山崎豊子について語ってくれ
まひごうた
吉川英治についてカタってくれ
>>1-2 ワロタ!!!!!!!!!!!!!!!!
三国志いいねぇ。
俺は北方の「漢」がプンプン臭う書き方より、吉川の方が好きだな。
なんだぁ?
1さんは、恥ずかしくて出てこれないのかぁ?w
恥ずかしがること無いよ。良くあることじゃんw
??
俺しかいない?
只今、5レス中俺のレス3w
誰も来ないねぇ、、
スレ建てたヤシは何してるんだ??
気にならないのか?
このスレ、俺の日記帳代わりにしよっかなw
と、思ったら、、、
同時カキコかぁww
>>6 このスレは三国志の話題だけではないと思われます。
毛利元就の話題もありでしょう。
10 :
無名草子さん:03/06/29 22:27
英治は元就書いてないだろ
11 :
無名草子さん:03/06/29 22:29
とてもうざい方がおられますね。
12 :
無名草子さん:03/06/29 22:33
白い巨塔は田宮二郎
13 :
無名草子さん:03/07/01 14:18
大河ドラマの原作「宮本武蔵」書いた人。
書くまでもないことだがあえて書き込んでおく。
いまのところ一般書籍板きってのとんまスレ状態だな
15 :
無名草子さん:03/07/01 23:27
16 :
無名草子さん:03/07/03 21:58
<br>誰も来ないね?w<br>~~~~~ <br><br></dd>
17 :
無名草子さん:03/07/03 22:00
誰も来ないね?w
~~
テスツ
18 :
無名草子さん:03/07/03 23:02
やっぱ「三国志」「水滸伝」は引き込まれる。
「新平家」は、なんかかったるい。
「私本太平記」はまあまあかな。
「宮本武蔵」は…、未読です。1巻だけ持っているのだが。
19 :
無名草子さん:03/07/03 23:54
歴史小説好きなのに一冊も読んだことありません
やっぱ読むべきなんでしょうか
20 :
無名草子さん:03/07/04 15:52
「上杉謙信」ダメダメでした。
むしろ「鳴門秘帖」「江戸三国志」など時代・伝奇ものに妙ありと見ているのだが
22 :
無名草子さん:03/07/04 21:39
>>18 宮本武蔵、結構ヨカッタよ。
TVみたいに暑苦しくない武蔵ですw
23 :
無名草子さん:03/07/10 05:20
このスレ、なんでこんなに盛り上がってないの?
歴史小説の大御所なのに。
三国志スレとか他にあるのかな?
24 :
無名草子さん:03/07/10 08:59
今日から盛りあがるさ
テレ朝があたかも「三国志」を読んだから人殺しになったみたいなこと繰返しいってるからね
25 :
無名草子さん:03/07/11 11:09
>>24 吉川の三国志?
それとも、北方の??
読んだのは。
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>>18 漏れも最初はかなりメンドクサーだったけど今は好きです。
あれって何回も読んだほうが面白くなる気がします(読んでたらスマソ) 。
今は神州〜読んでます。
↑は新平家のこと。スマソ
雪葉(女人曼陀羅)たん(;´Д`)ハァハァ
何かエロゲーのヒロインみたいな名前でつな
∧_∧ ∧_∧
ピュ.ー ( ・3・) ( ^^ ) <これからも僕たちを応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄ ̄∪ ̄ ̄〕
= ◎――――――◎ 山崎渉&ぼるじょあ
33 :
無名草子さん:03/08/14 20:05
吉川英治=三国志 everybody loves SANGOKUSHI.
(⌒V⌒)
│ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
⊂| |つ
(_)(_) 山崎パン
(⌒V⌒)
│ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
⊂| |つ
(_)(_) 山崎パン
36 :
無名草子さん:03/08/15 23:42
神州天馬侠かな、やっぱし。
古本屋で三国志を全巻買った。
今から読むぞ。
38 :
無名草子さん:03/08/16 22:02
剣難女難でしょう。やっぱ
あぼーん
宮本武蔵を読んでる。
武蔵タンとお通さんの進展しない関係にイライラ、イライラ・・・
文庫一,二冊程度ならともかく、これだけのすれ違いが続くと、現代っ子の漏れは
いい加減切れそうになる。もう6巻なのに。
ていうか武蔵タン。
某村に定住して開墾などやってる場合じゃないだろ。
お通さんが誘拐され、城太郎は行方不明になったっつーのに。
41 :
無名草子さん:03/08/26 16:56
その進展しない関係がこの小説のキモなのですぞ。
裏書みると当初の5倍連載が伸ばされたらしいね。
やっと7巻まで終わった。残り一冊だ。
面倒な言い回しなどは飛ばしてるけど、余はもうヘトヘトじゃ。
43 :
無名草子さん:03/08/28 15:56
>40〜42
連載のばしたもののラストは巌流島、と決めていたためかなり間延び。
そのうえ大河はさらに間延びしてまつ。
大河の間延び具合は泣けるね。
秋に巌流島らしいから、そこで原作はお終い。
年末は洞窟にこもって五輪の書を書くシーンなんか見られるのだろうか?
大河の武蔵は歩いてるだけじゃん
ようやく読み終わりましたぞ。
率直に言って、当初の予定通りもっと短くコンパクトにまとめた方がいい結果に
終わったのでは、と思いまするが。
大河は評判悪いねぇ。
ヤフオクをチェックすると、これだけキャンペーンはられてる武蔵より
同じ巻数の三国志の方が落札相場が高い。
これって、大河の出来が悪いからかなあ?
三国志は名作ですから。
49 :
無名草子さん:03/09/02 16:13
少年ジャンプと同じでつ、人気があるとムダに話を長くさせられ、あぼーん。
新聞連載時の宮本武蔵のことだよ。
>>45 うまいねどうも
そういえば何年か前の徳川慶喜は「座って話あってるだけ」みたいな批判があったなw
51 :
無名草子さん:03/09/21 22:30
一番面白いのは平の将門
52 :
ターミネーター3:03/09/28 16:09
俺が吉川英治を初めて読んだのが、中学生のとき。
「宮本武蔵」第1巻を読んで、「こりゃ、面白い!」と思った。
しかし、ちょうどその頃、大河ドラマで「太平記」をやっていたので、
「私本太平記」を購入し、読破。これも面白かった。
で、高校生のとき、やっと「宮本武蔵」を残りを購入して、読破。
最高によかった。
大学生のとき、「三国志」。こりゃ、最高!
今度は、「新水滸伝」、「鳴門秘帖」でも読んでみたいな。
でもさあ。言葉遣いが難しくてわかりにくいよね。
斬り殺された、と思ったら、次の行でまだ話ししてる。
あ、このひとまだ生きてたんだ、とか。
巌流島の決斗でも、武蔵と小次郎がどういうふうにやりあったのか、
細かいところがわからなかった。
2回くらい読み直したけど、ワカランかったなあ。
54 :
無名草子さん:03/10/01 11:24
まあ昭和初期の作品だからな、いまみると文体とか書き方が古く
かんじられるからだろ。
今、親鸞読んでます。
おいらもスキンヘッドにしてみたくなりました。
女人曼陀羅読んだ、今は剣難女難読んでる。
しかし女人曼陀羅は好き嫌いが別れるだろうな・・・左伝なんか水滸伝の鉄牛みたいだし。
ラストは何というか・・・何か煮え切らないような感じも受けた。一応ハッピーエンドなのかな・・・。
あと、お玉のその後も気になる・・・。
白痴のお玉の存在のせいか全集以外では出ていないようだけど一読あれ。
57 :
無名草子さん:03/10/23 00:39
やっぱ「神州天馬侠」だなー。
中3の時だったか、NHKのラジオで朗読
(たしか加賀見幸子アナウンサー)やってた。
それでりんどうのマークの文庫買って読んだ。
面白すぎて勉強の妨げになるので読み終わったら人にあげちゃった。
58 :
無名草子さん:03/11/14 15:52
三国志は(・∀・)イイ!!
59 :
無名草子さん:03/11/15 01:03
武蔵は面白い
60 :
無名草子さん:03/11/16 12:03
60
私本太平記は最初のほうはすごく面白いのだが、最後はどっちらけだな。
まぁ、あの時代むちゃくちゃだから仕方がないけど。
62 :
無名草子さん:03/11/17 02:37
やっぱり北方とはボキャブラリーが圧倒的に違うな。
さすが文豪。
63 :
無名草子さん:03/11/27 18:49
武蔵はどうよ?
>>62 吉川英治は「文豪」なんて呼ばれたことありませんw
吉川三国志をこえるものはなかなかないね
66 :
無名草子さん:03/12/28 22:12
今、「宮本武蔵」を読んでます。
「三国志」が評判高いようなのですが、読みやすいですか?
67 :
無名草子さん:03/12/31 00:04
読みやすいよ。
68 :
無名草子さん:04/01/03 21:33
もう十年ほど家に放置してあった、宮本武蔵全巻見て感動した。
ついでに三国志も読んだ、中国の歴史詳しくないので登場人物がいつ死ぬか
ハラハラしながら読んだ、これもおもしろかった。
いま水滸伝読んでいます。しかしNHKの大河武蔵はひどかったな・・どこが原作だよ
大河は未見だけど、オリジナル要素が多い「バガボンド」が吉川原作と明記されてるのに
ほぼ原作に忠実な横山三国志が、公式には吉川原作じゃないってのは不思議だよな。
今と昔で著作権にたいする意識の違いがあるのは仕方ないけど。
>>37 えぇなぁ。
漏れ何回行ってもそろわない。
てか久しぶりに来たんだが、良く残ってたなw
71 :
ageて見る。:04/01/18 12:29
で、お勧めを教えて下さい。
漏れは武蔵と三国志(途中まで)しか読んだことない。
三国志は新しく出てますね。
んが、高すぎて改めて買う気が起きない。
>71
高くてもその価値は十分あります。全巻買った方が良いです。買なさい。買うのです。
73 :
無名草子さん:04/01/19 12:24
三国志、宮本武蔵以外のお奨めは?
74 :
ageて見る。:04/01/20 00:25
75 :
無名草子さん:04/01/22 16:58
>>68 ですね。漏れは2回見たかな。あとは辞めました。
吉川原作って事で楽しみにしてたんですけどね。
役者も武蔵役の人の熱すぎる演技といい、ジョージアの宣伝の人のいい、、、
吉川水滸伝ってあるんですか?
ブックオフ行かないとw
>>70 私は全巻揃ってるのしか、手を出さないようにしてます。
以前同じ目に遭ったのでw
76 :
吾輩は名無しである:04/01/22 17:06
吉川英治の宮本武蔵は十牛図を知っておくとその奥深さに圧倒されるよ
77 :
無名草子さん:04/01/22 23:52
>75
吉川水滸伝は、途中で亡くなっちゃったので
とちゅうで終わってるですよ。
「私本太平記」が全巻で700円のを古本で見つけたのだが。
これは買いなのかな?
79 :
無名草子さん:04/01/26 20:22
>>77 なんと、、残念、、、、
>>78 漏れなら即買ってるだろうな。
近くの古本屋で、漏れが読みたい本が揃ってた試しがない。
>>79 残念といえば、実は、太平記の後は明治天皇を書くつもりだったらしい。
そしたら「坂の上の雲」以上の国民文学となっていただろうに。
その事実を知った途端口惜しさのあまり胸を掻き毟ってしまった。
三国志1〜7巻迄BOOK・OFFで発見しました。
本の状態はすごく良いんですけど、1冊250円でした。
こんなもんなんですかね?
>>81 俺なんか「三国志」も「宮本武蔵」も「鳴門秘帖」も「親鸞」も、全巻ブクオフの100円コーナーで手に入れたぞ。
あと、旧版吉川英治文庫のみで出てる「魔粧仏身」もなかなか(゚Д゚)ウマーですた。
あと、「新平家物語」と「私本太平記」はどうするか考え中。
やろうと思えばすぐそろいそうなんだが…
ブックオフは状態の良い本が多いよね。
前、余所で買ったら値段は一緒ぐらいだったけど、紙が灼けて変色してた。
100円コーナーの本の状態はどうなんでしょ?
それと、変色させないで保管するにはどうしたら良いんでしょうね?
84 :
無名草子さん:04/01/30 18:57
文庫本のカバーデザインが好きだけど
あれ誰がデザインしたんだ?
85 :
無名草子さん:04/01/30 22:02
どの文庫本?
三国志なら「原田維夫」って言う人です。
86 :
無名草子さん:04/01/30 23:51
しみじみと「上杉謙信」が好きです。他に読んだ人いませんか?
>>86 川中島の後、謙信が部下数人と越後に帰るシーンが何となく好き。
88 :
無名草子さん:04/02/08 04:54
やばい、やばいですよ。
遂に関羽が死ぬところまで来た。
続き読むのが辛い、、、、、
>>88 読まないとそこで止まったままだぞ。がんばれー。
90 :
無名草子さん:04/02/10 00:11
>>89 読みたいし読みたくないし、、、、、
読みます!
91 :
無名草子さん:04/02/13 12:13
無知で申し訳ないが
「三国志」って横山光輝マンガの原作なの?
マンガから入ったんでね。
ちなみに今読んでるところは呂布が劉備のところにいるあたりです。
>91
本人は否定していますが、原作です。
吉川氏の著作の挿絵を広く担当されておられた杉本健吉氏が死去されました・・・ご冥福をお祈りします。
93 :
無名草子さん:04/02/13 23:22
チョウセンが蘇った
ブックオフの100円コーナーに腐るほど吉川英治が並んでる悲しいやら嬉しいやら
95 :
無名草子さん:04/02/14 11:46
3巻でちょうせんが生き返ってるのですがなぜですか
彼には『貂蝉』という名の妾がいました。二巻をよく見れ。
97 :
無名草子さん:04/02/15 08:30
関羽が、、、、
酷いよ劉封、孟達、、、、、(ρ_;)
あ〜、今から次々に死んでいくのか、、、
遅々として進まねぇよ。
98 :
無名草子さん:04/02/19 15:34
>95
「ちょうせん」という名前だから何度でも蘇るのです。
朝鮮?
99 :
無名草子さん:04/02/19 18:03
「黒田如水」と「平の将門」を古本で欲しいんだけどないですね。
100 :
無名草子さん:04/02/20 16:05
吉川英治文庫は味のあるカバーデザイン、
杉本氏らの手による美しい挿絵など、
今流通している歴史時代文庫とは違った
良さを持っていましたが、このシリーズを
古書以外で手に入れる方法はあるでしょうか?
在庫処分的にたまにデパートがやっている
新古本フェアで扱っていたら嬉しいのですが…。
>>99 なかなか欲しい本手に入りませんよね。
漏れも毎日のように行くんだけど、さっぱり入荷しない。
あっても全巻揃ってないし。
近隣の市まで足を伸ばすんだけどやっぱりない。
やっぱ、島根じゃダメか。
ヤフオクで入札もしたが残り2時間ぐらいで高値更新されてるし。
>>101 やっぱりそうですか。それじゃ、どこかへ旅行いったときなんかにBOOK OFFを
欠かさずチェックするとかしかないですね。黒田如水は我慢できずに図書館の閉架から
出してもらって読んだけど将門は何とか手に入れたい・・・。
宮本武蔵と三国志しか読んだことありません。
他にお勧め教えて下さい。
104 :
無名草子さん:04/03/09 13:25
>>103 やっぱ江戸三国志でしょう。
悪い奴だけどカッコいい日本左衛門、
バカ殿万太郎と単純戦士の金吾の絡み、
味のある釘勘、豪傑次郎、
そしてお粂、お蝶、月江ら作品を彩る美女たち。
全く息をつかせぬ展開でおもしろさは随一。
105 :
無名草子さん:04/03/09 14:45
昔 全集で読んだ歴史文学シリーズで、
信長の目前で、長子信康の切腹を言い渡された家康の苦渋を描いた印象的な
家康の物語があったんだけど(20年以上前)
誰が原作かわかりますか????
山岡壮八?
っと適当に答えてみる。
107 :
無名草子さん:04/03/17 12:28
山岡壮八スレに負けるな!age
宮本武蔵は 架空の人物ではないですよね
ではないでしょうね。
実在の人間ですよね 吉川英治の原作 むかし
NHKのラジオで朗読してましたね
それを聴いて面白く自分でも本を読みました
他はよんだことがありません 何が面白いですか
>110
サクサクと神州天馬侠など如何でしょうか。
全3巻と短いし、少年小説なので読みやすく、なおかつ大人の読書にも絶えうる一品です。
どなたか、山本周五郎スカ―起こしてもらえませんか
114 :
無名草子さん:04/04/07 02:58
三国志読み始めました。
いまからちょくちょくお邪魔します。
吉川英治の日本語の深さにひかれる。
剣道の心得もあるひとらしいから、斬りあいの場面にも量感がある。
「次の瞬間、相手が倒れていた」みたいな雑な描写がない。
三兄弟が死んだ時は涙ぐんだなぁ
118 :
無名草子さん:04/04/22 01:33
相変わらずの貧(ry
119 :
無名草子さん:04/04/29 03:42
私本太平記読み始めたんだけど注釈が結構ありますね。
一々後ろ見るのメンドクサイ
120 :
無名草子さん:04/04/30 00:02
なんと、姫を盗んだ下手人は、皇太子尊治の君とやがて知れた。
おひとりでは出来ない芸で、これには日頃の御学友なども加担していたにちがいない。
が、さすがに乳父吉田定房の家には連れず、よそに隠しおかれて、こよなき濃いの巣と、
潜んでおいでだったものである。
読みにくいよ、、、
中国の皇帝のことを書くときも敬語になるけど、これって必要なのか?
満州の陰謀?
俺も太平記読み始めたところ
123 :
無名草子さん:04/05/02 23:47
大平記は水戸史観に犯されている、あんましオススメできない
124 :
無名草子さん:04/05/02 23:53
太平記だった…
125 :
無名草子さん:04/05/03 00:45
マジでひなののおじいちゃん?
126 :
無名草子さん:04/05/03 11:41
色々な角度からの本を読んで自分が判断すればいいんでないの?
自分の考えを押しつけちゃ駄目ですよ。
127 :
無名草子さん:04/05/03 12:54
>>123ですが、南北朝時代を描いた作家は力尽きて死ぬ傾向にある。それだけ南北朝というは難しい時代なのだ。水戸学的フィルターを通さないと美化できない時代なのです。
純粋に南北朝を知りたい人にはオススメできない。
じゃ南北朝を題材としたもので何がお勧めなんだよ
以上
128=129=130でした
132 :
無名草子さん:04/05/03 18:03
133 :
無名草子さん:04/05/10 22:46
吉川英治文庫は背表紙の色落ちが妙に目立つ気がする。
まだ一巻の半分も読んでない、、、
なんつぅか、読みにくい。没頭出来ない。
宮本武蔵や、三国志は夢中で読んだのに、、
と、報告しつつ仕事行ってきます。
135 :
無名草子さん:04/06/02 23:52
印象に残ったシーン
三国志
関羽、張飛、劉備が立て続けに逝ってしまうとこがもうダメ。涙で読めなかった。
しかもタイトルが「桃園終春」となってて、余計泣ける。これ読んで一ヶ月鬱状態だった・・
太平記
尊氏の最後のセリフ「母上はワシを地蔵菩薩の子たれ、と願っておったが
所詮は救いがたい修羅の子であったか・・」 なぜか、このシーンが一番泣ける
新・平家
・清盛の最後のセリフ「・・母上ッ!!」
・義仲が誤って恩人を討ち取ってしまい、子どものように「許してくれ、許してくれい」と泣きじゃくる場面
・ラスト1行
太閤記
・延暦寺に対して激怒する信長の独白。
「一山を一戦の火の元に焼き払い、その焼け跡に真の青人草を生ぜしめ
真の阿弥陀仏を招来してくれよう!!」
・本能寺における信長の闘いぶり
「匹夫の冥加となせ!!天下取りの矢の根を賜るぞ!!」
136 :
無名草子さん:04/06/03 13:55
>>127 南北朝時代ってそれまでの社会秩序が崩壊して善悪の区別が無くなる時代だったので
ある意味非常に面白いけど、美意識を持ってこの時代を書こうとすると
全然面白くなくなると思う。
>>128 山田風太郎の「室町少年倶楽部」がお勧め。
>>135 >関羽、張飛、劉備が立て続けに逝ってしまうとこがもうダメ。涙で読めなかった。
漏れも同じでした。
関羽が逝ってしまうところからは、読みたくなくて暫くほっておいたよ。
関羽死亡
曹操死亡
張飛死亡
劉備死亡
の四連発は当時、中学生だった俺の心を
深く深く傷つけました
なんか乗ってこないので、ゾラの「居酒屋」を先に読むことにします。
140 :
無名草子さん:04/07/14 18:52
まっちのたいち!
わたしはいろいろ好きですが、ベストは新平家。このスレでは少数派かな・・・。
いろんな武将達を主役に各パートを描いて、
ラストシーンがあの二人に帰結するとこなんかが好きです。
142 :
無名草子さん:04/07/17 00:46
>>141 出だしがちょっときつい、、
ブックオフで他に読みたいのが手に入ったので後回しになってる。
143 :
無名草子さん:04/07/17 00:48
新平家だったか、、
私本太平記かと、、、スマソ
144 :
無名草子さん:04/07/27 10:24
age
おぉ!吉川スレ発見!
文章が好きで読んでます。
源頼朝
平将門
新・平家物語を読んだけど、
平家物語はなんか、間延びしている感じがして・・・断念。
でも、本当に文章かっこいいよな〜。
宮本武蔵読んでます。
こんなにワクワクしながら読んだ小説は久しぶり。
いよいよ文庫の最終巻(6巻)に突入したのだけど、
読み終わるのが寂しい気分だなぁ。
147 :
無名草子さん:04/07/31 11:19
文庫最終は8巻じゃ?
普通の講談社文庫は6巻で吉川英治文庫は8巻
149 :
無名草子さん :04/08/26 23:48
今日とある郊外のブックオフで新平家、太閤記、太平記、頼朝やらが100円で売ってた。
150 :
無名草子さん:04/08/28 02:45
吉川ぬるぽ
151 :
無名草子さん:04/09/01 02:40
宮本武蔵読んでます。これは何度読んでも面白いな!
やっと宮本武蔵を全巻100円でそろえた。
おお!こんなスレがあったとは!!
吉川作品は中1・中2の夏休みに「宮本武蔵」読んで
(途中、武蔵が伊織に出会うらへんで一回飽きて一年後にまた読み始めた。)、
中3〜高1で「三国志」読みますた。
現在高2で「宮本武蔵」軽く読んだんだが、今読んでも面白い!!
1年くらい友達に1巻貸したまんまだから今度返してもらお。
もう黄ばんでるな
ぶっちゃけ吉川英治って糞だろ?
新・平家物語がだめだめなのは信者でさえ認めている周知の事実だし、そして何よりも、このひとの書く文章からは読者を引き寄せるような魅力を感じない。
もっと才能のある作家は結構転がっていそうなのに、こんなに才能のないひとが売れるなんて、いわば日本文学の終焉の兆候だよ。
156 :
無名草子さん:04/09/20 03:24:19
乙
誰も釣れてくれないね。
>>155 お前が読まなくても他の多くの読者が読んでるのに気づけ。
だいたいこの人の場合「文学」がどうとかいう対象にするような作家じゃないっての・・・
>>157 ああ、釣られてくれなかったね。
>>158 文学とは無縁の作家とおっしゃるけれど、そのことを考慮に入れても、原作にそぐわない部分が多い新・平家物
語の糞シナリオ(清盛がおじさんにお小遣いをねだるなんて、当時の平家の経済力を考えたらあり得ないこと)を
目の当たりにしては、文学要素としても創造力としても、いずれも皆無な作家だと思わざるを得ません。
160 :
無名草子さん:04/09/21 15:58:48
>>159 >清盛がおじさんにお小遣いをねだるなんて、当時の平家の経済力を考えたらあり得ないこと
アンタ、バカ?
歴史に忠実な物に拘るなら小説なんぞ読まずに歴史書だけ読んでれば良いんだよ。
重箱の隅つついて一人で悦に浸るのって暗いよねぇ・・・
釣りなんだから、放置しとけ。
こんちは、40です。
昨年は武蔵を読んで正直いまいちだったんだけど、今度は三国志を
入手しました。
今2巻やっと後半なんだけど、・・・辛い。orz
登場人物が次から次へと出てくるけど、人物描写に私小説的な掘り下げ
があまりないので感情移入しにくく、あらすじを読まされてるみたいな気が
してしまうのですが・・・
ひょっとして、終わりまでこの調子ですか?
一般に武蔵より評価が高いみたいなので、期待していたんだけど。
163 :
無名草子さん:04/10/07 04:13:55
>>162 三国志を読んでつまらないなら、吉川でもう読む本なんて無いよ
時間の無駄だからとっととおやめなさない
あんたにゃ吉川の本は合わないんだよ
まあ俺は吉川三国志は最高に面白いと思ってるけどねw
やっぱし、そうですかね。
武蔵の前半は結構面白く読めたんだけど。
残念ですが、お蔵入りにします。
165 :
無名草子さん:04/10/08 00:19:19
166 :
無名草子さん:04/10/08 20:47:03
北方の三国志を昨日読み終わったのですが、
つづけざま吉川の三国志を読んでも楽しめますか?
北方のはおもしろかったっす。
167 :
無名草子さん:04/10/14 22:09:35
>>166 と同じ事を半年前試みたがマズ無理と思われ
小生は吉川三国志一巻の途中でダウンした。
北方読んだら吉川読めない。
三国志は横山=吉川→北方の順番で読むべし。
「平将門」って文が重くない?
「三国志」「宮本武蔵」しか読んでない身ですまないけど、
妙に熟語が多くて、ひらがなが少ない気がする。
169 :
無名草子さん:04/11/11 23:27:08
>>162 俺も数年前吉川三国志通読したとき、かなり辛く感じた
横山三国志って吉川三国志をほぼ忠実になぞってるから
横山読んだ後だと先の展開知ってるから、ただ字面追ってるだけみたいな感じになる
まっさらな状態で吉川読んだらすごく面白いと思うけど
170 :
無名草子さん:04/11/13 17:23:10
横山三国志は今からでも吉川三国志原作と入れるべきだよなあ
この人の文章には時々ドキッとさせる場所がある。
172 :
無名草子さん:04/11/22 18:27:18
新書太閤記を読んでみようと思っているのですが、どうですか? 感想を聞かせてください。
ちなみに、三国志、宮本武蔵、新平家物語、私本太平記は読みました。
それだけ読んでいるならこの際読んでおくべきじゃなかろうか。
それらが楽しめて読めたのなら、まぁまぁ楽しんで読めると思う。
牢獄の花嫁、剣難女難だけはゆずれない
持ってるからいい。
新編忠臣蔵が好きです。
冒頭の早籠が赤穂に向けて急がんとするシーンは
何度読んでも胸を打つ。
177 :
無名草子さん:04/12/29 15:38:12
皆実際の歴史物が好きなのかな
鳴門はどう?
179 :
無名草子さん:05/02/06 19:35:32
あげ
宮本武蔵読んでて、何回も出てくる「頻り」が読めなかった俺。
181 :
無名草子さん:05/03/01 03:45:15
このスレが探しだせない。よってあげさせてもらいます。
182 :
無名草子さん:05/03/01 04:57:56
世間に迎合して続編を書いたというのは本当ですか?
しかし、意外に人気ないね吉川
司馬スレと比べてこの廃れ様
古典でも新刊でもない中途半端な位置にあるからな。
185 :
無名草子さん:05/03/14 21:28:11
「黒田如水」まあまあだった。
高校生の頃だったし、その当時司馬の「播磨灘」は出てなかったし
186 :
無名草子さん:2005/03/22(火) 17:33:56
宮本武蔵は自己の精進にもってこいの作品ですね。
B'zの稲葉さんも「何回読んでもかっこよすぎ。ありえねー。」
といわれていました。
187 :
無名草子さん:2005/04/15(金) 19:12:14
「上杉謙信」読んだ。川中島のシーン最高。
謙信好きになった。
188 :
無名草子さん:2005/04/19(火) 22:58:21
新・水瑚伝の最初で早くも挫折しそう…orz
俺が頭悪いだけなのかな?
189 :
無名草子さん:2005/04/20(水) 20:26:48
新・水滸伝て未完ですよね。それでも読む価値アリですか?
読んだ人、教えてください。
新・平家から入ったので、あのペースの進み具合が結構好き
だったりします。
逆に三国志のペースの速さに戸惑いました。(すぐ慣れたけど)
清盛や時忠、曹操みたいな歴史的にあまり良い言われ方を
しない人物を愛情をもって見事にフォローし、義経や劉備の
ようなもともと好感度高い人物もより魅力的に描く、的を得た
表現というか人物描写が巧いなぁと思います。
今「三国志」よみおわるトコだけど、横光三国志は完全にヤバイね。
もう細かいトコのストーリーもまったく同じ。
思うに、横山どんは、吉川三国志が正史だと思ってたんじゃない?
191 :
無名草子さん:2005/05/11(水) 18:12:00
吉川英治の短編集欲しい。
ちらほらはあるけど、全部中途半端で。
山田風太郎みたいにバーって一気にコンプリートしてくれないかなあ。
そういえば短編は読んだ事ないな。
ただ上杉謙信、黒田如水、剣難女難みたいな一巻ものは面白かった。
193 :
無名草子さん:2005/05/19(木) 02:12:10
何やかんや言っても司馬たんには敵わないよな
194 :
無名草子さん:2005/05/23(月) 13:38:38
司馬なんて吉川のパクリだから
違う、司馬は海音寺のパクリ
司馬をパクるのが池宮。
司馬だけでなく、吉川、山周からもパクるのが池宮。それも丸写しで。
昨日『新・平家』読み終わった。
義経が頼朝から勘気を受けるまでは面白かったけど、
吉野〜鞍馬〜平泉と逃亡・自害するまでは詰まらんかった。
吉川はこの作品で人の世の無常を表現したかったようだけど、
最後の方が明らかに内容が薄くて失敗してる。
一番面白かったのが清盛が成り上がっていくところだった時点で
無常観を伝えられていない。
200 :
無名草子さん:2005/06/03(金) 21:34:55
読み方がわからないので、教えてください。
「胸に住む母」
で、「泣きぬれた顔を寄せ合い、臨終の呼吸を宥っていた。」
この、
「なきぬれたかおをよせあい、りんじゅうのこきゅうを[?]っていた。」
[?]の部分ってなんて読めばよいんですか?
>>200 説明下手だね。
どうも「ひろ」っていた、って読むみたいだよ。
読めねーよw
202 :
無名草子さん:2005/06/04(土) 12:36:43
>>200 吉川英治記念館に聞いてみたよ。
「初版本までさかのぼったけど、わからない」
って、言われたよ。orz
204 :
無名草子さん:2005/06/14(火) 17:14:32
>200
違う作品では
「いた‐わる」ってなってますが、
それじゃだめ?
205 :
無名草子さん:2005/07/17(日) 15:10:44
『新平家』
最初は退屈で遠藤盛遠失踪までがんばったが挫折。
しばらくして挫折したところから読み始めたらこれがえらい面白くて読破!
これで2回読破しました。(2回目も盛遠のとこで挫折)
祟徳上皇の末路、弁慶の母親と義経とのエピソードとか地味に泣けるんだ。
退屈で挫折した人たちも、最初からでなくこんな感じで読み返すといけるのでは?
正直、たくさんの人に読んで欲しい。
206 :
無名草子さん:2005/09/02(金) 20:30:05
了解
207 :
無名草子さん:2005/09/17(土) 01:09:42
ガンガレ!
208 :
無名草子さん:2005/09/28(水) 21:15:17
今更…かもしれんが、バガボンドは「原作・吉川英治」と謳って許されるのか?
又八やおつうを出すなら吉川英治の名前は出さなきゃマズイんじゃないの。
太平記を読んだ。
正成って最初は冴えないおっさんだと思って読んでたけど
終わりになるにつれ魅力が増して、生き様・散り方には熱いものを感じた。
子供むけと思って敬遠してたが
神州天馬侠が面白いことに今更気づいた
初めて読んだ三国志が吉川さんのでした。
劉備の偽善者臭さwに少し辟易したものの、夜も眠れないくらい夢中になって読みました。
あらすじを知ったあとに再び「桃園の誓い」のシーンを読むと、なぜか涙が出てくる…。・゚・(ノД`)・゚・。
太平記の正成は戦後の平和主義が前面に出てて少し違和感…それでも格好良かったけど。
私は尊師が一番好きでしたが
まちがった
尊師→尊氏
尊師が敗北を承知で、地下鉄サリン事件を起こし
警察・公安に追い詰められ、第七サティアンで
「七生解脱」と唱えて自害するシーンは涙が止まらなかったよ・・
215 :
無名草子さん:2005/10/04(火) 22:12:52
。・゚・(ノД`)・゚・。
壮絶な最期をぜひ吉川英治に書いてもらいたいもんだw
>>209 あれ?又八とかおつうは架空の人物だったの?
ところでみんな中学高校で呼んでるみたいだけど大学生で読んでる俺ってしょぼい?
別に
そもそも幅広い層の読者に支持された作家だから
中学生が読んでもおかしくないし、爺さん婆さんが読んでいても
何もおかしくはない
いい年こいてセカチューとかハリポッターを読んでいる社会人より断然まとも
社会人になって初めて「罪と罰」を読みましたが何か?
220 :
無名草子さん:2005/10/11(火) 22:13:16
ああ、虎を野に逸した。
「ぼく」は今、新書太閤記で吉川作品デビューしています。これを読み終えたら他の吉川作品に移ろうと思っているのですが、他の作品をどんな順番で読んだ方が良いのか、どなたかオススメの順番を教えて下さいませ。
>>221 宮本武蔵と三国志
特にこのニ作品の人気はずば抜けてると思う
やっぱり、とりあえずは宮本武蔵から。
近くの古本屋に宮本武蔵全巻そろってたから今度買うべ!!
本の状態悪そうだけど。
宮本武蔵と三国志に続いて人気の高い作品はどれだろう
>225
三国志→宮本武蔵の順のがよくないか?
武蔵の中に三国志で出てくる言葉
ちらほら出てくるし。
どっちから読んでも大差ないと思う。
>>226 鳴門秘帖
神州天馬侠
新平家
新水滸伝
この辺じゃない?
吉川じゃないんだが、竜門冬ニの小説で伊達政宗が
「おれは伊達や酔狂で東北を統一しているのではない」
と言っているのがなんとも違和感を感じた
竜門冬ニなんてリーマンに媚びるしか能のないオッサンに
違和感覚えても仕方ないよ。
今三国志読んでるんだけど、
袁術が孫策を庇護したり、曹操が劉備を庇護したり、ついこの間まで敵だったやつなのに
そいつが窮地に陥ると保護というよりもむしろ手厚くもてなしてる場面がよくあるよね。
なんかおかしくない?中国ではそういう敵対感情みたいなものがドライだったの?
この辺のこと誰か説明して
235 :
無名草子さん:2005/11/16(水) 16:21:30
あげ
「神州天馬侠」読み始め。
登場人物が、いちいち頭の中で白土三平のキャラに変換されていく。
竹童は、もろサスケ顔だ。
ていうか、白土御大も横山御大同様、吉川作品に影響を受けていたのがよく分かる作品。
237 :
無名草子さん:2005/11/27(日) 16:39:34
新書・太閤記はおもしろいけど、人気ないの?
未完だから、あんまり読まれてないのかな
>237
完結してるでしょ?
未完は新・水滸じゃ?
>>238 持ってるのが、1971年発行の講談社の 『吉川英治選集』全巻 なんで、知らなかった
これでは、家康に臣下の礼をさせようと画策してるとこで終わってるんだけど、完結版はどこまで描かれてるの?
240 :
239:2005/11/29(火) 02:36:56
調べて、みたんだけど、どうもここまでみたいだった
著者は新書太閤記の序で、慶長まで触れていきたいと抱負を語っていたけど(秀吉は慶長2年没)、すごく残念だけど大往生までは書けていないみたい
(この序は、連載前に書いたものではなく、新書太閤記が出版されたときに書いたもの)
でも、壮年期までは、家康を始めたくさんの武将が、すごくよく書けた作品になっている
241 :
無名草子さん:2005/12/03(土) 23:37:08
難しい言葉が多すぎて・・・
作者はどうやってこんなにたくさんの語彙を身につけたんだろう?
物語の中で、たくさんの資料が載っていることに、本当に関心してしまう
新平家物語に出てくる資料なんか、あとがきに出てくるものも含めると20以上はあるんじゃないかな?
数えてないから、はっきりはわからないけど
ほんと天才だよな
犬コロの子に虎の娘を誰がやるか
漏れは近所の古本屋で、三国志を一冊50円で全巻揃えた。
水滸伝はなかなか揃わないな。
吉川水滸伝、未完だが面白いと思う。
吉川水滸伝はなァ・・・
物凄く没頭して一気に四巻まで読みきり
未完だという事情も知らぬまま、必死で五巻を探し続けた苦い思い出が・・
李逵が宋江と共に毒杯を仰ぐ、屈指の名ラストシーンを
是非、吉川英治に書いてほしかった
おまいらあけましておめでとう。
俺245なのだが、一冊50円で三国志を売っていた古本屋。
昨日行ったらセットで2400円だったよ。
吉川三国志が好きって言うと「あんなの劉備を無駄に誉め讃えるだけの演義と同じ捏造作品。正史では云々〜」とか抜かすアホが絶対出てくるよな
別にいいじゃん。俺の中の三国志は吉川版なんだよ
古本屋で一冊200円で投売りしていた私本太平記で吉川英治を読み始めました。
かなり面白かったので、他の作品も読んでみようと思っています。
全集でも値段がかなり安いようなので、全集ですこしずつ集めていこうと
思っているのですが、どこかに全集の収録内容をアップしたHPは無いで
しょうか? ぐぐっても見つからなかったのです。
でも吉川英治全集って出版社品切れでほぼ絶版状態なのに、何で値段が
異常なくらい安いんでしょうね?
このスレも過疎ってるし、需要が少ないからってことかな?
三国志とか宮元武蔵とかの有名どころは文庫で入手可能だし。
全集の収録策一覧とかはこっちも欲しいなあ
多すぎて、タイプ大変すぎ
図書館でレファレンス申し込めば、プリントアウトしてもらえるよ
253 :
無名草子さん :2006/02/06(月) 22:52:17
つ【吉川英治】全集 全53巻(講談社刊)
第一巻剣難女難
神変麝香猫
第二巻鳴門秘帖
第三巻万花地獄
女来也
第四巻江戸三国志
第五巻貝殻一平
処女爪占師
第六巻恋ぐるま
金 忠輔
第七巻江戸城心中
さけぶ雷鳥
第八巻牢獄の花嫁
隠密七生記
春秋編笠ぶし
第九巻檜山兄弟幕末の海商、銭屋五兵衛の息子兄弟の仇討ちの話。。。だったかな?
第十巻女人曼荼羅
お千代傘
254 :
無名草子さん:2006/02/06(月) 22:54:25
スマソ、構成ミスった。
やり直すね。
あと詳しい人、解説もお願いします。
255 :
無名草子さん:2006/02/06(月) 23:09:48
5巻ずつに分けて書きます。知ってるやつだけ、少しだけ解説。(解説にならんかも知れんけど)
【吉川英治】全集 全53巻(講談社刊)
第一巻 剣難女難
神変麝香猫
第二巻 鳴門秘帖 :超有名だからよんでみたいけどねー。買ってはいるけど・・・
第三巻 万花地獄
女来也
第四巻 江戸三国志
第五巻 貝殻一平
処女爪占師
256 :
無名草子さん:2006/02/06(月) 23:12:38
(つづき)
第六巻 恋ぐるま
金 忠輔
第七巻 江戸城心中
さけぶ雷鳥
第八巻 牢獄の花嫁
隠密七生記
春秋編笠ぶし
第九巻 檜山兄弟 :幕末の海商、銭屋五兵衛の息子兄弟の仇討ちの話。。。だったかな?
第十巻 女人曼荼羅
お千代傘
257 :
無名草子さん:2006/02/06(月) 23:31:47
第十一巻 燃える富士
修羅時鳥
菊一文字
第十二巻 恋山彦
善魔* (*:なんて読むんだ?髭?鬢?)
きつね雨
第十三巻 かんかん虫は唄う
あるぷす大将
青空士官
夜の司令官
第十四巻 虚無僧系図
地雷也小僧
第十五巻 松のや露八
遊戯菩薩
無明有明
ごめん・・・今夜はここまで。
形態は48冊+別巻5冊+補巻3冊だよ
260 :
無名草子さん:2006/02/08(水) 01:24:26
>>258 「かつら」で変換するのか。。アリがトン!
>>259 そうそう、全集の中に挟まってる小冊子では別館5冊もあるよね
って補巻もでてたの!?
。。。ところで各巻の解説や思い入れとか書きたいね〜。
これ16行こえると省略されるんだよね。
(その前に俺、解説書くほど文才ないしorz)
あ、一応続きは週末書きますね。
261 :
無名草子さん:2006/02/10(金) 23:01:32
第十六巻
新編忠臣蔵
彩情記
第十七〜十九巻
宮本武蔵(1)〜(3)
・・・世間では人生のバイブルとして読んでる人も多いらしいが、自分としては
武蔵、お通、丈太郎ほか登場人物の「すれ違い」がひたすら楽しめた。
第二十巻
親鸞・・・ストーリーは忘れたが印象に残ってるのは、京を振るわせ、親鸞にも害してきた天城の次郎なる盗賊の頭が、
あるとき(このときも害意があった?)、親鸞の法話に泣きだし、改心すると言うくだり(漠然としてスマソ)。泣いた。
因みにこの天城の次郎、「新・平家物語」の阿部麻鳥の息子麻丸が不良だった時代にいた仲間の頭目だったら
面白いなあ、と思ったりしてる。
262 :
無名草子さん:2006/02/10(金) 23:19:37
いっぱい、読んでるねえ
持ってはいるけど、まだ有名どころしか読んでないや
今は、私本・太平記読みかけだ
これで、有名どころは一通り読み終わるから、次は何読もうかな
半年ぐらいかけて読むから、まだまだ先の話だけど
263 :
無名草子さん:2006/02/10(金) 23:39:55
第二十一巻
魔粧仏身
悲願三大塔
江戸長恨歌
第二十二〜二十五巻
新書太閤記(1)〜(4)
・どこへ奉公してもその働き振りが妬まれ、嫌われものの日吉丸、今川家の松下嘉兵衛の家中でも、
「日吉を懲らしめろ」の声が。それを知った主の嘉兵衛、それとなく日吉を逃がしてやる。
太閤記ものでは有名な話だけど、このくだりはやっぱ泣ける。
・実はこれ、途中までしか読んでないけど、幼少の加藤清正にもさらっと突っ込んでるあたり好感触。
・途中で挿絵師さんが替わってます。
第二十六〜二十七巻
三国志(1)〜(3)
・これ、古本屋でむか〜し発刊されたものを買って読んだことがある。
一応読破したけど、文章が昔の表記で(「い」が「ゐ」とかだったりw)読みにくく、なんか感動できなかった。
・でも各巻が章ごとにわかれてて、表紙をめくるとその巻に因んだ小道具の絵が描いてあるのが
凝っててよかったな〜。兜とか、緋毛扇とか。。全集では逆にこういうことできないんだよね。
・故横山光輝氏の三国志も有名だけど、まずこっちを読んでイメージを膨らませてからのほうがいいと思う。
漫画からはいると、なまじ絵になってるからキャラのイメージが固まってしまい、世界が広がらない。
まあ、個々好き好きだけどね。
264 :
無名草子さん:2006/02/10(金) 23:49:22
>>262さん
有名どころ、というともしや「新・平家」も読破したとか!
語りたいですね〜。
僕もまだ有名どころしか読んでませんよw
中篇ものとかは最近読み始めたばっかりです。
中篇ものにも、
これNHKの金曜時代劇にでも使えるんじゃないか
ってのもあります。「無明有明」とか。
265 :
無名草子さん:2006/02/10(金) 23:54:39
「私本太平記」
・くすのき帖
・婆沙羅帖
・あしかが帖
とか、大きい物語で分けてあるのがカッコ良かったですね!
もう一度読みたい小説です。
なんか連投スマソ
>>264 新平家も新書太閤記も、全部読んだよー
太閤記は光秀の本能寺前あたりで、少しだれたなあ
その後は、またすごくおもしろくなったけど
267 :
無名草子さん:2006/02/12(日) 22:25:26
太閤記、僕は桶狭間の前で何度も中断してますw。面白くないんじゃなくて
いつもなんか用事ができたりと。。。
久しぶりに実家から取り寄せてまた読もうかな。
新・平家はもう、思い入れが一通りじゃありません。
このラストシーンは他の人にも伝えたいけど、
あんまりいうと、初見の人の感動が薄れそうなので、、難しい。
新平家は天皇や上皇なんかの皇室や公家・武士階級・女性・庶民・地方の豪族・僧侶と、さまざまな階級・さまざまな地域の人物が細かく描かれていて、漏れも大好きだ
長編だけどあきさせず、わりといっきに読んでしまった
269 :
無名草子さん:2006/02/15(水) 00:56:56
そうだね、それぞれに生きたセリフがあって、ひとつの物語の主人公になって
「その他大勢」って感じじゃないんだよね。
しかもそれらが絡み合うとなるともう、わくわくするね。
270 :
無名草子さん:2006/03/17(金) 17:35:47
吉川英治歴史時代文庫から漏れた作品で、なにかおすすめなものはないですかね?
271 :
無名草子さん:2006/03/21(火) 02:10:47
>>270 文庫にはいってないかはわからないけど、
近所の古本屋で「吉野太夫」(?)とかいう短編小説集の文庫本がありました。
この中で頼山陽の話もあったなあ(タイトル失念)。
おすすめかどうかは、未読なのでなんともいえないけど、
今度買いに行こう。。
272 :
無名草子さん:2006/03/21(火) 09:59:19
今は講談社以外にも、学研M文庫やレグルス文庫からも何冊か出てるよ。
歴史時代文庫から漏れた作品を、これからも他の出版社が出してくれないかな。
273 :
無名草子さん:2006/03/29(水) 22:06:00
虚無僧系図
古本屋で買おうか迷ってるんですけど
どの様なストーリーでしょうか?
274 :
無名草子さん:2006/04/24(月) 19:13:49
275 :
無名草子さん:2006/04/29(土) 19:37:04
『三国志』のハアドカバア版は無いものでせうか。
出来れば旧字旧仮名表記で。
ブックオフにて、吉川英治全集が105円だった。
いろいろあったよ。
どうせ文庫全集だろ。
278 :
無名草子さん:2006/07/01(土) 16:33:37
「親鸞」にはこころを動かさずにはいられませんでした。
読んだのはこれだけです。
「宮本武蔵」もいつか絶対読もうと思っています。
世の中探せばいい本がたくさんあり、大変ですね。
279 :
無名草子さん:2006/07/01(土) 17:12:39
俺の爺が好きで家に全集揃ってるんだが、まだ「三国志」しか読んでない…
280 :
無名草子さん:2006/07/01(土) 17:17:04
でも、やはり読者が美味しいと思うところで停めている感は強い
司馬が吉川は黙読ではなく音読したほうがいいといってた
「宮本武蔵」は読み始めたら止まらなかった。
電車の中なのに、涙目で洟すすりながら新平家読んでました。
経正、忠度、敦盛・・・雅な公達武者のそれぞれの最期に。
重衡の最期は電車では読まないでおこう・・・
284 :
無名草子さん:2006/09/05(火) 17:03:40
285 :
無名草子さん:2006/09/13(水) 15:30:22
宮本武蔵面白いね。
286 :
無名草子さん:2006/09/14(木) 18:24:37
結構いい説教書いてあるな。
287 :
無名草子さん :2006/09/18(月) 22:55:25
>283
「新・平家」初読なら電車の中で読まないことをお勧めダゾ。
(読んで”ました”なら初読じゃないか。。)
288 :
283:2006/10/10(火) 19:52:32
>>287 三年ぶり二読目です。
初読は清盛と後白河の軋轢が、そして今回は平家人のそれぞれの散り際が
特に好きでした。悲弟・義経の項何度読んでもやっぱり辛いですね。
読み易さ、ストーリーテリングの面白さは武蔵が一番だと思うけど、
文体は新・平家が一番趣があって好きです。
289 :
無名草子さん:2006/10/15(日) 23:56:27
「三国志」は支那が舞台なので敬遠していたが、非常に面白い。
でも結構グロい。特に、劉備が漁村に立ち寄った話など…。やはり、日本と支那では文化の違いなんだろうね。
290 :
無名草子さん:2006/10/27(金) 00:41:42
新平家物語読んでるんだけど後白河がめちゃくちゃムカつく
俺が清盛なら幽閉とか甘いもんじゃなく殺すね間違いなく
そして明らかに反感を抱かせるような書き方しておきながらも言葉遣いだけは
どこまでも丁寧な作者まで憎く思えてしまう
後白河なんぞタメ口で十分じゃ!と
291 :
無名草子さん:2006/10/27(金) 12:33:09
やっぱ昭和の小説家はすごいな
292 :
無名草子さん:2006/10/27(金) 20:37:08
>>290 ハゲド
後白河の、まったくお懲りあそばさず、表裏を巧みにお使い分けになるご性分が
平家を滅ぼしたと言ってもいいわけだから。
ほんと、崇徳なんかよりずっともっと魔性の皇族と思う。
皇族といえば
明仁、雅仁・・・やっぱこの頃も天皇家は「仁」付だったんだなー。
293 :
無名草子さん:2006/11/07(火) 20:55:36
「新・平家」完。
次は「私本太平記」いきます。
294 :
無名草子さん:2006/11/07(火) 21:24:50
295 :
無名草子さん:2006/11/18(土) 01:30:07
新平家読みおわた
しばらく吉川文学から離れようとオモ
296 :
ある文学ファンの独り言:2006/11/18(土) 10:11:53
これまで、日本の作家の書く中国物はほとんど読んでこなかった。中学生の頃、吉川英治の「宮本武蔵」
を読んで面白かったので「三国志」に進んだけど、ちっとも感心できなかった。スケールが大きいと評す
る人が多いが、大ざっぱとしか感じられなかった。司馬遼太郎にしても日本史物は面白いのに、中国史に
なると大ざっぱとしか受け取れない。人物の内面まで掘り下げて書いてないからだ。
スケールが大きくて緻密な小説が中国史物にもあるはずだと思って、長い間探していた。ようやくめぐり
会えたのが、「蒼穹の昴」とその続編の「中原の虹」。書店に行くたびに「中原の虹」の立ち読みを続け
てきたが、文庫になるまで何年も待てそうにないので、思い切って買うよ。
実は思うところあって、村上春樹「海辺のカフカ」を読もうとしたけど、これまで村上さんの小説は体質的
に合わなくて受けつけなかった。でも何度読んでも、やっぱりおかしな作り話としか感じられない。残念だ
けど、我慢して村上さんの小説を読むより、面白くてたまらない「中原の虹」のほうを読むことにするよ。
297 :
無名草子さん:2006/11/18(土) 21:11:29
吉川三国志は面白いと思うけど…
>289 妻を殺し、その肉を客に供するのを美徳とする国だからなぁ
蒼穹の昴、中盤までは面白かったけど・・・
スレちがいスマソ
宮本武蔵は本当にタメになる。これ程、素晴らしい作品は他にあるのだろうか?
301 :
無名草子さん:2006/11/23(木) 13:55:07
スレ違いではありますが。
今吉川三国志を読んでるんだが、曹操ってガンダムのシャアのモデルなんだろうか?
赤い鎧・赤い鞍・赤い旗とか、どこかで彗星呼ばわりもされておったような。
吉川初心者ですが、私本太平記はとても面白かったです。
ただ、わりと贔屓をしないというか、悪く言えば登場人物にさほど思い
いれを感じない作家さんだと、途中までは思ってたんですけど、
最期に近づくほどに楠木正成への入れ込み方が激しくなって意外な
ほどでした。ちょっとくどかったな。
でもと言いつつ泣けてしまうのが、この方の手腕ですね。
304 :
無名草子さん:2007/01/27(土) 14:48:15
305 :
無名草子さん:2007/02/03(土) 22:18:56
三国志のリクソンの書き方がすごいと思う。
善でもなく悪でもなく、あの作品のなかで浮いてる人物だと思う。
>303
いやいや、結構ご贔屓キャラへの肩入れはすごいよ。
武蔵しかり。孔明しかり。
この二人への愛は特に強い気が。
孔明なんて、この世から消えた途端、作者が物語を続ける気が失せてしまって、
三国志演義も途中で終わったぐらいの扱いだったしね。
智と義の人・正成は、明らかに吉川英治好みだったろうし、前作で愛着を持って
書かれた清盛を思わせる書かれ方の尊氏にも愛着があっただろうし、彼らの対峙
場面は、書くのも楽しかったんじゃないかと想像する。
307 :
無名草子さん:2007/02/11(日) 15:00:42
308 :
無名草子さん:2007/02/23(金) 12:19:03
実家の親父が、ケース入りの吉川三国志を全巻揃えていた(当然昔の)のだが、
最近は、吉川は人気無いのかな?
309 :
無名草子さん:2007/02/23(金) 13:19:57
>>308 少なくとも、本棚で鎮座するような本じゃないな。
まとめて文庫本になったのも判る
今、「新・平家」読んでいます。
現在5巻。弁慶が下山してもうちょっと。
まだまだ先は長そうだ・・・
311 :
無名草子さん :2007/04/07(土) 01:13:26
>>310 ガンガレ!!
「新・平家」は、
さめ女が九郎から着物もらって
着膨れして喜んでるところ。しんみり泣けたなぁ。
5/27かに、時代劇専門チャンネルで、新・平家の人形劇の放送がある。
今から楽しみだ!
313 :
無名草子さん:2007/05/22(火) 21:21:53
新・平家は昭和何年頃に書かれたの?
>>31 うげ、俺が生まれたときには、とっくに終わっていたのか。
ちなみに『新・平家物語』がNHK大河ドラマになったのは昭和47年(1972)。
>>315そのときは生まれてる?
>>316 大河ドラマの開始って1月だっけ?
だとしたら、俺は生後何週間だね。
あの話が一年で収まるのか?
新平家懐かしいな
あれを全部読んだ時は、なんか達成感があったなあ
319 :
無名草子さん:2007/06/25(月) 22:03:41
時専の人形劇版新平家。
これせめて人形劇三国志ぐらいの尺でやってくれてたら、もっと見応えあったろうに、
勿体無い。
まぁ、駆け足展開だから分かりやすいと言えば分かりやすいが。
大河の新平家は総集編しかVTRが現像してないとwikiに書いてあったけど、これまた
勿体無い話だな。
今、平家物語を読了しました。
義経の話が終わったら、書き手の熱が無くなって、
物語の始末に圧縮掛けて、三国志みたいになりはしないかと心配でした。
ですが、まぁ、ちゃんと始末もしていてくれて、最後まで楽しかったです。
(まぁ、平泉の始末はもうちょっと書いて欲しかったのですが)
ここ4ヶ月はこれに掛かり切りでしたから、未読の山が出来てしまいました。
今から、それを少し解消してから、太平記に行こうかと思います。
あの、馬鹿にでもわかるように教え諭すような書き方は、どこで習得したのだろうか?
続けて読むと少し飽き飽きするけど。
松本学の唱える文芸懇談会の設立にも関わり、また青年運動を開始、
白鳥省吾、倉田百三らと東北の農村を回り講演を開いた。
wikiより
最後の「農村を回り講演を」というあたりに鍵がありそうな気がする
学のない農民にもわかりやすい説明をする必要があっただろうから
324 :
無名草子さん:2007/08/02(木) 00:25:34
吉川英治は歴史上の人物では三国志の孔明が一番好きだったのだろうね
将門にも、できない子が少しずつ学んでいくのを見守るような、そんな愛情を込めてただろうね
それが御大にとって一番じゃなくても、俺は将門が好きになったよ
『三国志』だけ読んだ。
ここ一番の表現力は凄いけど、
人物の内面を掘り下げようとしないのが致命的だと思う。
聖人君子だ!聖人君子だ!って連呼されても魅力感じねぇよw
327 :
無名草子さん:2007/08/17(金) 21:44:23
吉川英治って、もう少しで著作権切れるのかな?
328 :
無名草子さん:2007/09/02(日) 22:13:52
文庫本の三国志を読んでいるのだが、巻末の地図が全然役に立たなくてごうわく。
必死に地名を探して結局無くて2倍疲れる。
人物がクソほど多い(重要人物かと思ったら登場の次の行で死んだり、脇役かと
かと思ったら重要だったり、くっついたりはなれたりはぁ???)したのもストレス
だったが割り切った。
しかし地名はスルーできない。なんでどっから攻めてどこに逃げてはあ???
現代中国の地名とも違うしネットの三国志関連のサイトでもいいのが見つからない
皆さんどうやって克服したの?。
dgdghhgd
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bvnvcvcn
mghmgmmhmh
330 :
無名草子さん:2007/10/16(火) 01:52:04
あげ
331 :
無名草子さん:2007/10/18(木) 21:33:57
宮本武蔵の全一巻本持ってる奴いるか?
保守
吉川英治だいすき
334 :
無名草子さん:2007/11/24(土) 00:01:04
三国志と宮本武蔵は何回も読んだなぁ。特に武蔵のラストの一文は格好いい!
335 :
無名草子さん:2008/01/16(水) 19:20:17
三国志なんだけどさ
四巻(文庫)167頁で屠られた張コウと
五巻(文庫)43頁で斬り殺された張コウと
六巻(文庫)以降に活躍する張コウは別人なのか?
それ俺も同じ疑問持った
中一の頃
張コウは三度死ぬ
>>328 人物に関しては光栄あたりのSLGやるのがベスト
>>335-337 最近、文庫本8巻完読したけど
倒れてもまた起き上がってくる後ろの方のショッカーぐらい
気づかんかったわ
結構適当なんだよな。
孫策編で太史慈との出会いを熱く書いてたくせに、
合肥戦のあたりで太史慈を孫堅の代からの譜代の家臣とか書いてたりな。
341 :
無名草子さん:2008/02/02(土) 06:16:58
まあ今みたいに三国志の情報なんかなかったからね
あそこまで書いたのが凄い
なんか序のとこで『色んな翻訳本や派生作品から面白そうな部分とって来た』
みたいな事書いてたからごっちゃになっちゃったのかもね。まあ同じこと何回
も書いたり脇役の扱いが曖昧だったり女キャラ上手く動かせなかったりは新聞
連載の歴史小説じゃよくあることだけど。
343 :
無名草子さん:2008/02/05(火) 16:50:44
2巻で自刃して死体を井戸に投げ込まれたチョウセンと、
3巻で呂布と一緒にいるチョウセンは別人なのか?
『面影のある人物を連れてきてチョウセンと呼んでいる』という風に
書いてあったと思うけど?
つじつまあわせの見本みたいな話だw
346 :
無名草子さん:2008/02/14(木) 08:44:32
新平家でも
「瀬尾」太郎兼康(5,6巻あたり)と「妹尾」太郎兼康(それ以外)
は明らかに同一人物っぽい
あと五条大橋で斬られたはずの朽縄がまた出てきたりw
でも吉川小説にはそんなの関係ないと思わせる面白さがある
人物の掘り下げがないとか批判があるが
一人一人愛情を持って描いてあるから全く気にならない。
作家の思い込みで妙な信念やら妄執やらイデオロギーとかで
味付けされた人間味のかけらもないようなキャラばかり出る小説
(特に山岡なんちゃらとかな)は全く反吐が出る。
そんなエセ歴史には全く共感できない。
確かに山岡の徳川家康像は結構違和感があったな。小説太平洋戦争は名作だが。
まぁスレチなのでここまでにしといて。
三国志を読み返してるんだがいつも荀ケが死ぬところで読む手を止めてしまう・・・。
この後ばたばたと死んでいくからなぁ・・・。
「おのれ、要らざる差し出口を!」
「要らざる差し出口はよせ(ハハッ」
「要らざる差し出口」って他の吉川小説ではあまり見ない
三国志はこういう固めの言葉で美文に作ってあるから特に好きだ。
>>345 最低限読んでから口を出せよ…。
かつての女を忘れられない愚人、というこれまで颯爽と人間離れした
武勇を見せ付けて読者に『なにこのスーパーサイヤ人www』と印象
付けられていた呂布の人間臭い部分を描いた重要な部分だ。
350 :
無名草子さん:2008/03/08(土) 19:11:22
新平家 俊寛島流しまできました
吉川英治の俊寛は、倉田百三のように怨まず、
菊池寛のように幸せではなく、芥川のように哲学せず
島で楽しく暮らしてたんだから幸せそうな気がしなくもない
そもそも登場が短すぎるけどね
353 :
350:2008/03/09(日) 11:57:34
歌舞伎で有名だから 見せ場とおもったらあと言う間に オワタ
>>351流に言うと、歌舞伎のように悲しまず、といったところかな?
ヤケクソになり快楽主義的・刹那的になった俊寛。
>>349 確かに吉川三国志の呂布は
やってることは別にしてもかなり人間的によく書かれてる。
芳川氏は清盛といいああいうタイプが結構好きだったのかも。
>>346 逆に、クヨクヨと人間の内面の小心ばかり描く
純文学の矮小さに辟易してる人間が少なくともここに一人いる。
(ちなみに自分は吉川作品も山岡作品も両方とも大好きだ)
「宮元武蔵」や「三国志」が、旧約聖書以上、聖書全体(旧約+新約)以下
という微妙な分量であるのが非常に気になる。
どうせなら聖書と同等かそれ以上の作品にしてもらいたかった。
聖書って、あの一巻本としてまとめる上では最大級となる分量が
可搬性と権威性を両立することによって、
世界侵略の種として存分に利用されたところがある。
あれ以上短いと権威性が損なわれ、あれ以上長いと可搬性を損なう。
そういった黄金比とも呼べる分量で世界を虜にしてきた。
その聖書よりも微妙に短いということが、
これらの作品の限界を露呈しているように感じられて如何ともしがたい。
聖書よりも長い新書太閤記は、残念ながら上二作よりも評価が劣るようだし。
要するに吉川英治という作家自体が、聖書に第一の座を明け渡している。
これはもはや、時代小説というジャンル自体が、聖書によって地獄と化した
この世界の救済を放棄しているといっても過言ではない。
いいところまでいってるが故に、なおのこと残念。
358 :
無名草子さん:2008/03/16(日) 23:48:53
三国志今五巻なんだけど
敵?の奴の思考がバカで都合よく進みすぎるのに飽きてきた。
もう読むの止める。
359 :
無名草子さん:2008/03/20(木) 10:26:51
どうぞご自由に
赤壁って原作通りだろ?
俺はその後の南郡のへっぽこな戦いが好きだww
曹兄弟と牛金とか陳矯とか妙に生き生きしてる
後半の蜀漢メインのところはだれるね
まあ本人も諸葛亮が死んだところでもうやる気なくなるし
362 :
350:2008/03/30(日) 21:09:31
やっと 清盛発病・・・ 毎日は読めないけど 俺って読むの遅い・・・
ガンガレ
続けて読むと飽きるね
新平家や太平記は事前知識がある程度ないと面白くない気がする。
どっちも既存の楠木や義経を英雄から人間に作り直した逸品だから。
逆に三国志は余計な知識なしにソレが本物だと思い込んで読んだ方が
楽しいと思う。話の構成も舞台調で、主演だけ見てれば話のリズムに
乗ることが可能だから。
366 :
350:2008/04/07(月) 17:36:41
義仲逝った age
最大推定売上1億2000万部って多すぎだろw
それになぜか著書がMusashi(7巻)だけになってるww
宮本武蔵の全巻セットが1500万位出てないといけない計算になる…
369 :
無名草子さん:2008/04/20(日) 14:03:55
宮本武蔵の
本位田又八のおばばの写経ってガチンコで吉川英次が考えたのかな??
370 :
無名草子さん:2008/05/01(木) 01:53:06
風邪の時、とか暇みつけて半年かけて宮本武蔵読みきった。
又ハが心配だったけど
朱美と子供ができて真面目になったので安心した。
というより奥がホントに深海並に深い。
吉川さんはどんだけ苦労や勉強したんだろうか…
371 :
350:2008/05/04(日) 21:00:02
やっと読み終えました
これから ヤフオクで買った大河ドラマの総集編見ます
そのあとは・・しばらく吉川作品から離れます(面白いが疲れる)
次の時は何がお勧めですか?
372 :
無名草子さん:2008/05/16(金) 19:48:54
三国志や宮本武蔵が日本で広く知られるようになったのは吉川の功績?
373 :
無名草子さん:2008/08/06(水) 23:38:15
最近、図書館でたまたま借りた
忘れ残りの記
という吉川英治の自叙伝を読んだけど
物凄いね。
超金持ちから極貧生活、工員、飛び込み営業したり、父への怒りや、母への思い
リリーフランキーの東京タワーや麒麟のホームレス中学生と比べるのは失礼だけど軽く越えている…。
374 :
373:2008/08/07(木) 00:12:05
しかも今、続きを読んでるとカンカン虫という派遣労働…
今、流行りの蟹工船
この人は、どこまで時代を先読みしてるんだ…
376 :
無名草子さん:2008/09/12(金) 00:52:56
なんか講談社文庫10月の新刊に『三国志』が新装版であるんだが
吉川英治歴史時代文庫、終了のお知らせか?
378 :
無名草子さん:2008/11/17(月) 01:18:55
どうよ
>>377 5巻を立ち読みしたけど、やっぱり最後のエッセイが付いてないのね・・・
吉川英治歴史時代文庫の8巻にはあったのに・・・
そりゃ昔から出てた通常講談社文庫版の新装だからでしょう
こっちのほうは元からエッセイはなかった記憶ある
レッドクリフのためだけに出たなこの新装版
旧版の表紙のほうが断然いい。
新装版ってエッセイだけ入ってなくて、本編はちゃんと全部収録してありますか?
384 :
無名草子さん:2009/01/07(水) 12:18:36
宮本武蔵は昔全巻読んだよ。
三国志は途中で挫折したけど、
残りの巻を買って、いつか読破しようと思ってる。
個人的には、吉川英治は好きだな。
昔、三国志、武蔵と将門は読んだ。
正月用に、新平家買ってきたが読めなかった。
少し読んだけど、読むモードに入らなかった・・・
小学2年のときにこの人の三国志読んで、4年のときに水滸伝読んで
歴史好きになった。
水滸伝は記憶にある中で初めて徹夜した原因だから強い印象が残ってる。
子供のころに始めて触れた小説だったから
勝手に子供向けの作家さんなんだって印象持ってて他のもの読んでないんだけど
宮本武蔵とか読んでみようかな。
387 :
無名草子さん:2009/01/18(日) 10:55:00
新水滸伝は、作者が途中で亡くなってしまったから、
未完で終わってるんだよねぇ。
最後まで読みたかったなぁ。
カーチャンが女子高校生の頃にかった宮本武蔵の単行本がおれの宝物。
小学生の頃から何度も何度も読み返してる。
389 :
無名草子さん:2009/01/26(月) 20:02:26
俺も、母親に宮本武蔵を薦められて、
読んだクチ。それ以来、俺の心の根底には、
宮本武蔵がいる。お母さんありがとう。
漫画の「コブラ」がきっかけ。
剣で戦うことになった主人公コブラ。「剣の心得はあるのか?」と尋ねられて
「心配するな、宮本武蔵は全巻読んでるんだ。」
それで自分も読んだ。中学生の頃の話。
sage
新書太閤記で藤吉郎が竹中半兵衛を軍師に請うくだり
半兵衛の承諾のセリフが好きだ。
さむらい言葉かっちょえー!
393 :
無名草子さん:2009/03/26(木) 21:28:41
家の書斎をあさってたら十年前に死んだじーちゃん所蔵の
太平記、太閤記、平家なんかと五味康裕モノの幾つかを
スライド式書棚の奥からから発掘
いま読んでます
昭和二十一年発行だってさ。漢字がムズいw
395 :
無名草子さん:2009/03/28(土) 15:07:11
宮本武蔵、三国志読んだんだけど、知らない熟語がしょっちゅう出てきて、辞書ひきまくったんだがw
397 :
無名草子さん:2009/04/14(火) 18:25:21
俺も宮本武蔵と、三国志は読んだ。
あ、いや三国志は途中までだけど、
三国志の作中で、ある家に劉備が立ち寄った家で、
食事をご馳走になったんだけど、その料理の肉が、
家の主の妻だったと言う話があった。
あの話は、勉強になったな。
398 :
無名草子さん:2009/04/15(水) 23:47:06
新平家物語を読破しますた
399 :
無名草子さん:2009/04/26(日) 09:52:17
新平家物語を1〜14巻まで、古本で全部100円揃えました。
読んだのは、6〜14巻です。 15,16が売ってません。
14巻が壇ノ浦だったので、まぁいいか って感じです。 テヘッ
新平家は本編はもちろんだが、杉本健吉画伯の挿絵がいいんだよな。
ちなみに画伯は「私本太平記」「三国志」「新・水滸伝」も手がけてる。
20年前、神田の古本屋で「私本太平記」の画集が売られてたが、買っときゃよかった。。
>>400 >15,16が売ってません。
>14巻が壇ノ浦だったので、まぁいいか って感じです。 テヘッ
それすごく損してるぞw
402 :
無名草子さん:2009/05/15(金) 20:48:47
新平家、本屋で探してみよう。
403 :
無名草子さん:2009/06/08(月) 21:02:44
三国志は好きだったけど太平記はダメだった
江戸時代ものは上手いと思うけどね
『西遊記』も『金瓶梅』も『紅楼夢』も、
『イリアス』も『オデュッセイア』も『マハーバーラタ』も、
この人に書いて欲しかった。
宮本武蔵の面白さは異常
あらゆる伏線がきれいに回収され、最後は大団円。
長編小説のお手本のような作品。
「鳴門秘貼」読んだ。
前半を挿絵なし、後半を挿絵入りのバージョンでそれぞれ読んだんだが
(前半は吉川英治全集、後半は中央公論社版ハードカバー、ともに図書館)
挿絵のあるなしで作品の魅力が五割は違うな
今まで新聞小説の挿絵なんて気にしたことなかったんだけど、これは別格だわ
岩田専太郎ってすごいな
408 :
無名草子さん:2009/08/24(月) 20:04:13
410 :
無名草子さん:2009/10/10(土) 10:11:31
411 :
無名草子さん:2009/10/10(土) 10:59:18
大衆文学の黎明期からの作家だからだろうけれど
表現できるものの広がっていく様がすごい
新書太閤記や三国志辺りまでは倍々ゲームで拡大していく感じだ
さすがに戦後の作品は高齢のせいだろうか
あまり優れているとは思わないが
このスレに集う人々はもう既にお読みだろうか?
パール・バックの『大地』という小説を。
吉川作品と同種の面白さを感じるのだ。
『大地』は三部からなり(それぞれ、父・子・孫三代の物語に対応する)
特にその第一部と第二部は吉川英治全集に入っていたとしても、なんら違和感は無い。
ちなみに、吉川英治とパール・バックは同い年である。
413 :
無名草子さん:2009/10/23(金) 17:31:34
三国志、面白かったな。
宮本武蔵も、武蔵以外の人が格好悪くて現実はそうかもと思った。
武蔵だって十分格好悪いさ。
昼日中から街道の脇でお供に小さな子供の城太郎を連れてるにも関わらず
お通を押し倒すも拒否され、嗚咽を挙げながら号泣だからなw
> 忘れ残りの記
> という吉川英治の自叙伝を読んだけど
> 物凄いね。
> 超金持ちから極貧生活、工員、飛び込み営業したり、父への怒りや、母への思い
> リリーフランキーの東京タワーや麒麟のホームレス中学生と比べるのは失礼だけど軽く越えている…。
自分も読みました。最後まで読んで母の芯の強さに感無量です。
416 :
無名草子さん:2010/01/04(月) 14:28:17
いま、初めて吉川作品(太平記)を読んでいますが、気になったのが
都のあたりの庶民が江戸弁でしゃべっている
あれってどうなの?
>>416 あんまり気になる様なら読むの止めたら
そんなに名作って訳でもないし
基本的に時代小説は自分の好き嫌いだけで、読むかどうかを判断した方がいいよ
418 :
無名草子さん:2010/01/04(月) 16:38:24
いや、キライとかじゃないんだけど・・・
どうなのかなって
山田風太郎が吉川「三国志」読んでいて、登場人物がゼロって言葉を使うのを見て
さすが大作家は細かいことは気にしないんだなとコメントしていた
まあ戦前からの時代作家なんてみんないい加減だからね
420 :
無名草子さん:2010/01/04(月) 17:08:24
しかし、私本太平記って名作ではないんだ・・・
いつもは司馬を読んでるんだけど
南北朝が読みたくて読み始めたんだが・・・
書いたのが相当じいさんになった後よ
枯れちゃってる
北方謙三にすれば?
422 :
無名草子さん:2010/01/04(月) 18:03:18
なるほど
代表作はやっぱり武蔵とか三国志ですか?
平家物語はさすがに手を出しづらいですね
自分が読んでる限りなら三国志だけは今の若い人にも多分面白い
武蔵もさすがに古くさいし、平家は年寄りじみている
あと、新書太閤記は読んだことないから判らないけどイケるかも
424 :
無名草子さん:2010/01/04(月) 19:01:08
あ、ちなみにおっさんです
新平家が年寄りじみてるって言ってるなら、ホントに読んでるか疑わしいな。
後白河の諜略ぶりや、木曾の豪傑とラブロマンス、
頼朝の凋落から再進撃、義経、時忠、知盛、朱鼻、
大きな歴史の流れに多くの場面がスピーディに流れて、
大勢のそれぞれキャラが立っている。
年寄りじゃついていけないぞ。
吉川文学にはあって、これまでの純文学に欠けているものは何なのか。挙げ
てみるとまず第一に物語性ということに違いない。純文学では物語性はどうし
ても第二義的になってしまう。初めから作家が重きを置かない。
吉川英治の物語性の背後には、日常的な、ごく普通の生活から発する好奇心
があるのではないか。日常生活を送りながら体験するさまざまなこと。どんな
ことでもいい。あの時にけんかをしたら涙がこう出たとか、いや別な女はこん
なふうに涙をためたとか、そんな日々の生活の機微に大そう惹かれる気持ちが
物語性の細部を成り立たせている。
純文学作品だったら、それは第二義的でいいと思うようなささいなことかも
しれない。でも本当は大事なことなのだと思う。
427 :
無名草子さん:2010/03/05(金) 19:00:21
宮本武蔵最高だな
歴史小説の作家の中で1番はまったわ
428 :
無名草子さん:2010/03/13(土) 11:32:40
三国志の4巻の江夏戦前のシーンで孫権達の母親は遺言残して死んでるのに、
5巻の劉備婿入りで普通に生きて出てくるのはなんなの?
429 :
無名草子さん:2010/03/13(土) 13:58:02
他に張?も二度死ぬんだっけ
それでも原典の三国志演義の矛盾はいくつか直してあるんだが
430 :
無名草子さん:2010/03/13(土) 13:58:57
ちょうこう ね
431 :
無名草子さん:2010/03/14(日) 17:22:12
男塾や聖闘士聖矢にはよくあること
432 :
無名草子さん:2010/03/25(木) 21:08:15
三国志、高校の時NHKの人形劇見てハマった。
んで原作の立間祥介の三国志読んだけど、ほとんど漢文の書き下し文で
死ぬほど苦労して読んだが、その後吉川英治の三国志読んでえらい読みやすく
て感動した。
433 :
無名草子さん:2010/03/30(火) 20:29:31
読み手の立場に立って読みやすくするのはスゴイよね。
test
435 :
無名草子さん:2010/05/25(火) 20:57:36
新平家、4順目か5順目かの読み返しに入りまっす
吉川作品いろいろ読んだけど、これが一番好きだわ
436 :
無名草子さん:2010/05/30(日) 20:35:48
新平家1巻読んでる。
清盛の「血ヘド?吐いてみたい!」に吹いた。
なんかカワイイ。
新平家の最初の方は、清盛とかぁちゃんの関係が面白いんだよね。
あと弓が上手いけど負けた奴と、勝った方のエラいやつだけど官僚面してて
殺されちゃうか何かする奴。
>>436 そのセリフ、いま脳内で風間杜夫の声に変換された・・・
あの人形劇の人形たちイメージぴったりで良かったなー
新平家長すぎ。
あと10巻もある。
面白いからいいけど一気読みは無理だなあ。
440 :
無名草子さん:2010/06/11(金) 18:37:31
上杉謙信、黒田如水、平将門っておもしろいですか?
441 :
無名草子さん:2010/06/11(金) 18:53:06
→428
孫権には母親が二人以上いた記憶が。孫権の父が呉夫人と結婚した時に、その妹も側室にしたとか。 なので生きてるのは側室だったような うろ覚えで申し訳ないですが
吉川英治全集 (昭和41-45、全56巻)
1 剣難女難 / 神変麝香猫
2 鳴門秘帖
3 万花地獄 / 女来也
4 江戸三国志
5 貝殻一平 / 処女爪占師
6 恋ぐるま / 金忠輔
7 江戸城心中 / さけぶ雷鳥
8 牢獄の花嫁 / 隠密七生記 / 春秋編笠ぶし / 一領具足組
9 檜山兄弟
10 女人曼陀羅 / お千代傘
11 燃える富士 / 修羅時鳥 / 菊一文字
12 恋山彦 / 善魔鬘 / きつね雨
13 かんかん虫は唄う / あるぷす大将 / 青空士官 / 夜の司令官
14 虚無僧系図 / 自雷也小僧
15 松のや露八 / 遊戯菩薩 / 無明有明
16 新編忠臣蔵 / 彩情記
17-19 宮本武蔵
20 親鸞
21 魔性仏身 / 悲願三代塔 / 江戸長恨歌
22-25 新書太閤記
26-28 三国志
29 梅里先生行状 / 新版天下茶屋 / 柳生石舟斎
30 源頼朝 / 黒田如水
31 高山右近 / 上杉謙信
32 平の将門 / 大岡越前
33-38 新・平家物語
39-41 私本太平記
42-43 新・水滸傳
44-45 短編集
46 随筆 宮本武蔵 / 随筆 新平家 / 随筆 私本太平記
47 草思堂随筆 / 窓辺雑草 / 折々の記
48 忘れ残りの記 / 初期短編 / 戯曲 / 台本 / 年譜 / 作品年表
別巻1 神州天馬侠
別巻2 ひよどり草紙 / 月笛日笛 / 風神門
別巻3 龍虎八天狗 / 母恋鳥
別巻4 左近右近 / 胡蝶陣 / やまどり文庫
別巻5 天平童子 / 魔海の音楽師 / 朝顔夕顔
補巻1 坂東侠客陣 / 親鸞記 / 剣魔侠菩薩
補巻2 紅騎兵 / 愛獄の父母 / 日本名婦伝
補巻3 書簡・川柳・詩歌
「飢えたる彰義隊」や「井伊大老」などといった作品が全集に含まれてなくて、恐らく全集じゃないってことです。
80年代に発売された全集の新版も同じく、含まれてない作品がいくつかあるようです。
446 :
無名草子さん:2010/06/15(火) 21:35:29
サンクス
447 :
無名草子さん:2010/06/16(水) 17:08:47
吉川英治の新水滸伝には人肉饅頭載ってますか?
448 :
無名草子さん:2010/06/22(火) 17:52:40
昔だが、吉川英治全集の文庫版があったよ。
愛獄の父母読んでみたけど、最後駆け足だったなぁ。
449 :
無名草子さん:
13巻以降某古本チェーン店で見かけ無い為に半年以上放置してたが我慢し切れずに新刊\21000で購入
壇ノ浦の激流に自らの命を断った平家武者に涙
2012年の大河が平家物語らしいが、皆さんのキャストの希望は?
とりあえず自分はジャニタレ排除
朱鼻→柳沢慎吾
祇園女御→沢尻エリカ様でw