いかがでしょう。
ん?
3 :
貸本しかないだろ!:03/08/27 06:52
どうせ読むなら、
清水一行の「小説兜町(しま)」とか
城山三郎の「価格破壊」とか「乗っ取り」
「総会屋錦城」などから読むと良いよ。
薄っぺらいけど読みやいから高杉良が好き。
金融腐食列島
清水一行てダレ?
山崎豊子の「沈まぬ太陽」って
企業ものに入りますか?
..7
入るっていえば入るけど、入らないっていえば入らない
マネー・チェンジャーズ アーサー・ヘイリー
これが一番おもしろかった。
経済小説は、リアリティが一番とかいう人もいるが、
やっぱり小説である以上、面白いということが重要だと思う。
このマネー・チェンジャーズの面白さを推したい。
どうでも良いけど、佐高信は経済小説のことがまったくわかってないね。
12 :
無名草子さん:03/08/31 18:07
経済小説と銘が打たれていても、不況をただの小道具というか味付けに
使っていて、結局はバブルのころの感覚で書かれている小説がおおい。
13 :
無名草子さん:03/08/31 18:08
誤爆
と言うかなんでこんなとこに誤爆したんだろ
幸田真音とか服部真澄とかは?
ザ・ゴールを読めよ
マインは真っ当な経済小説で良いね。文書下手だけど。
ハットリは経済小説じゃないね。面白いし文章上手いけど。
ザ・ゴールはハウツーものだね。ツマランかった。
作家が不勉強なのが目に付く。
現場を無視したり神聖視したりつまらないものが多い。
>>17 そうでもしなけりゃネタにならん。
ただの演出だよ。
>>18 演出でも限度が有ってほしいんだが、、、。
19にはノンフィクションを勧める
21 :
無名草子さん:03/09/09 04:35
マイン後に、ちゃんとした企業小説が出てない。
相変わらず、邦銀ヨイショの莫迦杉良がモテはやされてるし。
ま、作家志望の人の多くがまともなリーマン経験や企業活動なんて
やったことない人ばかりだから、日本では、この分野は意外と穴場かもね。
22 :
無名草子さん:03/09/10 22:47
23 :
無名草子さん:03/09/11 04:19
高杉良って、なんで売れてるの?意味分からん。
小説日本興業銀行や一勧合併で、興銀や一勧を褒めまくって、
その都銀が次々と事件を起こして書いたのが「金融腐食列島・呪縛」
これがベストセラーになったが、どこ見ても一勧経営陣のヨイショと
「検察の不当な捜査」というノリしかない。銀行への批判・追及はゼロ。
で、ザ・外資で、馬鹿みたいに外資系をコキ下ろしてるが、結局は
日本の銀行は素晴らしいと言いたいらしい。その日本の銀行は、
どこも経営危機で貸し渋り、貸し剥がしの挙句、税金で救済されてる。
高杉って、もしかしたら単なるヨイショ作家?
業界紙出身って書いてあるから、いわゆる「取り屋」か?
山崎豊子の爪の垢でも飲ませたい。
24 :
無名草子さん:03/09/11 20:30
高杉良を読んでるのは、たいてい駄目リーマン。
自分で仕事をつくって稼げる真実のビジネスマンは読まないし、
ましてや、レベルの高いエンターテインメントに慣れた読者は
見向きもしない。それだけ日本に駄目リーマンが多いってこと。
ほな、さいなら
山崎豊子、そんなにいいかな?
『沈まぬ太陽』限りでは、情報量は確かにすごいけど、それ以上のものはあまり感じられなかった。
心理的な描写もありきたりだし、無駄に長いと思う。
それにこの人盗作疑惑あったよね?
盗作疑惑はあったし、爪の垢飲ませたいなんて思ったりはしないけど、
まあ結構キライじゃないな。
27 :
無名草子さん:03/09/12 04:05
盗作は、『二つの祖国』だっけね。でも、山崎は高杉良より何百倍もマシ。
28 :
無名草子さん:03/09/14 21:27
「会社を変える戦略」講談社現代新書
これ面白い。小説じゃないんだが、小説スタイルで最新の経営理論を解説している。
ご一読を。
高杉良は『あざやかな退任』しか読んだことなかったから、
逆に高杉良のほうがマシなのかと思ってたよ。
でも、山崎豊子もあれだけの取材力があるなら、
小説にこだわらなくてもいい気がするな。
国民的ベストセラーなんて言われて、
つい期待しすぎちゃったのかもしれないけど。
30 :
無名草子さん:03/09/14 22:46
高杉良は、企業を褒めるしか出来ないから、リーマン連中には嬉しいかもね。
まぁ、作家としては山崎の方が圧倒的に上なのは言うまでもないというか
比べるのも変。
俺の大学の経済学の教授は、課題に清水一行の小説を指定する
ナイスなおっさんです。
32 :
無名草子さん:03/09/15 00:24
高杉良! かんべんしてくれよ。
・・・どうしょーもないオヤジ作家。
金融腐食列島シリーズの「再生」。めずらしく(・・・かどうか知らない。
それほど読んでない)濡れ場が出てくる。
主人公のオヤジ銀行員が、部下のOLとオフィスラブするんだが、
このシーンが、もー情けないの一言。
主人公のオヤジ、自分ではなーんにも出来ない。
OLから誘ってもらい、OLにホテルに連れてってもらい、OLが自分で服脱いで、
アレもOLがリードしてヤル。・・・ホテトル嬢じゃねー、つーの(笑
読みながら、こんな情けねーオヤジが日本の金融界を支えているのなら、
いっそ日本の銀行は、全て滅んだ方が日本のためじゃないかと思った。
33 :
無名草子さん:03/09/15 00:34
赤いダイヤなんかどうだ?絶版だけど。
峰富士子みたいなキャラがでてくる。
34 :
無名草子さん:03/09/15 00:38
35 :
無名草子さん:03/09/15 00:40
>>高杉良は、企業を褒めるしか出来ないから、リーマン連中には嬉しいかもね
別に高杉の肩を持つわけじゃないけど,リーマンを糞みそにこきおろしたら
読む人いなくなるよ 高杉だって,リーマンの限界を知りつつ,
リーマンに頑張って欲しいとおもって書いているんじゃないかい
金融腐食列島は小説としては表現等で凡庸だけど,
おれは読んでよかったと思ったな
36 :
無名草子さん:03/09/15 10:58
やっぱ嬉しいんだな。現実を直視する小説こそ、経済小説・企業小説には
必要なんじゃないか?今の日本には特に・・・・・・・
37 :
無名草子さん:03/09/15 16:26
鼠
38 :
無名草子さん:03/09/17 00:14
>>36 まあそれは好き好きということでしょうな。
理想化したのを鵜呑みにするのはアレだけど。
あくまで娯楽小説として考えれば。
前出、服部真澄の「ディール・メイカー」なんかは企業小説といえる?
結構面白かったけど。
39 :
無名草子さん:03/09/17 20:41
まいんちゃん、週刊新潮で不動産ファンド関連の連載予定みたいよ。
40 :
無名草子さん:03/09/17 20:42
牛島信「株主総会」
おすすめ
41 :
無名草子さん:03/09/17 23:18
ポール・アードマン「ゼロクーポン」もおすすめ。
42 :
無名草子さん:03/09/18 09:46
>>41 おぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!読んでた人がいたか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
これはマジでお勧めだな。
文庫で買えるし、アメリカの経済小説のレベルの高さが分かる。
『ゼロクーポンを買い戻せ』じゃなかったっけ?
「リスクテイカー」川端 裕人(著)
「マネーロンダリング」橘 玲 (著)
「通貨が堕落するとき」木村 剛 (著)
とか、おもろかたです。
小説でないけど、「家康くんの経済学入門―おカネと貯蓄の神秘をさぐる 」
わかりやすかったです(w
44 :
無名草子さん:03/09/18 13:22
希望の国のエクソダスが一番面白い
>42
補足、参楠。原題が「Zero Coupon」だった。
「無法投機」や「暗号名スイス・アカウント」も欧米金融事情が手っ取り早く
分るのでお勧め。
46 :
無名草子さん:03/09/19 11:31
47 :
無名草子さん:03/09/19 16:26
架空取引 マイケル・リドパス
債券市場がよくわかる、ストーリーもおもしろい。
>47たんは>42たんでつか?
何だか自分と好みが似ています。おいらも「架空取引」も好きでつ。
>>48 いえ、別の方です。
日本の経済小説に物足りなさを感じたら、やっぱり米モノがいいですな。
「虚栄のかがり火」は、どうも最後のほうがイマイチでしたが・・・・・・。
これは厳密には経済小説ではないけど。
50 :
無名草子さん:03/09/20 15:33
日本人作家では・・・・・・・
幸田真音
江上剛
黒木亮
あたりかな。いずれも実業界出身者ばかり。
山崎豊子もいいけど、企業小説だけの作家じゃないし。
東京相和銀行(現東京スター銀行)に勤めてた山田智彦は死んだんだっけ?
他の人たちといえば、高杉良、江波戸哲夫、清水一行、城山三郎・・・・・
どれをとっても、企業ヨイショ作家ばっか。サラリーマン出身じゃない作家が
企業ヨイショしか書けないのは、ネタ元との関係だろうが、
このあたりが日本の企業小説、経済小説作家の層の薄さを物語ってるな。
51 :
無名草子さん:03/09/20 23:39
池井戸潤(「果つる底なき」)も某大手都市銀行の出身だけど、ドブ板営業
のことあたりまできちんと書けていたなぁ
松島令の「証券検査官」はノンキャリの検査官の実情が上手く書けていて
いいのだけど、いかんせん、官能描写が多すぎる……
52 :
無名草子さん:03/09/21 10:03
>>51 日本の経済小説はなんか濡れ場が異常に多い気がする。
それがないと話にならねえだろうみたいな。
濡れ場の描写がどぎつくて、途中でよく読むのが嫌になる。
『三本の矢』だっけ?
旧大蔵省の役人が書いたってやつ。
あれは面白かったなー。
54 :
無名草子さん:03/09/21 12:28
結論的にいうと、ビジネス経験のない作家のかいた企業小説は、つまらんってことだな。
55 :
無名草子さん:03/09/21 18:34
高杉良は、サラリーマンの俺が読んでもつまらん。
ただ、新幹線や飛行機で何となく読むための本という位置づけでは?
内容はマンガちっくだし、表現も平凡、レトリックもトリックもどんでん返しもない。
予想通りのストーリー展開で、予想通りに結末を迎える。ただ、それだけ。何も残らない。
新大阪や東京駅のゴミ箱からは、高杉の文庫本がたくさん捨てられるそうな。
56 :
無名草子さん:03/09/21 20:15
黒木亮と川端裕人は面白いなあ。
幸田真音は、あまりにも嘘ばっかりなので閉口したがそれなりに楽しめた。
経済小説では「インビジブルハート」ラッセル・ロバーツがお奨め。
もう、高杉なんて終わったも同然だろ。月刊現代に載ってる高杉の
「ノンフィクション」もどきや「竹中批判」を読んだが、もはや旧時代
(高度経済成長)の化石みたいな発想でしかない。こんな記事を載
せる講談社の編集者のセンスを疑うばかりだ。
やはり、幸田真音 江上剛 黒木亮 あたりが本命では?
58 :
無名草子さん:03/09/25 13:23
俺、今まで携帯ショップとか浄水器販売とかのビジネスマン経験が
あるんだけど、このキャリアを生かして小説家になろうと思ってる。
おまいら、どんな経済小説が読みたい?
今なら、まだ無名だからリクエストに応えられるぜ。
59 :
無名草子さん:03/09/25 18:11
よく、幸田まいんなんて読めるね。
読んでて赤面しないの?
60 :
無名草子さん:03/09/25 23:33
勃起します
61 :
無名草子さん:03/09/26 00:06
脱肛しそうです
恥ずかしがらないでリクエストしろ
俺が読みたいのは、民間のシンクタンクの話。
偉そうにしてるくせに、如何にアホらしいことをやっているかということを。
>>63 タンクってなんだ?石油会社にはいなかったから分からないぞ
65 :
無名草子さん:03/09/28 22:02
>>58 浄水器販売の小説なんか、面白そうだな。
ウラ話たっぷり書いてくれ。
濡れ場も、リアリティ重視で、
「奥さん。奥さんの下半身の蛇口にも、浄水器が必要なんじゃないですか。
ほら、こんなにぐしょ濡れじゃないですか。へっへっへっ・・」
てな感じで頼む。
>>65 ありがとう。
そのシーンは使わせてもらうことにするよ。
後書きに、あなたの提案を取り入れたことは明記するし、サイン本も進呈する。
『浄水器マン 〜 昼下がりの営業』
『愛と野望の浄水器』
『ピンク色した浄水器の陰謀』
あたりがタイトルかなぁ。創作意欲が沸いてきたよ。
67 :
無名草子さん:03/10/02 15:59
人気ないな
68 :
無名草子さん:03/10/04 02:24
http://www.zakzak.co.jp/top/top1003_1_20.html 「竹中留任は亡国の道だ!」高杉良氏が酷評
「米国の手先」で日本国民は不幸になる
竹中平蔵氏の留任に対し、「亡国の選択」と批判する高杉良氏
『竹中不況』に警鐘を鳴らす経済小説の第一人者、高杉良氏が、あす4日発売の
月刊誌『現代』11月号で、『竹中平蔵留任は亡国の選択である』と題する論文を
発表する。日本経済の危うい舵(かじ)取りを続ける竹中氏を「米国の手先」と
改めて批判し、日銀OBの木村剛氏の新銀行構想も一刀両断。
みずほフィナンシャルグループ(FG)の前田晃伸社長にも面会し、
直接辞任を迫ったというのだ。
69 :
無名草子さん:03/10/04 06:58
高杉はもういらないよ
70 :
無名草子さん:03/10/08 10:53
山崎豊子の沈まぬ太陽とか不毛地帯
じゃ、政治家にもなれっつーの高杉は。
72 :
無名草子さん:03/10/10 03:04
一言でいうと、高杉は馬鹿
>>63 山形浩生のインタビューを読んだことがあるけど、バブル期は山形も、地方のリゾート・
テーマパークのプランニングとか、相当に怪しい仕事をしてたみたいだぞw
ところで山形は都市工学専攻か。大学の工学部の人間も、そのテの商売につ
いては露骨なところがあるみたいだな・・・地方のトンデモ開発のブレーン
が、有名大の教授だったりする。
税金で喰ってる国公立の人間が、国土を破壊していいのか? と考えてみたりしてw
ホント人気ないのね...ここ(´・ω・`)
75 :
無名草子さん:03/10/23 08:34
2chはガキの遊び場だからな
↑自覚症状のないガキはけーん!!
77 :
無名草子さん:03/10/24 07:09
高杉良人気ないな。確かに当たり外れ大きいが。
漏れには「破滅への疾走」が面白かった。
金融物はどうも漏れのツボには入ってこない。
女の登場人物が揃いも揃って類型的なのは諦めた。
78 :
無名草子さん:03/11/01 00:22
_
/〜ヽ
(。・-・) プリン
゚し-J゚
何で橘の『マネーロンダリング』が無いんだ?
いまライブで、おまんこなめなめしている。
ちょっとしょっぱい
81 :
無名草子さん:03/11/03 03:23
82 :
無名草子さん:03/11/03 20:05
じゃあ、漏れのチンコな。
83 :
無名草子さん:03/11/04 13:48
●●●マスコミの「盗聴、盗撮」は許されるのか?その8●●●
http://natto.2ch.net/mass/kako/1011/10115/1011522150.html 84 名前: ○○○ 投稿日: 02/01/31 01:15 ID:l3fSW81R
>>78 たぶん、君が書いている通りだよ。確信犯だ。テレ朝が、俺の電話を盗聴
したネタを使っているのは、ずいぶん前から確認している。俺だって、メディアに
ネタを提供するために生きて行くつもりはない。ついでに書くが、フジの「恋のちから」
をチラッと見たが、盗聴からヒントを得ている。盗聴は盗聴。いいかげんにしろ。
87 名前: 86 投稿日: 02/01/31 04:04 ID:7TpZZIy4
>>84 調べ直したが、「恋のチカラ」はデザイナーの話だね。
その番組には俺のネタも多数含まれているよ。
主役の「藤子」も読みは「ふじこ」ではなく「とうこ」で、
去年のHNK大河ドラマ「北条時宗」の水軍の娘と同じ発音だね。
>>55 >人によっては「脅迫」すら感じとるようだ。
デザイナーの話の「恋のチカラ」が始まったのは2002年1月10日だが、
その次の日の1月11日に「グラフィックデザイン第一人者 田中一光氏死去」というニュースがあった。
死因は急性心不全で、死亡は偶然だろうけど、その日(2002/01/11)夜のTV朝日「トリック2」は
「毎年1月11日になると誰かが死ぬ」という話だった。
84 :
無名草子さん:03/11/08 23:08
小説じゃないんだが、「タイタン」読みたいね。
例のロックフェラーの評伝だ。上下二巻でそれぞれ二段組み600ページの、
大作なんだけど、分厚くて重いんでこのまま買って読む気がしない。
日経さん、文庫で出してくれよ(笑
それにしても思うんだが、ロックフェラーとカーネギーの評伝て無いね。
ロックフェラーは「タイタン」があるが、未だカーネギーの評伝は
見たことが無い。
誰か知らんかね?
前に外資証券に勤めてる奴と話したとき外資証券とかの勝ち組が
読んでめちゃくちゃ面白いのが「三本の矢」とかだそうだ。
反対に社内のリストラリーマンが読んでめちゃくちゃ泣けるのが
高杉良だそうだ。
86 :
無名草子さん:03/11/09 04:01
経済・企業小説じゅなくて「政治小説」が読みたい!
何かお薦めありやせんか?
87 :
無名草子さん:03/11/09 04:14
>>85 高杉良読んで泣いてるようなリーマンにだけはなりたくないな。
88 :
無名草子さん:03/11/09 05:10
>>86 まさに『三本の矢』じゃねーの?あれは経済小説というより政治小説だ。
>>87 高杉良は結局、旧興銀が好きで好きでたまらないんだな。
自分の息子が旧興銀という雑誌の記事もあったし。最近はちょっとデンパっぽい。
89 :
無名草子さん:03/11/09 06:26
>>88 高杉は、過去に興銀、一勧ヨイショして、辻褄合わなくなってるんだろ。
だから、無理やり日本の銀行を褒め称えて外資叩き。アホ丸出し。
90 :
無名草子さん:03/11/10 23:15
もう高杉なんてどうでもいい。以後、高杉ネタは放置で
黒木亮っていうのもアマゾンのレビュー見ると萎えるよ。
どの小説も発売と同時に絶賛レビューの嵐で、ちょっとでもマイナス評価が
入ると徹底的に「参考になりましたか→いいえ」攻撃。
編集者か本人か知らんがありゃ露骨すぎ。あれ見て買うのやめた。
92 :
無名草子さん:03/11/11 05:35
amazonのレビューなんて見てるヤツがいたのか・・・・
93 :
無名草子さん:03/11/11 15:59
そういや黒木亮ってマイナーな割にこのスレにもよく名前が出てるな
94 :
無名草子さん:03/11/11 16:39
>>92 「三本の矢」についてもかなり批判的なレビューがあるな。
でも本当に「銀行株が下がっているという描写で、信用金庫や信用組合の株が
下がっていると書いてあ」ったり「預金が引き出されて債務超過になる」なんて
いう記述があるとしたら、ただのDQN本だと思うが・・・。
黒木亮・・・ニヤニヤ
黒木亮=アマゾン王=書評・評価者数/売り上げ(推定1位)
97 :
無名草子さん:03/11/12 23:08
>>94 ほんとに、「信金、信組の株が下がる」とか書いてあるのかよ!
98 :
無名草子さん:03/11/13 00:12
黒木亮の商社マンセーも鼻に付くけどな。
日本の投資銀行業務は商社が担ってきたとか言われてもなあ。
99 :
無名草子さん:03/11/13 01:37
高杉良の息子は興銀
100 :
無名草子さん:03/11/13 10:09
>>98 商社は投資銀行業務というより援助利権を牛耳ってきただけだわな。
だから、今、どこの商社も倒産寸前。今頃、脱皮を図ろうとしても無理。
日本の投資銀行業務は、良かれ悪しかれ興銀と野村だろ。外資には勝てんが。
>99
通報しますた
102 :
無名草子さん:03/11/13 10:41
103 :
無名草子さん:03/11/13 12:14
幸田真音(元外資債権ディーラー)>>>黒木亮(商社の自称投資銀行家)
104 :
無名草子さん:03/11/13 18:53
>103
通報しますた
105 :
無名草子さん:03/11/13 20:16
黒木が降臨したようです。イジって遊びましょう
106 :
無名草子さん:03/11/13 20:33
先生がお嫌いな作家名がこのスレ読むとよくわかります。
先生、お勧めの経済小説家は誰ですか? 黒木ですか。
日本で投資銀行に強いのはどこですか? 商社ですか。
107 :
無名草子さん:03/11/13 20:37
先生、僕の知り合いのリーマンのMDが、先生のことを、
「あいつ単なる馬鹿だよ」と言ってました。先生の反論を聞かせてください。
108 :
無名草子さん:03/11/13 20:46
>>106 >>50 >日本人作家では・・・・・・・
>幸田真音
>江上剛
>黒木亮
>>56 >黒木亮と川端裕人は面白いなあ。
>>57 >やはり、幸田真音 江上剛 黒木亮 あたりが本命では?
黒木先生、あまり売れてない割に2chやアマゾンじゃ大人気です!!
ひまなんだね。作家って。
アマゾンの書評を見てきました(内容は工作だらけだから
読みもしないけど)。
黒木先生の初版本に対する書評が、幸田マイン先生の
ベストセラーを上回っていました。それも幸田先生のは
くそみそに叩いた書評が多いのに、黒木先生のは絶賛の
オンパレードでした。
たまに黒木先生の作品を批判した書評には恐ろしい数の
「参考にならなかった」攻撃がされていました。
黒木先生が密かに人気作家だということを初めて知りました。
なのになぜ増刷されないのか疑問に思いました。
111 :
無名草子さん:03/11/13 23:58
ちなみに、マインは債券セールスじゃないの?
マインはセクレタリーだったという説もある。
当時のバンカーズ・トラストだからDQN集団で、
セクレタリーからディーラーに転じることができたとか。
(よっぽど白人のボスに気に入られたんだろうがw)
真偽知ってる人、教えてくれ。
113 :
無名草子さん:03/11/14 02:47
>>112 もいもい、いくらなんでもセクレタリーからディーラーに転ずることは出来んだろw
114 :
無名草子さん:03/11/14 02:51
黒木は高杉におべんちゃら使ってデビューしたって感じだな。
一応、元本職らしくアイバンカーの噂には強いみたいだが、
それを適当に煮込んで不味い料理のまま汚く皿に盛られても
食えたもんじゃないよ。
115 :
無名草子さん:03/11/14 13:27
>>112 最初はセクレタリで、その後内債ディーラーを経て外債セールスみたいね。
彼女がディーラーになったころ(80年から90年くらいかな)は、日本の
金融機関マンセーのころで、米証券も人材が不足してたんでしょう。
116 :
無名草子さん:03/11/14 17:47
>>115 当時の外資、特にBTなんて邦銀で落ちこぼれた奴らの掃きだめ
だったのだろう。あるいは上司にうまく取り入ったか。
マインは自分が京都女子大卒だということも隠しまくってる
京都女子大じゃセクレタリ上がりってことがばれるからだろうね。
みんなキッツイなぁw
118 :
無名草子さん:03/11/14 20:08
しかし、外人にモテそうな顔じゃないけどな。
日本人の中年親父にはかわいがられそうなタイプだが。
たしかに。マインたんの八重洲とか日本橋丸善のサイン会はドメの中年オヤヂ
ばっかりだ。この前も特大花束持って並んでいるヤシが何人もいた。
黒木先生はマインたんのことはお嫌いみたいですが、
他に自分を並び称された江上先生のことはどうお思いですか?
121 :
無名草子さん:03/11/16 02:21
黒木、江上、マイソ・・・・・・揃いも揃って文章ど下手だな
122 :
無名草子さん:03/11/19 17:44
高杉良「小説ザ・ゼネコン」、高嶋哲夫「虚構金融」これから読みます。
123 :
無名草子さん:03/11/20 05:32
黒木先生のご降臨がばれてからレスが伸びなくなったなw
>>121 江上はまだ多少マシ。他の二人は救いがない。特にマイン。
124 :
無名草子さん:03/11/20 10:03
黒木の好き嫌いがよくわかるスレだ。自分以外の経済小説家はほとんど嫌いみたいだが。
125 :
無名草子さん:03/11/20 23:24
このスレ読んでて思うのは。
なぜか大御所の作家の名前が出てこないこと。
アーサー・ヘイリーとか、城山三郎、清水一行。
もう、このへんの人たちは読まれないのかね。
126 :
無名草子さん:03/11/21 00:59
清水一行は濡れ場が鼻に付くしなあ。
城山三郎は産業政策、官僚大好きってのが鼻に付くしなあ。
やっぱ黒木亮でしょ。
127 :
無名草子さん:03/11/21 11:00
>>125 だって前半戦は黒木亮が半分近くレスしてたんだもん。
アマゾンであれだけ激しく活動してる奴は2chにも当然現れるだろ。
128 :
無名草子さん:03/11/21 11:09
>>123 江上の文章こそ最悪だろ。人物描写じゃマインが最悪だが。
黒木っていうのは読んだこともない。
129 :
無名草子さん:03/11/22 12:08
>>128 黒木を読まない人間が、このスレに参加する資格は無いって何度言ったら分かる?
130 :
無名草子さん:03/11/22 18:53
ネット王者の黒木先生!
アマゾン書評数/売り上げ書籍数 堂々の1位! 圧勝!
アマゾン絶賛書評数/売り上げ書籍数 さらに圧勝!! だんとつ1位!!
本スレ絶賛レス数/売り上げ書籍数 圧勝中の圧勝! 黒木先生以外は手厳しい批判が集中!!
黒木先生、頑張ってください!!
131 :
黒木逝ってよし:03/11/22 21:57
おい、このスレ。まさか黒木降臨スレになってるんじゃないだろうな。(W
132 :
無名草子さん:03/11/23 01:08
とりあえず黒木良を読んでから経済小説は語るべし。
133 :
無名草子さん:03/11/23 01:16
高過ぎ亮なら読みますたが、なにか?
134 :
無名草子さん:03/11/23 07:16
>>131 今さら気づくなよ。
>>130 アマゾン見たら黒木すごいな。ほとんど褒め殺しにも見えてくるよ。
このスレでの黒木注目度もすごいが。ていうか、こやつ売れた小説ないだろ。w
135 :
無名草子さん:03/11/23 18:44
高杉良が叩かれているこのスレでは聞きにくいのですが、
「青年社長」のような最近の企業の実名立志伝のような
小説を紹介していただけませんでしょうか。
>>135 高杉は叩かれてません。無視されてます。
高杉には黒木もデビューを後押ししてもらった借りがあるので。
アマゾンでも他ほど叩きまくってません。
ほんとわかりやすいスレだ。w
138 :
無名草子さん:03/11/24 04:23
>>135 日本興業銀行は実名だな。
ていうか、黒木を叩く奴は素人。
139 :
無名草子さん:03/11/24 14:55
140 :
無名草子さん:03/11/24 15:26
黒木の良さが分からないヤツは時代遅れだな
なんてったって黒木はナウいからな
142 :
無名草子さん:03/11/25 02:44
黒木先生、ネットでの人気を売り上げに結びつけましょう!!
143 :
無名草子さん:03/11/25 05:19
黒木必死だなw
144 :
無名草子さん:03/11/25 08:27
ナウなヤングは黒木作品でフィーバーさ。
そうだろ?アーリーバード君。
145 :
無名草子さん:03/11/25 12:02
やっぱ日本の投資銀行の雄は商社よ
なにせ商社はナウでイケてる。
仕事もないから小説書くのも余裕でオッケー
ネット対策も商社は万全
146 :
無名草子さん:03/11/25 14:48
黒木はバッチグー
147 :
無名草子さん:03/11/27 13:43
黒木は粋でイナセで涙もろい
148 :
無名草子さん:03/11/27 15:01
amazonの幸田真音の書評から。w
お話の内容は新聞記事を小説風に書いただけ。不良債権の飛ばしや
損失先送り商品の現場での臨場感まなく、ただただ読まされた。
是非作者には、「アジアの隼」を読んで欲しい。宣伝文句に騙された
私がアホだった。
149 :
無名草子さん:03/11/27 21:52
このスレで得た有益な知識:黒木は幸田マインと榊投稿がお嫌い
150 :
無名草子さん:03/11/28 14:49
うん。黒木先生の知識と取材力には瞠目させられるよな。
151 :
無名草子さん:03/11/28 23:44
粗にして野だが卑ではない
152 :
無名草子さん:03/11/29 00:16
安田二郎って作家、たしか今、ウワシンにコラム連載してるんだったっけ?
マネーハンター刊行時は結構注目されていたような記憶があるんだけど。
153 :
無名草子さん:03/11/29 04:32
>>148 ワラタ。
黒木先生のネット活用術はすごい。
自分を売り込み、ライバルを蹴落とすにはこれくらいやらないと。
経済小説はそういう世界。
154 :
無名草子さん:03/11/29 11:12
>>152 バブル期までの兜町事情しか知らない。
バブル崩壊後、外資が席巻した後ととではまるで違うからね。
やっぱ黒木だねw
155 :
無名草子さん:03/11/30 01:55
マーケットの最前線で働いてる俺からすれば、評価できるのは黒木と橘のみ。
156 :
無名草子さん:03/11/30 04:55
とりあえず黒木は他に1名ほど道連れにしてマンセーする戦略を取ってるようだ。
ただ道連れにしてる奴に比べて黒木は売れてなさすぎ。w
江上、幸田、橘はベストセラー出してるが、黒木は初版本泡沫作家。
アマゾンのマンセー書評の数も黒木より10倍売れてる作家より
多いから黒木のネット人気は本物だなw
157 :
無名草子さん:03/11/30 13:38
黒木最高
w
158 :
無名草子さん:03/11/30 16:48
>>156 ワラタ。
初版本を買った数千人がこのスレやamazon書評には妙に集中しているということでしょう。
159 :
無名草子さん:03/12/01 10:04
黒木チョーイケてるw
160 :
無名草子さん:03/12/01 11:33
たしかにちょっとあのアマゾンはやり過ぎだな。
161 :
無名草子さん:03/12/06 09:36
俺は米系投資銀行本社勤務のcool guyだ。
もちろんフロント。今年のインセンティブ・ボーナスは30万ドルを呈示された。
でももう辞めて故郷の島根に帰るつもりだ。
何故かって?
黒木作品を読む方が、実体験より数倍もホットでスティミュラスだってことに気付いたからさ。
とりあえず帰国は来年になる予定だ。
では、Merry Christmas to You ALL!
162 :
無名草子さん:03/12/06 12:48
おいおい、amazonの書評見ろよ!
Ryoってcoolだぜ!絶賛だぜ!マインこき下ろしだぜ!
なんでその割に売れないかって?
お前、ウォールストリートやシティじゃベストセラーばく進中よ。
Ryo Kurokiのcool and realなnovel読みたいってdealerたちがバルク買いよ。
163 :
無名草子さん:03/12/06 16:04
>>162 おまえ、事情通だな。
確かに奴らは、Kazuo Ishiguroは知らなくてもRyo Kurokiは知ってる。
ここシカゴでも、“Ryoは読んだか?”が挨拶代わりになってるよ。
164 :
無名草子さん:03/12/15 09:26
褒め殺し?
165 :
無名草子さん:03/12/15 15:04
黒木先生のご降臨が取りざたされ始めてからぜんぜん上がらなくなったなw
黒木先生、これくらいでめげてたらだめだよ。だって日本の投資銀行を引っ張る
商社にお勤めなんでしょう!!
日本の投資銀行のリーダーの商社ってでもリーダーのくせに小説連載したり、
ネット対策をやったり、ずいぶんとお仕事が少ないようで。GSとかリーマンの
奴が羨むよ。(羨まないかw)
ここはいつからクロキの板になったんだろう?
そもそも彼の板ってないの?じゃあつくれよーと思うけど。
いた・・・・
そもそも、ろくに売れてない黒木が、幸田、高杉、榊、橘、あたりの
ベストセラー出した連中以上に話題になっていたのがおかしいのだが。
しかしアマゾン見れば誰もが納得するよ。アマゾン書評数じゃ黒木は
すごい。それもほとんど大絶賛。
黒木を話題にしないとレスもつかない厨房がヌカすな
170 :
無名草子さん:03/12/22 16:38
ネットの帝王、黒木亮センセイ、万歳!age
幸田真音って、素で文章下手だな。。。。。。
アマゾンの奴に聞いたことがあるんだが某経済小説家が書評とかで
クレームつけたりで大騒ぎだったんだって。
このスレ読んでよくわかったよ。
173 :
無名草子さん:04/01/20 13:02
黒木先生の話が出てからいきなりレス数が減ったなww
頑張れ、黒木先生age!
174 :
無名草子さん:04/01/20 14:52
自分を褒めちぎるのはまだ可愛らしいが、ライバルを叩くのは頂けないな。
175 :
無名草子さん:04/01/20 22:03
誰だよ、黒木って。話題について行けない。ロムる気もおきない。
176 :
無名草子さん:04/01/23 14:15
>>175 黒木亮。初版本作家だが、ネットでは王者。
177 :
◆re0.1MINTs :04/02/19 14:31
最近初めてマインさんの本読んで経済小説好きになりました。
サイン会に行ってみようかなぁ、と思ってるんですが
整理券ってすぐなくなってしまうものでしょうか?
予約分で全部なくなるケースも多々あるんでしょうか?
初めてのことなんでかなり緊張(w
皆さんはよくサイン会に行かれてらっしゃるんですか?
他には黒木さんの本がオススメみたいですね。
今度読んでみようと思います。
178 :
無名草子さん:04/02/19 15:08
黒木の自作自演疑惑が持ち上がってから、このスレ全く
上がらなくなったな・・・。
一応、このスレで挙がった作家とそのタイトル
清水一行:「小説兜町」
(作家短評:濡れ場が鼻に付く)
城山三郎:「価格破壊」「乗っ取り」「総会屋錦城」
(作家短評:産業政策、官僚大好きってのが鼻に付く)
山崎豊子:「沈まぬ太陽」
(作家短評:取材力は認めるが、心理描写ありきたり。冗長。)
幸田真音:
(作家短評:真っ当。、人物描写が最悪との声も)
高杉良:「金融腐食列島・呪縛」「破滅への疾走」
(作家短評:「邦銀ヨイショ、検察の不当な捜査」ノリばっかりで薄っぺらい。
予想通りのストーリー展開で、予想通りに結末を迎える。
女の登場人物が揃いも揃って類型的)
池井戸潤:「果つる底なき」
(作家短評:ドブ板営業のことあたりまできちんと書けていた)
松島令:「証券検査官」
(作家短評:ノンキャリの検査官の実情が書けていているが、官能描写多すぎ)
服部真澄:「ディール・メイカー」
牛島信:「株主総会」
川端 裕人:「リスクテイカー」
橘 玲:「マネーロンダリング」
木村 剛:「通貨が堕落するとき」 (著)
村上龍:「希望の国のエクソダス」
マイケル・リドパス:「架空取引」
榊東行「三本の矢」
高嶋哲夫「虚構金融」
アーサー・ヘイリー:「マネー・チェンジャーズ」
ポール・アードマン:「ゼロクーポンを買い戻せ」
ラッセル・ロバーツ:「インビジブルハート」
小説じゃないもの
山本 真司 「会社を変える戦略」講談社現代新書
(小説スタイルで最新の経営理論を解説)
内田 勝晴 「家康くんの経済学入門―おカネと貯蓄の神秘をさぐる 」
エリヤフ・ゴールドラット 「ザ・ゴール」
ロン・チャーナウ 「タイタン」ロックフェラーの評伝
作家短評の無い
>>180は、タイトルが挙がっただけで
全くといっていいほど語られていないんですが。
一応しっかり語られたのは高杉良くらいですか・・・
>>179-180 なぜわざわざ黒木亮を外す???
このスレで繰り返し語られたのは黒木亮マンセーでしょう。
はっきり言って、並んで語られた他の作家に比べるとあまりに
マイナーだったことと、アマゾンにおける(売れてる本の数に
比べると)あまりの絶賛評価の多さから、自作自演疑惑が
持ち上がったわけです。その途端、それまで賑わっていたこのスレが
全く上がらなくなったわけです。
「金融腐食列島」100円で買ったから読んでみようかな
自分の小説を絶賛するのはいいが、ライバル作家をけなすのは
よくないな。アマゾンの奴がそう言っていた。
クレームも多かったらしいしあそこではマーク済み。
187 :
無名草子さん:04/03/08 00:01
どの作家から読み始めるのが良いのでしょうか
188 :
無名草子さん:04/03/08 19:11
石田衣良「波のうえの魔術師」
これも一応経済小説か?読みやすいよ
189 :
無名草子さん:04/03/08 19:33
詩的じゃないからつまらない
190 :
無名草子さん:04/03/08 20:56
191 :
無名草子さん:04/03/10 10:27
192 :
無名草子さん:04/03/10 20:44
193 :
無名草子さん:04/03/10 21:29
194 :
無名草子さん:04/03/10 23:08
>>191 そうです。だがドラマの方がおもしろい。
平成三十年・・・畏れながら平成は三十年までもつんだろうか。
195 :
無名草子さん:04/03/11 07:20
で、ためになるのはどれなのよ?
196 :
無名草子さん:04/03/11 07:37
>193
過去の著作一つのためにわざわざサイト作って応援してんのか。
おもしろい人でつね。
197 :
無名草子さん:04/03/11 15:46
堺屋さんは小説よりも評論のほうが評価高いんですよね?
198 :
無名草子さん:04/03/15 04:34
黒木亮先生のご降臨がないと盛り上がらないな。
199 :
無名草子さん:04/03/16 01:52
佐野眞一「カリスマ」はどうだろうか?小説じゃなくノンフィクションだが。
高過ぎ量より数百倍優れていると思う。
200 :
無名草子さん:04/03/16 06:42
>>198 amazonでは相変わらず大絶賛書評が連発してるよ。
批判してる書評への「参考にならない」レスも異様に多いし。
201 :
無名草子さん:04/03/16 21:24
今週の東洋経済
緊急インタビュー 孫 正義/ソフトバンク社長
情報流出防止策は極端に過剰にやる!
「そりゃぁ一時的とはいえ加入者数の伸びは減りますよ
パラソル部隊も自粛しているわけですから・・・」
おい!孫ハゲ!日本中のブースは稼動しているぞ!
すぐウソをつくクセはLCRのころから直ってないな!ボケ!
それから東洋経済!なんの検証も無くペテン師の発言を
そのまま掲載するなんて提灯持ち以下の外道だぞ!クズ!
「卑劣」 倉橋康介(著)
よみやすくて、おもろかったです。
♪よぉ〜くかんがえよぅお金は大事だよぉ〜
203 :
無名草子さん:04/04/22 17:13
204 :
無名草子さん:04/04/22 19:17
『巨象も踊る』
205 :
無名草子さん:04/04/26 16:46
小説以外のものも含んでいるが、とりあえずは紹介。
「預金封鎖(副島隆彦著:祥伝社)」
「マネーロンダリング(橘玲著:幻冬舎)」
「小説地下銀行(車田康明著:新風舎)」
「白昼の死角(高木彬光著:角川文庫)」
「ヤミ金融王−東大生・山崎晃嗣と『光倶楽部事件』(保阪正康著:角川書店)」
他にも色々あるはずだ。
古いけど
商社審査部25時(高任和夫、講談社文庫)
はおもしろいと思う。
207 :
無名草子さん:04/06/08 01:56
208 :
無名草子さん:04/06/08 06:27
関係ないが、このまえ初めて実の妹とsexしたよ。なんかなんの感動もなくフーンって感じだ。
よくあることだよな、兄妹の関係では……
209 :
無名草子さん:04/06/16 14:34
210 :
無名草子さん:04/07/22 10:53
清水一行「ITの踊り」を読んだ。久しぶりの新刊でよかった。
211 :
無名草子さん:04/07/22 11:07
212 :
無名草子さん:04/07/29 16:52
なぜここまできて高任和夫がでてこないのだろう。
あのこってりとした文章が・・・
213 :
無名草子さん:04/07/30 02:37
お前は数レスも読めねぇのか
214 :
無名草子さん:04/08/22 20:57
人事部関係でおもしろい小説ありますか?
215 :
無名草子さん:04/08/28 10:53
人事部関係はしらんなあ・・・。
>経済・企業小説ファン
高村薫レディ・ジョーカーは、どう?
佐高信レベルの軽薄な企業批判(場合によっては総会屋の言動と一致してしまう)や
高杉良から堺屋、城山、課長島耕作に至る保守本流の反省の無い自画像、
清水一行の悪のエネルギー崇拝、
そういう既成のものと違う視点を持ったモラリストによる企業犯罪小説として
高村薫のLJは、ここ10年、もっとも優れた小説だと思うのだが・・・?
216 :
無名草子さん:04/09/01 03:05
夏の暑さで脳味噌溶けまくってる安リーマン諸君!
だから、おまいらはいつまでたってもダメダメなんだよ!
黒木大先生の新刊が出たぞ。題して、
青い蜃気楼 - 小説エンロン(角川文庫)
買え! 読め! 震えろ!
217 :
無名草子さん:04/09/04 23:54
池井戸潤、江上剛、川端裕人あたりが(・∀・)イイ!!。
「三本の矢」。もっとどんでん返しがあるかと期待してたんだけど、最後あっさり
しすぎ。
黒木亮は…やめとこw
何度も言われてるがマインは人物造形下手すぎ(その割には殆ど読んでるが)。
「偽造証券」のおかま登場にはのけぞった。
あと、大下英二「小説・日本買収」は凄い。
高校生のレポートかと思った。
広瀬隆「兜町の妖怪」もすげーぞ!w
次は辻原登「発熱」を読む予定。期待してるのだが。どうでしょう?官能場面が
多いらしいが。
海外作家詳しい人いない?
おすすめ教えて欲しいんだけど。
218 :
無名草子さん:04/09/05 00:11
海外小説だと、マネーボールがお奨め。
ノンフィクションだが目から鱗って感じだ。
黒木亮は読むべし。
川端裕人はSFちゃうかと・・・
SFだとプラテネスが超お奨め。
関係ないもん薦めんな
>>218 トンクス。
いや、黒木亮は「アジアの隼」「トップレフト」と読んだことあるけど、
下手なこというと叩かれそうだからw
川端裕人は「リスクテイカー」っていう経済小説がある。
マネーボール、探してみる。
221 :
無名草子さん:04/09/08 00:45
マインは、男女のヌレ場等を書かなけりゃいいのに…。
いくらオヤジ向けだからって、これで評価を下げてるよ。
削って、半分になれば読みやすいし値段も下がる。
222 :
無名草子さん:04/09/13 02:54:34
橘レイが新作だしてたが・・・・
オマイ、また同じ内容の本だすなよボケが。
223 :
無名草子さん:04/09/13 22:16:31
>>222 それって誰? ググったらコスプレのねーちゃんが出てきたんだが…
時代的にちょっと前になってしまうけど
マネーチェンジャーズってのが今まで読んだ中で一番良かったよ。
205さんもあげてるマネーロンダリングも良かった。
幸田真音はここでは酷評だけど私は好きです。
ちゃんと勉強してるほうだとと思います。
牛島信って最近どうなの?
「株主総会」のときは
「これって誰でも一度は考えたことあるけど、ここまで詳細に考えましたか」って感じで
その努力に好印象だったんだが。
226 :
無名草子さん:04/09/14 16:14:14
>>214 高杉センセの人事部沈黙す
三戸岡道男の凄腕人事部長
どちらもそれほどおもしろくなかったような気がする
228 :
無名草子さん:04/09/17 02:08:08
>>223 橘玲、マネーロンダリングを書いた人。
あと、いくつか本を書いてるけど、基本的には内容は一緒。
幸田真音は、市場関係者だとあきれちゃうようなことが多い。
ただ、セールスとしては結構有能だったそうで、タチの悪い外債とか
売りまくってたとの、ウチの部長談。
229 :
無名草子さん:04/09/25 00:09:20
>>225 牛島信は買収者読んでもう読むまいと思ったけど
株主総会は面白かったのか?
230 :
無名草子さん:04/09/25 00:33:18
株売買に関わる小説で史実を散りばめたのってないの?
幸田はヘッジファンドで燃え尽きたと思う。
今日、高任の新刊「債権奪還」買いますた。
近頃「告発倒産」、「幸福の不等式」、「燃える氷」とどうもイマイチな小説が続いているだけに、
そろそろ見切りをつけるかどうかを考えないと。
あ、でも「告発封印」は結構よかったと思いまつ。
234 :
無名草子さん:04/09/26 17:37:13
ダイヤモンドの経済小説大賞読んだ人いる?
大賞と優秀賞?二作出てるよね。
幸田って面白いの?
「日本国債」読んで、「おいおい、会社はサークルじゃねえんだぞ」って苦笑して
以来馬鹿にして読んでなかったのだが。「日本国債」がハズレなだけ?
男女のシーンを削ればまとも>幸田
幸田は小説としてはぼろぼろ。
安っぽいテレビドラマのレベル。
でも現場の人間に言わせるとリアリティもゼロだそうだから取り柄ないよ。
黒木先生は本人の評判を知ってるとこのスレが妙に納得できる。w
先生、すごいことみんなに言われてますよ。
高任和夫の「債権奪還」読了しました。
これって経済小説だったんかなぁ。
中年の疲れの表現だけは格段にうまくなったと思いますが、
肝心の経済関係ネタは薄いのが一発あるだけです。
人間関係も中途半端だし。主人公をはじめとする人間を突き放すなら徹底的にやって、
主人公の精神的な孤独感をクローズアップしたほうがいいと思う。
経済小説というカテゴリに入れるなら、お勧めはできませんな。
商社審査部、架空取引あたりの流れを期待している人は読まないほうがベターでしょう。
>>237 黒木センセの本、読んでみようかなぁ。もちろんブックオフ購入で。
おすすめ作品(ベスト・ワースト)はなんですか?
結局、このスレを回しているのは某先生でFA?
それにしても某先生のアマゾン書評はすごい!大絶賛の嵐!
書評の中身と数の割にぜんぜん売れてないが。
240 :
無名草子さん:04/10/15 16:27:36
黒木亮先生はすごい! 面白い! アマゾンでこれだけ
絶賛されてる経済小説家はいないぞ!
他はひどい! このスレでの酷評がそのままアマゾンに
出てるだろ(誰だ、投稿したのはw?)!
やっぱ黒木先生しかない!
センセイ、これくらいでよろしいでしょうか?
241 :
無名草子さん:04/10/15 22:04:25
アマゾンで売れる条件はどんな本が良いんだ?
242 :
無名草子さん:04/10/16 11:26:28
黒木は何がきっかけで作家になれたの?
出版社からの原稿依頼、それとも、持ち込み?
243 :
無名草子さん:04/10/16 13:28:23
>>242 俺の予想ではちんちんまんまん最強伝説・・・。
244 :
無名草子さん:04/10/17 09:37:37
日曜日の惰眠をむさぼっているダメリーマン&アホアホ学生諸君。
なにが“ちんちんまんまん”だ。いいかげんに覚醒せよ!
黒木先生の「アジアの隼」が文庫化されたぞ。
そのにぶった脚をひきずって書店に急げ! なけなしの小遣いで上下巻を求めよ!
読め! 泣け! 熱くなれ!
245 :
無名草子さん:04/10/17 23:08:52
アジアの隼は、予想外に良かったです。
結局黒木の小説を軸にこのスレは回っていくのかw
247 :
無名草子さん:04/10/18 14:33:52
これだけ露骨なご降臨をamazonと2chにされた先生は
他にいらっしゃるだろうか。。。
248 :
無名草子さん:04/10/19 02:07:09
ていうか、高杉良亡きあと黒木氏しか本格経済小説を書ける人がいない。
249 :
無名草子さん:04/10/21 16:51:40
>>248 先生、こんにちは。
せめて高杉良の10%くらいは売れる作家になりましょう。
250 :
無名草子さん:04/10/23 15:29:42
高杉って逝ってしまったの?
251 :
無名草子さん:04/10/24 01:41:52
今日、大井幸子の「ウォール街のマネーエリート達」を買いました。
自分の経験を元に小説にしてるんだけど、スゲエつまんない。
知ってること全部つめこみました!って感じがした。
やっぱり黒木さんのアジアの準にしとけばよかった。
経済小説書くヤツは、せめて経済学と会計・財務の基礎ぐらいみっちり勉強
してから書いて欲しいものだな。
じゃないと科学の知識のないヤツが書いたSFみたいなもんだ。
そういうのがないから経済小説ってイマイチ地位が低いんじゃないのか
たしかに「読み捨て」っぽいイメージがあるな
黒木亮が売れないのには理由がある。
だってつまんない上に小説として未熟だもん。
255 :
無名草子さん:04/10/28 14:36:46
経済小説といいながら、商い小説、会社覗き見小説みたいなのが多い。
経済の奥深さをほとんど書ききれていないし、登場人物も皆、軽薄なもんばっか。
ビジョンを示すようなのも無い。どうでもいい過ぎ去った現実だけが描かれる。
だから、ぞくぞくするような色気が、経済小説(?)と言われてるものには無い。
「大阪堂島米会所物語」
「円の支配者」
「メイク・マネー!―私は米国投資銀行のトレーダーだった」
「波の上の魔術師」
「天才たちの誤算―ドキュメントLTCM破綻」
「欲望と幻想の市場」
株式板住人である漏れが、市場関係で面白かった小説とノンフィクション挙げてみた。
257 :
無名草子さん:04/10/28 15:34:20
256これってほとんど(全部?)ノンフィクションじゃないの?
「大阪堂島米会所物語」と「波の上の魔術師」は小説、
「欲望と幻想の市場」も実際の人物を元ネタにした小説かな。
あとはノンフィクションだけど物語風に読めて面白い本だよ。
つか、いわゆる経済小説(高杉良とか)ってノンフィクションよりもう全然つまらんし。
259 :
無名草子さん:04/10/28 17:39:36
>>258 「波のうえの魔術師」って、結構細かいトレーディング・テクニックとか
出てくるの?
金融工学の理論とかはどれだけ使われてるの?
話の筋はアメリカ映画「大逆転」みたいな感じ?
もしよければ、おせーて。
260 :
無名草子さん:04/10/30 07:47:55
>>259 波の上の魔術師って、ザ・マネーってドラマの原作ですよ。金融工学とは
全く関係ないです。
金融工学についてしりたいなら、「マネー革命」がとても面白い。
小説じゃないけどね。
幸田真音ちゃんの日銀券が出たのになんで話題になってないんだ?
黒木亮先生の辛口コメントが聞きたいもんだ。
262 :
無名草子さん:04/10/31 19:43:27
マインの支持者って、20代キャリア女性?
結構自分の職場でも人気あるよ。
でも金融市場って、あんな理想論ばかりじゃ…どうかと。
美人有能ヒロインばかりで最近食傷気味。
Eの悲劇割と好きだけど、続編のコイントスは…陳腐じゃない?
アマゾンのレビュー担当者の間で噂ですよ。
自分の小説を絶賛するのはまだしも、ライバル作家を酷評するレビューを
載せるのはどうかなと。
「ビッグマネー」の間違いだろ
265 :
無名草子さん:04/11/03 09:20:43
幸田真音ちゃんの日銀券読んだ人いますか?
得意分野だし期待。
ラストは??だけど、マインの中では日本国債が一番好き。
266 :
無名草子さん:04/11/03 12:27:44
結構経済小説って注目されてるようだけど、
実際売れてる作家って、2、3人くらいしかいないのかな。
267 :
無名草子さん:04/11/03 21:48:20
黒木亮の巨大投資銀行(ダイヤモンドに連載)は面白いと思った。
初めて黒木読んだけど実務出身ってだけあるなーと。
ついでにブックオフでトップレフト買ってきちゃいました
>>266 少なくともこのスレの中心となっている黒木亮先生は売れてない。
正直、面白くないよ。リアリティじゃ高杉良にまったくかなわないし、
エンターテインメント性じゃ幸田真音の方がまだ上(小説としちゃどっちも
糞だが)。
>>267 ダイヤモンド連載をわざわざ読んでるなんてw・・・お疲れ様。
269 :
無名草子さん:04/11/04 10:37:38
黒木の本って、本当に売れてないんですか?
新聞などには、国際金融の生々しい現実を描ける期待の覆面作家、と紹介されてたし、
マスメディアへの登場回数は多いですよね。
それなのに、売れないのはどうしてでしょう。
実は、内容がリアルでなく漫画ちっくだから、それとも、専門性が低すぎるから?
黒木は国際金融のプロというのが売りだったはず。
何が売れない(あるいは、この板で蔑まれる)理由なのでしょう?
270 :
無名草子さん:04/11/04 12:18:37
>>269 黒木の単行本で増刷されてるの見たことないが。
そもそも初版本作家のくせに、このスレで妙な絶賛が続いたり、
アマゾンでの異様な数の絶賛レビュー数を見たら、誰も買いたくなくなるよ。
人間、そう甘いもんじゃない。
271 :
無名草子さん:04/11/05 00:19:37
タイコモチ高杉良や、素人相手にむちゃくちゃ書いてるマインよりは
黒木のが断然おもしろけどなあ。
マインのどこにエンターテイメントが?
272 :
無名草子さん:04/11/05 04:34:43
>>268 というかダイヤモンドで黒木を知ったから。
それまでは全然知らなかった。
経歴から見ると黒木自身の事を書いているような気がした。>巨大投資銀行
273 :
無名草子さん:04/11/05 06:36:53
>271
マインの強みは、元キャリア外資系じゃない?
職場でも人気あるよ。ロールモデルみたいな感じで。
京都女子大出身を意識的にディスクローズしないのかな?
274 :
無名草子さん:04/11/06 00:39:55
>>273 いや、あの人ってただの外債セールスですよ。
マーケットのことを知ってるわけじゃなくて、ただただ商品を押し付けて
何ぼの人ですよ。秘書してて、人が足りなくなってセールスでしょ。
商法の勉強のモチベーションを高められるような小説ありませんか?
276 :
無名草子さん:04/11/06 13:40:02
このスレで黒木が貶されてる理由がわかってきた。
金融の専門家と言われながら、実際、本の内容は子供向け冒険譚のようになっている。
経済や金融の専門性の深さがまったく見えず、表面をさらっと撫でているだけ。
専門的な活動だけを描いても、一般人には理解できないだろうが、
経済や金融の根本にある思想や思考を描けば、経済小説としての奥行きが出るのに、
そういうことを一切していない。
それは、作者が表面的なオペレーションには精通しているが、その意味を深く理解していない、
あるいは、考えていないから、そうなるのか、
または、そんなことを書いてもバカな読者は理解できない、と思っているからなのか。
今のところ、ここらあたりを一般読者向けに書ける作家がいないのは確かだ。
>>276 黒木は貶められてるんじゃないだろ。売れてない作家のくせに
ここやamazonでやたら絶賛されてるから胡散臭がられてるんだよ。
金融ビジネスについてビジネス本書かせれば黒木なんかよりよっぽど
格上で文章もうまいアイバンカーはいくらでもいる。
といって黒木に小説家としての文章力があるとは思えないし。
まだマインの方が小説っぽいよ。だから売れる。
278 :
無名草子さん:04/11/10 23:45:12
>>277 >金融ビジネスについてビジネス本書かせれば黒木なんかよりよっぽど
>格上で文章もうまいアイバンカーはいくらでもいる。
だれ?
279 :
無名草子さん:04/11/11 07:13:23
日本人で、経済や金融について、その奥深い思想的な面まで
書ける人はまだいないんじゃないかな。
海外物ならそういうのもあるけどね。
日本人が書いたものはとにかく浅いよ。
経済、金融、経営のジャンルについては、今のところ圧倒的に海外物が優勢だ。
深みを持った経済関連書(経済小説も含めて)を書いてくれる
日本人作家が出てくるとおもしろいんだけどね。
280 :
無名草子さん:04/11/11 07:17:57
糞です。こんな分野。
281 :
無名草子さん:04/11/11 07:24:00
リーマンの話なんか読みたくもないよ。俺がリーマンだから。
282 :
無名草子さん:04/11/11 07:29:49
無職小説でも読むか
283 :
無名草子さん:04/11/11 08:02:32
黒木の「トップレフト」ちらっと読んだんだが、非常に読みにくい。
確かに知識は豊富らしい。いろんな事例を挙げて、それを
誇示してるかのようだ。しかし、あまりに知識をてんこ盛りしすぎて、
うざい。豊富な知識もあんまり度が過ぎると、小説としての
面白さをスポイルする、という好例だ。
登場人物も深みが無くて、なんつーか表面だけなんだよな。
284 :
無名草子さん:04/11/11 15:31:05
専門知識を小説という形式の中にうまく消化吸収させられれば、
経済小説の評価も一気に高まるし、読者層ももっと広がるね。
285 :
無名草子さん:04/11/12 15:59:07
サラリーマンなんて面白く書いたってそんなモンだよ
って思った奴はいなかったのか?
全員無職か!?
お進めの企業・経済小説を教えて下さい。大破局(フィアスコ)やバージンは、
自画自尊過ぎて面白くありませんでした、も少し苦闘する創業ものは有りませんか?
287 :
無名草子さん:04/11/12 18:55:47
それなら、城山三郎のを読むといいよ。
彼は、戦後日本経済の成長とともに企業ものを書いてきたから、
それに近いものはある。ホンダのとかは結構有名です。
288 :
無名草子さん:04/11/12 21:45:14
当たり前だけど、経済学的には大間違いなのに、小説としては面白い本が
結構あるから難しい分野ではあると思う。
城山三郎なんかがその典型でしょう。金本位制に拘って金融政策を誤り
日本を不景気に突き落とした人物や、産業政策に拘って日本の経済成長
の足を引っ張った省庁が英雄として書かれていたりします。しかし、
登場人物の魅力や小説としての面白さがあるので読むのは非常に楽しい。
まあ、普通は経済学的に間違ってるかどうかなんて関係ないか。
289 :
無名草子さん:04/11/12 21:48:59
すばらしい城山論、THANKS。
290 :
無名草子さん:04/11/12 22:39:10
幸田真音の周極星ってどう?中央公論に連載してるけど。。。
291 :
無名草子さん:04/11/12 23:20:10
>>283 実に面白い文庫だと思ったけど。
仕事柄もあるけど、よく書けたなぁ、と思った
292 :
無名草子さん:04/11/12 23:22:39
株や為替、先物を実際にやっている人とそうでない人では経済(相場)小説の
読み方が違うからね。
黒木、相変わらず頑張ってるな
294 :
無名草子さん:04/11/15 02:00:58
赤いダイヤ以降、商品先物で面白い小説ってないよな。
海外ものはあるんだけど
295 :
無名草子さん:04/11/15 11:25:50
まだこのスレあったのか。
いまだに黒木亮先生の絶賛レスが続いてるとはすごい執念だ。
296 :
無名草子さん:04/11/15 11:56:33
清水一行
「小説兜町」
「兜町物語」
「金まみれのシマ」
「大物」
>>295 amazonの絶賛レビューはこのスレでの指摘があった後は
減ったけどね。
298 :
無名草子さん:04/11/16 00:17:08
メタルトレーダーを手に入れるのには苦労したなぁ
299 :
無名草子さん:04/11/18 21:49:54
え!あの幻の!
300 :
無名草子さん:04/11/19 10:27:01
経済小説での直木賞といえば、深田祐介の後は無いな。
その前は、城山三郎か。
どうしてもテクニカルなところを書こうとすると、
人物が浅くなるせいかな。
301 :
無名草子さん:04/11/19 10:58:30
清水一行の書いた博報堂お家騒動の小説って何でしょう?
>>300 ていうか、黒木とか幸田とか小説になってないからな。
あれじゃ無理。
303 :
無名草子さん:04/11/19 22:36:43
為替市場のディーラーさんを描いた小説はいくつか読んだけどね
304 :
無名草子さん:04/11/21 20:52:28
金融マンの小説には女の影がどれだけうまく書けるかが勝負だな
305 :
無名草子さん:04/11/22 00:04:02
でも、現実のビジネスの世界に女なんて関係ないじゃん。
306 :
無名草子さん:04/11/22 06:37:39
>303
マインはどうだった?ヘッジファンドとか。
なんか机上の理論って感じでなかった?
307 :
無名草子さん:04/11/22 10:04:54
経済小説の文体にもう少し緊張感があれば、
読んでて歯応えがあるんだが。
いまひとつ、ピリッとしないなぁ。
308 :
無名草子さん:04/11/22 10:52:23
ここ素直に、黒木亮先生の、黒木亮先生による、黒木亮先生のためのスレ、
で立てておけばよかったのに。
309 :
無名草子さん:04/11/22 23:55:57
>>306 俺なりの感想だが、その作品はまだ駆け出しのころに書いたようで、
詳細のディーリング部分はあんまり触れてないよね。
裁定取引を書きたいのは分かるけど、ちょいとね。経済学部とか
商学部あたりの1.2年生が読めばいいきっかけにはなると思うかな。
310 :
無名草子さん:04/11/25 23:30:49
マイン、WBSにでてるね。レギュラーだっけ?
>>310 違うだろ、たまーに出るだけ。
でも、老けたね。
>>310 マインって大学生並のコメントしかできないんだな。
「日本の銀行は今まで競争がなくて・・・これからは・・・」とか言って、
その先に本論が続くかと思ったらそれで終わり。
313 :
無名草子さん:04/11/26 21:42:26
>312
語りだすと熱いからセーブしたとか?
後は小説読めって前ふり。
つか「マイン=トンデモ」は定説
木村剛とか金子勝と同じで本来テレビに出ちゃいけない人たちの一人
315 :
無名草子さん:04/12/05 19:27:00
あげ
316 :
無名草子さん:04/12/05 22:52:16
反対にリアルだという作家を挙げてくれ
317 :
無名草子さん:04/12/06 00:17:26
そりゃ黒木亮が圧倒的リアルだろう。
(´・∀・`)ヘー
そもそも経済小説=少年マンガでしょ。
エンタメとしてならともかく、マンガを参考にしてスポーツやる人は
まともとな思考能力の持ち主とはとても言えません。
320 :
無名草子さん:04/12/08 00:31:50
俺は小学生のとき、キャプテン翼を参考にサッカーしていたけどねw
321 :
無名草子さん:04/12/08 16:48:06
322 :
無名草子さん:04/12/10 05:38:42
会計士が主人公で用語もふんだんに出てきてかつ面白いのあったら教えて下さい!女子大生なんちゃらは、なしでもっとシリアスな奴を!!
323 :
無名草子さん:04/12/10 08:41:45
>>321 amazonのurl貼るときは短く頼む
qid=以下は全部不要
少年漫画バカにしすぎ
経済小説読んで悦に入ってる低脳中年はデスノート読んどけ
326 :
無名草子さん:04/12/12 10:20:05
日銀券、書評でも評判いいね。
なんか、マインは、男性受けよくない?
正直、あり得ない机上の理論が多すぎなのに、なんでだろう?
職歴がものいうのか?
327 :
無名草子さん:04/12/12 10:23:06
中外鉱業とかってさ・・・
四季報にちょびっと好材料「っぽい」ことが書いてあれば、それだけでも爆発するんじゃね(笑)?
去年も12月安値60割れ→1月100超えでした
経済文壇wもマーケティング力なんだよなー結局。
一端固定ファンがつくと出版社としてもプッシュしやすいから。
日銀という組織のどうしようもない実態について真面目に知りたい人は
「縛られた金融政策」「検証・ゼロ金利」がお勧め。
「検証・ゼロ金利」 → 「ドキュメント・ゼロ金利」 に訂正。
同じ筆者の「検証経済失政」と混同した。あっちもお勧め。
最近の増税論議を考えるに当たって貴重な材料を提供してくれると思う。
330 :
無名草子さん:04/12/16 22:30:36
マネートレーダーは100円で売ってますね
ブクオフ百円がジャンル全体の相場ということでFA?
332 :
無名草子さん:04/12/18 23:26:03
マインタソは邦銀のオヤヂのアイドルだからなぁ
外資で実力のない女が上に上れるといったら、
そりゃボスを立てることしかない。それこそ周りが
見ていて恥ずかしくなるくらいボスマンセーをやって
上に上った女はごろごろいる。
そんな風に尽くしてくれるのを見ているとドメの
オヤヂは単純だから気に入っちゃうんだよな。
333 :
無名草子さん:04/12/20 23:14:36
銅マフィアの陰やらスクイーズ、住商事件は興味を持って読んだよ
334 :
無名草子さん:04/12/21 11:32:28
高すぎの銀行大統合。文庫化
アホの佐高がどんな解説しているか情報キボンヌ。
幸田真音の凛冽の笛をブクオフの100円コーナーで見つけんたんで買って見た。
帯つきで新品同様なのになぜ100円なのか少し引っかかったけど・・・
読み始めて気がついた。笛じゃなくて「宙」だったwwwうはwwwww
>>336 ネバーマインドだ。俺なんか、日経の「大機小機」を「大磯小磯」だと
思ってた。しかも数年にわたってだ。
338 :
無名草子さん:04/12/23 17:12:58
>337
今はあるかどうかわからないが、もう7年くらい前に「大磯小磯」というサイトで
マネー系の情報を発信していたサイトがあった。
結構面白かったよ。
339 :
無名草子さん:04/12/23 17:16:45
知的レベルが低い人が読むジャンルという偏見をどうしても拭えない
文学とビジネス知識を融和させるのが(そして新たな価値を付与するのが)
難しいということなんだろうな
文学は知的レベルが高いという考えがどうかと。
文学部で相場史や経済史、取引慣習史等々、経済行為の歴史を学べれば
いいんでしょうけど。
341 :
無名草子さん:04/12/29 01:05:13
ハゲタカって読んだ人どうでした?
342 :
無名草子さん:04/12/29 01:59:51
文学がレベル高いと言いたいわけでもビジネス知識がレベル低いと言いたいわけでもない。
ビジネス小説とその読者のレベルが低い(という偏見)を言いたかったのです。
分かってもらえるかな?
>>342 ってことは、あなたはビジネス小説マニアってことですね^^
344 :
無名草子さん:04/12/29 16:24:50
>>343 A→BからB→Aを導いてるわけじゃないよね?
345 :
無名草子さん:04/12/29 21:20:33
前に月刊現代で黒木亮が書いてた、彼の銀行員時代の過剰融資裁判はどうなった?
もし負けたら、彼にも相当な損害賠償が来るとびびっていたが。
346 :
無名草子さん:04/12/30 04:49:33
>>322 おもしろくないけど金融夜光虫ってのが会計士けっこう出てくるよ。
監査法人がアメリカからも金融庁からもクライアントの企業からも舐められてるって話だが・・・
347 :
新春祈願!!!:05/01/01 02:33:14
┏━━━ / |━━━━━┓
┗┳┳━ |_| ━━━┳┳┛
┃┃ / ヽ ┃┃
┏┻┻ |======| ━━┻┻┓
┗┳┳ ヽ__ ¶_ ノ ━━┳┳┛
┃┃ (/) ┃┃
┃┃ (/) ┃┃
凸┃┃ (/) ┃┃凸
Ш┃┃ (/) ┃┃Ш
.|| ┃┃ (/) ┃┃.||
∧_∧ (/) ∧_∧ ∧ ∧
( ・∀・) (/)(´∀` ) (゚Д゚ ) 「タイタン」文庫化しろゴルァ!
(つ つミ (/)(⊃⊂ ) ⊂ ⊃
|_|_|_I(/)_|_|_|__| |
/////ノ,,,,,,ヽ ////|| |〜
//////////// |∪∪
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |
| 奉 納 |
348 :
無名草子さん:05/01/01 03:50:21
池井戸潤の「オレたちバブル入行組」。
自分が元銀行員で似たような体験したから、身につまされた。
銀行と関係ない人がよんだらどうかなあ。
349 :
ミオ:05/01/02 11:18:13
『虚飾のメディア』(北岳 登とかいう新人の。高杉 良が推薦してた)を読みました。
テレビ業界の裏側で起こるドロドロした事件を描いたやつ。
・・・・実際、視聴率操作とかどのテレビ局もやってるんでしょうね〜。
局アナ同士の争いも、やっぱりねぇ〜って感じ。
テレビってもともと見ないけど、ますます見る気が失せた。
350 :
無名草子さん:05/01/02 18:32:01
日経をネタにした高杉良の『乱気流』。あまりの手抜きぶりに驚くばかり。
351 :
無名草子さん:05/01/06 15:21:20
高杉氏が推薦する「大型新人」って、黒木亮は特にそうだが、皆その後さっぱり
売れないね。出版社の人に聞いたら、大御所の作家って、本当に売れそうな新人
はめちゃくちゃけなすらしい。自分の座を奪いそうだから。そういう大御所の
世話になってデビューすると、一生そのレッテルを貼られて、すぐに消えて
いくのだな。
352 :
無名草子さん:05/01/08 00:39:28
その通り。某経済雑誌で国際経済小説連載してた作家はその通りになった。
353 :
無名草子さん:05/01/08 03:32:24
経済小説ではないが、日経新聞に連載されている渡辺淳一の小説を読んで
金融業界では、社内告白がブームになってる。(特にマジメな人が、奮起
してしまうらしい)
※弊社の派遣社員談
354 :
無名草子さん:05/01/08 19:10:24
黒木亮はぜんぜん売れないのに、このスレ含めてネットじゃすごいからなあww
アマゾン書評の異様な絶賛ぶりと、批判レビューへの「参考にならない」の数の
多さも他の作家と比べて異様としか言いようがない。
356 :
無名草子さん:05/01/10 00:20:55
ま、ロンドンでくすぶって、裁判負けて、失業して、がんばってください。
357 :
無名草子さん:05/01/14 08:19:54
渡辺淳一の「失楽園」も一応経済小説ね。
358 :
無名草子さん:05/01/18 23:15:50
黒木氏のアマゾン書評ありゃ確かに酷いね。嫉妬と妬み、責任転嫁、それだけ。
川端裕人「リスクテイカー」読んだ。
ヘッジファンド云々はわかったが、最後の大勝負にでた意味が
ようわからんかって。
360 :
無名草子さん:05/02/05 02:20:36
古い本だが、商社一族は読むべし
361 :
無名草子さん:05/02/09 00:43:29
浜中事件age
362 :
無名草子さん:05/02/12 04:30:40
火車
363 :
無名草子さん:05/02/25 19:17:43
ダイヤモンド社の一連の小説、どれもつまらんなー。
364 :
無名草子さん:05/03/06 01:42:29
age
365 :
無名草子さん:05/03/08 01:26:17
鹿内 vs 日枝の抗争を描いた作品はないですか?
パンローがいろいろ復刊させるつもりのようですねえ
続くといいけど
このスレは、高杉を叩き黒木をマンセーするためだけのものですがなにか?
368 :
無名草子さん:2005/03/31(木) 00:12:02
企業買収もの、為替もの、手形ものでいくつかお勧め教えて〜♪
369 :
無名草子さん:2005/03/31(木) 00:21:56
370 :
無名草子さん:2005/04/05(火) 15:30:27
黒木亮のトップレフト買ってきちゃった。
371 :
無名草子さん:2005/04/05(火) 23:30:45
小説エンロンを古本屋で買って通勤中に読んでます
そう
373 :
無名草子さん:2005/04/17(日) 20:28:50
age
374 :
無名草子さん:2005/04/19(火) 14:05:24
おまえら何冊か面白いの教えろや。
375 :
無名草子さん:2005/04/22(金) 21:07:35
376 :
無名草子さん:2005/04/26(火) 00:50:12
こずかた治の商品先物関連は分かる人には面白い
377 :
無名草子さん:2005/04/26(火) 01:55:27
なぜ、実名で出せないのか?
378 :
無名草子さん:2005/04/26(火) 10:17:16
こずかた面白いね。俺も好き。
迂回融資なんか難しかったけどよくできてるなと思ったよ。
379 :
無名草子さん:2005/04/28(木) 00:00:23
長井謙一 会社訪問 文芸社
とか読んだ人います?
380 :
379:2005/04/29(金) 22:57:43
はんのーねーなー
居ないのかよw
381 :
無名草子さん:2005/04/29(金) 23:10:30
おらんちゃろ。
382 :
無名草子さん:2005/04/30(土) 00:25:01
誰か読んで俺に安く売れw
アマゾンでレビュー読んだら面白いらしいからさーw
383 :
無名草子さん:2005/05/06(金) 23:33:16
本所次郎の本もなかなか面白いよ。
極道相場とかね
いや、長井謙一の本を読んでもらいたいw
385 :
無名草子さん:2005/05/07(土) 11:42:08
最近では江上剛がいいと思います。
特に「起死回生」(新潮文庫)はオススメ。
個人的に面白かったのを列挙すると、「果つる底なき」(池井戸潤)、「沈まぬ太陽」「大地の子」「華麗なる一族」(山崎豊子)、
「マネーチェンジャーズ」(アーサー・へイリー)、「小説ヘッジファンド」(幸田真音)、「首位戦争」(清水一行)
「トップレフト」(黒木亮)、「大逆転」(高杉良)、ジャンルは違うけど「火車」(宮部みゆき)「波の上の魔術師」(石田衣良)。
個人的には江上剛の持つ高いモラルが好きですし、山崎豊子のタブーに挑戦する姿勢と先見性に驚かされます。
幸田真音さんはどの作品もピンチになるまでは読めるのですが、真ん中が抜けて解決してしまうのがさびしい。
敵対的買収なんかアメリカではアーサーへイリーの小説の時代が全盛期だったんですもんね。
日本は平和だったと思います。
>>368 ノンフィクションですが、敵対的買収でしたらKKRによるRJRナビスコ買収を書いた「野蛮な来訪者」がオススメです。
>>365 「閨閥」(本所次郎)で描かれています。
絶版になってそれほど日が経っていないはずですが、探すのは結構苦労すると思います。
意外と図書館にはあります。
昔の経済小説は、リアリティやクールさはともかくとして題材は面白いのが多かったですね。
何十年か前に古本屋に売ってしまったのですが、デビ夫人を題材にしたのまでありましたからね。
>>376 初めて知りました。ぜひ読んでみたいです。
高任和夫の「商社審査部25時」
古いけど面白かったよ。
387 :
無名草子さん:2005/05/22(日) 16:25:52
城山三郎の『外食王の飢え』面白かった。
高嶋哲夫「メルトダウン」
池井戸潤「株価暴落」
オチが面白かった。
池井戸潤「最終退行」
正義感の押しつけがましさがなくて良い!
「金融探偵」
初心者向けでわりと読みやすいかも
渡辺房男「インサイダー」
よく分からないラストだったな、それがどうなんだよっていう。
でも展開早いし、読み応えあった。
高嶋哲夫「トルーマンレター」
やたら便利なキャラがいて笑える。
御堂地章「日本崩壊」
論文読んでるみたいだった、手近な所で済ませましたー感が微妙。
「謀略銀行」作者は元日経新聞の記者。
某相互銀行が大手都市銀行に救済された事件がモデルとなっている。
後味の悪い小説って好きだな。
390 :
無名草子さん:2005/06/01(水) 17:14:10
391 :
無名草子さん:2005/06/02(木) 19:06:42
さよならメリルリンチは最高だった。ザ・ゴールも2まで読んだけど面白かった。
マインは有利子ではじめて読んだけど、文章が園児並に下手糞で今まで読んだ小説で最低レベルだった。
題材もそれほどためになる新しい知識は無かった。
日本国債も、実際に売れ残ったことがあったけど、
小説みたいなことは起きなかった品。
393 :
無名草子さん:2005/06/02(木) 21:21:10
大半の経済・企業小説が過去に起きた事件やモデルに倣って
書いていると思うが、これから実現可能なビジネスプランを書いた
楡周平の『再生巨流』はどう?
佐川が企業モデルで実現可能、不可能かはわからんが
この本を読んだ大手流通会社のボード達の感想が聞ける
ものなら聞いてみたい。
こんな所にはこないとは思うが・・・
モデル小説の良いところは、ノンフィクションであれば、企業から訴えられるが、「小説」という体裁であればより「真実」が書けるという点。
絶版かもしれないが渡辺一雄の「野望の椅子」は凄かった。
某百貨店がモデルとなっているが、左派系労組潰しの実体が生々しく書かれている。
395 :
無名草子さん:2005/06/04(土) 12:40:07
396 :
無名草子さん:2005/06/06(月) 15:37:31
うちの会社には10年前から読みかけの清水一行の本を持ち歩く人がいます。
彼はなぜか毎日、新聞を読むふりをします。
しかし、未だにバブルの意味さえ理解していません。
397 :
無名草子さん:2005/06/06(月) 18:42:30
>>396 おお、自分とそっくりです!
自分の場合はNHKビジネス英語2003年6月号。
持ってるだけで安心するんだよね。
(経済小説じゃなくてゴメン。)
398 :
無名草子さん:2005/06/06(月) 19:25:42
一行先生!頼むから毎度毎度、濡れ場(しかも濃い)を入れるのはヤメテクレ!エロは団鬼六だけで十分なんですよぉぉぉ
399 :
無名草子さん:2005/06/06(月) 19:32:12
不動産ネタで何かない?
バブルの時の地上げでもいいけど、普通のコマゴマとした町の悪徳不動産屋
が土地を仕入れたり売ったりというくらいが舞台のやつが一度読んでみたい
悪徳ではないが、津本陽の作品であったなぁ(時代設定がバブル前かもしれない。ずいぶん昔に読んだから記憶がアヤフヤ)。
401 :
無名草子さん:2005/06/08(水) 21:49:05
本屋に行ったら黒木氏が新刊出したみたいね。
洒落た題名だったよ
402 :
無名草子さん:2005/06/11(土) 01:01:16
シルクロードの滑走路ですね。
今回の小説も圧倒的リアリティで空港業界に食い込む良い小説でした。
>>399 シンカーとサルベージ」(古いw)とか書いた人。
不動産ネタ多いよ。
和久峻三だっけ。
404 :
無名草子さん:2005/06/12(日) 01:39:00
>>402 空港じゃないよ。航空機ファイナンスの話だ。
実務やってる人からすれば古臭いのかもしれないが、俺には楽しく読めた。
石田衣良はクソ小説家と思ってたが、
意外に「波の上の魔術師」が面白かった。
406 :
無名草子さん:2005/06/13(月) 17:00:10
「兜町の裏側」(島野清志)
バブルの時代がよく書けてる。小説というより実話ポイけど。
懐かしい.....
407 :
無名草子さん:2005/06/15(水) 20:16:21
銀行人事部崩壊
408 :
無名草子さん:2005/06/22(水) 23:42:44
409 :
無名草子さん:2005/07/02(土) 01:02:46
あげ
410 :
無名草子さん:2005/07/02(土) 03:53:16
さおだけ屋の山田真哉氏の「女子大生会計士の事件簿」シリーズは如何?
公認会計士の仕事の実際と企業の一面が分かる。
411 :
豺狼:2005/07/03(日) 01:21:59
>>402 今発売中のYomiuri Weeklyのインタビュー記事によると、黒木亮氏は、「トップレフト」の前に、
金山雅之という本名で、短篇集とノンフィクションを出していて、「シルクロードの滑走路」の元は、
短篇集の短編だという。
本名で本を出していたなんて、初耳だ。
>>346 金融夜光虫は指摘の通り、つまらない
展開が遅いのにはイライラした。もっと刈り込めばいいのに
台詞に無駄に「・・・」が多すぎ
会計士の登場する小説は少ないね
汐見薫の「白い手の残像」は割と読めた
以下紹介のコピペ
すべては一人の女性の自殺から始まった。敏腕経済記者、
正義感あふれる会計士、そして謎のBIS老人が、
銀行と建設会社の癒着に渦巻く策謀の数々を解き明かす。
413 :
無名草子さん:2005/07/04(月) 21:55:19
age
414 :
無名草子さん:2005/07/06(水) 23:17:40
小説じゃないんだが。
「渋谷ではたらく社長の告白」藤田晋 幻冬社
例のサイバーエージェントの社長の本だが、以外に面白い。
子供時代から始まって、中心は起業から現在までの自分史を書いて
いるんだが、これがなかなかリアルで思わず内容に引き込まれる。
起業時のお金の流れの話だとか、「○○さんを、裏切って
しまいました。」など、起業時のいきさつを赤裸々に語っていて、
こういう話は実際に経験した者でないと語れないだろう。
サイバーエージェントに買収の話があって、それについて
悩んだことなど、藤田自身が「社員も初めて知ること」と
言っている件なども盛り込まれていて、実に面白い。
これは実話でないと出せない、リアルな面白さだよ。
ヤ○ザとのことは書いてないな
416 :
:(*´3`)koizumilove:2005/07/07(木) 03:20:57
小室直樹文献目録
小室直樹推薦文目録 整理番号1987201
「日本経済の喉笛を虎視眈々と狙っている陰の正体を明かす」
外資系は竹中ショックで株がさがったときから日本株をしこたまかっている。
そこへ郵貯の350兆。ということで バブル再燃でしょうか?
株のバブルでは一部の富裕層しかもうかりません。
それにその富裕層も いつかバブルがはじけて 気付いた時には高値追いの高値づかみ、
NTTを300万でつかまされいまだ塩漬けの人々がいかにおおいことか。
結局、その金は金融にたけたユダヤ資本のものとなってしまうのです。
つらい、情けない。郵政も民営化され、人権擁護法案を通され
あげくに外国人参政権まで実現化されてしまう。
あれもこれも日本人の政治に対する無関心から出た自業自得だ。
政治家を馬鹿にし、自民党を馬鹿にしたツケをこれから払わなくてはならないのだ。
米規制改革および競争政策イニシアティブに基づく日本国政府への米国政府要望書
http://japan.usembassy.gov/j/p/tpj-j20041020-50.html について知ってるかと何人かの知人に尋ねましたが、皆しりませんでした。
皆郵政民営化には賛成でした。
テレビが特定郵便局のデモを放映しているので
郵政=利権=簡保の宿赤字=民営化してNTTのようになればいい。NTTに不都合がなかったから
郵便も改革が必要と思っています。
郵貯の350兆が アメリカ資本の傘下にくだるかもしれない
簡保のシェアが外資系保険会社に奪われ、日本の金が流出し、国内に廻らない可能性があるのに
その危険性については マスコミが報道をしないためわかっている人はごく少数と思われます。
米国政府要望書からどんな要望がでていて アメリカの生命保険団体からも要求がでていることを
国民は知らされなければなりません。
417 :
:(*´3`)koizumilove:2005/07/07(木) 03:21:52
マスコミは相変わらず、この法案が米国の要請であることを報道しませんが、
反対派の議員が懸念している理由は、郵政資金を米国に流してしまうような
売国法案であるということに一番腹を立てているわけです。
郵政民営化反対派が反対してる理由には郵政利権、特定郵便局の圧力などと
ほうじられています。国会でアメリカからの圧力にたいしてふれていますが、
国会中継を見ている人はまれ。もっとニュースではっきりとアメリカからの圧力指示、
についてふれてほしいものだ。いや、ふれてはいけない圧力がかかっている。
テレビはアメリカの保険会社のCMばかりだからスポンサーの意向には逆らえない
亀井さんたちが郵政利権にこだわってる、だから 郵政利権はダメだという図式に
マスコミは持っていこうとしている亀井さんも もっと声を大にして アメリカのことにふれてほしい。
350兆の行方、アメリカの思惑、いや、実際は命令について国民が知れば
カミカゼがふきます。それをしらされなければ
国民はとりあえず、改革は簡保の宿、特殊法人への金の流れなど無だ遣いをやめることだから、
改革はいいことだろうと小泉を支援することでしょう。
テレビで猪瀬なんかがめちゃくちゃなことを言ってますね。
ああいうことにはたっぷりと時間を取るマスコミ。
しかし亀井さんが出たときなど、肝腎のことにふれようとすると司会者は話題をかえたり
CMがはいったり。ま、命がけでもあるわけだ。 大きな力につぶされるかもしれないというね。
小泉やアメリカにたてついた人は スキャンダル発覚してつぶされてますからね。
418 :
:(*´3`)koizumilove:2005/07/07(木) 03:22:09
また、公明党が郵政民営化を支持している理由は、小泉政権が続く限り政治の
キャスティング・ボートを取れることが一番で、日本人全員を創価学会のコントロール下に
してしまおうということでしょう。つまり末法の世に、日蓮上人の何百年来の予言が成就できると
彼らは考えているわけです。(←あまりこういう話はしたくないのですが)
もう一つは、地域の名士がパイオニアであった特定郵便局に神主が多いことから
神社を大きく衰退させることができる。神社に参拝に行かせない、
お守りさえ持たせない創価学会にとっては日本の伝統である神仏混合などもっての他なわけです。
もう一つ彼らの念願である憲法20条改正、つまり政教分離の緩和も小泉政権ならやってくれると
考えているのかも知れません。どのみち宗教的な理由と考えられますが、
自民党にとっては「軒先貸して、母屋取られる」状態でしょう。
郵政改革の対立軸はもっと文化的、宗教的と考えるべきである。公明党がなぜ
郵政民営化にこだわるか考えるべきである。地方の特定郵便局の局長には地域の名士
が多い。また神主も多い。村の鎮守の宮司である。日本の村の共同体は「村の鎮守」を
中心に守られてきた。
しかし日本にはこのような「村の鎮守」を中心とした共同体を壊したい、
日本人がどうか分らない勢力が強くなってきているのである。
このように今日の郵政民営化問題は、表向きはどうであれ、もっと文化的、宗教的な闘いである。
小泉首相は話をはぐらかすため、郵便局と言えば都会の特定郵便局の話しかしない。もっとも
竹中大臣は、「村の鎮守」がなくなっても「米国からミッションがやってきて教会を建てて
くれますから心配いらないですよ」と言うかもしれないが。
419 :
:(*´3`)koizumilove:2005/07/07(木) 03:22:29
民営化のときに、ほかにいくらでも引き受けてがいるのに、
わざとウォール街のユダヤに超格安で払い下げる。ユダヤは、申し訳程度のお投資で、
郵貯の預金残高260兆円という、とんでもなく大きい資産運用の機会を得る。
それが目的で小鼠は、郵貯を民営化して、ユダヤに貢ごうとしている。新生ユダヤ銀行の時の手口で
全部もう解っている。小鼠もなんとか言う慶応の教授も、ユダ公のした働きの売国奴だ。
新生ユダヤ強奪銀行の次は、郵政ユダヤ略奪公社。
【旧大蔵省金融局の本性】 『新生銀行』は“国際金融資本”への貢ぎ物
http://www.asyura.com/sora/bd16/msg/606.html 金融再生委員会(大蔵省金融局)は、国際金融マフィアのために、旧長銀を税金
(なんやかんやで6兆円)を使ってきれいにしてやり、それを超破格値で売ってあげただけではなく、
さらに、3年間の“保有不良債権無条件保護”という“鉄茶碗”の保証までつけてやったのである。
このようないきさつを根拠に、長銀は、「日本破壊者」が国際金融マフィアにのし紙を付けて献上した
貢ぎ物だと言ってどこに問題があるだろうか。
__________________
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|::::::::::::::::|o金o.
|::::::::::::::::|―u'
 ̄ ̄ ̄"""""""""" 国民の金300兆円超をアメ公なんぞに渡してたまるか
420 :
:(*´3`)koizumilove:2005/07/07(木) 03:23:15
ユダヤ国際金融資本の常套的な投資戦略である。
イラク自衛隊派遣−郵政民営化−在日参政権−人権擁護法−米国牛輸入−韓流ブームは,
ハルマゲドンを渇望するキリスト教原理主義にしてスカル&ボーンズメンブッシュと
旧約&タルムードユダヤ教典に基づいて人類家畜化&人工削減を目指す
ユダヤが、小泉の弱みを握り或いは郵政民営化成功の為に朝鮮人勢力を通じ
て自民党・民主党ほか売国奴議員を買収して進めているものであり、
イラク派遣や和平の為に多大な出費を強いて日本民族を疲弊させ貧しくさせる目的もあり、
日本民族のナショナル・アイデンティティーを破壊する為に人権擁護法によって
人権を盾に反対派も押し切って南北朝鮮人に参政権を与えて日本人と南北朝鮮人の立場を
逆転させて日本人をマイノリティーにし、郵政民営化は、米国から事業参入し
エシュロンスパイシステムでも盗聴できない日本人の郵便物の内容までもCIAが把握して、
ユダヤの南北朝鮮人による日本人の完全管理・支配社会にとって邪魔になるほか反対派を
狂人に仕立て上げ、暗殺できる為の体制作りに欠かせない、恐怖社会の第一歩であり、
我々日本人が命と引き換えにしても譲ってはならないものである。
/ヽ /ヽ
/ ヽ / ヽ
______ / ヽ__/ ヽ
| ____ / ユダヤ :::::::::::::::\
| | 買収済 /ヽ、_ __∠二、__,ィ :::::::::::::::|
| |郵政民営化|  ̄`ミl==r'´ / ::::::::::::::|
| |人権擁護案ヽ、_____j ヽ、_ -' :::::::::::::|
| |外国参政権| (__人__丿 .....:::::::::::::::::::/ 踊ってくれたまえ・・・華麗に。
| |小泉・竹中 ヽ .....:::::::::::::::::::::::<
└___/ ̄ ̄ :::::::::::::::::::::::::|
|\ | :::::::::::::::::::::::|
\ \ \___ ::::::::::::::::::::::::|
>>414 ビジネス書のスレって無いですかね?
ここは小説ばっかだし・・・
書店でもけっこう売れてるはずだから需要あると思うんだけど
総合的なスレは無いんですよね・・・
422 :
無名草子さん:2005/07/14(木) 22:35:16
age
423 :
無名草子さん:2005/08/06(土) 12:49:00
あげ
425 :
無名草子さん:2005/09/24(土) 13:40:21
「小説」かどうかわからんが、開高健・山口瞳の『やってみなはれみとくんなはれ』。
426 :
無名草子さん:2005/10/28(金) 02:51:25
保守
黒木の新作はまだか?!
黒木(゚听)イラネ
428 :
無名草子さん:2005/11/11(金) 22:31:56
巨大投資銀行が発刊されたね。
モルガンだのリーマンだの、実在会社と今の社長さんかな?
429 :
無名草子さん:2005/11/12(土) 10:01:19
経理・財務・会計・税務に関係のある小説ってありますか?
このスレを全部読め
431 :
無名草子さん:2005/11/12(土) 17:35:42
ドラッカー氏が亡くなりましたな。
著作フェアとかやるかな。
432 :
無名草子さん:2005/11/16(水) 02:53:51
黒木氏の新刊を読みました。
投資銀行の現場にこれだけ肉薄している小説は今までなかったでしょう。
>>432のカキコを読みました。
自作自演の臭いがこれだけ充満しているレスは今までなかったでしょう。
本人乙。
434 :
無名草子さん:2005/11/22(火) 17:52:27
今週の週刊現代に顔写真でてるぞ。
仕事やめて作家業に専念みたいだな。
黒木の話題は別スレ立てて
そっちでやってよ
436 :
無名草子さん:2005/11/24(木) 11:44:27
「巨大投資銀行」・・これは87年頃から03年のりそな国有化の頃までの経済史として
包括的な資料的・便覧的価値高いね。
得意のプロジェクトファイナンス&シンジケートローンだけでなく
M&A・引き受けトレーディング・裁定取引・デリバティブの用語やその仕組み・オペの実際について
一通りの事が出てるので、銀行屋や学者さんが書いたその手の変なカッコだけの解説書読むより
ずっとお勧め。
437 :
無名草子さん:2005/11/27(日) 22:01:01
保険業界の裏的な事が書いてある本ってなんて本ですか?
438 :
無名草子さん:2005/12/02(金) 09:55:26
>>436 ブックオフで100円になったら読んでみよっかな
439 :
無名草子さん:2005/12/17(土) 18:30:17
青年社長ってどう?
440 :
無名草子さん:2005/12/19(月) 03:53:56
何度か出てきている、川端裕人「リスクテイカー」が一番よかったな。
何より登場人物が魅力的。やや類型的かもしれないが。
銀行員や商社マンが出てくる小説は「俺は偉い」というのを聞かされている気分になるものが多い。
洒脱で、知的で、明るい気分になれる。つまり一級のエンタテインメント。
441 :
無名草子さん:2005/12/20(火) 15:06:47
加奈山径を読んでみようかと思っているけど、
読んだ事ある人いますか?
442 :
金融業:2006/01/08(日) 20:21:34
黒木のトップレフト呼んだ。
文章は下手。日経の記事みたい。
で、セリフは笑えるほどの説明口調。
小説としては金の無駄だが、
投資銀行の業界に入りたい学生なら読んで勉強になると思う。
>>442 そして実際の職場とのあまりの違いに愕然とする。
よく調べてあるけど、やっぱりIBDにいたことのない人間が書くのは限界がある。
444 :
無名草子さん:2006/01/11(水) 23:35:07
>>441 「老舗の崩壊」、「失踪」読んだけど、どうって事なかったよ。
445 :
無名草子さん:2006/01/15(日) 22:20:39
トップレフト読み終わった。
以下、ネタバレ。
最後の展開が糞。
しかも百戦錬磨のヒルトレスに
「やつらは(中略)世界最強の投資銀行だ」
語らせてるの、見てられない。
過去ログに商社マンセーなんてあったから、覚悟していたがここまでとは。
446ページ以降の商社礼賛は吐き気がしますね。
商社マンの投資銀行コンプレックスをかいま見るには良い本だよ。
そりゃ市場価値が高けりゃあ投資銀行に行くに決まってるんだから。
それにしてもトップレフトの頃の黒木のamazonの書評はすげえなw
大して売れてないのに絶賛レビューの数はベストセラー以上だ。
447 :
無名草子さん:2006/02/09(木) 12:22:34
巨大投資銀行、そこそこ売れてるみたいだから、ようやくご本人も
こんなとこで宣伝したりライバル作家を叩くことをやめたのかな。
海老沢泰久の『監督』『美味礼讃』も一種の「企業小説」として読めるかも。
特に前者は「組織の人間模様」だし。
449 :
無名草子さん:2006/03/05(日) 03:03:12
税理士やってるが「マネーロンダリング」読んだ。
実務やってる立場から見ても、相当面白かった。
やってるからこそ、細部における作者の知識に脱帽した。
税理士になりてー
ハイルブローナー 入門経済思想史・世俗の思想家たち。
頭が痛い。
政治経済学から政治が取れて経済学になったのはつい最近で、
逆にそれが取れたからといって尻尾は英ビクトリア時代のが残ったまんまで
なおかつ将来的展望に乏しい
相当柔軟に扱わないと経済学のイロハ的公式は役立たずなのがよぉ納得できる。
貯蓄=投資 だったのは18世紀はじめの話でそんなもんがいまどきあてはまる
あるはずが無いとかで、マンデルは投資は投資で消費の一種、貯蓄は流動性保有ときっちり
分けてるetc けーざい学が市民権を持ってる本場ではこんなもの
さて、ではアノにっぽんの経済学ってのはいったい何を教えてんでしょ?ホンマニ
452 :
無名草子さん:2006/04/27(木) 05:44:41
お前ら何をゴチャゴチャ言ってんだ?
小説通の俺がズバリと言ってやるよ
『企業小説に名作なし』
実業界なんてのは小説の遥か向こうを行く百鬼夜行の世界じゃねえか
その世界を小説に仮託してチクリとやって金儲けてしてやろうなんていうケチなチンカスの
書く物語が面白かろうはずがないだろ
やっぱ企業物はルポよ
何と言っても現実の方が小説より面白いんだから
そういった意味で俺がお勧めするのが横田濱夫先生の『はみだし銀行マンシリーズ』だよ
最近はネタ枯れで倹約生活エッセーなんか書いてるようだが↑のシリーズは面白かったな
まあ、企業小説作家で読んで時間の無駄じゃないのは山崎豊子くらいで、他はカスだね
とにかくな、企業小説なんか書く暇があったらルポを書く根性見せろってんだよな
453 :
無名草子さん:2006/04/29(土) 12:57:52
>小説通
w
454 :
無名草子さん:2006/04/29(土) 13:01:00
想像力や、妄想力、詩的感性が失われた作家が放擲される分野だね
村上龍もそんな感じだね
455 :
無名草子さん:2006/04/29(土) 14:39:15
相場英雄の『デフォルト』は笑えるよ。
いきなり中堅証券会社のディーリングルームに日銀のエリートが「カラ売りやめろ」と押しかけて来たりありえねーが多い。
真山仁の『ハゲタカ』は良作。今は続編の『MBO』を読んでる。
456 :
無名草子さん:2006/04/29(土) 17:54:00
海老沢泰久の『監督』みたいに、実話を元にしたフィクションが多いジャンルなんだろうな。
海老のは大した取材もしてない中途半端なフィクションの癖に
中途半端に実名が入ってて、
しかも出るという話もなく出してしまい、
しかも内容は海老得意の主人公祭り上げ型ヨイショ本で、対照的に貶されてるのは
本来の次期予定監督、
しかも本人の強烈なキャラクターと優勝という結果のお陰でそれが結構売れてしまい、
微妙なタイミングで考えもなくあんなものが出たお陰で
広岡本人はもちろんチーム側の関係者もその後意思疎通がスムーズに行かなくなり
みんな迷惑した、
ヨイショ本ばかり書けばいいってもんじゃないと
本人とも長年親しい間柄で信頼の厚かった斯界大ベテランの名物記者
越智氏が自著ルポ本で書いていた。
458 :
無名草子さん:2006/05/05(金) 11:35:09
流星たちの宴(白川道)は超一級品の相場小説
この手の小説がいまいち面白くないのは、企業の業務内容
(自動車会社なら、いかに良い自動車を作って顧客に売るか)っていう
企業の本質の部分があんまり語られなくて、金儲けとか誰が出世したっていう
話になっちゃうところ。
つうか、「経済小説」って言ったときに、
経済学っていうのは、
物理学が「物体の運動を考察するときに、
その物体がバナナなのかコインなのか材木なのか、というような、
物体そのものの個性は捨象して、何グラムで何時何分に座標xyのどの変に位置するか
(mks単位系的な)みたいなことしか関心を持たないのと同様、
商品や企業の個性の部分は捨象する、というのが、方法論だからね。
八百屋が一時間働いて1000円儲けるのと、落語家が一時間働いて同額も受けるのは
全然違うことなんだけど、労働時間と報酬が同じなら両者は等価だ、っていう考え方
なんだよ。
だから、経済小説っていった場合には、
>>459みたいになっちゃうよな。
でも「企業小説」と言ったら、
もっとその業務内容に焦点を当てたような
そしてもちろん財務的なこともちゃんと描いたものを期待するな
>>460の書き直しつうか、「経済小説」って言ったときに、
経済学っていうのは、
物理学が「物体の運動を考察するときに、
その物体がバナナなのかコインなのか材木なのか、というような、
物体そのものの個性は捨象して、何グラムで何時何分に座標xyのどの変に位置するか
(mks単位系的な)みたいなことしか関心を持たないのと同様、
「何を売るのか、どんな仕事なのか」というような商品や労働の個性の部分は
捨象する、というのが、方法論だからね。
八百屋が一時間働いて1000円儲けるのと、落語家が一時間働いて同額儲けるのは
全然違うことなんだけど、労働時間と報酬が同じなら両者は等価だ、っていう考え方
なんだよ。
だから、経済小説っていった場合には、
>>459みたいになっちゃうよな。
でも「企業小説」と言ったら、
もっとその業務内容に焦点を当てたような
そしてもちろん財務的なこともちゃんと描いたものを期待するよな
すまん、もう一度、
>>460の書き直し
つうか、「経済小説」って言ったときに、
経済学っていうのは、
物理学が「物体の運動を考察するときに、
その物体がバナナなのかコインなのか材木なのか、というような、
物体そのものの個性は捨象して、何グラムで何時何分に座標xyのどの変に位置するか
(mks単位系的な)みたいなことしか関心を持たないのと同様、
「何を売るのか、どんな仕事なのか」というような商品や労働の個性の部分は
捨象する、というのが、方法論だからね。
八百屋が一時間働いて1000円儲けるのと、落語家が一時間働いて同額儲けるのは
全然違うことなんだけど、労働時間と報酬が同じなら両者は等価だ、っていう考え方
なんだよ。
だから、経済小説っていった場合には、
>>459みたいになっちゃうよな。
でも「企業小説」と言ったら、
もっとその業務内容に焦点を当てたような
そしてもちろん財務的なこともちゃんと描いたものを期待するよな
463 :
無名草子さん:2006/05/05(金) 13:12:55
サラリーマンの何割がちゃんと先物取引の理屈を理解してるか?
期日を決めて、本来なら、幾らになるか分からない商品(物や株)を
ある定価で買うこと。
その日に決まった価格が、先物取引価格より高ければ得したことになり、
安ければ損したことになる。
しかし、変動が激しくてどうなるか分からん価格のものを
自分が「許せる」価格で買えるわけだから、損した場合でも、
差額分が保険料だと思えばよい。
先物の社会的意義は、
テレビCMでアニメ「紅の豚」を使って説明したように、
激しい変動価格を安定させるためにある。
>>462 経済学的視点から書かれた「経済小説」ってどんなのがあるんだろう。
読んだことないけど、堺屋太一の「エキスペリエンツ7 団塊の7人」とか?
466 :
無名草子さん:2006/05/06(土) 17:11:13
黒木亮『巨大投資銀行』
木村剛『通貨が堕落するとき』
467 :
無名草子さん:2006/05/06(土) 17:28:32
>>463 投機目的であれヘッジ目的であれ、先に値段決めておくだけじゃないの
468 :
無名草子さん:2006/05/06(土) 17:34:54
マネーロンダリング読んだけど、何か最初に知識持ってる奴が
読んでおもすれーって思うような感じ。
俺みたいな学生には大した衝撃も無かった。
何かそういう薀蓄ものが出てくる度に読み飛ばした。
ただ、俺に徹夜させるだけの威力はあった。
>>466 両方読んだけど、黒木亮の方は経済学とはちょっと違うような気がするなー。
投資銀行に勤めてる友人に言わせると「よく調べてあるが、やはり
実務経験のない人の書いた本だと思う」とのこと。
470 :
無名草子さん:2006/05/06(土) 23:01:49
実務経験あるんじゃないのか?
話がちょっと逸れるが、同じDKBの総会屋事件扱った小説でも、なぜか現場にいた江上剛の『座礁』よりも
高杉良の『呪縛』の方がリアリティあるように感じる。
真山仁『ハゲタカ』『MBO』おもしろいよ。
こちらも高杉と同じ元新聞記者さんだが。
471 :
無名草子さん:2006/05/06(土) 23:07:54
お前らなんでそんなにリアリティを重視する
証券マンが空飛んだりする空想経済小説
473 :
無名草子さん:2006/05/07(日) 03:56:08
そういうのもあっていいんじゃないかw
例えば、天性で1分後の株価が分かってしまうとか
474 :
463:2006/05/07(日) 06:13:15
>>467 大意はそうだが
反対売買による清算や売買権売買の理屈を知ってる奴は極稀
475 :
無名草子さん:2006/05/07(日) 11:03:13
マネーロンダリングは、全国の税務署でも広く読まれています。
それを真似して逮捕されたのが旧ライブドアの連中。もっとリアリティ
のある小説とかあるのに、それを真似しなかったから捕まった。
>>473 それ面白そう。
そういう無茶苦茶なのって、そういえばないなぁ。
誰か知っている人がいたら教えて下さい。
麻雀漫画だったら、
SF麻雀漫画(国士無双であがると、宇宙に大異変が起こる)みたいのも
あるらしいからな
手嶋龍一の「ウルトラ・ダラー」はどうよ。
テッシーが薀蓄披露してる部分はうざかったけどさ
『マネーロンダリング』で幸田真音の『日本国債』がさりげなくこき下ろされてるでしょ。
幸田真音はデビュー作が絶頂で、あとはひたすら下降。
481 :
無名草子さん:2006/05/08(月) 23:22:52
ウルトラダラーはあの終わり方はない。
あんな英国人いたらカッコイイね。
482 :
無名草子さん:2006/05/09(火) 02:38:04
こちらはスレタイから経済だけでなく企業小説もあつかっているようなので、1つ質問です
アーサーヘイリーの既刊作品を読みましたが、自動車やエネルギーなどが
面白かったので、最近の他の海外作家の手になる企業小説も読んでみたいと思いました。
クライトンのエアフレームやディスクロージャーのように、どちらかというと企業は舞台背景で、
サスペンスが中心となっている作品というよりは、ヘイリーの”企業そのものが主人公”
といえるような小説を読んでみたいと思っています。
(できれば経済界、金融界以外の)企業を舞台にした海外の企業小説で良さそうなものを紹介して
いただけないでしょうか?
>>457 海老沢の本は文章を楽しむだけで十分だから。
辻静雄も本人の文章はそんなに面白くないし。
ってスレ違いか。
もっとも、武上と広岡(とオーナー)の確執は海老沢が描こうが描くまいが
真実だったのではないかと思うが...
確執も何ももともと広岡は1年で辞める積りだったのが、
あにはからんや劇的に優勝してもーて、
それまでの広島・ヤクルトのコーチ生活を通じて地味なキャラの巨人の元内野手だったのが
それが一躍時の人になってしまい
さらには確執だのと内紛を売り物にした本まで出てそれがまたミョウニ売れて、
どうにもこうにも、最初の予定通り自然に辞めてもらう訳にもいかなくなって
といって武上も候補に指名したまま店晒しにして宙にうかしとくわけにもいかず、
つーかオーナーとしては早く予定通りのチームづくりをして軌道に乗せたい訳で、
結局その1年後に劇的な解任という形でけりをつけるよりしょーがなくなった
平凡にすっと辞めてりゃ、関根の子分格の内野コーチとしてその後も地味に
引き手数多だった筈で、またじっさいまだそこらで経験も必要だったのが
未経験なまんま大監督になってしまうわ、
一方武上にもヤクルトにもその後ずっと妙なイメージが付きまとうわ。
ヨイショだったらえーだろーというつもりで話の都合上正義の味方と悪人の二極対立を
作ったのが、その対立が果たして現実になってもうたのはその後の事で
みんな迷惑したという話だったとさ
手嶋はNHKの政治部でもささやかれてる
3億円横領疑惑の心配をせんでいいのだろうか
後ろ盾の海老沢は民放に天下って逝き
首筋の寒い今日この頃
487 :
無名草子さん:2006/06/01(木) 20:20:34
ホシュ
488 :
無名草子さん:2006/06/11(日) 09:58:25
489 :
無名草子さん:2006/06/11(日) 15:15:55
村上は自分自身が滅んでいくだけだが。
490 :
無名草子さん:2006/06/11(日) 15:32:57
映画撮るか小説でも書きたいって言ってからね、小説期待
491 :
無名草子さん:2006/06/19(月) 19:02:45
江上剛また出したな
今度は金融庁が舞台
江上の作品、個人的にはおもしろかった試しがないが、なぜか気になって読んでしまう
そして・・
492 :
無名草子さん:2006/06/19(月) 22:22:46
>>491 俺、結構好きだけどな。
さっそく昨日、図書館にリクエストしてきた。
あと、江波戸哲夫も好きだな。
なんで金融庁の役人どもをあんなにマンセーしてんだよw
494 :
無名草子さん:2006/06/21(水) 21:41:50
座礁で主人公のモデルとなってる自分をマンセーしてるよりはいいな
495 :
無名草子さん:2006/07/14(金) 14:19:12
>>455 自作自演乙!
他の作家の小説をくさしながら
自分の小説の題をわざとまちがえて書きこんで
他人のふりをする幼稚な所が笑えるよ。
ありえねーほど分かりやす杉。
497 :
無名草子さん:2006/07/27(木) 22:51:50
幸田マインがタイトルを模倣した
498 :
無名草子さん:2006/07/29(土) 17:50:53
>>495 わ、ほんとだ。こりゃ稚拙な自作自演の匂い濃厚だな。
ありえねー。てか、恥ずかしー。
真山氏、こういうことする人だったのか。
499 :
無名草子さん:2006/08/11(金) 13:52:22
ばかだね。
栄光の23get
501 :
無名草子さん:2006/10/06(金) 17:22:05
10日から高杉良の金融腐食劣等「消失」が東スポでg
502 :
無名草子さん:2006/11/26(日) 13:59:19
高杉良の新作『腐食生保』と池井戸潤の新作『空とぶタイヤ』はよいですか?
503 :
無名草子さん:2006/12/06(水) 05:55:11
よいです
504 :
無名草子さん:2006/12/07(木) 06:03:13
『ラストワンマイル』もよいです
もう不良債権問題への関心薄れてきたから、高杉の本売れなくなるよ。
広告業界が舞台になっている小説で面白いのない??
小説電通とかシリウスの道等は読んだんだが、もっと面白いの探してます。
亡くなってしまってますが、小川竜生なんていかがでしょう?
508 :
無名草子さん:2007/02/16(金) 12:47:43
渡辺一雄なんかは?
509 :
無名草子さん:2007/02/17(土) 19:05:47
今日からはじまるNHKドラマ、真山仁のハゲタカ
510 :
無名草子さん:2007/02/18(日) 02:50:12
511 :
無名草子さん:2007/02/25(日) 01:53:55
黒木亮の新作「カラ売り屋」読んだか?
メチャクチャ面白かったよ。
512 :
無名草子さん:2007/02/25(日) 17:33:09
>>511 読むつもりで今日、図書館でリクエストしてきた。
あまり期待はしていなかったんだけど・・・
前作の巨大投資銀行をやっと読み終えたとこ。
黒木亮は出す作品作品が面白いのだが、ページ数が多いので読みきる意思がいるんだよね。
次もボリュームあるのかね?
514 :
無名草子さん:2007/03/06(火) 00:51:34
今回は短編集ですよ。
ご安心アレ。
515 :
無名草子さん:2007/03/22(木) 15:40:33
516 :
無名草子さん:2007/03/28(水) 00:01:54
「官僚たちの夏」をそのうち読む。
幸田真音は好きだ。毎回泣ける。今度は黒木亮を読んでみよう。
ODAをネタにした小説はないかな。背後に利権が蠢いていそうで面白い話が書けそうだけどね。
517 :
無名草子さん:2007/03/29(木) 04:16:18
経済小説で面白いのは無いね
ここスレに出てきたので面白いのは
『白昼の死角』『流星たちの宴』
この2つだけだ
他のは文学的価値がジェロと言っておこう
あと言及すべきなのは
江上剛のテレビタレントとしての安定感ぶりだ
まさに才能を感じる
参議院とか余裕で行けそうだな
ご本人ですか?>517
「女子大生会計士の事件簿」「投資銀行青春白書」
こういう路線でほかにお勧めないですか?
520 :
無名草子さん:2007/05/20(日) 14:35:37
>>517 江上剛
サイゾーで経済小説特集みたいのあったが
そこで佐高信にボロカスに言われてたがな。
おすすめは高杉、清水、幸田ときて
一番ダメなのは江上剛って。
証券詐欺師って読んだやついる?感想聞かせて
なんか恋愛絡みのないですかね?
とりあうずインビジブルハートっての勧められたんで買うつもりなんですが。
>>520 佐高信ってヴァカだよな。
頭よくないのわかる
524 :
無名草子さん:2007/06/21(木) 16:31:53
TVの影響からか、真山仁の『バイアウト』、『ハゲタカU』に改題された。
すると幸田マインが『バイアウト』というタイトルの本を出した。
マインは、デビュー時が頂点。
526 :
無名草子さん:2007/06/26(火) 13:32:42
そろそろ10年選手になるが、高村薫のレディ・ジョーカーはいいと思うけどな。
この人は「人はすべからく職を持つ」という失業者には冷たい人だからw
個々の職業描写は精緻でいいとおもうけどな。
一兆円ビール企業から、警察、町工場まで
527 :
無名草子さん:2007/06/30(土) 05:53:26
レディー・ジョーカー超おもしろい。
ただあのあっさりした終わり方だけ納得がいかん。
528 :
無名草子さん:2007/07/20(金) 14:32:31
ザ・リコールほどは面白くないがな
主人公がかっこいいよね。
六本木のバーでジャズをききながら、カクテルを飲んで、女を引っ掛ける損保社員。
トレンディドラマの見すぎだよw
530 :
無名草子さん:2007/07/31(火) 12:47:56
杉田 望の「自動車密約」とかが、好きだった。
531 :
無名草子さん:2007/08/11(土) 12:13:37
>>516 ODAでは梶山季之のかなり昔の作品で、あのデビ夫人をモデルにしたのがあったはず
532 :
無名草子さん:2007/08/13(月) 18:03:15
age
村上ファンド問題を見ていて思ったのですが、あぁしたプライベート・ファンドを扱った経済小説はありますかね?
弱小マネージャーがファンドを設立し、成り上がり、或いは破滅して行くような。
534 :
無名草子さん:2007/08/24(金) 09:29:53
535 :
無名草子さん:2007/08/25(土) 04:21:35
高杉良『挑戦!巨大外資』本日発売って昨日の日経に広告出てたが、よう出すなあこの人。
東スポのやつもあるし
536 :
無名草子さん:2007/09/16(日) 15:18:44
黒木亮といえば、新作の短編集「カラ売り屋」はどれも味があっていい。
表題作以上に、他のがかなり個性的。
537 :
無名草子さん:2007/09/16(日) 17:33:04
>>536 それ俺もお勧め。
でも新作といっても2月の本だよ。
>>531 あれは絶版になったよ。なかなかお目にかかれないし、俺も見たことは無い。
見つかっても高いんだろうなぁ
539 :
無名草子さん:2007/10/16(火) 02:31:42
ほしゅ
540 :
無名草子さん:2007/10/17(水) 23:36:54
黒木亮の新刊が出ていた。
541 :
無名草子さん:2007/10/21(日) 07:47:58
牛島信の最新作「第三の買収」なかなか良い
黒木亮の新作面白かった。
本人自身が巻き込まれた実話をベースにしてるだけに、リアリティありすぎ。
最近のお奨めは何ですか?
経済小説は何部売るとベストセラーなの?
これまでの最多発行部数は何です?
現在就職活動中の大学生だけど、こないだ外銀社員によるパネルディスカッションを聞きに行ったとき
メリルのMD(Dだったかも)が黒木亮の「巨大投資銀行」を学生に推薦してた。
「この20年くらいの間にわれわれが体験したことがほぼ書かれている」だってさ。
「プロジェクト・コード」分かりやすく面白かった。
547 :
無名草子さん:2007/11/16(金) 23:30:52
>>546 俺も今日読んだけど、なんだか尻切れだったな。
数年前に読んだ本に、FX(当時はそう言っていなかったような)で大もうけする話が
ちょろっと出てたなぁ。
ああいうの知ってる人は知ってるんだろうなぁ。
549 :
無名草子さん:2007/11/29(木) 17:40:39
勃起します
550 :
無名草子さん:2008/01/04(金) 13:41:26
「疾駆する夢」佐々木譲 小学館文庫
読み中。まだ読み終わっていないけど、まずオススメ。
主人公・多門大作。一介の修理工である主人公が、敗戦のバラックから
スタートし、世界的自動車会社・多門自動車を築きあげる一代記。
作者は本田技研在職中に作家デビューしたこともあり、この多門自動車も
ホンダをモデルにしていることは明らかなんだが、まったく別の会社と
いう設定なので、なんとかホンダに見えないように苦労してるのが
楽しい。ちなみにホンダと本田宗一郎は、主人公・多門の好敵手という
位置づけで、実名で作中に登場してくる。
551 :
550:2008/01/04(金) 13:50:40
こういう一代記は、ノンフィクションが主流でフィクションには
少ないようだ。
ノンフィクションは、それが相当脚色されたものであるにせよ
「事実である」という重みが、読む者を感動させる。その点
ノンフィクションはどうしても創作としての弱さがある。
そのかわり、この「疾駆する夢」もそうだが、ノンフィクション
では書けない部分。たとえば人事抗争の内幕なども書き込んで
あるし、それになによりノンフィクションには絶対出てこない、
ベットシーンがたっぷり出てくるw
作中では次から次へと美女が現れ、なんだかよくわからん理由で
主人公はその美女とヤリまくる。「島耕作」と同じだよw まさに
「疾駆してヤリまくる夢」という感じだw
552 :
無名草子さん:2008/01/24(木) 20:00:15
553 :
無名草子さん:2008/01/26(土) 04:37:52
第1回ダイヤモンド経済小説大賞受賞作。
内部告発者
滝沢 隆一郎 (著)
554 :
無名草子さん:2008/02/13(水) 23:19:16
「フィアスコ」が抜群に面白かった
あのトレーディングルームのいかがわしさ等も良かった
556 :
無名草子さん:2008/03/05(水) 10:21:07
黒木亮氏は、早稲田で箱根駅伝走ってるんだな。
瀬古がいたころ。
558 :
無名草子さん:2008/03/13(木) 06:35:48
どうして外資系に興味持つのかな?
559 :
無名草子さん:2008/05/04(日) 02:21:37
高任和夫の「偽装報告」は結構面白かったかな。
よく会社ではある光景だし。
「債権奪回」はちょっと経済小説とはちょと違うけどね!
560 :
無名草子さん:2008/05/05(月) 00:34:40
>>559 自分が銀行に勤めているけど、債権奪回の方法じゃ
実際銀行は応じてくれないだろうね・・・
そんなに簡単じゃないよ!あの方法で応じてしまったら
銀行ってどんなに赤字出しても足りないよ!
まああの話の主題は債権の話はどうでもいいんだろうけどね・・・
561 :
無名草子さん:2008/05/06(火) 22:19:04
562 :
無名草子さん:2008/05/06(火) 22:36:57
経済や企業の話が読みたければ落合信彦先生の本を読め。
勉強になる
563 :
無名草子さん:2008/05/11(日) 02:49:15
俺は高任和夫の小説は好きです。
でもちょっと高齢者向けかな・・・
ちょうど中年から退職者の葛藤みたいな話が多いね。
主人公は大体昼間からお酒も飲んでいたりするし・・・
でも偽装報告の業転の話とか、架空取引とか
結構なるほどな・・・と思うことも多いよ。
ただ会話のなかの「・・・でしょうが」って
いうのがちょっと違和感あるかな
564 :
無名草子さん:2008/05/11(日) 04:30:48
■□■ 株価操作だけじゃなかった! 金のためなら人殺しも辞さない外資ファンド □■□
[2月6日9時42分配信 読売新聞]
>日本たばこ産業(JT)と日清食品、加ト吉は冷凍食品事業を統合し、
>国内最大の売り上げになる2600億円企業にする、と2007年11月22日に発表した。
が、本日これが毒餃子事件の影響で解消されたと発表される
日清の筆頭株主は、米系投資ファンドのスティール・パートナーズ・ジャパンである。
この合併は、JTが安定株主となり、外資のスティールの動きを牽制する為と言われている。
それが駄目になった。これが毒餃子事件の真の目的だった可能性は極めて高い。
JT株インサイダー疑惑も消えていない。
※ちなみに、JTの最近の新聞広告には竹中平蔵氏が登場しています。
565 :
無名草子さん:2008/05/25(日) 00:38:47
江上剛の「起死回生」を読みました。
銀行ものだけど、なかなか銀行の考え方
がよく書かれていました。
江上氏は以前銀行勤めだっただけあって
銀行員のジレンマというのがよく描かれていました。
再生の手法が典型的なものなのですが、経験の
ない人にはちょっと分かりずらいかもしれ
ません。
マネーを稼ごう! 金融経済を小説で味わう
世界的投資家、ジョージ・ソロスのような億万長者を夢見た三人の若者が、アメリカを舞台に国際金融の世界で勝負した三年間を描く
内容(「BOOK」データベースより)
「9・11以前」のニューヨーク。ビジネス・スクール卒業後、ヘッジファンドを旗揚げした3人の若者が、伝説的ファンドマネジャーの
出資によってウォール街に挑戦状を叩きつける。最先端の経済物理学を駆使して
、国際為替市場に仕掛けた3日間戦争…そのスリリングなマネーゲームの結末に見える「マネー」の正体とは。
568 :
無名草子さん:2008/06/14(土) 14:08:32
情報漏洩の話がいいね。
569 :
無名草子さん:2008/06/21(土) 03:30:41
リスクテイカーはいい小説だよな。
頭がいい人が書いた小説(作者は東大卒)だが、優等生っぽい小説でもないし、
魅力がある作品だ。
571 :
無名草子さん:2008/06/23(月) 03:55:09
評判が良いらしいマインの回避読んだけど途中挫折した
40女のセールスがヘッジファンド立ち上げて巨額の利益を…
小説としてのトンデモ設定にしてもついていけなかった
リスクテイカーは小説として爽やかに読めたのにな
フィアスコとか黒木亮の最近のやつみたいなのが好みだ
あげ
573 :
無名草子さん:2008/07/30(水) 02:38:23
どうも
最強ヘッジファンド LTCMの興亡
マネーロンダリング
小説エンロン
おもろかった
江上剛の不当買収いいよ
登場人物のモデルも結構わかりやすいしさ
不当買収、文庫落ちしてて気になったんだけど面白いのか
今度買ってこよう
経済小説は20冊以上は読んだけど、どうにか読めるのがほんの数冊。
たしかにこれほどハズレの多いジャンルは他にないかもしれない。
NHKの『スタジオパークからこんにちは』に幸田真音が呼ばれていた。
秘書からディーラーに抜擢されたというけれど、
そんなことをしたら秘書をあらたに雇わなければいけないわけで、
なんだかわかったようなわからない話だった。
この人のデビュー作を読んだけれど紙面に字が並んでいるだけで
小説にはなってなかった。
578 :
無名草子さん:2008/10/03(金) 20:56:48
もりもり元気が出てくるような、
仕事やる気が出てくるやつありませんか?
そういうの求めるのは間違ってますかねぇ
確かに難しいジャンルだ…
実務を知らなきゃ書けないし
リーガルには現役弁護士が書くものもあるが、経済ものは勝手が違うのかなあ
580 :
無名草子さん:2008/10/28(火) 18:23:01
ダイヤモンド社の「内部告発」は面白い。
雇われ社長にやりたい放題にされ、会社めちゃくちゃにされた話。
「巨大投資銀行」文庫落ちしてるね(角川文庫で上下巻)
市況が市況だし興味ある人も多そう
ある意味オヤジのケータイ小説
まあ、「巨大投資銀行」は実によく調べてあるよ。
小説としては読み終えてないので評価を控えるが。
山崎豊子みたいな感じ
585 :
無名草子さん:2008/11/15(土) 22:59:59
サクッと読めるサブプライム危機小説ってないのかね
いまの金融危機はリアルタイムで追う方が小説なんかより数倍面白いよw
587 :
無名草子さん:2008/11/16(日) 20:23:49
巨大投資銀行読了
経済大河小説
589 :
無名草子さん:2008/11/30(日) 23:33:09
590 :
無名草子さん:2008/12/30(火) 20:52:47
周防和夫/針の筵―企業に蔓延(はびこ)るいじめと差別
図書館で借りてきて読んだ。
実は、作者自身による実話だそうです。
591 :
無名草子さん:2008/12/30(火) 22:36:46
獅子文六の「大番」
入手極難だけど
池■田大■作の本名はソン・テチャク。小泉純一郎、小沢一朗は朝鮮人。
911では小型の水爆が使用されている。
http://ri■ch■ardkosh■im■izu.at.webry.info/
創価の保険金殺人事件。
オウム事件は、統一・創価.北朝鮮の共同犯行である。CIAが監修している。
http://www15.ocn.ne.jp/~oy■ako■don/kok_web■site/ir■iguc■hi.htm
与党も野党もメディアも全部朝鮮人だった。
http://jb■bs.li■vedo■or.jp/b■bs/read.cgi/news/20■92/115794■1306/
2ちゃんねるは統一■教会が個人情報を集めるための道具。運営には統一■教会がいる。
駅前で「手相を見せてください」と勧誘してるのが統一教■会。(カルト宗教)
カルト宗教の下にいる人と上にいる奴を分けて考えないといけない。下にいる利用される人は上がどんなことをしてるか知らない。
ユダヤ権力の子分→2ちゃん運営=統一協会上層部=層化上層部=自民党清和会=野党の朝鮮人ハーフの政治家=
与党の朝鮮人ハーフの政治家=金 正日(キム・ジョンイル )=読売サンケイ=小沢十朗
ユダヤ人=ロックフェラー=ブッシュ=クリントン=ヒラリー=アドルフ・ヒトラー=オサマ・ビンラディン
毎日新聞スレを荒らしてる奴らも統■一教会の可能性が。
荒らしは洗脳するために「ネトウヨ」などのレッテル付けレスを何千回もする。
現実には「ネトウヨ」などは存在しない。
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/ms/1230363385/
593 :
無名草子さん:2009/01/02(金) 13:22:50
アジアの隼ってどうよ?
講談社文庫で復刊されたから読んだけどそんなにワクワクしなかった
多重債務、サラ金、泣く家族…。
実録ノンフィクション多重債務者物語。
消費者金融勤務の人、多重債務者に苦悩する家族に
好評の下層民の経済書です。
(せっかくなので本好きの方に立ち向かってみようと
思い書き込みました)
自らの期間工体験、日本の金銭教育の問題、司法の実態、
黙殺するメディアなども描いています。
読みやすいようレイアウトしてますので
暇つぶしにどうそよろしくです。
http://saimmer.24.dtiblog.com
596 :
無名草子さん:2009/02/08(日) 08:37:29
「はねるのトびら」はチャイナ系
「責任に時効なし」
小説の体裁をとっているが中身はほぼノンフィクション
カネボウが粉飾の泥沼に落ちていくさまを興味深く読んだ
598 :
無名草子さん:2009/02/15(日) 08:07:18
高杉良『大逆転! 小説三菱・第一銀行合併事件』講談社文庫
江羽戸哲夫『企業の闇に棲む男』講談社文庫
巨万の富w
佐高信をはじめ何人かの評論家は、経済小説なるものを異常に高く評価している。
城山三郎にはじまり、清水一行や高杉良あるいは幸田真音とかの類。
企業に生きる人間を捉えずして、現在の人間や社会の本質を捉えることなどできない、なのに、
文学界での経済小説・企業小説の地位は不当に低く見られている。「私小説」中心の日本の文学界では
経済音痴の批評家ばかりだから、経済小説や企業小説を正当に評価する声がないのだ、と。
そして、それは批評家や読書人の社会に対する視野が狭く、それゆえ個人的な殻に閉じこもってしまう傾向に
あることに由来する、と。
今の日本で、経済小説や企業小説がその売れ行きとは無関係に、文学界での地位が低い理由は、単純に
その作品の質が低いからである。
佐高氏が『経済小説の読み方』で紹介している小説やその他話題になっている
経済小説ないし企業小説をも読んできたが、正直上質と呼べるものはなかった。
少なくとも私の視点からであるという限定付ではあるが。
舞台を企業社会における男性サラリーマンの姿においたというだけであって、彼らの行動類型についての
情報なりが触れられたとしても、それだけなら単に情報を提供したという範囲を出るものではないだろう。
サラリーマンを慰撫したいのか、話の途中で挿入される恋愛描写も陳腐な表現で描かれた三文芝居の域を出ない。
早い話が、頻繁に放映される暇つぶしのための2時間サスペンスドラマとさしたる違いのないただ読み捨てられていく
チープな消費財でしかない。「男のロマン」だの何だのは、サラリーマンの自己正当化のための媚薬であるというわけだ。
それが悪いとは言わない。西村京太郎の小説が量産されつづけているように。
題材を企業社会におけばそれで視野が開かれたといえるのかがそもそも怪しいのである。
一個のコップを語り描写するだけで小説は成立しうるし、それでいて企業社会における男性サラリーマンの
姿を描くよりもずっと人間や社会を描写することさえ可能。
視野も、今の経済小説の方が救いがたく視野狭窄で盲目的かつ凡庸である。
何も佐高信の悪口を言いたいわけではないが、経済小説なるものを過剰に褒め称え、
純文学等に対してさして読みもしないでいい加減な批判をしている代表的人物が
佐高信なので、この際、はっきりと彼の誤りを指摘しておくのも不毛なことではないと
思われる。
佐高は、高杉良と頻繁に対談をし、対談集まで出版しているし、『経済小説の読み方』
その他経済小説を紹介する著書において高杉の作品を紹介しているだけでなく、
『高杉良の世界』なる著作まで出している。
ただ、彼の解説なり評論は、言葉で表現された芸術(作品)である小説に対する批評には
なりえていないのである。
彼は、経済小説を称揚する際に盛んに、経済小説は純文学と違って社会に発生する事実
(企業社会という特殊な経済現象の一つ)を丹念に取材した上で成立するリアリティに
富んだ小説になっているがゆえに現在の社会と人間の本質を捉えることに成功している
という点を強調する。
そこで問われているリアリティなるものの内実・程度・根拠についてはさしあたり追及
しないでおこう。
問題は、事実の調査に基づいたリアリティに富んだことを強調しておきながら、誰もが
さして努力せずとも了解している基本的事実すら弁えていない点にある。
佐高信は、高杉良との対談において、『ボヴァリー夫人』がバルザックによりなるもの
とばかり思い込んでしたり顔で対談で持ち出している。
もちろん『ボヴァリー夫人』の著者は、ギュスターヴ・フローベールである。
読書人を自称するのだから当然読んでいるだろうし、いい間違いでない以外で著者を
間違えるようなことはないはず。
しかし、彼はバルザック、バルザックと言って憚らない。
それだけにとどまらず、半ば一人歩きしているといえる”Madame Bovary, c'est moi”
「ボヴァリー夫人とは私のことだ」とのフローベールの言葉も、まったく履き違えて
捉えている。
『ボヴァリー夫人』の著者すらフローベールではなくバルザックと言っているぐらいだから、
当然といえば当然の誤りかもしれない。
しかし、この程度の常識を弁えてもいない者が、経済小説を称揚する際にその対比として持ち
出される純文学を批判する口実として主張する、私小説に偏りすぎているとの批判が一体どの程度の
認識に基づいてなされたのか、彼の言説の底の浅さが露呈してしまいはしないかと他人ながら心配して
しまうほどである。
フローベールの上記言説は、佐高がこれまた批判の対象にしていた(もちろんその中心ではないにせよ)
小林秀雄の『私小説論』ですでに触れられているのである。
小林は、当然にフローベールが近代小説の祖というべき立場にたち、一見私小説的とはいえない
『ボヴァリー夫人』の著者たるフローベールの上記表現にあらわれた等式の意味を指摘していた。
小林の論敵(?)というべきか、その立場を異にし、佐高が口角泡を飛ばして罵倒する宮本顕治ですら
弁えていたことである。
このことからも、佐高信の経済小説論が如何に稚拙で(論ばかりでなく、褒め称える経済小説も当然ながら
稚拙きわめる)、それが如何に無知から由来しているのかが了解されるだろう。
602 :
無名草子さん:2009/03/11(水) 18:00:11
ましなのはどれ?
603 :
無名草子さん:2009/03/11(水) 21:43:32
出井と桂由美の破廉恥恋愛にワロタ
再び佐高信への批判になってしまうのが悲しいところだが、佐高は、ことあるごとに
三島由紀夫に対する無理解からくる罵倒を弄している。
もちろん、三島文学を神棚に奉じて批判を許すべからざるものとする態度は、批評以前
の問題であるが、佐高の批判は批評にすらなっていない点が問題なのである。
さすがに、『金閣寺』や『近代能楽集』についての罵倒は見られないが、城山三郎との対談
にて『絹と明察』について悪口雑言を尽くして罵倒している。
確かに、『絹と明察』は三島由紀夫の文学の中でも異例の作品で、一見したところ”社会派”
(実のところ、この”社会派”とは何の意味か未だに不明なのだが)である『絹と明察』に
対する城山三郎の否定的評価に対する三島の怒りを導入として、三島由紀夫の『絹と明察』に
佐高が罵詈雑言を投げつけるという文章の流れになっている。
いわく、「タイトルからして焦点の定まらない『絹と明察』(新潮文庫)は、いま読み返しても
安手な探偵小説、もしくは薄っぺらな事件小説といった印象しか受けないが」、と。
「誰が主人公なのかも不明で、「眼高手低」ならぬ「眼低手高」のこの作品について」
「主人公とされる駒沢善次郎のモデルは近江絹糸の社長だった夏川だが、何の魅力も伝わって
こないのである」。
あとは例の如く醜聞めいたことを連ねて批判するという格好である。
城山の三島に対する批判の要諦は、「社会が描かれていない社会小説」との題名のままである。
この作品で三島が、城山や佐高のいう”社会”とやらを描こうとしたのか、様々な媒体での三島
の言を読んでも詳らかにはわからない。少なくとも”日本的父性”の問題を自らの問いとして抱え、
これまでに三島が表現してこなかった題材を使用しながら描出した作品である。
それがいわゆる”社会派”ないし”社会小説”であると否かなど、どうでもいい話である。
もっとも、私自身もこの作品は三島の代表作の一つである『金閣寺』とは明らかに水準を異にする
とは思う。佐高の評価とは別の理由で。
佐高は、この題名そのものが「焦点の定まらない」としているが、一体どうしたらよかったというのか。
まさか『小説近江絹糸』でもしろというのだろうか。この種の題名は、『小説日本銀行』やら
『小説日本興業銀行』やらの作者に任せておけばよかろう。
「誰が主人公か」不明だというが、小説に主人公なるものが必要不可欠であるというのだろうか。
だとすれば、一人称で書かれる小説は小説ではないということになるが、それは小説として流通している
ものの総体を見誤った戯言ではないか。
フランスのヌーボー・ロマンなどどう考えればいいというのか。
アラン・ロブ・グリエの『去年マリエンバートで』の主人公って、一体誰をもってくればいいのか。
あるいは、グレッグ・イーガンの『ディアスポラ』の主人公は?
埴谷雄高の『死霊』は、一応三輪與志ということになろうが、いわゆる主人公というに相応しい扱いが
なされているとまでは言いがたい。そもそも”虚体”をめぐるものなのだから、主人公も何もあるまい。
佐高信の主張とは正反対に、いわゆる経済小説とカテゴライズされてきた小説に、
相応の水準を誇るものは皆無に近いというのが現状である。
佐高が尊敬してやまない城山三郎にしても然り、ましてや佐高とお友達の高杉良に
至っては論外もいいところである。幸田真音に触れる必要もないだろう。
それゆえ、「城山三郎経済小説大賞」の審査を考えると寒々しい光景が眼前に拡がるばかり。
しいて経済小説として最も優れたものの一つとして挙げようと思うのが、
谷崎潤一郎『細雪』である。
この作品が経済小説?と思われる向きもあろうかと想像する。
なるほど、この作品は俗に「現代版源氏物語」とも称されるとおり、関西上流階級の
一家である蒔岡家の姉妹の生活を淡々と描いて、いわゆる経済小説とは似ても似つかぬ
文学であると思われるだろう。昭和10年代の阪神間に住むブルジョア階級の典雅な生活・風俗が
絵巻物のように描かれていくばかりで、政治経済的な”大事件”は直接には描かれてはない。
阪神大水害であったり、東京での台風被害であったりと自然の猛威を前に
為す術なく呆然と事態をやり過ごすしかない儚い人間どもの生態が描写されているにすぎない。
あとは、婚約話であったり、蛍狩り、平安神宮でのお花見、奈良への旅行、お稽古事のお師匠さんの
死であったり、あるいは鯖の寿司を食したせいで赤痢に罹患したり、日常に起こりうる個人的事件の
逐次的継起がさしたる内面描写もなく、むしろ滑稽に描いている。谷崎は内面なるものへの疑念を持って
いたがゆえに、私小説的描写をこの『細雪』をはじめとして『吉野葛』なり『蘆刈』なりでも排除している。
その試みは、近代に背を向けたアンチモダンな作風をかもし出しているかに見えるが、逆説的ながら、
意識的な文体上の工夫を凝らしてある種の実験をしていたという意味で、驚くほどモダンな振る舞いで
あったというべきだろう。それゆえ、『細雪』は「現代版源氏物語」ではなく、最も完成された近代小説に
なりおせているともいえるのである。
さて、何ゆえ『細雪』が経済小説としても読め、かつ最も優れた経済小説であるといえるのか?
『細雪』は、大阪船場の徳川の世から連綿と続く老舗問屋蒔岡家を舞台としている。
昭和10年代といえば、軍国主義の風潮が徐々に社会を覆い始め、戦争のきな臭さが漂い、その影がしのびよる
のを否定しきれなくなった時期に照応する。
にもかかわらず、谷崎は、そのような世相を直接反映させた野暮な表現は一切とらなかった。
戦争などあたかもないように、ただひたすら淡々と蒔岡家四姉妹の生活を主として
雪子の視点から描いていくのである。それこそ、古今集の昔から延々と繰り返し桜の歌が
何百首何千首と詠みつがれてきたように、毎年恒例のお花見、蛍狩りなどの行事を繰り返していく。
そうした中、出入りの写真屋で四女妙子と恋仲になる板倉が中耳炎の手術の失敗のためか、
突如死を迎えることになる。
この唐突な中耳炎がもとでの死という出来事が、これまで進んできた”物語”に亀裂を生じさせる
ように不意に出来する。その伏線は、そのような言葉を言いそうにもない雪子の「うち、板倉みたいなもん、
弟にもつのかなわんわ」という言葉。この瞬間、淡々と進む”物語”の亀裂を生じさせる微妙な細部が
差異として穿たれる。蒔岡家の令嬢とそこに出入りする板倉との階級関係が露呈される。
関東大震災後に、一種の亡命として芦屋に移住してきた谷崎は、大正デモクラシー期の大衆化を東京で経験
したその先に、近代における階級(ブルジョア階級)を徳川期から続くブルジョア一家とその周囲の者との関係を
通して婉曲的に表現することで、近代社会の出現を露呈させているのである。
608 :
無名草子さん:2009/03/12(木) 12:02:29
高杉良の呪縛はいいぞ。
経済小説は男のロマンが必要。男のロマン、不倫の恋愛とか人間の本質が浮き彫りにされてるよ。
鯖寿司食って腹こわしたとか全然ロマンがない。
グローバリズム出づる処の殺人者より
グローバリズム出づる処、インド、バンガロール。ひとりの起業家が、書を民主主義が没する処の天子温家宝に致す。「拝啓中国首相殿、あなたに真の起業家精神を教えましょう。主人を殺して成功した、このわたしの物語を」
IT産業の中心地から送った中国首相への手紙は殺人の告白であった―。ブッカー賞受賞作。
アディガ,アラヴィンド
1974年、マドラス生まれ。現在ムンバイ在住。コロンビア大学のコロンビア・カレッジで英文学を学んだのち、経済ジャーナリストとしてのキャリアを開始。
フィナンシャル・タイムズ、ウォールストリート・ジャーナルなどに寄稿し、南アジア特派員としてタイムに勤務する。はじめての小説作品である『グローバリズム出づる処の殺人者より』で、2008年度のブッカー賞を受賞した
高杉良の『呪縛 金融腐蝕列島U』は既に読んでいる。
相変わらずの下らない「小説」であった。何より、小説である必然性が微塵もない
ことが驚きである。高杉の「小説」全般に言えることだが、この人は小説を書くという
ことの自覚を欠き、単に調査した事実を元に、ある経済的諸事象を舞台として「男の
ロマン」とやらを称揚したいがために、安手の物語を展開してみせることが小説である
とばかりに勘違いしているのではあるまいか。
この種の「小説」に対して金井美恵子ならどう応ずるか見てみたい気もしないではないが、
それはともかく、絶大な権力を誇る取締役相談役の支配する銀行の総会屋への不正融資問題に
端を発する不祥事で、検察による強制捜査を招き、ついには銀行幹部の何人かが商法(現在では
「会社法」ということになろうが)違反の被疑事実で逮捕されるに至り、当該銀行が大混乱。
現状を是としない中堅幹部4人(高杉は「ミドル」という言葉がお好きなようなので、ここでは
ミドルと称しておこう)が立ち上がり、銀行の内部改革を断行すべく調査委員会を発足させ、聞き取り調査
に奔走する。総会屋集団との決別をうたい、時には危害を加えながらも、臆することなく改革に向けて
突っ走る。ついには取締役相談役を退きつつも最高顧問として銀行に居座り続けるミドルの1人の義父と対決
する。
要するに、ある人物がヒロイックに活躍する危機と再生・復活の物語というわけである。
何をテーマに、どこを舞台にするかは、自由。
しかし、この種の「小説」にありがちなヒロイックな物語をなぞるだけで、小説として書かれる意味はなお不明
である。物語だけ聞きたければ、そのあらすじだけなぞっておけばそれでよろしい。
そこで「男のロマン」とやらを感じて涙を流すもよし、義憤にかられるのもよし。
ただ、この「男のロマン」とやらが、駄目サラリーマンのちんけな欲望を慰撫するために予め捏造された安手の
イデオロギーであることにどこまで自覚的であるのか、高杉の「小説」からはその視点は微塵もない。
時代や社会、そしてそこにおける人間の実相を浮かび上がらせる小説だの何だのという言説とは正反対に、
それこそ”時代感覚”を欠落させていはしまいかというのが正直な感想である。
書かれた文字が、それが展開していく物語の内部にその物語に還元しえないような思わぬ細部をも抱懐し、
ともすれば物語自身を解体せしめるやもしれぬ言葉自体の持つ緊張が、文章において何ら生きていないのであって、
これでは何ゆえに小説であるのか、その必然性が全く見えてこないのである。
小説という表現形式は、大昔から存在したわけではないし、未来にも存続しうるのかも疑わしい、近代社会の中で
一定の条件を充足した社会において成立しえた特殊な表象形態である。
そのことに無自覚な「小説」が、やれ企業社会における人間と社会の本質を浮き彫りにするなどともてはやされようと、
その言葉は陳腐な掛け声にすぎないだろう。まったく人間やら社会やらも描かれていないのである。
ただ単に、作者の観念するイメージを流通させて、駆動する物語を再生させ、その不自由さに無自覚なまま安手のイデオロギー
の機能に加担しているだけなのだ。
612 :
無名草子さん:2009/03/12(木) 21:30:39
出井と桂由美の破廉恥恋愛!!記念!!
ソニー×セイコーエプソンのコラボパネル〜〜〜〜〜〜〜
独断と偏見で選ぶ”経済小説”ベスト10
@トルストイ『にせ利札』
Aドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』
Bジュネ『泥棒日記』
C谷崎潤一郎『細雪』
D夏目漱石『道草』
Eバルザック『ゴリオ爺さん』
F長塚節『土』
G大岡昇平『酸素』
H志賀直哉『清兵衛と瓢箪』
I横光利一『機械』
614 :
無名草子さん:2009/03/14(土) 07:41:33
経済対策有識者に選ばれなかった、、、出井
615 :
無名草子さん:2009/03/17(火) 21:24:22
経済小説は総じて下らん。以上!
616 :
無名草子さん:2009/03/19(木) 17:49:25
ダイヤモンド社に期待
617 :
無名草子さん:2009/03/19(木) 17:52:18
ソニー本社6階
618 :
無名草子さん:2009/04/02(木) 14:45:21
age
619 :
無名草子さん:2009/04/02(木) 14:54:22
島工作みたいな小説はいらん
620 :
無名草子さん:2009/04/04(土) 00:35:30
サラリーマン金太郎と島耕作の中間が高杉良。つまり、
(サラ金+島)÷2=高杉
賞金狙いなら、城山三郎経済小説大賞は狙いどころ。
なんせ、副賞300万円だから。もちろん出版される。
応募総数は100点もいかないそうな。
審査員は、安土敏・幸田真音・佐高信・高杉良。
この連中に好まれそうな単純な小説を書いて送れば十分可能性があるよ。
ただし、題名には注意した方がいいようだ。選評でも書かれていたが、
題名が何をテーマにしているかわからないものは気に入られないようだ。
特に高杉あたりが執拗に拘る。不撓不屈、燃ゆるとき、懲戒解雇、金融腐蝕列島シリーズ
とかが参考ね。ドラマとドキュメンタリー性がいるみたい。
間違っても純文学作品を出してはダメ。
>>613の小説は小説としてはレベルが高くても
この審査員じゃ評価されない可能性大。
622 :
無名草子さん:2009/04/12(日) 12:12:13
age
623 :
無名草子さん:2009/04/13(月) 09:20:22
>>616 志摩峻「マネーロンダリング・ビジネス」(ダイヤモンド社)
ツマラン!
624 :
無名草子さん:2009/05/23(土) 20:50:13
レッドゾーン期待age
625 :
無名草子さん:2009/05/24(日) 22:10:46
黒木亮の『エネルギー』なかなか面白かったよ。
626 :
無名草子さん:2009/08/03(月) 01:37:04
池井戸潤もここでいいのでしょうか。
経済小説というよりミステリ寄りだと思うんですが、ミステリ板にスレがなかったので……
「銀行総務特命」を読みました。銀行版相棒みたいな感じ。
本当にああいう部署があるのかどうか。
627 :
無名草子さん:2009/08/17(月) 15:34:03
あけ
江上剛「不当買収」読んだけど、文章が厨房っぽくてげんなりした。
生き馬の目を抜くような世界で愛とか友情とかいわれても。
他のもこんな感じなのか?
俺正直馬鹿かもしんない。
けど会計士なりたい気持ち誰よりもある。
去年の今頃は簿記3級も理解できなかった。
仕分けの時
左、増える、右、減る。
そんだけ。
けど俺変わったよね。なんでかって?
クラスのマブい女が会計士目指すとか言うの。
黒髪で清楚な女。はっきり言ってうんこ色した髪のやつとは世界が違うわけ。
そいつ商業高校から来たから簿記めっちゃできんの。
俺普通科だったから正直簿記って大学まで言葉知らなかった。
けどそいつと同じこと考えたいからこう言ったわけ
会計士、俺もやる
そんだけ。あとは自分のポリシーの問題。好きな女の前では恥かきたくないから必死こいてやんの。
予備校はもちろんそいつと同じTAC。
けどそいつ10年目標なわけ。俺11年。教室違うんじゃ意味ない。
だからそいつに追いつくために必死こいて徹夜でしゃかりき電卓たたくわけ
要は気持ちの問題なんだよ。ハートで汗をかく。
監査ってもんは現場で肌で感じなきゃだめなんだ。テキストで勉強、これ意味ない。
ここにいる奴らは会計士なりたいだけ。けど俺は違う。会計士受かる、女に告る。
人生掛けて家族つくんの、正直そこらへんのおぼっちゃまとはモチベーションが違うの。
まぁそんな感じでヨロシク!
コンサルタントの三枝さんの本はこのジャンルに入りますか?
ビジネス色が強すぎるかしらん
631 :
無名草子さん:2009/09/03(木) 03:50:34
黒木亮「カラ売り屋」「リストラ屋」→幸田真音「舶来屋」
真山仁「ハゲタカ「バイアウト」(ハゲタカUに改題)→幸田真音「バイアウト」
幸田真音って他人の作品のタイトルを真似る習性があるのか?
バイアウトなんてありがちなタイトルではあるがいかにも便乗したって感じだったわ。
>>631 「eの悲劇」ってのも出してなかったっけ。
ミステリにはいっぱいあるタイトルだけど。
デビュー作で才能枯渇したんだよ
凛冽の宙なんて実際の事件並べただけ
「会計天国」みたいなのはこのジャンルにいれていいんだろーか
>>635 ストーリー以外はw面白いよ(まあストーリーも月曜ドラマランドだと思えば楽しい)
会計コンサルの立場からうまく現場経営との橋渡しをしてるし
方法論を一つ一つ試しながら進めていくのでいい。
そういう小説形式で〜ってやつは、下手にストーリーあるだけに
最終的に説明読むのが面倒になりそうだな
638 :
635:2009/09/19(土) 23:39:03
牛島信「第三の買収」読んだら2ちゃんが出てきて唐突だった。
あんな長文書き込んだら「うぜー」で終わりそうな気がする。
ストーリー自体は後半のどんでん返しがおもしろかったです。
前半はちょっと間延びしてた。
640 :
無名草子さん:2009/10/31(土) 08:01:31
そのどんでん返しがタイトルから推測できていまいちだった。
牛島信は登場人物がセコくて泣ける。
やたら生活費の心配する経済小説って……
642 :
無名草子さん:2009/12/30(水) 14:27:43
手島龍一の『ウルトラダラー』の続編が2月下旬に刊行だって
643 :
無名草子さん:2010/02/07(日) 01:46:26
http://www.shinchosha.co.jp/book/382304/ スギハラ・ダラー 手嶋龍一/著
金融恐慌には仕掛人がいる。ブラック・マンデー、9・11、リーマンショック、三段跳びで悪魔的成長を遂げたカラクリの主とは何者か?
杉原千畝が「命のビザ」で救ったユダヤ難民に端を発して七十年、死と金と諜報のインテリジェンス小説、ここに降臨!
発行形態 : 書籍
判型 : 四六判変型
頁数 : 352ページ
ISBN : 978-4-10-382304-9
C-CODE : 0093
発売日 : 2010/02/25
企業推理小説で知られる作家の清水一行(しみずいっこう)さん(本名・和幸=かずゆき)が15日に死去した。79歳。
1966年、証券業界の内幕を描いた「小説兜町(しま)」でデビュー。
新幹線の騒音公害に反対する犯人と、捜査の動きを追ったサスペンス「動脈列島」(74年)で日本推理作家協会賞を受けた。代表作に「虚業集団」「重役室」などがある。
(2010年3月23日13時31分 読売新聞)