英文学総合2

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1G ◆Y.6.rbvT92
▽前スレ
英文学総合
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/book/1290699783/

米文学スレは別にあるけど、英語による文学作品は、
英米に限られない。適宜、使い分けでしょうかね

アメリカ文学総合スレpart3
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/book/1289565952/
2吾輩は名無しである:2013/03/08(金) 04:13:42.43
前スレ>>807
ディケンズが若干24歳で書き上げた処女長編ピクウィック・ペーパーズは、
ばか殿様風のピクウィック氏と愉快な仲間たちのおとぼけ漫遊記といった体で
始まりながら、連載が進むにつれてドラマのセンチメントと
人物造形の陰影が増して偉大なヒューマンコメディに成長し、
いつしか感動的な大団円を迎えます。

ピクウィック氏がコメディ・オブ・マナーズの最高傑作だとすれば、
コメディ・オブ・エラーズの頂点はたぶんオースティンのエマだろう。
特にラスト数章は空前絶後のローラーコースター・コメディ、
抱腹絶倒の可笑しさです。
A formidable page-tuner;so funny you'd keep falling off you chair!

この二つにボートの三人男とナボコフのロリータを加えて
コメディ四天王としてもよい。

ノーサンガー・アビーは、‘嫌な女’代表格のエマとは正反対の、
とことん素直で初々しいヒロインが活躍する、とことん口当たりの良い、
春風のように爽やかなラブ・コメディです。

マンクの禍々しさは無駄な刺激の増大した現代においても
まったく古びることがないのではいんじゃないかな。
3吾輩は名無しである:2013/03/08(金) 06:36:20.23
test
4吾輩は名無しである:2013/03/08(金) 18:12:38.98
元のスレの最後の方で、10回か15回くらいにわたって、僕は

"Let the Great World Spin" by Colum McCann

という作品の冒頭の和訳の練習をしていました。これからは、

ヴァージニア・ウルフ
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/book/1356090422/l50

というスレでその作業を続けたいと思います。
5吾輩は名無しである:2013/03/08(金) 23:34:28.24
P.S. >807
ちなみにリスト中の、若い芸術家の肖像、ボートの三人男、二都物語、
インドへの道、以外のすべての英語小説は
原語で読んだ(ないし読み直した)もの。
翻訳で読んでいたらピクウィック・ペーパーズもエマも、
もしかしたらこれほどの高評価にならなかったかもしれない。
わからんけど。

優れたコメディの翻訳には、徹底した英語読解力と国語能力にかてて加えて、
鋭敏なユーモアセンスも当然要求されるだろうね。
まあ大変な作業だと思う。
6吾輩は名無しである:2013/03/09(土) 06:09:44.17
Pickwick Papers とか Emma の中の面白い部分を具体的に引用しながら紹介して
下さるとありがたいのですが。
7吾輩は名無しである:2013/03/09(土) 08:04:39.72
暇人の問わず語り、海外小説ベスト50はこれだ;

ピクウィック・ペーパーズ、嵐が丘、戦争と平和
若い芸術家の肖像、大いなる遺産、エマ
猟人日記、ハックルベリー・フィンの冒険、ドクトル・ジバゴ
ロリータ

アラバマ物語、百年の孤独、モンテクリスト伯
白鯨、ボヴァリー夫人、カッコーの巣の上で
グレート・ギャツビー、人間の土地、こぐまのプー
破戒僧

テス、灯台へ、父と子、
ノーサンガー・アビー、ナルチスとゴルトムント、レ・ミゼラブル、
コレラの時代の愛、スローターハウス5、ボートの三人男、
わが心のアントニア、

南回帰線、北回帰線、二都物語
ライオンと魔女、カラマーゾフの兄弟、動物農場
感情教育、大いなる眠り、怒りの葡萄、
ガリバー旅行記

タイタンの妖女、BFG、シッダールタ
オリバー・ツイスト、こわれゆく絆、インドへの道、
ワイド・サルガッソー・シー、キャンディード、ノストロモ
007は二度死ぬ
(50)
8吾輩は名無しである:2013/03/22(金) 00:54:06.42
9マグナ ◆vI4NRkhGyA :2013/03/22(金) 02:56:06.80
どうでもいいかカンディードをキャンディードと表記するのが微妙に気に障るな。
10吾輩は名無しである:2013/03/22(金) 09:36:08.83
まあ、それは単純にきみの読んだ文庫本の翻訳が「カンディード」となっていた
というだけの理由だよね。他にはなんの根拠もない。
11マグナ ◆vI4NRkhGyA :2013/03/22(金) 14:10:05.37
いや、フランス語発音ではコンディードないしはカンディードと聞きとれ、キャンディードとは聞こえない。
12マグナ ◆vI4NRkhGyA :2013/03/22(金) 14:57:16.72
それでも英語発音に固着する、というのは英語偏重主義も傾向が見えてよろしくないな。
いや、俺も英語しか読めんが。フランス語とかも必要に応じれば並べて考えられるようにならないと。
13吾輩は名無しである:2013/03/22(金) 15:30:17.90
ダルタニア〜ン
14吾輩は名無しである:2013/03/22(金) 16:11:59.44
>>11
それは違う。caの音はキャと聞こえる場合がむしろ多いくらい。
あなたはフランス語の発音についてだいぶ勘違いしてます。
「キャ」は英語クセじゃないですよ。そして「コンディード」はいくらなんでも苦しすぎ。
日本語に移すと「キャンディッド」「カンディッド」「カンディード」「キャンディード」くらい

もし私が日本での翻訳慣行を知らずに訳すとしたら「キャンディッド」と書くと思います。
15マグナ ◆vI4NRkhGyA :2013/03/22(金) 16:33:21.88
http://www.youtube.com/watch?v=Wd2S0VyVnak
フランス人の発音だが、コンディード、と聞こえるぞ。
16マグナ ◆vI4NRkhGyA :2013/03/22(金) 16:41:03.78
大瀧啓裕だったらより原音に近づけて「コンディド」とか表記するところだろうがな。
だがそれでもなんだから英語圏人がいってる「キャンディード」にならない程度で「カンディード」表記が妥当なのでは。
17吾輩は名無しである:2013/03/22(金) 16:47:09.85
コ〜ンディード
18マグナ ◆vI4NRkhGyA :2013/03/22(金) 17:12:01.27
まあ別に俺もヴォルテールの「ユーモア」が、とか言ったぐらいだし、英語、フランス語と何でも割り切るのは辺だと思ってるが、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%89
未見だが、こういうものがある。キャンディード、クネゴンデ。英語圏ではそうなる。
198:2013/03/22(金) 21:15:19.90
>>8なんだけど、書き方が悪かったかね。ブラクラかと思われるか
ちなみにこんなページでした。Penguin Classicsのfacebookページで紹介されてたのさ。
20 Embarrassingly Bad Book Covers for Classic Novels
日本のロリータの表紙も一つ入ってました
20吾輩は名無しである:2013/03/23(土) 05:44:12.79
>>14
勘違いしてるのは、あなたじゃないの?
方言は知らないけど、フランス語の標準的発音では、ca が「キャ」に
聞こえるのは、caractere (キャラクテール) とかいうのだった。carriere
(キャリエール) などの場合だよ。can と来て、そのあとに子音がくるような、今回の
Candide の場合は、標準発音では、マグナのいう通り「カンディード」または
「コンディード」に聞こえる。でも「コンディード」にしちゃうと、ろくにフランス語
を知りもしない似非欧米通の連中が笑う。従って、翻訳者たちは「コンディード」を諦めて
「カンディード」とせざるを得ない。
21吾輩は名無しである:2013/03/23(土) 07:35:41.72
この人達はcandideをほんとに読んでるのかね?w
あのグローバルなセッテイングで作者は良く知りもしないであろう南米を
舞台にしてみたり、しかも主人公はドイツ人ということになっている。
第一、candideというドイツ名前なんて存在しないんだろ?
satiristヴォルテールが最も嘲笑したかったのはここにいるような
2chネラータイプだったろうがなw
日本の出版界のカタカナ表記の基準は良く分からないが、他国人の名前を
自国語風の読み方に変換してしまうことも多い欧州人もいい加減だが、
日本人の島国根性もどうかと思うよw
ナボコフだってナッヴァーカッフだろうしさw
ヴォルテールのcandideのフランス語mp3なら、そこらに転がってる。だが、
聞く人によって印象は違うだろう。
22吾輩は名無しである:2013/03/23(土) 11:48:11.79
まあ、少なくとも言えるのは、「フランス人がこう発音した」とか
10、や20のサンプルを、しかも自分の耳で判断して断言するのはよしたほうがいいってこと。

だいたいなんで「ディード」って伸ばすわけ?
candideってふつうの形容詞を借りてることも分かってないんだろ。

>「カンディード」または 「コンディード」に聞こえる。
      ↑
そう聞こえると思うからそう聞こえるんだよ(笑
23マグナ ◆vI4NRkhGyA :2013/03/23(土) 12:45:40.40
いや、故人をいいように味方に付けられましても……。
24吾輩は名無しである:2013/03/23(土) 13:04:57.43
>>21
>>ナボコフだってナッヴァーカッフだろうしさw

それこそ間違いだ。おおかたあんたはアメリカあたりでその発音を覚えたつもりなんだろうが、
それを言うなら「ナッバーカッフ」だよ。英語の綴りを見て見ろ。Nabokov だろうが。
せっかくアメリカに留学したつもりでも、いまだに b と v の発音をごっちゃにしてるから、
こんなところでボロが出る。他の連中を島国根性だと罵るあんたこそ、英語の基礎的な発音も
いい加減にしかできない島国人間だろが。

>>22
まあ、フランス語をせめて3か月でもいいから勉強しみろ。そうすりゃ、あんたにもわかるときがくる。
25マグナ ◆vI4NRkhGyA :2013/03/23(土) 13:13:05.34
フランス人がそう言ってるんだから仕方ないだろう。
伝奇なんだから、例え異国を舞台にしていようとも、作品を作られた国の発音で読むのが妥当だ。
例えば鄭成功をチェンチェンコンなんて言ったって分からないだろう。アラジンは支那人だ。
君の欧米読みを強調したキャンディードってのはあまりに植民地主義が過ぎる。こう批判してる訳で。
大体、その裏のメッセージですらまともに読み取れていないようだ。スレ流しをするように自己満足でしかないベストを垂れ流すな。
一回二回なら構わんが何度も続けると流石にうざくなる。揚げ足もとってやりたくなるもんじゃないか。
26吾輩は名無しである:2013/03/23(土) 13:22:49.47
キャンディード
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%89
『キャンディード』は、ヴォルテールの『カンディード或は楽天主義説』(Candide, ou l'Optimisme)を原作とした舞台演劇である。
ジャンルに関して一意に分類することは難しく、ミュージカルともオペレッタともライト・オペラともコミック・オペラとも、あるいは(純粋な)オペラともいえる。
原作と舞台では日本語の題名・登場人物の呼称が一部異なっている。以下、「キャンディード」は舞台作品を指し、「カンディード」は原作を指す。
27吾輩は名無しである:2013/03/23(土) 16:16:20.33
もうカヌヂードでいいよ
28吾輩は名無しである:2013/03/23(土) 16:27:30.23
カタカナ表記なんかどうだっていーじゃねえかw
元々がいい加減なんだよw
うるさい奴らだw
29吾輩は名無しである:2013/03/23(土) 16:59:56.17
どうせ過疎スレで、誰も何も語ってはいなかったんだから、
たとえ下らないカタカナ表記の話でも何でもいいじゃんか。
他人の議論に文句ばかり言ってねえで、
自分から新しい話題を提供してみやがれってんだ。
30吾輩は名無しである:2013/03/23(土) 17:02:28.56
>>28
また自演かよ。自分の外国語の知識のデタラメがばれたからって、
今度はその議論が下らないなどと抜かしやがる。最初から
お前がフランス語や英語の発音の仕方について知ったかぶりするからいけねえんだよ。
31吾輩は名無しである:2013/03/23(土) 17:20:07.13
面白いな
32吾輩は名無しである:2013/03/24(日) 00:13:42.23
>>9
先日来あちこちのスレにリストを挙げてくれてる方かな。乙です。
さすがに仏文や独文と違って未訳の作品が多いね。今後の楽しみと取るべきか
それともこのままラテアメ文学の勢いがなくなって永久に未紹介のまま終わるのか‥。
3332:2013/03/24(日) 00:27:02.60
あわわ。誤爆しました。失礼。

ついでに横から口出しすると、鼻母音の部分はアンとオンの中間くらいで、日本語では正確な表記は無理。
語頭のCについてはどうだろうね。カフェでもキャフェでもパリでは通しるけど‥。
34吾輩は名無しである:2013/03/25(月) 20:57:52.76
カン(フゥ)ディードのイメージ。()内小文字。
35吾輩は名無しである:2013/03/26(火) 06:45:56.64
「7」のリストを挙げた者だが、
実はCandide(と猟人日記とコレラの時代)は英語訳で読んだのだ。
18世紀おフレンチ→日本語訳よりも英語訳のほうがたぶん
正確だろうと踏んで、お買い得ペーパーバックを仕入れたからだ。
(猟人日記は翻訳が手軽に入手できない、コレラは未訳だった)
邦訳タイトルは意識していなかった。
バーンスタインのオペラのタイトルから
キャンディードと思い込んだのだろう。

でナルチスとゴルトムントはいいのかw?
(私は「知と愛」という二項対立的邦題が嫌いなのだ)

ちなみにリストを前スレから転載したのは私ではないよ。
Bagatelle!
36マグナ ◆vI4NRkhGyA :2013/03/26(火) 21:32:47.57
君の英語が読める自慢は分かった。
もういいから余所でやってくれないかね?
自演を何度も繰り返して楽しいか。何食わぬ顔をしてまたやってくるのか。
37マグナ ◆vI4NRkhGyA :2013/03/26(火) 21:34:04.39
あと多言語作品英訳で読むのと日本語訳で読むのとは全く変わらない、あるいはそれ以下である場合もあるから気をつけるべきだな。
そういうのは常識の範疇に属することだ。
38吾輩は名無しである:2013/03/26(火) 22:22:15.06
スタンリー・「キュー」ブリックも実際の発音は‘koo-’だし、
デヴィッド・ボウイはイギリスでは‘ばうい’のほうが近いし、
グルーチョ・マルクスは‘ぐらうちょ’だし、
まあ、固有名詞の読み間違いや表記のブレをほじくりだしたら切りがない。
39吾輩は名無しである:2013/03/26(火) 22:37:37.51
実にツマラン議論だ。
「ギョウーテとは俺の事かとゲーテ言い」という名言を
今の若い者は知らんと見える。
40吾輩は名無しである:2013/03/26(火) 22:41:42.50
ところで君たちはキャンディードは読んでいるのだろうね。
キャンディードも読んでいない日本人とか何とか、かって三島が
嘆いていたな。
412,5,35:2013/03/26(火) 23:23:50.92
>>35
なにを余所でやるのだ?
私は話のネタとして、敬愛する英文学びいきのリストを提示しただけだ。
6、7(の転載)、28は与り知らぬ。

君の始めたpedanticな言い争いには一切参加しとらん。
リストの内容を多少の根拠を挙げて腐すというならまだしも、
実にくだらない因縁をつけるものだと感心しておったのだぞ。

なにを偉そうな顔で仕切っておるのか。
君によそへ行けなどと指図される謂われはかけらもないぜ。
42マグナ ◆vI4NRkhGyA :2013/03/26(火) 23:59:00.69
はいはい、自演常習者の弁明は結構です。
43マグナ ◆vI4NRkhGyA :2013/03/26(火) 23:59:36.42
>>41
見ていると君は自演でこのスレ、およびディケンズとか多くのスレを埋め尽くしているように思えるがね。
442,5,35:2013/03/27(水) 00:12:45.76
ずいぶん機敏に反応するんだな。
泥棒は人を見ると泥棒じゃないかと思うものなのだよ。
45マグナ ◆vI4NRkhGyA :2013/03/27(水) 00:43:22.60
昨日の今日の話ではないからいっているわけで。
46吾輩は名無しである:2013/03/29(金) 08:57:05.69
何を言い争ってるのか、よくわからん。
47吾輩は名無しである:2013/03/29(金) 09:43:39.25
>あと多言語作品英訳で読むのと日本語訳で読むのとは全く変わらない

これはどういうことを言いたいのかはっきりしないけれど、
ちょっとわたしには意外な見解のような感じがする。
すくなくとも常識ではなさそう。
48吾輩は名無しである:2013/03/29(金) 09:55:50.07
>あと多言語作品英訳で読むのと日本語訳で読むのとは全く変わらない、あるいはそれ以下である場合もあるから
英訳>日本語訳な人がいるけど(丹生谷貴志とか)
日本語訳で読むことは必ずしも英訳に劣るわけではない、英語中心主義になるなってことでしょう
49吾輩は名無しである:2013/03/29(金) 12:33:20.70
>>48
日本文学のフランス語訳なんかでも、そういうのありますよね。
日本文学をまずはイギリス人が訳す。それが流行ると、日本語のわからないフランス人がその英訳
からフランス語訳を作って、堂々と出版する。

だいたい、欧米人にとってあまりメジャーじゃない
言語(つまり日本語とかチベット語とか)で書かれている文書は、まずはイギリス人が英訳して、
それが流行ったあとでそれをフランス語とかその他のヨーロッパ諸言語に訳しているみたい。
それをきちんと真面目に「原語」(つまり日本語とかチベット語)からヨーロッパの諸言語(フランス語
とかドイツ語)に訳している人もいるけど。
50吾輩は名無しである:2013/03/29(金) 13:05:20.37
>>48
ああ、なるほど。
英語中心主義になるなってのならわかります。

わたしが引っかかったのは、こういうことを考えるからです。
文学ってオリジナル原典にこだわらなくていいんじゃないかと。
たとえばフランス語作品を原書で読むのも英訳で読むのも日本語訳で読むのもそれぞれいい。
その時に、これはみんな同じじゃなくてある意味では別物と考えてもいいわけだ。

わたしの場合で言うと日本語とフランス語と英語と中国語とイタリア語しか
ふだん読まないけれど、その中では、あまりヴォルテールだからフランス語で読むと言うような
こだわりを持たなくなって来たんですね。論語を仏訳で読み、ヴォルテールを漢訳で読むというように。

そうすると目の前にテキストがあるだけで、重訳とかあまり気にならないですね。
51吾輩は名無しである:2013/03/29(金) 16:17:01.21
日常を夢のように表現するのが日本の作家

英の老舗文芸誌「グランタ」編集長、ジョン・フリーマンさん

「誰もが熱心に話を聞く。海外の作家に対する関心の高さに驚いた」。日本の読者の印象をそう語るのは、
英の文芸誌『グランタ』の編集長、ジョン・フリーマンさん。3月の東京国際文芸フェスティバルで
日本人作家や翻訳家、読者たちと交友を深め、日本への興味を改めてかき立てられたようだ。

1974年、米オハイオ生まれ。書評家としてキャリアを積み、2009年に『グランタ』の編集長に抜擢された。
若手ブラジル人作家の特集を組むなど、英語圏にとらわれない自由な発想で、
1889年創刊の老舗に新風を吹き込んでいる。日本の現代作家に向ける視線も温かい。

「ものすごくたくさんの作品を書くなあ、というのが第一印象。私の読んだ限りだが、
日常をまるで夢の中にいるように表現しているのが日本の作家の特徴と言えるのでは。
角田光代や川上未映子ら女性作家の活躍も印象的だね」。世界中に多くの読者がいる村上春樹さんの活躍も、
日本の作家への関心を高める。「村上の作品は実は日本の歴史と深く関わりがあって、
現代社会が暴力と破壊の中から生まれてきた、ということを非常に巧みに表現する。
一見作り込まれていない装いだから、ジャズのように即興的に読めるのも魅力だ」

http://sankei.jp.msn.com/life/news/130328/bks13032807400001-n1.htm

グランタの新編集長はアメリカーンなジョン・フリーマン君
http://oharakay.com/archives/1754
52吾輩は名無しである:2013/03/29(金) 19:06:26.29
私は日本語以外の言葉はそれほど理解できないけど、やっぱり文学は原書じゃないと
本当の味わいは堪能できないんじゃないかと思ってる。だから、日本語しかまともに読めない
私は、本当にわかるのは日本文学だけだと諦めている。

たとえば、漱石のあの
軽妙洒脱な文体、読者の苦悩と疲弊をそうっとオブラートで包んで癒してあげようと
思っているかのような深い愛好に満ちたあの江戸っ子の口調は、やはり日本語の原文でしか
味わえないと思う。もしそれを別の言語で読むとしたら、その文体や口調は味わうことが
できず、プロットや思想を追うだけの読書になってしまうと思う。

文学の醍醐味は、筋や思想を追いかけるよりも、その文体、その言葉の端々を
味わうことにあると私は感じているので、そういう私にとっては、やはり原書主義はよく理解できる。
英語を真剣に勉強し、英文でたくさんの小説などを読んできたけど、いまだによくわからん。

私が英文で文学を読んでいる時には、漱石の文学を日本語で読んでいる時のような、
あの奥深さを感じることができない。たとえばディケンズとかヴァージニア・ウルフとかを
英文で読んでても、やっぱり、日本語で漱石や芥川や太宰を読んでいる時とはまるで違う。
53マグナ ◆vI4NRkhGyA :2013/03/29(金) 22:57:48.41
自分はそれはないなあ。
単語を知ってる知らないは別として、英語文学の方が、すとっと自分の嗜好に合う感じがする。
54吾輩は名無しである:2013/03/30(土) 00:33:58.57
だから周囲の人が思うところの良い日本語で小説を書けないんじゃないのか。
この良いと思う感覚が、一般大衆と違うんじゃないのかな。
多くの人に支持される日本語の語感を共有できていなければ、人間の優劣とは無関係に
任意の集団内ではアウトサイダー的な役回りを演じなければならないのと、違うかな。
馬鹿にしているんじゃなく、一般的に思ったことだけど。
もしくは端的に気に入らないやつと想定した相手を挑発しているかだ。部分部分で誤差はあろうが、その両方でもあるか。
55吾輩は名無しである:2013/03/30(土) 06:02:30.59
>>53
なるほど。そういう感覚を持っている人もちゃんといるんだね。
僕はやっぱり、徹頭徹尾、日本人なのかもね。
56吾輩は名無しである:2013/03/30(土) 09:55:11.06
>その文体や口調は味わうことが
>できず、プロットや思想を追うだけの読書になってしまうと思う。

この発想が自らを狭く閉じ込める因習的なくびきじゃないかな。
たとえば、英語に移し変えられた漱石はオリジナル漱石とはまた別の漱石に
生まれ変わっている。生まれ変わった漱石は英語で読むことによってしか出会えないんだ。

嗜好の問題はまた別の話。
57吾輩は名無しである:2013/03/30(土) 10:09:13.87
なにげなく漱石の英訳を持ち出したけれど、なじみのある日本語作品を
外国語で読みなおすというのは文学と言語のかかわりをプラティックに考えるうえで
刺激的な経験になるよね。

論語とか孟子、老荘でもいいけど、仏訳で読むと言語について新しい地平が
きっと君にも見えてくるだろう。
58吾輩は名無しである:2013/03/30(土) 11:27:56.71
何を偉そうに。
そういうことはすべて経験済みで、
なおかつ言わざるを得ないことを俺は言っていた。
君のようなただの中級者からそんな初歩的なことを
言われる筋合いはない。
59吾輩は名無しである:2013/03/30(土) 11:31:39.00
外国語の力が中途半端なやつに限って、
英訳とか仏訳でよなら新しい地平が見えてくるなどと
言いたがる。俺も、昔はそうだった。
何も見えていないからこそ、
何かが見えているかのごとき錯覚に酔いしれ、
大先輩たちに説教していた。
60吾輩は名無しである:2013/04/01(月) 09:56:24.29
そうですかそうですかなおかつ言わざるを得ないことをおまえは言っていたのですか
あほくさ(笑
61吾輩は名無しである:2013/04/01(月) 11:43:12.18
せっかくの文学スレで、どうしてこうも低級なコメントばかり続くのか
62吾輩は名無しである:2013/04/01(月) 11:50:35.36
どうしてって言ってもしかたないんじゃないかな。
そうならなくする方法を考えて、実行すること。
わたしに案はあるんだが・・・
63吾輩は名無しである:2013/04/01(月) 15:33:11.75
案があるんなら、実行してよ。
64吾輩は名無しである:2013/04/01(月) 15:49:08.96
一人ではできないんだ。
たとえばあなた協力してもらえないでしょうか?
65吾輩は名無しである:2013/04/01(月) 16:06:08.06
文字さえ分かれば、日本語での読み書きと外国語での読み書きに、
「本質」的な違いがあるとは思わない。
いわば、記号の操作の巧拙の違いがあるだけだろう。
たとえば、日本語でなら、一時間で原稿用紙二〜三枚書けるところを、
英語では、換算で原稿用紙半分くらいしか書けない、または、五十枚読めるところを、十枚分しか読めない、
というように、この巧拙は、おそらく「時間の問題」になる。
しかし、むかしあるフランス文学者が、「よーいどんで、レ・ミゼラブルを読んだら、私は、フランスの少女にかなわない」
といったことに対して、蓮實重彦は「よーいどんで読む、というようなこと自体がないので、
無意味な比較だ」といったことを述べていた。
このしゅの「経験者は語る」なら、参考になるのではないか。
66吾輩は名無しである:2013/04/01(月) 16:23:15.64
どこのところを経験者が語っているんですか?
67吾輩は名無しである:2013/04/01(月) 16:24:50.04
蓮實は「経験者」でしょう。
68吾輩は名無しである:2013/04/01(月) 16:24:59.45
どういう協力をすればいいんでしょうか?
69吾輩は名無しである:2013/04/01(月) 16:27:57.77
>>67
蓮實が経験者ならわたしたちも経験者です。
70吾輩は名無しである:2013/04/01(月) 16:29:04.16
じゃあ、経験者として語ったらいいんじゃないでしょうか。
71吾輩は名無しである:2013/04/01(月) 16:43:41.01
まずは、なにか英語で書いたものを、特定されないよう工夫して、
貼り付けたらどうですか。
72吾輩は名無しである:2013/04/01(月) 16:49:56.87
>>71
えっ?それが、あなたの言う「案」なのですか?
何のためにそれをするんでしょうか?
そういうことをやっても不毛だってことは、
このスレでも、すでに、二、三ヶ月前に誰かがやって、
証明済みなのではないでしょうか?
73吾輩は名無しである:2013/04/01(月) 16:56:06.61
じゃあ、英文学として有名な作品の一節をここに引用してみます。

I am by birth a Genevese, and my family is one of the most
distinguished of that republic. My ancestors had been for many
years counsellors and syndics, and my father had filled several
public situations with honour and reputation. He was respected
by all who knew him for his integrity and indefatigable attention
to public business. He passed his younger days perpetually occupied
by the affairs of his country; a variety of circumstances had
prevented his marrying early, nor was it until the decline of
life that he became a husband and the father of a family.
74吾輩は名無しである:2013/04/01(月) 16:58:06.31
自分が書いたものを貼ったらいいんじゃないの。
75吾輩は名無しである:2013/04/01(月) 17:13:02.36
私が英文を書いてもいいんだけど、何のためにそんなことをするの?
以前、ほんの数か月前にこのスレで私はいくらか英文を書いたけど、
変な野次が飛ぶばかりで、まるで建設的な議論にはならなかった。
76吾輩は名無しである:2013/04/01(月) 17:18:14.47
私は野次など飛ばさないよ。
やたらと野次られるほうではあるが。

まあ、英語で書いたものがないならないでかまわない。
77吾輩は名無しである:2013/04/01(月) 20:47:26.48
19世紀イギリス文学のベスト20

1 「高慢と偏見」オースティン(1813年)ちくま2冊1996円
2 「エマ」オースティン(1815年)ちくま2冊2100円
3 「虚栄の市」サッカレー(1847年)岩波(第2巻のみ)840円
4 「ジェイン・エア」C・ブロンテ(1847年)新潮2冊1320円
5 「嵐が丘」E・ブロンテ(1847年)岩波2冊1491円
6 「デヴィッド・コパーフィールド」ディケンズ(1849年)岩波5冊3675円
7 「荒涼館」ディケンズ(1852年)ちくま4冊5040円
8 「二都物語」ディケンズ(1859年)新潮2冊1080円
9 「白衣の女」ウィルキー・コリンズ(1859年)岩波3冊2604円
10 「月長石」ウィルキー・コリンズ(1868年)創元推理1260円
11 「宝島」スティーブンソン(1883年)新潮540円
12 「ソロモン王の洞窟」ハガード(1885年)創元推理840円
13 「ジキル博士とハイド氏」スティーブンソン(1886年)新潮300円
14 「ドリアン・グレイの肖像」オスカー・ワイルド(1890年)新潮620円
15 「テス」ハーディ(1891年)岩波2冊1554円
16 「シャーロック・ホームズの冒険」コナン・ドイル(1891年)新潮580円
17 「サロメ」ワイルド(1894年)岩波378円
18 「日陰者ジュード」ハーディ(1895年)中公2冊2600円
19 「タイム・マシン」ウェルズ(1895年)角川500円
20 「闇の奥」コンラッド(1899年)古典新訳620円

以上、20作品ですが39冊あります。計29938円です。
3の「虚栄の市」は、全4巻のうち、現在は第2巻しか手に入りません。

http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2011-08-04
78吾輩は名無しである:2013/04/02(火) 09:40:54.75
>>72
それは別人のレスです。
協力してもらえるのなら私案を披露しますが、一般に掲示板で人と協力なんてだれもしませんものね。
その意味で無駄でしょう、期待なんてしません。
79吾輩は名無しである:2013/04/02(火) 10:56:02.53
>>78
私は5年くらい前に、4年間ほど掲示板上でほとんど毎日、ある外国語を二人で学習したことがあります。
実際には二人だけのものじゃなくて、大勢でやりたかったのですが、実際に四年間ほどほとんど毎日、
それに取り組んでコメントを書き続けたのは、私と、相手の一人だけでした。

そのような経験は、それ以外にはしたことがありません。あなたのおっしゃる通り、
通常は、ネット上でそんなことをやり続ける人なんてほとんどいませんもんね。

あなたの持ってらっしゃる案を詳しく知るまでは、それに参加する気になるかどうかは言えません。
よかったら、小出しでもいいので、どんな案なのかを教えてほしいです。
80吾輩は名無しである:2013/04/02(火) 19:27:28.39
戦後イギリス小説のベスト10

イーヴリン・ウォー 『ブライヅヘッドふたたび』(1945)
ジョージ・オーウェル 『1984年』(1949)
ドリス・レッシング 『草は歌う』(1950)
グレアム・グリーン 『情事の終わり』(1951)
キングズリー・エイミス 『ラッキー・ジム』(1954)
ウィリアム・ゴールディング 『蝿の王』(1954)
アイリス・マードック 『鐘』(1958)
ミュリエル・スパーク 『ミス・ブロウディの青春』(1961)
アントニー・バージェス 『時計仕掛けのオレンジ』(1963)
マーガレット・ドラブル 『碾臼』(1965)
http://blog.goo.ne.jp/hans_castorp/e/8a33b27e2124584bdebf76373a234c59
81吾輩は名無しである:2013/04/20(土) 21:01:59.60
新自由主義は文学を変えたか―サッチャー以後のイギリス (比較経済研究所研究シリーズ) [単行本]
曽村 充利 (編集), 法政大学比較経済研究所 (編集)

取り上げられている作家はマーチン・エイミス、デイヴィッド・ロッジ、マルカム。ブラッドベリ、ハニフ・クレイシ、カズオ・イシグロなど。
それぞれの作品が丁寧に紹介、分析されている。同時代のイギリス文学に疎かったレビュワーには大いにためになった。
しかしこれらの作家の作品はどれもサッチャリズムには批判的で、新自由主義的な世相、風潮を風刺するものがほとんどである。

小説の命は同時代への批判であり風刺であるから、総じて小説がサッチャー政権に対峙するスタンスを取っていることは不思議ではないが、
これでは「新自由主義は小説に恰好の題材を与えた」という認識だけで終わってしまう。
これでは新自由主義は文学を何ひとつも変えていないという結論になるだろう。着眼点はいいが、その問題意識にそった分析にはなっていない。

たとえばリバタリアニズムを支持する人はどのような心情を持っているのだろうか。
Englishnessへの回帰を説く保守主義者はどのような精神性を持っているのか。
新自由主義は68年のヒッピー・ムーブメントなどの騒乱を経た人々に支持されているが、
彼らはなぜ右旋回をしてしまったのか。そのようなアプローチをしないかぎり、当初の疑問に沿った考察にはならないだろう。

(Englishnessという言葉は「美しい国」という某総理のキャッチフレーズを思わせる。
個人的には村上春樹の諸作品が日本の新自由主義的傾向と大いに関係があるのではないかと思っている。)
82吾輩は名無しである:2013/05/24(金) 16:14:15.45
ロンドン南東部ウリッチで真昼間に人が刃物で襲撃され、殺されるという事件(英軍標的の襲撃事件か)
http://matome.naver.jp/odai/2136923620898738101
83吾輩は名無しである:2013/05/25(土) 01:40:48.35
ウォー
84吾輩は名無しである:2013/08/10(土) NY:AN:NY.AN
85誰もいない:2013/08/17(土) NY:AN:NY.AN
どこかで聞いたようなタイトルだと思って本屋で手にとったら、前スレで誰かが
翻訳してくれていた「世界を回せ」(Let the Great World Spin)って本。
6月に出版されてたらしいけれど、昨日まで気が付かなかったようです。

冒頭を読んで、懐かしいと思ったけど買いはしなかった。
どうやらプロが翻訳していても、やはりひきつけられる文体ではなかったらしいのです。
帰宅後、前に自分が訳した冒頭の文章を引っ張り出してきて、プロのものと比べたくなったが、
まあ、買いはしないかな。エイブラムスが映画化するらしいが、期待はしないでおこう。。
86吾輩は名無しである:2013/08/18(日) NY:AN:NY.AN
英文学でおすすめの短編をできるだけ紹介してください
長さ的には、MAXでヘミングウェイの老人と海くらいでお願いします
もっと短いとより良いです

原書で読めるので翻訳版の有無は関係なく紹介して頂きたいですm(_ _)m

あと、申し訳ないですが米文学スレにも同じこと書きたいのでマルチさせてくださいm(_ _)m
87吾輩は名無しである:2013/08/30(金) NY:AN:NY.AN
88吾輩は名無しである:2013/09/01(日) 16:39:46.91
89吾輩は名無しである:2013/09/02(月) 19:47:54.18
英文学
90吾輩は名無しである:2013/09/02(月) 22:48:28.56
91吾輩は名無しである:2013/09/09(月) 11:52:25.25
92吾輩は名無しである:2013/09/17(火) 20:34:34.09
スコットランド啓蒙主義
http://cruel.org/econthought/schools/scottish.html
93吾輩は名無しである:2013/09/19(木) 21:50:18.23
amazonのハムレットの感想欄見てみ。
「作者が劇の関係者だけあって 小説というよりは劇の台本って感じだな」
とかって書いてるバカがいた。ワロタ
まだ消されてないと思うから、見てみてみ
94吾輩は名無しである:2013/10/02(水) 18:32:41.31
近年、D・H・ローレンスの人気はどうよ。
昔は猫も杓子もローレンスだったけれどもね
95吾輩は名無しである:2013/10/02(水) 22:29:45.55
ハーディの不人気さに泣ける。
96吾輩は名無しである:2013/10/02(水) 22:38:11.41
てす
97吾輩は名無しである:2013/10/03(木) 01:52:44.43
テスと書きこみtestを掛けた文学板ならではの洒落
98吾輩は名無しである:2013/10/12(土) 23:24:26.30
ニュースダイジェスト
http://www.news-digest.co.uk/news/
99吾輩は名無しである:2013/10/14(月) 10:37:00.71
100吾輩は名無しである:2013/10/14(月) 11:02:44.00
16・17世紀ヨーロッパの主要な出版地
http://www.humi.keio.ac.jp/matsuda/catalogue/emblem/index/index_plj.html
101イラストに騙された名無しさん:2013/10/18(金) 20:03:36.37
102吾輩は名無しである:2013/10/21(月) 10:15:33.12
103吾輩は名無しである:2013/10/21(月) 22:10:55.76
不思議の国のアリスはだれの訳がいいのか教えてくれ
104吾輩は名無しである:2013/10/24(木) 23:14:23.19
黒人奴隷クンタの20年間
http://kunta.nomaki.jp/
105吾輩は名無しである:2013/10/25(金) 05:16:34.87
>>103
新潮文庫の矢川澄子でいいと思う
106吾輩は名無しである:2013/10/25(金) 17:44:42.21
107吾輩は名無しである:2013/10/27(日) 12:00:36.01
イギリス・アメリカ
1764 トマス・リード:常識の原理からの人間精神の探求
1792 ドゥーガル・スチュアート:人間精神の哲学の原理
1794 エラズマス・ダーウィン:ズーノミア
1820 トーマス・ブラウン:人間精神の哲学
1829 ジェイムス・ミル:人間精神の現象の分析
1843 J.S.ミル:論理学体系
1855 ベイン:感覚と知性
1855 スペンサー:心理学の原理
1859 G.H.ルイス:日常生活の生理学
1867 C.S.パース:新しいカテゴリー表
1869 ゴールトン:遺伝性の才能
1871 チャールズ・ダーウィン:人間の由来
1872 T.H.ハクスリー:動物は自動機械である仮説
1873 スパーリング:本能
1874 カーペンター:精神生理学の原理
1882 ロマニス:動物の知能
1890 ウィリアム・ジェイムス:心理学の原理
1894 モーガン:比較心理学入門
1896 デューイ:心理学における反射弓の概念
1898 ソーンダイク:動物の知能
1898 ティチナー:構成心理学の仮定
1903 ラッセル:数学の原理
1911 ボアズ:未開人の心
1913 ワトソン:行動主義者の見た心理学
108吾輩は名無しである:2013/11/01(金) 10:46:31.52
こんな流れの遅いスレで時事ネタ出すのも気が引けるけど
園遊会と聞くとマンスフィールド思い出す
もっと広く読まれていいと思うんだけどな
109吾輩は名無しである:2013/11/01(金) 11:28:45.26
Katherine Mansfield
The Garden Party
http://www.eastoftheweb.com/short-stories/UBooks/GardPart.shtml

The Garden Party (short story)
http://en.wikipedia.org/wiki/The_Garden_Party_(short_story)
110吾輩は名無しである:2013/11/14(木) 23:47:36.51
クッツェー『恥辱』
まあ良かったんだけどなんか肩透かしくらった
どこが過去25年のベストなんだよと
111吾輩は名無しである:2013/11/15(金) 00:05:39.24
マンスフィールド、繊細でいいね、高校の教科書にcanarryが載っていた。
112吾輩は名無しである:2013/11/15(金) 08:38:10.22
マンスフィールドは良い。
113吾輩は名無しである:2013/11/15(金) 15:47:00.49
472. ためしに 2013年11月14日 23:42 ID:zcaqXDvEO
"The train came through the tunnel into the snow country."

確か合ってると思うが
サテこれは何の冒頭でしょう
日本文学の英訳です
これくらいわからないで文学語るのはハズカシイと思いますよ
114吾輩は名無しである:2013/11/16(土) 19:36:52.59
面白かった英語小説や英語本をあげていくスレ 2
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/english/1365942216/
115吾輩は名無しである:2013/11/17(日) 12:19:49.35
日本マンスフィールド協会の本は、全体的に訳がおかしいと思う。
全集とかを読んでも、日本語としておかしい文章がてんこ盛り。
解釈の違いとか、そういう問題じゃないくらい。
116吾輩は名無しである:2013/11/18(月) 01:35:27.83
http://www.bbc.co.uk/news/entertainment-arts-24979129
17 November 2013 Last updated at 15:32 GMT
Doris Lessing, Nobel Prize-winning author, dies aged 94

British Nobel Prize-winning author Doris Lessing has died aged 94.
A statement from her publisher, Harper Collins, said
she "passed away peacefully at her London home in the early hours of this morning".
Her best-known works include The Golden Notebook, Memoirs of a Survivor and The Summer Before the Dark.

http://news.bbcimg.co.uk/media/images/71167000/jpg/_71167309_71167308.jpg
117吾輩は名無しである:2013/11/18(月) 17:45:48.45
現在、大学で英文学を勉強している者です
超初歩的な質問をさせてください

詞のストレスとアンストレスってどうやって見分けるのですか?(機能語と内容語が全てではない……?)

教員がネイティブでイギリス英語が全く聞き取れない為、理解が出来ません
何か参考になる本でもサイトでもなんでも良いので、教えてください
118吾輩は名無しである:2013/11/19(火) 06:51:52.44
>>110
鴻巣の訳は糞
ってかクッツェーは翻訳で読むと大概つまらない
119吾輩は名無しである:2013/11/19(火) 13:55:31.84
>>117
そんなもん自分でさがす能もないのか?
120マグナ ◆vI4NRkhGyA :2013/11/19(火) 14:44:02.35
肝心の翻訳は怠って、翻訳をネタにしたエッセイや文芸誌での発表の方が忙しい鴻巣だからなあ。
文章がおかしい、とかは前から言われてるところだ。
121吾輩は名無しである:2013/11/19(火) 14:59:51.86
クッツェーが面白くないのは翻訳の出来とは関係ないだろ
122吾輩は名無しである:2013/11/19(火) 17:56:00.25
荒涼館おもろい
123吾輩は名無しである:2013/11/20(水) 12:04:22.64
レベル別 洋書ペーパーバックのご紹介(中上級向け)
http://english.chakin.com/paperback-int.html
124吾輩は名無しである:2013/11/23(土) 15:13:33.24
>>117
シラブルの切り方とかは定式化するのが難しい。慣れるしかない
詩の朗読はネットで無料で聴けるからそういうの利用するといい
125吾輩は名無しである:2013/11/24(日) 22:30:16.21
@Jeffrey Archer (born 15 April 1940)British
APaul Auster(born February 3, 1947)American
BBill Bryson(born December 8, 1951)American
CAgatha Christie(born Miller; 15 September 1890 – 12 January 1976)England
DPaulo Coelho(born August 24, 1947)Brazil
EPatricia Cornwell(born Patricia Carroll Daniels; June 9, 1956)American
FRoald Dahl(13 September 1916 – 23 November 1990)British
GF. Scott Fitzgerald(September 24, 1896 – December 21, 1940)American
HJohn Grisham(born February 8, 1955)American
IErnest Hemingway(July 21, 1899 – July 2, 1961)American
JNick Hornby(born 17 April 1957)British
KKazuo Ishiguro(born 8 November 1954)British
LStephen King(born September 21, 1947)American
MHaruki Murakami(born January 12, 1949)Japanese
NGeorge Orwell(25 June 1903 – 21 January 1950)English
ONora Roberts(born Eleanor Marie Robertson on October 10, 1950)American
PJ. K. Rowling(born 31 July 1965)British
QSidney Sheldon (February 11, 1917 – January 30, 2007)American
RNicholas Charles Sparks (born December 31, 1965)American
SDanielle Steel (born August 14, 1947)American
126吾輩は名無しである:2013/11/24(日) 22:58:06.07
クラリッサ
サミュエル・リチャードソン作
渡辺洋訳
http://yorific.cll.hokudai.ac.jp/
127吾輩は名無しである:2013/11/27(水) 01:42:54.71
「アーサー王宮殿のコネチカット・ヤンキー」を瀧口直太郎訳で読んでるが、
実に面白いなあ、これ。なんで今まで読まなかったんだろう。

ところどころ(おそらく原文を完全に読み下せなかったために)訳文の
意味がはっきり通じない部分もあるのだけど、それでも尚、
これは意趣に富んだ名訳だと思うよ。

中野好夫の二都物語、堀口大学の人間の土地、
金田鬼一のグリム童話に匹敵するね。
128吾輩は名無しである:2013/11/27(水) 09:29:08.43
龍口直太郎さんは、誤訳が多くて有名ですよね
129吾輩は名無しである:2013/11/27(水) 10:21:41.45
>>128
そういうことをそういう言い方で軽く言い飛ばすのはやめなさいね。
あなたがアホウだという証左にしかなりません。
130吾輩は名無しである:2013/11/27(水) 15:49:42.48
自分がアホウではないかのような物言いだ
131吾輩は名無しである:2013/11/27(水) 18:37:58.37
>>130
アホウの自戒ですよ。
132吾輩は名無しである:2013/11/28(木) 00:26:09.33
マーク・トゥエインは頭が良かったんだな。
いやはや、感心することしきりだ。
面白くって箸が止まらないや。
133吾輩は名無しである:2013/11/28(木) 00:49:03.01
『第三の警官』 フラン・オブライエン著/大澤 正佳 訳
白水Uブックス 1680円 (本体価格1600円) 2013年12月刊行予定
出版資金ほしさに金持の老人を殺害した主人公は、いつしか三人の警官が管轄し
自転車人間の住む奇妙な世界に迷い込んでしまう。文学実験とアイルランド的奇想が
結びついた奇跡の傑作。
http://www.hakusuisha.co.jp/detail/index.php?pro_id=07188
134吾輩は名無しである:2013/11/28(木) 22:16:04.93
>>127
子供のころ「ヤンキー夢の冒険」というリライトしたのを読んだよ。
読み物の面白さを教えてくれた、忘れられない一冊。
135吾輩は名無しである:2013/11/29(金) 23:05:29.64
>134
へえ、そんな短縮版があったんだ。
ちょっと読んでみたいものだ。

もともと子供向けに書き始められたなんてことを耳にした覚えもあるけど、
その割には遠慮なく刺激的でダークでレトリカルに饒舌なんだよなあ。
良い子バージョンが不当にdumb-downされておらず、
原作のエッセンスをよく伝えているとしたら驚きだな。

あと50ページ。
136吾輩は名無しである:2013/11/29(金) 23:09:30.49
私が読んだのは「アーサー王にあった男」という少年向けリライト版
いまでも現役
http://www.amazon.co.jp/dp/4265046517
137吾輩は名無しである:2013/12/03(火) 00:51:22.48
いやあ、こりゃまたずいぶんと壮絶なクライマックスであった。
ちょっとたまげたわ。
138吾輩は名無しである:2013/12/03(火) 13:45:45.05
荒涼館三冊目
長い
139吾輩は名無しである:2013/12/04(水) 23:49:57.57
大学で何気なく興味が湧き、英文学の世界に足を突っ込んだが、
作品を読めば読むほど、批評家の解釈を聞けば聞くほど、
自分が深い闇に落ちていくような気がする。
深すぎる。
140吾輩は名無しである:2013/12/05(木) 00:24:23.04
>>133
大変結構なことだけど高すぎませんかね
何のためのUブックスなの?
141吾輩は名無しである:2013/12/05(木) 08:44:59.00
1600円で高いと言われたら出版社はなにも言えない(笑
ブックオフしか行かない人なの?
142吾輩は名無しである:2013/12/05(木) 10:22:17.54
ベケットを専門的に読む訓練をしたいと思って英文科に入った。
で、ベケットを研究したいと言ったら、ベケットは仏文の管轄だと言われた。
しかたないのでディケンズの研究に切り替えた。

おれの人生・・・
143吾輩は名無しである:2013/12/05(木) 15:08:18.91
Uブックスって新書だろ
ちゃんと装幀しているわけでもなし
白水社はそもそもボリすぎ、光文社を見習えと
売れないからってより売る努力をしとらん
144吾輩は名無しである:2013/12/06(金) 16:04:07.51
立派に装丁してるよ。
英米やフランスのことを考えれば凝りすぎなくらい。
145吾輩は名無しである:2013/12/06(金) 21:32:35.88
んなこたあーない
形ばかりのカバーが1枚あるだけでペーパーバックと変わりばえしないわ
しかも英語版はいわずもがな、フランス語版よりもちゃんと高いし
146吾輩は名無しである:2013/12/11(水) 14:27:29.76
外国人教師が選んだ「2013年の日本の世相を表す英単語」、1位は?
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1312/10/news133.html

 トップは「忍耐力」や「粘り強さ」を表す「Perseverance」だった。
主な選出理由としては「東日本大震災や異常気象などの天災に辛抱強く耐えながら、
国際競技大会の招致や富士山の世界遺産登録など、明るい話題も多く、努力が報われた1年だったこと」が挙げられたという。
以下、2位「Progress」(進展)、3位「Resilience」(回復力)、4位「Hospitality」(おもてなし)と続いた。
147吾輩は名無しである:2013/12/11(水) 14:44:12.82
▼日本人が間違いやすいTOEFL英単語ランキング(トップ20)
http://iknow.jp/toefl201307

@ disparate    まったく異なる
A revile    悪口を言う、ののしる
B furtive    コソコソした、ごまかそうとした
C fastidious    (口)うるさい
D derogatory    軽蔑的な
E relentless    しつこい
F eschew    避ける、控える
G placate    (怒りを)静める、なだめる
H deviant    逸脱した
I loquacious    おしゃべりな
J paltry    微々たる
K substantive    現実的な
L meticulously    慎重に
M enthrall    魅了する
N deride    あざける、あざ笑う
O reticent    無口な、控えめな
P varsity    (学校の)代表チーム
Q ludicrous    ばかげた
R hideous    ぞっとするような
S discrete    個々の、別々の
書くべきか迷ったのですが書きます

皇后美智子様
↓話相手であり精神科医であり文学者でもある
神谷美恵子さん
↓研究対象
バージニア・ウルフ(「灯台」「ダロウェイ夫人」の作者)
↓同性愛
ヴィタ・サックヴィル=ウエスト(今年初邦訳された「エドワーディアンズ」河出書房新社刊)
↓同性愛
バイオレット・トレフューシス(エドワード7世の愛人アリス・ケッペルの娘)
↓姉妹
ソニア・ケッペル(同じ)
↓孫娘
カミラ・コーンウォール公爵夫人

色々読んでいる内にこういう相関図が出来る事を発見。
149吾輩は名無しである:2013/12/16(月) 00:09:54.83
朗報!大英図書館が100万点以上の画像を無料公開、明治維新前後の日本も
by:KEN ISHIDA

大英図書館は、米・写真共有サービス「Flickr」に100万点以上の画像を公開し、誰もが無料で自由に利用できるライセンスを付与した。
本誌でも紹介している「デジタル・ヒューマニティーズ」という動きを象徴するような優れた試みだが、
19世紀より約3世紀に渡る「地図や地質図、美しいイラスト、コミカルな風刺画、彩飾・装飾された文字、カラフルなイラスト、風景、壁画」などが公開されるという。

大規模なプロジェクト
これらの素晴らしい写真は、マイクロソフト社との史料デジタル化プロジェクトによって生み出されたもので、
来年には画像の背景情報を提供するためのクラウドソーシングのアプリケーションもリリースするという。
また、画像に関するデータをGithubで入手できるというから、なかなかにクールだ。

これは彼らが「メカニカル・キュレーター」と呼ぶプロジェクトの一環で、彼らが一般ユーザーに向けて「何か画像を使ったアイデアを持っているならば連絡してくれ」と呼びかけている辺りも素晴らしい。

http://newclassic.jp/archives/4547
http://newclassic.jp/wp-content/uploads/2013/12/11306772955_f22e57d435_c.jpg
http://newclassic.jp/wp-content/uploads/2013/12/11286554974_f11bde5fc8_c.jpg


大英図書館のFlickr
http://www.flickr.com/photos/britishlibrary/
150吾輩は名無しである:2013/12/19(木) 00:38:29.45
ベスト小説ランキングの常連である'Brideshead Revisited'(Waugh)を
2/3ほど英語で読みましたけど、今のところ、ちっともなんとも面白くない。

これが好きな人がいたらぜひ魅力を聞かせてくれませんか?
151吾輩は名無しである:2013/12/19(木) 02:08:51.04
1945年の‘to make love'はまだ接吻のことかしら?
いつから合体の意味になったのだろう?


‘...for Rex made love to her that afternoon for the first time....'
152吾輩は名無しである:2013/12/19(木) 07:24:55.62
>>151
"to make love" を "to have sexual intercourse" という意味で初めて使ったのは
アメリカ人であり、1927年のころだそうだ。詳しくは、次の解説と例文を見てほしい。

"make love" の定義と例文
(b) orig. U.S. To engage in sexual intercourse, esp. considered as an act of love. Freq. with to, with.

1927 J. S. Bolan Deposition in L. Schlissel 3 Plays Mae West (1997) 218 Jimmy embraces Margie LaMont and goes through with her the business of making love to her by lying on top of her on a couch, each embracing the other.
1929 E. Hemingway Farewell to Arms xviii. 114 Besides all the big times we had many small ways of making love and we tried putting thoughts in the other one's head while we were in different rooms.
1934 ‘G. Orwell’ Burmese Days iv. 54 Why is master always so angry with me when he has made love to me?
1950 M. Peake Gormenghast xxix. 173 One of the Carvers made love to her and she had a baby.
1967 B. Wright tr. R. Queneau Between Blue & Blue xiv. 151 When you make love on a bunk,..the man has to bump his head.
1971 Daily Tel. 15 Jan. 17/1 Couples who make love frequently are more likely to have sons than those who do so less often.
1986 D. Johnson Stars at Noon (1987) i. 17 Making love with him was like passing through a patch of fog.
1999 T. Parsons Man & Boy (2000) ii. 19 We were making love on the floor―or the futon, as Gina called it.

(OED Online)
153吾輩は名無しである:2013/12/19(木) 10:38:41.07
へえ、面白いですね。

>>151の場合は時代はべつにしても性交という感じがわたしはしますね。
154吾輩は名無しである:2013/12/21(土) 18:44:59.69
>>150
カトリックの信仰に興味のない人には面白くないと思います。
一種の宗教小説です。
155吾輩は名無しである:2013/12/21(土) 23:29:14.92
イギリスの青春ものならばライトコメディが基調なのだろうという
思い込みがあったので、すっかり肩すかしを食ってしまった。

カレッジコメディならばラッキージム、
サハラ砂漠で自己喪失ならシェルタリングスカイのほうが
ずうっと面白いや、なんて勝手なことばかり思いながら。

そうだね。
カソリック問答が全編に出てくる。
こんなものがイギリスで一般に好まれるのかねえ。
156吾輩は名無しである:2013/12/21(土) 23:33:17.05
文学板も過疎リック
157吾輩は名無しである:2013/12/24(火) 16:36:02.94
>>155
むかし、吉田健一の訳で読んだけれど、当時感心して夢中になって読んだ。
主人公の酒を飲むスピードが速いのでアル中になるとか、あとは漠然とした雰囲気しか記憶になく、
なにに感心したかも思い出さないが、吉田健一の文体に読まされたのかもしれないな。
チェスタトンの自伝と前後して「再訪」を読んだその夏は、いい夏だった気がする。
158吾輩は名無しである:2013/12/29(日) 19:25:43.98
このスレのみなさんは研究者の人が多いんですか
159吾輩は名無しである:2014/01/02(木) 08:12:50.74
>>157
ヨシケンさんとチェスタトンとは贅沢な夏だ。
160吾輩は名無しである:2014/01/03(金) 00:55:44.25
木曜日の男は摩訶不思議なファンタシーだったな。
じつに奇妙なエンディングだが、心地よい余韻を楽しめたのを覚えている。

おれはHRハガードの「洞窟の女王」を12月に読んだ。
冒険小説としては同作家の「ソロモン王の秘宝」のほうがずっと面白かったけど、
ヒロインの存在感がものすごいんだ。

こんなに強烈な個性のヒロインとなると、エマですらちょっと及ばないか。
バニティ・フェアのレベッカとか、ボバリー夫人とか・・・
性質はもちろんまったく別だが、それくらいのレベルのインパクトでちた。
いやはや。
161吾輩は名無しである:2014/01/03(金) 01:14:49.25
Kindle版Delphiコンプシリーズって廉価でお得ですね。
久しぶりにチェスタトンのブラウン神父シリーズを再読中です。
指向性としてはある意味ポワロやホームズとは逆のベクトルを辿る
アイディオロジカルでアイロニカルな調子が新鮮に感じられて楽しいw
162吾輩は名無しである:2014/01/03(金) 12:17:49.64
>>150
チャールズが若い頃にあった英国貴族を中心とした悠揚たる”文化”が
モットラムに代表される夢も理想も何もない現実主義・金銭主義によって破壊されているのを
嘆いたところ。それが第二次大戦中のブライズヘッドの貴族屋敷の荒廃に現れている。
(実際にはこの小説などの刺激を受けて、ナショナル・トラストなどにより
貴族の屋敷は復興・維持されている。前の英国皇太子妃の実家も一部を公開しながら、
弟の伯爵によって維持されているでしょう)

後は、セバスチャンの辿った運命を見ても分かるように、英国人、欧州人の酷薄さとか、
シーリアの魅力とか・・・
163吾輩は名無しである:2014/01/17(金) 00:38:11.03
英国版「桜の園」か。

ブライズヘッドの末娘とユダヤ混じりの学友の役柄は少し面白いと思ったが、
最後まで傍観者的あるいは観察者的な冷やかさを捨てようとしない語り部cum
主人公のチャールズにほとんど共感できないのだからしょうがないな。

異郷で朽ち果てようとしているアル中の親友セバスチャンに付き合って
いっぺん地獄の果てまで堕ちてみるでもなく、かと言って
ひっぱたいて諭すわけでもなしに、彼をただタンジールに置き去りにする。
妻のシーリアの不貞を咎めもせずにむざむざ家庭を放棄する。
そうして子供たちを捨ててまで結ばれようとした夫持ちのジュリアが
やがて歩き去るのもままに諦める・・・
いったい何がしたいのだろう?

おれがなにか読み落としたのかな?
164吾輩は名無しである:2014/01/17(金) 01:24:14.75
作者と作品の素性ととりわけ信仰の問題でしょ
165吾輩は名無しである:2014/01/17(金) 10:49:38.12
ブライズヘッドのテレビドラマも傑作だね。オックスフォードやブライズヘッド
の様子がよくわかって参考になったよ。
166吾輩は名無しである:2014/01/28(火) 23:29:53.62
物語の半ばまで、チャールズ・ライダーは
ギャツビーや月と六ペンスにおける語り部の様なポジションで
セバスチャン(ないし彼とブライズヘッド一族)が実際の主人公であるか、
もしくはツルゲーネフの父と子のような青年二人の友情と相克のドラマなのだろうと
思い込んでいたために、セバスチャンが物語の前線から脱落して
それきりになってしまったので大いに拍子抜けしたよ。

感情と人生のすれ違う様が主たるモチーフとして描かれ、
北アフリカがちょっとだけ登場することから、
Sheltering Skyを想起したけれど、
センチメントの基調に相通ずるものはまったくなかった。

グリーンのThe Heart of the Matterの主人公に、
ライダーは少し似た雰囲気を持っている気がする。
いたってイギリス的にreticentなところが。

この三作品はみな1940年代後半に書かれたのだな。
アフリカが舞台になるのも共通している。
ふうん。
167吾輩は名無しである:2014/01/29(水) 21:48:50.29
信仰の問題と真正面から取り組んだ作品である。なぜセバスチャンはアル中になり、
父の侯爵は家庭からにげているのか、考えなければならない。そして二人とも
最終的には信仰に戻っていく。ジュリアもライダーとの結婚を断念する。
ここではカソリックの信仰が釈迦の手のひらのようなものだ。
グリーンと言えば、The end of the affairを思い出す。
168吾輩は名無しである:2014/01/31(金) 02:30:39.70
Sheltering Skyほどマジェスティックにpainfulでfantasticな小説は、
他にジーン・リースのWide Sargasso Seaくらいしか
とりあえず思い浮かべられないな。
169吾輩は名無しである:2014/02/03(月) 23:37:04.66
カトリック系作家ならG・グリーンの方が好きかな
『情事の終わり』は衝撃的な作品でした
信じてもいない神に祈ったあげくのあの顛末と恨み節ですものね
けったいな作品を書いたものですw
170吾輩は名無しである:2014/02/06(木) 22:26:53.16
『情事の終わり』はとてもいい作品だ。
171吾輩は名無しである:2014/02/17(月) 16:52:39.58
あげ
英文学愛好者で原書派のみなさん、
英語の勉強がてら、
一日1ページずつ素晴らしい作品を読んでいきませんか?

遅読英文学読書会 呼び掛け人より
172吾輩は名無しである:2014/02/22(土) 23:15:28.71
『Brideshead Revisited』の朗読CDをゲット。
以前はTVドラマでチャールズ役を演じたジェレミー・アイアンズの全編朗読があったのですが、
現在、ゲットできるのはジェレミー・ノーサムが語る短縮版。
ところどころをまとめて読んでいるのではなく、
飛び飛びに拾い読みしてストーリー全編を短縮している。
別に構わないが。
173吾輩は名無しである:2014/02/24(月) 03:22:58.45
Sylvia Townsend Warnerの幻想小説‘Lolly Willowes’を最近読み終わった。
サキのどの作品よりもさらにシニカルでショッキングで痛快な
短編‘The Phoenix’を読んで以来ずっとこの長編を読んでみたかったの。

悪魔が社会的不適合者、というか慣習的束縛をむざむざと
受け入れられない人々i.e.主に女性、のガーディアンであった、
というような流れの、女性解放論を激しく謳ったとても風変わりな小説。

ウォーナーはヴァージャイナ・ウルフと同様の男嫌いだったそうで、
なるほど、その傾向はこの作品の節々に如実に反映されているみたい。

巧みにユーモラスで、奇妙にムーディーで、とても楽しかった。
174吾輩は名無しである:2014/02/24(月) 03:30:07.91
現在はマッカーシーのBlood MeridianとスティーブンソンのKidnappedと
ロレンスの恋する女たち(伊藤整訳)を読んどるぞ。

誰か先行して語ってくれ。
175吾輩は名無しである:2014/02/24(月) 13:18:26.67
やや、タリスカーのおかげで意識がほんのりと濁っており、
サブコンシャス・レベルで筆が滑りました。
どうぞ気にしないで。
No offence!
176吾輩は名無しである:2014/02/24(月) 13:59:30.95
日蔭者ジュードを読もうと思う
177吾輩は名無しである:2014/02/24(月) 15:03:18.45
五ページ読んでやめた
178吾輩は名無しである:2014/02/25(火) 08:20:22.14
>>176
『日陰者ジュード』は傑作
これについてみんなで語り合おう
179吾輩は名無しである:2014/02/25(火) 08:47:16.51
ハーディは欧米じゃ読まれるけど、日本じゃあまり読まれないね。
全集が完成したら、少しは人気が出るかな?
当初の予定では、ちょうど今頃訳し終えているはずだったんだが。
180吾輩は名無しである:2014/02/25(火) 09:32:32.33
"Jude the Obscure"(日陰者ジュード)は、最近、読み終わった。あの pessimistic なところが
僕は好きだ。いい加減な救いを与えず、とことん没落させて、とことん絶望させるところが
気に入ってる。

今は、やはり Thomas Hardy の "The Woodlanders"(森の住民?)を読んでる。
181吾輩は名無しである:2014/02/25(火) 09:55:34.61
>>171
原書読書会は、とても素晴らしいと思うけど、具体的にどのように進めていくんですか?
182吾輩は名無しである:2014/02/25(火) 15:39:30.98
>>178来年の冬ね
183吾輩は名無しである:2014/02/26(水) 00:00:31.26
>>181
そうですね、まずめいめい読みたいものをいくつか挙げていって、
興味の共通するテキストを決める、というのが第一段階ですかね。
とりあえず、ディケンズの大いなる遺産とオースチンのマンスフィールド・パーク、
といったところを僕は挙げておきます。
184吾輩は名無しである:2014/02/26(水) 00:09:13.91
立派に働いて、高収入を得ている社会の奴隷(笑)には敬意を表しますが
焼き肉と言ったら牛角や安楽亭、寿司と言ったら回転寿司のような残飯食い漁ってるような生活水準の奴は虚しくならないのか?
飲み行って会計が数万円になったくれーで痛々しい顔する奴とか、てめー自身が痛々しいっちゅーのw

世間的に「無職(笑)」と指差されて笑われようが、知的障害者級の低学歴でもない限りは年間600万は楽々稼げて最低限度の性活ができるスロプの方がマシリト博士かなと。
http://ameblo.jp/toney0407/image-10374804565-10288694032.html
185吾輩は名無しである:2014/02/26(水) 00:43:35.67
>>184
爺、禿、ちび?

自己紹介乙!
186吾輩は名無しである:2014/02/26(水) 00:46:13.51
家族数人で行ったら楽しいで〜♪
回転寿司「うまか亭」ってとこは、味もまぁまぁかな。

では!!!
187吾輩は名無しである:2014/02/26(水) 01:01:22.15
スロプってなんのことかと思ってググったらパチプロのことな。
今時のパチンコ台とかスロット台ってのはコンピュータコントロールだろうから、
過去の出だまの統計からそろそろ落ちる台になる、って予測をするんだろうな。
まあ、そりゃプロの仕事だよね、確かに。
188吾輩は名無しである:2014/02/26(水) 01:07:37.41
だけど年収600万たら毎日毎日2万円以上必ずパチンコ玉っつーかコインっつーかを出すんだよね。
ただ、驚嘆のみ。
189吾輩は名無しである:2014/02/26(水) 06:55:33.56
>>183
その二つの作品のうち、どちらでも僕は賛成です。まだ読んではいないけど、手元に二冊とも
持っていますし、第一、ネット上で無料で読めますからね。19世紀のイギリスの作品を
読むというのは、本当にいいことですね。
190吾輩は名無しである:2014/02/26(水) 09:05:01.03
>>179
昔はねぇ、「ワセックス物語」ってTVで放送されていたんだが。
(ポール・マッカートニーの婚約者だったジェーン・アッシャーも出演していた)

今のTVじゃ期待のしようもないな。
191吾輩は名無しである:2014/02/26(水) 10:36:16.60
>>190
「ウェセックス物語」じゃないの?英語では確か、"Wessex Tales" っていうはず。

http://en.wikipedia.org/wiki/Wessex_Tales
192吾輩は名無しである:2014/02/26(水) 11:52:45.41
近年、政治家なんかがつけてる青いバッジは、ありゃ、なにかね?
193吾輩は名無しである:2014/02/26(水) 14:11:32.30
金正恩バッジ
194吾輩は名無しである:2014/02/26(水) 14:29:27.44
ネトウヨ認定証
195吾輩は名無しである:2014/02/26(水) 17:30:02.29
>>189
では、大いなる遺産から読み始める、ということでどうでしょうか?
ちなみに僕が持っているのはペンギン版ですが、
ネットには無料のテキストがいろいろあるようですから、
興味のある人はだれでも気軽に参加できるのではないでしょうか。
進め方について、ご意見伺えればうれしいです。
196吾輩は名無しである:2014/02/26(水) 20:15:16.48
>>195
"Great Expectations" by Charles Dickens ですね。賛成です。イギリス文学の
第一人者である作家の書いた、これまた代表作ですからね。僕はその作品を、最初の5分の1だけ
原文で読んだところで、ちょっと別の作品に寄り道してしまって数か月経ってしまいましたけど、
またそれを読みなおしますから。

進め方ですか?難しいですね。ともかく、言いだしっぺのあなたがさっそく始めてくだされば、
僕も含めて他の人も、すぐにそれに合わせますけど。
197吾輩は名無しである:2014/02/26(水) 20:39:19.19
>>196 からの続き

もし何か提案してほしいということであれば、提案します。(あんまりいいアイデアが
浮かばないかもしれないけどね。)

(1) まず、「大いなる遺産」を原文で読むスレ、という趣旨のタイトルを持つスレを作ります。
そして、一日あたり、ペンギンブックスまたはそれに似たペーパー版の1ページを読むことを
ノルマにします。毎日毎日です。土日も祝日も休まず、365日です。
電子版で読む人は、Project Gutenberg 上にあるものを使います。すなわち、
下記の URL にあるものです。
http://www.gutenberg.org/files/1400/1400-h/1400-h.htm#link2HCH0001

(2) 第一日目には、最初の三つの段落を読みます。すなわち、次の通りです。

--- 第一段落:My father's family name being Pirrip, から始まる。

--- 第二段落:I give Pirrip as my father's family name, から始まる。

--- 第三段落:Ours was the marsh country, から始まる。
of it all and beginning to cry, was Pip. で終わる。

この三つの段落をすべて読むと、だいたいペーパーバック1ページくらいに相当すると思います。
198吾輩は名無しである:2014/02/26(水) 20:43:17.43
>>197 の続き

(3) この、ペーパー版の1ページくらいを読んだあと、その段落一つ一つについて、日本語で要約する。
もし英語でも要約できる人がいたら、してもらう。

(4) 意味のわかりにくい単語や熟語があれば、質疑応答する。意味がわかるけど、解説を
し合うと面白いと思われるような単語や表現があれば、お互いに詳しく解説をし合う。

(5) どのあたりが面白いと思ったか、どこに特徴があるか、どこが面白くないかを批評し合う。
199マグナ ◆vI4NRkhGyA :2014/02/26(水) 20:43:20.54
長い小説は直ぐ頓挫するぞ。短篇でやっとぐらいだ。
200吾輩は名無しである:2014/02/26(水) 20:47:28.65
いや、長い小説を最後まで読まなくてもいいと思うよ。たとえばペーパーバックで10ページ
だけ読んで、途中で終わってしまってもいいと思う。その10ページ分だけでも、互いに詳しく
検討し合ったらそれでいいんじゃないかな?しかし、長編の一部だけをみんなで読むとなると、
その小説の全体について互いに論評し合う楽しみがなくなるなあ。

そういう点を考えると、できれば短編がいいということになる。でも、イギリス文学の
代表作で、しかも短編となると、とても限られてくる。できれば、言いだしっぺの人が
提案するような Jane Austen や Charles Dickens みたいな、代表者中の
代表者みたいな文学者の書いた、これまた代表作というようなものをみんなで読みたいよね。
201胃酸:2014/02/26(水) 23:31:59.75
>>196-198
ご丁寧なガイダンス、ありがとうございます。
異議なしです。
スレを立てたことがないので、今から調べて実行します。
少々お待ちください。

>>199
そうかもしれませんね。
でも、一緒に読む人がいると楽しいし互いに励ましあえるし、
とにかく楽天的に考えました。
やれるところまでやってみようと思います。

あと、これから以降この読書会用の名前として、
僕は「胃酸」と名乗ることにします。
できましたら他の参加するみなさんも名無しでなく、
読書会用の名前を名乗っていただけたら嬉しいです。
202吾輩は名無しである:2014/02/27(木) 13:34:31.67
>>188

1月 稼動日数 27 +663000円
2月 稼動日数 26 +759000円
3月 稼動日数 28 +951000円
4月 稼動日数 29 +773500円
5月 稼動日数 27 +393500円
6月 稼動日数 29 +1380000円
7月 稼動日数 29 +1233000円
8月 稼動日数 29 +1076000円
9月 稼動日数 27 +930000円
10月 稼動日数 28 +1270000円
11月 稼動日数 21 +533500円
12月 稼動日数 26 +676000円
計-------------------------------
 稼動日数 326日 +10638500円



http://ameblo.jp/pachislotlife/entry-11739069593.html
2013年収支まとめ|パチスロ生活史
203吾輩は名無しである:2014/02/28(金) 06:21:03.46
胃酸さんが立ててくれたディケンズの「大いなる遺産」を原文で読むスレ

http://toro.2ch.net/test/read.cgi/book/1393425859/l50
204吾輩は名無しである:2014/02/28(金) 10:49:34.19
>>191
当時は「ワセックス物語」になっていたの。
ベルイマン映画「第七の封印」が「最後の封印」という名前で公開されたいた。
「7」はキリスト教では一番大切な数字なのにね。
205吾輩は名無しである:2014/02/28(金) 11:24:11.34
>>204
Ingmar Bergman の映画も好きなの?僕は彼の作品が特に好きってわけじゃないけど、
有名だから一応は見ておかないといけないと思って、2年くらい前に YouTube 上で
10本ほど見た。スウェーデン語はわからないけど、英語の字幕がついてたから、一応は
理解できた。

こんな名作が10本も無料で見られるなんて、素晴らしいなあ。ちなみに、
黒澤明の映画も何本か、YouTube 上でまるごと(一部ではなく全編が)見られるよ。
中国人がその作品のタイトルを中国語に変えて upload してくれてるよ。
206吾輩は名無しである:2014/02/28(金) 11:27:25.76
イングマール・ベルイマン「第七の封印」の英語字幕つきの映画

[Ingmar Bergman --- The Seventh Seal]
http://www.youtube.com/watch?v=mbgiWPJLSsM
207吾輩は名無しである:2014/03/01(土) 01:29:39.25
「第七の封印」には主題歌がないので自分で作詞・作曲して
NHK「世界の音楽」で歌った米国人(今は英国人)歌手もいました(1970年3月)

Scott Walker - The Seventh Seal
https://www.youtube.com/watch?v=jMUk1R_fKEA

チョコレートのCMにも出てました
https://www.youtube.com/watch?v=4AOofyLntR0
9:16 付近から。この人は全然笑わないので、
世界中で日本のCMを見たがっていた人が多かったらしい。

ナツメロ板にしてしまって済みません。
208吾輩は名無しである:2014/03/01(土) 23:23:48.76
>>205-206
どうもありがとうございます。
黒澤作品のことは知りませんでした。
「処女の泉」は「羅生門」を元ネタにしていると聞いています。

昨年夏〜冬に東京の名画座では「野いちご」「処女の泉」「第七の封印」が
日本語字幕で次々に公開されました。
「野いちご」は見ていませんでした。語りが多く、画面と字幕の両方を見るのが大変。
英・独・仏はだいたい聞き取れるのですが、スウェーデン語は全く。

「野いちご」で、かつての恋人とヒッチハイクのボーイッシュな少女、
二役の女優は、ビビ・アンデルセンと言われていたのですが、
プログラムを見ると、今はビビ・アンダショーンになっていますね。

>>207 のスコットは、メルヴィル原作「ピエール」の映画化「ポーラX」(1999)で
音楽を担当しています。クラシック風、シャンソン、レディオヘッドばりの音響とか。
L.P.ハートレイ原作の「恋」(The Go-Between)(1970)の主題歌も歌っています。
The Go-Between は一部が YouTube に上がっています。
ジョゼフ・ロージーも再上映して欲しい映画監督です。
L.P.ハートレイは好きな作家ですが、今は短編くらいしか知られていません。
209吾輩は名無しである:2014/03/02(日) 08:26:36.40
>>174
「恋する女たち(Women in Love)」(1969)の映画(ケン・ラッセル監督)を名画座で見ました。
グレンダ・ジャクソン、アラン・ベイツ、オリバー・リードが出演していたと思う。

子役で出ていた女の子が大人になってから、E.M.フォースター原作の映画「モーリス」で
クライブ(ヒュー・グラント)の嫁さん役で出演していました(プログラムに書いてある)。
モーリス役のジェイムズ・ウィルビーはイブリン・ウォー原作の「ハンドフル・オブ・ダスト」、
ゴールズワージー原作「林檎の木」の映画化「サマーストーリー」に主演していました。

アラン・ベイツは「恋」(The Go-Between)(日本公開は1971年だったと思う)に
森番役で出演していました。
210吾輩は名無しである:2014/03/02(日) 23:35:06.75
386 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/11/05(火) 22:43:17.55 ID:ienXsxbb
>>378
「ライヤーゲーム」って知らないの?


387 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/11/05(火) 23:51:04.45 ID:P27Y9boe
>>378
鬼の首とったかのように勝利宣言してるところ悪いけど、liarはライアーでもライヤーでも間違いではないよ
victoryをビクトリー「なんて読んでたら、即座に指摘される」かな?


388 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/11/06(水) 00:39:03.37 ID:atxSCjuQ
>>386
知らない。検索してみたがそんなのなかった。


389 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/11/06(水) 00:52:57.18 ID:9438j31N
>>388
どんなしょぼい検索エンジン使ってんだよw


http://anago.2ch.net/test/read.cgi/slotk/1382525961/l50
211吾輩は名無しである:2014/03/04(火) 11:22:41.27
Charles Dickens の "Great Expectations"(大いなる遺産)を原文で読むスレ
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/book/1393425859/l50
212吾輩は名無しである:2014/03/08(土) 01:43:39.95
★「トランプ」と、下着メーカー「トリンプ」は同じ語源

 そういえば似ている言葉ですよね。

 語源はドイツ語のトリンプ(triumph)です。英語にもなっていて、発音は「トライアンフ」となります。下着メーカー「トリンプ」は、もともとはドイツの企業です。

 意味は「大勝利」や「切り札」など。

 なお、トランプのことを英語ではトランプとは言わず、「Playing cards」と言うらしいです。英語で"trump"という単語は、もとのとおり「切り札・最後の手段」という意味。「切り札」という意味で使ったtrumpが、日本人にはカードの名前だと思ったのでしょう。
213吾輩は名無しである:2014/03/08(土) 02:26:00.63
古くなっている英語もあるよね。

仕方なく YouTube にビデオをアップロードしたことがあるのだが、
「字幕」を superimpose にしたら、一般には subtitle になっていた。
superimpose を使っている人を見かけたが(その当時は発信国が分かった)
日本からだった。
214吾輩は名無しである:2014/03/10(月) 12:40:45.16
>>172 ですが、自分の英語の力は、読むのはまあまあという程度。
CDを数回聞いたら、だいぶ聞き取れるようになった。
原文の得に印象的な言い回しはそのまま残してある。
朗読って楽しいな。宣伝ではありません!
215吾輩は名無しである:2014/03/13(木) 22:03:32.95
私は詩の音(朗)読にはまっていた(今もそう)よw
216吾輩は名無しである:2014/04/09(水) 13:14:56.11
マッカーシーのBlood Meridianは
もう全編血まみれのスプラッター・ホラーでした。
一度まじで夢に見てしまって投げ出そうかしらと思ったけど、
心を鬼にして、というか、石にして踏んばった。
西部開拓史中の史実に題材をとっていると書かれてあるが・・いやはや。
‘ノー・カントリー'を観た人は
あれの20倍くらいに暴力的なカオスを想像してみたまえ。

All the Pretty Horsesもけっこうバイオレントかつ
かなり個性的なスタイル(引用符一切なしの会話文、andの多用など)で書かれているけど、
もっと初期のこちらの文体は輪をかけて個性的で読みづらいったらなかったぞ。

まあ色んな意味でヘビー級の強烈な小説であった。
裏ジャケの賛辞の一つがこの作品をイリアッドやモビーディックに
なぞらえていたのもうなづけるかな。
翻訳は出てるの?
217吾輩は名無しである:2014/04/09(水) 13:48:21.46
恋する女たち(伊藤整訳)は英国小説には珍しく、
かなりメタフィジカルな色合いの強い小説。
日本語がすんなりと頭に入ってこないことがたびたびあり、
たまりかねて(発禁原因の濡れ場シーン)ペーパーバックに探したら
英語のほうがずっと文脈がすっきりするなんてことが。

ロレンスはドイツ系かね?
これが三作目だけど、基本的に文体がストイックで緊張感が強く、
色気とユーモアはあまり感じさせないよな。
高踏的とでも言おうか。
肌にはあまり合わないなあ。

ラッセルの映画版、おれもだいぶ昔に見たよ。
女たちが素っ裸で泳ぐシーンをぼんやりと覚えている。
‘Go-between'の映画版も観たぞ。
ペーパーバックも手元にある。
遠からぬうちに読むつもりじゃ。
218吾輩は名無しである:2014/04/10(木) 16:52:51.76
Galsworthyの"The apple tree" は高2の副読本だったがさぼって1ページも読まなかった。
今から再挑戦しようと思う。
みんなは読みましたか?
219吾輩は名無しである:2014/04/11(金) 08:56:05.70
スティーブンスンのKidnappedは楽しかった。
アクション、サスペンスとしては極上とまでいかないが、
人間がとても良く書けおりユーモアも巧み。
後味の良い秀作でした。
220吾輩は名無しである:2014/04/12(土) 14:13:37.62
610 :「名無しわざとか?」とかイヤミを言われた:2014/04/08(火) 23:04:36.13 ID:1zkhsFlE
>>502
海外旅行wwおまえ英語喋れんの?
TOEIC800点以下の馬鹿なのに「喋れる」とか言うのはなしこよ!


611 :「名無しわざとか?」とかイヤミを言われた:2014/04/09(水) 12:35:51.37 ID:wx/ZXtxh
こんな糞スレ上げんな


612 :「名無しわざとか?」とかイヤミを言われた:2014/04/09(水) 17:20:59.96 ID:xzs+BWRP
TOEICwwwwwwwwwwwwwwwww

http://nozomi.2ch.net/test/read.cgi/slotj/1349266816/502-999
221吾輩は名無しである:2014/04/12(土) 18:04:22.73
みんな英語できるんだな
いいなあ
222吾輩は名無しである:2014/04/12(土) 18:41:55.22
下手で嫌になる
223吾輩は名無しである:2014/04/19(土) 11:04:03.07
英文学の必読書を三冊あげるとすると?
224吾輩は名無しである:2014/04/19(土) 11:14:06.85
小説や詩でなく、英文「学」でだな?
225吾輩は名無しである:2014/04/19(土) 11:17:21.23
いや、「英」文学で
226吾輩は名無しである:2014/04/20(日) 22:03:27.56
英語訳聖書、シェイクスピア、アガサ・クリスティ
227吾輩は名無しである:2014/04/27(日) 18:57:51.06
クリティックだと
S・ジョンソン、M・アーノルド、T・S・エリオットかな
228吾輩は名無しである:2014/04/29(火) 22:17:58.00
●英国の公文書で明らかになった。

中国が尖閣諸島の領有権などを主張しだした頃1970年代、
英外務省は1971年に日本、中国のいずれにも領有権を証明する歴史的
証拠はないと判断、日中のどちらも支持しない立場を決めていたことが
4月27日に英公文書で判明した。
 
 英国の「不関与政策」は現在も引き継がれており、主要友好国でさえ、
「尖閣は固有の領土」という日本の主張への立場表明を回避してきた実態が
明らかになった。
http://www.47news.jp/CN/201404/CN2014042701001507.html
http://ai.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1398606420/l50
229吾輩は名無しである:2014/04/29(火) 22:19:57.11
狡猾な国・英国か。

ずっと、日本は英国にだまされてきた。  
英米とはそういう国家だよ。
230吾輩は名無しである:2014/04/30(水) 00:51:49.18
>>226
アガサクリスティてそんな重要だっけ?
231吾輩は名無しである:2014/04/30(水) 14:29:56.37
邦訳が入手しやすい英文学作品で、馬車が活写されているお勧めを教えてください。
232吾輩は名無しである:2014/04/30(水) 18:04:44.19
ノーサンガー・アビー、二都物語、デビコパ
233吾輩は名無しである:2014/04/30(水) 18:14:17.50
馬車と言ったらもうディケンズ様の処女長編「ピクウィック・ペーパーズ」。
ちくま文庫は絶版らしいけど、そんなに昔のことではないと思う。
234吾輩は名無しである:2014/05/01(木) 09:06:49.38
d。
235吾輩は名無しである:2014/05/02(金) 13:53:04.04
ピクウィックペーパーズてたまにきくけど名作?
見かけないけどおもしろいなら読んでみたいんだけど…
236吾輩は名無しである:2014/05/03(土) 17:51:56.40
>>39 ギョエテとは・・・だろ。釣り?
237吾輩は名無しである:2014/05/04(日) 16:24:01.07
「エリザベス朝喜劇10選」全20冊(早稲田大学出版部)って、読んだ人、います?
238吾輩は名無しである:2014/05/12(月) 01:08:05.38
ディケンズかな
239吾輩は名無しである:2014/05/13(火) 00:51:06.14
大いなる遺産、映画は今一つ良さがわからなかった
あれはやっぱり大衆向けグウィネス売りなのかしら?
240吾輩は名無しである:2014/05/13(火) 10:48:01.91
そんなものよりもデイビッド・リーン監督の「大いなる遺産」(1946)を観てね。
よだれが垂れちゃうくらいの傑作だから。
241マグナ ◆vI4NRkhGyA :2014/05/13(火) 18:13:39.52
ウォーナーの「フォーチュン氏の楽園」、読んだやついるか? 昔(もう4年も前か……)に書いたレビューがある。埋もれるのも惜しいので貼っておこう。
http://desktop2ch.tv/book/1284108566/
242吾輩は名無しである:2014/05/14(水) 00:54:01.49
ピクウィック・ペーパーズはとてつもなく面白いぞう。

でもおれは英語で読んだのだ。
コメディは特にニュアンスを翻訳で伝えることが難しいように思われるが、
どうだろう・・・

ちくま文庫で読んだ人、なにかコメントはない?
243吾輩は名無しである:2014/05/14(水) 11:41:00.87
そのまえにオマエが内容のあるまともなコメントをしたらどうだ?
たんに「面白いぞう」なら三歳児でも言えるさ。
244吾輩は名無しである:2014/05/14(水) 12:17:37.75
生意気なこと書いて本当にすみませんでした。
実はディケンズは原書はおろか翻訳でもまだ読んだことありません。
これから情報収集しようと思って書き込んだのですが、
つい見栄を張って書いてしまいました。
これからディケンズを読むなら何からがいいでしょうか。
詳しい人、教えてください。
ディケンズは読む価値ないなら読まないと思います。
245吾輩は名無しである:2014/05/14(水) 12:44:55.85
クリスマスキャロル
246吾輩は名無しである:2014/05/14(水) 13:14:34.90
それってどんな内容なのですか?
247吾輩は名無しである:2014/05/14(水) 16:03:41.57
守銭奴の話
あとは読んでね
248吾輩は名無しである:2014/05/14(水) 20:02:14.80
キーツの書簡集もおすすめ
Kindle版のDelphi Comp.は(キーツに限らず)ちょーお得
249吾輩は名無しである:2014/05/15(木) 02:05:01.64
>244
ディケンズ様は、お前に読まれる筋合いなどちっともない。
しっ、しっ!
250マグナ ◆vI4NRkhGyA :2014/05/15(木) 02:06:09.70
やれやれとんだスノッブどもだ。
251吾輩は名無しである:2014/05/15(木) 11:51:15.80
ちょうど『エドウィン・ドルードの謎』が復刊されたから読んでみたら?
まあディケンズ入門には向かないかもしれんけど…
252歌謡ポエム:2014/05/25(日) 23:16:08.27
さて、コンラッド、どうでしょう
253歌謡ポエム:2014/06/04(水) 01:08:07.49
The gale had ministered to a heroism as spurious
as its own pretence of terror.
254歌謡ポエム:2014/06/05(木) 23:27:22.57
Hang exertion.
Let that Marlow talk.
255吾輩は名無しである:2014/06/06(金) 15:20:31.60
闇の奥はよかったけど
駄作が多いんでねぇのか
256吾輩は名無しである:2014/06/06(金) 17:09:58.97
コンラッドは読みづらすぎる。
原文がなんかおかしい。
257歌謡ポエム:2014/06/06(金) 22:54:00.44
どのあたりがおかしいんだろうか・・・
258マグナ ◆vI4NRkhGyA :2014/06/06(金) 23:08:49.17
また似非英文学徒>>256が現れたか。ポーランド人だから英語がおかしいという方向に誘導しようとしているのだね。
259吾輩は名無しである:2014/06/06(金) 23:40:50.34
実際、ちょっと変じゃありませんか?
コンラッドの英語って。
なんか、ひっかかるところがある。
260歌謡ポエム:2014/06/07(土) 00:29:20.46
Young hearts are unforgiving.
261吾輩は名無しである:2014/06/07(土) 08:44:51.79
>>259
Retold版もあるから、読み比べてみろ。
おかしい部分が直されてるよ。
262吾輩は名無しである:2014/06/07(土) 17:57:51.56
retold版はら私でも"Pride and Prejudice"を読めるかしら
263歌謡ポエム:2014/06/07(土) 18:14:49.40
...while he waves his hans sadly at...
いまいちコンラッドは人気ないのかしら
中島賢二編訳の短篇集(岩波文庫)なんかもありますが・・・
264歌謡ポエム:2014/06/08(日) 02:09:08.01
「青春」なんかも面白い

...our weary eyes looking still, looking always, looking anxiously
for something out of life, that while it is expected is already
gone--has passed unseen, in a sigh, in a flash--together with the youth,
with the strength, with the romance of illusions.
265吾輩は名無しである:2014/06/08(日) 02:28:40.26
おれ以外の誰か、
Nostromoを読んだ人いるか?
266歌謡ポエム:2014/06/08(日) 20:50:20.23
ノストローモは通読できなかったな〜
再挑戦するなり
267吾輩は名無しである:2014/06/10(火) 01:42:43.38
機知も風雅もまったく感じさせないペダンチックで無味乾燥な知ったかぶりと、
論拠も益体もないオレ様目線の人格批判をそこここで繰り返す
このくそコテ>258は、全体どうにかならないものでしょうか?
268吾輩は名無しである:2014/06/11(水) 08:39:52.56
ワイルドがでないのは何故
269吾輩は名無しである:2014/06/12(木) 00:55:06.08
架空の南米国家が舞台のわりとリアルな権力闘争小説だ。
Nostromoはかなり面白かった。

いつかSecret AgentとLord Jimも読むぞ。
270吾輩は名無しである:2014/06/14(土) 23:46:33.00
>>188

1月 稼動日数 27 +663000円
2月 稼動日数 26 +759000円
3月 稼動日数 28 +951000円
4月 稼動日数 29 +773500円
5月 稼動日数 27 +393500円
6月 稼動日数 29 +1380000円
7月 稼動日数 29 +1233000円
8月 稼動日数 29 +1076000円
9月 稼動日数 27 +930000円
10月 稼動日数 28 +1270000円
11月 稼動日数 21 +533500円
12月 稼動日数 26 +676000円

計-------------------------------
 稼動日数 326日 +10638500円


http://ameblo.jp/pachislotlife/entry-11739069593.html
2013年収支まとめ|パチスロ生活史
271吾輩は名無しである:2014/06/15(日) 17:35:25.40
スティーブンスンはどうでしょう
272吾輩は名無しである:2014/06/15(日) 17:36:33.25
それとH.G.ウェルズ
273吾輩は名無しである:2014/06/16(月) 23:22:34.86
どうでしょう、じゃないよ。
ご自分の所見、印象、感想をまず述べたらいかが?
274吾輩は名無しである:2014/06/17(火) 04:14:52.53
ま、rom専門の人もいるから、話題をリクエストしたのだろう。
俺自身も、たいした知識もないくせに語ったりするが、
それは語るべき人間がちっとも語らないから、しょうことなしに
俺が語るという事情があるからで。つまり、『裸の王様』に登場
する子供の役を爺の俺が買って出てる訳でw
つまり、ある種の言説が一世を風靡してしまうと、素朴な「知」が
抑圧される、という事情が絡んでいる。それを打ち破ることを
始めませんか、という訳だ。

スティーブンスンの『宝島』は子供の時、読んだが、今よみたい。
海賊に興味があるので。海賊の世界的な登場は鉄器文明と関係
してる。
275peach:2014/08/04(月) 15:11:28.49
W.S.モームの『人間の絆』
これはおもしろいよ
読んだことある人、熱く語り合おう!!!
276吾輩は名無しである:2014/08/05(火) 13:15:57.30
遠い・・・むかしの.....ああ
277吾輩は名無しである:2014/08/22(金) 19:16:04.73
クッツェーのおすすめを教えてください!
278吾輩は名無しである:2014/08/31(日) 19:48:23.47
279吾輩は名無しである:2014/09/05(金) 22:52:42.65
>>275
高2の英語の副読本にモームの自伝の一部があった。
彼は吃音だったのね。それで信仰を失ったところ。

「人間の絆」は日本語で読んだが、主人公は足の障害になっていた。
モームは実際にパリに絵の勉強に行ったんじゃないかな?
それが「月と6ペンス」のネタになった?

シンガポールに行ったときにラッフルズホテルだっけ?
モームが泊まったホテルの前を通ったけれど、
あまりガラの良い場所ではなくなっていた、当時は。

モームで一番面白かったのは「アシェンデン」。
これも高2の英語の副読本に一部が出ていて面白かった。
創文社だったか、「秘密諜報部員」という文庫本になっていた。
モームは実際にスパイめいたことやっていたみたいね。
280吾輩は名無しである:2014/09/08(月) 19:23:40.53
人間の絆はあまり記憶にないなあ
デビッドコパフィールドの記憶の方が鮮明だ
嫌いじゃないけどね
なんか思い出してきたぞ、割と泣けるんだよねあれ
281吾輩は名無しである:2014/09/19(金) 05:30:40.64
外国語が得意な方々に捧げます。
重要そうな記事があったらエボラ関連スレに教えてあげてください。

EBOLAの最新情報
http://reliefweb.int/updates?search=EBOLA
282吾輩は名無しである:2014/09/28(日) 19:43:16.93
イギリス文学を学ぶなら『ロビンソン・クルーソー』は読んでおくべき?
アメリカ文学におけるマーク・トゥエインのようなもん?
283吾輩は名無しである:2014/09/30(火) 20:00:22.81
デフォーは冒険小説とかジュブナイルとか、そういう方向で書いてないからちょっと違う
当時のイギリスに作家っていうのが専門的にいないってのもあるけど、本人ジャーナリストで、
クルーソーも実際の漂流体験者の話をもとに書いてる(まんまじゃないけど)

「英文学」として読むとするとどういう位置づけになるかよくわからんけど、マルクスだ
大塚久雄だなんて方向からも研究されてるから、そういう価値はあるだろうな。
284吾輩は名無しである:2014/09/30(火) 20:10:27.32
あれがヴェーバーのいう資本主義の精神だ みたいなやつだね
285吾輩は名無しである:2014/09/30(火) 21:03:04.63
おもしろいのは、島について最初にやったことが柵を作ったことだ、なんて言ってたな
他に誰もいないのに柵で囲い込むのかとw
で、そこに山羊を飼い始めたりして「ひとり英国」をはじめちゃうんだよねw
286吾輩は名無しである:2014/10/01(水) 08:31:04.93
282の質問をした者です。
なるほどなるほど。立ち位置がよくわかりました。ありがとうございます。
読んでみますね。
287吾輩は名無しである:2014/10/06(月) 01:12:08.58
『スウィム・トゥー・バーズにて』 フラン・オブライエン著/大澤正佳 訳 
白水Uブックス 1836円 (本体価格1700円) 350頁 2014年11月刊行予定
のらくら者の主人公が執筆中の小説の主人公もまた作家であり、彼が作中で創造した人物たちは
やがて作者の意思に逆らって勝手に動き始める。実験小説と奇想が交錯する豊饒な文学空間。
http://www.hakusuisha.co.jp/detail/index.php?pro_id=07194
288吾輩は名無しである:2014/10/06(月) 02:00:12.13
ロビンソン・クルーソーは文学作品として、今、それほど刺激があるかなあ。
まあ、古い小説にしては英語がとても平易だし、引用されることがとても多いので、
19世紀英文学の巨大な水脈に挑みたい人は、
ぜひ読んでおいたほうがいいと思うけれど。
289吾輩は名無しである:2014/10/06(月) 08:28:48.19
白水社は誤植が多いのが悲しい
290吾輩は名無しである:2014/10/07(火) 16:49:15.22
ああ、やはりそう思うか・・・
多いよね、やっぱり。
291777 ◆TFWBMdHdF7zL :2014/10/15(水) 17:16:18.67
OED のトップソース
http://oed.hertford.ox.ac.uk/main/content/view/48/123/index.html

これを見て意外に思ったのは Walter Scott が3位なのと、
Cursor Mundi というのが Chauser を抜いて5位であること。

Cursor Mundi なんて聞いたことないんだが。
英語版の wikipedia には載ってるが日本語版にはない。
1300 年頃に書かれた詩でキリスト教世界観による世界史らしい。
292吾輩は名無しである:2014/10/15(水) 18:48:41.02
Walter Scott って日本で言ったら吉川英治でしょ。
293777 ◆TFWBMdHdF7zL :2014/10/15(水) 20:03:51.68
>>292
それで?
294吾輩は名無しである:2014/10/15(水) 21:10:44.61
>>293
何か?
295吾輩は名無しである:2014/10/16(木) 12:29:50.42
>>292
ふ〜ん、で、吉川英治っていうのはAKBでいうとだれ?
296吾輩は名無しである:2014/10/16(木) 15:04:07.96
あっかんべ〜
297777 ◆TFWBMdHdF7zL :2014/10/17(金) 10:02:48.09
>>294
仮に Walter Scott が日本で言ったら吉川英治として、だから何?
OEDの引用数で三位も納得と言いたいわけ?
298吾輩は名無しである:2014/10/17(金) 10:54:01.65
つまり、一般の読者によく親しまれているんですね、ということですが?
なにかいけないことを言いましたか?
299吾輩は名無しである:2014/10/17(金) 10:58:43.98
Cursor Mundi も知らなかったモノ知らずがえらそうに。
300777 ◆TFWBMdHdF7zL :2014/10/17(金) 11:12:39.63
>>298
>つまり、一般の読者によく親しまれているんですね、ということですが?

だから何?
OEDの引用数で三位も納得と言いたいわけ?
301吾輩は名無しである:2014/10/17(金) 11:14:43.85
べつに。
英国の読者によく読まれてるんだ、というそれだけですが何か?
302777 ◆TFWBMdHdF7zL :2014/10/17(金) 11:15:46.91
>>299
偉そうってw
単純に>>292に聞いてるだけじゃん。
良く分からないことを詳しく聞くとお前の脳内では偉そうなのかw
303777 ◆TFWBMdHdF7zL :2014/10/17(金) 11:18:02.45
>>299
Cursor Mundi なんて英文科の学生でも知ってるやつは少ないだろ。
日本語版の wikipedia にも載ってないし、ググっても日本語の解説はほぼ皆無。
304777 ◆TFWBMdHdF7zL :2014/10/17(金) 11:21:22.78
>>301
>英国の読者によく読まれてるんだ、というそれだけですが何か?

八位の Dickens よりよく読まれているのか?
305吾輩は名無しである:2014/10/17(金) 12:24:38.95
おまえ、アタマわるいね。

>>292は、スコットがよく読まれているなら、日本で言えば吉川英治級かな?と
言っている。つまり、スコット人気→日本なら吉川?という方向の発想だ。

それを受けて、お前はスコットが吉川なら三位で納得といいたいのか?と無意味な
ことをバカ面でしつこく聞いてくる。発想が逆立ち。
306吾輩は名無しである:2014/10/17(金) 12:28:18.75
>Cursor Mundi なんて英文科の学生でも知ってるやつは少ないだろ。

恥をかくのが趣味なのか?
まともな大学の英文科の学生でCursor Mundiなんて知りませんなどと
いうやつがいるはずがない(笑
307777 ◆TFWBMdHdF7zL :2014/10/17(金) 12:38:04.21
>>305
> >>292は、スコットがよく読まれているなら、日本で言えば吉川英治級かな?と

OED のソース三位だと良く読まれてることになるのかw
Cursor Mundi が五位ということからそんな順位はあてにならない。
308777 ◆TFWBMdHdF7zL :2014/10/17(金) 12:39:06.16
>>306
>まともな大学の英文科の学生でCursor Mundiなんて知りませんなどと
>いうやつがいるはずがない(笑

根拠は?
309吾輩は名無しである:2014/10/17(金) 12:43:18.56
OEDのソース順位がベストセラー順位だなんてだあれも言ってないじゃん。
310吾輩は名無しである:2014/10/17(金) 13:23:07.29
おれがまだ本郷にいた頃、あるとき悪魔が現れて、「未来と過去、どっちが見たいか」
とおれに訊いてきた。このとき、「過去のことは本などで少しは知っているので、
見れるものなら未来が見たい」と答えたおれがどういうハメに陥ったかはご存知の
とおりです。

おれが今思うのは、このとき未来ではなく過去が見たいと言っていたらどうなって
いただろうということ。

みなさん、どう思いますか?
311777 ◆TFWBMdHdF7zL :2014/10/17(金) 15:12:16.47
>>309
それならスコットがよく読まれているという根拠は何?

>>305
> >>292は、スコットがよく読まれているなら、日本で言えば吉川英治級かな?と
>言っている。つまり、スコット人気→日本なら吉川?という方向の発想だ。
312吾輩は名無しである:2014/10/18(土) 17:45:04.42
スコットは有名な『アイヴァンホー』より、『ミドロジアンの心臓』が面白かった。
313吾輩は名無しである:2014/10/19(日) 18:30:29.71
で、ウォルター・スコットは日本だと誰に当たるの?
314吾輩は名無しである:2014/10/20(月) 10:58:16.45
>>313
よせよせ、〇〇を刺激しちゃうと邪魔臭い。
315吾輩は名無しである:2014/11/18(火) 04:04:58.92
いつの頃からかは忘れたが、どうも女性作家が苦手になった。
ドリス・レッシング、トニ・モリスン、アリス・マンロー、三者の共通点が何なのかは巧く説明できないが、共通する要素があって、どうもそれが苦手なのである。
馬鹿は困るというのか、説明できないもどかしさってありますね
316吾輩は名無しである:2014/11/28(金) 19:43:44.17
★アリスの英文学日記★
http://ameblo.jp/sapphire-arisa/
317吾輩は名無しである:2014/12/12(金) 19:47:12.59
http://www.amazon.co.jp/%E7%A7%81%E3%81%8C%E3%81%B2%E3%81%8B%E3%82%8C%E3%81%9F%E8%8B%B1%E5%9B%BD%E3%81%AE%E5%A5%B3%E6%80%A7%E4%BD%9C%E5%AE%B6/lm/36GW1UCLU8TUA
@ RETURN OF THE SOLDIER (VMC) Rebecca West(21 December 1892 - 15 March 1983)
A The Spoilt City (The Balkan trilogy) Olivia Manning(2 March 1908 - 23 July 1980)
B Heat and Dust Ruth Prawer Jhabvala(7 May 1927 - 3 April 2013)
C Travelers Ruth Prawer Jhabvala
D A Many Splendored Thing Han Suyin(12 September 1916 or 1917 - 2 November 2012)
E The Danger Tree Olivia Manning
F The Battle Lost and Won Olivia Manning
G Bitter Lemons of Cyprus Lawrence Durrell (27 February 1912 - 7 November 1990)
H My Nine Lives: Chapters of a Possible Past Ruth Prawer Jhabvala
I East into Upper East: Plain Tales from New York and New Delhi Ruth Prawer Jhabvala
J Paris France Gertrude Stein(February 3, 1874 – July 27, 1946)
K 不機嫌なメアリー・ポピンズ―イギリス小説と映画から読む「階級」 (平凡社新書) 新井 潤美(1961年 - )
L Under My Skin: Volume One of My Autobiography, to 1949 (My Autobiography, To1949, Vol 1 1949) Doris Lessing(née Tayler; 22 October 1919 - 17 November 2013)
M The Grass Is Singing: A Novel (Perennial Classics) Doris Lessing
N Walking in the Shade: Volume Two of My Autobiography--1949-1962 Doris Lessing
318吾輩は名無しである:2014/12/13(土) 22:11:01.08
ベリル・マーカム(Beryl Markham、1902年10月28日 - 1986年8月3日)はイギリス生まれのケニアの女性パイロットである。
319吾輩は名無しである:2015/01/03(土) 17:58:46.54
>>315
ビラヴドのラストだけは心に永久保存してくれ
320吾輩は名無しである:2015/02/12(木) 09:46:26.89
20世紀初頭からWW2ぐらいまでの英国を舞台にした、楽しいエッセイのお勧めを教えてください。
「ご冗談でしょうファインマン」の英国版みたいなのとか。
321吾輩は名無しである:2015/02/15(日) 19:48:49.48
チェスターフィールドの手紙をよんでるが
良いこと言ってるけど胸くそ悪いな
根底にながれる人間性の冷たさが気にさわる
322吾輩は名無しである:2015/02/19(木) 19:11:28.06
ご冗談でしょうファインマンはあまり好きになれなかったのだ
323吾輩は名無しである:2015/02/20(金) 19:11:38.55
翻訳文学読みは最低だな。死んだほうが良い。
324吾輩は名無しである:2015/02/21(土) 12:55:07.69
100田
325吾輩は名無しである:2015/02/22(日) 12:48:32.18
英文学は英語で書かれた作品を学問するもので日本語に翻訳されたものは英文学ではない。
326吾輩は名無しである:2015/02/22(日) 13:07:46.75
そりゃまあ研究者はそうだろうけど、語学の秀才だってもスラスラ読めるものは英語とせいぜいで第二外国語くらいだろ?
一般人は英語だって逐語対訳本じゃなきゃとてもじゃないけど原書なんて読めないよ。 翻訳でしょうがないっつーより翻訳文学が外国文学だよ。
良い翻訳を紹介するのが外国文学者が一般の読書好きにすることで、翻訳本なんて、と腐すことじゃないよ。
あんただって古代ギリシャ語で神話悲喜劇聖書を読み、ラテン語で中世ヨーロッパ文学を読んでるわけじゃないでしょ?
327吾輩は名無しである:2015/02/22(日) 14:52:24.88
このスレが英文学ということだから、325の言うことは正しいね。

たんに読書なら翻訳も良いけど、学問を意味する英文学では英語でしょう。
328吾輩は名無しである:2015/02/22(日) 14:55:17.74
まぁ 日本文学はいいよねw
でも イギリス文学は英語でしょwww
329吾輩は名無しである:2015/02/22(日) 15:17:09.71
新しい単語は覚えられない、古い単語はどんどん忘れてく。
今頭の中にある英単語なんてせいぜいで一千語くらい、それもスペルなんか間違いだらけ。
そうゆう年寄りをいじめなさんなよ、お若いの(笑
330吾輩は名無しである:2015/02/22(日) 15:41:26.78
先ず、翻訳本のない文学洋書1冊きちんと読む、同じ本を3回繰り返す。これがスタート。
同じ作家の他作品を読む。単語も似ているので読みやすい。
他の作家の作品でもこれをやれればなぁ あなたは大丈夫なんだけどね。

最高レベルになれば、同時に異なった作家の作品を3冊同時に読めるようになる。
もっと多く読める人もいるだろうけど、今は2週間で文学作品洋書で何冊読めるかだ。
331吾輩は名無しである:2015/02/22(日) 21:21:25.79
何が言いたいのかさっぱり分からない
語学板に行けばとしか
332吾輩は名無しである:2015/02/23(月) 19:15:03.39
>>330
よく分かる。
英文学は原文で読むことを言うんだね。翻訳を読んでる奴は英文学ではない、という事か。
333吾輩は名無しである:2015/02/23(月) 19:19:31.22
当たり前ですなw
翻訳は、まったく別物だし新しい作家の小説とかは翻訳でてないし
日本語で読んだ場合と英語で読んだのでは明らかに違う。

日本人に英文学の理解は無理だろw
日本語の翻訳読んでるようじゃw
334吾輩は名無しである:2015/02/23(月) 20:04:59.20
nativeでないと無理
我々が楽しめるのは、せいぜい翻訳文学
335吾輩は名無しである:2015/02/24(火) 16:34:06.18
>>334
それも極端なハナシだね。
近郊から都心へ向かう朝の通勤通学電車に乗ってごらん。
厚いペーパーバックを夢中になって読んでる人(日本人)げけっこう目に付くはず。
まあ、大半は英語のベストセラー小説だけどね。

外国語の文学を読む習慣がないひとは、そんなことムリと決め付けがちだけれど、
英語やフランス語の文学を原書で楽しんでる人はふつうに沢山いますね。
336吾輩は名無しである:2015/02/24(火) 17:03:37.61
>nativeでないと無理
>我々が楽しめるのは、せいぜい翻訳文学

大学の英文科や英語科のほとんどがこれだ。明治維新以降に欧米の文化を取り入れるのに
翻訳思考になってしまった、ということ。しかも今でも続いているから病気。

今は英語がどうしたとうるさいが、翻訳を止めればいいだけだと思うが。
翻訳業が日本の語学力を駄目にしたのだろう。
337吾輩は名無しである:2015/02/24(火) 17:07:23.16
必要条件として英文学は翻訳文学ではない、だな。
338マグナ ◆vI4NRkhGyA :2015/02/24(火) 17:11:32.94
>>336
その辺りが妙なナショナリズムと結合すると、えらく厄介なことになる。
339吾輩は名無しである:2015/02/24(火) 19:45:16.02
じゃあよお
文学ってものすごい狭い範囲での話になるぞ

上にもあるが
>あんただって古代ギリシャ語で神話悲喜劇聖書を読み
ラテン語で中世ヨーロッパ文学を読んでるわけじゃないでしょ?

てのはどうなるんだよ。
ノーベル文学賞だって文学じゃなくなるぞ
審査員はノルウェー人だぞ、アイツらが川端だの大江だのを
日本語で読んだとても思ってんのか?
340吾輩は名無しである:2015/02/24(火) 21:30:08.30
文学が”わかる”という点でゆうと、原書を読もうが翻訳で読もうが、
わかるやつにはわかるし、、分からないやつにはわからない、ということ。
つまり、なにで読んでも同じ。むしろ、原書を読むほうが、どうしても理解が
浅くなるので、危険は大きい。
一万円のラジカセで聴いても感動するし、千万円の高級オーディオで聴いても、
感動しないやつは感動しない。要は、感性の問題だ。
341吾輩は名無しである:2015/02/25(水) 13:23:57.63
まあ、>>340君の言うとおりだね。

ただ、「原書を読むほうが、どうしても理解が浅くなるので、危険は大きい」
という部分だけはバツ。
342吾輩は名無しである:2015/02/25(水) 13:56:51.10
音楽を演奏者を通して聴くか自分で弾くかの違いだな
結局テキストは一緒だしいい作品ほど重層的だから一面的な物言いはできなくなる
翻訳通しても見えるものがあるならそれでいいじゃない
ただ好きなら直接触るほうがいいね
343吾輩は名無しである:2015/02/25(水) 16:11:56.25
日本は翻訳文化があるからありがたい
344吾輩は名無しである:2015/02/25(水) 17:24:18.76
原書で読んでも、ちょっと複雑な文になると、頭の中で日本語に訳してしまう。
345吾輩は名無しである:2015/02/25(水) 18:31:51.62
シェクスピアーなんか何十種類もあるんだからね。
日本語で英文学が読める幸せ。
「日本語の英文学」の知識で、イギリス人をギャフンといわせるのも可能だ。
「キミ、こんなこと知らないの?」とかなんとか。
346吾輩は名無しである:2015/02/25(水) 18:47:41.98
まだ翻訳がない、めぼしい作品って何がある?
347吾輩は名無しである:2015/02/25(水) 21:42:34.13
Thomas Love Peacock
348吾輩は名無しである:2015/02/26(木) 08:32:04.76
イギリス人が「ギャフン」なんて言うかなあ。
「キミ、こんなこと知らないの?」なんて言っても通じるかなあ。
349吾輩は名無しである:2015/02/26(木) 08:47:19.38
そもそも日本人がいくら英文学を読みまくったって
イギリス人は日本文学なんて一行も読まないからな
その時点でギャフンも糞もねえよ
350吾輩は名無しである:2015/02/26(木) 10:45:28.69
イギリス人の日本語教師をしている男と、飲み屋で話す機会があった。
イギリスへ行ったことがあるかとかなんとか話しているうちに、オースチン
の「高慢と偏見」を読んだことがあるとゆうと、イギリス人は一部を
学校で習ったといううので、いかにそれがユーモア小説として優れているか、
ぜひ全部を読むように、また映画もあると教えてやった。
その後、シェクスピアーや「人間の絆」など読んだ小説を挙げると。感心していた。
イギリス人にもよるが、日本人の英文学の知識は決してひけを取らないと思った。
オレは、単なる小説好きで、英語の専門家ではない。英語の小説の題名くらいは
なんとか英語で知っている。やり取りは、英語交じりの日本語。 
351吾輩は名無しである:2015/02/26(木) 10:51:10.21
イギリス人の日本語教師→イギリス人の英語教師
352吾輩は名無しである:2015/02/26(木) 12:02:02.14
心やさしい英国人だな、さすがはオトナの国のジェントルマン。
知ったかぶりの日本人に恥をかかせない。立派。
353吾輩は名無しである:2015/02/26(木) 13:43:06.74
英文学通を自負するなら
クラリッサぐらい読んでからにしてもらおうか
354吾輩は名無しである:2015/02/26(木) 15:33:19.44
日本に流れついて語学学校の教師なんかやってるようなのは
クズの中のクズだからその程度だろうな。

苦労人だから相手を立てる処世術にはたけている。
355吾輩は名無しである:2015/02/26(木) 15:39:23.00
>>352>>353

「英文学通を自負」しているわけではない、単なる普通の小説好きに過ぎない。、
普通のイギリス人には、決して引けを取らないとゆうことを言いたいのだ。
「クラリッサ」(どうせイギリス人でも読まないような古典だろう)は知らないが、
普通のイギリス人も知らないに違いない。源氏や万葉集を普通の日本人が読んでいないように。
イギリスにも現代語訳シェクスピアーってあるのか。もしなかったら、
日本人の方が翻訳でたくさん読んでいるにちがいない。
356吾輩は名無しである:2015/02/26(木) 16:03:27.94
あのねえ、おねがいですから居酒屋で隣り合わせたたった一人のイギリス人で
ブリティッシュ一般を代表させないでくださいね。

それから思いつきの仮定の是非も調べずに、それを前提にした結論を堂々と述べちゃうのも
勘弁してください。
357吾輩は名無しである:2015/02/26(木) 16:34:29.08
もうやめる。
最後におれが言いたいのは、翻訳でもどんどん読めばいい、作品の
核心部分はかわらないとゆうことだ。専門家でない普通のイギリス人は
そんなにたくさん読んでいるわけではない。多少意識的に集中的に読めば、
普通のイギリス人にも負けないとゆうことだ。
358吾輩は名無しである:2015/02/26(木) 16:45:06.40
アンタの意見には反対しないがイギリス人がクラリッサ・ハーロー知らないはねえよ
いても吾輩は猫であるを知らない日本人ぐらいにアホ
359吾輩は名無しである:2015/02/26(木) 17:11:17.34
>普通のイギリス人にも負けないとゆうことだ。

なんで勝ち負けの話になるんだろねえ(笑
360吾輩は名無しである:2015/02/27(金) 19:53:52.09
まぁ 結局、
翻訳を読んでる奴は英文学ではない、という事が重要だな。
361吾輩は名無しである:2015/02/27(金) 20:06:42.07
>>360
日本文学も翻訳では日本文学ではない、という事。
362吾輩は名無しである:2015/02/27(金) 20:49:08.61
「日本文学の中の英文学」とゆうのが正しいかもな。
363吾輩は名無しである:2015/02/27(金) 21:23:34.69
じゃあ文学なんて鼻くそみたいに価値の無いものなんで
どうでもいいや
読書のほうが遥かに有用
364吾輩は名無しである:2015/02/28(土) 01:21:24.10
原文、原文いう人間が文学の話を全くしないのは何故だろう
せめて翻訳と原文のニュアンスの違いでも披瀝してくれれば良いのに
365吾輩は名無しである:2015/02/28(土) 01:25:10.02
プロの翻訳家は社会情勢、文化、階級など充分に理解した上で翻訳している訳だけど
勿論、原文厨もそのレベルに達している訳だよね?
366吾輩は名無しである:2015/02/28(土) 08:14:50.18
オレのゆう原書主義の危険性はそうゆうこと。たとえば、
同じような意味を表す単語は必ず二つ三つあるが、その違いが感覚的に直観で 
きなくては本当に分かったとは言えない。そのレベルに達するためにはその言葉で
実際に生活しなくてはダメだ。表面的な意味の理解だけでは英文和訳だ。原書主義の
多くのレベルがその水準ではないか。生兵法はケガのもと。原書主義を否定は
しないが、そうゆう危険性も大いに自覚してもらいたい。
367吾輩は名無しである:2015/03/01(日) 10:24:48.23
原文主義に危険はない。むしろ翻訳こそ危険。英文学で日本人相手のカネ儲けが翻訳だったのだろう。
今は、翻訳は害悪。もう時代遅れ。そして古くからある英文学史の内容も全て改定されるべきだろう。
368吾輩は名無しである:2015/03/03(火) 07:07:55.95
レッシングの良さがいまいちわからない…
通俗小説ちゃうのか?
369吾輩は名無しである:2015/03/03(火) 08:48:39.45
>>366のように殊更「危険」などを指摘するのはちょっとおかしいね。

原書を読む習慣を自身つけてこなかったのがくやしく、読んでいる人たちに嫉妬する心が
こういう歪んだ思考を生み出すんだろう。

あるいは若い人が原書になじむのが面白くないから阻止したくて。

じっさい、言葉のニュアンスというのは多読のなかで身についていくもの。
むろん100パーセントとは言わないが、母国語の場合だってだれも100パーセントで読んでるわけじゃない。

小説はだいたい有る程度のスピードで読まないと面白くないので、一気に50ページくらい
読み通せるようになると楽しくなるし、楽しい読書に危険なんかあるはずがない。
370吾輩は名無しである:2015/03/03(火) 09:27:47.80
>>369
それは翻訳でも同じこと。
371吾輩は名無しである:2015/03/04(水) 08:42:33.28
「言う」を「ゆう」と表記し連発するのってなんか恥ずかしい。
372吾輩は名無しである:2015/03/04(水) 11:58:26.94
第二次大戦以降の作品で、あんたの一押し小説は何?もちろん英文学で。
373吾輩は名無しである:2015/03/04(水) 12:24:36.17
マキューアンのアムステルダムは話題に上らないね。
374吾輩は名無しである:2015/03/04(水) 12:34:12.18
モニカ・アリ
ベン・オクリ
カズオ・イシグロ
サルマン・ラシュディ
デヴィッド・ミッチェル
375吾輩は名無しである:2015/03/04(水) 14:41:36.09
そのなかだとカズオイシグロしか読んだことないや…
376吾輩は名無しである:2015/03/04(水) 17:00:23.65
>>374

作品は何よ?
377吾輩は名無しである:2015/03/04(水) 17:37:52.45
>>376
あなたは誰?
378吾輩は名無しである
アムステルダムだよ、アムステルダム。