3 :
無名草子さん:05/02/02 13:10:40
↑ センセイらしいもののいいかたにちょっと和みました
一応保守。
5 :
無名草子さん:05/02/07 20:29:40
いつまでも小言幸兵衛でいてください。
妙にもの分かりのいい事を書かれると、読んでる方がドキっとします。
6 :
無名草子さん:05/02/07 20:52:07
新スレ乙です
落語の小言幸兵衛はサイコーだね。
角川文庫をコンプリートしようと思ったが、全くないんだね。
予想以上にどの店に行ってもなかった。
今週号の文春は、<希望がもてない雰囲気>
このスレもしばしば循環するが、本人自体が循環してるからしょうがない。
もういいんじゃないか、この連載。
傷だらけになっても、ぐるぐる廻らなければ、死んでしまうという水族館の
マグロを見てるみたいですがな。
10 :
無名草子さん:05/02/10 10:39:02
じゃあ、コバ難民の亡命先としてお勧めの作家は誰?
エッセイ、批評も面白い小説家で、このひとフォローすれば
同時代がわかるって書き手。
この先何十年も追っかけられる人。
橋本治じゃ歳くいすぎてるか・・・
寡作な森卓也先生。
今週の週刊文春では傍点振りながら 雪国の過酷さを知ってるぜ! と誇示してました
二回冬を迎えただけなのにね
13 :
無名草子さん:05/02/11 01:44:03
恒例の、現『本音を申せば』の単行本化、一冊目がそうだったから
なんだろうが、4月〜5月って遅くないっすか?
>>12 氏の作家活動では「冬の神話」「東京少年」と 疎開の過酷さを知ってるぜ! と
二回誇示してます 一回戦争あじわっただけなのにね
一回も味わっていないのに大層なことを書き連ねる御仁に比べれば・・・
一回戦争体験しただじゃダメだとか言うんだ。はぁ〜驚いた。
18 :
無名草子さん:05/02/11 21:48:42
現状はほとんどエッセイストの小林先生だけど、
もう一作だけでも、思いっきりハッタリの効いた大長編小説を書いてほしい。
ホリエモンを主人公にして「虚栄の市」のようにクールなタッチで
「極東セレナーデ」のように、世相を巧みに取り入れて
「ぼくたちの好きな戦争」みたいな書き下ろし大作がいいな。
19 :
無名草子さん:05/02/11 23:33:43
小説は数年前の結婚恐怖が最後なのかな?
「波」のは小説なの?
過去スレ読んだら、それをめぐって熱い論争があったみたいだけど
ああいう人たち、どこへいってしまったんだろうね。
>>21 小林さんにあこがれるあまり 中越で雪国体験してます。
志ん朝師匠も本人は言ってないけど疎開先でやられたって
お姉さんが書いてたな。そんなとこもファン心の元か?
24 :
無名草子さん:05/02/12 20:22:54
やられたってなにやられたの?
やらしいこととか?
25 :
無名草子さん:05/02/13 03:38:10
>>22 ×中越で雪国体験してます。
○中越に疎開してます。
ふみふみ
牛も知ってるカウシルズってか、ウッシッシ
29 :
無名草子さん:05/02/16 20:39:43
でも、もう七十過ぎでしょ。不謹慎な言い方だが残された
時間はそんなに長くないのに、「未来が暗い」とかいうのは
若いもんがいうことでしょうが。
「どうせ、あと少しでお迎えがくるからあとのことは
知らん」とかいって、余生を明るくすごすのが江戸っ子って
もんじゃないの。
とつっこんでみる。
でも、「平和国家のために努力」とかいってても戦前のモラル
を捨てちゃってアメリカ民主主義に走っちゃった結果が今のような
状況なのだが・・・
2月24日号の文春は、「ホクロ」
読んでいてイヤ〜ンな感じがイイかも。この類のエッセイは、氏にしては
珍しくないかな?
29の最後の三行がすごく気持ち悪い。
政治家がよくこういう情念がかったセリフを連発するのは、
いわば票取りのための芸であって、大人はそれをよく了解している。
しかしそれを真に受けちゃったコドモが、得意になってこういうところで
受け売りしちゃうのがいやだね。
32 :
無名草子さん:05/02/17 14:49:57
>>29 でも、「平和国家のために努力」とかいってても戦前のモラル
を捨てちゃってアメリカ民主主義に走っちゃった結果が今のような
状況なのだが・・・
戦前と比較して、今は何が悪いでしょうか?
意味ありげで感傷的なのに、具体性もない無責任な捨て台詞で切り捨てる・・。
そうまるで筑紫哲也みたいな書き込みですね。
>29
原文におあたりください
「若者が感じている閉塞感」を閉塞感の人が書いているのです
>32
そうですね ある意味何も変わってません
対支戦線の終結の見込みなき拡大=不良資産の見込みなき拡大
掛け声だけで具体像のない「新体制」=掛け声だけで具体像のない「改革」
……
「非国民」という言葉がまだ、大手を振ってまかり通っていないことくらいですか
34 :
無名草子さん:05/02/17 21:18:38
素朴な右傾化世代としても、やっぱ戦前みたいな体制は嫌だな。
今週の「本音を申せば」のツボは
「大丈夫です、マジックミラーですから。」
でしょう。
(手許に現物がないので字面は不正確かもしれませんが。)
>>21 むしろ寒い論争だったと思うが
勘違いしたやつがいただけで
年よりは早く死ねってやつ多いんだな。
第2ラウンド、ちん!
>>38 もちろん、小説じゃないって書いた方のやつ
たまにおかしな奴が出てこないと活気が出ないな。
老人ホームみたいだ。
たとえば、こういう香ばしいレスかw
877 名前: 無名草子さん 03/12/27 22:41
どうしてこう、視野の狭い批判厨ばかりが出てくるのか
学生ばっかとも思えないところが頭が痛い
文学ファンだの自称コバファンだのはみんな(ry
著者が「世間知らず」をわけわかんないタイトルに
喜んで変えたわけじゃないことくらい知ってるだろう
どうしようもなく売れないから仕方なく若向き、女向きのタイトルにしてみたんじゃないか
おまいら、金が入ってこないって現実をどう思ってるんですか
タイトルが重要だってことは、いやってほどわかってるから
自分がいいと思ってるタイトルをあきらめるのに
43 :
無名草子さん:05/02/20 00:44:11
その結果が『超読書法』か。
いや、バカ売れしそうなタイトルだな(W
とコピペに反応してみました。
44 :
世間知らずでハートブレイク:05/02/20 00:45:20
>>43 >タイトルが重要だってことは、いやってほどわかってるから
>自分がいいと思ってるタイトルをあきらめるのに
ここに対する反応ね。
>「どうしようもなく売れないから仕方なく」若向き、女向きのタイトルにしてみたんじゃないか
このあたり、アンチでも言えないような凄いことを言ってる無意識過剰のおもしろさw
46 :
無名草子さん:05/02/20 08:21:40
今1500円以上する単行本なんてまったく売れないですよ。ほとんどが1000部や2000部止まり。
4〜5000部売れるなら出版社大喜びです。
それくらい売れる著者探してます。
先生はもちろん1500部くらいしか売れないので、愚痴が多くなってきてるのも仕方ない。
47 :
無名草子さん:05/02/23 00:31:42
図書館だけで1000冊は超えてそうだけど・・。買って読みたいとは思わないまでも借りては
読みたいと思う人多い作家だし。
>>47 俺が司書だったら、「超読書法」「2001年映画の旅」「世間知らず」
「虚栄の市」「地獄の読書録」なんていう怪しげな書名の本は、
限られた予算なんで入れませんがw
「虚栄の市」が怪しげな題名だと言っている時点でレベルがわかるね。
>>49 「世間知らず」が怪しげな題名だと指摘できないアンタのほうが
レベルが…
52 :
無名草子さん:05/02/23 20:49:53
>>51 「超読書法」「2001年映画の旅」」「地獄の読書録」
編集会議でこの題名口にしたら、おめえ死ね、と袋叩きだよなあ、普通・・・。
よーし、次の「本音を申せば」の単行本タイトルは、
「東京の中心で、孤独をさけぶ」でいくぞ!
54 :
無名草子さん:05/02/23 21:58:30
小林氏はアクターズ・スタジオ系の俳優には冷淡だね
例外はマックイーンとモンローあとハーベイ・カイテル
「虚栄の市」といえば普通はサッカレーを連想するけどな。
「その男、凶暴につき」といえば普通は野沢尚と深作欣二を連想しないけどな。
57 :
無名草子さん:05/02/24 20:31:32
いまだにオールナイトいるぼん聞いてるのか。
夜更かしな年寄りだな。
今のテレビ番組は確かにおもんない。
60 :
無名草子さん:05/02/25 20:24:21
TBSのアクセス聞いてるし、
午前中の番組の話題ないから夜更かしだと思う。
東海ラジオ、CBCラジオ(中部日本放送)、中日新聞。
>>57 >>58 典型的な夜型です。「スター・ウォーズ」の早朝試写(2回目)
を鑑賞する為に神戸から帰京後、わざわざ帝国ホテルに泊まりました。
作家らしい雰囲気(?)を演ずる為、眠りが浅いのを装っています。
横山やすしが、夜中の2時に電話かけてきたぐらいで、騒ぐなよと…
(オールナイトのエアチェックの為、120分テープの裏面に返す時だったので
ムッとしたのが本音です)。
本当に神経質なら電話のない部屋で寝ればいいのに…。
63 :
無名草子さん:05/02/25 23:57:27
センセーは内心ホリエモン支持らしいな。
それでも鮮明に表明できないところが浮世の義理というものか。
>>62 こりゃまたずいぶん前の話ですなぁ。
当時と生活パターン変わってないかしらん?
>>62 >「スター・ウォーズ」の早朝試写(2回目)
って、1970年代の話?(w
66 :
無名草子さん:05/02/28 06:12:05
那須博之監督の「ビーバップハイスクール」を
小林氏は「キネマ旬報」連載のコラムでちょっと褒めてたなぁ。
あれが「紳士同盟」の監督に那須博之氏…に
繋がっていったんだろうか?
にしても53歳とは、いかにも早い。
謹んでご冥福をお祈りします。
(相米慎二は…あ、彼も53歳で、か。)
68 :
無名草子さん:05/02/28 23:10:43
デビルマンが遺作とは不憫なり。
69 :
無名草子さん:05/02/28 23:11:20
>>67 > にしても53歳とは、いかにも早い。
> 謹んでご冥福をお祈りします。
> (相米慎二は…あ、彼も53歳で、か。)
ハスミンならこれをネタに一本書きそう。
70 :
無名草子さん:05/03/01 13:35:01
井筒監督も53歳なんだよな。
71 :
無名草子さん:05/03/01 16:44:21
ビートルズの日本公演を舞台にした小説で
一箇所間違いを発見した。
指摘したらセンセ、怒るかなあ
72 :
無名草子さん:05/03/01 21:48:05
>>71 一生うらまれるので、こっそりここに書くだけにしましょう。
また今年も「イーストウッドが批評家からいかに評価されてこなかったか」という話を聞かされるわけですな。
じゃあ、こっそり書く。
小説ではビートルズが来日していた時、
主人公が赤坂のTBS近くで植木等とすれ違ってるんだけど
実はクレー字キャッツはビートルズ来日当時は、結成10周年の
アメリカ旅行中で、帰ってきたのはビートルズと入れ替わり。
なので主人公が植木等に会うことはありえない。
センセ怒らないでね。。。
75 :
無名草子さん:05/03/01 22:16:37
>>75 書いたけど。。。
それとクレー字キャッツ→クレージーキャッツ orz
野坂昭如「文壇」の註、
中原弓彦の項 「時に書店で見受ける。なんとなく、説教されそうで声はかけない」
>>76 スマソ 時刻みればわかると思うが、入れ違いになってしまった(´・ω・`)
「小林信彦のコラム 44」(中日新聞 3月1日)は
「成瀬監督生誕100年」。
世田谷文学館で行われてる、生誕100年の展示会に行ったようです。
「この展示会のハイライトは、日本映画史に輝く『浮草』の
シナリオが開いてあることだ。
ガラスを割って、手で触れてみたい衝動がおこる。」
などと、物騒なことを書いてます。
たぶん監督による書き込み、削りなどがされているものなのでしょう。
ところで、今回のコラムのなかで、こんなことが…
「二年つづけた小説を書き終えるところで、
すぐに次の小説が待っている。」
おぉ、次の小説!
80 :
無名草子さん:05/03/02 10:07:31
>二年つづけた小説を書き終える
ΣΣ(゚д゚lll)ズガーン!!
どっかで二年間も小説を書いていたなんて、ちっとも気づかなかった・・・
また唐獅子書いてくんないかなぁ。
82 :
無名草子さん:05/03/02 12:29:55
終わるのは「波」に連載中の「東京少年」だろうけど次はどこで始めるのか…
僕は「小説新潮」ではないかと。
「新潮」というのもアリかな。
風店老人を超えるエロエロエロ小説きぼんぬ
84 :
無名草子さん:05/03/02 22:25:46
いいかげんスコセッシにアカデミー賞あげなよ、と思った。
先生はどう思っているのだろうか?
スコセッシの表記にイチャモン付けたら 自分が間違えてたってことがあったから
表向きスコセッシには興味がないんじゃないのか
「ギャング・オブ・ニューヨーク」を誉めるなよ、と。
お待ち〜、「東京大空襲」‘ネタ’がやってまいりました。
「ノーモア・ヒロシマ、ワンモア・ナガサキ」 C)ビートたけし
なんでいちいち改題する?
ヲタに間違えて買わせるためなら、あまりのセコさに泣けてくる。
92 :
うまのり:05/03/05 00:14:42
子供の頃はよく先生の悪ふざけ系の本をよく読んでますた。
唐獅子株式会社とか、オヨヨ大統領シリーズとか。。。
最近はそーゆー系の本を書いてくれないからなんだか淋すぃ。。。
>>92 先生が今や70過ぎの老人という事を考えれ
バッチリやってくれた。いいセン言ってるって何?
ところで漫喫で「まんだら屋の良太」読んでたら
先生と沢田隆二が出てきて吹いてしまいました。
95 :
無名草子さん:05/03/06 14:33:27
中日新聞連載、新潮社発行の「コラムは・・・」シリーズの新刊は
まだ、出ないの?今度は2002〜2004のはずなのに
>>95 また読めそうだね
出すことが決まった=なんとか黒字になりそうだとして、
本人が直しを入れたり、ゲラチェックしたりしてると何ヶ月かかかるんじゃない
97 :
無名草子さん:05/03/06 16:14:59
>79
浮草=>浮雲
浮草は小津。
「イエスタデイ・ワンス・モア」みたいな白黒映画ぽい小説を書いて欲しいと思う今日この頃
こんなスレッドがあるとは・・・orz
嬉しいんだか、嬉しくないんだか。。。。しかも地味に5枚目。
いったいどういう人が支えているのか不思議。
>>90 中野翠ね。
小林信彦マンセーだよね。解説でそんな熱くマンセー言われても。と思う。
「ぼくたちの好きな戦争」で「およびでない」連発しすぎ。
楕円形な小林信彦という切り口はいいけど、この「およびでない」がウルセー
ジャニーズのおっかけやビジュアル系にのめり込んだファンのようでイタイ
既出かもしれませんが、「悲しい色やねん」のモデルって誰ですか?
月亭八方だよ
補足 「天才伝説 横山やすし」の中で八方との交際について書いているよ。
>>103>>104 ありがd
月亭八方?わからないのは、世代のせいなのか、関東人だからなのか。
でも、これでTV観ながら見当違いの人に疑い(?)の目を向けずにすみますw
106 :
無名草子さん:05/03/09 23:05:51
月9で「ドジリーヌ姫の優雅な冒険」でも実写化出来ない物かな?
主演は篠原涼子&オダギリ・ジョーあたりで
107 :
無名草子さん:05/03/09 23:28:42
見たくねえなあ、それ・・・。
いやいや小林信彦が以前褒めていた、深キョンでどうでっしゃろ?
いやいややはりここは大塚ねねで。
110 :
無名草子さん:05/03/10 20:43:09
東京大空襲は確か警視庁のカメラマンの撮影もあったと思ったが…
「物情騒然。人生は五十一から 4」
650円
4月8日発売予定
文春文庫
ソースは書店に貼ってあった
「文庫情報 4月」。
113 :
無名草子さん:05/03/13 04:41:01
それならいっそ、加藤ローサをドジリーヌに
御大はローサをチェック済みだったっけ。
「本音を申せば」 (小林信彦)
第350回(週刊文春 3月17日号)
「東京大空襲のイメージ 2」
すみだ郷土文化資料館
「<東京空襲・60年〜3月10日の記憶>展」
(4月10日まで)
「あの日を忘れない 描かれた東京大空襲」(柏書房)は
一般の人が描いた絵を掲載。
「下町は三月十日を中心に語られるが、
山の手(当時の)がもっともはげしくやられたのは、
五月二十五日であった。
この方面の被災証言も、もっと多く出て、しかるべきだと思う。」
5月25日は渋谷・青山など山の手を襲った大空襲の日だそうです。
渋谷、青山は山の手じゃないです。
あの日も今も。
うそ、山の手なんじゃない?
最近ネタが少ないから「山の手ヲタ」「下町ヲタ」が不毛に争う展開も
ひまつぶしにいいかもな。
5 名前: 無名草子さん 03/07/26 11:25
田舎者ネタと低脳ネタがループして成り立つスレだね。
「小林信彦のコラム 44」(中日新聞 3月15日)は
「別な角度から見る成瀬巳喜男」。
生誕100年。
六本木ヴァージンシネマにおける成瀬作品の上映
(3月5日より10週)
DVDBOXの発売(7月、8月)
スカパー(日本映画専門チャンネル)での放送(3月〜6月)
「女の中にいる他人」(1966年)を大きく取り上げている。
今月発売された「東京散歩 昭和幻想」(光文社 知恵の森文庫)の
巻末には、こう書いてあります。
本書は、『日本人は笑わない』(1997年新潮文庫版)をもとに、
朝日新聞で掲載された「時のかたち」
(02年9月17日〜9月20日夕刊)
及び「深い潮目 戦後59年の参院選」(04年6月21日)を
新たに収録し、再編集いたしました。
尚、再編集にあたり『東京散歩 昭和幻想』に改題し、
一部章見出しを変更、「短篇ミステリ・想い出の三篇」
「私の好きな文庫本ベスト5」は削除いたしました。
「日本人は笑わないT、U」は
「東京散歩 昭和幻想T、U」に改めて再収録いたしました。
ちなみに「新たに収録」した分量を数えてみたら、9ページ分でした。
TVステーションのTime Walkerって連載ページに
小林信彦がヒッチコック来日の時に船に迎えにいったとあった
今週号の文春、お待たせしました「血液型」ネタですよ。
ガンコだから仕方がないです…。
先物買いって、後だしじゃんけんのことか?
「東京少年」って小説なの?
>>123 アメリカ人(ユダヤ人)、コメディアンの血液型調査まだぁ〜w
128 :
無名草子さん:05/03/18 20:03:22
小林信彦と中原弓彦って 同一人物って知ってた?
5スレ目にして爆弾発言
「結婚恐怖」が 最後の小説じゃ ちょっと寂しいな。
週刊文春
2005/3/24号
「本音を申せば」 (小林信彦)
第351回「血液型を考える」
「今の若い人には自分の血液型を知らない人がいるが、
ぼくは国民学校の時に胸に血液型を表示していた。
米軍の空襲で怪我をした時のためである。
当然、戦時下であるが、全員がそうしていた。
だから、自分の血液型を知らない者はいなかった。」
「あんなもの、信用できるわけがない。
わしと長嶋茂雄と金田が同じ血液型なんて、
ふざけたことを言ってはいかん!(野村克也)」
>>130 >>79で「二年つづけた小説を書き終えるところで」と言っているのが「結婚恐怖」
のことだと思ってるのか?
いずれにしろ「結婚恐怖」が駄目というのは、ここの共通認識として、
次の議題に写ればよろしいかと(誰か擁護しろよ!)。
135 :
無名草子さん:05/03/19 19:15:06
いずれにしろ「東京少年」ってタイトルはどうなの?
「東京物語」「20世紀少年」みたいになりゃいいけどね…。
「の」のタイトルがつくと、ヒットする・名作になる法則は、
小林さんにも有効だと思うけど。
「東京少年」単行本化における改題のこと?
う〜ん、僕は、このままいっちゃうんじゃないか、と思うんだけど、
なんとなく。
「結婚恐怖」って、連載時には「結婚まで」でしたっけ。
137 :
無名草子さん:2005/03/21(月) 20:27:06
「東京少年」って東京3部作のラスト?
「サマータイム反対」来たよ!
ここは地味に毎週ネタが投下されるんでつね。
普段邦楽板とか音楽関係板しか出入りしないので不思議な感じだ(・∀・)
今週はまだママンが文春買ってこない(・A・)
みなさん、お待たせしました!
本音を申せば 小林信彦 (文藝春秋)
2005年4月下旬発売予定
向かうところ敵なしのクロニクル・エッセイ!
『下妻物語』から小泉首相批判まで、舌鋒鋭く、歯に衣着せず。
とりわけ著者の家族が被害を受けた新潟県中越大地震については圧巻!!
-----------------------------
圧巻って・・・
「本音を申せば」第352回(週刊文春 3月31日号)
「またも出ました愚案<サマータイム>」
「ぼくの本音をいえば、人間はそう機械的には寝付けないので、
毎日、一時間の寝不足が生じる。
生活のリズムが狂い、頭がフラフラするのは体験ずみだ。」
>>139 そうか、家族で文春読んでるのか。ちょっといいな…
邦楽板…
あ、近田春夫の連載は面白いですね。
142 :
無名草子さん:2005/03/25(金) 00:03:43
サマータイムネタ5回目くらい?
>>111 >「物情騒然。人生は五十一から 4」 650円
>4月8日発売予定 文春文庫
坪内さんの「文庫本を狙え!」で是非紹介してほしいのう。
小林ファンである筈の坪内さんの忌憚のない意見を読みたいですが…。
楽しみだなぁ、坪内のヨイショ。
坪内は「おかしな男」や「袋小路の休日」など
ちゃんと出来のいい作品を誉めている。
(=出来の悪い作品は無視w)
疎開というのは、以前から都会に住みついて外へは一歩も出なかったような人間を、
日本国中のあちこちに散開させた趣がある。勿論、強制疎開はイヤなものだ。
その苦痛を未だに忘れかねている人も多いだろう。しかし疎開のおかげで、
われわれが随分見聞を拡げることが出来たのは、たしかだ。
などとふざけたことを安岡章太郎先生が書いています。
これだから高知生まれは困る。
あーそーかい
148 :
無名草子さん:2005/03/29(火) 14:40:26
文藝春秋あたりから小林信彦全集が出る予定はないんでしょうか?
>>148 きびしくないっすか? 誰かラインナップ考えてけれ。
毎日つけている日記が実名入りで全部公開・刊行
されたら膨大な量だろうし、内容もすごそうなので、売れそうですが…。
少なくとも、存命中は無理だろうな。2040〜2050年ぐらいなら、
文句つける関係者もいなそうだが、ファンも半分は死に絶えてるよっ!
150 :
無名草子さん:2005/03/29(火) 18:18:55
>>149 別に個人的な日記と全集発行の要望とは何の関係もないのでは?
(出版を前提としない)日記を含めた全集とゆうのも
過去に例がなかったわけではなかろう。
ただそれは、言っちゃあなんだが、かなりの「文豪」とゆうか
そうゆうレベルの話だと思う。
「1960年代日記 ちくま文庫」なんかは、差し障りのある部分は
すでに自身の手でカットされてるだろうから、そのまんま
全集に収録しても大丈夫かな。
「小林信彦のコラム 46」(中日新聞 3月29日)は
「岡本喜八、那須博之の訃報」。
「…邦画が急坂を転げ落ちている時に、
実験作を時々作ろうとする、
その姿勢の当否はともかく、食いちがいは、会社にとっても
監督にとっても不幸であった。
一九七〇年のなかばだが、ぼくの「唐獅子株式会社」を
映画化したいという熱心な申し入れがあり、しかし別な方面から
<戦中派の情念>に触れる作品の企画が入ると、そちらに
専念したりする。
岡本監督が幸せだったのは
「江分利満氏の優雅な生活」(1963)までだったな、と、
つくづく思う。」
「那須さんの理想の映画は、ああいうもの
(「男たちの挽歌」(香港・1986))だったのかも知れない。
話の面白さではなく、アクションで見せる映画がヒットする、
と信じていた人であった。」
>>152 >岡本監督が幸せだったのは
>「江分利満氏の優雅な生活」(1963)までだったな、と、
>つくづく思う。」
うわ、1958年監督デビューの岡本監督の幸せは、実質5年(15作目まで)かよ!
残りの人生(24作)は…?
154 :
無名草子さん:2005/03/30(水) 13:24:28
結婚生活に例えると、最初の五年だけでも幸せなんて、幸運だぞ!
残りは苦労して守り通す……
155 :
無名草子さん:2005/03/30(水) 16:53:57
ああ、そうか。やっと納得できた。
小林さん、岡本監督の「ダイナマイトどんどん」に対してけっこう評価が辛かった。
それこそ戦中派の述懐は邪魔、なんて書いていたように記憶している。
面白い作品だったのになんでかな〜と思ってたけど、
監督が「どんどん」にかまけて、「唐獅子〜」映画化を途中でほっぽり出したからか。
横山やすしの評伝では分かりにくかったところがすっきりした。
本当は岡本喜八に撮って貰いたかったんだろうな。
観る側としてもその方が幸福だったろうになー。
昭和記念カキコ
先生! 某映画披露試写会、お寒い中、おいでいただきありがとうございました。
小林信彦の本、すぐ絶版になる・・・
売れないからしょうがないんだろうけど悲しい。
苦いチョコレートみたいな大人の小説、って感じで好きなのに。
159 :
無名草子さん:2005/04/04(月) 20:17:27
なんで今週は下町、山の手厨涌かないの?
そうそう、小林信彦マンセーって言う気はないけど、好きなんだよね(´・ω・`)
もう少し売れてもよさそうな気がするけど、ブームで本が売れる世の中だし仕方ないのかね。
161 :
無名草子さん:2005/04/05(火) 14:49:07
「イーストサイドワルツ」「ムーンリバーの向こう側」なんか在る意味、純愛物なのに
>>155 >「どんどん」にかまけて、「唐獅子〜」映画化を途中でほっぽり出したからか
「<戦中派の情念>に触れる作品の企画」というのは「ダイナマイトどんどん」ではなく、
次の「英霊たちの応援歌」だったと思う。「どんどん」は徳間大映の製作で、公開のかなり前に完成していた。
「唐獅子」映画化を進める途中で、岡本喜八が「ブルークリスマス」だったかの仕事で
NYに出かけてしまったのもお気に召さなかった模様。
「どんどん」の小林評はそれなりに的を射ていたと思う。
>「…邦画が急坂を転げ落ちている時に、
>実験作を時々作ろうとする、
>その姿勢の当否はともかく、食いちがいは、会社にとっても
>監督にとっても不幸であった。
センセイの書いた「『殺人狂時代』はなぜ上映されないか」という文では、
「僕が感じるのは岡本監督の孤独である。」的な箇所が印象的だったのを思い出した。
ところで文春の成瀬記事で、美術監督の中古智に「さとる」とルブを振っていたが、
「さとし」だと思うのだけど。ちくまのハスミンインタビュー本でもそうなっていたし。
確証があってのことか、編集部のケアレスミスか。
163 :
無名草子さん:2005/04/06(水) 00:34:18
ルブルブ
小林信彦ってろくでもないね。
165 :
無名草子さん:2005/04/07(木) 22:00:43
東京空襲は田舎者の高島俊男がお株を奪ってしまったなぁ、今週は。
肝心の御大はもう駄目だな、まるで更年期のヒステリーだ。
先週の週刊現代の巨泉のエッセイはサマータイム大賛成だった。
今週の文春の立花隆の書評コーナーは、血液型占いをボロクソだった。
小泉も岡田も
ふにゃららららって話。
168 :
無名草子さん:2005/04/08(金) 21:50:31
小林さんの贔屓の政治家を教えて欲しいものだ
中原弓彦って小林信彦の弟だっけ?
「東京人」に出るのは久々?
172 :
無名草子さん:2005/04/09(土) 18:24:48
それは中原泰彦だよ
兄 小林信彦(芸名 中原弓彦)
弟 小林泰彦
W・C・フラナガンって、実在の人?
>W・C・フラナガンって、実在の人?
イザヤ・ベンダサンみたいなものだ。
E・H・エリックみたいなものか
あれって正体は岡田真澄なんだろ
「素晴らしい日本野球」が雑誌に掲載された直後に
>W・C・フラナガンって、実在の人
という前提で、「中国新聞」に、
ずいぶんマジメな書評が掲載された…
というのは本当だろうか?
本当
179 :
無名草子さん:2005/04/11(月) 16:37:10
ロイ・ジェイムス、E・Hエリック、岡田真澄、3兄弟
180 :
無名草子さん:2005/04/11(月) 19:45:22
小林兄弟よりはるかに苦労してそうだな
疎開先でいじめられる・背が伸びない・雪国を2冬ほど体験する・
東京の地名が変わる・ギャグをパクられたと電波が飛んでくる・
横山やすしから電話がかかってくる・本が売れない・・・・
小林さんは苦労人だよ。
182 :
無名草子さん:2005/04/11(月) 21:19:20
ぼくたちの好きな戦争は
いずれ講談社文芸文庫に入りそうな気がする
その前に「虚栄の市」を
なんとかしてくれんか、どこか。
クリント・イーストウッド(1930年生まれ)に
向って、1932年生まれの小林信彦は、「頭がいい人だと
思った」と軽々しく言わないように…。
氏の現在のここで、しばしば言及される絶版等の不幸(ファンにとっても)は、
実はアメリカの(ベストセラー)作家を真似て、書き下ろしにこだわったこと
が招いた結果じゃないの?
で、イーストウッドは、信頼できる仲間(部下)がいるのだが、
個人作業の「小説家」小林さんは、信頼できる仲間がいないのが不幸ですな。
余計なお世話でした。
なんとなく世界で一番熱い島を読んでいたら
解説が浅羽通明でちょっと驚いた。
「夢の砦」は何らかの形で別の文庫に入りそうな予感
186 :
無名草子さん:2005/04/14(木) 14:59:45
文庫になってない作品もおおいよね
それらは、ちくま文庫からなのかな?
文芸春秋5月号に
「『ポスト小泉』大アンケート
各界著名人64人が推す 次の総理はこの人」
というのが掲載された。
で、回答者のなかに小林信彦が。
氏は小沢一郎を挙げた。
が、彼の人物云々よりも
(1)とにかく小泉内閣・自民党はダメ。
(2)だらしないけど、民主党が政権とるしかない。
(3)であれば小沢で仕方ないか…
という感じでした。
188 :
無名草子さん:2005/04/15(金) 01:02:00
もう理屈じゃないね。
189 :
無名草子さん:2005/04/15(金) 02:55:06
>>185 浅羽はイエスタディ・ワンス・モアの解説が有名だが、
「熱い島」の解説も書いていたの?
191 :
無名草子さん:2005/04/15(金) 07:46:24
昔小沢さんをさんざん批判してたんだけどな(自民幹事長時代)。田中知事が誉める−小林氏も安心して誉める。
192 :
無名草子さん:2005/04/15(金) 21:21:07
小沢一郎が総理になったら小泉より嫌悪しそうだけどなぁ、ノビーは。
必ず「史上最低内閣」の(ry
17歳で小林信彦好き。
周りに読んでる友達がいない・・・
195 :
無名草子さん:2005/04/16(土) 00:05:19
そもそも友達がいないんだろ。
17歳で小林作品で言及されているネタがわかったらたいしたものだ。
25歳で小林信彦好き。
周りに読んでる友達がいない・・・
勧めても読むヤツいない・・・
17歳じゃないけど、唐獅子のネタの1/3くらいは
知ってたら笑える部分なんだろうな〜と思いつつスルーw
1960年代の日記読みたい。
最近歳で、水道橋〜神保町にかけての古本屋巡りとかでけんわ。
腰にきている25歳のボヤキでした( ´∀`)
小沢首相誕生の1月後の小林連載予想
「世の中は小沢を改革派と持ち上げている」
↓
「ちょっと待って欲しい」
↓
「小沢はかつて経世会で好き放題していたことを私は忘れていない」
↓
「そもそもは田中派である」
↓
「その田中角栄が地価高騰を招き『町殺し』がどうこううんたらかんたら」
↓
「雪国育ちは東京を憎んでいるのではないか」
↓
「実は私も雪国でチビチビといじめられ…」
↓
「小沢は岩手の雪国育ち。だから嫌い。東京の敵」
小林信彦がニューヨーカーだったら…
「町が変わった」「ブッシュは戦後最低の大統領」「ジュリアーニの町殺し」
「W・アレンとたまに会話(昔、一緒に台本書いてた縁)」「ミュージカルは
リメイクばかりでうんざり」「オフ・ブロードウェイの観客は、笑いすぎて
不気味」「うまい店がなくなった」「戦後最悪の寒さ」等々のネタで
毎週くるのか?
読みたいな、それ
202 :
無名草子さん:2005/04/16(土) 21:33:49
203 :
無名草子さん:2005/04/16(土) 21:46:53
>>200 笑った。
ロス編、パリ編、大阪編いろいろありそう。
204 :
無名草子さん:2005/04/17(日) 13:08:33
人は自分と似てる人を嫌う生き物。
筑紫哲也と小林信彦ってたぶん似てるんだと思う。
じゃ、小泉とも似てるんだろうね。
206 :
無名草子さん:2005/04/17(日) 22:00:53
小林さんが東京オリンピックを迎えたときと同じ年になりました。
207 :
無名草子さん:2005/04/18(月) 16:44:16
弓彦って、小林アキラも好きなんだよなぁ。あと植木均。
こないだダイナマイトが150tを初めて聞いたが、いいね。わけわかんなくて。
>>207 植木等、ね
あとは伊東四朗とか大瀧詠一とかが好き
数年前アイドル時代の釈由美子を褒めてたのが印象的
209 :
無名草子さん:2005/04/18(月) 21:00:32
小林旭はいいよなぁ。
なんで唄も演技も下手な裕次郎のが
いまだに人気があるのかわからない。
え〜と、もう出たんだよね?
「物情騒然。人生は五十一から(4)」(文春文庫版)。
2001年分。
誰か買った人いない?
「文庫版あとがき」はありますか?
211 :
無名草子さん:2005/04/19(火) 21:15:36
御大はいまだにワープロ使えず手書きだそうな。
212 :
無名草子さん:2005/04/19(火) 21:29:44
運転免許すら持っていないのに片腹いたたた
>>211 そして携帯も持たない
筑紫哲也みたいだな
214 :
無名草子さん:2005/04/20(水) 03:32:46
御大も今年で73歳。ファンとしていつ訃報を聞いても大丈夫なように覚悟してます。
筒井康隆は70にして、いまだに小説の連載を複数持っているのだが。
筒井さんね。
この人は特例なんだろう。富豪刑事における演技も悦に入っていたし。
いまさらどれを読み返す気もないけど、日本文学史という虚構のアカデミズムの中においては、すでに評価が確定している存在だな。
217 :
無名草子さん:2005/04/20(水) 21:02:18
めらめらと燃える嫉妬の炎が長寿の秘訣
218 :
無名草子さん:2005/04/20(水) 21:43:59
御大のライフスタイルを考えたら世田谷の一軒家じゃなくて
狭くてもいいから山手線内側の駅近マンションのほうがいいんじゃ
ないだろうか?
219 :
無名草子さん:2005/04/20(水) 21:55:57
錦之助・勝新・三船の三人は同じ年に亡くなっているけど
錦之助や三船については書いているんだけど勝新のは読んだ覚えがないんだよね
嫌いなのかなぁ
220 :
無名草子さん:2005/04/21(木) 00:24:57
兵隊やくざをほめてたよ
古井、小島、小松、北、筒井、小林のうち
誰が一番長生きするんだろうね。
222 :
無名草子さん:2005/04/21(木) 01:08:52
小林さんは20年後も「今は戦後最悪の時である」とか
書いてそうだね
223 :
無名草子さん:2005/04/21(木) 01:14:34
>>221 シャチハタネームとか三文判(死語?)の世界では、「小林」が
一番売れてるし、ロングセラーだと思うが?
ていうか首相のレベルどんどん落ちてるのは確か。
今どきの老人は昔に比べて馬鹿になっていますな。
>>210 文庫版あとがき、あるよ一応
内容は志ん朝の死に触れ、CD化されてない「こんにゃく問答」の絶賛
ちなみに解説は芝山幹郎って人(評論家で翻訳家らしい)
個人的な意見としては、ここいらが「じじいの小言度」的に"限界"かも
次の「にっちもさっちも」以降は読んでて軽く鬱になる
芸能好きなので大瀧詠一や小林旭の話が出てくる以上
"しかたなく"読むけど、ね
生粋の江戸っ子小林信彦の映画に対する"見方"って
日本語を使うアメリカ人テディ片岡こと片岡義男と
一見相対する様に見えて実は似ているということに最近気づいた
(異論はあるだろうけど受け付けません。ご了承を)
227 :
無名草子さん:2005/04/21(木) 21:12:39
小林信彦と片岡義男は仲良しですよ。
対談集も出しているし「悪魔の下回り」では片岡風に書くために
小説を3冊読む云々等と書いてありますしね
228 :
無名草子さん:2005/04/21(木) 21:20:09
そうそう、 対談集が角川文庫からでしたっけ、出てましたなあ。あれ買っとかなかったのは後悔。
たまに古本屋で見るぜ。
230 :
無名草子さん:2005/04/21(木) 21:58:38
俺持ってる。「星条旗と青春と」。すまん、自慢だ。
231 :
無名草子さん:2005/04/21(木) 22:19:20
御大の長女は40歳近くで初出産なんだね。
タモリと名古屋、奥歯にものが挟まったような書き方に……???
233 :
無名草子さん:2005/04/21(木) 22:49:54
『幸せは白いTシャツ―オートバイの詩・夏』『スローなブギにし
てくれ』『彼のオートバイ、彼女の島』『背中あわせのハート・ブ
レイク』『ハートブレイク・キッズ』
小林と片岡は、常人ならしらふではとても付けることが出来ないよ
うな恥ずかしい名前のタイトルの本を出せる共通点があると思う。
234 :
無名草子さん:2005/04/21(木) 23:25:50
タイトルは編集者が決めてるんだろ
235 :
無名草子さん:2005/04/22(金) 00:42:28
都合が悪いことは編集者のせいってのもなんだな。
まともな作家なら自作のタイトルにも責任持つモンだろうな。
ん?タイトルは本人が決めているでしょ。
本人もタイトルに関する話をあとがきとかでしているじゃん( ´∀`)
>>222 禿堂
ああいうタイプは長生きしそうだ。
今が最高だよ。戦後最高の時代に生きてるよ俺らは。
片岡義男は日系アメリカ人三世というプロフィールはフェイクらしいね。
240 :
無名草子さん:2005/04/22(金) 14:03:16
ポール牧自殺について、御大はどう考えるんだろうか。
241 :
無名草子さん:2005/04/22(金) 20:57:57
「横溝正史読本」も書いてましたっけ
242 :
無名草子さん:2005/04/22(金) 22:01:38
自意識過剰なんだよね、翁もよっちゃんも。
山川健一には遠く及ばないが。
243 :
無名草子さん:2005/04/22(金) 22:22:08
>>240 人ごとじゃないだろ。御大だって健康問題抱えてて
いつダイブしてもおかしくない。辛い時代だ…
244 :
無名草子さん:2005/04/22(金) 22:57:29
辛い時代と言う人もいれば、
戦後最高と言う人もいる。
245 :
無名草子さん:2005/04/22(金) 23:49:11
いろいろ昔の話書いてるけど
なかなかその時代の雰囲気みたいなのは出せないね
まぁ山口瞳でも野心実現できたのは2、3作しかないから難しいだろうけど
246 :
無名草子さん:2005/04/23(土) 00:32:01
「老後の金が心配だ」
と言ってるわりにはタクシーしょっちゅう乗ってるし
ホテルのレストランで飯食ったりしてる。
やっぱアッパーミドル階級の出身だからそのレベルでの
「老後の心配」なんだね。ま、この人は作家として優れてる
からそれでもいいけど。実際の一般人はタクシーなんてまず
乗らないしホテルで食事なんかできないよ。
極東セレナーデみたいなのまた読みたい
たまには擁護してみようっと・・・
>>246 >実際の一般人はタクシーなんてまず
>乗らないしホテルで食事なんかできないよ。
ここでいう、一般人どの年齢層あたりをさすのかどうか、わからんですが…
マイカーがない(ローン、車庫、ガソリン、保険代がかからない)氏が、
たまに都内近郊から都内近郊への移動に使うなら、そんなに金かからんはず。
むしろ、「実際の一般人」の方が頻繁に乗らないわりに「マイカー」に金使っ
てるんでは?
酒飲みでない氏が、味&サービスに失望する率が高いであろう「知らない店」(
禁煙席問題もある)に行くより、なじみのホテルでの、たまの外出時の食事代の
方が一般人より割安なんでは? 一般人(多くのサラリーマン)が昼食代、夜の
飲食費(含む酒代)、家族で近所のファミレスを使う「合計外食費」より安いは
ずかと。
>>248 京橋のフィルムセンター行くと 老人がおおくて
皆 老人パスでバスに乗り シニア料金(300円)で映画を観ている。
食事はと言うと30分前会場で 上映までロビーで おにぎり食べている。
これが一般的な東京に住む映画好きの老人じゃねーか?
>>248 タクシーに小林翁が乗るのは単に経費で落とせるからでしょ。
251 :
無名草子さん:2005/04/23(土) 13:50:20
でもねえ、タクシーだのホテルのレストランだの書いてること本気で受け取っちゃうなんて素人ですよ。
彼は作家ですよ。あることないこと書き散らすのが仕事。
だいたい単行本でも2000売れれば御の字の人ですよ。文庫本だってもうそんなに売れてないし。
かなり金銭的には逼迫してるのは当然でしょ。けっこうきつい生活だと思うよ。
おいおい、タクシーやホテルのレストランくらい普通でしょ。
別に生活保護受けてるわけでもなし、
そもそも、小林氏はまだ現役なんだから。
>単行本でも2000売れれば御の字
どの本を指しているのか知らないが
すくなくとももうちょい売れている。
255 :
無名草子さん:2005/04/23(土) 23:01:49
御大は「アビエイター」観たのかな?
百万ドル赤子は観ると思うけど。
>>255 「ミリオンダラー」はもうすでに観てなかったか?
257 :
無名草子さん:2005/04/24(日) 14:08:06
筒井康隆先生はホテルのスウィィィトじゃなきゃ泊まりませんし、
客演のギャラははっかっくでないとお受けできません。
とマネージャーさんが申しておりました。
byわかぎえふ
>>257 大学名を伏せているものの、「第一文学部卒」といったら
W大しかないわなw
しかし、新潮社だったんだ。
作家の娘が出版社に、というのは
赤川次郎父娘みたいだね(角川書店)。
富豪刑事VS紳士同盟
261 :
無名草子さん:2005/04/24(日) 18:29:20
でもね70歳過ぎた作家の新刊など誰も読まないですよ。昔のファンも老眼だし、
死んでる人たちも多いだろうしね。
結局いつの時代でも20代の読者を掴まなきゃダメだってこと。
262 :
無名草子さん:2005/04/24(日) 19:37:21
>作家の娘が出版社に、というのは
普通、縁故だと思う。
コネ入社なんて江戸っ子が一番嫌うものだろうにw
だってルーツは千葉だっぺ?
265 :
無名草子さん:2005/04/24(日) 23:06:12
まさか御大がコネ入社なんて田舎モノでも恥ずかしくて行わないような卑怯な方法を使うわ
けがありませんが、周りからそう邪推されちゃて気の毒ですね(w
266 :
我全禅師:2005/04/24(日) 23:33:29
鼻筋がソックリ!!
でも本人が大学卒業直後に勤めた会社は叔父の会社だったんでしょ?などと言ってみる。
ヒッチコックマガジソはその後でっか?
関係ないけどナンシー関のことも褒めてたな。
相通ずるものがあるのか?
270 :
無名草子さん:2005/04/25(月) 20:23:55
ナンシーは早過ぎたね。
加藤ローサとか木村カエラとか、
今になってようやくカタカナ名前に時代が追いついたのに。
ポール牧
アチャコ
フランキー堺
トニー谷
275 :
我全禅師:2005/04/25(月) 23:05:06
バッテン荒川
ダーク荒巻…。
277 :
無名草子さん:2005/04/25(月) 23:23:00
御大の家は梅ヶ丘駅に近いのか?それとも明大前駅?
テディ片岡
ナンシー梅木
イッセー尾形
ビートたけし
ケーシー高峰
279 :
sage:2005/04/26(火) 00:10:57
ダディ竹千代
ジェームス三木
メイ牛山
ロミ山田
282 :
無名草子さん:2005/04/26(火) 06:54:37
ゼンジー北京
ダーク大和
マギー司郎
ナース井手
スナッチャー窃
セオドア・ルーズベルト
ホキ徳田
286 :
我全禅師:2005/04/26(火) 11:20:52
ペリー提督
カールスモーキー石井
ジェームス小野田
オヨヨ大統領
お前ら全員無意識過剰だ。
290 :
無名草子さん:2005/04/26(火) 18:24:10
いや、グルーチョの生まれ変わりでしょう。毒舌が多いから。
291 :
無名草子さん:2005/04/26(火) 20:40:32
当たり障りの無い毒だけどな。
292 :
無名草子さん:2005/04/26(火) 23:16:04
今日週刊ポストに梅ヶ丘駅近くのイタリア料理店が
紹介されてた。たぶん御大行きつけなんだろうな。
293 :
無名草子さん:2005/04/26(火) 23:29:22
田中ローザ
294 :
無名草子さん:2005/04/27(水) 05:09:31
小川ローザ
マイケル富岡
アントニオ古賀
マグナム北斗
295 :
無名草子さん:2005/04/27(水) 11:00:39
257で紹介されている人がオヨヨ島を爆破したんですね!
今週の本音を申せばはゴールデンウイークネタ
東京・レストラン・タクシーの3点セット、揃ってます
空いてて大きい映画館とラズベリー賞のオマケ付き
オトクです
前の方のレスで御大のご令嬢が出版社勤務ってのがあったけど
オイラはむしろ御大の本の挿画が弟氏という方が気になる
コネとか以前に、ね
弟氏とはヒチコックマガジンからの付き合いだからなあ。
兄弟仲もいいんだろうか。
298 :
無名草子さん:2005/04/27(水) 21:50:55
今週の週刊文春読んだら「やたら眠い」って書いてあった。
御大このまま永眠なんてことにならなきゃいいが…
花粉症の症状だと信じたいが……
梅雨になっても同じことを書いていたら心配だなぁ。
300 :
無名草子さん:2005/04/27(水) 23:15:24
今書いてる文章も編集者の校正入りまくりだったら
やばいなぁ。体はともかく「痴呆」だけは避けたい。
301 :
無名草子さん:2005/04/27(水) 23:19:29
「痴〜呆〜」(石立鉄男風に)
302 :
無名草子さん:2005/04/27(水) 23:24:23
かなり○呆きてるよね。
もともと思い込みの激しい文章書く人だけど。最近のは、もはや客観性というものがゼロ。
よんでてつらいね。
「いやあ 昨日の晩も横山やすしの奴が電話してきてね。こっちへこいって言うんだよ」
今週の「本音を申せば」によると
「波」に連載中の「東京少年」は近々完結のようです。
「…ゲラ刷りを見終わったのが四月十七日だった。」とあるが
このタイミングだと最終回が掲載されるのは
五月号(五月一日頃発売)か六月号か?
305 :
無名草子さん:2005/04/28(木) 14:03:08
最近御大の影響受けて日刊ゲンダイ読むようになったんだが
東スポより面白いね。御大の政治観はゲンダイの一面の受け売り
だということもよくわかるw
B型人間てあこがれるぅ〜。
307 :
無名草子さん:2005/04/28(木) 21:31:51
今更百花園。
ずれてるのか、下町を馬鹿にしてるのか。
どっちなのかな。
多分、両方か。
実際のところ、アンチ、シンパ、中間派等々色々ありましょうが、
ここに書き込む皆様の、「御大」の著作読破率(?)って、どのくらいなの?
漏れは、「汚れた土地」「クネッケ博士〜」以外の本は、多分全部読んでるけど、
近年の「著作/仕事」は懐疑派っす…。
309 :
我全禅師:2005/04/29(金) 04:28:45
>>308 朴で七割〜八割。
「汚れた土地」「クネッケ博士は〜」は未読ってか、
実物を見たことない。
310 :
無名草子さん:2005/04/29(金) 13:21:24
近年のエッセイが一番好き。
小説はあんまいいと思わないな。
311 :
無名草子さん:2005/04/29(金) 20:16:41
たぶん、3、4割くらいにしかならないんじゃないかな。
オヨヨとか少ししか読んでないし。
「和菓子やの息子」「私説東京繁昌記」とからへんが好き。
小説だと「怪物が目覚める夜」とかかな。
最近、「僕たちの好きな戦争」と「ムーンリヴァーの向こう側」読み返したら、
結構思っていた評価よりたいしたことなかったから、怪しいけど。
312 :
無名草子さん:2005/04/29(金) 21:55:51
「ハートブレイクキッズ」「紳士同盟」「紳士同盟ふたたび」「悪魔の下回り」
「ビートルズの優しい夜」「唐獅子シリーズ」「コラムは○○シリーズ」
「夢の砦」「秘密指令オヨヨ」「合い言葉はオヨヨ」「イーストサイドワルツ」
「世界でいちばん熱い島」「道化師のためのレッスン」「テレビの黄金時代」
「極東セレナーデ」が好き
コラムや芸人の伝記(?)とか短編小説ばかり読んでいる。
最近、ボチボチと長編を読み始めた。
「夢の砦」は良かった。いきおいで「60年代日記」を購入。
初期作品も読みたいが、金が無い。図書館にあるかなあ・・・・
ねえだろうなあ。
あ、あと俺、落語の面白さが解かりません。聴いてると眠くなります。
信彦ファン失格ですか?
志ん朝はどう?
志ん朝がわからないんだとすると、落語に縁がない人だと思うよ・・。
315 :
無名草子さん:2005/04/30(土) 12:10:32
やっぱり、志ん生だよ。晩年のは何喋っているのか分かりにくいから注意。
猫の皿とか、小言幸兵衛とか、もう半分とか初心者にもお勧めです。
意外と、ちくまの落語本読んで、
多少の知識を付けてから聴くと楽しめたりするかも。
落語は噺家によって同じ話でも全く聴けないものになったりするので、
いろんな人を聞いてみるのがいいかもしれないです。
こぶ平の襲名が納得いかん(`Д´)/
好き嫌いはおいといて、分かりやすさで云えば小朝に1票
あと一部のクセのある人を除き談志一門もオススメ
間違っても円楽一門の落語なんぞから入らないように
こぶちゃんは嫌いじゃないです個人的には
師匠って言われると「ちょ待てよbyホリ」だけどね
>>308 ざっと数えたら2/3くらいだった
新潮文庫とちくま文庫と文春文庫はほとんど読んでる
古い単行本とか角川文庫とかは入手困難で読めてない
紳士同盟、唐獅子、極東セレナーデが好き
コラムやエッセイは芸能方面がいいよね
特に音楽関係は「好き」のベクトルがオイラと同じ方向なので
読んでいて心地よい
政治はあんまり語って欲しくない
317 :
無名草子さん:2005/04/30(土) 17:15:20
「波」連載の東京少年完結したよ。報告しとく。
何も無理して落語を聞くことはないと思う。
>>318 タイガー&ドラゴンとそれに便乗した糸井重里の商売のせいで
「無理して落語を聞く」やつは今年増えそうだけどな。
(来年には盛り下がるだろうけど)
> それに便乗した糸井重里の商売
春風亭昇太なんかイトイがヨイショしたって絶対売れないよ
それほど聞き手もバカじゃないだろ
321 :
無名草子さん:2005/04/30(土) 19:43:58
こぶ平はお旦としてなら好きなのだが…。
つか、西田敏行より下手っぴな噺家は確実にいる。
322 :
無名草子さん:2005/04/30(土) 20:51:34
今年の夏も
戦後一番の暑さ、異常気象
サマータイム反対
って感じでエッセイはすすむんだろうな
323 :
無名草子さん:2005/04/30(土) 20:54:02
>サマータイム反対
つい最近読んだような……
324 :
無名草子さん:2005/04/30(土) 21:49:30
そろそろ、インフレがリフレインする頃だと思う…
御大はなんでそんなに暑さに弱いのか?
327 :
無名草子さん:2005/04/30(土) 23:21:31
文庫化されてないと思いますが「小林信彦の仕事」弓立社を入手して
読んでみて下さい。
面白いですよ
とは言っても、サマータイムには反対してもらわんとな。
なんであれがあんなに好きな連中がいるのか。
どうしても、つーなら北海道だけやればいい。
329 :
無名草子さん:2005/05/01(日) 00:30:26
東京下町出身、という事のみを核にして「全てがぶった切れる」と信じてるから
無理、無茶だらけになるんだよね。
もっとも得意な芸人の評論だって「江戸前」なんて事に頼らなければ、より普遍性のある、強いものになったと思う。
330 :
無名草子さん:2005/05/01(日) 00:50:58
兵庫で起きた脱線事故について御大はどうコメントするんだろう?
脱線→昔の路面電車はよく脱線した→僕が教育大附属通ってた頃は…
なんて感じで毎度毎度の昔話いって、最後はゲンダイ受け売りの
「JR、特に関西のは腐ってる」っていう締めですかね?
御大はJR西日本については
発言できるほどの知識を持っていないだろう。
尼崎(ダウンタウン)について書くとも思えないし。
332 :
無名草子さん:2005/05/01(日) 02:19:58
>>316 確かに政治について語ると「庶民の実感」だけだもんね。
ゲンダイ、文春、で現代を語ろうとする作家ちゅうのは何なのざましょ?
馬鹿なのかもしれんな。
おいら先祖代々の庶民でーす。
三平の源平盛衰記のビデオを図書館から借りて見たけど
いいねー。
御大ってそそっかしいからね。青島もほめてて
後で大失敗、とは口が裂けても言わないんだけど
後悔してるし。そそっかしくて負けず嫌いで口が悪くて
でもまだ好きだな。最近の切れ味の鈍さつか
論拠の挙げ方とか年取ったなぁと思う。
>後で大失敗、とは口が裂けても言わないんだけど
ちゃんと失敗したと書いていたじゃん。
えらいじゃん。
>>334 そうだね、昔は言ってることが矛盾しててツッコミどころ満載でも
キレがあった
70のじいさんに酷なこと要求するのもねぇ。
野坂なんかもっと若い頃から変なこと言っていたぞ。
野坂はリハビリ中。えいろくすけがラジオで全然
会ってくれないって嘆いてた。
340 :
無名草子さん:2005/05/01(日) 20:51:17
日テレの「夜もヒッパレ」を誉めてたときは
ついに呆けたかと思った。
日本の喜劇人 初版 帯付
古書店で\800で売ってたからゲット!お買い得品だよね?
342 :
無名草子さん:2005/05/02(月) 13:22:23
>>341 どのバージョン? 「ナイアガラムーン」並みにいろいろ出てるよ。
ムーン並みに…おっと同類が居たか!え〜とですね。晶文社 1972年5月15日発行です。
344 :
無名草子さん:2005/05/02(月) 22:12:33
23歳のかわいい女の子と佃島のタワーマンションで同棲したい。
345 :
無名草子さん:2005/05/03(火) 02:39:58
今、ちはやぶる奥の細道読んでるけど、
小林信彦はこうゆうのを一生懸命やっちゃうあたりがさすがだけど、
でもね。
よくやるよ、この御仁は・・・orz
みたいな徒労感に襲われる。
声色の江戸家小猫が胃癌にかかってサングラスしたみたいな顔したスポニチの花井伸夫は、
おいといて…
山藤章二の「落語〜笑い」好きをあまり認めない旨の対談どっかで読んだ記憶が。
これも記憶で書きますが、
その山藤章二『オール曲者』という本で(だったか?)、ある日、御大に落語の話題
をふったら、「僕は、落語に疎いんで…」と言われたんで引っ込めたら、著作で
「落語は僕の基礎」みたいなことを読んで絶句したという記述があったような。
これを『江戸っ子のシャイネス』ってゆーのか?
かぶる時もある矢野誠一には触れてないよね?<見下してるから?
高田文夫は、コラムで尊敬する御大を微妙な言い回しで時々書くね(武、談志側
だし)。
西条昇は嫌いというか、知らないか?
芸人側に好かれてるわけないと思うが…
高田文夫の師匠は塚田茂だしね。
漫才ブームの終わり頃に島田シンスケ司会者に
残るのはダレですか?と聞かれ、「あなたとタケシ」と答えた。
しんすけ司会者が他は?と聞いたら
「消えるでしょう」と答え、シンスケはお約束でコケテみせた
とさ。どっとはらい。
俺は怪物が目覚める〜はタケシのことだと思うんだよね。
ケンカしたし。御大はタモリのことだって言ってるらしいけど。
>>349 こういう話を小林は自分から書くからな。
いかりや長介の俳優業とか。
結局、一八は御大を殴ったのか?
353 :
無名草子さん:2005/05/03(火) 23:50:36
御大の昔のコラム読んでたらまだ椎名誠が無名の頃の
本の雑誌をほめてたな。あぁいうのを読むと決して後出し
ジャンケンばかりじゃないとわかる。
ずいぶん前のコラムより。
(「昭和軽薄体」なる言葉に関連して)
「椎名誠は軽率だが軽薄ではない。」
「本の雑誌」といえば、ここから出た「小説探険」の装幀は、装幀者もそれなりの
人なのに、アレレの出来だった。
御大も遠回しに誰かの本の装丁を引き合いに出して、この本の事を直接出さずに
文句書いていた気がする。
このスレで度々言われる書名の経緯はさておき、
装幀の出来も時にムラがあるなあ。この場合は、打合せしたのか?
以下の考えられる理由のどれが正解よ?
1)したが、対案(ボツ含む)が御大になかった。
2)したが、本の雑誌社は、零細出版社だからという思い込みからくる気遣いが
裏目に出た(気に入らないけど、ボツと言えなかった)。
3)本の大好きな(?)本の雑誌社だから、いい装幀になるだろうと、おまかせに
したら、駄目だった…。
4)1)〜3)の理由の複合
5)御大が嫌われているから
小林のすごいところは 後書きが解説になっているところだな
357 :
我全禅師:2005/05/04(水) 21:22:30
>>356 えっ、後書きが解説になっているのって当たり前じゃなかったんだ!!
しらなかった・・・(本気
358 :
無名草子さん:2005/05/05(木) 00:06:47
今日暇だから御大の生まれ故郷の東日本橋に行ってみた。
東京に生まれ育ったがそこに行くのは初めてだった。
やはりかなりさびれてるね。まわりは無機質なビルばかりで
昔風の感じは全くない。人形町もよってみたがここは発展してて
感じも良くて住むには良さそう。
柳橋なんて 行ったらガッカリするもんな。
360 :
無名草子さん:2005/05/05(木) 01:13:01
御大の言う「街殺し」の結果ですね。
362 :
無名草子さん:2005/05/05(木) 12:09:12
「ニュース23」でサマータイムを導入すればいいことづくめ、みたいな報道。
そのあと、筑紫哲也がサマータイムに賛成する発言をしていた。
筑紫+サマータイムと、御大の嫌う二点セットだが、サマータイムに関しては
この間書いたばかりだから、独立したネタとして書くかどうか。
「やれやれ。」として、軽くふれる程度かな。
御大は筑紫のことを批判する時は
必ず阪神大震災のときの「湯煙」発言を持ってきます。
サマータイムは戦後一時期導入して日本に合わんって廃止になったんでしょ?
サザエさんの初期巻で見ました。
御大、その当時の経験者としては嫌なんでないですか?
今やるとどんなメリットがあるんかわしも分かりませんが。
省エネ効果があるらしいよ。そんなのつまらん深夜放送やめて
冷房切って汗まみれで仕事すればいい。昔はみんなそうしてた。
病人やお年寄りは除いてな。あれだ、イスラムのラマダンみたいなもんだ。
ノーネクタイ、ノースーツを導入する方が
効果があると思うな。
昔、省エネスーツなんつうマヌケなファッションが
あったな。
368 :
無名草子さん:2005/05/05(木) 20:15:31
72歳の御大の性生活が知りたい。
この「御大」が口癖の人、感じ悪いなあ。
老齢のことを蔑む書き込みも、多分この人は
普通のことと思って書いているんだろうな。
小林信彦と筑紫哲也、どっちに一票といわれると困るが、
筑紫のほうがいい加減なのは間違いない。
湯煙発言は小林に限らず、いろんなところでおちょくられていたが、それに値する最悪なもの。
なんでいつまでもキャスターやってるんだか、信じられないよ。
サマータイムはカンベンだな。筑紫が実施国に移住すれば一石二鳥なのだが。
371 :
無名草子さん:2005/05/06(金) 00:31:24
筑紫の「ニュースキャスター」って本に御大のことが書いてあるよ。
「粘着質で有名な作家」って。名前は出してないが
372 :
無名草子さん:2005/05/06(金) 00:41:39
サマータイムを採用している国はずいぶん多いが、それらの国と日本で違う点はどういうとこなの?
確かにプラス面はあると思うんだけど・・・。
プラス面よりマイナス面のほうがでか過ぎたから、一度導入してやめたんだろう。
なんでもかんでもヨーロッパに合わせたいアフォが多いから。
どうしてもサマータイムが必要だと思うなら、そいつが1時間早起きして
自分ひとりでサマータイムを実施すればいい。
ほんとに勝手にやってくれって感じだ。
時差通勤・通学って、最近言わないね。
フレックス制か…。
年末進行、GW進行に関係ないペースで仕事してる人が、
サマータイムについて言うなよと、出版社勤務の次女が
思ってたりして。
376 :
無名草子さん:2005/05/06(金) 08:09:12
省エネスーツじゃなくって省エネルックじゃなかったですか?
>>374 早起きしたからって退社時間が早まる訳じゃないでしょ?
サービス残業漬けのリーマンからしたら
サマータイム導入でさらに労働時間が延びそうな気がする。
終電時刻も一時間伸びるんでしょ?
サマータイム導入したら経営者側(資本家や投資家を含む)は楽になる
労働者側は寝不足になる
小泉は前者のことしか考えていない
御大の言ってることはサマータイムに関しては100%正しい
380 :
無名草子さん:2005/05/06(金) 16:23:20
14の時に「背中合わせのハートブレイク」をラジオドラマで聞いてから、
小林御大の小説を古本屋で探しまくって読み始めて、かれこれ15年
こんなスレがあるなんて、思っても見なかった。。
最近小説でないなーとか思ってたけど、皆さんちゃんとチェックして
らっしゃるのですねぇ〜
僕はエッセイより小説の方が好きです。
あの、コンプレックス満載のうじうじした感じと、段々それを突き抜けてくる感じが
大好きです(誉めてるんですよ
しかし、今の今まで「御大」は「おんだい」と読むと思ってた(関係無
野外作業がある身の上からいうと、
日が伸びると確実に勤務時間は長引きます。
小林信彦氏に「御大」なんて言葉は似合わない。
だから皮肉だろ、この野暮ちんがっ!
384 :
無名草子さん:2005/05/06(金) 21:50:13
今日の日刊ゲンダイトップ記事で「小林信彦さんの週刊文春のコラムでは…」
って引用されてたぞ。
御大(おんたい)というのは御大将の略で団体の長を意味する
主に店の店主なんかに使われることが多い
誰が小林信彦氏を御大と言い始めたのか知らないけど
和菓子屋の主人になったかもしれない人なので御大と呼んだのでは
と勝手に推測
年寄りをバカにしたり皮肉ったりといった意図はないと思うんだが
余談だが俺はサイボーグ009の島村ジョーが張々湖(張々湖飯店の店主)を
御大と呼んでいたのでこの言葉を知った
386 :
無名草子さん:2005/05/06(金) 22:47:47
俺は小林さんを頂点とする「ファンの集まり」という認識で
御大という言葉を使ってるが。「我らが小林さん」って感じで。
72歳だし御大って表現が似合ってると思うが。
俺はガンダム関係のスレでは御大=富野、一般アニメ関係のスレでは御大=宮崎と使い分けてる。
388 :
我全禅師:2005/05/06(金) 23:04:52
古本屋で買ったヒッチコックマガジンなんかを読むと、
若々しいコラムニストなんだけどな。
でも、推理小説の雑誌に樺美知子の死を悼むなんて檄文をいれる感覚。
尖がっていたんだな〜!!
389 :
無名草子さん:2005/05/06(金) 23:25:13
映画ファンにとっては御大=片岡千恵蔵のことよ。
もとは東映京都の「業界用語」らしいが。
御大ネタを引っ張ると、ヒッチコック・マガジンの編集などによって、
小林さんが日本のサブカル=ユースカルチャーの始祖らしいことがわかってきた。
それなら、俺らが御大と呼んでもいいのではないかと。
ほかに適当な人もいないし。巨泉? 野坂昭如? あんまりよく知らないよな。
プロレス界の「御大」と言えば世界のジャイアント馬場ですよ。
392 :
無名草子さん:2005/05/07(土) 00:12:21
なんで筑紫哲也を嫌ってるんだろう?
人間のタイプとしては似てるような気がするんだが。
おしゃれで知的で左っぽいという点で。ともに早稲田だし。
似てるから嫌い、ってやつか?
早稲田って学生数が多いから
全然一枚岩じゃないよ。
御大が「左」だったことがあったか?
395 :
無名草子さん:2005/05/07(土) 00:49:14
>>392 目線が大衆の味方じゃないからではと推測
あとTBSは死んだとか言っていまだにTBSにしがみついてるところとか
サマータイムって何が論点かさっぱり知らないんですけども
知識集約型の職業には 何の特もないですよね?
397 :
無名草子さん:2005/05/07(土) 13:09:29
「御大」ってのはやっぱりその道の大家を敬して称する言葉なんでしょうね
という事は。。。。やっぱり皮肉かな!?
和菓子屋の主人だったら、どっちかと言うと「ご隠居」かと?w
アホども!御大と呼ばれていいのは、中島梓御太だけよ!
>>396 >何の特も
「得」だろ。知識集約型が泣いてるぞ。
ゼッポ
サマータイムだからミステリーでも勉強しよう。
ワンダー小林泰彦フォーゲル。
404 :
無名草子さん:2005/05/07(土) 20:35:29
御大の奥さんは美人なんだろうか?
筑紫哲也がムカつくところは
JR西日本の脱線事故のニュースのあとで
「今日はこんなところです」って締めてること。
人が100人以上も死んで「こんなところ」って唖然としたよ。
406 :
無名草子さん:2005/05/07(土) 22:47:22
御大は世田谷に住み始めてはや25年。
もう引っ越す予定はないのかな?
>>406 おそらく きみの疑問に答えられるようなひとは ここにはいないと思うぞ
御小といえば長州力ということにプロレス板ではなってる
409 :
無名草子さん:2005/05/08(日) 00:23:34
御大はいまだにオナニーしてるんですか?
410 :
無名草子さん:2005/05/08(日) 13:27:46
してます
大好きです
弓彦
というか、
>>369が「御大」と書いてるのは一人だと思い込んでることについて。
>>412 一人だよ。「御大」ってあるのは全部、オレが書いたんだもの。
414 :
無名草子さん:2005/05/10(火) 00:36:50
小林信彦のコラム 49(中日新聞 5月10日)は
「『アビエイター』と『地獄の天使』」。
「マーティン・スコセッシ監督は(ディカプリオに)どうもすっかり
巻きこまれているようだ」とのことで、どうもあんまり
芳しくないようです。
小林氏らしい意見としては
「キャサリン・ヘプバーンやエヴァ・ガードナーのそっくりさんが
出てくるのが堪えられなかった。」なんてことも。
「地獄の天使」は「アビエイター」で描かれたハワード・ヒューズの
監督・製作の映画(1930年)。
「空中戦だけが良い」とのことで、こちらもあまり良くなさそうだが
「トリック撮影ではなく、本物が空中戦を演じるのに、ただ圧倒される。」
「<見世物映画>としては、これ以上のものはあるまい。」
とのことです。DVDあり。
416 :
無名草子さん:2005/05/10(火) 09:26:30
「おんだい」だと思ってた人も、一人じゃないよね??
え? オレだけ!?
今後の小林翁の予定
フィルムセンターに成瀬巳喜男を見に行き 『流れる』を見て芳町のウンチクをたれる。
あるいは『旅役者』あたりをみて 成瀬はメロドラマだけではないと大いばりする。
フィルムセンターに斉藤寅二郎を見に行き、それを枕に世間と自分の喜劇役者に対する認識のギャップを嘆く。
そんなところです。
419 :
無名草子さん:2005/05/10(火) 23:02:41
420 :
無名草子さん:2005/05/11(水) 01:21:10
梅ヶ丘のあたりは土地が高い。そして不便。
なんであんなとこに住むかな?
俺なら中央線沿線に住むが
週刊文春5月19日号の『本音を申せば』は、
「ラジオ・デイズ 2005」です。
422 :
無名草子さん:2005/05/11(水) 13:28:13
友近褒めてるのがちょっと意外だった
麻木さんについては同意
423 :
無名草子さん:2005/05/11(水) 16:01:35
>>418 フィルムセンターで小林さんを見かけたことはあまりないなあ。
80年代以降の成瀬再評価のきっかけとなった三百人劇場での連続上映で、
「流れる」について講演しているセンセイにとって、今さらフィルムセンターなんぞに
足を運ぶのもねえ、てなところではないですか。たいていの作品はCSでフォロー済みかと。
>>421-422 もう、森卓也くらいしか友達はいないのか。
「知人の映画評論家」とか書いているのは、たいていこの人のことだろう。
名古屋とのホットラインで御大と二人、「近頃の若い衆(し)は……やれやれ」
といった会話が数時間にわたってなされていると想像する。
沼尾ひろ子を褒めてるほうが意外だ。
425 :
無名草子さん:2005/05/11(水) 21:20:55
爆笑太田の歴史の知識なんて…
426 :
無名草子さん:2005/05/11(水) 22:38:57
御大は脱線事故についてはスルーですか?
427 :
無名草子さん:2005/05/11(水) 23:32:30
おそらく脱線トリオ(由利徹)にからめて書くだろう。
今週のはゴールデンウイーク進行でずいぶん前に書いたはず。
>>427 >おそらく脱線トリオ(由利徹)にからめて書くだろう。
そのあと、「ぐうたらトリオが、いくらなんでもぐうたらはないだろうということで、
脱線トリオにあやかって、てんぷくトリオと改名した」と続ける。
>>428 ....................................
そして 「大昔から伊東四朗は役者でいけるとぼくは見抜いていた」と続ける。
>>430 当たり前です。自分で「クロニクル」と呼び、このコラムを読んでさえいればその時代を理解したことになると言わんばかりの
後書きを書いているくらいです。
432 :
無名草子さん:2005/05/12(木) 01:49:15
名古屋じゃなくて一宮だろ。
小林先生は、昔野球の事を知らなくて巨泉にあきれられたと、
半分マジ、半分自嘲的に書いてたけど、いつの間にか、野球について
書くようになったね。イチロー、宮本(ヤクルト)等。
「野茂はフォレスト・ガンプだ」とかいうコラムもあった。
生意気ですね。おーっと、昔のアメリカの野球映画は観てるからなんて
逃げ道は認めないよ。
434 :
無名草子さん:2005/05/12(木) 05:25:07
爆問太田が歴史を勉強したのと同様
御大も野球を勉強したんだよ
野球とか映画とか落語は「ベンキョー」するもんじゃないよ。
>>433 アンチでもなんでもかまわんけど、
ちゃんと読んでから書かないと
恥ずかしいレスになるよん。
437 :
無名草子さん:2005/05/12(木) 10:57:21
「時代観察者の冒険」読めばなぜ野球好きになったかがわかる
>>432 あー、スマンスマン。一宮市だったか。
愛知の地理はよく知らないんで、頭の中でみんな名古屋の方、と一緒くたになってる。
落語や野球って勉強するもんだよ?
「勉強」つーことが元から嫌いな子は知らんが。
興味があったら普通は調べるってことをするしな。
441 :
無名草子さん:2005/05/12(木) 14:27:27
御大ってロリなんでしょ。
中原弓彦って何する人?
443 :
我全禅師:2005/05/13(金) 01:06:46
野球場で生の試合も観た事もなく、
他人が薦めないと、映画館で
何を観るかを決められない田舎者の
集まるスレは、ここですか?
>>444 いまどき 「集まるスレは、ここですか?」 ですかw
ま、ここは紳士同盟ってことで。
448 :
無名草子さん:2005/05/14(土) 07:22:50
や、むしろ「けだもの組合」。
449 :
無名草子さん:2005/05/14(土) 07:49:54
それよりも「悪魔の下廻り」で。
そして私は「侵入者」。
いや、ここは「おかしな男」の「夢の砦」なのです。
みんなで「ちはやふる奥の細道」に迷い込んでいます。
453 :
無名草子さん:2005/05/14(土) 11:05:23
そして「袋小路の休日」です。出口は見えません。
上手いね、皆さん。
455 :
無名草子さん:2005/05/14(土) 19:53:52
日刊ゲンダイ読むと「戦後最悪」って表現が良く出てくる。
456 :
無名草子さん:2005/05/14(土) 20:31:37
サマータイムが駄目な論拠が一度導入したことがあったが、不評だった、というだけなのは
ちと弱いのでは(要するにそれを知らない世代が多いのに、俺は知っているぞ、という単純な
自慢に感じる)。
そんなに駄目ならこれだけ導入している国が多いわけの説明が必要だと思うし、日本人には
合わない、というけど、日本人の生活様式や考え方だって変わってるじゃん。昔から相当。
ただし小林は昔から駄目になった部分には敏感なんだよね。そういう「変化」は認めている
というか。なんか彼の繰言聞いているとすべてが駄目になっていくように感じる。
なんか自分が年をとって死んだとしても、これから悪くなる一方だからいいんだ、みたいに
自分を納得させようとしているのかな?
誤解あるといけないけど、別にサマータイムに賛成しているわけじゃないからね。
457 :
無名草子さん:2005/05/14(土) 22:59:39
> 一度導入したことがあったが、不評だった、というだけ
ではないよさすがに
458 :
456:2005/05/14(土) 23:03:24
>>456 サマー…のことはこのスレの
>>373でも嫁。小林の論でも緯度の話は出ていて
不評だった、だけの話ではない。ほんとにちゃんと読んでるか?
460 :
無名草子さん:2005/05/15(日) 01:45:59
でもまあ小林のサマータイム否定論は、みんな忘れているが、かつて導入してみたが
不評だったことがある(=俺様は知っている)が最大の根拠であり、主張したいポイントで
あるのは間違いないと思ふ。
461 :
無名草子さん:2005/05/15(日) 02:17:09
>>460 かつて導入して不評だったというのが最大のポイントなのは間違いではないけど
不評だった理由も一応キチンと説明してるよ
詳しくは「最良の日、最悪の日 人生は五十一から(2)」の
文春文庫版P71〜76、P100〜105、P112〜116
462 :
無名草子さん:2005/05/15(日) 03:42:55
ということは裁判員制度も日本人的には
ダメそうですねえ
俺仕事あるし。赤紙くんの?有給つくの?
464 :
無名草子さん:2005/05/15(日) 15:50:16
この人の小説はせつなさを感じるから好き
465 :
無名草子さん:2005/05/15(日) 16:21:53
エッセイもある意味せつないよ。
余年幾ばくもない老人が毎日日刊ゲンダイ読んで
世の中の悪口ばっか書いてて
確かに結果悪口になること多いけど
あながち間違ってはないとは思う やや神経質なだけ。
小泉政権なんぞに構っている年齢でもなかろうに
サマータイムも同様
468 :
無名草子さん:2005/05/15(日) 17:58:32
永井荷風のように成りたいのかも知れない
469 :
無名草子さん:2005/05/15(日) 18:31:50
…えっ?
470 :
無名草子さん:2005/05/15(日) 20:44:58
「監禁」
471 :
無名草子さん:2005/05/15(日) 21:31:03
御大は風俗遊びはしないのでしょうか?
指名後、待合室で待っている間に他の客のタバコの煙を吸わされて
バタンキュー。
生きている小言幸兵衛(搗屋幸兵衛
お上マンセー意見だけってのも気持ち悪いからいいんじゃん?
自分も以前は喫煙者でしたが
今は身体が受け付けなくなった。吸うとノドが痛くなる。
医者には体質は変わると言われたが正直解せなかった。
小林氏も駄目というのを読んで親近感わいた。身近にそんな人いないし。
477 :
無名草子さん:2005/05/16(月) 22:41:42
巨泉の週刊現代でのコラムが小林氏風になってる。
パクってるんだろうな
478 :
無名草子さん:2005/05/16(月) 23:04:09
はぁ?
479 :
無名草子さん:2005/05/17(火) 06:33:13
>>248 亀レスだが仰る通り、マイカーも持たずゴルフもせずバーの類にもほとんど行かず、本・映画・旅行・
食事・観劇、、、といったことぐらいにしかお金の使い道が無く、しかもそれが原稿の
ネタになっている氏にとっては、それにお金を掛けるのはそんなにおかしなことではないと思うのだが?
>>249 それもまたステレオタイプだなあ・・・小林さんにそんな清貧は似合わない。仮に貧乏でも
自分なりの身なりや生活スタイルだけは崩したくない人なんだから。
60年代日記などを見てもわかるじゃない?
>>257 ああ、こんな方だったのか・・・。親ばかの小林さんが、娘さんに編集者などという色ん
な意味でシンドい仕事をよく許したよね。
それでも子どもがやりたい、と言えばやらせてあげたいのだろうね。
480 :
無名草子さん:2005/05/17(火) 06:40:07
>>471 曖昧な言い方だが、「自分も詳しくは書きはしないが色好みで・・・」みたいな
ことを書いていたことがある。
何のエッセイだったか、野口富士男だったかに会った時に、野口氏が「神楽坂(だか向島だか)
では、芸者が買えてね・・・」とかいう話をされて驚いた、という話だった。
昔の作家はそういう古風な遊びもしていた、という古き良き(?)話ですね。
481 :
無名草子さん:2005/05/17(火) 20:28:42
クリントイーストウッドが「人間に必要なのは忍耐力だ」
とおっしゃってました。御大も少しは忍耐を…
してるのかなあ?端から見たら本人だけしてるつもりって感じじゃないの?
生活とか苦しいのは同じ時代の人はみんな一緒だったわけだし。
いや御大はそれでいいと思ってるが。
順風満帆のエリートサラリーマンとして生きられればそれに越したことはない。
茨の道をすすまなければならないのが、業を負った「小説家」志望者というか。
小林御大は、その資質があったから救われた。乱歩も「きみはフリーでやっていけるよ」と
言ってくれた。
485 :
無名草子さん:2005/05/18(水) 04:25:04
御大長者番付入り?
486 :
無名草子さん:2005/05/18(水) 08:29:30
結婚恐怖がセカチューくらい売れてりゃね
487 :
無名草子さん:2005/05/18(水) 21:00:44
黒澤明の用心棒が角川映画でリメイクだってさ。
御大激怒だな
角川の企業買収や権利買収を
止めることはできないものか。
489 :
無名草子さん:2005/05/19(木) 04:17:51
こぶ平の正蔵襲名は完全黙殺という形で批判してるんだろうね
狸御殿改悪は許せない
491 :
無名草子さん:2005/05/19(木) 14:39:22
御大は角川映画の原作に使われたしなぁw
あんまり批判できないんじゃないの?
494 :
無名草子さん:2005/05/19(木) 18:48:42
文庫もかなり出てたし
496 :
無名草子さん:2005/05/19(木) 18:58:48
今週の週刊文春は御大in長岡。
脱線事故には軽くふれた程度。
新潟の鉄板焼きは野菜とご飯が旨くて上々だとのこと。
497 :
無名草子さん:2005/05/19(木) 19:15:48
どこにもフィルム売ってないのかぁ、ポラロイド。
つか、俺がSONYの宣伝部員だったら御大と交渉するな、今週号読んだら。
498 :
無名草子さん:2005/05/19(木) 20:16:40
御大に2ちゃんねるとデジカメを使えるようにしてあげたいね。
しかし、小泉にそんなに苦しめられてるのか?おれたち。
500 :
無名草子さん:2005/05/19(木) 20:45:28
> 【政治】内閣支持率、42.3%に上昇=民主1年ぶり1ケタ…時事世論調査[05/19]
> 1 名前: 玄武φ ★ 投稿日: 2005/05/19(木) 17:30:47 ID:???
>
>
> ■内閣支持率、42.3%に上昇=民主1年ぶり1ケタ−時事世論調査
>
> 時事通信社が19日まとめた5月の世論調査結果によると、
> ・小泉内閣の支持率は前月比2.7ポイント増の42.3%と、今年1月以来4カ月ぶりに40%台に回復した。
> ・不支持率は同3.3ポイント減の34.4%。郵政民営化に取り組む小泉純一郎首相の改革姿勢などが評価されたとみられる。
> ・政党支持率では、民主党が9.0%と昨年5月の岡田克也代表就任以来初めて1ケタに転落した。
>
> 調査は12日から15日にかけて、全国成年男女2000人に個別面接方式で実施。有効回答率は68.5%。
>
>
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050519-00000565-jij-pol
映像化になったのってオヨヨ島、唐獅子、紳士同盟、悲しい色やねん、の四つでいいのかのう?
503 :
無名草子さん:2005/05/19(木) 22:41:17
映画は
新唐獅子株式会社(1999)
悲しい色やねん(1988)
紳士同盟(1986)
唐獅子株式会社(1983)
中原弓彦が監督の前田陽一と共同脚本で
進め!ジャガーズ 敵前上陸(1968)
ほかに
クレージーキャッツの映画のギャグマン。
テレビはNHK少年ドラマシリーズでご指摘の「オヨヨ」。未見ですんでなんとも。
504 :
503:2005/05/19(木) 22:54:58
あと、テレビは中原弓彦 脚本でググるといろいろ出てきます。未見ですんでなんとも。
それと動画「長靴をはいた猫」のギャグ監修なんてえのもありますが、これは映像化とはかなり離れてしまいますね。
でも、アニメをどう小林氏が料理してるのかなんて想像つきませんね。
それとググったらVシネマで
イーストサイドワルツも映像化してるらしいです。これも未見ですんで。
505 :
我全禅師:2005/05/19(木) 22:55:38
|┃三,.、 ,r 、
|┃ ,! ヽ ,:' ゛;
|┃. ! ゛, | }
|┃≡゛; i_i ,/
|┃. ,r' `ヽ、 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|┃.i" ゛; < オヨヨ、見てたよ。
|┃:!. ・ ・ ,! \____________
| (ゝゝ. x _,::''
______.|┃= ,::`''''''''''''''"ヽ.
|┃ | r';
|┃ ゛';:r--;--:、‐'
|┃≡ ゛---'゛'--゛'
ガラッ
「オヨヨ〜、オヨヨ〜、オヨヨのヨ」っていうエンディングテーマだけ覚えているな。
そんなに悪くない出来だった筈。
507 :
我全禅師:2005/05/19(木) 22:56:41
|┃三,.、 ,r 、
|┃ ,! ヽ ,:' ゛;
|┃. ! ゛, | }
|┃≡゛; i_i ,/
|┃. ,r' `ヽ、 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|┃.i" ゛; < 実は、年寄りなの
|┃:!. ・ ・ ,! \____________
| (ゝゝ. x _,::''
______.|┃= ,::`''''''''''''''"ヽ.
|┃ | r';
|┃ ゛';:r--;--:、‐'
|┃≡ ゛---'゛'--゛'
ガラッ
509 :
無名草子さん:2005/05/19(木) 23:16:59
>>504 「長靴をはいた猫」は名前だけで何もやっていない、と仰ってますね。
>>508 Vオリ「イーストサイドワルツ・悦楽の園」の脚本は荒井晴彦。前田陽一版「唐獅子
株式会社」を高田純と書いたが流れてしまい、その時に小林氏が高田・荒井の態度を公然
と批判したことがある。なんらかの和解があったのだろう。
未見なんだけどねw 監督が武田一成なのでそんなに悪いデキではないとは思う。
>>503 TVでは「極東セレナーデ」を「ウーマンドリーム」(主演・裕木奈江)として映像化。
また、クレジットは別名義(三木洋)だが、山田洋次の「九ちゃんのでっかい夢」
の原作は小林氏の短編「消えた動機」を使っている。
あんまり映画屋にはいい思い出がないみたいですね。映画屋・TV屋への愛憎は「ビートルズの
優しい夜」に割と直截に書いてあるね。
510 :
無名草子さん:2005/05/20(金) 00:24:14
大橋巨泉。御大より一つ年下。墨田区(下町)生まれ。早稲田中退。
似てるから嫌いなんだろうな。
511 :
無名草子さん:2005/05/20(金) 00:46:07
八王子にもいったことがないワロタ。
たまには高尾山ぐらいいって綺麗な空気を吸えばいいのに。心も綺麗になるかも。
新潟の野菜というのは、東京と比較して特筆するほどうまいものなのかな?
小林信彦 → 文春 つながりで気になったことなんですが
今週の文春で 近田春夫 の 「考えるヒット」。
CKBの「タイガー&ドラゴン」について書いてるけど
新曲みたいに書いてるけど…。
近田氏のコラム、結構いい加減?
大塚愛の評価もころっとかえたりさ。
513 :
無名草子さん:2005/05/20(金) 01:53:16
はっと気づけば俺も八王子行ったことないな。ずっと東京
杉並区に住んでたが…
514 :
無名草子さん:2005/05/20(金) 02:48:43
ラジオ版(ニッポン放送)の「唐獅子」は面白かった。実家のどっかに
カセットがあるはず。あれ、聞き逃したファンも多いはずだし、CDで
発売してくれないかな?
「イースト〜」は、WOWOW等で一時よくやってました。
悪い出来ではないと思うけど、原作が好きな人はどうでしょう?
小林氏本人は、この作品関してどっかで触れてましたっけ?
515 :
無名草子さん:2005/05/20(金) 05:49:17
知らないうちに
我全禅師 キタ━━━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)人(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノ━━━ !!!
すごい久しぶりでしょ?
516 :
無名草子さん:2005/05/20(金) 07:10:21
角川春樹が小林邸に突然訪問し、オヨヨを100万部売るから文庫化権くれと言い、
事実シリーズ100万部売り切った。それなんで角川春樹のことは公には批判してないはず。
517 :
我全禅師:2005/05/20(金) 09:36:12
>>515 |┃三,.、 ,r 、
|┃ ,! ヽ ,:' ゛;
|┃. ! ゛, | }
|┃≡゛; i_i ,/
|┃. ,r' `ヽ、 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|┃.i" ゛; < 気づいてくれて有難う!!
|┃:!. ・ ・ ,! \____________
| (ゝゝ. x _,::''
______.|┃= ,::`''''''''''''''"ヽ.
|┃ | r';
|┃ ゛';:r--;--:、‐'
|┃≡ ゛---'゛'--゛'
ガラッ
>>491 >>493 「紳士同盟」は角川映画じゃなくて東映・サンダンスカンパニー作品だよ。
>>509 「唐獅子株式会社」の荒井、高田を批判してましたか。原作権を預けたまま、ほっぽりだして別の仕事にかかった
長谷川和彦と岡本喜八に対しては不誠実だとか後に批判していたけど、前田陽一については別に何も言ってないのでは。
山田洋次喜劇全盛の当時の松竹では無理だろう、くらいにしか思っていなかったかと。
荒井は前田作品「神様のくれた赤ん坊」も買っていたし、角川映画「Wの悲劇」で
盗作問題が起きたときも、むしろ率先して擁護していたし、
高田純(夏文彦)ともこの頃は良好だったと記憶。
今、おれらが小泉に苦しめられてるかどうかは知らんが
年寄りや病人になったら、昔は福祉も少しマシだったよな
と思うだろうな。
我輩はカモである
521 :
509:2005/05/20(金) 13:51:14
>>518 小林さんは、正確には高田純に対して怒っていたね。高田さんが不用意なことを書いて
しまったらしい。小林さんのエッセイ集のどれかで読めます。
そうですね、荒井さんに対しては怒っていなかったかもしれません。
それと、高田純は夏文彦(富田幹雄)とは別人ですよ。夏さんは週刊誌記者・作家で、
原田芳雄の元マネージャー、「竜馬暗殺」のプロデューサー。もう亡くなった。
522 :
無名草子さん:2005/05/20(金) 15:16:20
俺は小泉首相のこと評価してるけどなぁ。素晴らしい宰相だと思う。
選挙では民主党に投票してるが。
じゃあ、俺はたまたま小泉さんが変なこと言ったり
したりしてるとこばっかりTVで見かけてしまってるんだな。
残念だ。
しかし、CKBいいよなぁ。
アルゼの広告で高田文夫が
CKB、気志団、サンボマスターを口ずさむと書いてるが、
まったく好みが一緒だ!
御大と全然関係無いけどw
525 :
無名草子さん:2005/05/20(金) 22:38:20
銀座でビールでざるそば食って麹町の家まで歩いて帰る
ってやつだろ?そういう生活してみたいな
526 :
我全禅師:2005/05/21(土) 01:11:23
>>525 |┃三,.、 ,r 、
|┃ ,! ヽ ,:' ゛;
|┃. ! ゛, | }
|┃≡゛; i_i ,/
|┃. ,r' `ヽ、 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|┃.i" ゛; < まるで、昔の文豪だね。
|┃:!. ・ ・ ,! \____________
| (ゝゝ. x _,::''
______.|┃= ,::`''''''''''''''"ヽ.
|┃ | r';
|┃ ゛';:r--;--:、‐'
|┃≡ ゛---'゛'--゛'
ガラッ
527 :
無名草子さん:2005/05/21(土) 05:57:16
CKB聴いていると、和田アキ子の声に聞こえるのを
小林先生はかかれるだろうか?
(それとも、そんな風に聞こえるのは私だけでしょうか?)
528 :
無名草子さん:2005/05/21(土) 16:16:59
都議選が近いですな。御大はまた無所属の人にいれるのだろうか?
俺は民主党の誰かに入れる予定。
いや、
タイガー&ドラゴンは横山剣が和田アキ子をイメージして創ったそうです。
はっ!
つか、和田アキ子バージョンもあるそうですし…。
530 :
無名草子さん:2005/05/21(土) 20:45:36
朝鮮コネクションですな
御大、フレンチのパロでひとつ。
既出かも知れませんが「東京少年」って小説なんですか?
533 :
我全禅師:2005/05/21(土) 23:33:38
>>532 |┃三,.、 ,r 、
|┃ ,! ヽ ,:' ゛;
|┃. ! ゛, | }
|┃≡゛; i_i ,/
|┃. ,r' `ヽ、 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|┃.i" ゛; < 「冬の神話」のリメイクだよ。
|┃:!. ・ ・ ,! \____________
| (ゝゝ. x _,::''
______.|┃= ,::`''''''''''''''"ヽ.
|┃ | r';
|┃ ゛';:r--;--:、‐'
|┃≡ ゛---'゛'--゛'
ガラッ
534 :
我全禅師:2005/05/21(土) 23:34:45
|┃三,.、 ,r 、
|┃ ,! ヽ ,:' ゛;
|┃. ! ゛, | }
|┃≡゛; i_i ,/
|┃. ,r' `ヽ、 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|┃.i" ゛; < と、言うのは乱暴かな?
|┃:!. ・ ・ ,! \____________
| (ゝゝ. x _,::''
______.|┃= ,::`''''''''''''''"ヽ.
|┃ | r';
|┃ ゛';:r--;--:、‐'
|┃≡ ゛---'゛'--゛'
ガラッ
535 :
無名草子さん:2005/05/22(日) 01:35:18
そろそろ御大が箱根に紫陽花を見に行く頃ですね。
♪あのころの僕らぁはきっと〜
東京で少年だったぁ〜
537 :
吾輩は名無しである:2005/05/22(日) 14:20:16
小林さんの今は、確かに過去にはすごかった自分の仕事を「世界全体」と定義した上で、その中でぐるぐるネタを使いまわして老人のわがまま的断定をしている趣がある!
538 :
我全禅師:2005/05/22(日) 15:06:55
>>537 |┃三,.、 ,r 、
|┃ ,! ヽ ,:' ゛;
|┃. ! ゛, | }
|┃≡゛; i_i ,/
|┃. ,r' `ヽ、 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|┃.i" ゛; < それを言っちゃぁ、お終いよ。
|┃:!. ・ ・ ,! \____________
| (ゝゝ. x _,::''
______.|┃= ,::`''''''''''''''"ヽ.
|┃ | r';
|┃ ゛';:r--;--:、‐'
|┃≡ ゛---'゛'--゛'
ガラッ
>我全さん
ケータイからなのでAAはちょっと・・・
我全さんのコメントを即みたいのです。
540 :
我全禅師:2005/05/22(日) 15:53:19
541 :
吾輩は名無しである:2005/05/22(日) 16:08:08
田中角栄から見れば、信彦は所詮都会の甘ちゃんなのか?
542 :
我全禅師:2005/05/22(日) 16:21:31
>>541 菓子屋のボンですからね。
甘いのは当たり前でしょう。
543 :
無名草子さん:2005/05/22(日) 21:11:01
経歴の「東京都日本橋生まれ」ってのが笑える。
御大にとっては「東大法学部卒」くらいの誇りなんだろうね。
>我全さん
ご理解 ありがとうございます。多謝。
545 :
我全禅師:2005/05/22(日) 23:18:11
>>545 誰かも書いてたけどずいぶん久しぶりですね。
どうしてたんですか? コテハンやめてただけ?
547 :
我全禅師:2005/05/22(日) 23:56:45
>>546 周辺整理してました。
まだ、終わらないんですけど。
大変です。
みなさん、よろしくです。m(__)m
548 :
無名草子さん:2005/05/23(月) 22:43:57
>>543 ノビーのアイデンティティーだからね。
逃げ場がなくなると、「江戸前の感覚」に逃走するから。
最近は、言ったはじから逃げ場が無くなる様な、単細胞発言だらけだから、
すぐ、ノビーが経験したとは到底思えない程昔の「過去の江戸前の感覚」に逃走する。
自分では「から」が多すぎるのに気付かないのであろうか。。
これだから無神経な田舎者は困る。
550 :
無名草子さん:2005/05/24(火) 01:48:47
>>549 読点二つ打つのは都会のセンスだよねw
馬鹿だからじゃないよね?
>>550 そりゃ読点じゃなくて、句点じゃないのw?
まぁ、意見としては548に賛成だけど。小林信彦の最近のボケぶりは
ひどすぎるから。垂れ流し状態だ。
この頃の出来事に「こまったもんだ」と怪訝な顔をする、おまけにそんな自分が好き。
小林と筑紫の共通点。
今の世で満ち足りてるやしってどんな奴だろう。
554 :
無名草子さん:2005/05/24(火) 14:49:28
>>553 世田谷に一軒家持ってて印税収入が確実にある作家
555 :
無名草子さん:2005/05/24(火) 15:17:34
印税収入なんてほとんどないよ。本人も本が売れなくて困ってるなんて書いてるし。
大体講演も審査員も対談も激減してる世の中で、
作家で生きていけるのって50人もいないんじゃないかな。
文学賞の審査委員をいくつも受け持って
荒稼ぎするって手もあるが(実にギャラがいいらしい)、
それをやらないだけ偉いじゃないか。
井上ひさしが一体いくつの選考委員をやっているか。
557 :
無名草子さん:2005/05/24(火) 18:50:34
印税収入の少ない人が新幹線で新潟まで行ってホテルニューオオタニに
泊まれるわけがないだろ。
558 :
無名草子さん:2005/05/24(火) 19:38:20
羽振りのいいフリしないとあいつ困ってるんじゃないか、っていわれるのが
心底嫌いなのが江戸っ子でしょ。
実はクレジットカード使ってて、一杯一杯ってなヤツ多いじゃん。
文庫は次々絶版になるし、ベストセラーを今さら書くのも難しい。
小説ではまず無理だろうし、芸人評伝なら可能性はあるが
萩本欽一との関わりを書くらいしか残されていない。
でも小林信彦が逼塞しているとしても、一般レヴェルの「貧しさ」とは違う。
ぼくには貧乏は似合わないと本人も言ってるよ。
560 :
我全禅師:2005/05/24(火) 21:06:26
>>559 屈折した楽観主義者なんでしょうね。
多分。
561 :
無名草子さん:2005/05/24(火) 21:23:52
文春の連載っていくらくらいなんだろう?
年金貰ってるの?
>>555 そうだね。みんなどうやって生きているのだろう?
>>556 井上ひさしは勉強家で取材や資料に惜しみなくカネと手間暇を注ぎ込むことで有名。
遅筆なのも勉強にのめり込んで書けないことも大きいらしい。
娘さんに経営を任せているが、劇団もあるしカネはいくらあっても足りないだろう。
そういえば昔、自分の母校(高校)に集英社のドサ回り講演で井上が来る予定だったが、多忙
でキャンセルされたことがある。相変わらずの遅筆で行き詰まっていたのだろう。
>>559 小林さんの現在の収入は知らないけど、本人がマイペースの生活を保ちたい人で、カネを使って
色々楽しむことが新たな原稿のタネにもなっている。外野が色々言ってもねえ・・・。
564 :
無名草子さん:2005/05/24(火) 23:34:58
小林信彦の文春での連載はひどいと思うよ。
たまに連載時評が俺の仕事に関連してたりすると、特に良く分かる。
基礎的な知識も無いか、有ってもとんでもなく古い知識だけに頼って断定するんだよね。
勉強不足。老害としか言いようが無い。
かつて自分でも書いてたように、自分の知ってる事を背伸びせずに書けばいいのにな。
>>564 どう「ひどい」のか具体的に指摘してみて下さい。
566 :
無名草子さん:2005/05/25(水) 00:58:14
あくまでも作家のエッセイなんだからそんなに正確じゃなくても
いいのでは?読むほうだってあんまり真剣に読んでないんだから。
東京人5月号が東京の地名特集で 小林が近藤富枝(日本橋出身で小林より10歳年上)と対談している。
いつものように東京オリンピックによる高速度路と246の拡充の話をしている。
で、町名変更をやり玉に挙げる。地方から出てきた連中にも分かり易くするためと。
が、風情ある名前と利便性とで 利便性を選んで正解と思うが、みなさんはどう思われておりますか?
(上野の亀住町なんて雑居ビル2棟分くらいの面積しかないんですよ。)
>>566 本人はこれさえ読んでいれば時代が判ると言わんばかりのことを こないだ出た奴の後書きで自画自賛していたぞ。
569 :
無名草子さん:2005/05/25(水) 02:33:23
「いかりや長介天才伝説」は書かないのかな?
数少ないベストセラーネタだと思うけど。
>>567 地名は文化なので、地元の人はそりゃ怒るでしょうね。ただ自分は地方の新興住宅地に
育ったので、小林さんの感覚は実感としてはピンと来ないけどね。
首都高速は無茶な計画だったので、これもハラは立つでしょう。しかし、当時としては
そういう強引なことをしないと首都圏の幹線道路は整備できなかったのも事実だと思いますよ。
街殺しにお怒りになるのも当然ですが、小林さんの大嫌いな開発で、日本の経
済発展が成し遂げられたのもまた現実です。
小林さんがブツブツ言いながらメディア界・出版界の隅っこで生きてこられ
たのも日本の豊かさが続いたお陰ですよ。所詮は虚業だからね。
自分が嫌いなものに養われてきたことを認めたくはないでしょうけど、メディア
という独特の世界で生きてきた氏も、内心ではさすがにわかってらっしゃる・・・のでは?
>>569 長さんはそんなに買ってましたかね? 書くとすれば欽ちゃんだけど、欽ちゃんは
まだ生きているからなあ。
長野五輪(これは欽ちゃんも株主であるテレビマンユニオンが開閉会式を仕切ったので受けた)
にマスターズ・リーグ、どんどんみっともなくなるなあ、欽ちゃん・・・。
>>568 いまさらだけど、小林さんも自分が読んだり見聞きしてきたことの芸談で食う人
なんだよね。小説を書いてもウンチクが入るし、ウンチクを抜いたものでも、ついつい小説につい
ての批評意識で書いてしまうことが多い。分析眼が鋭すぎるんだな。
いまだに「へー、こんなモノも見てるんだ」と感心させられることもありますが、あ
る意味、モチーフ的には使い果たしちゃった所はあるのでは?
572 :
無名草子さん:2005/05/25(水) 05:38:59
いま『夢の砦』を読んでるんですが、佐伯一誠のモデルって誰ですか?
城戸草平は城昌幸っぽいですが。
573 :
無名草子さん:2005/05/25(水) 09:53:45
本屋に松本清張の昭和史発掘、新装版文庫本1〜3まで出てるんだねえ。
これなんか初版40年前ですよ。
さんざん売りつくしたのに、まだ出すってことは、若くてこの本知らない読者層にも
売れると判断した出版社側の思惑もありそうです。
いつの時代でも売れる予想が立たないものは出さないし、若い読者を獲得できない作家は
忘れられていくってことなんでしょうねえ。
VANジャケットの石図社長93歳で死す。
ほとんどの人にとってはまだ生きてたのかよ、なんて感想でしかないのが辛いわ。
574 :
無名草子さん:2005/05/25(水) 10:14:46
佐伯一誠の「鯉のいる土地」読みたい。
>>571 >>長さんはそんなに買ってましたかね?
長さんが役者になれば成功すると見抜いていたとする「ぼく」を買っていますよ。
>>いまだに「へー、こんなモノも見てるんだ」と感心させられることもありますが
年齢の割には、という条件付きの「へー」なんですよね。最近のは。
576 :
無名草子さん:2005/05/25(水) 11:33:03
小林信彦が書くものは変なところで変な差別意識、特に地方人への侮蔑感が噴出するので笑ってしまう。
小さいころ田舎に学童疎開していじめられたからといって、その時の怨みを一生引きずることはないでしょう。
「九代前から日本橋に住んだ生粋の江戸っ子」を何かと自慢する割には、江戸っ子気質から遠いようだ。
志ん朝師匠も疎開先で「僕」って自称一発で
いじめられたって。
私の母親は長野だけど同じ長野でも地域が違うところを
点々としてて、よそ者には冷たいしガキはいじめてくるしで
性格ゆがんだって言ってる。田舎は怖い。
ん〜まぁねぇ・・・いじめられたことをスッキリ忘れてる人って珍しい方でない?
特に弓彦みたいな粘着質は一生覚えてるし、吐き出さずにはいられないのでは。
576の考えてる江戸っ子のイメージが知りたい。落語から?
580 :
無名草子さん:2005/05/25(水) 13:24:53
>>579 『夢の砦』の中に「江戸っ子は五月の鯉の吹き流し 口先ばかり 腸(はらわた)はなし」という川柳が
肯定的に引用されているからさ
581 :
無名草子さん:2005/05/25(水) 13:25:28
江戸っ子は、五月の鯉の吹流し。
口先ばかりで、ハラワタはなし。
582 :
無名草子さん:2005/05/25(水) 13:52:34
日本文芸作家協会の年金が月額5万円くらいあるんじゃないの。
印税は発行部数の少ない作家だと6%とか8%しか出さない時代ですよ。
昔の文士、吉田誠一や吉行淳之助が売れてたころは1〜2時間の対談で10万円くらの
ギャラを領収書梨の手渡し、これが税務署にも把握できない
おいしい商売だったみたいだけど、
いまはこんなことないから苦しいです。
583 :
無名草子さん:2005/05/25(水) 13:57:34
それは日本文藝家協会とは別組織なのか?
>>582 昔は貧乏していても、文庫や文学全集に入れば、それが年金になり質素に余生を送れたみ
たいだけどね。今は貨幣価値も出版事情も変わったのでそういうこともないだろうし。
昔の文士も部数的にはそんなに売れていたとも思えない。例えば故遠藤周作や北杜夫も
大衆向けの商売小説やエッセイを書きまくっていた。対談や講演の類が大きかったと思われる。
講演などの仕事も減ってそうだなあ。稿料は据え置き本は売れない、副収入も
行き詰まりじゃどうしようもない。大学教授になりたがる人が多いはずだ。
非常勤はボランティア同然だが、常勤待遇だとそれなりの定収が入るから助かる。
一握りの超売れっ子や商売と割り切ってゴーストでも何でも書いて稼いでる人(昔の重
松清−田村章−みたいな)、売れ線のラノベやゲーム・アニメをやってる人、要領よくメデ
ィアの仕事を渡り歩いてる人以外は、知名度のある人でも苦しそうだね。
他に仕事を持たない人や、中堅以下の娯楽作家や純文系の人は大丈夫なのかな?
女性だと小川洋子みたいに主婦という手もあるな。
多媒体化で書籍への接触時間が減り本離れが起こるのはやむを得ないし(重松あたりもゲームの仕事を
やるらしい)、それに加えてデフレもあるでしょ? やれんですなあ。
585 :
無名草子さん:2005/05/25(水) 15:48:59
>>584 >昔の文士も部数的にはそんなに売れていたとも思えない
黄金期は円本時代だよ。他に娯楽が少ない時代だったので、活字の本であれば飛ぶように売れた。
その当時に比べて物価が著しく上昇したにもかかわらず、純文学の原稿料は大して上がっていない。
「金の話をするのは下品」とする美意識が誤った方向に発揮された結果だ。
586 :
無名草子さん:2005/05/25(水) 16:06:05
宇野浩二『文学の三十年』によると、大正4(1915)年頃の文芸誌の
「平均の原稿料は金十五円、西片町の家が家賃金八円」だったという。
2005年現在、西片の賃貸一戸建ての家賃は約30万円が相場。
そう考えると、かつての文士がいかに高額な原稿料を貰っていたか分る。
>>585 円本といえば昭和の初め(1920〜30年代)ですか? その頃が職業文士
にとってはいちばん良かったのかね?
>>586 西片町は文京区ですか? 家賃は地価にも左右されるので何とも言えませんので、首都圏
が今ほど都市化・人口集積していない宇野の時代はもっと安かったのでは?
それはそれとして、当時の原稿料が世俗から見ても相対的に高かったであろ
うことは想像に難くないですね。
588 :
無名草子さん:2005/05/25(水) 16:45:48
昭和11年に林不忘は年収88万円の査定で7500円の税金を払っておる。
今の貨幣価値でいうと1000倍だから8億8000万円でたった1%以下しか
税金を払っておらん。
今作家でこれだけの収入があれば確実に70%もの課税率だろう。
いったいどうなっておるんだろう。
>>588 累進税率について言えば、低いからいい、ということはないよ。税制も社会的再分配
機能のひとつだからね。ちなみに現在、70%はいくかな? 先進国でも現在の日
本は累進税率は緩和されている方だったはず。
昔は活字に入る入り口として、筒井康隆、星新一、ちょっと下がって御大の「オヨヨ」あたりは
小学生から中学生にかけて読む小説の定番だったが。
遠藤周作の相続税対象となる遺産が約8億円だったという新聞記事を
読んだ記憶があるから、
エンターテイメントじゃない文学の人も
第三の新人なんかは裕福だったようだ。
592 :
無名草子さん:2005/05/25(水) 20:05:59
>>590 筒井は時かけのみでは
すぐに眉村や光瀬に行くヤツが多かった気がする
周りのマセたヤツは半村読んでたな
>>591 狐狸庵センセはベストセラーいっぱいあるわけだが
おそらく生涯発行部数は小林信彦の50倍以上ある
>首都高速は無茶な計画だったので、これもハラは立つでしょう。
もう随分前だけど、CarGraphic誌で当時の責任者が経緯を語っていた。
「公共の福祉の概念の無い日本では無茶を承知で川の上に造るしかなかった」
とさ。
>>591 並行して大学の先生だった人も多いけどね。専業の人間にせよ、昔の作家はエッセイや大衆モノ・
中間小説も書きまくっていた。それと昔の番組表や資料を見るとわかるが、ラジオ・TVの
ドラマの数も多く、映画以外にも原作を売る機会が沢山あった。
今は余り作家の原作を使わないでしょう? 連ドラは漫画が大半、2ドラはノベルス。
それに講演や色々なマスコミ仕事が加わるわけで、戦後日本の経済成長+活字市場の隆盛に見事
に乗ったのでしょうね。今は経済が頭打ちで他のジャンル(ゲームその他)も出てきたし、容
易なこっちゃないだろうな。相変わらず出版点数だけは多いけど。
>>593 それだと立ち退きをさせずに作れますわな。
筒井は紫綬褒章を受賞していたけど、
信彦は国から褒章をもらうようなことって
あるんだろうか。
まぁ小泉嫌いだから断る可能性があるけど。
597 :
無名草子さん:2005/05/25(水) 20:43:28
早稲田の創作文芸科だったか、客員教授などでは年間600万円くらいの報酬が出るから
食い詰め作家が狙っててかなり競争率高いけど、
任期2年なんだよね。関西では近畿大学の文芸学部の教授に作家が多いけど、
これはただの学生集めの手口なので週一回とか月一の講義だけなので
シブチン近大はそれほど報酬出さない。
あと文部省の助成金とかでニューヨークやロンドン、パリなんかに遊学2年の学費と生活費だしてもらうのとかね。
台東区の旧町名復活運動も事業所からの反対が多いということで、
事実上頓挫で決着しちゃったね。
味のある町名が多いから残念だけどなぁ。
>>596 「日本の喜劇人」で芸術選奨新人賞を受賞。
>>597 近大は常勤扱いはしないのか? 非常勤で大学等に行く人も多いな。非常勤なんか
儲からないのに、ああやってコネを繋いでおくのだろうね。
600 :
無名草子さん:2005/05/25(水) 21:01:37
客員教授っていうのは基本的身分は非常勤講師のことです。
政治学者で選挙の権威福岡先生は誇らしげに立命館大学客員教授などと
肩書き名乗ってたけど、白鴎大学教授じゃ恥ずかしいのかな。
作家一般の台所事情なんて何の関心もないけど、
異様に必死な長文書く奴がいるね。
その無償の情熱はどこからくるの?
元作家志望のオサーン?
そんな誰も関心を持たないことが気になる情熱こそ、
どっから来るんだ?
603 :
無名草子さん:2005/05/25(水) 22:54:29
>>570 激しく同意。
例えば疎開先でのいじめを良くネタにしてるけどあまりに一方的な恨み節ばかりで
客観性というものが無い。
例えば小熊英二は労作「民主と愛国」で、疎開先でいじめられた都会人の心情を描くと同時に
その都会人を視る疎開先の人間の心情をも描いている。
小林信彦は「戦前は現在の若い人がイメージするよりずっと豊かな生活があった。」というけれど、彼の視点からは、
豊かだったのは戦前の「大都市」だけで、戦前の地方の農村ではそれこそ江戸時代の農民に毛が生えた程度の
生活レベルだった事、また大都市の豊かな生活は、極貧の農村から出てきた人々の低賃金労働に支えられていたこと、
がスッポリ抜け落ちている。それでいて「田舎ものは目障りだから田舎に帰れ」とおっしゃる。
こーゆー社会観をもった人間が「ブッシュのアメリカ」を、どの面下げて批判できるのか?世界の南北問題は許せないが、
日本の南北問題はOKなのか?都会人とか田舎者とかいう以前。無神経で恥知らずだと思う。
604 :
吾輩は名無しである:2005/05/25(水) 23:13:53
>>603 言いたいことはわかるが、同一に比較もしにくいんjyないかな
605 :
無名草子さん:2005/05/26(木) 00:25:18
>>603 なんか納得させらた。
でも今の都市低農村高生活レベルになってしまったのも逆のいびつさだよな。
都市vs田舎って古くて新しいテーマなんだね。
>>603 >>大都市の豊かな生活は、極貧の農村から出てきた人々の低賃金労働に支えられていたこと、
奉公人は銀座に行っても表通りではなく裏通りで飯を食ったもんだと小林は書いていたが
小林にとっては地方の人間などは使用人に過ぎないんでしょ。
その使用人が銀座の表通りで飯を食う時代=戦後が気にくわないと 斜陽族気取りでいるだけに思う。
607 :
無名草子さん:2005/05/26(木) 03:02:17
とにかく何もかも気に入らない御大w
>>605 >でも今の都市低農村高生活レベルになってしまったのも逆のいびつさだよな。
それは誤解。地方に公共事業・社会保障などで再分配された富は、都市部にも確実に環流している。
自然破壊や、使われない「無駄」な施設がある等の個々の問題は別として、実はトータルでは
角栄型のバラマキはなんら間違っていない。近年、槍玉にあがる高速道路も全てが無駄ということはない。
こうした視点から見ても、詳しくは書かないが道路公団・郵政の民営化は完全な愚策なのです。
そうした乗数効果を勘案せずに、たまに「地方にカネを吸い取られて貧乏な都市部」とか書
くバカがいるので困る。だいたい、普通に考えても、都市部の方が遥かにあらゆるインフラは
整っているのだが? 「地方にこんな豪華なハコモノが」とかうわべだけ見てないか?
都市部の暮らしにくさとされる部分(高物価、高い家賃など)は、逆に言えば日本の富
がいかに都市部に集中しているかの証明でもあるんですけどね。
確かに、都内でも電車賃はもっと下がった方がいいとは思います。JRは高いからね。その
代わりにバスは安い。地方のバスは高いよ。
家賃については住宅政策の問題ですね。もっと公営住宅を増やしてもいいんじゃないでしょうか?
スレ違いだが、こうした誤解に基づき、公共事業削減や地方交付税削減、地方・国U公
務員の給与引き下げといった方策に進んでいるのが小泉政権。
実際は、公共事業削減・地方交付税削減の煽りで必要な事業まで出来にくくなるし、公務員
の給与を引き下げても別に民間の給与は上がらない。官民で削減合戦になり、みんなで貧乏になるだけ。
以下のスレを見てもらえばわかるように「赤字国債で国家破綻、財政再建」自体が嘘
なのだが、その嘘に基づいて政策を作っているのが現在の自民党政権と民主党。
NHK BSディベート ヲチ
http://money3.2ch.net/test/read.cgi/eco/1115221266/l50 皮肉なことに、土建屋と揶揄される亀井だけが経済的にはまともなことを言っている。
ちなみに小林さんは最近、文藝春秋の次期宰相アンケート(先月号か先々月号)で「小泉はペテン、
小沢一郎に期待する」とか言っていたが、小沢も「国家が破綻するぞ財政再建せよ」派なの
で経済運営は落第です。そうした落第政治家しかいないのが日本の不幸なのですが。
610 :
無名草子さん:2005/05/26(木) 03:50:36
小林信彦は「俺が何回も芥川賞や直木賞の候補になりながら受賞を逸したのも
田舎者の選考委員どものせいだ!」とでも考えているんじゃないかね?
青島幸男や常盤新平など昔の仲間があっさり直木賞を取ったのに
小説家としてのキャリアにおいて彼らを遥かに凌ぐ小林信彦がロクな文学賞を取れないのは
不思議といえば不思議。
まぁ、選考委員が「差別主義者に受賞させたくない」と考えたとしても
その選考委員を責めるわけには行かない。
611 :
無名草子さん:2005/05/26(木) 07:09:09
昔のお仲間さんは強烈に選考委員にヨイショしたりしてたんではないか。
別に賞を取ったからって売れるもんじゃない。
取らなくても売れないけど。
いまだに受賞作だのカンヌ出品作だの権威で売れるなら苦労しないよ。
ネットでいくらでもほんとの評価見れるんだもん。
612 :
無名草子さん:2005/05/26(木) 07:34:14
>別に賞を取ったからって売れるもんじゃない
賞を取れば原稿料はランクアップする
613 :
無名草子さん:2005/05/26(木) 07:43:14
原稿料が上がったりするけど、キャリア積んだイラストレーターや写真家
作家がその上昇率に比例して売れればいいけど、
今の現状では実際は単価が高くなると、発注側はオーダー取り消して
若くて安いのに発注する。
版元も厳しいよ。
新潮文春講談社小学館ですら10年前に比べるとかなりの収益率の低下で経営も大変ですもん。
614 :
無名草子さん:2005/05/26(木) 07:49:00
青島はともかく裏切者かつ田舎者の常盤新平に先を越されたのはショックだろうな
よく名前がでるがどんな裏切りを?
616 :
無名草子さん:2005/05/26(木) 10:41:20
>>603 これには納得したぞ。
ようするに都会人で江戸前が御自慢の信彦は馬鹿なんだから、
芸人の評論だけ書いてりゃいいぞ、てこった。
俺も一応東京生まれ(下町じゃないけどね)だけど、信彦の意味無く田舎を嘲笑う姿勢には
不快な気分になっていました。
617 :
無名草子さん:2005/05/26(木) 10:48:53
青島幸男、永六輔、原田治、このへんはいかにも江戸っ子らしい感じがするけどね
信彦はもっと鈍重で陰湿な感じだな
618 :
無名草子さん:2005/05/26(木) 15:24:51
オヨヨシリーズは大人が読んでもおもしろいらしい。
早く、復刊してくれ。
さらに新井素子に影響を与えたそうじゃないか。
619 :
無名草子さん:2005/05/26(木) 15:43:22
オヨヨ島の冒険って、最後父親は助かるの?
620 :
我全禅師:2005/05/26(木) 16:10:46
>>619 助かっていなければ、
第三作「オヨヨ城の秘密」まで出てこれないでしょう。
でも、子供向けの小説にマルクス兄弟の取り合わせって
今のライノベじゃ考えられない。
621 :
我全禅師:2005/05/26(木) 16:13:28
>>618 新井素子だけじゃなくて、色々、与えていて
鳴海丈「虹と鯨のアップルパイ」っていう品切れ状態の
オモシロ本は、モロ「オヨヨ」シリーズの影響下の作品だよ。
本当におもしろいんだよ、これが。
犬好きの俺はひからびたブルドックのギャグはダメでした。
でも唐獅子シリーズはおもろかった。
623 :
無名草子さん:2005/05/26(木) 20:05:32
>>611 賞を獲って書き続ければ獲らない人より売れる可能性は遥かに高くなる
625 :
無名草子さん:2005/05/26(木) 20:08:41
オヨヨはライノベ(アニヲタ婦女子向け)じゃないよ
児童向けの(主に男の子を対象、女の子が読んでも面白い)読み物
626 :
603:2005/05/26(木) 20:27:21
俺も608、609には同意できかねる部分がある。
だけど小林信彦の感情的な田舎蔑視はそうした議論以前の低劣なものだと
思います。同じような考え方を基本にして何度も文章を書いているし・・・。
これはもう、ひどすぎる。
もし彼のあの手の文章を読んで溜飲を下げてる東京人がいるなら、軽蔑します。
作家なのに他の人間の哀しい歴史に無自覚なのは致命的だと思う。
致命的なのは野暮に尽きると思うな、御大。
628 :
無名草子さん:2005/05/26(木) 20:44:14
青島や巨泉や植草甚一や永六輔も生粋の江戸っ子だが地方人への侮蔑は特に感じられない
あくまで小林デブ彦当人の人格の問題であろう
629 :
無名草子さん:2005/05/26(木) 21:04:53
まっとうな意見の振りして叩いてるだけの人がいるな
御大がイナカモノに対して「怒って」いるのは
根元に「街壊し」があるんだよ
イナカモノは故郷の景色はそのまま取っておいて
東京の景色は「便利」を求め壊し続けた
イナカモノはイナカに帰れば故郷の景色を見られるけど
東京生まれの東京育ちは「思い出」の中にしか「故郷の景色」が存在しない
もちろん感情論だけど、怒る理由は御大に同情しつつ同意するけどね
余談だがオイラはちなみに横浜生まれ
横浜もベイなんちゃらのせいで昔の風景は今や残っていない街
強烈な電波だな、漁村生まれ風情が。
631 :
無名草子さん:2005/05/26(木) 21:17:57
突っ込みどころ満載の珍論だな
・東京の景色を破壊したのは田舎者全般ではなく
<一部の>地方出身政治家と<一部の>東京出身官僚に他ならない
・そもそも高度経済成長の過程で田舎の景色もずいぶん破壊されている
・東京にも本郷や谷中など昔からほとんど変わっていない区画はある
>>629 まっとうな意見の振りして叩いてるだけの人がいるな
鄙びた寒村だったのに開国したせいで景色が変わった!
幕府は謝罪汁!
と生粋の浜っ子は思うわけですよ。
>>629 >>イナカモノは故郷の景色はそのまま取っておいて
>>東京の景色は「便利」を求め壊し続けた
珍論ですね。
635 :
無名草子さん:2005/05/26(木) 21:43:56
ふむ
御大に「敵」が多い理由はなんとなく分かった
636 :
608:2005/05/26(木) 21:44:26
>>626 作家のノスタルジーとして「街殺し」や開発批判を書くのは結構ですよ。彼が田舎者を
嫌うのもよくわかります。しかし、他ならぬ現代の東京に住む小林さんもその恩恵に与って暮ら
しているんだけどね・・・。ところで、小林さんは小沢一郎のどこがいいのかね?
それと、個別に「無駄」なものがあるとか、自然破壊があるとかいった問題は別として、経済
的には角栄型の開発手法は何も間違っていませんし、本来は財政再建も必要ありません。
>>609 にあげたスレを見てもらえればわかります。
637 :
無名草子さん:2005/05/26(木) 21:52:22
>>629 >イナカモノは故郷の景色はそのまま取っておいて
>東京の景色は「便利」を求め壊し続けた
こーゆーのが小林信彦にも典型的に認められる、自分の傷口ばかりが大きくみえて
他人の傷口への想像力が欠如した愚論の典型ですね。
そのままの故郷の風景が残る田舎ってどこのことだよ?
そのままの風景をほんとに残そうと思ったら、どれだけ維持するのに金がかかると思ってんの?
ただ何もしないで放っとくだけじゃ「そのままの景色」なんて残せないんだよ。
観光旅行のパンフレット写真でしか「田舎」が想像できないから、そんなステレオタイプの
発想で愚論を放てるんだよ。東京といえば東京タワーか六本木ヒルズが東京と考えるのと
同じレベルだ。戦後の工業化の中で日本の風景は田舎も都会も共に壊されたんだよ。
それぞれ、壊れ方には違いがあるけどね。
小林の珍社会論ばかり読んでるからそんな能天気な反論しか出てこないんだ。
自分の傷口だけみつめて「街壊し」が・・って感傷的になって、それを文章で垂れ流す。アホか?
638 :
無名草子さん:2005/05/26(木) 22:02:16
戦後日本の歩んだ道の、その栄光と悲惨を、田舎と都会なんぞという二元論で、
「しかも役人に代表される田舎ものが東京の街を破壊した」などという単細胞な物語で
分析しようとするのが根本的にバカ丸出しなんだよ。
639 :
638:2005/05/26(木) 22:04:28
もちろん638でいう単細胞バカとは信彦のことね。
640 :
無名草子さん:2005/05/26(木) 22:06:05
街殺し云々とは荷風気取りの単なるカッコつけ。小林は、地方人を差別することで
小学校時代のいじめっ子と常盤新平に仕返ししているつもりなんです。
そういう幼稚な行為で自慰している気持ち悪いジジイなんです、哀れんでやってください。
643 :
608:2005/05/26(木) 22:17:51
>>641 ソースが2chで悪かったなw 真面目に読めばわかるよ。
644 :
吾輩は名無しである:2005/05/26(木) 22:24:07
ただし、開発者が無神経だったのは事実だろう
645 :
無名草子さん:2005/05/27(金) 00:08:10
日本橋の上に高速かぶせるとか、むちゃくちゃなことはよその人にしかできませんてバ。
646 :
無名草子さん:2005/05/27(金) 00:09:39
>>621 貧乏な20代の僕に、鳴海丈「虹と鯨のアップルパイ」のあらすじを、簡単に教えてください。
「小林信彦のコラム 50」(中日新聞 5月24日)は
「『ザ・インタープリター』と時代の空気」。
「ニコール・キッドマンの最近作の中では、もっとも
エンタテインメント的であり、しかも甘くはない。
それよりも、ニューヨークに住む人のテロへの不安が
びりびり感じられる一作で、時代の空気が
もろにつまっている。」
今週の「本音を申せば」は
「崩落現場 2」。
「…なにしろ、この辺りは日本酒の里で、銘柄の多さは
ぼくには見当もつかない。
その方面に強い方は、ぜひ中越へ行き、酒を飲み、
温泉に入って、金を使って欲しい。
神戸被災の時と同じで、こうなれば<同情よりも金>である。」
http://www.niigata-kankou.or.jp/1023/index.html
常盤新平の名が出ると、急に殺伐とするね。
649 :
無名草子さん:2005/05/27(金) 00:26:33
>>603 あなたの意見は説得力あります。
少なくとも小林氏の意見より遥かに優れているし普遍的な広がりのある意見だと思います。
>>645 戦前から堀割を埋めたりしているんだけどね。その延長みたいなもんでしょ、日本橋の上に高速をかぶせるなんぞ。
651 :
無名草子さん:2005/05/27(金) 00:31:20
『夢の砦』の井田は明らかに常盤新平だが
金井は誰だろ?
652 :
無名草子さん:2005/05/27(金) 00:33:38
ダムで村ごと埋められて存在自体が無くなっちまったトコもあるんですけどね。
まぁ、どうでもいいですけどね・・。高速も確かに大問題ですな。
最近のレスを読んでると、小林信彦ってのは評論家か何かのようだな。
みんな、そんなに御大の時事エッセイ好きなのか?そういう作家じゃないと思うが。
654 :
無名草子さん:2005/05/27(金) 07:29:22
世の中にたった1000人か2000人くらいしかホンが売れない作家のなに
なぜこんなに盛り上がってるんだろう?
もしかしてときどき本人が餌まいてるのかもね。
655 :
我全禅師:2005/05/27(金) 09:28:07
>>646 あらすじって言われても、実は、すっかり忘れていたりします。
覚えているのは、当時のソ連のKGBの幹部連中が、
日本製のアニメを密かに見る件で、あ、この感覚は「オヨヨ」のそれだ、と感じました。
鳴海丈以外には、早見裕司「都立特捜T3」のギャグ感覚が、そうで、作者自身が小林信彦の『オヨヨ」に影響を受けたとカムアウトしています。
今、入手しやすい焼き直し小説は、吉岡平「コスプレ温泉」辺りがそうだと思います。
1960年前後に生まれた作家で影響を受けたヒトは多いみたいです。
>>653 どうも糞がまじってるような気がする。
少なくとも
>>649のような自作自演レスを書く奴は
このスレにはいない。
658 :
無名草子さん:2005/05/27(金) 12:32:27
ところで、江戸っ子で政治の中枢を担ってた政治家って
歴史上いたの?
659 :
無名草子さん:2005/05/27(金) 13:38:41
青ちゃん
660 :
無名草子さん:2005/05/27(金) 14:26:28
やっぱあんまり東京の風景に興味ない政治家が多かったんだろ。
池波正太郎も高速道路をばかげた〜って文句書いてたで。
自分の地元じゃないから。
>>661 池波正太郎は日本橋について
「政治家や一部の木端役人や企業ばかりを、責めるわけにもまいるまい。
現代の車輌の洪水は、他ならぬ国民によっても、もたらされたわけなのだから……。」と
「名橋・日本橋」で書いているのだが。
他のエッセーも読め。
免許持ってないから僻んでんだよ。
>>653 小説や映画についてのコラムはともかく
時事ネタだと、あんまいいと思わない。
山古志などは角栄が中央から税金注ぎ込みまくったぢゃないか
>>657 おれは603じゃないよ。自分が自演好きの糞だからって他人も同じと思うな。
蛆虫くんw
>>653 信彦の現在の主な活動がやくたいもない同時代クロニクルw=垂れ流し時評だからそうなるんじゃない?
後世からは小林信彦は、唐獅子にせよ私小説にせよ小説家としては評価されないでさそう、っていうかすでに消えつつある。
喜劇役者の評論家という存在だけが残るんじゃないかね?
>>669 >>喜劇役者の評論家という存在だけが残るんじゃないかね?
さらに厳しいように思うんですが。
金は回るんだよ。
回らないで滞ると問題だけどね。
小林信彦からちょとずれるけど、
ナチスを勢いづけたのも、
都市のホワイトカラーだったりしたんだっけか?
672 :
無名草子さん:2005/05/28(土) 01:17:16
673 :
無名草子さん:2005/05/28(土) 01:19:24
674 :
無名草子さん:2005/05/28(土) 08:14:56
花田清輝とは確執あったから仕方がない。
675 :
無名草子さん:2005/05/28(土) 09:11:38
北も花田もみごとに消えてしまってるんだから、この人がたとえ明日死んでも
その瞬間から忘れ去られていくだろうなあ。
諸行無常ですよ。
というか著者からの献呈本を売るなよ……
この前、BOOKOFFでマガジンハウスの某本に
著者献呈のサインとお礼を記した書類が
挟まっていてなんか嫌な気分になったよ。
(しかも105円コーナー)
>>675 単純に作家が読まれなくなるという意味なら、今はとくに時代の流れが早い
のでそれはどうしようもないのでは? 図書館などでも読まれてもいい本がいくらでも
埃をかぶっている。
花田は知らないが、北には不朽の大作「楡家の人々」があるじゃない? 今後、
実際に読む人がどれだけいるかは別として、あれは残るでしょう?
小林さんにもいちおうは「日本の喜劇人」がある。本人は凝りに凝って書いた
「ぼくたちの好きな戦争」は力を入れた割につまらないので残らないだろうけどね。
そうかな?
風俗を描いた小説家として名を残すと思うが。
獅子文六系。
福田氏もそんなこと言ってたような気がする。
679 :
678:2005/05/28(土) 11:10:07
678です
678は
>>669に対しての書き込みです
681 :
678:2005/05/28(土) 11:58:20
>>680 うーん。確かに。
でもそういってしまったら
今活躍している中で名を残すだろう小説家なんて
村上春樹と石原慎太郎くらいじゃない?
先の書き込みで諸行無常ってあったけど まさにそのとおりですねぇ。
682 :
無名草子さん:2005/05/28(土) 12:06:06
小説家としての慎太郎はもうほとんど読者がいないだろw
太陽の季節は残るだろ。
本の献呈というのは後輩が先輩にご機嫌を伺うものですな。
北さんなんか、もうはやく死んで楽になりたいって言ってる状態だし、
家族にはビールが好きなのに発泡酒ばかり飲まされているらしい。
本がビール代に化ければ、それはそれで役に立ったのでは。
685 :
無名草子さん:2005/05/28(土) 12:47:16
誰か「汚れた土地」を読んだ人いる? どんな小説だろう。
686 :
無名草子さん:2005/05/28(土) 12:59:12
花田の評論に頭にきて、サイコ扱いしたんだね
>>674
北杜夫くらいが文学史になんとか名前を残せるレベルになるのかなぁ〜。
両村上、吉本ばなな、はなんとか残せそうか・・?
一度は純文学としての認知と評価を受けないと苦しいのかな。
しかし司馬遼太郎はそーゆう認知なしでも大衆作家として残りそうだしなぁ・・。
上記のめんつは作家としての好き嫌いどうこうより存在としてという意味だけど。
信彦はまぁ、箸にも棒にもひっかからんわなそういう意味では。狭くて浅い小説世界だもんな。
信彦たむは本当にハイスミスが好きだな
>>687 「夢の砦」は、当時のマスコミ業界が描かれているから、
資料的価値があるんじゃないかな。
小林じゃないけど、
オーケンのバンドブームものも、
資料的価値はあると思う。
小林、個人的には暗い短編がしっくりくる。
690 :
無名草子さん:2005/05/28(土) 15:27:44
>>687 > 信彦はまぁ、箸にも棒にもひっかからんわなそういう意味では。狭くて浅い小説世界だもんな。
はぁ?
691 :
我全禅師:2005/05/28(土) 15:39:54
>>687 御本人が見たら、絶対、筆誅の対象になりますよ。
大体、小林信彦がネットをしていないと
誰が言い切れるんです?
目が悪いというのが、レッドへリングでないと
誰が言い切れるんです?
発言は慎重にしましょう。
>>687 相当ズレた感覚の方ですね。
ぃゃ 教科書的感覚とも言えるかもしれませんね。
693 :
無名草子さん:2005/05/28(土) 15:52:27
筆誅おもしろい
やってもらおうじゃん
>>681 確かに「残る」「残らない」の基準をどこに置くかは難しい所ではあるけれど・・・。
>>687 ドラゴンは残らないのでは? どんどん底の浅い時評家・トレンドウォッチャーに
なっていくばかり。春樹やばななは腐女子に人気があるから残るでしょう?
とくに春樹は海外でも翻訳されてる。しかも先進国でも後進国でも受けているらしいし、
「アンダーグラウンド」以降の社会派路線も評価されている。
マジで「次期日本人ノーベル文学賞は春樹?」とまで囁かれているそうじゃない? ああいう優
しげな無国籍調の文体で、世界各国の都市住民と都会に憧れる田吾作を騙しつつ、文学的
な実験もしてみました、という仕掛けで批評家に色目も使う。
春樹のマーケティングは完璧です。悔しいけど昔は自分もお布施したからねw
でもさ 実際亡くなった後(失礼)は 現世VS来世 ということで
時代云々抜きで故人は故人いっぱひとからげというのは否めないから
残る残らないといってもその時々の評価で変わるだろうし・・・
ふと思ったんだけど風俗云々いうなら
景山民夫とか伊丹十三とかもっと評価されてもいいと思う
もっとも伊丹のほうは最近文庫復刻とか新刊本でたりしてるけど
696 :
無名草子さん:2005/05/28(土) 16:57:18
梶山季之なんか生前は超の字がつく流行作家で
川端康成から代作を任されるほど筆力もあったのに
死んだ途端に忘れられてしまった観がある
697 :
687:2005/05/28(土) 17:43:07
俺は別に好きな作家を挙げてるわけじゃないよw
読んだこと無い人もあげてるしね(例:吉本ばなな)。
ネームバリューやら海外への紹介やらそれこそ、教科書への登場ぶりなど
でこんなもんかなと思っただけさ。
後世に残るかどうかの予想なんて教科書的感覚で想像するんじゃないの?
筆誅って小林信彦の認知症的垂れ流しのグチのこと?
彼もこのスレッドを誰かにコピーでもしてもらって読むべきだね。
そうすりゃ自分が老害以外の何者でもないことが解かるんじゃない
教科書に載っていて 新潮文庫も出ていると その作家は残っているような印象を持つ私。
699 :
無名草子さん:2005/05/28(土) 19:31:28
新潮文庫は絶版になるのが早いから
生前は不遇だったけど、
中島敦あたりはずっと「残る」だろうなぁ。
701 :
無名草子さん:2005/05/28(土) 19:53:53
たとえば25年とか30年前なら三島由紀夫も川端康成も文庫本で何10冊って出てて
それをまた若い人たちが読んでたわけですよ。
今そのへんの若い人に三島や川端読んだことある?
って聞いてみればわかるけど、誰も読まないし、っていうか本など見当たらない。
702 :
無名草子さん:2005/05/28(土) 19:56:00
「誰も読まない」は言いすぎだ
昔に比べて読者が減っていることは事実だが
703 :
無名草子さん:2005/05/28(土) 20:26:02
>>701 その辺の若い人は今も昔も本なんか読まない
本を読む学生は三島も川端も普通に読んでる
戦後、90年代まで一貫して
書籍の売り上げ数は伸びていたんだけどな。
新潮文庫だって
60年代と90年代を比べると90年代の方が売れている。
「昔の若者は本を読んでいた」っていうのは
ただの迷信なんだがな。
「昔の高学歴の一部の学生は文学を好んでよく読んでいた」というのが
統計的には正しい。
705 :
無名草子さん:2005/05/28(土) 21:19:33
これだけ生粋の江戸っ子で日本橋生まれってことにこだわってる御大が
なにかの拍子に田舎モノと間違えられたら大変だよなぁ。
そのうち「世田谷で初老の男性ナイフ持って大暴れ。田舎モノと馬鹿に
され…」なんて記事が出るかも。
706 :
無名草子さん:2005/05/28(土) 21:28:37
もう初老じゃないよ
707 :
無名草子さん:2005/05/28(土) 21:37:13
>新潮文庫だって
>60年代と90年代を比べると90年代の方が売れている
昔の新潮文庫と今の新潮文庫はラインナップが雲泥の差
708 :
無名草子さん:2005/05/28(土) 22:21:09
本を読め、なんて法律はないんだから本なんか読まなくても
いいんだよ。
709 :
無名草子さん:2005/05/28(土) 22:29:05
新潮文庫は年間販売2億冊切ったらしいじゃん。
年々実売数落ちてるよ。
新潮社も土地切り売りしたりして経営はそうとう苦しいよ。
本が売れないのは娯楽の多様化とブックオフでしょ、やっぱ。
710 :
無名草子さん:2005/05/28(土) 22:46:06
芥川賞や直木賞とるやつらもオーラのかけらもないもんな。
あれじゃ小説なんて読んでみようとも思わん。
711 :
無名草子さん:2005/05/28(土) 22:50:32
ところで、川端の「掌の小説」はいいね。
>>704 >「昔の高学歴の一部の学生は文学を好んでよく読んでいた」というのが
>統計的には正しい。
そうでしょうね。所詮はその程度の話なんだと思う。後は見栄張って読んだフリ。
>>709 >本が売れないのは娯楽の多様化とブックオフでしょ、やっぱ。
俺もビデオで昔の日本映画(川島とか成瀬とか大映時代劇とか日活アクションとか
ロマンポルノとか)とか引っくり返して観てる方が楽しいです。
>>704 そういや、昔は家族の誰もほとんど手に取らない「世界教養選集」(平凡社)やどこかの出版社の
日本(世界)文学全集や百科事典の類が、本棚の肥やしになっている家庭が多かった。
隣には広辞苑。父親が読む司馬遼太郎と松本清張と北杜夫や遠藤周作のユーモア小説・エッセイ集。
やや保守的な家庭では文藝春秋を愛読し、旧革新を支持するような家庭では世界を購読。
新聞は「受験によく出る(?)天声人語」の朝日新聞・・・。
いや、我が家のことなんだが・・・w こうした古き良き教養の時代には、読む読まないに
関わらず学生も見栄張って難しげな文庫本ぐらいは買っただろうね。
>>710 芥川賞受賞作が文藝春秋に載るのは、「これが今年を代表する新鋭の時代と寝た文学なのか?」
という一般読者の風俗史的興味を満足させるためですね。
そういった観点から、学校国語的に通俗人生論的・教養的に解釈可能なスタンダードな純文学と、
「実験性」のある作品、風俗的に「過激」な作品が交互に好まれる宿命にある。
ここ数年、何かと騒がれているが、実は昔から芥川賞はタレント的なウリのありそうな新人と有
名人には甘かった。文壇という虚構を支えるために大向こうを狙ってきた。
今は単純に人材不足だし、風俗誌的興味としても文壇的虚構としても底は割れたな。
716 :
無名草子さん:2005/05/29(日) 00:30:11
中原弓彦も一時期は青島・前田・永と並ぶTVタレントだったんだけどね
あのままTV出演を続けていたら、あるいは直木賞か芥川賞が貰えたのかもね
717 :
無名草子さん:2005/05/29(日) 00:32:29
青空文庫ってどーやってよむのかな?
PCで?若しくはプリントアウト?
個人的には文庫買った方がいいと思ってる。読みやすいし、コンパクトで 安いから。
719 :
我全禅師:2005/05/29(日) 00:49:17
720 :
718:2005/05/29(日) 00:53:11
>>我全さん
紹介ありがとうございます。
ただいまケータイからアクセスのためリンク先PCで明日見てみます
721 :
無名草子さん:2005/05/29(日) 01:21:28
そういや昔ザ・漱石みたいな安価な一冊全集あったな。
あれまだ売ってんのかな?
722 :
無名草子さん:2005/05/29(日) 01:36:51
辻元清美が企画した本ね
>>716 昔は「テレビタレントみたいな色物が直木賞を取るとはけしからん」
みたいな風潮根強くがあって、
野坂昭如は直木賞取るために一時期テレビ出演自粛してたんだよ。
724 :
我全禅師:2005/05/29(日) 01:58:44
>>720 青空文庫のスゴイ所は、「大菩薩峠」が全巻、無料で読める所です。
お試しあれ。
725 :
無名草子さん:2005/05/29(日) 01:59:53
いっそ「小林賞」ってのを作って無名の作家を発掘したら?
みなさんが最近の小林信彦のエッセイを馬鹿にするのは充分わかるしもっともだけど
唐獅子シリーズを読んで大笑いした記憶だけで全て許せる気がする。
727 :
無名草子さん:2005/05/29(日) 02:16:13
>>724 無料で読むだけなら図書館で借りてきたほうが…と言っちゃおしまいか
728 :
無名草子さん:2005/05/29(日) 03:05:05
729 :
無名草子さん:2005/05/29(日) 07:32:39
食えなくなった作家たちってどうして凌いでいるんだろう。
村松友視、嵐山光三郎、伊集院静、島田雅彦、
一向に本出てないよね?
730 :
無名草子さん:2005/05/29(日) 08:19:45
>>729 でてるだろ・・・。
メインは新聞とかのエッセイや講演かもしれんが。
伊集院センセはエッセイやら何やら出してるし小説も書いてたと思う
島田は賞の選考委員とか対談とか評論やってる
今日ブクオフで「ドリーム・ハウス」のハードカバーをget。
うはww装丁クオリティタカスwwww
訂正
×今日
○昨日
733 :
無名草子さん:2005/05/29(日) 09:31:50
>>729 >村松友視、嵐山光三郎、伊集院静、島田雅彦
全員ちゃんと本を出しているよ……
一番稼いでいるのは大学教授、賞の選考委員(複数)をかねている
島田だろうな。文化人業で嫌ほど稼いでいる。
年収1千万稼げる作家ってどのクラスの人になるんですかね?
736 :
無名草子さん:2005/05/29(日) 12:48:37
>>727 日本全国の図書館が、とりあえず新刊入れてくれる人なら、それだけで最低限やってけるのかも。
図書館の購入予算もきびしいみたい。
わが都内某区の例だと、アマゾンでトップ10に入るくらいのベストセラーでも
区内10館用に一冊しか入れていなかった。
予約が20数件…。いつ読めるんだ。
738 :
無名草子さん:2005/05/29(日) 13:21:48
>>735 あなたが名も知らないであろうジュニア小説作家やライトのベル作家の中にも1千万越えてる人が居ます
世間的にそこそこ名前を知られているのにその1/3以下という作家も居ます
739 :
無名草子さん:2005/05/29(日) 13:22:44
訂正
× ライトのベル
○ ライトノベル
※ ATOKの世界ではまだ認知されていないようだ
740 :
無名草子さん:2005/05/29(日) 14:10:02
東大に入れず、小説家としてもなかなか売れず、
顔も悪くて女にもてず、健康もすぐれない…
さえない若者が誇れるものは日本橋生まれの生粋の江戸っ子という
ことだけだった…
>>736-737 図書館の予算は確実に削減されているらしい。職員も委託・ボランティアが流行り。
元々が狭い市場だったが、司書の正規採用もほぼ絶滅。バイトすらないとか。
皮肉にも、ハコモノ行政で近年、やっとまともな図書館のハコが建った市町村や駅弁大も多いのだけどね。
何事も委託やボランティアで運営できてしまえるし、選書も含めて図書館流通センター
に任せておけばどうにでもなるそうです。
ネット検索といったITインフラには予算が付くけどね。近くの高校にまで誰が使うの
かわからん公立図書館並の検索・予約システムが導入されていたのでビックリした。
ベストセラーについては「自分で買え」ということじゃないの? 作家たち自身が
「図書館は民業圧迫」とか言ってるし。一部で行われた複本購入などによほどハラが立ったらしい。
民業圧迫も何も、図書館でしか買ってもらえない作家の方が大半だろうに。
明らかに作家たちの妄想なんだけど、それぐらい「本が売れない」現実に参っているみたいね。
>>738 世間的に名を知られてるのに年収3−400万ってのはさすがにないんじゃないですかね?
それとも純文学系だとそんなことになるのかな?
ミリオンダラー・ベイビー鑑賞。
もうノビーなんて信じない。
>>742 エンタメでも純文でも要領の悪い人はそんなもんじゃない? 原稿料・印税も単純計算すると大した金額じゃ
ないし。ノベルスやラノベは数でカバーしてますね。ラノベはアニメになったりもするし。
ちなみに、亡くなった松下竜一さんは自称年収200万でしたね。知名度はあっても講演もメディア仕事も
しない、本も結構出ているのに(松下さんは晩年、全集まで出た)売れない、そういう
クラスだとそんなもんらしい。松下さんにはロングセラー「豆腐屋の四季」まであったのにね。
リアルタイムではそんなに売れっ子じゃなかったからな。
松下さんは「教科書は印税を値切る。教科書は印税の考え方が曖昧で、文部省が然るべき予
算を教科書会社に出さず、作家の善意に頼っているからだ」とも言ってた。
本当は教科書に載っているだけで結構な印税がもらえるはずなんだそうです。実は教科書自体は利
益を生まない商品で、メーカーも周辺のワークブック・教材等で稼いでるらしい。
数年前に、教科書に載っている児童作家がワークブックから印税をもらえるように交渉
し成立した、という報道があったが、こうした背景があったわけ。業界も必死。
745 :
無名草子さん:2005/05/29(日) 16:07:14
>>740 小林信彦って東大は受験したのか?
『夢の砦』では、東大出のTVプロデューサーを「高給が目当てでTV局に入っただけ」とこきおろして
無能呼ばわりしているけど。
746 :
無名草子さん:2005/05/29(日) 16:12:01
>>742 寡作で単行本がその年1冊も出ず
ほぼ雑誌の原稿料のみ(講演等一切引き受けてない)で年収200万の作家を知ってる
名前は、この板にいる人なら多分知ってる(世間で知られてるかは微妙)
とある地方都市在住で奥さんも働いてるので、それでもやっていけるらしい
東京在住だったら家賃だけでギブアップだろうね
はっきり言えよ、まあ上林暁だろうけど。
>>747 上林暁はもう亡くなったじゃない? 純文・中間小説系で文芸誌や読み物誌に書いて
いるような人なら、そういう人は珍しくないのでは?
晩年、八木義徳がNHKに取材されたことがあるけど、公団みたいな住宅に住んでいたよ。奥さ
ん共々昔は相当に苦労した雰囲気があったが、質素な暮らしだけど幸せそうだったね。
まあ、とんでもないボケをかましたつもりだったんだがw
>>744 松下竜一の名前をだされると俄然説得力がでますなw
ただ、松下竜一は世間的に有名か?といわれれば僕の中の常識では
まぁ、無名に近いかな。個人的には豆腐屋の四季、砦に拠る大好きですけどね。
751 :
無名草子さん:2005/05/29(日) 17:41:05
オール読み物、小説新潮、小説現代などは、全盛期70年代初めで、発行部数30〜40万部だったんだけどなあ。
いまでは3万部程度。業界全体のマーケットが十分の一だから、原稿料も皆さん聞いたらビックリすると思いますよ。
もっと悲惨なのがいわゆる純文学雑誌。
これなど実売2000あるかないかですから出版社はもう廃刊にしたいのは山々なんだけど
意地でやってるといってもいいくらい、赤字垂れ流し雑誌だもんなあ。
なんで出版業界スレになってんの?
>>751 そうした読物雑誌の役割を、70年代以降は劇画・漫画が引き継いだわけじゃない?
場合によっては編集者も同じ人だったろうし。そんで巨大市場にした。今はこっちも崩れてるけど。
あの世界も色んな意味で厳しいけどね。自分の友人は大手に持ち込みをやって誉められたが、編集者に
「2年間俺と頑張れるか?」(もちろん変な意味じゃないよ)と言われて熟慮の末辞めたそうです。
新人賞受賞や読み切り(モーニングのコミックオープンみたいな)に持っていくまでが平均2年
掛かり(無論、これとて確実に行き着く保証はなく)、しかも連載を取るとなると
芸能界並の世界だ、と悟ったそうです。
もちろん早く成功する人もいるけど、どれぐらい挫折者がいるのかゾッとしたとか。
純文誌は既にメセナ感覚なのでしょうね。宣伝もレイアウトも官報みたいでやる気ないし。
>>752 みんなで御大の生活と某社勤務の娘さんを心配してるんだよw
754 :
無名草子さん:2005/05/29(日) 19:23:53
お金が無い頃に見栄で原宿からタクシー通勤したり
六本木に部屋借りちゃうような人だからねぇ…
今も貯金がバンバン減ってんじゃないの?
しかし、大滝詠一も終わってると思うが…
756 :
無名草子さん:2005/05/29(日) 19:53:04
>>755 CDの印税は本と比較にならないくらい多い。
大瀧御大はCDの印税だけで年収1000万円以上
印税収入は莫大だろうが、今更ナイアガラもないだろう。
758 :
無名草子さん:2005/05/29(日) 22:58:12
>>756 ほんと?
でもまあそんなものなかあ、と思っちゃう額ではあるよね。
筒井ハスタカが文化人のオレ様が年収ウン千万なんて額なのは文化国家として
おかしい、みたいなこと書いているのを読んだことがあるけど、確かにそうかも。
スポーツ選手とかの年俸の方がはるかにすごいもんな。
でもキングとかすごい収入でしょ? やっぱマーケットの違いかな?
759 :
無名草子さん:2005/05/29(日) 23:03:26
英語圏の作家は読者数が桁違いだからね
筒井も悔しかったら英語で書いてみろってんだ
>>759 おれはフランスで賞をもらったのだぞ、と
返してきたりしてw
別に英語で書く必要はないだろう。
海外の出版社が興味を持てば翻訳してくれるのだから。
761 :
無名草子さん:2005/05/29(日) 23:29:10
小林信彦東京都知事
公約
@生活レベルを1960年代に戻します
A深夜テレビは禁止
B青山通りの縮小工事
C3代続けての東京人は免税
762 :
無名草子さん:2005/05/29(日) 23:43:30
D地方出身者(特に東北人)は東京から追放
E常盤新平は直木賞受賞とりけし
都知事が実行できない政策ばかりじゃないかw
長部だけは名誉東京人とするべきか、追放するべきか?
>>758 わしの知り合いに 作曲家の未亡人がおって さる長寿番組のテーマ曲を作っていたがために
それだけで充分暮らしていけると云っておったことを思い出した。
766 :
無名草子さん:2005/05/30(月) 00:22:03
as time goes byを作曲したハーマン・ハップフェルドがこれ一曲の著作権料だけで
一生不自由なく暮らしていたのは有名な話だ
767 :
無名草子さん:2005/05/30(月) 00:50:16
渥美清って一本いくらくらいもらってたのだろう?
3億くらい?
768 :
無名草子さん:2005/05/30(月) 00:58:21
>>767 そんなに高くないよ。具体的な金額は聞いたことがあるが、不正確なので書けない。
1本あたりで考えると想像以上に安かったけど、途中からは寅さん以外はほとんど仕事をし
ていないので、それを考慮すると(1年に1本から2本の寅さんの準備・撮影等に数ヶ月から半年
程度は拘束されるとして、後は自由)まあまあの金額だった。
仕事を寅さんに集中させる代わりに自由を得ていたわけだからね。孤独を好むという
渥美さんにとっては何よりも代え難かっただろう。
769 :
無名草子さん:2005/05/30(月) 01:12:13
へぇ。妙に詳しいね。
俺は御大は絶対2ちゃんねるやってると思うんだけどな。
ただ”粋”を大切にする江戸っ子だからそのことを死んでも口に
出さないだけで。
>>769 小林御大もパソコンやってるの? 作家・有名人には見てたけど無駄な時間を取られるしハラが
立つことも多いから止めた人も多いみたいだが?
確かにアンケート葉書・ファンレターよりも遥かにストレートな意見が出ては来るが。
771 :
無名草子さん:2005/05/30(月) 04:00:54
あの年齢で2ちゃんやってたら逆に尊敬するよ
ここで出版界裏事情書いてるの編集者?
>746
マルケンみたいだな。
774 :
無名草子さん:2005/05/30(月) 08:10:06
渥美清は終戦後から数年間、浅草の博徒だか的屋だかの霊岸島一家に
わらじを脱いでたことで有名です。
だからあの的屋特有のタンカ買は
渥美さんの得意の分野で地そのままの演技だったから、自然に人々を
ひきつけたんでしょう。
775 :
我全禅師:2005/05/30(月) 09:28:35
ダークよ、ザリガニをいい味で食わせる。これもプロの仕事よ。
ニコール・キッドマンが出てるから、
点数高いと思うんだけど、
「インタープリター」は最後までドキドキしたぞ。
なんじゃとて?
池波は東京はもう十分首都として使われてもういいだろ
いい加減にして欲しい、と。
ぜひ遷都してほしいと書いてた。
もういいから新潟に遷都しろ。
2chやってるくらいなら、ポラロイドじゃなくてデジカメ使ってるだろ。
782 :
無名草子さん:2005/05/30(月) 21:59:17
小林信彦東京都知事、都庁を東日本橋に移転
783 :
無名草子さん:2005/05/30(月) 22:25:20
東京繁昌記に出てるアラーキーの83年の写真は
「昔と比べて今は…」ってことなんだろうが
そこからさらに22年もたってんだな。
785 :
無名草子さん:2005/05/31(火) 14:28:16
>782
これ以上東京の街並みを破壊しようとする訳がない……
786 :
無名草子さん:2005/05/31(火) 15:29:56
新都庁はアールデコ調の2階建てですよ。
町屋がいいな。軒下に風鈴つるして盆栽置くんだ。
町屋は下町じゃないから却下
え、建物の話かと思ってた
790 :
無名草子さん:2005/06/01(水) 18:39:16
そろそろ御大が箱根の湿原へ遊びに行く季節です。
あれを湿原と呼べるのか?
今週は水曜日発売です、文春。
今週の「本音を申せば」は
「テレビ神奈川で観るやしきたかじん」。
「…その時はまず歌手であった。声がすばらしい。
いまだに、あの人は歌手だけだったら良いのだが……という
中年の女性をぼくは知っている。」
今週の「週刊文春」には、連載陣へのアンケート特集がある。
「こころに残るナンバー1『小説』『映画』『音楽』」。
で…。
小説「瘋癲老人日記」(谷崎潤一郎)
映画「ミリオンダラー・ベイビー」
音楽「エルヴィスがデビューしてから入隊するまでの
曲のどれか。」(例:「オール・シュック・アップ」)
793 :
無名草子さん:2005/06/01(水) 22:19:42
そういや名古屋の繁華街でやしきたかじんみたことがある。前から歩いてきて、子分みたいな
男と2人連れだった。
最初ヤクザかと思った。
794 :
無名草子さん:2005/06/01(水) 22:46:37
795 :
792:2005/06/01(水) 22:52:48
映画の部分のコメント
「クリント・イーストウッドの
監督・主演作品のベストワンだと思う。
というよりも、映画史上のベストテンに入るのかも。」
もうノブはボケてるね。
最近の吉本隆明の著作を理解できるのはノブだけだろうな。
>>794 長嶋茂雄曰く
「この『のよしけん』という映画が面白いらしい」
798 :
無名草子さん:2005/06/01(水) 23:30:06
>>795 なんだかアカデミー賞っていう権威に弱い
田舎者みたいな感じだよなぁw旧日本橋区両国生まれが
これでいいんでしょうか?
>>798 小林さんはいつでも通でありたい人でしょう? 半可通をバカにしつつね。まるで大学の
映画鑑賞サークルや文学好きのサークルの先輩がそのまま年を取った感じ。
一方では妙に若者や新しいモノに媚びを売ったりもする。まあ若者や新しいモノへ
の媚態は商売だからみんな多かれ少なかれやってはいることですが。
ハスミがよく「イーストウッドを映画作家として最も早く評価したのは日本人だ」
(自分や山田宏一だ、と言っている?)とか言っているけれど、イーストウッドをとりあえず神格化
して誉めるのが日本の映画通の粋みたいな所はあるからね。それで誉めてるんだろうね。
800 :
無名草子さん:2005/06/02(木) 04:01:33
なるほどね。
801 :
無名草子さん:2005/06/02(木) 11:09:11
>>799 イーストウッドがはじめてオスカーもらった時は、
フランスの批評家に感謝するとスピーチしてたけど
日本なんて無視してたよね。
フランスの監督で、
本国より日本で評価の高かった監督がいるんだけど、
(フランスでは後年に再評価された)
小林はヨーロッパの映画は好きじゃないみたいだからな。
>>801 >日本なんて無視してたよね。
日本とフランス、どちらが実際は早かったかは不明だけど、結局はハスミの片思いなんだろうね。
イーストウッドはほとんどアジアに来ないしアジア人のインタビューを受けることもない。
日本人が一方的に熱愛している。(だから、今年の来日はまさに大事件と言っていい)
>小林はヨーロッパの映画は好きじゃないみたいだからな。
50〜60年代のイタリア・フランス映画がよく輸入されていた頃は見てるんじゃないの? 昔、ノーサイドの
女優特集で書いてたけど、映画館の中でジーナ・ロロブリジーダを見ながらオナニーしたらしいよ。
筒井も映画館オナニーについて書いてたけど、昔の青少年はみなやってたのか?
小林と蓮實って交流があるんですか?
804 :
無名草子さん:2005/06/02(木) 19:11:31
背の高い東大教授は早大卒のチビなんかと交流しません
805 :
無名草子さん:2005/06/02(木) 19:47:05
>映画館の中でジーナ・ロロブリジーダを見ながらオナニー
娘に読まれたらどうしようとは考えないのか?
806 :
無名草子さん:2005/06/02(木) 20:02:09
週刊文春の映画評でミリオンダラーベイビーは
全員が五つ星。小林御大も絶賛。今の時代キャッシュで100万円
渡されたらこのくらいのことはしちゃうか?
ニューセレクトでよくしたなぁ。
花瓶が邪魔でさぁ。
>娘に読まれたらどうしようとは考えないのか?
そんなこと考え出して、過去のことを美化したエッセイを
書かれても迷惑だろ。
筒井が「子供がいじめられたら」なんて考えていたら
ブラックユーモアなんて書けないわけで。
809 :
無名草子さん:2005/06/02(木) 20:34:51
小林と筒井はどっちもチビだけど
どっちが背が高い?
810 :
無名草子さん:2005/06/02(木) 20:43:59
>>808 娘は親父が書いたモノなんて読まないだろう
811 :
無名草子さん:2005/06/02(木) 20:53:08
パパは神様じゃない
812 :
無名草子さん:2005/06/02(木) 21:35:28
変人二十面相だったか、娘のために書いたとか言ってたような
御大は古き良きバブル時代が懐かしいんだろうね
オヨヨなんかの取材でヨーロッパとかアフリカとか旅行行けた時代
814 :
無名草子さん:2005/06/03(金) 00:23:12
御大の次女は学区制でアフォ馬鹿になった都立新宿高卒。
中村敦夫と同じですが中村が卒業した頃は東大100人入る
名門校だった。
815 :
無名草子さん:2005/06/03(金) 00:34:43
816 :
我全禅師:2005/06/03(金) 01:10:33
>>815 まだ。
ってか、知らなかった。
弓立社と言えば「小林信彦の仕事」を思い出した。
著者は、その時の編集者さんかな?
良い本だった記憶があります。
>>815 昔、読んだ。熱い評論、あえて「サモアン・サマーの悪夢」を取り合えず。
「白夜書房」の営業の人で、個人誌に近いPR誌「白夜通信」随分氏を取り上げて
いた人。「道化師のためのレッスン」等の編集もやっているはず。
その後、ベストセラー論(書名失念)、みたいな本を2冊書いた。これは、
「商品」としての「書籍」をドライに語っていて面白かった記憶があり。
818 :
無名草子さん:2005/06/03(金) 07:05:34
今までエッセイだと次女のことしか殆ど触れていなくて長女と不仲なのか
出来の良い次女の方が可愛いのかとか邪推していたけどここんとこ長女さんの
登場が多いっすね。
>>817 藤脇氏と御大は「道化師のためのレッスン」までは友好的だったが、「仮面の道化師」以後は
御大に嫌われたという説があるが、どうなんだろう。もともとマニアックな読者を生む作風のくせに、
その手のファンを嫌う御大にとっては、微に入り細にわたって自分のことを分析する
藤脇氏のようなタイプは避けたいところか。近親憎悪的なところもあるだろうし。
今週の文春の映画評担当の全員が
クリの新作を星5つにしてたんよ。狸御殿はきつめの評価だったが。
信彦だけじゃねーんだなぁ。
映画評論家のぽーりん・けいると
太陽がいっぱいの作家がすきなんだよな。
ポーりんはイーストウッドを認めないとこが
難点だが、それはそれで一貫してて良い、みたいなことを
書いてた。
クリの新作だが。
朝のテレビ番組で、三枝さんが、
作品としては優れてるんやろけど
一観客として期待してた展開とはちごてた、って言ってた。
個人の感想としておっしゃってたんやけどね。
「こういうのがやっぱり賞とるんですな」みたいな感想も。
823 :
無名草子さん:2005/06/03(金) 14:39:04
『笑学百科』の中で「えせインテリ」について事細かに特徴を挙げて批判していたが、
読めば読むほど小林信彦自身に当てはまることなのでワロタ
これも一種の近親憎悪なんだろうね
ミリオンダラベイベーは良い作品だなぁ。
でもミスティックリバーとどちらが、といえば
ぼくは後者をとりたいね。
やっぱり小林信彦さんも歳をとったんだろう。
老人のための映画が好きになるのも当然だ
825 :
無名草子さん:2005/06/04(土) 15:10:51
中野翠の紹介で小林読者になったが、
中野との最大の違いは、「古典的教養」があることだろうな。
(そうでなければ「ちはやふる奥の細道」「唐獅子源氏物語」は書けない)
ちょっと前日本語・百人一首ブームだったし、またそういうのを書いてほしいよ。
826 :
無名草子さん:2005/06/04(土) 17:31:03
ぷ。
古典的素養ですか。
>>825 >>中野翠の紹介で小林読者になったが、
恥ずかしい過去ですね。
828 :
無名草子さん:2005/06/04(土) 18:56:41
江戸前文化が「崩れた王朝文化」なのは色んな人が指摘してるし、
江戸っ子の小林はそのことが本能的に分かってるような気がする。
たった二行で気が狂いそうでつ。
830 :
無名草子さん:2005/06/04(土) 21:07:05
古典和歌・文学は石川淳、中村真一郎、大岡信、丸谷才一、高橋睦郎
といった海外文学に精通した文学者が(国文学者とは違った観点から)論じているが
小林のフラナガンものもそれに通じる気がする...って無理があるか。
831 :
無名草子さん:2005/06/04(土) 21:08:02
へいへい、TPOを護らんかったあっしが悪いんでゲスよ(自爆)。
832 :
無名草子さん:2005/06/04(土) 21:25:05
日本橋中華思想
>>825 >>中野翠の紹介で小林読者になったが、
中野翠を読んで カセットテープで落語を聞き出し
小林を読み 落語は終わっただなんだと言い出したりしたんですか?
文春を読んだらやしきたかじんをべた褒めしていて
よりによってあんなのを褒めるか、と思った。
ミリオンダラーベイビー、映画史上の10指に入るのか。
836 :
無名草子さん:2005/06/05(日) 00:30:40
爺向けファンタジー映画
837 :
無名草子さん:2005/06/05(日) 01:43:50
御大っていまから30年くらい前の文章でも
「もう東京は人間の住む場所じゃない…」
とか書いてるよ
新潟に引っ越せばいいのに。
839 :
無名草子さん:2005/06/05(日) 09:37:48
>>834 御大の関西人論は独特のものがありすぎて
賛成できる部分と辟易する部分が半々って所だな。
840 :
無名草子さん:2005/06/05(日) 09:43:11
もし、「唐獅子株式会社」が(つくられたイメージとしての)
「コテコテ関西」を予見してたんなら、ある意味すごいかも。
841 :
無名草子さん:2005/06/05(日) 09:47:38
>>833 というより、「江戸落語は志ん朝しかおらんのか!」って
半分落ち込んでる。
ノブは小説下手だね。
女の登場人物なんてとても生きてる人間とは思えない。
843 :
無名草子さん:2005/06/05(日) 10:52:16
そうか?
極東セレナーデは結構面白かったが...
まあ今時あんな純情な女の子なんているのか?って疑問がわかないこともないが、
御大の小説は「よくできた作り物」と考えるのが賢明だろうな。
844 :
無名草子さん:2005/06/05(日) 10:54:14
翁世代には「女が描けていない」というのは最大の貶し言葉なのでたいがいにしなさい。
845 :
無名草子さん:2005/06/05(日) 11:00:53
あの世代にしてはよく分かっている方だと思うが...
846 :
無名草子さん:2005/06/05(日) 11:08:26
和田誠とのコラボは「映画つながり」だろうか?
風俗としての女全体みたいなのはあるいは解かってるのかもしれんが(それも怪しいもんだと思うが)、
一人の生身の女という感じが全然しないのよ・・・。
極東セレナーデの主人公なんか、内面無いもの。薄っぺらで理に落ちてる。
物語を進めるための道具という気がする。
848 :
無名草子さん:2005/06/05(日) 19:59:51
849 :
無名草子さん:2005/06/05(日) 21:22:53
>>848 ぶさいくだね。御大に似てw。
御大が41歳のときに生まれた計算だね。
850 :
無名草子さん:2005/06/05(日) 21:26:59
851 :
無名草子さん:2005/06/05(日) 23:19:49
都立新宿高校→早稲田一文→新潮社(ノブのコネ)
>>851 角川書店に赤川次郎の娘が入るっていいうのは理解できるけど、
新潮社にコネ入社できるほど
信彦は売れていないと思うぞ。
853 :
無名草子さん:2005/06/05(日) 23:57:42
夏目漱石の息子は文藝春秋社
志賀直哉の息子は岩波書店
渡辺淳一の娘は主婦の友社
森村誠一の息子は角川書店だったね
854 :
無名草子さん:2005/06/05(日) 23:57:50
まあもちろん実力はあるんだろうが、やはり御大の御子女ってことになれば、
採用する側もちょっとは考えるでしょう・・・。
855 :
無名草子さん:2005/06/05(日) 23:58:36
後テレビ局や広告代理店などクライアントの子息や子女を人質として入社させるのは
当たり前だと思っていたんだが・・・。
856 :
無名草子さん:2005/06/05(日) 23:59:43
新潮社の現社長は元電通勤務じゃなかったか
ちなみに俳優の小沢昭一さんのご子息は講談社。
859 :
無名草子さん:2005/06/06(月) 01:06:35
芸能人と違って作家の子の場合はそこそこ頭いいだろう
からな。御大の次女だって一応早稲田大なわけだし。
860 :
無名草子さん:2005/06/06(月) 01:30:28
フジテレビ:高橋英樹の娘、田淵幸一の息子
日本テレビ:みのもんたの息子(A)、福留功男の娘
TBS:みのもんたの息子(B)、小渕恵三の娘
石原慎太郎の息子
小泉純一郎の息子
しまった。政治家を絡めるとより生臭くなるぞな。
しかし、いいなぁ〜コネがあるとな〜。
WOWOWには海部元首相の息子がいて、富野アニメのプロデュースしたんだっけ。
これはコネの害より益が勝った例か?
>>853で思い出したが
夏目房之介の自伝的な本のなかで
父親(つまり漱石の息子)に
「おい、岩波は漫画はやってないのか?」と
声をかけられた、というシーンがあった。
(岩波書店になら、俺が口をきいてやってもいいぞ、という意味か?)
房之介が売れない漫画描きながらブラブラしてた頃だろうか。
865 :
無名草子さん:2005/06/06(月) 21:16:04
岩波茂雄は便所でウンコしているとき漱石の訃報に接し、
あわてて足を滑らせて糞壺に落ちたことがあるらしい
866 :
無名草子さん:2005/06/06(月) 21:24:55
>>864 房之介が大学を出てから杉並の弱小出版社に就職が決まったのは
面接で漱石の孫と聞いた社長が俄然興味を示したのがきっかけだったという
その会社が倒産して失業してから『週刊朝日』で連載が持てるようになったのは
「漱石の孫が漫画を描いている」という噂を聞きつけた『週刊朝日』から取材を受けたのがきっかけである
直接の口利きがなくとも親や祖先の七光りということはあるものだ
867 :
無名草子さん:2005/06/06(月) 21:47:29
コネは大事でしょう。昔も今も。
直接効くのは
テレビ局や広告代理店だけどね。
新しいイメージのくせにやっていることは古いという。
多少アレな社員を抱えていても高給を維持できるし。
しかし、小林の娘さん新潮社か。
そろそろ年収は抜かれているんじゃないの?
869 :
無名草子さん:2005/06/06(月) 22:17:12
『パパは神様じゃない』で信彦が「将来は医者か技術者に嫁がせるつもり」と言っていた長女は
その言葉どおり医者と結婚したようだね
870 :
無名草子さん:2005/06/07(火) 01:54:10
文学部卒は理系にコンプレックスがある
871 :
無名草子さん:2005/06/07(火) 02:03:46
信彦が失業と転職を繰り返して悲惨な思いをしてきただけに
娘だけは食いっぱぐれがなさそうな男と結婚させたかったんだろう
>>868 邦画三社(東宝・東映・松竹)・大手紙・有名出版・キー局・代理店(電・博)、、、等は学歴で足切り
して、縁故で固めて、しかる後に一般人が入れる場所。たまにコネ無しで入れる人間もいる
ものの、採用数も少なく、パンピーにとっては余りにもハードルが高い場所といっていい。
それを知っていて学生たちにマス読を売りつけて稼ぐ「創」はワルであるw あれは運
のいい人(もしくは実はコネだったのにそれを隠している人)の体験談集です。
そもそも、中小零細を問わず書籍編集者自体がそんなに簡単にはなれない。そんなに正
規の人手は要らないので、業界内でグルグル人を回しているのが実態。自称バイトあがりの
松田哲夫がいかに特異で有能だったかがよくわかる。
何もわからずとりあえず学生バイトで囓ってみたり、ポリシーも何もない編プロに
入り酷使され挫折する者が絶えない。
縁故といっても、もちろん上場企業幹部とか業界内外の有名人の子弟クラスね。ショボいのは駄目。
足切りに引っかからないためにある程度の学歴も必要。小林さんの次女もいちおうは早大か。
ちなみにいまは亡きウワシンによると、次女さんは週刊新潮時代は山本夏彦担当だったそうだ。
そういえば小林さん、山本夏彦の本には点数が甘かったなあ・・・w
ちなみに山本夏彦の息子が週刊新潮やFOCUS等にいた山本伊吾。山本親子で
新潮系の雑誌の誌面を私物化していたに等しいw
ちなみに、伊吾は新潮社を退社後に「室内」(工作社)を継いだそうですね。
>>871 一方で次女さんには編集者になることを許したけどね。あれも何かと大変な仕事なのにね。
自分もやったから分かっていただろうに・・・。
スレ違いだが、「自由の国」と言いつつ、一握りの24時間働き続けるエリート(一般階層出身者もいるが
基本は同族多し。もちろん学歴も名門大出身)が国を動かし、地位と富を独占し、たまに低学歴・低所得
から成功者が出るとアメリカン・ドリームと持て囃すのがアメリカ社会。
実際は日本もたいして変わらないよね。斎藤貴男はそんな日本社会の断面を告発する
ルポを他ならぬ「文藝春秋」から出版したw 斎藤氏によると、文春は一方では地方出身の人の
好いボンも多く、案外にリベラルなことは通ることもある社風なのだそうだ。
コネ入社が圧倒的に多いのはレコード会社。広告代理店は世間が思っているほどではない。
876 :
無名草子さん:2005/06/07(火) 06:09:12
御大にコネ社会について意見を伺ってみたい気はする。
877 :
無名草子さん:2005/06/07(火) 06:18:52
コネつーか同族企業じゃんレコード会社は
878 :
無名草子さん:2005/06/07(火) 08:13:42
山本夏彦なら、「この世は全てコネ」と言い放って拍手喝采を受ける
キャラだから良いけど、ノビーは苦しい事になりそうだな。
879 :
無名草子さん:2005/06/07(火) 08:55:44
>>874 >一方で次女さんには編集者になることを許したけどね
宝石出身の信彦は新潮社のような大手に憧れがあったんじゃないか?
次女は外見がアレなので職業婦人として自立としてほしいという願いもあったのかも。
長女はそれなりに美人らしいからな。
>>879 >次女は外見がアレなので
美人とはいえないが、あれくらいなら
普通レベルだよ。
881 :
無名草子さん:2005/06/07(火) 09:41:27
いや〜明らかに平均以下だと思うがw
まるで中島らもみたいだ
「ミート・ザ・ビートルズ」論争の時、
渋谷たちが「新潮社の人から面白い情報を仕入れてさ」みたいな事をロッキンオンに書いていた。
当時ナンのことか分からなかったが、就職のことだったといまにしてわかった。
とはいえ、渋谷一派のゲスな言い分は大嫌いだが。
883 :
無名草子さん:2005/06/07(火) 15:45:02
面白い情報ってコネ入社の件?
884 :
無名草子さん:2005/06/07(火) 16:37:17
そういやぁ昔渋谷と小林の論争みたいなのあったなあ。
全然盛り上がらず、渋谷がそれまでさんざん部数向上のためのデキレースで
読者も気がついちゃって、無視されてたなあ。
そんな手法も80年代初めまでだったんだよなあ、いい時代でした。
885 :
無名草子さん:2005/06/07(火) 16:40:28
渋谷じゃなくて松村だろ
もともと松村VS小林 なんだけど松村・渋谷がつるんで発言してた。
小林も小説新潮では渋谷批判もした。
(一連の論争関係の文章は当然の事ながら単行本未収録)
887 :
無名草子さん:2005/06/07(火) 18:10:33
小林信彦という人も、私は苦手だ。長崎くんも言うように、この人の小説ってさっぱり面白くない。一方でこのような喜劇人との
かかわりを書いたものは、物凄く面白いので、夢中になって読んでしまうのだが、その中で漂ってくる小林信彦という人の性格が
好きになれないのだ。あとがきで、「現存する登場人物が多いので、それらの人々を傷つけぬように配慮しつつ、本当のことを
書くのは、かなり、むずかしい作業だった。」と述べているが、私は前回の横山やすしのときに、まったく関係ない高信太郎の
醜態を実名入りで描写したのを読んだときは、吐き気を感じた。あんなこと絶対に書いてはならないことのはずだ。
小林信彦を嫌いになり始めた最大のきっかけは、松村雄策とのビートルズ論争が決定的で、傍から見ていると、ビートルズが
生活の一部であった世代の松村と、ちょっと高い位置から見ていた小林との受け取り方の差というものがあるような気がした。
これは、私は完全に松村派で、小林のは勘違いだと思う。それをムキになって論争する小林は大人気無かった。間違った
部分をなぜ認めようとしないのか、理解に苦しむ。
ttp://www5a.biglobe.ne.jp/~detectiv/arm0005.htm
888 :
無名草子さん:2005/06/07(火) 18:15:55
4 名前: ホワイトアルバムさん 投稿日: 2001/01/11(木) 08:45
このスレついに立ったか。
おれは小林信彦好きだが、この件に関しては小林の大敗だよ。
だいたい、ポールがファンに殺されそうになる小説なんて、
ビートルズのことがほんとに好きなら書けないよ。
ジョンの件が生々しくて、そんな痛々しいこと。
6 名前: ホワイトアルバムさん 投稿日: 2001/01/12(金) 11:21
>4
同感。
この件に対する小林の対応は厨房以下だったね。
小林本人が別にビートルズ好きであろうが嫌いであろうがいいんだけど、
明らかにビートルズファンに向けての小説で、露骨に興味の無さが出ちゃ
出来も悪くなるに決まってるだろう。
おまけに事実関係の誤りを指摘されたら、人をオタク扱いしてあちこちの雑誌に
ヒステリーじみた文章書き散らすようじゃねえ。
タイトルの「ミート・ザ・ビートルズ」が、そもそも米デビュー盤から取った
ことすら知らなかったっていうのは、あれだけノンフィクションの労作書いてる
人間にしちゃお粗末すぎ。
ラスト、主人公の言った「ハロー・グッドバイ」という台詞から、ポールが
「おおそれいいタイトルだわ」と曲名にしたという話には苦笑するしか…(藁
http://salad.2ch.net/beatles/kako/979/979149605.html
889 :
無名草子さん:2005/06/07(火) 18:19:58
315 :無名草子さん :04/04/21 10:29
もうずいぶん前なので記憶も朧だが・・・
@ロッキンオン誌上で松村が「ミートザビートルズ」を書評っていうか書いた。
あらさがし的な内容も含んでいたと思う。
A小林が反論。たしか「本の雑誌」誌上だったか。
Bロッキンオンで松村が反論。
C小林反論。たしか中日新聞。
Dロッキンオンで松村が反論。
E小林が「小説新潮」で「ミートザビートルズ迷惑日誌」という文章を発表。
これが一番長く、最後の発言だったと思う。
E松村はその後もイヤミ的な発言をロッキンオンで繰り返す。
◆論争の主題はなんだったのか、はっきりとは覚えていないが、
@武道館コンサートの曲順 A前座をつとめたドリフターズに関する記述
B武道館コンサートの入場券は「チケット」か「切符」か
C小説に出てくる雑誌の名前(松村は実在する雑誌名を使うなとか言ってた)
みたいな些細なことだった。
◆小林の、本の雑誌、中日新聞、小説新潮の文章は単行本未収録。
316 :無名草子さん :04/04/21 13:32
小林が顧問弁護士に名誉毀損が成立するかどうか、相談してるとチラッと書いて
村松さすがにひくw
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/books/1074172636/ くだらねー喧嘩だな。論争と呼ぶにも値しない。
890 :
無名草子さん:2005/06/07(火) 19:38:16
>>882 あの論争は91年7月に始まって92年2月に一応終息
信彦の次女が大学を出たのは95年だから時期的にちょっとズレてるかもね
891 :
無名草子さん:2005/06/07(火) 20:02:56
どっちに分があったの?
892 :
無名草子さん:2005/06/07(火) 20:45:20
サッカー解説者の松木安太郎は中央区日本橋出身。
本当の下町の人はシャイだ、っていう御大の説はあってるんでしょうか?
893 :
無名草子さん:2005/06/07(火) 20:59:49
自分でシャイだと名乗る奴がシャイなわけはない
894 :
無名草子さん:2005/06/07(火) 21:49:58
高信太郎の件は全く同感だな。
小林氏に人望は無いだろうと確信した。
895 :
無名草子さん:2005/06/07(火) 22:16:04
896 :
我全禅師:2005/06/07(火) 22:24:37
>>895 「天才伝説 横山やすし」に出て来ました。
あれでは、タカリですね。
897 :
無名草子さん:2005/06/07(火) 22:30:56
醜態とも思わない。
御大、下戸だからな。
898 :
無名草子さん:2005/06/07(火) 22:34:39
『パパは神様じゃない』の中では信彦自身の醜悪な酔態も正直に書いている
899 :
無名草子さん:2005/06/07(火) 22:55:15
高信太郎に悪意を抱いている事を表明したかったのかな?
>>893 >自分でシャイだと名乗る奴がシャイなわけはない
ホントにその通りだよな。ただ、自分で自分のことを「シャイだ」といってる
奴はものすご〜〜く多いね。そういう連中ってお互い同士「彼はシャイだ。」「あなたもシャイだ」
って褒めあってんだよ。
ホント恥知らずだよ。
901 :
無名草子さん:2005/06/07(火) 23:50:49
御大死んだら新聞ではどういう扱いになるんだろうな。
902 :
無名草子さん:2005/06/08(水) 00:20:51
信彦は太宰の愛読者だが
信彦の嫌味ったらしさは太宰治の嫌味ったらしさと通じる部分があるな
>>902 どのあたりが?
タイプがまったく違うと思うが。
904 :
無名草子さん:2005/06/08(水) 00:27:43
>>896 昔、ある席で、芸人さん(TV的には売れていない)と話したことがあるけど、通ぶ
って芸能評論を書く類の人間は大抵、内輪では本当に嫌われている。
みな、本人の前では適当に愛想良くしているに過ぎない。高信太郎もそうだし、山藤章二や
自称小林・色川の弟子である元放送作家の吉川潮などの嫌われぶりも本当に凄かった。
高信太郎の件を著書に書いたことの是非はよくわからないが、小林さんはまだ「所詮
はそんなもの」という自覚があるだけマシな方だと思う。
ああいう世界はドロドロしてますよ。素人や半可通がうかつなことを書くと「ケッ」とい
う声がどこからともなく飛んでくるしね。気にしない馬鹿だけがやっていける。
905 :
無名草子さん:2005/06/08(水) 00:28:55
太宰は「含羞」だの「羞恥狼狽」だの「ハニカミを忘るべからず」だのと言いつつ
貧しい友人からの借金を踏み倒すわ実家を欺くわ、行動は厚顔そのもの
信彦は「下町の人はシャイだ」と言いつつ地方人を差別するわ友人の恥を実名で暴くわ
ビートルズに関する無知を指摘されると逆切れして人をキチガイ呼ばわりするわ「名誉毀損で訴えてやる」と息巻くわ
やっぱり行動は厚顔そのもの
その独善性と言行不一致ぶりが似ていると思った
>山藤章二
やっぱり嫌われていたのか。
907 :
無名草子さん:2005/06/08(水) 00:32:22
昔だとオヨヨ事件やビートルズ事件がでてくると擁護信者が現れたものだが、最近は
一方的に批判するだけなのでツマランな。
908 :
無名草子さん:2005/06/08(水) 00:32:48
>>904 タモリも何かのインタビューで「好きな喜劇役者は? とか訊かれると『マルクス兄弟』とか答えてカッコつける、
インテリぶった馬鹿がよくいるじゃない」などと冷笑的な発言をしていたことがある
どうやら信彦や筒井あたりのことが念頭にあったのは間違いなさそうだ
>>908 たぶん違う。
マルクス兄弟と答えてインテリぶるのは
信彦フォロワーであって信彦本人ではない。
910 :
無名草子さん:2005/06/08(水) 00:44:09
北野武は、信彦が芸能批評の中であんまり頻繁に「うちの娘がこう言った」「うちの娘によると」と
お気に入りの次女の意見を引用しすぎたので「あそこの娘は何様だ?」と嘲笑して
それ以後信彦との関係が冷却したと聞いている
911 :
我全禅師:2005/06/08(水) 01:20:22
>>910 『笑学百科』の中の「ギャグ娘」「ギャグ娘2」が発端なんだよね。
多分。
>>それ以来、「家族」と書くようになったよな。「家族」といっても奥方か娘のどちらかなんだが。
913 :
無名草子さん:2005/06/08(水) 01:32:27
今は長女は新潟、次女は1人暮らしです。
奥さんと2人だけの生活ってどういう感じなんだろ?
奥さん死んだらどーなっちゃうんでしょうね
>>913 そういう老夫婦は現在かなりの数に上るし
これからさらに増える。
次女が東京在住なだけマシじゃない。
915 :
無名草子さん:2005/06/08(水) 02:08:54
なるほどね。パラサイトシングルなんて言葉があるが
親が寂しいから実家に置いてるって側面もあるんだろうな。
916 :
無名草子さん:2005/06/08(水) 02:29:09
小林信彦の次女様
917 :
無名草子さん:2005/06/08(水) 06:15:19
>>911 自分も「ギャグ娘」はどうかと思った。小林さんとしては、身近にいる我が子を通して、
現代っ子の本音を知ったつもりだったのだろう。
だが作家でも芸能人でも、親バカする人は徐々に本業でもボルテージが落ちていくね。
>>912 「踊る大捜査線」を誉めたのも「家族が見ていた」のがきっかけ。この頃は次女さんはも
う就職して家の外にいた? 奥さんが好きだったのかな?
けっこう奥さんや娘さん(主に次女さん?)の意見に左右される節がある。家族で共通して色ん
な趣味の話が出来るのは幸せな家庭ではあるね。かなりの恐妻家・愛妻家らしいし。
918 :
無名草子さん:2005/06/08(水) 10:39:59
>>917 話題になっているテレビ番組などは、
娘さんや奥さんから知るというのは、
ありがちかなとも思うけど。
交渉人真下正義は観たんですかね?
横山やすしの本のコーシンの件は
ただ見たことをそのまま書いただけだと思う。
それより、氏の西川きよしに対する猛烈な悪意の方が気になるが。
>>920 悪意かなぁ?
関西人としては、おばさん連中の信じられないような支持(選挙の得票数が洒落にならない)と
裏腹の偽善者ぶりがたまらなくイヤなんだが。
芸人としてこの10年何をした?
922 :
無名草子さん:2005/06/08(水) 12:04:18
『世界の喜劇人』の中ではジェリー・ルイスに対して信じ難いほど悪意に満ちた歪んだ記述をしている
あれでも評論家か?
ジェリーはあざとい。わざとらしい白稚演技が大嫌い。
ジェリーはなんでコンビ別れしたんかつーと、
たけしときよし、紳介と竜介みたいな感じ?サイモンとガーファンクル風?
若貴風?
>>922 久保田二郎に「世界の喜劇人」はジェリー・ルイスをクサし、マルクス兄弟を持ち上げているが、
マルクスは喜劇の聖域だ、てな批判をされたとき、
御大はあれを書いたのはジェリー・ルイスの全盛期で、マルクスは評価が低いどころか
忘れ去られた存在だった。骨董品のようなマルクスを持ち出して
ルイスの白痴芸よりもこっちのほうがいい、と書いたのが
当時のぼくの批評的立ち位置だった、とか何とか。
ルイスは知らんが、きよしについては一言言いたい。
確かにやっさんは問題児やったやろ。
しかしな、見捨てておいて死んだ後
やっさんのにせもんと漫才するっちゅーのは、どういう神経やねん。
きよしの見識疑うわほんま。やっさんあの世で泣いてんで!
927 :
無名草子さん:2005/06/08(水) 18:58:19
渥美清との交流は作り話?
アパート訪ねたとか新宿の伊勢丹近くでばったり
会ったとか、本人死んでんだからいくらでも嘘が書ける。
>927
小林も、なんで渥美が気に入ってくれたのか謎だって書いてる。
「おかしな男だね、おたくも」
通じるところがあったんだろう。
あんまり高級な質問をするのでおじさんはちょっと困ったよ。
「極東セレナーデ」出版記念のサイン会で(神保町の三省堂)、
御大にサインをいただいたことを思い出した。
いろいろ読んでいると、「北海道ではあなたはコメディアンとして評価されている」やら
番組で、「北島三郎とデュエット」等の記述をみるのですが、
信彦氏は一体どんなタレントだったのですか?
いまいちイメージできません。
写真だけみると、青島っぽいな(髪型だけかも)とおもったのですが。
932 :
無名草子さん:2005/06/08(水) 20:27:06
松木安太郎の口調ってのが下町言葉なんですか?
933 :
無名草子さん:2005/06/08(水) 22:32:18
「文学史」ってどういう基準なわけ?誰が選んでるわけ?色々と疑問があるよね、
この概念には。
どうしたんだ?急に…
936 :
無名草子さん:2005/06/09(木) 05:31:23
小説より批評的エッセイの方が面白い。
937 :
無名草子さん:2005/06/09(木) 12:18:35
“ずいぶん気をつかっている”そうです(今週の週刊文春)
>>937 思わせぶりな<大便>レスすんなよ、<地方で生まれ育った人>め!
939 :
無名草子さん:2005/06/09(木) 19:48:59
軍人が阿川佐和子の対談に出てるのは問題だよなぁ。不快です。
940 :
無名草子さん:2005/06/09(木) 20:41:10
気を使ってる人は“ずいぶん気をつかっている”なんて
わざわざ書きません。
941 :
無名草子さん:2005/06/09(木) 20:42:28
>>940 物書きから主観による自己分析を禁止したら
何もかけなくなるだろ。
>主観による自己分析
手前勝手な自己正当化の戯言のことか?
944 :
無名草子さん:2005/06/09(木) 21:58:38
御大が都議選で投票したっていうパン屋の議員のことを
田中康夫も誉めてましたよ。
945 :
無名草子さん:2005/06/09(木) 22:23:59
青島幸男と小泉純一郎を登場時点で激賞した人間の政治感覚があてになるものか。(で、今度は小沢だとw)
普通はその時点で、公の場で政治について偉そうな事を言うのはよそう、と思うのが恥の感覚というもの。
さすがシャイで粋な下町江戸っ子、ノブは違うね。恥かしいという感覚が欠如してるんだね。
946 :
無名草子さん:2005/06/10(金) 02:34:21
誰を激賞した人間の政治感覚だったら当てになるんだ?
「申せば」のところに、気を遣っているっぽい。
身近に江戸っ子がいない地方の人は過剰な期待を持ちすぎてて
困る。
江戸っ子の最大の特徴、それは「おっちょこちょい」。
この一語に尽きます。はっきり言えばバカです。
949 :
無名草子さん:2005/06/10(金) 15:13:06
>>948 それは「川向こう」の下町の江戸っ子です。日本橋区の
江戸っ子は違います。
センセは親中派?
ちょっとガッカリ
川向こうに住んでる奴ぁ江戸っ子じゃねーよ。
と、江戸っ子原理主義者は申しております。
千葉県○市に生まれ育ったが、子供のとき母親の田舎(宮城県)に行ったら
親戚から「東京から来た子」という扱いを受けた。めずらしいもの扱い。
とくにおっちょこちょいな振る舞いをした記憶はない。
典型的な江戸っ子像というと、売り出し中のころのビートたけし。
歯切れのいいしゃべりと、頭の回転の速さにはあこがれたよ。
足立区は江戸っ子じゃねーんだよ。
とか言い続けたら友達がいなくなりました〜。バカで〜す。
ていうか江戸っ子は自分のこと江戸っ子とは口がさけても
言わないもんだそうですが、言いたいね。バカだから。
956 :
無名草子さん:2005/06/10(金) 18:46:20
とりあえず山口もえは江戸っ子を名乗る資格があるかな
週刊文春を読んだら、テレビで芸能界の隠語が使われる歴史を
解説した後、ドタキャンを政治の言葉として使うことを怒っていましたね。
芸能界に入ったばかりの「アマチュア」がものめずらしく思って
使い出した、と解説しているけど、どうやら小林は自分がとんねるずを
推薦していた過去を消したいみたいだね。
隠語をおおっぴらに使うのは
アマチュアよりとんねるずの方が影響大だろうに。
958 :
無名草子さん:2005/06/10(金) 19:53:41
信彦がとんねるずを褒めていたのは単に井原高忠つながりだからじゃないのか
とんねるずの芸そのものが信彦好みとは到底思えん
へー コネで褒めるのがこいつの批評原理かよ、最低だな
960 :
無名草子さん:2005/06/10(金) 21:43:41
軍人が阿川佐和子の対談に出てるのは問題だよなぁ。不快です。
>なんて言う奴は問題だよなぁ。不快です。
>>946 >誰を激賞した人間の政治感覚だったら当てになるんだ?
誰を激賞しようが結構、間違をおかした「その後の処し方」をいってるんだが、
君には理解できないよねw
962 :
無名草子さん:2005/06/10(金) 23:21:37
>誰を激賞しようが結構、間違をおかした「その後の処し方」をいってる
>>945で言ってたことと全然違うじゃん
>青島幸男と小泉純一郎を登場時点で激賞した人間の政治感覚があてになるものか
>青島幸男と小泉純一郎を登場時点で激賞した人間の政治感覚があてになるものか
>青島幸男と小泉純一郎を登場時点で激賞した人間の政治感覚があてになるものか
>青島幸男と小泉純一郎を登場時点で激賞した人間の政治感覚があてになるものか
>青島幸男と小泉純一郎を登場時点で激賞した人間の政治感覚があてになるものか
>青島幸男と小泉純一郎を登場時点で激賞した人間の政治感覚があてになるものか
>青島幸男と小泉純一郎を登場時点で激賞した人間の政治感覚があてになるものか
>青島幸男と小泉純一郎を登場時点で激賞した人間の政治感覚があてになるものか
突っ込みを受けて前言をコロコロ変えるのは見っともない
青島幸男に関しては都民の百万人が騙されたし、
小泉純一郎に関しては国民の6割が騙された。
小林はその一人だったというだけさ。
964 :
無名草子さん:2005/06/10(金) 23:43:28
パソコン使えない隠居老人が日刊ゲンダイとタクシー運転手の
意見だけをもとに文章をかくとああなるんだよ。
966 :
無名草子さん:2005/06/11(土) 00:42:53
本当にネットやってないのか?
967 :
無名草子さん:2005/06/11(土) 01:41:07
ミリオンダラーベイビー、井筒のおっちゃんも星3つ(満点)でした
968 :
無名草子さん:2005/06/11(土) 03:15:18
井筒の馬鹿がやってはいけないネタバレしてた。
見る気が失せたじゃねーかよ。
>>962 >青島幸男と小泉純一郎を登場時点で激賞した人間の政治感覚があてになるものか。(で、今度は小沢だとw)
>普通はその時点で、公の場で政治について偉そうな事を言うのはよそう、と思うのが恥の感覚というもの。
>さすがシャイで粋な下町江戸っ子、ノブは違うね。恥かしいという感覚が欠如してるんだね。
8行も同じ行をコピペをしないで、3行で全体をコピペしてくれよw
全部コピペすると、自分の馬鹿がばれるからできなかったよね、のぶファンくんw
970 :
無名草子さん:2005/06/11(土) 12:29:35
>>969 頭が悪い奴だな。
>>962が言っているのは「誰を激賞しようが結構」と言いながら
「青島幸男と小泉純一郎を登場時点で激賞した人間の政治感覚」を問題にするのは
矛盾しているということだろ。
>青島幸男と小泉純一郎を登場時点で激賞した人間の政治感覚があてになるものか
この言い方は明らかに「あてになる政治感覚の持ち主」の存在を想定している。
なら誰を激賞した人間の政治感覚だったら当てになるんだ? ミスを犯さない政治家の
存在を本気で信じているならお前の「政治感覚」こそ幼稚園児以下だな(´,_ゝ`)プッ
>ミスを犯さない政治家の
>存在を本気で信じているならお前の「政治感覚」こそ幼稚園児以下だな(´,_ゝ`)プッ
「ミスをおかさない政治家の存在」なんて話はどこからでてきたんだ?
お前は馬鹿なだけじゃなく薄汚いな(呆れ)。
ようするにお前は文全体の論旨を読めないわけだ、そうだよな、読むとノブが恥知らずだという事を認めにゃならないもんな。
ここでオレが誰々という政治家を推す、その理由はしかじかです、なんてやってる
スペースがあるか?常識的に考えて。文春の見開き2ページ使えるわけじゃないんだ。
972 :
無名草子さん:2005/06/11(土) 16:08:51
で、相対的にどっちのが頭悪いの?
973 :
無名草子さん:2005/06/11(土) 16:09:58
なんか始まったみたいっすねワクワクキタイアゲ
御両人、論敵が首くくるまでファイトォ*:.。..。.:*・゚(n‘∀‘)η゚・*:.。..。.:*!!!☆
骨壷蹴り倒せ!
974 :
無名草子さん:2005/06/11(土) 21:36:42
じゃあどちらに賭ける?
俺が親になっていい?
975 :
無名草子さん:2005/06/11(土) 21:37:22
法学部出の俺には文学部出の感傷主義は理解できない。
>>945の方が他人をこばかにしたような嫌味を書いてるわりに頭悪そう。
意味もなく「時点」などという言葉を乱用している上に、
二行目の「その時点」は何を指すかまったく不明瞭。
自分でも「普通はどの時点で」なのか判らないのではないだろうか。
言えるなら言ってみろ。
>978 だいぶつじろう・・・? 漫画家だっけ?
982 :
無名草子さん:2005/06/12(日) 18:27:35
中村光夫は東京帝大法学部中退
同文学部仏文科卒
983 :
無名草子さん:2005/06/12(日) 21:22:07
平沢勝栄も東大法学部卒
984 :
無名草子さん:2005/06/12(日) 21:36:07
ばか?
985 :
無名草子さん:2005/06/12(日) 22:07:40
東京にずっと住んでるけどノブの著作を読むまで
日本橋あたりの地理関係は全然知らなかった。
986 :
無名草子さん:2005/06/12(日) 22:33:35
はあ、そうですか。
珍しく盛り上がってるな。
誰か次スレよろ
988 :
無名草子さん:2005/06/13(月) 05:02:54
990 :
無名草子さん:2005/06/13(月) 19:34:15
筒井ハスタカさんとは仲いいんですか?
>>975 法学部ではないが、檀一雄・河上徹太郎は東大経済学部。
星新一は東大農学部
993 :
無名草子さん:2005/06/14(火) 12:40:14
四日間の奇跡の浅倉が東大文学部卒で驚いた
文章がライトノベルに毛が生えた程度だったので
平易とかそういうんじゃなくて頭悪そうな文章というか
一応褒めておくと構成力はあると思うが
御大は文章は読みやすいけど構成力にちょっと難がある気がする
994 :
無名草子さん:2005/06/14(火) 14:53:27
東大文3(文学部)ってのは一番入りやすい学部だからね。
東大の恥ですよ。ホリエモンも文3です
995 :
無名草子さん:2005/06/15(水) 08:17:59
地方出身者同様に東大卒もまた、小林信彦の小説世界の中では決して肯定的な扱いを受けることがない
ttp://www001.upp.so-net.ne.jp/mercysnow/LinkDiary/index.html > 世の中には宮崎駿の映画を評するうえで「ぼくはアニメーションやドキュメンタリーにはくわしくない。
>だから、これを書くのは、アニメに関しての素人の感想である。アニメおたくは(あらゆるおたくがそうで
>あるように)部外者の発言にはすぐ石を投げるので、ひとことお断りしておく。ただし、ディズニーやフラ
>イシャーの短篇漫画を戦前から観ていたことをつけ加えておこう」などとよけいなことを書いてしまう人が
>いて、わたしなんかは「ああ、知識や経験で勝負しなければならない人はたいへんだなあ」と思う。
> 見たり読んだりしておもしろけりゃ、それでいいじゃん。おたくの人から見たら「誤解」でもさ。
上記は殊能将之の日記なんだけど、ここでの引用って小林信彦?
文体がよく似ているのだけど。
997 :
無名草子さん:2005/06/15(水) 10:27:45
>>996 小林でしょ。
言い訳がましくて予防線貼りまくり、でも知識のひけらかしの嫌らしい文章って逆に
おたくのダークサイドの典型だよね。
本人がその暗黒面に落ち込んだ上に、どうせ「アニメおたく」からも批判されるんだ
からまったく意図どおりになっていないよな。
逆にヘンな前置きしないで正攻法で宮崎アニメを批評した方が「アニメおたく」にも
愛されると思う。誉めるしろ、貶すにしろ。
998 :
無名草子さん:2005/06/15(水) 12:47:23
中原
999 :
無名草子さん:2005/06/15(水) 12:47:53
弓彦
1000 :
無名草子さん:2005/06/15(水) 12:48:13
さよなら
1001 :
1001:
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