内田百閒先生について語り倒したいのだった。
1 ：吾輩は名無しである：
日本最高の幻想作家だと思うんだけど。
この人の短編ってホントにはまる。恐ろしくて得体が知れなくて人を食って
いて妙になまめかしくて、それでいてどこか懐かしくて。貪り読んだ。
個人的ベスト３は、
「春心」
「山高帽子」
「東京日記」
つーか全部好きだ。他に愛読者いないでしょうか？
しかしどうしてあんな作品ばかり書きつづけたんだろうこの人は。
この人の短編ってホントにはまる。恐ろしくて得体が知れなくて人を食って
いて妙になまめかしくて、それでいてどこか懐かしくて。貪り読んだ。
個人的ベスト３は、
「春心」
「山高帽子」
「東京日記」
つーか全部好きだ。他に愛読者いないでしょうか？
しかしどうしてあんな作品ばかり書きつづけたんだろうこの人は。
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2 ：ixion：2001/02/12(月) 23:29
随筆もいいね
3 ：吾輩は名無しである：2001/02/12(月) 23:36
夏目漱石の弟子でしたっけ？
4 ：はにやゆたか：2001/02/13(火) 00:42
映画ツィゴイネルワイゼンのもとねた、サラサーテの盤も好きですね
5 ：名無しさん＠１周年：2001/02/13(火) 00:43
6 ：春：2001/02/13(火) 00:45
＞２
随筆は、やや、たれながしでは？
キキせまるのは、やはり小説。
随筆は、やや、たれながしでは？
キキせまるのは、やはり小説。
7 ：名無しさん＠１周年：2001/02/13(火) 00:46
8 ：吾輩は名無しである：2001/02/13(火) 02:32
「冥途」「花火」（だったっけな？）が好きですね。
随筆で忘れられないフレーズがあって
「乗りたる人より馬は丸顔」
随筆で忘れられないフレーズがあって
「乗りたる人より馬は丸顔」
9 ：ixion：2001/02/13(火) 02:46
えー、あのふらふらとさ迷いつつ言葉を連ねていく感じが
とても好きなんだが。つーか、随筆ってそういうものじゃない？
もちろん、「冥途」とかもすごいけど。
とても好きなんだが。つーか、随筆ってそういうものじゃない？
もちろん、「冥途」とかもすごいけど。
10 ：拙者は名無しである：2001/02/13(火) 02:52
随筆といえば、ファンが団体つくって、百閒先生が旅した町
なんかツアーしているらしいですな。
そんで、百閒が文句いった旅館で「やっぱりいけません」とか
文句たれると。
なんかツアーしているらしいですな。
そんで、百閒が文句いった旅館で「やっぱりいけません」とか
文句たれると。
11 ：吾輩は名無しである：2001/02/13(火) 02:55
「山高帽子」原作の漫画を山本直樹が描いている。
12 ：吾輩は名無しである：2001/02/13(火) 18:43
以前読んだのですが、友人にあげたのでタイトル忘れました。
狸みたいな先生のところに学生が下宿する話。新聞連載のうちきりで
かなり苦しい終わり方をして、それがまたおもしろかったんですが、
だれか知りませんか。
狸みたいな先生のところに学生が下宿する話。新聞連載のうちきりで
かなり苦しい終わり方をして、それがまたおもしろかったんですが、
だれか知りませんか。
13 ：冥途の飛脚：2001/02/13(火) 19:13
「白子」と「虎」に各一票。
全然関係ないのだけど百間（と書かせて下さい）先生の随筆に確か「めそっ」っ
ていうのがあったかと思うけど、漫画『すごいよ！マサルさん」に出て来る
「メソ」と関係あるのでしょうか？
全然関係ないのだけど百間（と書かせて下さい）先生の随筆に確か「めそっ」っ
ていうのがあったかと思うけど、漫画『すごいよ！マサルさん」に出て来る
「メソ」と関係あるのでしょうか？
14 ：ixion：2001/02/13(火) 19:19
>そんで、百閒が文句いった旅館で「やっぱりいけません」とか
>文句たれると。
爆笑
>文句たれると。
爆笑
15 ：名無しさん＠１周年：2001/02/14(水) 12:42
黒澤明のまあだだよ、は年寄りの繰言を聞かされてるようで
退屈だった。
退屈だった。
16 ：吾輩は名無しである：2001/02/15(木) 02:13
17 ：吾輩は名無しである：2001/02/15(木) 12:26
小説よりも随筆が好き。読むなら旧かながいいな。
「ノラや」「ご馳走帖」「阿房列車」が好き。
「ノラや」「ご馳走帖」「阿房列車」が好き。
18 ：吾輩は名無しである：2001/02/15(木) 14:39
おおっ！しばらく見ないうちに百閒スレが！
「山高帽子」を山本直樹が漫画化したやつ、
たしか「眠り姫」というタイトルでしたっけ？
設定はだいぶ違って、エロもかなり混じってるのに
原作の空気を損ねておらず、見事ですよね。
「山高帽子」を山本直樹が漫画化したやつ、
たしか「眠り姫」というタイトルでしたっけ？
設定はだいぶ違って、エロもかなり混じってるのに
原作の空気を損ねておらず、見事ですよね。
19 ：吾輩は名無しである：2001/02/15(木) 16:13
百閒先生は我が法政大学で教鞭を執っておられました。
20 ：吾輩は名無しである：2001/02/15(木) 17:52
ボイ
ウォトカ
ウォトカ
21 ：吾輩は名無しである：2001/02/15(木) 18:17
＞１９ そして森田草平に追い出された
22 ：1：2001/02/15(木) 20:23
山本直樹のマンガはよかったね。主人公を女性に変えてもちゃんと「山高帽子」に
なってて。ラストの一コマも上手い。
でももちろん、作者自身も言っているとおり原作の凄みには及ばないけど。
あの同僚の教師のモデルは芥川なんだよね、たしか。
なってて。ラストの一コマも上手い。
でももちろん、作者自身も言っているとおり原作の凄みには及ばないけど。
あの同僚の教師のモデルは芥川なんだよね、たしか。
23 ：吾輩は名無しである：2001/02/15(木) 22:22
チゴイネルバイゼン
24 ：吾輩は名無しである：2001/02/15(木) 22:26
で、えらいのは奥さんが二人いたことだ。
「まあだだよ」はそんなことをみじんも感じさせない善人な作りで
がっかりだった。やっぱ「ツィゴイネルワイゼン」が百*の色気
まできちんと描いててよかったナリ
「まあだだよ」はそんなことをみじんも感じさせない善人な作りで
がっかりだった。やっぱ「ツィゴイネルワイゼン」が百*の色気
まできちんと描いててよかったナリ
25 ：百鬼園：2001/02/15(木) 22:36
サラサーテの盤
26 ：吾輩は名無しである ：2001/02/15(木) 22:50
映画ツィゴイネルワイゼンの原作って「サラサーテの盤」
だけではないですよね？「ダメダヨ」という声の件とか、
蒟蒻への異常な執着とか、ああいうのは一体どういう作品
から持って来てるんですか？
だけではないですよね？「ダメダヨ」という声の件とか、
蒟蒻への異常な執着とか、ああいうのは一体どういう作品
から持って来てるんですか？
27 ：吾輩は名無しである ：2001/02/15(木) 22:56
皆様、表示不可能の「門」＋「月」に苦労している御様子。
しかし芥川の随筆「内田百間氏」は初出も「間」を使って
いるし、内田作品も初出が「間」で印刷されているものも
あると聞いたのですが…詳しいことを御存知の方、御教授
ただきたいです。
しかし芥川の随筆「内田百間氏」は初出も「間」を使って
いるし、内田作品も初出が「間」で印刷されているものも
あると聞いたのですが…詳しいことを御存知の方、御教授
ただきたいです。
28 ：かをる＠入院中：2001/02/16(金) 02:57
29 ：名無しさん：2001/02/16(金) 06:00
オレもシャムパン飲みてー。金がないんでしばらく飲んでねー。
あ、ツマミはもちろんオカラです。
あ、ツマミはもちろんオカラです。
30 ：18：2001/02/16(金) 18:10
百閒の影響で、「荒い縞柄」は私の恐怖キーワードです。
31 ：吾輩は名無しである：2001/02/18(日) 02:02
今文庫で手に入るのは中公文庫の「新版・ノラや」くらいでしょうか。
他にどこかから文庫本は出ていましたっけ？
他にどこかから文庫本は出ていましたっけ？
32 ：吾輩は名無しである：2001/02/18(日) 02:05
河出の分は？岩波は？
33 ：吾輩は名無しである：2001/02/18(日) 02:08
34 ：32：2001/02/18(日) 02:22
「御馳走帖」は中公。
本屋よりもブックオフの方が品揃えは良いと思いますが。
本屋よりもブックオフの方が品揃えは良いと思いますが。
35 ：吾輩は名無しである：2001/02/18(日) 07:23
福武は？社長が百＊先生と同郷（岡山）のよしみとかいって
全集を出してるから。文庫も出すんじゃない、そのうち…。
全集を出してるから。文庫も出すんじゃない、そのうち…。
36 ：ixion：2001/02/18(日) 11:00
おーい、福武はもともと百閒文庫だしてるよー＞３５さん
河出と福武をみんな間違ってるんじゃないかな。
ただし、福武は出版撤退の模様なので、新刊はもう手に入らない
かも。
「女学生の地位」とか大層な題つけときながら、キメが
「私は多年の願望として、一度女学校の先生になって見たいのだが、
だれも頼みに来ない｣(『百閒座談』）
こういう百閒が俺は大好きだ。
河出と福武をみんな間違ってるんじゃないかな。
ただし、福武は出版撤退の模様なので、新刊はもう手に入らない
かも。
「女学生の地位」とか大層な題つけときながら、キメが
「私は多年の願望として、一度女学校の先生になって見たいのだが、
だれも頼みに来ない｣(『百閒座談』）
こういう百閒が俺は大好きだ。
37 ：35：2001/02/18(日) 14:06
38 ：吾輩は名無しである：2001/02/19(月) 03:04
39 ：吾輩は名無しである：2001/02/19(月) 03:09
>福武は出版撤退の模様
福武文庫のなかに
「サンリオ文庫」のように中古市場で値上がりする可能性のある
海外文学の訳はあるかしら？
福武文庫のなかに
「サンリオ文庫」のように中古市場で値上がりする可能性のある
海外文学の訳はあるかしら？
40 ：吾輩は名無しである：2001/02/19(月) 08:59
絶版になっちゃったけど、旺文社文庫もありますよね。
古本屋で見ると１０００円くらいするのでびっくりする。
古本屋で見ると１０００円くらいするのでびっくりする。
41 ：吾輩は名無しである：2001/02/19(月) 13:38
家にあった週間文春を見ていたら、後ろの方に
「猫好きの文豪」みたいな特集があり、
大沸次郎、谷崎、志賀などの写真が出ていました。
でも百閒が出ていない…。くう。
「猫好きの文豪」みたいな特集があり、
大沸次郎、谷崎、志賀などの写真が出ていました。
でも百閒が出ていない…。くう。
42 ：１：2001/02/19(月) 19:11
ひさびさに読み返した「由比駅」が鳥肌モノの傑作だった。
「そうでしょう。そうなんでしょう。あはははは」って怖すぎるぞ。
すっかり忘れていたけど、おれ学生時代にこの作品をパクった愚にもつかない小説
まがいのものを書き散らしてたりしてたんだよな・・・鬱だ・・・。
「そうでしょう。そうなんでしょう。あはははは」って怖すぎるぞ。
すっかり忘れていたけど、おれ学生時代にこの作品をパクった愚にもつかない小説
まがいのものを書き散らしてたりしてたんだよな・・・鬱だ・・・。
43 ：吾輩は名無しである：2001/02/20(火) 00:33
白猫のオチが判りません。…要するに何がどうなったの？
だれか教えて下さい。お願いします。
だれか教えて下さい。お願いします。
44 ：吾輩は名無しである：2001/02/20(火) 01:26
屁理屈じじいで砂。好きだけど。
45 ：吾輩は名無しである：2001/02/20(火) 10:59
好きなのは「件」かな。
46 ：天之御名無主：2001/02/21(水) 15:36
47 ：43：2001/02/21(水) 15:59
ありがとうございました。やっぱりそうかぁ…確信が持てました。
48 ：吾輩は名無しである：2001/02/23(金) 00:37
内田百閒先生を殴り倒したいのだった。
…なんで？
…なんで？
49 ：考える名無しさん：2001/02/23(金) 01:02
究極の愛情表現ですね。
50 ：吾輩は名無しである：2001/02/23(金) 01:42
福武は新カナなのでいやだ・・・と思っていたら
あれよという間に絶版になってしまっていた。
買っとけばよかった・・・・
どっか旧カナで文庫出してくれ。
あれよという間に絶版になってしまっていた。
買っとけばよかった・・・・
どっか旧カナで文庫出してくれ。
51 ：吾輩は名無しである：2001/02/23(金) 03:58
「冥途」のような夢の中の話を書いたような随筆も良いけど、
「阿呆列車」「房総鼻眼鏡」といった紀行文系も大好き☆
「阿呆列車」「房総鼻眼鏡」といった紀行文系も大好き☆
52 ：吾輩は名無しである：2001/02/23(金) 08:56
鉄ヲタ作家の元祖、百間先生。
宮脇俊三と阿川弘之が、自分は百間の足下にも及ばないと
書いてますね。
宮脇俊三と阿川弘之が、自分は百間の足下にも及ばないと
書いてますね。
53 ：吾輩は名無しである：2001/02/23(金) 11:17
列車の時刻表を肴に酒をのむ百間先生。
54 ：吾輩は名無しである：2001/02/23(金) 12:17
漱石の鼻毛つき原稿用紙を大事に保存しておく百間先生。
55 ：吾輩は名無しである ：2001/02/23(金) 12:46
それをかすめ取る機会を窺う、小宮豊隆。
鉄道板に「阿房列車スレ」があったよね。もうなくなったみたいだけど。
鉄オタ諸君はあんまり興味ないのかな？
鉄オタ諸君はあんまり興味ないのかな？
57 ：吾輩は名無しである：2001/02/24(土) 23:53
「御馳走帳」裏表紙より
朝はミルクにビスケット、昼はもり蕎麦、夜は
山海の珍味に舌鼓をうつ、ご存じ食いしん坊
百閒先生が、（以下略）
ご存じ食いしん坊百閒先生。
朝はミルクにビスケット、昼はもり蕎麦、夜は
山海の珍味に舌鼓をうつ、ご存じ食いしん坊
百閒先生が、（以下略）
ご存じ食いしん坊百閒先生。
58 ：吾輩は名無しである：2001/02/25(日) 00:37
百閒川
59 ：吾輩は名無しである：2001/02/25(日) 15:16
森田草平との関係について教えてください。
60 ：吾輩は名無しである ：2001/02/25(日) 16:30
教えられるワケないぢゃない…だってあの人と私は…（ポッ?｡
61 ：吾輩は名無しである：2001/03/01(木) 23:04
あげ
62 ：1：2001/03/02(金) 20:15
あ、まだこのスレ生きてたか。
自分にとっての百閒作品最大のツボ：わけもわからず突然流れる涙
なんかゾクッとくるんだよ。形而下的物言いしかできなくて悪いけど。
自分にとっての百閒作品最大のツボ：わけもわからず突然流れる涙
なんかゾクッとくるんだよ。形而下的物言いしかできなくて悪いけど。
63 ：吾輩は名無しである：2001/03/11(日) 03:02
法政大学追い出され事件について教えてください。
65 ：吾輩は名無しである：2001/03/18(日) 17:05
あふぇ
66 ：吾輩は名無しである：2001/03/20(火) 19:11
昨秋、江守徹の語りで百間を聞いた。
江守が鶴亀を語り出すと後楽園の森の上に月が顔を出して旭川を照らした。
鶴は結構凶暴で幼い百間を追いかけ回したことがあるという。
百間にも結構なトラウマがあったようだ。
江守が鶴亀を語り出すと後楽園の森の上に月が顔を出して旭川を照らした。
鶴は結構凶暴で幼い百間を追いかけ回したことがあるという。
百間にも結構なトラウマがあったようだ。
67 ：吾輩は名無しである：2001/03/22(木) 02:05
アンソロジーで「尽頭子」（だっけ？）を読んでKOされたので、
岩波文庫の『冥途・旅順入城式』系の不気味な短編にはまってました。
なので最近「阿房列車」を読んで大笑いしてしまい、
ますます好きになりました。
福武文庫の、今のうちに買っておこう…
岩波文庫の『冥途・旅順入城式』系の不気味な短編にはまってました。
なので最近「阿房列車」を読んで大笑いしてしまい、
ますます好きになりました。
福武文庫の、今のうちに買っておこう…
68 ：ixion：2001/03/22(木) 04:44
まだ福武の百閒先生が買えるのであれば、是非に買つて置きたい。
のはいいとして、百閒って幼稚園の自分から煙草吸ってたんだねェ。
「女煙草」なんて短文随筆があるの、すっかり忘れてたよ…。
のはいいとして、百閒って幼稚園の自分から煙草吸ってたんだねェ。
「女煙草」なんて短文随筆があるの、すっかり忘れてたよ…。
69 ：美味！大手饅頭：2001/03/22(木) 20:26
文庫を捨てた福武は何処へいくのでせうか。
教育関係です。
71 ：吾輩は名無しである：2001/03/27(火) 04:51
「サラサーテの盤」の最後のオチを解説してくれ～
全然わからないよ
全然わからないよ
72 ：匿名匿住所：2001/03/27(火) 07:11
生きている人は死んでいて、死んでいる人は生きているんだヨ。
（↑鈴木清順老による解釈）
ホントいうとオレもよくはわからん。でもいいんじゃねーの？ わからなくても。
なんせ百閒なんだから（笑
（↑鈴木清順老による解釈）
ホントいうとオレもよくはわからん。でもいいんじゃねーの？ わからなくても。
なんせ百閒なんだから（笑
73 ：百円のメイド：2001/03/28(水) 00:43
告白します。
僕は「件」を、自分で書いたといって、女をくどいた経験があります。
まあ、その女はだれとでもやる「牛女」だったんですが。
僕は「件」を、自分で書いたといって、女をくどいた経験があります。
まあ、その女はだれとでもやる「牛女」だったんですが。
74 ：吾輩は名無しである：2001/03/29(木) 15:48
「件」一番好きです。
75 ：吾輩は名無しである：2001/03/31(土) 17:40
「山高帽子」での言葉遊びは、
２ｃｈの文体を先取りしているといえるのでは？
若いおん長（若い女が）
へん長らの着物（変な柄の着物）
とかさ
中出しを「中田氏」と書くセンスを先取りしてるよな
２ｃｈの文体を先取りしているといえるのでは？
若いおん長（若い女が）
へん長らの着物（変な柄の着物）
とかさ
中出しを「中田氏」と書くセンスを先取りしてるよな
76 ：吾輩は名無しである：2001/03/31(土) 18:25
昨秋、江守徹の語りで件を聞く。
ほとんど翻訳文学の雰囲気で新劇俳優の芝居を見ているような語りだった。
アイロニーが程良く苦かった。
今朝、現代の件はひろゆきかもしれない。
ふと、そう思った。
もうすぐ、４月だというのに花冷えがきつい。
ほとんど翻訳文学の雰囲気で新劇俳優の芝居を見ているような語りだった。
アイロニーが程良く苦かった。
今朝、現代の件はひろゆきかもしれない。
ふと、そう思った。
もうすぐ、４月だというのに花冷えがきつい。
77 ：吾輩は名無しである：2001/04/01(日) 00:53
おお、こんなスレッドがあったとは。
百間先生、いいですよねぇ。
学校の本屋に、福武文庫版ひとそろえが売れずにそっくり残ってるので、
こつこつ買ってます。
財布に余裕があればなぁ、一気にまとめ買うものを。
学生の悲しさよ、トホホ。
百間先生、いいですよねぇ。
学校の本屋に、福武文庫版ひとそろえが売れずにそっくり残ってるので、
こつこつ買ってます。
財布に余裕があればなぁ、一気にまとめ買うものを。
学生の悲しさよ、トホホ。
78 ：と：2001/04/02(月) 01:13
ええと、6年前没頭して福武のを全部と岩波（２冊だけしかないよね）を読んだ。
阿呆列車などの類いはあまり・・・ですが、「春心」「映像」「菊」が素晴らしかった。
良いのと良くないので激しくムラがあったのが印象的。
阿呆列車などの類いはあまり・・・ですが、「春心」「映像」「菊」が素晴らしかった。
良いのと良くないので激しくムラがあったのが印象的。
79 ：と：2001/04/02(月) 01:18
それでね、その後は武田泰淳、深沢七郎へと繋がったのですが。同類はいませんか？
繋がりませんか？
繋がりませんか？
80 ：吾輩は名無しである：2001/04/02(月) 01:23
武田はあまり読んだこと無いのでわかりませんが、
深沢は繋がりそうな予感がしますよ。
ていうか大好きです、深沢。
深沢は繋がりそうな予感がしますよ。
ていうか大好きです、深沢。
81 ：この人の文章って・・・：2001/04/02(月) 05:43
さうして、が多すぎてちょっとなあ・・・
ファンにとってはそこが逆にいいの？
ファンにとってはそこが逆にいいの？
82 ：お爺さん：2001/04/03(火) 10:00
百間、すきすき好き～！
旨いとかう旨くないとかの問題でなく、
いつも同じ時刻にいつも同じ蕎麦を食い続ける。ステキ～
随筆も面白いし、
こっちの感覚に違和を感じさせ、軽い目眩と鳥肌と
微笑を残させる、あの小説のセンスは何なの？！
難しい表現なんて一つも使っていないのにぽーんと違う世界へ連れていくからな
「すい」とお墓がでてくる話なかった？好きだ
童話だけど『王様の背中』って言うの知らない？谷中安規の版画挿絵付きで
どっちも大好きなンでたまらない。それのはしがきに
「この本のお話には、教訓は何にも含まれて居りませんから、
皆さんは安心して読んで下さい。どのお話も、ただ読んだ通りに
受け取ってくだされぱよろしいのです。それがまた文章の正しい読み方なのです」
とある。いいよねえ。>>71とかへの回答の一つになるのでは？
旨いとかう旨くないとかの問題でなく、
いつも同じ時刻にいつも同じ蕎麦を食い続ける。ステキ～
随筆も面白いし、
こっちの感覚に違和を感じさせ、軽い目眩と鳥肌と
微笑を残させる、あの小説のセンスは何なの？！
難しい表現なんて一つも使っていないのにぽーんと違う世界へ連れていくからな
「すい」とお墓がでてくる話なかった？好きだ
童話だけど『王様の背中』って言うの知らない？谷中安規の版画挿絵付きで
どっちも大好きなンでたまらない。それのはしがきに
「この本のお話には、教訓は何にも含まれて居りませんから、
皆さんは安心して読んで下さい。どのお話も、ただ読んだ通りに
受け取ってくだされぱよろしいのです。それがまた文章の正しい読み方なのです」
とある。いいよねえ。>>71とかへの回答の一つになるのでは？
83 ：名無し：2001/04/06(金) 17:16
随筆も小説も好き。その欲望まかせの生きっぷり（笑）も大好きだ。お金ないのに
鳥買うしー、芥子飯食べるしー。
来月鈴木清順の「ツィゴイネルワイゼン」を観に行くので、ひさしぶりに「サラサーテの盤」
を読んで、気分を盛り上げてこうと思ってます。
ところで山本直樹の「眠り姫」って、現在どのコミックスに収録されているのですか？
ネットで検索したら、小学館の「君といつまでも」と出たのですが、書店で見つけた
「君といつまでも」は出版社が違っていて、もしかして収録作品も変わっているので
はないかと思い買いませんでした。（中身確認できないので）
鳥買うしー、芥子飯食べるしー。
来月鈴木清順の「ツィゴイネルワイゼン」を観に行くので、ひさしぶりに「サラサーテの盤」
を読んで、気分を盛り上げてこうと思ってます。
ところで山本直樹の「眠り姫」って、現在どのコミックスに収録されているのですか？
ネットで検索したら、小学館の「君といつまでも」と出たのですが、書店で見つけた
「君といつまでも」は出版社が違っていて、もしかして収録作品も変わっているので
はないかと思い買いませんでした。（中身確認できないので）
84 ：吾輩は名無しである：2001/04/07(土) 14:11
85 ：83：2001/04/08(日) 19:08
＞84
ありがとうございます！では今度さっそく買ってみます。
百間ものとして、ここの方々の評価が高いので楽しみです。
ありがとうございます！では今度さっそく買ってみます。
百間ものとして、ここの方々の評価が高いので楽しみです。
86 ：吾輩は名無しである：2001/04/08(日) 19:45
本格的なものより軽い読み物に味がある。
87 ：吾輩は名無しである：2001/04/08(日) 21:32
涙を誘うほど大らかな同一語の繰り返しと言えば、武者小路実篤だが、
『ノラや』のノラやノラノラにまで小説的戦略があるのではと
訝しがらせる内田はすさまじいと思う。
『ノラや』のノラやノラノラにまで小説的戦略があるのではと
訝しがらせる内田はすさまじいと思う。
88 ：quaitoutguerre：2001/04/08(日) 22:00
89 ：吾輩は名無しである：2001/04/08(日) 22:31
わっかんないぜ。それはあなたいけません。神様はいます。
の人だからね。
の人だからね。
90 ：吾輩は名無しである：2001/04/11(水) 22:19
内田百間を記念して百間川と名付けられたわけではない川が岡山にある。
91 ：吾輩は名無しである：2001/04/12(木) 20:54
大佛次郎の鞍馬天狗は何処か人間性に欠落が在る人物として描かれる。
そして、人間性に欠落が在る人物とは次郎その人だった。
なればこそ、鞍馬天狗は迫真のリアリティーを持って読む者に迫った。
内田百間の文学にも背後に巨大な喪失感が隠れている。
いや、百間は何も隠していない。
漱石が赤裸々な告白の書として猫を描いたように。
しかし世間は猫を帝大の先生の余裕の産物として楽しんだように、百間も又余裕の人と捉えられた。
そして、人間性に欠落が在る人物とは次郎その人だった。
なればこそ、鞍馬天狗は迫真のリアリティーを持って読む者に迫った。
内田百間の文学にも背後に巨大な喪失感が隠れている。
いや、百間は何も隠していない。
漱石が赤裸々な告白の書として猫を描いたように。
しかし世間は猫を帝大の先生の余裕の産物として楽しんだように、百間も又余裕の人と捉えられた。
＞内田百間の文学にも背後に巨大な喪失感が隠れている
そーかー？？
そんなに大げさなもん？？ひょっとしてネタ？
そーかー？？
そんなに大げさなもん？？ひょっとしてネタ？
93 ：吾輩は名無しである：2001/04/13(金) 19:22
安吾の桜に転換期の女の魔性を見据え、漱石の猫に体制からの逃避と逸脱を予感しないものは百物語を読まねばならぬ。
百間などその後でよい。文学を知るには未生以前に江戸時代の体験がなければならぬ。
一方、東北人の近代文学は中世から現代に飛行機で飛んできた不連続感が拭えない。
しかし、良い方に傾くと、太宰治や宮沢賢治になる。
百間などその後でよい。文学を知るには未生以前に江戸時代の体験がなければならぬ。
一方、東北人の近代文学は中世から現代に飛行機で飛んできた不連続感が拭えない。
しかし、良い方に傾くと、太宰治や宮沢賢治になる。
94 ：吾輩は名無しである：2001/04/26(木) 18:53
しかし、北国の人々の心に宿る明かりは・・・・
95 ：吾輩は名無しである：2001/04/26(木) 19:09
百物語は杉浦日向子のを読みました。別の本だけど
（百日紅）酔っ払いが二人で押しかけてきて
湯豆腐のとうふとオキアミを食わせあうというのは
百間先生からの引用ですよね。それとも共通の
もとねたがあるのかなあ。
（百日紅）酔っ払いが二人で押しかけてきて
湯豆腐のとうふとオキアミを食わせあうというのは
百間先生からの引用ですよね。それとも共通の
もとねたがあるのかなあ。
96 ：吾輩は名無しである：2001/04/27(金) 06:36
借家百軒は百軒の借家を引っ越して百の物語を書き上げ百歳で身罷った男である。
97 ：吾輩は名無しである：2001/04/27(金) 19:34
肩凝りに内田百間
98 ：吾輩は名無しである：2001/04/27(金) 20:51
ノラ～、ノラ～、（半ベソ）
99 ：すゐ：2001/04/28(土) 11:05
>82さん。「すい」とお墓の話は「とほぼえ」でしょう。
昔、夜中に読んでいたらほんとに怖くなった。
かき氷に甘露をかけたものを「すい」っていうのは、
この小説ではじめて知りました。
昔、夜中に読んでいたらほんとに怖くなった。
かき氷に甘露をかけたものを「すい」っていうのは、
この小説ではじめて知りました。
100 ：吾輩は名無しである：2001/04/28(土) 17:20
独逸語の学生に「習ったことを全部覚えていよう
という根性が間違っている。覚えてから忘れた味
が大事なのだ」と説諭する。元祖老人力？
という根性が間違っている。覚えてから忘れた味
が大事なのだ」と説諭する。元祖老人力？
101 ：吾輩は名無しである：2001/04/28(土) 17:29
老人力なら生まれたときから身につけていた。
102 ：吾輩は名無しである：2001/04/29(日) 20:36
私なんか生まれる前から老人力です
103 ：吾輩は名無しである：2001/04/29(日) 21:15
「豹」ってありましたか？すごく面白かったような。
104 ：吾輩は名無しである：2001/04/30(月) 12:38
『阿呆列車』を読んで旅好きになりました。
ヒマラヤ山系くんというネーミングが良い。あと、甘木くんや何樫くんという人たちが大量に登場するのも楽しい。
黒澤の『まあだだよ』（＜あんまり、この映画の話はしたくないのだけど）の中の所ジョージの役名は「甘木くん」でしたね。映画だけ観ている人はなんのことかわからなかったんじゃないかな。
ヒマラヤ山系くんというネーミングが良い。あと、甘木くんや何樫くんという人たちが大量に登場するのも楽しい。
黒澤の『まあだだよ』（＜あんまり、この映画の話はしたくないのだけど）の中の所ジョージの役名は「甘木くん」でしたね。映画だけ観ている人はなんのことかわからなかったんじゃないかな。
105 ：104訂正：2001/04/30(月) 12:39
すんません。『阿呆列車』＞『阿房列車』
車中で一献をはじめやうと思ふけれど、甘木君と並んで
腰掛けたのでは気違ひが養生してゐるやうだからボイに
空箱と毛布を貰つて…というのが頭にあるもんでJR等で
２人掛の座席に二人ならんでるのを見るとつい…。
腰掛けたのでは気違ひが養生してゐるやうだからボイに
空箱と毛布を貰つて…というのが頭にあるもんでJR等で
２人掛の座席に二人ならんでるのを見るとつい…。
107 ：吾輩は名無しである：2001/05/12(土) 23:53
こんないいスレがあることに今まで気づきませんでしたー！
百間先生は私も大好き。今のところ、一番すきな作家です。
東京の方のお墓にお参りにも行ったくらいです。お供えには
ゆべしを持っていったです。
で、いちばん好きな作品は、というと、これが中々難しい。
『ノラや』とか『実説草平記』とか『冥途』とか『阿房列車』
とか『随筆億劫帳』とか『東京焼盡』とか、、、どれもこれも
甲乙つけがたいです。なんか、書き込みしてたら読みたく
なってきました。回線切って本でも読もっと。
百間先生は私も大好き。今のところ、一番すきな作家です。
東京の方のお墓にお参りにも行ったくらいです。お供えには
ゆべしを持っていったです。
で、いちばん好きな作品は、というと、これが中々難しい。
『ノラや』とか『実説草平記』とか『冥途』とか『阿房列車』
とか『随筆億劫帳』とか『東京焼盡』とか、、、どれもこれも
甲乙つけがたいです。なんか、書き込みしてたら読みたく
なってきました。回線切って本でも読もっと。
108 ：吾輩は名無しである：2001/05/13(日) 00:25
どうせなら、百鬼園先生と茶化してもらいたかった。
109 ：吾輩は名無しである：2001/05/13(日) 06:04
>>103
『豹』は、豹に追いまわされて、家に逃げ込んで、
ぐだぐだやってたら、家の中に豹が入ってきてて、
豹に笑われるっていう（藁
そんなんじゃなかったっけ。
『東京日記』はダメ？
あれ、大好きなんだけどさ。
『豹』は、豹に追いまわされて、家に逃げ込んで、
ぐだぐだやってたら、家の中に豹が入ってきてて、
豹に笑われるっていう（藁
そんなんじゃなかったっけ。
『東京日記』はダメ？
あれ、大好きなんだけどさ。
110 ：吾輩は名無しである：2001/05/13(日) 09:42
百間先生のせいで、もうすっかりじーさん好きに成ってしまったわ。
70歳以上じゃないと、萌えないわたし。
子ども産めないわね、たぶん。
70歳以上じゃないと、萌えないわたし。
子ども産めないわね、たぶん。
111 ：107：2001/05/13(日) 10:30
>108
そうか！その手がありましたねー。でも私は百間でいいや。
だって書くのカンタンだし。どっかで平山三郎が「百間という
表記でも間違いではない」みたいなことを書いてたし。
もしお目障りだったらスマソ。
そういえば、「七体百鬼園」というのがあったな
と思って探してみたです。『菊の雨』の中にありました。
雅号である百間の司会で、その他の百鬼園とかフォン・ジャリ
ヴァーとか志道山人とかの別名の者みんなを集めて座談会を
するのです。これはかなり面白かった。
各人に説明がついてて、中でも「志保屋栄造 落ちぶれた旦那
五十歳位」というのが好き。長くなってごめんなさい。
そうか！その手がありましたねー。でも私は百間でいいや。
だって書くのカンタンだし。どっかで平山三郎が「百間という
表記でも間違いではない」みたいなことを書いてたし。
もしお目障りだったらスマソ。
そういえば、「七体百鬼園」というのがあったな
と思って探してみたです。『菊の雨』の中にありました。
雅号である百間の司会で、その他の百鬼園とかフォン・ジャリ
ヴァーとか志道山人とかの別名の者みんなを集めて座談会を
するのです。これはかなり面白かった。
各人に説明がついてて、中でも「志保屋栄造 落ちぶれた旦那
五十歳位」というのが好き。長くなってごめんなさい。
112 ：吾輩は名無しである：2001/05/14(月) 09:22
古本屋で昭和３０年発行の新潮文庫「阿房列車」を買った。
奥付に「百鬼園」のはんこがちゃんと押してあって感動した。
私は砂利場にひきこもってたときの「退役軍人フォン・ヂャリワﾞア」
ってのが気に入っている。
奥付に「百鬼園」のはんこがちゃんと押してあって感動した。
私は砂利場にひきこもってたときの「退役軍人フォン・ヂャリワﾞア」
ってのが気に入っている。
113 ：吾輩は名無しである：2001/05/14(月) 10:51
ノノノに 。
とかの枯れ木のような話が好きだ。
とかの枯れ木のような話が好きだ。
私は志道山人も好き～。聞き手の最後の一言がオチになってる
のが良い感じ。
それと。「ヌ公」も良い！最初はいいやつ風なヌ公が
だんだん不気味に感じられてくるあたりが好きです。
あと、晩年の「猫が口を利いた」もね。
なんかここに来ると饒舌になってしまうなあ。
周囲に百間ファンがいないせいだろうか、、。
のが良い感じ。
それと。「ヌ公」も良い！最初はいいやつ風なヌ公が
だんだん不気味に感じられてくるあたりが好きです。
あと、晩年の「猫が口を利いた」もね。
なんかここに来ると饒舌になってしまうなあ。
周囲に百間ファンがいないせいだろうか、、。
あー岡山に旅行に行きたいなあ。百間先生の生家跡には、
まだ井戸だけは残ってるらしいです。志保屋のお酒造りに
つかった井戸、、、見たい～～！！
まだ井戸だけは残ってるらしいです。志保屋のお酒造りに
つかった井戸、、、見たい～～！！
116 ：吾輩は名無しである：2001/05/29(火) 02:12
岡山市出身者としてageてみよう。
それから明日はそばを食べる事にしよう。
それから明日はそばを食べる事にしよう。
117 ：ixion：2001/05/29(火) 02:28
『内田百閒の自選作品』という限定本があるんですが、その中で三島由紀夫
がこう書いています。
もし現代、文章というものが生きているとしたら、ほんの数人の作家にそれを
見るだけだが、随一の文章家ということになれば、内田百閒氏を挙げなければ
ならない。
（中略）
アーサー・シモンズは「文学でもっとも容易な技術は、読者に涙を流させること
と、猥褻感を起こさせることである」と言っている。この言葉と、佐藤春夫氏の
「文学の極意は怪談である」という説を照合すると、百閒の文学の品質がどういう
ものかわかってくる。すなわち、百閒文学は、人に涙を流させず、猥褻感を起さ
せず、しかも人生の最奥の真実を暗示し、一方、鬼気の表現に卓越している。
このことは、当代切ってのこの反骨の文学者が、文学の易しい道を悉く排して
難事を求め、しかもそれに成功した、ということを意味している。
（以下略）
三島の作品自体はそんなに好きじゃないが、やっぱりこの人の的確さはすごい。
国枝史郎についての三島の文もいいが、この解説文もなかなか。
ああ、空山不見人…。
がこう書いています。
もし現代、文章というものが生きているとしたら、ほんの数人の作家にそれを
見るだけだが、随一の文章家ということになれば、内田百閒氏を挙げなければ
ならない。
（中略）
アーサー・シモンズは「文学でもっとも容易な技術は、読者に涙を流させること
と、猥褻感を起こさせることである」と言っている。この言葉と、佐藤春夫氏の
「文学の極意は怪談である」という説を照合すると、百閒の文学の品質がどういう
ものかわかってくる。すなわち、百閒文学は、人に涙を流させず、猥褻感を起さ
せず、しかも人生の最奥の真実を暗示し、一方、鬼気の表現に卓越している。
このことは、当代切ってのこの反骨の文学者が、文学の易しい道を悉く排して
難事を求め、しかもそれに成功した、ということを意味している。
（以下略）
三島の作品自体はそんなに好きじゃないが、やっぱりこの人の的確さはすごい。
国枝史郎についての三島の文もいいが、この解説文もなかなか。
ああ、空山不見人…。
118 ：mojo hannds：2001/06/04(月) 21:36
キャスティング。大竹まことを禁バラエティーにして５年間世間から幽閉する。その間フォアグラのガチョウみたいに無理やり食わせて15Kg太らせる。で、映画「ノラや」の主人公でどうよ？巨匠の「まあだだよ」はがっかりだったっす。百閒はあんなじゃない、断じて！！
119 ：吾輩は名無しである：2001/06/21(木) 02:48
ageとく
120 ：吾輩は名無しである：2001/06/21(木) 03:33
「あんな猫今ごろ三味の胴に張られてらあ」
と酒飲んだ後輩に電話越しに言われて
立ち尽くし、慟哭したって?
と酒飲んだ後輩に電話越しに言われて
立ち尽くし、慟哭したって?
121 ：吾輩は名無しである：2001/06/21(木) 03:45
しちゃ悪い？
122 ：吾輩は名無しである：2001/06/21(木) 03:49
かわいい
123 ：吾輩は名無しである：2001/06/21(木) 04:31
>>117 実力者へ
>「文学の極意は怪談である」という説を照合すると、百閒の文学の品質がどういう
>ものかわかってくる。すなわち、百閒文学は、人に涙を流させず、猥褻感を起さ
>せず、しかも人生の最奥の真実を暗示し、一方、鬼気の表現に卓越している。
極めて適格な鋭い引用ですね。鑑賞力を始めとした実力は認めざるをえません。
そこで、実力者。
大変手数ではあるが、すまないが「怪談」の傑作を教えてはくれまいか？
ちょっとスレ主旨違いだが百閒との比較にさり気なくかこつけて如何で
あろう。あなたのスレ不都合生じちゃったからね。
それから、こちらは何分初心者、余りに高踏的選択は避けて
感度の鈍い者にも分かる怪談名を是非ともひとつ、ふたつ。
もちろん「実力者」のオリジナルでもいいぞ。
（こちとら初心者とは言え、百閒同様岡山産であるところの「ぼっけえきょうてえ」は外してね）
>「文学の極意は怪談である」という説を照合すると、百閒の文学の品質がどういう
>ものかわかってくる。すなわち、百閒文学は、人に涙を流させず、猥褻感を起さ
>せず、しかも人生の最奥の真実を暗示し、一方、鬼気の表現に卓越している。
極めて適格な鋭い引用ですね。鑑賞力を始めとした実力は認めざるをえません。
そこで、実力者。
大変手数ではあるが、すまないが「怪談」の傑作を教えてはくれまいか？
ちょっとスレ主旨違いだが百閒との比較にさり気なくかこつけて如何で
あろう。あなたのスレ不都合生じちゃったからね。
それから、こちらは何分初心者、余りに高踏的選択は避けて
感度の鈍い者にも分かる怪談名を是非ともひとつ、ふたつ。
もちろん「実力者」のオリジナルでもいいぞ。
（こちとら初心者とは言え、百閒同様岡山産であるところの「ぼっけえきょうてえ」は外してね）
125 ：吾輩は名無しである：2001/06/21(木) 22:33
お箸と箸置きの関係。
普通は、□＝でしょ。
でも先生は、＝□って、置くんだって。
普通の置き方だと、まず左で持って、右手に乗せなきゃなんないものね。
先生のやり方だと、右手だけで箸が持てる。
右手で上からつかんで、くるんと返す。
左手はいそがしいのよ。お猪口もってるから。
百けんマニアの夫が、いつも真似してます。何に書いてあったのかなあ。
「女は、やっちゃ駄目」らしいけど。。。。
普通は、□＝でしょ。
でも先生は、＝□って、置くんだって。
普通の置き方だと、まず左で持って、右手に乗せなきゃなんないものね。
先生のやり方だと、右手だけで箸が持てる。
右手で上からつかんで、くるんと返す。
左手はいそがしいのよ。お猪口もってるから。
百けんマニアの夫が、いつも真似してます。何に書いてあったのかなあ。
「女は、やっちゃ駄目」らしいけど。。。。
126 ：mojo hands：2001/06/22(金) 10:04
来てみたら久しぶりに書き込みがしてあって嬉しいっす。
愛猫ノラがいなくなったとき、例の「その猫が居るとおもわれる処は麹町界隈・・・」
というチラシがその頃百閒の三畳御殿のすぐ近所に住んでいた吉行淳之介の処にも新聞と一緒にきたんだそうな。
淳之介のエッセイに書いてあった。
好物の饅頭が贈られてくると
卓上に饅頭を並べ
「きおつけい！」
と号令をかけるんだって。
かわいいよね。
愛猫ノラがいなくなったとき、例の「その猫が居るとおもわれる処は麹町界隈・・・」
というチラシがその頃百閒の三畳御殿のすぐ近所に住んでいた吉行淳之介の処にも新聞と一緒にきたんだそうな。
淳之介のエッセイに書いてあった。
好物の饅頭が贈られてくると
卓上に饅頭を並べ
「きおつけい！」
と号令をかけるんだって。
かわいいよね。
127 ：吾輩は名無しである：2001/06/22(金) 13:55
128 ：吾輩は名無しである：2001/06/22(金) 13:57
ノラという名前をつけた時点で、その後の家出は必至ですわよね。
？
野良猫の仔だからノラでせう？
野良猫の仔だからノラでせう？
130 ：吾輩は名無しである ：2001/06/22(金) 15:41
132 ：吾輩は名無しである：2001/06/22(金) 17:57
偶然だから、おもしろいんじゃないですか？（１３０じゃないけど。）
家出したのは、先生じゃなくて、猫なんですから。
先生がどう言おうと、猫自身に、聞いてみないと真相はわかんないですよ。
「にゃー。家出の動機は 人形の家 に共感したからですか？」
家出したのは、先生じゃなくて、猫なんですから。
先生がどう言おうと、猫自身に、聞いてみないと真相はわかんないですよ。
「にゃー。家出の動機は 人形の家 に共感したからですか？」
133 ：mojo hands：2001/06/22(金) 22:04
「ノラや」は笑えるけど、ちょっと不気味な感じもするっす。
猫が失踪してあんなに泣いてばっかりいるおじいって、＜笑＞より＜怖＞っぽくないすか？
猫が失踪してあんなに泣いてばっかりいるおじいって、＜笑＞より＜怖＞っぽくないすか？
134 ：吾輩は名無しである：2001/06/22(金) 22:18
ノラの前に、親友でお琴の師匠だった宮城道雄を鉄道事故で
亡くしてたりして、そういうのがいっぺんに来たんじゃないか
という解説を読んだことがある。
亡くしてたりして、そういうのがいっぺんに来たんじゃないか
という解説を読んだことがある。
135 ：吾輩は名無しである：2001/06/22(金) 22:29
「何故嫌かと尋かれても、嫌だから嫌なんであります」と
言ったのはこの人だっけ。
言ったのはこの人だっけ。
「イヤダカライヤダ」は、中野翠の座右の銘になってるらしい…。
137 ：mojo hands：2001/06/23(土) 00:36
138 ：吾輩は名無しである：2001/06/23(土) 01:36
すてきだ！
139 ：吾輩は名無しである：2001/06/23(土) 12:28
百閒先生が文化勲章を断った時、教え子で法政理事から実践女子大理事長を務めた多田基氏がそのお使いをした。
「いやだからいやだのお使いをして」という随筆を残している。
百閒にとっての平山三郎はいわば漱石の小宮だけれど、百閒伝を書かなかったね。
法政騒動や草平との確執を書いてもらいたかったなあ。
ずいぶん百閒が言っていたに違いないんだから。
「いやだからいやだのお使いをして」という随筆を残している。
百閒にとっての平山三郎はいわば漱石の小宮だけれど、百閒伝を書かなかったね。
法政騒動や草平との確執を書いてもらいたかったなあ。
ずいぶん百閒が言っていたに違いないんだから。
140 ：mojo ：2001/06/23(土) 13:49
141 ：蘭陵王：2001/06/23(土) 14:17
わちきは「短夜」「豹」「件」「山東京伝」「布哇の鳥」と言うところでしょうか。
142 ：>140：2001/06/23(土) 14:20
「居候匆々」じゃなくて？
「森田草平先生いわく・・」とかで始まるやつ？
「森田草平先生いわく・・」とかで始まるやつ？
143 ：mojo hands：2001/06/23(土) 16:04
>>142殿
違うと思う
百閒が描く草平ものっておちゃらけたんが多いけど
おいらがタイトルを失念したんはもっと、こう、なんちゅうか
人間に対する根源的な不信感のようなものががラストで浮き彫りになる凄みのある一篇なんすよ
違うと思う
百閒が描く草平ものっておちゃらけたんが多いけど
おいらがタイトルを失念したんはもっと、こう、なんちゅうか
人間に対する根源的な不信感のようなものががラストで浮き彫りになる凄みのある一篇なんすよ
144 ：mojo hands：2001/06/23(土) 16:09
145 ：吾輩は名無しである：2001/06/23(土) 17:09
文化勲章じゃなかったような気がするけど？
146 ：吾輩は名無しである：2001/06/23(土) 23:08
わー百鬼園先生のスレだー、
百間先生のご本は装丁がいいですね。
百間先生のご本は装丁がいいですね。
147 ：吾輩は名無しである：2001/06/23(土) 23:21
148 ：mojo ：2001/06/24(日) 14:04
149 ：吾輩は名無しである：2001/06/25(月) 00:30
猫あげ。でも猫一般が好きだった訳じゃないのよね
150 ：吾輩は名無しである：2001/06/25(月) 01:50
家のネコの名前も、ノラ。
付けたあとで、家出しないか心配になりました。
家族には、
「なんでそんな名前！」
と嫌がられましたし・・・。
前飼ってたネコはクルです。
付けたあとで、家出しないか心配になりました。
家族には、
「なんでそんな名前！」
と嫌がられましたし・・・。
前飼ってたネコはクルです。
151 ：吾輩は名無しである：2001/06/25(月) 02:46
贋作我が輩は猫であるはどう？
152 ：pp18：2001/06/25(月) 22:54
とりいそぎage
153 ：吾輩は名無しである：2001/06/26(火) 17:07
『贋作～猫である』は
例えば清水義範がやるような意味での
漱石先生の文体模倣の面白さはなかったと思う。
また漱石先生に倣って文明論や社会時評を仕込む
というふうにでもなかったようだ。
おなじみの百鬼園ものに特に他意もなく
語り手としての猫を据えてみた（原稿料が
錬金術に繰り込まれていたので書いた）
といったところかなあ。
夏目漱石先生の「吾輩は猫である」といわなくても
「漱石の猫」で通じる。
阿呆の鳥飼い 鳥好きの内田百閒ではながいから
「百閒の阿呆」でいい。
（出典わすれた）
例えば清水義範がやるような意味での
漱石先生の文体模倣の面白さはなかったと思う。
また漱石先生に倣って文明論や社会時評を仕込む
というふうにでもなかったようだ。
おなじみの百鬼園ものに特に他意もなく
語り手としての猫を据えてみた（原稿料が
錬金術に繰り込まれていたので書いた）
といったところかなあ。
夏目漱石先生の「吾輩は猫である」といわなくても
「漱石の猫」で通じる。
阿呆の鳥飼い 鳥好きの内田百閒ではながいから
「百閒の阿呆」でいい。
（出典わすれた）
154 ：吾輩は名無しである ：2001/06/26(火) 17:29
みなさんが百閒先生と最初に出会った時はいつですか？
また、どういう経緯で知りましたか？
私は以前（４，５年前）、ＮＨＫで島田雅彦が百閒を紹介していてそれから
はまっちゃいました
また、どういう経緯で知りましたか？
私は以前（４，５年前）、ＮＨＫで島田雅彦が百閒を紹介していてそれから
はまっちゃいました
高校生の頃旺文社文庫で初めて読んだ。
とっておけば良かった。
それから大分たって多分丸谷才一や
高橋義孝のエッセイを経て小型の単行本を読むようになり
最近（っても二、三年）福武でしらみつぶし。
いまは本をもっていません。
とっておけば良かった。
それから大分たって多分丸谷才一や
高橋義孝のエッセイを経て小型の単行本を読むようになり
最近（っても二、三年）福武でしらみつぶし。
いまは本をもっていません。
156 ：吾輩は名無しである：2001/06/30(土) 17:34
age
157 ：mon：2001/06/30(土) 19:57
158 ：mon：2001/06/30(土) 19:59
159 ：吾輩は名無しである：2001/06/30(土) 20:19
age
160 ：ロビタ：2001/06/30(土) 20:27
新潮日本文学アルバム「内田百?」で、百?先生のお父様が
友だちにあまりにも似ていてびっくり！ 本人かと思ったぁ。
そして、百?先生の「への字口」にもびっくり！！
友だちにあまりにも似ていてびっくり！ 本人かと思ったぁ。
そして、百?先生の「への字口」にもびっくり！！
161 ：吾輩は名無しである：2001/06/30(土) 21:02
162 ：吾輩は名無しである：2001/07/01(日) 03:01
百鬼園先生って人気があるのね。
私は友達に薦め倒したけど、全然のってくれなくて、悲しかったので。
ほとんど読んだけど、「冥途」の良さはちょっと分からない。
ネコがあまり好きじゃないので、「ノラや」も一回読んだっきり。
贋作の方は５度ぐらい読んでるけど、読むたびに、新しい発見があるので、
すごく楽しい。
それと、旅行のたびに、阿房列車を読んでるんだけど、
食堂車が今でもあればいいのになーって思ってしまう。
私は友達に薦め倒したけど、全然のってくれなくて、悲しかったので。
ほとんど読んだけど、「冥途」の良さはちょっと分からない。
ネコがあまり好きじゃないので、「ノラや」も一回読んだっきり。
贋作の方は５度ぐらい読んでるけど、読むたびに、新しい発見があるので、
すごく楽しい。
それと、旅行のたびに、阿房列車を読んでるんだけど、
食堂車が今でもあればいいのになーって思ってしまう。
163 ：吾輩は名無しである：2001/07/01(日) 03:20
黒澤さんで知りました。
164 ：吾輩は名無しである：2001/07/01(日) 08:56
>>154
兄の本棚に百鬼園随筆があった。勝手に読んでみて面白くてはまった。8年くらい前かなぁ。
>>162
友達に薦めてもなかなかわかってもらえないですよね。かなしいかな。「阿呆列車」の乗ること自体が目的で乗った列車で帰ってきちゃうくだりは笑えますねぇ。今度実践してみようかなぁ。ビール大好きだし・・・（笑）
兄の本棚に百鬼園随筆があった。勝手に読んでみて面白くてはまった。8年くらい前かなぁ。
>>162
友達に薦めてもなかなかわかってもらえないですよね。かなしいかな。「阿呆列車」の乗ること自体が目的で乗った列車で帰ってきちゃうくだりは笑えますねぇ。今度実践してみようかなぁ。ビール大好きだし・・・（笑）
165 ：ヒマラヤ山系：2001/07/01(日) 09:13
>>154
私は「鉄ちゃん」でしたので「阿房列車」です。
そこから、ハマりました。
百鬼園随筆はなぜか初版本があります。
高校のときの現代文の教師、 内田百閒 を知らなかったのにはワラタ。
>>162
一部の寝台特急に、食堂車残っていますよ。
「北斗星」「カシオペア」「トワイライトエクスプレス」ですね。
後、九州の特急、「つばめ」に立食のビュッフェがあります。
あと、百鬼園先生が良く行ってらした「精養軒」もお勧めです。
当時の列車食堂も、精養軒でしたし。
百鬼園随筆
私は「鉄ちゃん」でしたので「阿房列車」です。
そこから、ハマりました。
百鬼園随筆はなぜか初版本があります。
高校のときの現代文の教師、 内田百閒 を知らなかったのにはワラタ。
>>162
一部の寝台特急に、食堂車残っていますよ。
「北斗星」「カシオペア」「トワイライトエクスプレス」ですね。
後、九州の特急、「つばめ」に立食のビュッフェがあります。
あと、百鬼園先生が良く行ってらした「精養軒」もお勧めです。
当時の列車食堂も、精養軒でしたし。
百鬼園随筆
166 ：mojo ：2001/07/01(日) 20:11
>>162殿
「阿呆列車」の最初のやつだったっけ。
お付きの人が妙な計算を実況報告し始めて
それが合わなくて
「さて、どうしたもんかのう・・・」
で終わるやつ
企みに違いないのだろうけれど
許せちゃうところが
あのお爺の人徳っすよね
「阿呆列車」の最初のやつだったっけ。
お付きの人が妙な計算を実況報告し始めて
それが合わなくて
「さて、どうしたもんかのう・・・」
で終わるやつ
企みに違いないのだろうけれど
許せちゃうところが
あのお爺の人徳っすよね
167 ：162：2001/07/01(日) 21:13
>>164
私もビール好きだからはまって部分はかなり大きいと思う。
ビールで思い出したんだけど、戦前の物質がなくなりだしてきた
頃の話で「タンタウルス」って話が一番好きかも。
>>165
そうでした。カシオペアであったんですね。しかも一等にあたる
特別車両もあるから、方面をのぞけば阿房列車の雰囲気に合うかも。
精養軒も行ってみます。
>>166
妙な計算というのは、ヒマラヤ山系が言い出した話で、
帳場が宿代をサービスして、女中がそれをごまかしたんだけど、
計算が合わないっていう話かなあ。どこ方面に行く話か
分かればすぐ分かると思うんだけど。
私もビール好きだからはまって部分はかなり大きいと思う。
ビールで思い出したんだけど、戦前の物質がなくなりだしてきた
頃の話で「タンタウルス」って話が一番好きかも。
>>165
そうでした。カシオペアであったんですね。しかも一等にあたる
特別車両もあるから、方面をのぞけば阿房列車の雰囲気に合うかも。
精養軒も行ってみます。
>>166
妙な計算というのは、ヒマラヤ山系が言い出した話で、
帳場が宿代をサービスして、女中がそれをごまかしたんだけど、
計算が合わないっていう話かなあ。どこ方面に行く話か
分かればすぐ分かると思うんだけど。
168 ：mojo hands：2001/07/01(日) 21:53
169 ：ヒマラヤ山系 ：2001/07/01(日) 22:21
>>166殿
カシオペアも良いですけど、トワイライトもお薦めですよ。
一応、全室個室になりますし、食堂車でコースの定食もよろしいですし、
「会席御膳」を出前してもらうのも。
勿論、お燗にしたお酒を魔法瓶に入れて。
東京駅の構内にあった精養軒食堂って、今もあるんでしょうか?
カシオペアも良いですけど、トワイライトもお薦めですよ。
一応、全室個室になりますし、食堂車でコースの定食もよろしいですし、
「会席御膳」を出前してもらうのも。
勿論、お燗にしたお酒を魔法瓶に入れて。
東京駅の構内にあった精養軒食堂って、今もあるんでしょうか?
170 ：162：2001/07/01(日) 22:55
>>168
私は何度考えても、あの計算が合わないんですよねえ。
>>169
なるほど。個室でお弁当っていうのも、雰囲気に合ってる気がしてきました。
実は夜行列車に乗って、食堂車に長居するってすごくやってみたくて、
タイのバンコクからマレー鉄道に乗って、実行したことあります。
「鉄ちゃん」ではないですけど(ﾜﾗ
今度は国内でやってみます。確か、カシオペアとかトワイライトとかって
予約入りずらいんですよねえ。夏休み取れるといいんだけど。
私は何度考えても、あの計算が合わないんですよねえ。
>>169
なるほど。個室でお弁当っていうのも、雰囲気に合ってる気がしてきました。
実は夜行列車に乗って、食堂車に長居するってすごくやってみたくて、
タイのバンコクからマレー鉄道に乗って、実行したことあります。
「鉄ちゃん」ではないですけど(ﾜﾗ
今度は国内でやってみます。確か、カシオペアとかトワイライトとかって
予約入りずらいんですよねえ。夏休み取れるといいんだけど。
171 ：ヒマラヤ山系：2001/07/02(月) 21:15
>>170殿
個室でお弁当って言うのは、云い感じだと思いますよ。
ちなみに、今の食堂車は「定食時間」ですから、長居は出来ません。
残念ですが…
私は、「鉄ちゃん」ですが、海外の鉄道にはお世話になった事がありません。
羨ましいです。
カシオペアやトワイライトは超人気列車ですので指定券の入手は困難です。
私の場合、取れたためしがありません。
個室でお弁当って言うのは、云い感じだと思いますよ。
ちなみに、今の食堂車は「定食時間」ですから、長居は出来ません。
残念ですが…
私は、「鉄ちゃん」ですが、海外の鉄道にはお世話になった事がありません。
羨ましいです。
カシオペアやトワイライトは超人気列車ですので指定券の入手は困難です。
私の場合、取れたためしがありません。
172 ：164：2001/07/02(月) 22:46
>>170
マレー鉄道で実行したんだ～。うらやましい・・・。
おいらが行ったときチケット取れなくて、バスで下っていったんだよね～。
通勤に京急使ってるんだけど、逗子行きとかが来ると衝動的にそのまま終点まで行きたくなってしまう。今度ビール買って行ってみようかなぁ。あ、でも総武快速のボックス席の方が飲みやすいかなぁ・・・（笑）。
マレー鉄道で実行したんだ～。うらやましい・・・。
おいらが行ったときチケット取れなくて、バスで下っていったんだよね～。
通勤に京急使ってるんだけど、逗子行きとかが来ると衝動的にそのまま終点まで行きたくなってしまう。今度ビール買って行ってみようかなぁ。あ、でも総武快速のボックス席の方が飲みやすいかなぁ・・・（笑）。
173 ：162：2001/07/02(月) 23:35
>>171
「定食時間」の後はバーの時間になるんじゃないんでしたっけ？
やっぱり予約取れないんですか。残念。
マレー鉄道は当日でもチケット買えました。２等寝台ですけど。
２等の座席は空いてましたけどねえ。１等は予約と同時に
売り切れるって職員の人が言ってました。
>>172
私も京急っす。最近は普通でも時々あの４人の席のことがあるんですよねえ。
だからビールを飲むとか思わなかったけど。
「定食時間」の後はバーの時間になるんじゃないんでしたっけ？
やっぱり予約取れないんですか。残念。
マレー鉄道は当日でもチケット買えました。２等寝台ですけど。
２等の座席は空いてましたけどねえ。１等は予約と同時に
売り切れるって職員の人が言ってました。
>>172
私も京急っす。最近は普通でも時々あの４人の席のことがあるんですよねえ。
だからビールを飲むとか思わなかったけど。
一昔まえ、岡山の小中学校には大概、埃まみれの百閒全集が置いてあった
スンマセン、津尾センセお気に入りの全集自宅で保管してるのわたしです
スンマセン、津尾センセお気に入りの全集自宅で保管してるのわたしです
175 ：吾輩は名無しである：2001/07/04(水) 15:41
２０年ぐらい前なんだが
ワタシが通ってた中学は校内暴力の嵐が吹き荒れていて
図書館の本を非常階段で燃やして焚き火してるような学校
ぼろぼろになっていた百閒の著作も「燃やすリスト」入りしていたんで
慌てて自宅に隠した・・・まではよかったんだが
隠した事自体を忘れてしまいそのまま卒業．
先日自宅の大掃除していて発見したときは血の気が引いたよ．
シマリス以下の記憶力．とほほ
ワタシが通ってた中学は校内暴力の嵐が吹き荒れていて
図書館の本を非常階段で燃やして焚き火してるような学校
ぼろぼろになっていた百閒の著作も「燃やすリスト」入りしていたんで
慌てて自宅に隠した・・・まではよかったんだが
隠した事自体を忘れてしまいそのまま卒業．
先日自宅の大掃除していて発見したときは血の気が引いたよ．
シマリス以下の記憶力．とほほ
177 ：吾輩は名無しである：2001/07/07(土) 18:06
値段は安いが現代かなづかいの福武文庫、値段が高いが旧かなの旺文社文庫
古本屋でずらりと見つけてしまい
どちらを買うか迷い倒しております
あなたならどうします？ うむ
古本屋でずらりと見つけてしまい
どちらを買うか迷い倒しております
あなたならどうします？ うむ
りょうほうかっちゃった・・・
漏れって厨房。
漏れって厨房。
旺文社文庫はいがったねぇ。
で、高野さん、百鬼園先生も好きなの？
趣味がかぶるねぇ。
で、高野さん、百鬼園先生も好きなの？
趣味がかぶるねぇ。
>>170
〈あの計算〉の類題（？）スレッドが、以前どこかの板にありましたよ。
三人目くらいであっさり解決していましたね。
わかるひとにはけっこう簡単にわかるトリックだったみたいです。
・・・はて、どこの板でみたのやら。
〈あの計算〉の類題（？）スレッドが、以前どこかの板にありましたよ。
三人目くらいであっさり解決していましたね。
わかるひとにはけっこう簡単にわかるトリックだったみたいです。
・・・はて、どこの板でみたのやら。
181 ：吾輩は名無しである：2001/07/09(月) 00:51
「イヤダカライヤダ」age
182 ：吾輩は名無しである：2001/07/09(月) 01:30
183 ：ぴゅあ：2001/07/09(月) 01:30
184 ：クルツ：2001/07/11(水) 21:35
旺文社があったらそれ買うしかないよ。
ひゃっけんせんせいは新仮名なんか嫌いでしょ、きっと。
「阿呆列車（第一～第三）」は新潮文庫にあったのです、昔。
今もあるかどうかわかりませんが、
論創社「阿呆列車物語」 平山三郎著
はあまりにも名著です。平山三郎氏は、もちろんヒマラヤ
山系君ですね。
阿呆列車もどき（目白三平シリーズ）を書いた中村武志という
人は、平山さんと同じ国鉄にいて、終生熱烈な百鬼園信者だっ
たのに終生先生に嫌われたのです。
見送亭夢袋さん、などと書かれて。
だからわたしも嫌い。
ひゃっけんせんせいは新仮名なんか嫌いでしょ、きっと。
「阿呆列車（第一～第三）」は新潮文庫にあったのです、昔。
今もあるかどうかわかりませんが、
論創社「阿呆列車物語」 平山三郎著
はあまりにも名著です。平山三郎氏は、もちろんヒマラヤ
山系君ですね。
阿呆列車もどき（目白三平シリーズ）を書いた中村武志という
人は、平山さんと同じ国鉄にいて、終生熱烈な百鬼園信者だっ
たのに終生先生に嫌われたのです。
見送亭夢袋さん、などと書かれて。
だからわたしも嫌い。
185 ：mojo hands：2001/07/11(水) 21:55
山口瞳の競馬場めぐりものを先に読んでいたおいらは
阿呆列車を初めてよんだとき
なるほどなあ、って思った
パプア君ってなに？思うとった
ヒマラヤ山系の系統だったのね、と可笑しかった
阿呆列車を初めてよんだとき
なるほどなあ、って思った
パプア君ってなに？思うとった
ヒマラヤ山系の系統だったのね、と可笑しかった
187 ：吾輩は名無しである：2001/07/15(日) 01:21
agemasu
188 ：吾輩は名無しである：2001/07/15(日) 05:34
懐かしや百間先生。旺文社文庫は専用段ボールに入れて保管してあります。
久しぶりに読み返してみようかな。
幻想ものや随筆もいいけれど、なぜか印象に残っているのが、なんとか倹校
（名前失念）の盲人一人称小説。
女先生の楚々とした雰囲気や、お弟子の気ぃ遣いよう、あれは夏の話だったっけ、
風や場の空気や気配といったモノが濃厚に描写されていて、それでいて全体としては
物足りないと感じる程ストイックな恋愛小説（と、十代の私は読んでいたのですが）。
結構あの作品は異色ですよね。
久しぶりに読み返してみようかな。
幻想ものや随筆もいいけれど、なぜか印象に残っているのが、なんとか倹校
（名前失念）の盲人一人称小説。
女先生の楚々とした雰囲気や、お弟子の気ぃ遣いよう、あれは夏の話だったっけ、
風や場の空気や気配といったモノが濃厚に描写されていて、それでいて全体としては
物足りないと感じる程ストイックな恋愛小説（と、十代の私は読んでいたのですが）。
結構あの作品は異色ですよね。
189 ：吾輩は名無しである：2001/07/15(日) 16:56
語り倒して何になる？
ちょっと背伸びしたかっただけだよね？ボク>>189
191 ：吾輩は名無しである：2001/07/17(火) 23:36
女性に苦労したんだろうか？
と思う話が多い。
苦労したんだろうか。
百閒のことをいろいろ調べればわかるのかもしれないけど
わからないままいろいろ想像するのが楽しいのでした。
と思う話が多い。
苦労したんだろうか。
百閒のことをいろいろ調べればわかるのかもしれないけど
わからないままいろいろ想像するのが楽しいのでした。
192 ：吾輩は名無しである：2001/07/18(水) 00:07
昔の作品では「自分は禿げない性質らしい」、と鷹をくくっていたのが
晩年急に禿げてしまうと「先生は別段慌てる事も無く」なんて自分で
フォローしてるところがカワイイ。
晩年急に禿げてしまうと「先生は別段慌てる事も無く」なんて自分で
フォローしてるところがカワイイ。
193 ：mojo hands：2001/07/18(水) 08:38
写真みた事有る？
すんごい不機嫌そうに鳥かごを見ているやつ。
あ～、あれが文士顔ってやつか
とぶったまげましてん、わし。
すんごい不機嫌そうに鳥かごを見ているやつ。
あ～、あれが文士顔ってやつか
とぶったまげましてん、わし。
194 ：177：2001/07/18(水) 14:26
皆々様のお薦めにより、旺文社文庫を10冊程買い倒しておきました
おまけに、ヒラヤマ山系・平山三郎「実歴阿房列車先生」も購入
それにしても高い
福武文庫もなく、中公文庫も版元品切れでどうにかならんもんか‥‥
おまけに、ヒラヤマ山系・平山三郎「実歴阿房列車先生」も購入
それにしても高い
福武文庫もなく、中公文庫も版元品切れでどうにかならんもんか‥‥
195 ：クルツ：2001/07/18(水) 22:23
196 ：吾輩は名無しである：2001/07/19(木) 05:12
旺文社文庫の百閒ってまだ出版されてたんですか。ちょっとびっくり。
197 ：吾輩は名無しである：2001/07/19(木) 21:18
旺文社文庫はとっくに絶版だyo!
198 ：吾輩は名無しである：2001/07/20(金) 21:33
甘木くんって人が矢鱈と出てくるけど此れって某（なにがし）を崩したものなの
かしら？
かしら？
200 ：２００：2001/07/21(土) 08:54
２００げっと
201 ：194：2001/07/22(日) 02:56
>>196
古書店で買いました
ネット上でみても、旺文社版は当時の定価の約2～3倍以上で取引されてますね
初版になるともっと高くなる
おもわず
復刊ドットコムで、旺文社文庫版の百閒復刊希望があったので投票
福武文庫の新かな版も1冊比較の為に買ってみたところ
旺文社旧かなの方が断然いいや いい買い物しました<<クルツさん
古書店で買いました
ネット上でみても、旺文社版は当時の定価の約2～3倍以上で取引されてますね
初版になるともっと高くなる
おもわず
復刊ドットコムで、旺文社文庫版の百閒復刊希望があったので投票
福武文庫の新かな版も1冊比較の為に買ってみたところ
旺文社旧かなの方が断然いいや いい買い物しました<<クルツさん
自宅に保管していた旺文社文庫「阿呆列車」
１９７９年１０月５日発酵￥３２０・・・初犯だつた
当時小学生。旧国鉄のチャレンジ２００００ＫＭに触発されて
鉄道旅行モノ買いあさったのが百鬼嚥
１９７９年１０月５日発酵￥３２０・・・初犯だつた
当時小学生。旧国鉄のチャレンジ２００００ＫＭに触発されて
鉄道旅行モノ買いあさったのが百鬼嚥
書き損ねた。ちくしょー
＊＊＊＊
自宅に保管していた旺文社文庫「阿呆列車」
１９７９年１０月５日発酵￥３２０・・・初犯だつた
当時小学生。旧国鉄のチャレンジ２００００ＫＭに触発されて
鉄道旅行モノ買いあさったのが百鬼園センセイと出会うきっかけとなりました
＊＊＊＊
と書こうとしてたんです
読んでる皆さん申し訳ない
＊＊＊＊
自宅に保管していた旺文社文庫「阿呆列車」
１９７９年１０月５日発酵￥３２０・・・初犯だつた
当時小学生。旧国鉄のチャレンジ２００００ＫＭに触発されて
鉄道旅行モノ買いあさったのが百鬼園センセイと出会うきっかけとなりました
＊＊＊＊
と書こうとしてたんです
読んでる皆さん申し訳ない
阿呆age
205 ：女：2001/07/30(月) 15:04
皿鉢小鉢てんりしんり、慌ててはいけません。
馬肉や鹿肉は入手困難だが
おからでシャムパンは今度
試してみようと思いながら
未だに実現しない。
百閒式スキヤキも懸案のままだ。
おからでシャムパンは今度
試してみようと思いながら
未だに実現しない。
百閒式スキヤキも懸案のままだ。
207 ：芸術院会員辞退のメモ：2001/07/30(月) 17:02
芸術院トイフ会ニ這入ルノガ嫌ナノデス。
ナゼ、イヤナノカ。
気ガ、進マナイカラ。
ナゼ、気ガ進マナイノカ。
イヤダカラ。
ナゼ、イヤナノカ。
気ガ、進マナイカラ。
ナゼ、気ガ進マナイノカ。
イヤダカラ。
208 ：たのむから：2001/07/30(月) 17:20
ちくまあたり 旧かな旧漢字で
文庫で全集出してくれよ～。
文庫で全集出してくれよ～。
えっ？
高野さんって、俺より年下だったの！
高野さんって、俺より年下だったの！
210 ：女：2001/07/31(火) 13:56
それは貴方いけませんです。神様はいらつしゃいます。
211 ：健康法：2001/07/31(火) 15:01
病気になったら酒たばこを止めて、
いはば崖つぷちで踏みとどまる事が出来る
けれども、ふだん酒もたばこもやらない人間は
この最期の一歩がない。いきなり転落だ。
これ、わたしも実践しております。
いはば崖つぷちで踏みとどまる事が出来る
けれども、ふだん酒もたばこもやらない人間は
この最期の一歩がない。いきなり転落だ。
これ、わたしも実践しております。
212 ：クルツ：2001/07/31(火) 22:48
福武（べねせ）で一点だけ買い、あり。
「王様の背中」は爆笑の寓話集です。
挿絵の谷中安規は野垂れ死にした版画家で、画集なども
あまり出ていない。それだけでも価値あり。
彼を「風船画伯」と名づけたのはひゃっけん先生です。
（いつもウンチクでごめんなさい）
「王様の背中」は爆笑の寓話集です。
挿絵の谷中安規は野垂れ死にした版画家で、画集なども
あまり出ていない。それだけでも価値あり。
彼を「風船画伯」と名づけたのはひゃっけん先生です。
（いつもウンチクでごめんなさい）
213 ：吾輩は名無しである：2001/07/31(火) 23:22
馬面マリアage
214 ：吾輩は名無しである：2001/08/01(水) 15:28
215 ：一粒一滴：2001/08/01(水) 16:02
216 ：吾輩は名無しである：2001/08/01(水) 17:28
あの～皆さんとっくにご存知かも知れませんが
９月に鈴木清順監督の『ツィゴイネルワイゼン』
ＤＶＤで出ますね。映画板で話をふっても
仕方なさそうなので備忘までに……。
９月に鈴木清順監督の『ツィゴイネルワイゼン』
ＤＶＤで出ますね。映画板で話をふっても
仕方なさそうなので備忘までに……。
217 ：吾輩は名無しである：2001/08/02(木) 04:36
以前テレビで鈴木清順特集みたいのやっていてチラッと栄造を
みたんですが、なんかとても凄そうで、期待してます。
「まぁだだよ」が期待ハズレだったので尚更・・・
みたんですが、なんかとても凄そうで、期待してます。
「まぁだだよ」が期待ハズレだったので尚更・・・
218 ：吾輩は名無しである：2001/08/02(木) 09:32
ひゃっけんの雰囲気とは少し違うけど、端端にエピソードが使われていて、
それはそれでとてもよかったです。色っぽい！藤田敏八がヨイ！
ただくれぐれもだけど、ひゃっけん小説とは、違うと思いますよ。
>>212 谷中安規、いいですよねえ～。
それはそれでとてもよかったです。色っぽい！藤田敏八がヨイ！
ただくれぐれもだけど、ひゃっけん小説とは、違うと思いますよ。
>>212 谷中安規、いいですよねえ～。
219 ：クルツ：2001/08/02(木) 19:53
221 ：中橋・小橋・旭橋：2001/08/08(水) 04:44
１０年ほど前、友人をヒマラヤ山系にみたて、ミーハー阿房列車旅行をしました。宿は古京町にとりました。で、先生ゆかりの地をいろいろ訪れましたが、特に土手にひっそりとあった記念碑が、実に百間先生的でした。吉備路文学館という施設もよかった。
お盆も近いし、久しぶりに東中野の金剛寺にお参りに行こうかなあ、エビスビール携えて。
お盆も近いし、久しぶりに東中野の金剛寺にお参りに行こうかなあ、エビスビール携えて。
222 ：甘木：2001/08/08(水) 05:26
子供の頃百鬼園先生のキツネの童話かなんかを
もらって、はまったよ。
なんてえ子供時代だろ…
もらって、はまったよ。
なんてえ子供時代だろ…
223 ：吾輩は名無しである：2001/08/09(木) 01:43
>220
俺も行ったよ、横浜そごう。もう五、六年前もだね。わざわざツクバから出てった。
図録は買わんかったけどちんまりしてていい感じだったね。
ちなみに狐の小説は当時小学校２年くらいの姉妹にくれてやった
俺も行ったよ、横浜そごう。もう五、六年前もだね。わざわざツクバから出てった。
図録は買わんかったけどちんまりしてていい感じだったね。
ちなみに狐の小説は当時小学校２年くらいの姉妹にくれてやった
224 ：吾輩は名無しである：2001/08/09(木) 01:59
『長春香』絶対主義者なんだけれど、なにか？
はい、そこのきみ質問は？
はい、そこのきみ質問は？
225 ：吾輩は名無しである：2001/08/10(金) 09:07
226 ：mojo hands：2001/08/11(土) 15:30
おいらは「件」絶対主義者。
質問はなしね。
答えられないから。
質問はなしね。
答えられないから。
227 ：吾輩は名無しである：2001/08/11(土) 21:12
「件」って、なんて読むの？
とか逝ってみたりして。。
とか逝ってみたりして。。
228 ：吾輩は名無しである：2001/08/11(土) 21:14
ミノタウロス
つったりなんかして。。
つったりなんかして。。
229 ：mojo hands：2001/08/11(土) 21:38
「件」→くだん→九段→靖国神社→行くか？小泉
靖国神社境内を歩いていたら火事に遭遇し、
漱石の倅に会いに行くための列車に乗れず、
船に乗っちゃう話、なかったっけ？
しかし、剛の者よのお、百閒オヤジ。
靖国神社境内を歩いていたら火事に遭遇し、
漱石の倅に会いに行くための列車に乗れず、
船に乗っちゃう話、なかったっけ？
しかし、剛の者よのお、百閒オヤジ。
＞２２７
筒井康隆の「柱」ネタはコレが元？？？
筒井康隆の「柱」ネタはコレが元？？？
231 ：吾輩は名無しである ：2001/08/17(金) 14:39
百ケンは両方の鼻の穴に煙草突っ込んで口から煙をプハ～と吐き出し
ながら、これができるのは日本に俺ともう一人しかいない、と言って
たそうじゃないか。
ながら、これができるのは日本に俺ともう一人しかいない、と言って
たそうじゃないか。
233 ：231：2001/08/17(金) 20:41
あ、ここでピースと書いたのは種村氏の話題に出て来るのが
ピースということです。「朝日」との類縁を指す意図はない
のです。紛らわしくてスイマセン。
ピースということです。「朝日」との類縁を指す意図はない
のです。紛らわしくてスイマセン。
235 ：吾輩は名無しである：01/09/03 22:54 ID:YBLGQA9o
中公文庫の改版、旧かな遣いですね。
本屋で見かけたのは『ノラや』だけですが。
ほかにも出してくれないかな……。
本屋で見かけたのは『ノラや』だけですが。
ほかにも出してくれないかな……。
236 ：吾輩は名無しである：01/09/05 17:35 ID:ojvg8Y4I
>>253
『御馳走帖』と『東京焼尽』は探し歩けば
何処かにあるんではないかと思ひます。
百閒先生の旅行は「用は無いけど汽車に乗つて目的地に着いたから帰つてきた」
「行きは無用の旅だけど帰りは家に戻るといふ用事が発生する」云々。
純粋詩といふのは聞いた事があるけどかうなると「純粋旅」「トマソン旅」だ。
阿呆列車は奥が深い。じゅんばりage
『御馳走帖』と『東京焼尽』は探し歩けば
何処かにあるんではないかと思ひます。
百閒先生の旅行は「用は無いけど汽車に乗つて目的地に着いたから帰つてきた」
「行きは無用の旅だけど帰りは家に戻るといふ用事が発生する」云々。
純粋詩といふのは聞いた事があるけどかうなると「純粋旅」「トマソン旅」だ。
阿呆列車は奥が深い。じゅんばりage
237 ：吾輩は名無しである：01/09/19 00:28
あげ
238 ：七市検校の小閑：01/09/28 05:13
おお、さすが「夜のおかずから百鬼園先生まで」の２ｃｈですね。初めまして。
漏れの最初の百閒経験は予備校時代の模試の前日に「東京日記」読み倒したのが最初で
それから「冥途」「旅順入城式」「サラサーテの盤」「山高帽子」などへと進んで18年です。
「東京日記」では、友人とトンカツを食べてると周りの客が…
夜中の校庭で山羊たちがフォークダンス(?)を…
一緒にビールを飲んでた外国人(おそらく朝鮮人)が急にキレてぴしゃりとテーブルを…
あたりのエピソードがベスト３でしょうか。
しかし百閒すべてのなかで、といわれると上記の作品も捨てがたいですが
やっぱ「柳検校の小閑」かなぁ。ほとんど唯一の不気味テイストの恋愛小説(w)。
漏れの最初の百閒経験は予備校時代の模試の前日に「東京日記」読み倒したのが最初で
それから「冥途」「旅順入城式」「サラサーテの盤」「山高帽子」などへと進んで18年です。
「東京日記」では、友人とトンカツを食べてると周りの客が…
夜中の校庭で山羊たちがフォークダンス(?)を…
一緒にビールを飲んでた外国人(おそらく朝鮮人)が急にキレてぴしゃりとテーブルを…
あたりのエピソードがベスト３でしょうか。
しかし百閒すべてのなかで、といわれると上記の作品も捨てがたいですが
やっぱ「柳検校の小閑」かなぁ。ほとんど唯一の不気味テイストの恋愛小説(w)。
239 ：吾輩は名無しである：01/09/28 13:43
「もる」つてどんなけだものでせうねえ。ほほほ、ほほほ。
240 ：吾輩は名無しである：01/09/28 14:59
福武文庫で出てた百閒の作品一通りもってるけど、
いまお金ないのでオークションにでもまとめて出そうと思ってます。
ファンはいくらまでなら出せますか？
ここで出た価格×０．５くらいで出品したいです。
いまお金ないのでオークションにでもまとめて出そうと思ってます。
ファンはいくらまでなら出せますか？
ここで出た価格×０．５くらいで出品したいです。
241 ：吾輩は名無しである：01/09/29 19:44
age
242 ：吾輩は名無しである：01/09/29 20:49
＞２４０
某古書店では１５０円だった。
某古書店では１５０円だった。
243 ：吾輩は名無しである：01/10/10 01:25
age
>>239
先生、その笑い方こわひです。
先生、その笑い方こわひです。
久しぶりに見ました『ツィゴイネルワイゼン』。
百閒作品のあちこちから引用してましたね。
スキヤキに蒟蒻山盛りage
百閒作品のあちこちから引用してましたね。
スキヤキに蒟蒻山盛りage
246 ：吾輩は名無しである：01/10/17 17:59
さげてしまつたので曖昧な気持ちになり、
背筋に水を浴びたやうな気配がしたから
挙げてみる。
背筋に水を浴びたやうな気配がしたから
挙げてみる。
247 ：吾輩は名無しである：01/10/19 13:55
おお、懐かしや。
皆様と同じく、百閒先生は
断然旧カナで読みたいですよねっ。
旺文社の装丁（文庫でもそう言いますか？）が
すごく綺麗でしたよね。
お勤めするようになったら、全部買うんだ！！
と、思っていたら、無くなってました。
あんなにいっぱいあったのにーっ。
悪阻で食べられなかった時も、
「御馳走帳」読んで、なんとか頑張りました。
―お茶漬けさぶさぶ、おかうこ・・・―
皆様と同じく、百閒先生は
断然旧カナで読みたいですよねっ。
旺文社の装丁（文庫でもそう言いますか？）が
すごく綺麗でしたよね。
お勤めするようになったら、全部買うんだ！！
と、思っていたら、無くなってました。
あんなにいっぱいあったのにーっ。
悪阻で食べられなかった時も、
「御馳走帳」読んで、なんとか頑張りました。
―お茶漬けさぶさぶ、おかうこ・・・―
248 ：ぽっぽ：01/10/21 17:19
なんで内田百間で盛り上がるかな―。それなりに面白いのは判るけど、前半は漱石の
「夢十夜」の影響ありありだし、後半は志賀直哉の影響か文章が簡潔になっているけど、
語り倒したいほどのもんかなぁー。才能は「中の上」で、性格は「下の中」ってくらい
のもんでしょうが。そこへ行くと、われらが石坂洋次郎先生は、才能は中くらいでも、
性格、人格、愛情が「上の中」なんですよ。これこそ、語り倒すべきものです。
「夢十夜」の影響ありありだし、後半は志賀直哉の影響か文章が簡潔になっているけど、
語り倒したいほどのもんかなぁー。才能は「中の上」で、性格は「下の中」ってくらい
のもんでしょうが。そこへ行くと、われらが石坂洋次郎先生は、才能は中くらいでも、
性格、人格、愛情が「上の中」なんですよ。これこそ、語り倒すべきものです。
249 ：吾輩は名無しである：01/10/21 19:03
>248
石坂洋次郎ヲタ如きに値踏みされたくないな(w)。
人格のよさと作品のよさって基本的に関係ないじゃん。
つか、われらが(w)百閒先生は「因業爺」であることが魅力の一つなんですよ。
性格のいい百鬼園先生なんて考えられないな。
分かる？
石坂洋次郎ヲタ如きに値踏みされたくないな(w)。
人格のよさと作品のよさって基本的に関係ないじゃん。
つか、われらが(w)百閒先生は「因業爺」であることが魅力の一つなんですよ。
性格のいい百鬼園先生なんて考えられないな。
分かる？
250 ：吾輩は名無しである：01/10/21 20:45
14・5歳のころ、石坂洋次郎を読みふけっていたことは俺のイタイ秘密だ。
あの善人と比べられるなんて百閒親爺もなめられたものよのぉ。
あの善人と比べられるなんて百閒親爺もなめられたものよのぉ。
251 ：マックユーザー：01/10/21 20:45
変換されずにただの四角になってるのが、哀れです。
252 ：ぽっぽ：01/10/21 20:52
ああ、そうかあ、マックなのかあ。じゃあ、Ｗinユーザーは
石坂洋次郎を読もう。
石坂洋次郎を読もう。
253 ：吾輩は名無しである：01/10/23 00:10
もちろん影響は受けているだろうけど、それと作品の出来栄とは
別のハナシ。夢十夜なんてはるかに凌駕してるのになあ。
ましてや志賀直哉とはねぇ（Ｗ
別のハナシ。夢十夜なんてはるかに凌駕してるのになあ。
ましてや志賀直哉とはねぇ（Ｗ
254 ：吾輩は名無しである：01/10/23 19:42
＞ああ、そうかあ、マックなのかあ。じゃあ、Ｗinユーザーは
石坂洋次郎を読もう。
ぽっぽしゃん、なんで？
石坂洋次郎を読もう。
ぽっぽしゃん、なんで？
255 ：吾輩は名無しである：01/10/23 21:44
256 ：吾輩は名無しである：01/10/31 09:14
百閒がよく分らん爺なのは確か。
しかしなにをもって性格が「下の中」と言うのか。
随筆や戦中戦後の日記に見られるが、
社長や大学学長など偉くなった法政予科時代の教え子たちが慕い、
貧乏生活を支えたのは人徳だろう。石坂については読んだことがなくて分からん。
しかしなにをもって性格が「下の中」と言うのか。
随筆や戦中戦後の日記に見られるが、
社長や大学学長など偉くなった法政予科時代の教え子たちが慕い、
貧乏生活を支えたのは人徳だろう。石坂については読んだことがなくて分からん。
太宰読書体験を秘密にしている人は多いらしいが、
おいらの秘密は石坂の「陽のあたる坂道」にため息したことさ。
ま、少女フレンドやマーガレットのノリで読んでおったのなだな。
石坂ファンには申し訳ないが・・・
おいらの秘密は石坂の「陽のあたる坂道」にため息したことさ。
ま、少女フレンドやマーガレットのノリで読んでおったのなだな。
石坂ファンには申し訳ないが・・・
258 ：吾輩は名無しである：01/10/31 09:57
んなこたどーでもいいが、
>253夢十夜なんてはるかに凌駕してるのになあ。
わたしゃ百間だいすきだが、そうは思わんぞ。
>253夢十夜なんてはるかに凌駕してるのになあ。
わたしゃ百間だいすきだが、そうは思わんぞ。
259 ：件絶対主義者：01/10/31 12:31
>>258
おいら253ではないが、
百閒の場合あの手の夢ものがメインの仕事であったような気がする。
志があったと言うか、気迫が漲っている感じだ。
一方「夢十夜」は才気あふれる者の全体の一部、みたいな。
ま、好みですな。
おいらは百閒の方が好きだな。
ちなみに一～十夜のなかで最も好きなのは豚に臍を舐められそうになるやつ。
ステッキ振り過ぎて手がコンニャク（藁
おいら253ではないが、
百閒の場合あの手の夢ものがメインの仕事であったような気がする。
志があったと言うか、気迫が漲っている感じだ。
一方「夢十夜」は才気あふれる者の全体の一部、みたいな。
ま、好みですな。
おいらは百閒の方が好きだな。
ちなみに一～十夜のなかで最も好きなのは豚に臍を舐められそうになるやつ。
ステッキ振り過ぎて手がコンニャク（藁
260 ：吾輩は名無しである：01/11/04 02:44
おすすめの作品は何ですか？
261 ：吾輩は名無しである：01/11/04 03:28
岩波のぜんぶよめ！
262 ：吾輩は名無しである：01/11/04 14:49
>260 ビギナーズ向けには「東京日記」(岩波文庫収録)つてことでどうだらう？
初期作品の、あまりに濃ひのは好き嫌いが分かれさうなので
初心者には少しつらひのではないかと…。
(百鬼園先生、仮名遣ひこれであつてます？）
「ノラや」「クルやお前も」を挙げると
単なる「人のよひ爺さん」と誤解されて了ひさうなので却下。
「御馳走帳」あたりはよゐかもしれん。
初期作品の、あまりに濃ひのは好き嫌いが分かれさうなので
初心者には少しつらひのではないかと…。
(百鬼園先生、仮名遣ひこれであつてます？）
「ノラや」「クルやお前も」を挙げると
単なる「人のよひ爺さん」と誤解されて了ひさうなので却下。
「御馳走帳」あたりはよゐかもしれん。
旅行好きの男性（←重要）なら、『阿房列車』シリーズもいいよ。
264 ：吾輩は名無しである：01/11/04 15:02
黒澤の映画でしか知らんのですが、あの映画の元になったのはなんて本？
「ノラや」と他のエッセイ集ですよね？
「ノラや」と他のエッセイ集ですよね？
265 ：吾輩は名無しである：01/11/04 16:19
書き込みがジジクサイよみんな！
267 ：名無しだぴょーん：01/11/04 16:51
やっぱー、ひゃっけんってー、ちょーイケてない？みたいなー。
268 ：タンギー爺さん：01/11/04 23:36
「お薦め」は初期の幻想系短篇じゃ。
思いつくまま、「件」「冥土」「シナ人（変換できへん）」「豹」「白子」「花火」「間男（これ秀逸！！）」
まずはこれ等にハマることじゃ。
ハマらん場合今一度読み返すべきじゃ。
ワシが保証しても説得力に欠けるがその価値は十分ある。
で、次のステップ、
「サラサーテの盤」「東海道由比駅」「実録草平記（こ・これが凄い！！）」
等を堪能し、
「百閒随筆」「御馳走帳」「ノラや」「阿呆列車」
にてしみじみと文学的、あるいは芸術至上主義的（本人意識せず）生き方に感じ入ろう。
思いつくまま、「件」「冥土」「シナ人（変換できへん）」「豹」「白子」「花火」「間男（これ秀逸！！）」
まずはこれ等にハマることじゃ。
ハマらん場合今一度読み返すべきじゃ。
ワシが保証しても説得力に欠けるがその価値は十分ある。
で、次のステップ、
「サラサーテの盤」「東海道由比駅」「実録草平記（こ・これが凄い！！）」
等を堪能し、
「百閒随筆」「御馳走帳」「ノラや」「阿呆列車」
にてしみじみと文学的、あるいは芸術至上主義的（本人意識せず）生き方に感じ入ろう。
269 ：吾輩は名無しである：01/11/04 23:43
でも何気にこの人ってローファイだよね。
文章も構成もそんな凝ってないし、たまにサラサーテみたいな
一般にも受けるような名作が出来るけど、お好きな方はどうぞって感じ。
しかし福武も旺文社も無くなったんだから岩波で全部だせよ。
文章も構成もそんな凝ってないし、たまにサラサーテみたいな
一般にも受けるような名作が出来るけど、お好きな方はどうぞって感じ。
しかし福武も旺文社も無くなったんだから岩波で全部だせよ。
270 ：吾輩は名無しである：01/11/05 00:39
サラサーテの盤って一般ウケしてるのかな？
百閒を知らない読者には敷居の高い短編だと思うよ。冥土とか件の方がまだ判
った気になれるんじゃないかな。勿論、名作だとは思うけど。
映画「ツィゴイネルワイゼン」にしたってカルト映画だから一般的知名度から
すれば疑問だし。岩波が百閒を引き取れ、というのは禿同。
百閒を知らない読者には敷居の高い短編だと思うよ。冥土とか件の方がまだ判
った気になれるんじゃないかな。勿論、名作だとは思うけど。
映画「ツィゴイネルワイゼン」にしたってカルト映画だから一般的知名度から
すれば疑問だし。岩波が百閒を引き取れ、というのは禿同。
271 ：吾輩は名無しである：01/11/05 01:11
「石畳」という短篇がたいへん好きです。
阿房列車読みたいよー。でも売ってない。
阿房列車読みたいよー。でも売ってない。
272 ：吾輩は名無しである：01/11/05 01:22
黒沢の、あれ、最低だったなぁ。
ツィゴイネルワイゼンも、よわったなぁ…
まじ岩波でたのんますよ。
ツィゴイネルワイゼンも、よわったなぁ…
まじ岩波でたのんますよ。
273 ：吾輩は名無しである：01/11/07 06:24
>>269
>でも何気にこの人ってローファイだよね。
>文章も構成もそんな凝ってないし、たまにサラサーテみたいな
>一般にも受けるような名作が出来るけど、お好きな方はどうぞって感じ。
谷崎潤一郎がハイファイなのだとしたら確かにローファイ。
でも三島や川端が絶賛するごとく百間は稀代の文章家。
語彙ははっきりいって貧困だが、
少ない語彙で幻想や無意識を描き出す手腕は見事。
ただ、だからこそ、一般受けは難しいのかも。
あと、構成も実はきっちり計算されてますよ。「山高帽子」なんかそう。
ちなみに私のベストは「昇天」。
あまり話題になってませんな－。
>でも何気にこの人ってローファイだよね。
>文章も構成もそんな凝ってないし、たまにサラサーテみたいな
>一般にも受けるような名作が出来るけど、お好きな方はどうぞって感じ。
谷崎潤一郎がハイファイなのだとしたら確かにローファイ。
でも三島や川端が絶賛するごとく百間は稀代の文章家。
語彙ははっきりいって貧困だが、
少ない語彙で幻想や無意識を描き出す手腕は見事。
ただ、だからこそ、一般受けは難しいのかも。
あと、構成も実はきっちり計算されてますよ。「山高帽子」なんかそう。
ちなみに私のベストは「昇天」。
あまり話題になってませんな－。
274 ：吾輩は名無しである：01/11/07 12:11
275 ：吾輩は名無しである：01/11/07 17:50
志賀直哉よりはずっと好きだな
ふぉっふぉっふぉ
同感じゃ、
しかし志賀の語彙が豊かとは思えんのじゃが・・・
同感じゃ、
しかし志賀の語彙が豊かとは思えんのじゃが・・・
277 ：吾輩は名無しである：01/11/07 23:10
「間抜けの実在に関する文献」げらげら笑ってしまうので電車の中では読めなかった。
蜻蛉玉さいこー。
蜻蛉玉さいこー。
278 ：吾輩は名無しである：01/11/07 23:11
それ文庫にある？
279 ：吾輩は名無しである：01/11/07 23:12
福武文庫だったと思う
福武文庫がなくなったせいで、手軽に読める百閒テクストが一気に減りましたね。
いまは岩波と中公くらいですか、文庫として手に入るのは？
実は私、講談社文藝文庫の読者ハガキに「百閒を出してくれ～」って
書いて送ってるんですけど、なかなか入らないですねぇ。
いまは岩波と中公くらいですか、文庫として手に入るのは？
実は私、講談社文藝文庫の読者ハガキに「百閒を出してくれ～」って
書いて送ってるんですけど、なかなか入らないですねぇ。
281 ：吾輩は名無しである：01/11/08 01:11
282 ：吾輩は名無しである：01/11/08 05:03
講談社文藝文庫!
そのてがあった！
そのてがあった！
283 ：273：01/11/08 07:16
>>274
>>281さんが仰るように、露伴、紅葉、透谷、鴎外、総じて明治期の
作家は語彙が多いと思います。大正時代の作家では芥川ですね。やはり。
私が念頭においていたのはいわゆる幻想文学の作家で、
泉鏡花、夢野久作、久生十蘭などなど、語彙、修辞、発想などの点で
まさにハイファイだと思います。
で、この人達にくらべると、百間がとてもローファイに感じると。
>>280
復刊.comで旺文社文庫版の投票をやってます。こちらもよろしく～。
あと、現在手に入るのは、
文庫サイズの「ちくま日本文学全集005 内田百間」もありますね。
>>281さんが仰るように、露伴、紅葉、透谷、鴎外、総じて明治期の
作家は語彙が多いと思います。大正時代の作家では芥川ですね。やはり。
私が念頭においていたのはいわゆる幻想文学の作家で、
泉鏡花、夢野久作、久生十蘭などなど、語彙、修辞、発想などの点で
まさにハイファイだと思います。
で、この人達にくらべると、百間がとてもローファイに感じると。
>>280
復刊.comで旺文社文庫版の投票をやってます。こちらもよろしく～。
あと、現在手に入るのは、
文庫サイズの「ちくま日本文学全集005 内田百間」もありますね。
284 ：吾輩は名無しである：01/11/08 08:57
ひゃっけんって読むんだぞ！
>>282-283
「２ちゃんねる＠文学板」発で復刊を実現させたいですね。（笑）
「２ちゃんねる＠文学板」発で復刊を実現させたいですね。（笑）
286 ：吾輩は名無しである：01/11/09 23:50
著作権はいつ頃切れるんだ？青空文庫でもいいや。
っていうか先ず流行って欲しいよね。高校の文学史にも載ってないし。
知名度低すぎ。
っていうか先ず流行って欲しいよね。高校の文学史にも載ってないし。
知名度低すぎ。
>>286
このマイナー感がたまらない、という人もいますよ。
このマイナー感がたまらない、という人もいますよ。
288 ：吾輩は名無しである：01/11/10 00:34
確かにそうなんですけどね。
あとたまに百閒好きな人とか居ると何処かで趣味がカブってる
事が多い。
あとたまに百閒好きな人とか居ると何処かで趣味がカブってる
事が多い。
289 ：吾輩は名無しである：01/11/10 01:58
「いらない。」
あああーーークダン！！！
あんたは何！？
あああーーークダン！！！
あんたは何！？
290 ：吾輩は名無しである：01/11/10 02:45
講談社文芸文庫から
随筆集が出るらしいね。
随筆集が出るらしいね。
291 ：吾輩は名無しである：01/11/10 08:33
292 ：吾輩は名無しである：01/11/10 08:43
ﾜﾀｰｼは
クダン好き
クダン好き
>291
父を思う姿に共感しました。
父を思う姿に共感しました。
294 ：mojo hands：01/11/10 18:19
「豹」もええで！
ラスト・シーンで同業他社（者）をぶっ飛ばしてるで！
漱石もカフカも消し飛んでしまった、と感じたんはおいらだけっすか？
ラスト・シーンで同業他社（者）をぶっ飛ばしてるで！
漱石もカフカも消し飛んでしまった、と感じたんはおいらだけっすか？
295 ：吾輩は名無しである：01/11/11 00:49
冥土が教科書かぁ。それはそれで・・・
テストなんかに出されるのは嫌だな。
テストなんかに出されるのは嫌だな。
296 ：吾輩は名無しである：01/11/11 01:44
そのテストうけてみたいが
297 ：吾輩は名無しである：01/11/11 03:08
「長い」を10ケ以上使用し作文しろ。但し用法は問わない。
298 ：吾輩は名無しである：01/11/11 14:46
俺は門外漢だ。
299 ：吾輩は名無しである：01/11/11 14:46
にも関わらずカキコするのは、３００が欲しいからだ。
300 ：吾輩は名無しである：01/11/11 14:47
ごちそうさまです。
御邪魔しました。
御邪魔しました。
301 ：吾輩は名無しである：01/11/11 15:02
>>297
書いてやりたいが、「長」のターンA文字が表現できないので却下。
書いてやりたいが、「長」のターンA文字が表現できないので却下。
302 ：吾輩は名無しである：01/11/11 16:27
>288
そう？
たとえば本の趣味とか？
私は日本では稲垣足穂、外国ではガルシアマルケスとかが好み。
そう？
たとえば本の趣味とか？
私は日本では稲垣足穂、外国ではガルシアマルケスとかが好み。
303 ：吾輩は名無しである：01/11/11 19:18
犬大好き猫嫌いの私は百閒ファンぢやいけませんか？
304 ：縞栗鼠（シマリス）の親方：01/11/11 19:28
吉祥寺にある大検・大学受験予備校の中央高等学院
ここは、完全に狂ってる。
授業料は一年分一括前払いなので、
金が入れば、生徒は要らない
金を振り込んだら、何とかその生徒を辞めさせようと
講師どもが、あの手、この手でイヤガラセをしてきますね。
セクハラはもちろん、脈絡の無い罵倒は日常茶飯だね。
酒臭い講師もいるし・・・ 人生の最果て中央高等学院
http://chs-f.com/index.html 福岡校
学歴詐称 経歴詐称 デタラメ授業
http://www.chuo-school.ac/ 東京本校
ここは、完全に狂ってる。
授業料は一年分一括前払いなので、
金が入れば、生徒は要らない
金を振り込んだら、何とかその生徒を辞めさせようと
講師どもが、あの手、この手でイヤガラセをしてきますね。
セクハラはもちろん、脈絡の無い罵倒は日常茶飯だね。
酒臭い講師もいるし・・・ 人生の最果て中央高等学院
http://chs-f.com/index.html 福岡校
学歴詐称 経歴詐称 デタラメ授業
http://www.chuo-school.ac/ 東京本校
305 ：かをる＠半可通：01/11/15 20:52
文藝文庫から「随筆集」が発売とは喜ばしい限りです。
過去に「全集」を出した出版社ですからひょっとして・・・と思い、
しつこく要望し続けた甲斐がありました。
いっそ福武文庫に入っていたものを全部出してくれないかな？
鉄道板に百閒スレが！
http://piza2.2ch.net/test/read.cgi/train/1005385235/
過去に「全集」を出した出版社ですからひょっとして・・・と思い、
しつこく要望し続けた甲斐がありました。
いっそ福武文庫に入っていたものを全部出してくれないかな？
鉄道板に百閒スレが！
http://piza2.2ch.net/test/read.cgi/train/1005385235/
306 ：291：01/11/16 00:51
>295
同感です。
>296
これも同感です。
>297
こんなテストなら是非うけてみたい！
ただ、高校教師がこんな粋な問題を作れるかどうか…。
>301
同感です。
百間の作品は当分電子テキスト化は無理ですね。
>305
御尽力、誠に感服致します。
旺文社文庫では、当初、『阿房列車』三部作だけ出版予定だったのが、
好評の為全集並みのラインナップになったという経緯があります。
今度の随筆集も好評ならもしかすると…。
同感です。
>296
これも同感です。
>297
こんなテストなら是非うけてみたい！
ただ、高校教師がこんな粋な問題を作れるかどうか…。
>301
同感です。
百間の作品は当分電子テキスト化は無理ですね。
>305
御尽力、誠に感服致します。
旺文社文庫では、当初、『阿房列車』三部作だけ出版予定だったのが、
好評の為全集並みのラインナップになったという経緯があります。
今度の随筆集も好評ならもしかすると…。
307 ：かをる＠半可通：01/11/18 19:42
鉄道板のスレが倉庫逝きになってます…鬱だ。
308 ：吾輩は名無しである：01/11/18 22:00
出版業界のことはよく判らんけど、
福武の百閒文庫ってつい2～3年前まで書店に並んでいたよね、
おいらその殆んどを買って、通勤の車中で堪能したんだけど、
もうないの？
何で？
福武潰れたの？
おいら引っ越すときにブック・オフにて
それこそ１０円/冊ぐらいで売り飛ばしちまった、
１０冊くらいはあったような気がする、
もったいなかったかなあ、
あ！！ちくまの文庫も。。。ブック・オフ行きじゃった、
福武の百閒文庫ってつい2～3年前まで書店に並んでいたよね、
おいらその殆んどを買って、通勤の車中で堪能したんだけど、
もうないの？
何で？
福武潰れたの？
おいら引っ越すときにブック・オフにて
それこそ１０円/冊ぐらいで売り飛ばしちまった、
１０冊くらいはあったような気がする、
もったいなかったかなあ、
あ！！ちくまの文庫も。。。ブック・オフ行きじゃった、
309 ：吾輩は名無しである：01/11/19 01:58
ガイシュツかもしらんが出版業界における「百鬼園先生の呪い」は？
310 ：非業界人：01/11/19 05:21
>309
「呪い」って？
潰し屋さんってことですか？
再厥本とか文庫本を出した出版社はつぶれがちかも。
六興出版、旺文社、福武ですが。
ところで今年の夏、彼女と「阿房列車」気取りの旅をしたら
非道い目に会いました。
「阿房列車」を予定されている皆さん、くれぐれも女性は
御同伴せぬ様気をつけられたし。
「呪い」って？
潰し屋さんってことですか？
再厥本とか文庫本を出した出版社はつぶれがちかも。
六興出版、旺文社、福武ですが。
ところで今年の夏、彼女と「阿房列車」気取りの旅をしたら
非道い目に会いました。
「阿房列車」を予定されている皆さん、くれぐれも女性は
御同伴せぬ様気をつけられたし。
311 ：かをる＠半可通：01/11/19 17:22
>>310
詳細きぼん。（あたりさわりのない程度でけっこうです）
詳細きぼん。（あたりさわりのない程度でけっこうです）
312 ：吾輩は名無しである：01/11/21 00:35
>>309
そんな噂があったのですか？初耳です。ぜひ繊細を～～～。
「鬼」という字が入ると売れないという出版業界のジンクスが
あって、でも「百鬼園随筆」は売れたんだという話は読んだこ
とがありました。それとは違うのですか？
そんな噂があったのですか？初耳です。ぜひ繊細を～～～。
「鬼」という字が入ると売れないという出版業界のジンクスが
あって、でも「百鬼園随筆」は売れたんだという話は読んだこ
とがありました。それとは違うのですか？
まーもちろん半分冗談ですが(；＾-＾)、>310さんが手際よくまとめてくれてます。
旺文社；文庫で百閒の最も刊行当時の形態に近いほぼ完全なコレクションを出していた。
しかし文庫は売り上げ不振で廃刊、現在は会社自体も経営危機。
六興出版；単行本復刻シリーズを出していた(「王様の背中」はこれで初めて読んだ)。
今から10年くらい前に倒産。
福武書店；文庫で新編集のシリーズものを刊行。
経営不振で出版部門から撤退しベネッセと社名変更。文庫も現在休刊。
おまけ＝中村武志(？)；
百閒の弟子と称する作家で福武文庫での「新かな」にゴーサインを出すもその後癌で死去。
さすがに３つも続くと「疫病神」かも…。あっ、もちろん私百鬼園先生ファンの端くれですよ。
旺文社；文庫で百閒の最も刊行当時の形態に近いほぼ完全なコレクションを出していた。
しかし文庫は売り上げ不振で廃刊、現在は会社自体も経営危機。
六興出版；単行本復刻シリーズを出していた(「王様の背中」はこれで初めて読んだ)。
今から10年くらい前に倒産。
福武書店；文庫で新編集のシリーズものを刊行。
経営不振で出版部門から撤退しベネッセと社名変更。文庫も現在休刊。
おまけ＝中村武志(？)；
百閒の弟子と称する作家で福武文庫での「新かな」にゴーサインを出すもその後癌で死去。
さすがに３つも続くと「疫病神」かも…。あっ、もちろん私百鬼園先生ファンの端くれですよ。
314 ：吾輩は名無しである：01/11/21 02:54
百閒先生，飛行機部の部長だったらしいけど、飛んでく飛行機見て何思ってたんだろうなあ。
315 ：吾輩は名無しである：01/11/22 23:58
>314
見てただけじゃなくて、自分も乗ってたんですよ。操縦はしてないけど。
恐いことは恐いんだけど、結構楽しんでたみたい。風景とか。
初めて乗ったとき、法政大学の建築中の建物が見えたとか、どっかの
対談で読んだことあります。
見てただけじゃなくて、自分も乗ってたんですよ。操縦はしてないけど。
恐いことは恐いんだけど、結構楽しんでたみたい。風景とか。
初めて乗ったとき、法政大学の建築中の建物が見えたとか、どっかの
対談で読んだことあります。
316 ：吾輩は名無しである：01/11/25 22:53
＞315
初めて乗った時のカタマリ加減の描写が秀逸でしたな、
福武の文庫で飛行機ネタだけ集めたんがあったような気がする
初めて乗った時のカタマリ加減の描写が秀逸でしたな、
福武の文庫で飛行機ネタだけ集めたんがあったような気がする
317 ：吾輩は名無しである：01/12/01 22:36
>>265で紹介されてた「百閒センセ」が閉鎖されてる…文学者関係サイトの中でも
作りが凝ってて好きだったのに…（動画や音がうっとおしく感じる時もあったけど）
作りが凝ってて好きだったのに…（動画や音がうっとおしく感じる時もあったけど）
318 ：吾輩は名無しである：01/12/01 22:37
飛行機にかける三鞭酒はガソリンの味がする。
319 ：吾輩は名無しである：01/12/02 18:51
すきやきが好きだったよね、百閒先生、
小林という姓の主治医に止められても言訳しながら食っていた、
「御馳走帳」は良い本だね、
思いつくままに下品でない食物本を挙げると、
壇流クッキング（バイカル湖で釣った鯉を醤油と生姜でじっくり煮込む）
池波グルメ本（小鍋だて、浅蜊の剥身と短冊状に刻んだ大根をダシ汁をはった土鍋でさっと煮て、七味をふりかける）
オーパ（アラスカで釣ったオヒョウ（巨大カレイ）の活づくり）
食物誌（おいしんぼ、美食倶楽部のネタもとでは？）
贋食物誌（文芸の極地、山藤画伯の秀逸なるイラスト、野坂やポースケの会食時の佇まい）
あれも食いたいこれも食いたい（継続中、いつ読んでも味わい深い）
食物の話題って下品になりがちだけれど、
凄腕たちが書けば味わい深いね、
故郷の岡山から届くアミの佃煮、とか、
昼飯はいつも蕎麦の出前だったみたいっすね、
小林という姓の主治医に止められても言訳しながら食っていた、
「御馳走帳」は良い本だね、
思いつくままに下品でない食物本を挙げると、
壇流クッキング（バイカル湖で釣った鯉を醤油と生姜でじっくり煮込む）
池波グルメ本（小鍋だて、浅蜊の剥身と短冊状に刻んだ大根をダシ汁をはった土鍋でさっと煮て、七味をふりかける）
オーパ（アラスカで釣ったオヒョウ（巨大カレイ）の活づくり）
食物誌（おいしんぼ、美食倶楽部のネタもとでは？）
贋食物誌（文芸の極地、山藤画伯の秀逸なるイラスト、野坂やポースケの会食時の佇まい）
あれも食いたいこれも食いたい（継続中、いつ読んでも味わい深い）
食物の話題って下品になりがちだけれど、
凄腕たちが書けば味わい深いね、
故郷の岡山から届くアミの佃煮、とか、
昼飯はいつも蕎麦の出前だったみたいっすね、
320 ：吾輩は名無しである：01/12/02 18:53
胃が悪かったのか、ほかの理由があるのか、
食べ過ぎには気をつけてたみたいですけどね。
食べ過ぎには気をつけてたみたいですけどね。
321 ：吾輩は名無しである：01/12/08 13:13
はじめまして。
百鬼園先生のスレがあるのを今発見しました。
半可通なので、２ちゃんだと馬鹿にされそうで文学板には入りづらくて･･･。
百鬼園先生と出会ったのは中学生の時。
中島らものエッセイに出てたのを見て、変な人～って思って以来。
私は、語彙が少ないとはあまり思ったことないですね～。
というより、言葉を厳選して書いてるという印象。
あの文体が、内容ともども、独特の魅力だと感じます。
実際に原稿も超遅かったらしいです。
このスレ見て読み直したくなったので、これから本棚を漁ろうと思います。
百鬼園先生のスレがあるのを今発見しました。
半可通なので、２ちゃんだと馬鹿にされそうで文学板には入りづらくて･･･。
百鬼園先生と出会ったのは中学生の時。
中島らものエッセイに出てたのを見て、変な人～って思って以来。
私は、語彙が少ないとはあまり思ったことないですね～。
というより、言葉を厳選して書いてるという印象。
あの文体が、内容ともども、独特の魅力だと感じます。
実際に原稿も超遅かったらしいです。
このスレ見て読み直したくなったので、これから本棚を漁ろうと思います。
322 ：かをる＠半可通：01/12/11 00:09
講談社文藝文庫『百閒随筆Ⅰ』刊行記念age！
全二巻と言わず、もっと出して欲しい・・・。
全二巻と言わず、もっと出して欲しい・・・。
323 ：マジレス：01/12/11 00:13
すいません、この人の名前なんて読むんですか？
>>284あたり
325 ：めそ：01/12/11 01:41
>>322
age!age!
全二巻ですか...
出来れば、戦後日記も恋日記も補完した完全な文庫版全集まで発展すれば...
というのは欲張り過ぎ？
でもせめて『冥途・旅順入城式』『阿房列車』『贋作吾輩は猫である』くらいは...
これも欲張り？
>>321
２ちゃんねるでもここみたいな過疎スレなら煽りも厨タンも少ないですよ－。
>>323
うちだ・ひゃっけん（ひゃくけん）
本名、栄造。別号、百鬼園。漱石門下。
詳細はレスを参照下さい。
age!age!
全二巻ですか...
出来れば、戦後日記も恋日記も補完した完全な文庫版全集まで発展すれば...
というのは欲張り過ぎ？
でもせめて『冥途・旅順入城式』『阿房列車』『贋作吾輩は猫である』くらいは...
これも欲張り？
>>321
２ちゃんねるでもここみたいな過疎スレなら煽りも厨タンも少ないですよ－。
>>323
うちだ・ひゃっけん（ひゃくけん）
本名、栄造。別号、百鬼園。漱石門下。
詳細はレスを参照下さい。
>321 >323
このスレの住人になりたいのなら「ひゃっけん」の漢字は辞書に登録しておこう。
ｵﾚﾓﾅｰ。
このスレの住人になりたいのなら「ひゃっけん」の漢字は辞書に登録しておこう。
ｵﾚﾓﾅｰ。
327 ：かをる＠半可通：01/12/11 21:12
>>325
『冥途・旅順入城式』は岩波で読めますからね・・・。
私は「文藝文庫」ならではのセレクションを楽しみにしてます。
〈随筆〉が全二巻で、そのあとに〈小説〉が何冊か出るのかも。（妄想）
期待しましょう。
『冥途・旅順入城式』は岩波で読めますからね・・・。
私は「文藝文庫」ならではのセレクションを楽しみにしてます。
〈随筆〉が全二巻で、そのあとに〈小説〉が何冊か出るのかも。（妄想）
期待しましょう。
328 ：吾輩は名無しである：01/12/12 21:20
>>325
ほんと、超のどか～。
過疎なのは悲しいけど、荒れるよりはｲｲかも･･･。
>>322
文藝文庫、やっと出ますか。
学生時代、たっかーい文藝文庫買うたびに、
おまけ（？）のはがきでお願いを出してた甲斐があったか?!。
一度、丁寧なお返事と当時の目録を送ってもらたことあるYO！
ほんと、超のどか～。
過疎なのは悲しいけど、荒れるよりはｲｲかも･･･。
>>322
文藝文庫、やっと出ますか。
学生時代、たっかーい文藝文庫買うたびに、
おまけ（？）のはがきでお願いを出してた甲斐があったか?!。
一度、丁寧なお返事と当時の目録を送ってもらたことあるYO！
330 ：吾輩は名無しである：01/12/13 15:08
百閒の「呪い」といってもヒマラヤ山系こと平山三郎氏は長生きでしたね。
あと質問３つ。
（１）百閒が法政時代予科の学生を連れて神楽坂で遊びまわり、その教え子たちが
主に「まあだ会」の人々ですが、大島渚の脚本家（忘れた）が文庫後書きで、
学生に芸者遊びを手ほどきしてやっていたということを書いていたが本当ですか。
本当ならソースも教えてください。
（２）百閒の伝記を書いている国文学者はいるのですか。
（３）文藝文庫の編者と後書きは誰ですか。以上教えてください。
あと質問３つ。
（１）百閒が法政時代予科の学生を連れて神楽坂で遊びまわり、その教え子たちが
主に「まあだ会」の人々ですが、大島渚の脚本家（忘れた）が文庫後書きで、
学生に芸者遊びを手ほどきしてやっていたということを書いていたが本当ですか。
本当ならソースも教えてください。
（２）百閒の伝記を書いている国文学者はいるのですか。
（３）文藝文庫の編者と後書きは誰ですか。以上教えてください。
331 ：かをる＠半可通：01/12/13 18:07
332 ：贋作・吾輩は名無しである：01/12/16 22:34
講談社文藝文庫発売記念age
>>326
漏れはマカーなので「ケン」の字が出ないんです。
>>330
（2）伝記ではありませんが、日本文学の研究者なら
内田道雄の他に酒井英行、真杉秀樹という人が
百間関連の著作を出してます。学生さんですか？
>>326
漏れはマカーなので「ケン」の字が出ないんです。
>>330
（2）伝記ではありませんが、日本文学の研究者なら
内田道雄の他に酒井英行、真杉秀樹という人が
百間関連の著作を出してます。学生さんですか？
333 ：吾輩は名無しである：01/12/16 22:46
「内田百閒と私」（ 中村武志著）が岩波書店の同時代ライブラリー
が出てるけど、これは評伝というより回顧録かな？
が出てるけど、これは評伝というより回顧録かな？
>>334
あの世界に無理矢理解釈つけて「実はこういう意味です」とかやって
も面白くなりそうもないしなー。でも、あえてやるならフロイト持っ
てきて深層心理だの無意識だの、みたいに論じるしかないんでしょう
かねー？
あの世界に無理矢理解釈つけて「実はこういう意味です」とかやって
も面白くなりそうもないしなー。でも、あえてやるならフロイト持っ
てきて深層心理だの無意識だの、みたいに論じるしかないんでしょう
かねー？
>>335
あとはテクストの表面に現われたアナロジーを解読するとか、
表現や文体の効果を考察するとか、ですかねぇ・・・。
でもけっきょく印象批評になってしまうんじゃ？
ほかはちょっと思いつかないですけどね。
あとはテクストの表面に現われたアナロジーを解読するとか、
表現や文体の効果を考察するとか、ですかねぇ・・・。
でもけっきょく印象批評になってしまうんじゃ？
ほかはちょっと思いつかないですけどね。
337 ：吾輩は名無しである：01/12/17 00:13
そういえば都市論が流行した時、百閒の「東京日記」はその手の
アプローチの対象にならなかったんだろうか？
…それはそうと、ここはsage進行でなければいけないの？
アプローチの対象にならなかったんだろうか？
…それはそうと、ここはsage進行でなければいけないの？
テクスト受容の問題などの考察は可能かな？
どのように”百閒”が読まれてきたかを歴史的に追いかけていくというような・・・。
ものすごく労力と根気が要りそうですがね。
どのように”百閒”が読まれてきたかを歴史的に追いかけていくというような・・・。
ものすごく労力と根気が要りそうですがね。
>>337
＞…それはそうと、ここはsage進行でなければいけないの？
そんなことはないのでは？
筑摩書房の国語の教科書には百閒の文章が載ってるんですね。
学校ではどんな”指導”をしているのだろう、気になる。
＞…それはそうと、ここはsage進行でなければいけないの？
そんなことはないのでは？
筑摩書房の国語の教科書には百閒の文章が載ってるんですね。
学校ではどんな”指導”をしているのだろう、気になる。
340 ：文責：名無しさん：01/12/18 13:30
確信はないんだけど気付いたことをとりあえず報告。
引用による変化ってゆうか。
百閒：サラサーテ、山高帽子etc ←（カバー）山本直樹：「眠り姫」（漫画）
↑（自己解釈）
鈴木清順：「チゴイネルワイゼン」（映画）
↑（冒頭部を引用？）
高橋葉介：「夢幻紳士（ネムキ連載版のある１話）」（漫画）
↑（元ネタ？）
京極夏彦：「狂骨の夢」（小説）
↑（冒頭部を引用？）
冬目景：「サイレンの鳴る海（短編。未単行本化）」（漫画）
まだいくらでもありそう。とりあえず読んでみて確認して下さい。
･･･「サイレン」のタイトルは中也からなんだけどね。
引用による変化ってゆうか。
百閒：サラサーテ、山高帽子etc ←（カバー）山本直樹：「眠り姫」（漫画）
↑（自己解釈）
鈴木清順：「チゴイネルワイゼン」（映画）
↑（冒頭部を引用？）
高橋葉介：「夢幻紳士（ネムキ連載版のある１話）」（漫画）
↑（元ネタ？）
京極夏彦：「狂骨の夢」（小説）
↑（冒頭部を引用？）
冬目景：「サイレンの鳴る海（短編。未単行本化）」（漫画）
まだいくらでもありそう。とりあえず読んでみて確認して下さい。
･･･「サイレン」のタイトルは中也からなんだけどね。
342 ：吾輩は名無しである：01/12/21 00:42
>341
山本直樹について
以前どっかのインタビューで、
本当に描きたいのは内田百間の小説みたいな漫画だっていってましたね。
「フラグメンツ」シリーズは、直接の引用は見られないけど、
『冥途』などに通じるテイストを醸し出してます。
「のんきな姉さん」のラストの花火は
「花火」→「ツィゴイネルワイゼン」からの引用かなあ？
山本直樹について
以前どっかのインタビューで、
本当に描きたいのは内田百間の小説みたいな漫画だっていってましたね。
「フラグメンツ」シリーズは、直接の引用は見られないけど、
『冥途』などに通じるテイストを醸し出してます。
「のんきな姉さん」のラストの花火は
「花火」→「ツィゴイネルワイゼン」からの引用かなあ？
343 ：吾輩は名無しである：01/12/28 13:44
もういくつ寝ると
まあだかいage
まあだかいage
345 ：吾輩は名無しである：01/12/29 02:21
近くて遠い、
百閒ってそんな作家、
クリエイティブ系にファンが多いみたいね、
でも、触るとちがうものに変ってしまう、
ある意味アンタッチャブル、
百閒ってそんな作家、
クリエイティブ系にファンが多いみたいね、
でも、触るとちがうものに変ってしまう、
ある意味アンタッチャブル、
なるほど、まさに「諸刃の剣」w。>345
まあ素人は「まあだだよ」でも観てなさいってこった。
…って事ですか？
まあ素人は「まあだだよ」でも観てなさいってこった。
…って事ですか？
347 ：吾輩は名無しである：01/12/31 09:54
まあだだよはﾑｶついた。しかしなぜ「引用」と？
ﾊﾟｸﾘでなくて？
ﾊﾟｸﾘでなくて？
黒沢の撮影現場の宴会はあんな風なんだって。
やっぱりフォークダンス踊ったりしたらしい。
百鬼園贔屓は無視だな、あの映画は。
やっぱりフォークダンス踊ったりしたらしい。
百鬼園贔屓は無視だな、あの映画は。
349 ：吾輩は名無しである：01/12/31 19:30
「まあだだよ」
何故に所ジョージ？
必然性まるで見出せず。
何故に所ジョージ？
必然性まるで見出せず。
>>349
・・・はっきり言ってミス・キャストでしたね、あれは。
・・・はっきり言ってミス・キャストでしたね、あれは。
351 ：吾輩は名無しである：02/01/07 02:57
age
352 ：吾輩は名無しである：02/01/07 03:25
「まあだだよ」、テレビで見かけたが、最後まで見なかったなぁ。
そういや。
どんな内容だったかも覚えてなかったり。
そういや。
どんな内容だったかも覚えてなかったり。
353 ：吾輩は名無しである：02/01/07 07:26
「黒澤は裸の王様になっている」と酷評されたのもこの時期だった。
354 ：吾輩は名無しである：02/01/07 11:24
百閒を借金の文字りだと思ってた漱石夫人マンセー
所ジョージが百閒先生役だというのならともかく、弟子役ぐらいやった
っていいぢゃないか…。
っていいぢゃないか…。
黒澤は所とか寺尾聡なんかをずいぶん買ってたらしいね。あとリチャード・
ギアも…素人衆にはよくわからんですたい。
ギアも…素人衆にはよくわからんですたい。
テレビ見ると、CMとの区別がつかなくなるんですけど。
358 ：吾輩は名無しである：02/01/07 18:55
黒澤も晩年は甘くなりました。
もっとも三船と分かれた後はどれもあまり面白くないですが。
「まあだだよ」の写真集で黒澤が語っていましたが、
百閒と法政の弟子の交流に感動したので、
自分の遺言状のつもりで撮ったようですね。
もっとも三船と分かれた後はどれもあまり面白くないですが。
「まあだだよ」の写真集で黒澤が語っていましたが、
百閒と法政の弟子の交流に感動したので、
自分の遺言状のつもりで撮ったようですね。
359 ：吾輩は名無しである：02/01/07 21:22
燃えて萌えた・・・哀切なる長春香悼みage
360 ：吾輩は名無しである：02/01/09 01:26
つかさ、２月に新潮文庫で随筆集が出るんだけど、
別に講談社文芸文庫で出たからってライバル心を燃やさなくてもイイのにね・・・
そりゃ安い値段で手にはいるのは嬉しいけどさ、
絶対数の少ない漁場を争うようなことをしないで、
もっと文庫化するような（別に百鬼園先生をバカにしているわけではなく）
作品がたくさんあるはずだと思うけど・・・
新潮文庫が出すなら、旺文社が撤退したとき、あるいは福武が撤退したとき、
いやいや、それ以前に出してなきゃおかしいよ・・・
別に講談社文芸文庫で出たからってライバル心を燃やさなくてもイイのにね・・・
そりゃ安い値段で手にはいるのは嬉しいけどさ、
絶対数の少ない漁場を争うようなことをしないで、
もっと文庫化するような（別に百鬼園先生をバカにしているわけではなく）
作品がたくさんあるはずだと思うけど・・・
新潮文庫が出すなら、旺文社が撤退したとき、あるいは福武が撤退したとき、
いやいや、それ以前に出してなきゃおかしいよ・・・
361 ：吾輩は名無しである：02/01/09 01:53
つげ義春を文庫化したようなものだよ。
他所の業績を横取りするだけしか能がない
出版界の巨人です＜新潮社
他所の業績を横取りするだけしか能がない
出版界の巨人です＜新潮社
362 ：吾輩は名無しである：02/01/09 02:30
ま、いいじゃん
>>360
新潮文庫でも百閒が読めるようになりますか・・・。
昔は新潮からも出てたんですよね、たしか。
何はともあれうれしいねぇ。
>>361
織田作之助も同じようなパターンですね。＞横取り
もっとも新潮文庫版は買いませんでしたが（笑）。
新潮文庫でも百閒が読めるようになりますか・・・。
昔は新潮からも出てたんですよね、たしか。
何はともあれうれしいねぇ。
>>361
織田作之助も同じようなパターンですね。＞横取り
もっとも新潮文庫版は買いませんでしたが（笑）。
364 ：吾輩は名無しである：02/01/09 17:52
新潮文庫は昔、数冊の百閒随筆集を出していましたね。
ともあれ嬉しいことです。
あと新潮の昭和文学の作家別の百閒写真集はいいですね。
旺文社の写真集とともに宝物です。
ともあれ嬉しいことです。
あと新潮の昭和文学の作家別の百閒写真集はいいですね。
旺文社の写真集とともに宝物です。
ヤフーオークションで、幻の人気商品、発見！！！
今は無き「コピーガードキャンセラー」↓
http://page5.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/e5292701
ヤフーオークション内では、現在、このオークション
の話題で、持ちきりです。
366 ：吾輩は名無しである：02/01/09 19:11
百閒先生好きだ。
「御馳走帖」は宝物。
何度引っ越してももってゆく。
「御馳走帖」は宝物。
何度引っ越してももってゆく。
>>364
私もその二冊は宝物です。あと黒沢明の「まあだだよ」の絵コンテ集
には、百鬼園先生の写真（上の二冊には載っていないもの）が沢山
載せられてて、これも宝物です。
旺文社の写真集は、すごーく高かったけど古本屋で見つけたときは
本当に嬉しかったですよ～。
私もその二冊は宝物です。あと黒沢明の「まあだだよ」の絵コンテ集
には、百鬼園先生の写真（上の二冊には載っていないもの）が沢山
載せられてて、これも宝物です。
旺文社の写真集は、すごーく高かったけど古本屋で見つけたときは
本当に嬉しかったですよ～。
368 ：吾輩は名無しである：02/01/09 23:53
おからが好物だったって本当ですか？ 百閒先生。
369 ：吾輩は名無しである：02/01/09 23:57
内田百閒が亡くなった時、誰だったか、弟子に当たる人が書いていたことを
思い出した。
「今朝になって内田百閒先生が死んだと知らせがあった。急に死なれても
困る。こっちにだって都合というものがあるのだ。放っておくことにする」
勿論、直接的な意味で書いていることではないのだが、
こういう師弟関係っていいなあと思った。
思い出した。
「今朝になって内田百閒先生が死んだと知らせがあった。急に死なれても
困る。こっちにだって都合というものがあるのだ。放っておくことにする」
勿論、直接的な意味で書いていることではないのだが、
こういう師弟関係っていいなあと思った。
>>368
本当です。「おからでシヤムパン」という題の随筆もあるくらいです。
おからとシャンパンが合うらしい。
味をつけないおからに、銀杏も混ぜたり、レモンをしぼりかけたり
していたそうですけど、想像するとちょっと美味しそうかも。
本当です。「おからでシヤムパン」という題の随筆もあるくらいです。
おからとシャンパンが合うらしい。
味をつけないおからに、銀杏も混ぜたり、レモンをしぼりかけたり
していたそうですけど、想像するとちょっと美味しそうかも。
371 ：368：02/01/10 00:26
372 ：370：02/01/10 00:55
>>371
どういたしまして。
一度は作って食べてみたいと思うんですけど、生のおからって
あんまり見かけませんよね。百鬼園先生はお豆腐屋さんに分けて
もらってたようですけど、現在でもそういうのアリなんでしょう
かねー？
でも、お豆腐屋さん行って「おから有りますか？」って聞くの
勇気がいりますよね（w
どういたしまして。
一度は作って食べてみたいと思うんですけど、生のおからって
あんまり見かけませんよね。百鬼園先生はお豆腐屋さんに分けて
もらってたようですけど、現在でもそういうのアリなんでしょう
かねー？
でも、お豆腐屋さん行って「おから有りますか？」って聞くの
勇気がいりますよね（w
373 ：368：02/01/10 01:08
え！おからって分けてもらえるんですか？今度勇気を出して
近所のお豆腐屋さんに聞いてみます。ありがとうです。
おから、毎日食されていた時期があったようですよ。主治医の
お言い付けで、目的は体重を減らすためだったと記憶しています。
都合のいいことにおから好きだったので、毎日喜んで食べたと
いうような内容の随筆がありました。
近所のお豆腐屋さんに聞いてみます。ありがとうです。
おから、毎日食されていた時期があったようですよ。主治医の
お言い付けで、目的は体重を減らすためだったと記憶しています。
都合のいいことにおから好きだったので、毎日喜んで食べたと
いうような内容の随筆がありました。
375 ：368：02/01/10 01:31
>>374 ダイエット食だったんですか、おから。百閒先生って痩せてる
イメージがあったのになあ。意外です。しかし私たち、全然百閒先生の
文学について語ってないですね。おからの話ばっかりで。いいんでしょうか。
でも、おいしそうだから今度食べてみますね、おからにレモンかけて。
それじゃ、どうもでした。
イメージがあったのになあ。意外です。しかし私たち、全然百閒先生の
文学について語ってないですね。おからの話ばっかりで。いいんでしょうか。
でも、おいしそうだから今度食べてみますね、おからにレモンかけて。
それじゃ、どうもでした。
376 ：かをる＠半可通：02/01/10 16:57
「おからでシャムパン」は『百閒随筆Ⅱ』（講談社文芸文庫）收録ですよ。
377 ：吾輩は名無しである：02/01/10 17:27
内田百閒。ナイス
378 ：祭り報告：02/01/10 17:31
今ペット大嫌い板http://tmp.2ch.net/cat/index.htmlで（ ● ）_（ ● ）が大暴れしています。
みなさんも是非（ ● ）_（ ● ）を付けてスレ立ててください。
みんなであの最悪板を制圧して潰しましょう！
みなさんも是非（ ● ）_（ ● ）を付けてスレ立ててください。
みんなであの最悪板を制圧して潰しましょう！
379 ：吾輩は名無しである：02/01/10 21:19
戦中の日記を読んでも､とにかく酒の調達に腐心している。
喰えないオヤジだね。
喰えないオヤジだね。
380 ：吾輩は名無しである：02/01/10 21:27
帰るための電車賃しか持ち合わせがないのに、
空腹に耐え切れず、洋食屋に飛び込み一番安いカレーを注文してしまう、
で、遠い距離をとぼとぼ歩いて帰った。
そんなん、なかったっけ？
空腹に耐え切れず、洋食屋に飛び込み一番安いカレーを注文してしまう、
で、遠い距離をとぼとぼ歩いて帰った。
そんなん、なかったっけ？
>>375
昨日はおからの話ばっかりでしたね（w 楽しかったです。
>>379
「百鬼園の手紙」を読むと、戦中の中村武志さんへの手紙は、お酒の調達の
お願いか、そのお礼ばっかり（w
読んでると、「甘えるのもいいかげんしろ！」と言いたくなってきます（w
昨日はおからの話ばっかりでしたね（w 楽しかったです。
>>379
「百鬼園の手紙」を読むと、戦中の中村武志さんへの手紙は、お酒の調達の
お願いか、そのお礼ばっかり（w
読んでると、「甘えるのもいいかげんしろ！」と言いたくなってきます（w
382 ：吾輩は名無しである：02/01/10 22:25
因業爺百鬼園ﾏﾝｾｰ
383 ：379：02/01/10 22:28
385 ：379：02/01/12 18:20
>>384
酔っ払って傍らにいる宮城検校に、「春の海｣をダラダラと
弾いて聴かせて困らせている・・・かも？（w
「居候怱々｣が、妙な感じで未完に終わったのは惜しい。
谷中画伯の絵と相俟って､ユーモアと鬱屈との混じり具合が印象的だった。
個人的には、吉田健一とならぶ「特異なスタイリスト」という感じ。
酔っ払って傍らにいる宮城検校に、「春の海｣をダラダラと
弾いて聴かせて困らせている・・・かも？（w
「居候怱々｣が、妙な感じで未完に終わったのは惜しい。
谷中画伯の絵と相俟って､ユーモアと鬱屈との混じり具合が印象的だった。
個人的には、吉田健一とならぶ「特異なスタイリスト」という感じ。
>>385
いやいや、一緒に酔っ払って五段砧とか弾き較べてたりするかも（w
「居候匆々」は、お話よりも谷中画伯の版画が好きです。とくに
ネコラツの絵。スキャナで読み込んでプリントして飾ってたり（w
吉田健一は読んだ事ないです。私の読書遍歴すごい偏ってるかも。
いやいや、一緒に酔っ払って五段砧とか弾き較べてたりするかも（w
「居候匆々」は、お話よりも谷中画伯の版画が好きです。とくに
ネコラツの絵。スキャナで読み込んでプリントして飾ってたり（w
吉田健一は読んだ事ないです。私の読書遍歴すごい偏ってるかも。
387 ：吾輩は名無しである：02/01/14 06:03
はいはいageますよ。
今日古書店で読み逃してた百閒を購入した折に、福武も潰れてこのまま
マイナーな作家は読まれなく為って仕舞うのか知らん、というような愚痴をこぼしたら
どうして、百閒は若い人に大人気なんだそうな。其れでも売ってないんだから
人気と云ってもたかが知れるが、一体どういう訳で若者に受けてるのか
一寸不思議に思った。とはいうものの漏れも25
今日古書店で読み逃してた百閒を購入した折に、福武も潰れてこのまま
マイナーな作家は読まれなく為って仕舞うのか知らん、というような愚痴をこぼしたら
どうして、百閒は若い人に大人気なんだそうな。其れでも売ってないんだから
人気と云ってもたかが知れるが、一体どういう訳で若者に受けてるのか
一寸不思議に思った。とはいうものの漏れも25
388 ：吾輩は名無しである：02/01/16 16:17
ホラーブーム（って、もう終わっているかもしれないけど）の流れで
受けているということはない？
受けているということはない？
389 ：吾輩は名無しである：02/01/16 18:58
おからうってるよ～、スーパーで。
両手にいっぱいくらいで７０～８０円。
いたみやすいので春夏はないね、秋冬のみ。
おからにレモンはやった事ないです、今度やってみます。蒸し返しでごめんなさいね。
両手にいっぱいくらいで７０～８０円。
いたみやすいので春夏はないね、秋冬のみ。
おからにレモンはやった事ないです、今度やってみます。蒸し返しでごめんなさいね。
390 ：しかし：02/01/16 21:17
「日没閉門｣にて氏ぬなんて・・・できすぎだ。
391 ：吾輩は名無しである：02/01/19 00:59
このスレで知った『ノラや』を読んでみました。
最初のうちは、先生泣きすぎー！ と声を出して
笑いながら読んでいたのですが、「クルやお前か」
「泣き虫」のあたりで私も号泣してしまいました。
最初のうちは、先生泣きすぎー！ と声を出して
笑いながら読んでいたのですが、「クルやお前か」
「泣き虫」のあたりで私も号泣してしまいました。
392 ：吾輩は名無しである：02/01/19 01:17
ラ・ピオッジャ！（ビッツ）
393 ：370：02/01/19 20:36
このスレって何人くらい見てるんでしょう？
点呼でもしてみたり。てわけで、壱。
点呼でもしてみたり。てわけで、壱。
394 ：かをる＠半可通：02/01/19 20:42
弐
395 ：贋作・吾輩は名無しである：02/01/19 22:16
さん。
ところで、「相剋記」恐くねぇ?
ところで、「相剋記」恐くねぇ?
396 ：吾輩は名無しである：02/01/19 22:29
４
397 ：370：02/01/19 22:57
398 ：吾輩は名無しである：02/01/19 23:11
５ってドイツ語でなんだっけ？
399 ：吾輩は名無しである：02/01/20 00:56
400 ：吾輩は名無しである：02/01/20 05:17
フェンフ
かな？なんかカートヴォガネットの作品に出てきたような。
かな？なんかカートヴォガネットの作品に出てきたような。
401 ：吾輩は名無しである：02/01/20 05:20
>>384中野のお寺
金剛寺ですね。私も行って拝んできたことがあります。
住職が教え子で英語の教授だった剛山（かたやま）先生でした。
まあだ会で拝んでいるのが写真集にありましたね。
あと確か金剛寺にある遺骨は全部ではなく一部だったと思います。
そういえば関係ないですが法政ラグビー部の監督も四谷の笹寺の和尚でしたね。
金剛寺ですね。私も行って拝んできたことがあります。
住職が教え子で英語の教授だった剛山（かたやま）先生でした。
まあだ会で拝んでいるのが写真集にありましたね。
あと確か金剛寺にある遺骨は全部ではなく一部だったと思います。
そういえば関係ないですが法政ラグビー部の監督も四谷の笹寺の和尚でしたね。
402 ：307：02/01/20 09:26
403 ：吾輩は名無しである：02/01/21 00:07
東京日記ﾏﾝｾｰage
404 ：吾輩は名無しである：02/01/21 08:51
★１０ページ未満の傑作★スレで「件」を紹介したら、
たいそう喜んでもらえて、うれしかったです。
たいそう喜んでもらえて、うれしかったです。
405 ：吾輩は名無しである：02/01/21 14:23
６
406 ：吾輩は名無しである：02/01/22 23:18
戦後日記って、読んだ人いる？
407 ：6：02/01/22 23:47
今六人か・・あと一人
１・・百鬼園
２・・フォン・ジャリバー
３・・カッパ入道
４・・土手之都勾当
５・・志道山人
６・・志保屋栄造
７・・百閒
１・・百鬼園
２・・フォン・ジャリバー
３・・カッパ入道
４・・土手之都勾当
５・・志道山人
６・・志保屋栄造
７・・百閒
408 ：370：02/01/23 00:19
409 ：かをる＠半可通：02/01/23 01:19
新潮カセット文庫の「阿呆列車」
悪くは無いんだけど 他に誰か？
う～ん。笠智衆も志村喬も鬼籍入りだし…。
悪くは無いんだけど 他に誰か？
う～ん。笠智衆も志村喬も鬼籍入りだし…。
411 ：吾輩は名無しである：02/01/23 22:47
講談社の全集は旧仮名遣ひでせうか？
ご存知の方は教へて下さひ。
ご存知の方は教へて下さひ。
412 ：吾輩は名無しである：02/01/24 02:05
全く関係ないんですが、百閒文学賞の受賞作決まりましたね。
413 ：吾輩は名無しである：02/01/24 13:02
414 ：mannary：02/01/24 21:38
411
旧仮名です。
ばらばらで購入したら1冊1500円程度でした。
福武の全集のほうが相場は高いです。
旧仮名です。
ばらばらで購入したら1冊1500円程度でした。
福武の全集のほうが相場は高いです。
8
416 ：吾輩は名無しである：02/01/25 21:55
9人目。
講談社の全集を5年前に7万円ぐらいで購入したけれど、
福武書店の全集って今いくらくらいかなあー。
講談社の全集を5年前に7万円ぐらいで購入したけれど、
福武書店の全集って今いくらくらいかなあー。
私も混ぜてください、10！
418 ：吾輩は名無しである：02/01/26 00:34
出席とってんの？ ９ 「柳検校の小閑」今度はこれを映画化してほすぃーage
419 ：吾輩は名無しである：02/01/26 01:48
10 どの本だったか忘れたが百間先生の子供時代の思い出で、
貧しい友達が家で食事しているのをのぞき見していたら、
油揚げを網で焼いてそのジュー ジューいっているのに醤油をかけて食っていて、
その友達が「おかん、これうまいなう」と言ったのを聞いて、
帰って 家の人に作ってもらって食ったらヒジョーにうまかったと言う話があって
俺もまねして食ってみたらヒジョーにうまかったよ。ネギをはさむのを忘れずにね。
貧しい友達が家で食事しているのをのぞき見していたら、
油揚げを網で焼いてそのジュー ジューいっているのに醤油をかけて食っていて、
その友達が「おかん、これうまいなう」と言ったのを聞いて、
帰って 家の人に作ってもらって食ったらヒジョーにうまかったと言う話があって
俺もまねして食ってみたらヒジョーにうまかったよ。ネギをはさむのを忘れずにね。
420 ：吾輩は名無しである：02/01/26 05:17
421 ：吾輩は名無しである：02/01/26 05:24
名前が如何にも純文っぽい割に、消防でも読める文章だから。
422 ：吾輩は名無しである：02/01/26 08:47
423 ：吾輩は名無しである：02/01/26 14:29
友達の家の食事をのぞき見している百間先生、
好きです。
好きです。
424 ：吾輩は名無しである：02/01/26 17:37
オ数ノ名前ヲ知レルハ貧乏人也
オイシイ物シカタベヌハ外道也
オイシクナイ物ヲ好ムハナホ外道也
オイシイ物シカタベヌハ外道也
オイシクナイ物ヲ好ムハナホ外道也
425 ：370：02/01/26 21:55
426 ：吾輩は名無しである：02/01/26 22:33
川上弘美さん効果で、短篇を何本か読んでみました。
謎を残したまま終わるところなどは、
カフカの短篇に通ずるものがあるなと思いました。
以上。
謎を残したまま終わるところなどは、
カフカの短篇に通ずるものがあるなと思いました。
以上。
427 ：吾輩は名無しである：02/01/26 23:25
えーと、酒ネタでいこうかな・・・
「国産の｣シャムパンとは、今で言うとスパークリング・ワインだね（w
さて、彼が飲んだ「本場の｣シャムパンの銘柄は、いったい何なんだろう？
「国産の｣シャムパンとは、今で言うとスパークリング・ワインだね（w
さて、彼が飲んだ「本場の｣シャムパンの銘柄は、いったい何なんだろう？
428 ：贋作・吾輩は名無しである：02/01/29 00:11
講談社の全集、この前自由が丘の南口の青山ブックセンターの前の古本屋で見た。
金額は忘れたけど、買っていいかと思う値段だった。俺はあるから買わないけど。
金額は忘れたけど、買っていいかと思う値段だった。俺はあるから買わないけど。
429 ： ：02/01/29 05:52
百閒さんみたいにただ電車に乗ってﾋﾞｰﾙ飲んで
帰ってくるｵﾌやりたいなぁ・・・
と、独り言を言ってみる。
帰ってくるｵﾌやりたいなぁ・・・
と、独り言を言ってみる。
430 ：吾輩は名無しである：02/01/29 11:04
>>429
激しさを通りこして、すさまじく同意、とか言ってみる。
激しさを通りこして、すさまじく同意、とか言ってみる。
431 ：吾輩は名無しである：02/01/29 17:31
百閒は蒸気機関車が好きなので
電車や電気機関車では雰囲気がでませんぜ。
食堂車つきで、しかもボイは年季の入った
男でなくてはいかん。
誰か一人だけ百閒役で残りは全員、山系でないと
収集のつかないオフになりさうな気が……。
電車や電気機関車では雰囲気がでませんぜ。
食堂車つきで、しかもボイは年季の入った
男でなくてはいかん。
誰か一人だけ百閒役で残りは全員、山系でないと
収集のつかないオフになりさうな気が……。
432 ：贋作・吾輩は名無しである：02/01/29 19:36
じゃ、私は岡山駅で「そうだ。あれに違いない。あれにしよう。」という役で。
433 ：吾輩は名無しである：02/01/30 00:43
このスレ、全部、読んだ。
いいねぇ、しみじみ、いいねぇ。
目高で遠洋漁業したくなるねぇ。
いいねぇ、しみじみ、いいねぇ。
目高で遠洋漁業したくなるねぇ。
434 ：吾輩は名無しである：02/01/30 02:37
>>229 ：mojo hands ：2001/08/11(土) 21:38
> 「件」→くだん→九段→靖国神社→行くか？小泉
> 靖国神社境内を歩いていたら火事に遭遇し、
> 漱石の倅に会いに行くための列車に乗れず、
> 船に乗っちゃう話、なかったっけ？
去年の世相絡みのレスに対してで、すまん。
『見送り』に出て来た火事は、護国寺。
因みに、有楽町線護国寺駅は講談社のまんまえ。
> 「件」→くだん→九段→靖国神社→行くか？小泉
> 靖国神社境内を歩いていたら火事に遭遇し、
> 漱石の倅に会いに行くための列車に乗れず、
> 船に乗っちゃう話、なかったっけ？
去年の世相絡みのレスに対してで、すまん。
『見送り』に出て来た火事は、護国寺。
因みに、有楽町線護国寺駅は講談社のまんまえ。
435 ：429：02/01/30 07:31
＞430
良さそうでしょ？
やってみませんか？
と、言ってみる。
良さそうでしょ？
やってみませんか？
と、言ってみる。
436 ：吾輩は名無しである：02/01/30 14:09
437 ：吾輩は名無しである：02/01/30 14:47
山本夏彦さんが百閒先生は家僕みたいなもんだと
思ってた見送亭夢袋が「目白三平」で注目されたんで
嫉妬したって書いてたけど、ほんとのところは何で
嫌われたんでしょう。ちょっと可哀相だよな。
思ってた見送亭夢袋が「目白三平」で注目されたんで
嫉妬したって書いてたけど、ほんとのところは何で
嫌われたんでしょう。ちょっと可哀相だよな。
438 ：贋作・吾輩は名無しである：02/01/30 15:30
嫉妬したのは本当だろうと思うけど、
中村武志の書いたのを読めば、嫌われたというか、認められなかったのも無理はない。
百鬼園が嫌っていたとは思わないけど、俺は嫌い。
百鬼園のことを書いている文章うっとうしい。
中村武志の書いたのを読めば、嫌われたというか、認められなかったのも無理はない。
百鬼園が嫌っていたとは思わないけど、俺は嫌い。
百鬼園のことを書いている文章うっとうしい。
439 ：430（旧かなあやふや）：02/01/30 15:46
>>435
よろしいですねえ、と、激しくうなづいてみたりする。
しかし、この平成の御世に、
食堂車のある列車といへば、
「トワイライトエクスプレス」「北斗星」
「カシオペア」といつた、乗ることも難しいやうな、
豪華・長距離列車しかなく、
立席に近いビュッフェ車といへども、
東北新幹線のごく一部と、九州の特急「つばめ」にしか、
御座いません。如何いたしたものでせう、と、
困り顔などをしたりする。
よろしいですねえ、と、激しくうなづいてみたりする。
しかし、この平成の御世に、
食堂車のある列車といへば、
「トワイライトエクスプレス」「北斗星」
「カシオペア」といつた、乗ることも難しいやうな、
豪華・長距離列車しかなく、
立席に近いビュッフェ車といへども、
東北新幹線のごく一部と、九州の特急「つばめ」にしか、
御座いません。如何いたしたものでせう、と、
困り顔などをしたりする。
440 ：429：02/01/30 16:22
＞439
そうなんでつか・・・
思いつきで書いちゃったんで
なんも考えてませんでした・・・
最近ｵﾌ会ﾃﾞﾋﾞｭｰしたんで、
こんなのもおもしろいかなぁ・・・と。
そうなんでつか・・・
思いつきで書いちゃったんで
なんも考えてませんでした・・・
最近ｵﾌ会ﾃﾞﾋﾞｭｰしたんで、
こんなのもおもしろいかなぁ・・・と。
441 ：430（旧かなあやふや）：02/01/30 17:04
>>440
たとへば、横須賀線のやふな行つたり来たりできる、
近郊線の２等車（グリーン車）に乗つて、
車窓を眺めながら麦酒で乾杯をする、といふやうな、
楽しみ方も御座いますが。
ただ、周囲のお客様のご迷惑になるのではないかと、
それだけがちよつと心配であります、と、
アイデアを出したりする。
たとへば、横須賀線のやふな行つたり来たりできる、
近郊線の２等車（グリーン車）に乗つて、
車窓を眺めながら麦酒で乾杯をする、といふやうな、
楽しみ方も御座いますが。
ただ、周囲のお客様のご迷惑になるのではないかと、
それだけがちよつと心配であります、と、
アイデアを出したりする。
442 ：429：02/01/30 17:57
>441
昔、学校からの帰り道
総武快速 一般車両のﾎﾞｯｸｽ席で
ﾋﾞｰﾙ飲んだことあります（ｱｾ
空いてたんでついつい・・・（w
昔、学校からの帰り道
総武快速 一般車両のﾎﾞｯｸｽ席で
ﾋﾞｰﾙ飲んだことあります（ｱｾ
空いてたんでついつい・・・（w
443 ：吾輩は名無しである：02/01/30 19:42
ではどこかのステーション･ホテルで
一献といふことにしやうかと思ふ。
それには時間もさることながら
かなりの錬金術を駆使しなければならない。
面倒になつてきたから、とりあへずは
自宅でビールを飲んで済まさうか。
一献といふことにしやうかと思ふ。
それには時間もさることながら
かなりの錬金術を駆使しなければならない。
面倒になつてきたから、とりあへずは
自宅でビールを飲んで済まさうか。
444 ：430（旧かなあやふや）：02/01/30 23:04
>>443
ステーション･ホテルでは最近、
大広間でバイキング形式の食事を供するなど、
不況に打ち勝つため様々な企画をしておる由。
先日、東京ミレナリオをば見学せし帰途に、
偶然上記の情況に遭遇し、
精養軒じこみの味を堪能ゐたしました。
もしも今後、このやうなよきイベントがあれば、
すぐさまこのスレにて報告致す所存であります。
読者諸兄、錬金術の準備は怠りなきや？
「東京ステーションホテルホームページ」
http://www.tshl.co.jp/main_f.html
ステーション･ホテルでは最近、
大広間でバイキング形式の食事を供するなど、
不況に打ち勝つため様々な企画をしておる由。
先日、東京ミレナリオをば見学せし帰途に、
偶然上記の情況に遭遇し、
精養軒じこみの味を堪能ゐたしました。
もしも今後、このやうなよきイベントがあれば、
すぐさまこのスレにて報告致す所存であります。
読者諸兄、錬金術の準備は怠りなきや？
「東京ステーションホテルホームページ」
http://www.tshl.co.jp/main_f.html
445 ：吾輩は名無しである：02/02/01 10:50
車を呼んで、２等車に乗って、錬金術を駆使しに行くぞage
446 ：429：02/02/02 17:24
ﾜｸﾜｸ
447 ：吾輩は名無しである：02/02/07 00:07
花の時期に岡山あたりに旅行に行こうと謀っています。
まる１日は倉敷の大原美術館で目福する予定ですが、
残りは岡山で百鬼園先生ゆかりの地をたづねてみようかと思ってます。
とはいっても、百間川のほとりをぼんやり散歩とか･･･。
ほかに、旅人が訪れて迷惑でない百鬼園先生ゆかりの地があるでしょうか？
大手饅頭もぜひ食べてみたいのですが、まだ売ってるのかな？
まる１日は倉敷の大原美術館で目福する予定ですが、
残りは岡山で百鬼園先生ゆかりの地をたづねてみようかと思ってます。
とはいっても、百間川のほとりをぼんやり散歩とか･･･。
ほかに、旅人が訪れて迷惑でない百鬼園先生ゆかりの地があるでしょうか？
大手饅頭もぜひ食べてみたいのですが、まだ売ってるのかな？
448 ：吾輩は名無しである：02/02/08 13:34
新潮文庫の「百鬼園随筆」はオリジナルと同編集なのか。
450 ：吾輩は名無しである：02/02/09 05:47
新潮文庫、いつ出るの？旧かな？情報、もとむ。
451 ：吾輩は名無しである：02/02/09 05:49
それと「百鬼園随筆」しか出ないの？
452 ：吾輩は名無しである：02/02/09 15:45
休日向きのスレ、あげ。
453 ：吾輩は名無しである：02/02/09 19:58
「間抜けの実存に関する文献」と「実録、草平記」
ココロの奥深い処で何かが蠢くんだなあ。
川端や三島と比べてあのオヤジは誠実だ。
で、伝統は静かに受け継がれた。
淳之介、武大、小実昌
彼等の処々に百閒的な「誠実さ」が滲んでいるように思えるのじゃ。
ココロの奥深い処で何かが蠢くんだなあ。
川端や三島と比べてあのオヤジは誠実だ。
で、伝統は静かに受け継がれた。
淳之介、武大、小実昌
彼等の処々に百閒的な「誠実さ」が滲んでいるように思えるのじゃ。
454 ：吾輩は名無しである：02/02/09 22:48
＞４５３
その流れに、萌え～～。シブイ！
その流れに、萌え～～。シブイ！
455 ：ああ愉快：02/02/09 22:55
三流の下積み人間は好きだよな、こいつ
456 ：贋作・吾輩は名無しである：02/02/09 23:03
457 ：吾輩は名無しである：02/02/10 10:03
459 ：吾輩は名無しである：02/02/10 22:56
460 ：錯覚？いや確信！：02/02/10 23:10
>457,458
そのと～り！
ご指摘多射。
>456
ディテールよりも全体的な印象が....
つくりもの、あるいは神経過敏の妄想、とは思えないんよ。
集合無意識（ユング提唱）ってやっぱりあるのかな？って。
だとすればそれをイメージし易い言葉に変換したのかな？とか思うわけです。
「件」→「ポロポロ」
受け継がれてね～すか？
そのと～り！
ご指摘多射。
>456
ディテールよりも全体的な印象が....
つくりもの、あるいは神経過敏の妄想、とは思えないんよ。
集合無意識（ユング提唱）ってやっぱりあるのかな？って。
だとすればそれをイメージし易い言葉に変換したのかな？とか思うわけです。
「件」→「ポロポロ」
受け継がれてね～すか？
461 ：吾輩は名無しである：02/02/16 10:57
鉄道板にあった百閒スレッドが、倉庫落ちしちゃったよ～（悲）
462 ：吾輩は名無しである：02/02/17 00:40
<<459 でたらめ書くな。
て、２ちゃんだからいいのか？
て、２ちゃんだからいいのか？
463 ：吾輩は名無しである：02/02/17 00:41
>>459
まちげーた。２ちゃんだから、いいか。
まちげーた。２ちゃんだから、いいか。
464 ：吾輩は名無しである：02/02/19 21:03
どこかで既出か知れませぬが、私は「百鬼園日記帖」で気になることが・・・
謎の作品「瑪瑙」は矢張り空襲時に鳥達と共に焼失してしまったのでしょうか？
それとも先生手ずから、とっくの前に反古にされたりしたのでありますか？
あるいは「青炎抄」中の「二本榎」が「瑪瑙」の改訂版なのでありましょうか？
ついでに「たよ」とは一体何のことなのか？
ご存知の向きは是非共御教授被下度願い上げ申します。
謎の作品「瑪瑙」は矢張り空襲時に鳥達と共に焼失してしまったのでしょうか？
それとも先生手ずから、とっくの前に反古にされたりしたのでありますか？
あるいは「青炎抄」中の「二本榎」が「瑪瑙」の改訂版なのでありましょうか？
ついでに「たよ」とは一体何のことなのか？
ご存知の向きは是非共御教授被下度願い上げ申します。
465 ：吾輩は名無しである：02/02/21 22:41
樗牛全集の第七巻age
466 ：吾輩は名無しである：02/02/21 23:46
＞339
国語教科書、所持しております。筑摩書房の「新編国語Ⅱ」というやつです。
一九九六年一月一五日 印刷
一九九六年一月二十日 印刷
装幀 イワサキ・ミツル
６６頁目から７１頁の間が「冥途」（現代仮名遣い＆略字体採用・・・落涙）
私のクラスでは漢字小テスト（腰掛、空耳、源、影絵、団欒、障子、親指、蜂、筒、強情、暗闇、百閒）
および感想文（数行の物を全員音読）をやらさされました。
国語教師は、こういう難解な物は国語嫌いを加速する虞ありとして翌年から筑摩教科書を廃してしまった。
それゆえ高３からいきなり他社のになった・・・「こころ」が這入ってたから許すけど。
国語教科書、所持しております。筑摩書房の「新編国語Ⅱ」というやつです。
一九九六年一月一五日 印刷
一九九六年一月二十日 印刷
装幀 イワサキ・ミツル
６６頁目から７１頁の間が「冥途」（現代仮名遣い＆略字体採用・・・落涙）
私のクラスでは漢字小テスト（腰掛、空耳、源、影絵、団欒、障子、親指、蜂、筒、強情、暗闇、百閒）
および感想文（数行の物を全員音読）をやらさされました。
国語教師は、こういう難解な物は国語嫌いを加速する虞ありとして翌年から筑摩教科書を廃してしまった。
それゆえ高３からいきなり他社のになった・・・「こころ」が這入ってたから許すけど。
>>466
な～るほど、詳細なレポートありがとうございます。
とくに漢字テストで”百閒”なんて最高！（笑）
＞国語教師は、こういう難解な物は国語嫌いを加速する虞ありとして
＞翌年から筑摩教科書を廃してしまった。
舊字舊假名の文章でもないのに〈難解〉はないもんですねぇ。
単純に先生が教えにくいだけちゃうんかと…。
「感想文」の強制のほうが、よっぽど害なんじゃないかと…。
ところで筑摩書房の教科書って、他社のものと比較して難しいんですか？
私も高校の国語の教科書はちくまだったんですけど。
面白い文章が多くて好きでした。…私のちくまびいきはそこからですね。
スレ違いにつきsage。
な～るほど、詳細なレポートありがとうございます。
とくに漢字テストで”百閒”なんて最高！（笑）
＞国語教師は、こういう難解な物は国語嫌いを加速する虞ありとして
＞翌年から筑摩教科書を廃してしまった。
舊字舊假名の文章でもないのに〈難解〉はないもんですねぇ。
単純に先生が教えにくいだけちゃうんかと…。
「感想文」の強制のほうが、よっぽど害なんじゃないかと…。
ところで筑摩書房の教科書って、他社のものと比較して難しいんですか？
私も高校の国語の教科書はちくまだったんですけど。
面白い文章が多くて好きでした。…私のちくまびいきはそこからですね。
スレ違いにつきsage。
はじめまして。百閒は大好きです。阿川弘之の文章から知り、のめりこみました。
阿川弘之が何度か、百閒先生の文章は実に心が砕かれていて、悪文を読んだ後の口直しと言っては失礼だが
読むとすっとする。私にとっての良薬であり、常備している。と書いてました。
わたしもどうように、福武の文庫と全集をそろえて、ちょっと旅行に行く時でも何冊かを
かばんに入れています。
良い場所をみつけました。よろしくお願いします。
阿川弘之が何度か、百閒先生の文章は実に心が砕かれていて、悪文を読んだ後の口直しと言っては失礼だが
読むとすっとする。私にとっての良薬であり、常備している。と書いてました。
わたしもどうように、福武の文庫と全集をそろえて、ちょっと旅行に行く時でも何冊かを
かばんに入れています。
良い場所をみつけました。よろしくお願いします。
469 ：吾輩は名無しである：02/02/22 16:08
文芸春秋あげ
470 ：４６６：02/02/22 18:19
すみません。訂正いたします。
罰→一九九六年一月二十日 印刷
丸→一九九六年一月二十日 発行
頓首
罰→一九九六年一月二十日 印刷
丸→一九九六年一月二十日 発行
頓首
471 ：吾輩は名無しである：02/02/25 18:32
「戀日記」読むと先生は女学生時代の奥方（清子さん）を「キーキーサン」と呼んでいる。
実際の会話でもその通りに呼んでいたらしい。
結婚後にはどう呼んでいたのだろうか。まさかいきなり「おい、町子！」なんてことは無いだろうと思うが。
実際の会話でもその通りに呼んでいたらしい。
結婚後にはどう呼んでいたのだろうか。まさかいきなり「おい、町子！」なんてことは無いだろうと思うが。
472 ：かをる＠半可通：02/03/01 01:10
新潮文庫版『百鬼園随筆』って、もう出てます？
昨日書店に行ったんだけど、なかったなぁ。
昨日書店に行ったんだけど、なかったなぁ。
473 ：吾輩は名無しである：02/03/01 01:13
26日だな、確か。
475 ：吾輩は名無しである：02/03/01 11:54
延期なのか中止なのか？
476 ：459：02/03/06 14:20
上で嘘つきよばわりされたのですが、
それは「旧かな」の部分だったのだろうか。
それはともかく、本当に新潮文庫、出ませんね。
こんな事なら、この前古書店で見つけた旺文社文庫版を買っていたのに。
先日、改めて行ったら売り切れていました。がっかりだ、新潮。
それは「旧かな」の部分だったのだろうか。
それはともかく、本当に新潮文庫、出ませんね。
こんな事なら、この前古書店で見つけた旺文社文庫版を買っていたのに。
先日、改めて行ったら売り切れていました。がっかりだ、新潮。
477 ：吾輩は名無しである：02/03/06 23:12
マジに新潮社ｶﾞｶｰﾘ．
講談社文芸文庫のせいか．
講談社文芸文庫のせいか．
うそつき新潮社逝ってよし
479 ：吾輩は名無しである：02/03/13 21:26
『百鬼園随筆』『続百鬼園随筆』
新潮文庫４月の新刊で出るみたい。延期だったのか。
新潮文庫４月の新刊で出るみたい。延期だったのか。
480 ：贋作・吾輩は名無しである。：02/03/13 23:35
>>479
これって、昔、単行本で出たものと内容同じなのか、
それとも別の選集に同じ名前つけたのか、
後者なら、講談社学術文庫との重複を嫌って選び直したのかも。
ところで、「百間随筆II」に
「世界SF全集34」早川書房に収録されたものがある、
という記述があるけど、作品は何なのかな?
これって、昔、単行本で出たものと内容同じなのか、
それとも別の選集に同じ名前つけたのか、
後者なら、講談社学術文庫との重複を嫌って選び直したのかも。
ところで、「百間随筆II」に
「世界SF全集34」早川書房に収録されたものがある、
という記述があるけど、作品は何なのかな?
482 ：吾輩は名無しである：02/03/17 22:49
age
483 ：のら：02/03/18 01:15
書棚を漁っていて『囘想 内田百閒』（平山三郎編 津軽書房）なんて本を発見
存在自体を忘れかけていた本なので
内容などほぼ記憶から抹消されかけていましたが
例の三畳御殿を訪問客側から描いた話など拾い読みしてたら
実に面白くて何度も吹き出してしまいました
他にも
「天衣無縫の駄々つ児」ぶりのマカフシギな魅力
変哲な人物の奇行と怪説にひそむ最も人間的な本質
漱石初期の落とし子が百閒で、後期のそれが芥川であるとする説
音や風に対する感覚の鋭敏さ即ち存在における異和感覚の鋭さ などなど
こんな百閒文学にいれこんでいた私も相当ヘンな女子大生だったに違いない…
存在自体を忘れかけていた本なので
内容などほぼ記憶から抹消されかけていましたが
例の三畳御殿を訪問客側から描いた話など拾い読みしてたら
実に面白くて何度も吹き出してしまいました
他にも
「天衣無縫の駄々つ児」ぶりのマカフシギな魅力
変哲な人物の奇行と怪説にひそむ最も人間的な本質
漱石初期の落とし子が百閒で、後期のそれが芥川であるとする説
音や風に対する感覚の鋭敏さ即ち存在における異和感覚の鋭さ などなど
こんな百閒文学にいれこんでいた私も相当ヘンな女子大生だったに違いない…
484 ：贋作・吾輩は名無しである。：02/03/18 01:49
485 ：のら：02/03/18 02:13
女の人ってあれどう思う？ と尋ねられましても
つまるところ個人と個人との関係なので
お互いがそれで良ければそれで良いのであって
他人がどうこう言うべきことでもありませんし
受け入れられなければ多分冷えきった関係になるのでは…？
つまるところ個人と個人との関係なので
お互いがそれで良ければそれで良いのであって
他人がどうこう言うべきことでもありませんし
受け入れられなければ多分冷えきった関係になるのでは…？
486 ：吾輩は名無しである：02/03/21 21:39
百間先生の箏の先生でお友達の宮城道雄氏の本は
よく先生が出てきて面白い。
よく先生が出てきて面白い。
487 ：吾輩は名無しである：02/03/21 21:54
へぇ、宮城さんの本なんてあるんだぁ・・・。
488 ：吾輩は名無しである：02/03/21 22:14
>487
私がよんだのは旺文社文庫の「春の海」という随筆です、
他には「雨の念仏」「騒音』「垣隣り」などがあり
全集も出ているようです。
私がよんだのは旺文社文庫の「春の海」という随筆です、
他には「雨の念仏」「騒音』「垣隣り」などがあり
全集も出ているようです。
>486 柳検校のモデルですね(既出…ですわな？)
百鬼園先生自身の作品にも
「東海道線東刈谷駅」(刈谷駅だっけ？)ってのがありますが
百鬼園先生自身の作品にも
「東海道線東刈谷駅」(刈谷駅だっけ？)ってのがありますが
490 ：nekoratsu：02/03/23 22:13
百間先生の文庫（福武と旺文社）
どんどん高値になっていってるね。
福武一冊1000円で売らんでくれ...。
全集バラで読んでるが持ち運び無理。
ああ文庫でよみたひ。
どんどん高値になっていってるね。
福武一冊1000円で売らんでくれ...。
全集バラで読んでるが持ち運び無理。
ああ文庫でよみたひ。
491 ：かをる＠半可通：02/03/24 01:22
492 ：ほけや：02/03/25 01:53
ほーほーほけほけってなんに載ってたっけ？
493 ：吾輩は名無しである：02/03/25 15:17
百閒先生、梶井基次郎を褒めた文章が全集にあったよね。
以前、井伏鱒二がＮＨＫのインタビューで同人誌の百閒
と梶井が書いた作品を読んで、こんなすごいやつらがいるなら
俺なんか出る幕ないなと思ったって言ってた記憶がある。
以前、井伏鱒二がＮＨＫのインタビューで同人誌の百閒
と梶井が書いた作品を読んで、こんなすごいやつらがいるなら
俺なんか出る幕ないなと思ったって言ってた記憶がある。
494 ：吾輩は名無しである：02/03/27 02:30
>490
旺文社文庫ならそれくらいの値段で出てるが、福武もそうなんだ。
旺文社文庫ならそれくらいの値段で出てるが、福武もそうなんだ。
495 ：かをる＠半可通：02/03/27 23:51
496 ：龍之介：02/03/28 00:32
先生、とにかくお金を返してください・・
497 ：吾輩は名無しである：02/03/30 18:47
ニャアオ…？
>>497
せんせいっ！せんせいノラがっ！
せんせいっ！せんせいノラがっ！
499 ：吾輩は名無しである：02/03/31 01:27
500 ：吾輩は名無しである：02/03/31 01:32
501 ：贋作・吾輩は高橋である。：02/03/31 23:15
ノラは三味線にされてるんだよ、ばーか
502 ：吾輩は名無しである：02/04/01 11:09
全集をそろえるか、文庫をそろえるか？中身としてはどうなんでしょうかね？
どなたか、そこらへんのことを教えてください。
どなたか、そこらへんのことを教えてください。
旧仮名にこだわりたいなら全集。こだわらないなら文庫。
504 ：贋作・吾輩は高橋である。：02/04/02 02:47
旺文社は旧仮名。
505 ：吾輩は名無しである：02/04/02 03:21
今日本屋行ったら冥途の絵本みたいなのが出てた。
506 ：芥川好き：02/04/03 23:46
>>505
あったね。２千円くらいした気がする。
同氏著作を初めて読みたくなって、探したけどさほど多著作が売ってなく残念。
とりあえず、「ノラや」というのがあったのでを購入した。
百聞随筆１，２の方が良かったかなあ。
あったね。２千円くらいした気がする。
同氏著作を初めて読みたくなって、探したけどさほど多著作が売ってなく残念。
とりあえず、「ノラや」というのがあったのでを購入した。
百聞随筆１，２の方が良かったかなあ。
507 ：かをる＠半可通：02/04/04 00:27
508 ：506：02/04/04 22:37
冥途の絵本を読み聞かせて育った子供ってトラウマになりそうだね
もちろん朗読が下手だと糞なのであるが
もちろん朗読が下手だと糞なのであるが
511 ：ちなみに法政の学生（留年中）です。：02/04/08 23:06
512 ：吾輩は名無しである：02/04/12 19:52
◆百鬼園随筆
内田百閒
漱石門下の異才・内田百閒の代表的著作のひとつに数えられるこの
随筆集は、昭和8年に上梓されるや大いに評判を呼び、昭和初期の随筆ブームの
先駆けとなった。漱石の思い出から自らの借金話まで、軽妙洒脱、かつ飄逸な味
わいを持つ独特の名文で綴られた作品群は、まさに香り高い美酒の滋味妙味たっ
ぷり。洛陽の紙価を高めた古典的名著が、読みやすい新字新かな遣いで新潮文庫
に登場。
514円 ４月２５日発売
◆続百鬼園随筆
内田百閒
好評を博した『百鬼園随筆』に続く内田百閒の第二随筆集。早熟の百閒
17歳の作品「文章世界入選文」、親友の死を悼む「鶏蘇仏」「破軍星」、理不尽
な世間の仕打ちに怒りが爆発する「立腹帖」「続立腹帖」等、初期の作品を中心
に33篇を収録。諧謔精神に富む練達の文章と、行間に滲む我儘で頑固で、羞恥心
いっぱいの百閒の素顔。ファン必読の名著が、読みやすい新字新かな遣いで復活。
438円 ４月２５日発売
新字新かなかよ！やっぱりなあ・・・
内田百閒
漱石門下の異才・内田百閒の代表的著作のひとつに数えられるこの
随筆集は、昭和8年に上梓されるや大いに評判を呼び、昭和初期の随筆ブームの
先駆けとなった。漱石の思い出から自らの借金話まで、軽妙洒脱、かつ飄逸な味
わいを持つ独特の名文で綴られた作品群は、まさに香り高い美酒の滋味妙味たっ
ぷり。洛陽の紙価を高めた古典的名著が、読みやすい新字新かな遣いで新潮文庫
に登場。
514円 ４月２５日発売
◆続百鬼園随筆
内田百閒
好評を博した『百鬼園随筆』に続く内田百閒の第二随筆集。早熟の百閒
17歳の作品「文章世界入選文」、親友の死を悼む「鶏蘇仏」「破軍星」、理不尽
な世間の仕打ちに怒りが爆発する「立腹帖」「続立腹帖」等、初期の作品を中心
に33篇を収録。諧謔精神に富む練達の文章と、行間に滲む我儘で頑固で、羞恥心
いっぱいの百閒の素顔。ファン必読の名著が、読みやすい新字新かな遣いで復活。
438円 ４月２５日発売
新字新かなかよ！やっぱりなあ・・・
513 ：吾輩は名無しである：02/04/13 23:05
百閒全集(福武)、インターネットで調べると意外と値に幅がありますねえ。
九萬八千～壱拾五萬くらいまで。もっと安いのはなかろうか。
どっぷり漬かりたい・・・
九萬八千～壱拾五萬くらいまで。もっと安いのはなかろうか。
どっぷり漬かりたい・・・
514 ：贋作・吾輩は名無しである：02/04/14 02:55
>502,513
旺文社文庫のメリット
・持ち運びが楽
・全集を買うよりも安く揃えられる（一冊千圓～二千圓）
・新字（一部旧字）、旧かな
・各巻の解説、解題が充実している
デメリット
・全巻揃えるのは大変
・「戦後日記」「戀日記」が未収録
・書簡が少ない
講談社版のメリット
・全集（全１０巻）にしては安め
（運がよければ五萬程度で見つかる）
・旧字、旧かな
デメリット
・「戦後日記」「戀文、戀日記」は未収録
・少々誤植が...
福武書店版のメリット
・決定版！ほぼ全著作を網羅
・書簡など資料も充実
・旧字旧かな
・月報を読むだけでも楽しい？
デメリット
・お値段が多少高め
各社全集の特徴はこんな感じかと。
各社とも「戦後日記」「戀日記」以外は全著作を収めているはず。
福武が一応決定版ということになってますが、
単行本未収録の作品や書簡に関しては、
講談社のみ、旺文社のみ収録しているものもあるので、
百間の全著述に浸るなら三種をそろえましょう！
旺文社文庫のメリット
・持ち運びが楽
・全集を買うよりも安く揃えられる（一冊千圓～二千圓）
・新字（一部旧字）、旧かな
・各巻の解説、解題が充実している
デメリット
・全巻揃えるのは大変
・「戦後日記」「戀日記」が未収録
・書簡が少ない
講談社版のメリット
・全集（全１０巻）にしては安め
（運がよければ五萬程度で見つかる）
・旧字、旧かな
デメリット
・「戦後日記」「戀文、戀日記」は未収録
・少々誤植が...
福武書店版のメリット
・決定版！ほぼ全著作を網羅
・書簡など資料も充実
・旧字旧かな
・月報を読むだけでも楽しい？
デメリット
・お値段が多少高め
各社全集の特徴はこんな感じかと。
各社とも「戦後日記」「戀日記」以外は全著作を収めているはず。
福武が一応決定版ということになってますが、
単行本未収録の作品や書簡に関しては、
講談社のみ、旺文社のみ収録しているものもあるので、
百間の全著述に浸るなら三種をそろえましょう！
515 ：吾輩は名無しである：02/04/14 03:53
絵本なんかにしていいの？
挿し絵嫌う作家もいるけど
挿し絵嫌う作家もいるけど
516 ：贋作・吾輩は名無しである。：02/04/14 13:22
>>512
> 新字新かなかよ！やっぱりなあ・・・
まあ、いいんじゃないの?
旧字旧仮名で読みたい人は旺文社文庫か全集でも買えば。
そんな高いもんじゃないし。
著者の意思に反するとはいえ、俺はもっと多くの人に読んで欲しいよ。
あまり読まれないのは、
福武以前に旧字旧仮名しかなかったことが原因だとしか思えない。
>>515
著作権(相続)者が許可したんでしょうね。
俺は三島由起夫の場合のように、制限しすぎる方が好きじゃないな。
> 新字新かなかよ！やっぱりなあ・・・
まあ、いいんじゃないの?
旧字旧仮名で読みたい人は旺文社文庫か全集でも買えば。
そんな高いもんじゃないし。
著者の意思に反するとはいえ、俺はもっと多くの人に読んで欲しいよ。
あまり読まれないのは、
福武以前に旧字旧仮名しかなかったことが原因だとしか思えない。
>>515
著作権(相続)者が許可したんでしょうね。
俺は三島由起夫の場合のように、制限しすぎる方が好きじゃないな。
518 ：かをる＠半可通：02/04/20 23:00
福武版の全集はコンパクトでいいですね。
その代わり、巻数は多いけど。
その代わり、巻数は多いけど。
519 ：かをる＠半可通：02/04/22 18:04
520 ：吾輩は名無しである：02/04/25 13:57
>>519
ちゃんとカビ生やした？
ちゃんとカビ生やした？
522 ：吾輩は名無しである：02/04/27 12:38
新潮文庫、表紙は例の芥川が描いたイラストだったね。
523 ：かをる＠半可通：02/04/27 23:37
524 ：吾輩は名無しである：02/04/28 02:24
他に解説者はいなかったのか？
525 ：吾輩は名無しである：02/04/28 21:36
絵本見っけたよ。
「イ牛」の取り巻きに同門の芥川とかがいてちょっとウケた。
挿絵もいい感じだし、ファンならかっと毛
「イ牛」の取り巻きに同門の芥川とかがいてちょっとウケた。
挿絵もいい感じだし、ファンならかっと毛
526 ：甘木：02/05/02 00:48
新潮文庫版が早くも書泉で売り切れてました。
527 ：もる：02/05/08 17:17
冥途絵本購いましたが・・・
尽頭子の先生の弟のツラが予想以上に恐かった。
件には芥川や漱石が友情出演。
烏（俺の大好きな話）の絵は明るすぎてイメージ狂った。
尽頭子の先生の弟のツラが予想以上に恐かった。
件には芥川や漱石が友情出演。
烏（俺の大好きな話）の絵は明るすぎてイメージ狂った。
528 ：吾輩は名無しである：02/05/08 18:04
↑その本に「シナ人」や「豹」
入っとりますか？
漏れも買いて～
入っとりますか？
漏れも買いて～
529 ：もる：02/05/08 22:33
>528
抜けているやつ：理由（予想）
山東京伝：尽頭子と被るから？
木霊：花火あたりと被るから？
流木：好きなのになー・・・
蜥蜴：ヤッパリ花火と被るから？
道連：冥途と・・・
支那人：今日的人権意識のタタリ
短夜：ありがちな話だからか？
石畳：件と被る
疱瘡神：タタリ←多分
白子：タタリ
波止場：これ理不尽也
豹：不明
抜けているやつ：理由（予想）
山東京伝：尽頭子と被るから？
木霊：花火あたりと被るから？
流木：好きなのになー・・・
蜥蜴：ヤッパリ花火と被るから？
道連：冥途と・・・
支那人：今日的人権意識のタタリ
短夜：ありがちな話だからか？
石畳：件と被る
疱瘡神：タタリ←多分
白子：タタリ
波止場：これ理不尽也
豹：不明
530 ：かをる＠半可通：02/05/20 19:54
例の「大手饅頭」、まだ放置してるんですが…。
かびませんよ(苦笑)。
もう捨てていいかしらん？
かびませんよ(苦笑)。
もう捨てていいかしらん？
>>529
あんがと、数日まえ、本屋（けっこうでかい/水道橋付近）で訊いたら
「うちださんですか～、最近でましたっけ？」
とかつっこまれてしまった
その本ってハードカバーれすか、それとも文庫？
>波止場：これ理不尽也
まったくよのー（ｗ
あのすけこまされ加減には
カフカもぶっ飛ぶ「不条理」が在る
あんがと、数日まえ、本屋（けっこうでかい/水道橋付近）で訊いたら
「うちださんですか～、最近でましたっけ？」
とかつっこまれてしまった
その本ってハードカバーれすか、それとも文庫？
>波止場：これ理不尽也
まったくよのー（ｗ
あのすけこまされ加減には
カフカもぶっ飛ぶ「不条理」が在る
532 ：529：02/05/20 22:54
533 ：吾輩は名無しである：02/05/23 11:04
先生の誕生日って５月下旬じゃなかっですか？
534 ：533：02/05/23 11:06
失礼しました
じゃなかっですか？→じゃなかったですか？
じゃなかっですか？→じゃなかったですか？
535 ：吾輩は名無しである：02/05/27 03:51
536 ：吾輩は名無しである：02/05/27 22:59
537 ：吾輩は名無しである：02/05/29 10:02
ブクオフで旺文社文庫の随筆億劫帳100円でゲットage
>>537
をめでとう！!sage
をめでとう！!sage
539 ：吾輩は名無しである：02/05/29 11:05
>>535
Happy Birthday! age 祝！生誕１１３年！
Happy Birthday! age 祝！生誕１１３年！
540 ：円導先生！！：02/05/29 15:45
541 ：吾輩は名無しである：02/05/29 16:23
この間、神保町で古本を買つたら、ページの間に、百閒先生が
挟まつてゐました。私と目が合つたら、先生は、ちょつと照れ
くささうでしたよ。
挟まつてゐました。私と目が合つたら、先生は、ちょつと照れ
くささうでしたよ。
542 ：元同僚・芥川龍之介：02/05/29 21:54
,-― ゝ￣￣ `―-､
ミ ヾヽ :::;;;;;;;ヽ
彡 ｒ ─､ ::::::;;;;;;）
彡 / ￣￣ヽ::::::;;;;;i
ヽ | :::::::;;;;}
ヾ,,`ｲ :::;;;;;;）
〈 ´`‐-､,, , -‐´｀:;;;;;/
`_ ,tｪ- ､ ,ｔｪ - :::::::;;;｝
ヽ ヽ / /
ヽ ヽ |〉 / / ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣
ヽ ヽ / / ＜ 誕生日おめでたう！
ヽ ヽ ー-- / / ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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ゝ / ￣|γ/ , ヽ
￣ ＼ ｀｀ゝ' ゝ ﾍ ￣ `'-､
＼ ^ ヽ |
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〈 ´`‐-､,, , -‐´｀:;;;;;/
`_ ,tｪ- ､ ,ｔｪ - :::::::;;;｝
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ヽ ヽ |〉 / / ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣
ヽ ヽ / / ＜ 誕生日おめでたう！
ヽ ヽ ー-- / / ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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￣ ＼ ｀｀ゝ' ゝ ﾍ ￣ `'-､
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543 ：吾輩は名無しである：02/05/30 03:00
百間、誕生日おめでとうでした。
全輯を買って少しずつ読んでいますが「阿呆の鳥飼」というのが面白いですよ。
「私は小さい時分から小鳥が好きで、色色な鳥を飼つたり、殺したりしました。」
こういう書き出しです。
全輯を買って少しずつ読んでいますが「阿呆の鳥飼」というのが面白いですよ。
「私は小さい時分から小鳥が好きで、色色な鳥を飼つたり、殺したりしました。」
こういう書き出しです。
544 ：吾輩は名無しである：02/05/30 03:02
「てん」という動物ものもいいよ
545 ：贋作・吾輩は名無しである。：02/05/31 02:12
546 ：吾輩は名無しである：02/05/31 02:15
>>545ワロタ、好いヤツじゃん！
蜻蛉玉か？
548 ：543：02/05/31 04:10
蜻蛉玉。近所の蜻蛉玉屋を通る度に思い出しては笑ってしまいます。
「てん」、読んでみます。
「てん」、読んでみます。
平山三郎さんだっけ？中公文庫の「御馳走帖」の解説いいね。
まったくのうろ覚えだけど最後のとこ、時代がよくなってケンラン豪華な食事を
先生にご馳走になっているときでも、ふと戦後の焼け跡のなかでご馳走になった
シャアシャアの芳しい香りを思い出したりした、ってとこがすごく好きなんだけど。
高橋義孝のいう「生きていることそのものの悲哀」を感じませんか？
まったくのうろ覚えだけど最後のとこ、時代がよくなってケンラン豪華な食事を
先生にご馳走になっているときでも、ふと戦後の焼け跡のなかでご馳走になった
シャアシャアの芳しい香りを思い出したりした、ってとこがすごく好きなんだけど。
高橋義孝のいう「生きていることそのものの悲哀」を感じませんか？
550 ：吾輩は名無しである：02/06/01 05:50
∧､. ._,,..,､.､,_
,_,/' ） __,,,,,__ _,,,v-‐''''^″ ¨'''v_
（/.:〆 彡.｝ _,ノ''^ﾞ￣ ´¨冖￢'''''^¨´ 乂
,／...n ｀ ﾞ（ .,,,,,,,z厂 .､. ._,v‐'″
,r(v‐´,i′ .,| _,,.,/′ ｛, _,.vｰ￢'┐ .¨‐v _,,,v‐'″
´ .ﾉ .,/ _／⌒,/ )､._ノ'″ ¨‐v .｀┬‐''^´
.,「 lﾚ''″ '′ .v （｝ ﾞ＼ ＼
.| ._,､-: ＼ .¨¨^^''ｰr ノ'v .＼
.), ._,／｀ ＼,,rｰ'^⌒｝ .｛ .,.......,,___,〕 ﾄ､ ＼,,,,,,,,,.､,,,_
.／─‐＼_ _,,ノ''″ .ﾉ .｝./､ ._______,厂'-v__ ._,,､--─‐:ﾐﾌ‐､
|.,vr'″ ￣￣ !､ ,ﾉ ^个<ﾞ《￣ ￣￣ ,､v┘ノ
.ﾞ巛′ 巛「 ″ .(（」 ./′
やっぱり初期の幻想系が好きだな
551 ：吾輩は名無しである：02/06/04 15:25
平山三郎氏ももういない
ほんと全集復刻してくれよ～
うち、めっちゃばらばらにしかないんだよな～
ほんと全集復刻してくれよ～
うち、めっちゃばらばらにしかないんだよな～
552 ：吾輩は名無しである：02/06/10 03:44
芥川画の百ケン先生邂逅図は面白かったな。
百ケン先生から渦巻きが出て、その渦巻きの中にまた百ケン先生がいるという。
まさに不気味なラクガキ。「コノ目マタタカズ」もいいなぁ。
百ケン先生から渦巻きが出て、その渦巻きの中にまた百ケン先生がいるという。
まさに不気味なラクガキ。「コノ目マタタカズ」もいいなぁ。
553 ：吾輩は名無しである：02/06/14 04:07
「もる」って何に載っていましたっけ？ううう～
554 ：青炎抄：02/06/14 10:01
555 ：553：02/06/15 02:25
556 ：白子：02/06/15 10:52
>>554
それは貴方いけませんです。「もる」様はいらつしやいます。
それは貴方いけませんです。「もる」様はいらつしやいます。
557 ：吾輩は名無しである：02/06/15 21:48
今更だけど、「百閒センセ」っていうサイト、なんで閉鎖しちゃったの？
文学関係サイトの中でも好きな方だったのに。
文学関係サイトの中でも好きな方だったのに。
558 ：百鬼園倶楽部：02/06/16 13:39
です。
あんちゃんサイト、公認してたのに惜しい。
今度はるえちゃんサイトですね。
あんちゃんサイト、公認してたのに惜しい。
今度はるえちゃんサイトですね。
559 ：吾輩は名無しである：02/06/22 03:03
ピースの缶を開けてピンセットでつまみ出したり
饅頭を「どれが食べられたがっているか」といって選んだりすた
山口瞳の本、どなたかご存じないだろうか？
読みたいのですがワカランのです、その題名が。
饅頭を「どれが食べられたがっているか」といって選んだりすた
山口瞳の本、どなたかご存じないだろうか？
読みたいのですがワカランのです、その題名が。
560 ：吾輩は名無しである：02/06/22 10:07
＞559
漏れはそのエピソード、吉行のエッセイで読んだ
ピースを一本々立て、きをつけい！と号令かけた、とか
漏れはそのエピソード、吉行のエッセイで読んだ
ピースを一本々立て、きをつけい！と号令かけた、とか
561 ：百鬼園倶楽部：02/06/22 10:56
阿房列車に先生がでかけると、
いつもお世話していたこいさん、ちえさん姉妹
早速温泉にでかけたとか。
いると、とても出られない。
一緒にいるのは大変だったみたい
いつもお世話していたこいさん、ちえさん姉妹
早速温泉にでかけたとか。
いると、とても出られない。
一緒にいるのは大変だったみたい
562 ：吾輩は名無しである：02/06/22 19:27
山口瞳はヒャッキエン先生を
「ばかである・・・」と言い切っていておかしいのです。
借金のしかたといい、ピースの出し方といい、饅頭の選び方といい
東大というところがまたいけない。ばかに一番近いところにいる
と言う話なんですよ。
吉行のエッセイはなんでしょう？
本になっているのでしょうか？
「ばかである・・・」と言い切っていておかしいのです。
借金のしかたといい、ピースの出し方といい、饅頭の選び方といい
東大というところがまたいけない。ばかに一番近いところにいる
と言う話なんですよ。
吉行のエッセイはなんでしょう？
本になっているのでしょうか？
563 ：吾輩は名無しである：02/06/22 19:41
>>562
ぼくは560じゃないですが、やっぱり吉行のエッセイで読んだな。
本になってますが、どの本かは記憶になし。どの饅頭が食べられたがって
るかな、というエピソードもおなじ本でよみましたよ。
吉行は岡山におじさんがいたこともあって、百閒にはちょっと
親近感があったみたいですね。
ぼくは560じゃないですが、やっぱり吉行のエッセイで読んだな。
本になってますが、どの本かは記憶になし。どの饅頭が食べられたがって
るかな、というエピソードもおなじ本でよみましたよ。
吉行は岡山におじさんがいたこともあって、百閒にはちょっと
親近感があったみたいですね。
564 ：吾輩は名無しである：02/06/22 19:50
吉行の例の髪結い屋と
百閒の3畳御殿は
すぐ近所だったそうな
漏れは二人を偲びつつ
あの辺りを歩き廻り
駅前釣堀で、缶ビール飲んだものずら
百閒の3畳御殿は
すぐ近所だったそうな
漏れは二人を偲びつつ
あの辺りを歩き廻り
駅前釣堀で、缶ビール飲んだものずら
565 ：吾輩は名無しである：02/06/22 19:55
大手饅頭の味は、大手饅頭を食った者にしかわからない。
ところが、先生の饅頭の話を読むと、食わずとも饅頭の味がわかる。
饅頭も怖いが、先生の筆力も恐ろしい。
ところが、先生の饅頭の話を読むと、食わずとも饅頭の味がわかる。
饅頭も怖いが、先生の筆力も恐ろしい。
566 ：吾輩は名無しである：02/06/22 20:08
>>564
あ、それおれもやりたい！
あ、それおれもやりたい！
567 ：吾輩は名無しである：02/06/22 20:13
だろ？
すぐ近所に、色川武大の「生家」
もあるんだぜ！！（興奮）
すぐ近所に、色川武大の「生家」
もあるんだぜ！！（興奮）
568 ：吾輩は名無しである：02/06/22 20:15
ね、それみんな残ってんの？
どんな感じ？おしえて、おしえて！
どんな感じ？おしえて、おしえて！
569 ：吾輩は名無しである：02/06/22 21:08
色川邸はまだある
父上の「色川武人」の表札
あった。（3年前）
あぐり美容室だってまだある
看板はでてないが、コアなfファンなら知っている
父上の「色川武人」の表札
あった。（3年前）
あぐり美容室だってまだある
看板はでてないが、コアなfファンなら知っている
570 ：吾輩は名無しである：02/06/24 09:06
転職活動をしてたとき三番町のへんを通りかかって
「おお、このあたりにﾋｬｹｰﾝ先生は住んでたのね」
妙にうろうろしちゃったことがあります。
東京たてもの園に移築されてる「鍵屋」という飲み屋は
百間先生もよく訪れたと解説パンフレットにありました。
確か女性お断りのところで渋かったです。
「おお、このあたりにﾋｬｹｰﾝ先生は住んでたのね」
妙にうろうろしちゃったことがあります。
東京たてもの園に移築されてる「鍵屋」という飲み屋は
百間先生もよく訪れたと解説パンフレットにありました。
確か女性お断りのところで渋かったです。
571 ：吾輩は名無しである：02/06/24 15:22
百間スレだ！さすが２ちゃん…なんでもあり。
思えば同じ頃、寺田寅彦なんかと一緒によく読みました。
10年前くらいかな…（今20代後半）。
「東京日記」「冥途」「居候的々（字がでないスマソ）」「ノラや」等々。
旺文社文庫の「馬は丸顔」も古本屋で買ったなあ。しみじみ。
思えば同じ頃、寺田寅彦なんかと一緒によく読みました。
10年前くらいかな…（今20代後半）。
「東京日記」「冥途」「居候的々（字がでないスマソ）」「ノラや」等々。
旺文社文庫の「馬は丸顔」も古本屋で買ったなあ。しみじみ。
ぎゃ、間違えた、
旺文社→福武です。
旺文社→福武です。
ごめん更に間違えてた…旺文社で合つてまひた…。
速効冥途に逝ってきます…。
速効冥途に逝ってきます…。
574 ：旅順入城式に逝つてきます…：02/06/24 19:01
「冥途に逝つてきます…」いいねぇ～
このスレではこれ使うようにしよう。て既出か？
このスレではこれ使うようにしよう。て既出か？
>>559
吉行のエッセイ～高橋義孝のエッセイで読んだ、ってやつだろう。モトネタと思われる
エッセイが、講談社文芸文庫の高橋義孝の近刊「私の人生頑固作法」に出てくる。
（「実録百間記」だったか）
山口瞳のはたしか「江分利満氏の優雅なサヨナラ」で高橋義孝のこと書いた回
（つうかもうほとんど最終回近い回）に出てた…ような記憶が･･
家に帰ってから調べりゃいいようなもんだけど。
吉行のエッセイ～高橋義孝のエッセイで読んだ、ってやつだろう。モトネタと思われる
エッセイが、講談社文芸文庫の高橋義孝の近刊「私の人生頑固作法」に出てくる。
（「実録百間記」だったか）
山口瞳のはたしか「江分利満氏の優雅なサヨナラ」で高橋義孝のこと書いた回
（つうかもうほとんど最終回近い回）に出てた…ような記憶が･･
家に帰ってから調べりゃいいようなもんだけど。
吉行のエッセイ集は「面白半分のすすめ」だ。
（もしかすると「無作法のすすめ」かも知れないがこの２冊のうちどちらかである
ことは確実）
（もしかすると「無作法のすすめ」かも知れないがこの２冊のうちどちらかである
ことは確実）
577 ：吾輩は名無しである：02/06/25 22:57
保全age
578 ：吾輩は名無しである：02/06/25 23:39
>>575
そうかも、たぶんそうだな。
旅行のお供をする...とか言うことだった記憶が....曖昧だなあ。
> 家に帰ってから調べりゃいいようなもんだけど。
全くだが、実家いくのは面倒だなあ。
まだ保全しなくても順調よ。
そうかも、たぶんそうだな。
旅行のお供をする...とか言うことだった記憶が....曖昧だなあ。
> 家に帰ってから調べりゃいいようなもんだけど。
全くだが、実家いくのは面倒だなあ。
まだ保全しなくても順調よ。
579 ：吾輩は名無しである：02/06/26 19:38
現在あちこちの板があぼーんされてるけど、ここは
無事だった。安心した･･･ほ。
無事だった。安心した･･･ほ。
580 ：吾輩は名無しである：02/06/27 21:24
ばかに近い･･･か。至言かも。
581 ：吾輩は名無しである：02/06/27 22:03
高橋義孝は、ウナギ1月くらい毎日同じウナギ屋から百鬼園が届けさせたのを、
「馬鹿も馬鹿、大馬鹿」と書いてます。
「馬鹿も馬鹿、大馬鹿」と書いてます。
582 ：吾輩は名無しである：02/06/27 22:26
「てん」
萌え！！
萌え！！
583 ：吾輩は名無しである：02/06/27 22:36
百鬼園がウナギ食いまくったのはたしか友人の死となんか
関係があったと思うけど。
関係があったと思うけど。
584 ：吾輩は名無しである：02/06/27 23:39
ねこらっぱぷー。
「いそ的」結構好きだったりします。最後流されちゃうし。
あのなんだか不条理なとこがよい。
「いそ的」結構好きだったりします。最後流されちゃうし。
あのなんだか不条理なとこがよい。
585 ：吾輩は名無しである：02/06/27 23:48
初めて飛行機に乗る話し
あれは笑えた
あれは笑えた
>>581
酔っ払ってから書き込んだので･･悪文ｽﾏｿ
酔っ払ってから書き込んだので･･悪文ｽﾏｿ
588 ：吾輩は名無しである：02/06/29 23:36
丘の橋だいすきage
ヒマラヤ山系
>>586
飛行機にじいさんがまたいで乗れないので頭からのせたってのはどこに書いてたんだっけ。
飛行機にじいさんがまたいで乗れないので頭からのせたってのはどこに書いてたんだっけ。
>591
ありがとう。できれば表題も教えてほしい。
ありがとう。できれば表題も教えてほしい。
>592
タイトル失念
百閒の福武文庫、出ちゃ買い、々しながら、ほぼ全巻があ揃ったのに
引越しするとき、ブクオフに只（！）で引き取られてしまった
文庫だから、また読みたくなったら買えばいいさ、と思っていた
いま、黄ばんでしまった「冥土」だけが、手元にある
タイトル失念
百閒の福武文庫、出ちゃ買い、々しながら、ほぼ全巻があ揃ったのに
引越しするとき、ブクオフに只（！）で引き取られてしまった
文庫だから、また読みたくなったら買えばいいさ、と思っていた
いま、黄ばんでしまった「冥土」だけが、手元にある
594 ：吾輩は名無しである：02/07/10 00:11
前にあった、百閒センセのサイトって引越ししたの？しばらく
見てなかったら無くなってたよー。けっこう好きだったんだがナー。
見てなかったら無くなってたよー。けっこう好きだったんだがナー。
>590
題は「清？先生の飛行」
旺文社文庫『百鬼園随筆』所収。
福武のは・・・どれかわからんかったです。
新潮と講談社から新しく出た文庫に入ってるのかな。
題は「清？先生の飛行」
旺文社文庫『百鬼園随筆』所収。
福武のは・・・どれかわからんかったです。
新潮と講談社から新しく出た文庫に入ってるのかな。
596 ：吾輩は名無しである：02/07/10 01:36
>593
と、いうことはそのブクオフには百けんセンセイの本がたんまりと！
いいなぁ、そんなブクオフ夢のよう。
まず、普通のブクオフにはそんなにないですよね、百けんセンセイ。
と、いうことはそのブクオフには百けんセンセイの本がたんまりと！
いいなぁ、そんなブクオフ夢のよう。
まず、普通のブクオフにはそんなにないですよね、百けんセンセイ。
>>595
「清潭先生の飛行」なら、新潮文庫版『百鬼園随筆』に入ってますよ。
「清潭先生の飛行」なら、新潮文庫版『百鬼園随筆』に入ってますよ。
598 ：吾輩は名無しである：02/07/12 21:14
ありがとう。無事購入しました。「清潭先生の飛行」という表題がなんというか、
可愛いですね。
可愛いですね。
ノラが帰ってこない。
600 ：吾輩は名無しである：02/07/14 03:10
ノラや…ノラや…(;_;)
601 ：吾輩は名無しである：02/07/14 03:25
♪ドゥンガ カサークヤン インドームゥー
602 ：吾輩は名無しである：02/07/14 03:29
我々はコスモスです。
603 ：吾輩は名無しである：02/07/14 11:21
通天閣、か
604 ：山東京伝：02/07/14 15:26
気をつけろ、こんな美人がどこにおる！
こいつらは山蟻だ！！
こいつらは山蟻だ！！
604
あれね、小学生のころ文庫が家にあって、「山 東京伝」だと思って意味わからんとか
おもってたことを思い出した。たしかアリが来る、とかだよね
あれね、小学生のころ文庫が家にあって、「山 東京伝」だと思って意味わからんとか
おもってたことを思い出した。たしかアリが来る、とかだよね
606 ：百鬼園倶楽部：02/07/19 11:43
るえちゃんのサイト 門の中
http://www3.osk.3web.ne.jp/~rue/index.html
百鬼園の図書館
http://www.biwa.ne.jp/~tamu4433/
いずれも百鬼園倶楽部公認、
ていって公認したからどうということもないが、
会員の作成したものです。
ご覧あれ。
http://www3.osk.3web.ne.jp/~rue/index.html
百鬼園の図書館
http://www.biwa.ne.jp/~tamu4433/
いずれも百鬼園倶楽部公認、
ていって公認したからどうということもないが、
会員の作成したものです。
ご覧あれ。
607 ：吾輩は名無しである：02/07/21 22:21
ところで内田百閒全集って今売ってるのか？
古本屋でいくらくらい？
古本屋でいくらくらい？
608 ：かをる ◆no.OXOXo ：02/07/22 13:41
609 ：吾輩は名無しである：02/07/24 03:06
「オイチニの薬屋さん」の歌詞が出てくる作品名ってなんだっけ？
気になって探しまくったけど、見つからなかったんだわ。
気になって探しまくったけど、見つからなかったんだわ。
ノラやage
>>609
映画の「まあだだよ」の最後のほうで出てくるね、オイチニの薬屋
映画の「まあだだよ」の最後のほうで出てくるね、オイチニの薬屋
612 ：吾輩は名無しである：02/07/29 02:11
70歳くらいから上のヒトだとオイチニノ薬屋さんを知っている世代のようだよー。
613 ：吾輩は名無しである：02/07/29 14:53
ほう～ ～ ～ ・・・ ・・・ ほけ・・・
614 ：吾輩は名無しである：02/07/29 15:58
IP1C0450.tky.mesh.ad.jp
615 ：吾輩は名無しである：02/07/30 18:09
ほうほけ～
616 ：吾輩は名無しである：02/07/30 21:21
オイチニの薬屋さんは、映画だけの創作じゃなかった？
617 ：吾輩は名無しである：02/08/02 05:58
実在です。
でも以外、資料がないのね。
ドリコノ（飲み物）とか軍服来た人が売っていたらしい。
でも以外、資料がないのね。
ドリコノ（飲み物）とか軍服来た人が売っていたらしい。
618 ：吾輩は名無しである：02/08/02 10:27
２ちゃんまた落ちてたの？
うん！
620 ：Ｅ・ヤザワ：02/08/02 19:02
内田は潔いぜ！暑いぜ！
621 ：吾輩は名無しである：02/08/03 00:48
ノラ……。
泣きむし爺さん
623 ：吾輩は名無しである：02/08/05 20:27
先生のように、「奇人といわれつつも長生き、往生する」
っつうのはいいな、私もそうしたい
っつうのはいいな、私もそうしたい
624 ：吾輩は名無しである：02/08/06 01:19
ちくま文庫ﾜｼｮｰｲ
625 ：吾輩は名無しである：02/08/06 02:21
爺さんになってから脂がのった稀有な例。
626 ：trebor：02/08/06 16:09
>624
内田百閒集成（全12）の事でつか？
内田百閒集成（全12）の事でつか？
627 ：吾輩は名無しである：02/08/06 16:49
そんなんでるの？
628 ：吾輩は名無しである：02/08/07 20:53
もう出てるでしょ?
>>626-628
出るなら(,,ﾟДﾟ)ﾎｽｨ･･･
出るなら(,,ﾟДﾟ)ﾎｽｨ･･･
630 ：吾輩は名無しである：02/08/07 22:05
ソースきぼー
631 ：かをる＠半可通 ◆no.OXOXo ：02/08/07 22:43
こないだの日曜の朝日新聞の記事で、ちらっと書いてありました。＞集成のこと
しかし、筑摩書房は”えらい”ですネェ…。
しかし、筑摩書房は”えらい”ですネェ…。
632 ：かをる＠半可通 ◆no.OXOXo ：02/08/07 22:51
…新聞を見つけたので書きます。
〈ちくま文庫は10月から、古典作品の新シリーズを始める。
中高年の読者を強く意識、ゆったりと組み、
「古くならない古いもの。先を急ぎたい人は、どうぞ。わたしはここで本を読む。」
というキャッチフレーズで古典の品ぞろえを強化する。
毎月７冊の新刊のうち３冊は古典の枠で、
『内田百閒集成12巻』『プルースト・コレクション２巻』などが予定されている。〉
2002年８月４日「朝日新聞」より抜粋
〈ちくま文庫は10月から、古典作品の新シリーズを始める。
中高年の読者を強く意識、ゆったりと組み、
「古くならない古いもの。先を急ぎたい人は、どうぞ。わたしはここで本を読む。」
というキャッチフレーズで古典の品ぞろえを強化する。
毎月７冊の新刊のうち３冊は古典の枠で、
『内田百閒集成12巻』『プルースト・コレクション２巻』などが予定されている。〉
2002年８月４日「朝日新聞」より抜粋
633 ：吾輩は名無しである：02/08/08 14:32
どうせまた新かな表記じゃないのか。
635 ：吾輩は名無しである：02/08/10 02:19
ノラを読むたびに涙が出てしかたがない。
いなくなったものをおもいだして、涙が出る。
歳とったかな？
いなくなったものをおもいだして、涙が出る。
歳とったかな？
>>634
新かなでもいいじゃん。福武文庫が入手困難の今、
文庫で読めるようになるだけでもラッキーと思わなきゃ。
「全集」じゃなくて「集成」ってことは、
たぶん前例の「泉鏡花集成」から考えると
全作網羅ではなくて代表作を集めたものだと思うんだけど。（ちなみに鏡花は新かなだった）
それでも愉しみだな～。
新かなでもいいじゃん。福武文庫が入手困難の今、
文庫で読めるようになるだけでもラッキーと思わなきゃ。
「全集」じゃなくて「集成」ってことは、
たぶん前例の「泉鏡花集成」から考えると
全作網羅ではなくて代表作を集めたものだと思うんだけど。（ちなみに鏡花は新かなだった）
それでも愉しみだな～。
637 ：吾輩は名無しである：02/08/10 17:36
まったくな。福武からぞろぞろ出てたときにはありがたいとも思わず。
でもあれでずいぶん読んだからこそ、集成をたのしみに思える。
感謝だな。
でもあれでずいぶん読んだからこそ、集成をたのしみに思える。
感謝だな。
638 ：吾輩は名無しである：02/08/11 11:44
福武持ってない私にとっては朗報です
639 ：弁証法的理性批判放棄& ◆g3tzmGlg ：02/08/11 23:24
図書館で読んでからずっと欲しかった
筑摩ありがとう
筑摩ありがとう
640 ：かをる＠半可通 ◆no.OXOXo ：02/08/12 00:51
ところで「百閒集成」は、誰が編集するんでしょう。
新聞に載ったちくまの全面広告には、書いてませんでした。
『泉鏡花集成』は、種村季弘氏でしたが、やはり誰か単独で選ぶんだろうか…。
ちょっと前なら平山三郎氏だったんでしょうが、今度は誰なんだろう、と気になる。
新聞に載ったちくまの全面広告には、書いてませんでした。
『泉鏡花集成』は、種村季弘氏でしたが、やはり誰か単独で選ぶんだろうか…。
ちょっと前なら平山三郎氏だったんでしょうが、今度は誰なんだろう、と気になる。
641 ：吾輩は名無しである：02/08/12 01:19
いま部屋の掃除してたら何年も前にかってよんでなかった福武版が
何冊か出てきた。船のやつと間抜けの奴。
ただ読んでしまうのも興が無いからこのまま数年間寝かせておこうと思う。
何冊か出てきた。船のやつと間抜けの奴。
ただ読んでしまうのも興が無いからこのまま数年間寝かせておこうと思う。
642 ：吾輩は名無しである：02/08/12 12:39
>>635
それも一種の自己愛だ（山口瞳がいいそうなこと）
それも一種の自己愛だ（山口瞳がいいそうなこと）
>>新かなでもいいじゃん。
嫌だから嫌だ。
嫌だから嫌だ。
644 ：吾輩は名無しである：02/08/14 22:09
難しいなぁ。
確かに新かなは嫌だから嫌だ（w
でも、新しく出版されるのはうれしい
ジレンマ
確かに新かなは嫌だから嫌だ（w
でも、新しく出版されるのはうれしい
ジレンマ
645 ：吾輩は名無しである：02/08/15 00:54
＞643-644
旺文社文庫でも探せや！ ｺﾞﾙｧ！
旺文社文庫でも探せや！ ｺﾞﾙｧ！
646 ：吾輩は名無しである：02/08/15 12:34
最近でた「百閒随筆」電車の中で読んでいるけど、
ぶお！っと思わず吹き出してしまう、こまったもんじゃ。ｗ
遠洋漁業、居睡、萌えるなあ。
ぶお！っと思わず吹き出してしまう、こまったもんじゃ。ｗ
遠洋漁業、居睡、萌えるなあ。
647 ：吾輩は名無しである：02/08/19 23:04
漱石の弟子だったり
なんかシュールだったり
熱血先生だったり
鉄道オタだったり
がんこジジイだったり
なんか人の何倍も人生得してるみたいだよなこの人
ロケンロールだよ
なんかシュールだったり
熱血先生だったり
鉄道オタだったり
がんこジジイだったり
なんか人の何倍も人生得してるみたいだよなこの人
ロケンロールだよ
648 ：吾輩は名無しである：02/08/20 01:45
百閒随筆、の解説は、川上弘美、なのが嬉しい！
649 ：吾輩は名無しである：02/08/20 14:01
>>646
先生に似合うロックな曲を挙げて下さい
先生に似合うロックな曲を挙げて下さい
650 ：６４７：02/08/20 14:47
ジョーウォルッシュなんか聞いてて
シンクロしてしまうんですね
小説の方はピンクフロイドだろうか
プログレ聞きなよクンでもあるんで
世界観壊れたらスマソ
シンクロしてしまうんですね
小説の方はピンクフロイドだろうか
プログレ聞きなよクンでもあるんで
世界観壊れたらスマソ
651 ：吾輩は名無しである：02/08/21 08:19
>>647
鉄ヲタとは違うだろ、なんというかうまくいえないけど
鉄ヲタとは違うだろ、なんというかうまくいえないけど
652 ：６４７：02/08/21 16:32
他意は無いのですが阿房列車のテーマって
乗りたいから乗るのであるみたいに読んでしまって
乗りたいから乗るのであるみたいに読んでしまって
653 ：吾輩は名無しである：02/08/21 18:18
654 ：吾輩は名無しである：02/08/22 02:19
阿呆列車の、一等最初で、
返りの列車内での計算のシーン、
あの場面で、ヒマラヤ山系が、シリーズ内での性格づけをされた、
に一票。
返りの列車内での計算のシーン、
あの場面で、ヒマラヤ山系が、シリーズ内での性格づけをされた、
に一票。
655 ：吾輩は名無しである：02/08/22 03:58
同感でＲ
656 ：吾輩は名無しである：02/08/23 22:35
今日古本屋で漱石の吾輩は猫であると百間の贋作吾輩は猫であるがセットで売られていた。
（ちなみに９００円）
（ちなみに９００円）
657 ：吾輩は名無しである：02/08/23 23:08
>>645
今日、古本屋で旺文社文庫(冥土・旅順～)を100円で入手しました。
今日、古本屋で旺文社文庫(冥土・旅順～)を100円で入手しました。
659 ：今日届いた：02/08/24 15:45
私もついつい買ってしまいました↓
・お取引内容
受注商品名：「内田百閒文集旺文社文庫 全３９巻」 受注単位：１セット
・発送方法および、代金のお見積もり
ゆうパック・・・４１,９６０円（内訳：本体価格３９,０００円,
消費税１,９５０円、送料１,０１０円）
・お取引内容
受注商品名：「内田百閒文集旺文社文庫 全３９巻」 受注単位：１セット
・発送方法および、代金のお見積もり
ゆうパック・・・４１,９６０円（内訳：本体価格３９,０００円,
消費税１,９５０円、送料１,０１０円）
660 ：吾輩は名無しである：02/08/24 15:54
あと飲むと鉄道唱歌を最後まで歌わないと
気が済まないのもこの先生ではなかったか
おすすめＢＧＭにストロベリーフィールズ追加
気が済まないのもこの先生ではなかったか
おすすめＢＧＭにストロベリーフィールズ追加
661 ：吾輩は名無しである：02/08/25 18:51
662 ：吾輩は名無しである：02/08/26 00:14
663 ：吾輩は名無しである：02/08/26 04:19
1は宮沢章夫のことが何気に好きですね？
664 ：吾輩は名無しである：02/08/29 03:24
「債鬼」
すげーな。
すげーな。
665 ：吾輩は名無しである：02/09/02 11:05
☆ ﾁﾝ ﾏﾁｸﾀﾋﾞﾚﾀ～
ﾏﾁｸﾀﾋﾞﾚﾀ～
☆ ﾁﾝ 〃 Λ＿Λ ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
ヽ ＿＿_＼（＼・∀・） ＜ ちくまのHP更新まだ～？
＼＿／⊂ ⊂＿ ) ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
／￣￣￣￣￣￣ ／|
|￣￣￣￣￣￣￣| |
http://www.chikumashobo.co.jp/kinkan.html
666 ：吾輩は名無しである：02/09/02 14:48
ヤフオクに出品される旺文社文庫って
どうして持っているのばかり・・・ﾌﾞﾂｸｻ
どうして持っているのばかり・・・ﾌﾞﾂｸｻ
667 ：吾輩は名無しである：02/09/02 15:48
>666
￥５００～は魅力だが
￥５００～は魅力だが
668 ：吾輩は名無しである：02/09/02 22:28
ちくまの集成、新かなだそーです。がっくり。
やぱーり旺文社文庫集めるぞい。
やぱーり旺文社文庫集めるぞい。
669 ：吾輩は名無しである：02/09/03 11:51
「文庫版に限り新かな」なので、全集でも集めるがよろし。
670 ：吾輩は名無しである：02/09/03 17:27
語り倒すレスに期待age.
671 ：吾輩は名無しである：02/09/03 17:55
672 ：吾輩は名無しである：02/09/03 20:21
とりあえず中公文庫の２冊買いました
高かった
高かった
673 ：吾輩は名無しである：02/09/04 15:41
「菊世界」いま吸えない煙草（バット除く）の話ばかりで面白かつた
晩年は何を吸つてらしたかご存知の方いますか？
晩年は何を吸つてらしたかご存知の方いますか？
675 ：吾輩は名無しである：02/09/04 16:25
676 ：674：02/09/04 16:35
問題の箇所はこんな。種村氏の兄が百閒を評して
「ピースをこう二本、鼻の穴に挿してね、ぷかりぷかりと煙を
吐くんだ。そして、これが出来るのは日本で自分ともう一人
何とかいうのだけだ、春夏秋冬、とか言っている。」
百閒は会話が一区切りすると「春夏秋冬」「神社仏閣」などの
漢字四文字を付け加え、これを歌枕のように話の内容によって
使い分けていたとか。（参考『夢の下』）
「ピースをこう二本、鼻の穴に挿してね、ぷかりぷかりと煙を
吐くんだ。そして、これが出来るのは日本で自分ともう一人
何とかいうのだけだ、春夏秋冬、とか言っている。」
百閒は会話が一区切りすると「春夏秋冬」「神社仏閣」などの
漢字四文字を付け加え、これを歌枕のように話の内容によって
使い分けていたとか。（参考『夢の下』）
夢の下→夢の舌
678 ：甘木：02/09/04 19:29
679 ：彼ハ名無シデアル：02/09/05 12:23
ピースに口附はありませんでしたね
両切とフイルターのうち、どちらだつたのでせう
両切とフイルターのうち、どちらだつたのでせう
680 ：吾輩は名無しである：02/09/05 16:19
「阿房列車」に缶入りピースを買うシーンがあったと思います。
だから両切かな？ 缶ピは両切りだった気がするのですが。
だから両切かな？ 缶ピは両切りだった気がするのですが。
681 ：彼ハ名無シデアル：02/09/05 18:23
やつぱり両切でしたか、それを鼻に挿すとは、、、凄い人だ春夏秋冬
>>681
この話題の場合は「神社仏閣」が相応しい…何故かは知らんけど。
この話題の場合は「神社仏閣」が相応しい…何故かは知らんけど。
683 ：彼ハ名無シデアル：02/09/05 20:32
深いなあ
684 ：吾輩は名無しである：02/09/05 22:34
なつめの木（だつたか）に衝撃を受けました。
あと、旅館に泊つてお金の計算が合はない、といふ話、題名は何といふのでせう？
読み直したいのですが。
あと、旅館に泊つてお金の計算が合はない、といふ話、題名は何といふのでせう？
読み直したいのですが。
685 ：吾輩は名無しである：02/09/06 00:32
686 ：吾輩は名無しである：02/09/06 00:49
６８５様
昭和４５年５月刊『日本の文学』（中央公論社）解説に
「内田百閒」という表題で掲載されているものがあります
残念ながらこれしか知りません
昭和４５年５月刊『日本の文学』（中央公論社）解説に
「内田百閒」という表題で掲載されているものがあります
残念ながらこれしか知りません
>>685
レス有り難う。探してみます。
レス有り難う。探してみます。
688 ：吾輩は名無しである：02/09/06 02:43
>>685
中公文庫の「作家論」に載ってる文章のことかな？
中公文庫の「作家論」に載ってる文章のことかな？
689 ：旅順入城式に逝つてきます…：02/09/06 04:32
>686 それ読んだ。つか百閒初めて読んだのがその本だった
三島の解説は絶賛って感じだったような記憶が
三島の解説は絶賛って感じだったような記憶が
690 ：吾輩は名無しである：02/09/06 22:05
>>665
やっと更新してたね。
百「間」ならまだしも、百「聞」は違うんじゃないかなあ……。
10/11 03761-6 c0193 う－12－2 内田百_集成 （全12巻1回1巻） 内田百聞 1100 400 文庫
http://www.chikumashobo.co.jp/kinkan.html
第一回配本が「百鬼園随筆」とか「冥途」とか他文庫で読めるやつだったら鬱だなあ。
やっと更新してたね。
百「間」ならまだしも、百「聞」は違うんじゃないかなあ……。
10/11 03761-6 c0193 う－12－2 内田百_集成 （全12巻1回1巻） 内田百聞 1100 400 文庫
http://www.chikumashobo.co.jp/kinkan.html
第一回配本が「百鬼園随筆」とか「冥途」とか他文庫で読めるやつだったら鬱だなあ。
691 ：吾輩は名無しである：02/09/06 22:15
全巻で１３２００円かあ。１冊４００頁、１２冊で４８００頁。
１頁あたり２．７５円。
高いのか安いのか分からないなあ。
１頁あたり２．７５円。
高いのか安いのか分からないなあ。
692 ：吾輩は名無しである：02/09/07 00:36
一冊1,000円の旺文社文庫が13冊買えます。
693 ：吾輩は名無しである：02/09/07 14:43
しかし、残りの27冊は買えないですよ？
あ、旺文社文庫全集は全39巻でちたっけ？間違えたでちゅ。
695 ：かをる＠半可通 ◆no.OXOXo ：02/09/11 19:34
『内田百閒集成』全12巻の内容がわかりましたね。
１巻 「阿房列車」
２巻 「立腹帖」
３巻 「冥途」
４巻 「サラサーテの盤」
５巻 「大貧帳」
６巻 「間抜けの実在に関する文献」
７巻 「百鬼園先生言行録」
８巻 「贋作吾輩は猫である」
９巻 「ノラや」
10巻 「まあだかい」
11巻 「タンタルス」
12巻 「爆撃調査団」
ソースはちくま文庫のはさみ込み広告。
このセレクトは妥当なとこなのかな？
１巻 「阿房列車」
２巻 「立腹帖」
３巻 「冥途」
４巻 「サラサーテの盤」
５巻 「大貧帳」
６巻 「間抜けの実在に関する文献」
７巻 「百鬼園先生言行録」
８巻 「贋作吾輩は猫である」
９巻 「ノラや」
10巻 「まあだかい」
11巻 「タンタルス」
12巻 「爆撃調査団」
ソースはちくま文庫のはさみ込み広告。
このセレクトは妥当なとこなのかな？
696 ：吾輩は名無しである：02/09/11 21:36
697 ：吾輩は名無しである：02/09/11 21:50
阿房列車が最初か。
持ってないから嬉しい。買うよ。
持ってないから嬉しい。買うよ。
698 ：吾輩は名無しである：02/09/11 22:00
>>1
女性器はイヤラシイ形をしているが、個人的にはもっともっと
イヤラシイ形をしていてほしかったと思う。
一例を挙げると性的に興奮したら女性器から最長３ｍぐらい
まで伸びるような触手を出して男性器に絡み付き、膣内に引き
込むといった機能が備わっていてもよかったのではなかろうか。
もし実際に女性器にそうした機能があったとしたら、私は小学
６年生ぐらいの色白で髪が長くて大人しい、赤いリボンとフリフリ
フリルの可愛い服がトレードマークの学校一の人気者美少女小
学生に生まれ変わりたい。
そして学校で授業中エッチなことを考えたために、自分の意に
反して膣内から触手がうねうね出てきて、最初はスカートの上から
膣口を手で押さえ込もうとするが、押さえつけようとしている手の
脇から触手がはみ出してきて、ついにはスカートの裾まで進出し、
恥ずかしい粘液まみれの触手が生々しい臭気を周囲に漂わせな
がら斜め前の席に座っている好きな男子の股間に伸びてゆく場面を
クラスメイト全員に見られてしまい、赤面した顔を両手で押さえて泣き
じゃくったあげく、遠い街の学校に転校したい。
しかし、この子に限らず初潮を迎えた女の子の誰もが一度は経験
する、触手の試練。母親は娘と風呂に入りながら、自らの少し色素
沈着のすすんだ触手を見せ、「みおちゃんももう直ぐこんな風に触
手が出てくるようになるけど、驚いちゃダメよ。」と、微笑ましい
家庭の性教育がなされたりするものなのである
>>1>>1>>1>>1>>1>>1>>1>>1
女性器はイヤラシイ形をしているが、個人的にはもっともっと
イヤラシイ形をしていてほしかったと思う。
一例を挙げると性的に興奮したら女性器から最長３ｍぐらい
まで伸びるような触手を出して男性器に絡み付き、膣内に引き
込むといった機能が備わっていてもよかったのではなかろうか。
もし実際に女性器にそうした機能があったとしたら、私は小学
６年生ぐらいの色白で髪が長くて大人しい、赤いリボンとフリフリ
フリルの可愛い服がトレードマークの学校一の人気者美少女小
学生に生まれ変わりたい。
そして学校で授業中エッチなことを考えたために、自分の意に
反して膣内から触手がうねうね出てきて、最初はスカートの上から
膣口を手で押さえ込もうとするが、押さえつけようとしている手の
脇から触手がはみ出してきて、ついにはスカートの裾まで進出し、
恥ずかしい粘液まみれの触手が生々しい臭気を周囲に漂わせな
がら斜め前の席に座っている好きな男子の股間に伸びてゆく場面を
クラスメイト全員に見られてしまい、赤面した顔を両手で押さえて泣き
じゃくったあげく、遠い街の学校に転校したい。
しかし、この子に限らず初潮を迎えた女の子の誰もが一度は経験
する、触手の試練。母親は娘と風呂に入りながら、自らの少し色素
沈着のすすんだ触手を見せ、「みおちゃんももう直ぐこんな風に触
手が出てくるようになるけど、驚いちゃダメよ。」と、微笑ましい
家庭の性教育がなされたりするものなのである
>>1>>1>>1>>1>>1>>1>>1>>1
699 ：吾輩は名無しである：02/09/12 10:01
『ノラや』はどうなんだろう？
中公文庫と同じだったら……
中公文庫と同じだったら……
700 ：吾輩は名無しである：02/09/13 14:38
>>695
『冥途』には『旅順入城式』が入ってて、『サラサーテの盤』にはその他の小説が入ってるのかしら。
『冥途』には『旅順入城式』が入ってて、『サラサーテの盤』にはその他の小説が入ってるのかしら。
702 ：かをる＠半可通 ◆no.OXOXo ：02/09/13 19:18
>>696
新刊にしかはさまってないかもしれません。＞広告
注意して下さい。
>>700
第３巻には〈『冥途』『旅順入陣式』等曖昧な夢の世界を描いた小説33編〉
第５巻には〈映画化された表題作ほか『東京日記』など小説16編を収録〉とのこと。
この集成には『贋作猫』ははいるようですが、
『實説草平記』は収録されないのですかね？
新刊にしかはさまってないかもしれません。＞広告
注意して下さい。
>>700
第３巻には〈『冥途』『旅順入陣式』等曖昧な夢の世界を描いた小説33編〉
第５巻には〈映画化された表題作ほか『東京日記』など小説16編を収録〉とのこと。
この集成には『贋作猫』ははいるようですが、
『實説草平記』は収録されないのですかね？
703 ：かをる＠半可通 ◆no.OXOXo ：02/09/13 19:23
今思ったけど、３巻と５巻は岩波文庫と内容がすっかりかぶってるんじゃ？
新潮文庫や講談社文藝文庫と重複する巻もありますね。
まぁしかたないですけど…。（連続カキコ失礼！）
新潮文庫や講談社文藝文庫と重複する巻もありますね。
まぁしかたないですけど…。（連続カキコ失礼！）
「芸術に恋して」見ましたか？
今宵は大手饅頭の夢をみよう。
今宵は大手饅頭の夢をみよう。
壇ふみ、いったいいくつなんだ・・
いつまでたっても若い・・(･∀･)
いつまでたっても若い・・(･∀･)
いや、昔から老けていたのだ
＞１巻 「阿房列車」
これって第一だけかな？ 400頁みたいだけど･･･。
これって第一だけかな？ 400頁みたいだけど･･･。
708 ：かをる＠半可通 ◆no.OXOXo ：02/09/15 08:07
>>707
福武文庫版だと、三冊合計で700頁くらいですかね。
今までのちくま文庫の個人全集をみると、一冊にできそうな量ですが、
もし「第一阿房列車」だけなら鬱だなー。（まぁ、そんなことないと思うけどね…）
福武文庫版だと、三冊合計で700頁くらいですかね。
今までのちくま文庫の個人全集をみると、一冊にできそうな量ですが、
もし「第一阿房列車」だけなら鬱だなー。（まぁ、そんなことないと思うけどね…）
４巻「サラサーテの盤」はホラー小説集？
第一と第二だけというのも鬱。
711 ：かをる＠半可通 ◆no.OXOXo ：02/09/16 07:20
>>702（自己レス）
誤 第５巻には〔……〕→正 第４巻には〔……〕
>>703（これも自己レス）
誤 ３巻と５巻は岩波文庫〔……〕→正 ３巻と４巻は岩波文庫〔……〕
…だよねぇ。なんで書き間違えたのかワカラソ。
>>710
ぃゃぁ、タイトルが「阿房列車」ですから、第一～第三が全一冊だと思いますよ。
たぶん（汗。
誤 第５巻には〔……〕→正 第４巻には〔……〕
>>703（これも自己レス）
誤 ３巻と５巻は岩波文庫〔……〕→正 ３巻と４巻は岩波文庫〔……〕
…だよねぇ。なんで書き間違えたのかワカラソ。
>>710
ぃゃぁ、タイトルが「阿房列車」ですから、第一～第三が全一冊だと思いますよ。
たぶん（汗。
712 ：吾輩は名無しである：02/09/20 00:31
かをるはとっとと「恋せよ乙女」の語源を明らかにしてください。
＞かをる
筑摩のＨＰだと、やはり400ページになってるから
思うに「阿房列車（抄）」なんじゃないかな・・・・
鴎外訳の「ファウスト」が全一冊にできるんだから
技術的には全一巻にできないことはないんだろうがね
しかしマジで抄だったら激しく萎えだ・・・・
＞７１２
スレ違い
筑摩のＨＰだと、やはり400ページになってるから
思うに「阿房列車（抄）」なんじゃないかな・・・・
鴎外訳の「ファウスト」が全一冊にできるんだから
技術的には全一巻にできないことはないんだろうがね
しかしマジで抄だったら激しく萎えだ・・・・
＞７１２
スレ違い
自動スクリプトかをるの調子が悪いみたいだなｗ
ボロが出るから、あんまり知ったかはやめた方がｗ
中身に触れずに刊行情報だけなんだしｗ
ボロが出るから、あんまり知ったかはやめた方がｗ
中身に触れずに刊行情報だけなんだしｗ
中公文庫の二册を讀み終へたら、岩波文庫の二册を讀まうかと思つてゐたが新かなだつたのでやめた。
滅多に行つたことの無い古本屋巡りが始まる、、、
滅多に行つたことの無い古本屋巡りが始まる、、、
>>713
抄の予感……。
>>715
新仮名で手に入り易いのは旺文社文庫です。
足で稼ぐよりネット古書店で注文した方がいいかも。
ちなみに百鬼園先生の著作リストは下のサイトに詳しいです。
http://www.biwa.ne.jp/~tamu4433/
抄の予感……。
>>715
新仮名で手に入り易いのは旺文社文庫です。
足で稼ぐよりネット古書店で注文した方がいいかも。
ちなみに百鬼園先生の著作リストは下のサイトに詳しいです。
http://www.biwa.ne.jp/~tamu4433/
717 ：吾輩は名無しである：02/09/20 21:23
716の
× 新仮名 → ○ 旧仮名
× 新仮名 → ○ 旧仮名
718 ：吾輩は名無しである：02/09/21 10:45
>>698
レスのつくことこそ嬉しけれ、但しお前ではなし
レスのつくことこそ嬉しけれ、但しお前ではなし
719 ：吾輩は名無しである：02/09/22 02:09
百間の文ってときどき中学生の作文コンクール１位だよ、っていわれてだまされそうな文があるとおもわないか。
本当に、正直、そう思わないか？
本当に、正直、そう思わないか？
720 ：吾輩は名無しである：02/09/22 02:37
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>>719
中学生の作文コンクール１位の文ってのがどういうのだかいまいちピンとこないのでよく分からん。
中学生の作文コンクール１位の文ってのがどういうのだかいまいちピンとこないのでよく分からん。
722 ：719：02/09/22 23:55
短くて１日長くて１ヶ月くらいの間に起きた自分の体験、見聞、思った事を逐条的にかいていき、そしてただそれだけの内容であり、他になんのコンタンもあるわけではない文章
これに該当する作品がかなりたくさんある。
中学の１位というのは、｢幼稚な破綻だけは決してなく、きちんとかいてある」と言う事
これに該当する作品がかなりたくさんある。
中学の１位というのは、｢幼稚な破綻だけは決してなく、きちんとかいてある」と言う事
723 ：７１９：02/09/23 00:03
たいていの作家はいま自分の書いていることは｢かなりうがった事」を書いていると言う意識をもって書いていると思うのだが、この人ははなっから「いちおうこんな事書いておく」くらいの気持ちしかもっていなかったんじゃないか？
（続けて書いてごめん）
（続けて書いてごめん）
724 ：吾輩は名無しである：02/09/23 10:41
厨房は文語で書かない罠。
マジレスすると「百鬼園」の
＞短くて１日長くて１ヶ月くらいの間に起きた自分の体験、見聞、思った事
だってことが重要。
作家というフィルタを通した
＞ 逐条的にかいていき、そしてただそれだけの内容
には価値がある（あるいは見出す人がいる）の。
構成とかテクニックとかとは別問題。厨房の作文と比べるのは無意味。
極論すると、アートっていうか文芸を否定するとこまで逝っちゃうよ。
>>723に関して
漏れの予想は、自分の日常を書き連ねた物が作品（又は商品）として成立する、面白がる人がいるって認識して書いていたと思うけどね。んで、それを売って債鬼への返済の足しに……。
マジレスすると「百鬼園」の
＞短くて１日長くて１ヶ月くらいの間に起きた自分の体験、見聞、思った事
だってことが重要。
作家というフィルタを通した
＞ 逐条的にかいていき、そしてただそれだけの内容
には価値がある（あるいは見出す人がいる）の。
構成とかテクニックとかとは別問題。厨房の作文と比べるのは無意味。
極論すると、アートっていうか文芸を否定するとこまで逝っちゃうよ。
>>723に関して
漏れの予想は、自分の日常を書き連ねた物が作品（又は商品）として成立する、面白がる人がいるって認識して書いていたと思うけどね。んで、それを売って債鬼への返済の足しに……。
725 ：７２２：02/09/23 19:53
それは全部わかった上でいってる。徳川家康とか司馬遼太郎の愛読者だとかだととくとくと語るような、おっさんに「これ中学生の作文だよ」と言って読ませたらだまされるんじゃないか、っていってんだよ。
とにかく、文芸のうちでもかなりへんな部類にちがいない。
とにかく、文芸のうちでもかなりへんな部類にちがいない。
俺も随筆、人にすすめられて買ってみたが（春に文庫で）、
なんだかどうもいまいちぴんとこなかった。
俺が何も読めないあほなのかもしれないが。
小説は未読なので、読んでみてから考える。
なんだかどうもいまいちぴんとこなかった。
俺が何も読めないあほなのかもしれないが。
小説は未読なので、読んでみてから考える。
727 ：７２２：02/09/23 20:20
こういう人がいないはずはないんだがなぁって思ったわけよ。
７２６さん、あんたはあほなわけではない。ただ思うに、小林秀雄のように文芸評論の枠内で書いた随筆でもない、モンテーニュのエセーでもない、日本文学氏のなかで生まれた｢随筆」ってもともとこういうものなのだったのかもしれない。
よくよく考えてみるとこの人の随筆の構造は「きょうは作文をきてもらいます。題は自由です」といわれて書く場合の文と同じ構造なんだと思う。
７２６さん、あんたはあほなわけではない。ただ思うに、小林秀雄のように文芸評論の枠内で書いた随筆でもない、モンテーニュのエセーでもない、日本文学氏のなかで生まれた｢随筆」ってもともとこういうものなのだったのかもしれない。
よくよく考えてみるとこの人の随筆の構造は「きょうは作文をきてもらいます。題は自由です」といわれて書く場合の文と同じ構造なんだと思う。
728 ：７２２：02/09/23 20:23
作文をきて→作文を書いて
729 ：甘木：02/09/23 22:08
百鬼園先生は、小説家、作家ではなく｢文章家｣なのです。
730 ：吾輩は名無しである：02/09/23 23:38
そうだよな、｢文章」とでもいわなけりゃ「なんかへん」なものだ。
731 ：吾輩は名無しである：02/09/23 23:55
筑摩から文庫版著作集が出る。既出ならスマソ…。
でるとかでないとか、
そんなんいーから、作品について語ってくだせー。
そんなんいーから、作品について語ってくだせー。
>>731
624-713間で、もちろん既出
624-713間で、もちろん既出
734 ：７３０：02/09/24 01:44
昔世話になった故人の家にちょっと時期遅れに弔問に行って、奥さんの悲しみをぶり返させてしまったことに思い至って、申し訳ないと、泣きくれるところは非常にしんみりした。
735 ：724：02/09/24 01:49
>>725
解っていたか。よけいなレスすまない。
で、それは今さらくどくどと語る大発見なのか？ 百鬼園先生の文章はシンプル（な構成）だよね。とかじゃダメなのか？ 中学生云々とか訳の判らないたとえは必要なのか？
ちなみに、多くの場合「ムリ」だとおもうね。厨房は厨房の思考と視点。さすがに差は解る気がする。
百鬼園先生、現代仮名遣いで読んでも文体は時代相応だし。
>>726
漏れは御馳走帳が一番好きだ。
色々なテーマで書いているので、興味があるジャンルの拾い読みから始めるのが良いと思う。借金、食べ物、旅行、飛行機、教師生活、生活観、飲酒、喫煙、夏目漱石からチョイスだ。
で、ダメだったら残念だが「肌に合わない」ってことで。
>>731
最新50レス内くらい確認してはどうだ？
解っていたか。よけいなレスすまない。
で、それは今さらくどくどと語る大発見なのか？ 百鬼園先生の文章はシンプル（な構成）だよね。とかじゃダメなのか？ 中学生云々とか訳の判らないたとえは必要なのか？
ちなみに、多くの場合「ムリ」だとおもうね。厨房は厨房の思考と視点。さすがに差は解る気がする。
百鬼園先生、現代仮名遣いで読んでも文体は時代相応だし。
>>726
漏れは御馳走帳が一番好きだ。
色々なテーマで書いているので、興味があるジャンルの拾い読みから始めるのが良いと思う。借金、食べ物、旅行、飛行機、教師生活、生活観、飲酒、喫煙、夏目漱石からチョイスだ。
で、ダメだったら残念だが「肌に合わない」ってことで。
>>731
最新50レス内くらい確認してはどうだ？
736 ：７２５：02/09/24 02:24
>>735 主旨はあくまでもいたずら心で、すこうしだけ文章を改変して、ここだけの話、松本清張あたりを本気でありがたがるようなおやじに読ませたら、ほう、これがことしの作文コンクールかい、なんていうんじゃないかな、なんて思っただけ。
わたしは７３０でもあるので、真剣に否定したのじゃあない。
わたしは７３０でもあるので、真剣に否定したのじゃあない。
737 ：726：02/09/24 04:51
>>735
親切にすまぬ。これから検索かけて探して買ってみる。
小説と随筆だったら時の風化に耐えうるのは小説の方だ（と一人で勝手に思っているのだ）が、
にも拘わらず百鬼園随筆が「珠玉だよこれこそ！」なんてすすめられたので……。
まあとにかくそれと小説を読んでみる。
そうしないと俺の中で内田は「つまんない日記」で終わってしまう。
親切にすまぬ。これから検索かけて探して買ってみる。
小説と随筆だったら時の風化に耐えうるのは小説の方だ（と一人で勝手に思っているのだ）が、
にも拘わらず百鬼園随筆が「珠玉だよこれこそ！」なんてすすめられたので……。
まあとにかくそれと小説を読んでみる。
そうしないと俺の中で内田は「つまんない日記」で終わってしまう。
盛り上がっているところ、横から失礼します。
今発売されている「猫びより」という雑誌(秋号)に
百鬼園先生が描いた猫の絵が載っていたので報告。
｢文人達の絵ゴコロ｣という特集に、小さな記事ですが
中学生の頃に課題で描いた模写の写真がありました。
雑誌は880円と、ちょっと高いような気がするので
立ち読みででも・・・。
(このスレの名無しとして勝手に甘木を名乗ってます。)
今発売されている「猫びより」という雑誌(秋号)に
百鬼園先生が描いた猫の絵が載っていたので報告。
｢文人達の絵ゴコロ｣という特集に、小さな記事ですが
中学生の頃に課題で描いた模写の写真がありました。
雑誌は880円と、ちょっと高いような気がするので
立ち読みででも・・・。
(このスレの名無しとして勝手に甘木を名乗ってます。)
失礼、甘木さん、すでに結構いらっしゃいましたね。
皆さん同じ方？
垂逸のほうが良かったか。
皆さん同じ方？
垂逸のほうが良かったか。
740 ：甘木氏：02/09/25 00:56
情報サンクス。
いっそのこと、このスレの名無しは甘木氏 or 甘木さんにしましょうか（笑）。
いっそのこと、このスレの名無しは甘木氏 or 甘木さんにしましょうか（笑）。
七体百鬼園もおもしろっかったけれどいかんせん集まりが悪い･･･？
742 ：垂逸：02/09/28 16:49
旺文社文庫、初版１０００円、重版５００円つて相場でしょうか？
743 ：甘木さん：02/09/28 22:33
重版500円は安いと思います。
ちくまのラインナップとかぶってなかったら「買い」かと。
ちくまのラインナップとかぶってなかったら「買い」かと。
初版マニヤでもコレクターでも無いので重版でいいんですけど、
あんまり揃っている書店ありませんね。
初版１０００円～１２００円の書店には４点ほどありましたが。
あんまり揃っている書店ありませんね。
初版１０００円～１２００円の書店には４点ほどありましたが。
そういえば、甘木さんというのは百鬼園先生の考案だと
長い間思ってたけど、漱石の猫に甘木先生って医者がでてくるの
みんな知ってた？
長い間思ってたけど、漱石の猫に甘木先生って医者がでてくるの
みんな知ってた？
ああ！そうなんだー。
流して読んじゃってました、漱石の方は。
確認してみます。
AAに挑戦。
甘
木
流して読んじゃってました、漱石の方は。
確認してみます。
AAに挑戦。
甘
木
748 ：贋作・吾輩は名無しである。：02/10/02 01:49
749 ：百鬼園：02/10/02 08:24
○格別ノ御計ラヒ誠ニ難有御座イマス
○皆サンノ投票ニ依ル御選定ノ由ニテ特ニ忝ク存ジマス
サレドモ
○御辭退申シタイ
ナゼカ
○藝術院ト云フ會ニ這入ルノガイヤナノデス
ナゼイヤカ
○氣ガ進マナイカラ
ナゼ氣ガ進マナイカ
○イヤダカラ
右ノ範圍内ノ繰リ返シダケデオスマセ下サイ
○皆サンノ投票ニ依ル御選定ノ由ニテ特ニ忝ク存ジマス
サレドモ
○御辭退申シタイ
ナゼカ
○藝術院ト云フ會ニ這入ルノガイヤナノデス
ナゼイヤカ
○氣ガ進マナイカラ
ナゼ氣ガ進マナイカ
○イヤダカラ
右ノ範圍内ノ繰リ返シダケデオスマセ下サイ
750 ：吾輩は名無しである：02/10/02 18:45
入院している時、ヒマで仕方なくって図書館で全集借りてきて読んでいました。
「東海道線刈谷駅」に出てくる病院（現在は名称が変りましたが）に入院してたので、
ヒャッケン先生もココに寄ったのかしら、と思い、とても嬉しかった
「東海道線刈谷駅」に出てくる病院（現在は名称が変りましたが）に入院してたので、
ヒャッケン先生もココに寄ったのかしら、と思い、とても嬉しかった
751 ：吾輩は名無しである：02/10/03 10:20
「爆撃調査団」でしたっけ？
ＧＨＱから爆弾と焼夷弾について聞かれてるのに
雷の話まで行きついて日系米人を煙に巻くなんざ
役者の違いを感じて溜飲を下す気持ちになりますた。
ＧＨＱから爆弾と焼夷弾について聞かれてるのに
雷の話まで行きついて日系米人を煙に巻くなんざ
役者の違いを感じて溜飲を下す気持ちになりますた。
漏れの小説も主人公が甘木、テヘ
753 ：甘木さん：02/10/07 00:48
あと5日ー。
754 ：吾輩は名無しである：02/10/07 11:47
「サラサーテの盤」萌えるっす。
755 ：吾輩は名無しである：02/10/08 21:39
内田百閒先生の作品と出会ったのはもう１，２年前だけど、何回読んでも面白いから、
何度でも読み返してしまいますね。好きな作品は
「件」、「山高帽子」、「東京日記」、「豹」だな。
ってか、こんなスレがあったんだね。少しうれしい。
何度でも読み返してしまいますね。好きな作品は
「件」、「山高帽子」、「東京日記」、「豹」だな。
ってか、こんなスレがあったんだね。少しうれしい。
756 ：吾輩は名無しである：02/10/08 21:54
いや、
「件」や「冥土」の夢/不条理系。
「間抜けの実存に関する文献」の笑かし系。
「サラサーテの盤」「東海道由比駅」のホラー系。
「ノラや」の老人性鬱系。
どれが本質なんだろう？
「件」や「冥土」の夢/不条理系。
「間抜けの実存に関する文献」の笑かし系。
「サラサーテの盤」「東海道由比駅」のホラー系。
「ノラや」の老人性鬱系。
どれが本質なんだろう？
757 ：吾輩は名無しである：02/10/08 22:07
あ、それと百鬼園先生と言えば
「世の中に人の来るこそうるさけれ
とはいうもののおまえではなし」
と言う張り紙を家の門に貼り付けていたらしいですね。
「世の中に人の来るこそうるさけれ
とはいうもののおまえではなし」
と言う張り紙を家の門に貼り付けていたらしいですね。
758 ：吾輩は名無しである：02/10/08 23:16
そういう小ネタというか逸話は面白いの結構あるよね。
私は「南山寿」の話が好きだ。
そんなん誰も気がつかないって。
私は「南山寿」の話が好きだ。
そんなん誰も気がつかないって。
759 ：旅順入城式に逝つてきます…：02/10/08 23:20
>756
少なくとも映画「まあだだよ」に出てくる人のいい爺さんでないことは確かだと思われ
少なくとも映画「まあだだよ」に出てくる人のいい爺さんでないことは確かだと思われ
760 ：吾輩は名無しである：02/10/08 23:55
にわかでごめんなさい。
最近、面白さを知って今新潮文庫の随筆読んでるのですが、
この人なんでこんなに貧乏なんですか。
学校の先生してるのに借金しまくりなのは何か道楽でも
あったのですか。
最近、面白さを知って今新潮文庫の随筆読んでるのですが、
この人なんでこんなに貧乏なんですか。
学校の先生してるのに借金しまくりなのは何か道楽でも
あったのですか。
『百鬼園先生よもやま話』 （平山三郎・編／旺文社文庫） 300円でゲト！
うれしいよう。
うれしいよう。
>757
人の来るこそうるさけれ
ぢやなくつて、
世の中に
ひとの来るこそ うれしけれ
とはいうもののおまえではなし
が正解。
人の来るこそうるさけれ
ぢやなくつて、
世の中に
ひとの来るこそ うれしけれ
とはいうもののおまえではなし
が正解。
763 ：吾輩は名無しである：02/10/09 12:49
764 ：美香 ◆FE5bOWZpGw ：02/10/09 12:51
本妻のほかに、内縁の奥さんがもう一人いたりしたことが関係していたんじゃない？
765 ：吾輩は名無しである：02/10/09 15:28
766 ：吾輩は名無しである：02/10/09 15:40
767 ：757：02/10/09 20:04
>>762
「世の中に人の来るこそうるさけれ
とはいうもののおまえではなし」
と、
「世の中にひとの来るこそ うれしけれ
とはいうもののおまえではなし」
の２タイプがあるんだよ。だから間違いではないと思うけど。
「世の中に人の来るこそうるさけれ
とはいうもののおまえではなし」
と、
「世の中にひとの来るこそ うれしけれ
とはいうもののおまえではなし」
の２タイプがあるんだよ。だから間違いではないと思うけど。
768 ：吾輩は名無しである：02/10/09 21:10
新潮社「日本文ガク全集」を￥５０でゲット！
769 ：吾輩は名無しである：02/10/09 22:04
770 ：翠佛：02/10/09 22:06
>767
百鬼園先生の家の玄関に張ってあったのは
うるさけれ
の方ってこと。
百鬼園先生の家の玄関に張ってあったのは
うるさけれ
の方ってこと。
771 ：吾輩は名無しである：02/10/10 09:16
早い本屋だったら今日置いてるかな？
下の中からどれかを選んでトリップをつければ、あなたも今日から美香になれます。
文学板を美香のレスでいっぱいにしよう。
: #{ne%q!(}
: #t,[G`5QZ
: #6I4T｢:ｦ｢
: #Rdl83ｦO8
: #Y｢rk}swm
: #｢_!N}ｻr`
: #Zag9OHbC
: #yzE?1080
: #'i`zb｣T6
: #3l3s5591
: #sG{ｼｾ$$B
: #s｢｢F,*EE
: #ｻkPo`S]8
: #s)aT9|d%
: #T5w29r_a
文学板を美香のレスでいっぱいにしよう。
: #{ne%q!(}
: #t,[G`5QZ
: #6I4T｢:ｦ｢
: #Rdl83ｦO8
: #Y｢rk}swm
: #｢_!N}ｻr`
: #Zag9OHbC
: #yzE?1080
: #'i`zb｣T6
: #3l3s5591
: #sG{ｼｾ$$B
: #s｢｢F,*EE
: #ｻkPo`S]8
: #s)aT9|d%
: #T5w29r_a
773 ：吾輩は名無しである：02/10/10 11:29
「債鬼」アゲ
集成、思ったより全然うすい…内容も微妙。
775 ：垂逸：02/10/10 21:31
矢張り古本屋巡りしかないか、、、
百閒汽車に乗って、借金してでも買う…。
ますます、内容が身にしみて楽しめる…。
ってのは、一般人には身の破滅ですた…。
ますます、内容が身にしみて楽しめる…。
ってのは、一般人には身の破滅ですた…。
777 ：甘木：02/10/10 23:42
777get♪
＞774
どうだったの？
＞774
どうだったの？
阿房列車は第二までしか入っていない。
全１２巻は少なすぎ。
とはいえ、
鏡花のように途中で巻数が増える場合もあるので、
みんなで買おう。
全１２巻は少なすぎ。
とはいえ、
鏡花のように途中で巻数が増える場合もあるので、
みんなで買おう。
779 ：吾輩は名無しである：02/10/11 00:32
旺文社文庫全部げっと
とちょっと自慢させてください。
とちょっと自慢させてください。
780 ：かをる＠半可通 ◆NBno.OXOXo ：02/10/11 00:48
>>777
778さんの言うとおり、『第二阿房列車』まで（それも一部だけ）しか入ってないです。
抄にしても『第三阿房列車』から一篇も入ってないのはｻﾐｼｲ。
これが『全集』じゃなくて『集成』たる所以ですかねー。
『第一』『第二』の、ユーモラスな話もいいけど、
『第三』の、「冥途」を髣髴させるようなものも入れて欲しかったなァ…。
《ユーモア小説》という第一巻のコンセプトに合わなかったのかしらん。
かなり期待してたので、ちょっと困惑気味です。
>>778
評判が良ければ増巻するかも知れませんね。
みんなで買いましょう。
778さんの言うとおり、『第二阿房列車』まで（それも一部だけ）しか入ってないです。
抄にしても『第三阿房列車』から一篇も入ってないのはｻﾐｼｲ。
これが『全集』じゃなくて『集成』たる所以ですかねー。
『第一』『第二』の、ユーモラスな話もいいけど、
『第三』の、「冥途」を髣髴させるようなものも入れて欲しかったなァ…。
《ユーモア小説》という第一巻のコンセプトに合わなかったのかしらん。
かなり期待してたので、ちょっと困惑気味です。
>>778
評判が良ければ増巻するかも知れませんね。
みんなで買いましょう。
781 ：吾輩は名無しである：02/10/11 09:49
旧かなでない
百鬼園なんて。。。作者を否定しているのと同じ
百鬼園なんて。。。作者を否定しているのと同じ
782 ：甘木：02/10/11 09:50
はーい。買います。途中から文庫全集になってくれないかな？
ちくまのカラーにもわりと合うと思うし。
出版社的にもペイすると思うんだけどなあ。
果たして安吾全集とか夢野久作全集がペイしているかどうか、わかりませんが。
同じ程度には売れるんじゃないかなあ。
＞779
オメ！
ちくまのカラーにもわりと合うと思うし。
出版社的にもペイすると思うんだけどなあ。
果たして安吾全集とか夢野久作全集がペイしているかどうか、わかりませんが。
同じ程度には売れるんじゃないかなあ。
＞779
オメ！
783 ：甘木：02/10/11 12:19
>781
確かに。｢中村武志の罪は大きい｣って誰だか言ってたな。
それでも買うけど。集成。
確かに。｢中村武志の罪は大きい｣って誰だか言ってたな。
それでも買うけど。集成。
784 ：吾輩は名無しである：02/10/11 17:26
>>783
旺文社文庫の平山さんと百鬼園先生との
対話？を一読されるといいですよ。
とてもとても
旧かなでない編集なんて残酷すぎて出来ないですよ。
百鬼園文学を殺したに近い行為です。
○○訳源氏物語を読むとしても
原文はそのままでしょう？
その原文を破壊する行為を
中村氏はしたのですよ。
旺文社文庫の平山さんと百鬼園先生との
対話？を一読されるといいですよ。
とてもとても
旧かなでない編集なんて残酷すぎて出来ないですよ。
百鬼園文学を殺したに近い行為です。
○○訳源氏物語を読むとしても
原文はそのままでしょう？
その原文を破壊する行為を
中村氏はしたのですよ。
785 ：かをる＠半可通 ◆NBno.OXOXo ：02/10/11 21:45
さすが舊字舊假名に思い入れがある人が多いね。
私も多くの百閒テクストを全集で読んだんで、気持ちはわかるなぁ。
でも文庫は新字でもしかたないのかもと思う。
一般読者は舊字舊假名じゃ読まないでしょうから、
売上面を考えると、出版社側も直さざるを得ないんでしょう…。
コアな読者は舊字の『全集』を読むか、旺文社文庫を捜すでしょうから、
新規読者の入口が拡がるし、新字化もあながち悪いことじゃない…のでは？
やっぱり”味わい”が違うか…。
私も多くの百閒テクストを全集で読んだんで、気持ちはわかるなぁ。
でも文庫は新字でもしかたないのかもと思う。
一般読者は舊字舊假名じゃ読まないでしょうから、
売上面を考えると、出版社側も直さざるを得ないんでしょう…。
コアな読者は舊字の『全集』を読むか、旺文社文庫を捜すでしょうから、
新規読者の入口が拡がるし、新字化もあながち悪いことじゃない…のでは？
やっぱり”味わい”が違うか…。
786 ：吾輩は名無しである：02/10/11 22:15
百閒もさうだが、丸谷才一の文章なども歴史的仮名遣ひで読まないと面白味が半減するやうに思へてならない。福田恆存はどちらでもいいと思ふが。
787 ：吾輩は名無しである：02/10/12 00:10
>>785
さんのご意見はほぼ同意です。
がファンの気持ちとしては・・・
-----------------
百鬼園先生は
新かな使いとか当用漢字だとかの
現代国語を装った人たちの事を
文学の痛みを知らない人たちの仕業だと
嘆いておられた方です。
よりによって
その人の文学を新かなだなんて。
ひどすぎますよ。
単なる読み物扱いにするって意味じゃないですか。
-----------------
といった気持ちなんです。
先生の本が読まれるのは嬉しいけれど
文学が同時に痛いと泣いている
姿も感じてしまうのですよ。
さんのご意見はほぼ同意です。
がファンの気持ちとしては・・・
-----------------
百鬼園先生は
新かな使いとか当用漢字だとかの
現代国語を装った人たちの事を
文学の痛みを知らない人たちの仕業だと
嘆いておられた方です。
よりによって
その人の文学を新かなだなんて。
ひどすぎますよ。
単なる読み物扱いにするって意味じゃないですか。
-----------------
といった気持ちなんです。
先生の本が読まれるのは嬉しいけれど
文学が同時に痛いと泣いている
姿も感じてしまうのですよ。
文庫は文庫でもさ、猫も杓子も新字体にするこたあナイと思うんだよね。出版社側も。
最近、新潮とか講談社文芸文庫でも出て、岩波でも出てるけどさ、全部、新字新かなでしょ？
特に岩波なんか、もうちくまの集成で出たら存在価値ほとんど無くなっちゃうわけだし、
差別化のために旧字体にしてもらえんかのう。
最近、新潮とか講談社文芸文庫でも出て、岩波でも出てるけどさ、全部、新字新かなでしょ？
特に岩波なんか、もうちくまの集成で出たら存在価値ほとんど無くなっちゃうわけだし、
差別化のために旧字体にしてもらえんかのう。
中公がもっといっぱい出してくれれば全て解決だ。
790 ：吾輩は名無しである。：02/10/12 15:47
旧字旧かなで読みたければ、全集を買え。
一般人に旧字旧かなを強要するな。手前の身銭を切って旧字旧かなを読め。
他人の読書に「旧字旧かなの方が味わいが」なんて余計なお世話だ。
実際百間が遺言を残しているわけではないし、また残すことはあり得ない。
百間の頑迷さには、他人事への強要がないから笑え、また許容することができる。
「私が新字新かなで書くことはあり得ません。私が死んだ後の事は知りません。」
これが一番百間らしい。
一般人に旧字旧かなを強要するな。手前の身銭を切って旧字旧かなを読め。
他人の読書に「旧字旧かなの方が味わいが」なんて余計なお世話だ。
実際百間が遺言を残しているわけではないし、また残すことはあり得ない。
百間の頑迷さには、他人事への強要がないから笑え、また許容することができる。
「私が新字新かなで書くことはあり得ません。私が死んだ後の事は知りません。」
これが一番百間らしい。
791 ：吾輩は名無しである：02/10/12 17:11
>>790
百鬼園文学を読んでない人の発言ですね。
本文中にあるのですよ。
君みたいな人に彼の文学は読みとれないでしょう。
それに新かなを全面否定しているわけでもないのです。
旧かなも残して欲しいだけです。
情けないので去ります。
百鬼園文学を読んでない人の発言ですね。
本文中にあるのですよ。
君みたいな人に彼の文学は読みとれないでしょう。
それに新かなを全面否定しているわけでもないのです。
旧かなも残して欲しいだけです。
情けないので去ります。
マニアはがんばって単行本を買えってことでしょ？
借金してでも買え。
借金してでも買え。
793 ：吾輩は名無しである：02/10/12 17:41
文庫に関しちゃ仕方ないでしょ。正字であるだけで
読めないと思っちゃう人も多いし。売上げに関わるよ。
犯罪的なのは永井荷風とかの全集を新字体で出す岩波。
読めないと思っちゃう人も多いし。売上げに関わるよ。
犯罪的なのは永井荷風とかの全集を新字体で出す岩波。
金ないし旧字旧かな一部しか読めないから。
今回の文庫は嬉しいと思う厨房です。
それでも昔からのファンの皆様が嫌がっているのなら、
旧字旧かなのがよかったのでは・・・ちくまさん
今回の文庫は嬉しいと思う厨房です。
それでも昔からのファンの皆様が嫌がっているのなら、
旧字旧かなのがよかったのでは・・・ちくまさん
795 ：甘木：02/10/12 18:05
いつになってもスレタイが「内田を張り倒したいのだった」に見えるよ
百閒先生を張り倒している夢を見そうだよ。
798 ：吾輩は名無しである：02/10/12 19:21
＞791
百閒の文学を分かるの分からないの言っちゃうのも痛いな。
雑誌のエッセイ連載みたいのをそんなにうやうやしく頂いちゃってるなんて
気持ち悪いぞ。
百閒の文学を分かるの分からないの言っちゃうのも痛いな。
雑誌のエッセイ連載みたいのをそんなにうやうやしく頂いちゃってるなんて
気持ち悪いぞ。
>>791
> 本文中にあるのですよ。
あなたの言っているところには、何と書いてあるのですか?
「死後も新字新仮名にすることを認めない」と書いてありますか?
書いてあるとすればどこに?
「私は新字新仮名を使わない。」との区別付いてますか?
> 本文中にあるのですよ。
あなたの言っているところには、何と書いてあるのですか?
「死後も新字新仮名にすることを認めない」と書いてありますか?
書いてあるとすればどこに?
「私は新字新仮名を使わない。」との区別付いてますか?
801 ：吾輩は名無しである：02/10/12 20:44
でも、まあ、百閒ファンだったら、作品は旧かなで読みたい罠。
802 ：かをる＠半可通 ◆NBno.OXOXo ：02/10/12 20:48
そういや数日前に神保町の古書店で見たんですが、
福武版『内田百閒全集』の値段がずいぶん下がってますよ。
全33巻（？）揃いで十万円を切ってます。
ちくまの『集成』が出たからなのか、それとももしや…。
福武版『内田百閒全集』の値段がずいぶん下がってますよ。
全33巻（？）揃いで十万円を切ってます。
ちくまの『集成』が出たからなのか、それとももしや…。
ちくま文庫は解説よりも解題を充実して欲しかったよ。
>>800
つーか、そこに百間の言葉は引用されてないじゃん
つーか、そこに百間の言葉は引用されてないじゃん
中村武志は百閒作品の新字新かな化にゴーサインを出し先生の呪いにより病死
ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ(((((((((；ﾟдﾟ))))))))
ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ(((((((((；ﾟдﾟ))))))))
だから、百閒は単行本で読めと…。
旧仮名だろうと、全集だろうと駄目でしょう？。
旧仮名だろうと、全集だろうと駄目でしょう？。
中村武志は百間との確執がその文章に見え隠れして嫌いだが、
新字新かなは英断である。
福武文庫版以前は、極一部の著作以外知る人ぞ知るという存在であった。
新字新かなは英断である。
福武文庫版以前は、極一部の著作以外知る人ぞ知るという存在であった。
808 ：吾輩は名無しである：02/10/13 11:48
知る人ぞ知る存在？ 俺は漱石を崇拝していたので、小学生時代から百閒を知っていたよ。読み始めたのは中学に入ってからだが。
だいたい、百閒が「知る人ぞ知る存在」であってどこが悪いのかと逆に問いたい。
だいたい、百閒が「知る人ぞ知る存在」であってどこが悪いのかと逆に問いたい。
809 ：吾輩は名無しである：02/10/13 12:11
>>808
(ﾟДﾟ)ﾊｧ? 誰もが漱石を崇拝しているわけではない。
文庫のような一般普及版が新字新かなでどこが悪いのかと逆に問いたい。
>>809
世間に新字新かながすっかり普及した後、
ごく一部以外は新字新かな版なしの百間にブームがありましたか?
(ﾟДﾟ)ﾊｧ? 誰もが漱石を崇拝しているわけではない。
文庫のような一般普及版が新字新かなでどこが悪いのかと逆に問いたい。
>>809
世間に新字新かながすっかり普及した後、
ごく一部以外は新字新かな版なしの百間にブームがありましたか?
811 ：吾輩は名無しである：02/10/13 12:47
つーか、正字正仮名が負担になるような低学歴者は百閒を読まなくてもいいよ。ついでに日本文学そのものを読まなくていい。
山本夏彦のコラムでも読んでろ（ﾜﾗ
山本夏彦のコラムでも読んでろ（ﾜﾗ
812 ：吾輩は名無しである：02/10/13 12:49
あ、そうか。新字新仮名党にとって百閒は「百間」なんだっけ。澁澤を渋沢竜彦と書く奴と同様に逝ってよしだな（ｗ
以上の書き込みにより、正字正仮名支持者は単なる権威主義者であるということが分かりました。
814 ：吾輩は名無しである：02/10/13 12:56
以上の書き込みにより、新字新仮名支持者はまともに議論できない低学歴者であることが分かりました。
815 ：吾輩は名無しである：02/10/13 13:06
816 ：815：02/10/13 13:09
あ、別に文庫の新字新仮名に反対してるわけではないよ。
福武以前は「知る人ぞ知る」だったというのは明らかな事実誤認。
福武以前は「知る人ぞ知る」だったというのは明らかな事実誤認。
817 ：吾輩は名無しである：02/10/13 13:11
普通の人は今も知らないよ。
818 ：吾輩は名無しである：02/10/13 13:34
たしかに、漱石や鴎外や芥川とは違って「誰でも知っている」という作家ではないな。
文学史的な扱いはいろいろ異論もあろうが、書いている著作の傾向から言って、
鴎外よりも知名度が高く、読者が多くて何の不思議もないのだが。
ところが現実は永井荷風よりもさらにずっと知名度は低い。
旧字旧かな以外の理由がみつからない。
旧字旧かなで読みたい奴は旺文社文庫か全集を読めばよい。俺はそうしている。
他人に旧字旧かなを強いるのはｱﾌｫ
鴎外よりも知名度が高く、読者が多くて何の不思議もないのだが。
ところが現実は永井荷風よりもさらにずっと知名度は低い。
旧字旧かな以外の理由がみつからない。
旧字旧かなで読みたい奴は旺文社文庫か全集を読めばよい。俺はそうしている。
他人に旧字旧かなを強いるのはｱﾌｫ
820 ：吾輩は名無しである：02/10/13 14:02
百閒がもし存命だったら、新字新仮名への妥協など認めないだろう。「嫌だから嫌だ」の一件でもわかるように、そもそも名誉には執着がない人だったのである。知名度などを気にする作家ではない。
それぐらいのことは、百閒の読者だったらよく知っている筈である。
それぐらいのことは、百閒の読者だったらよく知っている筈である。
しかし、だからといって読者の側が作者の意図を丁寧に汲んでまで
旧字旧かなで読む理由はあるまい。
原文にこだわる人間は図書館や全集を読めばいいのだし、普及を目的
にした新字新かなにまで文句を付けるのは単に独善的なだけではないか。
旧字旧かなで読まなければ意味がないなら、そんな作家の作物など読む必要はない。
繰り返される、「百閒がもし」「百閒の意図が」の言説は作者の意図を読者に
強制するだけで、旧字で読むことの必要性を説くことができていない。
私自身は石川淳であろうと百閒であろうと、特に旧字でなければダメだとは思わないし、
そもそも「正字原理主義者」たちの閉鎖的言説に嫌気が差しているので、あえて新字
新かなを支持する姿勢である。
旧字旧かなで読む理由はあるまい。
原文にこだわる人間は図書館や全集を読めばいいのだし、普及を目的
にした新字新かなにまで文句を付けるのは単に独善的なだけではないか。
旧字旧かなで読まなければ意味がないなら、そんな作家の作物など読む必要はない。
繰り返される、「百閒がもし」「百閒の意図が」の言説は作者の意図を読者に
強制するだけで、旧字で読むことの必要性を説くことができていない。
私自身は石川淳であろうと百閒であろうと、特に旧字でなければダメだとは思わないし、
そもそも「正字原理主義者」たちの閉鎖的言説に嫌気が差しているので、あえて新字
新かなを支持する姿勢である。
822 ：吾輩は名無しである：02/10/13 14:42
＞旧字旧かなで読まなければ意味がないなら、そんな作家の作物など読む必要はない
そりゃそうだ。百閒も正字正仮名支持者も、初めから「百閒の作物を読む必要」など説いてはいないと思う。
要するに「いやならよしな」ということである。
そりゃそうだ。百閒も正字正仮名支持者も、初めから「百閒の作物を読む必要」など説いてはいないと思う。
要するに「いやならよしな」ということである。
823 ：吾輩は名無しである：02/10/13 14:45
君は閉鎖的言説と言うが、そもそもその手の偏屈さを嫌う人間が百閒のような頑固爺さんの著作のどこに惹かれるのか、非常に不思議な気がする。
>>820
> 「嫌だから嫌だ」の一件でもわかるように、
「嫌だから嫌だ」というようなつまらない事は言っておりません。>>749参照。
子供の駄々のような事を言っただけではなく、構成に笑わせる工夫があります。
「藝術院辞退の件」などが適切だと思います。
また、死後の新字新かな化を禁じた発言、文章はないのではないですか?
自分が新字新かなを使わないこと、これ以上の言及はないと思います。
福田恆存などの主張とはまるで性質が違う。
他人の行動にあれこれいうことを嫌った。
頑固、わがままは常に生身の自分に直接関係あることだけ。
本人のことだから他人が口を挟み込む余地が全くない。
相手は二の句が継げない。この面白さは対談で一番くっきりしているが、
著作においても一貫している。
「死んだ後の事は知りません。」こっちのほうがらしい。
> そもそも名誉には執着がない人だったのである。知名度などを気にする作家ではない。
売文を生業とすることを志したことを忘れてはいけない。
正妻への恋文を読めば分かる。
あなたは矜持を他人に見せぬ慎ましさを誤解しているのだ。
> 「嫌だから嫌だ」の一件でもわかるように、
「嫌だから嫌だ」というようなつまらない事は言っておりません。>>749参照。
子供の駄々のような事を言っただけではなく、構成に笑わせる工夫があります。
「藝術院辞退の件」などが適切だと思います。
また、死後の新字新かな化を禁じた発言、文章はないのではないですか?
自分が新字新かなを使わないこと、これ以上の言及はないと思います。
福田恆存などの主張とはまるで性質が違う。
他人の行動にあれこれいうことを嫌った。
頑固、わがままは常に生身の自分に直接関係あることだけ。
本人のことだから他人が口を挟み込む余地が全くない。
相手は二の句が継げない。この面白さは対談で一番くっきりしているが、
著作においても一貫している。
「死んだ後の事は知りません。」こっちのほうがらしい。
> そもそも名誉には執着がない人だったのである。知名度などを気にする作家ではない。
売文を生業とすることを志したことを忘れてはいけない。
正妻への恋文を読めば分かる。
あなたは矜持を他人に見せぬ慎ましさを誤解しているのだ。
825 ：吾輩は名無しである：02/10/13 15:14
>>819はなにを言いたいんだろうな。
まさか・・・でも・・・まさかなあ・・・
まさか・・・でも・・・まさかなあ・・・
827 ：吾輩は名無しである：02/10/13 15:47
つまり、本当の読者だったらがたがた文句言わずに黙って旧字を読めってことだ。
828 ：吾輩は名無しである：02/10/13 15:49
>>826
ちくわの企画担当の間違いですか？
ちくわの企画担当の間違いですか？
829 ：吾輩は名無しである：02/10/13 16:56
>>827
黙って読めと人に言う割にはがたがた五月蝿いチクワですね。
黙って読めと人に言う割にはがたがた五月蝿いチクワですね。
830 ：吾輩は名無しである：02/10/13 17:00
ああここでもスパイラル～
気をつけい！
832 ：吾輩は名無しである：02/10/13 17:46
どのチクワが食われたがってるかな？
833 ：吾輩は名無しである ：02/10/13 17:49
私のチクワを食べてー
黄色いお茶も飲んでー
お稲荷寿司も食べてー
黄色いお茶も飲んでー
お稲荷寿司も食べてー
834 ：吾輩は名無しである：02/10/14 04:09
>>812
＞新字新仮名党にとって百?は「百間」なんだっけ
えらそうなこと云っているケド、漏れのブラウザで君の書き込みは
「百?」
って見えるよ。（マカーでマイナなブラウザ使っている、IE使っても?が四角になるだけ）
「百間」のほうがまだ解りやすい。
>>819
漏れは工房のころに読んだけど旧かなは、特に苦にならなかったな。読みづらい文体でも無いし。
百間は、そもそも評価はされてもメジャにはなり得ないんではないかって思っている。
新字、新かなにして増える売上げ旧字、旧かなでファンが買う売上げ
じゃねーの？ って思うんだが。
・教科書に載りまくる。文学史での扱いが大きくなる。
・映画化（まあだかいとかあったけどね）ドラマ化、漫画化（山本直樹とかあったけど）しまくる。
・ナントカ文庫の100冊とかの大手出版のフェアに毎年入る。
くらいのことがないとメジャにはなり得ない気が……。
＞新字新仮名党にとって百?は「百間」なんだっけ
えらそうなこと云っているケド、漏れのブラウザで君の書き込みは
「百?」
って見えるよ。（マカーでマイナなブラウザ使っている、IE使っても?が四角になるだけ）
「百間」のほうがまだ解りやすい。
>>819
漏れは工房のころに読んだけど旧かなは、特に苦にならなかったな。読みづらい文体でも無いし。
百間は、そもそも評価はされてもメジャにはなり得ないんではないかって思っている。
新字、新かなにして増える売上げ旧字、旧かなでファンが買う売上げ
じゃねーの？ って思うんだが。
・教科書に載りまくる。文学史での扱いが大きくなる。
・映画化（まあだかいとかあったけどね）ドラマ化、漫画化（山本直樹とかあったけど）しまくる。
・ナントカ文庫の100冊とかの大手出版のフェアに毎年入る。
くらいのことがないとメジャにはなり得ない気が……。
835 ：吾輩は名無しである：02/10/14 04:46
＞えらそうなこと云っているケド、漏れのブラウザで君の書き込みは「百?」って見えるよ
(ﾟДﾟ)ﾊｧ? 偉そうなのはお前だろ。
汎用性の低いブラウザを使っているのはお前の勝手だ。堂々と言うようなことではない。
(ﾟДﾟ)ﾊｧ? 偉そうなのはお前だろ。
汎用性の低いブラウザを使っているのはお前の勝手だ。堂々と言うようなことではない。
836 ：吾輩は名無しである：02/10/14 08:34
またーり汁。
百閒親父のスレでいがみ合うなよ。
激しく違和感あんぞ。ｗ
百閒親父のスレでいがみ合うなよ。
激しく違和感あんぞ。ｗ
837 ：吾輩は名無しである：02/10/14 08:43
単に「閒」が機種依存文字なんだろ。
できれば使わない方がいいんだけど、834はそれを突っ込んだんだろ。
機種依存や普通は変換できない文字を代替して「間」使ってるのを旧字だの
難癖つけてることに。
できれば使わない方がいいんだけど、834はそれを突っ込んだんだろ。
機種依存や普通は変換できない文字を代替して「間」使ってるのを旧字だの
難癖つけてることに。
838 ：吾輩は名無しである：02/10/14 14:44
でもスレタイからして百閒になってる罠。
839 ：吾輩は名無しである：02/10/14 16:41
840 ：吾輩は名無しである：02/10/14 16:49
841 ：吾輩は名無しである：02/10/14 19:04
>>839
(´-`).｡ｏＯ(百間でも百閒でもなく「百鬼園」と書くことで新字正字論争の外に身を置いたつもりか？)
「その場しのぎ」とか「姑息」とかいう言葉はこういう奴のためにあるんだろうな。
こんな馬鹿が百閒スレに出没するとは嘆かわしいことだ。
(´-`).｡ｏＯ(百間でも百閒でもなく「百鬼園」と書くことで新字正字論争の外に身を置いたつもりか？)
「その場しのぎ」とか「姑息」とかいう言葉はこういう奴のためにあるんだろうな。
こんな馬鹿が百閒スレに出没するとは嘆かわしいことだ。
小煩い奴が跋扈してゐるな
843 ：吾輩は名無しである：02/10/14 19:33
(´-`).｡ｏＯ(チクワ野郎は逃げたのか？)
なんか雰囲気わるいな。これも、チクワ君が悪いんだぞ。めっ。
なんか雰囲気わるいな。これも、チクワ君が悪いんだぞ。めっ。
しつこいからもういいよ
因業爺のスレなので住人が狷介になるのは仕方ないと思われ
狷介なのではなく単にあさましいだけ。
847 ：吾輩は名無しである：02/10/14 23:55
ばかもん！山蟻じゃ
848 ：吾輩は名無しである：02/10/15 02:11
849 ：工藤伸一 ◆Dli4wTRjhg ：02/10/15 02:14
また同じ話を蒸し返すつもりか！ スレッドの雰囲気が悪くなるから失せろ。
突然出てきてしきるコテハンウザイ
851 ：吾輩は名無しである：02/10/15 08:01
内田先生もあの世で泣いてるよ。アホらしくて
852 ：吾輩は名無しである：02/10/15 08:53
工藤ウザ過ぎ
機種依存文字が問題になるのは、主にメール。
>>851
> 内田先生もあの世で泣いてるよ。アホらしくて
そういえば、こういうことあんまり言わないねぇ。
亡くなった人を偲ぶことはあっても、
「あの世で」「生きていたら」というようなことは。
「サラサーテの盤」でも死んだ本人はあまり出てこないね。
> 内田先生もあの世で泣いてるよ。アホらしくて
そういえば、こういうことあんまり言わないねぇ。
亡くなった人を偲ぶことはあっても、
「あの世で」「生きていたら」というようなことは。
「サラサーテの盤」でも死んだ本人はあまり出てこないね。
なかなか盛り上がってるね。
福武文庫をけしかけた私としては、まあうれしいことだよ。
旺文社がなくなるとき、再版を交渉したけどだめで、
それで福武にたのんだ。当時営業的に力があったから。
私は文学なんかしんきくさくて大嫌いで、古今の名作は読んだことがないのが自慢。
それなのになんか百閒ははまった。
こんな奴もいるわけだから、文庫は入門編ということで新仮名でいい。
中村武志と平山三郎は硬貨の表と裏みたいなもので、どっちも百閒を写す鏡。
どっちがいなくても、本人がこまったし、
どっちがいなくても、そのあと出版に困った。
ふたりの関係はすごかったよ、でも結局百閒に書かせ続けさせたのは
二人の男と二人の女の支えがあったからだ。
新仮名だろうと、読まれてりゃ百閒に文句はないはずだ。
ところで、１１月１０日に岡山で故郷阿房列車という特別列車を出します。
「麗らかや」の瀬戸町の三谷の金剛様を訪ねます。
ここには碑をたててありまして、大手饅頭とビールをお供えします。
また岡山県郷土文化財団所蔵の遺品展もあるでよ。
オフ会という感じで参加してはどうですか、メールください。
弁当を用意しますので、予約が必要。
募集は２００人、中には激しいファンもちらほら。
もう１９回目だけど、ファンはみんな最初は恐る恐る参加する。
それがついには岡山に移住する場合もある。
移住したらかわいがってあげますで。
なんせ、百閒を読むという変人同士ですから
福武文庫をけしかけた私としては、まあうれしいことだよ。
旺文社がなくなるとき、再版を交渉したけどだめで、
それで福武にたのんだ。当時営業的に力があったから。
私は文学なんかしんきくさくて大嫌いで、古今の名作は読んだことがないのが自慢。
それなのになんか百閒ははまった。
こんな奴もいるわけだから、文庫は入門編ということで新仮名でいい。
中村武志と平山三郎は硬貨の表と裏みたいなもので、どっちも百閒を写す鏡。
どっちがいなくても、本人がこまったし、
どっちがいなくても、そのあと出版に困った。
ふたりの関係はすごかったよ、でも結局百閒に書かせ続けさせたのは
二人の男と二人の女の支えがあったからだ。
新仮名だろうと、読まれてりゃ百閒に文句はないはずだ。
ところで、１１月１０日に岡山で故郷阿房列車という特別列車を出します。
「麗らかや」の瀬戸町の三谷の金剛様を訪ねます。
ここには碑をたててありまして、大手饅頭とビールをお供えします。
また岡山県郷土文化財団所蔵の遺品展もあるでよ。
オフ会という感じで参加してはどうですか、メールください。
弁当を用意しますので、予約が必要。
募集は２００人、中には激しいファンもちらほら。
もう１９回目だけど、ファンはみんな最初は恐る恐る参加する。
それがついには岡山に移住する場合もある。
移住したらかわいがってあげますで。
なんせ、百閒を読むという変人同士ですから
856 ：吾輩は名無しである：02/10/15 20:33
>>855
いいなあ、参加費いくらくらいなの？
いいなあ、参加費いくらくらいなの？
857 ：吾輩は名無しである：02/10/16 00:03
漱石や慎太郎、文化庁の翻訳事業対象に２７作品
日本の現代文学を海外に普及させようと、文化庁が今年度から始める翻訳事業
の対象に１５日、作家２７人の作品が決まった。文豪・夏目漱石らと並び、
「外国人に一定の評価が見込まれる」との選考基準で、山田詠美、横森理香、
末永直海各氏ら若手の作品も選ばれた。翻訳本は米国の図書館などに配られる。
選定委員は田辺聖子氏、福田和也氏ら５人。
作家と作品は次の通り。
▽芥川龍之介（作品未定）▽石原慎太郎 わが人生の時の時
▽内田百ケン 冥途・旅順入城式▽岡本綺堂 半七捕物帳（第一巻）
▽獅子文六 自由学校▽島田荘司 占星術殺人事件▽曽野綾子 天上の青
▽樋口一葉 たけくらべ・にごりえ・十三夜▽宮本輝 錦繍
▽山田詠美 ベッドタイムアイズ・指の戯れ・ジェシーの背骨
▽逢坂剛 斜影はるかな国▽大岡昇平 武蔵野夫人▽大佛次郎 赤穂浪士
▽梶井基次郎（作品未定）▽川口松太郎 しぐれ茶屋おりく▽北方謙三 檻
▽小島信夫 抱擁家族▽末永直海 １００円シンガー極楽天使
▽永井荷風 腕くらべ（または「ボク東綺譚」）▽夏目漱石 坊っちゃん
▽長谷川伸 日本捕虜志▽林芙美子 浮雲▽藤沢周平（作品未定）
▽山田太一 異人たちとの夏▽夢野久作 ドグラ・マグラ
▽横森理香 ぼぎちんバブル純愛物語▽吉行淳之介 夕暮まで
（ケンは門がまえに「月」、ボクはサンズイに「墨」）（読売新聞）
日本の現代文学を海外に普及させようと、文化庁が今年度から始める翻訳事業
の対象に１５日、作家２７人の作品が決まった。文豪・夏目漱石らと並び、
「外国人に一定の評価が見込まれる」との選考基準で、山田詠美、横森理香、
末永直海各氏ら若手の作品も選ばれた。翻訳本は米国の図書館などに配られる。
選定委員は田辺聖子氏、福田和也氏ら５人。
作家と作品は次の通り。
▽芥川龍之介（作品未定）▽石原慎太郎 わが人生の時の時
▽内田百ケン 冥途・旅順入城式▽岡本綺堂 半七捕物帳（第一巻）
▽獅子文六 自由学校▽島田荘司 占星術殺人事件▽曽野綾子 天上の青
▽樋口一葉 たけくらべ・にごりえ・十三夜▽宮本輝 錦繍
▽山田詠美 ベッドタイムアイズ・指の戯れ・ジェシーの背骨
▽逢坂剛 斜影はるかな国▽大岡昇平 武蔵野夫人▽大佛次郎 赤穂浪士
▽梶井基次郎（作品未定）▽川口松太郎 しぐれ茶屋おりく▽北方謙三 檻
▽小島信夫 抱擁家族▽末永直海 １００円シンガー極楽天使
▽永井荷風 腕くらべ（または「ボク東綺譚」）▽夏目漱石 坊っちゃん
▽長谷川伸 日本捕虜志▽林芙美子 浮雲▽藤沢周平（作品未定）
▽山田太一 異人たちとの夏▽夢野久作 ドグラ・マグラ
▽横森理香 ぼぎちんバブル純愛物語▽吉行淳之介 夕暮まで
（ケンは門がまえに「月」、ボクはサンズイに「墨」）（読売新聞）
ビミョ～な選考委員で選考にもビミョ～なところがあるように
感じますが、どういうふうに訳されてどういう読まれ方をするのか
興味がわきますね。
岡本綺堂の半七捕物帳があがってますが、百けんファンの皆さんは
綺堂の怪談ものなんてお好きですか？
（わたしが好きなもので。）
感じますが、どういうふうに訳されてどういう読まれ方をするのか
興味がわきますね。
岡本綺堂の半七捕物帳があがってますが、百けんファンの皆さんは
綺堂の怪談ものなんてお好きですか？
（わたしが好きなもので。）
故郷阿房列車は２０００円で弁当付き、
ビール付き、ただし麒麟麦酒で恵比寿でない
大手饅頭２個付き。
遺品展はまだわからないが
なんでも阿房列車の原稿やら
百閒の弟子の所蔵品が最近入ったから、
それも見られると思います。
ビール付き、ただし麒麟麦酒で恵比寿でない
大手饅頭２個付き。
遺品展はまだわからないが
なんでも阿房列車の原稿やら
百閒の弟子の所蔵品が最近入ったから、
それも見られると思います。
>>857
翻訳は誰がやるのかな
翻訳は誰がやるのかな
861 ：吾輩は名無しである：02/10/18 16:22
862 ：内田百ケイン・コスギ：02/10/18 16:38
>>860
ミーが訳します。
ミーが訳します。
863 ：内田百ケント・デリカット：02/10/18 16:44
>>862
キミジャナクテ、ボクダヨ～ゥ！
キミジャナクテ、ボクダヨ～ゥ！
864 ： ◆GQgggggggg ：02/10/22 03:21
不思議な展開になってきました。
865 ：吾輩は名無しである：02/10/24 13:24
語り倒しましょうか
張り倒しましょう
押し倒しましょう
868 ：借金は：02/10/24 21:55
踏み倒しましょう
869 ：吾輩は名無しである：02/10/24 22:08
踏み潰しませう…白子を。
870 ：吾輩は名無しである：02/10/25 23:13
田口検証本、本日堂々発売！
馬鹿ども買え！！
我々の印税がかかっておるのだ協力しろ！
馬鹿ども買え！！
我々の印税がかかっておるのだ協力しろ！
無礼きわまりない、上記のカキコについてのお詫び。
田口スレの住人ですが、ランディ周辺の汚猿が、盗作監視スレの
評判を落とすためのなりきりカキコを、
あちこちのスレで乱発しています。
こちらのスレッドを無礼なカキコで汚して申しわけありません。
どうかお許し下さい。m(_ _)m
田口スレの住人ですが、ランディ周辺の汚猿が、盗作監視スレの
評判を落とすためのなりきりカキコを、
あちこちのスレで乱発しています。
こちらのスレッドを無礼なカキコで汚して申しわけありません。
どうかお許し下さい。m(_ _)m
872 ：吾輩は名無しである：02/11/02 19:27
あげ
873 ：吾輩は名無しである：02/11/04 19:10
「百鬼園」の読み方は「ひゃっけん」？「ひゃっきえん」？
874 ：吾輩は名無しである：02/11/04 19:12
あげ
875 ：吾輩は名無しである：02/11/04 20:35
ひゃっきぇん
ヒャケーン
877 ：吾輩は名無しである：02/11/07 21:21
ひぇっきぇん
878 ：吾輩は名無しである：02/11/07 21:41
オリジナルの文章で文庫化して欲しいなぁ。
新かなや略字にすんのは内田百閒に限っては勘弁してほしいもんだ…。
新かなや略字にすんのは内田百閒に限っては勘弁してほしいもんだ…。
879 ：吾輩は名無しである：02/11/07 22:17
なんだかんだ言ってちくまの『立腹帖』買ってまいりました。
次回配本は『冥途』なのでパスの予感……。
次回配本は『冥途』なのでパスの予感……。
880 ：吾輩は名無しである：02/11/07 23:23
あ、ちくまの第二回配本、もう出てるんだぁ…
うん、なんだかんだ言って、私も買いそうな予感
うん、なんだかんだ言って、私も買いそうな予感
881 ：吾輩は名無しである：02/11/12 01:12
揚げ鱒
なんだかんだ言って、買ってしまった罠。
883 ：吾輩は名無しである：02/11/12 23:17
ちくまの「立腹帖」は新潮文庫の「続百鬼園随筆」に入っている立腹帖とおなじなのですか。
他には、何がはいっているのですか。
他には、何がはいっているのですか。
884 ：かをる＠半可通 ◆NBno.OXOXo ：02/11/12 23:38
>>883
「立腹帖」以外にも、鉄道関係の文章が集まっているという感じです。
「一等旅行の弁」「通過列車」「時は変改す」「阿房列車の車輪の音」などが入ってます。
文藝文庫収録のものとかぶっているのが気になるね…。
「立腹帖」以外にも、鉄道関係の文章が集まっているという感じです。
「一等旅行の弁」「通過列車」「時は変改す」「阿房列車の車輪の音」などが入ってます。
文藝文庫収録のものとかぶっているのが気になるね…。
885 ：吾輩は名無しである：02/11/20 06:27
古本屋いっても旺文社文庫ってあんまりないから、
ちくま文庫で我慢するか、、、
ちくま文庫で我慢するか、、、
886 ：吾輩は名無しである：02/11/22 21:47
ネット古書店で揃いで買えたりするよ。
887 ：吾輩は名無しである：02/11/27 11:38
888 ：かをる＠半可通 ◆NBno.OXOXo ：02/11/27 17:31
889 ：吾輩は名無しである：02/11/27 23:51
ちくま文庫で我慢しました
890 ：吾輩は名無しである：02/11/28 21:50
金無いのにｵｸで旺文社文庫を見つけるたびついつい買ってしまう、
そんな僕を殴り倒してください。
そんな僕を殴り倒してください。
892 ：吾輩は名無しである：02/11/29 14:28
う～ん、古本屋に逝ってもなかなか見つからないから図書館で我慢しよ・・・。
でも、なんとなく旧字旧かなの良さが分かってきたやうな気がする
でも、なんとなく旧字旧かなの良さが分かってきたやうな気がする
893 ：鹿児島阿房列車 後章：02/12/02 21:39
夜が明けた｡
明ける所を見たわけではない｡目がさめたら昨日の晝間の通りになつていただけの話である。何時頃だなどと云ふ穿鑿は意地惡の云ふ事、私は元來朝飯を食べないから、朝起きる用事はない｡
明ける所を見たわけではない｡目がさめたら昨日の晝間の通りになつていただけの話である。何時頃だなどと云ふ穿鑿は意地惡の云ふ事、私は元來朝飯を食べないから、朝起きる用事はない｡
894 ：名無し列車：02/12/03 07:10
昨日の産経新聞の「話題の一冊」に百鬼園随筆が紹介されてた。
編集部の予想以上に売れてるらしいね。
編集部の予想以上に売れてるらしいね。
895 ：吾輩は名無しである：02/12/03 07:15
先輩だ。
896 ：吾輩は名無しである：02/12/09 00:07
>>890
エライ。
エライ。
897 ：吾輩は名無しである：02/12/09 21:38
そろそろ集成の三巻『冥途』が出るのかな？
岩波持ってるけど買うヒトいますか？ 集めたい人は、買うのかな。
岩波持ってるけど買うヒトいますか？ 集めたい人は、買うのかな。
898 ：吾輩は名無しである：02/12/12 23:10
出てたね。買わなかったけど。
899 ：吾輩は名無しである：02/12/13 00:16
ちくま日本文学全集ではじめて読みました。
それからはまりだして、ちくま文庫で集めてます。
三巻の『冥途』も買いました。
ちくまでしか読んだことないのですが、これはなしですか？
それからはまりだして、ちくま文庫で集めてます。
三巻の『冥途』も買いました。
ちくまでしか読んだことないのですが、これはなしですか？
九百閒頂き！ お前ら皆ノロまや。
901 ：吾輩は名無しである：02/12/14 16:47
キリ番ゲッター カコワルーイヨ！
902 ：御当地さん：02/12/14 17:44
産経新聞に内田百閒をだしにして実は山本夏彦について述べている文がでているね。
903 ：吾輩は名無しである：02/12/14 18:07
>>899
全然アリだよ。
全然アリだよ。
904 ：吾輩は名無しである：02/12/15 16:49
旺文社文庫５冊到着
905 ： ：02/12/16 14:20
２ちゃんを徘徊してると
「なんでも知ってる馬鹿がいる」
って言葉が思いだされます。age
「なんでも知ってる馬鹿がいる」
って言葉が思いだされます。age
906 ：福武書店市ね：02/12/22 03:12
｢漱石先生は嘘が大嫌いでした｣と私が言つた。
｢さうでしゃう｣甘木君が我が意を得た様な顔をした。
｢漱石先生が御自分で玄関に出て、己は留守だよと言う嘘をつひた話が有りますが、
この嘘は誰を騙したことになりますか｣
甘木君は目玉の黒玉をきゆつきゆつと左右に動かすばかりして、暫らく返事をしなかつた。
｢さうでしゃう｣甘木君が我が意を得た様な顔をした。
｢漱石先生が御自分で玄関に出て、己は留守だよと言う嘘をつひた話が有りますが、
この嘘は誰を騙したことになりますか｣
甘木君は目玉の黒玉をきゆつきゆつと左右に動かすばかりして、暫らく返事をしなかつた。
907 ：吾輩は名無しである：02/12/22 20:32
福武書店はある意味死んでしまったのでご安心を>>906
908 ：吾輩は名無しである：02/12/23 02:11
「サラサーテの盤」は新刊で読めますか？
909 ：吾輩は名無しである：02/12/23 04:01
サラサーテの盤は岩波文庫の「東京日記」に収録されています。
910 ：吾輩は名無しである：02/12/24 19:58
>>905
そこんとこちょうど今日読んだよ
そこんとこちょうど今日読んだよ
age
↑唐揚げは面白くないyo!
913 ：かをる＠半可通 ◆NBno.OXOXo ：02/12/31 12:35
914 ：吾輩は名無しである：03/01/03 09:02
きょうは御慶の会
保守
916 ：吾輩は名無しである：03/01/10 23:04
ちくまの集成、４「サラサーテの盤」購入！
松浦寿輝の解説に加えて、三島由紀夫の書いた解説（中公文庫「作家論」より）も収録！
三島氏が絶賛している作品「磯辺の松」（←収録では別名…すいません漢字が出ないので）は、ホント傑作です！必読！
この巻、自分としては「東海道刈谷駅」の収録がうれしい。
松浦寿輝の解説に加えて、三島由紀夫の書いた解説（中公文庫「作家論」より）も収録！
三島氏が絶賛している作品「磯辺の松」（←収録では別名…すいません漢字が出ないので）は、ホント傑作です！必読！
この巻、自分としては「東海道刈谷駅」の収録がうれしい。
917 ：吾輩は名無しである：03/01/11 01:01
岩波文庫から宮城道雄の随筆集が復刊されてた（2002年11月）らしいんだけど、
どなたか読んだ人いますか？
百鬼園先生について何か書いてたら教えてﾎｽｨ……
どなたか読んだ人いますか？
百鬼園先生について何か書いてたら教えてﾎｽｨ……
918 ：吾輩は名無しである：03/01/14 19:59
｢春の海｣ですね？
買ったまま読み切れてないですが、後で報告できるかな･･･？
今出てる｢コミックビーム｣という漫画雑誌に、七体百鬼園ネタの
４コマが載っててニヤリとしてしまいましたよ。
買ったまま読み切れてないですが、後で報告できるかな･･･？
今出てる｢コミックビーム｣という漫画雑誌に、七体百鬼園ネタの
４コマが載っててニヤリとしてしまいましたよ。
>918 「ビーム」の作家でそんなこと書きそうなのは…
桜玉吉？須藤真澄？
桜玉吉？須藤真澄？
投書とか編集後記みたいなのが載ってるあたりに、こっそりあったんです、
百鬼園４コマ。作者名は「甘木」。新人って書いてあります。
しかし、連載を持っている「森 薫｣さんが百鬼園先生のファンらしいので
変名だったりして･･･というのは私の勝手な想像。
玉吉さんは療養中らしいです。
まんが読まない人、よく分からない話題でごめんなさい。
百鬼園４コマ。作者名は「甘木」。新人って書いてあります。
しかし、連載を持っている「森 薫｣さんが百鬼園先生のファンらしいので
変名だったりして･･･というのは私の勝手な想像。
玉吉さんは療養中らしいです。
まんが読まない人、よく分からない話題でごめんなさい。
921 ：吾輩は名無しである：03/01/16 12:08
｢春の海」、宮城検校と百鬼園主治医の小林博士と百鬼園先生とで呑みながら、
替え歌を歌って録音して、繰り返し聞く話がのってた。
｢･･･しかし何回も同じのを聞いたので、百ｹﾝ先生、自分の声を聞きながら、
このじじいしつこいなあと自分で云った。｣
替え歌を歌って録音して、繰り返し聞く話がのってた。
｢･･･しかし何回も同じのを聞いたので、百ｹﾝ先生、自分の声を聞きながら、
このじじいしつこいなあと自分で云った。｣
922 ：吾輩は名無しである ：03/01/17 03:37
ちょっと質問。どうしても作者、作品名が思い出せないのがあるんだけど、
「月明かりの夜にプール掃除をしてると、背中がヒリヒリしてくる」って
月光浴の話を書いたのは内田百閒ですかね？
「月明かりの夜にプール掃除をしてると、背中がヒリヒリしてくる」って
月光浴の話を書いたのは内田百閒ですかね？
923 ：吾輩は名無しである：03/01/20 23:19
インターネット古書店で「冥土・旅順入場式(旺文社)」を買ったのでage。
そろそろお年玉も底つき始めたきたなぁ。
そろそろお年玉も底つき始めたきたなぁ。
旺文社版じゃなくて、福武版を買ってますw
福武から入ったので全巻揃えてみたい、という単純な理由なんだけど…変？
あ、旧漢旧仮名派です。為念。
福武文庫版リーチ記念でsage
福武から入ったので全巻揃えてみたい、という単純な理由なんだけど…変？
あ、旧漢旧仮名派です。為念。
福武文庫版リーチ記念でsage
925 ：吾輩は名無しである：03/01/23 01:01
>>924
何が揃ってないの？
何が揃ってないの？
>>925
王様の背中。
王様の背中。
927 ：吾輩は名無しである：03/01/23 23:19
角川文庫で出てるけど現代カナだ。
福武文庫版もっとかっておけばよかったよ。
福武文庫版もっとかっておけばよかったよ。
928 ：吾輩は名無しである：03/01/24 00:05
「王様の背中」買いました、3万5千しました
929 ：吾輩は名無しである：03/01/24 00:18
>>928
単行本？
単行本？
930 ：吾輩は名無しである：03/01/24 00:58
931 ：吾輩は名無しである：03/01/24 02:14
>>930
まあ、ひがむなよ、版画入りの初版本だ、普通は7万えんくらいする
まあ、ひがむなよ、版画入りの初版本だ、普通は7万えんくらいする
>>931
930は「王様の背中」収録作品名を組み合わせたものだと思ふ。
930は「王様の背中」収録作品名を組み合わせたものだと思ふ。
934 ：吾輩は名無しである：03/01/24 18:12
まぁ、文庫本じゃね、
やっぱ、谷中安規装丁・装画の初版本でないと、味わい薄いのう
厨は背伸びすんな
やっぱ、谷中安規装丁・装画の初版本でないと、味わい薄いのう
厨は背伸びすんな
せめてスレツポイとでもしてくれよ
937 ：吾輩は名無しである：03/01/28 00:32
狐は臭い
夜中なのに目が冴えて『御馳走帖』を讀んでゐる。
それでお腹が空いたから寢てしまふか、何か
買ひに行くかで迷つてゐる。
このまゝ寢てしまへばたぶん西日に照らされた
罐詰の夢を見るだらう。
百閒先生の時代にコンビニはさう云へばなかつた。
それでお腹が空いたから寢てしまふか、何か
買ひに行くかで迷つてゐる。
このまゝ寢てしまへばたぶん西日に照らされた
罐詰の夢を見るだらう。
百閒先生の時代にコンビニはさう云へばなかつた。
「東海道線刈谷驛」読んだ。
畏ろしかつた。
畏ろしかつた。
940 ：吾輩は名無しである：03/02/01 08:58
インターネットというのは便利ですね。
かんたんに旺文社がそろう。
かんたんに旺文社がそろう。
941 ：吾輩は名無しである：03/02/01 16:56
「南山寿」の出だしの老妻の寝顔を見て「可愛らしいように
見えるのが不気味であった」ってのが最高です。
見えるのが不気味であった」ってのが最高です。
たとえば
「勇ましいな、全学連」
ナンシー関が頻繁に使用した語法だ。
読んでたのかな、ナンシー関。
「勇ましいな、全学連」
ナンシー関が頻繁に使用した語法だ。
読んでたのかな、ナンシー関。
943 ：吾輩は名無しである：03/02/03 14:52
>941
ﾜﾗﾀ
ﾌﾞｷﾐﾀﾞﾖﾈｰ
ﾜﾗﾀ
ﾌﾞｷﾐﾀﾞﾖﾈｰ
944 ：吾輩は名無しである：03/02/03 23:29
三畳御殿の跡形もないのね
945 ：吾輩は名無しである：03/02/04 20:34
戀文・戀日記が届きました。
写真、百閒についての娘さんの文章もあって、とてもいい。
写真、百閒についての娘さんの文章もあって、とてもいい。
946 ：吾輩は名無しである：03/02/04 23:45
百閒とせくすしてー
947 ：吾輩は名無しである ：03/02/05 00:35
948 ：吾輩は名無しである：03/02/05 02:10
「柳検校の小閑」も怖ひです。
二スレ目に這入ろうとしている。
950 ：吾輩は名無しである：03/02/05 13:34
百閒って文壇でのポジションとか、評価とか・・
どんなんだったんですか。
百閒の事｢好き」って作家はわりといる気がするけど。
どんなんだったんですか。
百閒の事｢好き」って作家はわりといる気がするけど。
952 ：かをる＠半可通 ◆NBno.OXOXo ：03/02/05 18:06
『内田百閒集成』が増巻だって！
以下引用
＞ちくま文庫からのトピックス・・・・・
＞・ 現在刊行中の「内田百閒集成」は、当初全12巻でご案内していましたが
＞ ご好評につき増巻が決定しました。
＞ 詳細は、ＰＲ誌「ちくま」ほか媒体で追ってご案内します。
以下引用
＞ちくま文庫からのトピックス・・・・・
＞・ 現在刊行中の「内田百閒集成」は、当初全12巻でご案内していましたが
＞ ご好評につき増巻が決定しました。
＞ 詳細は、ＰＲ誌「ちくま」ほか媒体で追ってご案内します。
953 ：吾輩は名無しである：03/02/05 20:05
福武文庫程には出してほしい、いやさ、出して貰いたい。
954 ：吾輩は名無しである：03/02/05 21:45
955 ：吾輩は名無しである：03/02/05 22:36
1000
956 ：吾輩は名無しである：03/02/05 23:15
この人の話を読んでいると
なんだかこっちまで不安になる。
理由は良くわからないのだけど。
なんだかこっちまで不安になる。
理由は良くわからないのだけど。
958 ：吾輩は名無しである：03/02/08 20:27
読者にも結滞を生じせしめるのでしょうか
959 ：吾輩は名無しである：03/02/09 12:01
さはら刺身 生姜醤油
たひ刺身
かぢき刺身
まぐろ 霜降りとろノぶつ切り
ふな刺身 芥子味噌age
たひ刺身
かぢき刺身
まぐろ 霜降りとろノぶつ切り
ふな刺身 芥子味噌age
なまこ茶漬け喰いますた。
961 ：吾輩は名無しである：03/02/09 14:59
出しゃ売れるのよね。
962 ：吾輩は名無しである：03/02/09 21:31
963 ：吾輩は名無しである：03/02/13 00:30
新潮文庫の
・『百鬼園随筆選』（昭和13年、定価45銭）
・『百鬼園随筆選その二』（昭和15年、定価50銭）
を800円で買ったよ。
・『百鬼園随筆選』（昭和13年、定価45銭）
・『百鬼園随筆選その二』（昭和15年、定価50銭）
を800円で買ったよ。
集成３冊買って応募した月のノオトが届いたよ。
965 ：吾輩は名無しである：03/02/13 23:59
>百閒の事｢好き」って作家はわりといる気がする
そうそう、それで川上弘美読んでみたんだった。
『溺レル』とかはまあいいけど
『センセイの鞄』は百閒好きとしては、なんかいやらしく感じた。
もひとつ百閒好きとしては、カタカナの登場人物名に馴染まなかった。古語ラブ…。
そうそう、それで川上弘美読んでみたんだった。
『溺レル』とかはまあいいけど
『センセイの鞄』は百閒好きとしては、なんかいやらしく感じた。
もひとつ百閒好きとしては、カタカナの登場人物名に馴染まなかった。古語ラブ…。
川上最新刊「龍宮」はちょっち百閒入ってるよ。
渡部直己って嫌な香具師が川上を「フェミニンな百閒」と評した香具師を馬鹿にしたが、
いま、百閒継承してる書き手といえばこの人っしょ。
渡部直己って嫌な香具師が川上を「フェミニンな百閒」と評した香具師を馬鹿にしたが、
いま、百閒継承してる書き手といえばこの人っしょ。
「龍宮」読んでみます。『溺レル』は、良いと思ったから。
ついでに『センセイの鞄』のことをもう少し書いてしまうと…
好きな所もあったけど（益子焼き・乾電池 他）
なんかもう百閒先生と恋愛したいのか？と言いたくなる所があり、それが私にはいやらしく思えた。
あと全体的にテンポがわざと遅くしてある感じも私には苦手だ。
ついでに『センセイの鞄』のことをもう少し書いてしまうと…
好きな所もあったけど（益子焼き・乾電池 他）
なんかもう百閒先生と恋愛したいのか？と言いたくなる所があり、それが私にはいやらしく思えた。
あと全体的にテンポがわざと遅くしてある感じも私には苦手だ。
968 ：吾輩は名無しである ：03/02/14 23:29
969 ：吾輩は名無しである：03/02/14 23:45
百閒先生は好きになる人はすごい好きになるけど、
わからん人にはテッテ的にわからん作家という気がするよ。
わからん人にはテッテ的にわからん作家という気がするよ。
新潮は戦前からある
その頃からの文庫で今も残ってるのは岩波と新潮だけ…だと思う
漏れも百閒は旺文社・福武・岩波と持ってる
「東京日記」が入ってるﾔｼだけだがw
その頃からの文庫で今も残ってるのは岩波と新潮だけ…だと思う
漏れも百閒は旺文社・福武・岩波と持ってる
「東京日記」が入ってるﾔｼだけだがw
平山三郎さんの先生関連著作を
揃えたいのだが、うまくいかない。ううむ。
夢袋さんのはなんかいやだ。
揃えたいのだが、うまくいかない。ううむ。
夢袋さんのはなんかいやだ。
972 ：かをる＠半可通 ◆NBno.OXOXo ：03/02/15 17:27
そろそろ新スレ移行の時期かと…。
スレタイや１の文章を考えませんか？＞みなさん
スレタイや１の文章を考えませんか？＞みなさん
973 ：吾輩は名無しである：03/02/15 18:43
第二百鬼園とかそんな感じで行きたいね。
でも、内田とか百閒とかって文字を入れておかないと、初めて来た人が検索する時に困るね。
でも、内田とか百閒とかって文字を入れておかないと、初めて来た人が検索する時に困るね。
974 ：吾輩は名無しである：03/02/15 18:46
＞973
ええ、入れてください。
ええ、入れてください。
【百鬼園】第二 内田百閒【先生】
などいかがでしょう。
【】つきのスレタイは余り好きではないのですが、
百鬼園の文字は這入っていて欲しいのです。
などいかがでしょう。
【】つきのスレタイは余り好きではないのですが、
百鬼園の文字は這入っていて欲しいのです。
976 ：吾輩は名無しである：03/02/15 21:02
素直に「第二阿呆列車」じゃ駄目なのかい？
977 ：吾輩は名無しである：03/02/15 23:58
さっき「南山寿」読みました。なんだかコワイです。
新スレタイについては976さんの案に賛成しつつも973さんの意見はもっともであり、
「百閒先生の第二阿呆列車」などという折衷案を考えてみたが。
新スレタイについては976さんの案に賛成しつつも973さんの意見はもっともであり、
「百閒先生の第二阿呆列車」などという折衷案を考えてみたが。
978 ：吾輩は名無しである：03/02/16 09:30
立てるときは阿呆になっていないか、くれぐれも注意。お願い。
スレタイ候補 「百閒先生の第二阿房列車」
「内田百閒先生の～」の方が検索時に便利じゃないかな？
１にリンクするのはこのスレ（前スレ）だけでいい？
内田百閒関係の研究サイトとか、出版社なんかも”h”抜きで貼ってもいいんじゃない？
知っている人、情報きぼんぬ。
ちなみに次スレの名無し候補は「甘木」ってことで（冗談）。
「内田百閒先生の～」の方が検索時に便利じゃないかな？
１にリンクするのはこのスレ（前スレ）だけでいい？
内田百閒関係の研究サイトとか、出版社なんかも”h”抜きで貼ってもいいんじゃない？
知っている人、情報きぼんぬ。
ちなみに次スレの名無し候補は「甘木」ってことで（冗談）。
(*ﾟ∀ﾟ)ｱﾎｳ!
甘
木
君
イイ！
甘
木
君
イイ！
http://search.shopping.yahoo.co.jp/search?p=%C6%E2%C5%C4%C9%B4%B4%D6&R=books
,一-、
/￣ l | ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
■■-っ ＜ これも貼っといてー
´∀｀/ ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
＿_／|Ｙ/＼.
Ё|＿_ | / |
| У.. |
,一-、
/￣ l | ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
■■-っ ＜ これも貼っといてー
´∀｀/ ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
＿_／|Ｙ/＼.
Ё|＿_ | / |
| У.. |
982 ：吾輩は名無しである：03/02/17 23:59
石津謙介は中学の後輩になるのね
このスレで石津謙介の名前を見ようとは思わなかったw
何か接点あるの？ >982
何か接点あるの？ >982
984 ：吾輩は名無しである：03/02/18 07:37
直接面識はないでしょうね。
県中出たということ以外は。
県中出たということ以外は。
985 ：吾輩は名無しである：03/02/19 02:43
これから読もうと思ってる若輩ですが、どちらがいいでしょうか？
文庫などの安いほうがいいのですが、作品内容的におすすめが他にあればご教示ください。
１、ちくま＊日本文学全集 ００５；内田百間
年譜：４６２～４７６；内容： 花火；山東京伝；件；流木；道連；短夜；波止 場；豹；冥途；大宴会；流渦；水鳥；蘭陵王入陣曲；山高帽子；長春香；東京日 記；サラサーテの盤；琥珀；ほか１８編；解説 宇宙人の私小説 ／ 赤瀬川原 平著
２、サラサーテの盤 ちくま文庫
内容： 東京日記；桃葉；断章；南山寿；菊の雨；柳検校の小閑；葉蘭；雲の 脚；枇杷の葉；サラサーテの盤；とおぼえ；ゆうべの雲；由比駅；すきま風；東 海道刈谷駅；神楽坂の虎；解説 ／ 松浦寿輝著；〈内田百間〉解説 ／ 三島 由紀夫著
文庫などの安いほうがいいのですが、作品内容的におすすめが他にあればご教示ください。
１、ちくま＊日本文学全集 ００５；内田百間
年譜：４６２～４７６；内容： 花火；山東京伝；件；流木；道連；短夜；波止 場；豹；冥途；大宴会；流渦；水鳥；蘭陵王入陣曲；山高帽子；長春香；東京日 記；サラサーテの盤；琥珀；ほか１８編；解説 宇宙人の私小説 ／ 赤瀬川原 平著
２、サラサーテの盤 ちくま文庫
内容： 東京日記；桃葉；断章；南山寿；菊の雨；柳検校の小閑；葉蘭；雲の 脚；枇杷の葉；サラサーテの盤；とおぼえ；ゆうべの雲；由比駅；すきま風；東 海道刈谷駅；神楽坂の虎；解説 ／ 松浦寿輝著；〈内田百間〉解説 ／ 三島 由紀夫著
986 ：吾輩は名無しである：03/02/19 15:18
987 ：吾輩は名無しである：03/02/19 19:08
988 ：吾輩は名無しである：03/02/19 20:43
僕は家に「王様の背中」があったのでそれから。
序を読んで凄い人だと思ったよ。
序を読んで凄い人だと思ったよ。
989 ：吾輩は名無しである：03/02/19 20:55
小説よりも随筆のほうがとっつきやすいかもしれません。
どれから読んでも好きになれば何度も読み返したくなります。
どれから読んでも好きになれば何度も読み返したくなります。
漏れは大学浪人中の模試前日に「東京日記」読んでからw
そのあと旺文社文庫の『冥途・旅順入場式』で本格的にはまった
(当時百閒の文庫本は旺文社のしかなかった)
そのあと旺文社文庫の『冥途・旅順入場式』で本格的にはまった
(当時百閒の文庫本は旺文社のしかなかった)
992 ：吾輩は名無しである：03/02/19 23:26
大学の後輩(♀)が「内田百閒ていいですよね」と話を振ってきた
珍しく女性と話が合いそうだな、と思い「冥途」とか「王様の背中」のネタ振りを考えながら
「へぇどんなの読んでるの？」と聞いたら
「『ノラや』しか読んだことないんですけど猫好きのカワイイお爺さんって感じですよね」
と答えたので話題がそれ以上続きませんですた(´･ω･｀)
珍しく女性と話が合いそうだな、と思い「冥途」とか「王様の背中」のネタ振りを考えながら
「へぇどんなの読んでるの？」と聞いたら
「『ノラや』しか読んだことないんですけど猫好きのカワイイお爺さんって感じですよね」
と答えたので話題がそれ以上続きませんですた(´･ω･｀)
百閒先生の結滞って今で言うと
パニック･ディスオーダーでしょうかね。
パニック･ディスオーダーでしょうかね。
神経科の領域でしょうね
埋めちまうか
今ならまずデパスが処方されるような気がします
そういうあたしもときどき動悸がして、デパス飲んでたりした
>>1-999
大体人が見たら、気違ひが養生してゐると思ふだらう
大体人が見たら、気違ひが養生してゐると思ふだらう
1001 ：１００１：
このスレッドは１０００を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。