1 :
吾輩は名無しである :
2 :
吾輩は名無しである :2008/10/05(日) 19:32:02
あ、引用レスがだぶってる… スマソ m(__)m
3 :
吾輩は名無しである:2008/10/05(日) 19:39:05
>>437 エーコのスレ見つからんのでリンクできん。リンクしとけ。
おまいの為に立てたんだからどんどん語って読者を増やせよ。
立って以来、全然伸びてないけど、パヴェーゼのスレもあるよ
ベルガ、モラビア、パベーゼ、ビットリーニ、カルビーノ、ブッチャラティくらいしか知らん
6 :
吾輩は名無しである:2008/10/05(日) 19:48:18
それだけ知ってりゃ幾らでも書けるだろう。勿論知ってるだけじゃなく
作品を読んでいるんだろうからな。
7 :
吾輩は名無しである:2008/10/05(日) 19:52:09
>>4 エーコもパヴェーゼもスレが見つからない。
リンク貼りよろ!
9 :
吾輩は名無しである:2008/10/05(日) 19:56:24
>>2 あやまり方が白々しくね?w
わざと二度書いたりしてたりしてね?
10 :
吾輩は名無しである:2008/10/05(日) 20:01:39
>>1の>437ての、
ごみスレ乱立しすぎて自分で立てられなかった・・・に100ウォン!
マグリスの顔、正面の方がイイ。
海と夜想曲はそういや持ってたな。読んでないが。
どなたか“その気”に、させてくれてもよくってよ?とか(笑
15 :
吾輩は名無しである:2008/10/05(日) 20:41:03
とりあえず
>>5 が現在板に居るようなので
ベルガ、モラビア、パベーゼ、ビットリーニについて、語ります。
では
>>5さん、どうぞ!
>>15 そんなふうに、露骨にホスト立場をむき出しにして、
ゲスト要求すると、出るものも出ないのではないかと思うが・・・
>>9 わざととゆーか、多分おそらく >1=>437 じゃまいか、賭ける3ルピー
19 :
吾輩は名無しである:2008/10/05(日) 20:50:27
>>15 読んでないが持ってるだけの
>>13が
なにか語りたくてたまらんような・・・ウズウズが眼に見える・・・
逃げ出す17に代わり
>>13 が登場でし、どんぞ! てか、
20 :
吾輩は名無しである:2008/10/05(日) 21:01:25
どうでもいいけどスレ立て乙ス。
ノーベル賞へ向けて盛り上がるといいね。
つーかんじでおめでとう。残留確定だww
23 :
吾輩は名無しである:2008/10/05(日) 21:17:17
>>21 イタリア勢には悪いが今年はハルキムラカミが取る。
取ってもらわんことには…
24 :
吾輩は名無しである:2008/10/05(日) 21:36:17
25 :
吾輩は名無しである:2008/10/06(月) 02:25:21
うおお、イタリア文学のスレ立ってた
バリッコは俺も大好きですよ
シティは全く新しい文学だと思う
例えば何の区切りもなく
天才少年が泣いてる教授見つける→泣いてる教授が少年が部屋に入ってくるのを見る
って視点がコロコロ代わって、メニッポス風刺みたいな教授の講義も描写されるし
電話での会話の部分なんかダイアログが10Pくらい続くし……
それまでの個人主義的な文学から、ようやく世界全体を微小的に捉えた
まさしく「シティ」って題名通りの作品だと思う
価値観も、信じられないくらいたくさん描かれるんだけど
例えば大男の孤独感と天才少年の孤独感に共通する部分があったり……
蜘蛛の巣みたいな作品なのに統一感があったり……
言葉足らずで悪いけど、広すぎる視野で書かれたというか……
とにかく人というより、街を細かく描いたって感じの……
なんだかわかんね、文学畑の人たち追記よろしく
26 :
吾輩は名無しである:2008/10/06(月) 02:39:07
つまり、なんかこう……
街はこういう風に生きてますって感じの小説……
海の上のピアニストで、1900が船から降りようとして足を止めちゃうんだけど
後述されるその理由も、街が広大すぎたから、なんだよね
1900は船の中で、明確な意志を持ってピアニストとして生き続けていたんだけど
いろんな人間の思いが絡み合ってて、複雑すぎて訳が分からない街なんかに出たら
俺はどうやって生きればいいのだろうって思いとどまっちゃうわけ
結局最後、船と一緒に海に沈むとかいうマジックリアリズム?みたいな
幻想的な作品に仕上がっちゃってるんだけど……
シティは対比すると、1900が目を背けた街ってやつにメスを入れた作品というか……
俺この人の作品読んで、もう文学書くにしても、「個人」から離れていかなければいけないなー
って思ったよ
ほんと言葉足らずでごめんなさい
27 :
吾輩は名無しである:2008/10/06(月) 03:03:33
イタリア人の小説って独特なの多いよね?
エーコは前日島しか読んでないんだが
虚構的というか、交錯好きというか……
そもそもが幻想的なのかもしれない……
カルヴィーノも、あれは小説なのか?って疑いたくなるしさ
バリッコも国内では評価が真っ二つに分かれてるそうな
カルト的なファンもいれば、これは小説としておかしいだろ、って評論家がいたり
どっちかというと後者は年配の方になると思うんですが……
定義するとイタリアの文学ってどんな感じになるんだろ
ロシア→時代精神?
アメリカ→フロンティア精神?
イギリス→……?淑女みたいな雰囲気?
フランス→実験小説?
ドイツ→観念論的?
日本→悩める若者?みたいな雰囲気
>>25 バリッコはゴミクズでしょう(笑)
「それまでの個人主義的な文学から、ようやく世界全体を微小的に捉えた」等と言う発言自体が貴方が二十世紀の文学史を知らない証拠では(笑)おやはや(笑)その程度を当たらしと思っておられるのでしたらば失笑ものですねぇ(笑)おやはや(笑)
よかよか
レスが付くだけまし
30 :
吾輩は名無しである:2008/10/07(火) 07:57:01
レス
31 :
吾輩は名無しである:2008/10/07(火) 10:00:41
32 :
吾輩は名無しである:2008/10/07(火) 19:41:58
>>1 物理学賞を日本人3人受賞! これで村上春樹の本年度受賞は消えた。
となるとマグリス有力だ!
>>28 チャット部屋でもないのにハンドル付ける理由って何かあんのか?
自己肥大かww
35 :
吾輩は名無しである:2008/10/07(火) 20:28:05
>>34 想像だが、ハンドルは自演するための手法と思われ。
ハンドルにわざとトリップまで付けて書いて名無しになって応えて…自作自演のバカが
よくやる手口だわ。
36 :
吾輩は名無しである:2008/10/07(火) 21:18:53
おやはや(笑)私は事実を言ったのみですけれどもねぇ(笑)さて果て(笑)
27だけど、自作自演って思われてるんですか?
こういうのスルーしてイタリア文学について話し合いたいです
受賞決定後にスレ盛り上がるといいな
獲る狸が、名無しレスして獲る狸名義でそのレスを皮肉るためだけにレスつけるとか、考えがたいだろww
このコテハンの文学板での嫌われぶりを知ってれば、
>>25-27を獲る狸と同一視するってことは普通しないって。
実におろかですねぇ(笑)私はただ単にバリッコはただの似非前衛作家だと言っておるだけなのですよ(笑)
それを「こういうの」(笑)ですか(笑)己の気に言っている作品を貶されたから憤っているのでしょうけれども、世の中には罵倒嘲笑するにたる作品・言説、と言うのは確かに存在しますからねぇ(笑)おやはや(笑)
ほらね、こういうやつなんだよw
このスレにイグリス読んだことある人いる?
オーストリア文学もハプスブルグ神話も両方知らんのだがw
マグリスでした
無知すまん
44 :
吾輩は名無しである:2008/10/08(水) 21:04:22
今回は獲る狸が一部正しいだろう。
「それまでの個人主義的な文学から、ようやく世界全体を微小的に捉えた」
この発言は確かに20世紀文学何読んだんだよ。って言われてもおかしく
ない発言だろ。
ユリシーズ読んだことある奴ならこんなこと言わないw
そしてユリシーズは20世紀代表とも言われる名著だ。
だから20世紀文学読んでないだろ?って言われてもしょうがない
まあゴミクズって発言はどうかと思うが。獲る狸は挑発的すぎる
せっかく有意義なスレになるかもしれないのに、またお前を叩くスレに
なっちゃうだろ
そういえば安部公房スレに最近顔出してないのは何で?
45 :
吾輩は名無しである:2008/10/08(水) 21:27:37
俺も狸は嫌いだがこれは正論だな
件の
>>133が有意義な読みを提示してこないので、飽きてしまったと言う訳でして(笑)おやはや(笑)
バリッコに付いては「絹」などが酷いものでしてねぇ(笑)外人にありがちなアナクロニズムはさて置くとしましても、数十年からのオーソドックス技法をさも新しいと言う風に披瀝している辺り愚劣の極みでしょう(笑)
残らない作家であると断言しておきますか(笑)ノーベルは無理でしょう(笑)
とてもカルヴィーノと一緒には出来ません(笑)タブッキと並べるのも失礼なお粗末さでは(笑)
「数十年」のところを「数百年」に変更しておきますか(笑)
50で133降臨と(笑)
藁貸し増すねぇ〜(笑)
52 :
171:2008/10/08(水) 23:29:20
逆に読んでみたい気になるなwまあシティのような過去文学の焼き増し
と思って読んでみるとしようw
今初めて133と君の会話を見てるけども君良くレスする気になったねぇw
良心、とか温かみ、とか言ってるよこの子
一体作者に何を期待してそして作者の何をかいまみたんだろうこの
女の子はwww
獲る狸も女の子には弱いんだねぇ
今度小説読ませてくれよ
どもどもですねぇ(笑)例の方
小説ならばアリの穴へどうぞ(笑)少女小説のペンネームで今のところは発表しておりますよ(笑)秀作が多いですけれどもねぇ(笑)
例の方はかなりビックマウスしておられましたからねぇ(笑)あれだけ言っておられた理解の途上と言うのは果たして理解へたどり着いたので消化(笑)それを聞きたいわけですよ(笑)
リッカルド・モントリーボ
>>35 要は書き込む内容だろう、他のことはどうでもいい、
全てはカキコ露われてしまう。
たとえ誰が書いても充実した内容であれば
その中味に対し応えてみたくなるし、
意見の相違があっても意味のあるやりとりができ
少しでも意思疎通ができれば、
BBSとしてはかなり嬉しいことだと思う。
>>25-27 残念ながら自分は、イタリア文学を一言で定義できるほど詳しくない。
>俺この人の作品読んで、もう文学書くにしても、「個人」から離れていかなければいけないなー
>って思ったよ
そうかな? 視点をどこに置くかはこれまでも多くの実験的小説が書かれてきたわけで
そこから今後どう新たに展開するのか、幻想域へ紛れるのでなく
如何に「世界」を描けるのか、人間の本質へ迫れるのか…
個人の底へ深く深く分け入ることによってしか全体は見えてこない。
書くのは「個人」であり読み手もまた「個人」、
我々は全て孤立した「個人」として生涯を送る。その孤絶こそが言葉を生み
文学を生む。
文学が抱える課題は始原以来変わらず、人間が在る限り終わることもない。
58 :
吾輩は名無しである:2008/10/16(木) 21:35:09
ダヌンツィオのバラ三部作新訳…
野上素一さんの訳で
読みたかった…。
カルヴィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイノ
イタリア文学あんま呼んでなかったが、1を参考に図書館で借りて読んでみるわ
そういや池澤の世界文学全集の最新がイタリア文学だね
ペソア詩集わりとよかったよ。
あとパピーニなんて奇妙な味でなかなか面白かったけどね。
澁澤やボルヘスが元ネタに使っている。
いまはタブッキ読みちゅう。
62 :
吾輩は名無しである:2009/02/16(月) 02:23:20
パヴェーゼ好きだ
イタリアの小説はなんだか良い意味で軽いよね。
ラテンの血がそうさせるのだろうか
64 :
吾輩は名無しである:2009/03/05(木) 22:05:56
タブッキは何から入るといいですか?
パヴェーゼスレ、dat落ちしちゃったね
66 :
吾輩は名無しである:2009/03/19(木) 22:41:24
岩波の全集、お買い得感がないからね。
日記も入ってないし。
67 :
吾輩は名無しである:2009/03/19(木) 22:44:02
イタリアとスペインが大好きなのだ
68 :
ぜっとんT世:2009/03/20(金) 01:22:14
パヴェーゼええか? イマイチっぽくね?
タブッキは何から灰ってもええやろな
Uブックスのはみな読んだが、どれもテイストが似てる
69 :
ぜっとんT世:2009/03/20(金) 10:38:11
61にも書いてあるペソア詩集を今度読んでみっか
あとサパも
70 :
吾輩は名無しである:2009/03/20(金) 11:08:28
ペソアのどこがイタリア文学かと(ry
パヴェーゼは日記と書簡集が完訳されないものか
英語で読むしかないのかな・・
72 :
ぜっとんT世:2009/03/26(木) 01:07:10
日本の伊文学者というと河島、須賀のほか誰?
>>70 きっとポルトガルはイタリアの公国のひとつなんだろう。
74 :
ぜっとんT世:2009/03/27(金) 00:55:57
スペイン、ポルトガルまで入れた南欧文学となると
ゴンゴラやろな
米川 良夫とかも
77 :
ぜっとんT世:2009/04/02(木) 22:24:21
和田、米川もおったな
78 :
吾輩は名無しである:2009/04/03(金) 01:14:36
カルヴィーノはイタリア文学の枠におさまらない
パヴェーゼは普通にいい
ブッツァーティは個人的には好き
バリッコは…微妙
普通にいいとはどんなもんよ
80 :
吾輩は名無しである:2009/04/09(木) 23:17:21
確かに普通にいい、ってイミフですね…個人的に好きですね…
ただパヴェーゼはまわりにも読んでる人がけっこういて、パヴェーゼいいよね、ってなりますが、ブッツァーティはそれほど知られていない印象があります。
俺は逆だったな
なぜか読みもしないでブッツァーティをたくさん積んでた
この人の方が有名なのかと、何も知らずに思ってたものだ
82 :
ぜっとんT世:2009/04/11(土) 23:27:02
パヴェーゼがいいという声は結構耳にしたが
おいらは良さがわからんかったな
ブッツァーティ、カルヴィーノに比べると味が薄いんとちゃうか
83 :
吾輩は名無しである:2009/04/16(木) 13:55:04
カルビーノは
衒学的にすぎる
いんてりむけなとこが嫌かな
84 :
吾輩は名無しである:2009/04/17(金) 00:27:40
作りすぎなのがどうもね。
でも『冬の夜ひとりの旅人が』で印象が変わった。
どうせ最後まで書く気ないだろw って、鼻で笑いながら読んでたんだが
読み終わってから各挿話の場面場面がじわじわと来た。
85 :
ぜっとんT世:2009/04/23(木) 01:06:00
カルヴィーノが衒学的すぎたらボルヘスとかどうなるんや?
結構大衆性も意識してる作家やと思うけどな。
レムとかナボコフとかに比べても、ヌーヴォーロマンに比べても。
86 :
吾輩は名無しである:2009/04/23(木) 12:33:21
いまの読者層からしたらだよ、ぜっ豚
87 :
ぜっとんT世:2009/04/26(日) 22:02:05
そんなことゆーたら「衒学的作家」が巷にあふれるで
タブッキなんかもカルヴィーノ以上とちゃうか
豚は死ね
671 :菜の花 ◆qS5Y1mPhJ2 :2008/10/22(水) 17:44:27 O
今までありがとうございました
2ちゃんねるを去ります
さようなら…
90 :
吾輩は名無しである:2009/09/24(木) 22:00:52
イタリア文学には誰も興味ないのか
コッローディ読みたいっす
92 :
吾輩は名無しである:2009/12/27(日) 21:39:35
インド夜想曲が好きです
何回も読みます
これを読んでると自分の半径3メートルぐらいが
誰も入って来られない1人の空間になった気分になる
93 :
吾輩は名無しである:2010/01/12(火) 01:51:02
イタリア文学で好きな作品…モラヴィア『軽蔑』カルヴィーノ『不在の騎士』
ピランデッロ『生きていたパスカル』といったところか。
まだ読んでいない『ゼーノの苦悶』や『生命ある若者』、『ある家族の会話』
に期待している。
「インド夜想曲」もよいが
「供述によるとペレイラは」がすき。
『イタリア広場』読了。
なんとなくガルシア・マルケスを思い出した。
タブッキは、『ペレイラ』と『レクイエム』が好きかな。
長らく小説から離れてたけど、タブッキのおかげで、また物語を嗜むようになった。
柴田元幸がやっているモンキービジネスとやらいう雑誌で、タブッキの翻訳。
98 :
吾輩は名無しである:
>>92 俺も好きだ
インドを旅したものならなおさら…