トマス・ピンチョン2

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1吾輩は名無しである

前スレ
トマス・ピンチョン
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/book/1063787016/

作品一覧
V. (V., 1963):ウィリアム・フォークナー賞
競売ナンバー49の叫び (The Crying of Lot 49, 1966)
重力の虹 (Gravity's Rainbow, 1973) (邦訳品切れ中)
スロー・ラーナー (Slow Learner-Early Stories, 1984)
ヴァインランド (Vineland, 1990)
メイソン&ディクソン (Mason & Dixon, 1997) (未訳)
アゲンスト・ザ・デイ(Against the Day, 2006) (未訳)

略歴やエピソードはウィキペディア(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%9E%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%94%E3%83%B3%E3%83%81%E3%83%A7%E3%83%B3)を参照のこと。
2吾輩は名無しである:2007/10/20(土) 22:15:01
>>1

3吾輩は名無しである:2007/10/21(日) 09:44:32
乙乙
4吾輩は名無しである:2007/10/21(日) 09:47:42
来年のノーベル文学賞は、「ヴァインランド」の作家ピンチョンになる可能性は
高い。
93年に黒人女性トニ・モリスンが取って以来、アメリカ大陸から受賞者が出ていない。
フィリップ・ロス、ドン・デリーロ、ジョイス・キャロル・オーツよりも、
共和党政権を徹底的に揶揄するハチャメチャぶりで、「ヴァインランド」に勝る
作品はない。
2004年にはピンチョン並にハチャメチャなイェリネックが取っているし、
2005年にはブレア政権へのあてつけのようにピンターが取っている。
史上最も物議を醸す受賞が来年はあるのではないか。
5吾輩は名無しである:2007/10/21(日) 12:41:39
>>1
おつ。
『V.』買ってきました。ブランショ読み終えてから読みまする。
6吾輩は名無しである:2007/10/21(日) 12:53:21
史上もっとも物議をかもしたのは大江

裏の世界だからね
7吾輩は名無しである:2007/10/21(日) 13:52:44
ノーベル賞が政治的に利用されてるだけで面白くない。
8吾輩は名無しである:2007/10/21(日) 14:02:35
政治的な利用のされ方を見るのはとてつもなく面白い。
文学の最大のテーマの一つが政治的なるもの。
9吾輩は名無しである:2007/10/21(日) 14:09:13
大江の悪口言う奴の中に、全く大江を読んでない奴がいるからなあ。
批判するなら一年かけて全作品を読んでからにしてほしいものだ。
10吾輩は名無しである:2007/10/21(日) 19:49:59
俺は大江好きじゃないけど
確かに小説読まずに新聞のエッセイとかテレビの発言だけで
良識的な左翼知識人として見ちゃって批判する奴は多い気がする

小説は意外とエグイのに

中森明夫が、
セヴンティーンでは大江は完全に右翼的感性に共感してる
なんて言ってるし
11吾輩は名無しである:2007/10/22(月) 01:10:32
左翼とか右翼がいまだによくわからないorz
12吾輩は名無しである:2007/10/22(月) 09:32:54
サヨだからどうってことじゃないだろ。
13吾輩は名無しである:2007/10/22(月) 09:36:06
そう、大江の小説はエグいのが多いんだよ。
グロテスク・リアリズムの最大の担い手。
読まずに批判している奴の大半は、大江ファンになる可能性があると思う。
14John Imahara:2007/10/22(月) 22:38:23
賭け金が送られてこない.... やっぱり日本人なんて信用できない。
15吾輩は名無しである:2007/10/22(月) 23:31:26
まだ待ってたのかよw
16吾輩は名無しである:2007/10/23(火) 00:26:31
ジョン・イマハラバロスw
17吾輩は名無しである:2007/10/23(火) 17:44:24
文学ゴロが湧いてるな
18吾輩は名無しである:2007/10/24(水) 14:55:08
19吾輩は名無しである:2007/10/27(土) 01:32:54
>>5
キルロイ・ワズ・ヒアー!
面白かったでしょう?
20吾輩は名無しである:2007/11/04(日) 18:32:55
★★★★★★★★★★★★ 学校法人ではない隔離壁 ★★★★★★★★★★★★

大阪経済法科、帝京、帝京平成、帝京科学、東和、第一経済、第一工業、第一薬科

以上は一般に日本八大悪徳大学と呼ばれ、その醜悪ぶりは日本随一である。
そして上記の八大学は文科省の規定を破り、高校生を不正な手段で集め、文科省に見捨てられている。(助成金をもらえない)
具体例を挙げれば帝京は推薦で定員の8割以上を入学させている。(文科省の規定によると推薦では5割までしか入れてはいけない)今でもかなり偏差値は低いが普通の大学と同じように帝京が推薦枠を5割にしたら現在の偏差値より10は少なくとも低くなるだろう。
つまり上辺だけ格好をつけている汚い大学というわけだが、入学者の質の悪さは当然、日本最低ランクの奴等がウジャウジャいることになる。
次に大阪経済法科は定員の3倍以上の入学者(もちろん全て超ドキュン)を入れて文科省の規定を破り、見捨てられている。
最近ではすでに馬鹿の入学者も集まらなくなってきたようで、帝京とともに廃校は時間の問題と言って良い状態。
まあ、集めているとは言ってもどこにも入れない究極のドキュンしか集まっていないが。
つまりものすごく頭の悪い高校生を集めて金を稼いでいる営利団体だな。
東和、第一経済なども同じようなことで文科省から無視されているザマ。
しかもこれらの大学は実質倍率を公表しなかったりデタラメな数値を公表したりしている。
教育内容や施設・設備はとんでもなく劣悪なのにも関わらず、学費の高さは全国トップレベル。
間違ってもこの八つの大学にだけは入学してはいけない。

★★★★★★★★★★★★ 学校法人ではない隔離壁 ★★★★★★★★★★★★

ちなみに東和大学はすでに廃校が決定。

21吾輩は名無しである:2007/11/11(日) 01:01:52
ピンチョンって弥次喜多のお話かなんかだれかからきいたのかなぁ
22吾輩は名無しである:2007/11/11(日) 13:47:43
>>21

柴田元幸がメイソンディクソンについてアメリカ文学なんとかという本で
23nana:2007/11/26(月) 12:14:21
24居酒屋:2007/11/26(月) 12:15:33
25実験小説論:2007/11/26(月) 12:16:46
26吾輩は名無しである:2007/11/26(月) 14:32:50
27吾輩は名無しである:2007/12/25(火) 08:53:33
ジャンク、ジャンク。
ピンチョンさんAIDSについてひとこと!
28朝鮮戦争:2008/01/02(水) 21:07:07
29吾輩は名無しである:2008/01/02(水) 21:08:17
ジャンプ
30吾輩は名無しである:2008/01/03(木) 00:49:52
リサイクルショップにV.上下巻が300円で売ってたから買ったよ!
正月休みにゆっくり読みますわ
31吾輩は名無しである:2008/01/04(金) 07:54:01
32吾輩は名無しである:2008/01/04(金) 10:59:46
33吾輩は名無しである:2008/01/04(金) 11:01:57
なんでピンチョンスレに我らが滝本先生が貼られるんだ?
34吾輩は名無しである:2008/01/04(金) 11:21:44
35吾輩は名無しである:2008/01/08(火) 11:41:31
>>30
超うまやらしい。
36吾輩は名無しである:2008/01/10(木) 01:35:36
トマトピンチョン
37吾輩は名無しである:2008/01/10(木) 21:03:06
38吾輩は名無しである:2008/01/14(月) 04:50:32
気合で重力の虹を最後まで読んだが、俺にはちょっとレベルが高かったようだ
次はV.に挑戦しようかと思うんだが、これはもう少し読みやすいんだろうか
39吾輩は名無しである:2008/01/14(月) 11:40:31
チャレンジャーだな。
ヴァインランド はもう読んだのかな。あれは比較的読みやすいけど。
40吾輩は名無しである:2008/01/14(月) 13:09:04
競売は?
普通に楽しく読めるよ
41吾輩は名無しである:2008/01/14(月) 13:44:35
重力を再読することを薦める。
ガチで。
42吾輩は名無しである:2008/01/15(火) 00:01:31
じゃ俺はV.を薦める。
43吾輩は名無しである:2008/01/15(火) 00:19:58
じゃあぼくはスローラーナー!
44吾輩は名無しである:2008/01/16(水) 09:26:23
じゃあ僕は警察官だ!!
45吾輩は名無しである:2008/01/16(水) 09:30:54
俺はピンチョン未読者なんだけど
劇作家で大学教授の宮沢章夫が、V読むのに一年かかったって言っていたんだけど、やっぱそれくらい難解なのかね
46吾輩は名無しである:2008/01/16(水) 14:55:45
ヴァインランドも決して読みやすくはないし、時間も労力もかかるよ。
ジョン・バースもそうだけど、こういう作家の真価は読者が研究者以上に
語学力を高め、文化的コンテキストに精通しないととても理解は出来ないと
思う。他に仕事を持ちながらではそのレベルに持っていくことは不可能に
近いし、読めないからといって恥じる必要も全くない。翻訳を斜め読みして
変に分かった気になるのもかえって理解を遠ざけると思う。
47吾輩は名無しである:2008/01/16(水) 18:34:14
なんだそれダリー('A`)
48吾輩は名無しである:2008/01/16(水) 19:43:06
>>46
うるせえよ、ハゲ
49吾輩は名無しである:2008/01/17(木) 05:53:43
>>48
いっ、いっちばん気にしてることゆったなァー!
50吾輩は名無しである:2008/01/17(木) 12:05:23
V.は確かに何度も読み返さないと面白さは分からないと思う。
初読だとどこまでがステンシルの妄想なのか、「V.」って何なのかさっぱりな人も多いだろうな。
俺は巻末のネタバレ年表を読んでから本編に移ったからかろうじて全体の意味が分かった。
V.を読むときには世界史の知識が必要になる。史実の人物が登場して調べないとどんな人か分からないからだ。
「ファショダ危機」、「ホッテントット蜂起」みたいな動乱を扱ってるんだけどその都度ネットで調べながら読んだ。

どちらかと言うとヴァインランドの方が簡単で読みやすい。
あと言いにくいけど>>46はハゲている。
51吾輩は名無しである:2008/01/18(金) 13:48:04
>>49
49の叫びがこんなw
52吾輩は名無しである:2008/01/19(土) 00:54:18
>>46はハゲてへんよね〜 みんなわーわーゆーなや
ハゲてへんちゅーに ほんまよーいわんわ
53吾輩は名無しである:2008/01/22(火) 09:51:01
ピンチョン作品をきちんと読める日本人は10人もいないかもしれない。
アメリカ文学者でも、本格的に研究している人以外には無理な作家だよ。
こういう作家を素人が翻訳で読む場合、無数の誤読の連鎖に巻き込まれることになる。
それでもいいのなら話は別だが。
54吾輩は名無しである:2008/01/22(火) 10:05:44
詳細な解説本と見比べながら読むような本なんぞ読みたくないな
55吾輩は名無しである:2008/01/22(火) 13:56:54
>>54
ほっといてあげましょう
数冊の研究書を読んで感動した知的な幸せな人なんだから
56吾輩は名無しである:2008/01/29(火) 17:01:32
『重力の虹』文庫化してくれ
57吾輩は名無しである:2008/01/30(水) 01:10:25
メイソン&ディクソンまだか
58吾輩は名無しである:2008/02/01(金) 02:14:48
今俺がやってるからもうちょい待ってくれ。
59吾輩は名無しである:2008/02/02(土) 00:25:47
柴田とかいう無能がいつまでたっても翻訳完了できないわけだし
永遠に出ないんじゃないの?
出たにしても柴田訳じゃなー
新潮社との版権契約破棄してくんないかなー
60吾輩は名無しである:2008/02/20(水) 12:53:33
皆様、なぜピンチョンがMY SPACE COMに登録しているのか教えて下さい。
61吾輩は名無しである:2008/02/21(木) 03:03:42
絶版があるんだな
62吾輩は名無しである:2008/03/13(木) 13:36:04
>>54
僕はまさにそういう注釈たっぷりの小説をじっくり読みたい気分なのでピンチョンに興味を持ったのですが、
ピンチョン作品の注釈ってどこで買えるんですか?
63吾輩は名無しである:2008/03/14(金) 22:56:15
>>62
アマゾンで”Pynchon”で検索してごらん。
いくつかでてくるよ。
"A Gravity's Rainbow Companion: Sources And Contexts for Pynchon's Novel"とか
"The Multiple Worlds of Pynchon's Mason & Dixon"とか
64吾輩は名無しである:2008/03/14(金) 23:39:04
ピンチョンの小説ってどういうことがテーマなんです?
wikiを見る限り、政治風刺や思想的なものが多いのかな?
65吾輩は名無しである:2008/03/18(火) 13:48:55
いろいろ。
左寄りの政治モノにオタク系サブカル、宗教などなど。
ピンチョンのジェンダー観は面白いよ。
66吾輩は名無しである:2008/03/18(火) 14:21:37
フォークナーとピンチョンってどっちが難解で奥が深いの?
67吾輩は名無しである:2008/03/18(火) 17:54:07
ナボコフスレでも訊いてたろお前
それとも俺の知らないところでフォークナーと比べるのが流行ってるのか?
68吾輩は名無しである:2008/03/18(火) 19:10:41
http://www.lrz-muenchen.de/~poehlmann/IPW2008/

プログラムの詳細がうpされてきたぞ
語学力に乏しいが行ってみたいな
69吾輩は名無しである:2008/03/18(火) 19:34:55
>>68
近くにお住まいの方ですか?
ぜひとも行って、報告してくださいよ。
70吾輩は名無しである:2008/03/18(火) 20:18:29
川崎市在住だから遠いよ><
71吾輩は名無しである:2008/03/18(火) 23:11:44
川崎wwww
72吾輩は名無しである:2008/03/31(月) 20:22:57
Against the dayは2000円ちょいなんだな
エピグラフはセロニアスモンクだった
1日1ページ訳してみるか


↓まかせた
73吾輩は名無しである:2008/04/03(木) 12:34:18
新潮の全小説刊行って既出?
74吾輩は名無しである:2008/04/03(木) 14:19:24
マジか
75吾輩は名無しである:2008/04/03(木) 15:27:48
>>73
詳しく
何それ
76吾輩は名無しである:2008/04/03(木) 18:13:46
文庫・・・で?
77吾輩は名無しである:2008/04/03(木) 22:01:19
『波』という雑誌のコラムにのってた。来春から、だそうだ。
78吾輩は名無しである:2008/04/03(木) 22:18:23
今春じゃなくて来春か・・・。
それまで生きてるかどうか
79吾輩は名無しである:2008/04/03(木) 23:21:05
ピンチョンの全ての作品の和訳が文庫で出るって事?
80吾輩は名無しである:2008/04/03(木) 23:29:43
ハードカバーだろうなあ。
ガルシアマルケスのシリーズみたいに。
81吾輩は名無しである:2008/04/04(金) 01:39:22
ネタじゃないとしたらちょっとした椿事ですよこれは
82吾輩は名無しである:2008/04/04(金) 03:46:44
しかし、売れるのか?
83吾輩は名無しである:2008/04/04(金) 05:42:54
とりあえず『メイスン……』が来春にやっと出せそうっていうのに合わせてシリーズっぽくするってことなのかな
84吾輩は名無しである:2008/04/04(金) 13:25:51
マジでか。すんげえな。

下の方  「ピンチョン 普通で楽しい人」
http://www.yomiuri.co.jp/book/news/20080327bk01.htm
85吾輩は名無しである:2008/04/04(金) 19:26:47
全集って事はAgainst the Dayも翻訳されるって事だよな
誰が訳すんだ?
86吾輩は名無しである:2008/04/04(金) 23:22:32
87吾輩は名無しである:2008/04/04(金) 23:50:55
Against the Day は最初の3ページだけ訳してみたことがあるよ
88吾輩は名無しである:2008/04/05(土) 00:34:04
うぉぉぉぉマジか!!

メイスンは柴田訳なの?
仕事の遅い柴田を厄介払いして欲しいな
89吾輩は名無しである:2008/04/05(土) 01:42:33
水差すようだが、来春に一気にでるわけではないのでは?
全集完結まで○年なんてよくある話。
90吾輩は名無しである:2008/04/05(土) 07:46:39
一人で訳すならそういうこともよくあるだろうけど、
複数人だったら2ヶ月おきぐらいで出しそな予感。
91吾輩は名無しである:2008/04/05(土) 12:37:45
国書ならともかく、新潮ならコンスタントに出ると思う
92吾輩は名無しである:2008/04/05(土) 20:07:36
新訳キタ━━(`Д⊂)━(⊃Д´)━(⊃Д⊂)━━ッ!!!
涙が出そうだ・・・
93吾輩は名無しである:2008/04/05(土) 21:35:54
ヴァインランドは池澤の全集に入ったから除外されたわけか
全小説なのに歯抜けがあるのは気になる上に、新訳もされないなんて・・・
94吾輩は名無しである:2008/04/05(土) 22:29:31
すっげぇ。 でも佐藤はどうかと思う。
95吾輩は名無しである:2008/04/06(日) 00:24:00
佐藤って東大の偉い(だった)人だっけ
翻訳家としてはどうなんだ?
9695:2008/04/06(日) 00:25:50
なんか日本語がえらいことになってるな・・・
一行目は無視してくれ
97吾輩は名無しである:2008/04/06(日) 03:27:30
貯金始めなきゃ・・・
98吾輩は名無しである:2008/04/06(日) 03:35:00
99吾輩は名無しである:2008/04/06(日) 04:04:16
そんなにピンチョン好きなのか
面白いの?読んだことないが俺は
100吾輩は名無しである:2008/04/06(日) 09:09:29
はやく来年にならないかなー♪
101吾輩は名無しである:2008/04/06(日) 09:53:55
全作品刊行か。画期的だね。
しかし、『重力の虹』はダブってもっているので
いまが売り時だな。ヤフオクにだすか。
一人暮らしし始めたとき、手元になかったので
古本屋で買いなおして、売らずにそのまま来ちゃったんだよな・・・
102吾輩は名無しである:2008/04/06(日) 10:54:55
爺さんの遺品の中から「重力の虹」の1973年に出た単行本が出てきた。(オレンジ色の表紙)
読んだ形跡は無かったが。
103吾輩は名無しである:2008/04/06(日) 14:55:43
全小説ということはガルシア・マルケスと同じで
ハードカバーだよなー。
値段高くていいから文庫で出してほしいよ。
ピンチョンだったら新潮の安っぽいカバーの文庫でも我慢するのに。
104吾輩は名無しである:2008/04/06(日) 17:43:40
持ち歩くことなんて一切考えてない仕様だろうな。
105吾輩は名無しである:2008/04/07(月) 07:51:32
記念パピコ
106( ̄ω ̄)みちるの友 ◆nCkADzKG8Q :2008/04/07(月) 09:54:37
ピンチョンが今読むに値する作家か、と言われますと一先ず保留しますが、とりあえず言祝いで起きましょう(笑)翻訳者がアレですけれどもねぇ(笑)
ですけれども、ナバコフの全小説も出していただきたいところですけれどもねぇ(笑)売れないとは思いますけれどもねぇ(笑)
107おかちもん ◆OKATIpSuB6 :2008/04/07(月) 14:24:27
翻訳が10年後になるかと思っていた“AGAINST THE DAY”もちゃんと収録意されるみたい

ピンチョンの文庫化は望めないとして、そろそろ新潮社さんには『百年の孤独』を
文庫化してもらいたい。
まぁ全小説が出た時点でこっちの方が10年後かもしれないが・・・
108吾輩は名無しである:2008/04/07(月) 15:16:32
>>107
百年の孤独は全小説というシリーズ物で出たから、
1冊だけ文庫化ってことにはならないような気がするのだが、どうかな?
109吾輩は名無しである:2008/04/13(日) 04:38:40
いま英国で大ヒット中のクラクソンズってバンドに
「グラビティーズ・レインボー」なんてタイトルの曲がある
110吾輩は名無しである:2008/04/13(日) 15:57:35
今日寄った古書店で、久々に『重力の虹』そろいで見たわ。
3千円と、安価だったよ。
111吾輩は名無しである:2008/04/13(日) 19:06:16
>>110
安いね。
112吾輩は名無しである:2008/04/13(日) 20:44:29
どこの古本屋?

でも来年出るからいいか
113吾輩は名無しである:2008/04/13(日) 21:47:05
上巻だけなら1000円で売ってたのみたことあるなぁ。
114吾輩は名無しである:2008/04/14(月) 22:06:52
ヤフオクで1280で買った競売ナンバー49の裏表紙裏に、100って書いてあった。古書屋で100円だった模様。まあいいが。

それなりに読むのは楽しみなんだが、来春に新訳が出るまでに読み終わるかな‥
読み終わる前、苦戦してる時に新訳が発売したら、モチベーションが薄れてしまいそう。
115吾輩は名無しである:2008/04/14(月) 23:29:36
競売ナンバーはさして難解でもなく、普通に面白いから読み始めたらすぐ読み終えると思うよ!
私はそれでピンチョンっておもしれーと思って「重力の虹」入手したが、
全然進まない><
116吾輩は名無しである:2008/04/17(木) 21:20:21
>>115
無理ないよ。
でも面白いよ。
ピンチョンの長編では一番好きだな
117吾輩は名無しである:2008/04/18(金) 03:08:42
一ヶ月前に古本屋で新品同様のヴィンテージ版重力の虹を手に入れた。
5百円だったかな。
これ、読み通すのに二ヶ月はかかりそう。
それだけの価値がある小説ですか?
118吾輩は名無しである:2008/04/18(金) 10:30:48
ヴィンテージ版重力の虹?
119吾輩は名無しである:2008/04/18(金) 13:09:15
>>118
原書ってことじゃない?
>>117
重力の虹の原書を二ヶ月で読めるのか。
かなりの語学力と読解力の持ち主と見た。
120吾輩は名無しである:2008/04/18(金) 15:51:31
原書じゃねーと思うなあ
121吾輩は名無しである:2008/04/18(金) 16:12:27
vintageっていう出版社あるし原書だろ
122吾輩は名無しである:2008/04/18(金) 16:28:48
Gravity's RainbowはViking Compassとかいうところと、ペンギン系だったはず。
123吾輩は名無しである:2008/04/18(金) 16:31:03
Viking Compassはレーベル名だった。Viking Press。
http://en.wikipedia.org/wiki/Gravity's_Rainbow
124吾輩は名無しである:2008/04/18(金) 16:35:14
と思ったら、去年出てんだね。
わりい。
125吾輩は名無しである:2008/04/19(土) 19:22:22
Vintageはランダムハウス社のレーベルの一つ。
1995年初版となっている。
「白鯨」や「薔薇の名前」で(ペーパーバック約500ページ)
大体一ヵ月半くらいだったので(他の本を併読しながらだけど)
700pの重力の虹なら2ヶ月と踏んだんだけど、
開いてみたら字がやたら細かいね(汗)。
読解力は・・・どうだか知らんw
スーザン・ソンターグくらいなら原語で問題ないんだけど・・

ピンチョンってそんなに怪獣?
126吾輩は名無しである:2008/04/19(土) 19:32:34
あっ、読み返さなかったら「だけど」の脚韻3連発!
お馬鹿っぽいdeath...orz
127吾輩は名無しである:2008/04/19(土) 20:07:37
ピンチョンはブリブリでバキバキだよ。
常にガンギマリらしい有名な話だけど。
128吾輩は名無しである:2008/04/19(土) 20:28:51
ソンタグでもんだいないなら
英語力では問題ないんじゃないかな。
内容が合うなら、読了できそうだな。
129吾輩は名無しである:2008/04/27(日) 16:00:21
新訳、関西弁か・・・つらいものがあるな
130吾輩は名無しである:2008/05/09(金) 22:34:06
トーマス・ピンチョンにしてほしいな
131吾輩は名無しである:2008/05/10(土) 21:13:36
じゃあ俺はトマス・ピチョン君がいい。
132吾輩は名無しである:2008/06/10(火) 02:13:13
スロー・ラーナー〔新装版〕
トマス・ピンチョン 著 志村 正雄 翻訳

ちくま文庫 文庫判 320頁 刊行 07/09 ISBN 9784480424563 JANコード 9784480424563

予価945 円(税込)
133吾輩は名無しである:2008/06/14(土) 00:12:19
今さっき重力の虹、読了。
6年かかった。
感想はよくわからんです。
134吾輩は名無しである:2008/06/14(土) 00:15:54
今さっき重力の虹、読了。
6年かかった。
感想はよくわからんです。
135吾輩は名無しである:2008/06/14(土) 00:23:13
お疲れさま(@_@;)
136着ぐるみスロースロップ:2008/06/14(土) 00:23:46
お疲れ! それじゃもういっぺん最初から炒ってみようか
137吾輩は名無しである:2008/06/14(土) 00:37:20
6年かけてよく読むモチベーションあるな
内容忘れていくだろうに
138吾輩は名無しである:2008/06/16(月) 18:31:52
六年ってすごいね……俺は図書館から借りて読もっかなと思っても、予定だけ
でおわるからなぁorz
ところで、どうやら来月に筑摩から、解説に源一郎と宮沢をくわえて、スロー
・ラーナーの新装版が出るみたいだね。
139吾輩は名無しである:2008/06/16(月) 19:03:38
新訳で全集が始まるのに、新装版とかどうなんだろうな
140吾輩は名無しである:2008/06/17(火) 08:03:44
代表作すら文庫化されずに絶版になるような超不人気作家のピンチョンが全集始まって、
他の海外文豪で全集出てないのがあるのはなぜなの?
141吾輩は名無しである:2008/06/17(火) 10:38:14
少々の人気があったところで、国書は文庫無いし。
142吾輩は名無しである:2008/06/20(金) 12:26:46
国書みたいな弱小からしか出ないって時点で人気ないってことでしょ
愛読書は文庫で持ち歩くもの
143吾輩は名無しである:2008/06/20(金) 13:25:03
人気はないって前提で話してるのに・・
144( ̄ω ̄)獲らぬ狸 ◆ycr5A7VfSw :2008/06/20(金) 14:06:43
おやおや、ピンチョンは有名では(笑)某ファミリーズに登場するぐらいに有名ですねぇ(笑)
145吾輩は名無しである:2008/06/20(金) 16:53:36
アメリカではな
日本ではほとんど知られてない
146吾輩は名無しである:2008/06/20(金) 20:40:27
で、新訳全集はいくらなんだい?
147吾輩は名無しである:2008/06/20(金) 21:01:32
>>145
でもアマゾンドットコムではそんなに評価高くないね
148吾輩は名無しである:2008/06/20(金) 22:48:03
相当な根気がないと最後まで読めないからな
最後まで読んでも巨大すぎて、どう評価していいか分からんし
149吾輩は名無しである:2008/06/20(金) 23:05:22
>>148
ユリシーズ的な難しさがあるの?重力の虹は
150吾輩は名無しである:2008/06/23(月) 02:57:27
まさに20世紀後半のユリシーズ。+白鯨
151吾輩は名無しである:2008/06/27(金) 15:45:02
152吾輩は名無しである:2008/06/27(金) 15:45:29
153吾輩は名無しである:2008/07/14(月) 04:24:26
20世紀最大の作家…という評価も一部にはございます。
日本ではだーれも知りませんが。
ノーベル賞候補にも毎年じみーに入ってます。
154吾輩は名無しである:2008/07/14(月) 05:46:27
この人ノーベル賞受けても辞退しそうだね
155吾輩は名無しである:2008/07/14(月) 06:46:17
山奥に逃げて、二、三度ぐらい転送されたFAXだけ送ってきそう
156吾輩は名無しである:2008/07/14(月) 14:51:53
>>153
てか、英語圏ですらろくに知られてないよね
157吾輩は名無しである:2008/07/14(月) 18:42:44
池澤監修の文学全集にピンチョンもあるけど、『ヴァインランド』なんだね。
何で『V.』や『重力の虹』じゃないんだろう・・・

"Against the Day"は訳でないかな?
158吾輩は名無しである:2008/07/16(水) 12:11:05
作品一覧
V. (V., 1963):ウィリアム・フォークナー賞
競売ナンバー49の叫び (The Crying of Lot 49, 1966)
重力の虹 (Gravity's Rainbow, 1973) (邦訳品切れ中)
スロー・ラーナー (Slow Learner-Early Stories, 1984)
ヴァインランド (Vineland, 1990)
メイソン&ディクソン (Mason & Dixon, 1997) (未訳)
アゲンスト・ザ・デイ(Against the Day, 2006) (未訳)
159吾輩は名無しである:2008/07/20(日) 22:33:59
>>157
来年新潮からピンチョン・コレクションてのが刊行されて、
そこで翻訳も出る予定。完結がいつになるかは分からないが。
新潮だから国書みたいなことはないかなあ。
160吾輩は名無しである:2008/07/21(月) 01:01:03
>>159
新潮だから全部文庫化されたりするのだろうか
文庫で読めるかどうかというのはかなり重要
161吾輩は名無しである:2008/07/21(月) 01:03:21
リチャード・パワーズとピンチョンって比較するとどういう感じ?
似たタイプなんだよね?
162吾輩は名無しである:2008/07/21(月) 23:49:19
>>160
『トマス・ピンチョン コンプリート・コレクション』は全集みたいなものだし、初訳が含まれている。だから、確実にハードカバーでしょ。
文庫が出るとしても、かなりあとだと思うよ。『スロー・ラーナー』は文庫になるまで14年間かかった。まぁアレは出版社が違うってことも関係しているんだろうけど・・

とりあえず『ヴァインランド』の関西弁はやめて欲しい。新訳でも佐藤氏が訳すみたいだから、やっぱり関西弁のままなのだろうけど・・・

某ブログの引用
 『V.』(1963、小山太一・新訳)
 『競売ナンバー49の叫び』(1966、佐藤良明・新訳)
 『重力の虹』(1973、佐藤良明・新訳)
 『スロー・ラーナー』(1984、佐藤良明・新訳)
 『ヴァインランド』(1990、佐藤良明)
 『メイソン&ディクソン』(1997、柴田元幸・訳し下ろし)
 『アゲインスト・ザ・デイ』(2006、木原善彦・訳し下ろし)
163吾輩は名無しである:2008/07/21(月) 23:51:57
>>161
ピンチョンの方がカオス。
164吾輩は名無しである:2008/07/25(金) 15:49:47
ちくまから文庫出てたよ。
スロー・ラーナー
165吾輩は名無しである:2008/07/26(土) 03:16:35
これは事情聴取だ
166吾輩は名無しである:2008/07/29(火) 00:28:51
無政府主義的奇跡の宇宙なかなか見つからん。
読んだことある人いますか?どうでした?
167吾輩は名無しである:2008/07/29(火) 04:02:47
>166
大変参考になりましたよ。

初期作品から「Mason&Dixon」まで、あらすじ、隠されたテーマ、言葉あそび、時代背景等、
わかりやすく解説されています。


特に「重力の虹」での
<ケノーシャ・キッド>がどうたらこうたら・・・の部分は、この本読んでないとちんぷんかんぷんでした。

コラムも充実してて、読み物としても面白いですね。
amazonに在庫あるみたいですよ。
168吾輩は名無しである:2008/07/30(水) 09:44:34
博士論文のわりに浅い感じがしたけど、読みやすいね>167
169吾輩は名無しである:2008/07/30(水) 10:39:31
>>167
>>168
広く浅くって感じなのかな?評判良いみたいですね。ありがとうございます。
ピンチョンコレが出る前に読んで予習しておこう。
170吾輩は名無しである:2008/07/30(水) 13:42:09
スローラーナーってどうよ?
図書館でちょっと読んできたんだが、
クラシック音楽を引用しちゃうあたりど素人の小説に感じたのだが
171170:2008/07/30(水) 13:48:52
ピンチョンは前からちょっと興味あったんだが、
昨日本屋いったらスローラーナーの文庫がお求め安い価格で出てたから、
買うならまずこれからだろうな、と思って
そして図書館で少し読んできたわけです。
これ読んでもピンチョンのことは少しもわからないのかな?
これだけ読んで好みではないと切ってしまうのは勿体無い?
172吾輩は名無しである:2008/07/30(水) 16:31:15
好きにすれば問題ない
173吾輩は名無しである:2008/07/31(木) 02:03:11
スローラーナーはピンチョンの他の読んでからのほうがいいと個人的には思う。
素人くさくて読めたもんじゃない、というのは本人も序文で認めてるとおり。
でも「秘密のインテグレーション」はいいよ。
174吾輩は名無しである:2008/07/31(木) 05:02:22
秘密のインテグレーション、本人は気に言ってるようだが、
俺はイマイチだと思うぜ、とか訳者が書いてたな
175吾輩は名無しである:2008/07/31(木) 10:40:57
そうだったっけ?
ちょっとスタンドバイミーに似たあの雰囲気おれは大好きだけどなー
176吾輩は名無しである:2008/07/31(木) 11:15:28
ピンチョンって出っ歯?
177吾輩は名無しである:2008/08/06(水) 00:46:27
>>176

俺は出っ歯だよ。
結構気にしてるんだから言わないでくれ。
178吾輩は名無しである:2008/08/06(水) 23:11:43
短編集ということで「スローラーナー」を入門と考えやすいけど、
それは大きな間違い
入門は断然「競売ナンバー49の叫び」
文句なく面白い そんなに長くないし
「スローラーナー」だったら
まだ「V」「重力の虹」の方が面白いし読みやすい
その二つでは「V」は習作感があるので、
実は「重力の虹」の方が読みやすい
「重力の虹」を「フィネガン」と並べるような紹介書く人は
間違いなくどちらも読んだこと無い
芸風も方向性も感触も難解とされる要因も全然違う
それから「重力の虹」は(「V」も)邦訳がダメなので、
それも難解ととられる要因
原文と邦訳と見比べながら読むのがお奨め

と思う
179吾輩は名無しである:2008/08/07(木) 02:42:49
概ね同意。
ヴァインランドも読みやすいけど、やはり49のほうが入門としてはよいね。
でも志村氏の翻訳は好みじゃなかった(スローラーナーも)。そんなこといってたらどれも読めなくなるから我慢するけど。
ちなみに重力の虹の翻訳はむちゃくちゃ叩かれてるし実際誤訳も多いけど、文章のトーンは一番好きだ。
180吾輩は名無しである:2008/08/07(木) 08:26:27
新訳出るんだし、新訳に期待。
181吾輩は名無しである:2008/08/07(木) 21:31:45
ピンチョンの英語ってやっぱり難しい?それとも以外と簡単?
ヘミングウェイくらい?メルヴィルくらい?それともジョイスくらい?
182吾輩は名無しである:2008/08/09(土) 09:22:58
>>178
全力で同意。
といっても、私には原文と照らし合わせる程の能力はないけど
183雀蜂の巣 ◆RFOoZcwLII :2008/08/11(月) 13:53:31

前スレ
トマス・ピンチョン
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/book/1063787016/

作品一覧
V. (V., 1963):ウィリアム・フォークナー賞
競売ナンバー49の叫び (The Crying of Lot 49, 1966)
重力の虹 (Gravity's Rainbow, 1973) (邦訳品切れ中)
スロー・ラーナー (Slow Learner-Early Stories, 1984)
ヴァインランド (Vineland, 1990)
メイソン&ディクソン (Mason & Dixon, 1997) (未訳)
アゲンスト・ザ・デイ(Against the Day, 2006) (未訳)

略歴やエピソードはウィキペディア(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%9E%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%94%E3%83%B3%E3%83%81%E3%83%A7%E3%83%B3)を参照のこと。
184銀狐の巣 ◆RFOoZcwLII :2008/08/11(月) 13:54:14

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トマス・ピンチョン
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作品一覧
V. (V., 1963):ウィリアム・フォークナー賞
競売ナンバー49の叫び (The Crying of Lot 49, 1966)
重力の虹 (Gravity's Rainbow, 1973) (邦訳品切れ中)
スロー・ラーナー (Slow Learner-Early Stories, 1984)
ヴァインランド (Vineland, 1990)
メイソン&ディクソン (Mason & Dixon, 1997) (未訳)
アゲンスト・ザ・デイ(Against the Day, 2006) (未訳)

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185得密辺目の巣 ◆RFOoZcwLII :2008/08/11(月) 13:54:52

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作品一覧
V. (V., 1963):ウィリアム・フォークナー賞
競売ナンバー49の叫び (The Crying of Lot 49, 1966)
重力の虹 (Gravity's Rainbow, 1973) (邦訳品切れ中)
スロー・ラーナー (Slow Learner-Early Stories, 1984)
ヴァインランド (Vineland, 1990)
メイソン&ディクソン (Mason & Dixon, 1997) (未訳)
アゲンスト・ザ・デイ(Against the Day, 2006) (未訳)

略歴やエピソードはウィキペディア(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%9E%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%94%E3%83%B3%E3%83%81%E3%83%A7%E3%83%B3)を参照のこと。
186海燕の巣 ◆RFOoZcwLII :2008/08/11(月) 13:55:27

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トマス・ピンチョン
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作品一覧
V. (V., 1963):ウィリアム・フォークナー賞
競売ナンバー49の叫び (The Crying of Lot 49, 1966)
重力の虹 (Gravity's Rainbow, 1973) (邦訳品切れ中)
スロー・ラーナー (Slow Learner-Early Stories, 1984)
ヴァインランド (Vineland, 1990)
メイソン&ディクソン (Mason & Dixon, 1997) (未訳)
アゲンスト・ザ・デイ(Against the Day, 2006) (未訳)

略歴やエピソードはウィキペディア(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%9E%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%94%E3%83%B3%E3%83%81%E3%83%A7%E3%83%B3)を参照のこと。
187吾輩は名無しである:2008/08/11(月) 13:59:00
12発だ
188吾輩は名無しである:2008/08/11(月) 20:39:12
「競売ナンバー49の叫び」はなかなか良いと思うんだが。新訳でるんだ。「ロリータ」みたいになったりして。
189吾輩は名無しである:2008/08/11(月) 20:46:50
Vinelandが積読です。
もう18年も。
190吾輩は名無しである:2008/08/16(土) 15:44:11
新訳いつ出るの?早く重力の虹読みたいよー。
今まで『V.』と『ヴァインランド』読んだけど『V.』は最高だった。

191吾輩は名無しである:2008/08/24(日) 14:18:13
>>155
笑った
たしかにピンチョンがノーベル賞とったら可能性ありだな
192吾輩は名無しである:2008/08/24(日) 19:06:23
ピンチョンってなんで逃げてるの?
不細工だから?
193吾輩は名無しである:2008/08/25(月) 08:49:10
カメラに撮られると魂抜かれると思ってる。
194吾輩は名無しである:2008/08/25(月) 12:31:07
なんだそりゃ
宗教的なもの?
195吾輩は名無しである:2008/08/25(月) 17:13:53
宗教は関係ないんじゃね?
ヨーロッパでも、日本でも、アフリカの先住民もみんなそういう風に考えたらしいからな。
196吾輩は名無しである:2008/08/26(火) 02:12:07
マジレスかよw
197吾輩は名無しである:2008/08/26(火) 04:32:47
>>195
今時そんなこと本気で考えてる奴いるの?
精神分裂病かよ

そんなの理由にならないと思うのだが
迷信すぎる
まさかピンチョンはそこまで馬鹿じゃないだろう
198吾輩は名無しである:2008/08/26(火) 10:19:10
>>197
199吾輩は名無しである:2008/08/26(火) 15:02:44
>>197
ネタにマジレス……ゴホン、ゴホン!! あ、いや何でもない!
200吾輩は名無しである:2008/08/26(火) 16:53:12
俺は普通に写真とられるの嫌だな。
別に魂抜かれるとか関係なくね。
201193:2008/08/26(火) 22:36:59
すまん。
ネタのつもりだったんだ。
俺はただ良かれと思って…。

ちょっと大人しくしてますので許してください。
202吾輩は名無しである:2008/08/26(火) 23:03:19
みんなびっくりしてるよ
203イラストに騙されたな無しさん:2008/08/27(水) 09:22:15
ロリータ!
204吾輩は名無しである:2008/08/27(水) 09:33:03
205吾輩は名無しである:2008/08/27(水) 09:34:06
前スレ
トマス・ピンチョン
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作品一覧
V. (V., 1963):ウィリアム・フォークナー賞
競売ナンバー49の叫び (The Crying of Lot 49, 1966)
重力の虹 (Gravity's Rainbow, 1973) (邦訳品切れ中)
スロー・ラーナー (Slow Learner-Early Stories, 1984)
ヴァインランド (Vineland, 1990)
メイソン&ディクソン (Mason & Dixon, 1997) (未訳)
アゲンスト・ザ・デイ(Against the Day, 2006) (未訳)

略歴やエピソードはウィキペディア(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%9E%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%94%E3%83%B3%E3%83%81%E3%83%A7%E3%83%B3)を参照のこと。
206吾輩は名無しである:2008/08/27(水) 09:38:01
前スレ
トマス・ピンチョン
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作品一覧
V. (V., 1963):ウィリアム・フォークナー賞
競売ナンバー49の叫び (The Crying of Lot 49, 1966)
重力の虹 (Gravity's Rainbow, 1973) (邦訳品切れ中)
スロー・ラーナー (Slow Learner-Early Stories, 1984)
ヴァインランド (Vineland, 1990)
メイソン&ディクソン (Mason & Dixon, 1997) (未訳)
アゲンスト・ザ・デイ(Against the Day, 2006) (未訳)

略歴やエピソードはウィキペディア(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%9E%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%94%E3%83%B3%E3%83%81%E3%83%A7%E3%83%B3)を参照のこと。
207吾輩は名無しである:2008/08/27(水) 09:39:19
前スレ
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作品一覧
V. (V., 1963):ウィリアム・フォークナー賞
競売ナンバー49の叫び (The Crying of Lot 49, 1966)
重力の虹 (Gravity's Rainbow, 1973) (邦訳品切れ中)
スロー・ラーナー (Slow Learner-Early Stories, 1984)
ヴァインランド (Vineland, 1990)
メイソン&ディクソン (Mason & Dixon, 1997) (未訳)
アゲンスト・ザ・デイ(Against the Day, 2006) (未訳)

略歴やエピソードはウィキペディア(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%9E%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%94%E3%83%B3%E3%83%81%E3%83%A7%E3%83%B3)を参照のこと。
208吾輩は名無しである:2008/09/07(日) 01:46:14

前スレ
トマス・ピンチョン
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/book/1063787016/

作品一覧
V. (V., 1963):ウィリアム・フォークナー賞
競売ナンバー49の叫び (The Crying of Lot 49, 1966)
重力の虹 (Gravity's Rainbow, 1973) (邦訳品切れ中)
スロー・ラーナー (Slow Learner-Early Stories, 1984)
ヴァインランド (Vineland, 1990)
メイソン&ディクソン (Mason & Dixon, 1997) (未訳)
アゲンスト・ザ・デイ(Against the Day, 2006) (未訳)

略歴やエピソードはウィキペディア(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%9E%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%94%E3%83%B3%E3%83%81%E3%83%A7%E3%83%B3)を参照のこと。


209吾輩は名無しである:2008/09/08(月) 17:32:56
相変わらず荒らされてるな
210吾輩は名無しである:2008/09/09(火) 17:19:56
211吾輩は名無しである:2008/09/13(土) 13:43:40
>>210
ここでセックルしたのかー!
212吾輩は名無しである:2008/09/16(火) 15:33:43
スローラーナー読んだ。
ピンチョンが近づいてきたら遠慮して距離を取ろうとする
志村、高橋源一郎らに失笑した。
213長距離ランナー、故障中:2008/09/17(水) 08:39:14
なんで一番おもしろくないのが文庫になってるんだろうね
214吾輩は名無しである:2008/09/17(水) 09:51:44
短編集だから出しやすかったのだと思うけど。一番文庫にしても良さそうなのは
競売ナンバーだよな。
215長距離ランナー、故障中:2008/09/17(水) 19:54:38
>>214
だね。
競売ナンバー49だったら誰が読んでもおもろいと思うけど
216吾輩は名無しである:2008/09/18(木) 01:37:04
文庫で出てたと思うけど
217吾輩は名無しである:2008/09/18(木) 02:44:44
サンリオね
218吾輩は名無しである:2008/09/18(木) 02:59:17
>>211
だがちょっと待ってほしい。Sがセックスした地点にV2が落ちるというのは果たして本当だろうか?むしろ因果関係は逆なのではないだろうか?
219吾輩は名無しである:2008/09/18(木) 23:01:12
借りよう、借りようと思って、先延ばしにしていた『重力の虹』を借りて、な
んとか八日で読み切って今日返したが、わけがわからなかった。いや、といっ
てもつまらんかったわけじゃなく、その意味不明なまでも闇鍋的なごった煮が
面白かったんだが、あのなだらかに、かつ唐突に普通の描写から妄想に移行す
る文体が後半になればなるほど誰が妄想してるのかを曖昧にしてゆくから、とに
かく読んでて疲れた。もっと咀嚼するために再読したかったけど、そんな気力が
もう残ってなかったorz しかも、次に『ウィトゲンシュタインの箒』でも借りよ
うと思ったら無かったのが余計に悲しい。
220吾輩は名無しである:2008/09/19(金) 21:55:39
>>218
V2ロケットが将来落ちるところに引き寄せられてせっくすしてしまうとゆうこと?
221吾輩は名無しである:2008/09/20(土) 03:53:27
>>220
その仮説はホワイトビジテーションの怪しげな超能力研究グループが立ててたと思うが、常識的に考えてありえない。
セックスしたところに落ちるというのも同じでありえない。
苦し紛れにポワソン分布とか統計学的に解釈してみようとしてた人物
いたと思うがこれも説明になってない。
結局近いとこまで行ってたのがポインツマン。でもノーベル賞に目が眩んでたのでダメだった。
あっというような逆転の発想が必要かも。

あとこれはネタ
http://imihu.blog30.fc2.com/blog-entry-1727.html
222吾輩は名無しである:2008/09/20(土) 22:26:41
>>210
ちょw ここってグルジア女に俺が童貞奪われたソファじゃんw
223吾輩は名無しである:2008/09/22(月) 02:49:15
>>222

え、あんたあの時の!?
224吾輩は名無しである:2008/09/22(月) 13:19:01
ピンチョンって、物理学とかその辺の学問主体のSFっぽい小説を書く人なの?
225吾輩は名無しである:2008/09/22(月) 16:26:15
SFっぽいのは重力の虹だけだな
226吾輩は名無しである:2008/10/04(土) 23:18:36

ttp://www.ladbrokes.com/lbr_sports?action=go_generic_link&level=EVENT&key=212593068&category=SPECIALS&subtypes=&default_sort=&tab=undefined

Thomas Pynchon 14/1

Thomas Pynchon to win and attend the Nobelfest (10th Dec. 2008) 40/1

ピンチョンがとるのは1/14、とって出席するのは1/40。
とった場合に出席するのは1/3?

227吾輩は名無しである:2008/11/19(水) 21:13:58
228吾輩は名無しである:2008/11/22(土) 05:56:47
来年だと!?
229吾輩は名無しである:2008/11/22(土) 13:30:58
早すぎ
230吾輩は名無しである:2008/11/22(土) 17:53:11
誰か引用されてるエコノミストの文章訳してくれんか
231吾輩は名無しである:2008/11/28(金) 21:32:54

タイトル Inherent Vice
発売日 2009年8月4日

すでに出版社(ペンギン)の2009年夏カタログに載っている。60年代の
ロスでの話らしい。

http://booksellers.penguin.com/static/pdf/viking-summer09.pdf
232吾輩は名無しである:2008/11/28(金) 22:02:28
>>231
新作?

233吾輩は名無しである:2008/11/29(土) 00:16:17
載ってないけど??
234233:2008/11/29(土) 01:22:49
235吾輩は名無しである:2008/12/09(火) 16:13:39
まだかね新潮社
236吾輩は名無しである:2008/12/17(水) 08:15:18
あげるよ
237吾輩は名無しである:2008/12/29(月) 19:39:11
たしか、アメリカの「ザ・シンプソンズ」ってアニメに吹き替えでピンチョンが出演したって話知ってる?
238吾輩は名無しである:2008/12/29(月) 20:26:46
>>237
知ってる。
239吾輩は名無しである:2008/12/29(月) 20:30:17
それって、DVDとか出てるの?
声聞いたことある?
240吾輩は名無しである:2008/12/29(月) 20:32:11
>>239
それは知らない。
241吾輩は名無しである:2008/12/31(水) 22:22:41
前Youtubeに映像あったが、今みたら消えてるな
なかなか渋いいい声だったぞ
紙袋かぶった姿でタクシー止めようとして「おーい!おれ引きこもり作家のピンチョン!!!」とか叫んでた記憶
242吾輩は名無しである:2008/12/31(水) 22:53:29
なかなかノリがいい人なんだなw
243吾輩は名無しである:2009/01/01(木) 14:24:54
サリンジャーと大違い。
244川俣軍司 ◆kapwcKvnKE :2009/01/01(木) 18:01:30
ジョンウォーターズも変態の映画監督って役で出てたらしいですね。
245吾輩は名無しである:2009/01/02(金) 15:46:57
「重力の虹」、早く佐藤新訳で読みたい。
ウザイ柴田でなくてよかった。
246吾輩は名無しである:2009/01/03(土) 18:22:02
「ヴァインランド」から推測するに、
佐藤訳の方がウザイだろう。
247吾輩は名無しである:2009/01/03(土) 23:06:02
出版いつなの?
248吾輩は名無しである:2009/01/04(日) 00:10:44
春頃とか
249吾輩は名無しである:2009/01/04(日) 11:15:07
20年後だろ
250吾輩は名無しである:2009/01/04(日) 14:30:04
重力の虹は柴田さんには訳せないよ。
前の訳も数人がかりでやったのにさんざん誤訳指摘されてた。
251吾輩は名無しである:2009/01/04(日) 16:14:02
大分昔に出た「ユリイカ」のピンチョン特集で、佐藤良明の部分訳が載っていたが
国書版に比べて、明らかに生きのいい文章だった。
この人ベイトソンで相当鍛えられてるから、期待できると思う。
252吾輩は名無しである:2009/01/04(日) 21:52:50
あーあれはたしかにノリがよかった
ヴァインランドでは悪乗りしすぎちゃった感じか
253吾輩は名無しである:2009/01/05(月) 04:09:50
http://nytimesbooks.blogspot.com/2008/12/thomas-pynchons-inherent-vice.html
http://www.amazon.com/exec/obidos/ASIN/1594202249/
+   +
  ∧_∧  +
 (0゚・∀・)   ワクワクテカテカ
 (0゚∪ ∪ +
 と__)__) +
254吾輩は名無しである:2009/01/13(火) 22:25:50
なんでこんなに次回作がはやく出るの?
255吾輩は名無しである:2009/01/14(水) 00:41:22
がんばって書いていらっしゃるのさ
256吾輩は名無しである:2009/01/15(木) 11:38:08
「スタートレック」のR・モンタルバン氏死去、88歳
[ロサンゼルス 14日 ロイター] 米人気SFシリーズ「スタートレック」で悪役を演じたメキシコ出身の俳優リカルド・モンタルバン氏が14日死去した。88歳だった。ロサンゼルス市当局が明らかにした。
 芸能界で長期間のキャリアを持つモンタルバン氏は、ABCテレビの人気シリーズ「ファンタジー・アイランド」で一躍有名になった。
 また1970年代には、米大手自動車メーカーのクライスラーの広告塔としても知られた。


257吾輩は名無しである:2009/01/16(金) 11:30:55
258吾輩は名無しである:2009/01/16(金) 11:31:20
259吾輩は名無しである:2009/01/16(金) 13:32:21
あるけどアドレス記憶あるけど。すいませんちょっと遅れちゃうからすぐ帰るんだけど大丈夫ですか!バンドのお誘い、はい出来たのではやっぱりハート
260吾輩は名無しである:2009/01/18(日) 09:12:05
文庫になるのはいつの日か。
261吾輩は名無しである:2009/01/18(日) 09:14:02
ピンチョンの小説もエリオットの荒地もテーマは似たりよったりじゃないのかな。
262吾輩は名無しである:2009/01/19(月) 06:29:46
瑕疵って言葉、カフカセレクション3のp.143にもでてくる。
263吾輩は名無しである:2009/01/20(火) 20:33:00
エリオットか。いいとこついてるかもなあ。

でもたしかスローラーナー序文で、エリオットと自分の世代の遠さのようなことを言っていた気がする。で、やっぱりビートだと。
264吾輩は名無しである:2009/01/25(日) 19:43:32
ピンチョンときくと白鯨と荒地とユリシーズ思い出す。なんでだろ?
白鯨は 世界をとりこむ神学小説 
荒地は 天国編のない神曲
ユリシーズは・・犬の・・じゃなくて
265吾輩は名無しである:2009/01/26(月) 13:42:32
どれも重力の虹にしかあてはまんなくないか
266吾輩は名無しである:2009/01/26(月) 19:06:28
ヴァインランドは退屈だった。
267吾輩は名無しである:2009/01/27(火) 21:33:35
学生運動40周年ということで読んでみてもいいかもしれない>ヴァインランド
268吾輩は名無しである:2009/01/28(水) 16:48:29
ピンチョンの動物占いはこじか。
269吾輩は名無しである:2009/01/28(水) 17:21:09
俺はコアラ
270吾輩は名無しである:2009/01/28(水) 19:11:02
無政府主義的奇跡を期待せずに図書館で借りて読んでみたらなかなか良本であった。
271吾輩は名無しである:2009/01/28(水) 19:31:20
ピンチョンは近年myspacecomに登録して自分の趣味や年収、身長を自己紹介で書いてたがあれは
なんだったんだろう。
272吾輩は名無しである:2009/01/28(水) 20:56:59
>>271

ヒント 罰ゲーム
273吾輩は名無しである:2009/01/28(水) 21:05:01
ピンチョンの笑ってはいけないアメリカ
大晦日放送決定
274吾輩は名無しである:2009/01/28(水) 22:22:18
ピンチョンを題材にした映画がYoutubeにあるけど、英字幕ほしい。
大統領の演説くらいはっきりゆっくり喋ってほしい。
275吾輩は名無しである:2009/01/28(水) 22:33:26
31歳の博士論文は良い本である。
ピンチョンの小説は複雑系小説だそうな。
276吾輩は名無しである:2009/01/28(水) 22:56:58
複雑系とかポストモダンとか言われることが多いけど
そういう批評家は理論ありきでしかピンチョンを読めない。
277吾輩は名無しである:2009/01/28(水) 23:43:16
「読む」ことは常に何らかの枠組みを必要とするからね。
「素朴な読み」との差異化をはかる以上、仕方ないのでは。
278吾輩は名無しである:2009/01/29(木) 00:49:14
いらねーよ>理論
いままで目についたものではろくなものはなかった。
浅田・佐藤・巽の対談とヴァイゼンブルガーの本くらいかなよかったの。
279吾輩は名無しである:2009/01/29(木) 01:36:08
木原善彦の本はどう思ってるの?
280吾輩は名無しである:2009/01/29(木) 02:21:59
ピンチョンの作品すべて網羅してるとこはすごいとおもったけど、少々つっこみ不足だと思った
281吾輩は名無しである:2009/01/29(木) 02:35:54
つっこみ不足か。どんな論でも限界はあるけど。
ピンチョンの場合はその逆で、つっこみ過ぎが指摘されるもんだと思うな。
282吾輩は名無しである:2009/01/29(木) 02:43:24
ポモって、やってる人飽きないのかな。
283吾輩は名無しである:2009/01/29(木) 02:52:24
ポストモダンって言葉は昔から好まれなかったよ。
でもポモって切り捨てずにもう少し勉強してみたら面白いと思う。
飽きる飽きないの問題にはしなくなると思うなぁ。
284吾輩は名無しである:2009/01/29(木) 12:20:52
>278
文化の臨界は良いですね。

ポモってランボーの絶対的にモダンに近いのかもね。
285吾輩は名無しである:2009/01/29(木) 12:22:25
ヴァイゼンブルガーの本は知らない。英語ですか?
286吾輩は名無しである:2009/01/29(木) 15:14:53
>>281
たしかに冗長にならず手際よくまとめているので入門書としてはいいのかもしれない

>>285
英語。重力の虹のコンパニオン。
でも最近はhttp://gravitys-rainbow.pynchonwiki.com/wiki/index.php?title=Gravity%27s_Rainbow_-_Page_by_Page
こんなのもあるから要らないのかも
287川俣軍司 ◆kapwcKvnKE :2009/01/29(木) 15:32:48
ピンチョンが講談社文芸文庫で出たりしませんかね?
288吾輩は名無しである:2009/01/30(金) 07:51:55
ちくまから出してあげます。
289川俣軍司 ◆kapwcKvnKE :2009/01/30(金) 08:28:18
ありがとうございます…
290吾輩は名無しである:2009/01/30(金) 19:48:03
無政府主義的奇跡の宇宙ってそれニーチェじゃんておもた。
291吾輩は名無しである:2009/01/30(金) 21:12:26
永劫回帰を理系風味に書いたともみえる。
↓これはちょっと笑える。
ttp://jp.youtube.com/watch?v=o6P2w5GkXmU
292吾輩は名無しである:2009/01/30(金) 21:41:08
タイトルなのに無政府主義的奇跡がどういうものか
ほとんど書いてないのがちょっとなぁ。
293吾輩は名無しである:2009/01/30(金) 22:24:22
大学院ってはいるのもでるのも必要なのはソツなくまとめる能力と語学であって内容は60点でいいんだろうな。
一般的に論文のくせにタイトルに論がたってないものがほとんどなので、こういうタイトルがあるだけマシかと。
たしかに論文というより説明文という感じですかね。
294吾輩は名無しである:2009/01/30(金) 22:26:20
タイトルに論がたってない?
295吾輩は名無しである:2009/01/30(金) 22:31:30
そういえば生まれてはじめて買った洋書は悪童日記で次はフィネガンだった。
最初はまあ可愛い思い出としても、後者はなんか呪われてるのかなと思った。
無知なわたしは読めないのでおかしいとおもって日本語訳を買ったものです。
296吾輩は名無しである:2009/01/30(金) 23:10:06
文化の臨界の浅田彰のバロック発言が面白かった。
297吾輩は名無しである:2009/01/30(金) 23:12:45
298吾輩は名無しである:2009/01/30(金) 23:19:00
なんだってエリオットは雨がすきなんだろう?(スローラーナーのどこか)
299吾輩は名無しである:2009/01/31(土) 03:11:54
昔はピンチョンの漫画化があればいいのにとか思ったこともあったけど、
漫画というジャンル自体読んでみるとあまりにもひどい産物だったので最近は
漫画化はええわとおもうようになった。
300吾輩は名無しである:2009/01/31(土) 03:15:38
ピンチョン本は世界=本の一種なのかな。
301吾輩は名無しである:2009/01/31(土) 03:19:14
ケルズの書のモダン・バージョンってないのかな。グランヴィルも興味ない。
302吾輩は名無しである:2009/01/31(土) 03:24:53
こういう脇においておくと目の端で輝いてるような
メインストリームにおいても意味がないような作家の遇し方を
いつまでも日本は学ばないよな。
303吾輩は名無しである:2009/01/31(土) 04:07:04
去年なんとなくピンチョンがノベル賞とるかと思い、周りに吹聴してたらあっさりはずれて恥かいた。
作家をえらぶときは自分は単純に顔で選ぶけどなあ。ピンチョンは出っ歯だけど顔で選んだ。
作家の混ざった集合写真なんかだと明らかな不審人物を当てる楽しさがあるから好きだ。
304吾輩は名無しである:2009/01/31(土) 04:08:33
そのピンチョンも今ではすっかり普通の人に。
305吾輩は名無しである:2009/01/31(土) 04:20:18
次回作でるの早いけど平行して書いてたんだろうか。
国内は芽むしり仔撃ちなんか好きだったんだがなあ。
306吾輩は名無しである:2009/01/31(土) 04:26:21
いつの話だよww
>芽むしり仔撃ち
307吾輩は名無しである:2009/01/31(土) 04:38:53
草むしりコーチ。
308吾輩は名無しである:2009/01/31(土) 04:43:59
ピンチョンの息子さん元気かな?
いや、性的な意味じゃなく。
309吾輩は名無しである:2009/01/31(土) 05:01:18
ノーマルそうな親だから元気なんじゃない?
クロソウスキーの息子とかは狂ってるって何かで読んだけど。
国内はオーケンくらいしかチェックしてない。三島も中上も興味ない。
310吾輩は名無しである:2009/01/31(土) 05:08:12
スレ違いだが、そういや草間弥生の小説なら今読んでる。田舎の肥だめの蓋を開けた瞬間の臭いのようなものがある。
天然支離滅裂だがたまに異様に明晰なことが書いてある。
311吾輩は名無しである:2009/01/31(土) 05:17:55
オヤジがピンチョンだったら微妙だわ。
すげー金持ってるけどヒキニート。
312吾輩は名無しである:2009/01/31(土) 05:21:44
年収は2000万以上だったような。もっとあると思ってたけど。
313吾輩は名無しである:2009/01/31(土) 09:14:27
7作しか書いてない作家にしては充分じゃね?
広範な読者を得られるような作風でもないし
314吾輩は名無しである:2009/01/31(土) 15:52:18
木原さんの論文読んでたら重力と競売ナンバーが不思議の国のアリスにみえてきた。
315吾輩は名無しである:2009/01/31(土) 18:38:33
キャロルは表層だけどピンチョンは表層と深層だと思う。
ドゥルーズ的な意味で。
316吾輩は名無しである:2009/01/31(土) 20:13:17
意味の論理学でいいのかな。
いいきっかけなので脳が処理できず放置プレイした文庫本を読んでみます。
317吾輩は名無しである:2009/01/31(土) 23:10:24
意味の論理学ワケワカラナカッタので勝手に解釈。
表層orderと深層chaosとのバロック→弁証法ではなくてカオスモス、
無政府主義的奇跡は純粋な出来事という今であると。

318吾輩は名無しである:2009/01/31(土) 23:14:43
禁一キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
319吾輩は名無しである:2009/02/01(日) 05:44:58
お、意味の論理学にすぐ反応できる人がいましたか。
大体そういうことです。
キャロルは詩人でピンチョンは詩人でもあり精神分裂病でもあるという。
320吾輩は名無しである:2009/02/01(日) 17:12:48
下巻の一義性はピンチョン論ぽいとおもった。
321吾輩は名無しである:2009/02/08(日) 12:29:00
キャロル論よかったです。
ttp://www.youtube.com/watch?v=ZuF-I8JYb0M
322吾輩は名無しである:2009/02/08(日) 14:04:59
323吾輩は名無しである:2009/02/17(火) 22:25:33
巨大チーズに轢かれそうになるエピソード、よかったなあ。
324吾輩は名無しである:2009/02/17(火) 22:37:19
ピンチョンてノーベル賞とらないの?出っ歯が嫌なら紙袋かぶれば良いのに。
325吾輩は名無しである:2009/03/03(火) 13:52:51
このブレンド具合は他にはないねー
コンプリート期待してますよー
分冊はやめてねー
326吾輩は名無しである:2009/03/04(水) 15:32:50
そろそろ新潮社から「トマス・ピンチョン コンプリート・コレクション」の
内容見本が出てもおかしくない頃なんだけど…
志村正雄、蓮實重彦氏の推薦文が読みたい!
327吾輩は名無しである:2009/03/04(水) 16:46:38
新潮社、全く音沙汰がないよね
328吾輩は名無しである:2009/03/04(水) 23:28:40
どうせ延期だろ
329吾輩は名無しである:2009/03/05(木) 00:29:14
どうせ柴田の翻訳が終わってないんだろ
メイスンの
330吾輩は名無しである:2009/03/05(木) 00:34:54
一挙に出るの?少しずつ小出しにしてくれた方が読むほうとしては助かるんだけど

個人的には文庫で出して欲しいが、そんなわけないだろうな
331吾輩は名無しである:2009/03/06(金) 15:09:15
文庫にはかなり魅力があるけど、きょうびこうやって文章読めたりすると
負荷の高い(デカイ、重い)のにより魅かれるなあ。

サインとか入ってると、なおいいね。
332吾輩は名無しである:2009/03/06(金) 16:07:32
>>331
アメリカのハードカバーでも買え
333吾輩は名無しである:2009/03/10(火) 22:42:59
わたしは文庫がいいな。女性には重いんだもん。
334吾輩は名無しである:2009/03/11(水) 02:55:36
あの重さも含めてピンチョンだ
335吾輩は名無しである:2009/03/11(水) 13:11:11
>>333

結婚しよう
336吾輩は名無しである:2009/03/11(水) 14:19:29
あたしも文庫がいい。男だけど文庫のほうが読みやすいんだもん。
337吾輩は名無しである:2009/03/11(水) 17:31:30
俺も文庫がいい。ピンチョンだけど文庫の方が売れるんだもん。
338吾輩は名無しである:2009/03/11(水) 20:28:38
未訳の本がでるならどちらでもいいな。
339吾輩は名無しである:2009/03/14(土) 20:26:08
ところでみなさんって漫画なら何をよんでるの?
わたしは漫画自体が(その読者含めて)苦手なんだが。
340吾輩は名無しである:2009/03/14(土) 20:34:44
まるでお話にならなそうな振り方するなあ
341吾輩は名無しである:2009/03/14(土) 22:40:29
ピンチョン漫画化できそう
342吾輩は名無しである:2009/03/14(土) 22:51:09
マンガじゃないと思うけど『重力の虹』はこういうのが出てるよ
ttp://www.amazon.co.jp/dp/097731278X/
343吾輩は名無しである:2009/03/15(日) 01:52:50
それ本になってたのかー
でもイラストならやはりこれかな
http://www.freecomic.de/pynchon1/pynchon1.html

マンガ化するなら松本次郎がよいな。前も書いたけど
344吾輩は名無しである:2009/03/15(日) 02:13:36
tweakkさん?
345吾輩は名無しである:2009/03/15(日) 09:43:16
マックス・エルンストの「雨後のヨーロッパ」も入れてください。
346吾輩は名無しである:2009/03/15(日) 09:52:57
ピラネージとか。
347吾輩は名無しである:2009/03/15(日) 16:51:43
漫画はメカ沢君なら読んでいます。
348吾輩は名無しである:2009/03/15(日) 18:27:33
ピンチョンが一番マンガみたいな顔してんのに
349吾輩は名無しである:2009/03/16(月) 07:30:49
それは禁句
350吾輩は名無しである:2009/03/16(月) 13:30:50
小説家の風貌を云々するってのは
不細工なおれには納得いかねえ。

どう思うかはもちろん勝手だが
あえて声に出すとなるとな

手前の顔出しでゆえと。
351吾輩は名無しである:2009/03/16(月) 15:05:45
女が稼がねばならぬ時代になったということは、男性も風貌や老いに悩む時代であるということ。
352吾輩は名無しである:2009/03/16(月) 19:06:17
旅行でしか行ったことないが、あんな国で自分のファンタスムを維持しえたところはエライ。
353吾輩は名無しである:2009/03/17(火) 17:55:48
>>342
eBayで安く売られてたんで買った
354吾輩は名無しである:2009/03/20(金) 03:54:51
期待あげ
355吾輩は名無しである:2009/03/20(金) 16:18:21
>>342
別に重力の二次を漫画化したものではないよ。重力の各ページから受けたイメージを
勝手に描いて載せているだけで、様式も様々だし、ストーリーを追っているわけ
でもないからそれだけ読んでも何もわからないよ。
356吾輩は名無しである:2009/03/21(土) 19:17:31
あれは絵は上手いけど思想性を感じない。
歴史上の過去の作品の適当なコラージュでピンチョンマンガはつくれるんじゃ。
エルンスト、ピラネージ、広告、へんなアヒル。壮大なアリスの分裂版だな。
357吾輩は名無しである:2009/03/22(日) 13:11:22
久しぶりにオーケンを読んだ。飼育とアナベル・リー。
ピンチョン読んだ後だとなぜか読みやすい。
オーケンのイメージはアレゴリカルだけどピンチョンのはそうでもない。
かといってシンボリックでもない。ピンチョンの作品群に氾濫するイメージは
なんて言ったらいいんでしょうかねえ。理系作家分裂系?という感じではあるが。
情報資本主義時代のイメージなんだろうけど、萌とかはまったくないし。
萌ってある意味シンボリック。同心円的蛸壺。
358吾輩は名無しである:2009/03/22(日) 14:33:44
大槻ケンヂでアレゴリカルとか何言ってんだよ、と思いきや大江健三郎かよ
359吾輩は名無しである:2009/03/22(日) 20:57:11
加山雄三がリリックな少女漫画読んで涙をこぼすと大槻ケンヂかさだまさしに変身。
360吾輩は名無しである:2009/03/23(月) 02:02:08


357 :吾輩は名無しである :2009/03/22(日) 13:11:22
久しぶりにオーケンを読んだ。飼育とアナベル・リー。
ピンチョン読んだ後だとなぜか読みやすい。
オーケンのイメージはアレゴリカルだけどピンチョンのはそうでもない。
かといってシンボリックでもない。ピンチョンの作品群に氾濫するイメージは
なんて言ったらいいんでしょうかねえ。理系作家分裂系?という感じではあるが。
情報資本主義時代のイメージなんだろうけど、萌とかはまったくないし。
萌ってある意味シンボリック。同心円的蛸壺。

361吾輩は名無しである:2009/03/23(月) 17:31:34
オーケンはすっかり角の丸くなった水戸黄門。
362吾輩は名無しである:2009/03/24(火) 03:15:23
印籠持ってない水戸黄門
363吾輩は名無しである:2009/03/24(火) 03:40:11
ブリキの太鼓を持った水戸黄門。マンネリ芸。
364吾輩は名無しである:2009/03/28(土) 05:50:13
チチェーリンがキルギスの光の探索の途中で村の結婚式に立ち寄るシーンがあるんじゃん。歌合戦の。
あそこ好きなんだよね
NHKスペシャルでも見てる気分になるw
365吾輩は名無しである:2009/04/02(木) 11:34:14
オーケンの小説はエロ本。エロ本水戸黄門。あれ?なんでノーベル?
366吾輩は名無しである:2009/04/03(金) 00:44:32
で、コンプリートコレクションはどうなったの?
367吾輩は名無しである:2009/04/03(金) 01:17:32
うやむやになったよ。
368吾輩は名無しである:2009/04/03(金) 01:36:06
最初から出すなんて言わなきゃいいのに
369吾輩は名無しである:2009/04/04(土) 15:59:15
既出本くらいだせるじゃん、と思ってたら基本的に新訳なんだ
無謀なことをする
370吾輩は名無しである:2009/04/07(火) 22:31:47
北朝鮮のロケット打ち上げ映像見たかい?
重力の虹読み返したくなるよな?
371吾輩は名無しである:2009/04/07(火) 22:43:18
読みたいんで、はやく新訳出してください新潮さん
372吾輩は名無しである:2009/04/07(火) 23:58:23
英語でいいじゃんもう
373吾輩は名無しである:2009/04/09(木) 18:38:27
ピンチョンのマッチョ感は苦手。
374吾輩は名無しである:2009/04/09(木) 22:14:58
あれでもマシなほうなんだろうなとは思ってる。
375吾輩は名無しである:2009/04/10(金) 02:21:29
マッチョ?どんなとこが?
まったくかんじないんだけど。

まあハードボイルドのスタイルを真似てるとこもあるか。
でも基本的にはフェミニズム親和的だとおもう
376吾輩は名無しである:2009/04/10(金) 11:59:55
身長高いことしってちょっと怖くなった。自分160ないので。
根拠は「なんとなく・・」でしかないので、勘違いかも。
アメリカ人に対する偏見かも。・・
377吾輩は名無しである:2009/04/10(金) 12:09:32
マッチョにもいろんなニュアンスがあるんだな
378吾輩は名無しである:2009/04/10(金) 19:52:05
むかしなにげにピンチョンとジョン・ゾーンの比較をやったことがある。
60年代前衛+ポモ引用でルイージとかおもってしまって。
でも結局バロック対否定神学というオチだったかな。
379吾輩は名無しである:2009/04/11(土) 01:34:07
同級生がね、云ってた、じぶんの英語の先生ジョン・ゾーンの母親だって。まじ。
…ちなみにそれを聞いたときにじぶんは、ジョン・ローンと勘違いをしたという
オマケ付きだww
380吾輩は名無しである:2009/04/11(土) 02:05:29
母親ってジョンに精神科の監視をつけてた人だっけ。
何をしでかしたらそんなことになるんだ。
381吾輩は名無しである:2009/04/11(土) 20:50:48
ジョンゾーンよりザッパ
382吾輩は名無しである:2009/04/12(日) 03:30:08
ピンチョンに音楽つけるとしたらなんでしょう。モンクもいれてね。
383吾輩は名無しである:2009/04/12(日) 18:39:50
エーリッヒ・ツァンかなあ
384吾輩は名無しである:2009/04/12(日) 23:24:23
俺もザッパだと思う。
385吾輩は名無しである:2009/04/12(日) 23:39:35
そういやAtDのエピグラフがモンクだったな。謎だ。
386吾輩は名無しである:2009/04/13(月) 20:08:07
サイバーパンク・パゾリーニのような人がイギリスの植民地圏から
出てきて映画化してくれないかな。
387吾輩は名無しである:2009/04/13(月) 21:35:29
今年の9月にInherent Viceでるみたいだけど、自分には原書は無理。
388吾輩は名無しである:2009/04/14(火) 07:38:04
パワーズとピンチョンは原書のみだと自信ない。
389吾輩は名無しである:2009/04/14(火) 17:44:45
橋本治の『風雅虎の巻』に小説とはすれちがいである、という定義があって、
ピンチョンのは熱死を軸にした1(生)と0(死)のすれちがい、
理系と文系のすれちがいetc.、などとおもえば、ああそうね・・と。
390吾輩は名無しである:2009/04/14(火) 20:45:26
俺は理系だけど、いまどき熱死がどうとか言ってたら馬鹿にされるぞ
391吾輩は名無しである:2009/04/15(水) 01:35:01
そうそう。ピンチョン自身も熱死のことは忘れてくれといってる。
392吾輩は名無しである:2009/04/15(水) 18:30:50
そういや昔エントロピーがどうのと軽口いって理系の彼に怒られたことあったなあ。
ユートピア=潜在的な廃墟といえばよかったかな。夜想のウケウリだけど・・。
ラッダイトとか言ってたこともわすれたほうがいいのかしら。
393吾輩は名無しである:2009/04/15(水) 18:37:33
現代美術にピンチョンと相性の良い作家がいても良さそうなもんだが、
意外にこれがいないんだよね。
394吾輩は名無しである:2009/04/16(木) 18:21:03
>>378=389=392=393
こういう人種ってまだ生き残ってるんだな…
395吾輩は名無しである:2009/04/16(木) 20:21:27
ピンチョンが文庫にならないのは人気がないせいか?
396吾輩は名無しである:2009/04/16(木) 20:44:32
まあ売れる作品ではないだろう
397吾輩は名無しである:2009/04/16(木) 22:27:11
重要ではあると思うが、ピンチョンを文庫にするくらいなら
他にもっと文庫にすべき作者がいる気がする、そんな微妙なポジション

ノーベル賞でも取れば、文庫になるんだろうか
398吾輩は名無しである:2009/04/16(木) 22:31:15
49はサンリオ文庫になったよ
399吾輩は名無しである:2009/04/16(木) 22:55:40
重力の虹くらいはいいかげん文庫にしてもいいと思う。ほんとに。
400吾輩は名無しである:2009/04/16(木) 22:59:32
国書は映画化すればソフトカバー出すよね。
というわけで映画化を。
401吾輩は名無しである:2009/04/16(木) 23:01:25
文庫が出るとすればバロウズとかフィネガンズウェイクを出してる
河出文庫あたりなら納得はするかな。無茶するなあとは思うだろうが。
402吾輩は名無しである:2009/04/16(木) 23:01:39
正直、ピンチョンちょっと飽きてきたから文庫にしたほうが・・と思う。
403吾輩は名無しである:2009/04/16(木) 23:59:14
新潮の人に聞いてみた。

・全集ではない。ヴァインランドは含まれない
・予定より遅れている(メド立ってない?)

んだってさ。
404吾輩は名無しである:2009/04/17(金) 02:04:16
原書は安いんだから文庫にするべき。
フィネガンですら文庫であるのに。
405吾輩は名無しである:2009/04/17(金) 05:13:22
406吾輩は名無しである:2009/04/17(金) 07:42:46
>>403
ヴァインランドは河出で買えってことか
407吾輩は名無しである:2009/04/18(土) 00:01:01
絶版なんとかして(新潮よく踏み切った)とは思うけど、
文庫にする必要性は感じない

研究の蓄積が進んで、解説や注釈でスタンダードと言われるようなものがいくつか出て、
一流の研究者を集めてチームつくって、一般の読者も研究者もともに満足できるような
丁寧な注釈解説をつけた本作り(ユリシーズの文庫みたいな)をする体勢が整うまであとどれくらいかかるんだろう?
30年くらい?
408吾輩は名無しである:2009/04/18(土) 03:57:18
白鯨が日本で文庫になるまでかかった時間を要すると思えばいい
409吾輩は名無しである:2009/04/18(土) 12:30:16
wikipediaの、
ピンチョンがエリクソンに手渡したとされてる「エイミーコミック」ってなに?
410吾輩は名無しである:2009/04/18(土) 17:14:34
スレ違いだけど集英社のユリシーズってどうなんかなあ。
柳瀬さんのは欲しいけど途中で止まってるし・・。
自分は完璧じゃなくていいから文庫版がほしいかな。値段高くてもいい。
411吾輩は名無しである:2009/04/18(土) 17:22:04
1巻だけ読んで挫折した
412吾輩は名無しである:2009/04/18(土) 20:27:26
ナウシカアはどうかとおもうし、女性の独白が句読点なしというのもしらける。
ただ重力の虹とユリシーズにはさまれて仕事すると妙なすがすがしい気分になる。
413吾輩は名無しである:2009/04/18(土) 21:44:09
ユリシーズの主人公の奥さん、明らかに頭おかしいですよね。
エイミーコミック、自分も気になってたが結局分かんなかった。
414吾輩は名無しである:2009/04/20(月) 00:58:45
>>412
ナカーマ
415吾輩は名無しである:2009/04/20(月) 01:26:51
>>409
ちょっと探してみた。これじゃねーの
http://www.comicstripfan.com/newspaper/a/amy.htm

手渡したっていう情報のソースはわからん
416吾輩は名無しである:2009/04/20(月) 05:02:17
ユリシーズ読まなきゃ。
417吾輩は名無しである:2009/04/21(火) 04:43:20
どうして女の文芸作家にはこういうハチャメチャなのがいないのかね。
我が国には「女の無頼派」を気取ってる作家が何人かいるみたいだが。
418吾輩は名無しである:2009/04/21(火) 08:29:56
キャシー・アッカーは?
419吾輩は名無しである:2009/04/22(水) 03:20:43
アメリカじゃん・・。
420吾輩は名無しである:2009/04/22(水) 14:54:27
アメリカじゃまずいのか
421吾輩は名無しである:2009/04/22(水) 21:38:18
アホダラ帝国がつんどくになってる…
422吾輩は名無しである:2009/04/23(木) 16:52:09
日本にはいないのかなあって。まさかサイバラじゃあるまい。
423吾輩は名無しである:2009/04/23(木) 17:33:21
>>417の文章がハチャメチャだったということか
424吾輩は名無しである:2009/04/24(金) 03:04:16
『ウッドストック陰茎切り』がありますよ。
425吾輩は名無しである:2009/04/26(日) 22:41:26
バーセルミには勝てない
426吾輩は名無しである:2009/04/30(木) 19:41:37
「V.」の上巻は、買ってから読み終わるまでちょうど1年ぐらいかかった。
なのに下巻は、買って1ヶ月で半分以上読み進んだ。
なんなんだ。
427吾輩は名無しである:2009/05/01(金) 00:11:21
おめーの匙加減の問題だ。
428悪い太郎 ◆LziSwFxVAU :2009/05/01(金) 00:15:18
>>417
>どうして女の文芸作家にはこういうハチャメチャなのがいないのかね。
我が国には「女の無頼派」を気取ってる作家が何人かいるみたいだが。

女にはリアリストが多いからじゃないか?
弾けて、それを醒めた眼で見つめる自分をいつも感じているんだろう。
だから、女の文は詰まらないんだ。
高橋、オマエはどうだ。
相変わらず「機関銃」か。
オマエはそんなに出版社に切られるのが怖いか。
このネズミやろう!
429吾輩は名無しである:2009/05/01(金) 00:43:16
>>398

寺山修司訳の予定だったんだよね
430吾輩は名無しである:2009/05/01(金) 15:36:16
国内なら誰読んでる?オーケン以外で。
431吾輩は名無しである:2009/05/02(土) 02:06:41
>>426
文体や世界観になじむまで時間かかるよな
でも一度はまれば他の作家の小説がそれもうすっぺらく感じる
432吾輩は名無しである:2009/05/03(日) 00:27:49
阿部和重ってどう思う。
たいしたことないと思うんだけど・・・
433吾輩は名無しである:2009/05/03(日) 02:02:00
シンセミアは未読だけど興味あるな
434吾輩は名無しである:2009/05/03(日) 13:47:52
>>431
イエスイティーズ
よくわかってらっしゃる
435吾輩は名無しである:2009/05/03(日) 14:21:03
阿部和重、読んでないけど興味ない。
436吾輩は名無しである:2009/05/03(日) 14:24:13
俳句は一番短い小説なんだって、今や。
437吾輩は名無しである:2009/05/04(月) 15:00:21
陽へ病む
438吾輩は名無しである:2009/05/04(月) 15:41:44
これからは超短編の時代らしい
439吾輩は名無しである:2009/05/04(月) 18:36:43
阿部和重が英語圏に生まれていればピンチョンのライバルになったのは間違いない。
440吾輩は名無しである:2009/05/04(月) 20:26:50
>>439
ツリはやめましょうw
441吾輩は名無しである:2009/05/04(月) 20:55:26
シンプソンズ出演シーンがいつのまにかyoutubeにあがってたんだな。
「トマスピンチョンはこの本が大好き。カメラと同じぐらいに!」
442439:2009/05/04(月) 21:10:23
違うよ!マジだって!
443吾輩は名無しである:2009/05/04(月) 21:12:07
>>441
それ英語?
444吾輩は名無しである:2009/05/04(月) 21:14:45
>>441
サンキュー、有益な情報。前から聞きたかったよ。
445吾輩は名無しである:2009/05/04(月) 21:21:18
>>443
英語
446吾輩は名無しである:2009/05/04(月) 21:57:49
この前中古レコード屋に行ったら
 “BENNY PROFANE”
なんて名前のバンドのレコードを見つけた。
'80年代の終わりぐらいのアルバムだった。
買わなかった。
447吾輩は名無しである:2009/05/05(火) 13:22:37
ジョン・ゾーンの展覧会が大阪でやってるけど、どうも行く気になれないんだよね。
家で競売ナンバーでも読んでようかなって思ってしまう。
448吾輩は名無しである:2009/05/05(火) 18:46:34
>>446

ようつべにあるから。
449吾輩は名無しである:2009/05/05(火) 18:49:28
>>445
ずるいなあ(・_・;)
450吾輩は名無しである:2009/05/05(火) 19:26:49
シンプソンズって20秒くらいのやつ?
451吾輩は名無しである:2009/05/05(火) 22:28:23
>女性の独白が句読点なしというのもしらける。

だって原文がそうなんだもの。他にどうしろと?
452吾輩は名無しである:2009/05/05(火) 23:47:28
>>446
あーなんか音が想像つくわーw
おれも買わないw
453吾輩は名無しである:2009/05/07(木) 20:56:57
ピンチョンの世界に近いものをさがしてみたが、途中で疲れた。
ttp://www.artfacts.net/index.php/pageType/artists/lang/1
454吾輩は名無しである:2009/05/19(火) 18:56:41
49に2・3人ではなくそコンテストてのがあったよな。
455吾輩は名無しである:2009/05/20(水) 02:40:17
一九八四年[新訳版]  ジョージ・オーウェル(著)
刊行日: 2009/06/25 945円
〈村上春樹『1Q84』刊行に合わせ、名作中の名作が新訳版で登場!〉全体主義に
蝕まれた近未来社会の恐怖を描く、世界文学史上最重要の一冊が、大きな活字と
新訳で甦る! 解説/トマス・ピンチョン。
http://www.hayakawa-online.co.jp/product/issue_schedules/paperback/list.html
456吾輩は名無しである:2009/05/20(水) 19:46:56
村上春樹ってまだいたんだ。
457吾輩は名無しである:2009/05/21(木) 01:54:11
おーようやく翻訳されるのか1984年の序文
458吾輩は名無しである:2009/05/21(木) 20:55:26
>>455
便乗商法情け無い
459吾輩は名無しである:2009/05/23(土) 01:45:32
そうでないと売れないだろ本なんて
ピンチョンの新しい文章読めるんだから素直に喜んどこうぜ
460吾輩は名無しである:2009/05/23(土) 01:59:12
せっかくだから買っておくか
別に1984年がそれほど面白かった記憶はないが
461吾輩は名無しである:2009/05/23(土) 19:19:54
1984か・・
懐かしいな。高校のとき、英語の勉強のため無理やり読んだけど、
思いのほか、英文が易しく面白かった覚えがある。
その後、翻訳も読んだが、つまらなかった。
英語が理解できたってことで、面白かったのかな。
しかし、ハルキのその下らんタイトルどうにかならんか。
それでも売れるんだろうな。
462吾輩は名無しである:2009/05/24(日) 11:45:51
競売ナンバー読み返してみたけどニーチェ的でもあり面白い。
切手はいわゆるカット・インなんだろう。
463吾輩は名無しである:2009/05/24(日) 11:47:34
高校で小説を英文で読むのか。えらい秀才だな。
464吾輩は名無しである:2009/06/02(火) 06:26:20
I’ve been enjoying the new Thomas Pynchon novel, Inherent Vice.
The most striking thing about is that if you had handed me the first 30 pages,
I would have staked my life I was reading the opening of the new Elmore Leonard.
http://christopherschuler.independentminds.livejournal.com/4288.html

+   +
  ∧_∧  +
 (0゚・∀・)   ワクワクテカテカ
 (0゚∪ ∪ +
 と__)__) +
465吾輩は名無しである:2009/06/02(火) 20:44:39
コンプリートコレクションがもたもたしているうちに・・・
466吾輩は名無しである:2009/06/03(水) 00:33:52
エルモア・レナードってだれ?
467吾輩は名無しである:2009/06/06(土) 19:24:57
試しにコンプリートコレクションの一冊を村上春樹に訳して欲しい
今出たら十万部は売れるだろ
468吾輩は名無しである:2009/06/06(土) 20:37:06
食い合わせ悪すぎるから訳さなくていいよ。
469吾輩は名無しである:2009/06/06(土) 20:41:26
商業的にはありなのかもしれんが、出版社以外誰も得をしないな
470吾輩は名無しである:2009/06/06(土) 20:59:21
春樹訳のピンチョンは嫌だけど春樹が訳せば何でも売れるんだよなあ
471吾輩は名無しである:2009/06/06(土) 21:19:11
春樹は不細工ナルシストのエロゲーにドーナツとジャズをだしたようなものだと思ってた。
不細工ナルはここまで内面が醜悪で屈折するのか・・という勉強にはなった。
そもそもヴォネガットとかなんかのパクリ作家じゃなかったけ?
472吾輩は名無しである:2009/06/06(土) 22:54:21
確かに初めてヴォネガット読んだときはまんま村上春樹だ!とびっくりしたな
473吾輩は名無しである:2009/06/09(火) 00:29:36
「チャンピオンたちの朝食」読んだら「風の歌・・」
474WOsOhCiUoL:2009/06/09(火) 02:13:21
475吾輩は名無しである:2009/06/10(水) 22:27:06
1Q84とやらは浅田彰のパクリかもね。浅田彰のことを無視してるようで実はそんなに気になる存在だったのか。
476吾輩は名無しである:2009/06/10(水) 22:46:36
そんなのあったっけ?
477吾輩は名無しである:2009/06/10(水) 22:51:03
ペヨトルで絶版だから黙殺の対象か、やることえぐいなあ。
478吾輩は名無しである:2009/06/13(土) 02:37:52
春樹が去年12月の対談でピンチョンベタ褒めしてたわ。
479吾輩は名無しである:2009/06/13(土) 20:01:24
昔の春樹のエッセイで、競売ナンバーを原書で読もうとしたが何度も挫折して
サンリオから翻訳が出てむさぼるように読んだってのがあったな。
480吾輩は名無しである:2009/06/13(土) 21:55:08
オーウェルの1984はちょうど1984年の中二の時に読んだ。
481吾輩は名無しである:2009/06/15(月) 01:22:42
>>478
掲載誌どこ?

正直、春樹にはピンチョンに触れてほしくない
482吾輩は名無しである:2009/06/15(月) 08:18:17
同意
483吾輩は名無しである:2009/06/15(月) 17:24:14
春樹が作中でピンチョンに触れようものならエライことになるぞ
既に1Q84の引用本が売り切れらしいし
484吾輩は名無しである:2009/06/15(月) 18:06:43
>>483
なんて本?
485吾輩は名無しである:2009/06/15(月) 21:33:10
そのものずばり1984年じゃないの?
それはそうと >>455 の新訳の情報が見当たらなくなってる。なんでだろ
486吾輩は名無しである:2009/06/16(火) 00:19:26
1984の新訳は7月にのびたみたいだよ。
487吾輩は名無しである:2009/06/18(木) 22:08:11
Vってトライステロみたいなもんなの?
488吾輩は名無しである:2009/06/20(土) 08:27:02
ピンチョンはアメリカの春樹?
489吾輩は名無しである:2009/06/20(土) 09:49:16
読んだ上で言ってるなら大したもんだわ
490吾輩は名無しである:2009/06/20(土) 09:53:19
アメリカの高橋です
491吾輩は名無しである:2009/06/20(土) 21:52:04
アメリカの大江健三郎
492吾輩は名無しである:2009/06/20(土) 23:32:36
>>490
誰なんだw
493吾輩は名無しである:2009/06/21(日) 00:49:20
アメリカのバーセルミ
494吾輩は名無しである:2009/06/21(日) 19:16:17
アメリカの大西巨人
495吾輩は名無しである:2009/06/21(日) 19:22:19
アメリカのピンチョンってことでいいよ、もう
496吾輩は名無しである:2009/06/23(火) 01:50:08
>>481

『モンキービジネス2009 vol.5 対話号』
二回触れる程度だけど。
ピンチョンは最初の長編『V.』ですでに完成されていた珍しいタイプの作家で
春樹が目標とする総合的小説を最初から書けていたんだと。
フィッツジェラルドやカーヴァーは実体験をもとにかなり直接的に書くけど、
春樹はそういう書き方はしないんだと。

「それこそ例えば、ガルシア=マルケスとかピンチョンとか、そういう完全なフィクション
を書いていく作家たちの方に距離としては近いです。」(73) by春樹たん

つまり春樹=ピンチョン=(ガルシア=マルケス)たんとみて問題ないお。
497吾輩は名無しである:2009/06/23(火) 10:33:19
481です。サンクス!

しかしどうみてもカーヴァー、フィッツジェラルド系の作家だと思うんだけどな春樹
願望かね
498吾輩は名無しである:2009/06/23(火) 12:10:24
小説集ってどうなったの?
ずっと待ってるんだけど
499吾輩は名無しである:2009/06/23(火) 13:06:01
日本にV1ロケットが着弾する頃には店頭に並んでるよ
500吾輩は名無しである:2009/06/23(火) 14:04:24
春樹で儲かってるのならそろそろ出せ
501吾輩は名無しである:2009/06/27(土) 22:16:15
ガルシア=マルケスは期待して読んだが、過大評価だと思った。
ハルキとピンチョンを比較するのは犯罪です。
502吾輩は名無しである:2009/06/27(土) 23:18:35
百年は評価せざるを得ない
503吾輩は名無しである:2009/07/01(水) 10:39:25
分量がある小説はそれなりにいいと思っちゃうんじゃないか。
読みきった満足感みたいなもんで。
504吾輩は名無しである:2009/07/01(水) 14:04:31
分量のある小説を書けるということ自体が、それなりに著者の力量を保証してる面はあるかもね
505吾輩は名無しである:2009/07/01(水) 14:23:45
ここでやんな
506吾輩は名無しである:2009/07/01(水) 16:02:33
小説集...まだ?(・_・;)
507( ̄ω ̄)獲る狸 ◆ycr5A7VfSw :2009/07/01(水) 16:35:27
さて、コンプリートコレクションは口先だけでしたか(笑)新潮社の愚考の一つに数えましょうかねぇ(笑)おやはやわらい
508吾輩は名無しである:2009/07/02(木) 01:42:28
書き込むなら有意義なこと書けやクソコテ
509吾輩は名無しである:2009/07/02(木) 02:08:24
狸の脳積んでる奴に無茶言うな
510吾輩は名無しである:2009/07/03(金) 18:52:24
国際拠点化13大学が決定 グローバル30

平成21年度国際化拠点整備事業(グローバル30)
申請22大学のうち、13大学の採択が決定しました。

早稲田大学 慶應義塾大学 明治大学
上智大学 同志社大学 立命館大学

東北大学 筑波大学 東京大学 名古屋大学
京都大学 大阪大学 九州大学

http://www.jsps.go.jp/j-kokusaika/data/sinsa/h21shinsakekka.pdf
511吾輩は名無しである:2009/07/05(日) 17:13:56
友人が書店でつとめているんだが、ピンチョン刊行開始は2010年以降になると
新潮社の営業に言われたらしい。

とりあえず河出でヴァインランド読もうや。
512吾輩は名無しである:2009/07/05(日) 20:11:37
>>511
そうなの?
金欠中なので嬉しいような悲しいような・・・
513吾輩は名無しである:2009/07/05(日) 20:59:43
来年まで準備する時間があるとポジティブに捉えておくか
514吾輩は名無しである:2009/07/06(月) 01:21:48
>>511
確かに本来の意味での漢民族(曹操や孔明の子孫)は日本にいるよ。
でも中華人民共和国(含朝鮮半島)にはいないんだ。
ユーラシア大陸の民族は中世以降完全に浄化されてしまった。
だから日本人と中国人(含朝鮮人)が遺伝的に近縁にあるというのは間違いだよ。
515吾輩は名無しである:2009/07/06(月) 14:46:01
新潮に金落としたくない。どうせくだらん三島賞とかの審査員に生活費がいくかとおもうと。
というわけで買い替えはなしだなー。
516吾輩は名無しである:2009/07/06(月) 23:47:11
その理由はどうかと思う
517吾輩は名無しである:2009/07/12(日) 23:02:55
今年の春って言ってたから買うのよしてたX借りて来た
来年また新訳で読むことに決定
518吾輩は名無しである:2009/07/13(月) 00:34:58
ジョージ・オーウェル『一九八四年』の新訳は
解説ピンチョンだぞ。

http://www.amazon.co.jp/一九八四年-新訳版-ジョージ・オーウェル/dp/4151200533/ref=pd_rhf_p_t_1
519吾輩は名無しである:2009/07/13(月) 00:39:14
あれ、もう出てるんだ。

あと、リンクはこの方がよくね?
ttp://www.amazon.co.jp/dp/4151200533/
520吾輩は名無しである:2009/07/13(月) 13:56:34
とっくに既出
521吾輩は名無しである:2009/07/21(火) 08:24:54
ピンチョンの解説すげー良いわ。
522吾輩は名無しである:2009/07/21(火) 23:05:12
おれも今日ぱらっと立ち読みしてきた。
衒いのないかんじで、すごいまとも。
びっくりした
523吾輩は名無しである:2009/07/26(日) 02:35:17
Inherent Vice の書評がちらほらと

http://www.telegraph.co.uk/culture/books/bookreviews/5893305/Inherent-Vice-by-Thomas-Pynchon-review.html
Who would have thought it? One of America’s most wilful and obscure writers
has produced the most enjoyable beach read of the summer.

http://www.list.co.uk/article/18756-thomas-pynchon-inherent-vice/
The similarities to the Coen brothers’ stoner noir The Big Lebowski are inescapable,
but we’re nevertheless firmly in Pynchon territory.

http://entertainment.timesonline.co.uk/tol/arts_and_entertainment/books/fiction/article6724624.ece
As a detective novel, Inherent Vice, though vivid and entertaining, isn't in the first
league of such books; nor is it as authentic an insider's product of the psychedelic
Sixties as, say, Fear and Loathing in Las Vegas. It is minor Pynchon, but it is the
perfect entry point into his work for a new generation of readers.
524吾輩は名無しである:2009/07/26(日) 13:42:57
重力の虹の下巻が手に入らない
525吾輩は名無しである:2009/07/26(日) 13:51:57
ピンチョン文庫〜!!
526吾輩は名無しである:2009/07/28(火) 06:38:55
>>523
おお出たのか!
527吾輩は名無しである:2009/07/28(火) 12:30:43
新潮さん早く訳して!
ぼやぼやしてるから未訳の新刊が出ちゃったじゃないの!
528吾輩は名無しである:2009/07/29(水) 01:58:35
V挫折で放置しっぱなしだが、新作ポチリますた
529吾輩は名無しである:2009/07/29(水) 22:09:48
いまV読み返してる
やっぱおもしろい
530吾輩は名無しである:2009/08/10(月) 11:45:00
河出のヴァインランドいつ出るんだよ
今月も来月も出る気配ねえじゃねえか
531吾輩は名無しである:2009/08/10(月) 14:55:31
重力の虹の原書を買った。読めるのは読めるが・・。
原書で読む際の注意点があったらおしえてください。
532吾輩は名無しである:2009/08/10(月) 15:01:33
わからない地名やら物が出てきたら、グーグル先生にイメージ見せて貰う
二次は読んだことないけど、白鯨はこれでかなり読みやすくなったな
533吾輩は名無しである:2009/08/10(月) 15:09:55
あ、ほんとだ
534吾輩は名無しである:2009/08/10(月) 21:03:18
そろそろ英文つらくなってきた
Vの和訳でも読もう
535吾輩は名無しである:2009/08/19(水) 22:54:23
Inherent Viceまだ届かん
536吾輩は名無しである:2009/08/21(金) 05:00:54
届いた
537吾輩は名無しである:2009/08/21(金) 07:30:19
翻訳は頼んだ
538吾輩は名無しである:2009/08/21(金) 14:36:28
師匠がピンチョンの専門家だから任せることにするわw
539吾輩は名無しである:2009/08/21(金) 14:54:45
まずはピンチョン全集やろ
540吾輩は名無しである:2009/08/22(土) 13:15:13
>>538
どなた?
541吾輩は名無しである:2009/08/22(土) 17:48:11
よし俺が翻訳する。
ブログで。
542吾輩は名無しである:2009/08/22(土) 17:55:57
翻訳しにくそうな文体だな
がんばってくれ
543ray:2009/09/01(火) 21:04:03
 彼女は横町を入って裏階段からあがってきた。昔いつもそうしていたように。ドクは一年以上も彼女を見かけていなかった。ドクだけでなく、だれも。昔はいつもサンダルに、花柄ビキニの下側、
色あせたカントリー・ジョー&ザ・フィッシュTシャツだった。今夜の彼女は全身フラットランド衣装で、髪は記憶よりずっと短く、昔の彼女が決してしないと誓っていた格好だった。
「シャスタ、おまえか?」
「ラリってると思ってるようよ」
「その風体のせいだと思うぜ」
 二人は台所の窓から差し込む街灯に照らされて立っていた。カーテンなんかつけてもしょうがない窓だ。そして丘の下の方に波が当たる音に二人で聞き入っていた。ときには風向きがいいと、町中で波の音が聞こえる。

544ray:2009/09/01(火) 21:18:47
「助けがいるの、ドク」
「おれ、いまは事務所とかあるんだぜ? ホント昼間仕事とかそんなみたいな?」
「電話帳で調べて、ほとんどそっちに行きかけたの。でもそこで思ったんだけど、これが密会みたいに見えたほうが万人のためにいいって」
 やれやれ、今夜はロマンチックなことはなしか。ちくしょうめ。でもまだ金は入る仕事かもしれん。「だれかに見張られてるとか?」
「一時間ほど表通りで過ごして、見かけをそれっぽくしようとしてみたけど」
「ビールでもどう?」彼は冷蔵庫に向かい、中に入れてあるケースから二缶取り出し、一つをシャスタに手渡した。
「男なのよ」と彼女は言った。
 男だろうよ、でもそこで腹をたてちゃいけない。顧客がこんな具合に切り出すたびに五セントもらえたら、今頃はハワイだぜ。日夜クスリ決めて、ワイメアの波をディグして、
いやそれよりかわりにだれか雇ってディグさせるか……「表世界の紳士ってわけかい」と彼はにらみつけた。
 「そうよ、ドク。その人結婚してるの」
 「で……金がらみか」
 彼女はそこにない黒髪をうしろに跳ね上げ、眉をたてた。それが何よ。
 ドクとしてはグルーヴィー。「で、奥さんは――おまえのこと、知ってんの?」
545ray:2009/09/03(木) 00:45:46
 シャスタはうなずいた。「でも奥さんも他にいるのよ。ただ、それが普通のアレじゃなくて――二人で何やら不気味な陰謀を企んでるの」
「ダンナの財産かっさらってトンズラね、うん、ロスあたりじゃそんなことも一度か二度はあったとか聞いてるけど。それで……おまえ、おれにズバリ何してほしいの?」かれは夕食を入れて持ち帰ってきた紙袋を見つけ、忙しくそこにメモを取るフリをした。
というのもまともな女らしい制服、ノーメーク風に見えるはずのメークとかなんとかで、遅かれ早かれシャスタの得意とする有名な昔ながらの勃起が来るのは見えてたからだ。これっていつかは終わってくれんのかな、とかれは考えた。もちろん終わるとも。終わった。
 二人は居間に入って、ドクはソファに寝そべり、シャスタは発ったままで、何というかウロウロした。
「てゆーか、二人はあたしにも乗れっていうの。あの人が隙を見せたとき、というかそれに一番近くなったときに手が出せるのは、あたしだけだって言うのよ」
「隙って、ケツ丸出しで寝てるときね」
「わかってるじゃない」
「まだそれが正しいか間違ってるか迷ってるわけ、シャスタ?」
「それ以下よ」と彼女は、忘れがたいあの視線でかれをにらみつけた。「どれだけあの人に誠実であるべきかってこと」
「頼むからおれに聞かないでくれよな。そこらのありがちな連中が、そのクソ愛人にどれだけ借りがあるかならわかるが――」
「あらどうも、新聞の人生相談でも似たようなこと言われたけど」
「サイッコー。んじゃ感情ぬきにして、金を見ようぜ。そいつ、家賃はどんだけ払ってくれてる?」
「全額」一瞬、昔ながらの目を細めた勝ち誇るような微笑が浮かんだように思った。
「かなりする家?」
「ハンコックパーク」
546吾輩は名無しである:2009/09/03(木) 20:05:18
すごい! なんか面白そう!!
547吾輩は名無しである:2009/09/03(木) 21:28:36
続けて続けて
548吾輩は名無しである:2009/09/03(木) 21:44:50
このまま山形訳で商業出版されないかな
549ray:2009/09/03(木) 22:08:35
ドクは「キャント・バイ・ミー・ラブ」のサビを口笛で吹いて、相手が顔に浮かべた
表情は無視した。「もちろん、受け取ったもの全部にちゃんと借用書は書いてるんだ
よな?」
「このクソ男、あんたがいまだにこんな根に持ってるって知ってたら――」
「おれ? 単にプロらしくしようとしてるだけだって。その奥様とツバメ、おまえが
乗ったら分け前いくらくれるって?」
 シャスタは金額を挙げた。ドクは怒り狂ったヤク売人いっぱいの改造ロールスから、
霧の中で時速百六十キロ、あの粗雑に設計されたカーブを全部すりぬけようとしつつ、
パサディナ高速で逃げ切ったこともあるし、ロサンゼルス川の東の裏道を、自衛の武器
としては借り物のアフロヘア用の櫛を股間にしのばせただけで歩いたこともあるし、
ベトナム大麻をごっそりかかえて法務局を出入りしたこともあったし、そういう日々の
おかげでもうその手の無謀な日々は終わったんだと思い込みかけていたが、でもいまや
かれは再び本気で心配になってきた。「この……」慎重にいかないと、「このネタって、
アダルト指定のポラロイド数枚とか、そんな話じゃないな。車のグローブボックスに
ヤクを仕込んでおくとか、全然そんな程度の話じゃ……」
 昔の彼女は、何週間もふくれっつら以上のややこしい表情なしに、何週間も過ごした
もんだ。いまの彼女は、実に重々しい顔要素の混合物をかれに向けていて、何を考えて
いるのかまったく読み取れなかった。俳優学校で身につけた技かも。「あなたの考えて
るのとはちがうのよ、ドク」
「心配すんな、まだ考え始めてもないから。他には?」
「わかんないけど、でもどうも二人は、あの人をなんかキチガイ病院にぶちこみたいら
しいの」
「それって合法的に? それとも無理にかっさらうような?」
「だれも教えてくれないのよ、ドク。あたしはただのエサだから」思えば、彼女の声に
これほど悲しみがこもっていともなかった。「あなた、ダウンタウンでだれかとつき
あってるんですって?」

550ray:2009/09/04(金) 01:00:29
 つきあってるって。まあねえ「ああ、ペニーのこと? 堅気のいい子で、秘密の
ヒッピーラブの刺激を捜し中で――」
「そしてイヴェレ・ヤンガーんとこの何か検事補かなんかでしょ?」
 ドクはちょっとそれを考えてみた。「あそこのだれかが、これを事前に阻止できると
思うわけ?」
「こんな話を持ってけるところはそうそうないのよ、ドク」
「わかった。ペニーに話してみて、どうなるかやってみる。でそのお幸せなカップル
たちは――名前とか住所とかは?」
 彼女の老愛人の名前を聞かされてドクは言った。「これって、あのいつも新聞に出てる
ミッキー・ウルフマン? 不動産業界の大物?」
 「この話、だれにもしちゃダメなのよ、ドク」
 「聞かざる言わざる、仕事のうちよ。電話番号でもおいてく?」
 彼女は方をすくめ、眉をひそめて、番号を一つ渡した。「できれば絶対かけないで」
 「サイッコー。で、どうやって連絡すればいい?」
 「しないで。前のところからは引っ越して、手当たり次第に泊まってんの。聞かないで」
 彼はほとんど「ここなら空いてるぜ」と言いかけたが、実際は空いてなかったが、でも
彼女が変わってないものすべて、あの本物のイギリスパブの
ダーツボードが馬車の車輪にかけてあるのとか、売春宿のつり下げランプでフィラメントの
振動する紫のサイケ電球つきのやつとか、クアーズの缶だけでできたホットロッドの模型
コレクションとか、蛍光式フェルトペンでウィルト・チェンバレンがサインしたビーチバレー
ボールとか、ビロードの絵とか等々を見回しているのを見て、そこに浮かんでいる表情が、
どう見ても嫌悪と言わざるを得ないものだったので言わずにおいた。

*********************************

以上で冒頭から全体の1%に相当。
551吾輩は名無しである:2009/09/04(金) 01:33:52
乙ありです
552吾輩は名無しである:2009/09/04(金) 06:50:31
やっとWolfmanきたな、まだまだ長そうですが乙です。
553吾輩は名無しである:2009/09/04(金) 07:50:16
これは乙だな
554吾輩は名無しである:2009/09/04(金) 14:04:19
乙。
でも話の筋がまったく読めないんだが。
555吾輩は名無しである:2009/09/04(金) 14:55:35
冒頭1%だけ読んで話の筋が読める小説がこの世にあるの?
556吾輩は名無しである:2009/09/04(金) 15:41:32
全部読んだってごまかし続けるのがピンチョンだろがよ
557ray:2009/09/05(土) 00:40:25
(承前)

 「ターン・オン、チューン・イン、ドロップ・アウト」モーゼルを持った片目男が
ウィンクしてみせた、残っているほうの目だ、ということはつまり男は両目をつぶっ
たことになるのか、それとも片目男のウィンクもまたウィンクといえるのか。顔中
が腫れ上がりほとんど視界のない自分はどうだろう。すべての闇にはウィンクが潜み、
笑いとユーモアが隠されているのだろうか。それが黄金の牙団の語っていた荘子の
サトリか。そしてその闇が笑っているのは、この自分なのか。
 「サイッコー。このおれが最後のオチになるとはね」そう言おうとしたが、口も腫れ
あがり、歯もほとんど折れた状態では、要領を得ないうめき声があがっただけだったが
相手が理解したような表情を浮かべたとのは気のせいにちがいない。シャスタもおれを
笑っているのか。あの晩、久しぶりにおれの部屋にきたとき彼女はすべて知っていたの
か、あるいは知らなくてもそれはすべて一連の長いカルマの糸にからめとられ、つなが
って彼をこの車の中に導き、そしてその糸がいまとぎれようとしている。顔をつたう液体
が血なのか涙なのかも、彼はもはやわからなかった。
 「これで最後だ、ドク。スマイル、それも I は二乗でな」と片目男が言うと同時に、
腕に針が感じられ、とつぜん痛みは去り、すべてが極彩色につつまれて直立する虹の生えた
草原が広がった奥にエメラルド色の都が、そうあそこを目指せばいいのかおれの求めた、
すべてがそこにあるのか路はどこだれんがの道は――だがそのとき彼方で轟音が鳴って
緑の都の塔が二本崩れ去るとともに世界のすべてが徐々に薄れ、霧に包まれやがてあたり
は真っ暗となり、彼は霧が晴れるのを待ち、いつまでもいつまでも、だがそれは決して
晴れることなく、かれは闇の中を這いずり続ける。

(完)
558ray:2009/09/05(土) 00:50:05
(承前)

 その日が来るまで待とう、と彼は思った。そして、そのときは、
世界が回復するよう戻ろう、おれの病んだ世界、おれのすばらしい
世界、おれの、いやおれたちの祝福された世界は父を求めて泣い
た。黄金の牙団はシャスタを通じておれに、かつてのおれなら聞
かされると知っていたことを教えてくれた。おれはいつも、それ
までに知ったことをすべて、聞き、見て、想い出したいと想って
いたんだ。あなたが救世主なのよ、とシャスタがおれに言い、お
れは想い出し、知った。おれが救世主なんだ、とシャスタは言った。
そう、おれはいつも救世主なんだ。


(完)
559ray:2009/09/05(土) 00:58:43
(承前)

 ゴルディタビーチ出口を過ぎてしまったら、看板の読み取れた最初の出口を出て
一般道で戻ろうと想った。ローセクランスで高速が東に折れるのは知っていたから、
どっかで、ホーソン大通りかアルテシアで霧が晴れるはずだけど、ただしそれは今晩
の霧が広がって地域全体に落ち着かない限りだ。そうなったらこの状態が何日も
続いて、そしたらひたすら運転を続け、ロングビーチを過ぎ、オレンジ郡をぬけて
サンディエゴをこえ、そして国境を越えてそこでは霧の中でだれもだれがメキシコ人
でだれがアングロでつまりはだれであってもかわからないところに出るかもしれない。
でも一方でそれが起こる前にガス欠になって、キャラバンを離れて路肩に停めて待つ
しかなくなるかも。何かが起こるのを。高速警察が来ても彼にかまわずにすませて
くれるのを。スティングレイの落ち着かないブロンドが停まって乗ってかないと
申し出るのを。霧が燃え晴れ、そして今度こそそこに何か、なぜか、代わりに存在
しているのを。

(完)
560ray:2009/09/05(土) 01:04:09
(承前)

  ある夜、彼は夢を見た。水の上に立つ小さな小屋を所有していたのだ。
こんどは湖ではなく大洋だった。海はどこまでも広がっていた。そしてこの
小屋は、かれが見たことがないようなもので、南太平洋を舞台にした映画に
出てくるような丸太小屋に似ていた。そして目を覚ますと、明瞭な考えが頭
に入り込んできた。
 彼の調査は、彼を家に釘付けにした。彼は居間でテレビの前に坐った。おれ
は座った。待った。見た。まんじりともしなかった。おれたちがはるかな昔に
そうするように言われたように。サイッコー。おれは指命を果たし続けた。

(完)
561ray:2009/09/05(土) 01:12:48

*1:長いことご愛読ありがとうございました! トマス・ピンチョン先生の次回作にご期待ください!
562吾輩は名無しである:2009/09/05(土) 01:27:01
>>561
お疲れさまでした。

てか一章はこんな話だったのか
流し読みすぎてさっぱり覚えてないわ
563吾輩は名無しである:2009/09/05(土) 01:38:53
>>557

これが本物の結末に10ガバス。
564吾輩は名無しである:2009/09/05(土) 08:46:39
打ち切りかよw
565吾輩は名無しである:2009/09/05(土) 09:17:31
>>561
ブログとかで続けて欲しいです
応援してます☆
566ray:2009/09/05(土) 13:44:00
>>565

版権とか翻訳権っつーものがございまして、なかなか……
567吾輩は名無しである:2009/09/05(土) 22:10:36
ブログで全部訳しきる人もいるし権利の問題はなんとかなるんじゃねーの?
568吾輩は名無しである:2009/09/06(日) 01:03:40
ならねー、とは思うがひっそりやれば裁判にはならんだろう。
569吾輩は名無しである:2009/09/06(日) 03:50:51
個人の楽しみとしてやってます。転載等一切禁止みたいな断りをしてやってる人はいる。
570吾輩は名無しである:2009/09/06(日) 13:34:51
個人の楽しみなんて逃げの手を打っても全世界に公開してたらアウトだろ
571吾輩は名無しである:2009/09/06(日) 18:16:01
大学のサークルとかで、作者に連絡して未邦訳短編の翻訳を冊子として出してる例は聞くけど
572吾輩は名無しである:2009/09/06(日) 20:00:32
正論レイダー
573吾輩は名無しである:2009/09/07(月) 02:40:28
アウトではない。判例もある。
574吾輩は名無しである:2009/09/07(月) 15:14:21
rayさんgj!

それに比べて新潮の阿呆は
575吾輩は名無しである:2009/09/07(月) 17:29:53
rayさんって山形浩生さんですか?
576吾輩は名無しである:2009/09/08(火) 16:57:04
野暮な追求はナシだぜ
577吾輩は名無しである:2009/09/15(火) 19:05:28
ヴァインランド、世界文学全集で出るね
578吾輩は名無しである:2009/09/15(火) 20:03:09
それより重力の虹を再販してよ
579吾輩は名無しである:2009/09/30(水) 18:20:31
新刊の評判は上々?
重力の虹に匹敵するくらいでしょうか?
580吾輩は名無しである:2009/10/03(土) 22:21:35
>>579

競売、ヴァインランドとあわせてカルフォルニア三部作だとか。
581吾輩は名無しである:2009/10/06(火) 02:08:22
さぁもうすぐノーベル発表だね
582吾輩は名無しである:2009/10/06(火) 03:46:17
万一受賞しても、やっぱり来ないんだろうなぁ
最近はレッシングが欠席したけど、講演までしないのは何時以来だろう
583吾輩は名無しである:2009/10/06(火) 13:05:33
ピンチョン動いてるのみたす
584吾輩は名無しである:2009/10/06(火) 13:38:34
今年はピンチョンが受賞するらしい。ある筋から聞きました。
585吾輩は名無しである:2009/10/06(火) 13:50:24
ピンチョンが現れるところV2ロケットが着弾するから講演には出られないらしい。
586吾輩は名無しである:2009/10/06(火) 13:53:49
ピンチョン? チョンピン?
ハゲチョンピン?
587吾輩は名無しである:2009/10/07(水) 13:42:58
全集の話は立ち消えか・・・
588吾輩は名無しである:2009/10/07(水) 19:08:08
やっぱりここはノーベル賞とってもらうしかないな
589吾輩は名無しである:2009/10/07(水) 19:15:48
トマス・ピンチョンって口臭くさそう
590吾輩は名無しである:2009/10/07(水) 21:17:51
ノーベル賞受賞で全集刊行の流れか
591吾輩は名無しである:2009/10/07(水) 23:10:47
だーかーら
まいにちおもしろい イェイ
まいにちおもしろい イェイイェイ
592吾輩は名無しである:2009/10/07(水) 23:14:23
受賞してほしいけどなぁ
でもそしたら完全にブームくるな。

たぶん受賞しそうにないけど
593吾輩は名無しである:2009/10/08(木) 20:35:05
案の定受賞はならなかったようだ
594吾輩は名無しである:2009/10/08(木) 21:31:00
ピンチョン無念
595吾輩は名無しである:2009/10/09(金) 01:10:29
何度読もうとしても挫折しちゃう。

どの長篇でもいいので、この人の作品の梗概とかポイントをまとめて
日本語で解説してあるサイトとかないでしょうか?
596吾輩は名無しである:2009/10/09(金) 13:29:24
そりゃありすぎるくらいあるでしょうよ
597吾輩は名無しである:2009/10/09(金) 15:36:40
>>596
挙げてみろタコ ろくなのねーから。
598吾輩は名無しである:2009/10/09(金) 19:59:24
書籍としてまとまったものでは京都大学の一冊しかないな
599吾輩は名無しである:2009/10/09(金) 20:36:00
>>595
タイトルで検索すれば誰か書いてくれてる人いるんじゃないか?
卒論で研究するとかいう人もいるだろうし
信憑性は保障できない
600吾輩は名無しである:2009/10/09(金) 22:33:27
CiNiiで検索すると幾つかあるな。
601吾輩は名無しである:2009/10/09(金) 22:53:15
素人さんの読書の助けになるようなものはないだろ
602吾輩は名無しである:2009/10/10(土) 06:35:21
プロ向け作家だったのか
603吾輩は名無しである:2009/10/10(土) 11:22:35
学者むけだな
604吾輩は名無しである:2009/10/10(土) 11:53:42
そうだったのか
605吾輩は名無しである:2009/10/10(土) 16:21:01
てかよくこんだけ色んな場所を書けるよな。

ヴァインランドとか49とか読んだら、
カリフォルニアがすごくうまく描かれてて、
よっぽどカリフォルニアがすきなんだろーなーとおもうんだけど、
重力なんかさ、ヨーロッパの色んな場所でてくるし、
メイソンは南部だしさ

そんだけで乾杯や
606吾輩は名無しである:2009/10/10(土) 16:25:10
世界のどこにでもあるような場所を描いてるだけじゃないのかね
607吾輩は名無しである:2009/10/10(土) 17:46:19
ヴァインランドみたいな場所がか?
608吾輩は名無しである:2009/10/10(土) 18:35:17
俺様の故郷の村を描けたら認めてもいい
609吾輩は名無しである:2009/10/12(月) 00:42:45
重力の虹を再版してくれよ
610吾輩は名無しである:2009/10/12(月) 00:59:48
いやだ。永遠に絶版。
611吾輩は名無しである:2009/10/12(月) 12:40:29
>>610
貴様まさかトリエステの一味か
612吾輩は名無しである:2009/10/12(月) 12:59:23
いや、国書の著作権担当者。契約切れて出せない
613吾輩は名無しである:2009/10/15(木) 19:50:05
重力の冒頭の引用はスピノザを意識してるの?
614吾輩は名無しである:2009/10/16(金) 06:13:14
キーーンってとこ?
615吾輩は名無しである:2009/10/17(土) 02:33:10
>>595の求めてるのは>>286のようなのの日本語版なんだろう。
方々の書評を見れば全体的なストーリーや構成は分るはずだし。
 よく分らん→読み進めるのが苦痛→散漫になってますます分らん→もっと苦痛
という悪循環にある人にはまさに「Page by Page」の解説というのが欲しいんだろうね。

しかしそんなものはない。
最初からわからないのは当たり前。三度読み返すつもりで読め、としか言えないな。
616吾輩は名無しである:2009/10/17(土) 17:21:05
たしか今売りの「新潮11月号」だったと思うけど、都甲幸治が「V.」の
新訳を進めている最中と書いていたと思う(10月号または別の人だったら
すまん)。とりあえず「コンプリート」の企画は進んでいるみたいで安心した。
617吾輩は名無しである:2009/10/17(土) 17:23:14
ピンチョンの逃げっぷりが素晴らしいと思うよ
618吾輩は名無しである:2009/10/17(土) 21:31:58
12月10日予定
《世界文学全集 第2集 11》
トマス・ピンチョン 『ヴァインランド』
ヒッピーおやじとティーンズ娘との軽妙な会話で幕をあける巨編は、娘の母親探しを基軸に、
権力の陰謀渦巻くダークな世界へと次第に突き進んでいく。詳注全面改訂。
(河出書房新社 予価2940円)[amazon] [bk1]

ttp://www.green.dti.ne.jp/ed-fuji/topics.html
619616:2009/10/17(土) 22:28:26
念のため確認したら、>>616は記憶違いだった。ごめん、訂正。
正しくは、今売りの「群像11月号」掲載の小山太一のエッセイ
「ピンチョン、そしてバッド・ベティカー」で、小山太一が佐藤良明
との共訳で「V.」の新訳を進めているという記述があった。

「トマス・ピンチョン コンプリート・コレクション」の企画はゆっくりながらも
進んでいることが分かってほっとしたよ。

>>618
これの「コンプリート」版がどうなるのか、不可解なんだよね。
620吾輩は名無しである:2009/10/18(日) 19:11:00
重力の虹がどこにも売ってないからめちゃくちゃ困る
権利きれたんならどっか別の出版社が権利かえばいいのに。
一定数は売れるだろ
621吾輩は名無しである:2009/10/18(日) 19:23:53
新潮が持ってんでしょ
622吾輩は名無しである:2009/10/18(日) 19:30:04
>>621
マジっすか
それならなぜ出さないんだ新潮〜。出せば売れるぞ〜。
623吾輩は名無しである:2009/10/18(日) 19:30:31
重力の冒頭の引用はスピノザを意識してるの?
→nature does not ・・なんたら・・transformation
のとこ うろ覚えで悪いが
624吾輩は名無しである:2009/10/18(日) 19:39:29
Nature does not know extinction; all it knows is transformation.
Everything science has taught me, and continues to teach me,
strengthens my belief in the continuity of our spiritual existence after death.

Wernher von Braun
625吾輩は名無しである:2009/10/19(月) 13:33:48
Nature does not know extinction; all it knows is transformation.
マンデルブロ集合
Everything science ・・・after death.
スピノザの第三種の認識

ええ話や・・とおもったところでWernher von Braun をググルと
ギャーとなるブラックユーモアかと

だいたいピンチョン26才のVからして思うが、この人そうとう若いころに
哲学的基盤ができてるよね?だからいきなり総合小説を書けるんだと思ぅ
626吾輩は名無しである:2009/10/19(月) 18:34:22
>>625
マジで!あれ26の時に書いたのか!!
天才かよ
627吾輩は名無しである:2009/10/19(月) 22:46:50
やばいよなあ、若干26って…
628吾輩は名無しである:2009/10/20(火) 00:23:45
>>622
文庫出すなら買うけど、今更新書版出されても買わないかなあ
629吾輩は名無しである:2009/10/20(火) 00:25:40
新書じゃなくてハードカバーといいたかった
630吾輩は名無しである:2009/10/20(火) 00:59:00
そのピンチョンを超えるのが綿谷りさである。
631吾輩は名無しである:2009/10/20(火) 08:52:09
>>630一応理由をきこう
632吾輩は名無しである:2009/10/20(火) 13:15:22
出版されたのが26歳だから、実質的にはその2〜3年前くらいから執筆
してた可能性がある 才能ってこういうことをいうんだな
633吾輩は名無しである:2009/10/20(火) 15:48:25
にーせの悲劇の誕生も20代、36?でツァラトゥストラ
シュベルトは30そこそこでdead
マルクスは・・
634吾輩は名無しである:2009/10/20(火) 19:51:44
>>632
大学出たてのガキんちょがあんなの書けるなんて。
小学生時代から成績トップだったりしたんかな
635吾輩は名無しである:2009/10/21(水) 02:03:15
重力の虹で死んでれば伝説の天才だったのに、
未だにヌケヌケと長篇を発表してしまうのがニクい
636吾輩は名無しである:2009/10/21(水) 13:30:19
ちょっとマンネリ芸だよね
オーケンのマンネリ芸よりはいいけど
637吾輩は名無しである:2009/10/21(水) 21:44:47
踊るダメ人間か
638吾輩は名無しである:2009/11/01(日) 19:36:50
ピンチョンって変な名前だな
639吾輩は名無しである:2009/11/02(月) 01:33:03
名家だからね
640吾輩は名無しである:2009/11/12(木) 00:59:28
ディケンズが長大な初長編「ピクウィック・クラブ」を書き始めたのは23の時。
「オリヴァー・ツイスト」が25才。
ともに170年後の今でも世界中で読まれているってのがすごい・・

ピンチョンって出自はどこなの?
641吾輩は名無しである:2009/11/12(木) 02:27:33
朝鮮半島だろ。
642吾輩は名無しである:2009/11/12(木) 12:05:17
トマスピン 鄭(チョン)
643吾輩は名無しである:2009/11/12(木) 21:20:23
ピンチョンスレでそれはダメ。
644吾輩は名無しである:2009/11/14(土) 01:46:49
祖先が最初期(c1620)のヴァージニア開拓移民だったそうだから、
名門中の名門のWASPらしいよ。

645吾輩は名無しである:2009/11/14(土) 12:05:50
>>644
実家は金持ちだったのかな
646吾輩は名無しである:2009/11/15(日) 02:30:27
「エントロピー」読んだひといる?

647吾輩は名無しである:2009/11/15(日) 16:31:44
このスレに来る人はみんな読んでるだろ
648吾輩は名無しである:2009/11/16(月) 03:00:02
重力の虹は再販なしか?
649吾輩は名無しである:2009/11/16(月) 05:23:59
コンプリートコレクションをお待ちください

って、これどうなったんだろう
650吾輩は名無しである:2009/11/16(月) 05:57:49
近所のGSのまえ透るたんびに、造成中?の半生コンに
手形をつけてやらんかったことを後悔する私。
651吾輩は名無しである:2009/11/16(月) 16:35:39
重力の虹を復刊しろよ
たのむよ
652吾輩は名無しである:2009/11/16(月) 16:44:56
新潮のを待てよ
653吾輩は名無しである:2009/11/16(月) 18:35:23
>>652
何年かかるんですか
654吾輩は名無しである:2009/11/16(月) 19:45:35
新潮に聞けよ
655吾輩は名無しである:2009/11/17(火) 01:34:26
V読了記念カキコ

under the roseの話をここまでふくらませるとはね
656吾輩は名無しである:2009/11/20(金) 17:01:38
under the roseって?
657ネットワークエンジニア:2009/11/20(金) 17:06:14
658655:2009/11/21(土) 13:36:21
秘密裏に、だっけ
スローラーナーにはいってるやつ

あの素朴娘のヴィクトリアが…って感じでした
659吾輩は名無しである:2009/11/30(月) 02:11:50
660吾輩は名無しである:2009/12/10(木) 02:41:10
過激にポップに疾駆するピンチョン版「1984」

だって。
661吾輩は名無しである:2009/12/12(土) 23:16:33
ヴァインランド出てたーよ。
これからこれから読むーよ。

アゲアゲ。
662吾輩は名無しである:2009/12/13(日) 01:41:20
ヴァインランド刊行記念のトークショー、ちょっと興味あるんだが東京に住んでないときついなあ
663吾輩は名無しである:2009/12/13(日) 12:58:15
後書きだけ立ち読みしたけど

・ヴァインランドも改訳してた
・メイソン&ディクソンとAGAINST THE DAYは柴田元幸ともう一人で訳し終わってるらしい
・ただ、まだV.すら訳し終わってない

あと、なぜか「競売ナンバー49の叫び」が「ナンバー49の叫び声(仮題)」になってた
664吾輩は名無しである:2009/12/13(日) 20:39:42
読みやすくなってる??
665吾輩は名無しである:2009/12/14(月) 19:36:56
ATDもう上がってるのか!すごいな。
一番気になるのは重力の虹だが…
666吾輩は名無しである:2009/12/14(月) 19:53:17
関西弁もそのまんまなんだろうか…
667吾輩は名無しである:2009/12/14(月) 20:48:09
ヴァインランド買いなおす価値あり?
668吾輩は名無しである:2009/12/15(火) 23:20:01
>>663
折角だから、引用しとこうか。

>柴田元幸訳『メイソン&ディクソン』と木原善彦訳『逆光』(ともに仮題)は、
>すでに訳了したそうだ。
>僕自身[佐藤良明]も、いま現在は小山太一との共同作業で『V.』の新訳に
>取り組んでいる。
>これをやり遂げ、『重力の虹』の訳文つくりに埋没したい。
669吾輩は名無しである:2009/12/16(水) 00:19:35
>>668
サンクス!
この調子だとピンチョンコレクションは来年出るのも厳しいかもね。
670吾輩は名無しである:2009/12/16(水) 01:37:51
逆光って訳なのかATD
悪くないね
671吾輩は名無しである:2009/12/18(金) 06:31:02
注がうざくないか?
672吾輩は名無しである:2009/12/19(土) 13:16:22
池澤の名前がうざいなあ
673吾輩は名無しである:2009/12/19(土) 23:08:14
池澤さんも佐藤さんも、やはり力があるからこういうことができるので、ごく一般的な読者である自分としては、評価します。
とにかく、できるだけ早く、訳本を出してほしいのです。
よくわからん抄訳をネット上に垂れ流すとかを見てると、男の嫉妬ほど醜いものはないなと思います。ごく一般的な読者としては。
674吾輩は名無しである:2009/12/20(日) 00:26:24
おっおー
675吾輩は名無しである:2009/12/20(日) 13:58:53
ヴァインランド買いなおしたほうがいいの?
新訳はどんな感じなの?
676吾輩は名無しである:2009/12/20(日) 19:16:12
訳し終わってんならさっさと出せよクソ版元
677吾輩は名無しである:2009/12/21(月) 13:17:07
やっぱり、面白いからね
この人の小説ってさ。

少し難しいと思うけど
もっといっぱいの人が読んだらいいのにって
思うなあ。

村上春樹って人の奴が
そんなに売れるんなら、
もうちょっとメジャーでも
いいんじゃないの?

(ふふふ、ここではケチョンケチョンだけど
村上春樹さんの小説は大好きなんです。)
678吾輩は名無しである:2009/12/21(月) 14:00:11
>>677
春樹爺 本人 乙
679吾輩は名無しである:2009/12/21(月) 16:02:12
トークイベントいったやついないのか
680吾輩は名無しである:2009/12/22(火) 21:07:20
ATDの訳はあと10年出ないと思って原書買ったのになあ
いそいで読まなきゃ…
681吾輩は名無しである:2009/12/23(水) 01:01:37
急いで読まなくても翻訳はなかなか出ないとおもう
682吾輩は名無しである:2009/12/23(水) 01:57:57
そう?訳が上がってるならそんな待たされなそうじゃない?
683吾輩は名無しである:2009/12/30(水) 13:24:35
原書直接はキツイ よう分からん固有名多いし 翻訳読んで自分の好きな箇所だけ原書にあたるのが限界

重力の虹の翻訳が欲しい 
684吾輩は名無しである:2010/01/01(金) 14:57:37
若くして名作を書いたピンチョン
その名作を超えられない老人ピンチョン

なんだただの早熟か
685 【大吉】 【737円】 :2010/01/01(金) 18:35:56
若い頃から書き続けてその全てが
過去の作品より常に秀でている作家なんて
いないんじゃねーの?
異色作失敗作も込みでその作家を好きになったりもするわけだが
686吾輩は名無しである:2010/01/01(金) 22:01:33
そうかピンチョン、もう72歳だったか
687吾輩は名無しである:2010/01/01(金) 22:24:26
しかし、それなら若くて凄い作品を書いたからとんでもない天才だって誉めそやすのもおかしいな
たまたま当たったってだけという見方もできない事無い
688吾輩は名無しである:2010/01/01(金) 22:35:25
それはただのやっかみだ。
689吾輩は名無しである:2010/01/01(金) 22:52:11
若い時と比べて伸びてなければ見方もかわるってのは同意
690吾輩は名無しである:2010/01/02(土) 00:11:42
自演乙
691吾輩は名無しである:2010/01/02(土) 01:11:30
↑負け惜しみ
692吾輩は名無しである:2010/01/04(月) 20:31:04
オーケンよりは品質保ってるでしょ
693吾輩は名無しである:2010/01/04(月) 20:35:40
>>692
はいはいwネウヨ乙
694吾輩は名無しである:2010/01/05(火) 11:49:55
自演乙
695吾輩は名無しである:2010/01/05(火) 20:20:25
早熟の天才作家ってことでおk?
696吾輩は名無しである:2010/01/05(火) 21:09:17
あんなの歳くったって書けないよ。
小難しいだけじゃだめだもん
697吾輩は名無しである:2010/01/07(木) 11:23:03
早熟って感じではないな
Vは20代後半だろ?それにまだ発展途上。

謙遜もあるだろうけど、でも本気で自分のこと”のろまな子”だと思ってるんだと思うよ
そこがいい
698吾輩は名無しである:2010/01/08(金) 22:13:04
どこかに『重力の虹』の要約ないかな?
699吾輩は名無しである:2010/01/08(金) 22:19:37
698への最初のレスは性格に難のある奴が英語の資料を出してくる に一票。
700吾輩は名無しである:2010/01/09(土) 01:20:28
自己矛盾?それとも自己言及?
701吾輩は名無しである:2010/01/09(土) 19:02:05
>>698
「ユリイカ 1989年2月号 特集*ピンチョン 現代アメリカ最大の問題作家」に
チャプター毎の要約があるよ。執筆者は確か越川芳明。国書版「重力の虹」を読んだ時に、
この記事だけコピーして対照させたから、正確さは保証できる。
あとは、お近くの図書館へどうぞ。
702吾輩は名無しである:2010/01/09(土) 21:22:02
そういやあったな>ユリイカ
703698:2010/01/11(月) 23:11:59
>>701
ありがとう。
図書館探してみます。
704吾輩は名無しである:2010/01/15(金) 19:00:19
ピンチョン・コレクション6月から刊行開始
第一弾はメイソン&ディクソン(との噂)
705吾輩は名無しである:2010/01/15(金) 20:03:59
ユリイカの執筆者は志村正雄だね。
706吾輩は名無しである:2010/01/19(火) 11:37:48
コレクションうれしいけど
一年経つのがすごく速くてやんなるなあ
707吾輩は名無しである:2010/01/21(木) 21:38:01
6月刊行マジじゃん。楽しみだわ。
708吾輩は名無しである:2010/01/21(木) 23:08:24
『V.』の翻訳がまだ途中、
『重力の虹』は今から翻訳、と
コレクションの完結がいつになるのか
見当も付かない。

あれだけ仕事をこなしている柴田元幸が
『メイソン&ディクソン』だけは、ここまで
作業を遅らせた原因は
なんだったのだろうか?
709吾輩は名無しである:2010/01/21(木) 23:57:40
重力の虹今から?あーあ、なんだよそれ。
710吾輩は名無しである:2010/01/30(土) 12:55:47
瑕疵は??
711吾輩は名無しである:2010/01/30(土) 20:05:41
レアな読者だからって辛抱すると思うなよ なめんなよ出版社
すでにある訳でさっさと文庫化汁
ついでにブッカーオブブッカーの真夜中の子供たちも文庫化
712吾輩は名無しである:2010/01/30(土) 23:20:29
たしかに。ラシュディもそろそろ解禁してほしいわ。
713吾輩は名無しである:2010/02/01(月) 18:28:51
瑕疵ってカフカの小説と関係あるんですか?
筑摩文庫Vの寓話にこの単語があったんですけど
まあ、気のせいか

あとあのプロモーションビデオはなんなんでしょうか
字幕ほしいです
714吾輩は名無しである:2010/02/01(月) 18:31:19
ブッカーオブブッカーは原稿売ったりして窮状なのかと思いきや
最近は狙われなくなってメディアにでてるっぽいね
でもあんま好きじゃない インド近代史が頭にはいってないとダメとかあるの?
715吾輩は名無しである:2010/02/01(月) 18:57:52
バロック的な躁、妄想型スキゾ 
716吾輩は名無しである:2010/02/01(月) 19:27:43
最近、大江健三郎の水死小説を読んでいて変な夢ばかりみる
717吾輩は名無しである:2010/02/02(火) 09:59:02
ラシュディ、最近元気そうだね
メディアに結構でてる
718吾輩は名無しである:2010/02/03(水) 20:44:49
ピンチョンって16歳で高校卒業してるんだね
719吾輩は名無しである:2010/02/09(火) 14:41:22
あのCM中盤がよく聞き取れないんだけど、なんて言ってんの?
720吾輩は名無しである:2010/02/23(火) 21:01:58
ピンチョンってこの錯綜した構成の小説をどう混乱せずに書いてるんだろう
721吾輩は名無しである:2010/02/27(土) 10:59:32
『競売ナンバー49の叫び』4月にちくま文庫から
722吾輩は名無しである:2010/02/27(土) 20:08:17
マジかよ。やったー
723吾輩は名無しである:2010/02/28(日) 05:43:17
ピンチョンはお気に入りの店で
ピリ辛チーズバーガーを2個食って
KOOLを吸う愛煙家

>>720
参考資料やメモを机の上に山のように積んでいるらしいよ
ブログ漁ってたらこんなサイトで紹介してた
http://www.lrb.co.uk/v31/n24/bill-pearlman/short-cuts
724吾輩は名無しである:2010/02/28(日) 07:19:02
ピンチョンが死んだ後、そのメモは宝の山となるな。
725吾輩は名無しである:2010/02/28(日) 13:03:37
重力の虹は、自分でもよく分からんとこあるといってたような
726吾輩は名無しである:2010/02/28(日) 18:20:08
海賊?って名前の人が、扁桃腺持ちの人の夢に干渉するくだりが
たまらん面白かったな、小説でああいうのを読むってのがいい
727吾輩は名無しである:2010/03/03(水) 00:27:52
>>721
これか。
新訳が出る前に稼いでおこうって考えかな。

4月9日刊
トマス・ピンチョン 『競売ナンバー49の叫び』
(ちくま文庫 予価945円)
728吾輩は名無しである:2010/03/04(木) 09:40:37
文庫化歓迎!
729吾輩は名無しである:2010/03/04(木) 18:53:42
サンリオ文庫以来ですね。
730吾輩は名無しである:2010/03/04(木) 19:05:15
他のも新訳の前に文庫化してくれっていう
一定数は売れるだろうし
電車の中でピンチョン読みたい
旅先でも読みたい
731吾輩は名無しである:2010/03/05(金) 15:01:08
重力の虹の文庫祈願 値段の問題じゃないんだよ
既訳の新訳にこだわるくらいならATDと瑕疵の翻訳さっさと出して
732吾輩は名無しである:2010/03/08(月) 19:53:41
なんだかんだ言って戦勝国の文学だよな
733吾輩は名無しである:2010/03/09(火) 00:50:01
>>726
めずらしいな。あそこで挫折する人が多いw
734吾輩は名無しである:2010/03/14(日) 16:17:54
ピンチョン秋田
735吾輩は名無しである:2010/03/15(月) 12:57:33
まあ、さすがに全集(ピンチョン全小説?)がまた一年のびることは
ないかな。
上下とか分かれてなければいいなあ、長いのが
736吾輩は名無しである:2010/03/15(月) 19:09:36
分冊だけは勘弁して欲しいな。二段組ならまだ堪えられるが
その場合も一段組みと二段組みを平気で混ぜる某池澤全集のような
愚劣な真似はして欲しくないけどねw

尤も新潮社にしても束(ツカ)を揃えることを優先して
同じ全集で巻毎に活字の大きさや文字数・行数を変えていた過去があるから
(「新潮世界文学全集」や、その版面をそのまま流用した「決定版
ドストエフスキー全集」などがその典型)、その惧れがなきにしもあらずなんだが…。
737吾輩は名無しである:2010/03/16(火) 00:19:54
瑕疵って何のことかと思ったら
新作のことなんだね。
Against the Dayも未訳だし、翻訳家も大変だな
738吾輩は名無しである:2010/03/16(火) 01:00:32
力量がないと訳せない作者だろうしね。
>>668によると、逆光(Against the Day)は訳し終わってるみたい。
となると初訳より新訳の方が遅れるのかな。
739吾輩は名無しである:2010/03/16(火) 03:00:21
6月に「メイソン&ディクソン」が出るぞ

ソース
http://twitter.com/Monthly_Shincho/status/8863139762
740吾輩は名無しである:2010/03/16(火) 18:30:18
よくはわからないが
出だしにそれって
いい感じだな。
と思う。
しぶ〜い装丁であってほしい
741吾輩は名無しである:2010/03/16(火) 19:59:11
旧訳は持ってるから、初訳作品から出してくれた方が確かにありがたい
新訳と読み比べるのは後からでいい
742吾輩は名無しである:2010/03/16(火) 21:19:19
むかし英語でV読もうと思ったが挫折した
743吾輩は名無しである:2010/03/20(土) 10:38:49
ピンチョンとエリクソンってどっちが難解?
エリクソンが読めたらピンチョンも読めますかね
744吾輩は名無しである:2010/03/20(土) 19:29:23
エリクスンの方が格段に読みやすいだろ。
745吾輩は名無しである:2010/03/20(土) 23:13:16
まず質問からしてナンセンス。ピンチョンが読めるからエリクソンが読める、あるいは逆という相関性は存在しない

そして、そもそもピンチョン作品を読むこと自体は難解でもなんでもない(重力の虹は除く)
だが、どの作品もメタフィクションとしての情報量が物凄いから、漫然とストーリーを追うだけじゃ何も得られない
その点では難解だが、難解というより、読者として知的レベルを試されているとでも言った方が正しいのではなかろうか



偉そうな事を書いたけど、かくいう自分はエリクソンが無理でした><
読んでる途中頭が痛くなってきてマジで吐きそうになった
746吾輩は名無しである:2010/03/21(日) 00:55:46
何か熱が出そうになるよね、エリクソン読むと。
747吾輩は名無しである:2010/03/21(日) 01:58:03
ピンチョンは細々した情報やネタは多くてフォローするのは大変だけれど、一応は
理屈が得体の知れないものではあっても通っていて、執念と根気があれば何とか
読める。

エリクソンは、雰囲気はあるんだけれど必ずしも理屈が通っていないし、意識の
流れっぽいものを使ったり自動書記みたいになったりで、きちんと構文解析しつ
つ意味を把握しようとすると、頭抱えるよな。

だからあまり細かく考えずに流し読みして雰囲気だけ味わうならエリクソンのほう
が読みやすいんだけど(特にノリがあえば)、きちんと一文一文理解しようとすると、とたんに壁にあたる。
ピンチョンは読みにくいけど、でも見たとおりの読みにくさだし努力でなんとか
なるむずかしさだってことだよね。

読もうとすると何がなんだかわからなく
748743:2010/03/21(日) 13:28:02
なるほど
一応エリクソンは自分なりに解釈できているつもりだったのですが
ノリとか雰囲気で分かった気がしているだけなのかも。
そういうのがピンチョンには通用しなさそうですね。
自分にはエリクソンの方が向いているようです。
749吾輩は名無しである:2010/03/30(火) 12:09:21
今V読んでるんだがモンダウゲンの所でよくわかんなくなってきた
750吾輩は名無しである:2010/04/06(火) 17:53:45
新潮の今月号で特集らしい。気になるね
ttp://www.shinchosha.co.jp/shincho/index.html
751吾輩は名無しである:2010/04/07(水) 08:44:10
>ピンチョンの全長篇七作の冒頭訳出

http://twitter.com/Monthly_Shincho/status/11708810208
752吾輩は名無しである:2010/04/08(木) 16:34:40
長い奴みんな上下巻かい
あのごった煮カオスが一つの本に
そっくり収まってるからかっこいいのに
日本語って嵩張るのかな
753吾輩は名無しである:2010/04/08(木) 18:11:04
冒頭が「キーーン」じゃないのって、どうなんだろうか。
意識的にはずしたんだろうけど、違和感がすごくある。
754吾輩は名無しである:2010/04/08(木) 18:26:20
元はA screaming comes across the skyだから、「キーン」こそ若干やりすぎじゃないか。
755吾輩は名無しである:2010/04/08(木) 18:41:04
当時はドクタースランプを意識してたんでしょう
756吾輩は名無しである:2010/04/11(日) 01:50:29
大型書店に行って「新潮」売り切れてたのでびっくりした
(確かにこれは、買った方がよい)

昨年末出た「ヴァインランド」も再び改訳するんだな。
プレーリィがプレーリーになってた。
757吾輩は名無しである:2010/04/11(日) 13:15:24
冒頭を集めるってのは画期的なんだが、どうせなら各作品30頁ずつくらい
計200余頁でピンチョンだけの特集号にしてくれたら2,000円でも買うんだがな。
要らん記事が多すぎるのが…。

仕方ない。ピンチョンのところだけ切り取って保存するか。
758吾輩は名無しである:2010/04/11(日) 18:54:26
文庫買ったひといる?
解説あった?
759吾輩は名無しである:2010/04/11(日) 21:58:46
写真入りの「解注」が55頁。
「文庫版訳者あとがき」が6頁。
「付録」として「生かすも殺すもウィーンでは」とその「解注」が計41頁。
巻末に巽孝之の「解説」が4頁。
760吾輩は名無しである:2010/04/12(月) 20:56:57
>>78さん
まだ生きてるかなあ。もうすぐですよ
761吾輩は名無しである:2010/04/13(火) 05:53:44
そういや2008年から待ってるのかコンプリートコレクション
メイソン&ディクソンが最初らしいけど、二段組で2分冊なのかね
762吾輩は名無しである:2010/04/13(火) 20:08:20
今月の新潮買う価値ない
冒頭訳つったって大体もってるし、冒頭くらいなら挫折せず原書で読めるし
こういうところでも読めるし
ttp://d.hatena.ne.jp/wlj-Friday/20090905/p1
新潮には疑問もあるので対談だけ立ち読み
763吾輩は名無しである:2010/04/13(火) 22:20:14
トマス・ピンチョン全小説(仮)

2010/06『メイスン&ディクスン』(上・下)
2010/09『逆光』(上・下)
2010/12『スロー・ラーナー』
2011/03『V.』(上・下)
2011/06『競売ナンバー49の叫び』
2011/09『重力の虹』(上・下)
2011/12『ヴァインランド』
2012/03『インヒアレント・ヴァイス』
764吾輩は名無しである:2010/04/13(火) 23:21:09
出すと言ってから何年もかかってるのに、また何年かけて出す気なんだ。
まぁ『メイスン&ディクスン』は柴田元幸訳だから少し期待。
765吾輩は名無しである:2010/04/14(水) 01:00:02
全て新訳と改訳なので期待が高まる。

正直、儲からないだろうに、新潮社はこういうことをやれる余力があるんだな。

佐藤良明はなかなか本を出さない人だと思っていたが、
大学を辞めるとこうも精力的に翻訳仕事をしだすとは。
766吾輩は名無しである:2010/04/14(水) 01:07:25
ピンチョン全集が終わったら
デリーロもやってほしいな
767吾輩は名無しである:2010/04/14(水) 02:16:26
>>763
これがマジだとすると、俺は2012年までがんばらなきゃならんのか
768吾輩は名無しである:2010/04/14(水) 04:02:16
重力の虹結構先じゃん。なめてんのか
769吾輩は名無しである:2010/04/14(水) 04:36:43
今から英語勉強した方が早いってほどではないね
770吾輩は名無しである:2010/04/14(水) 08:53:42
ヴァインランドまた出るのか
771吾輩は名無しである:2010/04/14(水) 16:19:11
瑕疵原書で読むしかないわと思った
772吾輩は名無しである:2010/04/14(水) 16:22:40
出す出す詐欺
773吾輩は名無しである:2010/04/14(水) 21:55:03
原語で読めない頭しか持ってないんだから、おとなしく翻訳を待つしかなさそうだ。
774吾輩は名無しである:2010/04/15(木) 10:02:48
ピンチョンを全く読んだことのない初心者ですが
このスレを読んでいたら、ピンチョンを猛烈に読みたくなりました。
で、ピンチョンのオススメの本があったら教えて下さい
775吾輩は名無しである:2010/04/15(木) 10:14:32
重力の虹
776吾輩は名無しである:2010/04/15(木) 16:50:25
スロー・ラーナーとか今更誰か買うのか?
777吾輩は名無しである:2010/04/15(木) 17:03:43
まあ全集だから出さなきゃ仕方ないでしょ
778吾輩は名無しである:2010/04/15(木) 23:00:05
重力の虹の既訳、文庫で出せよ
今なら儲けるチャンスだろ
779吾輩は名無しである:2010/04/16(金) 00:19:57
『V.』かなあ。
780吾輩は名無しである:2010/04/24(土) 13:27:02
>>778

・ピンチョン読むようなやつはすでにハードカバーで読んでる。
 新規読者数はどう見ても2000人いるかどうか。
・文庫で安く売ったからって何万部も売れる本じゃない。
・そもそもおまえ、翻訳権とか出版の仕組みとか知らないだろ。
781吾輩は名無しである:2010/04/24(土) 21:02:15
翻訳小説、それも手垢のついたものが2千も売れたら御の字。
そもそもちくま文庫は何万部なんて刷ってない。

>>780が何も知らないことだけはよくわかった。
782吾輩は名無しである:2010/04/25(日) 02:28:52
ハードカバーは家で読む
文庫は移動中や移動先で読む

別に最初から順に読むわけではないし
ピンチョンは文体が好きだから
部分的にパラパラ読むときもある
783吾輩は名無しである:2010/04/25(日) 16:32:29
>>873 医学的には
乳房発育→恥毛→初潮 の順らしい
784吾輩は名無しである:2010/04/28(水) 01:17:04
初期の頃は難解すぎて読みづらかったが、後期の作品は比較的読みやすいから
そっちから読むといいんじゃない。
最初から『重力の虹』読んで読破できずに、それでピンチョンが過小評価されそうで怖いからね。
785吾輩は名無しである:2010/04/28(水) 13:40:41
まあ、みんながみんな
あんなのおもしろがって読めるようになったら
世の中平和で楽しいだろうね。
786吾輩は名無しである:2010/04/28(水) 16:38:59
いや、ピンチョンの本がベストセラーになるような世の中は、俺なんか嫌だなw
787吾輩は名無しである:2010/04/28(水) 22:08:26
ピンチョンって何で食ってるの?
788吾輩は名無しである:2010/04/28(水) 22:29:34
印税のほかに、文芸振興の財団から助成金なんかも出てるんじゃないか。
789吾輩は名無しである:2010/04/28(水) 23:19:15
欧米は作家など売れない文化職業者への援助は手厚いとこ多いからな
日本は文化勲章でも受けた人でもないとそういうの無いからなあ
790吾輩は名無しである:2010/05/06(木) 21:35:21
新潮のピンチョン特集、おもしろかった。
町田康のCDは邪魔だけど。
791吾輩は名無しである:2010/05/07(金) 05:58:14
おまえ町田康のCD聴いてないだろ?すげえぞ。シリーズ化して欲しいくらいだ。
792吾輩は名無しである:2010/05/09(日) 20:12:06
聴く気がまったくない。
本読むのに邪魔だからはずした。
793吾輩は名無しである:2010/05/09(日) 20:42:39
捨てた。
794(o^v^o)鈴木雄介 ◆m0yPyqc5MQ :2010/05/09(日) 21:33:54
ピンチョンが名声の割に本国でも全く読まれてない不幸な作家だとか嘆いてる人がいたけど、
全集出るとか言っても値段すら書いてないし、そもそも売ってやろうという野心を感じないんだよな。
どうせクソ高いんだろ。インテリぶりたい金持ちが本棚に飾るための本ならぜんぜん意味ねーじゃん。

ピンチョンを翻訳したっていうキャリアが欲しいだけじゃないのか?本気で新しいピンチョン読者を
獲得しようとする意志があるなら、文庫で出すべきだよ。堅気の勤め人はハードカバー読まないし。
本国ではペーパーバックで刊行されてるわけだし、たとえ定価2000円でも文庫で出すのが正しいと思う。
795吾輩は名無しである:2010/05/09(日) 23:03:40
>本国ではペーパーバックで刊行されてる
>本国でも全く読まれてない

→文庫化したところで全く読まれない。

まあ最初からとは言わないが、やはり文庫化はしてほしいな。
796(o^v^o)鈴木雄介 ◆m0yPyqc5MQ :2010/05/10(月) 03:46:51
翻訳者の柴田も「売れるはずがない」って事は念頭に置いて仕事してるんだと思うよ。実際売れないだろうし。
一種のボランティアみたいな感じでやってるんだろうけど、でもやっぱり出し方が投げやりなのは頂けないよ。
値段を書かないとか「幾らだって買うやつは買うし買わないやつは買わないだろ」って諦めてる感じがする。

新訳ってのはある意味挑戦なんだから、俺がピンチョン旋風を巻き起こしてやる、俺が流れを変えてやる、
くらいの勢いが欲しいよね。「出す事に意義がある」なんて挑戦者が思ってちゃぜんぜんダメでしょう。
どうせ新訳(初訳もあるけど)出すなら売れなきゃ敗北だし、「村上春樹監訳」くらいのハッタリかまして欲しいよ。
(もちろん春樹ちゃんには無断で)そんなのピンチョンが嫌がるだろうけどさ。文句たくさん書いちゃったから
新作だけ買おうかな。高えんだろうなあ。紙なんて粗末でいいから出来るだけ安く出す努力をして欲しいな。
797吾輩は名無しである:2010/05/10(月) 05:51:45
いいこといった 
798吾輩は名無しである:2010/05/10(月) 09:12:33
高いってマルケスと同じくらいじゃないの。
無職の俺にはどんな値段でも高いけども
799吾輩は名無しである:2010/05/10(月) 09:52:36
三千円未満でよろしく
800吾輩は名無しである:2010/05/10(月) 19:15:30
高城剛氏が以前
ニューロマンサーと
重力の虹が好きみたいなこと書いてたな
801吾輩は名無しである:2010/05/10(月) 19:19:41
春樹の名前なんかいらねえだろ。
あいつピンチョンに言及したことなんかあったか?
『カチアートを追跡して』とかの人だろ。
802(o^v^o)鈴木雄介 ◆m0yPyqc5MQ :2010/05/11(火) 08:53:53
いるわけねえじゃん。売れるために(単価を下げるために)何かしろという話だよ。

>>797
愛してる
803吾輩は名無しである:2010/05/11(火) 11:36:08
売ろうと思えば
なんでも売れる
804(o^v^o)鈴木雄介 ◆m0yPyqc5MQ :2010/05/11(火) 13:03:08
じゃあ、売ろうよw
日本文化が外国人に見直されると思うよ。
805吾輩は名無しである:2010/05/11(火) 14:40:27
問題は売るためにも金がいるということでしょうね
消費者は周囲にすすめまくるしかない。
806吾輩は名無しである:2010/05/11(火) 15:32:50
>>796
どういう装丁にするか、どのぐらいのページ数になるかということが
見えてこないと予価も出せない。
そういう事情があると思うんで、投げやりってのは違うんじゃない?

言いたくなる気持ちは分からんでもないけど。
807(o^v^o)鈴木雄介 ◆m0yPyqc5MQ :2010/05/11(火) 15:41:59
うん。実は言い掛かりに近いです。
808吾輩は名無しである:2010/05/11(火) 16:44:11
あーあ、宝くじで3億円当たったらピンチョンの新刊買い占めるのに。
1冊3千円としたら上下巻5万部ずつ発注できるから、
それだけ売れれば今話題の小説!とかいって雑誌とかテレビとかで取り上げられるだろ?
そしたらそれ見た人たちが買うだろ? 上下巻合わせて20万部ぐらいは売れるだろう。
これで一躍トーマスも人気作家の仲間入りだ、良かったなトーマス。
あっ、でも10万冊も置く場所ないぞ困ったな
809(o^v^o)鈴木雄介 ◆m0yPyqc5MQ :2010/05/11(火) 17:04:11
その手法はアメリカの出版で今現在使われてるよ。作者が借金して買い占めるらしい。
810吾輩は名無しである:2010/05/11(火) 17:47:54
買い占めた本はそのまま古本屋に売れば置く場所も要らないで笑止ねぇ〜(笑) これが売れても無いのに古本屋に出回る図式ですよ〜(笑)
811吾輩は名無しである:2010/05/11(火) 21:13:03
お前ら本屋で冊子もらってこいよ
予価2730円〜5040円だってよ
812吾輩は名無しである:2010/05/11(火) 23:32:28
どれが5000円もするんだよw
813吾輩は名無しである:2010/05/12(水) 00:16:27
売れないやつは高くなるだろスローラーナーとか
814吾輩は名無しである:2010/05/12(水) 01:25:32
スローラーナーは文庫化されていた筈だが?
815吾輩は名無しである:2010/05/12(水) 02:24:16
スローラーナー文庫化されてる=ハードカバー出しても誰も買わない=けど全集全部集めたいやつは嫌々ながら買う=ちょっと値段高くしてもばれない=スローラーナー値上げ
816吾輩は名無しである:2010/05/12(水) 06:56:47
冊子とな!
ひさびさに本屋にでも行くか。
817吾輩は名無しである:2010/05/12(水) 09:23:48
「ガルシア=マルケス全小説」みたいに公式に特設ページ作らないのかな。
もうすぐ刊行開始なのに。
818(o^v^o)鈴木雄介 ◆m0yPyqc5MQ :2010/05/12(水) 10:58:38
冊子タダなの?
819吾輩は名無しである:2010/05/12(水) 18:15:47
820吾輩は名無しである:2010/05/12(水) 18:19:19
箱入りになるの?
821吾輩は名無しである:2010/05/12(水) 18:56:56
『スロー・ライナー』『競争ナンバー49の叫び』と
邦題は若干変更なのか?
なんかちょっとヘンな感じ
822吾輩は名無しである:2010/05/12(水) 19:32:52
>>821
写真のほうが正しいんじゃないの?
823吾輩は名無しである:2010/05/12(水) 19:35:26
書名は変更になることがありますって書いてるから、まだわからんな。
824吾輩は名無しである:2010/05/12(水) 22:31:36
ただの入力間違いに決まってるだろ
825吾輩は名無しである:2010/05/13(木) 02:38:41
競争ナンバーってw
826吾輩は名無しである:2010/05/15(土) 15:14:01
表紙の絵がダサい
827吾輩は名無しである:2010/05/15(土) 17:48:51
センスのいいお前の絵載せてもらえよ
828吾輩は名無しである:2010/05/15(土) 18:29:30
829吾輩は名無しである:2010/05/16(日) 11:34:06
飛行船<不都号>かw

これくらいならまだいいが
シンデルロみたいなキーになる言葉を駄洒落で処理するのは
やめて欲しいなあ。鬱陶しくてしょうがない。
830吾輩は名無しである:2010/05/16(日) 14:30:48
雑誌の新潮の特集は買う価値ないし
表紙はダサいし
お役所仕事かい
831(o^v^o)鈴木雄介 ◆m0yPyqc5MQ :2010/05/16(日) 17:32:28
面白いことやってると思うけど、確かに新潮の表紙はダサいw
832吾輩は名無しである:2010/05/16(日) 19:03:16
ドン・デリーロあたりなら楽しんで読める俺もピンチョンはとっつきにくくて無理だった。
競売ナンバーしか読破してない。
833吾輩は名無しである:2010/05/17(月) 12:32:04
>>829
シンデルロ、ヘドーズだったっけ。
(タナトイドとピューキーパイクス?忘れた)
ほかの、原語まんまの固有名詞の存在と
齟齬がでちゃうのと
やはり洋物=おしゃれかっこいいみたいな
期待と興が冷めてしまうというのが残念。

全体の文章は読んでて最高に具合がいいんだけどね
834吾輩は名無しである:2010/05/17(月) 23:31:29
>>829
同意!!
835吾輩は名無しである:2010/05/18(火) 01:18:04
凝った訳(?)語だと、自分でもとの単語を調べたりして
結局、その先ずっと、漢字を見ながら頭の中ではもとの単語をカタカナにしたもので
読んでいくことになったりしますよね。

たぶんみんなもそうだと思う。
836(o^v^o)鈴木雄介 ◆m0yPyqc5MQ :2010/05/18(火) 01:29:02
こういう作家の翻訳は英文も載せるべきだよね。
837吾輩は名無しである:2010/05/18(火) 22:42:38
新潮社「全小説」の内容見本にはガッカリ。
特に推薦者の面子の軽さはいただけません。
まず、書店員が入っている時点でダメ。
ライター、書評家もいらないし、作家の中にも
不必要な人が混じっている。
志村正雄とか蓮實重彦クラスに頼まないと。
PR誌「波」において全小説刊行記念エッセイが
蓮實氏の手により書かれることを期待したい。
838吾輩は名無しである:2010/05/18(火) 23:24:20
>>835
だね。
「泥足にがえもん」なんて今なら児童文学でさえ考えられないだろうに
それと同じことを平気でやってる訳者のセンスが終わってる。
まあ、全体として読みやすい訳だから大目に見てるけどさ。
839吾輩は名無しである:2010/05/18(火) 23:57:24
全小説刊行はまあうれしいけど
ノーベル賞受賞への期待が透けて見えるのがちょっと悲しい
840吾輩は名無しである:2010/05/19(水) 02:02:43
ああなるほど、そういうハラもあるのか。
841(o^v^o)鈴木雄介 ◆m0yPyqc5MQ :2010/05/19(水) 02:14:00
でも授賞式に来ないだろうから授賞出来ないでしょ。
842吾輩は名無しである:2010/05/20(木) 00:24:17
今日、書店で全集のチラシ貰ってきたんだけど
『カリフォルニア三部作の掉尾を飾るとも言える〜』
てな感じで「インヒアレントヴァイス」を紹介してたんだけど
残りの二つって何?
843吾輩は名無しである:2010/05/20(木) 01:37:03
まあ普通に考えるとロット49とヴァインランドじゃないの?
844吾輩は名無しである:2010/05/20(木) 19:22:49
「カリフォルニア三部作」か、そうだね
845吾輩は名無しである:2010/05/20(木) 19:25:21
ヴァインランドで、元妻がシャワーを浴びてるのを見ながら
中年ダメ男がオナニーするも気が付くと湯気の中には誰もおらず
というシーンがあってそんなわけないだろと、おもうた 
846(o^v^o)鈴木雄介 ◆m0yPyqc5MQ :2010/05/20(木) 21:31:13
>>845
素晴らしい小説ですね
847吾輩は名無しである:2010/05/20(木) 23:20:46
>>839
女優とかイケメンの恋の噂が出ると
ドラマとか映画のPRだったりしてな
848吾輩は名無しである:2010/05/21(金) 17:52:29
東なんとかに賞をあげるのは勝手だが賞金がわれらのピンチョンへの出資から
遠まわしに払われるのは嫌なので英文で読みます 
平野の時も馬鹿だったが新潮おかしいだろ あでぃおす
849吾輩は名無しである:2010/05/21(金) 18:48:38
「メイスン&ディクスン」一冊3500円+税(予価)だって
上下で7350円・・・値段も敷居も高いなオイ
850吾輩は名無しである:2010/05/21(金) 19:00:59
マジ?上下あわせて5000円以下にしてくれよ。無職なめんな!
851吾輩は名無しである:2010/05/21(金) 19:35:16
英文で読んで訳は図書館で借りるでFA
852吾輩は名無しである:2010/05/21(金) 19:36:42
新潮に金払っても平野みたいなインチキ審査員の給与になったり
豚のボーナスになったりするだけ 
853吾輩は名無しである:2010/05/21(金) 21:26:09
>>837
本屋大賞に選ばれるような作品の読者じゃあるまいし
ライター、書評家、ましてや書店員が褒めてるからピン
チョンを読んでみようなんて思う奴はいないだろ。普通。
854(o^v^o)鈴木雄介 ◆m0yPyqc5MQ :2010/05/21(金) 22:03:05
平均的な学力の東大生なら英語でピンチョン読めると思いますか?辞書ありで。
855吾輩は名無しである:2010/05/21(金) 23:41:31
The Crying of Lot 49 なら読める。
30年前、大学1年の夏に2週間ぐらいかけて読んだ。
856(o^v^o)鈴木雄介 ◆m0yPyqc5MQ :2010/05/22(土) 00:48:12
読んでみようかなあ。最早ライフワークだけどw
857吾輩は名無しである:2010/05/22(土) 01:28:34
べつに英語が読めるかどうかだけが問題ではない。
逐語的に意味がわかったところで、小説鑑賞全般に慣れてないと、
更なる強敵 「退屈」 と戦わなくてはならない。。。。と思う。
858吾輩は名無しである:2010/05/22(土) 08:16:00
>>853
俺は青山ブックセンターの店員が『V.』を推薦してたのが
ピンチョンを読むきっかけとなったが
859吾輩は名無しである:2010/05/22(土) 09:34:40
蓮實はピンチョンなんか読むの?
『重力の虹』の翻訳が出た時は朝日新聞の文芸時評でちょこっと触れてたが。
860吾輩は名無しである:2010/05/22(土) 11:03:56
>>858
そういう人もいるんだね。
861吾輩は名無しである:2010/05/22(土) 11:30:40
>>859
『重力の虹』翻訳出版は文学的な大事件ってなことを仰っていましたね。
862吾輩は名無しである:2010/06/01(火) 10:51:36
『メイスン&ディクスン 上・下』6/30発売決定 新潮社
価格 各¥3,780

高いな・・・・
でも柴田さん訳なら読む価値はある。
863吾輩は名無しである:2010/06/01(火) 11:53:43
全集でるんだ すごい
競売ナンバーしか読んだことないけど買っちゃおうかな
864吾輩は名無しである:2010/06/01(火) 17:47:06
高すぎるし新潮だからライブラリ
865吾輩は名無しである:2010/06/01(火) 21:44:08
電子書籍に浮かれてるやつには
ピンチョンはわからない
866吾輩は名無しである:2010/06/02(水) 00:24:54
そうかなあ。電子書籍で上下2000円とかだったら俺電子書籍ファンになっちゃうよお
867(o^v^o)鈴木雄介 ◆m0yPyqc5MQ :2010/06/02(水) 00:45:00
俺もそれなら買うよ。iPhoneで読めるようにしてくれれば。
868吾輩は名無しである:2010/06/02(水) 01:14:21
紙で読むってことは失くしちゃならない意味があると思う。

全集で出るから装丁も凝ってるんだろうな。。
だから高いのかもね。

全集全部買うといくらになるんだろう。。怖
869吾輩は名無しである:2010/06/02(水) 10:35:48
意味というより
電子は画面がしょぼい
まだまだ紙のほうの魅力のほうが高いよ。
あれだけの見た目が確保できて
訳注とかまっさら本文だけ
不明語句を触ったら
写真付き解説に飛ぶ、
とかできたら
いよいよだけどさ。
870吾輩は名無しである:2010/06/02(水) 12:34:53
『メイソン&ディクソン』が上下で7560円
だが安心するのはまだ早い
9月末刊行予定の『逆光』はおそらく全小説中最も厚いので
パンフの予価から推測するに上下で10000越えは確実だろう
こわー
871吾輩は名無しである:2010/06/02(水) 12:59:26
7560円で安心しているやつは少ない気が・・・
872吾輩は名無しである:2010/06/02(水) 19:02:27
足元見てる感じがいやなんだよ
873吾輩は名無しである:2010/06/02(水) 19:11:27
高いかもしれないが、ハードカバーの全集なんてそんなものだろう。
図書館購入分でなんとか数千部売る、そういうビジネスなんだから。

儲かりもしないのに出してくれただけ新潮社に感謝しないと。
編集者の拘束時間や校正の手間隙を考えると
この価格でもおそらく赤字だぞ。
874吾輩は名無しである:2010/06/02(水) 19:19:16
編集者のギャラが高すぎるんだよ。
875吾輩は名無しである:2010/06/02(水) 19:24:06
新潮社の全集だと、安部公房とか、三島由紀夫でさえ
1冊5000円とか6000円とかするわけで、ピンチョンはまだまだ良心的なんじゃないだろうか
まあ単純に比較できる訳もないが
876吾輩は名無しである:2010/06/02(水) 19:28:26
出してくれただけでもというのは
ほんとにそうだなあ

他の小説家で読めない
あるいは小説ってジャンルでしか味わえないものが
ぎっしり詰まってるからな。
877吾輩は名無しである:2010/06/02(水) 20:25:08
ちくまの「ナンバー49」並みに猥雑な解説にしてくれよ
878吾輩は名無しである:2010/06/02(水) 23:44:21
最初のメイソンの上巻だけお試し価格で2000円とかにして欲しかった。
879吾輩は名無しである:2010/06/03(木) 00:30:40
第一回配本のみ無料、というのでもいいな。
880吾輩は名無しである:2010/06/03(木) 01:51:17
逆に、全集なのに妙に安いとありがたみが薄いというか。
実際、出来はいいと思ってもなんとなく値段のせいでチープに見えちゃう部分もある。
881(o^v^o)鈴木雄介 ◆m0yPyqc5MQ :2010/06/03(木) 02:35:54
そんなにカネ余ってるなら募金しなよ。
882吾輩は名無しである:2010/06/03(木) 17:28:15
なにこの流れ 原書価格と比較してごらんよ
阿部公房とかと比較してるけどそっちは翻訳の壁ないから高いのはおかしい
883吾輩は名無しである:2010/06/07(月) 03:40:10
メイソンってvやヴァインランドより難しい?
柴田訳だから読みやすいって思っていいのかな
884吾輩は名無しである:2010/06/07(月) 04:40:33
>>883
ちょっと図書館行って新潮読んでこい
俺は愕然とした(まあ、あれはあれで楽しみだが)
885吾輩は名無しである:2010/06/07(月) 21:19:07
蓮實は基本的にフランスと日本の小説にしか言及しない。
カフカにはチラッと触れるけどジョイスやドストエフスキーは無視してる。
886吾輩は名無しである:2010/06/09(水) 13:51:43
全部買うにはいくら用意すればいいんだ。
やっぱ全集のどどーんとした画像見ると電子書籍化して欲しいなあ
887吾輩は名無しである:2010/06/09(水) 15:56:12
読みこなせもしないだろうし、そもそも全部読むかわからないけど、
揃えてニヤニヤしたいので、懐具合も本棚のスペース的にも厳しいが、
普通の本で買う
888吾輩は名無しである:2010/06/09(水) 21:06:20
そもそも もう大体持ってるし
889吾輩は名無しである:2010/06/09(水) 22:04:19
ピンチョンの各作品は、今のうちの本棚がそうなんだが、
既刊が、統一性のないデザインで並んでる状態の方が似合ってるしカッコいい気がする。
Vはちょっとでかく、重力の虹は太ゴチ、競売はちょっと絵が入ってて……。
890吾輩は名無しである:2010/06/11(金) 13:26:53
競売の単行本の装丁は素晴らしく格好いい
巻末の広告以外ケチの付け所が無い
891吾輩は名無しである:2010/06/11(金) 23:46:43
『49番ロットの叫び』でいいのに‥。
892吾輩は名無しである:2010/06/12(土) 00:04:48
若いうちは彩りまばらな本棚を好むが
読書家としてキャリアを積むとシックな本棚になるというのが一般的。
カバーを捨てたりとかね。

全集しかない本棚(書斎)が本格派。
893吾輩は名無しである:2010/06/12(土) 14:41:06
それ大学図書館みたいだ
894吾輩は名無しである:2010/06/12(土) 21:09:57
>>892
アホすぐる。
ここは本当にピンチョンスレなのだろうか。。。
まあ、ボルヘススレでないだけましか。

本は外装からぶっ壊れていくから、
「真の」「読書家」(あるいは本当に読み潰す奴)には、
再装幀という方法があるんだよ。
図書館なんかもそう。
一々デザインにこだわらないから、みんな同じ装幀になる。

全集しかない本棚が本格派とかw
読書家のイメージだけで語っちゃうと、そうなるのかねえ。

で、次は涙目釣り宣(ry
895吾輩は名無しである:2010/06/12(土) 23:21:51
>>894
落ち着いて。
多数の利用がある施設の書架と個人の書架はぜんぜん違うと思うよ。

個人で書架一面全部変えるほどボロボロにする人がいるかなあ。
読みつぶすというのがどのレベルかわからないけど、本当に再装幀が必要な本なんてラーメン屋の
マンガ本ですらみたことがない。
二宮金次郎さんみたいな読書スタイルを続ける個人ならまあ数百冊つぶすかもしれないけど。
古書や稀覯本はむしろ手を加えないだろうし。
896吾輩は名無しである:2010/06/12(土) 23:48:03
その辺の製本屋の装丁技術は最低だからな‥。
雑誌なんか綴じさせたら眼も当てられない。
897吾輩は名無しである:2010/06/13(日) 02:13:33
>>895
お前こそ落ち着け。

ある個人の書架の背表紙が「全集」みたいにやたらとそろっているのを見た時、
その個人が「キャリアを積」んだ「読書家」であると思える可能性を少しでも高くする為には、
「全集」だけではない多様な書籍を再装幀してるんではなかろうか、
とでも考えるしかないだろ(ま、もの凄く好意的に考えての話だがw)。
898吾輩は名無しである:2010/06/13(日) 03:07:09
何が言いたいのかよく分からないが、生産的な議論になり得ないことだけはわかるので
そのへんで勘弁してください
899吾輩は名無しである:2010/06/13(日) 09:59:44
同感。
900吾輩は名無しである:2010/06/13(日) 11:20:05
何に怒ってるのかすらわからない >897
901吾輩は名無しである:2010/06/13(日) 12:41:08
>>894,897

>>892
>若いうちは彩りまばらな本棚を好むが
>読書家としてキャリアを積むとシックな本棚になるというのが一般的。
>カバーを捨てたりとかね。

>全集しかない本棚(書斎)が本格派。

最後の一行にこだわって、装丁の話で嫌みっぽく言うのもよくわかるけど、
どっちかというと、上の三行の方が、はるかに馬鹿に見えないか?



まあ、結局全行馬鹿っぽいわけだけど。
902吾輩は名無しである:2010/06/13(日) 13:03:44
必死すぎるw
903吾輩は名無しである:2010/06/13(日) 13:15:49
横レスだが、
カバーは絶対捨てないな。
帯や中に挟まってるものも、なるべく捨てない。

売るとき若干高く買ってもらえるから。
全集ならなおさら全て揃ってないと、二束三文になってしまう。
904吾輩は名無しである:2010/06/13(日) 13:21:29
>>902
お前がな。
905吾輩は名無しである:2010/06/13(日) 13:55:30
本棚の並びの見た目なんてどうでもいいよ。
掃除が楽なようにガラス窓さえ付いていれば。
906吾輩は名無しである:2010/06/13(日) 17:26:06
なあこんなときに聞くのもどうかと思うが、バースってどう?
親父の実家から大量に出てきたんだが・・・
907吾輩は名無しである:2010/06/14(月) 17:31:28
バースは「フローティング・オペラ」と「旅所の果て」が面白かった記憶がある。
908吾輩は名無しである:2010/06/14(月) 17:33:12
間違えた「旅路の果て」
909吾輩は名無しである:2010/06/14(月) 23:45:30
>>906
>親父の実家から大量に出てきた

揚げ足を取る気はないけれど、バースの翻訳って10作品もないんじゃ?
「大量に」ってことはご尊父(もしくはその親父さん)は翻訳者?

で、潰れた某S出版から印税代わりに「大量に」渡されたとかなら
需要はあると思うぞ。

910吾輩は名無しである:2010/06/14(月) 23:50:24
阪神のバースのことじゃね?
911吾輩は名無しである:2010/06/15(火) 11:29:21
親父さんが原書を読みまくる人だったのかもしれんだろ
912吾輩は名無しである:2010/06/15(火) 18:00:08
同じ本たくさん買うぐらいよくあること
俺なんてAKBのCD1000枚買っている
913吾輩は名無しである:2010/06/16(水) 00:53:20
>>911
原書が何冊あると思ってるんだ?
914吾輩は名無しである:2010/06/16(水) 11:23:25
>>913
知らねーよ
ピンチョンよりは多いだろ
915吾輩は名無しである:2010/06/16(水) 12:19:42
みんな争うな
まずは906の返答待とうぜ
916吾輩は名無しである:2010/06/16(水) 16:59:16
2段組みは免れたようだ、ありがたい。
917吾輩は名無しである:2010/06/16(水) 17:33:54
俺も二段組み嫌いだなぁ
慣れてないせいか知らんが、頭に入ってこない
918記憶喪失した男:2010/06/17(木) 02:57:53 BE:2991362696-2BP(791)
「競売ナンバー49の叫び」 トマス・ピンチョン
84位/115作品。翻訳小説・SF以外
難解である。思わせぶりな文章はたくさんあるので、ひょっとしたら、
おれが読みとれなかった深いオチがあるのかもしれない。が、
おれの読んだ限りでは平凡である。
ラジオDJの妻ディスパの物語である。切手の偽造をする秘密結社を調べる話である。
帯には、「ピンチョンの探偵もの」とある。しかし、これといったオチがなかった。
おれにはオチがあるのを読みとれなかった。そんなオチは存在しないのだと思う。
よって、低順位である。
919吾輩は名無しである:2010/06/17(木) 19:22:26
読めてないだけじゃん?いや、ガチで。
920吾輩は名無しである:2010/06/17(木) 21:54:59
読めてなくても
なんかすごそうって感じと、部分部分の面白さで
何杯もいける私のような読者もいるよ。

記号隠喩シンボルそういうのを読み取れなきゃ
つまらないとか、そういう作品じゃないから
好きなんだよ。
921記憶喪失した男:2010/06/18(金) 01:03:14 BE:1994242649-2BP(791)
>>919 >>920
ネタバレして教えてくれ。オチとは何かを。
922(o^v^o)鈴木雄介 ◆m0yPyqc5MQ :2010/06/18(金) 01:04:48
もっと努力しろォ
923吾輩は名無しである:2010/06/18(金) 01:11:28
頭が悪くてもわかるオチが欲しいんならエンタメと推理小説だけ読んでたほうが身の為だよ
924記憶喪失した男:2010/06/18(金) 05:07:15 BE:664748126-2BP(791)
>>923 偏見があるみたいだな。
文学とエンタメのちがいはわからん。

そもそも、競売ナンバー49を競る連中とは何者なのだ。
自殺したけど死ねなかった連中のネットワークか?
925吾輩は名無しである:2010/06/18(金) 07:04:45
あの、こんな朝からマジレスしますけど、純文学ってのは
「この作品にメッセージをこめたぞ!だけど、馬鹿にはわからないようにテクニックを使ったから頑張って解読してくれ!」「おお、そのメッセージを理解できた俺はすごい頭がいいぞ!」
っていう双方向オナニーの一面があるんですね

ピンチョンはあらゆる分野の教養の固まりみたいな人間なんです
で、直喩隠喩にかかわらず作品にこめられた情報がヤバいくらい多いんですよ(解注みれば馬鹿でもわかるでしょうけど)

つまり、ピンチョン作品を理解するにはピンチョンの知的水準に少しでも迫る必要があるわけなんですね
そのために僕達は頭が良くなってなんとかピンチョン作品を理解してやろうと必死に頑張ってるんですよ

それを「読んだ限りでは平凡だと思う」だの、しまいには「オチがあるのが私には読み取れなかった、だからオチは存在しないと思う」って
「私は教養の全く無いクソ馬鹿ですのでこの作品の意味が全くわかりませーん」
って堂々と言ってるのと同義なんですよ
人間として恥ずかしくないんですか?
926吾輩は名無しである:2010/06/18(金) 07:49:20
言いすぎじゃないの?

俺に関して言うと、
やはり、こういうのはさ、
「俺は好きじゃない」「俺はつまらないと思う」
こう書けばいいだけだと思うよ。
映画と同じだね。

ちゃんと書いてはくれてるけど
なんとなく、読んだ側が
「俺から見たら、平凡に見えた」じゃなくって
「作品が平凡だ」って書いてるように思っちゃうんだね

この場合の平凡って、どっちかって言うと、
否定的な形容みたいだし
927記憶喪失した男:2010/06/18(金) 07:56:25 BE:1994242166-2BP(791)
>>925
そんなもん知るか。読んだ感想を素直に述べたまでだ。
解注は、本が薄くなるのでつけただけだと書いてある。読んでない。

だったら、おまい、「競売ナンバー49の叫び」の解説してみろよ。
928吾輩は名無しである:2010/06/18(金) 12:06:57
>>872
だれがおまえの足元なんてみるかよw
被害妄想は迷惑だぞ。

             トマス
929(o^v^o)鈴木雄介 ◆m0yPyqc5MQ :2010/06/18(金) 14:54:54
わかりやすいオチがあるかないかが評価基準なら文学作品を読む意味がないってのはその通りだと思う。
930吾輩は名無しである:2010/06/18(金) 16:49:16
個人的にピンチョンノベルはスピノザとニーチェの知識があるほう
が読みやすくなると思います
美術史の知識に関してはさほど深いものはないと思います
理系の知識に関してはお手上げです 
物性の方が読んでどういう感想をもつか知りたいものです
931吾輩は名無しである:2010/06/18(金) 16:52:23
「競売ナンバー49の叫び」を言い換えると
「あぶそるーとモダン版テオファニー」かと
932吾輩は名無しである:2010/06/18(金) 17:53:30
>>930
そういう学問然とした知識より、
アメリカのポップカルチャー辺りが全くわからんのが辛い
933吾輩は名無しである:2010/06/18(金) 18:15:03
>>932
そうかも 細部の増殖の役割を果たしてるんかしらんが
http://www.youtube.com/watch?v=fcI5rNR5TGM
934906:2010/06/18(金) 21:56:47
いや整理してたら思いのほかキマイラまでごろごろ出てきて勝手にテンションがあがってただけだった。俺の親父はただのサラリーマンだ
俺してはバースを読んだ感想が欲しかっただけで。
読んでそうなのはピンチョン板の連中かと。
935吾輩は名無しである:2010/06/18(金) 23:46:40
普通にサスペンスとして一流だけどな、競売。
936吾輩は名無しである:2010/06/19(土) 00:09:40
そうかな〜。いきなり陰謀の存在を前提として語るあたり
(結局それがあるのかないのかが問題となるとしても)
サスペンス的な盛り上がりは期待してないんじゃないかな。
むしろサスペンスのパロディと云うか、それ臭さが感じられないように
腐心している印象を受けた。
937吾輩は名無しである:2010/06/19(土) 18:15:04
あれって制度の外部にいる存在が神の恩寵をうけるはなしっぽい
いまどきは薔薇の名前も探偵小説の体裁をかりてるしね
938吾輩は名無しである:2010/06/21(月) 13:37:42
入り口で鼻くそ飛ばし大会をやってるのもなんというか上手い
939吾輩は名無しである:2010/06/27(日) 18:31:44
そろそろか・・・
940吾輩は名無しである:2010/06/27(日) 19:10:26
昼飯代切り詰めて金用意したよ
941吾輩は名無しである:2010/06/28(月) 07:40:59
夢に出てきた。
942吾輩は名無しである:2010/06/28(月) 22:21:18
メイソン&ディクソンキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
943吾輩は名無しである:2010/06/29(火) 16:15:22
ジュンク堂ネットストアからキター
944(o^v^o)鈴木雄介 ◆m0yPyqc5MQ :2010/06/29(火) 17:19:24
裏山C!!
945吾輩は名無しである:2010/06/29(火) 21:09:25
書店で見たけど買う勇気がなかった・・・。
946吾輩は名無しである:2010/06/29(火) 21:36:11
でた
かった
それだけで9割満足
947吾輩は名無しである:2010/06/30(水) 00:37:03
豪気に全巻予約しちゃった、後悔はしてない
ハードカバーなのが重くて辛いけど通勤電車でがんばって読むわ
948吾輩は名無しである:2010/06/30(水) 14:26:02
カバーを外すとタイトルが輝いとる。
949吾輩は名無しである:2010/06/30(水) 20:43:10
買ってきた
いやあ、本当に日本語で読めるのか
夢のようだ
950吾輩は名無しである:2010/06/30(水) 21:39:49
うらやましす
951吾輩は名無しである:2010/06/30(水) 22:05:26
おまえらどーせよまねーくせにー
952吾輩は名無しである:2010/06/30(水) 22:12:55
読むけど途中リタイヤってやつは多そうだ
でも俺も欲しいよぅ
953吾輩は名無しである:2010/06/30(水) 22:17:59
>>952
読み始めては途中棄権ってのを繰り返して、
この前三年越しでようやく重力の虹最後まで読めたわ
954吾輩は名無しである:2010/06/30(水) 22:30:37
『V.』
↑これなんて読む(発音)するの?
955吾輩は名無しである:2010/07/01(木) 02:09:43
読んだ人レビュー頼む
956(o^v^o)鈴木雄介 ◆m0yPyqc5MQ :2010/07/01(木) 04:52:54
翻訳としてどうですか?よく出来てる?
957吾輩は名無しである:2010/07/01(木) 11:38:09
もう何日か待ってやれよ
958(o^v^o)鈴木雄介 ◆m0yPyqc5MQ :2010/07/01(木) 17:12:44
あたし待つわ
いつまでも待つわ
959吾輩は名無しである:2010/07/01(木) 18:47:36
トキオの某書店に柄谷行人の『世界史の構造』の横に『メイスン&ディクスン』が積んであって気付いた。
960吾輩は名無しである:2010/07/01(木) 19:22:41
原書がそうだから再現してるんだろうけど、
古めかしさを出す演出(イエズス会を耶蘇会と書いてみたり)のせいで案外読みにくい
961吾輩は名無しである:2010/07/01(木) 20:14:18
鈴木はスレに居ついてやがる癖に自分じゃ読まないんだな
962(o^v^o)鈴木雄介 ◆m0yPyqc5MQ :2010/07/01(木) 20:27:33
図書館はもう貸してくれないんだよ。二年くらい返さなかった事あるから。
963吾輩は名無しである:2010/07/01(木) 21:31:56
費府
964吾輩は名無しである:2010/07/01(木) 21:49:40
今のところまだわかりやすいし面白い
965吾輩は名無しである:2010/07/01(木) 23:17:45
難しいのは最初だけで途中から簡単って柴田さんか誰かインタビューで言ってなかったけ?ほんと?
966吾輩は名無しである:2010/07/02(金) 08:04:29
購入しようかと思い本屋で立ち読みしたがちょっと心が折れた
2000円くらいなら買うのだが
>>964には、もう少し読み進めての感想もお願いしたい
967吾輩は名無しである:2010/07/02(金) 19:40:50
アフリカに着いたらロリキャラ満載で面白れぇ!
968吾輩は名無しである:2010/07/02(金) 20:37:20
ずっとアメリカを測量して回るんだと思ってたけど、最初は喜望峰に金星見に行くんだよね
事前情報とかあらすじでアメリカを測量!って言われ続けたから、ちょっと混乱した
969吾輩は名無しである:2010/07/02(金) 21:51:09
あー、有名な金星の日面通過観測か。
970吾輩は名無しである:2010/07/03(土) 00:00:49
ネタバレ自重すれ
971吾輩は名無しである:2010/07/04(日) 08:38:54
読売の朝刊の書評欄に載ってたね
972吾輩は名無しである:2010/07/04(日) 12:34:22
>>971
都甲幸治による書評。

新潮社でもピンチョン本を書評し、献本+原稿料をもらっているのに、
さらに大新聞の書評欄(原稿料が一般誌とは比べ物にならないほど高い)で
指導教官(柴田元幸)の本を褒めるとは
なんちゅう利益誘導行為だ。
973吾輩は名無しである:2010/07/04(日) 14:02:46
>>972
そんな裏があるのか。面白く読んだのにw
974吾輩は名無しである:2010/07/04(日) 20:22:57
>>972
そんな陰謀があったのかw
975吾輩は名無しである:2010/07/05(月) 16:00:08
M&D買おうかと立ち読みしたが1ページ目でなんか無理そう...orz
976吾輩は名無しである:2010/07/05(月) 17:10:39
M&Dは正直読まなくていいやと思ってる
面白エピソード箇所だけうpして
977吾輩は名無しである:2010/07/05(月) 17:36:34
なけなしで上巻だけ買う。
18世紀?笑える?
これといって現代もののピンチョンに求めているものではないけど
(自分が求めているのはゴーレム100みたいな感じかなぁ)
確かに読んでると思わず笑いがこみあげてくるし
幻想やSF(SM)っぽいの等ないけどまぎれもなくピンチョンの
視点が感じられて(そういやあヴァインランドって贋作疑惑あったよね
今回のだって、わからんもんだ)
最初の40ページで元取れた。
978吾輩は名無しである:2010/07/05(月) 17:48:09
はっきりいって全然わからん。
本国でも全然売れてないだろ。
小説の本道から外れてるわ。

小説ってのはおもしろくてためになるもんだろ。
だれにも読めないものかいてどうすんの?
979吾輩は名無しである:2010/07/05(月) 18:07:04
いきなり喋る犬が出てきたんだが、それがなかなか理解できなくて
途中でやっと、これは犬が喋ってるんだと気づいた
むつかしい
980吾輩は名無しである:2010/07/05(月) 18:14:15
ストーリーを追う作業だけになっちゃうから勿体ないよね。
本来の小説のよさを堪能することがおざなりになっちゃう。
ざっくりしたストーリーを別紙でつければいいのに。
欧米だとそういうダイジェストや補助的な付録がよくついてるんじゃない?
981(o^v^o)鈴木雄介 ◆m0yPyqc5MQ :2010/07/05(月) 18:15:49
>>979
めちゃくちゃだなあw 面白そうですね。
982吾輩は名無しである:2010/07/05(月) 18:19:26
発想がSFっぽくて、なんでもアリって感じだから、
余計にわけがわからなくなる。いきなり常識を超えたような
発想をポット出されても戸惑うだけでいやになる。
983(o^v^o)鈴木雄介 ◆m0yPyqc5MQ :2010/07/05(月) 18:23:14
傍から聞いてるぶんにはとても楽しそうだけど、実際読んだらツラいのかなあ。
984吾輩は名無しである:2010/07/05(月) 18:57:34
文章がちょっとごちゃごちゃしているから、さらっと読んだだけじゃ
何が起きているのかわかりづらいことがある
その上、あっさり書いてある一文にネタが仕込んであるっぽいから
常に集中を強いられているようで、読んでて疲れるw

ざっと読んで、笑えるところ笑ってから後でもう一度じっくり読むことにしよう
985吾輩は名無しである:2010/07/05(月) 19:10:39
【祝】トマス・ピンチョン3【全小説刊行開始】
986吾輩は名無しである:2010/07/05(月) 21:34:44
山形浩生の日記に>>972の書き込みが取り上げられていた。
http://cruel.org/other/rumors2010_2.html#item2010070401
987吾輩は名無しである:2010/07/05(月) 21:36:24
ちなみに、これが問題の都甲幸治の書評。
http://www.yomiuri.co.jp/book/review/20100705bk06.htm
988吾輩は名無しである:2010/07/05(月) 23:07:34
風間賢二とか若島正あたりが書評で取り上げてくれないかな
989吾輩は名無しである:2010/07/05(月) 23:22:40
山形のいう「文句のないフェアな書評」なんて
今後、出てくる事があるのだろうか?

たぶん、これからも同業者の絶賛書評しか
出てこないことが予想される。

プラスもマイナスもちゃんと指摘する書評が
出る可能性は限りなく低い。

あと、俺はこの10年、柴田元幸の訳書に
批判的な書評が出たのを見たことがない。
990吾輩は名無しである:2010/07/05(月) 23:23:36
>>980
文庫本にある巻末解説なんかは日本独自のものと聞いたことがある
本国ではああいう部分にストーリーの概略が載っているということなんだろうか
991吾輩は名無しである:2010/07/06(火) 00:26:44
まだ100頁余りだが、訳文が内容を咀嚼し切れてない印象が強いね。
費府(フィラデルフィア)といった地名をはじめ、堅麺麭(ビスケット)だの、源男(アダム)だの
やたら漢字表記してるのは誰得なんだろ?
「交差穹窿(ゴシック)風の門」(114頁)は完全に誤訳でしょ。

そうでなくてもピンチョンの文体が読み易いものじゃないんだから
余計な韜晦は慎むべきだったろうに。
992吾輩は名無しである:2010/07/06(火) 01:29:29
>>991
いや、全編古い英語で書かれているのよ原書は
それをある程度取り入れた翻訳でしょう
んなもん全部とっぱらって分かりやすく訳せってのも一つの意見だとは思うけど
993吾輩は名無しである:2010/07/06(火) 01:52:56
>>992
うん。18世紀くらいの英語だってのは知ってるし、
訳文のかなりの箇所に『南総里見八犬伝』を思わせるテンポのよさが感じられるのは
多分、そんなところを意識しての文体上の工夫だとは思うんですよ。
ただ、それも徹底している訳ではないし、ことばの選び方が不十分すぎて
却って粗が目立つのが何とも。
どうせなら馬琴の文体模倣で徹底するくらいの度胸(と能力)があったら
評価したんだけどね。
994吾輩は名無しである:2010/07/06(火) 02:00:50
995吾輩は名無しである:2010/07/06(火) 02:45:39
原文が古い英語なので敢えて、っていう意図はたぶん正しいんだよ。
ただ、この訳文を見て真っ先に思うのは「古めかしい文章だな」ではなく
ただ単に「読みにくいな」だから、意図が成功していないっぽいだけで。

深く考えないで書くけど、
そもそも18世紀当時の日本には「フィラデルフィア」という地名が
(たぶん)知られておらず、費府という当て字はそれよりもずっと下った時代に作られた
近世以降の産物なんだろうし、こういうルビの使い方がされるようになったのも
けっこう最近のはずだから、「古めかしさを」っていう意図にそぐっていない気がする。

クリスマスだのビスケットだのといった程度のカタカナが混じっていたって
擬古調の日本語文は成立するんだから、変な工夫はしなくても何とかなったと思う。
どうしてもやるなら仮名垣魯文や坪内逍遙みたいに登場人物の固有名詞まで含めて
全部漢字表記にしなきゃ筋が通らないとも思う。
996吾輩は名無しである:2010/07/06(火) 03:20:33
地名の漢字表記は中国語からの借用が多いから、
費府もまあそうだろう

完全に擬古文にすると読みづらいから、
当時の英語の再現はこの程度でよかったんじゃないだろうか
雰囲気は出てると思う
その語が使われだした時期がどうのとかはこの際無しにして
歴史の先取りはピンチョンっぽくていいじゃないか
997吾輩は名無しである:2010/07/06(火) 07:30:14
>>993
馬琴の文体模倣なんて柴田大先生でも無理だろw
お前、やってみろw
998吾輩は名無しである:2010/07/06(火) 10:08:14
999吾輩は名無しである:2010/07/06(火) 10:08:57
999ゲット!
1000吾輩は名無しである:2010/07/06(火) 10:17:33
ぼくの心の扉に『猛犬注意』のプレートをぶらさげるんだ。
ぼくはそのとおりの生き物としてふるまってみせようと思う。
だからもしきみがぼくに肉のたっぷりついた骨を投げてくれるなら、
ぼくはきみの手までも舐めるかもしれない。
10011001
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