2ゲットズサー
5番目
あっさりしてて良いスレタイだね。
ヤター
とりあえず毎年恒例の梅祭りのはなしから始めますか?
で、黙示録の解釈は?
10 :
無名草子さん:03/02/21 09:05
小林さんてば、なんでこう愚痴っぽいのかな?
>>10 だって、永井荷風を念頭に文章を書いてるからでしょ?
12 :
無名草子さん:03/02/21 18:08
今週の「人生は五十一から」は
「梅まつりのころ」
庭の梅の木のこととか、林芙美子の本のこととか、いろいろ。
小林氏、「鼻風邪がなかなか抜けない」んだそうです。
13 :
無名草子さん:03/02/21 18:13
「小林信彦のコラム」327は
「大塚寧々の女優主演賞」。
この女優については今までにも取り上げてたような記憶がある。
確か、サイコメトラーなんとかいうドラマに出ていたことにも触れていたのを
読んだ記憶があるが、このときばかりは、よくご自分で言ってる
「僕はテレビをあまり見ないほうで…」という言葉に
ツッコミを入れたくなりましたね。
大塚寧々ほか好きな女優の出てるもの以外は見ていないのかもね。
15 :
無名草子さん:03/02/21 23:25
上原多香子→中谷美紀→菅野美穂→釈由美子→大塚寧々→米倉涼子。
岡本夏生も女囚さそりの演技がよいといっていたけど。
新潮社も角川も文藝春秋社も電子出版には興味ないのかな。
ドジリーヌ姫、唐獅子株式会社、オヨヨシリーズ、神野推理、
散逸するぐらいなら電子出版で記録残しておいて欲しい。
昔、松本伊代ファンで秋元康さんの紹介で座談会を取り持って
もらい雑誌に載せたでしょ。
あの頃はまだ行動力も発言力もあった。
18 :
無名草子さん:03/02/22 10:21
>>17 行動力はともかく、もうアイドルと会って対談を雑誌に載せるほどの興味がないんだよ。
トシを考えてあげて欲しい。
19 :
無名草子さん:03/02/22 13:27
弟さんはまだチンコ立つそうだけど、信彦氏はチンコ立たないの?
>>19 そう云えば、十二年前くらいかな?
小林泰彦氏、釣り姿で焼酎のコマーシャルに出ていたね。
知っているヒトいる?
21 :
無名草子さん:03/02/22 18:02
>>21 そ〜だよ〜!!
確か、実家にある「CLUB紳介」に
映画「帝都大戦」のタイアップに嶋田久作が出演した回の
コマーシャルにあったと記憶しているから・・・
それにしても、兄弟ソックリ!!
「文藝春秋」1991年6月号の「兄弟姉妹」というグラビアのページに
泰彦氏とのツーショット写真が掲載された。
僕はあんまり似てるとは感じなかったな。
顔の輪郭がそもそも違うしね。
話は変わりますが…
もう随分前になるけど、
宮沢りえの、とある写真集(「サンタフェ」ではない)を評して
「前のやつのほうが良心的だった」みたいなことが書いてあった。
う〜ん、昭和一桁は、いつまでもお丈夫だなあ、と思いましたです、はい。
24 :
無名草子さん:03/02/23 00:31
谷崎と荷風が心の師だから本人はセックスにはいまだ執着していると思われ。
25 :
無名草子さん:03/02/23 01:18
あとグレアム・グリーンもか。70近くになって名誉領事みたいな小説を
書いてしまうグリーンは谷崎・荷風と通じるものが有るな。
27 :
無名草子さん:03/02/23 15:14
鼻の形そっくりだよね。
>>27 すると、チンコの形もソックリなんだろうね。
2スレになってからレベル急降下
…責任感じちゃいます。
別に1さんが責任感じることもないぞ。
新刊の「名人 志ん生、そして志ん朝」、やっと手に入りました。
八割方の文章はすでに単行本に収録されたものです。
特に熱心なファンじゃない方は買う必要ないかも。
32 :
無名草子さん:03/02/26 10:11
夢の砦は面白かったなあ。
後半のメディアで成功し挫折していく展開よりも
前半の学生下宿での鬱屈した生活から下痢の止まらないゴム仮面との暗闘がいいね。
「夢の砦」が末期の平凡パンチに連載されたときは、毎週発売を待ちかねて
むさぼり読んだ。単行本になったらサシサワリのある部分が削られていて、
世の中そんなもんか、と思った。
嵐山光三郎の「口笛の唄が聴こえる」もパンチザウルス(?)に連載され、
単行本化の際にはもっとズタズタになっていたような気がするけどね。
>>33 へー。平凡パンチのほうが読者多いだろうに。
雑誌連載版を激しく読みたいです。
35 :
無名草子さん:03/02/26 11:26
>>33 あ。単行本のあとがきでは、連載中は差し障りがあって書けなかった部分を
大幅に書き足した、というようなことが書いてありましたが、連載時の方が
ストレートだったのですか?
差し障りという部分は渡辺プロ関係のことだと思いますが。
記憶では、
「夢の砦」で描かれている時代は編集者で、
発表時は物書きとして活動していたひとへの
歯に衣着せぬ評価なんかが、単行本では和らげ
られていたような。
>>36 で、それって、
常盤新平の事なんですか?
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39 :
無名草子さん:03/02/26 16:02
『1600枚に達した物語は、単行本化に際して、かなり書き改められた。ことに、
後半の、週刊誌では書けなかった芸能プロダクション関係の部分が大幅に書き加え
られている』
と、新潮社版の単行本のあとがきにはありますが。
40 :
無名草子さん:03/02/26 16:04
>>37 常盤新平氏に関する悪口は、他の本のエッセイに出てくる。
日記だったかも。
とにかくぼろくそで読んでいて引いてしまうほど。
>>37です。
>>40さん。
>とにかくぼろくそで読んでいて引いてしまうほど。
そうなんです。
確か、「Wの悲劇」の盗作騒ぎの時、遠まわしに犯罪者扱いしていたんで。
記憶に残っているんです。
報告です。
駅の構内で角川文庫版の冬の神話、100円でゲットしますた!
>>42 おめでとうございます!!
ヤフオク、楽天のフリマでは平均5千円〜一万円ぐらいです。
とにかく、超ラッキー!!
44 :
無名草子さん:03/02/26 23:16
常磐新平が直木賞取ったとき小林氏の心境はいかようなものだったのだろうか。
45 :
無名草子さん:03/02/27 00:20
60年代日記に常磐の悪口いっぱい書いてある。
48 :
無名草子さん:03/02/28 02:30
書名失念したけど、トキワ氏も小林氏の事を、自伝的小説で
「やたら東京生まれを自慢する云々する」キャラとして書いていたな(w
49 :
無名草子さん:03/02/28 02:36
50 :
無名草子さん:03/02/28 11:48
>>43 冬の神話、そんなにするのか・・・
押入れに眠ってるぞ そういえば
>>50 それどころか、「虚栄の市」や「監禁」が五千円平均です。
「オヨヨ」の角川版が八冊で六千円ってのを見た事があります。
52 :
無名草子さん:03/02/28 14:32
>>51 持ってるけど売る気にはなりません。特にオヨヨ。
53 :
無名草子さん:03/02/28 18:31
なんかで読んだけど、
脚本・小林信彦、監督・石堂淑朗で製作予定だった喜劇映画、の詳しい事知ってる人いますか?
>>53 やっぱり、創造社絡みなんですか?
初耳です。
55 :
無名草子さん:03/02/28 19:22
>>53 いやそれは、どのエッセイにも出てこないしなあ。
大島渚の「絞死刑」に
出演予定があったとは聞くけど初耳なんだよね。
57 :
無名草子さん:03/02/28 21:35
>>53 60年代日記に、大島渚に監督をやれと言われた話しが出てるが、それとは
違うのか?もち創造社時代ね。
「絞首刑」は、スケジュールの関係で断ったとある。完成した映画で松田政男が演じていた役。
ちなみに「絞首刑」はキャストほとんど素人。
小林氏は大島渚の「白昼の通り魔」の群衆シーンに出演。(教師役)
58 :
無名草子さん:03/02/28 21:37
「コラムは笑う」の中に、アラーキーの作ったアダルト・ビデオに出演した
とあるけど、作品名など御存知のかたはいますか?
(アラーキーのビデオだからいわゆるAV出はないと思うけどね)
59 :
無名草子さん:03/03/01 10:54
角川版の古いやつ「虚栄の市」「監禁」「冬の神話」あたりは
図書館で借りて読むのが無難だよ
投機目的なら別だけど
60 :
無名草子さん:03/03/01 14:49
オヨヨシリーズが売れた角川が、小林氏の他の作品を漁って
「虚栄の市」なんかが発売されたけど、どこの本屋でも売れ残ってたなあ。
その頃、厨房だった俺もオヨヨは好きで集めたけど、
「虚栄の市」とか暗そうで手が伸びなかった。
今思えば、買っときゃよかったなあ。
61 :
無名草子さん:03/03/01 15:59
62 :
無名草子さん:03/03/01 16:00
>53
高崎俊夫が映画の本を書評したとき(たしか「プレミア」で)そんな様な話が書いてあったと記憶してるが・・。
違ったかなぁ。
63 :
無名草子さん:03/03/03 17:59
中日新聞のコラムをまとめたの読んだけど、よかった
こういうもの、とりわけ映画評をバランスよく書ける人は、あとが育ってないからな
保守sage
今週の「人生は五十一から」は
「着物・キモノ」。
映画や本や社会時評や季節ネタはなし。
ま、「一回休み」ですな。
「小林信彦のコラム」328は
「アカデミー賞予想と映画の本」。
作品賞 「シカゴ」
監督賞 マーティン・スコセッシ(「ギャング・オブ・ニューヨーク」)
主演男優賞 ダニエル・デイ=ルイス(「ギャング・オブ・ニューヨーク」)
主演女優賞 レニー・ゼルウィガー(「シカゴ」)
…だそうです。
>>65 今回もまた地方出身者をだしにしてたね。
田舎者と素直に書けないヘタレなノビィ。
しかも事実関係が間違ってる。。。
大丈夫かよ。昔自分でも指摘していた
間違いを自分が犯すとは、そこまで
頭がはたらかなくなったのかなあ?
現在の担当編はかなーり無知らしいから
チェックも期待できないし。
一応また手紙書いとこう。
69 :
無名草子さん:03/03/09 22:22
…あのヒトは今、ドイツにいる
志ん生のsage
文藝春秋 小林信彦・中野翠 志ん朝対談掲載
志ん朝を語る対談の相手が中野翠っすか
釣り合うような対談相手がみんな逝っちまったからなあ
74 :
無名草子さん:03/03/12 21:12
ただ単に小林氏のお気に入りってことじゃないか。
中野翠、何につけ、いまいちわかってないよーな気がして、
俺は好かん。
中野翠はただのお勉強家だわなー。
特にエンタテインメント系の映画や本を評論するには
持って生まれたセンスに欠けてる。
ノブ自体が経験はあるけどセンスが…
私もそう思います。
いやいや、小林信彦には真贋を見極める目はあるよー。
個人的に嫌なことがあったのかも知れんが、談志を無視して
志ん朝を評価するというのはまったく正しい。
それに映画だって小説だって、この人が(・∀・)イイ!といっているものは
だいたい面白いじゃないか。
あの間違いの山を見ると目があるとは
思えないなあ。もっと目の無い人は
いっぱいいるだろうけど。。。
若い頃には信じちゃったけど何十年も
たって自分も学習してくるといい加減さ
が気になってくる。
私は小説が読みたいよー。
80 :
無名草子さん:03/03/12 23:52
>>79 間違いって言うけどそれはじいさんになった最近のことでしょう?
以前はかなり正確だったし、氏もきちんと調べて書いていた。
だから僕は、氏には「本物を見分ける目がある(あった)」と
固く思う。特に芸能関係。映画関係。娯楽小説関係。つまりエンターテインメントの
目利きだよ、やっぱり。
氏以上の目利きを知らないもの。実際、誰なのかあげてみてよ79さん。
一部氏問い県側無いのは仕方ないだろう。そりゃ好みってものもあるし個性って
ものもある。人間が違うんだから氏とまったく同じ嗜好てなことは
ありえないでしょ。
おれも
>>80に1票だな
間違いは間違いだし、それを本人が言い訳にしてはいかんだろうが
だからといってトシを取ったヒトを若い頃と同じように扱うのは、むちゃだしむごい
82 :
無名草子さん:03/03/13 01:33
ちょいと話がずれるが、ノブさんが認めている映画評論家って誰かな?
植草甚一、佐藤忠男くらいしか思い浮かばないのだが。
淀長さんも何かノブさんの不興を買うような言動をしたみたいだし。具体的には知らないが。
一時期はポーリーン・ケイルを高く評価してた筈(今でも?)。
ニューヨークタイムズで映画評を担当していた人だったと思う。
翻訳も出てるので読んだけど、面白かったよ。
森卓也のことも高く評価してるでしょう、たしか。
それから双葉十三郎が映画芸術に連載していた「日本映画月評」に影響をうけた、
(あるいは刺激されただったかな?)と、どこかで書いてましたねぇ。
小林氏の『野良犬』びいきは、双葉氏の同作品研究にカナーリ影響を受けてる。
>>83 ケイル女史が映画評を寄稿していたのはNewYorker誌ですよん。
85 :
無名草子さん:03/03/13 10:30
>>84 双葉さんを心の師匠のように思ってると、双葉さんとの座談会で言ってる。
映画評論家というか、分析的に映画を評論するという腕前については双葉さんを
ダントツに評価してるし尊敬している。
植草さんは大昔にこっぴどく叱られて以来恐怖心を持っていたが、好々爺というか
ヒッピーのようになってからは、事情通としてこれまた尊敬していた由。
あと、森卓也には一目置いている。
荻雅弘は、小林氏の友人に荻さんの弟がいた関係で親近感を持っていた。
佐藤忠夫は同期の桜という気分。
佐藤重臣にはマイナー好きという意味でシンパシーを感じていた。
ポ−リン・ケイルの映画評は面白がっていましたな。
(^^)
今週の「人生は五十一から」は
「3・10を忘れない」。
東京大空襲のことですな、1945年。
関係ないけど、
僕は「焼夷弾」をいうものが、どんな形をしているのか、
映画「火垂るの墓」ではじめて理解できました。
88 :
無名草子さん:03/03/13 20:46
俺は戦争資料館みたいなところで
「焼夷弾」の実物を見たが、
こんなでかいものが頭の上に降ってくるなんて
(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
酢豆腐、旨い?
ちりとてちんのような味がしますな。
91 :
無名草子さん:03/03/13 23:21
>>87 今まで小林氏は因業ジジイ臭がキツくて正直キライだった。
でも今週のエッセィはとても面白かった。
私は出自が茨城で東京への空襲を終えたB29が
太平洋に抜けるコースの真下にあたり、小さい頃から祖母に
その手の話をさんざん聞かされて育ったからかも知れない。
保守
4月発売の[人生は五十一から」のシリーズの新刊タイトルは「にっちもさっちも」に
なったようです。ナンシーかと思たよ。
にっちもさっちも
どうにも
ブルドッグ。
×月×日
暖房の調子が悪い。(原発不調により)電力が不足していますと、盛んにCMを
流しているが、広瀬隆氏の名著「東京に原発を!」を読んで関係者は猛省するように。
×月×日
眼の調子が悪くて、医者からテレヴィジョンは止められれているので、しかたなく
濡れタオルを眼に当てて、吉田照美氏のラジオを聞く。話題はもっぱら、イラク問題。
しかし、いいのか? ランナウェィズの「チェリー・ボム」とか、かけてて。
×月×日
新刊について、『事実誤認』を指摘した葉書を出版社経由でいくつかいただく。
まぁ、その指摘は正しいんだけどさ、もうイヤなのね。こういうオタクは。
数十年書いてるから、ここで繰り返さないけど、物事の本質がわからないバカが
多すぎるわけ。
96 :
無名草子さん:03/03/18 16:59
>>95 どう読んでも、間違いを指摘されて逆ギレしてるとしか思えない。
間違いを指摘する事がオタクで、物事の本質が判らないバカなの?
こういうの読むと、長年のファンとしてガックリ来る。
って、これ、本物?
×月×日
某誌のために中野翠さんと故志ん朝さんについて対談。中野さんが幾つか聞いていない
噺があって、うまくまとまるかどうか? 対談の後は、もっぱらアメリカのビートたけし
ことマイケルムーアの「アホでマヌケなアメリカ人」と「ボウリング・フォー・コロンバイン」
について。
ファンとしては逆ギレ自体はオッケーなんだけど
小林さん、人の間違いにはいまだに厳しく突っ込むんだよな。
自分だけ言われるのは嫌だってのはちょっと残念だな。
私だって人の事は言えんので自戒をこめて。
ナニについてつっこまれてむかついてるのでしょう?
100 :
無名草子さん:03/03/19 00:30
老醜。
もう見限った。
ついでに100ゲット。
今週の「人生は五十一から」は
「3・10を忘れない(続)」。
む、む、やはりこのあたりのことを書かせると
氏の執念深さ全開!になるなあ。
終盤に「集団疎開」から「個人疎開」に移行したあたりの体験を
「小説に書きたい」
と宣言。
よし、よし!
まだ小説書く意欲はあるんだ、
意欲は…
102 :
無名草子さん:03/03/19 21:18
そして、やっぱりなぁ。
疎開体験が氏の執筆活動のハラワタだと思てたよ。
今週号は必読。
103 :
無名草子さん:03/03/19 21:32
>>101 「冬の神話」って、そういう話じゃなかったか?
「ぼくたちの好きな戦争」にも出てきたように思うが。
>>103 「冬」は確か集団疎開の終りまでを描いてたと思う。
「ぼくたち」では、少なくとも主人公の少年は、
東京に居残ったのではなかったっけ?
105 :
無名草子さん:03/03/19 22:42
集団疎開の話書きたい、は
かな〜り前からおっしゃってられたなあ。
いつか、必ず書いてやるって。(よっぽど嫌な目に遭ったんだろな)
資料も、もう随分集められたのでは。
106 :
無名草子さん:03/03/20 10:03
でもさ、小林氏は3.10で財産は失ったけど家長を始めとする
家族の命は取られずにすんだわけで。。。
俺、墓参りに行くたびに隣の墓の墓碑銘を見るのだけど
墓を立てた人(戦地にいたらしい)の両親と妻、二人の子供の五人の名が
墓碑に刻まれていて、昭和二十年三月十日死亡確認と刻んであるのよ。
つまり復員したら遺骨もなくて死亡の届だけ出てたってことでしょ。
本人は昭和四十四年に死亡して墓碑銘が刻んであるのだけど、、、
スマン。何を書きたいのだかよくわからないけど、とりあえず
自身の体験を小説の形で後世に残して下さい。お願いします。
って、ところです。
107 :
無名草子さん:03/03/21 01:07
「和菓子屋の息子」もあるけど、小説で読みたいよね。
そういや「一少年の観た『聖戦』」も、
時代背景としては…
109 :
無名草子さん:03/03/21 01:48
60年代日記手に入れて読みました。
俺として印象深い小林信彦の小説は、
唐獅子株式会社
夢の砦
世界でいちばん熱い島
かな。
111 :
無名草子さん:03/03/21 12:09
>>111 中学生ごろに、「オヨヨ島の冒険」と「怪人オヨヨ大統領」を読んで一度中断。
しばらく経ってから、その後の作品も読んだけど、俺的には印象が弱いんだな。
「大統領の密使」あたりから読み始めていれば、印象が違ったかも。
111さんにとって印象深い作品は何?
114 :
無名草子さん:03/03/21 14:32
>>112 親本が早川から出た三部作は完全に大人向けに書いてあるから面白かった。
その後、朝日新聞社から出たのもいい。
後日談的「オヨヨ大統領の悪夢」も好きだなあ。
116 :
無名草子さん:03/03/21 21:06
>>95はネタじゃないの?
いかにも本人が思ってそうな事が過ぎるざんす。
117 :
無名草子さん:03/03/22 00:36
118 :
無名草子さん:03/03/23 00:30
「一少年の観た『聖戦』」、図書館ではルポタージュのコーナーにある。映画本じゃないのか、これって。
119 :
無名草子さん:03/03/23 02:17
>>118 ネタ?映画本じゃないよ。
氏の戦争体験記。
120 :
無名草子さん:03/03/23 02:30
「世間知らず」がよかった。
タイトルなんで変更したんだろう?
「背中合わせのハート・ブレイク」って…。
121 :
無名草子さん:03/03/23 03:21
>>120 実に同感。
タイトルを変更したのは、若者に受けたかったんだろうか?
胴衣。同名の小説があったから(フランスあたりに)って理由だったような気も
するけど、いいじゃん。橋〇治も気に入ってたのに(文庫解説に書いていた)。
長いほうじゃ若者には受けんて。
ビートルズの来日にからめたタイムスリップものも好きだ
単行本未収録の「ミート・ザ・ビートルズ」迷惑日誌 、これも好きだ。
次の文春はまず間違いなくイラクネタ。
そこにご自分の戦中話を重ねるに10000ダーク荒巻
次の文春のホリイのずんずん調査は、まず間違いなく回転寿司屋のイクラネタ。
しかし、編集が「不謹慎です」と書き直しを命ずるに10000おじゃマンボウ。
126 :
無名草子さん:03/03/23 21:24
「にっちもさっちも 人生は五十一から 」
小林信彦 文藝春秋
イチロー、小林旭、ウディ・ワイルダー…様々な人物から見えてくるW杯の年の日本を綴る。
46/1,429円 4月下旬 ISBN4-16-359630-5
新刊情報コピペ。ウディ・ワイルダーって誰だよw
ウッディ・アレンと、ビリー・ワイルダーのことでしょうなぁ…
「・」と「、」が、まぎらわしいんだよな。
次の「小林信彦のコラム」は
3月28日掲載です。中日新聞夕刊。
ほんとなら3月21日のはずだった(隔週金曜日掲載なので)
けど、祝日だとずれちゃうんだよね。
「人生は」とネタがかぶらんよう、切に願う…
でも「コラム」では社会ネタはやらんから、今回は安泰かな。
129 :
無名草子さん:03/03/23 23:29
東京のロビンソンクルーソーと東京のドンキホーテ、どちらも
晶文社版だけど、どっちが高く売れるかな。
こんなところで聞かずにヤフオクに出せって(w
つまんねえ釣りすんなよ
131 :
無名草子さん:03/03/24 10:08
132 :
無名草子さん:03/03/24 23:26
>>129 おれのヒチコックマガジン創刊号と
どっちが高く売れるかな。
ネタ、エスカレートさせようか?
134 :
無名草子さん:03/03/25 00:36
いい
135 :
無名草子さん:03/03/25 14:07
横溝正史ブームの頃、
角川文庫で横溝・小林の対談集(?)がでてたと思うのだが、
まったく見かけない。どんな内容か、ずっと気になってます。
誰か持ってる人います?
>>135 「横溝正史読本」のことかと。
それなりに高い値段が付いてますね。
ちなみに私は持ってません。
>>135 「横溝正史読本」ですね。
読みましたよ。
私が小六〜中一頃が始まりかな。
横溝ブームは。
中身は、横溝正史が雑誌の編集をやっていた頃の話から、
戦後の「本陣」「蝶々」「獄門島」の話。江戸川乱歩との確執。
なんかを小林信彦相手に話しをしていたように記憶しているけど。
何か、抜けてるような気がする・・・
補足、誰か頼みます。
>>135 >>137です。
思い出した。
他には、江戸川乱歩の「本陣」評、坂口安吾の「蝶々&獄門島」評、
高木彬光の「獄門島」評が掲載されていたような記憶があるんですが・・・
間違いかな?
139 :
無名草子さん:03/03/26 02:30
横溝正史読本目次(文庫) 昭和54年1月発行 定価300円
序にかえて 横溝正史
横溝正史の秘密 横溝正史:小林信彦
第一部 「新青年」編集長時代から喀血まで
第二部 自作を語る
第三部 同時代作家の回想
第四部 クリスティーの死と英米の作家たち
資料1 探偵茶話<エッセイ> 横溝正史
資料2 作品評
『本陣殺人事件』を評す 江戸川乱歩
『蝶々殺人事件』について 坂口安吾
『獄門島』について 高木彬光
年譜 島崎博
初出一覧
あとがきにかえて 小林信彦
解説 権田萬治
第一部から第四部まで、小見出しもありますが、寝るので略っす。
>>136-139 ありがとうございます。
ずーっと、気になってたんですが、
書名もわかんなかったんで諦めてました。
139さん、目次ありがとう。ああすごく読みたい。
(早速ネットで探してみると、なんと4000円でした)
>>140 >>137です。
4000円とはスゴイ。
私が古本屋で買った時は、ワゴンセールの100円コーナーです。
ブックオフをローラー作戦で虱潰しに探せば安く読めます。
頑張って下さい。
なぜ橋本治が伏字?
おや?「横溝正史読本」、ソフトカバーの単行本でも出てなかったかな?
たしかに実家においてあったはず。
黒い表紙で横溝正史の顔がアップになってた覚えが。
144 :
無名草子さん:03/03/27 13:47
>>143 わたし、それ、みたおぼえあるよ。かわなかったけど。
<血液型A型の一般的な特徴>(見せかけのもっともらしさ(偽善)に騙されるな!!)
●とにかく神経質で気が小さい、了見が狭い(臆病、二言目には「世間」(「世間」と言っても、一部のA型を中心とした一部の人間の動向に過ぎない))
●他人に異常に干渉して自分たちの古いシキタリを押し付け、それから少しでも外れる奴に対しては好戦的でファイト満々な態度をとり、かなりキモイ(自己中心、硬直的でデリカシーがない)
●妙に気位が高く、自分が馬鹿にされるとカッと怒るくせに平気で他人を馬鹿にしようとする(ただし、相手を表面的・形式的にしか判断できず(早合点・誤解の名人)、実際にはたいてい、内面的・実質的に負けていることが多い)
●権力・強者には平身低頭だが、弱者に対しては八つ当たり等していじめる(強い者にはへつらい、弱い者に対してはいじめる(特に人が見ていない場合))
●あら探しだけは名人級でウザく、とにかく否定的(例え10の長所があっても褒めることをせず、たった1つの短所を見つけては貶す)
●基本的に悲観主義でマイナス思考に支配されているため性格が鬱陶しい(根暗)
●何でも「右へ習え」で、単独では何もできない(群れでしか行動できないヘタレ)
●少数派の異質・異文化を理解しようとせず、あるいは理解を示さず、排斥する(差別主義者、狭量、視野が狭い、多数派=正しい と信じて疑わない)
●集団によるいじめのリーダーとなり皆を先導する(陰湿かつ陰険で狡猾)
●他人の悪口・陰口を好むと同時に、自分は他人からどう見られているか、人の目を異常に気にする(自分がそうだから容易に他人を信用できない、ポーズだけで中身を伴っていない、世間体命)
●たとえ友達が多くても、いずれも浅い付き合いでしかなく、心の友達はおらず孤独(心の感度が低く、包容力がなく、冷酷だから)
●頭が硬く融通が利かないためストレスを溜め込みやすく、また短気で、地雷持ちが多い(不合理な馬鹿)
●たとえ後で自分の誤りに気づいても、素直に謝れず強引に筋を通し、こじつけの言い訳ばかりする(もう腹を切るしかない!)
●男は、女々しいあるいは女の腐ったみたいな考えのやつが多い(例:「俺のほうが男前やのに、なんでや!(あの野郎の足を引っ張ってやる!!)」)
>>143-144 単行本でも出てたようです。
こちらはネット古書店で、初板帯付6000エ〜ン・゚・(ノД`)・゚・
141さんの教えに従い、ローラー作戦、開始します!
今週の「人生は五十一から」は
「転倒」。
自宅近くでタクシーから降りるとき、
砂利に足をとられ、転んだそうだ。
眼鏡が壊れたのも気の毒だが、
(すぐにひいたとはいえ)「右手の小指が腫れて…」なんて書いてあると、
なんとも落ち着かない。
ちょっと前に「いやぁ、90歳の双葉十三郎さんに『身体を大事になさいよ』
なんて言われちゃったよぉ」なんて、なかば面白がって
書いておられたけど、シャレになんない。
あ、後半に、ちゃんと戦争のことも書いてあったよ。
ブッシュJr.の幼児性やら、アメリカの安っぽい西部劇やら。
3月28日付け「小林信彦のコラム」は
「第75回アカデミー賞授賞式を見て」。
僕なんぞは「千と千尋」の受賞と、ずいぶん威勢のいい
反戦スピーチをした人がいたなあ、くらいしか印象が残ってないのだが、
さすがに小林氏は…
「…地味に、地味にと作っているが、そのために<過去の受賞者の
生出演>のコーナーを作った。
…おお、テレサ・ライトは生きていたのか。
ミッキー・ルーニーも。」
149 :
無名草子さん:03/03/30 02:11
「enTaxi」(扶桑社)で野坂昭如とならんで写真を撮っているが
ちっこいねぇ。爆笑問題みたいだ。
疎開先で「やい、チビ」とイヂメられたんだろうな。
150 :
無名草子さん:03/03/30 05:52
>>149 おお、確かにあの写真は衝撃的だった。
でもさ、小林氏、今まで
「私はどうやらずいぶん背の低い方で…」みたいなこと
書いたこと、あったっけ?
思うに、野坂氏のデカさの方が異常だったりして。
それと、雑誌「enTaxi」の外見も衝撃的だったな。
なんだよ、あの表紙は…ピンク地って…
それにあのサイズと造本!
水着グラビアでも出てくるのかと思ったぜ。
野坂、大きいのか。山高帽もサングラスもウイスキーの瓶も似合うわけね。
『60年代日記』に出てくるよね、小林が野坂の奥さんに
「去年の今ごろはハイヤー乗り回してましたよ」奥
「ほんとうだったんですね、本人はそういうんですが嘘かと思ってました」
昔の話だけど。
>>146 今、ヤフオクに
「横溝正史読本」がかなり安価で出てるよ。
落札者が、今一人で300円。
落とせて落とせない額じゃない。
行ってみよう!!
154 :
無名草子さん:03/03/30 21:03
「狩人の夜」をいま読み終えました。
映画も素晴らしいが、原作も素晴らしい。
小林さんは、原作について触れたことありましたか?
155 :
無名草子さん:03/03/30 21:59
志ん朝独演会で、小林氏をみかけたことがある。
正直、163センチの俺から見ても「ちっっちぇ〜〜!」とオモタよ。
でも、鞄とかは持たず、手ぶらでいたのがなんとなく様子がよかった。
157 :
無名草子さん:03/03/30 23:02
>>155 うそ?
おれも163しかないチビだが、それより小さいと?
>>157 育ち盛りにメシ食えなかったんだよ!
アメリカに無差別空爆されていたんだよ!
160 :
無名草子さん:03/03/31 18:54
>>159 野坂氏の方がもっとひどい状況だったのでは?
野坂氏の「文壇」の後ろに
「小林信彦はときどき本屋で見かけるが、声をかけられない」
というようなこと書いてたんで、「enTaxi」の対談は気になるなあ。
161 :
無名草子さん:03/03/31 21:48
疎開体験が知りたい。
自分で逝ってるくらいだもん。
メシはなくても砂糖は山盛りあったんだよね。
銀舎利の代わりに食ってたりしたんだろうか。
163 :
無名草子さん:03/03/31 22:51
164 :
無名草子さん:03/03/31 23:34
>>156 東京の中央会館でつ。
笑組という漫才が色物で出てた。小林氏、ムスッとして聞いてたろうな。
165 :
無名草子さん:03/04/01 00:22
いや、「和菓子屋の息子」だから…というこったろ?
まあ、いろいろルートが…
サッカリンでいいじゃん。
168 :
無名草子さん:03/04/03 04:02
小林信彦初体験は小学生の時に読んだオヨヨシリーズでしたが
それ以来文庫本は必ず買っています。エッセイやコラムのような
文章も好きですが、個人的には短編の小説がもっと読みたい!
なんとなく挫折感のある 湿った文体で、自分が体験してない
はずなのに、なんだか懐かしさがある...そんな作風ですよね
小林信彦の短編小節って
挫折感…
う〜ん、「横になった男」か…
170 :
無名草子さん:03/04/03 08:54
冬の神話文庫 ヤフオクで7750円落札・・・・・・
鬱だ・・・・・
>>170 折れは100円で買ったよ〜ん!!
場末の古本屋で。(笑)
今週の「人生は五十一から」は、主に映画「シカゴ」についてだが、
冒頭、ごくわずかだがイラク戦争にふれており、
僕はこの部分を読んで「う〜ん、小林は上手いなあ」と思いましたです。
>>172 今週みたいなコラムはやはり上手いと思う。
知識の量とそれの開示の仕方がうまいというか。
ラストの「お前らこんなの知っているか」というネタの披露も、ああいう形だと
嫌味じゃない。
最近嫌味なのばっかしだったからな。年老いて嫌味爺さんになってしまったが、
たまに昔の輝きが戻るということか。
174 :
無名草子さん:03/04/06 10:40
隅の老人?だったかなぁ ああゆうの好きなんですよ
コラムも上手いし好きだけど、物語っうか そうゆう物がもっと読みたいですね
以前読んだ、エッセイにも書いてあったけど(筒井康隆の日記?にも書いてあった)
塙さんみたいな、作家を刺激するような優秀な編集者を熱望しる
177 :
無名草子さん:03/04/07 18:24
>>173 同意。
確かに今週はよかった。
嫌みっぽい時は、読んでてちょっとつらい。
(いや、本人、悪気はないと思うんだが...)
>>174 エンタテインメント小説は
もう書かない(書けない?)よーな気がするが。
「おかしな男」のよーな伝記風私小説か、
東京を舞台にした谷崎風小説をあと何本か。
ところで、皆さん、昨日NHKの「夢であいましょう」観ました?
178 :
無名草子さん:03/04/07 21:18
エンターテインメントじゃなくていいから、新作小説が読みたい。
気難しいじいさんの説教小説でもいい。
エッセイ以外のモノが読みたいんだよー。
小林ファンになってもう三十年だもんなあ。
179 :
無名草子さん:03/04/08 08:54
「ゲバゲバ90分」の第4回に出演しているVTRを
会社で見つけた。中原弓彦として出てたよ。
野球を知らない男として巨泉と前武にいじられてた。
当然だけど、若い…。
「60年代日記」や「テレビの黄金時代」の雰囲気が伝わってきました。
180 :
無名草子さん:03/04/08 09:34
>>179 会社って、日テレですか。
あの回についてはご本人も書いていて、巨泉が「この男で大丈夫か」
と心配するのに腹を立てて、リハと本番じゃまるで違うことをやって
大成功。
井原さんは「いや結構結構」と大喜びだったそうだ。
ああ、そのビデオ見たいなあ。
というか現存するビデオでゲバゲバを再構成してDVD出さないかな。
181 :
無名草子さん:03/04/08 12:29
私も その回の「ゲバゲバ」見て見たいです。
「喜劇人に花束を」だったか?植木等さんに書かれた章や
「踊る男」(萩本欽一さん)みたいな小説を読んでいると
書かれている時代には自分は まだ小学生だったりして、
実際に、まだ体験していない時代なのに、その時代を
よく知っているような気がしたりするんですよね。
小林信彦さんの小説って、他の作家と違って何度も
読めるんですよ。新作でないかなぁ〜
その頃のテレビ番組を見ると、
大人がテレビを見て笑ってた雰囲気が伝わってくる。
いい時代だったように思ってしまう。
183 :
無名草子さん:03/04/09 15:04
「ゲバゲバ」は親に隠れて観てたなあ。
「こんなもん観てたらバカになる!」って、よく叱られた。
184 :
無名草子さん:03/04/09 15:34
「ゲバゲバ見るまでに宿題やってしまいなさい」
と言われたが、出来なくて、見せて貰えずに大泣きした記憶が。
小学4年生だったなあ。
>>184 同世代だね。
小林信彦いわく、「大阪万博を知ってる世代」。
学生運動も、映画の黄金時代も、ビートルズも
ぜーんぶ、終わってた。
186 :
無名草子さん:03/04/09 19:49
>>185 まったくその通りで。
でも、テレビの黄金時代には間に合ったし、日本SFの黄金時代も
味わえた。
「キャバレー」。「11PM」。「トリスバー」。
昔の大人は楽しそうだった。
「社長シリーズ」の森繁も浮気と宴会に明け暮れてた。
「お色気いいねー、ウッシッシ」と
勝ち誇ったように体を揺らす、大橋巨泉の笑顔の向こうに、
謎めいた、いかがわしい、大人の世界があることを、
子供心に嗅ぎとった…。
そんな時代が懐かしい。
「最良の日、最悪の日 人生は五十一から」
文春文庫版、5月9日発売。
本体価格476円。
189 :
無名草子さん:03/04/10 01:34
>186
日本SFに「黄金時代」なんてあったんですか?w
190 :
無名草子さん:03/04/10 03:41
>>189 SFと言えば売れて、SF専門誌が4つか5つあって、
Sf作家が今のミステリー作家より威張ってた時代があったんですよ。
作品的な「黄金時代」じゃないかもしれんがね。
でも、星・小松・筒井ががんがん新作出してたし、イキのいい新人も
どんどん出てきてた。
>>189 おれにだってモテモテ黄金時代があったくらいだから、
あってもおかしくないと思うな。
「奇想天外」
「SFイズム」
「SFアドベンチャー」
…あと何だっけ?
いろんな「黄金時代」があるよな。
椎名誠の自伝的な小説に「黄金時代」というのがあったのを、
微笑ましく思い出してしまいました。
スレとは無関係で、ごめんなさい。
>>192 「SF宝石」とか、「SFマガジン」とかあったね。
って、「SFマガジン」は未だにあるけど・・・
あと、「ショートショートランド」ってショートショート専門誌があった。
でも、福島正美の「未踏の時代」によると
SFの黄金時代は1964年になってるね。
小松左京の「日本アパッチ族」「復活の日」、
短編なら筒井康隆「東海道戦争」の舞台が1964年の日本。
小林信彦絡みでSFで逝くと、
有名な狂歌。
「福島と柴野拓美が争えど、二人合わせて、やっとSF」
ってのがある。
>>193 正美じゃなくて正実。
福島正実は1976年に亡くなられた。享年47歳。若い。
「SF宝石」「SFアドベンチャー」の創刊が1979年、
神林長平のデビューも1979年。
質・量ともにこの頃の日本SFは素晴らしく、
個人的には、黄金時代と言ってもいいと思う。
本屋にはSFが溢れ、個人的には、読む本読む本、はずれなし状態だった。
ちなみに「奇想天外」「SF宝石」が1981年に廃刊。
SFは拡散して、今や....。
(でも、最近ちょっと盛り返してきたよーな気がする。気のせい?)
>>194 気のせいでしょう、多分。
本来なら、早川のJA辺りで
デビューしても可笑しくない才能が
他の出版社のレーベルで出ているから勘違いされているだけですよ。
私の在籍していた同人誌からデビューした連中は皆、
アニメのノベルで糊口を凌いでいます。
SFが盛り返しているなんて、妄想に近いです。
夢ですよ。
夢。
196 :
無名草子さん:03/04/10 16:50
>>194 そういえば「唐獅子惑星戦争」も78年ですね。
おもしろかったなあ〜。
197 :
無名草子さん:03/04/10 18:51
週刊文春、先週のを読めなかった。
今週は孫のK君のほのぼの「ドメスティック・ユーモア」。
>>197 今週のは、タイトルがうまいね。
一目見ていろいろ想像したけど、お孫さんのこととはね〜。
この連載における「家族ネタ」についての考え方なんかも
書いてある。
199 :
無名草子さん:03/04/11 01:36
「監禁」「虚栄の市」「冬の神話」
角川文庫版だと揃いで幾らぐらいなんだろう?
今週の文春のコラムはかなり良い出来だったと思う
特に後半のK君の部分は良かった。
>>199 古本屋のワゴンセールなら100均一で全部揃う。
ただし、時間がかなり掛かる。
ヤフオクか楽天のフリマだと
一冊、3000円〜5000円平均。
202 :
無名草子さん:03/04/11 20:06
2週続けて違和感のないコラムを読むと
なんか違和感が残るな。
203 :
無名草子さん:03/04/11 20:26
>>197-198 文中で書かれた故神吉拓郎氏「男性諸君」への意見には
違和感アリ。
あれは「都会風」なんじゃなくて「山の手の普通」の目線だ
ったんじゃないかなと思う。
205 :
無名草子さん:03/04/15 13:38
>>204 山の手の普通の目線、っていうのはすなわち、都会風ではないのかと。
小林氏のアイデンティティは下町・両国付近だけど、母方は山の手でしょう?学校も
青山だったのだし。
だからその二つの価値感を総称して「東京的なるモノ」「都会的なるモノ」
とお考えなのでは。
学校は青山にあったわけではないと思う。
207 :
無名草子さん:03/04/15 19:37
青山が山の手か?
208 :
無名草子さん:03/04/15 21:32
学校は護国寺の近くだろ。
209 :
無名草子さん:03/04/16 01:21
あ、そうか。
学校は大塚で、親戚が青山にあったんだっけ。
失敬。
210 :
無名草子さん:03/04/16 19:07
目白あたりなら間違いなく山の手だが、
大塚だと微妙だな。
大塚っていったって、大塚駅のあたりと違うよ
今の筑波大付属。今の駅で言うと護国寺と茗荷谷の間
山の手だよ
(^^)
213 :
無名草子さん:03/04/17 13:37
極東セレナーデ
タイトルも中身も傑作だと思います。ageage
214 :
無名草子さん:03/04/17 15:57
極東セレナーデ 今、下巻読んでるところなんだけど...
っても 好きだから、もう何度も読んでいるんだけどね、
ただ、まぁこれは小林信彦氏の小説だと「お約束」なんだけど
東京の戦前戦後あたりの風景の描写が、必ずセリフとして出て
くるでしょ、あれがねぇ〜 妙にうざく感じる時があるのよね。
登場人物のセリフなのに、作者の顔がチラついたりしてね。
まぁ それでも 小林信彦氏の小説は好きだから 何度も読むんだけど。
215 :
無名草子さん:03/04/17 16:01
216 :
無名草子さん:03/04/19 17:35
今、FMで
えーろくや前武や青島が
テレビの話をしてるぞ。
217 :
無名草子さん:03/04/19 17:35
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
一日早くなった今週の「人生は五十一から」は
「声に出したくもない日本語」。
(そういや前に「恥語ノート」ってのやってたな。)
いくつか挙げておられるが、一つ目のは僕も激しく同意。
俺の持ってる文春には、花見に行った話が書いてあるんだが。
これ先週号か。
そうそう。
今日、新しいの(GW合併号)が出たんだよ。
花見の話は、一つ前。
花見は、中学時代の同級生とかと
一緒に行ったんだよね。
222 :
無名草子さん:03/04/25 11:21
小林さん、「唐獅子」の頃は大阪弁に凄く興味を持ってて、
かなり忠実な「大阪弁を文章に定着させる」作業をしていたのに、
今は関西由来の言葉がお嫌いなようで。
まあ「ぶっちゃけ」なんて言葉を擁護する必要はないが、
チト寂しい。
223 :
無名草子さん:03/04/25 18:09
自分自身は東京が世界の中心だと思ってるんだろうな。
横浜のことをひどくいってたり東京でもごく一部の地域のみに
価値がある風な書き方してるのを読むとちょっとなあと思う
まああれだけ酷い変わり方をした街はないから同情はするんだけど
東京の大雪を全国放送で大袈裟に報じてるTVを見た時の気持ちとちょっと似てる
>>222 自分も「唐獅子」の頃の取り組みは興味深かったんだけどね
225 :
無名草子さん:03/04/25 22:00
226 :
無名草子さん:03/04/25 22:00
横山やすしが好きだったから大阪の笑いにもシンパシーを持っていたが
やすしといろいろ付き合いがあって辟易して、その後死なれてしまって、
もう大阪との縁が切れたんでしょうなあ。
香川センセイもいないし。
228 :
無名草子さん:03/04/26 21:02
酒が飲めないのが致命的。
229 :
無名草子さん:03/04/26 23:17
バドワイザーは結構飲むらしい。なぜバドなのかは下戸の俺にはわからん。
230 :
無名草子さん:03/04/27 00:04
>>229 焼け跡派としてはアメリカへの憧れ後遺症なんだろう。
ま、バドはライトだから下戸には飲みやすい?
231 :
無名草子さん:03/04/28 23:14
232 :
無名草子さん:03/04/29 00:30
おれは、「メッチャ」というのが大嫌い。
あと、大阪弁由来ではないけど「まじっすか」というのもなあ。
いかにも業界最下層っぽくて、貧乏そうで嫌。
それをお笑いの連中、それも中堅どころも使うので、余計に嫌。
さすがに、さんまクラスはほとんど使わないが、ダウンタウンのクラスが
使うのがやだなー。
233 :
無名草子さん:03/04/29 00:39
『和菓子屋の息子』読みました。最後まで妙なですます調に慣れませんでした。
今週の「人生は五十一から」を読めない木曜日…
235 :
無名草子さん:03/05/02 17:49
「にっちもさっちも」読んで、
さっそく「笑う蛙」をビデオ屋で借りてきた。
相変わらず、本や映画の紹介させると、日本一うまいなあ。
にっちもさっちも
どうにもブルドッグ。
にっちもサッチも
ルイ・アームストロング。
237 :
無名草子さん:03/05/03 14:38
昨日のニュース23は御覧になりましたか、小林さん。
個人的には、‘老醜’なんて言葉が浮かびましたが。
238 :
無名草子さん:03/05/04 16:09
>>237 とろこで、5月2日のニュース23で何があったの?
239 :
無名草子さん:03/05/04 16:10
小沢昭一
永六輔
野坂昭如
が出てたなあ。
240 :
無名草子さん:03/05/04 18:30
俺は面白かったけどなぁ。。
齢七十になんなんとして、あの悪ふざけ。
寧ろ将来あんな年寄りになりたいと思ったけどね。
241 :
無名草子さん:03/05/04 21:09
>>240 御意。
意地悪じいさんというか、ああいうじいさんが理想だなあ。
242 :
無名草子さん:03/05/06 14:06
「コラムの逆襲」読んだ。
大御所なのに、相変わらず、自分でカネ出して
映画館へ行ったり、ビデオ買ったりという基本姿勢が、いい。
若い批評家やライターに対する腹立ちが散見されるのも楽しい。
好きな女優が出てる映画の点数が甘いのは、まあ、ご愛敬。
「シックス・センス」ぼろくそなのに「アザーズ」褒めすぎ。
とりあえず「雨あがる」と「御法度」は観てみようっと。
筒井の新刊エッセイ「小説のゆくえ」を立ち読みしたら、読み通り小林
信彦の事が書いてあった。渥美清の評伝についての評価。やはり的確
スレ違いだが星新一の項にほろりときた
>>236 ホントどうでもいいことだけど、堀江健一が単独無寄港の時の日記で
「ニッチも行かず、サッチモを聞く」
と書いてたのを思い出しました。
普段より一日早い今週の「人生は五十一から」は
「志ん生の娘、志ん朝の姉」。
>>244 堀江健一じゃなくて(この名前も間違いのにおいが)うつ病で自殺したヨットマンが
オーストラリアあたりで書いたものでは
「小林信彦のコラム 332」(今日の中日新聞夕刊)は
「森繁久彌-九十歳(卒寿)」。
「森繁さんが<なんだかわからないが、えらい人>扱いを受けるのは、
日本のテレビにトリビュート番組がないからである。
…その人の仕事と歩みをたたえるもので…
(特に森繁さんの人気の出発点だったNHK)で、
きちんと放送すべきだ。
戦前からの歩み、映画、テレビ、舞台録画を集めれば、
材料はあり余るし、伊藤四朗や萩本欽一のような人々に、
司会、証言をたのめる。
今なら、まだ、それができる。」
うん、今なら、まだ、それができるなぁ。
248 :
無名草子さん:03/05/10 10:20
もとテレビマンなら自分でやれや。せめて若い奴アドバイスするなり動かせや。
言いだしっぺがなにかやる。これ、ネットやオープンソース界の掟。
249 :
無名草子さん:03/05/10 10:23
今週の文春コラム、また「東京は田舎者の吹き溜まり」とかお得意のフレーズが
でてきたなあ。
田舎者の吹き溜まりだから、さまざまな人がいて面白い、と考えることもできるが、
この人の発想にはそういうのはないらしい。
そもそも純粋な東京弁ワールドというのも、そもそもがこの人の幻想ではないか、
といってみる。
250 :
無名草子さん:03/05/10 10:26
↑ごめん、文章が変だ。
が、コバの理想の東京? なんてぶっつぶれてしまえばいいし、現にそうなっているみた
いだし、それを嘆いて死んでいけばざまあみろだと思う。
251 :
無名草子さん:03/05/10 11:34
>>250 オマエみたいな田舎者のひがみ野郎こそ、死んでしまえ。
そう言われても仕方がない失礼な書き込みだぞ。
252 :
無名草子さん:03/05/10 11:35
253 :
無名草子さん:03/05/11 00:55
>248
俺も、小林信彦はもうちょっとテレビに関わってもいいんじゃないかと思う。
文章だけじゃなくて、映像がついてたこそできる仕事もあるだろうし。
NHK教育の「人間講座」とかやらないかな。
テーマは日本の喜劇人限定でもいいし、エンターテイメント全般でもいい。
あと、M1グランプリの審査員とか。
気持ちはわかるが、体力が…
どうせなら、執筆のほうに使ってほしいと思う、僕は。
255 :
無名草子さん:03/05/12 00:17
>>254 同意。
それと、テレビは、若い頃に関って、おもしろい体験もしたが、いやな思い出も
多いだろう。井原さんのような敏腕ディレクターもいないし。
ここもオヴァカが増加気味?
>もとテレビマンなら自分でやれや。
これ本気みたいだからなー
体力がなくなってきてる作家が自分のコラムを割いて、
ただでアイディア出してるんじゃないか
小林さん自身に対しても、総論的な本が編まれてもいいと思うな
作家としてのいろいろな変遷、テレビウォッチャー、笑い関連とか
それこそ材料はあり余るし、筒井康隆や太田光とかに原稿を頼める。
今ならまだできるだろうに。
257 :
無名草子さん:03/05/12 03:15
>>256 > 小林さん自身に対しても、総論的な本が編まれてもいいと思うな
すでにあるんだけど(弓立社「小林信彦の仕事」とか)、時間も経ったから
新しいその種の本が出てもいいね。
「にっちもさっちも」を読んで、往年の名調子を瞬間的に味わえたから、
やっぱり小説も書いてほしいのだけど……。
どこも出さない、というわけじゃないでしょう?
258 :
無名草子さん:03/05/12 15:28
257の続きです。
まとめて読むと、やっぱり小林さん、現役も現役の物書き。
老人になっていっそう田舎者と無教養者を排撃してるけど、その理由が
もっともなので腹は立たず、むしろ、もっともだと膝を打つ。
映画会社の宣伝女史の死を悼む文章には涙するし、獅子文六をきちんと扱え!という
文章には共感する。
ノビーとか言ってバカが揶揄う存在ではない。
259 :
無名草子さん:03/05/12 16:18
確か「ミート・ザ・ビートルズ」の頃でしたか、
音楽評論家の松村雄策と大喧嘩したらしいのですが、
詳細をご存知の方がいらしたら
よろしくご教示ください。
>>249 ビートたけしの、
「(生粋の)東京の人が冷たいんじゃなくて、
(地方から)東京に出てきて(暮らして)る人が冷たいんだよ」、
って言葉を、なんとなく思い出した。
死ぬ前に談志と対談するべきですな
>>249 東京原住民のいう「いなかっぺ」(田舎者)の意味を誤解してない?
単純に「地方出身者」というわけではなく、「東京原住民と同じ価値観を
共有してない人」という意味だよ。
263 :
無名草子さん:03/05/12 20:53
どうかな
264 :
無名草子さん:03/05/12 20:54
>>262 おれもそう思う。
小林さんが攻撃したり嫌がるのは、物理的に地方で生まれ育った人と言うのではなく、
東京と言うか都会的な価値感やthe way of lifeが出来ない人に対してだよ。
265 :
無名草子さん:03/05/12 21:41
>>264 そんなことないでしょ。彼の東京至上主義はかなり具体的な地域・住民と結びついて
いるよ。
あと別に東京原住民と同じ価値観なんて共有してないくてもいいという気がするけど。
価値観を共有、なんて簡単に言い出す奴が田舎者くさくてヤだな。
小林は東京という場所を出して、都会的な価値観、という抽象的な部分に行くのでは
なく、ほんとうに特定の地域に住んでいる人間の価値観を優れている、としているで
しょ。俺もあの地方蔑視の感覚は相当醜いものだという気がするよ。
心は醜くとも、それを出さずに振舞うのが優れたthe way of lifeだと思うし、小林も
若い頃はそれができていた気はするが、加齢とともにタガが外れて醜い部分が垂れ流し
という感じ。
まれに昔の輝きをもつコラムはあるが、どんどん頻度は少なくなっていく・・・。
コラムは歌う、踊る、笑う、全部絶版ダーヨ
>>265 例えば、「笑っていいとも」に出演して、こった装丁を施した自分の本をさん
ざん自慢し、タモリの目の前でサインしてから贈呈した辻仁成を見て、
その羞恥心のなさに居たたまれないような思いをする・・・そして、こいつ
いなかっぺだなと思う。
私が云う「同じ価値観を共有する」とはそういうことです。
268 :
無名草子さん:03/05/13 00:16
>>265 いわゆる昔の朱引き内の町人的価値観を賛美しているのがなぜそんなにいけな
いのか理解できない。その価値観のどこが悪いのか具体的に指摘してくれ。ど
れもこれも、本来われわれ日本人がもっていた美風としかわたくしには思えな
い。
ある地域の特殊な風俗、風潮を「本来」「われわれ」「日本人」という文脈で語られるのは・・・
270 :
無名草子さん:03/05/13 00:27
自分が住み馴れて愛した東京をぶっ壊してグロテスクな街にしたのは
田舎者だ。
今の東京を住みにくくしているのは、電車でやってくる東京近県の田舎者や
よそから引っ越してきた田舎者だ。
街には街の暗黙のルールがある。それを察知出来なくて守れないヤツが田舎者。
という考え方だと思う。
おれはこの考え方は至極まっとうなものだと思う。
自分の街をよそ者に荒らされたくないもんな。
271 :
無名草子さん:03/05/13 00:56
>>265 お隣さんが裏木戸からやってきて回覧板を渡すとしよう。
田舎の人は、さんざん縁側から家ん中を覗いてから
「ごめんください」と声をかける。
東京の人は、雨戸の戸袋あたりの家ん中の見えないところから
「ごめんください」と声をかける。
お前さんが田舎の人の振る舞いの方がいいって云うんなら好きにしたらさ。
あたしはそんな薄みっともない真似はしたくないというだけのこと。
272 :
無名草子さん:03/05/13 03:48
>>269 はげどー。もう素朴なファシズム一歩手前って感じですな。
じゃあ田舎の人は「本来われわれ日本人がもっていた美風」とやらはもっていないの
かと。
でも268みたいなのがバカだと思うのは、小林自体が自身の語る都会者(という言葉は
使っていないが)が、東京の下町というごく限られた地域の人を上澄みみたいに特権化
しているのに気づいていないこと。
まさか小林が「本来われわれ日本人がもっていた美風」なんて思っているわけはないだ
ろ。
ま、今の東京が「グロテスク」かどうかしらんが、戦後は日本全体が一種の東京化して
いると思うし、それによる「田舎」の「グロテスク」化もすごいものがあると思うので、
お互い様だな。個人的には東京がもっとグロテスクなったほうが面白いけどな。
273 :
無名草子さん:03/05/13 03:49
>>271 なんかどうでもいいようなたとえ話だなあ。
もう少しできのいいのは書けんのか? バカみたい。
274 :
無名草子さん:03/05/13 04:04
>>271 付け加えると、こいつのたとえ話で「東京の人」の行動が正しいのは当たり前な
わけよ。脳内の「田舎の人」の明らかに劣った行動を例として出してきて、
>お前さんが田舎の人の振る舞いの方がいいって云うんなら好きにしたらさ。
>あたしはそんな薄みっともない真似はしたくないというだけのこと。
なんて言っていること。そりゃ、そんな「薄みっともない」(変な日本語だな)こと
したい奴いるわけねえだろ。お前、薄ら馬鹿か。
これが住んでいる地域の問題でなく「田舎者」「都会者」の価値観の違いという話
なら分かるが、小林の話はそうじゃなくてほんとに具体的にある時代・ある地域の
価値観を特権化しているだけだからね(そこを俺は批判している)。
ビートたけしの田舎者批判とはそこが違うよな。こっちは具体的地名をあげながら
も普遍的、さらに自分を笑う余裕があるけど、小林は本気だもん。
275 :
無名草子さん:03/05/13 08:23
ま、今でも京都が都ならば、江戸なんざ、あずまえびすの街なんだからして。
小松左京がもろに関西優越意識を持ってますね。
だから、みんな自分の街を誇りにすればいいの。
東京の下町なんて、どうでもいいじゃん。と思えば、小林さんの書くことに
過剰反応しなくて済む。
小林さんのは個人的意見だからね。
276 :
無名草子さん:03/05/13 09:19
>>274 >脳内の「田舎の人」の明らかに劣った行動を例として出してきて
東京から田舎に移り住んだ実体験です。
>そんな「薄みっともない」(変な日本語だな)
普通の東京言葉です。「薄」は「臼」と同じアクセントで発音してください。
>具体的にある時代・ある地域の価値観を特権化
いいもをいいと言ってるだけです。小林氏が具体的にあげているそうした価値
観に「これはいけません」というようなものがあったら挙げてみてください。
277 :
動画直リン:03/05/13 09:25
275さんの書き込みより
>小松左京がもろに関西優越意識を持ってますね。
>だから、みんな自分の街を誇りにすればいいの。
たまたま自分の街を誇り思っている人が東京の人だと
とたんに「価値観の特権化」とかいって騒ぐ蒲鉾馬鹿は相手にしてらんねえ
てめえが田舎者コンプレックス晒してんのにいい加減気がつけよ。
279 :
無名草子さん:03/05/13 11:16
>274
東京弁わかんないのに小林信彦読んでどうすんの?『ムーンリバーの向う側』
で「初酉」にピンとこなかったくちでしょ、オタク(Rigolons un peu!
280 :
無名草子さん:03/05/13 11:40
>274
「薄みっともない」の用例を挙げておきます。
「何言ってやがる冗談じゃねェ、芸人があんな薄みっともねぇもの履いて・・・」
『父圓生』より
281 :
小林ファン:03/05/13 11:53
つうか痴呆から東京への移住禁止法を施行しなきゃだめだな。
下町言葉保護法もな。
戦後映画や小説やテレビや落語や演劇が駄目になったのは田舎者が東京に来て
東京がめちゃくちゃになってしまったからだと思う。
良く日本はフランスと似て、文化・政治・経済が一極集中なのが良くない、という意
見がある。
私にいわせればとんでもないね。痴呆はすべて東京の価値観にならうべき。
それが優れた日本文化を守ることになると思う。
282 :
無名草子さん:03/05/13 12:11
>>278 だから、そうやって怒ってればいいんじゃないの?
283 :
無名草子さん:03/05/13 12:42
小林氏の田舎者嫌いは戦争中の疎開のせいでしょう。
子供のときに刷り込まれてると思われ。
また小林氏は別に東京至上主義じゃなくて
東京オリンピック以前の東京が好きなだけでしょう。
どうでもいいけど「東京が一番」と思ってる香具師が多くてビクーリだわ。
地方から見りゃ、東京なんてマスゴミに踊らされてる田舎者の集まりなんだがなあ。
並んでラーメン食ったりするようなこと、もうやめたほうがいいんじゃないか?
あと「セレブ」とか言うのもな。w
284 :
無名草子さん:03/05/13 13:36
でも林真理子なんか見てるとつくづく田舎もんだなあ
とため息がでる。東京育ちには恥ずかしくなるよな
ジョーショー志向はどうよ。
285 :
無名草子さん:03/05/13 13:41
小林氏は芸風だからいいとしても。
東京板を思い出すね。
我こそがってムキになって引っ込みつかない江戸っこがイパーイいた。
286 :
無名草子さん:03/05/13 14:05
>>283 あのさ、俺も田舎者で東京に居るんだけど、出会いとか気軽さとか
考えると東京はどうしても捨て難いんだよね〜。
イベント系も毎日やってるし。
引き篭もりは地方にいたら一生女と付き合えない可能性が
高いけど、東京だと同じく引き篭もりの女も居て、あそんでくれたり
することもあるわけよ。
いままでどんなにおいしい思いをしてきたか考えると、地方なんて
住めないな〜
287 :
無名草子さん:03/05/13 14:58
>>272 >268みたいなのがバカだと思うのは、
>>273 >バカみたい。
>>274 >お前、薄ら馬鹿か。
東京から地方へ行った方なら実感としてわかっていただけると思うが、田舎の
人は他人を馬鹿にすることでしか自己の存在感を実感できない哀れな存在なの
です。田舎の中学に転校した時のことを思い出しました。わたしのカシミヤ
100%のマフラーを見て、田舎の子は「化繊だべ、俺のは純毛だあよ。安もん買
うじゃねえだあよ」といって馬鹿にしたのでした。
288 :
無名草子さん:03/05/13 15:42
>>287 いつの話?
イマドキの子は田舎者でも「化繊」なんてするっと口にできないでしょう。
大昔の話じゃないの?
289 :
無名草子さん:03/05/13 16:04
そういいながら
>>287も田舎者をバカにすることしかしてないわけだが・・・
293 :
無名草子さん:03/05/13 17:51
新井素子の「ネリマ大好き!」も価値観の特権化と言えば特権化だが、さわやかでいいですね。
294 :
無名草子さん:03/05/13 18:10
ここで小林罵倒している香具師は皆田舎もの?
今や誰が誰を罵倒してるのかよくわからんが
296 :
無名草子さん:03/05/13 19:06
小林みたいな野暮天と一緒にされるくらいなら、
田舎者と呼ばれたっていいや。
297 :
無名草子さん:03/05/13 19:14
>>296 論理的に大いに矛盾している。
貴君は逆立ちしても小林さんと一緒にされる事はないだろう。
「めくら」、「おし」、「つんぼ」、「びっこ」といった言葉に文脈にかかわ
らず過剰に反応する人っているけど、「田舎者」って言葉についても同様のこ
とがあるみたいだ。上のほうでも誰か言ってたけど、東京人の云う田舎者って
たんに価値観の違う人っていうことで、地方人蔑視じゃないでしょ。東京生ま
れどうしで、お互いに相手が東京の人と知っていても、なにかみっともない事
したときなんかに、「しょうがねえなあ、お前は田舎っぺなんだから」って言
ったりするでしょ。
299 :
無名草子さん:03/05/13 20:19
東京人なら、本当に地方に住んでいて、精神も「田舎者」の香具師の事は「百姓」と呼ぶからね。
300 :
無名草子さん:03/05/13 20:27
東京人だってよ ( ´,_ゝ`)プッ
301 :
無名草子さん:03/05/13 20:31
>
>>296 論理的に大いに矛盾している。
貴君は逆立ちしても小林さんと一緒にされる事はないだろう。
コヴァはファンまで野暮だな。
302 :
無名草子さん:03/05/13 21:27
>>301 野暮と言うしか反論出来ないのか?
頭悪いのにあれこれ言うなよ。
上、 /⌒ヽ, ,/⌒丶、 ,エ
`,ヾ / ,;;iiiiiiiiiii;、 \ _ノソ´
iキ / ,;;´ ;lllllllllllllii、 \ iF
iキ' ,;´ ,;;llllllllllllllllllllii、 ナf
!キ、._ ,=ゞiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii!! __fサヘ.
/ `ヾ=;三ミミミミヾ仄彡彡ミミヾ=`´ 'i、
i' ,._Ξミミミミミヾ巛彡////iii_ |
| ;if≡|ヾヾヾミミミミヾヾ、//巛iiリ≡キi |
| if! |l lヾヾシヾミミミ川|ii//三iリ `キi |
| ,if ,f=|l l lヾリリリリリ川川|爪ミミiリ=t、キi |
| ;iナ,サ |l l l リリ川川川川|爪ミミiiリ キi キi |
| iナ ;サ |l l リリリリ川川川川l爪ミミilリ キi キi |
| iサ ;サ, |リ リリ川川川川川l爪ミミiリ ,キi キi |
| iサ ;サ, | リ彡彡川川川川|爪ミミiリ ,キi :キ、 |
,i厂 iサ, |彡彡彡彡ノ|川川|爪ミミリ ,キi `ヘ、
,√ ;サ, |彡彡彡彡ノ川川|ゞミミミリ ,キi `ヾ
´ ;サ, |彡彡彡彡川川リゞミミリ ,キi
;サ, |彡彡彡彡リリリミミミシ ,キi
,;#, |彡彡ノリリリリミミミシ ,キi
;メ'´ !彡ノリリリリリゞミミシ `ヘ、
;メ ヾリリリリノ巛ゞシ `ヘ、
;メ ``十≡=十´ `ヘ、
ノ ゞ
>>281 フランスの話が出たので思い出したんだが、フランスの辞書で田舎(province)
引くと「首都以外」って出てる。本当に単純明快。日本は田舎コンプレックス
の人が多いからこんなこと辞書に書けないだろうな。五、六年前FM横浜の番
組に、「茅ヶ崎田舎っぺ大将」っていうファックスネームで投稿してくる人が
いたんだが、「茅ヶ崎が田舎みたいに思われるから止めろ」って抗議のファッ
クスが局に届いたよ。茅ヶ崎のダイクマじゃもう家畜用蚊取り線香売らなくな
ったんだもんな。立派な都会だよな。
305 :
無名草子さん:03/05/14 01:30
>>281 >>304 お二人とも当然ご存知のことだとは思いますが、
フランスがフランス語という「中心」を求めたのは、
「地方=周縁」の豊饒さを排除、統一しようという「政策」だったわけですよね?
国家成立以前にフランス語アカデミーがあったことは、逆に言語的統一が
いかになかったかの証明にもなると思います。
小林の「東京」へのこだわりはそれら「統一」への批判であって、
「首都=東京」ではなくむしろ逆に、「地方=周縁」としての
「(江戸=)東京」へのこだわりだとおもうのですが。
306 :
おっ!!こんなの発見!!:03/05/14 02:59
307 :
無名草子さん:03/05/14 09:06
小林罵倒している人って、人形町界隈の風俗や価値観を特権化してる彼の態度
が気に入らないのか、それとも、そうした風俗や価値観も否定するのか、その
あたりがはっきりしないね。
なんか、はじめは威勢よかったのに、東京弁がわからないのを指摘されたら
青菜に塩で急に黙っちゃうんだもんな。
「薄みっともない」って言葉知らなくてもそんなに恥じることないじゃん。
『夢の砦』の井田さんみたいに陰でものすごく恨んでたりしたらこわいな(w
308 :
無名草子さん:03/05/14 09:17
>>305 フランスの事情に関しては異論があるが、後段は同意。
小林さんは、東京が首都だから、という理由で物を言っているのではない。
ただ、自分の「ふるさと」だから。自分のふるさとを他人(田舎者……いずれ地方
に帰る人)が踏み荒らしていると言う感覚があるから。
309 :
無名草子さん:03/05/14 09:36
>>308 小林氏の作品はほとんど読んでいるのだが、
野暮な九州出身者として、氏の東京への愛情にふれたとき、
非常に複雑な気分になるのは事実。
ちなみに、以前はタバコも吸っていたから、
タバコアレルギーの氏とは絶対に会えないし、
なまの小林氏にあいたいかといえば、それほどでもないとしかいいようがない。
作品は愛しているけど、会うと、おれにとってはいやなやつかもしれないね。
小林信彦と海老沢泰久はおれにとって、そんなやつ。
東京に住んで20年、人生の半分をこちらで過ごしたが、
地方都市は東京以上に「街殺し」が進んでいるのも事実で
九州に帰るたびに悲しい気分にもなる。
その悲しさを小林氏の東京への愛と照らし合わせ、
小林氏の思いを尊重し、敬意を持って、
現在の棲家であり、終の棲家になるであろう東京を
歩いていこうとは思っている。
310 :
無名草子さん:03/05/14 10:50
小林信彦が田舎者という言葉を使うときは、
彼独自のニュアンスが含まれていることに注意した方がいいと思う。
たんに地方出身の人を指しているいるわけではないんだ。
たとえば、タモリが埼玉や千葉をからかっていた頃、
「自分も元をたどれば千葉の出だが、こんなことをやって失礼だと思わないのか」と
何かのコラムで批判していたし、
また山の手の同級生に「君は落語みたいな言葉を使うんだね」と言われた思い出を書いている。
つまり、自分が東京を代表しているとも考えていないんだな。
ぼくは小林の使う「田舎者」には、特権意識やエリート意識よりも、
むしろ滅び行く敗者の立場から己に圧迫を加える者たちへの、
苦味のこもった啖呵、引かれ者の小唄のように聞こえる。
せめてもの「意地」というか…
そんな含みも汲み取ってほしい。
この前、20世紀の世界の書籍、ジャンル別とかも ベストランクが書いてあったWEB
http://aokiuvahp.tripod.co.jp を見つけたけど、異外に多くの本が今も読まれているのに驚いたね。
確か アメリカの大手の出版社や公立の図書館が選出したとか書いてあったけど、本好きの人には必見ではないか?
312 :
無名草子さん:03/05/14 11:56
>>310 全く同感。
「東京における埼玉や千葉の微妙さを知っていれば、ああ言う事はいえないはず」
という趣旨の事を何度か書いていた。
だから、小林氏のいう「田舎者」とは「余所者」と同義であって、仮に
小林氏が白川郷とかの出身者なら、「観光客と称する物知らずがわが物顔で
歩いているのに腹が立つ」見たいな事を書くんじゃないかと思う。
同じ様な考えで、佃島について書いていたようなあやふやな記憶があるんだが。
観光地化して、生活の場を写真に撮られたり、観光客に踏み込まれる不快について。
>>312 佃島なら
オヨヨシリーズの「大統領の密使」が舞台で出てきていた
記憶がある。
314 :
無名草子さん:03/05/14 18:13
「小林タンは東京を一地方と見て発言している」に禿同やね。
そこによそから人が土足で入り込んできて
すぐ出て行くならともかく、定住し始めて
そのくせ習慣は地方の時分のままで生活している、
というのが気に食わないのかもね。
315 :
無名草子さん:03/05/14 18:45
>>314 郷に入れば郷に従え、ということが出来なくて、出来てないことすら
判ってない連中を批難してる。
判ってない側からすれば、教えてくれなきゃ判らないこともある、
とは思うんだけど。
おれ、すでに東京暮らしの方が長いんだけど、東京のオキテが判ってるかどうか
自信はない。けど、やたら他人のプライバシーに踏み込まないとか、
そういう東京・京都・大阪のような昔からの街暮らしのオキテというか
エチケットを守ってれば大丈夫じゃないかとか思ってるけど。
> そこによそから人が土足で入り込んできて
> すぐ出て行くならともかく、定住し始めて
> そのくせ習慣は地方の時分のままで生活している、
> というのが気に食わないのかもね。
外国人差別発言をしている知事あたりと根は変わらないってこと?
317 :
無名草子さん:03/05/14 19:33
>>316 ほら。「田舎者」はすぐこういうふうに解釈する。
日本に住み着いた外国人の方がよっぽど日本人らしいぞ。
イシハラが言ってるのはピッキングや泥棒のために日本に来る不良外国人
を指してるんだからな。
イシハラだって無茶なこと言ってる訳ではない。
君はMXテレビが写らないところに住んでるんだろうからそう思うのだろう。
318 :
無名草子さん:03/05/14 19:46
>頭悪いのにあれこれ言うなよ。
これだから痴呆の人は困る。
319 :
無名草子さん:03/05/14 20:03
>>317 もう言ってもしょうがないって感じだよね(w
山本夏彦がいう「字句に怒って、内容には怒らない人」ていうのが一杯いるっ
てことでしょ。東京弁の「田舎者」や「田舎っぺ」のニュアンスを地方出身者
も理解してほしいな。
確か、安部譲二が書いてたと思うんだが、塀の中でだれかを田舎っぺとなじっ
たところ、地方出身の受刑者全員が安部は地方出身者を馬鹿にしてんのか怒り
出し、殺されかねない雰囲気になった。安部は東京弁の「田舎っぺ」は決して
地方出身者蔑視の意味ではないと必死に説明して分かってもらったとか。
320 :
無名草子さん:03/05/14 21:16
言ってもしょうがないのは、
小林信者かつ東京の田舎者じゃないのかな。
321 :
無名草子さん:03/05/14 21:36
ところで、おまいらどこの生まれ?
まさか武蔵野台地や川向こうじゃないよな?
322 :
無名草子さん:03/05/15 00:30
東京の人間にこういう粘着質の人ってほとんどいないよね。
田舎者どうしがお互いに相手を田舎者と決めつけ合ってるだけでしょ。
そろそれ、別スレ立ててそこでやれば→『最強の田舎者決定スレ』とか・・・
東京人と地方人のはっきりした違いは、他人に干渉しないところ。
そういうしがらみが嫌で東京にでてきたんだから。
しかし故郷を捨てたという負い目ももっていって、町の商店主なんかが
けっこう親切だったりするとか。丸谷才一と山崎正和の対談で出ていた話。
おれはずっと首都圏ずまいなんでよくわかりません。
324 :
無名草子さん:03/05/15 01:55
>>322 >東京の人間にこういう粘着質の人ってほとんどいないよね。
こういうこと言ってるから笑われるんだよ。
ほんと薄みっともない人が多いスレだね。
325 :
無名草子さん:03/05/15 09:09
田舎者が「薄みっともない」覚えて使い出したよ(w
『日本の喜劇人』の中に、
「私のアタマの中では、三浦は八波むと志と、ほぼ、同じウエイトを占めてい
たのだ」
と言及されている三浦策郎ってどんな芸人だったでしょう。同書にあるとうり
東京を食いつめて活躍の場を大阪にもとめたようで、関東ではほとんど知られ
ていません。関西の方で何か御存知でしたら情報をお願いいたします。
スレ違いと思われたらお約束通り無視ということで・・・・
「薄〜」って使わないなー。
小林さんの本で「おみおつけ」が共通語でないと知った時は
滅茶苦茶びっくりした川向こうに生まれ育った自分ですが。
>>327 「薄〜」は小林信彦より上の世代の使う言葉かも。以前テレビで沢村貞子が
「薄きたない」を説明していた「薄きたない」のアクセントが「臼」みたいだ
ったので、ちょっと吃驚したアナウンサーが確認したが、それでいいのだとい
っていた。自分も平板アクセントで「薄きたない」と言っていた。
祖母(明治三十年生まれ)は「おつけ」と言ってました。他にも「着類」(き
るい=衣類)とか、早打ち肩(狭心症)とか耳なれない言葉を使っていたが、
一緒に住んだことはないので、古い東京弁はあまりわからない。
329 :
無名草子さん:03/05/15 17:45
田舎の人間は人の生活覗き見して
しかもそれを恥じないからなあ〜><
330 :
無名草子さん:03/05/15 18:13
自分は小林氏の著作で森繁氏の実績を知りました。
ビデオ等で楽しむこともできました。
ありがとうございました。
331 :
無名草子さん:03/05/15 18:57
しかし、彼ももう70代か、時代を感じるな、
オヨヨから30年以上経っているんだね、
こっちも年とるわけさね、植草のオヤジが
逝った年を越えてるんだね。
森繁の社長シリーズはDVDにならないのでしょうか?
レンタルビデオなんかでもうちの近所ではほとんど見かけ
ない。「デマカセ紳士」とかあってちょっと嬉しいけど。
今週の「人生は五十一から」は
先週の「小林信彦のコラム」と同じく 森繁久彌の卒寿(九十歳)のこと。
しかも「この項つづく」だそうです。
まあ小林の弔辞読むのは森繁なわけだが
「小林の弔辞」か…
しばらく遊べそうなネタだな。
野坂昭如
336 :
無名草子さん:03/05/15 21:42
やはり、小林の地方蔑視には疎開体験があるんじゃない?
洒落で田舎者と呼んでるレベルじゃないよ。
憎悪すら感じるな。
337 :
無名草子さん:03/05/15 22:06
>>336 酒落で呼んでるわけないだろ。
そこにはまぎれもない悪感情があるんだよ。
しかし、氏の疎開体験は、「集団疎開」だから、田舎のガキ相手ではなく、
同級生とか引率の教師との間に起きた人間不信だろ。
田舎者への憎悪は、筒井康隆の方があるぞ。縁故疎開だからな。
338 :
無名草子さん:03/05/15 22:41
田舎モンのネタいー加減ウザくなった
同じ話ワープしてるよ
まあ310.317あたりが穏当かと思うが
反対の奴もいるだろうし
切りがないな。
お奨め本挙げてみたら?
おれは「小説世界のロビンソン」面白くてタメになった。
339 :
無名草子さん:03/05/15 22:44
↑
317は誤り。もうどれだか忘れた。
340 :
無名草子さん:03/05/15 23:02
オヨヨシリーズって面白いか? とマジに思う。
3誌がオヨヨって言っただけで盗作だ、と怒り狂うのもマイナス点。
341 :
無名草子さん:03/05/15 23:03
>>337 > 田舎者への憎悪は、筒井康隆の方があるぞ。縁故疎開だからな。
まあ東京居住者からみれば、垂水も田舎だから、田舎者同士の近親憎悪
みたいなもんだな。
小林の意見と関係ない話しおおすぎだしな。
「ワープ」って「ループ」のことか?
>>338
343 :
無名草子さん:03/05/15 23:06
>>341 ばかだなこいつ。
筒井さんは、もとは大阪の街中で育ったんだろ。
垂水は奥さんの実家の近所に家を建てて移り住んだんだからな。
344 :
無名草子さん:03/05/15 23:41
>>342 すまん。間違えた。
>>343 まだ田舎者ネタ続けるの? おもしろいか?
小説では「袋小路の休日」が好き。
小林信彦の文体は明晰でリズムがあってとても読みやすいと思う。
345 :
無名草子さん:03/05/15 23:50
210 名前:無名草子さん 投稿日:02/06/16 02:00
当時を知る老人からオヨヨ騒動について一言。
桂三枝がテレビでギャグとして「オヨヨ」を言っているだけだった間は、
小林も何も騒がなかったんですね。
そのうち三枝の「オヨヨ」が大きな流行語になり、
三枝は自分のギャグをタイトルに使った単行本を出したんですよ。
「オヨヨ・テスト」広済堂出版。
中身は低年齢層向けの心理テストのようなもので、
三枝の名前を利用しただけの、タレント本です。
ところが、書店に「オヨヨ・テスト」というタイトルの新刊が出ているのを見た小林ファンが、
これを小林のオヨヨシリーズの最新作だと誤解してしまったんですね。
買って読んだら、もちろん違う。
そこで小林ファンの抗議の鉾先が、角川書店に向かったんです。
小林のオヨヨを出していた角川は、クレームを受けて、
まぎらわしい書名の「オヨヨ・テスト」を出した広済堂に対して、タイトル変更の要請を出した。
広済堂は、過剰反応して、「オヨヨ・テスト」を絶版にしました。
この一件が新聞に「作家が桂三枝に抗議」と出たんです。
結局出版社同士のトラブルだっただけで、小林本人は、まったく動いていません。
三枝も動かなかった。以上です。
347 :
無名草子さん:03/05/16 01:32
>>346 > ところが、書店に「オヨヨ・テスト」というタイトルの新刊が出ているのを見た小林ファンが、
> これを小林のオヨヨシリーズの最新作だと誤解してしまったんですね。
>
> 買って読んだら、もちろん違う。
> そこで小林ファンの抗議の鉾先が、角川書店に向かったんです。
そんなの間違えるか、フツー? よっぽど「小林ファン」ってバカなのか?
動かなかった、ってさ、裏で操ってたとかいう可能性は考えられないのか?
>前スレの当時を知る老人
348 :
無名草子さん:03/05/16 01:49
349 :
無名草子さん:03/05/16 01:55
出版社を裏で操れるほどの大物は、小林は小林でも秀雄クラス。
350 :
無名草子さん:03/05/16 22:51
確かに三枝の「オヨヨ・テスト」を小林のオヨヨシリーズと間違えて抗議するっていう
のは恥かしいな。
東京ものなら抗議するどころか、恥かしさで自殺するだろう。
抗議したのは田舎ものだったに違いない。
351 :
無名草子さん:03/05/16 23:12
>>346 はて、あのとき週刊誌では
かなり強い語調で怒っている小林氏のコメントが載っていたような。
オヨヨの大ファンであった俺でさえ、
「そない怒らんでもええのに」と思ったよ。
三枝は「オヨヨなんて本あるの、知らんがな」と言ってたなあ。
352 :
無名草子さん:03/05/16 23:18
>>351 おれも、「怒りの小林氏」という週刊誌の記事、読んだ記憶あるよ。
裏の事情はどうであれ、小林氏は怒ってた。
その後、「スタジオボイス」のインタビューでその話になると、
「あれはねえ、まあいいじゃないですか」とモロにごまかしてた。
353 :
無名草子さん:03/05/16 23:31
まぁ当時の事実は知らないが、週刊誌等のメディアはでっち上げるからね
話を面白くするために
定期的に繰り返すね、オヨヨ−三枝ネタ
さすがにちと見飽きてきた
当時、小学生だった私は、小林信彦もオヨヨ・シリーズも知らなかった。あの
事件は、変なおじさんがいちゃもんをつけて、『パンチ・DE・デート』で三枝
が使ってた決め科白「オヨヨ」を言わせないようにしたのだと思った。いま考
えると、全国区になり始めた三枝が保身のためにギャグを封じられた被害者を
装ったような気がしてならない。
もういいって
田舎っぺくん達におくる東京弁講座
あがきがいい……→うごきやすい
柄の抜けた肥柄杓……→どうにも手が出せない
かぶと……→酒屋の店頭でコップ酒を塩や味噌を肴に一気呑みすること。
蒟蒻屋の手間取り……→足手まとい
そいって……→出前をとる(お蕎麦そいっとくれ)
台屋のお鉢……→すぐそこ、じきそこ
縮緬……→コップや杯を置いたままお酌すること
ほまち……→役得
横板の飴……→立て板に水の逆
ソースは諏訪長三郎著『東京弁覚え帖』竜月堂(昭和31年)
詳しい語源解説はそちらを当たってくれろ。
358 :
無名草子さん:03/05/17 20:47
>>352 なるほど。
上でこの話は決着が付いた(小林は何も難癖なんて付けなかったってことで)ように
書いている奴いるけど、実はまだわからんってことだな。
渋谷陽一の件もあるし、俺は疑わしいと思っているが。
小林の田舎者差別を、あれは本当に地域としての田舎を差別しているわけではない、
行動や精神の田舎者を差別しているのだ、という奴もいるけど、私はそうは思わない。
ごくごくレベルの低い東京中心の地域差別にすぎないと思う(このスレの田舎者差別
と同じで)。
今週のエッセイは良かったが、良いものは良い、悪いものは悪いとはっきり言えばい
いと思う。田舎者差別は小林の駄目な部分でしょ。無理に好意的に解釈したってしょ
うがないよ。
しかし
>>357みたいなのはこんな書き込みして何か意味があると思っているんだろうか?
本当に頭が不自由なかわいそうな人なのか?こういうのが小林ファンだと思うと悲しく
なる。
359 :
無名草子さん:03/05/17 21:55
釣られたな
田舎者とオヨヨの循環はまだ続くのか
360 :
無名草子さん:03/05/17 23:12
>>358 小林信彦が賛美する両国界隈の人々の価値観や生活習慣の
どこが悪いのか指摘してくれ
あれに共感できないが小林信彦が好きだというのは奇異に感じる
『夢の砦』は田舎者批判が入っているであなたは評価しないのですか?
小林を批判するようなやつはみな田舎っぺなんだからこのスレにくるんじゃねーよ。
>>357 そういうのやめなよ。田舎もんだと思われるよ。
だれにでも子供っぽいナショナリズムはある。
小林は東京下町人という、絶滅寸前の保護動物みたいなもんだ。
だから大事にしよ?
364 :
無名草子さん:03/05/18 00:24
>>360 >
>>358 > 小林信彦が賛美する両国界隈の人々の価値観や生活習慣の
> どこが悪いのか指摘してくれ
そんなこと358に書いてないだろ。
お前頭大丈夫か・・・?まじに。
365 :
無名草子さん:03/05/18 00:26
>>357 >田舎っぺくん達におくる東京弁講座
どうせ小林擁護派はこの程度のレベルだろ。
しょうがねえよなあ。
367 :
無名草子さん:03/05/18 01:20
>>362及び皆さん
357です。申し訳ありません。閑散そうなので
「ググったけどそんな本ねえよ」ってヤシ釣ろう思ってふざけたんです。
なんか違う方面を刺激しちゃったみたいで……
荒し認定、出入禁止ということで御容赦願いたい。
では、二度と顔出しませんので、さようなら。
小林信彦で気になるのはいわゆる「自虐史観」よりな発言かな
田舎者批判はべつに気にならない。陋劣な人を陋劣だと言ってるだけだし
369 :
無名草子さん:03/05/18 10:44
作品の話題に戻したいが(といっても、ほとんどみるべきものはなかったが)
「唐獅子」や「オヨヨ」って面白いか?
小林の風俗小説、私小説風短編、コラム、評論、評伝、どれも愛読しているが
ユーモア小説だけはつまらん。理に勝ちすぎて笑えない。
370 :
無名草子さん:03/05/18 11:14
「唐獅子」「悪魔の下回り」は面白かった。「オヨヨ」はイマイチ
あと、ミステリー・マガジンに載った戦後の翻訳家事情を書いたユーモア小説
はマジなコラムと思い込んだ馬鹿読者です、私。
371 :
無名草子さん:03/05/18 11:19
「唐獅子」はリアルタイムで読むと無類に面白かった。
ただ、「唐獅子スターウォーズ」の頃になると厳しくなってきたけれど。
「オヨヨ」は子供向け大人向けが混じっているが、面白い。
「ドジリーヌ」「悪魔の下回り」「紳士同盟」などのユーモアものも面白い。
私小説に分類されるものも、やたら暗いけれど、それが私小説なんだからと
思って読めば、それなりに味わい深い。
小林氏は評論家でもあったので、そういう目が小説の中に入っていて、
面白くなるときとシラけるときが出てくるんだと思う。
372 :
無名草子さん:03/05/18 12:00
>>370 あー、「発語訓練」に収録された短編ね。
あの小説のスタイルをもっと大衆化して幅広い読者層に受けたのが
清水義範だと思う。
小林さんって、飽きっぽいのか、同じことあまりやらないみたい。
373 :
無名草子さん:03/05/18 12:10
>>368 自虐史観、ねえ・・・。
田舎者は陋劣な人ねえ・・・。
あなたいい人そうですね。
374 :
無名草子さん:03/05/18 12:12
>>369 > ユーモア小説だけはつまらん。理に勝ちすぎて笑えない。
かりにも「ユーモア」と名の付くものがつまらんのは致命的ですな。
最大級の貶し言葉。
375 :
無名草子さん:03/05/18 13:52
>>374 いや、小説家としても認めているよ。
オーソドックスな風俗長編小説がすばらしい。
「夢の砦」は「楡家の人々」と並ぶ戦後長編小説の名作だと思う。
高度成長期前後の東京の匂いを緻密な筆致で定着させている。
あまりの面白さに夢中で読みふけった記憶がある。
376 :
無名草子さん:03/05/18 13:52
ま、369は小説の価値を決める大王様じゃないんだから、
誰がどんな感想を持っても仕方ないでしょうね。
377 :
無名草子さん:03/05/18 14:28
>>376 >>376 もちろん、そうだよ。
「唐獅子」好きな読者が多いこと認めて上で、あえて異論出してみただけ。
実は、作品からそれたスレが延々と続くのにうんざりしたので、誰かに作品について語ってほしかったんだよ。
ところで、「唐獅子」の文庫には、筒井が力の入った解説書いていたな。
378 :
無名草子さん:03/05/18 14:42
>>377 あの小説群は、イメージキャストを考えたくなりますから。
筒井さん、栗本薫が細かなキャストを考えてましたね。
でも、実現したのはダーク荒巻が横山やすし……。
かなり違う!と思うけど、小林さんは文句言えなかったようで。
379 :
無名草子さん:03/05/18 16:05
>>368 つりじゃないのか?
もしそうじゃないなら、多分君にピッタリの小林さんは別の小林さん
380 :
無名草子さん:03/05/18 16:42
>>379 ワラタ。
確かに368に合っているのは、そっちの小林かも。
381 :
無名草子さん:03/05/18 16:43
>>378 > かなり違う!と思うけど、小林さんは文句言えなかったようで。
後から文句をたれるのが小林流。
大人の事情だからいえないこともある、と結局いっているのも小林流。
382 :
無名草子さん:03/05/18 16:44
>>378 栗本薫は呼び捨てなのが、なんか気になる。
383 :
無名草子さん:03/05/18 17:12
384 :
無名草子さん:03/05/18 19:36
ところで、晶文社から出た
「東京のロビンソンクルーソー」
「東京のドンキホーテ」
ずっと以前、図書館で拾い読みしたきりなんだけど、
特に重要な文章載ってたか?
他の本に再録されたことはなかったはずだけど。
385 :
無名草子さん:03/05/18 20:57
東京下町に赴き、小さなサジで、ちまちまともんじゃ焼きを混ぜてゐると
嗚呼、まるで私は小林信彦になつたやうだと、思ふ私であります。
386 :
無名草子さん:03/05/18 21:27
>>369 『ぼくたちの好きな戦争』はユーモア小説としてはちっとも楽しめなかった。
巻末の主要参考資料にあるような知識がないと笑えないという感じ。
面白かったのは「下町 一九四四」と「下町 一九四五」の章だけ。
387 :
無名草子さん:03/05/18 21:36
>>385 あの・・・本当の東京者はもんじゃやきなんて食べないですよ。
アレは月島とかに出稼ぎでやってきた田舎者の食べ物でしょ。
389 :
無名草子さん:03/05/19 01:00
>>386 そもそもあの作品は「ユーモア小説」じゃない。タイトルでごまかされたんだろうが。
下町の一般人がいかに戦争を楽しんでいたか、楽しむうちに大変な目にあってしまうかという
恐ろしい小説なんだからして。
だから当然、予備知識は要求されるでしょ。
390 :
無名草子さん:03/05/19 02:41
>>389 ユーモア小説には予備知識は要求されないものなのか。ふーん。
391 :
無名草子さん:03/05/19 09:10
「一ページに二個三個と繰り出される熟達のジャプ(ギャグ)。笑いの無限連
鎖講」と文庫版の解説(中野翠)にあるし、ユーモア小説に分類してもいいと
思うのだが……
パロディなんかの場合もとを知ってないと笑えないんだから、予備知識は必要かと……
392 :
無名草子さん:03/05/19 10:11
>>390 オマエ相当ひねくれてるな。389をそうわざと誤読するか。
>391
そうかなあ。だんだん笑えなくなってくるんだけど(怖くなってくるし)。
中野某がそう言うからそう信じるの?
>>392 分類なんて、そんなもんだろ。
君がユーモア小説と思わなくとも、世間一般のくくりはそうなってるでしょ。
オレは怖くなる所を含めて、ブラックユーモアだと感じたけどね。
394 :
無名草子さん:03/05/19 16:59
>>393 世間一般のくくりって、お前さんの分類に準じるのかよ。
ま、ブラックユーモアだというのは大賛成なんだが、
ブラックユーモアも、ユーモア小説の一部なのか?
いわゆるユーモア小説とブラックユーモア小説は水と油だと思うんだがな。
>>394 まあ確かに世間一般がこの小説をどう分類してるか知らんでレスしたのだが。
要は、好きに分類させとけよ、ってこと。
心情的には最後の一行には同意だな。
396 :
無名草子さん:03/05/19 21:08
親切な人ってどこの生まれ?
親切といえばトルコ人
398 :
無名草子さん:03/05/20 18:24
夢の砦って手に入りにくいですか?今日上巻だけ見つけたんですけど。
下巻がどこにも売ってない。
文庫本上下揃で800〜1000円ぐらいでざらにある。
店主が小林信彦なんて知らねえよっていう人だと
ハードカバーの付録つきで500円なんてことも……
400 :
無名草子さん:03/05/21 00:25
ハードカバーは付録なんてあるんですか?私のは文庫で300円でした。
>>400 <談話>小説における風俗の復権
――『夢の砦』をめぐって――
というのが入ってる。B5の紙を二つ折りにした小冊子。文章は6頁分。
後日、何かの本に収録されたのかも知れないが……
402 :
無名草子さん:03/05/21 14:36
403 :
無名草子さん:03/05/21 20:09
週刊文春の連載、始まった頃は期待していたのだが、
ひどく愚痴っぽいのでもう読まなくなった。
荷風気取ってるのかもしれないが、ひどくつまらない。
やっぱり「随筆」向きじゃないね。
本や軽エンタテインメントについての短いコラムのほうがいい。
404 :
無名草子さん:03/05/21 20:56
なぜあれほどにくどいのかね、週刊文春の連載。
そこが却って興味深い。
405 :
昔のファン:03/05/21 21:49
昔は大好きで全部読んでいたが、先日『コラムの逆襲』を読んでびっくりしたね。
あの『雨上がる』と『御法度』を絶賛しているのだから。痴呆化というしかない。
『雨上がる』はすごい。なにしろ「世の自尊心が傷つけられて」とお殿様が言う
のだから、驚く。さらに、妻の宮崎美子が、迎えに来た家老に向かって「あなた
たちのような無能な者には主人は分かりません」というのだから最高。これは、
最低のフリーター夫婦が、福田官房長官に向かって「あなたは馬鹿よ」という
ようなもので、本来即お手打ちである。山本周五郎の原作はどうなっているのかね。
『御法度』は、川崎の映画館で見たが、終わった途端中年夫婦が「ああつまん
ねえの」と言ったのが忘れられない。勿論、同感でしたね。
406 :
無名草子さん:03/05/21 22:09
>>405 > たちのような無能な者には主人は分かりません」というのだから最高。これは、
あれは時代劇の形を借りた現代の映画だろ。何難癖つけてんだか。
> 『御法度』は、川崎の映画館で見たが、終わった途端中年夫婦が「ああつまん
やっぱ川崎在住のような田舎者じゃわからないんじゃないか?
東京在住でないとわからんよ。
407 :
無名草子さん:03/05/21 23:14
反論はかまわないけど
また田舎者ネタに引き戻そうっていうのか。
川崎在住だと「御法度」判らないなんていうのはシャレにもならない暴論。
おれは405じゃないが、低級な煽りだな。
反論があるならもっと説得力のある意見を開陳しろよ。
>>407 煽りは無視するとか、他のネタをふるとかの対応ができないの
あんたが「田舎者」って言葉に過剰反応するから
かまってやろうかな……っていう奴が出るんじゃない
いいかげんに気づいてよ
409 :
無名草子さん:03/05/22 01:09
>>408 おれはずっと渋谷だから別に過剰反応なんてしないよ
ただ、つまらんってだけ
反論があるなら、もっとましなの書けってこと
他のネタふりたきゃ、自分でやりな
おれのその上のレスから始まってんだろ
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
411 :
無名草子さん:03/05/22 01:49
>>409 いきなり「あんた」呼ばわりするところをみると、
408は初心者かもしれないな。
何を偉そうにしきっているんだか…
あるいは406=408の可能性もある。
とにかく、もうとりあわないほうがいいよ。
412 :
無名草子さん:03/05/22 06:58
夜中はいわゆる田舎者全員集合だな(W
413 :
bloom:03/05/22 07:24
414 :
無名草子さん:03/05/22 09:04
>おれはずっと渋谷だから
錦の御旗だな( ´,_ゝ`)プッ
>412
>414
無駄だと思うよ。2回連続で釣られて自作自演の援軍レスつけた人でも
そう何度も同じ手で釣られないよ
416 :
無名草子さん:03/05/22 10:25
「冬の神話」と「監禁」だけ読んでないのですが
古本屋で高い金払ってまで
読む価値ありますか?
できたら粗筋きぼんぬ
417 :
30代後半男:03/05/22 11:50
「冬の神話」と「監禁」運がよければ文庫本100円で売ってますよ。
「冬の神話」あらすじ 小学生が埼玉の飯能だかどっかに集団疎開する話。
「監禁」あらすじ 泥棒が女子高生を拉致監禁する話。
価値はひとそれぞれです。わたしは読んでよかった、持っててよかったと思いますが、ほかの方にとってどうだかはなんとも。
絶版になって見かけないと言う事実が、すでに世間の評価をあらわしてますし。
両方ともオヨヨ以前の割と重い語り口です。家の旗とか横になった男とかが好きな方にはいいでしょう。
418 :
無名草子さん:03/05/22 12:38
>>417 ありがとうございます
100円でゲットとはうらやましすぎます
ビニール袋にはいって両方とも3000円なんですよ
それ聞いたら、もったいなくなりました
気長に安いの探します
419 :
無名草子さん:03/05/22 13:47
>>417 > 絶版になって見かけないと言う事実が、すでに世間の評価をあらわしてますし。
僕はこの2作品、とても貴重で面白い(笑えると言う意味ではない)と思っていますが、
今や文庫でも名作がどんどん絶版になっている時代です。引用した部分は、
今の出版の現状を全く無視した、酷い表現でしょう。
420 :
無名草子さん:03/05/22 20:45
絶版問題といえば、
小説世界のロビンソンが絶版というところが
日本文化のお寒い状況を物語っているかと思われ。
421 :
昔のファン:03/05/22 21:53
小林の本で一番いいのは、『汚れた土地』だろう。だが、これは名誉毀損裁判
で彼が負けたためまず出版できない。
私は出版当時、東京大田区池上図書館で借りて読んだが、実に面白い本だった。
彼が二言目に言う風俗小説としてとても良かった。
ただ、このもとが彼が一時いた横浜のヘルムというユダヤ人の不動産会社の内紛
を直接の題材にしているため、今後も出版される可能性はないだろう。
彼がよく言う「私小説云々」も本当かね、と思わざるをえないのである。
>>421 そんなことがあったのか…
「汚れた」については、自他共に認める失敗作…とだけ認識しておりました。
名古屋の図書館にあるのを確認してるので、今度読んでみよっと。
423 :
無名草子さん:03/05/23 13:11
今売ってる週刊文春の、森繁についての文章。
とても素晴らしい。こういう文章は小林さんにしか書けない。
森繁がいかに凄い存在なのかと言うことを、愛情と敬意をさりげなく
含んだ文章にまとめているのは、達人と言うしかない。
読んでて涙が出た。
>>423 まさしく文章の芸ですね、あれは・・・
「汚れた土地」は以前、ヤフオクで
4万8千円で出品されていたけど
そうゆう理由からなんだ・・・
今度、余裕があったら買ってみよう・・・
425 :
無名草子さん:03/05/23 17:53
やはり小林タンは
その膨大な知識を土台にしての文章が一番の魅力ですな。
「小林信彦のコラム 333」(本日付の中日新聞夕刊)は
「『めぐりあう時間たち』
三人のスターが<生き方>を
探る知的女性映画」。
なっがいタイトルだなあ。
そしてこんな告知が。
お断り
本欄で三百三十三回にわたって連載された「小林信彦のコラム」は
夕刊掲載が今回で終わり、六月から朝刊に移ります。
隔週火曜日の掲載で、第一回は十日付です。
427 :
無名草子さん:03/05/23 23:51
423のレスを読んで、あわてて文春買ってきたが
泣くほど良かったかなあ?
「日本の喜劇人」の補遺という感じだけど……
まあ、明日「夫婦善哉」のビデオ見直してみるつもり。
428 :
無名草子さん:03/05/24 00:28
>>427 モリシゲ・ショック、というものがどういうものであったかを、これ以上
分かりやすく表現した文章はないと思った。
それに、行間なんだがなあ。
まあ、涙が出るかどうかは、人それぞれだが、「夫婦善哉」のラストシーン
の映像がありありと浮かんできて、オレは泣いた。
|┃三,.、 ,r 、
|┃ ,! ヽ ,:' ゙;
|┃. ! ゙, | }
|┃≡゙; i_i ,/
|┃. ,r' `ヽ、 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|┃.i" ゙; < おばはん、頼りにしてまっせ。
|┃:!. ・ ・ ,! \____________
| (ゝゝ. x _,::''
______.|┃= ,::`''''''''''''''"ヽ.
|┃ | r';
|┃ ゙';:r--;--:、‐'
|┃≡ ゙---'゙'--゙'
ガラッ
430 :
無名草子さん:03/05/25 22:11
ゴシップ的興味なのだが
常盤新平とは若い頃から犬猿の仲らしいね。
いろんな文章でぼろくそに書いている。
いっぽう常盤のほうの反論はないのかな。
江藤淳のエッセイ、それは山川方夫の追悼文だが、
小林のこと、下劣な人間として書いている。
なんでも、通夜の席で「あいつを世に出してやったのはオレなんだ」と
異様に興奮してはしゃいでいたらしい。
嫌味な軽薄才子という感じで、およそ粋じゃないな。
まあ、鬱屈している頃でもあり、若気の至りだろうけど。
というわけで、若き日の中原弓彦についての逸話を知りたい。
常盤なにか書いてるの?
431 :
無名草子さん:03/05/26 00:02
なんかのエッセイで遠回しに書いていたと思う。常磐が直木賞取ったとき小林氏の
心境はいくばくかのものだったのだろうか
432 :
無名草子さん:03/05/26 00:15
江藤淳はイニシャルでKとして批判しているね。
そのKがあまりにひどい、と思わされたので、誰なのか推測した。
どうも小林信彦らしい気もしたが、半分は信じなかった。
でも、今はおそらく彼だと思う。疑わないようになった
433 :
無名草子さん:03/05/26 12:24
>>432 たしか山川の全集の解説で読んだのだが
はっきり中原のことだとわかるよ。
それは断言できる。
434 :
無名草子さん:03/05/26 19:45
下劣な人間ファンも結構いるもんだね。
そうだな、オレってかなり下劣かもしれない・・・
しかしオレは、「人間ファン」なんだろうか?
>>435 |┃三,.、 ,r 、
|┃ ,! ヽ ,:' ゛;
|┃. ! ゛, | }
|┃≡゛; i_i ,/
|┃. ,r' `ヽ、 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|┃.i" ゛; < ミッフィのファンです。
|┃:!. ・ ・ ,! \____________
| (ゝゝ. x _,::''
______.|┃= ,::`''''''''''''''"ヽ.
|┃ | r';
|┃ ゛';:r--;--:、‐'
|┃≡ ゛---'゛'--゛'
ガラッ
437 :
無名草子さん:03/05/26 21:54
438 :
無名草子さん:03/05/28 01:13
モリシゲ・ショックはまともに皆読んでんだね。
青田昇の「沢村の速球は160K」とかと同じ類の話として読んじゃった。
反省反省。わははははは。
∧_∧
ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄〕
= ◎――◎ 山崎渉
440 :
無名草子さん:03/05/28 19:24
小林が見巧者だったら良かったのにね。
441 :
無名草子さん:03/05/28 23:38
>>440 見巧者だよ?
それがなにか?
小林氏の鑑賞眼を否定する人はいないと思うが。
440さんは「みごうしゃ」ってことばを使いたかっただけで悪意はないんじゃないかな。ちりとてちん。
443 :
無名草子さん:03/05/29 19:26
>小林氏の鑑賞眼を否定する人はいないと思うが。
はいはい
今週の「人生は五十一から」は
「あなたは北朝鮮のテレビを笑えますか?」。
有事法制関連法案に対する危機感ユンユン。
まあコバは朝鮮戦争の時、北が日本に攻めてくると恐れていた自分の恥ずかしい過去を
日本政府が反北朝鮮宣伝やってたからだと思いこみたいんだろ。
446 :
無名草子さん:03/05/29 21:10
>>445 オマエは本当に、浅学非才なヤツだな。
呆れてクソも出ねえよ。
447 :
無名草子さん:03/05/29 21:34
今週の出だしの松井に関する不満は・・・
ちといかがなものかと・・・
スポーツ選手は黙っているものだ、って・・・
「芸人かくあるべし」の気持ちを野球選手に対しても向けてみた?
448 :
無名草子さん:03/05/29 21:39
どこをどう叩けばコヴァが見巧者になるのだろう。
449 :
無名草子さん:03/05/29 21:44
まあ、松井は明らかにしゃべりすぎだろ。
マスコミはすぐ図に乗るからな・・・
対応の良さは性格イイからなんだろうけどね。
450 :
無名草子さん:03/05/29 23:28
451 :
無名草子さん:03/05/30 00:39
今週は小林の野球話が読めて良かった。小林の野球話はすきなんだよなー。
大したこと書いてはいないんだが
452 :
無名草子さん:03/05/30 02:32
広岡と早稲田で同窓なんだよね。
453 :
無名草子さん:03/05/30 03:23
田舎ものなので、クレージーキャッツの何が面白いのか
判らないので、日本の喜劇人のどこが名著なのかサッパリ判らない。
>>453 かなり小林信彦の著作を読んでいる人ですね。
455 :
無名草子さん:03/05/30 09:04
>>453 え?
それは、お気の毒に……。
笑いに縁のない人なんですね。
>>453 |┃三,.、 ,r 、
|┃ ,! ヽ ,:' ゛;
|┃. ! ゛, | }
|┃≡゛; i_i ,/
|┃. ,r' `ヽ、 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|┃.i" ゛; < がちょ−ん!!
|┃:!. ・ ・ ,! \____________
| (ゝゝ. x _,::''
______.|┃= ,::`''''''''''''''"ヽ.
|┃ | r';
|┃ ゛';:r--;--:、‐'
|┃≡ ゛---'゛'--゛'
ガラッ
>>453 |┃三,.、 ,r 、
|┃ ,! ヽ ,:' ゛;
|┃. ! ゛, | }
|┃≡゛; i_i ,/
|┃. ,r' `ヽ、 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|┃.i" ゛; <ハラホロヒレハレ・・・
|┃:!. ・ ・ ,! \____________
| (ゝゝ. x _,::''
______.|┃= ,::`''''''''''''''"ヽ.
|┃ | r';
|┃ ゛';:r--;--:、‐'
|┃≡ ゛---'゛'--゛'
ガラッ
458 :
無名草子さん:03/05/30 13:15
>>453 あそうか。君は若者で、クレイジーのビデオとか映画とか、見たことないんだな?
で、小林さんの文章だけじゃ判らないって事か。
クレイジー(植木等)のビデオはたくさん出てるから借りてこい。
でも……クレイジーの面白さは、「シャボン玉ホリデー」なんかの
テレビの方がよく判るんだが。
459 :
無名草子さん:03/05/30 22:44
爺の繰り言を間に受ける開き盲。
喋るアスリートより芸を語る野暮のがよっぽど痛いわ。
460 :
無名草子さん:03/05/30 23:11
>>459 意味不明。
「芸を語る野暮」なんていう共用の無いことを言うヤツが多かったから
正当に評価されないまま死んでいった芸人の如何に多かったことか。
芸を語り、芸を評価することは大切なのだ。
鑑賞眼という物が必要だが。
461 :
無名草子さん:03/05/30 23:49
はいはい。
462 :
無名草子さん:03/05/30 23:54
コヴァヲタってホント共用ないな。
芸の評価?傲慢極まりない。
まぁ、騙ってなさい、君のモノサシで。
463 :
無名草子さん:03/05/31 00:08
>芸の評価?傲慢極まりない。
面白いことを言うね。
464 :
無名草子さん:03/05/31 00:58
>>462 オマエごときに言われてりゃ、世話ないや。
クレージーの映画は浅草東宝のオールナイトでまとめてみたが
つまらない。同じ東宝なら鈴木英夫のてきとーなコメディの方が
面白い。
466 :
無名草子さん:03/05/31 03:05
>>465 「クレージーの映画」と粗っぽくまとめてしまうところが無知。
クレージーもしくは植木等の映画は初期の物しか面白くない。
「ニッポン無責任時代」「ニッポン無責任野郎」は面白いし、これを
詰まらんと言うヤツは自分に笑いのセンスがないと思ったほうがいい。
これ以外の「日本一の**男」シリーズは、ほとんどダメ。
「クレージーの**」も「大冒険」「黄金作戦」くらいか。
オールナイトの一夜を見た程度で切って捨てる方が恥ずかしいと思え。
467 :
無名草子さん:03/05/31 06:34
>>466 「大冒険」はただの「大冒険」というタイトルで「クレージーの」はつかないよ、きみ
ひとをばかにしたいわりには粗っぽくしか理解してない無知というところはどっこいどっこい。
ああ
>>465、つまらないというのはある意味しかたないさ。
468 :
無名草子さん:03/05/31 06:45
466の文章を読むと
こいつに「笑いのセンス」なるものがあるとは
とうてい思えないな。
喜劇って居丈高に威張り散らして勧めるものかよ。
469 :
無名草子さん:03/05/31 09:20
>>467 うん。「大冒険」には「クレージーの」という冠はつかない。
紛らわしい表現をしてすまなかった。面倒だったのでね。
しかし、無知な連中にまで丁寧な態度で対する必要が2チャンネルのどこに必要がある?
おれが浅草東宝の支配人とか、喜劇評論家から威張ってちゃ仕事にならんが
おれは門外漢の喜劇で飯を食っていないと言う意味では素人だからね。
だから、バカに威張って悪いとは全く思っていない。
470 :
無名草子さん:03/05/31 09:39
>〜対する必要が2チャンネルのどこに必要がある?
>〜喜劇評論家から威張ってちゃ仕事にならんが
おかしくねーか?
べつに威張ってバカにするつもりはないけど。
471 :
無名草子さん:03/05/31 10:16
>>470 なにがおかしい?
反省する用意はあるから指摘してくれ。
しかし、低姿勢である必要がどこにあるのか、と思うのだが。
まあ、高姿勢ってのは摩擦を生むものだが、それって2ちゃんねるの特性だろ?
おれは相手が高姿勢でも、言わんとしているところは汲み取ろうとするし、
最近は多少高姿勢でも不快に思わなくなった。
しかし貴君はそうではないのなら、発言態度を改める用意はある。
473 :
無名草子さん:03/05/31 11:09
>>471 まあ、落ち着いてそのセンテンスを読み返してみてよ
「必要」が重複するのはおかしくないかってことだよ。
次の行も「から」じゃ意味が通じない。
「だったとしたら」で読点ってみたら?
内容についてはスルーするつもりだったが、ついでだから書いておくか。
俺もゲバゲバをリアルタイムで見た世代だし、子供のころ怪獣映画と二本立てでクレージーの映画も見ていたから、その面白さは判るよ。
でも、何を面白いと思うかは、時代により、また人により、さまざまなんじゃないか。若いやつらが植木をみてピンと来ないとしても、それはそれで仕方ないと思う。
少なくとも、これを見て笑えないやつはバカだって決め付けるようなことではないだろう。人は理屈で笑うわけじゃないからね。
>「ニッポン無責任時代」「ニッポン無責任野郎」は面白いし、これを
>詰まらんと言うヤツは自分に笑いのセンスがないと思ったほうがいい。
両方とも見ているが。浅草東宝のオールナイトには一夜どころか
年中行っているから、もろもろ年中見ている。
上の植木等の2本は、普通に面白い東宝映画であると思うけどね。
飛び抜けて面白いとは思わない。
そもそも東宝のコメディだよ。佳作はあっても傑作があるか?
(PCL時代の「エノケンのちゃっきり金太」とか言い出しちゃダメよ)
475 :
無名草子さん:03/05/31 11:55
>>473 納得。
その通りだね。
押し付けは良くないね。
453にもお詫びする。
そのうえで。
東宝コメディにも傑作はあると思うんだけど。
いますぐにタイトルが出てくるのはやっぱり「ニッポン無責任**」の2本。
これはかなりの高水準の出来だと思うんだがなあ。
これが駄目だと日本映画で成功してるコメディはあるのか?という
ことになる気がするが。
つーか、植木のキャラクターは空前絶後のもので、それは作品公開順に
評価していかないと。
小津安二郎「突貫小僧」
山中貞雄「丹下左膳余話 百万両の壺」
山本嘉次郎「エノケンのちゃっきり金太」
成瀬巳喜男「お国と五平」
滝田洋二郎「痴漢電車 百恵のお尻」
サイレント期の斉藤寅次郎を1本しかみたことがない私の私見など
あてにはならんでしょうけれども。
477 :
無名草子さん:03/05/31 13:29
サイレント時代には、溝口健二も内田吐夢もドタバタ喜劇を撮ってますからね。
トーキー以降という事にしないと、話がまとまらない(まあ別にまとめなくても
いいんだけど)でしょう。
で、僕の感覚だと、滝田洋二郎もたしかに面白いけれど、古沢憲吾/植木等
のコンビ諸作のほうが面白いのですがね。
「三等重役」とかの森繁東宝もの、後は日活のアクションコメディに佳作が多いけれど。ああ、川島雄三がいましたな。(きちんと書いてないけどご容赦アレ)
そもそも「東宝コメディの中で」という事じゃなかったの?
478 :
無名草子さん:03/05/31 13:41
川島っていえば
まず「幕末太陽伝」だね
何度見ても面白いと思う。
479 :
無名草子さん:03/05/31 14:35
「幕末太陽伝」って、映画としては凄い傑作で、名作なんだけど、
コメディとしてみたら、笑えないのよね。
フランキーの主人公が、結局は死を意識してる(肺病病みでしょう?)
ところとか、ところどころチラッと、物凄く悲しいものを感じさせるの。
笑えない喜劇の名作と言えば「アパートの鍵貸します」もそうなんだけど。
あれも、悲しいんだよな。
|┃三,.、 ,r 、
|┃ ,! ヽ ,:' ゛;
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|┃. ,r' `ヽ、 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|┃.i" ゛; < こちとら、手前の了見で生きて来たんだ。
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|┃三,.、 ,r 、
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|┃≡゛; i_i ,/
|┃. ,r' `ヽ、 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|┃.i" ゛; < 首が飛んでも歩いて見せまさぁ。
|┃:!. ・ ・ ,! \____________
| (ゝゝ. x _,::''
______.|┃= ,::`''''''''''''''"ヽ.
|┃ | r';
|┃ ゛';:r--;--:、‐'
|┃≡ ゛---'゛'--゛'
ガラッ
482 :
無名草子さん:03/06/02 15:57
【週末の動き】
クレージーはつまらないと言い出した453が
タダの無知と思いきや、映画をちゃんと見ていて、
小林の受け売り連中が黙り込む。
483 :
無名草子さん:03/06/02 16:26
↑
まともに日本語の文書が書けない事を笑われた469の八つ当たり
484 :
無名草子さん:03/06/02 16:37
>>482 なにをいいたいのかが、わからないのだが……。
485 :
無名草子さん:03/06/02 17:12
>483
469氏は475のレスで潔く誤りを認めたので
それは言いがかりだと思う。
486 :
無名草子さん:03/06/02 17:58
487 :
無名草子さん:03/06/02 19:34
488 :
無名草子さん:03/06/03 03:31
まぁ、クレイジーキャッツになんの思い入れもないオレとしてはどうでもいいわけだが。
489 :
無名草子さん:03/06/03 09:55
ちょっと思い立って、小林さんの著作歴をしらべたんだが……
直木賞と芥川賞の候補に、それぞれ3回ずつだっけ、なってて、
それも交互、というとおかしいけれど、純文学とエンターテインメント
を平行して書いていたのが判って……。
だけど「結婚恐怖」で小説の執筆が止まってる。
もっと新作が読みたいんだけど……。
なんせ、氏の文章が大好きだから。
>>489 >>472 「波」は定価があるがタダだぞ。
早く書店に行かないと、月半ばで無くなっている店が多い。
今週の「人生は五十一から」は
「ニコール・キッドマン賛江」。
493 :
無名草子さん:03/06/06 22:27
さすが見巧者
494 :
無名草子さん:03/06/06 23:34
age
495 :
無名草子さん:03/06/07 16:38
昨日、古本屋の100円コーナーで「悪魔の下回り」ハードカヴァーをゲットした。
>>495 それはおめでとうございます
リアル厨房のころに読んで
むちゃくちゃ面白かった
表紙も装幀もしゃれてるし
小林氏の小説ではもっとも面白いもののひとつと思います
最近のエッセイは読んでるけど
「理由は長くなるので書かないが・・・」
「僕はほとんどテレビは観ないのだが・・・」式の
氏独特の屈託がうるさくて単行本を買うには至ってません
以上、失礼いたしました
497 :
無名草子さん:03/06/07 19:35
>>496 > 「理由は長くなるので書かないが・・・」
確かに。じゃあ最初から書くなよ、というかナルシズム垂れ流しの悪文の代表ですね。
近所に「波」をただでくれるような、気の利いた書店がないので、
数日前に、新潮社に定期購読申し込みの葉書を出した。
(インターネットによる受付はしてない。フリーダイヤルによる
電話申し込みも可能だが、官公庁の窓口よりも受付時間が短いのだ。)
そしたら金曜日に、払込用紙が郵送されてきた。1年間で1000円。
一昔前は、PR雑誌の定期購読など、どの出版社も1冊目が届いた後で
金を払えばよかったものだが。
499 :
無名草子さん:03/06/10 09:57
「波」は近所の本屋に取り置きしてもらっていたのだが、去年の末から取りに行かなかった。
小林の新連載を知って、だめもとで寄ってみると、なんと7ヶ月分も取っておいてくれていた。
恐縮して、思わず週刊ポスト買ってしまいました。(小野真弓のビキニも見たかったので)
バックナンバー読んでみると、新潮新書発刊当時の坪内・嵐山対談を始め、けっこう読み得の記事があって楽しめた。
そういえば、「おかしな男」も、はるか昔「小説世界のロビンソン」も、「波」で只読みしたんだっけ。
>>499 あの〜、波7ヶ月分取っておいてもらって、恐縮して、週刊ポストですか。
正直、もうちょっとなんか買ってやれよ、と思うな〜。
7ヶ月取りおきしてもらってたという事は、お得意様でもないようだし。
501 :
無名草子さん:03/06/10 16:48
>>500 オレもそう思う。
週刊ポストじゃなー。
502 :
無名草子さん:03/06/10 20:12
>>499 小林ファンてこういう常識の無い田舎者がおおいんだよな。
はあ(タメイキ)。
503 :
無名草子さん:03/06/10 20:44
たぶん499は釣りにきまってるだろww
わざわざ「週刊ポスト」なんて書くか? しかも()のおまけつきで。
マジレスで良識人ぶるおまいらのほうがカッコ悪いよ。
504 :
無名草子さん:03/06/10 21:13
>503
なるほど。
必要もないのにわざわざ「週刊ポスト」を出したところに底意を感じるな。
「波」についての記述には目もくれず、こっちに反応するやつが必ずいると
狙いすましたような書きっぷりだね。
「恐縮して、思わず」との取り合わせも妙。
計算どおりに釣られたアホレスを続けて読むと、お見事と言わざるをえないw
505 :
無名草子さん:03/06/10 21:47
小林ファンには現代世相を憂う粋人ってポーズを取りたがる502みたいな恥ずかしい田舎者が多いからね。
はあ(タメイキ)。<502
こういうの書く時、自分が選ばれた少数派みたいな気分になってぞくぞくするほど嬉しいんだろーな。
あーー、おれにはこっぱずかしくって、とてもこんなレスかけねーよ
なんか書き写しただけで、顔が赤らんできた。
507 :
無名草子さん:03/06/10 22:05
>こういうの書く時、自分が選ばれた少数派みたいな気分になってぞくぞくするほど嬉しいんだろーな。
あーー、おれにはこっぱずかしくって、とてもこんなレスかけねーよ
なんか書き写しただけで、顔が赤らんできた。
よく言うわ。
こんなカキコしといて。
508 :
無名草子さん:03/06/10 22:12
>507
アホか、俺が麻美タン…なんて書くかよ、ヴォケ!!!
|┃三,.、 ,r 、
|┃ ,! ヽ ,:' ゛;
|┃. ! ゛, | }
|┃≡゛; i_i ,/
|┃. ,r' `ヽ、 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|┃.i" ゛; < 週刊ポストって面白いですよ。
|┃:!. ・ ・ ,! \____________
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______.|┃= ,::`''''''''''''''"ヽ.
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ガラッ
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|:::::::::::::::||│ / ||
|:::::::::::::::|| ̄\ ガチャッ
|:::::::::::::::||゚ ∀゚)─ ||
|:::::::::::::::||_/ ||
|:::::::::::::::||∧ ∧∩ ..|| < 小林信彦のファンって、感じ悪いでつよ。
|:::::::::::::::|| ゚∀゚)/ .||
|:::::::::::::::||∧ ∧∩ ||
|:::::::::::::::|| ゚∀゚)/. .|| < 悪い、悪い。
|:::::::::::::::|| 〈. ||
|:::::::::::::::||,,/\」. ||
\:::::::::::|| ̄
511 :
無名草子さん:03/06/10 23:08
おれは
>509
>510
みたいなレスのほうが好きだな。
なんか小林ファンって心にゆとりのない小姑みたいの多いよ。
中日新聞金曜日夕刊から火曜日朝刊(どちらも隔週)に
お引っ越し一発目、しかもなぜかカウンターまでリセットされた
今日の「小林信彦のコラム 1」は
「ニコール・キッドマン 人気の秘密」。
…「めぐりあう時間たち」のヴァージニア・ウルフ役もけっこうなものだが、
ぼくは低予算のコメディー「バースデイ・ガール」の
愛すべき悪女役を大いに買っている。
だ、そうです。
>>511 ははは 確かにそんな気がする、確かめようもないわけですが
でも小林自身がそういうひとだから仕方がないですね
514 :
無名草子さん:03/06/11 12:39
森卓也による「天才伝説横山やすし」の解説は面白い。
小林の筆致だとどうしてもきよしのある部分が抜けるからね。
>>503 まあ、そう思うのも無理はないけど。
今の世の中、びっくりするほど非常識なやつが多いから、
499も釣りじゃないと思う。
むしろポストを買っただけましかも。
516 :
無名草子さん:03/06/11 16:58
小林の読者って「常識」ってのに物凄くうるさそう・・・・・
・・・・それも独りよがりの。
517 :
無名草子さん:03/06/11 17:25
ほんとネチネチと小うるさいやつが多いな。
で、「東京少年」のほうには関心ないのかよww
499=503=おれだから間違いなく釣りだよ。
ついでにいえば、ポストの他に山田風太郎の日記2冊取り寄せてもらうことにしたけど、
それで気が済んだか? あほくさ!
518 :
無名草子さん:03/06/11 17:46
>517
バカって何度でも釣られるんだね
ほとんど入れ食いww
こういうやつらが何にしつこいこだわりを持っているのかも、
実は小林信彦の新作小説になんて大して興味を持っていないことも、
よーーーーくわかりますた
519 :
無名草子さん:03/06/11 18:37
>>517 おれは貴殿を素直に評価したい。
気に障る事を書いて悪かった。
520 :
名無し良心さん:03/06/11 20:25
>>517 > ついでにいえば、ポストの他に山田風太郎の日記2冊取り寄せてもらうことにしたけど、
7ヶ月も溜め置いてもらって、買ったのがそれだけかよ。自慢するようなことかね?
あきれたね・・・。
521 :
無名草子さん:03/06/11 21:13
>519
別に謝ってもらうような事じゃないから、かえって恐縮、っていうか気味悪いw
それより、せっかく「波」に話題振ったのに、誰も「東京少年」について書かないのか。
この小説は、小林のオブセッションであり、「冬の神話」を始め何度も書きかけた「疎開時代」の集大成となる予感。
うまくいけば「夢の砦」と並ぶ長編小説の代表作のなるのではと期待させる書き出しだ。
一人称の語り手の「ぼく」は明らかに少年時代の作者に視点を置いている。ご老体が「少年の目」を保つのは大変だろうけど。
もう前衛的な実験はいいから、少年が体験した「あの時代」をオーソドックスな文章で緻密に描写してもらいたい。
「一少年のみた<聖戦>」で触れていた「小さな強制収容所」を小説でしか味わえない言葉の力で追体験させてほしい。
小林ファンなら必読。息を呑んで次の号を待て。
いまなら只で読めるぞ、っていうとまたうるさいから、「常識的に」手に入れろw
522 :
無名草子さん:03/06/11 21:17
520は低脳の煽りだろ
ただ、哀れなやつという以外何も感じないね。
「おかしな男 渥美清」新潮文庫版は
7月25日発売予定。
本体価格667円。
>>521 漏れも521の感じ方に同意だな
いつごろからだったか忘れたけど、「瘋癲老人日記」のことに繰り返し触れるようになってから、
谷崎を意識したような発言が増えて、フェティシズムの小説とか書いてたけど、
ご本人の資質じゃないんじゃないかな
それより疎開の話の方が、小林さんにとって小説を書く切実な原動力になってるように思う
「夢の砦」を書いてた頃のような体力はないから、あんな長さや濃密さにはならないだろうけど期待
525 :
無名草子さん:03/06/12 09:32
>521
へーっ、今度のは面白そうだね。おれも読んでみる。
526 :
無名草子さん:03/06/12 10:49
しかし、「冬の神話」とどう違うのだろう?
まあ、「冬の神話」は若書きだから、ということもあるのかもしれないが。
とにかく、小林さんの小説の新作を読みたいので、期待してます。
まとめて読みたいので、単行本化まで待つけど。
>>521 >もう前衛的な実験はいいから、少年が体験した「あの時代」を
>オーソドックスな文章で緻密に描写してもらいたい。
うーん、「前衛的な実験」というのがどういったものを指してるかわからんが、
それではあまり面白くなりそうもないような(そこそこの佳作、は望めるだろが)。
「夢の砦」は面白いと思うが、その成功は「あの時代の魔力」に負う所が大きいと思う。
大失敗する可能性もあるけど、何かの「仕掛」を期待したいにゃ〜。
今週の「人生は五十一から」は
「うまい字、下手な字」。
江戸川乱歩が出てきたりする。
529 :
無名草子さん:03/06/13 20:06
パソコンはよくないってオチか…
530 :
無名草子さん:03/06/15 00:10
>>521 526 「波」の東京少年、読み返してみたけど、これ「小説」じゃなくて
「随筆」だと思いますが。(「和菓子屋の息子」と同じ系譜)
一人称で書かれてるけど、あくまでいまの小林氏が回想する戦時中であって、
当時のデータ的なこともふれられている。(5Pの下段、8Pの上段を参照)
つまり小学生の視点から書かれたものではない。ゆえに521は誤読。
まぁ「和菓子屋」も「一少年」も小説、というのならそれでもいいけど。
内容的には面白そう。小林氏にとって「どうしても語っておきたいこと」なのだろうね。
531 :
無名草子さん:03/06/15 10:56
>530
「東京少年」が小説であることは、書き出しを読んだだけでも判ると思うが。
1 印象的な会話による導入。
2「去年の暮れ」「今年の春」等にみられるテンスの処理。
3 「どこが面白いのだろう、とぼくは思う」のようなリアルタイムの感情表現。
4 そして何よりも、随所にみられる巧みな情景描写・人物描写。
視点をタイトルどおり「東京少年」に置きながら、時おり、後から回想した説明を補足するというのは
近代小説ではごく普通に見られる手法で、不自然とは思わない。
530は「描写」と「説明」の区別がつかないらしい。
下のレスで、小説の醍醐味を感じさせる「描写」を引用しておこう。
532 :
無名草子さん:03/06/15 11:00
かすかに笑いながら、彼女はベージュのスカートをまくって、白いズロースをさげた。たて長の臍を見せて、「さわってみる?」と言った。
臍の下に、淡い栗色の線が縫い目のようにあった。不思議なものを目撃したようで、ぼくは呆然としていた。
533 :
無名草子さん:03/06/15 12:29
つうか随筆を書こうと思っていたが、ボケが始まったかなにかで、脳内妄想が
混じってしまい、図らずも小説になってしまったのでは。
>下のレスで、小説の醍醐味を感じさせる「描写」を引用しておこう。
さすが目利きの532さん、これぞ「小説の醍醐味」って箇所ですね(藁
びっくりしました。
534 :
無名草子さん:03/06/15 13:35
>533
厨房の喜びそうな箇所を狙って引用しておいた。
興味を持ってくれてよかったよ。
535 :
無名草子さん:03/06/15 14:42
原文を読んでいないからあれこれ言うのはいけないと思うけど、
532が上げた個所がエッセイに出てきても奇異じゃない。
小説的な文体だけど、エッセイではないとは、これだけじゃ
言えないな。
まぁ531のような必死の主張があってもかまわないけど。
531が書いた4つのポイントでいくと「和菓子屋」も「一少年」も
「植木等」も「藤山寛美」も小説だよな。しかも私小説か。
「東京少年」に関して言えば、一貫して2003年の視点から書いてるじゃん。
いくつか引用しようか。
『柳橋という花街が、当時、どういう状態だったか、ぼくは記憶していない』
『だが、子供から見れば、昨年までは、世の中は暗くはなかった。ただ、「つまらなく
なった」とはいえたと思う』
『食糧不足は深刻になっていたはずだが、幸い、ぼくは飢えを知らなかった』
『そんな時代に、小学生がひとりで映画を観ていたというと、まさか、という
人がいるのだが、間違いなく、そうだった』 などなど。
531はこれからも小説説を主張して下さいね!
537 :
無名草子さん:03/06/15 14:51
>536
質問
一貫して2003年の視点ならどうして「昨年」なの?
↑そうですね。「一貫して」ではなかったですね。
けど、あくまで2003年の視点から、回想した少年時代だと思います。
何度も繰り返すが「和菓子屋」「一少年」と同じく。
純粋に小説といえたのは(戦中ものでは)「僕たちの好きな戦争」。
539 :
無名草子さん:03/06/15 15:23
別に「必死」と言うわけでもないがw「これからも小説説を主張して下さいね」というご要望に答えてもう一言。
最初のページから地の文で「その言葉が、不意に、僕達に近づいたのは、去年の暮れだったと思う」と叙述しているよ。
きみが何度繰り返そうが、「一少年」とはまったくスタイルが違う。
「去年」「今年」「数年前」「昨年」すべて昭和19年現在の視点による叙述。
540 :
無名草子さん:03/06/15 16:27
>539
参考になるかどうかわかりませんが、
今年の3月頃、週刊文春連載のエッセイで、
「集団疎開」から「個人疎開」に移行するあたりのことを
もう一度小説に書く予定だという文章を読んだ記憶があります。
期待して待っていたので、「東京少年」がその小説なんだとすぐ思いました。
>>539 その読み方だと現在の視点からの記述があることを無視してるわけでしょ。
何回も出てくる現在からの記述についてはどう思う?
おいおい、どう考えても小説だよ。
小林は随筆なんて書かないよ。
今まで何読んでたの?
そんなことより、
>>532を読んで、
相変わらず谷崎や荷風なんぞをひきずってるのかと...。
543 :
無名草子さん:03/06/15 17:42
原文を読まなきゃ。
オレは読んでいないのでパス。
ごく短い「引用例」だけで判断するのは極めて滑稽だから。
>541
だから531でも書いたように、物語を叙述する基本的な視点は過去に置きながらも、
時おり、現在の視点から補足するようなスタイルの小説は珍しくないだろ。
きみはろくに小説を読んだことのない高校生か?
たとえば今手元にあるジイドの「狭き門」を例に取れば、書き出しの
「他の人たちなら、このことで一冊の書物を書くことができたかもしれない」
に続く数行は語り手の「現在の視点」
それに続く「ぼくが父をなくしたときはまだ十二歳にもなっていなかった」
ここから過去の視点で物語が叙述され、時おり現在の語り手の視点が介入する。
この「狭き門」だって小説だろ。どうして現在の視点がはいると「随筆」になるわけ?
545 :
無名草子さん:03/06/15 20:08
1 眠ったような街
「ねえ、どっちにするの?」
黒い遮光紙に包まれた電球の下で、問いつめるように母が言う。
「あさって、学校に返事しなければならないのよ。急すぎる話だから、答えにくいだろうけど」
七月半ばの夜である。みぞおちのあたりを汗が流れるのが、ぼくにはわかった。
いかにも突然の話だった。
<ソカイ>というものは、ぼくからかなり遠い所にあるはずだった。
だいいち、東京を離れる者は、<危険から逃げる>という意味で、卑怯者とか、国賊、と言われていたはずである。
その言葉が、不意に、ぼくたちに近づいたのは、去年の暮れだったと思う。文部省が、学童の<エンコソカイ>を促進する、と言い出したのだ。
546 :
無名草子さん:03/06/15 20:14
面倒くさいが、「東京少年」の書き出しを写してやったよ。
読めば視点がどこにあるかわかるだろう。
はっきり言って、これが小説ではないと執拗に粘着する530の知的レベルを疑うね。
リアル高校生か?
547 :
無名草子さん:03/06/15 20:33
530=536に直接聞きたいが、これが「一貫して2003年の視点の文章」かい?
おれが現在の視点を無視していないことについては二度にわたって説明した。
今度はこっちの質問にも答えてくれ。
この書き出しの文章の視点はどこにあるの?
530=536です。「過去の視点」と「現在の視点」が入り交じる小説は、ジイドの例を出されないでも承知。
あなたが521の記述で「少年の目」「少年時代の作者」に視点が置かれていると書いて、
「現在の視点」を無視しているので、そうじゃないだろ「現在」の視点も入ってるだろと530で反論してるわけ。
(あなた、少なくとも521の書き込みの時点ではそう書いてるでしょ?)
書き出し部分は、あなたに引用されないでも少年の視点。しかし、疎開の記憶を緊密に書くには
現代視点が強い=ゆえに随筆の範疇というのが私の解釈。ただ、これを言い合ってもしかたないやね。
だから、あなたが「小説」と言い張るのはいっこう構わない。530でも536でもスタンスの違いは
認めてるでしょ。
「一貫して」というのは間違いだと思ったので538で訂正してます。
では逆に質問ですが、「植木等」「藤山寛美」「横山やすし」「和菓子屋」「一少年」
どの作品があなたにとって「小説」ですか? あるいは「ノンフィクション」ですか?
書き出しにこだわるのなら上記作品のいくつかもじゅうぶん小説的。
549 :
無名草子さん:03/06/15 22:36
ハァ?
言ってることが支離滅裂だねw
530で「現在」の視点も入ってるだろと反論したと言うのは全くのデタラメ。
レスが残っているのだから、調べればすぐわかること。
きみはまず、「東京少年」は小説ではなく随筆だと断定し、その根拠を以下の文で説明しようとしたのだろう?
>あくまでいまの小林氏が回想する戦時中であって
こう断定しているのはきみのほう。「あくまで」の意味はわかって使ってるよね?
これは間違い。
>つまり小学生の視点から書かれたものではない。ゆえに521は誤読。
最初から少年の視点もあるとわかっていたならこうは書かないはず。
また、536で>一貫して2003年の視点から書いてるじゃん
とも書かないはず。
>書き出し部分は、あなたに引用されないでも少年の視点
それが最初からわかっていたなら、530や536のような書き方はしないはずだから矛盾するね。
すぐボロが出るような嘘はつかないほうがいいだろう。指摘されて気づいたと素直に認めればいいじゃない。
それから最後の質問はまったくナンセンス。「東京少年」が小説だと書いたことに対して、きみのほうがいちゃもんをつけてきたのだから、
そのことについて説得力のある意見を述べれば言いだけの話。
おれは「植木等」のような評伝と「東京少年」を同一視していないから、議論が脇道にそれるだけだろう。
だいたいきみは「あくまで」とか「一貫して」とか意味もなく断定的な物言いをするが、たちまち矛盾を露呈して、苦しい屁理屈で誤魔化さなくてはならないようだね。
それこそ、馬鹿が「必死で」自己正当化を図ってるみたいでみっともないよ。
もう一度、自分のレスを続けて読み返してみたまえ。
言うことがコロコロかわっているからww
550 :
無名草子さん:03/06/15 23:19
きみは論理的思考が苦手なようだからやさしく説明してやろう。
>少年時代の作者に視点を置いている
おれはこう書いたが別に間違っていないよ。描写のキモとなる箇所は少年の視点。
「現在の視点からの回想もあるよ」といわれれば、「ああそうだね」と答えるだけの話。
仮に「あくまでも一貫して少年時代だけに視点を置いている」とおれが書いたとしたら、それは誤り。
>あくまでも一貫して2003年の小林氏が回想している。
こう書いたきみは完全に誤読している。
>つまり小学生の視点から書かれたものではない。ゆえに521は誤読
このきみの発言についても、一言あってしかるべきだと思うが。
事実に反しているのだから、「つまり」や「ゆえに」は全く意味をなさない。
しかし、ここからが肝心なのだが、今まで述べたことは「東京少年」が小説ではないと断定する根拠とはなり得ない。
いいかえれば、きみは「東京少年」が小説ではないと断定するだけの論拠を何ひとつ挙げていないわけだ。
ちょっと来なかったら、わけのわからない展開に…
それにして、小説とエッセイの区別がつかないやつが来てたのか(w
552 :
無名草子さん:03/06/15 23:39
どうでもいいが、「東京少年」などと言われると笹野みちるを思い出してしまって鬱
553 :
無名草子さん:03/06/15 23:48
>しかし、疎開の記憶を緊密に書くには
現代視点が強い=ゆえに随筆の範疇というのが私の解釈。
これはまた驚くべき発言だw
「東京少年」はまだ疎開するまで物語が進捗していないぜ。
「現代視点」もなにも、まだ読んでもいない文章について脳内補完でもしたのかい。
それとも、きみはもう先のほうまで読んだのかい。
それならその疎開の記憶とやらをおれにも読ませてくれよ。
でも結局線引きできないよな・・・小説と随筆。
評論も日記もフィクションといっている作家もいるし。
読み手それぞれとしかいいようがない。
この作者の場合、エッセイとか小説とか分類するのは無意味。
すべて作者の脳内妄想お筆先、というのが正しい。
だね。
557 :
無名草子さん:03/06/16 07:13
538 :530 :03/06/15 14:58
↑そうですね。「一貫して」ではなかったですね。
けど、あくまで2003年の視点から、回想した少年時代だと思います。
「あくまで」
その性質や状態がすべての部分にいきわたっていることを示す表現。
同義語「どこまでも」「一貫して」「かぎりなく」ww
「けど」で二つの文をつなぐのがおかしいとは思わないのだろうか。
もしかして知障?
知障好きなの?
559 :
無名草子さん:03/06/16 07:51
>>555 もめ事の流れに乗った、クソバカがまた酷い事をいってるね。
お前、死ねや。
560 :
無名草子さん:03/06/16 10:53
いつのまにかレスがずいぶん伸びてるのでビクーリ。
あわてて前の方から読み返してみたけど、521と530とでは
知的レベルに大人と子供くらいの差があるね。
っつーか、530はイタ杉。
自己弁護のアホレス繰り返すうちに墓穴掘ってることに気づかないかねえ)w
言ってること矛盾だらけだな。
いやー、けっこう笑えますた。
ところで、おいらはその「東京少年」まだ読んでないけど
猛烈に読んでみたくなったよ。まだ手に入るのかな?
暇な人、全文うP〜してちょ。
>暇な人、全文うP〜してちょ。
おいおい、それは明かに「正当な引用」の範疇を越えてるだろ。
・・・てなこと言うと、これも、あとから「釣りだよ、ば〜か」とか言い出すのかな。
562 :
無名草子さん:03/06/16 11:44
>561
あっ、そういうのいかんかったの?
連載の一部でも?
無知ですんまそん。
563 :
無名草子さん:03/06/16 11:45
>>561 いや、このひと、なにも、判ってないようだから放置でいいんじゃないの?
564 :
無名草子さん:03/06/16 12:19
「東京少年」は小説にきまってるじゃん。
読めばわかるだろ。
つーか、小林の書く評伝はすべて小説だろ。
「植木」や「横山」は評伝のカタチを借りた自分史風だったけど、
「渥美清」で<小林信彦しか書けない私小説>として完成させたと思うよ。
566 :
無名草子さん:03/06/16 16:03
>>565 「渥美清」を小説と言い切るには、勇気がいるな。
「植木/横山」と同じ自分史色の濃い評伝……いや、もっと自分と不可分の
ものを描いてるよね。
と言う事は……やっぱり、小説になるの?
そもそもおれは、日本の私小説ってモノをほとんど読んだ事が無いので、
『私小説』独特のお約束を知らないからなあ。
あれほど『私小説』を嫌っていた小林さんなのに、自分が書く純文学は
みんな私小説なんだよなあ。
567 :
無名草子さん:03/06/16 16:22
>566
私小説嫌っていたとばかりもいえないよ。
上林暁全集愛読していたし。
でも、このスレでもめてたのは「東京少年」が小説かどうかってことでしょ。
それなら結論が出てるね。
小説以外の何ものでもない。
東京少年H
569 :
無名草子さん:03/06/16 20:36
私小説を嫌っていたのではなく
「私小説作家(の一部)」を嫌っていたのだと思われ
570 :
無名草子さん:03/06/16 21:38
「東京少年」読みそこなった。
読んだ香具師もっともっと感想きかせてくれー
571 :
無名草子さん:03/06/16 22:54
上林暁などの私小説は素晴らしいと評価していたが、
自分は私小説は書かないと言っていたはず。
それは大学で専攻したサッカレーなど、英国文学の影響と思われ。
572 :
無名草子さん:03/06/16 22:59
「冬の神話」は私小説だろ。
573 :
無名草子さん:03/06/17 00:08
>>572 だから、口では嫌いと言いながら、山ほど私小説を書いてる。
あはは。そうだよねー。
私小説っぽい小説の方が多いんじゃないか?
>あれほど『私小説』を嫌っていた
ほんとかよ
筒井と勘違いしてないか?
自分は異質、みたいなことはよく書いてるのを読んだけど、
「私小説が嫌い」なんて読んだ記憶はないぞ
あと、「私小説」と「(半)自伝小説」とは別だろに
などと言っても、随筆と小説の区別がつかないヤシには同じか(w
577 :
無名草子さん:03/06/17 01:25
>>575 小林信彦日記か、エッセイに書いてあるぞ。
どの本に載ってるか、すぐには思い出せないが。
筒井さんは私小説についてどう言ってるか知らないが、小林さんは
確かにそういうこと(「私小説は嫌いだし、書かない」)を書いている。
ごく一部の上林などの作品は質の高い小説として評価しているのも事実。
578 :
無名草子さん:03/06/17 01:34
筒井だって私小説嫌いを公言していながら、車谷長吉などの質の高い私小説はきちんと評価している。
自分でも私小説的な作品は書いてきたしね。
579 :
無名草子さん:03/06/17 02:05
明治の自然主義以降、70年代ぐらいまでに文壇の主流をなしていた「私小説」と、
現在の意味でいう私小説とでは、指している内容の質が違うんじゃないか?
筒井や小林は、かつての「権威」だった頃の私小説に対して異を唱えていたのでは。
580 :
無名草子さん:03/06/17 02:52
>>579 それは言える。
今の私小説が以前のものとどう違っているのかは判らないが。
よかったらご教示願えないだろうか?
581 :
無名草子さん:03/06/17 07:20
おれは579じゃないが、基本的なことを一言。
いわゆる「私小説」はじつは一人称で書かれていないことが多い。例えば「蒲団」
しかし、仲間内では名前を変えても誰のことだと了解した上で読む。
ストーリーで欠けているところは、噂話で補完し、ここには「嘘」があると批判しあう。
この井戸端会議の舞台が文壇。
山本周五郎の名言を借りれば、
「私小説」は仲間内だけで評価し合うアマチュアの小説
「大衆小説」は不特定の一般読者に読ませるプロの小説。
582 :
無名草子さん:03/06/17 09:33
そうだね。
「私」とか「ぼく」のように一人称で語ってるのがすべて「私小説」だと思ってるやつ、けっこう多いよ。
583 :
無名草子さん:03/06/17 10:27
小林信彦は太宰の愛読者だが、「HUMAN LOST」「東京百景」などは明らかに私小説ではないのかな。
特に後者などは、ほとんど自伝的エッセイと区別できない域にまで達していると言ってよい。
584 :
無名草子さん:03/06/17 12:13
「私小説」が洗練されると「自伝的エッセイ」と区別できない域まで達する!?
意味わかんねえなー
586 :
無名草子さん:03/06/17 16:07
>>584 >>583のどこに「洗練されると」なんて書いてあるんだ。
意味わかんねえなー( ´,_ゝ`)プッ
587 :
無名草子さん:03/06/17 17:26
>583=586
583の文章を分析すると、
前の文 「HUMAN LOST」「東京百景」は私小説。
後の文 特に後者は〜の域にまで達する。
(換言すれば)前者は〜の域に達しない。
前者の私小説は、自伝的エッセイの域に達しない。
後者の私小説は、自伝的エッセイの域に達する。
↑
こういうロジックが変だと思わないのかww
きみに意味がわからないのは単に頭が悪いからにすぎない。
ひょっとして「〜の域に達する」の意味が判らないまま使っているのかい?
真性の低脳クンが薄ら笑いを浮かべても、ひたすらキモいだけだよ(w
589 :
無名草子さん:03/06/17 22:30
>>587 オマエ精薄か? 無駄に長く、頭が悪い文章の典型だね。クドクド言い訳している割には依然として意味不明。
肝心の「洗練されると」の説明はどこに行ったんだろう。
>>583のどこに「洗練」なんていう言葉が出てくるのか、言い訳できるものならしてみ給え( ´,_ゝ`)プッ
590 :
無名草子さん:03/06/17 22:32
ちなみに低学歴者は低能をしばしば「低脳」と誤変換する。
国語力がない人間の特徴のひとつ( ´,_ゝ`)プッ
591 :
無名草子さん:03/06/17 22:43
>589
真性の阿呆と話すのはホント疲れるし、空しいな(w
>特に後者などは、ほとんど自伝的エッセイと区別できない域にまで達していると言ってよい
↑
この馬鹿丸出しの文章書いたのお前だろ。恥ずかしくねーか。
どこが恥ずかしいかわからないほどの糞馬鹿だから、恥の上塗りの糞レス返すんだろうけどな(ww
じゃ、てめーでこの文パラフレーズしてみろや。
つまり、文意を説明的に言い換えてみろって意味だよ、ヴォケが!!!
592 :
無名草子さん:03/06/17 22:47
パラフレーズっつーか、
>>591は脳細胞がパラライズしているようだな。あ、低学歴者にはパラライズの意味が解らないかw
「洗練されると」の説明はどこに行ったんだ?
「洗練されると」の説明はどこに行ったんだ?
「洗練されると」の説明はどこに行ったんだ?
「洗練されると」の説明はどこに行ったんだ?
「洗練されると」の説明はどこに行ったんだ?
「洗練されると」の説明はどこに行ったんだ?
「洗練されると」の説明はどこに行ったんだ?
「洗練されると」の説明はどこに行ったんだ?
「〜の域に達する」の用例
「大家の域に達する」「名人の域に達する」「神技の域に達する」等
私小説が自伝的エッセイと区別できない域に達する。
↑
馬鹿丸出しの文章ww これでほめたことになるかよ。
594 :
無名草子さん:03/06/17 22:53
∧∧_∧∧ ヤレヤレ〜モットヤレ〜
(((・∀∀・∩∩)))
(((つつ 丿丿 < >591も>592も
((( ヽヽノノ どっちもがんがれ〜!
しし(((_))) ウヒウヒ〜
595 :
無名草子さん:03/06/17 23:01
ちなみに「HUMAN LOST」に対して「東京百景」を「自伝的エッセイ」と表現するのは、これらの作品を読んだことがある人間にとっては別段不思議でも何でもない。
つまり後者の方が形式や内容面において、より「小説的でない」のね。いわゆる「私小説」よりもさらに事実がナマに近い形で記述されている。
そのあたりの知識がないから「意味わかんねえなー」という発言が出てくるわけで、予備知識がなければ「意味わかんねえ」のは当たり前。
これ以上ハジを晒したくなければ、
>>591は太宰の作品を読んでから出直してきた方がよろしかろうw
正真正銘の糞馬鹿だな(ww
585が面白いレスつけてるよ。
「高度に発達したAはBと見分けがつかない」ってな。
「〜の域に達して、ほとんど区別がつかない」っていうのは、
このように「高度に発達した」とか「洗練された」って意味だろww
まず、おまえが馬鹿丸出しの糞レス書いたんだから、俺の解釈が違うというなら、
自分はこういう意味で書いたんだと説明してみろや。
597 :
無名草子さん:03/06/17 23:09
またまた阿呆の臭いをかぎつけて、同類の阿呆があらわれたな(w
581は前の文で両方とも「明らかに私小説」と言い切ってるんだぜ。
その後者が「特に」「自伝的エッセイの域に達している」とはどういう論理だw
そもそも自伝的エッセイとは私小説と対比して価値判断するものではない。
自伝的エッセイに稚拙なものから名品のも自明の理。
わざわざ横から出てきて恥をさらすこともなかろうに(w
599 :
無名草子さん:03/06/17 23:20
>自伝的エッセイに稚拙なものから名品のも自明の理
魯鈍ぶりを指摘されて興奮しているのは分るが、せめて日本語で発言しようなw
600 :
無名草子さん:03/06/17 23:23
600ゲット!
こんなとこで偉そうに仕切っている奴がいるのが面白いね。
オヨヨシリーズより面白いのは確実だね。
すいません。実は俺、日本語を習いたての韓国人なんです。
>597
ハァ、真性馬鹿の思考回路はどうなってるんだww
私小説が自伝的エッセイの域に達している。
↑
こんなアホ丸出しの文章何度も書き写すのもうんざりだが、
じゃあ、最初から私小説ではなく、自伝的エッセイとして書くだろう(w
私小説と自伝的エッセイにどんな連続性があるんだ、ヴォケ!
603 :
無名草子さん:03/06/17 23:29
韓国人にしては日本語が上手いじゃん。2chに書き込むレベルではないがw
604 :
無名草子さん:03/06/17 23:31
こういう言い争いが噂に聞く「文壇」の実体ですか?
606 :
無名草子さん:03/06/17 23:33
>私小説が自伝的エッセイの域に達している。
> ↑
>こんなアホ丸出しの文章何度も書き写すのもうんざりだが
韓国の人はコピー&ペースト機能を知らないのでつか?
くだらねー煽りだな
小林信彦は太宰の愛読者だが、「HUMAN LOST」「東京百景」などは明らかに私小説ではないのかな。
特に後者などは、ほとんど自伝的エッセイと区別できない域にまで達していると言ってよい。
↑
こういう馬鹿丸出しの糞レス書いて本当に恥ずかしくねーのかよ(w
馬鹿相手にしても空しいだけだから、自分でもういっぺんこの文読み返して考えてみな。
相手する価値もないからもうやめる。
ただし、この糞レスについて説明するというなら、いつでも相手してやるぜ(ww
608 :
無名草子さん:03/06/17 23:38
>私小説と自伝的エッセイにどんな連続性が
どこの馬鹿か知らんが、ロクに安吾も読んだことがないんだろうね。
「風と光と二十の私と」に始まる一連の作品を読んでいれば、こういう恥ずかしい科白は出て来ないだろう。あくまで「連続性はない」と言い張るんだったら両者に明快な定義を与えてみろ。タコ。
609 :
無名草子さん:03/06/17 23:39
610 :
無名草子さん:03/06/17 23:40
>自分でもういっぺんこの文読み返して考えてみな
反論になってないんだよ。敗北宣言と解釈する。
611 :
無名草子さん:03/06/17 23:41
けっきょく584は
>>597みたいに言い返されると一言も反論できねえのなw
死ねよ韓国人。
結局、530の糞レスについてまともに説明できないから
論点すり替えてさわぎたてるだけじゃねーか
みっともないぜ(w
低「脳」な上に、根性腐ったヘタレだなWWWW
613 :
無名草子さん:03/06/17 23:46
まともに説明できてねーのはオマエだろ。本当に往生際の悪い奴だな( ´,_ゝ`)プッ
「私小説」「自伝的エッセイ」をどう定義するんだ?
「私小説」「自伝的エッセイ」をどう定義するんだ?
「私小説」「自伝的エッセイ」をどう定義するんだ?
「私小説」「自伝的エッセイ」をどう定義するんだ?
「私小説」「自伝的エッセイ」をどう定義するんだ?
「私小説」「自伝的エッセイ」をどう定義するんだ?
「私小説」「自伝的エッセイ」をどう定義するんだ?
「私小説」「自伝的エッセイ」をどう定義するんだ?
悔しかったら少しは実のあることを言ってみろ。
614 :
無名草子さん:03/06/17 23:47
あと
>>597についても反論を忘れずにな(ゲラゲラ
616 :
無名草子さん:03/06/17 23:54
>自伝的エッセイに稚拙なものから名品のも自明の理
>自伝的エッセイに稚拙なものから名品のも自明の理
>自伝的エッセイに稚拙なものから名品のも自明の理
>自伝的エッセイに稚拙なものから名品のも自明の理
そうか「名品のも自明の理」なのか(憫笑
>608
ちっ、知らないうちにこんな糞レスつけやがって。
「私小説が自伝的エッセイの域に達する」という連続性があるのかって意味だろーが。
文脈も判らず、とんちんかんないちゃもんつけるなよ、ヴォケ!
618 :
無名草子さん:03/06/18 00:07
で、オマエは
「私小説」「自伝的エッセイ」をどう定義するんだ?
「私小説」「自伝的エッセイ」をどう定義するんだ?
「私小説」「自伝的エッセイ」をどう定義するんだ?
「私小説」「自伝的エッセイ」をどう定義するんだ?
「私小説」「自伝的エッセイ」をどう定義するんだ?
「私小説」「自伝的エッセイ」をどう定義するんだ?
「私小説」「自伝的エッセイ」をどう定義するんだ?
「私小説」「自伝的エッセイ」をどう定義するんだ?
逃げるなよ。
619 :
無名草子さん:03/06/18 00:19
さて、俺はそろそろ寝るが明日またオマエをぶっ叩いてやる。
それまでに俺の質問に全部きっちり答えておけよ。答えられなければ即オマエの敗北宣言とみなしてやる。
ではさらばだ。
ありゃありゃ、この馬鹿まだ恥の上塗りする気かよ。
>613
小林信彦は太宰の愛読者だが、「HUMAN LOST」「東京百景」などは明らかに私小説ではないのかな。
特に後者などは、ほとんど自伝的エッセイと区別できない域にまで達していると言ってよい。
↑
おめーが書いたんだから、てめーでしろや
自分で定義もできないような言葉使ってんのか(ww
>616
馬鹿がばれそうになると、そういうくだらない揚げ足取りで
ごまかそうとする。ほんとヘタレだな
>614
さっき書いてもまだわからねーのかよ(w
もう一度書いてやるから待ってろよWWW
>619
なんだと!!!!
寝ている糞馬鹿のために、何で俺が貴重な時間使わなきゃならねーんだ
あほくさ。やーめた。
お前みたいな暇人ねーから、毎日2ちゃんなんて来る訳ねーだろ、ヴォケ!!
俺のいないところで勝手にアホ晒してろ。
それにしても、
小林信彦は太宰の愛読者だが、「HUMAN LOST」「東京百景」などは明らかに私小説ではないのかな。
特に後者などは、ほとんど自伝的エッセイと区別できない域にまで達していると言ってよい。
↑
ぷんぷん臭ってくるようなアホ丸出しの糞レスだな(w
622 :
無名草子さん:03/06/18 00:43
これって意地の張り合いだろ。
当人以外、全然面白くない。
どっちが勝っても何の意味もない(こうなってはナンセンスな状態に
なってる)んだから、もうヤメロ。
こんな事でエキサイトして、どうするんだ?
暇人ねーから→暇人じゃねーから
単なるタイプミス。
また、本性むき出しのくだらねー揚げ足取りすんなよ
俺は痛くも痒くもないが、韓国の人に失礼だと思わないのか。
ほんと胸が悪くなるぜ
624 :
無名草子さん:03/06/18 00:45
584。
お前、ちょっとは頭冷やせ。
自分だけカッカして、周りが見えてないな。
みんなシラケてるぜ。
もう止めな。
581は前の文で両方とも「明らかに私小説」と言い切ってるんだぜ。
その後者が「特に」「自伝的エッセイの域に達している」とはどういう論理だw
そもそも自伝的エッセイとは私小説と対比して価値判断するものではない。
自伝的エッセイに稚拙なものから名品までいろいろあるのも自明の理。
↑
おれの言いたいことは、ここに書いてあるとおり。
つまらぬ揚げ足取りされるのも馬鹿馬鹿しいから、タイプミスを直しておく。
626 :
無名草子さん:03/06/18 00:56
君の言い分は判った。
しかし、こんな書き込み方じゃ、内容とは別に反感を持たれるだけ。
そういうのは損じゃないか。
だから、ちょっと冷静になって、書き込みのを止めてみ。
とにかく、ギャラリーを意識したほうがいいよ。
627 :
無名草子さん:03/06/18 01:15
とっくに反感もってます。
流れを追いかけるのも面倒。
だから小林ファンは粘着でキモイっていわれちゃんだよ。いいかげんにしなよ。
>>605 文芸同人誌の合評会って、こんな雰囲気なんでしょうね。
629 :
無名草子さん:03/06/18 08:16
630 :
無名草子さん:03/06/18 09:28
おいおい、また小説とエッセイの区別がつかないやつが来て荒らしたのか
>595
「東京百景」は小説に決まってるじゃん
理由。太宰がみずからの意思で「短編小説集・走れメロス」の一編として収録したから。
エッセイの類は、生前これまた自分で「随筆集」と銘打って「もの思う葦」にまとめている。
ハイッ! これで議論終了
オレは馬鹿と議論するほど馬鹿じゃないから、もう一切とりあわないよww
以上
631 :
無名草子さん:03/06/18 09:54
630さんは筒井康隆「ダンヌンツィオに夢中」を、何だと思いますか?
小説ですか?エッセイですか?評論ですか?評伝ですか?
632 :
無名草子さん:03/06/18 10:54
ここ小林スレでしょ?
なんで太宰や筒井でこんなに伸びてるの
小林信彦に例をとると
「一少年の観た<聖戦>」は「伝記的エッセイ」
「東京少年」は「(私)小説」
小説がエッセイの域に達することはありえない。
そもそもカテゴリーも文体も違うのだから
比較すること自体ナンセンス。
あっ、漏れ平和主義者だから議論は無しよ。
別も解釈があっても、ぜんぜんかまいません。
それよりか、いいかげん小林さんの話にもどしてよ。
コラムの話題でもいいから、お願いします。
633 :
無名草子さん:03/06/18 11:41
このスレがここまで急激に伸びたのは初めてだ。
別にエッセイだろうが小説だろうが、読んで面白いならどっちでもいい。
東京少年が長目の新作になれば、それでいい。
私にとっての問題は、掲載誌が「波」なので連載中に内容を追いかけるのが難しいことだ。
本になるのは3年くらい先になるのか?もっと早いのか?
小林信彦の体力がどこまでもつのかという問題もある。
そして東京少年は、小林信彦の最後の大作になってしまうのだろうか?
634 :
無名草子さん:03/06/18 12:17
新潮文庫版の「おかしな男」
どのくらい増補されてるか楽しみだな。
>>632 すいませ〜ん(ニコッ
難しい話しはわからないんですけどぉ〜
小説とエッセイのぉ、「文体」の違いについてぇ
教えていただけませんか〜(ニコニコッ
>>635 もうやめろって。
そういう初心者ぶってかき回すの、もういいよ。
自分で勉強しろよ。
637 :
無名草子さん:03/06/18 15:52
>635
うぜえんだよ
>>631 全くの横レスと筒井関連ご容赦ください
いや私もそれについては考えたことがあって
「ダヌンツィオ・・・」は伝記的事実を豊富に引用しながらも
三島の心情については完全に想像のみで終わってます
評伝というよりは見事な小説だと思ってました
以上
639 :
無名草子さん:03/06/18 17:30
>>631 >>630はそもそも不勉強で「ダンヌンツィオに夢中」なんて読んだことないのよ。
ハナクソみたいな狭い知見の枠内で得意げに物事を断定するのが馬鹿の馬鹿たる所以。何事も深く考えようとしないw
640 :
無名草子さん:03/06/18 17:38
>>632 >そもそもカテゴリーも文体も違うのだから
>比較すること自体ナンセンス。
創作の現場に無知な人間の意見だね。「カテゴリー」なんてものは
批評家や文学史家が便宜的にでっち上げるもので、実作者は文章を書く上で
「カテゴリー」などというものを意識しているとは限らない。
まして私小説と自伝的エッセイの「文体が違う」という意見に至っては
それこそナンセンスそのものだ。太宰が随筆集に収録した「悶々日記」と
小説集に収録した「HUMAN LOST」との間にどれほどの文体的な差があるのか?
641 :
無名草子さん:03/06/18 18:10
うぜーんだよ、カスども
ここは小林スレなんだよ
とっとと出てけ!!
642 :
無名草子さん:03/06/18 18:18
実作者キター(・∀・)
お名前と代表作教えてください。ファンになります。
643 :
無名草子さん:03/06/18 18:35
私小説と自伝エッセイ?
どーだっていいじゃん
どっちでもいいじゃん
たしかに「私小説がエッセイの域に達してる」なんて文章は痴呆臭発散してるけど。
もうこの話題打ち切って、文春コラムの話でもしません?
もう読んだ都会の人、内容教えてちょ。
ははは確かに
しかしこれまでの展開も小林氏のファン、
または関心がある人たちのものらしかったのかも
昔は松本いよが好きだったんだよな
最近ではキドマンさんか
美人・アイドル好きなのね
645 :
無名草子さん:03/06/18 19:19
自伝的エッセイに稚拙なものから名品のも自明の理だ!
自伝的エッセイに稚拙なものから名品のも自明の理だ!
自伝的エッセイに稚拙なものから名品のも自明の理だ!
自伝的エッセイに稚拙なものから名品のも自明の理だ!
自伝的エッセイに稚拙なものから名品のも自明の理だ!
自伝的エッセイに稚拙なものから名品のも自明の理だ!
自伝的エッセイに稚拙なものから名品のも自明の理だ!
自伝的エッセイに稚拙なものから名品のも自明の理だ!
646 :
無名草子さん:03/06/18 19:30
もうええやんけ
647 :
無名草子さん:03/06/18 20:09
>645
うぜーんだよ、カス
やっぱり馬鹿はお前のほうだったのか
とっととうせろ!
二度と来るな!
以後また蒸し返すやつは645レベルの糞馬鹿ケテーイ
小林信彦について語ることないならカキコすんな
648 :
無名草子さん:03/06/18 20:23
>644
松本伊代、小泉今日子、森高千里、宮沢りえ……
たしかに同世代の作家でこれほどミーハーしてるのいないよね。
むっつりドすけべって顔してるし。
でも、自分の娘より下のアイドルにハァハァしてたら、ちょとキモいかも。
これも谷崎・荷風ねらい?
>>648 はっはっは
いやおれはそんなに小林氏のアイドル好きに対して悪意はないよ
ただそれをなんか理論武装しようとするやらしさはあるかもね
谷崎・荷風ねらいってこともないでしょう
でももしそんな事書いたらかなり悪意持つな
650 :
無名草子さん:03/06/18 21:12
でも、小林って「老人の性」をテーマにした私小説書きそうな気がする。
なんとなくだけど。
すいません、
>>645は俺でした。
首吊って逝きます。
652 :
無名草子さん:03/06/18 21:22
世が世なら瘋癲老人日記と呼ばれそうだが・・・
と自分で自作をよいしょ
653 :
無名草子さん:03/06/18 21:26
↑
583バレバレですよ
こんなことして恥ずかしくないんですか
自分がミジメになるだけですよ
654 :
無名草子さん:03/06/18 21:29
>652
そういえば「小説世界のロビンソン」で瘋癲老人日記の分析をしていたね
そうそう「ロビンソン」
わすれてた
なんか谷崎についてまとまって書いてたなぁと思ってました
ありがとう!
656 :
無名草子さん:03/06/18 21:39
>651
うぜーんだっていってんだろ、カス
おまえヒッキーヲタだな
なんで昨日あんなにスレが伸びてたかよーく判った
こんなバレバレの自演やったら
ますます自分の印象が悪くなることがわからないのか
ほんとうにいい加減にしろ
下品なカキコやめて、とっとと出てけ!
657 :
無名草子さん:03/06/18 21:45
>>656 もうスルー汁!
基地にかまうな
以後は「放置」ってことで、みんな、いいね?
658 :
無名草子さん:03/06/18 22:01
ついでに言えば、「鍵」については『小説探検』で書いてるよ。「老人日記」と比較分析してる。
それから、
「<世界一の長寿国>(自慢できることでもない気がするが)にあっては、<老人のセックス>は大問題であるはずである。」
だってさ。
どうやら、書く気まんまんだね。
>>658 ははは こう抜き出して書くと可笑しいな
書く気まんまん ははは
この思わせぶりと屈託はやはり独自のものですね
いやそれも含めて好きなんすよ
自伝的エッセイに稚拙なものから名品のも自明の理だ!
自伝的エッセイに稚拙なものから名品のも自明の理だ!
自伝的エッセイに稚拙なものから名品のも自明の理だ!
自伝的エッセイに稚拙なものから名品のも自明の理だ!
自伝的エッセイに稚拙なものから名品のも自明の理だ!
自伝的エッセイに稚拙なものから名品のも自明の理だ!
自伝的エッセイに稚拙なものから名品のも自明の理だ!
自伝的エッセイに稚拙なものから名品のも自明の理だ!
自伝的エッセイに稚拙なものから名品のも自明の理だ!
自伝的エッセイに稚拙なものから名品のも自明の理だ!
自伝的エッセイに稚拙なものから名品のも自明の理だ!
自伝的エッセイに稚拙なものから名品のも自明の理だ!
自伝的エッセイに稚拙なものから名品のも自明の理だ!
自伝的エッセイに稚拙なものから名品のも自明の理だ!
自伝的エッセイに稚拙なものから名品のも自明の理だ!
自伝的エッセイに稚拙なものから名品のも自明の理だ!
662 :
無名草子さん:03/06/18 22:33
低学歴韓国人がヒステリーを起こしているようだな( ´,_ゝ`)プッ
>>650 俺「イーストサイド・ワルツ」が
「老人の性」をテーマにした小説だと思って読んでたYO
主人公、60歳くらいだったと思うけど、
読んでる間は、もっと老人のような感じがしたなあ。
濃密なセクースの話もいいけど、
別に小林信彦が書かなくても、と思う。
664 :
無名草子さん:03/06/18 22:55
>661=662=実は583
まだやってるのー?
ヒステリー起こしてるの自分じゃない
気持悪いから、とっとと出てってよ!
665 :
無名草子さん:03/06/18 22:58
「イーストサイドワルツ」ってAVの原作にならなかった?
WOWOWで観たような気がする。
WOWOWってAVもやるのか
667 :
無名草子さん:03/06/18 23:10
おやおや、久しぶりに来てみたら荒れてるねぇ。過去レスを追ってみると
・私小説と自伝的エッセイをどう定義するのか
・私小説と自伝的エッセイの文体はどう違うのか
等等せっかく面白い問題提起もなされているのに、584は理性的な発言を返すことが出来ず
・俺のいないところで勝手にアホ晒してろ
・うぜえんだよ
・ほんとヘタレだな
・ぷんぷん臭ってくるようなアホ丸出しの糞レスだな
などのヒステリックな罵言でしか対抗できないようで残念だ。タイプミスの多さも錯乱した精神を物語る。
あの程度の煽りでムキになるとは、ふだん論争というものを一切経験したことがないんだろうねw
668 :
無名草子さん:03/06/18 23:11
まちがえた
成人向け映画ってこと
深夜にやってた
669 :
無名草子さん:03/06/18 23:15
667=583
もうバレバレだってこと本人は気づいてないのだろうか
真性基地?
670 :
無名草子さん:03/06/18 23:18
「暇人ねーから、毎日2ちゃんなんて来る訳ねーだろ」と大見得を切った割には今晩も大活躍しておられるようだ。よほど口惜しかったんだろうねw
671 :
無名草子さん:03/06/18 23:20
「この私小説は自伝的エッセイの域に達している」と書いた香具師は
両者をどう定義しているのであろうか
672 :
無名草子さん:03/06/18 23:25
つーか、どう見ても583は確信犯的な荒らしなのだが。荒らし相手に真っ赤になって頑張っている584はほとんど脳障害者(ワラ
673 :
とりあえず終われ:03/06/19 02:09
週刊文春の最新号読んできた。
人生は五十一から、ホワイトアスパラガス絡みの話があったが、
文中、小説の締め切りがあるのでうんぬん、との部分があった。
ほかに連載を抱えてるんじゃなければ、東京少年のことだろう。
とりあえず作者は小説だと認識している、ということでいいですか?
よろしく
675 :
無名草子さん:03/06/19 20:01
しかし、食い物ネタは下手だね。
今週の「人生は五十一から」は
…あれっ?もう書いてあるか…
ま、いいや、タイトルは
「ホワイトアスパラの季節」。
旬の食べ物がどうとか、という出だしで…
>>673 真ん中へんに
「小説の連載があるので胃の働きがいつもより鈍い」
とか書いてなかったっけ?
677 :
無名草子さん:03/06/19 21:23
いかにもコバらしい自慢話だね。
「小説の締切りがあるので、胃の働きがいつもより、やや鈍っている」
まさにこの一文を書くために不得手な食い物ネタを選んだようなものだ。
でも作家だもの、不機嫌そうなポーズをとりながらも、こういうことを言うのは本当に嬉しいんだろうな。
久しぶりの連載小説に、かなり力を入れていると期待してよさそうだ。
678 :
無名草子さん:03/06/19 22:09
>>677 釣りはヤメレ。
しかし「シックスセンス」のネタバレは単行本でもそのままか。
終わってんなあ>コバ
こんなもの分からんような奴はどうでもいい、とか自分が勝手に決めてネタばらしして
んのかな? 思い上がるにもほどがある。他人がそんなことしたら怒りまくるくせに。
という気がする。
679 :
無名草子さん:03/06/19 22:23
>678
おれは677が釣りだとは思わない。
むしろ熱心な小林ファンで新作期待してるんじゃねーの?
>679に俺も同意。
ちなみに>677にも禿同。
681 :
無名草子さん:03/06/20 00:47
もう小説論争は終わっちゃったの?
面白かったのに。
>681
あんなの面白かった? それなら、
>531はこれからも小説説を主張して下さいね!
↑
こういうこと書いた530に呼びかけてみてよ。
とうぜん、おれは531でもあるわけだが(w
684 :
無名草子さん:03/06/20 09:11
イナカモノどうしの醜い争いが傍で見ていて面白かったという意味なのに、
何を勘違いしているのやら……
685 :
無名草子さん:03/06/20 09:46
↑
またイナカモノがもう一人ww
686 :
無名草子さん:03/06/20 10:00
↑
おまえもな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
おまえもな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
おまえもな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ほら、もう……。
普段は普通の書き込みをしてるのに、何かの契機で狂っちゃった感じで、
痛々しいんだよな。
もうやめようよ。
688 :
無名草子さん:03/06/20 10:04
↑
ぷっ
689 :
無名草子さん:03/06/20 10:09
厨房同士の罵り合いは傍から見ていても内容がなくてつまらん。
687の言うこと聞いて、もうお互いにやめれ
690 :
無名草子さん:03/06/20 11:02
「東京少年」は小説か否かって話題、おれには面白かったヨ。
あわてて「波」を読み返して、自分でも考えてみたし。
それよか、「イナカモノ」ってなじり合いのほうが、ループしまくりの糞ネタじゃん。
もううんざり。
この板ってほんと意地の悪いやつが多いね。
684も賞味期限切れの煽りレスつけないで、何か話題ふればいいのに。
普段は閑古鳥のくせして。
てゆーか、罵り合いも、芸があれば面白いんだけど、
能がない馬鹿な書き込みが続くと、ホント情けなくなる。
685とか686とか688とか。
こいつら本当に馬鹿かと。
692 :
無名草子さん:03/06/20 13:00
小説論争は530が馬鹿すぎて面白くなかった
それより誰か「東京少年」の感想書いてよ
おれは「波」もらいそこなった
来月号からは何としても集めるつもり
693 :
無名草子さん:03/06/21 23:35
あーら、やだ、過疎っちゃったわ。
口の利き方が悪くて、すぐ他人を馬鹿と貶すくせに、
自分が馬鹿とかイナカモノって言われると異常に興奮して
誤変換まじりの「てにをは」がおかしい書き込みする人が
たったいひとりいるだけでこんなになっちゃうなんて、
やあねえ。
694 :
無名草子さん:03/06/21 23:58
695 :
無名草子さん:03/06/22 13:58
オサーンたちがいい歳こいて罵りあって、荒れているというスレはこちらですか?
696 :
無名草子さん :03/06/22 14:02
♪誰もいないスレ
ふたりの愛を確かめたくって〜
今月の「本の話」(文春)に
亀和田氏による小林信彦インタビュー、あり。
ま、特に目新しい話はない。
昔、小林氏が吉本隆明と一緒に
中島みゆきのコンサートへ行った、という話は、
想像すると、ちょっと楽しい。
今日のやるマンでも吉田がフォロー(w
本日掲載の「小林信彦のコラム 2」は
「グレゴリー・ペック死す」。
「日本のテレビはいっせいに『ローマの休日』のヒトという
扱いをした。これは気の毒な話で…」
「古き良きアメリカの民主主義伝道師であったスター(星)が消えた。」
701 :
無名草子さん:03/06/25 08:35
>>700 > 「日本のテレビはいっせいに『ローマの休日』のヒトという
> 扱いをした。これは気の毒な話で…」
いかにもコバらしい。こういうの読むと別にいいやん、という気がする。
もう絶対難癖つけようと待ち構えているよね。
> 「古き良きアメリカの民主主義伝道師であったスター(星)が消えた。」
なんか「いいアメリカ人」と「わるいアメリカ人」がいるみたいですね。
最近は「わるいアメリカ人」ばっかりなんですかね(笑)。
702 :
人間の商品化、全体主義への一歩:03/06/25 09:03
●●●マスコミの 「盗聴/盗撮」 は許されるの?その2●●●
http://natto.2ch.net/mass/kako/988/988402795.html 864 名前: 文責:名無しさん 投稿日: 2001/05/25(金) 02:10
>>860 856じゃないけど、盗聴/盗撮は、トイレの音や、自分の過去、
今日その日思いついた事、買ったもの、自分の体までネタですよ、気持ち悪いですよ、
本当に大変だから、気軽にそう書かない方がいいですよ。(マジレス)
(笑)って冗談のように書く時あるけど、別に気楽な気持ちで書いているんじゃ
なくて、悲しい事を楽しく表現する事で、重い気持ちを無くしたいんです。じゃないと、体にくるから・・・
710 名前: 文責:名無しさん 投稿日: 2001/05/21(月) 19:44
>>709 だから、気が付かなきゃ良かったのに。
気が付いたから、メディア総出でお前らを精神病者か自殺に追い込もうとしてたんだ。
ゴミとか野良犬とか言ってやったろ。それでも生きてるお前らはよほど神経が図太いんだな。
演技もいい加減疲れたらしな?。仕方ないよ自分達が悪いんだから。
だとよ。
>>701 オマエは、本当に、どうしようもない馬鹿だな。知性ナシ。知識ナシ。
教養ナシの三重苦か。
グレゴリー・ペックが「ローマの休日」おじさんだけじゃないって事は、
映画ファンなら常識の事だ。特に「アラバマ物語」を知ってればな。
今更、テレビの連中の馬鹿さ加減と、それを見て反応するお前を
代表とするボケナスにどうのこうの言う気にもならんが、場所が
ここだから言っておく。
難癖じゃないんだよ。知ってるひとが一言言っただけだろ。
グレゴリー・ペックは、映画の中で、幻ではあるけれど、「理想の
アメリカ民主主義の体現者」ではあった。だから、実像は別にして、
スクリーンの中のペックは「いいアメリカ人」なんだよ。
ろくに映画も観ずして何を言うか、このあきめくら。
だからageるなと言うのに・・・あんのじょう。
>>703 >オマエは、本当に、どうしようもない馬鹿だな。知性ナシ。知識ナシ。
>教養ナシの三重苦か。
ずいぶん無礼だな。お前は赤の他人と話をするときもそういう態度か?
お里が知れるな。
あのねえ、テレビが一般に紹介するのに「ローマの休日」を出してくるのは
当たり前でしょ。みんなが映画マニアなわけじゃないんだよ。
自分が詳しい分野の何かを扱っているのをみて、「浅い」と感じるのはあた
りまえでしょ。単なる難癖でしょ→「ローマの休日」のヒト
>このあきめくら。
やれやれ。
気の毒な奴だな。「小林擁護」の奴でもお前は最低の部類だな。
>>705 あなたは701なの?
あの701は弁護されるほどの事を書いたのかな?
>>705 2チャンの書き込みに無礼も何もないと思うけどな。
行きなり初対面の相手を馬鹿呼ばわりしたら大変な事に
なるけど、ここは2チャンだもんね。
で、だ。グレゴリー・ペック死去報道について小林さんが
文句をつけたのは、難癖ではなく、正当なものだ。
局によってはきちんと「アラバマ」とか「ナバロン」も
「大いなる西部」も紹介していたけどな。
しかし、馬鹿な局を擁護するお前さんもやっぱり馬鹿だな。
708 :
無名草子さん:03/06/25 21:30
ちょっとケチ付けられると大爆発する馬鹿がいるね。
気持ちわりいスレだよな。
自分の無礼をしてきされると2ちゃんだから、だってさ(笑)。
>>708 こんな程度で「大爆発」?
キミはナイーブな馬鹿なんだね。
じゃあ引っ込んでればいいじゃないか。
「してき」くらい漢字で書けよ。
710 :
無名草子さん:03/06/25 22:29
日本人とアメリカ人のグレゴリー・ペックを捉える位相が違うのは当り前だろ(w
そもそも703はいくつなんだ? 人種差別問題や陪審員制度や公民権運動に特別な思い入れのある爺さんか?
たんに映画の知識をひけらかしたいだけの厨房なら、その程度の情報はニュースで報道しなくても入手できたわけだろ。
いったいなにをムキになってるの?
だいたい、おまえの物言いは「理想的な民主主義」ともペック演ずる品位ある弁護士とも全く無縁。
「アラバマ物語」から何ひとつ学ばなかったおまえは、いったい何を擁護しているつもりなんだい?
>>710 おまえは節穴の脳みそ腐った野郎だな。
「アラバマ」で学ばなきゃならんのか?
「アラバマ」を出したからって、人権問題厨って事になるのか?
おまけにジジイだとよ。
またくお前はおめでたいね。
馬鹿じゃないの?あ、本当の馬鹿か。
今夜は誤変換なしか。少しは気にしてるんだな。
>キミはナイーブな馬鹿なんだね。
Pleonameです。
>>713 幼稚なのとバカは同義じゃないから重複してはいないね。
715 :
無名草子さん:03/06/25 23:19
あれっ?
今夜の荒らしはネカマまでやった粘着糞馬鹿の583かと思ってたんだけど、ちがうの!?
>>713 幼稚なのとバカは同義じゃないから重複してはいないね。
しかし誰かと人違いしてないか?
「今夜は」と言われる筋合いはないぞ。
717 :
無名草子さん:03/06/26 00:06
自分に対する反対意見が全部自作自演に見えるようになるのはかなり重症だな。
というか小林擁護派ってほんと馬鹿?
718 :
無名草子さん:03/06/26 00:33
ああ「アラバマ物語」の人かあ、というものよりも
「ローマの休日」でぴんと来る層の方が圧倒的に多いのは
普通に考えればわかる。なにも通ぶることはない。
こんなこと言い出せば何でもありだ
深作欣二の訃報で「『豚と狼と人間』の深作欣二さんが〜」などと
言ったりはせんでだろう。
新ネタふります。
さっき週刊文春の最新号読んできた。今週の「51」は伊集院光のラジオで
聞いた和製カバーソング特集が面白かったという噺。
「日曜日の秘密基地」お気に入りのようです。カバーソング特集聞けなかった
ので残念。(去年のコミックソング特集は聞いたのだけど。「パパはメキシコ人」
最高だった)
2ちゃんを勘違いしているオサーンが、ひとり脊髄反射で暴れているというスレはこちらですか?
>>717 もうやめとけ。
お前のばかさがよりバレて見ていて忍びない。
グレゴリー・ペックについては、小林さんは点が辛い。
「我々は何故映画館にいるか」(晶文社)所載の「ナバロンの要塞」
分析批評は、緻密で映画評論のお手本のような素晴らしいものだと思うが、
その中で、主人公のペックが大根だから、英国式ユーモアの残酷な
部分だけが残ってしまっている(これについては共演のデヴィッド・ニヴン
もそうだと指摘しているが)と批判している。この役をカーク・ダグラスが
やればもっとよかった、と書いている。
そんな小林さんでも、オードリーの相手役程度の紹介のされ方を見て、
腹を立てたんだろう。
その気持ちは凄くよく判るのであって、テレビ局側にたって
小林さん批判をする人たちの論拠なり気持ちが全く理解出来ないのだ。
誰か、きちんと説明出来ないのか?感情的になって「擁護のバカ」みたいな
下らない事を書かずに。
クールファイブの「イエスタデイ・ワンスモア」聞きたい!
まあ本人が以前、ペックの事書いた時に
同じ指摘受けたので、やってみているような気もする。
昔、記事の間違いを手紙で指摘したら
お礼の文中に、難癖つけたかっただけですからってのが
あってほほえましかったのをふと思い浮かべました。
>>724 なんか、元気そうで安心です。
爺さんのイジワルも、その爺さんが元気じゃなきゃ出来ないし。
まあ、そういう難癖にはリアクションはつきものでしょうけど。
でも……小林さんから返事を貰えたなんて、チョー羨ましいです。
726 :
無名草子さん:03/06/26 14:55
ホテルカリフォルニアをカバーしている「タンポポ」はモー娘。とは無関係だから要注意!
727 :
無名草子さん:03/06/26 15:12
なんだ。本人も過去に似たようなことで認めていたことがあったんだ>難癖付けたかった。
難癖付ける、という言葉に過剰反応して頭が変になっちゃう擁護馬鹿がいるけど、
難癖付ける、ってのもある種愛の表現だわな。
擁護派って批判に対して馬鹿だのあきめくらだとレベルの低い罵倒を繰り返すばかりで
ちっとも面白くないんだよね。
やれやれ。
728 :
無名草子さん:03/06/26 15:49
>722
いまこのスレを読み返してみたけど、今週の文春コラムについてヒステリックな小林批判をしているレスなど一つもないと思う。
せいぜい701がちょっとからかった程度。
いったい何をムキになっているのか、そっちのほうが理解できない。
カルシウムが足りないのか、自分の生活に鬱屈があるんじゃないの。
>>728 流れってモノがあるでしょう。
まあ途中から、小林さんの書いたものを離れて
テレビの報道の仕方に話の中心が移った感じがあるが。
しかし722の書き込みって、そんなにムキになってるように
読めましたか?
けっこう感じやすいんですね。
僕はもう慣れてしまってそういうつもりはなかったんですがね。
謝ろうかと思ったけど、過敏なひとに謝るのも何だから
止めます。
730 :
無名草子さん:03/06/26 20:00
2時間クイズがマニアックになっていったのは
前のまんまだとすぐネットで答えがわかっちゃうからだなんて
この人は一生知らないままなんだろうなあ
731 :
無名草子さん:03/06/26 20:51
本人は「2ちゃん」を「2チャン」と誤記しているのに、師匠ゆずりで、他人
の誤りにはやたらに厳しいオサーンがひとり暴れているというスレはこちらですか?
732 :
無名草子さん:03/06/27 01:19
>>728 > いったい何をムキになっているのか、そっちのほうが理解できない。
だね。
>>721 >お前のばかさがよりバレて見ていて忍びない。
こういうの見てると、自分の方がよっぽどみっともないと思うんだが・・・。
何とか優位に立ちたいんだけど、説得力ゼロで恥かしいだけなんだよな。
733 :
無名草子さん:03/06/27 01:21
>>731 そうそう。他人の誤変換は鬼の首でも取ったかのように批判するんだけど、
固有名詞にはルーズなようで・・・。
734 :
無名草子さん:03/06/27 13:17
>>729 いや、アンタは冷静だし案外マトモ。
煽った701もマトモ。上みればフツーにレス返してるし、おそらく擁護派以上にノビーマニアだとおもわれ。
で、脊髄反射してる
>>703、
>>707 この香具師は異常。
「お前さん」つう恐ろしくアナクロな言語感覚からして、
結構な年寄りなんだとおもうけど(いったい今は何世紀だ?)、その年寄りが「だもんね」とかいう、
いまどき誰も使わない語尾で甘えてきてるというか媚びているというか、それとも開きなおっているというか。
その神経は、ともども薄ら寒いと言わざるおえない。
735 :
無名草子さん:03/06/27 14:30
>734
いや、こいつの711のレスを読むと年寄りとも思えないな。
他の板ではこういうの「荒らし」って呼んで放置するけど。
それよりか本当に年配の方が724で面白いレスつけてくれてるぞ。
その手紙の話、もっとくわしく聞きたい気がする。
736 :
無名草子さん:03/06/27 14:30
話は変わるが、『大島渚 1960』の中で大島が、
「石堂に一本撮らせようと思い、富永一朗の『チンコロ姐ちゃん』を、小林信彦とか、
いろんな人の協力を得てやるということで企画を立てた」なんて書いてあった。
このことは小林氏の著作には出てなかったっけ?
>>736 出てきたように思いますよ。具体的に署書名を挙げられませんが。
当時の大島さんと小林さんは、かなり密接したつき合いが合ったようですね。
テレビ出演が多かった小林さんに、誰かマネージャーをつけようかと
言ってくれたり、とか。
あの当時、小林さんは、若手「多角経営」文化人のハシリだったわけで。(マルチタレントと言う表現はまだなかった)
キネ旬の連載でも触れてたような気がするな。
739 :
名無し大統領:03/06/27 17:06
>>736 1960年代日記の61年11月9日の所にその話がでています。
大島渚は、小林信彦の「喜劇映画の衰退」を読んで、監督をやらせてみようと
思ったらしい。「脇は我々がかためますから」とまで言ってくれたが、小林氏
は「監督はムリだが、シナリオづくりやギャグを考えるなら協力できる」と答
えた由。
↑小林さんが監督をもちかけられた話しと、石堂氏の監督企画は別の
話しだと思ったが・・・。
あ、あとファンなら知ってると思うけど、大島渚「白昼の通り魔」に小林氏出演してる。
(60年代日記にも記載有り)。「絞死刑」はスケジュールの関係で断ったらしい。
743 :
無名草子さん:03/06/27 22:21
大島渚にはめんどくさい部分は全部こっちでやるから、監督やってほしい、と頼まれた、
とどこかで書いていたような。
実現しなかったけど、書いちゃうというのは、ちょっと自慢かもね(笑)。
744 :
無名草子さん:03/06/27 22:21
>>678 え? ちゃんと「ネタをばらさないでと配給会社が言っているからこれ以上は言わないが」
と単行本にはありましたが。ブルース・ウィリスの演技が粗忽だったとつっこんだだけですが。
大丈夫ですか?
それに、こんなもの分からん奴はどうでもいい、と匂わせる書き込みもありませんでしたが。
これが新感覚? どこが? と映画に突っ込んでいただけでしたが。
少し私怨が入ってませんか? 貴方。
むしろ許せないと思ったのは「インサイダー」ですが。
いくら実話でも、まんま物語の流れを写してるだけで(゚Д゚)ゴルァとうなりましたが。
落語の粗忽長屋を視野に入れた氏一流の書き方だよね
747 :
無名草子さん:03/07/02 22:28
田舎者に皮肉は通じないぞ。
748 :
無名草子さん:03/07/03 01:58
>>745 >え? ちゃんと「ネタをばらさないでと配給会社が言っているからこれ以上は言わないが」
配給会社に言われたから、という理由が終わってるな。
自分じゃ気が付かなかったか。
ブルース・ウィリスなら演技を貶しとけば正解、という安易さもいやだな。
予定調和でつまんないもん。
蓮乳重彦の言う、女子大生ゲーム、みたいな感じ。お前ら田舎者にはわからんだろうけど(w
749 :
無名草子さん:03/07/03 14:47
↑
こいつ、嫌なやつだね
いまどきハスミか(w
まあDQN大のお前が引用しても頭よさげには見えないよ
虚しくならない?
「田舎者」に単純に反応するの、止めようよ。
こういうワンパターンはスルーしる。
>>748 「配給会社が言っているから」は
広告や、あるいは映画始まる前に「ラストは言わないで」つーのが
はいってることに対する、小林独特のイヤミだ。
なんと言っても小林の頭の中には
同じような広告の元祖の「サイコ」があるからな。
ま、読解力のない奴にはわからんだろうけど(ww
私は読解力など皆無なので難しいことはわかりませぬが...。
以前、小林さんがミステリのネタバレを何回かしたことが
あって(たまたまなんでしょうが短期間に重なってしまった)
都筑さんにたしなめられていたのをふと思い出しました。
↑ああ、こんな面白い話をもっと聞きたいなあ。
もう、つまらん煽りはスルーにケテーイ!
754 :
無名草子さん:03/07/03 20:27
>752
そのエピソード、もっと詳しく聞かせていただけませんか?
それから724のお手紙の話もどんなやりとりをされたのか、ずっと気になっています。
755 :
無名草子さん:03/07/04 00:57
みんな! 復刊ドットコムでの投票頼むぞ!
今週の「人生は五十一から」は
「それでも、今年、阪神を応援するわけ」。
終わりの方の関西の人の言葉
(自分たちがどのように思われているか…)が面白かった。
758 :
無名草子さん:03/07/04 07:34
「十連覇しかねまへんで」のオチで、
ポンと切ったところが、上手いというか、江戸前だなー。
もちろん、ちゃんと行数計算してあったのだろうな。
あんまり上手いから、あれがオチだと気づかない人も多くいるだろうけど。
>>758 江戸前を気取るなら「オチ」と言わずに「サゲ」と言え。この田舎者が。
いや、オチでもよろしいかと。
江戸では「落とし噺」と呼ばれていたことから
講談に無いものとして「オチ」という言葉が
発生したとものの本にはあります。
(小林さんのコラムにもあったと思います)
「オチ」と「サゲ」を区別する流儀もあるようです。
落ちなかった場合の「〜サゲ」等々。
年寄りの話なので鵜呑みせぬように。
今週の週刊文春、いいですね。ああいうユーモアは、やっぱり小林さん
ならでは。
かつて「野球音痴」の代表としてゲバゲバ90分に出て本番でリハとまるで
違う事を喋って巨泉を喜ばせた小林さんらしいです。
『支持者』というのがいい。『ファン』というと生ぬるいけど
『支持者』となると、覚悟が違います。
しかし……「あと18年も生きていないだろう」と言われるのは辛い。
ジョークとしても辛い。
>>752 >以前、小林さんがミステリのネタバレを何回かしたことが
>あって都筑さんにたしなめられていた
須磨組の組長は「反核署名」を集めようとして
県警に怒られた。
764 :
無名草子さん:03/07/04 23:01
オチでもサゲでも脱力…。
ニヤリとかしてんのか?田舎者は。
765 :
無名草子さん:03/07/05 06:07
つうか小林みたいにラストを簡単にばらす馬鹿が増えたせいで、映画の冒頭で
ブルース・ウィリスがお願いしたり、配給会社がお願いしたりしなきゃいけなく
なっちゃったんでしょ?
ふつー「シックスセンス」みたら一番ラストばらしちゃいけない映画であることは
明白なのに・・・。
「シックスセンス」の評判がいいのを天邪鬼なもんだから腐すのに使った手法が
よりによってネタバレとは。あのエッセイ、ネタバレする意味もないじゃない?
生まれは都会なのかもしれないが、根性の捻じ曲がり方が田舎者なんだよな。
766 :
無名草子さん:03/07/05 06:59
また荒れてきてるにゃあ。しかも話題がループしてるだけだし。
それにしてもジジイ氏、素晴らしいっス。ファソであるにも関わらず、
擁護厨にありがちな独善に陥らない冷静さったら。ノビーがまた何か言ってるよ、
ぐらいに、好きなものにも眉にツバつけてかかるその平衡感覚。理想っス。
んで、おもわずピコex.総長の名まえを出しちゃった香具師、アキラがまえ
に言ってたけど、「田舎者のひとつの定義は『蓮實重彦に幻惑される人間』だ」
ってさ。
だいたいピコex.総長って『ちはやふる』にも『戦争』にも言及してて、
割りと好意的なもんだったじゃん。ノビー、「リュミエール」にも連載してたし。
767 :
無名草子さん:03/07/05 11:49
マルクス兄弟について、蓮が「映画ではない」みてーなことをいったとき、
小林さんは、意外に冷静にうけとめて、「そういう見方もありうるなあ」
的な文を書いてたよ。
そのころの蓮のいきおい、影響力がやはり強かった、と今では思える。
しばらくして、小林さんも「特権的うんぬん、とか抜かす映画批評」に
苦々しい思いを吐くようになったけどね。
768 :
無名草子さん:03/07/05 12:23
>>766 >アキラがまえ
>に言ってたけど、「田舎者のひとつの定義は『蓮實重彦に幻惑される人間』だ」
>ってさ。
まあそんな風に断定されるとなにやらカッコいいし、それを引用することで
自分も頭良くなっちゃった気がして、気が利いたこと言っている気になるのも
そうとう恥かしい気はするけど。それに748って別にハスミンがノビをどう評価
しているなんてまるで関係が無い部分で名前をだしているだけと言う気がする
けど。もう一度読んでみたら?
ハスミンの名前を聞いて興奮しちゃうのが田舎ものくさいよね。
ところでアキラに幻惑される人間はどういう種類の人間なんだろうね?
769 :
無名草子さん:03/07/05 12:34
アキラって誰?
まさか、小林旭?
771 :
無名草子さん:03/07/05 15:17
ハスミン
ノビ
アキラ
↑
田舎者と言う陳腐な罵言は使いたくないが、こういう物言いにはたまらない気恥ずかしさを感じる。
とにかくニューアカ華やかなりし頃の学生である俺の周囲で、こんなニックネームを使う人間は皆無だった。
これは世代的なものなのだろうか。
768はいったい何歳なの?
>>771 俺は十代だがそんな名前の省略は使ってない。
それにその三つは2chでよく使われてる呼称だから、768の世代を断定するのは不可能かと。
>>768 さあ……どうだろうね。「ギターを持った(ry」や「仁義なき戦い」で旭を見て
自分は「渋いなー」と思う程度で。
748は文の端々から「自分は本読んでません」臭がぷんぷんするからスルーしても可。
同じ臭いのする765も是非是非スルーしてくれ。
>>じじい氏
氷川朧に「紳士同盟」のネタバレされて切れてたのに、あのおっさんはまったく……ですな。
773 :
無名草子さん:03/07/05 22:04
エンタテインメント批評ができる文人批評家が小林一人きりになってしまったのは不幸なことだな。
読者はアンチにせよ、ヲタにせよ、知識のひけらかしばかりで、どうもギスギスしていけない。
小林が一つの「権威」になってしまうと、当人にとってもやりにくいのではないだろうか。
それにつけても惜しまれるのは、色川武大の早世だ。
付け合せに色川の昭和芸人史が平行して読める状況なら、小林を相対化できるのにな。
少なくとも色川は、同じ東京者でも「田舎者」という表現は断じて使わなかったし、
売れない芸人にも暖かい視線を向けていたように思う。
774 :
無名草子さん:03/07/06 07:54
小林は自らを権威づけたいようにも思えるが
アキラハ浅田彰ダロ
ウソー 浅田ハ 「浅田」 ジャネーノカヨ
コバヤシサンノ 話題 ダカラ 小林 ダトオモターヨ
バカヤロー オレノ ナカヤロー
777 :
無名草子さん:03/07/06 17:12
アキラなら黒澤明でしょ
>>777 それが普通だろうね。
ところで777ゲットおめでとう。
779 :
無名草子さん:03/07/06 18:11
>>778 黒沢は「田舎者のひとつの定義は『蓮實重彦に幻惑される人間』だ」
なんて事は絶対言わない。
>>767 ま、両方ありゃあいいんだけどね。
漏れも、「カイエ派」逝きなさいとしかおもってないけど。
>>768 748の下一段に遊びで反応してみただけ。
んだから、漏れの下二段は蛇足、つうか、レス待つの面倒だったんでおもわず書いてしまった失策の罠。
768の下一段の返しは、あまりにも予想の範疇っしょ。
こうして無限ループがつづくのであった。
>>770 そうです。アキラが「ポスモダ旋風児 総括するのは俺だ」で言ってた台詞です。
>>771 「ハスミン」は漏れじゃないよ、768やよ。
まあ、対象へのスタンスの問題っしょ。
しかし、ひとつ覚えで「田舎者」が最大の煽りになるスレ、つうのもどうかとおもうのだが。すこしは他スレや他板ものぞいてみた方がいいかとおもわれ。
>>772 トボけっぷりが素敵です。交通整理も見事(釣方がとくに)。
自分の痴呆ぶりをさらけ出した772に乾杯(プ
784 :
無名草子さん:03/07/07 05:53
第一生命に同姓同名のヤリチン男知ってる。
785 :
無名草子さん:03/07/07 06:18
>>771 「ニューアカ」などという言葉を平気で使っている段階でお前も充分恥ずかしい( ´,_ゝ`)プッ
786 :
無名草子さん:03/07/07 06:26
知ってるがなにか。
業界有名なヤリチンだろ。
関係ねぇ、消えろ糞が!
>>782=766
え!?
イナカモに過剰反応してたのあんたじゃなかったの?
>>787 え!?
イナカモに過剰反応してたのお前じゃなかったの?
どうにも、あらぬ方向にスレが行くな
唐獅子シリーズの犬がだんだん悲惨な状態になっていくところ面白いなぁ
「悪魔の下回り」の最初の方に出てくる呪文
“ホメイニ師のご命日”ってのは時代を感じさせるけど
そこがまた面白いなぁ
やっぱり釣られたのはひとりだよ。
君か?
小林氏自身の中では「笑いに関すること」が
かなり大きな位置を占めていると思うのですが、
なのに何故、「下回り」や「唐獅子」や「奥の細道」みたいな小説を
書かないんでしょうか?
みなさんのご意見おきかせください。
需要はあると思うのですが...。
793 :
無名草子さん:03/07/07 21:34
>>785 眠たくなるほどの阿呆だな(w
「ニューアカ」などという内容空疎なキャッチフレーズがマスコミをにぎわしたのは明確に1983年と時代規定できる。
もはや死語となった流行語を、「平気で」ではなく、「意図的・批評的・揶揄的に」使ってるんだよ。
プッっていうのは、空っぽの頭蓋骨から空気の漏れる音かい?
リテラシー能力皆無のお前には、どうせ何を言っても分からないだろうけどな。
794 :
無名草子さん :03/07/07 22:27
>>793 ∩
| |
∧_∧ | | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( ´Д`)// < センセーイ!せっかくのお言葉ですが、平気で使ってるようにしか見えませーん。
/ / \____________________________
/ /| /
__| | .| | __
\  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \
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.|| ||
>>792 小林さんが老境にさしかかって、違う方面(自分の生い立ちとか)
に興味が行っているからだろう。
それに、笑いの小説を書くのには体力がいる。
筒井さんも老人になってネタは浮かんでも小説にしないで
パブリックドメイン宣言をした本にしちゃってるし。
小林さんの笑いの小説は読みたいけれど、仕方ないとは思う。
796 :
無名草子さん:03/07/08 02:26
D生命の小林って。
あいつか・・・
いいやつだぞ
797 :
無名草子さん:03/07/08 17:29
ここの住人って、志ん朝は聴いてたのかな?おれは小林氏ほどじゃないが十年くらいは生で聴けて幸せだったよ。
798 :
無名草子さん :03/07/08 18:52
799 :
無名草子さん:03/07/08 19:30
>794
おれは外野だが、やはりナンクリ、スキゾキッズ、ニューアカ等をリアルタイムで聞いた世代だ。
当時の馬鹿騒ぎを体感している世代にとっては、こんな死語は苦々しいアイロニーをこめてしか使わないに決まってる。
なにしろエロ雑誌にまでスギゾだのニューアカだのが見出しに蔓延していたんだからな。
ものすごいスピードで空っぽな言葉が使い捨てられていく時代には、アイロニーがアイロニーとして機能しなくなっているのかもしれないね。
小林信彦もそういう問題についてどこかで書いていたように思う。
800 :
無名草子さん:03/07/08 21:55
800げっと
おめでとう
802 :
無名草子さん :03/07/08 23:13
>>799 ∩
| |
∧_∧ | | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( ´Д`)// < センセーイ!わかりましたあ。でも771さんには年の違う人がみているのも考えてみてもらって、せめて鍵カッコをつけてもらえたらよかったとおもいまーす。
/ / \____________________________
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.|| ||
803 :
無料動画直リン:03/07/08 23:14
笑い、知り尽くした2つの、顔持つ男。
「小林信彦のコラム 3」(中日新聞7月8日)は
「笠原和夫のシナリオ秘伝十箇条」。
笠原氏の「映画はやくざなり」(新潮社)をとりあげてます。
ヤクザ映画の脚本を書いた人なのか、
モデルになった本職のヤクザなのかわからんな、この顔は。
>>805 実際、パーティで笠原さんの隣になった人は
「組の偉い人」だと思って緊張しまくりでへとへとに
なったらしい。小林さんのエッセイに出てくる。
「もっとホン屋らしいみてくれやったらよろしいのに」
皆様、復刊ドットコムの「コラムはシリーズ(笑う、歌う、踊る)」への投票をお願いします。( ´Д`)
808 :
無名草子さん:03/07/09 10:30
>807
ちくま文庫でしょ。古本屋で探せばいいじゃん。
「踊る」なんてブックオフ100円で何度も買ったよ。
手に入りにくいのは、やっぱり「東京のロビンソンクルーソー」「ドンキホーテ」だな。
以前、読んだはずだけど、すっかり忘れている。他の本に再録されてるのかな。
内容知ってる香具師、詳細きぼんぬ。
809 :
無名草子さん:03/07/09 10:51
>>799 空っぽなのはお前の言葉のほう。スギゾって何だバーカ( ´,_ゝ`)プッ
810 :
無名草子さん:03/07/09 11:03
>>793の書き癖と
>>799の書き癖って妙に似てるね。「おれは外野だが」などと別人を装ってはいるが、普通に考えれば同一人物であろう。
>>808 私の周りの本屋にはまったく見当たりませぬ。他の県まではしごしたのですが……。
812 :
無名草子さん:03/07/09 11:57
813 :
無名草子さん:03/07/09 22:40
カキコの時刻と書き癖を見ると一人のバーカ(wなヒッキーが必死になって糞レス書き込んでるのがよく判るな。
本当のことを指摘されたのがよほど悔しかったのだろうが、平日の真昼間からあまりにもみじめすぎやしないかい?
これだけ頭と性格が悪いと現実世界で生きるのがさぞかし辛いだろうと哀れにさえ思うよ。
おれは馬鹿とは一切議論しない主義だからもう二度と取り合うことはないけど、おまえは昼間っから2ちゃんなんぞに張り付くより
もっと現実の多様な人間に接した方がいいと忠告しておく。
お前のように知的レベルが低く視野が極端に狭いくせに、プライドだけは異常に高い人間は「犯罪」に走るケースが極めて多いからだ。
今ならまだ間に合うかもしれないから、少しずつ社会復帰を考えてみなよ。
814 :
無名草子さん:03/07/09 22:41
>>805 「笠原和夫のシナリオ秘伝十ヶ条」って
たけしの『あの夏、いちばん静かな海』を批判したときに書かなかったっけ?
たしか『映画芸術』に載ってたと思うんだが・・・
>>813 嫌がられてるのによく平気で出てくるね、どういう神経?
君の書き込みって天に唾してるの同じだね。
>>814 うん、確かにこんなふうに書いてあるね。
第二部の「秘伝 シナリオ骨法十箇条」は、
この本で初めてオープンになったもので、
シナリオを書こうとする人は必読の文章である。
北野武監督の「あの夏、いちばん静かな海。」が
シナリオなしで撮られたことに対する怒りの文章に
手を入れ、東映での体験にもとづくシナリオ作法のこつを
述べたもので、(以下略)
817 :
無名草子さん:03/07/10 00:55
>>797 小林本の関連で言えば、志ん朝と植木等、藤山直美、爆笑問題あたりはライブで見た(聞いた)よ。
残念ながら藤山寛美と横山やすしはライブでは間に合ってない。
小林本を読んでも、ただ活字だけを追ってるんじゃダメだよ。小林信彦自身が彼らの魅力は
「生で見なくてはわからない」って書いてるんだから。おれは小林本(特に芸能評論)に
はまってから、寄席や小屋に行って、億劫がらずに生の芸を楽しめるようになったよ。
活字と2ちゃんだけじゃダメだよ〜。まぁ地方住まいの場合、仕方ない部分もあるけどさ。
818 :
無名草子さん:03/07/10 02:16
小林氏って、そういえば小さんについての評価って読んだことないな。
どう思ってるんだろう?
小林氏、小さんは談志みたいにはっきり嫌ってもいないのかね
819 :
無名草子さん:03/07/10 02:20
小さんは夏目漱石がきっちり評価してるからね。
821 :
無名草子さん:03/07/10 02:28
釈由美子も生でみないとよさはわからないんだね。
釈だけに。
ナマシャク。
なるべく今度からは、そういうツッコミやすいボケをお願いします。
>>819 何代目の話や!
っていうツッコミでよかったんですか?
調子に乗って小林信彦の落語家評価を知ってる範囲で書きます
古今亭志ん朝・・・大好き。本を1冊書くくらい評価している。名古屋の独演会に5年通った。
古今亭志ん生・・・同じく好き。アメリカのホラばなしと比較して書いている。
金原亭馬生 ・・・評価していたみたい。「60年代日記」と「笑学百科」に記述あり。「すっこけ」が良かったそうな。
林家正蔵 ・・・「60年代日記」などに記述あり。けっこう好きだったみたい。虫明氏と本牧亭一門会に行ったそうな。
林家三平 ・・・あまり評価していない。「コラム」シリーズで過大評価と言及。
春風亭柳朝 ・・・好きだったみたい。吉川潮「江戸前の男」の解説文も書いた。江戸前の芸。
立川談志 ・・・嫌い。「「人生は51から」で”自称天才の落語家”と揶揄した。
橘家円蔵 ・・・あまり評価してない。「悪魔の下回り」でからかってた。
柳家小さん ・・・よーわからん。亡くなったとき「人生51」でふれてはいたけれど。
小林信彦の落語観は、本人も書いているがアンツルの影響が強い。
アンツル的落語鑑賞法が落語を駄目にしたと思っている者は多い。
談志しかり、志ん朝しかり。
ビリー・ワイルダー好きで、スタンダップコメディアンに憧れる
一面も持つ談志に対して、演技者として及ばない小林はビミョー
なコンプレックスを持っている。いってみれば小林が談志を嫌う
のは近親憎悪に近い。
828 :
無名草子さん:03/07/10 19:03
>>824 文楽を外しちゃいかんでしょ。
圓生は外してもいいけど。
確かに小林と談志って似てるな。
831 :
無名草子さん:03/07/10 20:17
小談林って誰?何やってる人?
今週の「人生は五十一から」は
「ホテルの本質=防音」。
小林氏が騒音などに神経質である、ということについては
@ちくま文庫版「パパは神様じゃない」の解説(小林由紀)
A集団疎開に関する文章のなかで、「人が近くにいると、
本を読んでも頭に入らない」(うろおぼえ)
…なんてのもある。
833 :
無名草子さん:03/07/11 06:23
志ん朝なきあと、「もうこの人しかいない」と知人たちと話していた、
というのが小三治。
ただ、熱心に語ってはいないわな。
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調子に乗って小林信彦落語家評価 パート2を書きます。
月亭八方 ・・・かなり好き。「笑学百科」で評価。大阪まで聞きに行った。小説「悲しい色やね」にも影響。
笑福亭松之助・・・好き。「笑学百科」参照。スタンダップ・コメディアン的落語家として評価。
柳家小三治 ・・・志ん朝亡きあと「人生51」で「あとはこの人しかいない」と評価。ただあまり書いてない。
桂枝雀 ・・・あまり評価していない。「コラム」シリーズでそのオーバーな演技に言及。
八代目・三笑亭可楽・・・小林さんが子供の頃にはまってた噺家。青島幸男もファンだった。
八代目・桂文治・・・小林さんが小学校で文治のレコードで覚えた「祇園会」をやったとどこかで書いてた。
文楽・円生・三木助・米朝、松鶴あたりには発言があまり無いような・・・誰か知ってたら教えて下さい。
837 :
無名草子さん:03/07/13 02:41
おととしくらいだったと思いますが、ある日の末広亭で、(昼の部だったと思います)
こん平さんのチャーザー村のネタで、クッククックと最初から最後まで笑っている声が斜め後ろ
からしました。あまりうるさいのでちょっと振り向いてみたら小林さんでした。
仲入りのとき、場内で平気で携帯をかけて、ご家族らしきかたを相手に
「こん平師匠おっもしれえよ〜〜〜!今度おまえもお出でよ!古川ロッパ
以来の興奮だ云々」と、なぜかしきりに一定のリズムで交互に足踏みを
させながら語っておられました。
>>837 ネタ?
にわかには信じがたいお話ですな。
小林さんが携帯を使うのか?
「おっもしれえよ〜〜」などと言葉は使わないと思うし、
こういうときに幾ら何でも古川ロッパを引き合いには出さないでしょう。
いや、そもそもこん平師匠を……(以下略)。
林家一門と波長が合ってるからね。
841 :
無名草子さん:03/07/13 19:22
>>837 やっぱり小林さんはこん平師匠を贔屓にしておられましたか。
私の場合は、去年の「笑点」公開録画の会場だったのですが、
こん平さんの「ちゃらーん」を嬉々としていっしょにやっている
ご家族連れの小林さんをみかけました。
>>841 ンなわけ、ねーだろ。
あんまりばかにするな。
843 :
無名草子さん:03/07/13 21:53
想像して大笑いした。age
844 :
無名草子さん:03/07/13 22:19
こん平さんと小林氏、喫茶店(ルノアール)で、『ハリーの災難』の
話で盛り上がっていたよ。
>>841 もう就職した娘とか?
孫娘と、か?
煽りも巧妙になってきたな。
846 :
無名草子さん:03/07/14 07:45
>>841 い い か ら 立 っ て な さ い 。 ね ?
847 :
無名草子さん:03/07/14 22:22
>844
はて?俺が見かけたのはこぶ平さんとだったがなあ。
こぶ平さんおすすめの最近のミステリを小林氏がメモってたよ。
三平師匠との一件が放送作家諸氏と袂を分かつ原因だからね。
849 :
無名草子さん:03/07/14 22:47
サル山騒動
850 :
無名草子さん:03/07/14 22:50
>>847 ハイスミスの古い作品あたりは、みなこん平師匠の教示によるものです。
851 :
無名草子さん:03/07/14 23:03
>>841 お前、ウソつくな!
漏れは地方局の開局記念の「笑点」会場でおっかけしてきてたノビーみたけど、「チャラーン」にはムスッとしてたよ。
それに菊ちゃんの「菊蔵ラーメン」自虐ネタに対して大笑いをして、「山田くーん、座ぶとん二枚あげてー」と言った円楽に、「温い! ふざっけんなよ」と激怒してたぞ奴は。さすが腐ってもノビーだとおもって泣けたよ漏れは。
奴は奴で、ちゃんと、大好きな「笑点」のことを考えてるんだぞ。
マジナメんなよ、バーカ。
852 :
無名草子さん:03/07/14 23:29
>>851の方がネタとしてはより陰湿だな。。。。
「温い!」うんぬんのセリフあたりにかろうじて「これはネタだよ」と
いうサインがあるが。。。
853 :
無名草子さん:03/07/15 00:05
どっちにしても、こんなこと書いて何が面白いの?
854 :
無名草子さん:03/07/15 00:10
おーい、山田くん、851さんの座布団全部持ってきなさい
855 :
無名草子さん:03/07/15 01:40
御大はこん平を「最後の落語家」と呼びたいのが本音だろうね。
でも最後の落語家というフレーズも使い過ぎちゃったし困っているんだろうね。
もう何人目だ?
856 :
無名草子さん:03/07/15 02:00
おまえら、小林さんで遊ぶな。
だいたい小林さんが「笑点」なんて見るわけないだろ。
落語は大嫌いなんだから。
小林さんくらい目利きになると、とんねるずだよ。
「おいおい聴いてくれよ。食わず嫌いってコーナーあるだろ。
ぼくちゃん、4週連続で的中だよ。ぐふふふふ」って喜んでたよ。
おれ、とんねるずってあんまり見ないんだけど、小林さんが
ほめてるから勉強してみよっと。
857 :
無名草子さん:03/07/15 02:10
こん平の評伝を壮絶な遺作とすべく現在鋭意取材中。装丁平野甲賀、イラスト
和田誠ですすめたいようですが、特に和田さんは難色をしめし、彼等の長年の
友情もちょっとやばいらすい。。。。
バカ増殖中。
こんなくだらないの、ジョークとはいえない。
もちろんユーモアでもないし、サタイアでも無いし、パロディでも
カリカチュアでも無い。
低級なラクガキでしかない。
859 :
無名草子さん:03/07/15 02:31
>>858 2ちゃんでそんなにサタイアだのカリカチュアだの構えて書くか!!
小林は神聖にして侵すべからず?
860 :
無名草子さん:03/07/15 03:43
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
862 :
無名草子さん:03/07/15 12:39
あがが
863 :
無名草子さん:03/07/15 12:47
小林信彦のファンなのに
みんな「笑点」みてるんだ.....。
864 :
無名草子さん:03/07/15 14:08
こんな小林信彦は嫌だ
1 名前ななしお笑さん 本日の投稿:03/07/5
笑点のテーマを鼻歌で歌っている小林信彦
笑点を見て笑いすぎて昇天してしまった小林信彦
865 :
無名草子さん:03/07/15 15:25
age
500番台がウソのような平和な展開だね。
しかし、好楽ってつまんねぇな。
小林といい勝負。
868 :
無名草子さん:03/07/15 23:42
まあ小林信彦なら「笑点」が最初からダメ、と偏見は持っていないだろうな。
昔デーモン小暮のオールナイトニッポンに注目してたぐらいだし。
869 :
無名草子さん:03/07/15 23:43
870 :
無名草子さん:03/07/16 02:22
>>868 おいおい、笑点の最初は談志だぞ?
小林が評価するとしたらマエタケ時代か?
伊東四朗派の小林は、三波伸介も評価しないだろうな。(ハナ肇の親分肌に閉口していたのと同じような対し方をしていた、と思われ)
通常より一日早い今週の「人生は五十一から」は
「なぜ洋画のリメイクが多いのか?」。
さすが小林氏、なにしろ1930年代から語っちゃうからね、
アメリカ映画を。
872 :
無名草子さん:03/07/17 18:52
おれ、小林信彦・安藤鶴夫の対談読んだが、あれなぜ再録されないんだろう・・?談志師匠の話題も出てくる。。
873 :
無名草子さん:03/07/17 20:48
リメイクとは違うけど、邦画の黄金時代にも同じ原作から何本も映画を作ってるでしょう
『宮本武蔵』とか『人生劇場』とか『忠臣蔵』とか(他にもたくさん)
あーいうのはネタ切れ、って言われなかったのかなぁ
忠臣蔵とか武蔵とか孫悟空とか八犬伝とか四谷怪談とかは、まあ古典だから
ネタ切れで焼き直しってのとは違うだろうね・・。
西洋でシェイクスピア劇が何回も映画化されるみたいなもんで。
1950年代のハリウッド映画だって結構リメイクあるじゃん
『上流社会』(フィラデルフィア物語)、『スター誕生』(同名)、
『めぐりあい』(邂逅)……
876 :
無名草子さん:03/07/18 20:23
酒も飲めない奴にエンターテイメントの真髄が判るわけない。
877 :
無名草子さん:03/07/18 21:31
>873
「あなた、談志は嫌い?」って冒頭でいきなりアンツルさんに聞かれるやつ?
「おたく、いい鞄持ってるね」っていきなり初対面のヤスケンにタメ口
きかれた小林氏?
ヤスケンは否定してたが。
そう、その対談。奥さんが談志ギライだといってるんだよね。当時から朝太、全生を買ってるみたいね。
880 :
無名草子さん:03/07/18 22:07
ところで今週の文春、「映画は終わった」の紋切型フレーズがでましたね。
終わってんなら何も語らなきゃ良いのに。
しかし「マトリックス リローデッド」と並べるのに「タワーリング・インフェルノ」ですか・・・。
ところで根拠はないのであるが、コバは映画最後のネオの二択、何と何を選択したのか
たぶん説明できないと思う(w
881 :
無名草子さん:03/07/18 22:25
ほんとほんと!
ま〜た「終わった」発言ね。
TV、落語、小説、東京という街、みな終わってるそうな。まったくのデタラメじゃない
としても、この人の文の欠陥は、読まされるほうが元気じゃなくなる、って
ことだ。
終わってる、といわれても、挨拶のしようがない。同意をすればいいのかもしれんが。
なんだか甘えん坊だなあ。この人の嫌いな談志そっくり。
882 :
無名草子さん:03/07/18 23:57
おまえもすでに終わってるとベタな突っ込みいれたくなるね。
883 :
無名草子さん:03/07/19 00:30
悲しいが、既に時代についていけない、という事なのでは?
あり得ないと思うけど、このスレ本人が読んだら怒るだろうなぁ
884 :
無名草子さん:03/07/19 06:51
>>881 するってえと、われわれはコバによれば全部終わった世界で、生きているわけ
ですな。
映画も、小説も、落語も、もう残り滓みたいなものばかりなんだ。
せいぜい黄金時代のビデオやテープを視聴して過ごしましょうか?
・・・なんてことになるわけないよな。
その世代には、その世代がリアルタイムでしか楽しめない映画や音楽がある。
たとえプロットやストーリーが「焼き直し」であっても、その微妙な差が大切な
場合がある。ビデオゲームやインターネットといった、メディアそのものが新し
いものも出てきているしね。
「終わった」なんてことを安易にいいたがるのは、傲慢なだけでしょ。自分の世代を
特権化したいだけの。東京下町を特権化したがるのも根は同じ。
もう昔の映画や小説のガイドブックとして便利に活用させてもらう程度の価値しかない
よ。
885 :
無名草子さん:03/07/19 09:59
886 :
無名草子さん:03/07/19 12:12
AVは終わった。黒沢愛では抜けない。松坂季実子はよかった。
と言っているようなものつーことだね。
まあ、小林のところに原稿を取りに行く文春の編集者は
「小林は終わった。いまどきパソコンも携帯もつかえないとは」
と思っているのであろう。
まぁ、調子の悪い時、横になって読む分にはいいよね
>小林タソのコラム本
888 :
無名草子さん:03/07/19 12:35
>>884 新しいメディアの部分と小林=傲慢を除いて全然同意しない、といってみる。
>映画も、小説も、落語も、もう残り滓みたいなものばかりなんだ。
そうかもしれない。
小説の時代は終わったとか20世紀は映画の世紀(今は21世紀)だったとか、落語の衰退とかは、
別に小林ではなくてもいろいろな人間が指摘していること。
だとしても我々は、残りかすを楽しめばいいだけ。それに人生の娯楽は映画、小説、落語だけじゃない。
>「終わった」なんてことを安易にいいたがるのは、傲慢なだけでしょ。自分の世代を
>特権化したいだけの。東京下町を特権化したがるのも根は同じ。
>
>もう昔の映画や小説のガイドブックとして便利に活用させてもらう程度の価値しかないよ。
小林が傲慢なのは100%合意だが、上のような論理を振りかざす884も大丈夫なのかと思える。
>その世代には、その世代がリアルタイムでしか楽しめない映画や音楽がある。
>たとえプロットやストーリーが「焼き直し」であっても、その微妙な差が大切な 場合がある。
小林が「世代の特権化」に熱心だとすれば、884は「世代の無差別な等価値化」に熱心なだけでは?
889 :
無名草子さん:03/07/19 12:41
>>886 >まあ、小林のところに原稿を取りに行く文春の編集者は
>「小林は終わった。いまどきパソコンも携帯もつかえないとは」
>と思っているのであろう。
>>886よ大丈夫か、こんなこと書いて。
ネタのつもりかもしれないが、面白くない。
別に何で書いたっていいだろう、面白けりゃ。
890 :
無名草子さん:03/07/19 14:41
>いまどきパソコンも携帯もつかえないとは」
それは「終わった」ではなくて、
「始まってない」あるいは「入ってきてない」だと思います
891 :
無名草子さん:03/07/19 15:24
新平:「信ちゃん、俺達もう終わっちまったのかなぁ…」
信彦:「馬鹿野郎、まだ始まってもいねぇよ」
e n d
892 :
無名草子さん:03/07/19 17:02
>>891 「Kids Return」か、懐かしいな。
金子賢が今みたく無様になるとは、あの頃は思いもよらなかったが。
894 :
無名草子さん:03/07/20 01:32
以前の小林さんは、突発的にハイになったときもあったなあ。。。
80年代のはじめごろ、「これからは小泉今日子と僕の時代なのだから!」
という高らかな宣言(?)で終えたエッセイがあったぞ。
正直、このヒト大丈夫?と思った。というか、以前からときどき彼の文章に
感じる妙な違和感が、この宣言以来クッキリと明確になった
895 :
無名草子さん:03/07/20 12:03
>>894 つまり、以前の突発的にハイになる小林には妙な違和感を感じたけど、今のほうがマトモになったっていうこと?
小林信彦お笑いの神様
897 :
無名草子さん:03/07/21 01:40
>>894 > 80年代のはじめごろ、「これからは小泉今日子と僕の時代なのだから!」
笑った。
>>897 オレはこういう感覚のユーモア、好きなんだけどなあ。
899 :
無名草子さん:03/07/21 19:39
>「これからは小泉今日子と僕の時代なのだから!」
80年代の空気ってそんなもんだよな。
今思い返したら、舌噛んで死にたくなるような。
900 :
無名草子さん:03/07/22 00:48
しかし席巻し制覇したのは、中森明菜と筒井康隆だった。。。という罠。
901 :
無名草子さん:03/07/22 05:15
そのころ、池袋パルコで、小林氏秘蔵の「シャボン玉ホリデー」をみるイベントがあった。
小林さんと高田文夫が、対談をしていた。ビデオは当時工房の俺からみると
いまいちだったかな、こっちが幼かったのかもしれん。
>>901 昔のバラエティ番組って、改まって見ると面白くない場合が多い、
と思うんですけど。
「および」ギャグだって、ひょいと出されるから爆笑するんであって。
それに、時代も違うと……。
とはいえ、「おかゆ」「および」「やすだ」モノには傑作が多くて、
これはもう、小林さんの再録文章で味わうしかないかも。
903 :
無名草子さん:03/07/22 15:02
>>902 このころバラエティはほとんどビデオに残ってない。
ビデオテープが高かったのでどんどん上書き消去していたというのがその理由。
残っているもの=面白いもの、ではないことは一応考慮しとくべきだろう。
ほぼ同じ時期でもクレージーの映画には、今見ても面白いものがいくつかあるわけだから。
もっとも昔のバラエティが面白くないというのは半分正しいと思う。
フジのCSでやっているひょうきん族とかは見るに耐えない。
もっともこれも、面白くなくなってから(個人的感想)の鬼瓦とかが出ている時期だから
初期のものをみるとまた感想が違うかもしれないが。
904 :
無名草子さん:03/07/22 15:33
「気分はパラダイス」(80年代前半、テレビ東京)という、
ビートたけしがホストのトーク番組に、小林さんが出ていました。
「オールナイト・ニッポン」と同様に、パートナーは高田文夫。
小林さんが、戦前のエノケン映画でのお経のギャグを例に挙げ、
当時の日本の喜劇映画のレヴェルの高さを語っていたり、
たけしの「落語とかさ、小朝なんか、上手いことは上手いけどなんかね・・、
ただ嫌なのは、若手が名人ぶって、年寄りみたりに唸ったりするの。
あれ一番、ヤだね。」などいうコメントに、一同、頷いていたり。
エンディングのゲストとの恒例のコント。
設定は寿司屋、職人はたけし、客は小林さん。
落ちでの、たけしの「ガチョーン」に対し、小林さんが、
「ガチョーンは(手を)押すんじゃなくて、引くんです。」
と真顔で言うのが傑作でした。
905 :
無名草子さん:03/07/22 16:03
>「これからは小泉今日子と僕の時代なのだから!」
「↑この発言が外れたと言いたいのだろう?」みたいな発言を含む、
架空の対話風のコラムもあったと思う。確か「本の雑誌」に載っていた。
で、上記の発言は自分を鼓舞する意味があったとか、そんな感じで
解説していたような記憶も少々ある。うろ覚えですいません。
週刊文春、やっと読みました。
で、小林さんの「映画(の黄金時代)は終わった」という考え方に
大賛成です。
映画と言うメディアは、たしかにトーキーになってすぐの30年代
から50年代までがピークだったと思います。
そう思いたくない人の感覚も判るんだけど、基準をそっちに置くと、
映画がどんどんスペクタクル化するにつれてダメになっていった、と
いう説には頷ける。ドラマを描くのにシネマスコープは必要ないし、
シネラマにおいておや。
コメディから派手なアクションに至るまで、だいたいのカタというか
フォーマットは、この時代に出尽くしてるし。
能のないリメイクのラインナップを見れば、小林さんならずとも
「ダメだこりゃ」と思うのは当然だと思うがなあ。
908 :
無名草子さん:03/07/22 20:02
NHK教育で半年ぐらいの番組やってくれないかな?
題してNHK市民大学 小林信彦「日本のワライ」
第一回「戦前の笑い」
・
・
・
最終回「下町の笑い、田舎者の笑い」
>907
小林氏の論旨はいいとして、
最近のリメイクのダメなことも納得するけど、
最後のオチに「ミニミニ大作戦」もダメに決まってると断言したのが、俺は哀しい。
「ミニミニ」は「ミニを犯罪に使う」ということだけが前作と同じなだけ。
監督が「このアイデアは昔の「ミニミニ大作戦」と一緒だ」と言われるのが嫌で
あえて同じタイトルにしたのだそうで、中身はまったくの別モノ。
ミニも道具として扱われているだけで、昔のリメイクとはいいがたい。
「オーシャンズ11」の例があるから、タイトルだけでダメと判断されたんだろうなあ。
映画観て!とは、もうお歳だから言わんけど、観てない映画を貶すのは(・A・)イクナイ!
(ちなみに今回の「ミニミニ」はなかなか佳作でした)
910 :
無名草子さん:03/07/22 22:10
>>909 ややスレ違いだが以下を。
今回のミニミニも面白いんだけどさ、
ミニを使った必然性が薄っいつー気がしました。
ストーリー上の必然性はあることになっているんだけど、
ミニが狭い道を走る感が昔に比べて少ない。
これはBMWが作っている今のミニを使う以上どうしようもないことかもしれませんけど。
ミニといいつつ車のサイズがかなり大きくなっているからね。
ちなみに昔のミニミニと比較してどちらが面白いかは一考すべきでしょうね。
昔の作品がコメディだとすると今回はアクションという違いもあったし。
昔のミニミニの終わり方は、ものすごいものがあったと思う。
主演も昔が勝っているかな。若い頃のマイケル・ケインはほれぼれする。
今回のミニミニは冒頭のベニスでのシーンが一番面白かった気がしますね。
(今回のミニミニのワンシーンで、画面の中にマイケル・ケインが一瞬映ったのはルール通りか)
911 :
無名草子さん:03/07/22 23:47
まったく馬鹿どもが勝手にほざいているのには呆れる。
小林信彦ぐらいになれば、映画なんていちいち見ないでもちゃんと批評できるんだよ。
かりに「ミニミニ〜」を見に行ったところで、評価に1ミリの揺らぎもないのは明らか。
小林さんには「伊達に映画をたくさん見てきたわけじゃないんだなあ」
と驚かされるけど、そういう暴言はイクナイ(・A・)
913 :
無名草子さん:03/07/23 01:21
そうだよ!
小林さんは本だって読まないで、批評してきたんだから!
対談集だって、相手と一遍たりとも話さないで作りあげたんだぞ!
スゲーんだぞ!
914 :
無名草子さん:03/07/23 03:17
小林デブ彦ごときが何を書こうと、芸人たちは腹の底で笑ってるよ。偉そうな評論家のセンセイが何言ってやがんだとね。
916 :
無名草子さん:03/07/23 08:08
>>913 ていうか小林信彦先生ぐらいになると、もう自分で書いてないすからね。
>>914 だけど無視出来ずに読むんだよね。
他の偉い演芸評論家とか落語評論家の本は無視出来るのに。
またちょっとホラ話っぽい流れに。。。
いいぞぉ・・・・・
919 :
無名草子さん:03/07/23 23:07
スーパードライのCMなつかしい
>>919 しってる。落合信彦が原稿書いたり、スタジオで業界風の打ち合わせかっこよくしたり、
マンハッタンでアメリカ人と英語でやりあって、最後に「アサヒスーパードライ」って
入る奴だよね。
あのアメリカ人はウッディ・アレンだって。知ってた?
>904
「気分はパラダイス」俺も見たが、
すし屋のコントは、すし屋=小林・客=たけしだったんじゃないかな。
小林の「ガチョーン」に、たけしが「先生のガチョーンは引きますね」と突っ込んで、
「あれは引くのが正しいの。引くからみんながずっこけるの」と力説してた気がする。
その後、「もう一回やろう」と言う先生を、たけしが止めてた。
>>921 ガチョーンは、引くのが正しい。
「テレビの黄金時代」(小林さん責任編集・キネマ旬報社)には、
谷啓さんの「元祖・正調ガチョーン」が分解写真で載っている。
だから小林さんは、若手タレントがデタラメなガチョーンをするのが
耐えられないのだ。
これはエッセイにも書いている。
たけしも、偉そうな事を言う割には物知らずだな。底が浅い。
923 :
無名草子さん:03/07/24 09:59
谷啓当人だったらそんな細かいことをごちゃごちゃ指摘するとは思えないが。ここらが小林のようなヲタのキモさだ。
924 :
無名草子さん:03/07/24 11:27
小林のようなヲタも、小林ヲタも、同様にキモいね。
なんで、こうエラそうな物言いをするんだ。
底ってどのくらい掘りゃいいんですかね。
925 :
無名草子さん:03/07/24 11:39
法界坊の堀った穴が基準になっている。
926 :
名無し転がし:03/07/24 12:00
ていうか「『ガチョーン』をテーマに客と論戦を繰り広げるすし屋の大将」って無茶苦茶おもろいやないかいw
928 :
無名草子さん:03/07/24 12:44
先週の「トリビアの泉」
922の投稿
「元祖・正調ガチョーンのやり方は 引くのが正しい」に、
ビビる大木、驚愕の「20へぇ」も、タモさんは苦笑、お愛想の「3へぇ」。
MEGUMIは正直どうでもいい、といった憮然とした表情で、偶然手が触れて
しまっただけの「1へぇ」。
小林信彦を読むような世代の人で、ガチョーンは引くのが正しいやり方ってのを
知らない人が多いのが軽い驚き。
930 :
無名草子さん:03/07/24 14:14
勝手に驚いてろバカ。
|┃三,.、 ,r 、
|┃ ,! ヽ ,:' ゛;
|┃. ! ゛, | }
|┃≡゛; i_i ,/
|┃. ,r' `ヽ、 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|┃.i" ゛; < ガチョーン!!
|┃:!. ・ ・ ,! \____________
| (ゝゝ. x _,::''
______.|┃= ,::`''''''''''''''"ヽ.
|┃ | r';
|┃ ゛';:r--;--:、‐'
|┃≡ ゛---'゛'--゛'
ガラッ
932 :
無名草子さん:03/07/24 17:04
テレビで往年のギャグを取り上げてたとき、谷啓が
「そうじゃないんです。こうです。引くんです」と
ご本人自らが若手芸人に教えてるのをみたことがある。
933 :
無名草子さん:03/07/24 17:25
>>921 904です。おそらく、私の記憶違いだったようです。
よく思い出してみれば、寿司職人が小林さんで、客がたけしだったと思います。
ご指摘に感謝します。
しかし、たけしって、たいしたことないね。
以前はともかく最近は、毒舌とか社会批評って言っても
ワンパターン。ただの佐高信的評論家同然の事しか言わない。
芸人としてみても、あんまり抽出しはないし、ドタバタは下手。
カツゼツが悪いからセリフも通りが悪いし。
以前テレビ東京の番組で三谷幸喜にムキになって反論してたけど、
「笑いと言えばオレだ」という自負は判るが、それはただの自負でしかない。
ギャグの知識やセンスは三谷幸喜の方が比較にならないほどある。
映画監督の才についても同様。
カンヌのご威光にマスコミが土下座してるだけ。
935 :
無名草子さん:03/07/24 18:23
>>934 アンタ、朝から一ん日中このスレに張りついててヒマなん?
937 :
無名草子さん:03/07/24 18:29
お寿司屋は気になってたー
>>935 ?
誰か他のやつと間違えてないか?
誤爆して悦んでるなよ。
939 :
無名草子さん :03/07/24 22:52
>>934 同じ事を語句を若干変えて小林信彦にも捧げたい
940 :
無名草子さん:03/07/25 02:47
>>931 時々出てくるこのウサギかわいい
このスレで一番好き
>>940 |┃三,.、 ,r 、
|┃ ,! ヽ ,:' ゛;
|┃. ! ゛, | }
|┃≡゛; i_i ,/
|┃. ,r' `ヽ、 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|┃.i" ゛; < おいらに惚れると危ないぜ、お嬢さん。
|┃:!. ・ ・ ,! \____________
| (ゝゝ. x _,::''
______.|┃= ,::`''''''''''''''"ヽ.
|┃ | r';
|┃ ゛';:r--;--:、‐'
|┃≡ ゛---'゛'--゛'
ガラッ
|┃三,.、 ,r 、
|┃ ,! ヽ ,:' ゛;
|┃. ! ゛, | }
|┃≡゛; i_i ,/
|┃. ,r' `ヽ、 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|┃.i" ゛; < なんてな。
|┃:!. ・ ・ ,! \____________
| (ゝゝ. x _,::''
______.|┃= ,::`''''''''''''''"ヽ.
|┃ | r';
|┃ ゛';:r--;--:、‐'
|┃≡ ゛---'゛'--゛'
ガラッ
943 :
GET! DVD:03/07/25 09:55
946 :
無名草子さん:03/07/25 14:11
>>935 洩まえ水差すな。いきなり廃れたじゃねぇかよ。
ただでさえ人が少ないスレなんだからいいじゃねぇか。
みんな忙しい時間割いて会社から書き込んでんだよ。きっと。
もしくは昼休みとか休憩の時間とか。
そういうことにしておけ。
「汚れた土地」がヤフオクに出てるんだけど(函 初版)、
48,000 円…
出品者は「昨年のヤフオクの
落札価格を参考にさせていただいています。」なんて書いてるけど、
つまりこれが相場?
あ、「おかしな男 渥美清」新潮文庫版は
7月25日発売予定だったな。(本体価格667円)
949 :
無名草子さん:03/07/25 23:12
>>947 オクション全盛時には平気で10マソ超えとかあった。
しかしこの出品者、えらい良いアナログ捌いてんなあ。
950 :
無料動画直リン:03/07/25 23:15
次スレ立ててきます。
954 :
無名草子さん:03/07/26 00:04
後はバーカ( ´,_ゝ`)プッの荒らしに埋め立てさせておこう
『戦後「翻訳」風雲録――翻訳者が神々だった時代』を読む。『夢の砦』に関
して知らなかったことが出ていた。馘になる主人公の「後釜になるかもしれな
かったある登場人物」から聞かされていた雑誌「宝石」の光文社への身売りと
「ヒチコック・マガジン」の廃刊の事情がこの小説の内容と異なっていたとい
う。この書き方だと「後釜になるかもしれないかった登場人物」が、石黒とい
う若い編集部員か東北出身の井田という卑劣な人物かはっきりしない。また、
文末に「小林の『夢の砦』のモデルと噂された常盤新平」とある。ここも曖昧
で、後釜になる人物のモデルなのか、それとも別の登場人物のモデルなのかは
っきりしない。ただ、常盤新平は東北出身で、小林信彦が典型的田舎っ平とし
て唾棄している井田という登場人物も東北出身である。おまけに、小林信彦の
『1960年代日記』には「早川書房では、福島なきあと、トップになった常盤新
平の独裁政治が始まるとか。やれやれ」(69年5月28日)とか、他人が小林氏
に語った言葉として「とにかく、あれだけ悪い編集者はいなかったです」とい
うのをわざわざ収録している。取捨選択して発表する日記なのにである。実生
活でも常盤新平を嫌っていたとしか考えらない。井田=常盤新平ということか。
小林信彦先生御推奨の斎藤綾子女史を読んでみたが、あんなものなら三和出版
から出ている『マニア倶楽部』の編集部謹製読者投稿手記の方が面白い。
斎藤綾子女史については、「こんな間抜け見たことない。あきれて、開いた膣
が塞がらない」の名科白を記憶にとどめるだけでいいだろう。
パトリシア・ハイスミスを読んでみたが、ミステリー作家としては失格という
よりない。どの完全犯罪も決して現実には成立しないだろう。小林信彦がなぜ
ハイスミスをあれほど高く買っているのか不思議だ。心理サスペンスとしても
それほどのものではない。その異常さを指摘される心の動きや、殺人の動機は
私の目から見ると普通の感覚でしかない。フレディー・マイルスのように、前
触れもなく他人の家を訪れて人のプライバシーをかぎまわる男に殺意を抱かぬ
人の方がおかしい。現実に殺人を犯さなくても小説の中であのような人物が殴
り殺されて快哉を叫ばぬ者はなからろう。
「小僧に、もう一本もって来い、とゴネている酒癖の悪い男…」(小林信彦
『笑学百科』P.189)とある。山本夏彦はゴネるは死ぬことで正しくはゴテ
るだと書いているが…
小林信彦本人も東京弁の継承者として落第である。
小林信彦の『現代<死語>ノート』でひとつ気になったのは「ゴテ得」で、氏
はこれを関西起源の言葉としている。山本夏彦氏は「ゴテる」を東京の言葉と
し、東京語で「ゴネる」は「死ぬ」という別の意味があり(死[四]を避けて五
にした)、「ゴネ得」は地方出身者の誤用だと説く。なにやら後者の方が正し
いような気がする。
このスレをみて、小林信彦に田舎者のファンが多いのに驚く。藤田朋子がビー
トルズ・ファンなのを迷惑がるビートルズ・ファンの気持ちが分かった気分だ。
そういえば、大学生のころ小林信彦をありがたがる人に都会人の振りをする地
方出身者の匂いをかいで読む前に拒絶反応を起こしてしまったのを思い出した。
古本屋めぐりをする。一軒目で、『つむじ曲がりの世界地図』に遭遇。150円。
二軒目で中公文庫旧カバー『袋小路の休日』を発見。これを二冊百円均一のワ
ゴンに放り込むような不見識にあきれる。
962 :
無名草子さん:03/07/26 09:25
もっと煽れ!!!
963 :
無名草子さん:03/07/26 09:29
ついでにいえば
「藤田朋子がビートルズ・ファンなのを迷惑がる」は
「藤田朋子がポールヲタなのを迷惑がる」のほうがよろしいかと…
>>955 「夢の砦」はノンフィクションではないのだから、事実を正確に
記す必要はない。小説なんだから。
ただ、小林氏が常盤新平を異常なほど毛嫌いしているのはご指摘
の通りで、粘着質だなあと思う。
>>956 中野翠もたいした事ない。偉そうに批判するだけ。
>>957 ハイスミスの全作品を読んでの感想だろうか?
こういう感想を書いたら、ご自分のミステリー音痴ぶりを
白日のもとに晒す結果にしかならないと思うのだが。
まあ、好みがありますからね、あなたがつまらないと思っても
それが評価の基準にはならないわけで。
>>958 批判するのに山本夏彦をもってくるのはどうして?
自分の語感でモノが言えないのか?
つまりアナタも田舎者……。
江戸・東京言葉だって地域差や年代差はあるから、山本夏彦が
言っているからと言って、それが評価の基準にはならない。
正確な事を言いたければ、言語学者の研究を引用すべき。
>>959 これも同じ。
山本夏彦だけを基準にして批判するのは危険である。
>>960 内なる田舎者コンプレックスを発見してイヤになったのでしょう。
そういうあなたは田舎者。おめでとう。
>>961 これについては同意。全くその通りです。
971 :
無名草子さん:03/07/26 11:21
ここ二人だけで書き合ってない?
最後まで協力して埋め立てちゃってよ。
次はまた956さんの連続カキコってことで(w
972 :
無名草子さん:03/07/26 12:08
>>955 うわーお。アリガトウ。
この本、昔、噂真の中森明夫のコラムで「翻訳家からの小林信彦への逆襲」
とか書かれてて、その後タイトルすっかり忘れてて、気になってたんだけど
いまだ読めずにいて、やっとわかりましたよ。
アリガトウ。
図書館のリサイクル本のコーナーに小林信彦の『ドリームハウス』が捨ててあ
った。どうせ捨てるなら、『東京のロビンソン』を捨てて欲しい。長年棚に並
んでいるが、誰も借りないから新品同様のままだ。早く捨てろ。俺がもらうから。
975 :
無名草子さん:03/07/26 15:56
「ロビンソン」に限らず、小林が読書エッセイで紹介している本をどのくらいフォローしている?
「寝転んで」のベストテンものを揃えるだけでもけっこう大変だった。
「読書録」の索引の本は絶版が多くて半分も読んでいない。
『ビートルズの優しい夜』のなかの『踊る男』を『日本の喜劇人』の萩本欽一
の項と比べながら読む。フムフム……
>975
小林信彦氏が誉めていたので『わが切り抜き帖より―昔の東京』を読む。著者
の永井瀧男という人は全く知らなかったがなかなか面白い。東京生まれの東京
育ちの人が書くものにはずれなし。はずれのときはよく調べると、出身は東京
だが小学校から高校までは地方で過ごし、大学に入学して東京に戻ってきたと
いったような経歴だったりする。
もちろん、これは私が田舎者で田舎者コンプレックスがあるからだ。石堂淑郎
氏も、ふと気づくと東京出身の著者の本ばかり読んでいた。田舎者コンプレッ
クスのなせるわざか云々とどこかに書いていたような気がするが。
野口富士夫の『かくてありけり』を読む。この著者も永井瀧男と同様小林信彦
の本に紹介されていたので読んでみる気になった。面白いので一気に読了。子
どもの頃、女学校の学園祭に行くと校舎の中が独特の匂いに満ちていたが、あ
の匂いのことを「オカイチョ臭い」というんだそうだ。「オカイチョ」とは
「御開帳」と書いて女陰のこと。『かくてありけり』のP.159に「大正時代の
東京の子どもたちは女陰のことをオカイチョといったが…(略)…文化学院の
教室も私にはオカイチョ臭かった」とある。
>>975 「寝転んで」の「日本の都市小説(東京)」
1:夏目漱石「三四郎」
2:永井荷風「深川の唄」
3:森鴎外「普請中」
4:佐藤春夫「美しき町」
5:谷崎潤一郎「鮫人」
6:林芙美子「放浪記」
7:川端康成「浅草紅団」
8:永井荷風「墨東奇譚」(サンズイの儀は御容赦願います)
9:高見順「故旧忘れ得べき」
10:幸田文「流れる」
このうち読んだのは「三四郎」、「墨東奇譚」、「流れる」だけだ。ちょっと恥ずかしい。
『本は寝ころんで』には、斎藤綾子の性表現を喜んで読んでいるのが何度も出
てくるが、ご自身の小説ではほとんど性描写がない。あってもはっきり書いて
ない。いろいろ読んだ中で一番エロイ場面は、『夢の砦』の、
彼は相手の乳首を唇ではさみ、舌の先で愛撫した。
「左右の大きさが違うような気がするるんだけど……」
「よしてよ」
という場面ぐらいか。『イーストサイド・ワルツ』は風俗店の場面から始まる
が、肝心の部分は、一行空けで飛んでいる。濡れ場は書かない主義なのか、書
けないのか。
>980
書きたいんだけど、書けないんだろうなあ。
「イーストサイド・ワルツ」は、がんばった方だと思う。
>>980 「世界で一番熱い島」はどうだ?
あのトルソ・フェチの描写はなかなかエロティックだったが。
濡れ場ではないが。
こういう文学での性描写は、書かずともそれを想像させればいい
のだから、書かなくてもいいのは当然。
>>982 『世界で一番熱い島』ですか。読んだはずだがそのトルソ・フェチの場面は記
憶がない。読み直そうと思ったが、仕舞い無くして本がない。ああ……
>文学での性描写は、書かずともそれを想像させればいい
>のだから、書かなくてもいいのは当然。
同意。
感じとれない私が鈍いのか、それとも私の性癖が偏りすぎているのか……
『マニア倶楽部』の愛読者だからなあ……
984 :
無名草子さん:03/07/27 00:43
>>983 おれも「マニア倶楽部」は読むけど、アレとコレとはまた違うでしょう。
同じ土俵では語れない。小林さんの小説は勃起させるためのものじゃ
ないし。
とはいえ、オレは、「地球で一番熱い島」の描写で、トルソの魅力を
再認識して、腰のクビレが好きになり、以後、ハマってしまった。
あの描写はそれほどに官能的な力があったと思う。
小林さんの小説にはセックスの香りが全然なかったから、
凄く意外だったし、「谷崎を意識している」と言われたら、
なるほどね、と思えた理由だった。
>>985 益々気になるなあ。全然記憶に残ってないということは、『世界でいちばん熱い島』
は読んでなかったのかなあ。私が読んだのは『サモアン・サマーの悪夢』の方だった
か……
これから本屋に直行!
小林先生御推奨の橋本治の慧眼は認めるが、
あの文体はちょっと勘弁してもらいたいなあ。
小林信彦がニューヨークに行ったネタを書くときによく登場する
大平和登氏が荒井良雄氏対談した『ブロードウェイ!ブロードウェイ!』
を古本屋で発見。200円。
読み始めたらやめられない。おまけに、ページの下に詳細な註がついてるし、
巻末には索引もある。
「鞭で打たれても当然だわ」
「ぼくにはそういう趣味がない」
(イーストサイド・ワルツ)
「裸にして、鞭打ちをしてやろうか」
「もう、なってるもの、裸には」
(夢の砦)
小林先生は本当はそーゆー趣味があったのだろうか。
990 :
無名草子さん:03/07/27 20:38
由利徹は晩年(でもないかな)、
「シリアスドラマにまるで色気を見せないのがいい」なんて
訳の分からない褒められ方をされてたけど、あれは小林氏と関係あるんですか?
>>990 そりゃ「色気」の意味が違う。
ネタだったと思うけど。
コメディアンがシリアスドラマに意欲があったりコンプレックスを持っていた
のが判って妙に評価が下がったのが、三木のり平だね。
新劇コンプレックスがあったって。