こないだですね、夜歩いてたらですね、
夏の匂いがしたんですね、
そんな、なんかワクワクする感じの本が読みてぇ。
何かありませんかね?教えてくれ!センスが良い奴。
「夏と花火と私の死体」乙一は
夏の匂い、ノスタルジーを感じさせる作品だと思うよ。
乙一は本当に読後感が良いねえ。実に。
夏への扉
永遠のノスタルジック
ズバリ、有栖川有栖の「孤島パズル」でしょう。
夏の庭
機関車先生!
絵國香織の「すいかの匂い」
>>6 畜生先越された(w
ハイロウズの「夏の地図」を聞きながら読むことをお勧めしたい。
トム=ソーヤの冒険。
10 :
無名草子さん:02/04/03 06:17
吉本ばななの「N.P」に決まり!
夏特有のワクワクする気持ちがうまく表されている。
8に同じく江國「なつのひかり」(まんまや)
12 :
無名草子さん:02/04/03 12:28
スティーブンキング「スタンドバイミー」
13 :
無名草子さん:02/04/03 12:34
村上春樹「午後の最後の芝生」短編だけど。
ねっとりとした嫌な夏を感じる。。
ダン・シモンズの「サマー・オブ・ナイト」
ホラーなんだけど、感動した。夏休みのアメリカの田舎の少年達の物語。
15 :
無名草子さん:02/04/03 16:30
フィリップ・ロス『さようなら、コロンバス』
一夏の恋ってやつ。
16 :
無名草子さん:02/04/03 16:54
ミランダ殺し
17 :
無名草子さん:02/04/03 17:14
村上春樹「風の歌を聴け」
ビールが無性に欲しくなる。
昆虫図鑑のカブトムシとセミのページでも眺めて
一人で悦に入っとれや
19 :
無名草子さん:02/04/03 17:50
もうそろそろ夏か。
20 :
無名草子さん:02/04/03 18:15
>19
気が早いねぇ
21 :
無名草子さん:02/04/03 21:52
避暑地の猫。
22 :
無名草子さん:02/04/03 22:04
沖縄はもう泳げるよ
「ブッシュ・オブ・ゴースト」 A・チュッツオーラ ちくま文庫
23 :
無名草子さん:02/04/03 22:18
沖縄(・∀・)イイ!
南方を舞台にした小説から挙げていくと
桜前線ならぬ夏前線みたいで風情があるかも
沖縄いいねえ。やんばる食堂って知ってる?
26 :
無名草子さん:02/04/03 22:28
>>25 ごめん知らない。
誰が書いたのか教えて。
27 :
無名草子さん:02/04/03 22:36
>>25
ああ、あの沖縄尚学高校の前にあるやつでしょ?(知ったかだけど
アーウィン・ショー「夏服を着た女たち」
29 :
無名草子さん:02/04/03 23:22
やっぱりスタンド・バイ・ミーの原作でしょう。タイトル度忘れしたけど。
30 :
無名草子さん:02/04/03 23:56
そのまんま「スタンド・バイ・ミー」では?
31 :
無名草子さん:02/04/04 00:48
ヘミングウェー「海流のなかの島々」
32 :
無名草子さん:02/04/04 00:58
ジョン・フォックスの「潮騒の少年」
33 :
無名草子さん:02/04/04 01:10
カミュ「異邦人」
人殺しまーす
34 :
無名草子さん:02/04/04 01:11
三島由紀夫「午後の曳航」
ネコ殺しまーす
35 :
無名草子さん:02/04/04 03:22
36 :
無名草子さん:02/04/04 10:29
遠い海から来たcoo
景山 民夫著
風景描写が美しい。
37 :
無名草子さん:02/04/04 13:22
開高健「光る闇」
38 :
無名草子さん:02/04/04 16:58
「ヴェニスに死す」。大好き。
39 :
無名草子さん:02/04/04 18:02
>何かありませんかね?教えてくれ!センスが良い奴。
このスレ立てたこの自体センス良すぎ。
40 :
ベタでスマソ:02/04/04 18:30
『老人と海』
41 :
無名草子さん:02/04/04 19:08
漱石「こころ」。
「先生」と「私」が海で出会う。
泣ける。
42 :
無名草子さん:02/04/05 00:00
辻邦生 ある生涯の七つの場所シリーズ
「夏の海の色」
国語の教科書にも載ったよん
43 :
無名草子さん:02/04/05 01:37
トーマス・マン「ベニスに死す」
打ち上げ花火縦から見るか横から見るか。
45 :
無名草子さん:02/04/05 02:41
夏の匂いってどんなにほひ?
オレは夕立のあと
花火の火薬
蚊取り線香。。。(ドメだな
で、オレのおすすめはズッコケシリーズかな
「四十一番目の少年」井上ひさしとか
外国では「山猫の夏」船戸与一
南米のうだるような暑さがいいです
1はセンスがいい本をキボンでしたね
すまん
センスってか、かっこいい本ではないよ45は
「マシアス・ギリの失脚」池澤夏樹
レイ・ブラッドベリの「たんぽぽのお酒」とか。
過ぎ去った少年時代を思い出してしみじみするには宜しいかと。
49 :
無名草子さん:02/04/05 03:41
サガン「ある微笑」
50 :
無名草子さん:02/04/05 03:44
>1
まじわかるんだけど!
夏の匂いって。!
なんかぁーあたし的に細かくいっちゃうとぉ
夜8から9じくらいでちょっと日中あったかめだった日。
に匂うのまじで!
51 :
無名草子さん:02/04/05 12:36
漫画だけど
マスターキートン
1巻の8話
「遙かなるサマープティング」
7巻の3話
「瑪瑙色の時間」
小津安二郎の世界だ!!!実にサワヤカ。
52 :
無名草子さん:02/04/05 13:10
「青い麦」コレット著
53 :
無名草子さん:02/04/05 13:58
54 :
無名草子さん:02/04/05 14:04
漫画で悪いが
「みずいろ」大石まさる
夏の匂いと言えばブルハ&ハイロウズだなあ…
1000のバイオリン(夜の扉を開けていこう 支配者達はいびきをかいてる 何度でも夏の匂いを嗅ごう)
青春(夏の匂いと 君の匂いが まじりあったらドキドキするぜ)
とか。まだ色々あるけど。
55 :
無名草子さん:02/04/05 14:08
ゴールズワージー
こんな名前だったかあやふやだが
「林檎の樹」
56 :
無名草子さん:02/04/05 16:34
バトルロワイヤル。
ちょっと違うか?
57 :
無名草子さん:02/04/05 17:26
何年か前の「蚊」が張り付いている本。
58 :
無名草子さん:02/04/05 17:37
フランソワーズ・サガンの「悲しみよこんにちは」。
59 :
無名草子さん:02/04/05 17:44
60 :
無名草子さん:02/04/05 18:41
今日暑かったよ〜。やっぱもう夏だよ。
61 :
無名草子さん:02/04/05 18:57
うぶめの夏
62 :
無名草子さん:02/04/05 18:58
超ダークな「メイドインジャパン」
63 :
無名草子さん:02/04/05 18:58
もう夏かー早いなー
64 :
無名草子さん:02/04/05 19:43
すでに
>>14でガイシュツだけどダンシモンズのサマーオブナイトでしょ。
ホラーだけの枠にはまらず、泣ける青春小説。
余談だけどこの作品にでてきた何人かの主人公はそのご別の作品にも幾人かでてきてる。
65 :
無名草子さん:02/04/05 20:55
>54
ブルハは確かにマーシーの曲が昔から夏の匂いだね。
はみだし者達の遠い夏の伝説が
廃車置場で錆びついてらぁ (Too Much Pain)
ムッとする暑さだけど
高村薫『照柿』
66 :
無名草子さん:02/04/06 00:19
美奈の殺人
67 :
無名草子さん:02/04/06 00:20
デパート夏物語
68 :
無名草子さん:02/04/06 00:21
コレット青い麦
69 :
無名草子さん:02/04/06 00:27
「すべてがFになる」
最後のおもちゃの兵隊の件が何とも言えない読後感!!
70 :
無名草子さん:02/04/06 00:41
安倍公房「砂の女」。
口の中のざらつき。ああこわい。
71 :
無名草子さん:02/04/06 15:25
>61
夏やね。もっと夏を感じたい人は、実際にうだるような夏の豪雨の中
近所の神社まで走るのが宜しいかと。
お子様向けの本で「きつね山の夏休み」。
ほんわかと、夏。
72 :
無名草子さん:02/04/06 15:39
オイオイ!
夏の匂いなら、丸山健二だろうが。
文句無しに、あの本は戦後日本が生んだ最高傑作の一つだ。
芥川賞、最年少受賞も無理ないよ。
73 :
無名草子さん:02/04/06 16:06
このスレ好き。
74 :
無名草子さん:02/04/06 16:19
いいよね。
75 :
無名草子さん:02/04/06 19:08
ちょっと早い気もするけどね
76 :
無名草子さん:02/04/06 19:15
スレタイトル素敵!
恐怖もんとかサスペンスもんのイメージよりも
夏休みに田舎のおばあちゃん家の縁側でカルピス飲みながら読むのに適してる本の
イメージが沸くぜ。
日本文学の隠し玉
山川方夫「夏の葬列」→胸に痛い本
去年の話題作
川上健一「翼をいつまでも」→泣ける青春
78 :
無名草子さん:02/04/06 21:08
G.マルケス 百年の孤独
夏休みの読書にもぴったりの長さ
79 :
無名草子さん:02/04/06 21:17
ダンス・ダンス・ダンス
お薦め絵本もカキコ。
山下明生&杉浦範茂
「まつげの海のひこうせん」→痛快・爽快
舟崎靖子&渡辺洋二
「やいトカゲ」→哀感に満ちた少年時代
特押し
ついでにヤング・アダルトっぽい
笹山久三「四万十川・あつよしの夏」
→映画にもなった絶品
81 :
無名草子さん:02/04/06 22:57
原作があるのかどうか分からないが,映画の「鉄塔武蔵野線」は,最高でした。
知っている人いるとうれしい。
82 :
無名草子さん:02/04/06 23:01
>>81 原作あるよ。ファンタジーノベル大賞獲ったとき読んだ。
映画は見てないけど、宣伝見た限りだと恐らくイメージ違うと思う。
文庫化のとき改稿したらしいんだけど、こちらも未見。
83 :
無名草子さん:02/04/06 23:11
>>82 ありがとう。レンタルビデオ屋にも置いてなくて,また観たくてしょうがない。
原作も読んでみようっと。
>83
原作は今絶版かと思うので、ブックオフや図書館をあたってみて下さいね。
わたしも読んでみたいんですが、まだ入手してません。
いまアマゾンで検索したらヒット無し、
>>84さんの仰る通り品切れだった。
ちなみに出版社は新潮だよ。
86 :
無名草子さん:02/04/06 23:35
南の島のティオ
87 :
無名草子さん:02/04/06 23:36
少年たちの終わらない夏
>87はもしかして、鷺沢萌(ちょっと字が違うけど)の「少年たちの終わらない夜」ですか?
絶版か。非常に残念だな。
何年か前にNHK教育で,映画でやっていたのを本当に偶然見たっきりなんだよな。
皆さんわざわざ調べてくれて本当にどうもありがとう。
91 :
無名草子さん:02/04/07 11:12
今日は全国的に涼しいからこのスレの伸びがイマイチ。
暖かい日に良く伸びる正直なスレだなあ。
92 :
無名草子さん:02/04/07 13:10
罪深き緑の夏
冴えなく愚鈍に見える外見の主人公が、
一夏かけて美しい女性の為に、部屋の
壁に油絵を描くお話。
93 :
無名草子さん:02/04/07 16:12
>92
知らない。だれ?
94 :
無名草子さん:02/04/07 18:16
「一月の夏」 白水社Uブックス
95 :
無名草子さん:02/04/07 18:32
テレビジョンシティ
96 :
無名草子さん:02/04/07 18:34
マキャモン「少年時代」はどうか?
97 :
無名草子さん:02/04/07 19:06
>>93 服部まゆみ(角川文庫)。これも絶版ですね……。
いやあ、このスレ、読みたくなる本を出して
くれる人がいっぱいいてのめりこむ〜!
◎77の修正
「翼をいつまでも」→「翼よいつまでも」
◎つけたし
フォークナー「八月の光」→盛夏の米国南部の
残虐な殺人事件
阿部夏丸「泣けない魚たち」→少年たちの美しい
夏の日々
河合雅雄「少年動物誌」→ことし映画化された
サル学者の見事な随筆
メリング「夏の王」→ケルトファンタジー
もっと思い出すぞ!
100 :
無名草子さん:02/04/07 20:56
小説じゃないけど,10年ぐらい前の7月20日前後に新聞の全面広告でJRの東日本か東海が出した
夏休みの少年の物語,知っている人いないかなー?どうしてももう一度読みたいと思っているんだけど。
101 :
無名草子さん:02/04/07 21:06
藤子不二雄「少年時代」
>93
作者名いれるの忘れてた。
ごめんなさい。
代わりに答えてくれた98さんありがとう!
絶版なのは知らなかったです。
重ねてごめんなさいです。
>102
98です。こちらこそおせっかいかもと思いつつ、ついでしゃばってしまいました。
実は84でもありまして、よい本が入手できないのは大変悲しいです。ええ。
これだけだとスレ違いですので、吉本ばななの「TUGUMI」をあげておきます。
「1999年の夏休み」(ノヴェライズ)と言いたいけど、これもとうの昔に絶版……。
104 :
無名草子さん:02/04/08 13:30
いいね、いいね、いいねー!
ダグラス・クープランドのシャンプー・プラネット。
無機的な感じの太陽光線バリバリって感じ。
107 :
無名草子さん:02/04/09 00:15
蝿の王
北野たけしの映画「菊次郎の夏」っての、ありゃ
原作本はあるの?
「菊次郎とさき」っていう両親のエッセイは泣い
たり笑ったりで面白かったけど…。
あ、それで思い出した!
山田太一「異人たちの夏」ってあったよね。
109 :
無名草子さん:02/04/11 17:47
このスレタイ、とても好きです。
110 :
無名草子さん:02/04/11 19:27
みんな、もっとおしえてー!
本屋さんも、このスレみたいな
特集をしてくれればいいのにね。
へえそうなのかあ、って新鮮!
111 :
無名草子さん:02/04/11 20:01
カミュの「異邦人」 高校2年の夏に読んだ。あれから十年以上経つんだ・・・
トマス・H・クック「夏草の少女」
113 :
無名草子さん:02/04/11 23:22
「夏の約束」藤野千夜
なんかイイと思うのは私だけ?
114 :
無名草子さん:02/04/11 23:29
>113
いいですね。好みがわかれると思いますが、あの装丁も好きです。
115 :
無名草子さん:02/04/11 23:45
原民喜「夏の花」
重くて切ない。
それから既出だけど銀林みのるの「鉄塔武蔵野線」
なんつうか、くう〜っ、という感じ。
自分も自転車に乗ってでかけたくなるよ。
116 :
名無し草子さん:02/04/12 01:06
素敵な所ですね ここ
117 :
無名草子さん:02/04/12 01:31
確かにカミュは夏っぽいな
後は終戦記念日にテレビで戦争関係の番組みて
『きけわつみのこえ』とか大岡昇平の『野火』とか読んで
夏特有の鬱な気分になるもまた良し
118 :
無名草子さん:02/04/12 07:28
「ラ・アルカリアへの旅」スペインって夏っぽい
119 :
無名草子さん:02/04/12 10:05
堀辰雄「麦藁帽子」
高校の教科書に載ってた。
純情ラブストーリーなんか普段は読まないんだけど・・・。
120 :
無名草子さん:02/04/12 17:41
>118
著者は?
121 :
無名草子さん:02/04/12 17:48
>120
>118ではありませんが、ぐぐってみたところ、カミロ・ホセ・セラ著 有本紀明訳 講談社
絶版取り寄せ不可とのこと。
つーかみなさま、せっかくの良スレ(しかもこれからが旬)なんで、著者や出版社も
ぜひ書いてください。
81
123 :
無名草子さん:02/04/13 13:29
驚くかもしれんが林真理子の「葡萄が目に染みる」(確かこの題だったと思う)
著者があの真理子女史で、夏の季節だったかどうかもあやふやなのだが、
夏の匂い=青春という公式からは外せない作品の一つだと思う。
この作家は余り趣味ではないが、この作品で見せる才能は只者では無い。
124 :
無名草子さん:02/04/13 13:53
ルナール「博物誌」
125 :
無名草子さん:02/04/13 15:58
・・・銀河鉄道の夜
126 :
無名草子さん:02/04/13 16:02
彼女の股間からでるリンパ液の匂い。
ぼくはあの夏を永遠に忘れない。
と、いうわけで「あやしい探検隊 海で笑う」
127 :
無名草子さん:02/04/13 16:04
「750(ナナハン)ライダー」
>127
まんがはありなの?
考えてみたけど、夏休みの課題図書ばっかり思い出す。
内容うんぬんじゃなくて、読んでた状況がインプットされてるんだろうな・・
芦原すなお「青春デンデケデケデケ」なんかどうでしょう。
>>128 すまぬ。
俺にとって「夏」という言葉は、消防の頃の、いつ果てるとも
知れないあの夏休みに直結しているようだ。
だから夏のことを考えると、どうしても子供時代の思い出が
季節を問わず浮き上がってくる。
「750ライダー」は、当時、近所のお兄ちゃんがドカッと束で
くれた本(漫画)。バイクや喫茶店といったありふれたものが、
あの頃は夏の陽のようにキラキラして見えたもんさ。
>>130 いいお話ありがとう。なんか意地悪したみたいでごめんなさい。
連載やってた頃を知ってるので、懐かしかったのです。
まんがは好きですよ。だから逆にキリがなくなるかな、と。
>>129 課題図書で思い出しました。松谷みよ子「ふたりのイーダ」。
ちょっとつらい夏の匂いですが……。
132 :
無名草子さん:02/04/13 20:58
自分も林真理子は好きではないが,「葡萄が目にしみる」は絶品だと思う。
ただいろいろなところで言われているが,ラストが少しグズグズの印象は免れない。
本当に高校時代の夏の匂いでいっぱいの作品だと思います。
133 :
無名草子さん:02/04/14 01:50
ジョン・クロウリー「エンジン・サマー」
タイトルはインディアン・サマー(小春日和)のもじりなので、ちょっと違うか。
でも、やっぱり夏っぽい。
134 :
無名草子さん:02/04/14 11:34
なんかやたら雨降っていた記憶>エンジン・サマー
135 :
無名草子さん:02/04/14 11:51
三島由紀夫「眞夏の死」
夏の海の潮の香り。しかしかすかに腐臭が・・・
映画「太陽がいっぱい」の原作の『リプリー』
だっけか。読んでいないけれど、あれは夏の匂い
がするかどうか、誰か読んでいたら教えて!
137 :
無名草子さん:02/04/14 18:53
「イワナの夏」 湯川豊 ちくま文庫 釣りをする人にも、しない人にも。ただし、個人的には、エセアウトドア派はご勘弁を
このスレいいですね。何冊かこれから買いに行ってきます。
既出の「風の歌を聴け」がいいです。今いるところを想定して書かれてると
思うので。
139 :
無名草子さん:02/04/14 20:29
三浦しをん『白蛇島』(角川書店)がいいですよ。
夏、祭り、島、太陽、汗、……
140 :
無名草子さん:02/04/14 22:02
フランソワーズ・サガン「悲しみよこんにちは」
アーサー・ランサム「ツバメ号の伝書バト」
樋口有介「夏の口紅」
うーん、全部少年少女の話だな・・・。
「ツバメ号の伝書バト」にもう一票!!
サンラムのシリーズには他にも夏休みの物語あるのに,あれが一番「暑い」ですよね.
142 :
無名草子さん:02/04/15 18:25
「微熱少年」新潮社 松本隆 「紺碧海岸」集英社 松本隆 前者は60年代の青春を描き、後者はF1を描いたもの。
80年代の雰囲気が漂うので、駄目な人はダメかも。
143 :
無名草子さん:02/04/15 19:39
サガン「悲しみよこんにちは」は出たかい?
17歳の女の子のひと夏の思い出・・・。
「悲しみよ こんにちは」なら3つほど上にあるが?
145 :
無名草子さん:02/04/15 20:09
少年Hは?
146 :
無名草子さん:02/04/15 20:17
樋口有介
「夏の口紅」
「八月の舟」
「ぼくと、ぼくらの夏」
「風少女」
これで決まりです。
>141
レス、サンクス。他にも夏休みの話は多いのに、一番「夏」と感じたのは
「ツバメ号の伝書バト」だなーと思ったので。
148 :
無名草子さん:02/04/18 22:30
落ちすぎ
149 :
無名草子さん:02/04/19 00:24
>145
結構好きだけど。
150 :
無名草子さん:02/04/19 10:09
おまえら、山川方夫の『夏の葬列』はどうですか?(既出?)
151 :
無名草子さん:02/04/19 17:32
>123,132
同じです!私も夏の匂いというと林真理子の「葡萄が目にしみる」を思い出す。
昔戸田菜穂でドラマ化もされたんですよ。
ドラマもすごく良かったの(原作の主人公はブスだけど・・・)。
すごーく印象に残る本ですよね。何度も読んだなぁ。
あとは宮本輝の「青が散る」とか。
やっぱり夏の匂いというと青春物を思い浮かべてしまうな。
152 :
無名草子さん:02/04/19 20:34
がいしゅつですが「TSUGUMI」と「夏の庭」。
前者は自分の高校時代を、後者は小学校時代を思い出すのです。
視界が真っ白になるくらいに眩しい光が目の前に浮かびます。
小説・・ではないので横レスとなってしまうが、
山際淳司「逃げろ、ボクサー」
小説だったら
丸山健二「ときめきに死す」「夏の流れ」・・この人の作品、絶版だらけ?鬱。
軒上泊「九月の街」(映画「サード」原作)・・ATG萌え
154 :
やっぱこれだろ:02/04/20 12:54
Visual Art's "key" 「AIR」
>140
ランサムは『ツバメ号とアマゾン号』しか
読んでませんが、子どもにああいう夏休み
をプレゼントできたら! 私は、あそこに
出てくる母親のようになりたい母。
沢木耕太郎の『一瞬の夏』は出てたかな?
>150
『夏の葬列』出したよ〜ん。
156 :
無名草子さん:02/04/21 22:52
『青春デンデケデケデケ』なんかいいんでないかい?
157 :
無名草子さん:02/04/21 22:56
おいお前ら、阿部昭の小説読んでみて下さい。
158 :
映画も見たい:02/04/22 00:26
ランドリーはダメ?
表紙的からは、夏らしさを感じるのですが…
切ない児童書を2冊。
海に関する本ばかり出している作家の本で、山下明生・作
『はまべのいす』『ふとんかいすいよく』
前者は絵本、後者は童話。後者は、病気で海水浴に行けない
子のため、お父さんがふとんの上で泳ぎ方を教えてくれるよ
うな内容だったと記憶。泣けるのよ。
どっちもあかね書房刊。
う〜〜思い出せない
マルグリット・デュラスだったかな、
場所はベトナムのホテル木製のブラインドのある部屋、
少女とのセックス。
熱帯のけだるさが充満してるヤツ。
思い出せないのでsage。
>>160 「愛人 ラマン」でしょ。デュラスだよ。
宮内勝典の『南風』。夏の光と海風を感じさせる佳編。絶版だろうけど。
このスレ、「秋」にも移行すんの?
やっぱ「夏の匂い」だからカキコしたくなったけれど、
1さん、いかがお考え?
別の季節バージョンも別スレ立てますか?
164 :
無名草子さん:02/04/23 14:26
まだ夏バージョンでいいのでは…。
もうすこし「夏の匂い」のままがいいです。
165 :
ともチャン:02/04/23 15:09
「夏の扉」が出てないな。
SFだけど。
166 :
無名草子さん:02/04/23 15:12
167 :
無名草子さん:02/04/23 15:27
銀色夏生の「バランス」
>161
ありがとう。手元になくて分らなくなってました。
ただ蒸し暑さだけが印象に残ってます。
169 :
無名草子さん:02/04/23 18:02
三島由紀夫「午後の曳航」
>>163
>>164
1です。そうすね、「秋が薫る本」とか作っちゃてもいいですね。
ただスレ立てるなら夏なんですよ。
夏になったら早く涼しくならんかな〜って思うでしょ?
春だから夏が早く来いって気分でこのスレ立てたんで、秋も然り。
だからまだ秋のスレッドは早すぎると思います。
でも立てたい人がいるんならどうぞ。
キミのセンスを私は支持する。
172 :
無名草子さん:02/04/23 22:57
個人的には遠藤周作の「沈黙」とか。
新潮文庫の100冊で夏休みに読んだ本は、基本的になんとなく夏の匂いがしますね。
またまた思い出せないのシリーズでスミマセン。
スティーブンキングの上下本で
奥さんを無くして湖のある別荘に引きこもるかけなくなった作家(ミザリーじゃないよ)
が地元の夫をなくした美しい女性とその子供と知り合い、
呪われた別荘のあれやこれやに巻き込まれ
結局美しい女性は死んで、その子供を引き取る話。
別荘で若かりし妻が湖の浮島(だったかな)に上がり
微笑んでいる写真を見つけたときの状況が
失われた夏の日の回想として印象的だった。
174 :
無名草子さん:02/04/24 16:45
スプートニクの恋人
175 :
無名草子さん:02/04/25 21:44
>150
亀レスごめん。
夏の葬列、夏に読むのはつらいよ・・・
「もはや逃げ場所はないのだ、という思いが、彼の足取りをひどく確実なものにしていた」
だっけか?
厨房の夏休みにこれ読んで、わたしは3日間死んでました・・重い・・
>175
確かに厨房の夏休みに読むと逝ってしまうだろう。
あたしゃ40代に突入してから読んだが、頭ハンマー
でかち割られたある。
177 :
無名草子さん:02/04/25 22:21
178 :
無名草子さん:02/04/27 16:22
デザイン専門学校に通っていたので、個人的な思い入れもかなりあるけど、
鈴木清剛「ロックンロールミシン」。
なんかこいつらみたく、夏はのぼせ上がって大騒ぎしてしまう。
179 :
無名草子さん:02/04/27 19:52
今日は気温が上がったので、ちょっとageとこう。
>177 ありがとう。
下がってると思ったら、内地は寒かったんですね。
間もなく入梅の南の島です。
『水滴』 目取真俊 魑魅魍魎の世界はいかがでしょう。
181 :
無名草子さん:02/04/30 14:10
デュラスの「真夏の夜の10時半」
昨年の夏、寝苦しい夜にピッタリでした。
182 :
無名草子さん:02/04/30 19:04
高樹のぶ子『サザンスコール』
沖縄の芭蕉布の話。葉月里緒菜でドラマ化
されていたような。
183 :
無名草子さん:02/04/30 23:51
なんといっても
レイ・ブラッドベリ『たんぽぽのお酒』でしょう。
184 :
無名草子さん:02/05/02 08:05
ココ見て「夏の庭」読んだけど良かった。
このスレありがとう。そして2chありがとう。
185 :
無名草子さん:02/05/02 10:04
「タッチ」 8巻
>182
サザンスコールは宮古上布なんだけどナ。
芭蕉布は石垣と沖縄本島が産地デシ。
187 :
無名草子さん:02/05/02 16:46
昨日このスレ読んで、今日ブクオフで
・すべてがFになる
・孤島パズル
・サマー・オブ・ナイト
・TUGUMI
・N・P
・微熱少年
・なつのひかり
・夏の約束
をまとめて買って来たよ。他の本も探したけど見つからなかったんだよね……
個人的に「1999年の夏休み」が凄い読んでみたかったんだけど。
と、これだけじゃアレなんで自分でも一冊。
映画「ウォーターボーイズ」の原作とかどうでしょう?
188 :
無名草子さん:02/05/02 19:03
>>186 手元から本を離したので、うろ覚えのいい加減
情報で失礼しやした。
ご指摘に感謝!
189 :
無名草子さん:02/05/02 19:16
>>187 映画WBには原作はない。
あるのは脚本からおこしたノベライズ本。
190 :
無名草子さん:02/05/02 21:29
井上靖 「夏草冬なみ」
自伝的少年小説
夏だけじゃないけど、夏の描写がいい。
昭和初期の匂いがぷんぷん。
191 :
無名草子さん:02/05/04 03:23
移転したらえらく沈んでる……。
とりあえずあがってない本。早見裕司「夏街道(サマーロード)」
絶版の上ライトノベルだけど、好きなんだこれが。
192 :
無名草子さん:02/05/04 06:21
菊地秀行「インベーダーサマー」。夏の終わりの切なさがよぎる。
193 :
無名草子さん:02/05/04 11:39
194 :
無名草子さん:02/05/06 08:06
良く知らんが、あんまり落ちるとdat落ちとやらになるそうなので、アゲ。
195 :
無名草子さん:02/05/06 17:39
銀林みのる「鉄塔武蔵野線」はあがってるかな?
田舎に帰って鉄塔みるたびに順繰りたどってみたくなるよ。
196 :
無名草子さん:02/05/06 17:49
景山民夫「遠い海から来たCOO」
良い本だよ。
197 :
無名草子さん:02/05/06 18:00
198 :
無名草子さん:02/05/07 23:39
ドン・ウィンズロウ「ストリート・キッズ」創元推理文庫 ロンドンの(都会の)不快な夏。 切ないハードボイルド青春小説、ということですが、いわゆる「ハード・ボイルド」に抵抗のある人でも、すんなり読めるとおもいます。
映画『紅の豚』・・・と言うのもなんなので、
宮崎駿・加藤登紀子共著『時には昔の話を』と書いておく。
200 :
無名草子さん:02/05/09 21:23
喜多嶋隆はどうよ?ハワイ・湘南・釣りネタかな
1〜2時間で読めるよ
201 :
無名草子さん:02/05/12 22:40
ちょっと停滞が心配age
202 :
無名草子さん:02/05/16 22:36
そろそろ秋の匂いスレに交替?
『サマータイムソング』(アイリーン・ハース著、福音館書店)
という絵本見つけたので紹介します。
お話はイマイチだが、絵は一見の価値あり。図書館の児童室で
でもどうぞ! 夏の夜の庭のファンタジー。
203 :
無名草子さん:02/05/16 22:39
保育社の原色図鑑「セミ・バッタ」
205 :
無名草子さん:02/05/17 13:17
新スレ設立記念あげ。
206 :
無名草子さん:02/05/20 20:35
久石譲の「菊次郎の夏」のあのメロディー聴いてたら
このスレ思い出した。
なんかスゲー良いスレかもしんない!!
こんなスレは滅多に無いような気がするのだが・・・
皆来なくなってしまいました。
カローラが変わる時代だよ?あんたはどうだい?
207 :
無名草子さん:02/05/26 21:20
9月半ばを過ぎると、その年の夏が切ないような気分で惜しまれます。このスレも
それまであげ続けられれば、新しい展開も有るような気がします。
208 :
無名草子さん:02/06/06 08:57
鉄塔武蔵野線買いましたage
210 :
無名草子さん:02/06/11 23:40
京極夏彦「姑獲鳥の夏」。
内容云々よりも、裏表紙にあった綾辻の推薦文が、夏。
喜多嶋隆「ボビーにくびったけ」・・・というタイトルだったか?
ほとんど内容は忘れたけどかなり夏っぽかったと思う。
212 :
無名草子さん:02/06/12 16:35
藤沢周平の「蝉しぐれ」
アニメにもなったね<ボビー
片岡義男だったと思うが
214 :
無名草子さん:02/06/12 17:57
>>212 ああ…確かにせみがなく場面はね。
あとはセピアっぽいと思う…
215 :
無名草子さん:02/06/12 19:35
参考になります。
もっと翻訳モノでないかなー。
手に入れられるもので…。
夏休みで海外に出かけたときに
雰囲気に合うようなもの。
216 :
無名草子さん:02/06/12 19:55
キングが何冊かあがってるね。
最新作の「アトランティスのこころ」(新潮社)上巻は
少年が夏休みに経験する不思議とほろ苦い体験の話。
(連作短編集なので上巻だけ買っても問題ないかと)
野中柊の「幻の草原」(幻冬舎文庫)も、冒頭を読むだけで
夏のアスファルトの匂いがしそう。
短編だけど、川上弘美の「神様」「夏休み」も、草いきれと
夏の終わりの夜特有の切ない香りがします。
(どちらも中公文庫の「神様」に所収)
217 :
無名草子さん:02/06/12 19:56
今まで出てない系統のもので
ランボーの詩集なんていかがでしょうか。
初期の「感覚」なんかもろに夏の夕暮れですが
ほかにも何ともいえない夏の微熱感が漂う作品がいっぱいです。
>少年が夏休みに経験する不思議とほろ苦い体験の話。
・・・日本語が夏ばてのようです。逝ってきます。
あ、逝く前に。
>>217さんの言うような違う系統なら、これを。
「手紙魔まみ 夏の引っ越しうさぎ連れ」穂村弘。小学館です。
不思議な短歌集です。微熱にうかされたような気分になります。
219 :
無名草子さん:02/06/12 20:32
>>210 梅雨時になってくると
読み返します
今年もそろそろ読もうかな・・・
220 :
無名草子さん:02/06/23 12:55
地方人なので、まだまだ夏の気配は朧気にしか感じられない。
ので、ここであがった本片っ端から読みまくってます。
本多孝好「MISSING」はオススメ。
一応ミステリー作家だから板違いかもしれないけれど、
あんまりミステリーっぽくないので大目に見てやってください。
221 :
無名草子さん:02/06/23 14:14
片岡義男「波乗りの島」
222 :
無名草子さん:02/06/23 15:19
MISSINGイイ!!
223 :
無名草子さん:02/07/04 13:54
このスレまだ生きてるか?(w
田中芳樹「夏の魔術」
挿絵がアニメ(マンガ?)っぽいので、それが許せる人は是非。
これの続刊は、好きではないのだけれど、この本だけは別格。
大好き。
なかなか寝付けない夜なんかにどぞ。
>>180 あの作品から夏のにおいが感じられるの?私はぜんぜんでした
ま、ゆーれーが出るからすすめたんでしょうけど
225 :
無名草子さん:02/07/04 17:25
イビサ
なぜか夏のクソ暑い中読んだので
226 :
無名草子さん:02/07/07 16:43
もうすっかり夏だものね‥‥
227 :
無名草子さん:02/07/08 08:44
今日はこれからここ参考にして図書館行って借りまくるぞ!
で、ガイシュツでないので俺のオススメは
椎名誠「犬の系譜」…昭和初期の少年時代。犬と少年と友達と家族。
「岳物語」「続・岳物語」…息子の成長小説。誰もがみんな子供だった。
「白い手」…夏と少年と友達と淡い恋と。
藤沢周「奇跡のようなこと」…青春とは、もう帰らない奇跡なのかもしれない。
「オレンジ・アンド・タール」・・・ぶつけるあてのない青臭い感情。男なら読むべし。
重松清「半パン・デイズ」…ガキ大将と転入生のボクと好きな女子。ノスタルジック。
鈴木光司「楽園」…ちょと違うかも。輪廻と原始と海と砂漠。
228 :
無名草子さん:02/07/09 12:03
食事と同じように小説も季節に合ったものは印象に残りますね。
原田宗典「十九、二十 じゅうく、はたち」
山崎正則、19歳。父はサラ金に追われ、彼女に振られ、
帰省する電車賃を稼ぐためにバイトを探したが、見つかったのはエロ本専門の出版社。
そこは、従業員3人の小さな出版社だが、3人ともなんだかおかしい。
彼自身もさえない夏、父や、周りの大人たちの挫折や生き方にとまどい揺れる。
そんな彼の、20歳になるまでの数週間を描く。
この人のエッセイはあまり好みでないのですが、この長編はお勧めです。
スレ違いですが
>>44の映画は夏と聞いて一番に思い出す大好きな作品です。
『夏の庭』
230 :
無名草子さん:02/07/09 13:43
おお、まだ生き残っていた!
『コインロッカーベイビー』が、夏の匂いじゃないけと、
ここ2〜3日(@東京)のジリジリと照りつける夏の日射し
のイメージがある。同じ作者のデビュー作も。
231 :
無名草子さん:02/07/09 13:46
「ハックルベリー・フィンの冒険」
夏ですなぁ。
232 :
無名草子さん:02/07/09 15:15
倉橋由美子もモロに夏好きじゃないかと思う。
「シュンポシオン」「スミヤキストQの冒険」がそうだし、
初期〜中期の短編で夏率高い。ズバリ「悪い夏」というのもある。
233 :
無名草子さん:02/07/09 22:19
夏の盛りにここであがった本を読むのもまたオツ‥‥になると思う。
やっぱり夏といえば戦争ネタってことで、
つかこうへい「広島に原爆を落とす日」はいかがでしょ?
文章だけでやってきた作家さんに比べると文章が下手なのが難点だけど、
主人公のいる広島〜京都のシーンはなかなか夏の匂いがするかと。
何より主人公とヒロインの壮絶な愛がたまらんのです。
あとね、ベタベタで申し訳ないんだけど「十五少年漂流記」。
作品自体から夏の匂いがするっていうより、
リア消防の夏休みに夢中で読んだから、その当時の匂いとか日差しとか記憶が甦ってね・・・
八月の博物館
駈ける少年
235 :
無名草子さん:02/07/09 23:37
熱帯安楽椅子
広島〜読んだよ。つかこうへいはセリフが良いね。>233
>>228 「十九、二十」はいいですね。私も好き。
ぺったりした、まとわりつくような日本の夏だわ。
238 :
無名草子さん:02/07/17 21:46
童話だけど「霧の向こうの不思議な町」/柏葉幸子
239 :
無名草子さん:02/07/17 22:28
>238
懐かしすぎる。世界一好きな本だ。
どこにいってしまったのやら・・・
あ、忘れてた
綾辻行人の「十角館の殺人」
241 :
無名草子さん:02/07/23 15:19
あげ
242 :
無名草子さん:02/07/23 15:40
本多孝好『Missing』より「瑠璃」
243 :
無名草子さん:02/08/04 20:40
三島由紀夫の「金閣寺」
244 :
無名草子さん:02/08/04 22:37
堀辰雄の作品のほとんど。
今江詳智「ぼんぼん」「山のむこうは青い海だった」
山中恒「ぼくがぼくであること」
245 :
無名草子さん:02/08/04 22:50
カミュの『異邦人』
246 :
無名草子さん:02/08/04 22:59
>>195 銀林みのる「鉄塔武蔵野線」は俺も大好きな本!
夏が来るたび読み返したくなる…子供の頃の夏休みの気分が甦るよね。
247 :
無名草子さん:02/08/08 16:16
「夏のクラクション」稲垣潤一
……す、スマソ、歌だ。
248 :
無名草子さん:02/08/08 17:56
ど暑くて、夏の匂いぷんぷんですなあ。
笹山久三『四万十川 あつよしの夏』…自分で前に上げたかどうだか
忘れてしまった。幼少年の心理をここまで書き込めた小説は、ほかに
日本の小説で見当たらないと思う。夏休みにぜひ読んでみてください。
249 :
無名草子さん:02/08/08 19:04
250 :
無名草子さん:02/08/08 23:45
251 :
無名草子さん:02/08/09 02:06
>>230 村上龍なら、「コインロッカー・ベイビーズ」だろう……
と1ヶ月もたってから突っ込んでみる。
233じゃないけど、8月に入ると戦争ものをいろいろ思い出すんだよな。
「ガラスのうさぎ」高木敏子とか、「黒い雨」井伏鱒二とか。
252 :
無名草子さん:02/08/11 16:15
乙一の『夏と花火と私の死体』
夏中に読どけ。
自分は題名にやられたが、内容も16のがきんちょ(男)が書いたとは思えん。
すがすがしい夏の匂いの本じゃないが・・
253 :
無名草子さん:02/08/11 17:45
少年H
254 :
無名草子さん:02/08/16 00:44
北国の夏はもう終わりそうな気配‥‥
と、ちょっと切なくなりながらage。
昨夜読了したばっかりなんだけど、
西田俊也「サマロブシネマ」は青春モノで夏を味わいたい人に禿しくおすすめ。
(タイトルもずばり「summer of cinema」をもじってるのです)
特にいま高校生の人、そして30〜40代の人、関西出身の人にはぜひ読んでいただきたい。
さわやかな感じです。
255 :
無名草子さん:02/08/16 18:56
潮騒
256 :
無名草子さん:02/08/16 22:43
「白いぼうし」
これは小学校の教科書に出てきたお話です。
作者とかは覚えてませんが、最初のタクシー運転手と乗客の
会話が印象的。
「これは,レモンのにおいですか?」
「いいえ,夏みかんですよ」
何だかふんわり夏みかんの香りが漂ってきそうで大好きなお話でした。
夏というより春か?
>256
「あまんきみこ」の「白いぼうし」ですね
私も大好きです
258 :
無名草子さん:02/08/17 02:51
>>251 村上龍なら、「69」だろう……
と1週間以上もたってから突っ込んでみる。
259 :
無名草子さん:02/08/17 11:18
マターリしたスレだ・・・・・
260 :
無名草子さん:02/08/17 13:48
新潮文庫の新刊
「女子中学生の小さな大発見」
夏のにおいっていうか、夏休みの匂いがする。
来週から仕事かぁ・・・。
求人女子限定 かなりおいしいバイト!!
●喫茶店で30分男性客とお茶するだけで五千円の収入!
●月収100万円も可能です。脱がない、触らせない、やらせないので安心して働けます。
●簡単に言えばデートのお店です。初心者未経験大歓迎!年令容姿不問です。
●自宅待機で結構ですので、面倒くさい店での待機もしなくて大丈夫。副業としてもOKです。
●普段OLなどやってる方でも大丈夫。秘密厳守。許可済み店なので本当に安心して働けます。
●風俗総合商社MTTどこでも!
http://www.mttdocomo.jp/
「夏と花火と私の死体」読んだが、
夏描写がとってつけたような感じで、個人的にイマイチでした。
次は「夏への扉」です。
「夏への扉」読了
あんま、夏っぽくないじゃん…。
264 :
無名草子さん:02/08/19 02:31
夏も終ったね。
冬バージョンといきますか。
265 :
無名草子さん:02/08/19 17:02
夏への扉は夏関係ないですよw
>262
私も読んでみた。
「夏と花火と私の死体」より「優子」の方が面白くない?
普通に読んでてまんまと罠にはまった自分が情けなかった・・
267 :
無名草子さん:02/08/19 21:10
茶色い本
268 :
無名草子さん:02/08/19 21:26
稲葉真弓「エンドレス・ワルツ」
一番好きな小説です。
まぁ、「私の死体」も「扉」も、普通に面白かったんだけどね。
>>265 このスレの最初の頃に出てるので…。
>>266 まだそっち読んでないっす。
個人的には『姑獲鳥の夏』のじとじとした不快な暑さと、
夏の空騒ぎ的(カラと言うのもアレだけど)な雰囲気が好きです。
そういうのでおすすめ知ってる人いたら、教えてください。
五木寛之「晴れた日には鏡を忘れて」
なんていかが?
267が気になる・・茶色い本って・・?
272 :
無名草子さん:02/08/24 23:38
夏が
終わろうと
してますよ
そうだね、もう終わるね。
前に「秋の本」スレがあったけど、どこいったんだろう?
274 :
無名草子さん:02/08/25 00:21
落ちますた>秋の気配が佇む本スレ
てゆうかお題が難しすぎ。
275 :
無名草子さん:02/08/25 01:52
秋といったら北村薫「秋の蝉」でしょう。
276 :
無名草子さん:02/08/25 02:46
秋は詩集ですね。中原中也かな。
277 :
無名草子さん:02/08/25 13:47
Les sanglots longs
Des violons
De l'automne
Blessent mon coeur
D'une langueur
Monotone
278 :
無名草子さん:02/08/25 14:20
夏は戦争もの。
おこりじぞうとかもやはりそんな匂いが。
279 :
無名草子さん:02/08/25 16:52
晩秋から冬ならシャーロック・ホームズか。
ゲド戦記はなんとなく秋に読みたい
281 :
無名草子さん:02/08/30 00:27
>271
日焼けした本じゃね?
皮がむけたみたいにべろべろなやつ漏れんとこにもある
282 :
無名草子さん:02/08/30 01:24
ダンスダンスダンス
春樹の。
283 :
無名草子さん:02/09/01 09:53
秋なら「時には星の下で眠る」 片岡義男
ハイ夏終了!
終わりゆく夏を切なく感じさせてくれる本は?
286 :
無名草子さん:02/09/06 13:14
雨降るたびに秋深まりゆく
またーりと
来年の初夏ぐらいまで
もつといいな、このスレ
『海辺のカフカ』は
夏っぽいのかなー。
287 :
無名草子さん:02/09/06 14:20
徒然草読め。
288 :
無名草子さん :02/09/07 03:05
このスレ大好きだったんだけどな・・
えい!AGEてしまえっ!
289 :
無名草子さん:02/09/14 06:50
本屋さんに行って、今の自分が読んだほうがいい本の前に来ると
いい匂いがします。(w
290 :
無名草子さん:02/09/14 07:12
川上弘美さんの椰子椰子の中の「中くらいの災難」かな。
のんきに夏の夕暮れ、散歩して夏の食財で晩御飯。
きっとまだ太陽は沈んでないんだろうな。と感じた。
冬スレキボンヌ
age
293 :
無名草子さん:02/09/27 20:38
宮本輝
「トマトの話」
暑い、熱い、哀しい話。
>>275 一月前のレスに突っ込むのも何ですが、
あなたは「夜の蝉」と「秋の花」を一体化させています。
295 :
無名草子さん:02/09/27 21:27
>>285 村上春樹「1973年のピンボール」をお薦めします。
296 :
無名草子さん:02/09/27 21:28
>>295 Jがフライドポテトを沢山くれるのってピンボールだっけ?
297 :
無名草子さん:02/09/27 21:31
ageageage
299 :
無名草子さん:02/10/26 19:31
おすすめって訳じゃないけど、鷺沢萌の「少年たちの終わらない夏」は
かなりの夏を感じた。
でも、この作品って関東圏に住んでるあの時代のチーマー文化を知らない人じゃ
ないと意味不明なんだろうね。
山本夏彦・・死去だって・・黙祷
あー、このスレは冬を乗り切れるのか?
303 :
無名草子さん:02/11/06 01:46
寒い時期だからこそ乗りきって欲しいデス
304 :
無名草子さん:02/11/06 10:49
佐野美津男「海底マンション808」
305 :
無名草子さん:02/11/16 23:31
それって、昔の海岸線から道路の舗装の色が変わると言う話?
306 :
無名草子さん:02/11/20 09:44
>305
よく知ってるね〜。エライ!
冬眠中。
モームの南海モノは全部夏を感じれるよ!
とくにお勧めなのが、「太平洋」かな。
散文の小品だけど、これが夏の大海が眼瞼の裏に浮かんできて(・∀・)イイ!
309 :
無名草子さん:02/12/08 19:00
¥
310 :
無名草子さん:02/12/09 18:55
冬の匂いがする本ってなにがある?
311 :
無名草子さん:02/12/09 18:59
「ホワイトアウト」をとりあえず
312 :
無名草子さん:02/12/09 19:01
>>275 >秋といったら北村薫「秋の蝉」でしょう。
ちょっと待てい!
「秋の花」だろう。
蝉がつくのは「夜の蝉」
313 :
無名草子さん:02/12/09 19:57
H・G・ウェルズの「透明人間」は何故か冬の匂いがする。
314 :
無名草子さん:02/12/09 19:58
「ゆきぐに」
クールキャンデー
317 :
無名草子さん:02/12/10 18:55
「ぼくとぼくらの夏」(樋口有介)
318 :
無名草子さん:02/12/10 19:27
江國さんの「すいかの匂い」
江國さんは好きでないが、この短編集だけはよかった。
夏の匂いとか雰囲気が漂うような作品だった。
319 :
無名草子さん:02/12/11 13:37
池澤夏樹「夏の朝の成層圏」
で、冬でも南の島の空気に包まれる。
他に漂流モノでいいのある?
321 :
無名草子さん:02/12/11 19:56
吉本ばなな「NP」
322 :
無名草子さん:02/12/22 05:29
花田少年史
「ちんぽぶらぶらこけたらとれた」
324 :
無名草子さん:03/01/02 01:35
>322
大好きだ、漫画だけど。
関東で深夜にやってるよね、今。
325 :
無名草子さん:03/01/11 21:07
春よ来い
326 :
無名草子さん:03/01/11 21:14
ユーミンの歌が好き「春よ来い」
(^^)
328 :
無名草子さん:03/01/13 20:03
早く夏になって欲しい…
1の「夏の匂いがする本 」
皆の夏への憧憬から夏の匂いが薫ります
330 :
無名草子さん:03/01/18 22:06
夏。
(^^)
333 :
無名草子さん:03/01/26 21:08
江國香織さんの「なつのひかり」
タイトルまんまですが。
334 :
無名草子さん:03/02/10 14:31
age
疲れた
336 :
無名草子さん:03/02/25 07:16
なーつよ来い♪
はーやく来い♪
age
盛 り 上 が っ て 参
り
ま
し
た
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
. | ウヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!
nノ)/ノ | なんて居心地のいいスレなんだァ〜っ!!
| _,.つ \____ _____________
l | ∨
\ヽ ________
l | / /j
// / / .l / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| l | . ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | | 決めた決めた〜
\ヽ_| ヽ_l/ ヽl_/ | (ニニヽ、 < 俺様はこのスレに
` −| / ヽ / ヽ | i ヽ i | 居座るぜ〜〜っ!
| | @ | ___|@ | | l / / \________
| ヽ_ノ | | ヽ.ノ | / / /
| |.____| .|/ / /
 ̄i ̄i ̄ ̄i ̄i ̄ / i
| | | | しl_JJ
/ / \ヽ、
/ / i l
/ / l l
| \ / /
\_j L_/
340 :
無名草子さん:03/03/08 17:51
__
/>、",:: モウ…春カ…
,.-!` <::
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/ ,>、''' /!::
. `´ノ `~ /::
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\ | ,!::\~!:
. _,! i、:: '-':
. '-‐'´\
341 :
無名草子さん:03/03/08 18:44
w
342 :
無名草子さん:03/03/12 15:39
レイ・ブラッドベリの「たんぽぽのお酒」は、初夏から夏の終わりまでの物語。
読むたびに、切ない。
343 :
無名草子さん:03/03/12 19:29
たんぽぽになって、風にのっけてもらって
パスタを食べに行きたいな。
そんで、食べたら「おいしかった」っていって
感想言って「楽しかった」って言って帰ろうとしたら、
悲しくなって、離れなれないで、朝までいちゃって、
二人でちゅうをする。
(^^)
345 :
無名草子さん:03/03/15 08:19
昨日は暖かかったなぁ
346 :
無名草子さん:03/03/17 07:09
今日はびっくりしたなぁ
347 :
無名草子さん:03/03/27 03:00
すげー。まだあったよ、このスレ。
作られたの1年前だ!
たま〜に見るんでずっと続いてて欲しいっす。
んでもって書籍じゃないけど「花田少年史」が良かったです。
たまたま見てしまったアニメで知って、原作買ったんだけど、
かなり良かったよ。
348 :
無名草子さん:03/03/27 12:28
映画
がんがっていきまっしょい
349 :
無名草子さん:03/03/27 12:30
うん、ちゅうどころか、愛してしまったから。
350 :
無名草子さん:03/03/27 12:31
351 :
無名草子さん:03/03/29 10:00
夏の庭
松本大洋&大洋のおかん
二人の作品に共通しているのが夏の雰囲気。
353 :
無名草子さん:03/03/29 11:37
>>352 GOGOモンスターの夏の話にはみずみずしさをと涼しさを
思う存分堪能させてもらいました。
プールの描写は頭に残ります。
ヴェルヌ「二年間の休暇(十五少年漂流記)」。
長い夏休みだなぁ・・・、うらやますぃ。
(^^)
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
明日から5月なので
そろそろこのスレにあがっていた本を読んでみようかなんて
思ったりしている今日この頃でございます
359 :
無名草子さん:03/05/01 12:49
今朝はまだ寒かった。
360 :
無名草子さん:03/05/13 18:51
まだ夏じゃない
はやく夏になれ
さて勉強しよう。
先生はおらんな,今日は。
362 :
無名草子さん:03/05/13 19:26
飲み物がおいしい季節になるぞ。
363 :
無名草子さん:03/05/14 09:42
稲川淳二の怪談本
364 :
無名草子さん:03/05/14 09:51
貴志祐介「青の炎」
この雨はまだ後少し続きます。でも多分それ抜けたら初夏になるんじゃあないかなと思う。
高校最後の夏を楽しもうではないか。
せて、勉強しよう。
先生は,おらんな。
>>365 高校最後の夏に、なぜか「デカメロン」読んだ覚えが。。。
まあ俺はこのスレの1なわけだけどね。
スレ立てた時は高校生3年生だったのよ。全部読んでくれれば解るけど。
受験とか他にも色々あるですよ。高3は。
んでね、たまにageに来たりね。しましたよ。
今はめでたく大学生だけどね。このスレがdat落ちしなかったら受かる!!
みたいなジンクスを作ったりね、そんな感じで助けられました。
ここに挙げられてる本がゆっくり読めるわけです。
これから暑くなるからね、良い季節だね。
一口に夏と言っても、人によってイメージは色々だと思うんだよ当たり前だが。
俺は四季の中では夏が一番好きだが、人気が無くて静かな、坂の多い住宅街の交差点で、
蝉の鳴く声だけが聞こえていて、コンクリートに反射する太陽の光が陽炎をつくっている、
というような雰囲気が、凄く良いと思う。
どうも大衆文化的な「夏だ!汗だ!海だ!」というようなイメージの夏は好きになれない。
まぁ前者だって十分大衆的だといわれればそうかもしれんが。
文盲スマソ
370 :
無名草子さん:03/05/18 01:28
・TUGUMI 吉本ばなな
・カイマナヒラの家 池澤夏樹
(・∀・)イイ!!何度も読み返してるよ。
371 :
無名草子さん:03/05/18 01:48
激しく外出だとおもうが、夏といえば「スタンドバイミー」S.キングだな…
(映画もよかったな…同じ原作者の「ショーシャンクの空に」のラストも夏っぽくて好きだな…)
・800 川島誠
・プレーンソング 保坂和志
800は映画化されてて俺はそっちも好き。
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
∧_∧
ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄〕
= ◎――◎ 山崎渉
>>369 いいでつな。東京で言えば神楽坂あたりか?
俺は田舎出身だから夏の夜に漂ってくる
草の匂いに萌えたりもするが。
今日はかなり暖かかったのでそろそろ読書も
夏バージョンに入りたひ。。。
376 :
無名草子さん:03/05/30 23:09
蚊さえいなければ。
いや、蚊が刺しさえしなければ。
「かもめのジョナサン」
タイトルはわからないけど
オガツ カヅオの短編集
>>371 ダン・シモンズの「サマー・オブ・ナイト」も忘れずに。
開高健の「夏の闇」なんかどうですか?
瑞々しい夏があれば、熟した夏もあるわけで。
作者は忘れてしまったのだけど、「音符」っていう高校生の恋愛ものがすっごい良かった。
高校時代の夏がよみがえってくるかんじ。
漫画だからsageるけど高野文子の「玄関」(『絶対安全剃刀』所収)。
夏の記号がたくさんある作品だけど(海水浴、ソーダ水の泡、プールなど)
アスファルトに映る日傘の影に一番夏を感じた。
角川文庫の「歳時記」(「俳句歳時記」だっけか?)夏の巻。
単純にもー夏の匂いぷんぷん。
高校時代に買って、いまだに愛用中。俳句は作らないんだけどね。
他の歳時記もそんな感じなんだろうけど当時色々比べて角川を選んだ気がする。
384 :
無名草子さん:03/06/07 01:29
>381
山田詠美さんの『放課後の音符(キイノート)』じゃないかなぁ?私のとても好きな本です。
385 :
無名草子さん:03/06/07 16:29
ビーチボーイズ見てェ
386 :
無名草子さん:03/06/07 16:49
TUGUMI
長野まゆみの「夏至祭」
388 :
無名草子さん:03/06/14 15:53
そして今年もまた夏がやってくる
389 :
無名草子さん:03/06/14 23:18
夏の葬列
390 :
無名草子さん:03/06/15 00:06
おすすめの青春小説ってスレがあって、なんか夏の匂いのする本と通じる
ような感じがしました。読む前からもう学生のときの夏、色々思い出して
わくわくしてしまいます。
今年はここに紹介してある本たくさん読んでみようと思います。
391 :
無名草子さん:03/06/15 03:24
夏!
392 :
無名草子さん:03/06/15 04:16
393 :
無名草子さん:03/06/15 04:57
>>390 どこにそのスレあるんだよ!
おれも見たいけど見つからない・・・
394 :
無名草子さん:03/06/15 21:03
死のロングウォーク
396 :
無名草子さん:03/06/15 22:30
すでにあがってるけど
樋口有介の「僕とぼくらの夏」はイイヨ!
397 :
無名草子さん:03/06/15 22:59
ちょっと恥ずかしいのですが……。
北川悦吏子の『ロングバケーション』(ドラマ原作本です)
当時のドラマ放送時期も関係してるかもしれませんが、
話の内容、本の装丁といい、とても夏っぽい本です。
398 :
無名草子さん:03/06/18 01:48
夏が近付いてるのでアゲてみる
399 :
無名草子さん:03/06/18 02:25
……ってゆーか、夏になると積んである本が一斉にインクの香ばしい
匂いを出すので、本の森で森林浴をしているような気がします。
400 :
無名草子さん:03/06/22 02:34
暑い……暑くて眠れない。
こんな夜にお薦めの本希望でつ。
401 :
無名草子さん:03/06/22 23:29
スタインベック『ハツカネズミと人間』
いま読むのはまだ早いかもしれないので、
ぜひ夏の終わり頃に読んでほしいです。
どーでもいいけど、このままだと今年の夏は水不足???
402 :
無名草子さん:03/06/23 03:13
ミステリーになるけど夏を感じるのはウブメの夏
403 :
追撃メルマガ ◆6AkAkDHteU :03/06/23 04:04
「夏の匂いがする本」っていうスレタイトルがいいよね、なんか文学的でさ(笑い
で釣られて書いちゃいました。
「避暑地の猫」って軽井沢を舞台にした小説があったけど、だいぶ昔のだけど俺は「夏の小説」って感
じがしたね。文庫で出てるけど、著者ど忘れ、日本人わりと有名。オイラ常時接続じゃないから検索す
るのもメンドイ、誰かして。買うならブックオフに行った方がいいかも。
ところで、こんなメルマガやってるんだけど、よかったらどうぞー。
これが結構評判よくて、長野県庁じゃプリントされて出回ってたりしてるようです。
めんどいから釣り書き貼るけど、
─────────────────────────────
田中康夫は市民派とは名ばかり。実態は長野県政の混乱に乗じ、知事の座を利用し
て県政をろう断する仮面知事。口では批判は宝物と言いながら、その実、カルト的
後援会がこのメルマガのリンク拒否して脅迫メールを送りつけるのを是認!この驚
愕の事実はメルマガ過去号と長野県HPで確認できます。
マスコミにない情報満載 田中康夫が恐れをなし、リンク拒否する「田中県政追撃コラム」
http://www.pubzine.com/detail.asp?id=16295 http://members.goo.ne.jp/home/tuigeki ─────────────────────────────
私は昔ロッキード事件なんてのを取材したこともある元記者で、今やってるのはメルマガだけど取
材のほうはバッチリでマスコ゛ミの上を行く情報沢山出してます。マスコミって言ったって、長野
県辺りにいる連中はオイラから見れば出来の悪い大学生ぐらいにしか見えないんだけど、やってる
ことは目茶苦茶でこんなんでよく・・・と今更ながら思う今日この頃。
うわべだけの田中康夫と程度の低い新聞印刷会社の文案係が織り成す、ドタバタ長野県政物語を読
みたい方は読者登録の上お読みください、なんてね。
404 :
無名草子さん:03/06/23 04:29
「LAST KISS」佐藤ケイ
ひと夏しか生きられない妹と兄の話。
ライトノベルで悪いんですが・・。
「ふたりはチビ山同盟」
夏休みに田舎のおばあちゃんの家へ行って、ふしぎな体験をするという典型的な話。
小学生の時近くのこども図書館で借りて、すごい好きでした。
もうあの図書館なくなっちゃったんだよなあ・・。
既出の本だと「きつね山の夏休み」「すべてがFになる」「夏街道[サマーロード]」とか好き。
800
十九、二十
異形コレクションの新刊、テーマが夏だね。
タイトルは「夏のグランドホテル」。
買ってこようかな。
>403
「避暑地の猫」は宮本輝です。
私も、宮本作品は苦手だけど、コレは良いと思った。
宣伝はちょっとウザイ。
409 :
無名草子さん:03/06/30 10:21
江國香織の「綿菓子」
410 :
無名草子さん:03/06/30 11:22
センスいいスレだ。
春でも秋でも冬でもなく「夏」ってとこが特に。
411 :
無名草子さん:03/06/30 11:47
前ログ読まずに何ですけど。
ベタなところで
「夏への扉」
「たんぽぽのお酒」
「TSUGUMI」
高橋のホームページ管理者に苦言をテイス。
後釜ならくさるほどいる。
413 :
無名草子さん:03/06/30 12:29
管理者は工作員同様、仕事に徹すべきで、
ご主人様のものに恋してはいけない。
「ツバメの夏」だか「スズメの夏」とかいうやつ。
415 :
無名草子さん:03/07/04 11:57
「特急こだま東海道線を走る」姫野カオルコ
416 :
無名草子さん:03/07/04 12:27
「焼け跡のイエス」石川淳
「イエス」イイ!
418 :
無名草子さん:03/07/06 18:19
あげてみます
419 :
無名草子さん:03/07/07 16:49
短編だが花村萬月の守宮薄緑
沖縄の蒸し暑さ、沖縄の影というか熱帯地方特有の気だるさを
うまーく表現してていい。爽やかではないので女性には勧めない
420 :
無名草子さん :03/07/07 18:14
銀色夏生のつれづれノートK。
作者の名前に夏が含まれているからというよりも、このつれづれノート日記形式で一年分が
書かれている。で、大体毎年初夏の頃六月に発売されて。
だから、夏に読むのに最適。また、九州在住だから夏らしい内容も満載だし。
421 :
無名草子さん:03/07/10 03:09
きまぐれオレンジロード
422 :
無名草子さん:03/07/10 13:44
赤毛のアン ほのぼの 牧歌的だから。
423 :
無名草子さん:03/07/10 21:56
『夏の庭-The Friends-』 湯本香樹実
毎年、夏になると読んでしまう。
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426 :
無名草子さん:03/07/15 17:06
江國香り「すいかの匂い」
井上靖「北の海」
極傑作
猪瀬直樹「昭和16年夏の敗戦」
最近読んだ中で夏を感じさせる本と言えば
川端裕人の「夏のロケット」かな。これは面白かった。
「夏と少年の短編」片岡義男
夏の昼下がりにサクッと読むとイイカソジ。
「夏の庭」読みました。
次は何読もうかなー。
432 :
無名草子さん:03/07/31 01:01
【終わらない夏休み】
スクライドの奇妙な冒険第十七部-右か左か当てみな-
(ログは
ttp://bbas.tripod.co.jp/scryed.htmlで見れます)
の39にてその存在が住人に明らかになったグロ拷問小説。
その衝撃と反逆っぷりは傍若無人の
スクライダー共さえも恐怖のどん底に突き落とし、
「夏への扉」と混同したり、読んだヤツが首吊ったり、
次のスレタイになったり色々巻きおこした。
googleで検索すればすぐ見つかると思うので覚悟完了な
18歳以上の御仁は今すぐGO!
∧_∧ ∧_∧
ピュ.ー ( ・3・) ( ^^ ) <これからも僕たちを応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄ ̄∪ ̄ ̄〕
= ◎――――――◎ 山崎渉&ぼるじょあ
434 :
無名草子さん:03/08/02 11:27
本ではなくて恐縮なのですが
鈴木祥子さんの「夏はどこにいった」と遊佐未森さんの「夏草の線路」。
すごく良い感じの夏の曲なので、ぜひ聴いてみてください。
ここを訪れる人の感性であれば必ず気に入ってもらえると思います。
435 :
無名草子さん:03/08/02 14:36
>>434 >夏草の線路
良いですよね!
同じくおすすめ。
436 :
無名草子さん:03/08/02 14:49
今日は、本を読むのにいい日和だな。
437 :
無名草子さん:03/08/02 16:51
梅雨明けなそうな
439 :
無名草子さん:03/08/02 17:02
スティーヴン・キングの「スタンド・バイ・ミー」新潮文庫。
いつのまにか表紙が変わってたんだね。素敵な感じ。
そんなわけでオススメです。
そーいや、「プレーンソング・保坂和志」出てないんじゃない?
友達みんなで海水浴に行くシーンが読んでいて気持ちいいな。
それと、「初夏の頃、日が高いうちに家に帰ると一日が二回あるみたいでいい」なんてフレーズが好き。
442 :
無名草子さん:03/08/23 20:27
夏あげ
443 :
無名草子さん:03/08/26 00:23
タイトルのセンス好き☆
444 :
無名草子さん:03/08/27 14:16
夏草の記憶
トマス
445 :
無名草子さん:03/08/27 14:37
夏の滴
怖くて泣いちゃったじゃねえかバカ
446 :
無名草子さん:03/08/27 14:46
>>431 「夏の庭」は和製スタンド・バイ・ミーとかうたわれてますが
設定をそのまま取り入れてるだけに感じます。
でも自分がおじいさんだか僕だか分からなくなるところは好きです。
447 :
無名草子さん:03/09/12 01:22
坊ちゃん
448 :
無名草子さん:03/10/01 22:34
イリアの空・UFOの夏
449 :
無名草子さん:03/10/02 18:46
(´ー`)
450 :
無名草子さん:03/10/20 14:41
GOGOガールズ その他平中悠一の本
夏期休暇。
すいかの匂いおもしろかったです。
『こんびに さんご軒へようこそ〜なつやすみの奇跡〜』
エニックスEXノベルズ 作・あらいりゅうじ
『夏合宿』『お葬式』
角川ホラー文庫 作・瀬川ことび
夏にノスタルジーを感じる人、
>>1さんには是非お勧め。
あったかかった日の夏の夜(以下略)くさいです(^^)。
454 :
無名草子さん:03/12/02 19:33
冬眠age
455 :
無名草子さん:03/12/02 22:24
456 :
名無草子さん:03/12/23 20:21
メリークリスマス!
夏が恋しい聖夜あげ。
457 :
無名草子さん:03/12/23 22:44
イルカの夏 作者不明。
小さい頃に読んだ児童本なんだけど、ギリシャの小島のお話し。
アンドルーラって女の子と、イルカと、ギリシャ神話のキャラが出てくる。
表装も海色で、夏満載。
大好きだから大事にしてた本なのに、こないだ探しても見つからなかった…(T_T)
「砂糖菓子の夏」
イマイチ、意味がわからない終り方だったけど・・・・
460 :
無名草子さん:04/01/20 22:27
今年の夏がくるまでホッシュ
461 :
シルヴァー:04/01/31 00:42
>>439 キング最強。
キングなら「IT」も夏って感じでオモシロイですよ。
自分も「スタンドバイミー」と「夏の庭」好き。課題図書で「夏の庭」読んで、本のおもしろさを知って四季の中でも夏が一番好きになった。歌も夏の歌が好き。夏ってなんか切ないよな・・.。
罪と罰…
464 :
無名草子さん:04/02/09 14:02
とか言ってたらもう夏なんだね♪(汗
あまりにも暑いんで去年買ったクーラーつけたら
もうカビ臭いんですけどぉ
やっぱ湿気かなぁ☆
465 :
無名草子さん:04/02/09 21:45
natu
>>464 はっはっは。フィルターの掃除はめんどうだけど
こまめにしないとね。
俺はこれから昼飯。今日は冷やし中華にしようと思ってる。
『3分間怪談』作・阿刀田高 KKベストセラーズ
太宰治
「燈籠」
夏ってよりは夏の終わりの感じだけど。
なんだかんだいって太宰は大好き。
ageた上に
名前の欄になんか書いちゃったよ…最低…。
玉川上水に逝って来ます
何人か挙げてるけど、村上春樹の『風の歌を聴け』
俺は東京の大学に通ってるんだけど、実家のある芦屋に帰省すると必ずこの小説を読む。
>>51 あの先生はマジで夏がとても上手あの夏の強い日差しがグラウンドの土で反射されてとてもまぶしかった感じとかがとても上手い事表されている。
帯をギュっとね!とか読んでみ?柔道漫画やけど最終巻の時は泣いた
471 :
無名草子さん:04/03/10 17:45
>462
夏の庭って誰の本?
472 :
無名草子さん:04/03/10 17:48
>88
つまりませんでした。
>>472 つまらない でひとつの単語だから(つまる の否定語ではなく)
「つまらなかったです」が正しいかと。
新しい2ちゃん語だったら つまらん(笑 突っ込みスマソ
475 :
無名草子さん:04/03/13 19:28
佐藤多佳子「サマー・タイム」「黄色い目の魚」
476 :
無名草子さん:04/03/16 16:53
上野哲也「ニライカナイの空で」児童書だけど
ジャリンコだけに読ませるなんてもったいない面白さ。
477 :
無名草子さん:04/03/17 18:40
このペースで落ちなければこのスレは4年間も
アルケミスト-パウロ・コエーリョ
479 :
無名草子さん:04/03/21 00:52
>478
アルケミストって夏のはなしだっけ?
480 :
無名草子さん:04/03/21 16:57
やっぱ梶井の『檸檬』かな
481 :
無名草子さん:04/03/21 18:16
片岡義男だな
R134をバイクで走りたくなる
483 :
無名草子さん:04/03/26 20:30
トーベ・ヤンソンの「少女ソフィアの夏」はどう?
484 :
無名草子さん:04/03/27 13:43
乱歩の「孤島の鬼」。伝奇小説だけど、恋から始まって夏の物語だと思う。
夏休みの昼過ぎから読み始めて、そのまま夜更けに読み終わる。
浜辺の明るさに違和感を覚えるような読後感が数日続く。
485 :
無名草子さん:04/03/30 07:40
タッチ
ちょっとスレ違いなんだが、夏への扉を久々に読み返したくなって本を開いた。
買った当時、付き合ってた彼女がくれた押し花のしおりがはいってた。
匂いはしなかったが、付き合ってたのも夏だったので思い出がこみ上げてきた。
「また、今年も夏がくるんだな」と思った。
>>486 なんか、ちょっとエエ話やん?(紳助口調
488 :
無名草子さん:04/04/02 23:29
スローカーブをもう一球/山際淳司
嫌〜な感じの暑さって事で高村薫の「照柿」を推薦。
油の匂いのする大阪の夏。
夏に読むには辛い本だ。
何故人は出会い、そして別れるんだろうな。
ちくしょう、目から汗が。
スレタイ【それぞれの季節の匂いがする本】にしない?
492 :
無名草子さん:04/04/18 13:09
age
沢木耕太郎「一瞬の夏」(新潮文庫)
494 :
無名草子さん:04/04/27 21:41
川島誠「800」
よしもとばなな「NP」「ハチ公の最後の恋人」
夏の貴重さをかみしめられる。
496 :
無名草子さん:04/04/29 20:37
age
497 :
無名草子さん:04/04/29 20:41
夏の庭〜湯本香樹実
この中で本当に本読んでる人何人いるの?
タイトルとかだけで作品アゲてる人多くない?
499 :
無名草子さん:04/04/30 00:09
よしもとばなな TUGUMI
は夏の雰囲気が生き生きと出ていると思います
>498
何でそう思うんだ?
喧嘩を売りに来たのでないのなら、せめてそう思う理由を書いたらどうかと。
中沢けい「楽隊のうさぎ」(新潮文庫)
なんとなくだけど。中学ブラスバンドの話。
ちなみにこの人文藝賞を当時最年少で受賞したそうだ。
502 :
無名草子さん:04/04/30 21:25
>>500 いや、なんでってそのままの意味だよ。
読めばわかるでしょ?
503 :
無名草子さん:04/04/30 23:36
>>502 じゃああなたの思う夏の匂いがする本は何でつか?
カポーティーの「遠い声 遠い部屋」
これ以外でも子供が主人公の話はどれもイイ。
海外の話なのに不思議と懐かしく感じる。
>>498 少なくとも、ちゃんと感想やどこが夏らしいかを書いてるレスくらいは信用していいと思うよ。
読んでもいないのにわざわざ夏の匂いがするって書き込むほうが稀かと。
>>505 もしかしたら、自分の思う「夏の匂いのする」本が見つからなくて、きれてるのかもな。
でもそれであんまりナーバスになると、本のタイトル、あげづらくなるよな。
どういう意味で夏の匂いがすると思うか書けば、満足なんだろうか?
スレの前半はみんなそれぞれ思う事とか書いてたんだけどね。
なんかもう出尽くした感があるのかな・・・
出尽くしてても、同じ本を挙げてもいいですよね??ということなら
よしもとばななの「NP」。
夏の匂いのする、しかも“ワクワクする感じの本”。
夏が来る時のあのワクワク感を正確に文中で表現しているので。
>>505 ワクワクする夏(ファンタジー、アスファルトの微熱、照りつける太陽)
切ない夏(恋愛モノ、懐古系、夏の終わり)
エロスの夏(夏はそういう季節)
グロい夏(ホラー、サスペンス、腐臭)
色々ありますが、結局その本を読んでた時の周りの環境だったりで
自分の「夏だなぁ」って思う本は決まるね。
「ああ、あんな事もあったなあ」と思い出を刺激しやすい季節なんですな、夏は。
だからタイトルだけを挙げる人はその本がどう夏っぽいとかじゃなく
とにかく自分にとって夏の本はこれだ、と思える本を挙げてくれてるんだと思います。
それならそれでいいと思うし、良い本がまた誰かに読まれて、将来その人のある時期の思い出を
刺激する本になればいいと思うので、今、このスレが人少ないのもアリかなと思い直しました。
「風の歌を聴け」と「夏の庭」を続けて読んだ。
思いっきり夏を感じながら読まさせていただきました。夏の終わりは切ないね。
それにしても季節が感じられる作品はいいですなぁ。
511 :
無名草子さん:04/06/08 20:24
梅雨突入age
>>1 同感です。夏って夏休みがあって、子供の頃のいい思い出だけが
浮かんでくる季節なんですよね。
私は、とっても既出だけど「夏の庭」。
これの後半のコスモスの種をぱーっとまいて、水播きするシーンとか、
情景が目に浮かぶようで好き。くっきりとした黒い影が地面にうつる夏。
入道雲と青い空、子供の頃の友達、それぞれ事情のある家庭。
絶版だけど「悪い夏」も怖くて面白いんです。買ってて良かったと思う文庫。
キングの「it」は夏の話には入れられまいか…。
513 :
無名草子さん:04/06/17 12:07
そろそろageる
グミ・チョコレート・パイン……
すいませんボロクソに言われてるけど大好きです
515 :
無名草子さん:04/06/21 23:23
高村薫の「照柿」。舞台も夏。
読んだのは冬でしたが、イメェジする情景に陽炎が出てました。
そのくらいに暑いです。
あ、夏に読む本じゃないですね。
青い麦
517 :
無名草子さん:04/06/22 02:53
異人たちとの夏
518 :
& ◆FJotLDPJXU :04/06/22 05:32
井上靖の「しろばんば」
520 :
無名草子さん:04/06/23 01:59
夏の庭いいですよねぇ。厨一の頃にこれを読んで、初めて読書の面白さを知りました。
映画にもなってるんですよね。
片岡義男「幸せは白いTシャツ」
今となっては大衆文学の古典だが、
ノスタルジイ優先で楽しめる。
80年代初頭の『夏』は今日の若者たちに
どう映るんだろうか?
522 :
無名草子さん:04/06/27 16:51
恋する女たち 氷室冴子
夏の話だし、おもしろいと思うので。
夏か?曼珠沙華とか出てくる話では?
524 :
無名草子さん:04/06/27 20:35
このスレがあがるのも夏が近いからか?
窓をあけるとクチナシの花の匂いと
オケラの鳴き声……。
ここはひとつ、蚊取り線香でもたいてみるか。
526 :
無名草子さん:04/06/27 22:05
夏の庭大量入荷。
でもちょっとタイミングが悪かったのかフェアの帯なし。
帯だけ欲しいんだけど送ってもらえるのかな?
新潮社100点気合い入れなきゃ・・・
ここのところ連日客の会社→アパート(出張先の)→客の会社の繰り返しで、
朝は5時くらいにアパートを出て、夕方は11時くらいに帰るというなんとも奇妙な生活中。
もうすでに3ヶ月が経ちました。来月で4ヶ月目に突入。
先日朝、いつものように家を出たら、まだほんのり明るくなった程度の空に、
星が光っていた。
で、ふと顔を上げた拍子にどきっとした。
これまでずっと、冷たくて硬く乾いていた風が、水を含んで甘い匂いがしていた。
ちょっと肌寒いくらい涼しい風なのに、でも、その匂いは明らかに夏、っていう。
ああ、知らない間に季節が変わってたんだ、と思った。
で。この朝の夏の風の匂いがするシーンを収めた本がどっかにあったんだよ、
俺の部屋のどこかに・・・。
だれか知らないか?
ああ。知ってるよ。
その本なら、南側の本棚の下から3段目の左から12冊目にある。
「オーデュボンの祈り」伊坂幸太郎
いや、なんとなく……
笠井潔『サマー・アポカリプス』
ジゼールたんハァハァ
乃南アサ「ボクの町」
>532
乙です。
広告がちょっとウザいけど、わかりやすくていいと思うよ。
>>532 うおっ、いいサイトできましたね。
マジ乙です。
>>532 すばらしいサイトですよ。
532さんは、この夏の王さまです。
都心はもうすぐお盆で暑くなりますが、
どうかお身体に気をつけて……。
少し早い暑中見舞い申し上げます。
>>528 なんかわけもなく涙ぐみそうになった。
「お母さん、あの帽子はどこに行ったんでしょうね。」
という問いかけに答えが返ってきたような。
なくしたとばかり思っていた思い出を手渡しされたような。
>>532 こういうサイトあると、なんか一言感想書いたほうがいいのかな、って気になるなw
超個人的な夏の匂いですが、「ファーブル昆虫記」
昼は補虫網と虫かごを持って虫を追いかけ、
夜はこの本をむさぼり読んでいた子供の頃の
夏休みを思い出す。
539 :
無名草子さん:04/07/02 09:49
>>536 「うちには帽子なんて最初からないのよ……」
夏age
540 :
無名草子さん:04/07/02 19:00
>>539 ・゚・(ノД`)・゚・
各社、夏のキャンペーンが始まりましたね。
夏のキャンペーンの常連になっている本って、
内容如何に関わらず「夏っぽい本」のイメージがありますよね。
・・・クサ
>>532 ノノノノ グッジョブ!!
( ゚∋゚) n
 ̄ \/ \ ( ミ)
フ /ヽ ヽ_//
543 :
名無草子さん:04/07/03 15:38
こちら東京都下。
本日午後、今年最初のセミの声を確認。
みんなの季節がやってきましたね!
>>1がたてた、このマッタリスレも三年目の夏を
迎えたことを心からお喜び申し上げまーす。
そんなわけで、季節もの。
新潮文庫・七つの怖い扉
544 :
無名草子さん:04/07/03 17:32
>>543 > 新潮文庫・七つの怖い扉
おい待て、変な物を薦めるな。
騙されて買ってしまう人がいたらどうする。
545 :
無名草子さん:04/07/03 18:45
白球残影
546 :
夏といえばコレだろ:04/07/03 20:58
┼─┐──┐〃 / /  ̄/ /
l | | /\ ./ ―― / /
ノ _/ _ノ / _/ _/ /_/
ヽ'::':/
}:::{
|:::l
r:ャ l:::| +
l:(.ノ:::l
+ ,.r:::''::::::::::::::)
.〈;;;:::::::::::::::゛:i,,__,〃 +
/~:::y'''::::-:::〈ー‐’ +
547 :
無名草子さん:04/07/03 21:11
>>475と同じ サマータイム
かなりオススメ
佳奈に萌える。
なんか芳ばしい匂いがするスレだなぁ
すごい良スレ。
久々に良い気持ちになりました。
夏の庭読んでみた
懐かしい感じはしたが
消防の頃俺はあまり考えてなかったから
この三人組はなんか大人だなーと思った
消防って意外と考えてるな
わたしも夏の庭買ってきた。
これから読みます。
ガイシュツかもしれないけど、堀辰雄の「風立ちぬ」。
前半の舞台が夏の軽井沢高原。今と違って俗化されていない戦前の
静かな避暑地の雰囲気がイイ。夏が来ると読みたくなる。
ラストは真冬だけど。
今日はじめてこのスレ知った。
かなりガイシュツだけど「夏の庭」。
あと、「日日平安」(山本周五郎)の中の「失蝶記」で、はじめてヒロインと会ったシーン。
匂いというよりも、視覚にがつんときた。
…腐る、っていうのも夏の匂いに数えていいなら「夏至南風(カーチーベイ)」(長野まゆみ)。
夏の庭見つからなかったorz
そのまま帰るのも勿体なかったので当てずっぽうに「虹を操る少年」というのを買ってみた。
おもしれぇじゃん
当てずっぽうに虹を操る少年が買えるもんなのか。
矢作俊彦の「舵をとり風上に向く者」
この人の書く夏が好き
夏の庭をこれから買うんなら、新潮文庫の100冊のコーナーを探せば大抵あると思う。
今年の新潮文庫の100冊の中に
夏の庭以外に夏っぽい本は何かありますか?
>>558 『砂の女』安部公房
『異邦人』カミュ
『老人と海』ヘミングウェイ
あたりなんかどーよ?
560 :
無名草子さん:04/07/13 22:28
夏に庭の作者の書いた「ポプラの秋」ってどうですか?
562 :
無名草子さん:04/07/14 15:45
夏の描写があって主人公が中学生から大学生までの青春もので、
どぎつい性描写とSF・ファンタジーの要素がないものありませんか?
時代設定はいつでもかまいません。
>>562 そんな本いくらでもあるでしょ
なにが読みたいのかさっぱりわからん
立原正秋「剣ヶ崎」
日影丈吉「夕潮」
赤江瀑「上空の城」「正倉院の矢」他いろいろ
村上龍の「69」はどうでしょうか?
今の自分と時期がかぶってたんで面白かったんですけど。
566 :
無名草子さん:04/07/15 21:33
翼はいつまでも
これは春→夏(もちろんこっちがメイン)って感じ。
567 :
無名草子さん:04/07/15 23:05
夏の庭なつかすぃなぁ。
小六の読書感想文で読んだ記憶ある。
あの庭って子供たちとおじいさんの距離を象徴してるよね。
「夏の庭」でさ、最初のほうで河辺がおじいさんが近くに住んでいるって話をしているとき
僕は悪い予感がしていて、山下もそのように見えるって書いてるけど、
すぐその後で、僕には河辺のいいたことがさっぱり分からないって書いてるんだが、
矛盾してない?
569 :
無名草子さん:04/07/19 02:33
夏の夜の10時半 デュラスの小説はけっこう夏
原民喜の「夏の花・心願の国」
新潮文庫から出ている奴。
昔読んだ時に、ただただ真っ白な日の光を連想した。
景山民夫「休暇の夏」(だったかな)。
キンキンに冷やしたビールで「WWAO!」
新刊なら『夏の扉』(周利重孝・著)。
ガイシュツの『夏への扉』とお間違えなく。
軽快だけど深い青春ミステリーって感じ。
漱石の『こころ』へのオマージュ作品だね、きっと。
574 :
無名草子さん:04/07/23 06:57
>>562 スティーブンキングのゴールデンボーイがお勧め!
夏!さわやか!
ウソつくな全然さわやかじゃないだろ
576 :
無名草子さん:04/07/23 11:44
長野まゆみが少年二人の一夏の友情パターンが好きらしくて多いけど
なんかデミアンとかソッチ系ぽくて男の人にはちょっときついかも。
夏の庭、最近一人で居酒屋で飲みながら読んでて恥ずかしくもバカ泣きしました。
ほかは、芦原すなおの雨鳥。あと、原田宗則の十九、二十も意外といいかも。
578 :
無名草子さん:04/08/02 21:31
一人で居酒屋に入って飲みながら小説読んで泣くって凄いな。
漏れもそんなアイアンハートがホスィ
むしろ透明なガラスのハート
夏の庭ってそんな馬鹿泣きするような小説だっけか
じんわりと切なさが残るぐらいのもんだった気が
577です。バカ泣きっつうか、酔いが回ってきたところに
ぐっと来る場面がきて涙がつるつる出たという感じ。
雨鳥は、雨鶏の間違いですね、ごめんなさい。
涙がつるつる流れる気持ちよさって
あるじゃないですか。生理的に。「泣ける」ことを求めるのとは
違うんだけど。
>581
わかるよ……
んでも実行するには、やっぱり酒の数杯が要りそうだけど。
瓶ビール一本と常温の日本酒六合。その後嶽本野ばらの
サイン会につい参加。
今日は重松清の「ナイフ」。このひと嫌いだったけど、
よかったなあ。
風の歌を聴け
こないだ読んだんだけどよかった
翼はいつまでも
こんな夏は僕にはなかったなぁ・・・orz
>>585 その本は読んだことないが、物語を読んでてそんな気分になることあるな。
物語の中はこんなにいろいろな出来事にあふれているのに、俺の夏は今年も・・・、みたいな。
冬におぼえた歌を忘れた
ストーブの中 残った石油
ツララのように尖って光る
やがて溶けてく 激情のカス
音楽室のピアノでブギー
ジェリー・リー スタイル
骨身をさらけ出したその後で
散文的に笑う
渡り廊下で先輩殴る
身に降る火の粉払っただけだ
下校の時にボコボコになる
6対1じゃ袋叩きだ
鼻血出ちゃったし あちこち痛い
口の中も切れた
リバウンドを取りに行くあの娘が
高く飛んでる時に
心のないやさしさは
敗北に似てる
渾沌と混乱と狂熱が
俺と一緒に行く
校庭の隅 ヒメリンゴの実
もぎって齧る ひどく酸っぱい
夏の匂いと君の匂いが
まじりあったらドキドキするぜ
時間が本当に もう本当に
止まればいいのにな
二人だけで 青空のベンチで
最高潮の時に……
588 :
無名草子さん:04/09/01 02:23
夏の終わり
589 :
無名草子さん:04/10/03 18:06:19
590 :
無名草子さん:04/10/21 12:15:26
>>457 「イルカの夏」挙げてる人がいるとは。大好きです。
坂道に白い聖母像があって光が注いでいて後ろは海。
今年の夏は過ぎましたが
来年の夏までこのスレ持つのかな。
もし次スレが立つなら、秋や冬と統合して
「四季を感じる本」とかにするといいと思う。
>>592 その方が合理的だし書き込みも増えるかも。
でもこのスレタイそのものが夏の匂いがするんだよね
確かに「夏の匂いがする本」、というスレッドタイトルは譲れない気がする。
夏を感じる本、ではなかった理由というのを慮って、ぜひ、統合はなしの方向でお願いしたいんだけど。
595 :
無名草子さん:04/11/21 19:50:37
既出だけどコレットの『青い麦』はいいですね。
まだ出てないものだと吉田修一の『water』もお薦め。
水泳部の高校生を描いた爽やかな青春小説です。
596 :
無名草子さん:04/11/27 16:28:30
585に同感。「翼はいつまでも」はよかった。
597 :
無名草子さん:04/11/27 16:59:49
喜多嶋隆。
一時期この人ばかり読んでいて、食傷気味になって離れるのですが、ふとまた読むと夏、というより潮風の香りを感じる気がします。
作品数多いのですが、たまらなく海が恋しくなる時手に取ってしまう作家ですね。
「夏の庭」「ポプラの秋」の湯本香樹実にはもっと新作書いて欲しい。
保守
600 :
無名草子さん:04/12/18 23:21:46
「女子中学生小さな穴の発見」
601 :
無名草子さん:04/12/19 00:10:06
去年あたりに夏の庭を読んだ。
電車の中だったんで泣けなかったけど、
じぶんのへやだったらボロ泣きだったと思う。
ところで最近白石一文の「一瞬の光」を読んで恋愛モノにハマったんだけど、
おすすめの恋愛モノない?
602 :
無名草子さん:04/12/22 02:29:57
初めて来ました。素敵なスレですね。
個人的に強烈に夏の匂いを感じる本は、那須正幹「ぼくらは海へ」です。
「ズッコケ三人組」の著者といえば知っている人も多いと思います。
進学塾へ通う小学生たちが、町の埋立地で自分たちだけの船を造り、
大海原へ漕ぎ出そうとする話。
ラストが秀逸です。
小学生のとき読んだのですが、先日また読み返してしまいました。
さんざん既出ですが、サガンの「悲しみよ、こんにちは」。
某映画を見て急に読みたくなったので読んだのだが、
寒風吹きすさぶ駅のホームで読む本じゃないね・・・orz
真夏のリゾートでなくてもいいけど、
せめて天気のいい夏の日に、テラスにデッキチェア出して読むぐらいはしたい罠。
ちょいと板違いかもしれないけど
アーサー・C・クラークの「イルカの島」。
少年向けらしいけど、読んでみたら面白かった。
海洋アドベンチャー物は夏っぽいよなあ、やっぱり。
長編大丈夫なら小野不由美の「屍鬼」かな。夜に読むと怖さ倍増wホラーですよ。
606 :
無名草子さん:04/12/31 10:53:56
続きモノの第一巻 「夏の塩」榎田尤利著
一寸くどいところも在るけど、爽やかで切ない話です。
5巻で完結しますが、5巻の最後の話は「夏の子供」という話で、
これまた夏。夏に始まり夏に終わるシリーズ本です。
終わり方が秀逸で、波が引いて浜辺の砂に水が染みこんでいくように
優しさが心に染みこんできます。本当に夏の匂いのする本です。
本質を省いて書いたんですが…大丈夫な方は是非。。。
607 :
無名草子さん:05/01/04 09:46:41
age
608 :
無名草子さん:05/01/05 18:44:22
sage
609 :
無名草子さん:05/01/05 22:55:36
ねじ巻き鳥クロニクル
夏!
夏の災厄('A`)
ある意味夏のにおいがする・・・死臭だけどね
n?
612 :
無名草子さん:05/01/13 14:10:48
太宰の短編なんだけど「おさん」っていうやつ
日本の夏
613 :
無名草子さん:05/01/13 18:12:54
ターンはもう出た?
「夏の葬列」「他人の夏」
どちらも山川方夫
明るい夏にしろ、暗い夏にしろ、その空気が迫ってくる感じがする。
飛火野耀「もうひとつの夏へ」
氏の新作が読みたい。
616 :
無名草子さん:05/02/02 13:43:41
冬の匂いも良いが、夏の匂いも良い。
冬は乾燥してるから「匂い」というイメージがない。
夏だからこそプ〜ンと漂ってくる匂いがある。
蒸れたウンコのにおいとかね・・
お前ら・・
620 :
無名草子さん:05/02/02 16:43:36
夏の盛りもいいけど、夏が終わるのを感じる瞬間っていうのが凄い好き。
田舎の夕方で蜩が一瞬なきやむときとか...
好きな本がほとんど既出なので
瀬名秀明の「八月の博物館」 少年・夏・冒険て感じ?
歌なら中谷美紀のWhere the rivere flows
上げやがって・・馬鹿。
ひぐらしって読めなかった・・・馬鹿。
623 :
無名草子さん:05/02/19 18:54:06
age
624 :
無名草子さん:05/02/23 12:47:05
waterboys
625 :
無名草子さん:05/02/23 19:57:09
今年もこのスレが使われますように(AA略
祈念age
児童書だけど、
9月0日大冒険
…ごめん、作者忘れたorz
どっちかっていうと夏の終わりって感じかな。
児童書といえば、かの名作「霧のむこうのふしぎな町」も
主人公が夏休みに経験したお話だよね。
グラン・ヴァカンス 廃園の天使1
ネットワークのどこかに存在する、仮想リゾート<数値海岸>の一区画<夏
の区界>。南欧の港町を模したそこでは、人間の訪問が途絶えてから1000年ものあいだ、取り残された
AIたちが、同じ夏の一日をくりかえしていた。だが、『永遠に続く夏休み』は突如として終焉のときを迎える
。謎のプログラム<蜘蛛>の大群が、街のすべてを無化しはじめたのである。こうして、わずかに生き残った
AIたちの、絶望にみちた一夜の攻防戦がはじまる
629 :
無名草子さん:05/03/12 14:44:55
夏のにおい、と言うなら開高健の「夏の闇」だな。
あと、阿部昭の小説群。読んだことない人、
マジで読んでみ。この人ほとんど採りあげられないけど、
かなり、いい線いってると思うぞ。
1989年に鬼籍に入られたが。
630 :
無名草子さん:05/03/13 01:36:39
大塚愛「金魚花火」
631 :
無名草子さん:05/03/13 11:24:49
児童書だけど、「さよなら、トプス 僕の恐竜」(?ちょっとあやふや)
がすごい夏休みを思い出す。
小3から小5まで毎年これで読書感想文書いた
切なかったよ
100回くらい読んでると思う
小学校の図書室好きだったな〜
隠れてお菓子食べたな〜
632 :
sage:05/03/16 14:33:46
今日は桜が満開だ。
なんか当たり前だけど、春って夏につながってるんだなあ
orz 春の陽気にやられた・・・
詩集だけど銀色夏生の本って夏の匂いしない?
春は曙 夏は漬物 秋は果物 冬は鍋物 歯には詰め物
635 :
無名草子さん:2005/04/02(土) 16:37:35
たまにはage
夏の匂いがする小説と訊かれて思い浮かぶのは川西蘭の「ルルの館」
リリカルな文章を読み進んでいくと自然に夏の情景が浮かんでくる。
個性的な主人公の少女ルルも魅力的。
637 :
無名草子さん:2005/04/20(水) 15:02:58
「海の短篇集」原田宗典
ついでに保守age
吉本ばなな
つぐみ 海のふた
639 :
無名草子さん:2005/05/08(日) 11:12:02
もう夏が近いのであげ
640 :
無名草子さん:2005/05/10(火) 05:03:25
つぐみ、いいね。
プリズンホテル夏
641 :
無名草子さん:2005/05/10(火) 12:20:41
夏が来るぞー
「レモンの頃」レモンは漢字。青春だよ
642 :
無名草子さん:2005/05/14(土) 02:19:27
雨月物語より「吉備津の釜」
怪談系は暑くならんと雰囲気出ない・・
>>642 梅雨のジメジメと蒸し暑い時に読むのもオススメですよw
644 :
無名草子さん:2005/05/14(土) 15:17:52
ガイシュツすぎだけど「夏の庭」「タンポポのお酒」
やっぱ、「四谷怪談」かな。
>>644 夏の庭は俺も好きだ。あと本文に夏の記述があったかは忘れたけど、梨木香歩の『裏庭』。なんか夏っぽい。
646 :
無名草子さん:2005/05/16(月) 01:22:30
横溝正史「仮面舞踏会」。昭和35年頃の軽井沢。
648 :
無名草子さん:2005/05/21(土) 13:48:06
既出かも知れないけど佐藤多佳子の「サマータイム」とその対になってる「九月の雨」が凄いお奨め。
幼いときの夏の事を思い出す。
湿った土の匂いとか、プールの塩素の匂いとかそういうもの。
TUGUMIと夏の庭も好きだな−!
649 :
無名草子さん:2005/05/21(土) 16:13:38
ガイシュツかも。
乙一「夏と花火と私の死体」
田舎に住む9歳の私は、夏休み、友達に呆気なく殺された。
友達は私の死体を必死に隠した。
大体こんな話。
一応ホラー小説だけど全然怖くない。
650 :
無名草子さん:2005/05/24(火) 21:17:37
六月の蝿とり紙っていう話知っている人いますか?
ねじめ正一さんの高円寺純情商店街って本に入っているんですが
中学ぐらいの時に授業で読んだんです。
このスレ見てたらまた読みたくなってきました
651 :
無名草子さん:2005/05/24(火) 21:58:19
>650
知ってるよー。お父さんの「写実文学」発言が何だか微笑ましかった!
斉藤洋さんの『影の迷宮』『ひとりでいらっしゃい』
は少し怖くて全体に夏休み感が漂ってます。
652 :
無名草子さん:2005/05/26(木) 11:42:33
そろそろ夏に近づいて来ましたねage
653 :
無名草子さん:2005/06/01(水) 08:37:02
夏が近づいてくると、ブラッドベリの短編が読みたくなる。
十月はたそがれの国とかな。
655 :
無名草子さん:2005/06/08(水) 20:26:37
既出だろうが、老人と海
656 :
無名草子さん:2005/06/10(金) 00:20:36
漫画でごめんですけど
松本大洋の「青い春」
657 :
無名草子さん:2005/06/13(月) 00:23:50 BE:24375252-
既出ですけど村上春樹の「午後の最後の芝生」
照りつける太陽の下、丁寧に芝生を刈る「僕」と、
静けさが漂う叔母さんの家、そして娘の部屋に何か喪失感を感じた。
あんまりさわやかな夏という感じはしないけどこういう夏の青春もあってもいいと思う。
あと、このスレのまとめサイトもよく参考にさせてもらって本屋に行きます。
管理人さん、このスレのみなさんありがとう。
658 :
無名草子さん:2005/06/19(日) 00:36:29
山田太一「異人たちとの夏」
映画もいい。浅草のシーンは何度見ても泣ける。
以前に何度か挙げられている、佐藤多佳子さんのサマータイム読みました。
五月の道しるべ、九月の雨、ホワイト・ピアノもまとめて読みました。
綺麗な表現と魅力ある伊山姉弟、広一くんに心がうきうきしました。
惰性で受動的にテレビを観るより、能動的に読書するほうが大きな充足感。
初夏が近づいて来た!!今夏は読書を趣味の中心に据えて過ごしたい。
ピアノを弾いたり、遊佐未森を聴いたりもする夏、そんな夏にしたい。
660 :
無名草子さん:2005/06/20(月) 22:35:31
浮上
661 :
無名草子さん:2005/07/02(土) 16:03:33
age
662 :
無名草子さん:2005/07/04(月) 15:44:19
すみませんスレ違いなのですが、どこでお尋ねすればよいかわからず、
ここの皆さんにお聞きしたいです。
フランスのマルセイユを舞台にした現代小説を何かご存じないでしょうか?
マルセイユと云えば個人的に夏の印象なので、もしかするとここの皆さんならば心当たりがあるかもしれないと・・・。
よろしくお願いしますm(__)m
663 :
662:2005/07/04(月) 15:56:30
自分勝手に聞くのも失礼でした。ごめんなさい。
私も夏の印象が残るものを挙げておきます。
小説ではないのですが、伊東静雄の「水中花」と云う詩に夏を感じます。
旧暦の夏のものなのでしょうが、ドラマチックなテンポで、夏の憂鬱が素敵だと思います。
664 :
無名草子さん:2005/07/04(月) 16:40:12
665 :
662:2005/07/05(火) 03:57:31
>>664さん
ありがとうございました(^^)
お手数をおかけして申し訳なかったですm(__)m
666 :
無名草子さん:2005/07/05(火) 13:27:09
岩井俊二の「夏至物語」と「打ち上げ花火」
667 :
無名草子さん:2005/07/05(火) 23:13:59
スティーブン・キングの「ザ・スタンド」
なんとなく、夏のムンムン感がある。長編だから季節は移ろうんだけどね。なんか夏っぽいエナジーが溢れてるよ
キング、っちゃあ、なんとなくスタンド・バイ・ミーを思い浮かべるんだけど、
あれって恐怖の四季の中では、秋の物語になってるんだな。
>>527 1年前に書いたレス発見! このスレ季節が止まっているようだな。
669 :
無名草子さん:2005/07/09(土) 18:51:11
夏が来るage
670 :
無名草子さん:2005/07/09(土) 22:59:59
小林絵里の「夏の髪」
夏休み、転校生、花火、屋上、夏祭り…全ての要素がつまった珠玉の話だった
瑞々しい!
671 :
無名草子さん:2005/07/09(土) 23:01:26
姑穫鳥の夏
>>670 すごい気になったんだけど、
アマゾンで検索しても出てきません。
よろしければ、もう少し詳しく教えてください。
山川方夫 「夏の葬列」
TUGUMI
多分夏っぽい勘だけど
675 :
無名草子さん:2005/07/13(水) 17:08:23
「キツネ山の夏休み」
わくわくする日本の夏。
お稲荷さんや縁日のないところで育ったから、よけいに
憧れる。
676 :
559:2005/07/13(水) 17:15:07
↑読んだことないの?ないならおすすめ。
さんざん既出だけど。
吉本ばななの小説は総じて夏っぽいよね。
>676は>674へのレスです。
思いっきりアンカー間違えた。
書く場所も番号も…。
678 :
無名草子さん:2005/07/15(金) 19:24:21
児童文学だが、
「竜宮の水がめ」
水がめに手をいれたときの、水の感触、海の匂い。
自分、島の人で埋立地区はもちろん、家にいてもどうかすると海の匂いが。
さっきも階段を昇ってるときに潮の香がしてこれを思い出した。
夏に強く香る気がする。
679 :
無名草子さん:2005/07/16(土) 00:37:35
児童文学だけど
「少年たちの夏」
は四万十川を舞台にした夏モノ。引っ越す主人公のための思い出作りに
友達とイカダを作って川を下ったり。こんな夏を過ごしてみたかった。
680 :
無名草子さん:2005/07/17(日) 20:38:07
なぁーつのおーわぁりー
なぁーつのおーわーりぃーには
ただあなたに会いたくなぁーるの
681 :
無名草子さん:2005/07/19(火) 05:12:32
小沢征良の「終わらない夏」
682 :
無名草子さん:2005/07/20(水) 03:05:28
常盤新平『遠いアメリカ』
甲賀忍法帖・改
684 :
無名草子さん:2005/07/20(水) 21:43:01
FLY DADDY FLY
685 :
無名草子さん:2005/07/20(水) 21:44:53
サロンパス
686 :
無名草子さん:2005/07/20(水) 23:11:00
夏と花火と私の死体>乙一(o^_^o)乙一はやっぱり初期がイイ!
687 :
無名草子さん:2005/07/21(木) 02:55:37
川島誠の「800」
688 :
無名草子さん:2005/07/21(木) 03:32:40
「夏の庭ーthe friendsー」
これ好きだなー。読書の面白さを教えてくれた本だ。湯本に感謝。
689 :
無名草子さん:2005/07/21(木) 04:17:40
『死霊』
冒頭の瘋癲院の描写は、日本の夏のイメージです。
690 :
無名草子さん:2005/07/21(木) 04:18:14
新潮文庫でマルケスの「予告された殺人の記録」 うだるような暑い日にいいかも。
691 :
無名草子さん:2005/07/21(木) 05:41:56
『老人と海』だな。
692 :
無名草子さん:2005/07/21(木) 10:24:59
夏の庭 かな。児童文学って感じもするけど。懐かしい夏の香りっていうか‥‥今じゃもう感じなくなってしまった空気が蘇るような。
693 :
無名草子さん:2005/07/21(木) 17:57:40
松本隆『微熱少年』。
>>153 『夏の流れ』なら
最近講談社文芸文庫から出ましたな。
694 :
無名草子さん:2005/07/21(木) 18:05:08
宮本輝「西瓜トラック」も
695 :
無名草子さん:2005/07/21(木) 18:26:03
ハインラインSF小説「夏への扉」
山下達郎のベストアルバムに入っている歌「夏への扉」はこの本からとった。
696 :
無名草子さん:2005/07/21(木) 18:33:31
夏の庭まじで最高。
697 :
無名草子さん:2005/07/21(木) 23:08:09
>>695 それ凄い面白いけど、夏とはあまり関係ないと思うw
698 :
無名草子さん:2005/07/21(木) 23:42:45
こないだですね、夜歩いてたらですね、
まんこの匂いがしたんですね、
そんな、なんかワクワクする感じの本が読みてぇ。
何かありませんかね?教えてくれ!センスが良い奴。
699 :
無名草子さん:2005/07/22(金) 23:10:28
川上健一「翼はいつまでも」
吉本ばななの「TUGUMI」に夏を感じまくった。
701 :
無名草子さん:2005/07/23(土) 14:31:29
松田聖子の「夏の扉」
歌だけど、曲・歌詞とも夏っぽい
♪髪を切った私に「違う人みたい」と・・・
氷室冴子の「海がきこえる」
>>701 明らかにハインラインの「夏への扉」を意識したタイトルだよね
松本隆に聞いてみろ
全く関係ないと言うと思うが。
705 :
無名草子さん:2005/07/25(月) 12:00:27
「夏の扉」の作詞は三浦徳子。
じゃ、三浦がパクリ
今なら訴えられてただろうな
707 :
無名草子さん:2005/07/25(月) 16:45:30
タイトルに著作権は発生しない。
訴えられることはない。ナンセンス。
ネタにマジレス(ry
709 :
無名草子さん:2005/07/25(月) 21:19:12
,,,...、,ィ-- 、,,,,,___
,,ィiii;:;:;:;:iii;:;:;:;:i;:i;:;:!;:!;:;:;:l、,,_
r'":;:;:;:;:;:;:;:ヾ;:;: 彡ノノ'ヾ、;:;:;:i!
|:;:;:;、ゞゞゞ'7''"~ `l;:;:;i!
l:;:;l ヽ、 l;:;:;:ミ
l;:;:| ,,....、 __,;;;;;;;,,,,,ヾ;:;-、
ヾl,r"‐''''―、,-r'",..,、 i!`T")|
l^ーi '"' ’'` ノ ヽ、,,,...-‐' j! |
i! :; `''ー'''';:',, ,,, ) : |ー'"
ヽ-l ,,.;:;::;;;;:,,,,, |
ヽ i '"ー''''"~~`' / ,,.!、_
`ヽ、 "" ''' ,,.:'"/' :ヽ
j^'ー--‐''".ィ'ン" `ー-、
r''"~~ ̄ ̄ ̄ ̄i\___,..-'" / /
| /`ヽ /
ヽ :;: ^|ヾ,r`' ,. ,,.r'
ミヽ ヾ ::;;: | / ,.ィ"
>709
のぞいてんじゃねえよォォォォォォォォォォォォ
711 :
無名草子さん:2005/07/30(土) 12:51:05
開いて日干しすると夏の匂いになりますよ。
ページから気持ちいいお日様の匂い……
ホントにやっちゃだめだけどな。
712 :
無名草子さん:2005/07/30(土) 13:01:15
712はスレ違いっつーか板違い
714 :
無名草子さん:2005/08/05(金) 12:10:28
age
うぉー
716 :
無名草子さん:2005/08/13(土) 02:39:29
児童書だけど、
「とんでろ じいちゃん」
これはほんと、ほんっとにいい。
涙がうっすらにじみ出た。
「あの、夏の日」ってタイトルで映画にもなってる。
717 :
無名草子さん:2005/08/19(金) 23:23:31
夏といっても色々あるね。
大岡昇平の「野火」や「俘虜記」、
井伏鱒二の「黒い雨」などの戦争関連本も夏のイメージが強い。
正規登録
719 :
無名草子さん:2005/08/20(土) 17:53:56
AIR
トム・ソーヤーの冒険
721 :
無名草子さん:2005/08/21(日) 18:14:32
夏の葬列って高校の教科書にあったよ。
これ読むと重い気持ちになる。
【18歳、夏】っていう高三の女の子を主人公にした小説がいいよ。
クリスティの「白昼の悪魔」を読んで、ヴァカンス気分に浸る寂しい夏。
724 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/09/03(土) 01:16:42
gj
漫画だけど笹野鳥生『ファミリィ・ガーデン』。
お父さんと子供たちが田舎に遊びに行く話。
むかし母の実家に遊びに行ったのを思い出した。
保守ー
727 :
無名草子さん:2005/10/14(金) 02:55:01
児童書だけど、
高楼方子 『時計坂の家』
かなりオススメできます。
あと、夏目漱石の三四郎ですかね。
三四郎池の描写+サティのジムノペディ=夏の匂いがします。
圧倒的に『よつばと!』
保守保守
ほしゅ
731 :
無名草子さん:2005/11/21(月) 18:08:02
いい企画だが思い浮かばんな。
八月の博物館
733 :
無名草子さん:2005/11/28(月) 20:23:01
あげ
オススメじゃないけど、新世紀エヴァンゲリオン
保守
ワニが歌えば雨が降る
早く夏きてほしい…
保守
738 :
無名草子さん:2006/01/07(土) 20:08:32
あげ
かなり前の方にでてたけど「蠅の王」
よくある無人島に漂流モノだけど、ありがちなウキウキワクワク冒険!!って感じじゃなくて、
無人島っつー回りから隔たれた場所で、人間がどんどん狂気に侵されていく感じがスゴイ。
じりじり焦げるような夏の暑さが感じられる。
さげ
741 :
無名草子さん:2006/01/12(木) 23:44:44
あげ
保守
さげ
744 :
無名草子さん:2006/01/21(土) 14:04:58
今年の春でこのスレも5年目に。中3が大学生になる期間。
江國香織「すいかの匂い」。
水っぽいすいかの匂いが染み付いてるみたいな短編集。
746 :
無名草子さん:2006/01/21(土) 16:38:59
新城カズマ「サマー/タイム/トラベラー」
夏、猫、自転車、喫茶店、時間跳躍!
>739
「蝿の王」は黒い十五少年漂流記。
保守
さげ
750 :
無名草子さん:2006/02/11(土) 08:07:38
このスレ神だ。
五年も持つなんてage。
恩田陸の学園ものはノスタルジックだよ。
鈴木清剛「ラジオデイズ」
一応青春もの。文章が荒削りな割には読みやすい。
五年おめ
漫画だけど『夕凪の街桜の国』こうの史代
753 :
無名草子さん:2006/02/15(水) 03:34:09
>>753 ラノベではないと思う。
河出文庫¥525
すげ2〜6か
さげ
はやみねかおるの『ぼくと未来屋の夏』。
漫画版も出てる。
758 :
無名草子さん:2006/02/26(日) 17:09:41
夏の口紅
さげ
760 :
無名草子さん:2006/03/04(土) 01:17:00
九歳で、夏だった。
乙一「夏と花火と私の死体」より冒頭部分。
耳をすませば
本じゃないけどね。
>>761 昨日古本屋で漫画チラ読みした。
爽やかでイイ作品だった。
763 :
無名草子さん:2006/03/12(日) 03:28:56
『夏への扉』ロバート・A・ハインライン
僕の飼っている猫のピートは、
冬になるときまって夏への扉を探しはじめる。
家にたくさんあるドアのどれか夏に通じていると信じているのだ。
〜文庫夏の100冊の無料小冊子が書店にあるともらってしまう。
中学時代とか夏休み前に配られてたから懐かしいのと、気分だけ夏休みになれる。
まだ夏は先ですなあ……。
樋口有介の青春モノはたいてい夏の雰囲気に満ちている。
>>764 気分だけ夏休み、わかるなぁ。
ニュースなんかで「今日から全国の小学校は夏休みです」と言われるとちょっとだけニンマリしちゃう。
自分が休めるわけじゃないのにね。
766 :
無名草子さん:2006/03/17(金) 10:46:44
夏の100冊は貰っちゃうなー
767 :
無名草子さん:2006/03/20(月) 20:40:39
風の歌を聴け
その人はそこだけじゃなくても文が下手な人だと思うが
嫌なことがあって憂鬱になると、夏が恋しくなる。
丁度昨晩、夏の風景描写が少しだけ載っている小説を読んで、泣いてしまった。
ほんの10行くらいの描写だったのに・・・。
夏は様々な生き物の生命を実感する季節だと思う。
同時に自分が生きていることを思い知らせれる。
夏の風景描写が上手く書かれている、さわやかな、でも物悲しい本はないものか・・・。
771 :
無名草子さん:2006/04/20(木) 04:43:29
>>770 >夏の風景描写が少しだけ載っている小説を読んで、泣いてしまった。
自分に酔った日記を書き散らすだけじゃなく、
せめて何という本を読んだのかくらい書けよw
さげ
良スレハケーン
「海が聞こえる」
774 :
無名草子さん:2006/05/08(月) 01:00:01
本じゃないけど「二階堂」(麦焼酎)のCMが好きだなぁ。
昭和の夏って感じで。「刻の迷路」篇なんかモロ。
775 :
無名草子さん:2006/05/08(月) 01:10:37
CMならネスカフェの夏の香りってやつも好きだな
>>774-775 よし、とりあえず君らは
プレイステーションの「ぼくのなつやすみ」をやりなさい。
777 :
774:2006/05/08(月) 03:05:26
>776
ぼくのなつやすみ、1、2やりましたがなにか?
>>777 では、今度PSP版が出るのでそれもやりましょう。
779 :
無名草子さん:2006/05/08(月) 03:35:28
>778
ほんとに?情報ありがとう。PSP持ってないけど。
本では永井宏の「夏の見える家」なんかいいかなと。蚊に喰われてこそ夏かなと。
780 :
無名草子さん:2006/05/10(水) 00:18:55
落ちてきた時間
児童小説だけどオススメ。夏の幻ー
781 :
無名草子さん:2006/05/10(水) 01:42:16
インベーダーサマーだいぶ前に出てましたが
ソノラマの緑は夏の匂い
ロケットサマー火星年代記収録
短いんで立読みでも
神林のインディアンサマー
ア これは夏の匂いしないや
782 :
無名草子さん:2006/05/21(日) 03:54:09
もうすぐ夏age
783 :
無名草子さん:2006/05/21(日) 05:27:08
な、長野まゆみ…
784 :
無名草子さん:2006/05/21(日) 14:06:52
夏の終わりとか夏の夕方は泣けるよな。
本州で言うと8月20日当たりの夕方の空気は切ない。
うを、一昨年書いた自分のレスがあってあせったw
アレから2年も経ったなんて信じられねえー。
少年時代、1学期の終業式が終わった後
外に駆け出す少年たちに、次々に翼が生えるシーンがすげー印象に残ってる。
786 :
無名草子さん:2006/05/21(日) 15:14:16
ナンバーガールの『透明少女』を聞け〜い
気付いたら俺はなんとなく夏だった
やっぱ夏の庭だろ
788 :
無名草子さん:2006/05/21(日) 21:42:10
ま、ベタな所で「夏への扉」って事で。
あと「タンポポのお酒」
789 :
無名草子さん:2006/05/21(日) 22:30:36
カンカン照りもいいけど20日前後のヒグラシが鳴き始める頃もいいよね
森山直太郎の「夏の終わり」とともに聞きたい
790 :
無名草子さん:2006/05/21(日) 23:18:12
片岡義男・・
791 :
無名草子さん:2006/05/22(月) 21:16:50
なーつのおーはーぎー♪
792 :
無名草子さん:2006/05/24(水) 15:05:47
このスレ全部読んで一番良さげだったのが夏の庭だったんで探してきますノシ
793 :
無名草子さん:2006/05/24(水) 22:21:13
「夏の庭」が素敵。
夏休み終わりがけに読んでみてよ
794 :
無名草子さん:2006/05/25(木) 00:13:02
TSUGUMIかな。
あの二度とない、刹那感がいい。
795 :
無名草子さん:2006/05/25(木) 23:09:50
あーつぐみはいいね ばななは光ってたよな、あの頃…
夏のエピソードだと純粋に夏を感じてしまう
川島誠の「800」は夏、戸惑い、青春、ど真ん中!!って感じ
蝉時雨
例えるなら水飴。
麦茶片手に縁側でどうぞ。
797 :
無名草子さん:2006/05/30(火) 05:51:07
クリーミーマミの事か?
蝉といえば
佐武と市捕り物控えの夏の音
狂い犬の話も凄かったねぇ
798 :
無名草子さん:2006/05/30(火) 14:16:33
「夏の庭」。
毎年なぜか5月頃に読みたくなります。
799 :
無名草子さん:2006/05/30(火) 15:35:48
高村薫 照柿
夏は好きだ。海にも行きたい。
だけど、ガリだから恥ずかしくて半袖すら着れない。。。。。
水着なんて。。。。。
800 :
無名草子さん:2006/05/30(火) 17:14:25
『新潮文庫の100冊』
801 :
無名草子さん:2006/06/01(木) 00:24:16
お前、核心をついたな
確かにそれを超えるものはないよ
まんまだが
「夏のロケット」
川端 裕人
内容は若干SFで結構おもしろかった
803 :
無名草子さん:2006/06/01(木) 21:03:37
鉄塔武蔵野線・・・・
805 :
無名草子さん:2006/06/17(土) 07:07:53
夏近しage
806 :
無名草子さん:2006/06/17(土) 10:17:15
下妻物語…桃子のとーちゃんのテキ屋もんが
水ヨーヨーだったから
807 :
無名草子さん:2006/06/17(土) 10:40:25
腋臭の奴がタンクトップで脇に抱えた本
808 :
あ:2006/06/17(土) 11:36:39
流行に敏感な渋谷ギャルなら誰もが知っている携帯小説『TOKYO REAL』が4/26に集英社より発売されました!!
4/29にはTOKYO REALTシャツを着た読者のギャル100人が渋谷の街をデモ行進したりとNO DRUGという言葉も浸透してきました。
もしよければ読んだことある人も読んだことない人もホムペに来てください!!
http://ip.tosp.co.jp/i.asp?i=hyperoniryu2
809 :
無名草子さん:2006/06/19(月) 16:25:35
age
>>798 いいですよね。夏の庭。
私は中学の時に読みました。涙が止まらなかったな。。
812 :
無名草子さん:2006/06/21(水) 19:14:18
「セイジ」 辻内智貴
大学四年の夏休みに、自転車で訪れた寂れた高速道路。
少し埃っぽい夏の匂いもします。
泉鏡花「草迷宮」
引き込まれる美しさ・・・
銀色夏生「ミタカくんと私」をダラダラしながら読む
(●)(●)(●)(●))(●)(●)(●),,r==、(●)(●)(●)
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巛巛ミ巛ミミミ//二二ノ""^ソ彡
巛((ミミ((巛ヘ`\┼┼┼ ,!ヽ
巛王 \"ヽ-;:,,,,,,ノ /'
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817 :
無名草子さん:2006/07/02(日) 11:01:22
ゴキも出てきたみたいだし
そろそろ夏か・・・
☆@∂☆..◇・。..☆*。∬
゜゜・*:..。.。★◎@ ○☆。..:*・゜ ☆☆
゜゜・*:..。.。◇@☆*・゜★ヌ。。.:*・☆*・。..:*・゜
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◎☆◇☆。*・.。..☆◎ポ。.:☆◇*.....。
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/ つ つ△
〜( ノ
しし'
/ィ i ./ >! ヾZr、ッ'!ヽ/ レ'.r'レ'!>、ヽ-ニヽ、.>'´,.`ヾノ-'、!!`r!/
7,ィ! '´ ,rt'`、...ゝヽ ヾ i | .////ゞ__ '´-二! i .ヽ'Lニ>!レ.レ
/,ィ'>、-! L!=ゝ、ヽ、ヽゝ‐''''ヾ、/,,ィ-''´ ゝ .'>-l、 ヽi.ノ !‐=|ノ、'/-‐ッ
. レf //! トレ,-ゝ-、`ゝ´ , -‐- 、 ヾ- '二Z__Kィ/'ヽ.、,|,人`< r.ヽ‐‐ッ
レl',ィレ<___,>-tィ / ヽ .ヾ_____ュゝ `ヽ<|lイ |'t.ゝ、ュ'i !l三≧
, -‐っ、,__7、...__ -ヽ. '、 .ノ l--、>、 ヾl,j> - ‐‐ -ゝ、_ゝ /
. / / ./―∠、ェ-''´>、 `ー ' ,.< `ヽ∠..______./. , ヽ、 / _,..-'
.. / / ./ヾヾヽト∠ィ-',r'´/'7‐i‐<'ヽヽ ヽニゝl' /-ァ'. / _ュ'_,ィ/ /l ヽ'_,.=' ----ァ
l ! /. ュ-ヽ、ゝ、>ィ_/ ,ィ' ,ィ l ! ヽ、 !!ュ_/ /./ / r'7//Xr' l l! i .ヽ <_
. l .レ `ヽ、ィ ,/ ''´レ'、l /,〉/`ヽ!>' , -.、<ィ, l /lr'',ニ`< 'l.7ヾ.、! ! .l- 、_ t''´
ヽ! ‐-=! ! 、、lヽ! '/ l/''レ!`コ l l l rュ/.l´ !iトイl ! ニ',ヽレ'l` .l .! `ヾ
` ,r'´フ''l ! _,./l、ヽ'、ヽlLl .ノr'∠>、`‐ ' 〉 ! l ' '、.-'ノ ./〉イ! !ヽl l. !
/ rク/>'<_lヽ`ヽ、ァ'´.... ヽ'',. -ァ' l !l ヾ,j ´ !ヾ.ノノ j .〉!`Y
! / .´ !' l Kニニ'y / ヽ ヽ=-‐ l ! ト、! ! /`'・- 、.,_ ` ´ ´./ ) /
'´. . _ !'レ_>=‐‐l .'、 ノ l=ニ>-<-‐'ヽヽ. ! `! /_,/
/ .ゝ<フ'´ノ>、二 ,.r< ヽ! /´,ゝ-、 . llヽ丶 ノ / \
/ /l .j '7-/ ,ィ / l l ヽヾ't、 / /ト 、 /! |/' ‐- ..ニ -‐ '´ヽ. \
. r' /l _,.-‐' '´ レ'l /、ト、!`‐! !!ヽ、_ .ト ,ィ'! l | ,{、 .ヽ.r-、! ̄
! r'´ ,. -- 、 ,、rr=l .l ! lレ' .''ニュ'jl | .| !ニニニ´-'´ヽ `
ヾ / , -フt´ ̄`!レ''´ '三ぅ_Lレ‐-.、 ,r ,. -ヽ
夏の庭
は結局何が言いたいのか
よくわからなかったな・・・
821 :
無名草子さん:2006/07/03(月) 03:08:00
夏の庭は作者のオナヌー本
822 :
無名草子さん:2006/07/03(月) 08:41:55
ヽヽ〃 /
ヽ〃 ドピュッ!
( _)
| | シコシコ・・・ シコシコ・・・
| | /⌒⌒⌒ヽ/~ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ
/⌒ヽ⌒ヽ___ | ∴ヽ 3 ) <あッ!うっ!
/ ゝ |
/ _ ゝ___)(9 (` ´) )j
/ 丿ヽ___,.───|彡ヽ ―◎-◎-| ハァハァ…
/ ) ( Y ̄ ̄ ̄ ̄)←
/ _/ \____/
823 :
無名草子さん:2006/07/04(火) 01:50:58
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矢張、真っ先に浮かぶのは、
京極夏彦の『姑獲鳥の夏』
作者の名前にまで"夏"入ってるし。
825 :
無名草子さん:2006/07/04(火) 04:48:07
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826 :
無名草子さん:2006/07/04(火) 07:04:41
六番目の小夜子
恩田陸
827 :
無名草子さん:2006/07/04(火) 07:07:50
○。・。○。・。○。・。○。・。○。・。○。・。○。・。○。・。○。・。○
このレスを見たあなたは・・・3日から7日に
ラッキーなことが起きるでしょう。片思いの人と両思いになったり
成績や順位が上がったりetc...でもこのレスをコピペして別々のスレに
5個貼り付けて下さい。貼り付けなかったら今あなたが1番起きて
ほしくないことが起きてしまうでしょう。
コピペするかしないかはあなた次第...
○。・。○。・。○。・。○。・。○。・。○。・。○。・。○。・。○。・。○
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829 :
無名草子さん:2006/07/04(火) 11:59:42
「終戦のローレライ」
これを読むと暑い夏を実感させられる。
「野火」「飼育」
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832 :
無名草子さん:2006/07/05(水) 10:43:59
『一人だけの油ぜみ』は数ある夏の匂いの著書でも最高だよな。
情景描写がまた優れていて、片田舎の感じとか日差しとか夏の匂い、
雨のつめたさ、チョークのような錠剤の味 etc. まざまざと感じられるようだった。
「俺達の夏」のラストが何とも…
余韻があるんだかないんだか、自分にとっては
実に消化不良気味で、モヤモヤ感が残っている。
「蒼き蛍」も燃えたなぁ・・・
ただ、時代がいつ頃なのかいつも読んでてわかんなくなってしまうんだけど・・
ラストはちょっぴり涙出た。
835 :
無名草子さん:2006/07/05(水) 10:56:58
俺は敢えて 『最後の夏』 を薦めたい。
入手はチト難しいかも知れないが。
/⌒彡:::
/冫、 )::: モウ…夏カ…
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夏の光
男が生きる事について考えさせられる
文章がきれいなので徹夜で一気読み出来た
839 :
無名草子さん:2006/07/05(水) 12:10:10
:晩夏の時季 :
官能表現が生々しい・・・
児童文学の旗手がここまで踏み込んでいいもんかどうか
考えさせられた。
課題図書に指定されてるみたいだが
とてもじゃないが中学生・高校生が読み込めるものじゃないのでは?
と思う。
840 :
無名草子さん:2006/07/05(水) 12:47:04
月並みたが、「夏までの深い闇」を薦める。
人間とは何か、本当に幸せになるには何が必要なのか、
それに対する答えを夏を舞台にして教えてくれる作品である。
人によってはね。
いや、だからお前ら著者名も書けって。
題名だけじゃつたわらん。
>>841 「お前ら」というか、一人の仕業だと思うよ。
しかも、ありもしないしない本を挙げて荒らしてるだけだから、AA貼ってる奴と同一人物だと思う。
中にはたまたま存在するタイトルのやつもあるけどね……内容が有り得ないし。
843 :
無名草子さん:2006/07/08(土) 22:14:42
夏の文庫フェア開始あげ
844 :
無名草子さん:2006/07/16(日) 16:40:06
ちょうど最近文庫化された「DIVE!!」なんてどうよ。
作者の森絵都も直木賞受賞したことだし、今が旬。
ボッカチオ 「デカメロン」
いや、読んだことは無いんだけどさ・・・
ほら、タイトルがね・・・
846 :
無名草子さん:2006/07/18(火) 00:27:10
>>845は高校の世界史の授業を氷点下に陥れるタイプ
847 :
無名草子さん:2006/07/18(火) 02:12:34
吉田修一の「water」!
吉田自身が監督の映画も今年公開!!
848 :
無名草子さん:2006/07/23(日) 21:46:08
泉鏡花「草迷宮」
浸れる美しさ・・・
849 :
アルハンブラ君:2006/07/25(火) 11:34:02
長野まゆみの初期作品は全部夏の夜の匂いがするな。
吉本ばななの初期もそうかも。
スティーブン・キングの「死のロングウォーク」
これ最高におすすめだなあ。
「バトルロワイヤル」が壮絶つまんなくて退屈だった人におすすめ。
角川文庫版の寺山修司「家出のすすめ」「書を捨てよ町へ出よう」
このへんも夏に読むといい気がする。
河出書房新社の「ドキュメンタリー 家出」も。
家出した娘と父の絶縁状とか、家出人の座談会とか面白い。
全編じゃなくて悪いんだけど、
「楡家の人びと」(北杜夫)の箱根の夏休みは絶品と思う。
ランクヘッドの夏の匂いって名曲だよな
853 :
無名草子さん:2006/08/06(日) 13:17:39
夏休みあげ
854 :
無名草子さん:2006/08/06(日) 22:45:27
最近あまり書き込みないね……だいたい出尽くしたのかな。
まだ挙げられてないとこだと、「スロトベリー・ロード」石川好。
小説じゃなくてノンフィクション、舞台も日本ではなくアメリカだけどね。
夏に焦点をあてた話というわけではないけど、全体的に夏っぽいよ。
そしてなにより面白い。
長崎夏海の『夏の鼓動』
児童書だけど、何だか切なくておすすめ。
856 :
無名草子さん:2006/08/17(木) 00:02:28
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/冫、 )::: モウ…秋カ…
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江國香織
すいかの匂い
短編集で読みやすい+夏の話ばかり。
ガイシュツだたらスマソOTZ
858 :
無名草子さん:2006/08/27(日) 02:25:31
>>857 爽やかではない夏の話ばかりだよね、それ。
嫌いじゃないけど。
【盗作3バカ】のスレに
田口ランディ本人後輪中?! 盗作犯人同士がバトル?!
860 :
無名草子さん:2006/10/21(土) 20:25:25
あげ
861 :
無名草子さん:2006/10/23(月) 18:10:42
いつの間にか夏っておわるよね
>おもろいスレ見た。本人後輪中!
>盗作で賞泥棒中年女・佐藤亜紀てのが(盗作本バルタザールの遍歴)
>田口ランディに叩きのめされ狂いまわって「うんこ」と自称してるw
>
>,ここ ↓
>【盗作3バカ】田口ランディ/ 佐藤亜紀 /篠原一 盗作同士激バトル?!w
見に行ったら事実だったぞw
864 :
無名草子さん:2006/11/01(水) 23:34:08
『潮騒の少年』
865 :
無名草子さん:2006/11/02(木) 23:31:22
よしもとばななのうみのふた かき氷屋の女性と、少女の心あたたまる物語。
866 :
無名草子さん:2006/11/13(月) 07:14:11
保守
867 :
天下御免:2006/11/13(月) 13:50:08
中村真一郎『夏』
868 :
無名草子さん:2006/11/21(火) 12:02:20
散々既出だが、『夏への扉』
/⌒彡:::
/冫、 )::: 今年も終わりか・・・
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/ 丶' ヽ::: 色々あったけど
/ ヽ / /:::
/ /へ ヘ/ /:::
/ \ ヾミ /|::: All was well !
(__/| \___ノ/:::
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/ y ):::
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/冫、 )::: 今年も終わりか・・・
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/ y )::: 来年こそは
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遅くなったけどあけおめ。
池澤夏樹の『南の島のティオ』。
児童向けに書かれた短編集なんで読みやすいと思う。
872 :
無名草子さん:2007/01/28(日) 01:00:40
イーニッドブライトンの冒険シリーズかなw
夏休み前に学校が販売するから夏のにおいがするぅ
「風車祭」池上永一。夏には分厚すぎる本だが
そうか?
確かに読む前はあの分厚さに圧倒されたが、
読み進めていくうちに「薄いよ〜」と思った自分がいるのだが。