2 :
吾輩は名無しである:2007/04/19(木) 02:41:41
乙です。
しっとりと参りましょうか。
それ、眉雨冒頭でしたっけ?
4 :
吾輩は名無しである:2007/04/19(木) 12:52:38
正解
5 :
引用二つ:2007/04/19(木) 21:40:59
過去が未来へ押し出そうとする。そして何事もない、
何事のあった覚えもない。ただ現在が逼迫する。
逆もあるだろう。現在をいやが上にも逼迫させることによって、
過去を招き寄せる。なかった過去まで寄せて、濃い覚えに
煮つめる。そして未来へ繫げる。未来を繫ぐ。一寸先も知れぬ
未来を、過去の熟知に融合させようとする。
↑眉雨
├───────
↓朱鷺色の道
未来が現在の中へ押し入って来るので現在が過去へ
押しやられるのだろうか、それとも、まず現在が過去へ
押しやられたその跡に未来は吸い寄せられて来るのだろうか、
>>4 読み返してみました。いちいちカッコよくて驚く。
以前は面妖というか、ぎこちなく思っていたんですが。
乙。
いいね。
古井の冒頭は。。。マジ読ませる。
聞かせるともいえるのか、聴覚にうったえるところもある。
摺れた手乙
最近、古井作品を読んでると一日2、3ページでお腹がいっぱいになってしまう・・・
しかも、それくらいの分量でも十分だと思わせられるよ
>>6 それはよくわかる。
引き取って演奏にたぐえるなら、テンポの重なり合いは難しい。
しかしテンポよりもモチーフが大切だ。
そしてその色彩感がモチーフよりもまた大切だ。
で、他の何より大切なのが目に見えざるものを呼びさます運動だ。
それは不安がほとんどなんだけどさ。
……ピアノ習い始めてやめるまでが三日だっけ。
短かったよね。
>>7 さすがに2, 3ページはどうかと思うw
でも5, 6ページでがらりと雰囲気変るよね。
現存作家では他に見当たらないな。。。
日本文学を担っていると思っているが、海外でどの程度受け入れられるのか。。。
難しいのでは。
大江とは違う。。。
いや、大江の作品からは、日本語で読める喜び、を得ることは余りないな。
初期の大江は好きだけど。
ほかの作家との対談とかでいくらか見かけて
言ってること面白かったんでなにか読んでみようかと思うんだが
なにかお勧めある?
『山躁賦』など如何www
驚くべきことだが古井由吉に駄作なし。(これもファン特有の心理か?)
まあ、最初は『杳子・妻隠』でいいんでない?手に入りやすいし。。。
いや、ホントウに駄作ナイでござる
マジはやいな!自演みたいだ!
↑訂正
ジョーカー⇒セチガライ
『円陣を組む女たち』
〜木曜日に〜
鈍色にけぶる西の中空から、ひとすじの山稜が
遠い入江のように浮かび上がり、
御越山の頂きを雷が越しきったと山麓の人々が眺めあう時、
まだ雨雲の濃くわだかまる山ぶところの奥深く、
幾重もの山ひだにつつまれて眠るあの渓間でも、
夕立ち上りはそれと知らされた。
『男たちの円居』
箱船の形をした山の艫のあたりに秋の日が落ちかかる頃、
私と能村は長い尾根道をやってきて、ようやく小屋をまぢかに見下ろすところまで
たどりついた。
『杳子・妻隠』
〜杳子〜
杳子は深い谷底に一人で座っていた。
『杳子・妻隠』
〜妻隠〜
アパートの裏手の林の、夏草の繁みを掻き分けて老婆は出てきた。
『行隠れ』
その日のうちに、姉はこの夜の人でなかった。
↑訂正
この夜⇒この世
では、続きは明日。
『水』
生きるということは、死を養うことなのだ。
人間の生命は結局のところ、半浸透膜で
外と隔てられた細胞のようなものであるように、私には思える。
時の流れは自由にその中を通り抜けていく。
そして通り抜けていく流れから、
生命は少しずつ死を漉し取っては内側に貯めていく。
そのうちに死は内側に貯りきって、時の流れさえ通さなくなる。
季節の移り目に、徐々に姿を変えていく草木を見ると、
草木の生と死はあくまでも時の流れとともにあって、
時の流れに融けこんでいるという気がする。
それにひきかえ、人間は内にたまった死によって、
内に閉じこめられて死ぬに違いない。
その思いが私には堪えがたい。
『櫛の火』
《お前たちはゆうべどんな女を抱いてきたか、
今夜どんな女を抱くのか知らないが、この俺の蒼さは
死んだ女にひっそり寄り添ってきた蒼さなのだ。
それでもまだ焦がれているのだ・・・》。
櫛の歯の間に炎がゆらめいて、女の影が壁にゆらめき上がるのを、
広部は裸の男たちのうごめく中でほんの一瞬、幻覚のように鮮かに思い浮べた。
『聖』
仏もあの世もない、人魂も幽霊もない。
どいつもこいつも、俺に担がれて、埋められるだけだあ。
お前らの最後の重さは、お前らの初七日は、二七日、三七日、
四七日のあんばいは、俺だけがよおく知ってるぞ。
陰気である必要はない。
独り居る物狂わしさを叫べばよい。
死の息に触れた者たちの、胸の内にそれぞれ潜む叫びを、
あらわに叫び立てればよい。
剥き出しであればあるほど、今夜はホトケたちの
黙んまりの中でありがたい・・・。
おつ
あしたもよろしくでゴザル
『古井由吉 松浦寿輝 往復書簡集(仮)』 松浦寿輝著/古井由吉著
講談社 5月31日 税込価格:1,995円 ISBN:9784062139427
「9・11」惨劇の直後から始められた松浦寿輝と古井由吉の往復書簡。
惨劇が映し出した言葉の空洞化、いま文学者が語るべきこととは。
>27
乙。
古井単行本48冊目か。
因みに、現在、出たら必ず購入してる日本人作家は古井だけである。
保守
友達に紹介したら
かなり気に入っていた
31 :
吾輩は名無しである:2007/05/06(日) 13:40:51
古井由吉の文体と柴田翔の文体はよく似ている。二人とも東京大学だからかどうか。学者の文体だ。
名前が四角形すぎる
33 :
吾輩は名無しである:2007/05/06(日) 20:48:40
そーいえば左右対称の名前は姓名判断ではベストであるとか?
保守
仮往生やっぱスゴイ。
松浦みたいな衒学趣味のおブンガク教授なんかと関わらないでほしいな・・・
まあ古井が「小説家・松浦寿輝」を生んだのは間違いないけど・・・
37 :
吾輩は名無しである:2007/05/12(土) 23:08:59
>>36 松浦は確かにどうでもいいね。
古井の劣化版というほかない。
松浦読むなら古井を読めばいい。
松浦は消えてもいい。
39 :
吾輩は名無しである:2007/05/15(火) 20:32:28
お前らwikipediaの古井で
>松浦寿輝は、明らかに古井の模倣によって芥川賞を受けた。
こんなこと書いちゃダメだよ
ほんとか?
事実ならワロス。
ウィキに書くのはいき過ぎだが
実際そのとおりだな。
まあ確かに古井の小説があれば松浦の小説なんか読む必要はないね
42 :
吾輩は名無しである:2007/05/23(水) 00:20:02
ここしばらく似たような内容なのに凄い
古井こそ最高
春樹なんかくそにみえる
43 :
吾輩は名無しである:2007/05/25(金) 19:10:45
春樹最高だろ!
なにより部数がそれを物語っている
一般人でも春樹は知っているけど、古井なんて
全然知られていないよ^^
やっぱ文学は春樹、ラーメンは荻窪の春木屋だね^^
人それぞれだからな。。。
春樹や赤川は君にとって最高なんだろう。
45 :
吾輩は名無しである:2007/05/25(金) 21:33:53
俺もハルキストだけど、まあ古井も認めてやって良いかな?
クソコテが激しくウザくて古井が気の毒だがw
春樹スレなんてかなりレベル高いんだけどねぇ…。
46 :
セチガライ ◆SPj8OryZTM :2007/05/25(金) 21:55:10
ああ、コテにしない理由が一つ分かったよ。
自信がないのね。。。
ハルキストねぇ。。。
春樹が聞いたら喜ぶだろうが。。。
春樹は好きな作家の一人だがハルキストではない(笑)
もう少し頑張ってくれ!
なんという弱さよ。。。
コテがないと別人を装い再スタートを切れるから良いのかもな(笑)
しかし、俺も正直あきてきてるんだ。。。
おもろいのがあればまた頻繁に書き込んでやるんだが。。。
ていうか部数を基準にするなら春樹なんかより売れてる奴はいろいろいるだろw
49 :
吾輩は名無しである:2007/05/25(金) 23:36:41
部数もそれなりにでていて、クオリティも伴っている作家は
春樹しかいないでしょ。
実績とクオリティと(世界的)知名度を考えれば、春樹が日本で
最高の作家なのは事実。
龍のほうが上だな
辻
仁
成
そう、売れれば良いわけではない。
買った本を手放したくなくなるような、そんな作品を目指すべきだ。
春樹はどうだろうな。
53 :
吾輩は名無しである:2007/05/26(土) 00:57:59
十年後に春樹は残っているけど、古井は名も本も残っていないだろうね。
議論にもならんではないか(笑)
このクソコテって、もしかして真正の馬鹿なの?w
それがオマエの精一杯か?
まるで小学生と話しているようだ。。。
面白いかどうかは兎も角
春樹 上手い
古井 凄い
って感じだな
59 :
吾輩は名無しである:2007/05/26(土) 16:12:08
世知辛い=ハルキーストだろ?w
のばしたところで違うものは違う。
ハールキストでもハルーキストでもハルキスートでもない。。。
比較級にすれば良いというわけでもない。
根本的に違う。
そういえば じゃに っていたね
62 :
吾輩は名無しである:2007/05/28(月) 05:19:32
だれだか哲学者さんが、こんなもんいくらでも模倣できるぞ、と自著の中で一
段落ほど『椋鳥』にでも登場しそうなフレーズを書いてみせていたことがあっ
たなぁ。
↑とあるブログで書いてあったんですが、この哲学者って誰?蓮実か?
蓮實重彦って哲学者なの?
パスティーシュが得意な哲学者って誰だろ。
三浦俊彦とかだったらヤダなあ。
蓮実先生にできるのは吉本隆明のモノマネなんじゃないの?
とりあえず保守
>>27は、発売されましたかね?
ググってもわからない…
68 :
吾輩は名無しである:2007/06/20(水) 11:56:59
age
69 :
吾輩は名無しである:2007/06/21(木) 20:33:03
楽天記100円でゲット
>>65 あ、そうだ。Thanksです。
>>67 なんか延び延びになっとるな。七月に出そうだ。。。
>>69 おめ。『楽天記』文庫は中々見なくなったな。しかし綺麗な本だ。
単行本も素晴らしい。
内容、装幀共にマイお気に入りの本ベスト5に入る。
また新種のコテハンか
さっそく専ブラのNG登録すませた
やることはやいねっ!!
保守なり
往復書簡集は、まだなの?
「野川」 講談社文庫 750円 8/10
往復書簡集(仮)はどうなっているのだろう……
解説は誰が書くのかなあ。。
古井作品でしかも『野川』となると難しそうだな。
松浦の可能性も大。
島田あたりも有り得るな。。。
しかし楽天記が佐伯だからな。松浦かな、やはり。
なんか、78からあぼ〜んだらけなんだがw
往復書簡集は、いつまで待てばよいのやら…
往復書簡集は、8月26日が発売予定日になっているね。
何で比較的新しい野川が文庫になって、夜明けの家が文庫にならないんだろう。
聖耳だって忿翁だって文庫になってない
色と空のあわいで 松浦寿輝著/古井由吉著
講談社 8月22日 税込価格:1,785円 ISBN:9784062139427
「9・11」惨劇の直後から始められた松浦寿輝と古井由吉の往復書簡。
惨劇が映し出した言葉の空洞化、いま文学者が語るべきこととは。
88 :
吾輩は名無しである:2007/08/12(日) 22:54:12
『辻』も文庫になるんだろうか
新潮は文庫化される確率が高いので、なるんでねーかな。
古井単行本(新潮)の前作、『忿翁』がならんかったからビミョーではあるが。。。
てか、今からでも新潮『忿翁』や講談社『聖耳』は文庫化してもらいたいな。
で、『楽天記』は文芸辺りで拾ってくれ。(これが現在絶版なのはオカシイ!)
しかし、講談社が『野川』を文庫化したのはマジマジで偉いな。
古井入手困難文庫(or単行本)ベスト10知りたい?
メ _|\ _ ヾ、
メ / u 。 `ー、___ ヽ
/ // ゚ 。 ⌒ 。 ゚ u / つ
/ //u ゚ (●) u ゚`ヽ。i l わ
l | | 。 ゚,r -(、_, )(●) / ! ぁぁ
ヾ ! //「エェェ、 ) ゚ u/ ノ あぁ
// rヽ ir- r 、//。゚/ く ああ
ノ メ/ ヽ`ニ' ィ―' ヽヽヾ ぁあ
_/((┃))_____i |_ ガリガリガリガリッ
/ /ヽ,,⌒) ̄ ̄ ̄ ̄ (,,ノ \
/ /_________ヽ \
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
_|\ _
/ u 。 `ー、___ ヽ
/ ゚ 。 ⌒ 。 ゚ u / つ
/u ゚ (●) u ゚`ヽ。i わ
| 。 ゚,r -(、_, )(●) / ぁぁ
il ! //「エェェ、 ) ゚ u/ あぁ
・ 。 || i rヽ ir- r 、//。゚/ i ああ
\. || l ヽ`ニ' ィ―' il | i ぁあ
゚ヽ | | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | ダンッ
。 ゚ _(,,) No Thank You (,,)_ / ゚
・/ヽ| |て ─ ・。 :
/ .ノ|________.|( \ ゚ 。
 ̄。゚ ⌒)/⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒ヽ\  ̄ 。
92 :
吾輩は名無しである:2007/08/13(月) 00:51:59
文庫乞食うぜー
>>86 古井の本が出るのはいいが
相手が松浦ってのがいやだな
松浦は古井の亜流
古井先生に失礼ですよ
>96
情報おつ。
それにしても古井はいつ書いたんだ?
コレクション物の一巻というのが気に入らないが、買うだろうな。。。
よし、先週買った文庫『野川』でも読むかな。
(既に単行本で二度読んでいるが。。。)
しかし、退屈な板になったな。。。どこもかしこも盛り上がらん。
今日は特別に100まで書き込もう。
さて、「僕がその人の作品をすべて読む文学者で、
しかも、信仰の問題、宗教の問題に骨がらみになるような
ところまでいってしまいつつある人は、古井由吉と加賀乙彦と小川国夫」
と言ったのは大江である。
99
100
そういえば、『楽天記』は大江も絶賛していたな。
今日知ったのだが、『楽天記』文庫版に恐ろしく高い古書値がついてる。。。
マーゴール・ミッサービーブだな。
楽天記ならぼつぼつ手に入るんじゃないか?
こないだもブックオフで見かけたし
あ、ほんと?
巡り会わせが悪いのかな。俺は最近見ないな。。。
単行本の方は、結構見るのだが。。。
因みに俺が言ってる古書価とは、ネット古書価ね。
まあ、同じ内向の世代の作家でも明生に較べりゃ、
遥かに手に入れ易いな。
古井文庫でマジレアなのはニ作ぐらいしかない。
105 :
吾輩は名無しである:2007/08/19(日) 19:38:55
集英社文庫『行隠れ』と講談社文庫『雪の下の蟹・男たちの円居』の初版本。
今はネットがあるんで、分からんが、数が少ないのは確か。
特に『行隠れ』の方はあと五年もすれば、ネットからも消えるのでは。
あと福武文庫の『招魂としての表現』も多くは出回っていないな。
>>106 その3冊は、幸運にも持っているが
たしかにあまり見かけないね。
後藤の作品もそうだが
何とかしてほしいね。
東京物語考とかはどうなの?
>>107 全集が出るのを祈り続けることしかできんかも。。。
しかし、明生や小島はホント見なくなった。
>>108 『東京物語考』(岩波 同時代ライブラリー)はかなり出回っているはず。
実際、現在売っている店も二、三知っている。
まあ、あれだな。
俺の中では七、八年前までは、明生と阿部昭が
或は小島と庄野が同じぐらいの古書価だった記憶があるが、
今では差が出てきたな。
必ずしも古書価が高い方が良い文学だというわけではないが、
今になってみれば、小島や明生を売り払ったのは悔やまれる。
後で読み返そうと思っても容易に手に入らんからな。。。
111 :
吾輩は名無しである:2007/08/20(月) 01:52:49
円陣を組む〜、って見たことない
中公文庫か。それも少ないねー。
113 :
吾輩は名無しである:2007/08/20(月) 15:37:36
それでも椋鳥はわりと見るんだけど
『椋鳥』は多いな。
集英社の『水』や『山躁賦』も少なくはない。
福武の『夜の香り』や『眉雨』も結構出回っているはず。。。
講談社文芸の『水』は急に見なくなったな。
まあ、文芸のわりには少ない、というレベルだな。
明生の『首塚〜』(文芸)程ではないが。
115 :
吾輩は名無しである:2007/08/21(火) 10:14:07
夜の香り 好きなんだよね〜
116 :
吾輩は名無しである:2007/08/21(火) 10:38:13
『野川』と『仮〜』と何が違うの?
このパターン飽きたわ!
117 :
吾輩は名無しである:2007/08/21(火) 18:31:10
吉増剛造との歌仙はいいやな 日本語が甦る
『野川』と『仮往生伝〜』の違い?
そもそも文体を意識的に変えてるでしょ?
仮往生伝は実験的な要素を取り入れ、成功した例の一つだと思うのは俺だけ?
>>115 『夜の香り』は古井らしくないといえるな(笑)
俺も好きだが。。。
あれ。。。
マジに答えすぎ?
118の返答は詰まらんかったかも。。。
それよか、『聖耳』の装丁良いよね〜。
小島信夫のスレが落ちた・・・orz
122 :
吾輩は名無しである:2007/08/25(土) 11:58:22
古井由吉を評価しない江藤淳は文学が分からんかった。
123 :
吾輩は名無しである:2007/08/25(土) 12:09:55
野川、辻で文章が求心性を深めた。
124 :
吾輩は名無しである:2007/08/27(月) 02:14:49
野川と辻はどっちがいい?
125 :
吾輩は名無しである:2007/08/27(月) 05:56:43
辻は読んだことないが、野川はいいよ
文庫出たことだし買ってみては?
平出隆の解説もいいよ
>>125とは逆に野川は読んだことが無いけど
辻は面白かったよ
俺はどっちも読んだけど両方ともつまらなかったよ
127がお勧めの作品を知りたいと思う今日この頃
129 :
吾輩は名無しである:2007/09/02(日) 21:17:59
たぶん村上春樹とかって言いだすにきまっている。
安部公房スレとかそんなかんじのやつが跳梁しているよ。
>>129 たぶん・・・きまっている
古井が見てたら嘆くだろうな
131 :
吾輩は名無しである:2007/09/03(月) 01:09:39
ときにマジで『野川』の文庫の解説いいなあ
平出隆さん、だっけ?
寡聞にして知らなかったが、勉強になったわ
単行本持ってるから解説だけ立ち読みしてこよ
133 :
吾輩は名無しである:2007/09/03(月) 12:17:32
俺はどっちも読んだけど両方ともつまらなかったよ
古井読む人が平出知らんのか…
稲川なら知ってるんかな?
ってバカにしてるわけじゃなく、現代詩ってマイナーなんだなあ
と現代詩の方を悪く言ってる感じなですが
「おまえたちはバザール(肉)の闇に終生、
文字を書き、それを自己と規定するだろう」
稲川詩から
平出が解説を書いてるんだ。耳寄り情報げっと。
送ってもらおう。
136 :
吾輩は名無しである:2007/09/03(月) 19:14:04
>>134 馬鹿にされたついでに、これは知っとけっていう現代詩人を他にも教えてくれ。
フルネームで。
ねじめ正一
荒川洋治
守中高明
140 :
吾輩は名無しである:2007/09/03(月) 23:32:20
古井由吉
町田康
文庫『野川』の帯に「エロスの―」とあったので
パンツを下ろして読んだのに… 騙されました
黙躁っていつでるのだろうか
145 :
吾輩は名無しである:2007/09/10(月) 17:38:08
往復書簡集読んだ人、どうでした?
買うべき?
146 :
吾輩は名無しである:2007/09/10(月) 19:14:14
この間、競馬場で目撃した
なんかふつーのおっちゃんで
あんな恐ろしい小説かいてるなんて想像できなかったよ
人違いかも
>>145 古井の日常的な思考をより明確に感じられ
そこから小説を思い起こさせられもします
また彼独特の現代を見る眼に驚きもあります
まぁかって損は無いと思いますよ
往復書簡は70ページくらい
古井の各題は
「恐怖、沈黙にあって言葉は……」
「黙示録的なものの、核心とは」
「無限追求の船を見送るとき」
「虚空に浮かぶ言葉の中で」
「内なる死者たちの呻きを」
「コトバに伴う自己回復の運動」
「失われた時、置き去りにした『わたし』」
あとは松浦との対談
「『私』と『言語』の間で」
「いま文学の美は何処にあるか」
「詩、小説、そして『沈黙』の中で」
ちなみに値段は1700円
>>147 親切なレスをありがとう。
この内容で1700円は安いですね。
本屋にあるうちに買っときます。
149 :
吾輩は名無しである:2007/09/17(月) 13:53:20
文章の上手さは古井の勝ちだけど、
表現力は綿矢の勝ち、っていう意見が出てるんだけど、
それってどう思う?
往復書簡、konozamaに大量出品されてて泣ける
152 :
吾輩は名無しである:2007/09/17(月) 14:38:17
62はマジ?
真似できる人いるの?
153 :
吾輩は名無しである:2007/09/17(月) 14:41:44
表現力では綿矢の勝ちかもね。
上手さは古井だけど。
154 :
吾輩は名無しである:2007/09/18(火) 11:59:48
そりゃ古井だけができることではないだろう。
できるやつにはマネできるんだろう。
155 :
吾輩は名無しである:2007/09/18(火) 12:52:29
綿矢が老成したら古井を超えるかもな
156 :
吾輩は名無しである:2007/09/18(火) 13:14:23
>>155 釣りですか?
そんなことありえるはずがないでしょう。
157 :
吾輩は名無しである:2007/09/18(火) 18:26:58
>>156 俺もそう思うが、未来は分からない。
たとえば綿矢が全身に熱湯を浴びて無惨な外見になったら、
なんかものすごいものを書くかもしれない。
HIV感染したら、真面目に文学と向き合うかもしれない。
熱狂的なファンに傷つけられたり監禁されるかもしれない。
先のことなど「はずがない」なんて言い切れないよ。
↑そんな考えをする人は評論が書けそうにないですね。
159 :
吾輩は名無しである:2007/09/18(火) 19:26:12
綿矢が三千回転生したらあるいはひょっとすると
160 :
吾輩は名無しである:2007/09/18(火) 23:46:31
古井は文章のレベルは凄いけど、
思想的なものが優れてるとは思わないな。
それは政治思想?
メッセージ性とかそういうこと?
162 :
吾輩は名無しである:2007/09/19(水) 09:28:49
メッセージも政治もない
内面だけ
163 :
吾輩は名無しである:2007/09/19(水) 11:39:58
古井は政治はないけど、メッセージはあると思う。
自分の内面を表現して、それに人との共通点を探そうとしたり、
164 :
吾輩は名無しである:2007/09/19(水) 15:15:22
>>162 内面だけっていうのはどういうこと?具体性を挙げて指摘してくれれば、
議論の燃料になるのだけれども。もちろん「内面」
なるものが、言文一致体成立後に現れた極めて近代
的な装置であることを前提に書いてるんだよね?
どうもその書き方だと、内面を所与のものとして捉えてるような気が……。
703 :吾輩は名無しである:2007/09/18(火) 22:41:05
テメェ松浦コノヤロウ!
古井由吉との往復書簡なんて20年早いんだよ。
俺のよしきっつあんと馴れ馴れしくしやがって。
江戸っ子だなぁ
167 :
吾輩は名無しである:2007/09/19(水) 23:41:30
内面って、個人の主観って意味でしょ。
ただそれが好きな人が好きっていうだけの世界なんでしょうね。
だから文章はすごいけど売れてない
松浦は古井の亜流の亜流
クロード・シモンの金魚の糞にたかるミジンコ野郎
古井由吉ー松浦寿輝ー島田雅彦
という、物狂いの系譜が日本文学史にはあるのだそうだ。
島田雅彦がそう言っていた。
* *
* + ウソです
n ∧_∧ n
+ (ヨ(* ´∀`)E)
Y Y *
171 :
吾輩は名無しである:2007/09/20(木) 02:29:04
>>169 島田ってやつは、後藤明生とか古井由吉とかにくっついてばかりなのか?
松浦も島田も
後藤や古井のエピゴーネン。
後藤や古井を読めばいい。
後藤や古井はオリジナル?
174 :
吾輩は名無しである:2007/09/20(木) 09:06:10
厳密に言えば故・小島信夫御大がいるけど
小島は好きな作家ではあるが、
お世辞にも文章が巧いとはいえないと思う。
後藤は自分の作品で小島に触れているけど、
作風や文体もあきらかに小島とは違うと思うし。
>>175 釣りかマジかわからんレスだな
小島の文章はあえての悪文でしょ。
あえてって、作品のたいはんが悪文だが
あえて大半を悪文にしてるんだ!
いやまさにその通りだろ
180 :
吾輩は名無しである:2007/09/21(金) 19:46:29
こいつは一部の人間にしか認められないおかしな文を書いてるだけ。
大した才能はない。
181 :
吾輩は名無しである:2007/09/21(金) 20:18:45
俺が勝手に選ぶ戦後の十大作家
大江・安部・大西・古井・小島・大岡・泰淳・後藤・尾辻・筒井
ふーん
>>182 だいたい同意かな。
尾辻と筒井は外して島尾敏雄あたりを入れてほしい。
あ、忘れてた島尾。
じゃあ尾辻外して入れよかな。
七郎だろ七郎
>>181 必死だなw
小島のウンコ垂れ流しの悪文で一生、オナってろやw
188 :
吾輩は名無しである:2007/09/22(土) 05:22:04
190 :
吾輩は名無しである:2007/09/22(土) 23:59:13
大江・安部・大西・古井・小島・後藤・藤枝・野坂・中上・富岡
富岡か色川か迷いました。
191 :
吾輩は名無しである:2007/09/23(日) 00:08:51
色川かな
古井が好きな人に批評してもらいたいです。ぜひお願いします。
2レス使わせてもらいます。
__________________________
夕暮れどき、きみは見知らぬ路地裏を一人で歩いている。
どうして自分がそんなところにいるのか、きみにはまったく覚えが
ない。自らの置かれた状況をいっさい把握できないまま、前後の記憶を
どこまでも空白で埋もれさせたまま、きみはただ歩きつづけている。胸に
居座っている漠とした不安と、言葉にはあらわせないような何かまがまがしい
思いとが絡まり渦をなして、きみの両足をひたすら前へと進ませる。
なかば茫然としながら、きみはまわりの景色を見渡してみる。視界に
入るすべては夕暮れの茜色に染まり、あちらこちらで影たちがその姿を
伸ばし、だんだんと重みを増しつつある。空には薄墨色をした雲が脳髄の
表面のような形に垂れ込めている。両脇を煤けた灰色の塀に挟まれた、
細く曲がりくねった道。すぐ先の右の塀沿いには木製の電柱が立って
いるが、まだ電灯はともらず、前方と塀の向こうはぼやけてうまく
見通せない。ひとの姿はない。
いったいここはどこなのだろう。当然のようにきみはそう考えるが、
いくら頭をめぐらしてみても何も思いだされはしない。きみが身を置いて
いたはずの現実とはつながりようのない、どこか異質な空気と違和感を
漂わせる風景。そう、この塀にしろ電柱にしろ、とても普通の町並みに
あるとは思えない。奇妙に古めかしく、やけに作りものめいている……。
きみの思考はぼんやりとしてうまく働かない。執拗に心を揺さぶる
得体の知れない不穏な感覚。途方に暮れたような、どこまでも沈み込んで
いくような陰鬱な気持ち。きみの胸中にあるのはそんなものばかりだ。
いや、じつを言えば、きみは本当は途方に暮れてなどいない。内心の
べつの領域では、きみはいまのこの事態が避けられないものだったと
知っている。身をあらがってみたところでまるっきり無意味だという
ことを理解している。それはほとんど皮膚感覚に近いと言っていい。
きみはただそれを認めるのが恐ろしいだけなんだ。それを認めたとたん、
自分という存在が足元から崩れ落ちてしまうようで、意識の表層にのぼらぬ
よう必死に押さえつけているだけなんだ。
ここまではいいね。
そしてきみは歩きつづける。いたずらに増してゆく混乱をどうすることも
できず。どこまで歩いても、この路地裏には出口がないのではないか、
などと思いつつ。……やがて、きみの心のなかで形にならないまま沈殿して
いた思い、まがまがしい思いが、ゆっくりとではあるが次第に輪郭を帯び、
ある指向性をともなって徐々に徐々にと浮かびあがってくる。わけもわからず
おののきながら、とうとうきみは耐えきれず、それが脳裡で明瞭な言葉と
化すのにまかせてしまう。まるで誰かにそう仕向けられたかのように。
知っている。わたしは、この光景を知っている……。
その信じがたい考えに驚き、慌てて打ち消そうとしてみてももう遅い。その
思念が楔を打ち込んだかのごとく、きみが無意識に押しとどめていた
忌まわしいものが防壁を突き破ってあふれだし、恐るべきはやさで胸の内を
満たしていく。そうして、愕然とするほどの恐怖に総身を鷲掴みにされ、
押し寄せる不吉な予感に侵されながら、きみは呼吸すら脅かすようなふいの
息苦しさに襲われ、思わず口許を両手で塞ぐ。
あたりを覆う茜色はもはや茜とは呼べない色に変わりだし、夕闇の暗色に
じわじわと溶かし込まれている。すべてのものをかぎりなく曖昧な、かぎり
なくいびつな存在へと変えてゆくような薄暗さ。そうだ、きみはたしかに
知っていた。この場所を、このときを、この情景を知っていた。
これはあってはならないことだ。きみは思う。
道先がよく見えない。塀も、地面も。薄暗いからだけではない。きみの心
自体が、きみの目に覆いを被せようとしているから。
ふいに正面に暗灰色の塀があらわれる。行き止まりだろうか。そう
ではない。道は左に折れている。隅にはまた、あかりの灯らない電灯。
震えるほどの胸苦しさを抱えたまま、それでも歩みを止められず、
きみは曲がり角を曲がる。
_____________________
僕が書いた小説の書き出しです。批評をお願いします。
JPOPの歌詞みたい
大江大西古井小島後藤安部まではデフォのようだな
やはり古井スレ住人はお目が高い。
あと中上もデフォ扱いで残り3人を選ぶ感じでいいんじゃないかと
個人的には思ったり。
196 :
184:2007/09/23(日) 01:05:27
>>190 >>195 恥ずかしながら、中上を忘れていた。
俺は、
大江・大西・古井・小島・後藤・安部・中上・島尾・深沢・泰淳
て感じだな。
197 :
吾輩は名無しである:2007/09/23(日) 02:04:14
ここまで的外れなのを挙げてる奴が一人もいない件
このスレレベルたけーw
192 193は自分が古井と同質の文を書いてると思って聞いてるのかな?
たしかに文は上手いけど、古井と比べるとね。
199 :
198:2007/09/23(日) 02:08:20
古井と比べると物足りないって意味ね。
>>198 これだけ紋切り型の比喩が並んで文章が上手いとは一体どういう見識か。
文章が上手い、というより、
なにか才能を感じるんだよね。
このままだとダメだろうけど、これをもっと良く(成長)できれば
良い作家かも。
>>202 確かに文章の流れは悪くないし、これで中高生とかなら才能あるかもね。
でも単語の選択はほとんど最低といっていいくらいの紋切り型で
語彙の貧弱さは覆うべくもない。
もう大人でこれなら見込みないと思うな。
204 :
吾輩は名無しである:2007/09/23(日) 13:49:54
>>201 たしかに辻っぽい文体。
辻には、確か2人称・現在形の小説もあったはず。
>>192さんは、2人称・現在形を使って、読み手が小説空間にいるような
リアリティーを味わわせたかったのかな?
それだったら、ビュトールの『心変り』をさんこうにするとよい。
あなたの文章は下手ではないが、修辞的で
それが鼻についてしまうので、古井やヌーヴォー・ロマンの作家のように
もっと即物的なほうがいいように思われる。
才能は192>綿矢
206 :
吾輩は名無しである:2007/09/23(日) 19:09:52
こういうところで自分の文章の善し悪しを聞いてる時点で192は作家になったところで大成はしません
才能があるから大成するかもよ?
この方はとてつもなく辛いんだなあと思った。
なんつうか追われてるんだな。安全な場所はあるんだろうか。
その先を読みたいよ♪
単に不安とか苦悩とか痛みとかを書くことが
すなわち文学的なのだと思っちゃってる人なんだろ
よくいるじゃん、てか大半そうじゃん
でもさ、読みながら笑っちゃう人もオリマス。
うん、笑えるよね
でも笑わせるんじゃなく笑われてるだけだから駄目でしょ
楽しくて笑うんだよ。共感かな。
読んで笑えるってええと思うなあ。
うーん。
例えば公房の『壁』みたいにカフカ的不安を戯画化して抱腹絶倒のギャグ小説を作り出したりとか
そういう意識的なやり方なら買えるんだけど。
ただ拙い文だけど一応追われてる感を伝えたいんだなという
意図は伝わってくるからそこに共感してくすり、的な笑いなんだとしたら
書き手の手柄とは言えないんじゃないかと思う。
18歳以下の女子で容姿もまあまあなら
『文藝』あたりに応募してみたらイイと思うな
>>192 古井とまったく関係なんじゃん
創作文藝でやれよ下手糞
↑残飯w
217 :
吾輩は名無しである:2007/09/27(木) 00:09:13
すいません。
ウィキを見ても古井の単行本は少ししか載ってませんが、
この人は単行本を何冊出したのですか?
文芸文庫の巻末に載ってるでしょう。たぶん。
「山躁賦」を見てみて。
219 :
吾輩は名無しである:2007/09/27(木) 02:02:32
古井って最近は作品を発表してないよね
最近とはいつごろの期間をいうのか?
どこかで連載してなかったっけ
222 :
吾輩は名無しである:2007/09/27(木) 22:44:10
ここ一年で本は出てないよね
一年だとしても、ごく一瞬のことじゃないか。
224 :
吾輩は名無しである:2007/09/28(金) 12:28:12
才能も枯れたしね
225 :
吾輩は名無しである:2007/09/29(土) 03:15:21
↑もう十分だろ
226 :
吾輩は名無しである:2007/09/30(日) 01:57:48
文庫どうよ
解説がグッド>野川の文庫
小説自体は単行本で何度も読んだ
228 :
吾輩は名無しである:2007/09/30(日) 14:25:47
大江とか中上とかはもちろん、似て非なる後藤とかなんてカスだろ
川端以降最高の作家である古井に肩を並べられるのは戦後では三島、島尾ぐらいだな
どういうわけか
古井スレにも時々
>>228みたいな馬鹿が沸くよな
中上はなぜか古井をライバル視して評価したけど、古井って中上に冷淡だったよな。
232 :
吾輩は名無しである:2007/09/30(日) 23:35:30
大江>古井 だよ。
古井は一部の熱狂的なファンがいるから、その人は認めないだろうけど。
大江と古井は視点が全然違う。どっちが上ってことはないと思う。
234 :
吾輩は名無しである:2007/10/01(月) 00:14:22
外国での評価
紫式部>>売り上げではダントツの村上春樹>三島>川端>漱石>公房>>遠藤>ノーベル大江>>>古井、中上
古井のはうまく訳しきれないだろ、とくに最近のは
まさに日本語による日本語ならではの文学
ミスター日本文学だよ、古井は
236 :
吾輩は名無しである:2007/10/01(月) 11:09:43
つまり外国では、
洋物ぽい(ハルキ等)のとオリエンタリズム丸出し(川端等)のしかウケないってことだろ
古井は外で評価されないことがなんの傷にもならん作家だと思うが
237 :
吾輩は名無しである:2007/10/01(月) 12:39:07
ヒント: 古井は日本文学よりもドイツ系文学の影響の方が強い
238 :
吾輩は名無しである:2007/10/01(月) 14:18:11
現代には必要無い過去の作家だろ
239 :
吾輩は名無しである:2007/10/01(月) 18:48:38
独文の影響なんて当たり前のことは
わざわざ言うほどのことではないと思うぞw
すでに独自のものになってるのは明らかで
翻訳が難しいのは確かだし
少なくとも洋物ではまったく無い
240 :
吾輩は名無しである:2007/10/01(月) 23:29:53
確かに古井は現代では必要無いかな。
好きな人もいるだろうけど、そんなのはこいつに限ったことではないし。
実力は認めるけど。
241 :
吾輩は名無しである:2007/10/01(月) 23:52:09
まあ、
ラノベ好きの繁殖する時代に必要とされることは恥ずかしいw
古井をはじめ内向の世代はセカイ系の元祖だよ!
243 :
吾輩は名無しである:2007/10/02(火) 10:23:01
244 :
吾輩は名無しである:2007/10/02(火) 13:02:51
>241
カラマーゾフの兄弟、50万部突破しましたが。
245 :
吾輩は名無しである:2007/10/02(火) 13:05:04
カラマーゾフもライ麦も半分以上春樹のおかげ
表紙を人気漫画家の絵にしたら、ベストセラーになったりするんだぜ
単純なもんだよ
247 :
吾輩は名無しである:2007/10/02(火) 17:03:04
248 :
吾輩は名無しである:2007/10/04(木) 13:42:01
>>246 例をどうぞ。
そんな話聞いたこと無い。
249 :
吾輩は名無しである:2007/10/04(木) 13:48:41
>>248 確か集英社文庫の『人間失格』がデスノートっぽい絵になってた
250 :
吾輩は名無しである:2007/10/04(木) 16:45:18
>>246は『人間失格』のことね
各メディアでとりあげられてたよ
こんな時代に必要とされる恥ずかしさに気づけラノベオタク
>>248 おまえはあまりにも世の中の動向に疎すぎるな
すこしは、世の中に目を向けやがれ
252 :
吾輩は名無しである:2007/10/04(木) 20:00:15
じじいっす
角川文庫の漱石の表紙がわたせせいぞうだった80年代
人間失格の絵は漫画家ではないぞ。
たとえそうだとしても、例は一つか?
>>246の発言でいくと、例は一つで十分だと思うが。
それと、
>人間失格の絵は漫画家ではないぞ。
これがわからん。小畑健は漫画家ですよ。
256 :
吾輩は名無しである:2007/10/06(土) 18:28:15
756 :当事者:2007/09/12(水) 11:39:45
私が書かないと話が進まないようなので、一度だけ書き込みます。
守中高明は、マジ、最低なやつです。
1)自分の立場を利用して、自分に関心のある学生に手を出す。既婚者でありながら
結婚話を持ち出す。妻と離婚して一緒に暮らそうと言って、くどく。
2)利用するのは2、3万円する都内のホテル。常に現金払い。エッチに関して
私が発言するのはいとも簡単ですが、思い出すのも嫌なので、要するにしつっこい
中年のエッチだったと証言します。今の彼氏に出会えて守中高明のヘンタイ
ぶりが確認できた。私からのキーワード。傷。
3)高い料理をふるまう。いつもおいしいものを私に食べさせたよ。
1.2.3.を見れば事実は明白。要するに守中高明は、ただの「若い女とやりたい
寒い中年」です。
サヨクを自称していますが、私の知る「たか」は、常に他の教授と自分の抗議の差を
神経質に気に病んで、出来を私に尋ねる、小心者の小金持ちのボンボンでした。金払い
すごくいいよ。
このスレを友達に聞いて、久々に「やりー!!!」と叫んだ。
たか、うらまないでね。これでおあいこだよ。
西村THR
758 :当事者:2007/09/12(水) 12:12:59
肝心なことを書き忘れた。
ゴンさん、キミが誰かわかる。キミの「元カノ」が誰かも当然わかる。でもいいよ。
ただ、私がキレたのは、たかが、事情がバレそうになった途端、逃げに入ったから。
法学部長かなんかに泣きついて、組織に守られて、結局は「反体制」とか言いながら
もろ「体制側」の人間じゃん、と痛感した。体制にめいっぱい守られて、
おいしいところだけもらって、安全な地域に逃げ込んで、「活発」な「反体制的
発言」!?どこがサヨク?!どこが。その点で、このスレに書き込む意味ありと判断した。
257 :
吾輩は名無しである:2007/10/13(土) 00:56:06
>>255 たった一つの例で、「単純なもの」とは言えない。
単純ではないから、例が一つしかないんだ。
258 :
吾輩は名無しである:2007/10/13(土) 07:53:43
表紙に蒼井優を使ったら売れたという話も
人間失格の話題と一緒に出てくるよね
259 :
吾輩は名無しである:2007/10/13(土) 18:42:48
五年前なら浜崎 いまならこうだくみあたりだね。
なんでそっちw
フォニー古井
262 :
吾輩は名無しである:2007/10/14(日) 23:36:51
すこし前に文庫化された「野川」は表紙は集英社みたいにツルツルですか?
それとも新潮みたいにはげやすいタイプですか?
あと、ほんの上の部分は集英社みたいに整ってますか?
それとも新潮みたいに汚いですか?
売ってないのでわかりません
263 :
吾輩は名無しである:2007/10/14(日) 23:38:36
ほんの 本の
>>262 ネタにマジレスするのも癪だが、
小説や解説のクオリティで買うか買わないか判断しなよ
好きな作家の作品ならば、他人の解説が如何こうよりも、本の体裁を気にする方が自然だと思う。
266 :
吾輩は名無しである:2007/10/15(月) 11:28:28
品質はある程度保障されているからね。
講談社文庫だっけ?だったらはげやすいと思う。
文芸文庫なら紙がいいんだけど。
267 :
吾輩は名無しである:2007/10/15(月) 11:32:40
今調べたらカバーはコーティングかかってるんだって。
じゃあきれいかも。
268 :
吾輩は名無しである:2007/10/15(月) 12:03:15
他のと同じようにツルツルだよ!
269 :
吾輩は名無しである:2007/10/15(月) 18:11:07
でもああいう固めのカバーって
湿気ですぐまるまるのがちょっと困る
271 :
吾輩は名無しである:2007/10/15(月) 20:55:43
稀覯本マニアとかジャケ買いみたいなのもあるし、そんな不思議なことではないけどなw
272 :
吾輩は名無しである:2007/10/15(月) 21:10:33
あ、文庫か
勘違い
273 :
吾輩は名無しである:2007/10/16(火) 22:09:11
よくあることさ
274 :
吾輩は名無しである:2007/10/17(水) 00:26:28
古井由吉って、ずっとドイツ文学の翻訳家だと思っていたら、
本業は作家なんですね。
ドイツ文学ばかり読んで、日本文学をあまり読まないので、
誤解していました。
古井訳のムージルは、ほんとうに逸品ですよ。
翻訳文学は原作よりも劣るなどと信じている人には、
ぜひ古井訳のムージルを読んでいただきたい。
そういうわけで、本屋で古井の作品をちょっと立ち読みしたのですが、
これはなかなか面白そうですね。
古井がドイツ文学翻訳で修業した成果が、
作品に現れていると思います。
自分にとって、非常に気になる日本人作家となりました。
この夜、凶なきか。
日の暮れに鳥の叫ぶ、数声殷きあり。
深更に魘さるるか。あやふきことあるか。
276 :
吾輩は名無しである:2007/10/17(水) 02:53:27
河出書房『古井由吉作品』全7冊は所有すべきでしょうか?
277 :
吾輩は名無しである:2007/10/17(水) 05:30:11
そんなのあるんだ・・
278 :
吾輩は名無しである:2007/10/17(水) 14:40:44
279 :
吾輩は名無しである:2007/10/17(水) 16:08:21
biu
他人を批判するときに何の論拠も提示せずに単なる罵言を吐く
>>270みたいな馬鹿って古井スレにもいるんだね。
281 :
吾輩は名無しである:2007/10/17(水) 19:46:19
古井由吉の本をこれから読みたいと思っています。
5〜10冊くらい、名作を紹介してください。お願いします。
282 :
吾輩は名無しである:2007/10/17(水) 20:57:11
>>281 古井に5冊以上も名作があるはずない
275の仮往生伝史文だけだ
275は眉雨ですし史文じゃなくて試文です釣りですかそうですか
>>281 「木曜日に」古井のデビュー作
俺はぶっとんだ
>>280 tsurareru omaemo bakamarudashi
>>280 正直味方してやりたいがとりあえずスルーしろ。
ここは2ちゃん。古井スレといえどもバカはいくらでもわいてくる。
288 :
吾輩は名無しである:2007/10/19(金) 00:43:01
290 :
吾輩は名無しである:2007/10/19(金) 00:53:56
古井由吉の買うべき本を5冊、紹介してください。
291 :
吾輩は名無しである:2007/10/19(金) 02:15:23
野川の文庫には、数個の短編がありますが、
それらはすべて一人称で書かれたものでしょうか?
それとも、中には三人称があるのでしょうか?
292 :
吾輩は名無しである:2007/10/19(金) 08:00:46
とりあえず入手可能なものなら次の五冊がおすすめ
杳子・妻隠(つまごみ)
仮往生伝試文
詩への小路
木犀の日―古井由吉自選短篇集 (講談社文芸文庫)
山躁賦 (講談社文芸文庫)
試文はお勧めだけど相手によっては早かったりするね。
294 :
日本:2007/10/19(金) 13:40:54
日本人は 絶対 馬が野郎です!
295 :
日本:2007/10/19(金) 13:47:46
本当に すみませんでした
日本人は 馬が野郎では ありません
296 :
吾輩は名無しである:2007/10/19(金) 15:13:01
291に答えてください。
それで買うかどうかを決めるので
>>296 本屋で手にとってみたりしないの?
俺は持ってないから答えられない。
298 :
吾輩は名無しである:2007/10/20(土) 02:54:05
>>297 どこにも売ってないので、ネットで通販で買うしかないので、
読者に聞きたいんです
299 :
吾輩は名無しである:2007/10/20(土) 12:51:20
確か野川は三人称ないよ
「帰還」以後はほとんど三人称ないんじゃない?
「楽天記」くらいか
作家志望で参考にしたいということなのかな?
なら、初期、中期のほうが参考になると思うよ
最近の古井の人称はぶきまくりの書き方真似ると下読みで落ちますよ
300 :
吾輩は名無しである:2007/10/20(土) 13:03:30
299の理論だと、野川は下読みで落とされるレベルか。
下読みでそこまで丁寧に読む奴いれば落ちない。
302 :
吾輩は名無しである:2007/10/20(土) 14:24:44
野川が落ちるとは言ってないよ
下手にまねすると読みにくくなって下読みが途中で投げる
という意味ね
ま、落ちる可能性はあるけど
難解、晦渋は慢性疲労の下読みにはキツイみたいだから
303 :
吾輩は名無しである:2007/10/20(土) 14:46:45
難解なら、普通はその時点で一次通過にしても良さそうだけどな。
難解なのと、でたらめなのとの区別くらいつくだろうし。
古井の小説は明らかにでたらめとは思わないでしょう
304 :
吾輩は名無しである:2007/10/20(土) 22:40:05
古井は少しでたらめも入ってる
305 :
吾輩は名無しである:2007/10/20(土) 23:06:49
どこんとこが?
306 :
吾輩は名無しである:2007/10/21(日) 03:04:47
古井の野川に出てくる文を改良しました。
肩口に覚えた寒さ━━それが夢なのか現なのか、まどろみの中で私は暫し迷う。
己の居場所を見失った心地が不快で、もがくように起き上がった。
跳ね除けた布団を目にして改めて、自分が眠っていたことに気付いた。
冷え切った空気は確かに現実のものとして、私の肩に降り積もっていたらしい。
どうでしょうか?
野川の作品のどれかの書き出しを変えました。
「肩口に寒さを覚えて、ここはどこだ、どこで寝ているのかとしばらく迷ってから、
蒲団を重ねに起きたそのついでに表をのぞくと雪になっていた。」
の作品です。良くなってるでしょ?
307 :
改めて見やすく:2007/10/21(日) 03:05:39
肩口に寒さを覚えて、ここはどこだ、どこで寝ているのかとしばらく迷ってから、
蒲団を重ねに起きたそのついでに表をのぞくと雪になっていた。
降りつもる雪の匂いが胸まで染みて、長い夢から覚めた心地がした。
↓改良
肩口に覚えた寒さ━━それが夢なのか現なのか、まどろみの中で私は暫し迷う。
己の居場所を見失った心地が不快で、もがくように起き上がった。
跳ね除けた布団を目にして改めて、自分が眠っていたことに気付いた。
冷え切った空気は確かに現実のものとして、私の肩に降り積もっていたらしい。
308 :
吾輩は名無しである:2007/10/21(日) 03:06:56
素人がそれっぽい言葉を使ってみただけの薄っぺらい文章にしか感じられない。
310 :
吾輩は名無しである:2007/10/21(日) 04:21:46
307は古井よりも簡潔でわかりやすいね。
古井の負けかも
>>310 みえみえの自演してんじゃねえよw
とっとと消えろやw
意味が全然違うんじゃね
「私」がウザイ
どこまでナルシストなんだよ、ヴァカじゃねえのw
と、思われても致しかたないなァ
314 :
吾輩は名無しである:2007/10/21(日) 09:10:37
>>307 これ興味深いね。
あなたには悪いが改良じゃなくて改悪、紋切り型化したという意味でね。
「夢なのか現なのか」「まどろみ」「居場所を見失った」以下略
とかはついつい使いたくなってしまうのはわかるよ。
古井は逆にこういった表現の多用を避けながら創作してるんだろうね。
315 :
吾輩は名無しである:2007/10/21(日) 10:20:38
316 :
吾輩は名無しである:2007/10/21(日) 10:43:24
>>306-307 よくそこまでぶち壊しにできたもんだなww
とりあえず、
古井の二行目がどうしてあんなに長いのかよく考えてみようね
そして、夢を諦めないでねw
317 :
吾輩は名無しである:2007/10/21(日) 12:18:37
「木曜日に」の雷はすごい
ほかのやつももうやめてやれよw
320 :
吾輩は名無しである:2007/10/21(日) 19:18:43
確かに、古井よりも優れていることを古井オタクは認めたくないみたいだから、
やめてやれ。
ここは古井を褒めてマスターベーションする奴の集まりだから
321 :
吾輩は名無しである:2007/10/21(日) 19:19:33
古井は 蒼 なんて漢字を使う中二病だからな
子供染みた言葉選びだな
323 :
吾輩は名無しである:2007/10/21(日) 19:42:55
>>306-307=
>>320が皆に貶されて痛々しく暴れてるなw
誰がどう見ても
お前こそが中二病だよww
肩口に覚えた寒さ━━それが夢なのか現なのか、まどろみの中で私は暫し迷う。
己の居場所を見失った心地が不快で、もがくように起き上がった。
跳ね除けた布団を目にして改めて、自分が眠っていたことに気付いた。
冷え切った空気は確かに現実のものとして、私の肩に降り積もっていたらしい。
ですってwwwwwwwwwwwwwww
324 :
吾輩は名無しである:2007/10/21(日) 20:52:36
てゆーかさ、ほんとに真剣に創作やっているのなら、
習作とはいえ大事な自分の作品を2ちゃんなんかに
書き込む心境が、俺には理解できない。
327 :
吾輩は名無しである:2007/10/21(日) 22:01:29
328 :
吾輩は名無しである:2007/10/21(日) 22:03:52
紋切型ってのは、ある意味大切だと思う。
でも、そこから何も肉付けできないようじゃダメだね。
っていうか、そもそも板違いだしな。
まあ、ぼんやりとした感覚や朦朧とした雰囲気を描写したいんだよう!
っていうのは痛いほど伝わってきた
331 :
吾輩は名無しである:2007/10/21(日) 22:30:39
それ、わかるwwww
323はただ否定してるだけで、根拠無いな
334 :
吾輩は名無しである:2007/10/22(月) 09:45:23
>>332 君の恥ずかしい文章が十分な根拠だよ
もっと練習して
いつか偉大な作家になってねww
この人、エッセイはなんとなくつまらないというか
それより小説読ませろとか思ってしまう。
336 :
吾輩は名無しである:2007/10/22(月) 17:33:26
それ、少しわかる
337 :
吾輩は名無しである:2007/10/23(火) 03:22:51
なんだ。古井のファンって大人気ないんだな
>>337 いつまでも、ここにはりついていないで、創作に励めよw
頑張れ!
339 :
吾輩は名無しである:2007/10/23(火) 10:21:27
>>337 お前みたいに、あんなダサい文章のせるほど幼くはないけどなw
釣られすぎだろ…
341 :
吾輩は名無しである:2007/10/23(火) 10:28:36
俺、釣られるの大好きなんだww
342 :
吾輩は名無しである:2007/10/23(火) 18:23:51
>>339 お前、新人賞一次落選でしょ?
オレは二次までいったよ?
343 :
吾輩は名無しである:2007/10/23(火) 22:06:42
>>342 ちょっと待てw
なにその唐突な展開ww
俺、新人賞に応募したんだw んで一次落選したんだw
しらんかったあああwwwwww
ごめん、お前、才能あるわww
笑かす才能をもっと伸ばせよwwww
がんばれ
344 :
吾輩は名無しである:2007/10/24(水) 11:46:58
↑この書き方を見ると、相当腹立ったんだろうな。
一次落ちを重ねると、こうなるから危ない。
まあ、みんな、あれだな。そっとしてあげるのがやさしさじゃないかな。
346 :
吾輩は名無しである:2007/10/24(水) 13:46:34
>>344 すごいなw
俺は何度も何度も一次落ちしてるのかww
でも今度、マジで応募してみようかなww
肩口に覚えた寒さ━━それが夢なのか現なのか、まどろみの中で私は暫し迷う。
己の居場所を見失った心地が不快で、もがくように起き上がった。
跳ね除けた布団を目にして改めて、自分が眠っていたことに気付いた。
冷え切った空気は確かに現実のものとして、私の肩に降り積もっていたらしい。
こんな、恥ずかしい文を書くお前が二次までいくんだから
俺でもそこそこいけるかもwwww
いろいろ手の込んだネタやるより、
いつもの古井まったり雑談スレに戻ってくれよ('A`)
348 :
吾輩は名無しである:2007/10/24(水) 18:20:12
肩口に覚えた寒さ━━それが夢なのか現なのか、まどろみの中で私は暫し迷う。
己の居場所を見失った心地が不快で、もがくように起き上がった。
跳ね除けた布団を目にして改めて、自分が眠っていたことに気付いた。
冷え切った空気は確かに現実のものとして、私の肩に降り積もっていたらしい。
↑これよりも良い文をためしに書いてみ。
書けないだろうけど。
349 :
吾輩は名無しである:2007/10/24(水) 18:50:04
もういい加減、板違いもいいところだな。
創作文芸についてどうこうしたいなら、創作文芸板にいってくれ。
板違い、ローカルルールを無視などしているから、
煽られていることに気づかないのか?
ここは文学板の古井由吉スレです。
何度も言うが創作文芸は板違いです。
煽られて腹が立ったのかもしれないが、ルールくらい守れよ作家志望君。
351 :
吾輩は名無しである:2007/10/24(水) 21:19:45
古井よりも良い文章を書ける作家志望がいて、
お前ら古井を守るのに必死だな
352 :
吾輩は名無しである:2007/10/24(水) 21:27:37
>>351 話をそらすな。文章書きたいなら創作文芸板へ行けと言っている。
荒らしに構うあなたも荒らし。馬鹿はスルーで。
355 :
吾輩は名無しである:2007/10/24(水) 21:34:16
でも、結局306 307に勝てる文章を書けないんだよねw
356 :
吾輩は名無しである:2007/10/24(水) 21:35:05
いや、ある程度は言うべきでしょ
いきなりゴミ捨てられて文句言わないのはおかしい
でも、そろそろスルーで消滅を待つのも必要かもね
本格的に痛い奴の相手はきりがない
357 :
吾輩は名無しである:2007/10/24(水) 23:43:49
良い文章を提示されてるんだから、
いまさらスルーしても逃げだよw
358 :
吾輩は名無しである:2007/10/25(木) 00:09:55
いま見たけどライトノベルみたいな文章だね
359 :
吾輩は名無しである:2007/10/25(木) 01:50:19
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お前ら同レベルじゃん
事に紛れるうちに、気がついてみたら、日が暮れていた、
というのも時にはなかなかさびしいものである。
とくに小春日和と呼ばれる秋晴れの一日のことだと、
知らずに暮れたということに、後悔のようなものを覚えさせられる。
その後悔の影が、どうかすると、生涯へ及びそうになる。
361 :
吾輩は名無しである:2007/10/25(木) 03:32:40
↑そんな中二病の心理を大人ぶって書いて抵抗か?
それも反応を見ようとして、余計な発言を控えてるだろ?w
秋晴れを小春日和とは呼ばんだろ。
363 :
吾輩は名無しである:2007/10/25(木) 08:51:49
364 :
吾輩は名無しである:2007/10/25(木) 09:18:41
古井だろうね
小春日和は冬の手前から頭あたりにつかうんで
間違ってはいない
>>361はスルーで
365 :
吾輩は名無しである:2007/10/25(木) 12:44:15
え?
360は古井の文なの?w
オレは釣りのつもりではなく、本気で書いたわけだがw
366 :
吾輩は名無しである:2007/10/25(木) 14:10:21
この子重症だねww
重症の根拠を言えない奴がなにを言っても・・・w
368 :
吾輩は名無しである:2007/10/25(木) 15:46:54
治療がんばってね
369 :
吾輩は名無しである:2007/10/25(木) 21:05:21
↑もうこんな中学生の煽り方しかできないのかw
370 :
吾輩は名無しである:2007/10/25(木) 22:25:26
治療がんばってね
371 :
吾輩は名無しである:2007/10/25(木) 22:28:49
372 :
吾輩は名無しである:2007/10/25(木) 22:36:24
それ、同一人物ね
創作板からチン入してきたアホが一人で騒いでる
>>372 へーそうなのか
なんで古井スレなんだろうな・・・
なぜなんだろうなあ・・・。
古井が現役の日本人作家でトップクラスの一人だからなのか?
古井ではなく古井の影響を受けたと公言するセカチュー作家を目指せ!!
とりあえず古井氏と言っておけば、純文もちゃんと読んでいます
というアピールになるのか?
377 :
吾輩は名無しである:2007/10/26(金) 11:53:18
文庫版「行隠れ」の解説は誰が書いてるのか教えてください
378 :
吾輩は名無しである:2007/10/26(金) 14:36:20
古井はトップクラスなの?
だとしても大江よりも遥かに下でしょ?
どうだろうな
福田和也によると100年後には古井の価値はもの凄く上がってるらしいからw
中上ー柄谷−浅田あたりからも高評価なんだが
この人たち自身の評価も怪しいもんだしな
大江は春樹にノーベル賞取られると痛いだろうな
380 :
吾輩は名無しである:2007/10/26(金) 14:59:58
評価は人それぞれ
でも、大江よりも遥かに下という評価は聞いたことがない
382 :
吾輩は名無しである:2007/10/26(金) 16:49:21
おいおい。古井は良い作家だが、大江のように中身は無いだろ。
大江は嫌いな人が多いけど、中身を見ると古井よりも上だろう。
383 :
吾輩は名無しである:2007/10/26(金) 17:28:50
そういう意見の人もいるね
ただ、遥かに下、とまではいかないんじゃないかなと思った
大江好きがよく口にしがちな、小説の「中身」とかって何だよ?
と俺は思うな。
当たり障りのないことをいえば、古井と大江なんてタイプが違うんだから
比べること自体が不可能。
同じスポーツ選手でも、フットボール系のサッカー選手とラグビー選手を
比べるようなもんで比較は無理。
もっといえば、同じサッカー選手でも、FW、MF、DF、GKも
比べられないしな。
386 :
吾輩は名無しである:2007/10/26(金) 21:07:45
387 :
吾輩は名無しである:2007/10/26(金) 21:33:29
久しぶりに来てみたたら、何か荒れてるな。
大江と古井どちらが上か、なんてのは主観の問題でしかないと思うんだが……。
かつて廣松渉が述べたカント的「世界の共同的主観構造」は依然として支配的と
いうことか。
388 :
吾輩は名無しである:2007/10/26(金) 21:52:42
古井はでたらめでしょ。
ただそれを良いって言うファンがいるだけでしょ。
ごくわずかのファンね
389 :
吾輩は名無しである:2007/10/26(金) 21:57:34
でたらめとは思わない
390 :
吾輩は名無しである:2007/10/26(金) 22:24:17
妄想が高いのは事実。
リアリズムが無い。そこが大江とは違う。
391 :
吾輩は名無しである:2007/10/26(金) 23:03:09
こいつは大江スレで馬鹿にされると大江ヲタに粘着してたはず
大江のところで披露したって結果は同じはずwww
392 :
吾輩は名無しである:2007/10/27(土) 09:25:02
妄想は○
リアリズムは×
なにこの古典的な価値基準ww
393 :
吾輩は名無しである:2007/10/27(土) 10:47:47
394 :
吾輩は名無しである:2007/10/27(土) 12:14:18
たしかに392は酷い。
古井ファンとして、こいつには古井ファンと名乗ってほしくない。
だから「古井はでたらめ」と言われる。
395 :
吾輩は名無しである:2007/10/27(土) 12:29:51
>>392だが
これは我ながらひどいなww
ごめんとしか言えない
あーーーーー、とオモタw ○×逆に入力してたorz
妄想は○ リアリズムは×
ではなく
妄想は× リアリズムは○
なにこの古典的な価値基準ww
でした
顔がまっ赤なのは言うまでもない
396 :
吾輩は名無しである:2007/10/27(土) 19:20:17
浅田彰も「今はリアリズムが無い」と、新人の作品などを批判してるよ。
397 :
吾輩は名無しである:2007/10/27(土) 22:08:23
それはラノベとか若手の作家に言ってるんで
古井にそのまま浅田の批判が当てはまるわけじゃないでしょ
398 :
吾輩は名無しである:2007/10/28(日) 01:03:13
>>397 浅田は新潮の新人賞などに言ってるんだよ。
それはあなたが言ってる「若手」のことになるのなら、その通りだが、
399 :
吾輩は名無しである:2007/10/28(日) 09:00:28
浅田は、あえて古い批判の仕方をしてるわけだよね
400 :
吾輩は名無しである:2007/10/28(日) 11:35:10
↑都合良く考えてる奴
401 :
吾輩は名無しである:2007/10/28(日) 11:40:49
402 :
吾輩は名無しである:2007/10/28(日) 12:40:57
>>400 全然都合よくないでしょ
あなた、最近のニューアカ連中の流れ理解してる?
「必読書150」だしたあたりから
今はポモじゃなくあえてモダンな思考法も必要だっていう風に変えてきてるんだよ
(正確には「モダニズムのハードコア」あたりから変化してきた)
昔は、私小説的なリアリズムに依拠してバラードとかディックに
人間が描けてないと批判する奴は馬鹿だって浅田は言ってたんだから
それに、そもそもの話を言えば
古井にリアリズムがないなんて言うのは珍しい意見で
みしろ、私小説的なリアリズムを引きずっててそれが良くないという人もいる
大江に関しては、妄想の大家といのが一般的な評価じゃないのかな
>>401 憂国放談のそれはリアリズムとは別の文脈だよね
大江はリアルで、古井は妄想だなんて浅田は一言も言ってない
>>402 >私小説的なリアリズム
そう、そこが重要だよね。古井にあって私小説的なリアリズムによって救われているものと、
逆に私小説的なリアリズムによって阻まれているようなものもあると思うんだけど。
対比される作家が大江であるかどうかはともかく、
現代の小説においてどのような模索がありうるのか、などとふと考えてみると、
古井には何の可能性とその可能性と不即不離な限界とはなんなのだろうか、と思ったりする。
私自身、ちっとも答えが出てないんだけども。
404 :
吾輩は名無しである:2007/10/28(日) 18:58:16
>>403 それは、古井ファンも思ってる人多いだろうね
渡部直己が最初だと思うけど、「衰弱」と表現されるのは
そのあたりの感覚だよね
凄いし上手いし、十分満足なんだけど、どこか閉塞してる感じがある
まあ、かなり贅沢な注文な気もするけどね
405 :
吾輩は名無しである:2007/10/28(日) 20:21:49
古井の文体については大杉重男が「『試文』というジャンル」
っていう論文で分析してたような気がする。
406 :
吾輩は名無しである:2007/10/28(日) 20:28:20
「私のエッセイズム」なんていうエッセイ書いてなかったっけ?
407 :
吾輩は名無しである:2007/10/28(日) 22:18:10
あった
エッセイズムとか、もろムージルだな
409 :
吾輩は名無しである:2007/10/29(月) 20:09:47
だいぶ昔のやつだけどね
410 :
吾輩は名無しである:2007/11/05(月) 15:19:05
『辻』
古本屋に出てたけど、買うべき?
411 :
吾輩は名無しである:2007/11/05(月) 21:42:55
蓮実が絶賛してたな
412 :
吾輩は名無しである:2007/11/05(月) 21:45:27
芥川賞獲ってなかったら、どっかの小学校の教壇で指を汚してそう。フツーの作家。
普通にドイツ文学研究者か、翻訳者だろ
なんで小学校なんだよw
414 :
吾輩は名無しである:2007/11/05(月) 23:01:53
>>413 >普通にドイツ文学研究者か、翻訳者だろ
>なんで小学校なんだよw
お願いだからボケてくれって。
どうして文学なオマエらは実質的な実を取りたがるんだ?
415 :
吾輩は名無しである:2007/11/05(月) 23:03:34
洒落が解らないからでしょう。
ふるい ププッ
416 :
吾輩は名無しである:2007/11/05(月) 23:10:21
どうやらこの板のランキング一位は俺だな。
他には旧態依然の馬鹿しかいないようだ。
横レスだが、文学板でボケる必要なんてあるのかよ、バカ
418 :
吾輩は名無しである:2007/11/06(火) 06:39:07
いまどき古井スレ。
全体が惚けてたんだな。
馬鹿。
419 :
吾輩は名無しである:2007/11/06(火) 18:08:52
また二次落ち君か。
二次までいったって信じてやっているんだから、
古井スレの住人はやさしいな、と思ったw
422 :
吾輩は名無しである:2007/11/07(水) 09:20:54
(οθο) <古井とその愛読者。まったく陰気くさい奴らだ。
/| |\
§ §
>>422 そういう書き込みをすること自体が陰気臭いことだとは思わないのかい?w
424 :
吾輩は名無しである:2007/11/07(水) 09:30:12
>>423 >は思わないのかい?w
(οθο) <「かい」っていうな。
/| |\
§ §
425 :
吾輩は名無しである:2007/11/07(水) 09:36:04
426 :
吾輩は名無しである:2007/11/07(水) 20:07:54
ひとまず保守
428 :
吾輩は名無しである:2007/11/29(木) 02:44:23
辻の文庫化は実現するのでしょうか?
429 :
吾輩は名無しである:2007/11/29(木) 04:10:26
(οθο) <古井とその愛読者。まったく陰気くさい奴らだ。
/| |\
§ §
430 :
吾輩は名無しである:2007/11/29(木) 17:58:25
また新人賞を取れない八つ当たりか
431 :
吾輩は名無しである:2007/11/30(金) 12:26:35
↑事実を提示されてご乱心w
432 :
吾輩は名無しである:2007/11/30(金) 21:54:02
433 :
吾輩は名無しである:2007/12/02(日) 23:12:59
Σ(||゚Д゚)エェ〜!?
435 :
吾輩は名無しである:2007/12/03(月) 02:43:59
/\ /ヽ
/'''''' 万 月 \
i´`Y´`Y`ヽ(⌒) / (●), ''''''\
ヽ_人_.人_ノ `~ヽ ./ ノ(、_, )ヽ (●) .|
\___ \ |. / ̄〉 .|
\_ 〉 \ /ー-〈 (⌒) ./
. `ニニ´ ノ Y`Y´`Yヽ
(´ ̄ .i__人_人_ノ
` ̄ヽ /
` ̄ ̄ ̄´
萬月 が あらわれた!
ブログの宣伝でそこらじゅうのスレでマルチしてる馬鹿だから相手にするな。
なにが花村だよ・・・
437 :
吾輩は名無しである:2007/12/03(月) 17:12:16
>>436 ふるいよりも売れてるからって嫉妬か?w
古井を好むようなやつらにとっては
売れてるとか売れてないとか以前の問題じゃないだろうか
ケータイ小説に対するような感覚だと思うな
439 :
吾輩は名無しである:2007/12/03(月) 21:12:42
「ガシッ!ボカッ!」 朧は死んだ。 ソープ(笑)
440 :
吾輩は名無しである:2007/12/03(月) 21:46:35
古井の新刊って資源の無駄遣いだよな。
よく本出さしてもらえるな。
441 :
吾輩は名無しである:2007/12/04(火) 12:42:08
花村がプロの中でも文章力が飛びぬけてるのは、アンチ以外は認めてますw
古井のファンみたいな奴等は違うと思い込みたいんだろうけどw
442 :
吾輩は名無しである:2007/12/06(木) 15:38:25
そうかも。
古井は凄いわけではなく、コアなファンがいるってだけかも
443 :
吾輩は名無しである:2007/12/06(木) 17:48:44
師走に入って古井の話はやめろ。
辛気臭いったらありゃしネェ。
ナンだ、こんなもの。
万年一次落ちプレカリアートのあとは狂った満月信者の登場かよ。
面子が揃っていて遊べるスレだな。
445 :
吾輩は名無しである:2007/12/06(木) 19:19:44
/\ /ヽ
/'''''' 杳 子 \
i´`Y´`Y`ヽ(⌒) / (●), ''''''\
ヽ_人_.人_ノ `~ヽ ./ ノ(、_, )ヽ (●) .|
\___ \ |. / ̄〉 .|
\_ 〉 \ /ー-〈 (⌒) ./
. `ニニ´ ノ Y`Y´`Yヽ
(´ ̄ .i__人_人_ノ
` ̄ヽ /
` ̄ ̄ ̄´
古井 も あらわれた!
446 :
吾輩は名無しである:2007/12/07(金) 15:14:50
447 :
吾輩は名無しである:2007/12/07(金) 19:45:28
古井が文化勲章を受章する可能性はある?
448 :
吾輩は名無しである:2007/12/08(土) 02:11:39
「私小説的なリアリズム」の話はちとおもしろい。
これを完全に否定したところで書かれた古井作品ってのも読んでみたかった。
この人の腕ならある種の世界的文学を書いたかもしれん。
今頃はノーベル古井といわれていたかも。
芸術家としての才能は大江より上だからな。
残念ながら古井レベルの作品を出版社の賞に送る新人が
毎年多くいるらしいです。
でも、まったく金にならないので、こういう芸を持った作家は
最終選考の前に編集部が落とすらしいです。
古井が書かなくなった頃に、同じような人がデビューすると思うので、
様子を見ておけば良いです。
いま出版界は文学の敷居を低くすることに熱中してるからな
451 :
(o^v^o) :2007/12/08(土) 18:42:43
3人でちんぽ舐めあいながら地下足袋だけになり持って来たいちぢく浣腸を3本ずつ入れあった。
しばらくしたら、けつの穴がひくひくして来るし、糞が出口を求めて腹の中でぐるぐるしている。
おっさんにけつの穴をなめさせながら、兄ちゃんのけつの穴を舐めてたら、
先に兄ちゃんがわしの口に糞をドバーっと出して来た。
それと同時におっさんもわしも糞を出したんや。もう顔中、糞まみれや、
3人で出した糞を手で掬いながらお互いの体にぬりあったり、
糞まみれのちんぽを舐めあって小便で浣腸したりした。ああ〜〜たまらねえぜ。
しばらくやりまくってから又浣腸をしあうともう気が狂う程気持ちええんじゃ。
452 :
tao:2007/12/11(火) 15:36:41
12/8(土)は、風邪で寝てました。
午後3時ごろに起きてきて新聞を見たら、「白暗淵」の発売広告が。
すぐにアキバに買いにいきました。
453 :
吾輩は名無しである:2007/12/11(火) 16:58:14
新潮に福田和也との対談が載ってた
立ち読みしようと思ったけど、急にウンコしたくなったので読めなかった
455 :
tao:2007/12/12(水) 09:37:25
新潮は1,100円と高いので、買えない。
図書館で読むつもり。
福田か褒めてたのって何と何だった?
久しぶりに古井購入
読むぞ
457 :
吾輩は名無しである:2007/12/12(水) 21:02:31
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458 :
吾輩は名無しである:2007/12/13(木) 14:52:31
福田の前では古井も大きな態度は取れないなw
福田に褒められるように気をつけないとw
古井は相手がだれであれ大きな態度を取る人ではないでしょ
文筆を生業としている勤め人という自己イメージを持っている人
福田も馬鹿なレトリックが通じない相手と分かってるから、畏まる
460 :
吾輩は名無しである:2007/12/13(木) 20:42:54
1の文章は何の引用ですか?
462 :
tao:2007/12/14(金) 11:26:49
「白暗淵」2読目へ。
”古井由吉;総集編”てな感じ?
463 :
吾輩は名無しである:2007/12/15(土) 00:13:01
>>106 >講談社文庫『雪の下の蟹・男たちの円居』の初版本
昭和48年6月15日1刷のやつ?
俺早稲田の古本屋で、100円で買って持ってる。
驚いたww
464 :
吾輩は名無しである:2007/12/15(土) 12:00:10
大江健三郎の足元にも及ばない男古井
465 :
吾輩は名無しである:2007/12/15(土) 15:48:30
大江レベルだと仕方無いw
466 :
吾輩は名無しである:2007/12/16(日) 11:59:42
,、 '";ィ'
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ヽ:ヽ、 /::::::::::::::::::::::::: _ `゙''‐''" __,,',,,,___ /~ ヾ::::ツ,、-/
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,、-''" .l:::::::::::;、-''" ,.-' ゙、""ヾ'r-;;:l 冫、 ヽ、 / __,,.ノ:::::ヽ. / またまたご冗談を
l;、-'゙: ,/ ゞ=‐'"~゙゙') ./. \ / '''"/::::;:::;r-''‐ヽ
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' //::::::::: {. V /
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467 :
吾輩は名無しである:2007/12/16(日) 13:33:58
古井のファンは古井が大江に勝てると思ってるのか?
もう重症だな。
古井ファンは作家を勝ち負けで判断しません
負けるのが嫌だからかw
このスレを読み返せ、明らかに対抗意識燃やしてるw
古井氏のほうが色男ぞなもし。
471 :
吾輩は名無しである:2007/12/17(月) 14:35:49
古井が翻訳した岩波のムージルは良い訳ですか?
古井節になってますか?
472 :
吾輩は名無しである:2007/12/17(月) 16:59:56
駄訳ですよ
473 :
吾輩は名無しである:2007/12/17(月) 17:44:09
んなこたない
475 :
吾輩は名無しである:2007/12/18(火) 11:48:58
477 :
吾輩は名無しである:2007/12/18(火) 20:11:21
475はただの男前作家のリスト
478 :
吾輩は名無しである:2007/12/19(水) 18:25:40
文体のころの活動が大まかにでも分かる本ってありますか?
479 :
吾輩は名無しである:2007/12/24(月) 10:56:43
古井スレに5日も書き込みないなんて珍しいので記念カキコ
480 :
吾輩は名無しである:2007/12/24(月) 14:42:12
しろわだ読了
五つくらい大変良かった
いくつかやる気が感じられんのもあった
冬休みはしろわだ再読とシモンの歴史を読みます
481 :
tao:2007/12/26(水) 11:24:43
12/25の朝日の文芸時評では、白暗淵について加藤典洋も「方丈記」とか
「徒然草」を引き合いに出すくらいしか、できなかった。手も足も出ない。
白暗淵は、そろそろ4読目を終了の見通し。
あの写真はお元気そうで良かった。
4読目ってすごい。
古井さんはよくもまああれだけ、毎回毎回あんな小説書けるよなあ・・・
エッチとかもネトネトしてるんじゃなかろうか
って、そんな歳でもないか
白わだ面白かった
野川か辻を読もうと思いますが
どちらがお勧めか教えてください
485 :
吾輩は名無しである:2007/12/27(木) 21:00:20
あんな小説ってのは、何とかプロとして生き残ってる作家に言えることか?
こいつ、売れないから干される寸前だろ
馬鹿だなあ
かつては売れてた時期もあったらしいが
売れてなさそうな時期も確かにあったな。
しかし、辻はなぜか四版いってて
仮往生も復刻版で二版、
文庫もしっかり出して、
今や文壇を最前線で引っ張ってる感じで、
実に頼もしいじゃないか
初版何部かは知らんが、TSUTAYAに配られるんだから、元は取ってんじゃね?
488 :
吾輩は名無しである:2007/12/28(金) 02:54:48
仮往生伝試文はいいね。
489 :
吾輩は名無しである:2007/12/28(金) 11:41:10
>>484 辻は読んだことないが、野川は読んで損はないよ
ただ、どこが良かったのか説明しろて言われちゃうと、
説明できないけど
490 :
tao:2007/12/28(金) 13:47:12
「野川」(講談社文庫)をおすすめします。
750円と安いし、解説も付いています。
日本語の哀しみを味わえる作品です。
>>489-490 ありがとうございます
実は古井本は早稲田や神保町等で買い漁り、結構数をもっているのですが、
なかなか読む機会がつくれず久しぶりの読書となりました。
「ようこ」や「木曜日」に、エッセイ等を読んで買い揃えることにしていました。
お勧め通り野川を読んでみることにします。
現在を克明に描いて来た作家が記憶を、矛盾ですが、やはり克明に描いているなんて
老いてますます盛んですね
↑しろわだの感想です
皆様も是非お読み下さい
>>491 そう、文庫だと平出隆の解説がついているからね
解説の良し悪しは読む人の判断にまかせるとして、
現役詩人の古井評ってのは面白いと思うよ
493 :
吾輩は名無しである:2008/01/02(水) 22:32:33
大江は古井をどう思ってるんだろ?
我が世代最高の才能
とジュンク堂でやってた大江書店では
手に入る本は全部並べてた
495 :
吾輩は名無しである:2008/01/03(木) 09:52:58
古井の本で一番読みやすくて、比較的明るい本はなんでしょうか?
教えてくださいませ
496 :
吾輩は名無しである:2008/01/03(木) 15:30:34
【古井ヲタただいま工作中】
カタカタ ∧_∧ カタカタ ∧_∧ カタカタ ∧_∧
(・∀・ ) カタカタ (・∀・ ) カタカタ (・∀・ ) カタカタ
_| ̄ ̄||_)____ _| ̄ ̄||_)____ ___| ̄ ̄||_)___
/旦|――||// /| /旦|――|l// /| /旦|――|l// /|
| ̄ ̄挑発 ̄| ̄| . | | ̄ ̄煽り  ̄l ̄| . | | ̄ ̄論破 ̄| ̄| . |
|_____|三|/ |_____|三|/ |_____|三|/
カタカタ ∧_∧ カタカタ ∧_∧ カタカタ ∧_∧
(・∀・ ) カタカタ (・∀・ ) カタカタ (・∀・ ) カタカタ
_| ̄ ̄||_)____ _| ̄ ̄||_)____ ___| ̄ ̄||_)___
/旦|――||// /| /旦|――|l// /| /旦|――|l// /|
| ̄ ̄ 釣り ̄l ̄| . | | ̄ ̄否定 ̄| ̄| . | | ̄ 荒らし. ̄l ̄| . |
|_____|三|/ |_____|三|/ |_____|三|/
カタカタ ∧_∧ カタカタ ∧_∧ カタカタ ∧_∧
(・∀・ ) カタカタ (・∀・ ) カタカタ (・∀・ ) カタカタ
_| ̄ ̄||_)____ _| ̄ ̄||_)____ ___| ̄ ̄||_)___
/旦|――||// /| /旦|――|l// /| /旦|――|l// /|
| ̄ ̄擁護 ̄| ̄| . | | ̄ ̄誘導 ̄| ̄| . | | ̄マッチポンプ| ̄| . |
|_____|三|/ |_____|三|/ |_____|三|/
497 :
吾輩は名無しである:2008/01/03(木) 15:35:08
498 :
吾輩は名無しである:2008/01/03(木) 16:02:30
ごめん 間違えた↑
最大の才能じゃ全然なかった
少しは評価してるということで
499 :
吾輩は名無しである:2008/01/03(木) 17:55:08
古井「大江には勝てそうに無いな・・・」
大江健三郎賞創設時の朝日新聞のインタビューか何かで
日本文学の現役作家で大江が評価しているのは
古井由吉と李恢成と町田康だって書かれてた気がする
501 :
吾輩は名無しである:2008/01/04(金) 20:09:20
そいつらどこの国の
502 :
吾輩は名無しである:2008/01/04(金) 20:19:06
>>500 馬基地外に三国人にフルぼっこですか。。
錚々たるメンバーですね^^;
503 :
吾輩は名無しである:2008/01/05(土) 16:39:49
500 :吾輩は名無しである:2008/01/04(金) 13:44:20
大江健三郎賞創設時の朝日新聞のインタビューか何かで
日本文学の現役作家で大江が評価しているのは
古井由吉と李恢成と町田康だって書かれてた気がする
おいおい。大江は平野を挙げてないぞw
504 :
tao:2008/01/09(水) 11:56:33
明るい本ということでは「楽天記」あたりはどうでしょうか。
505 :
tao:2008/01/09(水) 12:47:12
間違えました。古井の明るい本は「白髪の唄」です。
506 :
吾輩は名無しである:2008/01/09(水) 17:08:55
古井ヲタって本当にいるんだなw
507 :
tao:2008/01/10(木) 10:06:16
近々、古井の著書と翻訳書として、岩波から「ロベルト・ムージル」(新刊)
とムージルの小説を訳した「愛の完成・静かなベロニカの誘惑」(復刊)が
出版予定のようです。
508 :
吾輩は名無しである:2008/01/10(木) 11:54:45
↑そんなこと前から知ってたよ。
509 :
吾輩は名無しである:2008/01/10(木) 16:05:39
私は忘れてたから、
>>507には助かったよ。そこまで悪く言うこともないんじゃないかな。
珍しく伸びてたんでムージル本思い出した。
>>507-512thx。
去年は
>>192>>306あたりから「突然」荒れ始めたのが楽しかったけど、
今年もそこそこ荒れそうですな。ま、枯れ木も山のなんとやらでまったりいきましょう。
「愛の完成・静かなベロニカの誘惑」 は数年前に買ったけど、
文体がねばっこくて途中までしか読めなかった。
もう一回読んでも挫折してしまった。
よしきっつぁん本人の文体は大好きなんだけども…
515 :
tao:2008/01/11(金) 09:08:53
きのうは、すっかり叩かれちゃいました。
ところで、みなさんがいう「例のスレッド」で
どれのことですか?
情報が遅いぼくとしては、教えてほしいです。
516 :
吾輩は名無しである:2008/01/11(金) 09:41:35
わかんない。あれは病気だから気にしないほうがいいよ。
517 :
tao:2008/01/11(金) 11:36:56
516さん、ありがとうございます。
ところで、すごくミーハーですが、NHKの「週間ブックレビュー」に
「白暗淵」の著者として古井氏がゲスト出演しないかと期待してます。
なに・・・?
文学板で唯一の良スレを知らないとは、文学板に来ている意味ないだろう。。
なんつうかねばっこい文体ってぴったりだなあと思ったよ。
読んでると他のことを忘れられるから好きだな。
>>516=
>>517 そして岩波文庫スレでようやくスレの存在を知った
>>520 知ったかぶってる電波レス(とくにコテハンとかは勘違いの馬鹿ばかり)が
飛び交う作家スレよりも、情報スレのほうがよほど有益
夜明けの家ゲットしました
ムージルの三人の女・黒つぐみと一緒に
525 :
吾輩は名無しである:2008/01/28(月) 21:08:01
俺用しおり
ここまで読んだ。
526 :
吾輩は名無しである:2008/01/29(火) 02:02:16
古井君が獨協高校を1年で中退したのはなんでだろ?
けっこうヤンチャしたのかな?
527 :
吾輩は名無しである:2008/01/29(火) 03:16:48
こいつの言う事って、作家がいかに薄っぺらな視点しか持ち得ないものか、まざまざと見せつけられるような感じだ。
いらない事を言い杉なんだよ。
自分自身のために、いらない事は言わない方が身のためだよw
528 :
吾輩は名無しである:2008/01/29(火) 05:51:31
527です。
↑は日野啓三スレに書き込もうと思っていたんだが、間違えて投稿してしまった。
訂正します。
撤回せず、何を、どう、訂正するんだw
530 :
吾輩は名無しである:2008/01/29(火) 18:35:20
「杳子・妻隠」読んで、今は「山躁賦」っての読んでる途中なんだけど、文体が気持いいねこれ。
こいつも多分朝鮮人
大藪春彦が朝鮮人のように戦前生まれだからと言って日本人とは限らない
言わずもがな 村上 龍 春樹 もチョンですがね
ドストエフスキーも韓国人にちがいないニダ
533 :
吾輩は名無しである:2008/02/02(土) 02:35:37
だれか福田本の仮往生伝以外の作品の点数教えてくれ
534 :
吾輩は名無しである:2008/02/02(土) 03:05:21
福田は仮往生よりしろわだを評価してた
→週間新潮
しろわだの二作目は行くところまでいってしまった
おかしくなれる
535 :
吾輩は名無しである:2008/02/02(土) 13:03:07
ミンナカンコクチョウセンジン病の子供を誰か治してあげて
この子の人生が心配です
536 :
528:2008/02/02(土) 15:28:36
や、や、撤回する。
亀レスだが。
オカマ売春婦、卑野仮亥象と間違えただけだよ。
537 :
吾輩は名無しである:2008/02/02(土) 15:49:13
訂正:朝鮮オカマ売春婦、卑能仮亥象野郎
おちつけ
「白暗淵」今読んでるがすげえな。さすが古井だな。
まだ積んでるが評判いいな
542 :
吾輩は名無しである:2008/02/06(水) 04:39:48
古井の小説に携帯が出てきたときは驚いた
書評も何紙かに掲載されていたな>しろわだ
544 :
吾輩は名無しである:2008/02/07(木) 22:16:03
どーも、この人が一時期からやりはじめた連作短編って手法が気にくわん。
歳のせいか。
545 :
吾輩は名無しである:2008/02/07(木) 23:08:34
いやこれはおもしろそうでつね
546 :
吾輩は名無しである:2008/02/13(水) 21:15:45
>>544 記憶が確かならば、かなり以前に、古井氏本人が、暫く長編は書かないというようなことを、インタビューで応えていた(概略だが)
547 :
吾輩は名無しである:2008/02/17(日) 15:47:50
爺さんとかおっさんが死について語るよーな話が多すぎるな。
なにをいまさら
大江健三郎、古井由吉辺りも
天才の範疇に入れたほうがいいのかな。
550 :
吾輩は名無しである:2008/02/29(金) 16:20:34
「ロベルト・ムージル」どんなもんでしょ
クラウス・リーゼンフーバーの『西洋古代・中世哲学史』を読んでたら、
中世神秘主義の章で巻末の(関連性ありとして邦語著作のなかから見繕って訳者が追加した)参考文献のなかで、
古井の『神秘の人びと』(岩波、1996)が出てきて驚いた。
古井ってドイツ神秘主義に関するまとまった論考みたいなの書いてたの?
ムージル本高いな。無駄に箱付だし。昔の文章集めただけなのにな。
でも欲しい。
553 :
吾輩は名無しである:2008/03/02(日) 22:25:35
初期の作品読みたいんだけど高すぎて買えない。
しゃーなしに講談社文芸のやつにします。
>>553 俺の買う?
小説はほとんど単行本であるんだけど
二十冊くらい二万でいいよ
まあ、今すぐ読むべき類いの作家、作品じゃないんだし
こまめに古本屋をのぞいて、手に入れればいいんじゃない
見つけて、読んで、ひと粒で二度オイシイ!
556 :
吾輩は名無しである:2008/03/06(木) 19:35:17
558 :
557:2008/03/06(木) 20:06:52
559 :
吾輩は名無しである:2008/03/07(金) 00:07:56
ちょびちょびしろわただ読んでおります。
デイトレの合間にw
561 :
吾輩は名無しである:2008/03/09(日) 21:53:48
>>556 実は 漏れも「文学界四月号」を買って、大討論会・読みますた
ケッコウ おもしろいですね
563 :
吾輩は名無しである:2008/03/10(月) 14:17:27
>>556 鬱の中原に ツツイセンセが 「覚醒剤やったら?」とイッテタヨ
564 :
吾輩は名無しである:2008/03/10(月) 15:28:24
ニッポンの小説はどこに行くのか 文學界四月号
ヤット読みオワタ
オモロカッタヨ
565 :
吾輩は名無しである:2008/03/10(月) 16:15:24
杳子の良さ教えて
社会性に欠いているところ
568 :
吾輩は名無しである:2008/03/10(月) 21:12:14
569 :
吾輩は名無しである:2008/03/10(月) 21:37:50
ある意味 ブライハ ダカラネ
571 :
昭島人:2008/03/21(金) 21:27:05
古井由吉。
この内向の世代を代表する作家は不当に過小評価されている。
彼の作品を読んで再評価しよう。
しかし彼の作品のほとんどは絶版となっており入手が難しい状態にある。
もっとも手に入れやすい作品に新潮文庫の『楽天記』という作品がある。
手始めにこの作品から読んでいただきたい。
そうすれば彼の他に比類のない表現の豊かさ細やかさに触れることができるでしょう。
>>571 なつかしい書き込み!今や『楽天記』すら入手困難。
『新潮』の新作読んだけど、文体にいつもの緊張感が希薄なような……
高井有一 古井由吉 田久保英夫はMY御三家
円熟と言う言葉は苔生して安易だが、敢えて円熟3人組と呼んでいるw
ただ古井由吉のあまり有名じゃない出版社から刊行された2巻は今だ未購入。
購入済みの本も、未読が多い。だって読むのが勿体無い。
古井由吉は最後の砦。古井由吉を読破してしまったら、その後が淋しスグルw
そうだ『新潮』頼まなきゃ。
読売は3代文芸誌の広告が無いから失念してた。セブンアンドワイでポチろっと…。
576 :
tao:2008/04/02(水) 16:13:05
『新潮』(5月号)、発売迫る。
このあいだ話題になった『楽天記』のほうが、確かに文章の密度が高いですね。
577 :
tao:2008/04/07(月) 08:22:44
『新潮』(5月号)、休載。
『群像』(5月号)に「白暗淵論」。
578 :
グルンパ:2008/04/15(火) 21:59:05
滞ってますよぉ。
皆さん、書き込んで下さーい。
因みに小生が古井にはまるきっかけとなった作品は「先導獣の話」『聖・栖』
でした。ですから古井初読者にお勧めするのは『杳子・妻隠』以外に講談社
文芸文庫の短編集『木犀の日』、新潮文庫『聖・栖』(あとデビュー作の短編集
『円陣を組む女たち』も)をお勧めします。
もちろん『山操賦』『槿』『仮往生』は大好きですけれど、上記の比較的
普通の小説に近い古井作品で共感を得られない人にはこれらの代表作に
感銘を受けることは通常ないように思われます。だから『聖・栖』などで
自身の古井適応性を試してみてからの方が好いのではと日頃感じています。
また、「書く」という行為に対し自覚的でありたい、と願う人たちには
入手しにくいかも知れませんが福武文庫の「招魂としての表現」を
強くお勧めいたします。小生は体を震わしながら読んだ思い出があります。
古井に興味は持ちつつも未読の皆さん、是非とも古井体験をしてみてください!
先導獣の話は良かったよ。似たテーマで書いてる小説の数倍上を行ってた。
初読者には「杳子・妻隠」か「木犀の日」ですな。
この2つは今でもすぐにアマゾンで手に入るし、内容も面白い。
この2つを読んで、合わなければ、他のを読んでも、理解不能ですから。
>>578は全体的に読みにくいね。
2ちゃんねるっていう場に合わせる努力をすればいい。
>>579 >初読者には「杳子・妻隠」か「木犀の日」ですな。
俺は古井を読み始めだったので、まさにその2冊を読んだ。
数十年前の作品なのに新鮮な驚きがあり、他の作品も読みたいと思いました。
とりあえず「山操賦」「槿」を買いました。楽しみです・・・
581 :
グルンパ:2008/04/17(木) 22:00:51
>>578は全体的に読みにくいね
2ちゃんねるっていう場に合わせる努力をすればいい。
読みにくかったですか? 済みませーん!
実は2チャンには初めてのカキコでした…
慣れるまでどうぞお手柔らかに…
>>580 確かに古さを感じさせない「杳子・妻隠」「木犀の日」
というか、この2つは、現代にこそふさわしい気がする。
この2つの次に「槿」は入りやすくて良いと思うよ。
読みやすい上に「杳子・妻隠」「木犀の日」より少し濃いと思うし。
「槿」を考えるに、現代小説に、お金を出して買うなら、
このくらいの高さと深さがないと辛いなぁと、最近思う。
>>581 ごめん。
でも、少し難し目の作家の作品を紹介するときに、
ややこしい紹介文なんて、余計に良くないと思う。
難し目とはいえ、慣れたら、すっと読めるし、
やみつきにもなるし。そういう作家だから。特にね。
で、コテは嫌いなのでNGnameにさせてもらうね。では。
>>581 名前欄は空白にして書き込んだほうがいいですよ。コテは固定ハンドルの略。
そうすれば他の人と同じように「吾輩は名無しである」になるから。
>>582 >>580です。
そっか、では次に「槿」を読もう。楽しみだなぁ。
「杳子・妻隠」は、まさに言葉でなされた芸術とはこのことか、と感じました。
>>578氏の勧める「招魂としての表現」も探してみます。
585 :
tao:2008/04/18(金) 09:36:28
「招魂としての表現」とほぼ同じエッセイが、「古井由吉・作品」
(全7巻・河出書房新社)の第7巻に収められています。
これには。ブロッホとムージルの翻訳も部分的に収録されています。
586 :
吾輩は名無しである:2008/04/18(金) 22:16:46
どーも、578&581です。
名前を空欄で書き込むと「吾輩は名無しである」になるんですか…
582さん、583さん色々アドバイスありがとうございます。
今後は名無しでいってみます。
「槿」は講談社文芸文庫になってくれて嬉しいですね!
しかも松浦寿輝の巻末解説がとても良い。(個人的には水村美苗の
「本格小説」はとても好きですが…)
因みに福武文庫の解説は吉本隆明と豪華。しかし解説の2/3位が「槿」の
引用で終始。詳しい内容は忘れた…
スレ違いかも知れませんが、松浦寿輝は、小説は古井の亜流みたいで
あまり評価はしませんが、詩と評論は超一流だと思います。
松浦じゃなくても好いけど、誰か同時代の一流の評論家が本格的な
古井論に取り組んでもらいたいものです…
と、いうことで名無しのグルンパでした。
ふるやんじゃ駄目ですか
588 :
584:2008/04/19(土) 05:34:31
>>585-586 ありがとう。
とりあえず、「招魂としての表現」は福武文庫を古本で買ってみます。
>>586 おつおつ
正直古井論は誰ができる?って感じ。キツイと思うよ。
590 :
吾輩は名無しである:2008/04/19(土) 10:40:13
「辻」出版直後の対談で蓮實が80年代後半から
90年代初めにかけて古井論に取り組もうとしたけど
挫折した、っていっているほどですからね。
「杳子」や「先導獣」にトライしようと思っている人には
柄谷の「閉ざされたる熱狂」「内面への道と外界への道」
(どちらも『畏怖する人間』所収)は目を通しておくだけの
価値はあると思いますよ。
だから「白暗淵論」は?
蓮實のはリップサービス
柄谷のは定番の牽強付会+独断調
杳子を昔ひとに勧められて読んでみて、これはすごくいいなあと思った
んで別のも読んでみようと思ってそのとき店頭に並んでた白髪の唄を買ってみたら地味すぎてずっこけた
それ以来しばらく読んでなかったけど、このスレ参考に読ませてもらおう
日本語をとつとつと追いかけるのが気持ちいい文体の作家さんだよね
>>日本語をとつとつと追いかける
まさにそんな感じだよね。
飛ばして読むと、ほんともったいない。
ゆっくりと読む感じ。
>>594 まさにエンタメとは対極の読み方をしなければならんよな。
エンタメだったら、「」内の会話文だけ読んでも話が理解できるよ。
あれはあれで別にいいけど。漫画より下位のメディアと思う。
上か下かで、良し悪しを語ってるわけではなくて、読むのにかかる時間と情報量について。
静かに狂ってる
それが古井文学
>>597 それは誤解を引き起こす、というか、古井を読めてないでしょ。
>>597がストーリーだけしか追えてない証拠にしかならんよ。
古井文学は冷静で理知に満ちてるよ。叙情的であり分析的だと思う。
二律背反するものを同時に再現しつつ、その次の段階へと誘うレベル。
ここに達している作家は少ない。文体が理性と感情を同時に構築してる。
599 :
597:2008/04/21(月) 21:53:00
まあ誤読してると言われればたしかにそうかもしれないけど、
狂的人物への強いシンパシーがなければあの記述は不可能だと思います。
もちろん、それを記述するためのするどい理性が彼に備わっていることは前提として。
気分を害したならごめんちゃい
>>599 シンパシーだけで書いてる作家はいくらでもいるよ。
狂気を遙かに上回ってるからすごい作家なわけで。
狂気へのシンパシーと同時に、理知への同調は、両立させてるだろ。
ここまでだけで、古井の入り口にも到達してないと思う。そこから、3歩は進んでる。
比較対象としたら、理知への同調と、文体だけ過去から借りて
理屈だけに終始してる作家の○○ ○○○とかかな。空白は適当に埋めてね。
杳子なんかは、狂ってることと狂ってないことが、
時間軸上で、同一直線上に乗っている、ということを、
把握した上で病院へ向かうことの決心をした杳子
ここまでがスタート地点だろう。
そこからが杳子の面白さが始まると思うよ。
この時点から、杳子の冒頭に戻ると、また面白くなる。
主人公の男の子の年齢のたゆたう感じとか、
杳子の姉が、どちらかしか選択しないことが普通と考えてることへの違和感とか。
だから、古井文学を静かな狂気と言った
>>597は、杳子の否定にしか過ぎないよ。
両方ある、そこから始まってるのが杳子の本質なわけだし。
自己投影してると陥りやすい錯覚が
>>597だと思う。ごめんね、きつく言って。
存在の不確かさ、連続性の絶たれた存在への盲信が、愛の喪失につながること、
そういうものを杳子の姉が象徴的に表してるわけで。
杳子の、杳子が信じる、存在の強固さを守るための、連続性への信仰でしょ。
おかしさを内包する自分の存在を、連続性において、尊敬するための軌跡の結果として、病院しかなかったわけで。
ここが妙味というか、杳子の冒頭へ戻るきっかけになる。
また、冒頭では時間概念が非常におかしくなってるんだよね。一方向性へと向かう時間を、緩やかに否定してる。
冒頭の時間の方角と、中盤、終盤の時間の方角が、それぞれ違うところも、気になる。こことかは計算して書いてるとしたら、恐ろしいが。
そうなると、狂気しか目に入ってない
>>597は間違いとしか言えない。
さらに、狂気へのシンパシーがどうこうとか、表層をなぞる
>>599は、
方向性において、古井を誤解する向きしか向いてないと思う。ごめん。
>>600だけだと水掛け論になりかねないので、
>>601で明言せずに、現代小説の作家の1人と比較しつつ
>>602の話くらいまでなら、到達してる小説は、いくらか思いつくけど、
古井の小説では、他の小説の到達地点が、スタート地点にしかならない。
>>603とかの話は、ドイツ文学/欧州文学の根底とか考えないと、繋がらない部分が多いと思う。
605 :
tao:2008/04/22(火) 16:05:03
「計算する」より前に「実感する」があると思います。
606 :
tao:2008/04/22(火) 16:31:22
リアルタイムで「実感している」ときは、キツイ体験だと思います。
607 :
吾輩は名無しである:2008/04/22(火) 21:38:26
>>598 達している作家は少ないってことは、何人かはいるんだよね?
誰か教えてよ
605
計算とか実感とか枠の広い言葉を、わざわざ勝手に縮めて
とても狭く利用して踊ってるときは、キミは何を読んでも理解出来ないよ。
606
なので605606両方無意味だよ。
>>607 古井自身もどっかで言ってたけど、演劇がらみは面白い。
海外の、演劇の作家とか映画の脚本家とか漁ったら、すごい人いるよ。
あと国内で言えば、昭和初期あたりの翻訳家とか面白い。
ざっくり探すのも楽しいと思うんだけど、名前で言わなきゃ?
国内だと現代作家で古井レベルは皆無だと思うし、
明治〜昭和の作家も、古さが目立ち始めてると思う。
近代っていう近い時間距離の中で探すより、他のジャンルを観るほうがいいんじゃないかな。
というわけで、作家名で出すのは控える、というより、小説家では見あたらない、って意味も込めてみる。(ここで)
>>607 ついでに言えば、英語とドイツ語の歴史を漁ると良いと思うよ。
610 :
吾輩は名無しである:2008/04/23(水) 17:52:40
連歌はどうでしょう?
611 :
吾輩は名無しである:2008/04/23(水) 19:13:01
>>598 607じゃないが、是非名前が知りたいな。
612 :
吾輩は名無しである:2008/04/23(水) 19:22:22
>>608 >>605はとても大切なことを言っていると思うよ。
人は作品を読むとき、自分を重ねてそれを測る。
「実感するとは」一番大切なことだ。
>>612 言葉から連想される概念が多すぎることを、
不確かな形で端的に言えば、読み手のレベルで、内奥は変わる。意味がないね。
ってことだけ
>>608で言ったんだけど。
>>611 自分で調べないと意味がない。何でもマニュアルを欲しがるのはどうかと思う。
英語とドイツ語の歴史→言語背景、宗教背景、とかさ。愛ってのは1つのテーマだと思う。
でも、端的に、愛って言ったら、色々違うこと連想するだろうねと。簡単な言葉ほど理解は難しいし。
だからドイツ文学を1つの柱にしてる古井由吉なんだから、
愛について、英語とドイツ語の、言語と宗教の背景から考えてみるのはルーツをたどる意味で良いと思うよ。
次に演劇や脚本家について言ったのは、古井自身が、小説について語るとき、
演劇が小説の先を行っているっていう台詞があったことについて。
これによって、小説と演劇のそれぞれの本質を歴史から考えて、古井の小説と比べても良いと思う。
そうなると、英語とドイツ語の古典、または、現代の演劇、脚本家、について考えるのが良いけど、
僕の好みで、古典名、脚本家名を挙げると、それが、読む人への制約になるから、避けるっていう話。
本質から考えて、あとは自分の好みで探すのが、結局一番の近道ですよ。
>>610 日本の現代詩は1960年代くらいが良かったかもしれない。
>>612 つまり、
>>605は
>>605にとってイイ話ってだけで
コミュニケーションとして考えると、読む人1人1人によって、意味が無数に変化するし、
不特定多数に向けて話す内容としては、失敗なんだよ。
それに、一対一のコミュニケーションで
>>605を言うよりも、
不特定多数に向けて書くほうが、さらに何倍も危険なんだよね。
人の数だけ誤解があるんだから。
それを踏まえて言うと、古井の小説は読めば読むほど意味が増える。要素が多いから。
だから、多くの人の精密な読書に耐えうる内容なんだよ。こういうのがもっと売れる時代もあるけど
今の時代だと、単一の内容を単一の言葉で書いて、無数の誤解を生むのが流行ってるからなぁ。
>>611 >>598と
>>613について書き足すと、
例えば、演劇でもアニメでも、いわゆる総合的なアートってのは、
多数の人間が関わるでしょ。叙情的な人もいれば、分析的な人もいる。
そういう人たちが高度に結集して、1つの脚本をいじり倒すと、すごい作品になる。
で、高度な脚本家は、様々な人に、いじり倒されるだけの、幅を想定して書く。書ける。
低レベルで結集した場合、それぞれがてんでバラバラになっちゃうけど、
そこが脚本家や監督の腕の見せ所なわけで。そこらへんを考えると、古井の言ってる、
「演劇のほうが小説の先を行っている」って台詞にも近づけるかな、と思ってみたりしてる。
海外の映画を見て、気に入った映画から脚本家を調べて、
その脚本家が演劇のほうにも手出ししてたら、そこから調べるのがいいんじゃないかな。
映画だけやってる脚本家とかは少ないと思うし。日本はどうなってるんだっけか。
だから、なげえんだよw 連投するな。
617 :
611:2008/04/24(木) 00:22:06
>>617 あ、やっぱりそういうのがいいたかったのね。
いや、出せないではなく、出す意味がない。
自分の好みであれこれ出しても意味ないでしょ。
これだけ書いたら調べりゃわかる。
619 :
吾輩は名無しである:2008/04/24(木) 02:35:53
>>619 総じて、3つとも、理屈だけこね回して、経験が根拠として伴われていない、そんな文章かな。
そもそも他人が書いた文章を書き直しても、理屈でしか書き直せないでしょ。……平野が自身の経験に基づいて創作したかどうかは別として。
その上で、
>>268のほうの訂正文は、
単に、平易な言葉を知ってる熟語に置き換えただけ。意味が一致するかどうかを確かめもせずに。
>>279の訂正文は、
>>268があってこその存在というか、伝言ゲームみたいに意味が変わっていく遊び。
遊びでやってんだからいいんじゃない?
他人の文章を添削して何が得られるか、っていうのは国語教育でもすることだし。
平野に関してはノーコメント。そもそも平野に一切の興味がない。
総じて、3つとも
→総じて、2つとも
622 :
吾輩は名無しである:2008/04/24(木) 02:49:21
まさか619の279が古井よりも優れている、なんて言いたいがためにここに来たのか?
279が平野スレや文章評価スレで褒められてるが、古井先生は日本の頂点ですよ。
>>622 古井文学が頂点と言い切るのは、歴史的に考えて不可能だろ。(情報が少ないという意味でな)何を言ってるんだ。
古典を歴史的に考えることを除いたとしても、
現代文学の中で、小説だけで考えるなら、トップレベルと言っても良いけど、
古井自身が演劇(戯曲、あるいは劇の上演を前提とした文学)に対する、小説の遅れを、鋭敏に悟ってるのに。
それはともかく、
>>619については、
他人の創作したかもしれない文章を、書き直してネットで発表して、評価し合おう、という着眼点を持った時点で、
既に色々な表現に無意識に土下座してるようなもんですよ。
書き直して
→匿名で書き直して
623の言い分だと、評論家は作家に土下座だなw
>>624 下手な煽りだなぁ。とりあえず
>>623ね。
他人の創作したかもしれない文章を、匿名で書き直してネットで発表して、
評価し合おう、誰かに見てもらおう、という着眼点を持った時点で、
創作発信としては、既に色々な表現に無意識に土下座してるようなもんですよ。
>>626 現象を学問として研究する場合に結果として産まれた評論はありえるけど?
それと、
>>623>>627で言ってる話は全く別の話でしょ?
例えば、
>>619って、平野の文章を、文法的に要素分解した結果なの?せめてチョムスキー的に。
低質な評論家とかも多いけどね。
オリジナルの方が良いね。簡潔。
その上であえて俺が直すならこうかな。
崇は、なみだ湛えた両の目で、静かにそれを見つめた。
轟音のさなか一つの沈黙が冴え渡り、意識のあらゆる地表において、
火花が凄絶に、炸裂した。
まぁ創作なんだし、特に直す必要もないと思うが。
ま、古井スレに平野はスレ違い、と言って〆とくかな。
631 :
吾輩は名無しである:2008/04/24(木) 03:10:03
スレ違い
>>631 そうだね。
オリジナルの比喩を創作してるというのは事実だね。
もし、そのレベルを維持して枚数を多く書けるなら、
古井よりも文壇の評価は上だろう。
無知とは恐ろしいな。
>>618 どうも腑に落ちないのですが、
>ここに達している作家は少ない
というのはあなたの個人的な好みで言っていたですか?
それなのに、あなたは
>>605さんを自分がいいと思うだけでは
不特定多数にむけてする話としては失敗だとして批判したの?
どちらも個人の好みを言っていると思うのですが。
>自分の好みであれこれ出しても意味ないでしょ
ということは、
>ここに達している作家は少ない
とあなたが言われたことも、あなたの好みから言ったのでしょう?
>>635 書き出すときりがないしってこと。アート全体で見れば、古井と同じ高さに存在する人は無数に見つかるでしょ。
それぞれが固有の事象だから、点と点で、つながりを探すのが難しい、でも探すなら自分で探すべき、て話。
古井スレで平野の話を出すのと同じになっちゃうでしょ?
全く別の作家を、同列に並べて出すのはもっと酷い話だし。
古井の話は古井スレ。
638 :
吾輩は名無しである:2008/04/24(木) 03:21:18
2ちゃんねるに古井以上の文章力を持った人がいるってのに驚いたw
古井のファンって、狭い世界だけしか知らない人多いからね
いや〜べつに、人の優劣なんて競っても無意味だからなあ。
特に古井は読者ゼロを目指してるの?って評論家に言われてるくらい、わけわからんとこを飛んでる作家だし。
自分の書きたいように書いてるだけの作家と平野を比べても。
それに、一文だけ書いても無意味だからね。しかも他人の文章のリライトなわけで。
なんだか正体がわからない話ですね。
内向の時代ですか、私小説の時代がありましたよね。
なつかしいですな。
642 :
吾輩は名無しである:2008/04/24(木) 03:29:00
>>640 残念ながら、リライト部分は前半だけで、
後半はオリジナルのようなものだよ。
登場人物の名前が決まってるから同じのを使ってるだけで、
とくに重要な部分はオリジナル。
>>639 日本国内にドイツ語とか時代性とか理解してる人が少ないってだけでしょ?
ドイツ語翻訳が出来る日本人と英語翻訳が出来る日本人の数を比べりゃわかるだけで。
英語人口とドイツ語人口比べてもいいかもね。
>>641 内向の時代は、当時の古井が、現代を予期してただけの話じゃないかな。
今は、内向の次の時代でしょ。私小説は内向より昔の時代の話だよ。それぞれ意味が全く違う。
一緒と思ってる人多いみたいだけどね。
古井も古井ファンも、読者ゼロをめざしているようですね。
>>642 ディスクジョッキーと元々のディスクや音を作ってる人の違いな。わかるかな?
どっちも創作になりうるが、意味が全く違う。キミの意見が無意味。
ラジオ番組などで、音楽を掛けながらその間をトークで繋ぐ司会者
あるいは、
レコードや、CDなどで、場の雰囲気から楽曲を選曲し、ミキサーを使って曲を切れ目無くかける者
この辺がリライトと似てる話だよ。
647 :
吾輩は名無しである:2008/04/24(木) 03:35:29
>>647 おいおいw さすがにそれはお前が古井読んでないことorあらゆる知識が少ないこと、がバレるだろw
知識の少ない人用の本があること自体には意味はあるけどさ。
649 :
吾輩は名無しである:2008/04/24(木) 03:39:35
>>648 説明をどうぞ。
古井の小説は、起承転結のあるおもしろい画期的な物語は無いよ。
だから文章の質以前に売れないわけだ
古井のファン以外の客観的な価値観を知らないのか?
お前は古井の文体に酔ってるからおもしろいんだよ。
うん。お前が読めてないことだけはわかった。煽りするにしても、もう少し勉強してからにしような。な?
例えば雅楽とか聴いても、始まりから終りへの流れが理解できないんだろうな。
起承転結以外に、序破急という流れもあるんだよっと。じゃあね。
1つしか形式を知らずして読書をするには、古井は危険だよ。誤解しか産まない。
この辺を考えるに、確かに古井は読者ゼロを目指してると言われたら、多少理解できる。
書きたいことを書きたいように書いているように見えるし。
古井が芥川賞の後に戯曲を書くことについて断わった理由っぽい言及を見ると納得できる。
653 :
吾輩は名無しである:2008/04/24(木) 03:46:10
もう、客観的な見方をせず
「古井のファン」としての見方しかできてないことがわかった。
648の説明をどうぞ。
できなくて、ただ批判するのはやめようね。
その流れってのは、おもしろい画期的な起承転結ではなく、
文章の質で持って言ってるのが古井。
古井のファンが少ないのは、それが理由
古井独特の味に合った人だけをファンに選ぶってことくらいわかるだろう。
というわけで
>>610に。
序破急とかね。
>>653 今言うまで、連歌とか雅楽とかの流れとか知らなかったんだよね?
知らない事が多いってのは恥ずかしいことじゃないよ。
なんとかしてスレの雰囲気を、どこかに持っていきたい気持ちも、まぁわかる。
とにかくageてなんとかして、スレごと、なんとかしたい気持ちも、少しはわかる。
でも、とにかく何でも物語の流れとは、起承転結が話の流れである、
って言ってる人って、日本人として、すごく惨めだと思うよ。
文体がどうのとかは、古井の一部分にしか過ぎないし。
>古井独特の味に合った人だけをファンに選ぶってことくらいわかるだろう
だからファンがいないんだ。そしてその少ないファンも争いあう。
一方、外国にはすぐれた作家がどんどん誕生している。
翻訳を通してさえその精神性の高さ、若々しい力が伝わってくる。
>>655 いや、そんなアホな文章に応じて、さらに混乱する必要ないだろ。
古井も気にしてないことだし。海外の優れた作家って言っても、翻訳されてない人たくさんいるよ。
英語くらいは読めるようになっておかないと、海外文学をあれこれ語らんほうがいいよ。
657 :
吾輩は名無しである:2008/04/24(木) 03:59:09
>アホな文章に応じて
もうこの一言で、自分の考えだけが正しいと思い込んでることがわかったw
>>657 だなw
古井のファンの傾向として「頭でっかち」があるw
自分が好きならそれが一番ってのは自分の中だけの価値観なんだよw
>>657 いや、キミがageてくれてるおかげで、キミの意見だけ抽出しやすくなってる。
その上で言うけど、あまりに低レベルなことを阿呆と称するなら、まさに、キミがそれだよ。
正しいとか正しくないとか、ではなく、単にレベルが低い。序破急のこと知ってた?英語話せる?ドイツ語読める?
そうしたバックグラウンドの知識が多ければ多いほど面白くなる文章ってのも貴重なもんだよ。
文体?起承転結?うん。そういうのだけの小説は気楽に読めて良いと思うし、それぞれ存在理由はあると思うよ。
正しいとか正しくないとか言いたいのって、高いか低いかではなく、存在を否定し合うってことでしょ?
キミは低いと思うけど、キミの存在は否定してない。だから正しいとか間違ってるとか言う意味でアホと言ったわけじゃないよ。
長文は控えてたけど、一応誤解のないように書いておくね。読んでね。ごめんね。長くって。
出来るだけ平易な文体で文章書いたから、ぜひ読んでね!><;
>>658 知識の少なさ、については、好み以前の問題をテーマとしてレスってるよん。
で
平野スレでは件の279が自作自演なの?って流れなんだけど。
ここのage厨は279なの?IDないから好き勝手してんのかな。
279の自作自演が疑われたとたんに、古井スレの荒しがぴたりと止まり、
平野スレの279フォローのレスが増えたり。えっと……(笑
663 :
吾輩は名無しである:2008/04/24(木) 04:24:59
古井のファンが少ないわけだw
こういう「あれな人」しか古井を好かないわけか。
春過ぎて 自作自演の 夢の跡
頭の中の 桜散りにけり
リライトしらず
>>192-193=
>>306-307が久しぶりに暴れましたか。
それにしても平野スレッドとは良い棲み処を見つけましたね。
半年経っても相変わらずのようだし、あちらで頑張ってください。
666 :
吾輩は名無しである:2008/04/24(木) 11:43:49
そういえば「表現ということ」というエッセイがあったわね。
667 :
吾輩は名無しである:2008/04/24(木) 11:55:43
彼氏から「杳子」をすすめられたけど、挫折した友達が何人かいるわ。
670 :
吾輩は名無しである:2008/04/24(木) 12:14:30
その無能の279よりも優れた作家と説明を挙げることのできない人間しかいないのはなぜ?
才能や天才になれない人らしい状況だね。ニヤニヤ
普段の生活で嫌なことがあったら、文筆家に評判のよい古井の文章を、
自分の社会的境遇に不満があったら、難しい熟語が好きな平野の文章を、
それぞれ無知な文章として書き直して、自作自演で誉めて、自慰してるんだろうね。
>>670 ま、いいから、平野の文章や古井の文章を、
Phrase structure rulesで要素分解してみ?そこから話しようや。
こっちが何か言っても、お前が理解できなきゃどうしようもないしさ。
まずは知性と知識を示せ。言葉遊びはいいかげんにしとけ。そんなのアホでも出来る。
大学生以上の知的レベルで文体の書き換えをしたかったら、せめて現代言論の基礎くらいわかってからにしてくれ。
世界はお前が思ってるより、広く深いんだよ。
文学板で文章の書き換え生成について話すなら、
当然のように、アメリカ構造主義の低階層くらい理解してて、損はないだろ。
wwwよくやるよ。w
それはでもw
いいかい、よく聞いてくれよ。 あれは俺じゃないぞ。www
自演クンは平野スレでひっしで、
こっちに書き込む暇がないみたいだなw
脳の回転が遅いと書き込みも遅い罠
嬉しかったです。
677 :
吾輩は名無しである:2008/04/24(木) 14:23:11
司馬遼太郎著「空海の風景」に、下記の空海の漢詩が出てきます。
閑林に独座す 草堂の暁
三宝の声 一鳥に聞く
一鳥声あり人心あり
声心雲水 倶に了々たり
同じ漢詩が、古井の短篇にも引用されています。
その短篇のタイトルは何でしょう?
司馬遼太郎(笑)
お願いします。
平野スレに来るのをやめてもらえませんか?
自分は平野に連絡が取れる、みたいな厨房発言は痛すぎです。
勝負からも逃げてますし。
荒れる要素を持ち込まないでください。
最初にスレ違いの
>>619持ち込んだのは平野スレで一番アホな子だろ。
二度と来るなと279に教えてあげるのが、平野スレの自治だろうな。
勝手に他人の文章を添削するとか、何様なんだろうねw
古井の価値が下がるから
お前は古井スレを出るな。
平野スレでも勝負しかけられて逃げてるじゃないか。
古井に謝れ
また自演かー。放置な。
恥ずかしい奴だ
勝負しかけられて逃げてるのかよ
同じ古井ファンとして情けない
平野スレみたらわかるけど
>>619=向こうの279の全面敗北だったよ。
で、相手にされないから、古井スレに来て自演で煽ってるみたい。
古井スレ住民は平野スレなんて滅多に見ないだろうから、一応書いておく。
これ以上は自演をスルーしとけよ。勝負は決まってるんだから。
お前は同じ条件で勝負しよう、と言われて逃げてるじゃないか。
お前は好きかってな条件を並べてるだけだろ。
同じ条件で勝負しろよ。情けない。
オリジナル2000字勝負は逃げるわ、リライト駄文を自演で自画自賛するわ、
外野が無駄なんで捨てアドで連絡とろうって言われてスルーするわ、
平野本人と連絡とれるよって言われて、ガクガクふるえてた279って……チキン?
自演の量が多かっただけで、平野スレ住民も、もう自演を無視して話題すすめてるじゃん。
何より279がトリップつけないで名無しで自演してるのが一番のチキンでしょ。
それらを指摘されたら、とにかく逃げる、そんな279を観戦してて不快だったよ。
ここは古井のスレだから、これ以上の、
平野スレの自作自演
>>619の話題は禁止な。
以後、池沼はスルーで。
お前は同じ条件で勝負せずに
実名を教えろ、2000字がどう、と言って勝手な条件を出してる。
279や他の人がすでにしてることを、お前はできずに逃げた。
お前が優れた文章を書けないから逃げた。
平野スレを見てみた。
さすがに古井オタクは酷い…
電波か?
向こうでやれ屑共。
オレが勝負してやるからアド晒せ
平野スレでアド晒しても良いと言ってたな。
2000字オリジナル
693はアホの自演
死ねよ屑。
やっぱり アドを教えろと言われると教えられないんだよな。
雑魚
>>694 >>693 ていうか、最初にアド晒せて言われて沈黙逃げしたのは279でしょうにw
真の批判を真っ向から受け止められない弱者は雑談スレにでも行け。
批判って言うか、批判は掲示板ですれば良いだけ。
勝負をしようと言われて逃げたのはお前。
アドを晒しても良い、と言ったのもお前。
何も実行していないのがお前。
相手は文章を作成しているだろう。
お前も同じ条件で文章を作成して勝負すれば良い。
見ていて痛かったぞ。逃げるための発言ばかりだ。
平野と連絡が取れる? お互いが実名を出す?
アホか。
702 :
吾輩は名無しである:2008/04/25(金) 02:10:11
ようやく、敗北した事を知って逃げ始めたかw
古井作品で、ヨウコみたいに若い男女や恋愛(?)が主題となる作品っていうとどのあたりを読んだらいいですか?
楽天記を読み始めたけど、随筆と小説の中間のようで、やっぱ地味で挫折しそう・・・
704 :
吾輩は名無しである:2008/04/25(金) 11:04:00
どこかで古井自身が「槿」について、
「このへんで恋愛小説からは足を洗わせてもらって・・・」
といっていたので、それ以前のものを探すしかないでしょう。
でも、中年男女ものがほとんどのようですが。
706 :
吾輩は名無しである:2008/04/25(金) 13:30:53
その自演に必死にレスして、
最後には文章力を示すことができずに逃げた奴にワロタ
スレが盛り上げるのは結構ですが、いい加減スルーも覚えましょうね。
>>703 「櫛の火」なんていいんじゃないでしょうか。
708 :
吾輩は名無しである:2008/04/25(金) 15:21:36
スルーって言うのは、勝負を仕掛けられて逃げることだよね。
709 :
吾輩は名無しである:2008/04/25(金) 16:12:42
>>703 「櫛の火」は映画化もされたしね。
濃密です。
711 :
吾輩は名無しである:2008/04/25(金) 20:56:10
オマエら、本当に死んだ作家の話が好きだな。
デエーッド
713 :
吾輩は名無しである:2008/04/25(金) 22:55:47
恋愛ものなら「聖」がとてもお勧め!
「栖」とカップリングの新潮文庫はちと入手しにくいかもしれないけど、
ハードカバーの「聖」は古本市場で数百円でよく転がってるよ。
相手女性の精神状態が不安定な設定など「杳子」が気に入った読者なら
的中の可能性高いです。(これは「栖」の方だったか?)
因みに一応「聖」「栖」「親」で3部作となっています。
小生の評価は「聖」「栖」が大賛辞で「親」は普通ってところ
是非お試しあれ!
714 :
吾輩は名無しである:2008/04/25(金) 23:21:53
613 :吾輩は名無しである:2008/04/24(木) 21:40:58
>>609 じゃ、
>>279がオリジナルで何か書くまでは放置しとくよ。
それと、お互い立場をはっきりさせて話し合うなら、
捨てアド同士で連絡とって実名で話し合うか、だね。
どっちでもいいよ。やる?
715 :
吾輩は名無しである:2008/04/25(金) 23:22:25
620 :吾輩は名無しである:2008/04/24(木) 21:47:43
>>613は逃げ腰になったな。
え?実際に実名同士で連絡取り合うって逃げ腰なの?
>>なぜ、人に新しい事を書かせようとするのか?
評価してほしいんでしょ?
>>なぜ、同じ条件で勝負しないのか?
互いにオリジナルで2000字書きましょうよ。
>>すでに279の文章があるし、
>>他の人も同じ文をリライトしてるからさ、
>>君がリライトすると、他の人との比較もできるから。
平野くんの文章を平野くんの了承なしに勝手にリライトして
つまり他人の創作物に勝手に手を入れて、評価を求めること、
それ自体に、批判をしてるのに。
マジな話で言えば、平野本人に連絡とってやればいいの?リライトしていいですかって。
実際、何人か経由したら、連絡とれるかもしれないルートもってるし、やってみる?
本人のいないところで勝手にリライトするのは創作に対する冒涜だと思ってるんでね。
>>理屈はいいから、君も同じ条件で勝負すれば?
つまりオリジナル同士で、互いに連絡とりあって、サシで2人で、外野無く話し合ってから、
オリジナルをどこかで出して、ネットで評価してもらうようにしたらいいじゃない?
716 :
吾輩は名無しである:2008/04/25(金) 23:23:10
622 :吾輩は名無しである:2008/04/24(木) 21:50:19
>>618 2ちゃんねる経由で知り合ってる作家もいるしなぁ。
捨てアドで連絡し合うってのは、無理な条項じゃないぜ?
やるなら、オリジナルで勝負しましょうよ。きちんと。
これのどこが逃げ腰なのか、さっぱり。
あと、リライトで勝負したいなら、平野本人に連絡とるわ。一応可能だし。
でも、リライトしたいでちゅー、理由は、自分のリライトで評価されたいでちゅー、
かなり馬鹿な話だけどね。やりたいのは
>>279です、
って言い切って、
>>279の実名で平野本人に申し込むならいいよ。
718 :
吾輩は名無しである:2008/04/26(土) 01:00:37
なんだこいつ、
平野と連絡取れるなんて言ってたのか。
まるで電波だな。
ネットヒーロー気取り。
平野と連絡取れる人なんて、結構いるって。
平野の学生時代の友人とか普通にいるわけでな。
友人のいない人にはわからんのかもしれんが。
>>713 ありがとうございます。「聖」も探してみます。
櫛の火の映画っていうのはロマンポルノなんですね
うーん、見てみたい。ポルノ界も広大な領域が拓けてそうなんだけどなかなかなじみがないです
721 :
吾輩は名無しである:2008/04/26(土) 15:41:12
映画版「櫛の火」は日活ロマンポルノなの?
昭和49年初版本に付いてる写真付き帯には「東宝映画化」
と書いてあるからロマンポルノが本当なら2度目だと思います。
東宝版は草刈正雄と桃井かおりだったような記憶が…
観てはいないけど…
722 :
721:2008/04/26(土) 15:54:25
訂正
文芸文庫「槿」の年譜を見たら同じ49年に日活が神代で
映画化と書いてある…神代といえばロマンポルノの巨匠だ。
では俺の所持本の帯は一体なんなのだ…
写真はよく見ると男は草刈正雄に見えなくもないが、
女のほうは桃井ではなく、もう少し清純路線で
やってるような人っぽい。
それに昭和49年だと彼らはまだデビュー前かも知れん…
ページをパラパラやってみたら中にもう一つ帯が…
こっちは写真や映画化云々の宣伝文句はなく
裏側の短評は全く同じ文
実はこの作品は先に入手した新潮文庫版で読んでたので
ハードカバーはいわば記念に買っただけなのだった…
映画化の件、誰か詳しい人いない?
724 :
吾輩は名無しである:2008/04/26(土) 19:38:35
日活が製作して、東宝が配給???
当時日活は既にインディペンデント系の映画会社になってたってことか?
いずれにしても映画版も観てみたいね
727 :
吾輩は名無しである:2008/04/26(土) 21:36:04
神代なんだからロマンポルノでいいのでは?
ロマンポルノは文芸物の映画化やってるし、
質の高い作品だって中にはある。
中上の「赤髪」を映画化した「赤い髪の女」は
やはり神代で芸術的評価も結構高い。
シャブ中役の女優の迫力が凄かった・・・
一見の価値あり
728 :
吾輩は名無しである:2008/04/26(土) 22:44:58
神代版「櫛の火」は必見の傑作だよ。
神代は確かに日活ロマンポルノ出身の作家だけど
東宝に出向して作った「櫛の火」はロマンポルノ色はかなり薄い。
個人的には「赤い髪の女」より数段上だと感じる。
初期古井作品に特徴的な主人公の女によって演じられる訳のわからない
「身振り」の凄みみたいなものがあるでしょ。
そのテーマに神代が真っ向から映画的身振りで拮抗しているのが凄い。
というより神代がもともと追求していたものが古井の原作を得て爆発しているという感じか。
文学を映画化するというのはこういうことをいうのかと感嘆させられる出来栄えなんだよね。
ビデオしか出ていないが中古屋やオークションで探せば割と見つかるから
是非見てくれ。
729 :
吾輩は名無しである:2008/04/26(土) 23:22:30
耳寄りな情報だな・・・
感謝
730 :
吾輩は名無しである:2008/04/27(日) 00:08:11
恋人が死んで云々は「行隠れ」もじゃなかったっけ?
失踪だったかな…
いま「櫛の火」と「行隠れ」が記憶の中で混同してるが、
古井の恋愛系希望の方、「行隠れ」も要チェックだ
731 :
吾輩は名無しである:2008/04/27(日) 00:17:16
732 :
吾輩は名無しである:2008/04/27(日) 02:09:14
620 :吾輩は名無しである:2008/04/24(木) 21:47:43
>>613は逃げ腰になったな。
え?実際に実名同士で連絡取り合うって逃げ腰なの?
>>なぜ、人に新しい事を書かせようとするのか?
評価してほしいんでしょ?
>>なぜ、同じ条件で勝負しないのか?
互いにオリジナルで2000字書きましょうよ。
>>すでに279の文章があるし、
>>他の人も同じ文をリライトしてるからさ、
>>君がリライトすると、他の人との比較もできるから。
平野くんの文章を平野くんの了承なしに勝手にリライトして
つまり他人の創作物に勝手に手を入れて、評価を求めること、
それ自体に、批判をしてるのに。
マジな話で言えば、平野本人に連絡とってやればいいの?リライトしていいですかって。
実際、何人か経由したら、連絡とれるかもしれないルートもってるし、やってみる?
本人のいないところで勝手にリライトするのは創作に対する冒涜だと思ってるんでね。
>>理屈はいいから、君も同じ条件で勝負すれば?
つまりオリジナル同士で、互いに連絡とりあって、サシで2人で、外野無く話し合ってから、
オリジナルをどこかで出して、ネットで評価してもらうようにしたらいいじゃない?
733 :
吾輩は名無しである:2008/04/27(日) 02:10:39
622 :吾輩は名無しである:2008/04/24(木) 21:50:19
>>618 2ちゃんねる経由で知り合ってる作家もいるしなぁ。
捨てアドで連絡し合うってのは、無理な条項じゃないぜ?
やるなら、オリジナルで勝負しましょうよ。きちんと。
これのどこが逃げ腰なのか、さっぱり。
あと、リライトで勝負したいなら、平野本人に連絡とるわ。一応可能だし。
でも、リライトしたいでちゅー、理由は、自分のリライトで評価されたいでちゅー、
かなり馬鹿な話だけどね。やりたいのは
>>279です、
って言い切って、
>>279の実名で平野本人に申し込むならいいよ。
アホのレスをコピペするなw
相手してもらえないからってw
逃げる事を「相手にしない」とは言わないw
直らないなぁwその言い訳体質w
737 :
吾輩は名無しである:2008/04/28(月) 00:14:34
古井オタはまだ追いかけてるんだねw
平野スレ関連のスレに古井スレのリンクがあるねw
こんなスレも見ていますwwww
さしあたりページ数の少ない「聖」から読み終えました。
良作ですなー
「杳子」もそうでしたが、相手の女性が彼女の世界と
どのような関係性を有しているのか、というのがスリリングですね。
サエの兄嫁がやってくるくだりが特に印象的でした
>>730 ご紹介ありがとうございます。こちらもぜひ探してみますね
739 :
吾輩は名無しである:2008/04/28(月) 12:05:34
740 :
吾輩は名無しである:2008/04/28(月) 16:42:37
ここは古井スレです。
荒らされようとも毅然として古井作品について語れば良いと思われます。
741 :
吾輩は名無しである:2008/04/28(月) 21:23:33
体力があるときじゃないと古井由吉はきついな。
風邪ひいてるときに『楽天記』読んだら眩暈がしたわ。
742 :
吾輩は名無しである:2008/04/28(月) 23:18:27
連作短編のひとつ読み終えただけでとぐったりだよね
面白いけど疲労する
743 :
吾輩は名無しである:2008/04/28(月) 23:22:12
>>742 深く同意。
学生時代メンタル的に不安定な頃にはまったけど、
どんどん病状が深刻化した気がしたw
そういうときだからこそ身に迫って読めたとも言えるが。
ある意味太宰など足下にも及ばない深い退廃が渦巻いている、
と言えるのが古井文学じゃないかと思う。
退廃の中に冷静さや分析力が備わってるからなぁ。洞察力が本当に素晴らしいけど
>>741-743の言うことはわかる。精神力が弱い人にはきつい部分がある。
745 :
吾輩は名無しである:2008/04/28(月) 23:49:48
こちらの現実感覚が破壊される感じがあるんだよな。
あやふやではあるが一応は捉えていると思いこんでいた現実が
ばらばらに解体されてしまう感じというか。
本人は本当にそういうところまで下って書いてるから
読んでいて同調してしまうと危うくなる。
でもホントにそうなったらいわゆる神経症、狂気だよねw
古井自身は強靱な知性と精神力でそういう境地から拾ってきた物を
作品にまとめ上げることさえできるんだけど、
読者の側には同調して混乱したまま置き去りにされる場合がある。
ま、その危うい感覚を楽しむのが醍醐味っちゃ醍醐味なんだが。
読者を神経症に追い込みにかかるなんて、どんなエンターテイメントだよw
こういう意味で俺が思う古井文学の最高峰は連作「水」と「山躁賦」、
そして短編「風邪の日」だと思う。
746 :
744:2008/04/29(火) 00:03:52
ageてんのは同一人物か?
変なのがわいてるしsage進行しとけ。
すぐれた作品ならどれもそうかもしれないけど、
古井作品は読んだらしばらくのあいだは自分の世界が古井色に染められてしまう
昏いというか
そばの樹を見上げると、物に?みかかる人間の腕を
思わせる大枝が幹の同じ高さから四、五本ずつ車軸
状に伸びて、それが何段かに重なって、力を宙へ発散
しながら、空へ迫りあがって行く。
749 :
吾輩は名無しである:2008/04/30(水) 22:46:50
古井はすぐに消える名前。
太宰とは格が違う。
750 :
吾輩は名無しである:2008/04/30(水) 23:08:57
いま古井の本で一番入手が難しいのって何だろう。
マイナーな『夜はいま』とか?
最近集め出したけど著作数が意外と多くてきりがないな。
>>750 夜はいま、って面白い?
最近古井由吉にハマって20冊くらい買ったけど、
まだそれを買ってない。
まだ5冊読んだだけなんだけど、どれも気に入ってます。
>>752 笙野スレで注意した者だが。お前最悪だな。
755 :
吾輩は名無しである:2008/05/07(水) 09:11:30
連休明け、おめでとう☆
756 :
吾輩は名無しである:2008/05/09(金) 11:17:23
熱いバトルは来週から?
期待してます!
758 :
751:2008/05/11(日) 03:35:50
>>757 20冊以上は買ったけど、まだ欲しいものが数冊以上あって困る。
そんな情報を聞いて若干たじろいでいるのだが、
最近興味を持った俺は、最初は何を読めばいいんだろう
760 :
751:2008/05/11(日) 04:20:16
このスレでも既出だけど
杳子・妻隠(つまごみ)
行隠れ
櫛の火
「聖・栖」
山躁賦(さんそうふ)
槿(あさがお)
仮往生伝試文
などが鉄板。
個人的には、
招魂のささやき
木犀の日 短編選
ひととせの 東京の声と音
この辺も、気楽に読めて良いのではないかなと。
仮往生伝試文は最初に読まないほうがいいと思うw
発表年月日通り追っていくのがいいかもね。
763 :
吾輩は名無しである:2008/05/12(月) 17:24:18
発表年月日通り追っていくなら「山躁賦」(講談社文芸文庫)の
作品一覧が役に立つと思います。
764 :
762:2008/05/12(月) 18:47:12
Wikipediaで古井の項目見れば、時系列で全部書いてるよ。
765 :
吾輩は名無しである:2008/05/14(水) 17:37:59
「山躁賦」(講談社文芸文庫)のほうは「自筆年譜」も面白いです。
766 :
吾輩は名無しである:2008/05/14(水) 17:46:09
堀江敏幸による「解説」はイマイチかな?
ものを食べるシーンでやたら麺類が出てくる気がする
768 :
吾輩は名無しである:2008/05/15(木) 13:23:50
>>767 オマエ古井初心者?
ラーメン大好き小池さんのモデルは古井だよ。
mjd!?
>モデルは実在のアニメーターの鈴木伸一(鈴木本人もラーメンが好きであるという)。
なんだよもう。信じかけちゃったじゃないか(#´・ω・`)
771 :
吾輩は名無しである:2008/05/17(土) 04:01:08
ブクオフの百均で妙なもの発見。 『日本ダービー十番勝負』寺山修司・古井由吉 他( 小学館文庫 ) ⇒題名うろ覚えで不正確かも 〓〓古井さんが、ごく普通に競馬の思い出話を書いている。 買っとけばよかったかな。
772 :
759:2008/05/19(月) 21:56:46
とりあえず、発表年順に読んでいこうと思う
レスくれた人ありがとう
まあ俺は沓子を最初に勧めておくよ
もう遅いかな
774 :
吾輩は名無しである:2008/05/20(火) 09:44:58
古井は「沓子」なんての、書いてたっけ?
775 :
吾輩は名無しである:2008/05/20(火) 11:39:38
書いてたっけ?って、オイオイコラコラ。 一応これが芥川賞受賞作です。
私のオススメは『聖』。
776 :
吾輩は名無しである:2008/05/20(火) 12:04:44
×沓子
〇杳子
発表年順に読むって最初の「円陣を組む女たち」の時点で入手困難じゃないのか
杳子だろ。何考えて生きてるんだ。
なーぁんにも考えてないよぉ
779 :
吾輩は名無しである:2008/05/21(水) 17:36:49
作家は「手」で考える。
782 :
吾輩は名無しである:2008/05/23(金) 10:36:25
783 :
( ̄ω ̄)獲らぬ狸 ◆ycr5A7VfSw :2008/05/23(金) 13:09:22
いやはや(笑)
784 :
吾輩は名無しである:2008/05/23(金) 13:49:59
笑いを取りたくば「書痙」よりぞ「手淫」で生姜、いやはや完全に外し増したねぇ〜(笑) 後終了様〜(笑)
786 :
吾輩は名無しである:2008/05/23(金) 14:45:05
ttp://www.tamabi.ac.jp/iaa/toptopic/index.html 風花 第25回朗読会
日時 2008年7月5日(土曜日)午後7時より
朗読 古井由吉×平出隆
料金 3000円(ワンドリンク込)
場所 新宿<風花> 新宿区新宿5-11-23
電話 03-3354-7972
※席に限りがございますので、恐縮ですが完全予約制とさせていただいております。
ご予約の際は上記電話まで日・祝を除いた午後8時以降にお電話ください。
<風花>東京都新宿区新宿5−11−23
最寄駅:都営地下鉄新宿線 新宿3丁目駅C7出口より徒歩4分。
788 :
吾輩は名無しである:2008/05/29(木) 16:15:22
「風花」での「朗読会」のことは知ってたけど
行ったことはありません。
ここな何人ぐらい入れるのでしょう?
古井病が治ってしまった
しばらく読めそうにないや
790 :
吾輩は名無しである:2008/06/02(月) 10:57:14
代わりに読む人を見つけるのも難しいし
791 :
吾輩は名無しである:2008/06/02(月) 10:58:40
>>784 爆弾仕掛けて吹っ飛ばすぞ、この糞どもが。
792 :
吾輩は名無しである:2008/06/03(火) 15:14:13
「古井由吉集」(新鋭作家叢書・河出書房新社)を図書館で
借りたところ、川村二郎の解説がよかったので、古書で買いました。
793 :
吾輩は名無しである:2008/06/03(火) 16:01:27
川村二郎のWikipediaより:
『内部の季節の豊穣』では内向の世代を論じ、独文科の後輩である
古井由吉を援護、また池内紀との共著、都立大の同僚だった篠田一士
との共訳などもあり、幅広く目配りをしつつ、幻想的な文学を中心に
評論活動を行った。
794 :
吾輩は名無しである:2008/06/03(火) 16:16:22
85 :吾輩は名無しである:2008/02/05(火) 07:29:31
ガンズみたいなバンド目指してる高校生達の話で思い出すのは、
原田やよいの熱いビートで抱きしめて。講談社のティーンズハート。
だと思った。ホワイトハートかも・・。
とにかく、たかみのギブソンよかめちゃくちゃパワフル、おもろかった。
芥川とってるのに、少女小説のほうがすごいとは・・。
槿が転換点みたいな感じなのかな
796 :
吾輩は名無しである:2008/06/09(月) 15:54:53
最近『水』を読んで、再評価しています。
797 :
武陽隠士 ◆UCfK2Lx59s :2008/06/10(火) 00:10:16
「文芸誌を開いて古井由吉をイヤイヤ読んでたら突然文章が下手になった。
不思議に思って子細に調べなおしたら違うページの中沢けいの小説を開いてた…云々」
てな意味のこと金井美恵子がある創作合評で言ってたことがある(年長の友人の教示)。
古井の小説はスゴいと思うけど私は読んでるとき実は気持ちが悪い。
読んでると、体中を蟻が這いずり回る嘗めるような視線みたいなものを感じてくたびれる。
798 :
吾輩は名無しである:2008/06/10(火) 16:57:55
いま、川上未映子の「乳と卵」を読んでいますが、
歳のせいか疲れます。
この作品は、初出の「文学界」(2007年12月号)を図書館で借りて
読んでいるのですが、単行本のほうは、予約件数238件です。
「杳子」もこれほどの予約数ではなかっただろうな・・・
799 :
吾輩は名無しである:2008/06/11(水) 01:01:45
>>796 転換点というべきものがあるなら「山躁賦」だろうね。
発表順は「槿」より前だけど、以降に顕著になるエッセイと小説の融合というか、
古井流私小説と言ってもよい試みが始まったのはここからだったと思う。
「槿」はむしろそれ以前の古典的小説形式の集大成という感じだと思う。
800 :
吾輩は名無しである:2008/06/11(水) 01:04:10
>>798 >予約件数238件
なんか悲しくなってくるな。
たいして高いもんじゃないんだから買えよと。
図書館の存在は否定しないけど、もう新刊本を置くのはやめろよと思う。
802 :
吾輩は名無しである:2008/06/18(水) 15:16:48
>>801 再読、再々読に堪える本が減ってるのかも・・・
だから、買わずに借りる。
いや、図書館ほんと、新刊買いすぎ。
再読に耐えないものなんか、いくらでもブックオフで立ち読みできるんだからさ。
古井論でオススメの本とかある?
805 :
吾輩は名無しである:2008/06/20(金) 10:36:39
>>804 「古井由吉論」とか「内向の世代論」とか読んだけど、
たいしたことなかった。
むしろ、「水」(集英社文庫版)に収められている小川国夫による「解説」
をオススメします。
またそうやって特に入手困難な本を薦めて
807 :
吾輩は名無しである:2008/06/20(金) 13:24:13
>>806 すみません。最近「水」を図書館で借りたところ気に入って、Amazonで
古書を探したところ、講談社文芸文庫版0冊、集英社文庫版9冊あったので
それを買ったのです。ちなみに図書館で借りたのは文芸文庫版でした。
では、小川国夫の「解説」から、キーセンテンスを抜粋します。
いわば、肉体の記憶の中から、物の意味を探し出そうとする。これが
古井が独特な文学者である第一の理由だといえる。
>>805 >>807 紹介ありがとうございます。面白そうですね
「肉体の記憶」「”物の”意味」というキーワードが気にかかりますね
809 :
吾輩は名無しである:2008/06/21(土) 00:24:32
一部英訳されていますが外国ではどんな評価を得ているんでしょうか
811 :
吾輩は名無しである:2008/06/22(日) 18:14:06
古井オタって平野スレでアホを見せ付けたレベル
>>804 雑誌の対談とかで面白いのがあった。後で本棚調べておくよ。
813 :
吾輩は名無しである:2008/06/23(月) 14:20:52
>>810 http://www.hirokiazuma.com/blog/ 7/5表象文化論学会続報
標題の学会でのシンポジウム、パネラーの中原昌也氏が出席を取りやめたとの連絡が一週間ほどまえにありました。
中原氏欠席の理由は明らかにされていませんが、噂は伝わってきています。
この世界は死ぬほど狭いんで、すぐ噂が立ちます。
いまからでも遅くないから、ぜひ出席しましょうよ!>中原さん
というか、ぼくも中原さんがいないと楽しくないって……。
もしこのブログを読んでいたら、ぜひ連絡ください。なんならケータイにでも。
「噂がたつ」とか書いてんじゃねーよ。最悪。
815 :
吾輩は名無しである:2008/06/25(水) 16:58:25
「噂」は普段は座っているとは知りませんでした。
それとも「寝てる」の?
アホか。噂ファシズムで脅すなってことだよ。このネット族が。
ほす
818 :
吾輩は名無しである:2008/06/28(土) 19:31:36
中原が欠席の理由って古井と関係してるの?
819 :
吾輩は名無しである:2008/06/29(日) 07:32:20
>>814 噂が立つって表現、辞書にも書いてあるよ
後数レスも読めないのか…
821 :
吾輩は名無しである:2008/07/07(月) 12:02:47
新潮8月号「朝の虹」
822 :
吾輩は名無しである:2008/07/08(火) 14:41:32
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823 :
吾輩は名無しである:2008/07/08(火) 14:42:16
797は結局何?
金井は古井の事をどう思ってるの?
古井さん、ちょっとだけ東に食って掛かってたね
825 :
吾輩は名無しである:2008/07/09(水) 01:08:44
>>824 詳しく教えて
いつ、どこで、どういう風に?
知りたい。
826 :
吾輩は名無しである:2008/07/10(木) 17:56:06
>>824 まだまだ元気!
「朝の虹」を読めば、わかります。
827 :
吾輩は名無しである:2008/07/11(金) 01:21:13
恥ずかしながら2ちゃんねるで初めて知った作家さんです
杳子妻隠今から読みます!
829 :
吾輩は名無しである:2008/07/12(土) 21:20:01
どうしてSは杳子に構うようになったの?
ほっとけない感じ?
この小説の主旨?がわからない…
830 :
吾輩は名無しである:2008/07/12(土) 21:46:14
古井はもう終わった作家だろ
>>821 >>826 確かに、朝の虹は、最近の中では飛び抜けて元気があった気がする。
一番得意なネタで走り回ってる感じ。
832 :
吾輩は名無しである:2008/07/23(水) 16:57:26
620 :吾輩は名無しである:2008/04/24(木) 21:47:43
>>613は逃げ腰になったな。
え?実際に実名同士で連絡取り合うって逃げ腰なの?
>>なぜ、人に新しい事を書かせようとするのか?
評価してほしいんでしょ?
>>なぜ、同じ条件で勝負しないのか?
互いにオリジナルで2000字書きましょうよ。
>>すでに279の文章があるし、
>>他の人も同じ文をリライトしてるからさ、
>>君がリライトすると、他の人との比較もできるから。
平野くんの文章を平野くんの了承なしに勝手にリライトして
つまり他人の創作物に勝手に手を入れて、評価を求めること、
それ自体に、批判をしてるのに。
マジな話で言えば、平野本人に連絡とってやればいいの?リライトしていいですかって。
実際、何人か経由したら、連絡とれるかもしれないルートもってるし、やってみる?
本人のいないところで勝手にリライトするのは創作に対する冒涜だと思ってるんでね。
>>理屈はいいから、君も同じ条件で勝負すれば?
つまりオリジナル同士で、互いに連絡とりあって、サシで2人で、外野無く話し合ってから、
オリジナルをどこかで出して、ネットで評価してもらうようにしたらいいじゃない?
833 :
吾輩は名無しである:2008/07/23(水) 16:58:03
622 :吾輩は名無しである:2008/04/24(木) 21:50:19
>>618 2ちゃんねる経由で知り合ってる作家もいるしなぁ。
捨てアドで連絡し合うってのは、無理な条項じゃないぜ?
やるなら、オリジナルで勝負しましょうよ。きちんと。
これのどこが逃げ腰なのか、さっぱり。
あと、リライトで勝負したいなら、平野本人に連絡とるわ。一応可能だし。
でも、リライトしたいでちゅー、理由は、自分のリライトで評価されたいでちゅー、
かなり馬鹿な話だけどね。やりたいのは
>>279です、
って言い切って、
>>279の実名で平野本人に申し込むならいいよ。
834 :
吾輩は名無しである:2008/07/24(木) 21:13:10
痛い発言だなw
朝の虹よかったね。
行隠れの
「○○は容赦ないなあ」というせりふがすき(姉の名前を忘れてしまった)
837 :
吾輩は名無しである:2008/08/04(月) 20:18:59
9月10日
講談社文芸文庫 夜明けの家 古井由吉 1,575円
>>824 先日の講演会では、「文学とは『声』なのかもしれません」って言ってた。
その素直さにびっくりしたw
『辻』を読み始めました
それぞれの短編の続きを読みたいw
840 :
吾輩は名無しである:2008/08/10(日) 13:07:36
辻の文庫化はいつかなー
841 :
吾輩は名無しである:2008/08/19(火) 22:52:25
最近読みはじめました
近影を見てストイックな学者タイプかと思ってたけど、昔の文庫に載ってた写真見たら油ギッシュな感じで笑った
いろいろ堪能してそうな顔だった
842 :
吾輩は名無しである:2008/08/19(火) 23:34:57
この人は題名のセンスがない。ぱっと見で売れないと分かる。
>>839-840 なんか辻を2冊買ってしまっていた。
買ったの忘れてもう一度買っちゃってた。
古井の本には出合ったときにすぐ買う癖があるから困る。
脳が溶ける奇病
848 :
吾輩は名無しである:2008/08/21(木) 00:48:32
古井先生は、いつになったら殻を破ってくれるの?
筒井康隆なんかより、古井由吉がラノベに手を出すべきだな
いっそ携帯小説とか書いてみて欲しい
851 :
吾輩は名無しである:2008/08/21(木) 02:01:32
>>850 それはやめた方がいい
古井の良さが消えてしまう
>>851 実力がある人だし、強制的に書かねばならない状況だったら
さすがは古井由吉だと思わせる文章を書いてくれると思うよ。
携帯小説は恋空的なものが売れてるから悪い印象もあるが、
基本的に、字数制限と改行のタイミングの違いというだけだし。
古井が書いた携帯小説が売れるかどうかは別として、一定の質の文章を書くと思う。
そこらへんの作家と、持ってる力量が3桁は違うからね。
どんな作品になるのか見てみたいという気もする
854 :
吾輩は名無しである:2008/08/22(金) 23:20:50
アホか
古井は文字数=情報量があってなんぼの作家だろ
それよりも月並みだが、芥川が生きていたら、ケータイ小説やってほしい
>>854 そりゃお前、古井を読めてないだろ。
これ以上は荒れるから、お前が何を言っても放置するが。
改行のタイミングの問題なんだから、音声的に文章を描くことも可能だよ。
文字数は増やすことも減らすことも可能だ。
携帯小説は、お前が大好きな恋空だけが表現方法じゃないんだしさ。
856 :
吾輩は名無しである:2008/08/22(金) 23:26:21
>>855 自分の意見が否定されたら、以下放置ですかwwwwww
オタってのは痛いなwww
858 :
吾輩は名無しである:2008/08/23(土) 01:23:33
古井の携帯小説云々とかいうくだらない妄想で喧嘩してる君も
十分痛いということに気づきましょうね。
とりあえず喧嘩はよそでやってくれ。見苦しい。
>>858 住民全員がスルーしてるんだからスルーしろって。
荒らしにスルーするのは同じ荒らしだぞ。こいつ前にも荒らしてた粘着だろ。
1本釘さしとけば、それでいいんだよ。
『辻』に出てきた、半分の給料で倍働かされるというフレーズが『忿翁』にもあった
861 :
吾輩は名無しである:2008/08/23(土) 14:11:02
大江に比べるとたいしたことないな、このジジイ。
大江は抽象に偏りすぎて苦手
四つ辻に新しく出来たその店から、袋を下げて出た彼は、横断歩道を間違えて歩きだした。
そのことに気がついたときには、玉川の上水路の土堤の林に近づいていた。
途中、人家の庭から竿灯めいたコブシの花盛りが見え、彼の家の庭にもあるアンズの花も見えた。
彼の脳裏にあることは、これから十年をどう過ごすかということであり、それは実に煩わしく、
その一つ一つの細部に思い当たる度に、彼はどうしてもそうせざるを得ないとでもいうように、
しばらく立ち止まった。五分やそこらの時間では、どうにもならないほど、多岐にわたった細部なのだ。
そのためには、帰るべき道のりでは足りないぐらいだった。
『水』に入ってる「狐」をうわあああとなりながら読んだ
読んでるとものすごい体力削られるのを感じるけど、これが体力気力みなぎってる時だと
文字の上を眼がすべるばかりでちっともよめない。
苦しいときや真夜中に異様に目が冴えてしまったときなど、滲みるように読めるんだがますますつらくなる
でも読むのをやめられません><;
866 :
吾輩は名無しである:2008/09/06(土) 23:30:37
862みたいなのが古井ファン
古井も抽象だろwwwwwwwwwwwwwwwwwww
眉雨に入ってる「邯鄲の」って、ほかの短編集にも入ってる?
30手前の職にあぶれた主人公が、先輩の家をたずねる途中で気のいい泥棒とすれ違うっていう話
なんかデジャブ感が・・・
>>867 釣られちゃダメだよ 前から一匹まぎれこんでるからさ。
雨宿り先の庇に先客の老人がいるってのもけっこう出るよね。
夜明けの家の文庫、出てるね
872 :
吾輩は名無しである:2008/10/03(金) 14:06:27
l
訝しった
874 :
吾輩は名無しである:2008/10/29(水) 00:15:56
外国語じゃあ古井先生のニュアンスが伝わりにくいのだろうか
ノーベル賞だろう
875 :
吾輩は名無しである:2008/11/13(木) 17:44:30
妻隠のテーマはなんですか?
白昼の人妻
877 :
吾輩は名無しである:2008/11/20(木) 21:04:23
>>876 もっと、こう、なんて言うんですか、
人間の隠れている部分の・・よくわからないんですが
なんなのでしょうか
あー、澱だなオリ
このスレで聞いても答えられるやついないから
>>875 人と人とのあわいの襞目についての小説。
“人と人とのあわい”とは自意識レベルの問題ではない(も含むことはある)。
一緒に住む女と男は“人と人のあわい”の今一つの例となる。
『漱石の漢詩を読む』 古井由吉 著
岩波書店 12月19日 税込価格:1,995円 ISBN:9784000237215
漢詩において、漱石の文学的想像力はもっとも自由にはばたいた。
定型と象徴の力が照らす、現代日本語の衰弱。
ホシュ
この人の作品でオススメって何?
アサガオあたり?
884 :
吾輩は名無しである:2009/01/05(月) 05:25:25
あげ
のがわ
保守
890 :
吾輩は名無しである:2009/03/14(土) 15:11:53
小説の読み方~感想が語れる着眼点~ (PHP新書 588) (新書)
内容紹介
好評『本の読み方 スロー・リーディングの実践』の続編。
本書では、現代の純文学、ミステリーさらにはケータイ小説も含めた計九作品を題材に、
小説をより深く楽しく味わうコツをわかりやすく解説する。
ポール・オースター『幽霊たち』
綿矢りさ『蹴りたい背中』
ミルチャ・エリアーデ『若さなき若さ』
高橋源一郎『日本文学盛衰史――本当はもっと怖い「半日」』
古井由吉『辻――「半日の花」』
伊坂幸太郎『ゴールデンスランバー』
瀬戸内寂聴『髪――「幻」』
イアン・マキューアン『アムステルダム』
美嘉『恋空』――
それぞれの読解で提示される作家ならではの着眼点は、読者がブログで感想を書いたり、
意見を交換するうえで役に立つものばかり。作家をめざしてる人はもちろん、
一般の読書ファンにとっても示唆に富んだ新しい読書論。
古井さんとか佐伯一麦さんとかの作品は好きだけれど
生活できてるのかなぁ、と時々不安になる。
売れてるか、売れてないかだけで言うと、もちろん後者なわけだし
ちょっw、お前っ、馬鹿にしすぎww
売れてなくとも周りが死なせないさ
古井先生って良い人なんだろうね
ほとんどの作家が古井先生のことは好きって言ってるし
作家が現役の同業者を? たとえば誰と誰?
杳子のメンヘラ具合がひたすら怖い
処女なのは良かった
栖のほうが怖いんだぜ
ちょっと読んだだけだと昔の作品の方が舞台設置なんかも含めて読みやすいんだけど、
残るのは近年の作品なんだよなああ。
899 :
吾輩は名無しである:2009/04/25(土) 20:47:24
厨2二流作家支援あげ
900 :
吾輩は名無しである:2009/05/09(土) 03:46:21
871>
『夜明けの家』(文庫)には”福者”とすべきところが”福音”誤植されています。
ふむ
「白髪の唄」が大好きだ
ふむ
「楽天記」も良い
ふむふむ
古井先生の最高傑作は何でしょう?
確かに難しいな
難しいな…
ステージごとに目的が明確だと思うから、どれが一番優れていると思わない。
その時期にあわせた作品を出してるので、初出年月日と合わせて読むのが好いと思うよ。
自分は最初、「杳子・妻隠」を読んで、次もこの感じが続くなら飽きるかもと思った。
でも「聖」を読んでどっぷりはまった。
初期のを読み返して感嘆し、最近のを読んでも言葉の旨味に揺さぶられている。もう、どうしようもない。
波が合わないと読めない
いまは合わないので字面を目がすべるだけでまったく入ってこない
確かにね。手軽にパクパク読めないです。
お前らの頭の悪い感想は要らない
その分、はまるとずぶずぶとどこまでもはまっていくんだけどねー
そうだね〜。田圃のドロと同じですよ〜
わかるわかる
素晴らしい書き手
それは、揺るぎない
>>921>>920 入力ミスが多い私だが、これはわざと。
別に大きいほうを先にしても構わないじゃない?
まあどうでもいいことですね。すいません。
恥ずかしい
そっとしておいてやれ
了解しました
それで最高傑作は何ですか?
>>928 一般的には(何が一般的かは難しいがw)『仮往生伝試文』だろうな
どの作家も最高傑作を選ぶのは難しいよね
>>931 まあね
そういう議論で意見の一致など見たことがないw
そう、大抵不毛な論争で終わる(というか論争にすらならない場合もある)
主観と客観の峻別は難しいからね
そう、そして結局決められない
杳子は古井版ノルウェイの森
重要なことなので二度言ってみました
歴史は繰り返す
なるほど教訓ですね
なるほど
あらま、そうなのか…
それは聞いてみたいな
>246
…全然読めねえじゃん 文学界、買った奴は要点UPしろ
シマダは古井氏を引っ張り出せば
おのれの軽薄さが隠蔽できるとでも思ってんのか 甘いぞ
いまだに生きるムジールの怨霊て感じの作家
意味不明
確かに読みたい
買えよ。もう俺はとっくに読んだよ。
で?感想は?
>>946 これはほんとつまらなかった
古井の発言もなんだかなだけど、それ以上に島田の空回りに読みながら呆然憮然
「すばる」のバックナンバー(09/2)から「招魂としての読書」を読んだ後だったけど、
こっちの方がずっと古井らしくてよかった
なるほど
なるほどなるほど
作品をもっと文庫化して欲しい
「円陣を組む女たち」が読みたい
同じく
http://d.hatena.ne.jp/jun-jun1965/20090422 古井由吉はほんとうにそんなに凄いのだろうか、と問うことは、
その人の立場によっては、どんなホラー小説よりも恐ろしい。
そんな問いを口にした瞬間、ああっすみません、
つい素朴な疑問を、私には文学が分からないのです、古
井さんの深遠な世界が分からないのです、許してください、
と叫び出しそうになるくらい恐ろしい。
初期作「先導獣の話」が実はいちばん面白かった。
「円陣を組む女たち」もいい。
だが私には「杳子」がどうして名作なのか分からない。
しかし当時は、内向の世代論争というのがあった。
それから『槿』を読んで、ふーんと思ったら、
江藤淳が「退屈の美学」で批判していた。
だが江藤が死ぬと、弟子だった福田和也は『作家の値うち』で古井を絶賛した。
『仮往生伝試文』を世界文学の最高峰レベルと評した。
しかしこの本は、出てから20年もたつのに、文庫にならない。
大江健三郎なら、賛否両論、毀誉褒貶が激しいが、
古井については、人は讃辞しか呈さない。しかし売れない。
売れないのが偉さの証しのように、人は思わされる。
アマゾンのレビューも賞賛で埋め尽くされている。
まるで裸の王様のように「古井由吉は本当はつまらない」
などと言おうものなら、密かに処刑されそうである。
実に恐ろしい。
私はその『仮往生伝試文』を読んでみたことがある。
これが小説か、と思った。
『白髪の唄』も読んでみたことがある。
あとなんか読んだことがある。
それが何か?
すべての作品が素晴らしいわけじゃないしこのスレでも「やる気なさ杉ワロタ」みたいな評を受けた作品があったろう
すべてが素晴らしいと敢えて言ってみる
敢えて同意と言ってみる
敢えて同意に同意と言ってみる
それもまた一興
肌に合わない人にとっては、それがどんな名作でも合わない。
それでいいと思う。小谷野さんもその辺はわかっていると思う。
もっとも、小谷野さんがいくらボヤいても、ケンカの売りがいが
まったくないところがまた古井っぽくていい。
もっとも、古井にケンカを売っているわけではなくて、
古井をとりまく状況にケンカを売っているのだけど。
なんとなく『忿翁』読み返してみた。やはりいい。
どの短編も好きだけど、「槌の音」「白湯」「坂の子」あたりは滲みる。
>>969 なかなかの力作である。
『仮往生伝試文』にハマるためには、ちと修行不足と思われる。あと少なくとも…100年
吾輩は飯を食いたいと思う。飯休
>江藤淳が「退屈の美学」で批判していた。
この論文?だか小文だかはどこで読めるの?
『批評と私』(新潮社)だったかな
ありがとう
探してみます
のんびりとした気分で読みたいね
のんびりじっくり読むしかないね。サクサク、チャッチャとは読めましぇん。
だね。熟読だよね、熟読。
どうしてこんなスレでまで自演するかなあ
992 :
991:2009/07/08(水) 20:00:45
すいません誤爆でした
丁寧でよろしい。