856 :
吾輩は名無しである:
今ここにニフ時代を知っている人、書き込んでいますか?
ふと気になったのは、ニフのFWRITEとかに投稿されたランディの作品も
今みたいに誤字脱字や日本語のねじれが多かったのか、多かったとして、
誰もそれを指摘したりしなかったのか、ということなんですけど。
857 :
吾輩は名無しである:01/09/30 18:20
明日こそ、幻冬舎のWebマガに載るかな♪
あのショートストーリーの連載、打ち切りか継続かわからないので
気になるのよ。
メルマガも、20日以降はまたお休みかな♪
七輪陶芸のルポは、トロ臭く来月以降の発表になるんだろうな。
サイトの主は、さっさと写真つきの文章をアップしていたけど、
インパクの担当者たちは別の時間を生きているから。
858 :
吾輩は名無しである:01/09/30 21:21
http://www.chikumashobo.co.jp/web/taguchi/t010915.html ここら辺もヒドい↓
> そんな風に感じるのは、私が去年からずっと「ヒロシマ」を追っているからなん
>だろうか。56年前に核を行使されたことの意味をずっと考えてきた。
> 広島の被爆者の手記もたくさん読んだ。
> でも彼らは自分の身に何が起ったか知らなかった。自分たちがどんな状況にある
>かイメージすらできなかった。だから、残されている記憶は現実を描写するだけで
>精一杯だ。
> でも未来に生れた私には、何が起っていたのかがわかる。
いくらでも直に取材する機会はあったろうに、「手記もたくさん読んだ」だけ
ですか。これと、カンボジアルポのついでに書かれたこれ↓をあわせて読むと、
> だから、言葉と知識で「平和」を訴えられても、その思いは空虚に空回りして私の
>なかに実感として落ちてこない。どうしようもない「愚かな現実」はすでに日本には
>ない。過去は隠ぺいされ、汚いものは掃除されて、そして、形骸化した言葉だけが、
>平和を訴え続けている。
http://www.peace2001.org/inpaku/randy_rupo/randy_082.html http://natto.2ch.net/test/read.cgi/books/998410576/508- 被爆者の手記までランディにとっては「形骸化した言葉」にされているようで……。
第一、「自分の身に何が起ったか知らなかった」のは、原爆投下直後の時期のこと
ならともかく、手記を書いた時点では放射線の害とか充分「知っていた」だろうし、
後遺症に苦しめられたり家族や友人を癌で亡くしたことを書いてある手記もあれば、
被爆者定期検診をずっと受けている人もいる。ネットで検索して読むことも、いくら
でもできるのに。
「未来に生れた」ランディにはわかることとして記述されているのは、「誰かが何か
を無意識に調整」しているだの、核は人類が「バランスを崩した落とし前を、自分で
つける」ための自爆装置だのの、妄想による世迷い言でしかない。
859 :
吾輩は名無しである:01/09/30 21:30
>だから、言葉と知識で「平和」を訴えられても、その思いは空虚に空回りして私の
>なかに実感として落ちてこない』
と、きましたか。
ランディさん、それはあなたの想像力が欠けてるんです。
空虚=からっぽ、なのはランディさんご自身のことであることに、
早くお気づきになられますように。
それと、「空虚」「形骸化」の意味、ちゃんとわかってまちゅか?
860 :
吾輩は名無しである:01/09/30 21:47
>空虚=からっぽ、なのはランディさんご自身のことであることに、
>早くお気づきになられますように。
それはすでに気づいていて、筑摩の日記には、担当者がネタを注ぎ込んでくれないと
何も書けないと、しゃあしゃあと書いていたようです。
ヒロシマに対して悪意があるとしか思えない最近の筑摩の日記の内容も、幻冬舎の
芝田さんがそういう考えを吹き込んでいるからなんでしょうかね……。
861 :
吾輩は名無しである:01/10/01 01:16
「言葉と知識」に欠けている者が言いたがる、ベタな言説の類と思われます。
自分の脳で「空回り」しているのを、「言葉と知識」のせいにして、自らの想像
力や理解力の貧困さを、「実感」の無さに置換えているだけで。
思うにランディは、戦後の被爆者の社会的な差別や、政治的にも微妙な立場
を、まったく理解していないのでしょう。
そのおかげで(?)広島は、(ランディの言う)「カモフラージュされ、隠ぺいさ
れて」おり、「生々しい傷跡」をランディの汚い手でほじくられずに済んだとい
うことでもあったかもしれません。これはこれで、幸いなことだったのかもし
れませんね…。
というか
>死に生が内包されている。
の出典は、村上春樹タンのあまりにも有名なアレですか?(w
× 死に生が内包されている。
○ 死に命が内包されている。
デシタ。鬱田四農。。。
864 :
吾輩は名無しである:01/10/01 01:44
865 :
吾輩は名無しである:01/10/01 02:06
>856
実は近ごろ、私も疑問に思ってたんですよ。
ニフ時代の習作のほうが内容がイタイとはいえ、
日本語としてはまともだったような気がして。
ここで懺悔。
ニフで見てたころは私も大バカで、おもしろい、と思ったことがあった。
実をいうと、一番最初の本を出した編集者に「どう?」って聞かれて、
「いいと思いますよ」と言ったことも。
害毒をまき散らすきっかけを作ってしまい、大変大変、反省しております。
なので、私に文章鑑賞力がなかった可能性は充分にあります。
しかし、それを割り引いても、近ごろの文章の壊れっぷりは尋常じゃないような。
内容があってない(自分語りはできても、社会的なことは書けない)のかもしれないけど、
ランディの脳内で文章作成力以外の何かが壊れていってるような気もする。
ちなみに、使い回されている「ゾウアザラシに求愛される話」
「指の股が見えそうなパンプスをもらった話」「自動販売機に押し倒される話」と
「あたしは相手が男でも女でもおっけい。バター犬ほしい」って下品なエッセイ。
これらはニフで既出で、リライトした形跡もほとんどなかったと思う。
(すいません、過去ログあさったんですが、どこにあるかわからない。
もう一度読みたいので、すぐわかる人、再掲お願いしますです……)
>865 レスどうもです。
http://www.friendlylab.co.jp/webpub/book/mudai_randy/ に収録されている作品は1996〜1997年のものだから、ニフの投稿そのまま
でも不思議はないかも。
私は、
http://pcweb.mycom.co.jp/column/dream.html http://pcweb.mycom.co.jp/column/renai.html あたりの作品を読んだときに、この頃のほうがずっとマトモでは?と
思いました。このスレでの批判も、本人の学歴・年令・容姿から受ける印象
とのギャップと誤字脱字少々が突っ込まれているだけ(と言っていいのか)
で、本人の実像を知らずに半分素人の作品として読んだ人の感想として、
「いいと思いますよ」はアリだと思います。
お兄様の事件がきっかけで自分語り全開に目覚めたのが裏目に出たのか、
業界人日記での愚痴垂れ流しの快感が仇となったのか、何が彼女を壊した
のかはわかりませんが……。
ニフでの読者の反響が気になったのは、ちょっとそれとは別で、ランディの
文章の書き方、読む人をはぐらかして明確な判断や批評の対象外に自分の
文章を置きながら、程々の未完成さと曖昧さで予定調和からはずれ、読者の
フィードバックを誘うような構成にする技術は、ネット上の読者の反響を
集めるために磨かれていったのかなーと思ったので。
(小説を投稿する人の気持ちは想像するしかないのですが、掲示板形式だと、
褒め言葉のレスが数個より、賛否両論みたいでも長文のレスが何個もつく
ものの方が、人気を集めているように見えるのではないかと)。
867 :
吾輩は名無しである:01/10/01 12:49
>866
速攻レスありがとうございます。
http://www.friendlylab.co.jp/webpub/book/mudai_randy/ これこれ、これでした。
これの「つまさきラプソディ」「『吸い過ぎに注意しましょう』」を読んで、
かなりおもしろいじゃん、と思ったのであった。
他のはニフにアップしてたかどうか知らないが、今読んでも、
ちょっとした誤字脱字がある以外は、最近のほどひどい文章ではないと思う。
ちなみにこのショートストーリーを実話だと思った人もいて、(じつは私もそうなんですが)
「つまさき〜」には「こんなすてきなカップルとお会いしたいです」といったレスもあったような。
>ニフでの読者の反響が気になったのは、〜
についてですが、「他者の反響を集めたい」というのは正しいし、
そのためにあの独特の文章技術を磨いていったという見解も正しいでしょう。
もっと正確に言えば、「反響を集めたい」というよりも、「他者を支配したい」という欲求の現れかと。
本人も香山リカとの対談で認めていますが。(香山リカのメルマガ参照。このスレの4にURLあり)
「他者を支配したい」でひとつ思い出したことがあるので追加。
ランディがニフ会議室に、何かのきっかけで「昔、売春したことがある」と書いたんですね。
すごくお金に困っていて、いくらか忘れたけど、現金をもらってセックスしたことがある、と。
そこに別の人がちょっと違う話題について、もののたとえとして、その部分を「>>」つきで引用した。
そしたらものすごい勢いで「言葉を切り刻むな」と抗議したわけです。
引用した人は会議室で謝って、一件落着しました。
まあ金払ってまでよく、というつっこみはちょっとおいといて、
私がイヤだなあ、と思ったのは、こんなふうに他の人を刺激するようなことを書けば
反応があるのは見越していて、その上で他人を攻撃するようなところ。
うまく言えないんだけど、自分の傷をさらして他者のトラウマを刺激するような
トラップを仕掛けておいて、ひっかかると「私の傷をえぐったわね」と総攻撃にかかる。
そんなトラップにひっかかる人(この程度の文章でトラウマを刺激されちゃうような人)も
悪いっちゃ悪いんですが、この辺も「ランディマジック」と呼ばれた理由のひとつかも。
これなんかはずいぶんストレートなやり方で、これをもっとあいまいに、
ズラしたりハズしたりしていくと、今のランディの文章になるんじゃないでしょうか。
最近の壊れっぷりについてはほかの原因もあるように思うので、もうちょっと考えます。
869 :
吾輩は名無しである:01/10/01 14:44
>867-868 トラップ……スレ違いですが、牛魔王様を思い出します。
パソ通出身の人に多いような気がするんですが、レスがたくさんつく書き込みをする投稿者は
偉いという価値判断がベースなんでしょうか。
個人的には、よい意味で人をクールダウンさせるような良質の書き込みや、物事を深く考え
させるけど、すぐにレスをつけるのは難しいような書き込みを切り捨てかねない面があると
思うのですが……。小説やエッセイの感想でもそういうことは思います。スゴくイイ!と
思っても感想を書きにくい文章もあれば、イイと思う気持ちは半分でも、多少の突っ込み所が
あるおかげで、すらすら感想が書けてしまう文章ってこともあるんじゃないでしょうか。
まあ、ランディの場合は、レスを集めるだけでなくサブシスやシスオペもやっていたそうだ
から、それだけで立場的には強いというか、逆らいにくそうですね。
他人を支配したいという欲求については、ランディは確かコラムでも表明していたんですが、
過去形で書いていて、今はそれほどでもないとかぬけぬけと言っていたんで、嘘つき〜と
思ったりしました。まあ、そう表明するのは批判をかわす方法の一種かなとも思います。
自分で分かっているし、すでに乗り越えた要素だから、ご指摘もご意見も無用、みたいな。
「トラウマを刺激」というのはあって、気分が弱っているときには要注意というか。
靴擦れとか虫歯とかの、痛さがえんえん続く描写とかは、身体性に訴えかけますし。(w
870 :
吾輩は名無しである:01/10/01 21:01
あと考えられるのは、ものを書く人たちが集まっているフォーラムだから、
取り巻きが多い書き手を批判するようなことを書くと、「じゃあお前は
もっといいものが書けるのか?」と外野が騒ぎ出すとか?
それから読み巧者であることを要求される雰囲気があって、下手に「何が
書いてあるかわからない」と書くと、シンパが「あなたの読解力に問題が
ある」とか妙なフォローをかますとか?
当該フォーラムは知らないから、擁護ちゃんのよく言う、弁護になっていない
弁護からの類推でしかないけど。
871 :
吾輩は名無しである:01/10/01 21:02
書けているかいないか、よくわからないので、テストage
872 :
吾輩は名無しである:01/10/01 21:56
ランディがNIF時代にいかにしてフォーラムに君臨したかが
よくわかる貴重な証言だなあ〜。
2ちゃんで自作自演のスレ立てたのも、そのときに味わった
蜜の味(ププ が忘れられなくて夢よもう一度、ってか?
自分以外の他人というものをなめまくってますな。
873 :
吾輩は名無しである:01/10/01 23:34
>869
紙媒体よりもネットのほうが短絡的な反応が出やすいし、
それを誘発するものが力を得る、という傾向はあるでしょう。
ネットがあったからこそランディが出た、というのは正しいかも。
>870
ニフでは基本的に批判はなかったと思います。
というとずいぶんヌルいところのように聞こえるでしょうが、
870さんの予想に反して、読み巧者がいなかった、ということなんです。
真に読み巧者だった人は、黙ってフォーラムを去っていたようです。
私はこの辺はよく知らないが、りさたんかさたんがFBOOKCで
大暴れしてたのはそんな経緯があったらしい。
(まともにテキストが読める人はみんながまんできなくなって、
抜けてしまった)
874 :
吾輩は名無しである:01/10/02 01:09
875 :
吾輩は名無しである:01/10/02 01:57
876 :
吾輩は名無しである:01/10/02 02:00
>私がイヤだなあ、と思ったのは、こんなふうに他の人を刺激するようなことを書けば
>反応があるのは見越していて、その上で他人を攻撃するようなところ。
うええ。いかにもやりそう。ある意味、性質の悪い酔っ払いの
からみに共通するものが……。
>875 それです。ありがとう!
私はこの頃は参加してなくて、過去ログとして読んだときも最初は
どこが本人っぽいのかわからなかったけど、引用嫌いのエピソードの数々を
聞いたりしているうちに、あーなるほど本人っぽいなと思うようになった。
今読むと口調なんかも、例の自作自演スレの朝倉ユキっぽかったり、
ランディ日記っぽかったりするし。
878 :
吾輩は名無しである:01/10/02 02:51
自分の周辺では、「田口ランディは開き直って
書き込みしている」とウワサされております(W
さて、真偽のほどはいかがなもんでしょ。
879 :
吾輩は名無しである:01/10/02 03:21
880 :
吾輩は名無しである:01/10/02 07:20
>>867 「つまさき〜」は、
1)ランディが1995年にOLだった訳がない。
2)当時もう婆だったくせに、「サンダルがわたしには大人っぽい」ってのは
非常に変だ
3)しかも、当時、そんなサンダルは全然流行っていなかった
4)ランディは保険の営業なんか経験したことがない。
5)あと色々。
等の理由から、このエッセイはランディ作ではなくて、
ネットの誰か女性のエッセイか何かを盗んできた疑いがあります。
今のランディのどうしようもない作文能力が彼女本来のモノだと思われるので、
ランディの過去作品で「まあ読める。まあ面白い」ってのは、
結局すべてが盗作だったのではないかと。
「鳩よ!」への投稿作品ですら、岡崎マンガのリライトを平気で送る神経ですから、
ニフでの注目を集めるために盗作するなど朝飯前でしょう。
盗作された元ネタ候補の日記をご存知の方もいらっしゃるようですし、
ランディ本人も、どうも後ろめたい事らがあるらしく、
その話題が一般書籍に出るとアラシが出る、という現状になっております。
ネット上公開されたものってのは盗用されても文句いえないんでしたよね確か。
そこんとこを利用したというわけですか。てゆーか「パクっちゃお」くらいの気持だったか
あるいは盗むという意識もなかったか…
882 :
吾輩は名無しである:01/10/02 11:13
>873
「真に読み巧者だった人」は、おっしゃるとおりフォーラムにはあまり残って
いなかったと思われますが、自称読み巧者はどうだったんでしょう。
このスレの
>>259の「感性音痴」を言う擁護ちゃんの同類や、
>>370以降(特に
>>373、
>>376など)で話されている「真意をくみ取って読んであげよう」
「自分の見たいものを読み取ってあげよう」をマジ実践しているような人は……?
>880
あの話の「靴」はサンダルではないパンプスではないかと思うけど、
>ネットの誰か女性のエッセイか何かを盗んできた疑いがあります。
は、かなりありうると思います。(パクり元がネットとは限らないかも)。
パクりでなくオリジナルだったとしても、エッセイとは違うと思うんだけど、
ノンフィクションかフィクションかあえて曖昧にして発表するスタイルが
そこのフォーラムでは主流だったんでしょうか。それも、読む人の注目を
集めて、「素敵なカップルですね」とか「実話ですか?」とかのレスを誘う手段?
しかし、ネット上のみならず、紙媒体での発表でも、そこらへんを曖昧にするとは。
それとも『スカートの中の秘密の生活』は実はエッセイ集でもないとか?
883 :
吾輩は名無しである:01/10/02 12:17
>879
>ううむ、「力を得」てしまうのですか。
今にして思うと、ランディがニフから単行本デビューしたころ
(たしか96年? ヴェトナム本が出た年)
のネット、というかパソコン通信の参加者はほんとうに幼かったんですよ。
ちょっと特殊な人の集まりで、フレーミングなんか日常茶飯事だったし。
なので、ランディが「すごく特殊なルールを、ごく当然のように持ち込んで」も、
それで上位に立つことができたのかもしれない。
ニフではハンドルとIDが必要で、2ちゃんは匿名ですが、
ネット人口がはるかに増えた今、あのころのニフよりは
2ちゃんのほうがずっとオトナです。
> このスレの
>>259の「感性音痴」を言う擁護ちゃんの同類
は
このスレの
>>258の「感性音痴」を言う擁護ちゃんの同類
の間違いでした。259さんごめんなさい。
-------
258 :編集者 :2001/08/11(土) 22:58
読んでて気がついたのですが、MSNは「ノン・フィクション」及び「エッセイ」。
その他はどうやら「小説」ないしは「フィクション」みたい。
ランディさんはその辺を混在させて、虚実取り混ぜて処理してるな、と感じております。
彼女への非難はその辺を理解していない読み取ることの出来ない「感性音痴」の
戯言でしょう。
885 :
吾輩は名無しである:01/10/02 12:58
>882
当時のニフ、とくにランディが出入りしてるフォーラムには、
今で言う擁護ちゃんしかいなかったんだと思います。
あそこでは「自称読み巧者」も一般の読者も、みんなランディをほめてました。
ほめたくないヤツはこっそり去るか、「裏フォーラム」で議論するか、
だったんでしょう。
ただもう一回念を押すと、あのころは日本語がまだまともだったんですよ。
仮にテロ・カンボジアコラムが当時のニフにアップされていたら、
いくらなんでもそんなに誉め称えられなかったと思う。
886 :
吾輩は名無しである:01/10/02 13:55
>885
うーん。しかし、
http://www.friendlylab.co.jp/webpub/book/mudai_randy/ って、特に評判のよかったものを集めたのではないですか? 他の作品はともかく、
「リインカネーション」とやらや「いぬ」とやらも評判がよかったとすると……そのぉ。
まあ「リインカネーション」みたいなのは、別の人が混浴ばいんだ〜にアップしていた
作品に似た傾向のがあったような気がするから、当時の局所的な流行りだったのかも。
「あのころは日本語がまだまともだった」には同意します。少なくとも現在の日記や
カンボジアルポなどに比べたら、丁寧に時間をかけて書かれたもののような感じがします。
同時にパクり疑惑も気になりますけど。自分の体験でも何でもないことを、あたかも自分で
体験したことのように書くのは、自作を上げ底評価してもらう手段か、パクりの結果なのか。
>>878 >「田口ランディは開き直って書き込みしている」とウワサされて
このウワサが本当なら話は簡単(?))で、
>>868さんおっしゃるところの「最近の壊れっぷりに
ついてはほかの原因もあるように思う」の「ほかの原因」とは、ランディが2chに入り浸って
原稿を書く暇がなくなったからだった、ということに。(w
887 :
吾輩は名無しである:01/10/02 13:56
>882
根拠はないのですが、「つまさき〜」あたりの発表作は盗作ではないように思います。
当時は今よりもっとネット人口が少なく、パソ通やネットで発表されたエッセイや
小説の習作などももっともっと少なかったので、パクリならもっと早く、
パクリ元が判明したのでは?
書籍や雑誌という可能性はあるかもしれませんが。
>ノンフィクションかフィクションかあえて曖昧にして発表するスタイルが
>そこのフォーラムでは主流だったんでしょうか。
そういうわけではなく、
この「ノンフィクションかフィクションかあえて曖昧」なスタイルは、
ランディ独特のものだと思います。
どっちかというと「読む人の注目を集めて、〜レスを誘う手段」でしょう。
同じエピソードでも実話のほうが強烈なインパクトがありますからね。
なので私は、フィクションをいかにも実話のように見せる彼女のやり口には
ちょっと違和感を感じてます。いいのかそれって? って感じ。
前に指摘しましたが、「忘れないよ! ヴェトナム」中の
いくつかのエピソードはフィクションでしょう。「小鳥の歌」とか。
もちろん「つまさき〜」「吸い過ぎに注意」も。
重たい自動販売機が2,3発ケリ入れただけで倒れたり、
その下敷きになってケガひとつないってのは信じられない。
888 :
吾輩は名無しである:01/10/02 14:07
>881
いや、ネット上に公開されたものでも著作権は主張できるし、
文句も言えますよ。明示的な Copyright 表示がなくとも OK。
訴訟沙汰になっているのは、別スレで話題沸騰のホテルジャンキーなど。
889 :
吾輩は名無しである:01/10/02 15:14
>886
いまの2ちゃんねらーの方には信じてもらえないかもしれませんが、
ニフの会議室は会員にならないと読み書きできないクローズドな場で、
会員数も桁違いに少なく、まともにテキストが読める人がほとんどいなかったんですよ。
2ちゃんねらーに比べると当時のニフ会員ははるかにレベルが低い、ってことです。(今でもかも)
「当時の局所的な流行りだったのかも。」これは大正解です。
局所も局所、超ローカルな流行りだったわけです。
精神世界系はちょっと流行っていて、みんなでトランスパーソナル学会に行ったりもしてました。
なお、記憶が曖昧なんですが、たしか当時ランディは自身がBL(注)をつとめ、
ランディの「作品」(一応こう呼んどこう)を発表し、
ヨイショなレスだけを受けつける独裁会議室で活動してました。
(注)フォーラムのリーダーがシスオペと呼ばれていたのに対し、
独裁会議室のリーダーはボードリーダー(BL)と呼ばれてました。
なお「フォーラム」=2ちゃんの「板」、「会議室」=スレのような関係です。
なので、こんな低レベルなものも「評価」されてしまっていたわけなんです。
一度にまとめて思い出せばいいんですが、断片的な記憶を掘り起こしてるもんで、
手間がかかってすいません。
890 :
吾輩は名無しである:01/10/02 15:47
>887
>重たい自動販売機が2,3発ケリ入れただけで倒れたり、
>その下敷きになってケガひとつないってのは信じられない。
創作文芸板に似たような書き込みを書いた覚えが。
http://cheese.2ch.net/test/read.cgi/bun/996146724/345 ただし、これはショートストーリーとして読んだから突っ込みたくなったんであって、
エッセイとか実話として読んだら、自販機の足場が悪かったのかもとか、ゆっくり倒れてきた
せいで怪我がなくて済んだのかもとか、好意的に補完して読んであげた可能性はあります。
フィクションかノンフィクションかをワザと曖昧にするのは、こういうところが卑怯かなと
思ったりするんですが。実話と誤解させて、多少強引な設定や説明不足もアリにするというか。
まあ、ご指摘の「実話のほうが強烈なインパクトがあります」(「読む人の注目を集めて、
〜レスを誘う手段」)にしても、設定の不自然さへ対する批判かわしにしても、それが実話と
まぎわらしいように発表した動機でもあるのか、結果としてそうなっただけなのか、想像する
のも興味深いです。(多少悪趣味の誹りはまぬがれないでしょうけど)。
動機は単に、こういう自分だったらよかったのにという類の妄想ドリーミングを、ネット上で
よりリアルに展開したかっただけかもしれないなどと、妄想しております。
>889
いえいえ、たいへん貴重な情報ありがとうございます。トっ、トランスパーソナル心理学とは、
ここでつながっていたのですか。感動です。
うろ覚えですが、『忘れないよ!ヴェトナム』の後書きに、ランディが主催(?)していた会議室は、
「感想は無用、それより自分で文章を書いて投稿しろ」とかいうもので、そこにランディは怒濤の
ように文章をアップしていたうんぬんとあったような気がするけど、そこのことかしら。
891 :
吾輩は名無しである:01/10/02 16:37
>みんなでトランスパーソナル学会に行ったり
890さんに同じく。貴重な情報をありがとうございます。
いやもうこれは衝撃の事実ってヤツですね。本気でたまげました。
892 :
吾輩は名無しである:01/10/02 18:10
>890
ニフにショートストーリーを発表していたのは、
妄想ドリーミングがこぼれたのではなく、作家(小説家)として世に出たい、という
野望があったからだと思います。
というのは、当時発表していたストーリーは、
主人公(=ランディ)が傷ついたり、みっともない思いをするという、
どちらかというとネガティブな内容のものが多いんです。
これは「こんなすてきなあたし」というあり得ないセルフイメージをまき散らす、と
いうよりも、ストーリーテリングができる作家候補としての売り込みの一環だった、
とみるほうが自然でしょう。
実話っぽく見せたのは、結果としてそうなった、というよりも、
やはりインパクトねらいの意図的なものだと思うんですが。
ひとつ覚えているのは、貧乏学生だったときに引っ越しを友だちに手伝ってもらって、
小さなトラックの荷台に布団を積んで走っていたら、土砂降りの雨が降ってきた、という話。
もちろんこれもフィクションなんでしょうが、
「どんどん濡れていく布団になすすべもない自分」と
何もかもうまくいかなくて途方に暮れている主人公の心情が重なって、
これはこれで悪くない作品だな、と当時の大バカな私は思いました。
893 :
吾輩は名無しである:01/10/02 18:33
キヤマショウヘイ(で、よかったかな? 文学板の住人のかたがた、
フォロー頼みます)の、「軒下で濡れていく下駄に、
途方にくれて、もういっそもっと濡らしてやれと思うような心境」
というようなエッセイのエピソードを思い出させますね、それ。
894 :
吾輩は名無しである:01/10/02 19:56
896 :
吾輩は名無しである:01/10/02 21:02
>887
「忘れないよ! ヴェトナム」の小鳥の歌については、この書き込みのことですか?
http://mentai.2ch.net/test/read.cgi/book/993469828/232 うーん、あの本もチェックしておくのがよいような気が。
立ち読みしても、なんか読みすすめるのが苦痛なんで、後回しにしてましたけど。
悪酔いしそうな変な日本語や、エログロ描写にぶちあたったわけではないのですが、
ぱらぱらめくっていると、誰これ?な人名がいきなりわらわら出てきて話がわかり
にくいのが難点で、これについては現在のカンボジアルポに通じるかも。
旅行ガイド風な内容を期待して読んだら、なんか裏切られるし、これは金返せと
思う人がでてきても無理がないなという感じ。表紙は悪くない感じだからなおさら。
897 :
吾輩は名無しである:01/10/02 22:01
>894
調子に乗ってがんがん書いてますすいません。ひとりライブ状態(笑)。
「丸の内OL」「雇用機会均等法」あたりは、夢とか妄想とかいうより、
小説を書く上での小道具の使い方が下手なんだと思います。
ママレモン、シーブリーズといっしょでセンスが古い。
エッセイとか小説の質にはこういうディテールが重要だし、
適切な固有名詞はリアリティを増しますが、
勘違いなランディはどう使っていいのかわかってない。
いまどきの感覚には敏感なのよ、のポーズをとろうとしてるけど、
自分のほかは何にも見ちゃいないし、何十年も前の自分の体験しか
知らないから、すべりまくってるんですよ。
カンボジアまで行っても何も取材できないランディですが、
日本でも、やっぱり取材できてません。
つまりは「あたしってすてきなOL」というよりも、
「私は才能ある作家なの」っていうドリーミングなんでしょう。
http://pcweb.mycom.co.jp/column/dream/dream029.html 既出の指摘ですが「愛されてたんだあたし」って結論は、
フィクションにしてもいただけない。
向かうところ敵ばっかりなのに、私にはほんとうの友だちがいる的なことを
ほざいてた、かさたんの自意識と似たものを感じます。
支配したい、のバリエーションか?
898 :
吾輩は名無しである:01/10/02 22:19
いえ、とても興味深く拝読しております。
よろしければもっと続けてください。
>向かうところ敵ばっかりなのに、私にはほんとうの友だちがいる的なことを
ん〜、やはり世の中的には、「友達がたくさんいる人」というのも
ある種のステータスですから(苦笑
そういうのを装いたいのではないかと考えましたが、どうなんでしょうか。
899 :
吾輩は名無しである:01/10/02 22:35
ランディ読んでないんで好きも嫌いもないのですが…反ランディ派として書き込む皆さんて
すごいパワーですね。くまなく読んでるみたいだし…きいていいですか?何で読むの?
900 :
吾輩は名無しである:01/10/02 22:53
>896
そうです。つーかこれ、私が書いたんですけど、忘れてました。
ここに出入りしてる人々の中で、当時を知ってるのは私だけなんでしょうか。
正確に検証するためにも、ぜひとも仲間がほしいです。
ヴェトナム本はランディが一番最初に出した単行本ですが、
その編集者と出会ったのが、ニフのフォーラムでした。
890さんが書かれてた、あとがきに出てくるフォーラムのことだと思います。
編集者はランディの書き込みを見て「これは売れるかも」と色気を出し、
「自費でヴェトナムに行って本を書きませんか?
旅費ぐらいすぐに回収できますよ」と持ちかけた。
(そのときに彼に「どう?」って聞かれて私は「いいと思いますよ」と
いったわけです)
当然ランディは大喜び。
ヴェトナムに行くことになりました、ってところから、
うんうん言いながら原稿書いてます、とか、
ついに書店に並びました、ってところまで、逐一会議室に書いてました(たしか)。
でも会議室の書き込みの中には「小鳥の歌」は一言も出てこなかったんですね。
で、本を見たら唐突に出てきた。
話の流れからしてもできすぎだし、こりゃ作ったな、と私は思ったんです。
もちろんこれは、フィクションとしてもおもしろくない、
というどうしようもない本です。金払うのはソン。
901 :
吾輩は名無しである:01/10/02 23:43
902 :
吾輩は名無しである:01/10/03 00:28
>897
「支配したい」と目立ちたいを合わせると劇場型っぽくなりますね。
そこで思い出したのが、これ↓
http://pcweb.mycom.co.jp/column/dream/dream025.html 他人の分析という形式を借りて、ここまで優れた自己分析をやってしまうランディさんは、
ただものではナイという感じがします。
>この二人に共通しているのは「自分の欲望の達成に対してプレッシャーがない」ということだ。
>二人の犯したと思われる犯罪は、どちらも犯行動機が究めてあいまいだ。しかも周到に見えて
>どこか愚か。本当はなにがしたかったのかちっともわからない犯罪だ。
なんか、「プレッシャー」という言葉の使い方が、ちょっとアレですが。
> 彼女たちの内的な心の世界では「わたしは自分の欲望を達成するためにがんばった」という
>認識なのではないかと思うのだ。欲望達成のための手段については興味がないのである。
>
>殺人に興味のない犯罪者は、反省しない。彼女たちにとって、目的は欲望の達成であり、
>とても単純だ。注目させ、認めさせたい、である。
殺人を盗作に置き換えると、なかなか。
903 :
吾輩は名無しである:01/10/03 00:34
>901
あのーごめんなさい、そもそも引っ越し話自体がフィクションかもしれないわけですよ。
新聞配達所住み込みも。
これは経歴詐称というよりも、そういう短編小説を書いたのだ、と私は解釈してます。
ただそれを、あたかも自分の実体験のように書くのは、倫理的にOKなのか。
事実をまるでフィクションのように書く私小説は問題ないと思いますが、
(たまに名誉毀損で問題になってますけど、それは別として)
フィクションを実話と思わせるのは??
>しかし、旅費くらい渡してあげればいいのに、と思ったりもします。(w
まあそうなんですけどね。でもケチで有名な出版社ですから。
ちなみにここはビジネス・経済がメインのところ。文芸には強くありません。
担当編集者も例に漏れず、ブンガク方面にはうとかったようです。
ランディなんぞに声をかけたのは、よくわかってなかったからなのかもしれません。
お願い:もしよければどなたか続きのスレを立てていただけませんか?
899を無視しちゃうほどの鼻息の荒さ、、、warata
905 :
吾輩は名無しである:01/10/03 00:51
>905
引っ越し話はまだしも、新聞配達所住み込みは MSNジャーナルのコラムが発表場所だから、
あれがフィクションだと詐称ということになるでしょう。
ランディがどっかのインタビューで、確かエッセイもノンフィクションと思っていますとか
答えていたので、エッセイ集に収録されている作品にフィクションが混じっているのは、
本当はマズいんじゃないかとも思う。面白くするための、カラッとしたホラ話という感じなら
まだいいんですが、ランディのフィクションの混入のしかたは、そうではないですし……。
あ、新スレですか。950は越えないように、そろそろ準備してみます。
一般書籍板みたいに、すでに準備なさっている方がいらっしゃったら、言ってください。
いらっしゃらないようでしたら、私がやります。
907 :
吾輩は名無しである:01/10/03 01:15
しまった、サイクサウォッチにも目覚めてしまいそう!
908 :
吾輩は名無しである:01/10/03 01:16
つい読みふけってレスが遅くなりましたが、
905さん、お願いします。今日は2つの板でスレがあたらしくなる夜。
いい夜ですなー。