今まで、買った本や借りた本などで
呼んでみて「イマイチ意味がわからない」、「人間関係がわかりにくい」「難しい言葉だらけ」
などで、挫折した本ありますか?
私は「火の粉」という本を買ったのですが難しい言葉、わかりずらい人間関係などで
挫折してしまいました。
読んでいても展開がわからず意味不明。
私の頭が悪いの?
最後の一行は、YES。
>わかりずらい
という表記から見て、たぶん。
ただいいスレだとは思うから、他の人のレスを待ちたまえ。私は寝る。
店長マジレスはいりました!
誰も書いてないじゃん・・・。
挫折したことあんだろぉ〜!
・゚・(ノД`)・゚・
_ト ̄|○ボッキン
「サラマンダ 無限の書」
途中までは普通に読めたけど
中盤から、想像しにくいグッズが出てきて・・・
きちんと読み直そうっと
延長する表現型
固有の本ではないが
様々な哲学書。
最初からさっぱりわからん・・・・
俺が頭悪いのか、作者の頭がおかしいのか、どっちかだろ。
日本語になってない翻訳書は一掃すべき。
編集者が甘すぎるんだよ。
やっぱりあるのね〜・・・。
バカの壁はバカでも読めるから面白かったなぁ。
12 :
無名草子さん:03/11/13 14:03
>>1さんへ
立ち読みでいいから、「フィネガンズ・ウェイク」(ジェイムス・ジョイス)
という小説を一度めくって見て下さい。
世の中こんな書物もあるのかと驚きますよw
13 :
無名草子さん:03/11/13 14:36
>>12 1じゃないけど、ぐぐってみたら最初の1文ってのが載ってるのを見つけたけど…
こんなの最後まで読めなそうだよ!
14 :
無名草子さん:03/11/13 15:17
リアル鬼ごっこが読みこなせない・・・・
俺がバカなのかも・・・
15 :
無名草子さん:03/11/13 15:45
↑いや、それは正常。
[タイムマシンの作り方]って本を、興味本位で今日買ってきました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
全然わからん・・・。
むしろ読んで理解できる奴いるんですか?!
相対性理論系の本は山ほどあるけど、どれを読んでも意味がわからない。
サルでもわかる相対性理論の本ってないのかぁ?
タイムマシンのつくりかたはわりと科学・SFオタにはわかりやすい。
彼らにとって簡単な理屈で書かれてるんで。こうすればできる、とみんなが思ってることを本にしてみたって感じのものだな。
相対性理論は難しいな
ナツメ社の図解雑学シリーズでも読んでみたら?
個人的には『エレガントな宇宙』の相対性理論の記述をわかりやすいと感じた
ひも理論の部分の話は理解できなかったが
でも>>1の火の粉は
雫井脩介の火の粉のことか?
わかりにくい要素の無い大衆小説だと思う
難しい言葉って「裁判官」とか「司法試験」とかだろうか
>>17 私も物理とかスキなんですがあれは無理でしたね・・・w
>>18 ビンゴです!
始めの裁判のところが難しすぎて読めませんでした・・・。
でも無理してでも読んで、裁判のシーンが終わったら読みやすくなりました。
だいぶボリュームあるんで、読み応えありますね。
「火の粉」半分まで読みました!
犯人は一体誰なんだ!!??
難しい本として有名なのはクラウゼヴィッツの「戦争論」だよ。
23 :
無名草子さん:03/11/16 01:17
『表徴の帝国』
フランス人が書いて、詩人が訳した書物はかくも難解なのかということしか理解できない。
24 :
無名草子さん:03/11/16 12:29
ジョイス『フィネガンズ・ウェイク』(柳瀬訳)
こういう「意味不明」「理解不能」本の極北といえばこれだろう。
25 :
無名草子さん:03/11/16 14:00
特殊相対論ならそんなに難しくないと思うんだけどな…。
物理の基礎から勉強した方が良いのでは?
26 :
無名草子さん:03/11/16 15:02
挫折しなかったけど夢野久作の「ドグラ・マグラ」
「火の粉」読み終わりました・・・。
なんか最後は涙が出てきて感動的でした。
読み終わったあと達成感も出てきて、他の本を探していたんですが
活字量が「火の粉」ってとっても多いじゃないですか。
どの本みても活字量が少なくてウンザリです。
でも、今日、「世界の中心で愛を叫ぶ」買いました。
電車の中で読んでいて、3/2読んじゃいました・・・。
絶対3日もたないよ・・・。
感動的って言うのは「家族愛」のことですよ。
結末は「あ〜ぁ〜」って感じだったので・・・。
29 :
無名草子さん:03/11/17 23:43
>>23 妙な先入観もってねえか?
バルトの中でもいちばん読みやすい訳の一つだろ。
私が若い頃、わけのわからん本といえば、
松岡正剛だった。
松岡正剛キライ
なにやら「バカの壁」の著者がテレビに出るみたいですね。
33 :
無名草子さん:03/11/20 06:17
松岡正剛と呉智英を対決させてみたい。
世代も出身大学も同じだし。
34 :
無名草子さん:03/11/25 16:48
gita-matorikkusumuzukasii
35 :
無名草子さん:03/12/19 22:59
悲しき熱帯
一般相対論の面白いところは、物理的数学的な「美しさ」から見たら当然の仮定をして
数式いじったら、直感に反する結論が出るところだと思うので縦書きの文章読んでも
面白さは伝わってこないのではないかと思います。だから理解するのも無理だと。
特殊相対論は電磁気学と矛盾しないようにニュートン力学を改造できたところに面白さがあるので、
きっとこれだけやっても面白くない。それに一般相対論を理解するのに役には立たない?
ということで竹内 薫の工学社から出ているシリーズがおすすめです。
数式使ってますが、物理の面白さはアイデアを数学というブラックボックスにいれてアウトプットみたら
信じられない結果が出ているところにあるので、啓蒙書でも数学を使わないようにしようとするものより、
できるだけ簡単な数学を使おうと努力しているもののほうがずっと信用が置けます。
どこ立て読みするの、とか言われそ…
何気に良スレ
純粋理性批判って哲学書の中で難しい方ですか?
38 :
無名草子さん:04/01/03 01:59
ナニ書いてるのかサッパリわからん、というのは
「『私』の言語的容量を拡大する」 絶好の機会なのでは
ナイデスカ。
39 :
無名草子さん:04/01/03 02:06
平野啓一郎「日蝕」が☆(・∀・)☆サパーリだった自分はあふぉでしょうか?
41 :
無名草子さん:04/01/03 14:52
>>39あふぉかどうかはわからんが少なくとも俺はよくわからなかった。日蝕より葬送とか高瀬川とかのほうが読みやすいと思われます。
42 :
無名草子さん:04/01/03 15:42
『フィネガンズ・ウェイク』とか
『純粋理性批判』は文学ヲタとか哲学プロパーが研究対象として読む本
であって読破するための本ではないと思うけどね
立花隆とか松岡正剛とかはとにかく難しい本の読書量で「俺って頭いいんだぞ〜」って
みせつけたいスノッブって感じはするけどね。立花隆とかは最近「ゲーム脳が云々」とか
本読みすぎで電波気味だけど。
この両者のホームページが自分の読書量を誇りたいだけに作った感じで
両方とも似てる気がするのって俺だけかな?
43 :
無名草子さん:04/01/03 15:44
ルーディ・ラッカーの「ホワイトライト」だっけ?
あれは現代数学齧ったことないと全然オモロクないかもな。
44 :
無名草子さん:04/01/03 18:23
スピノザの「エチカ」(岩波文庫)。
いつか読める日は来るのだろうか?
読める方いますか?
45 :
無名草子さん:04/01/14 19:35
野島伸司のスワンレイク!
あの最後だけはわっけわかんねーーー!!と叫ばずにいられない!
46 :
無名草子さん:04/01/15 01:12
47 :
無名草子さん:04/01/15 01:32
ヘンリーミラー読みにくいんですけど、
みなさんどうですか?
48 :
無名草子さん:04/01/15 02:29
>>47 翻訳によると思うよ。
同じ「南回帰線」でも、大久保康雄訳と河野一郎訳では、
河野訳の方が遥かにこなれてて分かりやすいし、
文体に力があると思う。
49 :
無名草子さん:04/01/16 14:15
>48
翻訳は大きいですよね…
河野版は講談社文芸文庫で出てますよね。
じゃ、読んでみます。サンクスです。
50 :
無名草子さん:04/01/16 16:13
51 :
無名草子さん:04/01/16 17:07
ブルトン先生のシュールレアリズム宣言たらいう本を買ってみたが、
最初から最後まで意味がわかんなかった……_| ̄|○
52 :
無名草子さん:04/01/16 23:13
カフカの「城」が、何が言いたいのかよくわかんなかった。
ドストエフスキーあたりだと、普通に読み物として面白いからいいんだが。
53 :
無名草子さん:04/01/18 00:30
>>ユリシリーズ
と 失われた時を求めて(マルセル プルースト (著))
けっこうもつと思うよ!
54 :
無名草子さん:04/01/18 00:31
これは「火の粉」を読み終わった27さんの下に対する返答です。
どの本みても活字量が少なくてウンザリです。
「死に至る病」
キリスト教を学んだ上で覚醒剤でも打てば理解できるとおもう。
56 :
無名草子さん:04/01/19 00:57
>>55 ネットで知り合った精神病に冒されていると語る若者が
好きな本にその「死に至る病」と「異邦人」を挙げていた・・・。
57 :
無名草子さん:04/01/19 01:16
リアル鬼ごっこ。たぶん既出。
58 :
無名草子さん:04/01/19 02:17
カフカ「アメリカ」
「罪と罰」とか海外もの(特にロシアもの)で1日10ページくらい読んでいると
1週間目には登場人物がわからなくなるのですが。
アフォですか。そうですか。吊ってきまつ。
名前って覚えなくても読める。
文字列を記号として捉えましょう。
ていうか1日10ページが少ないんじゃないかと思うわけですが。
61 :
無名草子さん:04/01/23 22:28
ゲーテルの不完全性定理が最狂。
62 :
無名草子さん:04/01/29 00:13
漏れも海外物は登場人物表がないと訳わからなくなる・・・
人物の名前を忘れても気にせずに読み進むが吉と出ています
主要人物の名前くらい読んでりゃそのうち覚えるにゃー
そうそう銀英伝の…
…これは理解不能でもなんでもないな
「我が闘争」とか。
ドイツ人はもっと読みやすい文章書けないのかね。
上げとく
「蹴りたい背中」主人公のオタク少年への関心の描写が中途半端に
思えた。作者の日本語能力にも難ありかな。
見田宗介「現代社会の理論」
高3の時、大阪市立大学受験者用の模試の国語の問題で出たがサパーリわからなかった
解答の解説の最後の方に、硬質な文章だがこれぐらい読みこなせないと云々と書かれてあった
70 :
無名草子さん:04/04/23 23:18
小林秀雄「無常という事」
わからないんだけど、わからないのは自分のせい・・・
71 :
無名草子さん:04/04/24 00:50
室井ゆづきの作品が理解できませんでした。
難しいとか簡単とかじゃなくて、理解できなかった。
十年以上前に、かなり興奮して読んだ覚えがあったディックの「ヴァリス」モノ。 この間再読したけど、…ナンデスカコレ?でも一応全部読んでみた。…やっぱコレ妄想!イエス!ワケわかりません! 何が面白かったのか?…当時の自分が可哀想になるくらいです。
73 :
無名草子さん:04/04/24 09:00
田紳有楽。
頭がおかしくなりそうで、受け付けられなかった・・・
74 :
無名草子さん:04/04/24 09:03
>>1 横溝作「病院坂の首括りの家(角川)」
これは人間関係が異常に複雑で理解するのも労力がいるぞ。
吉田民人『自己組織性の情報科学エヴォルーショニストのウィーナー的自然観』
社会科学論文の中でも超難解の類
ちなみにこの人、東大時代の宮台真司の師匠、京大時代の上野千鶴子の師匠
「ホーキング宇宙を語る」
最後まで目を通したが理解できなかった。。OTL
77 :
無名草子さん:04/07/02 20:15
佐藤亜紀「バルタザールの遍歴」
おもしろいって聞いて買ってみたはいいが初めのほうから難しいよう。
我慢して読み進めば面白くなるんだろうけど。
>>76 俺はそれの後に出たもうちょっと簡単な書籍「ホーキング未来を語る」すら挫折。
一応SFファンだが、彼の書物は次元が違う…。
最初から時間のこととか書かれてももうだめぽ。
79 :
無名草子さん:04/08/10 16:43
「地下鉄のザジ」
???でした。
80 :
無名草子さん:04/08/10 16:44
物質と記憶
アンリ・ベルグソン
82 :
無名草子さん:04/08/15 18:35
慶応大学環境情報の入試。
問題の意味さえわからんとは。
ミシェル・フーコーの「監獄の誕生」
あと柄谷行人のなにもかも。
マーク・トゥエインの「不思議な少年」のラストだけ今一歩分かりません。
84 :
無名草子さん:04/08/16 13:43
ジョイスの「フィネガンス・ウェイク」
20世紀の文学界の金字塔と評されているが(´・ω・`)
これ意味わかって読破出来る人居ないと思うぞうヽ(`Д´)ノ
85 :
無名草子さん:04/08/16 14:09
ヘッセだったかの、ガラス玉演戯。
ノーベル賞とってるんだよね。
ぜんぜんわからんかった。
86 :
無名草子さん:04/08/16 15:06
死霊(埴輪雄高)
買って三年経つがいまだに一巻の半分w
87 :
無名草子さん:04/08/17 00:38
乾くるみの「Jの神話」ノベルズ版。
P280「これがジャックよ」で唖然……というか、抱腹絶倒。
バカ本…
こんなストーリーに作者の意図理解不能。
マングリ返しでノックアウト。
88 :
無名草子さん:04/08/17 00:55
時計仕掛けのオレンジ
中学生の頃、渡辺美里の歌に出てきたので読んでみた。
歌詞通り、理解するのは難しかった。
89 :
無名草子さん:04/08/17 20:19
>>57 まだ簡単だと思うけど。
『面白いほどよくわかる相対性理論』はまったく持ってわからん。
買わなきゃ良かったと後悔
90 :
無名草子さん:04/08/18 05:29
論理哲学論考
音楽観相学 Th・W・アドルノ
作者の素適で気高くてイカれた妄想世界が味わえます。
92 :
無名草子さん:04/08/18 14:17
三島由紀夫の「仮面の告白」
サトエリは「仮面の告白」が大好きらしい。
サトエリ版「仮面の告白」を期待する。
どんなオカズでサトエリはオナってるんだろう(ニヤリ)
93 :
無名草子さん:04/08/18 14:25
差と襟は古池栄枯がおかずです
トム・クランシーの小説はごちゃごちゃしすぎで意味がわかんない。というより読む気力が無くなる。特に長編。
フォン・ノイマン『量子力学の数学的基礎』
間と「純粋理性批判」1ページも読めんかっあおsぢうf
ダナ・ハラウェイ『猿と女とサイボーグ』
98 :
無名草子さん:04/10/19 16:29:10
>87 乾くるみ「はこの中」(だっけ?)も理解できなかった。
99 :
無名草子さん:04/10/27 14:37:15
カラ谷コウジンの本
全部ワケワカメ
柄谷は書いてる本人がわかってないから
101 :
無名草子さん:04/10/27 15:28:31
名前:吾輩は名無しである :04/10/27 15:10:25
森鴎外、あべ公房って糞じゃん。どうりで体温の感じない文章書くと思ったら
どっちも医学部か。。テンション低すぎ。
102 :
無名草子さん:04/10/27 17:16:34
太宰の人間失格は最悪だった。。どこまで読んだかわからけど。
>森鴎外、あべ公房って糞じゃん。どうりで体温の感じない文章書くと思ったら
>どっちも医学部か。
こんな短絡バカもめずらしい (W
104 :
無名草子さん:04/10/27 19:56:37
おまえがあほ
105 :
無名草子さん:04/10/27 20:20:55
反デューリング論
ワケワカメですた
基本的なことを言ってスマンがの。
お前ら、馬鹿ばっか。
基本的なことを言ってスマンがの。
馬鹿って言ったやつが馬鹿。
108 :
無名草子さん:04/10/27 22:57:12
青木淳悟の「四十日と四十夜のメルヘン」
町田が怒ったのもわかる
保坂はべた褒めだけど
星新市とか安部公房とか大西巨人とか、梶井
110 :
無名草子さん:04/10/27 23:31:03
>>109 梶井基次郎は俺もワカンネー、俺が馬鹿なだけか?
111 :
無名草子さん:04/10/27 23:33:54
永山則夫 「無知の涙」
安保時代の左翼学生特有の屁理屈だらけの
文章だったから途中で読むのやーめた
>>110 いや、肌に合わないというか、理系人間の書く文はわけわからん、というコトが多い。
113 :
無名草子さん:04/10/27 23:39:24
創価学会の人に借りた
題名は忘れたが分厚い本でお経の
解説をした本だった。難しすぎる。あれは多分
なんでもすぐに信じれる人じゃないと最後まで読めないと思う。
114 :
無名草子さん:04/10/27 23:40:23
>>112 永山則夫 「無知の涙」
も、理系の人って気がしました。
115 :
無名草子さん:04/10/27 23:45:41
廣松渉『新哲学入門』(岩波新書)
「入門」で、この読みにくさは、酷い。
せっかく哲学に興味を持って本書を開いた中高生や
サラリーマンが、二度と哲学に近づかなくなるのを危惧する。
116 :
無名草子さん:04/10/27 23:49:57
>>115 基本的に屁理屈が多そうな部門だね。
そんな部門の本が入門時点で難解に書かれると
嫌になっちゃうかもね。
哲学とか思想の連中の言ってることを要約すると
「私の言ってることを理解しなくていいから私を尊敬しなさい」
ということなんです。
しかしこのスレ読むと「理系人間」だとか「医学部出てるから」とか
大学受験が頭から離れない幼稚な奴ばっかだな。w
2チャンのレベルの低さがよくわかるよ。
阿倍公房『壁』
意味がわからない。文章下手すぎ。
>117
昔の岩波とか訳がひどいのを読んだからじゃないの?
内的必然性が高まってから読むが吉。
埴谷雄高「死霊」
しりょう? しれい?
>>120 143 :吾輩は名無しである :04/11/23 09:19:27
大岡 あれは怨霊で、「シリョウ」と読むはずなんだけれども、
きみは「シレイ」と読まさすの?
埴谷 そうなんだ、無理を承知で。(中略)ぼくのあそこに出てくる
幽霊はみんな論理的な、しかも一見理性的で全宇宙を相手にす
るような途方もない大げさなことばかりしゃべる。そうした理性的
幽霊しか出てこないから、いわば「進歩した」現代の語感をもって
シレイと無理に読ませているんだ。
『大岡昇平・埴谷雄高 二つの同時代史』より
122 :
無名草子さん:04/12/13 23:02:42
123 :
無名草子さん:04/12/13 23:40:42
冬のソナタ は朝鮮人の名前が覚えられなくて挫折
>>119 あれは童貞文学ヲタの妄想なので、男子中学生の一部にしか理解できません。
125 :
無名草子さん:04/12/14 07:47:49
岩井志摩子の「私小説」
だからなんだっつーんだよ
虫太郎の黒死館
黒死館は、わけのわからなさそのものを楽しむもの。
小林秀雄派の奴らの本は理解できない。
秋山駿が「信長」って書いてたんで、歴史小説スキーな俺は
とりあえず読んでみたんだけど、本当にツマンネ。
ナポレオン、シーザーの言葉を挟んで、うやむやにしてる。
桶狭間の戦いも、難しい言葉使ってごまかしてるけど、
書いてある事は「信長は天才だから、運を引き寄せる事が出来た」って事だったのに、幻滅した。
129 :
無名草子さん:04/12/25 23:50:29
昭和63年の共通一次試験だか平成元年のセンター試験だかに
小林秀雄の文章が試験問題に出てて、
入試問題に小林秀雄を出題するのは如何なものか……と、
その翌年のNHK教育の番組で話が出てた
と云うことを思い出した。
130 :
無名草子さん:04/12/26 01:25:25
吉本隆明
サッパリ分からん
香山リカ
「自転車旅行主義」
この記述には意味がないな、と思った。
>>130 先に橋爪大三郎の「永遠の吉本隆明」を読むといいと思う。
めちゃめちゃわかりやすい。
でも吉本の「心的現象論序説」なんて無理して読む必要ないよな今更。
134 :
無名草子さん:04/12/26 02:57:10
「〜〜入門」っていう本で、ハードカバーで、250ページ以上ある全ての本。
135 :
無名草子さん:04/12/26 03:03:40
ツァラトゥストラ
136 :
無名草子さん:04/12/31 06:02:26
あぁ「共同幻想論」分かんなくて積んだままだ。
137 :
無名草子さん:05/01/03 04:39:27
>>129 それ以前は、高校生の段階で洗礼を受けてたんだが。。。
138 :
無名草子さん:05/01/03 07:18:13
ジェームズ・ジョイスはマジでつらい。
とゆーかヴァージニア・ウルフやドルトン・トランボなど
意識の流れの手法を使う連中は大半読み辛らすぎる。
高校の頃「失われた時を求めて」を読んだときは
この世にこんな読みづらい本があるのかと思ったけど、
意識の流れに比べたら余裕で楽しめるわ。
エリアス・カネッティの「眩暈」も相当わけわからんぞ
139 :
無名草子さん:05/01/08 00:34:34
人生論ノート・・・。訳和漢ね
140 :
剣豪小説希望:05/01/08 00:41:46
中沢新一『逃走論』と『構造と力』はさっぱりわかりません。最初の方しか読んでません。スキゾとパラノという言葉しか覚えてません。
141 :
無名草子さん:05/01/08 01:17:48
中沢もその本書いてるんだね。w
何言ってるんだ!中沢が書いたのは『ピンクのモーツァルト』だ!
ピンクの毛沢東
ボル屁スとかいう人の本
1ページめの1行目から全く理解不能
何度読み返しても何が書かれているのかわからなかった
なさけないです
145 :
無名草子さん:05/02/16 13:34:35
age
オイディプス症候群
147 :
無名草子さん:05/02/16 21:01:06
ヨハネの黙示録
148 :
無名草子さん:05/02/23 15:06:47
本が理解不能って言うかおまいらが理解するのがめんどくさいだけだろ?
森博嗣「そして二人だけになった」
頭悪いのでわかりません。
「薔薇の名前」
二ページ程読んだだけで、脳が拒否した。
頭悪いので駄目。
何でバロウズの「裸のランチ」が出てこないんだ?
152 :
無名草子さん:05/03/04 01:21:51
誰も「裸のウンチ」読んでないからだと思ふ。
153 :
無名草子さん:05/03/04 16:38:52
意味が分かることが必要だと思ってる奴はバカ。
154 :
吾輩は名無しである:05/03/11 12:24:15
yd
155 :
無名草子さん:05/03/13 01:11:03
正直言うと少しでも抽象度の高い哲学は全くわからない
小説は小説で物語の筋自体が面白い作品以外わからない
経済関係の記述は貿易も金融も貨幣制度もわからない
結局政治・人物中心の歴史ノンフィクションしか読めない
Winny3は更に匿名性が高められて、
誰からファイルを受信しているか分からない、
誰にファイルを送信しているか分からない、
どのファイルをダウンしているか分からない、
どのファイルをうpしているか分からない、
何を検索しているのか分からない、
何が欲しいのか分からない、
起動しているかどうかも分からない、
何をしているのかよく分からない、
そんなソフトになる予定です。
157 :
無名草子さん:05/03/13 14:43:39
吉本隆明が全然わからなかった。
でも、わからなくていいんだ、ということが後々わかった。
精神とは自己である。しかし自己とは何であろうか?
自己とは一つの関係。
その関係それ自身に関係する関係である。
あるいはその関係において、
その関係がそれ自身に関係するということ、
そのことである。
つまり自己とは関係そのものではなくして、
関係がそれ自身に関係する、
ということなのである。
何回読んでもここでつまずく。
159 :
無名草子さん:05/03/14 18:24:03
攻殻機動隊2
マヂ意味わからん・・・
>>158 「なんかこの人、煮詰まってるな〜」と言う事だけわかればいいんじゃね?
161 :
吾輩は名無しである:2005/03/21(月) 12:51:03
7
162 :
無名草子さん:2005/03/24(木) 16:39:49
>>158 小難しいことを書けば高尚に見えると踏んだ俗物だろ。
深く考える必要はないよ。
>>158 (1)ほかの翻訳にあたってみる。それ斎藤訳かな。
(2)ヘーゲルを再読してみる。
(3)可能なら原典にあたる。ハイデガなんかだとかなーり有効だけど。
用語の意味をできるだけ彼に合わせて解釈する。
前後の作物も参照する。
ダンテ 神曲 山川丙三郎訳
いきなり一行目の漢字が読めず挫折。
165 :
無名草子さん:2005/03/30(水) 02:32:14
やぎのじゃいるずとか言うやつ
意味不明で怖かった
3代目魚民濱田成夫とかいうやつ
167 :
無名草子さん:2005/04/02(土) 03:18:20
age
168 :
タト:2005/04/12(火) 01:10:35
私にとってその本は興味深いものであるものの、
膨大なページ数に膨大な内容で直ぐに読み疲れ、
いまだに読破できずにいる、無限とも錯覚するほどの
読書になります。
その上、その本には様々な形態があり、
内容も変わってきます。はじめて触れる分野のものには、
相当読むのにてこずるものもあるでしょう。
分野は同じであってもあの本とその本とこの本とでは
微妙に違うこともあります。
おそらく1ページから最大ページまで読破された方は
作成者以外にいないのではないでしょうか?
さて、その本とはなんでしょう?当ててみてくださいな。
169 :
答案:2005/04/12(火) 01:14:16
死霊(しれい)
夢野久作「ドグラ・マグラ」
さっぱりわかりません。
ラヴクラフトを読んでたときは描写がわからなかったから
理解不能、だったけどこちらは言ってることはわかるけど
意味がわからない、という感じ。
ストーリもきちんと進んでるのは理解できるし、おかれている
状況もわかる。でも意味がわからない。なんだこの感覚は。
こういう人の本はあわないんだろうか。
171 :
無名草子さん:2005/04/20(水) 20:53:20
>>170 お前の頭の中が混乱しているのはよくわかったよ。
172 :
無名草子さん:2005/04/21(木) 02:50:07
わかんないんです(><)
173 :
無名草子さん:2005/04/21(木) 02:53:13
自分が、わかってないということを、自覚できる本ってことだよな。
わかった気になってるけど、わかってない本っていうのが、
それ以上に、いっぱいあるはずだぜ。
>>173 なんだ、中学生か・・・
はっはっは、イヤよく分かっているじゃないか。
おじさん君には感心したよ。
具体例がいっこも出てこない評論は、すぐにわけわかんなくなる。
176 :
無名草子さん:2005/04/21(木) 12:27:13
>>174 おじさんは、何もわかってないのに、わかった気になってる人かい?
保田與重郎がよくわからん
そう言えばジョイスはパスティーシュのネタになるほどだからなあ。
ああいうのはしんどい。
179 :
無名草子さん:2005/05/12(木) 22:13:15
勢古浩爾「思想なんかいらない生活」は、
まさにここで挙げられているような難しい哲学書
なんかを「わからん!」といってこきおろす本で、
そういう部分はけっこうおもしろかった。
けどこの本が結局何を言いたかったのか、難しくてわからんかった・・・
180 :
芦原:2005/05/12(木) 22:36:07
西部邁『知性の構造』
理解をたすけるためにわざわざ図まで載せてあるのだが…
なにより村上春樹が分かりません。
何も考えずに読むから。
182 :
無名草子さん:2005/05/25(水) 13:52:57
カミュのペストがさっぱりわからん、ナチス時代を取りいれた寓話らしいけど、
他の作家のごとく二作目でつぶれたんだなあ
>168
dictionaryの類かい
184 :
無名草子さん:2005/07/08(金) 19:36:26
カミュの異邦人
殺人を肯定してるが、その理由をは何ですか?説明できる賢人求む
185 :
四月朔日大助:2005/07/10(日) 19:07:23
トムクランシーの戦争モノ全部
186 :
無名草子さん:2005/07/20(水) 18:58:32
「月刊ジャンプ」
なんで月刊なのかわからん…
187 :
哲学板からきますた:2005/07/20(水) 19:51:11
哲学書を「読めない」という理由で批判してるやつはヴァカだよ(@w荒
哲学書に価値がないのではなくヲマエの脳ミソに価値がないのだよ(@w荒
188 :
無名草子さん:2005/07/20(水) 19:53:54
>>179 結局最後になぜか吉本君だけ褒められてたしな。
189 :
無名草子さん:2005/07/20(水) 21:10:09
Yoshiの書いたもの。
190 :
無名草子さん:2005/07/20(水) 21:11:17
「哲学」=「机上の空論」
191 :
無名草子さん:2005/07/21(木) 05:24:11
「哲学」=「妄想」
192 :
無名草子さん:2005/07/21(木) 05:25:09
「哲学」=「自己満足」
行動+、思考+>行動+、思考-≧行動-、思考+>行動-、思考-
195 :
無名草子さん:2005/07/26(火) 19:06:54
ミシェル・シュネーデルの『グレン・グールド、孤独のアリア』
精神分析の知識が必要なのか?
196 :
無名草子さん:2005/07/26(火) 19:08:01
大抵の音楽家本は演奏さえ聴いていれば普通に意味が分かるのだが...
小林秀雄。
読んでるときはなるほどなるほど、と思うのだが、読後感としては結局なんだったんだろう、って思う。
比較的やさしい本でも。
198 :
無名草子さん:2005/07/28(木) 00:39:40
どなたかイニシエーションラブ 読んだ方いませんかぁ?
リアル鬼ごっこって何度か挙がってるけどどこが難しいの?
200 :
無名草子さん:2005/07/28(木) 04:51:31
井伏鱒二の山椒魚。いまだに意味わかんねえよ。
201 :
無名草子さん:2005/07/28(木) 07:16:37
太宰治とお前の格が違うからだろ
無論おれもわかんねえ
丸山真男の日本の思想
だれか3行くらいで要約してよ
203 :
無名草子さん:2005/07/30(土) 03:44:37
草枕
三ぺージ読んでダウン
204 :
無名草子さん:2005/07/30(土) 12:36:48
んじゃリアル鬼ごっこ
理解不能
難しいとかじゃなくてね
205 :
無名草子さん:2005/07/30(土) 12:50:53
日本の思想で丸山真男が小林秀男について書いてるが
あれ読んでどういう評価なのか解読できた人はいないはず。
206 :
無名草子さん:2005/07/30(土) 13:30:11
草枕は冒頭を評価する人多いよね。
冒頭しか読まれてないから。
207 :
無名草子さん:2005/07/30(土) 13:49:00
岩波現代文庫から「日本の思想」の解読本が出てるよ。
おすすめ
純粋理性批判
概念を数式で表してくれるとすっきりすると思うんだが・・・
209 :
無名草子さん:2005/07/30(土) 16:12:36
我輩は猫である
猫が話さないだろ
210 :
無名草子さん:2005/07/30(土) 17:38:08
蓮実重彦「フーコー・ドゥルーズ・デリダ」
旧約聖書
212 :
無名草子さん:2005/07/30(土) 18:05:24
ユリシーズ。未だに誰もわかっとらん。
〉209
微笑ましい
214 :
無名草子さん:2005/07/31(日) 13:25:43
タイタンの妖女
215 :
にゃあ:2005/07/31(日) 14:28:18
ドグラマグラ
>>198 あれの意味がわからんやつ、いまだにいたのかw
217 :
無名草子さん:2005/08/05(金) 01:42:02
ウィリアム・バロウズさんのすべての著作
218 :
無名草子さん:2005/08/05(金) 01:44:34
ああ、それから前田日明氏の言ってることはヒアリングがむずい
219 :
無名草子さん:2005/08/05(金) 02:21:57
前田日明が太宰治にかぶれて熱く感想を述べてる映像を見たら
ふしゅうして、俺は太宰という男をふしゅうすることで・・・
というから何いってんのかと思ったが、たぶん踏襲だろうと思う。
220 :
無名草子さん:2005/08/05(金) 04:14:38
>>216 あの意味は誰にもわからないよ。
>>198は人大杉で見てないから何のことだか知らないがな。
221 :
無名草子さん:2005/08/05(金) 04:49:45
万延元年のフットボール
タイタンの妖女は10ページ位で挫折。
222 :
無名草子さん:2005/08/05(金) 09:29:35
となり町戦争。最後まで読んだけど「結局なんだったんだ…」という感じ
223 :
無名草子さん:2005/08/05(金) 16:16:12
蜻蛉日記
意図的にわからないように書いたところがある。
紫式部はそれを解読して源氏物語に取り入れている。
だから源氏を読んで初めてわかるところがある。
224 :
無名草子さん:2005/08/05(金) 22:31:38
「二級ボイラー技士試験実戦問題」
さっぱり分からん。
ってか読んだことない。
225 :
無名草子さん:2005/08/05(金) 22:50:36
タイトル合ってるか?だけど
「夢十夜」
226 :
無名草子さん:2005/08/05(金) 23:32:46
相田みつを
脳みそ腐ってるとしか思えない
227 :
無名草子さん:2005/08/06(土) 23:17:59
実例英文法
実例というならもっと実例載せてくれ。
あと解説をもうちょっと詳しく。
228 :
無名草子さん:2005/08/06(土) 23:46:33
229 :
無名草子さん:2005/08/07(日) 00:38:04
ゴーメンガストは読みにくくて挫折
レヴィナス『存在の彼方へ』はすげぇな。
ホントに彼方に逝っちゃってるよ。
>>226 間みつを系の変な詩みたいなのを下手糞な字で書いてるやつって結構いるよな
眠たいことばっかり書いてるし
・バナナフィッシュにうってつけの日(ぼわーんとしか理解できない・・・つか消化しきれなかった)
あふぉうでごめん。
後、理解できないっていうか読んでイライラするのは夏目漱石
男の人は夏目漱石好きだよね。私には合いません。
論理哲学論考
この本は他人が読むように書いてない。
悩んだ末に、”この本は分からないこと”が分かるようになった。
234 :
無名草子さん:2005/08/15(月) 07:50:54
>>232 でもバナナフィッシュは理解するほどの内容は無いんじゃないかと危惧
フラニーとゾーイは読んだのかな
ナイン・ストーリーズは、小舟やエズメでしっくりくれば良いのさ。
>1
・オオエケンザブロー作品全般読みづらい。
・栗本カヲルの豹頭、50巻以降も読みづらい(つか92巻で挫折しました)
・学術系ならチャンドラセカール「液晶の物理学」。熱・統計力学をきちんと理解していないと解読不能な本。
・あ、既出だけど「戦争論」忘れてた。原書も買ってんのに納戸でホコリかぶりまくりだわ
>>223 狐狸庵シェンシェーの「うすば蜻蛉日記」も読むヨロシ
238 :
無名草子さん:2005/08/23(火) 18:54:32 BE:32094825-##
239 :
無名草子さん:2005/09/13(火) 15:10:27
美味しんぼの味に対するコメント。
「シャキシャキして、パリパリして・・・口の中に一気に爽快感が広がるわ!」
こんな表現がたくさんあってよくわからん。
だが、面白いので好きだ。
240 :
無名草子さん:2005/09/13(火) 15:11:19
平野啓一郎
241 :
無名草子さん:2005/09/13(火) 15:24:15
赤川次郎読んだけど2pで挫折した
ニーチェ
「バカの壁」何故ベストセラーになったかもわからない
「難解」とは違うだろうが、谷崎潤一郎の『蓼食う虫』
主人公も奥さんもあまりにも淡々としていて一向に盛り上がらんまま終わってしまった。
谷崎は好きだが、これだけはどうしてもわからない。
(たぶん倦怠期の夫婦にでもならないとだめなんだろうな)
245 :
無名草子さん:2005/10/02(日) 12:30:46
狂気の愛Byブルトン。
さーっぱり分かりませんでした。
ブルトンの他の著作も、
わけわかんない。
247 :
無名草子さん:2005/10/02(日) 16:49:53
ドグラマグラ
後、yoshiの本(本と呼ぶのも腹が立つ)すべて
248 :
無名草子さん:2005/10/05(水) 16:04:22
ウンベルト・エーコ『薔薇の名前』
疾走 重松清?
埴谷雄高の『死霊』。
まだ1巻目しか読み終えてない。
しかも読み終えたのは2、3年前だからもう覚えてない。
梅原猛は難しくはないが、文章が恐ろしく読み辛い。
251 :
イラストに騙された名無しさん:2005/10/23(日) 23:28:02
みなさんの意見を聞かせて下さい
252 :
無名草子さん:2005/10/23(日) 23:43:47
村上春樹「ねじまき鳥クロニクル」
なにがなにやら。なんで井戸の中に入るの?
…クラウゼヴィッツの戦争論。
254 :
無名草子さん:2005/10/24(月) 04:44:49
>253
ソレルスの『秘密』に出てくるけど、やっぱ噂どおり難しいの?
255 :
無名草子さん:2005/10/24(月) 20:55:09
ランボー「地獄の季節」。訳が違ってるのかと思った。
>>253 未完成のまま著者が逝っちゃったんだから理解し辛くて当たり前
あれは一種の 名言集 だと思え
そう自らに言い聞かせている
257 :
無名草子さん:2005/10/27(木) 22:26:20
今日の朝日新聞に載ってた対談で鷲田清一っていう哲学教授の人が、ニーチェは半分ぐらいしか分からないって書いてた。
ニーチェは詩的な表現が多くて、わかりにくいらしい。
ツァラトゥストラとか。
259 :
無名草子さん:2005/10/28(金) 13:14:59
>>243 めちゃくちゃ面白いじゃん。売れて当たり前。
260 :
無名草子さん:2005/10/28(金) 14:34:40
>>250 >梅原猛は難しくはないが、文章が恐ろしく読み辛い
禿堂。
なんだありゃ。
261 :
無名草子さん:2005/10/29(土) 08:06:24
>>259 結局、「唯脳論」の一般受け焼き直しバージョンなんだけどね...
262 :
無名草子さん:2005/10/29(土) 08:50:57
保坂和志『小説の自由』
時々哲学的思想をわざと飛躍させた言葉で混乱させようと書いている部分がある
263 :
無名草子さん:2005/10/29(土) 14:08:34
村上春樹、、、、、、、、読書中ずっと????????????
で、途中放棄。この作家にハマれる人って、現実を生きてるの?
264 :
無名草子さん:2005/10/29(土) 15:53:46
263
東京キタンはイイヨ
265 :
無名草子さん:2005/10/29(土) 16:25:56
バカとか頭のいい人とかいう言葉に
大衆は敏感なのはわかったね昨今のベストセラーで
266 :
無名草子さん:2005/10/29(土) 16:35:00
トマス・ピンチョン「重力の虹」
一文にみっしりと詰め込まれた情報を消化できずに挫折…orz
1ページ読み進めるだけで頭のCPUが熱暴走起こして、
前の1ページの内容がふっとんでく感じ。
これ普通に読み進められる人がうらやましいです。
267 :
無名草子さん:2005/10/29(土) 18:31:06
>>266 普通に読めますが
文章を頭中で映像にすればいい
映画じゃないよ
文章の持つ意味を瞬時に自由な映像にする
手に取るように分かるよ
268 :
無名草子さん:2005/10/29(土) 21:00:14
>>267 映画じゃなくて映像…
頭の中で映画にしようとしてたのが問題だったんだろうか
月並みな言い方になっちゃうけど
要はそうやってイメージの奔流に身を任せていれば
そのうち見えてくるものがあるってことかな
269 :
無名草子さん:2005/10/29(土) 21:30:30
>>268 難解な文章は書き手もイメージを文章化しようとしているわけだ
イメージ化する力が強ければ明快に分かるというわけだ
イメージする時の手掛りは、まず自分の理解できるところからイメージを重ねていく
自分だけに分かる記憶やイメージでかまわないのだ
そこが映画との違いだ
試してみな
人によって脳の機能は違うんだから、
読めない人には読めない。以上。
271 :
無名草子さん:2005/10/29(土) 23:28:36
>>270 p.s
氷山の一角しか脳を使わずに、やる前から自分には出来ないと決めつける情けない俺からの言い訳ですた。
272 :
無名草子さん:2005/10/29(土) 23:52:44
宮部みゆき 『理由』
別に難しいわけじゃないけど、何故か読むのがめんどくさくなり、100ページもいかない内に挫折
カント以降の思想はさっぱりだ
274 :
無名草子さん:2005/10/30(日) 13:14:18
三島由紀夫の「金閣寺」
中一の時三行で挫折した。
275 :
無名草子さん:2005/10/30(日) 13:22:22
宮部の現代モノは本筋に入るまでがまどろっこしいね。
描写が難解というよりわかりにくい。
276 :
無名草子さん:2005/10/30(日) 15:07:44
太宰治の人間失格
芥川賞を受賞した介護なんたら
>>271 頼むから、人間には誰にでも同じ能力があるという神話を撒き散らすな。
自分には無限の可能性があると信じ込む勘違い人間を量産する。
まぁあなたにも異質な他者に対する想像力の欠如という重大が欠陥があるようだが。
重大が欠陥が、やてw
279 :
無名草子さん:2005/10/30(日) 16:31:35
280 :
無名草子さん:2005/11/01(火) 15:01:34
映像のイメージ読み
なかなか良いです
理解しやすい
あんがとです
サラダ記念日
こんど映画化される「春の雪」(三島由紀夫・豊饒の海第一部)
の続編の「暁の寺」(豊饒の海第三部)のインド哲学唯心論のくだり。
発表当時は評論家も論評を避けてたらしい(恥をかかないために?)。
アーヤラ識とかヒンズー教・古代仏教の何たらかんたら、読解不能ッス。
で、そこんところ飛ばしてストーリーだけ追っかける。
283 :
無名草子さん:2005/11/03(木) 00:47:17
>>282 今度の映画化で「豊饒の海」に手を出した人は
第三部でかなり振り落とされるでしょうね。
そういう私もかなり苦しみましたがww
284 :
無名草子さん:2005/11/04(金) 13:17:18
>>281 あれは、一首一首で理解するより「流れ」で理解した方がいい。
285 :
無名草子さん:2005/11/04(金) 13:21:25
本当は古今和歌集も新古今もそうやって楽しむものなのだが。
町田康の文体 なにあれ?
パンク
泉鏡花の作品。
話の流れは掴めるが、個々の文章や単語レベルだと
何を言ってるのか何を指してるのか全然分からんことが多い。
>>288 最初の数ページは気が狂いそうになる。
のってくるとそれが不思議と読解できるようになる。
結局、純文学なんて人生に何の役にも立たないw
推理小説の方がよっぽどためになるねw
291 :
名無し検定1級さん:2005/11/28(月) 00:33:53
>>224 「二級ボイラー技士試験実戦問題」
この本、普通にわかりやすいが何か?
そんな漏れは「電波男」をあげとく
アニヲタの戯言など理解する価値なし
専門知識を必要としない文芸の場合、やっぱり感性に合うか合わないかなのかな。
友人は大江健三郎や埴谷雄高など、一般に「読みにくい」と言われるものを、
好んでバリバリ読むタチだけれど、金井美恵子は「一文たりともわからない」と言っていた。
金井美恵子はクセが強いけれど、そんなに読みにくくないと思っていたので驚いた。
私の好きな、森茉莉と川上弘美もさっぱりわからない、と言われて哀しかった。
私は大江健三郎の小説で意味がわかったのは、「芽むしり・仔撃ち」だけ。
万延元年〜に至っては、半分ほどで挫折。
中上健二と三島由紀夫も全然意味がわからない。
武者小路実篤はすらすら読めたけど、「で?」っていう感じでまるで心に響かず、
素直にそう言ったら、「それは読みこなせていないのだ」と言われたのだけど、
そうなのかな。。。ちょっと悔しかったけど、まぁいいや。
293 :
無名草子さん:2005/12/10(土) 22:24:56
ぐりとぐら
大江健三郎
ノーベル賞取った時5冊くらい読んでみたけど(ry
295 :
無名草子さん:2005/12/11(日) 06:21:24
>>290 推理小説読んだって論理的思考は身につかないだろ
疑い深くはなりそうだが
296 :
無名草子さん:2005/12/11(日) 10:33:32
精神現象学
297 :
無名草子さん:2005/12/11(日) 10:35:31
蛇にピアスとか蹴りたい背中。彼女らの感性が判らん。
298 :
無名草子さん:2005/12/11(日) 11:33:27
292へ。
中上健次は「枯木灘」「千年の愉楽」から入るとなると歴史や古典芸能などへの
造詣が問われるように思うので、読み始めはエッセイのほうが良いかと。
おいらは中上は「全短編」以外すべて読んだが、難解な作家であるという
意見には素直にうなづける。というより柄谷行人、島田雅彦、浅田彰あたりが
いまだに何かにつけ中上健次を引き合いに出すものだから、なかなか
世間には浸透しないのでは、という気もするなw
吉本ばななの父ちゃんのように
「中上は初期の短編で充分だ」と一刀両断する批評のほうが中上を理解するには
最適なテキストだと思われw
大江健三郎は彼が20代の頃に書いた短編集をオススメする。
「芽むしり・仔撃ち」が理解出来るなら「死者の奢り・飼育」はどうよ?
「見るまえに跳べ」を読んでから「万延元年のフットボール」へ進めば
あなたの理解力は、さらに発揮されると思うが。
三島に関しては俺は良い読者ではないのでw
面白かったのは「小説家の休暇」「太陽と鉄」「裸体と衣装」「アポロの杯」
「F104」「花ざかりの森・憂国」「生きる意味を問う」あたりか。
「不道徳教育講座」も面白いなw
既に読んでいるというのならばスマンw
299 :
292:2005/12/11(日) 12:26:24
>>298 丁寧なレスをありがとう。
なるほど、中上健次、再入門したくなった。エッセイを探してみることにするよ。
大江健三郎は、そうそう、「死者の奢り・飼育」は読んだな。思い出した。
「見るまえに跳べ」は未読。読んでみたいと思う。
三島由紀夫は…ごめん、あの人気持ち悪いんだよね…なんか。
生理的に苦手、というほうが近いかもしれない。
一度挫折したものを再び読みたいと思わせてくれてありがとう。
とても嬉しいよ。
ラカン「エクリ」。
学生時代にさんざん苦しんだ。
四年かかって何度も何度も読んだのに、完全には理解できなかった。。。
今、内田樹の入門書を手がかりに再読中。
「わからなくて当たりまえ」と書いてあってほっとした。
その一文だけで、内田樹のファンになってしまった。
301 :
無名草子さん:2005/12/11(日) 13:11:27
清料院流水
まったく意味がわからなかった。とちゅう破り投げてジュウシマツに食わせちまったよ。
302 :
無名草子さん:2005/12/14(水) 19:56:15
AGE
303 :
無名草子さん:2005/12/14(水) 20:13:42
稲垣足穂。
好きな人いるだろうけどあたしはごめん。
とちゅう放り投げてジュウシマツに食わせちまったよ。
304 :
無名草子さん:2005/12/15(木) 19:10:43
AGE
305 :
無名草子さん:2005/12/15(木) 21:18:21 BE:98622926-#
本じゃないけどWINのヘルプ
マイクロソフトマジ氏ね
マックの方はどうなってますか?
306 :
無名草子さん:2005/12/15(木) 21:30:33
「ホモ・サケル」著者忘れた。
なんか現代思想の本だった。新聞の書評で興味をもったのだが
自分の知識では到底読みこなせないとあきらめ、ブクオフに売った。orz
307 :
無名草子さん:2005/12/16(金) 14:30:09
夢野久作「ドグラ・マグラ」
沼正三「家畜人ヤプー」
この2作品は、とにかく長い。ここで言う「長い」というのは
単純に400字詰め原稿用紙で何枚か、ということではなく、
「本当にこれだけの長さを費やさないと、この内容を伝えることはできないか?」
という疑問にもとづく「長い」であります。
上手な長編よりは下手な短編のほうが読むには苦痛だ。
うまい短編ならばページをめくるのが惜しいし、
下手な長編は時間だけが永く感じられてしまい頭に入らなくなる。
芥川龍之介は長編を書けないことを苦にし、自殺した、と伝えられる。
大正文壇のスーパースターであった彼をして、そのような重圧を抱かせた
元凶が、この2作品には確かに、ある。
この国(我が国などとは言わないよw)の小説関係者の
駄目なところは、これら2作品を読むことで明らかになる。
長編って、そんなに優れた表現形式かね?
冗談じゃない!
短編にこだわり続けた梶井基次郎、吉行淳之介や阿部昭のほうが
はるかにオモシロイものを書いてるさ。
夢野にも沼にも現実を生きて、生き抜く感覚というものが
まったく欠如していると、おいらには思われw
308 :
無名草子さん:2005/12/16(金) 14:52:38
↑はぁ?
ドグラマグラが長すぎちゅうのは同意。
ちっとも話が進まないから燃やしちまったわ。
>>307 私も基本的には、長編よりも短編のうまい作家が好きだけど、
「これだけの長さを費やさないと、この内容を伝えることはできない」
という小説は確かに存在すると思うし、
「ドグラ・マグラ」や「家畜人ヤプー」はそれに含まれるものだと思う。
谷崎潤一郎の「細雪」とか、村上春樹の「ねじまき鳥クロニクル」とかも。
長編が優れた表現形式かどうかはわからないけど、
それだけの冗長さの中で語られる物語の中には、言い尽くせない深みがあるものもあるよ。
(ないものもあるよ、もちろん)
梶井基次郎と吉行淳之介は私もとても好き。
最後の二行も全面同意w
でも、「ドグラ・マグラ」と「家畜人ヤプー」は屈指の傑作だと思う。
311 :
無名草子さん:2005/12/16(金) 15:34:39
恩田陸の作品全般。
いいのもあるけど、最後が意味不明多数。
終わりよければ全てよし、ってのは一理あると思う。
旧約聖書
翻訳がよくないのか、シュール過ぎ
>>312 実際にヘブライ語で読んでもシュールかと思われ
割礼で苦しんでるところを攻められるとか、ネタですか、と。
314 :
無名草子さん:2005/12/17(土) 10:26:11
AGE
315 :
無名草子さん:2005/12/17(土) 22:08:59
AGE
ユリシーズだなぁと思ってスレ開いたら
>>12があった。
もっと意味わかんないの?
317 :
無名草子さん:2005/12/17(土) 22:30:30
デミアン。全体的な話はちょい理解出来なくなかったけど、
神とか宗教の話は…しかも改行がないから辛かった。
318 :
無名草子さん:2005/12/18(日) 16:06:16
AGE
319 :
無名草子さん:2005/12/19(月) 10:51:57
AGE
320 :
無名草子さん:2005/12/19(月) 12:53:38
>聖書
二千年以上前の書物がすんなり理解できる方がむしろシュールかと。
321 :
無名草子さん:2005/12/25(日) 15:21:55
上げ
322 :
無名草子さん:2005/12/25(日) 17:10:45
>>320 えぐいよな。
最初のページの家系図の話は、かなり意味深だと思うぞ。
…系図ではない! ヨゼフは誰だ? 何なんだ?
埴谷雄高『死霊』
対談は面白いんだが。
324 :
無名草子さん:2005/12/30(金) 09:25:23
>>323 同じ境遇の人がいるのはうれしいもんだ!!
形而上小説=哲学小説は、背景なくても読める
ただ、この著者の副詞の付け方、ちょっと変
現代の著者がこんな書き方したら、絶対没になる
正しい日本語の読み方なんてないんだなって、つくずく思う
指輪物語を完読したもので、調子にのってシルマリル?の物語を
読もうとしたら、なんとかの息子の何々が、なんとかの娘の何々が
とか出てきて、上巻は挫折。下巻は、指輪物語のキャラがいくらか
でてきたから、そっちはまぁまぁ読めた。
326 :
無名草子さん:2005/12/30(金) 14:06:34
age
327 :
無名草子さん:2005/12/30(金) 14:45:16
ネル・ノディングス『ケアリング』
日本語訳が最低。
前者は〜、後者は〜、って書いてあるけど指示対象部分が分からない。
「それ」って指示語もたくさん出てくるけどどの部分か分からない。
悪書の代表みたい。
長野まゆみ『箪笥のなか』 難解ではないが、読みづらい。台詞の部分に「」が付いてないからなのか…
329 :
無名草子さん:2006/01/04(水) 12:22:56
「死霊」は難し
山尾悠子「ラピスラズリ」
ようわからん
「薔薇の名前」
途中で投げ出した。
歴史とか戦争関係の本は、
ちゃんと細かい地図を掲載してくれよ。
たまに1枚も地図無しに地名が羅列されてる本があるけど、
そんな出版社に上記ジャンルの本は出して欲しくない。
333 :
無名草子さん:2006/01/10(火) 13:39:13
歴史関係のものって、その時代の歴史に対する知識が
まったく無いと全然面白くないものな。
T・F・トランス『科学としての神学の基礎』
カール・バルト『教会教義学』
トマス・アクィナス『神学大全』
キリスト教の本なんか読む俺が悪いのか
335 :
無名草子さん:2006/01/12(木) 13:09:57
>>334 気取って難しい本は読まない方がいい。
まあ、インターネットで買ったのなら、仕方ないけど。
キリスト教の研究書は難しい
三島由紀夫の「春の雪」読んだけど
仏教の話とか意味がわからない。
あと比喩とか多すぎて
で、結局何が言いたいの?って思うこと多数。
337 :
虚無:2006/01/26(木) 17:06:09
何も言いたくない
ジャン=リュック・ナンシー『共同‐体』
これはすごいよ。1_も理解できん。
ハイデガーやレヴィナスやブランショすら多少はわかる部分もあるのにw
>>336 橋本治の「三島由紀夫とは何者だったか?」読んでみ。
youの疑問の答えはそこにある。
ヘンリー・ジェイムズの「ねじの回転」。
恐怖小説?の古典らしいが、全然怖くなかった。
どこで怖がればいいのか、さぱり分からなかった。
そして、「ねじの回転」というタイトルは、どっから来たの?
内田百閨w百鬼園随筆』。
『阿房列車』『御馳走帖』は大好きなのに、これだけは理解できない。
たぶん、この三者の間を他作品で埋めれば分かるんだろうけど。
>339
と、首をひねっている君の様子が、ネジの回転する様に似ているから
343 :
無名草子さん:2006/02/10(金) 10:09:50
平野啓一郎の「日蝕」当時高校生だった私は
16ページで挫折しました。
344 :
無名草子さん:2006/02/10(金) 10:16:15
ドーキンス「利己的な遺伝子」。ドラマ高校教師(だっけ?)に小道具として出て来たので買ってみました。
ゲーザ・サモン「時間と空間の誕生」
自腹で買っのに読了できなかった初めての本ですた。
>>339 「ねじの回転」が恐怖小説だなんて初めて聞いた。
むしろお耽美小説じゃないかあれ。
映画もあるんだよ。
346 :
無名草子さん:2006/03/07(火) 01:33:40
>>339 「ねじの回転」はいろいろな解釈が可能。教え子を死なせてしまった女家庭教師が
責任転嫁するために幽霊話を捏造し、それを自分でも信じるようになった、と
解釈すると背筋がゾッとする。
ある種の翻訳書が難解なのは
誤訳のせいもあるが
ヨーロッパ言語が日本語に翻訳できないから。
原文とはいわないから、せめて英語で読め。
348 :
無名草子さん:2006/03/07(火) 16:47:33
トルストイ「人生論」
脳ミソが沸騰する
349 :
今西光 ◆6ewi402t16 :2006/03/07(火) 17:18:45
>>347君の言うとおりだな。
ドストエフスキーは原文もまあ、あんな調子とのことだが、日本語訳ほどではないそうだ。
オレは英語で読んでみたが、日本語よりわかりやすかった。
ただな、フロイトなんてのは原文(ドイツ語)は平易だが、英語ではやけに難しくなってる
と批判されてるな。
英独なんて同じ系統、というかかなり近い言語でもそういうことがあるんだな。
350 :
今西光 ◆6ewi402t16 :2006/03/07(火) 17:31:18
Domenico Scarlattiの言葉に、
Intellect produces complexity, but feeling demands simplicity.
というのがあるが(英語で知ってるのだが、原文であろうイタリア語またはスペイン語は知らない)、
そのとおりなんだろうね。
351 :
無名草子さん:2006/03/07(火) 21:24:28
カントの英訳は平易だ。高校一年生でも読める。
日蝕
353 :
無名草子さん:2006/03/07(火) 23:53:36
オリバーツイスト難しいわけではないんだが
読みづらい
>>349 ドイツ語というのは特殊みたいだな。
僕は普通フランス語で読むんだが
ドイツ語→フランス語というのはすごく訳しづらいらしくて
原語のドイツ語がそのまま書いてあったりする。
ヘーゲルもドイツ語で読むとすらすらわかるらしいが
フランス語訳ではお手上げ。
スペイン語・イタリア語は、
同じラテン語系で、フランス語訳ではほぼ問題なし。ありがたや。
オレは
>>354君のような勉強家ではないのだが、英語は普通に読める。
そこからの類推でフランス語もまあ読める。
驚いたことに、スペイン語ですら類推で読める。
ドイツ語はけっこうお手上げだから、
>>354君のいうとおりなんだろうね。
>>354君は訳のことをいってるが、原文でもスペイン語・イタリア語はかなり読めると思う。
356 :
354:2006/03/08(水) 18:52:13
>>355 僕はたいして勉強家じゃないよ。
フランスに住んでいるんで、フランス語訳を読んでるだけ。
類推で読むというのは、よくわからない。
どういうこと? 説明してくれるかな。
本の内容にもよると思うが。
どうってことはない、単語が似てるからフランス語・スペイン語は読書に限っては、
だいたい意味がわかるということだ。
それだけ文章になると英語ってのはラテン語借用してるんだね。
よく二重構造というじゃない? 生活語彙はゲルマン語系で、ノルマンコンクエスト以来、
難しいことば、インテリことば=書き言葉はラテンて。
そういうこと。
なんか、こんな単純なことを
>>356君のようなインテリにいうのは釈迦に説法だがな。
>>356君なら、オレより上手にイタリア語・スペイン語読むだろうし。
>>357 だからね、名詞や形容詞は、それもまあいえるかもしれない。
しかし前置詞・関係代名詞・動詞(の活用形)、
つまり文法は、きちんと勉強しないと全然わからないだろう。
名詞や形容詞のわかるのだけ拾い読みしても
「読めた」とはいえないと思うが。
ま、君はそんなことはよくわかって言ってるのだと思うが。
だがニーチェは読みやすいんだよな。日本語でも英語でも。
ヘーゲルについては、1930年代の話だが、岡本太郎がソルボンヌで彼についての哲学の講義を受けて、
ずいぶんと感激した旨を書いてる。
当然フランス語で行なわれたと思うけどね。
ってことは、少なくても、ヘーゲルはフランス語でもうまく説明できるってことになるね。
まあ、時代も変わったし、今日どうなってるのかはわからないし、こういうのって、
作者や教授や学生によって大きく変わる問題なのかもしれない。
オレが最初に取り上げたフロイトは、英米の雑誌で、何度か、
「ペリカンクラシック等のフロイトの英訳はむずかしすぎる」
という指摘がなされてたからで、原文にあたったことがない(ドイツ語も得意でない)以上、
これがフロイト固有のものかドイツ語に付随する問題なのかは判断つかないんだけどね。
360 :
無名草子さん:2006/03/10(金) 16:55:43
哲学の話題に便乗して。
浅田彰の構造と力って本をいまさら買って読んだんすけど
あれってイントロで高校生にむけてかいてあるじゃないですか。
難しくてわけわかめなんすけど読めてあたりまえなんすかね?
361 :
無名草子さん:2006/03/10(金) 17:01:22
荒俣宏の小説はよみづらい
>>359 岡本太郎のヘーゲル理解がどの程度だったか、
まず考える必要があると思うよw
Aufhebungは普通、フランス語でdepassementと訳されているが
この訳が正しくないという学者も多い。
ま、「止揚」なんて奇天烈な日本語訳よりはよほどましだが。
フロイトの仏訳も、学者たちが非常に問題視していて、
うまく翻訳できないということらしい(僕は彼には興味がないのでよく知らない)。
>>360 浅田彰なんかほっとけ。
あいつ昔パリに来てエコール・ノルマルで
よせばいいのに哲学の講演なんかして
ノルマルの学生たちから盛大なブーイングを浴びたと僕の友人が言っていた。
偉そうにしてられるのは日本にいるときだけ。
現地報告があっちゃかなわねえな(笑)。
でも、面白いよ。どんどんやってくれよ。
でもな、まだ浅田はましだと思うぜ。
オレが聞いた話では、こういう場所だから匿名にしとくが、特に有名ではないが、フランス哲学教えてる某教官、フランスに行ったことがない。
昔はこういう人よくいたけどな。今でもいるのかいな。
おまけに、某フランス現代哲学者の本の執筆を依頼され、現地を訪ねる暇も金もあったのに、外国行くのは面倒とすでに出されてる本をつぎはいで一冊でっちあげた。
受験参考書じゃあるまいし。ひでえもんだぜ。
昔は海外に出ると帰ってきてポストがなくなる、出世に響くと行かない教官も多かったが、学校の休みを利用して、本一冊の取材旅行ならそんなこともあるまいしな。
まあ、悲しいかな、日本の教官の質なんてこんなもんだからな。
オレも今でも身内がイギリスにいるんだが、よく日本の大学の教官から、「日本の大学の教育の質は信頼できない」ってことで、子弟のイギリスの大学進学について相談されることがよくあると言ってたな。
まあ、オレとしては
>>362君あたりが日本で教鞭を取ってくれることを望むんだがね(笑)。
岡本太郎のヘーゲル理解については、
http://www.new-york-art.com/Tarou-nenpu-1.htm に、
【1931年 (昭和6年)】 20歳
3月
パリ郊外にある セーヌ県ショアジー・ル・ロアのリセ 「パンシオン・フランショ」(私立学校寄宿舎)でフランス人と寝食を共にし、フランスの一般的文化教養を身につける。
9月
パリ大学 ソルボンヌ校 哲学科の聴講生となる。 ヴィクトール・バッシュ教授の 「ヘーゲル美学」の講座を受講し、講義で展開されたカントの純粋理性批判に傾倒する。
とある。
>>362君なら、これがどういう意味を持つかよくわかるんだろうね。
360です。
東浩紀の存在論的、郵便的もいっしょに買ったんですけど
言葉は難しいが読み易かった。それに比べて浅田のはあれだとおもったので。
ありがちょうごぜますた。
限りなく透明近いブルー
サパーリですた。最後まで読んだ自分に乾杯。
オレのほうこそお前が何を言ってるのかさっぱりわからないのだが、ここはやたらな勘繰りが多いという場所柄を考えれば、お前はオレが、「こんなことがわかるのはオレと
>>362君だけだろうな」という意味で書いたのだと判断したのだろうな。
そうじゃなくてだな、オレはヴィクトール・バッシュという人を知らない。
が、在仏で哲学、特にヘーゲルにくわしい
>>362君ならこの人がどういう人で、1931年に岡本太郎がどういう講義を受けて、どのように感じたのか、おぼろげながらでも想像がつくのでは、と思ったんだよ。
そんな昔の外国のことなんてオレには想像もつかないもんな。
>>367君が想像つくってなら、教えてくれ。
>>368 いや僕もヴィクトール・バッシュなる人物の名はきいたことがない。
今、Victor Bacheだろうと見当をつけてGooglerしてみたんだが
何も出てこない。
だからカタカナって嫌なんだよな。
せめて欧文で併記してくれればいいのにな。
僕はヘーゲルの研究者じゃないので
はっきりとはいえないけど、
あんまりたいした人じゃないんじゃない?
370 :
369:2006/03/12(日) 18:57:57
そうそう、これは欧文で併記しなかったと
今西君を非難しているんじゃなくて、
日本語の本では普通そうだろ。
それに文句を言ってるので、念のため。
僕は「カタカナ廃止運動」を起こしてもいいと思ってる。
カタカナなんか使ってたら
日本人はいつまでたっても日本語の高い高い壁に閉じ込められた囚人。
ネットで調べ物も出来やしない。
日本語の豊かさを知らない人間には困るねえ
はいはい英語コンプの爺さんワロスワロス
Victor Basch (1863-1944)のようだね。
http://h2hobel.phl.univie.ac.at/mahr'svierteljahrs/041f4-1.html
などに解説がある。
原語を併記してくれればいいとはオレも思うよ。
まあ欧米語の間でも、インターネット社会は英語社会だから、ドイツ語のウムラウトがeになったり省略されたり、フランス語はアクサンやセディーユが省略されるとか、北欧語もaの上に○がaaのように表記されるとか、そういうことを問題にする人もいるね。
だが一番許せないのは、欧米の書物を日本語訳した時、訳者と出版社は往々にして最後のインデックスを省いてしまうことだな。
あれは何のためについてると思ってるんだ。本文と同じくらい価値があるぜ。研究するとなるとかなり重要な役目をするのに、よくこんなことができたもんだな。
アルファベット順をあいうえお順にするのが面倒なだけなんだろうが、こういう訳者と出版社は信用できないよな。
それからオレの名前は今東光和尚にちなんでるので、「今 西光」なのだが、まあ、今西君と呼びたいならそれも結構だがな。
>>371 日本語が豊かなら、なぜカタカナ翻訳語がこんなに氾濫してるんですかね?
RとL、VとB、KとCの区別もつかないカタカナ翻訳語が。
つづりもわからないから
辞書で意味を調べることも、前に言ったようにネット検索もできないんですよ。
>>372 いや、きみのような日本人がいてくれることを知って嬉しいよ。
しかし参考文献や(僕はこれも非常に重要だと思うよ)インデックスなんていう
「立派」なレベルじゃない
(どうも出版社が嫌がるらしいな。頁数が増えて金がかかるし、
日本の読者はそんなものには普通、興味を持たないし)、
ほんとにひどい誤訳本がたくさん日本では出ている。
しかも大学教師が訳した本で。
そういう意味でも、日本語訳なんか読むなと僕は言うんだ。
あ、そうなんだ。気がつかなくて失敬。今君か。
ところで今東光の弟が大臣で、フランスに来たとき
フランス人があせりまくったこと知ってる?
こちらが日本の文化大臣のMonsieur CONです、なんて紹介しなくちゃならなくてさ(爆笑)。
だから君もフランスに来るときは、pseudonymeを変えたほうがいいよ。
今堀君しんでくれたまえ。
>>139 『人生論ノート』ね.
三木清氏のだと思うけど・・・・.
まわりくどい書き方しているけど,そんなにわからない本でもなかったよ.
私にとっては,高校以来の愛読書だしね.
フランスの真似なのか知らないが、文化庁なんてのができてな。
その初代長官が日出海よ。
いつフランスに行ったか知らないが、まだ学生運動の時期だったんじゃないか?
オレは当時イギリスの大学町で過ごしてたガキだったんだがな。
噂にフランスや日本の大学闘争を聞いたよ。
しかし、あの全学連の言ってることはまるでわからないな。
それこそ意味不明だ。
>>374君の批判してる大学教官はあの時代、学生運動でろくに勉強してなかったのかな。
しかも妙に全学連的なわけのわからない詭弁(にもなってない)だけ身につけててな。
雑談スレへ行け。
>>377 ぶったまげるような誤訳をしたのを見た大学教師連中は
(君の言うとおり大学「教官」だ。全員国立大学の教員だから)
1960年前後の生まれだから、全共闘世代よりだいぶ若いと思う。
日本人の語学力っていうのは、
東大大学院を出て大学教官をしてても、こんなもんかと溜息がでたよ。
前に「日蝕」が難解だといっている人がいたが、
僕も昔、友人に借りて読んでみたが、
あんなキリスト教のことを知らない奴が書いたものを
感心してもてはやす日本はどうかしてるんじゃないかと思った。
本来、日本語は、江戸時代の戯作本を読んでもわかるとおり
論理を構築する言語じゃない。
どうしようもなくだらけてて、なあなあな言語。
それなのに西洋語を必死で真似して、同じようなことをしようとするから、
みんな難解で意味不明になっちゃうんだな。
380 :
無名草子さん:2006/03/15(水) 19:42:17
「国家の品格」を書いた藤原センセイは
論理なんかいらないもんといってるそうです
日本語で論理不明瞭な文章が書きやすいということと、
日本語が論理不明瞭と言う事の区別がつかないのかね。
それこそ論理的じゃないw
382 :
無名草子さん:2006/03/15(水) 23:10:31
>>374 カタカナも翻訳語もみんな日本語だよ。漢語や和語や漢字やひらがなと同じに。
それが"豊かさ"。
383 :
無名草子さん:2006/03/16(木) 00:14:15
ていうかバカには分からん本は一生分からん。
英語を勉強し続けても、バカには一生満足に喋れないのと似たような感じだ。
学問は言葉では上手く説明できない壁があり、頭のいい奴はその壁を乗り越えられるが
悪い奴は一生そこで乗り越えられずにもがき続ける。
英語にしろ数学にしろ読書にしろ、全ての知的探求がそんな感じ。
俺なんて、大学時代の数学なんて、ほんとどんなに勉強しても
訳が分からんかったもん(藁
おつかれさん
385 :
無名草子さん:2006/03/16(木) 01:05:43
>>381 僕は「日本語で論理的な文章を書くのは不可能だ」といってるんですがね。
論理を組み立てるのに必要な言葉がない。
したがってそれは全部西洋語からの、本来日本には概念のない翻訳語だ
(論に使う抽象語もほとんどすべて、西洋語からの翻訳語)。
関係代名詞も、複数単数の区別もない、
時制もないに等しい。
これで日本語が論理明瞭だと言えますか?w
>>382 それで日本語が豊かだというのは、あなたの自由。
ナルシストには、何を言っても無駄だ。
>>383 >学問は言葉では上手く説明できない壁があり
原語で読めば、日本語訳wで読むより
はるかにたやすくその「壁」が超えられるよw
理解できないことに、自分なりに理由を見つけて諦めるな、
最善を尽くせ、と僕は言ってるの。
中国語でもやってなさいよ。
ご忠告ありがとう。
でもあいにく中国には興味がないので。
ばかだなー。西洋のを翻訳する時どっから言葉をもってきたのさ。
興味ないとかいってさ。ずっと文句いってないさいよ。中江兆民みたいにさ。
389 :
385:2006/03/16(木) 01:51:06
>原語で読めば、日本語訳wで読むより
>はるかにたやすくその「壁」が超えられるよw
なるほど。
だけど俺は英語の壁も越えられないんだ。
何故ならバカだから(苦笑
そりゃ必死になれば超えられるかもしれないが
しがない貧乏人にそんな時間は無いしね。
個人的には、何語で読もうと、学問ってのは
言葉では完全には説明できないと俺は思ってるけどね。
英語が言葉(論理)で全て説明できるのなら、とっくの昔に
完璧な翻訳ソフトが完成してる。
翻訳家の鬱憤晴らしスレッドになりました。
まったくどれだけいえばわかるのかな。
僕は日本語訳なんて完全にバカにしているの。
もちろん翻訳なんてしてない、当たり前だろ、「不可能」なんだから。
>個人的には、何語で読もうと、学問ってのは
>言葉では完全には説明できないと俺は思ってるけどね。
>英語が言葉(論理)で全て説明できるのなら、とっくの昔に
>完璧な翻訳ソフトが完成してる。
その幻想を捨てろ!っていってるんだよ。
翻訳は出来ないんだから。
>英語が言葉(論理)で全て説明できるのなら
という文章から、君がたぶん中・高校生だとわかる。
だからこれ以上はいわない。
392 :
無名草子さん:2006/03/16(木) 02:17:22
学問は言葉では説明しきれない。だからこそ、原文にあたる必要がある。
簡単な内容であっても翻訳を通すと途端に難解(または意味不明)になることがある。
>>391 だれしもがおまえのように厳密に本を読んでいる訳ではないんだよ
>>392 二行めは問題なし。
しかし一行目は意味不明。それこそ「論理」を書いている。
子供はもう寝なさい。
民俗学とかやってるやつは一体何十カ国語マスターすりゃいいんだよって話よ
哲学で形式論理ガチガチでヒーヒーいってんでしょうけどね
がんばってよ
そうだよ、数え切れないくらいの言語をマスターしてる学者がフランスにはいる。
僕は英語とフランス語で精一杯で、それ以上は出来ないと涙ながらに諦めた。
なお僕は哲学が専門ではないので、念のため。
あ
>>394の「書いている」は、「欠いている」の誤り。すまん。
あんまり論理論理いってると神経症になるよ。
論理論理いわないから、神経症にならない日本人はいいね。
>>380が教えてくれたので「国家の品格」のスレッドをざっと読んだが、
有史以来、たいした思索もせずに
ほげらかヴォケ〜っと過ごしてきた民族が
西洋の思想家様に、思いつきで楯突くとは
何事か!と思いました。
という書き込みには拍手喝采だった。
こういう日本人がいるのは嬉しかったよ。
宣伝乙
仏典でも読んでなさい
仏典てなに?
401 :
無名草子さん:2006/03/16(木) 07:38:28
ブレット・イーストン・エリスの「アメリカン・サイコ」。あの終りはなんだったんだ?
402 :
無名草子さん:2006/03/16(木) 09:24:10
>>394 > しかし一行目は意味不明。
自らをさらし者にするあなたはM属性?
403 :
無名草子さん:2006/03/16(木) 09:40:11
うむ。言語構造が表現内容を暗黙裡に補完していることがよくある。
翻訳で言語構造を変換してしまうとオリジナルの言語構造が抜け落ちるから、意味不明確となる。
404 :
無名草子さん:2006/03/16(木) 09:44:47
>>70 彼の場合は「俺、今、いいこといったでしょ、へへ!」
というとこが必ずあるので、それをつかまえればいい。
無常といふ事は、簡単にいうと、考えるな感じるんだ+ダメだねえ、今の世の中は、といいたいだけ。
単なるおやじのたわごと。たいした事をいってる訳じゃない。だがそれがいい。
「我輩は猫である」を「I am a cat」にすると
猫らしい横着なニュアンス「我輩」は失われてしまう
文学の場合はそこらへんは重要な問題なんでしょうけど
理系の分野はあまり気にしなくてもよいと思うんで
そう!理系は別。
だから日本は理系は強いんだよ。
言語が大して重要じゃないから。
大江健三郎「同時代ゲーム」
大江の本の中でも一番ワカンネ
公房のときに読んで挫折した
408 :
無名草子さん:2006/03/17(金) 11:20:45
山田悠介の「リアル鬼ごっこ」が一番難しかった。
だれが、翻訳してください。
409 :
無名草子さん:2006/03/17(金) 20:39:23
>>407 同時代ゲームは風刺らしいけど、既に書かれた頃と時代が違うので、ネタモトが解らないのかなあと思いました。
あと、そもそも手紙形式の一人称で書く必要は無いのではとも思いました。
全体的にはちょっと冗長な印象です。まあそんなことを言ったら小説は成り立たないのかもしれませんが。
410 :
無名草子さん:2006/03/17(金) 20:51:06
ノーベル賞作家もたいしたことねーなwwwwwwwwwwwwwwwww
竹本健治のウロボロスの偽書のオチには仰天した
412 :
無名草子さん:2006/03/18(土) 10:57:24
大江は「同時代ゲーム」といい「ピンチランナー調書」といい
「万延元年のフットボール」といい確かに長編はイマイチだな。
普通に考えれば結構なレベルの作品なのだろうけれど
彼の場合は20代の頃に書いた短編集があまりに凄すぎるから。
それと比べると、どうしても長編がかすんでしまうように思われる。
413 :
無名草子さん:2006/03/18(土) 11:13:31
ブギーポップを中学のとき読んでラノベは手を出すまいと誓った。
なのに大学生ではまった。
ノーベル賞作家を冗長と看破できるあなたは偉い
まあ権威で本読んでるわけじゃないから
ノーベル賞作家だって駄作を書くこともある。
ノーベル賞作家だって良作を書くこともある。
418 :
無名草子さん:2006/03/20(月) 19:53:57
同時代ゲームはどっちなの?
発表当時は高く評価されたようだけど。
もっともノーベル賞作家の作品に対して「意味不明!」とか言うのは勇気がいることだろうと思うけど。
419 :
無名草子さん:2006/03/20(月) 20:35:51
三島「太陽と鉄」 昔チョロッと見たけど意味不明だった…
今なら読めるかなあ
420 :
無名草子さん:2006/03/21(火) 08:03:01
大江健三郎に関してなら、多くの人が「意味不明」と言ってるから、
特に勇気を出す必要はないと思われ。
短編は好きなんだけどな。
「セブンティーン」とか、「芽むしり・仔撃ち」とか、
何度読みかえしても震えが走るほど好きだけど、
長編は読み通すのが苦痛なものが多かったなぁ。
「万延元年〜」は結局最後まで読めなかった。
421 :
無名草子さん:2006/03/21(火) 13:21:46
後期のエッセイなんかは読む価値あまりないと思う。
>>420 同じ、同じ。
初期の大江健三郎は好き。
423 :
無名草子さん:2006/04/21(金) 11:06:55
埴谷雄高の死霊について思うんだけど、
登場人物は「分かりやすい説明の技法」などのスキルを身につけてから
会話に参加したほうが良い。
禅とバイクと修理技術。
425 :
無名草子さん:2006/05/17(水) 20:37:47
魯迅「阿Q正伝」
啓蒙してくれよ。
426 :
ぼぶ:2006/05/20(土) 06:10:49
デュルケイム「自殺論」・・・別の著作だったかも。なにしろ読み通せなかったので記憶も希薄。
で、なにがムツカシかったかというと、内容もさることながら、和訳が読めないんだよ。
訳者がいうには、なるべくドイツ語による原著の表現を損ねないようつとめてドイツ語っぽい
訳文をとこころがけたそうなんだが、そのせいでひどく堅苦しく読みづらい本になっていて、
もう最初の三十ページほどで投げ出した。
超訳も困るが、この手の訳も迷惑なんだよね。
結局一般向け解説本を読んで、もういいやとなりました。
>>424 あれはすごかったね。ぱっと見がカコイイ本なので手にとって図書館から借り出したが、
睡眠薬としてしか利用価値なかったわ。
428 :
無名草子さん:2006/06/15(木) 14:19:23
>>164 亀レスだが
われ正道を失ひ、人生のきりょなかばにあたりて暗き林のなかにありき
「きりょ」というのは旅のこと。
これで続きが読めるはずだ。頑張れ!
俺は今3曲まで読んだところ・・・orz
>>423 あっは、何を言い出すのかね君は!?
あれが死霊の味わいというものさ、ぷふぃ!
431 :
無名草子さん:2006/07/15(土) 18:20:49
ビィトゲンシュタインの哲学書
好きで何度も読み替えしてるけど、やはり難しい
432 :
無名草子さん:2006/07/15(土) 18:24:16
大江健三郎・・・・・・・・・・・・・・・・
何か過去、現在に比べる人がいないくらい飛びぬけてる・・・苦手だ難しい・・
結局なに言ってるのか分からん
433 :
無名草子さん:2006/07/15(土) 18:33:58
その人はアルツだよ
カイシュツだったらスマソ。普通に、バロウズの「裸のランチ」。高校時代は意地と体力で読破したけど今は無理。
あと、カイシュツだけど、カフカの「城」。カフカは好きで、他の小説は殆ど読んでいるんだけど、あれだけは何故か必ず途中で挫折する。
435 :
無名草子さん:2006/09/25(月) 00:41:14
あげ
このスレ凄い。盗作で賞金500万円泥棒だと!佐藤亜紀って奴
盗作本「バルタザールの遍歴」
ここ
↓
【盗作3バカ】田口ランディ/ 佐藤亜紀 /篠原
本人後輪中! 盗作同士が激バトル?!
ジョイスの「ユリシーズ」。
集英社文庫のUの途中で挫折した。
川端康成の雪国
主人公らの状況などは理解できるが、心理が判らない
439 :
無名草子さん:2006/12/16(土) 15:19:01
はははw
そういう本を読んでる自分に酔ってるんでしょうね
大丈夫そういう時期は誰にでもありますw
昔、難解雑誌の「エピステーメー」を古本屋で買い集めてたから、
大抵の晦渋さには免疫できてるつもりだったが、
『フーコーコレクション2』読んで、久々に「お手上げ」感を味わった。
↑の中の『外の思考』って昔朝日出版から出てたの読んだ記憶があるが、
その時は1行も理解できなくて我ながら驚いたっけ。。
今も理解力にさほど進歩ないけど。
フーコーは統治システムとか具体的な話をしているときは結構わかりやすいが、
文学とかになるとデリダとかブランショ以上にわけわかんなくなるな。
フーコーって、振り子の人?
442 :
無名草子さん:2007/01/25(木) 07:19:59
ドストエフスキー
443 :
無名草子さん:2007/01/26(金) 11:36:15
ソーカルの『境界を侵犯すること:量子重力の変換解釈学に向けて』
444 :
無名草子さん:2007/01/26(金) 11:50:47
それ、解らない人こそ正常。
>>441 それは、ウンベルト・エーコの『フーコーの振り子』でしょ。
>>440は、フランスの思想家ミシェル・フーコーの話。
おれはデリダの言ってることは納得行くんだけど、フーコーは
むずかしいね。だから繰り返しよんでしまうわけだが。
446 :
無名草子さん:2007/01/30(火) 07:43:54
ああラカンはあらわからんからあかんか
いややわわいはあわやわややわい
訳:
嗚呼、ラカンは、彼の思想家(のテクスト)は、難解だから無価値と断じてもよいものであろうか?(いやよくない)
(しかし)厭わしいかな私は、(彼の著作を読んで)あやうく精神を病むところであったよ。
>>407〜「同時代ゲーム」
最初のほうは何言ってるのか理解不能だったけど、
慣れてくるとすごく面白かったよ。
正直、意味は分かってないと思うが
言葉選びのセンスや、一ヶ所なぜここが太字に?というところがあるのが
個人的にツボだった。
>>445 >>441はレオン・フーコー(振り子の人)との混同があるってことじゃないの?
フーコーの振り子ってもの自体はエーコの創作ではないし。
僕は逆にフーコーが解る気がする一方でデリダがわからないなあ……
449 :
無名草子さん:2007/03/02(金) 03:20:33
やっぱしハイデガーでしょ…理解されようと思ってないんじゃないか
450 :
無名草子さん:2007/03/02(金) 09:31:55
中1の時に虞美人草読んだら難しい言葉多すぎて難解だった。
挫折はしてないけど一ヶ月近くかかった。
みなさんは原書で読んでるんですか?
原書が読める人に聞きたいんですが
翻訳物の中には訳者がことさらに難しく訳してる
というものもあるんじゃないかと疑ってるんですけど。
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