1 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :
何でも答えます。俺に答えられない質問は、別の人が答えてくれ。
なんか一人でやっきになって荒そうとしている様が痛々しい。
3 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/03/01 08:54
別に荒そうとは思ってないが、かつてそういう人がいたのか?
4 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/03/01 09:13
鈴木書店の倒産後、学術図書の流通はどうなってんの?
6 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/03/01 09:50
他の取次がやっているので、特に問題なし。
もともと鈴木書店そのものが、流通のシェアとしてはたいしたことはなかったんだけどね。
マスコミが過大評価しすぎ。
まぁ問題は、回収できなかった金のほうだろうが…。
日本経済は3月危機と言われていますが、また今月あたり
有名出版社の倒産が出るのでしょうか?
ところで徳間は会長が死んですぐ倒産、みたいな評判
が立ったけど、あとどのくらい持つんだろうか?
8 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/03/01 10:17
>>7 銀行次第。
徳間は「千と千尋」がメガヒットしたので、あと1年ぐらいは大丈夫だろう。
しかし新雑誌は苦戦中。
徳間書店は今後、とりあえず、現在のビルはほかに賃貸して、徳間書店自体は別の場所に移転する
10 :
無名草子さん:02/03/01 10:27
名無し一号さん、サンキューです。
そうか、徳間は天恵があったからなあ。
学研はどうなりそう?
11 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/03/01 10:30
>>10 やはりメインバンク次第じゃないの? 今の時代はどこもおんなじ。
危ない会社の話は山ほど聞くが、景気いい会社の話は聞かないねぇ。
12 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/03/01 10:49
そんじゃ、仕事に行きます。トリップつきの「名無し一号」としての回答は、また帰って来てから、ということで。
日経BPの現状についてうかがいたいです。
かつては大手3社やマガハを凌ぎ、広告収入
日本最大といわれたBPさんですが、日経パソコン
部数減少やクリックのリニューアルが不評など
よくないうわさばっかり聞きます。
かつてはたいへんお世話になったので心配です。
誰か詳しい情報をお知りの方いませんか?
14 :
無名草子さん:02/03/01 11:45
日経BPだったら、雑誌板の方が詳しい人がいそうだよ。
15 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/03/02 00:41
やっと帰ってきたよ。
>>13 現状や内情は知らないが(関係者じゃないし。関係者ならよけい言えないだろう)、
「経営は悪化しているが、もっと悪化している他の会社よりマシ」という感じなんじゃなかろうか。
幻の「IT景気」を見越して、どれだけ先行投資しちまったか、という問題だね。
多分マガハよりはマシだと思う。
週末は家にいる予定なので、もう少しすばやく回答できるかも。
中経出版てもうおしまいですか?
知人がよそに出向させられてもう3年です。
柴田書店大丈夫なの?
18 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/03/02 02:52
>>16 >>17 うーん、そういうのに関しての「風評」は、風評であることを前提にしても、俺は流したくない。
というより、はっきり言って知らん。申し訳ない。
柴田書店は、多分名前を変えて再建すると思います。
しかし一度銀行が経営陣に入った出版社は、いろいろやっても再建に数年かかるからなぁ…。
19 :
無名草子さん:02/03/03 02:44
著者の意図で、著作権放棄ってあり得ますが、
複数に版権を譲渡するってあり得ますか?
要は、同作品で出版社を競走させるため。
版権って、守られ過ぎ。一社独占だもの。
20 :
ちくままんせー:02/03/03 06:49
>>5 地方小はすずきの占める率が高かったのでちょとタイヘン。
ニッパン扱いになるようだけど……ススキほどの営業ができるとは思えん。
21 :
無名草子さん:02/03/03 18:01
あんな働き者のがんばりやはいないよ。
リーマンみたいに、土日休んで、過労だ ストレスだ いってるやつに比べたら
ほんと、立派でやりがいのある仕事だよ。
リーマンなんか所詮、乳離れできないマザコンがいくようなところ。
みんなと同じ時期に、同じスーツ着て、同じ列に並んで、同じマニュアルで
ロボット化して、なんだかんだいってプライドだけは保持されたまんま
、はい、死んでいくのです。
22 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/03/03 18:21
>>19 版権って要するに出版権のことか。複数出版社に「本を出していいよ」と作者がいう
ことはあるけど、文庫・新書・ハードカバーと、型を変えて、だろうな。
一社独占でない場合のデメリットのほうが大きいんだよ。
23 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/03/03 18:22
24 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/03/04 22:11
あんまり質問がないみたいだけど、とりあえずあげてみる。
25 :
無名草子さん:02/03/04 22:15
じゃ質問です、
出版業界はあと何年持つのでしょうか?
しっつもーん。
最終的にニッパンは逝ってしまうの?
だとしたらトーハン天下の時代はありえるの??
27 :
無名草子さん:02/03/04 22:39
出版界のあれこれを判り易く解説してくれる本等あったら
教えてください
(出来れば薄くて絵入りのヤツ………恥…(; ;)ホロホロ)
28 :
無名草子さん:02/03/04 23:07
椎名誠の女性スキャンダルは事実ですか?
業界では有名とカキコされていたけど・・・
29 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/03/05 00:34
>>25 「本を書店を通して販売する」というような意味での出版業界なら、今の流れでは数年かも。
情報の総合産業として考えるなら、なくなることはないだろうけどね。
30 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/03/05 00:35
>>26 ニッパンの代わりになるものがある・出てくるとしても、それはトーハンじゃないよ。
31 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/03/05 00:51
>>27 ちょっと調べてみたけど分からなかった。すまんです。明日になったら書店でも回ってみるよ。
32 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/03/05 00:52
>>28 そういうプライベートなことは、知ってても書けないな…。
俺以外の「名無し」なら答えられるかも知れない。
33 :
無名草子さん:02/03/05 01:39
鈴木が逝っちまった後、
岩波は神田村のいくつかの取次ぎに取引をもちかけましたが、
「鈴木の時と同じ取引条件」をつきつけたのは本当ですか。
岩波はなんでそんなにゴーマンなんですか。
その馬鹿げた条件を飲んで、自ら自分の首を締めはじめた取次ぎはとどこですか。
34 :
無名草子さん:02/03/05 02:26
27です
31さんゴメンナサイ有難うございます!
35 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/03/05 07:55
>>33 本当かどうかはそれは知らない。そちらも知らないでしょ? あまり決めつけないほうがいいかも。
まぁでも岩波みたいなやりかたが通じるような時代じゃなくなったよね。
別の取次から仕入れた岩波の本を、鈴木に返品して利ざやを稼いでいた書店もあった、
という話は聞いたことがある。その話が本当なら(俺は別に決めつけないが)、
そういう書店に憤りを感じるんじゃなくて「岩波・鈴木は可哀想だな」と思う。
36 :
無名草子さん:02/03/05 19:48
角川と主婦の友が揉めた真相は?
ワークスはどうなんの?
あえてマジレス
>29 これは10年以内に小売書店がなくなるととっていいんか?
もしそうなら、簡単でいいから1つでも2つでも、理由をつけてほしい。説得力にかけるよ。
おねがいします。
38 :
無名草子さん:02/03/05 22:45
>36
メディアワークスは角川グループに残るでしょ。
元々、今の角川の社長が作ったんだし。
先週の業界新聞に主婦の友社のインタビューが載ってて角川を
批判してたけど、角川にも言い分あるだろうし。当事者同士に
しかホントのことは分からないんじゃないかな。
39 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/03/05 23:00
>>27 ちょっと昼間調べてみた。業界関連のコーナーも見てみたが、基本的な知識がないと
難しいのも多いので(業界の根本的問題に関する話は面白いんだけど)、
結局就職案内コーナーみたいなところで見つけました。
「最新データで読む産業と会社研究シリーズ」という奴の、『出版』(植田康夫・産学社)。
値段は1300円と少し高めかも知れないが、この手の本としては普通なのかな。
まぁ基本的に出版関係に就職したい人のための案内だけど、
編集者だけじゃなくて営業・流通などの仕組みなども語っているのがいいです。
「家電業界」とか「製薬業界」という就職ガイド本があったとして、その中身のほとんどが
「研究所の研究者生活」に関する説明だったら、ちょっと嫌でしょ。ところが
マスコミ関係はそういう本もけっこうあったりするんだよな…。
最初のところに「業界研究クイズ」というのがありまして…ちょっと項を分けよう。
40 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/03/05 23:07
「業界研究クイズ」の問題は、たとえばこんな感じ。
1・2000年度の日本の新刊書籍の発行点数(冊数ではない)は?
a約9100点
b約6万5000点
c約12万4000点
2・2000年度の日本の雑誌創刊点数は?
a76点
b191点
c442点
3・日本全国の出版社数は?
a約850社
b約1900社
c約4400社
4・日本の出版社全部の売上高を合計して、日産自動車やトヨタ自動車と比べると?
a日産の売上高のおよそ8割
b日産とトヨタの売上高を合わせた程度
cトヨタのおよそ6倍
回答は、知ってる人は知ってると思いますが、興味のあるかたはこの本を書店で見て
買ってみてください。このスレが続くようなら、おいおい回答のようなものも書くかもね。
41 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/03/05 23:10
>>36 揉めた、って大昔だよね。弟の歴彦を春彦が追い出した、ってこと?
追い出された歴彦がメディアワークスを作って、販売元として「主婦の友社」にお願いしたとか。
最近のモメゴト、ということに関しては、
>>36がどういう風に揉めているか知っていることを
まずお伺いしてから考えたいです。
メディアワークスが出来た経緯は知ってました?
42 :
無名草子さん:02/03/05 23:13
27です
名無し一号 さん有難うございます〜〜〜!!!!!!!!!!!
本当に親切に有難うございました! 早速買って読みこみます
…(; ;)ホロホロ
43 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/03/05 23:16
>>37 うーん、うまく言えないのだが、というよりそもそも俺の言い方がまずかったかもね。
要するに、今のままの書店じゃなくて、ただの「雑誌店」か、割と専門化・大型店化した
「大規模書店」しか残れないんじゃないか、という感じ。で、後者のほうは、本だけじゃなくて
「情報」を売るようなスタイルの店になるかな、と思う。
そう思う根拠は、今の本・雑誌の買われ方を見ている俺の勘、みたいなもので、
はっきりとしたものがあるわけではないのだが…。
44 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/03/05 23:18
>>42 へーい。また何かありましたらよろしく。
俺のほうも、質問されることで「こういうことは内部の人間には常識だけど、
知らない人のほうが多いのか」みたいなことが分かったりするんで、
勉強になります。
>43 まことにありがとうございます。すっきりしました。これにはかなり同意します。
46 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/03/06 08:47
>>45 もっと簡単に、
>>25の質問には、
「出版業界がなくなることはないと思うが、この数年で劇的に(多分他の業界よりも劇的に)変わると思う」
と言えばよかったね。というより、変わらないとマジで「もたない」(他のメディアに負けてしまう)と思う。
>>41 君は出版じゃないでしょ。
角川が主婦の友との販売提携を一方的に切ったでしょ。契約を無視して。
共同出資のブックメイトは角川がいらないっていったから、
役員以外は主婦の友が引き取ることになったみたいだけど。実際はリストラ対象だって話だ。
50 :
無名草子さん :02/03/06 16:37
今回の直木賞受賞作「肩ごしの恋人」の版元がマガハで
内容もちょっと「直木賞」というジャンルからかけ離れたもの
だったように思うのですが、これはマガハの経営危機を救うための
苦肉の策と言うことはないのでしょうか。
いわゆる賞取り本なら売れるというジンクスみたいなものって
ありますよね。
51 :
無名草子さん:02/03/06 20:00
>>47 版元は太田出版だよ。いくらなんでも自社では出さんだろ。
52 :
無名草子さん:02/03/06 22:59
>40 許可とって引用してる?
53 :
無名草子さん:02/03/06 23:12
三菱商事が旺文社の株の25%を取得したらしいね。リストラのかいあって
商品価値が多少は上がったのかな。最近、旺文社ってどうなの。学研とく
らべてあまり話題にはならないけど。
54 :
無名草子さん:02/03/06 23:15
旺文社=教育産業?
55 :
無名草子さん:02/03/07 00:05
27です
47さん<うっかり書店で見つけたら、立ち読みしましょう。
ラジャ!(・∀・)
56 :
無名草子さん:02/03/07 02:42
旺文社が三菱入りで放送事業をとかNHKでいってたけど
放送のほうは既に代々木やら東進やらみんなやってるから
かなり厳しめと思われ。少子化に頼らない大人向けのを
やるのかな?
57 :
無名草子さん:02/03/07 02:47
旺文社はまだ朝日テレビの株主なのか?
58 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/03/07 06:54
>>47 『出版現実論』というのも太田出版から出てますね。
「売れない本を作る編集者はバカ」という藤脇氏の姿勢は、それなりに評価してます。
サブテキストとしては面白いが、業界を知るために最初に読むべき本かどうかは疑問。
59 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/03/07 06:54
>>48 そんだけ知ってるなら、回答する側に回ったらどうか。
60 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/03/07 06:56
>>50 賞は文春がやるもので、マガハが裏工作したかどうかまでは知らないな。
「していても不思議はない」ということで、噂が立つのまではあれこれ言えないが。
しかしマガハの本として今一番売れているのは「100人の村」。
初のミリオン・セラーだそうだ。
61 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/03/07 06:57
>>52 引用に許可は必要ないと思うし、お前にあれこれ言われる筋ではない。
著者に許可もらってあれこれ言ってるのか?
62 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/03/07 06:59
>>53 とても厳しいという話。受験関係の業界は小子化のうえ競争が激しいからねぇ…。
まぁでも、形変えて生き延びれるかも。
63 :
無名草子さん:02/03/07 07:00
>>61 52ではないが、そんな言い方はないのでは・・・
64 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/03/07 07:05
65 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/03/07 08:08
>>57 調べてみたけど分からなかった。なんか、分からなくてもどうでもいい程度のことだな、俺には。
(もう少し真面目に調べると分かるかもね)
関係ないけど、えー!? セリーヌ『なしくずしの死』が文庫(河出文庫)かよ!
そんじゃ、また。
66 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/03/07 08:09
67 :
無名草子さん:02/03/07 08:10
>63
禿同。
1は今まで親切に答えてて感じよかったけど、
痛いとこ突っ込まれたとたんに大人気ない態度だね。
いい年して恥ずかしいよ
出版に携わる人間として、引用なんかには敏感であって欲しいな。
68 :
無名草子さん:02/03/07 10:05
>>57 旺文社はテレ朝の株はすべて手放しています。数年前、脱税で訴訟問題になった
のはテレ朝株売却益に関してです。2審で国税に対して勝訴していますけどね。
>>56 放送分野にも進出するんですか。どういう形で進出するのか興味ありますね。
野次馬としては。
大手の書店でよくやっている、作家のサイン会は
書店側が企画し、作家に依頼するのですか?
それとも、出版社側が企画して、書店の場所を借りるのでしょうか?
それから、作家はギャラをもらっているのですか。自分の本の販促
だから無償?
以前から抱いていた素朴な疑問です。知っていたら教えてください。
インターネットの掲示板やホームページで、本の一部を引用するのに、
作者の許可を得る必要があるんですか?
書籍の中で、引用するときはどうなんでしょうか?
それぞれ法律的な面と、慣習的な面でどうなのか教えてください。
71 :
無名草子さん:02/03/07 11:29
72 :
無名草子さん:02/03/07 17:14
タモツっちゃん、初めまして(・・・?)。どうもありがとうございます。20冊のキリ番!(笑) 嬉しいな〜。ひゅーひゅー♪ です。
実は刊行中の拙著のほうも、つい先日、相方の知人女性に読んでいただいて、『吉本』と感想をいただきました。いまからでも遅くないか!? 村上ショージさまに弟子入りをお願いしてみるか!? この際愛人でもいいか!?
それとも吉本って、「ギャラ安そう」ってニュアンスでしょうか。呼んでちょ。安い女。『じゃんがららぁめん』の「ぜんぶのせ」に替え玉1個で釣れる。なんか日記のノリになってきたな。
◆ ◆ ◆
いちおう主張しときますが、オイラ以前は、ちゃんとライターだったんです。それできちんと食べてました、ハイ。そんで、「そういう仕事しててノーギャラで文章を書いていいのか」みたいなツッコミが、ごく希に、あります。
知人の知人、直接は知らないカメラマンさんなんですが、「1カット5000円なら、5000円の仕事を。20000円なら20000円の仕事をする」と明言されたそうです。それでいくとメルマガのような0円の仕事は、0円の仕事をされるのかしら・・・というより、しないか、仕事。
そーゆーもんなのかなあ。5000円払って20000円の仕事をする人のところにだけ、次に20000円の仕事が来るようになるんじゃねーかなー。
73 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/03/08 00:28
>>69 それはまぁ、ケース・バイ・ケースとしか。
大規模な、全国行脚のサイン会は、出版社が企画〜取次に相談〜各書店が協力、
というケースが多いだろうけど
(というより、そのくらい各方面が連携しないとしないと出来ない)、
書店のバイトが作家と知り合い〜作家と直談判〜本出してる会社の編集者に相談〜サイン会、
というケースもあるしね。
誰が作家に依頼するかは、書店が依頼する場合もあるが、
うまくやらないと「なんであの書店はオーケーで、うちではやらせてくれないんですか」と、
版元の営業に大手書店の嫌味が入ったりするので注意が必要だ。
謝礼に関しては、書店のほうから「お足代」ってことで、若干の金が出ます。
地方なら交通費・宿泊費と飲食費(夜の接待)。出版社が出すことはあまりありません。
しかし、本当にたいした金額ではないみたいです。
書店のほうも、売れた本から諸経費を引くとたいした儲けにはならない。
サイン会は版元も書店も儲からないけど、まぁ、宣伝、ってことですねぇ。
もう少し詳しいことも話せるけど、とりあえずこんなところで。
謝礼の具体的な金額は、ちょっと知ってるのもあるけど、ここでは言えない。
一応○万円以下でした。○十万円の人もいるのかなぁ。
74 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/03/08 00:29
>>72 これってコピペ? でも、
>5000円払って20000円の仕事をする人のところにだけ、次に20000円の仕事が来るよう
になるんじゃねーかなー。
ってのは、いいこと言うね。
75 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/03/08 00:32
>>67 >>52=
>>67?
まぁ匿名のご意見は、ご意見としてありがたく聞いておきますが、「引用」のルールに関しては、
>>71が示したリンク先に一度目を通しておくのもいいのでは。
76 :
無名草子さん:02/03/08 01:30
業界の事ではないのですが、知ってる方いたら教えてください。
週刊SPA!で連載していた、中上健次の大洪水は
何年から何年まで続いていましたか?
>75 ご返答ありがとうございました。こちらも聞き方に問題があったかもしれません。
ちなみに、私は67ではありません。
ちなみに、私は52以前にも何度か書きこんでます。
ちなみに、私はこのスレが気にいっているので、これからも頑張ってください。
78 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/03/08 07:02
79 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/03/08 07:03
>>77 へーい。俺のほうも精神的にもう少しマターリやってきたいと思います。
80 :
無名草子さん:02/03/08 10:35
例えば複数の出版社を持っている作家が直木賞を受賞したとして
受賞した版元以外で、受賞作の宣伝をするということはあるので
しょうか。
同業他社での宣伝というのは出版業界では普通に行われているの
でしょうか。
メーカーなどでは絶対にありえないことだと思うのですか。
Yさんが受賞作(M社)の宣伝をY社のHPで行っていたので、
そういう規定はメーカーより緩やかなのかなと思ったので。
81 :
無名草子さん:02/03/08 11:15
>>80 受賞の発表に限らず、お亡くなりになったとか何かあると、
→書店が作品を全部揃えようと各版元に注文します。
→注文が殺到し、品切れ、重版(帯に受賞とか書いて付ける)
という流れが発生するので、宣伝の規定?ないと思う。
版元同士でも仲のいい、音羽グループや一ツ橋じゃ昔から当たり前だったし。
82 :
無名草子さん:02/03/08 12:02
>81
有難うございます。まあ、協賛して作家を売り出すということが
先決ですよね。
83 :
無名草子さん:02/03/08 12:39
>80
新潮におりましたが、芥川&直木の受賞は
ずいぶんと利用して宣伝させてもらいました。
84 :
無名草子さん:02/03/08 13:40
>83
貴重な業界話をお聞かせくださり、有難うございます。
85 :
無名草子さん:02/03/08 13:47
なんで直木賞は絶対に辞退しない人にしかあげないんですか?
というかなんでそういう約束があるんですか?
山本周五郎が辞退してたと思う
87 :
無名草子さん:02/03/08 18:19
ここの主は態度が尊大ですね。
>>71 教えていただいたサイト行ってみました。参考になりました。
ありがとうございます。
名無し一号さん
サイン会についての解答ありがとうございました。
よくわかりました。
90 :
無名草子さん:02/03/08 23:07
すいません、「3のべ」「4長」「常備」はただ単に支払いの期日が長いというだけの違いなのですか?
基本的なことで恥ずかしいんですけど、支払方法も違うんでしょうか?呼び方が違うだけ?
91 :
無名草子さん:02/03/09 00:23
>90 例外は無視して答えると・・・
3のべ=3延=3ヶ月繰り延べ勘定、原則買切り。補充注文義務無し。
4長=4ヶ月長期委託=4ヶ月繰り延べ勘定、委託なので4ヶ月以内なら返品可能。補充注文義務無し。
常備=常備寄託=支払いは、通常12ヵ月繰り延べ、返品可能、補充注文義務あり。
(あんちょこナシで書いてみた、間違ってたら誰か突っ込んで)
92 :
無名草子さん:02/03/09 00:33
雑誌の早売りは結構うるさいのに
搬入発売とかで書籍の早売りが問題にならないのはなぜ?
この商品の物流ルートは?
93 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/03/09 00:39
>>80 作家は複数の出版社に書いていることが多いからね。
たとえば、家電や車業界などで、特殊な技術や部品が複数の製品で使われていたとして、
その技術・部品が何か賞を取った場合などは、それが使われている製品などは、
メーカーに関係なく宣伝材料として「○○賞受賞」みたいなこと、するということはありそうだが。
よく分からないんで、「そういうことはない」というヒトがいたらすみません。
94 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/03/09 00:44
>>85 候補作に選ばれる段階で「直木賞の候補にさせていただいてもよろしいですか。
受賞されたらお受けいただく、という条件つきで」という問い合わせをするらしい。
だから、その段階で辞退したい人は候補から外れるみたいね。
過去の具体例だと、香納諒一がそうだったんじゃないかな。なにしろ彼は
日本推理作家協会賞を受賞するまでは文芸春秋の社員。
自社の賞を社員が取るわけにはいかない。
山本周五郎は生涯、いかなる文学賞でも辞退し続けた人だよね。
まさか死後、自分の名前がついた賞ができるとは思わなかっただろうが…。
なんで「辞退しない人にしかあげない」かというと、過去それでトラブルがあったから
じゃないかなぁ…あまり昔のことは知らないが。
そう言えば「該当作品なし」という賞の結果もあまり聞かないね。
95 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/03/09 00:44
>>87 そういうキャラ立てをしているから。
でも質問にはなるべく一生懸命答えるよ。
96 :
無名草子さん:02/03/09 00:44
>92
むかし問題になったのは、漫画雑誌。あまり早売りが激しいと深夜コンビニなどに青少年たちが買いに集るなどよくない。書籍は?書協が無関心。
ルートは、
版元の実験販売。
取次の事前見本の抜け駆け販売。
ものすごい巨大な力によるもの。
97 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/03/09 00:45
>>91 お答えどうもありがとう。書店関係の専門用語は、俺もあまりくわしくないので助かりました。
98 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/03/09 00:46
>>92 なんか、雑協と書協の、業者への圧力のかけ具合の問題かも。
これもあまりよく分からないので、くわしいかたの知識を求めたい。
99 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/03/09 00:50
>>76 昼間書店に行って中上健次の全集調べてみたら、ちゃんと載ってました。13巻の巻末解説。
『大洪水』のSPA!での連載は90年6月13日号〜92年2月26日号。
「以下次号」と最後の掲載にはあったが、掲載されないまま未完、だったそうです。
全集は集英社刊、です。
100 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/03/09 00:53
>>96 お答えどうもありがとう。
一部補足すると、販売ルートに関しては、書籍は「受け取った順に並べていい」みたいに、
雑誌ほどきつい販売の縛りがないようなので、
一部都内など、早く並べられるところは早く並べたりします。
逆に地方だと、正規の発売日より少し遅い場合もあるんだろうな。
101 :
無名草子さん:02/03/09 01:03
なんだかしみじみ
タメになるなぁ
102 :
無名草子さん:02/03/09 02:53
「書籍の発売日とはつまり入荷日のこと」てのが取次ぎの人の言葉。
103 :
無名草子さん:02/03/09 15:51
90です。遅くなりましたけど丁寧なお答えありがとうございました。
ホント良スレですね。
104 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/03/09 17:35
>>103 この板はそもそも、荒らし厨房は少ないからな。悪口が好きな人は多いみたいだが。
ちなみに俺はあんまり悪口、好きじゃない。
105 :
無名草子さん:02/03/09 18:10
よく書評なんかで、販売部数が『何刷、何万部、(トーハン調べ)』
とか書いてありますよね。
本の販売部数(概数)を一般の人が調べる方法はありますか?
106 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/03/09 20:30
>>105 トーハン調べ、ってのはベストセラーの順位のほうなんじゃないかな。
大手取次(本の卸しどころ)としてはトーハン・日販があるが、どちらも
版元(出版社)が作る本を独占販売しているわけではないので、「発行部数」は分からない。
(「販売部数」はさらに分からない。これに関しては後述)
一応、あるジャンルの本に関しては、この出版社からは○%、という、仕入れの具合は
流れで決まっていることもあるので、取次がデータ(推定部数)を流すこともあるかも知れない。
>>105が『何刷、何万部、(トーハン調べ)』 というものを見たとしたら、何で見たか
もう少しくわしい情報を知りたい。
新聞社がベストセラーを調べる場合は、「順位」はトーハン・日販に(トーハンが多いですが)、
「刷り部数」に関しては版元(出版社)の営業に聞くのが普通だろう。
しかし、それでも「○万部作った」ということは分かっても「○万部売れた」という
データを知っている者は日本のどこにもいないんだ。
「書店に置かれている数」と「実際に売れた数」の数値を知るシステムがまだ
構築されてないからね。それが構築されている業界は、多分あまり多くないと思う。
自動車業界なんかは、多分「実際に売れた数」を把握しているとは思うが、
音楽(CD)・ゲームなんかも、出荷枚数(本数)ぐらいしか分からないんじゃないかな。
で、
>>105の質問に戻りますが、回答としては、いろいろ考えてみたのだが、
思いつかない。「俺の知っている限りではなさそうだ」という感じ。
新聞・雑誌の記者が、取材の目的で出版社の営業に聞けば、まず教えてくれるとは思うけどね。
別の人間の回答を待ってもいい。
あと、刷り部数に関しては、それを刷った印刷所ももちろん知っている(把握している)。
そちら経由で他社の特定書籍の部数を調べることも、出版社・印刷所によっては可能だが…。
むむむ。丼勘定ですね。プロ野球みたいだ。
>>99 わざわざ調べて頂いて、ありがとうございます!
感謝します。
109 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/03/10 06:54
>>107 野球にたとえるのなら、試合が終わって帰る時点で、実際に金払った奴が何人いるかが分かる、という。
もっとも、POS調査とか長年の経験とかで、だいたいの「有料入場者数」は分かるようにはなってます。
110 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/03/10 06:54
>>108 ていうより、全集見れば分かるようなことは、ここで聞かないで自分で調べてもいいのでは。
学校の宿題か何かですか?
111 :
無名草子さん:02/03/10 14:27
105です。丁寧な回答ありがとうございます。
『販売部数』、『トーハン調べ』というところは思い違いでした。
新聞の書評に、『何刷、何万部』と書いてあっただけでした。
お話によると、発行部数は出版社の言ったことをそのまま信じるしかないみたい
ですね。
出版社が宣伝のために多めに言ってることもありそうですね。
>>110 そうですよね。反省します・・・。
宿題ではなく、大洪水の連載で一緒に掲載されていた
オブジェを見たかったんです。
これからは、自分で調べます。
すみませんでした。
113 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/03/10 17:17
>>111 ドウモ。
発行部数は確かにごまかせるけど、そんなにすごくごまかしても多分バレると思う。
まぁ、1.2〜1.5倍ぐらいまでなら大丈夫かな。
(新聞の記事のほうがおおむね正しくて、広告のほうはやや大目。
でも、売れてる本だと広告作っているうちにさらに増刷かかるから、若干大目にしてるんだろう)
114 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/03/10 17:18
>>112 ドウモ。
質問があると、答える側(俺とか)のリファレンス・パワーもあがるので、別に悪いことばかりじゃないよ。
でも、
>>112も自分のリファレンス・パワーをあげてみたくないかい?
108かわいい。
>>92&96
レス有難うございました
地方ではナショナルチェーンと地場の超有力店が早いです
その他は後回しみたいです
東京の大店が早いのは解るのですが
地方の分はやっぱり取次ぎの負担で送品しているのでしょうか?
版元がデータを取るために直送しているのでしょうか?
117 :
無名草子さん:02/03/11 00:58
>116
零細店の場合、注文品と新刊が混送ってのもあるという噂。何日分かの新刊が注文品と一緒に流れてくる。その分遅い。
配本ランクが低くて新刊ランク配本が0で。注文短冊付で後から注文扱いで遅れて入ってくる。その為、遅い。
大きかろうが小さかろうが、同じ自動車便で、ダンボールがやってくる。
118 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/03/11 07:49
>>116 具体的に
>>116は、どういう商品について語っているのか、聞いてもいいだろうか。
俺の想像では、文庫(それもライトノベル系の奴)なんだが、違っていたら申し訳ない。
「版元がデータを取るために直送」ってのは、普通の文庫だとまずないと思う。
(ライトノベル系も含めて)
ただ、「指定配本」というやりかたをしているところもあるけどね。
119 :
無名草子さん:02/03/11 08:29
出版社に就職したいんですが面接で受かるコツありますか?
120 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/03/11 10:23
>>119 ああ、そろそろそんな季節なんだなぁ。
>>119がどういった出版社を受けるか(大手か中小・専門か)、あるいは何をやりたいのか
(どんな雑誌か、書籍か、はたまた営業・広告か)、
さらには一次面接か役員面接か、によって答は違うので、極めて一般論として考えてみる。
1・面接マニュアル本は、目を通しておいて損はないが、面接する側も当然その手の本には目を
通しているので、マニュアル通りに答えても駄目。少しヒネリを加えないとね。
2・受ける出版社の主要出版物、出版社とは関係ないその年のベストセラー、業界の話題、
さらにその日の朝刊には目を通しておこう。「今朝の朝刊の一面には、何が載っていた?」と
聞くのを趣味にしていた人間もいたらしい。
3・デメリットをメリットに見せかけろ。暗い奴は真面目を装い、馬鹿な奴はポジティヴ・シンキングを装え。
まだ多分他にもあるだろうけど、こんなところで。
また何か思いついたら書くし、
>>119がもう少し個人的なことを話せるようなら
一般論から少し足を踏み入れた答も出来るかも知れない。
121 :
無名草子さん:02/03/11 10:28
集英社に書いた小説を応募するのですが、
なにか目をひかせて最終まで残れるような秘策、ございませんか?
秘策でなくてもあの、アドバイスを……
122 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/03/11 10:32
>>121 そ、それは少し難しい質問だ。創作板のほうが多分いいだろうけど、このスレの名が
「(出版業界)何でも質問・回答スレッド」だからなぁ…。
職業(特殊な職業)とか写真がウリモノになる、というか選者の目をひく、ということはあるので、
そういうウリモノがあったら添記したり添付してみたりしたらどうか、ぐらいのことは言えるが…。
誰かもう少し詳しい人のアドバイスを待ちたいです。
123 :
無名草子さん:02/03/11 10:37
>121
122さんの書いてる通り、特殊な職業や写真が目を引くことはあるけど、
やはり内容が面白くなければ下読みではねられると思う。
新人賞の取り方系サイトを見てみたらどうでしょう?
124 :
無名草子さん:02/03/11 11:30
「共同出版」関係の訴訟で、著者側の主張が認められた例はありますか?
125 :
無名草子さん:02/03/11 12:14
個人経営の古本屋って儲かるんか?っていうスレを立てたいんだがどうですか?
>>118 具体的に
>>116は、どういう商品について語っているのか、聞いてもいいだろうか。
全ての商品で早期販売があるとは思わないです。
私が話題にしているのは一般単行本の超メジャーな銘柄です。
他でも早期販売が有るのでしょうか、あまり見た記憶が無いのですが。
127 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/03/11 22:48
>>124 「共同出版」という行為そのものにあまり詳しくないので、当然それ関係の訴訟、
およびそれの「例」に関してもよく知らないです。すみません。
詳しい人の説明を待ってみてください。
ちょっとgoogleで検索してみたんだが、やはり分からなかった。
その手の「訴訟」って、具体的にいくつかネットで見つかりますか?
128 :
無名草子さん:02/03/11 22:50
一頃はやっていた
2〜3年据え置き24〜36ヶ月払い
の出店条件いまだにあるのでしょうか?
129 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/03/11 22:51
130 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/03/11 22:57
131 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/03/11 22:58
>>128 これも俺にはよく分からない。販売関係にくわしい人間の回答を待ちたい。
まぁ、昔トーハンと日販がシェア争いをしていたころの名残りか。
>126
大手版元はそんな面倒臭いことするかどうかしらないけど
中小以下だと、
@戦略商品の場合
A書店さんとワゴン陳列等の話がついている場合
B大型書店さんが、「どうしてもヨソより早く並べたい」と言って
版元が「さほど問題ないだろう」と判断した場合
などの要素(他にもあるけど)がいくつか組みあわさって
早出しすることはあります。直送です。
版元のメリットとしては
その本が書店HPや新文化のランキングに載るほどの力がある場合
掲載には普通、発売後2週間かかるのですが、
早出ししておくと、
世間に並んだ週の翌週には
早出しした書店のHPにランクインできる(かもしれない。売行きは神のみぞ知る)
というメリットがあります。
133 :
無名草子さん:02/03/11 23:34
取次は近場首都圏が飽和状態になるまで
配送コストの掛かる地方には
送品するインセンティブが働かない
とどこかで読みました
実際そんなものなんでしょうか?
地方の読者は可哀相に思うのですが。
134 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/03/12 08:25
>>132 どうもありがとうございます。俺も勉強になります。
135 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/03/12 08:28
>>133 どこで読んだか、もう少し詳しい情報が知りたいな。
そうすると、誰が、どういう状況で、どういう場においてそのような発言したかが分かるから。
ほら、ネットに関する発言でも「2ちゃんねる批判」してた人が過去に2ちゃんで恥かいた人物
だった、ってことあったみたいだし。
地方の、あまり内部事情にくわしいとは思えない書店の店主が言った場合と、
大手取次の幹部クラスが言った場合とじゃ、「それホント?」と思う度合いが違うでしょ?
136 :
無名草子さん:02/03/12 09:21
>127
ありがとうございました。2ちゃんねる内では出版訴訟についての情報がなかった
ように思います。もうちょっといろいろみてきます。
137 :
無名草子さん:02/03/12 10:56
「東販」と「日ぱん」って、どういう会社なんですか?
雑学・豆知識になるような物も教えてくださると嬉しいです。
お願いします。
138 :
無名草子さん:02/03/12 17:30
>>137 出版社と書店の仲立ちとなる、商社みたいな会社。
と思ってるけど違うかな?
詳しい人、解説プリーズ。
>>135 この業界大好き人間の友達に借りた本(雑誌?)で読んだのですが
面白そうなところだけ教えてもらって拾い読みするので
はっきりと覚えていません
本とコンピューターや創
を愛読している人だったので
どちらかの可能性が高いと思います
発言者に関しては???です
文藝春秋が出した2CHの本の帯に有った
”あなたの知りたい事は”でしたっけ
地でいくようなスレですね
とても面白いですこれからも頑張って下さい。
140 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/03/12 23:53
>>132 :中版元営業
勉強になります有難うございます。
やっぱり売れて何ぼですもんねー。
ちなみに、HPの威力はどんなもんですか?
142 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/03/12 23:58
>>139 それじゃ、発言者が明らかにならないままで、発言者の意図を推測してみようかな。
それが「地方の書店のオヤジ」だったら、なかなか本が思うように入荷されないグチが
入っていると思うし、「大手取次の幹部クラス」だったら、配送コストを地方の場合は
上乗せしていくかも知れない、という今後に関する布石でしょうね。
もちろん推測レベルなので、違っている可能性は高いんだけど…。
>とても面白いですこれからも頑張って下さい。
面白さだけじゃなくて何かの知識も得られるように頑張るよ。
>141
主観的印象ですが。
ランキングに関して言えば、業界内での影響力は
新文化の物が一番大きいように感じます。みんな結構見てるみたいです。
一般の読者には、書店HPのランキングってどうなんでしょ?
版元のHPは一部の熱心なファンはホントによくチェックしてくれてるみたいで、
新刊情報更新すると、すぐ2ちゃんに情報が出てたりしますけど(笑)
この辺の「どういうプロモーションが効くのか」ということは
むしろこちらが意見を伺いたいぐらいなんです。
144 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/03/13 23:24
>>143 まぁ単純で効果的なプロモーションは、メディアに取り上げていただくことですかね。
具体的には「王様のブランチ」か。
しかし、これ、セールス(売り込み)はかけられても、相手次第ということで。
世の中には本を必要としない人間が、生きている人間のうちの9割ぐらいだということが分かります。
あとは映画化・TVドラマ化か。要するに「メディアに乗る」みたいな。
145 :
地方の書店のオヤジ:02/03/15 00:20
最近カバーに樹脂コーティングが無いものが多いのです。
書店に来るまでに結構汚れるのですが、コーティングが無いと汚れが落とせないのです。
汚れはたいてい消しゴムで落とします。
生の紙の方がナチュラルで好きなのですが、売り物ですので困っております。
この変化は環境問題の関係でしょうか、製作コストの関係でしょうか?
>>143 ブロック紙の強い地方に居りますが、ブロック紙の新聞広告が影響大です。
私もHPは一部のマニア系向けと思います。
テレビの影響は強すぎます、急に無いか無いかと押し寄せてきて閉口します。
新文化はデータとして遅いのであまり使えません、木曜発行で当地には月曜着です。
146 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/03/15 00:54
>>145 コート加工してあるカバーは「産業廃棄物」ということで、紙として再利用できないみたいだからね。
その関係なんじゃないの? あと最近の流行で「テラテラしているのはあまり流行ってない」とか。
製作コスト的にはコート・マット加工してもそんなに高くなるもんじゃない。
多分コスト的に「うーん」となるのは、
堅めのトレーシング・ペーパー使ったオビとか。折れたり切れたりしやすいし。
でも、見た目はけっこういい感じになるんだよな。
>テレビの影響は強すぎます、急に無いか無いかと押し寄せてきて閉口します。
効果がありすぎて困る、ということですか。
147 :
無名草子さん:02/03/15 19:53
サイマル出版会はなぜ潰れたのですか?
たいへん不思議に思います。
結構良い本を出していましたよね。
148 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/03/16 00:54
>>147 どうしてなんだろうね。少し調べてみたけど分からなかった。
マジメな本を出しているだけの会社は、厳しい時代なんだろうな。
このスレ勉強になります。
150 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/03/16 01:14
151 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/03/16 01:21
>>119 過去ログ見てたら、これの回答をもう一つ思いついた。
面接で聞かれる質問は、社会常識的なことを除くと、ちゃんと答えられたか、ではなく、
自分が知らないことにどう対処できるか、というのを見る意味もある。
専門的なことを聞かれたら、正直に「すみません、不勉強なもんでよく知りません」と
答えるか、他人の受け売りや参考書で見ただけの知識を答えるか、好きにやるといいかもな。
ちなみに、マスコミ業界にワセダが多いのは、そう言った状況に至った場合での
「その場しのぎのうまいレトリック」が達者なせいじゃないかと思っている。
デーモン小暮とかな。
152 :
無名草子さん:02/03/16 04:28
レトリックて修辞法ってことですよね。
学校でやったんだけど、具体的になんなのか意味わかんないです。
教えてくださいー。
こんなのもわかんないのに就活する資格ないかも・・・
153 :
無名草子さん:02/03/16 04:55
サイマルも出版だけでなく学校とかを手広くやっていたようなので、
たしかバブル破綻で巨額負債をつくって潰れたんだと思ったが……。
もっとも、その潰れ方が、大陸書房のようなものだったか
どうかまでは知らないけどね。
154 :
無名草子さん:02/03/16 10:54
>147 >153
俺の記憶では解散したのは出版部のみだった気がするが・・・
現在は、サイマル本体はベネッセの傘下にあるようだ。もちろん現役(なハズ)。
関連として・・・
(株)サイマリンガル これも健在なはず。
156 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/03/16 12:33
157 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/03/16 12:37
>>153 なるほどー、銀行が過剰融資→貸し渋り・厳しい回収、という
バブル崩壊の黄金パターンか。
それがサイマル出版会倒産(解散)の本当の理由かは不明だけど、
出版社が意外に今の不況でも潰れないのは
「銀行が貸付先の相手としてはさほど重要視してなかった」
というところがあります。
要するに「ギャンブラーに誰が金を貸す? 資産(不動産その他)もないのに」
というわけですなー。
最近はぼちぼち、版権も銀行サイドが担保として考えるようになったのかな。
158 :
無名草子さん:02/03/16 15:50
質問です。他業種は外資系が失敗撤退もあるが参入してくるが。小売の書店に関しては何故参入してこんのか?
小売の書店はビジネスとしては、成り立たないんのだろうか?
それと、外資系の版元ってありましたっけ?
(ペンギンブックスジャパンも撤退だしね・・・)
159 :
無名草子さん:02/03/16 18:34
>156
ありがとうございます。でも、なんか小難しいことばっかでちんぷんかんぷん・・・
もっと幼稚園生でもわかるような日本語でかいてくれたらいいのに。
自分、もっと日本語勉強しよう・・・
160 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/03/16 20:00
>>158 外資が参入してシェアが広げられるための要件に欠けているのかもな。
安売りできないし。今後は分からないけどね。
オンライン書店ならamazon.comがあるので、リアルアマゾンの可能性もあるか。
外資系の版元は、それなりにある。最近有名なのがデアゴスティーニ
(週刊でオマケつき本などを出しているところ)なんだが…。
161 :
無名草子さん:02/03/16 21:24
>>158 アメリカ最大の書店チェーン「バーンズ&ノーブル」が日本で用地を取得した(もしくは用地取得を
決定した)、という話を聞いたのが3・4年ぐらい前(アマゾン日本上陸より前)でした。
トイざラスの日本進出成功を受けての計画だったようで、かなり具体的なところまで進んでいたよ
うです(ちなみに自分が聞いた範囲では茨城に進出の予定でした)。
が、和書(日本国内で発行・発売・流通している本=「洋書」の対義語)の取り扱いが云々というお
話を某巨大チェーンの仕入れ担当者に伺いました。
いわゆる「非関税障壁」とか「護送船団方式」などと言う言葉が頭を回った稀有な経験です。
ちなみにB&Nはアマゾンに対抗してオンラン書店経営にも乗り出しましたが結果は……。
外資系の版元としてはデアゴは有名ですが、ハーレクインもみなさんご存知かと思います。婦人画
報社とくっついてる「アシェット」なんかも向こうでは巨大出版コングロマリットです。その他、コンピュ
ーター関連だと発行元発売元問わず多数あります。4年ほど前に撤退しましたが「HBJ出版局」とか、
展示会のほうがメジャーかもしれませんが「IDGジャパン」とか。
162 :
無名草子さん:02/03/16 21:34
161の続き
で、ペンギンの撤退ですが、一般的に外資系の版元の場合、日本での流通及び商慣習をどう理解し、
消化するかが課題になっているようです。
いわゆる休眠会社(過去に出版活動を行い会社として存在してはいるが現在は活動休止状態の会社)
を買い取っての日本上陸という例や、デアゴやハーレクインのように発売元として既存の会社を使っ
て(デアゴは同朋舎、ハーレクインは洋販)、
って妻が来てパソコン使うからどけって(泣)。
リクエストがあれば続きは改めて。では。
163 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/03/16 21:58
>>161 わー、滅茶苦茶くわしいな。奥さんがお休みになったら続きを期待します。
164 :
エキストラ:02/03/17 16:28
私は近々、出版業界に身をおく者です。
まだ専門知識等に疎く、未熟者ですが2つ質問させてください。
1.単刀直入に、どうすれば出版物は売れるのでしょうか?
Book Offや漫画喫茶など、古本市場が台頭している中で
本屋で本を買う人は今後一層減少すると予測できます。
これらの業種と対等に戦うのは圧倒的に不利なのではないでしょうか?
2.トーハンやニッパンに代表される出版販売会社の存在意義って何なのでしょう?
一部では商社不要論(卸不要論)も囁かれていますが
将来的に出版社と書店が提携して、直接やり取りできる可能性は大きいと思っているんですが。
出版社の営業の仕事に向く適性とはどのようなものですか?
普通の会社の営業とは特性がちがいますか?
166 :
無名草子さん:02/03/17 17:11
アシェットフィリパッキにしろ、コンデナストにしろ、
たとえば、「ELLE」とか「VOGUE」とか、
世界中で各国版が出版され、けっこう売れてますよね?
US版の「ELLE」、創刊当時は先行きが危ぶまれたが、
いまじゃそれなりのステイタスだし。
なぜ、日本でだけ失敗するのでしょうか?
(「マリ・クレール」もそうだな)。
これで「25ans KOREA」が成功したら、ナゾは深まるばかりだな。
167 :
無名草子さん:02/03/17 19:43
オマエ、ヒトリデイイオモイバッカシテルトノロウゾ
アシタカラ、セナカニキヲツケロヨ。アオジロイヒトカゲヲミタラオレダトオモエ。
ソレガイヤナラ、ハヤクコッチノセカイニモドッテコイヨ
(
168 :
無名草子さん:02/03/17 20:54
>164
中規模版元にいるものです。
2に関してですが、全国に2万店ある書店(数あってる?)のある
一つのお店から、3000円の単行本の客注がきたとしますよね。
まあ送品したとします。その一年はその本しか売れなかった
としますよ。(専門書系なのでそんな事はありうるのですが)
支払いが悪いとき、人件費かけて3000円回収する手間を考えたら
割に合わんのですわ。その点金融機能を持つ取次ぎが
間に入ることで、安心して送品さらには出版ができるんですね。
もちろんいいことばかりじゃないし、まずは口座を開くのが
大変だし、開けたところで版元にとってとんでもない条件
だったりしますけどね。
2万店ある書店(数あってる?)の書店と直に取引して、
きっちり代金回収することを想像してみて下さいませ。
169 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/03/17 21:02
>>164 これも難しい質問だな。
1・「どうやって」という言葉の解釈が難しいが(どういう本を作れば、なのか、どういう宣伝を考えれば、なのか)
言えることは「みんなの欲しがるようなものを作れば売れる」ということだね。しかし世の中には本などを
欲しがる人間はそんなに多くないので、みんな、とはいっても日本の人口の1%ぐらいでかまわないんだ。
それなら、「趣味」と「商売」のバランスも、微妙に取れそうだな。
2・大手取次は「10万部以上の雑誌を日本全国同じ日に、同じ値段で販売する」ことに特化してるからな。
もう少し小回りがきくようにするか、中小取次のシェアが広がらないと「害」のほうしか目立たないだろ。
2社も今後に関してはそれなりに考えていると思う。
170 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/03/17 21:03
まぁ、
>>169は俺の考えなんで、もっと違う考えの人もいるだろう。
他の人の回答も参考になると思います(
>>168のような)。
171 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/03/17 21:06
>>165 あんまり違わないんじゃないの?
しかし扱ってる商品とか、会社の規模というものもあるので、一概には言えない。
「普通の会社」にもいろいろあるのと同じ。
172 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/03/17 21:08
>>166 実際に現場で作っているスタッフの、能力の問題とか。
能力だけじゃなくて、上の方からの制約・押しつけもあるだろうけどね。
上がうるさすぎるか、下が無能すぎるか、というのは直截的すぎる表現だろうか。
>>161-162 の続きと、
>>166 まず、外資の進出形態についてあらためて整理。
1.休眠会社を買収(意外とある)
2.既存の会社に販売を委託(書籍系多い)
3.日本の会社とJVを形成(例:TBSブリタニカとか、古いけど日経マグロウヒル
最近だとナショナルグラフィックも日経BPと組んだ。雑誌系多い)
4.直接進出(あまり多くない)
提携によって日本版を出版(例:中公「マリ・クレ」。雑誌の場合)するのは外資系
本体が日本進出してくるのとは少し別物だと思うので、ちょっと分けます。
174 :
エキストラ:02/03/17 22:06
>168、169
ご意見ありがとうございます。
ただ、169さんの質問2に対する回答の中で
「小回りがきく」とありますが、具体的にどういうことの意ですか?
もしよかったら、教えてください。
175 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/03/17 22:35
>>174 少ない部数の雑誌や書籍を、発売日や値段にこだわらず、欲しい読者のもとに届くようにする、とか。
ヤマト運輸のブックサービスなんかが、そういう意味では疑似取次みたいになってますね。
まぁ、根本部分の改善は、再販制度の廃止・見直しが徹底しないと難しいだろうけど。
俺が望みたいのは、たとえば大手取次の「雑誌部門」と「書籍部門」のシステム分け。
これは、単なる部署分け・事業部分けレベルではなくて、分社化的レベルですね。
それでもって、各部門(各分社)が、それ自体で益を上げられるよう改善する。
そのくらい考えて、なおかつ「書籍部門」は10年ぐらいの赤字を覚悟しないと
大手取次が生き残るのは難しいかも知れない。
176 :
エキストラ:02/03/17 23:33
>175
なるほど、細分化・柔軟化を試みて
可能な限りニーズに対応していく
必要性があるということですね。
再販制度の問題も、今後まだまだ加熱されそうですね。
貴重なご意見、本当にありがとうございました。
なんかぶつ切りになっちゃったんでとりあえず終わっときますけど、
>>166 「マリ・クレ」の原因は別じゃないかな。世界中の編集長集めて会議とかやってた
らしいけど、ほとんど女性だって。日本は……。
雑誌の場合は定期購読の仕組みとステータスの確立が大きな課題だと思うけど、
その辺が外資にしてみると難しいみたい。っていうかステータスについては彼ら最
初から「ある」って信じ込んじゃってるし、定期購読については日本の郵便事情を
甘く見すぎ。民営化されれば変わるかもしれないけど。書店売りって彼らバカにし
てるし。「controlled circulation(雑誌の無料配布だと思っていただけると)」のほう
が重要だったりする。(でも、アメリカで郵便料金が変わった時、「これからはお金
を出して買ってもらえる雑誌を作ろう」みたいに言ってて笑った。)
書籍の場合は再販制とそれに基づく複雑怪奇な流通事情を納得してもらうのは大
変。延勘はまだしも、新刊委託に伴う見計配本とかって、編集者に説明すんのだっ
て難しいのに外国人には説明できんよ。
というわけで外資が日本に上陸しても困難な例が多いのは必然とも言える。
では、定着している会社はどこが違うのか?
デアゴ(及び定期購読だけの雑誌)を除けば、限りなく日本の普通の出版社になっ
ていくことによって生き延びているのです。
178 :
無名草子さん:02/03/18 00:40
>>177さん
海外雑誌日本版のステータスに関して言えば、
クライアント(外資の化粧品、アパレルetc.)側も、
>最初から「ある」って信じ込んじゃってる
のは確か。「GQ」の特殊面なんて、錚々たるADばかり。
これは、版権使用料(ロイヤリティ)と秤にかけて、
お得なことなんでしょうか?
概観してみると、実売でもそこそこ部数だしてるの、
「フィガロ・ジャポン」だけじゃないか、と思うのですが、
これは、世界的にけっこう特異な現象ではないですかね?
(「マダム・フィガロ」そのものが、なんというか、
新聞の日曜版の豪華なヤツ、って印象なのですが)。
あと、マグロウヒルは、欧米ではかなり権威のある出版社で、
日経マグロウヒルの名刺を出すと、現地でエラい尊敬されたというのは
ほんとうでしょうか?
179 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/03/18 09:18
>>178 まぁ、そういう企画立てるのは会社役員のトップダウンが多いから、失敗する。
たいていの業種の、現場を見ないでのトップダウンが失敗するのと同じ。
多分プロジェクト・チーム的には社内の精鋭を使うんだろうけど、口出しする人間が多すぎて
段々萎えてくるんだよな。
…というのが、俺が外部から見ての編集的感想。
>164,169
うちも直販増やそうとしているけれど、
直販は万能ではないって言うスタンスです。
ちゃんとできればおいしい部分は多いけれど。
181 :
無名草子さん:02/03/18 20:02
今後、出版業界で働こうと思っている者です。
先日OB訪問したところ、先輩に書店を見てまわるのも大事だと教えられました。
が、実際書店に行っても何を見ていいかわかりません。(平積み本や売れ筋くらい)
この他にも注意してみといた方がいいところを教えてください。
182 :
無名草子さん:02/03/18 21:07
「返品手数料」ってなんですか?書店が払うもの?どこに?
183 :
無名草子さん:02/03/18 21:49
>182 返品送料のことかな?それだとすると、書店が取次に支払うもの。
書店によって、免除のところと、返品重量?で課金のとこがあるんだっけ?
御免、誰か助けて・・・
関係無いけど、逆送運賃ってのもある。
>>168全国に2万店ある書店(数あってる?)
既に17000ぐらいじゃなかった?
>>177 >新刊委託に伴う見計配本とかって、編集者に説明すんのだっ
>て難しいのに外国人には説明できんよ
うちなんか隣接業種からの参入だから(俺は中途)
営業部長に説明しても、理解できてない。
>>182「返品手数料」ってなんですか?
返品手数料は版元も払ってるよ。1箱いくらとかで。
だからニッパソは包みが小さい。
185 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/03/18 23:31
>>181 どういう客が、どういう本を、どういう組み合わせで買うか、ってのも見てると面白いんじゃないかな。
客のファッション・年齢とかもね。
186 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/03/18 23:32
>>181 あと、各出版社の営業の人間が来た場合は、書店員とどういう会話をしているか、とか。
なるほど。
お客さんを見るのもおもしろそうですね。やってみます。
あと、書店で見ておいたほうがよいものはありますか?
一応都内の全国チェーン店をまわって見るつもりです。
188 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/03/19 07:46
>>187 立地条件と客層などの違いによる棚の並べ具合の違いとか。
最近はどこも似たような並びの店が多いけど、店員の趣味的なコーナーがあったりして。
189 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/03/19 22:10
帰宅したので質問受付中。
190 :
無名草子さん:02/03/19 22:35
質問ン
出版業界で一番えらい人は誰ですか?(例えば、講談社の社長)
出版業界で一番影響力のある人は誰ですか?(例えば、紀伊国屋の社長)
出版業界で一番お金持ちなのは誰ですか?(例えば、ソフトバンクの人)
出版業界で一番大変なのは誰ですか?(例えば、地方の零細書店)
出版業界で一番シリーズ、つづく・・・
191 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/03/19 23:12
>>190 一番えらい人
業界内だと難しいね。そんなに「誰か一人が『こうしろ』と言ったら言うことを聞かなければ
いけない」みたいな、警視総監みたいな人はいないからなぁ。講談社社長の影響力で、
業界全体の10分の1ぐらいかな。
一番影響力のある人
資生堂の社長かな?(クライアントとして)
一番お金持ち
小学館の社長と講談社の社長のどちらかだと思う
一番大変
みんな自分が一番大変だと思ってるんじゃないの?
192 :
無名草子さん:02/03/19 23:15
質問ン
出版業界で一番高齢人は誰ですか?(地方の書店のおじいちゃんもOK)
出版業界で一番高給取は誰ですか?(例えば、赤川次郎)
193 :
無名草子さん:02/03/19 23:17
194 :
無名草子さん:02/03/19 23:17
質問
名無し一号さんの素性は?
195 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/03/19 23:25
>>192 質問考えるほうが大変みたいだね(藁
一番高齢者
現役で、影響力もそれなりにある人は松原治氏(紀伊国屋書店社長)らしい。
一番高給取り
今だと、尾田栄一郎(「ワンピース」の作者の人)かなぁ。しかし印税収入は
いくら高くても「給料」じゃないし、役員収入も給料じゃない。難しいです。
講談社の社員で、役員になっていないスレスレの人かなぁ。
196 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/03/19 23:27
>>193 この件に関しては俺も知らなかった。なるほどね。
>宗教団体と大手書店の関係を教えてください。
俺よりくわしい人の説明を待ちたいです。
197 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/03/19 23:28
>>194 それは極秘中の極秘だ。でもとりあえず、業界に関して知った風なことが言える程度の
業界人、と思っていてくれればOKです。
198 :
無名草子さん:02/03/19 23:55
名無し一号さんに質問です。
文庫、新書(ノベルズ)、ハードカバーの採算が採れる最低ラインは、
だいたい何部くらいからになりますか?
最近、文庫で一万部前後のものもあると聞いたので気になりました。
199 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/03/20 00:07
>>198 どのくらい出せば儲かるか、というのは「値段」と「部数」と「仕組(ページ数)」によるからねぇ。
一万部前後とか一万部以下でも、値段高くすれば文庫でも儲かるような値段設定はできます。
あるいは薄くするとか。薄くて高ければ最強。
一般の文芸書なら、文庫600〜800円で2万部、新書800〜100円で1万5千部、
単行本2000円で5千部、といったところではないだろうか。
専門的な本(学術書)とか、岩波・東京創元社のような少しマニアックな文庫本なら、
部数はさらに少ないと思う。
200 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/03/20 00:08
>>199 「採算が取れるライン」という言葉を忘れていた。
それぞれ、そのくらいの部数で、8割ぐらい売れれば、諸経費コミで損はしないと思う。
本当に儲かるのは「重版」がかかってからの分です。
もちろん、宮部みゆきみたいに、初版10万部なんて作家は、初版の段階で儲かるが。
>199-200
素早いレスありがとうございます。勉強になりました。
202 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/03/20 21:55
前の奴見たら、
>>199、
>新書800〜100円で1万5千部
ってのは当然、「新書800〜100円で…」というのの間違いでした。
あと、もっと少ない部数(1万部前後ぐらい)でも出している、という話も聞いたな。
だとすると、文庫は1万5千部ぐらいか。
だいぶ初刷りが落ちているが、文庫の値段が微妙に高くなっているように感じるのはそのせいか。
ということで、また何か聞きたいことがありましたらヨロシク。
203 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/03/20 21:56
>>202 また間違ってるよ、「新書800〜1000円で…」だね。たびたび失礼。
204 :
無名草子さん:02/03/21 13:16
文京区本郷の風涛社ってあるんですけど高橋栄さんて今もいますか?
東京堂書店(出版)は儲かっているのですか?
206 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/03/21 13:41
>>204 >>205 知らないので知っている人を待て。
ある会社の内部事情にくわしい人間はいると思うが、儲かっていても儲かっていなくても、
知っている人間なら業務上の守秘義務があると思うので、こんなところでは言えない、
という事情もあるだろう。
だから、「○○は儲かっているのですか?」とか「××がつぶれそうって本当?」
というような質問に対して出てくる答を信じすぎてはいけないよ。一応助言。
207 :
無名草子さん:02/03/21 20:06
age
208 :
無名草子さん:02/03/21 20:31
209 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/03/22 05:26
>>208 俺も興味があるので知りたい。版元ならそれに関する情報はあると思うんだが、
ネット内を探してたんじゃその情報は見つからないだろうな。
内部情報の漏洩か、過去に公表されたことのある、予告宣伝されたチラシとかの
データ入手だと思うが、たかが数年前のことでもう分からなくなるのよね。
210 :
無名草子さん:02/03/23 04:05
風涛社の高橋栄知ってる?
211 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/03/23 10:27
212 :
無名草子さん:02/03/23 16:54
まだ営業経験が浅く、注文を受けて本が書店に行くルートのことはわかるものの、
金銭の流れに関しては別部署が行っているので分かりません。
勉強したいので色々と教えてください。
ハッキリいって、何をどう聞いたら良いのかも分からないくらいなんですが、
本や金銭の流れについて、しっかりと理屈として身につけていきたいのです。
まず、よく「○日締め、翌×日払い」「即請求」などという言葉を耳にするのですが、
これはどういった意味なのでしょうか? 他にもよく使う用語があれば教えてください。
あと、新刊書籍を委託した場合や、注文で受けた場合、
版元、取次、書店の間でどのような金銭の流れがあるのかを教えてください。
もしくは、このあたりを解説している本がありましたら教えてください。
よろしくお願いいたします。
213 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/03/23 21:50
>>212 解説してる本はなさそうだし、うまく語れるほど俺も知らない。
でも一応age
214 :
無名草子さん:02/03/23 22:05
>212 まず自分の先輩にでも聞けば・・・といいたいんだが。
「延べ勘」「長期委託」「常備寄託」「返条付き」「返条付き買切」「委託」「買切」「注文扱」「新刊委託」「指定配本」「指定」「事前注文」「追加注文」など
「○日締め、翌月×日払い」=○日までの伝票を合計して、翌月の×日に払う。
「即請求」=↑のでした説明に該当する、取次の出荷方法。対になる語として、「延勘」などがある。
「新刊書籍を委託…」=版元対取次は何ヶ月か据え置き(3月後?版元によって違うかも)後支払い。取次対書店は即請求。
「新刊書籍を注文…」=版元対取次は即請求。取次対書店は即請求。(こちらのほうが版元有利、書店にとっては入荷が遅くなる恐れがある。)
「解説している本…」=探しとくよ。俺もどこかで見たからあるはず。
だいぶ省略してっから、そこら辺の突っ込みは、勘弁。
215 :
通りすがり:02/03/23 22:24
あのね、それは先輩に聞いたほうがいいと思われ。
これらをスラスラ答えられないようでは
そおの先輩は版元営業の資格なし!
216 :
無名草子さん:02/03/23 23:19
>>213〜215
ありがとうございました。もちろん上司などに聞いたことはあるんですが、
その説明自体を専門用語で解説するもので、よく分からないんですよ。
ゆっくり、じっくり聞きたいもので、
お時間あるときで結構ですのでお教えいただければありがたいです。
>>214 「即請求」の項目がまだよく分かりません。「即」とはいつのことなのですか?
出荷後に一番近い締め日になるのでしょうか。
「新刊書籍を委託…」を解釈すると、まず書店がすぐに取次に委託商品のお金を払い、
その数ヶ月後に取次が版元にお金を払う、ということになるのですか?
例えば、その間に書店が版元に商品を返品してしまった場合は、お金はどのような流れになるのですか?
217 :
通りすがり:02/03/23 23:33
>>216 だーかーらーっ、
版元によって、委託条件は全然違うの!
あなたの会社は、内払いがあるの? ないの?
218 :
無名草子さん:02/03/23 23:41
用語についても教えていただきたいです。
解説して頂くのは大変でしょうし申し訳ないので、
私の解釈で間違っているところがありましたらご指摘ください。
また、“?”になっているところは分からなかった部分です。
「○ヶ月延勘」:注文の一種。通常であれば即請求だが、この場合は○ヶ月請求を遅らせる。
「○ヶ月長期委託」:委託の一種。通常委託期間は3ヶ月だが、この場合は○ヶ月間が委託期間となる。
「常備寄託」:版元在庫の1年間「貸し出し」。売れた分だけ即請求。売れた物は補充せねばならない。
……どうでしょうか?
219 :
無名草子さん:02/03/23 23:49
>>217 そんなに条件って違うものなのですね。
でも、「だから」と言われたって、知らないものは知らないんです。
学校があるわけじゃあないですし、こうして情報を集めないことには……。
「内払い」という言葉に関しても今ネットで調べてみましたが分かりません。
これはどういう意味なのですか?
>219
委託商品(特に新刊委託)について、取次→版元間の支払い条件は大別し
て2種類あります。「条件払い」と「精算払い」。出版社にとり、条件払
いは有利で精算払いは不利です。これは版元が取次店といつ口座開設した
かによります。
すなわちまだ出版界全体の出版点数が少なく、本の取り合いがあった時代
(昭和30年代中頃まで)に取引を始めた版元の多くは支払い条件として
条件払いの適用を受けている例が多く見受けられます(一般的に)。
「内払い」とは条件払いのことで、委託(新刊・長期)したときにその委
託金額の何%を締め日の翌月に払ってもらえるか、という条件です。
この支払い率は概算で言えば100%〜10%まで細かく区切られています。
またこの率は通常その版元の固定割合となっていますから、黙っていても
対象商品に適用されますが、場合により取次店と条件交渉でアップするこ
とも可能です(版元営業取次担当の仕事の一部)。
委託商品について100%全払いを受ける(翌月支払われる)羨ましい版元は
音羽や一橋があります。
昭和30年代後半以降に取引開設した殆どの版元は、委託商品の支払い条件が
精算払いの適用を受けます。特に新刊委託品は6カ月据え置き7カ月目支払
いが一般的です(注文品は翌月支払い)。誰か前の回答で委託精算期間が3
カ月とありましたが、新刊委託で3カ月目の精算はありません。
新刊委託期間の建前は版元⇔取次間6カ月。取次⇔書店間105日(3カ月)
となっていて、版元取次間は精算と返品期間の建前期間。取次書店間は
返品受付期間(精算は即請求)となっています。
>218
長期委託は通常3カ月ではなく、通常6カ月です。6長(ろくちょう)
と言います。3カ月の場合は通常延勘が一般的。3延(さんのべ)と
言います。最近はバリエーションが多々あるようですが、昔からの慣行
なら ろくちょう さんのべ です。
また取次が書店に出荷する条件は2種類しかないというのが建前です。
委託
買切の2種類
注文という出荷形態は建前としてありません(実際はこのバリエーションで
様々な条件がありますが、建前は2つです)。
即ち、委託で出荷したものは、委託期間内のみ返品可能。それを過ぎれば
返品不可(大嘘。大建前)。
買切で出荷したものは、返品不可(版元4500社中どの版元が?)
という次第です。
(常備は出荷ではなく、貸し出し。版元在庫の書店移動)
明治時代に「実業の日本社」が始めた委託販売は制度疲労を起し、
昭和22〜23年に岩波が始めた常備寄託制度も、崩壊し始めました。
出版界全体の仕組みが完全な制度疲労を起こし、大きな変化の前触れを
実感する今日この頃です。
221 :
無名草子さん:02/03/24 04:57
ここは詳しそうな人がいるので期待しています。
>>220さんのお話にもあるように、大手取次は版元によって差別的な取引条件を強いています。
一定の合理性があれば、伝統的な取引条件もわかるのですが、いくら信用がからむからといって、
それなりに実績を上げている版元が相変わらず不利な取引条件を呑んでいるのはなぜでしょうか?
また、不当な参入障壁ということで、独禁法違反すれすれと見られてもしょうがないと思うのですが、
公取などは再販制そのものの是非を問うばかりでいささか抽象的。
こういう差別的支払条件こそ、すっごくわかりやすい事例だとおもうのですが、
公取は何をしているのでしょうか?
>221
版元取次間の仕切(取引建て正味=卸正味)は取引約定書に明記され、
その契約は各々の既得権として扱われます。即ち一方的に変更はでき
ません。中小取次で一方的に変更されたという噂は聞いたことがあり
ますが、マルト、マルニでは聞いたことがありません。
建て正味は版元によって違います。大別すれば2つです。
1:一本正味
2:段階別正味(定価別正味)
ほとんどの版元は正味は一つですが、歴史のある大手版元はほとんど
が段階正味制をとっています。(これ既得権)
違いは定価の高い本を出したときに顕著になります。通常69掛が7掛、
71掛などと定価が高いほど正味が上がり、その分一本正味書店(大手
書店が中心)を除く一般の書店マージンが減る仕組みになっています。
版元取次間で問題にすべきは、建て正味は勿論ですが、それ以上に、
裏正味とも言うべき委託歩戻しでしょう。
委託歩戻しは上限5%から1%刻みがあって、相当歴史を有する版元も
適用されているのが実状です。
この歩戻しはマルトは新刊委託した月の翌月「支払い控除」として先払い
させられ、マルニは7カ月の精算時に控除されます(趣旨から言って
これが正常)。
新規取引版元はこのほかにも、一般的に注文保留30%を裏の取引条件と
して加味されるので、新規取引版元と大手版元の取引条件の差は、その他
諸々を入れなくても
●表正味
大手版元正味:最低68掛〜72掛幅に集中(以上もあります)。条件払い適用
中堅版元:69掛一本正味。条件払い版元もあるが、精算払い版元も多い
新規版元正味:良くて68(それ以下もあります)。100%近く精算払い
●裏正味
中堅版元:委託歩戻し 1%〜5%(ゼロ版元も結構あり)
新規版元:委託歩戻し 5%(が一般的)
●注文保留(注文売上6カ月保留)
新規版元はほとんど適用される。通常注文品は買切が建前
(返品が無いという意味)なので、100%払うべきだが、その売上の内
30%を支払わず、以降の返品に充当し、6カ月後に残りを払うというもの。
このような実態なので大手と新規または零細版元の取引条件格差は、同じ
本を作りながら驚くほどの差になっている。
ただし取次に言わせれば「取引は個々」。
221さんが書かれたように、非常に不透明、情報公開も、明瞭な基準も
ないのが現状でしょう。取引条件が「取引が個々」では公取でもなかなか
問題にしにくいのも事実でしょう。
223 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/03/24 07:20
勉強になるな。
224 :
無名草子さん:02/03/24 09:24
大変勉強になります。
うちがどのような条件なのかはまだきちんと把握できていませんが、
「返品率が改善されているようだからそろそろ条件交渉を」とか言っていることがあるのは、
こういう意味だったのですね! 納得できました。
また、上で言うところの「分戻し」は、取次が版元に請求する手数料のようなものだと
解釈してよいのでしょうか。
それと、6長と3延だと、書店にとってはやはり6長のほうが条件としてありがたいのでしょうか?
>224
委託歩戻しの件
委託歩戻しは裏正味ともいうべきものなので、取引約定
書には明記されません。
またこの本旨(取次店言い分)は、当該版元の返品率が
高い(新規は高い筈)なので、得べかりし取次マージン
が得られないため、その補填をせよという理屈です。
従ってこれは手数料ではなく、取次マージン補填が正解
です。
ということは返品率が恒常的に平均になれば、縮小また
は撤回の用意がある、というのが取次店の回答になり、
実際返品率が減少したことにより縮小、撤廃になった
けーすもあります。
ただ取次店が言う平均返品率が30%を目安としています
ので(これは昭和40〜50年代前半ぐらいの良好版元返
品率)、現在の平均返品率43%内外からみれば、とても
達成不可能な返品率とも言えます。
従って、この件に関して取次店は昭和40年代に決めた歩
戻し縮小、撤回基準の返品率を現状に合わせていないと
も言えます。
この歩戻しは前にも書きましたように、取次店の既得権
ですから、よほど根気よく交渉しないと、撤回されない
ことにご留意下さい。
書店にとって取次店からの請求は新刊=即請求に比べれ
ば、延勘、長託のほうが請求期間が長いだけアル意味で
は歓迎でしょう。
長ければ長いほど良いとは一概に言えませんが、資金繰
観点から言えば精算期間が長い方が一般的に歓迎される
かも知れません。
実際あることなので、当該書店さん以外はご勘弁願いた
いのですが、延勘、長託で商品をとって、即返品して、
資金繰りに回す書店もありますので。甚だしいのは常備
商品のスリップを抜いて、返品するところも現にありま
す。昔は余り見かけなかった不正が、最近よく耳にしま
すが、諺にあるように「貧すれば貪する」でしょうか。
何もこれは書店のみならず、版元、取次にも言えること
で、いくつか実例も知っていますが、またの機会に。
226 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/03/27 00:22
しばらく留守にしていたので、申し訳ない。
その間に、営業・販売関係の難しい質問・回答はあったようで…。
引き続き質問を受け付けるので、何でも訊いてみてくれ。
(ただし、必ず回答が得られるとは限らないし、
得られた回答が正しいとも限らないが…)
227 :
無名草子さん:02/03/27 11:24
仮伝票で仕入れた商品の本伝票は
雑誌・書籍とも後日取次ぎから送られてくるのでしょうか?
また、その請求はいつごろ来るのでしょうか?
教えてください。
228 :
無名草子さん:02/03/28 08:13
age
229 :
無名草子さん:02/03/28 08:23
230 :
無名草子さん:02/03/28 20:19
>>227 後日、取次から本請求書が送られてきますよ。
送品伝票・返品伝票、それぞれの伝票番号が羅列された表と一緒に。
ウチの店(ニッパソ)では
15日シメ・月末払いのは20日頃に請求書が来る
月末シメ・15日払いのは5日頃に請求書が来る
231 :
無名草子さん:02/03/28 23:09
>>230 レスありがとうございます。
店が仮伝に番線押して出版社さんに渡す(仮伝控えは店で保管)→出版社さんが取次ぎに
その仮伝を送る→取次ぎが本伝票にして店に送る
こんな感じでいいんですよね。
“ノルウェイの森”に出てくるはつみさんって、
どんなひとだったかおしえてください。
233 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/03/28 23:46
234 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/03/28 23:47
236 :
無名草子さん:02/03/29 22:24
仮伝関連で質問します。
仮伝票での納品があった場合
その伝票を書店から取次ぎに回すなんていう場合もありますか?
書店から取次ぎに仮伝まわさないと請求がこないなんてことないですよね?
雑誌なんですが・・・
>>231 あっ、もしかしてそれは出版社から直で書店に本を送った場合?ごめん、
普通に取次から送られてくる場合のことかと思って回答しちまった。
仮伝=送品票、本伝票=請求書のことかと勘違いした、スマソ。
あなたの言う本伝票って「送品票」のことでいいんですよね?
直の場合は、手順は
>>231でオッケーです。請求の時期は版元から
取次に伝票が送られてそこで取次が送品票を起こしますよね。
その起票した日付によって、俺が
>>230で書いたようなシメ〜請求
スケジュールです。
>>236 俺はいつも仮伝票の受領書は版元に渡してたけどな。
でも版元によっては取次に渡してくれって言うとこがあるかもね。
それなら版元→取次に伝票送る期間・手間が省けるわけだし。
他の人の意見を待ちましょう。
つか、勝手にでしゃばってスマソ> 名無し一号 氏
239 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/03/29 23:37
>>238 いやいや、俺の知らないことのほうが多いので、大いにでしゃばってください。>諸々の賢者様
240 :
無名草子さん:02/03/30 14:17
>>238 僕の書き方が悪かったです。
受領書は版元さんに渡しています。
そして、もう一枚の控えの伝票は書店で保管ですよね。
241 :
無名草子さん:02/03/30 14:57
亀レスですが。
》193
>GLAというオカルト新興宗教団体が、当り障りのない本を出版して
信者集めに奔走しています。
特定の大手書店で大量に買い込んで、ベストセラーを意図的に作り上げています。
>ちょっと、調べればおかしな団体だとわかりそうなものなのに・・・
わかっているに違いないですよ。契約書店にとっては、売上を左右する貴重な「お得意さん」なんだと思いますよ。
そういう版元の営業さんは、すごく「押し」が強いんだとも思いますよ。書店に対しても、取次に対しても。
>>241さん
レスをどうもありがとうございます。
特定書店で信者が計画的に購入し続けるとすれば、書店側も売上げの予測が
立つという利点がありますね。
他の方も皆さん、いろいろ教えてください。
書店の方で、勧誘されたと言う情報もあったら、お願いします。
243 :
文責:名無しさん:02/03/30 19:07
大昔に国際写真情報と世界画報を出していた 国際情報社
歴史写真という雑誌を出してた 歴史写真会
画報躍進の日本を出してた 東洋文化協会
今はもうない...のでしょうか? 検索してもひっかからなかったので。
保護期間を過ぎたとはいえ写真を使うので一応御一報差し上げたかったのだが..
244 :
無名草子さん:02/03/31 12:25
age
保守あげ
246 :
無名草子さん:02/04/20 00:45
age
新人版元営業アゲ
あげ
age
250 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/04/21 15:46
質問がないのなら、そんなにしょっちゅうあげなくてもいいよ。
251 :
無名草子さん:02/04/22 00:28
ケイブンシャが民事再生の手続きをとったそうですが、
これって会社経営的にはどういう状態をさしてるんでしょうか?
法律とか経営学とかよくわからないライターの俺でも
わかるように優しく教えて(;´Д`)
252 :
無名草子さん:02/04/22 01:09
>>251 つまり。法に基づいて再生を図っていくわけだよ。
だから倒産ってことじゃなくって地検の監察下で経営改善をしていくわけ。
そのかわり、銀行も融資はしないだろうし、印刷・取り次ぎも信頼をもてないだろうと思うよね。
会社は存続するといっても、いつ倒産してもおかしくない状況だよね。
253 :
無名草子さん:02/04/22 01:47
なるほど、すごいわかりやすい説明ありがとう!
出版業は続いていくかもしれないが、
経営は非常に危険な状態という事か
ああ〜つぶれちゃうのかな、心配だ
>253
金が全てです。
私財をはたいて出版業界を支えてください。
255 :
無名草子さん:02/04/22 04:45
>>254 いや、民事再生って状態になった会社からは
印税とか原稿料をもらえないのかどうかが気になって…
私財はたくなんて、そんな余裕(;´Д`)ハァ
小説のばあい編集者の人ってなにするんですか?
257 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/04/22 06:08
>>256 いろいろだと思うけど、普通は作家とどんな話を書いたらいいか、
打ち合わせとかアドバイスとかをするんじゃないのかな。
酒飲んでヨイショして原稿何も言わずにいただく、とかも、出せば○十万部、
みたいな作家だったら、ありでしょう。
しかし、西村京太郎とか赤川次郎とかを見ていると、売れっ子作家の場合は
単なるスケジュール調整だけが仕事のような気も。
258 :
無名草子さん:02/04/23 18:56
>>255 エコーホテル幾つか潰せば、何とかなるでしょ。
259 :
無名草子さん:02/04/23 19:05
質問。別のスレでも出ていたようですが、いまだに「絶版」と「品切れ」の
違いがよくわかりません。版をつぶしてしまうのが絶版で、版は残して
置くものの在庫がないのが品切れといわれていますが、「版」って何ですか?
かつてならともかく、今、本をつくるのは普通デジタル処理のはず。
そうすればデジタルデータなんていつまでもとっておけるはず。
それならば絶版と品切れにたいした違いはないのではないでしょうか?
それとも著者と出版社の間の契約が切れているかどうかによる違い
なんでしょうか? だが出版契約で明確に分けられるのかなあ?
だれか教えてください。
260 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/04/23 22:23
印刷所で取ってあるのは、フィルム。デジタルデータじゃないよ。
品切れってのは、作ろうと思えばすぐにでも印刷にかけられるような状態にある本、ではなかろうか。
261 :
無名草子さん:02/04/23 22:34
>259
小説のケースですが。
「絶版」=その出版社から重版なり再発行する予定のないもの。
著者が版権の契約を終了しやすくなる。
「品切れ重版未定」だといつか重版されるかもしれない状態なので、
著者側もなかなか契約終了できない……と聞いたことがあります。
品切れ重版未定といっても、事実上は絶版のケースが多いです。
出版社を思想的に右派から左翼まで並べてみて
>>名無し一号さん
ありがとうございます。愚問だとは思いますが、フィルムというのは、
DTPだろうがなんだろうが印刷には常に必要なんでしょうか?
小部数ならばフィルムは必要ないとか、あるいはすぐフィルムがつくれる
ため保存しているかどうかは大した意味を持たないとか、そういうことは
ないんでしょうか。今や小部数だったら、コピーをとるくらいの感覚で
本がつくれてしまうのではないかと思うのですが・・・。
そうすると絶版と品切れの実質的な差はないのではないか、というのが
私の疑念なんですが。
>>261 ありがとうございます。
いまだに出版契約というものがよく理解できません。出版契約ってのは
あらかじめ期限をきっておくのが、普通なんでしょうか?
たとえば、いぜん新潮社から灰谷健次郎が犯罪少年の実名掲載に
抗議する意味かなんかで版権を引き上げたニュースがあったような
記憶があるんですが、ああいうのはペナルティーも何もなく
著者の一方的な意向でできるものなんでしょうか。
ふつうどのような出版契約を結ぶものなのか、だれか教えてください。
>263
出版契約というのは、その本の出版権を出版社に設定することと解釈してます。
出版契約はあらかじめ期限を切っておき、
その期間内は、該当著作物を契約した出版社以外のところから
発行することはできません。
「出版権を設定」=「その本を出版する権利は、契約期間内は契約した出版社が持っている」
いうことになるからです。
契約書にはたいていは印税率、支払時期、贈呈部数、
二次使用の著作権管理などが明示されており、
出版権は3−5年、あとは1年ごとに自動更新というパターンが多いようです。
灰谷さんのケースについては答えようがありませんが、
一般的に、契約書がある以上は著者が一方的に……というのは難しいと思います。
かなりの覚悟が必要ではないかと。
265 :
おフェラーリ三郎:02/04/24 04:08
>>263 版元です。デジタルデータをそのまま落とすのは、まだまだ結構コストがかかる。
プリンタのインク代だってばかにならん。輪転機がーっと回す方がいい。
そのかわり千部くらい刷らないと意味がないけど。
たぶん、259さんは「版」をデジタルで保存しておいて注文を受けて刷ればいい、と
お考えなのでしょうが、それはオンデマンド出版というやつで、まだコストがかかる。
つうかどんな商売でも最低限のスケールメリットというものはあるわけで、
版元にオンデマンド出版を望むのは、コロッケ屋でコロッケを1グラム注文するのと
同じようなものだとお考え下さい(w
266 :
無名草子さん:02/04/24 04:22
>>264 契約書の更新をせずに本を絶版にする権利は著者にはないの
でしょうか? 著作権は著者のものだと思うんですが。
品切れという名の絶版状態に出版社がしておくのは、
著者が他社から文庫で出したりする権利をじゃまする
だけって気がします。
267 :
おフェラーリ:02/04/24 04:35
>>263 264さんがおっしゃる通り、出版権は著者との合意事項なんだけど、それを一方的に
「版権(?)引き上げる」っつっても、すでに本は刷っちゃってるし、取次経由して
本屋に並んでいるわけで、実効的には次の契約更改をしない、という意味でしかないでしょう。
もし本屋に並んでるのも全部返品させろ、ということなら契約破棄でしかないので、
じゃあ返品コストも払え(裁断するならそのコストも払え)、ちなみにあんたの印税も払わないよ、
と言ってもいいことになるんじゃない?
業界の人、この解釈であってます?
261さん、おフェラーリさん、ありがとうございます。だいぶわかってきました。
要するに印刷の究極の部分というのはいまだにアナログなわけですね。
>たぶん、259さんは「版」をデジタルで保存しておいて注文を受けて刷ればいい、と
>お考えなのでしょうが、それはオンデマンド出版というやつで、まだコストがかかる。
なるほど、そうですか。このコストが下がっていけば「絶版」「品切れ」の
差が縮まってゆくのかもしれませんね。
269 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/04/24 07:53
プリントアウトにかかるコストを読者(読みたい人)負担という形で、オンデマンドは
定着しつつあるけど(地味に静かに)、新刊が出たときに買っておけばよかったな、と
思う値段の数倍ですか。
まぁ、新刊が出たときに生まれてなかった、という場合もあるので、それは仕方ないか。
>>268さんが読みたいと思っている「絶版」「品切れ」本がもしあったら、
今の段階では図書館を利用したほうがいいと思う。
ていうか、図書館とはそういう人のためにあるところ。
>267さんの解釈で合っていると思います。
>266
ほかの方も書いてらっしゃる通りに、
版権が自動更新される前(3ヶ月前が標準?)に
書面で契約解除を通告する必要があります。
品切れ重版未定の作品の契約を解除するのはそんなに難しくはないけど、
その状態になっている作品にニーズがどれくらいあるかわからない以上、
あえて他社が出し直してくれるかも微妙になると思います。
だからその状態にしておく著作者も多いのだと思いますが……。
271 :
無名草子さん:02/04/24 14:44
盗作が公になった作家を、出版社はどのように取り扱うものですか?
272 :
無名草子さん:02/04/24 16:42
他のスレでも質問したのですが、ちょっと釈然としないのでもう一度ここで質問します。
他人の著作物の一部分の引用(ネットのホームページや大学の論文や雑誌の投稿等)には一々著作者の許可が必要なのでしょうか?
もし必要なのだとしたら、なぜ許可をとらずに引用している人がこれほど多いのでしょうか?
他のスレで答えていただいた方には申し訳ありませんが、他の人の意見も聞きたいので・・・。
引用の条件を満たしていれば必要ない。
他って、どこのスレよ。
「引用は許可を取れ!」とか阿呆な話が出そうなのはWeb製作板だけど……(w
>273
ありがとうございます。
この板の◆スレを立てるまでもない質問スレ◆ 2冊目 です。
お手数ですが、引用の条件、というのを教えていただけますか?
275 :
無名草子さん:02/04/24 19:53
276 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/04/24 22:57
>>271 ケース・バイ・ケースなので一概には言えない。
当人の反省の度合いとか、「盗作」なのか「元テキストを独自にアレンジしたオリジナル」なのかの
度合いとか、当人の出版社との力関係(売れる作家なのかそうでないのか)とか。
ただ、まったくのノー・プロブレムということは、会社的にはないと思うし、
社会的にはもっとないと思うよ。
盗作先が無名作家で、盗作したやつが売れてればまったくのノー・プロブレムになる罠。
278 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/04/25 01:12
>>277 何を「盗作」とするか、が微妙な問題なんだ。
はっきり、オリジナルと認知できる文章が何十行にわたって、「引用」の要件を満たさない形で
本文に組み込まれていたら、これは裁判所も認める「盗作」なんだが、
そういうケースは滅多にない。
#「この『彼は言った』という文章は、私の小説の一部分からの盗作です」なんて
(冗談ならともかく)言ってもその主張が通るとは思えない。
しかし、「無名作家」が主張する「盗作された」って主張は、そのレベルの主張もしばしばあるらしい。
279 :
無名草子さん:02/04/25 01:15
ここで盗作について聞いてる人は、田口ランディのことを言ってる
わけでしょう? 田口の場合は本人が「あたしは盗用しました」
って認めてるからね。
280 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/04/25 02:08
>>279 いやそれは、粘着系でそういう人がいるのかな、ということは薄々分かってはいるんだが。
田口ランディのことを訊きたいんですか? だったらはっきり言ってください。
特定個人のことに関しては、俺は見比べて確認したわけではないので何とも言えないし、
私怨・粘着でもないので一般論でしか答えようがない。
281 :
無名草子さん:02/04/25 02:19
>>280 自分は田口スレは読んでないけど、二度も盗作が発覚して全国的に
報道された作家がなぜ出版業界でまだ使ってもらえるのか単純に
不思議ですが。
282 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/04/25 02:39
>>281 「出版業界で」ではなく特定何社かの出版社で、という感じだと思うのだが、
その「不思議」さに関しては、その出版社に個々に訊いてみないと分からないだろう。
まぁ、俺の判断としては、
1・もう謝って二度としないと言っているから、当人を信用する。
2・出版社の判断としては「盗作」の範囲ではない(「無断使用」という、あまり聞き慣れない
言葉も使われているし)
3・盗作だとは思うが、売れているんだから今回の件はノー・プロブレムとしたい
などなどが考えられるけどね。
ミュージシャンが大麻やって逮捕された、みたいなもんで、次からやらなければ
そんなに問題にならないのかも知れない。いや、俺もくわしいことは知らないが。
283 :
無名草子さん:02/04/26 12:28
角川の社長がリクルート出身のヤツに変わったらしいが。
そういう方面を強めるのかな?
外資のグループの話はどうした?<角川
285 :
無名草子さん:02/04/27 23:50
歴彦は引責辞任か?
この所のごたごた、収益悪化でけじめのつもりか。
286 :
無名草子さん:02/04/28 13:24
歴彦は角川ホールディングス(仮称)の代表取締役会長兼CEOになる予定
角川書店とメディアワークス、エス・エス・コミュニケーションズの3社を
来年4月に経営統合するそうな(新文化)
287 :
無名草子さん:02/05/07 22:16
保守
288 :
無名草子さん:02/05/09 09:39
up
289 :
ど素人の物流担当:02/05/09 11:11
ある版元から「出版VANは使えないなぁ」的な話を聞いたのですが、
VANについて初歩的な解説をいただけないでしょうか?
290 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/05/09 11:40
291 :
無名草子さん:02/05/10 22:05
up
VANVAN!
データが来るのが遅い
293 :
無名草子さん:02/05/15 06:11
up
294 :
無名草子さん:02/05/31 12:26
hoshu
295 :
無名草子さん:02/05/31 12:42
「メディア規制法案」と呼ばれる法案に反対する人は、要するに自分たちの仕事が無くなるから、反対してんでしょか?
(他スレにも貼付け予定、マルチ御免)
296 :
無名草子さん:02/05/31 13:33
>>295 マスコミだけの問題じゃないよ。「マスメディアメディア規制」
って呼び名にもなっていない。情報を発信しようと思う者
すべてにかかわる規制だよ。インターネットも無縁ではない。
297 :
無名草子さん:02/05/31 13:50
以前「完全自殺マニュアル」が出版差し止めになりましたが、今日アマゾンで見たら買えそうでした。
差し止めの法的な期間とかあるんですか?
298 :
無名草子さん:02/05/31 14:33
>>297 「差し止め」のようなことは一切ありません。
299 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/05/31 22:38
300 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/05/31 22:39
>>295 俺の知っている限りでは「取材がやりにくくなる」「売れるネタを記事にしにくくなる」という
理由が多かったみたいだけどね(現場レベルでは)。
301 :
無名草子さん:02/05/31 23:33
>>299 「有害」指定は出版の差し止めとは違うよ。
あくまでも青少年への販売規制。
だから出版することはなんの問題もない。
302 :
無名草子さん:02/05/31 23:39
303 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/05/31 23:55
304 :
無名草子さん:02/06/01 02:06
就活中で取次(太洋社)志望の者です。
出版取次は、トーハンとニッパンの寡占状態になっていますが、
中小取次の役割(利点)としては、名無し一号さんが
>>169で挙げてらっしゃった
ように、小回りが効き、大手と違って中小書店と親身にお付き合いができることに
あると思います。その他にも、出版側からの、中小取次ならではの利点
のようなものがありましたら、聞かせて頂けないでしょうか。
出版業界の発展のためにも、中小取次ぎの成長は不可欠だと思います。
説明会では、雰囲気が良く風通しの良い会社だなあという印象を持ちました。
305 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/06/01 08:27
>>304 部数一万部以下の本(書籍)を作ったら、そういうのを積極的に売っている書店への窓口として有効だよね。
306 :
無名草子さん:02/06/01 22:04
スミマセンスレ違いなのかもしれませんが...
片岡義男著の作品で「仁美」という女性が出てくる本のタイトル、
ご存知の方いらっしゃらないでしょうか。
かなり前(15年以上とか)の作品だと思うんですが。
307 :
無名草子さん:02/06/01 22:53
306ですが、もう一つ同じ片岡義男著で「最高に気持ちいい」という短編が入っている
本のタイトルはご存じないでしょうか?
306も同様ですが、出版社名まで解りましたら幸いです。
>306
あのさあ、貴方ネットに繋いでる訳じゃん?
グーグルで検索しようとか思わないの?
「片岡義男 仁美」で検索したら一発で出るじゃんよ。
307の質問も同様。
2chしか覗けない環境なのかい?
309 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/06/01 23:15
310 :
無名草子さん:02/06/02 13:19
>309
ありがとうございました。
google自体知りませんでした(恥
311 :
無名草子さん:02/06/02 14:14
サンマーク出版というのは、どのような会社ですか?
以前、「脳内革命」でベストセラーになったあと、著者が自分の病院でトラブルを
おこしたりして、週刊誌で結構問題になってたし、オカルト本や船井系のオカルト経営的
な実用本を出版しているなんかうさんくさげな出版社、という印象が強いのですが。
新興宗教と関係があったりするんですか?
312 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/06/02 17:02
313 :
無名草子さん:02/06/03 18:28
>>312 ありがとうございました。
さっそく覗いてきました。僕と同じような疑問を感じてスレたててくれてる
方が既にいたんですね。でも、あまり情報が載ってないんで、しばらく待ってみます。
知ってる方がいたらよろしくお願いします。かつてここで外注の仕事したこと
あるんで(今後もちょくちょくありそうなんで)情報を集めたいのです。
to be
315 :
無名草子さん:02/06/03 19:42
しつもん
岩波文庫に書下ろしってないんですよね?
昔の名作を出版しとるということはネタ切れになってると思うんですけど
どうなんでしょう?戦後の作品はほとんどないですよね
316 :
無名草子さん:02/06/03 19:44
しつもん
トーハンは一般企業として勝ち組か?
流通経路をなんとかしたい。
>>315 元来[文庫本]というのは体裁ではなくて、
過去に発表・刊行された本の採録、復刻の叢書という位置付けだったのです。
[ネタ切れ]はありえません。商業的にペイできるかどうかは別問題ですが<岩波文庫
319 :
無名草子さん:02/06/03 19:59
320 :
無名草子さん:02/06/03 22:51
>318
文庫本ってそういやそうですよね
ネタはあるにしても岩波文庫だけは
戦後から新しいものをほとんど出版していない気がするのですが何でなのかしら?
出版しているのを私が知らないだけなの?
321 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/06/04 00:09
>>316 トーハンも日販も大変なんで、勝ち組とは言えないのでは。
ところで最近使われるようになった「勝ち組」というのは、
そもそもの語源である「(第二次大戦での日本の)負けを認めようとしない、
夜郎自大・井の中の蛙な奴」とは全然違ってますね。
322 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/06/04 00:13
323 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/06/04 00:15
>>320 戦後は新潮社・文春といった他の出版社が版権(文庫化権っていうか)持ってるところ多いからな〜。
明文化されているわけではないんで、岩波から出せないこともないんだろうけど、
各社ドル箱ですからね。
324 :
無名草子さん:02/06/04 00:29
>>322 柳沢は去年、熊本のタウンミーティングで「再販制度を廃止したら
エロ本ばっかり出回るが、それでもいいのか?」とほざいた閣僚内抵抗勢力です。
325 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/06/04 00:57
326 :
無名草子さん:02/06/04 02:10
>>320 そもそも岩波文庫の創刊の意図が、
「いやしくも万人の必読すべき真に古典的価値ある書」を、
低価格、簡便な体裁で出版することに在ったので、
評価の定まる為にある程度の時間が必要なのでしょう。
全体量からは小さく感ぜられましょうが、
1950年代以降のものも少なくありません。
すくなくとも「新らたしさ」に眼目は置いて居ないはずです。
327 :
無名草子さん:02/06/04 03:21
∧ ∧
|1/ |1/
/ ̄ ̄ ̄`ヽ、
/ ヽ
/ ⌒ ⌒ |
| (●) (●) |
/ |
/ |
{ |
ヽ、 ノ |
``ー――‐''" |
/ |
| | |
.| | | |
.| し,,ノ |
!、 /
ヽ、 / 、
ヽ、 、 /ヽ.ヽ、
| | | ヽ.ヽ、
(__(__| ヽ、ニ三
ムーミンがこのスレに興味を持ったようです
きゃーーー。
また、ねれないんか。
329 :
無名草子さん:02/06/04 03:27
↑
誤爆?
330 :
無名草子さん:02/06/04 04:12
トーハンの女性社員とセクースしたいです。
できれば3p。
やり方教えてください。
331 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/06/04 07:28
332 :
無名草子さん:02/06/04 14:38
>323 326
ありがとうございます
ということは岩波は、売れるものを売っていくということよりも
一般市民の知的水準を向上させることに重きを置いているわけですね。
そう言うことから考えると絶版している名作が結構あるのは残念だなあ
334 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/06/04 23:29
>>332 わざわざどうもありがとう。共同の元記事をちゃんと読んでからでないと本当はうまく
答えられないと思うんだが、この程度のソースで言えることというと…
この一年で柳沢氏と小学館・週刊ポストとの間に何かがあったのかな。
あるいは、柳沢氏の元発言は「新聞の再販制擁護」なので、出版社とは関係ないから
別に叩いてもいいと判断した、とか。
ただ、以下のサイトなどを見てみると、
http://www.asyura.com/sora/hasan2/msg/679.html どうも「去年の秋」から柳沢批判はしていたみたいです。
疑問に思うことがあります。
書店では、委託された本などの仕入原価に相当する金額を売上げに関係なく
翌月には取次に支払うらしいですが、これは常識で考えると奇妙です。
仮に前月に入荷したうちの1割しか売れていなくても、入荷した分が
完売できた場合と同じ金額を払わないといけないんですよね?
だから資金繰りのために早めに返品するというおかしな事も起きる
のでしょうが、この決済方法は、月々の売上げ金額から受取り手数料を
引いた金額を支払うという方式と比べて、書店と取次業者のそれぞれに
とって、どんな利点があるのでしょうか。
あるいは、改革すべき慣行として議論されているのでしょうか。
事情に詳しい方がおられましたら、ご教示いただければ幸いです。
336 :
アウトサイダー:02/06/27 02:05
>>335 一番メリットがあるのは取次だろうね。
書店から早めに売り上げを回収して、出版社にはできるだけ
遅く代金を払う。書店は月末締め翌月払い、出版社は6カ月後清算
(7カ月後のところもある)だから、4、5カ月分のお金が取次に
滞留していることになる。これがいくらぐらいになるのかは正確には
わからないけど、多分数千億円の単位のはず。常にこのお金を自由に
使えるわけだから、取次にとってはおいしいしくみだよね。
で、このお金は取次の設備投資に回ったり、大手書店の新規開店のときに
大量に商品を用意しても、書店の支払いを数年猶予するのに使われたり、
大手出版社には発行月の翌月に委託商品の代金をほとんど支払ってあげたり
するのに活用されている。
いってみれば取次が銀行の役目をしているようなもの。
ただの物流業者ではない。それで権勢を振るっているともいえるね。
しかし、大手の書店や出版社にとってもそのほうが都合がいいので、
だれも問題にしない。
小さな書店や出版社は不満を持っているけど、利権にかかわる話だから
無視されるだけってことなんだろうなあ。
お分かりいただけたでしょうか。
337 :
無名草子さん:02/06/27 06:18
しかしスモールな世界の話だな、出版つうのは。
普通の企業から見ればアリんこみたいな金で権勢とは……
>336
丁寧にご説明くださり有り難うございます。
委託販売で、まだ売れていない分の代金を前払いするのは、書店にとっては
かなり不利じゃないかと思いましたが、よく考えてみると、取次が送品分の
代金を一定の期日までに支払うよう書店に請求するのは当然かもしれません
ね。もしそうしないで、書店での売上げに基づく支払いにすると、取次では
代金の回収管理が極めて困難になりそうです。
事務の負担を考えると、月単位の一括前払いが合理的なのでしょうね。
339 :
アウトサイダー:02/06/27 23:22
>>338 取次の請求額に対して100%支払っている書店ばかりではないようだね。
返品が必ず発生するので、70〜80%ぐらい支払っておけばいい、
というところも多いらしい。取次も先刻承知で、このぐらいの支払い率は容認している。
猛者の書店になると、半分しか支払わないところもあると聞くよ。
それに返品しても、すぐに返品処理が完結(返品入帳)するわけでなく、
普通、2週間から半月ぐらいはずれる。書店はそのあたりも見越して支払っている
ようだね。
それにくわえて、取次の決算月が近づくと、大量の送品がある上に、
入帳も遅れるのが常態のようだね。一時的に売上げを大きく見せるための操作らしい。
ただ取次も書店に全額支払うように誘導する制度を作っている。
入金報償というんだけど、100%きちんと支払っている書店には毎年数%の
割り戻しをしている。売上高と支払い率に連動するので、小さな書店が
全額支払っても割戻率は小さいんだけど、大手で100%だと2%以上に
なるとか。低金利時代に2%以上の「利子」が付くわけだから、
銀行からお金を借りてでも全額支払うって話のよう。
書店のマージンは20%前後だから、これに2%の利幅が増える
と考えてもいいわけだから、書店にとってはかなりおいしい話だね。
で、支払いサイクルは月1回月末締め翌月払いというのが標準ではあるけれど、
月2回請求・支払いという書店もあるらしい。小さな書店に多いとか。
小口取引なのに手間を掛けすぎと思うけど、取次にすればお金を早めに回収できる
ていう契約は、やっぱ取っておきたいってことなのかな。
書店にすれば余裕資金が少なくなって、資金繰りも大変だろうに。
だから、実際はイレギュラーが結構あるので、取次の代金決済システムが
「合理的」かどうかは何とも言えないね。
以上補足。
>339
詳しい説明に感謝。
とにかく甚だヤヤコシー話のようですね。
取次業者は、書店からの入金率が低い状態が続いて債権残高が膨らみ
はじめたら、やはり送品を抑制するんでしょうね。
しかし売れ筋の本までカットしたら、書店の首を更に絞めることになる。
一方で、近年は書籍の売上げが落ちているのに、新刊点数は増え、返品率も
高水準が続いている様子。
取次業者も銀行などと同様に大変なんでしょうね。
書店への配本の方法について、教えて頂きたいことがあります。
取次業者は、書店に販売を委託する本の選択を、店舗ごとの過去の販売実績に
基づいて機械的に行うのが普通らしいですが、書店では、欲しい本が来ないとか、
いらない本が届いて困るといった問題で苦労されている店も少なくないようです。
取次による販売実績の把握は、POS入力をしていない店でも、スリップに
基づいて集計されて、単品または内容分類別に管理されているのでしょうか?
また、インターネットの世界では、商品・サービス等の情報を、個人が希望する
カテゴリーに従って、電子メールで選択的に配信するオプト・イン方式の情報
サービスが広く行われていますが、取次による出版物の送品においては、これと
同様か、または不要なカテゴリーを指定するオプト・アウト方式で、書店の希望
に副って日常的に送品している事例はあるのでしょうか?
もし、こうした書店の希望に応じる形の委託方式があまり実施されていない
のであれば、その大きな理由はどんな事でしょうか?
342 :
無名草子さん:02/07/07 23:23
在庫についてご存知でしたらご教示下さい。
売れない在庫が年々増えているとしますが、
この場合、経理上は財産となるのでしょうか??
また断裁すると決断した場合、経費節約のために自社の断裁機で
実行すると領収書が発生しない分、断裁を証明できずに
決算処理の際に困る可能性はないでしょうか。
343 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/07/07 23:38
>>342 >この場合、経理上は財産となるのでしょうか??
なっちゃうんだな、これが。
断裁に関しては、経理の関係上業者に委託しているケースしか、俺は知らないです。
ありがとうございます。ご回答を読んで胸が詰まりました(泣)。
やはり財産ですか。決算圧迫してるんだ、アカラサマニ。
断裁の費用も基本的に避けられない。しかも産廃扱い。
センチ浸る場面じゃないですが、ちぃと侘しく明日、断裁提案してきます。
ご返答ありがとうございました。
345 :
ジャンボ アリス:02/07/08 01:00
346 :
無名草子さん:02/07/12 15:12
栗田の主要取引書店って、ABC以外ではどこでしょうか?
347 :
アウトサイダー:02/07/12 15:55
348 :
無名草子さん:02/07/12 16:53
>>342 たしか在庫を財産と考える方法とそうじゃない方法の2種類があるはずだよ。
普通の版元は在庫を財産と考えるからこまめに断裁をする。
一方、学術書とか実用書のような賞品が腐らない版元は別の経理処理方法をと
っているから、断裁を一切しない。
というような話じゃなかったっけ。
俺は全然詳しくないので誰かこのあたり詳しい人いませんか。
少なくとも、俺が最初に勤めた会社は一切断裁をしてなかったよ。
349 :
無名草子さん:02/07/12 20:26
二日程前にテレビで観たのですが、女性の為のSEXの本を探してます。
どうしてもタイトルが思い出せません。
最近出版されて値段は2500円位ですが、かなり売れているらしい。。。
ご存知の方いたら、教えて下さい。
350 :
無名草子さん:02/07/12 20:38
351 :
ブックカバーがほしーのだ:02/07/12 20:57
今、猛烈にブックカバーが欲しいのです。
本屋さんでタダで付けてもらえるやつじゃないやつで、
ちゃんとしたモノが購入したいのです。
渋谷新宿原宿池袋辺りで、品揃え豊富なお店がありましたら、教えてください。
お願いします。
352 :
無名草子さん:02/07/12 21:06
チクホウとか紀伊国屋の文具売場になければ東急ハンズとかかな。
353 :
無名草子さん:02/07/19 21:40
トーハン・日販ってどういう会社なのでしょう?
書店や出版社との関係は?
後、版元とはどういう意味なのでしょう?
お願いします。
354 :
無名草子さん:02/07/20 00:43
>>353 問屋、販売会社、卸、ディストリビュータ、ホールセラー、
物流業、金融業、情報流通業、悪代官((c)yasuken)……。
355 :
無名草子さん:02/07/20 02:36
岩波書店の正味下げは今後どのような
影響を与えるでしょうか?
356 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/07/20 07:03
>>355 情報早いね。
岩波書店の本を置いている書店の延命が、少しだけ可能になる。
357 :
無名草子さん:02/07/20 08:57
>354
さすがの語彙力ですね!
でも、Distributor, Wholesaler については、『出版再生』(賀川洋著,
文化通信社)によるとアメリカでは区別されているようで、前者は「特定の
出版社と専属の契約をして、その出版社の書籍を独占的に販売してゆく機能
を持つ業者を指す。」と書いてありましたよ。もちろん出版流通業界に
限った使い分けなのでしょうけど。
Wholesalerは、出版社によっては Distributor から仕入れるそうです。
さらに厳密には、日本での定価販売を前提とした委託販売方式は、アメリカ
では一般的ではないことも大きな相違点ですね。
>353
「版元」については国語辞典で調べようね。
358 :
無名草子さん:02/07/20 11:39
>>356 もう業界紙(文化通信、新文化)に載っているよ。
一部商品について、従来75.8%→73.5%に引き下げ。
2.3%を取次と書店はどう分け合ったのかは知らないよ。
文化通信 出版業界ニュース■7月15日付(3452号)
ttp://www.bunkanews.co.jp/headline.html 岩波書店、正味下げ。高正味の一部商品、全集、講座など73・5%に。
(2002-7-3,2002-7-15,4段,9面)
岩波書店は、6月3日の出荷分から一部商品の正味下げを実施した。
最も高正味だった単行本、全集、講座、辞典、同時代ライブラリーについて、
出版社出し正味を従来より2・3%引き下げた。
359 :
無名草子さん:02/07/20 17:12
再版制度について、あつく語っているスレってありますか?
書店さんや版元のリアルな意見ききたい。
360 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/07/20 21:01
361 :
無名草子さん:02/07/21 09:21
日販の本屋さんのほうが品揃えにはずれが
ないように思うんですが、気のせい?
362 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/07/21 09:32
>>361 気のせい。
品揃えに関しては、書店および書店員のセンスあるいは力量によるところが多いと思う。
>>354 意味わからん。
なんか自慢したいだけで書いてるだけな気がする。
>>357 知識を持ってるだけが凄いと思う馬鹿の典型だな。
364 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/07/21 11:40
>>353=
>>363?
自分の望んでいる回答が得られなかったからと言って荒れるな(荒らすな)。
>トーハン・日販ってどういう会社なのでしょう?
>書店や出版社との関係は?
何千もある出版社や何万とある書店の総合取引窓口が「取次」
そこを窓口にして、本や書籍のやりとりをする。
じゃないと、経理の計算とか、取引が煩雑になりすぎるでしょ?
(取次にはもっと別の役割もあるが、略)
>後、版元とはどういう意味なのでしょう?
意味は不明だけど、使われる場合は「出版社」とほぼ同義の業界用語。
365 :
コギャル&中高生:02/07/21 11:42
366 :
無名草子さん:02/07/21 17:16
名無し一号さんへ
突然スミマセン。質問が3つあります。
1.日本とアメリカ両国でその年最も売れた本を知るにはどうしたら
よいのでしょうか?
2.アメリカにも日本の紀伊国屋みたいな大型書店があるのでしょうか?
3.アメリカには日本のトーハンみたいな取次ぎ会社があるのでしょうか?
私なりに色々ネットで調べていたりするのですが、行き詰ってしまいました。
お忙しいとは思いますが、教えていただけませんでしょうか??
申し訳ありませんが宜しくお願いします。
367 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/07/21 20:11
>>366 アメリカのことはよく知らないので、別の回答者を待ってください。
368 :
無名草子さん:02/07/21 21:39
>>366 > 2.アメリカにも日本の紀伊国屋みたいな大型書店があるのでしょうか?
店舗の大きさは知らないけど、アメリカで最大の書店チェーンは
「バーンズ・アンド・ノブル(B&N)」だったと思う。
あとほかに2、3、大きなチェーンがあったはず。
> 3.アメリカには日本のトーハンみたいな取次ぎ会社があるのでしょうか?
私は文化通信の連載しか読んでないけど、
>>357で紹介されている
『出版再生』がアメリカの出版流通を知る手がかりになるのでは?
369 :
無名草子さん:02/07/22 09:10
>>363 354のyasuken氏は、『超激辛爆笑鼎談 「出版」に未来はあるか?』(編書房)
などの本を数多く出されている人だぞ、おそらく。
363には知識に加えて、礼儀や社会生活上の常識も自ら学んで身に付けて
欲しいが、無理かなぁ。
370 :
無名草子さん:02/07/22 19:06
>>366 > 私なりに色々ネットで調べていたりするのですが、行き詰ってしまいました。
このスレの趣旨がそうなのだから、質問自体はぜんぜんオッケーだと思うけど、
上記の一文には安易さを感じる。ネットにヒントはあるかもしれない。
でも、すべての答えがあるとは思わないほうがいいのでは。
図書館に行って司書に相談するとか、リアルでの努力も必要だと思うよ。
で、賀川氏の書籍のほか、アメリカに限らないけど、海外の出版流通については
出版流通ジャーナリストの村上信明氏、元大妻女子大教授の金平聖之助氏らの
論考を探してみてはどうだろう?
>>364 :名無し一号 ◆9Me2u6TE
サンクス
>>353 「版」というのは木版(或いは木活字で組まれた)の板のことです。
その版の「所有」元という意味です。
出版をはじめ、版権、再版・重版、初版・二版…などの「版」と同起源です。
上梓(本を書く、出版する意)というのも、梓(アヅサ)の木に字を彫ったことが由縁だそうです。
古く竹簡を用いた時代の名残で、
殺青(サッセイ―防虫、書き易くするために竹の青みと反りを除くために火に炙る事)という語も、
転じて書籍の執筆・出版の行為を指します。
373 :
無名草子さん:02/07/23 00:04
ちょっと気になったのでご存じの方がいらっしゃれば……。
近代文芸社=国書刊行会、文芸社=たま出版
だったでしょうか? それともこの逆でしたっけ?
似たような名前の(自費)出版社だからこんがらかってしまって……。
374 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/07/23 00:19
>>373 近代文芸社=国書刊行会という関係は聞いたことがありません。
文芸社=たま出版、ってのは、お互いの社長が兄弟だったかな。
もちろん別会社ですが。
あまり詳しくなくてすみません。
>>373 各社の代表は、
瓜谷侑広 たま出版
瓜谷綱延 文芸社
となって居ます。
376 :
無名草子さん:02/07/23 02:13
>>374 >>375 ご教示いただき、ありがとうございます。
近代文芸社=国書刊行会というのは私の思いこみだったようです。
実際は近代文芸社=日本図書刊行会でした。
似たような社名だったので、国書刊行会の関連会社と信じ込んでいました。
ほんとうにすみません。
でも、近代文芸社と日本図書刊行会はほとんど同じ事業をしているのに、
社名はどういう使い分けになっているんでしょうか。
ご存じの方はいらっしゃいませんか。
377 :
無名草子さん:02/07/23 08:22
そりゃもちろん、節税対策。裏金。役員の報酬。
だろ?
378 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/07/23 09:18
>>377 まぁ普通はそういうケースが多いみたいだが、
近代文芸社と日本図書刊行会の場合は知らない。
(2ちゃんの匿名情報は、嘘と本当を見分けられる人間じゃないと利用が難しい)
379 :
無名草子さん:02/07/23 20:48
オカルトのたま出版ってあの韮澤潤一郎が奥付けに書いてあった。
ところが文芸社の奥付けにも韮澤とあって、同一人物かなと思ってた。
やっぱりそうだったんだ。
380 :
無名草子さん:02/07/23 21:51
便乗して質問です、文芸社のISBNコード、このままのペースで行くと、後2・3年で無くなりそうです。(現在約4000点発行・1年約2000点発行の計算)。他人事ながら心配です。どうなるのでしょうか?
(⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒
( どうやって誘拐しようかなぁ〜。。
O ( 最近溜まってるからナぁ。
ο 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
。 そんな犯罪をしないで、
http://fun.to/muke うふふ
___∧_∧__
( ・∀・)
――( )―┘、 マツデチ! キャッキャッ!!
‐――┐ ) )――┐ ≡≡∧,,∧ ≡≡∧ ∧
(__ノ__ノ . | ≡≡ミ,,>∀<ミ ≡≡(,,・∀・)
≡≡ミ_u,,uノ ≡≡ミ_u,,uノ
"~" """ ::: "~""~"
382 :
無名草子さん:02/07/23 22:57
>381
新しい出版社コードが追加されます。
拡大に伴ってコードを複数持つことになります。
先例、アスキーとか。
仮に、先頭が「2」のコードをあてると5桁ー99999冊まで可能です。
コード上は50年は自費出版ビジネスを続けられますよ。
ただそれ以上の先頭が「0」「1」は空きが無いはずですが。
383 :
無名草子さん:02/07/23 23:10
>383
訂正です。
誤ー仮に、先頭が「2」のコードをあてると5桁ー99999冊まで可能です。
正ー仮に、先頭が3桁の出版社コードをあてると5桁ー99999冊まで可能です。
すみません。
>383 ありがとう。アスキーがそうなんですね。
も一つ質問です。
・ISBN自体11桁だと何十何百年後かに、使い切ってしまうと思うんですが。そしたらどうなるの?(組み合わせの数で11桁より大きいのはわかりますがどうでしょか?)
・国会図書館も、何十何百年後かに、一杯になりそうですが。どうすんのでしょうか?(一応分館が出来るのは知ってます)
・国会図書館は、紙としてとっておく以上、劣化は避けられないと思いますが、どう考えてんでしょか?(修復士がいるのは一応知ってます。何十年後かに修復ビジネスがはやったりして・・・)
・国民総背番号制は11桁ですが1000億人しかカウントできません。いつの日か、11桁問題が出てくるでしょう。それともあの番号は、死んだら無くなるんでしょうか? そのうちバカな役人が、「00000000001」は俺が取ってやるぞ、とか言ってんのかな?
いずれも、自分の生きているうちは大丈夫なのですが、孫たちの事が気掛かりでなりません、どうかお力を・・・
385 :
無名草子さん:02/07/24 00:29
386 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/07/24 00:45
>>384 未来の人が、きっと何とかしてくれるよ。
387 :
無名草子さん:02/07/24 00:49
>384さん
382です。
技術革新の未来予測は10年もたないと思います。
あと、コード自体いわば方便ですよ。
箱モノつくらないとシノげない人たちもいますから、
一杯になるのもある意味結構なのではと思います。
>>384 ISBNについて。
10桁の内、はじめの数字[4]は国番号、
最後の数字はチェック・デジット(誤り訂正符号)、
なので、名目8桁が有効です。
実際は出版社番号と書籍番号がその8桁を可変して占有するので、
効率好く1億とおりに書籍へ割り振ることは出来ません。
ISBNは国際的な取り決め(ISO)ですので、
然るべき機関で話し合われることでしょう。
389 :
無名草子さん:02/07/24 01:19
自費出版のコードですが、最後の¥以下を0にしてはどうでしょうか。
商品価値なしということで。
390 :
無名草子さん :02/07/24 01:31
通過儀礼となる、くそ本が存在していることは確かですね。
391 :
無名草子さん:02/07/24 22:40
今までフリー入帳だった出版社が急に買いきりになることってありますか?
別に静山社のことを言ってる訳ではなく、例えば経営が厳しくなったから買いきりにするとか。
あるいは取次ぎに言われて買いきりになるとかそういうことってあるんでしょうか?
現状のままだとよっぽど売れるもの持ってないと自社だけ買いきりにするっていうのは自殺行為になりかねないと思うんですが。
392 :
無名草子さん:02/07/24 23:25
いまだに学研にいる社員て痴呆ですか?
393 :
無名草子さん:02/07/24 23:31
>391
年度版の専門書は注意しておいたほうがいいです。
旧年度版をすみやかに返品しないのは明らかに書店のミスです。
その都度清算が済めば返品条件を変えることは意外に容易ですよ。
年度版は需要予測ができるから、営業の手腕次第では。
文句言う取次には新刊委託しなければ済みますから。
394 :
無名草子さん:02/07/25 00:27
>>39-40 僕も新卒の時にいろいろと出版業界本読みましたけど、これはなかなか(・∀・)イイ! れすね。
亀スマソ。
396 :
無名草子さん:02/07/25 16:43
397 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/07/26 07:42
>>396 「小学館社長インタビュー」だけなら、一社長の見解で、出版業界全体が「攻撃対象を絞り始めた」
ということはないと思うんだが…。
「小学館社長インタビューとか」の、「とか」の部分が知りたい。
というよりまぁ、元記事読んでないので何とも言えない。
>>397 例えば週刊文春の猪瀬。以下、経済板の再販制度スレよりコピペ
> あのな、猪瀬はな、村上春樹が「再販制度廃止は文化衰退に繋がると言うが
> 再販制度の無い米国に文化は存在しないのか」と至極当たり前の疑問を呈したのに対して
> 「米国は再販制度が無くても図書館が文化保存機能を果たしている」とか逆ギレ
> かましてたんよ。その癖に日本の図書館は文化を破壊してるってか。おめでてーな。
> 言っとくけど米国著作権法に公貸権(図書館サービス完全有料化)制度は無いからな。
> 採用してるのはイギリス・スウェーデン他5ヶ国程度で、ベルヌ条約やWIPO条約にも
> 出版物の貸与をコントロールする権限を著作権者に与えろと言う規定は無い。
> そんな状況がグローバルだなんて冗長にもほどがあろうってもんよ。
> そもそも、再販制度を護る為に公貸権制度を導入したイギリスでは5年前に再販制度が
> あぼーんしてしまった罠。
399 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/07/27 12:22
>>398 んー、とりあえず日経の記事と週刊文春の記事に目を通してみます。
まぁでも、図書館の貸し出しと古書店・新古書店の中古販売を
法で規制するのは難しいだろうな(私感)。
俺が考える対処法は、「「初版」の販売価格を高い設定にする」
「図書館納品用の本に関しては、一般販売価格の数倍の設定にする」(ビデオレンタルと同じ)
ぐらいだろうか。
本とかの寿命は2年ぐらいなんで、2年過ぎた奴はコピーフリーの
テキストデータにしちゃう(インターネットで読める奴)、という手もある。
それやれば、新古書店は大変なことになるだろうな。
ただ、今、これはゲーム業界もそうだろうけど、中古販売の影響で
元の「クリエイター」に金が入って来ない現象が起きて来てる。
そのことは社会的に考えるとあまりいいこととは思えないんだが…。
だから再販制度をあぼーんするのが最大の特効薬なんだって。
401 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/07/28 08:08
402 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/07/28 08:09
ていうか、なくなったらどうなる、みたいなことを
>>400は考えてるのかな?
403 :
無名草子さん:02/07/28 11:11
>400
中古本の大量流通によって著者や出版社が不利益を被っている問題は、
出版物の再販売価格維持行為を認める法制の問題とは異質な問題でしょ。
今の著作権法では、適法に譲渡(販売)された書籍については、著者の
譲渡権は消尽する、つまり著者の許諾を得ることなく譲渡(再販売)できる
とされているが、現在の中古本の流通実態を見れば、著作者の権利を保護
して文化の発展に寄与するという著作権法の目的に反してるんじゃないの?
という議論でしょ。
しかし、もし中古本の販売益の一部を著者などに支払う事が義務付けられた
としたら、販売業者の事務負担増大や、違反業者を取り締まる組織を維持
するために、かなりの費用負担が生じそうだな。
404 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/07/28 14:26
これは私見だけど、最近本屋に行っても、立ち読みしてる人が少ないんだ。
かといって、古本屋に流れてるかと思うと、それもいなかったりする。
中古本も市場が飽和しかけて、売れない本ばかりが残ってる気がする。
新刊本が売れないと、中古本も良いのが入ってこないんだろうな。
新刊本屋がつぶれるなら、古本屋も一緒につぶれると思うよ。
405 :
無名草子さん:02/08/06 23:29
変形版って割高じゃないの?
A4変形とか菊版とか、本の装丁にあわせて変形的な大きさがあるけど
紙の使い方から言ったらもったいないよね。
B版A版の工業規格にあわせた方が、割安になるんではない?
地球環境のためにも。
406 :
無名草子さん:02/08/06 23:53
すみません、前にもちょっと書いてあったのですが、出版社の在庫は財産として計上されるんですよね?
で、財産として計上されることの不都合ってなんですか?
まだ売れる本を断裁してまで在庫を減らさなければならないというのはどういう理屈なんでしょうか?
ものすごく素人っぽい質問だと思いますが教えて下さい。
>>406 「財産」(=在庫)には税金がかかるんだよ。
だから、「一年にその在庫が売れて得られる利益」が「一年間にその在庫にかかる税金」より小さいと、裁断せざるを得ないわけれす。
「出版文化の保護」のために再販制がなくせないという主張があるけど、著作物の在庫にかかる税金を軽減する/ゼロにするほうがよほど「出版文化の保護」に繋がると思われ。
408 :
無名草子さん:02/08/08 00:40
>>406 さらにいえば、自前の倉庫を持っている版元は良いけれど、
借りている場合は相応の倉敷料がかかる等、3年も4年も売れる見込みが
無いものを必要以上に抱えることに良いことは一つも無いのです。
>>406 売れている本でも1年間で適正な在庫量が存在しますので
断裁する必要があるわけですね。
>>407 「出版文化の保護」のために再販制がなくせないという主張が
あるけど、著作物の在庫にかかる税金を軽減する/ゼロにするほうが
よほど「出版文化の保護」に繋がると思われ。
なーるほど。でもその税制は新聞社にはメリットが小さいから大きな
ムーブメントを形成しにくいわなあ。 横レスにつきsage
411 :
無名草子さん:02/08/08 00:57
「一年にその在庫が売れて得られる利益」
「一年間にその在庫にかかる税金」
には特別な算式が存在しますか?
412 :
無名草子さん:02/08/08 05:33
≫403
具体策は全く無いですか?
>411
俺も詳しいことはわかんないけど、税金の方はたぶんなんらかの法律で決まってると思う。
まあ、「支出」>「収入」になってしまえば、破棄しちゃった方が得だってわけ。
「支出」は税金だけじゃなくて、
>>408氏の言っているような倉敷料だとか、在庫管理にかかるシステムの維持費とか人件費とかなんやらかんやらを含むよ。
取次先を決定して出版販売を行いたいのですが、イロハから実務を叩き
こむにはどうしたらよいでしょうか。実務関係の書籍を検索してみたのです
が、古い書籍で品切れになっており、またどちらかといえば、書店向けの
ものが多いようです。よろしくお願いします(出版販売は初めてです)。
415 :
無名草子さん:02/08/08 16:33
>>414 イマイチ書いていることがわからないんだけど……。
文章はきちんと推敲してほしい。
出版販売・流通にかかわる実務書を探しているということだね?
ごくごく簡単なものなら日本書籍出版協会が出版販売の手引き書
を出していたはず。書協に問い合わせを。
「出版流通とシステム」(村上信明著・新文化通信社刊)は業界の
構造を知るのに役立つ名著。絶版だけど図書館にはあるかも
しれない。
――こんなところしか思い浮かばないなあ。一番いいのは業界の
裏事情を含めて教えてくれる“先達”を見つけることだと思うよ。
>415
回答ありがとうございます。早速図書館に逝ってきます。
417 :
無名草子さん:02/08/08 23:53
>>407-
>>410 ありがとうございました。在庫にもそんなに税金がかかるんですか。
それって何税なんだろう?利益が上がってもいないのに税金を取られるってなんか不可解な気もします。
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>417
事業税になるのかな?
決算で確定した利益にかかるのですが、在庫は
資産になるのでその分が課税の対象になるわけですね。
仮に糞みたいな本を作ってごっそり返品になったとしても
それは資産として課税の対象になるわけです。
うちの会社は以前傾いたときに、まず在庫を整理しまくりました。
420 :
無名草子さん:02/08/09 01:32
最近、版権ビジネスという言葉がありますが、どうも
よくわかりません。翻訳エージェントみたいな業務内容で
利益を上げるということでしょうか。
421 :
無名草子さん:02/08/09 02:04
>>420 版権ビジネスが最近のものということはないね。
翻訳モノのエージェントとしては、日本ユニ・エージェンシーやあと1社
ぐらいが老舗のはず。「日本ユニ・エージェンシー」の社名で
検索をかけてみれば版権ビジネスの概要が掴めるんじゃないかな。
それとも講談社の国際部(国際室だったかな?)とか、小学館プロダクションや
台湾トーハンがやっているような著作権ビジネス(あるいはキャラクタービジネス)
のことを知りたいってことなのかな?
日経BP社だったと思うけど、ポケモンを手本にしたキャラクタービジネスを
詳しくレポートした単行本があったはずだと思う。そういう本を読んでみたら
いいんじゃないの。
422 :
無名草子さん:02/08/09 18:51
>>414 蛇足ですが、
>>168 や
>>220 などの記事もご参考に。
『出版大崩壊』(イースト・プレス)
『日本の書籍出版社』(日本エディタースクール出版部)
も参考になるでしょう。
423 :
無名草子さん:02/08/09 19:46
>>419 ん・・
本の在庫に税金がかかる?事業税?
意味わかんねぇ。そんな税法あるの?日本に。
424 :
無名草子さん:02/08/09 20:35
>>407 私も良く理解できません。
>「財産」(=在庫)には税金がかかるんだよ。
ウソでしょ。
版元が裁断するのは保管場所とかの保管に伴うコストからではないでしょうか。
それと税で出版業界を保護するのは無理でしょう。そんな税制できるのは
不可能に近い。
425 :
税金板住人:02/08/09 21:53
期首在庫+当期仕入(当期製作高)−期末在庫=当期原価
期末在庫の金額が減れば、当期原価が増える。
ゆえに利益が減り、税金が下がるのである。
在庫自体には税金はかからん。
426 :
無名草子さん:02/08/09 22:00
書店と出版社の直接の売買に関して教えて頂きたいのですが、出版社が特定の
書店や書店グループと直接交渉して、委託ルートを使わずに買切り条件で書籍
を卸すことは、どの程度行われているのでしょうか? 個別の取引きのために
手間は掛っても、大口の金額にまとめられて、返品リスクが十分に小さく、
代金を短期間で決済できるのなら、出版社も書店が納得する水準の卸値を提示
できる場合があるはず、と思うのですが。
また、そうした取引きの場合、売れ残り品を委託品と一緒に返品されることが
ないようにする仕掛けが必要と思いますが、委託品とは違うスリップを使う
他に、具体的にどのような対策がとられているのでしょうか?
(販売先書店を表す記号等を本に記載する?)
427 :
税金板住人:追加:02/08/09 22:19
期首に原価:千円の在庫があった。当期に原価:1万円分の本を作った。
期末に2千円の在庫が残った。
売上は1万5千円で、保管倉庫代広告費として千円の経費がかかった。
という具体例で言うと
期首:千円+当期製造:1万円−期末:2千円=当期原価:9千円
売上:1万5千円−原価:9千円−経費:千円=利益:5千円
税金はこの利益:5千円に対して課税される。
たとえば在庫を2千円じゃなく、裁断してしまって千円の残高にすると
利益は4千円に減るでしょ。裁断するメリットはこういうことでは。
428 :
無名草子さん:02/08/09 22:29
429 :
無名草子さん:02/08/09 22:44
>>427 なんとなくわかりましたが。
法人税を払わない数多ある赤字の版元は関係無いの?
ISBNってどうやって決まってるんですか?
431 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/08/10 02:19
>>429 >法人税を払わない数多ある赤字の版元は関係無いの?
「赤字の版元」って、具体的にはどこでしょう?
432 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/08/10 02:19
433 :
無名草子さん:02/08/10 06:09
>>431 今年の決算、角川を始め大手も軒並み赤字ではなかったかと。
434 :
無名草子さん:02/08/10 06:10
学研なんか当期赤字139億円の7期連続赤字。
435 :
税金板住人:02/08/10 13:06
連続して赤字の企業が在庫整理するというなら
税金云々よりも保管料の問題が大きいかもしれぬ。
印刷コストの面からいっても、多部数刷って在庫整理した方が割がいいのかもね。
436 :
無名草子さん:02/08/10 16:29
>>435 断裁もロハじゃできないでしょ?結構安いの?
437 :
無名草子さん:02/08/11 02:46
age
>>436 1d、\10k前後という話を数年前に聞きました。
439 :
無名草子さん:02/08/11 20:55
>>438 以外と安いんですね。プラス物流費か。
最近、裁断のブツの横流してまだあるのでしょうか?
倒産品はたまに見かけるけど。
440 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/08/11 21:01
>>439 今でもあるかも知れないけど、カバーや表紙はがしたりちぎったりして業者に
卸している、なんて出版社の話も聞く。
ブックオフにこっそり流されたりするとたまんないからね。
441 :
無名草子さん:02/08/11 23:36
確かにブックオフは横流しにとっても恐怖だね。
神保町の古本屋で細々と売られるのとちがうし、
ックオフは倒産した版元も結構扱ってるよね。
442 :
無名草子さん:02/08/12 00:31
ブックオフには行ったことないな。見学した方がいいみたい。
いつまでも制作しているだけでいい、というわけにもいかないよね。
ブックオフの類似商法とか後追いはあるの?世情に疎くてすみません。
↑(442)世情じゃなくて世事だ。置き換えてください。
ブックマート、ブックマーケット、ブックアイランド、ブックセンターいとう……
などなど。
いろいろ違いはあるけどね。
>>444 ありがとう。名称Imputしました。夏休み中に早速内偵してきます(笑)
>445
ホームぺージで店舗がどこにあるか調べた方がいいと思われ。
447 :
無名草子さん:02/08/18 00:18
社内報作成部署(広報)に異動しました。総務一筋五年半だったのに。
原稿整理とは何ぞや〜。ワリツケとは何ぞや〜。
二週間経ったけど勘所が飲み込めませーん。
また月曜から仕事が始まるかと思うと苦痛です…。
お願いです。外注してください。部長さまー。
かかかかんどころを…。プロの皆様少しでいいからアドバイスを。
ブックオフ、うざい!
きえてくれ
結核出た大阪の大手版元ってどこですか? スレ違いぽいけど知ってる人いたら。
候補に付き合いのあるとこあるから、チト怖い。
450 :
無名草子さん:02/08/25 23:06
保全
hozen
452 :
無名草子さん:02/09/13 15:30
あいーん
ちょっと畑違いの質問なのかも知れませんが、
どうかよろしくレス下さい。
ある内容について、結構な年月研究してきて実がなったのを実感したのでそれを世に問いたいと思った。
ジャンルはメンタル・代替療法・慢性病・鬱などのカテに入りますです。
が、夢中でやってきたので、社会との接点が殆どない。
一応、知ってる出版社はいくつかあるんですが、そことは上手くいかない感じです。
一社は大手ですが、雰囲気がちょっとこう自己陶酔的な感じの会社でして、話をあまり聞いてもらえなさそうです。
もう一社は恐らく出してくれますが、なんかひじょーに嫌な予感がするので(上手く説明出来ませんが直感です)、そこからは生理的に出せないのです。
どうやったもんなのでしょう・・・・
どうしても、どうしても世に出したい。
もちろん自費出版なぞは何が何でも絶対にしません。
そんななめられた関係でつき合うわけには行かない。
つくっても売れなければ仕方ない。
かといって見ず知らずの会社に原稿送りつけてもどうもなら ないと思うのですが、皆さん、著者の人とそうやって新しく関係をつくるものなのでしょうか?
どうすりゃいいんだろう。。。
知恵をくれ、2chの方々。。。。。
454 :
無名草子さん:02/09/15 02:18
>>1さま
今更の問題だとは思うのですが
田口ランディを主とした、パクリ問題をどのようにお考えですか。
また、柳氏の作品の出版差し止め問題。
この2つは今後の日本の出版編集姿勢が問われていく
とても重要な問題だと思っております。
455 :
無名草子さん:02/09/15 02:37
>>453 どうしても出版したい、自信もある、ってんなら生理的に受け付けないとか
未知の出版社に送っても相手にされないだろうとかぐずってないでがんがん
アタックしろよ。
知り合いの話。
そいつはあちこちの出版社に原稿持ち込んで
とうとうある出版社が乗り気になったのに
「でもあそこは畑違いだし・・・」ってぐずってたけど、
結局本にならないと意味はない、って出版したよ。
それがきっかけで他社から話も来るようになって、
今じゃ他にも何冊か書いているみたいだし。
誰もがそんなにうまくいくとは思わんけど、やらないと始まらんでしょ。
月並みな意見だけど。
456 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/09/15 06:59
>>453 だいたいどこの出版社でも、企画持ち込みは、それなりに歓迎すると思います。
(小説の場合は別。「企画」だったら、企画の内容で面白そうとか売れそうとか判断できるから)
まず少し、電話でそういったもの企画として引き受けてくれそうな
出版社・編集部にアタリをつけてみて、原稿を持ち込んだり送り込んだりしてみては。
457 :
無名草子さん:02/09/15 07:06
郵送原稿はDMみたいな確率で、
企画物は、営業みたいな確率ね・・
昔からの付き合いで、切るに切れないコネ&一族経営もあるんだろうな。
458 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/09/15 07:08
>>454 俺個人の考えでいいの?
1・田口ランディの件
パクリと盗作とパロディの区別・問題がよく分かってない連中が2ちゃんねるでうるさく言っている
みたいで、すこし煩わしい。もちろん、そうでない人間もいるとは思いますが、何か私怨に見える。
彼女の作品そのものは読んだことがない(というか、パクリ確認の意味で読んだことがない)ので
判断は、パス。
一般論としてなら、「この作品のこの部分が、別の作品のこの部分とまったく同じなので、明らかに
盗作」というレベルじゃないと、裁判所は訴訟されても却下すると思うし、その訴えを出せるのは「盗作」
された人間以外は難しいんじゃないだろうか。
2・柳美里の件
これは私的感情、というか「創作(物語作り)の姿勢」に関する考えもあるんですが、特定個人が
推定できるような小説を書く姿勢には共感できないです。ただ、そういうのも「文学」の伝統として
はあるんだよね。俺が作家なら書かないし、文芸担当の編集者だったら、もっと上の者に、作品
発表の前に相談して指示を仰ぐ。
459 :
無名草子さん:02/09/15 07:13
ところで、編集者の方はやっぱり
「売れなかった」よりも「まあ、そこそこだったね」の方が
気持ち的につーか、社内的に楽とかそういうのあるのかな?
確かに、名のある先生にお願いるのが、いちばーーーん、楽だよね。
それほど、余計な心配しなくてすむもんね。
460 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/09/15 07:49
>>459 お前は何を言いたいんだ?
ひょっとして売れなかった、名のない作家のかたですか?
461 :
無名草子さん:02/09/15 13:05
>>458さま
2)の件にたいしては同感です。
1)は私も彼女の小説は読んでないのですが、2度以上も本人が盗用を認めている以上
やはり担当編集者の、責任とまでは申しませんが、注意欠如だったと思っているのです。
462 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/09/15 21:00
まぁ、俺には田口ランディはどうでもいい作家だった、ってことですね。
好きな、あるいは興味のある作家が「パクリだ」と言われてたりする場合は
真面目に事実の検証した上で、「嫌いになったが興味はより強くなった作家」に
なるかも知れないですが。
463 :
無名草子さん:02/09/16 15:15
レス有り難うございました。
参考になりました。
ところで、本の売れ行きというのに、出版社側の努力とか
大小というのはどの程度関わってきますか?
良い本なら必ず売れるってことはないでしょうねぇ。
同じ本でも出版社によっても売れ行きは「相当」変わるものでしょうか。
464 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/09/16 21:35
>>463 その出版社ごとに得意な分野があるから、出版社サイドの努力・大小も
それぞれ、としか言えないかもな。
大出版社・総合出版社から出た方が売れる、ということもない本もあるし。
あと「売れる」という言葉の置き具合も難しいね。
5千部売れればいい本もあれば、10万部売れなければ困る本もある。
(後者は滅多にありませんが)
…自分の本が小さな出版社から出て、あまり宣伝もされなかった
ために売れなかった、なんて思ってる人ですか?
>>463
>>464 最大手だからというわけではないが、
でもやっぱ講談社の売り方は尊敬に値すると思うよ。
もし自分が著者なら講談社の営業に任せれば
それなりに安心するだろうと思うなあ。
466 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/09/17 00:44
>>465 しかし講談社の営業は書店にはあまりいい評判を聞かないんだよな…。
ま、人数が多いから色々な人間がいるんだろう。
…自分の本が小さな出版社から出て、あまり宣伝もされなかった
ために売れなかった、なんて思ってる人ですか?
>>463 違いますよ。これからどの出版社にしようか探しているところです。
大きな出版社の方が逆に、私みたいな駆け出しは気ぃ抜かれそうです。
宣伝しなくても置いてくれさえすれば・・・・。
置いてくれなきゃ売れないからなぁ・・・。
どういう基準で「この本は置いてもらうようにする、この本は無視する」
というのを決めるんでしょ。
いくら講談社といえども、売る本売らない本の区別は
つけると思うんですが。
>>467 売れる本は売る。売れない本はそのまま流す。
その当たりの見極め上手が講談社じゃないかと思う。
善し悪しは別にして……。
>>468さん
その見極めの決定者は誰になるのでしょうか?
そいつがキーマンになりそうですね。
社員20人くらいの出版社なら社長さんでしょうけど。
大会社に勤めた事がないので、仕組みがよくわかりませんです。
あと、小さな出版社からの本でも意外に売れているのってありますよね。
あれってどういう仕組みでそうなっているのか知りたいのですが
どなたか教えてくださりませんか。
全国津々浦々の書店を回るには明らかに兵隊が足りないはずなのですが・・・。
どうやってんだろ。
471 :
無名草子さん:02/09/17 02:25
宣伝専門のエージェント会社を使うこともあるよね。
草思社なんてそうじゃいのかな?
ハリポタの版元も見事だった。
472 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/09/17 08:11
>どういう基準で「この本は置いてもらうようにする、この本は無視する」
>というのを決めるんでしょ。
俺も大出版社の仕組みはあまりよく知らないけど、最初から「これは売れる」と
判断できる本は3種類ぐらいしか思いつかない。
1・有名人の書いた、あるいはそれの関係本(裏あゆ、とか)
2・売れる作家の書いた本(宮部みゆき、とか)
3・世の中の事件・イベントに関係ある本(サッカーやオリンピックの本、とか)
そういった奴なら、初回で数万部作れると思うが、
そうでない本は、講談社だろうが草思社だろうが数千部スタートじゃないかな。
そこから先は宣伝・口コミってことになる。
名無し一号さん
回答ありがとうございます。
わたくしはどーーしても名をあげたいです。
幸運でもまぐれでもなんでもいいので、
かならず、最後はテレビで特番組まれるところまで
行きたいのです。
宣伝・口コミにプラスして、「予想のつかないラッキーな展開」で
勝利ゲットしてみます。
では・・
474 :
無名草子さん:02/09/21 22:35
トーハンニッパンはこれからどうなっていくんでしょうか
475 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/09/21 22:45
>>474 リストラしながら解体されていくんじゃないかな。
巨大取次は「10万部以上の雑誌の、全国同一日配本」には向いてるけど、
それ以外の仕事には向かないので、
再販制度廃止・読者のニーズの多様化にはうまく対応できないだろう。
476 :
文教堂について:02/09/22 00:27
都内中野坂上店の文教堂書店について、
文教堂は開店前から悪評がたっていた(出版社の営業等から)のを
考えればよく続いているなぁ思う…。
良くやっている、とは言えないところがポイントね。
このような意見があるのですが、詳しい事ご存知ですか?
局所的過ぎる質問ですが。
477 :
トーハン内定者:02/09/22 01:41
>>475 > 再販制度廃止・読者のニーズの多様化にはうまく対応できないだろう。
それをいったら、いまの出版社も書店も同類だね。
479 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/09/22 06:27
>>476 俺はそんなこと知らんので、まぁ誰かの回答を待ってみたら?
480 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/09/22 06:28
481 :
無名草子さん:02/09/24 14:11
>>406,
>>411 少々古い話題で恐縮ですが、過剰な在庫を適正な水準まで削減して財務状態
を改善するための、適正在庫数などを試算するプログラムを作ってみました
ので、試しに使ってみてください。
www2n.biglobe.ne.jp/~shomoku/kra/ にあります。
損益分岐点売上高(直接原価計算)の考え方が基礎になっています。
482 :
名無し一号 ◆9Me2u6TE :02/09/25 00:59
>>478 ただの「知ったかぶりっ子」クンですか?
483 :
無名草子さん:02/09/28 21:00
>>476 文教堂書店のスレか、まちBBSの中野坂上スレで詳しいことが聞けるよ。
484 :
無名草子さん:02/10/04 14:54
ダメ元で質問させて頂きます。
買切商品の岩波の書籍全般を返本する方法を教えて下さい。
良書が多いので書籍としても大変魅力的なのですが、条件が買切故
過去に売れ残った新書が大量にストッカーを圧迫しています。
取次はトーハソなのでOBスリップ付いた分に関しては返本しましたが・・・
それでも300冊近くあります。
系列店の在庫合わせたら金額にして約100万あると商品課に言われました。
返本可能になれば新刊も取り扱いできますし、在庫も削減できます。
何かいい方法は御座いませんでしょうか?
系列店がトーハソからニッパソに2店舗帳合変えしてトーハソの支店長
が左遷された地域なので御存知かもしれませんが・・・
御教授願えましたら幸いです。
485 :
無名草子さん:02/10/04 15:59
出版契約書が出版社から送られてきました。
印税率はおいておいてもその内容が…。初版××××部を除く
実売部数…となっているんです。
ようは初版本はうれてもお金は一銭もはいってこないということ。
契約内容に納得がいかなかったら編集の方に言って変更してもらう
ことって出来ますか?ちなみに本はすでに出版されており(順序が逆
ですよね)本の出版については出版社からの依頼で行ったものです。
ちょっと落ち込み気味です。
486 :
無名草子さん:02/10/04 16:27
去年の6月に本の〇社という出版社に10月(去年の)に
発行される本を予約した。
其の本が今日来ました。
1年遅れで発行されたようだけど、版元は予約者に対して
発行が遅れますとかハガキ一枚よこさない・・・
俺はもう世間ズレしているこの出版社からは本はもうたぶん買わない・・
487 :
無名草子さん:02/10/04 16:32
しかも1週間以内にこの本代の金払えと・・・
488 :
無名草子さん:02/10/04 16:33
489 :
無名草子さん:02/10/04 16:38
卒論で「差別用語」とか「自主規制」とかやってるんですが、
「これを書いてはいけない」みたいなタブーてありますか?
490 :
偽リアルゴッド:02/10/04 16:52
別にタブーじゃないですよ。
自信を持ってください。
491 :
無名草子さん:02/10/04 16:54
ごめんなさい。「卒論に書いてはいけない」ではなく、
「こういう本を出してはいけない」というタブーを聞きたいのです。
>>493いや、あの時はこのスレに気づかなかったので、あのスレはフェードアウトさせようかと。
気に障ったらごめんなさい。
495 :
無名草子さん:02/10/04 17:23
おまえ市んでいいよ。
496 :
無名草子さん:02/10/04 21:05
>「こういう本を出してはいけない」というタブーを聞きたいのです。
(゚∀゚)アヒャ
>492 名前:489 :02/10/04 16:55
>ごめんなさい。「卒論に書いてはいけない」ではなく、
>「こういう本を出してはいけない」というタブーを聞きたいのです。
頓珍漢(・∀・)!
497さん、ケコーンしましょう!
ケコーン(・∀・)シル!
500 :
名無し一号 ◆Ww9Me2u6TE :02/10/04 23:53
>>484 「買い切り条件」で仕入れた商品なんだから、しょうがないのでは。
思い切ってダンピングして売ってみたら?
再販制度や委託/買い切り制度に波立てるぐらいの書店が
あってもいいとは思うんだけどな。
無理のようなら、ブックオフに引き取ってもらうとか。
501 :
名無し一号 ◆Ww9Me2u6TE :02/10/04 23:54
>>485 もう本が出てるんだったら無理なんじゃないの?
502 :
名無し一号 ◆Ww9Me2u6TE :02/10/04 23:57
>>489 「圧力団体があって、それがうるさく抗議をしてきそうな本」かな。
右翼から総連、フェミニズムから性的マイノリティまで。
503 :
無名草子さん:02/10/05 13:36
>485
それ、
・初版は売れても売れなくても、刷った部数の印税を払う
・増刷分は、実売分のみ印税を払う
って意味じゃないの? ってーか、こういう内容ならごく一般的だと思うが。
もちろん、契約内容に納得がいかないときは、担当に言って、交渉できるし、
内容がよくわからないなら、きちんと説明してもらうほうがいいよ。
自分でよくわからないなら、詳しい知り合いとかに相談したほうがいいと思う。
間違えた。
×初版
○一刷り
505 :
無名草子さん:02/10/06 23:23
>484
岩波を返品するには常備店になることのみ。
岩波の場合、2年に一度、常備の入れ替えがあるので、その間に在庫を
売り切りにして、在庫を少しでも減らして、常備で返品する。
ただ、岩波の常備返品は、入荷した常備品の合計金額が返品の限界金額に
なるので、すべてを一気に返品できるわけではない。
何年もかけて、根気よくやるだけ。
うちの店も、岩波のフェアをさせられて(もちろん買切)在庫をなくすのに
4年もかかった。
>>505 有り難う御座います。早速上司に提案してみます。
20世紀の負の遺産としてかなり諦めモードだったのですが、これで
道が開けた気がします。
>>500の方法も確かに過去考えました。・・・取次との関係が今微妙な
時期なのでそれができないのですよ。考えた方法として、法務が古物商
の資格を取得していますのでので、
1.系列店が定価で買い取ったことにして
2.それを同価格で店間移動を行なう
3.ウチで売変切って販売
これは可能でしょうか?
507 :
無名草子さん:02/10/13 18:26
客注をブックサービスに○投げしてるとこって、マージンどうなってんですか?
508 :
無名草子さん:02/10/14 22:55
すみません。教えてクンです。
1 Amazonとかのネット書店もトーハン、ニッパンから仕入れてるのでしょうか?
2 岩波だけ価格維持+返品不可でも文句がでないのはなんででしょうか?
509 :
名無し一号 ◆Ww9Me2u6TE :02/10/15 06:26
>>508 1 多分そうなんじゃないかな。あまり詳しいことは知らないが。bk1は「図書館流通センター」という
図書館に本を卸している別の会社を仕入れ先にしているし、宅急便のブックサービスは出版社
から直接仕入れているようだが。
2 今までの商慣習だと思う。
510 :
無名草子さん:02/10/15 07:38
あまぞんぬは大阪屋、ばっかわんは栗田
岩波は「良書を安価で提供する」ため「買い切り」とした。売れていた頃は
いいけれどねぇ……
511 :
無名草子さん:02/10/15 21:34
>>509,510
どうもです。
そうすると、岩波は買いきりの分だけ卸値が安いってことでしょうか。
>>509 bk1の仕入れ先は知らないけど、図書館流通センター(TRC)は取次5社
ぐらいが出資していたはず。しかし、TRCは実質的にほとんどトーハンの
みとの取引。
ブックサービスは栗田出版販売。出版社に直接、取りに来てくれる場合
があるので、出版社との直取引と思いこんだんだろうが、伝票上は
すべて栗田とブックサービスの間で決済している。
岩波の取引条件は別名「既得権」ともいう。
高正味買い切り出版社は岩波だけじゃないけどね。
>>511 買い切りなのに、卸値(正味)も高いというへんな取引条件になっている。
>>512で書いたように、既得権ということ。
>>513 それでも岩波は小売からそっぽ向かれないんですか、不思議。
基本的にこの業界の力関係って
版元>小売
ってことなのしょうか?
515 :
無名草子さん:02/10/15 22:00
岩波の本は安かったんだよ。で、その安さはどこからひねり出したかと言えば
書店の利益からさ。買い切りも無駄をなくそう、と言うことなのさ。
でも黄金期は岩波の本は飛ぶように売れていたから本屋は文句は言わなかった
のさ。
でもでも売れなくなってきたら書店は文句を言い出したのさ。
516 :
無名草子さん:02/10/15 22:22
ちょっと前、沢木耕太郎が講演会の全国行脚の様なものをやってましたが、サイン会ならともかく
そんなに、(集中的に)講演の需要があるのでしょうか?
それと、講演、サイン会で人気のある作家は誰ですか?
517 :
無名草子さん:02/10/15 22:23
>>508 岩波も冊数が決まっているけど、ある程度販売実績があれば、返品可能だったりする。
大きな書店の大きな店舗の人はいないかな。
そんな話を聞いたことがあるよ。
>>517 以前は取次の鈴木書店が返品を受け付ける緩衝剤の役目になっていたね。
>>514 どういう力関係になっているかは一概には言えないね。
それでも、最も力を持っているのは取次だろうな。
岩波もトーハンや日販の正味下げ要求には応じざるを
得なかったわけだし……。
トと日から入ってきた地図書籍を、地図共で返しているとこってあるのかな、
たしか、2%くらい違うんだよね。
521 :
名無し一号 ◆Ww9Me2u6TE :02/10/16 00:24
>>520 同じようなことを岩波の本で鈴木書店がやられて、
それで潰れたんじゃなかったっけ。
522 :
無名草子さん:02/10/16 00:25
♪
523 :
無名草子さん:02/10/16 00:44
>512
TRCはトーハン・太洋社・日教販・明文などから仕入れている。ほとんどトーハンなどということはない。
ブックサービスは出版社との直取引を増やしている。栗田はピンチ。
525 :
無名草子さん:02/10/20 22:02
学参の駿台文庫を返品する方法ってありますか。
交換ではありません。返品です。
ダメモトでお尋ねします。
526 :
無名草子さん:02/10/20 23:08
拉致被害者の版権を獲るのはどこだろう。少なくとも5冊は作れるな。
兄とか母とか家族分も含めればもうすごいぞ。約束されたベストセラー。
ゴースト大家さんスタンバってますかー。
527 :
名無し一号 ◆Ww9Me2u6TE :02/10/20 23:42
528 :
名無し一号 ◆Ww9Me2u6TE :02/10/20 23:43
来春から出版社(一橋系3大大手)に入社します。
入社1年目の給料っていくらぐらいですか?
基本給に残業代を加えていくらぐらいになるのでしょうか。
入社してすぐの夏のボーナス額はいくらぐらいになるのでしょうか。
よろしくお願いします。
530 :
無名草子さん:02/10/22 17:02
532 :
名無し一号 ◆Ww9Me2u6TE :02/10/22 22:15
>>529 なんで入社予定の会社の総務に訊かないの?
533 :
無名草子さん:02/10/22 23:33
>一橋系3大大手
有斐閣がムッときたようです。
534 :
無名草子さん:02/10/22 23:46
ネットのESBOOKSで本を買おうと思ってるんですけど・・・。
ネット購入だと、本についてる帯をはずして送ってくるんですか?
サンプル画像だと、通常の書店では帯をつけてるのも、帯が写って
なくて・・・。
誰か購入したことがある方、お願いします。
535 :
無名草子さん :02/10/22 23:59
bk1とAmazonは帯ついてきますよ〜
536 :
名無し一号 ◆Ww9Me2u6TE :02/10/23 01:09
>>534 新刊だと帯、仕様でついてくるんじゃないの?
出てからしばらくたった本はついてない。
書店で売ってる状態と同じなのでは。
537 :
名無し一号 ◆Ww9Me2u6TE :02/10/23 01:10
>>533 そうだね。小学館・集英社とあと一つはどこだろう。
538 :
無名草子さん:02/10/23 01:22
岩波出版サービスセンターだろ。
539 :
無名草子さん:02/10/23 01:23
540 :
無名草子さん :02/10/29 17:50
ここで聞いていいのかわかりませんけど 教えてください。
雑誌を出版したいのですが 発行許可ってどうやって取るのでしょうか?
無料雑誌を作るのですが この場合は許可がいらないらしいのですが
許可なくても大丈夫ですか?
541 :
無名草子さん:02/10/29 18:42
>>540 何の許可ですか?
自由につくれるでしょ。ただし郵送で割り引きサービスを
受けたいときには郵政省の第三種郵便物か何かに指定される
必要があるし、取次を通じて全国書店に配本にてほしければ
取次にそれなりの口座をつくる必要がある……。
それだけのことです。
542 :
無名草子さん:02/10/29 19:48
>541さん
540です。 再度教えてください。
>取次にそれなりの口座をつくる必要がある……。
これは どの様に手続きをすればいいのでしょぅか?
関係省庁はどこになるのでしょうか?
どんな雑誌なんだろう
544 :
無名草子さん:02/10/29 21:56
>>542 政府は関係ないよ。あなたは何か大きな勘違いしてる。
雑誌をつくろうと思ったら明日からでもつくれる。
だけど売りたいとなれば、それなりの流通リートを作らなきゃ
ならんでしょ。
書籍流通の仕組みを自分で調べなさい。
人に聞いているようじゃ断片的で穴だらけの知識しか
得られないから雑誌経営は到底無理だよ。
出来れば書店でバイトしてごらん。
商品として流通させる必要がないなら、自分の好きなように
作ればいいんじゃない?
たとえばコミケで同人誌を売るのだって、コミケ内部の約束事が
あるんでしょ? 書店に置くのも、そういう業界の約束事が
あるし、取次に口座を開くにはカネと実績が要る。
これは雑誌発行人になって書店で売りたいなら、自分で調査
するのがベストだよ。あとはやはり、出版社でバイトでもなんでも
いいから一定期間働いて、書籍流通の仕組みを知るにかぎる。
>>540 雑誌の場合
共通雑誌コード管理委員会に雑誌コードの発行を申請します。取次(本の問屋さん)のトーハンさんが
業務を受託していますのでトーハンさんの窓口での交渉となります。ちなみにすでに雑誌を出している
ような中小の版元=出版社が新雑誌創刊に際してコード取得を申請した場合、交渉期間は6ヶ月から一
年程度かかるようです。
書籍の場合
日本図書コード管理センターにISBNコードの交付を申請します。センターは日本書籍出版協会の中に
あります。こちらは比較的簡単に取得可能です(雑誌ではなく書籍しか出していない出版社が多いの
にはそういう理由もある)。
ところであなた、本とか雑誌って作れば売れると思いますか?
出版社の人間ですらそう思っている人間もいたりしますが、本や雑誌は作っただけで売れるわけでは
ありません。ハリー・ポッターは寝てても売れると思いますか? 本を印刷する人間や全国に配送す
る人間・店頭で並べる人間、等々、いろんな人が関わって初めて本は売れます。
それが本や雑誌における「流通」という意味です。それがわからない、もしくはわかりたくないのであれ
ば自費出版を目指したほうが無難かと思います。ただし、自費出版を行っている出版社(とは言い難い
ところも多いようですが)は、本が売れようが売れまいが儲かる仕組みを作っています。出版後の販売
促進やプロモーションなどについては事前に契約書(口約束は絶対にダメです)を作っておくことをお
勧めいたします。
↑上の補足
そうそう、「雑誌」の場合は取次(最低1社)に「雑誌口座」を開く必要があります。その「口座」がないと
取次さんは雑誌を仕入れてくれません。ちなみに何の実績もコネも社会的な名声などもない新規の
版元の場合、雑誌口座開設については門前払いに近い扱いを受けた上でどんな粘り強い交渉(とこ
っちは思っていても)を展開しても馬耳東風なのでは? というか人生で最大の屈辱的な扱いを受け
ることを覚悟しておいたほうが良いと思います。で、頑張った結果、最大手のトーハン・日販以外の取
次であればお情けで口座を開いてくれるかも知れません。
書籍口座も同様ですが、雑誌に比べればまだましですね。少なくとも人間扱いぐらいはしてくれると
思います。
というわけで、頑張るんだったら頑張れ。
547 :
無名草子さん:02/10/30 00:13
委託だ委託。
548 :
無名草子さん:02/10/30 00:48
>540
無料雑誌でしょ?
いろんな企業から広告代とか貰って、その辺のオフィスや
お宅に配布するような雑誌を考えてるってことですよね?(「ぱど」みたいな
やつですよね??)
その場合は、書店での流通ルートとか関係ないから、要はセールス
活動さえ充実させればよいのでは?
549 :
名無し一号 ◆Ww9Me2u6TE :02/10/30 01:28
親切な人が多いなぁ。
550 :
無名草子さん:02/10/30 01:31
そうだにゃん。
551 :
無名草子さん:02/10/30 01:32
なんだ総会屋か。。。
552 :
無名草子さん :02/10/30 11:08
540です。
いろいろと親切に教えていただき ありがとうございます。
もう少し 自分でリサーチをしてみます。
548さんがおっしゃるとおり フリーペーパーですので
許可は必要ないので 地道に営業します。
553 :
無名草子さん:02/10/30 17:48
言論・出版の自由はどうなった……
>>552 フリーペーパーだったんだ。ならばがんばって営業して
置いてくれる場所や広告主を自分たちの努力で増やして
いくだけですよ。不況で広告を集めるのは大変だろうけど、
何の規制もないからがんばってくださいね!
555 :
無名草子さん:02/10/30 18:11
漫画家12年やってます。もともとは編集者志望だったのですが大学時代になんとなく投稿してそのまま大手出版社でデビュー。
順調にそこそこうれて今も連載してます。しかし、ずっと、作家側より編集の方が自分むいてるんじゃないかと思っているのです。
転職…など考えた場合、漫画家はキャリアには入りませんよね…。
もと漫画家編集者ってありえます?漫画編集じゃなくてもいいのですが
556 :
5 5 5:02/10/30 18:17
卒業時に一社出版社の内定もらったのですが、連載の話がきて、悩んで漫画とってしまいました。
後悔はしてないんですが、編集してみたいと夢みてしまうのです
557 :
無名草子さん:02/10/30 21:38
パリの本屋ジュンクドウはジュンク堂の支店なんですか?
出版社年鑑か何かで見たら、載ってなかった気がするんだけど
実際のところどうなんでしょう。
>>555 整形して担当編集者と入れ替わる。
または、整形して江口寿史と入れ替わる。
559 :
名無し一号 ◆Ww9Me2u6TE :02/10/31 01:17
>>556 大手は難しいけど、中小だったら可能性はあると思います。
元は漫画家、ってのも多分いるとは思うけど、
12年やってて、今も連載やっているぐらいに売れてるのなら、
所詮サラリーマンの漫画編集なんてなろうと思わなくてもいいんじゃなかろうか。
560 :
無名草子さん:02/10/31 01:57
このスレで言われている「大手」出版社とはどこまででしょう?
講談社、集英社、小学館の三社?
561 :
無名草子さん:02/10/31 02:20
新潮、マガハ、文春、etc.
毎年新規採用してるところは、みんな大手でよいのじゃないでしょうか。
562 :
無名草子さん:02/10/31 11:44
>>561 レスありがとうございます。
就職スレでは講集小以外大手じゃないみたいなことを言われてたので。
>>562 リクルート、学研、ベネッセ、第一法規出版……
社員数だけなら講談社と同規模かそれ以上の大手(苦笑
>>563 前のハンドルが残っていたけど、名無しということでよろしく。
565 :
無名草子さん:02/10/31 14:08
2ちゃんねる辞典って近所の本屋で全く売ってないんですが
どこの本屋に行けば買えるんでしょうか?
パソコンコーナーも見た?
うちは新刊の頃はサブカル(w)に置いてたが
今はパソコンの読み物コーナーにあるよ
568 :
無名草子さん:02/10/31 17:14
アァ、雑誌は未だ生きて居るんでしたね。
どうも自分の内では出版社というイメェジが既に無かったもので、失礼。
>>562 日経BPも大きいよ。あと、学参関係でも特に予備校や学習塾絡みだと意外と
大規模な会社が多い。
教科書会社だけど、東京書籍とかもビッグだねえ。
まあ、いわゆる「サブカル」系の出版社は名前は有名でも非常にサブい状況に
あったりするところが多いので要注意。ひどいところはホントにひどい。
>>570 日経BPは出版社のイメージで入社すると間違うかも。
編集者はもちろんいるが、直販誌はほとんど内製化
しているので、取材記者としての能力こそが問われる。
>>557 日本のJUNKE堂と欧州に日本語書籍を卸している取次ぎと
BK1(?)とあと数社が共同出資しているらしいよ。
共同出資しているとこ違っているかも。
本の注文は、本店の在庫を使っている。
本店に在庫がないと、本店経由で送っているみたい。
今月のTOP10は、埼玉だか千葉だかのジュンクの店の情報を、提供してたな。
573 :
無名草子さん:02/11/01 18:35
>>563 >>570 レスありがとうございます。
一般的に見れば、とりあえず「大手」と呼べるところは
けっこうあるんですね。
574 :
無名草子さん:02/11/01 19:00
しまぶー君はこれからどうやって生活していくんですか?あの絵じゃエロマンガ
もかけないでしょ……
575 :
名無し一号 ◆Ww9Me2u6TE :02/11/02 01:10
まぁ本当に「出版社」で「大手」と言えるのは講談社ぐらいだけどね。
小学館・集英社は漫画と雑誌はそれなりに強いけど、文芸・書籍部門弱いし。
講談社は、俺の認識としては、(マガジンハウス+新潮社+秋田書店)*3ぐらいの感じ。
576 :
名無し一号 ◆Ww9Me2u6TE :02/11/02 01:12
>>574 漫画家完全引退するのでなければ、
多分ペンネームを変えて青年誌などに描くんじゃないかな。
集英社の雑誌への復帰は難しいと思うが。
>>574 プライドさえ気にしなければアシの仕事はいくらでもあるでしょ。
578 :
無名草子さん:02/11/03 01:09
出版業界のことを知ろうと「よくわかる出版流通のしくみ」(メディアパル)を
読んだんですが、入門の入門みたいでぜんぜん物足りなかった。
「本は誰が殺すのか」とか「出版大崩壊」とか、編書房の一連の本とかの、
メジャー系も一通り読みました。もう少し深みにはまってみたいので、
業界のことがわかる、これはというお薦めの本を教えてもらえないでしょうか。
>578
業界の深みにはまるなら、
書店ででも出版社ででも、実際に働いてみることをお薦めします。
世の中には、いくら本を読んでも分からないことが一杯あります。
……って、この板、このスレで言うことじゃねーな(w
580 :
名無し一号 ◆Ww9Me2u6TE :02/11/03 21:50
質問なんですが、以前ラジオでやっていた
ウォーリー木下原作「スィートアンダーグラウンド」は
どこかの出版社から発売されていますか?
違うスレで下のように言われたのですが文章がわかりにくく
民明書房を調べてみても見つかりません。
2 :無名草子さん :02/11/03 21:35
ああ、その本は民明書房からでてた。
「我アイスを愛す」という本と同時出版ダターヨ
>>581はネタですか?
それともまともに答えたほうがいい?
583 :
無名草子さん:02/11/04 01:26
>>581 雷電はサルがいなかったら負けてたんですよ。
わかるかい?
584 :
名無し一号 ◆Ww9Me2u6TE :02/11/04 02:12
>>581 多分出ていないと思う。
明生書房というのは、分かる人にしか分からないネタです。
585 :
無名草子さん:02/11/04 02:40
>>581 それは本のタイトルが違うから調べてもわからないよ。
正しくは「かき氷屋三代記―我永遠に氷をアイス―」だよ。
もう一回調べてみなよ。
あと
>>584、民明書房な。
586 :
無名草子さん:02/11/04 05:32
タ カ ム ラ カ オ ル と
セ ッ ク ス し た い で す
や り か た 教 え て く だ さ い
>>585 「スウィート・アンダーグラウンド」というのは
その本の中に入っているのですか?
私が調べても見つからなかったんですが・・・・
588 :
名無し一号 ◆Ww9Me2u6TE :02/11/04 13:12
福岡は新刊本、場合によっては雑誌も発売日が2日遅れなんです。
この2日が待ってる側にとっては長いんです。せめて1日遅れ程度に
おさめてほしい。よそより1日でも早いとこあればひいきにするんですけど。
なんとかならないもんですかー。
590 :
無名草子さん:02/11/04 14:01
>>589 本州に渡ればOK。
中国地方あたり、雑誌なんか首都圏より早く発売されていると思ったが。
中国地方だと遅れなしですか!?
なんだかショックだ・・・(中国地方出身福岡在住です)
福岡2大不満といえば発売日遅れ(2日遅れで3日後にゲトすることに・)と、
ハンズがないことですが。ハンズの方は代用きいても発売日の方はいかんとも。。
やっぱり九州は海外なのですか?
592 :
無名草子さん:02/11/04 21:31
四国も遅れなしではなかったか?
593 :
無名草子さん:02/11/04 21:34
594 :
無名草子さん:02/11/04 22:03
文化庁による、小説の外国語への翻訳と出版の対象になる本の正確なリストわからないでしょうかねえ。
参考記事
http://www.sankei.co.jp/news/021015/1015bun089.htm によると、
山田詠美さんの「ベッドタイムアイズ」などの現代文学からから芥川竜之介の名作まで27作品。本年度と来年度の2年間にわたり順次出版する。
本年度出版するのはほかに、獅子文六の「自由学校」、岡本綺堂の時代小説「半七捕物帳」、島田荘司さんの「占星術殺人事件」など10作品。来年度は林芙美子の「浮雲」、山田太一さんの「異人たちとの夏」、横森理香さんの「ぼぎちん バブル純愛物語」など
とのことなんですが。できたらぜんぶ知りたい。
実は海外に居るんで電話するのもちょっと難しくて。(ググルでも見つからないし・・)
MLや、地元の日本関係のニューズレターで軽く紹介したいんだけど。
↑以外の一つでも知ってる方いたら、付け加えてもらえませんでしょうか
596 :
無名草子さん:02/11/04 23:37
ひゃああーーこんなスレあったんですね。なんとうかつな(へこへこ)
見落としてました。どうもありがとうございます。たすかります。
595さんもありがとうございます。
(しかし文化庁のサイトは役にたたんですなあ、検索もしてたんですが・・)
598 :
名無し一号 ◆Ww9Me2u6TE :02/11/05 07:42
>>593 債権者でなければ、もう少し情報を待ってみてはどうか。
599 :
名無し一号 ◆Ww9Me2u6TE :02/11/05 07:44
>>589 雑誌は地方との時間差があるみたいだな。
新聞・TVなどに慣れてしまうと難しいところ。
しかし俺も、誰にどのように頼めばなんとかなるのかよく分からない。
少なくとも俺には何ともならない。申し訳ない。
>アンダイグラウンド
正直ワラタ(痛
>599さん
出版界の良心のようなレス感謝です。
たしかに言ったところでどうなるわけでもないですが、
早売りとか話題になってると、それならせめて地方も
発売日には並べてホスイ・・と思ってしまいます。つい。
土日連休挟むともうジリジリ地獄なんで。
603 :
無名草子さん:02/11/06 05:29
まぁ全国一律定価だと、遠隔地のために配慮しようっつう気も失せるのかねえ。
個人的な体験だと、サッカー専門週刊誌でサッカーマガジンとサッカーダイジェスト
ってのがあるじゃん。それが水曜発売(今は火曜or水曜発売だけど)で、買おうと
思ってたんだけど、ちょうどその水曜日に広島までJリーグの試合見に行ったのよ。
そしたら売ってねえんでやんの。出発前に地元の駅のキオスクで見掛けてたのに。
アレは腹立ったね。
604 :
無名草子さん:02/11/06 05:32
527 :チョンの悪行は黙殺される日本の現状 :02/11/03 22:52 ID:fRuoZUow
509 : :02/11/03 22:45 ID:Q1jUzO/H
本日の川崎駅での署名活動。
在日が嫌がらせしたって聞いたけど本当?
テレビ出てるからってでかい面すんじゃねーとか抜かしたらしいね。
これ聞いて今までの考えを訂正しますた。
劣 等 民 族 チ ョ ン は 惨 殺 さ れ ろ
561 名前:名無しさん@3周年 :02/11/03 23:02 ID:uKG70AhI
>>527 本当ですよ。
私も現場で目撃しました。でも、三年前の川崎駅での横田さんによる署名活動の方がもっと悲惨だったよ。
あのときは、変な左翼らしき連中までまざって、わざとらしく横で
従軍慰安婦保障問題の署名運動したり、横田さんに向かって、通りすがりの奴らが
卵投げてきたり…。
それでも、涙ながらに訴えてた横田さんの姿がいまだに目に浮かぶよ。
拉致被害者の苦しみは、家族を拉致されただけじゃなく、日本国内で
黙殺され、このように嫌がらせを20年以上にわたって受けてきたことだよ。
605 :
無名草子さん:02/11/07 00:03
企画のみの持ち込みって、印税の何パーセント
くらいが妥当でしょうか。
実際、企画で売れ行きが決まるということは
あながち間違っていないと思われますが。
606 :
名無し一号 ◆Ww9Me2u6TE :02/11/07 05:59
>>605 ケース・バイ・ケースなんで難しいな。
なんか、「印税」で要求できるのは、それなりの過去の実績があった上で、みたいな気がする。
(過去の実績というのは、他出版社でも大丈夫だろうが)
>>605 605の「企画」内容についてはわからないけど、会社にメールなんかで売り込んでくる
「企画」は、テレビ番組(または売れてる本)の猿真似か、有名人にこんな内容の本を
書かせてってのか、私の体験談(もしくは知識と経験みたいなもん)をってのが多いな
あ。
パクリは誰でも考えてるし、有名人はそれを引っ張ってくる人脈や力量が必要だし、体
験談で本が売れるのは既に有名な奴だし。
本作りって舐められてるよなあ。思いつき程度の「企画」を「売れる」本にするまでには
かなり苦労もある。そんなに簡単じゃないよ。
まあ、でも「売れない」本ならいくらでも作れるけどね。
608 :
無名草子さん:02/11/09 08:54
sageてしまった。ageとく。
609 :
無名草子さん:02/11/10 16:46
頼むから文庫本を研磨して出すのは辞めてくれ!
これだけで買う気うせる。
>609 ブックオフのこと?
611 :
名無し一号 ◆Ww9Me2u6TE :02/11/10 17:42
>>609 でも、日焼けして茶色くなった本なんて、みんな買いたがらないんで仕方ないんじゃないの?
612 :
無名草子さん:02/11/10 19:57
あの版元了解って制度何ですか?
返品返すのにいちいち了解取るのわずらわしい。
版元も取次も往生際悪いぞ!くそったれ!
613 :
名無し一号 ◆Ww9Me2u6TE :02/11/10 20:19
>>612 ここは愚痴を言うスレッドではないんだが…。
お前が荒らしだろ。
ランディスレで勝手にやってろ。
あのう版元了解って制度何ですか?
616 :
無名草子さん:02/11/14 01:29
8延勘て何ですか?
延勘? のべかん て読むんですか?
>>615 「版元了解」が制度かというとクエスチョンだけど、
返品のことを指しているのかな。
買い切り商品や注文品は原則、書店からの返品は不可なんだけど、
事実上、大半の出版社は引き取ってくれる。
しかしなかには絶対に返品を受け付けてくれない出版社もある。
それでもお客が注文品を引き取りに来てくれないとかいう場合には
出版社の営業担当者に電話でお願いして、返品を認めてもらう
ことがある。そのとき、見わけがつくように、短冊に「版元了解」とか
「○○さん了解」とか書いておくわけ。
質問したのは、やっぱり書店の人じゃないよね?
>>617 詳しく教えていただきありがとうございます。出版総合サイトも今後
活用させていただきます。
当方、出版社をやっています。直販(取次ぎの口座開設不可だったので)
で書店に直接委託で置かせてもらっています。
取次ぎには、やはり、出来たら入った方がいいのでしょうか?
地方小などの卸価格は低すぎるのでは、とも思いますし、しかし、
返品なんか考えると取次ぎに入った方がいいですよね。
ご意見を
また、取次ぎに入る秘訣は?
>>619 モノによるだろうけど、普通に考えれば取次経由のほうが楽じゃないの?
出版しているのはどんな商品なの? 分野は?
ただ、大取次はおろか、最近は地方小も敷居が高いみたいで、
簡単には口座が開けないって話も聞くけど。
>>620
分野は社会科学系です。
直だと各書店の売れ行きがつぶさに分かります。
取次だとこの点はどうでしょうか。書店ごとの実績報告
ってあるんですか?
一番困るのは、直ではやらないという書店さんがあること
ですね。これはお手上げです。
>>621 取次のデータはあんまりあてにならないだろうけど、
最近は書店がPOSデータを直にオンライン(ネット経由)で公開しているから、
そっちのほうが有用。紀伊國屋書店のパブラインなら、ほぼ全店の個店ごと
の売れ行きデータが翌日わかるうえに、ほかの出版社のデータまで
見られる。ただし利用料金は月10万円。高い!
ほかの書店ならタダで公開してくれるところもあるにはあるね。
直取引が難しくて、大取次や地方小が駄目なら、星雲社のような
口座貸し出版社に発売元になってもらうのもいいのでは?
社会科学系なら、似たような本を出しているところに
口座貸しを頼んでみたら?
書店直だと7掛け、うまくすれば8掛けかな?
最近は取次と口座が開けても実質65掛け以下らしいから、
直で流通ルートを開拓できるならそれもよしだと思うけど。
>>621 いつも丁寧な回答有難うございます。
参考になります。直でうまく行くようにがんばって
みます。直だと、書店以外にも卸せるという利点も
あることですし。(たいしたチャネルではないですが)
最近困っているのは、大手の書店で委託した本をどうも
紛失されたようなのです。こういう場合はやはり、請求
すべきですよね。今後の関係もあるので切り出せない
でいるのですが。取次に間違えて返したのかもしれない
と言ってるのですが。でも、その場合、取次から書店に
間違いで戻ってくるということはないのでしょうか?
作家ってどうなるのですか?
625 :
おしえてー:02/11/19 10:41
「高正味」がことさら目の敵にされるので、何名かの書店人に
聞いてみたのですが「高いものは高いんだ」的なお答えで、
はっきりと分かりませんでしたのでお教えください。
高正味が追求される場合、本の種類&価格に関係なく「率」の
高い低いが問題にされがちです。
しかし実際に書店さんの手元に残る金額を考えると、価格500円・70%の
本と、価格5000円・80%とでは、販売結果は大きく異なりますよね。
高正味とされる版元は概ね専門書版元で、平均定価も高く
上記の計算が成り立つと思います。他にも返品率などの要素も
必要でしょうが、一律高正味が悪いという議論はあまりにも稚拙な
のではないでしょうか?
書店さん側から単純な正味下げの話が出るたびに思うのですが、
いかがでしょうか?
626 :
名無し一号 ◆Ww9Me2u6TE :02/11/19 10:57
627 :
無名草子さん:02/11/19 22:25
>>623 遅くなったけど……。
取次通しを基本にしていたとして、直取引をオプションに加えても
本来はなんにも問題ない(取次の嫌がらせはあるかもしれないけど)。
書店以外の販路ならなおさらだよ。
あるいは、直販でベストセラーになったら、取次から頭を下げて取引
してくれと言ってくることもごくごく稀にはある。そうすると、最良の
取引条件を獲得できるかも……。古い話ですまないが、たとえば
「一杯のかけそば」がそうだったはず。
で、書店に無くされた商品は、一般の商取引なんだから、販売店の
責任だと思うけど。万引きされても、取次は書店にその分の請求を
しないなんてことはないんだから、あなたのところもきっちり書店に
支払ってもらうのが筋では? で、その後のつきあいに影響するのが
心配なら泣くしかない。その辺は自分で判断するしかないのでは?
628 :
無名草子さん:02/11/19 22:40
>>625 現状の取引条件を前提にするなら、その言い分も通らないことは
ないね。1000円の本も5000円の本も正味69だったとしたら、
売るだけだったら書店の粗利は310円と1550円。1万円なら3100円。
むしろ、高正味出版社を無くし、どこの出版社も
公平に段階別正味を使えるようにするのが合理的かもしれない。
(とりあえず買い切りの問題は措いておく)
ただ、最近の不況で高額書は売れないから、高正味出版社は
余計に目の敵にされるんだろうね。
その辺もわかってあげたほうがいいのでは。
それに、講談社とか小学館なんかの大型企画や、年末の
婦人誌商戦なんかでは、正味は変わらなくても、売上冊数に応じて
報奨金が出て、実質的には限りなく5掛けに近づくことこともあるわけ
だから、なおさら高正味出版社は厚顔さが際だつようにみえる
という事情もありそう。
いずれにしろ高正味出版社は、書店が売りたくなるような何らかの
インセンティブを考えざるを得ないと思うよ。
629 :
無名草子さん:02/11/20 01:48
或る絶版している本を復刻してほしいと思っています。
著者は外国人の方で健在していて今でも新作を出しています。
また同じ著者で同じ訳者の組み合わせで別の本を復刻しているものがあります。
問い合わせる場合、訳者の方にお願いするのがよいのでしょうか?
あるいは復刻版を携わった出版社にお願いしてみてもよいのでしょうか?
詳しい方教えてください。
630 :
無名草子さん:02/11/20 03:12
最近だと「リアル鬼ごっこ」が印象深いのですが、「なんでこんなクソ本が平積に・・・、否出版に漕ぎ着けたんだ?」と思う本にときどき出会います。あれは新手の嫌がらせですか?
>630
昔からある嫌がらせだが?
632 :
名無し一号 ◆Ww9Me2u6TE :02/11/20 08:43
>>629 具体的な書名(復刊/復刻されている本と、あなたが復刊/復刻を希望する本)を
書いてもらわないと何とも言えない部分が多いんだが、
普通は出版社だろうね。
633 :
bloom:02/11/20 08:54
>633 ブラクラ注意!
636 :
おしえてー:02/11/20 12:40
>>628 ありがとうございます。
段階別正味とは、本の値段の高低で差をつける
という意味でよいのでしょうか?
「売上冊数に応じて 報奨金が出て・・」
専門書出版であることが多い高正味版元が出す本は、
固定客に流れていきますので、郊外店が頑張っても
売上が急に増すということは考えにくいのです。
くり返しになりますが、
固定費である編集人件費を価格にもぐりこませる場合、
発行部数が多い方が一冊あたりで薄まります。
しかし専門書の場合はそうはいきません。
いきおい正味高にならざるを得ません。
某書店さんのおっしゃるような小学館の正味に
あわせられるはずも無いわけで・・。
最近、ふと疑問に思うのですが、この時期に書店員さんが抱えている「江戸」だとか
「類語大辞典」のノルマは一体どの程度なのでしょうか?。この店では買ったので安心
していると、別の店員さんに頼まれたりする。聞いてみると、店単位ではなく店員ごとに
ノルマが課せられているんだそうです(藁)。まあ、店ごとにするとサボる人が出てくる
から当然といえば、当然かしらん?。
ぜひ詳しく実情を聞いてみたいのですが、買わない人からは無論聞けないし、買って
あげた人から聞くのも恩着せがましくて気が引ける・・・。誰か教えて頂けませんでしょうか。
本年度のお買い上げ:「江戸」3冊、「類語」1冊、「美術館」1冊。
まあ、この時期は「運命」だと思ってあきらめていますし(藁)、お世話になっている所(人)
からしか買わないので別にいいのですが、ああいう明らかに一般のお客さんからだけでは捌けない
のを出すのはいかがなものかとも思うぞなもし。
638 :
無名草子さん:02/11/20 21:10
>>637 店によっていろいろなんじゃないの。
地方の老舗書店だと外商部っていうのがあって、大型商品を部員どうし
お互い競い合って売っているかもしれないね。
>>628にも書いたけど、大型企画は高額なうえに、出版社からの報奨金
(バックマージン)がいっぱいつくから、お客のみえる地域密着型の書店
だと事前予約に力が入るんだろう。
外商の話は「本屋です、まいど」(平凡社)を読めばいいかも。
639 :
無名草子さん:02/11/20 21:20
>>636 「段階別正味」っていうのは古い出版社に多い取引条件。
日書連の「正味戦争」以前は一般的だったけど、70年代半ば以降、
新規に段階別正味を導入した出版社はないかもしれない?
(取次が認めなくなっているし、それ以前に今は取次と出版社の
取引条件はブラックボックス化しているね)
価格に応じて正味が変わる制度で、3段階になっているけど、
具体的な数字はすくにはわからない。老舗出版社に知り合いがいれば
聞いてみたら?
正味で勝負ができないとはいうものの、なかにはよく売ってくれている
書店もあるよね。そういう書店に向けて、さらに売りたいと思えるような
動機付けになる取引条件を考えてみるというのはどうなの?
>638
なるほどです。どうもありがとうッス
641 :
無名草子さん:02/11/22 00:53
この売れない時代に自社ビルを持つ新出版社が誕生したそうです。
株式会社日本文学館というそうで、今週のビーングに編集の求人が出ました。
応募しようかと考えているのですが、どのような会社でしょうか。
642 :
無名草子さん:02/11/22 23:26
>>637 漏れが前いた書店は、店員単位での集計は取ってなかった。店舗(本支店)単位で集計して、
表彰なんかもあったな。ちなみに漏れの配属支店、ほとんどの商品でランク外が当然でした。
店舗面積比or売り上げ比を計算すると全店中最悪の数字が。
>地方の老舗書店だと外商部っていうのがあって
そうですね、地方ではよく聞きます。「昔は、あそこ外商が強かったのにな〜」なんて
わびしいお話もたまに出ますけど〜。
>大型企画は高額なうえに、出版社からの報奨金(バックマージン)がいっぱいつくから、
>お客のみえる地域密着型の書店だと事前予約に力が入るんだろう。
なんか今年は、大きな書店のどこに行っても「江戸関連フェア」を開催していましたねえ(藁)。
まあ、お気持ちは「ビンビン」伝わってきますが。
>店舗(本支店)単位で集計して、表彰なんかもあったな。
それで評価の対象になってしまうのも、何だかキツイですねえ。
644 :
恥を貼りに来ました:02/11/23 04:29
実学的でおもしろい所ですね。創作文芸版から参りました。
ワナビ、作家志望者です。角川NEXT新人賞なるスレの住人です。
賞金無しの賞ですが、全応募者にコメントが返ってくると言う
のがワナビに人気でした。壁の向こうにいる人間を殺す能力
者で新人賞を獲ったプロにタイトルを奪われ、初期刊行三冊
の内二冊までがプロだったと言う事をデキレースと一部が騒ぎ
暴動が発生、祭りになってしまいました。祭りが落ち着き始
めた頃、角川ではない大手編集を名乗るキャラが285に登場、
522に至るまでワナビ達と子供の喧嘩を演じました。その強烈
なキャラに編集なる職種に幻滅する人が続出。角川編集自演
説も出ております。貼り方を良く知らないのですみませんが
一度ごらんになって下さい。そして角川やこの賞、編集の常識
について色々差し障るような事を教えてください。
645 :
名無し一号 ◆Ww9Me2u6TE :02/11/23 08:35
646 :
無名草子さん:02/11/23 10:23
>色々差し障るような事を教えてください。
ちょっとおもしろい。
648 :
恥を貼りに来ました :02/11/23 11:59
649 :
恥を貼りに来ました:02/11/23 13:00
>壁の向こうにいる人間を殺す能力者
が真犯人のミステリだったので
物議を醸したのです。
言葉足らずでした。
はい、次
651 :
名無し一号 ◆Ww9Me2u6TE :02/11/23 13:41
>>648 で、具体的にどのようなことを訊きたいの?
652 :
無名草子さん:02/11/24 21:57
A
653 :
無名草子さん:02/11/26 03:28
おだじまんの更新をしてください。
>>646 僕もワナビです。確かにそれ、面白いですよね。
ここはひとつ編集者の皆々様から「よーし、パパ差し障っちゃおうかな〜」
という勇気ある発言が出てくることを期待しちゃいます。
そのスレッド読んでみましたが、「大手編集」氏、「397」氏、「565」氏などの書き込みが面白かったです。
あとはノイズが多くて。。
656 :
名無し一号 ◆Ww9Me2u6TE :02/11/26 10:12
俺には関係ないや。
はい次。
657 :
名無し一号 ◆Ww9Me2u6TE :02/11/26 10:47
>>655 ごめん、
>>655に吊られて見てみたら、それなりに面白いのもあるね、あっちのスレッド。
ただ、角川のNEXTに関して、あれこれ言うのは、俺としてはちょっとな…。
658 :
無名草子さん:02/11/26 11:05
では久しぶりに質問です。
NEXTスレッドを見たら、講談社X文庫の初版が5000って書いてあって、
かなり驚きました。
あそこの文庫って高くてもせいぜい600円台なのに、
それで採算が取れるものなのでしょうか?
それから、増刷が決まるときってどんな目安で決まるのですか?
(実売のパーセンテージとか)
659 :
工藤伸一 ◆H/j1HkWi6c :02/11/26 12:32
>>657 匿名でも言えない事があるんですね。素晴らしい良識家とお見受け致しました。
さっすが一般書籍板は社会性に長けた方が多くておみそれいたします。というわけで
作家ワナビの僕らしくヨイショしてみた次第であります。
嫌味な人だな。
661 :
無名草子さん:02/11/26 14:07
>658
売れ脚の速さとパーセンテージの関数。
662 :
名無し一号 ◆Ww9Me2u6TE :02/11/27 00:44
>>659 匿名とはいえトリップつきだからな。あまり信用度が低下しそうなことは言いにくいんだよ。
663 :
名無し一号 ◆Ww9Me2u6TE :02/11/27 00:46
>>658 5000部で600円じゃ、どんな文庫でも採算は取りにくいでしょ。
シリーズものの最終巻で、どうしても完結させたい奴だったとか、そういう事情があるんじゃないの?
664 :
名無し一号 ◆Ww9Me2u6TE :02/11/27 00:46
>それから、増刷が決まるときってどんな目安で決まるのですか?
いろんな基準があるので一概には言えない。まぁ
>>661が言ってるところから
類推してみてください。
665 :
無名草子さん:02/11/27 00:47
>>665 よそに行って宣伝してください。鬱陶しい。
667 :
無名草子さん:02/11/27 01:39
弱小版元の営業です。
この時期、書店さんにお歳暮など(定額のもの)持って行くものなので
しょうか。
まだできて間もなく、マニュアル化されていないので
ご意見お願いいたします。
昔はテレホンカードを持っていっていたという話をきいたことがありますが。
668 :
無名草子さん:02/11/27 01:41
定額→低額
669 :
無名草子さん:02/11/27 01:41
大手さんは昔はカード配ってました。
今はどうでしょう?
670 :
無名草子さん:02/11/27 02:19
うちも弱小だが、書店の担当者の自宅宛になんか送ってるみたい。
大したものではなかろうが。貰うならビールがよろしいなあ。
671 :
名無し一号 ◆Ww9Me2u6TE :02/11/27 07:43
>>667 書店にやるんなら、実用的な消耗品のほうがいいんじゃないの?
よく知らないけど。
ボールペンとか軍手とかエプロンとか。
672 :
名無し一号 ◆Ww9Me2u6TE :02/11/27 07:44
>>671 やる、って言い方は書店に失礼だったな。
「書店へのお歳暮なら」と訂正します。すみません。
673 :
無名草子さん:02/11/27 12:39
674 :
無名草子さん:02/11/27 21:00
>>671
おかしいって。
675 :
名無し一号 ◆Ww9Me2u6TE :02/11/27 23:24
676 :
無名草子さん:02/11/28 01:23
名無し一号 ◆Ww9Me2u6TEたんは
書店蔑視主義関係者でつか?
677 :
名無し一号 ◆Ww9Me2u6TE :02/11/28 01:43
678 :
無名草子さん:02/11/28 02:01
軍手とエプロンはないわな。
679 :
無名草子さん:02/11/28 02:05
書店員関連のスレッドで、正月の婦人雑誌の無意味な拡販キャンペー
ンに怨嗟の声が挙がっています。自腹で買わされている従業員のかた
もいらっしゃるようです。
なんでこんな意味無いことするのでしょうか?業界特有の背景がある
のでしょうか。わかる方がいらっしゃったら教えてください
680 :
無名草子さん :02/11/28 02:33
教えてチャンでごめんなさい
石像(?)の王子様が、貧しい人達のために自分の体に貼り付けてある金をあげる…みたいな内容の話ありますよね
タイトルって何でしたっけ?
681 :
無名草子さん:02/11/28 02:46
682 :
無名草子さん:02/11/28 02:47
>680
「幸福の王子」とか「しあわせの王子」だな。
683 :
無名草子さん:02/11/28 02:55
>681・682
ありがとうございました
684 :
無名草子さん:02/11/28 04:20
サナトリウム文学って何?
685 :
無名草子さん:02/11/28 04:57
>684
昔、結核がメジャーな病気だったころ、結核療養所(サナトリウム)で長期療養中ヒマだった人が
小説なんぞを書き、サナトリウム文学という呼称が生まれた。
その後、「ケホっと吐血する美少女・美少年」のイメージが定番化し、
「長期療養中のいたいけな美少女・美少年」に一般化して『ノルウェイの森』あたりも
包括するジャンルになった。
686 :
無名草子さん:02/11/28 05:20
萌え〜のハシリだな。
687 :
無名草子さん:02/11/28 05:33
風がタッチッタ。
688 :
名無し一号 ◆Ww9Me2u6TE :02/11/28 07:42
>>679 拡販キャンペーンに乗らないと、何か具体的に悪いことがあるの?
689 :
無名草子さん:02/11/29 01:14
うちは拡販キャンペーンほとんど無視してるな。
というよりほとんどやる必要ないと思うけど?
通常の家計簿・カレンダーフェアだけで十分だよ。
毎年毎年なんでそんなに取次は躍起になって薦めてくるのかなぁ?
もっと新鮮味のある企画を提案してくれ。
まぁ、取次の提案なんてほとんどゴミみたいなのばかりだけどね。
そうそう、消費者も馬鹿じゃないよ
691 :
無名草子さん:02/11/29 10:59
>>689 取次じゃなく書店チェーンでの強制が。・゚(ノД`)゚・。
ハリポタならともかく婦人誌であんな冊数を予約・販売なんて・・・。
普通の本屋で働きたいでつ。
692 :
無名草子さん:02/11/29 11:24
M脇か・・・・・。
>691
詳しい事はよく分かりませんが、報奨金が絡んでいる問題なのでしょうか?。
一度やってしまうと「今年はやらない」という訳にはいかないと聞きます。書店さんに
とって、まとまった額のお金がポンと入ってくるのはかなり貴重。
っていうか、僕も付き合いで買ってますよ〜ん(藁)。
>まぁ、取次の提案なんてほとんどゴミみたいなのばかりだけどね。
昔、取次の営業が「書店にプリクラを薦めに来た」という信じがたい話を聞いたのですが、
これはさすがにガセですよね?(藁)。
報奨金ですね。あと、版元との緊密な関係の維持のため。
チェーンで、本部手配なんてのをやる書店グループは、取次
飛び越して直接版元と入荷交渉するから。自店を売り込む
アピールポイントがどうしても必要になる。その際に、版元の
キャンペーンに乗っかっておいて、しかも数字を出さないと。
でも、婦人誌新年号って実際に売れるんだよね。そんなに
気合入った拡販しなくても、買ってく人は結構いるよ。
関係者つながり以外での一般のお客様で
どこの店でも買えるような雑誌をわざわざ予約してくれる方はそういない。
で、「全然予約とれてないじゃないか!」と怒られ続ける。
入荷数なんかも店の過去の販売実績をまったく無視した冊数で
売れ残りは自腹を切りボーナスあぼーん。(バイトにもノルマ有り)
こんなことばかり繰り返す本屋(M脇etc.)に勤め続けている皆様、
今一度考え直してみて下さい。
696 :
名無し一号 ◆Ww9Me2u6TE :02/11/30 00:51
>>691 チェーンでやってるなら仕方ないかもな。
それが嫌なら、偉くなれ(「踊る大捜査線」の室井みたいに?)
販促キャンペーンなんてただの飾りです。お偉いさんにはそれが分からんのですよ。
というか、昔の年末年始のセールスが忘れられないんじゃないの?
697 :
名無し一号 ◆Ww9Me2u6TE :02/11/30 00:52
>>693 > 昔、取次の営業が「書店にプリクラを薦めに来た」という信じがたい話を聞いたのですが、
これはさすがにガセですよね?(藁)。
プリクラ全盛期にはそれぐらい客寄せ効果があったということかもです。
698 :
無名草子さん:02/11/30 02:07
>>697 いやその話、あったはずだよ。
それから昔、日販が100円ショップを展開しようとしたこともあったと思う。
取次は「商社」ですから(w
そうか、いまや
村上明日香を知っているか?というのが通のネタかもしんないな。
ぶぶぶっ。
700 :
無名草子さん:02/11/30 07:45
大沢在昌のコラムで「29作目の新宿鮫は大ヒットしたけど、
その前に書いた入魂の28作目は売れなかった」って書いてあったんですが、
これって「死ぬより簡単」のこと? それとも軽いタッチの「無病息災〜」
のことなのかな?
701 :
名無し一号 ◆Ww9Me2u6TE :02/11/30 11:48
702 :
名無し一号 ◆Ww9Me2u6TE :02/11/30 11:49
>>698 ああでも考えたら漫画のキャラ入りプリクラ、ってのもあったよね。
(今でもあるか)
それだったら、書店の漫画コーナーに置かれてても不思議はないかも知れない。
703 :
無名草子さん:02/12/02 22:17
>>693-
ときどきわけわからん商品の売り込みが取次経由で来たりするからね。
最近結構売ってるキャストパズル(だっけ?知恵の輪みたいなの)も
宣伝チラシがトーハン週報かなんかに入ってたような気がするし。
教えて下さい。
書店業界の勢力分布の判る好いサイトは無いでしょうか。
○書店は何々の系列だとか、実は△書店は何処グループだとか,数字も含めて & c.
無い様でしたら創ってみようか知らんと想って居るのですが。
>>704 △書院グループ=某宗教団体系
××生協売店=紀伊國屋書店のダミー
○○ブックス=トーハンのアンテナショップ
といったこと?
706 :
無名草子さん:02/12/03 23:41
>>704 日経流通新聞が毎年、いろんな小売業のランキングを載せている。
そのなかに小売書店の売上高のランキングもあるよ。探してみたら。
707 :
名無し一号 ◆Ww9Me2u6TE :02/12/04 00:18
>>705 そういうのだったら俺も見たいな。
作ってください。
紀、生協売店ておかしくないか?
紀伊國屋書店明星大学売店とかそんなじゃなかったっけ?
709 :
無名草子さん:02/12/04 00:56
>>708 紀伊國屋はチェーンとして公表している以外の店舗があるよ。
710 :
無名草子さん:02/12/05 01:41
711 :
無名草子さん:02/12/05 18:16
「思慮深さを育てる」に関連する書籍はどのようなものがありますか?
教えてください。お願いします。
712 :
無名草子さん:02/12/05 18:56
>>711 質問の意味がいまいちわかりません。
大人向けの本をご要望ですか? それとも子供向けの本?
「思慮深さを育てる」というのは既刊書の題名ですか?
それとも、思慮深い人間に育てるための本をお望みですか?
こういう客、多いな(ボソ
714 :
名無し一号 ◆Ww9Me2u6TE :02/12/05 22:21
>>711 それだけじゃ、教えてくれと言われてもうまく教えられないよ。
715 :
711です。:02/12/05 23:36
説明不足で申し訳ありません。
思慮深さを育てる学び方についてどんなことが必要か、自分の結論としては経験や
対象とするものに興味関心を持つことなどが思慮深さを育てる学び方について必要なことだと
考えたのですが、自分で考えた結論に対して修正したり付け足したり、図書を呼んでやらなければならないので
それに関連する書籍を探しています。
>>715 業界スレよりも、適切なスレを探したら。
どうもよくわからないな。
思慮深さを育てるって、対象は誰?子ども?
大きい本屋の、教育書のコーナーでも冷やかしてみたら
いかがでしょう。昨今は、一般向けの物でもかなり専門的な分野が
わかりやすく解説された本が(つまり教育ママ向けにってことw)
出てますよ
まさか「対象は自分」じゃないよね…だとしたら小一時間(略
718 :
無名草子さん:02/12/06 01:33
ネットにおける掲示板著作権事件で一部では有名な、
ホテル・ジャーナリスト村瀬千文嬢。
最新の著作における著者紹介欄で「小説執筆中。シリーズ化決定」と
書いてあるのですが、小説家としての実績は皆無、ジャーナリストとしても
とても有名とは言えない人物の本を、一作目出版前からシリーズ化を
決定することはありえるのでしょうか?
ちなみに出版社は講談社とのことです。
「椎名桜子、処女作執筆中」ってのを思い出すな
721 :
無名草子さん:02/12/06 02:00
>>715 遠藤豊吉編著『日本の詩』(全十巻)小峰書店
「あい」「しごと」「おや・こ」「しぜん」「いのち」「せんそう・へいわ」
といったテーマ別に集められた詩と遠藤氏のエッセイが収められている。
中学の先生が読み聞かせてくれてなあ、みんなぼろぼろ泣いて思わず自分で買っちゃったものだ。
泣きゃあいいってもんじゃないが。
722 :
名無し一号 ◆Ww9Me2u6TE :02/12/06 07:29
>>718 その「著者紹介」は、どの本に載っていたのか?
723 :
無名草子さん:02/12/06 07:54
>>715さんは、まだ自分でも考えが整理できてないように思えます。
「思慮深さ」って、何をさしているのか?
一見むずかしい漢語にだまされて、わかってないのに
わかったつもりになっていないか?
「おもいやり」ということなのか? 「分別」とか「理性」のことなのか?
「思いやり」というキーワードでアマゾンあたりで検索すると
たくさんの本が見つかります。それらから探してみたら
いかがですか?
725 :
名無し一号 ◆Ww9Me2u6TE :02/12/06 09:55
>>724 どうもありがとう。でもなんか「私怨ウザイ」といわれる傾向の私怨、入ってない?
講談社の本以外の本で、「小説執筆中。シリーズ化決定」とあるのはおかしいことはおかしい。
幻冬舎から別の小説を書いていて、それをシリーズ化するつもりなのかな。
まぁ、講談社・幻冬舎の内部事情はワカランです。
(知ってても、ここには書けないし)
どうしても題名が思い出せないんです。
意地悪な保護者を持つ少女が主人公で、真冬に花を取ってこいとか
木苺を採ってこいと家を追い出されてしまいます。
困っているところを森の妖精だか小人だかに見つけられて指輪をもらいます。
これは転がす(回す?)と、季節を自由に変えられると言う指輪で、
これを使って少女は、様々な無理難題を乗り越え幸せになると言う童話なんですが、
タイトルを知っている方が居られましたら教えてください。
お願いします。
728 :
724じゃないけど:02/12/06 13:48
>>725 チィタンの実態を知らない人から見たら、中傷?と思われてもしょうがない説明の仕方だが・・・
真実なんだよな(藁
でも725さんよ、ワカランならワカランとだけ書けよ。
「私怨」なんて言葉わざわざ使うの、気持ち悪いぜ。
729 :
無名草子さん:02/12/06 14:02
>>727 つれないなあ……。
板の冒頭に出ていた「児童書板」はどこにいったんだろ?
>>726さんの質問は、私は回答できないけど、だれか知ってる
人がいたら教えてあげてくれ。
本当は児童書板にいけば簡単に回答が得られるんだろうけど、
いまどこにあるのかワカ卵……
>>727-731 ごめんなさい、スレ違いだという事は分かっていたんですが、
どこで訊けばいいのか知らなかったし、過去ログでも質問していた人がいたので。
729&730さんありがとうごさいます。さっそく利用させていただきます。
失礼しました。
姉妹社のコミックは買切扱いだったのですか?
個人的な興味ですがお尋ねします。
業界に古くから携わっている方ならご存知かと。
お願いします。
734 :
名無し一号 ◆Ww9Me2u6TE :02/12/08 02:05
>>732 まぁここですべてのことを知っている人間がいるわけではないので、
知っていそうな人間のいる板・スレへのナビぐらいでご堪忍を。
735 :
無名草子さん:02/12/08 02:08
出版業界、儲かりますか?
今学生なんですけど、金融に行こうか出版に行こうか迷ってます。
736 :
無名草子さん:02/12/08 02:25
>>735 金融に行ってください。
お金が目的の志の低い人にはお勧めしません。
737 :
名無し一号 ◆Ww9Me2u6TE :02/12/08 02:33
>>735 どの業界に行こうと、儲けようと思うと大変だよ、今の時代じゃ。
出版業も金融業も、仕事としての「楽しさ」と、それに向き・不向きがあるから、
その仕事を楽しいと思う人だったら、どちらでもいいんじゃないの?
悪質で陰険な嫌がらせを繰り返す偽善者集団創価学会!!
悪質で陰険な嫌がらせを繰り返す偽善者集団創価学会!!
悪質で陰険な嫌がらせを繰り返す偽善者集団創価学会!!
悪質で陰険な嫌がらせを繰り返す偽善者集団創価学会!!
悪質で陰険な嫌がらせを繰り返す偽善者集団創価学会!!
悪質で陰険な嫌がらせを繰り返す偽善者集団創価学会!!
悪質で陰険な嫌がらせを繰り返す偽善者集団創価学会!!
悪質で陰険な嫌がらせを繰り返す偽善者集団創価学会!!
悪質で陰険な嫌がらせを繰り返す偽善者集団創価学会!!
悪質で陰険な嫌がらせを繰り返す偽善者集団創価学会!!
悪質で陰険な嫌がらせを繰り返す偽善者集団創価学会!!
悪質で陰険な嫌がらせを繰り返す偽善者集団創価学会!!
739 :
無名草子さん:02/12/08 03:26
つい先日、
版元が3延べ
取次ぎが即請求
ということがありました。
取次ぎにかけあったのですが
それでも1ヶ月ちがいます。
これは何故でしょうかね?
まだまだ、手間がかかりそうです。
最近、出版社に勤めたいと思い始めました
私はデザインを学んでいるので、その部署に行けずともデザイン部署があるところがいいんですが
どこにでもあるものなんでしょうか
741 :
無名草子さん:02/12/12 15:13
性別確認されますた.
街の書店どんどんつぶれている。
トーハン、業界紙みると業界総
売り上げここ5年間激減中。
大手出版者は広告収入でもつて
いると。先行き細りで新規参入
無謀ですか?。雑誌板みたら
資格でも取り転職しろとの指摘
744 :
無名草子さん:02/12/13 02:17
745 :
名無し一号 ◆Ww9Me2u6TE :02/12/13 08:01
1年ほど前に出版差し止めになった本が、まだ店頭(一般書店)にありました。
誰の責任になるのですか?お咎めはないのですか?
また、古本屋に流通することは差し止めできないのですか?
747 :
無名草子さん:02/12/13 13:41
>>746 その出版社が回収依頼を出していないのか、
回収依頼をもらった書店が見逃して返品していないのか、
どっちかでは?
ただ回収依頼が来ても返品する“義務”はない。
裁判所の命令で出版差し止めになったのか、話し合いで
出荷を取りやめたのかによっても、対応が変わるかも。
ただ、普通「出版差し止め」といえば、裁判所が関与している
はずだと思うけど、1年前に「出版差し止め」になった本
ってあったっけ?
出荷停止にした本を「出版差し止め」と思いこんでいるのでは?
それから個人や古書店の手許にある本の処分方法まで制限できる
はずがないよ。そんなことをすれば財産権の侵害だ。
748 :
名無し一号 ◆Ww9Me2u6TE :02/12/13 22:15
>>746 正義感で行動したいのなら、警察に通報・相談してみるのが一番なのでは。
こんなところに書くんじゃなくてね。
俺には判断ができんよ。
749 :
無名草子さん:02/12/13 22:50
>>746 書名をはっきり書いていいよ。2ちゃんだし。
ていうか、うちの本のような気がするしなー。
ちょっと書いてみて。アバウトな情報だと尻がかいいのよ。
750 :
無名草子さん:02/12/13 23:49
>>748 わいせつ物じゃなければ警察は民事不介入。
ついでに、
仮にわいせつ物だとしても購入した者が罪に問われることはいっさいない。
わいせつ罪に問われるのは販売・頒布・公然陳列のみ。
「販売目的所持」の摘発はあり得るが、単純所持は何ら問題ない。
751 :
名無し一号 ◆Ww9Me2u6TE :02/12/14 00:07
>>750 そうだったね、「出版差し止め」の理由が、著作権法違反とかじゃなくて
「わいせつ物」のほうだと、俺も
>>746の質問を誤読していたみたいだ。
(要するに、警察スジによる「出版差し止め」? いや、警察はそんなことしないか)
752 :
無名草子さん:02/12/14 00:16
まあ746による勘違いの可能性が大きそうですね。
書名さえ分かれば「出版業界何でも質問・回答スレッド」に
なり得るんですけど。
753 :
無名草子さん:02/12/14 19:43
アメリカの暮らしの手帖みたいな雑誌ってなんていうんだっけ?
754 :
名無し一号 ◆Ww9Me2u6TE :02/12/14 20:37
>>753 グッド・ハウス・キーピングかコンシュマーズ・レポート?
755 :
無名草子さん:02/12/15 03:04
新人作家は最初の担当が肝心であると聞いたのですが、
編集者ってどういう経緯で決まるんでしょう?
また当たり外れがあるとしたら、具体的にどういうこと
が考えられますか?
まさか新人を放置して指導しない担当なんていませんよね???
756 :
名無し一号 ◆Ww9Me2u6TE :02/12/15 07:36
>>755 「やりたい」って決まる場合と、編集長から「お前やれ」って言われて決まる場合があるんだろうね。
編集者のアタリハズレについては、どうも漫画家やライトノベル系のところなどに
書き手専用スレが立っていて語られているらしいが、よく分からない。
(誰かフォローしてください)
俺の考えとしては、作家になったほうがいいんじゃないかと思えるぐらい
自分の好き・嫌いで創作物をいじくる編集者、ってのはハズレなんじゃなかろうか。
757 :
無名草子さん:02/12/15 08:36
>>755 少なくとも新人さんの場合、担当の指名なんかできません。そもそも新人じゃ、
「その出版社にどんな担当がいるか」「どの担当が自分と相性がいいか」なん
て分かんないよね?
出版者側が適当に見繕ってくれます。
「いい担当」と「悪い担当」ってのも、上にも書いた「相性」の問題が大きい
んじゃないかな。
マトモな出版社なら、作家とのパイプを任せる「担当」という役割に、どう仕
様もないアホなんかは置きませんから。
その出版社との力関係をアップさせた後なら、堂々と「担当を変えろゴルァ!」
とも言えますが、新人じゃね…
「運を天に任せる」って部分も多いかも。
ちなみに私は、私を発掘した人(元々いろんな作家さんを担当している方で
すが)がそのまま担当になりました。(当然か…)
当たり外れの問題は、その担当さんの仕事に対するスタンスの問題なんでし
ょうね。
作家さんの性格や著作方法も様々です。新人ならなおさら「自分のやり方」
を確立していない人が殆ど。
「見守り型」の担当を望むのか、「熱血指導型」を望むのか。よくよく担当
さんと、自分の気持ちをぶつけあわないとね。
良い担当さんでも、自分と合わない方と長年我慢と無理をして付き合うと、
才能そのものや、その出版社との付き合いを潰してしましますよ。
758 :
無名草子さん:02/12/15 11:46
自分も>757さんに同意です。
新人は担当編集を選べないので、ついてくれた編集さんと
上手くやってくほかないと思います。
それができずにいなくなった作家さんもたくさんいます。
ただ、大手出版社の場合は異動があったりするから、
放っておいても次第に入れ替わると思いますが。
ライトノベル板だったらそういうスレッドがありますよ。
>>756さん
>>757さん
ありがとうございます。
詳しいことをお話できなくて誠に残念なのですが、
実は担当さんが決まり、そのことを既にプロである先輩にお話ししたら
非常に「外れ」で将来が無い的なことを言われて落ちこんでいたのです。
でも、私が地道に信頼関係を築いていけばいいことなんですよね・・・
あっ、書きこんでいる間に
>>758さんも
レスをいただきありがとうございます。
ライトノベル板も勉強がてら見てみます。
>755
どの系統かは存じ上げませんが、最初から「ハズレ」って
先入観を持ってつき合わない方がいいと思いますよ。
ほかの先輩方がダメでも、>755さんは上手くいくかもしれませんし。
それはどの業界でも同じことですよね。
たとえ1社の担当さんと上手くいかなかったとしても、
出版社はたくさんあるのだから、他社でいい担当さんに巡り会えるかもしれません。
ちなみに私はデビューしてから2作目が出るまで、3人担当が代わりました(笑)
762 :
無名草子さん:02/12/15 15:16
芥川龍之介を読みたいのですが、
教科書にのっているような現代訳の本は
どこの出版社で出ているんですか?
>>754 そうです、コンシュマーズ・レポートです。ありがとうございます。
764 :
無名草子さん:02/12/15 17:43
765 :
名無し一号 ◆Ww9Me2u6TE :02/12/15 17:43
>>762 芥川なら別に「現代語訳」じゃなくても読めるっしょ。
>>757 最後から2行目を修正。
「良い担当さん」→「力のある担当さん」
>>758=755
頑張って。
767 :
無名草子さん:02/12/15 19:27
中小の出版社への就職を考えて考えてます。
三十代半ばくらいになったら手取りの年収六百万
くらいにはなりますか?
>>757さん
>>758さん
ご助言と励ましのお言葉、本当にありがとうございました。
某板も拝見しましたが、先輩の言葉一つに一喜一憂するような
甘えた気持ちでは駄目なのだと実感しました。
何があっても自分を見失わないよう頑張ります。
769 :
名無し一号 ◆Ww9Me2u6TE :02/12/15 20:44
770 :
無名草子さん:02/12/15 21:01
出版社がつぶれてしまっているかどうか調べるにはどうしたらいいですか?アマゾンで
最近の出版年順に並べ替えてみても、ここ7年くらい本を出してなかったりするとこ
多分つぶれてると思うのですが、感想はがき出そうかと思って。
電話かけてみたら?
772 :
無名草子さん:02/12/15 22:24
おおそれ気つかへんかった!!!!ありがとう!!!
>>767 三十路を間近に控えた今、やっとのことで手取り300万の大台に
乗りましたがだからといって明日のことはわからなーいー。
いやはや、今もう一度モーニング娘がでてきて
画面に日枝神社だとでますた!
おはようございますら〜!
しかし、適当に(?)やましい本なんつーのは、
行けないよね。神社に。
あっはっはー。
776 :
無名草子さん:02/12/16 16:45
>>773 え?たったそれだけ?
ショック。。。。
777 :
無名草子さん:02/12/17 02:43
778 :
名無し一号 ◆Ww9Me2u6TE :02/12/17 07:37
779 :
無名草子さん:02/12/17 17:09
>>777 再販制の弾力運用を業界として推進するといいながら、
実質的値引き行為だとご都合主義的に主張を変えている
んだろうな。
780 :
無名草子さん:02/12/17 17:13
>>778 書泉がまずやり玉に挙がったね。
日書連側からすれば抜け駆けは許さないってことだろ。
出版社にも「圧力」をかけてポイント反対の声明を出させている。
日書連はいまや「反動」勢力か。
781 :
無名草子さん:02/12/17 20:03
知り合いの作品が没になるとは、そうとうひどい作品なんですか?
782 :
無名草子さん:02/12/17 20:04
普通イカだろうね。
783 :
無名草子さん:02/12/17 20:06
そうとうにひどい作品
784 :
名無し一号 ◆Ww9Me2u6TE :02/12/17 21:57
>>781 作品の出来以外にも、その出版社の企画に合ってなかったとか、いろいろある。
どこにどのような「作品」を送ってみたか、詳細が分からないと何とも。
でも、世間一般的には「そうとうひどい作品」だから没になった、という
判断で問題ないと思う。
>>780 >>日書連側からすれば抜け駆けは
定価販売の是非はあるんだろうけど、
不当廉売してるわけじゃないのに、書店組合ってひどいですね。
いっぱい商品を買ったひとに還元してくれるサービスは、
消費者は大歓迎なのに・・・なぁ。
ポイントで購入した本は、読者は読みもせず、
商売敵である近くのブックオフに
売ってしまうとでも思っているんでしょうか・・・と勘ぐる。
786 :
名無し一号 ◆Ww9Me2u6TE :02/12/18 00:44
>>785 ポイントサービスってのは、「読者サービス」というよりは
「特定書店で本を買っていただくための顧客サービス」だと思うんだが。
…抜け駆けを嫌う書店は、特定顧客を作りたがる書店が嫌いな書店なんでしょうね。
787 :
無名草子さん:02/12/18 01:04
>>799 再販制の弾力運用てのは「条件」を弾力的に設定するってことだろう。
ポイントサービスは「実質的」値引き行為には違いなく、再販契約違反だと。
実際大手チェーンの方が還元率高くできるわけだから、再販制を根源から覆す
ことになってしまう(それはそれで賛否両論あるだろうが)。
788 :
無名草子さん:02/12/18 01:05
>787
畑が違うから、なんともいえないけど
公取委では、大手カメラ量販店のポイント制度は値引きにあたらないらしい。
顧客サービスの一環で、粗品と同じ扱いだったと思う。
パソコン雑誌は高いから、いつもカメラ量販店で買ってます。
3%くらいポイントつくから……。
790 :
無名草子さん:02/12/19 01:47
>>789 え?パソコンを値引きすると公取委になんか言われるの?
791 :
無名草子さん:02/12/19 03:19
>>790 パソコン関連書・雑誌のことだろ。
公取委は見解を保留状態。
792 :
名無し一号 ◆Ww9Me2u6TE :02/12/19 08:49
>>789 CDもポイントカードついてる店多いよな。
ありゃ、小売店の力関係なんでしょうかね。
要するに「ポイントカードに関しては、規制して欲しい」という要望を
強く言える書店が、組合内に多い、みたいな。
崩れるとすれば、やはりツタヤあたりかな。
793 :
無名草子さん:02/12/19 11:08
>>776 中小出版の給料の低さを知らないな。
どこの業界にいるの?
30代半ばで手取り600万円なんて。
信じられん。
794 :
無名草子さん:02/12/19 21:33
>>792 TSUTAYAは書店組合に入ってないはず。
書店は新しいことをやりたくないんだろな。
特に既得権に胡座をかいてきた日書連幹部は
ダメダメの極地かな。
一般客としてお尋ねします。
私は懇意にしている書店で、店頭に無い本をよく取り寄せて
もらっているのですが、もしかして、こういう取り寄せた本は、
その店にとってあまり利益にならないのでしょうか?
お店の人からは「いつもありがとうございます」と
言われるのですが、注文すればするほど、その店に
負担がかかるとすれば気の毒に思います。
797 :
無名草子さん:02/12/20 01:05
>>796 仮に注文した本が2000円として、書店のマージンが約20%の400円。
取次の8〜10%を含めると流通マージンは600円。
1000円の本だったらそれぞれ半分。流通マージンは300円で、宅配便の料金以下。
出版社には電話ファックスでお願いし、直接注文を受け付けない出版社
だと取次に手を回して手配。ようやく入荷したら顧客に電話を入れ。
絶版品切れだったら手配の手間はパー。お客にも平謝り。
手間と利益を考えれば、客注に応じれば応じるほど赤字をいう書店主もいるね。
なかには客注お断りを宣言した書店もある。
ただ、それもサービスの一環と考え、顧客との日ごろのつきあいを
大切にしている書店もあるわけだから、ときどき高い本も注文してあげてください。
798 :
名無し一号 ◆Ww9Me2u6TE :02/12/20 03:08
>>796 >>797がだいたい答えてくれてますが、文庫やコミックスくらいだと
手間を考えると書店側の持ち出し気味ではあります。
799 :
無名草子さん:02/12/20 14:25
そうですね、390円のコミック1冊だと利益は90円くらいなので、
地方だと電話注文とかしたらそれだけで赤字になりそう。
800 :
無名草子さん:02/12/20 15:40
電話って本当に馬鹿にならない。
>出版業界、儲かりますか?
>今学生なんですけど、金融に行こうか出版に行こうか迷ってます。
大学3年生の人ですか?。まあ、一口に出版と言っても、編集ばかりでなく営業や
製版の仕事もあるから、その辺の志望も明確にしときましょう。といっても、編集だって
「著者に対する折衝」という点では、営業と同じような部分がありますけどね。
>>797-800 丁寧なレス、ありがとうございました。
注文することで、少しでもその店の売り上げにつながるのなら・・
と思っていたのですが、お話を聞く限りでは、取り寄せは書店に
とって負担が大きいようですね。
地方の書店ですから、運送費(?)もより多くかかるでしょうし。
今後は、店頭に無い本はオンライン書店を利用したほうが
良さそうですね。
>796
お客様にそんな気遣いをさせるのは心が痛みます。
本屋にとっては、あなたが店頭にない本を注文してくれることで、
棚の品揃えを考えるきっかけになってるかもしれない。
我々にとって本当の意味でありがたいお客様はあなたのように、
高価な買い物をしなくても(失礼)ちょくちょく足を運んでくださる方です。
店の規模はわからないので一概には言えませんが、
いつもありがとうございますと言っている以上、
少なくともその店はあなたを良いお客様だと大事に思っているはず。
これからも本屋といいつきあいをしてください。長文スマソ
804 :
名無し一号 ◆Ww9Me2u6TE :02/12/21 01:05
805 :
無名草子さん:02/12/21 01:32
>>802 >>597を書いた者ですが、労力とコストの面だけを強調しすぎたと反省。
多少は気を遣いつつも、利用し続けるのがいいのでは。
書店を育てるのもダメにするのも利用者次第だと思います。
(すぐに手に入れたい本はネット書店、多少時間がかかってもいい本は
リアル書店という使い分けはどうかな?)
>>802 あなたのようなお客様ならご遠慮なくご注文ください。
お客様に喜んでいただきたく思います。
いやなのは
「在庫があるかどうか今電話で確認してくれ。そのぐらい当然だろ」
みたいなやつ。そりゃ、言われればご確認致しますけど。
「こちらが出版社の番号でございます。公衆電話はあちらにございます」
と、言ってやりたくなる。
もっといやなのは、注文しておきながら他で見つけて買ったのでもういらない、キャンセルだと言うお客さん。
気持ちは分かるけど、それはないでしょうと言いたい。
>807
バカ客は簡単に言うけど、東京までの電話代、お前が払うのかと聞きたい。
みんな勘違いをしてる。
商品を買ってはじめて客といえるんだよ。
うちは注文はほとんど前金制。しかも他店で見つけてもキャンセルできない
ことを伝えている。
そのかわり、少しでも早く入荷するように、あらゆる手段を駆使している。
そろそろ書店スレに帰りましょうかね
811 :
名無し一号 ◆Ww9Me2u6TE :02/12/22 03:12
>>809 書店と読者が喧嘩してもしょうがねぇだろ。
812 :
無名草子さん:02/12/22 16:29
初めは全く興味がなくて、嫌々話しを聞いたり、やってみたら、以外に興味が出て、
後々大成功を収めた、といった感じのどなたかのエッセイを探しているのですが、どんな物がありますか?
教えてください。お願いします。
814 :
無名草子さん:02/12/24 13:45
「出版業界」のみなさんは、
ダイソーの100円本について
どうお考えですか?
これが結構馬鹿にならない部数出ていて
分野によっては(辞書、地図、実用書など)
既存版元に脅威を与えているようです。
漫画なんかも出し始めていて
講談社や小学館などにも警戒感があるようです。
815 :
無名草子さん:02/12/24 13:47
> 商品を買ってはじめて客といえるんだよ
DQN
816 :
無名草子さん:02/12/24 13:48
恐れることはないでしょう。
817 :
名無し一号 ◆Ww9Me2u6TE :02/12/25 06:14
>>814 難しいが、マクドナルドと同じで「安さがウリモノのところは、安さでしか競えない」
という点で、安さ競争に励んでも限界はありそうだ。
グッチやエルメスのような、イメージ・ブランド商品みたいなものもあるからな、
本の場合は…。
しかしまぁ、一部の実用書は100円ショップでの販売が主流になるかもね。
>既存版元に脅威を与えているようです。
こういう考え方自体が間違ってやしないか。
819 :
無名草子さん:02/12/25 09:39
>>818 いや、実用書や地図なんかメインのところは実際影響あるでしょう。
100万部以上出てるようですから。
小説や漫画は、素人の投稿や旧作の復刻中心だから
あまり関係ないかもしれんが。
つーか、1回のロットが多いんですよ。
単純に。薄利超多売で。
821 :
無名草子さん:02/12/25 13:33
2002年度後半期の芥川賞、直木賞の発表はいつでしたっけ?
まっ、オートクチュールというよりプレタポルテですね
春っちには、オートクチュールの手袋あげた
824 :
無名草子さん:02/12/25 14:07
ダイソーの地図や辞書は少し古いと聞いた。
それにしても100円だからな。
常に最新版が必要な人ばかりじゃないし。
俺も思わず買っちゃいそ。
825 :
無名草子さん:02/12/25 14:15
実際、今の出版業界ってやばいって言われてるけど、どのくらいやばいの?
確かに、会社の資本とかって、一般の大手企業に比べたら少ないし、
本自体も売れてないって言われてるね。
特に、角川の言われようは酷いな^^;2ちゃんでは。
実際、大手出版社でも潰れる事ってあるんでしょうか?
826 :
無名草子さん:02/12/25 16:31
増刷決定の仕組みについて教えてください。
昔、筒井康隆だったかな、ベストセラーになるような本は
三刷り、四刷りと版を重ねる毎にする部数も増やして行くって
読んだ気がするんですけど。
自分が最近関わったある本は五刷りかかっても二千部ずつの増刷。
ドカンと刷らないものですかねぇ。
827 :
無名草子さん:02/12/25 19:46
>>818 だよな。
既存出版社も新規参入出版社もない。
競争は正しい。
828 :
名無し一号 ◆Ww9Me2u6TE :02/12/25 23:01
829 :
名無し一号 ◆Ww9Me2u6TE :02/12/25 23:04
>>825 >実際、今の出版業界ってやばいって言われてるけど、どのくらいやばいの?
どこもかしこも、とてもやばいです。
>実際、大手出版社でも潰れる事ってあるんでしょうか?
潰して回収できる資産を持っていない出版社がほとんどだし、
潰してしまうと現在流通している本(唯一の資産?)も
流通が止まってしまうので、あまり銀行も貸し剥がしはしにくいようだ。
潰れる心配はないが、リストラ(大規模な社員削減)はどこもかしこもありありです。
830 :
名無し一号 ◆Ww9Me2u6TE :02/12/25 23:06
>>826 注文と在庫と返品のバランスだが、
各出版社によって微妙なノウハウなどが違うので何とも言えない。
普通に言えることは、注文が多くて返品が少なければ
重版をする、ってことですね。
当たり前ですが。
831 :
無名草子さん:02/12/25 23:34
832 :
無名草子さん:02/12/26 00:18
社員をリストラ、原稿料や印税を削減、今にどこも文芸社になったりして。
現に翻訳は大手でも1冊の印税が50万切ることあります。
833 :
名無し一号 ◆Ww9Me2u6TE :02/12/26 00:23
>>832 別に原稿料や印税を削減はしないよ。
売れるか売れないか分からない本が出しにくくなるだけ。
834 :
無名草子さん:02/12/26 00:30
いやいや現実は、原稿料や印税を誤魔化したり削減することだってあるし、
取次との関係で、どう見ても売れないような駄本でも
次々と出してゆかねばならないパラドクスを実践しているという罠。
835 :
名無し一号 ◆Ww9Me2u6TE :02/12/26 01:26
>>834 そういう半可通がいたりするから、俺もコテハンでやってるんだ罠(w
削減できるのは編集費のほうで、それはもう、超緊縮財政になっている。
「取次との関係」で出さなければならない本、などはないよ。
836 :
無名草子さん:02/12/26 02:07
ごまかすんじゃなくて、原稿料が下がるというのは現実にあるよ。
バブルの頃に上がり過ぎたせいもあるけど。
あと、5千部刷るけど印税は3千部分、とか、最初に言われる。
もちろん、それで承知してやるから詐欺ではないけど。
そういうふうな削減が増えていくだろう。
837 :
無名草子さん:02/12/26 02:07
トーハンを受けたいんですが取次ぎの仕事ってどうなんでしょう。
トーハンスレはなんか変な人が多くて聞きづらいんですが・・
838 :
無名草子さん:02/12/26 02:12
つい5年前は、大手の下請けをしている編集プロダクションで、翻訳の依頼を受け、3カ月くらいかかる本が50万円で買い取りだった。
それが2年前には、大手から直接依頼された同じくらいの翻訳の印税が48万円だった。
つまり、
>>835の言うこともあまり当てにならないということ?
最近とある出版社に転職してきたんですが、会社の離職率が年間50%近いんです。
これって、この業界では当たり前なんでしょうか?
しかも離職者の中に社長も含まれちゃってたりします(藁
841 :
無名草子さん:02/12/26 10:04
>>840 他業界から来た人?
中小の出版社は総じて離職率高いよ。
特に編集は。
でもこういう時世だから、
昔に比べたらみんな我慢してるけど。
842 :
名無し一号 ◆Ww9Me2u6TE :02/12/26 10:29
>>839 出版社や仕事内容によってずいぶん違ったりするんで、
ここには俺の知っている限りのことを、
嘘言わないで書いてるだけ。
(書けないことも多いし、知らないことも多いですが)
だから、
>>836の言うことも多分正しいかも知れないが、
「無名草子さん」で書かれたんでは、信じる側も限界があるかもね、ってこと。
要するに「そんな話は聞いたことがないが、そういうところもあるだろうな」
という感じだ。
843 :
名無し一号 ◆Ww9Me2u6TE :02/12/26 10:29
>>838 そりゃ部数がずいぶん減ったんでしょう。
844 :
無名草子さん:02/12/26 11:01
既出かもしれないが・・・
「重版出来」の「出来」はなんと読むのでありましょうか
乞う御教示
845 :
無名草子さん:02/12/26 11:23
>844
「しゅったい」
はー
やっぱり「しゅったい」でよろしいのですか。
なるほどなるほど。
ありがとうございました。
847 :
出版社勤続20年:02/12/26 12:09
「じゅうはんしゅったい」は聞いたことがないな。
>841
レスども。
やっぱそうなんすか。 社員40人強の会社なんですが、外資なもんで簡単にシャッチョウさんの首が飛んでいきます。
他業界から来てますと、上が簡単に変わっちゃうような会社ってかなりDQNなイメージがあるんですが・・・。
でも、短い期間での転職も難しいですしねぇ。
ありがとうございました。
849 :
無名草子さん:02/12/26 12:29
例外と謂う名の広告にだめぽだめぼと、チンドン屋。
>826
重版のノウハウは各社さまざまだと思います。
初版3000部、五刷りまで各2000部重版したとすると累計1万1000部。
2刷りで4000部とかまとめてすった方が、印刷コストが下がっていいじゃな!と
言えなくもありません。
が、やはり返品は怖いもの。かつて宮沢りえのヌード写真集をだした出版社が
行けいけで重版して、最終的に山のような返品食らったなんて事がありました。
ましてやこんなご時世ですから、その出版社は堅実なのでしょう。
結果として五刷りまで各2000部重版出来たのであって、まとめて4000部、5000部
の重版が出来る本なんて少ないですよ。
851 :
無名草子さん:02/12/26 18:13
なんでガリバー出版社って潰れる噂が全然ないのですか?
やはり再販制度で価格が高値で維持されてるからですか?
それとも、銀行が嫌がってるから、ゼネコンみたいに潰せないっていうのが
本当の理由なんでしょうか?
852 :
無名草子さん:02/12/26 18:56
編集プロダクションって、編集を肩代わりする会社って事なんですか?
よく、聞くんですが、その仕事内容や出版業界で地位みたいなものが
あやふやで解りません。
中小の出版社へ就職するなら編集プロダクションの方がいいのでしょうか?
853 :
無名草子さん:02/12/26 19:18
>>852 新卒の場合、大手出版社は求人倍率が高くてなかなか入れない。
中小出版社はもともとほとんど求人がない。
とにかく編集技能を身につけたいなら編集プロダクションへ。
編プロで経験を積めば大手・中小出版社への中途採用の道も広がる。
ただしトンデモな編プロもあるので、気を付けたほうがいい。
編プロの仕事については「編集制作会社協会」を検索してみては。
854 :
無名草子さん:02/12/26 19:20
そうそう、映画会社とかいって、
エロビデオかもしんないみたいな・・・
855 :
無名草子さん:02/12/27 00:10
>>853 滅多なことは言わないほうがいい。
編プロから大手出版社なんて、
まずあり得ないと考えたほうがいい。
中堅クラスでも難しいだろう。
856 :
無名草子さん:02/12/27 00:34
>>850 ありがとです。
やっぱ欲張らずに地道にね。
857 :
無名草子さん:02/12/27 00:34
名無し1号さんは比較的良心的な出版社におられるのでしょう。
私がつきあっている出版社にも良心的なところとそうでないところがあります。
残念ながら、そうでないところの方が多いのですが。
また、ジャンルというか、出版物の種類にもよると思います。
世の中にはひどいところをまったく経験しないですむ人というのがいて、逆にひどい経験ばかり、という人もいて、それで大きな差ができるのだと思います。
ですから、参考にする人は、よいことも悪いことも両方、真実をついていると思った方がいいでしょう。
ちなみに、大手の下請けしていた編集プロダクションは5年前と2年前の間につぶれました。
859 :
名無し一号 ◆Ww9Me2u6TE :02/12/27 06:14
860 :
名無し一号 ◆Ww9Me2u6TE :02/12/27 06:16
>>851 >なんでガリバー出版社って潰れる噂が全然ないのですか?
>>829で回答済み。
「やはり」「それとも」と言われても。
861 :
名無し一号 ◆Ww9Me2u6TE :02/12/27 06:17
>>851 あと、「潰れるという噂」は、雑誌板を見れば山のように出ているんですけど。
862 :
名無し一号 ◆Ww9Me2u6TE :02/12/27 06:21
>>852 まぁ今は諸般の事情で、大手出版社がキーTV局みたいになってるから、
TV制作したければプロダクションに入ったほうがいい、というのと同じように
本作りたければ編集プロダクションのほうがいいかも知れないです。
給料は安いけど。というより一部の大手出版社を除くと
給料の高い出版関係のところは存在しないです。
(印刷所から書店まで)
863 :
無名草子さん:02/12/27 07:26
医歯薬系版元はメチャクチャ給料ボーナスよさそうですが。
そんなに儲かってるなら、せめて看護学の書籍の値段落としてやれよ
って思う。看護学校の生徒さんが何万円も本買うトコ見ると。
ナースってなれたところでそんなに稼げる仕事でもないだろうから。
864 :
名無し一号 ◆Ww9Me2u6TE :02/12/27 07:33
>>863 確かにそういう話も聞くな。
「一部の大手出版社&中小出版社を除くと」と訂正しときます。
医学書を出してるところの給料はいいらしいが、
法曹関係の本を出してるところはどうなんだろうな。
>>859 「出来」を「しゅったい」と読むのはそりゃ知ってますよ。
だが「重版出来」を「じゅうはんしゅったい」とは聞いたことがない。
周囲に聞いても「強いて読むなら『じゅうはんでき』でしょ」というのが
ほとんど。
>「出版社勤続20年」ってのは、多分嘘でしょう。
まあ、嘘かな。
ちゃんと数えたらもう23年になっていた。
文学賞なども主催する某出版社ですよ。
866 :
名無し一号 ◆Ww9Me2u6TE :02/12/27 07:55
>>865 >だが「重版出来」を「じゅうはんしゅったい」とは聞いたことがない。
あ、なるほど、そういう意味か。少し俺も粗忽だったね。
俺の粗忽も認めるが、
>>865も少し言葉足らずかも。
重版かあ。そういえばそんな言葉もあったなあ。
868 :
無名草子さん:02/12/27 09:41
869 :
無名草子さん:02/12/27 09:57
わぉっ
梅干・アイス・カレー・牛丼・あーんど生ハムなんだっ。
>847は「担当した本に重版がかかったことがない」という自嘲だと思っていました。スマソ…
871 :
無名草子さん:02/12/27 14:26
先ごろ、女優のなんとかまになみという人が雑誌社の人と結婚しましたが
こういう話を聞くと、出版社の中でも、かなりのヒエラルキーっていうのが
あるのでしょうか?
潰れて青色といきのところもあれば、大手でも苦しんでいるのに、羽振りの
いい人間もいる。
なんか不思議な業界ですよね。
872 :
無名草子さん:02/12/27 19:10
そうだよね。
「あれ、いつ重版できますか?」
「1月上旬“でき”予定です」
っていうのが普通の会話だしね。>「出来」
少し前に話題になってた
高解像度液晶を使った電子ブック
開発は進んでるのでしょうか?
874 :
無名草子さん:02/12/27 20:43
>>871 > 潰れて青色といきのところもあれば、大手でも苦しんでいるのに、
> 羽振りのいい人間もいる。
どんな業界でもほぼ同じことがいえる。
875 :
bloom:02/12/27 20:55
>「あれ、いつ重版できますか?」
>「1月上旬“でき”予定です」
うーん。
その会話も・・・(w
広告で「たちまち重版出来!」なんてのはあっても、声に出して読むことはないって
意味なんだけどね。
新聞の三八でもよく目にするけどもね。
「出来」を「しゅったい」と読んで、ものが出来上がるという意味はあるのだろうが、
私の場合は「しゅったい」とは良からぬ事態が発生するような場合のことであって、
「重版」が「でき」るようなことには使わないのですな。
「じゅうはんしゅったい」が慣例となっている出版社があるとすればご教示いただきたい
ものであります。(皮肉ではなくて)
877 :
名無し一号 ◆Ww9Me2u6TE :02/12/28 00:28
878 :
名無し一号 ◆Ww9Me2u6TE :02/12/28 00:28
>>873 どうなんだろうね。いきなりすごいものが出てきそうな予感もあるが。
880 :
無名草子さん:02/12/28 01:28
>>876 気になったんで「出版事典」(出版ニュース社、1971年)で
「出来」をどう記述しているか確認しようと思ったんだけど、
載っていなかった……。残念。
881 :
無名草子さん:02/12/29 00:58
>876
え、言わない?「でき」って。
取次ぎとか書店さんとかと話してて
「あースイマセン、いま切れちゃってるんですよ」
「あ、そう。じゃあいつ“でき”ですか?」
「だいたい来月あたまぐらいに“でき”予定ですね」
って普通に使ってるけど。
882 :
名無し一号 ◆Ww9Me2u6TE :02/12/29 01:37
>>881 だから「じゅうはんでき」とは言うが「じゅうはんしゅったい」とは言わない、という
意味だと、俺は解釈したんだが。
俺が営業なら、
>「あ、そう。じゃあいつ“でき”ですか?」
と聞かれても、多分
>「だいたい来月あたまぐらいに“しゅったい”予定ですね」
と答えるだろう。
それで相手が「ハァ!?」と言ったら、改めて、
「来月あたまごろです」と言い直すだろう。
884 :
無名草子さん:02/12/30 18:52
なんで出版不況なんて言われながら、相変わらず給料は高いの?
なんか不思議。
どこの業界も下がってるのに。
885 :
無名草子さん:02/12/30 19:44
>>884 皺寄せは下に行く。
(契約、フリー、編プロなど)
>>884 下がっていない業界だっていっぱいあるぞ。
また下がる場合でも一律に下がるわけではない。 885 さんも書いている
ように下にしわ寄せが先に行く。これは他業界でも同じ、孫請け下請けを
切捨てつつ給与水準を維持している業界も多い。
887 :
名無し一号 ◆Ww9Me2u6TE :02/12/30 20:49
>>884 お前は高いところしか知らないんだろうな。
ならすと多分出版業界は給料高くないです。
まあ、今頃「残業代が青天井」じゃなくなったと騒いでいる出版社だって
ありますからねえ。
ちなみに自分はず〜っと、「重版でき」と応対していまスた(藁)。
あと、書店さんに怖くて聞けないのですけど、もうハリーポッターって
余りまくってるんでしょうか?。何か、日販には山積みとだいぶ前に聞いた
んですが〜。
890 :
無名草子さん:02/12/31 00:00
某住宅情報誌の仕切りが定価200円で50%から定価100円で95%になります。
手を切るべきでせうか?
>>889 自店の販売能力をわきまえているので貞節な在庫しか持っておりません。
取次に安定した在庫が確保されていれば書店としては助かります。
891 :
無名草子さん:02/12/31 00:11
>もうハリーポッターって余りまくってるんでしょうか?
印刷部数が前例がないほどの多さだもんね。
余ってますよ。
ブックオフ100円コーナーにも近々登場でしょう。
まあ、10月にあれだけハリーポッターが売れても、出版業界6年連続
マイナス成長は止められなかったですねえ。鬱陀氏脳・・・(藁)。
893 :
無名草子さん:02/12/31 18:01
この業界で、一番給与が高いポジションってどこですかね?
この不況下でも、1000万超えるのってやはり大手のみなんでしょうか?
まあ、初任給だけで言えば、マガジンハウスや新潮社が30万円ぐらいで
一番高いのじゃないかしらん?。講談社や小学館が26万円ぐらいかな。
だいぶ古い数字なので今はどうなっているから知らんス。
まあ、よく話題にされる高級の出版社なんてごくごく一部でしょうねえ。
895 :
無名草子さん:02/12/31 18:45
医学系とか絵本の福音舘なんかは高給で有名。
896 :
無名草子さん:03/01/01 16:58
今年、潰れそうな出版社ってどこらへんですかね?
在庫とかただでもらえないかなぁ?
まあ、出版もほかの業界に比べたら、経営の情報公開をしなさ過ぎ
ですからねえ。上場企業が数えるほどというのもあるし、何より同族
企業が多い。
バランスシート上で、出荷される見込みのない膨大な返品在庫を
「資産評価」していたりとかは、どこの出版社でもありそうな話し〜(藁)。
898 :
名無し一号 ◆Ww9Me2u6TE :03/01/02 23:23
>>893 あんまり金の話ってのもな…。
「漫画家(とか作家)って儲かるんですね」みたいに言われて
憮然としない漫画家・作家はいないだろう。
出版業なんてのはある種バクチみたいなもんだから、
上場なんて健全指向は、なかなか持てない。
899 :
無名草子さん:03/01/03 00:09
数少ない上場企業も悲惨ですからね。角川にしろ学研にしろ。
900 :
名無し一号 ◆Ww9Me2u6TE :03/01/03 00:45
>>899 だいたい、そもそも上場しなければならない理由なんてないんだよね、出版社には。
901 :
無名草子さん:03/01/03 00:59
巻末の解説文を書くひとって作者と親しい人(もしくは面識のある人)
ばかりなんですか?(特に評論家ではなく作家が解説文を書いている場合)
中にはあきらかに作品の誉め殺しみたいな解説が書いてある場合もあ
りますよね。あと、作品にくらべて解説文のレベルが低い場合などは
本編の評価を下げて逆効果なのではないでしょうか。
小説の解説文も義理やコネで書く人がいるのでしょうか。
902 :
名無し一号 ◆Ww9Me2u6TE :03/01/03 01:17
>>901 >巻末の解説文を書くひとって作者と親しい人(もしくは面識のある人)
ばかりなんですか?(特に評論家ではなく作家が解説文を書いている場合)
ファンだったりする作家の解説を書く例もあると思うんだが。
クーンツの解説を宮部みゆきや瀬名秀明がやったり、とか。
>中にはあきらかに作品の誉め殺しみたいな解説が書いてある場合もあ
りますよね。
たとえば誰がどの作品の解説として書いたテキストなんでしょう?
具体例がないと何とも言えんよ。
古書店で、パンやさんや豆腐やさんみたいに「パンのミミもってけ」「おからもってけ」
と破棄本をお客に持っていかせているところってあんまりない気がするんですが、
としたらそれはなぜでしょう。 お客がそれを目当てにやってきてついでに本も
買っていくんじゃないかと思うんですが。
904 :
無名草子さん:03/01/03 15:47
>>902 「めまい」の文庫本の篠田の解説とか、「冬の伽藍」の唯川の解説なんかは
けっこういい加減に書いているなあって感じがした。
>>903 店先で、おからといっしょに古本を無料頒布する豆腐屋を
以前見た覚えがある。
906 :
無名草子さん:03/01/03 22:47
>>902 土屋賢二の本全部。
というのはほぼ冗談だけど。
えーと、オンデマンド出版とか電子本(PDFとかエクスパンドとかetc)って
あれ、どれくらい儲かってるのか知ってる方いらっしゃったら解説キボンヌ。
ひょっとして、いまだ先行投資段階で黒っぽい会社はなかったりして…てな悪い予感がしていますが、調べきれないし普通にあたっても教えてくれない。
だれか教えて。
907 :
無名草子さん:03/01/03 23:55
解説は編集者が頼むのが多いと思う。
有名人を出してそれで売ろうとしたり、そこそこ有名評論家に書かせて箔をつけようとしたり。
作家、翻訳者が推薦する場合もあるが、編集が決めるのが多いと思う。
原稿料はわりと安いみたいだから、書く方も適当にほめとけってことになるのでは。
>>903 閉店後の降りたシャッターの前にダンボールが置いてあって……、
という光景は以前みかけたことがあります。
均一台にものぼらない所謂クズ本や、古い全集の端本、カヴァ無しなどのヤレ本が大半でした。
「おから」は美味しくいただけますが、
古本のおまけは概して貰って嬉しくないことのほうが多いでしょうから、
あまり気の利いたサービスでは無いように想います。
909 :
無名草子さん:03/01/04 16:44
>>907 小説本編の著者(作家)が解説する人を嫌っていても編集者は
「お仕事だから納得してくださいよ。」みたいな説得をするんでしょうか。
作家同士でも相性みたいなものがあって嫌いなヤシに解説を
かかれるなんてパスしたいと思う人もいるんじゃないかなあ。
910 :
名無し一号 ◆Ww9Me2u6TE :03/01/04 17:53
911 :
無名草子さん:03/01/04 18:29
売上の何パーセントが作家にいって、何パーセントが会社の利益になるんですか?
これって、各会社で違うのでしょうか?
912 :
無名草子さん:03/01/04 19:04
>>911 印税は通常、定価×発行部数の10%。
もちろん実際は会社や著者によって様々で
15%受け取る者もいれば5%しかもらえない者もいる。
書店の取り分や流通マージンの話は上のほうにあると思う。
913 :
無名草子さん:03/01/05 00:11
実際には増刷分をごまかしたりして、著者に10%逝かないケースが多い
(とくに抽象の場合)と、元出版社経営の知人から聞いた。
914 :
名無し一号 ◆Ww9Me2u6TE :03/01/05 00:20
>>913 うーん、俺はそういうことやってるところって「噂」でしか聞いたことないんだけど。
多分
>>913も同じでしょ?
915 :
無名草子さん:03/01/05 00:44
かなり前の話になるけど、第三書館が「警察の裏」シリーズの著者に
訴えられたことがあった(新聞ネタにもなった)。
新聞広告に載せていた部数と実際に実際に支払われた印税が
違いすぎたというのが理由だったはず。著者が「公称部数」
を実部数と思いこんだのか、出版社が正直に実部数を公表した
のに著者には印税を少なく支払ったのか、どっちだったのだろう?
我が社は初版の部数をちょっと少な目にお伝えしております。
918 :
無名草子さん:03/01/05 10:11
919 :
無名草子さん:03/01/05 10:45
920 :
名無し一号 ◆Ww9Me2u6TE :03/01/05 12:44
>>915 まぁ、新聞広告は早めに作ったりするんで、著者にはまだ8万部とか
言ってても、広告では「10万部突破!」とかやってたりすることは
ないとは言えないらしい。
しかしそれ、「増刷分をごまかしたり」とかに入るのかなぁ。
その新聞広告で訴えたり、ってのもないよなぁ。
印刷所との取引記録はあるはずだから、
「見たい」と言えば、それなりのセールスのある作家・ライターなら
出版社も見せてくれると思うし。
ま、その取引記録もごまかしてたりするようなら、国税庁方面の問題になるでしょう。
921 :
無名草子さん:03/01/05 13:28
故風雅書房なんかトラブったんじゃなかったっけ。
922 :
無名草子さん:03/01/06 00:01
西原理恵子が宝島とその件で切れたってネタにしてたよな。
あきらかに詐欺なのに何の問題も無く出版社が営業続けている
のはホント謎。
923 :
無名草子さん:03/01/06 00:12
ガイシュツかもしれませんが、出版社が取次店に卸すときの仕切りは定価の何パーセントですか?
会社対会社の力関係や出版物の種類(売れスジ/非売れスジ)によって変わるのでしょうか?
マジレスきぼんぬ
924 :
無名草子さん:03/01/06 01:35
印税って売れた部数で支払うんですよね
売れた部数はどうやって確定しているのでしょうか
部数を調べる専門の人がいるのですか?
売れた部数より返本が多いときはどうするのでしょうか?
>>923 変わるね。あと時期でも変わる。(3、4月の学参とか)
大昔、TOHANでバイトしてた時に使ってた
仕切り一覧は後々ネタ提供に役立った。
(その頃は一冊毎に手入力していた。版元によっては
自動で入力されたけど。)
926 :
無名草子さん:03/01/06 01:59
927 :
名無し一号 ◆Ww9Me2u6TE :03/01/06 06:10
>>924 印税は日本の場合、刷った部数で支払われる。
「売れた部数」を正確に知る方法は、実は今のところありません。
再販廃止→原則買い切り、的なシステムに流通が変われば
売れた部数が分かるようになるし、印税もそれで支払われる可能性はあるが…。
928 :
無名草子さん:03/01/06 09:10
実売印税も場合によってはあるけどね。
929 :
無名草子さん:03/01/06 11:37
保証部数といって、まず基本部数分を先に支払い、
だいたい半年後に実売部数を支払う……という方式ならあります。
たとえば、1万5千部刷るのに基本部数1万部分を最初に支払い、
残りは半年後に清算、あとは数ヶ月ごとに清算、というケース。
もちろん基本部数に売り上げが達しなければ、
1万部分以外の印税はもらえませんが。
930 :
無名草子さん:03/01/06 12:55
>>925-926 ありがとうございました。
当スレの
>>222 で解決しました。
それにしても、今更ながら出版業界の商慣習って特殊ですね。
(ある意味で、前近代的?昔、未来社の西谷さんが「富山の薬売り」に
喩えていたと思うんですが)
931 :
無名草子さん:03/01/06 13:30
ミステリの老舗版元TS社で、営業部の部長と課長が替わったそうです。
新しい部長は紙や印刷の手配をする製作部出身、課長は商品管理出身で、
このふたりは部下のこともまったく信用しておらず、
部下を紙や商品のように徹底的に管理しないと気がすまないそうで、
営業部員全員に、毎日毎日、何時に外回りに出て、どこの書店で誰と誰に会い、
何を何冊注文取ったか、何時に帰社したかを報告書を書かせているそうです。
さらに、かかって来た電話、掛けた電話、
そこで受注した注文も報告書に書かなければならない上、直行直帰禁止、
書店の人とお茶を飲むのにさえ上司3人のハンコが必要だそうです。
今までの部長からは信用されていて、
何でも自由にやらせてもらえて力を発揮していた、
業界で有名なとても優秀な美人女性営業マンSさんも、
部長と課長のいじめにあって退社したそうです。
932 :
無名草子さん:03/01/06 13:35
転勤命令がでました。
933 :
無名草子さん:03/01/06 13:53
>>931 そこまで極端だと何か裏がありそうだな。
934 :
無名草子さん:03/01/06 14:34
初心者なので、オールインワンのパソコン買いますた。
935 :
無名草子さん:03/01/06 15:00
>>931 大手の出版社でも取次だけじゃなく、書店相手にも営業活動するんですね。
936 :
無名草子さん:03/01/06 17:24
なんで出版業界ってちゃんと売上とかを好評しないのですか?
937 :
無名草子さん:03/01/06 17:52
TS社のSさん知ってます!
去年、11月頃、業界紙に写真入りで載った人でしょう?
すごく美人の人ですよね?
やめられたのですか?
あんな人をいじめてやめさせるTS社って最低!
Sさん、どうしてるのですか?
938 :
無名草子さん:03/01/06 17:57
素朴な疑問なんですが、どうして出版社は自ら書店を経営しないの
ですか?
939 :
無名草子さん:03/01/06 17:57
TS社って、T京S元社のことですか?
940 :
無名草子さん:03/01/06 18:04
新書で本を出したいと思っているのですが、出版界にコネがありません。
いきなり原稿を送りつけても採用してもらえるものでしょうか。
新書と言ってもたくさんあるけど、先発組みの中公や講談社、後発の洋泉社やPHPでは違うかも知れません。
その場合は新書別の傾向を教えて下さい。
941 :
無名草子さん:03/01/06 18:04
私は中堅版元の営業です。
入社してもうすぐ2年です。
TS社のように他の出版社の営業ってノルマがあるのですか?
よくわからないのですが、
ほとんど返品フリーでやってるのに、ノルマ作っても意味ないんじゃないのですか?
うちはないのですが、他の版元では毎日の報告書があるのですか?
電話まで管理してる版元ってあるのですか?
ちゃんと仕事してるのに直行直帰の何がいけないのですか?
942 :
無名草子さん:03/01/06 18:28
943 :
無名草子さん:03/01/06 19:03
>940
それくらい自分で調べて適性に合ったところを見つけないと。
自分が書こうと思ってるものは、自分しかわからないわけだし。
何でもかんでも人に聞こうと思っている人の本なんて、
少なくとも自分は読みたくない。
★ノルマを課してる版元はダメ!
書店の人に「すぐに返品しても結構ですので、番線だけ下さい!」とか言う。その場しのぎ。
★報告書がある版元はダメ!
報告書にウソばかり書くし、ウソ書いても分からない。
★電話まで管理してるのはTS社だけでしょう。ばかですねえ。
★直行直帰がダメな版元も聞いたことがないけどねえ・・・。
このバカな課長ってYって人ですか?
946 :
名無し一号 ◆Ww9Me2u6TE :03/01/06 23:08
947 :
名無し一号 ◆Ww9Me2u6TE :03/01/06 23:09
>>935 「大手」じゃなくて「老舗」ですね。
あー、もちろん大手も書店回りするところもあるみたいですが。
948 :
名無し一号 ◆Ww9Me2u6TE :03/01/06 23:11
>>936 株式公開してないから。
公開するほどの大企業でないところがほとんど、というか。
株式会社なら、税務報告しなきゃいけないから税務署とかで調べることはできるんじゃないかな。
949 :
名無し一号 ◆Ww9Me2u6TE :03/01/06 23:12
>>938 昔はしてたんだけど、最近はあまり聞かないねぇ。
岩波とか丸善とか三省堂とか。
まぁ、「出版部」のある書店はありますね。
950 :
名無し一号 ◆Ww9Me2u6TE :03/01/06 23:14
>>940 最近は面白いテーマだと新書の持ち込みでも受け付けてくれそうな気がする。
雑誌に掲載されたことがあるとか、本を出したことがあるとか、
そういった実績がないと難しいかも知れませんが。
951 :
名無し一号 ◆Ww9Me2u6TE :03/01/06 23:15
そろそろ新スレ立てない?
952 :
名無し一号 ◆Ww9Me2u6TE :03/01/06 23:15
953 :
無名草子さん:03/01/07 00:42
>>951 よろしくお願いします。
自分が知っていることを答えるのは結構面白いし、
頭の体操になるので、引き続き回答陣に加わらせてもらいます。
954 :
無名草子さん:03/01/07 01:37
>>938 ○出版社が書店を経営している例
岩波書店→岩波ブックサービスセンター
農文協→農業書センター(田舎の本屋さん)
白夜書房→まんがの森
茜新社→(店名失念。飯田橋にあるコミック専門店)
等々
○書店が出版をしている例
紀伊國屋書店→紀伊國屋書店出版部
有燐堂→有燐堂(出版部)
三省堂書店→創英社(自費出版)
ほか多数
○同一資本(の傘下)の例
リブロ、パルコブックセンター=パルコ出版
(リブロポート、トレヴィルは廃業)
八重洲ブックセンター=鹿島出版会
東京堂書店=東京堂出版
駸々堂書店=駸々堂出版(どちらも倒産)
*三省堂と三省堂書店は、昔は同一法人だったが、
現在は別会社でまったく関係がない。
補足・追加があればよろしく。
955 :
名無し一号 ◆Ww9Me2u6TE :03/01/07 07:36
ごめん、新スレ立てようと思ったけど、「キー情報が不正です!」って言われちゃう。
誰かお願いします。
956 :
無名草子さん:03/01/07 09:48
二見書房→すずらん堂
>>943 出版界の外にいる人間に分かるわけない。
だから訊いているんでしょうが。ヴォケが!
自分で調べろと言うしか能がないなら黙ってろ!
自分の書きたいことは無論分かっている。
分かる人には分かる面白い本になると自分でも思っている。
しかし出版界にコネが全然ない。
それで大丈夫かと訊いているんだよ。
958 :
名無し一号 ◆Ww9Me2u6TE :03/01/07 10:32
>>957 まぁおちけつ。
出版界の中にいる人間だって、他の出版社のことは分からないです。
それに「新書別の傾向」は、中にいる人間じゃなくても、
買って何冊か読めば分かってくるのでは。
959 :
名無し一号 ◆Ww9Me2u6TE :03/01/07 10:36
>>957 あと、新書の傾向が分かったら、
「こんな企画を考えてるんですけど、どうですか」って
直接編集部に電話してみることですね。
前レスで言った通り、他の出版社のことは分からない。
(たとえば、宝島新書の編集部の人間は、中公新書の編集部のことは分からないと思う)
ただ、多分必ず
>>957は「過去の実績」を聞かれると思うんで、
雑誌に書いたり単行本を出したりしたことがあるならそれを答えたり、
「実績はないけど、自分の仕事が○○なんで、それに対する知識はあります」
とか言えたりするようなレベルであったりして欲しいな、と思う。
あとはライター・編集者のコネですかね。
コネというと聞こえは悪いが、
「××さんが推薦するなら、そんなにとんでもないライターでもないだろ」
という判断材料になる。
960 :
無名草子さん:03/01/07 10:41
ほら、やっぱしコネってあるんでしょ?
「まったく ひ ど い よ。よく言うぜ。おっさん。
gには世話して、あたしには、おべんちゃらだけだね。
何の役にもたたんとかアホらし」
961 :
無名草子さん:03/01/07 10:44
まっ、おっさんじじいにはコネがなかったってことでしょ。
ぶぶっ。
962 :
無名草子さん:03/01/07 10:46
おっさんじじいが、一番嫌いだね。
963 :
無名草子さん:03/01/07 10:59
おっさんじじいは善良な市民の為に、一滴の汗すら流さなかった。
最終伝言です。
965 :
無名草子さん:03/01/07 19:49
悪いが、
>>957の書く文章は電波ものだと思える。
>>906 6日付の日経朝刊に、
オンデマンド出版による{復刊}について記事が在りました。
漫画が中心のようですが、
ブッキング(日本出版販売などの出資)の2002年三月期の売上高が2億3500万円で予想を15%近く上回り、
2003年三月期には4億円を見込んで居るそうな。
デジタルパブリッシングサービス(DPS、トーハンと凸版印刷の共同出資)でも、
前年比2倍の売上高になる勢いだそうです。
疑問に対する直截の答えにはなって居ませんが、
少なくとも或る程度の需要を予測できる(というより実際希望が在る)、
オンデマンドの「復刊」では市場が拡大して居るのは事実な様です。
>>964 どうもありがとう。
>>965 俺もそう思うので、少し放置して置こう。
別に質問もないみたいだしね。
新スレできたので、一応sage
969 :
無名草子さん:03/01/08 15:56
一般読者として本を(書籍に限らず文庫・ライトノベル・コミック・雑誌等も含めて)読んでいて、誤植や文章の間違い、ルビの付け間違いなどを見つけることが多々あるのですが、こういうのを見つけた時は連絡した方がいいのでしょうか?
した方がいいとして、連絡先はどこになるのでしょうか?
また、連絡方法は電話よりメールやはがきの方がいいでしょうか?
970 :
無名草子さん:03/01/08 16:05
メールYo
出版界は電波が多いようだのう。
これじゃ出版不況も起こるべくして起こったと言うしかなかろう。
電波の集まりじゃあ、人材の発掘は無理だからなー。
ほんじゃ、また。
972 :
無名草子さん:03/01/08 19:47
夢の中?海の中?
____
/ /\ ∧ ∧
/| ̄ ̄ ̄ ̄|\/ 〜' ― (*゚ー゚)
| しぃ .|/ し―し-J
 ̄ ̄ ̄ ̄
>>971 その“電波”業界から本を出したかったのはあなたでは?
しかも、2ちゃんの書き込みで人材発掘って……。
974 :
無名草子さん:03/01/09 00:10
>>969 連絡しても直しようがないんです。
本の場合、最初の増刷のときはできますが、それ以降は原則としてできません。
増刷なしの場合、雑誌のような一回限りのものはできません。
>>974 えっ、どうして最初の増刷のときだけ?
それはあなたの会社の流儀でしかないのでは?
増刷自体が稀だけど、直せるときには直すのが普通じゃないの?
情報処理関係の参考書で、かなりの分量の誤植を見つけたのでファックスで
送ったことがある。アイテックってとこと、技術評論社ってとこ。いずれも
正誤表でA4一枚が埋まるぐらいの分量があった。
アイテックの方は、恐縮した文面の礼状がファックスで届いて、こちらが指
摘した箇所は新年度版から訂正されていた。
技術評論社のほうは、礼状は来なかったが、やはり指摘した箇所は新年度版
で直っていた。
連絡先は、いずれも奥付のファックス番号。
普通直すと思うけどなあ。だって恥ずかしいもん。
927-929
ご回答ありがとうございました。
>>974-978 >970もでしょうか、ありがとうございました。
FAXとか持っていないので、まずはメールでやってみようと思います。
とりあえずここ十年近く気になっていた、アルスラーン戦記の三巻の中の、台詞のルビから・・・。
もちろん、直せるときは直すよ。
ただ、どんなときも直せる訳じゃないので、直ってないからって怒らないでね。
読者のご指摘はもちろん、うれしいと思うよ。売れてる本の方が直すチャンスは多いよ。
今日まさに、間違いを指摘する電話がかかってきました。
掲載されている定休日が間違ってるよ!という話で、
「本はとてもいいので、これを見て行く人のために電話した」
という調子。ありがたいことです。
983 :
無名草子さん:03/01/10 18:35
このスレ見たのかな?w
984 :
無名草子さん:
>>983 いや、こんな板に訪れる人なんかいないし