■■2008年ノーベル文学賞を語ろうpart2■■

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1吾輩は名無しである
2008年度はフランスのル・クレジオ氏が授賞理由として
「文明主導下、そのかなたに在る人間性の探求を詩的冒険
と官能的恍惚を伴って新たに世に発した作家として。」で
10/9に決まりました。

このスレではノーベル文学賞について様々な意見や考えを
皆さんに書いていただきたいと思い建てました。
前スレ同様にどうぞ宜しく御願い致します。
2吾輩は名無しである:2008/10/10(金) 07:34:36
2009にしとけよ
3吾輩は名無しである:2008/10/10(金) 08:23:14
>>2
すみませんでした。昨年は文学賞発表の翌日はこのスレが
600辺りでまだまだ1000まで遠かったんですが、今年は今日
にも前スレは1000まで行くみたいです。
このスレはル・クレジオ氏についてやノーベル文学賞全版
を皆さんに語っていただきたいと思い建てました。

2009年はまた新しいスレを建てる予定でいます。ややこしく
なってしまい申し訳ありません。宜しく御願いします。
4吾輩は名無しである:2008/10/10(金) 08:35:34
2009年で立て直せよ…常識的に考えて…
5吾輩は名無しである:2008/10/10(金) 10:04:32
そうだよ。早くしろよ。
いい加減にしろよ。
6( ̄ω ̄)獲る狸 ◆ycr5A7VfSw :2008/10/10(金) 15:57:08
1000を奪取しようと画策しておったのですけれどもねぇ(笑)おやはや(笑)
7吾輩は名無しである:2008/10/10(金) 16:54:11
♪カラリオ
のメロディーで
♪(ル)クレジオ
って歌うといい感じだ
8吾輩は名無しである:2008/10/10(金) 19:25:55
現代の世界各地域の輪番・紹介制じゃなくて、戦前の大物からあげてた時代に、ジョイスとプルーストを無視してる。
これだからノーベル文学賞はクソなんだよ
9吾輩は名無しである:2008/10/10(金) 19:53:54
たしかにジョイスなんかを無視するのは相当な問題だよな。
英文学の研究では常にジョイス研究が最先端なのに。
10吾輩は名無しである:2008/10/10(金) 20:53:52
まーーーー戦前でもトルストイも貰ってないし

最初っからクソ
11吾輩は名無しである:2008/10/10(金) 21:36:07
>>9
ベケットにあげたのは、その埋め合わせのつもりだったりしてw
12吾輩は名無しである:2008/10/10(金) 22:45:18
>>10
トルストイはノーベル財団大好きな作風の典型なんだがなぁ
13( ̄ω ̄)獲る狸 ◆ycr5A7VfSw :2008/10/11(土) 02:15:42
おやはや(笑)さて果て(笑)
14吾輩は名無しである:2008/10/11(土) 06:56:21
762 名前: 菓子製造業(神奈川県)[] 投稿日:2008/10/09(木) 16:33:38.47 ID:lc+NiFoX
ルクレジオで決まりだな、やらないと仏文の次世代はトゥーサン辺りだろ
ロブグリエが死んじゃったのはデカいな

768 名前: わき毛アイドル(長屋)[] 投稿日:2008/10/09(木) 17:03:50.68 ID:/HAMsEP1
>>762
トゥルニエがまだ残ってる

トゥーサン、トゥルニエはともかく鋭い指摘だと思う
15( ̄ω ̄)獲る狸 ◆ycr5A7VfSw :2008/10/11(土) 10:26:41
ロブグリエが存命なれば受賞していた可能性は高い、という事でしょうかねぇ(笑)
16吾輩は名無しである:2008/10/11(土) 11:34:34
ジャン=フィリップ=トゥーサンは無いな。春樹以上に無い。
17吾輩は名無しである:2008/10/11(土) 12:49:40
ルクレジオって何書いた人?
18吾輩は名無しである:2008/10/11(土) 13:01:14
>>17
黄金探索者、砂漠、悪魔祓い等
今すぐ書店へ







行っても全体かえないオ
19吾輩は名無しである:2008/10/11(土) 13:02:44
=18
全体 X
絶対 O
20吾輩は名無しである:2008/10/11(土) 13:09:16
なぜ、そこまで人のことを悪く酷く言えるのか?
言ってて自分が嫌にならないのかなあ?
それとも常日頃そんなことばっかやってるから
その異常さにも気がつかない?

ノーベル先生は総じて作品のレベルは高いよ。
じゃなきゃ、ヒット飛ばせないし。
確実にノーベル先生レベルの小説も書けないであろう人間が
そこまで人のことボロクソに言ってるのはみっともないよ。

21吾輩は名無しである:2008/10/11(土) 13:49:24
今やっとかないとフランス人に賞をくれてやるタイミングを逃すって事では
22吾輩は名無しである:2008/10/11(土) 18:42:49
フランスの大家だったらトゥルニエもボヌフォワもいるし、またありそうな気がするけど。
トゥーサンとかの世代はダメだなw
それよりジョン・アップダイクってなんで候補にすらならないの?
アメリカ文学への視線が厳しいのを考慮しても、ちとアンフェアでは。なんせ春樹が候補に挙がってるくらいなのに。
やっぱベトナム戦争を支持したり、自国文化への批判がないのが受けが悪い理由なのかねえ。
23( ̄ω ̄)獲る狸 ◆ycr5A7VfSw :2008/10/11(土) 18:46:37
>>1のクロード・シモンの話がすっかり忘れられている気がするのですがねぇ(笑)
24吾輩は名無しである:2008/10/11(土) 18:46:44
アップダイクは大江のパクリ元のひとつなのにねえ
25吾輩は名無しである:2008/10/11(土) 18:49:12
>>9

いやジョイスはどう見てもくそだよ
馬鹿ミス=馬鹿ミステリーという言葉があるが
馬鹿小説のチャンピオンがジョイスだろうね
26吾輩は名無しである:2008/10/11(土) 19:01:21
>>25
馬鹿小説のチャンピオンなら
ジョイスはイグノーベル賞向きだな
27吾輩は名無しである:2008/10/11(土) 19:23:43
ジョイスをはじめ技法が複雑すぎる作家は受賞しにくい気がする。
ヌーボーロマンも、単純に形式的な革新を評価するならシモンよりロブ・グリエだし。

逆に、ストーリー・テリングが上手すぎて本が売れるタイプも最近は敬遠される。
英語圏だとカズオ・イシグロやマキューアンみたいな大衆的人気がある作家はこれからも縁がないんでは。

ほどほどに形式的実験の要素があって、かつ素朴なエモーションにも訴えるタイプが一番いい。
これに歴史的記憶やら多文化共生やらの政治的テーマが加わるとなおいい。

死ななければゼーバルトなんかはぴったりだったと思うけど。
ヨーロッパとアメリカ以外はわかんね。
28吾輩は名無しである:2008/10/11(土) 20:05:30
大江がもらう資格がないのは確かだが
29吾輩は名無しである:2008/10/11(土) 21:11:46
>>28根拠を具体的に挙げろよ
30吾輩は名無しである:2008/10/11(土) 21:17:16
誰にも読まれてない作家だから
大江は大衆にも読まれてないし、知識人にも読まれてない
今知識人で大江がすきなんていったら、センス疑われるだろうな
日本の文壇でえらそうになって、海外の一部批評家の間で日本の偉い作家で
反戦運動やってる人という評価をつけてもらっただけ
31吾輩は名無しである:2008/10/11(土) 21:18:55
<社会・文化>  大江健三郎の「傲り」にいま批判噴出!

沖縄戦の集団自決は日本軍の命令ではなかった――という高校教科書の検定結果が
出たが、このことでノーベル賞作家・大江健三郎に対する批判が高まっている。大江の
『沖縄ノート』はすでに51刷を数え、現在も記述を変更しないが、これが許されるのか!? 
大江を野放しにする出版社もおかしい。
http://www.e-themis.net/new/index.php

 文芸評論家で元東大教授の平川祐弘氏はかつて「裸の王様―大江健三郎」という論文を
書いたことがある。氏が講演を終えたあと、講演を熱心に聞いていた聴衆のひとりが「私は
大江を何度も読んだが、全くわからない。無知なのでしょうか」と真面目に聞きにきたという。
平川氏は「大江の読者はそれをいいたがらないが、あなたの感想は正しい」と断言したという。
32吾輩は名無しである:2008/10/11(土) 21:23:21
悪いけどおれ大江大好きだ。
33( ̄ω ̄)獲る狸 ◆ycr5A7VfSw :2008/10/11(土) 22:54:28
おやはや(笑)
34吾輩は名無しである:2008/10/11(土) 23:24:24


   ■■ 受賞レイト

最近年間   人数   年/人   人/年
─────────────────
   60     16     3.8     0.27
   50     15     3.3     0.30
   45     15     3.0     0.33
   40     13     3.1     0.33
   35     12     2.9     0.34
   30     11     2.7     0.37
   25     10     2.5     0.40
   20     09     2.2     0.45
   15     09     1.7     0.60
   10     08     1.3     0.80
35吾輩は名無しである:2008/10/12(日) 01:27:45
>>20
納豆までわかった
36吾輩は名無しである:2008/10/12(日) 01:44:14
>>30
いやー、シモンもそんなに読まれてはいない筈だぞ
37吾輩は名無しである:2008/10/12(日) 02:13:47
ノーベル文学賞のロビー活動って実際のところ
・どれくらい活発に行われてるんだろう
・どれくらい有効なんだろう
38吾輩は名無しである:2008/10/12(日) 06:45:01
大江作品がすごいのは本質に噛み付く為に高レベルの知識教養を求められる所
39吾輩は名無しである:2008/10/12(日) 07:29:01
すごくない
表現力がないからそうなる
だが読んでも面白い、感動する、そういう表現力のない無能作家ってこと
まあ、わかるように書いたらたいしたこと考えてないことがばれてしまうし
勝てないことがわかってたんだろうね
40吾輩は名無しである:2008/10/12(日) 07:35:22
↑自分に理解出来ない事を無い事にしてしまう、こういった傲慢な馬鹿者は
古今東西、後を絶たたず大量に出現する
41吾輩は名無しである:2008/10/12(日) 08:34:26
ル・クレジオと比べても、1960年代半ばまでの大江は天才だったね
いまの大江は...
42吾輩は名無しである:2008/10/12(日) 09:42:22
たいした事を考えずにわかりやすいコピペやインターネット検索へ逃避して
己を磨くことを放棄した無能の評価に絶望した
431:2008/10/12(日) 10:23:48
「獲る狸さん」がふれているクロード・シモンの話題
をここに書いてみようか・・。
今から19年も前のシモン氏来日講演なのだが・・。
そうしないとこのスレ年内に1000まで行かないもんな。
441:2008/10/12(日) 10:51:56
19年前の好奇心旺盛な若い自分から今や少々くたびれた
オッサンになってるから、何とか小出しに書いてみます。

19年前のシモン氏は講演後握手してもらったが、今思い
出しても思慮深い表情で低音の渋い声で話す「かっこいい
オッサン」だったな・・。フランス人なのに武道に長年
精進している日本人のような佇まいが感じられたのは
なぜだろうな。

451:2008/10/12(日) 11:13:19
1989ノーベル賞授賞者日本フォーラム10/27、10/28の
2回とも聴講した。10/28の青学会場では蓮見重彦氏と
大江健三郎氏との「小説の現在と未来」というテーマ
でシモン氏との対談形式だった。
46吾輩は名無しである:2008/10/12(日) 11:18:29
大江もクルジオも若いころは正真正銘の天才だったなあ

あとは知識人としての政治的活動

→ノーベル賞ヽ(´▽`)/

春樹さんも初期天才

鵡探求(政治的活動)

→ノーベル賞(?)

ちょっと天才が足りない分コンスタントに書いてるし読まれてるヨネ

47吾輩は名無しである:2008/10/12(日) 17:57:46
>>38

たかが小説読むのになぜそんな高レベルの知識がいるのかね?
その考え自体が間違ってるというより無教養に見えるよ
48吾輩は名無しである:2008/10/12(日) 18:53:57
大江の場合はブレイクやらダンテやらへの言及が物語の本質に有機的に絡み合っていることもあるし、
知識人ぶった無意味なペダントリーに堕していることもある。

大江が嫌いな人は『飼育』やら『芽むしり仔撃ち』みたいな初期作品を読んでみるといいと思う。
ペダントリーで武装する前の大江の素朴な想像力がどういうものだったかを知ることができるし、
ここでは大きな魅力となっている大江のある種の幼児性が、後期の作品においても
グロテスクな形をとって残存していることがわかる。
49吾輩は名無しである:2008/10/12(日) 19:16:38
クレジオごときと比較するのは大江先生に失礼
50吾輩は名無しである:2008/10/12(日) 20:20:14

  ●● ノーベル賞  日本人の受賞  最近10年実績から統計的予想

 年   S/H   人数
────────────────────────
1992    04   
1993    05   
1994    06    ■
1995    07   
1996    08   
1997    09   
1998    10   
1999    11   
2000    12    ■
2001    13    ■
2002    14    ■■
2003    15   
2004    16   
2005    17   
2006    18   
2007    19   
2008    20    ■■■■
2009    21   
2010    22    □
2011    23   
2012    24    □
2013    25    □
2014    26    □
2015    27    □
2016    28    □
2017    29    □
2018    30    □
51吾輩は名無しである:2008/10/12(日) 22:40:04
大江の政治的発言や評論は、変だけど、小説はやっぱ迫力が違うよ。
初期作品もいいけど、取替え子とかもいいよ。

つーか、ずいぶん昔の文学板のノーベルスレで何度も書かれているけど、アップダイクを受賞させないで、春樹受賞させたら、春樹自身も釈然としないんじゃないのか。
52吾輩は名無しである:2008/10/12(日) 23:05:34
アップダイクは春樹の『海辺のカフカ』をニューヨーカー誌で批評してたよね。
かなり勘違い気味だったけど。なんとなくユルスナールの三島論を思い出した。
でも英語圏ではアップダイクの書評は影響力あるし、あれを見て春樹を初めて読んでみたアメリカ人も多いと思うな。
まあアップダイクはノーベル賞を取っちゃうような「偉大な」文学者ではないと思うけど(良い意味でね)、
春樹を候補にするくらいならアップダイクだよなあ。

53吾輩は名無しである:2008/10/12(日) 23:39:26
昨日の朝日新聞に興味深い記事が載ってたよ。
ノーベル文学賞選考委員でここ数年記者発表を勤めている
エングダール氏が選考に関して述べているくだりだけど、

「近年ヨーロッパからの授賞者が大半なのは偶然ではない。
文学の中心はヨーロッパにある。米国は自分達の巨大な文化
に甘んじていて、狭く孤立的だ。」と記者に語った。

それに対してニューヨークタイムズは「アップダイクやフィ
リップ・ロスのような米国作家に対しての氏の偏見は米国の
貧しい巨大文化が全世界を汚染していてスウェーデンにも波
及してしまったからだと思う。」と皮肉を込めた記事にした。

ノーベル文学賞選考委員にしては軽率な発言だな・・。
54吾輩は名無しである:2008/10/13(月) 00:35:58
NYTのその引用は、それだけだと皮肉なのか自嘲なのか判断がつかないね。
55吾輩は名無しである:2008/10/13(月) 01:04:51
>>53
その選考委員の軽率な発言を最後の段落で擁護した朝日の記事、かなり不可解じゃなかった?
地の文で「選考委員がそう言うのも頷ける」って書いて終わってたよね
56吾輩は名無しである:2008/10/13(月) 01:12:38
06年朝日の記事。ノーベル賞選考委員のエングダール氏インタビュー
「選考方法は毎年同じ。
まず、数百通の推薦依頼を世界のペンクラブ、
作家協会、大学、受賞者などに送り、
推薦された200〜300人のリストを年初にまとめる。
事務局の手を借りて4月までには15人に減らす。
5月には5人の候補者に絞りアカデミーの春の最終会合に提出する。
アカデミーは独自の判断で名前を入れ替える権限もある。
夏の3カ月間、委員会のメンバーは5人の作品を読み、
それぞれにリポートを作る。
「5人の候補者はいずれも賞に値する作家ばかり」。
会員全員が読めない言語の作家のときは、英独仏語訳で読み比べる。
場合によってはわざわざ翻訳してもらい、極秘に専門家に論文を求める。
9月に委員会のリポートをもとにアカデミー全体で決める。
「最後は会員の投票で決める。
1票差で受賞した人もいる。そして10月のある木曜日に発表する」
■過去の失敗
同氏が「恐ろしい例」としてあげたのは、
「大地」が世界的なベストセラーになり、38年に受賞したパール・バック。
ヘルマン・ヘッセら、より優れた候補がいたのに、文学性を吟味しないまま、
初めて最終候補に挙がったバックを決めたというのだ。
「歴史的にも自慢できない。
30年前からは最終候補になった初年には授賞しない規則にし、じっくり選んでいる」
ここ数年の受賞者については、
「05年のピンターは、極めて普通の言語を使いながら、どこにも同じものがない。
04年のイェリネクは論争的な選択。彼女は非常に強い自分の声を持っている」
(続く)
http://book.asahi.com/clip/TKY200610050215.html
57吾輩は名無しである:2008/10/13(月) 01:17:34
(続き) 
「『証言文学』と呼ばれるような、
旅行記やエッセーが重視されるようになった。
始まりは歴史的な犠牲者による証言だ。
日本でも広島の原爆被害者の体験談を、大江健三郎氏がまとめた例がある。
ホロコーストについても、証言を凝縮した文学は多い。
01年受賞者V・S・ナイポール氏の旅行記はアジア・アフリカ地域の視界を広げてくれた。
発見し、記録することが、今や文学の役目になった」

「一番の難問は言語だ。各言語に特有な言葉の意味を、
繊細に使った最良の文学は他言語におきかえられない。
それなのに、翻訳可能ということが選考の前提条件になる。
非常に冷酷な原則だ」
58吾輩は名無しである:2008/10/13(月) 01:20:35
>>53
この発言は英語圏のメディアでも相当話題になってたね。
でもアメリカ文学の魅力って孤立性というか、ヨーロッパ的な伝統から一旦切れたところだと思うけどなあ。
アメリカにもフランスかぶれみたいな作家は当然いるけど、やっぱり退屈で、それよりは
アップダイクにせよデリーロにせよアメリカの現実に寄り添った作家のほうがおもしろい。
59吾輩は名無しである:2008/10/13(月) 01:30:59
>>55
別にアメリカの作家にノーベル賞を与えるべきだとは思わんが、
この手の紋切り型のヨーロッパ中心主義に追従してアメリカ批判をする朝日の記者も浅はかだな。
60吾輩は名無しである:2008/10/13(月) 01:33:43
日本人なら春樹を応援しろよ。
それほどの実力差はないだろ、アップダイクとさ。名前がの響きがちょっといい、ぐらいのもんだ
しかし、まぁ、春樹の一番の仕事は自分の小説じゃなくて、カーヴァーを熱心に日本語に翻訳してみせたことだけど
61吾輩は名無しである:2008/10/13(月) 01:37:29
クンデラの言うのと似たものを感じるな。
言った本人が、ヨーロッパ中心主義ととられかねないリスクを過小評価してるふうな。
62( ̄ω ̄)獲る狸 ◆ycr5A7VfSw :2008/10/13(月) 01:41:46
まぁあまり実験的ではない大作家がノーベルを受けると言う感じでしょうかねぇ(嗤)
かのアイザック・バシェヴィス・シンガーも実験性ということでは取り立てて見るべきものはありませんからねぇ(嗤)
63(o`.´o):2008/10/13(月) 01:48:14
藁貸し増すねぇ〜(笑)
64吾輩は名無しである:2008/10/13(月) 01:59:28
アメリカ。
小林秀雄がそんな類のこと云ってたやつ、あれ、なんだったっけ?
65吾輩は名無しである:2008/10/13(月) 02:00:43
レイモンド・カーヴァーってアメリカ群小作家の一人って感じなんだが。。
存命だったとしてもノーベル賞には全く引っかかってこないだろ。熱心なファンがいるのは理解できるが。
66吾輩は名無しである:2008/10/13(月) 02:08:04
>>60
>日本人なら春樹を応援しろよ。

なんで?
他に取るべき人が日本にも海外にもいくらでもいるでしょ。
67吾輩は名無しである:2008/10/13(月) 03:54:58
池澤夏樹がとっても驚かない自信がある。
68吾輩は名無しである:2008/10/13(月) 06:14:46
大江だの春樹だのたいしたことない作家しか話題にならないのがおかしいわな
691:2008/10/13(月) 08:55:48
シモン氏の講演を今後空き時間にポツリポツリと書いてみるからスルー
して一向にかまわないので、皆さん自分のノーベル文学賞関連の話題
をこのスレに提供してみてくださいな。
701:2008/10/13(月) 09:13:04
1989年10/27 「書くということ」 クロード・シモン

「以前に「なぜあなたは書くのか」というアンケートに私は書くと
いう行為は他の行為と同様に多くのあいまいな動機によりなされる
ものだ。中でも最も奥深い動機は、自分が社会の中で占める位置を
認めてもらいたい。できれば書くことによって自分の存在そのもの
を正当化したいと答えた。さらに書くことを選んだのは私にとって
最もうまくいきそうに思えたからだと付け加えた。」続く
71吾輩は名無しである:2008/10/13(月) 10:33:44
アメリカ文学でもケルアックってとらなかったんだな
72吾輩は名無しである:2008/10/13(月) 16:32:33
大江って自著の中でル・クレジオとギュンター・グラスについて、自分の目指すべきところ
みたいに絶賛しているんだよね。なのに、結局ノーベル賞は、断然、大江の方が早くとっちゃったわけでさ
ま、頓珍漢なんだよ、選考がさ。地域持ち回りと言ってもねぇ・・・
故に春樹がアップダイクより先にこの賞を受賞しても全く問題ないw
73吾輩は名無しである:2008/10/13(月) 16:38:34
春樹「ノルウェイの森」でアップダイクの「ケンタウロス」が自分にとって最高の本だった
みたいなこと書いてたな
74吾輩は名無しである:2008/10/13(月) 17:52:19
春樹は出発点のアメ文なんてとっくに超えてるけどね
海外コンプの池沼にはわからんだろうが
75吾輩は名無しである:2008/10/13(月) 18:00:54
>>74

第一回東アジア文学フォーラムでの感想

昨日は韓国の印象を書いたので今日はもう少しフォーラム
と鼎談などで私が聞いた限りでの中身の話。
フォーラム初日午前の基調講演は
韓国が評論家の柳宗鎬氏。論客です。少し迷ったのですが
と前置きしつつも、かなり辛辣な村上春樹批判を。
間もなく発表になるノーベル文学賞の有力候補と目されて
いることを念頭に置いての発表か。
私も『ノルウェーの森』以降の村上春樹作品は全然評価して
いないので、ほぼ同感。
日本から来ていた若い記者さんは、そんなに村上作品を
読んでないのでは?と疑問を表していたけど。
76吾輩は名無しである:2008/10/13(月) 18:08:33
韓国の評論家が批判したからなんなの?
それで村上春樹への評価が変わるとでも思ってんの?馬鹿なの?
77吾輩は名無しである:2008/10/13(月) 18:32:05
日本の評論家もみんな馬鹿にしてるよ春樹のことはね
78吾輩は名無しである:2008/10/13(月) 19:27:09
>>74
その春樹がアメ文コンプだからしょうがない。昔から日本の小説はほとんど読んでこなかったって公言してるし、
最近もどっかで英語で読みたい本が多くて日本語の本を読む時間が取れない、とか言ってたぞ。
79吾輩は名無しである:2008/10/13(月) 20:10:24
まさか上記に出てくるノーベル文学賞選考委員のエングダール氏は
春樹をアメリカ文学影響下の日本人作家と見なしていないとは思う
が・・。

アメリカ文学に偏見を持っているエングダール氏はかつて新聞の
特集記事内で「コンピューターがどんなに普及しても簡単に持ち
運べて中身が変わらず、孤独な時そこにある本の存在はかけがえの
ないものであり、本が読まれる限り文学賞は意味を待ち続けるだろ
う。」と語っていた。

孤独な時もっとアメリカ文学を読んでみてください。
80吾輩は名無しである:2008/10/13(月) 20:41:01

  ノーベル経済学賞

   クルーグマン   USA
81吾輩は名無しである:2008/10/13(月) 20:49:06

今年は当たった。来年も予想してみる

大本命アモス・オズ 次点アドニス 穴ムラカミ
82吾輩は名無しである:2008/10/13(月) 20:56:44
クルーグマンか!
83ポール・クルーグマン:2008/10/13(月) 20:58:56
「嘘つき大統領のでたらめ経済」なるブッシュ大統領を
痛烈に批判した経済本を書いている。
きっとこの世界的な不況に参考になる理論を唱えたのが
授賞に繋がったんだろうな。
ル・クレジオの小説と共にクルーグマンの本も買ってみ
ようとするかな。
ストックホルムで益川先生とクルーグマンを対談させたら
二人ともユニークな人物だけに面白いだろうな。
それこそ奇想天外でル・クレジオの新作の原案になつたり
して(笑)
84吾輩は名無しである:2008/10/13(月) 21:19:34
山形浩生歓喜wwwwwwwwwwwww
85吾輩は名無しである:2008/10/13(月) 22:15:46
クルーグマンのNYTのコラムを読むと、経済オンチの俺でもわかった気になる
86吾輩は名無しである:2008/10/13(月) 22:33:51
春樹の小説って、英訳されたら、向こうの人から見ると理解しやすい反面、物足りなくなったりしないのかな。

87吾輩は名無しである:2008/10/13(月) 22:46:12
逆に春樹作品には日本語としての物足りなさを感じるが。。
英訳されると日本語としての密度の薄さがカモフラージュされてちょうどいいんではないか。
88吾輩は名無しである:2008/10/13(月) 23:08:17
うまいこというね
俺は会話がすごく不自然で下手だと思うけどね
89吾輩は名無しである:2008/10/14(火) 00:53:44
>>87
>春樹作品には日本語としての物足りなさを感じるが。
こういう人多いけど、俺はそうは思わないな。
けっこう古い言い回しも多いし、描写の正確さには昔ながらの文士を思わせるところがあるぞ。
90吾輩は名無しである:2008/10/14(火) 02:12:47
>>53のエングダール氏が言っているそのヨーロッパ中心主義の割には
そう言われて批判されもするクンデラにはやらんのだな

そういえば、エリ・ヴィーゼルが
ホロコースト以降「証言」が最も重要になったとかなんとか言ってた
91吾輩は名無しである:2008/10/14(火) 08:52:50
>>90
チエコは1984のサイフェルト以来授賞者が出ていないから
クンデラには長生きして授賞してもらいたいね。
エリ・ヴィーゼルは1986の平和賞授賞者で以前に選考委員
の一人が「アウシュヴィッツから生還した彼の存在は人間
が人間に対して行った残虐行為を決して忘れさせないため
の象徴的意味合いもある。」として作家でもある彼に文学
賞よりも平和賞を与えたと語っていた。
92吾輩は名無しである:2008/10/14(火) 09:04:11
誰か2年位前にNHKのアーカイブスで放送された川端康成が
ノーベル文学賞に決まって川端邸での三島由紀夫と伊藤整
との座談会の模様の番組を観た人っているかな?
93吾輩は名無しである:2008/10/14(火) 09:37:45
伊藤は足穂の事が本当に大嫌いだったんだろうか?
94吾輩は名無しである:2008/10/14(火) 14:08:59
こっちの水は苦いよ。
95吾輩は名無しである:2008/10/14(火) 15:17:15
>>92
俺見たよ。
川端よりも三島のほうがテンション上がってて
伊藤が話題振る→三島が感想述べる→川端動かない
見たいな流れだった。
三島の「私の遍歴時代」に出てくる川端の描写そのままで面白かった。

政治的意図から三島がノーベル賞を狙って、逃して云々とか言われることあるけど
川端の受賞は本当に嬉しそうだったよ。
「日本の文学もようやく世界に認められて」見たいな事も言ってたし。
96吾輩は名無しである:2008/10/14(火) 15:57:25
もう日本も近代化を果たした上に世界的に存在感が薄くなってきてるから
川端、三島、谷崎みたいなエキゾチズムで価値を主張できる時代じゃないからね
今日本の文化で独自性をもって注目されてるのって、アニメ、、漫画、あと小説だとラノベだろ
うね
中国やインドといった国のほうがノーベル賞的なアピールは有利なんじゃないか
97吾輩は名無しである:2008/10/14(火) 17:12:33
ラノベは国内だけです
98( ̄ω ̄)獲る狸 ◆ycr5A7VfSw :2008/10/14(火) 18:17:36
エリ・ヴィーゼルが受けたという事は、プリーモ・レーヴィもノーベル平和賞辺りを獲得できる可能性があったので消化ねぇ(嗤)
99吾輩は名無しである:2008/10/14(火) 22:04:34
>>97
例えば中国では「80後」
今では「90後」と呼ばれる世代の作家たちが
日本のコミックやラノベ発のアニメに
影響受けて作品書いてるんだな
ラノベも多少なりとも影響はあるんじゃないかな
100吾輩は名無しである:2008/10/14(火) 22:15:25
>>98
プリーモ・レーヴィか・・・。何とも過酷な生涯だったね。
レーヴィ、ヴィーゼル、それにヴィクトール・フランクル
辺りの1986年・平和賞同時授賞だったら世界の人々に強い
衝撃を与えただろうけど、レーヴィは1987年の4月に自殺
してしまったから1986の平和賞選考時にはかなり鬱状態か
悪化していて、とてもオスロに行かれる状態ではないと判
断されたんではないかな・・。
彼らのみならず虐殺された人々、生還した人の心の声、叫
びは21世紀の人類にも重くのしかかる問題だね。

101吾輩は名無しである:2008/10/14(火) 23:01:57
>>70 クロード・シモンの講演の続き

私が戯曲や詩でなく、小説を書くようになった理由は
小説というジャンルは輪郭がはっきりせず、何でもそ
こに投げ込めるため特別な知識を蓄積していなくても
冒険することが許される唯一の領域だと思ったからだ。
 だから私が「書く」のは「偶然と必然」によるので
あり、そこにはさらにある種の快楽が結び付いている。
なぜなら「書く」のはつらい仕事であると同時に、大
きな喜びに至る手段でもあるからだ。 (続く)
102吾輩は名無しである:2008/10/15(水) 02:27:34
【チェコ】 作家ミラン・クンデラ氏が当局の密告者だった事が明らかに - 評価への影響も [08/10/14]
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/news5plus/1223996174/l50

作家になる前のお話
記事中のノーベル文学賞受賞者というのは間違いだな
103吾輩は名無しである:2008/10/15(水) 07:42:23
>>102
来年にクンデラ氏は80歳になるけどもノーベル文学賞選考委員会
は思い切って来年彼を授賞させて、作品に扱われている暗い時代
に翻弄される人間の状況を世界の人々に考察させるいい機会だと
思うけどな。エングダール氏が来年発表時に毅然とした態度でも
ってクンデラ氏の名前を読み上げ、各国記者団とやり合ったなら
エングダール氏のことを少しは見直すんだが・・。

104吾輩は名無しである:2008/10/15(水) 11:44:57
本題よりも、アイリッシュタイムズ大丈夫かよと思った。
105吾輩は名無しである:2008/10/15(水) 18:00:52
2008/10/15(水) 17:03:11 ID:???0
英ブッカー賞:インドの作家選ばれる

英国で最も権威のある文学賞「ブッカー賞」に14日(日本時間15日)、
元タイム誌記者でインドの作家、アラビンド・アディガさん(33)の
「ホワイト・タイガー」が選ばれた。インドの小さな村に生まれた主人公が
実業家になるまでの軌跡を描いた。アディガさんには賞金5万ポンド
(約880万円)などが贈られる。

英ブッカー賞は英連邦とアイルランドの作家の作品が対象で、米国人は
含まれない。
106吾輩は名無しである:2008/10/15(水) 22:29:16
>>89
>けっこう古い言い回しも多いし、描写の正確さには昔ながらの文士を思わせるところがあるぞ。
を思わせるところがあるぞ。

こいつが言う「昔ながらの文士」って誰のことを指すのか知らないが、春樹は群像新人賞でデビューしたとき日本文学はほとんど読んでいませんって言ってたのを知らない青二才なんだろうな…
107吾輩は名無しである:2008/10/16(木) 00:02:52
古い言い回しをしてる時点でアウト

さらに若者言葉もおかしい
108吾輩は名無しである:2008/10/16(木) 00:11:45
>>106
そんぐらい知ってるに決まってるじゃん。
きみは村上春樹が作家デビュー後第三の新人だとかの日本文学を集中的に読んで
自分なりの文体を練り上げていったことは知らないのかな?
109吾輩は名無しである:2008/10/16(木) 05:53:55
>>96
今はどこの国も文学の時代じゃないよ
中国はどの分野も創意性がなくてダメだし

インドはよく知らないのでなんともいえない
110吾輩は名無しである:2008/10/16(木) 06:39:00
>>109

でも中国が完全に民主化されたら、中国の体制批判していた作家から
ノーベル賞もらうみたいなことはありそう
111吾輩は名無しである:2008/10/16(木) 06:42:53
2000年に授賞した亡命作家のガオさん
112吾輩は名無しである:2008/10/16(木) 07:35:58
>>101 クロード・シモン講演会の続き

 また、「書くとはどういうことか」という第二の質問について
は、「現実世界の中には存在しないが、言葉の中には存在するも
のを生み出すことだ」と答えたい。
 ドストエフスキーやプルースト、フォークナー、ジョイスらに
より真の小説が始まったと私は思う。いわゆる伝統的な小説に心
の底から興味を持ったことがない。なぜなら、伝統的な小説では
登場人物の性格が単純な心理を持つ社会的類型に収まっているし
何らかの教訓を引き出す観点で書かれているからだ。 (続く)

113吾輩は名無しである:2008/10/16(木) 20:54:09
>>110
そうなったら いろんな民族がいるから強いだろうな
114吾輩は名無しである:2008/10/17(金) 07:26:24
>>112 クロード・シモン講演会の続き。

しかし19世紀から20世紀初めにかけて、小説の見方をひっくり
返すような出来事が起こった。バルザックはそれまでの寓話小
説や哲学小説の中に繰り返し現れていた紋切り型の描写から抜
け出し、プルーストに至っては叙述と描写の伝統的な区別すら
なくなってしまった。
そしてこの時から重要なのは、語られる出来事や話ではなくて
出来事の書き方そのものになったのである。
私にとって「書く」という行為は私の中の感情や感覚、思いで
といつた雑多なバラバラに散らばっている諸要素を、言語によ
っていかに結び付けるかを探求することだ。  (続く)
115吾輩は名無しである:2008/10/17(金) 11:02:25
2ちゃんねるは統一教会が運営して個人情報を集めてますよ

「コ◆シミ◆ズ」検索 「独◆立◆党」検索  ◆はずしてを検索

与党も野党もメディアも全部朝鮮人だった。
http://jb◆bs.l◆ivedo◆or.jp/b◆bs/re◆ad.cgi/news/20◆92/115◆7941306/
2chの運◆営の正体をリチ◆ャード・コ◆シ◆ミズが断言
http://mamono.2ch.net/test/re◆ad.cgi/lobby/1213◆329◆871/
2chには何故か?書き込み不可能な文章
http://jb◆bs.live◆do◆or.jp/b◆bs/re◆ad.cgi/news/20◆92/116◆9481830/
リ◆チャード・コ◆シ◆ミズが初めて公の場に登場した、ワールドフォーラム06年8月例会での講演
http://vi◆deo.go◆ogle.com/vi◆deopl◆ay?docid=36658385◆1926860◆5080&hl=en

262 :中江さんへ :2007/01/29(月) 18:24:12 ID:???
中江さんへ 以下のリンクを参照して、2chがどういうサイトがご判断の上、
透派について、書き込みされるか、ご判断下さい。
頭のよいあなたなら、私の伝えたいことは十分に伝わると思います。
http://jb◆bs.li◆vedo◆or.jp/news/20◆92/
http://vid◆eo.go◆ogle.com/vi◆deoplay?docid=366◆583851926860◆5080&hl=en
http://ww◆w15.ocn.ne.jp/~oya◆kodon/newve◆rsion/sinb◆unter◆ebiiranaiyo.htm
http://an◆ti2ch.bl◆og61.fc2.com/
http://re◆sistan◆ce333.w◆eb.f◆c2.com/top_in◆dex.html
264 :中江さんへ :2007/01/31(水) 05:25:05 ID:3U/nw295
なにがあった?
265 :名無しさん@占い修業中 :2007/02/01(木) 19:09:14 ID:???
自殺しました

「日本の母は息子の性処理係」毎日新聞が捏造記事143
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/ms/1223898193/
毎日新聞スレ荒らしは2ちゃん運営(統一教会)
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/ms/1223995813/
116吾輩は名無しである:2008/10/17(金) 13:34:09
ノーベル文学賞の選考基準として最も大切なのは、
ノーベル財団の理念にふさわしい作家なのかどうかという事。

世界に無数の作家がいる以上、主観や理念を排したベストワンを決める事が
事実上不可能なのは選考委員が良く分かっているし、候補にすら挙がってこない
マイナー言語の大作家(江戸川乱歩、埴谷雄高、大西巨人のような人)が
世界中に沢山いる事も彼らは当然分かっている。

あくまでノーベル文学賞は、ヨーロッパの知識人から見た文学賞。
それが弱点と言えば弱点だが、価値でもある。
117吾輩は名無しである:2008/10/17(金) 14:22:14
つーか過去の受賞者を見れば、しょうもない作家も多く選ばれてるし、
批評家やアカデミズムの評価とかけ離れてることは一目瞭然。
そんなもんで騒ぐ方がおかしいわ。
118吾輩は名無しである:2008/10/17(金) 21:06:07
クンデラってマンデラみたいなものだと思ってたけど白人なんだな。
119吾輩は名無しである:2008/10/17(金) 22:12:38
>>118
ひさびさにこういう馬鹿レスを読んだ。
120吾輩は名無しである:2008/10/17(金) 23:00:38
俺はそういうのはぜんぜん平気。
121吾輩は名無しである:2008/10/18(土) 00:05:10
【10月15日 AFP】チェコ出身の作家で、『存在の耐えられない軽さ』など、
スターリン体制下での生活を暗い喜劇調で描いた作品で著名なミラン・クンデラ氏が13日、
1950年にチェコ共産党政権の秘密警察に脱走兵を密告したとのうわさを強く否定した。
■クンデラ氏「徹底的に反論する
 クンデラ氏は著作の版元であるフランスの出版社ガリマールを通じ
「そうした非難はまったくのうそ。わたしは徹底的に反論する」と声明を発表した。
 共産政権時代の調査を進めるチェコ政府の運営組織「全体主義政権研究所」は同日、
軍から脱走して米国の支援を受ける情報員に転じ、後に禁固22年の刑を宣告された元軍パイロット、Miroslav Dvoracek氏(80)について、

クンデラ氏からの密告があったとする当時の警察報告を発表した。
 クンデラ氏はCTK通信に「まったく知らない男性だ」と述べ、即刻疑いを否定した。
同氏はこれまで数年間、取材を拒否してきたが、
今回の件は、この研究所とチェコのメディアによる「一作家に対する攻撃だ」と激しく憤り、
歴史家が発見したという警察の資料はまったくの謎だと語った。
「自分の記憶にだまされたことはない。秘密警察のために働いたことはない」
続く
122吾輩は名無しである:2008/10/18(土) 00:06:20
■チェコ政変で出国、情報員として帰国した「脱走兵」
 同警察資料がクンデラ氏に密告されたとするDvoracek氏は、
1948年のチェコ政変で共産党政権が樹立した後、出国。
ドイツの難民キャンプで米国の防諜(ぼうちょう)要員に誘われ、
その後チェコへ帰国したが、逮捕されるという結果になった。
死刑は免れたが1950年9月に禁固22年の刑を言い渡され、
52年には多くの受刑者と同様、ウラン鉱山の採掘場に送還された。
63年に釈放されて以降現在までは、スウェーデンに在住している。
 13日、AFPの取材に応じた妻のMarketa Dvoracekさんは「夫は密告のあったことは知っていた。
密告したのが誰であろうと、彼にとっては何の違いもない」と述べた。
Dvoracek氏は最近発作を起こしてから、健康状態が優れないという。
 チェコのメディアで、作家として高名なクンデラ氏の名前が取りざたされていることについては「驚かない」と述べ、「彼は素晴らしい作家だが、人間としての彼にどんな幻想も抱いてもいない」と語った。
http://www.afpbb.com/article/life-culture/culture-arts/2528561/3423247
123吾輩は名無しである:2008/10/18(土) 09:26:51
>>114  クロード・シモン講演会の続き

言語は、その直線的な構造と構文上の法則によって絶えず
秩序と優先順位をつけることを私に強いると同時に、一語
書き付けるごとに多種多様な視点、可能な道、イメージ、
調和、当初は予想もしなかった一致点などを私に提供して
くれる。 
そして考えてもみなかった方向に導いてくれることも多く
て、その結果この仕事の過程で生み出されたものは、漠然
としていた当初の企てよりもはるかに豊かになるのだ。
まさに「言語に働きかける者は同時に言語から働きかけら
れる」のである。(終り )


124吾輩は名無しである:2008/10/22(水) 23:16:15

ペール・オロフ・エンクイストは、1934年スウェーデン北部のヴェステルボッテン地方ヒョーグボーレに生まれた。
ウプサラで勉学の後、日刊紙スヴェンスカ・ダーグブラーデット紙 やエクスプレッセン紙 に勤め、1961年「Kristallögat」でデビュー。
1964年「Magnetisörens femte vinter」 (英訳タイトルThe Magnetist’s Fifth Winter)で頭角をあらわし、映画化もされている。
国際的な名声を得たのは1968年発表された「Legionärerna」で、北欧評議会の賞も受けており、同作品は10ヶ国語に翻訳され、1970年に映画化もされている。
1975年には、アウグスト・ストリンドベリーのエピソードを描いた「Tribadernas natt」 (英訳タイトル Night of Tribades)で、劇作家としてもデビューしている。
1999年に発表された「Livläkarens besök」は、同年のアウグスト賞(スウェーデンの文学賞)を受け、ドイツ、フランス、イタリア、英国で外国文学賞を受賞しており、
すでに22ヶ国語に翻訳されている。映画化の話が現在(2004年)進行中とか。物語は、精神病を患っていたデンマーク王クリスチャン七世に嫁いだ英国のプリンセスが、
国王のドイツ人お抱え医師と不義を犯す。国王の名の下、自分の手で数々の法令を書いていた医師Struenseeは、その密通もあばかれて死刑にされるという、
実話を元にしたフィクション。英訳名を「The Visit of the Royal Physician」という。



125吾輩は名無しである:2008/10/31(金) 16:51:13
決まりました
126吾輩は名無しである:2008/11/02(日) 13:30:08
解決済みの質問
ノーベル文学賞を受賞した文学作品で、ヨーロッパ言語以外で
書かれた作品は何割ぐらいを占めるのですか?
(作家の国籍は調べてみたのですが、それだけだとよくわからないので。。。)
質問日時: 2006/10/20 03:27:18



ベストアンサーに選ばれた回答
103名中6名ですから、約5%、約5分(0.5割)です。

2006年オルハン・パムーク(トルコ人、トルコ語)
2002年カオ・シンチエン(高行健)(フランス国籍中国人、中国語・フランス語)
1994年大江健三郎(日本人、日本語)
1988年ナギーブ・マフフーズ(エジプト人、アラビア語)
1968年川端康成(日本人、日本語)
1913年ラビンドラナト・タゴール(インド人[ベンガル人]、ベンガル語)

1986年のナイジェリアのウォレ・ソインカは、英語で書きます。
あとは、フィンランド語やノルウェー語やロシア語や
南米のスペイン語も含め、すべてヨーロッパ語です。

言語学的にインドヨーロッパ系言語でないという意味なら、
タゴールのベンガル語はインド諸語ですから外れて、1939年の
フランス・エーミル・シッランパーのフィンランド語が
非ヨーロッパ系言語で加わります。
いずれにせよ、5%は同じです。
http://nobelprize.org/nobel_prizes/literature/laureates/
回答日時:2006/10/20 14:18:41
127吾輩は名無しである:2008/11/10(月) 21:10:22
追放
128吾輩は名無しである:2008/11/18(火) 21:39:53
グリム童話だ
129吾輩は名無しである:2008/11/25(火) 20:34:07
重松清
130吾輩は名無しである:2008/12/02(火) 21:26:26
追い剥ぎにあった
131吾輩は名無しである:2008/12/06(土) 23:19:22
2008年現在、これまでのノーベル文学賞受賞者数が一番多いのってフランス?
検索してもちっとも引っかからん。分野別では誰も気にかけないみたいだな。
132吾輩は名無しである:2008/12/07(日) 04:14:09
シモンの講演はおもしろいな
そーゆう小説書いても理解されないっしょ
現状じゃ
商業主義と離れた場があればいいのにな
133吾輩は名無しである:2008/12/12(金) 20:41:56
オンチ
134吾輩は名無しである:2008/12/19(金) 20:30:50
歓喜
135吾輩は名無しである:2008/12/20(土) 00:51:44
今年はイスマイルカダレが取ると思う。アモスオズもありえる。
136吾輩は名無しである:2008/12/25(木) 20:57:17
理解しやすい
137吾輩は名無しである:2008/12/25(木) 23:48:17
ハロルド・ピンターが12月24日に亡くなった。
死因ガン、享年78歳。南無。
138吾輩は名無しである:2008/12/27(土) 01:31:38
スレのないノーベル賞作家の話ってここでしていいよな?
139吾輩は名無しである:2009/01/03(土) 10:55:01
新年を迎えました。また盛り上がりましょう。
140吾輩は名無しである:2009/01/06(火) 04:46:01
アモス・オズは今回のガザ侵攻の支持を表明。
141吾輩は名無しである:2009/01/09(金) 02:54:03
デンマークの詩人、インゲ・クリステンセン死去。73歳。
去年のLadbrokes オッズでは15倍だった。
142吾輩は名無しである::2009/01/09(金) 20:40:32
リリース
143吾輩は名無しである:2009/01/10(土) 08:28:55
これでまたハルキのライバルが一人減ったな。
144吾輩は名無しである:2009/01/10(土) 22:57:58
イスラエル軍が空爆が凄い事になってる。犠牲者が子供ばかりだ・・・
アモスオズは長い間この問題に取り組んできた人だから頑張ってほしい。
145吾輩は名無しである:2009/01/10(土) 23:04:23
スパイ疑惑出てるクンデラはもう無理
146吾輩は名無しである:2009/01/11(日) 07:04:06
オズだな
147吾輩は名無しである:2009/01/11(日) 23:11:30
アチェベはいつ貰えるの?ハルキより先だよね?
148吾輩は名無しである:2009/01/11(日) 23:14:36
ガザ侵攻に文学は何ができるのか
149吾輩は名無しである:2009/01/14(水) 11:09:03

ハルキのライバル=ハリポタのおばさん
150吾輩は名無しである:2009/01/22(木) 12:15:01
ノーベル文学賞なんてのは所詮白人の感性
どう考えてもやつらに日本の感性がわかるとは思えん
151吾輩は名無しである:2009/01/23(金) 03:20:40
村上春樹が2009年のJerusalem Prize を受賞
http://www.ynet.co.il/english/articles/0,7340,L-3660005,00.html

過去の受賞者にバートランド・ラッセル、ボルヘス、イヨネスコ、ボーヴォワール、
オクタビオ・パス、グレアム・グリーン、ナイポール、クンデラ、クッツェー、
バルガス・リョサ、デリーロ、ソンタグ、アーサー・ミラーなどなど
http://en.wikipedia.org/wiki/Jerusalem_Prize
152吾輩は名無しである:2009/01/23(金) 20:19:11
エラーだろうね
153吾輩は名無しである:2009/01/24(土) 01:10:11
掛け値なしにすごい賞を受賞したな。これでまた一歩ノーベル賞に近づいた
わけだ。
154吾輩は名無しである:2009/01/24(土) 01:15:58
>>151
そうそうたる面子だな。
155吾輩は名無しである:2009/01/24(土) 16:28:10
単なる流行作家はノーベル賞と関係ないよ。売り上げなんて選考委員は全然気にしないし。
156吾輩は名無しである:2009/01/24(土) 17:06:10
歴代の受賞者に流行作家はかなりいるよ
157吾輩は名無しである:2009/01/28(水) 17:25:29
アップダイク死んだ。
158吾輩は名無しである:2009/01/28(水) 18:33:22
日本の文学、翻訳家のちからに左右されたりしないの??
159吾輩は名無しである:2009/01/28(水) 18:47:08
イスラエルが「個人の自由」ってどうなのよ。
160吾輩は名無しである:2009/01/28(水) 20:02:00
>>158
されまくり。
161吾輩は名無しである:2009/02/01(日) 01:07:07
ラーシュ・グスタフソン(スウェーデン)、ラーシュ・ソービエ・クリステンセン
(ノルウェー)、ペール・オルフ・エンクイスト(スウェーデン)あたりの北欧
勢が今年はとりそうです。
162吾輩は名無しである:2009/02/01(日) 01:13:34
今年はやっぱり莫言か鄭義でしょう。
163吾輩は名無しである:2009/02/01(日) 01:19:52
鄭義はどうなったんだろう(笑
引越しのときに「食人宴席」捨てちゃったよ(笑
惜しいことしたな
164吾輩は名無しである:2009/02/01(日) 20:59:31
>>163 それは鄭義違いじゃないだろうか?
165吾輩は名無しである::2009/02/07(土) 20:27:14
ぜんぜん平気
166吾輩は名無しである:2009/02/09(月) 16:33:38
今年はカナダ人かイスラエル関係でアモス・オズだろう。
アメリカ勢はしばらくない。ハルキはあるかもしれない。
167吾輩は名無しである:2009/02/12(木) 13:18:15
そろそろ森博嗣あたりが受賞するだろう。
168吾輩は名無しである:2009/02/14(土) 21:41:21
実のところ、スウェーデン国王とは一度も会ったことが無い。
王立アカデミーの晩餐会の料理は、超一流なんだろうか。美味いのだろうか。
受賞者からの料理のクオリティや味についてのコメントや取材が、殆ど無かったような気がする。
169吾輩は名無しである:2009/02/16(月) 07:12:45
今年はカナダ人。アトウッドじゃなくてアリス・マンローのほう。
170吾輩は名無しである:2009/02/17(火) 08:15:28
春樹やってくれたな。もしかすると今年のノーベル文学賞に
まじて決まるかもな・・。
171吾輩は名無しである:2009/02/17(火) 08:37:39
作品中にジャーナリズムを込める場合には、どちらか一方についている時点で、本物の真実は見えにくくなるものである。
見解の違いとは、そのような偏りから発生する。
いつも、真理は接合点にしか見えはしない。
そうやって歴史や世界は歪められ始める。
しかし、信じる物の違いもそこから生まれてくるものだ。
やがて、物事は繰り返され始める。
172吾輩は名無しである:2009/02/17(火) 12:24:15
>>170
だから村上君は選考委員たちの好みじゃないと前スレからずっと (めんどいので略
173吾輩は名無しである:2009/02/17(火) 13:25:00
順当に行けばそろそろスペイン語作家。
南米勢ではなく、ゴイティソロあたりか。

174吾輩は名無しである:2009/02/17(火) 13:27:46
大穴を挙げてみる。
昨年に続いてフランスから。
ボヌフォワ。
175吾輩は名無しである:2009/02/21(土) 00:12:08
フランスならフランソワ・ボタもいる
176吾輩は名無しである:2009/02/22(日) 15:08:46
高銀(ウンコ)
177はるきが獲ることは絶対ないから安心しな!:2009/02/24(火) 01:03:12
村上はるき程度の低いレベルがノーベル賞獲ることは絶対ないから安心しな!
178吾輩は名無しである:2009/02/24(火) 02:11:54
文学状況は世界的に地盤沈下が始まってるようだから分からんよ
てか、取ったらメシウマだろ
こんな笑えることは滅多にない
179吾輩は名無しである:2009/02/24(火) 20:51:11
村上春樹は貰えなくて、死んだらその翌年に小川洋子が取ると思う。多分そうなる。
今年はチヌア・アチェベ、もしくはイスマイル・カダレ、アモス・オズかな。
180吾輩は名無しである:2009/02/24(火) 22:25:49
小川は知名度ないんじゃね?
181吾輩は名無しである:2009/03/01(日) 08:19:05
とりあえず韓国だけはないわ
182吾輩は名無しである:2009/03/01(日) 08:21:38
>>175
誰それ?ボクシングの人じゃなくて?
世界は広いな・・・
183吾輩は名無しである:2009/03/14(土) 00:15:50
ji
184吾輩は名無しである:2009/03/14(土) 02:44:52
舞城や桜庭はいつ取れますか?
185イラストに騙された名無しさん:2009/03/21(土) 20:19:50
ありえる
186吾輩は名無しである:2009/03/22(日) 08:29:16
ありえない
187吾輩は名無しである:2009/03/22(日) 13:04:09
うりえん
188吾輩は名無しである:2009/03/24(火) 03:55:53
莫言とピンチョンは取りこぼさないでほしい
189吾輩は名無しである:2009/03/24(火) 21:14:25
ピンチョンは拒否るんじゃないか?
190吾輩は名無しである:2009/04/01(水) 20:10:09
191吾輩は名無しである:2009/04/01(水) 21:18:39
今年は100%アモス・オズです。イスラエル首相は年貢の納め時ですな。
192吾輩は名無しである:2009/04/04(土) 05:25:42
ボルヘスがノーベル賞とってないっしょ?

んで、大江が獲ってるっていうw
193吾輩は名無しである:2009/04/08(水) 19:37:03
前スレではクレジオを予想した人が本当に多かった。このスレの人は優秀だよ。
194吾輩は名無しである:2009/04/08(水) 19:41:29
予想はアリス・マンロー、もちろん国際ブッカー賞次第だが。
注目度からしてアモス・オズもありえる。
195吾輩は名無しである:2009/04/11(土) 19:54:23
村上春樹だけは無理。カフカ賞から3人続けて受賞者なんてありえない。
196吾輩は名無しである:2009/04/19(日) 17:40:44
クラウディオ・マグリス・・・はないか
197吾輩は名無しである:2009/04/19(日) 21:08:34
現代文学、特に海外のはまるで分からんわ
198吾輩は名無しである:2009/04/30(木) 09:10:41
春樹
199吾輩は名無しである:2009/05/03(日) 14:52:12
クレジオに2年連続であげたらいいよ
200吾輩は名無しである:2009/05/03(日) 15:11:33
蓮實
201吾輩は名無しである:2009/05/05(火) 10:39:43
ここにきて春樹ではなく龍が受賞したらおもしろいのに。
あと個人的な予想だとピンチョンはもらえない気がする。
202吾輩は名無しである:2009/05/07(木) 21:08:53
春樹もな。日本人は次に期待しよう。
203吾輩は名無しである:2009/05/07(木) 21:17:00
>>201
いらねー。って言いそうだもんね。まず授賞式に来ないでしょ。
サルトルに蹴られたことでノーベル賞の権威軽くなったもんね。
204吾輩は名無しである:2009/05/08(金) 00:44:40
ウェルベック来い!
いつかは取るだろうが
205吾輩は名無しである:2009/05/08(金) 03:01:27
それはない
206吾輩は名無しである:2009/05/08(金) 12:06:39
一発屋だったし
207吾輩は名無しである:2009/05/09(土) 21:26:33
丸谷才一が受賞する夢を見た。
つーかマジで意外な日本人がとってほしいな。古井由吉とかさ
208吾輩は名無しである:2009/05/10(日) 00:52:15
宮部みゆきとか京極夏彦が?
209吾輩は名無しである:2009/05/10(日) 02:37:37
>>208
意外とかそういう次元じゃないな
210吾輩は名無しである:2009/05/10(日) 17:46:20
でも桐野夏生はマジであってもおかしくないと思う
たくさん翻訳も出てるし
211吾輩は名無しである:2009/05/10(日) 19:05:53
どっかで見たけど翻訳が多い現存の作家は
村上春樹、龍、小川洋子、大岡信、ばなな、この五人らしいね。
あと多和田葉子も多いんじゃないかな。
212吾輩は名無しである:2009/05/17(日) 00:37:56
韓国の授業風景

「韓国がまだノーベル文学賞を取れない理由」について(日本語字幕)
http://www.youtube.com/watch?v=mT8_1F_xOv8
213吾輩は名無しである:2009/05/24(日) 11:35:48
イスマイル・カダレとチヌア・アチェベ。
まあ国際ブッカー賞先に取っちゃったけど。
特にカダレは今年『死の軍隊の将軍』翻訳が出るそうだし、
訳者にも期待できるし、勢いに乗って未訳作をばしばし出して欲しい。
214吾輩は名無しである:2009/05/28(木) 04:29:15
2009年国際ブッカー賞にアリス・マンロー。
http://www.themanbookerprize.com/prize/mbi-archive/43
その他の候補者はこちら
Peter Carey, Evan S Connell, Mahasweta Devi, E.L. Doctorow, James Kelman,
Mario Vargas Llosa, Arnost Lustig, V S Naipaul, Joyce Carol Oates,
Antonio Tabucchi, Ngugi Wa Thiong’O, Dubravka Ugresic, Ludmila Ulitskaya,
215194:2009/06/14(日) 18:18:50
前スレで最初にクレジオを予想した自分が来ましたよ
アリス・マンローまで予想が当たって嬉しいw

でも、これで今年のノーベル賞は
マンローよりアチェベになりそうな雰囲気がします
216吾輩は名無しである:2009/06/15(月) 22:23:11
>>215
バーカ
217吾輩は名無しである:2009/06/18(木) 18:26:30
アモス・オズだって
218吾輩は名無しである:2009/06/18(木) 18:31:13
そるそる高銀にあげてください。韓国にノーベル賞は来ないのはなぜか・・・
219吾輩は名無しである:2009/06/18(木) 18:37:45
イベリア半島で今注目の作家いる?
220吾輩は名無しである:2009/06/19(金) 00:22:33
>>218
国家にあげてるわけじゃないですから
221吾輩は名無しである:2009/06/25(木) 02:45:09
2009年フランツ・カフカ賞にペーター・ハントケ
http://praguemonitor.com/2009/06/24/austrian-author-handke-receive-2009-franz-kafka-prize
過去の受賞者
2001年 フィリップ・ロス(アメリカ)
2002年 イヴァン・クリーマ(チェコ)
2003年 ナーダシュ・ペーテル(ハンガリー)
2004年 エルフリーデ・イェリネク(オーストリア)
2005年 ハロルド・ピンター(イギリス)
2006年 村上春樹(日本)
2007年 イヴ・ボヌフォワ(フランス)
2008年 アルノシュト・ルスティク(チェコ)
222吾輩は名無しである:2009/06/25(木) 16:55:31
2009年アストゥリアス皇太子賞の文学部門にイスマイル・カダレ
http://fundacionprincipedeasturias.org/en/press/news/ismail-kadare-prince-of-asturias-award-laureate-for-letters/

1981年創設。科学・スポーツ・国際協力など八部門ある。
文学部門の主な受賞者にバルガス・リョサ、フエンテス、カミロ・ホセ・セラ、
ギュンター・グラス、ドリス・レッシング、アーサー・ミラー、スーザン・ソンタグ、
クラウディオ・マグリス、ポール・オースター、アモス・オズ、マーガレット・アトウッドなど。
223吾輩は名無しである:2009/06/25(木) 17:27:11
>>218
氏ねよバカチョン
224吾輩は名無しである:2009/06/25(木) 19:44:48
もし韓国人にあげたら、陰謀だの審査員はバカだの騒ぐんだろうw
225吾輩は名無しである:2009/06/25(木) 20:50:13
前に韓国が平和賞を受賞したとき花火をあげて騒いだらしいからな。 

大岡信は翻訳も多いし受賞してもおかしくないと思う。 選考で名前くらいは挙がってるはず? 国際的に有名な?マケドニアのストルーガ詩祭で
金冠賞(96年)も受賞してる。

ストルーガ詩祭の主な金冠賞受賞者

パブロ・ネルーダ   71年 ノーベル文学賞受賞
ヨシフ・ブロツキー  87年 ノーベル文学賞受賞
シェイマス・ヒーニー 95年 ノーベル文学賞受賞者
アレン・ギンズバーグ
アドニス など
 
226吾輩は名無しである:2009/07/05(日) 23:12:48
ノーベル賞委員にウケのよさそうな林京子はどうなのかな?
227吾輩は名無しである:2009/07/11(土) 10:35:13
あと3ヵ月後には2009年のノーベル文学賞授賞者の発表だ。
228吾輩は名無しである:2009/07/11(土) 17:24:01
春樹より大西巨人にとってほしいな
神聖喜劇はやっぱり傑作だよ、英訳されてないみたいだけど……
229吾輩は名無しである:2009/07/11(土) 17:29:57
大岡信ってなんだか地味だけど、結構やるよね
現行日本で最高の詩人らしいじゃん
230吾輩は名無しである:2009/07/11(土) 17:47:15
>>229
正直詩人は「言葉の壁」の影響を小説以上に大きく受けるからなぁ、
翻訳された詩を読んでどれだけ評価されるか…、
国際的な賞をもらってはいるけど、何とも言えないよね。
231吾輩は名無しである:2009/07/19(日) 20:29:48
大西巨人なんかより阪神巨人にとってもらいたいな
232吾輩は名無しである:2009/07/26(日) 13:02:53
何だか今年は村上春樹のような予感がする・・。
233吾輩は名無しである:2009/07/26(日) 18:49:02
そう言って何年たったの?
まあいつかは当たるかもしれないがw
234吾輩は名無しである:2009/07/27(月) 01:19:44
何だか今日はいけそうな気がする
235吾輩は名無しである:2009/07/27(月) 01:21:13
ないと思います
236吾輩は名無しである:2009/07/28(火) 20:52:48
2001 V・S・ナイポール
2002 ケルテース・イムレ
2003 ジョン・クッツェー
2004 エルフリーデ・イェリネク
2005 ハロルド・ピンター
2006 オルハン・パムク
2007 ドリス・レッシング
2008 ジャン=マリ・ギュスターヴ・ル・クレジオ

----------------

この流れの中に春樹が入ると思ってる奴はアホなんですか?
237吾輩は名無しである:2009/07/28(火) 22:39:40
歴史は興味がないんだよ
238吾輩は名無しである:2009/07/30(木) 01:52:30
2001 V・S・ナイポール
2002 ケルテース・イムレ
2003 ジョン・クッツェー
2004 エルフリーデ・イェリネク
2005 ハロルド・ピンター
2006 オルハン・パムク
2007 ドリス・レッシング
2008 ジャン=マリ・ギュスターヴ・ル・クレジオ
2009 ラサール石井
239吾輩は名無しである:2009/08/08(土) 16:21:16
>>228
神聖喜劇が英訳されてないんじゃ話にならない
3作品は英訳されてることが必須条件らしいし
巨人じいさんも90過ぎてまだお元気なのに、残念だ
240吾輩は名無しである:2009/08/15(土) 17:40:48
春樹はイスラエルでの演説が効いたかもしれない。エルサレム賞の演説の全文が海外でも取り上げられたとか。
作家の思想や発言が賞にどれほど影響しているかわからないけど・・・
241吾輩は名無しである:2009/08/16(日) 08:23:15
>>240
あと発表まで二ヶ月位だ。多分、最終段階の五人を吟味しているはず。
春樹もいいが、今年はイスマイル・カダレを推す。
242吾輩は名無しである:2009/08/16(日) 22:56:20
とりあえずユダヤ人と予想
243吾輩は名無しである:2009/08/19(水) 14:18:21
ユダヤ人はあっても韓国人だけは無いな。 
みんなで自民に投票して売国奴の創価(公明)、民主 社民を追い出そう。
244吾輩は名無しである:2009/08/23(日) 00:51:11
ネトウヨ頭沸いてんな。
排外的ナショナリズムと左翼思想のバランスがえらいことになってる。
245名無しさん@そうだ選挙に行こう:2009/08/30(日) 08:24:23
ハルキ・ムラカミ
246名無しさん@そうだ選挙に行こう:2009/08/30(日) 09:41:33
ミラン・クンデラ
247名無しさん@そうだ選挙に行こう:2009/08/30(日) 10:18:16
シェンキェヴィチの三部作が読みたい…
受賞作だけでも
248名無しさん@そうだ選挙に行こう:2009/08/30(日) 18:51:54
>>247
卓越した叙事的力量が高く評価された。
キューリー夫妻とも親交があったようだ。
249吾輩は名無しである:2009/09/02(水) 06:35:04
村上春樹(2009年エルサレム賞)
アリス・モンロー(2009年国際ブッカー賞)
ピーター・ハントケ(2009年フランツ・カフカ賞)
250吾輩は名無しである:2009/09/02(水) 14:52:26
ナディン・ゴーディマの「保護管理人」っていう本を読んでみたいんだけど日本語訳は出てないの?
どんな話なのか気になる。

カズオ・イシグロとかも貰ってもいいような気がする。
彼は日本語がほとんど話せないらしい。あとロンドンで春樹にも会ったことがあるとか。
2度目のブッカー賞を取りかけたくらいだし
251吾輩は名無しである:2009/09/02(水) 16:19:31
エンタメ作家でしょ?
イシグロもハルキも
252吾輩は名無しである:2009/09/03(木) 21:33:59
イシグロはテーマ的にまず無理。
253吾輩は名無しである:2009/09/03(木) 21:52:51
あと一月で2009年度の文学賞授賞者の発表だ!
今年はラテンアメリカ辺りから出そうだな。
254吾輩は名無しである:2009/09/04(金) 13:53:45
俺が選ばれるような気がして落ち着かない
255吾輩は名無しである:2009/09/04(金) 21:54:49
2009年ノーベル文学賞予想

1 カルロス・フエンテス(メキシコ)
2 ハンス・マグヌス・エンツェンスベルガー(ドイツ)
3 アモス・オズ(イスラエル)
4 イヴァン・クリーマ(チェコ)
5 エドアルド・サングイネーティ(イタリア)

そろそろヨーロッパ以外から出てもおかしくないような気がする。
それとも今年もまたヨーロッパなのかな? 
256吾輩は名無しである:2009/09/05(土) 01:47:45
その予想の根拠がわからない。
257吾輩は名無しである:2009/09/05(土) 04:19:53
ノーベル文学賞の候補に
カフカや安部や春樹のような作品を書く作家さんがいたら、教えてください。
読んでみたいです。
258吾輩は名無しである:2009/09/05(土) 22:13:33
フランツ・カフカ賞とってる人全て読んでみたらいい。
カフカみたいのが好きなら。
259吾輩は名無しである:2009/09/06(日) 02:31:29
>>258
ありがとうございます。
260吾輩は名無しである:2009/09/10(木) 09:35:23
09年ブッカー賞最終候補作発表、クッツェーが3度目の受賞なるか
http://www.afpbb.com/article/life-culture/culture-arts/2639081/4552293
261吾輩は名無しである:2009/09/13(日) 21:50:55
2007年のドリス・レッシングて、あれ取るレベルなの?
何がすごいのか本気で不明なんだか
262吾輩は名無しである:2009/09/13(日) 23:52:34
スウェーデン・アカデミーの選考基準は一般の日本人には理解不能だろうよ
263吾輩は名無しである:2009/09/14(月) 00:12:33
世界全員の人が納得する人を選べばいいんだね
264吾輩は名無しである:2009/09/14(月) 17:24:09
>>261
イェリネクやパムクの受賞も未だに自国民からは文句を言われてるらしい。

今年はカダレが取りそうな気がする。

265吾輩は名無しである:2009/09/14(月) 18:26:45
日本PENクラブは賀川豊彦を推薦してたのか
266吾輩は名無しである:2009/09/15(火) 03:18:29
賀川豊彦、ノーベル文学賞候補だった…1947年と48年
http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20090914-OYO1T00520.htm
平和運動の指導者として知られる賀川豊彦=写真=(1888〜1960)が、1947年と
48年の2回、日本人として初めて、ノーベル文学賞の候補になっていたことが、
スウェーデンのノーベル財団がインターネットで公開した候補者リストから明らかになった。

賀川が平和賞候補になっていたことは知られていたが、リストでは54年から56年まで
3年連続で平和賞候補だったことも確認された。

神戸市生まれの賀川は、幼くして両親を失い、16歳で洗礼を受けた。結核に侵され
余命が短いと思い、イエスに倣おうと決意。1909年に、21歳で神戸市の貧民街に住み、
病者保護や無料葬儀などの救貧活動を始め、協同組合運動や平和運動を指導した。
自伝小説『死線を越えて』は戦前400万部のベストセラーとなり、十数か国語に翻訳されている。

ノーベル賞の選考過程や候補者名は、50年以上たって公開される。
267吾輩は名無しである:2009/09/15(火) 03:29:28
上の記事にある、ノーベル文学賞の候補者データベース
http://nobelprize.org/nomination/literature/database.html

1901年から50年までのデータ。日本人の候補者は賀川豊彦だけ。推薦したのは
どちらもスウェーデンの人。そのほかいろいろ検索してみると、ヴァージニア・ウルフ、
ジェイムズ・ジョイスは一度も推薦されていない。モダニズム文学は人気がなかった
ようだ。ヘンリー・ジェイムズは4回、H.G.ウェルズも4回、トマス・ハーディは16回推薦
されているが受賞はしなかった。チャーチルは50年までに15回推薦されていて、53年
に受賞した。グレアム・グリーンは少なくとも50年に二人から、それもどちらもスウェー
デン・アカデミーのメンバーによって推薦されている。このあとも推薦はされていただ
ろうにどうして受賞しなかったのだろう。フランスだとポール・ヴァレリーは27回推薦
されて受賞なし。ゴーリキーはロマン・ロランを含む五人から推薦を受けたが受賞
しなかった。
268吾輩は名無しである:2009/09/19(土) 22:46:01
2009ノーベル文学賞有力候補

Amos Oz 4/1
Assia Djebar 5/1
Luis Goytisola 6/1
Joyce Carol Oates 7/1
Philip Roth 7/1
Adonis 8/1
Antoni Tabucchi 9/1
Claudio Magris 9/1
Haruki Murakami 9/1
Thomas Pynchon 9/1
Thomas Transtromer 12/1
Arno�t Lustig 16/1
Atiq Rahimi 16/1
Don DeLillo 16/1
Ko Un 16/1
Les Murray 16/1
Mario Vargas Llosa 16/1
Yves Bonnefoy 16/1
Cees Nooteboom 20/1
Peter Handke 20/1
Alice Munro 25/1
Bob Dylan 25/1
James Ngugi 25/1
Juan Marse 25/1
Margaret Atwood 25/1
A.B Yehousha 40/1

上記リストに載らない以外な作家が受賞する予感
269吾輩は名無しである:2009/09/19(土) 22:50:41
我らがハルキムラカミは9分の1の確率で当たるんですね
270吾輩は名無しである:2009/09/19(土) 22:53:41
2009ノーベル文学賞有力候補 その2

A. S. Byatt 50/1
Bei Dao 50/1
Carlos Fuentes 50/1
Chinua Achebe 50/1
Gitta Sereny 50/1
Herta M�ller 50/1
Mahasweta Devi 50/1
Michael Ondaatje 50/1
Milan Kundera 50/1
Vassilis Aleksakis 50/1
Adam Zagajewski 66/1
E.L Doctorow 66/1
Harry Mulisch 66/1
Peter Carey 66/1
Umberto Ecco 66/1
271吾輩は名無しである:2009/09/19(土) 22:56:48
2009ノーベル文学賞有力候補 その3

Beryl Bainbridge 100/1
Cormac McCarthy 100/1
David Malouf 100/1
Eeva Kilpi 100/1
Ernesto Cardenal 100/1
F. Sionil Jose 100/1
Ian McEwan 100/1
John Banville 100/1
Jonathan Little 100/1
Julian Barnes 100/1
Kjell Askildsen 100/1
Marge Piercy 100/1
Mary Gordon 100/1
Maya Angelou 100/1
Michael Tournier 100/1
Patrick Modiano 100/1
Paul Auster 100/1
Rosalind Belben 100/1
William H Gass 100/1
272吾輩は名無しである:2009/09/19(土) 23:01:53
tutui yasutaka 500/1
yosimoto banana 100/1
kawakami mieko 1/1
273吾輩は名無しである:2009/09/20(日) 00:27:23
フエンテスってまだ生きてたのか
274吾輩は名無しである:2009/09/20(日) 11:07:10
>>268
これいつの? 今年のイギリスの賭け屋のオッズもう出たの?
275吾輩は名無しである:2009/09/20(日) 11:15:22
>>269
我らが文学板住民の支持するミラン・クンデラは50分の1の確率で当たるんですね
276吾輩は名無しである:2009/09/20(日) 12:04:19
>>275
クンデラは戦時中に一騒動あったようだが、今年授賞となれば委員会
の選考の見識の高さに多くの人が感服するだろうな・・。
277吾輩は名無しである:2009/09/21(月) 10:58:31
ここ10年以上、詩人の授賞が無い。
小説作品中の詩的要素として昇華されていて、全世界の人が
吟ずるくらいに普遍的アピールの有る力強い詩作品が見当た
らないというこのなのか?
今年の授賞者が詩人に決まれば、杞憂に終わるのだが・・。
278吾輩は名無しである:2009/09/21(月) 11:29:44
村上春樹「いちばん過大評価された海外の作家」の1位


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090920-00000522-san-int


2006年に実施された韓国の30代の作家らを対象にしたアンケートによると、
「いちばん過大評価された海外の作家」の1位にも村上春樹が選ばれるなど、
マイナスの評価もある。
279吾輩は名無しである:2009/09/21(月) 11:36:58
韓国人は日本人がノーベル賞取るほど嫌な事はないからな
280吾輩は名無しである:2009/09/21(月) 12:21:47
韓国でも「1Q84」ブーム
日本に続き、韓国でも村上春樹の長編小説「1Q84」がブームだ。
ソウル市内の大型書店では小説・総合部門ともにベストセラーのランキング1位を独占。
インターネット上のランキングでも、韓国語の翻訳本が出版されて2週間目に1位に躍り出た。
韓国語翻訳本の版権をめぐって、韓国出版界で激しい争奪戦も行われ、話題となっていた。
入札の結果、落札した出版社「文学トンネ」によると、「1Q84」の版権は約8000万円で、BOOK1・2(1・2巻)合わせて初版は35万部を印刷。
売れ行きは好調という。
韓国では、村上春樹は「ノーベル文学賞受賞候補」とか「日本のヘミングウェー」と評価され、人気が高い。
ほとんどの作品が翻訳されている。その一方で、2006年に実施された韓国の30代の作家らを対象にしたアンケートによると、「いちばん過大評価された海外の作家」の1位にも村上春樹が選ばれるなど、マイナスの評価もある。
281吾輩は名無しである:2009/09/21(月) 13:23:18
文学賞はともかく科学分野なら今年も日本人が出てもおかしくないんだけどなあ。
物理学・化学賞 飯島澄男(カーボンナノチューブの開発) 08年度アストゥリアス皇太子賞受賞者(科学部門)
医学賞  遠藤章(スタチンの開発) 08年度ラスカー賞受賞者 
282吾輩は名無しである:2009/09/21(月) 16:27:58
>>281

遠藤さんは臨床部門だから無理
283吾輩は名無しである:2009/09/21(月) 17:46:02
ラスカー賞臨床部門を受賞した人で医学賞を受賞した人は何人かいるみたいだけど・・・
実際、世界中の人の役に立ってると思う、文学で人の命は救えないしノーベル賞の花はやっぱり科学分野だと思う。


284吾輩は名無しである:2009/09/21(月) 18:48:38
文学で人の命が救えないと本気で言ってるとしたら歴史を知らな過ぎるし、
「世界中の人の役に立つ」という発言も自分の程度の低さを示しているだけだ。
285吾輩は名無しである:2009/09/21(月) 18:55:28
286吾輩は名無しである:2009/09/21(月) 18:57:56
ちなみにあれは田中栄光(コージのパパ)。
287吾輩は名無しである:2009/09/21(月) 21:04:55
2009ノーベル文学賞の展望

 ノーベル文学賞の季節が近づいてきた。
 選考するスウェーデンアカデミーは今年から事務局長が代わり、新体制で選考に臨む。
 文学の評価はさまざまだが、ノーベル文学賞ではどういう点が重視されるのか。
 5人のノーベル委員の一人が、07年から務めている女性のクリスティーナ・ルグンさん(60)。
 詩人、劇作家、評論家で、自ら主宰する劇場を持つ。
 ノーベル文学賞の要件は「芸術性の高さ」と言う。
「工芸的にパーフェクトな作家。それだけでは不十分で、他に特別な何かが必要です」
 日本の村上春樹氏については「受賞の可能性はお答えできない」としながら「彼の作品はエンターテインメント性もあるが芸術的な質も
高い。
 その大半を刊行しているノーシュテド社の担当編集者は、「ムラカミは新刊を出すたびに、前の作品も売れるまれな海外作家。いずれ全
部刊行したい」と語る。
単行本が数千部、ペーパーバックになると1万〜2万部が売れ、人口が1千万人に満たない同国において「外国の純文学ではキャロル・オ
ーツと並んで最もよく読まれている」という。
 受賞に「近い」とみられているのは、欧州圏の下馬評では米国のトマス・ピンチョンやドン・デリーロ、イスラエルのアモス・オズらの
名前がささやかれる。
 今回、スウェーデンでは、地元のトランストレーメルのほか、米国のキャロル・オーツ、カナダのマーガレット・アトウッドの名が挙が
った。
 スウェーデンラジオでは毎年、ノーベル文学賞の発表を生放送する。
 それに備え、受賞しそうな作家20人の資料を準備しているが、その中に村上氏はトランストレーメルらと並んで入っているそうだ。
288吾輩は名無しである:2009/09/21(月) 22:53:51
ピンチョンとかロスとか、そろそろアメリカが来るか?
289ザ・スミス:2009/09/21(月) 23:10:18
ピンチョン来て欲しい!授賞式ドタキャンして欲しい!
290吾輩は名無しである:2009/09/21(月) 23:17:22
女が入ってるなら、ハルキはないな
291吾輩は名無しである:2009/09/21(月) 23:27:21
ハルキなんてお呼びじゃねえ。ノーベル文学賞なめんな
292吾輩は名無しである:2009/09/22(火) 09:28:31
そろそろラテンアメリカ出身の作家かもな。
ペルー出身のバルガス=リョサに期待したい。
293記憶喪失した男:2009/09/22(火) 09:36:25 BE:1551077647-2BP(0)
ピンチョンが来たら、「競馬ナンバー49の叫び」「重力の虹」読む。
294吾輩は名無しである:2009/09/22(火) 11:04:16
まじ狂ってる…ユダヤが人工地震を起こすぞzzz

【緊急情報カクサンよろしく】

ついに来ました。

大きい動きです。250nT超えてきました。ほぼ間違いありません。もう一度言います。

友人、知人、親類縁者、あらゆるつながりを駆使して巨大地震がくることを教えて下さい。

四川地震より大きいのが来る可能性があります。
http://g★olde★ntam★atama.b★lo★g84.fc2.c★om/
★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★危険度MAX★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★

★★★千葉、静岡、東京、関東で大地震が起きる可能性が非常に高くなっています★★★
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★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★危険度MAX★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★
警告!連休中の21、22、23日が危ない!かも2
http://live24.2ch.net/test/read.cgi/eq/1253494015/
【大気イオン】e-PISCO Part11【また延長】
http://live24.2ch.net/test/read.cgi/eq/1252991726/
295吾輩は名無しである:2009/09/22(火) 11:55:49
Ladbrokesのオッズではスペインのゴイティソーロが上位に来てるが、それほどのもんか?

296吾輩は名無しである:2009/09/22(火) 19:46:00
ピンチョン受賞で複数作家説が本当だった、って展開希望
297吾輩は名無しである:2009/09/23(水) 01:48:32
エリクソンがピンチョンと会って時計もらった話とかお前知らなそうだな。
298吾輩は名無しである:2009/09/23(水) 07:35:27
アモス・オズ懐かしいなー
子供の頃に読んでこっぱずかしい気持ちになった記憶がある
299吾輩は名無しである:2009/09/23(水) 21:05:12
>>297
ウィキペのピンチョンの記事にさえそのエピソード載ってるのに
知らんわけないだろう、たぶん
300吾輩は名無しである:2009/09/23(水) 23:01:41
>>287
ノーベル文学賞の要件は「芸術性の高さ」とあったな。
ちなみに初授賞者1901の詩人シュリ・プリュドムの授賞理由には
「完成された芸術性、心情と知性の類まれな結び付き。」とある。
巧みな物語技巧にプラスアルファして必要な芸術的資質か・・・。
しかも理想主義的傾向も併せ持っていなければならないしな。
ここ二年のレッシングやクレジオに比べても遜色ない作品を発表
している人物に数週間後には2009年度の文学賞が授かるんだよな。

301吾輩は名無しである:2009/09/23(水) 23:24:08
主義をもってない作家がいいなら
シドニィシェルダンやローリングにあげればよい
302吾輩は名無しである:2009/09/24(木) 01:06:22
アメリカ人今年ありそうだな
でもピンチョンじゃないだろうなあ
303吾輩は名無しである:2009/09/24(木) 01:17:59
まさかのボブディランですよ
304吾輩は名無しである:2009/09/24(木) 05:16:04
谷崎潤一郎、58年ノーベル賞候補 三島由紀夫が推薦状
http://www.asahi.com/culture/update/0923/TKY200909220258.html
1958年のノーベル文学賞で、谷崎潤一郎が最終候補の一歩手前の候補者41人に
入っていたことが、スウェーデン・アカデミーに対する朝日新聞の情報公開請求でわ
かった。38年の受賞者パール・バックの推薦が決め手で候補となり、後にライバル
となる三島由紀夫も推薦状を送っていた。

ノーベル文学賞は、世界の作家組織や学識者らが候補を推薦。同アカデミーで絞り
込んでいく。50年間の非公開期間が過ぎて開示された58年の選考資料によると、
谷崎はバックや三島、日本文学研究者ドナルド・キーンさん、ハーバード大のライ
シャワー教授ら計5人が推していた。

資料には14行にわたる長文の論評があり、「現代日本の代表的な作家。『細雪』で
は、戦前から戦後にかけて伝統が失われてゆく中で母国の習慣と社会の規範に
対する素晴らしい観察がみられる。『蓼喰(たでく)う虫』では、優しい悲愴(ひそう)の
ベールに覆われた日本の現実が芸術的な手腕で表現されている」と評価。一方で
「ノーベル委員会はこの候補者に興味を持っていることは認めるが、今の時点では受
け入れる準備ができていない」と結んでいた。
305吾輩は名無しである:2009/09/24(木) 05:17:16
谷崎は最終候補の4人に残らず、この年はソ連のパステルナークに決まった。谷崎は
65年に死去、日本初の受賞者は68年の川端康成となった。

三島の推薦状は58年1月24日付で、便箋(びんせん)1枚に英文タイプでつづられて
いる。「古典的な日本文学と現代的な西洋文学の融合に最高の水準で成功した作家」
「主題は限定されているように見えるが、その核心には常に理想主義者の批評的感覚
がある。その美の世界に顕著に現れる、人間の本質への洞察の鋭さは驚きをもたらす。
繊細だが輝かしく、はかないが重みのある、芸術と呼ばれる仕事を続けてきた」と
力説している。

三島は当時、海外で名が知られ始めた時期。谷崎を推薦したことは一般には知られて
いなかった。

日本から候補になったのは47、48年の賀川豊彦が初めて。その次が58年の谷崎
と詩人の西脇順三郎であることも今回分かった。選考資料で西脇は「翻訳された資料
に乏しい」などと2行記されていた。
306吾輩は名無しである:2009/09/24(木) 06:18:01
>>304、305乙です。
307吾輩は名無しである:2009/09/24(木) 21:53:31
安部公房はほぼノーベル文学賞が内定していた!!

日本人でノーベル文学賞の候補になったのは受賞者を除くと、昭和37年に谷崎潤一郎と詩人の西脇順三郎が候補になっているが、やはり三島由紀夫と安部公房がもっとも多い。 
安部公房が亡くなった後にノーベル賞委員会の食堂にサミュエル・ベケットと安部公房の写真が飾られていたのは有名な話のようだ。 
それはノーベル賞の委員会の人たちが、ずっと前の1969年に受賞しているベケットの横に並べることにより、本当は安部公房さんあなたが今度は受賞することが殆ど決まっていましたよというのをこれで暗黙に表したかったのだ。 
残念無念としか言いようがない。 

308吾輩は名無しである:2009/09/24(木) 22:36:32
文学賞はノーベル賞の恥だ。自然科学の賞こそ、ノーベル賞なるぞ。
309吾輩は名無しである:2009/09/24(木) 22:40:33
と、ノーベル文学賞とった作家やその応援者の前で言えますかね?
310吾輩は名無しである:2009/09/25(金) 00:02:22
やっぱり掛け率1位のアモス・オズが鉄板だな。
オルハン・パムク以来の予想しやすいレース。
311吾輩は名無しである:2009/09/25(金) 00:08:18
ミランクンデラだと思う。
312吾輩は名無しである:2009/09/25(金) 00:09:57
一発屋なのに?
313吾輩は名無しである:2009/09/25(金) 12:08:32
「存在の耐えられない軽さ」以外も読むといいよ。
314吾輩は名無しである:2009/09/25(金) 23:28:02
クンデラや村上春樹といった花形作家の受賞はまずないんじゃないか。ノーベル賞
の傾向をみると、ナボコフやボルヘスはなかったし、地味で売れない作家のほうが
多い。バルガス=リョサやピンチョンも多分ない。
315吾輩は名無しである:2009/09/25(金) 23:30:49
オレはリョサだと思う
316吾輩は名無しである:2009/09/26(土) 01:10:31
ル・クレジオはそこそこ著名だし売れていた
317吾輩は名無しである:2009/09/26(土) 01:18:27
俺ノーベル賞選考委員だけど何か質問ある?
318吾輩は名無しである:2009/09/26(土) 01:19:05
次回は誰にあげるの?
319吾輩は名無しである:2009/09/26(土) 02:56:28
ル・クレジオやグラスなど有名作家でも10年にひとりの受賞ペースだ。
「まず」「たぶん」と書いたのも、100パーセントないとは言い切れない
から。そろそろ詩人にいくのではないかというのがわが予想。
320吾輩は名無しである:2009/09/26(土) 06:06:52
確定しました。やっぱり来るみたい。今回は10月1日までは警戒が必要。
千葉神奈川静岡東京茨城や他の関東が危険

(重要事項につき会員同時公開) 2009/09/25

(5) なお、HAARPに誘引されて、関東地方ではM5前後の中規模地震が発生するだろう。

(3) HAARPの影響は大気イオンのみならず、気象現象や通信、動物の狂乱状況をも生み出し、
疑似宏観異常現象を発現させる。いわば環境テロである。
(2) HAARPは電磁波を宇宙に向けて放出、電離層を刺激し、反射して地表付近の大気イオンに影響を与えるものと聞いている。
HAARPの運用状況と大気イオン濃度変動を見比べると、明らかに同期しているとの指摘を多数頂戴した
大気イオン地震予測研究会e-PISCO
理事長 弘原海 清 大阪市立大学名誉教授
http://www.e-★pi★sco.jp/r_i★on/at★tention/090925weekly_z.html
http://s01.megalodon.jp/2009-0925-1414-33/www.e-★pisco.jp/r_i★on/attention/090925weekly_z.html
http://s02.megalodon.jp/2009-0926-0102-46/www.e-★pisco.jp/r_i★on/attention/090924weekly_e.html

HAARPの動きを四川地震のパターンに今回に当てはめると9月27日が危険
http://gol★den★tamat★ama.bl★og8★4.fc2.com/blo★g-date-20090922.html
http://s03.megalodon.jp/2009-0926-0114-47/goldentamatama.bl★og8★4.fc2.com/bl★og-date-20090922.html

世界的科学者がハープは地球の気候や人の脳を損傷させる兵器の疑いがあると
http://www.yo★utube.com/wat★ch?v=8A★MlqRsHUXI&feature=player_embe★dded#t=51★1

2ちゃんねる地震情報 
http://li★ve2★4.2ch.net/eq/

9.11事件、破壊されたWTCで働くユダヤ人は1名も死んでいませんでした。
http://da★mhantaikanuma.we★b.infoseek.co.jp/Sonota/91★1dead.html

地震来たら権力者達が犯人。・・・ユダヤ人は大量に人を殺しています。
321吾輩は名無しである:2009/09/26(土) 16:10:23
>>319
詩人ってアドニスのこと?
322吾輩は名無しである:2009/09/26(土) 22:09:09
ボブ・ディランがきたら面白いんじゃないか。チャーチルが日記で受賞したように。
でも、本当のところはわからない。世界の現代詩人の翻訳が少なすぎて…
323吾輩は名無しである:2009/09/29(火) 00:26:45
ゴイティソロの単勝1000円
324吾輩は名無しである:2009/09/29(火) 10:03:55
ノーベル賞作品を理解できるのは本キチガイだけでしょう。
あまり本を読んでない人には難しくてわからない。
昔は人間なら小説を読まなきゃ失格って思想で、小説なら文豪の文学だなと無理して読んでいた。
理解できないから、ちっとも面白くない。
ミステリーとかSFは劣った小説だと見下して読まなかった。
今やそのミステリーやSFが面白くてキチガイのように読んでいる。
こっちのほうの小説から読めばよかったと思う。
初めて読んだ小説が高校のときで『アンネの日記』、本多勝一の『天皇の軍隊』、『ミカドの肖像』。
その影響で日本は悪い国だ。日本人は悪い種族だと思うようになり日本人として苦しんだりした。
325吾輩は名無しである:2009/09/29(火) 10:51:20
>>324
歴史をやれば思うが「日本は悪い国」というよりも、
「普通の国」だってことだよな。
どんな国にも悪い面も良い面もある。たとえ中国にしたって。
そんなこと言ったらドイツなんて百万遍死んでも足りないくらいの
ヨーロッパの問題国だと思うが、今では一流の文化国としてシレッとしている。
反省すべき点はごまかさずに反省すべきだが
あまり過去にこだわっても仕方がない。
326吾輩は名無しである:2009/09/29(火) 11:16:51
評者◆鴻農映二
続・ノーベル文学賞の獲れない構造――文学ごっこも好い加減にしろ!
No.2931 ・ 2009年08月29日

ttp://toshoshimbun.jp/books_newspaper/week_description.php?shinbunno=2931&syosekino=1966

 一回では説明しきれないので、もう一度、書く。
 村上春樹の『1Q84』の韓国語版の版権は、一億円(13億6000万ウォン)で、売り渡されたという。この金額を回収するには、
何冊、本が売れねばならないか? 定価1万ウォンで、全額、出版社に入る(書店や取次の取り分もあるから、そういうことは
ありえないが)としても、13万6000冊、売れねばならない。韓国のマスコミは、「こんなことになったのも、その間、自国の文学者
育成を怠ったのが原因だ」とコメントした。てやんでえ、なに言ってやがる、という気持ちだ。
 公務員も、教員も、部長や課長、町内会長、医者、弁護士、政治家も、本を一冊、出した経歴を欲し、詩人やエッセイストの肩書きを望む。
 もっと凄い(?)のは、カルチャー・センターで学んだ、リッチで高学歴のオバサン軍団だ。掲載誌を百冊買うくらいの出費は全く負担に
ならない。物書きとして認められることは、原稿料が貰える立場になるのが原則のはずなのに、そういうことは、考えも及ばないらしい。
こういう連中の大挙出現で、文芸誌は原稿料を払う慣習がなくなり、文学的職人(評論家など)の稼ぎ口はなくなった。野球に喩えれば、
大リーガーと、草野球ばかり残り、スリー・エー(AAA)、ツー・エー(AA)、ワン・エー(A)が消滅した感じだ。これが、どれほど深刻な
事態か、大変な問題か、指摘する者もいない。
 ただ一人、評論家、金宇鍾氏が、「そば屋に入った客が、これはいい商売だと思って、店を出るとすぐ隣りにそば屋を開店する。
そば屋から出た客すべてがそうするようなもの」と皮肉った。この流れをだれも止められない。
 「文学ごっこも好い加減にしろ!」と叱ると、キョトンとしている。本人たちは、自分を本物の文学者と思っているのだ――。
こうして、冒頭の一行だけ読めば、その内容がすべて把握できる凡俗な作品が溢れる。全てが問題だから、問題点は何かを考えるのも虚しい。
(韓国文学)
327吾輩は名無しである:2009/09/29(火) 11:17:43
評者◆鴻農映二
ノーベル文学賞の獲れない構造(3)唾棄すべき連中がチンピラのように、のさばっている
No.2932 ・ 2009年09月05日

ttp://toshoshimbun.jp/books_newspaper/week_description.php?shinbunno=2932&syosekino=1995

 ちと、くどいが、もう一度、レポートする。韓国は、とにかく、儒教の優等生で、そのしがらみが根深く残っている。目上の者には、
絶対服従、失敗ともみなせないヘマをしても叱られる一方で、抗弁すると、頭を叩かれる。私の場合、外国人だから、そういう目には
あわないが、文壇の癌細胞のような輩に、足を払われ、転ぶことはある。
 ある文芸誌から原稿を依頼された。稿料は期待できないので、後回しにしていた。すると、文壇行事の撮影で生計を営んでいる
カメラマンが、メッセンジャーとしてやってきた。「原稿料、払うそうだから、早く仕上げて、送りなよ!」。早速、書いて送った。掲載された。
入金されない。文句をいうと、「お前、俺から直かに稿料、払うって話、聞いたか? カメラマンから聞いた? それじゃあダメだな」。
こういう調子だ。かれは文人協会の理事で、怒った私は、文人協会に駆け込み、こんな奴、除名できないのか? ときいた。返事は、
「それ位のことで、何を騒ぐのか?」だった。
 もう一件、ある。校正料、払うから目を通してくれと頼まれた。一日半かかって、小説三編、戯曲一編と、その解説に赤を入れた。
郵送して連絡を待った。一週間後、連絡があった。「おまえ、こんな好い加減な校正するのか?」頭ごなしの叱責だ。判断保留した
部分だった。しまった! と思った。相手は、最初から難癖をつけて、校正代を払わないつもりだったのだ。まんまと引っかかり、貴重な
時間を奪われた。おそらく、このことを文人協会に訴えても、「その位のことで、何を騒ぐのか?」で片付けられるにちがいない。
 私が何よりも腹の立つのは、文学にいそしむ者が、その夢と働き甲斐を、こうした出来事で損われることだ。報酬を受けとれないことより
何倍も打撃を受ける。かつては、この国の文学者は貧しくても人格者が多かった。いまは違う。唾棄すべき連中がチンピラのように、
のさばっている。
(韓国文学)
328吾輩は名無しである:2009/09/29(火) 11:19:12
評者◆鴻農映二
ノーベル文学賞の獲れない構造(最終回)――なんだか、まだ李朝時代にいるような気がする
No.2935 ・ 2009年09月26日

ttp://www.toshoshimbun.jp/books_newspaper/week_description.php?shinbunno=2935&syosekino=2069

 ここ迄、いいたくないが、やはり、とどめを刺しておいたほうがよかろう。
 俗に、「基本がなっていない」という指摘は、体育の練習のときに使われる。しかし、韓国では、精神面、常識の有無などについて、
使用されることが多い。以下、そうした例。

・ある詩人が、少し年輩の女流詩人から、作品をほめられた。カネまでもらった。「御祝儀かな?……」しばらくして、女流詩人の詩集が
 届いた。そこに、雑誌に載った自分の詩が、彼女の作として、そっくり掲載(盗用)されていた。
・漢方医が、伝統ある随筆団体のトップに就任した。会員は、カネとヒマのある御婦人たちだ。かれは、なんとかかんとか、理由をつけて、
 女性会員に麻酔薬を注射し、強姦した。その数、……人。うち、二人から訴えられ、慰謝料を払った挙句、会長職を辞任した。
・小説家協会の会長は、国からの協会への助成金を流用し、しばらく、塀の中に入っていた。「会長、まだ出てこないの?」「うんっ」。
 この当事者はいまは故人で、別の人間が現在、トップに就いている。
・「君、ちょいと、わしの詩、訳してくれんかのお……」。日本に長年住み、大学院まで終えた先生が、依頼してきた。「直訳は困るよ、
 意訳でなきゃあ」。実は、韓国語と日本語は同系統の言語で、並べ方はほとんど変わらない。意訳の仕様がない。「なんだ、
 直訳じゃないか。あれほど、意訳してくれって頼んだのに」。この人は、自分が訳したことにして、作品を発表した(一流の人間は、
 ネイティブ・スピーカーを尊重して、こんなインチキは行なわない)。

 悪いことに寛容すぎる。そのくせ、合理的な判断に、やれ上下のしめしがつかないとかで頑固に抵抗する。
私はなんだか、まだ李朝時代にいるような気がする。
(韓国文学)
329吾輩は名無しである:2009/09/29(火) 11:21:33
母国語として話されている言語別人口

1位 中国語 10.04億人
2位 スペイン語 3.22億人
3位 英語 3.09億人
4位 アラビア語 2.06億人
5位 ヒンディー語 1.80億人
6位 ポルトガル語 1.77億人
7位 ベンガリー語 1.71億人
8位 ロシア語 1.45億人
9位 日本語 1.22億人
10位 ドイツ語 0.95億人
11位 フランス語 0.64億人
12位 インドネシア語、マレー語 0.40億人
330吾輩は名無しである:2009/09/29(火) 16:09:17
>>324
ミカドの肖像は現・副都知事だ。
331吾輩は名無しである:2009/10/01(木) 20:09:53
>>324
ケルテスで翻訳されている『運命ではなく』は
中高生でも読めると思うが

>その影響で

って言葉は、どこにかかる?
人に伝わるように書いてくれ
332吾輩は名無しである:2009/10/02(金) 01:23:14
貴志祐介が有力だな
333吾輩は名無しである:2009/10/02(金) 11:25:34
文学賞の発表は9日みたい。
334吾輩は名無しである:2009/10/02(金) 17:18:13
Thursday 8th of October, 2009 ←発表(グリニッジ標準時)

Amos Oz 4/1
Assia Djebar 5/1
Joyce Carol Oates 5/1
Philip Roth 7/1
Adonis 8/1
Antonio Tabucchi 9/1
Claudio Magris 9/1
Haruki Murakami 9/1
Luis Goytisolo 9/1
Thomas Pynchon 9/1
Ko Un 12/1
Thomas Transtromer 12/1
Arnot Lustig 16/1
Atiq Rahimi 16/1
Herta Muller 16/1
Les Murray 16/1
Mario Vargas Llosa 16/1
Yves Bonnefoy 16/1


Milan Kundera 50/1
335吾輩は名無しである:2009/10/02(金) 21:24:06
来週の今頃にはもう今年の受賞者が決まっているというのに、今年は盛り上がらないですね。
マスコミがハルキ、ハルキって騒ぎ出すのは今からかな?
336吾輩は名無しである:2009/10/02(金) 21:42:49
3流評論家「はやくオレに提灯記事の依頼しろ」
337吾輩は名無しである:2009/10/03(土) 07:54:54
Amos Oz 4/1
Assia Djebar 5/1
Joyce Carol Oates 5/1
Philip Roth 7/1
Adonis 8/1
Antonio Tabucchi 9/1
Claudio Magris 9/1
Haruki Murakami 9/1
Luis Goytisolo 9/1
Thomas Pynchon 9/1
Ko Un 12/1
Thomas Transtromer 12/1
Arnot Lustig 16/1
Atiq Rahimi 16/1
Herta Muller 16/1
Les Murray 16/1
Mario Vargas Llosa 16/1
Yves Bonnefoy 16/1

Milan Kundera 50/1


アモス・オズで確定だな。
338吾輩は名無しである:2009/10/05(月) 02:49:07
Harry Potterはどのくらい?
339吾輩は名無しである:2009/10/05(月) 08:57:20
イスマイル・カダレ
340吾輩は名無しである:2009/10/05(月) 16:04:24
>>337 追加
Ismail Kadare 10/1
341吾輩は名無しである:2009/10/05(月) 21:17:58
医学が二人女性だったから、文学も今年は女性の年かな。
342吾輩は名無しである:2009/10/05(月) 23:12:04
ブッカー賞は明日だけど、クッツェーの3度目受賞来るかな?
343吾輩は名無しである:2009/10/06(火) 03:00:57
Milan Kundera 25/1

ちょっと上がった
344吾輩は名無しである:2009/10/06(火) 09:02:00
クンデラは過去に色々あったが、今年授賞となれば選考委員会
の見識を高く評価できる。
345吾輩は名無しである:2009/10/06(火) 18:29:28
Amos Oz 4/1
Assia Djebar 5/1
Joyce Carol Oates 5/1
Herta M?ller 7/1
Philip Roth 7/1
Adonis 8/1
Antonio Tabucchi 9/1
Claudio Magris 9/1
Haruki Murakami 9/1
Ismail Kadare 10/1
Ko Un 12/1
Luis Goytisolo 12/1
Thomas Pynchon 12/1
Thomas Transtromer 12/1
Arno?t Lustig 16/1
Atiq Rahimi 16/1
Mario Vargas Llosa 16/1
Yves Bonnefoy 16/1
Cees Nooteboom 20/1
Peter Handke 20/1
Alice Munro 25/1
Bob Dylan 25/1
Don DeLillo 25/1
Juan Marse 25/1
Les Murray 25/1
Milan Kundera 25/1
Ngugi wa Thiongo 25/1

ヘルタミュラーが急浮上
346吾輩は名無しである:2009/10/06(火) 22:58:16
キャロル・オーツ有望
347吾輩は名無しである:2009/10/07(水) 17:38:54
クッツェー3度目のブッカー賞の受賞ならず。
348吾輩は名無しである:2009/10/07(水) 18:32:16
クッツェーのV3 → summertimeの翻訳が出る

みたいな流れを期待してたのに
349( ̄ω ̄)獲る狸 ◆ycr5A7VfSw :2009/10/07(水) 18:40:05
さて、春野差異さん(笑)
350吾輩は名無しである:2009/10/08(木) 00:59:28
>>255
ハントケやエンツェンスベルガーはもう無いんじゃないか

グルッペ47からベルやグラスが取ってるし
351吾輩は名無しである:2009/10/08(木) 05:43:34
ロスだな
352吾輩は名無しである:2009/10/08(木) 07:34:46
意外と詩人かも
353吾輩は名無しである:2009/10/08(木) 07:54:28
ロシア語で執筆しているアナトーリイ・キム
354吾輩は名無しである:2009/10/08(木) 10:07:07
>>314
村上はクンデラに比べたら大分劣るだろ
355吾輩は名無しである:2009/10/08(木) 14:21:51
劣りません

Amos Oz 4/1
Assia Djebar 5/1
Joyce Carol Oates 5/1
Herta M?ller 7/1
Philip Roth 7/1
Adonis 8/1
Antonio Tabucchi 9/1
Claudio Magris 9/1
Haruki Murakami 9/1
Ismail Kadare 10/1
Ko Un 12/1
Luis Goytisolo 12/1
Thomas Pynchon 12/1
Thomas Transtromer 12/1
Arno?t Lustig 16/1
Atiq Rahimi 16/1
Mario Vargas Llosa 16/1
Yves Bonnefoy 16/1
Cees Nooteboom 20/1
Peter Handke 20/1
Alice Munro 25/1
Bob Dylan 25/1
Don DeLillo 25/1
Juan Marse 25/1
Les Murray 25/1
Milan Kundera 25/1
Ngugi wa Thiongo 25/1
356吾輩は名無しである:2009/10/08(木) 14:54:15
去年のル・クレジオは何倍だったのだろ
357吾輩は名無しである:2009/10/08(木) 15:26:45
>>356
> Claudio Magris 4.00
> Adonis 5.00
> Amos Oz 6.00
> Joyce Carol Oates 8.00
> Philip Roth 8.00
> Don DeLillo 11.00
> Haruki Murakami 11.00
> Les Murray 11.00
> Yves Bonnefoy 11.00
> Arnost Lustig 15.00
> Inger Christensen 15.00
> Jean Marie Gustav Le Clezio 15.00 ←受賞者

こんなかんじでした。
358吾輩は名無しである:2009/10/08(木) 15:34:07
ロスだろうな
359吾輩は名無しである:2009/10/08(木) 17:20:16
なんとなくだけど、カダレかアチェベだと思う。
360吾輩は名無しである:2009/10/08(木) 18:49:06
でもでも、化学物理とまだ今年は日本人受賞者出てないから
ひょっとしたらひょっとして・・・
361ザ・スミス:2009/10/08(木) 18:51:44
カダレの「夢宮殿」今から読むとこだ!
362ザ・スミス:2009/10/08(木) 18:53:13
ロスって作風がなんかソウル・ベローっぽいよね。
どっちもユダヤ人だっけ?
363吾輩は名無しである:2009/10/08(木) 19:01:28
今年は科学で三人も女性授賞者が出ている。
アルジェリアのジェバール女史が地理的バランスで
ひよっとしたら・・。
364吾輩は名無しである:2009/10/08(木) 19:05:47
せめて日本で読まれてる人に受賞して欲しい。
去年のル・クレジオ受賞後のスレの寂しさといったら・・・。
365吾輩は名無しである:2009/10/08(木) 19:14:27
>>362
ソウル・ベローはユダヤ人だよ。
過去にはアグノンやシンガーのようにユダヤの文化を
作品に織り込んだ作家が授賞しているね。
366吾輩は名無しである:2009/10/08(木) 19:16:55
アメリカも最近全然とらないけど、アングロサクソンに限ると60年代が最新なんだな
367吾輩は名無しである:2009/10/08(木) 19:20:02
カ・ダ・レ!
カ・ダ・レ!(AA略)
368吾輩は名無しである:2009/10/08(木) 19:20:53
「現代人の置かれた状況描写」に優れて、世界の人を納得
させる作品を発表してきた人の名が後40分後に選考委員から
読み上げられる・・。
369吾輩は名無しである:2009/10/08(木) 19:23:48
今年は詩人だったら、皆ガッカリするんだろうか?
370吾輩は名無しである:2009/10/08(木) 19:28:09
高銀
371吾輩は名無しである:2009/10/08(木) 19:34:44
村上春樹まだか!!
372吾輩は名無しである:2009/10/08(木) 19:35:49
春樹来い !!
373吾輩は名無しである:2009/10/08(木) 19:39:19
文学賞と平和賞この二つが世界で関心持たれている。
374吾輩は名無しである:2009/10/08(木) 19:41:40
今年はクンデラが来んでら
375吾輩は名無しである:2009/10/08(木) 19:43:40
>>374
そういう冗談はリョサ
376吾輩は名無しである:2009/10/08(木) 19:45:20
今年はタイムリーで春樹か
377吾輩は名無しである:2009/10/08(木) 19:47:35
春樹は授賞したら何を語るんだろうか?
378吾輩は名無しである:2009/10/08(木) 19:51:10
あと9分
379吾輩は名無しである:2009/10/08(木) 19:51:22
やれやれ じゃないだろうか
380吾輩は名無しである:2009/10/08(木) 19:56:26
中継のアナウンスにどきどきしてきたw
あと5分♪
381吾輩は名無しである:2009/10/08(木) 19:56:57
382吾輩は名無しである:2009/10/08(木) 19:58:01
春樹だったら速報入るな
383吾輩は名無しである:2009/10/08(木) 19:59:58
ざわざわしとるw
384吾輩は名無しである:2009/10/08(木) 20:01:41
ミュラーですた
385吾輩は名無しである:2009/10/08(木) 20:01:46
Herta Muller
386吾輩は名無しである:2009/10/08(木) 20:03:49
女性だね
387吾輩は名無しである:2009/10/08(木) 20:05:15
ttp://nobelprize.org/nobel_prizes/literature/laureates/2009/index.html

Herta Muller
Germany

b. 1953
(in Nitzkydorf, Banat, Romania)
388吾輩は名無しである:2009/10/08(木) 20:06:02
つか、何ヶ国語で喋ってんだよこの人
389吾輩は名無しである:2009/10/08(木) 20:15:34
アチェベとかクンデラとかカダレとかもう貰えないのね。はっきりしたよ・・・
390吾輩は名無しである:2009/10/08(木) 20:24:52
劇作家なのか。
3912009年. ノーベル文学賞:2009/10/08(木) 20:27:35
ヘルタ・ミュラー 1953-

「過去の奪われた諸相の描写を濃密な詩と率直な散文により
 著した彼女の作品に対して。」
392吾輩は名無しである:2009/10/08(木) 20:57:55
ミュラーはたしか亡くなってたようなと思ったら、
ハイナー・ミュラーじゃなくてヘルタ・ミュラーか。知らんわ
393吾輩は名無しである:2009/10/08(木) 20:59:41
>>389
まだ諦めるな
394吾輩は名無しである:2009/10/08(木) 21:24:05
ミュラーの経歴がクンデラとかぶる
395吾輩は名無しである:2009/10/08(木) 21:59:06
来年こそオズ
396吾輩は名無しである:2009/10/08(木) 21:59:14
1: 四十代(長屋):2008-10-07 21:56:40
http://img.2ch.net/ico/anime_shii03.gif
http://img.khan.co.kr/news/2008/10/03/20081004.01100125000005.01L.jpg
▲ジャン=マリ・G・ルクレジオ、高銀(コウン)(左側から)

スウェーデン・アカデミーが今年のノーベル文学賞受賞者を来る9日に発表すると明らかにした中、ス
ウェーデン文壇でフランスの小説家、ジャン=マリ・G・ルクレジオが有力な受賞候補にあげられている。

スウェーデン最大の日刊紙ダーゲンス・ニーヘテルの文化面担当者であるマリア・ショテニウスは
「直感的には、今回はルクレジオになるようだ」と述べた。彼女は引き続き他の有力な候補として韓
国詩人、高銀(コウン)さんとルーマニア出身のドイツ作家ヘルター・ミュラーをあげた。

スウェーデン公営ラジオチャネルの出版評論家コスティン・ルンドベルクもルクレジオを有力な候補
と指名し「フランス作家がノーベル文学賞をもらってからかなりたつし、彼はスウェーデン・アカデ
ミーにアピールする十分な資質を持っている。」と述べた。

続けて彼は、アルジェリアの小説家、アジア・ドイェバとオランダのチェース・ヌテブムなどを有力
候補群に乗せた。匿名を要求したある文芸紙編集者もルクレジオを有力候補に指折った。彼は「ルク
レジオの諸本はヒューマニティでいっぱいで、ラテン・アメリカ、アフリカ、ヨーロッパなど多様な
文化を扱い、スウェーデン・アカデミーへも魅力的に接近している」と伝えた。

しかし、一方では小説家ではなく詩人が受賞する可能性もあるという見込みが出ている。コスティ
ン・ルンドベルクは「詩人が受賞してからかなりたったから、メディア関係者らは過去1〜2年間、詩
人が受賞するはずだ、という話をして来た」と述べた。(後略)

397吾輩は名無しである:2009/10/08(木) 22:02:08
高銀が受賞できないということは
やはり日本の妨害があったということか
398吾輩は名無しである:2009/10/08(木) 22:07:54
2001 V・S・ナイポール
2002 ケルテース・イムレ
2003 ジョン・クッツェー
2004 エルフリーデ・イェリネク
2005 ハロルド・ピンター
2006 オルハン・パムク
2007 ドリス・レッシング
2008 ジャン=マリ・ギュスターヴ・ル・クレジオ
2009 ヘルタ・ミュラー

この中で納得できるのってどれくらいいる?

俺はクッツェーとパムクくらいしかいないわ
399吾輩は名無しである:2009/10/08(木) 22:12:46
全部読んでるやつなんてここにいないだろw
400吾輩は名無しである:2009/10/08(木) 22:14:16
>>398
クッツェー、ピンター、パムク、レッシング、クレジオ

はいいのでは?
4012009年. ノーベル文学賞:2009/10/08(木) 22:14:53
>>399
 ナイポール、クッツェーとピンターは別格だろう。
402吾輩は名無しである:2009/10/08(木) 22:20:17
>>398
> 2001 V・S・ナイポール
> 2002 ケルテース・イムレ
> 2003 ジョン・クッツェー
> 2004 エルフリーデ・イェリネク
> 2005 ハロルド・ピンター
> 2006 オルハン・パムク
> 2007 ドリス・レッシング
> 2008 ジャン=マリ・ギュスターヴ・ル・クレジオ
> 2009 ヘルタ・ミュラー
> この中で納得できるのってどれくらいいる?
> 俺はクッツェーとパムクくらいしかいないわ

ナイポール、ピンター、レッシング、ル・クレジオも入れてやれ。
後は(泣)
403吾輩は名無しである:2009/10/08(木) 22:20:41
ナイポール クッツェー ピンター クレジオ でOKよ
パムクもアジア枠で入れてもいいけど
404吾輩は名無しである:2009/10/08(木) 22:25:43
ユダヤオナニーのホロコースト・イムレが一番いらんな。
あと00年のガオはもっといらん。巴金ならいいけど。
405吾輩は名無しである:2009/10/08(木) 22:26:23
パムクは普通に小説として面白いし、これからも期待できるだろ。
一番重要なのはクッツエーだろうが。
406ザ・スミス:2009/10/08(木) 22:30:13
クッツェーは「マイケル・K」は良かったけど
「夷狄を待ちながら」はブッツァーティのパクリっぽかった
407吾輩は名無しである:2009/10/08(木) 22:32:55
今年は授賞席に女性が4人並ぶか。
ミュラーが1番若いかと思えば医学のグライダー博士
が48歳だとよ。
408吾輩は名無しである:2009/10/08(木) 22:43:03
日本人イヤーの次はなぜ韓国人イヤーにならないの??
なぜそれを飛ばして女性イヤーなの??
409吾輩は名無しである:2009/10/08(木) 22:44:22
クッツェーは、恥辱やペテルブルグの文豪、
敵あるいはフォーとか面白い小説たくさんあるだろ。
410吾輩は名無しである:2009/10/08(木) 22:49:03
ドイツおめ
411吾輩は名無しである:2009/10/08(木) 22:49:12
ここ最近、クローズアップされている「証言文学」
がまた一人決まったな。
412吾輩は名無しである:2009/10/08(木) 22:52:16
サリンジャーはやっぱり無理か
413吾輩は名無しである:2009/10/08(木) 22:52:46
もう、誰が受賞するのか、直前のオッズの上昇で判断するしか分からん。
414吾輩は名無しである:2009/10/08(木) 22:54:41
廃人と言われてるサリンジャーが受賞すればオモロいな。
415吾輩は名無しである:2009/10/08(木) 22:54:49
>>412
そうだな早くしないと亡くなっちゃうよな。
アメリカ文学を毛嫌いしている選考委員が中にいるみたいだ。
416吾輩は名無しである:2009/10/08(木) 22:57:25
ぐずぐすしている間にアップダイクは亡くなってしまった。
417吾輩は名無しである:2009/10/08(木) 22:59:39
村上はノーベル賞欲しさが露骨なので貰えんだろうな。
かわりにいい日本人いる?大岡信、谷川俊太郎、池澤夏樹、小川洋子くらいか
418吾輩は名無しである:2009/10/08(木) 23:04:47
「アメリカ文化は世界を侵食するほどやっかいな存在と
なってしまった」と去年の文芸面でスウェーデンの識者
がコメントしてたのを読んだ気がする・・。
419吾輩は名無しである:2009/10/08(木) 23:05:32
アメリカの作家は一番長生きした人が代理で受賞ってとこだろ。安部の大江みたいなもんだ。
420吾輩は名無しである:2009/10/08(木) 23:06:01
オリンピックのシカゴ落選を見ても、アメリカは相当嫌われてるな
421吾輩は名無しである:2009/10/08(木) 23:11:18
日本人はあと20年くらいないんじゃないか?
中国はあと数年以内にありそうだけど(華人含む)
422吾輩は名無しである:2009/10/08(木) 23:13:32
>>421
それだと春樹は亡くなっちまうわな。
423吾輩は名無しである:2009/10/08(木) 23:15:31
チャンコロにいい作家なんているかよ?
424吾輩は名無しである:2009/10/08(木) 23:18:24
日本にいい作家なんているかい?
425吾輩は名無しである:2009/10/08(木) 23:22:20
チャンコロの作家、ブックメーカーのオッズにすらいねーぞ 前評判ゼロだな
426吾輩は名無しである:2009/10/08(木) 23:22:51
莫言がいるけどノーベル賞を貰えるレベルじゃないわ。
427吾輩は名無しである:2009/10/08(木) 23:23:23
>>423
莫言が有力視されてる
428吾輩は名無しである:2009/10/08(木) 23:24:50
ジョイス.C.オーツ、ピンチョン、ロス、ドンデリーロ

1人だけが受賞できるとしたら誰がいい
429吾輩は名無しである:2009/10/08(木) 23:27:37
ロス疑惑
430吾輩は名無しである:2009/10/08(木) 23:28:45
韓国は平和賞ありますから御心配なく
431吾輩は名無しである:2009/10/08(木) 23:29:48
ピンチョンて授賞式で国王としっかり握手できるのだろうか?
432吾輩は名無しである:2009/10/08(木) 23:30:19
>>428
ダントツでピンチョンだけど無理やな
433吾輩は名無しである:2009/10/08(木) 23:33:12
>>432
授賞しても拒否する可能性も無きにあらず。
434吾輩は名無しである:2009/10/08(木) 23:37:45
>>430
あほ!平和賞なんざノーベル賞のうちに入らん
435吾輩は名無しである:2009/10/08(木) 23:43:40
みんな死んでアーヴィングあたりが代理で貰ったりしてw
根本的に今のアメリカ作家ってアカデミーで評価されてないんだろうね
436吾輩は名無しである:2009/10/08(木) 23:46:43
>>428
デリーロ
437吾輩は名無しである:2009/10/08(木) 23:48:00
アップダイクがもらえなかったのが痛いわな。
小説の技巧なら一番だったのに。
438吾輩は名無しである:2009/10/08(木) 23:59:38
アカデミーの好き嫌いですから
439吾輩は名無しである:2009/10/09(金) 00:04:49
ピンチョンみたいな喜んでくれない人にあげる必要なし。

そういえばサリンジャーとかまだ生きてたよな…
引退してから長い作家に与えられたことはあるのかな?
440吾輩は名無しである:2009/10/09(金) 00:13:42
サリンジャーってノーベル賞に値するようなもの書いてるかなぁ?
サリンジャーがいけるなら村上龍だって取れちゃうよ
441吾輩は名無しである:2009/10/09(金) 00:16:46
>>439
多分ないと思う。ピンターは引退を宣言した年に貰った。
442吾輩は名無しである:2009/10/09(金) 00:20:18
大西巨人か古井由吉。
どっちかにノーベル賞あげてくれ。
この二人の翻訳数が少ないなんてありえないだろ…
個人的に春樹は「小説が巧い」ってだけなんだよな、丸谷才一みたいに。
443吾輩は名無しである:2009/10/09(金) 00:20:49
やれやれ といって受けとる
444吾輩は名無しである:2009/10/09(金) 00:32:52
あちこちでやたら古井古井言ってるのは同じやつか?
日本人で春樹の次は津島祐子かな。何年先かわからないけど
445吾輩は名無しである:2009/10/09(金) 00:38:57
>>444
津島はありえるかもね。女性の強みがあるし、海外の評価も申し分ない
446吾輩は名無しである:2009/10/09(金) 00:41:30
桐野でしょ?
447吾輩は名無しである:2009/10/09(金) 00:44:40
事実をいうと、日本人はあと20年はもらえない
448吾輩は名無しである:2009/10/09(金) 00:47:11
5年後に春樹
449吾輩は名無しである:2009/10/09(金) 00:48:04
ハルキって中途半端に社会派ノンフィクションに手を出してみたり、
どっちつかずで授賞式に出てみたりアカデミーにどう映ってるんだろ?

下心全開の井上靖みたい。
450吾輩は名無しである:2009/10/09(金) 00:51:00
毎回日本のインタビュアーが春樹は?って聞くから
選考員は「はいはい、いい作家だと思ってますよw」と答えるしかないだろうな
451吾輩は名無しである:2009/10/09(金) 00:55:34
春樹は政治的な下地は申し分ないと思うけどね。アカデミー好みでしょう。
まだ若いしあと20くらい生きれそうだから、そのうちには取るのじゃあないかな
ただ毎年毎年この時期の春樹オタのウザさは異常
452吾輩は名無しである:2009/10/09(金) 00:56:38
若いと言ってももう還暦でしょう
453吾輩は名無しである:2009/10/09(金) 00:57:45
>>450
とくに朝日毎日の馬鹿記者だな
あれ完全にマイナスだろw
454吾輩は名無しである:2009/10/09(金) 01:06:05
フランツ・カフカ賞から3連続受賞者ってわけにはいかんっしょ。今後もないわ。
455吾輩は名無しである:2009/10/09(金) 01:09:11
キリノなんちゃらなんてのはただのテレビドラマ的エンタメの糞雑文家じゃん
456吾輩は名無しである:2009/10/09(金) 01:10:32
春樹だってそうじゃん
457吾輩は名無しである:2009/10/09(金) 01:14:53
春樹の強みは同世代と下の世代にライバルがいないということ。
いまの彼のポジションを脅かせるのは平野啓一郎くらいか。
458吾輩は名無しである:2009/10/09(金) 03:44:30
>>457
つまらんw
459吾輩は名無しである:2009/10/09(金) 04:21:27
アモス・オズは候補としてはストレートすぎてこのまま万年候補化するのか
460吾輩は名無しである:2009/10/09(金) 04:48:49
>>459
クンデラやリョサと同じ匂いがするな。
461吾輩は名無しである:2009/10/09(金) 06:01:09
韓国の記者もスウェーデンで手当たり次第にウンコの質問をしているが、
あれ選考委員にプレッシャー与えてるつもりなんだろうか?
462吾輩は名無しである:2009/10/09(金) 06:36:41
ブックメーカーのオッズの軌跡

ヘルタ・ミュラー 
9月19日 50/1
10月2日 16/1
10月6日 7/1
10月7日 6/1
10月8日 3/1

アモス・オズ
9月19日 4/1
10月7日 3/1

村上
9月19日 9/1

高銀
9月19日 16/1
10月2日 12/1
10月7日 14/1


463吾輩は名無しである:2009/10/09(金) 07:24:33
アメリカには同胞の トマスピン・鄭(チョン) がいるニダ<丶`∀´>
464吾輩は名無しである:2009/10/09(金) 08:00:00
>>462
これ見ると、ウンコは途中まで選考に残ってたってことなのかな?
465吾輩は名無しである:2009/10/09(金) 08:09:43
>>426
金庸は?
466吾輩は名無しである:2009/10/09(金) 08:15:32
なおさらないわ
467吾輩は名無しである:2009/10/09(金) 08:29:19
487 吾輩は名無しである New! 2006/10/08(日) 10:07:28
Ladbrokesのオッズ
ttp://www.ladbrokes.com/lbr_sports?action=go_type&category=SPECIALS&class_id=110000062&type_id=210003519

3.5倍 オルハン・パムク
6倍 アドニス
6倍 リシャルト・カプシチンスキー
7倍 ジョイス・キャロル・オーツ
11倍 高銀
11倍 フィリップ・ロス
13倍 村上春樹
13倍 インゲル・クリステンセン
13倍 トゥマス・トランストレーメル
15倍 アモス・オズ
15倍 クラウディオ・マグリス
15倍 ヒューホ・クラウス


アドニス、ジョイスCオーツ、高銀、ロス、村上、トランストレーメル、オズ、マグリスはダミー候補のみなさんなのか?
468吾輩は名無しである:2009/10/09(金) 08:53:20
今年は「ベルリンの壁崩壊」から20年に当たる。
その後の民主化によりルーマニアの独裁政権崩壊
に繋がるなどミュラーの授賞は何か象徴的意味合い
を込めたのかなと思う。
「ベルリンの壁崩壊」の10年後、20年後にドイツ文学
のそれも表面的に奇麗事ではない「証言文学」に与え
られているしな・・。
469吾輩は名無しである:2009/10/09(金) 10:15:06
オズはいずれ取るよ。政治の人だもの
470吾輩は名無しである:2009/10/09(金) 10:27:27
春樹はオリジナリティが少ないのと(他の作家の真似しすぎ)
他に格上作家がたくさんいるからね
もらえる可能性は高くないでしょ
大江みたいに運がよければ別だけど
471吾輩は名無しである:2009/10/09(金) 10:31:24
オリンピックも南米に決まったんだから南米で選べばよかったのに
472吾輩は名無しである:2009/10/09(金) 13:40:05
>>426
ノーベル賞ってレヴェルじゃねーぞ、おい。って奴でも無理矢理中国人に取らせると思う。

スウェーデン・アカデミーならやりそうだろ?
473吾輩は名無しである:2009/10/09(金) 15:52:33
>>472
村上春樹ですらノーベル賞候補に上がる次代にレベルも糞もないわなw
そもそも大江がもらったことじたいが異常なんだから
この先、どんな作家がもらうことになろうが大江やパルクレベルの雑魚を超える雑魚が
もらうことはそうそうないだろ
474吾輩は名無しである:2009/10/09(金) 16:03:14
日本の作家はレベル高いよ
文学に限れば。
ただ言語の壁が大きいだけ。
475吾輩は名無しである:2009/10/09(金) 16:09:00
>>474
そういう問題じゃない
ずっと欧米の物まねをしてるから駄目なんだよ
今後はそういうわけにもいかないだろうけど
476吾輩は名無しである:2009/10/09(金) 16:11:29
だいたいレベル云々ってゲームじゃないんだからw
どれだけ革新的なことをやって、影響力を広めたかだよ
残念ながら日本は欧米のパクリ作家ばかりだし、革新性や影響力は非常に乏しい
言語の問題など全く言い訳だよ
ロシア文学がどれだけ影響与えたか考えれば分かること
477吾輩は名無しである:2009/10/09(金) 16:18:15
だがアメリカの小説なんぞは屑ばかり。もともとパクリ大国アメリカだからな。
478吾輩は名無しである:2009/10/09(金) 17:03:11
ロスやクンデラはもらえない気がする。 カダレやオズはわからないけど 
ともあれミュラー氏、受賞おめでとう。
479吾輩は名無しである:2009/10/09(金) 17:34:39
>473
大江やパムクが雑魚なら逆にどんな現代作家が雑魚じゃないのか知りたい。
480吾輩は名無しである:2009/10/09(金) 18:16:34
ロス、ピンチョン、クンデラはこの賞の傾向からいって、まずない。
フエンテス、バルガス=リョサはありうるが、寿命との闘いだ。
芸術性重視なので、エンターテイメント性の強い作家ははじかれる。
土着性、民族色の強い作家が有利だ。
481吾輩は名無しである:2009/10/09(金) 18:37:44
オバマは認定しないのかよw
482吾輩は名無しである:2009/10/09(金) 18:47:19
つーかにちゃんは大江馬鹿にしすぎ。
国内での大江の影響力はものすごいものがある。
福田和也だって作家の値打ちで低く採点してるけど、結局好きだしな。
今じゃほとんど評価されていない安部公房を持ち上げすぎなんだよ
483吾輩は名無しである:2009/10/09(金) 19:04:16
安部公房と大江じゃ断然大江
安部公房は文学じゃない
484吾輩は名無しである:2009/10/09(金) 19:31:44
大江は読みにくい
だから読まれてない
485吾輩は名無しである:2009/10/09(金) 19:38:52
>>484
バカは死んで下さい。
486吾輩は名無しである:2009/10/09(金) 19:52:53
大江叩いてるのは文学読めないバカウヨだろ
外人の評価なんてなくても大江は歴史に残る文豪だよ
487吾輩は名無しである:2009/10/09(金) 20:06:11
確かに2ちゃんで大江っていうと作品よりサヨク性を叩くことばかり。

大江は旺盛な執筆意欲で、しかもちゃんと911以降の問題意識を持って小説書きまくってんのに…
488吾輩は名無しである:2009/10/09(金) 20:23:01
>482
>483
どっちかを持ち上げるんじゃなくて、この二人は双璧として読まれていいと思う。
大江も安部をカフカやフォークナーと並ぶ大作家と認めてるし。
489吾輩は名無しである:2009/10/09(金) 20:31:08
文芸評論家で元東大教授の平川祐弘氏はかつて「裸の王様―大江健三郎」という論文を
書いたことがある。氏が講演を終えたあと、講演を熱心に聞いていた聴衆のひとりが
「私は大江を何度も読んだが、全くわからない。無知なのでしょうか」と真面目に聞きにきたという。
平川氏は「大江の読者はそれをいいたがらないが、
あなたの感想は正しい」と断言したという。

490吾輩は名無しである:2009/10/09(金) 20:49:45
もう誰か言ってるかも知れんが
確かノーベル賞ってその国の同業者の推薦が必要なんだろ
春樹は日本の作家からの推薦が全然取れないんじゃないだろうか
海外インタビューで自国文壇が新しさを認めないって文句言ってたし
491吾輩は名無しである:2009/10/09(金) 20:52:16
安部が亡くなったとき、アカデミーではベケットと安部の写真が飾られたんでしょ
やっぱりこれだけの扱いの大きさを考えると大江は代理で貰ったと言われて仕方ないし
三島も含めて存命なら、彼らを差し置いての受賞なんて不可能だった
492吾輩は名無しである:2009/10/09(金) 20:54:42
代理でもらったと言われてるっていうか、本人が認めちゃってるしなあ。
493吾輩は名無しである:2009/10/09(金) 20:55:55
ベケットも安部も駄目でしょ

読者に理解できないものが偉いという勘違いな風潮というのは
ポストモダン文学が批判されて消え去ってからはっきりしたと思うけどね

そういう意味ではブッカー賞なんかのほうがまともだと思う
マキューアンにしろラシュディにしろね
494吾輩は名無しである:2009/10/09(金) 20:57:24
推薦なら取れてるだろ。なんのために早稲田卒の阿刀田がペンクラブ会長になっただよw
495吾輩は名無しである:2009/10/09(金) 21:04:09
三島と安部が存命ならどっちが取ったんだろ?
496吾輩は名無しである:2009/10/09(金) 21:04:53
>493
ベケットも安部も読者に理解できないものが偉いなんて態度じゃないし
そのブッカー賞を二回も受賞してるクッツェーがベケットの影響を受けてるんだけど
497吾輩は名無しである:2009/10/09(金) 21:14:10
>>496
誰に影響受けたかなんて関係ないでしょ
ジョイスにリチャード パワーズが影響受けて「舞踏会・・・」を書いても
リチャード パワーズのほうがいいし
498吾輩は名無しである:2009/10/09(金) 21:23:47
>>495
安部に決まってるだろ
右傾化しなかったら三島だが
499吾輩は名無しである:2009/10/09(金) 21:35:31
今日は空き時間に図書館で朝刊のミュラーの授賞
記事を数紙読んでみてふと思った。
「言論の自由」---選考委員会が世界に向けて伝え
たかったメッセージなのではと。単純かもな。
500吾輩は名無しである:2009/10/09(金) 21:36:32
500かよ
501吾輩は名無しである:2009/10/09(金) 21:49:29
>>490
>その国の同業者の推薦

推薦はどの国でもいい。
賀川の推薦はヨーロッパの人

大江が韓国あるいは中国の作家を推薦してるって話もあるし。
502吾輩は名無しである:2009/10/09(金) 22:01:24
大江は2006のオルハン・パムクを推薦したという記事
を何年か前に読んだな。
503吾輩は名無しである:2009/10/09(金) 22:02:18
パムクは小説の力量もあるし妥当。
504吾輩は名無しである:2009/10/09(金) 22:07:27
2000年のガオ氏は中国からフランスへ亡命したが、誰を推薦
してるんだろうな?
まあ、中国の体制作家ではないことは確かだろう。
505吾輩は名無しである:2009/10/09(金) 22:14:40
市内の図書館にミュラーの著作があったので借りてみた
さてさて
506吾輩は名無しである:2009/10/09(金) 22:18:07
ウンコが推薦もらえなくなったのは
大江が中国作家に鞍替えしたからかw
507吾輩は名無しである:2009/10/09(金) 22:18:10
大江の推薦をもらえそうな日本の作家って誰だろうな?
508吾輩は名無しである:2009/10/09(金) 22:22:21
長嶋有
509吾輩は名無しである:2009/10/09(金) 22:24:06
>>507
大江と仲の良い作家じゃない?
510吾輩は名無しである:2009/10/09(金) 22:24:22
大江は海外の作家たちとも交流があるから
大江の推薦をもらえれば有力だろうね。
511吾輩は名無しである:2009/10/09(金) 22:31:22
大江も海外では
ヘルタ・ミュラー誰?

ぐらいの感じで見られただろうな
翻訳ないし読まなくていいやレベル
512吾輩は名無しである:2009/10/09(金) 22:33:21
翻訳あるじゃん
513吾輩は名無しである:2009/10/09(金) 22:34:36
現存する文学賞授賞者は皆推薦資格があるのだから、
毎年候補者選考の重要な要素の一つとなってるだろうな。
今回グラスはミュラーを推したかどうか・・・。
グラスは誰かを推すキャラではないと思うが。
514吾輩は名無しである:2009/10/09(金) 22:38:01
アカデミー会員が日本語読めるとでも?
515吾輩は名無しである:2009/10/09(金) 22:39:24
大江やパムクが力量ないとか、
ジョイスが難解で駄目な作家だとか、
どんだけ小説読む目ないんだよwww
516吾輩は名無しである:2009/10/09(金) 22:42:15
>>515
ヒント: にわかが沸く季節
517吾輩は名無しである:2009/10/09(金) 22:43:41
で、おまえらはミュラー読んでたの?
518吾輩は名無しである:2009/10/09(金) 22:44:38
>>511
おまえだけ馬鹿っぽいw
519吾輩は名無しである:2009/10/09(金) 22:45:31
>>515
庭蚊?
520吾輩は名無しである:2009/10/09(金) 22:45:35
>>517
ノーマークに決まってんだろ
521吾輩は名無しである:2009/10/09(金) 22:46:22
大江の場合は日本より海外での評価が高いぐらいだったからね
大江研究のために留学していたアメリカ人が周りに2人いたよ。
522吾輩は名無しである:2009/10/09(金) 22:48:44
>>517
読んでるわけねえだろ。
523吾輩は名無しである:2009/10/09(金) 22:48:50
「狙われたキツネ」は無いが「ごんぎつね」は読んだな
524吾輩は名無しである:2009/10/09(金) 22:50:10
先輩でル・クレジオを研究するためにパリに行った人はいたなあ。
525吾輩は名無しである:2009/10/09(金) 22:50:34
>>521
日本で嫌われてようが、スウェーデン人には知ったことじゃないしな。
526吾輩は名無しである:2009/10/09(金) 22:52:53
ノーベルの選考委員が右翼とハード2ちゃんねらーだけだったら
大江の受賞はなかっただろうw
死んでいても三島が受賞したかもしれないw
527吾輩は名無しである:2009/10/09(金) 22:55:54
>>515


そういうジョイスみたいなもんをありがたがる心理が小説の終わりを
象徴してるんじゃないの
東大から作家が出なくなったのもそこらへんに原因があるというのが
わからんのだろうね
528吾輩は名無しである:2009/10/09(金) 22:55:58
生前に三島はあるインタビューで「ノーベル文学賞を授賞
するのは俺ではなくて大江だよ。」と語っていたそうだ。
529吾輩は名無しである:2009/10/09(金) 23:00:53
>>528
あれでも大江君は当時は若手スターだったから
530吾輩は名無しである:2009/10/09(金) 23:01:23
大江やパムクが力量ないとか、
ジョイスが難解で駄目な作家だとか、
どんだけ小説読む目ないんだよwww
531吾輩は名無しである:2009/10/09(金) 23:05:47
外国人からすると大江の小説の舞台となる四国の森の奥の谷間は
「どこまでも多様性に満ちた小宇宙で、しかも自分の故郷のよう
にノスタルジックに迫ってくる」という。
大江の文脈は外国人には理解しやすいらしい。
532吾輩は名無しである:2009/10/09(金) 23:15:56
とりあえず早くミュラースレ立ててくれ
533吾輩は名無しである:2009/10/09(金) 23:30:30
534吾輩は名無しである:2009/10/09(金) 23:35:29
春樹はもう駄目p
535吾輩は名無しである:2009/10/09(金) 23:42:06
>>527
ラノベとか読んでろ。
536吾輩は名無しである:2009/10/09(金) 23:46:20
>>268
> 上記リストに載らない以外な作家が受賞する予感

的中したな
537吾輩は名無しである:2009/10/10(土) 00:10:19
来年から賭け屋の候補者の名前がガラリと入れ変わりそう。
有名無名問わずアカデミーが推奨する証言文学の作家達にね。
538吾輩は名無しである:2009/10/10(土) 00:18:40
証言としての文学
大岡昇平も長生きしてれば・・・今年100歳、無理か・・・
539吾輩は名無しである:2009/10/10(土) 00:50:05
>>225
Ladbrokesの常連候補は

Adunis (1997)
Yves Bonnefoy (1999) + F カフカ賞 2007
Tomas Transtromer (2003)

これらを抑えて高銀が上位につけてるんだから、
選考委員会は相当気に入ってるんだろうな

540吾輩は名無しである:2009/10/10(土) 00:55:29
選考委員会が気に入っているっつーか
韓国人が賭け屋に大金をつぎ込んでくれるからでしょ
絞れるだけ絞らなきゃね。馬鹿相手の商売だから。
541吾輩は名無しである:2009/10/10(土) 00:58:09
ウンコのオッズが急上昇する日が来るんだろうか・・・
542吾輩は名無しである:2009/10/10(土) 01:13:52
マスコミ含めて文学賞にこれだけ注目しているのは
日本と韓国くらいだからなー。良いカモではあるわな。
543吾輩は名無しである:2009/10/10(土) 01:16:36
>>542
google news見てみろ
544吾輩は名無しである:2009/10/10(土) 01:31:53
しつこい現地取材やめて静かにしてれば、そのうち貰えるんじゃない?
545吾輩は名無しである:2009/10/10(土) 01:34:18
高銀は年齢がな・・・
ハルキに比べて寿命がない
546吾輩は名無しである:2009/10/10(土) 02:09:23
ファン・ウソクのES細胞の件で、選考委員は韓国人を敬遠してるらしい。
547吾輩は名無しである:2009/10/10(土) 06:42:24
ほぼ毎回オッズ圏外の作家が受賞してるんだから
倍率なんか当てになるわけないだろ。
548吾輩は名無しである:2009/10/10(土) 07:18:16

今回最終選考に残った人物は誰だろ?

アモス・オズは鉄板として、女性からアシア・ジェバールとキャロル・オーツ、
オッズ急上昇のヘルタ・ミュラーとイスマイル・カダレの5人ってとこか?
549吾輩は名無しである:2009/10/10(土) 08:36:43
このスレによく名の挙がるカダレの特色を
知りたいな。誰か詳しい人コメントよろしく。
550吾輩は名無しである:2009/10/10(土) 14:28:26
>527
東大生がドスト読まないと島田が嘆いてたし
むしろ先行するテクストの軽視が停滞に繋がってんじゃねえの
551吾輩は名無しである:2009/10/10(土) 15:45:01
>>550
停滞というかもう文学に新しい可能性なんてないようなもんだからな。

ジョイスとかの前衛文学は精通した人にしかわからない。
一般の人にはわからない、そういう意味ではもう文学は終わってるよな。
ずっと昔から文学は一般の人に向けてのものだったのに。
552吾輩は名無しである:2009/10/10(土) 16:09:45
小説の黄金時代19世紀にはドストもトルストイもディケンズも
当然みんなに読まれるように書いていた
ドストがミステリー形式を取り入れたのも読まれるため

しかし20世紀もかなり過ぎると小説の「高級化」「難解化」が起こり
批評家がでしゃばり始め、理論が隆盛し・・・・・・

こういうのはそのジャンルが死んでいる典型的症状だと思うな
553吾輩は名無しである:2009/10/10(土) 16:26:03
>>552
どのジャンルでもそういう傾向あるね。
音楽・詩・絵画は小説・映画よりシンプルな芸術だから
その傾向が業界を支配していくのも早かった。
小林秀雄との対談で岡潔は数学でもその傾向があるって言ってるな。

>小説の「高級化」「難解化」が起こり
>批評家がでしゃばり始め、理論が隆盛し・・・・・・
別の言葉で言うと素朴な抒情が軽んじられるようになって
一般生活者から乖離していくんだな。
で、素人丸出しの抒情作品と意味不明の難解作品が同ジャンルに並立するようになり
一般人が選ぶのはいつも前者になる(これは当然のこと)
554吾輩は名無しである:2009/10/10(土) 16:33:59
という事はベストセラー小説には存在の意味が
あるんだろうと思う
555吾輩は名無しである:2009/10/10(土) 16:42:32
その辺パムクや大江はうまく処理してると思うけど、
やっぱ大多数の人から見りゃ難解で高級ってことになるんかね。
556吾輩は名無しである:2009/10/10(土) 16:48:24
>>554
あるんだよ。それは絶対にある。
文学者はホームレス中学生とかがばいばあちゃんを馬鹿にしてるかもしれないけど
そういうものの方が人々に受け入れられているということと
純文学がそういう感情を満足させられていないということには
何らかの関心は寄せないといけない。

谷崎潤一郎みたいに芸術の理想を追求することと
一般読者にアピールすることが全然乖離しないという非常な幸運なケースは別にして
例えば三島なんてのは文学の理想を追う作品と
一般読者にアピールする作品をはっきり分けて両立して書いてた。
それが文学者の役割だと思っていたところがある。

そのジャンルの突鋭的なものに挑戦する人ほど
そういう意識は強く持たないといけないと思う。
557吾輩は名無しである:2009/10/10(土) 17:06:40
それ東や宇野になれってことか
558吾輩は名無しである:2009/10/10(土) 17:24:20
ベストセラーに意味があるのは否定しないが、文学にはこれからもロングセラーを大切にしていてほしい。
559ザ・スミス:2009/10/10(土) 17:33:19
テレビや映画と連動しないベストセラーは少ないよね。
結局ベストセラーはメディア戦略によって作られたものだと思う。
560吾輩は名無しである:2009/10/10(土) 17:44:37
ベストセラーなんか、みんなメディアに乗せられてるだけだよ。

ジョイスなんか、みんな小難しいから神格化してるだけだよ。

もうこういう単純化された図式やめてくれよ。
厨二病ここに極まるだよ。
561吾輩は名無しである:2009/10/10(土) 18:18:06
>>555

大江が復活するとしたら
死んで時間がたってからだと思う
テクストのみと向き合えるようになったとき
「あれ、これすげえじゃん」「おもしれえ」
となる時

今は本人のイメージがあって敬遠されている
562吾輩は名無しである:2009/10/10(土) 19:36:03
普通に万延元年のフットボールとか、大抵のエンタメより単純に面白いけどな。
パムクの雪もミステリとしておもろい。このミス作品と同じレベルで読める。
ジョイスやベケット、クッツェーだってエンタメと同じに読んでいい。
まあ、それだけじゃない、ノイズもあるから吐き出しちゃうんだろうが。
わからない部分はわからないで味わえばそのうち。
563吾輩は名無しである:2009/10/10(土) 21:48:55
>>556
そう、谷崎はそこが本当にすごい。
古典的な「物語」を意識してたし、バルザックが好きだったってこともあって
読み物として普通におもしろい。
志賀直哉的な小説が多かった同時代の中で圧倒的に輝いている。
564( ̄ω ̄)獲る狸 ◆ycr5A7VfSw :2009/10/10(土) 22:03:08
ナバコフの問題はいかが(笑)ナバコフにとっては純粋に小説とは表現そのものでしかありえない(矛盾も多いでしょう)そうですけれども、
ロリータは馬鹿売れ致しましたからねぇ(笑)出なければナバコフの名前は残っておりませんよ(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)
565吾輩は名無しである:2009/10/10(土) 22:04:33
谷崎は次はSM(痴人の愛)、次はレズ(卍)、次は王朝物のパロディ(細雪)とか、
エンタメ作るように書いてたからな。
566吾輩は名無しである:2009/10/10(土) 22:08:15
けど、三島が一般読者向けに書いた通俗小説は
どれも気が抜けた娯楽小説ばかりだけどな
567吾輩は名無しである:2009/10/10(土) 22:32:01
ノーベル文学賞は基本的にヨーロッパ語の作家に与えられる賞である。
100年を超える歴史において、非ヨーロッパ語の作家に与えられたのは
わずか3回しかない。川端、マハフーズ、大江だ。ヨーロッパ語への
翻訳が大きな壁になっている。日本は健闘しているといえよう。
568吾輩は名無しである:2009/10/11(日) 00:19:17
面白い議論だね
ドストエフスキーとかも、当時は東野圭吾みたいな読み方をされていたのかな
と、調べもしないで言ってみる
569吾輩は名無しである:2009/10/11(日) 01:12:05
>>566
命売りますとかね。
 
>>568
普通にそんな風に読まれてたかもね。
当時は通俗作家的位置付けだったらしいし
今やそれが最も優れた小説家の一人だからねぇ。
トルストイなんかは当時より評価下がってるのに。
 
やっぱり良い意味での通俗性は必要だよ。
ドスト、バルザック、ディケンズ、オースティン…etsが良い例。
570吾輩は名無しである:2009/10/11(日) 01:37:38
チゲーよ
谷崎は当時のエンタメでほとんどの作がカス
いいのは少数

ところが時代が下って小説家たちのレベルが下がってきたために
谷崎程度のものでもよく見えだしたというだけだよ w

佐藤春夫がいろいろな同時代の作家についてまとめて評した文があるから
読んでみると面白いぜ
谷崎はボロクソに言われ子供扱いされている
571吾輩は名無しである:2009/10/11(日) 01:41:09
そのなかで志賀直哉は佐藤春夫に絶賛されてる
おれも志賀と谷崎とでは段がちがうと思う
まぁ、大江と春樹ほどはちがわないけどな w
572吾輩は名無しである:2009/10/11(日) 02:05:14
それただ志賀直哉が神格化されてた時代だからってだけ
573吾輩は名無しである:2009/10/11(日) 03:22:11
今が谷崎が持ち上げられてる時代だってだけ
574吾輩は名無しである:2009/10/11(日) 05:56:04
トルストイ VS ドストエフスキー PART4
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/book/1242604075/

欧米ではトルストイのほうが上ともきくが
575吾輩は名無しである:2009/10/11(日) 05:56:58
急に面白くなってきた
576吾輩は名無しである:2009/10/11(日) 06:47:44
「証言文学」が評価のポイントか。
577吾輩は名無しである:2009/10/11(日) 07:00:05
大岡昇平「現代小説作法」が絶賛されてたので読んでみたら
トルストイの「戦争と平和」が史上1位かも知れないと書いてたな
ドストも褒めてたけど技術的な稚拙さも指摘されていた
まあトルストイの哲学も独断的で退屈だと書かれていたが
578吾輩は名無しである:2009/10/11(日) 09:25:01
ミュラーの見据えてきた人間、社会の有り様とは?
579吾輩は名無しである:2009/10/11(日) 10:07:49
>>578
で、答えは?
威勢よく、格好つけた問いを投げかけるポーズだけ取るの、
やめてくれないかな?
580吾輩は名無しである:2009/10/11(日) 11:02:13
狙われたキツネゲットしたお
581吾輩は名無しである:2009/10/11(日) 11:15:00
まずルーマニアのドイツ人コミュニティに生まれる、という才能。
そしてさらにマイノリティーとしてチャウシェスク体制下を体験する、という才能が必要だったわけだ。
ついでに適度な文才。
これでノーベル賞作家が一丁あがりというわけだ。
582吾輩は名無しである:2009/10/11(日) 15:18:18
>>577
戦争と平和に関してはモームも、これより優れた小説は今後現れるだろうが、
同等の規模で書かれる小説は現れないだろうって言ってるからな。
ピンチョンの重力の虹が同等と言えば同等だけどw
 
でもフローベールがトルストイ読んで、何が面白いのか全然わからん、
って言ったそうだよ。
583吾輩は名無しである:2009/10/11(日) 19:12:11
>>582
ジョイスやフロベールやカフカに比べればトルストイなんかゴミだよ。
584吾輩は名無しである:2009/10/11(日) 19:55:44
>>582
フロベールは『戦争と平和』絶賛してるよ。
ただ後半はダレるって言ってたらしいけど
585吾輩は名無しである:2009/10/11(日) 20:16:37
大岡昇平は小説家の哲学など知れたものでトルストイといえども
それは同じ
「アンナ・カレーニナ」の冒頭の「幸せな家庭は皆似通ってるが、不幸な家は
色々」とかいうのも「そうか?幸福も色々だぜ」と突っ込める程度のもの
でもトルストイがところどころではさむ独断的で退屈な哲学こそトルストイの
書く動機だったのなら我慢しなければいけないだろう
トルストイが偉大なのは世界から小さな個人にいたるまで均一に描き出す
筆力とかなんとか書いてたかな

ドストは「ムイシュキン伯爵」という1章が与えられて、読者を巻き込まずにはいない
人間造形を褒めてたような
描写の稚拙さなども書いてたかな

グレアム・グリーンからモーリアック、スタンダール、二葉亭、漱石、鴎外、志賀、シェイクスピア、
探偵小説の発達まで幅広く論じた小説論の名著だなと


586吾輩は名無しである:2009/10/11(日) 20:34:28
>>585
結構幅広く取り上げてるんだな、今度読んでみよう
587吾輩は名無しである:2009/10/11(日) 21:01:57
>>563

ついでにその大岡本で谷崎と川端の比較が会って
川端はプロットについて書いていくうちにできてくるものではじめから
きっちりと決めるものではないと発言していて
その反対のプロットを構築する日本では珍しい作家として
荷風と谷崎を挙げてその普遍性を褒めていたな
ちなみのプロットをしっかり構築しないと絶対かけない小説として
探偵小説を挙げていた
588( ̄ω ̄)獲る狸 ◆ycr5A7VfSw :2009/10/11(日) 21:05:11
ところが驚くべきことに谷崎は殆どの作品を即興で書いておったそうなのですよ(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)
589吾輩は名無しである:2009/10/11(日) 21:09:49
>>588

谷崎はミステリーに分類できる作品も多く書いてるよね
筋の小説を主張したところが勝利だね
590( ̄ω ̄)獲る狸 ◆ycr5A7VfSw :2009/10/11(日) 21:13:00
ですがそういう作品は結構尻切れ蜻蛉で終わってしまいますからねぇ(笑)「白昼鬼語」「途上」などは成功した例でしょうか(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)
591吾輩は名無しである:2009/10/11(日) 22:43:31
探偵小説を書いてない作家は3流
592吾輩は名無しである:2009/10/11(日) 23:24:37
>>588
それは驚きだ、春琴抄や細雪を即興で書いていたとしたら恐ろしすぎる。

それにしても昔の日本文学は物語の筋に関しては無関心すぎたよな。
私小説ブームに火をつけた蒲団なんて今読んでもつまらないし(田舎教師はいいと思うけど)。
あの時代の人から見たら谷崎はすごく異質な存在に見えたんだろうな。
593吾輩は名無しである:2009/10/11(日) 23:28:20
芥川は筋あんじゃん
594吾輩は名無しである:2009/10/12(月) 00:06:14
>>588
川端はまた極端だからな。『雪国』なんて、

「文芸春秋」昭和10年1月号「夕景色の鏡」
「改造」昭和10年1月号「白い朝の鏡」
「日本評論」昭和10年11月号「物語」
「日本評論」昭和10年12月号「徒労」
「中央公論」昭和11年8月号「萱の花」
「文芸春秋」昭和11年10月号「火の枕」
「改造」昭和12年5月号「手毬歌」
「公論」昭和15年「雪中火事」
「焼鐘」昭和21年5月号「雪国抄」
「小説新潮」昭和22年10月号「続雪国」
起稿から完成まで実に13年の歳月を閲している。(三島由紀夫『作家論』)

たしか当時川端付きの編集者が昭和15年段階で一回完成と言ってから五年後くらいにまた書き足したみたいなこと言ってた。
ネットで見つけた記事だからまだどっかで見付かるんじゃないか。
純文学読み始めの頃残り20ページくらいになって「なんか全然終わりそうにないんだけど」
とか思いながらそのまま終わられて唖然としたのも今では良い思い出。
二読三読して初めてその面白さに気付いて今度は逆の意味で唖然としたが。
595吾輩は名無しである:2009/10/12(月) 00:12:16
>>593
いや、初期の頃はそうだけど、後期の志賀に影響されてきた時にはもう筋を軽視していた。
596吾輩は名無しである:2009/10/12(月) 00:50:18
志賀が筋を軽視していたってのは違うと思うんだ。
筋って言ったってplotとcompositionの両方の取り方があるわけだけど
元々plotとcompositionの違いって言うのは相対的なもので
compositionが長くなってくればplotと呼ばれるようになると言うくらいの認識で良いと思う。
志賀はplotの様に長い構成を作ることには関心が薄かったかもしれないが
段落程度の言葉のcompositionには同時代人でもとりわけ意識的な作りをしている。
例えば『彼と六つ上の女』とか、これは芥川が絶賛した作品でもあるけど
末尾に時系列的には本文の一箇所をクローズアップしたようなものを持ってきて
言葉のcompositionでありながらplotにもなっていると言う作りになっているし。
597吾輩は名無しである:2009/10/12(月) 00:57:47
どこを立て読み?
598吾輩は名無しである:2009/10/12(月) 08:49:36

■■■ ノーベル文学賞 (意外な)非受賞者 :

トルストイ、 カフカ、 プルースト、 ジョイス
セリーヌ、 ジュネ、 ボルヘス
ゴンブロヴィッチ、 ロブ=グリエ、 ツェラン
バロウズ、 三島由紀夫、小谷野敦、安部公房、
カルヴィーノ、 ピンチョン、 バース、 ソレルス、・・・


ja.wikipedia.org --- 小谷野敦 の項目は、 大江健三郎 の項目の2倍ちかい。
599吾輩は名無しである:2009/10/12(月) 09:08:12
>>581
クンデラの可能性を完全に潰すといういやらしさも追加
600吾輩は名無しである:2009/10/12(月) 13:28:49
カフカなんて以外でも何でもない
死後有名になったんだから、生きてる時認めなかった読者にも問題がある
601吾輩は名無しである:2009/10/12(月) 14:08:32
>>596
志賀直哉が意識してやってたとは思えないんだよね、こう言うと失礼だけど。
あの人には天性のものがあったというか……
 
>>598
カフカとプルーストは仕方ない。二人ともよくわからないうちに死んじゃったから。
ジョイスもあれにあげていいものか選考者も判断できなかったんでしょ
やってることはすごいけどただの滑稽本とも言えるし。
まぁボルヘスとトルストイにはあげるべきだったね。
602吾輩は名無しである:2009/10/12(月) 14:12:10
>>598

カフカ、 プルースト、 ジョイス
セリーヌ、 ジュネ、 ボルヘス
ゴンブロヴィッチ、 ロブ=グリエ、 ツェラン
バロウズ、 三島由紀夫、小谷野敦、安部公房、
カルヴィーノ、 ピンチョン、 バース、 ソレルス

ここらへんは全部駄目
603( ̄ω ̄)獲る狸 ◆ycr5A7VfSw :2009/10/12(月) 14:14:36
谷崎は何か頭の中で漠としたものがあがり、それから原稿用紙に向かって一気に書き上げると言うような事を言っておりましたか(笑)それ故に中途で終わった作品も少なくないのでは(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)
604吾輩は名無しである:2009/10/12(月) 14:18:47
プロット練ってないじゃんw谷崎は云々っていったやつも本人じゃないわけだし
605吾輩は名無しである:2009/10/12(月) 23:58:48
プロットなしであれだけしっかりした物語を書けるってすごいな
606吾輩は名無しである:2009/10/13(火) 02:12:42
ものっっすごい優秀な翻訳家がついたら
町田康は穫ってもおかしくはない、と思う。
時代小説をかけるという点でも
607吾輩は名無しである:2009/10/13(火) 02:16:50
今や町田よりミエコでしょう

608吾輩は名無しである:2009/10/13(火) 03:29:55
平野啓一郎でしょう。
609吾輩は名無しである:2009/10/13(火) 10:16:50
>>598
ムジール、ウルフ、ナボコフあたりも入れたげて
610吾輩は名無しである:2009/10/13(火) 20:09:59
ムージルって実際どうなの?
「特性のない男」を図書館で借りて読んだけど挫折しちゃった。
長大+まわりくどい文章の連続でおそろしく読みづらい。
ムージルの短編は読んだけど、やっぱり特性のない男を読まないと駄目なんだろうなぁ
611吾輩は名無しである:2009/10/14(水) 02:31:20
駄目だね。
612吾輩は名無しである:2009/10/14(水) 02:32:41
スガは?世界にはバカしかないから認められないだろうね
613吾輩は名無しである:2009/10/14(水) 06:30:20
誰スガって
614吾輩は名無しである:2009/10/14(水) 09:40:21
スガには脳減る賞をあげましょう(笑)おやはや(笑)
615吾輩は名無しである:2009/10/14(水) 23:26:05
>>567
ガオ・シンジェン
616吾輩は名無しである:2009/10/15(木) 12:52:24
>>567
>>615
タゴール

非ヨーロッパ語でなく非ヨーロッパ系ならナイポールもそう
617吾輩は名無しである:2009/10/15(木) 15:12:40
>>610
短篇と『特性のない男』はかなり違うよ。
松籟社版で駄目だったなら新潮社版をお勧めしとく。河出の奴でもまあ可。
詮無い話だけど、後藤明生辺りが生きてたら適任だった気がしてる。>翻訳
618吾輩は名無しである:2009/10/15(木) 16:03:18
タゴールは自分で英訳したんだっけ。
言語もそうだけど、ガオシェンジェンを東洋のホメロスと評するあたり、文学観もヨーロッパ寄りだよね。
619吾輩は名無しである:2009/10/16(金) 00:38:40
タゴールは英語で書いた詩人。インドで英語は当たり前だろ。人種は関係ない。
ここで問題にしているのはあくまで言語だ。文学賞なんだから。
620吾輩は名無しである:2009/10/16(金) 00:44:44
高行健は中国語作家だったね。4人だった。失礼。
621吾輩は名無しである:2009/10/16(金) 01:15:26
ロシア語もマイナー言語になるんじゃないかな?
英仏独以外は全部翻訳の影響を受けざる負えないと思うけど。
622吾輩は名無しである:2009/10/16(金) 13:26:49
2010年は日韓併合から100年。
来年こそコ・ウンかキム・ジハかもしれない。
623吾輩は名無しである:2009/10/16(金) 14:01:20
完全に政治文学賞だもんな
624吾輩は名無しである:2009/10/16(金) 20:20:28
ロシア語、イタリア語、スペイン語その他ヨーロッパ語から英語への翻訳は
大きな壁にはならない。しかし、日本語やアラビア語からの翻訳は非常に難しい。
625吾輩は名無しである:2009/10/16(金) 22:17:34
よくアストゥリアス皇太子やカフカ賞など著名な賞を受賞した作家が有力視されるけど、
世界中の識者たちが推薦している作家は以外と著名な賞を取っていない作家が多いような気がする。
芸術性が重視されるならロスや春樹のような作家の受賞はない。書くのが上手い、売れている、は受賞の理由にならない。
626吾輩は名無しである:2009/10/16(金) 23:51:37
賞の意義のひとつに、こういう作家がいると、世界に向けてアナウンス
するということがある。ノーベル賞はそういう傾向が特に強いと感じる。
1950年前後は著名な作家が受賞しているが、最近は売れない地味な作家
が多い。村上やクンデラはまずないだろう。
627吾輩は名無しである:2009/10/17(土) 05:49:30
「現代人の置かれている状況を描写している作品」

曖昧だけれども様々なアプローチや切り口の底流に
あるこの言葉が評価のポイントとなっていると以前
選考委員の一人が述べていたな。
628吾輩は名無しである:2009/10/17(土) 06:20:38
>>625
しかしラドブロークスはヨーロッパのメジャーな賞を受賞してるのを候補に挙げてる
629吾輩は名無しである:2009/10/17(土) 07:05:33
ノーベル文学賞でもないと日本人は世界の動きにまったく無関心になって
しまうw
今回のへルタ・ミュラーなんかも良い例。俺も初めて知ったよw
630吾輩は名無しである:2009/10/17(土) 09:30:00
たしかに「村上ナントカがノーベル賞とれますか?」とか yahooやgooとかで質問してるやつは
世界の広さを知ったほうが良いな。
631吾輩は名無しである:2009/10/17(土) 15:26:32
>>630
世界の事情は興味ないのに、権威だけはありがたがるのよね
632吾輩は名無しである:2009/10/17(土) 20:03:39
>>631
世界の事情を広く見ている人なのか
お里が知れるようなレス、レス、レス
633吾輩は名無しである:2009/10/18(日) 02:14:08
>>632
アカデミー賞作品みないのに、アカデミー外国映画賞で狂喜乱舞してる姿みるとね。
634吾輩は名無しである:2009/10/18(日) 06:37:43
その権威主義、事大主義みたいのって、どこの国も似たようなもんだと思ってるんだけど、違うのかしら。
635吾輩は名無しである:2009/10/18(日) 22:42:36
権威となる存在があった方が多くの人には分かりやすいし、
注目しやすい
だから、ノーベル賞で地味な作家を応援しますということで
いいんじゃないですか〜

権威とそれをありがたがる大多数がいてもいい、文化の場合
・・・政治とちがって

それによって、権威と違うところで価値あるものも排除される
わけではないのだし・・・
636吾輩は名無しである:2009/10/18(日) 22:43:42
age
637吾輩は名無しである:2009/10/21(水) 13:31:39
多和田葉子が『エクソフォニー』の中でヘルタ・ミュラーに触れている。

日本語だけで読んでいれば、ミュラーやケルテスの価値が見えないのは当然。
ケルテスの『生まれなかった子のためのカディッシュ』なんて他に書ける作家はいないよ。

ノーベル賞はスウェーデンの文学賞なのだから、典・英・独・仏の四ヶ国語
で本質が分かる作家というのは大前提。
638吾輩は名無しである:2009/10/22(木) 20:53:05
意外と知られてないが大岡信はシリアの詩人アドニスやフランスの詩人イヴ・ボヌフォワらも受賞している、
詩人の世界では有名な賞、ストルーガ詩祭の金冠賞の受賞している。翻訳も多いし半世紀以上の間、絶え間なく作品を発表し続けている。
日本ペンクラブの会長を務めていたこともあり知名度もあるだろう、
海外の文壇の文学者達が推薦状を出していても不思議ではない。
639吾輩は名無しである:2009/10/22(木) 22:07:04
>>637
何ページですか?教えていただけるとありがたいです
640吾輩は名無しである:2009/10/23(金) 15:00:03
グリフィン詩賞 Lifetime Recognition Award

高銀、エンツエンスベルガー、トランストロメル

後二者はストルーガ詩祭金冠賞も受賞。
641吾輩は名無しである:2009/10/25(日) 08:13:08
> シリアの詩人アドニスやフランスの詩人イヴ・ボヌフォワ


詩人がもし貰うとしたらここらへんで日本や韓国はありえないよな。

村上もアメリカ文学の劣化パクリを世界中に通販したマーケティングの才能は同時に叩かれやすい。選考委員も逡巡しそうだ。
アップダイクは死んだけどまだまだネタもと生きててそれを差し置いてとなると。
フィッツジェラルドやカポーティのパクリと逃げるかw
642吾輩は名無しである:2009/10/25(日) 12:38:21
詩人枠でエンツェンスベルガーもありだと思うが、ドイツ国籍が2連続は無理だろうな
643吾輩は名無しである:2009/10/25(日) 15:02:04
319 :吾輩は名無しである:2007/09/26(水) 14:19:38

今年はジョイス他、アメリカ勢が有力みたい。
ソースは韓国の新聞(笑)ボヌフォワは避けると思われ。

ピンチョン
ノーマンメーラー
ジョイスキャロルオーツ
ルクレジオ
エンツェンスベルガー
ヘルタミュラー
アドニス

----------

おととしから有力視されてたんだな、ミュラーって。
644吾輩は名無しである:2009/10/26(月) 11:00:59
アドニス
アモス・オズ



ジョイス・キャロル・オーツ(アメリカであえて挙げれば)
コ・ウン(アジア枠)
ムラカミ(日本の金で活性化期待)
クンデラ(長生きすれば)
リョサ(長生きすれば)

ろくに読んでないが。
645吾輩は名無しである:2009/10/26(月) 11:06:17
エンツェンスベルガーも二年はないな。寿命との勝負
646吾輩は名無しである:2009/10/26(月) 18:01:47
ロスとかピンチョンは委員会からは文学と見なされてないんだろうな。
じゃなければ貰ってる。

ムラカミは一応カフカ賞貰ってるからな、ロスもだが。
貰う奴はチャートの圏外が多そうに見えてもどっかのオッズでは引っかかっているんだよな。
三分の一はオッズ上位がそのままだし。後は委員会で発掘したいような奴は誰だろ。
647吾輩は名無しである:2009/10/26(月) 18:49:35
最終選考に関与する5人のうち、かたくななアメリカ嫌い3人以上いると思われ
648吾輩は名無しである:2009/10/30(金) 00:45:43
今回のへルタ・ミュラー、ルーマニアのドイツ語作家。
朗読者のハンナの生きた世界を彷彿とさせる。
一冊のすぐれた本はいろんなところとつながっていて
新しいドアを開ける。
649吾輩は名無しである:2009/11/03(火) 17:32:18
>>396
やっぱり現地情報が一番当たるな。

ジェバールとノーテボームか
650吾輩は名無しである:2009/11/05(木) 16:16:46
>>649
> やっぱり現地情報が一番当たるな。

リークなくても委員達の言動で推測つくんだろうな。



> ジェバールとノーテボームか

わかんねー。
651吾輩は名無しである:2009/11/17(火) 18:03:34
選考委員は作家の政治思想は賞に影響しないと言ってるが、どうも怪しい。
作家の政治思想や時事が影響している気がしてならない。

2006年 パムク(アルメニア人・クルド人虐殺についての発言等)
2009年 ミュラー(ベルリンの壁崩壊から20年)
2010年  ?  (日韓併合から100年)

もし来年、日本か韓国から受賞者が出るようなことがあれば、時事・政治が影響している文学賞だと
世界に示すことになるだろう。また、ここで96年以降、受賞者のない詩人に賞を授与することも考えられる。
もしかしたら高銀か大岡信になるかもしれない。
 
652吾輩は名無しである:2009/11/17(火) 19:33:00
ノーベル政治文学賞なのは最早疑う余地も無い。

80年代民主化と絡めて韓国が取るかもしれない。
独裁政権に抵抗して投獄経験アリとか、スウェーデンアカデミーが好きそうなプロフィール

大岡はストルガ取っただけ。

Hans Magnus Enzensberger (1980)
Allen Ginsberg (1986) 故人
Makoto Ooka (1996)
Adunis (1997)
Yves Bonnefoy (1999)
Tomas Transtromer (2003)

http://en.wikipedia.org/wiki/Template:Svplaureats
653吾輩は名無しである:2009/11/18(水) 20:43:25
ストルーガ詩祭やグリフィン詩賞などは海外ではよく知られた賞なのにウィキの日本語版がないな・・・
アドニス、トランストレーメル、ボヌフォワなどの詩人のページもしかり。
654吾輩は名無しである:2009/11/19(木) 03:36:52
日本は詩の地位が低いからな
655吾輩は名無しである:2009/11/19(木) 14:25:28
あと、外国人が詩を理解するのは無理があるな。
芭蕉や人麻呂フランス語に翻訳してフランス人に読ませること考えりゃ。
656吾輩は名無しである:2009/12/09(水) 04:17:59
657吾輩は名無しである:2009/12/09(水) 19:17:20
>>50
今年は当たったな
658吾輩は名無しである:2009/12/14(月) 20:42:53
>>396
396が言ってるように実際、高銀の受賞はあるのだろうか。アカデミーが重視している証言文学で
アジアの地域性などを広げればいずれは韓国人作家の受賞もあるかもしれないが。

659吾輩は名無しである:2009/12/14(月) 23:29:54
韓国なら李文烈とか、大江とよくつるんでる黄ル暎あたりの小説家の目はないのか?
660吾輩は名無しである:2009/12/20(日) 23:44:31
韓国人とってもいいけど、詩人はできればよしてほしい。
詩は読まないので。
661吾輩は名無しである:2010/01/04(月) 11:38:06
コ・ウンかどうかは分からないが、今年は韓国人という可能性は高いと思う。
それも、在日韓国人のベテランの可能性も。

大岡信はないと思う。ストルーガを取っている詩人のほとんどはノーベル
を取っていない。最終候補の一歩手前の40人くらいの中の一人ではないか。
662吾輩は名無しである:2010/01/04(月) 16:42:45
当然春樹だろう
663吾輩は名無しである:2010/01/15(金) 20:12:06
村上は5人の候補にすら入っていないと思われる。
周りが取りざたしてるだけ。作風が大衆的すぎる。
664吾輩は名無しである:2010/01/27(水) 01:34:04
>>661
ああ、金石範か。「火山島」は十分受賞に値するね。
翻訳されてるか知らないけど…
意外にも林京子は候補にも上がらないね。
実際に原爆被害にあったっていうノーベル賞委員会に好まれそうな人なのに。
ソルジェニーツィンが取ったようにさ。
 
でも結局日本人が取るとしたら今の段階では春樹なんだろうな
665吾輩は名無しである:2010/02/27(土) 18:22:39
【2010年度ノーベル文学賞候補者現在選考中】
    ∧,,∧  ∧,,∧
 ∧ (´・ω・) (・ω・`) ∧∧
( ´・ω) U) ( つと ノ(ω・` )
| U (  ´・) (・`  ) と ノ
 u-u (l    ) (   ノu-u
     `u-u'. `u-u'
審査員A「そろそろヨーロッパ以外の作家にも賞を渡しましょう」
審査員B「ラテンアメリカや中東、アジアなどはどうでしょう?」
審査員C「ラテンアメリカならフエンテス、バルガス・リョサ
    中東ならアドニス、オズ、アジアなら高銀、ムラカミ、ズオン・トゥー・フォン
    といったところですか」
審査員D「国ではなく作家に渡すことを強調するべきです、私はカダレを推しますね、
    アルバニアの歴史を世界中の人に知ってもらう機会になると思いますし」
審査員E「アトウッド、アゴタ・クリストフなども候補に入れるべきです」
事務局長「分かりました、また後でゆっくり話し合いましょう」
666吾輩は名無しである:2010/06/11(金) 02:08:37
2010年アストゥリアス皇太子賞の文学部門にアミン・マアルーフ
http://www.fpa.es/en/press/news/amin-maalouf-prince-of-asturias-award-for-letters/
レバノン生まれのフランス語作家でゴンクール賞を受賞している。
「サマルカンド年代記―『ルバイヤート』秘本を求めて」など邦訳もいくつかある。

2010年度カフカ賞にヴァーツラフ・ハヴェル
http://www.franzkafka-soc.cz/index.php?action=view&page=xcenafkafky&lang=en
創立10年で三人目のチェコ人受賞者。
667吾輩は名無しである:2010/06/11(金) 15:53:33
日本で高校生が本選んだらミステリーかラノベしか受賞しないよね
668吾輩は名無しである:2010/06/12(土) 02:00:18
2010年フランクフルト・ブックフェア平和賞にデイヴィッド・グロスマン
http://www.boersenverein.de/de/97168
イスラエルの作家でノンフィクションを中心に邦訳もいくつかある。

これまでの受賞者にクラウディオ・マグリス、パムク、ソンタグ、アチェベ、リョサ、
アモス・オズ、ヴァーツラフ・ハヴェル、オクタビオ・パス、リンドグレーンなどなど。
669吾輩は名無しである:2010/06/12(土) 12:51:15
オカマが受賞する日はないの?
まあ隠れゲイはたくさんいるが
670吾輩は名無しである
ノーベル文学賞作家、ジョゼ・サラマーゴさん死去
http://www.asahi.com/obituaries/update/0618/TKY201006180561.html
ジョゼ・サラマーゴさん(ポルトガルのノーベル文学賞作家)がAFP通信によると、18日、
スペイン領カナリア諸島で死去、87歳。呼吸器などの病気で入院を繰り返していた。

代表作の一つ「白の闇」は2008年に日本で公開された映画「ブラインドネス」の原作となった。