水) 23:27:50
>>132 続きが気になってぐいぐい読んじゃうって面白さ
なんか知らんが、ジサクジエンぽい流れだな
意味がないジサクジエンだが、そんな気がする
少年カフカは隠れた名著だよ。
俺は正直いって、春樹は人生相談をやれば
どっかの泉のおっさんより売れそうだよ。
>>86 遅レスですが、キオスクずらーっと村上さんだらけですね。
ロングインタビュー。買ったよ。仕事暇になったらゆっくり読もうっと。
>>87 でもフランス人から見たら若く見えるみたいで、記者のコメントとして、「海カフ」の主人公よりほんの少しくらいにしか見えないって書いてあったよ。
でも50代半ば過ぎてるのに、おじん臭さは感じないとおもうけど。
上訂正
×ほんの少しくらいにしか見えない
→○ほんの少し上くらいにしか見えない
>>134 知らないんだったら説明できるまで黙ってて。
記者の言う「主人公」とは実は佐伯さんのことだったとかさ
>>136 気になった箇所だけでも良いので、なにかあれば感想下さい。
ノルウェイ、ハードボイルドと来たら次はどれ読むべきですか?
142 :
無名草子さん:2006/02/02(木) 16:25:34
ねじまき鳥だね
評価が分かれるが
とりあえずスプートニクを読んでみてもいいと思った
144 :
無名草子さん:2006/02/02(木) 17:18:54
個人的には、カフカ前にはワンクッション置いたほうがよいのではと
バラバラだな
つまり実は何に逝ってもいいということでは
うむ
春樹マンセーの自分でもスプートニクは駄作だな。何度読んでもだめだ。
現在発売中の雑誌「クーリエ・ジャポン」(講談社)に
「村上春樹 初めて明かされるハーバードの一日」という記事が
載ってます。
写真もいくつか載ってます。
村上春樹でググってもほとんど顔写真で無いけど
Haruki Murakamiでググったらいっぱい出てきて笑った
152 :
無名草子さん:2006/02/03(金) 09:11:46
日本よりも他国での評価のほうが高いのかな?
おフランスの雑誌の方はどうやれば手に入るだろうか
教養んとき習ったフランス語を必死で思い出して読んでみたいわけだが
ポーズを付けた写真は撮らないんじゃなかったのか、春樹!
156 :
無名草子さん:2006/02/03(金) 10:51:06
ノーベル文学賞貰ったら、テレビに出ないというわけにはいかないでしょう。
もう絶対にノーベル文学賞とると思うけど、最近これといった
名作みたいなのが無いからちょっと不安かも・・・
カフカも良かったけど、まだちょっと物足りない気もした。
日本から春樹みたいな作家が出たことがうれしい。
ノーベル賞押しつけられてテレビ局に引きずり回され、
うんざりしたあげくサリンジャー化するとか
>>159 押し付けられるなんてことは無いだろ。
春樹は多分、日本の文壇(や文学賞)とかマスメディアにあまり興味ないだけで
外国では上の写真の通り目だったりしてるじゃん。
ノーベル賞取るときも、すごく謙虚になることはあるだろうけど
辞退するとか受賞後にノルウェイの森みたいに引きこもることも無いんじゃなかと思うよ
ファンだけどこの人にノーベル賞は似合わないと思う
僕は似合うと思う
是非受賞コメントで日本社会の閉鎖性を訴えて欲しい。
「良かった」と僕は言った
これ本当よ
166 :
無名草子さん:2006/02/04(土) 16:17:51
お笑いの光浦が「ノルウェイの森」を好意を持っている男性に贈ったと
ある番組で暴露されて、その男から「好きな人が出来たから」と
返されてた。
どうなんだろう…
なかなかブックオフにないよね、春樹の本って。
人気あるんだね。
168 :
無名草子さん:2006/02/04(土) 16:30:48
龍のは腐るほどあるけどな
いや春樹の方も多いよ
うん
それが文庫だと、有名なタイトルは
近くのブックオフにはめっきりないんだよ。
たぶんハードカバーだとあるんじゃない?
「海辺のカフカ」読んでみたいんだけど、
近くのブックオフには無いんだよね。
普通に本屋で買うしかないかなぁ…
古事記
ハードカバー読んで、売って、
また手許に置きたくなったときに文庫で出てたからそれ買って、
という流れだとすると、
その文庫は売りに出されない、ということになるな
春樹の本読むと、酒が飲めない自分でも
酒が美味しそうに見えて、
飲みたくなる。
あ、別に未成年ではないので、普通に飲める年
なんですけどね。
あと、読書もよくするよね。
スマートに生きてる感じがカッコイイ。
へぇ〜春樹の読者には
リピーターが多いってこと?
まぁ、大学でも読ませるところがあるらしいから、
人気の程が伺えるね。
>>176 クーリエジャポンの最新号(6号)読んだ?
春樹がかっこよく映ってるよ。モデルみたいなポーズとってよ。
それのインタビューのようなものを読んだら、今までの春樹のイメージと
ちょっと違った。なんていうか、全然,謙虚(卑下)な感じがなくて
アメリカ人っぽいっていうか、ちゃんということはいってるって感じ。
かっこよかったよ。
178 :
無名草子さん:2006/02/05(日) 13:26:44
春樹の親御さんって、まだご健在なのかな?
Haruki Kadokawa
180 :
無名草子さん:2006/02/05(日) 14:17:01
羊をめぐる〜読了。
正直上巻のドキドキが下巻で薄れてしまった印象。
それでもラストは何故かちょっと感動した。
次はダンス読みます。
ねじまき鳥と世界の終わりが好きな自分は、次に何を読めばいい?ちなみに『羊をめぐる〜』は上巻で挫折。
ノルウェイの森がいいよ。
海辺のカフカを読むにはねじまきとハードボイルドとノルウェイを読む必要がある。
春樹の小説に出てくる女性ってどれも理屈っぽいんだよな
まず、実際じゃいないタイプ
女性といえば、登場する女性があまり男の願望をストレートに表したような造りじゃないんだよね
いつも読んでいて「この女はややブスだな・・」と思う。ブスでおしゃれというか
そこが女に受けるのでは?
ブシャレ
ブス専だから
「海辺のカフカ」読了。
読み終わった瞬間、
もうナカタさんに会えないんだな、と思い、
淋しくなった。
さよなら、ホシノちゃん。
うまくやれよ。
そういやこの人、安部公房の影響受けてるの?
189 :
無名草子さん:2006/02/06(月) 00:48:23
もろに
もっと古典的な数百年前の書物を読み漁ったことがあるらしいけど。
膨大な量の音楽を聴きまくりながら読み漁ったのだらうか
>>150 今日見たよ。めずらしいね写真までのっけて。
本日発売の「週刊現代」、
グラビアページに、作家の写真がいくつか並んでいて
村上春樹のもあった。
たぶんデビュー間もない頃の写真だと思う。
ノルウェイあんなに売れたのに映画になってないよね
本人がOKしなかったのかな
当時の「キネマ旬報」の
誰かのコラムで、どこぞのテレビ局が
「ノルウェイの森」の映像化権を獲得した、
と書いてあったような記憶がある。
風の歌を聴けは実は映画化されてると最近知った
198 :
無名草子さん:2006/02/07(火) 13:41:08
ユリイカの村上春樹特集(89年版ね)で映画化は断ってる。
と書いてあったよ。
大森一樹のページでは僕が風邪の歌を聴けをとってのが
映画化を反対しだした原因と書いてあったけど。
ま、今は何本かなってるけどな。宮沢りえとかがでてるの。
「氷男」の意味、意図が捉えづらかったんですが…
皆さんはどう解釈されてますか?
200 :
無名草子さん:2006/02/07(火) 19:16:27
200
考えるな感じるんだ
村上春樹が前から気になって
最近図書館でカフカ上下読んだ。
あれエロ描写なくてもいいのにな・・・
エロ描写無いとなんともいえんのか。。
けどナカタさん良かったのにな。
↓村上春樹でおすすめのヤツおしえれ
203 :
無名草子さん:2006/02/07(火) 22:25:43
蜂蜜パイ
204 :
無名草子さん:2006/02/07(火) 22:42:31
>>202 >>201も挙げてるが蜂蜜パイも収録してる「神の子どもたちはみな踊る」はオススメ。
短編集だが「神の子どもたちはみな踊る」、「かえるくん、東京を救う」、「蜂蜜パイ」は好き。
あとは「風の歌を聴け」、「1973年のピンボール」、「羊をめぐる冒険」の「鼠」三部作かな。
長編なら俺はカフカが一番好きだ。
>>202 エロは必要らしいよ。
「僕も性的な描写は、ニヤニヤしながら書いてるわけじゃないんです。
書かなくてはならないからしょうがなく書いてるんです。本当ですよ」みたいなこと言ってた気がする
受身プレーばかりなのも意味があるのか
最近の作品は受身じゃないよ
さっきノルウェイ読み終わりましたよ。いい!
エロいとこ色々あって、へーって思ったけど。
作品全部こんな感じ?
似てるようで全部違うよ
あるいはね
理屈はこねられんがエロがないと収まりがつかない感じはする
ていうか主人公の成長物語としてエロ無しだとそれもまた嘘くさいというか
まぁみんな性欲ってあるんだから描写せずに物語がうまいこと進んで完結するっていうのも
たしかに、ええかっこしいというか、そんな感じだな。
私も登場する男子のマグロっぷりが気になっていた。
男性からすると、こういうセックスっていいなあと思うの?
少なくともエロ本エロビデオで見たり読んだりするものとしては興奮するよ
昼間の世界で女に与えられている種々のステレオタイプとのギャップが、その原因かな
あと村上春樹の世界だと、いかにもこう通過儀礼ですという感じがして、それが合うのかも
>>213 人によるとは思うけど、多分みんなどっちも大好きだと思うよ。
>>214-215 サンクス。
こういうセックス「も」いいってかんじだったらおばちゃんも安心w
自分は、セックスのアクションは是非、男子から起こして欲しいと思っているので
春樹風の受け身な男子が増えてきたら困る、とか心配になって…
それでつい聞いちゃいました。
カフカはセックスより生理の描写が不必要だと思った
でも「鼠」が書く小説には
セックスと死は出てこないんだよね、確か。
219 :
無名草子さん:2006/02/08(水) 21:36:57
カフカくんがさくらに手でされるところはいいね。
220 :
無名草子さん:2006/02/09(木) 00:46:16
図書館にて
ねじまき鳥を開くと村上春樹のサインが・・
村の字が「ね」の形に似てる。
本人?いたずら書き?
2000年頃開館した所なのに1995年初版本だし
本人の寄贈??
いらんエロまで描写されてるよね
余計なやつ、なくてもいいじゃん的な
なぜセックス描写が多いのですか?と問うたら
「ダンス・ダンス・ダンス」で
主人公がユミヨシさんを口説いた時のような
御託を並べるんだろうな。
それはそれで聞いて(読んで)みたいが。
エロつっても、まんぐりがえしでペロペロみたいなエグいやつはないだろ。ソフトセクロスだ。
春樹の描く主人公ってのほほんとしていて
しっかりしているという感じで、
女性から見ていいなぁと思うんだよね。
でも、性的描写はいらんなとか思う。
精液が好きなんだよな
あんなもんを仕事で飲んでいるお姉さんは心底尊敬するよ
俺は自分のをなめたことさえない それともこれは食わず嫌い?
俺は小学生くらいのときはちょっと舐めたことあるけど
味どうこうじゃなくて、存在がなんか俺は好きだよ。
もし俺が女だったら好きな人のなら飲んでるだろうな。
228 :
無名草子さん:2006/02/10(金) 22:18:03
小学校でオナかよ。
おれの初オナは中一の時、トゥナイトみながらだった。
チンコから白い物が出てビックリしたよ。(知ってたんだけど)
チンコの先をギュウと握ったオレ。
小学生の時はティッシュいらずで快適なオナヌーがね、
>>228 小6の10月くらいだった。
俺はさ、ドラクエの4コマ漫画のべつにエロくもなんともないけど
水着の女キャラを見てたら自然とあそこが触りたくなって
2時間くらい、もむというより軽く触ってたら急に頭真っ白になったわ。気づいたらべちょべちょ。
>>229 え、出なかったの?そんなのあるんだ。
精通が始まるまえにオナったら、白い(けど臭い)汁みたいのしか出なかった。
何ヶ月かしたあとに、白くドロドロしたのが出てきてびっくりした。
性描写のとこで作者の顔が浮かんでしまう。
顔を知らない時は世界に入りこんで読めたのに…
高校の現国の資料に写真載っててショックだった…
人間の美醜になんて興味ないつもりだったけど…なんだろ、この感覚。
感覚ワロスwwwwwwwwwwwwwwww
やまたつと一緒
236 :
無名草子さん:2006/02/11(土) 04:25:45
村上春樹のお薦め書籍教えてください
>>236 こんな時間に起きてるあなたには…
つアフターダーク
238 :
無名草子さん:2006/02/11(土) 13:38:40
>237
できればポジティブっぽい作品がいいです!
因みに私は夜11時に寝て朝4時に起きるんです
『スプートニクの恋人』かな。
『ノルウェイ』から60/70年代的暗さをなくしたような感じ。
(中期以前の)春樹作品には珍しく、ハッピーエンドなのもいい。
もっとも、人によっては「甘ったるい感じ」に思うかもしれんが。
スプートニクの恋人の出だしってよく書けたなあって感心する
初めて読んだ村上作品が、ねじまき鳥だったんだけど、読み終わった時、物凄い虚無感に襲われたな…
あ、読み終わっちゃった。
…って感じ。
読み終わったとき、自分の存在が空しくなった気がした
243 :
sage:2006/02/11(土) 21:36:02
ドラマ「女王の教室」や「白夜行」に出演してる
子役の福田麻由子って『ダンスダンス』の「ユキ」の
人物像、イメージに似てる・近いような気がする
>>233 今更だけど解る解るwww
カフカ読み終わって数日後にどっかの雑誌に村上の写真が載ってて唖然。
本の折り目に生年月日かいてたから
「ええー、こんなジジーがこんな描写を・・」と思いつつも
まだ顔がわからなかったから許せたのだろう、
今もし読んでいたら性描写のところが楽しんで読めなくなってたろうなあw
もう今はだいぶ気にならなくなったけど。
ていうか村上が何となく自分の想像してたナカタさんに似ててびっくらこいた。
目が何か想像と似てる。
245 :
無名草子さん:2006/02/11(土) 23:41:31
スプートニクの出だしってどんなんだっけ?
…のような恋愛だった。みたいな感じか?
246 :
無名草子さん:2006/02/11(土) 23:42:44
国境の南〜、今読んでるけどおもしれー。
次はスプートニク読むか。
>>243 分かるw
あの子ってなんか実在感がないっていうか妙に大人びているところが
春樹っぽい感じはオレも受けていた。良い子役だよね。
>>243 おまえ俺のカキコパクるな
たまたまかもしれないけど
249 :
243:2006/02/12(日) 20:03:11
>>248 >>25の人?
後で気づいたけど、たまたまみたい
ググったら他にもそう感じている人いたよ
福田についてそんな知らなかったから調べてみたら
そこまで似てない気もしてきた
>>249 そうなのか。悪いな
まあ出てるドラマが、母子家庭役(ユキは金銭面では裕福だけど)でツンデレというところでそう感じたけどな。
ごめんなさい、名前ド忘れしたんですけど、ねじまき鳥に出てる女の子は誰をイメージしてました?
笠原メイか
そう、それそれ。
ありがとうございます。
彼女は誰だろう?
254 :
無名草子さん:2006/02/13(月) 20:14:27
前田愛
『キャッチャー・イン・ザ・ライ』が白水社の新書版で出るらしい。
Uブックスかな・・・。
>>255 『キャッチャー…』と書いてらっしゃるところを見ると
これは村上版のことと受け取ってよろしいのですか?
両方Uブックスなんて大胆な品揃え
「ダンス・ダンス・ダンス」に出てくる
トゥリースティックって何?
てst
今何やってるんだろ?
取材なのか、執筆中なのか、完全に休業か
大長編執筆中
>>245 今さらだけど、自分も気になり始めて本を探して見てみた。【22歳の春にすみれは生まれて初めて恋に落ちた。】スプートニクのこの入り方すごく好きだ。冒頭の文章も良いよね。
そこらへんはフィッツジェラルドが天才的だよ。書き出しのお洒落さは。
265 :
無名草子さん:2006/02/19(日) 01:29:43
村上春樹に高校時代、現国教えてた先生の息子に英語の講義受講した事ならある
266 :
無名草子さん:2006/02/19(日) 01:40:37
マラソンのエッセ―執筆中って春樹特集した雑誌に書いてあった
関係ないけど、村上春樹の作品読んでると、
小田和正の唄が合うなぁと思った。ソフトな男性のイメージというか。
昔、オリジナルラブというバンドが「風の歌を聴け」
という唄を出してたけどね。
>>263 そうだったんですか。
今年リアルに22歳の春を迎えるので、これを機に読み返してみます。
楽しみだ。
ムラカミハルキをいろいろと読み返していたら
なんだか自分にもできそうな気がしてきたので、禁煙することにした。
最近はレモン・ドロップスとグレープ・ドロップスを交互になめている。
いや、これほんとの話です。
詳しくは分かってないんだが、
村上春樹翻訳シリーズみたいな新書版の本が刊行されてるな。
なんだろう、あれ・・
次の長編 チン☆⌒ 凵\(\・∀・) まだぁ?
>>272 多分、今年は無いと思うよ。
>>271 あれは翻訳全集みたいなもん。これから隔月で刊行される。
ほとんど改訳したのと、おまけも少し入ってる。
あと安い。
>>267 フィッシュマンズとかスピッツとか小沢健二も同じ雰囲気と思うなぁ。
愛欲の四輪駆動
275 :
無名草子さん:2006/02/19(日) 20:19:10
国境の南、太陽の西を読み終えました。
不倫ってやっぱ駄目すね。
春樹って今何歳?
春樹の話にはよく音楽(それも洋楽)の話が出てきて
ストライクゾーンって人は、どのくらいの年齢の人なんだろうとふと思って。
例えば、浦沢直樹の漫画「20世紀少年」は、
今30歳後半の人には分かるのかなとか。
全共闘世代
>>270禁煙した人とOLに多い、ドロップ中毒による糖尿病と虫歯。知らず知らずに大量の砂糖を食べてしまっている恐怖…!!
レモン味のキシリトールガムにしたら?
>>277 春樹の小説ってそこまで時代遅れなのないよ。
最近のこともちゃんと勉強してるようだよ
村上春樹の本を最近初めて読みました。「スプートニクの恋人」を。内容や主人公にはあまり共感出来ないけど、文体の表現なんかにとても惹かれました。精神性の強い文章だけど割と読みやすくて、面白かったです。
285 :
無名草子さん:2006/02/20(月) 06:57:29
ノルウェイの森ってギャルゲーやエロゲーのバッドエンドっぽいよね。
>>283 いや、それはハードボイルドワンダーランドの話だろ
その当時はそれが流行だったんだからしょうがないだろうな
あの計算士は冷凍保存されるとかいう話があったと思うが
まだ解凍されないんだろうか
288 :
無名草子さん:2006/02/20(月) 21:42:48
今日、古本で「羊を〜」「ダンス3」を買ってきました。
なんか「風の歌〜」「1973〜」から続いてると聞いたんですけど、
やっぱり「風の歌〜」読んだ方がいいのでしょうか??
289 :
無名草子さん:2006/02/20(月) 21:45:04
>>288 別に違う順序で読んでも平気だが
できれば風の歌からがいいと思う
ってか風の歌のDJだいすきだああ
>>290 その台詞でご飯3杯は食べれるね
…ムッ…
ねじまき鳥クロニクルって未だに最後まで読めたことがない 途中で読む気無くす やっぱり長すぎる
>>292 笠原メイがいなかったら、僕も挫折してたろうな。
296 :
無名草子さん:2006/02/22(水) 00:14:05
ねじまきはなぁ…。
中尉の話がイラネ。
ハゲてる香具師はとにかく最後まで読み通すべき
298 :
無名草子さん:2006/02/22(水) 18:27:30
この人の命名や言葉選びのセンスって歌手のスピッツのそれに似てる
どちらも意味不明でかわいい名前多い
カンガルー日和、羊男
三日月ロック、ハネモノ
まぁ村上春樹の方が古いわけで
シンポジウム金かかるのね
301 :
無名草子さん:2006/02/23(木) 01:45:52
今、カフカを読み終わった。
意味が分からない。後味悪杉。
>>301 君には春樹作品は全部合わないので読まないことをオススメする
303 :
無名草子さん:2006/02/23(木) 11:12:25
覆面雑談読んだ人いまつの?
305 :
無名草子さん:2006/02/24(金) 08:59:36
陽子たんの本だよ。「覆面雑談 あの人と語る素敵な日本語」だったかな。
「覆面雑談 あのひとと語った素敵な日本語」のことか…。
本をつくった人のコラムが新聞に載っていて
ずいぶん面白そうな本だなあ、とは思っていたのだが、
そうか、「あの人」=村上夫人なのねん。
妙なところでネタばれ食らっちゃったなぁ。
春樹作品を前期後期に分けるなら
ダンス(上)以前とダンス(下)以降に分ける、僕なら。
もちろん前期が好き。
やれやれ
309 :
無名草子さん:2006/02/25(土) 14:27:27
女の子も春樹読むの?
310 :
無名草子さん:2006/02/25(土) 15:03:44
読むんじゃないですか?化粧品村上春樹スレあるし。
結局ファミリーアフェアあたりが一番好きかもしれないな。
>>311 確か女性誌に掲載されたんだよね。
妹のフィアンセがバイク乗りで、
休日に遊びに来るんだけど
「ポクポクという不吉な音を立てて…」
というところで大笑いしてしまいました。
そうそう、シニカルな語りが絶妙に心地良い。
主人公の「僕だって疲れる」という一言も実に効いてる。
女性誌とは知らなかったなあ。
この人の文章て、読点が少ないな
前スレでちょっと話題になってた高橋徹也を
見かけたから買ってみたけど確かに春樹が好きそうな感じはするな
推敲していくうちに読点が少なくなるんだろう。見た目にもきれいだし
カポーティが自慢してたよ。私は読点のマエストロだみたいなことを。
そういえばこのスレも読点が少ない人だらけだな
読点を硬めに茹で上げる
本来縦書きの文章には読点は使われてなかったそうだね
スプートニク読み終ったんだが…
このラストはハッピーエンドなのか?
すみれ好きの先生って、最後結局手首切って自殺してるんじゃないの?
くだ質スマソですが、「ノルウェイの森」って確か下敷きになった自身の短編がありますよね?
その経緯のようなものを知りたいのですが…結構珍しくないですか?そういうのって。
323 :
無名草子さん:2006/02/26(日) 13:45:30
>>315 どのアルバム買ったの?
インディーズに行ってからの作品?
それともキューンソニー時代の廃盤なっているアルバム?
ねじまきも下敷きあるよね
ねじまきが長いとか言われてるけど、俺はあまり感じなかったな。
多分、春樹の小説の中で一番「文」がおもしろい
ストーリーの完成度は求めてないし
>>322 「めくらやなぎ」もそうじゃなかったかな
ねじまきは1日1,2章ぐらいで読んでた
>>323 よくわからんけどベッドタウンってアルバム
>>325 正式には『ねじまき鳥と火曜日の女たち』
村上朝日堂だかの本でカポーティの夜の樹を薦めていたから読んでみた
激鬱な話で読んだ後だらーっと涙が出て机に突っ伏してしばらく何もする気がなくなった えらい目にあった
331 :
無名草子さん:2006/02/27(月) 14:25:19
>>329 「ベッドタウン」いきなりど真ん中だね。「シーラカンス」「犬と老人」が名曲過ぎる。
廃盤なのに良く見つけたね。
いかにも「スガシカオも好きなら高橋徹也が好きでもおかしくない」、って感じでしょ。
332 :
無名草子さん:2006/02/27(月) 18:45:50
村上春樹って世間でかなり騒がれてるから読んでみたけど
あんまりだった・・・。なんか「不思議ちゃん」を一生懸命演じてる
みたいで気持ち悪かった・・・。
覆面対談読んだよ。
すげぇかっこいい奥さんだな。
俺もあーゆう女の人と結婚したいわ。文体(しゃべり方)がすごく若々しいぞ。
ただ「夫の本って、最近の若い人達はもう読まないでしょ」っていう発言は
すごいと思った。
でも全体的に読書する人が少なくなってきてるから、それはどんな現役作家にも言える気がするけど。
氷男が好きなんだけど他に好きな人いない?
>>332 残念ながら本物の不思議ちゃんなんだな。
例えば電車に乗っているときに切符をなくさないために
耳の穴に切符を丸めて入れてみたりとか。
なぁ、なんかこの人の作品に「わたせせいぞう」と同じ恥ずかしさを感じるんだけどどうかな?
>>335 俺読んでる時はそこまで変だとは思わなかったけど
実際に、電車のってるときにそれを想像したら
かなり笑えるっていうか、けっこう怖く感じるかも。
>>337 電車に乗ってるときにコレを読んだんだが、
思わず吹き出してしまったんだよ・・・
エッセイや何かは好き嫌いあるんだろうなと思った。
赤川次郎に不思議な類似点を感じた・・
一番気に入ったのは『アンダーグラウンド』春樹の描写は嫌いじゃないけど世界観は・・・
文体が左利きぽい
あと、AB型ぽい
342 :
無名草子さん:2006/03/01(水) 02:58:34
実際かなりの「不思議ちゃん」だし、それプラス「あまのじゃく」だと思う。
小中学校時代にいた、流行のJ-POPを聞きたいのにわざと聞かず
マイナーな音楽を聞いて優越感に浸ってるようなタイプ。そんな感じがする。
俺はマイナーな音楽を聴くけど、それでなんの優越感が味わえるのかわからないし
(だって、みんなは音楽に対してそこまで興味あるわけじゃないんだから。)
決して本当は流行のJ-POP聴きたいわけじゃないよ。偏見はやめろよ
>>343 うん、激しく同意。J-POPっていうか日本の歌謡曲は嫌いだった。
洋楽やクラッシック、ジャズが好きな人だっているんだよ。
この人うちのお父さんと顔がそっくり
そもそも小中学生時代にいたタイプと社会人を一緒にするなっていう…
世界の終り〜の食べ物の描写が好きだ
羊をめぐる冒険の
羊つきの先生のモデルって誰かな?
349 :
無名草子さん:2006/03/01(水) 20:47:44
学校行ってるとき村上春樹の父ちゃんの授業受けた。
351 :
無名草子さん:2006/03/02(木) 00:42:54
アフターダークのテーマ曲はMY LITTLE LOVERのPrivte eyesだな
352 :
無名草子さん:2006/03/02(木) 02:30:16
カフカと世界の…しか読んで無いんだけど両方共下巻の真ん中辺りで急になえた。
凄い面白いし世界感も好きで、そこまでは息もつかずに読んだのに
急に萎えた、他の人の本でこんな事めったに無いのに…次手出すのやめた方が良いかな?
世界感を味わいたくてねじまき鳥読みたいんだけど。
>>347 いいよね〜ピンクの女の子のつくるキュウリのサンドイッチがめっちゃくちゃおいしそうで食べたい!後、胃拡張の女の子が次々と料理をたいらげるのも良いよねw
>>352 カフカ読む前に他の読んだ方がよかったかもね。
風の歌を聴けとねじまきとノルウェイ読んでムリっぽかったら
諦めてもいい気がする。
エッセイはかなり面白いよ。
ベトちゃんドクちゃんと顔がそっくり
海辺のカフカは、フランツ・カフカのパクリと思われる箇所が散見できるけど、村上の釣りなんだろうな
「ポテト・スープが大好きな猫」の話しようよ!
358 :
無名草子さん:2006/03/03(金) 05:40:04
- 「本当の日本の姿とは?」 -
LG電子MC研究所、毎年数十冊回し読みして勉強
最先端の携帯電話を開発するソウル市衿川区加山洞のLG電子MC(モバイルコミュ
ニケーション)研究所。この研究所には携帯電話の研究員たちが集まって日本語の本
を読み討論する「日本研究会」がある。
日本研究会は上級の日本語を学ぶ他に、日本文化やトレンドまで深く学ぶという目的
がある。
会社側も全面的に支援している。日本法人を通じて、現在日本で話題の経営書籍をは
じめファッション・電子製品・大衆文化にいたるまで年間数十冊の最新本を入手して、日
本研究会への支援を続けている。
LG電子MC研究所の日本研究会は、日本でよく売れる携帯電話を開発する研究員たち
が主導して、日本のユーザーの立場から製品を開発するという目的で始まった。
日本に関する書籍を読み、ビデオ資料を見て討論する時間が毎週3回ある。
会社としては今年初めてNTTドコモに携帯電話を供給する予定があるため、日本研究
会にかける期待は大きい。
口うるさいことで有名な日本の消費者から認められる製品を作るには、読書や討論など
を通じて日本の文化の底に流れるものまで理解しよう、という姿勢だ。
はじめに会を始めた頃は10人も集まらなかったが、会社レベルの積極的な支援を受け
始めてから参加人数も30人以上まで増えた。
日本研究会の会員のファン・エギョン課長代理(MC研究所R&D支援チーム)は「村上春
樹の『ノルウェーの森』を原本で読んだ。韓国語版では『喪失の時代』として接した本だった
が、日本研究会を通じて日本語固有の表現や文化を直接調べながら日本人の情緒をより
深く把握できた」と話している。
>「村上春樹の『ノルウェーの森』を原本で読んだ。韓国語版では『喪失の時代』として接した本だったが、
> 日本研究会を通じて日本語固有の表現や文化を直接調べながら日本人の情緒をより
> 深く把握できた」と話している。
世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランドを
受験を挟んでやっと読みおえた。
しかし結末がいつになくよくわからなかった。
バッドエンド?ハッピーエンド?
訳がわからない、けど心地いい、そんな春樹の文章が好きだったのだけれど。
大学入ったら春樹作品勉強しようかな
春樹も結局、終わり方をうまく書けなかったって言ってた。
海辺のカフカでは、最後に、もう1つの終わり方みたいなの出てくるよ。
短編案内に名前出てた
遠藤周作、庄野潤三、吉行淳之介、
長谷川四郎、吉田健一、古谷才一
で誰か読んだ?
>>360 カフカって世界の終わり〜の続編的なものなの?
世界の終わり〜よりも前に読んだからわからなかった(´・ω・`)
また読んでみます。d
>>361 短編案内とやらはしらないけど
今遠藤周作の「海と毒薬」読んでるよ
学校の図書館においてあったのは読んだね。
ずいぶん前の話だけど。
静物、プールサイド小景とかだったかな〜
なんか意味とりちがえたかも。スマソ
365 :
無名草子さん:2006/03/05(日) 06:07:56
ずっと毛嫌いしてて読み始めたのは最近ですけどかなり良かった。
唐突なファンタジー展開に戸惑ったがそれも含めて楽しめた。
でも、青臭さは感じる。
366 :
無名草子さん:2006/03/05(日) 18:57:33
>>366 スプートニクです。
その後ノルウェイ・青春三部作?・カフカは読んだ。
料理作るのが好きなんだろうか?
369 :
無名草子さん:2006/03/06(月) 21:50:43
そりゃ昔店やってたからね
「象の消滅」の中で、一番のお薦め教えて!
「ノルウェイの森」と「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」
を読んだんですが、次は何読めばいいと思いますか。
372 :
無名草子さん:2006/03/08(水) 16:51:25
>>371 無難なところだと、風の歌〜ダンスの四作かな。
>>371 世界の終わり〜読んだあとなら俺もねじまき鳥を勧める
「そうだ村上さんに聞いてみよう」の続編みたいなのが出てたから買ってきたよ
これちょー好き
>375
特設サイト出来てるね
>>376 特設サイトどこか教えてください
ぐぐるヒントだけでもいいですので
おねがいします
村上さんの声、想像どおりの声だった
シブい声だな、こりゃモテるわ
声、低いねー、春樹氏。
水丸さんの声の方がいいなw
滑舌悪いけど、がんばって喋ってるかんじだ
383 :
無名草子さん:2006/03/09(木) 05:58:55
車を愛でる春樹の姿は見たくなかった(読みたくなかった)な
メールする人いる?
とりあえず今日本を買いに行ってみる。
感想のメールでしょ?質問できるなら絶対にするんだけど
朝日新聞社を儲けさせるのは癪だけど、村上さんには逆らえないので私も今日買いに行きます。
>朝日新聞社を儲けさせるのは癪だけど
俺はよく分からないんだけど、こういう思想ってなんなんだろう
2chのコピペの見すぎだったり、そういうのじゃないの?
そりゃあ、マスコミだから思想の違いによる好き嫌いはあるだろ。
それと春樹は関係ないので
>>387は極端だけど。
391 :
無名草子さん:2006/03/09(木) 18:51:06
げ、この本に載っている質問なんていつしていたんだ?
機会があったら高橋徹也の事、訊いてみようと思っていたのに。
>>390 少なくともタイトルのうち「生原稿流出事件」という部分は
村上のセンスではないな。
う〜んしかし読みたいような読みたくないような…
ヤスケンさんの文章は好きだったので。
「リテレール」の編集後記は最高だったな。
>>391 もういいよ高橋ネタは・・・うんざりだよ
それに、この質問はほとんど既にCD-Rに収録されてるし
そうじゃないのは募集したわけじゃなくて、
台湾や韓国の人がただ勝手に質問してきたのを
応えてるだけだと思うよ。
>>392 え、「生原稿流出事件」って春樹の原稿が無くなったわけじゃなくて
作品(論文?)のタイトルなんだ。勘違いしちまった。
そうだよな、新聞じゃないんだから・・・。
明日になれば全てがわかる。
やべえ本買ってないのにメールしてしまった
まあいいや
うわ知らん間に新しい本出てたのか
内容のほとんどは既にCD-Rブックみたいなのに入ってたやつだから。
絵は新しく安西さんが描いたんだけど。昔より更に字がよみにくくなったな。年の功というべきか
ありゃ、CD-Rからの抜粋か
そっち買っとけば良かったな。
まあでも面白いからいいです。
紙でだらだらと読みたいからなあ、こういうのは
手元にあると、ちょっとした時に読めるからいいよな。
>>393 確か坪内祐三だったかと思うが、
安さんが村上春樹などの生原稿を
売っ払った、とか書いてたと思う。
402 :
無名草子さん:2006/03/10(金) 03:26:18
ttp://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20060310k0000m040171000c.html ttp://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/images/20060310k0000m040027000p_size6.jpg 村上春樹:直筆原稿が古書店に大量流出 編集者が無断売却
「ノルウェイの森」などで知られる人気作家、村上春樹さんの直筆原稿が、本人に無断で古書店へ大量流出していたことが分かった。
10日発売の「文芸春秋」4月号に、村上さんが寄稿して流出を明らかにした。
村上さん以外にも、本人に無断で直筆原稿が売られている作家はいるとみられ、業界のモラルが問われそうだ。
村上さんの寄稿「ある編集者の生と死」などによると、流出したのは米国の作家、スコット・フィッツジェラルドの小説「氷の宮殿」を村上さんが翻訳した原稿73枚など。
中央公論社(現中央公論新社)の文芸誌「海」80年12月号に発表されたこの翻訳をはじめ、同誌掲載の原稿が流出した。
中央公論新社が調べたところ、当時の中央公論社は直筆原稿を倉庫で保管していた。
ところが、「海」の名物編集者だった故・安原顕さんは、村上さんら担当した作家の原稿を多数、社に無断で自宅へ持ち帰っていた。
安原さんは、これらを亡くなる前年の02年から順次、古書店に売ったとみられる。
没後も、書庫の中身を処分してほしいという遺志に沿い遺族が古書店に売ったが、プラスチックケースに入っていたため原稿だとはっきり分からなかったらしい。
「氷の宮殿」の場合、同年夏に東京・神田神保町の古書店に渡り、100万円以上の値段がついた。
この古書店は毎日新聞の取材に対し、「うちで扱ったのはこの1作だけ。いつ売れたかなど、詳しいことはお答えできない」と話した。
村上さんは、寄稿で「安原さんが何故(なぜ)そんなことをしなくてはならなかったのか、僕にはその理由がわからない」と指摘し、「明白に基本的な職業モラルに反しているし、法的に言っても一種の盗品売買にあたるのではあるまいか」と非難している。
全国古書籍商組合連合会は「古書店は、直筆原稿が市場に流れたいきさつを調べきれない例も多い。
作家から抗議を受けた際の対応は、連合会では決めていない」としている。
>>402 安原さんは、「海」のほか「マリ・クレール」「リテレール」など各誌の編集を手がけ、文芸評論家としても活躍した。
97年にフリーとなり、「天才」を自称して辛口の書評やジャズ評論で人気を集めた。03年1月、肺がんのため死去した。
同様の事態が表面化した例としては03〜04年、破産宣告を受けた版元から東京都内の古書店に、
弘兼憲史さんら漫画家の直筆原稿約3000枚が流出した。この時は訴訟の末に古書店が無償で弘兼さんに原稿を返した。
◇誠意を持って対処
▽中央公論新社のコメント 村上氏にはご迷惑をおかけし、申し訳ないと思っています。流出過程はすでに調査しました。
関係者が死亡しており、判然としないところもありましたが、調査結果は村上氏に説明しました。今後については、村上氏と協議しながら、誠意を持って対処します。
◇問題にすべき状況
▽作家で日本文芸著作権センター事務局長の三田誠広さんの話 最近は刊行後に作家へ原稿を返す出版社が多いが、
以前は返したり返さなかったりだった。古書店に並ぶ存命の作家の原稿は、本人に無断で流出した可能性が高い。問題にすべき状況だ。
毎日新聞 2006年3月10日 3時00分 (最終更新時間 3月10日 3時06分)
スレまで立ってる
405 :
無名草子さん:2006/03/10(金) 04:28:09
>>405 そのスレは例によって「在日」とかくだらないレスがまた付いている。
(ヤスケンの素性の真偽は知らないが)
なぜ売ったか? ヤスケンが個人的にカネに困っていたから。そんだけだろ? これで完
全にヤスケンの名前は地に堕ちたな。私怨で他人の悪口を言うが憎めない人、
という印象だったが、自分もガッカリだ。まさしくやれやれ。
407 :
無名草子さん:2006/03/10(金) 04:48:34
ヤスケン、春樹の文学的転向とか罵ってたけど、その春樹にこんなことしてちゃ説得力も糞もないな
>>375 前作は風呂に入りながら何度も読み返した。
『サンドイッチは立てに持って食べるか、横にして食べるか』とか、
世の中にはいろんな事を考える人がいるんだなと感心した。
村上龍の声より全然良いな。
今回の件はともかくとして、(たぶんヤスケン側が一方的に悪い)
作品は編集者と作家が一緒になって作る共同作業的な要素も多いと思うから
原稿の所有権が作家のみにあるという考えには違和感を感じる編集者も
多いんジャマイカ
ヤフーニュースにまで。
>>361 長谷川四郎以外読んだよ。
書店で手に入らなくても、市町村立の図書館で読める。
作家全集が貸し出しになっていることはあまり多くないし、順番待ちもないだろうから、
比較的アクセスはしやすいと思うよ。
413 :
無名草子さん:2006/03/10(金) 14:47:41
あくまでも編集者は裏方だからねぇ・・・。
こやつは村上春樹はオレが育てたとか思って無かったろうな。
朝日堂みたら、いつも派手なネクタイしてるとかかかれてむかしはいい関係だったろうけど。
新聞の見出しに「原稿流出」とあったから
おいおい村上春樹がwinnyかよ?と反射的に思ってしまった僕を許して下さい
NHKニュース見てたら突然春樹が写ったからビビったーー。
アナウンサーが原稿読み出すまでの数秒間にいろんなこと考えちゃったよ。
もしや死んじゃったか?とかさ。
作家がニュースで取り上げられるなんて、何か受賞するか死ぬかしかないから。
心臓に悪いよ、まったく。
>>415 それはビックリするよな。ノーベル賞の時期でもないし……。
さて文藝春秋を読んだけど、やっぱりひどい話だよね。
作家としては、自分の手直しなどが入った原稿が人手に渡っているというのは
極めて不快なことだろう。本当に気の毒だ。
また読者としても、今後様々な研究がなされていくであろう村上作品の1次資料が
個人の手にあるというのは、大きな文化的損失だと思う。
中央公論新社は、自社の社員が起こした不祥事で、
かつ社員を管理できなかった点において責任があるんだから、
何としてでも原稿の在処を突き止めて、どんなに高くても買い戻し、
作家の手の元に返すべきだろう。それが誠意の見せ方だ。
原稿の所有者を特定するのは非常に難しい話だろうけど、
こういうことをゴメンで済ませてはいけない。
>>416 ところで、こういう生原稿はコレクターが買うんでしょ? 素人が買っても(貰っても)持て
余すし、大学やアーカイブが買うには高い(ああいう場所に保存されているのは寄贈品ばかりだろう)
そういう人間はなかなか手放したがらないだろうなあ。こういう原稿の処理は今まで
曖昧な側面があったから、今後は作家と出版側でいっそうのルールづくりが始まると思う。
ただ、今はワープロやパソコンで書く人も多いからな〜。過渡期ならではの問題という気もします。
>>417 原稿含め高価なものは、大学も含めてアーカイブがメインではないかと思います。
ただ、村上春樹さんや今回のは今の人が多いのでどうなのかな。
しかし、やっとこれが表に出たのかという感じですね。
何年前か忘れたけど、即売展やデパート展でも目にする事があって、、
とうとう中公は本当にやばくなって原稿にも手を出したって話題になった事があります。
兎に角大量でTVにも出ている人が買って来て市場に出しているのだと
古本屋が言っていたのを覚えています。
村上春樹含めて数人の作家さんの数作の原稿というわけではなく、
何十人もの全部で何百作以上の原稿が売られたはずです。
>>418 おお、内部情報ぽい話が出てきたね
ヤスケン本人じゃなくて組織ぐるみの犯罪とかだったら嫌すぎ
>>418 >原稿含め高価なものは、大学も含めてアーカイブがメインではないかと思います。
コレクターと研究機関が購入する分と、実際はどっちが多いですかね?
>兎に角大量でTVにも出ている人が買って来て市場に出しているのだと
>古本屋が言っていたのを覚えています。
やっぱヤスケンの仕業か。
>何十人もの全部で何百作以上の原稿が売られたはずです。
中公退社後のヤスケンは相当にカネに困っていた噂もありますね。あちこちで
メーカーから貰ったCDのサンプル盤まで売り払っていたと言われている。
やっぱ、ああいう性格だけにフリー後も生活レベルを落とさなかったのだろうな〜
オーディオも買いたいし家族もいたみたいだし。しかもリテレールに学研と、どこも長続きしなかった。
メタローグも今は潰れ、CWSだけはまだ残っているようだ。そんで、ライター・作家志望者から小
銭を巻き上げている(CWSの場合、カルチャーセンターや習い事の範疇の値段に留まっていて、まだ個
人が何とか払える範囲内なのがミソ。だからついうっかりお布施してしまう)
ヤスケンがあれだけクズ扱いして罵倒していた作家志望者・業界志望者からカネを巻き上げる
事業だけはいまだに健在とは、ほんまにヤクザな業界やで。
>>419 組織ぐるみと言うより、こうやって飲み代や副収入を稼いでいた編集者は昔か
ら結構いた可能性はあるのでは? ヤスケンも深く考えていなかったのかもしれない。
こういうネタは昔はウワシンに出ていたものだが、今回は文芸春秋というのも異例。
しかも作家本人が書いている。
文春は春樹に媚を売ったようにも見えるな
しかしなんで生きてるうちに手元に返せと訴訟しなかったんだ?
256 名前:ソースは「自遊人 3月号 P26」[sage] 投稿日:2006/03/10(金) 19:54:36 ID:eS6OVZxv0
盗品販売業者はここですね
村上春樹訳稿 F.S.フィツジェラルド「氷の宮殿
ペン四百字詰七十三枚完 百二十一万
玉英堂書店
>>417 そうでもないよ。
海外の話になるが、大学や機関がちゃんとお金を払って自筆原稿を買うもんだよ。
それから、蒐集的価値は別として、ワープロやコンピュータのデータ原稿であっても、
研究的価値は揺らがない。
デジタルコピーが可能になっても、「原稿物」のビジネスがなくなるとは思えないな。
と文学者の卵が言ってみるテスト。
今くだんの記事を読んだんですけど、ようするに少なからず関係があった人物への追悼文だと感じた
読後にはヤスケンへの非難というより、同情みたいなのが残ったのが印象的でした
426 :
無名草子さん:2006/03/10(金) 20:36:05
>>426 なんか春樹のほうが人間の複雑さというものが分かっちゃいないんじゃないかと思ったw
そういう意味も含めて一人の人物を評した文章としてなかなか面白かったです
>しかしなんで生きてるうちに手元に返せと訴訟しなかったんだ?
今回みたいな生原稿を編集者が売るなんて想定されてなかったということだよ。
作家と編集者は一蓮托生の信頼関係で成り立ってるから。
でも、今回のようなことが起きると作家側も対策を考えざる得ないだろうね。
>>424 それは勘違い。
原稿を買うというのは「内容」を発表する権利を買うのであって作家が権利を放棄してる
というワケではない。日本の場合、契約社会ではないからその辺の認識が杜撰なんだよ。
作家も立場が弱いからなかなか権利を主張しないという側面もあるんだけどね。
431 :
無名草子さん:2006/03/10(金) 21:24:23
春樹ってさぁ、どういう字を書くの?
サイン会なんか殆どしないから(しても海外だし)、わからん??
けっこう汚かった気がする。
レイモンドカーヴァー全集の裏のほうに書いてあるサインは
わざとだろうけど、へなちょこだよね。
スイングがどうたらって本早く文庫で出ないかな
435 :
無名草子さん:2006/03/10(金) 22:12:16
263名前: ブルーベリーうどんφ ★投稿日: 2006/03/10(金) 20:25:15 ID:???0
文藝春秋の寄稿を読みました。
春樹らしい、じらしフレーズを多用しつつも、内容自体はストレートでした。
ただ、寄稿の全てが直筆原稿の流出について書いている訳ではなく、
前半はヤスケン氏との関係について詳しく書いていました。
概要を覚えている限りでまとめてみました。
・デビューする前から安原さんとは知り合いで、鳩森神社の喫茶店のマスターと客の関係。
・安原さんは辛辣な事ばかりいう人だが、陰口を叩かないところが好きだった。
・安原さんが文壇の異分子で、周囲からも付き合わないほうがいいと言われたが耳を貸さなかった。
僕も文壇では異分子だったから(デビュー時、群像でも温かくしてもらえなかった、など)どこか共感した。
・デビューしたときに喜んでくれた。これは本心からだと思う(お世辞をいう人ではないと分かってたから)。
・ただ、別に安原さんに育てられたとは思っていない。安原さんはほとんど全く僕の原稿をいじらなかった。
・とは言っても、誰も知らないカーヴァーの翻訳を好きなだけ載せていいと言ってくれた安原さんには感謝している。
・しかしある時から僕の作品を罵倒するようになってショックだった。
・僕はほとんど友達を作らない人間だが、安原さんのことは友達だと思ってた。
だからなぜそう思ってるのかちゃんと話をして欲しかった。
・安原さんとは一度も長編を作ったことはない。それは合わないからだ。
安原さんは自分の企画を作家に書かせるプロデューサータイプだが、僕はそれが苦手。
ねばり強くつきあってくれる実務タイプの編集者が必要だが、安原さんにはそれが出来なかっただろう。
・安原さんは自分でも小説を書いていたが全然面白くなかった。どうしてあんなに面白い生き方をしてるのに
こんなつまらない小説しか書けないのかと思った。それは、書きたいテーマがなかったからだろう。
安原さんは本当は作家になりたかったのではないか。その反動でスーパーエディターと名乗ったり
辛辣な文芸批評をしていたのだと思う。
436 :
無名草子さん:2006/03/10(金) 22:13:15
305名前: 名無しさん@6周年投稿日: 2006/03/10(金) 21:56:28 ID:4LrVjYcv0
>>263 >・しかしある時から僕の作品を罵倒するようになってショックだった。
この「ある時」というのは、言ってしまえば、「昭和文学全集」に収録されることを春樹が拒否して以降だよ。
春樹は、わかっていながら、
>「安原さんが何故(なぜ)そんなことをしなくてはならなかったのか、僕にはその理由がわからない」
としか書いていない。
この点で、春樹は、徹底的にずるい。
308名前: 名無しさん@6周年投稿日: 2006/03/10(金) 21:59:48 ID:4LrVjYcv0
あのとき、「昭和文学全集」に春樹の作品を収録しようと、
あらゆる人脈が使われた。吉行ですら、春樹に接触してきた。
それすら拒否して、人(編集)が一人、死んだ。
ヤスハラも、春樹を、自信を持って説得できると踏んだ人間だった。
それも、春樹は、拒否。
今月号の文春の「おぼえてろよ」というヤスハラのセリフは、すべて、そのことに端を発するが、
春樹は、そこには、触れない。
312名前: 名無しさん@6周年投稿日: 2006/03/10(金) 22:03:32 ID:4LrVjYcv0
>「安原さんが何故(なぜ)そんなことをしなくてはならなかったのか、僕にはその理由がわからない」
こうして、知らんふりするのが、春樹。わかってるだろうがぁぁぁあぁ。
わかってるくせに、わからないだと!
437 :
無名草子さん:2006/03/10(金) 22:14:57
302名前: 名無しさん@6周年投稿日: 2006/03/10(金) 21:48:42 ID:4LrVjYcv0
>>253 >「安原さんが何故(なぜ)そんなことをしなくてはならなかったのか、僕にはその理由がわからない」
>少しは想像できるだろうよ。断定はできなくともさ。
>リアルでもこんな言い方するんだね。
>こんなもったいつけた言い方されると
>オレならブチ切れるだろうな。
ここが今回の村上の文章のずるさなだよな。
>>436 >春樹は、そこには、触れない。
触れるも何も、そのことまで村上春樹が(安原の動機を)推測してまで書く必要ないんじゃない?
文学全集でいざこざがあったこと自体彼も朝日堂で触れてるわけだから、隠しているわけではない
春樹は某人気作家からも
「一言でいって卑怯な作家」って言われてた
440 :
無名草子さん:2006/03/10(金) 22:40:08
村上朝日堂また始まるね、期間限定だけど。
そんな卑怯ともとれる発言をしたのは誰か詳しく
誰かな? 島田雅彦?
>>「安原さんが何故(なぜ)そんなことをしなくてはならなかったのか、僕にはその理由がわからない」
昭和文学全集については春樹に非があったわけじゃないだろ。全くない。
春樹はそこで逆恨みをする人の根性が分からなかったんだよ。
444 :
無名草子さん:2006/03/10(金) 23:10:30
作家ならその根性を分析してみせろよ。
445 :
無名草子さん:2006/03/10(金) 23:23:45
わざわざハーバードまで招かれるのなんて村上くらいだもんな
嫉妬してるだけだろ
そりゃあ、春樹も大人だからさあ〜ずるい書き方のひとつやふたつするさあ
最近、春樹スキになったものです。
今回の文春の文章のようなものは今後単行本化されるのでしょうか?
春樹スキなら文春を買っておいたほうがいいですか?
>>447 エッセイ集は何冊も出しているが、今回のような内容のエッセイが今後、書
籍に収録されるかどうかは微妙。ファンなら買っておいた方がいいかもね。
今回の本と、前の『そうだ、村上さんに聞いてみよう』は、ハードカバーとかではなくて雑誌の増刊号的な感じなの?
報道ステーションつけっぱなしで寝てたら
「村上春樹」と聞こえて跳び起きた自分が通りますよ
やすけんってどれくらい偉い人なのかよく分からんちん
>>444 自分が友人だと思っていた人が、そんな下らないことで
逆恨みするとは思いたくなかったんだよ。
今でも分からないって言うのは春樹なりの優しさじゃないか?
俺は全くずるいとは思わないよ。
>>447 されないだろうね。
昔からちょこちょこ色んな雑誌に寄稿してるけど、ほとんど未収録だったりするよ。
>>449 とりあえず、俺が買ったのは雑誌コーナー。
>>449 俺が買った本屋では話題の文春とおなじところにあったよ。
「村上さんに〜」はムックの扱いだと思う。
455 :
447:2006/03/10(金) 23:55:47
>>448,452
どうもです。
ちょっと高い買い物な気がしますが、
後で後悔したくないのでとりあえず買っておきます。
>>452 >今でも分からないって言うのは春樹なりの優しさじゃないか?
>俺は全くずるいとは思わないよ。
同感。
ただ今回のように、ヤスケンという人間の本性を舐めるように書いていくという切り口は、
「ヤスケンのバカヤロー! 原稿売りやがって!」と罵倒するより、より残酷な書き方だと思う。
もちろん今回の件は安原が全面的に悪いし、そのように書いても全く問題はないが。
457 :
無名草子さん:2006/03/11(土) 01:03:15
これは安原側としては言い訳できないよね。
生きていれば「こんなくだらない原稿に高い金払う奴もいるんだ。馬鹿だなあ」みたいなスタンスで
まぜっかえすことも出来たかもしれないけど、退職金代わりに原稿くすねていたとしか思えないも
んなあ。やることがせこ過ぎ。
で、村上の残酷さ(ヤスケンの作家としての才能のなさの指摘とか)もくっきり浮かび上がった感じ。
「文壇」とはかかわりを持っていないというポーズの割に、じっくりと相手の息の根を止める(もう
止まってるんだけど)やり方の嫌らしさ。
こういう風に陰湿に自分が受けた恨みを時間が経ってから返す性格が、さすが作家だなあ、と
ちょっと感心する。
原稿はワープロで、ね。
>>457 詳しくは知らないけど、タイミングとしては、最近ネットオークション等で表面化したのと、
翻訳ものも含むと言うことで自分の中だけの問題とも言えなくなってきたみたいな背景もあるんじゃね
まあ、私念に近い粘着批判されてたらしいし、
雑誌1冊の中で回りくどい批判するぐらい許される行為だろ、それなりのことしたんだし
春樹って「一人っ子だなあ」という感じがする
明日、文芸春秋買ってくる
あと陽子さんの本もついでに探しに行こう
徹夜で遊んで帰ってきたらこんな事件が…
寝る前に文春買いに行って来る
読んだよ。
>>457 春樹の指摘は別に陰湿でも残酷でもないと思うけどなぁ。
春樹から見えた事の経緯&安原との関係、疑問と現在の心境を
ごく冷静に説明しているだけじゃないか?
それに文壇と関わることと、原稿流出問題とは全然別の話だろ。
文壇で安原にあれこれ言われても宣言どおりスルーしてたわけだし、
今回の文章だって、私事を大きく越えた問題になったから発表した。
原稿流出は社会人の職業倫理に大きく抵触する、出版全体の問題で、
文壇でごちゃごちゃ批評したり批判したりすることとはわけが違う。
故人に配慮しながらも、作家として言うべきことは言って筋を通すのは、当たり前じゃないか?
この春樹の文章が安原の息の根を止めることになる、ってのもおかしいだろ。
安原は自分で自分を貶めたんだからさ。
むしろ春樹は安原をかばっているように見える。
464 :
無名草子さん:2006/03/11(土) 09:43:43
俺
>>463に同意だな。
元々誰が悪いんだって考えてみろよ
そうだよねヤスケンをある意味では擁護した記事だよね
単なる糾弾記事ではないことは一度読めば誰でも分かる
でも、そういう風には世間がとってくれないことはちょっと考えれば
分かるのにあえて春樹が事実を公表したことの意図がよく分からなかった
>>451 「『編集者』の仕事 決定版」(安原 顕 著 マガジンハウス)
を読まれることをお奨めします。
>>466 村上春樹って誤解を招くことが動力になってるから構わないだろう
やれやれ
村上春樹の作品で、夏目漱石をなんとなく?モチーフにした、
登場人物に「K」とあるものって、なんという作品でしたっけ…
村上春樹かどうかも定かでは無いのですが、
心当たりのあるかたもしいらしたら、教えて下さい(´・ω・`)
だいたい読んだと思うけど心当たり無し
「こころ」でしょ。向上心がないと言われて友人Kがアレしちゃうやつ
475 :
474:2006/03/11(土) 23:18:26
間違った。ゴメン。逝ってくる
『海辺のカフカ』じゃないよねえ。
主人公が漱石を読むシーンが出てくるけど。
>>472 海辺のカフカだと思うよ
「坑夫」の話がのってたよ
>>472です
海辺のカフカかなぁ……
二年前に読んだのですが…。
すみません、記憶が曖昧でヒントとなるものが少なくて…
古舘って春樹作品好きみたいなこと言ってたけど
報ステのあの対応みてるととてもそうは思えない
>>472,
>>479 カフカはただ夏目漱石の作品について語り合うシーンが出てくるだけだから
>>472タソが捜してるような「こころ」をモチーフにした作品ではないと思う。
でも自分が読んだ中では他に思い当たる作品がないな。
春樹作品で雰囲気が似てるのはやっぱり「沈黙」かな
ムック本読み終わった。
いっそこれまで出たCD-ROMの内容を全部印刷した
電話帳みたいなのを出してほしい。
紙でもりもり読みたい。
春樹の作品て非難されないようにうまく書かれてる感じがする。
たまには、龍みたいにつっこみどころ満載のサンドバッグ小説書いてほしい。
>>482 電話帳といえば…
最近ようやく「海辺のカフカ」を読了したので
さてこれでく「少年カフカ」も読めるぞと思い
図書館で手にとってみたのだが、
それこそ電話帳を思わせる活字量であり、
返却期限(2週間)内に読めそうにありません…。
>>481 >472は一言も「こころ」だなんて言ってないんですけど・・・。
>>484 頑張れば読める。全部おしゃべりみたいなもんだから
>>436 > 今月号の文春の「おぼえてろよ」というヤスハラのセリフは、すべて、そのことに端を発するが、
この「おぼえてろよ」がどこに書かれているか分かる人いますか?
文藝春秋は持っていますが見当たりません。
村上春樹が「一時帰国して」「電話して」
「『元気にしてる?』みたいなことを言ったのだが、
「帰ってきた言葉はずいぶんよそよそしいものだった。
そして最後に『今にいろんなことがわかるからな』というようなことを言われた。」
ならあるんだけどね。
安原さん:知人として
安原顕:編集者(類型)として
安原顕氏:小説家として
安原氏:犯罪者として
を例外(冒頭の安原顕氏など)があるものの使い分けているね。
いろいろ複雑なんでしょうね
自分も報道ステーション見て、
春樹の字を初めて見た。
結構かわいい字書くんだなってオモタ。
文春読みました。
人間らしさが出ていて個人的には好感度UPです。
>>489 字、見たかったです。
どこかネット上で見られたりはしませんよね?
俺は報道ステーションの古館の横にいるオヤジの的外れの意見に(゜д゜)<ハァ?
>>493 どうもありがとーです。
確かにカワイイ字ですね。
>>493 画像一枚見れて、それで満足した俺には春樹コレクター成分はすくないかな。
498 :
無名草子さん:2006/03/13(月) 20:38:26
東大入試…犯罪被害者の実名の意義問う問題
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20060313i213.htm 13日に始まった東京大学の後期入学試験で、地下鉄サリン事件の被害者等の証言を集めた、
村上春樹さんの著書「アンダーグラウンド」の一節を引用し、犯罪被害者の実名を出すことの意義を問う出題があった。
文科一類の受験者に出された「論文(2)」の問題で、同書の「はじめに」を抜粋。
村上さんはそこで、被害者にインタビューするにあたってとった手法や、配慮した点などを挙げ、被害者の個人的な背景の取材を重視した理由について、
「そこにいる生身の人間を『顔のない多くの被害者の一人(ワン・オブ・ゼム)』で終わらせたくなかった」と記している。
出題は、こうした村上さんの考えを示した上で、「『アンダーグラウンド』において、
証言者の実名が用いられることにどのような意義があるか」を300字以内で述べさせるなど、3つの問いを設けた。
犯罪被害者については昨年末、実名・匿名のどちらで発表するかの判断を、
原則的に警察に委ねることが閣議決定され、論議を呼んでいる中での出題となった。
499 :
無名草子さん:2006/03/13(月) 21:30:54
先日、中学生の国語の教科書を見る機会があったのですが、
村上春樹氏の『ふわふわ』が載っていました。
村上好きとしてはすごく嬉しかったのですが、
氏がどれだけ猫が好きかについてのみを延々と書いているあのエッセイを
どうして教科書に載せようとしたのか、とちょっと面白く感じました。
まあ、村上氏のものは、どの作品もちょっと中学生には難しい気もしますが。
因みに私が初めて村上氏の書いたものに出会ったのは、
高校の国語の教科書に載っていた『七番目の男』でした。
おりも学生時代にこの人の文章に出会いたかったよ。
それともただ単に気づかなかっただけかな・・・。
自分20代後半だけど、この位の年代で学生時代に
教科書に載っていた人っている?
27だけど当然載ってなかった
一応高校時代に読み始めた
中一の時図書室においてあったカフカ読んでハマった
32ですけど載ってなかった
でも春樹の親父と一緒の学校に務めてたことがある先生がいた
504 :
無名草子さん:2006/03/13(月) 23:00:22
こいつはただのエロ作家!!!才能などかけらもない!!!日本文学の恥晒しだ!!!
ばかものどもが!!!
>>504 教科書に載ってるのが気に入ってノルウェイの森とかねじまき鳥読んだら
セックスばっかりでびっくりするかもね
506 :
無名草子さん:2006/03/14(火) 00:00:17
親御さんはまだ健在なのかな?
春樹レベルの人だと親御さんが亡くなった時、新聞の訃報欄に載ると思うけど。
507 :
無名草子さん:2006/03/14(火) 00:23:45
>>505 そりゃ驚くだろうな。ノーベル賞作家っつうことで川端の『眠れる美女』読むようなものでさw
今、ノーベル賞を受賞したら
「生原稿流出でおなじみの村上春樹さんが…」
と報道されるのだろうか
されないに10やれやれ。
今、ノーベル賞を受賞したら
「生原稿流出と言えば村上春樹さんですが…」
と報道されるのだろうか
やれやれ
セックス描写については、読者の心の鍵を開く装置と言ってるけど
毎回毎回似たような描写じゃ流石にドキドキすることもなくなるよなぁ・・・。
初めて読んだ時は衝撃的かもしれんけど。
初めて読んだ時は工房だったが全くドキドキしなかったぞ。
別にエロくないし。
今月高校を卒業した者だけど
現代文の教科書には村上春樹訳のティム・オブライエン作「待ち伏せ」が載ってただけだ。
どうもうちの学校の国語教師陣が村上春樹を好いていなかったみたい。
現代文演習や入試でも村上春樹の文章に出会う確率はとても少ない。
そっかー、今の時代は国語の教科書に春樹の文章が載ったりしてる時代なのかぁ。
うーん、春樹はもう新しい文体で新しい価値観を生み出す作家ではなく、一昔前の作家ってことなんだなぁ。
まぁ俺が完璧中年だからなぁ。そりぁそーだよなぁ。でもちょっとショックだなぁ。
手コキ描写がきもい。
教科書に載ってたら古い作家って考えが古いと思う
518 :
無名草子さん:2006/03/14(火) 21:31:39
23歳ですが、高校の教科書には載っていました。
しかし、授業で習ったりはしませんでした。
いつも思うのですが、セックスの描写はあまり必要ない気がします。
というより、個人的には書いてほしくないかな。
男性の書いた物を読むと、どうしても違和感を感じてしまいます。
まあこれは、女性が書いた性描写を読んだ男性も
同じように感じているのでしょうけど。
で、週刊文春は、週刊なんですよね…。
今さら買おうとしたら、もう今週号だった。当たり前だけど。
週刊じゃなくて月刊のほうです
去年高校卒業したものだけど、現代文演習でノルウェイの森でてきましたよ
勘違いしてたらアレなんだ一応
「文藝春秋」だよ
白っぽい表紙の
>>518 週刊文春じゃなくて文藝春秋ですよ。
セックスとゴシップに明け暮れていては人間の価値が下がりますよ。
これだから現代人はいけません。
523 :
無名草子さん:2006/03/14(火) 23:01:58
あ!文藝春秋でしたか。恥かしい〜。
なんで週刊文集なんかに書いたんだろうって、すっごい不思議だったんです。
ああ恥かしい、恥かしい。
では明日、探してきます。
同じ会社の雑誌ですけどね
>>523 文藝春秋は月刊誌だから、そんなに慌てなくても見つかるよ。
コンビニとかにも置いてあるし。
526 :
無名草子さん:2006/03/15(水) 00:46:30
>>523 週刊文集ってのはちょっと読んでみた気はするな。
527 :
無名草子さん:2006/03/15(水) 11:53:09
世界の終わりと〜上巻読み終わったが
もう軽くダレている自分がいる。
カフカはこんな事無かったんだけどなぁ。
春樹はダンス×3までですよ
今日、公務員試験受けてきたんだけど、
最近気になるニュースはと聞かれて春樹の原稿流出事件
と答えたら、面接官三人とも何も反応が無かった・・・。
やっぱり公務員受けはあまりよくないのかな。
今年30です。
教科書じゃないけど夏休みのワークブックに春樹氏のエッセイが載ってた。
たしか高1の時だったと思う。甲子園に高校野球見に行った話だった。
こやつは
ただの通俗作家だろ。
>>530 やっぱり公務員に関係するニュースについて答えないといけなかったんじゃないか?
>>527 自分も今日上巻読み終わったんだけど、すごく続きが気になる。
ピンクの女の子とキスってのは なんだかなぁ…と思ったけど。
漱石だって当時の評価からすれば通俗作家だったろうよ
>>529 公務員の守秘義務と職業倫理に話をつなげたらよかったのではないか?
>>536 なるほど。そこまで頭が回らなかった・・・
539 :
536:2006/03/16(木) 19:23:30
やっぱり空気よまんとな、公務員は空気を読めないとつとまらないだろうよ
>>539 結果は一週間後なんだけど、その場の空気から察するにね・・・
キンタマです、って答えれば面接受かってたんだろうか
言ってみな
テーマのチョイスよりむしろ
言わんとすることをわかりやすく聞き手に伝えられるか?
ということを問われるのではなかろうか、
面接では。
…と、
>>541を慰めたつもりの俺。
普通あんまり面接官がリアクションしたりしないよね
オレも慰めといてやるよ
中日新聞夕刊のコラム
「大波小波」で生原稿流出について書かれていた。
ずいぶん安さんに同情的なことが書いてあった。
ガンと闘ってたんだから、少しぐらい勘弁してやれよ、
みたいなニュアンスだった。
むしろ安さんの小説に対して辛辣なことを書いた
村上を「残酷」と。
誰が?
>>546 おそらく、そのコラムを書いた奴も安原と同じく、
小説を書けなかったコンプレックスのある奴なんじゃないのかな?
匿名文芸コラムってだいたいそんなもんだよな。
作家への怨嗟で成り立っているような。
安原に同情する意見があるなんて、夢にも思わなかった。
こんな奴擁護の余地なんてないと思うけどな。
癌だったことや才能がなかった事には同情していいと思うが、
それと原稿流出とは別問題だよなあ
病人だから空き巣くらい許してやれよ
それを記事にするなんて残酷だ
なんて話とおらないだろ不通
まあな。不通ではないが。
朝日堂にメールをしようと思っているんだけど、
誰か出した人はいる?
朝日堂で何かあんの?
柴田元幸という東大教授が最近出した本に村上さん出てますよ。
東大の翻訳の授業を丸々一冊の本にしたもので、ゲストとして村上さんが呼ばれてます。
生徒の質問なんかにも答えてて結構面白かったですよ。
「翻訳夜話」でも柴田さんとは仲いいね
翻訳夜話での春樹の本音っぷりは珍しい
今日ジュンク行くから立ち読みしてくる。
557 :
527:2006/03/18(土) 12:23:47
たった今世界の終わり〜読了しました。
ラスト何か切ないっすねぇ…。
なんだかんだで面白かったです。
やっぱ春樹はええわぁ…。
558 :
無名草子さん:2006/03/18(土) 13:36:15
私もたった今「世界の終わり〜」読み終わった所ですよ!話がつながって行くのが面白かったです!最後森に残るって選択をしたのはビックリだったけど私もあの選択をしそうだなー。
>>500 28才だけど、私も「最近は村上春樹が教科書に載ったり試験問題になったりするんだー」と
しみじみしていたものの一人です。
だけど、最近小学校4年生くらいのとき教科書に載っていたお話で、
ずっと題名がわからずに探していた絵本を見つけることができました。
そしたら、翻訳が「村上春樹」だった。
20年近い昔にちゃんと教科書で出会ってたのにずっと忘れていたわけです。
ちなみにそのお話は、「西風号の遭難」 C.V.オールズバーグ
絵本には最後に村上春樹のあとがきがついていました。
>>555 一旦話すとなると馬鹿まじめなんだよ、潔癖症だから。
村上春樹のイメージ=ルックスしょぼいけどヤリチンで潔癖症。料理の腕がいい
ヤリチンwwwwwwww
春樹のオレ的イメージ
ジャズと日本食が好き
マラソンをする人
564 :
無名草子さん:2006/03/19(日) 12:54:54
あと、仕事中毒。ワーカーフォリック。
愛妻家。
日本のことがきらいで、よく外国に行く
テレビを観ない
新聞や雑誌を読まない
マンガはたま〜に読む
実は恐妻家
別に日本を嫌ってるようには見えないけどな
>>568 海外の雑誌でのインタビュー読めば分かるよ
実は右翼
子供が嫌い
572 :
無名草子さん:2006/03/19(日) 23:41:04
ウォークドントランを読むと、子供を作ろうと思っていると書いてあったけど、
結局は作らなかったのね。
その理由は奥さんとの固い約束があるので言わないと書いてあったけど。
そうか、子供欲しかったのか
だからあの本は絶版のままなんだね。
それはインポだったからだろう
だからできなかったのであろう
そうだ村上さんに聞いてみよう系のQ&Aで
「性欲は強い?」って聞かれて
「ロールスロイス社は車の数値的な排気量は公表せず【不足ないだけある】とだけ
だけ公表しています」って答えていた気がする。
だけがダブってます。すみません
長編全部読んでしまって寂しい
エッセイとか旅行記に手を出してみます
短編もね
カフカの近親エロは正直きつかったわ…
579 :
無名草子さん:2006/03/20(月) 15:02:46
ばななが自身の日記で村上氏の原稿流出事件について長々コメントしとります
>>578 春樹は読者に色んな意味でのショックを与えたいから
エロ描いてるらしいよ。
「僕だってにやにやしながらエッチなこと書いてるわけじゃないんです」とか言ってたような
581 :
無名草子さん:2006/03/20(月) 18:03:59
エロだって生きてるなかでは絶対にはずせないリアルだしな
一番人間を複雑にしている部分でもあるし
582 :
無名草子さん:2006/03/20(月) 18:27:05
ドストエフスキーとか古典文学ってあまりエロでてこないよな。
584 :
無名草子さん:2006/03/20(月) 19:03:16
585 :
無名草子さん:2006/03/20(月) 19:07:23
>>583 それどういうこと?
さっきから俺春樹の言葉引用しまくりだけど
「性欲があるから色んなやる気がある」みたいなこともいってたよな。
「私は60歳くらいになって性欲がなくなり、今まで縛られていた
鎖から抜け出したような感じがある。なんて素晴らしいことでしょう」
みたいな意見に対しての答え。
今夜はやれるから今日がんばって仕事するか
毎日つらいけど気持ちいいことは気持ちいい
みたいなのはあるけど
近親なきゃいけないのかな カフカの物語には
衝撃もなきゃいけないのか
なんとなく人に勧めにくいよあれあると
衝撃というよりオエッて感じだおれには
近親ってのは仮説としての可能性だと本人が言ってた気がする
それをにおわす段階でもうだめってことっしょ
いっつもグチョグチョのヌポヌポのエロ漫画読んでるくせにねえw
3月20日中日新聞夕刊
「社会時評」(日垣隆)
タイトル「生原稿流出事件考」より
日垣が古書店街で確認したところ…
・「現代日本文学大系」月報「芥川の『老年』」(大江健三郎)
5枚で84万円
・「家庭口論」連載第1回分(井上ひさし)
25枚で12万円
・「ラディゲの死」(三島由紀夫)
31枚で650万円
・「文藝春秋」別冊に書いた原稿(開高健)
49枚120万円
(村上の「氷の宮殿」は73枚で100万円超)
「「作家も喜んでおられるはず」と古書店主たちは
胸を張る。私は吐き気がした。」(日垣)
>作家も喜んでおられるはず
何を根拠に言ってんだ?
592 :
無名草子さん:2006/03/23(木) 12:37:21
村上春樹氏にカフカ賞
プラハからの報道によると、チェコのフランツ・カフカ協会は23日までに、プラハ出身の作家フランツ・カフカにちなんだ文学賞「フランツ・カフカ賞」を、日本の作家、村上春樹氏(57)に贈ることを決めた。
授賞式は10月30日にプラハの旧市庁舎で行われる予定。
同賞は2001年に創設、今年が6回目。これまで04年にオーストリアの女性作家エルフリーデ・イェリネク氏、○五年には英国の劇作家ハロルド・ピンター氏が受賞。
両氏はいずれもその年にノーベル文学賞を受賞した。
同賞は民族文化の重要性を喚起することなどに貢献した作家に贈られ、賞金は1万ドル(約120万円)。
地元紙プラーボは、村上氏の代表作として「ノルウェイの森」「国境の南、太陽の西」「海辺のカフカ」を挙げ、約20カ国語に翻訳されて世界でミリオンセラーとなっているなどと紹介した。
経済紙ホスポダージュスケー・ノビニは「村上氏は(ノーベル文学賞授賞式が行われる)スウェーデン行きの航空券を手配しなければいけないだろう」と伝えた。 (共同)
釣り?
春樹がカフカ賞って
ちょwwwおまwwww
596 :
無名草子さん:2006/03/23(木) 14:08:37
ノーベル賞とってもテレビ的に盛り上がるンかね?
はじめてテレビ出るにしても、一回記者会見するだけだろうし。
しないに一万カフカ!
598 :
無名草子さん:2006/03/23(木) 15:03:46
ノルウェイ、スプートニク読みました。次なに読むか迷ってます。どちらかといえばノルウェイの方が好きでした。
599 :
無名草子さん:2006/03/23(木) 15:11:17
春樹ついにノーベル賞取ってしまうのん(´・ω・`)
601 :
無名草子さん:2006/03/23(木) 15:18:13
>>598 「風の歌を聴け」、かなやっぱ
もしくは美味しいのが沢山詰まってる短編選集「象の消滅」かな
授賞式までに半年以上あるんだな。
ところでノーベル文学賞って、いつ頃発表なの?
606 :
無名草子さん:2006/03/23(木) 19:44:13
>>598 次は短編集がいいかも。
カンガルー日和とか神の子はみな踊るとか、
人気ある短編を集めた「象の消滅」もいいかも。
春樹がノーベル賞と聞いて飛んできました
>>605 選考は通常毎年2月に始まり、10月に発表、12月に授賞式を行う。
>>598に宛てて
村上の初短編集の名前を書こうと思ったが
そうすっと例の「ある編集者」のことを
思い出してしまうんだよなぁ
村上春樹
ひと月に2度も新聞沙汰。
イグノーベル賞でもやっとけ
612 :
無名草子さん:2006/03/23(木) 23:19:33
ヤベ、早く今の内にブックオフ100円コーナー買っておこっと
あのひとと語った素敵な日本語のYさんが村上春樹夫人であるって
どこかに証拠はあるの?
あるけど教えない
「象の消滅」あたりをまず読もうっと。
村上さんは龍ばっかりだったもんで・・・┐(´ー`)┌
616 :
無名草子さん:2006/03/23(木) 23:56:03
>>613 春樹のエッセイは全て読んだ俺が言うんだから間違いない
団塊の世代で、旦那が生きてて世界的に有名な作家で(少し前に日本で人気あって)
その前は飲食店を経営してて、神奈川の海の近くに家があって、
けっこうな金持ちで、インテリ、商人の娘、旦那は関西の人間、
旦那の口調や言ってること、全てが村上春樹に結びつくよ。
アマにレビュー書いてるやつらも推測してるだけなんだな。
>>591 ごめん、想像通りの結果だった。
覚えてくれていてありがと。
そうか、残念だったな…
しかしあれだな、
「こういうときには村上のこれを読め!」
というのが思いつかないんだよな。
あんまり不合格とか不採用とかに縁がないもんな、村上は。
落っこちたのは芥川賞くらいか
枯れ木に花の賑わいかな
624 :
598:2006/03/24(金) 09:06:18
皆様レスありがとうございました!参考にさせてもらいます。いろいろ読んでみようと思います。
ぼくも計算士の試験がんばります
>>618 意外と「そうだ、村上さんに聞いてみよう」とかイイかも。
ちょっと休んでから、またがんがれ。
628 :
無名草子さん:2006/03/24(金) 13:44:20
ノーベル賞ゲッツだな
昨日風の歌を聴け読んだ。
風の歌を聴け→羊をめぐる冒険→1973年のピンボール→ダンス・ダンス・ダンス
の順番でいいの?
いや,ちがう。
風 → 1973 → 羊 → ダンス
だよ。
ダンス・ダンス・ダンスの上巻読みおわったところだけど
今まで読んだ春樹の長編の中で1番おもしろいと思う。
フランツ・カフカ賞のニュースってテレビや新聞に出てる?
>>631 毎日新聞は小さいながら受賞の記事を掲載してたよ
633 :
無名草子さん:2006/03/24(金) 18:46:14
>>631 スポーツ報知と日刊スポーツ,結構大きく掲載してたよ。
朝日新聞も小さかった。
カフカ賞がどうこうより受賞者が2年連続でその年のノーベル賞を
とってることのほうに重点があった。
635 :
無名草子さん:2006/03/24(金) 19:12:54
サブカル作家がノーベル賞獲る時代。
そういう時代になったんだね。漱石、芥川、太宰、三島、谷崎、川端、大江
そういった文学者でない受賞者になりそうだね。
636 :
無名草子さん:2006/03/24(金) 19:21:00
>634
賞自体に歴史がないからな。できてまだ5年ぐらいしか経ってないらしいよ
>>635 そういわれると、いまや文学はサブカルだ、と突っ込みたくなるw
>>637 そういわれると、サブカルなんていってるのは日本人だけだと突っ込みたくなるw
つーか、イマドキ文学らしい文学なんてあるのか?
文学の定義って何よ?
640 :
無名草子さん:2006/03/24(金) 22:41:17
文学らしい文学なんて言われたら恥かしいだろうな。
それに、べつに定義なんていらないと思うよ。
どっかの誰かがかっこつけるために偉そうな言葉を作っただけだろ。
文学とはこうだとか言ったところで虚しいだけだろ
で、そういう恥ずかしいことを、大江って言ってそうな希ガスw
642 :
無名草子さん:2006/03/24(金) 23:08:05
俺は春樹の考え方が好きで、
本も全て読んでるから
春樹ならどうするかな、どう言うかなと想像する。
かなり助かってる。
>>642 なんで助かるんだよ。自分の考えとかないのか?
>>642 そんなことしてたら人間関係おかしくなっちゃうよ!
悪いことは言わんから、すぐやめれ!!
ノーベル賞なんて飾りですよ
偉い人は分かっちゃいないと本人は思ってるでしょうなw
648 :
無名草子さん:2006/03/24(金) 23:49:47
>>645 いや、そういうとこは真似ないし
っていうか、決して、春樹を真似るわけじゃないからね。
考え方を参考にするだけだって。
本人が助かっているのだからいいじゃありませんか。
大いに結構。
でも、誰かが自分と同じ考え方だと思うと
ホッとする嫁☆!?
652 :
無名草子さん:2006/03/25(土) 00:26:38
>>644 自分の考えなんて言い方するけど
純粋にオリジナルの考えなんて最初からないでしょ
みんな色んな知識とか経験から必要なのだけ選んで判断するだけなんだから
>>649 どういう風に?
653 :
無名草子さん:2006/03/25(土) 00:34:58
自分の考え、ってのは自分のやった事に責任を持つ事だよ
ま〜なんだ、sageろ
655 :
無名草子さん:2006/03/25(土) 00:46:59
sage厨うぜーな
なんというか、
>>642って中学生ぐらいの人? 春休みだからな。
>>642 左から8文字目を縦読みすると・・・。
方るるる
なんだ、朝日新聞にも載ってたのか
うち朝日だけど見つけられなかた。
カフカ賞を以前とった二人がノーベル賞とっているからそっちばかりに話が行くけど
春樹がノーベル賞とれなかったらどうなるのだろう
660 :
無名草子さん:2006/03/25(土) 12:38:12
っていうかノーベル賞とった二人と知名度では比較にならないっつーか
多分、今世界一有名な小説家って春樹なんじゃないかな。
有名ってつまり人気あるわけであり、人気あるのはそれだけみんながいいと思ってるわけだからさぁ
>>635 635が羅列した漱石、芥川、太宰、三島、谷崎、川端、大江の現役時代に生きてないから詳しくは分からんが、
俺が思うに上記の作家もその頃は今までの文学界から異端だと思われてたと思うが。
っていうか、異端だと思われるくらい新しい価値観の文章書かないと、本が売れるわけ無いし残る訳が無い。
村上さんもあと20年も経てば上記の大御所とおなじ括りに入るでしょ。
「やれやれ」というコメントを残して辞退してください
>>660 川端はやっぱ世界的に春樹よりまだまだ有名な気がする。
それに川端の文章は今読んでもやっぱ凄い。時代を超える存在感がある。
でも大江はどーなんだろ? 俺には良さがサッパリ分からん。
たんに順番で取ったと俺は思ってるが。
むしろノーベル賞後の国民栄誉賞を辞退すれば漢決定
春樹はぶっちゃけノーベル賞とりたいと思ってるんだろうか
本人に直接訊けばいらないというでしょうね
667 :
無名草子さん:2006/03/25(土) 13:20:46
ノーベル文学賞の事よく知らないんだけど
一つの作品に対して与えられる賞なのですか?
例、川端=雪国 村上=海辺のカフカ ???
668 :
無名草子さん:2006/03/25(土) 14:12:05
>>664 それはありえるかもな。
>>665 日本の賞はどうでもいいようだけど
海外のだとけっこう嬉しいみたい。
それにノーベル賞について、昔質問されて
そんなすごい賞とれるわけないじゃないですか、みたいな風に言ってた。
>>667 個人の業績に対して。個別の作品じゃない。
春樹の記者会見が見れるなら受賞してくれ
たぶん、しない
672 :
無名草子さん:2006/03/25(土) 17:27:18
タキシード着てダンスするのは受賞者の義務だろ?
673 :
無名草子さん:2006/03/25(土) 18:58:19
まぁ受賞を辞退したって、貰ったのと同じようなもんだし
歴史に名を残すよな。ノーベル賞を蹴った男みたいな
674 :
無名草子さん:2006/03/25(土) 21:50:27
村上朝日堂にメールの返事でてるよ!
返事来るのかーなんか感動
出してみるかな
ノーベル賞をとったところで、
大江健三郎も普通に成城の町を歩いているしなぁ。
村上が恐れるほどプライバシーがなくなるとも思えない。
ノーベル賞とったら年金とかくれるんだっけ?
いらんのかもしれんが
絶対日本にいるのがいやになったとか言って
アメリカの大学に逃げるってばw
679 :
無名草子さん:2006/03/25(土) 22:18:48
エッセイがなんか普通すぎて全然面白くないんだけど
アメリカだとノーベル賞受賞者をほっておいてくれるのかな
>>679 普通なのがうけてるんだと思います
小説は良くも悪くも「変」ですから
>>679 シドニー!今読んでるけど、どんだけ捻くれてんだよ、って思った
内容は普通といえば普通だけど、くだらない雑学が鏤められてて面白い
「スプートニクの恋人」一気読み!これからはまります!
とにかくじゃんじゃん注文するぞ
毛嫌いしてた作家の一人だったけど、感覚の合致を見た!
687 :
無名草子さん:2006/03/26(日) 00:32:43
それが一番駄作な訳だが
どれ読んでもそれより上ってことはすごいことですよ
いや『国境の南〜』とか『アフターダーク』とか、まだまだあるぞ<駄作
なんとなくなんだけど、春樹長編にはノルウェイ路線と
3部作〜ねじまき鳥路線の2つの流れみたいなのがあって
どっちかがだめって人がわりといるような気がします
自分はノルウェイ路線があんまり好きじゃない
スプートニク、国境の南なんかはノルウェイ路線で、
アフターダークはねじまき鳥路線
春樹の恋愛小説は好き嫌いが結構分かれるかもね。
俺は好きだが。
リアリズムと非リアリズムってことかな
>>687 ちょwwまwww
え〜「スプートニクの恋人」は最後の良作だと思うんだけどな〜
まあ、そりゃ人それぞれ感想もあるだろうけど
オレはつい最近、再読してしまったよ。
>>690 同じだ。
今日の春樹シンポジウム。
各国の翻訳者が勢ぞろいして面白かったし、カヴァーのお国振りも楽しかった。
お目当てだったリチャード・パワーズの基調講演は来月発売の月刊誌に掲載予定だそう。
>>688 ・・・ですね!嫌いで読めなかった人だから、期待してなかったというか・・
食わず嫌いの食べ物が食べられた喜びつーか!♪
696 :
無名草子さん :2006/03/26(日) 01:42:22
村上春樹は短編しか読んだ事ないけど
イマイチ何が言いたいのか理解できないんだが、読み終えてモヤモヤする
こんなもん?
それとも自分が・・・
>>696 テーマのための小説なんて村上龍で充分だ
…と思うよ。年取って再読していると
「あ〜昔はわからなかったけど、なるほどな〜」的な
小説が多い、それが春樹クオリティ
「沈黙」はわりと国語の教科書的
「TVピープル」も教科書的、いや寓話かな?
700 :
無名草子さん:2006/03/26(日) 02:57:58
世界の終わりが好き
701 :
無名草子さん:2006/03/26(日) 03:14:56
「TVピープル」まったく意味がわからなかった。
何何?って感じだった
703 :
無名草子さん:2006/03/26(日) 05:37:18
眠ってるうちのネコに頭を当ててじっと一体化してると
世界の終わりに出てくる白い静かな動物のような安らぎを感じる
生きる智慧が伝わってくる
704 :
無名草子さん:2006/03/26(日) 06:44:38
シンポジウム行った人、何か印象に残った発言を書いてはくれまいか。
706 :
無名草子さん:2006/03/26(日) 09:56:23
エッセイ読んだから村上春樹がいかに
ハッキリとした、目に見えるような明確なモノに意味が無いと信じてるかわかるよ
>>697 禿同!
昔は全く読めなかった、何が言いたいの?って感じで。
龍は好きで読んでたけど・・・
セックスと死は書くたくないって本人も言ってたし、
もの足りない感じがしてたんだと思う。
今、すごく面白くなったわ!
708 :
無名草子さん:2006/03/26(日) 16:15:49
村上春樹って若い世代に特に人気があるんだぞw
歳を取ってから、なるほどね!って思うような小説なんかでは無い。
主な読者層ってどの辺りなんだろうね
TVピープルはTV見てると馬鹿になるよって話
711 :
無名草子さん:2006/03/26(日) 16:54:01
>>708 若い世代って言っても20代〜40代くらいが多いと思うよ
それって特に若いってわけじゃないだろ。
村上春樹さんの作品でおすすめを教えてください。
何か一冊読もうとおもいまして。
713 :
無名草子さん:2006/03/26(日) 16:57:53
俺のオススメはデビュー作の「風の歌を聴け」
>>712 「世界の終りとハードボイルド・ランダーランド」
「パン屋」読んだけど
なんかもう、へー才能あるんだなー、としかいいようがない気分になった
だからといって面白いかというと
自分にはあんまそれほどぴんとこなかった
ちゃんと読めてないだけかもしれないけど
とりあえず他の短編と長編をもうちょっと読んでから判断しても遅くないですよ
717 :
無名草子さん:2006/03/26(日) 18:24:57
>>708 おまえは春樹がいつデビューしたと思ってるんだよ・・・
718 :
無名草子さん:2006/03/26(日) 18:31:33
>>715 パン屋は再襲撃するのもいいけど、1回目の襲撃の時のが面白いよ
糸井重里との共著「夢であいましょう」に入ってる。
次は「羊をめぐる冒険」「世界の終わりと・・・」「海辺のカフカ」へと行きます!
「風の・・・」「ピンボール」はとばし。
「ノルウェイの森」はちょっと読みにくい。(眠くなる)
「ダンス・・」もいいですか?♪
720 :
715:2006/03/26(日) 18:37:38
>>716>>718 レスサンクス
「パン屋再襲撃」は、才能だけで書かれているような感じがして
その勢いにとまどってしまったのかも。
たぶん自分がついていけてないだけなのだろう。
とりあえずもうすこし読んでみようとおもいます
なにであれ短編1作読んだだけで作者のすべてを評価するのは良くない
722 :
無名草子さん:2006/03/26(日) 19:25:38
もう終わったひとですけど
頼むからねじまき鳥以降読んでないとかいうなよ
俺の中では「ダンス」でハルキは終わった。
ゲーセンにごくまれに残っているピンボールで遊ぶのが好きな俺は
まちがえてピンボールから読んでしまい、以後カフカまで十年敬遠し続けた
ピンボール面白いじゃん
双子は自分にとっては最強のキャラ。
>>724 同感、、、ねじ巻きは微妙(ノモンハン事件?の描写は凄い)
俺の中ではスプートニクで完全に力尽きた
しかし春樹氏のエッセイなどは好きでよんでるなぁ
729 :
無名草子さん:2006/03/26(日) 21:40:44
中上健次が取っていたら面白かったのに・・・
730 :
無名草子さん:2006/03/26(日) 21:44:35
おれの嫁さんの姉貴がこの人の個人事務所で働いてるよ。
このスレ春樹を貶めたい香具師も混じっているねw
たぶん素人なんだろうけど、春樹に対する文壇の態度と
よく似ている。
「読んでいない」で評価しているという点で。
ホント作家の好みなんか人それぞれなんだから、嫌いな作家は
無視してりゃーいいのに…
つーか、世界で屈指の作家の作品が、母国語で読めるってラッキーなことだと端的に思うけどね。
ドストエフスキーが書いてたころにロシアにいるようなもん。
733 :
無名草子さん:2006/03/27(月) 01:29:58
エッセイって失敗しようが無いじゃん
734 :
無名草子さん:2006/03/27(月) 01:37:09
するよ
下品だったりセコかったり
生々しいとこ出るから
735 :
無名草子さん:2006/03/27(月) 02:26:58
いや春樹氏がそうだってんじゃないよ。
あくまで失敗するときの例ね。
736 :
無名草子さん:2006/03/27(月) 09:37:10
この人、夫婦の関係というか奥さんのことをたまに書くから
楽しみというかすきだったけど、それをイヤと思う人がいるみたいで
あまりかかないようにするみたいなこと言ってて残念。
世の中は失敗or成功って神の気持ちで判断したいんだね。
主観的な面白い・面白くないで十分でしょ。売れてるものが
面白くなかっても何も卑下することはないと思うし。
>>707-
>>708 自分も昔(10代の頃)は、春樹の作品がすんなり読めなかったよ。
それから約10年後、カフカを読んでみたらすんなり読めた。
もしかすると、自分には最近の作風の方が合っているのかもしれない。昔苦手だった初期の3冊は今だに受け付けない‥
前期派と後期派というのはあるかもね
オレはどっちも好きだけどどちらかをとれと言われれば後期派
>>739 レスサンキュ!
最近「スプートニク」読んで、すんなりだった!
最後はどこに行くのかと思ったけど、
すみれを失った僕が意識(魂?)だけで山の頂上へ行き
帰りに自分と合体することによって危機を乗り越えるくだりとか・・
とても面白かった♪
一番共感できたのは、すみれの手記の部分。
カフカも楽しみ〜
文体は初期三部作みたいなミニマルなのが好きだなあ。
743 :
無名草子さん:2006/03/27(月) 20:03:37
春樹のいうデタッチメント小説ね
744 :
無名草子さん:2006/03/27(月) 20:44:44
ヘミングウェイの短編集読み始めたんだけど
これ春樹そのまんまじゃねーかwwwwww
まあ、ヴォネガットを読むと、少なからず衝撃は受けるな。
そういや板が違うけど、大昔に「世界の…」について
熱く語った覚えがあるなぁ…懐かしくなって読み返したけど
昔のオレって頭良かったんだな〜ってオモタw
「世界の終わり」の世界観ってキレイすぎてこわい
748 :
無名草子さん:2006/03/28(火) 01:03:12
だってウラとオモテだもの
>>744 >>745 よく元ネタ探しってあるけど、
春樹ぐらい、元ネタを知ったときに、
ガックリくる作家もいないよね。
750 :
無名草子さん:2006/03/28(火) 17:54:21
海辺のカフカの読者とのメールでの交流本
「少年カフカ」が一番好き。
ノルウェーの春樹翻訳作家が「ノルウェーの森」に
ちっともノルウェーが出てこないってネタ披露してた
どこの国でも思いつくことって同じやねんなぁ・・・
752 :
無名草子さん:2006/03/28(火) 19:22:34
>>750 あぁ俺もだ。
Q&A>エッセイ>旅行記>短編>翻訳>長編>中編
の順に好きだ。長編がつまらないってわけじゃなくて他のがもっと面白いってことなんだけど
753 :
無名草子さん:2006/03/28(火) 19:44:26
よく、自分のプライベートなこと書いても誰も興味がないでしょうからみたいな
書き方するんだけど、そういうエッセイ読みたいけどね。
もう、歯磨き粉はこれをつかってる・・・・みたいなの。
遠い太鼓なんて大好きだけど。
おれも遠い太鼓好きだなあ。
特に犬との決闘が面白い。
755 :
無名草子さん:2006/03/28(火) 20:02:08
>>753 ノーベル賞とるかとらないかくらいまで騒がれてる人の
エッセイってやっぱり読みたくなるよな。
>>754 取材がらみでも大学に滞在した時の記録でもない純粋な旅エッセイみたいな感じで俺も好きです
「辺境・近境」の「さぬきうどん」の編を読んで思わず四国に
行ってしまったのはオレだけ〜?w
この人の旅行記はかなり面白いよ〜
「炎天雨天」とかもかなり面白くて何度も読み返してしまった
758 :
無名草子さん:2006/03/28(火) 22:45:09
>>757 関西の人ならうどんの旅にも行けそうだね。
俺は横浜だから流石にそんなに遠くにうどんだけの旅は・・・。
エッセイ読んでるとすごく共感できて、文体にも愛嬌があるんだけど
この前、朝日堂にメール送ってみたんだけど
その時、怖くて怖くてしょうがなかった。こんなこと書いて「馬鹿だなぁ、全くわかってねぇな」って思われないか、とか。
朝日堂の返事、なんだか昔よりそっけないのが多いね
>>757 「雨天炎天」に影響受けてとりあえず熊野古道を歩きに逝ったあの頃の俺・・・
やたらモテない、内気ってのをアピールしてる
台湾や韓国でも人気あるとは知らなかった
世界の終わりとハードボイルドワンダーランドで、
もし影と僕の両方が沼の中へ飛び込めば、「わたし」は生き続けたのですよね?
で、影だけが飛び込んだということは、「わたし」は昏睡状態になったと
解釈していいのでしょうか?
それとも、死んでしまった?
2回くらい読んだけど、なんか人によって解釈が違うようで。
物理的にはどっちみち定刻通りに死ぬんだろうけど
脳内で百科事典棒的にどう生きるか、その生き方が
沼に飛び込むか飛び込まないかで変わってくるんだと思ってた
765 :
無名草子さん:2006/03/29(水) 14:06:57
こたえはな〜い〜
それぞれ感じるのでいいじゃん、って思わないのか
人それぞれって、まあそうかもしれないが、
それを言い過ぎるのもあまり良くないような気がしている
767 :
無名草子さん:2006/03/29(水) 14:17:33
春樹本人もハードボイルドについては
エンディングが曖昧だったとか言ってた気がするんだが
森の中で暮らした、でいいと思う
それがどういうことかは32章で影が説明してる
769 :
無名草子さん:2006/03/29(水) 14:50:26
海辺のカフカでもハードボイルドの続きあるよね
日常会話で村上春樹的な言葉づかいをして、
鼻についたような、あるいは耳慣れない外国語を聴いたような顔をされることが多い
俺の周囲の人間がたまたま粗野なのか、それとも俺が気取りすぎてるのか判らないが
やれやれ
772 :
無名草子さん:2006/03/29(水) 16:04:15
>>770 お前なにいってんだ「なにこいつかっこつけてんだよ」って思われてるに決まってるだろ
>>758 横浜はたしかに遠いな…
ま〜オプションとしてお隣の愛媛に行くのはどうよw
夏目漱石の「坊ちゃん」の舞台になった道後まで行ったなぁ
あと「水曜どーでしょう」で紹介されたあの怪奇現象のお寺に
…は怖くていけなかったw
朝日堂にメールしたの!?
すげー「そうだ!村上さんに聞いてみよう 2」とかに採録されたら
ご一報を
>>760 ちょwwおまww
200kmも歩いたの!?ww
「とりあえず」の域を超えたあの頃のオマエに乾杯w
たしか少年カフカにもだ、
現実の人間はお前の小説の登場人物みたいなしゃべり方しねえよ、という突っ込みがあって、
ぼくはそういう意味のリアリティは追求してませんから、みたいな答えがあったような
775 :
無名草子さん:2006/03/29(水) 17:05:52
小説はあくまで小説だからね。
国境の南、太陽の西おもろかった
はげどう
ただ最後びっくりした。あれはあれでいいと思うけど
778 :
無名草子さん:2006/03/29(水) 19:33:40
>>766 なんで皆と同じじゃなくちゃ気が済まないのか、そのほうが理解できない
その人なり、であるもののほうが世の中多い
それは生活している環境、経験、その他で感じ方は変わるもの
それぞれの回答を持つための小説があってもいいではないか
共有するためだけに小説はあるわけではない
それがいやならエンタメ系をおすすめする
779 :
無名草子さん:2006/03/29(水) 19:34:25
>>774 なるほど。当然かも。
構成された世界観の元で小説の文体は決まりますもんね。
要はその文体が好きか嫌いかどうかだけですなう
780 :
無名草子さん:2006/03/29(水) 19:38:10
>>778 そうですね。エンタメ系なら安直な回答を持つことが安易に出来ますもんね。
そういうのじゃなくて読者として、難解、ではないのですが安易に回答を得られないこうその小説の奥に何か文面以上のものがあるというのがやはり面白いっていうのもありますもんね
文庫版「…ワンダーランド」(下)の裏表紙
「村上春樹のメッセージが、君に届くか!?」
バカにはわからんと挑発しとるんかな
ちなみに僕はバカ認定です。
たしかにバカですなw
>>778 同じじゃなきゃ気が済まない、とまではそもそも言っていないと思いますが
内閉された世界っつーか共同体に属さないでモラルを持つには、
どっからはじめたらいいかってことかねえ。
「私が自身の意思で選んだことといえば、博士を許したことと、その孫娘と寝なかったことだけだった」
だっけ?
「世界の中の自分」「自分の中の世界」っつー構造があって、
世界の用意したシステムの悪意みたいなもんに春樹の主人公たちは、
徹底的に叩きのめされるんだけど、それでも個として希望をもつことは可能なのか?
みたいな。
785 :
無名草子さん:2006/03/29(水) 20:20:39
>>783じゃあ
>それを言い過ぎるのもあまり良くないような気がしている
って、これじゃ意味がわからないんで、詳しく
>>785 どんな素材から何を読み取ろうが読者の勝手、というのは一応その通りだと思う。
しかし雑な極論に走ると、著者の創作性を否定しているのとあまり変わらなくなるような。
それをメッセージというかはともかく、
著者は何らかの意図だか気分だかでもって言葉を綴って小説にしたわけで、
そういうものへの何らかの配慮があってよいとは思う。
と思ったのです。これ以上は国語力がなくてうまく書けません。
2年前の俺がこんなことを言っていた。
先に言っとく。長レス超ゴメン。
> さて「世界の〜」という作品世界で重要になる概念は「時間」ではないでしょうか?
>
> それは時計塔本来の役割を完全に放棄していたからだ。(略)その八本の針は
> それぞれに十時三十五分のあたりを指したままぴくりとも動かない。
> (「世界の〜」4世界の終わり-図書館- 本文54ページ)
>
> この十時三十五分とゆう時間はすごく象徴的な時間であると思う。
> それは何故なら、「ハードボイルド」博士の言葉を借りるならば
> 「第三回路」がコールサインによって現れた時間であろう、と推測されるからである。
> 「ハードボイルド」つまりは「第一回路」上の世界から「第三回路」に
> 切り替わった理由は「ハードボイルド」の383ページから記されている。
> それによると博士が「私」に渡したデータに「コールサイン」が記してあって
> シャフリング中に発動するようになっていたのだ。
> そしてそのシャフリングを終えて、第三回路が立ち上がった後の174ページ
> の「ハードボイルド」世界で「私」が目覚めた時間は11時26分。(この漢字表記と
> アラビア数字との使い分けも気になるが)
> おそらくはこのシャフリングの<無意識>中に第三回路が立ち上がった。
> そしてそれはつまり「南のたまり」に飛び込んで、主体となった「僕」の「影」は
> どうあがいても「ハードボイルド」世界の九月三十日-十月一日(282ページ)以前の
> ことを記憶していない「私」としてしか、生り変わりようが無い。
> 逆に表現すれば九月三十日-十月一日からの記憶しかもっていない「僕の影」=「心」が
> 誕生するのだ。 大きく記憶が欠落した(それによって「私」としてはシャフリン後の僅かな
> 記憶を持った「私」)か、もしくは「僕」の「影=心」を持ち、少しの「私」としての記憶がある
> 「僕の影」かのどちらかになるのだ。
>
> この物語を一体、誰の物語として認識するか、それによってハッピーエンド、もしくは
> アンハッピー/バッドエンドになると思います。
> 「僕」なのか「僕の影」なのか「私」なのか、その三人、というか、どれを意識の主体/人格の
> 主体/記憶の集合体として見なすかが、彼等に問われているし、そしてオレも
> そのことについて悩むのである。 もちろん内面が観察できない第三者、「他者」としての
> 我々は「僕」か「僕の影」か「私」かを外面的に判断するのは困難だし、博士のように
> 全てを熟知していないと<彼>に相応しいソフトウエアが、どれかを判断するのは
> 不可能である。 我々から「他者」から見て<彼>は<彼>としか分からないのだ。
> 一見して第一回路が正当な<彼>のように思えるが、全てを理解しているはずの
> 博士は「しかしあんたはその世界で、あんたがここで失ったものをとりもどすことが
> できるでしょう。 あんたの失ったものや、失いつつあるものを」(417ページ)
> と第一回路を完全・完璧・正当な<彼>とは見なせないような意見も有り得るのだ。
>
なるほど。村上春樹のスレはこんな感じになるのか。
「俺は本気でこんなこと言ってんじゃないんだぜ。フフン」みたいな(やや鼻に付く)文体を再生産していますなw
それでもいいじゃないか(σゝ∀・)σYO!!
…って鼻につくからやっぱし駄目かな(´・ω・`)ショボーン
791 :
無名草子さん:2006/03/29(水) 21:27:41
いまは春休みじゃないか諸君
春だなぁ厨 【はるだなぁちゅう】
春厨が出没すると放置ができず「春だなぁ」と言い出し
荒れの元となりスレ住民全体に迷惑をかける存在。
日ごろからよくいる煽りや単に自分の気に入らないレスに対しても、とにかく春厨認定する。
【特徴】
・とにかく文中に「春だなぁ」を入れないと気がすまない
・スレの流れや空気を読めず、反応してしまう
・普通のスレ住人は春厨を放置しているのに自分だけが過剰に反応してしまう
・春厨に反応している時点で春厨と同類であることに気づいていない
・「春だなぁ」の一言で優越感に浸る。
794 :
無名草子さん:2006/03/29(水) 21:57:39
メタだなあ
本を楽しむという観点では誰がどんなこと思ったっていいよ
研究者がそれじゃ困るけど
この板に居る人は俺含めて研究にゃ関わりないでしょ
>>766が言ってるのは、人それぞれ違うっていう大前提を
結論のように持ってきてしまうと成長しなくなっちゃうという危惧でしょ。
これ結論にもってくる人は、その媒体を通してコミュニケーションを取る気ないわけだから。
796 :
無名草子さん:2006/03/29(水) 22:14:41
読者がどう感じるかなんて様々な前提で作家は書いているわけです。
意図と違ったからといって、「創造性のヒテーイ(´・ω・`)」とは思わないよ。
というか、いちいち思ってられるか。
そして、春樹氏の作品には、とくに「世界・・」は結末に関してあれこれ意見が分かれる。
そういう書き方であるし、そういう種類の小説ということだろう。
結末だけを小説にとって重要であるといった極論こそ、その創造性を裏切るものではないのか。
どれだけその世界に浸り、その後もあれこれ考えをめぐらすことができるか、が良い小説というもの。
小説だけでなく、映画でも、例えば是枝監督の「ディスタンス」など、回答を意図して明確にしないものもあるよ。
797 :
無名草子さん:2006/03/29(水) 22:20:59
>>795だから、みんなと同じ結末を求めるならエンタメ読めって
すべてが明確だよ
春樹はそういう作家ではない
そういう種類の作品もあるってこと知れ
798 :
無名草子さん:2006/03/29(水) 22:25:18
世界の終わり・・の結末をハッキリさせたいなら自分でハッキリさせなよ
それが結末ですよ。
>どれだけその世界に浸り、その後もあれこれ考えをめぐらすことができるか、が良い小説というもの
それこそ決めつけじゃん。言ってることおかしいよ。
作品の味わい方はそれぞれでも、良い小説の定義はきっちり決めちゃうの?
俺がいってんのはそんなことじゃなくて、
人それぞれ違うからみんなが色んな解釈を述べ合うんであって、
それは読書体験の一環として非常に有益なものなのに、
「人それぞれ」で片付けて、感想や解釈を書きあうという他愛も無い、
素朴なやり取りを抹殺するなら、こんなとこなんでわざわざ見てんだってこと。
別に述べ合うのは結末じゃなくてもいいでしょ。
途中の表現や構成について語っても楽しいし、
それと結論について考察していくのとは等しいよ。
「結末」に対してフォーカス合わせすぎてるのはどっちだかよく考えてみ。
800 :
無名草子さん:2006/03/29(水) 22:30:08
>>795作品の結末を同じものとしてとらえることがなぜコミュニケーションなのかもわからないし
そして成長もそこに求めるもんじゃないと思う
個人の感受性を駆使して悩み考え抜くことが成長であり、同じ媒体を通しても同じものにかんして
あれこれ違う意見をかわすこともコミュニケーションではないか
>>800 俺が言ったのはそういうことであって、ちょっと結末の解釈について質問しただけで
「人それぞれ〜」なんていってたらまったく面白くないでしょ、ということです。
で、
>>763に
>>765の順番で解釈の披露と質問→「人それぞれ」じゃ流れが生まれないじゃん
って言ってるわけです。
>>799にまるきりそう書きました。
「それぞれだ!」というだけではコミュニケーションにならないじゃないですか。
でもこのスレッドで(このスレッドに限らないけど)実際に封殺しちゃってるのに、
みんな言ってることとやってることがズレてるから変だと思ってるのです。
802 :
無名草子さん:2006/03/29(水) 22:36:47
>世界の終わりとハードボイルドワンダーランドで、
もし影と僕の両方が沼の中へ飛び込めば、「わたし」は生き続けたのですよね?
で、影だけが飛び込んだということは、「わたし」は昏睡状態になったと
解釈していいのでしょうか?
それとも、死んでしまった?
2回くらい読んだけど、なんか人によって解釈が違うようで。
他人がどう思うか回答ばかり求めていて、自分の解釈を持たない質問してるからさ
だから、「答えはない」としか言えないだろ
あれこれ考えてそれぞれが自分の意見を交わすものとは根本的に違うことを
君がしているわけだ
流れで意見することにいちいち揚げ足をとるような真似はぜず、自分の解釈を語って感想を求めれば
もうすこし素直に他人とコミュニケーションとれるのではないか
>君がしているわけだ
なんで俺がしてんだおまえ頭おかしいのか。
>>763が俺だと思ってんのか。ヤバいのか。
語尾がクエスチョンなら意見じゃないのか。
>>763はちゃんといくつかの解釈を並べて、みんなはどう思うか問い掛けてるじゃないか。
それともあなたは「俺はこう思うが、君はどう思う?」といちいち言われないと気が付かないのか。
どこで俺が揚げ足とったんだよ。むしろ
>>802は
>>763の揚げ足とってるじゃないか。
「書き方が(802にとって)意見の出し方とは違うので却下」って。おかしいじゃん。
804 :
無名草子さん:2006/03/29(水) 22:43:30
自分の読んだものに自信のないままでいる相手になにを言えばいいというんですか
ましてや春樹作品を好きな人間が多いここで
「これってこういう
ことですか?それともこれでいいんですか?」
ってやられてもね。
コミュニケーションとは相手あってのもの。それなりの礼儀も方法もあるもの。
805 :
無名草子さん:2006/03/29(水) 22:46:06
>おまえ頭おかしいのか。
>ヤバいのか。
下品な人間にはやっぱわかりやすいエンタメおすすめ
807 :
無名草子さん:2006/03/29(水) 22:54:01
それはそれは
>>795 君みたいに真面目で頭の回る人は2ちゃんやめた方がいいぞ。
皮肉じゃなく、マジで。
真面目で頭の回る人
なんとなくクルクルパーという言葉を思い出してしまう
自作違うし
>>812 バカ、おまえじゃなくて俺に言ってるんだよ。今日を限りに2ちゃんやめるわ。
>>814 ばかってゆーな
あのね、
>>808の言ってることに無理があるっていう意味ね。
おれってすげ親切な
817 :
無名草子さん:2006/03/29(水) 23:07:39
本物の春厨だったか
いや、まあ、足洗えるならとっとと出ていったほうが良いに決まってますよ
>>795 もっと頭の回る文章で書いてくれないと、何言ってんだかまるきり意味がわかりませんけど。
でもエンタメかつ私小説は可能か?ってのは不毛だけど楽しい話だよね。
2ちゃんに合わないタイプ
真面目で頭がいい×
真面目で、ヴァカ正直○
永沢さんのようなのなら、ナメクジも平気でしょ?
でも、オンナに手をだす時のようにあえて煽り目的か・・・。
永沢さん的紳士像の対極をめざしていけばいいのよ。
まだバカ厨が粘着中か
このスレを読んだり、スレに書き込みしてる人の中で
現在期間限定でオープンしてる朝日堂に投稿したり、
運良く返事が公開されてる方います?
確かに今回はハルキチやる気なさそうだけど、
レスしてもらえる人は正直うらやましいです。。。。
>>825 送ったことないけど、もうあんまり春樹に聞きたいこともないかな。
今までのエッセイとCD−ROM、少年カフカで知りたかったことは分かったし。
もちろん、今やってるHPは楽しく見てる。レスもらえてる人はうらやましいね。
827 :
無名草子さん:2006/03/30(木) 13:40:30
レス貰えるための条件ってなんだろうね
・1日以上寝かしたメールであること(よく練られていて誤字脱字が無い)
・内容がそれなりにおもしろい。他の人が読んでも共感が得られそう。(個人的すぎるのはダメ)
828 :
無名草子さん:2006/03/30(木) 16:49:03
アホちゃうか・・・w
ガキがうろつきすぎだな近頃
そんな間違ったこと言ってない気がするが……
なんかよく知らないけど、仲良くしようぜー
「羊をめぐる冒険」を読んでます。
「鼠」とは何?一言で言うと・・
間違っても「風の歌・・」「ピンボール」を先に読めとは言わないで・・・
一言で言う意味はないと思うよ。
羊は羊だし鼠は鼠。
風の歌とピンボールを読まないとわけわからないとは思うけど。
あっ、友達ですね、何か象徴的なものかと思ったけど・・
おこちゃまの自演のスレに変貌してしまった春休み
学校はじまるまでもうしばらくガマンするか
>>835 2ちゃんなんておこちゃまの集まりじゃない・・
何を期待してるのか。
期待するやつこそおこちゃまそのもの!
せいぜい我慢してくらはい。
ねじまきって短編集?
838 :
無名草子さん:2006/03/30(木) 22:10:59
ハ?
まあはじめは短編だったよね
840 :
無名草子さん:2006/03/30(木) 22:17:42
そだね。
ねじまき鳥と火曜日の女たち、だったっけ
842 :
無名草子さん:2006/03/30(木) 23:01:48
>>840 でも、短編「集」ではないですから。
しっかりしてください。
あと
>>837はバカ晒してないでネット検索とか本や行くとかって知ってる?
今日の春樹はやたらキツイな
844 :
無名草子さん:2006/03/30(木) 23:14:36
東京奇譚集はどれも良かったな。期待通りの春樹だった。
短編巧い。
845 :
無名草子さん:2006/03/30(木) 23:18:14
>>836 おまえ、まだ居んのかよ
YOSHIのスレとか逝っとけ
あるかしらんけど
文庫本で買って見ます。
ねじまきしま
847 :
無名草子さん:2006/03/30(木) 23:41:43
ニュース23にキタコレ
848 :
無名草子さん:2006/03/30(木) 23:41:58
来たね
849 :
無名草子さん:2006/03/30(木) 23:44:08
鏡がそこまで象徴的とか思った事無いんだけど
850 :
無名草子さん:2006/03/30(木) 23:44:55
即死ぎみに終わりw
851 :
無名草子さん:2006/03/30(木) 23:46:10
討論会で鏡が取り上げられているっていうのは聞いていたけどまんまですなぁ23。
852 :
無名草子さん:2006/03/30(木) 23:48:17
筑紫のコメント無しかよ
853 :
無名草子さん:2006/03/30(木) 23:55:21
自演ウッザー・・・
>>137 自分、面接場所まで迷いに迷って遅刻したけど採用されたよ。
早めに出るに越したことないけど。
春休みは稼ぎ時だからこれから忙しくなると思うけど慣れれば楽勝。
855 :
無名草子さん:2006/03/31(金) 03:48:02
かっこー
>>842 独りで勝手にしっかりしててください。 ヽ(´ー`)ノ
857 :
無名草子さん:2006/03/31(金) 10:20:22
と、ダメ人間が負けを認めました
とてもシンプルに
シドニーのグリーン・ストリートを読んだんだけど、
かなり面白いねこれ。
「ちゃーりー」に惚れた。
これやパン屋再襲撃みたいなノリはけっこう好きかも。
でも短編て総じてあまり読まれていない?
860 :
無名草子さん:2006/03/31(金) 11:59:38
イエローブックも知らんのか
イエローページ?
象の消滅も黄色いね
863 :
無名草子さん:2006/03/31(金) 12:20:45
864 :
無名草子さん:2006/03/31(金) 12:32:40
最近ブックオフの105円コーナーから急激に春樹本が減った
ったくカフカ賞とかやってんじゃねぇええええええよおおおおおおおおお
865 :
無名草子さん:2006/03/31(金) 12:45:56
>>864 それは貧乏人にはつらいよねぇ…ヾ(。・ω・。)
866 :
無名草子さん:2006/03/31(金) 12:49:02
文庫本はブックオフに限るな
867 :
無名草子さん:2006/03/31(金) 13:02:02
父ちゃん、京都大学出なのか。
浪人して京大目指していたのかな。
作品読んでると親子関係は悪そうなんだが
869 :
無名草子さん:2006/03/31(金) 13:11:19
18から 家出てるからね。
自立したかったんじゃないの。
870 :
無名草子さん:2006/03/31(金) 13:15:08
>>868 今は知らないけど、10年くらい前の外人のインタビューに「仲は良くない」って発言はしてる。
このインタビュー、本になってんだけど、作者もタイトルも忘れた。ごめん
871 :
無名草子さん:2006/03/31(金) 13:29:49
まだ、親御さんは健在なのね・・・。結構いい歳なんじゃない?
物語がどんどん湧いてくるらいしいが、そういうタイプの作家って他に誰が有名なの?
栗本薫
フィッツジェラルドやカーヴァーは?
ふつうにスチーブン・キングが多作だと思うけどね。
というか湧いてでるタイプじゃないし
沸いて出るならもっと長編出してほしい
長編に関しては、体の一部を削り取って出してるって感じするなあ。
あるイミ作品よりも、作家としての態度に感動してるのかも。
この人もキャラ作りがうまいからねえ。
朝日堂更新されてるね。
コレが最後かな?
まだまだ続きそうだけど。
あと二ヶ月ぐらいだっけ?
ほんとに、返事がすごい淡白になってるww
どうしたんだろ
「ほんとによかったですね」なんか、文面どおりに読んじゃいけない雰囲気があるよ。
負のオーラをひしひしと感じる
てすつ
886 :
無名草子さん:2006/03/32(土) 01:07:48
負のオーラ…まあそれを甘んじて受けて喜びましょうよ。
というかそこに含まれている含意も受けて読む、ですかね。
文春のアレもあるし、タイミングが悪かったんちゃうかねえ?
888 :
無名草子さん:2006/03/32(土) 01:42:26
一人遊びのスレじゃないんですけど
学校はじまるから宿題から逃げてんのか?
は?
890 :
無名草子さん:2006/03/32(土) 02:25:28
スチーブンて
891 :
無名草子さん:2006/03/32(土) 03:20:10
アニメオタクがお洒落をして町を歩く。
村上春樹が洋楽を聴きながら町を歩く。
春樹は多分ヒューイ・ルイス&ザ・ニュース聴きながら走ってるぞ
村上さん好きだけど、趣味的な話になると、自分の趣味じゃないときは
冷たい。だから音楽の話題なんか特に、今までのフォーラム見てても、
村上さんに寄り添った感じのばっか。
「少年カフカ」も「そうだ村上さんに・・」も面白かったけど、その辺が
いつも気になってたんだ。
そうしたら、今回クィーンを熱く語っている人がいて、息子にまで聞か
せてるなんて言ってたら、「息子さん、たいへんだと思います。トラウ
マにならなければいいですが」って・・。春樹流ユーモアだと思うんだけど、私もクィーンはわりと好きなのでちょっと悲しくなっちゃったな。ビーチボーイズがこんなふうに言われるとやっぱ、村上さんだってやっ
ぱりメールするにしても村上さんに寄り添った話題でないといけないの
かな、なんて思ったりして。
作家が人格者だと思うな。むしろ、そうで無い確率の方が高い。
あり?一行とんでしまった。
ビーチボーイズがこんなふうに言われるとやっぱ、村上さんだって
いい気持ちしないだろうになあ、って書きたかった。
896 :
無名草子さん:2006/03/32(土) 10:51:35
作家も大変だなww
クィーンはリアルで聴いていた人には賛否あるバンドだったんだよ。
ひとつはフレディがゲイだったこと、もう一つはアパルトヘイトに
多くのミュージシャンが反対していたにもかかわらず、クィーンと
シカゴが「金目当て」で南アでライブをやっていたこと。
音楽的な評価以外ではあるけどね。
普通に子供にロックを聞かせるのは子供にとって大変だと思うのは俺だけ?
メタル聞かせたらトラウマになるかもしれない
春樹はプログレっぽいのは好きじゃないらしい。
クイーンは好きじゃないんだから、それについての反応も冷たいだろうし
好きなロックバンドの話されたら誰だって盛り上がるだろう
音楽なんて人それぞれ好き嫌いあんだし、春樹はカウンセラーじゃないんだから
そんなことでいちいち変なこというなよ・・・。
902 :
無名草子さん:2006/03/32(土) 14:42:59
やっと寝たかネット脅迫神経症のガキ
東大でのシンポジウム NHKBSで放送されるらしいよ
904 :
無名草子さん:2006/03/32(土) 17:33:03
日時は?
朝日堂は…まあ、返信してるだけでも
エライ(普通の豪いと、関西語の意味とでダブルスタンダート)と思うよ。
春樹に何か語らせたかったら、短いお題を与えて語らせた方が
いいと思う。方向性が決まっているメールには「はいはい」としか答えられない
ものだから、相手に語る余地を与えた方がこういう場合、有効だと思う。
はいはい。
906 :
無名草子さん:2006/03/32(土) 19:52:49
朝のラッシュの中で朝日新聞を読むサラリーマンたち
彼らはまだ知らないのだろうか、朝日新聞は終わったことを
あるいはそうかもしれない
908 :
無名草子さん:2006/03/32(土) 23:17:47
>>864 そう!ブックオフに春樹の本殆どなかった。
ブクオフの105エンコーナーはあんまし買いたくない
どうやったらあんなに茶色くなるんだろうね。
じゃがいもには似てる
>>912 保坂和志が武道館でのスティングのコンサートに行ったとき、
「村上春樹さんですよね、握手してください」と言われたそうな。
で、握手したらしい・・・。
こんな顔でヤリチンなんだから不思議チャソだね
結婚してから一度も浮気していないなら、学生時代に数人とつきあっただけじゃん
4月29(土) 17:00〜17:55
NHK-BS2「BSフォーラム」
国際シンポジウム『春樹をめぐる冒険―世界は村上文学をどう読むか』
パネル・ディスカッションの模様が放映
918 :
無名草子さん:2006/04/02(日) 16:45:37
今まで狙った女性は全員口説き落としたって言ってたけど
すごいよなぁ。何人かは知らないけど
920 :
無名草子さん:2006/04/02(日) 18:41:58
なんで一時間ごとに書き込まれてんの?
よっぽどヒマなんだね。2ちゃん辞める宣言したアホだと思うけどw
922 :
無名草子さん:2006/04/02(日) 23:27:57
いまひd
ダンス×3を読み終わった。ノルウェーよりはマシだと思った。終わり方は相変わらず
925 :
無名草子さん:2006/04/03(月) 03:00:37
季節外れの海かどっかに行って、ホテルで知り合った女性の職業やらを当てて、
夜にプールでデートした話は何の物語でしょうか。
女性が昔飼ってたペットが死んだときのことを告白してた気がします。
ノルウェーの森を再読してたら、突然浮かんできたんですが思い出せなくて。
本全部をめくって確認すればいいんですけど。
926 :
無名草子さん:2006/04/03(月) 03:24:34
土の中の彼女の小さな犬@中国行きのスロー・ボート
927 :
無名草子さん:2006/04/03(月) 03:28:21
スロウ・ボートだった。
この作品集の中では「午後の最後の芝生」が秀逸。春樹の本領。
928 :
無名草子さん:2006/04/03(月) 03:59:53
ありがとうございます。
夜中にノルウェイを読みながら、海に雨が降っている光景が浮かんできて、悶々としていました。
929 :
無名草子さん:2006/04/03(月) 04:21:13
なんなりと。
>なんなりと。
こんな風に言われたら、なんだか嬉しくなります。
931 :
無名草子さん:2006/04/03(月) 11:13:53
駅まで女を送って別れて(山手線だったような気がする)
自分も逆周りの電車に乗って帰ったんだけど
女の連絡先を電車の中に置いてきてしまい(あるいは間違って捨ててしまい)
二度と彼女に連絡できなくなったという話はどれにありますか?
読み返してもぐぐっても出てこないので
わかる方いらしたらお願いします
「中国行きのスロウ・ボート」の中の『中国行きのスロウ・ボート』
あああありがとうございます!
今読み返してすっきりしました
奇しくも話題になっていたスロウ・ボートの中とは…
すっきりしました、多謝
枡野浩一ってひと面白いね。
春樹批判してるけど(自分のブログで)嫌な感じはない。
あまりにストレートだからか。
SPA!の坪内発言も興味深いですなー
毎日夕刊に春樹シンポジウムの特集が掲載されてるね
>>934 今ちょっと見てきた。
「嫌な感じはない」っていうから期待してたけど、
必死に清清しさを気取ってる感じだね。
春樹自体が文壇だとか言ってるけど
そういう制度ができちゃう出版社の責任だろうが
なにをすりかえてんだろうな。春樹は無関係だろ。
結局、私怨だけの批判じゃないのかな。
後半の文章だって、「好き・嫌い」しか言ってねぇじゃんw
こんな下らんねちっこい文章を長々と書いてる間に
春樹は音楽聴いたりマラソンしたりしてんだろうなぁと思うと
マジ、笑えてくるw
全く同感。
村上春樹は憎しみや嫉妬を見ないふりしてクールに誤魔化してるんじゃなく
全部直視した上でそれがどうしたと言い切って自分のリズムに戻っていこうと努力してるんだと思う
嫌いなのは自分が売れないからもある云々すいませんなんて恥ずかしい 甘い。
だらだら他人について批判してる暇があるなら自分の世界に戻って集中すればいいのに
内田樹のところにもそのクズのサイトTBしてあって
間違って読んでしまった
枡野浩一←このクズのスレでも書いたけど
あんな逆恨みでネチネチと人に絡み、貶めようとしているのを
見てしまったら
なんか知らんが真っ黒な衝動が沸きあがってきた
おまけに自慢げに「真鍋かをり」と対談したとか書いているのを読んだから
もう完璧。真っ黒。真っ黒。
…まさか、これが噂の「ダーク」かw
枡野浩一の文章を読んでみたが、
「まあ、こう思うヤツもいるだろうよ」という感想かな。
趣旨は分かるが、単なる罵倒文。ていどひくい。
940 :
無名草子さん:2006/04/04(火) 00:54:39
読んで腹立ったから枡野浩一のトラックバックに書き込もうかと思ったんだが、何あのアホ短歌祭?
あんだけ勝手な言いたい事言っておいて、それに関するコメントは受付けない姿勢なのか?
鼻くそ以下だね。「原稿流されるって、そんなに大変なことか?」って、こいつパーだね。
941 :
無名草子さん:2006/04/04(火) 01:24:17
村上さんはどう見てもモテる顔に見えないのに
どうして主人公の「僕」はモテモテなんですか?
妄想?
あんな元妻ストーカーがいくら偉そうなことほざいても説得力ないがな
943 :
無名草子さん:2006/04/04(火) 01:29:57
TVブロスで松尾スズキのコーナーのマンガ書いてるやつと一緒にロシア行ったやつか枡野浩一
>>941 「僕」はもててるけど、お相手は美人キャラ少ないよね。
まだ几帳面にダンスを踊ってるわけですよ、これが。
946 :
無名草子さん:2006/04/04(火) 07:16:10
とっくに終わってる作家でだけどね
948 :
無名草子さん:2006/04/04(火) 08:43:44
一応内田樹のブログからトラバ辿って見てみたけど・・・
批判もなんか中途半端だったね
内田氏のほう見てみたけど、こっちは至極まともですね。
こういう人もいるんだと思うとほっとします。
内田も春樹も構造主義嫌いで共通してるしね、気が合うんでしょう
951 :
無名草子さん:2006/04/04(火) 12:07:23
次スレおねがいしまつ(・ω・)
おつかれ。
こんな下品な文章を書く人間が短歌ねえ…文字屋ならそれらしく見せて欲しいよ
あのハゲは穂村弘にもよくからむんで、ものすごい毛嫌いされてるよ。
955 :
無名草子さん:2006/04/05(水) 03:24:34
嫌いだから嫌いなとこみつけては批判する、といった子どもっぽさかんじるね。
はじめに嫌いありき。
人間小さそう。元嫁も逃げるだろーなー、そりゃ。
何年かぶりにノルウェイの森を読んだ 最後の数ページあたりで悲しい感情が怒涛のごとく
攻めてくるって感じがして夢中で読み耽った 村上春樹の本の中でこの本だけ異色作って思うのは何でだろうか
リアリズム小説だからじゃない?
ハードボイルドワンダーランドみたいにありえないようなことはほとんど無いから。
あれ?公立じゃなかったっけ?
春樹さん自身はずっと公立だけど、お父さんは私立甲陽学院の先生だよ。
それから春樹は甲陽受験して落ちたという噂があるけど
あれは自分でわざとそうなるようにしたんだってね。
試験問題をすべて解いた上で消しゴムで消してあったんだってさ。
親子の愛情が書けない作家だ。屈折している
悪いとこだけ見ればなんだって悪く見えるよ
>>961 なかなか捻くれていていいですね、
私にはそんなことする労力はありません
>>962 村上春樹の屈折加減に同調したり呆れたりしながら楽しむのがツウな読み方です。
966 :
無名草子さん:2006/04/06(木) 15:53:39
今まで石田衣良程度しか読んだことのないんだが
この人の本はどれから入ればいいかな?
>>966 世界の終わりとハードボイルドワンダーランドが読みやすいんじゃないかと思う
>>961 >試験問題をすべて解いた上で消しゴムで消してあったんだってさ。
ものすごくうそくさいのだが…
都市伝説みたいなもんですかね
甲陽受験の話しなら『僕たちの好きな 村上春樹』(宝島社)て本に載ってたよ。
甲陽OBが春樹父のところに集まった時、そんな話しになったって。
父上の証言なんだから本当のことだろうよ。
それよか朝日堂更新されてるよ。
いつもの調子に戻ってる。
カフカ賞にもノーベル賞にも言及してるぞ。
朝日堂って時期が来ると閉鎖を繰り返すんですか?
975 :
無名草子さん:2006/04/06(木) 19:56:21
そう
>>972 実は全然できてなかったのを隠すためだったに1ノーベル!
ほんとだw
そっけない返事だったのが、昔みたいに戻ってるww
>>972 「父親の証言」つっても
直接、父親にインタビューしたわけじゃないだろうし
しかも宝島社から出てるムックというところがなんとも
ゴシップ誌まにうけてどうすんの
本当によかったですね。
>>978 父親の教え子という人の文章のなかにあった>受験エピソード
千秋先生のもとを訪ねた甲陽の同窓生が聞いてきたって書いてあった
アフターダーク面白かった
「うちはマツキヨじゃねえっつうんだよ」なんて
台詞が村上春樹の小説に出てくるとは
世界的に人気がある春樹さんですが、
やれやれって、英語でなんて言うんですか?
アフターダークって春樹っぽくない
キャラが
986 :
無名草子さん:2006/04/08(土) 12:07:25
979
俺はアフターダークを高く評価するなぁ。さすがって感じ。
日本にずっといると息苦しくなるらしい