1 :
無名草子さん:
復刻!たぶんパート7
次の駅で降りるはずがいつのまにか終点だった、
今日は学校・会社なのに気がついたら朝だった、
そんな小説達を語りましょう。
ちなみに手っ取り早く「結局どの本がおもしろんいだYO!」という人は
過去スレを集計した殿堂入りおもしろい本リスト こちら↓
http://myshop.esbooks.co.jp/myshop/fhddd?shelf_id=01 えjふぉjfwふぇ氏作成
∇初代1の言葉
作品の評価はともかく(←ココ重要)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
あなたがいままでで、一番時間を忘れ夢中で一気に読んでしまったような小説を教えてください。
一番といっても、複数あってもかまいません。
2 :
無名草子さん:05/03/02 23:05:54
3 :
無名草子さん:05/03/02 23:06:31
なかったようなので復活させました。
4 :
無名草子さん:05/03/03 14:03:37
>>1 乙
【題名】 陋巷に在り
【著者名】 酒見賢一
【出版社】新潮文庫
後宮小説読んで面白かったから陋巷も読んでみたら個人的に非常にツボでした。
チョット巻数が多いので途中の巻が売ってなかったりして大変だった。
【題名】壬生義士伝
【著者名】浅田次郎
【出版社】文藝春秋
一番好きな作品。時代小説はこの作品から入るのがいいと思う
厚いけどたぶんスラスラ読めると思う。
>>5 > 時代小説はこの作品から入るのがいいと思う
アホだな。
7 :
無名草子さん:05/03/03 20:37:23
・語尾に「でつ」「まつ」は必至。
・一人称に「漏れ」を使うのは今やオバ厨のみ。
・「。・゚・(ノД`)・゚・。 」泣きAA多用。
・「だめぽ」の応用か?語尾に「〜ぽ」 例)閉店したぽ。・゚・(ノД`)・゚・。
・馴れ合う。
・覚えたての2ch用語に混じり「☆」や「♪」などの記号も忘れない。
・シリーズ化したスレの冒頭は「
>>1タン乙!」だけのレス。
・「スレ違い」「板違い」などの指摘にも耳を貸さず「今日は○○へ逝って・・・」
「今晩の夕食は・・・」などとまるで日記のような馴れ合い。あげくに
「このスレはいい人ばかりですね♪(´∀` )」などとのたまう。
・馴れ合うためにはコテハン。何のメリットも無いのにトリップ。
10 :
無名草子さん:05/03/05 12:53:39
復活したか 乙
11 :
無名草子さん:05/03/05 19:48:19
12 :
無名草子さん:05/03/05 21:23:12
【題名】いちご同盟
【著者名】三田 誠広
【出版社】河出書房新社?
凄い有名だし、今更だけど、初めて大泣きした本。
何回読んでも泣ける。
むりをして生きていても
どうせみんな
死んでしまうんだ
ばかやろう
14 :
無名草子さん:05/03/06 02:42:07
【題名】ライ麦畑でつかまえて
【著者名】サリンジャー
【出版社】白水社
村上訳と野崎訳両方とも呼んだ。野崎訳の方がホールデン君の
感情を鋭い表現で書かれている気がする。僕は、野崎訳の方が好きです。
【題名】無間地獄
【著者名】新堂冬樹
【出版社】幻冬社
読み終わって言葉を失くした。
こんな奴等にゃ関わりたくねえって読んでる間考えてたな・・・
闇金は絶対借りないぞー!
16 :
無名草子さん:05/03/06 11:30:32
ぬるぽ
17 :
無名草子さん:05/03/06 21:13:05
【題名】ぬるぽ畑でつかまえて
【著者名】ぬるぽんジャー
【出版社】ぬるぽ社
ぬるぽ訳とヌルポ訳両方とも呼んだ。ぬるぽ訳の方がヌルポ君の
感情を鋭い表現で書かれている気がする。
18 :
無名草子さん:05/03/06 22:08:14
金城一紀
『フライ、ダディ、フライ』
『レボリューションNo.3』
保守
age age age age俺はageるの
21 :
無名草子さん:05/03/10 02:25:42
信長燃ゆ
安部龍太郎
新潮文庫
ゆったり読ませる歴史小説。
先に結末を書いてしまうために最後が今いちなのが残念!
22 :
無名草子さん:05/03/10 02:43:31
僕らは近隣の住民達からこう呼ばれている「ゾンビ」と
理由は脳みそが腐っているかららしい。
だっけ?俺も好きだよレボリューションNo.3
23 :
無名草子さん:05/03/11 04:56:30
ずっこけ侍
小松重男
廣済堂文庫
ユーモア時代小説。随所に出てくる長岡弁がおかしさを倍増。
あーおもしろかった。・・・ってこんな時間だよ。
保守
25 :
吾輩は名無しである:05/03/18 12:05:42
u
26 :
無名草子さん:05/03/20 12:18:35
age
27 :
ポーチ:05/03/20 13:11:44
高村薫→リヴィエラを撃て
このスレ落ちてたんだね。
復活乙。
>1で紹介されてるリストより後に、
CSVで一覧になってたのをうpしてくれた人がいたと思うんだけど、
だれかそのアドレス持ってませんか?
29 :
無名草子さん:2005/03/22(火) 15:41:04
30 :
アギ:2005/03/22(火) 16:15:35
>29
d。
自分が思ってたのより新しい(?)バージョンだったので無問題です。
ありがとー
関ケ原連判状
安部竜太郎
新潮社
関ヶ原を細川幽斎を中心に描いた時代小説。
おもしろかったけど、ちょっと後味悪いかも…
傍若無人剣
南条範夫
春陽文庫
前田慶次郎もの。隆慶一郎の一夢庵風流記が有名だけど、こっちのほうがおもしろい。
34 :
吾輩は名無しである:2005/03/28(月) 13:02:21
9
酔いどれ小藤次留書−御鑓拝借
佐伯泰英
幻冬舎
来島水軍流の名手である主人公が主君の屈辱をはらす痛快なお話。
剣豪物と言っていいかな。
36 :
吾輩は名無しである:2005/04/03(日) 23:55:43
i
37 :
無名草子さん:2005/04/04(月) 00:22:40
モンテ・クリスト伯 全7巻
アレクサンドル・デュマ
岩波文庫
一見敷居が高そうだが理屈抜きに面白い。
(・3・) エェー 落ちるYO
39 :
無名草子さん:2005/04/07(木) 16:15:02
屁理屈抜きで、ならばバトルロワイヤルかな。
40 :
無名草子さん:2005/04/07(木) 21:29:10
『司馬遷・史記』 短編小説として読めばバラェティに富んで、理屈抜きで
こんな面白いものはない。
世家篇にしろ列伝篇にしろ、つまらないと思ったら飛ばせば良い、しばらく後で又読む
と面白かったりする、二千年以上前の作品と思えないくらい新鮮だ。
41 :
無名草子さん:2005/04/09(土) 02:15:54
42 :
無名草子さん:2005/04/11(月) 01:48:07
『野ブタ。をプロデュース』が思っていたよりもおもろかった。
これが芥川賞でも良かったんでないかと。
ただ、一部の笑い声の描写が(笑)だったのはいただけないが。
なにかイマイチ活気のないスレに救世主がっ!!!
.__
ヽ|・∀・|ノ <長くてお得ですよ〜
| |
| |
| |
| |
| |
| |
|__|
| |
ダンシンッダンシンッ
.__
(( Z/・∀・/ ヘコヘコ
/ /Z ))
( (
\ \
) ) ))
/ /
ヘコヘコ (( ( (
\__\
< <
理屈ありも含めると一番おもしろい小説は何になるのでしょう?
何でこんなにさびれているのか
46 :
無名草子さん:2005/04/20(水) 02:48:02
あげ太郎くん
48 :
無名草子さん:2005/04/20(水) 22:19:48
すっきすっきすっきすっきすーきっすきっ
あーいーしてーるーー
すっきすっきすっきすっきすーきっすきっ
いっ〇ο〇ーさん!
49 :
あい ◆8udsPUAZG2 :2005/04/20(水) 22:47:33
タイタンの妖女
hosyu
/| , ,
|/__ ',
ヽ| l l│<ハーイ
┷┷┷
52 :
無名草子さん:2005/04/29(金) 10:29:25
「女子高生輪姦地獄」
53 :
無名草子さん:2005/05/01(日) 02:02:49
過疎ってるな〜、みんなどこいっちまったんだ?
>>53 思い思いの本を紹介しおえて、本の国に帰ったんだよ。
55 :
無名草子さん:2005/05/01(日) 02:26:31
シェイクスピア。
騙されたと思って読んで見ろ。
家族狩り
天童荒太
新潮文庫
昨今流行の泣かせる計算は一切なし。
その分、描写のリアリティやメッセージがこれでもかと詰め込まれていて、
ストーリーも重厚。
長編で、文章も硬いけど、あっという間に読めます。
たぶんガイシュツ。
>>56 文庫版ではかなり改変したってきいたけど。
残虐描写を減らしたとか。
「御宿かわせみ」シリーズ
平岩弓枝
文芸春秋
江戸時代後期の捕り物。奉行所与力の次男坊と元・同心の娘で宿屋を営む女将が主人公。
登場人物たちがつつましやかに助け合いながら生きていくところがすがすがしい。
その代わりチャンバラは控えめで、主人公はセクースばかりw
>58
この作品って有名なの?
家にあって(多分親が放置)、中学校ぐらいのときに一気に読んだ記憶が。
時代物はあまり読まないけどこれは好きだったw
>>59 有名だよ。何度かTVドラマになってるし。
親父が去年くらいに偶然ドラマ見たらハマったらしく、
取り憑かれたように文庫集めてた。>かわせみ
●シドニィ・シェルダン
真夜中は別の顔
トイレまで持ち込んで読んだ。
初めて読んだS・シェルダン物だったから
こんな面白い小説書く人がいるんだ、と驚いた。
謎めいた美女、引く手数多の美男、もてない才女、冷徹な富豪
登場人物一人ひとりの個性にハマリまくったな。
その後も何冊か読んだけど流石にはじめの感動はもう無いかな。
> こんな面白い小説書く人がいるんだ、と驚いた。
スレ違いだチュウのジュウジュウと分かった上で言わずにおれません
世の中にはこれより三千倍くらい面白い小説がイッパイイッパイありまっせ
是非のも読んでみなはれ
あー、
>>62が 羨ましくて羨ましくてショウガナイ。
64 :
無名草子さん:2005/05/05(木) 01:19:29
宮部みゆきの「火車」
メチャクチャおもしろかった、
小説の中に出てくる女性にものすごく会いたくなった
>>64火車は面白いよね〜。あと、レベル7も好き!
66 :
無名草子さん:2005/05/05(木) 01:56:02
>>65 宮部さんの作品は「火車」が初めてだったので
今度「レベル7」読みます
宮部の退屈な文章をよく読んでいられるね……ある意味尊敬。
68 :
無名草子さん:2005/05/05(木) 03:45:25
宮部好きなら松本の「点と線」とかよ
69 :
無名草子さん:2005/05/05(木) 03:51:44
「火車」読むくらいなら松本の「ゼロの焦点」読めよ
まあいいじゃないか
清張の中では「砂の器」が好きです
読書が好きになったのは辻仁成の『旅人の木』だった。
今じゃ全然読む気になれなくて彼の本は処分したけど
この本だけは捨てられない。
小説の面白さだけで比較すれば評価は決して高くないけど、
この小説を読むと初めて読んだときの気持ちを思い出したりして
他の小説では得られない感動がある。
もっと面白い本はあるけど、
読書するきっかけになった小説は数少ないから。
このスレ住人にどれほど非難されようが不動の一冊。
まぁ、これは「屁理屈付き」なので
スレ違いsage
75 :
無名草子さん:2005/05/06(金) 00:45:47
松本清張って4文字漢字だと威圧感あるけど、
松本だけだとどこにでもいそうで、なにより俺の友達の松本の顔思い浮かべちゃってワロス
76 :
無名草子さん:2005/05/06(金) 00:53:30
>>73 宮部の文章がつまんないだけだろ。
アイツの本を褒めるのって、ろくに本を読んだことない奴らだけだろ。
おもしろいと思う小説のこと以外はスレ違い。
78 :
無名草子さん:2005/05/06(金) 01:33:37
つまり宮部はスレ違い。
【題名】 世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド
【著者名】 村上春樹
【出版社】 新潮文庫
春樹の最高傑作やね
【題名】 蜜柑
【著者名】 芥川龍之介
【出版社】 青空文庫
龍之介の最高傑作やね
81 :
無名草子さん:2005/05/06(金) 20:12:51
あいにく春樹のような官能小説は、
おれの彼女なんて春樹好きなくせに、フェラしてくれない。
どーなってんだよ。
【題名】 笑傲江湖(全七巻・単行本)
【著者名】 金庸
【出版社】 徳間書店
金庸の武侠小説は好き嫌いが分かれそうだけど、はまる人は相当はまるね。
多分一番面白い笑傲江湖は徹夜して読んだ。1巻目の後半から止まらなくなる感じ。
金庸作品は全作が単行本で出ていて、書剣恩仇録、碧血剣、侠客行の三作は文庫化もしている。
最初に読むなら、比較的短めの碧血剣辺りがいいと思う。
碧血剣読む前に司馬遼太郎の韃靼疾風録読んでおけば、時代背景理解しやすいと思う。
83 :
無名草子さん:2005/05/06(金) 22:28:03
>>67 火車は私も好きです
まさに、屁理屈抜きでおもしろいと思いますね。
85 :
83:2005/05/06(金) 23:36:20
>>84 ごめんごめん(笑)
ちなみに私は村上春樹の作品もけっこう好きなのですが、
そういう人にお勧めの作家さんはいますか?
>>85 レイモンド・カーヴァー
リチャード・ブローティガン
87 :
無名草子さん:2005/05/07(土) 03:27:10
88 :
無名草子さん:2005/05/07(土) 13:43:44
「うわさのズッコケ株式会社」だな。本はいっぱい読んだが
二度以上読んだ本はずっこけシリーズだけだ、これをガキンチョ
に読ませれば読書好きになるはず
89 :
無名草子さん:2005/05/08(日) 02:19:07
マンハッタン少年日記 ジム キャロル
「デイヴィッド・コパフィールド」ディケンズ
なんだかんだ言ってもモームが選んだ
19世紀の十代小説は面白いものが多い。
93 :
無名草子さん:2005/05/11(水) 22:07:55
『AΩ』小林泰三
こんげなSFは読んだことない。全編に漲る勢いに圧倒されました。牧野修『傀儡后』も惜しかった。後半もうちょっとメリハリがついてたら最高の世界崩壊小説になっていた。
94 :
無名草子さん:2005/05/11(水) 22:30:00
出品者: hitopno1
取引の評価: 過去12ヶ月間の評価4.8つ星(評価数34)
この出品者の評価は、 62(全評価) です。
コメント: - グットコンディション。帯びあり。一気読み!品質業界no1
95 :
無名草子さん:2005/05/12(木) 21:50:48
坂の上の雲・・・長い小説と言うより記録、日本国のサクセスストーリー
だし、とにかく面白い、巻を置かず夢中で読んだ
ここの住民があまり知らない傑作を。
「デルフィニア戦記」(全18巻)茅田砂胡
中公文庫
芥川龍之介の河童っての面白かったよ
この人なかなか才能あるね
>>97 お前に褒められて芥川もあの世で喜んでるだろうよ
99 :
無名草子さん:2005/05/18(水) 00:01:20
>>96に続いて、こういう本は一生読まないだろうという本。
非常に買いにくいが面白い作品を。
少女小説だが大人の俺でもとても面白かった本です。
「流血女神伝」なんだが、サブタイトルしか
書いていないので読む順番が分かりにくい。
読む順番は、
帝国の娘(前、後編)
砂の覇王(1〜9)
女神の花嫁(前、中、後編)
暗き神の鎖(前、中、後編)須賀しのぶ、コバルト文庫
まだ、完結していなくてこれから最終章が発刊されます。
内容は、色々な国々の事情や王様達に翻弄されながら
自分の運命に立ち向かって行く少女の話です。
100 :
無名草子さん:2005/05/18(水) 01:01:13
西秀夫
「虚空を知っているか」
山田風太郎の「明治断頭台」はラストゾクゾク来たな。エスメラルダ萌え〜
102 :
無名草子さん:2005/05/24(火) 02:03:06
半村良「石の血脈」
ジェフリー・アーチャー「ケインとアベル」
遠藤周作「深い河」
石川好「ストロベリーボーイ」
103 :
無名草子さん:2005/05/24(火) 06:43:58
宮部みゆき「火車」
104 :
無名草子さん:2005/05/24(火) 07:13:24
本ぐらい読んでるんだろうな?
せめて500冊。
CDは新品のを買って、ちゃんとたしなんでるのか?
最低、300枚以上持ってて聞きかじってないと、恥ずかしいぞ?
そんなもんでいいの?
内容次第でしょ。500冊はまあ良いとこなんじゃ。
CDを新品で買えってのは意味不明だが。
そもそもこれのどこが恥ずかしいことなのかわからん。
きっと思春期真っ只中なんだろうな
中二病か
義母x義妹x?・・・親子丼
保守
113 :
吾輩は名無しである:2005/06/06(月) 12:11:45
tr
114 :
無名草子さん:2005/06/06(月) 20:57:16
「ザ・スタンド」
「本格小説」
「神は沈黙せず」
「八犬傳」
「伝説なき地」
オススメですぜ。
小林信彦『極東セレナーデ』
買ってすぐに全部読んだ小説なんてこれくらい。
(あとの小説は面白くても時間がかかる)
116 :
無名草子さん:2005/06/09(木) 01:32:04
村上龍 5分後の世界
貴志祐介 青の炎
桜井亜美。
117 :
無名草子さん:2005/06/09(木) 02:44:35
大石圭 角川ホラー文庫 殺人勤務医 アンダー・ユア・ベット おもしろい てかこの人個人的に好きなんだけど 人気ないんかな??
『猫と庄造と二人のおんな』だろう。
谷崎の最高傑作だと思うぞ。
119 :
無名草子さん:2005/06/09(木) 12:20:49
司馬の中では「坂の上の雲」が人気があるが
私は何気に「関が原」が一番のお気に入り
マイクル・クライdは面白い。特にジュラシックパークはおすすめ。
121 :
無名草子さん:2005/06/10(金) 02:48:01
有明夏夫
「俺たちの行進曲」
井上靖
「夏草冬濤」
【題名】 皆月
【著者名】 花村萬月
【出版社】 講談社文庫
読んでみたら予想外に面白かった。
ちとエロシーン多すぎな気もしたが
123 :
無名草子さん:2005/06/19(日) 21:23:31
ガダラの豚読んだ
何これ・・・一巻とかほとんどいらない内容じゃないか・・・。
で、特に盛り上がりもなく最後の主人公のあれには閉口した。
全く面白くないよこれ・・・びっくりの駄作。
124 :
無名草子さん:2005/06/19(日) 21:37:09
「セーラー服をぬがさないで」葉月里緒菜/著
「五月雨涙の恋時雨、時雨は時雨でもわがままに」中島美香/著
「いつまでもぼくのそばでおやすみよ」伊良部/著
「愛のもみしだき、関節炎になるまで」クリントン/著
「きみの影でかくれんぼ」大塚あいのヒゲはいつでも桃色りんご/著
【題名】ガダラの豚
【著者名】 中島らも
第一部のおかげで、やや荒唐無稽な第二部以降の展開もまったく無理なく受け入れられた。
ものすごく緻密で洗練された構成だと思う。
人間の精神世界に関する薀蓄をこれでもかと詰め込んで、なおかつエンターテイメントとしての
山場も多く盛り込み、ガジェットもいろいろ詰め込みまくって大盛り上がり、びっくりの傑作。
126 :
無名草子さん:2005/06/19(日) 21:48:28
【題名】 ゼウスガーデン衰亡史
【著者名】 小林恭二
【出版社】 ハルキ文庫
圧倒的なホラ話。
127 :
無名草子さん:2005/06/19(日) 21:55:43
128 :
無名草子さん:2005/06/19(日) 22:12:36
ガダラの豚は滅茶苦茶だったな。特に3部。
なにかすっっごーーいおもしろい本が読みたいです。
ん〜読んでて不思議だなぁって思う感じの・・・
エロもすき。なんかないっすかね?
結末がビックリとかホラーも好きです。
図書券いっぱいあるから早く使いたい
>>129 よーし。レオノーラ・キャリントンの「耳ラッパ」だ。
ウィリアム・バロウズの「裸のランチ」だ。
ミヒャエル・エンデの「鏡のなかの鏡」だ。
レイフェル・アロイシャス・ラファティの「九百人のお祖母さん」だ。
稲生平太郎の「アクアリウムの夜」だ。
ピーター・ソーヤー・ビーグルの「最後のユニコーン」だ。
メジャーでは夢野久作の「ドグラ・マグラ」だ。
スティーブン・ミルハウザーの「エドウィン・マルハウス」だ。
全部すごい面白くて不思議だ。「結末ビックリ」も「ホラー」もすこし混ぜた。
マジレスすると「アクアリウムの夜」がこの中では一番良いと思う。
角川スニーカー文庫だ。
伝説の作品だ。
131 :
無名草子さん:2005/06/19(日) 22:40:27
村上春樹「ダンスダンスダンス」
132 :
無名草子さん:2005/06/19(日) 23:15:02
私は荻原規子先生の勾玉3部作が好き。
ファンタジーというか、昔の話というか、ジャンルは何になるかよくわからないけれど、面白い!
「空色勾玉」「白鳥異伝」「薄紅天女」どれもお薦め!
133 :
132:2005/06/19(日) 23:20:29
↑
すみません。
書き忘れてましたが、徳間書店です。
ではここで『高丘親王航海記』澁澤龍彦を推しておこう。
135 :
無名草子さん:2005/06/20(月) 21:14:39
いい加減ガダラの豚が一番なの消してくれ
初期のスレにいた工房あたりが騒いだだけだろ
消してくれもなんも、集計は集計だし
いくらでも自演のできるこの板で、
はたして集計がどれだけの意味を持つのか。
確かにね、ガダラの豚は傑作でもなんでもないし。
読みやすくて呪術関連のウンチク等が盛り込まれてるだけ。
内容としてはメチャクチャ。
君いつもいるね。いつもそんなことばかりやってるね。気付いてるかい?
はっきり言って誰も君のこと相手にしてないよ?わかってるの?
それって、自分ではおもしろいと思ってやっているんだろうね。
きっと、薄ら笑い浮かべて、無意味な書き込みしてるんだろうね。でもさぁ、
君以外の人には全然おもしろくないんだよ。
もしかして自分でもおもしろくないのに機械的にカキコしているんじゃないの?
自分でも何してるのかわからなくなってるんじゃないの?
家族からも近所からも煙たがられているんだね。
友達も彼女もいないんだね。会社でも浮いているんだね。どこに行っても
相手にされないんだね。ネットでも無視されてここに流れ着いて来たんだね。
ここでさえ相手にされてないじゃん。どうするの?かわいそうに。
もう駄目じゃん。生きていても何もいいことないよ?
どうせ誰からも相手にされないんだから、死んだ方がいいんじゃない?
相手にされないから奇抜な言動で注目を浴びようと必死なんだね。
始めは少し注意を向けてもらったのだろうけど、もう飽きられて完全に
無視されているね。それって迷惑なんだよ?気付いてる?
おもしろくもないのに、意味不明なカキコされても目障りなんだよね。
さようなら。この世から消えてくれ。君いるだけで迷惑。
せめて最後ぐらい人里離れた山の中で自殺してね。
>>138は屁理屈。ここは屁理屈抜きで面白かった小説を挙げるスレだから。
141 :
138:2005/06/21(火) 18:34:56
,,,,,,,,,,,,,,,,,,
,/ ,,,,,,,,,,,,"'ヽ、
/ ,,,/" `ヾ, .`ヽ,
./ /" .ヾ, .ヽ
i /o ,,;:::"" ヾ、 ,,i_
i.i0 ",〆,ソ, v, r.i
. i ヽ, ,,〆,,,, ""` ヾ6|
. ヾ i, , 〆,, \, 、 .ヽj 夢職とかいてニートと読む自分は勝ってると思います
. ヾ, "" , ο). ヽ, i
ヽ /τ",,=ニェ,, ),、 . i
i, i 〆エェxノ" ii,
ヽ ヽ ヾ-==~ ,ヽ
. ヽ,, ,,ノ \
`ヽ ,,,,,__,
ヽ,
142 :
無名草子さん:2005/06/21(火) 20:32:01
つーか屁理屈抜きでおもんない
なんかガダラの豚がけなされると
必ず出てくる奴がいるな。
144 :
無名草子さん:2005/06/22(水) 01:05:32
けなされてムキになるだけでどう面白いかは全く言わない人はいる
145 :
無名草子さん:2005/06/23(木) 00:02:11
失われた世界
A・C・ドイル 創元推理文庫
よくわからんが、今ではありえないかもだけど(色んな技術の進歩のことね)単純にワクワクしながら読んだっけ。
チャレンジャー教授バカかっこいいぞ。
京極のも好きだけど、ああいうリアルには知らないけどなんとも懐かしいとかそいう世界観の中に入れる小説好きだ。
146 :
無名草子さん:2005/06/23(木) 01:30:35
147 :
無名草子さん:2005/06/25(土) 16:11:04
風来忍法帖より、面白い小説を教えてください。
だから 「ガダラの豚」 だ
150 :
無名草子さん:2005/07/01(金) 00:53:37
なんだかネタ切れ、全部既出で、
全然育ってないんですねこのスレ。
つーか最近面白い小説が出てないっちゅーことですね、
さびしいっすね、で、age
151 :
無名草子さん:2005/07/01(金) 00:55:47
ガダラの豚、さがして読んでみるよ
152 :
無名草子さん:2005/07/01(金) 01:26:16
『シャラポワと乳首の追いかけっこ』新潮社
『あれってノーパン?』角川文庫
『シャラポワいざワールドカップへ』河出書房
153 :
無名草子さん:2005/07/01(金) 02:05:09
というかここに挙がってる本、特に上のほうにあるのは
何故か全然面白いと感じない
ガダラの豚?火車?
冗談はやめてくれ
154 :
無名草子さん:2005/07/01(金) 02:12:01
すべてがFになる 森博嗣
魍魎のハコ 京極夏彦
どっちもシリーズになってるから面白い。キャラに愛着がわきます。
155 :
無名草子さん:2005/07/01(金) 04:06:20
「SAW」の小説
コニー・ウィリス『航路』。
一切前情報を入れずに読むのがいいよ(という前情報でもすこしまずいくらい)
>153
一番かどうかはともかく、「火車」がツマンネとか言い出す方は、こういう場で情報交換をする
のには不向き、と思うんですが…
「ガダラの豚」は読んでいないので分かりません。
前ここのスレで話題になってて
帚木蓬生読んだけど、もし読んでなかったらお勧め。
自分は嵌ってこの人の全部読んだよ。
一部はアレレというのもあるけどね。
159 :
無名草子さん:2005/07/01(金) 19:08:41
>>157 俺も「火車」つまんないと思うぞ。
好きだという人がいるのもわかるけど、
絶対に何度も挙げてる人がいたんじゃないかと思う。
そう考えると2chでの統計って意味ねえな。
161 :
無名草子さん:2005/07/02(土) 22:27:10
檸檬
162 :
無名草子さん:2005/07/02(土) 22:48:35
犯人に告ぐ
163 :
無名草子さん:2005/07/02(土) 23:53:18
ここいらで真剣な票集めをしたいね
ガダラの豚が一位とか論外
>>159-160 自分が面白いと思った本を挙げるスレなんだから、
他人が挙げたものにたいして「それは面白くない」だの
「その本を挙げてる奴は同一人物だろ」というのは無粋。
他人の感性に難癖つけてはいかん。
「全ての人が面白いと言える本を挙げるスレ」ではないんだから。
165 :
無名草子さん:2005/07/03(日) 00:46:04
>>164 先に他人の感性に難癖つけたのは157なんだが。
153は一応、他人に対して文句を言ってないようにも見えるし。
167 :
無名草子さん:2005/07/03(日) 01:48:08
>>166 他人に文句は言ってないぞw 自分で納得がいかないだけで。
ちなみに先に他人の感性に難癖つけたのは157なのは確かだし
火車が糞なのも確かだと俺は思う。
168 :
165:2005/07/03(日) 02:03:01
>冗談はやめてくれ
こりゃ明らかに文句だろ。
> 一番かどうかはともかく、「火車」がツマンネとか言い出す方は、
>こういう場で情報交換をするのには不向き、と思うんですが…
こっちの方がよっぽど自分勝手な文句でないかい?
これだから宮部ヲタは・・・
そもそも一人一票(一作)ってわけでもないのに
ランキングを作ることがおかしいんじゃないかと俺は思うが。
172 :
無名草子さん:2005/07/03(日) 03:10:10
>>170 ∇初代1の言葉
作品の評価はともかく(←ココ重要)
>>171 ちなみに手っ取り早く「結局どの本がおもしろんいだYO!」という人は
過去スレを集計した殿堂入りおもしろい本リスト
君等は
>>1をよく読み給え。
ぶつくさ文句言うより、僕らは君らの推薦する
「面白かった・一気に読めた」本を望むよ。
173 :
無名草子さん:2005/07/03(日) 03:14:00
>>172 その殿堂入りおもしろい本リストが
アテにならないという話をしてるわけで
リストを見直すいい機会だと思うよ
174 :
無名草子さん:2005/07/03(日) 03:22:04
>>173 いま見てきたw
ガダラ、火車、燃えよ剣、罪と罰、黒い家は既読だが
たしかにアテにならん。
もっと他に有るだろうと言いたくなるのは判るw
読めば判るから、そんな怒らなくてもいいんじゃないの。
↑
ランキングサイトの1ページ目だけ。
176 :
無名草子さん:2005/07/03(日) 03:35:29
>>173 だれも当てになるなんて思ってねーよ。
どーせ手にとってパラッと速読して読むかどーかの
参考にするくらいで。
個人の教養とか嗜好性とかあんだから、
面白かった本とその理由書いてりゃいいんだよ。
177 :
無名草子さん:2005/07/03(日) 03:37:50
「他人の評価に文句を言わず、自分が面白いと思ったものを挙げる」
それがこのスレの主旨でしょ?
何が面白いかなんていうのは人・時代によって違う訳だし。
短い紹介文含めてその情報が自分に合うか取捨選択しながら
スレ進行を楽しむのがこのスレの意義だと思うのですが。
何が面白いかを議論したい人は別スレ立ててやれば良い。
179 :
無名草子さん:2005/07/03(日) 03:45:01
オモシロイの意味が違うかもしれないが
理屈抜きに一番笑ったのは
吉里吉里人
井上ひさし
新潮社
笑いすぎて読み進めなかった。特に第3章。
ちなみに私は九州出身。
1,2年前ほどに映画化された村上龍の本(題名失念)があったが
それを面白いと思うのは単に会話が九州弁だから?
吉里吉里人はクドイまでに方言の笑いのツボを徹底していて素晴らしい。
180 :
176:2005/07/03(日) 03:46:42
俺にも誰か同意しろよ。
181 :
無名草子さん:2005/07/03(日) 03:49:50
182 :
無名草子さん:2005/07/03(日) 03:51:05
文学部唯野教授
筒井康隆
>>180 同意なんてレスは8割がたが自演なんだから気にするな
歴代スレのまとめサイトをブックマークってる人は
貼ってください。お願いします。
185 :
無名草子さん:2005/07/03(日) 07:46:22
ミスティックリバー面白かった
186 :
無名草子さん:2005/07/03(日) 08:32:27
『見えざる神々の島』だったかな?
金原ひとみの父ちゃんが翻訳をしています
作者の名前は忘れちゃったけど
ダンテの神曲を摩する威力のある作品でありました。
難くせつけられるもんならつけてみろ、という作品です
187 :
無名草子さん:2005/07/03(日) 10:20:32
【題名】 夫婦茶碗
【著者名】 町田 康
【出版社】新潮文庫
188 :
無名草子さん:2005/07/03(日) 17:37:04
つーか大して本を読んだこと無いのにこれが面白いとかあれが面白いとかが
わかるわけがない
読書歴浅い人は自粛して欲しいね、ほんと。
ガダラとか過去スレ見たけど明らかに厨房が漫画代わりに読んでマンセーしてるだけw
文句言うぐらいなら全部リストにある本読んでみろよ
感性の話じゃないってわかるから。
189 :
無名草子さん:2005/07/03(日) 18:40:54
中二の俺が屁理屈抜きで面白かった小説を教えるよ!
「模倣犯」宮部みゆき
「R.P.G」宮部みゆき
「十三階段」高野和明
「グレイヴディッガー」高野和明
「クリムゾンの迷宮」貴志祐介
「天使の囀り」貴志祐介
「バトルロワイアル」高見広春
「宣戦布告」麻生幾
「自由死刑」島田雅彦
「ZOO」乙一
「平面いぬ」乙一
「姉飼」遠藤徹
「トカジノフ」戸梶圭太
「トカジャンゴ」戸梶圭太
「木島日記」大塚英志
「LAST」石田衣良
「問題温泉」椎名誠
「昼のコント・夜のコント」筒井康隆
「笑うな」筒井康隆
「くだんのはは」小松左京
「となり町戦争」三崎亜紀
「夏の葬列」山川方夫
「黒い雨」井伏鱒二
面白いから読んでみてね
「ミシン」嶽本野ばら
なんか妙にガダラの豚に粘着するやつがいるな。変なの。
まあそれはそれとして、古川日出男「アラビアの夜の種族」に一票。
本についての本を読みたい人におすすめ。
蟲惑的かつバカな本。
192 :
無名草子さん:2005/07/03(日) 21:06:06
ガダラがリストの一位だからだろw
ありゃ関西の吉本新喜劇を見て育った人間らしい小説ですよ
194 :
無名草子さん:2005/07/04(月) 01:45:31
亡国のイージス
福井晴敏
講談社
>>188 山周賞候補でいいとこまでいったんだけどな
エンタ系の書評子でも絶賛だったろ>ガダラ
どんな本でも楽しんだもの勝ちだよ、結局は。
197 :
無名草子さん:2005/07/04(月) 19:53:32
作家で挙げるなら
重松清
石田衣良
戸梶圭太
金城一紀
乙一
馳星周
伊坂幸太郎
この7人は夢中になってしまう。
ガダラ、バトルロワイアル、クリムゾンの迷宮ととにかく殺し合いが屁理屈抜きで一番面白いってことか
200 :
無名草子さん:2005/07/05(火) 23:50:35
正直、市川拓司より島本理生の方が文章力があるような気がする件について
ガラダの豚って本は有名なんですか?
本屋の姉さんに聞いたら、無いって笑われました。
古本屋行け いっぱいあるだろ
カダラは大事にしましょう
暑いね。汗をかいたときはダカラ。
206 :
無名草子:2005/07/13(水) 14:53:23
シュテファン・ツヴァイクの小説はどれも理屈ぬきで面白い。「アモク」とか「目に見えないコレクション」とかな。
207 :
無名草子さん:2005/07/13(水) 15:14:13
野阪昭如著『死刑長寿』
喧嘩売ってる。
「コインロッカーベイビーズ」村上龍
209 :
無名草子さん:2005/07/14(木) 17:04:38
創元推理文庫にはいっているポーの小説は、全部面白い。
210 :
無名草子さん:2005/07/14(木) 17:14:19
悪童日記
アゴタ・クリストフ
早川書房
読み終わった後に目の前が真っ暗になった。
もちろん最高によろしい意味で。
211 :
無名草子さん:2005/07/14(木) 17:46:17
小林信彦「オヨヨ島の冒険」
オヨヨシリーズの1作目だけど、オヨヨシリーズすべて電車の中で読むのはやめましょう。
>>211 オヨヨ大統領シリーズは、今読むと少々イタい部分もある。
でも、どの世代になっても笑える部分があったけどね。
小学校時代は「為五郎おじさんがあっと驚いた」に笑い、
中学校時代は「未だそんなに人殺してないから。一人、二人、
それから夕べのお通夜の分」に笑い、
高校時代は「ディラン・トマス詩集と『雪国』の間に『ハレンチ
学園』が後ろ向きに挿してあった」に笑ったものです。
で、今は、振り出しに戻って「何っ?東京・大阪間は8時間では
なかったか!?」に笑っています。
213 :
無名草子さん:2005/07/14(木) 21:01:44
舞城王太郎
煙か土か食い物
圧倒された。敢えて改行してなかったり句点がなかったりで読み始めると止まらない。
暴力的な家族の絆再生の話とでも言うか
214 :
無名草子さん:2005/07/20(水) 20:09:42
「都立水商!」
笑えて泣けます。
215 :
214:2005/07/20(水) 20:16:33
出版社:小学館
著者:室積光
です。
216 :
無名草子さん:2005/07/20(水) 21:46:16
神々の山嶺〈上・下〉/夢枕 獏
男ならこれを読め。
218 :
無名草子さん:2005/07/21(木) 10:32:07
4TEEN石田衣良
これだけは石田のなかでも良かった(^^)ノシ
【題名】精霊たちの家
【著者名】イサベル・アジェンデ
【出版社】国書刊行会
二段組みでも結構な分厚さだが、一気に読み切ってしまった。
220 :
無名草子さん:2005/07/24(日) 19:55:20
閉鎖病棟:帚木 蓬生
今日読み終えた。今までに数百作読了してきたが、BEST3にはいる。
もっと早く出会えたいたらと思うほど感動した。
221 :
無名草子さん:2005/07/25(月) 01:06:33
「一番」面白かった小説じゃないのか?
∇初代1の言葉
作品の評価はともかく(←ココ重要)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
あなたがいままでで、一番時間を忘れ夢中で一気に読んでしまったような小説を教えてください。
一番といっても、複数あってもかまいません。
>>1
223 :
無名草子さん:2005/07/25(月) 01:55:28
「物語り」を読んでるのは時間の無駄だと思うが如何?
「物語り」を読んで得られる物は何かな?
「物語り」を読んで感動するのはテレビのドラマを視て
感動しているのと同じではないのか?
「そう思いたい奴には思わせておけ」式の答えではなく
考えを聞きたい
スレ違い
>>223 テレビは映像がついてる故、想像の入る余地がない分、読書より受身である。
受身である分、能力が無くても楽しめる。
読書は文章を読み取り、自分の中で世界を構築する能力の無い人間には面白くない。
読書とテレビドラマの違いはここにある。
学び取れる人間は、無論テレビドラマからであれ、何からであれ、学べるが。
そんな事も分らない君にはもっと勉強してからこの板に来る事をお奨めする。
村上春樹の世界の終わりとハードボイルドワンダーランドかな
読んだときの年齢が重要だ、若いころに読んだ作品ってのは
自分の感性が影響してインパクトが大きくなる
小説は出来るだけ若いうちに読んでおくべき
【題名】R62号の発明・鉛の卵
【著者名】安部公房
【出版社】新潮文庫
鉛の卵、ありがちな題材だけどショッキングでした。
保守
乙一の平面犬。
たしか集英社
230 :
無名草子さん:2005/08/13(土) 12:07:34
野沢尚「深紅」
読み出すと止まらなかった。
ラストが何だけど。
231 :
無名草子さん:2005/08/13(土) 13:58:35
夏の庭
湯本香樹実
世界十数カ国で話題になり、いくつも賞を取っている作品。
児童文学とは思えない、大人も十二分に感動する作品。
232 :
無名草子さん:2005/08/14(日) 07:06:39
「深紅」前半は面白いが後半つまらん。
233 :
無名草子さん:2005/08/14(日) 11:37:54
佐藤愛子「私の遺言」
ある意味、自分が今生かされているのは何故か?
どんな因縁があるのか?と考えさせられたよ。
ホラーエッセイとはいえ、なかなかのものだったと思う。
厨とか言われそうだけど、
京極夏彦のうぶめの夏(変換出来なかった)。
を抵抗なく読めたら、それ以降は夏彦ワールドでした。
辞書みたいな厚さの本を常に持ち歩いていた。
今は文庫出てるから心配なっしんぐ。
235 :
無名草子さん:2005/08/29(月) 20:50:51
ガダラの豚
ここでは何故かたたかれてるけどおもろかったよ。
最後は無理がありすぎると思うけど・・・
236 :
無名草子さん :2005/08/29(月) 21:30:09
ゲイツキルの短編集 Bad Behavier
237 :
無名草子さん:2005/08/30(火) 00:12:33
とにかく乙一の本全般。彼は天才。
>>237 ひとりでいきがってんじゃねーぞ!
この厨房がッ!!
239 :
無名草子さん:2005/08/30(火) 02:18:45
死にぞこないの青はつまらなかったし、
GOTHと、夏と花火と私の死体は途中放棄した
乙さんでこれなら万人に面白いだろうというのあります?
【題名】 モンテクリスト伯(全7巻)
【著者名】 デュマ
【出版社】岩波文庫
爽快な復讐劇、ジワジワと相手を追い詰めていく
知的かつ紳士なモンテクリスト伯に魅力を感じる
無駄な背景、心理描写が無くテンポ良く話が進むので
文学初心者にもオススメできる
【題名】 田園交響楽
【著者名】 ジイド
【出版社】岩波文庫
盲目で白痴な少女を引き取った牧師(妻子あり)が
少女を教育し魅力的な人間へと成長させやがて二人に恋が芽生える
キリスト教の知識がないと少し意味が分かりにくいかもしれない
少女の純粋な思いに誰もが感動するだろう
>>239 そもそも乙一は万人向けじゃないからなあ
>>238の発言に愛を感じるのはオレだけだろうか?
244 :
美波:2005/08/30(火) 08:46:02
おれも感じる。乙一って言えばいいと思ってる奴多いな。
245 :
無名草子さん:2005/08/30(火) 23:11:19
元々時代小説好きだったが、平岩弓枝の「かわせみ」は
ココ10年以上はまってる。。。
246 :
無名草子さん:2005/08/30(火) 23:36:43
247 :
無名草子さん:2005/08/31(水) 10:15:01
248 :
無名草子さん:2005/08/31(水) 10:37:37
東野圭吾 「時生」 面白かったよ
249 :
無名草子さん:2005/08/31(水) 15:19:32
>>246 バリバリ系の時代小説好きには向かないよ。
複数でもいいとは言っても一番面白かった小説を挙げるスレだぞ
おまえら最近読んだ本片っ端からこれもあれもと言うてるだけじゃねえのか
251 :
無名草子さん:2005/09/01(木) 01:13:17
船戸与一 山猫の夏
直木賞の「虹〜」よりずっと良い。あと阿佐田の麻雀放浪記も外せない。
252 :
無名草子さん:2005/09/01(木) 02:02:44
リンダ・ラ・プラント
「凍える夜」
女だてらに警部補に、しかもノンキャリで、上り詰めた女が、
酒に溺れ、丸腰の少年を誤射してクビになり、結局売春婦になり全てを失う。
その後ある連続殺人に巻き込まれ…ってやつ。
これはおもろい。一気に読めるぞ。
島本理生
「ナラタージュ」
読んだんだけど良かった。
終わりに向かっていくあの展開も俺は好き。
当然といえば当然だけど後半の心理描写やなんかは映画になってるような有名どこより巧いと思うんだけどなあ。
あの主人公、いつまでもあんな感じで幸せになれるもんなのかねw
相手も同意のうえとはいえなにかと大変だろうな、と余計な心配をしてみるw
254 :
無名草子さん:2005/09/02(金) 23:02:56
このスレ煮詰まったら活用させてもらってます。
定期age
255 :
無名草子さん:2005/09/03(土) 17:09:04
>>251 船戸なら「夜のオデッセイア」のほうが好きだな
北米3部作のちょっとユーモラスなとこがいい
256 :
無名草子さん:2005/09/03(土) 17:33:54
【題名】星を継ぐもの
【著者名】ジェイムズ・P・ホーガン
【出版社】東京創元社
難解な用語がいっぱいで正直読むのが辛い部分もあったが
最後の一行を読み終えたときに襲ってきた満足感、爽快感はすごかった
257 :
無名草子さん:2005/09/03(土) 19:17:21
【題名】夜の果てまで
【著者名】盛田 隆二
【出版社】角川文庫
大学生と人妻の恋(;´Д`)ハァハァ
258 :
無名草子さん:2005/09/03(土) 19:22:22
cvcvc
259 :
無名草子さん:2005/09/03(土) 19:27:11
【題名】家族シネマ
【著者名】柳美里
【出版社】講談社
(;´Д`)ハァハァでした
260 :
無名草子さん:2005/09/03(土) 21:05:03
>>257 それタイトルに惹かれて読んだけどいまいちだったな。
べつに(;´Д`)ハァハァもしなかった。
261 :
無名草子さん:2005/09/03(土) 21:12:43
>>260 そうか。
ってか、オレが大学生で、年上の女性が好きだから(;´Д`)ハァハァできただけかも。
262 :
無名草子さん:2005/09/03(土) 21:21:39
山田風太郎の「忍びの卍」以上に面白い本はこの世に存在しない!
263 :
無名草子さん:2005/09/03(土) 21:59:17
【題名】疫病神
【著者名】黒川博行
【出版社】新潮文庫
264 :
無名草子さん:2005/09/03(土) 22:04:03
>>261 なんかね文章がよくなかった。結局大学生が年上の人妻と駆け落ちってそれだけの話だから、文章力のある人が書けばおもしろくなったんだろうけど。
そんな俺がおすすめするのはこれ
【題名】疾走
【著者名】重松清
【出版社】角川書店
15年という短い人生を文字通り<疾走>していく少年の姿に思わず涙。
途中(;´Д`)ハァハァして最後・゜・(ノД`)・゜・。ウワーンってなります。
265 :
無名草子さん:2005/09/03(土) 22:08:21
>>264 おおww オレがいまamazonでお気に入りしといた本だw
エイジもいい?
266 :
無名草子さん:2005/09/03(土) 22:08:33
ネットにも飽きてきたからこのスレに挙げられた小説読破してみよっかな
267 :
無名草子さん:2005/09/03(土) 23:29:28
>>265 もちろんエイジもいい。
俺は重松清は日本の最高峰の作家の一人だと思ってるんで。
この人の作品はほんとはずれがないよ。
その中でも強く勧めたいのは
送り火 これは一つの沿線を舞台にした珠玉の短編集珍しくホラー色の強い作品も収録されている。俺の中では短編集ではこれがベスト。
流星ワゴン 家庭崩壊、リストラに苦しむ主人公。死んでもいいよなーと思っていたある日事故で死んだ父子がワゴンのに乗って現れ<あなたにとって大切な場所>に連れて行ってくれるという。
そこにずっと関係のうまくいかなかった親父が主人公と同い年の姿で現れ四人の奇妙なドライブが展開される。
これに疾走を足した三作は絶対読んでほしいなと。
ほかにもいじめをテーマにした短編集ナイフ。タイムカプセルを掘り返す話トワイライトなんかもあるんですけど、長くなるんでここらへんで。
268 :
無名草子さん:2005/09/04(日) 00:07:39
白鳥異伝 荻原規子 徳間書店
私が読書好きになったきっかけ。児童書なのに、かなり好きだ。
分厚くて高いのに、シリーズ全部厨房のころ、少ない小遣いであつめてしまった。
269 :
無名草子さん:2005/09/04(日) 00:51:12
>>264 重松さんいいよね。
ビタミンFのパンドラって話は唸った。
そんな俺のセレクトは
名→ウサギの目
作→灰谷健次郎
出→(多分)角川
ふ〜んって感じで読んでて読み終わったら泣いてた。
重松好きな人はたぶんこれも好きだと思う。
最後の喫煙者 筒井康隆
271 :
無名草子さん:2005/09/04(日) 09:44:16
五輪の薔薇は夢中で読みました。
全盛期のロンドンの薄暗い雰囲気と迷宮のようなストーリーに酔いました。
【題名】DIVE !!1〜4
【著者名】森絵都
【出版社】講談社
水泳のマイナー競技、「飛込み」を題材にした青春スポ根
児童書だからすぐ読めて読みやすい。
あさのあつこの「バッテリー」が好きなら読んでみてください
【題名】ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ
【著者名】滝本 竜彦
【出版社】角川書店
青臭い小説です。でもこの青臭さが大好きです
273 :
無名草子さん:2005/09/04(日) 12:53:17
重松さんの定年ゴジラ好きです 父親に優しくなれる一冊 ドラマ化も昔されてた。文庫になってます
274 :
無名草子さん:2005/09/04(日) 13:57:56
【題名】漂流
【著者名】吉村昭
【出版社】新潮社
これは文句なしに面白い。無人島に漂着した男たちがいかにして故国に帰るか?
このエピソードはたしかTVでも何度か紹介されてたはず。これぞ娯楽小説。
【題名】死のロングウォーク
【著者名】スティーブン・キング
【出版社】扶桑社
「バトルロワイアル」がおもしろかったらこちらもおすすめ。
100人の少年たちが最後の一人になるまでひたすら道を歩き続ける。
生き残れるのは勝者のみ。なぜ少年たちは死のゲームに参加したのか?
リプレイ
276 :
無名草子さん:2005/09/04(日) 19:00:33
>>273 定年ゴジラが理解できるとは。 うーーーーん かなり年配。
277 :
無名草子さん:2005/09/05(月) 03:04:46
>>257 人妻の魅力がいまいち伝わってこなかったけど札幌人の自分としては今でも存在する店が出てきたりでなんとなくうれしかった。
北大生が主役なのもリアル感あった。
ただし小説としてはいまいち。
わくわく感はなかった。
三島由紀夫 仮面の告白
暇だったので本棚にあったのを久しぶりに読んだら爆笑
一気に読んだ
279 :
無名草子さん:2005/09/07(水) 19:58:37
小説業界も、手品みたいにネタ売買すればいいのに。
280 :
無名草子さん:2005/09/07(水) 19:59:19
ネタ売買→オチ売買
の方が良いかw
保守
マジレスするとズッコケ三人組
283 :
名無し物書き@推敲中?:2005/09/19(月) 12:24:15
読んでないな
284 :
無名草子さん:2005/09/19(月) 19:10:08
ガダラの豚に直木賞あげてたら、選考委員も見る目があったのに。らもさん落として取った作品ってどれだ?
285 :
無名草子さん:2005/09/19(月) 20:12:49
村上龍の「5分後の世界」
ズッコケ三人組なつかしいな…
287 :
無名草子さん:2005/09/20(火) 23:59:58
リアル鬼ごっこ
最初はあまりにも文章がガキっぽくてキレそうになったがだんだんそのスピード感にはまってしまった。
ただ、妹は実は無事だったを期待してたのに残念。
【題名】 塩狩峠
【著者名】 三浦綾子
【出版社】新潮文庫
あぁ泣いたよ。最期はもう…
>>287 ネタバレを堂々とカキコする、お前がガキっぽくてキレそうになった。
>>284 ガダラの豚は途中からドラゴンボールになったので論外
291 :
ホットカルピス(;´Д`)ハァハァ ◆PDG4DGZXd2 :2005/09/22(木) 19:21:37
>>290 (;´Д`)ハァハァ 面白いと思ったんだけどねぇ・・・最後らへんでドラゴンボールになっちゃったよねw
292 :
無名草子さん:2005/09/25(日) 05:10:29
最後は賛否両論あれ、全体としては間違いなくおもしろいねガダラの豚
恋愛かSFかホラーの小説で
面白いのありませんか?
>>284 ガダラは1巻目と3巻目だけでまとめられたら
賞は何かもらえたのかもと思うよ
2巻目のグダグダは読んでいてツライだけだから
審査員にそこを嫌われたんじゃないかと思っている。
そうかな。1.2が面白いという人が多いと思うけど。
2が一番おもしろいのに、あの部分がなかったらオワッテルような。
>>295 ガダラ読んでた当時は自分は丁度
「今夜すべてのバーで」を読み終わって
そのあとで読んだせいかもしれないけど
初めに登場する教授の取り巻きというか、知り合いになった
エスパーとか精神科女医とか記者とか
文庫では2巻目がダルダルの中だるみでこのキャラが続々
殺されるシーンなんだけど、案内役の奴がビールで逆恨みしたり
あそこ長いじゃん。というか何で活躍もしないで全員
アッサリ死ぬのかと(教授が力に覚醒するまでも長いけど)
主要人物は結局、教授と教授の家族と魔術師だけだから
内輪でもその辺りで2巻がダルイ・・って言ってたんだけど
ガダラは1と2が面白いって人の方が多いの?
>>296 あなたはいろんな意味で勘違いしすぎなのではないかと……
本の題名だけじゃなく、何が面白かったか
もう少し具体的に書いて欲しい。
その文章を読んで、書いた奴が馬鹿そうだったら
紹介した本も却下できる。
時間を無駄にしたくないから、是非
そうしてくれ。
五木寛之
四季シリーズは今の三十代女性必見ですぜ!
筆者入魂の作品ですから。
負け犬とか生ぬるい今の風潮ぶっとばすぜ!
…まあオレも負け犬予備軍ですが…。
つーかMORE世代はみんな知ってるか…。
恋バナ
本人が認めていることをわざわざ指摘しても仕方ないだろw
304 :
無名草子さん:2005/10/09(日) 11:57:51
肝心の理由が書かれていないのが残念だな
村上龍の5分後の世界はいいね
306 :
無名草子さん:2005/10/09(日) 20:12:58
重松清の短編集ナイフの中に入ってるえびす君と、卒業の中に入ってる追伸は大泣きしちゃいました。
307 :
無名草子さん:2005/10/09(日) 20:41:28
あさのあつこさんの本は、時間を忘れる!
308 :
無名草子さん:2005/10/09(日) 20:54:26
レボリューションNO3は時間を忘れる
309 :
sarai ◆miH/IrZnXA :2005/10/09(日) 22:23:58
筒井康隆
「旅のラゴス」
これ読んで「人生は旅だ」とか中途半端に悟った気になって、
ワゴン車に布団積んで西に向かって走り出したことがある。
我ながらとんちんかんな奴だ。
いまだに迷走は続いている。
310 :
無名草子さん:2005/10/10(月) 01:25:44
「旅のラゴス」は名作だね。
10代、20代、30代とそれぞれ読み返したけど
その時々で違った感慨がある。
40歳越えたらまた読み直したい。
311 :
sarai ◆miH/IrZnXA :2005/10/10(月) 06:26:58
同年代みたい
【題名】 僕の大好きな青髭
【著者名】 庄司薫
【出版社】中公文庫
中公いったいどうしたんだ?棚がほとんどないぞ!!
というわけで、薫くんシリーズ4部作の完結編。
葦舟ラー号どこへ行く?
【題名】 邪宗門
【著者名】 高橋和巳
【出版社】忘れた
掛け値なしに傑作
313 :
無名草子さん:2005/10/10(月) 12:18:49
>>285 村上龍の「5分後の世界」
これほんとに良かったね。かっこいい!
沙藤一樹「X雨」
315 :
無名草子さん:2005/10/10(月) 15:43:33
向山貴彦「童話物語」
「旅のラゴス」探しに行ってみようかな。今週暇なんで。
317 :
sarai ◆miH/IrZnXA :2005/10/10(月) 18:36:44
読んだら感想聞きたいな
318 :
無名草子さん:2005/10/10(月) 19:56:55
ウンコ
↑意味不明
残念ながら「旅のラゴス」発見出来ず。
明日、別の店で探してみます。
321 :
無名草子さん:2005/10/11(火) 14:35:00
5分後の世界/村上龍
単なるエロ作家だと思っていたけど、これ読んで改心。
こいつはすごいと思った。
322 :
sarai ◆miH/IrZnXA :2005/10/11(火) 23:10:05
小松左京
「青い宇宙の冒険」
読書人生が始まったばかりの頃の、最も鮮烈な読書体験。
手に汗握り、先を急ぎたくなる気持ちを押さえながら読んだ。
ラストは胸が苦しくなるほど切なくなった。
あれは純真な小学生だったからなのか、それとも今読んでも面白いのか。
もいちど読みたい。
でも絶版だべ、と思ったらまだ売ってるじゃん!
つーことで買って読みます。
感想書き込みます。
323 :
310:2005/10/12(水) 00:15:12
saraiさん、マジに同世代だね。
青い宇宙の冒険、青い鳥文庫で復刊されてすぐ手に入れたけど
やはり今読んでも面白かったよ。
324 :
無名草子さん:2005/10/12(水) 00:30:41
「旅のラゴス」すごく懐かしい!
あまりに筒井ワールドと違うのでびっくりしたよなー。
325 :
無名草子さん:2005/10/12(水) 00:56:17
>>321 俺も好きだよ、それ。
よくあんなん考えられるよな。
ラストも良かったし。
326 :
sarai ◆miH/IrZnXA :2005/10/12(水) 07:39:38
反応多くてうれしいなあ。
昔読んだ本を思い出してたら盛り上がって来て、おもわずスレ立てました。
ジュヴナイル!
というタイトルです。同カテゴリー。
今携帯からなんでリンク貼れません。気が向いたら検索してみて。
327 :
sarai ◆miH/IrZnXA :2005/10/12(水) 20:44:22
青い宇宙の冒険
ゲットお!
こ、この胸の高鳴りはなんだあ!
【題名】密やかな結晶
【著者名】小川洋子
【出版社】講談社文庫
怖いくらいキレイな世界にどっぷりつかった。
哀しすぎるんだけど、最後の優しさはもうなんとも言えん。
329 :
sarai ◆miH/IrZnXA :2005/10/13(木) 00:02:33
逢坂剛
カディスの赤い星
直木賞、と聞いてまず思い浮かべるのがこれ。
エンターテイメントはこうじゃなくちゃいけない。
じゃなくて、読まなきゃ、青い宇宙。
330 :
無名草子さん:2005/10/13(木) 04:19:47
ぼくらの7日間戦争
宗田理
大人に反発したい11歳の時に読んだこの一冊。最高に面白く感じた。
16になって読み返すと、恥ずかしくなるような話だが。
331 :
sarai ◆miH/IrZnXA :2005/10/13(木) 17:55:23
青い宇宙の冒険、読み終えました。
あー面白かった!
これは、ぜひ今の小中学生に読んでほしい。
そして、この優しくて、力強くて、健全なメッセージを受け取ってほしい。
そして、いい大人になってほしい。
ブギーポップなんて読んでる場合じゃないぜ!
スティーブン・キングのIT
中学生の時朝夕問わず読み耽った思い出
333 :
無名草子さん:2005/10/14(金) 00:58:50
既出だが、村上春樹「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」
25になる前に読むべし。
334 :
無名草子さん:2005/10/14(金) 01:38:03
「夏への扉」R・A・ハインライン ハヤカワ文庫だったと思います。
読んだのは中学生の頃。古典になるのかなあ。展開がテンポよくて、
SFにはあまりないハッピーエンドで、何回も夢中になって読みました。
若い頃だったから、あんなに面白かったのか・?自分の一番の本で人に言って
読んだことある人がいままでいませんでした。読んだことある人いませんかー。
335 :
sarai ◆miH/IrZnXA :2005/10/14(金) 06:08:00
もちろんありますよー。
海外SFはいまいちなじめない私ですが、あれは最高です。
なんたってヒロインの度胸がすばらしい。
336 :
無名草子さん:2005/10/14(金) 15:47:28
帚木 蓬生・・・臓器農場
高野 和明・・・十三階段
東野 圭吾・・・時生
重松 清・・・流星ワゴン
小杉 健治・・・父と子の旅路
それここれもすっごく面白かった。
基本的に笑える本はあまり好きではないので。。。。。
根本敬◆電気菩薩
小説ではないんだけど、
この本には物語の力を軽く越える何かがあった。
是非誰かに読んでもらって感想を聞いてみたい。
しかし現在は絶版プレ値。。。
AKIRA◆COTTON 100%
学生時代に読んだのだけど、
影響されまくり。
今まで何かを読んだり見たりで、
影響されることなんかなかったんだけど、
この一冊の本で世界の見え方が変わった。
これから先もずっと読み続けたい一冊です。
ポール・オースター◆ムーンパレス
物語の緻密なプロットなど、
読んでいて本当に勉強になる小説です。
物語の面白さに触れられる最高の一冊。
338 :
36歳主婦:2005/10/14(金) 18:45:54
モーム「人間の絆」
ベタだけど読ませるのよこれが。
同じくモームの戯曲
「夫が多すぎて」岩波文庫
これも最高!
すぐ読めるからすぐ読んで。
339 :
無名草子さん:2005/10/14(金) 22:05:00
カポーティ「冷血」。オモロ。
340 :
無名草子さん:2005/10/14(金) 22:50:49
野島伸司
ウサニ
ウサギのぬいぐるみに入ったイチゴの精霊と人間の男との切ない恋
『愛ってなんなの??』がテーマ
表紙からもう可愛い
341 :
馬鹿な小説家:2005/10/14(金) 22:55:33
YOSHIのDEEP・LOVEがょかったょ♪
でもちょっと変なところもぁるけど・・・
イッパイ人が死んぢゃぅけど、でも伝ゎるものゎたくさんぁるょ!
DEAR・FRIENDもょかったょ!これもYOSHIサンの!
ぁとゎチョコレートアンダーグランドかなぁ。
なんか子供にすっごく読んでホしぃかなぁ。。。
>>340 じょーくかと思ってくぐったらほんとにあるのね。
343 :
無名草子さん:2005/10/15(土) 13:58:24
エルヴェ・ギベール「ぼくの命を救ってくれなかった友へ」
エイズとかゲイなんかに対する偏見が一発で吹き飛ぶ。
集英社文庫で出てるのでぜひ。
344 :
無名草子さん:2005/10/15(土) 14:24:24
>>339 内容は、殺人事件のノンフィクションだけど、とてもおもしろいよね。
345 :
無名草子さん:2005/10/15(土) 14:53:41
一番かは知らないが、町田康「くっすん大黒」
346 :
無名草子さん:2005/10/16(日) 17:00:03
あげなきゃー。よいしょ。
347 :
無名草子さん:2005/10/16(日) 18:36:20
滝本竜彦のネガティブハッピーチェンソーエッジ。17歳の主人公の気持ちがリアル過ぎて、共感できた。今でも嫌な事があると読む。楽しい
348 :
無名草子さん:2005/10/16(日) 20:32:16
世界終末戦争
350 :
無名草子さん:2005/10/17(月) 02:56:53
ソープへ行けのヤツの『逃れの街』
一番ではないやもしれんが坊ちゃん面白かったよ。
神は沈黙せず
面白いらしくて寝る前にいつも読もうと頑張るが1分で眠くなる。
不眠症の方にお薦め。
353 :
無名草子さん:2005/10/19(水) 16:41:48
純文学ってヘビメタオタクがクラシックや洋楽ロック聴いてJpopバカにしてるようなもん?
354 :
sarai ◆miH/IrZnXA :2005/10/19(水) 19:30:30
いまやミステリなどのエンターテイメントのほうがはるかにデビューまでの敷居は高い。
プロットを練るのに費やされる思考の総量、アイディアを裏付けるために参考文献を探し、読む労力。
とにかく面白いものを作り上げるために努力を惜しむことができない。
今の純文学の作家は、そのへんがまったく甘いと言わざるを得ない。
テーマと文章が命だから、というのを逃げ道にしないでほしい。
高村薫あたりと同じだけの労力を注いでる人、何人かでもいるかな
355 :
無名草子さん:2005/10/19(水) 22:20:01
九月が永遠に続けば
でもぶっちゃけ高村薫は面白くないと思うんだ
うん。2ch的には釣りとしか思えない>高村薫
358 :
sarai ◆miH/IrZnXA :2005/10/21(金) 00:14:31
ほんというと好きではなかったりする。
けど、まあ、あの純文の作家以上にストイックな姿勢に敬意を表してみた
359 :
無名草子さん:2005/10/21(金) 00:22:44
愛と幻想のファシズム
村上龍
いつでも夢を
辻内智貴
晴れる
361 :
無名草子さん:2005/10/22(土) 03:27:32
ここで出ていないのを推してみる
・ドストエフスキイ「白痴」 少々冗漫に過ぎるきらいもあるが。
・モーパッサン「女の一生」 古典なのにこの通俗さ加減は。
・川端康成「山の音」 嫁と舅のやりとりがセピア色です。
・三浦綾子「残像」 どうしようもない悪党の話。後味わるし。
362 :
無名草子さん:2005/10/23(日) 07:43:55
有名ですが
フレデリック・フォーサイスの「ジャッカル」は
理屈抜きということであれば文句なし。
363 :
無名草子さん:2005/10/23(日) 21:08:19
双頭の鷲、女王陛下のユリシーズ号
男なら読んどけ
フルメタル・アルケミスト
スラムダンク
バガボンド
エデンの花
チンコのカス
370 :
無名草子さん:2005/10/29(土) 23:05:12
賢者の石
コリン・ウィルソン
推理創元文庫
一応SFという形態を採っているが、人間進化の可能性を探求する書物。
私の生き方にも、多大の影響を与えてしまった。
371 :
無名草子さん:2005/10/29(土) 23:19:04
沢木耕太郎「深夜特急」:20万円(当時)で香港〜ロンドンを踏破したノンフィクション物語。男なら絶対ロマンを感じる!!
重松清「疾走」:孤独の中で人との繋がりを求め続けた少年が駆け抜けた壮絶な軌跡を描く 映画化決定済み
372 :
無名草子さん:2005/10/30(日) 00:58:07
「イマイと申します」
読んどけ。とりあえず読んどけ。
373 :
無名草子さん:2005/10/30(日) 03:40:04
村上龍
男はすべて消耗品である(後半全般)
中島らも
アマニタ・パンセリナ
林 真理子
みんなの秘密
374 :
無名草子さん:2005/10/30(日) 03:53:43
村上龍
希望の国のエクソダス
375 :
無名草子さん:2005/10/30(日) 08:05:44
川上健一
翼はいつまでも
結構面白かったけど、なにか?
376 :
無名草子さん:2005/11/03(木) 20:54:17
結構面白かったけど、なにか?
377 :
無名草子さん:2005/11/04(金) 10:05:13
沙藤一樹の『不思議じゃない国のアリス』
読んだことある人いない?
とにかく、衝撃的だから一度読んでみて!
エエェェエェ(´Д`;)エェエェエ
って感じだから。
378 :
無名草子さん:2005/11/04(金) 10:08:55
↑ちなみに不思議の国のアリスの話とほぼ関係ないよ!
奇妙な現実って感じで。
379 :
無名草子さん:2005/11/06(日) 22:51:47
ありがとうございます
380 :
無名草子さん:2005/11/07(月) 08:41:45
スミマセン。一番とか感動とかじゃなく素直に面白かった本を挙げてくスレはないですかね。一応自分でも探しました。
381 :
無名草子さん:2005/11/07(月) 11:37:42
小川洋子
「博士の愛した数式」
最近読んだ物のなかでは一番面白かった
382 :
オヅ:2005/11/07(月) 11:52:54
すれ違いかも。スマソ。
誰か知ってたら教えて。
著者もタイトルもわかんないんですが、内容が「日本に大地震が起きて、でも自衛隊は海外派遣されてて不足気味。さらには北朝鮮に攻められる」って内容なんですがね。分かんないよね?こんな説明では
>>382 違うと思うけど、霧島那智の「北朝鮮日本侵略」?
でもやっぱり違うな。
385 :
無名草子さん:2005/11/08(火) 17:45:57
最強読んだ中では ミカ! 伊藤たかみ
素直な気持ちで読めたし読み終わった後久々にいい気分だったよ。
386 :
無名草子さん:2005/11/08(火) 19:35:27
私という運命について 白石一文
387 :
無名草子さん:2005/11/11(金) 13:44:01
浅田次郎の「日輪の遺産」
388 :
無名草子さん:2005/11/11(金) 18:34:12
田中芳樹の「銀河英雄伝説」
答場人物の生き様と死に様が本当にかっこいい
感動的なセリフやシーンが盛りだくさん
389 :
無名草子さん:2005/11/14(月) 21:21:42
アガサクリスティー「そして誰もいなくなった」
390 :
無名草子さん:2005/11/14(月) 23:26:04
【冷静と情熱のあいだ】
赤→青→赤の順に4だ
釣りでも煽りでもないよ
391 :
無名草子さん:2005/11/15(火) 02:20:13
前スレにもありましたが重松清の流星ワゴンは父子愛に感動です。あと北村薫のターンも前半疲れますが後半はガンガン進みました。
392 :
無名草子さん:2005/11/15(火) 03:47:57
西村健「脱出」
陰謀に巻き込まれ恋人を失った男が警察、自衛隊、さらには伝説の傭兵
部隊を相手に日本中を戦場にしながら暴れ捲る豪快アクション巨編。
無茶苦茶分厚いが一気読み出来てしまう位面白い。
393 :
無名草子さん:2005/11/15(火) 04:39:02
「リプレイ」グリム・ケンウッド(だっけ?)
何もかもうまく行かなかった男が主人公。
ある時男が死ぬと、それまでの人生が若い頃まで巻き戻されるという現象がおこる。
最初は男も喜んでいたけど、男が死ぬたびに、それが何度も何度も繰り返されることがわかり、苦悩するって話。
読んだ後爽快な気分になる
ケン・グリムウッドな
395 :
sarai ◆miH/IrZnXA :2005/11/15(火) 10:29:10
まちがいかた絶妙にかわゆい
396 :
kirinngu:2005/11/15(火) 11:32:54
397 :
無名草子さん:2005/11/15(火) 11:43:36
パターンで括っては彗眼気取ってるのか?
398 :
無名草子さん:2005/11/15(火) 11:53:38
男女問わず、不細工美人を問わず
殆どの人の顔には目と鼻と口がある。
その意味において人の顔なんて大差ないものだって言われたところで…。
399 :
無名草子さん:2005/11/15(火) 11:59:25
僅かな違いでまったくの別物。
少なくとも人の顔は。
400 :
無名草子さん:2005/11/15(火) 23:43:34
「亡国のイージス」はエンタテイメント性で言うならかなり楽しめた。
面白かったー!!って本を閉じたあと、
読み始める前に戻りたくてちびっと涙が出た。
401 :
無名草子さん:2005/11/16(水) 00:06:32
北方謙三の「ブラッティードール」シリーズ・・・男なら心が煮えたぎる。
浅田次郎の「プリズンホテル」シリーズ・・・笑って泣ける名作。
大沢在晶の「新宿鮫W無間人形」・・・シリーズ最高傑作のハードボイルド。
遠藤周作の「沈黙」・・・宗教の存在価値を考えさせられる。
吉村昭の「破獄」・・・脱獄に生涯を捧げた男の生き様がぐっと来る。
あくまで個人的な感想なのであしからず・・・
404 :
無名草子さん:2005/11/16(水) 11:21:04
>>401
「ブラディドールシリーズ」ですね
私も今6巻読んでるですが本当にどの巻の主人公も
惚れ惚れするほどかっこいいです
遠藤周作の「沈黙」はハリウッドで実写化の企画が
持ち上がっているらしいですよ
405 :
無名草子さん:2005/11/16(水) 13:21:26
車谷長吉著 『赤目四十八滝心中未遂』!
私小説の臨界点的本、だと思うのだが……
406 :
無名草子さん:2005/11/16(水) 15:16:59
小野不由美の屍鬼
407 :
無名草子さん:2005/11/16(水) 16:30:38
コナンドイルの失われた世界
408 :
無名草子さん:2005/11/16(水) 23:41:24
ここの板には初書き込みします。ので、何も分かりません。
お薦めの本を教えてくれるスレってありませんか?
410 :
無名草子さん:2005/11/16(水) 23:59:55
411 :
無名草子さん:2005/11/17(木) 00:05:38
>>410 あ〜覚えてない;実家にあるんだよ。確か岩波文庫のだったような…
413 :
無名草子さん:2005/11/17(木) 01:36:32
永遠の仔
二晩貫徹して読んだ
村上龍「昭和歌謡大全集」と続編の「半島を出よ」
先日、本屋で一気に立ち読みしたんだが評判のわりにおもろかったよ。一日潰れた。
ケン・フォレット「大聖堂」
416 :
無名草子さん:2005/11/18(金) 14:23:34
」
417 :
無名草子さん:2005/11/18(金) 18:21:08
重松清、好きだったんだけど、「疾走」の過酷さに気分が悪くなった。
以来、読む気になれない。。。。
418 :
無名草子さん:2005/11/18(金) 20:57:20
小説じゃないけど前野伸幸「23才のアンソロジー」
シナリオ短編集
419 :
無名草子さん:2005/11/20(日) 15:39:08
シナリオなら山田太一の「ふぞろいの林檎たち」もよかった
420 :
無名草子さん:2005/11/20(日) 16:07:11
申し訳ありませんが「読書家の思う町田康」のほうで意見を募っています。一言でも、カキコしていただければ幸いです。
421 :
無名草子さん:2005/11/20(日) 18:27:25
The twelve forces 海と大地をてなづけた偉大なる俺たちの優雅な暮らしぶりに嫉妬しろ!
戸梶圭太。
ハッチャメチャでありながら、とてもタメになる。
422 :
無名草子さん:2005/11/20(日) 22:40:05
舞城王太郎 新井千裕 沼正三の家畜人ヤプー
世界観が面白い
423 :
無名草子さん:2005/11/21(月) 00:49:50
有吉佐和子の『紀ノ川』
>>392 おれも読んだ。
最初は大藪春彦かぶれかなと思ったけど、軽妙なところもあってかなり楽しめた。
425 :
sarai ◆miH/IrZnXA :2005/11/22(火) 18:26:30
小松左京
日本沈没
徹夜本。
読んだあと地震が3倍怖くなります。
426 :
無名草子さん:2005/11/22(火) 23:29:09
「幻魔大戦」 集中一気読みした。 次々読めちゃう、あのオカワリ感がよい!
427 :
無名草子さん:2005/11/22(火) 23:36:28
前にちょっと話題になった、筒井康隆「旅のラゴス」。
新潮文庫おとなの時間フェアの対象本として
増刷されてます。読んでない人買うなら今。
そういう自分も徳間版持ってるのについ買ってしまった。
横山秀夫「半落ち」!
ついさっき読み返したばかりなので、つい。
読むたび読むたび泣いてしまいます。
>426
事情があって一気読みしたことがあるけど、平井和正がどんどん狂っていくのが
分かって気分悪かった。好きな作家だったのに…GLAは滅べ!
430 :
名無し物書き@推敲中?:2005/11/29(火) 12:13:38
i
431 :
無名草子さん:2005/11/29(火) 14:35:45
「東京タワー」
リリーフランキー
これはさらっと読めるわりに、ないちゃ
432 :
無名草子さん:2005/11/29(火) 18:18:09
川島誠の800!!
最高だった。
433 :
無名草子さん:2005/11/30(水) 03:29:30
影武者徳川家康
434 :
無名草子さん:2005/12/01(木) 08:27:34
「旅のラゴス」は駄作だと思うのだが・・。
435 :
無名草子さん:2005/12/01(木) 09:06:22
一番かどうかは分からんが、遠藤周作の作品は
概して先を読ませるものが多い。
436 :
無名草子さん:2005/12/01(木) 09:55:57
山田悠介のスイッチをおすとき
五回泣いた
舞城王太郎はだめ?
ファウストに掲載された「駒月まきこ」は傑作だと思ったんだけど。
438 :
無名草子さん:2005/12/03(土) 12:14:09
舞城の「煙か〜」はおもろかった。
1.miki piano
2.都忘れ
3.卒業まで、あと少し
4.道産子シーサー
5.level devil
6.出逢ってしまった二人
7.新曲(???)
泉鏡花さんの草迷宮
折口信夫さんの死者の書
この二つはまじで参った
後、小説とはちょっと違うかもしれないけれど、稲垣足穂さんの一千一秒物語も買って良かったなと思いました
カモメのジョナサン
おもすれー。短いのもいい。
東野圭吾「秘密」よんだ
めちゃおもしろかった
おやじの苦悩を書き尽くしたな
男なら泣けるよな。
444 :
無名草子さん:2005/12/08(木) 12:26:25
あげ
京極夏彦全て
貴志祐介全部
447 :
無名草子さん:2005/12/08(木) 17:47:52
放課後の音符
448 :
無名草子さん:2005/12/08(木) 17:54:17
伊坂幸太郎の「死神の精度」そして、
早く、10日発売の「砂漠」読みたい
449 :
無名草子さん:2005/12/08(木) 18:24:44
4TEENと夜のピクニック
450 :
無名草子さん:2005/12/08(木) 19:05:32
小説で一番嵌ったのは魔界水滸伝だったけど・・。
10代の話だからなー。
451 :
無名草子さん:2005/12/08(木) 20:23:06
深夜特急
452 :
無名草子さん:2005/12/08(木) 20:36:47
「透明人間の告白」
453 :
無名草子さん:2005/12/08(木) 22:19:42
青の炎
塩狩峠
白の闇 ジョゼ サラマーゴ
457 :
無名草子さん:2005/12/11(日) 23:48:53
池袋ウエストゲートパーク
458 :
sarai ◆miH/IrZnXA :2005/12/15(木) 22:48:09
神林長平
魂の駆動体
車好きなら熱くなる
459 :
無名草子さん:2005/12/16(金) 02:22:32
宮部みゆきの火車、レベル7
460 :
無名草子さん:2005/12/16(金) 02:58:52
461 :
無名草子さん:2005/12/16(金) 10:17:32
>>459 レベル7は面白すぎて4時間で読んだなぁ…
無意識のうちに速読能力が出た本
レベルは7には感謝してる
そんな俺は
『姑獲鳥の夏』京極夏彦
つーか作者名の時点で神
テラカッコヨス
462 :
無名草子さん:2005/12/16(金) 15:41:09
4TEEN・約束・IWGP・アキハバラ@DEEP…石田衣良
君の友達・卒業…重松清
Q&A…恩田陸
泡坂妻夫 乱れからくり
464 :
無名草子さん:2005/12/16(金) 22:37:15
椎名誠 水域 五木寛之 青年は荒野をめざす 村上春樹 ねじまき鳥クロニクル
465 :
無名草子さん:2005/12/21(水) 13:47:30
「朗読者」(ベルンハルト・シュリンク)
読み始め、最初の方はダラダラと続いていく。細かい描写が多い。
その場面の風景をイメージするに十分な情報が与えられるも、逆にそれが十分
すぎてイメージするのが面倒になる。
読み飛ばしていってようやく本題がちらちら顔を覗かす。一人の少年のおばさ
んへの思いが、胸にグッと来る。そういう俗的な面もありつつ・・・みたいな。
おもしろいよ
世界の中心で愛をさけぶ
467 :
無名草子さん:2005/12/21(水) 18:50:12
アガサの「そして誰もいなくなった」
一気に読み、気付いたら朝でした。
468 :
無名草子さん:2005/12/21(水) 21:07:46
ポール・オースター「幽霊たち」
469 :
無名草子さん:2005/12/23(金) 12:58:44
西秀夫「マンホール」
470 :
無名草子さん:2005/12/23(金) 19:53:56
「夏の庭」は素朴だけれども味合い深い。
471 :
無名草子さん:2005/12/23(金) 22:23:55
東野圭吾「秘密」
今、読み終わった
すごいね、この人
こんなに衝撃を受けたのも久しぶり
472 :
無名草子さん:2005/12/24(土) 04:30:58
高橋三千綱の「五月の空」
あんなに夢中になって読める小説にはなかなか出会えないんだよねぇ…
今読んでる途中だけど、川島誠の「800」もかなり期待できる感じ。
473 :
無名草子さん:2005/12/24(土) 05:46:36
アン・ライス「眠り姫」
ブックオフで、3冊読みきった
474 :
無名草子さん:2005/12/24(土) 10:06:39
手紙 東野圭吾
マークスの山 高村薫
凍える牙 乃南 アサ
【題名】 星の墓標
【著者名】 谷甲州
【出版社】早川文庫
連作物の一冊。宇宙とシャチと工学の話。
一般書籍からSFにはいる人向けによいと思う。
>>352 スレタイヨメ。
本当に面白かったのかと小一時間。
477 :
無名草子さん:2005/12/26(月) 02:14:29
吉村昭 羆嵐
478 :
無名草子さん:2005/12/26(月) 03:47:54
理屈なく今までの人生で一番おもしろかったのは・・・
小学校のころ読んだミヒャエルエンデの「モモ」ですが。
結局は純粋に良い話が面白いのですよ。
479 :
無名草子さん:2005/12/26(月) 06:26:47
現実世界から逃げる為に読むのはシドニィ・シェルダン。最初から最後まで何時間でもスパーッっと読める。でも読み終わると内容は頭に残らず、繰り返し読みたいとは思わない。色んな作品読んだケド、みんな内容似てた…デモ、好き。
安部公房の砂の女。散々既出でしょうが、一気に読んだってのはこれかな。
部屋に泊まりに来た普段あんまり本読まない友達が、徹夜で読んでた。
安部公房の他の作品は観念的で難しいので、頭の悪い僕には理解できないものが多い。
>>471 それも一気に読みました。おっさんに近づいてく僕には結構きついものがありまして。
たぶんもう読み返すことは無いと思いますw。
481 :
無名草子:2005/12/30(金) 19:53:39
秋田禎信「魔術師オーフェン」シリーズってダメですか?
特に、「我が胸で眠れ亡霊」。
実はこの作品、マンガと小説の境界線を担っている。
というのも作者が編集者に「もっとマンガっぽく書けないかなぁ」と言われたから。
スレイヤーズまでいくと完全にマンガで、オーフェンはより小説に近い。
スレイヤーズを読んでも小説好きにはならない。
実際に姉がいたし、俺は二十巻一気に読んだ。
「飛ばして読める」という点ではこれ。
キノは飛ばして読めない。
482 :
無名草子さん:2005/12/31(土) 01:08:04
きんもーっ☆
御宿かわせみっていきなり新作から読んでも平気?
484 :
無名草子さん:2005/12/31(土) 08:19:13
小説とは違うが
「囚人狂時代」
見沢知廉
新潮社
この作者20代の時に懲役12年の刑を食らって刑務所送りになっていたんだが
その時の経験を元にして書いた「刑務所体験記」だ。
内容はダークなものかと思いきや、面白おかしく書いてあった。
途中途中で思わずニヤリとさせられる本だった。
俺は小説に限らず、たいていの本は一週間ほど掛けてじっくり読む。
そんな俺がついつい徹夜で読んでしまった一冊です
>>478 モモ!私も小学生の頃に読んで今でも情景が浮かびます!
時間泥棒と戦うモモ、最後の時計のシーン・・・。
全て私の頭の中で映像化されてしまっていたので
実写版の映画はCMすら見たくなかった。
夢壊す安易な映画化はやめてほすぃですね。
でも理屈抜きなら
ドリトル先生シリーズが一番です。
ほんとうに心が躍りました。
自由な気持ち、なんの枷もないどこまでも広がるイメージ。
読んだ当時(小学生)はたまらなかった!
子供にも読む機会をと思って文庫で購入して再読したら
感性が鈍った大人になった私にあの時の感動はもう蘇らなかったけどさ・・・。
何事もジャストタイムがあるのでつね・・・。
今の自分の為の本をいつも探してるジプシーだわヽ(`Д´)ノ
486 :
無名草子さん:2006/01/06(金) 23:03:54
「慟哭」 貫井徳郎
この作家の他の作品は、なんかいまいちかも。
でもこれは面白い。
「アド・バード」 椎名誠
SFなんだけど、ネーミングのセンスが面白い。
ありえない機械やありえない虫やありえない光景など
とても、その独特の世界にひきこまれた。
松岡圭祐「千里眼とニュアージュ」
800万人のニートが住む県 発想がいい
ジョナサン・ストラウドバーティミアス。
魔術師がうんぬんかんぬんの話。
↑ジョナサンストラウド「の」バーティミアスでした。
スマソ
>>486 「アド・バード」懐かしいな。
情報過多な現在に読むと、
恐怖小説に思えるのは俺だけかw
ドラゴンボール
493 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/14(土) 12:38:05
貴志祐介全部
494 :
無名草子さん:2006/01/14(土) 12:46:24
グレートギャッビィ
495 :
無名草子さん:2006/01/14(土) 12:46:56
稲中卓球部
496 :
無名草子さん:2006/01/14(土) 22:20:54
伊坂幸太郎「アヒルと鴨のコインロッカー」
498 :
無名草子さん:2006/01/21(土) 00:47:19
天皇と国家上下 立花隆
白夜行 文庫 東野圭吾
500 :
無名草子さん:2006/01/21(土) 13:08:29
戯曲だけど「スナフキンの手紙」一瞬だった。
作者は忘れたけど映画スリーパーズの原作。本のタイトルもおなじ。高校の図書館で読んで閉館後もしつこく居残って読んで夜7時頃警備員に発見された。あれ作者の自伝ぽく書かれてるけどどこまで本当なんだろ。かなり虚構入ってるとは思うけど。
502 :
無名草子さん:2006/01/21(土) 16:59:02
「リアル鬼ごっこ」
503 :
無名草子さん:2006/01/21(土) 17:27:14
西村寿行の鯱シリーズだな。
スーパーマンに憧れる
504 :
無名草子さん:2006/01/21(土) 23:24:41
「悪童日記」アゴタクリストフ
505 :
無名草子さん:2006/01/21(土) 23:52:10
伊坂幸太郎『ラッシュライフ』
506 :
無名草子さん:2006/01/21(土) 23:59:13
505
↑青くするにはどのように入力すればよいのかな?
タグを使えばできるよ
508 :
無名草子さん:2006/01/22(日) 00:04:26
伊坂幸太郎の『死神の精度』
感動系かよく分かんないけど涙でた(;_;)
509 :
無名草子さん:2006/01/22(日) 00:14:47
505>>
テスト
510 :
無名草子さん:2006/01/22(日) 00:18:03
511 :
無名草子さん:2006/01/22(日) 00:23:21
512 :
無名草子さん:2006/01/22(日) 00:24:02
510>>ありがとうございました。
513 :
無名草子さん:2006/01/22(日) 01:37:50
505
514 :
無名草子さん:2006/01/22(日) 01:38:46
505
515 :
無名草子さん:2006/01/22(日) 01:39:59
タグを使うって携帯からでも出来ますか?
やり方が分かりません…
516 :
無名草子さん:2006/01/22(日) 01:45:52
携帯からは出来ませんよ!!(藁)
518 :
無名草子さん:2006/01/22(日) 06:15:08
まじ面白いのが「長島茂雄殺人事件」つかこうへい
これはぜったい。本なのに声出して笑うよ。(多分探すの大変だと思うが)
やっぱり映画監督といっしょで作家にも旬があって、やはり30代後半ぐらいの作品が
一番輝いているんじゃないかな。
519 :
無名草子さん:2006/01/22(日) 11:14:42
めっちゃ気になるわぁそのタイトル!読んでみよっかな
520 :
無名草子さん:2006/01/22(日) 12:08:41
山田詠美さん 蝶々の纒足と前レスにも出てた短編集・・・・名前ど忘れしちゃったよιι
吉本ばなな キッチン
アガサ・クリスティー 青いゼラニウム
赤川次郎 ふたり マザコン刑事シリーズ
ジャンルはバラバラだけど、サラリと読める作品なので、なんか軽く読みたいなぁって方にオススメ
>>518 これは面白い。ムチャクチャだけど。
彼のジャイアンツ(特に長嶋)びいきは有名で、つかこうへい本人が主人公で、
ジャイアンツの監督に就任するという「ジャイアンツは負けない」という作品もある。
あれもすごい作品だったなぁ。
ちなみにこの「長島茂雄殺人事件」は95年に市川崑監督、長塚京三主演で
映画化されることが決定していたが、サリン事件などの世情から
このようなタイトルの作品は不穏当、ということで制作が中止になったことがある。
つかこうへい本人はそのことにものすごく落胆した、とエッセイに書いていた。
522 :
無名草子さん:2006/01/22(日) 23:15:43
>>518 中学の夏休みにその本の読書感想文書いたけど内容がまるで思い出せない。
既出かもしれませんが
北杜夫「怪盗ジバゴ」
「船乗りクプクプの冒険」
524 :
無名草子さん:2006/01/24(火) 00:20:28
花村萬月 「ゲルマニウムの夜」
村上龍 「愛と幻想のファシズム」
「69」
三島由紀夫 「午後の曳航」
辻邦生 「安土往還記」
阿佐田哲也 「麻雀放浪記」
ヘミングウェイ 「日はまた昇る」
サマセットモーム 「月と6ペンス」
高村薫 「マークスの山」
525 :
無名草子さん:2006/01/24(火) 09:41:56
526 :
無名草子さん:2006/01/24(火) 13:44:44
吉川英治「宮本武蔵」「三国志」
宮部みゆき「理由」
山崎豊子「白い巨塔」
エリヤフ・ゴールドラット「ゴール」
ヨースタイン・ゴルデル「ソフィーの世界」
パトリシア・コーンウェル「検死官シリーズ」
著者???「イエスの遺伝子」
他にも色々読んだけど
徹夜したのは後にも先にも
吉川英治の宮本武蔵だけだったなぁ
竜馬がゆくは面白かった。
ラストにインパクトあり杉。
>>523 私も同じく北杜夫の「船乗りクプクプの冒険」
529 :
無名草子さん:2006/01/24(火) 20:16:35
ジェフリーディヴァーのリンカーン・ライムシリーズ。
どうせ、騙されると思いながらと思いながらも、
読まずにはいられない。
530 :
無名草子さん:2006/01/25(水) 00:00:06
「牛乳アンタッチャブル」戸梶圭太
自分にとっての初戸梶でした。
腹のよじれる程笑いました。
本当にありがとうございました。
柘植さんの『前進か死か』
戦争モノだけど教科書で習わない、もとい隠蔽された歴史って感じ
>>524 『月と6ペンス』は良いですよねー。
また読み直したくなった。
533 :
無名草子さん:2006/01/28(土) 22:58:16
「天使の囀り」
貴志祐介
角川ミステリーではコレが一番
>>470 中学生の時に読んだけど、今でもすっごい覚えてる。
良いよね。
535 :
無名草子さん:2006/01/29(日) 13:49:17
水村美苗「本格小説」
これ読んで、インテリアの趣味まで変わったw
ホントの話だとは思えないけど。
ハリポタ
>>1で挙げられてる条件を私の中で全て満たしている。
早くラストを知りたいけど、
本のページ数が少なくなってくるともったいないような気がして
ゆっくり読んでしまう。
538 :
無名草子さん:2006/01/29(日) 23:11:51
ノルウェイの森が一番おもしろかった。
先週読んだけど。あと、江國の「流しの下の骨」。
539 :
無名草子さん:2006/02/01(水) 11:43:45
東野圭吾の分身
これはマジでハマった
540 :
無名草子さん:2006/02/01(水) 11:54:42
イン・ザ・プール
空中ブランコ
541 :
無名草子さん:2006/02/01(水) 12:39:49
>524
俺もヘミングェイの小説は、大体好き。
ジェイコブバーンズって、
ちんちんが、もげたとか
そういうことじゃなくて、
精神的なことで、
インポテンツになったの?
あと、おぬしは、
村上 龍の『ブルー』は
あんまり好きじゃないの?
542 :
無名草子さん:2006/02/01(水) 13:42:21
金城一紀
「レボリューションNo.3」
「フライ.ダディ.フライ」
平出隆『猫の客』
文体すき
544 :
無名草子さん:2006/02/01(水) 19:47:52
猛き箱船
ほんとに時間を忘れて読んだ
545 :
無名草子さん:2006/02/01(水) 20:09:23
俗物図鑑
だって面白いんだもんw
546 :
無名草子さん:2006/02/01(水) 22:19:27
浅田次郎
椿山課長の七日間
547 :
無名草子さん:2006/02/01(水) 22:20:57
村上龍『迷子になった猫』が一番面白かった。
森博嗣 ダウン・ツ・ヘブン
549 :
無名草子さん:2006/02/01(水) 23:15:06
『ロミオとロミオは永遠に』
恩田陸
船戸与一「蟹喰い猿フーガ」「夜のオデッセイア」
真保裕一「奪取」
板及びスレ違いだけど、漫画なら
楳図かずお「漂流教室」
551 :
無名草子さん:2006/02/02(木) 12:17:53
村上龍の「コインロッカーベイビーズ」のような小説でオススメ教えてくれ
552 :
無名草子さん:2006/02/02(木) 12:46:29
火星年代記
ブラッドベリ神だとおもた。
553 :
無名草子さん:2006/02/02(木) 14:09:44
ブラッドベリなら塵よりよみがえりがよかった
554 :
無名草子さん:2006/02/05(日) 06:24:01
>>552 レイ・ブラッドベリもいいけど
この辺りも負けず劣らずでしょ
フレドリック・ブラウン「発狂した宇宙」
「火星人ゴーホーム」
フィリップ・K・ディック「アンドロイドは電気羊の夢をみるか」
「高い城の男」
555 :
無名草子さん:2006/02/05(日) 16:35:54
『ネフェルティティの微笑』 エジプト好きにはたまらない
「スター・ウォーズ 帝国の後継者」
「スター・ウォーズ 暗黒の艦隊」
「スター・ウォーズ 最後の司令」
やっぱ
『僕の中の壊れていない部分』
かな。妙にしっくりくる。
558 :
無名草子さん:2006/02/08(水) 17:26:46
『僕たちの失敗』
石川 達三
昭和36年に発表された本なのに、
主人公の思想が現代人みたいで面白かった。
559 :
無名草子さん:2006/02/08(水) 20:03:36
ダン・シモンズのハイペリオン四部作
今でも半年に一回くらい丸一日かけて読んでしまう。
すげーおもしれー。
太宰治「人間失格」
船戸与一『蝦夷地別件』
なんかファンの間ではあんまり評価高くないけど
562 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/17(金) 14:43:52
麻雀放浪記」
563 :
無名草子さん:2006/02/21(火) 17:59:50
>>558 石川達三はおもしろいよね。
俺は「悪の諭しさ」みたいな感じのタイトルのやつ、忘れたけど
>>550 屁理屈抜きなら同作者の『14歳』もオススメだな
565 :
無名草子さん:2006/02/24(金) 11:44:19
東野圭吾「容疑者Xの献身」
あんな風に愛されたい。。。
566 :
無名草子さん:2006/02/24(金) 23:02:31
野沢 尚 「深紅」 これ最高
昨日レンタルビデオ屋に行ったらDVD化されてた・・・・
あの第一章の緊張感は映像化出来ないと思ふので借りる事はない
567 :
無名草子さん:2006/02/25(土) 00:50:07
桐野夏生著、「グロテスク」
高校生になって漸く本を嗜むようになったが、だめだこれ。読みたい本が次々と溜まって無駄に焦燥する。
569 :
無名草子さん:2006/02/25(土) 10:05:01
やっぱしげまっつぁんだろ!
【題名】疾走
【著者名】重松清
【出版社】角川書店
主人公は15歳の中学3年生。 兄が犯したある犯罪をきっかけに、主人公は苦難の道へ追い込まれる。胸にぐさっと来る言葉が多いです。
「どうしてにんげんは死ぬの?」
「誰か一緒に生きてください」
570 :
無名草子さん:2006/02/25(土) 10:07:23
>>564 板違いだが、楳図で屁理屈抜きで面白いといえば「まことちゃん」では?
ちょっと下品ですが・・・
>>568 なんというかさ、もうちょっと言葉選びに気を遣ってみて!
>572はハッピールームアカデミーか!
>>572 高校生になりました。
読書をするようになりました。
だめだこれ。
読みたい本がたくさん溜まります。
無駄に焦ります。
575 :
無名草子さん:2006/02/28(火) 04:13:49
>>568 高校生なんてまだいくらでも、死ぬほど読みたい本読めるから焦る必要
一切なし。その年齢で本が大好きとは感心だな。ただ2ちゃんねるに常住
するのはよせよ。 これほど時間の無駄はない。
576 :
弧高の鬼才:2006/02/28(火) 17:09:50
『イレーヌ』(のマンコ)/アラゴン
マンコに対するスキゾフレニックナ……
重松清の「流星ワゴン」ってどうなの?
昨日、学校の友達に勧められたんけど…
>577
俺には面白かった。けどスレ違いだよん
579 :
無名草子さん:2006/03/01(水) 20:06:22
そうそう。
580 :
無名草子さん:2006/03/02(木) 01:16:37
ジュンパ・ラヒリ「停電の夜に」
最近読んだ本の中で一番良かったです。
海外の作家の本で初めて、じわっと胸に迫る感動が得られました。
めっちゃ繊細な人間ドラマ。何度でも読みたくなる。
581 :
無名草子さん:2006/03/02(木) 02:46:24
昭和中期の作品だけど、遠藤周作の『わたしが・棄てた・女』ゼヒ読んでみ。
特に出会い系にハマッてる毒男&喪男。アタマぶん殴られたくらいのショックで反省するよマジ。
582 :
名無し物書き@推敲中?:2006/03/10(金) 13:12:44
示して欲しかった
583 :
無名草子さん:2006/03/10(金) 13:31:43
砂の女
584 :
無名草子さん:2006/03/10(金) 17:05:15
「グレートギャッビィ」スコットフィッツジェラルド
文章が詩的ですばらしい作品だと思う。
585 :
無名草子さん:2006/03/18(土) 09:36:47
大江健三郎「セヴンティーン」
自意識過剰な17歳の少年の悶々とした描写は2ちゃんネラーの
共感を得ると思うよ。
「帝都東京・隠された地下網の秘密」の1と2
何の証拠も示さず書き上げたノンフィクションと称する書き物ですが、
その後、どうなったのか知りたいんです。
587 :
名無し物書き@推敲中?:2006/03/26(日) 11:43:58
下読みの好み
588 :
無名草子さん:2006/03/26(日) 13:07:15
恩田陸「ネバーランド」
恩田さんの本は総じて読後感が素敵
藤沢周平【蝉しぐれ】
夕飯を食べてから読み始め、ほんとにハッと気づいたら朝だった。それくらい没頭したのは生まれてはじめて。
だから映画化は複雑だった。
590 :
無名草子さん:2006/03/26(日) 22:11:27
【神なき月十番目の夜】飯嶋和一
これは久しぶりにはまった小説。
時代小説はあまり好きではなかったんだけど
これは一気にいけます。
「日本核武装計画・大統領の黒い鞄」
大昔に古本屋で買って読んだら面白かった。神田で探せばあるとは思うけど。
原爆がある意味壮大なジョークだったという、被爆者の方が読んだら怒る米人作家による
小説でしたが、高校生にはインパクトありました。
さっき読んだけど、博士の愛した数式は面白かった。
593 :
無名草子さん:2006/03/26(日) 22:45:30
>>585 >大江健三郎「セヴンティーン」
その流れでいくと「われらの時代」もイイんじゃない?
594 :
無名草子さん:2006/03/27(月) 00:04:59
三島由紀夫「豊饒の海 第一巻 春の雪」
ちなみに映画は関係ありません。
まだ観ていませんから。期待はしていませんが
595 :
無名草子さん:2006/03/27(月) 19:35:32
村上春樹『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』
この作品、読ませるっていう点では村上春樹のキャリアハイだと思う。
ちなみに村上龍のキャリアハイは『コインロッカー・ベイビーズ』ですね。随分古いけどw
596 :
無名草子さん:2006/03/27(月) 20:19:52
>>595 >ちなみに村上龍のキャリアハイは『コインロッカー・ベイビーズ』ですね。
「愛と幻想のファシズム」だと思う。
深沢七郎の「楢山節考」
【題名】 異邦の騎士
【著者名】 島田荘司
【出版社】 講談社文庫
御手洗のなかでこれが好き
町田康「告白」
とにかく凄いと思った
600 :
無名草子さん:2006/03/32(土) 07:52:43
宮部みゆき
「火車」
601 :
無名草子さん:2006/04/05(水) 00:59:31
吉川英治
【宮本武蔵】
いままで読んだどの小説よりもおもしろかった。
602 :
無名草子さん:2006/04/05(水) 03:39:49
筒井康隆の『旅のラゴス』
面白いと思う。
小林多喜二でお勧めあります?
「フリッカー、あるいは映画の魔」
ジョナサン・キャロルでも読んでいる気分になってたら
途中で「超伝導ナイトクラブ」になって、一気に仰天の結末に
606 :
605:2006/04/05(水) 22:56:27
違った。小林多喜二だと思ってたけど、調べたら違ってた。
プロレタリア文学で勘違いしたと見受けた
なんか語感にてね?はらたみき・こばやしたきじ。たみきとたきじ。
ほす
筒井康隆「パプリカ」
めまぐるしく変わる夢と現実に飲み込まれていきました
面白いです
611 :
名無し物書き@推敲中?:2006/04/13(木) 13:16:42
自由間接話法
山崎豊子著
「大地の子」
「不毛地帯」
「二つの祖国」
「沈まぬ太陽」
少し前白い巨塔のドラマ化で名が広まったが
他の作品もイイ
613 :
無名草子さん:2006/04/14(金) 11:33:22
風流夢譚
614 :
無名草子さん:2006/04/16(日) 18:44:15
小林多喜治『蟹工船』
616 :
無名草子さん:2006/04/16(日) 19:35:43
69
617 :
無名草子さん:2006/04/18(火) 00:00:38
山田風太郎『エドの舞踏会』
618 :
無名草子さん:2006/04/18(火) 16:07:48
逢坂剛のはげ鷹シリーズ
619 :
無名草子さん:2006/04/19(水) 22:56:28
新聞小説だったのは読みやすいよね
620 :
無名草子さん:2006/04/20(木) 00:48:47
町田康の「けものがれ、俺らの猿と」
好き嫌いがわかれるかもしれんが面白かった
>>620 ちょうど今日借りてきたやつだ!
なんだかwktk
622 :
無名草子さん:2006/04/20(木) 01:55:44
灰谷健次郎「太陽の子」
小学生のとき読んで、鬱病ってものを知った。
面白いんだけど切なすぎる小説。
623 :
無名草子さん:2006/04/20(木) 02:24:27
624 :
無名草子さん:2006/04/20(木) 03:14:20
新堂 冬樹の黒い太陽
藤沢周平
「蝉しぐれ」
文春文庫
エピローグ無かったら完璧。
「超音速漂流」トマス・ブロック
「真夜中のデッド・リミット」 スティーブン・ハンター
(個人的にスワガー・サーガよりこっちが面白いと思った。)
「地獄のハイウェイ」ロジャー・ゼラニズイ
「渇きの海」アーサー・C・クラーク
「日本アパッチ族」小松左京
(この3冊はSF嫌いにもおすすめ)
【題名】 惜春
【著者名】 花村 萬月
【出版社】 講談社文庫(うろ覚え)
青春小説というと、大学生が主人公って相場が決まっているけど、これは
トルコ風呂に無理やり連れてこられた、童貞青年のハナシ。
ヒロインのトルコ嬢に対する淡い恋情なんか胸を締め付けられます。
花村さんお得意の暴力は無く、直接的なセックス描写もほとんどありません。
トルコ風呂っていう舞台だけど、意外にも爽やかな気持ちになれる小説です。
流星ワゴンの評判高いね。俺もすごい面白かったわ。親子の別れのシーンに
泣きそうになったり。
んで、疾走も読み始めたのだけど、主人公を指して「おまえ」ってでてくる
けど、その表現にものすごーく違和感がある。んなことない?
※内容については御遠慮くあさい
>>629 確かにその通りorz ほんとは泣いてしまったのだ、喫茶店で読んでて。
まぁ、それ、俺(私)も〜って共感が欲しかっただけさ・・・
632 :
無名草子さん:2006/04/28(金) 21:40:26
吉村昭「漂流」
江戸川乱歩
634 :
無名草子さん :2006/04/28(金) 23:41:05
宮城谷 昌光「重耳」
中国春秋時代の晋の主君のお話。
宮城谷さんの表現力に圧倒された。
635 :
無名草子さん:2006/04/29(土) 00:17:11
「少年時代」 ロバート R マキャモン
いい 父親となにがしかのわだかまりのある
男は、読んでくれ。
「王者のゲーム」 ネルソン デミル
いい ワクワクドキドキ へらず口もさえるぜ
赤川次郎の「三毛猫ホームズ」シリーズは沢山読んだなぁ〜。
で?
でーでーでー
でんでんむし
639 :
無名草子さん:2006/04/29(土) 20:15:11
石川達三の幸福の限界
640 :
無名草子さん:2006/04/30(日) 13:21:26
フレデリックフォーサイス 神の拳
641 :
とんすとん:2006/05/01(月) 02:53:39
吉川英二『三国志』
傑作!だけど終盤は失速気味…
642 :
無名草子さん:2006/05/04(木) 02:23:06
荒山徹「十兵衛両断」
このヒト同じようなネタばかり書いてるみたいだけど、
初めて読むヤツはかなりインパクトあるはず。
連作集だけど、山田風太郎好きは必読!
643 :
無名草子さん:2006/05/06(土) 09:36:17
「MFP」
うちのガッコで局地的大流行中。
中高生は必読、大人は読むな!!
タダで読めるゼ、「MFP 小説」でググれ!
644 :
無名草子さん:2006/05/06(土) 10:03:22
海老沢泰久『監督』。
645 :
無名草子さん:2006/05/07(日) 09:50:35
>>643 >中高生は必読、大人は読むな!!
確かに
こんなので世の中が変えられると思うのは厨だけだわな
見たけど読む気にならん。誰か要約してくれ。
>>646 643要約
商売上手、熟女マニア、天才、ヤクザの息子、巨乳の厨坊五人組が学校を変え、日本を変えていこうとする話。
前半やや理屈臭い、後半理屈抜きに面白い。
何となく実際に実行できそうな学校改革方法が書いてある点がガキに受けたのか。
俺は「鶴の銀次」という元刑事の爺ちゃんが気に入った。
648 :
647:2006/05/08(月) 09:06:11
よく考えてみれば、激しくスレ違い。
お詫びに二冊
北方謙三「破軍の星」
石田衣良「ブルータワー」
649 :
無名草子さん:2006/05/08(月) 23:06:01
宮部みゆき「魔術はささやく」
宮部シリーズではこれが一番スキ
650 :
無名草子さん:2006/05/08(月) 23:32:30
藤原伊織
「テロリストのパラソル」
神。
ただ、この人これ以外は微妙
651 :
無名草子さん:2006/05/09(火) 12:46:20
えーーーーーーーーーっ!
真面目に驚くんだけど。
「テロリストのパラソル」って超駄作じゃね!?
逢坂剛の「百舌・・」あたりを読んだ後じゃ、屁だよ。
>>651 私もいまいちだとは思ったけど、
ここであがる本を叩いちゃだめだよ。スレ違い。
653 :
無名草子さん:2006/05/09(火) 21:33:01
古いところで高木彬光「白昼の死角」。
学生時代これを読んでいて、気がついたら朝になっていた。
子供には難しすぎる本もあるんだね…
655 :
無名草子さん:2006/05/10(水) 09:57:42
重松清の疾走
村山由佳の天使の卵・梯
村上春樹の世界の終わりとハードボイルドワンダーランド
656 :
塩谷湖螺:2006/05/11(木) 12:37:43
羽澄不一の「透明人間アレフ」、
「ブルーギルはキスの味」、
「拳聖の紋章」ですね。
村山由佳の天使の卵・梯
えーーー??
面白かった本なんて人それぞれ、とは分かっていても突っ込まずにはいられないこのもどかしさ
直木賞作家になんか文句あんの?
660 :
無名草子さん:2006/05/11(木) 19:48:12
661 :
無名草子さん:2006/05/11(木) 20:08:36
余りレベルは低いとね・・・・
叩かれた本は外す、でもいいかもしれない気がする。
だって2ちゃんの奨める本上位とかに集計するんでしょ?
そこに村上由佳や藤原伊織はツライよな・・・・・
662 :
無名草子さん:2006/05/11(木) 20:10:17
恣意的
> ∇初代1の言葉
> 作品の評価はともかく(←ココ重要)
> ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
> あなたがいままでで、一番時間を忘れ夢中で一気に読んでしまったような小説を教えてください。
> 一番といっても、複数あってもかまいません。
個人が面白いと思った作品を批判してたら
結局権威主義に陥って、古典やそういう類のものがいいとなる。
それじゃ面白くない。
批判するなら自分が面白いと思う作品を同時にあげればいい。
日本語読めないのに日本語で書かれた本が読めるって不思議だな
666 :
無名草子さん:2006/05/11(木) 21:36:55
乃南アサの風紋
分厚い本だけど最後まで退屈しなかった
ゴッドファーザーの原作。
1人1人細かいエピソードがあって読み応えがあって面白かった
映画で納得いかなかった部分も原作で納得することができた
スコット・トゥローの推定無罪
浅田次郎のプリズンホテル
まさに時間を忘れるって感じ
670 :
無名草子さん:2006/05/17(水) 21:57:49
疾走
「疾走」って、あちこちで薦められますが
「流星ワゴン」がわざとらしいお涙頂戴モノに感じる、私にも大丈夫でしょうか?
主人公に対する「お前は・・・」の呼びかけ調な文章が
嫌でなければ、まぁ読めると思う。
【題名】 カエサルを撃て
【著者名】 佐藤賢一
【出版社】中央公論新社
何かこう…後半の男と男の意地のぶつかり合いというか、
若さのぶつかり合いが熱くて好きだった。
674 :
無名草子さん:2006/05/23(火) 21:15:37
読み終わったばっかだけど「秘密基地」
ベタベタだけど泣けた。
次によかったのは「理由」
676 :
無名草子さん:2006/05/25(木) 00:36:49
大学生が主人公のもので面白かったものなどあったら教えてください。
↑伊坂の砂漠
678 :
無名草子さん:2006/05/25(木) 01:24:33
>>677 ありがとうございます。
それは実はクローズドノートと同様狙ってたのですが、まだ文庫でないから諦めてました。
ただ、実際おもしろいのか?とちょっと不安だったので、確信が持てて良かったです。
679 :
無名草子さん:2006/05/25(木) 04:00:52
村上 春樹の「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」
私の中では最高
680 :
無名草子さん:2006/05/25(木) 09:50:19
松浦寿輝『巴』
文章の中を彷徨う快楽。徹夜しちゃったなあ
681 :
無名草子さん:2006/05/25(木) 10:39:40
では集計の結果
『北方三国志』が一番と言う事でよろしいですね?
>>671 私無理でした・・・
流星ワゴンもダメでした。
参考になれば・・・
やっぱ重松はヘタだと思う。
泣かせようってのが透けて見えるんだよね。
愛ルケ
684 :
無名草子さん:2006/05/25(木) 20:27:41
歴史小説系で面白い本を書いている著者を教えてくださいな。
司馬さん以外で。
浅田次郎の「蒼穹の昴」みたいな本が読みたいです。
687 :
無名草子さん:2006/05/26(金) 00:44:26
スレを一通り読んでみたが
「世界の終わりとハードボイルド〜」
この作品がどうやらナンバーワンみたいですな。
688 :
無名草子さん:2006/05/26(金) 01:03:20
689 :
無名草子さん:2006/05/26(金) 09:19:23
歴史小説で吉川はクソだよね。小説である以上、完全なフィクションで構わないけど、
せめて時系列としては史実に沿うべきだろ。やっぱ司馬さん以外読む気がしないよね〜
690 :
無名草子さん:2006/05/26(金) 09:43:28
異戦国志
692 :
無名草子さん:2006/05/27(土) 00:03:51
693 :
無名草子さん:2006/05/27(土) 00:45:20
司馬さんも読み切ってないのに浮気は出来ず。
ジャンル違いはOK。だから1作前は海と毒薬。マジ絶品だった。
「オンリーミー」
三谷幸喜
これよかおもろい本は、そうはない。
>>692 無難に「蝉しぐれ」とか「隠し剣弧影抄」とかかね
697 :
無名草子さん:2006/05/30(火) 17:07:23
芦原すなお
「官能記」
人生っていいもんだ
698 :
無名草子さん:2006/05/30(火) 18:58:01
山田風太郎
柳生十兵衛死す
699 :
猿モネラ菌:2006/05/30(火) 19:09:46
ドスのカラマーゾフ
これをつまんないとか言ってる連中は文学を知らないお子ちゃま
罪と罰
ポルフィーリイカッコよす
701 :
LEON:2006/06/08(木) 03:48:53
「ノルウェィの森」村上春樹
病んでる人にはお勧め。。シュールなところが沢山あっておもしろい。
エロ入っているんだけど、嫌らしさを感じさせない。。
「国家の品格」藤原氏の作品も日本人なら読んだ方がいいよ。。
スコット・フィッツジェラルドの「グレート・ギャッツビィ」
読んだことある方あらすじだけでも教えて!!
702 :
無名草子さん:2006/06/08(木) 10:49:44
>大学生が主人公のもので
「僕って何」(三田誠広/芥川賞)
「20歳の原点」(高野悦子)
「京都よ、 わが情念のはるかな飛翔を支えよ」(松原好之/すばる文学賞新人賞)
こんなのを読んだな。好きだった。
時代的には、明日だか明後日に公開されるらしい「初恋」とかいう映画と同じだな。
あの3億円事件の犯人が女子高生だったとかいうやつ。
>>701 主人公?ギャツビーが元カノを取り戻すため
アレやコレや試みるも失敗する話。
村上春樹's主人公っぽいヤシが語り手。
1920年代のアメリカが舞台のため
時代背景や文化が分かりづらい。
作者の生涯を知ると魅力が増す作品。
705 :
無名草子さん:2006/06/15(木) 10:14:22
銀河郵便は愛を運ぶ
大原まり子
706 :
無名草子さん:2006/06/15(木) 14:35:41
宮本輝 「泥の川」「5000回の生死」「青が散る」
山崎豊子「大地の子」
谷崎潤一郎「痴人の愛」
太宰治 「人間失格」
井上ひさし「11番目の少年」「キリキリ人」
桐野夏生 「OUT] 「グロテスク」
707 :
無名草子さん:2006/06/15(木) 14:53:11
「デリンタ(悪魔の子)と呼ばれた天使達」
この女子高生まじすげぇ 感心した。
708 :
あ:2006/06/15(木) 16:22:31
流行に敏感な渋谷ギャルなら誰もが知っている携帯小説『TOKYO REAL』が4/26に集英社より発売されました!!
4/29にはTOKYO REALTシャツを着た読者のギャル100人が渋谷の街をデモ行進したりとNO DRUGという言葉も浸透してきました。
もしよければ読んだことある人も読んだことない人もホムペに来てください!!
http://ip.tosp.co.jp/i.asp?i=hyperoniryu2
709 :
無名草子さん:2006/06/15(木) 16:26:00
アルジャーノンに花束を
みんなもう読んだことあるか
710 :
無名草子さん:2006/06/15(木) 17:20:17
カミュの「異邦人」
山月記
712 :
無名草子さん:2006/06/21(水) 22:36:57
たったひとつの冴えたやりかた
713 :
のんの:2006/06/21(水) 23:47:21
http://myshop.7andy.jp/myshop/fhddd?shelf_id=01 のリストを見ながら、感想。
「十二国記」誰がなんと言おうと面白いと思う。とにかく、ちゃんと完結してくれるのかどうかだけが心配。
『京極夏彦』面白いってみんなが言うから読んでみたいけど、勇気が出ない。いったい何から読めばよいのか教えてほしい。どれもお弁当箱みたいだけど。
「後宮小説」後宮なのに意外とさわやかなお話。こういう設定でのファンタジーは新鮮。
「魔術はささやく」ごめんなさい。読んだのにぜんぜん覚えていません。印象に全く残っていない。そんなに面白かったっけ?
「双頭の鷲」面白いですねーこれは。佐藤賢一さんの小説のなかではおすすめ。
「涙」なんのかんの言いつつ一気読みしました。結末が気になっちゃってー。
「模倣犯」微妙ー。そこそこ面白いんだけど、そこそこだなあ。
「亡国のイージス」めっちゃ面白い。登場人物がかっこいい!もちろん「終戦のローレライ」もいい!
714 :
無名草子さん:2006/06/21(水) 23:51:07
西丸震哉の41歳寿命説
15,6年前の発行本だと思います。
715 :
無名草子さん:2006/06/22(木) 00:10:07
「フェルマーの最終定理」
…難しかったけど、止まらない。
717 :
無名草子さん:2006/06/22(木) 23:42:27
あまりかたいこと言わない。
大草原の小さな家
ローラ・インガルズ・ワイルダー
白い巨塔
山崎豊子最強
719 :
無名草子さん:2006/06/23(金) 12:17:35
「罪と罰」ドストエフスキー最強。人類の文学史上色褪せることのない金字塔
傑作中の傑作。福田訳はヤメといたほうがいい。
「すべてがFになる」森博嗣 なんでもっとはやく出会えなかったのかとおもうくらい
ハマった。著者の最高傑作ミステリー作品だとおもう。
「葉桜の季節に君を想うということ」歌野晶牛 この作品も目からウロコが落ちるくらい
オモロかった。ぜひお勧めする。
「火車」宮部みゆき なにも言うな。とりあえず読め。ミステリー史に残る著者の最高傑作だ。
720 :
無名草子さん:2006/06/23(金) 12:19:43
わりぃ、一番だというのに4つも挙げちゃった。
721 :
無名草子さん:2006/06/23(金) 12:31:49
>>684 山本周五郎。「樅ノ木は残った」は最初退屈な印象だが読み進めていくうちに
ハマりにハマる。読後の感想はひとそれぞれだがオレはなんとも言えない充足感に
包まれた。重くて長いが、これぞ小説って感じがしたな。オレは著者の最高傑作だと思っている。
722 :
無名草子さん:2006/06/24(土) 00:52:06
貴志祐介の「青の炎」
とりあえず友達に薦める事ができる。
723 :
無名草子さん:2006/06/24(土) 00:58:53
岡嶋二人「クラインの壺」
貴志祐介「天使の囀り」
20回近く読み直したのはこの2作だけかなぁ
724 :
無名草子さん:2006/06/24(土) 06:31:59
森絵都「永遠の出口」(集英社文庫)
昔学生だった人にも現役の学生の人にもおすすめ。
725 :
無名草子さん:2006/06/24(土) 18:24:37
「流星の夜」
中学の教科書に載ってた。色々な本を読んだけどこれが一番好き。
雰囲気が良い。
726 :
無名草子さん:2006/06/24(土) 18:29:02
727 :
無名草子さん:2006/06/24(土) 23:48:07
ぶっちゃけ。。金庸
流れ星が消えないうちに
橋本紡
729 :
無名草子くん:2006/06/26(月) 14:07:08
【題名】 蒼穹の昴
【著者名】 浅田次郎
【出版社】新潮文庫
(感想・推薦文)貧しい少年が自分の力で運命を切り開いてゆく。感動の歴史小説。
読んだ後、勇気がわいてくる。
>713
「双頭の鷲」面白かった。佐藤賢一もっと読んでみたい。
730 :
sarai ◆NAyVct9W8M :2006/06/26(月) 15:07:23
佐藤賢一は「傭兵ピエール」も面白い。
ヒロインが魅力的。
731 :
無名草子さん:2006/06/26(月) 16:05:18
まあ、バロウズの「裸のランチ」ですね。
読書量の少ない素人にはお勧めできません。度量のアルプチインテリの方にお勧めします。
732 :
無名草子さん:2006/06/26(月) 18:06:41
太宰治「新ハムレット」(新潮文庫)
太宰の作品で一番好きですな。
733 :
無名草子さん:2006/06/26(月) 23:14:24
「フラニーとゾーイー」サリンジャー
おいしいコーヒーの入れ方
心に響いた。
おれも
>>734はいいと思う。
だけどその世界に入るのがキツイ。一度入るとはまるんだが。
彼女の作品は大概そうだな。読もうと思うまでが長い。
へー「おいしいコーヒーの」読んでみようかな。
面白かったのは
村上龍 「コインロッカーベイビーズ」 「半島を出よ」
貴志祐介 「黒い家」 「天使の囀り」
乙一 「ZOO」
東野圭吾 「秘密」
737 :
無名草子さん:2006/06/27(火) 20:33:18
我孫子武丸の「殺戮へ至る病」
エログロきつめだが、あの結末に至った時の衝撃は何物にも代え難い。
麻耶雄高の「神様ゲーム」
最凶の暗黒児童探偵団モノ。
小学生中高学年位でもスラスラ読める文章だし、挿絵も絵本っぽいけど
汚れ無き小学生には絶対に読ませられないw
738 :
無名草子さん:2006/06/27(火) 21:25:50
新堂冬樹
「カリスマ」
カルトのすべてがわかる。
これを読んで洗脳されろ。
739 :
無名草子さん:2006/06/27(火) 22:23:26
大沢在昌
『天使の爪』『天使の牙』
ダン・ブラウン
『天使と悪魔』
普通に『ダ・ヴィンチ・コード』
より面白いし。
他人のベストの小説が何なのかは知るだけで楽しいし
それが未読の本ならば俄然読みたい、という気にもなるのだが
たまに出てくる、特定の書き込みに対していちいちいちゃもんをつけてくるバカが心底うざい。
お前の性格が根っこの部分で歪んでいるのはもう分かったから
人のベストをこきおろすだなんて幼稚な行為からは
いい加減に卒業しろ
741 :
無名草子さん:2006/06/28(水) 00:25:15
>>1の過去スレの集計が見れないんで親切な人教えてください
742 :
無名草子さん:2006/06/28(水) 01:02:32
おいしいコーヒーの入れ方のスレ誰か立ててくれー!!!!!
マジで!!!!
村山由佳のスレあるでしょうが
744 :
無名草子さん:2006/06/28(水) 01:42:42
泣き虫しょったんの奇跡
厳密には自叙伝だが、無駄な記述が皆無、本当に一気に読める。
そして泣ける。読後感も極上。老若男女、読者を選ばないが、
決して健全なだけではなく人生の毒や苦味も含まれている。
俺的には現在、本年度ベストだが、読んだ人いたら感想キボンヌ。
恩田陸「麦の海に沈む果実」
雰囲気が好き。
宮城谷昌光「太公望」
淡々と書いてあるように見えるのに、何故かあつい
746 :
無名草子さん:2006/06/29(木) 15:17:49
グインサーガの20巻前後
マリウスとオクタヴィアのロマンスがいい。
オクタヴィアの超ツンデレぶりが激しく萌える
747 :
無名草子さん:2006/06/29(木) 17:04:04
好きな登場人物の年齢を越える気持ちはどんなもん?
お姉さん、お兄さんな感じで見ていた人を自分が越えて、いく感じは
748 :
無名草子さん:2006/06/30(金) 00:10:52
>>746 なつかしいなw 中学時代を思い出した。
登場人物の年齢より執筆当時の作者の年齢超えると
なんか不思議な気持ちにはなるかな
蒼穹の昴 浅田次郎
前半の躍動感、中盤のたたみかける様な展開、後半の哀愁感に
いちいち鳥肌が立った。
今まで中国史といえば、秦始皇帝か、三国志だけだったが
今では清に凄く興味が湧いた。
宮本輝 [錦繍][青が散る][草原の椅子][彗星物語]
宮部みゆき [レベル7][魔術はささやく][龍は眠る]
東野圭吾 [秘密]
宮本輝はほんとにいい
宮本輝『優駿』
も忘れずにね。
>>750 俺も今読んでる。
中国史に興味なかったんだが進められて読んだらおもしろい!
泥の河だな…映画で泣いた。きっちゃん。
755 :
無名草子さん:2006/07/03(月) 22:50:29
>>750 じゃあ次は「珍妃の井戸」だな。今の中国人はクズ。尊敬に値する中国人は
とうの昔に皆死んだ。
野蛮なのは今も昔も変わらないけどな。
757 :
無名草子さん:2006/07/04(火) 23:12:14
第1回日本ファンタジーノベル大賞「後宮小説」
作者の酒見賢一は、このとき25歳だった。
綿谷より、乙より、ずっとすごいと思う。
小説の面白さの横溢した、なんども読みたくなる本当の傑作。
読後のさわやかさもこたえられない。
あー、また読みたくなってきた。
読も
題 龍時
著 野沢 尚
版 文春文庫
ワールドカップで、サッカーに興味を持った方、サッカーが好きな方には是非読んでほしい。
こんなにもリアルに、ピッチを想像出来る本は読んだことがなかった。
作者が病により急逝されたのが、悔やまれて仕方ない。
野沢尚って自殺じゃなかったっけ?
760 :
無名草子さん:2006/07/10(月) 22:55:11
村上春樹では、あんがい「スプートニクの恋人」が嫌いじゃないんだけど
世界の終わりとハードボイルドワンダーランド
762 :
無名草子さん:2006/07/18(火) 20:17:06
髑髏銭 角田喜久雄
人情馬鹿物語 川口松太郎
詩人と女たち ブコースキー
ライ麦畑で サリンジャー
ねじ式 つげ義春
百年の孤独 ガルシア・マルケス
神経政治学 ティモシー・リアリー
ドンファンの教え カルロス・カスタネダ
春琴抄 谷崎潤一郎
カムイ伝 白土三平
ジャングル大帝 手塚治虫
>759
まあ、そうだな。
764 :
無名草子さん:2006/07/18(火) 21:34:48
夜消える・又蔵の火藤沢周平は全部良いね〜
鬼平犯科帳・剣客商売池波正太郎
御宿かわせみ
平岩弓絵
木枯らし紋次郎
笹沢佐保
黒い家・青の炎
貴志祐介
居眠り磐音江戸双紙・密命・鎌倉河岸捕物控
佐伯泰英
笑う伊右衛門・京極堂シリーズ
京極夏彦
何回でも読める。
765 :
無名草子さん:2006/07/18(火) 22:11:48
吉川英治 三国志
766 :
無名草子さん:2006/07/18(火) 22:17:40
中島らも
「今夜全てのバーで」
三島由紀夫
「午後の曳航」
森茉莉
「甘い蜜の部屋」
コーネルウールリッチ
「喪服のランデブー」
山田風太郎
「警視庁草紙」
767 :
無名草子さん:2006/07/19(水) 20:43:39
768 :
無名草子さん:2006/07/20(木) 02:29:52
家なき少女
769 :
無名草子さん:2006/07/21(金) 01:27:01
時をかける少女
770 :
無名草子さん:2006/07/21(金) 02:36:13
夏の庭
山本甲士「ぱちもん」
探偵という職業を通して大阪人のえげつなさと人情をユーモアたっぷりに描いた連作短編。
もんくなしに面白いで。
司馬遼太郎・国盗り物語
映画化された作品で
映画の方を観てから原作を読むのってどんな感じなのでしょうか。
蝉しぐれがよく名前が挙がっていて気になっているのですが・・・。
映画はまあまあ良かったと思いました。
厨房のとき、世界の終わりと〜を徹夜で一気読みした。
775 :
無名草子さん:2006/07/21(金) 20:27:08
>>55 スレタイに小説とあるじゃないか
シェークスピアがなんて小説を書いた?
>>773 映画はキャストや風景でイメージが具体化されているので、後から原作を読むときにはわかり易い。
反面、活字表現のみで自分なりのイメージを創造することは減殺される。
よくできた原作に忠実な映画ほど、この効果はおおきいと思う。砂の器とか、泥の河とか、映画じゃないけど大地の子や白い巨塔や。
いまでも本屋さんで、その小説の背表紙を見ると主人公の顔が思い浮かぶ。
逆に出来の悪い映画?タイトルだけが一緒、じゃないの?と思うのから。原作以上に頑張っていると思える映画までありますね。
スターウォーズやハリーポッターなんかは、観てから読む人が多いのじゃないだろうか?
直木賞や乱歩賞の映画化なら、読んでから観にいく人のほうが多そうと思う。
ケースバイケースですね。
個人的には隆慶一郎や大沢ありまさ(あかん、字が…)や筒井康隆や吉村昭(バラバラやな)の作品を映画化してほしい。
スレタイ読んでるのかって突っ込まれそうだな。
蝉しぐれ、はまだ観ても読んでもいません。すみません。
20年以上前に読んだ。
星を継ぐ者(J・P・ホーガン)だな
778 :
無名草子さん:2006/07/24(月) 16:00:37
陰日向に咲く
779 :
無名草子さん:2006/07/24(月) 22:36:09
虚無回廊
小松左京
この人の長編でハズレは首都消失だけだな
780 :
無名草子さん:2006/07/24(月) 23:44:47
でも未完
781 :
無名草子さん:2006/07/24(月) 23:47:30
村上龍 愛と幻想のファシズム
バブルに憧れてた頃を思い出した
S・キング 死のロングウォーク
止まらない。止まったら死ぬ
北方謙三 ブラッディドールシリーズ
シリーズ物ははずれが少ないから安心してどぞ
宮本輝 錦繍
おととしから夏の100冊 まだ説教くさくない
東野圭吾 時生(トキオ)
オサーンのくせに泣いてしまった
782 :
無名草子さん:2006/07/25(火) 01:55:04
【題名】 傷痕
【著者名】 北方謙三
【出版社】 集英社
この本を読んだ当時は北方謙三の小説あんまり読んだことなくて、高樹ってやつが北方小説の常連登場人物ってことも知らなかったんだが、
なんかもー、すげー勢いで読んだわ。
そのあと高樹警部ものの一連の小説読んでみたけど、なんだか違和感あったな。
後になって、むしろ傷痕の方が高樹警部ものとしては違う雰囲気の作品なんだな、と気付いたんだが。
戦後を必死に生きる少年達の姿とか、うまく行ったと思ったらおいしい所だけやくざに持ってかれる理不尽さとか、
最初から最後まで北方小説の良さがぎっしり詰まってたと思うよ。
783 :
無名草子さん:2006/07/26(水) 00:06:36
丸谷才一の笹まくら
この人文章上手すぎ!
・・・が、この作品以降調子乗り出してなんかちぐはぐ作品多し・・・。
784 :
無名草子さん:2006/07/26(水) 00:14:15
博士の愛した数式を読んでみな。楽しめるし、感動するし暖かくなれる
東野圭吾の変身
細かいところで色々突っ込みどころはあるんだけど
切ない気持ちになったし
好きな人をこれからももっと大切にしたいって気持ちになったかも。
786 :
無名草子:2006/07/26(水) 13:40:49
昔、車谷長吉の赤目四十八瀧心中未遂を読んだ後、場末の公衆便所で
糞しながら弁当を喰っても良いと思た。
787 :
無名草子さん:2006/07/26(水) 23:54:08
なんで?
小説かどうかは正直微妙だが、星新一の作品はいつ読んでも面白いよね
789 :
無名草子さん:2006/07/27(木) 12:54:44
ここ2年くらいの間なら「東京タワー」だな。リリーの方ね
>>783 「輝く日の宮」読もうと思ってたけど先にそっちにしてみようかな。
791 :
783:2006/07/27(木) 21:23:04
>>790 俺は笹まくら→裏声で歌え君が世→女ざかり
と三冊読んだ。
最近の作品は知識をひけらかしたり、説教臭くて嫌いだな、俺は。
それと、旧カナはこの人の専売特許みたいになってるけど、
あまり好きじゃない、なぜだか。
792 :
無名草子さん:2006/08/03(木) 23:57:29
生徒諸君
793 :
無名草子さん:2006/08/04(金) 00:03:03
>>788 作品によるな。「処刑」「声の網」当りは今読んでも楽しいが
794 :
無名草子さん:2006/08/04(金) 00:47:09
モンテクリスト伯
アレクサンドル・デュマ著
何年経ってもこの小説の面白さに勝てるものはなかなか無い。
795 :
無名草子さん:2006/08/04(金) 00:49:17
がちで“走れメロス”
796 :
無名草子さん:2006/08/04(金) 00:56:12
>>791 うん、三島辺りが歴史的仮名遣いというのは
気骨や信念を伺わせるか、丸谷は衒学趣味
>>795 原作のシラーと太宰の読み比べもイイ
東野圭吾の『変身』
全体的に面白かったね、うん。
宮本輝「青が散る」
799 :
無名草子さん:2006/08/07(月) 23:18:47
大原まり子
「銀河ネットワークで愛を歌ったクジラ」
タイトルもいいがもちろん内容もいい
輝だと避暑地の猫がエロちっくでいい
801 :
吾輩は名無しである :2006/08/19(土) 10:10:58
モンテクリスト伯
802 :
無名草子さん:2006/08/26(土) 13:48:48
「永遠の0」(太田出版)
泣いた。これはすごい。
この作者は何者だ?放送作家ってこんなに才能あるのか。
【盗作3バカ】のスレに
田口ランディ本人後輪中?! 盗作犯人同士がバトル?!
804 :
無名草子さん:2006/08/26(土) 20:27:05
「永遠の0」の作者は「探偵!ナイトスクープ」の構成作家だ。
関西では有名な放送作家だ。
そんなに面白いのか?
805 :
無名草子さん:2006/08/26(土) 23:21:40
眉村卓の短編集
エラゴンがまだでてないですね。十代ですでにハリーポッターよりおもしろい作品を生み出してるので今後が楽しみ。
807 :
無名草子さん:2006/08/28(月) 04:47:42
松尾スズキの『クワイエットルームへようこそ』
808 :
無名草子さん:2006/08/28(月) 04:58:19
レイニーレイニーブルー
砂の女
北方謙三/水滸伝
続編の楊令伝早く読みたい
810 :
無名草子さん:2006/08/28(月) 13:46:30
半落ち
吾輩は猫である
812 :
無名草子さん:2006/08/31(木) 23:11:25
小松左京
「青い宇宙の冒険」
813 :
無名草子さん:2006/09/01(金) 01:03:51
ネシャンサーガが一番wktk読んだ本かな
>>796 まあ、「最小限の教養の無い人間お断り」な作家だからな。
『後鳥羽院』執筆の際、地の文が現代仮名遣いで掲歌が歴史的仮名遣いなのに
違和感を感じたのも理由だとか。
>>803 そのスレ面白い。盗作で500万円詐欺した佐藤亜紀てのが
「赤裸々告白」してる。 盗作本「バルタザールの遍歴
こいつ
↓
【盗作3バカ】田口ランディ/ 佐藤亜紀 /篠原
本人後輪中。盗作犯人同士がバトル?!
ユルスナールの東方綺譚
皆川 博子の猫舌男爵
どっちも作者軽く腐女子っぽいので人には言えない
817 :
無名草子さん:2006/09/04(月) 21:51:21
まげ
818 :
無名草子さん:2006/09/05(火) 23:07:37
「たったひとつの冴えたやりかた」
これ読んで泣かない奴は人間じゃない、んだそうだ
819 :
無名草子さん:2006/09/07(木) 23:55:53
じゃあ、オレは人間ではないな。
820 :
無名草子さん:2006/09/09(土) 09:16:23
そりゃ残念でした
821 :
無名草子さん:2006/09/09(土) 18:20:43
安部公房の「箱男」
822 :
無名草子さん:2006/09/09(土) 18:45:45
村上春樹
風の歌を聞け
大学入ってから読んで良かった本の一つ。あんま村上好きじゃないから思わずチクショーって叫んだ
【題 名】夜のみだらな鳥
【著者名】ホセ・ドノソ
【出版社】集英社
これだけ夢中になって読んだ本も珍しい。まあ集中して読まないと何がなんだかわからなくなること必至な
小説なんだけれど。
>>816 ユルスナールは別に恥ずかしくないと思うぞ。
「現代に生まれた古典主義作家」って言われてるくらいだし。
『昨日はゴメンね』羽生淳子
って誰も知らないよな
826 :
無名草子さん:2006/09/14(木) 18:43:15
『将棋の子』(大崎善生)
ノンフィクションだけど、ほとんどノンストップで読んでしまった。
マジで面白い。
>>826 自分はなんか身につまされて夜中号泣ながら読んだよ。
828 :
無名草子さん:2006/09/14(木) 23:42:58
ダニエルスティールのアクシデント。 宮部みゆきの火車。 東野圭吾の宿命。 綾辻行人の館の殺人シリーズ。 三浦綾子の氷点。
829 :
無名草子さん:2006/09/15(金) 00:44:05
我孫子武丸「殺戮にいたる病」
830 :
無名草子さん:2006/09/15(金) 00:56:35
綾辻行人『眼球綺憚』
ホラーの中ではさいこー
831 :
無名草子さん:2006/09/15(金) 02:14:18
いとうせいこう
『解体屋外伝』
良いですよ〜
>>815 その盗作の佐藤亜紀 夫婦で盗作して合計1000万円パクったんだって!!
それがばれたので佐藤がすごいAAアラシやってるORZ
【盗作3バカ】のスレだよ。
833 :
無名草子さん:2006/09/15(金) 23:20:35
834 :
無名草子さん:2006/09/16(土) 02:41:09
いちご同盟。
昔はものすごく感動したんだけどな。
……今読むと、「うーん。中二病患者には
たまらない物語だよなぁ」とか。
そんなことを思ってしまう…orz
絶対に「麻雀放浪記」
836 :
無名草子さん:2006/09/21(木) 19:05:46
>>834 2chでイイって言ってるヤツがいっぱいいたから読んでみたけど
自分はあんまり…
小さい頃に読んでたら良かったのかな〜
837 :
茶太朗:2006/09/21(木) 19:34:52
川渕圭一「吾郎とゴロー」エリート新米医師吾郎とハンサムな幽霊ゴローのお話。
とにかく読みやすく読後感が最高の今年一押しの本です。
一つなんて絶対に絞れねえw
いとうせいこうのノーライフキングはかなり長い間俺のナンバー1だった。今も。
中上健次の枯木灘がその次くらい。
最近読んだゼロの使い魔もかなり良かったよ。特に3巻が。9巻はgdgd
839 :
無名草子さん:2006/09/22(金) 00:58:36
【題名】酔いどれ草の仲買人
【著者名】ジョン・バース
【出版社】集英社・世界の文学所収
イギリスの童貞詩人がアメリカに渡るどたばた喜劇。偉大なるちんぽこまんこ小説。
ただいま絶版中。
840 :
無名草子さん:2006/10/05(木) 19:30:38
平野啓一郎の「日蝕」かな。彼の文章はチョット疲れるけどね。
だけど彼の「葬送」は手に取ってみたけど、読み終えるだけの体力が今は無い
ことが予想されたので、今日は買わなかった。
841 :
無名草子さん:2006/10/05(木) 19:33:41
奈須きのこの空の境界が一番おもしろいに決まってんじゃねーかバーカ。
842 :
無名草子さん:2006/10/06(金) 13:09:29
奈須きのこならやっぱfateかな・・・ゲームだけど
村上春樹のダンスダンスダンス
個人的には世界の終わり〜よりこっちのがハードボイルドって言葉がしっくりくる
このスレを参考にして買う本を選んでいる俺ガイル
どの本をチョイスしたのか気になる俺ガイル
846 :
無名草子さん:2006/10/21(土) 16:34:38
それで役に立ったのか、と思う俺ダルシム
テンプレのサイトの票が多い順に読んでる俺エドモンド本田
849 :
無名草子さん:2006/10/21(土) 17:45:54
あえて票の少ない順に読んでる俺ベガ
850 :
無名草子さん:2006/10/21(土) 18:05:46
あまりこのスレを参考にしてない俺バイソン
851 :
無名草子さん:2006/10/21(土) 20:51:43
いつからこんなスレになったのかと思う俺平八
そろそろ元の流れに戻した方がと思う俺サムスン
このまま1000目指してもいいんじゃね?っておもっている俺ナッシュ
閑話休題
燃える波濤はメチャクチャおもしろかった
ホメイニ師が亡くなったときに読んだこともあって
すごくドキドキしたのを憶えてる
855 :
無名草子さん:2006/10/22(日) 19:06:21
854が明らかに正しいのに、ちょっと空気読めと思うのも、俺リュウ
856 :
844:2006/10/22(日) 21:30:13
>>845 得票数が多目なのと、タイトルにビビっときたものです
>>847 結構便利。みんな意外とナイスチョイス。
あと、ブックオフの3冊○○円セールとかで、あと1冊買えるんだけど
別に欲しい本が無いとき、ここでタイトル見たことある本とか買っちゃう。
>>848 少し前に自分で初代スレから集計したけど、
結局途中で挫折して、エクセルデータのまま参考にしてる。
>>849 集計してきたら、1票しか入ってない本が多過ぎて地獄を見た。
>>855 くうきよめなくてもいいじゃない 俺みつを
857 :
無名草子さん:2006/10/23(月) 18:53:59
【題名】 火車
【著者名】 宮部みゆき
【出版社】新潮
こんなベタな選択は嫌なんだが、一番っていわれるとなあ・・と思う俺エドモンドホンダ
859 :
857:2006/10/24(火) 00:33:32
>>858 初めて知った!
そう言われてみればそんな感じかも。
無知ってすごいなw
>おもろいスレ見た。本人後輪中!
>盗作で賞泥棒中年女・佐藤亜紀てのが(盗作本バルタザールの遍歴)
>田口ランディに叩きのめされ狂いまわって「うんこ」と自称してるw
>
>,ここ ↓
>【盗作3バカ】田口ランディ/ 佐藤亜紀 /篠原一 盗作同士激バトル?!w
862 :
無名草子さん:2006/10/26(木) 23:38:45
言葉は書かれたから/話されたから言葉になってるんですよね。
だから↑
本人がそんなんで満足ならそれでいいじゃん?
それとも権益かなんか蹂躙されたの??
面白そう
おしえて〜な
「悪女について」
有吉佐和子
864 :
無名草子さん:2006/11/03(金) 08:52:08
age
ageんなボケ
866 :
無名草子さん:2006/11/04(土) 15:09:35
はげ
867 :
無名草子さん:2006/11/04(土) 17:14:45
もげ。
868 :
無名草子さん:2006/11/04(土) 17:37:56
age
グレート・ギャツビー
870 :
無名草子さん:2006/11/15(水) 16:22:52
test
ガダラの豚読み終わった。
二時間ドラマでもいいから映像化されねーかな?
主演はもち船越で。
872 :
無名草子さん:2006/11/20(月) 19:20:21
873 :
無名草子さん:2006/11/20(月) 19:23:57
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
福岡県 教育委員会 委員長 殿
<三輪中・中2いじめ自殺事件>の真相を明らかにしてください。
三輪中だけが、まだなのは?
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
874 :
無名草子さん:2006/11/20(月) 19:50:37
「悪魔の霊酒」ホフマン
ヘンリージェイムス「アスパンの恋文」
世界文学史上最もあっけにとられるラストに読後本を投げ出すこと間違いなし。
876 :
♪:2007/01/05(金) 18:01:16
このスレみて特におもしろそうと思ったのを選んで、一気に買ってきたよ。
文学に素人なんだけど、独断で評価を発表してこうと思います。
うざいと思う人許して!だいぶ過疎ってるし
今回買った本リストは以下の通り
ガダラの豚
星を継ぐもの
麻雀放浪記
人間失格
船乗りクプクプの冒険
砂の女
アドバード
スカイ・クロラ
一瞬の光
です。
ほかにおすすめあれば作家名込みで教えてください。
877 :
無名草子さん:2007/01/05(金) 18:32:18
ガルシア・マルケス
百年の孤独
これも加えてくれ
878 :
無名草子さん:2007/01/05(金) 18:37:25
ジェイン・オースティン「マンスフィールド・パーク」屁理屈抜きで楽しめた。
屁理屈抜きなら「終戦のローレライ」
でも屁理屈入れたら、この作者のイデオロギー大嫌い。
作者のイデオロギーが大嫌いなのに、なんで作品に感情移入できるのかと
小一時間。
イデオロギーが大嫌いって、もう決定的だろ。全てが嫌いになるなw
感情移入しなきゃ作品読めないのか?
882 :
♪:2007/01/07(日) 10:20:11
一瞬の光読んだ。これおもしろい!
デビュー作ってすごいね!
あまり恋愛小説はだめなほうなんだけどこれは先が気になってどんどん読んでしまった
青が散る・将棋の子・流星ワゴン。年に2〜3冊しか読まないけど、この3冊は良かった。
>>881 じゃあオマエは、小説を感情移入なしに読むという芸当ができるんだなw
そら、凄いわwwwwww一生言ってろwwwwww
>>884 感情移入を拒否する小説もあることを君は知るべき。
>>885 世の中に感情移入を拒否する小説がどれほどあるのかと
小一時間。
そんな小説、普通でないだろ。非常に特殊な例を出さないように。
あくまでも
>>881の「感情移入しなきゃ作品読めないのか?」という
かなり違和感のある、まるで移入しないのが普通のように言ったレスに対して
の感想なんだからさw
一般的に小説は感情移入して読むものでしょ。
そうだね。プロテインだね。
879ですが、
物語のネタとしての思想はなんでもありだが、それが本気だとしたらかなり困るものはいくらでもある。
ましてや自らの創作についてプロパガンダっぽいコメントを繰り返す作者に共感はできない。
880さん、お分かりですか?
それにあなたの言う「感情移入」とは「同意・賛同」の間違いじゃないでしょうか?
どうぞ小一時間お考えください。
889 :
無名草子さん:2007/01/08(月) 00:48:59
890 :
無名草子さん:2007/01/08(月) 01:55:57
学問として文学でないかぎり、感情移入は普通だと思う。
俺の一番は「カラマーゾフの兄弟」。
>>888 880はムキになってるだけだな。たぶんそこらの2ちゃんウヨ坊。
小一時間じゃ無理だろう。
ま、処女作からして「兵士を見よ」とか色々描写をパクって何もコメントなし、
エヴァンゲリオンの綾波レイが大好きなヲタク体質でしかないのに、
大上段で国士きどりのクサい床屋談義の説教クセが抜けない幼稚な作者には何も言わない。
小説の書き方わかってない下手糞ってだけでしょ。
♪どーでもいいですよ
「長いお別れ」
レイモンド・チャンドラー
これが今のところ一番面白かったし、印象に残ってる
894 :
無名草子さん:2007/01/08(月) 12:34:53
ハリーポッター
自分の中でぶっちぎりのNo.1です。
895 :
無名草子さん:2007/01/08(月) 20:18:22
896 :
無名草子さん:2007/01/08(月) 21:48:56
897 :
♪:2007/01/10(水) 01:32:22
砂の女読んだ。
おもしろかった☆
作品に漂ってる緊張感がすごかった!
898 :
無名草子さん:2007/01/10(水) 04:12:20
陽気なギャングが地球を回す
伊坂幸太郎
中島らも
超老伝
900 :
無名草子さん:2007/01/10(水) 09:56:19
高村薫
李歐
901 :
無名草子さん :2007/01/10(水) 17:16:54
『悪童日記』三部作
アゴタ・クリストフ
俺自身が
オチに拍子抜けしちゃうとこまで面白かった
902 :
♪:2007/01/10(水) 20:34:24
船乗りクプクプの冒険読んだ。
これはぜんぜんおれにあわなかった。短いからよめたけど、つまらなかった
村上春樹
『羊をめぐる冒険』
井上靖
『氷壁』 『補陀落渡航海記』
904 :
無名草子さん:2007/01/13(土) 17:27:56
天国までの百マイル
高村は李歐かリヴィエラか選べない。
だからここは間をとって北方の烈日を推すことにする。
906 :
無名草子さん:2007/01/14(日) 00:20:55
【題名】 無人島に生きる十六人
【著者名】須川邦彦
【出版社】新潮文庫
ラジヲのウエちゃんが絶賛していたので読んでみたが
4時間ほどでイッキ読みできる面白さ。
明治時代にミッドウェイ諸島近海の無人島に漂流した16人の実話。
オヤジどもの生きる為の基地・システム作りの様子がイイィ
907 :
無名草子さん:2007/01/14(日) 00:25:43
ラジヲのウエちゃんとは何者・・・
ウエちゃん、誰だか知んないけど本は面白そうだ
909 :
無名草子さん:2007/01/14(日) 00:54:28
ニッポン放送の上柳アナ
910 :
無名草子さん:2007/01/14(日) 00:59:24
無人島に生きる十六人は青空文庫でも読めるぞ。
911 :
無名草子さん:2007/01/14(日) 03:50:42
司馬遼太郎 燃えよ剣
912 :
無名草子さん:2007/01/14(日) 04:15:01
綾辻行人 殺人鬼 残酷なシーンが多いが面白い
913 :
無名草子さん:2007/01/14(日) 08:39:45
914 :
無名草子さん:2007/01/14(日) 08:51:00
みんなつられるな。
915 :
無名草子さん:2007/01/14(日) 14:07:25
宮本輝 避暑地の猫
916 :
無名草子さん:2007/01/14(日) 18:38:54
忘れ雪
917 :
無名草子さん:2007/01/14(日) 23:54:29
屁理屈抜きだと「十二国記シリーズ」や「世界の終りとハードボイルドワンダーランド」
「ハリーポッターシリーズ」て事になる。
一番寝食忘れて何も考えずに読み耽ったのがこれくらい
でも人前じゃ何となく言えない
918 :
無名草子さん:2007/01/15(月) 13:44:49
ハンニバルかな
「天使の囀り」読書し始めた中2の頃読んで小説って面白れーもんなんだなって思った。何でも最初の頃の体験は新鮮で刺激的だ。
牛乳がちょっと怖くなるんだよな。
921 :
無名草子さん:2007/01/15(月) 17:54:03
現時点 ヘッセ「知と愛」
切なく愛おしい 自分の心がまだ渇いていないのを知ることが出来ました
ジッド「狭き門」に一票
春樹の、「世界の終りとハードボイルドワンダーランド」。
このスレで何回も出てるね。何か惹きつけるモノがあるのかな。
中学生のときに、寝るのもそっちのけで一晩で読んだ。
大学生の今は、本読むのそっちのけで寝る生活。あの頃みたいに本読みたいな……。
924 :
無名草子さん:2007/01/17(水) 22:14:31
深い河
血と骨
927 :
無名草子さん:2007/01/17(水) 23:46:06
お前自身のレスじゃないのかと小一時間
928 :
無名草子さん:2007/01/20(土) 14:56:51
↑
去れ!
司馬遼太郎 関ヶ原
930 :
無名草子さん:2007/01/21(日) 09:54:33
東京湾景
931 :
無名草子さん:2007/01/23(火) 23:32:37
非難覚悟ノ上で不夜城はどうかね?理屈抜きできしょ?
932 :
無名草子さん:2007/01/24(水) 00:35:52
スタンダール「赤と黒」
933 :
無名草子さん:2007/01/24(水) 23:12:03
リチャード・フッカー「マッシュ」の3部作、角川文庫
アイザック・アシモフ「裸の太陽」、ハヤカワ文庫
オヤジヒーローがカッコイイ!!
前者はやんちゃオヤジズ
後者はさえないオヤジ
どっちもいい味だしてるぞ
934 :
無名草子さん:2007/01/26(金) 13:40:13
アイザック・アシモフってSF? 面白い? 読んでみようかな
シリウスの道 藤原伊織
936 :
無名草子さん:2007/01/28(日) 21:10:04
忘れ雪
結構いっぱいあるな。みんな同列で大好き。
京極夏彦「姑獲鳥の夏」「魍魎の函」よくこんな複雑な話が書けるなと思う。クライマックスの美しさは一級品。
笠井潔「熾天使の夏」「バイバイ・エンジェル」「サマー・アポカリプス」「哲学者の密室」「天啓の器」哲学考察が好き。この人の影響で左寄りになった。
ミヒャエル・エンデ「果てしない物語」
ダン・シモンズ4部作 最初の連作が好き。
福井敏晴「終戦のローレライ」涙なしには読めない。
牧野修「Mouse」芸術家らしい独特のトチ狂った世界。
真崎建三「貧血症気味の薔薇」アングラな閉塞感と疾走感がたまらん。そして泣ける
樹川さとみ「楽園の魔女たち」シリーズ
須賀しのぶ「キルゾーン」シリーズ、「流血女神伝」シリーズ
ドストエフスキー「罪と罰」
938 :
無名草子さん:2007/01/29(月) 09:11:32
ゴッドファーザーは徹夜した
939 :
無名草子さん:2007/01/29(月) 14:28:02
蹴りたい背中
桐野夏生「out」
話がエグいけど、ぐんぐん引き込まれる。
941 :
無名草子さん:2007/02/01(木) 21:47:21
天国までの百マイル
大西巨人「神聖喜劇」
セリーヌ「夜の果てへの旅」
これはひどい。これはすごい。
943 :
無名草子さん:2007/02/04(日) 06:48:19
東野圭吾『仮面山荘殺人事件』
中井英夫「虚無への供物」
945 :
無名草子さん:2007/02/04(日) 18:47:17
トマト
「孤宿の人」
入り込むまで大変だったが、後半号泣しっぱなし。
947 :
無名草子さん:2007/02/11(日) 22:06:28
深い河
恋と退屈 峯田和伸
縫製人間ヌイグルマー
950 :
無名草子さん:2007/02/17(土) 01:01:21
花村萬月「風転」
951 :
無名草子さん:2007/02/17(土) 14:57:43
大西巨人『神聖喜劇』(光文社文庫)
二十代で読んで生きていく腹が据わった
三十代で読み返して人物造型のきめ細やかさに感動した
四十代で漫画版といっしょに読み返して
この作品が時代や世代とは無関係な傑作だと再認識した
952 :
無名草子さん:2007/02/17(土) 14:58:37
つまり理屈抜きに面白い
ダマされたと思ってどうぞ
953 :
無名草子さん:2007/02/18(日) 00:48:33
「突破者」「血と骨」「永遠の仔」
「家畜人ヤプー」「宗教が往く」「シンセミア」
とりあえず読み応えは充分。はまれば、どっぷり重く楽しめる。
ちなみに今読んでるのは「時々、蝶のようにとまれたら」。
読みたいのは「家畜小屋」。どっかに出てないかなあ…
954 :
無名草子さん:2007/02/18(日) 01:36:47
↑家畜人ヤプーは小さい頃読んでトラウマになった。面白いけどW
時間が経つのを忘れたのは、
貴志佑介『黒い家』
島田荘司『異邦の騎士』
森村誠一『人間の証明』
鈴木光司『リング』『らせん』
桐野夏生『OUT』
山田宗樹『嫌われ松子の一生』
ホラーとかミステリって一回読み始めると止まらないんだよ。
ヤプーって自虐的だよなw自虐的な日本人の象徴っていうか
日本人をパロって書いてんだけど、オレには屈辱的すぎて途中で読むのを放棄したw
「神々の指紋」グラハム・ハンコック
いやね、あらゆる眉唾物の中でこれほどオレが熱中した書物もないなw
956 :
無名草子さん:2007/02/18(日) 12:06:40
氷点
957 :
無名草子さん:2007/02/18(日) 15:13:21
ここまで読んだ。集計も見た。
…なぜだ!?宝島がない。
どっかで見落としたのか?それとも、もはや省みられることもないのか?
あと、神秘の島がなかったのも寂しいなぁ…
横山秀夫「クライマーズ・ハイ」
森絵都 「永遠の出口」
集計ってどうすれば見れるの?
名前欄に fusianasan と入れる。
まぁでもこのスレでフシアナしたってどうって事ないでしょ。
荒れてる訳でもないし。笑って流しましょ。
死ねとか言うのよそうよ。
桐野夏生の「グロテスク」。
ここ数年で一番面白い小説だったな。
上下巻で800ページ以上あったけど、全然長いと思わなかった。
965 :
無名草子さん:2007/02/21(水) 22:47:20
100万回の言い訳
966 :
無名草子さん:2007/03/07(水) 20:07:25
out
ちょっと、キモイけど。
967 :
無名草子さん:2007/03/07(水) 22:48:03
重松清「幼な子われらに生まれ」
968 :
無名草子さん:2007/03/07(水) 23:51:48
ジャック・ケッチャム オンリーチャイルド 扶桑社文庫
969 :
無名草子さん:2007/03/08(木) 09:45:46
山手樹一郎「鶴姫やくざ帖」
男装のお姫さまかわいくてカックイイ!
ちょいとJUNE、百合、風味あり
970 :
無名草子さん:2007/03/08(木) 15:17:17
フェラチオ&クンニリングス絶頂マニュアル
971 :
無名草子さん:2007/03/09(金) 14:11:41
つか。。2ちゃんの評価って変だ。。w
972 :
無名草子さん:2007/03/09(金) 14:57:27
桐野夏生はいいね!
私的にはアイムソーリーママかな
垣根涼介 「ワイルド・ソウル」
エンタメ小説としては傑作中の傑作だと思う。三冠受賞(大藪春彦賞、吉川英治文学新人賞、日本推理作家協会賞)
は伊達じゃない。久しぶりに食べる時間も寝る時間も惜しんで読み、
読書が持つ純粋な娯楽としての楽しみを思い出させてくれた一冊。
文庫では上下巻に分かれているほどの大作なので(個人的にはもっと読んでいたいってほど面白いが)、
そこに気後れする人には同じ作者の「ヒートアイランド」を薦める。
これを傑作・秀作に感じる人には「ワイルド・ソウル」は鉄板だろう。
ぶっwww鉄板ってwww
鉄板?え?鉄板wwwwぶはははははwww他に表現の仕様がなかったのかよww
正直、何で>974がそういう反応をしているのかわからない
厨だから