2 :
吾輩は名無しである:2007/12/18(火) 04:19:48
『変身』フランツ・カフカ
短い・面白い・文学的。王道だね。
これ読んでみて、読めそうだったら文学にどっぷりはまればいいし、ダメそうなら
>>1のリンクへって感じか?
フィネガン
横光利一『機械』『時間』
短い・笑える
夏目漱石『坊ちゃん』
中学校とかで読んだことあるだろうから読みやすいだろ。
シェイクスピア『から騒ぎ』『お気に召すまま』『十二夜』『夏の夜の夢』
喜劇のほうが入りやすそう。悲劇なら『マクベス』『オセロ』かな。
デュマ『三銃士』『モンテ・クリスト伯』
いやまあ文学かどうか微妙だけど、フランス19世紀小説の雰囲気をつかむにはよさげ
ドストエフスキー『罪と罰』『カラマーゾフの兄弟』
サスペンスとして読んでも楽しめるので初心者でも意外といけるか?
>>2 カフカとかカミュみたいな不条理系は、慣れてからじゃないときつくないか?
きつねにつままれた気分で読み終わる人も多そう
もっとこう、かちっとしたストーリーのあるもののほうがよかないか
牧野信一「天狗洞食客記」「ゼーロン」
文学板にわざわざ来てくださるような初心者様には、ちょっと濃い目のものを勧めても大丈夫な気がするけどな。
モーム『月と六ペンス』
読めねぇよwwって方は
綿矢りさ『蹴りたい背中』
村上春樹『ノルウェイの森』
10 :
吾輩は名無しである:2007/12/19(水) 08:31:53
綿矢はお勧めできないなぁ、微妙だろ
11 :
吾輩は名無しである:2007/12/19(水) 09:34:52
俺、マイミクで仲良くしてもらっている、まだ本を読まない20才の女子がいるんだが、
その子に薦めたいのは
・村上春樹の「スプートニクの恋人」か「蛍・納屋を焼く」
・乙一「GOTH」
・ドラゴン「ラブ&ポップ」
・志賀直哉「小僧の神様」
・夏目漱石「坊ちゃん」
海外作品だと、なんだろうな、「ライ麦畑」かな。
俺色に染まれ!
谷崎の『猫と庄造と二人のおんな』。
こういう題材でも「文学」になることを実感していただきたい。
有名作品は訳本が沢山出てるから、出版社とかも付けた方が良いかも。
原文読むのがベストなのは置いといて。
14 :
吾輩は名無しである:2007/12/19(水) 15:07:04
初心者にいきなり村上春樹は薦めないほうがいいとおもわれ。
文体の吸引力が強いが、実際にはメタファーと戯れているだけで中身は乏しい。
あの特徴的な貧しさが一つの長所なのかも知れないが、うっかりすると
文学的なものを読んでいるかのごとき錯覚を覚えさせるような仕掛けもしてあって、
初心者にはこれが危険。
あれは一つの名人芸だと思うが、たんなるファンタジーとして
冷静に読めるようになってから読むべき作家。
初心者には「銀河鉄道の夜」の精読をお薦めしたい。これはファンタジーの
相貌をしたまごうことなき世界的文学作品で、ファンタジーと文学の境界を
見定める眼力を養うのにも最適な書物です。
15 :
吾輩は名無しである:2007/12/19(水) 17:28:37
芥川龍之介の「河童」とかは?
16 :
吾輩は名無しである:2007/12/19(水) 17:47:33
志賀直哉『城の崎にて』
井伏鱒二『黒い雨』
夏目漱石『こころ』
こんなもんじゃないかな。
伊坂幸太郎の「オーデュボンの祈り」
最近の作家だけど読みやすい
18 :
吾輩は名無しである:2007/12/20(木) 01:22:12
ドストエフスキー『罪と罰』 岩波文庫(江川卓訳)
新潮のより読みやすいと思う。
光文社は読みやすいけどおすすめしない。
19 :
吾輩は名無しである:2007/12/20(木) 01:44:00
『罪と罰』あたりはちょうどいいかもしれんね。
刑事コロンボwみたいなスリルもあるし、ギブアップするほどではなく、
文学を読んだ感を味わえるちょうど良い長さ。
次に読むのは『アンナ・カレーニナ』がお薦め。
『罪と罰』の観念的な世界とは一風変わった小説世界を楽しめるので
バランスがとれると思う。
20 :
吾輩は名無しである:2007/12/20(木) 03:44:39
>>1の関連スレ見ると、初心者にすすめる一冊ってよりは
初心者がヲタになるまでのフローチャートみたいになってるね。
初心者が無理なく文学ヲタになるまでのフローチャート作るのは難しそうだw
>>18 いつ光文社から「罪と罰」がでたの?(・∀・)
>>14 確かに銀河鉄道の夜はいい。
春樹はメタファーとの戯れってのも納得。好きだけどね。
文学ったらやはり漱石がいいんじゃないかな。坊ちゃんとか
>>21 ごっちゃになっただけじゃね?
もしくは
(ところで話は変わるが)光文社(の古典新訳)は読みやすいがオススメしない
確かに光文社のカラマはお勧めしないなぁ。
あの長い解説はドストワールドというより亀山ワールドだから。
短めの読みやすいものということで、
ジード「田園交響楽」
ドスト「貧しき人々」
漱石「夢十夜」
安部公房「壁」
あたりを、初心者には勧めたい。
27 :
吾輩は名無しである:2007/12/22(土) 18:29:00
そろそろクリスマスイブということで
夢野久作『ドグラ・マグラ』
28 :
吾輩は名無しである:2007/12/22(土) 18:33:40
最初は、ユイスマンスの「さかしま」読んで拒否反応起こせばいいんじゃないかな?
そうすりゃ健全な人生を歩める。
29 :
吾輩は名無しである:2007/12/27(木) 19:07:23
ゴールディングの『蝿の王』とかは?
30 :
吾輩は名無しである:2007/12/27(木) 19:22:11
芥川かなあ。
海外で言うなら、カフカの変身とか。
やっぱり短編から入るのが無難。
31 :
30:2007/12/27(木) 19:24:29
思いっきり既出だったorz
32 :
吾輩は名無しである:2007/12/27(木) 21:48:58
光文社はお薦め。
公房は「壁」より「方舟さくら丸」お勧め
34 :
吾輩は名無しである:2007/12/31(月) 10:53:51
ランドリーみたいな雰囲気のオススメ教えてください
田園交響楽は萌える
『砂男』か『あしながおじさん』でも読んでろw
37 :
吾輩は名無しである:2008/01/12(土) 20:19:05
h
太宰の名がまだ出てこないな。
新潮文庫『走れメロス』所収の諸作品なんか,ちょうどいいんじゃない。
39 :
吾輩は名無しである:2008/01/13(日) 01:34:21
ジャック・ケルアック「オン・ザ・ロード(路上)」
コーマック・マッカーシー「全ての美しい馬」「越境」「平原の町」
どうでしょう?
ロシア文学は人物の名前がわかりにくすぎて薦めづらいなあ。
罪と罰なんか、ロジオン・ロマーヌイチが誰のことなのかかなり長いことわからんかったし。
車輪の下、変身、老人と海なんかの割と短くて読みやすいのがいいんじゃね?
後、安部公房は砂の女かカンガルーノートあたりのが読みやすいんじゃないかなあ。
>>14 でもまあ春樹は『世界の終り〜』以降は弁証法を用いて二十世紀的な文学を書いていると思うけど。
普遍性、という物差しを持ち出すならば、宮沢よりもごく全うな文学だと思うな。
春樹の評価の難しさは初期短篇にあるように感じるな。俺は。
42 :
コピペ:2008/01/13(日) 08:32:28
43 :
吾輩は名無しである:2008/01/13(日) 09:13:22
ローマン・インガルテン『文学とは何か』
文学作品ではないが、文学理論を学ぼうという人には
必読の書
44 :
いつか:2008/01/13(日) 09:22:31
蓮實重彦『小説から遠く離れて』
現代小説論だけど。
大雑把に言うと
「説話論的な還元」=小説で
「説話論的な体系化」=物語
って事になるかな。
村上春樹『羊をめぐる冒険』は小説ではない旨、
読み応えありすぎ!
初心者の定義がちょっとよくわからないけど、
まずは科学からはじめよう。
>>44 「小説」と「物語」は違うものなの?
その本読んでないから分からんがどーゆー定義で話してるの?
>>40 ロシアならプーシキンの『大尉の娘』が入門にはいいと思う。
あとマイナーだがA.K.トルストイの『白銀公爵』とか。
アクーニンも19世紀ロシアの雰囲気を見るにはいいかもね
>>46 俺もプーシキン『大尉の娘』読んだ。
神西清の訳も読みやすい。
シェイクスピア『マクベス』もおすすめ。
初心者の方は短めの小説の方が挫折しなくていいかもしれない。
両作品とも短いので気負わず読める。
このスレや他の初心者オススメスレのまとめwikiがあったらなと想うのですが
どうですか?
51 :
吾輩は名無しである:2008/01/16(水) 04:26:50
まだテンプレ作るほど挙がってないけどな
52 :
吾輩は名無しである:2008/01/18(金) 02:29:04
54 :
吾輩は名無しである:2008/01/18(金) 07:32:32
>>26のラインナップはいいなぁ
自分でオススメ考えると、なんだかんだで中高の推薦図書に似てきて、
悔しいんだか納得するやら……。
55 :
吾輩は名無しである:2008/01/18(金) 20:29:17
やっぱ村上春樹だね
まずはまるね
文学ってもんに興味持ち始めの頃ならあんくらいキザなのがいいんだよ、きっと
56 :
吾輩は名無しである:2008/01/19(土) 02:33:45
太宰の「斜陽」
夏目の「こころ」
村上の「ノルウェーの森」
かな?
松本清張の「純文学短編集」も!
57 :
吾輩は名無しである:2008/01/19(土) 02:38:50
神西清訳なら
チェーホフの戯曲
もちろん『かもめ』
「ニーナ」が初恋の女性ですね!
58 :
吾輩は名無しである:2008/01/19(土) 02:41:22
確かに
『貧しき人びと』は泣けるな!
59 :
吾輩は名無しである:2008/01/19(土) 02:44:52
「志賀直哉の短編集」もオススメ!
特にストーリーはないが、凛とした自我がいいなぁ!
『吾輩は猫である』は、ギャグが肌に合えば初心者にもいいかも。
これを読むと古い言葉をいろいろ覚えられるので、他の古典を読むための
練習にもなる。
61 :
吾輩は名無しである:2008/01/19(土) 19:52:46
良スレあげ
62 :
吾輩は名無しである:2008/01/19(土) 20:30:22
初心者を15歳程度に想定して
ロシア文学で言えば
ツルゲーネフ「初恋」
ゴーゴリ「外套」
ドストエフスキー「貧しき人々」
初心者が入っていくなら、このあたりがベストでは?
63 :
吾輩は名無しである:2008/01/19(土) 20:32:17
×15歳
○12歳
ロシア文学だったらチェーホフの短編が入りやすいだろ。
65 :
吾輩は名無しである:2008/01/19(土) 22:30:33
初心者に読みやすい作品の条件ってあるのかな
そもそも文学初心者ってどんな奴?
小学校の国語って初心者教育じゃないの?
既存の文学に対する批判を含んでる文学の場合は、
その既存の文学に通じてない初心者には
十分価値が分からないということはあるんじゃないかな。
初心者は小学生程度じゃないの。
文学批判とかいっても興味持てば辿り直して読むよ。
それに価値とかは読む人間との関係だからな、
押し付けてどうなるものでもない。
まあ俺だったら、自分が大人になってから読んだ本で
これ子供の時に読みたかったなと思ったのを薦めたいな。
だから「千一夜物語」とか、バルザック、トルストイあたり。
年齢はあまり関係ないだろう。
学校教育じゃないんだから。
小学生は授業で文学の存在を知るわな
そのまま興味を持たなければ幾つになっても初心者でおkってことだ
よほど不真面目な生徒でない限り小学校で文学を味わう術を学ぶわけだから本当の初心者なんてあり得ない。
日本の縦社会じゃあるまいし、読書暦を尺度にしてることからしておかしいだろ。難解な書物を読み解くのに必要なのは学力レベル。
普段文学を1冊も読まない東大生に作品を渡してみろ。見事な感想文付きで返ってくるぜ。
読書家をプライドにしてる奴のレベルなんて所詮その程度。というか、馬鹿な自分を隠す為に本を読んでるって感じか。常識ないし。
同意
最近じゃ小学校で文学を味わう術を学べるんですか、いや、いい時代になったもんですね。
俺は小説なんか読んだことのない大卒フリーターを想定してたわ。
77 :
吾輩は名無しである:2008/01/22(火) 19:15:33
馬鹿はレスも卑屈
古い作品は、版元が重要と思うな。
始めて読む人や、読み慣れてない人には読みやすいので新潮を勧めてる。
東大行くやつなんてのは自分で文学に興味をもつなりもたないなりして
勝手に好きなの選んで理解するだろ
このスレでは
>>76みたいな親切さで薦めてもいいんじゃないかと思う
膨大な先行研究の上に築かれたアカデミックな批評へも目を晒すことに慣れた擦れっ枯らしが、学力だけで書いた素人の感想文に感心することなど100年経ってもないが(笑
つか、東大出てる住人だっているであろうことを
完全に失念してるな。
そういうのを血の巡りが悪いというのだよ。
82 :
吾輩は名無しである:2008/01/23(水) 16:35:23
素人って書いて恥ずかしくない神経って相当だよね
>>75 むしろ小学校の方が文学作品が多いんじゃないか、中学より
「ごんぎつね」とか、感性をよく刺激される文学作品だと思うし
ヘタに「文学」を気取ってる作品よりも全然文学的だよ
教育内容も、小学校の方がよく咀嚼する楽しみがあった
傍線ひいて色んな解釈を意見し合ったりとか
そういうことは全国的にはあまりないのかな?うちの学校が恵まれてたのかも
ごんぎつねなつかしい
風に飛ばされた帽子をひたすら追いかけるって話もあったような・・
小学校は「ごんぎつね」、中学は魯迅の「故郷」と李白の漢詩が印象に残っているなあ。
俺の一番は「雪」かな、三好達治の。
今以て俺はさほどは詩は読まないんだが、これと、
十代後半に読んだ吉岡実で、俺は詩が読める人間なのだと知った。
87 :
吾輩は名無しである:2008/01/30(水) 20:26:57
太宰のきりぎりすとかどうだ?
短編だし、面白い
バイロンの詩集なんかはどう?
詩はどうなんだろうね。
なんじゃこりゃーイミフ!ってなりそう・・・。
ここって薦める理由が付されてないしただ自分の好きな作品挙げてるだけじゃねえか
最近色々読み出した文学初心者です。
馬鹿なので読み飛ばしたり複雑な表現があるところは訳が分からなくなったりします。
読解力をつけるにはどうしたらいいでしょう。
>>92 読まなきゃいいじゃん
まず読み飛ばす意味がわからないし、好きで読んでるならもっと粘れよ
>>92 センター程度の国語力はつけといたほうがいいよ。
あんなの思想信条の違いがあっても満点取れるくらいのパズルゲームだから。
まずは言語化されたパズルくらいは解けるようになっておいたほうがいい。
>>93 そりゃ冷たいわ。スレタイ読め。
>>91 本気で好きな本とか薦めるってなったら、
メルロポンティ読んでから三島に行けとか思うけど、
一般的ではないどころか、正しくもないだろ?
軽めに読めるもの、自分が最初に読んでハマったものを紹介するのは基本だろ。
で、
>>91は何が初心者向けだと思うんだ?批判する前に実力を示せ。
>>92 あと、読み飛ばしは悪いことじゃないよ。
ホームズのコナンドイルは、
当時のホームズの読者がセリフ以外を読み飛ばすから、
風景描写とか適当に書くようになったりしてたし。
作家側も読み飛ばしを意識して書いたりしてるんだよ。
読み飛ばしても意味が通るように意識できる作家はいる。
とはいえ、勿論、きっちり描写する作家も多いけどね。
失われた世界は真剣に心情や風景を描写してたから、
後期ホームズ辺りと比べたら、描写の差を感じることが出来るかもね。
>>95 しなくてはならない、とか思って、作法に従う読書にハマるほうがエセ批評家を産むと思うぜw
>>95 こういう、話者がハッキリしない、出自の明らかではない、ことわざを、
>>92みたいない質問者に対して言う人のほうが、よほど読解力ないんじゃないかなあと思う。
>>89 オマル・ハイヤームの『ルバイヤート』はどーよ。
わかりやすくて面白い、ついでにイスラムを見る目が変わる。
なんたってゲイバーで酒飲んで愚痴るだけの詩集なんだぜ?
>>99 読書1万冊くらい突破してる俺でも興味わくわ。それ。
101 :
吾輩は名無しである:2008/01/31(木) 14:46:19
リチャード・バック『かもめのジョナサン』
102 :
吾輩は名無しである:2008/02/21(木) 15:58:13
『レ・ミゼラブル』ユーゴー
とっつきにくいけど、今アニメやってるからそれ見ながら読めばおk
レ・ミゼラブルから入るから挫折するんだよ。
ユゴーなら九十三年を読め。
>>92 一応通読はしとくべきじゃないのかな
最初読んだときはワケワカメでも、ずっと後になってから何かのきっかけで思い出すことがある
今は理解できなくても良いんだよ
森鴎外の『高瀬舟』とかはどうかな
私自身、『文学』って何なのかいまいちわからないけど、
これを読んで本が好きになった
106 :
吾輩は名無しである:2008/03/01(土) 19:56:43
こういう質問をされるとどうしてもジョイスの『フィネガンズ・ウェイク』を薦めて一気にクラッシュさせたくなる自分が居たりする
まあ、基本的には物凄く無難なものしか薦めんけど
107 :
吾輩は名無しである:2008/03/02(日) 09:02:12
>>106 フィネガンズなんて読書家ですら投げるぞ
109 :
吾輩は名無しである:2008/03/02(日) 09:46:07
芥川なら全部短編(長くても60枚前後か)だから読みやすいのでは?
教科書に載ってるものより面白いのがいろいろあるし。
『舞踏会』『枯野抄』『海辺のほとり』そして『歯車』
>>109 初心者が歯車読んだら偏見付くんじゃね?
111 :
吾輩は名無しである:2008/03/02(日) 20:44:59
森鴎外はの作品はやたら海外の作家や哲学者の言葉の引用が出てくるから初心者には
お勧めしない。
ゲーテ・若きウェルテルの悩み
ただし、いい翻訳が全て絶版なのは残念
(手塚富雄・井上正蔵・前田敬作・etc)
現状ではとりあえず柴田翔訳(ちくま文庫)で
113 :
吾輩は名無しである:2008/04/10(木) 14:59:12
age
114 :
吾輩は名無しである:2008/04/10(木) 21:37:10
失われた時を求めて
115 :
吾輩は名無しである:2008/04/10(木) 22:26:10
十牛図
116 :
吾輩は名無しである:2008/04/10(木) 23:27:09
『ロリータ』 ナボコフ
117 :
吾輩は名無しである:2008/04/10(木) 23:59:25
文学初心者です。
一応名作と呼ばれるものをちょろちょろと読んでます。
確かにいいと思いますが、どこがどういいのかといわれると
うまく説明できません。
それはきちんと読めてないということでしょうか。
118 :
初心者:2008/04/11(金) 00:03:06
ストーリー性というかストーリーそのものを放棄した、そんな小説ってありますか?
>>118 まずは『トリストラム・シャンディ』を読め。
海外ものがきついなら『吾輩は猫である』でもおk
120 :
吾輩は名無しである:2008/04/11(金) 01:50:03
>>119 ありがとうございます。両方渡来します。
どういたしまして。
122 :
吾輩は名無しである:2008/04/11(金) 02:22:32
>>118 「ストーリー性」がわかるのに文学初心者なんだ。
びっくり。
ほんの自演で自分を褒めてみました。うぬぼれの
強い性格がわかるでしょ。藁ってください。
124 :
吾輩は名無しである:2008/04/11(金) 06:04:27
現役の作家さんで良いのありませんか?
びっくりw
マンション久保田 「業界震撼 CR将軍ちゃま3確変 」
127 :
吾輩は名無しである:2008/04/15(火) 12:37:18
松田修だろ。
衝撃的だった。
初めて文学作品読みました。
十二夜。
意味不明だった。
何も残らなかった。
唯一残ったのは変な駄洒落みたいなの。
あれはまぁまぁよかった。
あれは意味とか残るとかそういうものではない。
というか、文学とはそもそも何か残るものを期待して読むものではない。
>>129 残るというかどんな話だったかわからなかったということです。
読んでも何も感じなかったみたいな。
何でシェイクスピアが凄いのか疑問。
洒落はうまいけどもしかしてそれが評価されてるんですか?
今は「間違いの喜劇」読んでる。
夢十夜は「始まりがあって終わりがある」タイプの小説じゃないからね。
慣れてないととっつきにくいのは確か。
でも脈絡が分からんからつまらんとは限らないんだぜ。
シェイクスピアは偉大なラブコメ作家。
あ、シェイクスピアの『十二夜』のことだったか・・・
ごめん素で漱石の『夢十夜』と見間違いしてた。
いや、だって十二夜のどこが意味不明なんだ?
たんなる勘違いドタバタコメディだろ?
一人称語り小説なら中河与一『天の夕顔』。
内容に共感できるかは人によるだろうけど...
135 :
吾輩は名無しである:2008/05/12(月) 12:28:31
136 :
吾輩は名無しである:2008/05/13(火) 19:33:16
ポーの『赤死病の仮面』。
「赤死病」がシェークスピアの「赤い疫病」を示すというが、疫病=災禍と考えると、「赤インディアン」は筋違い。
「赤」が英語で表す意味は.....
分かるだろう?
やっぱりシャアに関係が?
138 :
吾輩は名無しである:2008/05/14(水) 14:00:36
139 :
吾輩は名無しである:2008/05/16(金) 00:37:40
トルストイのイワン・イリイチの死ほど
文学初心者の入り口にふさわしいものはない
復活はやや長編に挑戦したい人にお勧め
140 :
吾輩は名無しである:2008/06/12(木) 23:19:03
141 :
吾輩は名無しである:2008/06/12(木) 23:30:29
宮沢賢司の注文の多い料理店
文学初心者ってどういう意味?
143 :
吾輩は名無しである:2008/06/12(木) 23:36:59
これから文学にはまりたいと思う人とか、本ろくに読んだことないけど読みたい人とか
144 :
吾輩は名無しである:2008/06/12(木) 23:45:29
ドストエフスキー 「永遠の夫」
145 :
武陽隠士 ◆UCfK2Lx59s :2008/06/12(木) 23:46:19
相田みつをの本。
これに感動した奴は文学とは一生縁持たなくていい、
という文学の神様からの啓示があったということだな。
相田みつをを唾棄した奴だけは文学道入門を許す!
ははは
それって、今日カレーを食ったやつだけナントカ道入門を許す、とあんまり変わらないな(笑
147 :
武陽隠士 ◆UCfK2Lx59s :2008/06/13(金) 23:03:58
話が続かない…
149 :
武陽隠士 ◆UCfK2Lx59s :2008/06/14(土) 23:38:07
↑する気ないよ私。
私の本音はロムってる人間だけに書いてるんだな。
150 :
吾輩は名無しである:2008/06/16(月) 12:51:07
相手にしてよ
カフカの短篇
152 :
武陽隠士 ◆UCfK2Lx59s :2008/06/17(火) 22:25:52
>>151 本なんか読んだことない人間にカフカの短編はキツいんじゃない?
やっぱり本なんかあんまり読まない芸能人とかが奨める本のほうが無難だよ。
星の王子さましかない
154 :
武陽隠士 ◆UCfK2Lx59s :2008/06/17(火) 22:40:47
>>153 それだと性別限定されるね。
男はあれ面白いって言わないでしょ?
155 :
吾輩は名無しである:2008/06/18(水) 00:51:23
モーパッサン 「ピエールとジャン」
156 :
吾輩は名無しである:2008/07/04(金) 23:14:29
中高の現代文の教科書読み直して、気に入ったのがあったらその作者の他の作品や同時代の作家を漁る
157 :
吾輩は名無しである:2008/07/13(日) 04:02:46
高校の頃使ってた国語便覧とかパラパラ眺めて、目に止まったのでいいと思う
158 :
吾輩は名無しである:2008/07/13(日) 12:06:04
罪と罰
フィネガンズ・ウェイクだろ…
160 :
吾輩は名無しである:2008/07/14(月) 04:49:53
『笑うな』
人生は短いのでジョイスとプルースト、2人だけでも満足に読むことができない。
この2人は読むものとして、後は好みだろう。
別に文学じゃなくてもいいし
162 :
吾輩は名無しである:2008/08/03(日) 20:11:22
正直ア行から適当に買うか借りるかして読んでいってハマる作品あればそれはそれで良い気もする
163 :
我輩は名無しである:2008/08/03(日) 20:29:52
ライ麦に一票。
原文で読むことをお薦めする。
164 :
吾輩は名無しである:2008/08/03(日) 23:28:01
永遠の夫
国語便覧に載ってるのは多すぎる
歴史の教科書に載ってるやつから探せばいい
167 :
吾輩は名無しである:2008/08/05(火) 22:12:13
むなしい荒涼感がありながらも
明日から頑張ろうと思えるような、
そんないとしさと切なさと心強さがある本教えてくれ
168 :
吾輩は名無しである:2008/08/05(火) 22:58:21
デミアン
読んでみるわ
170 :
吾輩は名無しである:2008/08/07(木) 11:45:48
村上春樹訳の『キャッチャー・イン・ザ・ライ』かな。
小説を読むおもしろさを味わえる・・・かも。
該当スレ見つからなかったんでごめんなさいよと・・
プーシキンのスペードの女王読んだらいま一歩で文学好きになれそうなんだが
トドメの一冊を教えてください
今まで読んでたのはダ・ヴィンチで目に止まったのとかだけ。
川端康成とか夏目漱石とかは頑張っても面白くなかったというか5ペーシで寝てしまう
173 :
吾輩は名無しである:2008/08/07(木) 16:48:36
>川端康成とか夏目漱石とかは頑張っても面白くなかったというか5ペーシで寝てしまう
もう本読むなよ
なんでそうなるんだw
プーシキンは楽しめたって言ってるのに
同じロシア文学ってことでチェーホフはどうだろう
175 :
172:2008/08/07(木) 23:02:06
>>174 レスTHXです
有名どこでかもめ辺りから入れば良い感じ?
川端康成と漱石アウトだと結構絶望的なもの?wなんかあの文語というかダメなんだよねぇ・・
>>175 おれも川端だめだったけど、
掌編小説集とか、右手の話みたいなエロス直球の作品から慣れた
いきなり雪国とか行くとタルくて眠くなるw
川端と漱石の文章と全然違う文章を書く日本の作家として
谷崎とか面白いよ
178 :
172:2008/08/08(金) 00:13:21
>>176 あ、そう?wまさに雪国で川端は挫折したんだけども。
>>177 変にバイアスかかっちゃって日本の近代小説は無視してきてたので
試してみようかなぁ
漱石は口語よりじゃね? 猫とか坊ちゃんとか。
プーシキン好きなら次は順当にゴーゴリかドストエフスキーへ行くのがいいだろ。
180 :
吾輩は名無しである:2008/08/08(金) 14:17:36
川端はともかく漱石読めないってのは・・・
181 :
吾輩は名無しである:2008/08/08(金) 15:51:05
漱石は読みやすい
そんなんじゃ鴎外とかどうなんだよ
いや、初期かもしれんよ
出たばっかりだけどマッカーシーの「ザ・ロード」
素顔同盟
185 :
吾輩は名無しである:2008/10/28(火) 00:31:11
あげ
186 :
吾輩は名無しである:2008/12/01(月) 16:55:40
初心者です。
ドグラマグラを読んでいます。
読めない漢字や意味の解らない言葉が出てきたら、どう処理するべきなんでしょうか?何となく意味が分かるんで流して読んでますが…
今後も色々な文学を楽しみたいので、その都度辞典引いたりして調べた方がいいんですかね?この程度の教養がなければ読まない方が良い?
みなさんのご意見聞きかせてください。
なんとなく推測できるものや
作品上それほど意味が重要でない熟語や漢字については
無視、これをわからないと作品理解が妨げられると思われる
漢字は調べるがよかろう。そんなことぐらい、文学に精通/不精通
に関係なく常識というか、人間の基本的な知恵だと思うが、
なぜわざわざそんな質問をするのか理解に苦しむ。
まあね。役に立たないとわかったら見向きもしないだろう。
蓄えるのもいいがね。その気になれるかがポイントだね。
もう答えは出ているのだけど、それが本当に正しいのかはわからない。
一つのやり方としてはよく出てくるなら調べることだね。
重要単語なら知っておくべきだろう。調べても期待した答えがなければ特に気にしなくなってしまう。
小さい頃は本読むとよく見かける文字をこれってなんて読むのだろうと気になったりしたけど。
そういう言葉を調べるといいのではないかと。すべてわかるに越したことはないのだけど。
似たような意見になってしまったね。それだけ間違いがないだろう。
問題は・・そんな本を手にとってしまったことにあるのかもしれないね。
前向きなら調べたほうがいいね。
トルストイの「アンナ・カレーニナ」
ロシア?てか分厚い?
最初はむずかしぃかもと思ったケド
意外にも、てか実はかなり読みやすかった↑
しかもパネエおもしろさ。アンナの運命にドキドキ(◎o◎)
文学初心者にマヂおすすめ☆
>>189 あんなんおもろいか?
高級な昼メロって感じしかしなかったぞ。
191 :
吾輩は名無しである:2008/12/01(月) 20:59:08
>>190 でもこれは何回も読み返せる本だな。
10代で読めば一生楽しめる。
パパはのっぽでぼくはちび/平塚武二
さらばハイウェイ/砂田弘
灰/三田村信行
どれも児童書で、実際にじぶんが小学生のころ
じぶんの本として持っていたもの。決して後悔はさせない。
とにかくその内のどれかには必ず引っかかる筈。
193 :
吾輩は名無しである:2008/12/01(月) 22:27:31
>>186さん
私も文学初心者です。
私も本を読んでいると、解らない単語がよく出てくるので、その時は大体の意味を推測して読み進めて、その単語を携帯に打ち込んで保存しておいてます。
暇な時や気が向いた時に、国語辞典で意味を調べてます。
ぬけてるので、国語辞典で意味を調べた単語にはマーカーでラインひいてます。
そうすると後でまた見やすいと思いますよ。
携帯から長文、失礼いたしました。
老人と海
優れた作家は数多く存在する。でも若い読者に小説を書いてみたいと思わせる
作家って、限定されてくると思う。そういう作家は文庫本も重版されているね。
そういう作家にはファンとアンチの両方がついているもんだよ。おれはそういう
作家の作品なら大抵の作品は中学生や高校生はもとより、小説に疎遠となってしま
った成人の方々にも薦めて大丈夫だと思う。
でもまあ、読み易い本がいいな。安部公房の「壁」とか「他人の顔」とか稲垣足穂の
「一千一秒物語」とか「A感覚とV感覚」とか三島由紀夫の「憂国」と言った感じの
とっつき易く、正統的な、小説らしい小説が無難だろう。
196 :
武陽隠士 ◆UCfK2Lx59s :2008/12/04(木) 01:23:25
>>195 正統的ではないだろう。本人たち(三島はわからないが)も正統的だなんて思ってない。
しかしそのラインナップ今風だよな
197 :
川俣軍司 ◆kapwcKvnKE :2008/12/04(木) 01:27:04
批判ばっかりしてないで自分でも挙げて下さいよ!
>>196 >>195本人ですが新しすぎますか?うーん、新しきを温めて古きを知ると言うつもりなのですが。
本当は堀辰雄の「風立ちぬ」とか川端康成の「名人」とか谷崎潤一郎の「猫と庄造と二人のをんな」
なんかを推薦したかったのですが前衛的すぎて気が引けたもので・・・・・・
モーパッサン 「脂肪の塊」
短い上に読みやすいからオススメ
200 :
吾輩は名無しである:2008/12/07(日) 13:49:44
高校生の時読んだ五木寛之の「青春の門」は面白かったですよ。
201 :
吾輩は名無しである:2008/12/07(日) 13:55:57
イワンの馬鹿
誰が馬鹿じゃ!死ね!!!j
山崎豊子はドラマ化が多いだけに
物語にぐいぐい引き込まれるし長編だから達成感も味わえるからお勧めなんだけど
この板では場違いかな。
204 :
吾輩は名無しである:2008/12/07(日) 14:13:13
イワン黙れお(´・ω・`)
あと、短編より長編を読むことがお勧め。
自分の場合、短編だと何も心に引っ掛からないうちにあっけなく終ってしまい、
せっかく読み終えても、なんだか物足りない寂しい読後感しか味わえないことが多かった。
長編だと、長いだけにどこかに一箇所は深く感ずるところが見つかるはず。
イワンが花子
アレクサンダー・ケイ『残された人々』
208 :
吾輩は名無しである:2008/12/07(日) 17:02:22
山崎豊子なんてテレビドラマでできそうな陳腐な物語、、なんの発想力もない、、ただの取材小説
芥川龍之介とか、森鴎外を学校の教科書で読んだんだけど面白かった。
でも、そういう昔のじゃなくて最近の人の作品で面白いのが読んでみたいんですが
何かお勧めありませんか
210 :
吾輩は名無しである:2008/12/07(日) 17:43:25
211 :
吾輩は名無しである:2008/12/07(日) 17:53:01
>>209 きちんと勧められたいなら、好みの傾向と男か女かぐらい書いてくれ。
やかましいさっさと答えろ
213 :
209:2008/12/07(日) 18:10:48
本自体ほとんど読んだこと無いんで、とりあえず面白いと思ったのは
SFとかミステリーですね。アイザックアシモフとかアガサクリスティあたりは少し読みました
ラノベも少しなら読んだことあるよ
214 :
吾輩は名無しである:2008/12/07(日) 18:31:42
安倍公房「砂の女」
中山智幸。
将来どういう小節家になっていくのか気になる。
原田宗典「しょうがない人」
志賀直哉「剃刀」
乙一「失はれる物語」
あとは夏目先生のこゝろ呼んどけば万事解決
司馬遼の義経
ドストの五大長編はどれもお奨め。
初心者を勝手に”僭称”しておられる方には敢えて優先順位を付けて差し上げよう。
ただし、これは作品の質的順位に有らず。読む順番の”助言”です。
1.罪と罰、2.カラマーゾフの兄弟、3.白痴、4.未成年、5.悪霊
「悪霊」は最後がいいと思う。それと訳者だが米川正夫氏を推薦します。
日本語として秀逸だから。日本語力が図抜けておられる。神韻を帯びた
古典的評価は伊達ではない。五大長編の合間に「永遠の良人」なんかもいいかな。
ドストは初心者には厳しくないか?いろいろと
dosとF
鋤男
スレ違いな質問かもしれないですが
これから文学を読もうと思っており、その前に電子辞書を買おうと思っています。
文学を読む時にはどんな辞書を買っておいたら良いでしょうか?
224 :
吾輩は名無しである:2008/12/24(水) 04:44:43
乞食の大合奏
乞食の大宴会 ベガーズバンケット
>>223 有り難うございます。
とりあえずカシオのエクシードで、国語の機能が
出来るだけ充実したものを購入してみます。
毎週本を読む時間ができたので手始めに今は村上春樹を片っ端から読んでいるのですが次に読む本はどのようなのが良いですかね?
これまで1年に3冊ぐらいのペースで読んできたのでほぼ文学初心者なのでどれから手につけたらいいかわかりません
村上春樹の作品中で名前が挙がったやつでも読んだらどうだろうか
カラマーゾフとかグレートギャツビーとか
後、読んでないならだけど 風の歌を聴けはおすすめ
海辺のカフカは上しか読まなくていいと思う
下は読む価値なし
>>230 上読み終わった時はすごい名作だとか思ってたけど下読んであほかと思ったので
233 :
吾輩は名無しである:2009/09/13(日) 02:14:19
あげ
234 :
吾輩は名無しである:2009/09/13(日) 03:35:18
最近はいろいろまんがで読めるし、まんがで読んだとしても
突っ込まれなければバレにくいだろうな
とりあえず、元本はこの板住民でも読了したのは少数とおもわれる
まんが版『神聖喜劇』(全6巻、原作:大西巨人)を推す
235 :
吾輩は名無しである:2009/10/24(土) 20:37:17
ドグラマグラ
236 :
吾輩は名無しである:2009/11/05(木) 20:43:01
プロ野球を10倍楽しく見る方法
237 :
吾輩は名無しである:2009/11/05(木) 23:47:47
三島 潮騒 春の雪 金閣寺
谷崎 痴人の愛 春琴抄
森鴎外 雁
ゲーテ ファウスト
ダンテ 神曲
ホメロス オデッセイア イーリアス
シェークスピア
ゴーゴリ 外套
バルザック
239 :
吾輩は名無しである:2009/11/07(土) 09:42:38
海外の作品でもいいので主人公がワキガって設定で面白い作品ありますか?
どんな小説読んでも結局かっこいい悩み抱えてる登場人物しかいない
もっとかっこ悪いことで悩んで嫌われる登場人物の作品が読みたい
240 :
吾輩は名無しである:2009/11/07(土) 21:03:07
ガルシン-紅い花
241 :
吾輩は名無しである:2009/11/07(土) 21:19:50
文部大臣最優先推奨図書一覧 第一部
1.マルキ・ド・サド「悪徳の栄え」
2.ペトローニウス「サテュリコン」
3.オスカー・ワイルド「サローメー」
4.プルースト「ソドムとゴモラ」
5.シェイクスピア「ソネット集」
6.呉下之阿蒙 「断袖篇」
7.ルーキアーノス「エローテス」
8.プラトーン「シュンポシオン」
9.クセノプォーン「饗宴(Symposion)」
10.井原西鶴「男色大鑑」
11.マールティアーリス「エピグランマタ」
12.ユウェナーリス「サトゥラエ」
13.ウェルギリウス、その他「プリアーペイア」
etc. etc.
しかと読むがよい。
わかったナッ!!!
>>238 初心者の読むべき本じゃないか?
絹と明察や澁江抽斎はあまりお勧めしないがね
ホメロスやダンテやシェイクスピア、ゲーテ、バルザック、ゴーゴリ、
こうした祖ともいわれる存在にはまず触れるべきだろう
それが嫌なら最初から自分で選べばいいだけの話だ
243 :
吾輩は名無しである:2009/11/16(月) 14:35:06
おれなら「卍」をおすすめするかな。
俺自身は中学で「金閣寺」読んでかっこええと思ったのがきっかけだが。
244 :
吾輩は名無しである:2009/11/16(月) 16:04:48
押絵と旅する男
245 :
吾輩は名無しである:2009/11/18(水) 00:11:27
やっぱり、古典が良いに決まってるが、すぐれた文学読者に導かれて読むと
2倍楽しめる。
外国文学なら、アラン、ブランショ、バルト、林達夫・・・
日本文学なら、石川淳
246 :
吾輩は名無しである:2009/11/18(水) 00:18:23
SF小説ばっかり読んでいた中学生が、文学に目覚めるきっかけになったのは、
トーマス・マンだな。
チェホフはそのころ既に読んでいたが、わかっていなかったと思う。
たしかにガイドがいるといいな
そ中ではアランと林達夫以外は不要だが
トカトントン
249 :
吾輩は名無しである:2009/11/24(火) 02:02:22
福田和也「作家の値打ち」
まず批評から読め、という姿勢が気に入らない
でも、遠いんじゃない? 普通は。
羅生門には鬼が出るってね
オーウェル『動物農場』
モーム『月と六ペンス』
森鴎外『ヰタ・セクスアリス』
コンスタン『アドルフ』
ゲーテ『若きウェルテルの悩み』
トルストイ『アンナ・カレーニナ』
フローベール『ボヴァリー夫人』
ロレンス『チャタレイ夫人の恋人』
やっぱり最初は恋だの性だのが絡んだ方がページが進みやすいよね
「失われた時を求めて」
その後に読む本がすっごい楽に感じる
フィネガンズウェイク