お勧めを教えて下さい。
辻仁成の小説全部。
無間地獄
井上ひさしの吉里吉里人
何かのラストもむかついた。
ボリス・ヴィアンの日々の泡
上海ベイビー。せつなすぎて、かなり欝になる。これって、映画化されてるんですか?教えてください。
宮沢賢治「猫の事務所」
浜田廣介「泣いた赤鬼」「よぶこどり」
・・・切ないねぇ。
>9
それは後味が悪いというのとは違う・・・
11 :
無名草子さん:01/11/03 00:39
この類のスレが立つたびに書いてるけど
ジャク・ケッチャム「隣の家の少女」
ジョン・ファウルズ「コレクター」
マクガイア/ノートン「完璧な犠牲者」
島田の地上
13 :
無名草子さん:01/11/03 12:12
辻仁成「海峡の光」
14 :
無名草子さん:01/11/03 18:49
どこら辺が後味悪いです?なんつーか、理由とかも希望。
15 :
無名草子さん:01/11/03 18:51
村上春樹、辻仁成の小説全て。
読後ではなく読み始めてすぐ気分が悪くなる。
16 :
無名草子さん:01/11/03 21:06
貴志裕介『青の炎』。
主人公の気持ちを考えるとああいうラストしかないとは思うけど…ウトゥ。
アメリカン・サイコ、ブレット・イーストン・エリス。
どこかのコピペ文じゃないけど、これ最狂。でも読み通すだけの忍耐のある人は少ないかも。
19 :
無名草子さん:01/11/06 18:10
>>16 そんなに後味悪くなかったな。良かったよ。
20 :
無名草子さん:01/11/06 18:21
模倣犯
21 :
無名草子さん:01/11/06 19:22
便乗で悪いけどドラッグ系のヤツも頼むよ。
22 :
無名草子さん:01/11/06 19:41
遥かな国遠い国
23 :
無名草子さん:01/11/06 19:45
村上龍「トパーズ」
短編集なんだけど、一個ゲロゲーーロなのがある。
思い出しただけで、げろげろ。
24 :
無名草子さん:01/11/06 19:52
筒井康隆「ロートレック荘殺人事件」(だっけ?)
これを後味が悪いと思うのは偽善者でせうか?
25 :
どーこー(泣):01/11/07 20:32
ジョージ・A・エフィンジャー「重力が衰える時」(?)
ちょっといやな終わり方だが、もっと嫌なのが続きが絶版になって読めん。ということだ。
「蠅の王」かな。
無人島から生還できたのは、一番ずるく立ち回った奴と、
迎合者だった。「確かにそうであろう」と、思わせる所が、
また、イヤ。
馳星周の全部。
特に『虚の王』?だっけ?
アレとか。
28 :
無名草子さん:01/11/13 19:53
ジョナサン・キャロル
「我らが影の声」「月の骨」
ハーレクインばりの幸せで溶けてる主人公に不条理な悪夢がひょいっとやってくる。
29 :
無名草子さん:01/11/13 19:53
ディック・フランシス「敵手」
30 :
無名草子さん:01/11/13 21:16
矢部なんとかっていう人の、「償い」
31 :
無名草子さん:01/11/13 22:01
「黒い家」
32 :
無名草子さん:01/11/14 11:47
宮本輝「たき火の終わり」
幻冬舎で賞とった「途中下車」
近親相姦ネタおもしろいかな?と
思ってよんだけど全然ダメだった。
二宮ひかるのマンガのほうが
扱いがうまい。
33 :
無名草子さん:01/11/14 14:15
>33
タイトル思い出せなかったので書けなかったんだけど
老人たちが政治家から金を騙し取るけど、お手伝いの
女の子にバレたのにハブにしたから、その子がお金
元に返すって話。なんか、その女の子がかなり偽善的で嫌だった。
35 :
無名草子さん:01/11/14 15:59
天童荒太の「家族狩り」は?
まぁ、タイトルからきてるけど家族の形態の真面目な考察、少年の更正とかあって
ラストほのぼのかな?と思ったら・・・ホラーみたいになってて。
>34
それは読んだことないなぁ。
37 :
無名草子さん:01/11/14 21:00
age
「そして静粛?の扉を」
もうちょっと細かい所書いて欲しかったし、
人がどんどん殺されてゆくさまがなんとも。
思い出した、『空き缶ユートピア』だ。
偽善というか、自分勝手な子だった。
お金突っ返したあと(どっかに寄付したのかも)
偉そうに正義を語るんだけど、仲間にいれてもらって
分け前もらってれば黙ってたんだから説得力ないし
劇中人物が納得してるのも腹ただしい。
40 :
無名草子さん:01/11/15 14:42
松本清張『潜在光景』
あと映画では『ダメージ』『太陽がいっぱい』
41 :
無名草子さん:01/11/15 15:07
「柔らかな頬」桐野夏生
42 :
無名草子さん:01/11/15 15:11
>38
静粛ってアンタ……
もしかしてタイトルの意味わからないで読んでた?
43 :
無名草子さん:01/11/15 15:16
44 :
無名草子さん:01/11/18 15:58
死国
後味が悪いってほどじゃないけど、
コミック版で救われたと思ったから
やっぱり好きなラストじゃなかったんだろうな。
バトルロワイヤル。
これを賛美する奴の脳みその質が知れる。
46 :
無名草子さん:01/11/18 17:11
吾輩は猫である。
最後に猫が死ぬ必要があるのだろうか?
総じて漱石の小説は興味深いが、後味も悪い。
「こころ」「それから」等々。
47 :
無名草子さん:01/11/18 19:25
>>42 スマソ。タイトルうろ覚えだったんだけど静粛じゃなくて粛清だね。
粛清の意味は知ってるけど何か生々しくってさ・・・。
>>45 漏れはあの稚拙な文章に耐え切れず、とてもじゃないが最後まで読みきれなかった。
後味まで悪いのか。最悪だな。
49 :
くされぽんち:01/12/04 02:31
林真理子の「不機嫌な果実」。
おれの時間を返せといいたい。
あいつなにがやりたくてものを書いてんだ?
小説はコンプレックスのゴミ箱じゃないぞ。
50 :
名無しさん@_@:01/12/04 02:46
ドグラマグラ。
わけわからん。
51 :
無名草子さん:01/12/04 02:49
沙藤一樹のD-ブリッジテープ
52 :
無名草子さん:01/12/04 02:52
辻仁成の作品全部
と、辻仁成本人。
ガイシュツ?
53 :
無名草子さん:01/12/04 14:58
小池真理子・墓地を見下ろす家。救いなし。
54 :
無名草子さん:01/12/04 16:10
ラストがあんまり嫌だと思わず捨ててしまうよ<本
55 :
無名草子さん:01/12/04 17:48
ブコウスキーの本全部。
「後味悪い」って稀に褒め言葉にもなるけど、これは悪い意味でね。
56 :
無名草子さん:01/12/04 19:45
「わらの女」映画にもなってたけどラストが映画と小説じゃ全然違う。
勿論後味悪くておもしろいのは小説のほう。
57 :
無名草子さん:01/12/05 01:35
ゴールデン・ボーイ
58 :
無名草子さん:01/12/05 01:43
同じく馳星周全般。(不夜城が一番マシです。)
主人公のくせに死に過ぎ。
しかも意味のない死に方が多く救いようがない。
主人公だけでなく読んでる自分までもが腐りそうになる。
だったら読むなよ、って自分でも思う…。
59 :
無名草子さん:01/12/05 02:05
>>41 同感。「藪の中」のつもりだろうけど失敗してると思った。
漏れ的には
北川歩実「金のゆりかご」
どんでんがえしやりすぎ。
日野日出志「地獄の子守唄」。
主人公が読者を指差して「次は君が死ぬ番だ!死ね死ね、落ちろ!地獄へ落ちて
しまえ!」とシャウトして終わり。
61 :
無名草子さん:01/12/05 12:23
>60
それまんがだろー!
sageてるからいいのか…?
そもそも日野日出志は後味以前に最初から気持ち悪い。
>>60-61 日野漫画は子供当時トラウマだった。
救いようがないというかなぁ、本当に。
そういう漫画だから仕方ないが(恐怖漫画)。
下水道で腐乱してウジの湧いた母親に竹やりさして
笑って喜んだり、生きた猫を貼り付けて生きたまま腹を
開いて内臓引きずり出して喜んだり、それをホルマリンにつけて
眺めて楽しんだりとか、ご飯が食べられなくなった。
・・・気持ち悪い漫画だった。
63 :
無名草子さん:01/12/08 19:19
新堂冬樹の「無間地獄」面白かったけど二度と読みたくない。
九州弁が嫌いになった。
64 :
無名草子さん:01/12/08 20:27
ポール・オースター
「ムーンパルス」
読んだ後、頭を抱えてしまった。
65 :
無名草子さん:01/12/08 20:29
ワガハイは猫でアル!!
あれは子供には難しすぎる!!!!!
66 :
nameless:01/12/08 20:45
チャールズ・パリサーの『五輪の薔薇』
エゴイスティックになりきれない主人公のせいで誰も幸せになれないという…
67 :
無名草子さん:01/12/08 21:00
ぱっと浮かんだのは、
井上ひさしの「41番の少年」かなぁ。
68 :
無名草子さん:01/12/08 23:05
パトリシア・ハイスミス『妻を殺したかった男』。
基本的にハイスミスは後味が悪いけれど、
これが一番イヤだった。
69 :
無名草子さん:01/12/08 23:07
野沢尚。
どれを読んでも必ず、動機や発言の裏にある感情が全く見えない
登場人物がいる。
ガーッと勢いで読まされるが、最後に救いが感じられない。
70 :
無名草子さん:01/12/08 23:10
新堂冬樹「カリスマ」は、後味どころか読んでる最中から
ジャリジャリした舌触りが・・・。
上下巻一度に買って、なんとか下巻まで突入したけれど、
旅行代理店店長の妻が入信して旦那がコンプレックス丸出しに
するあたりで我慢しきれず挫折。
熱すぎる風呂にやせ我慢して入っていたけどついに出てしまった
時のような気分を味わっています。
71 :
無名草子さん:01/12/09 00:22
作者忘れたけど 贅肉 っていう本。
気持ち悪かった。
72 :
無名草子さん:01/12/09 00:27
題よく忘れたけど 個人的な体験?だったっけ
73 :
無名草子さん:01/12/09 00:33
サルトルとか大江
74 :
無名草子さん:01/12/09 00:59
75 :
無名草子さん:01/12/15 17:16
村上龍「イビサ」。
76 :
無名草子さん:01/12/15 17:52
花村萬月の「鬱」 読んで鬱になったけど、鬱って書けるようになった。
77 :
無名草子さん:01/12/19 02:11
生まれて初めて捨てた本
新潮文庫の大江健三郎「死者の奢り・飼育」
78 :
無名草子さん:01/12/19 19:34
なぜ?
79 :
無名草子さん:01/12/20 02:30
>78
後味悪すぎたから。
きつかった・・・
80 :
無名草子さん:01/12/20 04:27
井上夢人の「クリスマスの4人」
あのあとどうなるの?
81 :
無名草子さん:01/12/24 00:44
宮部みゆき「理由」つらつら、たらたら文章うぜえ!
82 :
無名草子さん:01/12/26 18:44
>81
禿同
何もあんな駄作に直木賞やらんでもなぁ・・・
火車にやりゃーよかったのに
83 :
無名草子さん:01/12/26 21:07
「絶望の世界」。サイトで見れるやつ、
出版化されるらしいけど。
84 :
無名草子さん:01/12/26 21:13
林真理子の最近のヤツ(週刊誌に載った分読んじゃったよー)
人の裏みてそんなに得意か?って言いたい。
85 :
無名草子さん:01/12/28 17:04
良い意味で後味の悪かった作品も教えてー。
86 :
無名草子さん:01/12/28 17:53
87 :
無名草子さん :01/12/29 14:56
東野圭吾の「誰が彼女を殺したか?」とかいう小説。三角関係になって、男の元彼女が殺される。
彼か新彼女のどっちが犯人なのかをはっきり書かず、読者に文脈から推理してね、という結末。
それだけでもムネがモヤモヤするのだが、推理に終始して、ストーリーの比重がめちゃくちゃ軽い。
なんか虫けらのような比重で扱われる元彼女っていったい。。
>62
日野マンガってほんと後味悪い!身体障害者の少年が、家族から見放されていく話があるんだけど
世話をしてもらえないから、手足がくさってボロボロとれていくの。最後はだんご虫
のように地面をのたうちまわる。その主人公は、海に身をゆだね、ドンブラコドンブラコ
と漂流していくのだが、これって差別だよなあ。今では見れない作品だと思う。
88 :
無名草子さん:02/01/09 16:13
「人間失格」
「にんじん」
朝倉恭介。
90 :
無名草子さん:02/01/13 17:45
ジョナサン キャロルとかハイスミスとか挙がってるけどそんな後味悪いかなあ
バース「旅路の果て」
91 :
俺もそうだけど:02/01/13 18:35
>85
エルロイの「キラー・オン・ザ・ロード」
これには本当に参った。傑作だけどよ。
犯罪者の内面を描くのって嫌なの多いね。
92 :
無名草子さん:02/01/13 18:54
「ISORA」
「リング」
「らせん」
93 :
無名草子さん:02/01/13 19:00
黒木昭雄『栃木リンチ殺人事件
――警察はなぜ動かなかったのか』草思社
これに勝てる本はそうそうあるまい。
それ小説じゃないじゃん
95 :
無名草子さん:02/01/14 18:55
96 :
無名草子さん:02/01/14 19:45
アガサクリスティ「春にして君と別れ」
トランボ「ジョニーは戦場へ行った」
97 :
無名草子さん:02/01/14 20:09
桐生祐狩「夏の滴」は結構後味悪かった
98 :
無名草子さん:02/01/17 01:54
乃南アサの作品の大多数。出てくる登場人物な〜んかヤな奴ばかり。
結末がハッピーエンドでもどうも納得いかない、スカッとしないことが多い。
文庫本の解説に、綺麗事ばかりでない等身大の人物像みたいな意味のこと書いてた人が
いたけど、え〜世間じゃこれが等身大なの? イヤな世界だなぁと思った。
でもやっぱり文章上手だから、本に買う本がないとつい買ってしまうのよね。
でも比較的最近の、なんか若いおまわりさんが主人公らしい話は読んでない。
めずらしくイイ話っぽい雰囲気だっただけに、真剣に不愉快になりそうな気がして。
このスレに絶対あるだろうなと思ってたくらい、“後味の悪い”印象がある。
藤沢周平「凶刃」
リアルに書きすぎ。
陽気な用心棒仲間の、年をとって惨めに暮らすさまを書くことはないだろう。
妻は狂死してるし。
100 :
無名草子さん:02/01/23 03:10
ジョン・ソールはかなりいや〜な感じだった印象がある。
3冊くらいしか読んでないが。
101 :
無名草子さん:02/01/23 03:32
スティーブン・キングのペット・セマタリーかな?ラストがひどい・・・。
初めて感動した本でもあるけど。
乃南アサの書く子供がマジ恐い。いやないやな子供書かせたら天才。
子供がいやな奴の短編すごく多いけどトラウマ持ってるのかな。
103 :
無名草子さん:02/01/23 07:11
ダン・シモンズの短編「ケンタウルスの死」
ある意味、上手な短編なのかも
104 :
無名草子さん:02/01/23 07:23
東野圭吾「放課後」
あのラストは止めてほしかった。
伏線からいったら「ああ」なるのは分かるけど、
伏線ごと全部なくしてほしい……。
105 :
無名草子さん:02/01/23 18:30
藤沢周「sato^ri」
後味が悪いってのもそうなんだけど
トリップしまくりの描写で意味がワカラン(それが魅力でもあるんだけど)
106 :
無名草子さん:02/01/23 19:30
>11 ケッチャムの「隣の家の少女」
後味悪すぎ。実際にこうゆう事件があるんだろうなと思わせる。
しかも日本でもポツポツ起こりかけている。コワイよ・・・・。
107 :
無名草子さん:02/01/23 20:52
108 :
無名草子さん:02/01/23 21:17
井上夢人の「あくむ」と「ダレカガナカニイル」
>107
なんでこの少女を監禁して数ヶ月殴ったり嬲ったりしつづけた伯母は
終身刑言い渡されていたのに仮釈放になったの?
110 :
無名草子さん:02/01/25 21:36
>98
遅レスですが…
そうそう、登場人物が性格悪い。
直木賞とったやつの続編みたいなやつ、特に主人公が最悪だった。
読みながらヤダな〜と思いながら一応結末は知りたいので最後まで読んだが、
そのときのいやな感じをご説明いただきましてありがとうございました。
ちょっとすっきり。
ていうかあの直木賞とったやつおもしろいと思わないんだけど。
111 :
名無草子さん:02/02/06 17:38
いじめ 14歳のMessage
いじめに会って死んでしまった少女の話。
私自身冷たいのかもしれないがどうも後味がよろしくない。
主人公が死んだからとかではなく、どらまっちっくすぎると思うのは
私だけでしょうか?
112 :
無名草子さん:02/02/06 17:56
>98
おまわりさんのは、爽やかな感じで終わってましたよ、確か。
殺人事件に巻き込まれるわけでもなく、新人おまわりの日常って感じ
113 :
無名草子さん:02/02/06 18:24
石田衣良の「水の中の目」。
「池袋ウエストゲートパーク U 少年計数機」という短編集に収録
されてるけど、読後感メチャクチャ悪いです。
114 :
無名草子さん:02/02/06 18:34
岩瀬成子の小説全般・・・
思春期なんて所詮鬱々としたものなんだ
115 :
無名草子さん:02/02/06 18:38
村上龍の「イン・ザ・ミソスープ」
ドラゴンは結構読んでるけど、これは2度と読み返したくない。つーか、本捨てたし。
でもドラゴンスレでは結構評判いいんだよなぁ。
東野圭吾のなんだっけ?ヒロスエが映画で出たやつ。
なんなの?だから?
娘は死んで浮かばれず、親父はかーちゃん結局騙されて、
若返って、いい思いしたのはババアだけじゃねーか!
あれ読んでから、東野作品は二度と読むまいと思った。
117 :
無名草子さん:02/02/08 00:58
>>116 「秘密」だろ?俺はあれ全体的に嫌いじゃないけど、
確かにラストは好きじゃないな…主人公浮かばれなさ過ぎ。
118 :
無名草子さん:02/02/08 01:04
>117
同意〜。
何事もなく普通に終わっても物足りないけど
だからってあのラストは……。女の人って怖いよ。と思ったな。
おおお同士よ!
>>117−
>>118 あの話、何が感動的なのかサパーリわからん。
偏見かも知れないが、あの話に感動するのって子持ちの既婚者が多いような……
あんたら実は自分の子供を自分の半複製=乗っ取りオッケーだと思ってないか? と
小一時間問いつめたかった>当時
友人たちの心の闇を見た気がして、絶対口に出せなかったけど。
>117-119
映画のあらすじしかしらんのだけど、女性としてはかな〜り複雑だよな、あの話。
娘の体のっとって母親幸せか?子供の人権は?
自分には耐えられんぞ・・・・。
ちなみに子持ちの既婚者だ。
そうそう!「秘密」だった。(タイトルすら覚えてない)。
同士がいたー。あたしも、あの、ババアがいたら小一時間・・・(以下略)
とりあえず、桐野夏生の、ああ〜またもや題名失念・・・。
ほら、田中美佐子がテレビでドラマでやってたやつーー。
あれも、キライじゃー。
最後のエチシーンなんて「オエ〜ッ」じゃい。
ハードカバーで買って、激しく後悔してあっという間にブックオフ行き
になった貴重な2冊です。
「OUT」でビンゴですか?>116
あの死体の解体シーンの描写に激しく鬱。
そんだけはよく覚えてる。
で、映画化(主演:鈴木京香)はポシャったけど、フジがドラマ化(主演:田中美佐子)した。
ビンゴですー!ああ、すっきり。122さんありがとうございます。
読後感の悪い本って、結構あって・・・。
後味悪いんだけど、結構感動したっていうのはないのかって前のほうに
あったんで、箒木蓬生の「臓器農場」と「閉鎖病棟」を挙げます。
124 :
無名草子さん:02/02/08 20:04
「逃避行」メアリー・M・モーリス
>120
小説では最初から最後まで男性側の視点で書かれていますしね。
自分も男性だから「秘密」には共感したくなったな……。
ただ、北村薫の「スキップ」を読んだ後に、
「秘密」を読むと女性側の心理で読んでみたくなる。
126 :
無名草子さん:02/02/11 12:59
「メイドインジャパン」 作者忘れた
127 :
無名草子さん:02/02/11 13:09
『海と毒薬』
中学の時、感想文の課題として挙げられた事がきっかけで読んだのだが、
あれだけ『良心の呵責』というワードが出てきたら鬱になるのは必至。
128 :
名無草子さん:02/02/12 00:57
>>127 いつも手にとってやめるんだけど読まないほうがいいかなぁ
129 :
無名草子さん:02/02/12 01:11
沈まぬ太陽
いやーおもしろいね。
ここ、この中のかなりの本、楽しく読んだが。
131 :
量産型月光機:02/02/16 23:30
筒井康隆氏の短編だったかな。
金持ちの主人公がだんだんと自分を食べてってゆく話。
高性能の手術装置を屋敷内にセットして、足から徐々に
切断し、ステーキやらソテーやらにして美味しく食べてく
という、、、。
なんか、自分に対する復讐みたいな描写があったかな。
最後は(顔の肉も皆食べた後)脳みそにスプーンを突き
刺して、でもその味は分からなくて、警察官が首を傾げてる
てなラストだったと思う。
ブラックだよなぁ。
132 :
無名草子さん:02/02/21 02:00
夢野久作『少女地獄/火星の女』
133 :
無名草子さん:02/02/25 03:36
ガイシュツですが桐野夏生「柔らかな頬」ですかね。
後味が悪いけど、唸りました。
読者を途方にくれさせるが、並みの作家ではああいう凄いラストは書けまい。
134 :
江戸川乱歩の:02/02/28 17:46
芋虫
135 :
無名草子さん:02/02/28 20:48
「クロスファイヤー」
これで終わりなの?
って感じ。
136 :
無名草子さん:02/02/28 21:37
「屍鬼」
結局何が言いたいんじゃ作者
137 :
無名草子さん:02/02/28 21:37
138 :
無名草子さん:02/03/07 01:19
桜井亜美の小説,ほぼ。
139 :
無名草子さん:02/03/07 07:38
宮沢賢治の童話「貝の火」
仔ウサギのホモイがホソロシイ運命に
京極夏彦の「魍魎のはこ」
あの子が超かわいそうでかわいそうで。。萌え萌えだったのに。
141 :
無名草子さん:02/03/12 23:28
>100に同意
ジョン・ソール
「風がふくとき」「殉教者聖ペテロの会」「ナサニエル」
なかでも救いがなかったのが
「暗い森の少女」
142 :
無名草子さん:02/03/13 00:51
イアン・バンクスの「蜂工場」なんてどうよ。
カバーに「結末は誰にも話さないでください」とか書いてあるやつ。
乱歩のパノラマ島みたいな結末になるのかと思いきや・・
一度、再版されたけど、また手に入りにくいのかな。
143 :
無名草子さん:02/03/13 01:04
ぼっけえ競艇に収録されてるやつほぼ全て
って当たり前すぎて誰も出さないの?
怖いというよりも後味悪かった
144 :
無名草子さん:02/03/13 01:06
深沢七郎「東北の神武たち」
ああいう風に農村の次男、三男を描くのが妥当かどうかはともかくとして、
悲惨だなあ、あの小説に描かれてる連中は。
145 :
AGSS-569:02/04/07 17:19
渡辺淳一の「薔薇連想」。舞台女優の卵がパトロンから梅毒をうつされ、「なんで
私だけがこんな病気をうつされたの」と考え、劇団の関係者と次々に肉体関係を持
つ。そして彼らの体に梅毒の兆候を見つけては、「私の病気がうつった」と密かに
喜ぶとういう物語。文春文庫「光と影」に入っています。
146 :
無名草子さん:02/04/07 17:22
中里介山『大菩薩峠』。
こんだけ読ませて未完かよ・・・。
147 :
AGSS-569:02/04/07 17:29
石原慎太郎『処刑の部屋』。単なる強姦小説。
東野圭吾は後味評価悪いな。
彼の著書は結構読んだが確かに
後味わるぅ〜には同意。
ただ俺は好きだけど(ワラ
>>23 かなり遅レスだが激しく同意です。
149 :
無名草子さん:02/04/08 02:18
カトリーヌ・アルレー全般。
短編集なら手っ取り早く後味悪くなれる。
150 :
無名草子さん:02/04/26 00:57
宮部みゆき「模倣犯」。
後味悪いというより,納得できない落し方。
上下でひっぱて、あれかい?
151 :
無名草子さん:02/05/19 18:05
ふ?
152 :
無名草子さん:02/05/19 21:23
題名失念。翻訳のシリ−ズもの。屋根裏にかくれるように住む兄弟姉妹。
母は子の現状を変えようとせずにふらふら揺れてるだけ。
苛ついた。
153 :
無名草子さん:02/05/19 21:24
アナザヘブンは納得できんぞ
154 :
無名草子さん:02/05/19 21:35
質問っす。「後味が悪い」って?
読んで損したということ?
ラストがなんとやり切れないということ?
ストーリーが納得できない?
なんかごちゃごちゃになってますので
佐藤ナントカの歴史?小説
レイプシーン多すぎ
156 :
無名草子さん:02/05/19 22:59
筒井の「七瀬ふたたび」。
おい、ここまで頑張ってそりゃねえだろって。
続編読んでも七瀬ダメ感は去らなかった。
なんか「後味が悪い」=「最後まで読んだらダメな内容だった」
と勘違いしてないか?
五十嵐貴久「リカ」
想像したら、怖かったです。最後もダメでした。
手元にあるけど、もう二度と読まない。
159 :
無名草子さん:02/05/20 13:11
160 :
無名草子さん:02/05/20 13:22
トウェインの「人間とは何か」。
あまりにペシミスティックで再読したくない。
分かるけど言うなよって感じ。
161 :
無名草子さん:02/05/20 20:15
>>158 ハゲドゥー。
確かにあんな女、実際いたら嫌すぎ。怖すぎ。
自分は図書館で借りて読んだんだけど、読後は表紙を見るのも嫌で
とっとと突っ返してきちゃいました。
162 :
無名草子さん:02/05/20 22:12
勝目梓『地獄の狩人』
漱石やトウェインが挙げられているこのスレで
こんな小説出すのもなんではあるが・・・
(ちなみにトウェインは絶望的な見解を述べてはいるけど
決して斜めに構えての冷笑的なものではなくて
正面からこの世の悲惨さに取り組んだ上での叫びのように思えて
俺は嫌いにはなれない。)
主人公が復讐の鬼になるとか言ってるが
敵と同レベルに堕ちて鬼畜化しているだけじゃん・・・。
何の関係もない敵の妻や娘強姦した挙句殺すんだもんな。
そういえば少女漫画で『神に背を向けた男』ってのがあったが
これも主人公が似たようなことやってる。
(俺は男だが、女でこういうストーリー喜ぶ奴がいるのが理解できん)
163 :
無名草子さん:02/05/21 05:25
吉村昭『仮釈放』
はげしく鬱になります。
164 :
無名草子さん:02/05/21 07:03
山本文緒「恋愛中毒」
後味悪い
165 :
無名草子さん:02/05/21 07:05
北村薫の小説
>>11 「隣の家の少女」は、マジで気分悪くなりました。ホラーとか
サイコサスペンスってカタルシスを求めて読むんだけど、これは本当に
「気味悪い」って感じだった。
>>96 「春にして君と別れ」は怖い。ひたすら怖かった。プア・リトル・ジェーン・・
自分もああなったら・・と思うと。
167 :
無名草子さん:02/05/22 06:39
>>155 あの時代の漢なら強姦するのは当たり前じゃあ
168 :
無名草子さん:02/05/22 23:52
にんじん
170 :
無名草子さん:02/05/23 01:50
171 :
無名草子さん:02/05/23 02:04
>169
ワラタ
>170
禿同。
ねたバレはまずいが読者の平和的期待と明らかに違いすぎる。
172 :
無名草子さん:02/05/23 16:20
五木寛之の「晴れた日には鏡を忘れて」
終わり方に疑問が残り、後味悪いですが
この小説は名作でもあります。
決して最後まで読んで損した的内容ではありません。
173 :
無名草子さん:02/05/26 23:56
アートの方面で有名な草間弥生の「ああ無情」(タイトルうろ覚え)
孤児の少女が望まぬ出産をし、最後には子供ごと汽車に身を投げて肉片になる、
とかいう話で3日以上はうなされました。本当に無情。
あと言うまでもないようですが田口ランディの「アンテナ」と「コンセント」。
こうして見ると電波系がダメなようです。
174 :
無名草子さん:02/05/27 00:15
>あの時代の漢なら強姦するのは当たり前じゃあ
嘘です。中世でも強姦は強姦で犯罪。
東ローマ帝国なんか強姦犯は死刑。
日本でも強姦はれっきとした犯罪だった。
175 :
無名草子さん:02/05/27 00:26
>152
V.C.アンドリュース「屋根裏部屋の花たち」かな?
乃南アサの暗鬼
は??みたいなラスト
177 :
無名草子さん:02/06/06 12:28
否定的後味の悪さ:
村上春樹「ノルウェイの森」
最後の最後でふっと傍観者に逃れてしまう感じが(これが彼の持ち味なのかもしれないけど)
肯定的後味の悪さ:
橋本治「桃尻娘」シリーズ最終巻「雨の温州蜜柑姫」
なんていうのかなー「お話はここまで。あとはあなたが生きてね」って放り出される感じ。
番外:少女漫画の「はみだしっ子」
受け入れるのに時間がかかった。
178 :
無名草子さん:02/06/25 21:12
内田春菊「犬の方が嫉妬深い」
179 :
無名草子さん:02/06/25 21:41
寮美千子「ノスタルギガンテス」。
主人公の孤独がリアルすぎて鬱になる。ラスト当然救いなし。
どうにかなるの鴨と思ったが・・・
180 :
無名草子さん:02/06/26 00:57
唯川 恵。最近脱皮したらしいけれど、
こんな駄文、陳腐内容でお金取るな!と思った。
読書の幅を広げよう、と読書歴が浅いとき、読んだけど、
夜中、遊園地に忍び込んでメリーゴーランドに乗ったり
(何故、動かせたかと言うと登場人物がバイトした事あったから)
女の子の少女趣味でビク-リ
181 :
無名草子さん:02/06/26 01:18
アーサー・ミラー
「セールスマンの死」
働く気なくなりました。
182 :
無名草子さん:02/06/26 01:29
ガイシュツだけど、
・「蝿の王」(ゴールディング)
・「隣の家の少女」(ケッチャム)
・「レッドドラゴン」(ハリス)
・「柔らかな頬」(桐野夏生)
特に上記2冊は人の愚かさや醜さ、弱さにぞっとする。
(そういう意味では人間の暗黒面を描いた秀作だと思う。)
「レッドドラゴン」はそりゃないだろ、って感じ。
読後感が悪いって言うのは、逆に成功作なんだろうね。
「柔らかな頬」はとにかくやるせない。(犯人があの人だとすると余計・・。)
183 :
無名草子さん:02/06/26 01:33
極道の妻
ゲームだけど「シスプリ」。
プレイ後の虚しさは拷問に近い。
185 :
無名草子さん:02/06/26 02:48
マンガだけど「ちょびっつ」
果てしなく病んでいる。
書いた人間も読む人間もそれを許す社会も。
186 :
無名草子さん:02/06/26 03:18
>>185 それで自慰をしているやつがいるということも。
187 :
無名草子さん:02/06/26 03:34
>>185 ヤンマガ買っているけど、どこに興味を覚えるのかさっぱりわからん。
確信犯でやっていはいるのだろうけど、想像を絶する「パソコン」な
るものが市販されているにも関わらず、その他の構成があまりに現代と
地続き過ぎてアホかと思う。
実存に悩む機械を工学的に存在させることが可能な世界なのに??
どこが病んでいる世界であるのか、おしえておくんなまし。
188 :
無名草子さん:02/06/26 04:24
>>187 あれ系のマンガがヤンマガに連載されているこの世は病んでいる。
189 :
無名草子さん:02/06/26 04:29
190 :
無名草子さん:02/06/26 04:29
?
あれ系っつーのは何? アニメオタな世界とか、そーゆー事かいな??
191 :
無名草子さん:02/06/26 04:31
そういうこと。
192 :
無名草子さん:02/06/26 04:36
ますますわからん?
「アニメオタ」が大手を振って歩く世界のどこが病んでいるの?
アニメオタを文学青年でもなんでもいいから、時代に応じて入れ替えてみなよ。
変じゃないか?
193 :
無名草子さん:02/06/26 04:48
ごめん。ごめんな。
194 :
無名草子さん:02/06/26 04:56
185のような人間は、いつでもどこでも異端者を罵倒し、排斥する事に喜びを感じる。
185が戦前に生まれたら軟弱な文学青年を「文学・・・果てしなく病んでいる。
書いた人間も読む人間もそれを許す社会も」と罵倒していたでしょう。
195 :
無名草子さん:02/06/26 05:05
>>194 戦前の文学の地位は現在のアニメのそれとは全然違いますがw
アニメヲタ痛し…
196 :
無名草子さん:02/06/26 06:31
スレに戻って
半村良「妖星伝」
エロ→SF→哲学→時代物→エロ→SF
芥川龍之介「羅生門」
197 :
無名草子さん:02/06/26 06:41
羅生門のラストはカッコええ。途中のババーが嫌。
198 :
無名草子さん:02/06/26 06:53
『春にして君を離れ』アガサ・クリスティー(ハヤカワ文庫NV)
推理もんじゃないんだけど、「うえ、クリスティーすごいわ」って思った作品。
199 :
無名草子さん:02/06/26 10:03
角田光代はエッセイではカマトトぶってるけど・・・
かなりゆがんだ気持ち悪い小説を書いてると思う。
200 :
無名草子さん:02/06/26 14:33
中上健次の『讃歌』
この人は路地を舞台にした小説とそうでない小説との
落差が激しすぎます。
201 :
無名草子さん:02/06/26 15:03
ケッチャム「隣の家の少女」に一票
あまりにも見事な後味の悪さに、友人に無理矢理貸して読ませてしまった。
202 :
無名草子さん:02/06/26 16:00
単にロリコンが多いだけだろう
203 :
187=190=192:02/06/27 00:00
>>195 :無名草子さん :02/06/26 05:05
いくらなんでも、こういうツッコミはないんじゃないのかなぁ?
ま、194氏の粗雑かつ余計な一言がなきゃこうはならなかったと思うけどさ。
>戦前の文学の地位は現在のアニメのそれとは全然違いますがw
>アニメヲタ痛し…
へー「文学」の「地位」ねぇ?
どんなところが全く違うの?
ただの罵倒厨じゃないってのなら、おしえておくんなまし。
まさか教養とかくっだらねーこといわないでね(はぁと)
204 :
無名草子さん:02/06/27 00:16
アニメがどうのこうのじゃなくて
「ちょびっつ」なるものがおかしいという話ではなかったのか?
俺はあれはシスプリよりやばいと思う。
205 :
無名草子さん:02/06/27 00:26
>>204 話がループ…
とかいわないで続けると、件のマンガって、なにがどーやばいのかいな?
という質問をしてみたところ、(恐らく)メジャーなマンガにオタ臭の強
いモノが堂々とでてきてしまっていること、そしてそれが受け入れられて
いることがやーよねー、というお答えであったよーな気がしていますが。
ま、それはいいんだけど、何がやばいわけなの?
わたしは、前にも書いたんだけどストーリーを追い掛ける前にあんまり
にもマヌケな世界観だよなぁと思って萎え萎えです。
ヲタ臭云々ではなくて
冷静に見たら
ハクチの女の子を浪人生が監禁してるようにしか見えない。
しかもそれが肯定されてるわけだし。
そういうテーマを狙ってるなら知らんが。
あれがもし今までの萌え系アニメと同列に見られてるとしたら
なおやばいって。児童ポルノ禁止法批判できない。
kankeinainode sage
>>206 同意。
あれを男女逆にして「ハクチの男を監禁する若いねーちゃん」を想像すれば
キモチ悪さが分からない奴も気づくかもしれない。
208 :
kiriko:02/06/28 01:29
209 :
無名草子さん:02/06/29 02:04
>ハクチの女の子を浪人生が監禁してるようにしか見えない。
なるほど、「監禁」という認識の仕方があるんだ。
そう解釈するのであれば、異常だとは思う。
だけどあのロボットってバイトしたり自由に外出してたんじゃなかったっけ?
なんか外に出ないように脅迫したり、あるいは物理的に閉じ込めたり縛り付
けたりしてたっけか?
あんまりよく読んでないからちとうろ覚えだけど。
210 :
無名草子さん:02/06/29 02:06
椎名誠の「飛ぶ男、噛む女」「春画」
211 :
無名草子さん:02/06/29 02:31
サドの小説は大抵後味悪いね。
おすすめは岩波文庫から出ている短編集「恋の罪」。
その中でも特に「フロルヴィルとクールヴァル、または宿命」は、
ヒロインの女性がつかの間の幸せの後に、これでもかこれでもかとゆうほど奈落の底に落ちていきます。
あと、番外編として、漫画では、古賀新一の「餓鬼」ってやつ。
激しく鬱になりまする。読んだことのある人いるかしら?
クリスティの「春にして〜」は後味悪いのか。
推理ものはほとんど呼んだけど、そっち系はなんかベタベタのラブストーリーかと思って敬遠してた。
読んでみるかな。
212 :
無名草子さん:02/06/29 02:39
重松清の「舞姫通信」がすごい後味悪かったつうかヒロインがむかつくし理解できなかった
213 :
無名草子さん:02/06/29 03:49
>>211 クリスティの「春にして〜」は、「私(俺)って自意識過剰かな・・・」
なんて日常で自省したことがあるようなタイプの人とか、太宰を読んで
同類嫌悪的なものを感じるような人には特に後味が悪いかも・・・。
人に勧められて読んだけど、読み終わった時「何で俺にこの本勧めた
んだろう・・・」とちょっと鬱になった覚えがある(その人は他意はなかっ
たらしいが)。
214 :
無名草子さん:02/06/29 20:55
東野圭吾が結構言われてますね。
自分は初めて読んだ彼の作品が「秘密」でしたけど、
そりゃあねえだろお〜っとラストでは叫びましたん。
「白夜行」は激しく暗い気分に浸りたい方にお勧めです。
215 :
無名草子さん:02/07/01 00:33
どっかでガイシュツですが、
私も『OUT』。
何人切り刻んでお咎め無しかよ。
まあ、小説でそれ言ってしまうとお終いだけどな。
216 :
無名草子さん:02/07/01 00:40
こころ
217 :
無名草子さん:02/07/02 00:50
名作で言うと『浮雲』かな。
まあ、これは未完の作と言う事で。
218 :
無名草子さん:02/07/02 00:53
ぶっちぎりで希望の国のエクソダスかな!?
意味わかんないし、読んで損したと純粋に思った。
まじ金損した。
219 :
無名草子さん:02/07/02 01:12
白夜行はトラウマ落ちで安っぽいハリウッド映画かと思ったYO!
220 :
無名草子さん:02/07/02 01:16
>>218 どのへんが、わかんなかったの?
件の小説の評価は別として、氏の小説の書き方ってのは、まじめなサラリーマン
と一緒で流行していること、話題となっていることを、まじめに勉強して書いた
モノだよ。勉強しなければならないぶん、本人にも自覚はあろうかと思うけど、
時代のエッジを3周遅れくらいで付いて行っている、愚直なまでのミーハーさが
露骨なもんだ。
どのへんが意味わからないのかな? むしろ、いっそ
へっ、今更(発売当時という意味だよ)こんな周回遅れの本出して、つくづく才能が枯れちゃうってのは怖いねぇ。
F1が流行れば3年遅れで追い掛けて、Jリーグの話題も一般紙の紙面を賑わす度合いがこれほど少なくなってか
らサッカーかよ。いい加減、世間に対するアンテナ錆過ぎじゃねーの?
というような批判ならまだわかるんだけど。
220君も意味わかんなーい。
いいじゃん俺はつまんなかったって思ってんだから。
自分の感想を人に押し付けんなよ。
222 :
無名草子さん:02/07/02 01:58
>>221 感想を押しつける、というわけではなくてさ、ごくごく普通のニュース
を読んだり聞いたりした人が、氏の小説を読んだ感想はこんなもんだ、
ということ。勉強しているぶん、たまに「そうだね」って感想もあるけ
ど、「意味がわからない」って感想は、初めてだったからどのへんがわ
からないのか聞いてみたいの。
223 :
無名草子さん:02/07/06 06:37
夏目漱石は東京原理主義者やね。現代人が読むと地方を
馬鹿にしている所がはなにつく。
松山の人間をさんざん田舎者呼ばわりしたり、
京都を鱧ばかり喰わせる変な町呼ばわりしたり。
松山の観光協会の皆さん、「漱石が愛した町」というキャッチの
コピーを見た事あるけど、ちょっと目に痛かったっす。
224 :
無名草子さん:02/07/06 15:45
クリスティーの『春にして・・・』は結構面白く読んだ。
主人公が推理働かすところもドキドキしたし。
でもそれも10年前だから今読み直すとどうかな。
『にんじん』でしょう。やっぱ。
消防時代に読んで、初めて納得のいかないラストだったからイメージ強烈。
卑屈な虐められッ子が主人公の本て初めて読んだし。救われねえ。
「金色夜叉」。話が陳腐。更に、未完。展開がわかりやすい、
と言うよりわかり易過ぎる。
「阿部一族」。鷗外の歴史物は、はっきりいって、本人のマスターベイション。
227 :
無名草子さん:02/07/06 16:39
西村寿行の本
『天使の囀り』
気持ち悪くなった……
『黒い家』『リング』もかなりイヤだった。でもそれを意図してるホラーだから、上手いって褒めるべきなんだろうな。
蒸し返すみたいで悪いんだけどさ、
>ハクチの女の子を浪人生が監禁してるようにしか見えない。
こういうテーマってそもそも文学でも結構多くないか?
谷崎潤一郎とか、川端康成とか、江戸川乱歩あたりの話なんてかなり似たようなテーマのがあったと思う。
可愛い女の子を睡剤で眠らせて、金持ちのジジイが愛玩する話とか。孤児院からもらってきた女の子をペットにする話とか。
病んでるのは確かだから罵倒する気持ちもわからないでもないが、自分的には194にかなり同意。
229 :
無名草子さん:02/07/10 16:05
読みました、クリスティの「春にして君を離れ」。
すごいね、これ。後味悪いとゆうか、痛々しいとゆうか・・・・。
あの終わり方ときたら・・・・。
そりゃこの本他人から薦められたら鬱になるわ。
>>213 しかし、クリスティって本当にすごいのね。
トリック考える才能もあるが、文学的才能もあるのだねー。
なんか、クリスティに対して感動してしもうたよ。
230 :
無名草子さん:02/07/11 18:48
森鴎外訳「みれん」
231 :
無名草子さん:02/07/11 19:03
三島の憂国はどうよ?
232 :
無名草子さん:02/07/11 19:08
ソドム百二十日
さわりの部分だけって感じ。
続きはないのか
233 :
無名草子さん:02/07/12 09:01
>>232 10年位前に読みますた。
ドキドキしながら読み始めたけど、最後のほうは
犠牲者の少年少女を順繰りに犯し、虐殺していくの
繰り返しでなんかサメタ。虐殺も、うろ覚えだけど
リアリティなかったし。
234 :
無名草子さん:02/07/12 23:58
『メロス・レヴェル』
『そして粛清の扉を』を書いた人(名前失念)のです。
結局何が書きたかったの?という疑問と同時に
なんともいえない気味悪さを感じました。
『そして・・・』も買って失敗したけど
『メロス・・・』も酷い。ある意味、他人に読ませて感想聞きたいなあ。
235 :
無名草子さん:02/07/13 00:22
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/ ,.'-‐゙'',-,、,i'"゙! " .::::::::::::::::,r'"',
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/ ,.'.,.' ,゙、:::::::i ゙、. '、 ..:::::::l::::::::::::::. ヽ ヽ
/ ././ ,.' '、;:::! ', ゙、::::::::::::::::::::::!::::::::::: ,''-、..,,゙、、,,,.__
/ / / ./ .::::::`゙'、. '、 .:::::゙.、::::::::::::::::!:::::::: .,.',, ,,-,-‐'
236 :
無名草子さん:02/07/13 00:27
>>227 最近、「魔の牙」よんで激しく鬱になりました。
237 :
無名草子さん:02/07/13 01:14
ぱっと思い浮かんだのは「蝿の王」
高校生の頃に読んで、うつ気分になった。
ちょびっつって人型パソコンの女の子の話だよね?読んだことないけど。
なんで女の子タイプしかないのだろう。男性向け漫画だから?
238 :
無名草子さん:02/07/13 04:12
「異邦人」 カミュ
ママンが死んだ翌日に、海水浴に行って、女とHした主人公ルムソーは、
事件に巻き込まれ、アラビア人を殺す。
ルムソーは裁判にかけられ、動機を聞かれるが「太陽のせい」と答え、
死刑の判決を受ける。そして、彼はその判決を幸福として受け入れる
という話
239 :
無名草子さん:02/07/13 22:35
鈴木いずみ。一部のSFを除き、とにかく暗い。
特に旦那(阿部薫)の病気がらみのことになると。でも、一時すごいはまって
た。「ペパーミントラブストーリー」は読み返してみて、分裂病者の話ではな
いかと深読みしてしまうほど。でも、彼女の作品の中では一番好き。
240 :
無名草子さん:02/07/20 23:54
ノルウェイの森 なんかね・・・
241 :
無名草子さん:02/07/21 05:18
カフェ小品(だったかな?)これを除く嶽本のばらの作品。おびに書いてる宣伝文
「電車のなくで読みながら泣けました」の心境がわからん
242 :
無名草子さん:02/07/25 14:07
『キドリントンから消えた娘』
しかし、たまに「後味の悪さを残すとは怪しからん」という
人がいるみたいで信じられない。
243 :
無名草子さん:02/07/25 17:18
アーヴィン・ウェルシュ全部。でも大好きだけど。
244 :
無名草子さん:02/07/25 18:29
乱歩の「芋虫」。
245 :
無名草子さん:02/07/28 06:38
「まことちゃん」
246 :
無名草子さん:02/08/09 13:57
「城」フランツ・カフカ
後味も前味(?)もよくないぞ。
247 :
無名草子さん:02/08/09 22:15
渡辺温←うろ覚えの
「可哀相な姉」
後味ワルゥ
248 :
無名草子さん:02/08/16 11:54
半村良「夢の底から来た男」という短編。
249 :
無名草子さん:02/08/16 13:23
小森健太朗「ネヌウェンラーの密室」
綾辻行人「殺人鬼」
1も2も爽快とは程遠い読後感。
251 :
無名草子さん:02/08/24 00:42
ここで挙がってたんでケッチャムの「隣の家の少女」読んだが、
後味マジ最悪だよ。
始めの方の少女の登場シーンとの落差が、はげしく鬱になる。
他の人にもこの気分を味あわせたいが、うかつに人に薦められん内容だし…。
252 :
無名草子さん:02/08/24 12:17
岩井志麻子全般。「ぼっけえ、きょうてえ」から読み始めて
あっという間に図書館で全作読破してしまった。
253 :
無名草子さん:02/09/01 00:24
宮部みゆきの『幻色江戸こよみ』のなかのかんざし職人
の話。
読後、部落らを踏んだような気分になった。
254 :
無名草子さん:02/09/03 19:37
同じく宮部みゆきの龍は眠る。
同じ能力を持つ人間が2人いて片方は不幸で片方はそこそこ恵まれてる。
「恵まれてる」方が余計な事ばかりして人が何人も死ぬ。しかもどっちの犯人も
根っからの悪でないだけに・・。
自分が依頼したせいで、友達が死んだのに前向きなのがむかついた。
少数意見だろうけどね。
255 :
無名草子さん:02/09/09 19:44
ずうーっと昔、小学生の頃に先生が読んでくれた
「オオカミがきた」。一応児童書の体裁だったと思う。
著者名もあらすじもほとんどおぼえていないのだが
ラスト、トンネルの中で主人公(男の子)の肩に
後ろからオオカミのつめが
ぐいぐいと食い込んでくるのだった。
とかいうラストだけはトラウマ的に覚えている。
誰か、知っている人いませんか・・
256 :
無名草子さん:02/09/09 19:44
ずうーっと昔、小学生の頃に先生が読んでくれた
「オオカミがきた」。一応児童書の体裁だったと思う。
著者名もあらすじもほとんどおぼえていないのだが
ラスト、トンネルの中で主人公(男の子)の肩に
後ろからオオカミのつめが
ぐいぐいと食い込んでくるのだった。
とかいうラストだけはトラウマ的に覚えている。
誰か、知っている人いませんか・・
257 :
無名草子さん:02/09/09 20:49
村上龍「オーディション」
>>255、256
2回続けてあるのがめちゃ怖い
258 :
無名草子さん:02/09/09 22:04
>255
三田村信行という人の本ですよね?
うちの近所の図書館サイトで検索してみたら、たくさん児童書出してました。
で、題名が「ゆうれい学校」とか「おそろしい手紙」「真夜中のピアノ教室」とか
ぞわざわしそうなのばっかでした・・・。
明日ちょっと図書館行って見てこよっかな。(怖い話好き)
三田村信行、恐い話多いよな。後味悪くて脱力する系
多分「おとうさんがいっぱい」のなかの一編だと思うが
「砂の少女(?)」が。忘れられん。
表題作含みその他のも結構秀逸に後味が悪いと言うか、コワイ
260 :
無名草子さん:02/09/09 22:54
261 :
無名草子さん:02/09/09 23:36
宮部みゆきの「クロスファイア」
なんでしょうね、「男を見る目が無い女はこんな酷い目に遭う」
って事をみゆきちゃんは言いたかったのかなと・・・
とにかく主人公があまりに哀れなラストでした。
262 :
無名草子さん:02/09/10 03:14
255,256
二重カキコしてしまいすみません。
作者名など、いろいろ教えていただき
ありがとうございました。(うん十年のもやもやが晴れました)
それにしても、小学校低学年にはかなりハードでした。。
原田宗則の十九、二十
読後がくーっときた。
エッセイが明るいものばっかりだからなおさら。
良作だよね
>>260 リンク先のサイトのコメントにワロタ
確かに鬱んなるほど徹底的にアンハッピーエンドだ。
265 :
無名草子さん:02/09/11 18:45
故・吉行淳之介の妹吉行りえ(字、解らない)の「迷子の双子」(題名もうろ
覚え)内容はさわやかな美貌を持つ異常に性格の悪い双子姉妹が周りをどんど
ん不幸にして、死に至らしめたり色々するが本人達の幸せと美貌はますます増
してゆくのであった。
とにかくその性格のゆがみぶりが気持ち悪い、たいがいのいやな奴などは、怒
鳴りつけちゃえ!などと思うが、これは人から前向きの力を奪うような感じだ
った。
266 :
無名草子さん:02/09/25 17:30
児童書で昔大好きだった”モモちゃんシリーズ”
大人になった今、読み返してみると
大人の事情がそこはかとなく見え隠れして
なんか、実は深刻な話だったんだな。。。
とオモタ。
お父さんとお母さんが離婚して、子供達は
お母さんと一緒に暮らすんだけど
夜中に、お父さんの靴の音だけがするとか
お母さんの布団に悪魔が乗ってうなされるとか
(お母さん精神的に参ってる?)なんか・・・
267 :
無名草子さん:02/09/25 18:12
>>266さん
モモちゃんシリーズ? 266さんの紹介を見ると読んでみたいのですが、読んだ
こともあるような・・・。
なんか黒猫の話もでてきましたっけ?
>>267さん
作者は松谷みよ子さんです。今実家にあるので
出版社は分かりませんが、有名な作品なので
すぐネットなどでわかるかも。
ちいさいモモちゃん
モモちゃんとプー
モモちゃんとアカネちゃん
ちいさいアカネちゃん
が出ていたと思います。
プーというのがモモちゃん家の黒猫で
普通人間としゃべったりもします。
(これらの話し全体、現実とファンタジーが
まざっているのでそう変ではない。)モモちゃん
が森のくまさんの家におかゆを食べに行く話とかも
あるシ。
ただ子供の頃はファンタジーとしてのみ受け取っていた部分が
大人になってから読むと、生々しい現実の隠喩だったのか・・・
と思えるところがたくさんありました。
269 :
無名草子さん:02/09/25 20:23
>>266さん
ああ、懐かしい…
好きな本だったのに年下のいとこに持っていかれてしまったので
小学生低学年以来読んでないですけど。
姉妹だけでお父さんの家を訪ねたりする話とかってありましたっけ?
何だか家庭が不穏だったのを覚えています。
記憶に残ってるのは「もっかけんかちゅう」ていうタイトルと
モモちゃんが「プーよう、プーよう」と泣く場面と
牛鬼(お母さんが草にかけるための塩をあげる)の話だけです。
もう一度読みたいなぁ。
>>266さん
そうだ! 猫の名前はプーだった!
ボーっとした子供だった私は特に生々しい現実も感じずに今はもうほぼストー
リーも忘れています。
でも、もやもやと思い出せなかった名前が解って嬉しいです、早速教えてくだ
さってありがとうございました。
271 :
無名草子さん:02/09/25 21:10
私の周りでも、「じつはモモちゃんはキツい話だった!!」と
いう話題が一時とびかってました
お父さんと別れた原因が「お父さんは歩く木なの。お母さんは
歩かない木。一緒の植木鉢に植わってみたけど、お父さんは
歩く木だから・・・」てなくだりがあって、根っこで歩く木の
イラストがあって。子供の時にはそのイラストが不気味だったけど
大人になってみると、おお、深い話だなぁ・・と思ったり
>記憶に残ってるのは「もっかけんかちゅう」ていうタイトルと
>モモちゃんが「プーよう、プーよう」と泣く場面と
あっ、私も思い出した!!
272 :
無名草子さん:02/09/25 21:20
なんで誰もゆう_をあげないの??別格?
「フルハウス/もやし」という本を持ってて、読みながらなんともいえない
イヤ〜な感じに・・
この人自分の陰湿なイジメられ経験とか韓国人の両親のエキセントリックさとか
自分の小中学校時代からの性への興味+実践とか・・
(布団の中に入ってオナニーハァハァ隣の布団の妹も・・とか・・
本屋で痴漢にあって抵抗するどころかなすがままというより自分から
感じる部分を相手の手に・・とか・・)
あんなに自分のルックスを全面に押し出してるからキモさ倍増だよ・・
273 :
無名草子さん:02/09/25 21:23
>>272 キモいーーーー!!そんな本なんだぁ・・・
本人がキモいから、本にも手を出す気もなかったんだけど
ますますその決意が固くなりますた
274 :
無名草子さん:02/09/25 21:37
自分が痴漢でもゆう_にはまず手出さないだろう・・
今も吉川ひなののファンなのかな?
275 :
無名草子さん:02/09/25 23:53
ゆうミリさんは言動が胡散臭いのでエッセイも小説も見ないようにしてい
たが正解だったようです。
でも実物見たけど外見は植物的な感じの肌の綺麗な美人だったよ。
私個人的には、岩井志麻子の小説は後味がなんとな〜くダメ。
「魔羅節」とか…特に。
277 :
無名草子さん:02/09/30 13:36
こんな良スレ、地下に埋もれたままにしとくなよ。もったいない。
278 :
無名草子さん:02/09/30 16:59
「鬼ゆり峠」団鬼六。
読み終えたその一日暗い気分だった・・・。
だって、柳ミリってあの子供の父親のレイプ事件だって、
克明に「きれいだよ、きれいだよ」て言いながら強姦された、
と書く人間だから。どこまで本当なのか。
なんたって、あの民族(以下略)
>>247 同意!
渡辺温「可哀相な姉」。青空文庫とかで読めます。
これ現代ならクレームつける人いるだろうなあ。。。
メール欄なお話です。
281 :
無名草子さん:02/10/01 14:37
吉村達也の「文通」は最後の章で大暴落。けどそこが良い。
ガイシュツだけどジョナサン・キャロルはやはり後味悪い。
あとモモちゃんシリーズは、大人になってからそろえなおしてしまったよ。
本当に大人の事情は怖い。
283 :
無名草子さん:02/10/03 22:00
バージンビューティー
これは表紙は安野モヨコが描いてて超可愛いのにすざまじい内容で後味わろし。
ダマサレタ
284 :
無名草子さん:02/10/04 00:50
江戸川乱歩の「空気男」と「悪霊」を挙げる人はおらんかね。
285 :
無名草子さん:02/10/04 00:52
あげ。
渡辺温「可哀相な姉」。青空文庫で読んでみてしまった。
ううー。
287 :
無名草子さん:02/10/06 21:41
渡辺温「可哀相な姉」。
そうですか? どーってこと無いじゃん。
288 :
無名草子さん:02/10/09 23:02
落合恵子の「セカンドレイプ」
289 :
無名草子さん:02/10/09 23:40
村上龍の「イン・ザ・ミソスープ」はかなり後味悪し。
290 :
無名草子さん:02/10/11 03:17
禿しく遅レスでスマンが、誰も突っ込んでないようなので
>>131 それは小松左京の「凶暴な舌」ではないかと。
文庫の解説に「スプラッタ描写の極限」とかなんとか書いてあったけど
漏れはバカバカしさに笑いながら読んだ記憶が。
スレズレご容赦
291 :
無名草子さん:02/10/11 14:58
カズオ・イシグロ全部。
特にあげるなら「日の名残り」
自分の脳内妄想と現実とのイヤなずれ加減が鬱。
292 :
無名草子さん:02/10/11 15:01
293 :
無名草子さん:02/10/12 06:00
京極夏彦作品
294 :
無名草子さん:02/10/12 10:13
今邑彩「茉莉花」(「よもつひらさか」集英社文庫)
最近読んだ本ではこれ。
295 :
無名草子さん:02/10/15 22:22
296 :
無名草子さん:02/10/20 06:55
>>170 禿げ同!
直木賞受賞作だからってんで期待して読んだけど
あまりのダルさに読む気がなくなったけど
でも折角買ったんだし我慢して最後まで読むかと思って
最後まで読んでハァ???
なんじゃこりゃ?
オチをつけとけよ!このボケ!
編集者も編集者なら、選考委員も選考委員だよ
この時から直木賞受賞作を見る目が変わりました(マジ
297 :
無名草子さん:02/10/20 17:46
山本文緒「群青色の夜の毛布」
キモい、暗い。こんな事を考えて本を書くなんてまったく…って
感じ。映画化までされててびっくり。読んじゃいかんです。
298 :
キャロルくん:02/10/20 17:50
299 :
無名草子さん:02/10/26 04:06
ユウミリは、読んでて、なんか自分に酔ってるのが透けて見えてきてもう全部嫌。
あほか、こいつって感じ。ファンの人ゴメンナサイね。
乃南アサだったら、「紫蘭の花嫁」が一番やーな気分になった。
岩井志麻子作品も、救われない気持になる・・・。
300 :
無名草子さん:02/10/27 00:32
花村萬月の『イグナシオ』
主人公のイグナシオの行動がとてもやりきれない。
破滅的行動の犠牲となった多くの脇役達に合掌である。
301 :
無名草子さん:02/10/27 01:16
同じく。花村萬月さんで、「ぢんぢんぢん」。
すごくおもしろくてエロくて1週間かけて読んでいたのに、、、
最後はあれかい…。ひどく落ち込んでしまった。
救ってほしかった。。。
302 :
無名草子さん:02/11/01 18:31
ドストエフスキー「悪霊」・・・これくらいでヘタッてたらロシア文学なんか
読めないらしいけど、俺には無理だ!あんまりすぎる。
水滸伝・・・一番悪モノは宋江。こいつが一番悪魔。なんでこんな奴が
英雄なんだろう?実際に中国人にきいてみても「お前さんの考え方がわからん」
のだって。う〜ん、おれって変?
ギリシャ・ローマ神話・・・こんなわがままな神々のどこがいいんだ!
救いが全然無い。こんな人を弄んで喜ぶ神よりも、イエス・キリストに
救いを求めた当時の民衆の気持ちが理解できる。帝政ローマ末期は
ほんとに神がいなかったんだろうね。
日本だと馳星周と東野圭吾の作品全部。そんなに人をウツにして
たのしいのだろうか?後味わるかったら面白いって勘違いも甚だしい。
303 :
無名草子さん:02/11/01 18:40
桐野夏生のOUT
死体解体描写がグロくて云々ではなく
結末の部分だけ、小説全体から激しく浮いている。
重いの我慢して最後まで読んだのに、ひどすぎる。
304 :
無名草子さん:02/11/01 18:57
既出かな?
「海辺のカフカ」
305 :
無名草子さん:02/11/01 20:23
306 :
無名草子さん:02/11/01 20:35
>>64 ムーンパレスね
鈴木光司の「ウォーター・カラー」
これ、後味悪いよ。意味わかんないから誰か解説して欲しい。
「ほの暗い水の底から」に入ってるやつなんだけど。
>>302 神話は小説じゃないと思うけど、気持ちは解る。
仏教ので、今昔物語にも載ってる話で嫌なのがある。
猿・狐・兎が老人(正体は天帝釈)を助けようとして、
猿と狐は木の実や魚を持ってくるんだけど、兎は何にも用意できなくて、
自分を食べてくれって火に飛び込むの。
天帝はそれを哀れんで黒焦げの兎を月に上げてくれるんだけど、
その前に助けてやれよとか思った。
しかも、その火を猿や狐に準備させるんだけど、ヤツらは兎に
「人に火ィつけさしといて手ぶらかゴルア! (゜Д゜)」って怒るんだよ。
もう兎が哀れでならん。せめて行き返してやれとか思った。
かなりスレ違いかもスマソ
308 :
無名草子さん:02/11/03 13:48
>>302 うーむ、東野圭吾は確かに後味が悪いのが多いと思うんですけど、
例えば「同級生」や「分身」なんかはどうでしたか?
自分はこの2作品はラストも凄く好きなんですけど。
309 :
無名草子さん:02/11/05 00:06
『蠅の王』はラストはまあやるせない。
マジメなヤツ・健気に生きてる登場人物が残酷に殺されたり
レイプされたりすると大抵後味悪いわな。
誰が書いたか忘れたけど『夏の葬列』も鬱。
世の中には知らんでいい事が沢山あります。
310 :
無名草子さん:02/11/05 06:12
ドラゴン村上の作品はホント、トラウマになりそうな程強烈なのが多いですね。
既出だけど、「トパーズ」の中の一つ(アレですね・・・ちょっと思い出して鬱入りました)、
「限りなく透明に近いブルー」も唯一買ったのに最後まで読んでない本です
(レイプの描写とか言うのは生理的に俺は無理です)。
ドラゴンは「69」と「走れタカハシ」が最高に好きです。あの人は文は好きなんだけどたまに痛い・・・。
ドストエフスキーとか春樹とかの絶望とかある種の諦観じみた後味の悪さはかなり好きですけど・・・。
311 :
無名草子さん:02/11/05 17:01
ハーラン・エリスン「少年と犬」
衝撃的ではあるが、ある意味すがすがしくもある結末は
感情移入の相手を間違えると後味が悪いはず。
312 :
無名草子さん:02/11/06 02:54
最近まで週刊文春で連載してた桐野夏生の『グロテスク』。
最後を締めくくるユリコの姉が自分の一番嫌いなタイプの性格だったので。
どこにでもいるようなただのパッとしない女ってだけで、実はそれ程不幸でもないくせして、
さも世界中のコンプレックスを背負っているかのような態度に何だかイライラする。
313 :
無名草子さん:02/11/16 15:57
松谷みよ子のモモちゃんシリーズとか「二人のイーダ」に出てくる
お母さんてちょっと自分勝手だなあ、て思う。二つや三つの幼児を
家で一人で留守番させてでかけてしまうとか、いつもいつも仕事優先で
子供をあまりかまわない・・育児は人任せ。自分の都合ばかりで
子供に負担をかけてるという印象を受けたよ。モモちゃんは一歳で
もうおむつはずされたんでしょ?託児所にあずけるために。シングルマザーで
生活費稼がなきゃならないから必死だったのか。
>>313 一歳でおむつはずれりゃ、それだけ結構なことはないのでは?
普通だったら、はずそうとしてもはずれないよ。
パンツにうんちついて、うひーんだよ。冬の水は冷たい。。。
トイレットトレーニングだって、失敗したら、トイレ嫌いの子になっちゃうしさ。
いやー子育ては難しいよ。(ってスレ違いか?スマソ)
315 :
無名草子さん:02/11/18 06:04
>>313 モモちゃんが一歳の頃はまだシングルマザーではなかったと思われ。
316 :
無名草子さん:02/11/20 21:40
>>310 「限りなく〜」がだめなら、「イビサ」「インザミソスープ」は
読まない方がいいと思われ。
個人的に「ミソスープ」は途中で2、3度めげそうになったけれど、
後味は悪くない。「イビサ」は最後にあーいう風になってしまうなんて
むごい・・けれど、主人公があっさりしているから、鬱にはならん。
で、ドラ本で一番後味悪いと感じたのは・・・
「村上龍映画小説集」
「ミソスープ」のにあるようなむごい表現はないけれども、とにかく
この虚脱感といったら・・・。鬱ウチュウトゥ
あと「初めての夜 2度目の・・」
中年くささが気持ち悪い。
317 :
無名草子さん:02/11/21 22:16
「秘密」東野圭吾 評判悪いね、いやいいのか?
後味悪かった人は、登場人物に感情移入し過ぎじゃない?
残りページ数少なくなってきた時点で、さあダマされるぞ、ヤラれるぞ
やられたぁ!ていう快感がいいとおもうんだけど。
でも読了後、カバーはぐって愕然!
けっこうおれも感情移入してたわけね。
318 :
無名草子さん:02/11/26 10:14
高橋たか子の「誘惑者」。
これ読んでからというもの、三原山には是非行ってみたいような、
逆に絶対行ってみたくないような、複雑な感情を抱くようになった。
319 :
無名草子さん:02/11/27 13:17
少し前に世が絶賛していた『半落ち』。
最後までたったひとつのネタを引っ張り続ける。
「こんだけ引っ張ったんだから楽しませろよ?」
とラストに至ると、オチはたいしたこと無い。
つーか引っ張りすぎるから読んでて飽きてくんだよね。
ああいう話は短編でやってくれ。
一冊分にするなら、もっと各項の人物で「読ませ」てくれ。
320 :
無名草子さん:02/11/27 14:11
>>318 高橋たか子 いいですねえ。
「空の果てまで」も後味悪いっていう人いるけど私はいい。
321 :
無名草子さん:02/11/27 16:08
>>320 318です。「空の果てまで」は私まだ読んでないです。
「天の湖」は読んだのですが、これも後味良いとは言えなかった。
でも凄く好き。後味の悪さでは「誘惑者」に敵いませんけど。
>>321=318
高橋たか子読んでる人いてうれしいなあ。
私も三原山と聞くと「誘惑者」のことが思い出されてしまう人です。
# 高橋たか子スレってさすがにないですね。
323 :
無名草子さん:02/11/27 17:37
児童文学だったかとも思いますが、
「ふうせんの日」とかいうのがかなり鬱、な内容でした。
作者は忘れましたが、原発事故を扱ったものです。
同じ放射能ものならば、
レイモンド・ブリッグズの「風が吹くとき」もかなり鬱です。
324 :
無名草子さん:02/11/27 18:15
「流星たちの宴」白川道
最後、何が理由で主人公がつかまったのかわかんない。
とりあえず、面白かったんだけど
ちょっと最後ははっきりしてほしかったな。
ってこういう後味の悪さもアリ?
325 :
無名草子さん:02/11/27 18:21
かたまりますた
>>324 ブラックマンデーでハサーンしたんだろ?
で、導入がばれてあぽーん。
ああ、名前欄に番号入れときゃ良かったんだ。
>>320 私も高橋たか子の名前を出して、こんなに早く反応返ってくると思ってなかったので
嬉しかったです。
お陰で彼女の本が読みたくなって、図書館で「亡命者」と「土地の力」の
2冊を借りてきました。さあ、この2冊の後味は如何に。
> 高橋たか子スレってさすがにないですね。
名前自体見ませんよねー。
328 :
茨城陸 ◆WgohBatObk :02/11/28 17:57
花村萬月の「ぢん・ぢん・ぢん」「風転」「鬱」は後味悪すぎ。
329 :
無名草子さん:02/11/28 18:46
>>318 私も高橋たか子好きです。
「怒りの子」(確か、結婚している姉と密かに思っている男性が愛し合っていると
邪推しているような内容)ってなんとなく「誘惑者」を思わせる感じがします。
330 :
無名草子さん:02/11/28 18:48
「肩ごしの恋人」唯川恵。つか、なんであれが直木賞?
ラストひどすぎ。×3フリーターと妊娠女の共同生活で
子育てなんて出来るのか?作者の良識を疑っちゃうよ。
新井素子の「今はもういないあたしへ」
これほんとに後味悪いです。
主人公は何も悪いことなどしていないのに・・・あのラストは悲惨すぎ。
332 :
無名草子さん:02/12/04 17:22
星の金貨
333 :
無名草子さん:02/12/04 17:22
星の金貨2
334 :
無名草子さん:02/12/04 17:22
アルジャーノンに花束を
清流院流水「コズミック上下」「ジョーカー上下」
嫌いな人に「なんかいい本教えてよ♪」って言われたら
笑顔でこれを差し出す。後味が悪いだなんて可愛いもんです。
たきびの薪にさえならない。
336 :
無名草子さん:02/12/04 22:56
筒井康隆「三丁目が戦争です」
何故これがリア小2年の学級文庫にあったのか、
当時の担任を小一時間問い詰めたい。
337 :
無名草子さん:02/12/05 00:22
ゲラゲラゲラゲラ _ ___ ゲラゲラゲラゲラ
ゲラゲラゲラゲラ _| |_l _ | ゲラゲラゲラゲラ
ゲラゲラゲラゲラ |__ | L_| | ゲラゲラゲラゲラ
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ゲラゲラゲラゲラ l_ / | || | ゲラゲラゲラゲラ
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|::::::::::| \ しi / |::::::::::::|
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338 :
無名草子さん:02/12/05 02:41
a
339 :
無名草子さん:02/12/05 05:23
age
340 :
無名草子さん:02/12/05 19:54
車輪の下。
「女の一生」そのまんまじゃねーかよ…
342 :
無名草子さん:02/12/05 21:51
作者名は忘れてしまいましたが、「くだんのはは」という短編。
最後の数行で背筋ぞわぞわ・・・。
343 :
無名草子さん:02/12/05 22:35
柳ミリ。田口何とかの。
後味悪いというか、読むの疲れた。周りにいて欲しくない人たち?
344 :
読まず嫌い:02/12/05 22:40
千草忠夫の本。
347 :
無名草子さん:02/12/06 16:26
船戸与一の作品も「山猫の夏」を除いたら大体
後味わるい。「伝説なき地」だったっけ、あれのラスト
よんで本を地面に叩き付けた。あと「蝦夷地別件」も
たたき付けたなぁ。
とくに短編集はひどい。黒人に恋人を輪姦されて殺されて
自分も殺されるみたいなのから、周りにいいように利用
されて善人を暗殺させられたうえに自分もアボーンされる
とか、そんなのばっかり。
348 :
無名草子さん:02/12/08 12:57
もしかして殿堂?
「ハンニバル」読んだあと、「羊」込みで放り捨てた。ジョディ・フォスターが
クラリス役を辞退したと聞いて納得。映画だけ見て後味悪い、とか言ってる人に
原作読んでみやがれ、とお奨めしてさしあげたい。
349 :
無名草子さん:02/12/08 14:57
宮本輝「わたしたちが好きだったこと」
ラストに感動しなくちゃだめかね・・・
なにがいいのかわからなかった。
病気なら何しても許されるのかな。
良い意味で後味悪いのは「喪服のランデブー」
351 :
無名草子さん:02/12/14 21:26
東野圭吾、高得点ですねえ(苦笑)
私的にはなんと言っても東野の「白夜行」ですね。
読んでる最中いや〜な小説でも最後の最後にはそれなりのカタルシスがある
のが普通なのに
これは本当にいや〜〜な読後感だけが残った小説です。
352 :
無名草子さん:02/12/14 22:14
>348
「ハンニバル」のラストは映画関係者でさえどーか?といってた
らしいからねえ・・・。
私は即ブックオフ逝きにしますた。
となりの家の少女
虐待ものだけど北九州事件とどっちがひどいかよくわからん。
他にも虐待ものは後味が悪いので買わないようにしてるが
そういうこども達の受け入れとか教育をやってる人が書いてるのも
あるんだよね、啓蒙運動の一環だろうけど。
ITとよばれたこどもとか、ゆうれいみたいなこどもとか。
とにかく読むだけで運が悪くなりそうな人間嫌いになりそうな。
354 :
無名草子さん:02/12/18 17:24
倉橋由美子とか・・・
355 :
bloom:02/12/18 17:26
青の炎。
ある意味で、相当後味悪い。
357 :
無名草子さん:02/12/18 23:27
そういえば「青の洞窟」っていうのが日清からでてたけど・・・後味悪かったな(w
358 :
無名草子さん:02/12/20 17:17
359 :
無名草子さん:02/12/20 17:48
キングの「シャイニング」は何かイヤ〜な読後感だったな。
「ランゴリアーズ」や「デッド・ゾーン」はすごくいいラストだったんだけどね。
360 :
無名草子さん:02/12/22 00:43
>357
ちゃんとアルデンテにしたかい?
ふん!
殺すと気分悪いんだよぉっ。
春樹って詩んで。
隣の家の少女は虐待メインではないでしょう
363 :
無名草子さん:02/12/23 19:04
364 :
無名草子さん:02/12/27 04:38
村上龍氏の作品はとても好きですが、
「トパーズ」のなかの「ペンライト」は吐き気がしてきて、
しばらくあるモノは食べれなかった。
気持ちが萎えてしょうがない作品でした・・
365 :
無名草子さん:02/12/29 20:35
恩田陸
内容もラストもワケワカラソ
366 :
無名草子さん:02/12/29 20:43
>>1さん
私は障碍歴約40年の男です。前からこのホームペイジを見ていて不思議に思い
また、憤りをおぼえていた者です。
この掲示板では、feelさん、前の大野氏いずれも障害者としての正当な権利や意
見の主張をしたに過ぎず、それを受け入れないばかりか他の主張も、健常者に媚
び諂い、同じ障害者を援護するどころか、貶めている傾向がある。
過去と現在の障碍者を取り巻く扱いは明らかに不当であり、差別であった事は
火を見るより明らかな事実であってそれを改善するという正義の革命は
今以上に性急に行わねばならない障害者の権利は、これを健常者が無条件で
受け入れねばならず、それに異論を唱えるものはすべて差別主義者であると言
わざるを得ない。
あらゆる物事、結婚、就職、就学などに障碍を理由にして断わられる事はあっ
てはならない
もしそれらを行った場合、その個人または団体に対し、刑事または民事で訴え
られるような法律の整備こそが最優先で、また、障碍者差別をなくす唯一の方
法であると確信しています。
障碍、健常のお互いの理解などは不可能です
健常である事は暴君であり、障碍を得ている者は市民であり、強者と弱者、お
互いにお互いの心など酌みようがないのはあたりまえと言えばあたりまえであり
仕方のないことである。
小生も40代にして、いまだに独身なのは障碍のせいではなく障碍を差別視する
世の中の風潮や、世の中の女性の悪しき思想のせいであることは言うまでもなく、
今まで何人もの女性に自分の偽りのない愛を告白して来たが、みな障碍を理由に
断わられてきたという、あからさまな差別を受けてきたのである。
真のバリアフリーや真に差別をなくすという事は健常者と障碍者が話し合い行う
ものではなく、障害者の要求と要望をすべて健常者と社会が受け入れるべき
なのである、現在のような差別発言や、差別発言を行う者への援護の書き込みは
厳に慎まれたい。
障害者特別性交特権の早期実現を!
筒井康隆の七瀬三部作の「七瀬ふたたび」。
三番目がある、って知ってても「ええっ・・」となってしまった。
救われない、救われない。ヽ(´Д`)ノ
『心臓を貫かれて』
こんなもん訳すなよ春樹…
369 :
無名草子さん:02/12/31 19:38
>>364 ペンライト、私もだめでした。
(食べられなくなったのは貝?)
でも村上龍だったらインザミソスープのほうが読後感悪かったなー。
370 :
無名草子さん:02/12/31 20:56
>>368 『心臓を貫かれて』
あれって、アメリカの暗黒部分好きな自分は面白く読んだんだけど
最後まで父親の秘密が謎のまま明かされないのが後味悪かった。
(どうせ、若い頃殺人犯してたとかいう話だろーさと推測したけど)
371 :
無名草子さん:02/12/31 20:56
>367
三作目はさらに救いが無いが。
373 :
無名草子さん:03/01/02 03:23
洋物で年上の女の人との物語。その人実は文盲かなんかでしばらくして再会。
太ってて臭かった。果ては女の人は自殺。とっても救いがなく暗くなった記憶が……。
かなり衝撃受けたけど、結局生きてくってことは忘れちゃうってことか。
タイトルさえも覚えてないって情けないです。
374 :
無名草子さん:03/01/02 03:33
花村満月 「ぢん ぢん ぢん」
あのラストは酷すぎる・・ 数時間立ち直れなかった。
375 :
無名草子さん:03/01/02 05:53
>369
そう!貝っていうか、貝の形に似たパスタだったような気がします。
今でもマカロニサラダ見ると思い出します。
「ペンライト」のような行為に性的に興奮するかもしれないっていう事を考えると
ほんとに気分悪いです。
「インザミソスープ」も後味悪いけど、まだ希望がありそうなのでマシかな。
村上龍さんは現代の日本人は希望を必要としてないって言ってましたね・・・。
>>373 『朗読者』じゃないかな。
年上の恋人の末路は自分も結構ショック受けた。
ナチに荷担した責任を取るための自己懲罰にしても、
そこまで一人で抱え込むことないじゃん…って落ち込みマスタ。
377 :
無名草子さん:03/01/03 05:49
>376
そうです!ありがとうございます。彼女は彼が本読んでくれるの好きだった。
それから二人は心通わせていくんだった。そのときはなんてぴったりなタイトル
って思ったものでした……
378 :
無名草子さん:03/01/05 14:08
避暑地の猫
登場人物全員に嫌悪感を覚える。
でも結核お嬢様はべつかな。
379 :
無名草子さん:03/01/05 23:53
25歳。
去年まで金無し君だったけど、オンラインカジノとパチンコで
二年で350万貯めた。一度やってみなよ。
初回のみだけど、1ドル以上のチップを買えば30ドル(4000円くらい)貰える。
もらうだけもらってプレイせずに換金することもできるし、ルーレットで赤か黒に
思い切って賭けてしまえば50パーセントで二倍になる。
金なきゃオフラインでゲームすればいいだけ。暇つぶしになる。
ビデオポーカーとかスロとか色々あるのでマジでお勧め。
http://www.imperialcasino.com/~1h4n/japanese/
ジョージオーウェルの「1984年」
残酷描写については龍とか乱歩ほどじゃないと思うけど、
主人公の精神が壊されていく過程が怖い。
正直、読み終わった後かなりヘコミました。
(^^)
382 :
無名草子さん:03/01/19 02:01
>>336 それからSF物読み始めた三十年近く前の漏れの記念の作品です。
挿し絵が永井豪のやつ。
383 :
無名草子さん:03/01/19 03:05
ケッチャムの「隣の家の少女」これはすごい。凄まじいよ。
2chのスレの7割
(^^)
387 :
無名草子さん:03/02/16 23:56
やっぱり、はるきちゃん だべさー。
388 :
無名草子さん:03/02/17 02:16
リアル鬼ごっこ
何で買ってしまったのか・・・(ウツ
389 :
無名草子さん:03/02/17 04:19
芥川の「暗中問答記」
古典では、「堤中納言物語」の中の「ほどほどの懸想」。
あの後味の悪さったらないよ。
シドニー・シェルダン「よく見る夢」
すがすがしいハッピーエンドの文体で、実は・・・ガクガクブルブル
391 :
無名草子さん:03/02/20 23:07
ハリーポッターと炎のゴブレット
マルフォイの父親がどうなったか続きが気になる。
392 :
無名草子さん:03/02/20 23:10
リングとらせん後味悪い&マジ怖い
393 :
無名草子さん:03/02/20 23:11
指輪物語2つの塔
サム「フロドさま〜〜〜〜〜」
394 :
無名草子さん:03/02/28 23:49
電話がなっている
395 :
無名草子さん:03/03/02 12:43
森岡浩之の『スパイス』(短篇)
ハッピーエンドの余地を残しといても良かったのではないか?
(^^)
397 :
無名草子さん:03/03/19 04:05
>>319 剥げ同。ラストで作者力尽きるの典型ですな。
自分の中で最強なのは「死に至る病」(キルケゴール)。
15の時から数えて五回読んだがまだ理解できん。
やぱし「キリスト者」じゃないと無理なのだろうか?
398 :
無名草子さん:03/04/06 20:18
安楽死っていうやつ。
イマイチわかんないし
399 :
無名草子さん:03/04/08 23:59
リアル鬼ごっこ
400 :
無名草子さん:03/04/09 01:16
乃南アサの「暗鬼」
納得いかない
北村薫
(^^)
403 :
無名草子さん:03/04/19 04:59
子供の頃に読んだ三島の魔法瓶かな。
あと、海?題名忘れたけど。
あの辺の話は、子供心にあまりいい印象をもてなかった。
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
406 :
無名草子さん:03/04/20 16:55
リアル鬼ごっこ。氏んでくれ
あと、新堂冬樹?だったかの忘れ雪。
リア鬼とは違った意味で納得いかない。
前半は表紙の可愛い雰囲気を保った純愛って感じなんだけど
後半、意味不明。路線変わってて嫌。キモすぎ。
主人公が恋に盲目になってツッ走ってるだけ。
黒田晶『メイド・イン・ジャパン』
読了後数時間は気持ち悪かった。
408 :
無名草子さん:03/05/06 15:41
鈴木光司「神々のプロムナード」
最悪の読後感。てかカネ返せ!
>>408 同意見!おれだけかと思った。
鈴木光司は、終わった・・・・・・・・・
410 :
無名草子さん:03/05/06 18:57
東野圭吾、松本清張
でもあの後味の悪さがなんとも言えず好き
411 :
無名草子さん:03/05/06 20:56
ネルソン・デミルの「チャーム・スクール」
冷戦下のソ連に駐在、拘束された将校(外交官?)が主人公で。
クライマックスはその捕らわれの将校を助けに、
恋敵の外交官が敵地に飛び込んで行く、という話。
で最後は、逃げ出す際に捕らわれてた収容所にサリンを撒くんだ。
その収容所には面倒を見てくれた女医さんなんかも居るのに・・・。
412 :
本当の話です!読んでください。お願いします!!!:03/05/06 21:01
413 :
無名草子さん:03/05/06 21:18
おー、まだ出ていないようだから書いておこう。
ミッチェル・スミス「ストーン・シティ」。
ひき逃げで服役中の大学教授が刑務所内で捜査する話なのだが、
これが、もうゴールディングの「蠅の王」より後味悪いと言っておこう。
新潮文庫、上下2冊、本屋にはもうないけど、ブクオフに山積みだよ。
414 :
無名草子さん:03/05/06 21:25
ガイ出かもしれないけど、ブコウスキーの「町でいちばんの美女」。
416 :
無名草子さん:03/05/07 14:20
417 :
無名草子さん:03/05/07 18:00
[呪怨」その後も永遠に彼女は
同じ過ちを繰り返すのだろうという
ことを考えると
今日読んだカフカの「変身」
あそこまで主人公が可愛そうな小説は始めて見た
もう二度と読まねぇよ…
419 :
無名草子さん:03/05/18 13:46
板東真砂子「山はは(やまはは)」
読み応えがあって面白いといえるんだけど、
ラストが怖くて救いが無くて鬱。かなりトラウマ。
喫茶店で人を待ちながら、読み終えたのだが
厭ぁな後味で人に合う気分じゃ無くなって、そのまま家に帰って寝た。
しばらく立ち直れなかった。
>419
おまえと会う予定だったやつは散々だな
421 :
無名草子さん:03/05/25 19:30
箙田鶴子著『神への告発』
もう、マジ、読後熱出しました。
20年以上経った今も、思い出すと真っ暗な気分になります。
しかも、実話・・・・・・
422 :
無名草子さん:03/05/25 20:04
>412
乱立とは思いつつ、スレ違いで無視するにはあまりに重いので・・・。
忘れてはいけない、忘れることも出来ない事件でした。
何の落ち度もない少女を残虐非道に殺害した殺人者グループはもとより、
彼らが未成年だということで、何となくかばっていたマスコミにも
猛烈に腹が立ちました。
(最低限 釈放前に、殺人犯共に去勢くらいはして欲しかった)
でも、ここは、後味の悪い「小説」スレです。
多分、レスは来ません。ごめんなさい。
423 :
無名草子さん:03/05/28 04:18
「天国に一番近い島」森村 桂だったが、昔真性厨房の時代よんだが、読後感というか
作者の写真見て・・・・・・・・。てめ〜〜ええかげんにせいよ、何てこと考えちゃ駄目。
宮部みゆき「模倣犯」
この人の作品はどれも勧善懲悪ではないのだが、それまでの作品には基本的に
悪者でも心底憎むことはできない部分があったが、これの犯人にはそれが全くな
く、ただ邪悪そのものなのに、そいつの犯した罪の大きさの割に決着があまりに
あっさりつき過ぎている。
∧_∧
ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄〕
= ◎――◎ 山崎渉
427 :
無名草子さん:03/06/02 22:21
漏れは今小説書いてるんだけど、内容は
主人公が同じクラスの人に恋をして、でもその思いを伝えられないでいる。しかし、卒業式をきっかけに手紙を下駄箱
に置いた。恋の対象者は手紙を読む。それから、主人公を探すが、卒業式の一週間後、主人公が交通事故で死んだ
のを知ってしまう。という内容。
428 :
無名草子さん:03/06/03 21:26
>>427 正直、良くある話としかいいようが…。
斬新さも後味の悪さもそこからは感じられないので、後は筆者の実力次第と思われます。ガンガレ。
『41番の少年』。
何か…もう…。
救いなさ過ぎ。読後感の何ともいえない後味の悪さという点においては、
一番秀逸ではなかろうかと。
何を考えてあんな救いの無い話にしたのか。
でも個人的には『明くる朝の蝉』のほうがしんみり来たけどね。
後味悪いと言うか、可哀想だった。
430 :
無名草子さん:03/06/04 15:40
小説はみんな後味悪いぞ。
なにせ「うそ」だからな。
わし、1日何時間も無駄にして
大したことのない人間の妄想に付き合うのきっぱりやめたわい
431 :
無名草子さん:03/06/04 16:46
村上春樹「羊をめぐる冒険」
もう駄目駄目です。。。。
432 :
無名草子さん:03/06/04 17:13
>>430 とか言いつつ、ついつい習慣でこの板に来てしまう430萌え(´Д`;)
坂東眞砂子の「山姥」はガイシュツ?
ストーリー自体も、汗っぽい鉱山町や雪で隔離された山奥の村から
抜け出せなくなるような暗い話だけど、
それより何より母に勧められて読んだことが…
母親がどんな顔してあのどぎつい性描写を読んでいたかと考えると
別の意味で後味悪い…。
親から坂東作品・・・・やだ。
ケッチャム位やだ。
ロバート・ゴダード著『一瞬の光のなかで』(扶桑社文庫)
最後まで読んで、ぐああああ。
>>413 『ストーン・シティ』は同意。
思いついたところ。
セオドア・ローザック著『フリッカー、あるいは映画の魔』(文春文庫)
ジョン・ソール著『殉教者ペテロの会』(創元推理文庫)
ダン・シモンズ著『カーリーの歌』(ハヤカワ文庫NV)
『ガダラの豚』これを面白いと言うやつの気持ちが理解できない
あげたりする
437 :
無名草子さん:03/06/21 16:30
小説に毛が挟まっていたら嫌だな。単純に。
438 :
無名草子さん:03/06/24 21:56
V.Cアンドリュース
『愛の傷跡』
この本に救いはないのか
439 :
無名草子さん:03/06/24 22:08
セメントだるからの手紙
鳥肌たった
440 :
無名草子さん:03/07/08 16:44
>>438 VCアンドリュースは全てにおいて大ファンなんだが・・・
あと、ケッチャムの人間食べる内容の本読んで(タイトル忘れ)
ウインナーが食べられなくなりましたが・・・
441 :
無名草子さん:03/07/08 16:51
童話は後味悪いものがけっこうある
人魚姫
マッチ売り
呼ぶ子鳥
などなど
442 :
無名草子さん:03/07/08 18:53
白いくまとくすの木
椹野道流の『無明の闇』他
幼女レイプ解剖オタク犯人幽霊化
何でもあり。
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
既出だったらごめんなさい
花村萬月「ぢん・ぢん・ぢん」。
この本で語られる「期待される女性像」に
マジで死にたくなったよ(笑)。
∧_∧ ∧_∧
ピュ.ー ( ・3・) ( ^^ ) <これからも僕たちを応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄ ̄∪ ̄ ̄〕
= ◎――――――◎ 山崎渉&ぼるじょあ
『悪童日記』三部作。
読み終わって三日ほど鬱だった。
あんな人生ってありなんだろうか・・・・
448 :
無名草子さん:03/08/03 11:57
「ガダラの豚」
買ったことをひどく後悔しました。
449 :
無名草子さん:03/08/03 14:03
後味の悪い小説って、
出来が悪くて最悪ってのもあるけど、
出来が良くて気分的に鬱になるけど、
最後まで読んでしまうというのがあると思う。
後者の意味で、
ポール・セローのモスキートコースト
とかお勧め。
でも、鬱になるのも快感だよね?
450 :
無名草子さん:03/08/04 01:00
まどろむベイビーキッス
マジ鬱。
451 :
無名草子さん:03/08/04 07:48
「野火」
これは酷い。
中1のときに読んぢゃったもんだから半分トラウマ。
453 :
無名草子さん:03/09/19 22:32
新堂冬樹の「溝鼠」・・・と、やっぱりぃ「隣の家の少女」!
「闇の子供たち」も かな
454 :
無名草子さん:03/09/20 18:55
フォークナーの「死の床に横たわりて」
オチの一文はあまりに衝撃的。やりきれない気持ちになること必至。
あ、いい作品です。
春樹の「国境の南、太陽の西」。
春樹は好きだけどこの小説はひどい。なんか前半は良かったのに後半から
変な気持ち悪い粘膜に包まれるているような雰囲気だった。
SEX描写がいくらなんでもキモ過ぎる。
>>455禿同
セクース描写はいらん。春樹のセクース描写はキモイ
へーどんなふうに?グロいのか?
春樹って、なんだか読む気がおこらないんだけど。どうしてかなぁ。
458 :
無名草子さん:03/10/03 01:15
459 :
無名草子さん:03/10/17 20:48
ドストエフスキー「罪と罰」
こんだけ長いことひっぱといて、まとめはそれかい!ってなった。
ま、そこにたどりつくまでに十分たのしんだけどもね。
あと味悪い小説・漫画読んだ後の感情が俺は好き
462 :
無名草子さん:03/10/21 09:40
色川武大の「狂人日記」
精神病の主人公がその病気から職場を追われ病院も追い出され女に捨てられて
自殺しようとするがそれすらも許されない
463 :
無名草子さん:03/10/21 15:25
>>455 村上春樹小説の主人公の男って
自己完結してるくせに
セックスでは女を満足させてるって感があり
嫌いです。
満足してると思ってるのはお前だけだよ!と女の立場から言いたい。
464 :
無名草子さん:03/10/21 16:33
アントニイバージェスの、時計仕掛けのオレンジ。
犯罪ばかり犯す少年を更生させる為の実験が怖い。強制的に残酷な映像を
見せ続け、目を閉じないようにクリップで瞼を止める・・・
ある意味処刑より残酷。
村上龍の、限りなく透明に近いブルー。
高校生の時に読んで、気持ち悪くなった。
465 :
無名草子さん:03/10/31 23:01
シドニー・シェルダンの本。
確かにいっきに読めるけど、読後感はなんか消化不良っぽい。
おもしろい、けれど嫌いな本。
466 :
無名草子さん:03/10/31 23:36
「裸のランチ」 - ウィリアム・バロウズ
ジャンキーやセックスの描写はどれも超現実的なのに、
妙なリアリティーがあって気持ち悪い。
しかも、全く理解できない。
467 :
ネタバレ注意:03/10/31 23:42
黒崎緑(だったけ?)の『未熟の獣』。
一応推理物で、殺人事件の犯人も逮捕されて、ハッピーエンドという所、
最後の最後で主人公の恋人が手フェチという事が発覚、
滅多に使わない冷凍庫を開けたら子供の手が出てきたり、
年の割に幼く、純真で可愛いと評判の12歳のアイドルは
実は母に頼んで成長ホルモンを抑える薬を打ってたとか
何というか、ウワーって感じだった。
あと、父に性的虐待を受け、母にそれがばれ、
かばうどころか今度は母からも暴力をを受け、
ろくに食べ物も与えられないという悲惨な状況にいる女の子が
変質者に攫われ、そんな最低な状況なのに
「家で殴られるよりも、おじちゃんといる方がいい。将来おじちゃんと結婚するんだ」
とか幼い頭で思っている所でぼろ泣きした。
468 :
無名草子さん:03/11/01 14:12
「未熟の獣」読みました。
公園でママたちと仲間にならなければならないと思い詰める
磯村貴子にゾゾッとしました。
ハムレット。
・・・戯曲は読みにくい。
470 :
無名草子さん:03/11/03 09:18
「オフシーズン」読了。
○○があっさり殺されて丸焼きにされてしまうのにショックを受けた。
それと,チンチンを××されるところ。
ショックはショックだったけど,「都会族」が「食人族」に襲われた
一夜,というレベルにとどまっているのが,食い足りない感じ。洞窟の
檻に監禁されていた少年の視点で再構成したらどうなるだろうか,と思
った。
>28,>30 で紹介があったように,実話にインスパイアされた作品との
ことである。
《作者あとがき》は,面白い。編集と著者との攻防が,具体的に描写
されている。一読の価値はあろう。
ただ,ダグラス・E・ウィンターの《序文》を冒頭に持ってきたのは,
どういう意図か? 解説でも「物語のネタばれをかなりしており,読後
の衝撃度が半減するからだ。」と書いているが,それなら冒頭に置かな
い方がいいのでは・・・(私は,序文などは無視して本文から読み進め
る人間なので助かったが)。「オフシーズン」を読むときは,序文は読
後に読むこと!
471 :
無名草子さん:03/11/03 09:19
472 :
無名草子さん:03/11/03 12:42
>>467 幼女ハァハァを期待して漏れも読んでみた。
陰鬱な気分になりますた。
473 :
無名草子さん:03/11/03 14:28
「未熟の獣」
児童文学のような外装はやめてほしい・・・中身との落差が・・・
474 :
無名草子さん:03/11/03 15:58
有吉さわこの「恍惚の人」
475 :
無名草子さん:03/11/03 18:17
戸梶圭太の「CHEAP TRIBE」
爽快なほどに後味悪い
476 :
無名草子さん:03/11/03 18:22
吉田知子の「無明長夜」
この世に救いは無いって感じにさせられる。
477 :
無名草子さん:03/11/03 22:42
石原里沙「くたばれ!専業主婦」
〜あ、小説ぢゃなかったね、これは。
たまにテレビに出てるけど、ブサ加減にビビリますた。
本の内容と容姿は関係ないけどさ・・・あれはヒド・・・
着飾ってコレかよって感じですた。
478 :
無名草子さん:03/12/03 01:34
パークライフ書いてる人の新作
479 :
無名草子さん:03/12/03 19:11
ミステリーだけど、東野圭吾の本って後味悪いの多すぎない?
「白夜行」とか「殺人の門」とかね。
後味悪いってのとちょっと違うけどすっきりしないのも多い。
「魔球」とか「放課後」とか。終わらせ方が下手なのだろうか?
本人はそういう芸風が売りと思っているんじゃない。
481 :
無名草子さん:03/12/03 23:59
夢野久作 「ドクラマグラ」
作品も脳みそもデジャブ!
無理に理解しようとすると精神逝ってしまわれます。
482 :
無名草子さん:03/12/19 22:33
谷崎潤一郎の「卍」。
谷崎は大好きなんだが旦那が光子さんと寝てしまうラストには納得いかなくて・・・
「阿Q正伝」魯迅。アフォなドキュは淘汰されろってか?
>>479 漏れは、東野作品大好きなんだが、後味悪いっていうよりは、「切ない」って表現のほうがしっくりくる。
作者本人もそれを売りにしてそうだし
485 :
無名草子さん:03/12/25 01:43
あべこうぼう「砂の女」
単純に「永遠」という現象を考えると、すごく気持ちが悪い
東野圭吾の「白夜行」
最後の盛り上がりが中途半端だった・・・・。
急に失速したって感じ。
「隣の家の少女」が断とつトップ。このスレの横綱級ですな。
田中啓文「水霊」救いがない。この人、ジュニア小説でもそうだった。
ギャグ小説はすっごい笑えるんだが、シリアスはどれも、重く暗い。
まんがだが、平口広美「社会的責任」トラウマになった・・・
自分の中では、日野日出志以上の後味の悪さ。
489 :
無名草子さん:04/01/02 19:20
人間失格
490 :
無名草子さん:04/01/02 20:01
花村萬月の書く本は破壊的で破滅的なので基本的に後味は悪い。
「鬱」(つまらん)・「ぢんぢんぢん」もそうだが「二進法の犬」が一番鬱になる。
しかしその後味の悪さが好きだ〜。
「笑う山崎」の拷問の描写はそこそこエグイ。
貴志祐介の本は全体的に後味が悪い。
特に黒い家とクリムゾン。
黒い家なんて目欄じゃないととてもじゃないけど納得できなかったのに。
吉村達也の「文通」なんてもう最悪。
小池真理子の「墓地を見下ろす家」のラストも、もうちょっとなんとかならなかったのか。
角川ミステリー読むとストレスが溜まる。
492 :
無名草子さん:04/01/02 22:06
>>491 貴志にかなり同意。クリムゾンはあれだけ思い切った設定なのに
最後までもやもやした気持ちで読み終わったよ。
今から黒い家でも読むかな
493 :
無名草子さん:04/01/02 23:33
>485
でもあれはあれですっきりせえへん?
494 :
無名草子さん:04/01/02 23:51
>491
「墓地を見下ろす家」と「クリムゾン」、ドウイ。
「クリムゾン」続編書いて欲しいなあ。
「墓地を〜」も救いを残して欲しかったよ。
495 :
無名草子さん:04/01/03 01:49
「墓地を〜」は,俺的にはラストまですごくよかったけど。
496 :
無名草子さん:04/01/03 01:58
ラストまではよかったんだよなあー>墓地を〜
絶対どうにかなると思って読んでたせいか、ラストでかなりガクッときた。
497 :
無名草子さん:04/01/03 21:29
小説じゃなくてスマンが、平山夢明の本・・・・。
一応被害者本人から聞いた体験談ってことになってるが、
都市伝説に近いかも。
真偽はともかくとして、デムパは怖いなあーと思わされます・・・・・。
コーネル・ウールリッチの「夜の闇の中へ」。
読んでから13,4年位経っているのでアラスジも朧なんだけど、結末はアンハッピーエンド
という訳でもないのに、とにかくゾっとしたのを強烈に覚えている。(←ホラーではないです。)
あと、岩井志麻子のぼってえきょうてえに入ってる「あまぞわい」。
499 :
無名草子さん:04/01/04 00:47
優れた作品だけど嫌な気分にさせられる、という意味では、
今の日本人だと車谷長吉は最強だと思う。
500 :
無名草子さん:04/01/04 01:15
既出かもしれないけど,ジャック・ケッチャムは後味相当悪い。ロンリー・チャイルドとか隣の家の少女とか。あそこまで後味の悪い作品を書ける作者の顔が見てみたい..
>>502 なんかガルベス君思い出した。
昨日の古畑の。
504 :
無名草子さん:04/01/05 19:49
大江健三郎「芽むしり・仔うち」
戦中の疎開した少年たちの話。どす黒くて救われないラスト。
あそこまでドローンとしてるとかえって気持ちいいくらいだ
505 :
無名草子さん:04/01/05 21:19
ガイシュツかもしれないけど、『夏の滴』。
夏野祐狩だったか、桐生祐狩とかいう作家の。
作者名ちがってたらゴメソ。
>>505 「夏の滴」桐生祐狩が正解かと。なんか、とても邪悪な話だったね。
中二のとき何故か図書室にあった村上龍?の
トパーズ?を読んで乳に輪ゴムをつけて
ひょうたんみたいにしてパチンパチンやる描写が忘れられない。
文学少女だったのにもうトラウマ。
508 :
無名草子さん:04/01/06 17:37
後味悪いってわけじゃないが、戸梶圭太「溺れる魚」
結局主人公の2人は後半ゲロはきまくって犯人に逃げられるし、
その犯人を殺した奴も逃げちゃうし、運転手の飯田も後からとってつけたような感じだし・・・
なんかすっきりしなかった。いや、面白かったんだけど・・・
>>507 つうか『トパーズ』だったらもっとトラウマになる描写があるはず…
510 :
無名草子さん:04/01/07 00:30
人間失格。
後味わるい・・・
>>502 有り難うです。あんな顔からあんなグロい作品が生み出されてるのね..確か503さんに同意。確かにガルベスくんだ。おそるべし,ガルベス。
512 :
無名草子さん:04/01/11 13:56
「ゲームの名は誘拐」
結末をばらしかねないから、詳しくは言えないけど、狂言誘拐の理由が後味悪かった。
殺された本当のーーは、なんて人生だったんだと小説ながら思った。
でも、−−には、「薄幸の美少女」というイメージがするので、萌えを感じる。彼女の立場から見たものを
描けば、乙女ちっくな作品ができあがるかもしれない。
にんじん。
最近読んだのでは、浅田次郎の「日輪の遺産」。でもこれは、
作品全体を印象付けるのに成功してるな。
ケッチャムの「隣の家の少女」はアメリカで1965年に起きた事件が元となってるんだよね…
スレ違いなのでsage
515 :
無名草子さん:04/02/21 22:14
>>316 村上龍の映画小説集鬱かなぁ?
俺は奴の作品の中で一番勇気を与えられたが。
516 :
無名草子さん:04/03/09 18:03
「謎のカード」
仏蘭西婦人が紫色のインクで書いたカード。主人公は、フランス語が読めない。
そして・・・。まぁ、面白いんだが。
517 :
無名草子さん:04/03/09 18:08
桐野夏生の本全般、かな。
実際の事件に基づいて発想されたものが多いせいか、
結論がなくて、救われない。
518 :
無名草子さん:04/03/09 19:07
重松清の「疾走」
かなり最悪な読後感です。
出でないみたいだから。
「疾走」は重松にとって異色だが「疾走」以外も
読後、これ読んでもなぁ…って思う作品多し
519 :
無名草子さん:04/03/09 20:43
貴志祐介の黒い家を読んだ日、一般人をバットで撲殺していく夢をみた。最悪に後味
悪し。しかしおもしろい。
521 :
無名草子さん:04/03/30 23:00
宮本輝の本。
522 :
無名草子さん:04/03/30 23:11
やっぱり筒井康隆の「乗越駅の刑罰」
トゥローの小説にエンタテインメント的カタルシスを求めて読むと、激しく裏切られる。なんでミステリとして売られてるんだぁ?
作品としての質は高いから、いいんだけど。
524 :
無名草子さん:04/04/03 14:01
阿刀田たかし(字忘れた)の「恐怖同盟」。いい意味で後味悪い。
読後の感想は「あああ、あああ、あああぁあああぁぁぁぁ・・・」って感じ。
>>522 映画になった時、あまりの恐ろしさに見られず。
未だ未見。と先輩に言ったら歌われた。
「のーみほーさなーいと〜」「やめてくださああい!」
だめだこわくて歌詞を確認することもできない。
ぶっちぎりのケッチャム「隣の家の少女」
一度売ったのに、ブックオフでまた拾っちゃった。
人に貸して、この後味を共有させるためだ。
526 :
無名草子さん:04/04/17 02:24
加賀乙彦「夕映えの人」
後半から良くない。読む人が男性なら良いのか?
他1冊読んで この人飽きた。
527 :
無名草子さん:04/04/17 03:52
「誰がロビンス一家を殺したか?」
解答編の載った「ハヤカワミステリマガジン」を買いそびれて、
未だに犯人をしらん。
528 :
無名草子さん:04/04/17 09:52
痴人の愛
フレドリックブラウンの短編
「剥きにくい林檎」って誰か知らない?
怖いし後味ワルーな話
>>528 ジョージは幸せなようだぜ・・・
やつぁマゾだ。
そういや「ロリータ」のハンバートもマゾっぽかった。
531 :
無名草子さん:04/04/20 03:35
宮澤賢治の作品は結構あるね。
「猫の事務所」とか「貝の火」とかでてたけど、「よたかの星」とかも。
でも後味が悪いと言えば、やはりこれでしょう。
「フランドン農学校の豚」
やっぱ最強はカフカの「変身」だろ。
533 :
無名草子さん:04/04/24 20:21
まぁ「チリンの鈴」とか…
S・キングの「クージョ」と「ペット・セマタリー」。
けど
>>532 禿げしく最強!
読売の朝刊に連載してる幻覚
今朝で終わっちゃったんだけど…
537 :
無名草子さん:04/05/28 22:56
Dの「キぐるみ」
538 :
無名草子さん:04/06/04 22:18
藤沢周平の短編は後味が悪いモノが多い。
539 :
無名草子さん:04/06/05 07:34
花村萬月の「鬱」と「ゲルマニウムの夜」はどっちも
同じ意味での嫌悪感しか残らない。
1冊も読まないで2冊まとめて買った私もバカですが。
2冊ともテイスト一緒だし。
他のも全部あんなんかな。。。
久坂部羊 「廃用身」
>>540 私も「廃用身」後味悪くて大好きな本です。
いい意味で騙されました。
騙される私ってレベル低いのかな
542 :
無名草子さん:04/06/07 21:38
俺の記憶に間違いがなければの話だが。
小さい頃、兄が取ってた学研の科学と学習に載ってた連載小説。
毎月一人のクラスメイトが化け物に変身してしまい、
男の子と女の子のペアが退治するという、設定からして嫌な小説だったが、
最終回。とうとうクラスメイト全員と、担任の先生まで化け物になってしまい、
その少年と少女は、穴を掘り、皆をそこに陥れ、穴の底から手招きする
元クラスメイトと元先生の化け物に「こうするしか仕方ない」と思いっきり放火。
火に包まれ叫び声を上げる元クラスメイトと元先生。
涙に暮れる少年と少女。
「でも、来月になったら僕らも中学生。きっと明るい未来が待ってるはずだ」で終わり。
思い出すと未だに嫌な気分になる話だった。
543 :
無名草子さん:04/06/07 21:56
>>542 すごいなその話・・・・
どこが明るいんだとつっこみたくなるし。
バトロアの原型のような小説だな
安部公房「密会」
後味の悪さが好き。
山口椿の「残酷小説集?」みたいなタイトルの本の中にあった話。
悪い後妻にそそのかされたオヤジが実の息子を強引に売ってしまう。
その息子が売られた先で、おっさん達に悪戯され、そのせいで
粗相をして働き場所である塩田を汚してしまい、見張りの連中にリンチ
され、放置されて死んでしまって終わりという内容。
たしかにタイトルの通りだけど、ものすごく気分が悪くなった。
X雨なんかは最近読んだのでは後味悪いかな?
内容は…説明しにくいな
夢野久作「いなか、の、じけん」
田舎の人間のいやらしさ満々、と田舎者のオイラがカキコんでみる。
一応、実話らしい。
横山信義の「東京地獄変」は出ました?
事故で中国の核ミサイルが東京に飛んできて炸裂する話。
上巻は市ヶ谷を爆心地として核爆発が起こった時のエリア別の建物の崩壊、
人の死に方を事細かに書き連ね、
下巻では首都機能を失った日本が如何に統制とれなくて混乱し、
中国は何も反省せず、それでも朝○新聞は中国マンセーでw、
最後はアメリカの「信託統治領」にまで落ちぶれるという
恐ろしく何の救いも無い小説。
後味は悪いがいろいろ考えさせられます。
あと市ヶ谷に近づきたくなくなります。
551 :
無名草子さん:04/06/18 17:38
江戸川乱歩の「白髪鬼」
小学生の時に読んだんだけど夜寝られなくなったよ・・
552 :
無名草子さん:04/06/19 01:25
ジョン・ソール 踊る女
虐待だらけ
>>542 その小説、読んだことがあるかも
小学校の時、友人が「科学と学習」買っててそれで見たのかも
なんか化け物がコンパスとか文房具の形を模していたような
中途半端に記憶にあるだけに余計気になる…
>>548 同じ作者の小説なら、『プルトニウムと半月』の方が後味悪いです。
ちなみに、『X雨』は他の人には見えない雨が見えてしまう小学生たちの
話です。何が後味が悪いのかは言うとネタばれになるので言いません。
どちらも角川ホラー文庫。作者名は忘れました。
555 :
無名草子さん:04/06/19 23:53
「屍鬼」
途中で嫌になりかけたけど悔しいから(全5巻の3巻まで読んだので)
読み通した。
私の時間を返せ! ただのB級ホラーだよ、最後は。
こんなのにエネルギーを使っちゃった自分にあきれ果てた。
いろんな意味で後味悪い。
556 :
無名草子さん:04/06/20 11:58
小説版ガンダム第08MS小隊
OVA版はまだハッピーエンドなのに、小説版は結構後味わるいよ
基本的にガンダムは小説で済ます派なんだけど確かにアレは終わり方変な気がした
ガンダム小説特有の敵国を美化する傾向は相変わらずだし
まあ、結局は主人公に感情移入できるかどうかだね
個人的にガンダム小説で良かったのはガンダムW
まるで一年間アニメを丸ごと見ているようにスラスラ読めた
って微妙にすれ違いスマソ
558 :
無名草子さん:04/06/23 22:27
若合春侑『腦病院へまゐります』収録の「カタカナ三十九文字の遺書」。
表題作の「腦病院へ〜」もだけど、「カタカナ〜」は本気で鬱になる。
だいたい、この人の本は『蜉蝣』とかエグいのが多いと思う。
『無花果日誌』みたいなのも書いてはいるけど・・・。
野球好きには東野の「魔球」は辛かった
560 :
無名草子さん:04/06/28 21:54
連城三紀彦の『花緋文字』。
後味悪すぎる。主人公が最低だ。
561 :
無名草子さん:04/07/02 21:51
救いのない悲惨な結末だったら、かえって忘れてしまう。
それよりも、一応はハッピーエンドだけど、問題がまだ残っている結末の方が
心に残る。「末永く幸せに暮らしました」というように徹底的にやらない限り
あくまで物語が終わる時点でのハッピーエンドに過ぎず、この後に苦労が待ち構えて
いるかもと考えてしまうからだ。
小説版のガンダムだったら0083が一番この板的にはお勧めではないか?
ニナがオタどもにかなり不評だが、女性として表現してあって一番理解できるぞ。
主人公の傍らにいるだけの馬鹿じゃない。
しかも全編通して、かなり切ない。
ミリタリー面ばっかり引き合いにだされるけど、
ストーリー的にはかなり秀逸だと思う。斜に構えていた年寄りが読めた。
ニュータイプとかいう超人も出てこないし。
563 :
無名草子さん:04/07/02 23:17
ティモレオン
・・・報われない。。
なんか最後すんごい不快だった。
でも読んで後悔はなし。
篠田 節子「神鳥-イビス」
読んでて怖すぎ…何の救いもない…
母の買ってきた本だが母も読んだとたん即あぼーんした
村上龍の「トパーズ」の中に入っている、ガイシュツの小説。
ああ、もうタイトルさえ思い出したくなくて忘れてるけど。
なんで主人公は対象にならなかった?
一緒にいた(?)友人は何を(どこまで?)体験したの?
結局あれは「メール欄」ってことでいいの?
オカ板で有名なネット小説「終わらない夏休み」みたいなことが、
現実に(小説だけど)あるってこと?
工房の時に読んで、速攻記憶から抹消していたのに思い出しちゃって
気になってしょうがないじゃんかーウワァァァァァン!
566 :
無名草子さん:04/07/28 19:05
私もあれいまだに夢にみる
567 :
無名草子さん:04/07/28 19:39
小林やすみ?の「酔歩する男」かな。
頭がおかしくなりそう
>>562 ガンダム小説なら閃ハサが一番、読後感が悪い。
569 :
無名草子さん:04/07/29 00:36
「嫌われ松子の一生」
ほんとに切ない
このスレの息の長さにびっくり。
自分は・・・「外套」かな。切ない。
571 :
無名草子さん:04/07/29 11:18
ガイシュツかもしらんが、京極堂シリーズ全部。
…と言うわりには全作読んでるのはプロセスがたまらなく面白いから。
でも、毎回人が死にすぎるのにははげしく鬱。
読んで即捨てたのはランディゴリラの「コンセント」だ。
572 :
無名草子さん:04/07/30 01:06
蜘蛛の糸
死ぬことすら怖くなった
ジャック・ケッチャムのタイトルがうろ覚えなんだけど,ロンリー・チャイルドと隣りの家の少女ってやつ。特にロンリー〜はものすんごく悪いです。てか,このひとの書く小説全般後味悪いよ(-д-)
桐野夏生の「グロテスク」
最近の桐野作品はこんなんばっか・・・
>>539 遅レスだけど。
「皆月」と「ぢん・ぢん・ぢん」読んでみてください。
後者はここに乗せてもいいくらいの話なんだけど、
これを読んで花村萬月読むようになったので、
一応お勧めです。
ドストエフスキー、カラマーゾフ
続編出ずに死んじゃった
「そのケータイはXXで」
これは俺の、金だして後悔した買い物のベスト3に入る。
>>564 これ見て借りてきました。
覚悟して読んだせいか、そこそこ救いはあったよな・・
それよりも、同じ篠田節子の「絹の変容」。
今読み終わったばかりなんですが、
題名からは想像できないような、おぞましい話しでした・・。
虫嫌いの人にはお勧めできない。最後も嫌。
>>540-541 遅レスですが、私も久坂部羊「廃用身」 を真っ先に思い出しました。
誰も口にはできないけれど、老人医療に関わった人間なら
多分一度は考えるであろうことを正面から突きつけられた感じ。
あまりにもリアルで救われない。
何が恐ろしいって、この小説に描かれているのは
貧困や犯罪や精神病といった特殊な状況ではなく、
現代日本に生きる普通の人間が、ニ三十年後には
必ず直面するであろう問題だということです。
小説も後味が悪いけど、読み終わった後に直面する
現実の方が更に救いようが無い・・・
580 :
無名草子さん:04/08/17 00:28
>>575 「ぢん・ぢん・ぢん」はある意味ホラーだな。
そして「アクアリウムの夜」のあの鬱なラストに禿しくuzeeeeと思った椰子の数゚゚ノシ
↓
阿部和重「シンセミア」
登場人物がみんな唾棄したくなるような人間ばかりのうえ、
これでもか、というぐらい、エログロが書かれ、
最後はなーんのひねりもなく、お手軽すぎ。
読み終えた今もスカトロロリータ趣味の叙述が頭に残っちまって、
気分はゲロゲロ状態。
読むのにかかった時間を返せ、と言いたい。
上巻を読んでる途中、全然話に引き込まれなかったのに
それでも無理に読み進んだのが間違いだったんだな・・・.
佐藤. 賢一『赤目のジャック』
登場人物が全員嫌な奴。
584 :
無名草子さん:04/08/26 22:34
「枯獲鳥の夏」
といいつつ、京極作品好きです。
でもデビュー作(分厚い最初……)で分厚いけど、
榎木津が、関口にきちんと話していれば、100枚で終わる小説だ。
585 :
無名草子さん:04/08/27 02:34
夏の滴・・・。
最初は小学生探偵ものかと思ってただけに死ぬほど怖かった・・・。
まじで夜眠れなかった。
586 :
無名草子さん:04/08/27 07:53
金原ひとみ「アッシュベイビー」
吐き気がするほどグロ杉。
マンコも泣いてってなんだよ。
こっちがききてえよ。なんだよそら。
何人かが書いてたけど
吉村達也の「文通」最悪
読んだあと本を捨てたくなった。
てか、読んだ事を後悔したorz
吉村達也の角川ホラーはほとんど後味悪いから
もう新刊が出ても絶対買わない。
589 :
無名草子さん:04/09/01 20:36
今、ここで何度も上がっている「隣の家の少女」を読んでいる最中。
まだ半分くらいなんだけど(結末は知っているけどね)
もう今から立ち直れないくらい気分がどんよりしています。
なかなかよく書けている小説だと思うけど、救いがどこにもなくて鬱。
590 :
無名草子さん:04/09/07 09:25
貫井徳郎の「殺人症候群」かな。
面白いんだけど…
591 :
無名草子さん:04/09/19 13:11:54
「Dブリッヂテープ」浮浪少年が捨てられた少女を
橋の下で必死に面倒を見る話…ヽ(`Д´)ノ
痛い痛いもう読みたくない!
592 :
無名草子さん:04/09/19 23:45:57
エドワード・ゴーリー
救われない
593 :
無名草子さん:04/09/19 23:56:59
天人五衰
594 :
無名草子さん:04/09/20 00:02:51
斬
595 :
無名草子さん:04/09/20 11:59:13
車谷長吉。これ最強。
貴志はかなり好き。
怖いけどかーっと読ませてくれる読みやすさがあるね。結構気持ち悪いし。
たぶん出てると思うけど、私的に五十嵐貴久の「リカ」が一番きついです。
つか、文庫で読むと、それでじゅうぶんなのに、その後(エピローグ)が語られてる。
それが、さらに何とも言えずにへこむ。。
ブロンテ姉妹の本は内容がかび臭くて読了できない。
嵐が丘ではなんとか持ちこたえたが、ジェーン・エアはだめだった。
なんであれをロマンスだってみんな言うんだろう?
>>597 スレ違いじゃないの?
かびくさいのは時代が時代だから当然とも言える。
思いっきり亀っちゃいますが、上の方で出てる
東野圭吾の「秘密」は、結末はアレで感動した(ヨカッタ)。映画は知らないけど。
「娘の体を乗っ取るババア」には違いありませんが、娘が死んでいる以上
アレ以外の解決はないよ。
お互いの関係を、夫婦→親子に切り替える以外の解決方法は、あのシチュエー
ションではないでしょ。親子→夫婦に切り替える(つまり近親相姦)試みは
すでに破綻している訳だし。
親子として生きよう、そう思うに至る夫婦の葛藤は切ないし「世界の中心で―」
よか切ない、「別れ」ですよ。
最後の「だまし」だってお互いの関係を夫婦→親子に切り替えるためのもので、
妻の固い決意と考えれば、納得がいくけどなぁ。
若干「ネタばれ」ごめん。
このスレ見てケッチャムの「隣の家の少女」と「オフシーズン」
を読んだ。
鬱だ…
2冊続けて読むのはキツイ
601 :
無名草子さん:04/10/17 02:09:25
司馬遼太郎の 「功名が辻」。
大河ドラマで最後のシーンまでやるんだろうか?
602 :
無名草子さん:04/10/18 11:08:41
阿刀田高の「冷蔵庫より愛をこめて」
603 :
無名草子さん:04/10/19 05:09:48
>>591 黒い家の後に読んだけど、確かにもう読みたくない。裸足のげん的な…
とっても人に勧められる本じゃない。平気な人は平気なんだろうけど。
604 :
無名草子さん:04/10/19 11:22:38
桐野夏生『グロテスク』
松本清澄『黒革の手帳』
605 :
無名草子さん:04/10/19 23:17:48
後味わるいとか言ってる香具師の大半って、読解力の問題じゃね?
読解したウエで後味わるいっつーならわかるけど。
な?
>>606
ミシンとか
メリメの「マテオ・ファルコネ」
608 :
無名草子さん:04/11/07 04:32:57
井上ひさしの42番目の少年
狂った先輩が可愛い男の子をさらってきて
あぼーんする話
609 :
無名草子さん:04/11/11 23:55:06
ガイシュツだと「OUT」「バトルロワイヤル」など。
嫌な気分になるだろうなーと思いつつ手に取る自分もイヤ。
「青い炎」。青春小説だと思えば許せるラスト。女の描き方は笑える。
最近読んだ中では「バージンスーサイズ」。作者は??忘れた。
題名どおり、5人の美しい姉妹が最終的に全員自殺をとげる話なんだけど、全般に非現実的。なんで死ぬ必要があったのか全くわからん。モヤモヤ。
610 :
無名草子さん:04/11/12 05:19:06
村上龍「コインロッカーベイビーズ」
胃がいたくなった。
中学のときの「羅生門」以来の気分の悪さ。
(羅生門は、それでも解説聞いて納得いくところもあったけど…)
611 :
無名草子さん:04/11/12 10:06:49
金原ひとみの本
612 :
無名草子さん:04/11/12 10:12:59
下品ではあるよね
>>599 第2パラグラフで、秘密が読んでみたくなった。
第3パラグラフで、納得してしまって、もう、読みたくなくなった。
ま、多分どっちにしても実際には読まなかったろうから、どうでもいいんだけどさ。
ネタバレは最初にネタバレと書かないと意味ないじゃん。
小野不由美「屍鬼」
宮部みゆき「誰か」
ガイシュツだが
黒田晶『メイドインジャパン』
新堂冬樹『無間地獄』
読んだ記憶を抹殺したい…
>>613 ごめん。その通りだった。
作家的にミステリーで分類されるようだけど、ミステリーではないと思われる
作品なんでゆるしてちょ。でも「泣ける内容」ではあるよ。切ない内容なんで
ある意味後味悪いのかもしれない。心理描写もうまいと思う。
おすすめするよ。無理にとはいわないけど。
>>615 >メイドインジャパン
スナッフムービーの話だよな?
もれもオエーorzだったわ、そういえば。
…てゆーかせっかく記憶から抹殺してたのにぃぃぃぃぃ orz
618 :
無名草子さん:04/11/28 17:19:37
このスレ見て えーとなんだっけほら
ケ ケチャ ケチャップ?の隣の家の少女を読みたくなった。
619 :
無名草子さん:04/11/29 15:38:47
『海色の午後』
誰が書いたか忘れちゃったけど、なんでこうなるかなぁって思った。
「嵐が丘」!
今まで読んだ中では一番の後味の悪さです。
ヒースクリフとキャサリンの身勝手ぶりが今思い出してもイライラします。
621 :
無名草子さん:04/12/01 19:16:16
桐野夏生「ダーク」
いままで好きだった登場人物たちがことごとく汚らわしく・・・
最近桐野ってやけになってるの?
サラ・ウォーターズ「半身」
どんでんがえしのカタルシスというより・・・
確かに好感の持てるキャラじゃないけど、ラストでどんより
乱歩の陰獣。
小野不由美「屍鬼」
一番かっちょよい奴は何もできずに死ぬし。(活躍せーよ!ちゃんと!)
きちんと決着つけられないし、、主人公がだめ過ぎ。
あんな分厚い本を手をプルプルさせながら一所懸命読んだのに、、、、
読者として報われなかったと思う一冊。
もう読まねーよー!お前の本!
625 :
無名草子さん:04/12/21 21:44:34
黒田晶の「メイド・イン・ジャパン」、
上にも出てるけどホントに後味悪かった。
私はニ、三日悪夢見ましたよ。
堕罪の「斜陽」「人間失格」だな。
きゃつは死といふものを軽く見すぎている。
尤も、それゆえにあれだけ容易く死ねたのかもしれないがね。
眠いな
628 :
無名草子さん:04/12/22 15:45:31
恩田陸の『Q&A』
とてもおもしろかったんだけど、逆にリアルすぎて怖かった。
ラストもちょっと欲求不満が残るかな
松本清張「鬼畜」
工房の時読んで鬱になった
太宰治「人間失格」
ダン・ローズ「ティモレオン」
本筋だけでなく、さしはさまれるエピソードもことごとく後味悪い。
でも、構成とか上手で小説としての完成度は高い。
633 :
無名草子さん:05/02/14 23:30:03
痴人の愛
いや、ある意味清々しくもあるが
634 :
無名草子さん:05/02/15 01:27:36
村上春樹【海辺のカフカ】は消化不良感タプーリ
つうか話サンドイッチで読みづらい…(;´д`)
635 :
無名草子さん:05/02/15 03:26:58
村上龍の「共生虫」
色々あるが、毒ガスのところの描写が気持ち悪い。読んでて胸がむかむかした。
ちょっとプチウトゥな気分になったよ・・・
結局作者が何を言いたいのか、俺にはよく分からなかった。
636 :
無名草子さん:05/02/15 12:26:23
新堂冬樹の「三億を護れ」がおもしろかったから、と「カリスマ」を上下巻買ってみた。
やめときゃよかった。
637 :
無名草子さん:05/02/16 22:15:15
新堂冬樹の「鬼子」も読後かなりぐったりするよ。
638 :
無名草子さん:05/02/19 00:04:30
↑レスで話題になっていた村上龍のトパーズ読みました。
ペンライトがゲロゲ〜ロとの事だったんだけど、私は割と平気でした。
もっと過激なのが出てくると思い読み進めていたので、読み終わった後はあっけなく思ったほど。
と言うのも、3年ほど前、オカ板で話題になっていた「終わらない夏休み」を読んだからなのでした。
も〜あれ、ほんっと最悪!!読後1ヶ月ほど鬱入り、今でもふとした拍子に思い出し、イヤ〜な気分に。
ここにいる方で、読んだ事ある人いますか?
ある人のホムペにうpされてた小説?みたいなものでしたが。
先日思い切って検索してみたら。ヒットしなかったな〜いや、あれはほんっと最悪でした。
639 :
無名草子さん:05/02/19 00:11:30
太宰のヴィヨンの妻
>>636 カリスマはふつうに笑える話だったと思うが。
641 :
無名草子さん:05/02/19 03:34:53
村上龍のフィジーの小人。題名思い出すだけで吐き気がする。ガイシュツのトパーズとか平気だったし、ミソスープとかむしろ好きだけどこれ読んで1週間はまともに寝れなかった。頭が狂いそうになる。てか、今思い出してかなり欝。今日もうなされることケテーイだわ。
何度も出ているがカフカの「変身」。
アレがハッピーエンドなのだとしたら尚更後味悪い。
643 :
無名草子さん:05/02/19 09:15:40
エヴァンゲリオン
確信犯だろうけど、ていうか小説じゃないけど
「博士の愛した数式」が高評価のわりに面白くなくて後味悪かった。ところどころみた事あるような話が多かったし。
これ読んで何も得る物がなかった私がおかしいのかもしれないけど。
避暑地の猫
山本甲士の「かび」
雫井なんとかの「火の粉」
後味悪い。読み終わって全然気持ちよくない。
647 :
吾輩は名無しである:05/02/28 01:23:34
0^
648 :
無名草子さん:05/02/28 10:01:15
森村誠一の野生の証明。
読後、生きることを虚しく感じた。
かなり後味悪いよ。
ディケンズの「大いなる遺産」。
これで終わっていいのか、って感じ。
650 :
無名草子さん:05/02/28 13:05:37
宮部みゆき
「火車」 これからがクライマックスだろという感じで
終わったように感じた
651 :
無名草子さん:05/02/28 14:57:12
川島誠の800、最後の方テンポが早すぎ。結局どっちが勝ったわけ?
ターミネーター3
確信犯だろうけど、ていうか小説じゃないけど
石田いら
「娼年」
何か全体的に最後までチグハグのまま…
女性観もセックスも全部リアルっぽく描いてあるのにズレを感じたまま、
何が変なのか自分でも分からないまま終わった
全体的な雰囲気は優しいし面白い部分もあったのに、読んで即、捨ててしまった
654 :
無名草子さん:05/03/04 13:46:17
中島らもの酒気帯び車椅子
なんだかなぁ・・・・
今年の芥川賞受賞の「グランドフィナーレ」
ロリコンの話で、生理的にだめだった
でも後味悪いぐらいの物の方がOLとかにはちょうどいいんじゃねえの。
漫画だけどこうの史代の「夕凪の街 桜の国」は出てない?
本スレを読んでも「気が付いたらスレがアッチ系の人間に占拠されていた?」って雰囲気がして後味悪い。
>>657 出てる訳無いだろ。スレタイが読めんのか。
夢枕獏の荒野に獣慟哭す
主人公の行動のせいで姉が死に、
主人公を憎み、日本まで追いかけてきたチムってやつが
普通に主人公と戦わないで変なおっさんに首切られて死亡。
まだ少年なのに救いがなさ杉・・・
660 :
吾輩は名無しである:05/03/12 11:49:09
jf
661 :
吾輩は名無しである:05/03/19 11:38:14
678
藻前ら、このスレで人気の黒田晶著『メイド・イン・ジャパン』が
河出書房新社のOHPで立ち読みできますよ。
漏れはもう二度と見たくないけどな。
664 :
吾輩は名無しである:2005/03/26(土) 11:52:35
0
665 :
無名草子さん:2005/03/27(日) 23:06:18
雨宮 町子の「たたり」。
評判の程は知らないのですが、映画化されても良かったんじゃないかな。
ストーリー自体は深くないんだけど、誰も何も悪くないのに・・・という
バッドエンディングがツボりました・・
一度出てるけど、筒井康隆の「乗越駅の刑罰」な。
確か戯曲にもなってたと思う。
内臓ドッピュー!とかそういうグロい嫌さじゃなくて、
あの、人間不信に陥る嫌さがある。
あと駅が嫌いになる。
667 :
吾輩は名無しである:2005/04/03(日) 13:30:39
y
林真理子 戦争特派員。一気に読んで最後に脱力。
ヒロインが、やたらと他人に自分を認めさせたがるのよ。
さっさと自分で自分に満足しやがれって思った。
まあ、俺は後味が悪い小説好きなんだが。
村上春樹の「スプートニクの恋人」と
悪童日記の「二人の証拠」は残酷な終わり方だったなあ。
670 :
無名草子さん:2005/04/04(月) 00:03:39
三浦綾子全般。
暗すぎてこっちの性格まで捻じ曲がりそう。
安部公房「獣達は故郷を目指す」
日本は目と鼻の先に……
672 :
無名草子さん:2005/04/07(木) 21:34:42
ドラブル「針の目」
非常識な主人公にうんざりしながら読んでいたが、ラストで急に常識的になり
現実を受け入れたのを見てなぜかひどく嫌な思いがした。
674 :
無名草子さん:2005/04/10(日) 23:29:15
幼年期の終わり
理由は読めばわかる。
675 :
無名草子さん:2005/04/11(月) 23:17:26
川端康成「雪国」
じゃあオーガイ「舞姫」
>>676 現実でのその後のエリスはワロスだけどね
「見えないドアと鶴の空」 白石一文
読み終えた後に読むのにかけた時間を心底惜しむことのできる一冊!
679 :
吾輩は名無しである:2005/04/25(月) 13:00:28
7
680 :
無名草子さん:2005/04/25(月) 22:59:37
貫井とくろうの「慟哭」
面白かったけど寂しすぎる。暗いし
681 :
無名草子さん:2005/04/26(火) 20:27:51
小川洋子の「妊娠カレンダー」(妊娠ダイアリーだったかも?)
妹の一人称でストーリーが進んで行くのに、
妹が何を考えてあんな恐ろしいことをやったのか最後までサパーリ分からない
ワガママ妊婦の姉にムカついたとかいう描写も特にないし
ただ怖くて後味悪い
682 :
無名草子さん:2005/04/26(火) 21:54:22
やっぱ蠅の王でしょ
『だれかを好きになった日に読む本』の中の「電話がなっている(川島誠)」。
小6のとき図書館に入ってきて人気があったんで読んだのだけど
この一遍だけすごく印象に残ってる。鬱になるよ。
「The End of the World(那須正幹)」はいい話。
児童書と思ってたらいい意味で騙された。
684 :
無名草子さん:2005/05/09(月) 23:16:14
梁 石日 の「闇の子供たち」
アジアの幼児売春の話なんだけど、吐き気がするほど後味悪い。
685 :
無名草子さん:2005/05/09(月) 23:35:46
「ふたり」赤川次郎
どういう終わり方なんだと子一時間ry
恩田陸で後味の悪い作品はほぼ結末を投げ出していると考えたほうが良い。
(要は地雷作が多い)
で同作者の「月の裏側」
かなり突っ込みどころは満載ですが、後味が悪いし気持ち悪い
連城三紀彦「白光」
この人のこの作品を最初に読むのは余りにも強烈過ぎる
登場人物それぞれの心の中の憎しみの応酬がとにかく暗い
北川歩実「猿の証言」
科学技術のミステリとして題材に興味は持てるものの
結末の残酷さに鬱
…誰だ感動作なんて書いたのはorz
連レススマソ
西澤保彦「黄金(きん)色の祈り」
自分は何でも出来ると思い上がっているところがある、
なおかつそれに後ろめたさを感じている男性が読むと落ちると思う
…一応青春ミステリと裏には書かれているけれど、鬱小説の意味合いのほうが強い
>>686 恩田陸。他の三月シリーズ読まずに「麦の海に沈む果実」読んだら最後でのげぞって鬱になった
そういう話だったのかよ!っていや俺が勝手に勘違いしてたわけなんだが。
>>688 まあ、そのオチを使ったミステリーとして考えれば出来は良いほう。
最近の雑誌連載ものを読むと後味以前にどう評価していいのか分からない
690 :
無名草子さん:2005/05/21(土) 08:14:10
691 :
無名草子さん:2005/05/21(土) 10:27:09
anego
林真理子
692 :
無名草子さん:2005/05/21(土) 14:48:08
平井和正 幻魔大戦
693 :
無名草子さん:2005/05/22(日) 01:40:20
乃南アサ「晩鐘」
被害者の娘さんは救われたものの、
じいちゃんばあちゃん、兄妹がかわいそうすぎ。
「霊応ゲーム」 薦められて読んでみた。
救われねぇ・・って思った。
幸森軍也「そして、またひとり・・・」
思い出したくもない
696 :
吾輩は名無しである:2005/06/05(日) 12:05:10
-
谷崎潤一郎『蓼食う虫』
一向に盛り上がらんまま、盛り上がらないラストで終わってしまった。
(たぶんそこが魅力なのだろうが、わからん)
遠藤周作「沈黙」
苦しい…。
699 :
無名草子さん:2005/06/12(日) 00:09:56
>>697 >>一向に盛り上がらんまま、盛り上がらないラストで終わってしまった
そういう意味での後味の悪さはワンサカあるよね・・
時間を返せ!って思うよね
700 :
無名草子さん:2005/06/12(日) 01:12:09
タイトル忘れたけど東野圭吾の人気作家の友人が
ゴーストライターの振りしてて、取調室でも自白めいた小説書いてる
って話。
ドラマ化したのを見て面白そうと買ったけど
原作はエグかった。。。
701 :
無名草子さん:2005/06/12(日) 01:41:51
柔らかな頬 桐野夏生 騒がれている割につまらんかった 最後がまじで後味悪い 桐野夏生は好き
702 :
無名草子さん:2005/06/12(日) 06:23:36
散々既出だが、ケッチャム作の「隣の家の少女」
女の子を救おうとしながら救えない主人公の心理描写が上手いのが余計に後味悪い。
しかも、ここまでではなくても、学校とかの虐めもこんな感じでどんどんエスカレートしていくんだろうな〜
と想像が広がっていき、二重三重に欝。
何度読んでも、逃げて逃げてー!と心で叫んでしまう......。
新堂冬樹作「無間地獄」
純文学でもないエンタメで、我ながら馬鹿らしいと思いつつも読み終わった後、泣いた。
大石圭作「処刑列車」
犯人も意味なく殺された人も犯人達の仲間になった恵まれない不幸な人たちも
要するに登場人物全員が、不幸な話。でも物語としては面白い。
703 :
無名草子さん:2005/06/12(日) 06:26:45
花村満月の「ジャンゴ」も後味悪い。
704 :
無名草子さん:2005/06/12(日) 07:19:38
林真理子の「四歳の牝牛」(ピンクのチョコレート収録)
人生それでいいのか...
しかし現実問題、主人公の女みたいな境遇になったらああせざるを得ないのかもと思わせるところが後味悪い。
705 :
無名草子さん:2005/06/12(日) 07:34:36
無間地獄は最後がはっきりしないまま終わったので非常に消化不良だった
706 :
無名草子さん:2005/06/12(日) 08:12:50
春樹の作品すべて読後感悪いよ。
707 :
無名草子さん:2005/06/12(日) 08:17:12
>>624 >あんな分厚い本を手をプルプルさせながら一所懸命読んだのに、、、、
おまいいい奴だなw
プルプルってところがまた...w
個人的には屍鬼、好きだったりする。
とはいえ多分に主人公にご都合主義的なラストだとは思うが。
708 :
無名草子さん:2005/06/12(日) 08:23:39
フォークナーの八月の光
結局DQNが勝つと言われた様で(そんな意味の話でないのはわかってるが)
個人的に辛すぎるorz
709 :
無名草子さん:2005/06/12(日) 20:22:59
>>705 消化不良なとこなんてあったっけか?
無間地獄は私的には後味が悪いというより
しんみりする読後感だった。
無間地獄は結局(以下メル欄)ところが消化不良なんじゃないか?
711 :
無名草子さん:2005/06/13(月) 01:07:49
羽田圭介の「黒冷水」
読まなきゃよかった。
712 :
705:2005/06/13(月) 13:38:20
>>709 俺が言いたいのは
>>710みたいな事なんだよな。ようは、桐生は自分の愛を認めずに、地獄を終わらせようとした。でも最後の最後に、玉城を一人で地獄(微妙にネタバレスマソ)に行かせられなかった。その中途半端さと言うか、不甲斐なさみたいなものが
ただもやもやと残った感じ
>>710,712
ああ、なるほどな。
自分はそんな桐生の、たとえ追い詰められたが故だったとしても、
自身で必死に否定していた気持ちを行動で表してしまった、鬼に徹しきれなかった弱さ、
712言うところの中途半端さや不甲斐なさも、
「人生ってうまくいかねーなー」と物悲しく感じさせる部分だった。
お二方とも、レストンクス。
714 :
無名草子さん:2005/06/19(日) 19:02:23
>>700 タイトル何でしょう?東野サンあんまり読んだことナイので知りたい
715 :
無名草子さん:2005/06/20(月) 08:31:58
新潮でこの前まで掲載されてた「アッコちゃんの時代」
結局愛人で終わるのか?
つか、なんでいつも既婚者とばっかり恋愛してるんだ???
717 :
無名草子さん:2005/06/23(木) 08:27:52
映画化もされてるが「ミスティックリバー」
何だかなあ
718 :
無名草子さん:2005/06/23(木) 09:42:26
キアヌ主演で映画化された、コンスタンチン。
吐きそうになった
719 :
無名草子さん:2005/06/23(木) 15:39:49
>>694の霊応ゲーム購入して途中まで読んでたのですが新幹線に置き忘れてしまいました・・
ルール違反と思いますがオチ知ってるかたよろしければ教えてください。もしくは
どこかサイト載ってます?
720 :
無名草子さん:2005/06/23(木) 16:16:21
シンプルプラン スコット・スミス著
森村誠一の短編集。名前は忘れたけど、登山やってた
サラリーマンが何かに目覚めてもっかい誰も成功していない
山を登ったり、性病になったサリーマンがなんでかかったのか
調べたら意外なひとだったとか。そんな本。だいぶ前に読んだので
詳しくは忘れたけど良い意味で後味悪かった。人間の陰がわかった気がする。
長文スマソ
722 :
無名草子さん:2005/06/23(木) 23:39:29
723 :
722:2005/06/23(木) 23:40:17
あっリロードしないで書き込んでしまいました・・
>>716申し訳ありません
724 :
無名草子さん:2005/06/24(金) 22:53:32
>>722
しばらく留守にしてたので失礼。
>>716さん正解「悪意」です。
面白かったですか。。。
途中までは面白かったのですが
なんか、そこまでするか!って感じの悪意が
怖くて気持ち悪くなったもので...
725 :
ちっち:2005/06/26(日) 21:53:25
>>719さん
主要メンバーほとんど死にます。
友だちに突き落とされたり、自殺に追い込んだり、首を絞められてetc。
ジャーナリストと一緒にいた人物は、、、。
とてもドキドキさせられる小説なのでネタバレいいのかな。
よければ書きますけど、、、。
後味悪い小説好きな方は是非薦めたい小説です。
726 :
無名草子さん:2005/06/26(日) 23:04:04
>>725 ありがとうございます。いじめっこ達を痛めつけるのは予想できてました
是非最後オチ教えていただきたいです。それにジャーナリストと一緒にいた人物は
一体何者??
ネタバレはスレ違いでしょ
728 :
無名草子さん:2005/06/27(月) 13:48:56
十角館の殺人。
犯人の動機が逆恨みにしか思えません。
しかも自分を正義の味方だと思い込んでる痛い人。
悪人はお前だけだろと犯人に突っ込みを入れたい。
730 :
ちっち:2005/06/27(月) 17:51:08
>>729さん
オカ板とは何でしょうか?
726さんに教えてあげたいです。
731 :
ちっち:2005/06/27(月) 23:34:51
732 :
ちっち:2005/06/27(月) 23:39:46
733 :
無名草子さん:2005/06/28(火) 00:09:46
筒井康隆の「驚愕の荒野」
時間軸を無視したすごい話。終わりかたはグサっとくる。
735 :
ちっち:2005/07/05(火) 15:48:43
本当に今更だけど、「天使の囁き」
途中でやめるにやめられなくて最後まで読んでしまって、
1度っきりで封印したにも拘らず何年たっても後味が消えない
気味悪いとも混じってると思うけど何より後味悪かったのでここで
737 :
無名草子さん:2005/07/10(日) 23:31:42
貴志祐介はどれも後味悪い、ていうかハッピーエンドの作品がない。
13番目の人格もクリムゾンの迷宮も青の炎も、みんな恋人が死ぬか行方不明になるか
主人公が死ぬかのどれか。
738 :
無名草子さん:2005/07/13(水) 22:13:40
リアル鬼ごっこ
・・・・幸せに終われない。
739 :
無名草子さん:2005/07/14(木) 02:33:16
>738
お前の存在自体が後味ワルス
740 :
無名草子さん:2005/07/14(木) 03:53:14
リアル鬼ごっこ・・・・パンツ、パンツのしみ、いや待てよ
こいつは一筋縄じゃいかないぜ
正方形と台形は三角形じゃないけど興奮してきた。
いいか、738!あれは幸せに終われないとみせかけているだけだ
おまえはだまされている、天文学的にだ!
リアル鬼ごっこはただ『しょうもないよ、ばあちゃん。だって歯茎だけじゃん』
と、要約すればそれだけのことなのだ
本当に後味の悪い小説とは、鼻血のあとに鼻くそのでるもののことだ。
たとえば、太宰治?じゃなくて村上春..じゃなくて金原ひとみ?の?
『アッシュべイブ』?とか???アッシャ?足だったかな 足べイブとかだ!!
とにかく『足べイブ』の後味が悪いとオレは思う
京極夏彦の小説
742 :
無名草子さん:2005/07/14(木) 15:20:05
江戸川乱歩の「芋虫」作品のレベルは高いんだけど…
嶽本野ばら『ツインズ』
後味悪いし、そもそも全体的にきもい。
744 :
無名草子さん:2005/07/14(木) 19:30:59
ハリポタがハッピーエンド過ぎて後味悪かったの俺だけ?
745 :
無名草子さん:2005/07/14(木) 20:54:03
ハリポタって賢者の石(1巻)のこと?
5巻(不死鳥の騎士団)は本来の意味で後味悪いです。
おれはバッドエンドの小説好きだなー。
映画で言うとダンサーインザダークみたいな終わり方。
747 :
無名草子さん:2005/07/14(木) 22:34:33
清涼院流水の小説。
ミステリーの枠にいれてほしくない。ただ長いだけで後味悪い。
嗤う伊右衛門
749 :
無名草子さん:2005/07/15(金) 00:35:41
Fコース
リアル鬼と同じで読んだ後に何かモヤモヤが残る感じが嫌…
芋虫はこっちの世界じゃ有名な作品
川端康成『みずうみ』『眠れる美女』
五十嵐貴久の「リカ」が相当・・・・・・
ストーカー行動を想像してみると最初と最後が無茶苦茶えげつない
エピローグ付いたverがあると聞くけどそっちの内容が知りたい
753 :
無名草子さん:2005/08/27(土) 23:53:22
(・ω・ ミэ )Э
754 :
無名草子さん:2005/08/28(日) 01:29:48
基本的に京極夏彦。面白いけどおもいっきり負の力を感じた。
755 :
名無し物書き@推敲中?:2005/09/05(月) 12:45:05
0
756 :
畳 ◆2Vu/evdxfM :2005/09/05(月) 13:46:59
着信アリ
かなり微妙な終わり方だ
757 :
無名草子さん:2005/09/05(月) 21:56:26
綾辻行人『人形館の殺人』はあり?
『フリークス』といいこれといい、精神関係のネタの綾辻の作品はイマイチだと思う。
作者がわかりませんが、
「美食倶楽部」っていう本です。
かなり昔の本だった気がします。
美食家達が、暗闇の中で、口になんだか入れられて
その何か分からないモノを味わう時の描写が、
かなりエグかったのを未だに忘れられない。
まさに後味が割るかったです。
あと、西村寿行という作家のもの全部。
厨房の頃に読んで、危うくEDになりそうだった。
ある意味オカズなのかも知れないが。
体液垂れ流しすぎで、うざすぎ。2度とさわらん。
中島らもで「ロカ」
761 :
名無し物書き@推敲中?:2005/09/16(金) 12:09:07
@
762 :
無名草子さん:2005/09/19(月) 04:57:19
東野圭吾「秘密」>>>>>>>>>>>>>>貴志「青の炎」>>ゴールディング「蝿の王」>>>>>>>五十嵐「リカ」(文庫)みたいな
小学生の時に読んだ児童むきSF「犬の学校」
最後、主人公の少年が宇宙空間に投げ出され
(おかあさーん)と叫びながら生きたまま地球のまわりを漂い続ける。それで終わり。
なんでこんな本読んじゃったんだろうとすごく後悔した。
1:リアル鬼ごっこ
みなさんご存知の品
2:ネシャン・サーガ
愛をオチ持ってくるって・・・ヤマトかよ
3:ローワンと〜シリーズ
ぶっちゃけファンタジー版MMR
新堂冬樹の「忘れ雪」に1票
書店の手書きPOPの”絶対泣ける!”に釣られて購入。
あまりのご都合主義なラストに違う意味で泣けた。
それいらい避けて通る作家さんなのだが、他の作品はどうなんでしょう。
766 :
無名草子さん:2005/09/21(水) 04:12:15
新堂冬樹さんは私は溝鼠と短編集の吐きたいほど愛してるがスキ☆忘れ雪はちょっと路線違うから…
767 :
無名草子さん:2005/09/21(水) 06:30:16
新堂冬樹のカリスマ
>766 767
そうですか、たまたま地雷を踏んじゃったんですね。
他のも挑戦してみます。
レスありがとう!
769 :
無名草子さん:2005/09/22(木) 07:46:27
カリスマは上巻だけで挫折した
770 :
無名草子さん:2005/09/23(金) 01:19:16
『白夜行』これが最初に読んだ東野作品で、
あの厚さ(ハードカバー)書いてきて、ラストがこんなん??
うっへぇ?… つまんねぇ!
このつまさらさは辻やなぁ とも思った
趣味の合う友人以外の、読書好きという人が「絶対オススメ!」って
言ったのに、ロクなもんじゃなかった
てか、好きな人は好きなのじゃろうが、終わり悪いと全て台無し!
東野は自分に酔ってるぽいのも気色悪い
つまらない落ちは嫌だけど、バッドエンドは好きだな。
むしろ大団円とか興醒めする。
772 :
無名草子さん:2005/09/24(土) 05:38:29
ポール・オースター『偶然の音楽』。
くそお、やられたよ。しまった。
PN のベケット好きがよくわかる佳作。
>>619 唯川恵のデビュー作>「海色の午後」
あれ、主人公の恋人の男の子が可哀想だったよね。
あの結末には必然性も妥当性もないと思った。
自分が嫌だったのは「アクアリウム」。
脇役のお嬢様の女がとにかくムカつく。
こいつこそさっさとピラニアにでも食われろと思った。
774 :
無名草子さん:2005/09/24(土) 10:46:50
大石圭の小説全般…えっ?終わりというもやもや感が常に残る。本人曰く絶望的なハッピーエンド…処刑列車と自由殺人はホントヤバかったしばらく頭からはなれなかった…
広瀬正『マイナスゼロ』オチがメル欄だった。
これで感動したってやつがSF板にたくさんいるのがなによりキモイ。
776 :
無名草子さん:2005/09/24(土) 14:41:28
宮部みゆきの『火車』も、あそこまで引っ張って、
最後に、一言くらい女の発言があってもいいじゃない?と思った
人の印象や想像ばっかりだったから
あそこまで「社会悪」ばかり強調されるとウザくなるのも事実だな。
火車と白夜行のラストはあれが最高の形だと思う。
780 :
無名草子さん:2005/09/24(土) 22:26:54
既出かもしれんが・・・
スティーブン・キングのペット・セメタリー
ほんま後味悪いわ〜 読んだ後、寝られへん・・・
芥川龍之介 『芋粥』。
龍さんよぉ。
782 :
無名草子さん:2005/10/02(日) 03:24:51
辻仁成 だってエコーズだぜ!w
783 :
無名草子さん:2005/10/02(日) 10:26:21
アガサ・クリスティのアクロイド殺し
784 :
無名草子さん:2005/10/02(日) 11:47:07
吉村萬壱『ハリガネムシ』
785 :
無名草子さん:2005/10/02(日) 12:29:44
786 :
無名草子さん:2005/10/02(日) 13:44:56
東野圭吾の手紙はラスト駄目だよね。続きが気になって仕方がない。
既出だが宮部みゆき『龍は眠る』
賞もとってるしタイトルがカッコいいから盛り上がるかなっと思ったら…
最後まで話の内容についていけなかった
勝手に期待しすぎた自分があふぉだけど
散々ガイシュツなケッチャムの「隣の家の少女」も凄いが
同作者の「オンリーチャイルド」は更に救いがない。
全体を通して見ると完成度は「隣の〜」方が高いけど
私的には後味の悪さはこっちのが断然上だ。
ちなみにこれも児童虐待の話。
789 :
無名草子さん:2005/10/07(金) 17:13:47
ポーター 「スウ姉さん」
790 :
無名草子さん:2005/10/07(金) 18:44:23
>>789 どんなに美化してもピアニストの夢が破れたことは事実。
このスレでリアル鬼人気ないみたいだがあれが好きなの俺だけか?
話の完成度として半端だとは思うが後味悪いとは思わんかった
ヒント
文章力
794 :
無名草子さん:2005/10/17(月) 01:29:09
なんとなくtv化するってんで「野ブタをプロデュース」読んでみた。
なんか後味悪いよ。
乃南アサの小説、読んでる間は面白いが段々嫌な気分になって来る。
出てくる人に嫌な奴がいて、それが現実の陰でコソコソ悪口いってる的な
嫌な奴を思い出させたりするからか。
何冊か読んで、わざざわイヤなき持ちになることないかとやっと気が付いてやめた。
ちなみにこの人のエッセイもイヤなきもちになった。
細かいことわすれたが、たしか女性と一緒に銭湯にいった時その人にあきれた話。
タオルや石鹸をその場で買ってたとかたいしたことないことだった。
イヤなのはその場でなんにもいわないであとで相手に呆れたわとかえらそうに思ってる
傲慢な感じ。そういえばわざと石鹸を貸さなかったとか〜段々思い出してきたw
私はその女性は最後まで無邪気な人の感じの印象。
この人の故郷はどこか 東京じゃない気がする。コンプレックスがあってちょっと田舎チックな人に優しい目を
むけるんでなく意地悪な目をむけるところ
女としての意地悪ないやらしさを感じる。そういえば林真理子に似ている。トイレであの〜水流した方が
いいと思うのよねとか他の女性にいうところとか。そういうのを感じるからかも
また女性の意地悪さ、いやらしさを持ってる人には面白いかも。
長文になっちゃった〜w
阿佐田哲也は大好きなのだが「ばくち打ちの子守唄」だけは・・・orz
藤野千夜『ルート225』
問題解決がされないまま終わるうえ、バットエンドに鬱になった。
主人公の女の子の見事な現実逃避っぷりもいやだ。
弟がかわいそうすぎる。
798 :
無名草子さん:2005/10/26(水) 14:55:30
少し前に出てたけど、悪童日記。どれも後味が悪かった。
なんか胸にモヤモヤというか、つっかかったというか・・・。
799 :
無名草子さん:2005/10/26(水) 16:33:59
800 :
無名草子さん:2005/11/07(月) 08:36:02
白夜行
なんか読み終わった後にこんなんで謎が残り過ぎた。読者に後は任せるとかかもしれないけどさ。でもあたいはすっきりしないんだよ!
801 :
無名草子さん:2005/11/07(月) 14:48:46
ドグラ・マグラ
802 :
無名草子さん:2005/11/07(月) 16:05:01
「ダークホース」
少年向け。
徹頭徹尾意味不明。
「蹴りたい背中」
ラストびみょー。
途中面白いだけにね。ちょっとね。
803 :
無名草子さん:2005/11/07(月) 16:09:41
>20
模倣犯いいじゃねーかよ。
804 :
無名草子さん:2005/11/07(月) 16:27:57
被害者の実体のない部分を誇大に評価しておく傍ら
被害者を貶めるのに都合のよい情報の断片を寄せ集めては大規模に拡声器にかける
805 :
無名草子さん:2005/11/07(月) 16:28:47
ボクを助けたのは奇跡的偶然だけ
>>800 伏線張りまくりだよ。
二回目のほうがむしろ美味しいよ。
807 :
無名草子さん:2005/11/11(金) 09:15:03
アルジャーノに花束を
まぁボロ泣きしましたが
808 :
無名草子さん:2005/11/25(金) 16:04:37
「幻夜」
・・そのラストは白夜行でおなかいっぱいです。
またロリネタ?
810 :
無名草子さん:2005/11/26(土) 12:11:13
べただけど
カポーティ「冷血」
取材協力者にハーパー・リーというのは解説見て驚いたし、惜しいと思った。
彼女にはもう1作書いて欲しかった。
唯一遺した「アラバマ物語」は驚くべき傑作だったからなぁ。
811 :
無名草子さん:2005/11/26(土) 12:13:38
嫌韓流
812 :
無名草子さん:2005/11/26(土) 12:14:39
813 :
無名草子さん:2005/11/26(土) 12:16:18
814 :
無名草子さん:2005/11/26(土) 12:21:52
確かに、マンガ嫌韓流には、小説「リアル鬼ごっこ」と同じくらいのインパクトがあるよね。
小説じゃないけど
筒井康隆の「にぎやかな未来」の中に収録されている話。
夢だと思ってお母さんを刺し殺しちゃう話が
物凄く後味悪かった
816 :
無名草子さん:2005/12/22(木) 21:48:24
五十嵐貴久の「リカ」、ガイシュツですが
後味というより読んでる最中から激しくキモかったー
その手の小説は色々と読んでるけど、変にリアルで・・
817 :
無名草子さん:2005/12/23(金) 00:17:00
ガイシュツって既出ってこと?キシュツって読むかと思ってた…それとも2ちゃんではガイシュツというの?
中島らも「ロカ」
インタビューで続きの内容話していたからね…
819 :
無名草子さん:2005/12/23(金) 08:33:00
820 :
無名草子さん:2006/01/04(水) 22:27:18
麻耶雄嵩『夏と冬の奏鳴曲』
822 :
無名草子さん:2006/01/26(木) 12:56:33
たたり 雨宮町子
RIKA 五十嵐貴久
不機嫌な果実 林真理子
823 :
無名草子さん:2006/01/26(木) 23:23:44
たたりは後味が悪いね〜
救われないというか。
824 :
無名草子さん:2006/01/28(土) 00:18:32
トーマス・マン ベニスに死す
加賀乙彦 フランドルの冬
大江健三郎 芽むしり仔撃ち(かなり上の方に既出)
救いが無くて突き放されたように感じる
宮沢賢治 全般
暗さについていけない
826 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/05(日) 11:18:05
ヒロインだ
827 :
無名草子さん:2006/02/05(日) 11:22:26
メタモルフォセス群島 後味は悪いがそこがたまらなく良い
828 :
無名草子さん:2006/02/05(日) 11:23:22
吉田修一 パレード
829 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/15(水) 13:12:36
後味ワル
830 :
無名草子さん:2006/02/16(木) 18:02:16
昨日、夜通し重松清の疾走を読んだけど…
あれは鬱になるねorz
主人公最後まで救われなさすぎて可哀想で泣いてしまったよ。
その後寝たら目が腫れまくりです。
実際にあんな子がいたら何も言わずにただ抱きしめてあげたい(つД`)
>>683 私も誰かを好きになった日に読む本の、電話がなっている
私も小学6年生の時に読みました!小学生にはかなり
ヘビーな内容だった。10年近くたちますが鮮明に覚えてます。
もう一度読みたくなってきたな…
831 :
無名草子さん:2006/02/16(木) 21:51:23
新堂冬樹の小説全部。
とりあえずこの人の書く小説はどれもアンハッピー。
832 :
無名草子さん:2006/02/16(木) 22:02:26
アッシュベイビー
833 :
無名草子さん:2006/02/18(土) 21:59:13
夏目漱石のこころ
途中で打ち切られた感が拭えない
おれは手紙を読み終えた主人公が先生の家にダッシュして自殺直前のとこを食い止めるんだと信じてた
「武器よさらば」
恋人の末路とか性格豹変した戦友とか
後味悪い
836 :
無名草子さん:2006/02/19(日) 07:09:13
野ブタ。をプロデュース
最後結局演技し直すのかよ…
837 :
無名草子さん:2006/02/19(日) 23:15:12
前に載ってたらスマソ。
後味悪いって言ったら、貴志裕介の天使のさえずり。
乙一など…
838 :
無名草子さん:2006/02/19(日) 23:42:46
>>833 こころって途中で打ち切られたの?
打ち切られたのは知らなかったけど、後味悪かった。
読解力と考えが足りんだけかもしれんけど。
839 :
無名草子さん:2006/02/21(火) 11:40:03
ゲーテ「狐の裁判」。子どもの頃、児童文学全集で読んだ。ずるい狐が弁舌を使って他の動物たちをだます話。最後、裁判にかけられるが、ここでもずるく言い抜けて無罪になる、というストーリーだった(記憶なので、間違いあるかも)。
今読めば別な感想があるだろうけれど、子どもにとっては「理不尽」な話だった。
「こころ」は当初数種の短編をあわせた総題として予定され、
その短編の第一が「先生の遺書」だった。
その連載が予定より長くなってしまったので連載を打ち切って、
三部に分け「こころ」と題して刊行された。
書き足そうと思えばできたのに、しなかったということは、
あれで完結しているということ。
散々既出の「隣の家の少女」
でもこれ実話を元にした話で、実際の事件のほうがもっと後味悪い。
パラノイアばばあも死なないし。
隣の家の少女のモデルになった事件
http://ww5.tiki.ne.jp/~go_mad/ketchum/murder.htm 砦なき者
現代日本が舞台となっていて描写にリアリティを感じてしまったぶん
隣の家の少女よりはるかに後味が悪かった。
ああいう展開(メル欄)のミステリーは他に読んだことがなかったから
衝撃的だった。
とりあえず個人に対して集団での暴力、しかもそれで負けるっていう話が
最強の後味の悪い話だと思った。
842 :
無名草子さん:2006/02/27(月) 19:07:16
グロテスク、桐野
『黒冷水』
844 :
無名草子さん:2006/03/01(水) 20:06:59
レモンインセスト
Yoshi
何度も出てるが、今更ながら東野の秘密を読んで、最悪の読後感。
こいつの文章力は認めるが、もうおそらく二度とこいつのは読まない。
そもそもが嘘の話で、人の気分を悪くさせる小説って、どんな存在価値があんの?
ケッチャムの隣の家の方がマシというか、地獄の内容だが存在価値はあった。
メッセージ性ゼロの娯楽小説で読後感最悪なのって作者の品性疑うわ。
847 :
無名草子さん:2006/03/05(日) 10:32:42
禿同
>>846 そういう感想を聞くと、ぜひ読みたくなるんだが。。
>>846 「隣の家の少女」と同じケッチャムの作品だが、「オフシーズン」は?
あれも読んでいて気分が悪くなるし、メッセージ性も皆無(少なくとも自分はそう思った)なのだが。
林真理子の「花」
芸者の祖母と母を軽蔑してきたキャリアウーマンの主人公が
祖母の葬式で「実はおばあちゃんとお母さんはアンタを愛してたんだよ」的な事を聞かされ
それで最後に主人公は祖父母になんの愛情も感じず、会ったことない親戚にすがりつくってオチだった
祖母の話がなまじ説得力溢れる分「いや、普通ならおばぁちゃんごめんなさいだろ」と思った
851 :
無名草子さん:2006/03/11(土) 23:36:33
>>841さん
目欄に核心をつくようなことは出来るだけ書かないで頂きたい。専ブラなもので。。。
どうしてもみえてしまうんです。。勝手ながらすいません。
852 :
無名草子さん:2006/03/14(火) 22:17:20
新約聖書
最後の最後が黙示録だもんなー。小学生のころ、うっかり最後まで読んでしまって、ものすごく鬱になった。
窪依凜のFLY
854 :
無名草子さん:2006/03/15(水) 22:42:00
新約聖書っておもしろいの?
小説として。無宗教なんで。
855 :
無名草子さん:2006/03/15(水) 22:45:21
「バトルロワイヤル」
ラストは「もういい加減にしろ」と作者に切れたくなった
856 :
無名草子さん:2006/03/16(木) 09:00:11
>>854 自分も無宗教ですが、新約聖書については、
キリストの生涯の話 おもしろい
弟子がキリスト教を広める話 おもしろい
キリスト教指導者間の手紙 つまらない
黙示録 おもしろい(たぶん一番面白いがバッドテイスト)
といった感じ。
小説として読むには旧約聖書のほうが面白いかも。
日本人の善悪の基準とかなり違うことがわかる。
確かに旧約と比べたら新約はつまらなかったな。
858 :
無名草子さん:2006/03/16(木) 13:34:37
>856ありがとう。では旧訳を読んでみることにする。
信者になったりしてw・・・・ないない
859 :
無名草子さん:2006/03/16(木) 23:30:04
バトロワがつまらなかったら他の本は一切読めないだろうな
ははは、こy
旧約聖書読みたくなったな
図書館とかにあるかな?
862 :
無名草子さん:2006/03/17(金) 00:42:28
バトロワもそうだけど坂東真砂子の山ハハも最後ターミネーターになっちゃって残念。
それまではかなり面白く読んでたのになぁ・・・
ガダラの豚も途中からドラゴンボールに・・・
血と骨
瀕死の女の顔の上に新聞紙被せて、
全体重をかけて座り、とどめを刺す。
…みたいなこと書いてあって気分悪くなったよ…
864 :
無名草子さん:2006/03/17(金) 02:00:21
加賀乙彦の宣告、最後まで救いなし、
角川オカルトシリーズの(作家名失念)チューイング・ボーン、
最初のページから嫌な予感。先に終りの方をチラ読みで速攻放棄、
子供や動物の虐待ものは最悪。
865 :
無名草子さん:2006/03/17(金) 02:48:28
東野圭吾の秘密
切ないラストといわれているが
俺としては後味悪いって感じだな。
866 :
無名草子さん:2006/03/22(水) 18:16:19
東野の秘密ってどんな話?オチは?
867 :
無名草子さん:2006/03/22(水) 20:07:00
一番信用してた部下がテロリストだったんだ。
そいつに奥さんまで殺されてね・・・
途中までは味方の振りしてたんだよな
最後の最後であいつが黒幕だと分かった時は・・・
869 :
無名草子さん:2006/03/22(水) 20:27:01
そして、娘がその部下に惚れていて、
父である主人公を憎しみの目で見るところなんか激鬱だったよもう・・・
>>864 角川ホラー文庫、大山 尚利著だな
タイトルだけ聞いてたらお笑いみたいなのに
このスレ見て、ケッチャムの隣の家の少女読んだ。
なんつーか、中盤は胸糞悪かったけど、最後の方は手抜き?少し笑える気すらした。
872 :
無名草子さん:2006/04/02(日) 20:23:56
持ってるのもいやで、捨てちゃった外国の文庫本あったなー。
盲目の医者が、赤ん坊をたくさん殺しちゃうの。
873 :
無名草子さん:2006/04/02(日) 21:06:55
サラ・ウォーターズも後味悪いな。
あとパトリシア・ハイスミスとかも。
874 :
無名草子さん:2006/04/03(月) 01:30:43
貫井徳郎 殺人症候群
すごいけど
875 :
名無し物書き@推敲中?:2006/04/11(火) 13:14:30
一切読めない
876 :
無名草子さん:2006/04/11(火) 15:36:17
貫井徳郎はどれも後味悪いな。
村上春樹「ノルウェイの森」
んだな。
880 :
名無し物書き@推敲中?:2006/04/20(木) 13:17:07
三四郎
881 :
無名草子さん:2006/04/21(金) 11:28:03
にんじんの結末教えてください。
良い意味で後味悪いの
黒田晶『メイドインジャパン』
883 :
名無し物書き@推敲中?:2006/05/01(月) 13:03:52
買う必要がある。
884 :
無名草子さん:2006/05/11(木) 14:07:28
モリゾー
885 :
無名草子さん:2006/05/11(木) 20:23:04
森絵都「カラフル」
886 :
sage:2006/05/12(金) 00:20:45
『ダ・ヴィンチ・コード』
結末がつまらなかった。
星新一「おーい でてこーい」
小さい頃夢でうなされた。
888 :
無名草子さん:2006/05/22(月) 12:45:34
血と骨
889 :
無名草子さん:2006/05/22(月) 12:54:30
「海の挽歌」 阿刀田 高
「イーストサイド・ワルツ」 小林 信彦
890 :
無名草子さん:2006/05/22(月) 19:47:35
野沢尚「龍時」
891 :
無名草子さん:2006/05/22(月) 20:56:51
宮部みゆき「誰にもいえない」
892 :
無名草子さん:2006/05/22(月) 21:26:18
「疾走」 重松 清
あぁ〜やだやだ。こんな話いやだよ。
893 :
無名草子さん:2006/05/22(月) 21:28:12
まだ一億光年まえのお話ですよ?
894 :
無名草子さん:2006/05/22(月) 21:31:24
リアルタイムでは、もう婆さんだそうですね。
うん
青の炎はガチ
897 :
無名草子さん:2006/06/01(木) 01:10:36
マイケル・スレイドの本?スプラッタ系
後味というより、場面の飛び方が、ついていけず、
最後まで読めなかった。
ケチャムは地下室の箱?檻?を読んだけど、
オフシーズか、隣の家の・・にすればよかったなと
映画のクライモリ≒オフシーズンってわけないよね。
(観たいんだけど、宣伝しか知らないもんで・・・)
898 :
無名草子さん:2006/06/01(木) 03:39:37
夏と花火と私の死体
899 :
無名草子さん:2006/06/01(木) 13:15:17
ハルキホラー文庫の「鬼」栗本薫
どことなく疾走と同じ匂いがした。
主人公ひどい奴だけどなんか可哀想・・・
900 :
無名草子さん:2006/06/01(木) 16:12:43
高橋和己『悲の器』
生きる気力なくす。
久坂部羊の『無痛』。
心を尽くしても接続できない異形のココロの持ち主って
いるんだよ。
902 :
無名草子さん:2006/06/01(木) 21:47:51
遠藤周作「海と毒薬」
大好きな小説で、何度も読んだんですが、読み終わるたびに悶々とします。
903 :
無名草子さん:2006/06/01(木) 23:05:08
えろいのか?
904 :
無名草子さん:2006/06/03(土) 13:38:34
>>903 えろくはない。違う意味で悶々とする。
「正しいというのは一体なんぞや?良心とはなんぞや?」という感じか。
905 :
無名草子さん:2006/06/03(土) 14:02:26
雨と夢のあとに
ドラマ見て小説読んだら吐き気がした
906 :
無名草子さん:2006/06/03(土) 14:54:39
907 :
無名草子さん:2006/06/04(日) 16:50:20
シャーリー・ジャクスン 『くじ』
f59.aaa.livedoor.jp/~walkinon/kuji.html
908 :
無名草子さん:2006/06/04(日) 17:38:13
栗本 薫
「町」
909 :
無名草子さん:2006/06/04(日) 22:58:01
>>868 最高のネタバレありがとう
おかげで読む気しないよ。
911 :
無名草子さん:2006/06/04(日) 23:26:00
スレ開いた瞬間にみたんだよ
912 :
無名草子さん:2006/06/06(火) 00:03:22
マザーズ・ボーイ
913 :
無名草子さん :2006/06/17(土) 11:40:20
気力なくす
914 :
無名草子さん:2006/06/19(月) 23:29:45
カフカ『城』
って終わりかよ!と突っ込みたくなる。
友達は電車の中で思わず「は?」と呟いて不審がられたらしい。
深い河
初めて読んだ時落丁かと思った15の昼
916 :
無名草子さん:2006/06/25(日) 09:38:15
窪依凜のFLY
917 :
無名草子さん:2006/06/25(日) 10:26:05
ジム・トンプスンの「死ぬほどいい女」
918 :
無名草子さん:2006/06/25(日) 10:50:17
白夜行、幻夜
919 :
無名草子さん:2006/06/25(日) 15:00:59
乙一のZOOのクローゼットって短編。
寝る前に読むんじゃなかった。
もしかしたら既出かもしれないけど
キングの『ミザリー』
あと、少し前にヨーロッパ映画で話題になってた
『世界でいちばん不運で幸せな私』
どちらも好きな小説ですが読後感はかなり…
そうそう、ミザリーは映画よりエグイんだよ。
エグくはないけど、
山崎豊子の「沈まぬ太陽」
事実をネタにしているだけに、やりきれない。
923 :
名無しさん :2006/07/03(月) 12:23:35
白夜行
924 :
無名草子さん:2006/07/03(月) 14:08:32
中島らもの「酒気帯び車椅子」
すっげえ気持ち悪い。しかも最後に「矛盾には気にしないでください」
みたいなことが書いてあって
「矛盾」ってどこのことがすごく気になる・・・。
ずばり宮部みゆきの「火車」ですよ。
評判よかったから期待して読んだのに、
引っ張って引っ張ってあれで終わりって。。消化不良だよ。
文章に爽快なリズムがあるわけでもないし、
特にうまくもないから、読んでて退屈で、
早く結末だけ知りたかったのに、最後まで来たらあの尻切れ感。
後味悪かったです。
927 :
無名草子さん:2006/07/11(火) 21:39:21
「ティモレオン センチメンタル・ジャーニー」ダン・ローズ
作品全体を包む容赦のない後味の悪さ。
でも読んで後悔はしません。
928 :
無名草子さん:2006/07/11(火) 21:45:48
ダン・ローズは何を読んでも後味が悪いと思うがw
「コンスエラ」とかさ。好きな作家だけどねw
929 :
無名草子さん:2006/07/12(水) 00:31:37
モーリヤックの子羊
北方謙三の水滸伝。
作者の好みは分かるつもりだったが、やはり虚しかったな…。
931 :
無名草子さん:2006/07/20(木) 14:20:57
谷崎潤一郎「痴人の愛」
東野圭吾の白夜行。
本人が悪女が好きだからってあとあじわるーい。
悪には正義の鉄厨を!
あと大体の乃波アサ
途中までは面白いんだけどね。
ねえ、東野ってここで激しく名前出てくるけど、
なんで売れるの?どこかいいの?
俺も勿論後味悪いくせ、得るものなくて大嫌いなんだが・・・
お前の嫌いなものがみんなも嫌いなわけじゃないんだぜ。
お前は少数派なんだ。
お前を中心に地球はまわってないんだぞ。
くそっ、南極に行ってやる!
936 :
吾輩は名無しである :2006/08/02(水) 13:17:11
吾輩は名無しである
937 :
無名草子さん:2006/08/02(水) 13:24:41
>>934 東野信者は一般読者の中でも相当な少数派。ただ、
一定数がいて集まると声が大きく聴こえる
>>935 南極は真冬。大陸を見るだけで充分
「ぼっけえきょうてえ」
939 :
無名草子さん:2006/08/12(土) 14:10:30
東野圭吾のエッセイはスカッとしている
小説はなんかな・・・
そういうもんなんだろう
940 :
無名草子さん:2006/08/13(日) 00:01:40
ノルウェイの森
941 :
無名草子さん:2006/08/13(日) 01:47:12
重松清『疾走』
俺が今まで読んだ本の中でダントツだった…
マジでテンション下がる…orz
942 :
ネタバレ注意:2006/08/13(日) 05:16:23
東野圭吾
「放課後」
女子高生が男性教師二人にオナニーの
現場を覗かれた為、殺害する話。
この動機はアリなのか?納得できねぇ〜
943 :
無名草子さん:2006/08/14(月) 13:03:56
>>60-62 亀スマソ買ってみたよ。
何が怖いのかわからなかった。恐怖列車なんてすでにギャグ
群ようこ へその緒スープ
短編集だけど、どれも不快感を煽りに煽るくせオチがない。
カタルシスを得られない。
が、そこがクセになったりw
群ようこ読むヤツってアタマが悪く世界観も狭い女子だけだろ?
まあ、あんなんでも需要はあるんだな、と。
頭が悪く世界観が狭いことをわざわざ証明したわけだ
>>945
山本文緒『きっと君は泣く』
全体的なストーリーはぬるい感じなんだが、主人公の救いだったおばあちゃんの本性にショックを受けた…
まあ、主人公も頭カラッポのさせ子なんだけどな
948 :
:名無し物書き@推敲中?::2006/08/25(金) 12:11:39
不快感
見たけど盗作で賞とって賞金500万円だって!
↓
【盗作3バカ】のスレに
田口ランディ本人後輪中?! 盗作犯人同士がバトル?!
950 :
無名草子さん:2006/08/26(土) 02:41:39
失踪HOLlDAY 乙一
え? あれは別に悪くなかったなぁ。
ま、人によるか。
曾野綾子「天上の青」
話自体も十分気分悪いが、その処理の
仕方がこの上なく気分が悪い。
余所での発言を見る限り、もともと作者は
こういう人間観なんだろうな。。。
東野圭吾 作品は後味悪いのが多いな
レイクサイド は一応ハッピーエンドだけどゾクっとする。
殺人の門
さまよう刃
悪意
↑
殺したい殺したいなのに殺せない
理由なんてない、あいつだけは許せない
自分より下に落としてやるんだ、という話。
探偵ガリレオ
どちらかが彼女を殺した
はそうでもなかった。
>>953 ああ、あと
幻夜 (げんや)も酷い。
個人的には、似た話の 白夜行 より酷かった。
>>942 小説じゃないが、
アニメのコナンも酷いよな
東野圭吾の後味より、夏樹静子の後味の方が苦手だな。
夏樹静子「陰膳」
幸せになるためにはなんでもする、
努力したからこそこの幸せが愛おしくてたまらない
ってことなのかな?
夏樹静子「死ぬより辛い」短編集
子どもを不注意から死なせてしまった母親は、
子どもを命より大切に思う夫と3人で死ぬことを考えるが…。
綾辻行人「時計館の殺人」
後味が悪いというのとは違うかもしれない。
読み終わって作者に対して、何人殺せば気が済むの?
そこまで殺す必然性はあったの?と感じた
>>子どもを命より大切に思う夫と3人で死ぬことを考えるが…。
夫と自分と……あと一人は誰?
957 :
無名草子さん:2006/09/01(金) 20:01:15
モンテクリスト伯
子供の頃に呼んだ時は主人公の魅力に惹かれた。
大人になってから読むと、勿論爽快感がするんだけど、
同時にダーティさも目に付く。(盗賊を手なづけている。相手の
家庭を崩壊させるなど)
特に、検事の娘のヴァランチーヌの立場になって考えると
後味が悪くなる。本人には罪がないし、命の恩人が家庭崩壊の
敵だという事実に悩まなければならないから。
それに、あの継母もダンテスにそそのかされなかったら
毒殺を思いつかなかったようにも読める。
ヴァランチーヌ自身も、元上司の息子の恋人じゃなかったら
見殺しにするような雰囲気だったから。
>>949 そののスレ凄い。盗作で500万円詐欺だと。佐藤亜紀って奴
盗作本がバルタザールの遍歴
このバカ
↓
【盗作3バカ】田口/ 佐藤亜紀 /篠原
本人後輪中?! 盗作犯人同士がバトル?!
山崎豊子の華麗なる一族。
鉄平自殺はいまだにトラウマ。
960 :
無名草子さん:2006/09/07(木) 22:45:41
>>953 悪意ね・・・小説としてはよく出来てるとは思うけど
話の内容がなあ
『子どもの王様』
一応子ども向けのレーベルから出ているとは思えないw
マリオネットの罠
963 :
いた。 :2006/09/19(火) 12:19:11
いた。
964 :
無名草子さん:2006/09/19(火) 12:21:39
なるほど。精度のほどがよく分かりました。
桐野夏生の書籍全部。
好きだけど。
小池真理子の昔書いてたサスペンス系の話には後味悪いのが多いよ
967 :
無名草子さん:2006/09/20(水) 01:23:02
アッシュベイビー グロい 子供がいない女の妄想
ケッチャム全般
969 :
無名草子さん:2006/09/20(水) 23:30:47
『ISORA』
最後ハッピーエンドかと思いきや、まさかのどんでん返し。そのラストでそれまでの主人公達の努力が台無しになって、読み終わった後しばらく呆然としてしまった…。
970 :
無名草子さん:2006/09/20(水) 23:39:53
筒井康隆の「三丁目が戦争です」
童話とは思えない。
971 :
無名草子さん:2006/09/21(木) 00:10:48
「屍鬼」
972 :
無名草子さん:2006/09/21(木) 07:42:43
小川洋子の「ホテル・アイリス」…
基本的に後味悪い話が多い作家だと思うけど、これは特にひどい
973 :
無名草子さん:2006/09/21(木) 13:54:39
妊娠カレンダー
桐野夏生はハッピーエンドではないが、
後味が悪いとは思わない。破滅に向かっていくにしろ、
日常を越えるとか、なにか突破していくような爽快感がある。
私だけかねえ。
既出だけど、ダン・ローズの『ティモレオン』はかなりのお薦め。
ゴーリー的世界観が好きなら買って損はない。
976 :
無名草子さん:2006/09/24(日) 23:38:01
井上ひさし
「四十一番の少年」の表題作。
読後のやりきれなさは数日尾を引く。
お勧めしない…。
977 :
無名草子さん:2006/09/25(月) 19:01:17
見てないんで既出ならすまん。
スティーブン・キングのペット・セメタリー マジでぞっとする後味の悪さ
謝ればいいわけではない。
バカでも検索ぐらいはしろよ。
101 名前:無名草子さん[] 投稿日:02/01/23(水) 03:32
スティーブン・キングのペット・セマタリーかな?ラストがひどい・・・。
初めて感動した本でもあるけど。
535 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:04/04/30(金) 00:12
S・キングの「クージョ」と「ペット・セマタリー」。
780 名前:無名草子さん[] 投稿日:2005/09/24(土) 22:26:54
既出かもしれんが・・・
スティーブン・キングのペット・セメタリー
ほんま後味悪いわ〜 読んだ後、寝られへん・・・
979 :
無名草子さん:2006/09/25(月) 23:58:11
安部公房全般
980 :
無名草子さん:2006/09/26(火) 00:49:39
アッシュベイビー
981 :
無名草子さん:2006/09/26(火) 14:37:08
となり町戦争
ぼんやりしすぎてわけがわからん。
982 :
無名草子さん:
>>979がいいこと言った
小池真理子「墓地を見下ろす家」
でも、おおすめでもある