あなたの卒論テーマをプリーズ!!

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1たまねぎ
タイトルのとおりなんですが・・・。
ちなみにわたくしは短歌でかこうかなと
2吾輩は名無しである:2001/07/16(月) 21:20
このスレでは、テーマとする文学作品の、国とか時代とか表現
形式とかは問わないの?
3たまねぎ:2001/07/16(月) 21:22
問わないつもりです。
4やまがた:2001/07/16(月) 21:45
都市における史的空間の保全手法とその運用
5吾輩は名無しである:2001/07/16(月) 21:48
このスレは、今年卒論を出す人達がお互いを励ましあうスレ?
それとも、もう何年か前に卒論を出した人も参加可能なスレ?

私は去年提出したよ。夏目漱石と漢詩の関係を述べた論文。
内容はもう、駄目駄目だったけどね(泣笑)
6吾輩は名無しである:2001/07/16(月) 21:51
何でいきなり5までレスがあるのだ
7たまねぎ:2001/07/16(月) 21:58
今年の人ももうだした人もこれからの人もなんでもオッケーです!!

都市における史的空間の保全手法とその運用 ってどんな内容なんですか??
漱石と漢文、友人も一時期考えてましたよ、たしか。
8吾輩は名無しである:2001/07/16(月) 22:10
中島敦にしようと計画中。
9吾輩は名無しである:2001/07/16(月) 22:12
石川淳で頑張ってみようと思ってます。
10吾輩は名無しである :2001/07/16(月) 22:14
芥川龍之介で準備中。しかし…資料多すぎ!読み切れないYO!!
11菊川怜:2001/07/16(月) 23:29
遺伝的アルゴリズムを使ったコンクリート調合に関する考察
12たまねぎ:2001/07/17(火) 00:15
age
13JPB:2001/07/17(火) 03:36
『職業的「婦人」雑誌における誌面構成の問題〜一九三〇年代を中心に』
14吾輩は名無しである:2001/07/17(火) 13:03
教授にはかなりさゆうされるもんなんですかね?
15吾輩は名無しである:2001/07/17(火) 13:11
>>14
指導凶漢にもよる。専門外だったり作者の好き嫌いで指導を拒否
されることもあるし(→現代作家を卒論に取り上げられない!ス
レ参照)、またゼミ受講者全員に特定のテーマを義務付ける教授
もいる。
16吾輩は名無しである:2001/07/17(火) 14:26
谷崎潤一郎でもやろうかと・・・谷崎っていっぱい小説書いてたんだね・・・
メジャーなのしか読んでなかったから知らなかったよ(涙
17吾輩は名無しである :2001/07/17(火) 14:41
>>16
何しろ長生きだからね。
うちのゼミでは、梶井基次郎とか中島敦とか、短命で作品数の
少ない作家ばかり人気がある。でも、作品数が少ないのと論じ
るのが簡単というのはイコールではないけどね。
18吾輩は名無しである :2001/07/17(火) 14:57
外国文学とか日本古典文学、言語学、等々の人の書き込みがないね。
19吾輩は名無しである:2001/07/17(火) 19:37
>>17
そうですね。作品数が多い=それだけ語るためのネタが増えると良いほうに考えます
夏休みに図書館通って読むか(全集買う金はない・・・買えって言われたけどね〜)
20吾輩は名無しである:2001/07/17(火) 19:47
>>19
現在博士課程在籍中の者だけど、引用の確認とか、いろいろと必要があるから、全集は購入した方がいいよ。
21吾輩は名無しである:2001/07/17(火) 21:33
小泉八雲いいなとおもったんだけど、
教授が、英語が読めないとだめだよとひとこと・・・。

誰か小泉八雲するひといませんか?

「南柯の夢」と、「唐代伝奇」のなかの「南柯太守伝」を
以前レポートで比較してちょっと興味を持ったのです。
22吾輩は名無しである:2001/07/17(火) 22:53
白楽天とか?
23吾輩は名無しである:2001/07/18(水) 01:11
谷崎卒論はけっこうどきどきの内容なのかna?
24吾輩は名無しである:2001/07/18(水) 09:06
みんな頑張れ。
全然関係ない板の住人だが言っとくわ。
私のゼミ民俗学だし。
25吾輩は名無しである:2001/07/18(水) 11:35
あたしは風土記に懐風藻とか古事記を引っ掛けて「古代における神話の
位置付けについて」なんだけど、先生にもっと題名をしぼるように言われてる。
もう500枚超えちゃって、自分でもわけわかんねっす。
26吾輩は名無しである:2001/07/18(水) 13:57
>>25
5分の1でもください。
おいらの修士論文のために・・。
27吾輩は名無しである:2001/07/18(水) 20:24
>>20
マジですか。。。やはりそれなりの必要性があるから買えっていうのね(;´Д`)
金貯めるか古本屋通います
>>23
どきどき・・・外枠以外全然決まってません(情ケネー
>>25
今の時期で500枚超えって・・・すごすぎるYO!
うちは卒論50枚以上という規定はあるけど100枚前後の人が多いね
院進学志望なのでそれなりのものを書かなければならないと思うと鬱だ逝こう
28吾輩は名無しである:2001/07/19(木) 01:57
25さんなんていつから卒論に着手したんですか?
これは知りたい!!

っていうかわたしは何にもしてないよー!!
29  :2001/07/19(木) 02:27
卒論なしでも卒業できる文学部ってあるのか?
30吾輩は名無しである:2001/07/19(木) 02:30
>>29
慶応大学文学部人間関係学科
31吾輩は名無しである:2001/07/19(木) 09:53
鏡花、谷崎、三島。
32吾輩は名無しである:2001/07/19(木) 10:31
GeostatisticsとNeuralNetworkの融合。
33名無しより愛をこめて:2001/07/19(木) 10:32
>>31
三つもやるの?それともこの中から選ぶの?
34吾輩は名無しである:2001/07/19(木) 13:45
>>25
もしかして四年で留年した?
3525ですが。:2001/07/19(木) 14:02
2年生からゼミに入ってるんです。テーマは1年の時のレポートがもとで、
担当教授に「うちのゼミにおいで」って言われてずっとやってます。
ゼミの先輩もみんなそんな感じ。
 ただ、わたしの500枚はあまりにも無駄が多いので削れっていわれて
るんですよね。でも2年から調べて考えたことを順番に並べてあって、
どこか削れって言われてもそうすると結論とつながらないし、
卒論の口頭試問でつっこまれてもこまるし・・・。
 単に頭悪くて要領も悪いだけなんです。そして小心もの。
 誰かに削ってもらいたい・・・。ちなみに、資料としては、
自作の資料集(50頁弱)・自作の補注集(80頁)・ビデオテープ1本があって、
これも卒論と一緒に提出予定って言ったら「誰が見るんだ!!」って
ちょっと教授に怒られました。。。。
36吾輩は名無しである:2001/07/19(木) 17:35
キティちゃん?
ビデオって自作?それともテレビなどで放映されたもの?
37>29:2001/07/19(木) 18:00
明治学院大学文学部英文学科
学習院大学文学部フランス文学科

書いてもいいけど、特別演習をかわりに履修すれば
卒業できる
38吾輩は名無しである:2001/07/19(木) 21:17
25さんは何か視点を絞ったらいいとか言う問題じゃないの?
けずるのももったいないと思うが、ここは心を鬼にして。
39吾輩は名無しである:2001/07/19(木) 21:36
25さんは大学院への進学をお考えでしょうか?もしそうなら、
研究成果を論文と言う形で発表して行かなければならない訳で
すが、論文は学内外を問わず大抵は枚数規定があります。そう
なると、論文を「書く」技術と共に、「削る」技術と精神力が
問われて来ます。
ですから、>>38さんが仰るように、ここは心を鬼にして推敲を
重ねることをお薦めします。また、仮に進学をお考えでなくて
も、やはり同じことは言えると思います。
この「削る」と言うのは最も難しい作業なんですが、頑張って
下さい。応援してます。
40吾輩は名無しである:2001/07/19(木) 23:41
>>35
>テーマは1年の時のレポートがもとで、
担当教授に「うちのゼミにおいで」って言われてずっとやってます。

そのレポートの出来が余りにも良かったのでヘッドハンティング
されたの?すげー
4125ですが。:2001/07/20(金) 00:39
>>39 できれば院進希望ですが、教授からはやはり同じことを言われて
います。。。でも考えれば考えるほど、わかんねええええええ。
 教授は、テーマに対する理解力が脆弱なせい、と言われているので、
院進なんてとても無理かと思われます。よく教授から言われるのは
 「芥川龍之介は、大八車いっぱいの資料本を読んで四枚の素晴らしい
卒論を提出した」とか。逆に一ヶ月くらいで卒論書ける方の才能がうらやましい。。。

>>40 出来が良かったのではなく、その時も50枚くらいになっちゃった
んです。。。
42吾輩は名無しである:2001/07/20(金) 01:54
>41
多分、自分の独創部分(少なくとも自分では
そう思っている部分)だけを抜き出して、根本的に
自分は何がいいたいのかを煮詰めてみることが必要
なのではないでしょうか。多分500枚といっても、
大半が祖述・引用などで、優先順位がついていないのでは?

一切の引用を省いて、自分の言葉だけで要点をまとめた
ものを作ってみることをオススメします。箇条書きでは
なく、文章で、それだけ読んでも他人に論理構造が伝わる
ような、できれば章分けまで最終形と同じに整えたものを、
実際の十分の一程度のボリュームで書くと、頭も整理できますよ。
まったく誰も考えていないことが原稿用紙で数十枚書けると
いうなら、それは天才か、根本的な勉強不足のどちらかだと思います。
43吾輩は名無しである:2001/07/20(金) 07:29
うーん、すごい大学生がいるものだ
500枚かぁ・・・
44吾輩は名無しである:2001/07/20(金) 10:15
完成したあかつきにはぜひ公開きぼーん!
45吾輩は名無しである:2001/07/20(金) 15:22
25さんも論文を読む時は、内容もさることながら、、その構成の仕方と
かにも注意を払ってみてはいかがでしょうか?
この場合は著名な方の大著よりも、きっちりまとまった論文を参考にした
方が良いかと思います。書下ろし研究書って、頁数が多い分、繰り返しが
多かったり、文章的にはだらだらしてる場合もかなり多いですから…。
4631:2001/07/20(金) 15:23
>>33
三つとも。耽美とは何か…みたいな、耽美の系譜と言うか…。
47吾輩は名無しである :2001/07/20(金) 15:34
>>46
これ、もう読んだ?
『耽美異端の作家たち 鏡花・潤一郎の唯美主義他』 大久保典夫(桜楓社)
4825ですが。:2001/07/20(金) 23:07
>>42
>>45
ご親切なレス、本当にありがとうございます。教えていただいた方法でがんばってみます。
わたしの所属するゼミ、2年生から入ってひたすら卒論に向けてレポートを書くっていう感じ
なので、歴代の先輩達の卒論も膨大な枚数みたいで。過去の最高は一千枚ちょっとらしいです。
4925ですが。:2001/07/20(金) 23:12
あ、あと、歴代の先輩がたは、やはり推敲によって切り捨てた部分(場合によっては
1〜4章まで切り捨てたり)を手直しして、他大学の卒論で苦しむ方々に
売ったりしたこともあるらしいです。80枚くらいなら余裕でできるらしい
けど、近代文学ゼミにいた人が突然万葉集で卒論出しても、よその教授は
OKなんですかね?
50吾輩は名無しである:2001/07/20(金) 23:15
いいなぁ・・・そんなゼミ入りたかった・・・・
けど近代にいた人がいきなり万葉集って。。。(^^;
やっぱりこれまでやってたことは何なの?って思われること必至かと
51吾輩は名無しである:2001/07/20(金) 23:23
っていうか、500枚なんて迷惑なだけ。
52吾輩は名無しである:2001/07/21(土) 01:31
>>49,50
知人が確か、漢文学ゼミ所属で卒論だけ近代文学。
彼女は入学した時から「勉強したい分野が自分には二つある。
近代文学の方は独学と演習で何とかなりそうなので、
ゼミは漢文学に入って卒論は近代で出す」と教授たちに言ってたらしい。
出来はどうだったか知らないけど、成績は悪くなかったらしいし、
本人は好きな勉強が両方出来たので楽しかったと満足していた。
53吾輩は名無しである:2001/07/21(土) 10:37
みなさん、ゼミってどんなことしてるんですか?
うちは結構のんきなので、皆さんが気になります。
54吾輩は名無しである:2001/07/21(土) 10:53
>>53
ドキュソ私大の近代文学ゼミ所属です。
25さんは1年で認められ2年からゼミに所属、その時点で卒論に着手
された様ですが、うちではゼミ所属は3年から。
基本的には各自が作品を決め、レジュメを作って発表する形式です。
今私は4年ですが、論文に着手したのはごくご〜く最近。同じゼミ所属
の人でまだ着手してない人もかなりいます。

ところで、皆さんは論文の書き方(原稿用紙の使い方から文章表現まで)
とか参考資料の収集方法、それを整理するノウハウ等を教授から教わっ
ていますか?うちの大学では数年前までは、論文指導と言う課目がゼミと
セットで設けられていたそうなのですが、今はありません。
だから論文は全くの見よう見まねなのですが…。
他大学でも同じような感じでしょうか?
55吾輩は名無しである:2001/07/21(土) 10:58
うちは一応三回後半からゼミ所属となっていますが、
実際のところは四回生からです。
いまのところは、自分が書こうとしているものに関連のある
文章を各自探してきてみんなで読んで話し合っています。
私もまだ着手してません・・・。
論文もみようみまねです。
56吾輩は名無しである:2001/07/21(土) 20:20
ageage
5746:2001/07/21(土) 21:29
>>47
読んだ。
58>>53:2001/07/22(日) 00:04
4年になっていきなり「卒論ゼミ」がある。その時に時代を決める。
そんで4月から6月までに卒論テーマを決める。私の近世ゼミは担当教授を含む
話し合いみたいな感じ。OKがでたらあとはゼミで進行状況を報告しあう。
なんにもやってないやばめ系の人は教授が本を貸してくれたり、先輩の卒論を
見せてくれたりと面倒見がよい。
ドキュン女子大だからでしょうか?
59吾輩は名無しである:2001/07/22(日) 01:24
入学したらいきなりゼミ分属。
卒論テーマは大体三年の後半くらいに各自検討、
四年の五月までに決定。九月中間発表、一月提出、だった。
地方国立大です。
60吾輩は名無しである:2001/07/22(日) 12:37
そういえば卒論提出っていつ?
うちの大学は例年12月15日前後です。
61吾輩は名無しである:2001/07/22(日) 23:35
一月のまんなかぐらいかなあ
62吾輩は名無しである:2001/07/23(月) 01:53
age
63吾輩は名無しである:2001/07/23(月) 22:45
私の知ってる予備校の現代文の先生は指導教官に
三島か太宰にしますといったところダメといわれた。
理由は「二人とも自殺した作家だろ?そんなのに入れ込んだらきみも釣り込まれて
自殺してしまうぞ。」だそうです。どう思います?
64吾輩は名無しである:2001/07/23(月) 23:36
研究することを「入れ込む」と言い換えていいのかな?
その前提自体が、何か間違っているような気がする。
そういう人の一球入魂型の論文って、大概読むに堪えない。
時代錯誤的な文学青年が、そのままオジサンになっちゃった
みたいな。…いや、その教官が誰なのか知りませんけどね。
65吾輩は名無しである:2001/07/24(火) 00:01
>>63
その指導教官に精神病院の入院歴はありますか?
6663:2001/07/24(火) 06:22
>>64
>>65
その先生がおられたのは日本文学では結構有名な大学なんです。
で、結局、「君、嫌いな作家は誰だい?」ときかれて
「森欧外です。あの官僚主義的なところが」
といったら、「じゃ、欧外にしなさい」といわれたとか。
67吾輩は名無しである:2001/07/24(火) 12:52
>>66
ただ、太宰とか三島は>>64さんが仰るような「一球入魂型の論文」に
なっちゃうケースが結構多いんですよ、プロアマ問わず。そういうの
を毎年読むのに辟易してたのかもしれませんよ、その指導凶漢。
また、鴎外云々に関しては、対象に思い入れを持たず客観的に見ろと
いうメッセージを「嫌いな作家でやれ」という形で諧謔的に表現した
ものでは?あるいは、一度は学生の意見を否定しておいて、それでも
自分を通すかどうかを見るタイプの教授だったとか…。

…ま、大学教授っの発言って意味ありそうで実は口からでまかせだっ
たり、自分が言った事を忘れてたりするから、指導凶漢の言葉だから
といって全部真に受けなくても良いんですけどね。大学教授には真性
の変人多いし。
68吾輩は名無しである:2001/07/24(火) 17:07
1ですが、どなたか短歌関係で卒論を書いておられる方もしくは
書いた方、いらっしゃいませんか?
69吾輩は名無しである:2001/07/25(水) 09:57
あげ
70狭い日本そんなに急いで心筋梗塞:2001/07/25(水) 11:15
ああ、オレは交通標語で卒論書くぜ。
71吾輩は名無しである:2001/07/25(水) 13:09
>>70 面白そうだから頑張って下さい。
72吾輩は名無しである:2001/07/25(水) 13:54
交通標識詳細プリーズ!
73覚えてる交通標語:2001/07/25(水) 15:08
あぶないよ おうちが近いと 駆ける道
74吾輩は名無しである:2001/07/25(水) 22:36
卒論ぼちぼち着手。
この夏が勝負だよな。
75吾輩は名無しである:2001/07/26(木) 00:29
>>70 面白そうだから頑張って下さい。
76吾輩は名無しである:2001/07/26(木) 00:55
CEOの意思決定における戦略的未来予測の可能性
77吾輩は名無しである:2001/07/26(木) 21:20
歌詞とかね
78吾輩は名無しである:2001/07/26(木) 22:43
数年前の交通標語(広島)に
 よちよち歩きの私には ポイ捨てゴミも 通せんぼ
てのがあった。都都逸のうえ、意味不明・・・
驚きのあまり事故りそうになったよ。
79吾輩は名無しである:2001/07/26(木) 22:49
交通標語かぁ
72も書いているが面白そうだから詳細を希望
社会や教育と絡めれば案外時代を斬れるんじゃないかなぁ
用語論に走っても良さそうだ
修論以上の論文だと結論が見えていてダメだろうけど、卒論なら充分魅力的な題目だよね
80吾輩は名無しである:2001/07/26(木) 23:10
なぁ、みんな修論の用意っていつ頃から始めてるんだ?
81吾輩は名無しである:2001/07/26(木) 23:18
10年とちょっと前、ドキュソ大学国文科で、
夢野久作の「ドグラ・マグラ」で卒論書きたいって言ったら、
先生はだれも夢野久作を知らなかったよー。笑っちゃうにゃー。
もちろん、これ幸いと「夢野久作研究」で卒論出したさ。
内容は、自分なりに渾身の力を込めて書いたけど、
ハク付けにデタラメな参考文献を沢山書いといた。一個もバレなかったよ。
でも何だか虚しかったな。
優・良・可・不可の4段階評価で「良」だったけどさ。
82名も無き:2001/07/26(木) 23:20
大阪府堺市の交通標語、
「君死にたまふことなかれ」はスゴイ。
いくら出身地やからって。

ちなみに修論は年明けから書いたっけ。
83吾輩は名無しである:2001/07/26(木) 23:24
堺市すごいな!!
交通標語って、小学生とかの作品が採用されてたりしますよね。
84吾輩は名無しである:2001/07/27(金) 01:21
>>82
年明けって、提出の1年前からって事?
85名も無き:2001/07/27(金) 02:06
違う、二週間で書いたの。
86吾輩は名無しである:2001/07/27(金) 04:02
>>80
用意ってことで言えば、院に入ったときからだよ。
学会行ったり、定期発表やったり。
もちろん資料調査も。
何も原稿用紙に書くだけが修論の用意じゃないからね。
87名無し:2001/07/27(金) 16:58
太宰でやる人っている??
88猪瀬直樹:2001/07/27(金) 17:15
>>87
呼んだ?
89吾輩は名無しである:2001/07/27(金) 19:09
夢野久作
全集置いてあるけどなうちの大学
90吾輩は名無しである:2001/07/29(日) 00:34
>>81
それは・・・・・信憑性が全く感じられん。 話を作ってはいかんなー
91吾輩は名無しである:2001/07/29(日) 22:57
age
92吾輩は名無しである:2001/07/29(日) 23:19
芥川でやる人、いる?
参考文献多すぎるので、なんとか手を抜く(あまり本読まないで
もそれっぽい論文が書ける)方法教えて下さい。
93吾輩は名無しである:2001/07/29(日) 23:24
芥川全部でやるの?
杜子春伝と杜子春の比較とかにしたら楽じゃない??
9492:2001/07/29(日) 23:29
>>93
あ!それ良いかもしれませんね、ありがとうございます。
でも作品一つだけだと枚数が埋まらないからなぁ…。
今昔物語の影響、とかいって原典と本文を交互にコピペし
まくろうかなぁ。
95吾輩は名無しである:2001/07/29(日) 23:49
しかしあれって結構宗教とか絡んでて
奥深いよ、多分。
96吾輩は名無しである:2001/07/29(日) 23:50
>>92
そういう論文は激しくガイシュツだから、よほどの3流ドキュソ大学でない限り落とされるよ
不用意な引用もきっちり書いておかなければ減点の対象になるし
うだうだ言ってないで読みやすい数作品に絞って持論を展開するのが早道かと思われ
9792:2001/07/30(月) 00:03
じゃあズルしないで真面目にやります…。グスン。
98吾輩は名無しである:2001/07/30(月) 00:28
杜子春は唐代伝奇よ。
99吾輩は名無しである:2001/07/30(月) 01:24
三島「豊饒の海」の根底を流れる唯識思想・・とか
考えたけど、無理か。
100火事ぃ:2001/07/30(月) 12:32
梶井をやる人に質問!
「檸檬」における檸檬は何のメタファーだ?
101吾輩は名無しである:2001/08/01(水) 09:29
卒論って落とされることあるんだ・・・
しかも点数までつけられるなんて・・・頑張ったのに「可」だったら激鬱だなw
102吾輩は名無しである:2001/08/01(水) 10:25
なんか近代が多いっすね
私は「源氏物語」と「伊勢物語」
シンダ・・・
103吾輩は名無しである:2001/08/01(水) 10:33
>>101
卒論は点数まであります。
ただし、59点とか58点とかといった不合格はほとんどない模様。
だいたい反則行為が認められたときに一発退場で落ちるようです。
2ch風に言うとコピペとかパクリですね。
一方、修論以上では点数は存在しません。
合格 or 不合格で審査です。
104吾輩は名無しである:2001/08/03(金) 01:17
八月age
105吾輩は名無しである:2001/08/03(金) 06:29
みんな文献や全集など探して読んでる?
106吾輩は名無しである:2001/08/03(金) 06:59
>>1
わたしは万葉で書いた。短歌関係は、うたに表われてる現象だとか思想だとかばっかり論じてカスになっちゃうケースがほとんど。うた一首一首の「よみ」それ自体を中心に進めるのがよろしいかと。
107名無しチェケラッチョ♪:2001/08/03(金) 09:18
>>100

檸檬は檸檬でしかない。何かの言い換えだとしたら
この小説は寓話となってしまう。
視点を変えるべきだ。
108吾輩は名無しである:2001/08/04(土) 05:29
企業間ネットワークにおける、IT
109吾輩は名無しである:2001/08/04(土) 05:43
>>100手榴弾
テロでしょこれ
110吾輩は名無しである:2001/08/04(土) 05:49
>>107
主人公は爆弾のつもりだったんじゃなかった?檸檬が檸檬のまま??
111吾輩は名無しである:2001/08/04(土) 21:29
age
112吾輩は名無しである:2001/08/08(水) 00:19
修論、今からっつーのもツライ・・・。
マジで胃が痛い。
3年間何やってたんだろう?と反省の日々。
何もやってなかったんだろうなぁ。
スレに関係なくてごめん。
113吾輩は名無しである:2001/08/08(水) 01:01
>>105
購買部で全集を揃えた。
当然注文取り寄せだったんだけど、受け取りに行ったら
届いてるはずなのにレジのお姉ちゃん(バイト?)が
なかなか見つけてくれなくて、ベテランぽいおじちゃんに
「この○○○○全集って入ってます?」と
思いっきり名前を誤読されて鬱だった。
114113:2001/08/08(水) 01:03
一行抜かした。

「この○○○○全集って入ってます?」と
訊いてくれたのはいいが、
思いっきり名前を誤読されて鬱だった。
115aa:2001/08/08(水) 20:06
放送禁止用語。について
116吾輩は名無しである:2001/08/10(金) 00:51
>>81

>10年とちょっと前、ドキュソ大学国文科で、
>夢野久作の「ドグラ・マグラ」で卒論書きたいって言ったら、
>先生はだれも夢野久作を知らなかったよー。笑っちゃうにゃー。
>もちろん、これ幸いと「夢野久作研究」で卒論出したさ。

いくらドキュソ大とはいえ、大学教員が夢野久作を知らないことなんてあるの?
信じられないよ。どこの話? ヒントプリーズ。
117吾輩は名無しである:2001/08/10(金) 22:20
専門バカの教授ならありえる・・・?w
自分の研究とその関連以外には目もむけないとかww
118100:2001/08/10(金) 23:55
>>110
檸檬が爆弾だっていうのは、そりゃまんまですな。
もう少しひねってください。
読み直してみてください。
結核が、胸のあたりに拳くらいの大きさの不愉快なかたまりとして存在するみたいなことを書いています。
この不快なかたまりを外部化したものが、大きさにおいて相似な檸檬です。
檸檬が爆弾だっていうのは、当時、不治の病であった結核はまさに爆弾をかかえたものであったということです。
だから主人公は「檸檬=不快なかたまり」を丸善におきざりにしてきたかった。
119吾輩は名無しである:2001/08/12(日) 01:14
あげ
120吾輩は名無しである:2001/08/16(木) 13:40
agetokotto

minna hon yonderu?
121吾輩は名無しである:2001/08/16(木) 15:01
村山由佳と男子大学生の男性性の欠如について
なんつてー
122吾輩は名無しである:2001/08/21(火) 01:52
あげよう
早い人はもう書いてるかなー
123吾輩は名無しである:2001/08/21(火) 02:10
poeだよ。誰かいない??情報交換しよーぜ
124吾輩は名無しである:2001/08/21(火) 02:16
   ∧_∧  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  ( @∀@)< マターリしようよ
  (    )  \_____
  | | |
  (__)_)
125吾輩は名無しである:2001/08/21(火) 10:39
わっ、夏休みもそろそろ終盤戦なのに卒論の準備は何もしてない…
今年は涼しかったから読み書きには有利だったんだけどな。

とりあえず私は今から『南総里見八犬伝』を全巻読まないといけま
せん。
126吾輩は名無しである:2001/08/21(火) 21:50
卒論のねたを今日発見した。
天王山かな、あははははは。
127吾輩は名無しである:2001/08/22(水) 03:12
卒論の準備も院試の準備もしてないわ〜〜〜
( ゚∀゚)アヒャヒャヒャヒャヒャ
128英文科:2001/08/22(水) 04:23
作家はHuxleyを選びました。教授にちょっと時代遅れみたいに言われました。
腹立ったんで、マイナー作品でやりたいのですが・・・
129英文科:2001/08/22(水) 04:49
>>128

珍しく英文科の登場ですかぁ。私も同じく英文です。
Huxleyと言えば、『Brave New world』でしょうか?
私はSwiftのGULLIVEを選びました。
教授は大喜びです。。。
130吾輩は名無しである:2001/08/23(木) 15:56
>>129
風刺は難しい〜っ
131吾輩は名無しである:2001/08/23(木) 16:12
「浦島太郎における寓話性」
とか誰かやらない?「浦島太郎」にどんな意味があるのか・・・なぞだ。
132台無し:2001/08/23(木) 16:34
・快楽に溺れている間は時間の経過など気にならない

かな。何が寓意だ(笑)
133吾輩は名無しである:2001/08/23(木) 17:00
ミシマで書いてます
134吾輩は名無しである:2001/08/23(木) 20:45
少女をテーマに書いてます。
135吾輩は名無しである:2001/08/24(金) 01:55
私は、パールバックで書こうとしたけど
資料が少なくて挫折。
アメリカ少女小説にいらないものー父不在の文学ー
とかいって、若草物語を中心に。
136英文です。:01/08/26 17:26
私は、英詩で卒論を書こうと思っています。
ウィリアム・ブレイクでやろうかと・・・。
詩で卒論をやるのは、難しいのでしょうか。。。?
教授が児童文学専門の方なので、子供と結び付けられるものがよいのです。
奥が深いし。
もう時間がないので、早くとりかからなきゃぁ〜〜。
137英文です:01/08/26 17:26
私は、英詩で卒論を書こうと思っています。
ウィリアム・ブレイクでやろうかと・・・。
詩で卒論をやるのは、難しいのでしょうか。。。?
教授が児童文学専門の方なので、子供と結び付けられるものがよいのです。
奥が深いし。
もう時間がないので、早くとりかからなきゃぁ〜〜。
138吾輩は名無しである:01/08/28 21:56 ID:a8agdTy2
age
139吾輩は名無しである:01/09/02 18:05 ID:3sd/rNP6
アナトールフランス。文句あるか?
140吾輩は名無しである:01/09/03 00:05 ID:gDb3XE7M
141英米文学専攻:01/09/03 20:45 ID:KaAbsEBc
亡命ロシア人であるウラジーミル・ナボコフの
『ロリータ』で書きました。
それも10年ほど前に・・・
懐かしい〜
英米文学専攻だと大抵はその国の人を取り上げることが多いから
ナボコフって人は少ないかな?
142吾輩は名無しである:01/09/11 15:06
みんな、今となっては卒論テーマを人に語ってる余裕もないみたいだね…。
143吾輩は名無しである:01/09/18 02:34
文学部の卒論というのがどんなものか見てみたいんですが、
Webで公開されてるのってないですか?
工学部で約半分が図で埋まった卒論(というかほとんど実験レポート)
を書いた私からすると想像もできないです。
144吾輩は名無しである:01/09/21 20:31
国文学科で上代文学を専攻していました
卒論のテーマは「日本神話の世界観」でした

上代文学は扱う資料は少ないのですが、どれも信頼性に欠けるのが
難点ですね
145吾輩は名無しである:01/09/22 02:42
Robert Musil
146吾輩は名無しである:01/10/11 04:58
3ねんせいのためあげます。
147吾輩は名無しである:01/10/11 06:03
まだ序論しか書いてないよ
148吾輩は名無しである:01/10/12 06:44
2500字程度
149吾輩は名無しである:01/10/12 06:47
序論だけで20枚いっちゃった

序論は全体の五分の一にしとくのがいいんだっけ?あれ?
150吾輩は名無しである:01/10/17 02:51
そりゃまた冗長な序論ですな

3000字
151吾輩は名無しである:01/10/19 02:39
やっぱ英米はヘミングウエィだらけ…
152吾輩は名無しである:01/10/19 23:44
皆さん卒論の中間発表はいつ?
うち国立なんだけど
来月11月。
遅いほうかなあ。
153吾輩は名無しである:01/10/23 23:26
太宰やる方って何を論じてます?
154吾輩は名無しである:01/10/24 01:02
源氏物語の女性比較類型論。
それぞれの女性論は多かったけど、比較類型論の資料がなかった。
それ以上に、原文読むのが大変だったなあ。
教授からは、「なんでこんなに長いんだ!」と怒られた(藁
でもそれがやりたくて大学に行ったから、どの講義受けるよりも
卒論書いてるときの方が楽しかった。

現役で書いてるみなさん、頑張れ〜
155吾輩は名無しである:01/10/24 15:38
>>154
へー400字詰め原稿用紙何枚ぐらい書いたの?
ヴィクトリア期における娼婦と少女売春の実態
157書き逃げ:01/10/24 18:49
卒論書けなーい。
書きたくない。
卒業したいけどしたくない。
社会に出たくない。
うわ〜〜〜ん。
158「酸」と関係ないのになぜ「酸素」?:01/10/24 19:15
「酸」と関係ないのになぜ「酸素」?
http://nara.cool.ne.jp/mituto
159カケナイ・・・:01/11/28 23:33
(ΞζдξΞ) カケナイ・・・カケナイ・・・カケナイ・・・カケナイ・・・カケナイ・・・カケナイ・・・
(∩Ψ∩) カケナイ・・・カケナイ・・・カケナイ・・・カケナイ・・・カケナイ・・・カケナイ・・・
160鬱病:01/11/28 23:37
法学部だけど・・・
夏目・芥川・太宰・三島の同時代(ほんとはちょっとずれてるけど)で書きたいと思っています。
161吾輩は名無しである:01/12/02 01:15
そろそろ卒論提出期限が間近い人も結構いるんじゃない?
お互い励まし合いませう。
162吾輩は名無しである:01/12/02 01:54
書けねえ
あと八十枚
163吾輩は名無しである:01/12/04 04:52
同じく書けねぇ。
まだ九分の二しか終わってない。。。
ねみぃよぉぉぉ。
164吾輩は名無しである:01/12/04 10:43
は。寝てた・・。
まだ10分の2ですっ
165吾輩は名無しである:01/12/04 15:05
プルースト…。どーしよーもこーしよーも、あああああー
166吾輩は名無しである:01/12/04 16:05
英文学や仏文学などは、やはり英語、フランス語で書いて提出されるのですか?
167吾輩は名無しである:01/12/04 16:28
>>166
そんな訳無いでしょ。
168吾輩は名無しである:01/12/05 02:02
これから少しやろうと思うんだけど
昨日8時までやったから眠い。。。
少し寝てからやろうかな。
そんな事言ってると少しがずっとになっちゃうんだよね〜。
169吾輩は名無しである:01/12/05 10:08
みんな卒論提出いつ?
私はあさってだよー。本当はこんなところでカキコしてる暇はないのに…
ああ…全てから逃げ出したい…
170吾輩は名無しである:01/12/05 23:18
あの、古典と近現代文学ってどっちの方が卒論は書き安いのでしょうか?
スレの主旨とは違うのですが、ご意見お願いします。
171吾輩は名無しである:01/12/05 23:51
>>170 古典の場合は「ひとつの外国語を習得する」くらいの気概がないと、
きちんとした論文を書くのは難しいのではないでしょうか。
大雑把な言い方ですが、古い作品ほどそれだけ多くの論文が書かれている
わけであり、読みこなしておくべき基本的文献も多いでしょう。

かといって近現代文学が楽かといえば、そうでもないような。現代の小説に
関してはテキスト論なんかも視野に入れないとならないしね。
172吾輩は名無しである:01/12/06 00:01
現代文学、むつかしいよー。
文学やってんのか、哲学やりたいんか、はたまた社会学?みたいな。
もう、自分がなにかいてるのかわかりません・・・ハルキさぁーん。
>169さん、ネット切らないとッ!一晩中現実逃避してた経験アリ
ふぁいとー
173吾輩は名無しである:01/12/06 00:03
私の先輩で、ひとつの昔話のふたつのヴァージョンの比較をした人がい
ました。同じ物語なのに、地方によって微妙に書かれ方が違う。
その理由は?って感じ。よくまとまっていて評価が高かったと思います。
地元の民話をとりあげたんじゃないかな、たしか。歴史とかからめて。

テーマを広げすぎず、具体的なものにぐっと絞って書くとよいものが書けそうです。
174吾輩は名無しである:01/12/06 00:07
卒論ははるか昔だけど、もし今書くんだったらシリーズ・・・

宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」と松本零士の「銀河鉄道999」の比較。
何が受け継がれ、何が受け継がれなかったか。
175吾輩は名無しである:01/12/06 00:27
 おお、良スレ!
 俺は比較文化学ゼミで専攻は一応フロイト。で、テーマは中島敦の山月記の無意識と
抑圧。フロイト的な精神分析。後二週間で中間発表!まだ序章しか書けてない!
176吾輩は名無しである:01/12/06 00:30
「中島敦+フロイト+α」があったほうが書きやすくない?
フロイトだけじゃちょっときついような・・・ってすぐには思いつかないけど。
177169:01/12/06 00:39
あさってかと思って気が狂いそうだったけど提出は来週の
金曜でした…あぁ、もう時間の感覚も変…。
>>172さん、応援ありがとうございます。私も現代文学で、
大江の初期でやってます。実存主義がどうたらで煮詰まっ
てます。この論文を読む先生が気の毒かも…。
178176:01/12/06 00:42
>>175 たとえばひっくり返して、「フロイト理論では読みきれない部分」
を考察するとか・・・余計なお世話スマソ
179170:01/12/06 00:44
>171さん、ありがとうございます。古典好きなんですけど、変体仮名が
読めないDQNだし、読書量が乏しいので近現代で特に好きな作家がいるわけ
でもない、、、。文学好きなんですけどね。ゼミさえ決められなくて
かな〜り鬱。
180吾輩は名無しである:01/12/06 00:49
>>170 文学以外の視点で文学を語るっていう方法もありますよ。反則技なのかな、
国文学科では。えーっと、国文科、ですよね? 私は文化人類学専攻でしたので、
ある作品(文学でも美術でも音楽でも)を、その作品のジャンル以外の見方で
考察するっていうことをよくやってました。
181170:01/12/06 00:55
>>180さん。はい。日本文学科です。えっと、それは具体的に
どういうことなのでしょうか?
182180:01/12/06 01:16
>>170さん
たとえばね、>>173は実は私のカキコです。

その先輩は地方に伝わるある説話を題材にしました。その説話には
ふたつのヴァージョンがありました。ひとつのヴァージョンはある山の
南側の地方で主に語られていたもので、もうひとつのヴァージョンは山の
北側で語られていたものです。

彼はその説話の内容や語り口の微妙な違いを、南北それぞれの地方の
文化の違いにそって、具体的に解読したのです。たとえば山の北側は
幕府寄りの文化だったもんで、説話のここはこうなってるけど、
山の南側は反幕府だったから、こういうふうに違った書き方をされています、
とかね。

いかがですか? ヒントになりましたか?
183180:01/12/06 01:23
(続き)
そうそう、お雑煮だって、地方によっていろんな違いがありますよね。
そしてその「違い」にはいろんな歴史的な背景や、文化的な違いが
反映されていたりします。そういうのを調べたりします。

たとえば、思いつきですが「熊」なんてどうでしょう?
「日本文学における熊のイメージの変遷」とか。
猫でも犬でもいいんですけど。たとえば、ですよ。こういうのって日本文学科
ではアリなのかなあ? 的外れだったら笑ってください。

連続カキコスマソ・・・
184170:01/12/06 01:28
>>173=180さん。丁寧な説明ありがとうございます。実際に論文を書く時の
良いヒントになりました。研究って様々な仕方があるんですね。
古典も近現も捨てがたいです。近現代の方が後々選択の幅が広がりそうな気も
するし、、、卒業がかかってるだけにかなり悩みます。胃が痛いです。
185173=180:01/12/06 01:33
がんばってね。「なるべく的を絞って具体的に!」ここがポイントです。
186吾輩は名無しである:01/12/06 02:38
うちは来週提出。
直哉がなかなか心を開いてくれなくて
全然進まないよ。
まずは打ち解けるところから始めないと・・・。
187吾輩は名無しである:01/12/06 02:48
同じく来週の提出。
バロウズは麻薬漬けの上支離滅裂
しかもアメリカ人と来たもんだ
心を開いてくれるどころじゃない

>>166
英文学の英語で提出ですが、極めて健康状態悪いです

漏れもイェージを捜し求めて旅でもするか・・・
ビバ!現実逃避!
188吾輩は名無しである:01/12/06 02:53
いま学部3年で、日本文学科です。
で今学期中にゼミで発表しなきゃいけないんだけれど、
下手に気合入れようと思ってしまう性質で、
大体のテーマや扱うことは決めたのいいけれど、
それがとてつもないものになってしまい
途方に暮れています。
打算を持ってありきたりへ向かうなんて情けねーことは
絶対にやりたくないし。
こんな田舎じゃろくな資料集められないしさー。
たまたま、大学とは別のところで素晴らしい研究者の方とお知り合いになることが出来まして
その上、その方は非常に学術界との関係も深くお持ちであったり、
文化的価値が非常に高い資料をも多く所蔵なさっているそうで、
それらを資料として使わせて頂けるようなお言葉を頂きました。
先生と出会えたことを非常に有難く、また、感謝しています。
ってここなんのスレだっけ。ああ。卒論でした。ごめんなさい。
まいや。がんばろっと。
>170さん
も日文なんすね。ゼミ決まっていないって言うことは二年生以下っすよね。
今のうちから卒論考えているなんてすごいですよ。
ぼくが書くのも不躾で大変失礼にあたるようなことですが、
自戒を込めた助言めいた戯言をば少し。
180さんのお言葉に付け加えるとするなら
《表》「とにかく資料集めをいまのうちから気にしておくこと」です。
ましてや自国の事柄が対象なのですから、題材は目の周りにいくらでもあります。
そのうちにそれまで気付かなかった事を再認識するようになれれば素晴らしいですね。
ぼくはそのように勤めています。
《裏》「専攻を決め担当教官がわかったら、当該教官の論文を読みまくること
そして、その指向型を見据えて非常なる素直さで教官に接すること」
まあ、院進学など考えていなければ単位はもちろん人並みに書けば取れるに決まっていますが、
自分が関西出身であっても須く巨人ファンに為るべし。
あ。冗談ですもちろん、しかも非常にくだらん。ごめんなさいね。
おれこそそれしなきゃいけないんだけれど、なんか出来なそうな感じです。
まあ、男が言うとこうなるって感じが今した。ちなみ差別とは全く関係のない時限の話ですので。。。。。
189175:01/12/06 15:13
>176
アドバイスサンクス!そう、確かにキツイっす。行き詰まりそう。
下手したらホント通俗的なものしか出来ないからすごく神経質になる・・・
 フロイトでは読みきれない部分、というのは面白いかも。でもそれをするには
フロイトで読みきらないと逆にそこに届かないからなぁ・・・修論でやるかな(w
 テクスト生成=夢の作業という解釈を出発点にしてるんだけどそうするとどうしても
テクスト論が気になってくるし、かなわん!
190176:01/12/06 18:16
>>189
>でもそれをするにはフロイトで読みきらないと逆にそこに届かないからなぁ・・・

たしかにねえ。フロイトっていっても、その後の弟子とかいっぱいいるしね。
どこまで使うかってのは難しいね。一見するとエディプス丸出しのように思える
山月記だが、フロイトの理論ではここが足りないというか、言いきれないっていう
ところを明らかにするとか・・・フロイト批判をするわけですね。
あんまり臨床的に山月記をとらえると、よっぽどプロじゃないと難しいんじゃないかな?
卒論ではつらいかもね。

テクスト論になると大変でしょう、なんとかそこを避けて通れるといいですね。

無責任カキコスマソ。
191名前はいらない:01/12/06 18:23
2ちゃんねるから本が出ます
http://ura.gozans.com/yoya-ku/reserv.html
192吾輩は名無しである:01/12/06 18:47
論文の要(かなめ)は「説得力」なので、どんな方法論を使っても
自分の主張が伝われば「良い論文」なのではないでしょうか。その
主張する見解に対して賛同するか否定するかは読み手によっても違
うし、絶対正しい答えもないし。ただ、方法論に振り回されて何が
いいたいのか判らないのが一番良くない論文ではないでしょうか…
ハッ、それって私の論文かぁ!!欝だ氏脳…。
193296:01/12/06 23:41
>188さん。ありがとうございます。今2年生で、今度ゼミ決めなきゃならない
のですが、自分はやりたいことが決まってないので、とりあえず卒論のことを
考えてゼミを決めようと考えてたのです。日文の先輩が近くにいないので良い
参考になりました。
194170:01/12/06 23:45
すいません。↑の間違えました。170です。
195175:01/12/07 01:59
>190
 うーん、確かにどうしたってエディプス丸出しなんだよなぁ。作品、本人、時代背景
どれをとってもそうだから通り一遍のものに堕してしまう・・・鬱だ。
 フロイトでは読みきれない部分、非フロイト的な箇所(否ではない)というのは
そこからまたフロイト回帰、という持って行き方もあるだろうし、魅力的。
問題はフロイト的過ぎるんだよなぁ・・・まだまだ浅いのか・・・

>192
 俺の論文はちょっと独善的過ぎらしい(w  まぁ要するに客観的な根拠がないのに
勘、というか思いつきで話を進めるからなぁ・・・
でも確かに説得力をもたせるためにはきちんと形式に則って論理展開する必要があるね。
あらかじめ予想される反論とそれに対する回答を書いておくというのはフロイトの得意技だけど
そこも真似るか(w
196吾輩は名無しである:01/12/07 04:50
聞いておくれよ。。。
絶好調で卒論書いて(打ち込んで)たら
いきなり強制終了された。
しかも読み取り専用になった。
何とかコピーして新規で使えるようになったけど
保存してなかった部分は綺麗に消えてなくなった。
読み取り専用になったファイルは削除すら出来ない。
どうしたらいいのさ?!
あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!
今何時だと思ってんだ!!!
197吾輩は名無しである:01/12/07 08:21
なんとなく石器ねつ造事件みたいなことがここでも発覚して
これまでの形勢が一気に逆転しそうな気が・・・。
198吾輩は名無しである:01/12/07 09:27
ポー。
199吾輩は名無しである:01/12/07 09:57
>>196
私も昔、ワープロで卒論を打ち込んでたらいきなりワープロが壊れて
(コードから発熱)頭が白くなりました。フロッピーに保存してある
部分は後日、友達のワープロを借りて処理できましたが、ノリノリで
書いてた長文(未保存分)はパー。あと、やはりワープロで、フロッ
ピーの空きが減ったので文書の整理をやったらフロッピーが駄目にな
り、今までためこんだデータ−が全て無に帰したケースもあります。
とにかく、こまめな保存と、こまめなプリントアウトを!!!
200吾輩は名無しである:01/12/07 09:59
200ゲットオォォォォ!!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄       (´´
     ∧∧   )      (´⌒(´
  ⊂(゜Д゜⊂⌒`つ≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡
        ̄ ̄  (´⌒(´⌒;;
      ズザーーーーーッ
201吾輩は名無しである:01/12/07 10:00
wordエラーばっかりでるー。やばいかもしれん・・・。
202吾輩は名無しである:01/12/07 10:11
文学板に「小説書くのに適したエディターは?」というのがあった
けど、論文書くのに適したエディターって何だろうね?今更買って
る暇もないけど、参考までに。
203175:01/12/07 10:57
 読取専用はファイルのプロパティを開いて読取専用のチェックを外せば良いだけだと
思うが・・・ネタ?
204吾輩は名無しである:01/12/07 21:45
〉175
決してネタじゃないよ。
チェックはずしたんだけど無理だったんだよ。
アクセスできませんって。
もう解決したからいいんだ〜。

〉199
アドバイスありがとう♪
パソコン壊れたらって思うと本当に怖いよ。。。
でも結局手書きにすることにしたんだ。
一生に一度のことだからね。
205吾輩は名無しである:01/12/07 22:00
>>204=196
どうやって解決したのか教えてほすぃー。
今のところトラブルはないけど、いつ何が起こるか…と考えると
ぞっとする。トラブルのケースと解決方法はできるだけ知っとき
たい。
…あ、最大のトラブルは遅々として進まない執筆スピードだった!
206吾輩は名無しである:01/12/07 23:49
ウィルスも気をつけてね。最近僕の周辺で立て続けにPCがアボーンしている。
泣くにも泣けないね。ウィルスバスターも品薄、つうか入手できないらしい、
売れすぎて。とりあえずOutlookはやめましょうね。僕はBeckyに変えました。
少なくとも自動的にメールが開いてしまうってことはないしね。できることから。
207私も英文科:01/12/08 01:29
>141
私、今3年生ですが
ナボコフのロリータやります!!
なんだか嬉しい…!

ちなみにうちの学校は、卒論は英語です。
208吾輩は名無しである:01/12/08 02:48
中島敦は果たして「狼疾」を超えていたのか、「悟浄出世」
「悟浄嘆異」を中心として扱った
209吾輩は名無しである:01/12/08 07:10
>205
解決したって言っても今まで残ってた文をコピーしてやりなおしただけだよ。
ワードは使いすぎてパソが熱くなると強制終了するって聞いたよ。
うちのパソはちょっとおかしいのかもしれないけど
たまに休憩入れたりすると強制終了しなかった。
もう日が浅いからと熱中したら強制終了されたんだよね・・・。

〉206
そうそう!
友達もウィルスにかかって大変そうなの!
でも何が一番怖いかって言ったら本人のやる気だよね。

頑張るぞ〜!!
210吾輩は名無しである :01/12/08 08:21
>208
おお、同志!?でもその言い方だともう終わった人かな?いいなあ・・・
どう、あなたは彼が「狼疾」を越えたと思う?
211吾輩は名無しである :01/12/09 03:43
私、村上春樹さんの「ノルウェイの森」します。
今、まさに後悔中。もうカオスです。
ビートルズの章だけが楽しかったなぁ…。
212吾輩は名無しである:01/12/09 04:37
「ノルウエイの森」好きぃ。
読み終わった後のなんともいえない感覚がいい。

ところで誰か手書きの人いる?
もう何時間もかいてんのにまだ20枚・・・。
手も痛くなってきたし100枚もかけんのか?
213吾輩は名無しである:01/12/09 22:10
あなたの卒論テーマをプリーズ!!

わたしの卒論、思考がフリーズ!!
214ウィルスやばいぜ!!:01/12/09 23:55
いや、じっさいのところウィルス大発生!! 僕の周囲でもバタバタやられている。
すべてメールで。そんでもってOutlook使ってる人。>>206の言うように、今すぐに
でもBeckyなり他のメーラーに変えることをすすめます。僕のところにも知人から
ウィルスメールが届きましたが、開く前に「このプログラムを実行していいか?」
ってたずねてきたのでそのまま削除しちゃいました。危ない危ない!
Outlookだといきなり開いてしまうんですよね、受信したら。

Beckyは以下のサイトで入手できます。
このレス、宣伝じゃないですよ、念のため。

ttp://www.rimarts.co.jp/index-j.html
215吾輩は名無しである:01/12/12 02:43
百枚中五十枚書いたよ。
15日提出なんだけど間に合うかな?
手書きめんどくせぇ〜。
216吾輩は名無しである:01/12/12 22:54
↑↑とりあえずパッチぐらい当てとけよ
217吾輩は名無しである:01/12/18 02:22
内外ともにウイルスにやられている方多いそうですが、
もう終わった方は別にして、
まだの方はwebから完全に離れるしかないでしょ。
でも、ワームっぽいのがいたらやっぱ性質悪いから、
こまめにプリント&外部メディアに保存しかないっすよね。
まあ、今年の方はみなほとんど終わっているだろうから、
卒論に限らず、論文執筆中の方は気をつけましょう。
一番良いと思うのは、いまやたらとPC値下がりしているから、
いつも用と、もうひとつまったくwebにつながないPCを用意すればいいんじゃないかな?
webで拾ったデータを使いたいときは、とりあえず外付けメディアなんか利用したりして。
まあ、とにかくPC一台ってのはちょっとこれから無用心すぎると思います。
せいぜいワード動く程度のPCだったらいま10万しないし。
218吾輩は名無しである:01/12/18 03:17
俺の友達の卒論「ドグラ・マグラ論」
すげぇー面白かった。読むだけで面白い。

俺の卒論なんてヤツのに比べたらカスでした。
219吾輩は名無しである:01/12/18 03:36
>218
概要まじキボーン!
220吾輩は名無しである:01/12/18 06:12
あーすごいねドグラマグラ論
私はもう作品世界に唖然としてしまって話を追うので精一杯でした
221名無しー:01/12/18 06:27
 卒論は面白ければ良い、というものではないぞー。勘違いすんなー。

 1.型どおりに書けてるか。
 2.誤字、脱字が一つもないってだけでも大したもんだ。
 3.論点はずれてないよね?これは今さら見直せないかな。藁。

 こーいう基本的なこと。これ大事。というか、これが意外にできん。
 見直しは、ありがちなオナニー的な納得の仕方ではなく、出来うる
限りの客観性を持て。できれば、友達(※まともな)に見てもらうといい。

 締め切り前日から寝ないで丸一日かけて清書したヴァカは、後悔しておるよー。・・・ははは。
 でも、書ききると嬉しいってのは分かるつもりだ。藁。頑張れ。

 以上、ドキュン大卒業生の余計な一言、二言でした。
222218:01/12/18 17:46
>>219

内容については結構論理的で、今思い出せなくて正確に記せないから
書けないけど(スマソ)
(何しろ石原千秋ゼミナールの学生・・・学校わかっちゃうけど)
とにかく「へぇ〜」と思わされることがいっぱいだった。
それが強く印象に残っているんだよ。

前の書き込みの内容ではたしかに>>221みたいな
指摘を受けるかもしれないけど、そいつは小森陽一−石原千秋ラインの学生だぜ、
そこんところは完璧。いや、そうしたところで躓いていると
打ち首らしいので・・・彼のゼミは。

いや、あえてそういったところを超越して、純粋に「読物」としても
面白かったといいたかっただけさ。

【その後】
そいつは現在「牧逸馬」を研究している。すげぇ。
223吾輩は名無しである:01/12/18 18:30
>>222
石原千秋…S城大…?
224横レス:01/12/18 18:57
>そいつは小森陽一−石原千秋ラインの学生だぜ、
>そこんところは完璧。
そうかねぇ、彼らの書いていることもそれなりに胡散臭いと思うけどね。
まあ、俺もドキュソ大の学生だけど。
225吾輩は名無しである:01/12/18 22:59
小森は文学指導よりも近頃は戦争ものの指導をやっているyo!
226218:01/12/18 23:12
>224

うーん、またもや真意が伝わっていないようですね。残念。
ここでは、彼らが書いている内容云々についていってるんじゃなくて、
彼らのゼミ生に対する指導の仕方がけっこうキメ細かいということを
述べたんですよ。

だって、僕だって彼らの著書ホンの何冊しか読んでないもの。
内容までとてもとても言えませんよ。

ちなみに俺は卒論の口頭試問で石原先生が
副官だったよ。見事に論理的に繋がっていないところを
指摘されてしまった。まいったよ。

ちなみにドキュソ大だろうが、なんだろうが、
あまりそういうことは関係ないと思うけど・・・
227匿名希望さん:01/12/20 14:26
作者についての説明って
全体のどれくらい書けばいんだろ?
228吾輩は名無しである:01/12/23 18:47
>>227
本論にどうしても必要だとか、あまり知られていない作家とかなら
ともかく、ふつうは作者についての説明なんてしないのじゃないか
な。
229吾輩は名無しである:01/12/23 20:25
しないの?!
いや、227じゃないけどちょっとだけやって枚数稼ごうかと思ったのに・・・
230吾輩は名無しである:01/12/23 22:22
>>227
いや、だから、露骨な枚数稼ぎはすぐにばれるから、やめたほうが
いいということ。
説明しなくても、審査する教授は当然知ってるわけだから。
231吾輩は名無しである:01/12/23 23:20
現代アメリカ演劇の
サム・シェパード『埋められた子供』の100ページくらいの
英語の文章を10回以上、暗記するくらい読み返した。
短い代わりに、作品全体が謎の問いかけのような作品だった。
作品の流れを追いながら各シーンに込められた意味を徹底的に考え、
自分ではじき出した解釈をまとめあげて提出。
参考文献は論文の冒頭部で引用した一冊だけ。あとは全部自分の解釈。
成績は一番良い成績でした。これで卒論かいた人って、いる?わけないか。
232吾輩は名無しである:01/12/23 23:43
シェパードは散文が好きだな。戯曲もいいけど。「モーテル・クロニクルズ」とか
「ホーク・ムーン」なんか。
233吾輩は名無しである:01/12/24 00:04
おおっ。いたね。シェパード知ってる人が。
感動。
『モーテル・クロニクルズ』は読んだけど、
『ホーク・ムーン』まだ読んでません。
って、本気で読んだのは『埋められた子供』だけだったけどね。
まだ頭の中で覚えてるよ。
作品中の雨は家父長制による支配の象徴、
ソファーは家の主の象徴、
トウモロコシは埋められた子供の問題が再発することを暗示し、
シェリーのコートは雨除けの役割を果たす。
キリスト教に家族の問題を解決することはできない。とか、
登場人物が好きなスポーツも家族でバラバラ。
毛布の役割とブラッドレーがシェリーの口の中に指を突っ込む行為
の意味がどうしてもわからなくて、悔しかった。
今でもわからない。論点ばらばらだけど、懐かしいね。
234ixion:01/12/24 00:16
シェパードは初期のぶっ飛んだ戯曲も良いね、ロックの王様を
めぐるSFとか、ノリがいいものばっかり。

シェパードがいる頃のリヴィング・シアターのビデオ見たことある
けど、観客あおってひたすら脱いでいくという、まああの時代に
特有の雰囲気でした。

指を口の中に突っ込むのは、あれ強姦ではないのかな、素直に。
シェパードがよく扱う「征服」の主題をめぐる劇だから。
235吾輩は名無しである:01/12/24 00:33
あと、「クルージング・パラダイス」もね。「モーテル・クロニクルズ」は
文庫で持ってるけど、あとはamazonで買った。戯曲は図書館でまとめて読んだな、
昔。どれも面白かった。「埋められた子ども」、たしかにすごかったね。

ixionさんの指摘は当たってるだろうな。映画「愛の嵐」でもあったね、似たような
場面が。えらい興奮したな、あれは。シャーロット・ランプリングね。メリル・ストリープ
じゃあ、萌えんわな。

しかし日本では戯曲の扱いが乱暴だね。僕もほとんど読んだことないんで、あんまり
偉そうなこと言えないけど。ギンズバーグ(だったよなあ?)、ベケット、ニール・サイモン、
あと最近ではコーマック・マッカーシーの新作戯曲くらいしか読んだことない。日本では
別役と柳くらい。ベケットは知人の俳優がやったときに、音楽を担当したんでよく読んだ。
「クラップ氏最後のテープ」なんて面白かったな。

とりとめなし私的かつ卒論とは関係ないカキコ、スマソサゲ。
236吾輩は名無しである:01/12/24 00:46
シェパードのことあなたの方が知ってるみたいですね。
強姦かあ、ぜんぜん思いつかなかった。
確かにそうかんがえればつじつま合う。
二幕以降、誰が主人になるかって問題で、
子孫を残すことの意味は重要になってくるしね。
ドッジもシェリーに手を出そうとしてたし。
そうなってくると、ハリーがブラッドレーを怒鳴ってたのは
ハリーもブラッドレーに覇権を握る資格を認めてないってことで
筋が通ってくる。
たぶん強姦だね。
237235:01/12/24 00:54
>>236
いやいや、僕はそんなに、いかんすよ。散文は好きだけど、戯曲は
君のレスにまともに答えられるほどつっこんで読んでない。単なる
小説オタです。むしろixionさんでしょう、答えられるのは。
おーい!ってか?

でも君のカキコ読んでると、読み返したくなったな。手元にないんだよ。
弱レスでごめんね。
238236:01/12/24 01:14
いやいや、とんでもないっす。
レスが2件もくるなんて想像もしてなかったもんで
うれしいっす。
あとixionさん、マジでありがとう。
すっきりしました。
ちなみに、あの作品の冒頭、
「セールスマンの死」と似てますよね。
ハリーがドッジに薬をのませようとするところ。
これは卒論後に分かったことなんですが、
まだまだ奥の深さが味わえそう。
あの作品ってやっぱりすごいんだねえ。
239吾輩は名無しである:02/01/06 15:42
今修羅場ジャー
240吾輩は名無しである:02/02/02 14:50
「カンパニー制度と管理会計」
ですけど。
241吾輩は名無しである:02/02/02 22:13
坂口安吾「桜の森の満開の下」論
242吾輩は名無しである:02/02/25 19:42

              /  ̄ ⌒  丶     / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    _ -        /         \   | 来期が始まる前に考えるのじゃ!
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  (:::::/;;::::::;;;;;;)   | へ : /___    ト〜 ー _
  ⊥::::::(;;::::;;;;;;;;;) ┌〜^~ /ー―ヽー/~) |    /  丶〜
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    (::::::::;;/  /  | /    ヽ    | |;:: /    |:|    /      \
   (⌒  ̄ )ヽ  //|/      \   |r;:/
   r⌒  ̄ )し  //          ) \ )

243吾輩は名無しである:02/04/03 16:14
新4年生諸君、今から卒論に備えておき給え!
新3年生も備えあれば憂いなしだぞ!
244吾輩は名無しである :02/04/05 04:46
谷崎やりたいんだが論文書くなら全集を買わなければならない
と言われ悩んでいる。三十巻くらいあったような気がする。
そんな金はない。
245吾輩は名無しである:02/04/05 05:26
>>244
買わなくていいよ!学校図書館でパラパラと読んで、自分の書きたいことに沿っている内容・主張があれば読む&コピーする程度で。
246吾輩は名無しである:02/04/05 08:09
卒論も書かなくていいよ!誰かの論文パラパラと読んで、自分の書きたい
ことに沿っている内容・主張があればコピー&製本する程度で。
247吾輩は名無しである:02/04/05 17:30
パクったら卒業できない
248吾輩は名無しである:02/04/05 17:37
アレンジすれば大丈夫
249吾輩は名無しである:02/04/05 17:42
パクるなら他大学の院生論集を。
十中八九ばれないが、内容で落とされる可能性あり。
250吾輩は名無しである:02/04/05 19:12
251吾輩は名無しである
まいったなぁ、4月に入学したばかりだってのに卒論書きあがっちゃったよ。