2 :
関連URLを集めてみたが:01/10/14 20:22
呉は近代国民国家を批判して封建主義革命などといっているが
そんなことができもしないのは
暮れもわかりきっており読者は安心してその駄法螺
に付き合うことができる
また呉は自分で自分をイロモノとみているようで読者も共犯者といえるだろうとかすがが書いてた
双葉文庫で呉フェアーやってるよ
糸圭
すがひでみ
最近、『それでも作家になりたい人のためのブックガイド』をブックオフにて100円で購入。
結構面白かったよ
鮭秀実と書きましょう。もちろんわざと。
>3
「ニッポンの知識人」とかいう本でしょ。
宮崎哲弥と高澤秀次との共著なんだけど呉に関しての文章は糸圭
(すが)がかいたの?
あれは明らかにすがが書いた
友人なんでしょ、いつも悪口言い合ってるけど
過激にして愛嬌あり
なんかオウム事件が全然教訓になっとらんな〜と思てるんは私だけか?
市民社会の常識が通用しないことこそが宗教の宗教たるゆえんである、と。
「あんなのは宗教じゃない」と思いたければ思っとればいいけどさ、
「宗教に名を借りたテロ集団」でも話は同じことやん。
手紙攻撃なんてデモンストレーション以外のなにものでもなくって
今ごろ市民社会の常識ではとても思いつかないような方法で報復の報復の作戦が
練られてるはずなんであって、
いや別にパニクれといってるわけじゃないんだけどさ……。
呉先生が同じことを何べんも雑誌に書かなきゃいかんわけや。
>>11 > 今ごろ市民社会の常識ではとても思いつかないような方法で報復の報復の作戦が
> 練られてるはずなんであって、
「方法」の話じゃないような気がするけど
13 :
無名草子さん:01/10/18 04:44
石仏のとき「これは貴重な文化遺産を人質として利用することによって
交渉を有利に進めようという算段なのだろう」とか思わなかった?
あっさり破壊しちゃったわけで。
「まさかこういうことはしないだろう。自分で自分の首を締めるようなマネだから」
というロジックの通用しない怖さをもちっと考えてみるべきではないのか。
14 :
無名草子さん:01/10/20 00:50
age
15 :
無名草子さん:01/10/20 01:28
だから、不況覚悟で権力の減退覚悟で、今のうちに息の根をとめとかん
とあかん、っていう話じゃないんですか?
16 :
無名草子さん:01/10/21 16:39
フト思ったんですが、
2ちゃんねるって、情報の公衆便所じゃない?
17 :
無名草子さん:01/10/21 23:16
双葉文庫で呉智英大増刷フェアをやっとるな。帯の南伸坊による似顔絵が最高。
しかしこのフェアが売上に結びつくかどうかは・・・
>>16 2ちゃんねるは差別もある明るい社会では?(w
言われてみると、一般社会よりはそうだろうねえ
呉さんに2chを論じてもらえるよう、2ちゃんネラーの宮崎哲弥に頼んでみよう
別殺宝島とかででてもおかしくない
21 :
無名草子さん:01/10/22 01:10
呉先生はインターネットのことを「情報の熱死状態」と呼んでいたような気がする。
(確か『正論』での対談。相手は……長谷川とかいう女の人だったかな)
22 :
無名草子さん:01/10/22 01:59
ふと思ったんだが、呉先生はいわゆる「日本的世間」について
どう考えてるんでしょうね??
弟子の浅羽氏はライフワークのごとくこだわってるテーマなのに、
意外に呉先生の論考には取り上げられたことがないような…。
23 :
無名草子さん:01/10/22 03:06
確かに、呉先生のライフワークあいまいだな、特に今は・・・
24 :
無名草子さん:01/10/22 22:54
呉氏が役立ったもの(プラグマティズムっぽく)
「白川静」先生の存在
カールシュミットの重要性
「すべからく」が、馬鹿判定のメルクマールになること
「検閲」の問題性。
中島みゆきは中山みきであること。
25 :
無名草子さん:01/10/22 22:59
俺、中島みゆきについて書いたのが一番好きだなあ
え〜っと、バカにつける薬だっけ?
サルの正義だったかな
26 :
無名草子さん:01/10/23 17:36
27 :
無名草子さん:01/10/24 00:14
苦労して、ちゃんとした本ばっかりだしてないで、
もっと対談の本とか出せば良いのに。
宮崎とのは面白かった。
28 :
無名草子さん:01/10/24 00:19
孔子とかソクラテスみたいに
弟子の世代が、呉語録をまとめてあげないと。
呉氏は、じつは、ひそかに、期待してたりして。
29 :
無名草子さん:01/10/24 02:11
>>7 私はその『……ブックガイド』を先週の土曜、ブックオフで750で買いました。
ちくしょう!
30 :
無名草子さん:01/10/27 07:24
10月31日(水) 24:00〜(11月1日(木)午前0:00〜)
「BSマンガ夜話」出演だよ!
31 :
無名草子さん:01/10/27 14:09
双葉文庫「天下の暴論20周年」
だそうですが、フェアやってるはずなのに、本屋にあるのは
「ロゴスの名はロゴス」だけ・・・
32 :
無名草子さん:01/10/27 15:49
弟子の浅羽通明、11/4 早稲田大で午後1時よりトークライブ。
阿部謹也、高橋世織と競演だ。
33 :
無名草子さん:01/10/27 16:25
呉先生。もっと表に出て来て、人権論者たちを
叩きのめしてくだせえ!
34 :
無名草子さん:01/10/27 16:28
しょせん飲み屋の与太話。ファン以外には通用しません。
35 :
無名草子さん:01/10/27 16:41
だが、したり顔のプチブルよりも、まともなこと言ってるぜ?
36 :
無名草子さん:01/10/27 17:07
浅羽 VS 小谷野をキボンヌ
もう、小谷野の方が呉より面白い。
専門的な話も出来るわけだし。
呉さんの新作出たら勿論買うけどな。
37 :
無名草子さん:01/10/28 01:41
時間無制限二次会、も行うとか>浅羽トークライブ
38 :
無名草子さん:01/10/28 02:50
大衆食堂の人々
ふと思ったんだが、呉智英って批判ばかりで何をしたら良いのか教えてくれないって
言うのをよく聞くが、呉って筋さえ通っていれば既知外も認める位だから、自分で
考えて考える葦になりなさいって事かなあ。
中学生みたいな言い草だが、自分では高尚なことを考えているつもりでも、結局は
エライ人の言った事の復唱が殆どだったなあとオッサンに差し掛かって思う今日この頃。
俺が呉を好きになったのは思想家になった理由を「このまま馬鹿のままで死ぬのは
辛いなあ」って書いてあったのから(藁
40 :
無名草子さん:01/10/28 15:53
呉は、天下泰平、おなかたたいてポンポコポン。というヴィジョン、示して
いたと思うが??具体的に、何しろ、云々ではなくて。
41 :
無名草子さん:01/10/29 01:29
浅羽の解釈では、「人権だの平等だのといった一元的な価値を退け、人間社会を
歌舞音曲のごときものとして躍動せしめる多元的思想=封建主義」(大意)
だったかと。
福田恒存にも似た社会思想ですね。
おそらくね、呉智英の本読んでる人の半分以上は内容わかってない。
むずかしいもん、言葉が。
44 :
無名草子さん:01/10/29 06:37
「実定法としてはいまの民主っ主義社会の仕組みをそのまま踏襲してもいい、
しかし、その「根拠」に無検証、無根拠の人権とやらを持ち出さないで
やり得る」、ということを言ってるんだよね
45 :
無名草子さん:01/11/01 01:26
実定法=ルールとして人権を捉え直す、という橋爪・竹田・小浜らの立場の方が
はるかに現実的。
実定法中心主義(法実証主義)の対立概念は自然法思想だろう。
個人の権利の起源を社会に置くのか個人に置くのかが争点だろう。
47 :
無名草子さん:01/11/01 07:44
「自然法なんて妄想だ」と呉先生は言ってた。
48 :
無名草子さん:01/11/01 10:35
ホントの話 / 誰も語らなかった現代社会学(全十八編)
ホントの話
ホントノハナシ
■著者名: 著/呉 智英
■ISBNコード: 4093893241
■判型/頁: 4−6 /208頁
■定価: 本体 1200円+税
■発売日: 2001/10/31
「支那」呼称で大論争、動物愛護運動のグロテスク、「第三国人」発言のどこが
差別か……ほか、現代ニッポンの思想・言論空間の歪みをゴチエイ先生が袈裟斬
りする! 心臓の弱い方、妊婦、幼児は読まないで下さい(?)
「真実は快いものとは限らない。むしろ恐ろしく、不快なことの方が多い…」
(本文より)。 多くの日本人が何の前提もなく信じてきた「人権」と「民主主義」
の欺瞞を暴いて、早二十年…。評論家・呉智英の慧眼は、オウム真理教などのカル
トが猖獗をきわめ、残忍な連続殺人犯が人権の名のもとに手厚く守られ、「支那」
や「第三国人」という言葉が差別語として永久に圧殺されようとしている昨今の日
本社会を見れば明白だろう。そして今また呉智英が、ますます歪んでいくこの国の
“いかさま”思想を撃つべく、「ホントの話」を語りだした…。講演録のスタイル
を借りて、わかりやすい話し言葉で、現代日本のパラダイムを徹底的に解体してい
く、あまりに刺戟的で挑発的な著者の最新評論集。
「にしむくさむらい」ってのを太陽暦採用以後だって決めつけてたけど、
あれ、江戸時代にも何回かあったんだよね。
こういう間違い、けっこうあるよ、呉さん。
あ、おれ、ここ初めてだけど、もうこんな話題出てる?
芦部憲法と伊藤マコツを読めばわかるが
憲法、法律学の世界では人権といえば
対国家性や対国家並みの社会的存在に限定されるが
その限度での人権概念ならいいんじゃないでしょうか
52 :
無名草子さん:01/11/01 21:29
>>50 童話に対し、差別(=平等権違反)と騒ぐ輩が、問題では?
「対国家性や対国家並みの社会的存在」
でも何でもない輩の、「人権」狂騒曲を、封じ込める手段がないのを
呉は嘆いてなかったか?
53 :
無名草子さん:01/11/01 21:32
>>50 橋爪大三郎だったらそれでも構わないが、
呉の場合、シュミットへの言及や
法治批判としての儒教(徳治主義)評価があるので難しいな。
54 :
無名草子さん:01/11/01 23:42
呉の人権真理教批判にはそれなりに面白みはあるが、
ではどうすべきかについて、結局"徳知主義"という
信仰を対比するしかできない。それが呉の限界。
『批判家』ではあっても思想家とは言えない。
55 :
無名草子さん:01/11/02 07:11
> 呉先生は「いつも言っているようなことしか書いてないから取り立てて買うことは
> ないよ」と笑っておられましたが、私は必ず買います。ご参考までに。
だそうです。
呉さんらしい言葉ですが,私も必ず買います。
56 :
無名草子さん:01/11/02 09:00
なんか、題名のつけ方が今までと違う・・・出版社は?
57 :
無名草子さん:01/11/02 18:38
>>56 小学館だ〜よ。双葉社からは少しだけ出世。
58 :
無名草子さん:01/11/02 22:58
呉の勧めでカールシュミット読んでるけど、結構まともで(字面は)
どこがヤバイか、文章からはわからんぞ。
59 :
無名草子さん:01/11/02 23:04
>>54 うむ、呉批判の典型例だな。しかしこれについては、呉自身もかなり自覚的だ。
たしか長谷川三千子との対談で、「政治の理想は徳治主義だけど、それは現実的に
無理。ならば次善の方法を選択するしかない」と述べていた。で、そこから先に
ついては、もうお腹いっぱいになるほど語られてきたと思うが、どうか。
60 :
無名草子さん:01/11/02 23:23
さっき買いました、ホントの話。
明日ゆっくり読むぞっと。
なんで?
呉の語る「そこから先」は、一種の暴論芸と言えるだろう。
それはそれで面白い。が、現実性や思想としての根源性は得られぬし、
期待するのが間違い。それには小浜や橋爪がいるからいい。
呉は批判家としては有能だから、その点で評価する。
呉は、批判家大橋巨泉と同類か?
シュミットも読めない、『ドグラマグラ』も読まない、白川静も読まない
読者が大半で、読者がついてきてないのにその先を説いても無駄なの明白
だから、黙ってる(のでは)。
体系的思想に関しては、そもそも、『封建主義者…』はニーチェのパロディ。
アフォリズムで思想を語る姿勢が、うかがえる。もっともアフォリズムの
形態でというより、批判でであるが。
65 :
無名草子さん:01/11/03 21:48
>>65 > 前スレ読んだら「親孝行するとは封建主義者らしい」と言っただけの人を
まあ,確かにそうなんだが,あれを間違うのは呉ファンとしては失格かと(藁
>>67 あそこで粘着質に絡んでたヒトたちって、
「呉ファンにあらずば人にあらず」と、冗談でなくマジに思ってそうでキショイ(w
実生活でよほど辛い思いでもしてんではないかとアワレミを覚えます(TT)
>>68 分かった,分かった。
妄想はそれくらいで止めて,もう寝なさい。
70 :
無名草子さん:01/11/03 22:47
>>68 いや、「人にあらず」というより「自分は愚民と違う!」と証明したいんだろう。
だから些細な間違いであんなにサカリがついたみたいに熱狂するのさ。さびしいことではあるがね。
71 :
無名草子さん:01/11/03 22:49
>>65 呉は、基地外からよくファンレターが来るって書いてたよ。何かの著作で。
呉自身も、講演などで見た感じ基地外っぽいし、仕事を一緒にした人も
「呉智英はすごく変わった人」だと言っていた。
自称「村外れの狂人」だから、自分でもわかってるんだよ。
72 :
無名草子さん:01/11/03 23:14
>>67 別に悪気があったり威張ってるわけでないのに、鬼の首でもとったように
ボロカス叩くって、呉ファン以前に精神バランスの失格だわサ。
オウムや珍サヨク一歩手前って感じ。
73 :
無名草子さん:01/11/03 23:25
>呉自身も、講演などで見た感じ基地外っぽいし、仕事を一緒にした人も
>「呉智英はすごく変わった人」だと言っていた。
詳細キボンヌ
我々は今復讐されているのだよ,彼に!!!
>>74 おかしなレスするなよ!ビクーリするだろ!
76 :
無名草子さん:01/11/03 23:30
夏目房之助氏曰く
>
>>248 呉智英氏のマンガ評論
>
> 村上さんらの「私語り」批評から、より客観性をもった批評に架橋する役割を果たしてくれたと思います。
> 谷岡さんのこと、僕もからんでますが、ほんとに無償で一生懸命やられる方です。
> 評論についてより、僕は御本人が好きです。
> じつは、いろんな事情とかをよく斟酌できる大人で、いい人です。
だそうですが。
>>71 呉には芸も愛嬌もあるけど叩き厨房共にはそれがないね。芸も愛嬌もない癖に下手な自己顕示欲だけで得意の絶頂ってのが何とも。
そのひと時だけは呉智英になったつもりで得意の絶頂だったかもしれんけど。
78 :
無名草子さん:01/11/04 00:33
>>73 ちょっと待ってくれ、呉智英さんは確かに変人だが、嫌な人ではまったくないよ。
俺は呉智英さんの本から影響を受けすぎたゆえに、本人に会うのが怖かった。
呉さんの本は私の血肉となっていたから、もし本人が嫌なやつだったら自分の
一部を否定されるようで。だから会うまい、と思っていた。
それなのに会ったのは、呉さんを知る知人が「呉智英さんに会って後悔することは
まず考えられない」と言ってくれたから。まったくその通りだった。
だから読者で呉智英さんに会いたいがためらっている人がいたら、迷わず
「会え」と勧めたい。もちろん会いたくないなら勝手だが。
>>71 呉智英夫子は基地外じゃないでしょ。感覚が鋭いと変人扱いされることもあるだろうけど、夫子自身はそれも込みで狂を演じてる。読者に基地外がいるから書き手も基地外ってことにはならない。
80 :
kunimitu:01/11/04 00:56
81 :
kunimitu:01/11/04 01:02
82 :
無名草子さん:01/11/04 03:51
>>58 > シュミットも読めない、『ドグラマグラ』も読まない、白川静も読まない
> 読者が大半で、読者がついてきてないのにその先を説いても無駄なの明白
> だから、黙ってる(のでは)。
文筆家は書かねば意味がない。ニーチェは誰に理解されなくとも書いた。
呉の人権批判はニーチェのキリスト教批判に似てはいるが、ニーチェが
そこから「力への意思」という人間原理を提示したのに対し、呉は単に
人間存在の不条理性を対比させるに終わっている。思想としての徹底性も
根源性も物足りない。真にラジカルとは言いがたい。
しかし批判家としての呉は、卓抜なラジカリストだ。大橋巨泉風情と
同類扱いしては呉に失礼だろう。
83 :
無名草子さん:01/11/04 05:03
>>63 その橋爪大三郎教授が『民主主義は最高の政治制度である』でこう書いている。
「思想家は、思考のパターンを人びとに供給する専門家だ。彼は、どの集団にも
属さずに(あるいは最低限、自分の属する集団への忠誠心に毒されないで)、言論
の性能への信頼に生きることをする。
思想家と呼ばれる人びとの存在を確保しておくことが、その社会の危機管理に通じる
のであり、その社会の安全にプラスになる
これは呉氏のことを言っているのか? いずれにしろ痛いところを突いているな。
84 :
無名草子さん:01/11/04 08:28
さて直接関係はないが、弟子の浅羽通明、本日午後一時から
早稲田大でトークライブするので再告知。
(呉風に)
「俺(58)もサァ、外野からとやかく言いたかァないが、彼(呉)の弟子たちがヨウ、
慕ってるのはわかるんだけと、彼(呉)に、ほんとの意味での、刺激、知的刺激
ナ、を与えてるか疑問だ。」
「あいつ(呉)に、『もっと本書かなきゃやばい』って思わせる弟子がヨ。」
86 :
無名草子さん:01/11/05 02:47
>>62 「いや,『 ホントの話』」って,言って欲しかっただけなんです・・・
88 :
無名草子さん:01/11/06 01:16
89 :
7割以上は読んできているが:01/11/07 06:58
それで,呉さんの新作はどうなのよ?
(・∀・)イイ!!!の?
(・∀・)イイ!!!のなら買うけど。
90 :
無名草子さん:01/11/07 07:30
『マンガ狂につける薬』、2巻目はまだかな?
91 :
無名草子さん:01/11/07 08:24
それよりオール読物連載してた「馬鹿(バロック)な漫画たち」
は文春子会社のネスコから出る予定だったんだがなぁ。
唐沢が一人でやっている感のある、「無理や誇張や矛盾にみちたB級
漫画を、それだから魅力なんだという視点で読み直す」という面白い
連載だったのに。北斗の拳とかアストロ球団とか。
92 :
漫画といえば:01/11/07 15:03
「ダヴィンチ」その他で絶賛してた、故たかもちげんの「祝福王」1・2巻が
メディアファクトリー文庫から発売中。呉さんが解説を書いているよ。全4巻予定。
93 :
無名草子さん:01/11/07 15:14
『現代』12月号に寄稿。
94 :
無名草子さん:01/11/07 19:29
>>93 こういう情報提供は非常にうれしい。「老親と向き合う」というエッセイ特集
ですね。言われなければ見落とすところでした。
「GQ JAPAN」の笑うモンク読んでるよ。
今月はホロリとくる内容だった 自意識過剰な豚知事の糞対談より数万倍いい。
97 :
無名草子さん:01/11/08 21:12
今回のテロについてどうコメントするかな??予想だ予想。
宗教論からくるかな?
98 :
無名草子さん:01/11/08 22:18
>>96 私も読みました。呉智英さん、こういう文章を書かせると本当にうまいなあ。
あまりの面白さにため息が出る。思想を正面から論じた文章も好きだが、こうした
エッセイがより面白いと思う。
99 :
無名草子さん:01/11/08 22:20
自意識過剰な豚知事
呉は「一人で受けてる売れないコメディアン」って感じだな。
100 :
無名草子さん:01/11/09 02:10
豚恥事の崇拝者には分からんだけさ。
101 :
無名草子さん:01/11/09 05:44
『ホントの話』買ってきたぞ,age
でも,あんまり面白くない・・・・
102 :
無名草子さん:01/11/10 06:42
「ホントの話」は,ホントの話,昔からの呉ファンなら買う必要無い。
けど,買ってあげれば次の本に繋がるかと思って買ってあげて。
呉さん,頼むから同じようなのばっかり出すのは今回限りにして,次はとりあえず論語本などを・・・・
もうそろそろ限界です・・・・
あと、今月号の『GQ』でいってた、マンガについての
講義やってる、偏差値40クラスの大学ってドコ?
なんか、うらやましーぞ。
104 :
無名草子さん:01/11/10 20:09
『ホントの話』、前書きは面白かった。
長崎の平和祈念館に行って、あんな感想持つやつ他におらんやろ。
105 :
無名草子さん:01/11/10 21:06
>>102 うむ、論語の解説本なら読んでみたいぞ。
学者じゃないから、持説に固執せずに(というか偏らずに)、
白川静・宇野哲人・貝塚茂樹・金谷治・渋沢栄一・宮崎市定
などの諸先生方の解釈をミックスした、おもろい解説本になる
とおもう。
>>103 近畿の大学だった、たしか。ニュース番組でもやっていた。
図書館にマンガコーナーがあるんですよ。古今の名作がズラリ。
ええと、京産大かな?龍谷大かな?近大かな?
ああ、忘れた。詳細きぼ〜んぬ。
106 :
>@関東在住:01/11/10 21:20
>>105 関西の大学?!じゃ、モグリは無理かぁ・・・。
107 :
無名草子さん:01/11/10 21:29
マンガ学科があるところ?
「ホントの話」すげぇつまんなかったよ。期待して買った俺がバカだった。
なんだ?あれ・・・。厨房の入門書か?ファンをバカにするのもいい加減
にしろ、とマジで言いたい。
「放談の王道」も駄本だったが、今回のも駄本だね。同じことの繰り返し。
読者を舐めてるな。もう老人になっちゃったのか?
期待しているからこそ、苦言も呈す。ファンよ、ごめん。
109 :
無名草子さん:01/11/11 00:03
110 :
無名草子さん:01/11/11 00:14
もとからつまらん。
111 :
無名草子さん:01/11/11 00:49
不評だね、面白かったけどな。
飽きただけでしょ
放談の王道は面白かったけどなな〜、
対談集をもっとだして欲しいんだよ呉に。
とりあえず、吉本隆明、渡部昇一、立花隆、小谷野と。
112 :
無名草子さん:01/11/11 00:59
渡部昇一
お似合いかもね。ぷ
113 :
無名草子さん:01/11/11 01:00
『危険な思想家』で予告しておいたあの課題をそろそろ論じてほしいのぅ。
『ホントの話』は、前書きの暴論も含めて文芸・読み物として面白かったな。
114 :
無名草子さん:01/11/11 03:46
宮崎学のスパイ問題について、仲のいい呉さんはどー言ってるの?
>>108 > 読者を舐めてるな。
>
> 期待しているからこそ、苦言も呈す。ファンよ、ごめん。
舐めてるかは知らんが,俺も全然面白くないと思う。
呉さん,貴方のファンはもうちょっとレベルが高いものを欲しています。
次も(1年以上後?)こういう事になると,結構拙いような気がします。
116 :
無名草子さん:01/11/11 09:59
>>103 文教大学。ネットで検索したらすぐわかった。
それから、「ホントの話」は十分面白いよ。確かに以前からの呉智英愛読者
にとって思想面でさほどの新味はないが、呉智英さんの文章を読む楽しさは
あいかわらずだね。
ほとんど同じような文章を水増ししていくつも本を出す著者が多いなかで、
呉さんの本がほぼ2年ぶりだというのはすごい。
よく生活できるな、という感じだ。
117 :
無名草子さん:01/11/11 10:17
呉って自分の読者ターゲットは、中堅大学(日東駒専)出身者レベルだと、90年代前半に「宝島30」で書いていなかったっけ?
もう、失礼しちゃうわねぇ〜。
間違ったマーケティングだね。もっと下じゃ...。
119 :
無名草子さん:01/11/11 11:11
なんとか塾とかの、弟子の顔ぶれがしりたい。
直接会える弟子からの刺激が少ないのでは?
取巻きの弟子が、駄目だと、呉もがっくりくるのでは??
優秀な弟子いるのか?
120 :
無名草子さん:01/11/11 13:59
>>116 いやあ・・・俺も呉ファンだけど「ホントの話」には正直、首をひねったぞ。
このスレでも狂おしいほどに既出の感想だが、前から書いてることと重複も多いし。
とりあえず島原の乱の話と人権宣言の形而上的性格の話はもういいや(w
つーか「現代人の論語」と「馬鹿な漫画たち」を早く出してほしいのだが・・・
121 :
無名草子さん:01/11/11 16:43
■■呉智英『読書家の新技術』(朝日文庫)================■
インターネットの某全文検索系サーチエンジンで「読書家」というキーワー
ドで検索したら、440件ほどみつかった。「読書家」の多いこと多いこと。
しかも「知識量」やら「蔵書量」やら、いろいろ「誇ってる」人がこれまた多
いこと多いこと。
さて、何で読んだのかもちろん忘れてしまったが、呉智英が南伸坊に「おれ
も昔はモノを知らなかったよな。南に字を聞いてたもの」と述懐していた。こ
の人は見るからに勉強ができなさそうだが、こういうとこ好きだ。
この本も見るからに勉強ができなさそうな本だが、「読書家でござい」なん
て連中が書く「読書のすすめ」みたいな類書よりか遥かにましだ。どこかまし
なのか言うのは難しいが、内容でないことだけは確かだ(と言ったが、「読書
のすすめ」「ブックガイド」といった類書の内容は壮絶にひどいので、前言撤
回してもかまわない)。
ところで呉智英より遥かに勉強の良くできる加藤周一という人は、これまた
『読書術』という別の意味でひどい本を昔カッパブックスなんかで出していた
が(なんということか、それが同時代ライブラリに入ってしまった!)、その
中で「読んでない本を、読んでないとは言わない(読んだことにしちゃう)」
というスノビズム(笑)が文化の大半を支えている、それじゃあ本は売れない
けど、と本当のことを書いている。そういうスノビズムは社交に属する事項だ
から(そればっかりだとしょうがないが)、それを欠いている者は努力ばっか
りするから間違う(笑)。「独り学びて友無くんば、即ち孤陋にして寡聞な
り」と『礼記』だって言っている。
蛇足だが、呉智英(ここは誰の名前が入ってもかまわない)程度の物書きの
「読書量と知識量」に感心してみせるなんていうのは、文化の維持にも再生産
にも貢献しないばかりか、人間として最低限必要なスノビズムを欠いていると
思う。少なくとも、呉智英自身がそんなことは望んでいない(ってことぐら
い、この本読めばわかりそうなもんだ)。
122 :
無名草子さん:01/11/11 18:18
123 :
無名草子さん:01/11/12 18:50
ずいぶん昔の話なんだが、『産経』2000年3月18日、25日、4月1日の三回にわたって
「21世紀へ残す本残る本」という連載がのったときの話。
そこに「チャイナ語」とか「チャイナ人」とか「満洲(現チャイナ東北部)」とかいう
妙な表記が使われていた。
なんでや?
124 :
無名草子さん:01/11/12 19:06
>>123 「支那」表記でもめたんでしょ(w
だからといって抗議とかしないのが呉夫子の夫子たる所以ですから、
おそらく大人の対応で「チャイナ」で妥協したのではないかと思われ。
産経でも新聞は新聞ですからこういう情けないことになるんでしょうね。
125 :
無名草子さん:01/11/12 20:55
『ホントの話』は連載をまとめたんだから仕方ない。
ただ、『礼記』とか『復讐と法律』とか、まだ、彼の引用する文献を
読んでない自分がいて、がっくりする。
>>125 その点はたしかに仕方ないとは思うけどさ・・・
なんか補論みたいなやつあったでしょ?
あれが単行本書き下ろしにしてはかなり質が低かった。
いかにも時間が無いから適当にって感じ。
補論がある講とない講の分け目も適当って感じ。
あと、学歴うんぬん言ってる人たち。
なんだか悲しいねぇ〜。
127 :
無名草子さん:01/11/13 10:02
>>124 相手国の言いなりになることこそが日本の戦争責任を明らかにすることだと信じている人たちが
作っている新聞が「支那」を圧殺したがるのは分かるんだけど、
産経ってどういう新聞社なの?
あの高島俊男先生も「中国文学者」という肩書きになってるし。
>>126 > あと、学歴うんぬん言ってる人たち。
> なんだか悲しいねぇ〜。
呉智英の事か?
129 :
無名草子さん:01/11/14 21:03
『現代』の結びの言葉「親不孝」って、呉の結婚?
130 :
無名草子さん:01/11/15 21:14
呉さんと手紙でやり取りした人のサイト教えて。。。
OS逝かれちゃってわかんなくなったの。。。
旧仮名使いのやつね。
131氏
ありがとう、カムサハムニダ、ダンチェ、謝謝。
133 :
無名草子さん:01/11/16 11:22
呉が提訴、文化まもれと。
134 :
無名草子さん:01/11/16 11:50
135 :
無名草子さん:01/11/16 12:07
これが親不孝?
助っ人として大学教授の中島義道を・・・・
これはどういうことなんでしょうか
137 :
無名草子さん:01/11/16 12:32
呉さん、『ホントの話』がいまいち面白くなかったのはもう許す!!
>>136の言う通り、オモロイ
裁判になったら是非傍聴に行きたい。
138 :
無名草子さん:01/11/16 12:46
139 :
無名草子さん:01/11/16 12:50
>>138 部落ら氏ね!!
と思ったら、マジで新聞の記事でした(^^;)
どうも、ありがと〜
141 :
無名草子さん:01/11/16 12:51
テレ朝で紹介されてますねえ>裁判
「くれともひで」って言われていたけど・・・。
142 :
無名草子さん:01/11/16 12:52
ワイドショーでもやってるな、呉の提訴。
ただ、解説者、「くれともひで」だってさ。
だれもつっこみいれないし。
知名度低いねぇ。
143 :
無名草子さん:01/11/16 12:55
>>142 ニュース板のスレも見たけど、あっちでも知名度ないのかなあ・・・。
アサヒコムで笑ったわ。>家路
漫画夜話で見たとき丸くなったなと思ったけど。やってくれる。
こーゆードンキホーテ的なところがイイ。
(ガロの漫画評論賞とか)
くれともふさ(ごちえいでも可)>142
だよね昔は。ごちえいが最近デフォになったが。
「連日の防災無線放送は、静かに暮らす権利の侵害だ」
↑これにワラタ。
それは兎も角、結構本気で怒ってるようだね。
146 :
無名草子さん:01/11/16 22:14
小学館の人も、間接的に宣伝になったから喜んでるかも。
しかし、これは「親孝行」だろう。
147 :
無名草子さん:01/11/16 22:30
たぶんさ、朝の七時とかだと原稿かき終わって寝ようとしてるときだからキレルんだと
148 :
無名草子さん:01/11/16 22:32
これで、静音権も呉の持ちネタに増えたね。
マンガ評論、日本語、封建主義(人権・民主主義批判)
はもうネタ切れ気味だからな。
149 :
無名草子さん:01/11/16 22:40
呉&中島義道 対 浅田彰&柄谷行人
の対決、見てみたい。
呉と中島はわかるが、それと浅田・柄谷を対決させる意味がわからん。
それなら小浜逸郎とか浅羽通明とかのほうがおもしろそう。
大体、負けるよ(藁
「静かに暮らす権利」って人権じゃないのか?
154 :
無名草子さん:01/11/17 09:50
分類すると、人格権だろう。
155 :
無名草子さん:01/11/17 19:22
かれの行動、大半が、拍手喝采してる。
156 :
無名草子さん:01/11/19 03:45
呉智英の事をよく取り上げる知識人に香西秀信という人が居るらしいんだけど、知ってる人いる?
ちなみに図書館に探しに行ってみたら、一冊も置いてなかった・・・
>>156 知らないけど、GOOGLE検索には引っ掛かるよ
>>156 丸善ライブラリーとちくま新書のは買ったよ
159 :
無名草子さん:01/11/19 05:58
今回の裁判は面白いっちゃ面白いけど、基本的にはマジで
生活の迷惑だ、っていう話なんで、あんまり思想とは関係ないよな(笑)
ほんとは各著作にある、民主主義や人権の矛盾点を撃つような裁判なら
よかったんだけど、まあそんなの読者のためにやる義理もないし
160 :
無名草子さん:01/11/19 07:43
まぁ、呉は著作で封建領主の反ダム闘争を
紹介してたりもするし、呉流の裁判になれば
面白いんじゃないの?
宮台に古典パンだろ。
162 :
無名草子さん:01/11/19 09:55
名前の読みだけど、16日の朝日新聞の記事では
呉(くれ)智英さん
となっていた。後半は読めなかったのか。
163 :
無名草子さん:01/11/19 11:09
>>162 普通、智英(ともふさ)の方が読みづらいよな。
164 :
無名草子さん:01/11/19 11:10
砦に拠る
165 :
無名草子さん:01/11/19 11:11
166 :
無名草子さん:01/11/19 13:43
>>162 >>163 「朝鮮人でも支那人でもありませんよ」ということを伝えたかったのでは?
>>139を読むと、苗字が「呉」というだけでそういう判断をする人が
世の中には結構いるんだということが実感できます。(それにしても、意外に
知名度低いのね)
現在TBSラジオ出演中age
168 :
無名草子さん:01/11/20 23:18
呉智英は10年位前に、もっと力を持ったら(組織的に人を集めるという程度の
意味か?)、台風○号が近づいたら「台風○号反対のデモ」をやったりするとか
言ってたが、そういったのはまだやらないみたいだな。
今回の裁判にしても、自治体を訴えるなどという普通のやり方ではなく、「ドボル
ザークを訴える」とかいうのにしていれば、「台風反対デモ」と同じような意味合
いになったような気がする。
169 :
無名草子さん:01/11/20 23:30
なんか、住民と直接対決したらしいね(藁
170 :
無名草子さん:01/11/20 23:32
139でリンクされていた、ニュース速報版のスレの14
> 地域エゴ。というかただのエゴ。
> 留置所いらんとか言ってる原宿のやつらと変わらんな。
というのに同意。呉智英のやってることは、今まで呉が否定してきた「自分の人権
だけを主張する大衆」と変わらん。
168で言った「台風反対デモ」というのは、○○反対デモとかをよく行う「戦後民主
主義」的な市民団体などの行動のパロディとして行うのだという意味のことを呉智英
は言っていた。しかし、今回の裁判ざたはそういった意味あいがあるとは思えない。
「大衆を批判するのに大衆食堂に通う自分」といったような逆説の面白さも感じられ
ない。
171 :
無名草子さん:01/11/20 23:35
あと、ニュース速報板のスレ38の
> 町のホンネ
> 呉を町から追い出すためにテスト放送を流して何が悪い。
> 出て行くまで、毎日流すぞ。
というのにはワラタ!
>>170 もっと事実を見つめたほうがいいと思う。
呉が田舎にこもっているのは両親の介護をするためなんだよ。
訴えたことが自分のためとはかぎらないさ。
173 :
無名草子さん:01/11/21 00:03
今の世にインテリゲンチャであることを自らに課しているだけでも
貴重ではないか。
そばにいるとちょっと迷惑かもしれんが。
174 :
無名草子さん:01/11/21 00:03
>今まで呉が否定してきた「自分の人権
>だけを主張する大衆」
そんな言説あったかなあ・・・?
呉は「人権」と名のつくものなら全否定だったと思うんだがなあ。
ただ、橋爪大三郎みたいな筋金入りの人権論者は認めてたけど。
アクセスででてたが
人格権の侵害ということですかと聞かれ
つまり人権の一種の侵害かということになるが
マア法律的な言語に翻訳しないと裁判所には出せないけどとかいってた
176 :
無名草子さん:01/11/21 00:59
今回の呉の行動は、これまで20年間にわたって呉自身が主張してきた事に反することなのか、
あるいはそうではないのか、その辺の議論をキボンヌです
177 :
無名草子さん:01/11/21 01:15
実定法としての権利ってのは全部認める、しかしその大本の
人権思想が何の根拠もない、思い込み、架空の存在、適当な
決まり・・・であることを認めろ、ってのが一貫した主張だから。
足を踏まれたときは、もしもし、私は足を踏まれないという
人権があなたに侵害されてます、じゃなくて、痛い足をどけろ、
となるだろう・・・ってことだよね。
うるさいやめろ、という主張だからOKと言える
反しないですよ
179 :
nanasi:01/11/21 01:20
記者会見の様子とか見てないので、なんで訴えたかと言うのを想像したんだが…
毎日毎日、朝に夕に確認しなきゃならない程信頼性のない機械なのかよ!!
ポンコツじゃなく新品だろ!!それも避難勧告が有った無かったで被災者から訴訟を
起こされたりして(確かあったはず)、市の「誠意」をこれ見よがしに26個も付けたんだろ。
そもそも災害と言っても地震は揺れるからサイレン聞かなくても分かるし、水害も殆どは
台風の季節に限定されるからシーズン前に確認すれば良いだけだろ。
夕方の音楽はガキに帰宅を促す合図に良いかも知れんが、早朝に鳴らしても五月蝿いだけじゃ。
どうせならお昼ご飯の合図を鳴らせ!!意味のない時間にサイレン鳴らすな、タワケモン!!
と想像しました。おそらくありがちな騒音による人権侵害がどうと言うのもなく、また期待するような
封建主義者的なアッパレ言説もないんじゃないかと思う。でも出来れば「オォー」と唸るような
ことをやって欲しいけど。
うるさいからやめろと訴えるわけだけど
法律の世界では一応人格権の侵害とか言わないと
通らないとかそういう事では
別に人権思想に賛成してとかそういうことはない
181 :
nanasi:01/11/21 01:57
でも何か「おー」って唸りたいよね。読者サービスでやってくれないかな。
有り得ないか。
人権はただのルールだ、てのが呉の主張でしょ。
ルールに則ってゲーム(裁判)するのは問題ないはず。
ただのルールなのにそれを普遍の真理みたいに
考えてる人権真理教信者を呉は批判してるのだよ。
183 :
無名草子さん:01/11/21 06:55
人権批判者が、人権肯定せよと、訴えた。
復讐の権利みとめよ!と裁判に批判的な者が、裁判所に、訴えた。
>>183 それを君はここで訴えたいわけね
> 人権批判者が、人権肯定せよと、訴えた。
> 復讐の権利みとめよ!と裁判に批判的な者が、裁判所に、訴えた。
185 :
無名草子さん:01/11/21 12:11
186 :
無名草子さん:01/11/21 15:23
役場の担当者の自宅の前で、同時刻同音量で音楽を流す、みたいなことをやれば
おもしろくなりそう。
187 :
無名草子さん:01/11/21 21:23
今回の問題は、
人権云々じゃなくて、単に
権力(この場合、自治体)の
人間に対する過干渉に「否」を言ってるだけ
のような気がするが
188 :
無名草子さん:01/11/21 21:44
いや、いわゆる人権論者よりも、人権批判者のほうが、人権の
有効活用法を知ってる証左だと。
呉の行動で、逆に、世間のいわゆる人権論者が、実に遊離した
存在であるかが、明白になった、と。
人権論者が、呉の陰で、地団太踏んでる気がする。
189 :
無名草子さん:01/11/21 23:04
>>188 なるほど、面白い。そこまでは考えていなかった。
女に惚れている男よりも女を利用しようとする男のほうが
メリットは大きいってわけだね。
190 :
無名草子さん:01/11/22 22:39
『砦に拠る』はたしかに面白かったけど、なぜそのペアが『ぼくの村の話』なのか分からん。
公憤だの私憤だのいう以前の問題として、ただの出来の悪い作品としか思えないんだが。
他山の石にすらならないと思う。
明治大帝の御心にそむく空港建設反対とか老人達が言い出したときは、少しは面白くなるかと思ったが、
ややこしそうな問題は途中で全部雲散霧消。
俺は呉の著作は全部読んでるんだが、『マン薬』だけは分からん。これに限らず、
マンガの解説に全然納得できん。
191 :
無名草子さん:01/11/22 23:17
>>190 ていうかあなた、その回の文章の内容わかってる?
192 :
無名草子さん:01/11/23 00:01
>>191 分かってるよ。呉の主張は「良識におもねり、公憤と私憤を取り違えたのがあの作品の失敗の
原因だ」ということでしょ。でも、それ以前の問題だと言いたいの。
だって、連載第一回では、農民達が「ここの近くに空港ができれば、ここの野菜が高く売れるぜ」
なんて言ってるの。で、それが自分たちの農地と知ってあわてて反対運動。ちゃんと私憤じゃん。
公憤と私憤を取り違えたんじゃなくて、公憤として描くのか私憤として描くのかもロクに考えず、
行き当たりばったり連載進めてあげく途中で投げ出しただけの作品でしょ。
『砦に拠る』と対比することじたいが間違いだといってんの。
193 :
無名草子さん:01/11/24 00:51
じっさい、呉のマンガ評論家としての実力って、どれほどなの?
『現代マンガの全体像』に書いてあって、そして俺の実感としても当たってると思うんだけど、
マンガ評論ってのは、長い間「教育に貢献するのがいいマンガ、貢献しないのが悪いマンガ」
あるいは「文学的な香りがするのがいいマンガ、しないのが悪いマンガ」みたいな
裁断ばっかりやっていたわけでしょ。それを最も苛烈に批判してきたのが呉智英なわけだ。
で、その呉のマンガ評論じたいはどうかと言われれば……?
公的権力からの干渉を防ぐというのがまさに
法学、日本国憲法の人権概念
195 :
無名草子さん:01/11/24 02:00
すいません、誰か教えてください。
マン薬の『しょうじょ探偵団』についてです。
『二人の探偵の名前は「かさ」と「みしん」。なぜこんなおかしな名前
なのかは、わかる人にはわかる。もちろん、説明はない。』
こう書いてありますが
なぜ「かさ」と「みしん」なのかさっぱりわかりません。
わかっている人がいたら教えてください。お願いします。
196 :
無名草子さん:01/11/24 11:08
>>195 「彼は肉食猛禽の爪の牽縮性のように美しい……
ミシンと洋傘との手術台のうえの不意の出逢いのように美しい!」
シュールレアリズム詩人ロートレアモンの「マルドロールの歌」第6の歌より。
「傘とミシンの手術台の上の出会いのように・・・」ってのは、
「シュール」にかかる枕詞みたいなもんです(w
作者がマンガ全体を象徴して名付けたのでしょう。
呉が叩く人権論者、マンガ評論。
もう、そんなものは無いんだよ。
そんなものに対して優越を感じて
安穏としているってどういうことだろう。
198 :
無名草子さん:01/11/24 12:06
ホントの話があんまり評判よくなかったから、
今回の裁判を提起したんじゃない?
あわせ技一本みたいな感じで・・・。
199 :
無名草子さん:01/11/24 12:59
>>198 んなあほな。
たかが田舎村の放送騒音訴訟ごときで
世間が注目すると思うほうがおかしいと思うが。
200 :
無名草子さん:01/11/24 14:31
201 :
無名草子さん:01/11/24 15:44
呉の文章が国立大学の国語入試問題に出たことがあります。
いま赤本があるんで、よかったら書き写すけど、
興味あるひといる?
ちなみに「大衆食堂の人々」からの出題(初出は別冊宝島)
203 :
入試問題うつし君:01/11/24 15:55
書き写すので、しばしおまちを。
呉のことをわかっているいい問題でした。
赤本(教学社)の解説も的を射ていました。
204 :
入試問題うつし君:01/11/24 17:11
以下、(中略)は「入試問題うつし君」によるものです。
本格的に問題を解いてみたい人は本の該当部分を参照してください。
設問内で、解答形式の指示部分は省略しました。
90年度 小樽商科大学 国語(現代文2問、古文1問、漢文1問の中から抜粋)
次の文を読んで、以下の問いに答えなさい。
--
前節で、漢字とむつかしいということとの関係ついて検討したが、(中略)
むつかしければ悪いのか、ということについて考えてみよう。
奇妙なことに、種種の教育科目の中で、むつかしいから悪いという論理が通
用しているのは、漢字教育だけである(中略:ここで「二次方程式の解法は
むつかしいから教えないようにしようという運動は起きたことはない」など
の呉流のジョークが入る)。
それは、漢字教育が単に他の教育のための手段・道具としてのみ考えられ、
それなら、やさしさへの強制をしてもだれも異論はないはずだとされてきた
からだ。(中略:ソロバン教育について言及)
やさしさの強制、これは、近代国家の国民教育の主要な柱の一つである。
(中略:ここで民主主義者の盲信を指摘)そして、国家権力の強大化や国家
主義イデオロギーに対抗するためには、むつかしさを廃止し、やさしさを重
視する教育をしなければならないと主張している。
だが、これは本質的に誤っている。
近代国家は人民を国民として取り込むことによって成立するのであり、その
ための国民教育=義務教育なのである。(中略)近代国家に要求される近代
的効用論が、やさしさの強制を行っているのである。
(中略:漢字が単に道具・手段であるならば英語の綴りも同じではないか、
と指摘する)
…続く
205 :
入試問題うつし君:01/11/24 17:12
こういう状況の中で、屈折した、やさしさからの逃走がしばしば見られる。
次に示す漢字は、漢字制限(やさしさの強制)の外にあるものである。
(中略:ここで「女郎花」などの漢字を例示)
この三つは、(中略)オチコボレの代名詞のようにいわれる暴走族のグルー
プ名なのである。学校教育からオチコボレた少年たちが、屈折した真理とし
て、やさしい字を求めるのではなく、やさしさからの逃走をしているのだ。
(中略:「仏恥義理」などのロックグロープの名前を例示)
ここにも、非優等生の奇妙な、やさしさからの逃走・むつかしさへのショウ
ケイが現れている。★民主主義者たちの教育論議には、右派も左派も、こう
いった視点が完全に欠落している。
(呉智英「封建主義者の漢字論」より)
問一 カタカナを漢字に改めなさい。(中略部分のものも含む)
「ジシュク」「ノウゼイ」「ジュガク」「ショウケイ」
問二 漢字教育を巡る「むつかしい=悪い論」を支えてきた通念を端的に表
している文を一つ抜き出しなさい。
問三 「むつかしさからの解放」が「やさしさへの強制」と化してしまうの
はどのような背景にもとづくものなのか。その理由を50字以内で述べなさい。
問四 ★部分の、「こういった視点」とはどのような視点なのかをわかりや
すく簡単に説明しなさい。
問五 本文で筆者が、漢字教育の論理とソロバン教育の論理を同一視する態
度を批判するのは、ソロバンは純然たる手段・道具なのに対して、漢字教育
はそれ自体を目的として考えるべきだと判断しているわけではない。むしろ、
漢字はむつかしいかやさしいかという論を超えて、漢字硬直主義(むつかし
さへの強制)と偏狭な実用主義(やさしさへの強制)のいずれの立場からも
見落とされてしまうものがあることに読者の目を向けようとしているのだと
思われる。では、その「見落とされてしまうもの」はどのようなことかを考
えて100字以内で述べなさい。
206 :
入試問題うつし君:01/11/24 17:22
教学社による解答と解説は、夜に書き込みます。
ちなみに小樽商科大学は阿部勤也も勤めていた大学で、
決してレベルの低い大学ではありません。
偏差値はよくしらないけど。
>>206 > ちなみに小樽商科大学は阿部勤也も勤めていた大学で、
たしか国立だよね。
> 決してレベルの低い大学ではありません。
北海道では、ね。
>>206 出来れば、一つぐらい答え書く奴が出てきてからにして >>解答
俺も時間あったらやりたいし(今仕事中・・・
>>196 詳しい解説ありがとうございます。
マン薬にその詩を象徴するカットが引用されていますね。
全然わかりませんでした。
勉強になります。
210 :
無名草子さん:01/11/24 23:39
>>193 日本のマンガ評論家の中ではいちばんレベルが高いと思うけどね。
少女マンガについてほとんど知らない点とか、弱点はあるし、ほかのマンガ
評論家のレベルが低すぎると言えばそれまでだけど…。
211 :
無名草子さん:01/11/25 00:51
岡田斗司夫が『mono』の連載で、呉のことを「プロのマンガ評論家として失格」
みたいなことを書いてた。何かあったのでしょうか。
前回のBSマンガ夜話(ゲストで出演していたはず)は観ていないのです。
212 :
無名草子さん:01/11/25 01:56
岡田氏、どっかで「漫画評論とは名ばかりで呉の思想を延々読まされてツマラナイ」
みたいな事を書いてましたよ。
213 :
無名草子さん:01/11/25 01:57
最近読んでない、というアレかな?
それとも、「オタク系マンガにうとい」という点を
オタキングの立場から面白おかしく書いたとか
なんだっけhp日記かなんかで石子順三なみにつまらん
思想を語るだしにしてるとかかいてたね
でも決裂したとかそういうことじゃないとおもう
おたキングって結構性格きつくてけんかとかするらしいね
俺オタキングもマンガも詳しくないけど、オタキングの主張が
> 「漫画評論とは名ばかりで呉の思想を延々読まされてツマラナイ」
という事なら、その通りと感じる。
いや、俺は呉ファンだからツマラナイことはないけど。
216 :
無名草子さん :01/11/25 09:24
漏れも漫画評論は流し読みだけど、取り上げる漫画は(全てとはいわないけど)
面白い。呉が書いてなかったら「ハーツアンドマインズ」なんか読んでなかったと思う。
217 :
無名草子さん:01/11/25 11:21
呉センセってケコーンしたのか?
218 :
無名草子さん:01/11/25 14:57
んんんんで徳治に変わる次善の体制て何?
まさか・・・・法治?
219 :
無名草子さん:01/11/25 17:39
>>205 やばい・・・、一応解答作ったが自信が無い。
問5がよく分からん。
220 :
無名草子さん:01/11/25 17:52
> 「漫画評論とは名ばかりで呉の思想を延々読まされてツマラナイ」
は、
「封建主義者とは名ばかりで呉の思想を延々読まされてツマラナイ」
としても、同じかもしれない。
ただ、「ツマラナイ」ことは、ない。
221 :
無名草子さん:01/11/25 19:50
漫画は漫画の面白さを語ってほしい。それをきかけにして
思想を語るようなやりかたはいやだ、てことだろけど、「マンガ狂」は
もともとそういうコンセプトなんだよなあ。
純粋マンガ評論じゃない、ってことなんだよね
222 :
名無しさん:01/11/25 19:51
まあとりあえず漏れは彼の本で「風雲児たち」を知ることが出来たので満足です
実際、彼の薦めで読んだ漫画は面白いけどな
224 :
入試問題うつし君:01/11/25 21:11
>219
問五は、そのまま引用したのですが、最初の一文は、
「本文で筆者は、漢字教育の論理とソロバン教育の論理を同一視する態
度を批判しているが、これはソロバンは純然たる手段・道具なのに対して、
漢字教育はそれ自体を目的として考えるべきだ、と判断しているわけではない」
こういう意味でしょうね。
解答&解説は、今日の12時過ぎに書き込みたいと思います。
どうぞよろしく。
225 :
無名草子さん:01/11/26 00:01
中島義道をパクるな!
恥知らず!!
226 :
入試問題うつし君:01/11/26 00:06
赤本(教学社)による解答と解説
-----
出典・呉智英「封建主義者の漢字論」(別冊宝島『珍国語』所収)
問一 自粛 納税 儒学 憧憬
問二 それは、漢字教育が単に他の教育のための手段・道具としてのみ考え
られ、それなら、やさしさへの強制をしてもだれも異論はないはずだとされ
てきたからだ。
問三 近代国家が全人民を国民として取り込むためには、全人民に国民教育
を義務として強制する必要があるため。(49字)
問四 やさしさを強制する学校教育からオチコボレた少年たちが、やさしさ
から逃走し、むつかしさを憧憬していることに気づく視点。
問五 学校教育の強制を受ける側の者にとっては、むつかしいにしろやさし
いにしろ、強制それ自体から逃れた独自の流儀で柔和に知(漢字)とたわむ
れたいという強い欲求があることを見落としがちであること。(96字)
解説
近代の学校教育がその背景に強大な国家の意志をもって成立していること、
学校教育の論理からは必ずこぼれ落ちてしまう心性が青少年の内に存在して
いること、等が漢字教育を例として述べられている。
問二、設問が「通念を」となっていることに注目すべき。筆者の解釈を指摘
するのではない。
問三、これも「背景」という語から何を答えさせたいのかを考える。「解放」
がそのまま「強制」であるかのような教育の背景にあるのは、すべての人民
を「やさしさ」によって「国民」にしてしまおうとする近代国家なのである
という主旨である。
問五、学校からオチコボレたロックグループや暴走族の少年たちの「やさし
さからの逃走」という具体例は、何を物語っているのかを考えよ、という設
問だとみてよい。筆者は国家主義者でもなく民主主義者でもない立場から、
日本の近代教育観に欠けているものはなにかを考察しているのである。
227 :
無名草子さん:01/11/26 00:51
入試問題うつし君は(・∀・)イイ!
さすが呉智英のファンだ( ´D`)ノ
ありがと〜〜〜〜〜
228 :
無名草子さん:01/11/26 01:11
おいおい問一と問二しかあってなかったぞ。
これでも呉の弟子を自認しているのに。
こんなの愚問だ、愚問!
229 :
入試問題うつし君:01/11/26 01:31
>228
問三については、僕の中略がまずかったかもしれません。
この問題のキーは、
国家の教育方針vs民主主義者などによる教育批判
という二項対立を踏まえ、かつ第三の視点である呉の考察を
理解するということろにあります。
入試問題としてはむつかしい部類に入るのでしょうか。
別冊宝島自体が入試問題のネタになるのも珍しいですね。
>227
実は僕も以費塾生でした(笑)。思い出としては、
講義の後のコンパで、「僕は大学を辞めて音楽をやりたいんです」
と相談?した生徒に、「ちゃんと大学を卒業しなさい」と
諭していました。こういうバランス感覚が魅力的でした。
230 :
無名草子さん:01/11/26 02:31
俺の答えも微妙だな
深読みし過ぎた
>>229 > >227
> 実は僕も以費塾生でした(笑)。思い出としては、
> 講義の後のコンパで、「僕は大学を辞めて音楽をやりたいんです」
> と相談?した生徒に、「ちゃんと大学を卒業しなさい」と
> 諭していました。こういうバランス感覚が魅力的でした。
結局のところ常識人だもんね、彼って。
232 :
無名草子さん:01/11/26 19:47
問五の解答、違うと思うんだけど。
233 :
無名草子さん:01/11/27 21:46
仕事の帰りに「現代12月号」立ち読みしたけど、激しく笑っちゃったよ、店の中で。
234 :
無名草子さん:01/11/27 22:55
なんだなんだ
235 :
無名草子さん:01/11/28 13:30
呉がよく使う、
「民主主義にはそれがイデオロギーであることを疑うモニュメントが欠落
している。」
って具体的に何なの?
パラダイムの中に全ておさまってしまうっていう論理だったら別に民主主義
じゃなくてもその他の思想体系全部がそうだよね。
236 :
無名草子さん:01/11/29 02:23
>>235 唐沢俊一の著書に
「俺は血液型性格判断なんか信じないね」
「そう言っていることから判断するに、あなたはAB型ね」
とかいう話が載っていた。ま、それはともかく。
「マルクス主義は間違っている」という考えが、マルクス主義から導かれることはありえない。
「キリスト教は間違っている」という考えを、キリスト教が容認することもありえない。どんなに
真面目な生活を送っていようが、キリスト教を信じぬ者が天国への門をくぐることは許されない。
しかし「民主主義は間違っている」という考えを、民主主義は認めるわけだ。「民主主義は
間違っている」という考えを抱くことは、思想信条の自由として認められる。「民主主義を
打倒せよ」という綱領をかかげる政党が選挙に出たって、それを禁じることはできない。
そのため、民主主義を疑うことは、他のナントカ主義を疑ったりカントカ教を疑ったりすること
とは別種の困難をともなう。
……ということではないの? 俺はそう理解したが。
実際言われたことあるし。議論をふっかけに「民主主義は間違った思想だ」と言ったら、
君がそういう考えを持つことができるということ自体が、民主主義の正しさを裏付けている」
とかなんとか。
血液型性格判断がどうかは知らんが。
237 :
無名草子さん:01/11/29 18:48
>>235 236の説明も結構だが、それ以前に
それを言うならモーメント(契機)だろ。
モニュメントを建ててどうするんだ。
238 :
無名草子さん:01/12/04 10:23
呉が関わっているという別冊宝島の『保守反動思想家に学ぶ本』って、
今手に入れようとしたら古本探すしかないの?
239 :
無名草子さん:01/12/07 05:56
>>238 じゃないのかね。昔の別冊宝島はbookoffに結構流れたって聞く
けれども。ちなみに私は大久保の高原書店で買いました。
スガヒデミとの対談がいやはやなんともという感じで面白かった。
昔の別冊宝島っていいの多いね。『マンガ論争!』とか
『知的トレーニングの技術』とか。大判になったら急につまんなくなった
ように感じる。
240 :
無名草子さん:01/12/07 11:09
情報センター出版局からのがイイ。
241 :
無名草子さん:01/12/14 22:30
新作はつまらんね
242 :
無名草子さん:01/12/16 19:20
呉氏は左翼の友達が多いね
渡部直己や牧野剛、宮崎学、スガ秀美など
243 :
無名草子さん:01/12/16 21:05
>>239 大久保の高原書店! あそこまだあったのか!
あそこで古本を買った後、新大久保のマックへ行き・・・というのを思い出すよ。
古い別冊宝島は、BOOKOFFの100円均一コーナーでゴミのような扱われかた
で売られている。
保守反動思想家に学ぶ本か・・・巻末に各反動思想家の採点表みたいなのがあったね。
繰り返し読んだよ。
244 :
無名草子さん:01/12/16 21:38
俺も繰り返し読んだ。名著だろう。ただ谷沢永一(最近を除く)の評価が低すぎるのが不満。
245 :
無名草子さん:01/12/18 20:49
呉智英、糖尿病ということは、生命保険すら入れないということか!!!
どんな愚民でも、保険に入ってれば数千万を妻や子供が受け取れる。
呉智英は、保険にも入れない、妻も子供もいない、水害にはあう・・・
ひどい人生だったぜ。呉智英さんよ。
246 :
無名草子さん:01/12/18 21:25
吉本隆明を批判するけど(実際はかなり影響を受けてると思う)、
向こうに相手にされたことはあるの?
248 :
無名草子さん:01/12/24 00:39
『ガラスの仮面』読んでたら「シナの皇帝」って出てきてビクーリした。
しかも文庫版でも直ってない。出版界ってホントによく分からん。
249 :
無名草子さん:01/12/24 01:18
朝日の社説で嫌音権と呉智英の話が出てたね
250 :
無名草子さん:01/12/24 13:42
介護マシーン呉智英。老人Zかよ。
251 :
無名草子さん:01/12/24 14:12
>>ひどい人生だったぜ。呉智英さんよ。
でも、それが妙に似合って
そしてみじめさを感じさせないところがスゴイ。
252 :
無名草子さん:01/12/26 18:05
リクルートのイサイズブックが25日に閉鎖。呉智英さんのマンガの連載も
48講というタイトルだったのに47講で終了した。
「笑うモンク」を連載していた「GQ」も1月号でいきなり廃刊。
おいおい、呉智英さんの連載読めるところが「ダ・ヴィンチ」しか
なくなってしまうじゃないか。このスレを見ている雑誌編集者、
呉智英さんに新連載を依頼する時だ。
253 :
nanasi:01/12/27 16:45
昨日ロゴスの名はロゴスの文庫を買って読んだが、本に挟まれてる2つ折りの新刊案内での呉の紹介が面白かった。
「俺はこんなに知っている。」
磯野波平がいかつくなった様なイラストもなかなか良いと思う。
呉の言葉で私にとって一番為になったのは、バカにつける薬で鴎外がレクラム文庫を愛用したから、我々が文庫や新書を
愛用しても恥ではない、と言う一文。呉のいう我々と私とは違うから、本を読んで理解するペースが遅くとも恥じる事では
ないんだと思い、読者家カースト底辺層の一翼を担っている事を誇りに思うようにさえなった。(藁
254 :
無名草子さん:01/12/28 01:43
ゴチエイ最高
255 :
無名草子さん:01/12/31 20:24
師匠age
256 :
無名草子さん:01/12/31 20:34
西池袋で吉野屋の朝定を食いつづけた自称’思想家’。
都知事にも立候補せず、親孝行は嫌いと言いながら介護のために西春日井に帰る。
西春日井に図書館なんかあるのか?
古本屋も、普通の’古書店’はなさそうだな。ブックオフならありそうだが。
ブックオフで思想系の本を100円で買う呉智英。
257 :
無名草子さん:02/01/02 01:34
「何かい、さくら。お前は見合いを封建主義か何かと思ってるのか?]
258 :
無名草子さん:02/01/02 01:48
'フーケン’主義。
男はつらいよも、いかにも民主主義くさい映画だったね。大衆バンザイみたいな。
259 :
無名草子さん:02/01/02 02:25
四谷で見かけたよ
260 :
無名草子さん:02/01/03 06:31
>258
民主主義じゃなくて社会主義映画だ
261 :
無名草子さん:02/01/03 11:43
>>260 民主主義=社会主義=共産主義=スターリニズム=ファシズム
・・・という意味のことを、呉智英は言っている。
究極の民主主義==共産主義=スターリニズム=ファシズム
と言っている。
263 :
無名草子さん:02/01/03 16:18
民主主義の純粋形態=共産主義
と言っている。
共産主義が嫌いだ、という人間もマルクス主義から逃れられていない
とも言っている。ちびまる子ちゃんの書評で。
264 :
無名草子さん:02/01/03 17:58
>>263 ちびまる子ちゃんの書評ってどこに載っていたの? 教えてください。
265 :
無名草子さん:02/01/03 18:05
>>264 10年くらい前の「ぱふ」だよ。あの雑誌、もう廃刊になってるかな?
どこかの単行本に収録されてないだろうか。
266 :
無名草子さん:02/01/06 15:28
呉さんを相手にしてくれる知識人のビックネームって
ほとんどいないよね。
寂しい。。
267 :
無名草子さん:02/01/06 22:00
>>252 「小説推理」とかいう雑誌に連載してるね
268 :
無名草子さん:02/01/10 18:21
269 :
無名草子さん:02/01/10 20:41
呉先生、アニメ批評もやって(もしかしてテレビないの??)
270 :
無名草子さん:02/01/10 23:17
呉智英は、ウルトラマン評論は10年くらい前にやってたけどね。
ウルトラマンには眩暈するような魅力を感じるそうだ。
生まれてから今までにテレビは全部合わせて50時間程度しか見てないが、その
うち半分(だったと思う)はウルトラシリーズだと言っていた。
ウルトラゴチエイめ。
271 :
無名草子さん:02/01/11 00:39
>>270 > 生まれてから今までにテレビは全部合わせて50時間程度しか見てないが、その
まじですか?
1年1時間?
272 :
無名草子さん:02/01/11 00:51
呉先生なぜ、テレビみない??
テレビは出演するもの???
あと映画もどうなんだろ??
あと、中島みゆきのCDはレコード屋で買うの?
273 :
無名草子さん:02/01/11 20:48
なんで東京神田の書泉は、いつも、呉先生の本、平積みなの??
今日なんて、似顔絵がかざってあった。
(0^〜^0)<ごっちん
( ´ Д `)<んぁ?
275 :
無名草子さん:02/01/13 00:30
>>274 ワラタ。
呉智英は濃い顔の女が好きらしいから、後藤真希を好きになるだろう。
呉は意外とモーニング娘。の存在は知ってるだろう。ただ、メンバーがどういう
顔をしているかは知らないかも。
呉智英はごっちんよりも吉澤がタイプだろうな。
呉自身がああいう顔だから、薄い顔の女が合うと思うのだが・・・
呉智英がケコーンできない原因は、女の好みも原因だと思われる。
276 :
無名草子さん:02/01/13 00:32
アホ、夫子が萌えるのはメガネッ子だっての。
277 :
無名草子さん:02/01/13 02:11
しかも、呉智英が好きなのは、最近多い横に細長いメガネではなく、昔ながら
のヤボったい形のメガネだろう。
そういうのをわざわざかけてるのは・・・変わった女だろう。
278 :
無名草子さん:02/01/13 07:25
>277
ナッチがメガネ掛ければ嫁にもらってくれるべか?
279 :
無名草子さん:02/01/13 13:25
>>278 なっちみたいなタイプのキツネ系の顔は、呉智英は好きではないと思う。
呉は、暑苦しい顔の女が好きなんだろう。呉は林葉直子とか好きそうだな。
しかし、呉自身がああいうたれ目でタヌキ系の顔だがら、逆に、目が吊り
あがってキツイ感じの女、つまり、なっち系の顔の女とつきあうのが、バ
ランスが取れていいと思うのだが。
280 :
無名草子さん:02/01/13 13:29
キムタクを怒らせたという伝説の番組を見てた人いる?
281 :
無名草子さん:02/01/13 13:45
それは小林よしのりでは?>キムタクを怒らせた。
>>281 手元にゴーマニズムが無いから確認できないけど、言われてみるとそうだったような(汗
283 :
無名草子さん:02/01/13 15:29
呉は大槻ケンヂをがっかりさせた。
284 :
無名草子さん:02/01/13 16:12
285 :
無名草子さん:02/01/13 16:51
昔からの糖尿が結婚できない原因だったりして。
286 :
無名草子さん:02/01/13 18:06
糖尿というと、肉の食べすぎ、甘いものの食べすぎだと思われているが、
そのような食べ物が原因で糖尿病になった人は同時に肥満になっている。
呉智英のようにやせているのに糖尿というのは遺伝的要素でなっていると思われ
る。つまり、呉智英の糖尿病は、より救いのない型のものだということだ。
呉智英は、ハゲ・糖尿・偏った女の好み。
大きなハンディをかかえている。
せっかく、わりと男前の顔、早稲田大学卒業、そして何よりも高身長という長所を
持ちながら・・・。
2ちゃんねるのあちこちで見かける低学歴叩きスレ、低身長叩きスレを見ると、
早稲田という一流大卒でなおかつ背が高いなんて、ものすごくめぐまれていると
思うのだが。
呉智英がよく言う、東大に比べれば早稲田なんて・・・というのは、例の身分制度
をからめた呉の独特の学歴社会論が根本にあるとはいえ、やはり謙遜が含まれてい
るだろう。東大だけでなく、京大・阪大・東工大・一橋大・早稲田・慶応・上智は
一流大学であり、東大と同じ「身分」だ。
287 :
無名草子さん:02/01/13 18:09
>>286 現在はともかく呉の学生時代、早稲田はまだ一流大じゃなかったような。
288 :
無名草子さん:02/01/13 18:13
>>286 > せっかく、わりと男前の顔、早稲田大学卒業、そして何よりも高身長という長所を
高身長ってのは初めて聞いた。幾らくらいあるんですか?
289 :
無名草子さん:02/01/14 00:05
実際見たけどそんなに背高く感じなかった。
170あるかないかと思うが。
少し猫背だったから背筋伸ばすともう少し高いかもしれん。
290 :
無名草子さん:02/01/14 00:06
あの世代にしては長身の方だと思うよ。
170センチちょっとはあるかと。
291 :
無名草子さん:02/01/19 22:53
サイヴァン、どーなった?
292 :
無名草子さん:02/01/21 20:13
今週だか先週だか、毎日新聞の書評で大々的に「ホントの話」が
とりあげられていたね
293 :
無名草子さん:02/01/25 20:04
毎日新聞の今の連載コラム(犬儒派うんぬん、ってやつ)、読者が
ついてくるかなあ?
294 :
無名草子さん:02/01/25 22:12
>>293 毎日読んでないので知らん。どんな内容なの?
295 :
無名草子さん:02/01/27 02:35
今回は、民族といったって恣意的なものだ、保守・軍国主義が多民族国家を
強調することもあるというのを例の「単一民族国家の起源」を引用し紹介、
近代国家はかえって民族を保護するように動くこともある・・・という逆説を
してきしてた
民族という語を目にすると、なぜかいつも関曠野の発言を思い出す。
「日本は民族をつくることに失敗したのではないか」とか何とか。うろ覚えだが。
スレ違いなのでsage
毎日新聞に載ってた「ホントの話」の書評にもあったけど、
いまさら「職業倫理」なんて話されても周回遅れという気がする。
298 :
無名草子さん:02/01/31 17:26
>>298 つまりさ、
「なんで僕はこんなことをしてるんだろう?」
「仕事だから」
これで納得してしまえるような人間は、そもそも呉の本なんか読まないんじゃないの?
「世界観」が欲しいんじゃなかったの?
世界がどういうふうに成り立っているのか、その上で自分の位置を知りたい、という欲求。
そうでなければ、なんで「封建主義の復活」などという、実現可能性のない主張に
はげまされる読者がいるのか、説明がつかない。
それとも、もう、そういうことは言わないのか?
300 :
無名草子さん:02/02/02 23:33
二、三年前だったと思うけど、論壇全体がミョーに内省的になってた時期が
あったような気がするんですけど。
生きることの意味がどーたらこーたら。
その流れか?
>>299 これは確信的悪人鶴見俊輔いうところの思想の落とし穴では?
あほの坂田こと今回は「橋本派の鉄砲玉」鈴木宗男に「税金力」を誇示される覚えはないが、
訳の分からない募金や寄付するよりは、税金払えよ!(←とくに田中真紀子)。
『世界』(岩波のじゃないよ)を知るより自分の位置を磨け、というのが職業意識(倫理じゃないよ)じゃないのか!?
『封建主義者かく語りき』で呉智英は述べている。
「草の根民主主義より、鉢の木封建主義のほうがいい!」
俺もヨーメーシュで気が
大きくなってるのかな?
302 :
Sitaifu Drive:02/02/03 07:04
いつもそうさ理想の先には
希望だけがひしめきあう well‐ordered world
衝動的な狂をかきわけて
そして呉はゆくよ
303 :
hitomi:02/02/04 00:59
心のまま 僕は行くのさ
ベルナールアンリ・レビでも さて 読むか・・・
>>301 そりゃそうだけど、だとしたら、呉の呉たるゆえん、みたいなものはどうなってしまうんだと
いう疑問が残る。
昔、宮台が『噂の真相』に執筆して、文化人めった斬りにした文章で、呉に関しては、
呉と会った時に「僕は君と同じだ」とかって握手求めた話が載ってたけど、
ほんとにそれでいいんだろうか……?
「僕は君と同じ禿げだ」
306 :
無名草子さん:02/02/05 08:45
呉さんが知識人として独り立ちしたとき、手元には100壱円の現金と失業保険があったらしい。
1976年当時の100万円って、今でいうとどれくらいですか?
307 :
無名草子さん:02/02/05 08:53
>>306 感覚的にだけれども、300万円くらいですかね。
自分の経験的にも、500万円まではなかったと思われ。
>>304 宮崎哲弥との共著の「放談の王道」で、呉智英氏は、「宮台も左翼の変種
に過ぎない」って言ってますね。
社会契約論からくる近代主義の王道であると思いますが。
それが右翼化左翼かはわからんが市民的自由の立場ではある。
しかし呉先生も国家なりが市民生活に介入するような事は断固反対という感じがする。
310 :
無名草子さん:02/02/05 23:03
宮台って、理想とか正義とか、そんなもん要らん、
そんなこと考えるから生きるのがつらくなるんだ、みたいな主張で
論壇で大いに脚光を浴びた人じゃないの?
それでなんで呉先生に握手求めたりすんの?
311 :
無名草子さん:02/02/05 23:08
有名なら何でもいいんだろ、きっと(w。
312 :
無名草子さん:02/02/05 23:17
200人斬りの宮台と、童貞疑惑のある呉とでは、くらべものにならないよ。
一回も使わずに腐っていく呉智英のチンポ。
南伸坊だったと思うが、「司馬遷はチンポ切られて偉くなったが、呉センセ
はチンポ切られたらどうすんのかな」といったことを言っていた(インテリ
大戦争)。
たぶん今後も使わないんだから切られてもどうってことないな。
313 :
無名草子さん:02/02/05 23:43
>>307 ありがとうございます。
結構大金なんですね。私は二倍の200万くらいなのかと思ってました。
315 :
無名草子さん:02/02/06 17:26
>>310 宮台は単に人生の意味を考えて絶望するくらいならまったりと人生を楽しんだ方が「まし」だって
言っているだけだよ。
正義はともかく理想については小室直樹師との対比を絡めて何度も語っている。
自分は宮台を先に知って、後に呉を知った人間だが、宮台の考察から現状を考えていたら
いつの間にか呉と似通った結論に到達したので(ちなみにそれまで呉智英自体を知らなかった)
二人が全く正反対という気はしない・・・気がしないだけかもしれないけど。
316 :
モー。呉ヲタでした:02/02/06 21:29
317 :
無名草子さん:02/02/06 22:14
『野獣系でいこう!』の中でだったっけ、
宮台が呉のことを「けっこうスタイリスト」だと言ってる。
つまり「かのように」から出発してるだけに「嫌いじゃない」らしい。
ある意味かれらには通じるところもあるのかもしらんな。
呉は「俺は誤解されてるんじゃなかろうか」と困ってたみたいだけど。
どうでもいいけど、東浩紀に「宮台はすぐ『フィールドワーク』に逃げてしまう」
と書かれたあとの宮台の反応はすばやかったな。
今度は『新エゴイズムの若者たち』とか『まれに見るバカ』とかで
叩かれているが(前者はやんわりとだが)、世代が違うんで
無視をきめこむんだろうなあ、どうせ。
318 :
無名草子さん:02/02/06 22:29
>>301の言うような「世界を知るより自分の位置を」というのには同意するんだけどさ、
そういう主張をメインに据えている大月隆寛や浅羽通明を読んでも
「御説ごもっとも。それで?」という感想しか持てなかったりする。
呉の愛読者としては、大月・浅羽よりも宮台のほうに好感を持つんじゃない?
319 :
無名草子さん:02/02/06 23:06
>>318 >そういう主張をメインに据えている大月隆寛や浅羽通明を読んでも
>「御説ごもっとも。それで?」という感想しか持てなかったりする。
「そこから先はテメエで考えろ」というのが大月・浅羽のスタンスなので、
あなたの要求とは永遠にすれ違いつづけるものと思われ。
宮台は「そこから先」も指南してくれるけどな。
どっちが正しいとか偉いとかいう話じゃないよ。若い衆相手に説教してメシ食ってる連中の
戦術上の違いだ。
320 :
無名草子さん:02/02/07 00:47
ふーん、宮台って結構面白そうだな
似たようなことを言ったから宮台と呉は近いって判断はどうなんだろうか。
世代も思想家として立つに至った経緯もまるで異なるんだし。
まるで「梶木鮪も鮪も同じ鮪の仲間」と言っているみたいな印象がある。
322 :
無名草子さん:02/02/07 08:46
昨日また、毎日で犬儒派コラムあった。
ロシアの共産党打倒した勢力は革新なのか保守なのか、というおなじみネタ
新聞で一般読者に語りかけるのは、初級段階からはじめるつもりなんだろうか
323 :
無名草子さん:02/02/07 11:58
呉智英氏は「宮台真司がね、『オヤジは、若い子が援助交際するのはいけないとか
言いながら、その若い子とやってる。それは欺瞞じゃないか』って言ってたのを聞い
て、俺は宮台真司のすべてが分かったような気がしたんだよね(笑)。そんなのは、
昔からちょっと才気走った若い奴が使ってた論理を言い換えただけじゃないかって。
他人の娘はいくら食っても自分の娘は食わせないっていうのは、人間のエゴイズムか
らすれば当然のことじゃないかって思うんだよね。それを欺瞞だとか何だとかってい
うのは、青臭い反抗の論理として昔からあったことで、結局、宮台が言ってるのは、
そのバリアントに過ぎない」って言ってますね。
324 :
無名草子さん:02/02/07 23:07
今月の『ダ・ヴィンチ』読むと、
呉先生もまた、と学会に誤解と偏見持っている人の一人なのかなあという
気がする。
325 :
無名草子さん:02/02/08 01:46
>>316 >ハロモニバス停コントのなっちは、
鋭いね。なっちはいわゆるキツネ顔のすっきり顔。おそらくタヌキ顔で濃い顔が好き
な呉智英はなっちみたいな顔は好きではない。しかし、ハロモニのコントのなっちは
メガネフェチではない人間から見ても、イイ!と思えるほどメガネが似合う。
おそらく、メガネ美人は同時に濃い顔であって当然だ、とばかり考えてきた呉智英は、
「好きなタイプと逆の顔だがメガネ美人」という不条理、アポリアをどう解決させる
のか。
NHKのBS番組に出演したあと、ポップジャムの収録に訪れていたモーニング娘。
を見かけて、自分がいつもかけているオヤジメガネを無理やり吉澤にかけさせようと
して同時出演していた松浦亜弥に間違ってかけさせてしまい、「オレはこんどハゲ薬
の薬用・不老林のCMに出るので同じ資生堂のティセラのCMに出ているキミに共感
したんだ・・・胸キュンピィ〜〜チ!!」などと叫びながら苦しい言い訳をするとい
った「狂気の横紙破り」を呉智英は実行するのだろうな。
次の日にスポーツ新聞に「封建主義者が、松浦亜弥にとんだ桃色片想い」などと書か
れてしまうだろう。
ところでオレはモーヲタではない。EE JUMPのソニンが好きだ。
在日の問題にも詳しそうな呉は、演歌歌手ではなくアイドルにもかかわらず韓国名で
売り出したソニンをどう評価するだろうか。「ソニンなどと、西洋人のようにカタカ
ナ表記をするのは愚かである。膳任と漢字表記せよ」などと言いそうだな。
ソニンは朝鮮高級学校時代にかなりの優等生だったらしいから、呉智英推薦の鈴木孝
夫の著作とか読みこなせるだろう。呉智英の著作を読んでも十分に理解できるだろう
ね。封建主義アイドルの誕生か。
326 :
無名草子さん:02/02/08 20:32
呉はと学会を限定付きで支持するだろうよ
327 :
無名草子さん:02/02/08 20:58
328 :
無名草子さん:02/02/09 05:05
呉智英。文春、SAPIO系の評論家。
>325
わーい私もソニン好きー。人気ないのかと思ってたら同志ハケーン嬉!
うたばんでなんであんなこき使われてるんでしょうか。告訴したいよー(電波)
ソニンが朝鮮名って始めて知ったよ。ありがと。
激しくスレ違いですな・汗
>>325 モー。呉オタな書きこみ堪能しました。
オモロいです。
331 :
無名草子さん:02/02/10 13:17
呉さんの去年刊行された本、買おうかなー。
どうでしょうか。
332 :
無名草子さん:02/02/10 13:27
>>331 いまいちですが・・・・呉さんも色々と大変そうなので、余裕があれば是非おながいします。
333 :
無名草子さん:02/02/10 14:10
もう、これまでの本で思想は出し尽くされてるから、
呉の真価は文章の面白さにある、という人だけ買えば
良いんじゃないか。
334 :
無名草子さん:02/02/10 14:57
>>333 いや、インテリ大戦争・封建主義者かく語りき・読書家の新技術の
初期3部作で思想は出し尽くされている。
あとは、同じことを手を変え品を変えて書いてるだけだ。
「すべからく」「シナ」この二つについて書いた文章なんか、何十回
見かけたことか。まるで2ちゃんねるのコピペ文のようだ。
同じことを言い続けるのが必ずしも悪いのではない。今回芥川賞を受賞
した長嶋某の作品にも、「すべからく」の誤用があった。呉が「すべか
らく」を指摘し初めて20年にはなるだろう。まだまだ呉は同じことを
繰り返し言い続けなければならない。
335 :
無名草子さん:02/02/10 15:25
今月の「VOICE]に筆者インタビューに登場。
336 :
無名草子さん:02/02/10 16:03
呉さんの人柄が好きです
337 :
無名草子さん:02/02/10 17:16
>>334 同じことを言いつづけても、呉は文章に芸があるから許せるよね。
339 :
無名草子さん:02/02/10 17:42
呉智英好き〜!
あの知識量、半端じゃないね。議論にも強くていい感じ。
なのに、親の介護のために愛知県の田舎に引っ込んだりして
人間くささも感じさせる。
でも、地区の防災無線で生活の平静が乱された、って訴訟を起こしたことは
ちょっといただけない。まあ、詳しい内容まで知らないのでなんともいえないが。
本人にとってはすごい深刻な事態だったのかも。
340 :
無名草子さん:02/02/10 19:25
>>339 > ちょっといただけない。
どこがいただけないのか、説明してみてくれ
341 :
無名草子さん:02/02/10 19:49
一を聞いて十を知り百を騙る、って言葉が好きだったな。
342 :
無名草子さん:02/02/10 20:17
>>340詳しい内容を知らないので憶測だらけだけど、それでも良い?
だって、防災無線だよ?まあ、確かに自宅で仕事をする人にとっては
こうるさいかも知れないが、一日中強制的に聞かされるわけでもないし。
また、地域の消防団が迅速に活動するためにはやはり必要だとも思うし。
343 :
無名草子さん:02/02/10 20:19
呉の家から近い距離に二つものスピーカーがついてやかましいらしい。
344 :
無名草子さん:02/02/10 20:45
呉のカン高い声もうるさいけどね
345 :
無名草子さん:02/02/10 21:21
>>337 同意。芸もなく、同じことを書きつづけている奴がいかに多いことか。
346 :
無名草子さん:02/02/11 08:50
古新聞を整理していたら、例の毎日新聞コラム1/30(1/31?)で
なんとシナ問題に言及。これもいままでと同じ主張だが、
なんと毎日新聞 認めちゃった!!!!
というかお断りで「毎日新聞は使いませんが、”現在論争があることに
かんがみ”このコラムではつかわれます」だって。
快挙、快挙!!!間違いなく差別語だということならぜったい使わせないもんな。
三大紙のひとつが、議論の余地があるとみとめたんだよ!!!
毎日新聞が、実際一番真面な新聞じゃないかな
348 :
hitomi:02/02/11 10:43
デ 呉さん 封建主義の具体的政策は?徳治なの?
349 :
無名草子さん:02/02/11 14:09
毎日は「小朝日」と言われていた(言われている?)ほど
中・韓に好意的な新聞です。
もっとはっきり言うと左翼的傾向が強い。
350 :
無名草子さん:02/02/14 15:15
>>346 賛成。画期的だと思う。
毎日新聞を読んでいない人のために呉智英コラム「犬儒派が語る世界の
キーワード」の連載状況を書いておくと、
1月21日夕刊 「単一民族国家」
1月28日夕刊 「支那」
2月4日夕刊 「革命・革新・反動」
2月11日 夕刊なしのため休載
といった状況。月曜夕刊ということですね。
「単一民族国家」は、単一民族国家論が保守でそれに反対するのが革新という
安易な図式はおかしいという話。「支那」は言わずもがな。「革命・革新・反動」
は右や左といった図式への疑問。おなじみの話だけど新聞で読めるのはうれしい。
352 :
無名草子さん:02/02/14 23:54
ここ何年か、呉のまとまった論文を読んでないなあ。つくづく「宝島30」廃刊が惜しまれる。
「宝島30」が健在ならなあ……岩上安身とか中島渉とか高橋秀実なんかはいい仕事が
できてたろうに。「9・11以後」についての岩上の一大ルポとか読んでみたいなあ。
ハァ、年とると愚痴が多くなっていけねえや。
353 :
無名草子さん:02/02/15 06:04
宝島30があれば、朝鮮総連も今のように大手を振って歩いてはいまい。
プロレスだって、ミスター高橋の爆弾が炸裂する前に・・・
宝島30なんて読んだことがない世代です
355 :
無名草子さん:02/02/15 09:33
356 :
無名草子さん:02/02/15 18:50
>>355 感謝!
ちょと、スレとは関係ないが、
オリンピックの岡崎朋美を見ていてつくづく考え込んだことがある。
やっぱり美人は得だな!と。
私はヘンですかね?
358 :
無名草子さん:02/02/16 00:13
>>357 クド顔が好きな呉智英は岡崎朋美が好きだろうな。
オレは勅使河原郁恵のようなスッキリ顔が好きだけど。
呉氏のいってること、つまり自然法など外部の至高の存在にたよる考えを批判するのは
ケルゼンの法実証学に通じる所がある
そこらへんなんか書いてましたっけ?
ドイツ法哲学とか
360 :
無名草子さん:02/02/16 07:57
僕がすんでるとこの近所の本屋では呉氏の本が外国人作家の棚に置いてありました。シナ人と間違われてるよ。
361 :
無名草子さん:02/02/16 11:07
この前裁判起こしたときも間違われてたね
日本が嫌なら国に(・∀・)カエレ!!!!
↑こんな感じ(笑
362 :
無名草子さん:02/02/16 11:20
>>355 呉智英さんの人徳が伝わってくるような報告ですね。
彼の講演は通例××万円が普通って、本当に××万円を取ることが
あるのか? こんなに気前がいいからいつまでも貧乏なんだ。
363 :
無名草子さん:02/02/17 21:02
鈴木邦男が書いてたけど、呉智英はどんな講演でも「10万円ぐらいが相場、
それ以上もらうとダラクする」と基準を決めてるんだって。
10万というのは、講演用につくるレジュメを原稿に換算するとその程度に
なるからだそうで(夕刻のコペルニクスより)。
その反面、私の知る限りおろしあ会講演のほか、アムネスティでの講演や
その他学生主催の講演でしばしば超低額で引き受けてる。
364 :
無名草子さん:02/02/18 00:08
オレだったら一回30万は請求するな。
一ヶ月に一回講演やっただけで十分生活できるじゃん。オレの今の月給より多い。
365 :
無名草子さん:02/02/18 00:18
堺屋、田原クラスは一回百万円以上取るそうだ。
しかもそれがほぼ毎日公演できるほどの依頼があるそうだ。
ただ、363が指摘しているとおり、執筆業が公演業にはまると
なにも書かなくなるともきいたことある。まさにダラクの始まりらしいな。
366 :
無名草子さん:02/02/18 01:50
>>365 芥川賞作家でよくあるパターン、受賞後全然書けなくなる・・・という作家なんか
にとっては、講演ばっかりして儲けるというのもいいかもな。
特に、何十万部も売れない作風なんかだと特に。
367 :
無名草子さん:02/02/19 15:07
( ´ Д `)<孝ってなんだろう
( 0^〜^0)<ごっちん、かっけ〜!
( ´ Д `)<・・・zzz
( ´ Д `)<・・・にんげんのほんしつわぁ
( `.∀´)<ちょっと後藤!知恵熱でるわよ!
( ´ Д `)<んぁ?
368 :
mo-wota:02/02/19 23:10
>>367 萌えたよ。
( ´ Д `)<僕には分かる。
369 :
無名草子さん:02/02/19 23:55
>>367 ワラタ。だけど呉智英ってモーニング娘。を知らないかもな。
( ´ Д `)<幇間しゅぎ?
( `.∀´)y-~~<ちがうわよ。おバカぁ。
( ´ Д `)<・・・zzz
371 :
無名草子さん:02/02/21 03:30
372 :
おフェラーリ三郎:02/02/21 05:32
>>359 なんでケルゼン?
ケルゼンは、要するに法学の近代的な枠組のなかでの実証、ということで、
呉的な近代主義批判的立場とはあまり関係ないと思われ。
373 :
無名草子さん:02/02/21 05:37
大学の法学部を6年かかって卒業し、なおかつ司法試験を1次であきらめた
ような人間が、いまやケルゼンと並べて論じられるようになったか。
375 :
無名草子さん:02/02/21 09:42
>>373 法学部卒なら1次は免除のはずだが。それとも「短答」の意味?
376 :
無名草子さん:02/02/21 12:52
>>375 在学中に1次を受けたそうな。
大学卒業すれば1次免除だから、ムダなことをしたというわけ。
留年したのは学校の成績が悪かったからではなく、司法試験のためにわざと
だった。結局弁護士にはなれず、、呉智英のことだから2年分大学生として
遊びまくったわけでもないだろうし、ただ社会に出るのが遅れただけだな。
司法試験予備校の合格体験記を見ると、みんな、彼女とかいながら、効率よく
勉強して在学中に受かり、大学も普通に卒業して弁護士になっている。
呉智英はおそらく彼女もできず(いや、50歳を過ぎた今までずっと彼女いない
のかもしれないが)、大学生らしい遊びなどもせず、かといって司法試験も挫折
して、留年の上、就職したのは零細企業の夜勤。早稲田の法学部まで出たのに。
呉智英は、人生の敗北者ということです。おまけに糖尿。
377 :
無名草子さん:02/02/21 14:06
>>376 >司法試験予備校の合格体験記を見ると、みんな、彼女とかいながら、効率よく
勉強して在学中に受かり、大学も普通に卒業して弁護士になっている。
へぇ、呉が学生当時(数十年前)の合格体験記をご覧になったんスか?
そいつはスゲエやw
378 :
無名草子さん:02/02/21 14:12
>>377 いや、俺が見てる合格体験記は「LEC」「Wセミナー」「伊藤真の・・・」
といった、現在の合格体験記だ。
というか、呉智英が学生当時は司法試験予備校って無かったと思う。
昔は、司法試験をめざす大学生はみんな独学で部屋に閉じこもって「効率の
悪い」勉強していたのかも。
大学時代の呉を今の大学生と比較すると変人だが、当時はそんなに変わった
人とは思われなかったのか?
379 :
無名草子さん:02/02/21 23:47
呉さんの書いた小説。
こないだ初めて読んだな。
デキの方は、まあ書くこともあるまい。
既出かもしれんが、宮崎学ヴの「突破者」に大学生時代の呉が少しだけ登場する。
実に知的な顔立ちでビックリする。年は取りたくねえもんだ(w
382 :
無名草子さん:02/02/22 22:51
>>381 > 実に知的な顔立ちでビックリする。
写真なんて、載ってる?
うちの文庫版は載ってないけど、単行本だと載ってるんだろうか
383 :
無名草子さん:02/02/25 19:26
384 :
無名草子さん:02/02/25 19:37
つーか、予備校で出してる合格体験記って例外だよ。
実体はそれほど昔と変わらんよ。
アレをそのまま信じる人って…
385 :
無名草子さん:02/02/27 14:52
>>384 >アレをそのまま信じる人って…
トルマリンペンダントなんかの広告に出てるサクセスストーリーを見て
真に受けるレベルの人間と思われ・・・(w
tara_tempPC022d27c23d1a2b
391 :
無名草子さん:02/03/02 03:20
町民の方ですか?
393 :
無名草子さん:02/03/02 19:50
もう何年も前だが、ハゲ智英がご推薦の「世界教養全集」、全巻を古本屋で35000
円で買った。かなり巻数が多いので、一冊あたり1000円程度ならたしかに安い。
呉は読書家の新技術で「軽装版として在庫はあるにはある」なんて書いてるが、とっく
に絶版だよ。俺が買ったのは軽装ではなくてちゃんと箱入りのハードカバーのやつ。
ただ、1巻も読んでない。たしかに、収録作品の選びかたとか、イイ!とは思うが。
やはり呉が読書家の新技術で推薦していた「現代人の思想」、これは数か月前に古
本屋で偶然ハケーンして、買った。全巻で1万円程度だった。
俺の本だなには「世界教養全集」と「現代人の思想」がズラーリと並んでいる。
この全部で50巻くらいある全集を全巻読破するのはいつになることやら。
呉は当然、全巻読破したんだろうな〜。
394 :
無名草子さん:02/03/02 19:55
『新技術』の単行本版はたしか20年ぐらい前の本だから、当時流通していた
本も今絶版になっているのは仕方あるまい。
395 :
無名草子さん:02/03/02 20:27
397 :
無名草子さん:02/03/02 21:40
>>396 読まなくても、本棚にズラっと並べて、眺めているだけで楽しいんだよ。
398 :
無名草子さん:02/03/07 21:36
>>393 興味の無い巻まで読む気か?
徒労に終わると思うのだが...
オタキングは石子順を誤解してるなあ。石子順は日産お抱えなんだけど、
メジャー誌に登場すると変節するんだよな。デタラメな奴なんだよ。
呉智はコロコロ変えんからな。
呉智は呉智でオタキングをオタクとしか思ってないし(笑)
呉智はオタクに対する偏見というか何がしかを持ってるね。
なんでだろう?
オタキングは石子順を誤解してるなあ。石子順は日共お抱えなんだけど、
メジャー誌に登場すると変節するんだよな。デタラメな奴なんだよ。
呉智はコロコロ変えんからな。
呉智は呉智でオタキングをオタクとしか思ってないし(笑)
呉智はオタクに対する偏見というか何がしかを持ってるね。
なんでだろう?
401 :
無名草子さん:02/03/11 17:50
「リビドー山の空手チョップ」って……。あいもかわらず分かりにくい駄洒落を……。
(「だめんず・うぉ〜か〜」3巻)
遅いネタですが。
高島俊男板で知ったけど、岩波『世界』で1997年頃に高島・呉対談をやったらしい。
題目は日本語の乱れについて。
当然というか、日頃の主張どおりに二人とも「シナ」を使いまくり。編集部は慌てて断り書きを入れたとか。
404 :
無名草子さん:02/03/17 01:43
>高島俊男板
どこですか?
失敬 板じゃなくてスレ。
この一般書籍板内にあるよ。
呉さんの『バカにつける薬』を読んで、中島みゆきを聴くようになって、
呉さんよりも中島みゆきのファンになってしまいました。
408 :
無名草子さん:02/03/17 16:45
通天閣が見える汚い古本屋の、100円均一の箱に中で
「バカにつける薬」が埃をかぶっていた。
作者本人の末路を見ているような気がした。
410 :
無名草子さん:02/03/17 21:13
>>403 よりによって岩波の看板雑誌(のわりに売れてないが)で十八番の「シナ」を言って
くれるとは。
こういうことをやってくれるだけでも呉の評論家としての存在価値はあるな。
毎日新聞を読んでいない人のために呉智英コラム「犬儒派が語る世界の
キーワード」の連載状況を書いておく。月曜夕刊。
2月18日 「先住民の権利」
2月25日 「参政権」
3月4日 「法治国家」
3月11日 「政治」
3月18日 「多数決」
どれもおなじみの話だが俺は好きだ。
412 :
無名草子さん:02/03/20 22:36
>403
96年3月号
413 :
無名草子さん:02/03/22 22:15
今月の『本の雑誌』読んでたら「『ダ・ヴィンチ』は外道」などと書いてるコラムが。
署名は大月隆寛。
この人のスタンス、いまだよう分からん。
414 :
無名草子さん:02/03/22 22:33
呉は、ただの錯覚した馬鹿
麻生太郎曰く「すべからく戻す」
416 :
無名草子さん:02/03/25 23:00
こないだ、昔とったビデオの整理をしていたら、
TVブックメーカーという番組が出てきた。10年以上前に
フジでやってた深夜番組だけど、その最終回。ベット参加者の
陣内孝則の助っ人として、糸井重里と共に、なんと、呉氏が。
バラエティー番組に出たことがあったなんて、知らんかった。
この人って、いつ頃から、電波に出没してたの?
417 :
無名草子さん:02/03/25 23:09
80年代末ぐらいからかな?
猪瀬が司会をつとめた深夜ディベート番組に出演していた記憶があるな。
ま、糸井とは仲が良いのでブックメーカーの場合はその絡みからかな?
418 :
無名草子さん:02/03/25 23:24
>417
へー、わりと昔から出ていたんですね。「馬鹿につける薬」が売れた頃?
確かに、陣内とはたいして絡んでませんでしたね。髪の毛、今よりは
豊かでしたよ。当然だけど。
419 :
無名草子さん:02/03/26 04:46
齋藤なずなのマンガ『千年の夢』(小学館文庫)の解説を呉が書いているよ。
上巻が呉で、下巻の解説は中野翠(W
ちなみに呉の解説は、「恋愛至上主義」という言葉の誤用について書いていて、
なかなかおもしろかった。
421 :
無名草子さん:02/03/30 00:45
>420
どうした?
422 :
文責:名無しさん:02/03/31 01:25
マンガ狂につける薬21
を読んだ。絶版の紹介ばっかで読めない本ばっかりだったよ。
423 :
無名草子さん:02/03/31 06:59
「漫画狂につける薬21」 装丁がぜんぜんやる気無しなデザインやね。連載のほうも取り上げる漫画が昔のものばっかりでネタぎれ気味。
424 :
無名草子さん:02/04/01 20:02
>>423 たしかに装禎はやる気なさそうだね。だが序文は面白いよ。
425 :
無名草子さん:02/04/01 21:08
426 :
無名草子さん:02/04/02 03:44
もっと文章増やせ>マンガ狂シリーズ
427 :
無名草子さん:02/04/07 18:44
もうネタ無しですかね。裁判の方は今どうなってるんでしょうか。
今日小谷野敦の『恋愛の超克』を読んでたら呉氏について下のような説明が。
呉智英 1946年生。賢者。早大卒。この人一人がいなかったら、現代日本の言論界
はどうなっていたことか、背筋が寒くなる。学者たちは、若いころ呉氏の著作に衝撃を受
けながら、ほとんど論文で言及しようとはしない。『封建主義者かく語りき』(双葉文庫)
『危険な思想家』(メディアワークス)。
凄く高い評価ですね、賢者って(笑)
一方呉氏は、『江戸幻想批判』くらいしか小谷野氏の著作を評価していないんでしたっけ?
428 :
無名草子さん:02/04/07 20:20
>>427 >一方呉氏は、『江戸幻想批判』くらいしか小谷野氏の著作を
呉の方針として、たとえ友達や、人柄の良い人であっても間違っていれば批判する、
というのがあるからね。
著作ではあまり書いてないかもしれないが、呉がテレビや講演会でよく言ってたの
は、「この人は人柄が良い人で好きだし、悪口は言いたくないが、思想的に間違っ
ていると思うから批判する」といった意味のことだった。
429 :
無名草子さん:02/04/08 12:05
関係ないけど、この人の名前の読み方がわからないまま
もう8年。
430 :
無名草子さん:02/04/08 19:02
>>429 ご・ちえい、もしくは、くれ・ともふさ。読み方は両方可と本人が言っている。
本名は新崎智(しんざき・さとし)。
今更なんだけど、今週の「犬儒派コラム」はお休み?
もう終わったの?
433 :
無名草子さん:02/04/11 23:33
>>432 確かによくわからないよね。終了とは出ていなかったが休載のお知らせもないし。
たぶん休載かな。
賢者ですが何か?
435 :
無名草子さん:02/04/14 01:09
>>434 質問で〜す。
去年出した『ホントの話』は激しくクオリティーの低い本でしたね。
長年の読者をなめてるんですか?
それとも、もうあれが限界なんですか?
そもそも俺はね、自分はどうがんばってもせいぜいバプテスマのヨハネの、
そのまた真似事しかできないっていう自覚があるわけ。
イエスが来るのを待っている。そのイエスが来る前に、この世の中が滅茶苦茶に
なってしまうのはまずいう、それだけの意識だね。自分はとてもイエスの任に堪え得ない
あんな人間ではないっていう意識があるんだよ。だから「ホンとの話」みたいな凌ぎもするんだね。
438 :
無名草子さん:02/04/15 08:35
本物降臨age
439 :
無名草子さん:02/04/15 09:44
>>436 阿呆か!
千石イエスは死んだぞ。 プログレのイエスは消えたぞ。
英語でイエスは廃だぞ。西班牙語でイエスというと屁煤だぞ。
イエスの降臨を信じてしのいでるって、オマエ、40年遅れのUFO教信者かよ!
夫子降臨?
夫子に問う、夫子が自ら「その履物をお脱がせする値打ちもない」
とまで語るそのお方は、どのような姿をしているのか?
441 :
無名草子さん:02/04/16 01:41
最近花輪和一とかの復刊に力をそそいでるのは、呉流封建主義の実践だよなあ。
文化の厚みをたくわえるっつーか。
443 :
無名草子さん:02/04/16 18:21
雑文集的な思想本はもうやめて、1つの問題を
一冊かけて論じるような思想の本を出すべきだね。
道徳・倫理・国家とか本格的なものでもいいし、
具体的に儒教論とか疑似科学批判とかでもいいし。
444 :
無名草子さん:02/04/16 18:28
>>443 以前の「封建主義、その論理と情熱」のような一つの論を
書き下ろす力はもうないって本人が言っていた。
書き下ろしでなく連載すれば不可能ではないかもしれないが・・・。
今のところ呉先生が予定しているのは論語の解説書だろ。
ずいぶん遅れている。
445 :
無名草子さん:02/04/16 20:48
>>444 > 以前の「封建主義、その論理と情熱」のような一つの論を
> 書き下ろす力はもうないって本人が言っていた。
ホントですか?本当だとしたらちょっと悲しいなあ
僕は呉さんの著作は大体持ってるけど、やっぱり『封建主義者かく語りき』が最高傑作だと思
ってるし、そういう意味では最近の著作には満足していない。
論語の本、出たら絶対に買うので早く出して欲しいね。
>>445 僕は呉さんの文章芸が読めればいいのでちょっと考えが違う。
最近の白眉は芦原教授モノだと思う。
論語の本は2年前に聞いたときに、その年のうちに
出すって言っていたのになあ・・・。
447 :
無名草子さん:02/04/16 23:36
最高傑作かどうかはともかく、ときどき思い出したように読み返すのは
「大衆食堂の人々」だな。なんか「孤独のグルメ」みたいな味があって好きだ。
「シラカバ派の知識人」は年とったいま読むと泣けてくる。
おれはもちろん知識人じゃないが、結局はシラカバ派パラダイムから逃れられないのかも、
とかいろいろ考えてしまう。
雑誌GQ(廃刊)に載ってた「笑うモンク」は氏の文章の上手さを堪能できるエッセイだった。
特に「偏差値40台の青春」は泣けるね。
ああいうのをもっとやってほしいな。
勿論論語も読みたい。
>>449 たびたび出てきてしつこいようだが、俺はこれも好きだ。
たしかに「40台の青春」は傑作エッセイ。久々に呉さんの美技を見た
気がした。
451 :
無名草子さん:02/04/20 05:37
452 :
今日の朝日新聞:02/04/20 22:49
清水勲
最近、文芸春秋が同社の「漫画賞」を昨年の第47回で終了と発表したニュースは、漫
画界に少なからぬ波紋を投げかけている。……カートゥーン(一コマ漫画)界に人材が育
たないことは、漫画全体の衰退をもたらしかねない深刻さを表している。カートゥーンは
大衆の感情を代弁するオピニオン・メディアである。カートゥニストを目指す人がいなく
なることは、社会の矛盾を突き、社会を活性化させる手段を一つ失っていくことになる。
454 :
無名草子さん:02/04/20 23:09
僕もハラタイーラやヨコヤマタイーゾみたいなカートゥニストになって社会の矛盾を突いたり
社会を活性化させたり大衆の感情を代弁してみたりしたいです。
>>452 ワハハ! 次回の「マンガ狂〜」で、このコメントに皮肉たっぷり言及して欲しい。
>>452 呉智英愛読者でない人はよくわからないかもしれないが、これって
一種の「プロレタリア芸術論」なんだよね。プロ芸論が漫画業界
の中でまだ生き延びていたわけです。上の書き込み3人はみな
わかっているようだが。
清水勲って、『漫画の歴史』(岩波新書)という本を書いた人だよね。
その本の中でも「一コマ風刺漫画の衰退は由々しき事態」てなことを
書いてた。主張は首尾一貫しているが、ものすごーく古いタイプの漫画
評論を書く人だ。
>
>>444 おや、そうなのか…?
『危険な思想家』第二章の、パチンコ屋=朝鮮人への
いわゆる逆差別的な日本の報道を批判した文章の中に
「この一見穏当な考えが実はきわめてイデオロギー的なものであり、
民主主義=人権主義の根本的矛盾を孕むものであることは、いつか
まとめて論じたい」
というくだりがあって、実は密かに期待してたんだけどね…
つーか、このスレに久々書き込んだよ(笑)
459 :
無名草子さん:02/04/21 21:54
反権力気取って裏では公安の犬やってた馬鹿を応援した責任とれ。
童貞ハゲ。
460 :
無名草子さん:02/04/21 22:10
大学入試小論文の参考書に、独自の視点を身に付けたい人はこの人の本を読めって書いてあった。
「馬鹿につける薬」だったかな?
>>458 ごめん、少しミスリードだったようだ。
呉さんが言っていたのはかつてのような「書き下ろしの長編評論」を書く
エネルギーがもうないってこと。
連載の形でならありうるかもしれないよ。ただ、その前に論語だな。
できれば荘子もやっていほしい。
>>459 公安の犬=悪という発想自体が陳腐だね。やくざと警察が近いのは
当然のこと。宮崎氏はあたかもジョゼフ・フーシェのように、権力と
反権力を行き来しているうちに自分がどっちにいるのかわからなく
なっちゃった人間じゃないかな。
呉さんが宮崎を応援したのは別に反権力だからじゃなくて、そういう
怪しい部分も含めて友人として宮崎の人間的魅力を評価したからだろ。
462 :
無名草子さん:02/04/22 01:14
「応援」って何かやってたの?
宮崎氏が立候補時に支持するコメントを出していたのを見た記憶がある。
464 :
無名草子さん:02/04/22 22:03
rmファイル持ってるよ
⊂⊃
(\ノノハヽヽ
(ヾ( ´ Д `) パターリパタリ ロンゴ・ロンゴ・ロンゴォー
.//( つ つ† ・*:.。. .。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*゚・*:.。. .。.:*・゜
(/(/___|″。 仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌
し′し′ ゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*゚・*:.。. .。.:*・゜
从#~∀~#从 <ごっつあん・・・それは南総里見八犬伝やろ(天使のなりして)
(●`ー´●)<なっちは天使だべ、そうだべ明日香?
(0゜−゜0)<完黙・・・(黒なっち)
Ψ 臨
▼ノハヽ▼| 前 兵
/|\(`.∀´) |/|\ ミ 在 闘 キリキリ逝くわよ〜
⌒ ⌒(つ )つ|~ ⌒ 烈 者
▼〜.(/(/ 陣 皆
@ノハ@
(;‘д‘)<保田のおばちゃん・・・悪魔が九字切ってどないすんねん
(;0^〜^0)<腐ったベーグルかと思ったよ! ◎?◎?◎?
(〜^◇^)<オイラは矢口。圧縮すれば知だよ チェケラッチョ〜
( ` ・ゝ´)y-~~<知よりも痴だわ ハァハァ〜ン
( ^▽^)<痴?・・・・しないよ!
∋oノハo∈
( ;´D`)<むつかしくて、ののはおなかいっぱいなのれす
川゜皿゜)‖<カヲリ コワレタ! ガガガガガァー
ノノ□ヾヽ 39.6℃
ヽ ^∀^ノ<・・・市井は熱が出てきたよ(2年半ぶり)
ノノハヽ <市井ちゃん・・・お帰りなさい へへへ
⊂(´ Д `⊂⌒`つ))ペタンペタン
467 :
無名草子さん:02/04/23 01:24
>>465 >>466 おおっ。ひさびさに「呉ファン兼モーヲタ」が登場だな。
呉智英が上野昂志を「論敵兼友人」と言ってたのを思い出すよ。
オレはカントリー娘。のりんねが好きだけどね。
当然、ミキティも好きだ。
468 :
Qoo ◆It2APNq. :02/04/23 18:59
もしかしたら既出かも知れないけど、宮崎は呉の友人であると
同時に佐高とも友人(かあるいは戦友?)なんだよね。
両者との距離の取り方はどうして(た)るんだろうね。
あと上野昂志とは今に至るも「相対的論的関係」なんだろうか。
何とも下世話な事だけど気になる。誰か教えてくれい。
すみませんが、何でだれも反応してくれないのよ
ブラクラじゃないっすよ
呉さんの絡んだ裁判みたいなんだけども・・・
>>469 興味深く読んだ。だが過去の記事を見た記憶はないし、よくわからないね。
友人が相談してきたので、これは盗作だ、という記者会見を手伝った
ということなのかね。
>>468 佐高と友人? それはないと思うが・・。呉さんは
日垣よりも先に批判していた。佐高は呉のことを「不儒者」と
読んでいたとゴー宣か何かに出ていたな。
ところで上野ってまだ生きてるの? 岡庭昇はたしか死んだよね。
471 :
Qoo ◆It2APNq. :02/04/24 01:28
>>470 いやいやそうじゃなく…
呉と佐高が、どっちかっていうと絶対的論敵関係にあるのは知ってるの。
その間にいる宮崎は、例えば参院選挙期間中どう振舞ってたのかな、とね。
あるいは、この妙な関係を呉はどう思っているのかと訊いた方が良かったか。
上野昂志はまだ存命だと思うな。社会的にはどうか知らないけど。
472 :
無名草子さん:02/04/24 04:01
上野昂志は映画芸術に書いてるのを見かけたけど、あの雑誌自体存在してるのかな。
「映画芸術ワーストテン」は、日本版ゴールデンラズベリー賞だ。笑えた。
呉智英は上野をさんざんけなしたイメージがあるけど、何かの雑誌で上野が大学院
のときに書いた論文をほめていた。入会権に関する論文だったか。呉智英がその文
章を書いたのは、バカにつける薬が出てから何年も後だ。呉はさんざん上野を罵倒
しているというイメージが定着していたので、ほめているのが意外に思えた。
呉は武田久美子のファンだったが、武田のマネをして「最強水着」をやっていた久
留須ゆみは好きになるかな。呉は同期のポリスだった永井流奈みたいにバタくさい
日本人離れした顔を好みそうだ。永井は巨乳でいかにもバカっぽそうだが、今年、
立教大学に入学して、そのことでニュース速報板にスレが立っていた。
中学生のときから呉智英の著作を読みまくっていた俺より、元ミニスカポリスの巨
乳女がはるかに偏差値が上の大学に入った。
呉は大衆食堂の人々の中で「大学行くなら東大へ入れ」と言っていて(同様のこと
をあちこちで言ってるが)、まにうけたオレは東大に入ろうと思い(思っただけで
受験勉強は一切やらなかった)、挫折して、呉がもっとも嫌う三流大学に入った。
呉は三流大学行くやつは中卒高卒以下だと言っている。
( `.∀´)y-~~<アタシは人間離れした顔だって言いたいの?
>>467 ノノハヽ .。oO (りんねちゃん (⌒ ー ⌒)・・・)
⊂(´ Д `⊂⌒`つ))ペタンペタン
ノノハヽ .。oO (りんね・・・輪廻?・・・)
⊂(´ Д `⊂⌒`つ))ペタンペタン
ノノハヽ .。oO (ゾンビ?・・・)
⊂(´ Д `⊂⌒`つ))ペタンペタン
ξξξ(ё)
ヽ (;`.∀´)ノ "<何でアタシがゾンビなのよ!
(へ )
,>
ノ□ハヽ 39.6℃ .。oO (ZZZ・・・)
⊂(´ Д `⊂⌒`つ))ペタンペタン
>>471 失礼した。明らかに私の読み違え。
ただ宮崎氏が「どうしていたか」は私には答えようがないな。
ただ一般的感想を述べるなら、もともと呉さんは徒党を組もうとする人ではない
し、仲間から違う考えの人を排除しようとしたりする人ではない。
きわめて男らしいし、またドライな人だ。
だから宮崎さんも間に立って苦労したりすることはなかったんじゃないかな。
それ以前に、呉さんは学生運動をやっていたんだから、そのときからの
友人がいるはず。その中には呉さんの思想とは相容れない人権真理教信者
だっているはずだ。呉さんは、(本質的なバカは別としても)もともと主義
主張によって友人を選ぶ人ではない、と考えたいな。
追加。ところで、去年呉智英が佐野真一の「だれが『本』を殺すのか」を
批判したのはよく知られているの?
477 :
無名草子さん:02/04/24 08:53
宮崎は、今現在佐高といろんな「利害関係」があるし、
実際に運動するあれこれは佐高に近い。
呉智英は「学生時代のなつかしい友」であるからそのぶん
立場の違いを違いとしているでしょう
>佐野真一の「だれが『本』を殺すのか」批判
知らないので教えてください
478 :
無名草子さん:02/04/24 13:58
>佐野真一の「だれが『本』を殺すのか」批判
前スレの940以降ではないか。
>>470 岡庭昇さんは存命ですよ。大病したけど。
ちなみに私は、呉智英も好きだけど岡庭氏もけっこう好き。
480 :
無名草子さん:02/04/24 16:38
佐高信センセイは儒教批判も「腐儒者」よばわりもいいけど、まず論語を
読んでからにしてください。(彼は、読んだことがないと明言)
481 :
無名草子さん:02/04/24 21:36
岡庭昇、死んだことにされちゃったよ。ワハハ。
「飽食の予言」を書いているくらいだから、汚染された食品なんかいっさい
食べなかったんだろうが・・・。
オレのじいさん、そのへんの普通のスーパーで売ってるようなもの食べて、特に
昼食なんかヤマザキのインチキパンを食べて、吉野屋の牛丼もよく食ってたけど、
90過ぎまで生きたし、寝たきりなんかならず死ぬ寸前まで元気だった。
スチャダラパーの曲にあるように、「高い野菜がオレ達に買えるか」「入ってん
の見えない殺虫剤」だよ。「環境とかを語る野郎」の岡庭サンよ。
482 :
無名草子さん:02/04/24 21:38
そういえば、呉智英は「エコロジストは全員、モラトリアム人間だ」とか言って
「環境を守る運動」を批判してたな。
483 :
無名草子さん:02/04/24 22:20
呉智英ヲタ兼モーヲタのAAは面白いな。
オレが呉智英の著作を読み始めたのはちょうど20年前、80年代初頭だ。
あの頃、十数年後に「モーニング娘。」なるものが登場するとは夢にも思わな
かった。まあ、当時は10代のアイドルだった松田聖子の娘がデビューするな
んてのも想像もしなかったが。
インテリ大戦争、封建主義その論理と情熱、読書家の新技術、大衆食堂の人々
・・・この4冊と共に駆け抜けた、バブル80年代の青春だった。
他の本はあまり読まず、文学なんか全然読まず、ひたすらこの4冊を繰り返し
読むことでオレのローティーン〜ハイティーンは過ぎていった。
高校生の頃には、ガチガチの呉智英主義者になってしまって、かなり弊害もあ
った。
呉主義者をやめた20代半ばには、反動でアンチ呉になり、「呉智英よ、オレ
の青春を返せ!!!」とまで思うようになった。
今では呉を読んでおいたのは正解だったと思っている。
1982年、発売されたばかりの読書家の新技術を手に取った、あの20年前
の日に戻れたら、もっと柔軟に呉思想を利用しつつ、なおかつ100倍楽しい
青春を送れるだろう。
>472
呉先生は「女は35過ぎからだ!」とおっさっておられましたので、
年増好みなのではないでしょうか。それをきいて泣く泣く諦めた
当時20代の私もあと数年で呉先生の守備範囲。待っててね先生(はあと。
えっ、岡庭って生きてるの? 大変申し訳ない。
新聞で言う「紙面上の殺人」をやってしまった。女体は思想、SMは素晴らしい
という例の話がなつかしい。
ガチガチの呉智英主義者という話はなかなか面白い。呉智英さんも、あるいは
福田恆存先生もそうだが、当時はは最もガチガチから遠い人だった。ところが
最近になってガチガチにこれらの思想に凝り固まった連中というのが
出てきている。
時代に抑圧されたキリスト教が、インノケンティウス三世の時には
国王を雪の中に立たせて謝罪を強いるようなもの。
つくづく思想ってのは難しいな。
486 :
無名草子さん:02/04/24 23:42
>>484 マンガ狂につける薬で、自分はロリコンではない、熟女が好みだと発言してましたよ(w
487 :
無名草子さん:02/04/25 03:07
現在ひそかに未収録の文章は匿名時代の「斜断機」コラムなんだけど、
「社会戯評」が終了したときの文章が爆笑ものだった。
その終了を嘆く(朝日紙上の)投稿に対し、「そんなに終了が悲しい
なら、自分で「社会戯評」を書けばいい。どんなシロートでも同じ
レベルの作品が描ける」
・・・・・ (・∀・;)
488 :
無名草子さん:02/04/25 03:10
私が推測するに「賜」「端」「∞」の筆名が呉智英だったと
思うんだが、他にもあったのかな?
489 :
無名草子さん:02/04/25 03:44
俺は高島スレでこれを書いた人間なんだが、呉智英スレの人で
この要望を満たせる方はいらっしゃいませんか?
----------------------------------------
50 :無名草子さん :02/02/07 08:48
44です。呉智英と高島の対談は
「日本語をだめにしたヤツら」とかいう題名。97.98年ぐらいかなあ。
あとで探してみるっす、コピーとってたから。
71 :無名草子さん :02/03/23 01:46
彼岸の墓参で実家に帰ってまいりました。
さて、コピーは発見できたんだが・・・俺はスキャナーないしなあ、
と言っていたら友人から「デジカメで接写したら?」とアドバイスされた。
なるほど、俺はデジカメならある。
そこでだ、コピーだと6枚あるんだが、150KB?X6=0.9MB程度の
データをあぷでーと出来る掲示板(画像貼り付け掲示板でも可)を
教えておくれでないかい。
492 :
無名草子さん:02/04/28 00:49
>481
あのな、ツケは胎児にいくんだよ。
おまえのジジイはガキのころからヤマザキパンと吉野家の牛丼食って大きくなったのか。
そりゃ凄えわ。
おまえが女で、妊婦になっても食品の安全というものを一顧だにせずに食いまくり、やがて生まれてきた赤ん坊もカップ麺で育てたら言行一致と誉めてやるよ。
児童虐待と紙一重の母親になりそうだがな。
すちゃだらな頭だからしょーがねーか(w
493 :
無名草子さん:02/04/28 01:35
>>492 アトピーとかの子供が近年急に増えたのも絶対食べ物のせいがあるよね。
子供なのにガンになったりするのも、遺伝のせいばかりではなく、親や本人の
食べ物が関係してるのかも。
494 :
無名草子さん:02/04/28 04:55
全然関係ないが、漏れは呉に影響されて世界教養全集の揃いを1万円ポッキリで買ったぞ
一冊も読んでないが。
495 :
無名草子さん:02/04/28 06:16
呉さまの「現代人の論語」は、『総合教育技術』91年4月号から95年3月号まで48回連載されてたよ。
浅野たんの本が出ちゃったから、インパクトに欠けるかもしれないけど、無学な漏れにはおもちろかった。
あれに書き足したのを、新書で出してほしいな。
>>495 おれはその連載読んでないけど、浅野さんの本というのは「孔子神話」(岩波
書店)や「儒教 ルサンチマンの宗教」(平凡社新書)のことだよね。
いずれも面白いけどかなり読みにくい本だから
呉さんが本を出す意味は十分あると思う。
497 :
無名草子さん:02/04/28 10:33
>>494 なにっ!!!1万円か。
オレも揃いで持ってるが、3万5千円もした。
バラではよく見かけるが、揃いでは見かけないので、高いとは思いつつも
買った。
ただ、古本屋のおやじも言ってたがかなり保存状態の良くて、40年も前
のものなのに新品同様だった。
オレも494と同じく、1冊も読んでない。第1巻の哲学物語から順に読破
していこうとして、数十ページで挫折。
あいざき進也って今どうしているのかな?
このネタがわかる人のほうが少ないか・・・。
おまいら、世界教養全集読まないなら俺に譲って下さい。
>>500 せめて「封建500ゲットォォォォ!」くらいは言ってもらいたかったな。
ところで、「世界教養全集」について、どんなイメージを抱いているかね?
オレは、読書家の新技術で世界教養全集のすばらしさを書いたところを読んで、
この全集にすごくロマンを抱いた。高校の図書館の片隅にホコリをかぶったこ
の全集があるのをハケーンして、さっそく「魔法」を借り出したが、読めずに返却
した。公立図書館でソフトカバー版(呉が「在庫があるにはある」と言ってるが
実際は絶版になっているやつ)があったので、何回も借り出しては読まずに返し
た(500ページもあるのを一度に3冊も借り出しても2週間で読めるわけない)。
大学生になってからは古本屋で1冊300円とか500円でバラで売ってるのを
少しづつ買い集め、10冊くらい集めたが、30巻以上あるのを偶然バラで売って
るのを集めるという方法でどうやって全巻集めるのか・・・と途方にくれた。
大学4年になって、古本屋で全巻揃いで売ってるのをハケーンしたときは、嬉しかった
が、どうせなら一番欲しかった高校生のときに手に入れたかった・・・。
そして1冊も読まず、寝室の本棚にズラーリと並んでいる。
オレは世界教養全集を手に入れる前は、この全集を揃えることができたら、呉のよ
うな知の世界に足を踏み入れることができるのではないか、というバラ色の未来を
夢に描いていた。理想、希望などが全てこの全集に詰まっているのではないか、と。
実際に揃えれば、単なる古びた全集だ。
500に限らず、「読書家の新技術」を読んで世界教養全集を欲しいと思ってる人は、
この全集にどんなイメージ、夢を抱いている??
読みたいのは山々なんだがね。
この連休に挑戦してみるかな。
503 :
Qoo ◆It2APNq. :02/04/28 15:27
『読書家の新技術』を読んだ当時も今も、思想全集は読もうとも
欲しいとすらも思わなんだよ… 要するにこのブックガイドは、
大衆社会・近代的人間観に凝り固まっていた当時のいわゆる論壇
への対抗意識を基にして、そこでの言説を相対化させる名目で編ま
れていたものだと思った。
だから、紹介されている本を読む気がしなくなったというのは、
面倒だったとか読みきるほどの素養がそもそも無かったとかを論外と
すれば、既にそこでの言説を(手段の別は問わず)ある程度相対化
出来るに至っていたか、逆に懐柔されたか、あるいは単に対抗意識、
抽象的だが情熱が無くなった、ということではないのだろうか?
504 :
無名草子さん:02/04/28 16:04
『やちまた』って面白いですか?
30ページで挫折したんですけど。
505 :
無名草子さん:02/04/28 19:33
>>499 残念だが、多くの呉ファンはモーニング娘。が現在何人かすら知らない人が多い
と思うぞ・・・。
呉ファン兼モーヲタは少ないと思うので、きみはこの板では貴重な存在だよ。
モーニング娘。のメンバーで呉智英を知ってるのはたぶんいない。しかし、朝鮮
高級学校で優等生だったソニンなら呉を知ってる可能性はあるな。オレと同じよ
うに学校の図書室で世界教養全集を手に取ったことくらいはあるかも。
「読書家の新技術」のブックガイドにある朝鮮関係の本も読んでたりしてね。
ソニンが通っている通信制高校(もう卒業したか?)を出たら、大学に行くかも
しれないが、法学部政治学科あたりへ行って、カール・シュミットの本を読んだ
りするのが意外とソニンのキャラクターに合ってるかも。
中学一年のとき読書家の新技術を公立図書館から借りて読み、ブックガイドに紹
介されていたカール・シュミットの「政治神学」や「政治的なものの概念」を同
じ図書館から借り出したが、さっぱりわけがわからなかった。
今思うと12〜13歳のガキにわかるわけがない。
中学公民をしっかり学習し、高校の現代社会・倫理政経をしっかり学習し、さら
に政治学の入門書(大学の教養課程の教科書や公務員試験のテキストに使う程度
のレベル)を読み、ドイツの近現代史を少し勉強する。・・・最低でもこの程度
のことをやってから、カール・シュミットの本に「食らいつく」べきだったのだ。
ソニンはもともとハロプロではないし、ユウキが引退したからモー娘との縁は切
れたのかもしれないが・・・。
オレはソニンがすごく好きだったが、最近りんねがいいと思うようになった。
呉が好きな中島みゆきは嫌いだな。きのうCDTV見ていたら中島がずっと前に出
した曲が100位以内にしつこくチャートインしていた。
「呉ファン兼モーヲタ」くんは、ハロプロ以外では何が好き?
オレはGIZA系が好きだ。愛内とか・・・。ただし、愛内スレに「リナニー」と
か書いてるのはオレではないぞ。
>>505 悪いが、何が何やらわからん。
オレは呉智英と女性の好みが近い。熟女が好きで、メガネかけた女が好き(w)。
呉センセイと好みのタイプの話で盛り上がりたい。
>>506 呉と好みが近いということは、濃い、暑苦しい顔の女が好きなのか?
呉は武田久美子が好きだと言ってたから、ああいう系統が好きなのだろう。
暑苦しい顔といえば・・・元ちとせとかか?
呉が武田久美子を好きだと書いてたのは知ってるけど、本気で言ってんのかな〜。
メガネをかけた知的な女に欲情する彼の志向と合わないような…。
かつて「小林アキラが好きだ」と書いたのと同じような冗談なのでは?
509 :
無名草子さん:02/04/28 22:09
僕も神田で世界教養全集みつけて、眺めてみたことある。
ただ、「世界の名著」で代用している。
八重洲の「世界の名著」ショーペンハウアー最後の一冊買ったの
誰ジャー。
510 :
無名草子さん:02/04/28 22:16
萩原健一ハウアー
511 :
無名草子さん:02/04/28 22:53
世界の名著って、古本屋で100円で売ってたりするな。
図書館へ行く→疲れる→120円のペプシコーラを飲んで一息つく
というのを考えると、100円だったら買うべきだな。
どうせ2週間じゃ世界の名著1冊を読みきれない。
西落合の6畳の下宿で朝から夜まで読書を続ける生活ができた呉智
英と違って、一般社会人は
9時頃帰宅→録画しておいたカントリー娘。と石川梨華が出演して
いる番組を見る→コンビニで買ったおろしそばを食う→眠くなる
→風呂に入ると多少眠くなくなるが、ベッドに入ると再度眠くなる
までの10〜30分しか読書時間はない
・・・という状況だろう。
30分では、世界の名著なら20ページ読むのがやっとだ。流し読み
ではなくちゃんと読むとしたら。
それに寝ながらだと手が疲れる。同じ中公の日本の歴史・世界の歴史
みたいに文庫化してくれ。
512 :
無名草子さん:02/04/28 23:29
>>504 「やちまた」、私は面白かったです。浅羽通明の書評の影響で読んだんですけど。
文法という語学の魔性に取り憑かれた盲目の男と、その男に魅入られてしまった
作者の物語。と同時に、本居春庭の生きた「江戸」と、作者の生きてきた「昭和」が
二重写しに描かれていく。
両者の時空がふと交じわる瞬間、極上のうまみを味わうことができます。
とりあえず今日から読んでみることにします。
ここで進捗報告しちゃってもいいのかな?(^-^:
514 :
無名草子さん:02/04/29 01:05
>>513 世界教養全集をあれだけほめた評論家は呉智英くらいなので、ここでOKだ
ろう。今後も、わざわざ取り上げる評論家は出ないだろうし。
515 :
無名草子さん:02/04/29 01:27
「やちまた」みつからねえ。
ネットで買おうかな。
朝日の文芸文庫なんて見たことないけど、
普通の朝日文庫とはルックスから違うの?
講談社文芸文庫なら知ってるが。
516 :
無名草子さん:02/04/29 01:56
小林よしのりとは、どうなって別れたの?
別れると酷いこと書くじゃん、あの人。
西尾をアメリカの犬、ポチ・ホシュだの、
川田龍平をもの凄く気味悪い顔にしてみたり。
呉さんとは何か対立したとかじゃないの?
しまった。タイプミスだ。カントリー娘。’と’なんて書いてしまった。
’に’だった。
前田亜季を亜希と書いてしまうような大変なミスを犯してしまった。
私塾では漢字の読み書きにこだわったという呉智英なら、許さなかっただろ
うか。あるいは寛容の心・・・「仁」ということで許したか。
少なくとも中島美嘉をなか’じ’まなどと、中島みゆきみたいに読むことは
呉智英でなくても許されないだろう。
昨日は突然乱入し、申し訳ありませんでした。
前スレで書き込んだ、矢作俊彦のFM番組に呉氏が出演した際の
テープを探したのですが見つかりませんでした。
バブル景気が頂点に達した頃に、未来にぼんやりとした不安を抱い
た両氏がお互いに罵詈雑言を浴びせ合いつつ、この国に対する絶望
を共有する・・・そんな番組でした。
∋oノハo∈
( ´D`)ノ おかげで矢作の旧作を読み返しちまったのれす。
>>499 我が家の次女がソニン好きなので3/31の握手会に行って来
ました。カワイイっすよ。(その後、あんな事になろうとは)
>>516 別れてはいないよ。今でも二人は良好な関係。小林自身が書いていたが、
「天罰研究会」かなんかでビリになったときに呉智英が
誉めてくれたことを今でも小林は恩義に感じているはず。
思うんだが、呉さんは信条とか思想で人と結びついているわけ
じゃない。だから、決裂というようなことがあまり起こらない。
ところでモームスは名前と顔が一人も一致しないので、話について
いけません。ヒバムスなら知ってるが・・・。
>>526 ゴー宣板にスレがありますな。
よしりんって人に対して「敵でなければ味方、味方でなければ敵」という態度しかとらない、
というイメージがあるから、たしかに呉−小林の関係って興味そそられるな。
「ルナ君で盛り上がっているかも」と思ったら、
モー娘で盛り上がっていた・・・。
522 :
無名草子さん:02/05/01 08:01
ソニンって在日だったのか...
知らなかった
「ルナ君」ってなに?
524 :
無名草子さん:02/05/01 19:09
525 :
無名草子さん:02/05/03 03:40
新メンバーの里田まいより、やっぱりんねがいいや。
牧場で働きながら歌手をやっているカントリー娘。
夜勤をしながら封建主義者をめざした呉智英。
二年留年しながら司法試験合格を目指して挫折した呉智英。
526 :
無名草子さん:02/05/03 11:03
『論座』に登場。
>>526 オットーの『聖なるもの』についての文章だね。
528 :
無名草子さん:02/05/04 09:28
暑苦しい顔が好きな呉智英
>夜勤をしながら封建主義者をめざした呉智英。
どんな仕事をされていたかご存知ですか?
530 :
無名草子さん:02/05/04 15:41
>>529 たしか、ソープのボイラーマンだったはず。当時はトルコと言ってたが。
勤務先が歌舞伎町だったので、新宿区内に住んでいたらしい。
そういえば、「トルコ」という名称に対してトルコ大使館が抗議した昭和59年
頃、その件について呉智英が雑誌でなにか言及していた。元従業員の立場として。
531 :
無名草子さん:02/05/04 16:06
スケベイスラエルでチンポクウェートるお仕事きゃ?
呉さん、ヤンキー座りについてはアメリカとの関係で
問題視しないのきゃ?
>>530
そうですか。ありがとうございます。
呉氏はモリッシー聴くのかな?
534 :
無名草子さん:02/05/06 02:41
呉さんは写植かDTPの仕事してたんじゃないの?
535 :
無名草子さん:02/05/06 14:25
>>534 呉はパソコンができない(ある雑誌で「この年になってパソコンを憶える気は
ない」と言っていた)から、DTPなんかやってないはずだ。
536 :
無名草子さん:02/05/06 14:51
>>494 やっぱり夫子が云っているように、『魔法』を読むのがいいと思う。
必ずしも全巻読む必要はないよ。お奨めはクロポトキンの自伝が
入ってるやつと(たぶん抄録だと思うけど)、別巻二の『東西文芸論集』
宮崎哲哉は小学生でこれ読破して、中高で『世界の名著』読破したって
対談で云ってなかったっけ?
『世界教養全集』、欲しいという奇特な方がまだいたら、
easyseekで揃が9800円で出てた。
日本の古本屋とスーパー源氏ではバラしか見かけなかったな。
安くて300円。だいたい700円くらい。
>>515 朝日文庫の青の部分が赤くなってる。bookoffの百均でときどき見かける。
537 :
無名草子さん:02/05/06 15:23
>>536 >宮崎哲哉は小学生でこれ読破して、
呉よりずっとすごいな。
オレは30過ぎた今でも、ちょっと難しいのでもっと基礎的な勉強をしてから
読もうかと思っていたくらいだ。
まあ、早熟な奴はいくらでもいるからね。
浅田彰なんてすごいことになりそうだが、だからといって浅田が
そんなにすごい知識人だとは、あ、いや、すごいことはすごいけど。
四方田犬彦も早熟だよなー。でも戦前派なんてもっとすごいよな。
539 :
無名草子さん:02/05/07 09:32
すまん。
GW中に何冊か読もうと思ったんだが、一冊も読んでない(w
>>536 クロポトキンっすか。探してみます。
そういえば今話題のルナ君は「世界教養全集」なんて軽々と
読破したんだろうなぁ。
なんせ読書量2000冊。
呉夫子と対談してもらいたいね(w
541 :
無名草子さん:02/05/07 22:55
>>540 オレは連休最終日の昨日、第一巻「哲学物語」を50ページほど読んだ。
哲学史、概説の本はたくさん出ている。とはいってもオレは全然読んでないが。
ただ、この本が特に名著というわけでもないだろう。
毎日50ページ読めば一年で全巻「読了」(呉風の言い方)することができるが、
そううまくいくわけはない。
今日も、仕事から帰ってきて、夕食のホカ弁(塩さば弁当)を食ったあと、カン
トリー娘。や松浦亜弥が歌っているのを録画したビデオを見た。そしてパソコン
の電源を入れ、ブックマークしてある2ちゃんを・・・というわけだ。世界教養
全集は、読んでない。
542 :
無名草子さん:02/05/09 08:45
公安のスパイやってた宮崎学を選挙で応援したハゲよ。責任とれ。
ハゲあげ
544 :
無名草子さん:02/05/09 20:30
早熟ですごいっていったら森鴎外でしょ。
13歳で東大医学部
hage
ニュー速奇跡の詩人スレより
291 :名無しさん@お腹いっぱい。 :02/05/11 00:35 ID:X6Rc6IFc
「連合赤軍事件以後、日本では理想を声高に叫ぶ人は
しだいに少なくなった。それだけではない。(中略)
理想主義は日 本から追放されたかに見えた。
ところが宗教ブームの形で、それは蘇った。冷静
に考えればインチキだとすぐわかる新興宗教やオカ
ルトに、なぜ若者が吸い寄せられるのか。」
と、これが呉智英による「少年の国」巻末解説の一文。
まだオウムが、あの事件を起こす前ね。で、オウム以降
新興宗教やオカルトも廃れた。ところが今度は「癒し」
だとか、今回のようなあからさまな偽善に形を変えたと
思う。「冷静に考えればインチキだとすぐわかる」偽善に、
半数の(実際はもっと多い)視聴者は騙されたわけで
しょう。騙されたがってるとしか思えないんだよね。
>>546 呉智英のことだから、「偽善」を単純に否定したりはしないだろうけどね。
以前、「一杯のかけそば」について言っていたように。呉は、「・・・かけそば」
を評論家などが「偽善」として批判しているのをふまえた上で、単純な感動はバカ
にはできない、というようなことを言っていた。
かけそばを読んで泣いた一般大衆 → ちょっとひねくれて「偽善」だと言う評論家
→ さらにひねくれて、あえて肯定的なことを言う呉智英
・・・せいぜい2段回目まで言って、「毒舌」を言った気になっている連中に比べ
て、やっぱ呉智英はすごいと思う。
548 :
無名草子さん:02/05/11 09:28
85年頃、ある男性誌で椎名誠と対談。話がかみあわず、
そのせいか、椎名の対談にしては珍しく、単行本に収録されていない。
小林信彦が呉智英のある本を紹介したとき、
「(この本に収録されてる)呉の主張はどれもチャーミング」と表現していた。
呉が「週刊文春」によく書いてた頃のものだと思う。
549 :
無名草子さん:02/05/11 09:40
どうも「本の雑誌」系の連中とは、客層もその考え方も大きく違うようだ。
対立しているわけではなく、関心が大きく違う。呉智英は
目黒孝二が吉田満の「戦艦大和の最期」を知らないとわかって驚いて
いた。目黒は無知だと俺も思うが、関心が違うということなのかな。
550 :
無名草子さん:02/05/11 09:45
>>548 「サルの正義」が出版された年の文春読書日記やね。おそらく
小林の「本は寝転んで」に収録
551 :
無名草子さん:02/05/11 09:50
数ヶ月前のことですが、
テレビのローカルニュース見てたら呉智英が出てきました。
定時に町に流れる音楽がうるさくて、
静かに生活する権利を侵害された、として
お住まいの市だか町(愛知県内)を告訴したんだそうです。
552 :
無名草子さん:02/05/11 12:27
>>551 悪いけどそれ常識だぜ。新聞記事だけでなく、朝日の社説にまで取り上げ
られたんだから。
>>552 ご指摘ありがとうございます。
いつ頃だったか、ご存知でしたら教えていただけませんか?
このスレの133以降ではないか
556 :
無名草子さん:02/05/11 20:43
今は亡き雑誌「バラエティ」(角川書店)に、よく登場してましたね。
バカをバカにする文章が印象的でしたが、
「ハゲ」とか「貧乏」をテーマにした座談会なんかもありました。
座談会のメンバーは、確かこんな感じだったかと。
手塚能理子(青林堂(当時))
松田哲夫 (筑摩書房)
南伸坊(イラストライターなんて言ってた)
557 :
無名草子さん:02/05/11 21:31
もう10年以上前になるけど
『論よりコラム』(双葉社)という本がありました。
『週刊漫画アクション』の無署名コラム「アクション・ジャーナル」から、
名編を選りすぐったアンソロジーなのですが、
当時の『週刊漫画アクション』に掲載された、この本の広告に
「(主な執筆者は)呉智英、関川夏央など…」と書いてありました。
558 :
無名草子さん:02/05/13 21:48
古本屋で、ペーパーバックサイズの頃の「宝島」をぺらぺらやってたら、
この人の名前があった。
ほとんど記憶に残ってないんだけど、
今にして思えば、いかにも「インテリ大戦争」なんて名前の本に収録されそうな
文章だったと思う。
「オレはテレビ見ない」とかなんとか。
ちなみの同じ雑誌に、漫画に関する文章を書いていたのは、泉谷しげる。
559 :
無名草子さん:02/05/17 23:02
560 :
無名草子さん:02/05/17 23:09
>>556 その対談は「賢者の誘惑」(双葉文庫)に収録されてます。全部かどうかは知りませんが。
561 :
無名草子さん:02/05/17 23:56
>>556 懐かしい! それ読んだ。でも松田って出ていた? 記憶にないなあ。
>>557 本持ってます。執筆陣はほかも豪華だった。でも、各コラムには署名がついてない
ので、どれが呉が書いたものかは推測するしかない。察しはつくけど。
562 :
無名草子さん:02/05/18 00:08
「奇矯な言辞を弄しているのではない」と書いてあったら、間違いなく呉。
563 :
無名草子さん:02/05/18 02:43
質問です。
・論語を一から勉強したいと思っているんですが、良い本紹介してください。
いままで学校でちょっと習った以外には何も知りません
・呉先生の塾で使っている論語本は何なのか教えてください。
以上、よろしくおながいします。
564 :
無名草子さん:02/05/18 02:55
・論語を一から勉強したいと思っているんですが、良い本紹介してください。
最初は岩波文庫だと思うけど。みんなそっから入るし。
・呉先生の塾で使っている論語本は何なのか教えてください。
岩波文庫使っているそうだ。これ、以費塾のHP
http://ich.jp.vu/ 個人的な経験からいうと、最初は読んでも全然頭に残らなかった。
何年も付き合っていろいろわかっている感じはするね。
その間にいろんな解釈本読んだり、漢籍を多少かじってみたり。
マターリとね。
>>564 早速のご回答ありがとうございます。
サイトに「全三十回で岩波文庫「論語」を音読して、先生の講義を受ける」とありますね。
失礼しました。
では岩波の論語を手に入れてちょくちょく読んでマターリ行くことにします。
どうもありがとうございました。
566 :
無名草子さん:02/05/18 11:07
>>563 吉川幸次郎の「論語」の上下2巻が朝日新聞社から出ているのでそれを
薦めます。こちらは解説つきでしかもオーソドックス。
岩波文庫と併読するといいよ。
567 :
無名草子さん:02/05/18 17:48
中島敦の「弟子」を読んでみるといいかも。
ちょこちょこ論語に質問者役で登場する弟子達のパーソナリティーを
つかんでおくと、ドラマのようになって盛り上がるのです。
青空文庫にあるかと思ったらナカたよ・・・
論座買ってきた、age
結構面白そうだね>「日本言論のタメ本15册」
>>567 同感、物語版(小説版?)論語って感じ。
呉も貶めている井上靖とかのPHP文庫みたいな孔子本は注意しませう。
570 :
無名草子さん:02/05/19 20:53
今でこそ、ずいぶん人間が丸くなったような気がしますが、
87年といえば、とにかくもう口を開けば悪口ばっか、みたいな印象でした。
だから、「噂の真相」の連載「折々のバカ」に、こんな文章をみかけたとき、
ジワ〜ッと涙がにじんでしまいました。
「誠実な日教組の教師、誠実な反日教組の教師、誠実な教育産業関係者、
誠実な文部官僚、こうした人たちの個々の現実的な努力が、からくも
子供たちを救っているのだ。」
(「バカにつける薬」(双葉文庫)P33)
571 :
無名草子さん:02/05/20 23:20
「私塾をやっている」という話を聞いたのが、大学に入る前の浪人中だった。
今は30過ぎのサラリーマンだ。
呉智英も、よくもまあこれだけ長く続けたよな。少なくとも赤字ではないんだな。
「バカにつける薬」が10万部も売れた頃、むしろこれで呉はおしまいかも・・・
と思ったが、その後も毎年のように本は出しつづけている。
初期の著作で書かれたビンボー話の印象が強いかもしれないけど、少なくとも現在
の呉は評論家として「商業的」にも大成功というほどではないが一応成功している。
早大法学部の同級生でせいぜい中堅企業の単なるサラリーマンなんていっぱいいるだ
ろう。20〜30代の時点で人生を棒に振ったかに思えた呉智英は、みごとに挽回し
たわけだ。
572 :
無名草子さん:02/05/21 03:22
そうだよねえ
一応知識人として多少は影響を与えてるみたいだし
宮崎、小谷野、山形、・・・あとが続かないが(笑
573 :
無名草子さん :02/05/21 22:08
大使館にかけこんだ朝鮮人の人権を日本が守る必要はあるのか、
そもそも彼らに人権があるのか、呉は何か発言してますでしょうか
574 :
無名草子さん:02/05/21 22:11
575 :
無名草子さん:02/05/22 03:05
「ツン」を「シーン」に書き換えさせたゴチエイ萌え
576 :
無名草子さん:02/05/26 22:22
「マンガ家になるには」(ぺりかん社 なるにはBOOKSシリーズ7 1983年7月)
については、前スレの945で少し触れられてますね。
僕は今日、図書館でこれを見てきました。
実は初版の時に買い、すぐ手放してしまったので、約20年ぶりの再会です。
水木しげる・竹宮恵子・小林よしのり・いしかわじゅん・吾妻ひでお・
高野文子・南伸坊・関川夏央・安彦良和のインタビューなどがのってます。
(あたりまえだけど)写真が、若い!
特に小林・吾妻の変わりようは、ちょっとすごい。
なぜか関川だけ写真ではなく、いしかわじゅんによるイラストになってました。
577 :
前スレの945:02/05/26 23:19
>>576 俺はなるにはBOOKSシリーズが好きで30冊くらい読んだが、シリーズの中
でも傑作だと思う。俺が呉ファンだったからということをさし引いても。
このシリーズで、「マンガ家・・・」以外では「商社マンになるには」「秘書に
なるには」「スチュワーデスになるには」あたりはよくできていた。
「小説家になるには」はダメだった。
呉智英にはぜひ「思想家になるには」を書いてもらいたい。
最近呉ファン兼モーヲタはどうしたのかな。子供が二人いるということは意外と
呉と年が近かったりしてね。
来週のMステでは松浦亜弥が新曲を歌うぞ。昔、呉の新刊が出るのを待ちこがれ
ていたときのような気分だ。
578 :
無名草子さん:02/05/28 22:03
5月28日朝日新聞より
第6回手塚治虫文化賞
大賞「バガボンド」
優秀賞「ベルセルク」
一次選考結果において、各審査員がどれに何点つけたか示されてます。
(持ち点15点、一作品には最高5点まで。)
さて呉氏は…
「The World Is Mine」(新井英樹)5点(一次選考2位、最終選考4位)
「人間区人体町」(黒鉄ヒロシ)5点(一次選考7位)
「ハーイあっこです」(みつはしちかこ)5点(一次選考13位)
以上。
最終選考における、各選考委員の配点は公表されてません。
にしても「ハーイあっこです」ねえ…
そういや「マンガ狂につける薬」でも取り上げてたけど、
あれをみたときは、呉氏になにがあったのかと、
本気で心配してしまいましたよ。
579 :
無名草子さん:02/05/28 22:58
>>578 そう? 呉智英さんが「あっこです」を評価するのはとてもよくわかるが。
580 :
無名草子さん:02/05/28 23:34
「ハーイあっこです」は『知の収穫』にも取り上げていなかったっけ?
あれを読んで、「小さな恋のものがたり」を読んでみたら頭しびれた記憶がある。
両作品とも「たわいもない話」で済まされるような気もするんだけど、それにしては
作品から伝わってくる得体の知れないパワーみたいなものをどうとらえたらいいのか、という……。
581 :
無名草子さん:02/05/30 10:21
「インテリ大戦争」が手に入らない!
582 :
無名草子さん:02/05/30 14:55
『まれに見るバカ』(勢古浩爾)という本で呉智英さんが誉められています。
583 :
無名草子さん:02/05/30 21:48
高須クリニックの高須克弥が『バカにつける薬』なんて本を出したね。
584 :
無名草子さん:02/05/31 06:22
「突入せよ!」公開直前の産経にレビューみたいな談話があったね。
映画の感想ではなく事件の感想で、一般的読者にはおなじみだけど
585 :
無名草子さん:02/06/06 20:54
この前『インテリ大戦争』ようやく見つけた! 呉さん、今より髪の毛多いけど、
書いてることは一緒やね(w
586 :
無名草子さん:02/06/06 20:57
呉智英×高島俊男の対談のコピーをやっとこさ手にいれたのです。
予想に反して、あまり面白くなかったのです。
よく考えれば、考え方や立場の異なる人が対決してこそ、対談はスリリングになるのです。
(あんまり違いすぎたら、それはそれで噛み合わなくて困りますが)
自分としては、宮台真司か唐沢俊一とやってほしいのであります。
587 :
無名草子さん:02/06/06 21:39
>>586 掲載誌は「世界」ですよね? 何年何月号なのかを教えていただける
と有難いのですが。
588 :
無名草子さん:02/06/06 23:58
>586
唐澤とは仲いいのかねぇ。
ずっと前に唐澤の日記に「漫画家の受賞パーティで
近寄ってきた呉大人がとんでもない毒舌を吐いた。」
ってな記述があったな。
ひねくれ者同士気が合うのかもね。
589 :
無名草子さん:02/06/07 00:32
吾妻ひでおが、唐沢氏の文章につけたイラストのなかでつぶやいたことには、
「唐沢さんって、アニドゥにいたのか…」
590 :
無名草子さん:02/06/07 00:46
アニドゥってなんですか
591 :
呉氏の後継者:02/06/09 06:48
小谷野敦『バカのためのブックガイド』(1200円税込み)−7月7日発売
・人文社会、日本文学、海外文学、エッセイ、マンガからそれぞれ30作品、計150冊をとりあげる。
・全作品を100点満点で採点。辛口のコメントもあり。
・「バカにつける薬と思って欲しい。この150冊を読まない者はサルである」と
小谷野氏は挑発する。そして「同時に作家の値うちを考えてみたい」と。
もてない男・小谷野氏渾身の一冊。「俺は呉の衣鉢を継ぐ者」
592 :
無名草子さん:02/06/09 08:38
593 :
無名草子さん:02/06/09 11:31
>>587 96年3月号。
唐沢俊一は『トンデモ一行知識の世界』で、無名のころから呉智英に注目していたと、
自慢していました。
594 :
無名草子さん:02/06/09 11:58
595 :
無名草子さん:02/06/09 12:30
>>591 自分は西の人間なので「バカ」は随分キツく聞こえるんですけど、
この本の「バカ」は、西で言うところの「アホ」と思ってええんですか?
小谷野は大阪に住んでたはずだから、そのへん分かってるのかも
俺は分からんけども。
597 :
無名草子さん:02/06/09 23:37
唐沢と呉は「既製の良識を疑う」という点で、モノカキとして似ているけれども
呉は理想や正義を追求するがゆえであるのに対し、
唐沢は、理想や正義に興味がないゆえであって、
だからお互いのことを微妙に誤解してたりするし、
対談させたらきっと面白いと思うのですが。
(そういや「馬鹿(バロック)なマンガたち」と「とても変なまんが」って、
連載時期同じだったような気がする)
598 :
>>590:02/06/10 00:42
599 :
無名草子さん:02/06/10 01:02
ハゲを気にするハゲ
600 :
無名草子さん:02/06/10 06:23
言ってるはしから中島義道とかよ。
601 :
無名草子さん:02/06/10 18:11
「論座」と「文芸春秋」に登場。
602 :
無名草子さん:02/06/10 21:20
>600
文芸春秋な
603 :
無名草子さん:02/06/11 23:53
今週の以費塾ってあるの?
日本戦とかぶってるけど。
604 :
無名草子さん:02/06/12 20:35
>>603 スポーツ嫌いの呉、自分はひねくれていると思っている呉のことだから、
意地でもやるだろう。
605 :
無名草子さん:02/06/12 22:46
サッカーなぞ見ずとも良いです。
あんなものは大衆の見るもんだよ。
つうか、個人的には試合会場で日の丸が乱舞されている
ことに誰も異議を唱えないのが興味深い。
みんな日の丸と君が代が大好きなんじゃん。
あれだけ国歌・国旗法のときは大騒ぎしたくせにさ。
やっぱり大衆って愚かだ。
>>605 大衆は国家・国旗法のときの大騒ぎしたんですか?
大騒ぎしたのは「市民」だけじゃないですか?
607 :
Qoo ◆It2APNq. :02/06/14 20:42
>>605 その程度のことなら小林よしのりが『新ゴー宣』で疾うの昔に言ってるんだがね。
議論のレベルで言えば「日本は基督教が主な信仰宗教ではないのに何故クリスマス
など祝うのか」というのと同じ水準じゃないかな。サポーター連中が日の丸や君が代に
何か国粋的な思い入れを感じているとは思えない。論理じゃなくて気分の問題だと思うよ。
無論、論理じゃなく気分で動くから大衆は愚かなんだ、という反論は成立つけどな。
608 :
無名草子さん:02/06/14 22:58
>>607 それは例えに無理ないか?
サンタクロースの人形を12月24日に道頓堀に投げ込んで何事が起きるかは疑問だが
ワールドカップ開催中に国旗燃やせばサポーターは確実にブチ切れるんじゃないのか?
国粋的な思い入れなるものがどんなものかはさっぱりわからないが、
ごく普通の庶民的感覚でも国旗国歌が日本を表していることはわかるだろう。
クリスマスとは次元が違うよ。
609 :
Qoo ◆It2APNq. :02/06/15 00:23
>>608 「例え」じゃなくて議論の水準として同じようなもんじゃないかと言ってるんだけどね。
サンタクロースの人形と国旗・国歌を現実的に等価にして無理に論じられてもこっちが困るよ。
>ワールドカップ開催中に国旗燃やせばサポーターは確実にブチ切れるんじゃないのか?
俺は別に熱狂的なサポーターじゃないからそのへんは解らないが、別に国旗じゃなくても、
日本のユニフォームや稲本の写真を燃やしても、サポーターはブチ切れるんじゃないかね?
更に穿てば「ワールドカップ開催中」じゃ無い場合はどうなのか? 歴史教科書問題で
韓国だか支那だかで日本の国旗を燃やして抗議しているシーンがニュースで流れていたけど、
俺が寡聞なのかあれを観てサポーター連中がブチ切れたという話しは終ぞ聞いたことが無いよ。
>ごく普通の庶民的感覚でも国旗国歌が日本を表していることはわかるだろう。
その通り。だから論理じゃなくて気分の問題だと言っている。クリスマスイヴにサンタの人形や
イエスの銅像を破壊してもブチ切れる基督者はいないかもしれないが、気分はやはり悪いだろう。
俺も「ごく普通の庶民的感覚」で不快に思うからね。
610 :
無名草子さん:02/06/15 05:35
ワールドカップ板に行けば「日本代表を応援しないやつはチョン」とか
書いてるやついるんだよなあ。
そういう連中が多数派だとは思わないが、
「スポーツで鼓舞されるナショナリズム」ということについて
それほど楽観する気にはなれない。
611 :
無名草子さん:02/06/15 06:04
山本夏彦
「ナショナリズムを鼓舞する国家は健康である。
そして健康は、いやなものなのである」
612 :
無名草子さん:02/06/15 14:20
↑漏れがワールドカップを不快に思う理由がこれかもしれない。
みんな日本代表を応援しる!。応援しないものは非国民。
なんか戦前の状況に似ているような気がする。
サポーター達は実際のところ、サッカーが好きで見ているのではなく、
一丸となって応援することに喜びを見出しているのではないかと思う。
「全体」に取り込まれる「個」の喜び、とでも言うか・・・。
非常に危ういものを感じるね。
613 :
無名草子さん:02/06/15 14:26
>>612 気取りやがって、アホが。
みんなが盛り上がってるときに、部屋の隅で孤独っぽさ演出してんじゃねーよ。
そんなにつまんねえんだったら、さっさと帰れ!
戦前の状況に似ているような気が汁……
ケケケケ、知ったようなことほざきやがって。
戦前のことしってんのか? よぼよぼのオムツしてるジイさんか?
一人でいい気になってんじゃねえよ。
楽しめないヤツは黙ってろ、クサレチンポ!
お前なんか日本国民じゃねーよ。
614 :
無名草子さん:02/06/15 19:12
呉智英ってどこかの大学で教えてるの?
>>614 東京理科大で教えてるんじゃなかったかな
616 :
無名草子さん:02/06/15 20:06
SAPIOのは久々に面白かった。
唐突にカントを批判するとは。
ここ10年ばかり、呉が雑誌に書くのは「イン戦」「バカ薬」に書いてある
ことの繰り返しばかりでウンザリだった。
今回のも、呉が元々言い続けてきた近代思想批判の延長ではあるが、おそら
く法律学者なども薄々気付いてるだろうことを呉ははっきり言いきるので爽
快だ。
617 :
無名草子さん:02/06/15 20:43
オレはサッカーに興味ないんだが、やはり日本人なのでトルコを応援する。
日本人ならば判官びいきすべきだ。
日本なんか応援しているやつらは非国民。
618 :
無名草子さん:02/06/16 22:14
論座に呉さんが書いてるというんで論座買ってきたら、宮崎哲弥がこう書いてる
--------------------------------------------
NHKが四月二十八日に放送した「奇跡の詩人〜11歳 脳障害児のメッセージ〜」は・・(中略)・・
私も唖然として、こんなものが無批判に通用するようでは、いよいよこの国も堕ちるところまで堕ちたなと
暗然たる気分に沈み込んでいた、ら・・・・・まだまだ日本も捨てたもんじゃない。巨大掲示板「2ちゃんねる」
に続々と番組批判が書き込まれはじめたのだ。このときほど「2ちゃんねる」こそ最後の良識の砦と痛感
したことはない。これに比べて、マスメディアの側、とりわけNHKや講談社の非常識ぶりはどうしたものか
--------------------------------------------
2ちゃんねるマンセーってことで。
619 :
無名草子さん:02/06/22 16:52
『誰が「本」を殺すのか』のパート2を見て、気持ち悪くなったよ。
パート1について新聞や雑誌に出た書評、収録しまくってるの。
佐野って自意識過剰の粘着かと思った。
そのくせ呉と中森は無視だし。
ほめた書評だけ載せる、というのならそれはそれで一貫した方針だけど、
「一見ほめてるようにみえて、実はけなしてる書評」は収録されてんだな。
620 :
無名草子さん:02/06/29 22:15
(略)経済大国になり、グローバル化が進むにつれ、欧米への意味のない憧れが冷めたのが男。
逆に、むしろ欧米への憧れが強くなったのが女。かつて、ヒトラーは、女は愚かな大衆であると
言った。前にも書いたが、私は断乎たる男女平等主義者であり、かつヒトラーなぞ大嫌いである。
その私がヒトラーの高笑いの前に白旗を掲げそうになるのだが、誰か私に援護射撃してくれる
理論家はいないだろうか。(「犬儒派が語る世界のキーワード」2002.5.13)
掲げればいいじゃん。
女の理性は男に劣る、なんて書いてる人いるよ。
というか、なんでこんなにまわりくどい書き方してるのか、ようわからん。
621 :
無名草子さん:02/07/01 00:01
今までの立場もあるし、断定できるほど確信もないから、
ストレートに書けないんじゃない?
622 :
Qoo ◆It2APNq. :02/07/01 07:19
>>620-621 全文を読んでないので前段からの脈絡が不明なんだが、そのコラム、抜粋から
判断する限りでは、凡庸なフェミニストや男女平等主義者への呉流の嫌味たらしい
牽制としか読めないんだけどね…お二人とも、呉の著作をあまり読んでないのかな?
>>622 なるほど。では呉氏の男女平等主義ってどんな感じなんですかね?
凡庸でない男女平等主義って。
いや、俺もそのコラムはここに出てるのしか読んでないけど。
624 :
無名草子さん:02/07/01 09:15
皮肉とかユーモアって理解されないとつらいものあるね(w
テーマ:性差 サブタイトル:豊かさがあぶり出す
読者から御意見が寄せられた。前回(四月二十二日付)、私はこう書いた。一九七○年代まで、日
本人の男性はガイジン女性に憧れを抱いていた。ストリップ劇場では金髪ショーもあった。欧米系外
国人のみをガイジンと呼ぶ心理と共通している。しかし、日本が経済大国になると、金髪は欲望の対
象ではなくなり、雑誌には日本女性のヌードばかりが出るようになった、と。これに対し、読者はおっ
しゃる。金髪ショーは廃れたけれど、茶パツ、金パツは大流行。しかも、そうしているのは圧倒的に
女性が多いではないか、と。
その通りである。先日テレビのバラエティ番組をふと見ると、観客として動員された百人ほどの若
い女性の全員が金パツであったのには驚かされた。パネルに並ぶタレントは言わずもがなである。私
はいくつかの大学で講師をしているが、やはり女子学生に金パツが多く、しかも大学のラン…、いや、
偏…、いや、なんかそういうものに明白に反比例して金パツ率は高い。
レディスコミックと呼ばれる女性向けポルノマンガがある。その表紙や口絵の写真は、必ずガイジ
ン男性とのラブシーンである。レディスではない普通の少女マンガの舞台に、非アジア・非アフリカ
の外国がしばしば描かれるのは周知の通り。少女マンガの擬音やト書きにローマ字が使われること
は頻繁だが、ハングルが使われることは皆無だ。
言語学者は、こんな指摘もしている。最近、シ音を正しく発音しない人がふえている。スィと発音する。
「私」を「ワタスィ」と言ったりする。英語のseeやseaの音に影響されたものだ。この傾向は若い女性に
特徴的である。彼女たちは別段英語が得意なわけではない。その証拠に、英語のsheは、スィ音では
なくシ音である。本来の日本語にはない英語っぽい音に憧れているだけである。
欧米の高価なブランド品を好んで身につけるのもやはり女性である。(620に続く)
626 :
無名草子さん:02/07/01 19:33
つまり呉は、男と女の違いを指摘した上で、欧米への意味のない憧れを持つ女を
バカにしたわけだ。もちろんこれは女性蔑視なんだが(w 呉がヒトラーと違う
のは、女を根源から侮蔑しているヒトラーと違って、呉の蔑視は欧米への意味の
ない憧れが根底にある。もちろんそのカテゴリーには男が入る場合もある。
最後の一文、
>誰か私に援護射撃してくれる理論家はいないだろうか。
は、こっちの勝手な解釈だが、女性よ、バカな真似はするなよ、是非そうじゃない
ことをしめしてくれ、ってこともあるだろう。
欧米への意味のない憧れを、女性がどう思うかがこのエッセイの主点だと思う。
呉がどうであるとかではなく、女性がどう思うかだよ。深いね(w
627 :
Qoo ◆It2APNq. :02/07/01 19:48
>>625=620
御疲れ様、お陰で事の道理が解った。
>掲げればいいじゃん。
>というか、なんでこんなにまわりくどい書き方してるのか、ようわからん
俺が思うに、呉さん個人的には、別に白旗掲げても一向に構わんと思っている
んじゃ無いかと思う。というのは、以前BSマンガ夜話の確か『ぼくんち』を
取り上げた回で、呉さんは「女っていう存在そのものが気に入らない」旨の発言を
女性のゲストがいる前で堂々としていたから。しかし無論、単なる個人的な選好が、
社会的な合意を得られる訳はどこにもない。未だに、かもしれないが、公器という
ポジションにある一般紙で、そのような奇矯な主張をしても詮無き事だろうと判断した
か、それ以前に、編集者から間違い無く半畳が入ってたはずだ。
最後の文章、「誰か私に援護射撃してくれる理論家はいないだろうか」は俺の推察
通り、やはり牽制だろうな。日付をみれば結構前だし、特にここでも反応なかったから
その後の反響はおそらく無かったんだろう。
628 :
Qoo ◆It2APNq. :02/07/01 19:55
>>621&
>>623 >なるほど。では呉氏の男女平等主義ってどんな感じなんですかね?
>凡庸でない男女平等主義って。
>いや、俺もそのコラムはここに出てるのしか読んでないけど。
このコラムは抜粋しか読んでいないけど呉氏の著作は大体は読んでいるよ、と言う事かな?
どちらにしろ、貴殿の基本的見解が不明だし、俺がここで呉さんに代わって説明する理由も、
気力もあんまりないな… でもとりあえず『危険な思想家』の第二章あたりをいま一度熟読
してみるといい。今回と文脈は違うけど、呉さんの「断乎たる男女平等主義者」たる所以が
述べられている箇所が、きっと見つかるだろう。
629 :
無名草子さん:02/07/01 20:35
この人学歴主義らしいけど
自分の「微妙」な学歴については
どう思ってんだろう・・。
630 :
無名草子さん:02/07/01 20:50
それは「賢者の誘惑」の南伸坊、鏡明らとの座談会参照
631 :
無名草子さん:02/07/01 21:22
>>627 >呉さんは「女っていう存在そのものが気に入らない」旨の発言を
その発言も多分、「性」というものが存在すること自体の不条理さを、
念頭に置いた上で言ってるんだろうね。
単なる女嫌いで言ってるわけではないだろう。
632 :
無名草子さん:02/07/01 23:34
でも実際、田嶋陽子とかみてるとやっぱ女は・・・
とか思うねぇ
いや、塩野七生とかものすごく頭のいい人も
いることはいると思うが。
「男に比べて女にはこういう人が多い」と言っただけで差別差別と金切り声をあげる
フェミニストを意識したものだということは想像がつく。
しかし、フェミニストはそうそう人たちばかりというわけではないし、
そういう連中は相手にする必要もないと思うんだけど。
女は男に比べて(現実の社会では)主体性や自立心や責任感に乏しいということを
認めているフェミニストもいるし。
塩野七生が「もんすごく頭のいい人」?
ワラワセルナ
635 :
無名草子さん:02/07/02 09:49
636 :
Qoo ◆It2APNq. :02/07/02 19:52
>>631 そうだね。性の存在の不条理、というより、人間が所詮は人間であることの不条理さ、
と言ったほうがいいかもしれない。呉さんは言う「女は業が深い、その通りだ、そして
男も業が深いのだ、と。人格(パーソナリティ)などという楽天的妄想で救われるほど、
人間の業は浅くはない」。
637 :
Qoo ◆It2APNq. :02/07/02 19:57
>>633=620
呉さんは「それを生業にして生計を立てているから致し方ない」と俗悪的に言う
こともできるんだろうけど、貴殿が言う「金切り声をあげるフェミニスト」なぞ
「相手にする必要はない」という視座は、呉さんがかつて宮崎哲哉との対談
『放談の王道』で宮崎をそう評言したように「インテリ・ベースで高級」なんだよ。
仮に上野千鶴子が、福島瑞穂や田島陽子らと同様に参院選挙に出馬したとして、
民衆から果たしてどれだけの支持を得られると思うね? いわゆる「論壇」や
言論界で多くの支持を受け、共通認識となっていることが、当の世間に受け入れ
られている訳ではない。
だから俺が思うに、貴殿が、思想的な深部に突っ込んだ言説を掲載できない
一般紙上のコラムに向かって、何ゆえそこまで毒づくのかが、ようわからん。
638 :
無名草子さん:02/07/03 00:02
というか、SAPIOで数年前ジェンダーについて書いてたよね。
>>629 3流のとこでてすみませんって書いてたよ。
>>637 毎日新聞の連載は、たしかに読者の知的水準を多分に意識したコラムになっています。
普段の呉先生なら、もっと詳しく突っ込むのにそれをやっていないとか(そもそも字数がないし)。
しかし、議論のレベルを落とすことはやっていません。
641 :
Qoo ◆It2APNq. :02/07/03 19:45
>>640=620
>毎日新聞の連載は、たしかに読者の知的水準を多分に意識したコラムになっています。
>普段の呉先生なら、もっと詳しく突っ込むのにそれをやっていないとか(そもそも字数がないし)。
>しかし、議論のレベルを落とすことはやっていません。
…貴殿がこのコラムについて何を言わんとしているのか一向に理解できないのだが…?
その連載が「読者の知的水準を多分に意識した」もので、尚且つ、「議論のレベルを落とす」
ことはしていない、と評価しているならば、わざわざ
>>620のような野暮な発言をするまでも
ないのではないかな?
642 :
無名草子さん:02/07/03 23:29
643 :
無名草子さん:02/07/04 16:52
「諸君!」「週刊文春」に登場。
644 :
無名草子さん:02/07/04 23:19
今日の深夜2:25からフジ(関東地方)で放送する伊映画「自転車泥棒」
は呉智英氏が「ビデオのパッケージを見ただけで泣いてしまう」と
いうほどお気に入りの一本だそうだ。
645 :
無名草子さん:02/07/05 00:09
呉さんのおかげで中島みゆきさんに出会って、ハマりまくり。
感謝、感謝。
初期のみゆきさんは、呉さんの言う通り、傑作揃い。
646 :
無名草子さん:02/07/05 20:07
「毎日新聞」の連載終わってしまった。
647 :
無名草子さん:02/07/07 22:52
2ちゃんねるのような存在って、呉氏的な立場から考えると、
どうなんだろう。
俺は基本的に2ちゃんねるって好きなんだけどさ。
今回のようなゴミ拾いoffや、中国大使館off、その他etcで、
2ちゃんねるは現実社会に実際的な影響力を見せ始めている。
ディルレバンガーやネオ麦茶など、個人が起こした
凶悪な事件はおいといて、2ちゃんねる内の多数の人間が
参加するイベントってのは、どういう形であれ、正義を背負ったものか、
いたづら心をふくんだ、面白いもの、という2種にわけられると思う。
いずれにせよ、その中で、一定のルールも存在している。
ところで、2ちゃんねるのコンセプトが普遍的なものである以上、
これからも、2ちゃんねる、あるいはそれに類した匿名掲示板の利用者は
増え続けると思われる。であれば、現実社会に大きな影響を及ぼす、
匿名掲示板発のイベントが多発するのは、想像に難くない。
匿名掲示板から世論が形成されることも考えられる。
名無しがコテハン化し、多少の差別化が図れるとしても、
この掲示板では、基本的に、すべての発言は等価なわけで。
それってのは社会の大衆化に、より一層の拍車をかけるものと
思われるのだが。
648 :
無名草子さん:02/07/07 23:20
>>647 近代おなじみの「若い衆が鬱憤を発散させ合う小さな集まり」の現代版だと
思いますが。学生街の喫茶店みたいな。
>>648 うーん。2ちゃんねるって小さな
集まりかなあ。板単位、スレッド単位でみれば、小さいけれども、
CNPとかニュー速+で情報拾って、
面白そうなイベントに参加する輩は、それこそ
膨大な数なわけで。
膨大な数の人間が一定のノリで参加する集合体が
2ちゃんねるでしょう?
そのノリがある種の指向性を持って行動した場合、
なまじイデオロギーが希薄な故に、公共性を具備したものとして、
有効な検証を得ないままに、社会に認識されたらどうなのか、と。
>>649 >なまじイデオロギーが希薄な故に、公共性を具備したものとして、
>有効な検証を得ないままに、社会に認識されたらどうなのか、と。
はい、そのへんも加味した上で、やはり学生街の喫茶店だと思うのです。
「青春の読書」という呉の卓抜した物言いを拝借すれば、「青春の掲示板」だと。
もっと言えば、2ちゃんねらーが偽善とかパクリとかいうマガイモノ性を何よりも
嫌悪している(らしい)ことを鑑みるに、これはシラカバ派の一潮流ではないか。
「近代おなじみ」というのはそういうことです。
>>650 なるほど。「近代おなじみ」「シラカバ派の一潮流」である、というのは
まったく賛成です。ですが、それだからといって、その存在の重さが
変わるわけではない。「近代おなじみ」「シラカバ派の一潮流」
が現実に力を増大させているのは如何なものか、と。
あ、651も俺です。途中で送っちゃった。
653 :
ジャンボ アリス:02/07/08 00:46
654 :
無名草子さん:02/07/08 14:46
2ちゃんってそんなに社会的影響力デカイのか?
655 :
無名草子さん:02/07/08 15:06
漏れの肛門もデカいですけど何か?
656 :
無名草子さん:02/07/08 19:58
シラカバ派ですか……。
おれの常駐してる板では、自分だけ安全な場所から遠巻きに石を投げて正義感にひたってる
連中ばっかりですがな。
657 :
無名草子さん:02/07/08 20:44
>>656 大衆ってのはそもそもそんなもんだろ。
変に団結して行動しちゃったら、「市民様」じゃないか。
658 :
無名草子さん:02/07/09 04:39
すまん。「シラカバ派」ってなんだっけ?
昔読んだ覚えがあるんだけど、内容忘れちゃった
659 :
無名草子さん:02/07/09 04:50
「すべからく」って年くってる人ほど誤用が多いような気がするのは私だけ?
660 :
無名草子さん:02/07/09 05:25
たかが雑誌の投書人とむきになって論争したり、選挙で問題なのは秘密投票であると
言うなど、大衆社会の「匿名性」を批判し続けてる呉智英のことだから、2ちゃんね
るに対しても批判的な姿勢を取るのではないかと思われる。
しかし、呉智英のことだから、どうせひねくれた言い方をするだろう。
「2ちゃんねるでよく見かける下品な書き込み、猥褻な文章は、実はさほど問題では
ない。あんなものは便所の落書きと思って鼻で笑って読み飛ばせはよい。差別的な表
現にしても、しょせん偽悪的な『ガキのウンコ話』にすぎない。言葉狩りが依然とし
て猛威をふるう現在、いわゆる差別語であっても書ける場所があることは賞賛されて
もよいくらいだ。むしろタチが悪いのは「生真面目な社会評論」風の文章である。か
つては偉い学者などが本として出版するという形でのみ評論は許された。テレビの出
現によって、バカなタレントなどが社会について論じる事態となった。しかし、どん
な三流芸能人でも一応、選ばれた少数の人間ではある。新聞の投書にしても、記者の
目というフィルターが通される。ところが、2ちゃんねるによって、どんなバカな人
間のバカな『社会評論』も世界へ向けて公開できるようになった。この『社会評論』
が、決して、『無垢な人民が斬新な視点で世間を鋭く論じた』などというものではな
く、紋切り型で、既存のマスコミの受け売りで、見るべき点など何一つ無いものばか
りであることは一目瞭然である。2ちゃんねるによる一億総評論家の実現は、大衆化
社会の象徴である」
・・・こういったことを言いそうだな。呉だったら。
661 :
無名草子さん:02/07/09 07:14
うまい!
662 :
無名草子さん:02/07/09 09:26
『噂の真相』を「情報の公衆便所」とたたえた呉先生が、
2ちゃんを批判するかぁ?
皮肉ではなく、あくまでも好意的なニュアンスだったと思うがな。
公衆便所は町になくてはならぬものだし。
もっとも『噂の真相』サイドでは「批判された」と思っているようだが。
>>660 まさしくそんな感じだと思う。
「放談の王道」ではそのような状況をエントロピー増大って言ってたっけ。
世の中の流れ的に、2ちゃんねる的な現象は止めようがない。
こないだ裁判でひろゆきが敗訴したけれども、
彼がだめになっても、好事家が規制のゆるい外国から似たようなことを
はじめることは簡単にできる。
とすれば、この流れの中で、士大夫たらんとするには
どうしたもんだろうねぇ。
>>661 「情報の公衆便所」だけとは言い切れない面も、
2ちゃんねるにはたくさんあると思うけど?
仮に「情報の公衆便所」だとしても、
街中にどーんと大きい公衆便所をたてられたら、
あるいは街が公衆便所だらけになったとしたら、
困るでしょう?
ところが多くの人は、2ちゃんねるのことを
公衆便所とは思っていない。
あるいは「公衆便所」の比喩程度にしか思っていない。
実際はすごーくクチャイのに。
>>658 はっきりとは定義されてないけど、
@自称民主主義者の偽善・欺瞞やダブルスタンダードには批判的であり、
Aそうしたタテマエに覆い隠された世の実相(差別、暴力など)に基づきホンネで語る、
という思想態度を称揚しながら、
Bそのようなホンネ主義こそ近代啓蒙主義の産物であり、彼らが嫌悪してやまない
ポピュリズムにほかならないのだ ということには気づかない、
Cある意味では愚直なまでに生真面目な「民主主義」者
と、私は理解しています。
Bについては、なにもシラカバ派がトロいとか鈍感とかいうわけではなく(w
民主主義そのものが本質的にそういう思想なのだ、ということです。
ちなみに呉の封建主義は、Bを超えんとして編み出された思想なのでしょう。
以上、一億総評論家の末席を汚す小人の戯言でした(w
665 :
無名草子さん:02/07/09 20:32
2ちゃんねらーが愚直で生真面目って、いったいどこの板の話?
>664
B「そのようなホンネ主義こそ近代啓蒙主義」というよりは、
呉が「シラカバ派」問題で指摘してるのは
「Aのような態度をとりながら実は単なる愚直な民衆礼賛」
(民衆の暗部を見ない)
に過ぎず、このスタンスに立つ限り、
@の偽善等はラッキョウの皮のように
どこまでも解消されないのではないか、
ということだと理解しています。
まあ、人間の善意がほとんど信じられていないかのような
2ちゃんねるは、とうていシラカバ派とは思えませんが。
>>666 >「Aのような態度をとりながら実は単なる愚直な民衆礼賛」
>(民衆の暗部を見ない)
言葉尻をとらえさせていただくと、「民衆の暗部」という物言い自体、Aの構図に
すっぽりおさまってしまう発想なのではないかと思います。
>まあ、人間の善意がほとんど信じられていないかのような
>2ちゃんねるは、とうていシラカバ派とは思えませんが。
ただ、NHKスペシャル祭りや浜崎あゆみ祭りなんかをながめていると、
やはり2ちゃんねらーなりの「正義」があるように見える。最大公約数的に言えば、
偽善を暴きホンネを語る、みたいなノリ。それが悪いとか言ってるんじゃなくて、
2ちゃんねるもまた近代啓蒙主義の鬼っ子であり、それゆえの限界も内在している、
というだけの話です。
668 :
無名草子さん:02/07/09 23:13
っていうか、呉は2chなんか知らないのではないか。
浅羽は知ってるみたいだが(書き込みしてるかどうかは知らん)。
669 :
無名草子さん:02/07/10 00:55
浅羽だったら2ちゃんねるを全面批判しそうだ。
近親憎悪だろうが、浅羽はオタク系と思えるものはすべて攻撃するというイメージ
だな。
670 :
無名草子さん:02/07/10 03:30
浅羽さんに2chについていろいろ聞いたことあるよ。
多肢にわたっているので、書ききれないからほんとに一点だけな。
あと、テープに取ったわけじゃないので記憶違いや誤解釈もあるかもしれん
のでよろしく。
-------------------------------------------------------
「組織(システムだったかな)を作って、社会に影響を与えるということは
それ自体で、思想の内容とは別に評価をすべきだ。
私は例えば、PBは(思想的には)徹底批判したが、ああいうムーブメントを
起こしたこと自体は評価する。
2chは、そういう点では大きなムーブメントを起こしているから、その面で
評価できよう。ただし、2chは、実はまだ『匿名への情熱』が徹底していない
ところがある。そこが個人的には残念で、もっとラディカルになりうるのに」
わかりにくくてすまんな
671 :
無名草子さん:02/07/10 03:33
あ、2chというかネットはちょろっと一通りは覗いたけど、とくに最近は
2ch含めほとんど見てないらしい。携帯でほぼ用は足りるそうだし、もともと
書籍中毒者だから当然か
672 :
無名草子さん:02/07/10 09:38
PBとは何ぞや?
673 :
無名草子さん:02/07/10 13:47
2chが「オタク系」ねえ……?
それにしてはウスイと思うが(板によると思うが)。
674 :
無名草子さん:02/07/10 19:07
シラカバ派ととらえることもできるし、オタクととらえることもできる。
それだけいろんな人が書き込んでいる、ということだな。
やはり、2ちゃんはメインカルチャーにのし上がる
素質を持っているのかもね。
675 :
無名草子さん:02/07/10 21:35
浅羽はあれだけ携帯批判してたくせに携帯持ってるんだよね。
ちょっと萎え
676 :
無名草子さん:02/07/10 22:11
浅羽の意見はすっごく意外だ。
「匿名」であることを批判するかと思ったら、もっとラディカルにだって!?
2ちゃんねるに対してもっと過激にしろなんて、最大級の誉め言葉だよ。
今まで評論家などの2ちゃんに対する意見は批判ばかり多くて、たまに肯定的
に言ってるかと思えば「2ちゃんは眺めてるだけで面白いね」などという気が
抜けたような言い方だったり。素人じゃないんだから「面白いね」などと言っ
ておしまいにするのはやめてくれ。
677 :
無名草子さん:02/07/10 23:20
678 :
無名草子さん:02/07/10 23:32
2ちゃんでいかに学ぶか
679 :
無名草子さん:02/07/11 03:47
人間の本音がこれほどあからさまになっている場所も他にあるまい。
680 :
無名草子さん:02/07/11 21:20
小さな出版社よりは大きな社会的影響力を持っているとは思うが
それが現代の大衆社会状況に変化なりを起こすほどのものかというと……。
なにか徴候とかあるの?
681 :
無名草子さん:02/07/13 01:32
>>680 まあ、可能性の話だよね。今までは一般人が何のフィルターも
通さずに自分の意見を公の場所に放り投げる、なんてことはできなかった
わけだから。それもすごく簡単に放り投げられる。
その是非はともかくとして、かなり画期的だと思う。
言葉にはそれなりの力があって、どんなゴミのような
言説であろうと、それが不特定多数の人間に投げられれば、
なんらかのリアクションはあるでしょう。
682 :
無名草子さん:02/07/15 16:04
たしかにW杯でのマスコミの情報操作はすさまじかったらしいし、
2ちゃんの存在感は格別のものがあった。
だからといって、いまの大衆社会に変化をおよぼすほどのものと言われると……。
いまのところ、マスコミの補完精力という域を出ていないのでは。
今後どうなるかは分からんが。
683 :
無名草子さん:02/07/16 03:27
『ホントの話』の第一講にこんな話があります。
>また、ある障害者団体を牛耳る車椅子の活動家は、内ゲバ事件で
>半身不随になったのです。障害者の人権を守れと叫ぶ人が、自ら
>障害者をつくり出していたのです。
この活動家が誰かは訊きません。が、どの団体か教えていただけませんか。
684 :
無名草子さん:02/07/19 05:10
685 :
無名草子さん:02/07/19 16:56
「危険な思想家」を読めば、呉が2chに肯定的であろうことは容易に想像できる。
2ちゃんねるには匿名性と不特定多数のインタラクティブな参加、という
2つの特性があって、前者に関しては、呉氏も肯定的であろうな、
という気はする。それは噂の真相を肯定するのと、同じ意味で。
嘘と真実が玉石混合なまま、情報が発信されるのは、たいして
問題ではない。それは公衆便所と同じで。
ただ後者に関してはどうか。
噂の真相では、ここまで手軽なインタラクティブ性は
実現しなかったし、情報も芸能、政治、社会などの特定分野に
偏っていたように思える。2ちゃんねるはそうではないでしょ。
だからこそ、ムーブメントを起こす可能性を秘めているわけで。
687 :
無名草子さん:02/07/22 23:44
>>686 過大評価。ネットの特性と便所の現実を考えると表社会とは相容れない裏。
そこで起きるムーブは、実際厨房の祭の域をでない。
むしろ法整備にみられるように負の側面の方が問題視されつつある。
>>687 もちろん、これは現状の話をしているわけではなく、可能性の話なわけで。
ネットが全家庭に普及しているわけでもなく、2ちゃんねるが
メインカルチャーでないことも、十分、承知している。
だが、どこかで発言があったが、これだけ多様な人間が参加している
コミュニティというのはなかなか今まで存在しなかったわけで。
メインに成り上がる可能性も当然あると思うのだが?
表裏でいうならば、ワールドカップであからさまな韓国擁護の
報道がなされたが、これまでならば、そのような表の社会の動きを、
裏から不特定多数の人間が参加して、リアルタイムに批判し続けるような、
大きな動きはなかった。自分の考えが、どれだけ汎用的なものか、を
知る手段もなかった。こういう手段を人間が得たことは、
過大評価ではなく、画期的なことだと思うのだが。
我々の世代は、そのような道具を手にした第一世代なわけで。
まだ、できたばかりの新しい道具をうまく使いこなせていない、
ということも考えられる。
20年、30年後は生まれながらにしてそのような道具に囲まれた
人間が社会の中核となるわけだ。そうなったとき、この道具の
使用方法が、今、俺が危惧している方向で進んだら…。
って考えたんだけど。
そういうシミュレーションを考えてみるのも面白いんじゃない?
面白くないって言われたら、それまでだけどね。
呉智英は、匿名時代の「斜断機」に書いていたくらいだから、「匿名性」そのものに
ついては批判しないだろうね。
690 :
無名草子さん:02/07/27 14:54
>>684 変節漢・八代英太が片○になったのは、ステージから落ちたから。
691 :
無名草子さん:02/07/27 17:10
一年前に呉さんを読み始めたんだけど
今、ようやく「インテリ大戦争」(洋泉社)を手に入れたー。
読むぞー。
こないだ「オウムと近代国家」もゲットしたし、
だいたい全著作揃ったよ。
関東の人は古書店街回ればすぐみつかるのかもしれないけど、
地方は大変なんだよね。
693 :
無名草子さん:02/07/28 05:42
「バカ」って言葉が好きみたいですね。
中島みゆき論はさておき、
新潮文庫「片思い」のキャラクター小説「眼鏡騒動」は
正直、キショイです。「バカ」という言葉を進呈したい。
恋愛部門は大の苦手というところか?
それにしても
もっとまともなものが書けたはずだと思いたい。。
694 :
無名草子さん:02/07/28 06:41
どういう小説か知らんが、メガネフェチって損するよな。俺がそうだった。
今は俺はメガネ女を見ても全然萌えない。
バカをバカと言うことが禁忌とされるようになったのは、
いつごろからだろうか。一つ考えられるのは、70年代初頭から
始まったサベツ狩りの愚行以来だということである。
その他のあらゆるサベツ用語と一緒に、バカという言葉も、
社会の表面から抹殺されていった。もう一つ考えられるのは、
こちらの方がより根源的だが、近代社会・民主主義社会は、
バカという罵倒語を本来的に許容しないのではないかということである。
なぜならば、民主主義とは一言で言えば、バカは正しい、という思想だからである。
バカという言葉は、社会の根幹に関わる罵倒語なのだ。
〜略〜
なお、このバカにつける薬は、時に口に苦すぎるため、口なおしの薬も入っている。
口なおしの薬を服用すれば、破顔一笑となるはずである。
「バカにつける薬」効能書より
略し過ぎて書き忘れてた。〜略〜が始まる直前に挿入
それならば、近代という時代への根源的な批判を
自分の評論活動の基礎に置く私としては、
この禁忌語を積極的に使用し沈殿する思想界に
ゆさぶりをかけてやるべきだ。こう思った私は、
あちこちの雑誌で、論敵を次々にバカ呼ばわりし、
論争を惹起してきた。
697 :
無名草子さん:02/07/28 13:54
呉が顔も良く背も高いのに結婚できなかったのはメガネヲタのせいだろう。
特殊な趣味だと損をするよ。
結婚できないのは「すぐにバカっていう男キラーイ」という女が
多いせいでは? バカな女とはそもそも会話がなりたたない
だろうし、インテリの女は「封建主義」「保守反動」を毛嫌いする
傾向があり…。特殊な趣味うんぬんは非モテには直接関係ないかと。
とりあえず世界教養全集第一巻「哲学物語」読んでます。
一日100ページのペース。
この調子でいけたらいいなぁ・・・。
一応、本人は「家族を持つと、守るために過激な発言ができなくなってしまう」から持たないのだと言っていた。
実際は会社やめてから長く貧乏くらしが続いたため結婚どころじゃなかったのが真相ではないかと。
本人はそこそこ有名人だからモテると思う。有名人ならだれでも
喜んで股を開くおなごもおるじゃろ。しかし間違って感化されて
周りが全員バカに見えてしまったりする頭でっかち無名人は
さらにモテなくなるという罠。
702 :
無名草子さん:02/07/30 21:51
ホモだと思う
実は女なんだぜ、知らなかったろ?
”ハゲだから”ってのはNGワード?
若い頃は長髪のハンサム
当時の少女漫画に出てくる男のようだったぞ
706 :
元 以費塾 塾生:02/08/05 19:22
1970年代後半の「宝島」に、長髪・タンクトップ姿の先生の写真が載ってたよ。
707 :
無名草子さん:02/08/05 19:55
長髪・・・・・? タンクトップ・・・・・? 今の呉智英からはどうしても
想像できん!
708 :
元 以費塾 塾生:02/08/05 20:13
すばやい、レスありがとう。
うれしくなったので、ネタをもうひとつ。
1980年代後半の、「ヤングジャンプ」だったかな、先生作の4コママンガが載ってたよ。
繰り返すが、評論ではなくて、マンガだよ(ギャグマンガ)。
709 :
無名草子さん:02/08/05 22:14
タンクトップというか、「たま」のメンバーが着てたようなランニングシャツじゃな
いか?
710 :
無名草子さん:02/08/05 22:20
呉智英って「ティ」を発音できないんだね。昔、とあるディスカッションで
ゴルゴ13を「ごるご・さーちーん」と繰り返し発音していたのが藁えた(w
711 :
無名草子さん:02/08/05 23:09
Tシャツを「テーシャツ」と言うとものすごくオヤジっぽいね。
712 :
無名草子さん:02/08/06 00:56
むかしコミックボックスに呉智英が漫画の「キャラクター」に
なってる投稿4コマ漫画があった。
必殺技「脱構築」を操る怪人や、パンツをはいてサルから進化した
獣人を正義の味方・呉智英が闘うアクションストーーリー(笑)
713 :
無名草子さん:02/08/06 03:29
呉が結婚できなかったのは糖尿のせいだろ。
っていうのはサベツだから言っちゃマズイかな。
もっとも、関川夏央はエッセイの中で呉のことを「糖尿だから結婚はできねえし、
晩年は孤独だろうね」とズケズケ言っていたけど…。
714 :
無名草子さん:02/08/06 06:59
>>712 ファーストフードでつりが出ないようにきっちり払ったつもりが、消費税を計算
に入れてなかったため失敗して「節に殉ずる・・・」と言いながら呉智英が切腹
をするというのもあったね。
715 :
無名草子さん :02/08/06 08:20
初心者です。大衆食堂の人々読みました。次は何が良いでしょうか?
716 :
無名草子さん:02/08/06 22:56
>>715 呉の論争癖に興味をひかれたら、「バカにつける薬」
ことばの速射砲に撃たれるには、「サルの正義」
呉流封建主義のエッセンスに触れたければ、「封建主義者かく語りき」
…を、おすすめします。どれも双葉文庫で読めるはず。
で、「危険な思想家」これ最強。
717 :
無名草子さん:02/08/06 23:10
かつて、情報センター出版局からよく本が出てた頃。
裏表紙の解説文で、記憶に残ってるもの
「野球のルールをよく知らないらしい」
(のちに本人から否定される。「セリーグとかパリーグとか、
そういうのに興味がないだけ」とのこと)
「この人でも合コンに行くのか、ということである」
(ブランコのこぎ方を知ったのは大学生の頃。合コンの帰り、夜の公園。)
以上、まるっきりうろ覚えです。
718 :
無名草子さん:02/08/06 23:16
糖尿、ハゲは結構年取ってからだろ?
それより、呉の本人の本以外で呉の文章が載ってる、本人が登場する本って
どんなの知ってる?
719 :
無名草子さん:02/08/07 00:29
720 :
無名草子さん:02/08/07 06:03
糖尿はかなり若いころから。
ビンボーな食生活をやってると、現代日本では逆に糖尿になる
721 :
無名草子さん:02/08/07 06:10
糖尿でハゲで結婚してないの?
えー。?
722 :
無名草子さん:02/08/07 06:11
この方けちくさくないだろうか・・?
723 :
元 以費塾 塾生:02/08/07 11:55
>722 いやいや、けちとは限らないかも。
関川夏央が、パチスロですってしまう先生の姿を、報告している。
(「今月の困ったちゃん」内田春菊 より)
また、バブルの時、株ですこし小金を稼いだこともあったという。
(本人の割合最近の文章より)
関川によると、「でも、いい人」だそうです。
724 :
無名草子さん:02/08/08 03:03
呉さんの評価としては実は「いい人」が一番多いというのは笑える。
思想家としては「いい人」なんて評価はどうでもいいものだろうけど。
725 :
無名草子さん:02/08/08 09:00
>722
昔、マンガ雑誌は駅のゴミ箱で拾って読んでいた人だからね(いまはたぶんちがう)。
けちくさいと思われても仕方ないわな。
726 :
無名草子さん:02/08/08 09:28
ファソの俺が言うから間違いないが、ヤツはケチでしかもヤな人である。著作読んでみれ
727 :
無名草子さん:02/08/08 09:49
浅羽と小林はゴミ。
ホント、弟子に恵まれてないね この人。
小林がキティ化してからとっとと距離を置いたのは正解だったと思われ。
浅羽とも早いトコ距離を置くべし。
>>727 >小林がキティ化してからとっとと距離を置いたのは正解だったと思われ。
他の板でも書いたんだけど、小林がようやく反アメリカニズム、ひいては
反近代主義に辿りついた、今このときほど、呉智英の先見性が輝くってもん
です。
729 :
無名草子さん:02/08/08 09:58
>>728 それは小林が(ヽ゚д)クレに舞い戻ってきたと言う事ですか?
730 :
無名草子さん:02/08/08 10:15
>>728 反アメリカニズムの近代主義者なんてそこら中にいますがね。
小林はパックス・アメリカーナからパックス・ヤパーナにしたいだけなのが見え見え。
思想的には近代主義者ですよ ヤツは。
731 :
無名草子さん:02/08/08 10:46
>>722 けち? とんでもない。実際の呉智英氏は非常に気前がいい人ですよ。
学生の講演を引き受けて安い講演料もらって、それを打ち上げで
全部使ったりしているんだよ。学生にカネ払わせるわけにはいかないって。
カネに対する関心がそもそもないから常に貧乏なんだ。
「けちで嫌な奴」というのは呉智英の文章上のキャラクターであり、
それは呉智英の芸風なんだ。文章と本人を混同するな。
732 :
無名草子さん:02/08/08 10:52
さうだったのか。
損なキャラだな、電焼きの炙りゲソとか食ってるって話ばっかだからケチなのかと思った。
貧乏なだけか。
>>730 >反アメリカニズムの近代主義者なんてそこら中にいますがね。
いやいや、7日出た西部邁との対談「反米という作法」でも「反近代主義」
とはっきり言ってましたから。というより、西部邁自体、昔から「近代を疑
え」と言っていて、そこが呉智英をして「西部さんは自分の思想とかなり近
い」と言わしめ、対談なんかをやったりしてるわけですからね。西部の門下
佐伯啓思の「現代民主主義の病理」(NHKブックス)なんか読むと、これ
は、呉智英の著作か? と錯覚してしまうほどです。
違うのは、西部・佐伯が「セカンドワーストだが専制君主制に後戻りする
のは不可能だから、なんとか良きデモクラシーにしていこうとするより仕方
がない」といったような言説と「国家観」ですな。
734 :
無名草子さん:02/08/08 12:25
ハァ?
>>733 小林よしのりが口で「反近代主義」と言ったところで彼の言ってる事は近代主義以外の何物でも無いだろうが。
アンタのバイブル「戦争論」(クラウゼウ゛ィッツじゃ無い方)をちゃんと読みなさい。
>>734 >アンタのバイブル
はあ。なんでいきなりこの口上になっちゃうんだろ。典型的な反応だよな、
これ。小林を尊敬しているわけでもなんでもないのに、
>>733のようなことを
書いただけで、「アンタのバイブル」なんて物言いになる。「小林の名前を否
定的文脈でなく挙げる=信者」っていう脊髄反射な中身のない発言。レッテル
貼りすりゃ、それで斬って捨てたつもりになってる。
「反近代主義」については、お題目だけじゃなく呉智英氏と同じ文脈でその
理路も語っているんだけど? まあ、これ以上の小林論議は不毛だからやめる
けど、小林の名前に拒絶反応示すなら、上記の佐伯の本の感想でも聞きたいも
んだ。是非に。
しかし、あの書き込みに対してこの反応。過剰反応もいいところだな。
736 :
無名草子さん:02/08/08 20:48
>>732 いや、電焼きはフグだ。アブリゲソとは別だ。
フグ食ってるんじゃ貧乏とはいえまい。
呉なら生フグの卵巣・肝臓を食っても平気だろう。
737 :
無名草子さん:02/08/08 20:51
3万5千円のフグを思い出した。
真理子たんのエッセイだったっけ?
>>735 「アンタのバイブル」は嫌味だ。
それより「戦争論」(しつこい様だが小林の)読んで言ってる?
アレが近代主義で無くてなんだ。まぁ、これ以上の小林論議は不毛だから止めるが。
反小林のレッテル貼りゃ斬って捨てれたつもりになる単純粗雑な脊髄反射。嗚呼 嫌だ嫌だ。
739 :
無名草子さん:02/08/08 21:31
まぁまぁ。お二人とも電焼き河豚でも食って落ち着いてください。
740 :
無名草子さん:02/08/08 21:42
誰か電焼き河豚について詳しく教えてください。呉さんの著作にも確かに氏が食してる様子が伺えるのですが、彼が高価なモノを口に出来ているとは思えないのです。なんとなく。
741 :
無名草子さん:02/08/08 21:49
呉は東京のうどん屋で味噌煮込みを食って「こんなものが味噌煮込みか、
こんなものが味噌煮込みか・・・」と言ってそうだな。
孔子が「こんなものが器か」と言ったように。
名古屋で味噌煮込みうどんを食ったが、東京のとさほど味は変わらなか
ったような気が・・・。
呉でもユニーの最上階などにある「すがきや」でラーメン食ったりするん
だろうな。安いから。糖尿病だから「クリームぜんざい」は食えないだろ
うが・・・。
煽りじゃなくて、呉はああいう芸風のエンターテーナーだと思って読んでる。
思想なんざ本人だって実はマジで考えてるどうかわからんぞい(w
743 :
元 以費塾 塾生:02/08/09 00:41
先生はしばしば、実効性のない議論をする。
曰く、「仇討復活」
曰く、「恋愛を禁止せよ」
「暴論」なのだけれど、なんか、人の世の不条理を見つめる眼差しを感じる。
>>739 すいません。ちょろっと熱くなっちゃいました。もそっと冷静にやりたいと思います。
>>738 小林談義はほんとに不毛だし荒れる元だし禿しく板違いだしやめましょう。
ただ、真面目に、佐伯啓思のやつは、呉智英吉外なら、いい! と感じると思うんで
機会があったら是非読んでみて。
うわっ
間違った。
似費塾→以費塾
747 :
元 以費塾 塾生:02/08/10 14:35
>745
私はかつての塾生なので、現在の様子は、はっきり言ってわかりません。
(このあたりは、現役の塾生にぜひ、カキコお願いします。)
その上で、あえていわせて頂くと、
@月謝が安い。(絶対、先生や事務局の持ち出しだ)
A特定の、宗教、文化、政治、社会、その他もろもろの活動といっさい関係なし。
(だから、逆に、なんかのコネを見つけたいを思っても無駄だと思う)
B「論語」講座に続いて行われる「荘子」講座がスゴイ。
論理また論理、その果てに到達する、世界の実相とは...
コワーイ、コワーイ。
ちなみに、これは、ある意味、漢字文化圏の人間だけが、味わえる恐怖です。
もし、たまたま通える状況にあるのなら、ぜひ通うことをおすすめします。
難しく考えることはありません。
以費塾の元は、主婦相手の教養講座なのですから。
(このあたりのことが、かつて日経の交遊抄に載ってました)
ご参考までに
748 :
無名草子さん:02/08/10 14:47
塾生を「ビチーーーーン!!!」と叩いたりするのかな。
授業中に携帯をかけていたら、代ゼミの吉野のように踏み潰したり。
学校帰りの超ミニスカの制服を着た女子中高生も来たりするのだろうか。
>>748 先生が大声をあげたりすることはありません。
ミニスカの中高生なんかいないなあ。
荘子講座は今はやっていません。
収支は絶対に赤字。呉先生の持ち出しです。だって
名古屋から新幹線で往復しているんだよ。コンパがあれば先生は東京のホテルに
泊まるんだし。一年1万円の受講料で足りるわけがない。
朝日カルチャ―センターで同じ講座をやったとしたら一年で10万円は取るね。
751 :
無名草子さん:02/08/10 22:08
なるべく広い会場に人をぎっしり詰めこんで、授業料も高額なものにすれば、
呉はたちまち金持ちになって、封建がどうのこうの言わなくても今後の人生を
遊んで暮らせるでしょう。
電焼フグも味噌煮込みもいくらでも食える。ブランコもいくらでも漕げる。
箱型ブランコは死亡事故も起きてるので危険だが・・・。
752 :
無名草子さん:02/08/10 22:31
>>750 今回はいつもより多めで40人強くらいか
753 :
無名草子さん:02/08/11 00:14
何時からやってるの?
社会人でもいけるかなぁ
俺も近ければ絶対行きたいんだけどなあ
この人の呼び名
「クレ・トモフサ」「ゴ・チエイ」
どっちなんですか?
両方可
757 :
無名草子さん:02/08/11 13:26
その通り、両方可。
読み方をどちらかに統一しなくてはならない、という
考え方自体がかなりヨーロッパ言語的な考え。
オ・ジヨンでも可。
759 :
元 以費塾 塾生:02/08/12 18:24
>757
>読み方をどちらかに統一しなくてはならない、という
考え方自体がかなりヨーロッパ言語的な考え。
もし、よかったら、もう少し教えていただけませんでしょうか。
たしか、西洋史上最重要人物、イエスさんの呼び名は、国によって違うと思います。
「じぇじゅ」なんて呼んだりするのは、ヨーロッパ言語的な考えでは、どうなるの?????
>749
現在の様子をご報告いただきありがとうございました。
荘子講座の件は残念ですが、その再開を草葉の陰から祈念しております。
760 :
無名草子さん:02/08/12 18:45
>>749 「草葉の陰から」ってあんた氏んでるのかよ!!
761 :
無名草子さん:02/08/12 20:19
くらたまの人生相談漫画の
巻末に載ってた対談が面白かった。
見た人いる?
っていうか既出?
762 :
無名草子さん:02/08/13 08:38
763 :
無名草子さん:02/08/13 15:05
764 :
無名草子さん:02/08/13 18:10
765 :
無名草子さん:02/08/13 18:53
支那論といい混ぜ書き反対といい、高島敏男とかぶる。両方好きな人おおいのか?
766 :
無名草子さん:02/08/13 19:46
コロッと死んじゃったりしてね。
767 :
無名草子さん:02/08/13 19:49
うさぎです
これからも宜しくー(^ヮ^*)
768 :
無名草子さん:02/08/14 04:36
やっぱり本人は福田恆存の系譜にいると思ってるのかな
769 :
無名草子さん:02/08/14 04:50
私は高島俊男も呉智英も好き。
もっとも高島さんのことは最近知ったのだが。
どちらも言葉にうるさいのが良い。
770 :
無名草子さん:02/08/14 07:18
>763
本タイトル『たま先生にきけ!』
対談の内容はくらたまの相談に呉さんが答えるというもの。
息子のこと、男のこと、ダイエット、漫画家としての今後の方針などを
呉さんにきいています。
抜粋
倉『どうして家庭をもたないんですか?』
呉『家庭という考えがそもそもないし、女が好きじゃないんだよな。』
倉『どうして』
呉『だって、女ってバカだろ』
倉『うん・・・呉さんに似た博識の知り合いがいるんですけど、
その人も女をバカにしてて。潜在ホモみたいなんですよね。』
呉『そうそう、潜在ホモ。おれはネホモっって呼んでるけどね
自分のこと』
これは全然相談じゃないけど、面白かったので抜いてみました。
771 :
無名草子さん:02/08/14 11:46
>やっぱり本人は福田恆存の系譜にいると思ってるのかな
福田恆存については、呉智英が80年代の再評価の一翼をになったんだよね。
他ではもちろん再評価されてたけど、
宝島カルチャーという異分野のところに持ち込んだんだ。(俺もそれで知った)
ただし、福田の本を推薦するとき「福田恆存に勝つために、彼の本を
読んでおけ」という言い方はしてたね
772 :
無名草子さん:02/08/14 18:38
コロッケ食っちゃったりしてね。
773 :
無名草子さん:02/08/18 06:37
774 :
無名草子さん:02/08/27 02:19
今更だが中古屋にマン薬がおいてあったので買ってみた
775 :
無名草子さん:02/08/29 01:21
776 :
無名草子さん:02/08/29 23:53
外出かもしれんが、「人権を疑え」というのに
書いてるね。人権を疑う本に、呉先生以外にも
結構たくさんの人が書いていて安心した。
777 :
無名草子さん:02/08/30 23:39
でも、その本つまらんよ
レベル低いし
呉さんももうちょっと別のことは言えないのか、とファンの俺も思ってしまった
778 :
無名草子さん:02/08/31 17:04
>>777 レベル低いですか。
なんかレベル高い、お薦め本あります?
779 :
無名草子さん:02/09/01 22:06
777じゃないが、
呉さんの単独の著作はすべてお薦め。それ以外のお薦め本なら
どういう方面かもうちょっと具体的に言ってもらわないことには
答えようがないだろう。
780 :
無名草子さん:02/09/01 23:17
呉は同じようなことばかり繰り返し書いてるからね。
良く言えば、呉の口癖「一貫性」ということなんだろうけど。
「インテリ大戦争」「封建主義者かく語りき」「大衆食堂の人々」の3冊をよく
読めば、呉のパターンは身につけられる。
呉ほどの知識があればもっといろいろなことを言えるのだろうけど、「シナ」
「すべからく」をあらゆるところで何十回も繰り返し言うのも作戦なんだろう。
781 :
無名草子さん:02/09/02 02:15
読書論についてかいた本あったよね
あれも付け加えて置いて
>>780
782 :
無名草子さん:02/09/02 18:35
すべからく、はあれだけ書いててもあまり浸透してませんね。
2ちゃんでもよく間違いを見掛けるし。
783 :
無名草子さん:02/09/02 22:57
荻野アンナの芥川賞受賞作「背負い水」の中でも、「すべからく」の誤用をハケーン。
呉だったら・・・
「『背負い水』などという気取ったタイトルを付ける言語感覚をお持ちなら、
高校生程度の国語の知識さえあれば防げた間違いを恥じよ。普段連発するつ
まらないダジャレを押さえてアクタガワ賞を狙った作品にしては、あまりに
お粗末ではないか。
荻野アンナは最近、ついに読売文学賞まで受賞した。どうやら、最近の『文
学賞』とやらは、国語力の無い人間に与えられるシロモノらしい。」
・・・などと言ってくれそうだな。
784 :
無名草子さん:02/09/02 23:29
『読書家の新技術』とかいう文庫は名著だ。
平凡社の世界教養全集を勧めていて、わしも古書店をまわって、
見つけては買って読んでるが、やっぱりためになる。
聖書もシュミットもよんでるが、やっぱためになる。
「読書カード」&「本を捨てること」には反対だけど。
読書カードは漏れも挑戦したが挫折した
無理だって、あんなの
本を捨てるのはあんまり気がすすまないけど、
実際、本ってすごく場所とるから、ある程度の思い切りは必要
なんじゃないかなぁ
786 :
無名草子さん:02/09/03 02:13
>>785 田舎においで 土地なら腐るほど余ってるよ(w
787 :
無名草子さん:02/09/03 10:48
読書カードは、今ならパソコンとか携帯端末を利用するんじゃないかねえ。
788 :
無名草子さん:02/09/03 16:43
「今の人は、(自著で薦めたカード整理の代わりに)パソコンを使えばいい。
俺は今更習ってもしょうがないので、カード式を続ける」といってたよ。
>>779 舌足らずで、すいません。
呉さんの単独の本は大概読んでます。
質問したのは、人権に対し疑問を投げ掛けるような本のお勧めは
ありますか?いう意味です。
呉さんがらみでも、そうでなくても、です。
あったら教えて下さい。
弟子の誰か、呉センセにパソコン「強制的に」教えてやって頂戴。
「呉智英には iMac が よくにあふ」
「そもそもQWERTYキーボードの意味は」とか説け説け。
791 :
無名草子さん:02/09/04 00:43
氾田礼あたりがパソコン教えてないのかね
読書カード、パソコンでってのはいいかもしれない。
そーいうフリーソフト誰か作ってくれw
792 :
無名草子さん:02/09/04 01:13
さがせばないかな
>>791 Accessなんかで作ってる人いそうだけど
欲しいなら作ろうか? とか言いたいが漏れはVB厨
793 :
無名草子さん:02/09/04 01:16
>>791 既にありそうな気がするけど、マメでないと続かないのは紙のカードでも
パソコンでもおんなじだと思う。
検索とかは圧倒的に楽だろうけどね。
794 :
無名草子さん:02/09/04 21:48
>>789 呉さんが挙げていた「ヴァンデ戦争」はどう?
人権思想の出発点として称えられるフランス革命の暗部を描いた名著だが。
全然関係ないが、
ガイシュツの「たま先生にきけ」の対談はなかなかいい。
「ダイエットするにはどうしたらいいんですか?」「糖尿になれ。そんなら自然に
ダイエットだ。悪化すればするほど痩せるぞ」「どうせそんな答えだと思いました
よ」(うろ覚え)というくだり、かなり笑った。
795 :
無名草子さん:02/09/05 19:20
(ヽ゚д)クレ
796 :
無名草子さん:02/09/06 20:51
TV番組「マネーの虎」のエロビデオ製作会社?の社長さん、
少し前の夫子にソクーリ。
797 :
無名草子さん:02/09/06 21:02
>>794 レスどうもです。
6000円もする本なんですね。
図書館で調べてみるっす。
新聞の書評は楽しく読みますが、
大書店とかにある「今週の書評コーナー」から(該当する書籍を)
買ったことは
一度も在りません。
こんな私ですが、弟子にしていただけますでしょうか。
800 :
無名草子さん:02/09/08 03:40
絶版・平凡社世界教養全集800ゲット
世界教養全集が大好評なスレはここですか?
802 :
無名草子さん:02/09/08 19:50
呉自身が言ってるように「世界教養全集」はタイトルがあまりに恥ずかしいので、
逆説的に持ち上げた呉以外では読書術の本で取り上げたのは鈴木邦男くらいだ。
鈴木は、タイトルのダサさに気付いてないようで、これはこれでイタい気がする
が・・・。
803 :
無名草子さん:02/09/09 09:48
804 :
無名草子さん :02/09/09 10:18
夫子の著書は初心者には難しいです。
暗記するというよりは、内容を理解した方が、物の本質の見方には役立ち
ますよね?
いろいろアドバイスください。
805 :
無名草子さん:02/09/09 18:57
佐島教授は毎日新聞に
「韓国漫画が好きな理由」という趣旨の反論を投稿する予定だ。(朝鮮日報)
↑
主
観
だ
ろ
W
806 :
ここですか?:02/09/09 20:12
呉智英がいいとか、いまだに抜かしているイタイDQNの巣窟は。
808 :
無名草子さん:02/09/09 20:20
その反応を狙ったのかもよw>807
809 :
無名草子さん:02/09/09 20:28
ことしのどこかの学園祭で、夫子の講演会は、ないのかな。
810 :
無名草子さん:02/09/09 20:33
811 :
無名草子さん:02/09/09 21:11
夫子が今月の論座に、ノンフィクション教養派15選+αに寄稿してるな。
題は、言論の自由「抑圧のねじれに本質論がひそむ」。
推薦されている本は、だいたい以前どこかで挙げていたような本だったけど、
ジョナサン・ローチの「表現の自由を脅かすもの」は新鮮だったな。
夫子によるとこの本は、「この問題について最重要の本だと断言できる」らしい。
812 :
無名草子さん:02/09/10 02:21
佐島教授
「日本漫画の『愛し、愛されるために生きる』という常識に慣れていた私にとって、
『人生とは必ずしも幸せでなければならないわけではない』という価値観は衝撃的でした」
少女漫画ではそういう傾向が高いかもしれないが、「常識」という程でもないだろう?
りぼんやなかよし位しか、読んでないのではないのか。
813 :
無名草子さん:02/09/10 02:36
>>812 だからチョンに迎合するのが
何かとアカデミズムでは有利に働くのさ。
大体
『愛し、愛されるために生きる』という概念と
『人生とは必ずしも幸せでなければならないわけではない』
は対になる概念じゃないじゃん。
幸せでない恋愛は恋愛でないとでも思ってるのかね。このバカ教授
吉田秋生辺りなら、両方の概念を両立させたマンガいくらでも描いてるし・・・
初等論理学すら学んだことがないんだろうね。この教授
814 :
無名草子さん:02/09/10 21:08
ところで、以費塾では以前、荘子も講義していたそうですが、
呉さんは全4冊すべて講義していたんですか?
論語は1巻で1年以上かけて講義するのに…。
「防災放送がうるさい」裁判はどうなったの?
816 :
無名草子さん:02/09/11 06:14
まとまってきたぞ、
『読書家の新技術』改訂案
(1)「読書カード」はPCを活用する手法に代替
(2)「本はブックオフに売れ」に改訂
(3)「世界教養全集」扱いの古書店リスト補足
(4)『表現の自由を脅かすもの』『白川静著作集(全集??)』
を必読書にリストアップする
817 :
無名草子さん:02/09/11 18:33
>>816 改訂版は中学校の道徳の副読本として全国に配るべきだ。
読書家の新技術を手にした中学一年の夏。あのときに俺の思想的人生は変わった。
818 :
無名草子さん:02/09/11 19:17
講義タイトル:不条理なるものとしての人間(全3回)8000円
講師 呉智英
申し込み〆切9月10日
↑夫子もいつまで生きてるかわからないので、
生夫子見たさに申し込んじゃいますた。(8000円、微妙に高!)
820 :
無名草子さん:02/09/12 01:02
821 :
無名草子さん:02/09/12 09:31
>>819 なんで締め切り前に云わないのかと小一時間ほど(以下略
>>821 HPより
>申し込み〆切は9月10日とさせていただきますが、
>〆切前に定員に達した場合はその時点で募集を打ち切ることがありますので(先着順)、
>なるべくお早めにお申込ください。
>また〆切当日後、定員に満たない場合は、講座の途中からの申し込みも受け付けます。
まだ間に合うかもね。わかんないけど。
823 :
クレ・トモフサー と孔雀:02/09/12 21:09
夢に夫子が出た。バスで目的地に行く途中、窓の外、桜の下でキミガタハシランダロウガと講義している夫子にクレセンセーと手をふる。向うも気が付く。夫子は、俺の知り合いにあんな奴いたか?と考えているふうだった。
そうか、夢に出るようになったか
826 :
無名草子さん:02/09/14 10:34
>821
まだ、申込みはできたよ。定員まであと5人くらいだと。
>>821 呉と小浜、どっちを申し込むか迷ってたもんで。
※本当は、小浜逸郎の講座に行きたかったんだけど都合つかず。
でも、残り僅かですが、まだ申し込めます。
828 :
無名草子さん:02/09/15 03:00
呉智英先生の論語講座「以費塾」、12期が11月に開講する予定です。
まだ募集は始まっていませんが、近く関連サイトなどで告知されると思
いますのでどしどしお申し込みを。
829 :
Qoo ◆It2APNq. :02/09/18 21:28
今更言うのも何だがジョナサン・ローチ『表現の自由を脅かすもの』も
『危険な思想家』で取上げられてたね。内容は、呉氏も好きなポパーの
自由科学哲学に依拠しつつ、言論やイメージ等による表現が実際の暴力と
同じ加害の威力を持つ、という論理に論駁するもの。
「自分が傷つけられたというので何かを要求する人に対する正しい答えとは何か。
それは『お気の毒、だけどあなたは生きていくでしょう』というに尽きる」
830 :
まだ募集中:02/09/22 09:11
831 :
無名草子さん:02/09/24 21:45
832 :
無名草子さん:02/09/28 01:19
急告!
10月9日(水)早稲田大学7号館218教室 午後4時20分より呉智英先生講演!
浅羽通明の日本現代文化論(無料、潜入容易、ニセ学生歓迎!)の枠内
真顔で「ゴ・チエイ」と言ってる人がいるので、腹がよじれます。
本人がどっちでもいいって言ってるんだから
別に腹がよじれることもないんじゃない?
835 :
無名草子さん:02/09/28 12:48
>>832 学生から「2回も留年した呉智英は、(・∀・)カエレ!」と言われたりしてね。
836 :
無名草子さん:02/09/28 14:20
前から疑問におもってたのだが、読書カードの代替となる
ソフトウエアって**ない**と思う。
書誌データだけなら**ある**だろうが、肝心の
「コメントの部分」をうまく扱えるソフトってないと
思うのだが。
知ってたら教えて。
837 :
無名草子さん:02/09/29 00:33
ファイルメーカーがあるじゃん。
838 :
無名草子さん:02/09/30 18:39
ほんとに急告だなあ。
行ければいきたいな
>>832
840 :
無名草子さん:02/09/30 22:15
ガイシュツなのか知らんが、呉智英と津村喬ってどういう因縁があるんだろう?
841 :
無名草子さん:02/09/30 22:27
>>840 昔論争をした。夫子が津村を「全共闘の恥部」と罵倒。
「インテリ大戦争」を参照のこと。
おお、841さんサンクス。
でも「インテリ大戦争」って手に入んなくないスか?
843 :
無名草子さん:02/09/30 23:04
>>841 呉に罵倒されるまでもなく、気孔にハマッてるようじゃね。TBSの岡庭昇
も、すっかり学会(本山の方だったかな?)にハマってると聞く。
ねじめ正一は、詩人時代にセンセにバカ呼ばわりされたが、小説家としては
直木賞も貰い、出世した。世の中、なにが起こるかわからんもんだ。
>>842 ここさ見れ。
http://hp.vector.co.jp/authors/VA013051/fuzi/fuziBooks.html 過去レスにもあるが、「インテリ大戦争」「封建主義・その論理と情熱」
(「封建主義者かく語りき」に改題)「読書家の新技術」「現代マンガの全体像」
「バカにつける薬」の5冊で、センセの神髄は極まっている。
やっぱ、実は80年代で終わっていた人・・・だよね。メジャー定着後は、
同じパターンの繰り返しだしね。
ちなみに、オレは、中学のときに読んだ。以後、オレの時間も停まってしまった。
毒になる本だった・・・とほほ。
呉が罵倒したひとりに、上野昂志がいる。会ったことがあるけど、ムチャクチャ
いい人だった。少なくとも人格的には、わざわざケンカする必然性を感じな
いんだが、夫子的には許せないのかね? よーわかりまへん。
844 :
無名草子さん:02/09/30 23:47
>>843 毒になるってのは、いったいどの辺りでしょうか?
ちょいと気になる
>>845 厨房時代にセンセの斬れ味にハマると、世の中を見るとき、センセ風のフィルター
が通っちゃうのよ。「封建主義」は、さすがにバカバカしいと思ったが、
「バカにつける薬」は、まずかった。
ホントは、周囲に「おまえ、アホか」と、的確にツッコんでくれる人がいれ
ばいいのだが、オレの中高時代にそんなヤツいなかったし。学校の先生も、
天声人語にカンシンしてるようなレベルだし。
学生時代は、似費塾に行こうかと思ったもん。やめといてよかった(w
「読書家の新技術」だけにしとけばよかったよ・・・とほほ。
848 :
無名草子さん:02/10/01 02:07
>>847 ていうかそれ別の板で間違いなく聞いたw
>>848 それ、オレじゃないよ。
80年代以降の日本社会って、良質な知性のツッコミが、どんどん消えた時代だよね。
呉センセの不幸は、センセが表舞台に出たときには、撃つべきターゲットが、曖昧
になっちゃったことだと思う。呉センセに限ったことじゃないが。
呉センセ的な評論や揶揄は、その対象(記号)の世間における役割が明確なときに、冴える。
例えば、80年代までの権威(反権威)の記号って、こんなもんか?
(鶴見俊輔の「限界芸術論」?のマネです)
東大・岩波・中央公論・朝日・朝まで生テレビ(田原総一郎)・NHK・文藝春秋・
青林堂・日本共産党・吉本隆明・大江健三郎・黒澤明・日刊ゲンダイ・五木寛之・
思想の科学・噂の真相・手塚治虫・話の特集・広告批評・堤清二・筑摩書房・水木しげる・
浅田彰・糸井重里・蓮実重彦・本の雑誌・本多勝一・司馬遼太郎・小田実・松本清張・
森毅・井上ひさし・立花隆・岸田秀・中沢新一・柄谷行人・赤川次郎・中上健次・ビートたけし・
村上春樹・丸谷才一・淀川長治・丸山真男・唐十郎・山口昌男・美空ひばり・中島みゆき・
竹中労・網野善彦・阿部謹也・劇団四季(浅利慶太)・栗本慎一郎・シティロードetcetc
(自分で書いてて、バカだね、オレはw)
このうち、どの程度のものが、いま生き残っていることか。90年代以降の記号との断
層を考えると、呉センセ、生きにくいよなあ・・・
850 :
無名草子さん:02/10/01 16:44
>>849 そうかなあ。夫子が撃つ「人権真理教」はマルクス主義退潮後も
不滅だと思うけどなあ。ポストモダンとか言っている奴も
「差別は正しい」とは言わないし。
>>850 >夫子が撃つ「人権真理教」はマルクス主義退潮後も不滅
「消滅」ではなく、「曖昧」になったと思うんだ。巧く言えないが、朝日ジ
ャーナルと、週刊金曜日の影響力の差というかね。朝日新聞は相変わらず強
いが、これも拡販と大学受験(問題に出るらしいw)のお陰だし。
>ポストモダンとか言っている奴
そのポストモダン的な連中も、論敵としてはすでに曖昧な役割しか果たせない
んだよ。批評空間が、何度も休復刊していることに明らかなようにね。
浅田彰(80年代)と東浩紀(90年代)。田中康夫と阿部和重。高橋源一郎と
平野啓一郎。岸田秀と斎藤環。中沢新一と上田紀行の差だよ。彼らを揶揄して、面白い?
>「差別は正しい」
旧来のアカデミズムや論壇とは別の場所から、それに近いことを言うヤツが、
堂々と出てきて、広範な指示を得ているわけで。
2ちゃんで具体名を出すと、オレがサヨ呼ばわりされてしまうような連中がね。
そういえば呉センセは、佐高信批判くらいを最後にほとんど論争というか
喧嘩をしていないよね。昔はいろいろマイナーな人を叩いてたけど。
俺は単にセンセが年をとったからと考えていたけど、考えてみれば
叩きやすい奴がいなくなったともいえるな。俺としては小林よしのり
あたりを叩いて欲しいが、仲がいいからそれはないだろう。
>旧来のアカデミズムや論壇とは別の場所から、それに近いことを言うヤツが、
>堂々と出てきて、広範な指示を得ているわけで。
誰のことをいっているのかよくわからんが。
853 :
無名草子さん:02/10/01 20:18
叩けばいいんだったら宮台が最強だね。
854 :
無名草子さん:02/10/01 20:31
「危険な思想家」のあとがきで、「イデオロギーの終焉が言われ、
歴史の完了が言われている。もう安全なのだ。何も変わりはしないし、
変える必要もないのだ。」って呉さんは書いていた。
もう、何かを批判してどうこうっていう時代じゃあなくなったのかもね。
>854
>「イデオロギーの終焉が言われ、
>歴史の完了が言われている。もう安全なのだ。何も変わりはしないし、
>変える必要もないのだ。」
これは「イデオロギーの終焉」を言う輩の主張を代弁
しただけで、呉氏が同意しているわけではないと思う。
その後、「しかし、私は危険(?)を指摘したい。
危険な思想家であり続けたい。」と書いていたし。
>>855 確かにそう書いていたけど、実際にはマンガ論以外の現場で、
呉さんは、もうアクティブな行動を起こしていない。
危険な思想家でありたい、とする意思はあっても、実際にできることは、
もう少なくなっている、というのが現状ではなかろうか。
>856
>呉さんは、もうアクティブな行動を起こしていない。
たしかに表面上はそう見えるが、例えば、もう14年も
続いている呉氏の「以費塾」。これを氏は「道楽でやって
いる。」などと言っているが、実は半ばマジに「封建主義
者を育成し、将来、封建主義革命を!」という思いでやって
いる筈。
その成果が表れるのは100年後か、300年後かはわから
ないと、一番弟子の浅羽氏も言っていたが。
858 :
無名草子さん:02/10/01 22:02
ふと思ったんだけど、呉さんのスレッドってこの板でいいのかな?
論壇板ってないけど、作って欲しいとおもわない?
宮崎哲弥、浅羽道明、宮台真司、吉本隆明、西部邁、大月隆寛、
切通理作、小谷野敦、山形浩生、浅田彰、東浩紀、上野千鶴子、
長谷川三千子、福田和也、本多勝一、芹沢俊介、柄谷行人、
小浜逸郎、小林よりのり、大塚英志、岡田斗司夫、呉智英、
その他、正論やら、論座やら、sapioやら、週刊金曜日やらに
出てくる連中やテーマを扱った板って欲しいよな。
>>857 この文脈の流れでいけば、呉さんの一貫した姿勢を叩いているの
ではないわけで。これからも、誰かを批判したり、
刺激的で挑発的な本を書かないかなー、
という観測が成り立つか否かを論じているわけだから。
>859
まあ呉氏の戦闘的な部分が好きなのはいいが、
それが氏の本質でないことは、発言を追って
いればわかる筈。
「バカにつける薬」での論戦などは、当時の
時代の気分に合わせただけではないか。
やはり、本は売れないより、売れたほうが
いいだろうし。
861 :
無名草子さん:02/10/01 23:12
>>858 そんな板ができたら、社会学板や、政治思想板、哲学板が
かなり過疎化してしまうんじゃないか?
862 :
無名草子さん:02/10/02 00:49
863 :
無名草子さん:02/10/02 01:27
例えば大月隆寛氏なんかは、どこで扱うのだ?
>>862 やっぱ同じようなこと考えている奴、いたんだなあ。
俺が確認した限りでは、呉智英スレッドって
哲学板、社会学板、一般書籍板、政治思想板、ゴーマニズム板
と、かなりいろんなところに分散して立てられていたもの。
で、バックアップってどうすりゃいいの?
865 :
無名草子さん:02/10/02 11:46
>>852 >誰のことをいっているのかよくわからんが。
やっぱ、コヴァ周辺の連中とか・・・
よしりんが、龍平くんを罵倒していたとき、偶々、同世代(70年代出生)と話す
機会があったんだけど、「バカ(龍平サイド)にはバカと、きっちり言ってあげなきゃ」
とか、真顔で言いだして、コワかった。そいつは別に、よしりんファンではないんだけどね。
バカも何も、龍平サイドがどんなに増長しようが、彼らがやはり被害者である構図は
明らかであるわけで、その前提を忘れちゃダメだ。
2ちゃんウヨ・嫌韓厨を見てもわかるように、夫子が嫌う「人権真理教」は、良くも
悪くも溶解していると思うよ。ハードな日韓関係史の勉強をしている、日本近現代史
専攻の院生とかと話していても、リアルタイムの在日問題については、無関心だったりする。
別に、その人個人がウヨかサヨか、というのは抜きにしてね。
>>862 オレは反対! ウヨ・嫌韓厨が押しかけるのは、目に見えてる。連中、教育板にまで
現れて、朝鮮学校生は国立大学に入るな! とか言い出している。うんざりする。
867 :
無名草子さん:02/10/02 13:26
>>866 ウヨや嫌韓厨が来るのは覚悟しなきゃならんだろうな。
でもプ板住人の俺から言わせてもらえば、それくらいの荒らしは
なんとも思わんが・・・。
人が多くなって議論が活性化することの利益を考えれば、
それくらいのリスクはしかたがないような。
ゴーマニズム板のコヴァ信者なども大挙、押し寄せるんだろうけど。
868 :
無名草子さん:02/10/02 14:24
嫌韓=差別主義者というレッテルを貼る人間もどうかと思うがね
それはともかく「人権真理教」が溶解したとは思えない
以前のように先鋭なイデオロギー対立がなくなっただけで
むしろ体制の中に溶け込んだと考えるほうが正しいのではないか?
2chはともかくマスメディアでの力は圧倒的だよ、依然
869 :
無名草子さん:02/10/02 14:35
>朝鮮学校生は国立大学に入るな! とか言い出している
別に意見自体は論議の対象になってもいい性質のものじゃないの?
870 :
無名草子さん:02/10/02 15:21
というか、これも北朝鮮の腐敗抑圧独裁体制と、そのイデオロギーで
一方的に教育する朝鮮学校の批判----という点で「人権真理教」の
一派閥。
871 :
無名草子さん:02/10/02 20:49
872 :
無名草子さん:02/10/02 22:52
873 :
無名草子さん:02/10/03 00:52
874 :
無名草子さん:02/10/03 00:54
すんまそん募集中なのは
>>865 の以費塾でした・・m(_ _)m・・
875 :
無名草子さん:02/10/03 01:01
>>843 848が君だと思ってしまったのはたぶんオレだろう。パート1で、呉にハマりすぎ
て逆恨みするほどになったというカキコをかなり書いた。別のスレ、板でも書いた
かもしれない。
オレも君と同様、中学1年で「読書家の新技術」を区立図書館で手にして以来、人
生が変わってしまった。最初に読んだのが当時すでに出ていたインテリ大戦争でも
封建主義その論理と情熱でもなく、読書家の新技術だった。
呉の著作は、「抗生物質」のようなもので、効き目が強いが副作用も多い。
おれは12歳という、人生ではかなり早いとき(当時は、もう12歳か、と大人に
なったつもりでいたが)に呉の「反民主主義思想」を叩き込まれた。というか自分
で勝手に毎日繰り返し読んで自分の頭に叩き込んでいたのだが。
もっと歳をとって、サヨ思想なり、ウヨ思想なりを持った上で、あるいは民主主義
について肯定的に勉強した上で呉の著作を読んだら新鮮だったかもしれないが、オ
レは最初から「反民主主義」をほとんど白紙フォーマット状態の頭に書き込まれた
ので、大人になってから(といっても大学生とか)呉を知った人とはかなり感覚が
違うかもしれない。
876 :
無名草子さん:02/10/03 01:12
>呉の著作は、「抗生物質」のようなもので、効き目が強いが副作用も多い。
まあ、思想は本来危険なものだからな。
呉センセの本がそうした危険を持っているということはそれだけ魅力的だ
ということ。佐高の本じゃ、そもそもそうはならないだろ。
877 :
無名草子さん:02/10/03 01:14
以費塾行きたいけど、6時半か・・・
激務のドキュソSEには無理だなぁ
>877
仕事の関係で毎回出席できない人でも、講義の
録音テープを貸し出していたはず。
あと、毎月第2金曜の講義後は、近くの居酒屋
で飲み会をやっているので、そこだけ参加するとか(笑)。
まあ、殆ど出席できないのなら、受講料がもったい
ないかも。
俺が、呉先生の著作をはじめて読んだのが高校とき、今から振り返ってみれば時期はちょうどよかった思う。
厨房に読ますと効き目がよすぎて人生に悪影響。
俺がもし厨房のとき読んでいたら、
夫子が人間の残酷さや原罪を誠実にみつめて、差別を受け入れたことを読み取れなかったかもしれない。
880 :
無名草子さん:02/10/03 20:19
「アメリカの対イラク軍事攻撃をやめさせる緊急アピール」
■ 共同アピール人 ■
前田日明(格闘家) 宮崎哲弥(評論家) 福田邦夫(明治大学教授)
長谷ゆり子(元衆院議員) 竹田恒泰(環境活動家) 木村三浩(右翼活動家)
■ 賛同人 ■
野坂昭如(作家) 小林よしのり(漫画家) 小田実(作家) 西部邁(評論家・秀明大学教授)
水口義朗(ジャーナリスト) 高野孟(ジャーナリスト) 下村満子(ジャーナリスト)鈴木邦男(評
論家) 知花昌一(沖縄県読谷村議・反戦地主)
二木啓孝(ジャーナリスト) 松本健一(評論家・麗澤大学教授)
881 :
無名草子さん:02/10/03 22:20
>>880 ホントだとしたら何か凄いメンバーだけど
ソースは?
882 :
アピール足りなすぎ:02/10/04 01:37
同時多発テロから1年目の9月11日、
「アメリカのイラク軍事攻撃を止めさせる緊急アピール」の記者発表をした。
今のとこソースはこれだけ
http://www.budotusin.com/bbs/bbs.cgi ↑の掲示板に写真あり
※2002/9/13 (金) 17:10:35 の投稿
“右も左も保守”もごちゃ混ぜに入っている。
呉智英さんと対談したとき、
日本の「和をもって尊し」の
「和」はごった煮スープだと呉さんは言っていた。
まさに民族派的発想だ。(前田日明)
883 :
無名草子さん:02/10/04 09:08
前田日明、口に儒教を唱えながら、行動はまったく道に外れたことばかり。
まさに徳の賊なり
884 :
無名草子さん:02/10/04 17:21
10月9日(水)早稲田大学7号館218教室 午後4時20分より呉智英先生講演!
浅羽通明の日本現代文化論(無料、潜入容易、ニセ学生歓迎!)の枠内
きて本人にきいてね
885 :
無名草子さん:02/10/04 19:30
呉はアメリカのイラク攻撃を、否定はしないだろう。
アフガン攻撃の時はSAPIO(違う雑誌だったかも)で「軍事実務として肯定
する」と言っていた。俺は呉のこの意見をさほど意外とは思わなかった。
イラクを放置すれば核ミサイルを造り(もう造ってるか。無くても北朝鮮からも
らえばいいし)、イスラエルに打ち込んで核戦争になるだろうから、そんな事態
になるよりはイラク攻撃もやむなし、くらいのことを呉は考えてるだろう。
呉に思想的に近いとされる西部邁、呉が鈴木先生と呼ぶ(半分からかってるのだ
ろうが)鈴木邦男、小林よしのりなどと、呉が決定的に違うところだろう。
オレは当然呉の考え方が一番納得できる。
886 :
無名草子さん:02/10/04 20:57
呉先生が今年のベストワンに上げた「道徳を基礎づける」早速購入したよ。
先生は、あんまり誰も上げないような本薦めるからいいんだよね〜
887 :
無名草子さん:02/10/05 01:59
>>885 核戦争なんておっぱじめるのは狂人のするこった
フセインも金正日もそこまでばかじゃあるめぇ
888 :
無名草子さん:02/10/05 01:59
ごちえ〜ってよんだことね〜
889 :
無名草子さん:02/10/05 09:21
>>886 俺も。夫子が挙げなければ絶対に買わなかった本。
890 :
無名草子さん:02/10/05 10:01
>>887 「するかしないか」を論ずるのは単なる予想屋。己の価値観に従って、
どうすれば「する」あるいは「しない」方向へ少しでも進められるか
を考えるのが大人。
891 :
無名草子さん:02/10/05 21:39
892 :
無名草子さん:02/10/05 22:17
>>885 独逸が原爆作るから米国も原爆作ろうぜってのと一緒か
893 :
無名草子さん:02/10/05 22:52
村上春樹の『海辺のカフカ』にもすべからくがありました。
困ったものですというわけではないですが、困りました。
第16章P242。
気になると気になるものです。
894 :
無名草子さん:02/10/05 23:18
>>893 村上春樹って変に気取ったつもりの言い方をするから、すべからく以外にも
これはちょっと間違ってるのでは・・・と、何回か気になったな。
「すべからく」なんて言ってるから村上春樹は芥川賞を受賞できなかったん
だ、と言うかもしれないが、最近、十数年前の荻野アンナの芥川賞受賞作
「背負い水」でもすべからくの明らかな誤用(微妙、なんてものではなく
明白な誤用)を発見した。
すべからく人種の荻野アンナ、今年の読売文学賞を見事受賞した。まるで、
新入社員程度の仕事の基本を欠いた状態で管理職にまでなっちゃったサラリ
ーマンのようだ。
ただ、僕は、彼(村上さん)は、もしかして
「わざとかな?」という気もしてます。
本作品で、様々な文体の実験をされてますから。
「すべからく」が、呉氏の想定するような人物の
口振りを、まねたもので、わざとだったら、それは
それでイイと思う。
896 :
無名草子さん:02/10/06 22:26
戦後民主主義が何の知的権威も持たなくなったので
呉智英のような、良い意味で口舌の輩の出てくる余地はなくなりました。
「危険な思想家」で田嶋陽子をたたいていましたが、はっきり行って何の切れ味もない。
一般には利口だとおもわれてる人を「実は奴は馬鹿!!」であると
暴くのが面白かったのであって、それが呉智英の持ち味だった。
田嶋陽子のように、世間からもバカだとおもわれてる
バカに、「おまえはバカだ!!」といったところで何の面白みもない。
残念なことに、今現存する戦後民主主義者は、大抵が田嶋のごとく
バカであることを隠す気もないバカ。
こういったバカをつぶすには、言論ではなくって
運動以外に方法はない。そして残念なことに呉は運動のほうはからっきしなんだよね
「前半はいいが、後半は不同意」
>「危険な思想家」で田嶋陽子をたたいていましたが、
>はっきり行って何の切れ味もない。
※「田島たたき」と「切れ味」との関連性ないね。
>一般には利口だとおもわれてる人を「実は奴は馬鹿!!」
>であると 暴くのが面白かったのであって、
>それが呉智英の持ち味だった。
※「面白かった」のは認めるが「持ち味」ではないね。
結論の出し方が、決定的に、おかしいな。
898 :
無名草子さん:02/10/07 10:57
>>897 別に君が不同意なのはまったくかまわないけど
まったく論旨が意味不明なのが困ったもんだ。
君って日本語がわからないバカのようだ
>※「田島たたき」と「切れ味」との関連性ないね。
批評の良し悪しのことを、切れ味といいませんか?
『田嶋たたきに切れ味がない。』というのは
田嶋叩きの批評が悪い、という主観論を
一般用法で述べただけの文章だよ?
あんたのボキャブラリーが貧困なだけだろ?
>※「面白かった」のは認めるが「持ち味」ではないね。
面白かったならそれが持ち味だろ?
「それだけが持ち味ではないね」って言うならともかく
「面白かったのは認めるが持ち味ではないね。」
って日本語になってないよ。
これも自分の日本語の語彙の貧困を棚に上げて
他人を批判してるバカ文章
結論としてあんたは典型的な痛いタイプの呉智英気取り人間。
呉の真似がしたいなら、せめて日常的に辞書を開く癖ぐらいはつけなよ。
899 :
無名草子さん:02/10/09 01:54
10月9日(水)早稲田大学7号館218教室 午後4時20分より呉智英先生講演!
浅羽通明の日本現代文化論(無料、潜入容易、ニセ学生歓迎!)の枠内
900 :
無名草子さん:02/10/09 01:57
>>893 村上春樹は『とっておきのアメリカ小説12講』序文でも同じこと繰り返してる
からわざとじゃないだろ。だってこれって大学の先生方との共訳なんだぜ・・
901 :
無名草子さん:02/10/10 01:01
村上春樹と呉の共通点
早稲田大学出身
902 :
無名草子さん:02/10/12 00:20
おれなんか早稲田高校出身だぜ!
903 :
無名草子さん:02/10/12 14:34
あさってでパート2のスレ立て一周年。ゆっくりだが着実に伸びるスレだな。
筑摩書房の「終末から」という雑誌が呉智英との初めての出会いだった。
なぜだかわからないが、しとうきねおと入れ替わった感じがした。
高島俊男著『明治タレント教授』(文春文庫)の解説に夫子登場。
10/9(?)夫子の早稲田での講義にいった人、様子を教えてください。
907 :
無名草子さん:02/10/13 15:15
「諸君!」の11月号に載ったセンセーの文章、読みました?
論語の話なんだけど、講談社現代新書の「道徳を基礎づける」を今年の
ベストワンに推薦するなど、新しい話も入っているよ。
896=898さんは、まだ解ってないようだね。
909 :
無名草子さん:02/10/13 20:52
今月の諸君が話題にならないと思ったら、都心では拉致問題で売り切れ
(買占め?)続出だということで・・・
そんなに売れてるんですか!
911 :
無名草子さん:02/10/14 21:21
豆情報。
高島俊男『お言葉ですが…B 明治タレント教授』(文春文庫)で、呉が解説書いてます。
912 :
無名草子さん:02/10/14 22:27
913 :
無名草子さん:02/10/18 06:38
甲高い声がセクシーさ
914 :
無名草子さん:02/10/20 00:48
この人の死刑論って、どの本に載ってる?
915 :
無名草子さん:02/10/20 01:42
>914
『サルの正義』の中に「死刑を廃止し、仇討ちを復活せよ」というのがある
宮崎哲弥編著『人権を疑え!』の中でも死刑について書いているらしい
916 :
無名草子さん:02/10/20 04:37
朝日新聞夕刊にも論語について、以費塾についての
インタビュー記事があった。区切りとかなら分かるが、14年目という
ハンパな時期なのになぜかその手の取材多いな
917 :
無名草子さん:02/10/20 12:31
一応注釈を。
>>916 19日(土曜日)朝日新聞夕刊です。格別新しい話はありませんが、来月から
始める以費塾の生徒集めという意味が大きいんじゃないかな。
918 :
無名草子さん:02/10/24 08:39
11月4日(月)浅羽通明講演会 午後1時半〜午後3時半
一橋大学国立キャンパス
11月4日(月)浅羽通明講演会 13:30〜15:00
西本館26番教室 出会い系の日本の「私」
一橋大学国立キャンパス
920 :
無名草子さん:02/10/27 13:04
>>919 情報はありがたいが、ネット上でこの講演会案内が出ているサイトとか
ないの?
921 :
無名草子さん:02/10/29 19:59
呉智英と熱いキスをかわした人が、次スレを立てておくれ。
内田春菊は呉とキスしたいといってたけどしたのかな?
いやん。(∩∩)
923 :
無名草子さん:02/10/30 21:55
今日の日刊ゲンダイに糖尿病の話で夫子が登場。
↑先こされた。
この記事を保存しておけば、将来高く売れるかも。
どうせ、消えてゆく記事だろうから。
しかし、拾った日刊ゲンダイで、呉せんせに出会うとは。
926 :
無名草子さん:02/11/04 19:28
ちょっと長いのでそれは・・・
概要だけでも聞かせてえぇぇ〜。
928 :
無名草子さん:02/11/05 21:14
>>927 一言で言えば「夫子と糖尿病」。
30代で発病、急に痩せてきてやたらにのどが渇く。病院にいったら
糖尿だと言われた。そのころ夫子は腹が出てくるのを防ごうと腹筋
運動をしていたので痩せたのはその成果だと思っていたのだが、
そうじゃなくて糖尿が原因だったという話。
夫子が糖尿病であることはファンの間ではよく知られているが、
その話をテーマに文章を書くことはないからかなり興味深かった。
夫子の糖尿病は遺伝性で別に暴飲暴食によるものではない。
併発で目のレーザー治療もしたとの話。
>928
おぉ、興味深い話、ありがとん。
930 :
無名草子さん:02/11/07 21:12
いよいよ、明日から、以費塾の第12期が始まるな。
今回はどんくらい人が集まるだろうか。
呉さん、今回はいろんなメディアに
顔をだしたからね。
教室に入りきれなかったりして。
そしたら、女生徒や外国人は教室の外で
立ったまま講義をうけるのかな。(笑
932 :
無名草子さん:02/11/08 10:48
呉智英「バカにつける薬」
私はこの著者とはこれまで数度お会いしています。何度も言葉を交わしまし
た。ただ、いろいろな雑誌に載る文は読んできましたが、いくつも出されてい
る著作を一つも読んだことがなかったので、少々悪いなという気持がありまし
て、やっと以下の本を読みました。
しかし、この題名にある「バカにつける薬」というのが本当にあるのなら、
まずはご自分につけられたら、というのが私の最初に思った感想なわけです。
「悲しいくらいに、あんたこそ馬鹿だねえ」と思いました。
http://shomon.net/hon/han1.htm
↑HP見たけど、かなりキモいな。
934 :
無名草子さん:02/11/08 22:12
>>933 いや、その人ある意味かなり面白いよ(藁
かなりデムパってるし。
全ての書評(というか落書き)の書き出しを見ると、
「この本はなんといったらいいのだろうか。いやそもそも、どうして荒俣宏は
こうした方向へいってしまうのだろう。」
「読んでいて、これは何が言いたいの、何を表現したいのと思ってしまいました。」
「私は本を投げ捨てることなどまずないのですが、これは読んでいるうちに嫌
になって、つい投げてしまいました。」
「全共闘小説とかいうので読んでみました。だが私の最初の印象は、「どこが
これで全共闘なの?」という思いでした。」
935 :
無名草子さん:02/11/08 22:20
>>932 読んでいて不快になった。こんな奴に夫子をどうこういう資格は
ないと思う。
936 :
無名草子さん:02/11/08 23:59
937 :
無名草子さん:02/11/09 00:36
>>932 リンク先を見ると現れるゲタ箱みたいなのがまずキモい
数年ぶりに以費塾に行ってみた。
恐ろしい混みようだった。廊下のベンチまでをも動員し、
やっと収まるくらい。
百人以上いたとのこと。いやはや。
飲み会は人数の都合であの清龍だったので、
恐ろしくなって帰りますた。(あ、これは中傷か?)
>938
朝日効果のようですね。
しかし、年々ご高齢の方が押し寄せて、
シルバーカルチャーセンター
になってしまいそう。
940 :
無名草子さん:02/11/09 17:23
>>938 別に中傷じゃないでしょ。そうか、そんなに多かったのか・・・。
オタク系若者よりもシルバーのほうがいいと思う。
そんなに人気なのか。
それなら、やっと世間に認められてきたところで孔子よろしく追放され、以前のような貧乏生活に戻って失意のなか死ぬのも面白いな。
↑自分で何を言っているのかわかっているのか。
二度と来るな。
943 :
無名草子さん:02/11/09 23:01
いしかわじゅん以外のマンガ夜話のレギュラー陣が集まって、
マンガについて語り合ったロフトのイベントに行ってきた。
ゴチエイについてもいろいろ触れていたよ。
「あの人は自分が上じゃないと気がすまないから、出演したときは
立ててあげないと」とか、
「自虐の詩をマンガ夜話で取り上げたら、生放送でも泣くんだろうな」
とか、近頃まるくなったな、とか。面白かった。
>943
>「あの人は自分が上じゃないと気がすまないから、出演したときは
>立ててあげないと」とか、
>「自虐の詩をマンガ夜話で取り上げたら、生放送でも泣くんだろうな」
この発言は大月氏ですか?
前者は夏目氏、後者は大月氏。悪口って感じではなかったよ。
夏目氏、なかなか鋭いなぁ。というか、
気を使う人ですね。
大月氏は「実は呉さんはイイ人だ。」
という感じで、好意的な印象ですね。
岡田氏はゴチエイの足をすくってやりたくてしょうがないらしいけどねw。
>947
それは是非次の機会にやってほしいなぁ。
呉さんがどうかわすか、面白そう。
しかし、愛されてるね
950 :
無名草子さん:02/11/10 17:10
>>949 禿同。ハゲとか糖尿とか悪口を言っても、嫌いだからではない。
憎まれ口叩きたくなる人だ
そう、「偉そう」とか「威張ってる」をこれだけ肯定的に語られる人は
少ない。近い某氏になぜか聞いてみたら「誰にでも分け隔てなく、公平に
威張るから」。納得・・・するかあ?(笑)。
>952
極めて納得できる答え。
その某氏は、人間の表面だけでなく
本質を見ることができる人だ。
あと、とても幸せそうに見えないから、偉そうにしてても
許されるってのはあると思う。
その不幸は何ゆえの不幸かを考える時、
封建主義者への道を歩みはじめるのだ。
955は封建主義者なのか?
957 :
無名草子さん:02/11/11 19:03
誰か新スレ立ててください。俺のサーバーでは立てられない。
大法律学者の川島武宜の著作集よんでたら、土建業界、いまでいう
ゼネコンの下請の世界こそ、封建制の名残だって書いてあった。
いまの道路公団の利権等も、実は、日本が、平成の時代でも
封建制の残滓を抱えてることの証拠になる。
959 :
無名草子さん:02/11/13 07:10
先日友人と話していたら「風雲児たち」が連載再開してることを
大ファンなのに知らなかったという人がいてビクーリしました。
「再開熱望はしてたけどリイド社って、俺の守備範囲から完全に離れてるんだよ・・・
チェックしようがない」と言ってますたんで、万が一このスレにもそういう人が
いるかと思って書いときます。
-------------------------------------------------------------------
リイド社の時代劇コミック「乱」にて好評連載中。既刊もリイド社から補足を
つけて再発行。新連載分は2巻まで発売中。
漫画板にもスレ立ってるので来てくらさい。
960 :
無名草子さん:02/11/13 22:01
hage
961 :
無名草子さん:02/11/15 19:29
誰か新スレたててよ・・・・。
962 :
無名草子さん:02/11/15 19:40
963 :
無名草子さん:02/11/15 19:47
イイヨイイヨー(・∀・)
おながいします。
964 :
無名草子さん:02/11/15 19:52
俺からもお願い。
俺からもお願い。
俺も
ミーもお願いするザンス。
あっしからもおねげえしやす。
969 :
社青同解放派:02/11/15 23:53
お前、えらい人気やなー。
くやしい!
新スレってボクも面白いと思う。
ここは呉智英さんに関わりある人
を騙るスレになりました。
974 :
無名草子さん:02/11/24 23:43
呉先生は、みんなに愛されてますね!
975 :
無名草子さん:02/12/02 00:21
ゴチエイ
おもしろいもの書いてくれよ
クレクレ君か。なんか哀しい。
>>976 そうなんだよ。クレクレ認めます。
ああ、悲しい。
978 :
無名草子さん:02/12/03 22:55
クレクレだよ。
みんなPart3いちゃたのね。
クレクレ
979 :
無名草子さん:02/12/04 22:57
「狼になりたい。狼になりたい。ただー、一度。」
吉野家いくかア。
980 :
無名草子さん:02/12/04 23:53
呉智英名言集で埋めましょう。
「女ってバカだろ」
981 :
無名草子さん:02/12/05 00:12
中野翠は好きか?と聞かれて
「中野は好きだけど、ヤッちゃいねえよ」
982 :
無名草子さん:02/12/05 17:05
朝生で、学生に
「儒教もイデオロギーでしょう」と突っ込まれて、
「君は良いこといった。儒教もイデオロギーのひとつなんだよ!」
983 :
無名草子さん:02/12/05 20:38
「差別もある明るい社会」
984 :
無名草子さん:02/12/05 20:39
「差別は正しい。学歴差別は特に正しい」
985 :
無名草子さん:02/12/05 22:44
「東大生が一番偉い。東大生は気に入らない他大生を
自由にぶった切っていい」
986 :
無名草子さん:02/12/05 22:57
小学校なんてのは犬猫学校でいい。
987 :
無名草子さん:02/12/06 12:29
一流大学以外の男と付き合うのは恥ずかしいという女子大生に
「いつ恥ずかしいと思うわけ?突っ込まれるとき?」
988 :
無名草子さん:02/12/06 19:43
「荘子は絶望の美学である。つまり幸いにしていまだわれらの書では
ないのだ」
989 :
無名草子さん:02/12/06 19:57
俺は、「女」って存在があんまり好きじゃないんですよ。
「女」に対して、俺は嫌悪感とか憎悪感がすごくあるんですよ。
「女」でましてね、無頼をきどるというのはすごくいやなんですよ。
BSマンガ夜話「ぼくんち」より
>>989 夫子が出演したマンガ夜話「ぼくんち」の他にあるの?
マンガ夜話 ゲスト出演の回
98/05/25(月) サイボーグ009/石ノ森章太郎
99/08/31(火) ぼくんち/西原理恵子
99/11/08(月) ガラスの仮面/美内すずえ
00/03/06(月) がきデカ/山上たつひこ
00/11/01(水) ホモホモセブン/みなもと太郎
01/10/31(水) キバの紋章/真崎守
個人的にはホモホモセブンとキバの紋章の回がおもしろかった。