2
あっ、3かよ
田舎者ネタと低脳ネタがループして成り立つスレだね。
もっと話が拡がりそうな作家だけに哀しいなあ。
>>1 乙。
>>6 こんなもんでしょ。
この板じゃあ結構書き込まれてるほうのスレだし、沈むよりいいんじゃないかと。
スレを良くするためには田舎者のカキコを禁止したほうがいいんじゃない?
無条件に書き込んでいいのは東京下町の居住者だけ。
世田谷とかの奴は例外的に許可するが、カキコの冒頭で「ごめんなさい。
世田谷の田舎物ですが、書き込みさせて貰います」とつけるのを義務化する。
あとつまらないリメイク物の映画の書き込みは禁止する。というか、50年代以降の
映画、小説、落語等はすべて死んでいるので、話題とすることを禁止する。
あぼーん
>>8 それだと寧々ちゃんや菅野ちゃんの話が出来ません。
11 :
無名草子さん:03/07/27 18:01
ごめんなさい。
下町ですが、川向こうの者が書き込んでもいいですか?
つーか、下町の定義はどうするの?
小林さんの基準で行くと、下町と言えるのは台東区でも上野あたりまで。
浅草は下町ではないし、足立区は「東京近郊」だし、
川向こうは下町ではない。
とても狭い地域しか認められないのだが。
すまんのう。
わし呉のもんじゃけん、ここにはカキコできんかいのう?
田舎者ですが、一言
>>12 その定義でOKじゃないでしょうか?
それ以外の地域にする土人どもに、自分の感性が理解されることはないとお考え
でしょうから。
小林先生は。
15 :
無名草子さん:03/07/28 00:05
お菓子屋さんってどこにあったの?
16 :
無名草子さん:03/07/28 00:41
新潮文庫版の「おかしな男」は増補改定されているのか?
後書きだけなら親本持っているのであわてて買う必要もない気がするけど。
17 :
無名草子さん:03/07/28 06:59
オープニングはいかにもこのスレにふさわしい嫌味な田舎者ネタか。
協力してくれた皆さん、乙かれ〜
18 :
無名草子さん:03/07/28 09:33
じゃあ、次は低脳ねたかよ。バーカ( ´,_ゝ`)プッ
19 :
無名草子さん:03/07/28 12:40
じゃあチンコネタにしようぜ。
とりあえずのお題は「小林氏は鼻がデカイが、チンコもデカイのか?」で。
20 :
無名草子さん:03/07/28 13:07
背は低い。
21 :
無名草子さん:03/07/28 13:19
小林デブ彦自身も世田谷在住だろ。
>>21 小林さんの定義によれば、世田谷は山の手ではなく、「東京近郊」
もしくは「郊外」。
23 :
無名草子さん:03/07/28 16:33
東日本橋→埼玉→東日本橋→四谷左門町→横浜山手町→杉並方南→世田谷羽根木 で合ってるか?
あぼーん
>>23 大学出て横浜の会社に入ったんだから、
東日本橋→横浜山の手
で、会社を辞めて池袋の学生下宿に入って投稿してて
乱歩に見出されたんだから、
横浜山の手→池袋
金が入るようになって原宿に移り、六本木に移り(?)、
葉山の「小屋」に移り、長距離電話がなかなか繋がらないから
都心に戻って四谷。
家賃を払うのがしんどくて奥さんの実家の二階に移って杉並方南町。
本が売れるようになって羽根木。
こうじゃない?
27 :
無名草子さん:03/07/28 16:46
一時期新潟に疎開していたこともあったね。
この間、なぜか中央線に乗っている小林さんをお見かけしました。
チンコはともかく、鼻は確かに大きかったです(笑)。
長年のファンとして、サインなどをいただきたかったりしたかったのですが、
ヘンに話しかけたりすると、何かやっぱり怒られそうで我慢をしました。
しかしなんで小林さんは中央線なんか乗ってたんだろう?
>>28 ラピュタ阿佐谷かどこかに映画でも見に行ったんじゃないの?
今週の(といっても、雑誌発売からもう四日もたっているが)
「人生は五十一から」は
「カメラ付き携帯は取り上げろ!」。
中日新聞(7月22日付)に掲載された
「小林信彦のコラム 4」は
「快ドキュメンタリー映画『デブラ・ウィンガーを探して』」。
中日新聞が読めちゃうような田舎に住んでると、
こういう単館ロードショーの映画はなかなか観られないのでした。
うぅ…
>>30 文春の今週の小林さんの主張はもっともだ。
書店の入り口で荷物を預かればいいのだ。
パソコンのパーツ屋なんかでは実施してる店があるんだから、
万引きされるのが嫌なら荷物を預かればいい。
大賛成である。
ボブ・ホープ逝去 享年100
34 :
無名草子さん:03/07/29 03:27
>>32 バーカ( ´,_ゝ`)プッ
また田舎者が現実離れした世迷言をほざいているな。
都心の書店でそんなことができるか。
荷物を預かるスペースはどうするんだ?
間違えて返した時のトラブルは誰が責任取るんだ?
只の簡易預かり所にされる可能性は考えないのか?
忙しい都会人がそんなめんどくさいことするか?
ど田舎の個人書店と一緒にすんなよ!
田舎者は書き込むなって言っただろ!!
前スレ読破しました。ふー。
立花屋さんのあったあたりを歩いてみたことがあります。
タップダンスを練習した廊下はこのへんかな、とか。
田舎出身なので、けっこうわくわくしました。
ちなみに牛乳屋さんはご健在でした
>>34 ニューヨークで遣れてる事をどうして東京じゃ出来ないと言うんだ?
この国際的田舎者!
秋葉原ではすでに実行されてるんだぞ(あれ?あの店はもうないのか?)
俺なら廃業した銭湯を買い取って本屋にするな。
脱衣場はそのままで、残りを改装して売り場にする。
万引き防止のため、客は全裸で売り場へ入る。
バーカ( ´,_ゝ`)プッの34さん御来店!
雑誌売り場に直行して週刊文春を手にとった。
あれ、おちんちん立ってるぞ。
『淑女の雑誌から』見てるんだな。
38 :
無名草子さん:03/07/29 10:56
>38
混浴なら雑誌見なくてもフツーに立つと思うが。
とくに20代前半OLきぼんぬ
39 :
無名草子さん:03/07/29 10:59
訂正
>37
混浴なら雑誌見なくてもフツーに立つと思うが。
とくに20代前半OLきぼんぬ
年増好みのオレですた
>>39 おいおい。
20代前半が年増かよ。
日本語もっと勉強しろ。
さてはオマエ、ガキだな?夏休みの宿題、早くやれよ。
歯を磨けよ。風呂入れよ。オナニーしろよ。
41 :
無名草子さん:03/07/29 11:55
>40
ただ訂正するのも芸がないと思ったので、餌まいておいたらすぐに釣れてるよ(w
ゴクローさん
>>41 そうか?
突っ込まれて赤面してるオマエの顔が見えるぞ。
43 :
無名草子さん:03/07/29 13:34
>>40 42 江戸時代には二十歳過ぎを「年増」って言ったんだよ。
広辞苑かなんか開いてみ。39はそういうニュアンスで書き込んだんだろ。
田舎者は落語知らないからなぁ・・・。
>>43 ばーか。
お前は江戸時代からタイムスリップしてきたのか。
としま【年増】
娘盛りを過ぎて少し年を取った婦人。近世には 20 歳前後をさしたが現代では 30〜40 歳くらいをいう。
と辞書にはあるぞ。
45 :
無名草子さん:03/07/29 14:59
>「和菓子屋の息子」(私はこれを遺書のつもりで書いた)
勘弁してくれ あと10冊ぐらいは単行本出してくれ
同感
47 :
無名草子さん:03/07/29 15:36
>>42 バーカ( ´,_ゝ`)プッ
なにが悲しゅうて赤面せなならんの(w
頭冷やして考えてみな、童貞クン
今どきの工房がうっかり「年増」なんて言葉使うと思ってるのか?
だから田舎者は嫌いなんだよ
何をムキになってんだか、せっかくの冷夏なのに暑っ苦しいんだっつーの
48 :
無名草子さん:03/07/29 15:42
小林ファンの性格の悪さがよく分かる展開になってきたな。
性格が悪い奴らは性格が悪い作家の本を好む。
49 :
無名草子さん:03/07/29 15:50
>>47 ひとは騙せても自分は騙せませんよ。
突っ込まれて釣りと言い逃れ、そう信じこませることも出来るでしょう。
でも、本当に釣りだったのか間違えだったのかは貴方自身しか知らない。
それなら、ムキになってレスつけるのは虚しくありませんか。
本当に釣りだったとしても、突っ込んだ人に
釣りだったと分からせるのは無理でしょう。
分かると、自分が釣られた馬鹿ということになるので、
分かっても、分かったとは言わないでしょう。
51 :
無名草子さん:03/07/29 16:53
また一人ヘンなやつが現われたな
常連総登場かww
>>47 と、田舎者が言ってるな。
ばかじゃないの。
ガキが覚えた手の難しい言葉を嬉しがって使ったパターンじゃないか、
これ。
ま、いいけどね。
カエルの声を聴きながらせんずりするのも風流でしょう。
田舎でしか出来ない。
53 :
無名草子さん:03/07/29 17:15
>52
経験者は語るかww
そういう発想は東京者には思いもよらない
10年以上前、ラジオに小林さんが出演してました。
そのとき初めて声を聞いたのですが、
妙に賑やかで高島忠夫みたいでした。
ところが新潮社「作家自作を語る」では、
別人のような低い声でぼそぼそと話しててびっくり。
あのラジオ出演は躁状態だったのでしょうか
55 :
無名草子さん:03/07/29 18:59
田舎者は落語の「野ざらし」なんか聞いたことないから「年増」のニュアンスも使い方も分からない。はは。
>>52 >ガキが覚えた手の難しい言葉
出たぁ!
お馴染みの誤変換。
かなり激昂してるようですな
クスクス
57 :
無名草子さん:03/07/29 21:13
>>52 ドーテーの田舎者はセンズリ話が大そう好きらしい
話題とは何の関係もないのに必ず「かきたがる」なww
「年増」にくだらない粘着するより、「ガキが覚えた手」に赤面しな
ド田舎の肥溜め臭い辞書にはそういう言葉も載ってるのかよ( ´,_ゝ`)プッ
あぼーん
3に移った途端、なぜにヒートしてるんだ。。。
60 :
無名草子さん:03/07/29 21:23
>>57 もしかすると、「ガキが覚えた手」っていうのもセンズリだったりしてww
つくづくキモい田舎者の童貞ヒッキーだね。
61 :
無名草子さん:03/07/29 21:25
下品な作家のスレには下品な銀蠅どもが群がる。
62 :
無名草子さん:03/07/29 21:28
>61
オマエモナー
『横溝正史読本』は、単行本と文庫本とで
内容は異なりますか?
なぜこんなことを聞くかというと、
オークションでの価格がずいぶん違うんです。
(文庫本出品者が、やたらと強気。)
文庫化に伴って追加された部分が、かなりあるんでしょうか?
64 :
無名草子さん:03/07/29 22:07
>>63 文庫持ってるけど何が知りたいわけ?
単行本の「あとがきにかえて」がそのまま載ってるから、特に追加はないと思うけど。
ちなみにオレはこの文庫を数年前古本屋で200円で買った。
65 :
無名草子さん:03/07/29 22:22
小林信彦氏は黒澤明監督と対談したことがあったっけ?
66 :
無名草子さん:03/07/29 23:25
これだから地方の人は困る
67 :
無名草子さん:03/07/29 23:26
>>65 ニューヨーク影武者パーティー騒動を知らんのか!
今すぐ「笑学百科」を読み返せ!
68 :
無名草子さん:03/07/29 23:33
何年か前ETVでやったアラーキーとの対談、ビデオに録ったけど、いま見返すとけっこう面白い。
藤田朋子騒動の直後だったせいか、アラーキーが最近は分をわきまえない女優が多くて困るとボヤいてた
おれ、ド田舎の田園に夏の家をもってるが、カエルとか虫の音を
聞きながらオナニーするのは気持ちいいぞ。
そんな事も知らない都会のビンボー人は哀れだね。
>>69 >>70 せっかくオレ達が別の話題ふってるのに
わざわざそういうとこに反応して蒸し返すおまいらも同類!!
他人を低級呼ばわりする資格なし。
>>68 ETVの対談、二夜連続放送だったね。
もうひとつは伊東四朗。
>>72 見ました。もう何年前になりますか。
伊東さんとの対談は覚えてるんだけれど。
ところで、小林さんは三谷幸喜をどう思ってるんでしょうね。
もっと積極的に評価していいんじゃないかと思うのですが、
そうでもないみたいで。
三谷さんのが犯した誤りを小林さんが手紙か何かで教えた、と
いうことは三谷さんのエッセイで読んだ事がありますが。
小林さんを語るには「東京」「笑芸」がつきものですけど、
もうひとつのキーワードとして「母親」というのは考えられないでしょうか。
小林さんって母堂のことをあまり書きませんよね。
なにか含むところがあるのか気になります。
小説にそういう描写が出てくると、ものすごく生々しかったりしません?
母堂について書いたエッセイなどがあれば読みたいです。
75 :
無名草子さん:03/07/30 01:24
>>74 ひとつだけ覚えていることがある。
母親が死んで鬱になった時、ナンシー関のエッセイ読むことで救われたと
どこかで書いていた。
74です。
そうでしたか……
私の思い過ごしだったようですね。
そのエッセイ探してみます。
ありがとう
「時代史」つうのもあるけど、裏読みで「執念」つうのも追加してほしい。
>76
ナンシーではなくて、呉智英かも。そこだけ、ちょっとあいまい。
>>74 たしかに、「回想」が好きで、自分の過去(と、その周辺)をこれほど書く
作家も珍しいと思えるほどに書くし、自分の家庭の事も書くけど、
母親についての部分はあまりないですね。父親については軽く
触れるけれど。
母親の里が山の手とか、母親の親戚が進駐軍相手の会社をやっていて
そこに就職したとか、そういう周辺情報は書くけれど、
どんな母親だったのか、という部分は頑として書いていない感じが。
80 :
無名草子さん:03/07/30 09:56
>>79 まあ言葉の正しい意味での「コンプレックス」なんでしょうね。
歳とるとそういうのも雲散霧消してしまうもんなんだけどなあ。
81 :
無名草子さん:03/07/30 13:22
新潮文庫で渥美清の伝記が出てますな
あぼーん
83 :
無名草子さん:03/07/30 18:22
今日の讀賣夕刊に双葉十三郎氏によるボブ・ホープ追悼の文章が載っていた。
小林が中学時代にファンレターを出した映画評論家が、いまもなお健筆を振るっていると思うと感慨深いものがある。
久しぶりに双葉氏の文章を読んで気づいたのだが、小林の批評文の文体はかなり双葉氏の影響を受けているように思う。
文春エッセイが楽しみだ。
84 :
無名草子さん:03/07/30 20:09
あと安藤鶴夫の影響も大きい。小林文体。
今週の「人生は五十一から」は
「<節電>はテレビから……」。
文庫版「おかしな男 渥美清」について。
文庫版のためのまえがき、あとがきは、無し。
巻末に小沢昭一との対談「渥美清と僕たち」があるが、
これは「波」2000年4月号に掲載されたもの。
解説は中野翠。うへっ…
オビの惹句
「<寅さん>を生きて、幸せだったろうか、彼は−。」
87 :
無名草子さん:03/08/01 02:22
厭な惹句だな
88 :
無名草子さん:03/08/01 20:57
小林は英文出だが語学力はどのくらいなのだろう。
大谷崎のように原書を読みこなして創作の糧にする読解力はあるのか。
会話は大したことなさそうだけれど。
>>88 ヒチコック・マガジン編集長時代は、誤訳を見つけていたし、
原書は不自由なく読めるんじゃないの?
エッセイでは「面倒だから辞書を引かないだけ」とあったけど。
酔っ払うとコンプレックスがハズレて英語でべらべら喋る、と
これもエッセイに書いてあった。
90 :
無名草子さん:03/08/02 01:28
翻訳はオレの知る限り、マルクス兄弟の評伝だけか。
あれは永井淳との共訳だったはず。
英語できるなら、せめて短編でもいいから、小林訳のアメリカユーモア小説を読んでみたかったな。
もう年だから無理だろうが、編集者の怠慢だな。
∧_∧ ∧_∧
ピュ.ー ( ・3・) ( ^^ ) <これからも僕たちを応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄ ̄∪ ̄ ̄〕
= ◎――――――◎ 山崎渉&ぼるじょあ
>>90 「この作家を日本に紹介したい!」とか
「この作家が死ぬほど好きで、自分で翻訳をしたい!」
と思うような作家がいなかったから、やらなかったんでしょう。
プロの翻訳家ではないし、友人にすごい翻訳家がいたから、
ヤバくて手を出す気も無かったのでは?
93 :
無名草子さん:03/08/03 02:21
最近の文春コラム読んでないけど、渋谷パンテオンの閉館に関して
なにか触れられてました?
94 :
無名草子さん:03/08/03 03:13
95 :
無名草子さん:03/08/03 14:41
由利徹が「笑い以外に興味をみせないのが偉い」なんて褒め方をされてましたよね
志村けんなんかもそういう褒め方をする人がいるけど
まぁ、森繁に対するアンチテーゼなんだろうけどね
小林氏はなんか言ってましたっけ?
97 :
無名草子さん:03/08/03 17:37
>>96 ナンシー関が森繁を茶化した時、バブルライターの一言で切り捨てたからな。
「日本人は笑わない」に収録されている。
ナンシーについてはその後評価を変えて愛読するようになったが、最初の批評については訂正しなかったはず。
あれは小林の誤読だろうが、森繁がらみだと感情的になるのだろうか。
98 :
無名草子さん:03/08/03 19:19
>>95 由利徹については『最良の日、最悪の日』収録の「タイム・トンネルの向こうの笑い声」で触れてる
小林氏が由利を『日本の喜劇人』で褒めたのは、「<笑い>世界のバランスをとる為」なんだそうだ
由利の「一生ナンセンスをやる」という言葉をありがたがる人、には批判的みたいだ
個人的には、由利が浅草出身ではない事はこの文章で初めて知った
99 :
無名草子さん:03/08/03 19:36
ふーん、小林って鉄面皮なんだね
新宿のムーランルージュだっけ?<由利
>「一生ナンセンスをやる」という言葉をありがたがる人
高平かな?
101 :
無名草子さん:03/08/04 22:43
小林は景山民夫をどう評価していたのだろう。
わりと親近性を感じるのだが。
景山も「極楽TV」で高平をぼろくそに批判していた。
あぼーん
103 :
無名草子さん:03/08/04 23:28
104 :
無名草子さん:03/08/04 23:42
105 :
匿名希望さん:03/08/04 23:53
景山の方からわざわざ小林に会いに行ったんだから悪い気
しないんじゃないのかな。でも景山への評価ってフルハム三浦等のタレント
業やコラムニストとかに限られてるよね。小説の評価は知らない。
「小説新潮」に小林・景山の対談が掲載されたのは、
「イエスタディ・ワンス・モア」か
「ミート・ザ・ビートルズ」のどちらかが
同誌に掲載された時だったはず。
対談の内容はほとんど忘れてしまったけど、
「ああ、『東京』を語るには、景山は良い相手だな」
という印象を持った、そんな記憶がある。
107 :
無名草子さん:03/08/05 20:27
年下でうまく小林から話を引き出してくれそうな作家は景山しか思いつかない。
東京者は人見知りが強いので、気の置けない相手でないと話が弾まないからね。
若い世代へ小林を伝える橋渡し役として、かけがえのない作家を喪ったものだ。
橋本治や片岡義男では自分が出すぎてしまう。
どうも今の文壇では小林は孤影悄然の感が深いな。
108 :
無名草子さん:03/08/06 19:51
なるほど、
どちらも田舎臭い東京者だから確かに話が合いそうだね。
あぼーん
景山民夫が亡くなってから少しして、何かのコラムに書いていたような気がす
るのだが、はっきり思い出せない。
複雑な家庭環境を小説にすれば面白いものが書けるのに、本人は書きたくない
のだろう。また、ギター一本担いででアメリカへ渡り、弾き語りをして喰って
いたといような話は、景山得意のホラ話だろう云々とあって、最後に、幸福の
科学の本を送りつけてくるようになったので絶縁したといったようなことが書
いてあったと思うのだが……
記憶違いで別の作家が景山について書いたものだったかもしれない……
景山は景山で、自分の拳銃かなにかに関する投書が『ヒッチコック・マガジン』
に採用されたことがあるのを自慢していたような……
111 :
無名草子さん:03/08/06 20:41
>>108 おっ久しぶりに香ばしいのが来たな。
祭りでもやらなきゃたちまち閑古鳥だからね。
板落ちしちゃうんじゃないかとハラハラしてたところ。
また農作業の合間に肥溜め臭い煽り書き込んでくれや(ww
112 :
無名草子さん:03/08/06 20:46
>>106 おれも景山との対談が載ってた「小説新潮」取っておいたはず。
こんど書庫でみつけたら、内容知らせるよ。
あぼーん
通常より一日早い今週の「人生は五十一から」は
「休み中の読書ならアン・タイラー」。
そんなわけで慌ててネットで検索したわけだが、例えば…
お客さんは僕のことを信頼できる男だと思っている。
よく考えるとそう思っていないのは僕自身なのだ…
30歳、バツいち、職業・便利屋のようなもの。
何をやっても誤解されやすい、さえないバーナビーの人生が、
ひょんな出会いをきっかけにキラキラと変りはじめた。
実力派作家の新たな拡がりを感じさせる会心作。
(「パッチワーク・プラネット」 文春文庫)
…だ、そうです。
来週は「人五」お休みです。今週合併号なので。
115 :
無名草子さん:03/08/06 21:50
>>111 靴べらでも釣れるもんだね。
田舎の子はすれてなくていいな。
8月5日の中日新聞に掲載された
「小林信彦のコラム 5」は
「ロブ・マーシャル監督の『くたばれ!ヤンキース』のうわさ」。
「シカゴ」のロブ・マーシャル監督・振付により
『くたばれ!ヤンキース』が再映画化される、という最新情報。
役者などはまだ決まっていないそうです。
94,95年の舞台版もロブ・マーシャルが振付。
>116
つーか、「アクシデンタル・ツーリスト」は映画と原作を比較して
どちらもべた褒めしていた罠。まあ、面白いから、読んでみれ。
ちなみに「アクシデンタル・ツーリスト」は早川だけど、もう絶版。
いま読めるのは、文春文庫だけ。先月、久々の新刊がでたとこです。
堺屋太一の忠臣蔵の設定をあれほど罵倒するとは思わなかった。
経済官僚上りで文章が下手で遠慮がないところが気に喰わない
らしいですね。堺屋歴史観、秀長、黒田官兵衛とのトライアングルや
石田光成のプロジェクト、戦争経済の継続で朝鮮出兵とか視点に
見るべきところはあるのですが。
120 :
無名草子さん:03/08/07 18:26
良いスレになっているやないの!
景山民夫はああなってまうまえにはよく読んでた
>>107さんの指摘は良いと思うで
景山がええ話相手っちゅーところも
小林が弧影悄然ちゅ−ところも深ーく頷けるわ
短い書き込みで説得力ありまんなーでけるなーおぬし
121 :
無名草子さん:03/08/07 20:28
関西弁は気に障っていけない。
122 :
無名草子さん:03/08/07 23:15
景山の思い出をつづったエッセイ(文春)で印象深かったことは、
障害児の子供がいてもそれを根多に小説などをかくというような野暮は
景山氏はしなかった、っていうくだりだ。
当然大江健三郎を読み手に思い起こさせるようなかきかただったので
よく憶えている。。。
筒井は大江と仲悪くないみたいだが、小林さんは大江が嫌いなんだろうか。。
123 :
無名草子さん:03/08/07 23:25
60年代日記だかに、オーケンと対談だか話だかしたつうのがあって、
で、言葉が通じない怨みが残った、だとかなんだかの記述があったが。
昔、色川武大が亡くなった時に、小林、色川、筒井の
演芸や映画についての鼎談を読みたかった記憶がふと蘇った。
ただこの時は筒井が関西在住で多忙だから難しかったんだよな
125 :
無名草子さん:03/08/10 19:59
小林さんは美空ひばりについてなんか書いてましたっけ?
>>125 確か、美空ひばりに
日本の歌を代表させるのは
大きな間違いで
彼女自身は、ポップスやジャズも歌える
自由度高いシンガーであった事を
実証的に書いていた記憶があるね。
127 :
無名草子さん:03/08/10 20:34
ようするに世間一般でこう捉えられている、というイメージには小言を言いたくなる爺と
いうわけですな。
いいじゃん。ポップスやジャズも歌える自由度高いシンガーを日本の歌で代表させたって。
意味を読み取れないお馬鹿さん発見
>>127 そうじゃないだろ。
今「美空ひばり」というと一般的には「演歌」となるだろ。
だけど進駐軍回りで鍛えたジャズやポップスも超一流だったんだよ。
だから「演歌の女王」じゃなく「歌手の女王」であるべきなのだ。
そこを小林さんはきちんと指摘した訳だ。
何でも皮肉に取ればいいと言うものではない。
130 :
無名草子さん:03/08/10 21:47
美空ひばりと笠置シヅ子の関連についても書いてたよね
132 :
無名草子さん:03/08/11 00:19
久しぶりに来たけど、
>>107に全面同意。
んで、それでも景山が神様方面に行ってしまってからは
小林さんは近寄らなかったから(そう書いてた)、
景山が燃え尽きてしまわなくても、
やはり小林さんのバトンを渡す役はできなかったのではないかしら。
爆問の太田が、まるで違う形になるだろうけど、案外そういう役を果たせる位置かも。
やりゃあしないだろうけどさ。
>>132 美空ひばりのジャズとかポップス、聞いたことある?
英語もうまいし、凄いぞ。
あのころの「三人娘」はみんなうまい。今の歌手なんか
話にならないくらいに。
おれも聞く前は「神格化しすぎ。じいさんのノスタルジー」
と思っていたが、聞いて驚いたよ。
135 :
無名草子さん:03/08/11 19:47
美空ひばりのスタンダードナンバーの上手さなんて大抵知られてるだろ。
それをさも…。
ほんとに田舎者っていやだな。
136 :
無名草子さん:03/08/11 20:00
スレ違いは承知ですいません
阿佐田哲也の文集が筑摩文庫から出始めてんだけど
その2-芸-の左卜全についての文、これが凄い
鬼気迫るというかホントの至芸です
いや読書の愉しみ、といった形容ではとても追いつかない
小林信彦の芸、芸人語りにココロ惹かれる方なら是非読んでほしい
卜全を殆どリアルタイムで知らない俺でも衝撃的でした
137 :
無名草子さん:03/08/11 20:27
>>136 773 名前:無名草子さん 投稿日:03/07/05 22:04
エンタテインメント批評ができる文人批評家が小林一人きりになってしまったのは不幸なことだな。
読者はアンチにせよ、ヲタにせよ、知識のひけらかしばかりで、どうもギスギスしていけない。
小林が一つの「権威」になってしまうと、当人にとってもやりにくいのではないだろうか。
それにつけても惜しまれるのは、色川武大の早世だ。
付け合せに色川の昭和芸人史が平行して読める状況なら、小林を相対化できるのにな。
少なくとも色川は、同じ東京者でも「田舎者」という表現は断じて使わなかったし、
売れない芸人にも暖かい視線を向けていたように思う。
138 :
無名草子さん:03/08/11 20:40
↑
自分の書いた駄文をわざわざコピペする田舎者は
書き癖から考えて107だな。
これだから田舎者は困るwww
139 :
無名草子さん:03/08/11 21:01
よしわかった
これからは田舎者という言葉を使った奴がイナカモノということにしよう
だからおれがイナカモノ一号な
うるせー、カッペども。
141 :
無名草子さん:03/08/11 22:01
>>125 美空ひばりの自選ベストの4位だかに
「ロカビリー剣法」をあげたことを紹介してた。
「何だそりゃ」と思いつつ、まだ聞いたことない。
あぼーん
143 :
無名草子さん:03/08/12 20:54
色川は通、小林はヲタ。
小林先生が「麻布に住みたかった」と悔しがっている麻布の人間なんですが、投稿してはいけませんか?
145 :
無名草子さん:03/08/12 21:29
>小林はヲタ。
ヲタって言葉が出るまえだとどうよ。
なんて言われる?
オタというか作家だったんだからそっちの人?業界の人?
147 :
無名草子さん:03/08/12 23:14
色川は受賞者、小林は無冠。
間違ってる?
148 :
匿名希望さん:03/08/12 23:44
芸術選奨文部大臣賞受賞
149 :
無名草子さん:03/08/12 23:45
色川は文人、小林は業界人。
150 :
無名草子さん:03/08/13 00:00
色川はデブ、小林はチビ
小林さん。ごめんなさい。
152 :
無名草子さん:03/08/14 01:40
渥美の評伝で気づいたけど、小林信彦ってほとんど一文ごとに改行しているよな。
ジュニア文庫じゃないんだからさ。
ページ数の割りにすぐ読めるのはそのせいもあるだろうな。
あんまり本を読んでいない読者にも負担がないように、とか考えているのかもしれんが、
それがたまらなくイヤラシイ感じ。
153 :
無名草子さん:03/08/14 08:58
>>153 内容についてアレコレ言える頭がないんだよ。
155 :
無名草子さん:03/08/14 20:53
>>154 田舎者には東京のリズムがわからないんだよ。
156 :
無名草子さん:03/08/14 23:09
あの文章は東京のリズムだったのか。
お前らびっくりするほど知的だな。完敗した。
157 :
無名草子さん:03/08/15 00:26
>だから「演歌の女王」じゃなく「歌手の女王」であるべきなのだ。
>そこを小林さんはきちんと指摘した訳だ。
一般的には美空ひばりは「歌手の女王」と思われていると思っていたが、
それは小林信彦が世間を啓蒙したからだったのか!
いや〜小林さんは凄いなあ。うふぁははははは。
159 :
無名草子さん:03/08/15 08:51
美空ひばりが死んだ1989年、そのリアルタイムに書かれた文章であることを確認しておきたい。
「演歌の女王」という空疎な紋切型が声高に叫ばれ、いっさいの批判がタブー視される空気の中で、
よくぞこれだけバランスの取れたミニ評伝が書けたものだと感嘆する。
つまりは評価すべきことはきちんと評価し、批判すべきことはきちんと批判するという至極まっとうなことなのだが、
芸に対する愛と、見識と、そして「勇気」がなければなかなかできることではない。
(たとえば、先輩笠置シヅ子や新人黛ジュンに対するひばり親子の傍若無人ぶりは、どうしてこれまで誰も書かなかったのか。
おそらく「勇気」が欠けていたのだろう)
160 :
無名草子さん:03/08/15 09:26
これからは憶測に過ぎないが、ひばりの死をめぐるジャーナリズムの扱いに、
「これじゃ歌手は死んでも死にきれまい」と思った小林は、ある一つの決意をしたのではなかろうか。
すなわち、身近に知っていた芸人については、清濁合わせてなんとしても自分の手で後世に語り伝えたいという決意である。
寛美、植木、やすしを経て、渥美清に結実する90年代の実り豊かな芸人評伝時代のきっかけになったと考えれば、
このひばり小伝は小林ファンには見逃すことのできない一文といえよう。
小林の大先輩の文人芥川龍之介はこう書いている。
天才の悲劇は「小じんまりした、居心地のいい名声」を与えられることである。
161 :
無名草子さん:03/08/15 12:54
生きている時の美空ひばりは、スキャンダルが多かった。
「紅白歌合戦追放問題」「弟問題」「離婚問題」「3時のあなたドタキャン」
もちろん「黛ジュン問題」「笠置シヅ子問題」も。むしろ”女王”でありながら
美空ひばりくらいゴシップの槍玉にあがった人もいなかったんじゃないかな。
亡くなったとたんに神聖視されたのは横山やすしと一緒かな。
もっと単純でしょ。
「演歌の女王」などという
基本的な理解が欠けた状況をたしなめたというか。
163 :
無名草子さん:03/08/15 21:23
(⌒V⌒)
│ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
⊂| |つ
(_)(_) 山崎パン
(⌒V⌒)
│ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
⊂| |つ
(_)(_) 山崎パン
166 :
無名草子さん:03/08/16 02:15
>>144 やっぱり小林は荷風を意識しているのかね。
身の程知らずの一言に尽きる。
>>166 小林さんも、オマエに言われたかないやね。
168 :
無名草子さん:03/08/16 09:40
169 :
無名草子さん:03/08/16 09:45
>>168 167だって、おまえにだけは言われたくないだろ。
170 :
無名草子さん:03/08/16 11:28
なんでこうなるの
171 :
無名草子さん:03/08/16 14:36
この人の名前と、この人の本のタイトルと、この人の顔が大嫌いだ。
172 :
無名草子さん:03/08/16 14:44
173 :
無名草子さん:03/08/16 14:46
猫が海老の尻尾を食べたとき・・・。
174 :
無名草子さん:03/08/16 21:35
腰を抜かすんだっけ?
それはオヨヨ大統領シリーズだな。
175 :
無名草子さん:03/08/16 21:45
犬猫病院という名前は犬が猫より先に来ていて差別だと思います。
これからは猫犬病院と呼びましょう。
176 :
無名草子さん:03/08/17 17:04
>175
なつかしいー!何だったっけ、張り扇持ったオバアサンが
(猫野タメだった?)出てくるオヨヨシリーズありましたよね。
|┃三,.、 ,r 、
|┃ ,! ヽ ,:' ゛;
|┃. ! ゛, | }
|┃≡゛; i_i ,/
|┃. ,r' `ヽ、 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|┃.i" ゛; < ウサギの病院はないの?
|┃:!. ・ ・ ,! \____________
| (ゝゝ. x _,::''
______.|┃= ,::`''''''''''''''"ヽ.
|┃ | r';
|┃ ゛';:r--;--:、‐'
|┃≡ ゛---'゛'--゛'
ガラッ
178 :
無名草子さん:03/08/19 21:59
179 :
無名草子さん:03/08/20 17:46
ボッブ・ホープ追悼
今週の「人生は五十一から」は
「ボブ・ホープの死と日本人」。
「小林信彦のコラム 6」(中日新聞8月19日付)は
「K・ヘプバーン、B・ホープ共演のコメディがあった!」。
「ロマンス・ライン」(1956年 ラルフ・トーマス監督)という映画で、
「…ソ連の女性飛行将校とアメリカの空軍将校との、
とんちんかんな恋を描いた一作」
だそうです。
ところで今回の冒頭、「…心が痛む」「…惜しいというようなものではない」
と、えらく悼んでおられるのは、グレゴリー・ハインズという役者さんの
死です。
182 :
無名草子さん:03/08/21 03:30
ボブ・ホープのは何がいいたいのか良くわからん内容だったな。
ラストで森繁の話されても・・・。
あれをもとに日本人とホープの「距離」を説明するのはアクロバティックすぎる
というか説得力がないと思う。
まあお得意の一般のボブ・ホープイメージがまちがっとる!、という嫌味な展開
にならなかったのだけでも良しとするか。
65点。
>>182 私は、何時もながらの小林信彦だなと感じたよ。
ボブ・ホープと日本人、
特にアメリカ占領下の文化状況を鑑みると
こんな感じだっただろうなと、
遅れて生まれた人間は感じるだけ良いんだと思う。
同感。まさに正調信彦節
読後にボブ・ホープ、アレン、森繁…、といった人たちの映像が見たくなる
ところが、らしい
185 :
無名草子さん:03/08/23 00:32
知らないうちにウサギがしゃべってる!
|┃三,.、 ,r 、
|┃ ,! ヽ ,:' ゛;
|┃. ! ゛, | }
|┃≡゛; i_i ,/
|┃. ,r' `ヽ、 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|┃.i" ゛; < 僕だって喋るよ〜♪
|┃:!. ・ ・ ,! \____________
| (ゝゝ. x _,::''
______.|┃= ,::`''''''''''''''"ヽ.
|┃ | r';
|┃ ゛';:r--;--:、‐'
|┃≡ ゛---'゛'--゛'
ガラッ
187 :
匿名希望さん:03/08/23 23:20
木曜日に奥さんらしき人と西武新宿線で拝見。新井薬師前で降りていったけど何か用があったのかな
弟さんが「新井薬師に知人が・・・」みたいな話しをしているのは聞いたことあるが。
189 :
無名草子さん:03/08/24 16:32
|┃三,.、 ,r 、
|┃ ,! ヽ ,:' ゛;
|┃. ! ゛, | }
|┃≡゛; i_i ,/
|┃. ,r' `ヽ、 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|┃.i" ゛; < 偽者です
|┃:!. ・ ・ ,! \____________
| (ゝゝ. x _,::''
______.|┃= ,::`''''''''''''''"ヽ.
|┃ | r';
|┃ ゛';:r--;--:、‐'
|┃≡ ゛---'゛'--゛'
ガラッ
わ〜ん、真似しちゃった。
二度としないから許してください。
>>189 |┃三,.、 ,r 、
|┃ ,! ヽ ,:' ゛;
|┃. ! ゛, | }
|┃≡゛; i_i ,/
|┃. ,r' `ヽ、 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|┃.i" ゛; <そう、言わずマターリ逝きましょう。
|┃:!. ・ ・ ,! \____________
| (ゝゝ. x _,::''
______.|┃= ,::`''''''''''''''"ヽ.
|┃ | r';
|┃ ゛';:r--;--:、‐'
|┃≡ ゛---'゛'--゛'
ガラッ
|┃三,.、 ,r 、
|┃ ,! ヽ ,:' ゛;
|┃. ! ゛, | }
|┃≡゛; i_i ,/
|┃. ,r' `ヽ、 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|┃.i" ゛; < 小林先生、小説、もう書かないのかな?
|┃:!. ・ ・ ,! \____________
| (ゝゝ. x _,::''
______.|┃= ,::`''''''''''''''"ヽ.
|┃ | r';
|┃ ゛';:r--;--:、‐'
|┃≡ ゛---'゛'--゛'
ガラッ
|┃三,.、 ,r 、
|┃ ,! ヽ ,:' ゛;
|┃. ! ゛, | }
|┃≡゛; i_i ,/
|┃. ,r' `ヽ、 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|┃.i" ゛; < 読みたいな、小林信彦の小説。
|┃:!. ・ ・ ,! \____________
| (ゝゝ. x _,::''
______.|┃= ,::`''''''''''''''"ヽ.
|┃ | r';
|┃ ゛';:r--;--:、‐'
|┃≡ ゛---'゛'--゛'
ガラッ
|┃三,.、 ,r 、
|┃ ,! ヽ ,:' ゛;
|┃. ! ゛, | }
|┃≡゛; i_i ,/
|┃. ,r' `ヽ、 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|┃.i" ゛; < 「怪物の目覚める夜」が一番好き!!
|┃:!. ・ ・ ,! \____________
| (ゝゝ. x _,::''
______.|┃= ,::`''''''''''''''"ヽ.
|┃ | r';
|┃ ゛';:r--;--:、‐'
|┃≡ ゛---'゛'--゛'
ガラッ
もうAAやめれ
ちょっとしつこい
漏れは「夢の砦」か「唐獅子株式会社」か、迷うところだな>一番
195 :
無名草子さん:03/08/26 01:08
長文の人来ないね
196 :
無名草子さん:03/08/26 16:35
>>194 どうせ閑古鳥なんだし、たまにはいいじゃないか、ばか
ファンとしてはなごむんだよ。
今週の「人生は五十一から」は
「ろくでもない夏」。
メモみたいに、いろんなことが書いてあった。
もう何年前のことだろう、
夏、コラムの冒頭でいきなり
「暑い。死ぬのではないか。」
と書いていたのは。
198 :
無名草子さん:03/09/01 13:39
「怪物の目覚める夜」‘ミスターJ’ちょっとビートたけしを連想した。
題名を忘れたが、横山やすしと渥美清 の本 面白かった。
小林先生シカ書けないね。
199 :
匿名希望さん:03/09/02 00:20
図書館でセプテンバーソングのようにって未読のエッセイ集見つけた15年近く前に
でた本なんだな。知らなかった。これから読みます
あぼーん
201 :
無名草子さん:03/09/02 21:36
「夢の砦」と「60年代日記」を併読。
才気走ってキラキラしている若かりし日。
「小林信彦のコラム 7」(中日新聞9月2日付)は
「『くたばれ!ハリウッド』は内側から描くドキュメントだ」。
ロバート・エヴァンスなる「怪しい人物」の「めちゃくちゃに面白い」
自伝(文春文庫)が映画化されたのを紹介している。
「…ゴシップものであるが、…ハリウッドの凋落ぶりが
ありありと示されるので、映画ファンは一見にあたいする。
(名古屋公開は十一月)」
だそうです。
>>201 何年ぶりかで押入から「夢の砦」を引っ張り出してきて、
ちょっと気になるとこだけ読み返してみた。
主人公が雑誌の世界に入るきっかけになったのは編集部あての投書
だったわけだが…
「(雑誌のみならず)ラジオの深夜放送に至るまで、発作的に、
批評及び改革案を書いて送る癖があったのだ。」
「…雑誌の編集、ラジオ番組の構成…
そういったことが一つでも頭にひっかかると、それだけが気になって、
ほかのことがまるで考えられなくなるたちだった。」
…いつの時代も、若い衆のやるこたぁ同じようなもんですな。
手段は様変わりしましたが。
この小説、俺の生まれた年で終わってるんだよなぁ。
小林さんの選んだベスト100、洋画は大抵のものは揃いますが、
邦画となると半分以上が……ぼろぼろですね。
205 :
無名草子さん:03/09/03 00:57
談志と永六輔についてクリティックに語ってほしいものだ。
>>205 なんだそりゃ。その「力がない」ってのは。
言葉足らずも度がすぎてる。
208 :
無名草子さん:03/09/03 21:28
やれやれ
>>205 >力がない
そうですね。一部を除けば観るに耐えないものが多いですものね。
しかし自国のものなのにこうも揃わないものなのかと思うと……
成瀬ぐらいまともに揃えさせてくれよ、と。
ところで、ギャバンとドロンのシシリアン、復刻してくれないものか……。
211 :
無名草子さん:03/09/04 21:52
今週の「人生は五十一から」は
「渋谷は<映画の街>だった」。
映画館の名前がたくさん出てくるのは当然として、
食べ物屋についての記述もすごかった
212 :
無名草子さん:03/09/04 22:53
本気?
>>212 なにが「本気?」なの?
言葉足らずも甚だしい。
214 :
無名草子さん:03/09/05 08:26
>>213 教えてクンだけじゃなく、少しは自分の頭を使って考えろ。
あ。そういうことか。
しかし、言葉の節約も度がすぎるぞ。おまえら。
217 :
無名草子さん:03/09/06 19:28
小林氏は、ジャック・ニコルソンを貶していたような記憶があるんです
なんで貶していたんでしょうかね
ジャックはたしかに演技派というノリの役者ではないよね。
演技派にはないスターの華がある人でもありますけれど。
小林氏、貶めてたかな?
評価のされ方がずれてる、とか、そんな言い方じゃなかったっけか?
219 :
無名草子さん:03/09/07 00:29
>>218 まあ自分の評価と違うのはみんな「ずれてる」で済ますんだろ。何故だか
考えることはしない、一種の思考停止だろ。
あの、小林氏はリンチの『マルホランド・ドライブ』についてどこかで書いていたことはありますか?
知っている方がいたら教えてください。
小林はニコルソンのことを「彼はマネーメイキング・スターであって、
アクターではない」と書いていただけで、貶したわけではない。
ハリウッドではアクターとしてより、マネーメイキング・スターとして
評価されることがはるかに重要なのだから。
222 :
無名草子さん:03/09/07 14:08
>>222 確か、そうだよ。
「コラムは踊る」の中の「男と女の名誉」評で
そんな文章を読んだ事がある。
【だるまさんがころんだ】
お風呂に入って頭を洗っている時、「だるまさんがころんだ」と口にしてはいけません。
頭の中で考えることも絶対にヤバイです。
何故なら、前かがみで目を閉じて頭を洗っている姿が「だるまさんがころんだ」で遊んでいるように見えるのに併せて、
水場は霊を呼び易く、家の中でもキッチンやおふろ場などは霊があつまる格好の場となるからです。
さて、洗髪中にいち度ならず、頭の中で何度か「だるまさんがころんだ」を反芻してしまったあなたは気付くでしょう。
青じろい顔の女が、背後から肩越しにあなたの横顔を血ばしった目でじっとみつめていることに.....。
さて、あなたは今からお風呂タイムですか?
何度も言いますが、絶対にいけませんよ、
「 だ る ま さ ん が こ ろ ん だ 」 だけは。
225 :
無名草子さん:03/09/08 10:06
>>220 リンチのストレイトストーリーと、ブルーベルベットには言及したが
マルホについてはふれていないと思うよ。
226 :
無名草子さん:03/09/08 21:40
>>225 ちょっと解釈語るにはコバの能力超えているものね。あの映画。
228 :
無名草子さん:03/09/08 23:24
>>227 何が判ったの?
言葉足らずも甚だしい。
言葉足らず狩り
>>228 226が、マンネリ丸出しで芸のない「根拠のない小林信彦叩き」を
またやるから、あしらったのさ。
231 :
無名草子さん:03/09/09 01:29
230が俺様が仕切るってさ。
232 :
無名草子さん:03/09/10 01:13
230、なんかやれよ。
アホがすねると見苦しいね。
座頭市については書くのかね。
236 :
無名草子さん:03/09/10 21:19
でも、確かに小林の語れる映画のジャンルは限られると思うが。
べつに映画評論家というわけじゃないからね
238 :
辛口評論家:03/09/10 21:44
煽りでなく『マルホランド・ドライブ』についてまとまった批評が書けるとは思えない>コバ
せいぜい『くたばれハリウッド』や『ザ・プレイヤー』どまり。
加齢臭の効いた『サンセット大通り』評とか。
239 :
無名草子さん:03/09/10 22:06
これまでに北野映画についてふれたことあったっけ?
>>238 人間だから、好き嫌いは当然あるでしょう。
興味の対象範囲もあるはず。
何でもかんでも書くと言うほうが節操がない気がする。
小林さんが往年のハリウッド映画やコメディ、ミュージカル、日活映画について
書けば、他の追従を許さないのだから、「マルホランドなにがし」について
書けない・書かなくても、だからなんだと言う事以上の意味を持たない。
君の主張は空振りだな。
>>241 > 人間だから、好き嫌いは当然あるでしょう。
お、でかくでたな。「人間だから」か。お前相田みつをか? 当たり前だなそんなのは。
> 興味の対象範囲もあるはず。
> 何でもかんでも書くと言うほうが節操がない気がする。
まあ興味の範囲と、能力の範囲ってのがあるわな。
> 書けない・書かなくても、だからなんだと言う事以上の意味を持たない。
じゃあ238はスルーすればいいんじゃないの? 単に事実を述べてるだけだろ。
> 君の主張は空振りだな。
お前の方は238に「意味」を見つけたみたいだな。悔しかったか(w
しかし「マルホランドなにがし」という言い方といい、「俺には関心ありません」という
「意味」が過剰に伝わってくる文章だなあ(w
別に自分のことを言われているわけじゃないから、そんなに怒らんでもいいと思うのだが。
擁護派のキモさってなんなんだろうねえ・・・。
おまいらもちつけ(AA省略
>>242 238もスルー出来ずに噛みついてきたな。
バカ丸出し。
バカなくせに偉そうな事を書くからこういう事になる。
245 :
無名草子さん:03/09/11 01:16
つうかデビッド・リンチなんて十分センセエの守備範囲だと思うんだが。
ロストハイウェイとかマルホランドドライブを語らないのは、見たんだけど
「なんだこれ、訳わかんないじゃん」と思ったんだけど、素直にそんなこというと
馬鹿だと思われちゃうし、みんなも褒めているし、何にもいわないのが賢いかな、
と計算したんだとおもわれ。
昨今の観客の映画リテラシーの低下を嘆くセンセイにはぜひともマルホを語って
いただいて「『マルホランド・ドライブ』は単なるイメージを楽しむ、難解な映画のように
取られているが、それは間違いである」とかいう書き出しで、すかっと解説してほしい。
もちろんハリウッド大通りの引用も忘れずに。
「こういうこと」ってどういうことだよ(笑)。そんなに大変なのか?
何にも反撃になってないぞ。
バカだなあ・・・。
>>246 すぐに反応するバカ。
待ってたんだろう。
かまって君か、お前は。
寂しい奴。
>>245 つーか、小林さんくらいになったらもう、正直に、
「この映画は一部では評価されているようだが、私には判らなかった。
しかしそれが問題だとは思わない。かつて、ヌーベルバーグが流行った頃、
素直に『理解出来ない』と書けずに若者におもねるような批評を書いた
評論家もいたが、私はそんな真似をしたくはない」
とか書いちゃえばいいのに、と思うけれど。
いや、245の言うように、黙ってるのかな……。
不勉強で申し訳ないのですが、ハリウッド大通りとはなんですか?
>>249 おれは245じゃないけど、「ハリウッド大通り」とは、たぶん、
「サンセット大通り」のことではないかと。
ケアレスミスでしょ。
ブルーベルベットを「変だが、どうってことない凡作」と斬って捨てたように、
もともとリンチワールド(といおうか)を小林はあまり高く評価していない。
彼は「つまらない」と思った作品には興味をもたないし、「ストレイト・ストーリー」はリンチが
今までのビザールな路線から離れたことに対し「人間は変るものなのである、いつまでも同じで
いることがおかしい」と啖呵を切ってしまったからね。
そうリンチを評価したのが「マルホランド〜」の登場で肩すかしを食らった形になったのでもう言葉が
ないと捉えるのが自然なのでは。リンチに関してはしばらくしてキューブリックのように
「こんな奴でこの程度だった」といったコラムを書くんじゃなかろうか、と、僕は勝手に思っている(・ω・)
(といっても、「サンセット大通り」を持ち出してさらりと流す程度で終るだろうが)
>>248 話が分かりそうな人間だから忠告するが、どうして「小林が書かない」=「小林には理解不能」
という図式になるのか。まことしやかに無茶苦茶なことを言わないでほしい。
>>251 申し訳ない。
言葉がとても足りなかった。
オレ自身は「(興味がないから)書かない」のと「理解不能だから
書かない」事を混同してるつもりはなかったんだが、話の流れで
そういうふうに書いてしまった。
慎んで訂正する次第であります。
>>252 誰にしも間違いはあります。
分かって頂けてこちらも嬉しい、あまり気にしないでください(´∀`)
254 :
無名草子さん:03/09/11 18:49
おおこのスレには珍しき風景なり...
いや茶化すつもりはないよ...
256 :
無名草子さん:03/09/11 20:53
たしか小林氏も書いてたが、
「60年代後半から70年代前半は黒澤明にとって暗黒時代だった」
ハリウッドとの衝突や自殺未遂は知ってるけれど、そんなに黒澤明にとってつらい時代だったんですか?
>>256 黒沢はそのキャリアのほとんどの時期、映画評論家のバカどもに
批判され続けてきた。いわゆる「深読み」と、称してなんでも
当時の政治状況と結び付ける、教養のないバカの仕業。主に「映画評論」に
書いていた左翼系評論家のバカどもが。
「七人の侍」は米ソ対立の狭間で怯える日本を描き、軍備せよと主張する
軍国映画だとぬかした。
特に酷くなったのは、黒沢プロを立ち上げて「悪い奴ほどよく眠る」
「用心棒」を作った頃。日米安保に引っ掛けて批判された。
小林さんは「六十年代後半から」とは書いていないはず。その前から
暗黒時代だったんだからね。
「赤ひげ」は佐藤忠男が「家長主義」と批判。
「天国と地獄」などは「黒沢は娯楽に魂を売った」のなんのと。
教養のないバカと言うものは恐ろしいと思いましたね。
小林がどのように書いたかわからないけど、
映画で言えば「どですかでん」、「デルス・ウザーラ」、
そして「影武者」の公開あたりのことかな?
それこそ本一冊書けちゃうくらい色々な事があったんで本屋へレッツゴー
259 :
無名草子さん:03/09/11 22:00
リンチについては251の解釈が真実に近いかもね。
でも上の方で、興味がないから書かないんだろう、とか幼稚なことを言っている奴が
いるのは笑える。
誰について書き、誰について書かないかは重要だろう。
蓮實重彦あたりが小林論を書くとしたら、そういう切り口で来るのではないだろうか?
260 :
無名草子さん:03/09/11 22:01
>>251 >ブルーベルベットを「変だが、どうってことない凡作」と斬って捨てたように、
そうなのか。映画見る目がないな・・・。
262 :
無名草子さん:03/09/11 23:21
>>261 君のレスも毎度内容がなくて笑えるね。
大体一行書くぐらいが思考力が続く限界ですか(笑)。
263 :
無名草子さん:03/09/11 23:22
>>242 > お、でかくでたな。「人間だから」か。お前相田みつをか? 当たり前だなそんなのは。
ワロタ。
人間だもの、あげ
>>262 お前は二行ですか。ナルホドね。その程度のバカか。
>>258 黒沢の暗黒時代は、昭和三十年代、というか、「赤ひげ」までだよ。
「どですかでん」以降は、あんまり叩くと可哀想と言う風潮も出て来たし、
コッポラやルーカス、スピルバーグの師匠と言う側面もあって、
「日本最高の大巨匠」に祭り上げられてしまった。
作品的には、再起した「影無者」も大いに叩かれたが。
でも、かつてほど激しく叩かれた訳でもない。
例の左翼系バカ評論家たちの力もなくなっていたし、
評論家全体の権威も落ちていたし。
266 :
無名草子さん:03/09/12 00:23
>>264 お前は相変わらず1行か。ま、1行を笑うものは1行に泣くな。いつか。
>>260 双葉さんがそんなに高い評価を下してなかったから
未見なんだけど、そんなに面白い?
268 :
無名草子さん:03/09/12 02:49
小林先生、ブルーベルベットについて2回くらい書いてたような。
中日新聞では「よーわからん映画」みたいな書き方して、たしか「ストレイトストーリー」
は褒めてた。
文春(だったか?)ではポーリン・ケール女史の映画評論を紹介して、
「ポーリンおばさんはブルーベルベット褒めてる。感性若いね」みたいな事を書いてた
記憶がある。
269 :
無名草子さん:03/09/12 07:50
「ロストハイウェイ」「マルホランドドライブ」ではわけわからん!と怒ったけど、
「ブルーベルベット」「ワイルド・アット・ハート」は単純にすごい映画と思ったよ。
特に「ブルーベルベット」は見るべし。サスペンス映画としてもおもろい。
「イレイザーヘッド」「エレファントマン」は後でもいいと思う。
「砂の惑星」はリンチでもこんなの撮っちゃうこともあるんだ、と笑いながら見る。
最後に「ツインピークス」をこっそり借りて見る。
てのがいいんじゃないかと。
別に、デヴィッド・リンチが好きだろうが嫌いだろうが、
理解できようが出来まいが、そんなこと、作家の才能には何にも
関係ない。
もちろん、映画評論家(分析家)としての才能にも感性にも
問題ない。
デヴィッド・リンチがいろんな意味で「ダメ」なら、ダメなのか?
そんなナンセンスな事、あるかい。
ちなみにオレはリンチ大嫌い。面白い映画もあるが、全面肯定は
しない。する必要もない。
>>268 「ビザールな映画ならそこかしこにあふれている」と発言したのは、
彼はリンチもその中の一つに過ぎないといっているのだろうか。
でもそうなら女史を褒めたことと少し合わなくなっている気がする。
結局「ブルー〜」の良さは分からなかったということかな。
小林氏を貶すつもりはないけど。
今度借りてみるか。
小林氏がどうこう書く前に出典を明らかにしてくれ
うろ覚えの記憶だけで書かれても困るぞ
そういえばここ最近の小林嫌いな奴は言いがかりの域を出てないね。
前スレで談志と小林のことについて書いたような人間は現れないものか。
275 :
安楽椅子探偵:03/09/12 22:33
>>251 > 今までのビザールな路線から離れたことに対し「人間は変るものなのである、いつまでも同じで
> いることがおかしい」と啖呵を切ってしまったからね。
まあ普通にいって、これはかな勇み足だし、また恥ずかしいよね。
もちろん本人も気づいているから、その後何もいえなくなちゃったんだと思う。
確かに誰について語らないか、というのを考えてみるのは面白い。
コラムの逆襲に載ってあった奴ですな。
なんか、リンチに関して鬼の首でも取ったように書いてるアホがいるな。
リンチ・ヲタなのか、それとも小林さんの勇み足と言うか誤解を見つけてそんなに嬉しいのか。
ある映画作家に対する論評を180度変えてしまってシレッとしてる
バカ評論家なんか山ほどいるってのに。
そいつらをまず料理してからにしたらどうなの?
小林さんは映画評論家としても、その種のミスが少ないほうだよ。
そりゃたまには眼鏡が曇る事はあるだろう。
だからなんだ?
リンチは何かの踏み絵なのか?
ばかばかしい。
278 :
安楽椅子探偵:03/09/12 23:27
>>277 > リンチ・ヲタなのか、それとも小林さんの勇み足と言うか誤解を見つけてそんなに嬉しいのか。
あ、それはあたっているかも。
でもそういう低次元の揚げ足取りは結構面白かったりして。
ついでにいうと、その程度の批判で「ばかばかしい。」とか激昂しちゃう人がいるのはもっと
面白い。
なんか自分の信仰の対象にケチつけられた信徒って感じで(笑)。コンプレックスが透けて
見えちゃうんですな。
いいじゃん、別に小林のリンチ評価は駄目なとこがあった、で終わらせれば。
>誤解や言いがかり当然の書き込みで鬼の首を(云々)アホ
激しく同意。
ただ
>>275はそんなつもりで書いたわけではないと思う。
鬼の首〜な態度をとるならそれなりに周囲が見て納得できる批判を
してくれないとただウザイだけになる。
小林は確かにミスが少ない方だし(むしろ他の評論家が指摘出来てないことを
「何故気付かないんだ」と指摘したこともあるし)
リンチ作品を評論家の踏み絵として扱うのも馬鹿らしいと思うけど(リンチに限らず)
このスレにおいて小林信彦を肯定的、否定的に考えることは良いことだと思います。
……無茶苦茶だな、オイ(w
>>278 挑発するんでないよ。荒れるから。
ところで独り言だけど、映画板ってなんであんなにキューブリックマンセーの
人間が多いんだろうね?
>>278 ま、それはそうだね。
別になんのコンプレックスもないんだけど。
それと、「ばかばかしい」と書いたのは、リンチ評価がなにかの
尺度かのように言う奴がいる事に対して。
ならば、キタノ評価も尺度になるだろうし、鈴木清順も黒沢明も
尺度になるだろう。
リンチだけ取りあげて、あーだこーだ言うのがばかばかしい、と、
まあ、そういう意味なんですけどね。
282 :
安楽椅子探偵:03/09/12 23:47
>>281 > それと、「ばかばかしい」と書いたのは、リンチ評価がなにかの
> 尺度かのように言う奴がいる事に対して。
少し挑発すると、「リンチ」という固有名詞に反応しちゃうのはやはりあなたに
含むところがあるんじゃないかなあ?
> ならば、キタノ評価も尺度になるだろうし、鈴木清順も黒沢明も
> 尺度になるだろう。
> リンチだけ取りあげて、あーだこーだ言うのがばかばかしい、と、
> まあ、そういう意味なんですけどね。
実はこれはばかばかしい感じがしますよ。だって一度にあれもこれも挙げて話できない
でしょ。たまたま小林がリンチをどう評価していたか(の私流低次元の興味)を話題とし
てだしただけで、それについて、「リンチ以外がだって取り上げるべき!」と言われても
困ってしまう。
それ、ちょっと変じゃないかな?
例えばあなたが、評論家Aのスピルバーグ批評がオカシイ、という意見をだしたとします。
で、私が評論家Aをスピルバーグで判断するのは間違っている。コッポラだってルーカス
だって論じているんだから、といわれても困っちゃうでしょ。
どうかな?
283 :
無名草子さん:03/09/13 00:16
そういえば小林に多大な影響を与えた双葉十三郎のスレッドはあるのかな?
>>282 ちょっと違うな。
まあオレがもともと、リンチが嫌い(「イレイザーヘッド」でダメになり……
「ツインピークス」は面白く見たんだけど)
だからだろうけど、やたらリンチの評価にこだわる香具師がいるんで、
だったら、キタノや黒沢や清純だって尺度にせいや、と思った訳。
話には出てないけど、充分尺度になる監督たちでしょう?
後段の例は、話の流れによってはあり得るでしょう。スピルバーグも
コッポラもルーカスも、映画史的には一群として扱われる存在
(「映画マニアからハリウッドに潜り込んで」パターン)だからね。
だから、流れによっては全然困らない。論点があるから。
285 :
無名草子さん:03/09/13 14:00
>>284 ごめん。話ちょっとそれるが、「イレイザーヘッド」はリンチの長編処女作
だから、
(「イレイザーヘッド」でダメになり……「ツインピークス」は面白く見たんだけど)
って第1作から苦手だったってこと?
あるいは「イレイザー」の日本での公式公開は「エレファントマン」よりあとだったから
他のを見たあとに「イレイザー」をみたのですか?ちなみにわたし「イレイザー」は銀座
三原橋の映画館で見て「あーツインピークスもエレファントも元ネタはこれか」と思った。
>>285 「エレファントマン」に独特のいかがわしさを感じたので、
見ませんでした。
「イレイザーヘッド」は新宿東急か、どこかの最初の公開で
見ました。
白黒の、あの独特の気味の悪い映像に、天井からヒルのような
虫がぽたぽた落ちてくるのを見て、これはもうダメだと。
「ソドムの市」を見た後は焼き肉を食えましたが、
「イレイザーヘッド」の後は、何も食えなくて。
久しぶりに来てみたが低次元のなじり合いで内容空疎。
すっかり野暮な山猿どもの跋扈する糞スレと成り果てていた。
嗚呼、カキコする気にもなれん。
>>287 じゃあアンタが立派な書き込みをしてくれ。
>>287 厨でも跋扈なんて字が書き込めるからPCって便利だよね
おれなんか、手書きでは『憂鬱』なんて漢字、書けないもの。
291 :
無名草子さん:03/09/14 14:06
野暮って言う奴が野暮
オレなんか手書きでは『野暮』なんて漢字書けないもの。
話題ないよなあ
294 :
無名草子さん :03/09/14 16:47
このオッサン、どうしてやすきよをあそこまで絶賛する?
好きなんじゃないの
>>294 君には、やすきよの漫才の凄さが判らないんだねえ。
同じく、「男はつらいよ」の凄さも判らないんだろうねえ。
ビリー・ワイルダーの映画の凄さも、マルクス兄弟の
凄さも判らないんだろうねえ。
可哀想だねえ。
あらあら
298 :
無名草子さん:03/09/14 17:27
>>296 ビリー・ワイルダーの映画の凄さも、マルクス兄弟の
凄さも判るが、小林は、やすきよを誉めすぎ。
ダイラケをさしおいて。
もっといえば、現役のカウスボタンやこだまひびきは、
やすきよより上。
小林信彦は、
てなもんやの香川さんのことを実際のところどう感じているんだろうか?
生前の業績に関しては絶賛しているが。
このオッサン、あのWヤングに関しても論じたことがない。
そしてメリットなくなれば、関西にも野球にも知らん顔する。
意外にご都合主義。
age
>>298 現役当時の面白さで言えば、ダイラケを否定しないが、
今の感覚じゃあ、やっぱり、過去のコンビ。
カウスボタンは、若手の頃も今も面白いが、やすきよより
上と言う君の感覚を疑う。
それをいうなら、阪神巨人じゃないか?
こだまひびきも面白いけど、な。
そうそう。漫才やってた頃のダウンタウンの面白さは忘れられない。
304 :
無名草子さん:03/09/15 00:02
漏れはマルクスBrossとやすきよの凄さは判るんだが、
ビリー・ワイルダーの映画の凄さがサパーリわからん。
>>303 オレ的にもカウボーとこだひびというのはわかるな。
阪神巨人はマスコミ的には高いけど、ちょっと。
いとこいはどうよ?
コロンビアトップを批判していたのは小林氏じゃなかったっけ?
>>304 Brossじゃなくて、Bros.な。
ワイルダーの凄さが判らないのは、映画が判らないのと同じだな。
ご愁傷様。
いとこいは、もはや神に近い。
漏れはこだま・ひびきよりこだま・ひかりの方が面白いと思うね。
地獄の映画録か読書録でコロンビアトップを痛罵していたな。傲慢とかなんとか
310 :
無名草子さん:03/09/15 01:31
リーガル天才は天才だと思うね。
おれ結構漫才分かんないや…
312 :
無名草子さん:03/09/15 03:11
小林信彦は嫌いだが
彼が選出した日本映画ベスト100に基づき
阿佐ヶ谷ラピュタの特集上映で「隣の八重ちゃん」を見ることが出来たのには
感謝。
おれ、関西系だから、漫才は上方に限る。
でも、獅子てんや瀬戸わんやは好きだったし、
晴乃チックタックも好きだった。
春日三球照代も好きだった。
ええと、現在のコンビが「こだま・ひかり」だったっけ?
お笑いスタ誕で最後まで勝ち残ったのにこだまの相方が覚せい剤で
掴まって、入賞もナシになってコンビ解散になったのはどっちだっけ?
あの時、審査員の京唄子が泣きながら「あんたら、頑張りや」と
言ってたのが凄く印象に残ってるけど、掴まる事を京唄子は
知ってたんだね。
おれは東京者なので、漫才は落語にくらべてずいぶん程度の低い芸だと感じてしまう。
よしあしもよーわからん。
東京者なので、というのはおかしいだろ
316 :
無名草子さん:03/09/15 11:42
結局は名刺じゃんけんの様相を呈して
誰かがワイルダーだと言えば、いやルビッチだ、スタージェスだといい
誰かが小津だと言えば、成瀬だ稲垣浩だといい
誰かが桜木ルイだと言えば、中村京子だ田口ゆかりだといい
誰かが志ん朝だと言えば、先代文楽だ圓生だという。
言葉が足りなかったかな。ほら、東京の寄席に通ってると、
落語がメインで漫才とか色物は添え物程度だから。
寄席の漫才でいいのは順子・ひろしくらいかな〜。
>>318 君は、「言葉が足りない」のじゃなくて、「言葉を間違ってる」んだよ。
たしかに東京の寄席は落語のものであって、漫才は奇術とかと一緒に
色物にされている。この「色物」という呼び方自体、差別感がある。
君はそれに感化されて「ずいぶん程度の低い芸」だと感じてしまったんだろ。
その程度の人間なんだよ君は。
東京漫才で志ん朝、談志レベルの芸なんて無いだろ
321 :
色物愛好家:03/09/15 13:25
お前ら切り絵や声帯模写を差別するのか? けしからん。
>>320 だって漫才には基本的に古典ネタはないんだもの。
323 :
無名草子さん:03/09/15 13:58
そういや、新作落語っていうのか創作落語っていうのかしらんけど、古典以外の
落語って異常に詰まらんね。
笑えるどころか恥ずかしくなるものがある。
何故か飛行機の落語チャンネルでやっていたりする。
>>323 新作ったってピンキリなんだから、キリばかり聞いて新作全体を
評価されちゃ、困るね。
もちろん、実に詰まらん新作は山ほどある。
しかし、若手とか異端の落語家の新作は、時代と寝てるから
実に面白い。後々残らないネタかも知れないが、
狂気のように笑える。
飛行機のナニで聞いたくらいであれこれ言わないでね。
>>299 誉めるところは誉めてるよね。
でも、東京風の笑いのセンスをわかってくれない、みたいなことも、書いていたよ。
漫才に関しては、うちも西なんで、大阪の芸人さんを観る機会が小さいころから多いんだけど、
やすきよはちょっとハードロックっぽいノリがあったよね。
マンザイブームで若手とでたりするから、大御所みたいにも見えてたけど、
オーソドックスというのとはちょっとちがってて、そこが良かったんだよね。
オーソドックス、というなら、阪神巨人の方だと思う。
きよしさんが、あの時点で政治家を目指したのは、
もう限界が近い、と感じてたんじゃないかな。
ハードロックだから、年取るとこのままじゃ続かない、と思ったんじゃないかな。
落語は江戸のほうがかっこいいかな。
でも、関西特有の声があるよね。亡くなった小染とか、八方とか。
私は好きなんだけれど、東京の人にはいいものではないのかもしれませんね。
>>324 せっかくだからキリの方をいくつか推薦してくださいな。
それで判断するからさ。
ただだれかさんみたいに内輪だけでもりあがり、「危険」だとか「危ない」ネタで面白い、
つーのはカンベンね。
禿しくスレ違い
>>326 どうしてピンじゃダメなの?
できの悪いキリばかり聞いて、どうするのさ。
329 :
ピンからキリまで:03/09/15 16:42
なんかいい奴ばっかりだな。このスレ。
やはり小林を愛読するようなのは性格がまっすぐなのが多いんだろうねえ。
>>325 ボケとツッコミ、という役割では阪神巨人がオーソドックスですよね。
やすきよの場合、ボケとツッコミがくるくる変わるところがスリリング。
もっともこれは、最初はツッコミだったやすしが何度も掴まったので
突っ込んでばかりいられなくて、きよしにも突っ込まさせて
やすしもボケさせた。そうしたら漫才がダイナミックに変化したので、
以後、役割を決めないで話が爆走するように展開して行く
パターンになったのだとか。
これは余人には真似できないよね。
落語は江戸、とは、思うけど米朝師匠の上品で優しい大阪弁を聞くと、
心の底からほっとする。
おっしゃる小染・八方の声、大好きですよ。
ボケとツッコミが変化することが漫才の目的ではないんだから、
ボケとツッコミの役割が固定しているから低い評価を受ける必要
はない。
やすきよの場合、自分らのキャラや知名度に頼りすぎた漫才なため
相当割り引く必要がある。
大阪で今、一番「通好み」という意味で漫才がすぐれているのは、
いとこい師匠を別格とすれば、こだまひびきだろう。ただ、
やすきよ的な「華」がない。これは、資質の問題もあるし、当事者
らの性格にもよるのだろう。
>>332 強欲さが無さ過ぎるというか、
いい人過ぎる感じ。
世の中が何を要求しているか、に対する島田紳助的嗅覚が
見事に欠落している。
>>331 当たりまえな事を書いてどうする。
やすきよ以前、そして以後も、ボケとツッコミは固定したほうが
面白い漫才になるというのはいわば『法則』だが、
やすきよの場合は、その『法則』を飛ばしてしまい、
役割がくるくる代わると言う常識破りをやって、しかも漫才を
成立させた事が凄いんだ。
的外れな事を言うなって。
>>334 ダイラケがすでにやっていたよ。
それに、そんなに凄いか?
単なる
>>335 単なる? イウテミーヤー ( ゚∀゚)
漫才には、不思議と旬がある。
ある時期、急に面白くなる時期があるが、そう長くは続かない。
やすきよも、阪神巨人も、トミーズもそう。
常に漫才に接してないと、そういう絶頂期をはずしてしまい、評価はできない。
現在、中堅より上は、ネタが固定されていて、もうダメポ。
最近の若手は、ダウンタウンの真似では、もうあかん、
ということに気がついて、昔のしゃべくり漫才に戻りつつある。
フットボールアワーや笑い飯、麒麟など、かなり笑える。
まだまだローカルネタが多いし、ネタ数が少ないけど
そのネタが良く練られてるし、体の動きで笑いをとるようなことは極力減らし、
しゃべくりで勝負して、聴いているものを引っ張り込む吸引力がある。
今、関西の漫才は、若手に注目!
...と、昔なら香川さんが小林氏に連絡していたのだろうが、
いまはそういう信頼できるニュースソースがないんだろうねえ。
ネタが固定されているとも思わないが、言いたい意味はわかる。
まあ、こださんは別格だろう。
小林信彦は、大木こだまに「さし」で対面すれば何とコメントするんだろう?
>>332 おおむね同意。
ただ世間とは、「反論しにくい正論をいやがる」空間なんです
小林さん、としいったね
本当は大阪が好きなのかな?
この人が言及しないものは大したことない
みたいな風潮はよくないね。
そうだね、小林氏が関心がないというだけのことだろうし。
どうせなら著作についての議論のほうが面白いんだけど
まあ最近は週刊誌ネタしかないわけだが
「東京少年」の話題はどうなのよ。
連載フォローしている香具師はいないのか。
感想きぼんぬ。
この人、鶴瓶や文珍のこともふれないな。
談志を避けるのは、あの切れすぎる感性が
うっとうしいからだろう。
小林の口真似して通人ぶる奴らが多くて暑っ苦しい。
世代が違うのに同じこと言っててどうする。
花田清輝相手に堂々と論争をやってのけた、鼻持ちならぬ軽薄才子だった頃の
小林とさして変わらない歳だろうが。
若年寄ばっかりで仁丹臭いぞ。
>>343 その通り。
>>346 触れてもらわなくて結構。
談志については確か論理がどうだのと書いていたのを見たことがある。
少なくとも感性の切れについてはなんともゆーとらんかったばい。
>>347 そういうアンタも説教臭くて花田性器みたいだぞ。
痴漢の話か?
>>348が20代前半の九州女なら触れてやることに吝かではない。
談志の態度や口の利き方は、自然に出たものではなく、計算してやっているの
ではないか、それで田舎者の臭いを嗅いでしまうのだ、といったようなことを
安藤鶴夫との対談(晶文社版『日本の喜劇人』収載)で言っていたような気が
するが……
>>353 談志の生まれは東京・大森。昔の大森は東京の田舎というか漁師町
だったので(このあたり記憶が曖昧)、独特の雰囲気のある街だった。
で、談志は、大森の不良少年(アンチャン)がそのまま大きくなった
感じがする、という
ようなことをどこかに書いていた気がするんだけど。
しかし、談志の話(落語ではなく)を聞いたあとで、他の落語家の
コメント聞くと、あまりに時代というものを安易にとらえていて
退屈してしまう。
あら、女だなんて。うれしいわあ*:.。゜(n‘∀‘)η゚・*:.。でもあたしは十代の男よ♥(爆
>>353 あたしは無学だからあまり気にしなくていいわよ。
大分前に「立川談志に聞く(落語の何か、だったかな?)」という企画を深夜テレビでやっていて、
彼の話がさっぱり分からなかったんですもの。
ではみんな、逝ってくるばい。
∧||∧
>>346 その二人に興味がないだけです。
では、改めて
∧||∧
>>356 ネカマ気持悪い
リアル女ってもしかしてわたしだけ?
コバファンの同世代の女の子とお話したい。
当方18歳、京都から今年東京に来た学生です。
エッセイに出てくる下町を散歩するのが楽しみ。
とくに隅田川沿い、雰囲気があって好き。
>>358 >リアル女ってもしかしてわたしだけ?
そう思えるほどネカマと遭遇したのか(((゚Д゚;)))
ご愁傷様ですw
あらー。いつのまにかレスがきてたわあ*:.。゜(n‘∀‘)η゚・*:.。
でもネカマごときにまともに反応するなんて、女の子って
初心ですわあ*:.。゜(n‘∀‘)η゚・*:.。
ウソウソ。
単なるネタです。
許せ。
>>361 死ね。
ところで、この人のベスト100をみてみると、実はコメディーが多いんですな。
恥ずかしながら、レオ・マッケリーという人物を知ったのはこの人のコラムからでした。
まとめて読んだけど・・・。
>>346 鶴瓶についてはふれていないが、「パペポTV」については書いてたとおもう。
けどあれは上岡メインの書き方だったと記憶。
>>354 談志の生まれは大田区の鵜乃木だから大森よりもずっと多摩川の上流のほう。
漁師町って言うか、多摩川の土手っぺりの町。確か前に、そっちのほうの
ホールで落語の会やってたよ。
>>325 だいたい同意見。
>>323 324 小林自身は「新作はダメ」ってはっきり書いてる。笑学百科で。
>>319 寄席をつかまえて「差別感」ねえ。そうすっと寄席のオーナーも志ん生・文楽
小さん・志ん朝もみんな色物差別に荷担してたってか。深刻だこと。
>>356 九州女だったら触れてやるのも吝かではないと思っていたがネカマだったので
失望を禁じえない。
で、わたしも今年上京したばかりの女子大生になってみました。
コバちゃん版の「ふうてん老人日記」読んでみたいなあw
>>364 すみません。
でも興味ないので触れてもらわなくて結構ですよ(^^;重ねて言うようですが。
>コバちゃん版の「ふうてん老人日記」読んでみたいなあw
あたしも読みたいわあ*:.。゜(n‘∀‘)η゚・*:.。 w
>>363 でも、漫才の三球、照代が売れたのって色物差別のお陰じゃん。「はとバスの
観光客なんぞにアタシの芸が分かるもんか。あんなセコ金には色物でたくさん
だ、おまいさんたちが上がりなさい」、と円生に云われてへらへら上がってい
るうちに「地下鉄どっから入れたんでしょうねえ」、が受けて……
へえー色物差別のプラス面!? でも円生が言いそうな台詞だこと。
小林は演芸評論家に成り下がったのか。
本業の小説の話題がさっぱり出てこないが、
秀作を次々と出した80年代をピークとして
もう駄目なのか。
個人的には「袋小路の休日」が好き。
単行本も文庫版も手垢で真っ黒になるまで繰り返し読んだ。
短編ならではの憂鬱なる叙情に浸れる。
>>368 そうだね。
エンターテインメント系も大好きだけど、純文学系も
棄て難い。
結局は私小説なんだけど、自己憐愍に堕ちていないのは
文体のせいだと思うが、どうか?
目利きの諸兄よ。
>小林は演芸評論家に成り下がったのか。
成り下がるという言い方がおかしい。
「程度の低い演芸評論家」ならわかるが(言葉の使い方としてはね)
>>369 「袋小路」について言えば、「なんだかおかしな人たち」と称すべき魅力的な他者との
出会いと別れを描いた短編が特に印象深い。
中公文庫版だと色川武大の解説までついていてお得。
>>366 だからといって、
色物差別が批判されていいということにはならない。
その差別のおかげで不当に評価された人もいただろうし。
これにはあてはまらないが、
有力者の息子がコネで就職できた、
したがって、コネ制度がいいことにはならないみたいなもんで。
>>372 >だからといって
はどうつながるの?
366とかみ合っていない。
>色物差別が批判されていいということにはならない。
ハァ? 何が言いたいの?
>>373 三球・照代に関しては、色物であるおかげという言い方が局所的に通っても、
大局的には、色物(に属するということゆえの)蔑視はなくするべきだと
いうこと。
わかるだろ?
>色物(に属するということゆえの)蔑視はなくするべきだと
いうこと。
それなら「色物差別が批判されなくていいということにはならない」と書かなければ
意味が正反対になってしまう。
わからない?
ではなく、「色物」がそもそも差別されるべきではないというだけのこと。
地下鉄漫才が世に出たからどうこうは結果論。
377 :
無名草子さん:03/09/17 10:24
小林信彦、文春に連載している人にしては
思想がホーキッシュじゃないな。
>>376 きみはもしかして高校生か。
あのねえ、>「色物」がそもそも差別されるべきではないというだけのこと
それなら、「色物が差別されている現状は断じて批判されるべきだ」ってことだろ。
きみが最初に書いた「色物差別が批判されていいということにはならない」という
二重否定は「色物差別を批判すべきではない」という意味だよ。
論旨が逆になるのがわからない?
>>378 バカの壁ですな
>375読んでわからない人間に何を言ってもムダですよw
380 :
無名草子さん:03/09/17 11:41
この人は、運動オンチな顔してる
382 :
無名草子さん:03/09/17 14:29
378ってずっと前に「私小説の域に達してる」とかなんとかで大暴れしてみんなを引かせた
人と同一人物かなぁ・・・?
383 :
無名草子さん:03/09/17 14:31
間違い探し どこが違うでしょう?
「色物差別が批判されなくていいということにはならない」
「色物差別が批判されていいということにはならない」
>>382 とんだ濡れ衣。
いったいどういう発想なんだ?!
>>383 全然違いますけど。
頭は確かですかw
マターリ信彦
386 :
無名草子さん:03/09/17 15:35
>>364 「世界でいちばん熱い島」は「瘋癲老人日記」をかなり意識しています。
実際、単行本の差し込み付録(扇田昭彦との対談)で、
「野口(注:主人公)のフェティシズムと最後の簡潔な処理は、僕が最も尊敬する
谷崎潤一郎の『瘋癲老人日記』の手法を参考にさせてもらいました。」
といってます。。
「ムーン・リヴァーの向こう側」や「イーストサイド・ワルツ」とかもどうでしょうか。
>>386 現在の小林さんはもう上がってるだろうな。アレはもう。
>>386 僕は364でもあるので答えます。
もう一度、老境に達したところで死と生(性)をめぐるグロテスクユーモア小説を
書いてもらいたいな。
「瘋癲老人日記」で一番すごいと思った描写は、主人公の老人がボケて気が狂ったふりを
しているうちに本当に気が狂うんじゃないかと思って怖くなったというくだり。
この種の老人文学を期待できるのは小林か筒井だけだね。
小林氏は『小説を書かなくなったの?』、それとも『書けなくなったの?』
需要は確実にあるはずだから書いてほしいな
391 :
無名草子さん:03/09/18 01:39
東京少年か。
さすがタイトルが逝きですね。センセイ。
392 :
無名草子さん:03/09/18 04:15
「世界で一番暑い島」の元ネタがプリンセスプリンセスである以上
「東京少年」の元ネタも笹野みちるではないかと思うが如何に。
今週の文春は、「ダイエット」。
ダイエットの先駆けの部分をアンチはあれこれ言うんだろうけど、
オレとしては「そうですよねえ」と共感多々。
ダイエットしてる時は頭が回らなくて仕事が出来ない、というのは
激しく実感するところだし。
「ドジリーヌ姫」にもダイエットネタが出てくるけど、
あの頃から共感してたしなあ。
↑同意。
わしもダイエット中は、
なぜか「とんかつ」のことばっかり考えてたりする。
しかしなあ、どうもこういうネタのコラムは
さび抜きの寿司みたいで...
小林はTVで見たときかなりチビだったが正確には何センチなんだろう?
体重だけ書かれても、どのくらい太ってるのかいまいち伝わらない。
>>397 実測していないが、たぶん160センチ位だろう。
ジジリーヌ
エッセイに体重だけ書いて身長を書かないのは
やっぱりあの歳になってもコムプレックスがあるのだろうか。
小林信彦に騙される奴は馬鹿
押井守に騙される奴は基地外
403 :
無名草子さん:03/09/19 17:44
>398
日本橋丸善ですれ違ったことがあるけど
身長165の俺の、顎の高さに頭があったから
もうすこしちっちゃいと思う。
>>402 どう騙されるんだYOw
何でそこで押井が出るんだYOw
406 :
無名草子さん:03/09/19 19:19
今週の「人生は五十一から」は
「何度目かのダイエット」。
…って、あら、もう書いてらっしゃいますね、失礼しました。
「小林信彦のコラム」は今週は掲載週だったのに(中日新聞隔週火曜日掲載)、
火曜日が新聞休刊日でふっとんでしまいました。
もうお年だしダイエットにこだわらなくても……。
年だからダイエットにこだわるのさ。
長生きしたいつーこと。
409 :
無名草子さん:03/09/19 22:34
ご近所さんの百瀬博教と田舎者の教祖の接点はないの?
小林さん=明治座に通ってた
百瀬さん=明治座の座主の親戚
「一冊の本」届いたのでさっそく読んでみたけど、週刊文春の拡大版みたいな
内容だったよ。
私小説の域にまで達しているということはなかったなぁ(笑)。
>>412 >私小説の域にまで達している
これって褒め言葉なの、なんかのギャグ?
「小林信彦のコラム 8」(中日新聞9月23日)は
「『踊る大捜査線2』の批評をチェックする」。
氏自身の評価は、
某氏の「『Aまずまずの作品』の中でも辛い方の意見」に同感し、
「(各俳優は)善戦している」ものの、
「これが空前のヒット作……というのは、うーむ……と唸るしかない。」
というもの。
>>415 日本映画黄金期を肌で知る氏ならば、当然の感想か。
417 :
無名草子さん:03/09/24 16:58
このオッサンの好みは、アク強ぴ
小林信彦にとって、梨田昌孝とはなんであろうか?
419 :
海老の尻尾:03/09/24 19:52
>>415 このコラム歯切れ悪すぎ。
>>416 >日本映画黄金期を肌で知る氏ならば、当然の感想か。
それならそれで、もう少し書くべきことがあるはず。
自分の「感性」に対する自信のなさの現われじゃないかな?
420 :
無名草子さん:03/09/24 20:04
>>419 知り合いの監督だから
遠慮してるんでしょ。
>>419 >自分の「感性」に対する自信のなさの現われじゃないかな?
そりゃ、前作を間違って(?)誉めてしまったので、バツが悪いのでしょう。
新しモノ好きはいいのだが、時々フライングする人だからね。散々面白い警察
小説・映画を観てきただろうに、よく「踊る」なんかにハマるなあ、と感心
するべきか呆れるべきか?
それが若さか。
おっちょこちょいは年をとっても直らない実例ってことで。
424 :
無名草子さん:03/09/24 21:37
さすが見巧者
425 :
無名草子さん:03/09/24 21:43
>>421 褒める、というより、
いかりやさんにシリアスな演技させると、イイ!
つーのが当たってたことを
うれしそーに語っておられたのでは....。
>>425 >いかりやさんにシリアスな演技させると、イイ!
確かに、ドリフ活動停止以前から、そう言ってたもんね。まあ、ドリフで役
者として成功したのはこの人だけだもんな。
仲本や加藤は見なくなったけど、舞台にでも出てるのかね? 志村も盛りは
過ぎたし、ブーは今はウクレレ奏者として有名だし。
小林信彦は、Vシネは観てないのかな?
数多すぎで、時間的に無理かもしれないけれど、
現在の日本映画を語るなら、
主だったものだけでも観ないと、マズいのではないかな。
>>426 カトちゃんはバラエティの常連じゃないか。
仲本は舞台。特に名古屋方面。
志村はコントの重鎮。
>>429 確かに仲本工事さんはこの8月(1〜24日)、
名古屋の御園座で「二十四の瞳」に出ておられましたね。
とある理由で僕は2度観劇することができたのですが、
仲本さん頑張ってましたよ。
ラスト近く、よぼよぼのおじいさんになっての演技は
このお話のなかで一番客席を盛り上げてました。
期間中、一日だけクラブで歌った(あるいは楽器を演奏した?)ようだ。
子役のお母さんたちが(子供経由で)仲本さんからチラシをもらって
キャアキャア言ってた風景までは僕も見たのだが…
>>419 僕はレベル低いので、例えば↓の部分を読んだだけで充分満足してしまいました。
事件は三つおこるが、メインの一つ
(略)
だけが突っ走り、他の二つはあいまいに終わっている。
第一作では、いくつかの事件がラストでぴったり重なり、
ミステリとしても良くできていた。
つまり、シナリオが弱く、<チマチマ>した
笑いのデコレーションがうるさいのである。
>>431 彼の発言は言いがかりを超えないから卑下することもないでよ。
反射神経のいい人がいますね。
>小林信彦にとって、梨田昌孝とはなんであろうか?
?
結局は東京の人
小林マンセーというわけではないけど
東京以外に文化なんてあるの?
437 :
無名草子さん:03/09/25 15:00
今はもういなくなりそうな昔の東京人
逆にエセ江戸っ子は増えてるんだよね
東京一は世界一。
どーでもいいけど、
このスレ、昼間でもカキコ多いねえ。
>>436 あるんじゃない?
というより、文化って何?
大阪府の太田知事がタイガース優勝に便乗しているのなんか、
明らかに軽薄。
阪神球団は兵庫県をフランチャイズにしている。
公共団体の長としては、大阪近鉄バファローズのことをさしおいて
阪神にお熱を上げているのはおかしい。
(府民に人気があるないは、この際問題ではない。何の釈明さえ
なかった)
大阪が嫌われて当たり前。
>>441 太田知事はもともと広島か岡山か、あっちのひと。
そんなおばちゃんがどこのファンでもだーれも気にしてない。
そもそも大阪には、441のような了見の狭いこと言う奴おらんわ。
関係ないネタでつまらんことほざくな、ボケ。
>>442 太田知事がどこのファンかが問題なのではない。
了見の問題ではない。
大阪府という公共団体の長が、お膝元の球団やそのサポーターへの
配慮もそぞろに他府県をフランチャイズとする球団のパレードを
しゃあしゃあ要求したことが問題。
これを了見の問題としか考えられないヤツが主流なら、
大阪なんかゴミ同然、そりゃ、沈下するよね、チミー。
カネに目がくらみ、それでいてカネを儲けられず、
論理のない大阪人。
マターリ"
毎週木曜日のお楽しみ、
今週の「人生は五十一から」は
「高齢者はなぜお金を使わないか?」。
社会ネタですが、年金の話とか、けっこう生々しい。
446 :
無名草子さん:03/09/25 21:21
小林を持ち上げるなんて似非東京人だけだと思うが…
少なくともこのスレで持ち上げてるヤツなんていないと思うが
単独スレまで立って、たたかれるって、返って人気があるのかとしみじみ思う。
身近に知ってる人が少ないので・・・
オレは持ち上げてる。
小林さんの真価が判らないのは、田舎コンプレックスにまみれた
田吾作だからだよ。
>オレは持ち上げてる。
持ち上げるという言葉を使う時点で馬鹿にしてるだろ
まあ、大阪の「合理主義」の落とし穴は存在するかも、
>>450 あ。そうでしたね。
失敬失敬。
おれは心から小林さんを尊敬している。
著書もほとんど持ってるし。
小林って、結構ご都合主義
>>454 そうそう、キューブリックの「シャイニング」も最初は
「久々の快作」と誉めたが、後に酷評してるしねえ。
松本伊代にハマったり、ミーハーなところもあったし、さすがに、今は?
>>455 んなの、日本の評論家は全員そうじゃないか。
みーんな途中で意見変えてもシレッとしてる。
言説に責任感なんか、ない。
>>456 萎縮しちゃって、誰も、何も言わなくなるよりは、まし。
気楽にいきましょう。
458 :
無名草子さん:03/09/27 13:47
お前らって評論家をその程度のものとしてしか見てなかったのか・・・。
小林先生が聞いたらがっかりするだろうね。
彼は自分の批評に命を懸けていると思うからね。
命がけの評論家なんか、日本にはいません。
映画評論家なんか、なおさら。
でも、小林さんの評論というか研究は、立派なものだと
思うが。
映画を評論できる人って、日本に何人いるんだ?
そんなん、僕だってできるわ。
ただ、金を払ってまで僕の評論を読もうとする人は
皆無だろうが。
その謙虚な姿勢がキミを大物にするかもw
小林の双葉讃の文章を読んでも双葉の偉大さはわからん
いつも締めは「双葉さんはお元気だな〜」
>>465 じゃあ双葉さんの本を読んでじかに双葉さんの文章に触れればいいだろ、バカ。
468 :
無名草子さん:03/09/28 21:50
>>465 貶すのもなんだし、褒めるのも悔しいから、プチ褒め殺しというか、どうでもいいことで
褒めときゃいい、って安易さが感じられて嫌だよね。
お元気だな、なんて相当人を馬鹿にした言い方だぞ。自分がされたらどういう反応するんだろう?
ところでコバの『座頭市』評は出てないんでしょうか?
>>468 ハァ……?
コヴァは双葉さんを尊敬しているはずだが。
君のコヴァ批判も安易というか、なんだか私情を見せつけられているようで辟易する。
>>469 >>私情を見せつけられているようで
日本語として意味がわからん。
それは大変ですね
夢路いとし師匠、逝去。
>>470 オレは意味が判る。
判らんのは阿呆なお前だけ。
「和菓子屋の息子」いい!
>>475 バカの壁でも読んでマターリしろ。
イナカモンの阿呆に阿呆呼ばわりされて怒ると阿呆が伝染するよ(w
>>470 小林に対する私情(この場合私怨というのかな)が468のレスから受け取れるということでしょ。
>貶すのもなんだし、褒めるのも悔しいから、プチ褒め殺しというか、どうでもいいことで
>褒めときゃいい、って安易さが感じられて嫌だよね。
しかしこの人
>>468は偉くひねくれてるよ。
以前のシックス・センス厨といい、ちゃんと本を読んでいるのか
それとも読んだ上で書いているのか。
>>477 ヽ|/
/ ̄ ̄ ̄`ヽ、
/ ヽ
/ \,, ,,/ |
| (●) (●)||| |
| / ̄⌒ ̄ヽ U.| ・・私怨というと、まさか常盤(ry……
| | .l~ ̄~ヽ | |
|U ヽ  ̄~ ̄ ノ |
|  ̄ ̄ ̄ |
今月の「東京少年」(第5回)は
「赤蛙」。
「波」定期購読してるんだけど、「冬の神話」とかなりカブってるようなので
なかなか読む気がせん…
おっと「編集室だより」に小林氏の名前が。
阪神が前回優勝した1985年の、10月号の「波」の目次に載ってるそうだ。
85年…、
「小説世界のロビンソン」か?
もてない君だったのか?
大阪にはいないタイプ
「人間風車のロビンソン」
今週の「人生は五十一から」は
「琉球料理知ったかぶり」。
二十年ぶりに家族と沖縄へ行って…とはじまり、
お気楽な話題で終始するかと思ったら
最後にこらえきれず…という感じで社会ネタが。
まあ、基地があるしな。
最近、騒がしいそうです、基地周辺。
484 :
無名草子さん:03/10/02 21:46
基地外、という言葉を最初に使ったのは筒井ハスタカだったか・・・?
コラムで
西本幸雄さんのことを評価してたね。
う〜ん、中日の監督に落合か…
「小林信彦のコラム 9」(中日新聞10月7日付)は
「『武蔵 MUSASHI』と<お通>役者たち」。
本文に登場した女優さんたち
宮城千賀子、轟夕起子、相馬千恵子、八千草薫、入江若葉、
松坂慶子。
これらの女優さんを「はかなげ」と「健康型」の2系統に
分類しておられます。
そして…
「こう見てくると、NHK大河ドラマのお通(米倉涼子)は
健康どころか、下手なサムライより強そうである。」
間に合うか、どうか、
分かんないけど、
ヤフオクに「冬の神話」、出てるよ。
現在、二千百円也。
安い。
しょっちゅう水曜日に繰り上がる今週の「人生は五十一から」は
「不況時代の大河ドラマ」。
>>486のコラムでも冒頭に大河ドラマ「MUSASHI」を批判してたが
こちらではそれをもっとしつこくやってます。
で、おしまいには「大河ドラマも紅白歌合戦も
もうやめたほうがいい」と。
すくなくともその意見は間違ってないと思う
490 :
無名草子さん:03/10/09 16:30
来年は香取慎吾が近藤勇役だからなぁ・・・
小林氏、来年はなんて書くだろう
本位田又八の事もチラッと書いてたが、歴代又八も書いて欲しかったな
個人的ベストはやっぱり木村功(内田吐夢版)かな
武蔵なんかより座頭市書けよ。
何やってんだか。
492 :
無名草子さん:03/10/09 22:13
つか、なんで大河や紅白を見てるのかと小一時間(Ry
座頭市か。様子見なんでしょうか。
中野翠は早々に思うところをコラムに書いてましたが。
494 :
無名草子さん:03/10/10 02:55
たけしが小林さんのことを活字で「評論家」扱いして以来、
氏はたけしのことを正面からまともに取り上げて書いたことはないよ。
北野映画については一言も触れていないし、今後も触れないと思う。
>>494 小林さんはたけしをわりと早くから評価していたが、
「娘がたけしを褒めた」と何かのエッセイで書いたのを
たけしが読んで、「小林さんの娘ってそんなにエライのか」
みたいな反論というか皮肉を書くか喋って以来、
小林さんの感情が硬化して関係は断絶、だと思う。
ゆえに、映画監督・北野武の活躍や作品についても
黙殺したいのだろう。
でも、それでいいんじゃないかと思う。
マスコミがみんなたけしを持ち上げる風潮に抵抗感もあるんだろうし。
>マスコミがみんなたけしを持ち上げる風潮
それには同意。
一時はみっともない程だった。
民主党政策のキモの一つである永住外国人参政権について。
管直人は下記の在日チョソの言い分を認める方向だそうで。
■在日コリアンの主張
在日コリアンの消滅を防ぐために、在日コリアンが日本国籍を取得しても、
民族的属性を維持したまま生きられるシステムを日本社会に創りだすことである。
具体策としては、
1.政府は国籍取得を緩和する法案を準備するだけではなく、 民族差別に対する厳重な処罰法も準備すること。
2.国籍取得後の氏名については、日本で使われていない漢字だけでなく、 ハングルの使用も認めること。
3.韓国や北朝鮮で一般化している夫婦別姓を、日本籍を取得した在日コリアンのカップルには特例として認めること。
歴史的経緯を有する在日コリアンについては、日韓・日朝両政府の協議を通じて二重国籍を認めることである。
498 :
無名草子さん:03/10/10 20:27
小林を持ち上げる奴もいるんだから…
500 :
無名草子さん:03/10/10 22:17
所詮、徳川夢声は地方の人ですから。
>>495 念のため。
それはたけし側の記述。
マンザイブーム末期に小林さんが、娘はもうオール阪神巨人しか見ない、と書いた。
それをたけしが「評論家ってのはへんなことを言う(以下495の3−4行目)」で、
小林さんは、自分が書いてもいないことを、たけしが評論家扱いででっち上げ的にネタにしたので怒った、というところ。
>「娘がたけしを褒めた」と何かのエッセイで書いたのを
だから、これは間違いよん
>>501 間違いじゃない。
出典を今は明記出来ないのだが、たしか単行本に収録されたエッセイに
きっちり書いてあった。
間違いだというキミの主張の根拠を述べよ。
出典のエッセイを出してらっしゃい
ないんだから、そんなもん(笑
>>502 出典を明らかにしましょう。
あれば大いばり、無ければちゃんと謝りましょう。
>>503 「(笑」なんて書いて挑発しないの
エッセイのたぐいは、目次だけじゃ内容が判らないからねえ。
今、ざっと探したんだけど。
昭和五十六年の「笑学百科」ではたけしを大いに話題にして
たけしに意地の悪いインタビューをした鎌田某を批判し、
朝日ジャーナルを批判してる。
503の失礼千万な態度には激怒しているので、徹底して探しだそうと思っているが、
でも、探しだした時にはこの話題は忘れられてるだろうし、「あ、そう」
で終わってしまうだろうな。探すのは結構大変なんだが。
『降りかかる火の粉は払わねばならぬ』
という表現でビートたけしに反撃して、それに至る経緯を書いていた
だけどなー。
506 :
安楽椅子探偵:03/10/11 15:21
>>505 俺はオールナイトニッポンでのたけしの小林批判は聞いたことがある。半分酔っ払って
いたかんじ。
高田文夫はちょっと引いていた感はあるが、まあたけしのトークからすれば特にたいした
ことはなかった。これを『降りかかる火の粉は払わねばならぬ』 などと考えて本気で反撃、
以後無視ってのは、小林の偏狭さの現れとしか思えない。
まあエッセイとかでもっと真剣に評論家小林を貶していたのなら、考えなおすが。
でも2ちゃんだから俺の勝手な推理を書いちゃうよ。
・・・多分「娘」の悪口に感じられたのが、コバを激怒させたんじゃないかと思う。
502の反応の仕方を見ると、小林ヲタってだんだん御本尊と似てくるのかと思った。
レスを読み返したかぎり、503はチョトからかった程度でさほど煽ってるようにも見えないのだが、
これで「失礼千万な態度には激怒」とはオソロシイ。
願わくは、502にはご本尊ばりのパラノ性格特性を生かして、問題の文章を探し出し、溜飲を下げてほしいものだ。
そうしないかぎり、いつまでも腹の虫が収まらないことだろう。
さいわい連休でもあることだし、がんばってください。
報告、楽しみに待っています。
>>507 うるさいっ!
だまらっしゃい!
と反応すれば満足なんだろうけど。
まあ、根気よく探してみるよ。
傍から見れば503は軽いからかいだったろうけどね、
からかわれた当人はむかつくのよ。
小林さんに似てると言われればそうかもしれない。
>>490 >来年は香取慎吾が近藤勇役だからなぁ・・・
>小林氏、来年はなんて書くだろう
コバ氏、「日本初のシットコム」と称した三谷幸喜の「HR」について、
若い作家と三谷の名を出さずに(三谷もそんなに若くないと思うがw)、
「スチャラカ社員」や「てなもんや三度笠」を挙げて、やんわりたしめてたからね。
おれはこの人の著作は大好きだが、このところ「若い衆」に対する厭味が、
年年歳歳ひどくなってきているのがなんだかなあ、である。
>>509 ほとんど同感なんだが、おれも最近、若い衆への反感が
強くなってきたので、諾いちゃうんだよなあ。
和製シットコムについての指摘はその通りなんだし。
>509
心配するな。年くったら、みんなそうなるって。
でも「HR」と「てなもんや」を比べるのは、なんだかなーっと思ったよ。
三谷のコメディって、どうがんばっても小劇場のコメディだから、
テレビや映画で観るのはつらいなあ。「新選組」も期待薄。
舞台・登場人物を限定した「王様のレストラン」だけが、成功作かな。
>502
がんがれ!
>>511 古畑任三郎も成功したと思うが。
あとの日テレでやった「龍馬におまかせ」もフジの「総理と呼ばないで」
や、ニューヨークを舞台にしたヤツも成功とは言えない。
たしかに、「てなもんや」とかはホールでの公開収録だから、
シットコムかといわれれば「違うのかも」と思うけど、
「公開コメディ」ではあるんだし。
>>505 私はそのビートたけしのインタビューでの発言を読んだ記憶がある。
それに対して、
>『降りかかった火の粉は払わねばならぬ』
として、小林が、それはたけしの誤読だと、エッセイに書いていたのを読んだ記憶もある(w
いますぐにどこに出ていたのか、と問われると、答えられないんだけれどね。
ビートたけしについてだが、
言われてみると、映画作家としてのたけしにはあまり触れないですね。
>>509 コバは三谷は認めてないでしょ。伊東四郎の舞台を三谷が書いたときも、伊東は誉めるが、
三谷については「若い人の台本なので・・・」とか遠回しにバカにしてたし。
三谷的な小劇場系コントをこの人が嫌うのは、まあなんとなくはわかる。
「日本の喜劇人」でも、「80年代から、笑わせろ、という観客の圧力が強くなった」
とか書いてたし、それに類するモノと思っているのかもしれない。
スレ違いになるが、三谷なんかまったく高級な方で、中央線・私鉄沿線の狭いコヤの芝居なんか、
逆にTV的ギャグを真剣に真似るというムチャクチャが常態化して久しい。
ああいうのって、どういうつもりでやってるのか、ホントにわかんない。そういう
ところから出た役者が、TVや映画に進出したりもしているけど。
>>514 三谷さんのミスを、小林さんが手紙で指摘した事もあったそうだ。
最初の頃は三谷さんを認めるような事を書いていたんだけど。
邪推ですが、あのビリー・ワイルダーに逢いに行って、くだらない
結末のドキュメンタリーを作って喜んでるのを見て
がっかり&激怒したんじゃないかと。
中野翠が三谷さんのワイルダー訪問記をすごく批判していたし。
たしかにフジテレビで放送したアレは最悪に近いものだったが。
オレは、三谷幸喜、大好きだし、あの笑いのセンスは小林さんの
好みでもあると思うんですが。
>>514 伊東四朗&小松政夫の舞台で「若い人の書いた台本なので、細部はヘンなのだが……」と書いたのは、
鈴木聡の書いた「エニシング・ゴーズ」だったと思う。
>>515 コバ氏が指摘したのは、三谷と和田誠のキネ旬報の連載対談だっけ。
厭味な指摘はいつものことなんでいいんですが、「HR」はなかなかよく出来ていたと思う。
>>514のいうように、小劇場の笑いに対する嫌悪感が先に立っているのでは。
この人の小劇場はつかこうへいで終わってると思うのですが。テレビでは割に買っていた
三宅裕二も、SETの舞台についてはほとんど触れていないと思う。
それでもちょっと、何かしら触れずにはいられないサガか(w
「SMAPvs古畑」をテレビでみて、
ぶつぶつ言ってたね。
それにしても、飛ぶ鳥を落とす三谷をつかまえて、
「若い作家」つーのも、嫌味っぽくて、好きです。
小林氏、三谷に対してもともと興味ないところに、
おそらく中野翠からご注進があって、
嫌いになられたと思われ。
三谷幸喜「僕、また小林信彦さんに文句つけられちゃったんですけど、
やっぱり、嫌われてるんでしょうか?」(涙目
和田誠 「まあまあ、小林さんって、ああいう人だから...」
三谷幸喜「そうですねぇ」(深いためいき
和田誠 「ぼくも、昔は、イラスト描くたびに、ねちねちと言わ」
平野レミ「あ〜ら男二人で暗いわねコーキくんどうしたの何落ち込んでるの。
そんなときはね、レミの簡単コロッケを食べて元気にな・る・の・よ。きゃは。
きゃはははははは。よ〜しじゃあ一緒に作ろっか!(以下略 」
>>517 >中野翠からご注進があって
詳細きぼんぬ
>>520 ばか。それは517の想像だ。詳細なんかない。
522 :
無名草子さん:03/10/11 21:19
>>494〜504 久しぶりに読んだんだけど、ワキから書き込みします。
小林さんが怒ったのは、「朝日ジャーナル」誌上の中上健次・ビートたけしの対談で、
たけしが「評論家ってヘンなとこあるよね・・・娘の・・・」っていう小林批判(?)を
した。それに対して、キネマ旬報で「ふりかかる火の粉は・・・」と反論。
その文章は「コラムは笑う」に収録されている。中上・たけし対談は確か中上の本に収録
されていたはず。たけしのコメントは、「笑学百科」(のギャグ娘の項)と「道化師のためのレッスン」
(の糸井重里対談)を指していたのだろう。
その後、小林はたけしに関するコメントをあまりしていないけど、大島渚の「御法度」を書いた
ときに触れていたよね。あとアラーキー賛美の文章の中でちょっと触れていた。
523 :
無名草子さん:03/10/11 21:26
たけしの映画って、評価するにしろしないにしろ
90年代以降の日本映画を語る上でかかせないと思うのだが・・・
違うかなぁ・・・・
おらおら、503。
「ないんだから、そんなもん(笑」
と書いた根拠を示せよ。
>>521 うるせー、はげ!
な〜んて田舎者相手に腹を立てる気はないけど、なんの根拠もないのなら
「想像」というより「憶測」とか「妄想」というべきでしょう。
とにかく「ご注進」なんて、個人主義の都会人には思いもよらぬ、イヤーな親分・子分関係
ですね。
あんたはそーいうのお好きですか、ひょっとこ野郎(w
>>525 だーかーらー。
「ご注進」があったかどうかなんて、それも推測・想像の領域なんだから。
勝手にそういう人間関係があったと思い込むなよ。
ま、田舎者の無教養の馬鹿なら仕方がないが。
>>522 「コラムは笑う」の何と言う見出しの文に出てるの?
42の「たけし 1984春」では評価しているけど。
>>526 自分のこと言ってるのか(藁
しかし、ホント頭悪いな
にほんごよめませんか?
ぶんのいみ、よみとれませんか?
>勝手にそういう人間関係があったと思い込むなよ
そういうのを「憶測」っていうんですけど(w
自分が支離滅裂なこと書いてるのに気づかないのは、やっぱりホントの馬鹿なんですね〜
>>527 いま久しぶりに「コラムは笑う」開いたよ。
載っているのは62の「ブロードウェイ版雨に唄えば」の冒頭。
僕の持っているのは単行本版で192ページ。そこに朝日ジャーナルの
日付も書いてあった。85年の10月11日号だって。だれかヒマな人、
このバックナンバー見れば、中上・たけし対談も読めるよ!
>>528 意味が判らないが?
もしかして、キチガイ?
>>530 バカっておもろい。
>勝手にそういう人間関係があったと思い込むなよ
↑
ハア? どうして525=528である俺がそう思い込むわけ?
全然思ってないからこそ、根拠を示せといったんですけど。
>>525の文をストレートに書くと、そのまま
何の根拠もなく勝手にそういう人間関係があったと思い込むなよ。
ま、田舎者の無教養の馬鹿なら仕方がないが。
となるんですけど(w
つまり、何の根拠もなく「ご注進」があったと想像している貴様の方が、
「勝手にそういう人間関係があったと思い込んでいる」わけですが、
頭大丈夫じゃないので、きっと何がおかしいかわかんないでしょうね(藁
というのが、
あれっ、途中で切れちゃった。
>勝手にそういう人間関係があったと思い込むなよ
というのが、俺と貴様のどっちにあてはまるのか、連休中に考えてみなよw
>>530 それから、
>意味が判らないが?
>もしかして、(俺って)キチガイ?
と、いきなりたずねられても困りますが、
キチガイというより、ただのバカだと思いますよ。
あれぇ、ちょっとの間に荒れてるなあ
原因を作ったならスマソ
んで、漏れが書いたのは
>>501と
>>503だけだけど、
どんなに小林さんの本を振っても、小林さんが
>「娘がたけしを褒めた」と何かのエッセイで書いた
くだりなんか出てこないよ
もっかい言うけど、これを言ったのはたけしのほう
そういうわけで、さよなら
>>524
>>534 だから、笑学百科にも出てくるし、小林さんは娘を「ギャグ娘」
と称して彼女に受けたものを褒めてる。当時の事だが。
だから、お前は間違ってるの!
もう出てくるな534。永久にさようなら。
あはは、もう一度だけ書く
>「娘がたけしを褒めた」と何かのエッセイで書いたのを
小林さんはそんなエッセイは書いていない、あるなら示せ、と言ってるの
笑学百科にそんなくだりはない
>小林さんは娘を「ギャグ娘」 と称して彼女に受けたものを褒めてる。
話題がずれてるぞ(笑
「娘がたけしを褒めた」エッセイが、どの本 or どんなタイトルのエッセイか示せ
できるわけ、ないんだが
では永久にさらばじゃ(笑
>>535 >彼女に受けたものを褒めてる
娘の価値判断を基準にして批評を書く人間がいたら、それは単なるバカに過ぎない。
作家の在り方のきびしさを知らないお前は、小林さんをとんでもなく貶めてるんだよ!
534はどうでもいいが、おまえこそ消滅しろ!!
538 :
無名草子さん:03/10/12 13:08
おれの経験上では作家を「さん」付けで呼ぶ奴は概ね馬鹿。
そして、馬鹿同士の罵り合いほど詰まらないものはない。
>>538 自分の卑小な経験にどれほど一般性があると思っているのだろうかw
傍から見れば、詰まらないことをいう馬鹿がもう一人罵り合いに加わっただけ。
やはり類は友を呼ぶということで、スレ的には何の意味もない戯言にすぎない。
チョト気になったのは
>>537の発言。
これは「コラムは笑う」で小林が書いてることのコピーだね。
>>535の「小林さん」という呼称をそのまま使いながら、小林自身の言葉で批判を加え、
釣ろうとしている確信犯だな。
たまたま、
>>502のためにその文章を探して読み返したばかりなのでわかった。
ところで、502はまだ必死に問題の文章を探してるのかなw
馬鹿相手に労力を使うのは馬鹿馬鹿しいので止めた。
と、書くと「見つからないから逃げた」うんぬんとバカが
書きそうなので、探すのは止めないが、それは読書の一環としてやる。
見つかったらその時書くが、どうせ502は都合よくその時には
消えてるんだろうな。
>>540 あんた、自分が消えちゃったら書けないよ。しっかりしてね。
>>541 すまん。502はおれだった。
お詫びします。
捻りが足りない。
小林そっくり。
>>538 おれは「小林さん」「筒井さん」と呼ぶし、書くが、
それは「コバ」「ノビ」などと失礼な呼び方は出来ないし、
「小林先生」というのもどうかと思うので、ここでは「さん」づけをする。
お前のようなアホに馬鹿と言われようが、アホの主張に正当性はないので、
オレはオレのやり方を改める気は無い。あしからず。
538は根性曲がった馬鹿だからつまらん。ただ煽ってるだけ。
502はうろたえっぷりに人柄の良さが垣間見えて、なかなかおもろい。
応援したくなる。
他の香具師も指摘していたけど、「コラムは笑う」は調べたのか。
62のブロードウェイ版「雨に唄えば」の冒頭が手掛かりになるぞ。
がんがれ(w
また、偉そうに。
☆★☆★★☆ラッキーレス☆★★☆★☆
⊂⊃ .☆.。.:*・゜
(\ ∧_∧ /
(ヾ ( ´∀`)/ このレスに出会ったあなたは超ラッキー。
''//( つ ● つ
(/(/___|″ 近々幸運が舞い込んでくることでしょう。
し′し′
☆★☆★★☆ラッキーレス☆★★☆★☆
550 :
無名草子さん:03/10/13 01:05
頼まれもしないのにまとめておくと・・・
@小林「笑学百科」「道化師のためのレッスン」で”ギャグ娘ネタ”を書く&発言。
Aたけし 85年10月11日号の朝日ジャーナル誌上で小林批判。(中上健次との対談)
B小林 キネマ旬報で反論。→「コラムは笑う」62に所収。
ただし、両者のやりとりは、たけしが「うちの娘は、たけしの番組を最近見るようになった〜」
と”引用”しているのに対し、小林は「右のような文章をぼくはただの一度も書いていない」と反論。
はじめからすれ違い。たけしは「笑学百科」「道化師〜」を読んだうろ覚えの記憶で発言したのか?
それとも@以外の「たけしに言及した娘ネタ」があったのか? よくわからない。
C その後、小林は「オールナイトニッポン終了」「アラーキーの写真集の解説」「御法度」などの
コラムネタでたけしに言及。距離を置いている感じ。
551 :
無名草子さん:03/10/13 07:58
>>550 まとめありがと。
渋谷陽一事件、桂三枝事件もだれかまとめてくれんかな?
前スレとかでもあったけど、「マスコミが煽った話でしょ」とか簡単に片付ける人が
いるが、ちゃんと調べてみると実は、というのが結構ある気がするので。
コバって面白い。
渋谷陽一じゃなくて
松村雄策じゃなかったっけ?
>>552 その論争、直接は知らないんだけど、ビートルズファンなら怒るのも無理はないと思う。
たしか「ミート・ザ・ビートルズ」という小説のクライマックスシーンだったと思うが、1966年のビートルズ来日公演で
「ハローグッドバイ」唄っていた(w
過去の世界に紛れ込むSFタッチの作品なら、時代考証は緻密にやってほしい。
細部にリアリティーが感じられないと、それだけで白けてしまう。
というか、当時主人公と同世代だった松村にしてみれば、心情を逆撫でにされるような無神経な描写が多かったんだろうな。
小林自身、ビートルズには大して興味なさそうだし。
>>553 渋谷も松村も、自分が関心ないジャンルに対しては、
平気で無神経だけれどね(w
小林はビートルズ来日当時、もう大人だったわけだけど、
それにしては先入観もたずに見ていた部類なのではないかな。
淀川センセイは、もっと純真におもしろがっていたようだ。
>淀川センセイは、もっと純真におもしろがっていたようだ。
純真???
「可愛らしいイギリスのお稚児さんたち」って、性的愛玩の対象と見てたんじゃないの?
モーホーらしいユニークな視点とは思うが。
>>555 それが純真なのでは?純心といってもいいけどさ、
世間のウワサに耳をかさず、
とりあえず自分はどう見てるか、と言ってしまってるわけでね。
しかも、お稚児さんというの、
ビートルズの要素としては入ってるわけでしょ、微少とはいえ。
>>553 「ハローグッドバイ」は唄ってない。
主人公が「ハローグッドバイ」とリクエストしたら、「そういうタイトルの曲はないけど」と言って別の曲を唄うというようになってたはず。
松村が気にいらなかったのは、ビートルズが今のように神聖化された存在ではなくて、当時は大人たちからはキワモノと思われてる、というような表現をしてたところだったかと。
当時の事は知らないので、どちらが正しいのかは分からんですが。
ついでに細かいとこだしウロ覚えだが、
加山雄三がビートルズに会いに言ったというのを、登場人物が批判して(ひがんで?)、「加山雄三って恥ずかしいよね〜」というようなことを言っているシーンも、松村は加山雄三が恥ずかしいというのはおかしい、と批判してたと思います。
この辺はそれぞれの感覚だから論争してもしょうがないとこだけど、漏れは加山雄三が恥ずかしい、ってほうに1票、って思た。
>>557 553だけど、「ハローグッドバイ」に関してはご指摘の通り。
当時「小説新潮」の広告を見て、初めて文芸雑誌というのを二ヶ月続けて買って読んだけど、
ひどく失望して、それっきり読み返していないので間違えた。すまん。
香川さん最高
>>557 当時の大人の書いたビートルズブームについての文は、
ビートルズを特集した本で読んだことがあるけれど、
まあキワモノ扱い、というか、
ビートルズそのものはロクに聴いていなくて、
女の子がキャーキャー言う現象をバカにして見てたようなのが多い。
渋谷も、中学生のときに学級会でビートルズがテーマになったとき、
ミーハーの女の子のファンは多いけれど、
男子でまじめに聴いてたのは彼一人で、
クラス中の男子を敵に回してビートルズを擁護したと書いていた。
渋谷や松村には、リアルタイムで少年時代に夢中になっていたとき、
ロクに聴いたこともない人たちにバカにされた傷が相当深いらしいね。
しかし、自分たちだって、よく知らない分野はいくらでもあって、
同じようなことは他人に対してしてるわけだから、
ああもムキになられるとしらける、というのが私個人の感想です。
小林は、ビートルズに関しては、まちがいも書いているのかもしれないが、
偏見はもたずに対応しているほうだと思うけどな。
561 :
無名草子さん:03/10/14 20:01
小説家風情がおれの聖域、ビートルズに対して酢豆腐語ってるんじゃねえよ、てな感じか、松村。
↑松村も小説家になりたかったんだよね。
いい本書いてたのに、結局1冊で終わっちゃった。
あと、「ミート・ザ・ビートルズ」書くとき、
音楽に関することは大瀧詠一に確認したとかなんとか、
小林氏が書いてたような記憶が.....。
松村のエッセイはどれもいいぞ。
ところで松村や山崎浩一に近いおれの世代は、やつらに共鳴し、おっさんが
おれらのフィールドにしたり顔で入ってくんなよって思ってたけど、
今の若いやつらから見れば松村もいいおっさんで、なにムキになってんだよって、
両者を突き放した上で小林を評価してるわけなのかなあ。
おれも若い頃はおっさん世代に反発し、じいさん世代がカッコよくみえたからな。
小林秀雄とか石川淳とか深沢七郎とか。
564 :
無名草子さん:03/10/14 21:21
>小林秀雄とか石川淳とか深沢七郎とか。
正直、小林信彦と比べてもらいたくない。
香川さん最高
東京12チャンネルの番組のときはゲストに呼んでいたのに、
ビートたけしの小林批判の始まりは娘に聞いた感想を著述した
ことに対して、ラジオのANNだったか、テレビの北野ファンクラブで
チクリと言っただけだったと思う。
おそらくビートたけしのことだからブレーンや取り巻き連中から
アイデアや昨今の情報、ネタを仕込んでいるときに、小林について
素人の自分の娘っこの感想を著述する大御所作家になって
けしからんと勘違いしたのだろう。娘を売り出す気かと。
2世タレント、2世作家などがゾロゾロいて扱いが面倒臭いので娘の
意見というところで過敏に警戒、反応しすぎた。
当時、小林信彦は先生であってもその娘さんの意見まで出すのはおかしい
と思ったので正論だと思った。文中にフレンドリー、ファミリーなかんじを出す
「娘に聞くと、」という一節があるとどうもいやだった。力を入れずに日常の視点、
生活から書かれた文章であっても。
「怪物がめざめる夜」 小林信彦 でビートたけしを含めてメディアというものを
批判して返したが。
ヒチコックは誰かを褒める時に「妻が褒めていた」と表現していた。
そのタグイだろうから「娘が……」というのは全然抵抗ないンだが。
たけしの過剰反応だったんだね。
アイドルとかヒットソングなどの知識は、子供に聞くのが一番。
オヤジが妙な知識を振り回すより、子供に聞くのって素直で
いいと、おれは思ったし、今でもそう思うが。
>>567 ヒッチは映画が本業だろ。
物書きが自分の本業の批評文を書くときとは話が違う。
ただし事実関係を明確にする必要があるが、小林は
>>535のいうような
「彼女に受けたものを褒めてる」なんて、いい加減な仕事はしていないはずだ。
「娘の価値判断を基準にして批評を書く人間がいたら、それは単なるバカに過ぎない。」
と、小林自身が言い切っているじゃないか。
>>568 その通り。
娘をネタにしたのは、ギャグに反応する娘が面白いからで、
娘を通してその対象を褒めたのではない。
ただし、小林さんの本業は評論ではなく、小説。
その意味で、ギャグや歌などをエッセイで褒めたり批判するのは
余技。
570 :
無名草子さん:03/10/15 00:48
たけしとの騒動のあとも、「娘がフレッド・アステア好き」「娘が志ん朝を聴きに行った」
と娘さんネタをぽつりぽつりと出してはいる。
あと筑摩文庫「パパは神様じゃない」の解説を書いていたなぁ。(娘さんが)
571 :
安楽椅子探偵:03/10/15 01:02
実際「神様じゃない」んだから、あんまり完璧をもとめなさんな。
余技であるかどうかはどうでもいい。その質が良ければ。
余技であるからと、もしその質が良くても過小評価する傾向が
日本にはあるようだが、それは間違い。
といって、小林さんが最高とは感じないが。
>>572 「余技」と書いたのは、568が、小林さんが評論家のような
事を書いた(『物書きが自分の本業の批評文を書くとき』)ので、
彼は小説家であって評論は本業じゃないよ、という意味で
使いました。
他意はありません。
どちらかというとたけしマンセーな俺だけど、その経緯に関しては
「たけしもホント天狗になっちゃたなぁ。イエスマンしか周りに置かないからしょうがないのかな」
と思ったものだ。
>>573 ハァ? おれが
>>568だけど、勝手に人の意見を捻じ曲げるなよ!
この文脈では、ヒッチとの対比で、ヒッチは「映画を撮るのが本業」、小林は「文章を書くのが本業」という
意味で使っているのが、ホントに読み取れないのか?
おれが引用した小林の文はこう続く。「作家の在り方のきびしさは、ちがう世界に生きるたけしには伝えるべくもないので、
こうしたデマによって迷惑していることだけを読者に報告しておく」
小林は本業の文章でいい加減な仕事をしていると言われたら命取りになるということで、怒ってるんだろ?
自分は小説家でどうせエッセイは余技だからというのなら、なにも「作家の在り方のきびしさ」を持ち出して腹を立てる必要はないはず。
537みたいに次元の低い誤読に基づいてデマを流すやつがいるから、くだらぬ論争が起きるのだろうな。
>>575 おいあんた。
何を馬鹿みたいに怒ってるんだ?
小説家の本業が「批評文」じゃないという一点で書いたんだよ。
あんたみたいな短気なヤツがいるから話がややこしくなるんだろ。
おれはあんたの意見を捩曲げてはいないよ。
なお「余技」については573で書いた通り。
冷静にならなければ話しあえない。
頭冷やせ。なに激高してるんだまったく。
訂正
最後の537は573の誤りです。
>>575 『ヒッチは映画が本業だろ。
物書きが自分の本業の批評文を書くときとは話が違う。 』
ヒチコックが他人の映画を褒めたり役者の演技を褒めるのと、
小林さんがエッセイで他人のパフォーマンスを褒めるのと、
どう違うっての?
ヒチコックは本業の「映画」の中で褒めなきゃダメってのか?
小林さんは、評論家出会った時期もあったが、80年代からこっちは
完全に小説家だ。
小説家が小説以外の文章を書く時、「雑文」と言うことがある。
エッセイやコラムなどを指してだ。
作家は文章が武器だとはいえ、余技は余技である。
>>578 訂正。
「評論家出合った」は、「評論家であった」
の間違い。
>>576 馬鹿はおまえのほう。
激昂してるんじゃなく、あきれてるんだよ(w
それまでのスレの流れをぜんぜん読めてないじゃないか。
小林が何故たけしに腹を立てたのかについて論じているわけだろ。
じゃあ聞くが、小林が「作家の在り方のきびしさ」というときの「作家」は
小説家と同義か? 「文章を綴って生計を立てる者」という意味にとらなければ
意味が通らないし、怒る理由も理解できないだろ?
あんたは頭冷やすより、頭使って、文脈から何を論じてるのか考えてみろよ。
小林が自分は小説家でエッセイは余技というスタンスでたけしを批判しているなら
たけしに「じゃあ、余技を茶化されたくらいでガタガタいうなよ(藁」といわれれば片付いちゃうんだけの話。
たんなる揚げ足取りじゃなく、なぜ小林が「作家の在り方のきびしさ」なんて大仰なことばをもちだしたのか、
説明してみろよ。
>>580 呆れているような文章には読めなかったが、それはキミの文章力が
ないからだな。
それはともかく。
おれは小林さんを「小説家」であると思っている。
小説家と作家はほぼ同義語のように使われるが、少し違う。
でも、評論家を作家とは言わないし、エッセイストを作家とも呼ばない。
小林さんは、「おれは文章に命を懸けてる」という意味で「作家のあり方の厳しさ」を書いたんだと思うよ。
それは小林さんの考え方だから、尊重するし、反論は出来ないよ。
でもな、おれは小林さん本人じゃないから、小説家のエッセイは
余技だと思うんだよ。
一連の文章を読み返したが、小林さんの「主張」とオレの考え方が
混じっていたな。その点は認めるが、その他の部分については
あんたにどうのこうの言われる筋合いはない。
あんたの主張は、おれが「余技」と言う言葉を使った点に
怒ってるんだろ・
おれの「余技」についての見解は再三書いた。
しかし、どうしてこんなに居丈高になるのか、それのほうに
興味がある。
あんた、ナニサマだ?
リストラにあって昼間も家にいる、会社がつぶれて昼間も家にいる、
原稿が没になった売れない作家、仕事を辞めて作家になろうとして
金が続かなくなった作家志望者。
そんなヤツがイライラして書き込んでるんじゃないの?
くだんの件でたけしと対談していた作家中上健次は、
別の場で誰かとの対談で、
「桂枝雀を殴ってやりたい」とわめいていた。
誰か記憶にないか?
>>583 中上健次は別件で村上春樹をボコにするとか言っていたし、
筒井さんも日記で「中上健次に殴られないようにしないと」とか
ネタにしていたね。
無関係でスマソ。
585 :
無名草子さん:03/10/15 14:19
珍しく荒れたみたいだが
>>580の方が正論だな。
>>581は自分の頭の中の定義づけを繰り返すばっかりで
コバ・タケ論争との接点がちっとも見えてこない。
これじゃかみ合わないね。
俺はコバはまず小説家だと思うけど、
ここで本業っていうのは「文章のプロ」って意味でしょ?
>>581が前後関係を読まずに
>>580の最初のレスに
脊髄反射しちゃったのが事の起こりと思われ。
まあ、どうでも良いけど。
あっ、喧嘩吹っかけないでね。あくまで個人的意見っす。
>>585 同意。
おれも小林さんがなんでたけしと喧嘩別れしたか知りたくてロムってた。
要するに、文章のプロとしてのプライドを傷つけられたから激昂したわけなんだね。
小林さんが小説家であることくらい、581に言われなくってもここの住人はみんな知ってる。
ちっとは空気嫁。
587 :
無名草子さん:03/10/15 16:24
今、578の
>ヒチコックが他人の映画を褒めたり役者の演技を褒めるのと、
>小林さんがエッセイで他人のパフォーマンスを褒めるのと、
>どう違うっての?
>ヒチコックは本業の「映画」の中で褒めなきゃダメってのか?
という文章読んで頭クラクラした。
ぜーんぜんちがうじゃん。
だってコヴァにとって、それはプロとしての仕事だもん。
特に4行目の論旨の飛びっぷりを見て、バカって怖いと心底おもった。
かかりあいたくないです。いきなり逆ギレして刺されそう。
このスレで経過を見る限り、たけしのほうが無礼だな。
小林さんが怒るのも無理はないと思うぞ。
下世話に言えば、営業妨害ってことか。
590 :
無名草子さん:03/10/15 20:03
たけしの件はこれで一応わかったとして
松村との論争はどうなったの?
世代間のギャップで痛み分けってことかな。
コバの側の具体的な反論が文章として残ってるのか?
松村にふれた文章は一つも見当たらないのだが、黙殺なのかね。
この人、ラジオ番組にこっていた
小林先生に引き立ててもらったくせに恩を忘れるたけしは無礼すぎ。
ふっちー萎え
>>590 「本の雑誌」の連載で、ふれた事があるはずなんだけど、
なぜかこの回のは単行本に収録されてない。
(以上の件は、ファンサイトの掲示板で2年くらい前に読みました。)
もう一つ。
「小説新潮」に「『ミート・ザ・ビートルズ』迷惑日記」という短文が
掲載された。
これは僕は読んだ記憶はあるのだが内容を忘れてしまいました。
今週の「人生は五十一から」は
「『踊る大捜査線2』への不満」。
「小林信彦のコラム」(中日新聞連載)とほぼ同じ内容で
ちょっと残念。
「へぇ…」と思ったのは、先日テレビ放映された前作を観て
改めて褒めているところ。
「テレビ画面を飛び出すような…」とか書いてあった。
>>594 ありがと。
迷惑日記は面白そうだな。
バックナンバー探してみるよ。
>>599 ? ? ?
このスレのどことつながるか分からない。文春エッセイなのかな…
601 :
無名草子さん:03/10/17 21:22
>「テレビ画面を飛び出すような…」とか書いてあった。
ブラウン管とスクリーンの違いをふまえないようでは映画評論家とは胃炎な。
テレビ放映の話しなんじゃないの?
読んでないけど。
>>601 >>602 ありがとうございます。
話は変わりますが、ヤフオクのアラートに
「小林信彦」と登録したところ、ほぼ毎日「小林信彦」関係が
何点か新しく出品されてるのがわかり、なかなか面白いです。
怒鳴りたくなるような値段付けてるのもあります。
あと、どういうわけか「野球カード」が時々ひっかかってきます。
たぶん「小林」という選手と「信彦」という選手でも
いるんでしょうね。
604 :
無名草子さん:03/10/18 01:26
コバ氏が「信頼できる映画評論家」というのはたぶん森卓也。
「踊る2」を「愚作」と書いた、「マジメだが好みが偏っている評論家」というのは山根貞男。
>>604 森は友人だから当然だけど、これまで山根に言及したことってどれだけあり
ましたかね?
>マジメだが好みが偏っている評論家
確かに山根史観は偏ってるかもね。現代邦画に関してはハスミ史観のトレース
だし、公然たる身贔屓批評も平気でするし。
この人の文章には教えられることも多かったけど、この人の総体的な映画観
は昔出した「活劇の行方」や「映画・快楽装置の仕掛け」の内容に尽きてるんだよね。
後は現在まで延々とこれらのバリエーション。ここ数年は評論家ではなく、
邦画コーディネーターだと思っている。
>>605 くだんのキネ殉で、「踊る2」を愚作と書いていたのが山根氏だったのですよ。
コバ氏、名前を伏せたことになってないがな(w
黒沢清に「あまりに19世紀的な」(wと言われた山根氏については、まあそのとおりだと思いますが。
当方、このヒトはなぜか嫌いになれない。あからさまな批評の党派性(は、松田政男だった)には
なんだかなあ、と鼻白む時もないではないが、当節の映画評論家のなかではまともな方であるし。
品田雄吉あたりと違って、やるときゃやるというか(w
先ほど上梓した深作欣二のインタビュー本は、かなりの力作だと思う。
山根貞男は座頭市のパンフでヨイショしまくりだったので
小林としてはこれで座頭市のことは片づけたつもりなのだ。
確かに「踊る」はひどかったけどね
小林さんは書いていないが、ファンはキャラクターストーリーを見に来ている
今の若い衆だって、寅さん的なもんを観に行くんだとオモタ
いかりやが次作に出られなくても大丈夫なように担保してあったのが印象的
出番も抑えてあったから、撮影中も病気はけっこう進んでたんだろうな
小林は、セックス嫌いだろうか。なんとなく。
どすけべだと思うぞ、なんとなく。
現役かどうかは別として。
611 :
無名草子さん:03/10/20 13:57
昭和ヒトケタは例外なくどすけべ
あんまり奥さんの話は自分で書かないね
「2001年映画の旅」、そろそろ文庫化されるんじゃなかろうか?
12月あたりに…
(単行本は2000年12月刊)
ちなみに11月は新潮文庫も文春文庫も小林モノの新刊は
ありません。(書店に貼ってある文庫新刊情報で確認しました。)
文庫化にあたって書名変更されるかもね。
結婚にあたって奥さんにお願いしたのが
「毎日フカヒレのスープを云々…」とかいうのが書いてあったのは、
小説だったかエッセイだったか…
オヨヨシリーズの初期に出てたような記憶があるが、
それとは別に、エッセイでも似たようなエピソードを
書いてなかったっけ?
うろ覚え・小林家の食卓
奥さん…「小林信彦の仕事」に披露宴の写真あり。
長女…次女と比べてエッセイでの出番が少ないような気がする。
椎名海(誠の長女)みたく幼い頃に「あたしのこと書いたらもう遊んで
あげないからね」とか言ったんだろうか。
次女…「パパは神さまじゃない」(ちくま文庫版)解説を担当。
同書の著者あとがきのラストに「私は家族の写真を出したり
するのはあんまり好きじゃないが…」とか書いてなかったか?
長女の夫…お医者さん。
孫(長女の息子)…久しぶりにエッセイに長女が登場したと思ったら
↑これがらみでした。
イニシャルトーク。
616 :
無名草子さん:03/10/21 21:30
小林の死後伝記が書かれるなら、タイトルは「小林は神様じゃない」が適当であると
思う。
617 :
無名草子さん:03/10/22 14:58
今月の文藝春秋の「小さな大物」で、小林さんが取り上げられています。
奥さんと一緒の写真や、NHKで渥美清と共演した時の写真などが載っています。
>>603 「小林」といえば、ロッテの抑えの切り札小林(雅)、同じくロッテで今年10勝
あげた小林(雅)、新人の年が素晴らしかった広島の投手、小林(幹)あたり
ですな。
「信彦」といえば、ダイエーの4番で今年打点王の(松中)信彦ですな。
そんな、あなたが「素晴らしい日本野球」の面白さを(ry
とゆーか、小林信彦が(小説はともかく)エッセイで野球に時々言及
するのを読むとムカツクなぁ。
>>618 >同じくロッテで今年10勝あげた小林(雅)
バーカ! 小林(宏)だろ! 知った風な口を
>>619 お前もお前だ、カキコなんて言葉今頃使うなよ
>>621 前は、48000円だったよ。
待てば、2万円位まで落ちるだろうね。
落ちたら、買おう。(笑)
623 :
無名草子さん:03/10/24 00:25
今週の「人生は五十一から」は
「言葉はなぜ消えたのか?」。
「泉麻人のなつかしい言葉の辞典」(三省堂)という本からいろいろと。
1
625 :
無名草子さん:03/10/24 21:01
いずみん以降に言及しない(できない)あたりが小林らしい。
しょってるなぁ、小林って。
626 :
無名草子さん:03/10/25 09:49
日テレの買収プロデューサーは「雲をつかむ男」を読んでたのかね?
627 :
無名草子さん:03/10/25 13:17
>>626 おそろく、いちばん驚いてるのは小林本人だろう。
「人生は五十一から」で言及するかもしれないが
日テレに知人が多いこともあって、自粛する可能性が大。
>>627 >日テレに知人が多いこともあって、自粛する可能性が大。
世代交代しているから、もう余りいないのでは?
>>617 見てきました。
1950年の「『戦後の』家族写真」と、
1974年の奥さんとのツーショット、
この二つは、僕は初見でした。
>622
箱ありのやつ4万8千で半年以上くらい回ってやっと落ちてたから
箱代考えていくら待っても3万くらいにしかならなそうな予感。
>>628 それが結構残っていらっしゃるようで。
代表格は、思いっきりテレビを担当する斉藤太朗氏。
何度か小説のモデルになった細野邦彦氏は、
現在MXテレビの重役だとか。
しかし、このことにマスコミは全く気づいてないようなので
ぜひエッセイで自己主張していただきたいものですが。
なんか氏は元業界人であったり彼らとつながりがある立場と、そことは
離れた一視聴者や観客であるという立場を、自らの意見を主張するときに
かなり都合よく使い分けている気がする。
氏の評論はよく読むが、何かすっきりしないのはここじゃないかと思うとき
がある。
単なる視聴者や観客の立場ではわからないことを書くから
面白いんじゃないのか?
すっきりしないなら他の評論家のものを読めばいいのに
この程度の短文さえ読解できない馬鹿がいるとは……
言うまでもなく、
>>632の文のポイントは「かなり都合よく使い分けている」にあり、だから
「何かすっきりしない」と述べているのだから、
>>634の頓珍漢なレスは反論にすらなっていない。
コヴァヲタには莫迦が多いね(藁
>635
じゃ、こんなのは如何でしょうか?
えこひいきや独断や偏見があるから面白いんじゃないのか?
要は小林の意見を鵜呑みにせず、裏読みできる批評精神を持てばいいだけの話。
すっきりしたいならマスでもかけばいいのに
638 :
無名草子さん:03/10/26 16:12
639 :
無名草子さん:03/10/26 16:28
日テレ視聴率買収の件笑ったよ
小林の小説にそっくりなのがあった
腹減ってきたけど夕飯なにかな〜
小林って、長年かかってブレイクした人を好まない傾向があるんでは?
643 :
無名草子さん:03/10/27 20:18
この人は下戸だから酒飲みを好まないね。
下戸の演芸評論家にろくなのはいないね。
演芸を評論するけど演芸評論家ではないし..
645 :
無名草子さん:03/10/28 04:14
>小林って、長年かかってブレイクした人を好まない傾向があるんでは?
上岡は?
ポーリン・ケイルの新刊出ました。ケーリー・グラント論も収録されているので、
近日中に中日か文春で取り上げます。<もういいよ
まわりみてコヴァ好きの学生って、なんか通人ぶった嫌味な若年寄り多いんだよね。
ああはなりたくないと思うけど、付け合せにどんなの読んだらいいかな。
とりあえず、菜摘ひかるとか団鬼六とか姫野かおることか全然異質のエッセイ読みまくって
バランスとってます。
エッセイばっかり読んでる時点でバランスが悪いと思うんだが
>>643 >この人は下戸だから酒飲みを好まないね。
>下戸の演芸評論家にろくなのはいないね。
は……、そうですか。
>>648 >まわりみてコヴァ好きの学生って、なんか通人ぶった嫌味な若年寄り多いんだよね。
分かるぞなもち∀゚)
>>648 バランスとりたいなら、本読まない女の子たちとセックスしまくるのが一番。
うんちく話じゃぜったい間が持たないし、馬鹿にされるだけ。
常に、じゃあんたは何できるのって視線で値踏みしてるから、評論家ごっこしていられないよ。
>>652 勇気を出してあなたの体験を語ってくれたんだね。
ありがとう…
「小林信彦のコラム 10」(中日新聞10月28日付)は
「カルト映画か、怪作か
ジェリー藤尾の『地平線が…』」。
「地平線がぎらぎらっ」という1961年の映画を紹介してます。
最近WOWOWで放送したらしい。
ぎら、ぎらっ、ぎら、ぎらっ、
夕日が暮れて〜♪
>>630 三万で買いなのかな?
やっぱし。
所で、今日、年間購読している
「波」が来たよ。
東京少年、第六回。
昔の子供のイジメの方が
陰惨だな。
そう感じた。
656 :
無名草子さん:03/10/29 18:01
「地平線が・・・」
八月に銀座シネパトスでありました。
面白いよ。
今、テレ朝系で美空ひばりの懐かし映像やってますなぁ。
なんだかしょっちゅう水曜日になる
今週の「人生は五十一から」は「箱根秋色」。
奥さんと箱根に行ったんだそうな。結婚記念日とか。
今回みたく映画も本も時事ネタも出てこないのも、たまにはいいなぁ。
締めくくりの一節がとても良かったです。
オク話ですまん
オヨヨシリーズの文庫出した時2週間くらいアクセス0だったことがある…
コバ先生にはキルビルについて語ってほしい。
>>658 エンタメについての薀蓄を傾けるヤツは最近、どこか鼻につくとこがあるけど、
文春の王道、「いかにも」な「作家の身辺雑記」の方が近頃はしっくりくるです。
諦観とほろ苦さが滲む文章、しみじみと良い。
小林が愛読した上林暁の「野」や永井龍男の「秋」なんぞを読み返してみたくなる
うららかな晩秋のゆふぐれどきであった。
>>660 うろ覚えタランティーノ評@小林信彦
彼のピークは「パルプフィクション」だったのではないか?
そうでない方がいいに決まってるのだが、
僕のカンはよく当たるのだ。
「フォー・ルームス」(1995)公開の頃に
こんなことを書いてたような記憶がある。
「ジャッキーブラウン」(1996)については、
ろくに取り上げなかったのではないか?
キルビルの評価はむずかしいですね。39歳のオレにはあまりピンとこなかった。
インテリジェンスに乏しい、ただのチャンバラ映画にみえる。
そこでコバ先生に、東映ヤクザ映画の引用部分だとか、梶芽衣子をフィーチャーした必然性とか(もしあれば)
語っていただけたらと。
会社の顧問の元スター編集者は、「画期的な娯楽映画だ」って言ってた。
>>664 >インテリジェンスに乏しい、ただのチャンバラ映画にみえる。
そういう狙いで作っただろうから、君は正しい。
それを面白いとおもうかどうか、という映画だったと思う。
あれが「画期的な娯楽映画だ」って評する奴は、
「昔からちゃんと映画を観たことないんです」って言ってるようなもん。
小林氏には、つまらん引用部分の説明なんかいらないから、
日本刀の殺陣のシーンが、最近の日本の映画やテレビでは観られないくらい
ちゃんとしていること(ここでテレビ「武蔵」との対比だな)、
カメラワークが素晴らしいことを語ってほしい。
って、ユマ・サーマンって小林氏の好みじゃなさそうだから、無理だろうね。
背高いし。
>背高いし
毒舌ですな
667 :
無名草子さん:03/10/31 23:05
深作の映画って鉄砲がちゃんと動作してないから興醒め
668 :
無名草子さん:03/11/01 14:48
>>665 まあ「暴れん坊将軍」に比べればお遊戯だがな。
またえらいもんを持ち出してきたな、「暴れん坊」って…
話はズレますが、「子連れ狼」の連載が始まったばかりの頃、
小林氏もまだ漫画っつうもんをけっこう読んでいたようで、
確か「東京のロビンソンクルーソー」には、この漫画に関する文章が
載ってたんじゃないか?
670 :
無名草子さん:03/11/06 15:25
>>669 漫画、劇画のたぐいはあまり読んでいないと思う。
件の「子連れ狼」も、評判になった劇画を読んでみての分析というか。
むしろ、役者・若山富三郎の俳優論の部分が面白かった。ここで触れられている
「悪親分対代貸」(何つうタイトルだw)という東映やくざ映画をずっと追いかけているが、
おれはまだ見たことがない。
文芸春秋でコヴィー発見。
吉本隆明との写真が意外でした。
>>672 >>617や
>>629で取り上げられてたやつ(11月号)のこと?
最新号(12月号)発売の前日という、えらく微妙な書き込みですな…。
吉本氏とのツーショットは「小林信彦の仕事」にも
掲載されたものだろうか?
「キネマ旬報」の大高宏雄(映画業界紙記者)の「ファイトシネクラブ」(ダサッw)なるコラムで、
中日新聞「小林信彦のコラム」で「踊る大捜査線2」を取り上げた回にふれ、
映画評論のありようについて考察してまつ。
「小林信彦のコラム 11」(中日新聞11月11日)は
「三度目の『その場しのぎの男たち』」。
先週の「人生は…」とネタがかぶってるけど、
掲載場所を意識して書き分けてるところもあるようで面白い。
「人生は」では伊東マンセーだったけど
今日の「コラム」ではこの芝居そのものの紹介を丁寧にやっている。
「ぼくは伊東バージョンを見たわけだが、
山本バージョンも見たかったと思う。」
コラムの後半で、70年代の小演劇について触れている。
僕の全然知らない小屋の名前が連発されたが、
読む人が読めばきっと懐かしいんだろうなぁ。
ヤフオクの「小林信彦」で、
ちょっと珍しいモノがひっかかった。
「世界SF全集/16巻」(早川書房/1969年)という本で、
収録されてるのは
「シオドア・スタージョン/夢見る宝石/雷鳴と薔薇」と
「フレドリック・ブラウン/火星人ゴーホーム/みみず天使」。
で、月報の執筆者が
「中原弓彦(小林信彦)/福島正実/伊藤典夫」。
小林氏のSFに関する文章って、どうも読んだ記憶がはっきりしない。
70年代のコラム集に掲載されてたっけ?
ヒッチコック・マガジン時代はミステリと共にSFも取り上げてたよん
うわっ、既出にもほどがあるネタだったか・・・
>>673フォロー申し訳ない。
小林さんはブラウンとかシェクリィとか筒井康隆とかしかわからなかったらしい
徐々にSFからは撤退
正解だったと思う
遥か後年、バックトゥザフューチャーについて
誰かと対談してるのを読んだらあぶなっかしくて
小説世界のロビンソンにSFに関する文章があります。
>>676
松本と対談させたい
683 :
無名草子さん:03/11/12 20:42
文系、理系という括りは嫌いだけど、
理系のほうがさっぱりなのが、小林萎えの一因だな。
またコムヅカシイネタを引っ張り出してきたなぁ、文系理系って…
小林氏と同年代で理系OKの人…
う〜ん、いわゆるSFのヒトタチしか思いつかん。
685 :
無名草子さん:03/11/12 23:00
>>684 なんか歳取るとみんな文系になると思ってないか?
つーか、理系イコールSFって、
いつの時代のヒトなのかしらん。
「汚れた土地」と「監禁」と「冬の神話」が、図書館の無料文庫に
投げ捨てられていた。一応保護しといた。これ全部売ったら3万くらいにはなる?
>>687 ヤフオクでだと
「汚れた土地」 35000円
「監禁」角川文庫版 10000円
「冬の神話」角川文庫版 10000円
って所ですか。
今週の文春、
TVの視聴率のアレだったね。
同時発売
井上トシユキ
2ちゃんねる宣言 挑発するメディア
文春文庫 571
12/05
今週の「人生は…」のなかで
氏の視聴率関係の短編が掲載された
「中年探偵団」(文春文庫 絶版)について
「興味がある方は古本屋でどうぞ…」みたいなことが書いてあったけど
状況としてはけっこう厳しいんじゃない?
というか、昔メシ食うために書いてた小説なんて
どーでもいいんですけど、って感じがしたなあ。
『世界の喜劇人』、オン・デマンド?みたいので3000円で復刊してた。
以前5000円で手に入れたというのに。
うちの近所のブックマーケットじゃ 100円だけどな。
あまりきれいじゃないし、持ってるから買わないけど。
5000円はあまりに高すぎ。
「夢の街 その他の街」
「袋小路の休日」
「家の旗」
これらはあんまり出回ってないような気がしますが、高く売れますかね。
全部初版です。
696 :
無名草子さん:03/11/15 11:00
>>663 「パルプフィクション」のレストランには、
往年の大スターたちのコスプレをした店員が登場するけど、
年代設定が無茶苦茶(別々の時代のスターが一緒に出てること)だと
小林は嘆いていた。
それで「タランティーノは若くて無知だから仕方ないか」とか言ってるんだけど、
もう、タランティーノのセンスが全くわかってないでしょう!?(笑)
KILLBILLについても「外人だから服部半蔵が現代人だと思ってる」
とか言い出すんじゃないの?
>>696 「小林信彦のタランティーノへの対応」としては正しいような気が
若い世代からの嘲笑も甘んじて受けるというか
どうせずれてるんだからサ
確かに。
そういうキャラが確立してるものなあ。
699 :
無名草子さん:03/11/15 14:36
>>697 それ、単に小林を馬鹿にしてるんだろう。
間違いは間違いとして認める勇気はもっているはず。御大は。
ちゃんとおかしいところは指摘すれ。
700 :
無名草子さん:03/11/15 14:37
タランティーノは無知だよ。
現代日本で、日本人はみんな日本刀を帯刀していて、飛行機の座席には
日本刀ホルダーがあると思っている。
701 :
無名草子さん:03/11/15 21:58
タランティーノの日本映画以外のバックボーンについては無知だと思うな、
のびー。
>KILLBILLについても「外人だから服部半蔵が現代人だと思ってる」
>とか言い出すんじゃないの?
「素晴らしい日本野球」や「ちはやふる奥の細道」の作者に対して、それはないだろう。
うむ、漏れもキルビルを見終わって真っ先に思ったことは
「小林信彦はこの映画を見てどう思うだろう」だった。
ホントに何も言ってないの?
小林信彦がこしらえた妄想を、
理解して実現するような時代が来た、ともいえるわけで。
たとえていうなら、広島カープの選手が試合前にハイになるために、
紅葉饅頭を食べる、なんてことを喧伝すみたいなもので。
705 :
無名草紙さん:03/11/17 20:50
<704
「唐獅子源氏物語」のエピソードの一編(タイトル失念)に
「大阪では節分に巻きずしを毎年ある方角に向かって丸ごと食べると
縁起が良い」というのを小林氏一流のジョークだとばかり思っていたのですが
来阪してお寿司やさんの店先に「今年の方位は××です」と印刷された組合の
ポスターが貼ってあるのを見たときには街を歩いていて笑いをこらえるのに
必死でした(W。
「麦湯」というのがわからんかった。
>>705 まるごと食べるだけでなく、
食べてる間、一言もしゃべっちゃいけないのだよ。
今年の節分の話だが、夜遅く帰ると
食卓の上にどーんと巻きずし1本と恵方を書いた紙が。
しかたないから一人で黙って恵方を向いて巻きずしをくわえたのだが、
ああ、俺っていったい何してるんだろう、って思ったよ。
明らかにコンビニだの持ち帰りの寿司屋だのが、
あの巻き寿司一本食いを煽ってるよなー
<706
「夢の砦」で夏の時期、横溝正史宅へインタビューへいった際
涼風のよく通る屋敷の応接室で麦湯を出された〜という場面で
「暑い盛りに客人にホットドリンクを出すとはどういう人だ?
/もと洒落者編集者のジョークか?」と勝手に解釈しました(w
「人生五十から」で奥様に「早く言えよ」と書いていた小林氏ですが
こっちのセリフだと言いたい(w
711 :
無名草子さん :03/11/18 20:42
横溝正史は近鉄バファローズのファンでした。
麦茶のことを麦湯っていうの普通じゃない?
では多数決で…
714 :
無名草子さん:03/11/18 21:23
ペットボトル入りの麦茶が売り出されて以来、
「麦湯」という言葉は死語になってしまった。
マルコメのお味噌汁のCMが「おつけ」を駆逐し、
「胃のいちばん」のCMが「いの一番」の正しい
アクセントを消滅させたのと同じ現象。
よ〜し、なんか調子が出てきたぞ…
おこうこ
おみおつけ
ハンバーグに目玉焼きを乗せたのを食べるのが、
いいのではないか。
>>705 私も一時期大阪に住んでたのだが、
あの風習にはおどろいた。
自分では試さなかったので、
あれは一人で一本巻き寿司を食べるということなのか、
いまだによくわからない。
考案したのは、巻き寿司販売してる方だとにらんでいる(w
>>716 一人で一本、まるまる食べるねん。
ちなみにこのスレ、
こういうネタだと、えらく和むなあ。
コヴァ死亡!!!
719 :
無名草子さん:03/11/20 11:44
本日アサピーの天声人語に小林の「テレビの黄金時代」が
視聴率操作に無理矢理からめて引用されているなあ。
今週の「人生は五十一から」は
「選挙の一日」。先の衆議院選挙のことです。
721 :
無名草子さん:03/11/20 20:29
「新聞は本当の事を書かない」
なら、お前が書けよ!
って、思ったのおれだけ?
>>721 そういう思わせぶりな書き方時々するよね。
実は自分を大きく見せるためのテクかな。
新聞や雑誌がほんとうのことを書かないのは常識だろう。
だからこうやって2chに人が集まる。
そして、2ちゃんに来た馬鹿は真実を知った気分になると。
新聞は本当の事を書かないけど朝日の世論調査は信じるよ!
「雲をつかむ男」ずいぶん久しぶりに読み返してみたけどつまらなかった。
小林は中年以降大化けしたってことかな。
727 :
無名草子さん:03/11/25 04:52
文春のエッセイで新聞TVは嘘ばかりとか情報がまわってこなくて
劇を見逃したとかいうのを読むと
小林さん、ネットをやりなよ!あなたのようなタイプにこそ
2chはぴったりだよ、と言ってやりたくなる。
>>727 きみに言われなくてもちゃんと見ているよ。
目が悪いのに見てるわけない
自分では見ないけど編集が見せた事はありますよ。
(マイナーな某稿にありますな。)
小林さんて万年筆派?
ネットは本当の事を書かない。
>>730 おかしなものを見せて精神的ダメージを与えるようなことを、
編集者はすべきではないと思う。
(何を見せたのか知らんけど。)
かつて小林氏は、藤山寛美が的はずれな批評を載せた
専門誌(紙?)を読んだらしいことを知り、
「そんなもんを藤山に見せたのは誰だ!」と怒っていた。
???
735 :
無名草子さん:03/11/26 21:58
藤山寛美責任編集ですか?
736 :
無名草子さん:03/11/26 22:33
>>733 そんなものを読ませるべきでない、なんてずいぶん思い上がった態度に
思えるけど。
誰が何読もうが勝手だろ。
↑ (`・ω・´) <読解力のない馬鹿を発見しました
>>733 あ、言葉が足らんかった…
かつて小林氏は、藤山寛美が、藤山の芝居に対する的はずれな
批評が掲載された専門誌(紙?)を読んだらしいことを知り、
(以下同文)
>>738 誰かがわざわざ寛美にその批評を見せに行ったというわけだね。
もし寛美が自発的に読んだのなら、小林の言葉は意味が通らない。
「小林信彦のコラム 12」(中日新聞11月25日)は
「ポール・ニューマンの老探偵物『トワイライト』がいい」。
日本では劇場未公開のこの作品を深夜のテレビで
観たんだそうです。
1998年作品。ニューマン72歳。
「ポール・ニューマンの <らしい演技> をたのしむ映画として、
せめてDVDでも出してもらいたい。」
コバちゃん、もう残りの人生を考えて、自分の時間は有効に使ってるでしょ。
ネットなんか見ねえだろ。
推測で言う前に書いてあるもの読め。
(まあ例によって全て本当とは思わないけどね。)
743 :
無名草子さん:03/11/27 22:24
今週号もすごいね。
誰か止めないの?
>>743 今週の「人生は五十一から」のことか?
「おとなしい日本人」。
小泉のアメリカ迎合や外務省に対する批判とかいろいろ。
>>740 そういう渋い映画を薦める所などは、まだまだ間違えないですね。この人は「踊る」などの
世間の公のミーハーに合わせると、逆に酢豆腐になるw メジャーとマイナーのキワキワでこそ勘が冴える。
>>744 また、「社会」を語って恥をかいてるんですか? この人の時事ネタはつまらないのに。
>>745 そうか?陳腐な笑芸評よりはマシではないかな。
岡本行夫って、
官僚らしくない顔してて、
実は典型的な政治家にすり寄る官僚だな。
747 :
無名草子さん:03/11/29 20:40
ラスト・サムライ評が楽しみ(w
「ブラック・レイン」は褒めてたね。
もうずいぶん前になりますが。
749 :
無名草子さん:03/11/30 12:23
ブラックレインって、悪意を持った日本へのステレオタイプだらけの駄目映画だ
と思う。
あの映画の松田優作って結局何考えているか分からないから怖い妙な日本人
として描かれているだけでしょ(アメリカ人があれを魅力ある悪役と感じるわけ
がない)。
あの映画褒めているようじゃだめだな。
>「ブラック・レイン」は褒めてたね。
この一文だけで、実際の文章も読まずに決め付ける
>>749はだめだな
>750
俺も749はダメだと思う。
あの映画で、高倉健の描き方がどうだったかに頭が回ってないのも致命的。
752 :
無名草子さん:03/11/30 20:00
つーか、若山富三郎の英語がヘタで、吹き替えになっていることに頭が
回っていない時点でお前ら全部だめ。
つーか、日本国内で吹き替え版を公開する際には、
権利問題から高倉健を声優があててることに
頭が回っていない時点でお前ら全部だめ。
っつーか、スレタイからどんどん離れていくおまいらみんなだめ
755 :
無名草子さん:03/11/30 20:49
最近のレスにおけるだめの数の集計
>>749 5票
お前ら 3票
小林 1票
オレ様 0票
まあ、
>>749がだめなのは衆目の一致するところだね。
>754←芸もネタもない奴
>757
あ、気にしなくて良いです。
自作自演ですから。
少し遅いけど、
>>745に同意だな
もう政治の話はやめたほうがいいのに
エンタメ評だけなら、まあ安心して読める
761 :
無名草子さん:03/12/01 01:03
みんなの『ブラックレイン』評はどうなの?
あと先生の『キル・ビル』評はどうなると予想するの?
あ、まず僕が表明せんとな。
僕は「ブラックレイン」大好きです。
あの映画における高倉も松田も
日本の描写(の一部)も最高だと思います。
ただ「日本人役の中国人俳優」がちょっと多かったかな、と。
「ブラックレイン」ですごいのはカメラだけ。
慣れ親しんだ大阪の街が別の街に見える。
小林氏、「キル・ビル」はスルーに1000オヨヨ。
>>762 > あの映画における高倉も松田も
> 日本の描写(の一部)も最高だと思います。
そーかー?
すいません 詳しいかた教えてください。
小林さんが「一冊の本」(朝日新聞社)12月号で、昔からの友人で、薬物をやっていて、
最近亡くなった友人について書いていますが、この友人って誰ですか?
前田陽一監督かなぁ??
766 :
無名草子さん:03/12/04 19:58
『ブラック・レイン』は
・相変わらず、画面を煙、光、水滴で埋めてるね
・相変わらず、食い物を美味そうに撮れないね(特に麺類)
役者は特に印象に残っていないなぁ
あ、内田裕也って出てたっけ?
「ラスト・サムライ」のニュースを観てて思い出したのは
かつて「ショーグン」という小説(映画)があり、
それをきっかけにした小林氏の「素晴らしき日本文化」という
短編だ。
「ブルータス」に掲載されたのをたまたま読んで、ゲラゲラ
笑ったものです。
「チンモコちゃん」でしたっけか?
今週の「人生は五十一から」は
「二の酉のあと」。
まったりと歳時記ものか…と思いきや、
久保田万太郎、三島由紀夫、とこのスレを荒らしそうな
話題にも事欠かない。
山椒切から立花屋に関する描写のうまさは
小林氏の真骨頂。
769 :
無名草子さん:03/12/05 22:06
山椒切って、なんて読むの?
770 :
無名草子さん:03/12/05 22:44
正直、80年代がピークだったな。
知る人ぞ知るカルト作家から一気にメジャーへと駆け上がっていく
あの時代をリアルに体験できたのは幸福だったと思う。
当時の小林はどこか禍々しい危険な毒素を孕んでいた。
ブルータスやキネ旬をひらくたび、なぜかハラハラしたことを覚えている。
いまはまあ、良くも悪くも大家に収まって、同時代の若年寄りの愛玩物となってしまったようだな。
ちょっと気難しい横丁のご隠居って感じか。
酉の市については毎年書いているような気が。
今年も花園神社はヤクザが大漁だったよ。
773 :
無名草子さん:03/12/06 21:17
さてさて、どっちが田舎者かな。
「ぼくが選んだ洋画・邦画ベスト200」( 文春文庫)が
発売されました。
「2001年映画の旅―ぼくが選んだ20世紀洋画・邦画ベスト200」の
文庫化です。
表紙は単行本と同じイラストでアレンジ。
短い「文庫版のためのあとがき」があります(2ページ)。
切り山椒を実際に食ったことがある奴なんてこのスレにどのくらいいるんだか(w
でも食いだすと止まらないんだよな、あれ
結局一袋食ってしまう
名前を知らないだけで、食べたことあるって人は多そう。
オイラがまさにそれ。検索してみたら馴染みの菓子がw
勝手に柚子胡椒みたいなのを想像してた
都内以外じゃ見かけないぞ
千葉に引っ越したとたんに幻の食い物になってしまった
779 :
無名草子さん:03/12/07 22:59
きりざんしょage
780 :
無名草子さん:03/12/08 12:18
質問なんですが、
「われわれはなぜ映画館にいるのか」と「映画を夢みて」は
どれくらい内容が違いますか?
「われわれは〜」からカットされた部分のことが知りたいです。
773>そういえば、田舎者って何を規準に「田舎者」なのでしょうか?
東京から何キロメートルとかでしょうか?
常盤より小林のが田舎者だと思うよ、おれは。
久保田万太郎ならこのスドちゃんを何て言ったろうね。
784 :
無名草子さん:03/12/09 05:43
突然ですいませんが、
昔、ロッキングオンという雑誌の、渋谷陽一じゃないほう(名前は忘れました)と、
『イエスタデイ・ワンス・モア』とかいう本の、
記述に関してろんそうしてませんでしたか?
小林さん?
>>784 してたね。
よほど怒ったのか某雑誌でとんでもな反論して
当時は笑われてましたなあ。小林さんもあのあたり
から整合性が無くなってきた。
無くなってきてからの方が好きだけど。
786 :
無名草子さん:03/12/10 01:59
またこの話題の蒸し返しか。
あの論争は_小林の圧勝_で決着がついていますが、なにか?
>>786 >なにか?
ってでたらめ書くなよ、タコ
どこが圧勝なんだw
当時、あの論争(っていっても作られたものであるのは周知の通り)は
おもしろおかしくみられていて、勝ち負けなんてものは無かったと思うが。
そのあと小林さんが論争中と違う主張を某紙でして、いろいろ
明らかになってきたんだよね。
# ここらへんは当時の資料を丹念に漁ると比較的はっきりする。
# 大宅図書館でざっと調べるのがお勧め。
>778さん
おれ39歳で、ロッキンオンをいまでも読んでて、渋松対談のページはけっこうすき。
(渋谷陽一と松村某---小林信彦との論争相手のオヤジ雑談のページね)
というわけで、あなたの軍配でいいので、かいつまんでおしえてくださりませんか。
おおかた、小林信彦が見当はずれだったんだろうけど…
>>788 >小林さんが論争中と違う主張を某紙でして
おれもこのあたり興味があります。よろしくお願いします。
東京生まれであることを支えにしていることは間違いない
792 :
無名草子さん:03/12/11 16:32
おお、いいスレを発見しました。
一通りROMしたくなるのは久しぶり。
795 :
無名草子さん:03/12/11 19:52
なんか他人の面白い法螺を列挙して解説するだけでも興ざめなのに、
自伝のラストを書いて、これから読む人の楽しみを奪ってしまうというのは
ちょと野暮すぎですな。
>>795は今週の「人生は五十一から」、
「ジョージ川口のすばらしき人生」のことだと思います。
>>795 >自伝のラストを書いて、これから読む人の楽しみを奪ってしまう
ジョージ川口の自伝はミステリーじゃねえぞ(w
「ちょと」センスずれすぎですな。
800 :
無名草子さん:03/12/12 01:15
>>799 おいおい、ミステリ意外ならネタバレOKなのかよ。
自伝のラストのあればらされちゃ、つまんないだろ。これから読む人は。
801 :
無名草子さん:03/12/12 15:32
まあまあ山椒切
802 :
無名草子さん:03/12/12 21:05
はっきりいって、小林よりジョージ川口のほうが文才あるな。
>>802 そこまでいうか。
まあ、川口のジャズマン一流の法螺話は山下洋輔に受け継がれたわけだが
>>800 ミステリーつうのは喩え
ずーっとホントだと思いながらジョージ川口の自伝を読んできて、
あの最後のくだりで「ホラだったのか!!」なんて思うやつがいるのか(w
最後のジョークひとつを紹介するのを「ネタバレ」というからずれ過ぎ、と言ったのだ
これ以上は繰り返しになるから好きにしてくれ
805 :
無名草子さん:03/12/13 01:04
右を向いても、左を見ても
馬鹿と阿呆のからみあい
どこに男の夢がある
807 :
無名草子さん:03/12/13 15:42
>>806 世の中が駄目で、それが変わる見込みもないなら、死ぬしかないのでは?
古いやつだとお思いでしょうが
古いやつこそ新しいものを欲しがるものでございます
どこに新しいものがございましょう
今の世の中
右も左も真っ暗闇じゃござんせんか
次に書くのは、間違いなく都筑道夫のことでしょうね。
今年中に間に合うかな。都筑氏のこと。
811 :
無名草子さん:03/12/13 20:38
最後のミステリ作家逝くとかなんとか・・・。
最近の分厚いミステリ本を読み通すのは体力が続かないでしょうね。
亡くなった人の話ばっか書くのは本人が一番いやなはずだが
とはいえ、書かずにいられないような人が次々亡くなるんだから
読んでてちょっといたいたしいわなー
813 :
無名草子さん:03/12/14 14:25
>>812 いや、まあ確かに一つの時代を象徴するような人が次々死ぬことは
時期的にあると思うけど、小説や映画だって新しい才能は次々でて
いるんだから、そういうのをフォローする体力や好奇心があれば、
それほど暗くならなくて済むのでは?
映画にしてもティム・バートンやデビッド・リンチなど明らかにハリウッド
的大味な大作とは別の作り手についてはあんまり語ってないし。
なんか暗くなっちゃうんだよねー。蓮(旧字の実)重彦読んだ方が、
こっちも劇場に行こう、と元気がでるんだよね。
発売中の「文藝春秋」2004年1月号の巻頭あたりに
小林氏の短い文章が掲載されてます。
「<視聴率>なんかこわくない」という題です。
815 :
無名草子さん:03/12/15 00:04
小林信彦のエッセイはとても好きなんだが、文春の政治と食い物と旅行の話は
面白くないなあ……。
趣向の狭さがわかるというか……典型的な反自民リベラル左翼の意見ばかりの
政治批判はとてもつまらない。
映画評や文学評は面白いけど最近は鑑識眼が衰えてきたんじゃないの?
たとえばほめていたシンプルプランなんてそんなにいい映画か?
>>813 つか、小林さんは興味の対象はかなり幅広いと思う
同じ世代であの守備範囲の広さに匹敵する人はあまりいないと思うが
どんな人でも自分の同世代の人間が最大の興味の対象だろうし
だから「書かずにいられないような人が亡くなる」のは、
時期的にってことではなくて、小林さんがそういう世代にさしかかっているためで
だからコラム書きを続ける限り、今後も人が亡くなる話を書かざるをえないのでは
817 :
無名草子さん:03/12/15 00:51
>>816 そうかな?
淀川、双葉みたいに、さらに守備範囲が広い人もいて、その広さ故にちょっと
ピントはずれみたいなこともあるわけだけども、それも芸風というか、愛嬌で
許されちゃうのがあるでしょ?
でも小林の場合は自分が的外れなことをうっかり言ってしまうことに対する恐怖
がものすごいというか、揚げ足取られないようにと萎縮しちゃっている気がする。
老人にのみ許される大らかさとかそういう方向に「人生は五十一から」が向いて
いないというか(w 偏屈な方にばかり向いている気がするんだな。
蓮実重彦みたいな、アカデミックに見えながら、実はでたらめさと紙一重の
冗談をいう余裕もないみたいだし。
なんか駄目な方向に進んでいる気がするよ。
>>815 双葉さん風にいえば、原作が☆☆☆☆なら、映画は☆☆☆★(★)かな。
原作にはない(・∀・)イイ!ところもあるし。かっこの中のおまけは演技者が脇も含めて優れていたから。
と偉そうにほざいてみた(・ω・)
衰え云々、文春〜は同意。
>>816 確かにコヴァは守備範囲が広いな。
最近自分の健康に関する愚痴が多いが長生きしてホスィ。
たしかに健康ネタは増えたね
健康に対する不安はわりあい若い頃から書いている。家系からか自分は長生きできないであろうとも、
度々記してるね。その割には元気というか頑健だと思うんだが、こう自分の親しい人が亡くなっていくと、
自分だけが残ったという、感傷的な気持ちになるのも仕方ないだろうな。
70過ぎなのに文章からだと60才くらいの行動力を感じるよね
822 :
無名草子さん:03/12/15 22:11
要するに「人生は五十一から」が命取りだったってこった。
今週号から「人生は七十まで」ででな。
「人生は五十一から」の連載開始を知った時のことは
よく覚えている。
「天才伝説 横山やすし」の連載が終了した直後の
「週刊文春」新年号発売日、虫の知らせ、というんだろうか、
何か感じることがあって朝、コンビニへ走った。
目次で確認して、思わずつぶやいた。
「あんまり喜ばせんといてほしいわぁ…」
━の知らせ
(よくないことの)予感。 (新辞林 三省堂)
824 :
無名草子さん:03/12/16 23:46
このスレのみなさまは、森卓也に対する評価はどんなもんでしょうか?
>814
あんまり興味ない。いくつか本はもってるけど。
826 :
無名草子さん:03/12/16 23:53
827 :
無名草子さん:03/12/17 21:14
今週は外れのほうでした。
828 :
無名草子さん:03/12/17 22:00
>>827 同意。来週は都筑氏の話きぼーん。
小林氏からすればライバルだったはず。
今週の「人生は五十一から」は
「『ホワイト・クリスマス』と愛国心」。
40年代エンタメから社会ネタまで縦横無尽
…とでも言っておきましょう。
また政治話ですか……
831 :
無名草子さん :03/12/18 20:05
反自民で、
岡本行夫を罵倒しているわりには、
文春は小林さんを干さない。
やはり人気者ゆえか?
洋画・邦画ベスト200を読んだがコメントがイマイチ。
1作品につきせめて40×20で5、6行の批評をやっててほしかった。
イラク派兵に関してあんなありきたりなことしか言えないんだもんなあ
つまらなすぎ
「非常に才能のある人が、一面、エクセントリックな愛国主義者」って、、、
この場合のエクセントリックは、小林さんの言葉であるから、
愛国主義者は=すべてエクセントリック、非限定的なのだろうけど
才能のあるなしと、愛国主義と、関係づけるほうが無茶ってもんだ
才能のある人間なら、政府に批判的でなければおかしい、かのような
論理展開のほうが無理すぎる
835 :
無名草子さん:03/12/19 21:43
自分は愛国者ではないから才能も無い。
という、小林氏一流の諧謔であろう。
などと逝ってミル
836 :
無名草子さん:03/12/19 23:06
小林氏、キルビルは無視するだろーけど、
ラストサムライは辛口批評してくれると思うな。わくわく。
以下コラムの展開予想↓
1.最近話題になってる「ラストサムライ」を観た。
2.無茶苦茶な日本描写を、「ちはやふる〜」と絡めて語ってみる。
3.過去の日本人が登場したハリウッド映画の話をし、
日本人の描き方が大昔からぜんぜん変わってないと嘆いてみる。
4.最後に自衛隊のイラク派遣の話もからめてみる。
5.小雪はちょっと好きかも。
837 :
無名草紙さん:03/12/20 12:57
好みの女優が出ていると評価が若干甘くなるところがありますね、小林氏。
いくらジェイミー・リー・カーチスが魅力的だからといって、10年ほど前
「ブルースチール」というトンデモ刑事映画について書いておられたのには
氏の見巧者ぶりに敬意を表しているはずの私でも唖然としましたから。
(拳銃を持った殺人狂に追われる男女の刑事コンビが、逃げ込んだ片方の
住むアパートでいきなりベッドシーンを繰り広げる、という)
ちなみに山田宏一氏の「ブルースチール」評
「あれはバカな映画でしたねぇ」
838 :
無名草子さん:03/12/20 14:26
>>837 > (拳銃を持った殺人狂に追われる男女の刑事コンビが、逃げ込んだ片方の
> 住むアパートでいきなりベッドシーンを繰り広げる、という)
「ブルースチール」がとんでも映画であることは同意しても、この要約は
脳軟化が感じられるぞ。
男女の刑事コンビが、女の無謀な行動(犯人を捕まえようとする)の後、
男のアパートへいって、死への恐怖から開放された安堵感と高揚から
ベッドシーンへ、ってことでしょ。その辺は分からないのかな?
それなりに理由なり必然性がある流れではあったよ。
839 :
無名草子さん:03/12/20 21:12
>蓮実重彦みたいな、アカデミックに見えながら、実はでたらめさと紙一重の
>冗談をいう余裕もないみたいだし。
「映画はいかにして死ぬか」にある映画芸術の毎年のベスト10を見ると
70−80年代においては、このおっさんはでたらめさが売りだったのでは
なかろうかと同時時代を知らぬワタクシは思うのだけれども、実際はどうなのですか?
すれ違いかも知れませぬが。
840 :
無名草子さん:03/12/20 21:23
ラーメンも映画も他人の評価はあてにならん
841 :
無名草子さん:03/12/21 19:00
イーストウッドの新作『ミスティック・リバー』は取上げるのだろうか
取上げるのならば‘一応’ミステリーなのでそこの所をよろしくお願いしますね
842 :
無名草子さん:03/12/21 20:56
椎名とか林とか小林を惰性で連載させてる週刊文春を
惰性で買ってる俺。
843 :
無名草子さん:03/12/23 10:02
>才能のある人間なら、政府に批判的でなければおかしい、かのような
>論理展開のほうが無理すぎる
ただし、彼の言いたいことはなんとなくわかる。
才能ある人は懐疑的になる傾向があるから、批判的なのが通例だ。
といいたいんだろう。
844 :
無名草子さん:03/12/23 14:56
そんな難しいこと考えなくても
俺は政府に批判的→俺は才能ある→才能あるものは政府に批判的
という小林三段論法の当然の帰結では?
「小林信彦のコラム 14」(中日新聞12月23日)は
「メグ・ライアンが頑張る『イン・ザ・カット』。
東京国際映画祭で上映され、封切り予定は来年四月。
「メグ・ライアンはヌードどころか、かなりきわどい描写にも挑戦している」
そうで、このあたりがこの映画を取り上げた理由だろうか。
846 :
無名草子さん:03/12/24 02:18
まあ今回のイラク派遣はどう考えても馬鹿げてるからな。
愛国主義とかそういう問題ではなく。
週刊文春新年号から多くの連載陣のタイトル変更です。
氏のタイトルは『本音を申せば』だと。連載回数は、『人生』より通算。
また食い物話 しかもたいしてうまくなさそう
映画・文学→政治→旅→食い物
このローテーションもう飽きた
851 :
無名草子さん:03/12/25 22:30
今回は輪をかけて酷かったなぁ。
というか、
週刊文春という器が終わったことを確信したリニューアル…。
852 :
無名草子さん:03/12/26 00:47
ところで今号のP.74の最下段、
「クリスマスが終るころ、家族四人は箱根のホテルに出かけた。クリスマスが終わると、
ホテルはがらんとして、閑になり。愛想がいい三十日くらいから、正月用のお飾りを準備し始める。」
は、明らかに校正ミスだな。
「愛想がいい」と「三十日くらい」の間に最低限「。」が入るか、「。そして」を挟むか、とにかく何か脱落がある
リニューアルもいいけど、編集者しっかりせんかい!
あ、引用間違えた(w
「閑になり」のあとは「、」ね
今週のタイトルは「手作りのおせち」。
855 :
無名草子さん:03/12/26 07:14
岡本行夫って、小林信彦と対極にある人とも思えない。
親米ではあるけど、まだ「穏健」なほうではないかな。
確かに小泉マンセーはあるけど。
【故林信彦】
優れた小説家、(エンタテインメント)評論家、
晩年は、山本夏彦さんばりの優れた世評家=エッセイストでした
と評価されたい、のが本人の願望です。
小説=本人もネタないし、出版社側も売れないので書かれても出したくない。
評論=もう書くネタのある付き合いのある芸人いない。映画評も実は
ずれてる(ずれてない様に感じる所は、昔言ってた所の使いまわし)。
エッセイ=ん? 昔小説家の本分は、小説って書いてたよな。そもそも
食えない時代に自虐的に雑文(エッセイ)を書いて糊口をしのぐ
のは嫌だと書いていた罠。
とゆうか、この人、出版サイドの要請もあろうが、『超読書法』
『2001年映画の旅』(文庫改題したが、『ぼく』って何だよ
敬愛する双葉さんの真似ですか?)なんていう、後世読みつがれ
そうもないタイトル(書名)をつけてる時点で終わってるよ。
「地獄の黙示録」からきた『地獄』三部作は、本人のパワーも
あった時代なので、それほど気になる書名ではなかったが。
しかし、自分でも書いてたけど、小説も含めて本当に
はずした書名がベテランなのに多いな。
今後、故林信彦が世を「あっ」と言わせるとしたら、
無削除版日記の出版だな。それしかありません。
岡本行夫はやめとこう。
>>857 久々に香ばしいのがキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!
ところで無削除版日記の出版がスキャンダラスなのは
1 歯に衣着せぬ同業者への悪口が書かれている
2 むっつりドすけべの面目躍如たるエロ妄想がかかれている
3 直木賞取れなかった恨み辛みが嫋嫋と綴られている
4 日々の洒落と題して数十年にわたるオヤジギャグのメモがある
5 その他
さて、正解は何番でつか?
冬休みだなぁ
>>855 お約束のつっこみ、ありがと〜
もしかしたら誰もつっこんでくれなくて
居心地の悪いままかと心配してますた(w
862 :
ファンでもアンチでもない:03/12/27 00:32
> とゆうか、この人、出版サイドの要請もあろうが、『超読書法』
> 『2001年映画の旅』(文庫改題したが、『ぼく』って何だよ
> 敬愛する双葉さんの真似ですか?)なんていう、後世読みつがれ
> そうもないタイトル(書名)をつけてる時点で終わってるよ。
これは擁護の人でも言い訳できないんじゃないか?
実は編集に嫌われているとか。嫌がらせで付けられた題名としか思えない。
『超読書法』 『2001年映画の旅』なんて、会議で場をほぐすためのジョーク
としてあげる題名だろ。ホワイトボードに書いてすぐバッテン付ける。
この題名良いと思ってんのかな?小林ファンは。
燃料投入にしてはつまらんな
タイトル狙ってはずしてるみたいでみっともないというのは正論じゃん。
文庫が雑誌並みに扱われているとぼやいてるくせに、本人のタイトルのつけ方は
スポーツ新聞の見出しレベル。
何十年も版を重ねるような本の題名とは思えない。
というより、三日で忘れそうな安っぽさだよ。
「笑いごとじゃない ユーモア傑作選」
「結婚恐怖」
売れそうもない、売れない書名だなw
もまいら、売れそうな書名ってどんなんだと思ってます?
「世界の中心で、愛を叫ぶ」ですか(w
867 :
無名草子さん:03/12/27 16:41
『世界の中心で愛をさけんだけもの』
なら知ってるけど。
なんか駄目な題名に対する批判をつまらない煽りだと思っている人は
題名の重要性って分かってないんだろうね。
868 :
無名草子さん:03/12/27 17:37
「本音を申せば」という題名は小林氏一流の諧謔ですよ。
「既に自分は終わってる」が氏の本音でしょう。
ファンならそのくらい汲み取らないと…
869 :
無名草子さん:03/12/27 17:45
実例を挙げてやる。
単行本を文庫に入れるとき、どうして改題する?
変に若者に迎合しているみたいでみっともないし、すでにハードカバーで買ってる
読者を混乱させるから失礼だ。
たとえば「世間知らず」をどうしてカタカナのおかしなタイトルに変える?
マトモな書評は橋本治くらいだったのだが、「まず題名が良い」にはじまり、「世間知らず」とからめた力作評論を
ほとんど意味の通らないものにしてしまった。
どうせ文庫だってすぐ絶版になるのに(w
あとであの小説が良かったとタイトルをあげても話が通じなくなってしまうじゃないか。
本人も読み捨てでかまわないということなのか。おれは文庫の方のタイトルは
はなっから覚えていないぞ。
売れる、売れないはおいといて、
読者(購入者)としては、本棚に入れた時、
赤面しない書名にしてほしいよ。
冬厨が湧く湧く
>>871 ↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑
自分の理解したくないことについてはなーんにも考えられないで拒絶するバカ
冬休みには「バカの壁」を読みましょう。わからない漢字を飛ばしたら意味がとおらないので
おとなのひとに聞きましょう(プ
873 :
無名草子さん:03/12/27 18:08
週末にカキコする一般人を冬厨呼ばわりする
>>871は
毎日が日曜日の無職ヒッキーにちがいない
>>868 終ってんのなら文春のコラムやめてくんないかな……。
映画文学評にはまだ見るべきものがあるんで「小林信彦のコラム」一本に統一してほしい。
文春のコラムの単行本、もう金だして読みたくないんですけど……。
読むのを止めればすむ話
876 :
無名草子さん:03/12/27 21:40
>>868 >「既に自分は終わってる」が氏の本音
そうかあ?
もう誰にも気兼ねせずに言いたいことをズバリと言うという宣言なのでは。
どうしてこう、視野の狭い批判厨ばかりが出てくるのか
学生ばっかとも思えないところが頭が痛い
文学ファンだの自称コバファンだのはみんな(ry
著者が「世間知らず」をわけわかんないタイトルに
喜んで変えたわけじゃないことくらい知ってるだろう
どうしようもなく売れないから仕方なく若向き、女向きのタイトルにしてみたんじゃないか
おまいら、金が入ってこないって現実をどう思ってるんですか
タイトルが重要だってことは、いやってほどわかってるから
自分がいいと思ってるタイトルをあきらめるのに
>>877 痛ましいほどのバカ発見(w
名を捨てて実をとるというのは、タイトルを変えて売れた場合に初めて言えること。
現実にはタイトル変更した文庫も次々と絶版の憂き目を見ているわけだが……
>著者が「世間知らず」をわけわかんないタイトルに
>喜んで変えたわけじゃないことくらい知ってるだろう
>どうしようもなく売れないから仕方なく若向き、女向きのタイトルにしてみたんじゃないか
((´∀`))ケラケラ
そうですか、受けを狙ってはずしたんですかww
本ばかり読んでると性格がひねくれるって、そのとおりの展開。
880 :
無名草子さん:03/12/28 00:17
>>878 877って、このスレに何度か出没して意味もなく荒らす馬鹿だよ
タイトルが重要だってことは、いやってほどわかってるから
自分がいいと思ってるタイトルをあきらめるのに >877
↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑
こういう支離滅裂なこと書いてヘンだと思わないほど頭の軽いやつが
何人もいるとは思えん。
>>875 だから文春のコラムが単行本になったとき、一部の映画文学話だけ読むために金
だすのは損な感じだっていってんだよ。
よく嫁や
>>877 >著者が「世間知らず」をわけわかんないタイトルに
と言う事で、「擁護派」からもボコボコ否定のワーストタイトルは、
「背中あわせのハートブレイク」に決定しました。
いやあ、擁護しているように見えて、酷いこと書くなぁ
>>877
ファレリー兄弟の新作「stuck on you」て
シャム双子が主人公のコメディ映画(この兄弟にしては
アメリカでの興行は今一)、配給のフォックスの日本支社は
原題で「スタック・オン・ユー」とかにするなら
邦題を『背中あわせのハートブレイク』を流用すればヨロシ。
『メリーに首ったけ』
『ふたりの男とひとりの女』
『愛しのローズマリー』
・
・
・
『背中あわせのハートブレイク』
なじんでる。
884 :
無名草子さん:03/12/28 07:41
「お腹あわせのハートブレイク」とかにすると、いいタイトルかどうか
は別として記憶にはっきり残るな。
氏の担当編集もボンクラだらけだな。この人とまっとうに
対話できる、刺激を与える担当が、今いねえべ。70過ぎの
人に意見言うのは大変だろうけどね(w
ちくまとの蜜月時代:松田なんて単なるおべんちゃら野郎だし、
直接担当の鶴見なんて、単なる原稿取りのオネーチャンだろ。
中日新聞の奴は、映画に疎いのがバレバレ。
こいつのメインの仕事は志ん朝のチケット取りだな(過去形)。
あのなー、「アリーmyラブ」を好きに書かせるのもいいけど、
「唐獅子株式会社」の作者に神経症のマフィアのボスが主人公の
「ザ・ソプラノズ」の感想をお願いするぐらいの 頭つかえや。
WOWOWに入ってるのに「ザ・ソプラノズ」をチェックしてない
であろう氏も氏だが。「仁義なき戦い」好きが、これをノーチェックかよ。
久々に香ばしい展開ですね
887 :
無名草子さん:03/12/28 12:01
うっかり自分の首を吊ってしまった小林を助けようとして
必死で足を引っ張っている
>>877の姿が目に浮かびまつ。
教訓
頭の良い敵よりもバカな味方のほうがずっと始末に悪い。
888 :
無名草子さん:03/12/28 12:03
「背中あわせのハートブレイク」か……
いんちき片岡義男みたいなタイトルだな……意味不明だし……
890 :
◆xAG4.Wd6wQ :03/12/28 13:51
892 :
無名草子さん:03/12/28 17:18
ファンレター装って、
このスレをプリントアウトして氏に届けてみたい。
893 :
無名草子さん:03/12/28 21:11
チッ、ちょっと目を離したあいだにこんな面白い展開になっていたとは!
おそらく、これ読んでる
>>877に是非とも聞きたい事がある。
>著者が「世間知らず」をわけわかんないタイトルに
>喜んで変えたわけじゃないことくらい知ってるだろう
全然知らなかったが、裏事情を知っているなら教えて欲しい。
編集者に脅されてしぶしぶ気に入らないタイトルに変えさせられたってことなのか!?
894 :
無名草子さん:03/12/28 22:55
ミート・ザ・ビートルズを改題したのは、やはりあの騒動の余波かな?
372でも383でも578でもない877です
>>893 期待し過ぎです
裏事情なんて知りませんよ
>>868 そういうのを「ひいきのひきたおし」という。
きいたふうなことをぬかしやがって。
椿三十郎が聞いたらたたき斬られるぞ
チミみたいなのが、氏のぬる〜い「C・イーストウッド論」を
ありがたがって読んでいるんでしょうな。
★リニューアル連載「本音を申せば」
第一回の「本音」
↓
「手作りおせちを作ろう!」
おいおい。こんなことは、新聞の集金の時に回収袋と一緒にくれる
小冊子にも書いてあるよ。しかも写真とレシピ付きでな。
>>895(
>>877)
なんだ、そんないきなり弱腰な態度で。
典型的な無定見野郎。氏が誉めた映画(本)は誉めるし、
貶した映画(本)は貶すタイプだな。
お前、フツーの自転車、補助輪がないと乗れないだろ。
一生三輪車乗ってろ。
>>894 「虚栄の市」(サッカレー)「紳士同盟」(1960年英国映画)に続き、
「ミート・ザ・ビートルズ」…。いくらなんでも人の使ったタイトルを
流用した小説が三作もあるのは恥ずかしいと新潮社の文庫本担当が思ったから(w
「世間知らず」と「悲しい色やねん」を忘れてたな。五作か。
短編集「袋小路の休日」所収の「隅の老人」
連作短編「ビートルズの優しい夜」に「ラスト・ワルツ」ってのもある。
「ドジリーヌ姫の優雅な冒険」
「神野推理氏の華麗な冒険」
やっぱりオリジナルタイトルの方が素晴らしいよね〜。
>>895 真性ばか!? 誰が期待してるっちゅーねん!?
>著者が「世間知らず」をわけわかんないタイトルに
>喜んで変えたわけじゃないこと「くらい知ってるだろう 」
こう断定したから、ソースを示せと言っとるんやないけ!!
おまえの脳内妄想なら誰も知るわけないだろうが、たこ!!!
あまりのヘタレっぷりに生粋の東京者のおれが馴れない関西弁使こうてしもたわw
900 :
無名草子さん:03/12/29 07:05
>>898 「神野推理氏の華麗な冒険」
これだって「トム・ジョーンズの華麗な冒険」のもじりだよ。
>>900 うんうん。擁護派用のサービス&皮肉発言ですから(w
こいつら心狭いからね。どうせ「同じタイトルになる例はいくらでも
あります」とかつまんないこと書きそうだし。
「テレビの黄金時代」→「テレビの黄金時代」
ビブリオグラフィに同名著作が2冊あるのが素晴らしい。
さすが、ヒツチコックを敬愛する小林さん、
「The Man Who Knew too much」って映画を2本撮った
ヒッチコックへのオマージュですよ(w
塙嘉彦が生きていればな。
自分の私生活(たかが電話または近所の騒音程度)が乱されると
イラついてエッセイに書いてるけどよ。こんなものは、少なくとも
住宅地に住んでれば誰でも味わうんだよ。小説家だから繊細とか
言うなよ。朝帰ってきて寝る職業の人もいるんだから。
で、実はノンフィクション・評伝・評論の名目で
人の私生活はズカズカ踏み込んで平気で暴く小林信彦。
「天才伝説 横山やすし」で、俺も好きじゃないけど
高信太郎の実名をあげて書く必要あったですか?
「演芸番組の審査員もする漫画家」が横山やすしに
酒をねだっていたって書き方でいいだろうに。
加えて不快で煮え切らない殴打事件の書きぶり。
夜中に一回ぐらい電話がやすしからかかってきたぐらいで
ガタガタするなよ。しかも誘われて行ってないしね。
「ヒッチコック・マガジン」時代は、煙草も吸って
六本木あたりで夜中まで騒いでたやつが
作家を名乗った途端、気取るなよ。
それこそ「フラット・キャラクター」だな。
長文で書くやつって、まとめるのが下手なだけだな
>>903 そうだね。
>>896が書くように「手作りおせちを作ろう!」
なんて主張は、長文=エッセイで1回かけて書くことじゃなくて
婦人雑誌(死語)の見出しと同じことをダラダラ書いただけだもんね。
まとめるのが下手なコヤヤシ先生。
しょ−がねーな。「擁護派」は、この程度の返しか?
おまえ
>>895だろ。文末に「。」がないのでバレバレ。
おまけ
ぼくは長編型の作家ですというコヤヤシ先生。ふーん。で、最長で1600枚の
「夢の砦」の作家が村上春樹を指して、「彼は短編タイプ」とな。
本当に香ばしい展開ですね。
>>905 おまえは「どですかでん」の頭師か?
ずーっと、「香ばしい香ばしい香ばしい」って繰り返し言ってろ!
907 :
無名草子さん:03/12/29 15:51
>>877はこのまま逃げたら一生負け犬。これ確実。
誰であれ、このまま居続けたら一生負け犬。これ定説。
あぼーん
香ばしいねえ……
しかしよくまあ無自覚に2ちゃんスラング使えるよなあ
こういうスラングは小林信彦が一番嫌いそうな言葉だが……
ほんとの愛読者なら使えないと思うんだが……
ああ、なんでもいいから2ちゃんにはりついて面白がる厨房ですか?
(おっとおれもスラングごめんよ)
>>910 だらだらと無内容なレスつけるお前みたいなのが一番悪質。
自分の書いたレス読み返してみ。なーんも小林に触れること書いてないから。
オレを含め、アンチ呼ばわりされてるやつのほうがきちんと作品読んでるじゃんw
「世間知らず」は新刊で出た時に買ったし、「週刊宝石」の橋本治評を切り抜き保存した上で自分の意見を書いただけ。
一般論として、ヲタって小林の書くものを絶対視して棒のように飲み込むだけで、自分の頭で考えることができないね。
だから、ちょっと批判レスがあると内容も読めずに荒らし呼ばわりする。もっと大人になれよ。
ヒッキーに何を言ってもムダだよ。
自分の妄想の世界に閉じこもっていて
理解したくない異質のものはシャットアウトする。
あるいは自我が傷つかないような勝手な解釈をして
安心感を得ようとする。
コミュニケーション能力ゼロなんだから。
>>911 おやおや
おれはどちらかというと最近の小林は批判派なんだがね
だいたいチミは香ばしい香ばしい君なのか?
だとしたら君こそ自分が無自覚にスラング使うことに対して全然意味のないレスしてるね
>>912 ばかばかしい
最近の小林のエッセイの質が落ちているという話がどうしてひきこもりになるんだが
悪口いうにしてももう少し独創的な悪口書きなさい
あとこれにレスはいらないよ
おれもうこのスレ永遠にのぞかないから
>>913 >だとしたら君こそ自分が無自覚にスラング使うことに対して全然意味のないレスしてるね
なんど読み返しても意味がわからない。
「スラングを使うことに対して全然意味のないレス」ってどういう意味だ?
そもそもオレの書いた文のどこがスラングなんだよ。
チミとかいう言い方の方がぞっとするほど気持悪い。いったい幾つなんだw
>最近の小林は批判派なんだがね
なら、つまんないことダラダラ書かずにそれについて書けばいいだけの話。
ついでに添削してやるから日本語覚えてから書けよ。
「おれはどちらかというと最近の小林については批判的なんだがね 」
あるいは
「おれは最近の小林についてはむしろ批判派なんだがね 」
916 :
無名草子さん:03/12/29 21:21
>>906 いやどうも申し訳在りません。不愉快にさせるつもりはなかったのですよ。
過去の書き込みに「香ばしい展開〜」とあったのでそれを真似て書き込みましただけで。
もう二度とやりません。
>>911 >オレを含め、アンチ呼ばわりされてるやつのほうがきちんと作品読んでるじゃん
>一般論として、ヲタって小林の書くものを絶対視して棒のように飲み込むだけで、自分の頭で考えることができないね。
そのとおりですね。
918 :
無名草子さん:03/12/29 21:37
こうばやしぃ展開
水をさすようで申し訳ないが
小林氏、本のタイトルは自分でつけてないって、
何かのあとがきに書いてなかったけ。
香ばしい者同士で結婚しちゃえよ
お前と918のな
922 :
無名草子さん:03/12/29 22:05
>>919 『小説探検』(本の雑誌社)収録の「題名についての果てしない悩み」を読んだ上で言っているのか。
もっとも、自分の小説の題名についての採点、かなりズレまくってるのだがw
イエスタデイ・ワンス・モアが世間知らずより20点もよく、最高の90点はちはやふる奥の細道だとさ。
923 :
無名草子さん:03/12/29 22:31
保坂展人のポスター見て、「いい人」にみえるようじゃなあ・・・
>>923 氏の常日頃書いていることとは矛盾はしていないかも。
926 :
無名草子さん:03/12/30 11:22
岡本行夫って、高村健の弟?
928 :
無名草子さん:04/01/01 10:02
書初めかよ
おめでとさん
929 :
無名草子さん:04/01/02 20:04
おせちの話がいまだに解らない。
930 :
無名草子さん:04/01/03 13:20
ラスト侍の評がでないのが、いまだに解らない。
「東京少年」(「波」(新潮社)連載中)は
2004年1月号に第8回が掲載されてる。
どれくらい続くのかな?
1回あたりの掲載分が短いように思うので、
まだしばらく続くかな…
ちらちら拾い読みした限りでは
「冬の神話」と中途半端にカブってるようで…
「波」1月号に新潮社の季刊誌「考える人」冬号(12月29日発売)の
PRが2ページ掲載されてる。
総力特集は「大人のための読書案内」。
いかにも小林氏も登場しそうな特集だが…無いなぁ。
>>930 「もういいや」とか思ってるのかな。
ところでこのスレ、思い出したように伸びては
突然何かに打たれたように静まり返るところがなんとも面白い。
>>910 橋本治はタイトルつけるのうまいと思うよ。
売れ行きにつながってるのかどうかは知らないけど。
小林は、うまいとは思わない…
だけど、私なんかがそう言っても、
「あのセンスが通じないから地方の人は○○」
で片付けられるんだろうね。
>>932 自己レスで続きだけど、
「世間知らず」は題を変えない方がよかったと思ってる。
若い女性に受けるように、と考えて、ということなら、
そのターゲットとしての「若い女性」にズレを感じる。
さぁて、今年もはじまったなぁ…
937 :
無名草子さん:04/01/03 17:34
>937
__,,,,,,
,.-'''"-─ `ー,--─'''''''''''i-、,,
,.-,/ /::::::::::::::::::::::!,, \
( ,' i:::::::::::::::::::::;ノ ヽ-、,,/''ー'''"7
`''| |:::::::::::::::::::::} ``ー''"
! '、:::::::::::::::::::i
'、 `-=''''フ'ー''ヽ、::::::::::/ヽ、-─-、,,-'''ヽ
\_/ ヽ--く _,,,..--┴-、 ヽ
``" \>
↑
>>877
939 :
無名草子さん:04/01/03 17:39
すみませんすぐ片付けますんで。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
. ∧_∧
(;´Д`)
-=≡ / ヽ ,.-'''"-─ `ー,--─'''''''''''i-、,,
. /| | |. | ,.-,/ /::::::::::::::::::::::!,, \
-=≡ /. \ヽ/\\_ ( ,' i:::::::::::::::::::::;ノ ヽ-、,,/''ー'''"7
/ ヽ⌒)==ヽ_)=`''| |:::::::::::::::::::::} ``ー''"
-= / /⌒\.\ || || ! '、:::::::::::::::::::i
/ / > ) || || '、 `-=''''フ'ー''ヽ、::::::::::/ヽ、-─-、,,-'''ヽ
/ / / /_||_ || _.\_/ ヽ--く _,,,..--┴-、 ヽ
し' (_つ ̄(_)) ̄ (.)) ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (_)) ̄(.)) \>
この状況ならいえる
939は力持ち。
941 :
無名草子さん:04/01/04 17:38
サップ・曙戦について書いて欲しい。
942 :
無名草子さん:04/01/04 19:53
最近テレビをほとんど見なくなった。目が弱くなったせいもあるが、要するにつまらないからだ。
小説の連載があるので、血圧が上がりそうなことはできるだけ避けなくてはならない。
そういう事情で大晦日のサップ・曙戦も見ていないのだが、大晦日にこんな茶番で視聴率を稼ごうとする
TV局の姿勢には疑問を感じる。なにか根本的な勘違いをしているのではないか。
このバナナ・リパブリックの行く末を考えると、正月から暗い気分になってしまう。
「袋小路のヒキガエル」そんな短編小説のタイトルを思いついたが、正直に言うとぼくは題名のつけ方には自信がないのだ。
気分転換に一日中志ん生のレコードを聴いて過ごした。
似てない
「袋小路のヒキガエル」ワロタ
946 :
無名草子さん:04/01/05 09:51
948 :
無名草子さん:04/01/07 04:08
949 :
無名草子さん:04/01/07 08:59
今日文春発売だよね
パトリシア・ハイスミスですた。
951 :
無名草子さん:04/01/07 22:32
ブッシュや小泉に繋げるのは力技過ぎる。というかむちゃくちゃ。
文春、字がでかくなって読みづらい
原稿も短くなったんだろうな
単行本の活字もおおきくするのかな
>>953 リリアーナ・カヴァーニじゃつまんなさうだな。
中日新聞に場を移してからのコラムいいですか?
不特定多数の読者を相手にするので平易に書いてます
というような事を書いていたけど、ぬるくなっただけ
とも思えるわけだが…。マニアックでない小林信彦
なんて…
>>955 僕はいいと思います。
新年一発目の掲載は来週火曜日の見込み。
タイトル等報告させていただきます。
957 :
無名草子さん:04/01/08 19:06
ちっ、今日古本屋寄ったら『背中あわせのハートブレイク』があったんで
なんだかおかしくって買っちまったじゃねえか。
このスレ読んでなかったら絶対買わなかっただろうな。
958 :
無名草子さん:04/01/09 02:17
いや、小泉はともかくブッシュにつなげたのは、割りと皮肉が利いていて
いいんではないかな。
むしろ政治話なんかやらずに、この程度のチクリと刺す感じでやってたほうが
本当はこの人もボロがでないと思うんだが……
でも今回のハイスミスの話は久しぶりに当たりだと思った。
むかーし引っかかって、今はっきり腹が立つのが、この人の不況に対する感じ方。
景気がよかった頃に、なんか不況のほうが当然で、こんなのはウソくさい、みたいなことを書いていたような。
今になって不況に文句を垂れるなよ。
自ら望んだことなんだからさ。
960 :
無名草子さん:04/01/10 19:09
戦争直後のハイパーインフレもちだしたり頓狂だかね。
経済も安全保障も50年前とは背景が全然違うっての。
961 :
無名草子さん:04/01/10 19:16
962 :
無名草子さん:04/01/13 10:10
「ミスティック・リバー」評まだ〜(AA略)
「小林信彦のコラム 15」(中日新聞1月13日)は
「殺陣が光る『ラスト サムライ』」。
ストーリーも、トム・クルーズも、殺陣も褒めておられる。
「…このあたり、アメリカの日本研究家はウソッパチだと
笑うのだが、ぼくはなかなか良いと思った。この映画の桜が
ウソなら、例の柴又の桜もウソである。」
「『どら平太』以後、一人で無数に斬る殺陣が流行し、
大映映画・黒澤映画の伝統がムチャクチャになった。
そこに、こういうアメリカ映画が出てきて、チャンバラ映画の
魅力を見せた。
皮肉というほかない成り行きだ。」
964 :
安楽椅子探偵:04/01/13 23:49
>>963 > 「小林信彦のコラム 15」(中日新聞1月13日)は
> 「殺陣が光る『ラスト サムライ』」。
> ストーリーも、トム・クルーズも、殺陣も褒めておられる。
お、それ読みたいぞ。でも中日新聞のサイトにないしねえ。
中部地方以外で中日や東京新聞取っている奴はかなり馬鹿な気がするし。
>「…このあたり、アメリカの日本研究家はウソッパチだと
これ、個人的な知り合いなのか、雑誌で読んだのか、Webで見たのか(笑)、
知りたいな。
>「『どら平太』以後、一人で無数に斬る殺陣が流行し、
>大映映画・黒澤映画の伝統がムチャクチャになった。
「どら平太」オモロイやん。というか、伝統をムチャクチャにするほど影響
力ないやん!
>そこに、こういうアメリカ映画が出てきて、チャンバラ映画の
>魅力を見せた。
>皮肉というほかない成り行きだ。」
これは同意。というか、史実の縛りがある日本映画ではできない単純化
が実にうまい方向に働いた奇跡みたいな映画だと思う。
「キルビル」がかつての無国籍アクション映画のような魅力があったのも
そうだし、こういう出鱈目が許されなくなった邦画ってつまんないよね。
と無理やりまとめてみましたが、皆さんの意見は如何?
映画館に向って走ったのは、実に久しぶりである。
「映画を夢みて」収録のハワイで見た氏の「地獄の黙示録」評の書き出し。
俺は、この文章が好きだな。映画ファン(狂)なら、実感として
分かる、分かるという…。見た後の映画の感想はどうあれ、気になる作品
に対する期待感(ワクワク感)、不安感等をこの一行がすべて表しているん
じゃないだろうか(海外に行ってでもいち早く見たい!)。
残念ながら、氏がここで触れている映画館ワイキキ3(ホノルルのメインにあった)、
一昨年閉館されちゃいました。同系列の巨大なシネコンが出来たので、既定方針
だったんだろーな。あそこ基本的にいつもガラガラだったし。映画ファンとしては、
近くの免税店に入らずに、こそこそあそこに行くのが好きだったんだが。
ハワイに娘のいる故・都筑道夫氏も、行く度にこの映画館に通っていたはず。
969 :
無名草子さん:04/01/15 00:15
週刊文春 「ラストサムライ」と「初詣」と「表参道の変遷」と「サンドイッチ」の混合ネタ。
>>969 来週は「ミスティツク・リバー」と「新選組!」と「狂牛病(ステーキ)」の混合ネタ。
この人のコラムが本当に人気あるのなら、
文春は彼と契約を打ち切るだろう。
圧力かけてでも。
歯牙にもかけていない現状。
はい、はい、お薬の時間ですよ
973 :
無名草子さん:04/01/15 16:28
来週は疎開先で、ニワトリ飼う農家のガキにチビチビといびられた思い出じゃないかな。
それに引っかけて、爆笑問題の太田の、田中をチビチビといびる芸の批評だな。
だらついてるね文春連載
読書日記の時みたいに、×月×日とかの日記形式にした方がいいんでは?
毎回、映画、本、政治、笑い、舞台、メデイア、東京等に適度に言及。
一テーマで持っていくのは、今の体力と年齢ではますます無理。
>一人で無数に斬る殺陣
たけしの座頭市を揶揄ってるのだろうが、チャンバラ映画と認めてないのか?
用心棒だってそうじゃん!
今週のタイトルは
「初詣で、仕事始めの東京風景」。
サンドイッチのところが良かった。
深川のホテルでクラブサンドをほおばる彦。
じじいは、深川丼食ってりゃいいんだよ! などと言おうものなら
昔、東京の下町ではたとえ忙しい職人といえとも丼めしをかっこむ
ことなんてなかった。僕自身に照らし合わせてみても
一番忙しかった雑誌編集者の時代にも一食抜かすことがあっても
食事を丼めしで済ませるなんて事はなかった。とかガタガタいいそうだな。
次スレ立ててきます。
980 :
無名草子さん:
深川のホテルからお濠端のくだりが唐突で訳和歌。