1 :
吾輩は名無しである:
テストに狙われそうな問題押しててください
2 :
吾輩は名無しである:2006/03/03(金) 18:58:37
誤爆
教えてください
何か行動起こすときの悪さがにじみ出て悪いんだけど
国技の名前を出さないから注意します。
ずぅーと、押してますが、いつまで押してればいいんですか、この問題。
しかたない、私も協力しよう。
3時間交代で押してないか?
6 :
先生 ◆LD/Dd4/cno :2006/03/04(土) 13:14:50
指がつりそうだ、誰かそろそろ交代してくれないか?
代わるからすぐ離せよ!
>>7 やあ、交代に来たよ。
俺が押してるから、飯でも食って来たらどうだ?
あーいつまで押せばいいのやら
Kはいつごろから死のうと考えていたのですか?
上野から帰った夜
あれから、どれほど時間が経ったのだろう。
誰も居ないここで、こうして問題を押し続けて、
ただ、立ち尽くす俺は馬鹿だ。
まるで既に、死んでいるようじゃないか、俺は。
>>13 悲観的になるな。
君の懸命な努力のおかげで、
>>1も文学の本質に近づこうとしている。
死んじゃいないぜ。君は
>>1を生かしてるんだ。
さあ、交代の時間だ。俺が押しとくからさ。
でも、また戻ってこいよ。まってるぜ。
ただ押しているばかりではなく、たまには引いてみる柔軟性も必要だと思うんだ、僕は。
>>14 やあ、遅くなってすまない、寝過ごしてしまったよ。
どうも悪い夢を見た。いやすまん、こんな話は仕様のないことだ。
さあ代わろう、俺は寺の息子だ、こんなことで衆生が救われるならば
喜んで押しているさ。さあ押すぞ、体が挫けようと俺の魂が押し続けるさ。
どうもいけない、名を疎かにするとはな。
だが、なんだって K なのだ?
はたして既に俺は原の形そのままの名を
纏う価値のないものとなりはてたか。
気がつけばまた、時が経った。来る者は無し。
身動ぎもせず俺は、問題をただ押していたのか、地に根を生やして。
鳥は、去ったようだ。
この暗澹と広がる森、黒く連なる枝を縫って一羽の鳥が現れた。
俺の肩に爪を掛け翼を休めながら、身も凍る陰惨な声は、現の世の消息を歌った。
種々の想念が浮び消えて行くうち、俺という在り処もやがて朦となった。
静かだ、ここは。来る者はなく、居るものは語らない。
19 :
先生:2006/03/10(金) 23:05:43
「そのとき,私はお嬢さんから離れたくなくて,疲れきっている K に,
そんな感情などおくびにも出さず
『精神的に向上心の無い者は馬鹿だ』
と云い放ったのです.あの時の私は残酷でした.
馬鹿だ。今だ虚空に漂う、この言葉を聞く。
影射さぬ闇に立ち尽くす俺の体も、その響きにはびくと震えるようだ。
今や問題は指先と一つに凝り、闇と己の見分けもつかぬ。
21 :
吾輩は名無しである:2006/03/27(月) 17:45:24
まだちゃんと押してますか?
22 :
吾輩は名無しである:2006/03/30(木) 01:50:40
どうでもいいが、スレタイ見て、下條アトムのナレーション思い出したじゃないか。
23 :
吾輩は名無しである:2006/04/14(金) 23:16:56
遺書を貰った私のその後はどうなったのか…。
先生の奥さんと結婚し、仲良く暮らしましたとさ。
25 :
吾輩は名無しである:2006/04/29(土) 17:47:24
26 :
25:2006/04/29(土) 17:50:05
27 :
吾輩は名無しである:2006/05/11(木) 15:46:07
主人公も青年の父親も死ななかったんじゃ無いのかなぁ?五木寛之的に言わせてもらうと「世の中死にそうな人程、なんだかんだ言って死なない場合がある」みたいな事言ってたから。
28 :
吾輩は名無しである:2006/05/11(木) 15:48:59
五木は病弱で常に近いうちに死ぬと覚悟してたらしい。そで悟って開き直って、人はいつか死ぬから精一杯生きようと覚悟して今に至ってる。
29 :
吾輩は名無しである:2006/05/11(木) 15:52:33
漱石は実は落ちを考えてて主人公と青年の父親は老衰で亡くなりました。しかしいつも死を覚悟した癖にうだうだ、だらだらして結局長生きした二人は何の為の人生だったのでしょう と書いてたと思う。
漱石の孫。夏目房之助さんの本を読みませう。
『夏目房之助の「で」』。ブログです。
間違えた。夏目房之介の「で?」。
32 :
吾輩は名無しである:2006/05/30(火) 19:44:35
俺は門外漢だから、テクスト論とか言われてもよく分からんが、
これだけはいえる。
小森陽一や石原千秋の「こころ」の読みは明らかにおかしい。あまりにお粗末。
奥さんが処女だって? 笑わせるな。
散々最新の文学理論をいじりまわした挙句得られた結論が、
奥さんは処女で「私」と結ばれただと?
先生は奥さん以外の「女」を知らないといってたじゃないか?
奥さんは、性交渉のない夫と第三者の男の前で、わざわざ子供が欲しいという話を
もちだしたわけだ?
テクスト論とか言いながら、
彼らはテクストをまったく読まないんだなって、思った。
33 :
吾輩は名無しである:2006/05/30(火) 21:52:27
子供の話を持ち出したのは先生に対する
奥さんの「挑発」じゃないの?
Kが自殺する場面にはショックを受けた。部屋中、血が飛び散って、
家主も主人公も引っ越す。そういう場面がリアルに描かれるところが凄い。
Kの遺書を開く場面にはハラハラしたものだ。
>>32 そのとおり「おかしい」よ。
ただ、小森陽一は東大教授・石原千秋は早大教授、
それ(肩書き)だけで正しく(というか「真説」に)なるんだな。
人文科学研究なんて、所詮そんなもんだ。
挿入しても射精の瞬間にKの自殺現場が頭に浮かんで
萎える、とかならありそうだ。
心を超える教科書的に正当な文学を
我々は未だ見ない
村上春樹には生涯、無理だろう。
性描写が下品だからね。
「こころ」は漱石の作品の中で最も人気があるのですが、友人を取ると「それから」、
女を取ると「こころ」になる。ということでしょう?
>>40の言う性描写があったら、
連載小説にはならなかっただろう。漱石は新聞記者の作家だったから。
42 :
吾輩は名無しである:2006/08/01(火) 18:09:02
アメリカで、夏目漱石のこころがゲイ文庫の所に並んでて、
思わずもう1回読み直しちゃったよw
43 :
吾輩は名無しである:2006/08/07(月) 18:49:25
ゾマホンが「こころ」酷評してたな
親友に女盗られたからって死ぬなよってw
こころがゲイ文学として論じられてる論文があるんだっけ?
大橋洋一の論文でそのこと知ったんだけど
誰のだか忘れちゃったよ。
45 :
吾輩は名無しである:2006/08/10(木) 02:09:53
いくらKが哲学科の東大生でも、あんな観念的に日常を生きられる
のかね。
何でKは死ぬ必要があったのだろうか。先生を小馬鹿にしてたのに。
Kが、奥さんをそんなに想う描写って、あったけ?
実は「こころ」の先生は躁鬱で悲しい人だったのです。Kの自殺の原因が自分にあると
過剰に反省したということを、中公新書の「病的性格」懸田克実著で昔読んだよ。
今だったら躁鬱病患者で鬱の状態だったとか。
>>45 三部は先生の一人称だから、Kの奥さんへの気持ちは具体的に描かれなくていい。
Kが自殺したのは、宗教の禁欲精神と女性への恋愛という二つの矛盾を解決できなかったのが大きな原因だろう。
それは精神的な悩みなんで、あなたの言う通りですよ。しかし、病気だから自殺を選んだ、
と見るのが現代的なんではなかろうか。
49 :
吾輩は名無しである:2006/08/13(日) 19:59:56
昨日読み終わった。
先生とKの気持ち、本当によくわかるから夢中で読んだよ。
結局人間てエゴイストだね。
教訓「『気持ちがよく分かる』という誤解」
これの感想だといって三十人くらいの
クラス中の十代が「エゴイストエゴイスト」と
いっている図は気色悪い。
改めて読み直してみて、やっとKと先生が自殺した理由が分かった。
漱石自身が神経症なんだっけ?
さすがにいっぱいいっぱいの人間の心理描写がすごくリアルだな。
わかったんなら、その理由書けよ。
54 :
45:2006/08/16(水) 02:20:10
>>47 >宗教の禁欲精神と女性への恋愛つの矛盾を解決できなかった
確かに、Kは、哲学と宗教の話で私を困らせた、と書いてあるね(下19)。
でもさ、『私の文明論』なんか読むと、あんまり宗教的な話は無いよね。
何かKが哲学に通じた神秘的な人間に描くだけで、Kが何故そういう
哲学的思考に正しさを感じたか、一切述べられてないのではないか。
結局私には、何故Kが宗教の禁欲精神を正しいと感じたのかわからない。
だから、何故自殺したのか、わからない。
Kはいつから先生の気持ち(奥さんへの思い)に気付いていたのかな?
>>54 それは明治と現代の考えの違いじゃないのか?
現代は生臭坊主が多いけど、当時は坊主=禁欲的という意識があったと思われ。
>>56 Kの実家は真宗
真宗は仏教の中でも最もゆるい宗教
そもそも釈迦自身が苦行を否定してる
Kは石川啄木だったんですか?
高橋源一郎「日本文学盛衰史」に書かれていたが…
59 :
吾輩は名無しである:2006/08/19(土) 01:31:06
Kが自殺した理由を800字以内にどなたかまとめて下さい(笑
夏になるとこの手の課題が出されるので嫌になります><
ちなみに〆切は8月19日午前9時までですから相当焦ってます^^;
この時間帯誰も見てないかorz
(:D)| ̄|_ =3 59
kの自殺理由私的概略
「なぜ先生はkを自殺に追い詰めたのか。
それはお嬢さんを奪い合う獣じみた闘争の火花が、
『精神的に向上心のない者は馬鹿だ』という言葉の暴力によって実現されたからだ。
けれど先生はこうも考えている。
kはもともと宗教に行き詰まり、死ぬ筈だったのだ。
お嬢さんの婚姻に関する友情への背心事件は、
飽くまでそれを助長する「些細な問題」だったに過ぎない、と。
読者は――つまり、こころの書生への同一化を通じた主体は――とりもなおさず
そのような先生の苦悶が、『明治の精神』への殉教という大義への転換を通じて
解消されなければならなかったことを知る。
だが私は思うのだ。死ぬことで救われる道など無いと。
平成の精神がもしこころのなかに根付いているならば、生を信じることにのみあるだろう。
漱石がkの死――それに巡じた先生の死――を通じて我々に伝えたかったのは、
真なる善意の究極は生き直す中にあるという、切腹的精神への強い反省心なのではないか。」
あとはてきとーに引用・盗用すれ
して寝れ
63 :
吾輩は名無しである:2006/08/19(土) 11:10:51
>61の「だが私は思うのだ〜」いこうの文章は、
「Kが自殺した理由を800字以内にまとめよ」という問には、
不適当なんじゃないか?学校の先生なら、びーって
赤線ひいちゃうんじゃないの?よー分からんけど、
>>63 そーだよ
カタブツ教師=ばかだもん
120点の答案に50点しかつけられないのは無能だからだよ
65 :
吾輩は名無しである:2006/08/19(土) 12:51:19
真理は生の中にしかないし、ストイシズムも大事だと思うよ。
66 :
45:2006/08/19(土) 20:53:00
やはりKが死んだ理由はわからない。
それにKが死んだのは、明治時代だろ。ちょうど、その頃から
日本では西洋風の恋愛の概念が成立し始めた、という系譜額的議論
もあるわけで、ますますKが軽薄に見える。wikipedia「恋愛」項目参照。
一言でいえば挫折でしょ。
恋愛と求道の葛藤で引き裂かれた挫折。
更にいえば、恋愛をも含めた宗教的求道への挫折。
キルケゴールでいえば
信仰へ飛躍し得ず、倫理的な実存段階で絶望して自殺の道に走った者
という話だと思います
あのさあ、俺これで結構がんばってたのよ、まあ生来の環境ってのも
あったと思うんだけど、克己心だとか、人としての崇高なる務めだとか、
ま、下世話に世に身を立てて錦を飾るなんていうちっちゃな野心だとかさ、
精進してたのさ。
振り返って見りゃ、いじましいくらい凝り固まって一生懸命がんばっていたんだが、
奴のあれね、あの、馬鹿だ、は効いたよ。数珠の玉が一巡りするように俺の吐いた
言葉が頭の上から降ってきやがった。 あれでほとんど決まったようなものさ。
優柔に日を過ごしてしまったのは重ねて迂闊だ、なんて薄弱な男だ俺は。
奴を恨んでなどいないさ、踏ん切りをためらって余計に奴を苦しめてしまった。
こうも薄志弱行で人の情に疎い俺は、生きながらえたところでどのみち望みなど無いさ。
父母を欺き求めた道を自ら欺こうとした俺が、形の上でとはいえ友の欺きに背を押されて逝く。
よくできていやがる、巡りもどる言葉の報いだな。
質問。
先生の自殺理由がわからない。
「私」がいるいま、新たな時代を生きる必要がなくて死んだのか、
罪悪の解決として死ぬ必要があって死んだのか、
純粋に明治に殉じたのか、
そもそも先生は死にたかったのか死なねばならないと思っていたのか、よくわからない。
あと明治=自由と独立と己れに満ちた現代なのか?
上げておこう。
先生は自らの良心の為に切腹したんではないですか。
サムライにとって命より大事な命信義を裏切りながらも
のうのうと暮らすなど、とても『明治人』に出来た猿芸ではない、
と漱石は言っておきたかった筈。
それは日本の美学だよ(^0^)
73 :
吾輩はナアリである:2006/08/20(日) 18:55:23
夏目漱石って両親に好かれてなかったみたいだにゃーー;
74 :
漱石:2006/08/20(日) 22:14:49
「先生」はどうして「私」にのみすべてのことを打ち明けたんでしょうか?
75 :
わがはい:2006/08/20(日) 22:43:23
Kの性格と先生の性格はそれぞれどんな感じなんですかね。教えてください
>>75 Kの性格はよくわからない
先生の性格は俺みたい
77 :
わがはい:2006/08/20(日) 22:58:44
先生はどんな感じですか?
若い頃は自分と家族のみ善良な人間で他人は皆ズルくて強欲な人間で敵だと思っていた
東京に出てきて同学年の奴らは苦労知らずで気楽やなーと思っていた
若干被害妄想気味
そのわりに、のど元過ぎれば熱さを忘れるタイプ
人間不信の為、人に本心を打ち明けたことが無い
一見、人畜無害風だが、実はプライドが高い
今まで軽蔑してきた人々と自分が同じだと知って落ち込む
なんか、もう、自分が生きている価値のある人間だと思えなんですけど
みたいな性格
79 :
わがはい:2006/08/20(日) 23:27:16
教えてくれてありがとう。
Kは俺も良く分からない
>>74 思想を託す相手として『精神的に向上心のある』学生を選んだんだと思いますね。
それがお嬢さん=奥さんではなかったところが、このお話の悲劇なんです。
81 :
漱石:2006/08/20(日) 23:37:17
奥深いですね
>>81 決して浅くありません。
それは必ずしもよく無い意味で「明治的な」
男尊女卑の精神でも幾分、あるかも知れぬからです。
奥さんに全てを打ち明ければ先生はきっと救わたでしょう。
しかし、彼は明治精神の故にこそ、それを出来ずに痩せ我慢を貫いて自殺していった。
83 :
漱石:2006/08/21(月) 00:59:46
「私」はどういう人間なんですかね?
質問ばかりですいません
84 :
わがはい:2006/08/21(月) 01:01:55
房州旅行ってあるじゃないですか。
それの「先生」と「K」のやりとりにはどういう意味があるんですか?
>>83 明治と今との媒介者でしょうね。
先生に同一化した読者たちを傷つけないように、
敢えて第三者の視点から物語を読ませたんではないですか。
>>84 たぶん、あれは信念決戦だったんじゃないのw
先生の恋愛教vsKの求道教
まあ大衆教vs知識人教とか、
我執教vs則天去私教とか、
いろんな漱石的語彙における対立と言い換えれるんじゃないですか。
解釈なんて人それぞれですけどね。
自分の意見を持ってください。
86 :
わがはい:2006/08/21(月) 01:17:54
こういう分野はあまり得意じゃないもので
87 :
漱石:2006/08/21(月) 01:35:30
「私」の人間性についてもうちょっと詳しく教えてください。お願いします
>>87 最後に電車に乗りますよね。父が危篤なのに。
あれはもうどう考えても、家父長制への断絶ではないですか。
あの書生は大正時代に属している。
「私」は恐らく漱石にとって来るべき時代の象徴であって、
新しく生き直すために再生された漱石自身のうら若き分身なのです。
漱石は大正の空気に息して自らの生きた時代の終わりを省み、
若者の為に心を書いたのでしょう。
という解釈もある(o・v・o)
打ち明けたのがなぜ奥さんではなくて私か。
先生および漱石にとって、女性は無垢であるべきだ、という理想があるのだと思います。
清らかでなければうつくしくない。
肉体に対してだけでなく、こころの処女性を尊重する気負いがここにはあります。
きっと先生=漱石は
最愛の女性の純真無垢なきれいな心を傷つけたくなかったからこそ、
事件の顛末を男性である私にしか語られなかったのです。
ここに日本男児のやさしき志があります。
このような『日本女性の理想』が理解できない欧米人には、
こころがたんなる俗な同性愛小説に映るのかもしれませんねw
誠にあわれ
90 :
漱石:2006/08/21(月) 02:06:04
友情と恋愛をテーマにして意見や感想を書くとしたらどう書きますか?
『こころの恋愛と友情』 すずき だいすけ
せんせいはゆうじんを裏ぎって恋愛をゆうせんした。
それはこころの傷になって、いつしか先生の悩み事になった。
たとえばアリストテレスは恋愛の情を「移り変わるもの」として否定し、
中庸の徳を身につけた者同士の友愛こそ「変わらないもの」として重視した。
けれど、本来恋愛と友情は両立するのではないだろうか。
せんせいは、正直になれればよかったと思う。
それができなかったのがせんせいの弱さだったと思う。
Kに対しても奥さんに対しても強がりを張らず、できるだけ正直に自分の気持ちを話していれば、
恐らく友情も恋愛も自然に両立していたように思う。
仮にそうならなかったとしても、こころに傷は残らなかった。
転じて、Kやせんせいが自殺する悲劇もおこらなかったと思う。
『正直は最良のpolicyである』と云う。
中庸を守って、よく本来のところを誠意というカタチで相手に伝えるのは大事だと思った。
92 :
漱石:2006/08/21(月) 03:02:58
「私」の性格ってどんな感じですか??
93 :
りんりん:2006/08/21(月) 20:45:13
向上心のないやつはばかだっていうことばについてどう思うか意見ください!!
94 :
吾輩は名無しである:2006/08/21(月) 21:34:07
恋は罪悪です。
95 :
りんりん:2006/08/21(月) 22:29:46
93の補足です。
どう思うかというかどういうことを意味しているのか意見ください。
ぜひみなさんお願いします!!
>>93 「向上心のないやつはばかだ」
発言者は自分は向上心があり、ばかではないと思っている
97 :
吾輩は名無しである:2006/08/22(火) 12:37:36
>>89童貞の戯言乙wもっと沢山の女性を知って現実を見据えてから書き込みしましょうね、ボク♪
98 :
吾輩は名無しである:2006/08/27(日) 23:45:47
上・中・下とそれぞれあらすじを具体的に教えてください。
よかったらそれぞれの感想も教えてください。
99 :
吾輩は名無しである:2006/08/29(火) 14:31:42
age
>>97 先生や漱石は、自分の妻をそんな俗な物にしたくなかったんだろ。
反射で書き込むのはやめましょうね、オバサン。
何度も言うようだけど。ハッキリ言いましょう。先生は鬱病でした。
精神を病んでいた漱石の主人公もまた同様、精神を病んでいたことが大事。
鬱が酷くて反省ばかりしていたんだぜ。分かったかい?
またね〜。
じゃあ、鬱が酷いとなんで反省ばかりするの?
それは鬱になった人しか分かりませんよ。私は自身鬱の体験がありますから、よ〜く分かります。
そうかくと、メンヘルに行け、と書かれるので敢えて触れませんが、鬱は非常に苦しいのです。
漱石も体験したはずで、それがゆえ、円覚寺に禅を受けに行くという経験もしています。
昔は、精神科には異常な拒否反応があったはずで、その上、漱石は東大英文科卒のエリートです。
今の東大の価値より数倍あったはずで、司馬遼太郎さんも漱石の悲しみという表現を使っています。
漱石には定期的に襲ってくる躁鬱とそれに加えて分裂病的な要素もあったという。
ここら辺でやめておきますわ。じゃあ、左様なら。
「こころ」は名作ですね。読んでいたのは十代の頃でしたが、今も頭に焼き付いています。
漱石の作品の中では最も人気がありますね。個人的には「猫」が最も好きなんだけども。
悲観的な作品だけに若い頃には感受性が豊かだったので「こころ」三部作は全部読んだし、内容も覚えている。
「それから」は森田芳光監督によって映画化されたのと合わせて読みました。映画の出来も良かったね。
またね。
いまふと思ったんですが、
『こころ』は漱石自身をモデルにした芥川へのmessageだったのかもしれませんね。
106 :
吾輩は名無しである:2006/09/11(月) 14:34:08
しねよだいすけ
107 :
吾輩は名無しである:2006/09/12(火) 00:14:08
奇跡的にまともなこと言ってるじゃないか、どうしたんだ?
108 :
吾輩は名無しである:2006/09/12(火) 00:53:54
三四郎→それから→門で、→こころ
かなーって、気がしました。
でも、「こころ」の登場人物は、将棋やチェスのコマみたいで、胸に迫るものが無かった。
>>103 というより大文豪で、鬱病じゃない人を探す方が難しくない?
あとは鬱病は薬で症状を抑えられても、根本的に治癒できないはずじゃあ。
問題です。
奥さん、K、明治天皇、乃木大将は死んだでしょうか?死んだとしたらなにが理由でしんだんでしょうか?
問題です。
上の4人の死期はいつでしょうか?文章の上、中、下か章の番号で答えよ。
>>110 奥さん………知らん。生きてたら長寿記録。小説中にはなし。
K……………諸説ありすぎてわからん。よく言われるのは、自己の理想と現実にギャップを感じたから。下
明治天皇……たしか病気だった気が。 下
乃木大将……割腹自殺。明治天皇の崩御の際に殉職。遺書には戦争での敗戦に責任を感じていたから。 下
113 :
吾輩は名無しである:2006/09/15(金) 23:53:39
てかなんでKに肉薄したんだ突然
Kって金之助ですか?
115 :
吾輩は名無しである:2006/09/16(土) 21:35:13
明治時代の書生はどうやってオナニーしたんだろうか
下宿先なんて襖や障子で仕切られた部屋だし
未亡人とその娘と同居なんてエロゲかと思ったよ
116 :
吾輩は名無しである:2006/09/16(土) 22:02:36
「こころ」「かっぱ」「人間失格」
はなんか病的
117 :
吾輩は名無しである:2006/09/19(火) 02:44:20
自殺させるのに快感を覚えてたんだろ・・・現代の村上春樹だな、やれやれ。
春樹なんかと比べるなよ
119 :
吾輩は名無しである:2006/09/19(火) 03:39:29
現代の村上春樹って何よ?
馬鹿だな。自殺なんて奨励されたら困るんだよ。トーマス・マンの言う、死への親密さから
生の肯定に至らなければ、人間は向上できないんだよ。生を賛美しなくてはならない。
「こころ」はたまたま漱石の鬱時の作品だから、そういうことになっているだけ。
死の誘惑に負けては駄目だ。
121 :
吾輩は名無しである:2006/09/20(水) 02:12:11
「私」と「K」は日本の漱石とロンドンでの漱石だという捉え方をしてる
論文もあるね。
基本的に精神を病みやすい人だったのは事実だろうと思う。
「こころ」もとにかく他人のやるこということ、ひとつひとつをいつまでも
ぐるぐるぐるぐるぐると考えちゃう人の自己破壊物語だもんね。
高等遊民&子ナシだから時間があるのがヤバかった。
普通はきちんと社会に出て人の間に入り立ち混じって働いているし、
家では現代と違って世話こそしないまでも、子どものことなんかも気にかけなきゃならないから
そんなのぐるぐるぐる考えてるヒマないもの。
122 :
吾輩は名無しである:2006/09/20(水) 15:48:09
>>121 それってさ、「それから」の中にある高等遊民批判そのまんまじゃん。
下々のものは忙しくて、それどころじゃない って。
高校の時、普段は静かなオタクっぽい女の同級生が読書感想文で
「こころ」は同性愛の物語だ、って熱く語ってたなぁ。
授業は中断、親が学校に呼び出されて大騒ぎになった。
124 :
121:2006/09/20(水) 19:33:17
「それから」まだ読んでないのでわからんかった。
125 :
吾輩は名無しである:2006/09/20(水) 19:34:38
>>123 べつに親を呼んで大騒ぎするだけのこともないと思うが。
教師がバカなんだな。
高校の教師ってアフォ多いしな。ろくすっぽ本読んでいない。
たとえば上の同性愛の件で言うなら「ジッドが『コリドン』で書いていますが……」とか言ったとしても、
ヘタするとジッドの名すら知らない。
127 :
吾輩は名無しである:2006/09/20(水) 20:01:37
ほとんどの教師は日々付け焼刃でなんとかこなしてるだけで、きちんと
積み上げてきた知識や読書経験なんか、ない。
自分の好きな作家のときだけベタベタベタベタ語るだけで、知らない作家や
興味ない作家のときには教師用教科書に載ってることを読むだけw
「こころ」を同性愛的な読みでとらえるってのは別にめずらしいことでも
なんでもないし、そういう意見をしゃべりたがる子どもがいるのも
めずらしいことではあっても、授業を中断するような騒ぎした上、
親まで呼びつけるなんて狂ってるとしか思えない。
さらっと流しときゃいいだろ、「そういう研究論文もあるけれども、
ここでは主流な読みで授業を進めていきます」とビシっと言っときゃいい。
>>120 だから先生じゃなくて私が主人公なんだろ。
129 :
吾輩は名無しである:2006/09/21(木) 02:31:32
このスレにいる兄貴のみなさん、夏目漱石『こころ』については
アメリカだか欧州だかには、あれはホモ小説だと捉える解釈も
あるようですが。
130 :
平野:2006/09/21(木) 02:36:56
新潮社の編集長のチンポが俺のアナルに入ったって説もあるよね。むしろ通説だな。
>>128 Kから先生へ自殺が受け継がれていくなら次は私の番だとも思える。
結局父の死に目にあえなかったという後悔が募って。
だったら「こころ」は誰が書いてんの?
私が小説書きましたという形式じゃん。
「それから」は森田義光監督が映画化しています。大助が松田優作で友人が小林薫です。
私の好きな映画です。「よくってよ」とか「知らないわ」とか言うのが可愛い森尾由美も出てます。
何度も見ました。原作では太陽が真っ赤に染まった道を大助が職探しに出るところで
終わっていますね。「こころ」「門」で三部作になっていますね。
一昨年だったかに、新潟漫画大賞が新潟市でありまして、漱石の孫の夏目房之介さんと話して、
サインしてもらった。一緒に写真も写したし。房之介さんの講演は面白かったにー。
134 :
吾輩は名無しである:2006/09/22(金) 04:20:25
私はそんな理由で死なないよ。
私は先生が次の世代として、自分のすべてを投げかけた唯一の存在として、
何があろうと生き抜くべき人物。
だから132さんの言うとおり、私が書いた物語として成立してるのでは。
先生も小説のような長ったらしい遺書を書いた後に死んだでしょ。
私が書いているのも実は遺書で、書き終えた後に死ぬ可能性はある。
恐らく、守るべき人(先生の奥さん)が死んだら私は死ぬんだと思う。
先生の死も乃木の殉死をきっかけとしていたし、死はそうやって受け継がれていく。
って高校の時の感想文に書いた。
自殺は絶対にしてはいけないよ。家族も迷惑するし、親戚にも迷惑だ。
死ぬなら老衰で死んでおくれ。自殺だけはしないように注意している。
「こころ」を読んで自殺を美化していた青春期もとうに過ぎた中年でした。
自殺はよくないよ、確かに。
でも「こころ」や芥川の「歯車」を読むと考えが揺らぐ。
特に「歯車」を読むと、自殺を悪だと言う方が非情だよ。
生きている方が拷問以上に辛いと言うこともある。
>生きているのが拷問以上?
若い時は皆そうだよ。ただ本当に拷問だと感じたら、迷わず精神科を受診することです。
精神科医が丁寧に話を聞いてくれるし、精神安定剤もしくは抗鬱薬を出してくれます。
手遅れになると、入院もしなくてはならない。私は三回、入院しましたよ。
今は躁病ですが、元気です。薬が合えば楽になります。
誰かに止めてもらいたい人は精神科医に縋り付けばいい。
誰かに相談することによって解決できるような悩みならね。
自殺を肯定するわけではないけど、否定もできない。
自殺を否定はしない。したいとは思わないけど。
作中で自殺した人達は、誰かに止めて欲しいとは思って無いみたいだしな。
先生が私にしたのも、相談じゃなくて独白な訳だし。
止めて欲しかったから私に打ち明けたんじゃないんだろ?多分。
Kにはまだお嬢さんと宗教以外の希望を見出す機会があったかも解らんが、
先生は生きる希望を見付けるには時間が経ち過ぎてると思う。
惰性で生きてるにも限界はあるだろうし、
何処かで区切りを付けたかっただろうってのは共感出来る。
先生に老衰までガンガレと言うのはちょっと酷な気がするよ…(´・ω・`)
だから、その状態が躁鬱病の初期にみられる状態なんだ。本当に自殺する人が多い。
躁病なら良いのだが、最初は自殺未遂で入院する人が多いんだ。自殺しなくて済むのが最も良い。
自殺したら何もならない。死んでしまったら、生きて帰れないんだよ。死んでもらったら困るんだ。
死にたいというのは、既に病気なんだから、精神科に迷わず行くべきなんだ。家族がいれば、
是非連れて行ってもらえよな。
>>135 10点
本文を最後までしっかり読みましょう。
こころの締めくくり、つまり先生の遺書の末尾では、
「私が死んだ後でも、妻が生きている以上は、
あなた限りに打ち明けられた私の秘密として、
すべてを腹の中にしまっておいて下さい」
となっています。
娘さんもなぁ・・・
>>142 「私が書いているのも実は遺書で、書き終えた後に死ぬ可能性はある」
ってのは行き過ぎた妄想だからそう突っ込まれると困る。
でも、『こころ』は確かに“私”が書き手になっているけど、
書き手だから死なないというのも理由にならないでしょう。
>>141 あなたの熱意は素晴らしいけど、人の価値観って死に対しても違うものだから
病気病気って決め付けない方がいいんでは?
146 :
吾輩は名無しである:2006/09/24(日) 21:49:31
上の三十章の解説お願いします!
緊急なんです!
147 :
吾輩は名無しである:2006/09/24(日) 21:58:36
>>145 俺は141とは違うが、そういった価値観とやらが、パキシルの投与で簡
単にひっくりかえる所を沢山みたんだわw
価値観なんてものは変わるもんだ。
読書でも、恋愛でも、宗教でも、薬でもなんでもいいがね。
それが人間という機械の仕様。
だが死んだら終わりだ。あとには何もない。その人にとってはね。
148 :
AF団団員:2006/09/24(日) 22:01:41
149 :
147:2006/09/24(日) 22:05:45
そうかい?
人間の尊厳に対する冒涜ととられるんじゃないかと思っていたが、
俺も結構書生じみているのかな。
150 :
147:2006/09/24(日) 22:10:06
あと、こころについて思うのは、どうしてもというならば、Kはもうちょっと自殺の方法を考える
べきだった。
後始末を誰がすると思ってるんだ。迷惑きわまりない。
>>147 最近の人で死にたいって言ってる奴はそうかもね。
自殺に美学を感じている人は極稀だ。
152 :
吾輩は名無しである:2006/09/24(日) 23:49:06
自殺をする人ってみんながみんな鬱っぽくなって死ぬのかなぁ
先生と奥さんの関係を教えてください。ただの夫婦じゃなくて、その奥の関係をお願いします。
何か変な宿題厨が湧いてるな…
読者が読了後に「先生死んじゃ駄目!><」って思うのもエゴだよな。
先生は死にたいんだから勝手に死なせてやれよ、と。
まぁ後に遺される者云々を持ち出すと、確かにもっとひっそり死ねとは思うが…
でもこころは、先生が死んだからこそ名作だと思うんだ。
これで私が帰省先から飛び出して先生殴って自殺止めようもんなら、
稀代の迷作として別の議論が交わされてた希ガス。
先生の遺書にもあるように、奥さんへの愛は信仰に近い愛だった。
奥さんはKの自殺の経緯も何も知らない、清らかな心の持ち主。
一番近しい身内なのに、実際はすごく遠いところにいる女性だったんだろうなと思う。
何で僕が自殺に反対するかって言うと、先日も友人が自殺しているんだ。
その前は近くの知り合いが飛び込み自殺をしている。これも病気の為なんだ。
その度に落ち込むよ。何で死ぬんだってね。死ぬ勇気があれば医者で薬を変えて
もらって、それでも駄目なら別の医者か薬を変えてもらえ、って思うんだ。
「こころ」は文学作品だから良いけれども、現実に頚動脈を切って自殺しようとした
僕も、病気で入院するまでは家族の厄介者だった。しかし、精神科に入院した途端に
楽になったんだ。変な話だけど、死ななくて済んだって嬉しかった。小説はあくまで小説
であって真似をして、あの世に行く連中の多いのが不安材料になっている。自殺賛美なんて
問題外だ。
157 :
吾輩は名無しである:2006/09/25(月) 14:16:24
自殺賛美と言えば松本せーちょーくん
こころが自殺賛美小説なんて誰が言ったんだ?
だいたい漱石は教え子を叱りつけた直後に自殺されて、
自分が叱ったせいだと考えて、
先生と同じように一生重荷になったんだぞ。
それでも漱石は自殺しなかったんだから、
心に闇を背負いながらも、生きる大切さを伝えたかったんだろう。
どうして自殺=悪のイメージが強いのかな。
どうして自殺を考える人間は病気と見なされるんだろう。
不思議でたまらない。
青年期の特徴でもあるんだ。しかし、その多くが精神医学上では躁鬱気質によるものだと
されている。過度の反省。死への誘惑など。多くが躁鬱病の萌芽と呼んで良い。
私も若い頃は「死」を理想化していましたが、今は無いですね。
>>158 夏目漱石本人は自殺を肯定していたわけではないと思うけど、
「こころ」を読むと堪らない不安に陥って死にたくなることがある。
だったら読むなというカンジだけど、何故か読んでしまうんだよなぁ。
>>161 同じく
「こころ」を読むと、先生は死を選んだが、自分はどうしたらいいんだどうしたらいいんだ、とドン底におちまくるが
「幻化」(梅崎春生)を読むと、いけるとこまで行こう、という気になるので
「こころ」を読んだ後はたいてい「幻化」を読む。
163 :
吾輩は名無しである:2006/09/28(木) 03:34:33
Kと奥さんが連れ添って出かけたときHはしたのでしょうか?みなさんどう考えますか?私はしていないと思います。
164 :
吾輩は名無しである:2006/09/28(木) 03:59:23
先生の奥さんの密かなる著作:「肝心なときに頼もしいのはKさんでした」
166 :
吾輩は名無しである:2006/09/28(木) 17:47:47
確かお嬢さんの髪の結わえ方が変わってたから(性の描写?)お嬢さんとKがHしたのかと思ったのです。
お嬢さんが悪いよ
168 :
吾輩は名無しである:2006/09/28(木) 22:09:02
>>163 もしHしてたら、Kの態度で分かると思う
あんな性格のKだから、平静ではいられないだろう
たぶん、そのシーン、お嬢さんは赤面してたと思うんだけど、
これは、まぁ、そこそこイケメン(先生談)のKと一緒に歩いてるから照れてたんだろう
170 :
吾輩は名無しである:2006/09/29(金) 20:35:31
なるほどね。確かにそーも考えれますね(^O^) しかも明治か大正時代だったら結婚するまで処女って時代ですよね
「それでいてお嬢さんは決して子供ではなかったのです。
私の眼にはよくそれが解っていました。よく解るように振舞って見せていることも明らかでした。
みたいな文があったと思うんだけど、
「子供」っていうのをどう解釈するか・・・
「子供」=「処女」ではないよね
そんなこと、先生に見分けできるわけないし
172 :
吾輩は名無しである:2006/09/30(土) 08:09:52
現代と当時の思想の違いがよくあらわれていますね。子供らしくないって点は性に対しての考え方ではないと思います…
>>163 そもそも告白することさえ悩んでいたKが、
なんで簡単にできると思えるのかが知りたい。
>>173 決して子供ではないお嬢さんにリードされて、という展開はどうかな?
そ知らぬ顔をして目配りの届く母親の入れ知恵がありそうだ。
という読みが妥当だと考えているわけではないけれど、
>>163 の問いは面白いと思った。そんなこと考えたこともなかったから。
で、その線で読んでゆくと、またいろいろと …。
だれかKの純潔を明かしてやってくれないか。
ただ、単純にお嬢さんはKの事が好きだった。
しかし、狡猾な先生は奥さんを言いくるめて、お嬢さんを奪った。
お嬢さんは先生と結婚したが、Kを忘れられない(死んでいるので尚更)。
いつまで経っても、お嬢さんの愛を獲得できない先生は、嘆きながら自殺。
一連の出来事は、先生の一方的な告白なわけだから・・・・
って、乱暴すぎますね。
よく分かってるな
流石にそれはないよ
どの時代でも男女二人そろえば成り行きということがあるからね。
どの時代でも男女二人それえば一方は自殺ということがあるからね。
一方的な告白だったとは思うけど、その後の話の進み方を考えると、
奥さんは「その言葉を待ってました!」って感じだよね
結婚の申し込みを知ったお嬢さんが、嫌だという様子も見せなかったのは、
先生のことを、異性として認識してた証拠。
奥さんの、「(結婚について)本人の意向を確かめる必要もない」みたいな言葉からも、
奥さんは、お嬢さんが先生に好意を寄せているのを知っていた、
もしくはお嬢さん自身から、そう思わせる話を聞いてたのかもしれない
お嬢さんは先生のことが好きだったけど、
そこは花も恥らう乙女、Kみたいにクールな男前が
身近にいたら意識しちゃうよねぇ。わかるわかる。
そうそう
先生もどっしり構えておけば…って言ってもそれは無理な相談だな
精神的にアッー!
184 :
吾輩は名無しである:2006/10/07(土) 04:32:54
漱石の価値観は抜きにして、自殺を否定しているバカの
論理をぜひ聞いてみたいw
おい、聞かせろやwなぜ自殺がいかんのか?
死にたきゃ死んでから来い。生きていながら死ぬ死ぬと
恥かしいことぬかすんじゃない。阿呆が。
186 :
吾輩は名無しである:2006/10/07(土) 05:08:42
『遥かなるケンブリッジ』で藤原正彦が米国の数学者に
三島の死と「こころ」との相関関係を聞かれ、あまりうまく
答えられなかったようだが、元ネタは誰なのだろう?
漱石研究者の解釈=学会の常識
→学説の流布(日本語)→柄谷行人による新解釈
→学説の流布(英語版)→日本文学研究者(米国人)による漱石&柄谷読解
→学説の流布(文系から理系へ)→ケンブリッジ大学数学科
→学説の流布(理系的解釈)→藤原正彦
ここで藤原が変な説明を加えただろうから、情報にノイズが加わって
劣化した恐れがある。おそらく理系だけでなく文系の学者をケンブリッジに
派遣してても事情は同じだろう。大半は三島と「こころ」についての
間違った解釈を伝えてた恐れがある。
最低でも柄谷行人や浅田彰あたりの教養水準があれば、
ケンブリッジで日本文学を聞かれても的確に答えられるのだが
藤原正彦(藤笑正彦?)あたりを派遣すると、ああなってしまうw
187 :
吾輩は名無しである:2006/10/07(土) 05:22:40
>>185 お前、文学語る資格ないぞw
文意を読めよwwwww
俺が自殺を奨励しているように思えるのかwwww
社会的問題としての自殺否定論を問うているのだよ。バカは引っ込んでいろw
>>186 たかが個人に拠り所を求める。ホントバカばかりだねぇ。
自分で考えろw
哲学をはじめとした腐学に何の救いもないぞ。分析に甘んじているおバカさんよw
たまたま、ここに来たけど、今後、お前らみたいなバカと話す機会はないと思うけど・・・・。
アハハ、せいぜい悩んでくれ。アハハハハ。
190 :
186:2006/10/07(土) 05:56:06
>>188 柄谷も俺も構造主義を踏まえてますよ。
「たかが個人に拠り所を求める。ホントバカ」って、
お前(=188)のことかな?www
191 :
186:2006/10/07(土) 05:59:07
「哲学をはじめとした腐学」。そうか、文学とかねw
俺の専門は社会科学系と理工系だから関係ないけどさ。
192 :
186:2006/10/07(土) 06:04:58
そもそも構造主義はヴェイユをはじめとするフランスの数学者が
理論的支柱を支えてるよ。しかも、それは全て制度的営みだから。
これ自明の前提だよ。というわけで、188の言い分はデタラメで
あることがわかった。
193 :
↓バカ丸出し無教養が書き込むとこうなる↓:2006/10/07(土) 06:07:15
187 名前:吾輩は名無しである :2006/10/07(土) 05:22:40
>>185 お前、文学語る資格ないぞw
文意を読めよwwwww
俺が自殺を奨励しているように思えるのかwwww
社会的問題としての自殺否定論を問うているのだよ。バカは引っ込んでいろw
188 名前:吾輩は名無しである :2006/10/07(土) 05:39:07
>>186 たかが個人に拠り所を求める。ホントバカばかりだねぇ。
自分で考えろw
哲学をはじめとした腐学に何の救いもないぞ。分析に甘んじているおバカさんよw
189 名前:吾輩は名無しである :2006/10/07(土) 05:43:37
たまたま、ここに来たけど、今後、お前らみたいなバカと話す機会はないと思うけど・・・・。
アハハ、せいぜい悩んでくれ。アハハハハ。
>>192 で?他者に依存せずに自分の意見も言えないのかよwwwwwwwww(爆)
形骸からの引用と比較だけか?
アハハハアハハッハ。
>>193 特にお前、192と同一人物かどうかしらんけど、レスにはお前の主張すらないね。
憐れだねぇ。お前、バカだろ?
他者の思考に淫している時点でただのバカだねw
漱石先生も嘆いているだろうねwこのスレにこんなバカしかいないんじゃwww
ま、レベルが違うんだから仕方がないかw
倫理に隷属する者と、新たな倫理を構築する者とのwwwwwww
いきなりスレが伸びたと思ったら
何このどんぐりの背比べ
198 :
こいつ↓バカじゃんw:2006/10/08(日) 13:29:44
194 :吾輩は名無しである :2006/10/07(土) 07:13:47
>>192 で?他者に依存せずに自分の意見も言えないのかよwwwwwwwww(爆)
形骸からの引用と比較だけか?
アハハハアハハッハ。
>>193 特にお前、192と同一人物かどうかしらんけど、レスにはお前の主張すらないね。
憐れだねぇ。お前、バカだろ?
195 :吾輩は名無しである :2006/10/07(土) 07:17:01
他者の思考に淫している時点でただのバカだねw
漱石先生も嘆いているだろうねwこのスレにこんなバカしかいないんじゃwww
196 :吾輩は名無しである :2006/10/07(土) 07:19:33
ま、レベルが違うんだから仕方がないかw
倫理に隷属する者と、新たな倫理を構築する者とのwwwwwww
197 :吾輩は名無しである :2006/10/07(土) 20:14:08
いきなりスレが伸びたと思ったら
何このどんぐりの背比べ
199 :
吾輩は名無しである:2006/10/08(日) 13:31:44
200 :
吾輩は名無しである:2006/10/08(日) 13:34:53
>>194:「他者に依存せずに自分の意見も言えないのかよ」
「形骸からの引用と比較だけか?」
矛盾してますね。バカ丸出し恥ずかしすぎ。
論理的誤謬多すぎ。言語障害かわいちょwww
201 :
吾輩は名無しである:2006/10/08(日) 13:36:49
相手にするなw
紫色の「吾輩は名無しである」は
言語と論理が通じない低能だからww
202 :
吾輩は名無しである:2006/10/08(日) 13:38:23
ヤツは日本語読めない書けないwww
おまーら、もちつけっ
/\⌒ヽペタン
/ /⌒)ノ ペタン
∧_∧ \ (( ∧_∧
(; ´Д`))' ))(・∀・ ;)
/ ⌒ノ ( ⌒ヽ⊂⌒ヽ
.(O ノ ) ̄ ̄ ̄()__ )
)_)_) (;;;;;;;;;;;;;;;;;;;)(_(
愚かな喧嘩で
スレを汚すな
ちょっとまあ、読んでみたまえ『こころ』を。
私(わたくし)はその人を常に先生と呼んでいた。
だからここでもただ先生と書くだけで本名は打ち明けない。
これは世間を憚(はば)かる遠慮というよりも、その方が私にとって自然だからである。
私はその人の記憶を呼び起すごとに、すぐ「先生」といいたくなる。
筆を執っても心持は同じ事である。よそよそしい頭文字などはとても使う気にならない。
私が先生と知り合いになったのは鎌倉である。
その時私はまだ若々しい書生であった。
暑中休暇を利用して海水浴に行った友達から
ぜひ来いという端書を受け取ったので、私は多少の金を工面して、出掛ける事にした。
私は金の工面に二、三日を費やした。
ところが私が鎌倉に着いて三日と経たないうちに、
私を呼び寄せた友達は、急に国元から帰れという電報を受け取った。
電報には母が病気だからと断ってあったけれども友達はそれを信じなかった。
友達はかねてから国元にいる親たちに勧まない結婚を強いられていた。彼は
現代の習慣からいうと結婚するにはあまり年が若過ぎた。
それに肝心の当人が気に入らなかった。
それで夏休みに当然帰るべきところを、わざと避けて東京の近くで遊んでいたのである。
彼は電報を私に見せてどうしようと相談をした。
私にはどうしていいか分らなかった。
けれども実際彼の母が病気であるとすれば彼は固(もと)より帰るべきはずであった。
それで彼はとうとう帰る事になった。せっかく来た私は一人取り残された。
学校の授業が始まるにはまだ大分日数があるので鎌倉におってもよし、
帰ってもよいという境遇にいた私は、当分元の宿に留まる覚悟をした。
友達は中国のある資産家の息子で金に不自由のない男であったけれども、
学校が学校なのと年が年なので、生活の程度は私とそう変りもしなかった。
したがって一人ぼっちになった私は別に恰好な宿を探す面倒ももたなかったのである。
宿は鎌倉でも辺鄙な方角にあった。
玉突きだのアイスクリームだのというハイカラなものには
長い畷(なわて)を一つ越さなければ手が届かなかった。車で行っても二十銭は取られた。
けれども個人の別荘はそこここにいくつでも建てられていた。
それに海へはごく近いので海水浴をやるには至極便利な地位を占めていた。
私は毎日海へはいりに出掛けた。
古い燻(くす)ぶり返った藁葺の間を通り抜けて磯へ下りると、
この辺にこれほどの都会人種が住んでいるかと思うほど、避暑に来た男や女で砂の上が動いていた。
ある時は海の中が銭湯のように黒い頭でごちゃごちゃしている事もあった。
その中に知った人を一人ももたない私も、
こういう賑やかな景色の中に裹(つつ)まれて、砂の上に寝そべってみたり、
膝頭を波に打たしてそこいらを跳(は)ね廻(まわ)るのは愉快であった。
私は実に先生をこの雑沓の間(あいだ)に見付け出したのである。
その時海岸には掛茶屋が二軒あった。
私はふとした機会(はずみ)からその一軒の方に行き慣れていた。
長谷辺(はせへん)に大きな別荘を構えている人と違って、
各自(めいめい)に専有の着換場(きがえば)を拵えていないここいらの避暑客には、
ぜひともこうした共同着換所といった風なものが必要なのであった。
彼らはここで茶を飲み、ここで休息する外(ほか)に、
ここで海水着を洗濯させたり、
ここで鹹(しお)はゆい身体を清めたり、ここへ帽子や傘を預けたりするのである。
海水着を持たない私にも持物を盗まれる恐れはあったので、
私は海へはいるたびにその茶屋へ一切を脱ぎ棄てる事にしていた。
…冒頭から、引き込む力があるな。続きを読みたくなる
213 :
吾輩は名無しである:2006/10/08(日) 14:07:29
新潮文庫で小学生のときに読んだわけだが
柄谷行人の解説が読んでて一番面白かった気がする。
それに比べて、漱石なんかwww
>世間をはばかる遠慮
>筆を執っても
>よそよそしい頭文字
これって、やっぱり奥さんが亡くなって、
話す機会を得たってことだよね
そうすると、「私」は誰かに宛てて書いてることになる
もしくは、「私」が奥さんと結婚したとして、奥さんへの「私」の遺書なのか
あーでも、「私」の性格からしたら
奥さんを残して逝くなんてできないかな・・・
その前に先生が奥さんに知らせないでくれといっているのに、
なんで知らせると思えるんだよ。
しかも、もし奥さんに当てた遺書だとしたら、
巻末に自分で先生がそう言っていたと書いてて馬鹿みたいじゃん。
217 :
吾輩は名無しである:2006/10/08(日) 16:40:14
『こころ』の冒頭は何度読んでもいいな。穏やかな中になんか意味深な空気があり、つい引きずり込まれる。これから何が始まるんだろう、という。小説全体、日常の中での丹丹とした描写や会話が主体だったと思うが。そこにあんな惨たらしい経過。やはり名作だな。
>>213 ばかだなあ。
漱石がなければ、柄谷もない。
川端も三島も大江も村上もない。
219 :
吾輩は名無しである:2006/10/08(日) 20:28:58
漱石を文庫でそろえようと思ってるんだけど、
新潮文庫、岩波文庫、ちくま文庫、その他いろいろ
の中で、どれがおすすめ?
註とか解説の充実してるものがいいな。
220 :
吾輩は名無しである:2006/10/09(月) 01:30:30
36章でのことです。
Kが「私」にお嬢さんを好きだということを告白するのですが、
お嬢さんに直接告白せずに、奥さんでもなく「私」にお嬢さんへの思いを伝えたのはなぜなのでしょうか?
またこのとき、Kはお嬢さんのことを「私」に話すのに精一杯だから、「私」が苦しくてたまらないのが容易に察しがつくのに話を続けた。
という解釈で合っているでしょうか?
221 :
吾輩は名無しである:2006/10/09(月) 04:31:59
第一の問いは、友人(私)に悩みを聴いてもらいたい一心だったと思う。そんなことは日常ありうることでしょう。第二の問いも、自分の悩みで手いっぱいで、「私」の都合など構ってる余裕もなかった、と見ます。
222 :
吾輩は名無しである:2006/10/09(月) 04:54:50
この辺は世界の親和性の崩壊、自然への操作可能性に引き寄せられてゆく過程として読みます。それはそれまでの全体の親和性の崩壊、しかしそれに意識的になったあとは誰にも止められない。それがあの作品の暗示する死の意味だと思う。
223 :
吾輩は名無しである:2006/10/09(月) 10:57:00
ならばこの作品の中の死とは、近代以降の時代を生きる人間がすべからく避けられず蒙る死だとも言えるわけで、この作品がシンボル性を具備しているとすればそこである、三角関係というのは普遍的にあると言えますが、のみならず或る時代性を籠められてると。
人に何か伝えたいなら、
もうちょっと分かりやすい言葉使って文章を書くといいよ
225 :
吾輩は名無しである:2006/10/10(火) 08:16:15
漱石は千円札ですからw
226 :
吾輩は名無しである:2006/10/10(火) 08:22:11
俺も英語と漢文相当できて、英米人や中国人なみ(あるいは、それ以上)
だけど、漱石の教養程度は普通ですね。小説を通して問題提起したこと
は凄いと思うけど、あの程度の文化資本で田舎少年たちにエバりちらす
のもどうかと思うw
227 :
吾輩は名無しである:2006/10/10(火) 08:32:34
漱石がロンドン留学したっていうけど、あれはひどいよ(笑)。勉強は
ある程度したけど、かといって金髪白人美女とガンガン遊んだってわけでも
ないし、コンプや屈辱を味わいながら中途半端に「留学」した感じ。正規の
カリキュラムとは程遠かったし、痛々しく引きこもってただけでしょ?
あれなら、現代の学生の方がよく勉強してる。とくにオクスブリッジの
学生。処理する学術書にしても漱石の時代とは桁違いに多い。
228 :
吾輩は名無しである:2006/10/10(火) 08:49:26
本当に教養ある連中は、漱石のような中途半端な「留学」(実態は書生生活?)
なんかしないで、森鴎外・南方熊楠・野口英世やのようにガンガン研究に励み、白人女性とも
遊びまくって、相当な成果を残すものですよ。
>>219当然、岩波文庫。出来れば全集を揃えると良い。岩波は漱石の弟子「岩波茂雄」
が漱石の作品をほぼ独占して発売していたから。岩波は伝統があるのですが、今は
何でも良い。安いのは新潮社かな。私も新潮社で読みました。安いし、電車の中でも読める。
傷んだら、買い直せる。今は、岩波文庫ですが。
230 :
吾輩は名無しである:2006/10/11(水) 23:13:05
そもそも、海外文学じゃないんだから翻訳の問題は無いわけだし、
作品としての中身そのものは、どこでも変わりないはずだろ。
あとは、解説や 難解な語句説明や 略歴の類の違いだろ。
俺が思うのは、語句説明を巻末に全部置くんじゃなくて、
本文中に 語句毎に 括弧つきで説明してくれるのが有り難い。
それの方がスムーズに読める。でも、そういうのまだ少ない。
あとは短編の組み合わせはだな。随分、執筆年代が離れたものを
一冊にしているのもあるが、やはり同年代でまとめた物の方がいい。
>本文中に 語句毎に 括弧つきで説明してくれるのが有り難い。
普通に読みにくいわけだが
232 :
230:2006/10/12(木) 00:32:59
>>231 人の感覚って様々なんだね。いや、勉強になりました。
俺は、逆にその都度 巻末のページをめくる方が
面倒くさいと、思っていた訳なんで。
本文にあったら読書の流れが邪魔されるか、それとも
いちいち巻末をめくり直す方が面倒なのか、
人様々なんだね。
>>231は君の文章のことを言ってるのだと思う。
読点の打ち方が変わってる。
>>229 ありがとう。だが、もう新潮で揃え始めてしまったよ。
理由はやはり安いから。
岩波では来年一月に『文学論』が文庫化
されるみたいだから、小説は新潮文庫、評論は
岩波文庫で揃えようかな。
評論と言えば、講談社学術文庫でも評論集が何冊か
出てた気がする。
岩波の『漱石文明論集』と『漱石文芸論集』を買えば
だいたいカバーできるかな。
最も良いのは全集だな。結構安い。毎月、発行されるんだけれども、せいぜい
三千幾らくらいしか、しなかったな。私は芥川全集を集めていたんだけど、同時期に
岩波は漱石全集も刊行していた。値段が安いのに驚いた。解説も詳しいし。分厚くて
何か有り難い感じがするね。また数年したら、出るんだろうな。
236 :
吾輩は名無しである:2006/10/12(木) 19:19:15
『現代日本の開化』の要点教えてくれ!!
明日テストで出るんだ!!
>>236 「猿股失敬!」と繰り返し書き殴ってやれ
238 :
吾輩は名無しである:2006/10/12(木) 23:04:56
この本を読んでハイキング始めた方いませんか?
何故お嬢さんを信じられなかったのか
そこから間違ってしまったのだな
というか残していくなよ
許してくれても悲しむことには変わりないんだぞ
>>207-
>>211青空文庫で入力のボランティアをして見給え。こんなところで油を売るよりも
ずっと良い。是非そうしたまえ。
最近見たこころのわかりやすい解説…
簡単に言うとテーマは「西洋から入ってきた個人主義は本当に皆を幸せにするのか」ということ。
自分、自分、自分と自分の幸せばかりを求めると誰かが不幸になる…まさに先生とKの状態。
その答えをさがすのがこの小説の目的ではないか。
それと「私」の存在理由。
自分の過去を吟味するとき、たいてい美化するか変に卑下するかのどちらかで
冷静に自分の悲劇を見つめられなくなってしまう。そのため「私」という絶好の位置におり、
好意的あふれる理想的な聞き手が必要だったと…。
さんざん既出だったらスマソ
242 :
吾輩は名無しである:2006/10/24(火) 00:33:16
なぜ先生が死を選んだのか教えてください。
243 :
吾輩は名無しである:2006/10/24(火) 00:51:51
梅毒が脳にまわってヨイヨイになったからだよ。
244 :
吾輩は名無しである:2006/10/24(火) 01:13:55
自分の苦しみを託したんだよ。
いわば懺悔。懺悔なしには死を選ぶことなんて出来ない。
誰でもいいわけじゃなく、なるべく自分に近い人間性の持ち主がいい。
懺悔?
あほかこいつ
>>244 >誰でもいいわけじゃなく、なるべく自分に近い人間性の持ち主がいい。
かな。
現実の場合は、というより自分を受容してくれる相手だろうな。
許容量がでかいなら人間性が近い遠いはない、全部呑み込む
もしそんな相手が周囲にいれば、死ぬ必要もなくなるが
247 :
吾輩は名無しである:2006/10/25(水) 20:02:19
今こころを読み終えた。
先生の過去はそこまで衝撃的ではないような気がする。
まあ、自分の価値観を変えた本で、
東京タワーが一位にくる時代だから、
それでいいんじゃね?
249 :
アミー:2006/10/25(水) 22:53:18
>>228 森鴎外・南方熊楠・野口英世 この人達は女性と遊びまくったのですか?
250 :
吾輩は名無しである:2006/10/25(水) 23:00:05
>>245 言い方が悪かったかな。懺悔というよりか告白に近いか。
自分の苦悶した日々を誰かに知っておいてもらいたい。
だから書いてから、死んだんだよ。
遺書として長々と自分の過去を書き連ねる必要が他にある?
251 :
吾輩は名無しである:2006/10/25(水) 23:05:14
>>246 あの語り手が全く自分から遠い人間を許容できるほど器が大きいだろうか?
先生にはそう見えたということ?
明治が終わり、乃木が殉死し、「自分も死ぬなら今だ」という時に“私”が身近にいた。
“私”に遺書を託した理由は、
>私は暗い人世の影を遠慮なくあなたの頭の上に投げかけて上げます。
>しかし恐れてはいけません。暗いものをじっと見つめて、
>その中からあなたの参考になるものをお掴みなさい
に尽きるのではないだろうか。
言わば明治の精神が死に、新しい時代を向かえる“私”へのエールでもあると思う。
253 :
吾輩は名無しである:2006/10/27(金) 20:15:29
誰かロンドンの夏目漱石館長のサミーたる人物に会ったことある?
女性単独で行くなら気をつけた方がいいよ。
他の閲覧客がいなくなるやいなや、自分の性癖や兄弟夫婦とのスワッピング、はたまた
スペイン豪邸での乱交パーティー、そして最後は「若い子紹介して」だって。
行った方は気づいたと思うけど、名目は「夏目漱石館」だけど、半分の展示は
自分に関する記事の掲示だから。。
自分の英国はたまたヨーロッパにおいて日本人の知識をひけらかしていたけど、
「南方熊楠」を知らなかった。。。
あんな人が夏目漱石を語る上でちらほら登場するなんて、夏目さんも可愛そう。
かの、司馬さんもロンドンであそこを訪れたらしい。。。
「サミーさん、若い子用意してますよー」と小声で囁いてみてあげてね。
254 :
ペンギン ◆od0qY8Ss/. :2006/10/27(金) 20:37:10
『坊ちゃん』『三四郎』『それから』『門』
どれも文学に奇蹟を期待する読者にとっては退屈極まる単なる大衆小説。
こんなもん文学とは呼べん。
あと三四郎〜門を三部作なんて呼んでるやつもそれを鵜呑みにしてる読者も馬鹿。
全然別物じゃねえか。いかにも通ぶりたいがための強引な分析。
256 :
吾輩は名無しである:2006/10/27(金) 21:40:14
>>255 マジです。ストレートらしいので、男の人には言い寄らないみたいだから安心してね。
でも、女性は要注意。一人で行ったらダメ!まぁ、奴も歳なんで押し倒す程の
パワーはないみたいだけど、ネチネチ話してくるだけでもセクハラだ、アレは!
マジか知らんが
自演くさいな
258 :
吾輩は名無しである:2006/10/28(土) 10:57:23
>>257 事実。レイプされた、とかだとクサイけどね。
ちょっと可愛い女の子に一人で誰も居ないだろう時間帯を見計らって行かせてみなされ。
もちろん、あーたも後から助けにはいる設定にした方が彼女のためだけど。
今更こんなことぶっちゃけられる公共の場所はないし、つい思い出したのでウサ晴らしにカキコしちゃったよ。
とにかく、今度行く事があれば偉そうな事言ってるけど、コヤツは腐ってると思って話を聞いてやって下さい。
よっしゃ、それじゃあオレがウホでいってみるか。
260 :
吾輩は名無しである:2006/10/29(日) 22:41:22
>>259 ウホって何ですか?
まぁ、本当に思い出すだけで虫唾が走る。
ロンドンで漱石館へ行く方はたっぷり苛めて来てやって下さい!
まぁ、館長の顔を見る限り、ちょっとエロそうだよね。
人は見た目で判断できないけどさ。
ところで日本人なのに何故サミー?
262 :
吾輩は名無しである:2006/10/30(月) 00:14:59
それがぁ、やっぱり白人コンプレックスなんでしょ、詰まるところは。
自分では、日本で数少ないフリーメーソン的な場所に出入りを許されているんだって言ってた。
だから、まぁ、相手に気を使って呼びやすくしてるのかいな。
でも、あやつの場合、顔だけじゃなくてホントにエロイです。断言。
263 :
吾輩は名無しである:2006/10/30(月) 00:44:14
犯されたの?
264 :
吾輩は名無しである:2006/10/30(月) 00:56:51
まさか。そうだったら訴えてるよ。
ただベラベラとシモネタ話と自慢話を聞かされた。
途中で帰っても良かったんだけど、こういう人種の生活をちょっと垣間見たいという
怖いもの見たさでつい聞いてしまった。ちょっと自己嫌悪だけど。。。
265 :
吾輩は名無しである:2006/10/30(月) 01:21:38
フリーメンソンかあ超うらやましいなあボクwww
266 :
吾輩は名無しである:2006/10/30(月) 12:45:53
267 :
吾輩は名無しである:2006/11/02(木) 22:34:35
利己主義と個人主義の違いをわかりやすく御教授願います。
「こころ」の「先生」は個人主義に走ってるんですよね?
268 :
吾輩は名無しである:2006/11/02(木) 23:18:02
利己主義は自分の都合よく物事を解釈し、他者の立場など考慮にいれず自分の考えを押し通すこと。個人主義はなんでも自分個人の問題として考える。他人を眼中におかないというよりかは他人に頼らない、悪く言えば人の情にも薄い。
「遺書」の最後の部分ってどんな感じでしたっけ?
おおまかに言うと
「西南戦争の時敵に旗を奪られて以来、
申し訳のために死のう死のうと思って、つい今日まで生きていた」
それ乃木大将の、乃木大将の。
あの世で夏目漱石と盃を交わしたい。
生きていれば英語の講師になってほしい。
>>270-
>>271 ちょっとワロタw
漱石と話が出来るなら、作品の裏設定とかを根掘り葉掘り訊きてえ
274 :
吾輩は名無しである:2006/11/09(木) 21:23:12
「たかがお嬢さんの取り合いで友人を自殺させてしまった」
つまり→「あまりにもくだらない原因なのに、結果はあまりにも重大」
この圧倒的なばかばかしさに、先生は生きる意欲を無くしちゃったんじゃないのかね?
「Kもバカバカしい、俺もバカバカしい、恋愛もお嬢さんもバカバカしい」
「はぁ〜、やだやだ、鬱だ、死のう」
太宰の「トカトントン」を思い出したよ、おれ。
275 :
吾輩は名無しである:2006/11/09(木) 21:36:23
>274のように、死のう死のうと思って、今日まで生き永らえたのと、ビルから飛び降りた一刹那の恐怖は、どちらがつらいだろう?死になさい、今すぐ、死になさいよ。
>「Kもバカバカしい、俺もバカバカしい、恋愛もお嬢さんもバカバカしい」
>「はぁ〜、やだやだ、鬱だ、死のう」
いちおう指摘しとくけど、これは先生の架空の独白だからね
「先生」が自殺を遂げた記述ってある?
遺書の存在と自殺をほのめかす記述はあるけど、、
「私」が東京へ戻ってみたら、なんと「先生」が生きていたという可能性は?
「先生、生きていたのですか」
私はかなり動転していたのか、自ら発した言葉の不穏な意味合いに気づく事さえ出来なかった。
「どうも期待外れだったようですね。以前にもお伝えした通り、あまり私を信用してはいけませんよ」
先生は珍しく笑いながら、私の顔を眺めていた。
「こころというのは不思議な働きをするものです。本当に不思議です」
私は先生の言葉を聞いて、暫くのあいだ呆然と立ち尽くすばかりだった。
その後、暫くして田舎から一通の電報が届いた。そこには父の死を知らせる旨の
れんらくが記載されており、私の心の中には一筋の稲妻が走ったのだった。私は
かんがえる間もなく、再び汽車に乗り込んだのだが、再び繰り返さぬよう私の傍
らには先生も同席してもらった。
>>277-278 親が危篤と知っているのに、それどんな嫌がらせだよw
第三章が「先生の遺書」となっているから、死んだでFAかと。
遺書を書いたからといって、死んだわけではない、と。
Kはフラれたから自殺したと思ってる奴をどっかで見たけど違うと思う。
お嬢さんを好きになった時から自殺を考えていた、らしい。
現国の先生によると
マスかいて自己嫌悪して自殺
自殺なんて病気にならなければ思いつきません。漱石の三部作には自殺を
純粋なモノとして捉える傾向がありますが、江藤淳のような漱石研究の
権威ですら自殺しているのだから、どうなっているのやら分かりませんよ。
イジメによって次世代を担うはずの若い命が次々に失われていく現状を見ていると、
自殺=病気なんて一概に言えないと思うけどね。
なぁなぁ、お嬢さんってそんなにいい女なのかよ。ただのバカ女じゃねーのか。
そんな女に入れ込んでるKと先生はとことん愚か。
バカ女を巡る貧弱な獲得闘争に敗北したKはあっさり自殺。
しみったれた罪悪感で先生もひょっこり自殺。
なにも知らない静ちゃんは、それからのほほんと平凡な一生を過ごしたという。
「こころ」を書く事で漱石は、恋愛のくだらなさを突き付けたのだ。
Kと先生の自殺が「そこで死ぬなよ」「なんだかな〜」「おいおい、遺書送ってんじゃね〜よ」などと、
なんとも不甲斐ない印象を多くの読者に与えるのも、「こころ」が悲劇としてではなく、
恋愛小説のパロディーとして書かれたからなのだ・・・・・と思いたい。
どこら辺を馬鹿女だと思うの?
未だ若いんだから、多少の世間知らずや
異性に好奇の眼差しを向けるくらいは仕方がないことだと思うけどなぁ。
ましてや明治時代の女性だから、自分の意志を表に出せないのも仕方がない。
288 :
吾輩は名無しである:2006/11/14(火) 13:56:58
問い:なぜKは自殺してしまったのでしょうか。下記(1)から(5)の選択肢より正解を1つ選びなさい。
(1)嫉妬に狂った私(先生)の浅ましさに幻滅し、人間社会に対して愛想を尽かしたから。
(2)お嬢さんへの恋心が生き甲斐になっていたのに、お嬢さんを友人(先生)に奪われ生き甲斐を失ったから。
(3)友人(先生)とお嬢さんとの結婚に対し思わず祝福の態度を示したが、その自己欺瞞の醜悪さに我慢できなくなったから。
(4)友人(先生)とお嬢さんに自分の純情がもてあそばれたと錯覚し、ひどくプライドが傷ついたから。
(5)卑劣な抜け駆けをした私(先生)に対して、自殺する事で徹底的に復讐したかったから。
289 :
(o^-^o) ◆m0yPyqc5MQ :2006/11/14(火) 14:07:29
明治の精神のために死んだんだよ
信義のためにだよ
>>288 どれも違う気がする。
Kが幻滅したのは、精神的向上心の途絶えてしまった自分自身だと思う。
それを私(先生)に指摘され、生きる恥よりも死を選んだんじゃないかな。
そして私(先生)との友情が途絶えたことを悟り、死ぬタイミングを見出した。
精神科に行けば死なずに済んだんだ。今のような精神科が昔は無かったことが原因。
昔は精神科は無かったから。都立松沢病院がさいせんた〜ん。
どなたか下5の解説してくれませんか。
なんで、先生が帰るとき一家そろって待っていたのか…、結婚を薦める詳しい
理由を教えてください。
お願いします。
結婚されることによって、先生の遺産を手に入れようとしたんでしょう。
ありがとうございます!
遅れてた。薬も無かった。その点に関しては、岩波現代文庫「茂吉の体臭」
斎藤茂太著に詳しい。
隔離病院みたいなもん?
>>288 俺は、どれも違うと思うな
そもそもKは、周りがどうであれ、世の中がどうであれ、
自分が思ったことを信じて突き進む性格だし、
誰がどうしたとか、誰かに何かされたとか、そういう理由で自殺はしないんじゃないかな
お嬢さんへの恋、自分が見向きもしなかった世界・・・
そういったものに直面して、今までの自分の信念に大きな疑問を感じてしまった
今まで自分がやってきたことは一体何だったんだよ!っていう。
Kの遺書の一文にある、
「もっと早く死ぬべきなのに、なぜ今まで生きてきたのだろう」
ってのも、自分の信念を信じたまま死ぬことができなかったことを悔いてるようにも見える
299 :
吾輩は名無しである:2006/11/18(土) 15:14:04
>>288 (6)友人(先生)にお嬢さんの処女を奪われるから。
つうか、お嬢さんも結構鈍感というか・・・
先生との結婚が決まる→K自殺
とくれば、色々と考えそうなもんだけどな
結婚が決まってから、しかもその人達が住む家で自殺なんて
先生とお嬢さんへの、嫌がらせ以外の何物にも映らないと思う
まぁ、俺はKは嫌がらせとかじゃなく、
単に親しくしてもらった人に、自分の死後の世話を頼みたいという願いが強かったと思うけど
君たち、答えは漱石の脳の中にあったんだよ。今はもうホルマリン漬けになっているから
答えは得られない。生きている時の漱石にも分からなかったかも知れないよ。
生きている時の漱石にも分からないのに答えは漱石の脳の中にあるとはこれいかに?
>>302 無意識の表出というやつだろ
作者の意図なんてものを盲信する化石のような考え方だ
304 :
真実の光:2006/11/21(火) 10:51:35
●● 漱石研究家・江藤淳先生の真実 ●●
自殺された江藤淳先生は、住んで居らした鎌倉界隈では、
大変な変人として知られていました。
どこへ行っても小さなことをあげつらっては文句を言う、
トラブルメーカーで、誰とも良好な人間関係が結べない。
それが、もともとの性格なのか、
精神的なご病気なのかはわかりませんが・・。
奥様とだけは共依存のように仲がよかったですが、
ご夫婦で孤立して居られました。
とても寂しい、不満だらけの人生だったのではないでしょうか。
本文のなかでKが自殺した後、私とであったあとの先生、のところにそれぞれ淋しいといういみを表す表現が何個か書かれてますよね?
それを踏まえての質問なんですが淋しいとは?
1淋しいとはどのような状態なのか?
2淋しいことがなぜ自殺につながるのか?
これを疑問に思いました。
一般てきなかいしゃくではなく本文の中でこのことはどういうことなのでしょうか?
みなさんの意見を聞かせてください。
お願いします。
>>300 まったくお嬢さんは軽薄というか、たくましいというか・・・
Kの自殺に対して、先生がとことん悩んでるのに、お嬢さんは無頓着。
お嬢さん(奥さん)とは罪悪感を共有して、精神的に支え合う関係が出来てないからなぁ。
そんな女の浅ましさに先生は絶望したのかも。
結婚を急いだ先生の責任も大きいんだけどね。
問:先生が奥さんに何も話さずに自殺したのはなぜか。
>>305 1.誰とも相容れない、孤独な状態
2.淋しいという感情だけでは自殺に至らないと思う。
>>306 絶望はしていないと思う。
先生にとって、お嬢さんへの愛は「信仰に近い愛」だったから、
Kが死んだ後のお嬢さんは、先生にとってマリア様のような存在だったのかも。
あまりに無垢で、自分とは最も遠い存在だと考えてたんじゃないかな。
先生は、奥さん(お嬢さん)と、
何回セックスしたの?
先生はインポだよ。精神的にも。
>>307 答えがあるかどうかもわからないけど、可能性ならばいくつか考えられるんじゃね?
例えばさ、
「私は卑劣なやり方でKを殺してしまった。激しい罪の意識に襲われ、とても生きていけない。
当然、愛する妻の夫としてもふさわしくない。おまけにインポで子供もできない。
妻を幸せにできない私は死んだ方がいいのだ。妻はまともな男と一緒になればいいのだ。
死のう。でも死ぬ理由を妻に言うことは私の強烈なプライドが許さない。
妻に軽蔑されでもしたら、明治の男としてはあまりに堪え難い。だから理由は言わずに死のう。
ただ、あの青年にだけは本当の事を伝えて置きたい。あいつにだけは本当の私を晒しておこう。
なぜなら、彼なら私の醜い過去を受け止め、そこから何かを学んでくれるはずだから・・・」
答えになってるかわからんが、こんな感じw
315 :
吾輩は名無しである:2006/11/26(日) 02:15:30
Kが自殺した理由を
作文にしなきゃならない…
わからん
>>314 > 死のう。でも死ぬ理由を妻に言うことは私の強烈なプライドが許さない。
これでいいジャン。
317 :
吾輩は名無しである:2006/11/26(日) 02:44:09
教育ってなに?
いったい現代人は子供になにを教えてるのだろうか?
たぶん大人もわからないんだろう
わからないものを教えてる
恐ろしい
学校の勉強なんてまともにしない方が安全かもしれない
318 :
吾輩は名無しである:2006/11/26(日) 02:49:58
問:先生が奥さんに何も話さずに自殺したのはなぜか。
答:その問いでは、答えられません。問いの要点を絞ってください。
金もらって設問つくってるんでしょ?こっちが採点したいくらいです。
>>315 学校の宿題の時期だからさ。
そうでなければ、「一般的な解釈」と限定つけて聞くわけないだろ。
このスレの風物詩になったよね。
ありがとうございました!
>>307答えは本文に書いてないらしくて、自分で考えろみたいな事ゆわれたのです…
>>320 君の日本語を読むと、解答できても、点がもらえるか大いに心配だよ。
友達に、先生よりも悪い人がいるって聞いたのですが、誰のことを言ってるんですか??
お嬢さんではないのですね?
326 :
吾輩は名無しである:2006/11/26(日) 22:21:50
担任から、「先生の自殺後、青年はお嬢さんと結婚した」
と聞いたのですが本当ですか?
327 :
吾輩は名無しである:2006/11/26(日) 22:41:58
本当です
328 :
吾輩は名無しである:2006/11/26(日) 22:49:37
お嬢さんに買い物に付き合ってもらわなかったのを後悔する場面です。
そこから私のお嬢さんに対する愛情の芽生えを見ることができます。
330 :
吾輩は名無しである:2006/11/26(日) 22:58:26
>>239 なるほど。
丁寧な回答ありがとうございました!
おいおい
滅茶苦茶だぞ
>>330 安心しろ。内田百間『贋作こころ』(ちくま書房)に書いてある。
最近の学生は本を読まないので読解力がないね。
こころは心理描写が多いから、高校で習う程度なら簡単に理解できるのに。
本の読み方、意識も大事だよ。
ただ読むんじゃ何冊読んでも読解力なんて身に付かない。
自分はそんなに意識して読んでるつもりはないけど、
親の教育方針で多読は小さい頃から続けてた。
国語の成績だけは人に誇れるよ。
国語の成績なんてもん誇ってどうすんだよ。
そんな下らないもんを誇っている時点で、人間としては誇れないな。
>>335の大学には国語なんていう講義があったの?
子供が国語の成績を自慢して何が悪い!?
>>339 ろ、論点?
いや、338はまさに335が子供だと……
岩波の漱石文学作品集って旧字?
gg
344 :
吾輩は名無しである:2006/11/28(火) 18:56:04
正直このこころの問題難しすぎる。
高校の国語の教科書で強制的にやらされるから興味ない人が
サラっと読んで解けるような代物じゃないよな。
本当に夏目漱石の作品が好きで何回も読んでるような人じゃなきゃ
こころで出される一般的な問題は解けっこない。
>>337-341 ごめんごめん。
「高校時代の国語の成績は誇れた」って言う過去形の話だから気にしないで。
多読はいいよ。速読の効果もあるし。
>>344 高校の教科書って「先生と遺書」からほんの一部分しか抽出されてないんだよね。
そんなんで「何で先生は自殺したのか?」なんて問われても、まともな答えは出ない。
高校の教科書は第三章「先生の遺書」全文だぞ。
削られているのは私視点の第一章と第二章だけ。
先生の自殺については、第三章読めば大体わかるんじゃないか?
>>347 先生の遺書だけでも相当長いのに、全文を載せてる教科書があるのか。
自分の所は、Kがお嬢さんへの恋心を私に告白する場面から、
Kが自殺するまでの数ページしか載ってなかったな。
350 :
吾輩は名無しである:2006/11/29(水) 14:27:48
お嬢さんも奥さんも早くから、先生の気持ちもkの気持ちもとっくに見透かしていた。
結婚するなら財産のある先生のほうだということも既定の路線だった。
早く告白しない先生を焦らしてやろうとkに気があるそぶりを見せただけ。
kに先手を打たれる前に、ほのめかせていればkも本気にはならなかったか。
奥さんがkを家に入れるのに消極的だったのも今後があらかじめ見えていたから。
予定調和の世界なのに推理的手法で読者を引き込んでいる。
351 :
吾輩は名無しである:2006/11/29(水) 18:51:42
>>349 だな。
俺も高校のときは3章全文だった。
テスト範囲も現代文は全部こころだった。
352 :
吾輩は名無しである:2006/11/29(水) 23:42:00 BE:367066548-2BP(3000)
Kって男なんですか?女なんですか?
私って男なんですか?女なんですか?
>>352 これを飲んで……そう、一気に……そう。
大丈夫。あなたが男でも女でも、何も問題はありません。
Kも先生も、お嬢さんもお母さんも架空の人物で、あなたもそうですから。
万事不都合はありません。……さあ、お口を拭いて。
354 :
吾輩は名無しである:2006/11/30(木) 14:02:42
奥さんから、お嬢さんと先生結婚するらしいよ-て聞いたとき
Kは最も落ちつた驚きでそれを受け止めた
微笑みながら
先生はKの生をつなぐ最後の一線なのに
裏切られたKはなぜそのような態度なんだろう?
現実と理想のギャップから
生きることへの執着心はなくなった
Kは慈悲だけで出来た生物になった
無償の優しさ
だから裏切られても腹立たしい気持ちはなくって
ただ、心の隅で「淋しいや-」て
しんみり思って
あ。死ぬしかないじゃん
意味不明ですかね??
355 :
(o^-^o) ◆m0yPyqc5MQ :2006/11/30(木) 14:53:37
心理的な切腹ドラマ
356 :
(o^-^o) ◆m0yPyqc5MQ :2006/11/30(木) 14:58:56
ところであくたがわってさー
なんだかんだいって理知的技巧的の面では古今東西なかなかよかったけど、
文学の志しの高さではそーせきのこころを超えていけてないよね。
自殺したのがまずかったね。
もっとねばりきれば最期には追い抜けたかもしれんのになあ。
あわれ
わかいうちは努めて勉強せなあかんよ
だめだね、でびゅうを焦っちゃ
ぜったい息切れすんもん。ミシマであれ、アクタガワであれ。
べつにイヤミじゃないけどさ、ぴらのやわたやも近い将来が知れるよね
火花だもん。石原の弟子w
そーせきのごとき牛の歩みをみせないとあかん
357 :
吾輩は名無しである:2006/11/30(木) 17:51:57
アホか。
芥川に長編は書けなかったんだよ。
>>350 >お嬢さんも奥さんも早くから、先生の気持ちもkの気持ちもとっくに見透かしていた。
>結婚するなら財産のある先生のほうだということも既定の路線だった。
お嬢さんはどうかわからんけど、奥さんはかなり計算高くしたたかだよなぁ。
先生を家に入れたのも(表向きは下宿)、しっかり面接したうえで許可したんだから、
娘の結婚相手として選んだのは間違いないと思う。
はっきりいって先生は当時の価値観で言えば、超エリートで将来性バツグンなわけだから、
これほど良い結婚相手はなかなかいない訳で・・・
女しかいない家に男を住まわせるんだから、
相手の性格を面接で見抜かないと危険だよね。
男手として頼もしく、願わくば娘と結婚してくれないかな〜
程度の気持ちだったんじゃないかな?最初は。
お嬢さんは計算も何も、単なる天然ボケに思える。
360 :
吾輩は名無しである:2006/12/01(金) 04:08:53
乃木
361 :
吾輩は名無しである:2006/12/02(土) 02:05:34
362 :
(o^-^o) ◆m0yPyqc5MQ :2006/12/02(土) 08:18:55
こころは世界一の小説w
但し外人には理解不可能だから日本一に留まるw
いやいや英訳もあるくらいだから。
あるけどそこまで評価されてないよね。
海外には昭和の大作家の方が評価されている。
吾輩は名無しである。名前はまだ無い
366 :
吾輩は名無しである:2006/12/03(日) 15:18:18
これ文章雑。今朝読み返して思った
367 :
吾輩は名無しである:2006/12/03(日) 15:19:33
どれくらい雑かと言うと、村上春樹の長編の文体くらい 「海辺のカフカ」抜かす
368 :
吾輩は名無しである:2006/12/03(日) 15:35:55
市川映画では先生と奥さんと日置(私)がご飯食べながら話してる時に
「僕が死んだらこの家をやろう」って言ってるシーンがあるけど、
原文にそんなセリフあったっけ?
あれって「妻もやろう」って言ってるのと同じだよね。
現に映画の最後のシーン、なんか日置(私)が奥さんと結ばれてもおかしくない感じだし。
369 :
吾輩は名無しである:2006/12/03(日) 17:07:11
Kは「覚悟ならある」っていってたけど、それって宗教的な禁欲を捨てて、奥さんに告白する覚悟だったのかな?
それとも奥さんを忘れる覚悟だったのかな?
いずれにせよ先生の行動によって、友達と好きな女性を同時に失ったKは悲惨
間抜けな自分の姿が耐えられなかったんだろう
でもそれによって自殺するってのは、あてこすりすぎ
Kのボンノウ!オナニー知らなかったのか?
>>369はなぜ「死ぬ覚悟」と読めないのだろうか。
372 :
吾輩は名無しである:2006/12/03(日) 22:34:49
>>371 でもあの時点では、Kは先生が奥さんをかっさらうとは思ってもみないわけで・・
20ぐらいの青年のセリフならその「覚悟」を
>>369という意味で発するほうが自然では?
「僕は馬鹿だ」とまで言ってるんだから。
でも死の覚悟という解釈もありうるな。もしそうなら先生はKの「覚悟」を誤解して
先走って親友を裏切ったことになり、さらに悲惨だ。
Kが何故イニシャルで本名でないのか、ってのは?
先生はKについて、所詮本名を出すまでもないって程度の付き合いしかしてなかったってことだろ?
気持ちの上で深く人と関われない人だったんだな。
鰹醐蝋
けんごろう とか漢字だと書くのにめんどくさい名前だからKなんじゃね?
>>375 高校の時の国語教師は、
自分のせいで死んでしまった人の本名を出すことに抵抗を感じたから
と言っていたな。
>>375 私が世の中に出版するという形をとっているのに、
遺書の名前そのままで載せるわけないだろう……。
出版するって明記してあったっけ?
出版したら奥さんにバレちゃうじゃないか。
先生は何歳で自殺し、そのとき私と奥さんは何歳だったかって問題だされたんだけど、
実際に当時読んでた人は直接書かれてなくてもわかってたのかな?
381 :
吾輩は名無しである:2006/12/06(水) 16:08:44
こころを5W1Hで150字以内でまとめよってのがあるんですけど,うまくまとめることができる人いませんか???
自分も考え中なんですけどなかなかうまくまとまらなくて(´#`)
お願いします
wiki見た方が早いぞ
383 :
吾輩は名無しである:2006/12/06(水) 18:12:00
向上心のないものは馬鹿だ
>>379 第一文を読め。
「世間に憚る遠慮というよりも〜」のくだりがある。
つまり世間に発表しているのが前提なのは間違いない。
先生は奥さんにさえ伝わらなければ、どう扱ってもいいと言っていたから、
奥さんは死んだと考えるのが自然。
>>384 あら本当だ。
どういう意図で出版しようと思ったんだろう?
親の借金とか?
何十年前の議論してんだよwww
↑萎えること言うなwww
>>398 でも、小森が生きてるんじゃないかって錯覚しそうな流れだぜwww
先生はおじさんをもっと糾弾すべき
俺は精神的にホモだから先生と私が好きだ
ホモという話は必ず出るけども、
自分は何回読んでもそうとは思えない。
心が…純粋だからかな?w
>>392 391は自分が先生と私が好きな理由の一つに、
自分がホモであるからと言っているだけで、
391がホモなことと、先生と私がホモかどうかは別。
でも実際ホモという話は出るよな。
高校の時の国語教師なんて「ホモソーシャル小説」と言い切っていたぞ。
まぁ女の若い先生だったから、腐女子フィルター通して読んでたのかもしれない。
395 :
吾輩は名無しである:2006/12/14(木) 13:33:28
先生と遺書の八の中で
「実を言うと、私はこれより以上に、もっと大事なものを控えているのです。」
とありますが、「もっと大事なもの」とは何なのでしょうか。
396 :
吾輩は名無しである:2006/12/14(木) 13:52:03
この大正初期という背景から、ホモって発想はなかったろうな。
書かれた時の時代背景を考慮しないで、平成の現在の観点から考えちゃう
からダメなんじゃないの。
>>394の国語教師は、よくよく考えて言ったのか?
例えばイスラム圏の人とかインド人とかって、ヘテロセクシャルな男同士でも
普通に手をつないで歩いてたりするけど、それを日本人とか欧米人の観点で
考えて、「ホモだ」としちゃう…のはバカげてるだろう?
その国語の先生も、じっくり考えた上でそう言ったのか?
俺には「こころ」をホモ小説には思えないがな。
397 :
(o^-^o) ◆m0yPyqc5MQ :2006/12/14(木) 14:25:10
友愛(philia)も知らん愚衆きたなしw
398 :
吾輩は名無しである:2006/12/14(木) 14:47:18
『こゝろ』は猥褻なホモ小説だと
プートニック教授の論文で証明されています。
399 :
(o^-^o) ◆m0yPyqc5MQ :2006/12/14(木) 14:52:18
師弟愛がなんでplatonicでないものかw
愚衆の妄言誠に卑し
一蔑にも耐えぬ
400 :
吾輩は名無しである:2006/12/14(木) 16:34:01
(o^-^o) ◆m0yPyqc5MQのあとってレスがつきづらいね
>>396 え?男色の概念は昔からあったんじゃないの?
現代のホモとはちょっと違うかもしれないけど。
>>396 男色の概念って昔からあったんじゃないの?
現代のホモとは意味が違うかもしれないけど。
401=402
連続投稿スマソ
昔からあった男色・衆道は、女に飽きるまたは男しかいない状況で発展してきたものだから、
ホモセクシャルよりもバイセクシャルに近い。
純粋に同姓しか愛せない発想が理解されるようになったのは、近代になってからだろう。
405 :
396:2006/12/15(金) 01:00:57
>>401 男色の概念は昔からあったにしても、「こころ」の内容くらいで「ほも」に
なるのは勘ぐりすぎ、ということだよ。
ブートニック教授とやらも、欧米の概念で物を考えてねーか?
漱石の、大衆小説的な作品群の中から、こんな「隠しテーマ」的に同性愛物
が出てくるのは、ちょっと考えられないわけだよ。
もしも、漱石が、ホントに意図して隠れテーマとして同性愛を描いていたなら
これは漱石は相当なクセモンというか、やっぱり日本一の作家かもしれん、と
逆に評価しちゃうって側面はあるけどな。
まあ、それはないだろう。
繰り返すけど、みんな「大正初期」「漱石は明治以前の生まれの人」というような
点を考えて「心は同性愛を書いた」と言ってるわけ?現代人の考えで捉えてねー?
406 :
吾輩は名無しである:2006/12/15(金) 01:04:10
(o^-^o) ◆m0yPyqc5MQは
昨年だったか、鍵とか言う名で、ボロクソに叩かれてた、2浪中だかいうニート
じゃねーか? 大学受かったんか?
プートニックっていうやつ馬鹿だろ?
みんなもそう思わないか?
おれらの「こころ」を何だと思ってるんだ。
「こころ」は読む人のこころも現れて来るんだよ
>>405 漱石は留学してるし、色んな外国文学にも触れているだろうから
そういう思想を持っていても不思議じゃない気がする。
実際にあの時代の日本で書くとは考えづらいけど。
410 :
吾輩は名無しである:2006/12/15(金) 02:44:37
>>409 「気がする」…と、弱気でしか言えないんだろう?
「実際にあの時代の日本で書くとは考えづらい」…そういうこった。
宮台は「涙のカリスマ」になっちったかんな。
ちょっとイジメられるとすぐ涙目になる。
西部を倒して光ったけど、要するに西部が弱すぎたというだけの話だった。
あと宮台でイヤなのは、あのSF狂いとか(SFがだめというわけではないけど)、
恥ずかしくなるようなアングラ趣味とか、『ムー』っぽいネタが超大好きと豪語してやまない、
あのセンスの悪さ。
結局、あの人は「切れ味」オンリーなんだろうな。切れ味がいいのは認めるよ。
412 :
411:2006/12/15(金) 02:57:35
うぎゃあ!
すぐ上の「現代詩総合スレッド」に書き込んだつもりが!
スレ違い申しわけないw
413 :
吾輩は名無しである:2006/12/15(金) 08:00:07
プートニック教授の論旨を大雑把に言うとこうなる。
欧米とは異なり、日本では古来より陰間・若衆道といった、
男色文化とでも呼ぶべき寛容的な精神基盤が民衆の共通概念として存在し、
時には一種の理想郷としていた。
これを日本の仏教思想の文献、史書、江戸の随筆等を中心に広く考証。
古代ギリシャの男色受容やキリスト教に於ける繁殖目的以外の性交の禁止と比較。
日本の若衆道を“精神的”母系社会への憧憬
およびマゾヒスティック/隷属的な日本男性像と位置付ける(武士道とハラキリ)。
そうした精神が新時代の到来と共に絶滅しつつあることを嘆き、
それならばいっそ、若衆道と一緒に綺麗に死ぬことを勧めるのが『こゝろ』。
“こゝろ”とは日本男性が遺伝的に持つマゾヒスティック/隷属的な心だそうだ。
414 :
(o^-^o) ◆m0yPyqc5MQ :2006/12/15(金) 09:14:48
ばかすぎるな、外人って
まず感性が鈍感
こいつだけがばかなんだと信じたいけどw
415 :
(o^-^o) ◆m0yPyqc5MQ :2006/12/15(金) 09:18:56
2chの愚衆が現代の平均知能だと考えたら大いに誤るよw
友情の価値すら知らん野蛮奴め、滅亡させてやる
『雨月物語』でもよめ、蛮族ども
416 :
吾輩は名無しである:2006/12/15(金) 10:34:27
同性愛に対して鈍感なのはむしろ日本人ですよ。
418 :
(o^-^o) ◆m0yPyqc5MQ :2006/12/15(金) 11:48:11
同性愛なる観念は、たんなる人類野蛮期の倒錯だよ。
発狂の一種だね。
性的快は繁殖の方便だ、とちょっと頭つかえばわかるだろ。
一般に、外人はばかすぎるな。
419 :
(o^-^o) ◆m0yPyqc5MQ :2006/12/15(金) 12:01:31
こんな低知能児まがいがprofessorなんかやっとる国はまったく高が知れとるなw
米か?
かんぺきmobocracyに堕ちたな
(o^-^o) ◆m0yPyqc5MQ
↑何者?
>>420 ただの自己顕示欲の強い厨房だよ
見ててごらん
こいつ「狂う」ってことを定義すらできないお子ちゃまだから
422 :
吾輩は名無しである:2006/12/16(土) 12:48:31
夢十夜って凄いよな
美しすぎて圧倒された
映像化されて、価値が下がったと思いますけど…?
424 :
吾輩は名無しである:2006/12/16(土) 23:07:48
男同士の友情は恋愛に近い感情みたいになることもあるけど
それをモーホーとしか解釈できないのって感性が鈍すぎるよね
俺も「先生と私」みたいな関係が持ちたい。
大学の教授にナイスガイがいるんだけど親しくなりたい。
男同士の師弟関係だからこそ美しさが伴う。
私も男に生まれてたら
>>425のように思っていたよ。
良いな。男って。
Kは観念的な世界にたった一人で生きていた「引きこもり」だった。
彼はお嬢さんに恋心を抱いてしまうのだが、
脳内の観念的な世界の居心地のよさに
慣れ親しんでしまっていたこの引きこもりは
観念以外の自分の中の訳の分からない
衝動をどう扱えばいいのか分からなかった。
引きこもりは、長年自身が積み上げてきた自己像が、
初めて出会う訳の分からないこの衝動によって壊れてしまうように感じ、
精神の均衡を失い、普通にヘタれた。
衝動と自己像を和解させるためには、お嬢さんをゲットするのが一番
いいんだけど、この「引きこもり」は観念的な世界で安心して
今まで生きてきたので、そういう具体的な解決策があることは、思いもよらない。
結果、目の前に生じた現実におたおたする事すらなく、死を選んだ。
428 :
吾輩は名無しである:2006/12/19(火) 04:39:39
ニューヨークの書店のホモコーナーに置いてあった。そんなもんだろ・・・
夏目(ナナじゃないよ)がね、教師時代に、ばっきゃろー!こんなもんも解けないのかぁ!スッテケテンと叱った生徒が自殺しちゃったんだって、それでびっくりしちゃって、おいおいまじかよ俺のせい?って償いのために書いたのがこころ。夏目「…K、まじすまそ…」
2度も殺すなwwwww
431 :
吾輩は名無しである:2006/12/22(金) 17:35:18
432 :
吾輩は名無しである:2006/12/23(土) 13:08:09
>>391 精神的にモーホー心のない者は(ry
>>425 とりあえずつきまとってみれば?帯を拾ってあげるチャンスがくるかも
434 :
吾輩は名無しである:2006/12/23(土) 23:15:52
>>428 ニューヨークの書店のホモコーナーに置いてあれば、ホモ決定なのか?
まさかそう言いたいわけではないだろう?
ニューヨークの言ってる事が権威であり、そっちを信じるってか!? だとした
ら相当の阿呆者だな。
「こころ」が(仮に百歩譲って)米国では同性愛と認知されるのなら、それは米国人
の捉え方であり、まア彼らが間違っているわけだ。解釈の違いだな。
日本人の「寿司」に対する考え方と、米国人の「寿司」に対する考えは違うだろ?
なんでこんな食い方するかなー?ってヤリ方してる。マヨネーズ塗ったり。
明治以前に生まれた漱石、大正初期に書かれた小説、漱石の他の作品とのバランス
から、こころが同性愛の作品ではないことは明らかなわけだ。
だいたい、「同性愛小説じゃん」という奴は、<自分の頭で>考えてない、どっかに
書かれた愚書評とかを鵜呑みにする奴らで……そういう奴に文学は向かない。
435 :
(o^-^o) ◆m0yPyqc5MQ :2006/12/23(土) 23:32:05
アメリカンは感性が粗野
国土ひろすぎやからボケとる
アメリカは歴史がないんだもの。歴史を作るためにこれまで頑張って来た。そしてこれから停滞するのでしょう。アメリカのロックスターは日本を未来と呼んでいた。日本にとっては中国でしょう。理論ならロシア。日本は円環の時間をどう使うか?常任理事国からはずれるのは痛い
アメリカは官能を知らないし、艶や色も知らない。大陸性は強いのだから、アメリカに売る文学でも構わない。僕はユーロに売りたいけど、できないだろうな・・・バカすぎる・・・心の姦通からアメリカは学ぶべき
438 :
吾輩は名無しである:2006/12/24(日) 00:52:37
なぜこの小説でモーホーとかの話がでてくるのか正直理解できん
「自分の大事なものを、こっそり奪った」(この場合は財産)叔父を
主人公は憎むわけだけど、それと同じことを自分の友達に対してしてしまう
(この場合は奥さんをかっさらうこと)
それによる自己撞着と苦悩ってのがこの小説の肝でしょう
天に唾を吐くっていう言葉そのもの
なるほど、その話から思うのは、アメリカには陰がわからないということなのかなぁ。秘密の所業がわからないというか。こそこそと愛を胸に秘める態度が、…違うとオモッテキタ・・・笑
もともと純アメリカの文学なんてないからな
なるほど
じゃあなんでたまたま砂浜にいたオッサンをナンパしたんだよ
あのシーンは心底笑いました(w
ナンパてw 話しかけて友達になっただけじゃん
奥さん狙いだったんだよ
私は先生を一目見てウホッ・・・いい男って思ったんだろ!?
そこからハッテンしてんだぜ!?
447 :
吾輩は名無しである:2006/12/25(月) 07:54:37
結局白人はなんだったの
448 :
ペンギン ◆od0qY8Ss/. :2006/12/25(月) 08:33:04
俺がその傾向強いからわかるがこの小説に同性愛的なものは一切無い。
ちなみにこの先生と主人公の関係性は当世風の批評用語でいえばホモソーシャルという。
449 :
(o^-^o) ◆m0yPyqc5MQ :2006/12/25(月) 09:06:02
抽象化した師弟関係だからね
よく、晩年の芥川との関係が言われるけど、友愛だよね
性愛ではない。
たしかに社会にでることを拒んでいた先生になぜ外人の知り合いがいたのか
って疑問だよな
日本の村社会と、欧米の個人主義社会の違いに関係あるのかなぁ 先生はどっち!?
欧と米の文化を十把一からげにすることは、
共に違う歴史を歩んできた各国の
個人主義の精神の根底に反しています。
と、先生なら答えそうな話題だね。
454 :
吾輩は名無しである:2006/12/26(火) 13:50:50
「社会にでることを拒んでいた先生になぜ外人の知り合いがいたのか」など、
全てを理屈・理論でツジツマ合わせして考えようとすること自体が間違ってる。
じゃあ、それが書かれた時代的背景を理解する為に、あんたが明治後期辺りに
タイムスリップしなきゃわかんない部分じゃないだろうか? 少なくとも明治時代
というものについて残された資料などで研究してから、漱石作品や漱石を述べるべき
なんだけど。現代人の視点から考えるとロクな意見出てこないよなア。ましてや
米国人の視点で考えられちゃあ。
>>442とか、完全に現代人の通念で物事考えちゃってるワケ。明治に育った男というもの
の考え方とか、風習とか、まぁ簡単に言えば「明治時代という時代背景」を全然考慮に
入れてない意見を言う奴って恥ずかしい。そういう奴は、文学に向いてない(藁
455 :
吾輩は名無しである:2006/12/26(火) 22:32:07
>>454 時代背景を考慮した意見を聞かせてくれ
それとも現代人には理解できないことはスルーしろってことか?
457 :
吾輩は名無しである:2007/01/08(月) 02:31:33
次の四つのうちから一つ選んで1200字程度レポート書かないといけないんですがどれが書きやすいでしょうか?
・K…彼の生き方について。彼にとって愛とは。何故彼は死を選んだのか。
・先生…彼の生き方について。彼にとって愛とは。何故彼は死を選んだのか。
・お嬢さん(静)…彼女の生き方について。彼女にとって愛とは。
・私(書生)…先生との関係。私の役割とは。
・「明治の精神」…先生・書生の父・乃木希典もふくめて。
簡単にでいいのでなにかアイディアとかあったら教えて下さい。
明治の精神が一番楽だと思います。資料いくらでもあるし。後はソウセキの主観(自意識)に寄り添わなきゃならんので難しいかなぁと。個人的には思います
459 :
吾輩は名無しである:2007/01/08(月) 07:39:39
師弟関係といっても、2人には大きな才能の違いがある。
普遍的な人間の不平等、それが当たり前だという真実がある作品だと感じる。
460 :
吾輩は名無しである:2007/01/08(月) 12:30:07
457です。レスありがとうございます!明治の精神で書こうと思います。
ひとつ分からないんですが、なぜ乃木大将の殉死を書生の父が知ったという描写をする必要があったんでしょうか?
書生の父も間接的に明治の精神に殉死していったのでしょうか?
(私は書生の父が乃木大将の死を知った後だんだんと消耗するように死んでいるような気がしました)
461 :
458:2007/01/08(月) 13:27:54
いや、むしろあれはソウセキが乃木将軍の殉死に先生を(死なせてあげた)んです。先生を死なせる理由が必要で。ああ、だから乃木の殉死こそ明治の精神の体現なのでしょうね。だからあなたの着眼点は当たってる。ソウセキが無理にこしらえた『作為』の死だからです。
462 :
吾輩は名無しである:2007/01/08(月) 13:31:06
何もわかっていないおまえらは江口かんのものを読むといいよ。
463 :
458:2007/01/08(月) 14:38:21
間違えました。そしてあなたの疑問点もわかりました。そして謎も解けました。でもここでは言えません。ウゥ…確かに死は時間を越えています
この前テレビで見たんだが「こころ」は『若いとき人生に影響を与えた本』第一位に輝いたらしい。
これっておよそ100年前の小説だよね?漱石すげえ
465 :
sage:2007/01/08(月) 17:34:23
おいおい、矛盾発見した。
集英社文庫「こころ」
P21「私はあなたに話す事のできないある理由があって、他といっしょにあすこへ墓参りには行きたくないのです。
自分の妻さえまだ伴れて行った事がないのです」
P279(前略)二人でKの墓参りをしようといい出しました。
墓参りしてんじゃんw
妻になってからでしょ
>>466 妻になってからです。
「妻」さえまだつれて行った事がないのです っていってますよ
「僕は死ぬか生きるか、命のやりとりをする様な維新の志士の如き激しい精神で文学をやってみたい」
西洋列強に日本がやられそうな大変な時代に、
漱石は日本人の精神を守るためペンを持って戦っていたんだね
明治の戦争は日清、日露だけじゃなかったんだなあ
テスト目的かよ
萎えた
>>465 @嘘をついた。
先生はどうしてもKの墓参りに私を連れて行きたくなかったので、
妻を連れて行ったことがないと大げさに言った。
A奥さんが先生をと連れて行ったのであって、
先生が奥さんを連れて行ったのではない。
先生のうちでは嘘をついたつもりはなかった。
作者が脱稿直後に亡くなったカラマーゾフの矛盾と違い、
こころは直す期間が十分にあったのに直さなかったんだから、漱石先生的には意味があったんだろう。
471 :
吾輩は名無しである:2007/01/09(火) 01:38:32
突然で申し訳ないんですがこころのあらすじをざっと説明してもらえないでしょうか?
冬休みの宿題で感想文を書かなきゃなんですが読んでなくて…。ごめんなさい。
Google「こころ」「あらすじ」でGO!!
>>471 ちょwwwww(・∀・)人(・∀・)ナカーマ
俺も今やってるww
474 :
457:2007/01/09(火) 16:48:03
レポートできました!お世話になりましたm(_ _)m
475 :
(o^-^o) ◆m0yPyqc5MQ :2007/01/09(火) 17:09:23
百年後の冬休みの高等学生感想文課題になっとる
えらし( ̄― ̄)
まじで未来の青年の血肉になっとる
有言実行文士様用
あらすじ。
私は作家になり、第一帝大(現在の東京大学)在学中に出会った先生についての本を発表した。
先生との初めての出会いは海で、外人と仲良くしていた。
私は先生を一見して惚れこみ、知り合うきっかけを探していた。
ある日、先生が一人でいるのを見つけた私は、先生の眼鏡を拾うことで、好感度をあげる。
それから先生と親しくなり、東京の先生の自宅に通うようになった。
先生の奥さんは綺麗な人で、私は奥さんにもほれ込んだ。
数度、先生の家に通ううちに、先生が月に一度の墓参りにかかさないのに気づく。
それは先生の友人の墓だった。
私は先生が取られた気がして嫉妬した。
先生と友人の間柄を知ろうとするが、先生は渋って話そうとしない。
私は怒って田舎へ帰る。
そして帰るときのお土産を見立ててもらう口実で、奥さんとデートすればよかったと私は悔やむ。
帰った先では父親が危篤だった。
田舎へ帰って数日後、先生から遺書が届いた。
遺書には先生の友人Kのことが書かれていた。
Kと奥さん(その頃はまだ結婚してない)が二人きりでデートするほど仲がよいのに、先生は横恋慕してしまった。
ある日、先生はKから奥さんを奪う為に、Kに対してお寺の息子が恋などしていいのかと責めた。
そしてKは覚悟を示す決意をした。
Kのいう覚悟とは、「精神的に向上心のない者は馬鹿だ」という信念の基に、
自分が精神的に向上心を持たない馬鹿であると気づいたから自殺することだった。
先生は冷静にKが遺書に余分なことを書いてないか検査し、問題ないと確認したので遺書を元に戻して、
初めて知る風を装って、奥さんの母親を呼びにいった。
それからすぐに先生は策略どおりに、奥さんと結婚した。
また遺書にはこうも書かれていた。
先生は、私が奥さんに惚れていることに気づいた。
先生は今度は自分の番だと知り、遺書には明治天皇の死とともに、明治の精神に殉死することにした。
私は父親が危篤なのも差し置いて汽車に飛び乗った。
そして私は汽車に揺られながら、奥さんを口説き落とす方法を考えていた。
Kは童貞
先生はお嬢さんと結婚するまで童貞?
私は童貞?ホモ?
>>478 うん。海外だとホモ小説の欄にあるところもあるほどだし。
482 :
吾輩は名無しである:2007/01/14(日) 15:43:31
こころってニート物語だなwwwwww
気持ち悪い
483 :
(o^-^o) ◆m0yPyqc5MQ :2007/01/14(日) 16:02:34
>>482=偏差値1
国語よめず
あわれ(ToT)文弱
書生の卒論の内容すら知らん
こころは、襖を開けて、Kが自殺しているところが妙。先生が第一発見者になるようにしむけていて、…
K他殺説
さすがにそれはない
k金之助説
K=漱石本人
って言いたいの?
それもないな。
489 :
吾輩は名無しである:2007/01/21(日) 01:06:05
Kのモデルは実在していたんだよ。ソウセキじゃないよ
491 :
吾輩は名無しである:2007/01/24(水) 14:56:49
誰もいないかな?・・・明日テストなんですけど分からない箇所があるので質問させてください
お嬢さんと婚約を取り付けた2,3日後の場面(Kに婚約の話を話すか話さないか迷っているところ)で
>倫理的に弱点を持っていると、「自分で自分を認めている」←ここなのですが、
何を認めているかいまいちパッとしません。
それから少し行って
>「まじめな私には、」それが私の未来の信用に関するとしか思われなかったのです。
では、まじめをつける意味が分かりません。
直後の
>要するに「私は正直な道を歩くつもりで、つい足を滑らした」
とありますが、これは良心を持っているつもりでいたが、自分の望みのために友人を裏切ってしまった。
という解釈でいいのでしょうか?
それから少し後の
>「どうしても前へ出ずにはいられなかったのです。」
いられなかった理由が分かりません。
いづれも分からないというより大体見当はつくけど確信がないという感じなので
何卒よろしくお願いします。先生に聞ければよかったんですけれど・・・忘れてしまっててorz
492 :
金原文則 ◆jG/Re6aTC. :2007/01/24(水) 16:05:21
こういうのを細事に捕らわれて、大事が見えないというんだよね。
494 :
吾輩は名無しである:2007/01/25(木) 22:38:51
ところで、映画「ユメ十夜」に期待している方はいらっしゃいますか?
映画は映画で楽しいのでは。。てゆーか萌な女優さんが出てたはず。。
菅野美穂だっけ。。いや、もう少し艶っぽい。。人だったような。。気がする。。
496 :
吾輩は名無しである:2007/01/26(金) 00:04:06
緒川たまきかな?
497 :
(o^-^o) ◆m0yPyqc5MQ :2007/01/26(金) 00:10:26
絶対主義時代の語義を信仰しているあわれな宗教学者がおられますw
でりだよめwぶんじゃくちゃn
文強めざせやはげちゃんw
498 :
(o^-^o) ◆m0yPyqc5MQ :2007/01/26(金) 00:13:50
文sports両道
これぞ現代のサムライ
499 :
(o^-^o) ◆m0yPyqc5MQ :2007/01/26(金) 00:15:54
軍人は上官に命令されれば平気で虐殺する低脳w
そもそも暴力でしか物事を解決できない《非文化人》は
万世一系皇室象徴大日本帝国に一切無用の野蛮人だからね。
我をして奴らを社会分子中の最大の害敵と看做す。いやしけり。
500 :
(o^-^o) ◆m0yPyqc5MQ :2007/01/26(金) 00:18:57
文明から軍人をひとりのこらず排除せねば『文士』の大義は果たし得ぬ。
死に逝くまで軍人と一騎討ちすべし。
われらが皇室のため、大日本の威信を《民度低下》させる文弱は全員排除・啓蒙すべし。
501 :
モコ:2007/01/26(金) 00:31:13
緒川たまき好き
てゆーか何、だいすけは俺に言ってるの?
それならまたねじれてきたなぁ。いつ休めばいいのよ
502 :
吾輩は名無しである:2007/01/26(金) 21:14:42
教科書に漱石載せるのはいいけど、
なんで「こころ」なんだろうね。漱石作品中でも最もヘンな部類に
入る小説だと思うけど…。
教えやすい内容とも思えない。
「三四郎」とかのほうが爽やかで良くない?
「猫」でもいいけど難しい言葉が多すぎて大変かしら。
漱石の最高傑作と言われていて、長さもちょうどいいからじゃないか?
それに漱石っぽいって何かある?
504 :
吾輩は名無しである:2007/01/26(金) 22:07:18
長さがちょうどいいって…ばっさりカットされてんじゃんw
あれも意味わかんなかったな〜。
カットするくらいならもっと短いの選べよ。
505 :
吾輩は名無しである:2007/01/26(金) 22:14:16
だからこころは…
どうしてそうせきがこころと書き 心と書かなかったか
今それがわかるような気がします
襖のシーン、
これは変身のドアの前のシーンでもある。
やっぱり「人間」は風穴が必要なんだ!
506 :
吾輩は名無しである:2007/01/26(金) 22:30:27
>>491 お嬢さんと婚約を取り付けた2,3日後の場面(Kに婚約の話を話すか話さないか迷っているところ)で
>倫理的に弱点を持っていると、「自分で自分を認めている」←ここなのですが、
何を認めているかいまいちパッとしません。
「自分は倫理的に弱点を持っているということを協調している」
それから少し行って
>「まじめな私には、」それが私の未来の信用に関するとしか思われなかったのです。
では、まじめをつける意味が分かりません。
「一般常識を持ち合わせており、それを逸脱したことが過去未来ともにない
ことがまじめだということ」
直後の
>要するに「私は正直な道を歩くつもりで、つい足を滑らした」
とありますが、これは良心を持っているつもりでいたが、自分の望みのために友人を裏切ってしまった。
という解釈でいいのでしょうか?
「正直な道=倫理的な行動」
それから少し後の
>「どうしても前へ出ずにはいられなかったのです。」
いられなかった理由が分かりません。
「前へ出たい=倫理のある生活を送りたいという意味」
テスト終わったよな
>>507 全文載ってるってこと?
文庫本を人数分、学校で用意してるってことかな
510 :
吾輩は名無しである:2007/02/02(金) 20:31:27
全文載ってる教科書なんて見たことねえぞ。
自分は最初先生を未亡人の女性として読んでた…;何故か。
先生の奥さんってワードが出てきてはじめて、先生って男!?って
気づいたんだけどこんなの自分だけだよな…
512 :
吾輩は名無しである:2007/02/07(水) 22:33:55
Kの自殺日時っていつですか?宿題なんですけど全然わかんなぃ…
推測でもいいんで教えてください
513 :
吾輩は名無しである:2007/02/07(水) 22:49:24
宿題は自力で。
乃木大将が殉死した日を調べろ。
次にお前は「禁則事項です」と言うッ
517 :
吾輩は名無しである:2007/02/09(金) 07:15:19
無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄
うちの高校の教科書も、遺書の途中からしか載ってなかったな。
それだけでも面白かったから全部読んだけど。
久しぶりに読んでレポート書いてる。
519 :
吾輩は名無しである:2007/02/27(火) 00:35:35
こころで最も感動的な場面はどこだい?
先生が「財産はありますか?」ときく場面
521 :
吾輩は名無しである:2007/02/27(火) 08:14:52
ヒント
どすとのぱくり
みすどじゃない
親父が死にかけてるのに先生の遺書を懐に東京行きの電車に若者が乗ったとき
奥さんから、先生とお嬢さんの結婚を知らされた時のKの態度
「お祝いを上げたいが、自分はお金がないのでできません」
うろ覚えだけど、このセリフを見て、本で初めて胸がズキッときた。
525 :
吾輩は名無しである:2007/02/28(水) 09:48:22
実家の兄が、「仕事無いなら家を継げ。本ならいくらでも
読めるだろう。」と言ったところ。
いいなあ、そんな生活、羨ましいよ。
526 :
(o^v^o) ◆m0yPyqc5MQ :2007/02/28(水) 10:50:20
>>522 あれはよくない。
いちばんイヤな場面だ。
527 :
吾輩は名無しである:2007/02/28(水) 12:39:14
528 :
吾輩は名無しである:2007/02/28(水) 17:20:16
>>502 自分もそう思います。こころは先生の遺書の場面から急に漱石ワールドに入ってしまいますよね。三四郎は曖昧で分かりにくいですが、学問をやる上で若者には良い刺激になると自分は思いました
529 :
わかりません:2007/02/28(水) 21:40:40
明日テストで1Kの自殺の原因と味を答えろ2先生の自殺の原因と味を答えろ3私の役割を答えろ4奥さんの役割を答えろ5主題を答えろってのが六十点満点で出るんですけど1問200文字程度で教えてくれませんか?お願いします
>>529 教えてもいいですけど、書いたら俺に何をしてくれます?
531 :
わかりません:2007/02/28(水) 21:53:30
なんにもできませんすいません。ただ成績がやばくて、お願いします助けてください
>>531 実はKの自殺の原因も先生の自殺の原因もはっきりとは断定できないところが味噌。
先生は一応「明治の精神」に殉死したことになっているが「明治の精神」の正義そのものが
曖昧。いちおう乃木大将の明治天皇後追い自殺と対照される位置づけになっているけど。
533 :
532:2007/02/28(水) 22:33:36
正義>定義
534 :
わかりません:2007/02/28(水) 23:02:09
なんか根拠も書けって言われてんですけど、一つだけでもいいんで詳しく教えてください
「異性に近づく順序として、まず同性である私の所へ来たのです」
「すでにあなたは恋で動いているじゃないですか」
「あなたは、なぜそうやって度々私のような者の家に来るのですか」
実は「私」は、奥さんを目的にして、先生の家に訪ねてくる
とか、先生は考えてたのかな・・・。
可能性はかなり低いとは思うけど、ちょっとぐらいは意識してたのかな。
536 :
おかさきさとる:2007/03/02(金) 15:20:49
Kと私の自殺を防ぐには、私とKはどのようにしていれば防げたでしょうか?
テストで8点問題なんで教えてください。お願いします。神様きてください。
537 :
おかさきさとる:2007/03/02(金) 17:39:56
すいません、さっきの投稿での私というのは遺書の中の私のことを意味しており、つまり先生ということです。
538 :
(o^-^o) ◆m0yPyqc5MQ :2007/03/02(金) 17:44:52
まずせんせいのほうは明治に殉死しなければよかったわけですよ。
で、それの原因は、Kには失恋におちこむな、オレタチしあわせになるから。
っていってあげればよかった。
よーするに若かりしせんせいはあまりにシャイぼーいだったからよくなかった。
正直に「じつはさ。オレタチ、できてんだ」といえばよかったのに。
そしたらモテナイぼーずのKだって友情だけは信じれたんじゃないかな
539 :
(o^-^o) ◆m0yPyqc5MQ :2007/03/02(金) 17:48:01
たしかにかみさまは来ましたwが
この解釈かいてもあなたのガッコのセンセイていどの文学知能では、
きっと半分しか点もらえませんよ。
そんな愚問だすセンセイなんだからw
歴史にifはないのですよ。
われわれは明治を悼むべきです。平成の感性で歴史改造しちゃいけませんな。
540 :
(o^-^o) ◆m0yPyqc5MQ :2007/03/02(金) 18:00:33
>>529アジってのがなにを問いたいのかあいまいですねえ。これも愚問w
1.Kは仏道求究への自信なさを、恋情と友情の双方からの裏切りをきっかけに清算した。
2.Kに対する背徳罪を青年に自白し、明治という過去の時代思潮のうえで清算したかった。
3.私はいわば前時代の意味を告白される客観的な聖職者の立場である。即ち、読者との媒介である。
4.奥さんは清らかさを託された日本的美意識の象徴たるエロスである。
5.時代思潮の変遷のなかでの切腹式な民族的反省心理の伝承。
あとはてきとーに引き延ばせれw
とくに5は芥川引用しまくれwwぜったい点あがる。まにあっぽいもんw
541 :
おかさきさとる:2007/03/02(金) 19:13:35
>>588さん、ありがとうございます。たしかに先生がおかしいのかもしれませんねr(・∀・;)
頑張ってみます。
542 :
おかさきさとる:2007/03/02(金) 19:14:51
あ、
>>538さん でした。間違いだらけですみません
>>541 まあ完全な正答というのはあり得ないのだから、あなたの学校の先生は
生徒がどれだけ論理的に考え表現できるかを測りたいだけかも知れないけれどね。
544 :
吾輩は名無しである:2007/03/02(金) 21:51:00
宿題はてめえで片付けろ池沼学生が。
答えてる奴も馬鹿だ。死んどけカス。
>>544 つーか答えてる奴ホントに馬鹿だな
俺はコテNGにしてるから透明あぼーんしてたけど
今
>>542を辿ったら高卒レベルの珍回答があってビクーリしたw
学歴と読解力を関係付けてる時点で…。
学校の先生もおかしくね?
Kの自殺の真相だって、おぼろげながらしかわからないから推測なのに、
さらに止める方法を考えろなんて、推測に推測をしろということじゃん。
あえていうなら、先生がお嬢さんとの恋を諦めて、
Kの信条との矛盾を指摘しないで、お嬢さんとの恋を応援する、かなあ。
そんなの非現実的だし、Kの「精神的に向上心のないものは馬鹿だ」の言葉を借りるなら、
馬鹿しか登場しない糞小説になるな。
548 :
おかさきさとる:2007/03/03(土) 02:54:05
>>547さんの意見、たしかにそうですよね。推測の推測なんて高校生の僕にはとんでもないっす。
そのように一度先生に意見してみましょうかねr(・∀・;)
文句言ってどうすんだよ
先生は、どう思ったかを見たいんだろ
そういう問題に、はっきりした一つの答えなんかない
こころを読んでどんな感想持ったか
全くの見当外れだろうが、結構的を得ていようが、
そういうのを見るテストだと思えばいい
550 :
吾輩は名無しである:2007/03/05(月) 22:20:47
なるほど、わかりました。まわりの友達とも協力して自分たちなりの考え
をみつけます。ありがとうございました。
551 :
吾輩は名無しである:2007/03/05(月) 22:45:50
あ、質問なんですけど、遺書の中でKが
「覚悟、− 覚悟ならないこともない」と言っているんですが、
この 覚悟 というのはどのような覚悟なのでしょうか?
どなたか教えてください。お願いします。
お嬢さんと駆け落ちするためなら、仏門をも捨てようというKの覚悟
554 :
吾輩は名無しである:2007/03/06(火) 00:46:16
なるほど、はっきりしてないとなるとテストで問われる可能性も低いですかね!
ありがとうございます。
>>554 いや、うちの学年末試験では出題することが決まっている
556 :
吾輩は名無しである:2007/03/06(火) 08:30:56
この覚悟って、
最初先生は「Kが恋を捨てる」覚悟だと思って安心してたけど、
家に帰ってそれが「Kが求婚する」覚悟のことだと思ったから、先生は先を越されないように求婚したんじゃない?
違ったらごめん
557 :
吾輩は名無しである:2007/03/06(火) 20:50:51
それにしても遺書を読んだ後の「私」が気になる。
道に向かって突き進む覚悟
信念を破り、お嬢さんに告白する覚悟
自らの矛盾(お嬢さんへの恋心)にケリをつける為に自殺する覚悟
俺はこの3つが浮かんだ
>>556 たぶん先生は、Kが、お嬢さん・奥さんと徐々に距離を縮めていくことに
焦りを感じたんだと思う。実際、作中にもそういう描写はいくつかある
・奥さんが、Kとお嬢さんを2人きりにして外出したり
(奥さんは、先生とお嬢さんを2人きりにして外出することはなかった
・Kとお嬢さんが、2人で散歩してるところを見かけたり
先生の主観で描かれてるから
K、奥さん、嬢の真実の内心はわからないのがこの本の作風だよね。
読者もそれを推測する権利が与えられている。
私はKの「覚悟」は、告白、諦めのどちらかで常に揺れていて、
どちらの意味も本当だったんだと思う。
「自殺」はその時の選択肢にはなかったと思う。
「自殺願望」はあったにしろ。
560 :
吾輩は名無しである:2007/03/06(火) 21:26:57
みなさんのいろいろな意見、非常に参考になります。本当にありがとうございます。
561 :
(o^v^o) ◆m0yPyqc5MQ :2007/03/06(火) 21:32:09
恋なんかKの眼中にないよw
それ先生の主観だから
Kの性格みれ
求道者だよ
562 :
吾輩は名無しである:2007/03/06(火) 22:02:01
Kに黙って婚約したあたりで 「私はKがそのとき何か言いはしなかったかと奥さんに聞きました。」と奥さんに聞いたのは何故ですか?
563 :
吾輩は名無しである:2007/03/06(火) 23:52:28
Kが先に奥さんへお嬢さんへの気持ちを伝えていたら私が奥さんにお嬢さんへの求婚を言っても意味がないから。
じゃないですかね?明日テストの僕の予想ですw
>>563 うちの学校の生徒かよw
ちなみにその箇所は出題していない
他のところで大問4つが埋まってしまったからね
あとあらすじからも結構問題出したからよろしく
565 :
吾輩は名無しである:2007/03/07(水) 01:15:40
先生にとっての私ってどんな存在だったんですかね?
566 :
吾輩は名無しである:2007/03/07(水) 01:19:51
え、まさかK谷先生ですか?(汗)
やはりどこか同性愛的な関係をほのめかしていると思う。
然し、性欲には至らない精神的な面で。
そうなると、恋心に似た師弟愛の様なものか。
568 :
吾輩は名無しである:2007/03/07(水) 01:24:20
K谷先生の課題です…笑
同じ学校かな??
>>567 学校の課題なんで同性愛的なものじゃない方が…
師弟愛ですかね?
570 :
吾輩は名無しである:2007/03/07(水) 01:28:38
>>569 感じたままですか…
自分が感じたのは先生は信頼するってことに臆病になっていたけど
なぜか自分を信頼してくれる私に心を開いていったのかなって思ってますけど…
先生も誰かを信頼したかったのかな?
571 :
吾輩は名無しである:2007/03/07(水) 01:34:36
多分同じだwH高校でしょ?w
572 :
吾輩は名無しである:2007/03/07(水) 01:35:44
>>571 H高校じゃないです(汗)
同じような課題なのかな?
573 :
吾輩は名無しである:2007/03/07(水) 01:51:37
そっか〜そうなんだろね。お互いがんばろう!!
574 :
吾輩は名無しである:2007/03/07(水) 01:53:08
575 :
吾輩は名無しである:2007/03/07(水) 01:53:49
こころの重要漢字はなにかわかるひといますか?
576 :
吾輩は名無しである:2007/03/07(水) 03:50:18
孝だと思われる
作品内に出てこないかもしれないが
>>556 そこは合っている。
先生はこういう風に解釈したみたい。
最初 Kが恋を捨てる覚悟
↓
ちょっと経って Kが仏門を捨てる覚悟
↓
自殺後 Kが自殺する覚悟
Kがどういう意味で「覚悟」を使ったのかはわからないけど。
>>577 そもそもKは仏門などに入っていない
「精進」も「道」もK独特の概念
5年後くらいに「私」も後追い自殺していそうな気がする。
580 :
☆:2007/03/11(日) 17:39:17
「乃木大将の永久に去った報知」ってあるけど、乃木大将のどんな点に「私」は共感したの??
581 :
吾輩は名無しである:2007/03/11(日) 20:17:12
こころに描かれた裏切りは
下の部分で・・・
先生のKに対する裏切り
Kの先生に対する裏切り
先生の自分自身に対する裏切り
それぞれを見た上で
学生の私の先生に対する裏切りとは
これなんでしょう?お願いします。
先生の遺書を公表した裏切り
この論文が書かれてもう20年経つんだな
>>582 あ、確かにそうですね。授業でも、なぜかそこがサラリと強調されてましたが、
理由は、何なのでしょう?・・・・ううむ、わからないです・・・・。
ちなみに・・・
先生のKに対する裏切り→お嬢さんにKに内密でプロポーズしたことのハズ
Kの先生に対する裏切り→なんでしょうか?先生にお嬢さんが好きと自白したことは違うような。。自白がKの精神に反するから?
先生の自分自身に対する裏切り→これもう〜ん。。Kに対する打撃でしょうか?向上心はないものは馬鹿だ、とか。
Kの先生に対する裏切り=恋愛は道の妨げになると公言し先生の生き方を否定しておきながら、あっさりお嬢さんに恋をしたことを告白
先生の自分自身に対する裏切り=本来善良な人間であるはずなのにその良心を抑えKを陥れた
>>584 ありがとうございます。
先生自身に対する裏切りは
>>583を膨らませた感じですか。
Kの先生に対する裏切りは、なるほど、その通りですね!たしかKが先に精神的〜は馬鹿だといったんですよね。なるほど。
助かりました。
聞いてばかりで申し訳ないのですが、先生の遺書を公表した私の裏切りの、理由や意味ってなんなのでしょうか?
586 :
吾輩は名無しである:2007/03/11(日) 21:25:45
「自由と独立と己れとに充ちた現代に生れた我々は、その犠牲としてみんなこの淋しみを味わわなくてはならないでしょう」
とは、どういうことなのでしょうか?
「学生の私」が遺書を公表したかどうかは定かではないと思う。
あれは読者に向けて書かれたものではなく
「学生の私」が自分だけの為に書きとめたものだという捉え方もあるし。
因って、自分は「先生」に会いに行けないと
電報を送った事が「学生の私」の「先生」に対する
裏切りだった様に思う。
「先生」はその事に対して思いの外傷つき、
「先生」の自殺の大きな後押しになってるんじゃないと思う。
>>585 裏切りとは関係ないが、
青年が遺書を公開した理由として
この「こころ」自体が青年の遺書である
、という説もある。
伝染しているかの様な「孤独」を
免れる事が出来なかった人達という
もの凄い暗いセオリーなのだけど。
先生の遺書の最後に、
「妻が生きている以上は、この秘密はあなたの胸の中にだけしまっておいてください」
みたいな一文があったはず。
もしかしたら、奥さんが亡くなったから書いたのかもしれない。
ただ、これを公表したのかは疑問が残る。
自分の心の中で抱えるには重過ぎるから、
>>587の言うように
ただ単に文章として書き留めることで、気持ち的に少し楽になりたかっただけかもしれない
そもそも、公表する理由がないような気がする。
「私」の性格からして、先生が死後、世間から非難をあびるかもしれないことを、
わざわざ公表するとも思えない
>>588 私はその説に一票。
Kから先生へ、先生から私へと、死は受け継がれていったのだと思う。
先生から遺書とどでかい秘密を託されて、奥さんへの気遣いも大変だっただろうし、
先生の自殺を止めれなかった自責の念、更に父親を見捨てたことに対する後悔を
一気に背負うことになった私も、やはり重圧に耐え切れなくて死を選んだ気がする。
591 :
吾輩は名無しである:2007/03/25(日) 16:06:03
「私」は遺書から何も学ばなかったっての?
学んだことには学んだけど、精神的な弱さには打ち勝てなかった。
寧ろあんな遺書を読まされたら、私だったら余計に落ち込んで自分を責めると思うけどな。
妄想が入り混じった解釈で申し訳ない。
593 :
吾輩は名無しである:2007/03/26(月) 00:54:34
「私」は新しい時代やその精神の象徴として描かれていると思うので、自殺はないんじゃないだろーか。
明治の精神、っていうのは倫理的に厳しく己を律して生きる事だと思われるし(勿論それだけじゃないけど)。
ただ、学生である「私」にあの独白はキツ過ぎるよね。
そりゃ教えてくれとは言ったけどさあw
37 名前:<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん[sage ] 投稿日:2007/03/26(月) 13:20:15 ID:fNq/PsyS
我輩はノムである
40 名前:<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん[] 投稿日:2007/03/26(月) 13:22:04 ID:59c+ZwUm
脳みそはまだ無い
51 名前:猫の手猫の目 ◆YI1RHxNFik [明日出かけてくるわな。] 投稿日:2007/03/26(月) 13:27:42 ID:8mOrfqAQ
どこで人生を間違えたのかとんと見当がつかぬ。
60 名前:<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん[] 投稿日:2007/03/26(月) 13:36:42 ID:2sis2NyX
なんでも薄暗い、いじめいじめした軍隊でニャニャ笑っていたことだけは
記憶している。
62 名前:猫の手猫の目 ◆YI1RHxNFik [明日出かけてくるわな。] 投稿日:2007/03/26(月) 13:42:02 ID:8mOrfqAQ
吾輩はここで始めて軍隊というものを見た。
しかもあとで聞くとそれは朝鮮人という人間中で一番獰悪(どうあく)な種族であったそうだ。
69 名前:<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん[] 投稿日:2007/03/26(月) 13:47:46 ID:2sis2NyX
この軍隊というのは時々我々をつかまえて「日帝喰う!」という話をした。
しかしその当時はなんという考えもなかったから、べつだん恐ろしいとも思わなかった。
82 名前:猫の手猫の目 ◆YI1RHxNFik [明日出かけてくるわな。] 投稿日:2007/03/26(月) 14:03:29 ID:8mOrfqAQ
ただマスコミと386世代の掌(てのひら)に載せられてスー
と持ち上げられた時何だかフワフワした感じがあったばかりである。
【ウリババと】飯嶋酋長研究第875弾【200人の盗賊】
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/korea/1174788198/l50
90 名前:<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん[] 投稿日:2007/03/26(月) 14:19:56 ID:2sis2NyX
手のひらの上で少し落ちついて金正日の顔を見たのがいわゆる北というものの
見始めであろう。
この時妙なものだと思った感じが今でも残っている。
第一毛をもって装飾されべきはずの後頭部がつるつるしてまるでザビエルだ。
その後各国首脳にもだいぶ会ったがこんな片輪には一度も出くわしたことがない。
93 名前:猫の手猫の目 ◆YI1RHxNFik [明日出かけてくるわな。] 投稿日:2007/03/26(月) 14:40:55 ID:8mOrfqAQ
のみならず糖尿病のせいで顔色が悪く、顔の真中があまりに突起している。
そうしてその穴の中から時々ぷうぷうと煙(けむり)を吹く。
どうも咽(む)せぽくて実に弱った。これが金正日の飲むロスマンズ(たばこ)
というものである事はようやくこの頃知った。
99 名前:<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん[] 投稿日:2007/03/26(月) 14:50:53 ID:2sis2NyX
この金正日の手のひらのうちでしばらくはよい心持ちに踊っておったが、
しばらくすると非常な速力で運転し始めた。
金正日が動くのか自分だけが動くのかわからないがむやみに目が回る。
胸が悪くなる。。とうてい助からないと思っていると、ピカドンと音がして
北の核実験施設から火が出た。
それまでは記憶しているがあとはなんのことやらいくら考えだそうとしても
わからない。
ふと気がついてみると金正日はいない。たくさんいた友好国が一国も見えぬ。
肝心の米国さえ姿を隠してしまった。
その上今までの所とは違ってむやみにきな臭い。
息を吸っていられなぬくらいだ。はてなんでも様子がおかしいとのそのそ
はい出してみると非常に痛い。
吾輩は民主主義陣営から急に紛争地域の中へ捨てられたのである。
103 猫の手猫の目 ◆YI1RHxNFik 明日出かけてくるわな。 2007/03/26(月) 14:59:50 ID:8mOrfqAQ
>>99 ようやくの思いで紛争地域を這い出すと向うに大きな六者協議がある。
吾輩は六者協議に坐ってどうしたらよかろうと考えて見た。
別にこれという分別(ふんべつ)も出ない。しばらくして泣き喚いたら
アメリカがまた迎に来てくれるかと考え付いた。親米、反日と試みにやって見たが
誰も来ない。そのうち六者協議には誰もいなくなり日が暮れかかる。
105 <丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん 2007/03/26(月) 15:10:27 ID:2sis2NyX
>>103 支持が非常に減ってきた。
支援したくてもどこからも資金・石油が出ない。
しかたがない、なんでもよいから支持者のいる所まで行こうと決心をして
そろりそろりと左に回り始めた。
どうも非情に苦しい。そこを我慢して無理やりにはって行くと
ようやくのことでなんとなく親北臭い所へ出た。
108 猫の手猫の目 ◆YI1RHxNFik 明日出かけてくるわな。 2007/03/26(月) 15:21:37 ID:8mOrfqAQ
>>105 政界に這入(はい)ったら、どうにかなると思って青瓦台の崩(くず)れた穴から、
ウリ党にもぐり込んだ。縁は不思議なもので、もしこのウリ党が破れていなかったなら、
吾輩はついに自称人権派弁護士で路傍(ろぼう)に餓死(がし)したかも知れんのである。
お互いに似たような考え方をしているニダ。www
>左に回り始めた。なんて俺も同じことを考えていた。ww
113 <丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん 2007/03/26(月) 15:31:50 ID:2sis2NyX
>>108 一心の陰とはよく言ったものだ。
この青瓦台の穴は今日に至るまで吾輩が隣国の金正日と内通する時の
通路になっている。
さて青瓦台へは忍び込んだもののこれから先どうしていいかわからない。
そのうちにウォン高になる、輸出は減る、ノサモは寒し、アメがぶってくると
いう始末でもう一刻も猶予ができなくなった。
>>594 「我輩は猫である」風に国際情勢を語るスレになっとるw
>>593 そういや自分は「私」と同じくらいの年だ。
考えてみたら、慕っていた先生が自殺して、自分一人だけが
その理由を知っているとなると、中々キツイものがあるなぁ。
この小説における「両親と私」の持つ意味って何ですか?
このスレでも中についてはほとんど語られていない気がします
何かの解説で“「先生と私」「両親と私」は「先生の遺書」のために存在する”って書いてあった。
瀕死の肉親よりも、他人である先生を優先してしまった「私」の行く末を暗示するために書かれたんじゃないのかなぁ。
現代の感覚で言えば、若い頃って親よりも友達を優先してしまうことが良くあるわけで。
602 :
吾輩は名無しである:2007/04/01(日) 00:53:40
>>600 同じ明治人としての先生と父との対比、
新しい時代の人間としての「私」の感性の描写、とかじゃね?
>>600 先生=近代的 父=前近代的
先生を選ぶ「私」
先生もまた病気で両親を亡くして、遺産相続の問題で嫌な思いをしたから
私に「お父さんが生きているうちに財産を貰っておけ」と不謹慎なアドバイスをしてたよね。
まだ父ちゃん生きてるっつーに。
そういう色んな伏線の意味がある。
先生は乃木大将や「私」の両親よりは近代的だろうけれど、
「私」よりは前近代的なんじゃないかな。それが「明治の精神への殉死」に
なって現れてるのでは。
606 :
吾輩は名無しである:2007/04/07(土) 22:17:58
東大講師していた、という時点で、こいつはクソ。読む価値なし。
小泉八雲も上田敏もクソですか、そうですか。
こゝろ良すぎる><
609 :
吾輩は名無しである:2007/04/11(水) 20:10:49
610 :
吾輩は名無しである:2007/04/12(木) 18:39:40
>>609 東北大学100周年記念事業でようかんか〜〜〜!!
すごい。イイ!
611 :
吾輩は名無しである:2007/04/29(日) 19:44:26
養父に逆らってまで宗教の道へ
で、孤独に。が、先生という下宿先を斡旋してくれた友人がいた。
養父に縁切られてまで貫いた道なのに、禁欲対象である恋愛が
立ちはだかり、その苦しみから先生に相談したのに
先生は自分のエゴのために、諦めろみたいな事言っといて、こっそり好きな女を友人がもっていった。しかも聞かされたのは、友人からではなかった。
人間不信と今まで貫いた道が馬鹿馬鹿しいというか。。
乃木大将みたく親に見捨てられた時点でずっと死にたくて、きっかけを探していた。
きっかけがあって自殺
先生もKも乃木も同じ世代で同じような理由で自殺
612 :
吾輩は名無しである:2007/05/05(土) 12:13:34
基本的な質問で悪いけど、なぜ「私」はあれほどまでに「先生」を慕ったのか?
なにか同性愛的なものがあるのかと思ったが、そうでもなさそうだし、決定的な理由が見えない。
もしかしたら「私」という人は存在しないのではないか?
「先生」のこころの一部が「私」だという説はないのか?
613 :
612:2007/05/05(土) 12:40:00
>>85がいっているように「私」とは
「明治と今との媒介者でしょうね。 先生に同一化した読者たちを傷つけないように、
敢えて第三者の視点から物語を読ませた」
ということに納得できます。
「私」とは「先生」を描くための道具のような存在だと思う。
「私」というのは「先生」を描くために都合よく存在すると考えると、「私」が
「先生」につきまとった理由も納得がいく。その理由とは
「先生」を描くためにどうしても「私」のような人が必要だったから。
>>611 先生と乃木大将の死は対照的に書かれていると思うけどな。先生は殉死と言う言葉を
乃木夫妻自決まですっかり忘れていたわけだし、自分が自決するならそれは
(明治天皇の死にではなく)明治の精神に殉死する、と奥さんに言っている。
「明治の精神」とは何ぞや、というのははっきりしないんだけどさ。
先生って何歳くらい?Kとのことがあったのって大学生の頃だよね?
それから自殺するまで何年間、辛い思いを抱えて生きてきたんだろう
40代中盤だと思う
なんとなくだけど
>>616 ありがとう。やっぱりそれくらいだよね
ところで、自分は小説読む時その人をイメージするんだけど、
"私"と一章の先生のイメージが湧かない。若い頃の先生とKは容易に想像出来るんだけど
特に先生のイメージ、ここにいる皆はどんな風貌?芸能人でいうと誰?
618 :
吾輩は名無しである:2007/05/20(日) 21:13:54
先生は漱石本人のイメージで読んでたw
619 :
吾輩は名無しである:2007/05/22(火) 01:13:05
こ っ ろ
621 :
吾輩は名無しである:2007/06/11(月) 23:28:38
>>620 アングルを工夫して墓標を隠したりせずに
ごまかし一切ナシ!真っ向勝負!
・・・と言う訳で、墓標はK!wwwwwww
これマンガ家の名前ないけど、誰なの?
こいついい度胸してるよ。面白すぎ
>>620 もう、本名はKでいいや、と思ってしまったよ。
624 :
吾輩は名無しである:2007/06/12(火) 10:32:28
625 :
吾輩は名無しである:2007/06/13(水) 00:54:16
これ、嫌な記憶なんだよなあ
「他人の考えたこと」を「他人の教師」に無理強いに読まされて、
つまんない、と思ったまま書いたら評価は…
何をを書いてほしかったんだ、あのバカ教師。
ま、再読しようとは思ってるんだけどね。
>>620 「先生」っていうか「マッドサイエンティスト」とか「プロフェッサー」が相応しい
>>624 こころは来月発売みたいだね。
この高さだと買う気失せるなぁ。
絵も、Kのイメージは合っていたけど“私”が好青年すぎる気がする
あと墓がry
628 :
624:2007/06/14(木) 11:21:53
>>627 人間失格を読んでみたくて
このマンガの会社に問い合わせてみた。
発売する会社が代わるそうで
今は販売止めてるみたい。
隔月で3冊ずつ出すんだって。
文庫で値段も一律500円位になるらしい。
この位の値段なら、まあ、許せるね。
このマンガすごいよ、ラインナップが。
破戒とか蟹工船とか
売れそうにないタイトルもちゃんと出してるところが。
629 :
吾輩は名無しである:2007/06/14(木) 20:11:34
蟹工船w
あれ、意外と面白いんだけどね。プロレタリア文学って響きで引かれちゃうんだよね。
会話文がおもしろい、蟹。・・・
Kが先生とお嬢さんの婚約を知った時、先生に対して申し訳ないと思ったと考えてたんだけど、この考えって普通じゃないんかな?
先生が善い人間であることはKもわかっていただろうし、Kは先生を少し馬鹿にしつつも友人として思ってんじゃなかろうか。
そいで自分がお嬢さんに恋をしたってことが先生を裏切りに走らせる理由になったと感じて、
「自分の弱さが本来いい人であるはずの友人に酷いことをさせた。申し訳ない」と感じたんじゃないかな。
もちろん、裏切られたことに対する恨みなどを全く感じなかったわけじゃないだろうけど、
それよりも自分の弱さに対する半ば失望みたいなものと、孤独感で自殺したんだと思う。
「覚悟ならないこともない」の時点で自殺を考えてたと思うけどな。
632 :
吾輩は名無しである:2007/06/20(水) 23:57:38
>>631 普通にそのとおりだと思うよ。
思い描く理想像と現実の自分の感情とのギャップに絶望したんだろうね。
『覚悟〜』は勿論自殺の覚悟でしょう。
633 :
吾輩は名無しである:2007/06/20(水) 23:59:03
俺はKになりたい。
↑
早く死ねよ
向上心のない(ry
俺は包茎になりたい
フランキー・ジョージ・・・あれ? 混ざってる
榎本ナリコの漫画版ってもう絶版?amazonで買おうと思ったらユーズドしかなかった
あと、現代漫画版ってことだけど悪くなかった?
>>615 亀レスだが
日露戦争に注意して読むと逆算で大体出てくるよ
たしか34〜5歳だった気がする
意外と若くて私ともそこまで差が無い
>>639 予想以上に若いね
気になって調べたら実際そうっぽい
亡くなったのが1912年
高等学校が初めて出来たのが1894年
高等学校は17歳で入学だから、出来た年に入学していたとしても35歳
18年間の間に相当老け込んでしまったんだね。落ち着きすぎだし
>>638 本屋で見つけた。
ちょいエロ漫画家のイメージが強いから買うのに抵抗がある
持ってる人に買ってもいいか聞きたい
642 :
641:2007/06/28(木) 20:01:22
買っちゃったよ
まぁ面白かったよ
お嬢さんとセックルしてんじゃん
エロかった
このへん原作とのズレはあるけど
>>642 エエエ(´□`)エエエ
セックルだけはしないでほしかったorz
先日ブックオフであの漫画家の漫画を見つけて、
どんな感じだろうとみてみたら酷い腐女子エロで気持ち悪かったけど
まさかこころでもそれやっちゃうとは。
自分の近所の本屋数軒回っても見つからなかった。
見つけたら買いたいな
>>620 こっちは7月発売予定なんだけど、いつどうやったら買えるの?
普通に書店に並ぶん?Web漫画みたいに売るの?
>>644 今メールで問い合わせてきた。
回答をいただけたらここに報告します
646 :
645:2007/06/29(金) 22:40:23
メールの返事がきた。以下本文そのまま引用
アマゾンでも売るらしい
ご質問の件ですが
全国のコンビニと書店にて7月14日に発売します。
(人間失格・こころ・破戒の3作品同時発売です)
〜中略〜
その後は隔月で3作品ずつ(年間18作品)発行することになりました。
9月は「蟹工船・罪と罰・羅生門」を予定しております。
詳しくは近日ホームページにてお知らせしますので、しばらくお待ち下さい。
「まんがで読破」は文学に触れる機会の少ない、多忙な方を対象に
名作の内容を気軽に、わかりやすく紹介するマンガシリーズとして企画されました。
原著に思い入れの深い方には、違和感やケレン味を感じる部分があるかもしれません。
648 :
吾輩は名無しである:2007/07/03(火) 03:23:10
フランス書院のF-Bookというツールを使ってこころを読むと新展開。
置き換え機能で「先生」→「阿部さん」にするのがコツ
649 :
吾輩は名無しである:2007/07/13(金) 18:10:48
漫画版はいつアマゾンに並ぶのかな?
それとも検索に引っかかんないだけなのかな?
650 :
吾輩は名無しである:2007/07/13(金) 22:09:05
漫画明日発売age
漫画版amazonで見ると発売日が17日になってるな
また延期?
私は冷ややかな頭で新らしい事を口にするよりも
熱した舌で平凡な説を述べる方が生きていると信じています。
ていうところがちょっと好き
653 :
吾輩は名無しである:2007/07/17(火) 22:21:14
漫画買った?
自分は結構探したんだけど見つからないorz
654 :
吾輩は名無しである:2007/07/17(火) 22:46:31
NHKで漱石やってる
655 :
吾輩は名無しである:2007/07/18(水) 00:26:29
Kとお嬢さんってほんとに何にもなかったのでしょうか?
私が「先生」だったらいてもたってもいられないでしょう。
絶対Kとお嬢さんの関係は怪しい!!
よね?
漫画買った
劇画なのが微妙だし先生が現代も若い頃も異様に怖くて
なんか刺々しくて嫌だった。お嬢さんは可愛い
>>655 それはない
何かあったのなら、Kかお嬢さんのちょっとした態度で分かるはず
先生みたいな神経質な性格なら、なおのことそういうのは目に付きやすいだろうし
あと、たぶんお嬢さんは最初から先生が好きだったんじゃないかな
Kは眼中になかったと思う
658 :
655:2007/07/20(金) 01:28:39
>>657 そこまで断定してくれると私の心は休まります。
じゃあ外出先であの二人とすれ違いってのも全くの偶然?
お嬢さんは先生を焦らせるためだけに怪しい行動にでたの?やはりあやしいっす!
659 :
吾輩は名無しである:2007/07/20(金) 16:42:45
657じゃないけど
先生を焦らすために、と考えていいと思う。
それにKの性格上、お嬢さんとの関係を隠すのは無理なんじゃないかな。
660 :
655:2007/07/21(土) 01:31:22
>>659 女ってこわいっすね…
じゃあたまたまKが早く帰宅したときは、「先生」に敢えて目撃される蓋然性に賭けて
お嬢さんはわざとKと話をしにいったという解釈でよろしいのでしょうか?
そうするとお嬢さんはかなりの深慮遠謀の人と考えて良いのでしょうか?
661 :
吾輩は名無しである:2007/07/21(土) 16:07:47
『蓋然性』って言葉日常で使う人初めてみた
私がこの教壇で
逆立をする可能性はあるが
蓋然性はない。
だっけ?
ん、面白い。
漫画版買ったけど、とにかく先生がヤな奴なんだよ。マッドサイエンティストなんだよ。
榎本ナリコ版のほうがいいな
>>659 >>先生を焦らすため
「三四郎」の美禰子なら、そういうこともやりかねないだろうけど、
お嬢さんはそんなこと出来ないと思う。
というか、そんなことできるほど大胆で行動力のある女でもないと思う。
先生との結婚決まる→Kが自殺
みたいな、あからさまな流れを間近で見ておきながら、
Kの自殺理由に、何ら仮説も立てれないような鈍感な女だし。
Kとお嬢さんが帰り道で会ったのも、あくまで偶然だと思う
帰る家が一緒なんだし、そういうこともあるだろう
あぁ、でも奥さんに関して言えば、きっと先生のいないところでは、
お嬢さんに「先生のことどう思ってるの」「先生と結婚しないかい」ぐらいなことは
日頃から言ってただろうし、策略とは言わないまでも、そういう流れに持っていこうとしてる節はある
お嬢さんがあえてそういうことするとは考えにくい
うん、お嬢さんはそんなことしてないでしょ
そんな策略を行っていたとしたら、
先生が罪の意識で自殺する以前にまずお嬢さんが
罪の意識に悩まされるはず。二人を誘惑して片方が死んでしまったことに対し
(Kの自殺の理由について気がついていればだけれど)
>>663 マッドサイエンティストわろすww
あのイヤな奴っぷりは凄いwwもう原作と別人w
>>663 私が先生発言や表情にたびたび「うわっ」とかドン引きしているところが素晴らしい
漫画版って、普通に書店へ行けば買えるの?
値段は?
文庫漫画コーナー
580円
漫画読んだ。
ページが限られてるから、すごい駆け足で話が進むね
原作読んでないから、おおまかなあらすじだけ知りたい、って人向けな感じ
上でも言われてるけど、先生のキャラがひどい
あれが漫画描いた人のイメージなんかな
先生って、紳士で穏やだけど時々陰があるイメージだったから
自分のイメージとほぼ反対すぎてちょっとビビッた
漫画のあの悪役顔はやばい
671 :
吾輩は名無しである:2007/07/23(月) 23:32:45
下女ってすげー差別用語だよなw
恥ずかしながら大学生の俺が今頃『こころ』を読んでる
すると、高校時代に教材として使われてた部分が激しくネタバレだったことを知った
俺は激怒した
高校の教科書にこころを載せるのやめたほうがいいと思う
一部しか載ってないし教師の解釈を植え付けられるだけだし、名作が台無し
675 :
吾輩は名無しである:2007/08/03(金) 18:05:37
676 :
(o^v^o) ◇m0yPyqc5MQ :2007/08/05(日) 02:15:49
先生とKのホモ説てね。おもしろいよ。これ
二人はホモだったて云う先入観で見ると、その解釈も不可能でない。
ぼくの解釈として、
先生とK二人はホモだった。だから先生はKを同居させた。
これは二人の密事だった。Kは本気だったが先生は一時の遊びだった。
お嬢さんがKに先生の事をしきりに訊ねてくる。このときKはお嬢さんが先生を好きなのに気づく。
先生はKとお嬢さんが仲のいいのに嫉妬し、
Kはお嬢さんが先生を好きなのにあせる。
そして先生の真意を知りたくて先生に「お嬢さん好きだ」とかまをかける。
先生の気持ちをためしたのである。
Kは先生との友愛を信頼していてお嬢さんよりも自分を選択することを信じた。
が
思惑は違った。先生はKでなくお嬢さんを選んだ。
それから先生はKに冷たくなり、奥さんに先生とお嬢さんの婚約を聞き
自分が先生に捨てられた事を知った。
と同時に生きる希望を失い先生へいままでありがとうと遺書を書き
あてつけに部屋で自殺した。
677 :
(o^v^o) ◇m0yPyqc5MQ :2007/08/05(日) 02:16:40
先生はKの自分への想いが本気だった事にショックを受け、
自殺は自分へのあてつけなのか、でないのか思い悩む。
奥さんの静に告白したくてもできないのは、
奥さんがKが自分の事が好きで先生に取られ自殺したとは到底思われないからである。
実際、静とKには恋愛感情は感じられなかったし、最初からなかった。
つまり、先生は奥さんに告白する事で二人の密事に感づかれるのを恐れたのである。
それからの先生は自分の男色気をばれるのを恐れ就職さえできなかった。
先生はKへの罪悪感から妻も抱けず子供もできない。奥さんは自分は嫌われていると傷ついた。
先生は自分を慕う私の男色気に気づいて同類者として信頼しすべてを私に告白する。
男色気の私はやはり先生も予想通り男色であった事に先生の安否と情愛に胸が高まり、
危篤の父を捨て汽車に飛び乗り先生の元へと走った。
同性愛が社会的認知もない時代が招いた悲劇であったw
678 :
(o^v^o) ◇m0yPyqc5MQ :2007/08/05(日) 02:22:18
漱石墓下で激怒しとるww絶対
ぼく、しーらねww
679 :
吾輩は名無しである:2007/08/05(日) 03:49:25
Kの先生に対する片思い。それをKはお嬢さんに相談してただけ。
680 :
(o^v^o) ◇m0yPyqc5MQ :2007/08/05(日) 08:52:39
ぼく今後は漱石男色説支持論者なろー
そうしよう。決めたww
相談したらやばいて
男色ばれるもんww
ロラン・バルトを真にうけて深読みもいいけれど、「こころ」発表当時はK=乃木稀典で解釈されてたのよね。
683 :
吾輩は名無しである:2007/08/11(土) 11:41:49
Kの信条って何?よくわかんない。
684 :
吾輩は名無しである:2007/08/18(土) 17:58:38
ホモなのは私と先生だろ
685 :
吾輩は名無しである:2007/08/18(土) 18:02:33
英語版は先生=Teacher
私=Me
K=Mr.K
妻=Wife
お嬢さん=Woman ですか?
686 :
吾輩は名無しである:2007/08/18(土) 21:33:25
先生=Nice Guy
私=M.C.Watakushi
K=Dr.K
妻=Dutch Wife
お嬢さん=Bitch
687 :
吾輩は名無しである:2007/08/18(土) 22:11:37
先生=Michael Shencar
私=Uli Jon Roth
K=Graham Bonnet
妻=Sigh
お嬢さん=Mari Hamada
688 :
吾輩は名無しである:2007/08/26(日) 21:49:19
先生=Hard Gay
私=Soft Gay
K=Nice Gay
妻=Lesbian
お嬢さん=Les
689 :
吾輩は名無しである:2007/08/27(月) 02:54:37
くだらん!
690 :
吾輩は名無しである:2007/08/27(月) 10:21:12
ガチホモはわたくしとKでFA?
朝から坂口安吾の「堕落論」→井伏「黒い雨」を読んで暗い気
持ちになったけどその後に8年ぶりにこころを読んだらとても面白か
ったです。安吾と井伏がくそに思えるくらいには。
感想までに。
692 :
吾輩は名無しである:2007/09/01(土) 00:03:12
この流れすごく・・ウザいです><
いや、本当になんでホモ解釈するのか不思議だ
693 :
吾輩は名無しである:2007/09/02(日) 14:44:15
向上心のないものは馬鹿だ
これを言った理由って何だと思いますか?
馬鹿とかかわるとつくづく疲れるからだ
ネット上でも同じだ …あー、ツカレタ
695 :
吾輩は名無しである:2007/09/06(木) 11:54:57
ハードゲイで映像作って欲しい
696 :
吾輩は名無しである:2007/09/13(木) 03:11:38
697 :
吾輩は名無しである:2007/09/15(土) 23:28:32
昔、葉月里緒菜がお嬢さん役でドラマやってたな。
マジで小悪魔。最初から「先生」を嵌めるつもりでKとわざとらしくいちゃついてた。
んで、オバサンになってからは「私」に、
「私たちはずっとセックスレスなのよ!」
と告白…。
けっこう怖かった。
698 :
吾輩は名無しである:2007/09/17(月) 22:40:47
何故Kは、先生が自分にした事を遺書に書かなかったのでしょうか?
先生を気遣ったのでしょうか。
それとも「書かなくても、身に覚えがあるだろう?」という思いから
敢えて書かなかったのでしょうか・・。
私:山本耕史
先生:内野聖陽
K:渡辺謙
奥さん:蛯原友里
あいつがやると、何でもラマンチャになっちまうぞ・・・
私 えなりかずき
先生 角野 卓造
奥さん 泉ピン子
K 宇津井 拳
だな
Kが自殺した理由ってなんだと思いますか?
「作者の求めるもの」を追求するのが一般小説
「読者の求めるもの」を追求するのがラノベ
俺はこう考えてる。
純文学とか読むと分るけどさ、腐敗しきってんだよ。一般小説は。
独りよがりなオナニーをタラタラ垂れ流してるだけ。
今の純文学は漱石の文学を基盤に書かれてるわけだし、基本的に明治の文学と言っていいわけだよ。
その証拠に成熟しきっちゃたから進化を止めて保守的になってるじゃん。「純文学とはこういうもの」ってのが確立されてるじゃん。
だからどんどん前に進んでる「日本語」から取り残された。
漱石の文章とかもう読めたもんじゃない。古文書。化石。
「文章は劣化しない」とか言っちゃう馬鹿がいるけどさ、言葉は風化するんだよ。
言葉が風化すれば自ずと文章も風化してくる。
風化した文章って古典と同じだからさ、文章を書いた人がアタマヨサゲに見えるわけ。「それを読んでる俺カッコイイ!」なわけ。
それを美文だのなんだのとまつりあげるんだから失笑モノだよ。
熟れ過ぎた果物をそれと気づかずに食べてる。それが今の一般小説厨のオメデタイところ。
一方、ラノベはまだまだ発展途上だ。
「コレはラノベ」とは言えるけどさ、定義なんて文章の上では見つからない。
漢字が少ない? 文章が稚拙? 高橋弥七郎とかあてはまらない。
ファンタジー? SF? 半月はどうなんだ。
「絵がある」という共通点はあるけどさ、言ってしまえばそれだけ。
文章の上での共通点なんてないし、まだ模索してる最中。
読者の求めてるものがまだわからないから多様化してる。
まだ若い果実なんだよね。みずみずしいとは言わないけどさ。
下がり続けてるものと上がり続けてるものを比べてどっちが優れてるなんて言ってるのは意味がないと思う。
少なくとも俺はそう思う。
いつかは追い抜かされる日が来るからね。
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/magazin/1171251147/206
706 :
吾輩は名無しである:2007/10/04(木) 23:11:24
>今の純文学は漱石の文学を基盤に書かれてるわけだし
無知だな。漱石は近代文学の系譜の中じゃ特殊なんだぞ。
純文学は自然主義の流れだぞ。ちゃんと文学史勉強しろ。
707 :
吾輩は名無しである:2007/10/05(金) 00:38:16
なんでこころって題名にしたんだろ
708 :
吾輩は名無しである:2007/10/05(金) 01:30:57
漱石は『彼岸過迄』で「個々の短篇が相合して一長篇を構成する」ような作品を試みた。
その後の『心』も新聞連載をはじめた段階では同様な作品として計画されていた。
人間の「心」を照らし出すような短篇を連ねてゆくつもりだった。
最初の「短篇」が『先生の遺書』だった。
ところがこれがどんどん長くなってしまって、最初の計画はボツになった。
そして『先生の遺書』を単行本にしたときに、タイトルを『心』にしてそれを
「先生と私」、「両親と私」、「先生の遺書」に分けた。
こころのマンガ版が読みたいんだけども、
アマチュアが描いたネットで読めるこころマンガ版みたいなのってない?
Kは先生にお嬢さんをとられたから自殺したんじゃなくて、
お嬢さんを好きになってしまった自分を罰する意味で自殺したと
国語の先生に習いました。
鯖なことしやがってYO
712 :
吾輩は名無しである:2007/10/16(火) 01:31:15
昔ドラマでやってたのが凄く印象に残ってる
中々の再現だと思った
713 :
吾輩は名無しである:2007/10/16(火) 22:11:53
うふぇ
714 :
吾輩は名無しである:2007/10/19(金) 03:25:02
しかしきみ、恋は罪悪ですよ
>>699 私:小栗旬
先生:阿部寛 若い頃の先生:妻夫木聡
K:小島よしお
追加
お嬢さん(先生の奥さん):高橋マリ子
奥さん(お嬢さんの母):村上里佳子
先生が女だったら萌えキャラだよな。
718 :
町人:2007/10/22(月) 13:00:44
漱石展開催中
゙" "''" "゙" ゙"/::ヽ____ ヾ" ゙" "''" "゙"
゙" ゙" " ゙"'' ゙" |ヽ/:: _ _ ヾ''" ゙" ゙" "
゙" ゙'" "゙" ゙" .|:: |::: | |// | ゙ " ゙" ゙" "
゙" ゙ ゙" ゙"'' |:: l: | . < ...| ゙" ゙" "
゙" ゙" "゙" ゙"|: :|: | \..\ .| ''゙" ゙" ゙" "
゙" ゙" ゙""'"Wv,_|:: l... |_|. \..\|、wW"゙" ゙" ゙" "
゙" ゙"''" ".wWWlヽ::'ヽ|:::::_::____~~.|::\W/ ゙"゙''" ゙" ゙" "
"'' ゙"''"゙" V/Wヽ`―――――――――lV/W "'
゙""' ゙"''" "゙"WW''―――――――wwww' ゙"゙''" ゙" ゙" "
720 :
吾輩は名無しである:2007/10/26(金) 14:41:31
んで、精神的向上心って実際なによ?
残酷な意味を有っていた
一言で恋の行手を塞ごうとした
つまり先生が使った精神的向上心とはKの仏教に対する意欲的心持ち
722 :
吾輩は名無しである:2007/10/26(金) 18:24:29
721よ、すまんがよく分からん
もうちょい、詳しくたのむ
723 :
吾輩は名無しである:2007/10/26(金) 21:11:09
友人に『こころ』が好きって言ったら
あーあのホモ小説ねって言われたorz
724 :
吾輩は名無しである:2007/10/26(金) 23:13:52
告白手記文学として、人間失格とならぶ、大ベストセラーなんだがな。
まあ、我が輩は猫であるが、この人の最高傑作だが。
725 :
吾輩は名無しである:2007/10/26(金) 23:42:28
>>722 上の二行は本文から抜粋したものってのはわかるな?
この台詞は先生が『Kのお嬢さんに対する恋心』を絶つために
用いたってのもわかるな?(元々はKの台詞だが)
先生は、以前の(仏教信仰が強く、女に興味がなかった頃の)
Kを取り戻してほしくて精神的向上心って言葉を使ったんだろ
つまり精神的向上心とはKの仏教に対する心持ちを指してた
726 :
吾輩は名無しである:2007/10/27(土) 10:26:39
725よ、それでわ、先生はkに立ち直ってほしくて
精神的向上心がないのは馬鹿だ
と言ったつもりなのにkは自殺してしまった、ってことか?
違うわい
先生は間接的に
「恋はおまんの信念からはずれてるんじゃないか」
ってことを言ったんだと思う
んでKは、確かにその信念と恋のジレンマで自殺した
おけ?
まあそれも単純化だと思うが。単純にしないと説明できないというのはあるけれども。
うむ
730 :
吾輩は名無しである:2007/10/27(土) 12:54:08
727 ありがとう
勉強になったよ
731 :
吾輩は名無しである:2007/10/27(土) 22:27:27
受け取り方も人それぞれだし、そういう取り方もあるなんて風に見られるんだろうが
個人的見解としてはこの作品をホモ小説だとか思える奴らの気が知れない
とんでもない馬鹿どころじゃなくて人間性を疑いたくなるね。話もしたくない連中だよ
732 :
吾輩は名無しである:2007/10/28(日) 08:24:23
そもそも、「こころ=ホモ小説」説ってどこから来たわけ?
733 :
吾輩は名無しである:2007/10/28(日) 12:26:28
吉本の自慰サンもモーホー説賛同者
だったような飢餓する。
日本の男の仲間意識やら上下関係のつながり強さは
西欧のカップル文化から見るとほとんどゲイの域ってだけのことじゃないの。
女性である奥さんとお嬢さんよりも、
男性である私、先生、Kに関しての描写が多いのも一因だと思う
「私」は、何かといえば「先生がどうした、こうした」とかそんな話ばっかだし
「先生」も、遺書ではお嬢さんよりも、Kについて書く割合が圧倒的に多い
それだけ相手を深く意識していて、それはつまり恋心を抱いてるってことなんだ
みたいな考えになるんじゃないの
736 :
吾輩は名無しである:2007/10/29(月) 02:50:21
なぜ「K」でなければいけなかったのか。
あれは「俺の人生三振で終わり」を表しているらしい。
「向上心のない奴はバカだ」
これがKのすべてだな。これがなきゃ自殺するような思考の奴じゃなかったのに
739 :
吾輩は名無しである:2007/10/29(月) 19:15:27
>>733 その"自慰サン"は昨年刊の文藝春秋に
自分の一番好きな作品は門、
漱石の最高作品は道草、ってなこと書いてたな。
740 :
吾輩は名無しである:2007/10/29(月) 22:43:08
アッー!(笑) しゃぶれよ(笑) しゃぶれだァ?コノヤロウ!てめェがしゃぶれよ!!(笑)
TDN(笑) 真夏の夜の淫夢(笑) 下北沢(笑) 汚い穴だなぁ(笑)
四つん這いになれ(笑) なれば免許を返していただけるんですね(笑)
3D濁音(笑) ヤクザ(笑) 危険な領域(笑) ベンツ(笑) 一転攻勢(笑)
お前初めてかここは、力抜けよ。(笑) DB(笑)
>>893取り(笑)
お前らもよく見とけよ(笑) 気持ちいいって言ってみろ(笑) ンギモヂイイィィ!(笑)
サッカー部員(笑) アメフト部員(笑) 穴が拡がりそうです(笑)
out staff 19(笑) タダノとTDNの見分け方(笑) 自分、指いいすか?(笑)
オフッ!(笑) イグッ!(笑) 首輪(笑) 8.8点(笑) ゲイスポ(笑)
あずま寿し(笑) 過熱した欲望(笑) TNOK(笑) クルルァ(笑)
括約筋でストローク(笑) なぜ、男なんだ(笑) 主演は俺だから(笑)
犬の真似してみろ(笑) おぅ、早くしろよ(笑) なんか足んねぇんだよなぁ(笑)
縦読み(笑) 斜め読み(笑) 名前欄(笑) メール欄(笑) 植民地(笑)
真剣十代しゃぶり場(笑) ためしてハッテン(笑) Babylon Stage 34(笑)
今さらだが匿名掲示板ってのは書き込んでいる人間が下品かどうかが分かりやすいよな。
下品そのものに対して分かり易いもないと思うが。
分かったところでどうにもならないけどね
精神的に品性のないものは馬鹿だ
746 :
吾輩は名無しである:2007/10/31(水) 00:20:42
こころの非売品バージョンが古本屋に売ってたんですが、価値ある物なんでしょうか?
747 :
吾輩は名無しである:2007/11/04(日) 05:48:07
夏目漱石の『こころ』とは、実は国際社会の凄まじい変化に飲み込まれていく日本国の事を書いている。
おれは改めてそう、思うようになった。明治の文学は、その当時の国際情勢、日本の不安、社会の大変革などを勉強していくと、さらに深みをまします。
748 :
吾輩は名無しである:2007/11/04(日) 09:06:37
は い 勘 違 い
Kの遺書にお嬢さんの名前だけが出てこなかったのはどうして?
750 :
吾輩は名無しである:2007/11/05(月) 21:01:58
>>749 結婚の決まった先生に迷惑かけたくなかったからじゃないの
751 :
吾輩は名無しである:2007/11/05(月) 23:08:43
草枕の発売当時の評判ってどうだったのですか?
それなりに大衆に受け入れられたですか?
あまりに難解でぜんぜん売れませんでした?
752 :
吾輩は名無しである:2007/11/06(火) 15:17:45
当時売れたんですか?
>>748 「こころ」以前に漱石がそうってのは常識だと。
754 :
吾輩は名無しである:2007/11/07(水) 03:29:11
漱石って何がそんなにすごいの
755 :
吾輩は名無しである:2007/11/07(水) 08:57:16
757 :
吾輩は名無しである:2007/11/07(水) 20:09:20
>>755 違うとも言い切れないし
>>747が正しいとも言い切れない
だって漱石がそう言ってた訳じゃないんだから
758 :
吾輩は名無しである:2007/11/07(水) 22:59:50
なんで千円が漱石なんだろ?諭吉の何がすごいのか。
759 :
吾輩は名無しである:2007/11/08(木) 00:05:37
このあいだNHKでソウセキの特集やってて
言ってる事は
>>747と似たような内容だった
最近、こころを三度読み返したものですが、
さきほど妻がイライラし、私に向かいわめき散らしていました。
よくある事で、困ったものだと思い妻に
「そんなにイライラするもんじゃないです。」とたしなめたのですが、つかさず妻が、
「イライラさせることしないでよ」とさらに強い語気で言い返してきました。
振り返っても、私が何もそんなに妻の気分を害するようなことをしていないのですが、
妻の高じた気持ちはとどまりません。
あの気性は困ったものだと、改めて痛感したのです。
761 :
吾輩は名無しである:2007/11/17(土) 19:36:02
友人から恋の悩みを打ち明けられて、軽い気持ちで
「誰が好きなのよ? 言ってみ」
と相談に乗ってやったら、それが自分も狙っていた女の子!
こいつは参った。
聞いてしまった以上こっちから打ち明けることも出来ないし、
うっかりアドバイスしていい仲になられるのも嫌だし、
かといって友情も壊したくないし…。
みんなだったらどうする?
>>760 で、結局、何だったの?
>>761 四コマ漫画の西部劇に一人の女を取り合いする場面が在って、
撃った瞬間、二人の男は女を撃ち殺していた、というのが在ったな。
いっその事、女に二人とも嫌って貰えれば友情にとっては良い展開か?
764 :
吾輩は名無しである:2007/11/17(土) 23:07:01
・猿股君は先生の何なの?
・私は猿股君を待ち伏せたのか先生を待ち伏せたのか
・西洋人も猿股はくの?
・泳いでる先生を追いかけるなんてストーカーじゃないの?
・「私の筋肉は歓喜に満ちて躍り狂った」のは先生に興奮したから?
・先生は私にストーカーされて気味悪がらないの?
・なんでそれで「懇意」になっちゃう訳?
・私の先生に対する想いはerosなの?philiaなの?
どうも冒頭部分がホモだホモだと言われる一因じゃないかと思うんだ。
話しの本質的な部分にホモ臭さを感じたりはしないが
冒頭の出会いの部分に疑問を感じる事が多すぎる。
それとも私の解釈がおかしいのか。
こういうのを「解釈」とは表現しないけどね
冒頭分が、ホモソーシャル的であると私は解釈をした。
これって解釈の使い方間違ってましたか・・?
>冒頭分が、ホモソーシャル的であると私は解釈をした。
んなん、
>>764に書いてないだろが。
にしても疑問点だけ列挙してそう解釈した論拠も出さずいるわけだが、その辺はどうなんだ?
768 :
764:2007/11/18(日) 07:10:45
>>767 おk。あれらの疑問は「ホモだから」で全てが解けるんじゃないか、と思ったんですよね。
だから「冒頭分が、ホモソーシャル的であると私は解釈をした。」っつう事を
暗に示そうとしたんだけど、どうも伝わらなかったみたいで。
きちんと疑問に思った事への解釈を書きますとね、
・猿股君は先生の愛人つまりおホモダチではなかったんじゃないか
先生が誰かの家を訪ねたりする事はあれど、あの人間嫌いな先生が
誰かを連れて「遊んでいる」描写はここだけで、猿股君だけである事。
・私は先生と猿股君の(ホモ的な)関係に興味がいった。
先生を知るきっかけにするなら、「西洋人」だけで十分な気がする。
私は「西洋人」でなく「猿股一丁」に興味があった、という事になる。
猿股=男性下着=男性性器 ⇒ホモ的な思考
・泳いでいる先生をストーカーしたのは、私は猿股君の代わりになりたかったから。
喋ってもいない、ただ見かけるようになっただけの人を追いかける行為・・・
興味ではなく恋といえるんじゃないのか。「西洋人と連れ立っていたから」
「誰かに似ている気がしたから」だけじゃ弱い気がする。
・ホモ的な関係になりたいと私は思ったから「筋肉が躍り狂った」
・そんな私をホモである先生は受け入れ、猿股君の代わりとしたから「懇意」になった
・「猿股」や「筋肉」等の描写から、それがなんだからeros的と感じてしまう。
という感じです。アホだとか言って叩かれそうですが・・・w
自分でもこう解釈する自分がおかしいのかな、って思うんですけど・・ちなみに腐女子じゃないです
冒頭の部分だけ性的な感じがするんです。それ以降性的な描写は全然無いんだけど。
それ以降についての印象は、私の先生に対する想いが妄信的すぎるけど
性的じゃないからerosではなくphiliaだと思う。ぎりぎりの境で。でも恋だと思う。
正直いって、私がなぜそんなにも先生が気になるのかよくわからないんだよ。
つまりそれは「恋」なのかな、って。
やっぱ解釈おかしいですかね・・あまり厳しく叩かないで・・優しくしてください・・w
考えが浅すぎるからこうなるんですかね・・あんま頭良くないし・・
>猿股=男性下着=男性性器 ⇒ホモ的な思考
なんだかフロイト的っつうか…まあいいや。
>という感じです。アホだとか言って叩かれそうですが・・・w
いや、面白くはあるんだけれども
それって限りなく「ホモ文学である」という結論を導き出すための論証だと思うんだ。
ただ、冒頭で特にホモ小説的な一面は描写されているけれども、
そうすると上・中の私と奥さんとの疑惑は払拭するに足りる解釈を与えないといけないし
Kとお嬢さんに対する嫉妬も、どうやって先生とKとの恋愛が屈折したものだ、と
説明するかは結構難しいかもしれない。
(でもこの辺は「erosではなくphilia」でなんとかできる…かな)
>私と奥さんとの疑惑
え、これって何でしたっけ・・?
ホモ的であるという事をあえてほじくりだそう、と思っている訳じゃないんですよ・・
ただ疑問なんです。ホモじゃないとしたら、「猿股」と「筋肉」の描写は余分じゃないですか?
自分がこころを読んで一番わかんないのは「私の先生に対する想い」です。
>>770 >私と奥さんとの疑惑
先生が死んだ後で、私が奥さんを寝取る、
あるいは先生の留守中、泥棒番の時に、という類いのお話。
詳しくは過去ログにあったかも。
>「猿股」と「筋肉」の描写は余分じゃないですか?
ホモネタ以外にも余分な部分はけっこう多いでしょう?
(古典の文献学者っぽく語彙の頻度を数値で出したら勇者だな)
最初は同性愛っぽくしようとしたかもしれないけど新聞に連載した小説だし連載時期も長いから、
書いていくうちに考えが変わって伏線が中途半端になってしまったのかもしれん。
まあ、こういった細かい検証はあなたの方が詳しいんでないか?
というか、「夏目漱石 同性愛」でググってみればヒット件数の多さに笑えるよ。
ただ、明言しているわけではないし、明快には解釈できないのが現状でしょ。
>自分がこころを読んで一番わかんないのは「私の先生に対する想い」です。
先生もコロコロ気が変わるから。怒ったり自己嫌悪したり。
まあ、先生はタイプとしてはウケとい(以下じじゅう←なぜか変換できない
772 :
吾輩は名無しである:2007/11/20(火) 17:51:45
文学的思考の無い馬鹿が偉大な小説を読むとこうなるんだね
都合のいいように自分の好きなように汚く改変する
漱石はあの世で今頃泣いてるよ
明治文学も解らんやつが来るな 反吐が出る
感じたままの感想を言うだけで、
どこがどう自分の考えと違うのかを書けなければ
あなたも
>>770と大して変わらないと思う。
あなたの描いている漱石像だって、
結局は自分の都合のいいものということになるんだから。
>>772 >>773のいう通りだと思う。
言葉だけで貶すなら誰にでもできるよね。
納得のできるような説明があれば別だけどさ。
文学的思考って何ですか?あなたはどれくらい明治文学を理解してるんですか?
期待してますよ。
>>774 物事への感じ方は人それぞれ異なるのは当然。
ただここでは、陰の見方が、妄想として大きく表現されてるような気がする。
陽の見方を終えた先の思考なのか、それとも陽の思考ができない思考なのか。
>>775 >ただここでは、陰の見方が、妄想として大きく表現されてるような気がする。
陰とは何か?妄想とはどの辺りなのか?具体的な補足&説明ヨロ。
もし
>>770の事を言ってるのだとすれば
>>770の疑問「猿股」と「筋肉」について答えてあげてね。
>>775 先生の素晴らしい思想家としての部分、
エゴイストとしての部分といった二面性の対比のお話?
>>776 >もし
>>770の事を言ってるのだとすれば
>
>>770の疑問「猿股」と「筋肉」について答えてあげてね。
この形式の反論方法って学問板ではたびたび見かけるけど
生産的な解答が不可能なのが問題点だと思う。
>>771で書いたけど
「ホモネタ以外にも余分な部分はけっこう多いでしょう?」ってのが現状だから。
778 :
776:2007/11/20(火) 23:01:22
>>777 答えは無くてもいいんじゃない?ひとつに統一されなくてもいいんじゃない。複数あっても。
純粋に知りたいだけよ。どんな意見があるのか。それぞれの複数の答えが。
反論じゃないよ。「知りたい」という好奇心かな・・?
779 :
吾輩は名無しである:2007/11/20(火) 23:50:41
この程度でホモ作品だなんて言われたら世の中の文学の殆どはホモ小説になっちまう
もういい加減に妄言は止めてくれよ 違うなんて証拠が無いなんてそんなものいつまでも盾にしてさ
間違いなく世界の9割9部9厘の人間は全くそう思わないと思うけどね
てか頼むからこのスレでこの話は止めてくれないか 変に感化される奴が出ると日本がキチガイだらけになる
>>779 なんだ。結局口だけなんだね。きみは。きみの方がつまんない人だよ。
偏見持ちで頭が狭いよ、きみ。いつだって自分の考えや価値観を押し付けるだけさ。
このスレにおいて議論をしようとしないきみのレスの方が無用だしキチガイはきみだよ。
ホモセクシャルかどうかはわからんが、ホモソーシャルは否定できないと思うんだけど。
ホモソーシャルの意味がわからなかったら、自分で調べてね。
あと最後にキミにひとつ言っておくよ
「精神的に向上心の無いものは馬鹿だ」
>>780 小説と現実をごっちゃにするのはよくありませんよ。
>ホモセクシャルかどうかはわからんが、ホモソーシャルは否定できないと思うんだけど。
>ホモソーシャルの意味がわからなかったら、自分で調べてね。
確かに明治期はキリスト教的道徳観の流入がまだそれほどなくて、
かつ江戸時代までは同性愛は容認されていたけれども、
そうした社会背景を漱石が反映しているのだろうと推論することはできても、
この作品がホモ文学だというのは論が飛び過ぎている。
その程度の理由付けでは提出しても落第点もらうだけだよ。
782 :
780:2007/11/21(水) 21:41:19
>>781 キミは779のキチガイではないですよね。
私は、ホモソーシャルである部分について何の理由付けも書いてませんよ。
>>780のどこに理由付けされてます?ちなみに
>>770じゃないですよ。
同性愛が容認されていた明治の社会背景を漱石が書いたなんて全く考えていません。
私は、「こころ」をホモ文学だ、と言い切っている訳ではないです。
ただホモソーシャルという考え方を否定する要素はないのじゃないか、という程度です。
ホモソーシャルは同性愛というより、友愛に近い考え方です。
同性の相手を恋愛の対象として見る、という考え方(ホモセクシャル)とはちょっと違います。
簡単にいうと、「女性を排除した男性社会の絆」みたいなもんです。
>ホモソーシャル(homosocial)とは、ホモフォビア(同性愛嫌悪)とミソジニー(女性嫌悪)を
>基本的な特徴とする男性同士の強い連帯関係。それ自体同性愛的なものでありながら、
>男性同性愛者を排除し、異性愛者同士で閉鎖的な関係を築く。
(wikipediaより引用)
それじゃあ女性嫌悪してる人物は誰もいないからソモソーシャルは成り立たなくなるんじゃないの
否定はできない なんて言っちゃったらいくらでも可能性は出てきちゃうわけで。
絶対にそうだと言える事だけ探せばいいと思うんだが
こうなんじゃないか、何て言わせたらきりがない 一人でやっててくれ
>>782 そういうことね。(俺の)頭が悪いから何が言いたいかやっと理解できたよ。すまんね。
wikiに書かれている「概要」から「こころ」を考える限りは、特に反論はないかな。
定義としてあまりにも大きな枠組みだし、「こころ」に見られる特徴的ものとも
漱石文学に見られる特徴的なものとも言いにくいから、
「そうだね」以上にコメントしにくいよ。
>>783 カリカリすんな、キチガイさん。
「絶対にそうだと言える事」なんてそれぞれの解釈で違うに決まってるだろ。
上で散々言われているのにまだ気づかないのかい、きみは。
絶対にそうだと言える事は漱石が発言した事意外に無いだろう。
絶対否定をしてその材料を出さないきみよりはマシだろう。
小説なんて人それぞれの解釈なんだからさ。それくらい学ぼうよ。
よく読んでみ、女性嫌悪あるよ。「こころ」には。
お嬢さんに恋をするけど、女性を見下す描写はたくさんあるよ。
なぜこんな事をいちいち説明しないとわかってくれないんだろう。
キチガイ相手は疲れるね。
>>784 まさに「こころ」に見られる特徴的のものと考えているよ。
>>785 具体的に書いてくれなければまともなコメントは期待できないよ。
そんな時点でむやみに自分に不愉快だと感じる書き手を、
キチガイ扱いしてしまうのはよろしくない。
確かにあなたの書き方は
>小説なんて人それぞれの解釈なんだからさ。それくらい学ぼうよ。
>
>よく読んでみ、女性嫌悪あるよ。「こころ」には。
部分的には正しいし、そういう方法は上手だと思うけれども、
結論で
>「こころ」に見られる特徴的のもの
と言われると、そう考える論拠はどうしても欲しくなる。
勝負なんかつかないからそろそろ止めたらどうだい
小説なんて自分にしかわからない世界にズブズブはまっていくもんで
探求するのは他人に聞くべきではないと思うけどね どうせ間違ってるとしか思えないんだが
>>785の系統がBL大好きの腐女子にしか見えないから余計痛い
最近、こころを三度読み返したものですが、
漱石作品は心理描写に優れているもの感じ、
他の作品も読んでみる事にしました。
一気に読破し、且つ文の一つ一つを噛み砕くよう考察するような作品に出会いを求めたのです。
『三四郎』を購入しました。
序盤、三四郎の車中での振舞いに惹かれるものを感じましたが、その後上京してからの話は消化不良。
こころに続く作品は無いものなのか。
明暗、虞美人草がおれは好きだ
筑摩文庫の全集版が註が一番読みやすいのでお勧め
こころはいまいち?かな
790 :
吾輩は名無しである:2007/11/24(土) 21:35:50
最近こころ読んだんだけど夏目漱石のエゴイズムって結局どんなんなのかよく分からなかった…誰か個人的な意見でいいから聞かせてほしいm(__)m
791 :
吾輩は名無しである:2007/11/25(日) 19:56:32
質問です。先生の遺書?に出てくるKと私の会話で度々ふすまという表現が用いられていますが、これは一体何を表現しているのですか?教科書で読んでいて印象に残ってます。教えてください。
792 :
吾輩は名無しである:2007/11/25(日) 23:45:52
>>791 「襖(ふすま)」知ってるよね?
形容詞じゃないよ名詞だよ
793 :
吾輩は名無しである:2007/11/26(月) 09:12:39
だからその名詞が何かの抽象表現じゃないかって791は聞いてるんでしょW
ユースケと草薙が出てる深夜番組だよ
最近低迷してる
品川の相方のことか
796 :
吾輩は名無しである:2007/11/27(火) 19:04:57
>>790 「私の個人主義」読んだらわかるとおもう。『硝子戸の中』とかでも
797 :
吾輩は名無しである:2007/11/27(火) 19:10:33
>>793 そうです。それを聞きたいんです!会話の状況なんかによってその『ふすま』の開き方なんかが微妙に違うんですよね・・・
どこかの解説を読んだら一番良いとは思うんですが、それだと面白くないのでいろんな方の意見を聞きたいと思ったんです。
798 :
(o^v^o):2007/11/27(火) 19:16:32
ヽ(´ー`)ノ{日本家屋しらねー日本人て団地育ちじゃんしらんけど
旅館とか行けばーすで
解説するのがはばかれるくらい
恥ずかしいたとえなんだよなー
ふすま=部屋と部屋とを仕切るとびら
それをKと先生との心の距離にたとえて、
ある日は閉じられていたり(心は閉じている)
またある日は開いていたり(心は開いている)。
…これでわかるかな
>>791
800 :
吾輩は名無しである:2007/11/28(水) 19:38:54
>>799 おお、なるほどー。そうゆうことでしたか、わざわざありがとうございます!自分もそんな感じかなとは思っていたんですがいろいろ考えてて。
参考になりましたありがとう!
801 :
(o^v^o):2007/11/29(木) 08:48:03
ヽ(´0`)ノ{そうゆうとかふつうに書けるねよく
>>109 >というより大文豪で、鬱病じゃない人を探す方が難しくない?
あとは鬱病は薬で症状を抑えられても、根本的に治癒できないはずじゃあ。
じゃあ、鬱病気質の人が作家になりたがるんですか?
それとも作家という生業が人を鬱病に追いやるんですか?
どっちですか?!!!
なぜに二者択一?
そして無駄な改行?
ヒント:(変人を鬱に置き換えてみよう)
天才とはえてして変人である。だが、変人が天才とは限らない。
というか、知的水準は差があると思うけど漱石の時代と現代は一部的に被っている。
漱石の時代・・・神経衰弱、エリートの就職難
現代・・・鬱、ロストジェネレーション
805 :
枯葉:2007/12/06(木) 02:39:18
みなさんは先生とKどちらに肩入れしますかー?
自分は先生ですが。
806 :
吾輩は名無しである:2007/12/06(木) 20:26:37
質問なんですがKはどこで自殺を決意したのでしょうか?
なぜ自殺しようと考えたのでしょうか?
Kは宗教家として生きることにも、好きな人が奪われたことに苦悩して
悩む自分の内面にも限界を感じて死んだのだと思う。
ふすまを知らない人がいるのか・・・ショックだな
809 :
吾輩は名無しである:2007/12/07(金) 00:27:37
itunesでこころのオーディオブック出てるね
810 :
吾輩は名無しである:2007/12/09(日) 23:07:01
変態文学だろ。
映画の「心」って女が変態ぽい、ってかアホっぽい。
先生は最後どのような方法で自殺したと思いますか?
絶望した! と騒いでから縊死
首吊りかな
でも妻のこと気遣うと死体見せたくないかもなあ
814 :
吾輩は名無しである:2007/12/16(日) 12:08:20
俺も先生はkと同じ首吊り自殺だと思うな
先生はスポーツクラブで散弾銃を乱射、その後教会の敷地内で自分を撃って死んだ。
816 :
吾輩は名無しである:2007/12/16(日) 13:35:34
つりだと思うが、Kは首釣りではないでしょ?
自殺はしていないと思う
モンゴルに渡ってチンギス・ハンになったんだよ
819 :
吾輩は名無しである:2007/12/19(水) 03:45:02
>817確かに遺書の手紙は書かれているが、先生が亡くなったという記述
は無かったような。先生は遺書の手紙を主人公に送ったものの、死ぬのが怖く
なってやめた。手紙の最初を読んで、あわてて死の確認もせず、電車に飛び乗った
主人公は、その後、再会して、めでたしめでたしだったのかもしれませんなぁ。
>>819 そういう想像も楽しいけど、
漱石のなかでは死んだことになってるぞ。
現国の教科書に載ってた、感想を送ってきた子供への
返信にはこう書いてる。↓
「あの「心」という小説のなかにある先生という人は
もう死んでしまいました」
なるほどね。読んだ後にいろいろ考えちゃう小説って、
それだけの力を持っているのかもね。
新しくコミック版なるものが出ていたので立ち読みしたが引き込まれてしまった
先生はよりキショく主人公は今風キャラだった お嬢さんはもうちょっとかわいく描いて欲しかった
既出だよ
825 :
吾輩は名無しである:2007/12/21(金) 03:03:56
この本をもっと早く出会っていたかった
827 :
吾輩は名無しである:2007/12/21(金) 03:58:19
文学集は岩波で揃えるか新潮で揃えるか
迷いどころだ
828 :
吾輩は名無しである:2007/12/21(金) 03:59:57
岩波の漱石 文学全集って新書でないんですかね?
探しましたが見当たらないんですが・・・
「こころ」ってさ、全然お嬢さんの気持ちに言及してないよね。
お嬢さんにだって好みってもんがあるでしょうに、気持ち無視で勝手に
kと先生がぐちゃぐちゃやっててばっかじゃない。
kも好きな人を友だちに取られたからって、下宿で自殺ってすごく迷惑じゃん。
軟弱で意識過剰で自己中のずんぐりしたキモオタ風味と想像。
そして先生も良心の呵責に耐えかねてとかで、自殺かー
昔読んだ時はそれなりに感動したんだけど、今はあまりいい小説だと
思わないなあ。古臭い。どの辺がいいのでしょう?
心理描写?21世紀の高校生も読んだ方がいいのかなあ。
830 :
吾輩は名無しである:2007/12/21(金) 15:08:27
最近、既出の話が多くなったな
831 :
吾輩は名無しである:2007/12/22(土) 19:34:56
「向上心のないやつは〜」を言い返したのは
お前バカだろ
ずるいよ
お前本気だしたら俺勝てるわけ無いし
お前はお前の世界戻っとけよ
俺の住む世界のお嬢さんとるんじゃねーよ
恋するお前なんてお前じゃねーんだよただのばかだよ
そんなお前に価値なんてないんだから恋なんてしてんなバーロ
ってことかとおもた
>>819 「先生と私」は、先生は亡くなったという前提で書かれてると思う
「先生が亡くなった今になって始めて分かった」
「先生はそれを奥さんに隠して死んだ」
こういうことって、はっきりと先生の死を自分で確認しないと書けないんじゃないかな
「私」は遺書を読んだあと「先生」を必死こいて探しただろうし、
遺書読んだだけで、「あぁ・・・亡くなったのか」とは納得できないと思う
奥さんを理由に死を伸ばしていたのに、なぜ先生は死んだの?
明治天皇や乃木大将の事は奥さんには関係ない話で、
奥さんが殉職を口にした事=先生という寄り所がなくても構わない
と理由には着かないのでは?
なんか先生は言い訳ばっかで、都合良すぎるだけな気がする。なんがかんだ自分勝手に行動(自殺や告白など)しているし。
だから、人間のエゴイズムを描写した作品なのだが?
>>834 レスありがとう
先生は、自分の行動全てを他の人の理由に当てはめて被害者ぶってるって事で捉えていいの?
ごめん訂正、
自分の行動全てというのは、自殺に対する考えなどの事ね。
そんで被害者なんだけど、自分が悪いから自業自得なんです
みたいな糞な感じ?
それって読み手の視点によっていくらでも言える、でしょう。
ただ、それがすべてではないのではないかな?
読み返すごとに色々と視点を変えた方が良いよ。
>そんで被害者なんだけど、自分が悪いから自業自得なんです
内容はちゃんと読んだの?
むしろ先生は自分が加害者であるということを過剰に考えているのではないかと思う。
つまり、もともとは叔父の財産乗っ取りの被害者だったわけだが、
お嬢さんの件で自分も簡単に加害者になって人の心を死に追いやることが
出来るのだと考えるようになったわけで。
838 :
吾輩は名無しである:2007/12/28(金) 23:42:03
なんつーのか難しい
こんなんで難しかったら明暗は読んでられんぞ
先生は、自分の中から見たことしか語れない人
だから何事においても、自分がどうした、自分がこうした、自分がこう思った
ということしか語ることができない
漱石の小説の中で別格に面白い 彼の中で一体何があったのだろう
843 :
吾輩は名無しである:2007/12/30(日) 02:15:03
この小説から即天去私という言葉が生まれたんだよね。
でも批判も多かった。
844 :
吾輩は名無しである:2007/12/30(日) 02:18:17
正確には「則天去私」
則天武后+高浜虚子=則天去私
側転死去
847 :
吾輩は名無しである:2007/12/31(月) 15:54:14
まんこうPするからレポート2800字で書いて
848 :
吾輩は名無しである:2007/12/31(月) 18:28:21
何を?
849 :
吾輩は名無しである:2007/12/31(月) 18:39:47
お嬢さん(奥さん)から見て、仕事しない先生をどう見たか?
ニート
851 :
吾輩は名無しである:2008/01/01(火) 12:48:09
お嬢さんは、理屈っぽい男は嫌いやねん。
852 :
吾輩は名無しである:2008/01/01(火) 13:00:26
俺、小説の中とはいえ、先生やお嬢さんに会ってみたい
853 :
吾輩は名無しである:2008/01/03(木) 05:00:18
ホモじゃなくてバイ
ホモにゃあ感じなかったけどな〜。
序盤、先生にまとわり付く彼は明らかに不自然だと思った。
そこまで惹かれる理由が、なさ過ぎる。
そして外人が後でどう話に出るか気になったけど出なかったね。
855 :
吾輩は名無しである:2008/01/05(土) 16:38:40
高等遊民とニートの意味合いって大分違うと思うんだけど、どうなんだろう。
ニートというと社会的に軽蔑されるような存在だけど、そのように先生を
捉えると小説がおかしくなるし、主人公の私は、軽蔑されるべき存在である人
を尊敬して先生と呼んでいる。私も変人になってしまい、それこそ変人小説
になってしまう。最終章はニートの手紙による独白。それまでは変人である私
とニートである先生との関わり合いってか?ありえない。少なくとも、
高等遊民は軽蔑されるような存在ではなかったはずだ。かといって尊敬される
というのも変だし、どうだったんでしょうなぁー。あこがれだったのかもしれ
ませんな。
自分や妻(子)が生活できるほど十分に財産があって
親に過度の負担をかけているわけではない、というところに違いがあるのかも
ニートの場合、根底ではそう呼ばれる人には働きたいという意思があったり
社会階層的にも先生のように中産階級以上に属しているわけではなく
それよりも下に属していて親の生活を圧迫させていたり
若干、語のとらえている範疇が違うというところに
違和感を感じるのかもしれないね
857 :
吾輩は名無しである:2008/01/06(日) 01:44:19
恋と友情は別。
いつの時代でも永遠のテーマになっている
タイトルの「こころ」は人間が誰で持ってる奥底の深みを描いたものであろう。
Kと先生とお嬢さん、3人が仲が良かった時・・・しかし長続きしない瞬間でもある
Kが挫折(失恋、自殺)しなかったらどういう人物になったか?
既存の寺の住職という線もあるが、彼が「葬式仏教」を受け入れるとは思えない。
帝国大学教授(哲学・宗教学専攻)っていうのも何かピッタリしない。
新興宗教の教祖、というのがいちばんありそうかな。
こころ
の宿題が出てるおれを
誰か助けてくれぇ(´・ω・`)
原稿用紙1枚で2000円でどう?w
そういうのじゃなくてクイズなんだ…
頼む答えてくれませんか(´・ω・`)
862 :
吾輩は名無しである:2008/01/08(火) 03:05:01
それくらい自力でやれカス
読みもしない奴がなんでこんなところに来ているんだろう。
>>861 宿題でクイズが出るのか?
おもしろそうだな、言ってみろよ。
俺は答えないけどな。
865 :
吾輩は名無しである:2008/01/09(水) 19:54:12
おい、早くしろよ
俺も答えないけどな。
お前らあんまりいじめてやるなよ
もちろん俺も答えないけど
設問に興味はあるから早く書け
無論答えは(ry
待たせたな。クイズだ。
Kが先生に対して放った呪文は?
1 イオナズン
2 バシルーラ
3 メガンテ
そういうのどうでもいいから、はやくしろよ
課題でKの遺書を書かなきゃならなくなった件
縦読みすると犯人が分かる遺書
872 :
ヤマさん:2008/01/12(土) 14:26:25
>>859 ちょっと遅かったか?
まず、現在からすると何故「私」が先生のもとへ父の死を目の前にしながら
走ったか考えてみては?
僕の推測及び誰だっけか「私」と先生の妻の間に関係があって、父よりも
愛する女性に走ったと解釈するのが今風なのではないかと考えています。
(参照)
『こころ』大人になれなかった先生 (理想の教室) 石原 千秋 (著)
http://www.amazon.co.jp/%E3%80%8E%E3%81%93%E3%81%93%E3%82%8D%E3%80%8F%E5%A4% A7%E4%BA%BA%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%82%8C%E3%81%AA%E3%81%8B%E3%81%A3%E3%81
%9F%E5%85%88%E7%94%9F-%E7%90%86%E6%83%B3%E3%81%AE%E6%95%99%E5%AE%A4-%E7%
9F%B3%E5%8E%9F-%E5%8D%83%E7%A7%8B/dp/462208306X
873 :
ヤマさん:2008/01/12(土) 14:41:36
>>873 何処をどう解釈すれば、先生の生前に静と青年が
関係をもっていたことになるんだ?
875 :
吾輩は名無しである:2008/01/12(土) 20:09:51
いつの世にもどこにでもある話、べつに自殺するほどのこともない、
駄作
876 :
吾輩は名無しである:2008/01/12(土) 20:12:24
267 :吾輩は名無しである:2008/01/11(金) 20:00:05
虞美人草は愚作、行人は目をおおうばかりの超駄作。
白樺派の面々は「暗い」の一言。未完作「明暗」は
「暗暗」と変えるべし。私小説のはしりとも言えぬは。
「則天去私」が聞いてあきれる。「門」のえせ禅かじり。
枚挙にいとまないわ。えげれすから尻尾をまいて逃げ帰った
意気地なし。南方熊楠偉大なり。
877 :
ヤマさん:2008/01/14(月) 18:24:11
878 :
874:2008/01/14(月) 20:38:47
>>877 既に読んだし持ってる。その内容も納得した。
石原千秋は先生が生前に寝取られたとは述べていなかったと思うんだ。
青年の先生に対するエディプス・コンプレックス的な読みだった。
先生の死後に青年が静と生きたというのはよくある解釈だが
生前に寝取られたとか先生の自殺原因がそれだって論文は
読んだことなかったんでそういう論文が有るのかと興味あったんだが。
879 :
874:2008/01/15(火) 01:19:29
訂正
×先生が生前に寝取られた
○先生の妻が生前にが寝取られた
>>879 「ねと-る【寝取る】〔五他〕他人の配偶者や恋人と情を通じて、
自分になびかせる。(岩波国語辞典第4版)」だから、
訂正前のであってるんじゃないか。わかりにくいとか思ったんだったら、
「先生が生前に奥さんを寝取られていた」とかにすればいいのでは。
ホントだ前のであってたわ。
駄目だな私
まあ、そこまでKYな奴の方が少ないから
突っ込まれてから直せば十分かと。
883 :
ヤマさん:2008/01/15(火) 16:43:21
>>878 確かに、石原千秋は明言はしていませんね。また、しないでしょうね。
僕が、ここまで言うのは恐らく、(恐らくですよ。)太宰の「人間失格」が
頭をよぎった結果ではないかと、考えてしまいました。
また、SEXに至っていたかどうかは、問題としません。
体の関係というよりも「それから」の代介と三千代の関係と捉えた方が無難
だと考えています。
884 :
吾輩は名無しである:2008/01/17(木) 05:17:50 BE:40457489-PLT(12000)
こころって乃木の殉死ブームの影響をモロに受けて作られた作品なんでしょ。
意味不明な理由でKと先生が自殺するのが衝撃的で文学的で面白いんだけど、
でもこれって大した理由も無く虐殺表現に走って、読者、視聴者の気を引こうとする
最近の糞アニメとか漫画と大して変わらないよね。
↑
一行目から間違ってるし
こころから夏目漱石についての女性観を考察せよって宿題が出たんですけど、
どのように答えれば良いかまったくわかりません…
どなたか教えていただけませんか??
888 :
吾輩は名無しである:2008/01/19(土) 23:37:32
889 :
吾輩は名無しである:2008/01/20(日) 15:12:06
懐かしい!
中一の頃読んだな!
890 :
吾輩は名無しである:2008/01/21(月) 05:56:52
先生の手紙…
ダラダラ、グダグタ、ネチネチとウザい。
同意
先生の手紙と斜陽の直治の遺書はウザったすぎる
最期の仕事だからな
黙って逝かれる方が辛くないか?
893 :
ヤマさん:2008/01/21(月) 23:11:40
>>886 今年のセンター試験から言えば、
美しい女性も時の経過とともに変化していくことを想像するとすぐに冷めてしまい、
自分は対象に熱中できず満たされることがないと感じている。
ってな感じらしい。
894 :
吾輩は名無しである:2008/01/23(水) 13:04:27
Kの志ってなんですか?
>>894 学問が目標でなく、困難にに身をおいて
負けない強い人間になること
なんて書いてあったような
896 :
吾輩は名無しである:2008/01/24(木) 20:29:58
こんな話別に珍しくもない
なにをくよくよ悩んで自殺するほどのことか
精神病病みがだらだらぐだぐだ
漱石なんで文豪なのさ?
897 :
吾輩は名無しである:2008/01/25(金) 13:34:19
朝日新聞と岩波書店のおかげ
こころについて作品論書かないといけないのですが、
どう書いたらいいのでしょうか。
899 :
吾輩は名無しである:2008/02/07(木) 14:19:27
Kの死亡フラグはいつ立ってた?
学校の授業では影法師の所らしいんだが、あってるか?
>>899 あってるかと言われても別に解釈は一つではないよ。
影法師の場面の前、Kが言った「覚悟ならないこともない」の覚悟=自殺の覚悟
と解釈することが多い。
影法師の場面もKの死を暗示してる。
影法師の場面でフラグ立ったと習ったならそれが正解でいいんじゃないか。
授業は一般的な解釈してるだろうし。
フラグ立つという言葉の意味がわからないorz
902 :
吾輩は名無しである:2008/02/08(金) 22:07:29
903 :
吾輩は名無しである:2008/02/09(土) 00:49:02
夏目センセイは 日産FUGA 何故か黒とシルバー 二色持ってます
904 :
吾輩は名無しである:2008/02/10(日) 11:14:12
>>ホモ
「私は彼に、もし我ら二人だけが男同志で永久に話を交換しているならば、
二人はただ直線的に先へ延びて行くに過ぎないだろうといいました。
彼はもっともだと答えました。」(『こころ』より)
905 :
吾輩は名無しである:2008/02/13(水) 08:59:08
DVDって、新珠美千代が演じてるんだねえ。
なんか映画の表紙見てると、暗い感じがして
小説のイメージとだいぶ異なるよ。
906 :
( ̄^ ̄):2008/02/17(日) 01:04:28
>>877 >漱石の晩年の心境は「則天去私(そくてんきょし)」で表される。
>だがこの言葉については、わずかに墨跡が残されているだけで、漱石自身が語った文献は存在しない。
>無署名の解説もあるが、作家自身のものとしての確証はない。
孫が言っているからそうなんだとは思わないほうがいい。
実際、夏目房之介も漱石に直にふれてない点では一批評家に過ぎない。
弟子ですら解釈が違ったりしている。
907 :
ヤマさん:2008/02/17(日) 17:17:09
>>906 じゃ、「則天去私」ってなんなのさ、言って味噌。
908 :
吾輩は名無しである:2008/02/18(月) 06:30:00
こころを読んでポイントをまとめる宿題があるんですがとても終わりそうにありません。
「下 先生と遺書」の10〜22(ページではなくて章のようなやつです)までの重要ポイントを教えてください。
よろしくお願いします。
909 :
吾輩は名無しである:2008/02/18(月) 10:23:45
読み終えた
いやいやいや、今度からはマンガ買わないで小説買おうかなと思った、漫画ってこう考えると高いな
とりえず吾輩は猫であるを買ってくる
テストで「Kの側から出来事を見た時、私はどのように見えるか書きなさい」って問題がでるんだってさ。
すごく……教科書の「学習の手引き」に書いてある「発展」と同じです。
「こころ」だけのスレなのに文学板でこれだけ伸びてるってすごいな、って思ったらスレ立てたの06年とか……。。。
人間のエゴイズムと罪の意識(倫理観)も含めて、人間の「こころ」とは何なのか。
こんな課題が出た。頗る難しいと思った。手助け求む。
914 :
吾輩は名無しである:2008/02/26(火) 11:09:51
それでも私はついに私を忘れることができませんでした。
忘れることが出来なかった私って何ですか?
自分の欲や利害。
916 :
吾輩は名無しである:2008/02/27(水) 07:23:01
ちくま文庫の全集は随筆や論文を網羅してますでしょうか?
よろしくお願いします。
>>917 ちくま文庫の全集は代表的なものは収録されているけれど網羅はしてないよ
全て収録されているのは岩波の漱石全集のみだったはず
だけれどこれは絶版なので新品で買い揃えるのは無理だと思う
読むだけなら大きい図書館行けばあるかと。
ちくまの全集は新字、新かな。平仮名ばかりで読みにくい。
テストで文体が常体じゃなくて敬体なのはなぜか
ってあったんだがさっぱり分からなかった。
920 :
( ̄^ ̄):2008/02/29(金) 22:26:00
おやおや(笑)いがぐりの雨雪さんではないで消化(笑)
>>907おくましたねぇ(笑)
字の如く、天に則り私を去るではないで消化(笑)
天とは天命ですねぇ(笑)
>>872「私」と先生の妻の間の関係は考え難いですねぇ(笑)
まずそれ風の書き回しがどこかにあったですかねぇ(笑)
921 :
( ̄^ ̄):2008/02/29(金) 22:28:41
訂正
おくましたねぇ(笑)
↓
>>907おくれましたねぇ(笑)
あら へんに律儀なのね
925 :
吾輩は名無しである:2008/03/04(火) 00:40:16
926 :
吾輩は名無しである:2008/03/16(日) 07:41:38
Kは私より身長が高いらしけど何センチくらいかな?
927 :
吾輩は名無しである:2008/03/17(月) 20:58:54
こころのビデオ見たけど、想像していたKとかけ離れていて落ち込んだ…。
私の想像していたKは身長180以上で細身、メガネを掛けていて中性的な顔だったのに…もさいガッチリ系の人だった。
>>927 私のKのイメージは微妙に芋くさくて剣道部みたいなイメージ。イケメンだけど。
やっぱり禁欲、禁欲、真面目、仏教一筋だからなあ。
漫画版のこころのKは私のイメージとほとんど同じ。あんなにクマは出来てないが。
929 :
吾輩は名無しである:2008/03/18(火) 22:35:06
漫画もあるんだ…読んでみたいな
>>928 私もそんな感じのイメージ
あの漫画のKは割りとイメージどおりだった。
ただ漫画版先生はデスノートの月ばりに悪い顔してて微妙。
自分の中でKは何故かサッカー選手の小笠原満男みたいな容姿だw
先生は野村萬斎のような雰囲気
933 :
(o^v^o):2008/03/19(水) 02:07:59
( ̄ω ̄){いまだにイ〇メ〇なんて、馬鹿ぎゃるのお股ゆるい下品なことばを平気で使える女が生きていたとはねぇ
時代って恐ろしいですねぇ(笑)
934 :
(o^v^o):2008/03/19(水) 02:12:29
( ̄ω ̄){恥しらずは死ねばいいと思いますねぇ
かわいそうに、世の中にみにくき姿を晒すのを覆いかくしてやることもできませんからねぇ
女のちのうというのを、よくわきまえた方がよろしいかと(笑)
男に永久に並べないことをさとらないうちは、生きて恥を晒しつづけるばかりでしょうねぇ
( ̄ω ̄){あぁ見苦し
>>931 K かw
あれはギャグでやってるとしか思えんw
937 :
吾輩は名無しである:2008/03/21(金) 20:58:22
>>912 それはおもしろいww
でも難しいww
Kから見た先生は、単に憧れだったんじゃないかなぁ
人望もあって(奥さん限定だが)、落ち着いてて(顔に出さないだけだが)好かれてる先生を見てるKは
さながら兄貴に憧れる弟的な立場だったのではと思う。
何食わぬ顔してても実はジェラシー燃やしちゃって蹴落とそうと陰で頑張っちゃう先生より
実際はKの方がよっぽど出来た人間なのに(先生よりイケメンらしいし)
それに気付かない、無頓着なとこもいじらしいというかアホというか。
>>937 うーん。それはそれで面白いかもしれんけど、ちょっと違和感あるなぁ。兄貴に憧れる弟が兄貴に「精神的に向上心のないやつは馬鹿だ」って言うかねぇ。
上下でいうなら下に見ていた感のほうがありそうな感じするけどな。まぁKにとっては基本的に他人は蚊帳の外って感じだしなぁ。
まぁでも唯一の友人って感じが一番合っているかも。
Kにとって先生は自分を一番理解してくれていた人だし、色々面倒を見てくれたことも含めて感謝してたと思う。
自分はKが先生を無意識のうちでは尊敬していた面もあるんじゃないかとおもっとる。
Kのほうがよく出来ている人間かってのも微妙な気がする。
養家から送られてくる金を、遊びではないにしろ自分の好きなことに使っていたしなぁ。利己的なやつだとは思うよ。真面目だけどね。
最終的に、お嬢さんに恋をした自分+先生に裏切られたこと(理解者がいなくなったこと)+先生に裏切られたことにショックを受けている自分+先生を裏切り行為に走らせてしまったこと
の4つで自殺したんじゃなかろうかと思う。
全然的を射ていないかもしれないんだけれど、色々考えられるからやっぱこの小説面白いよ
939 :
吾輩は名無しである:2008/03/21(金) 23:04:00
>>938 なるほどなるほど〜。
こうなるともう、お嬢さんさえいなきゃ二人は最高の友人になりえたかも
しれないのになぁ・・とか
いろいろ考えちゃいますね。危なげな明治のエリート大学生、先生とKが私は大好きです。
とにかく面白いですよね、こころは。
Kは頭はいいけど変な所がお馬鹿ちゃんというか不器用な奴だと思う
寒くても寒さに負ける自分が弱いとか変な事思ってるしなあ
彼は汚い自分を見るのに耐えられなかったから糞真面目に生きてたんだろうし自殺したんだろうな
先生も汚い自分に向き合えなくて死んだんだろうけど
941 :
吾輩は名無しである:2008/03/22(土) 12:05:22
ハルヒネタですまないが、私の中では
先生→キョン
お嬢さん→みくる
K→古泉
というイメージだ。
942 :
吾輩は名無しである:2008/03/24(月) 01:26:25
古泉そんな固い男じゃなくね?
ガチホモだからじゃないの?w
私→キョン
先生→古泉
お嬢さん→長門
K→谷口
944 :
吾輩は名無しである:2008/03/24(月) 19:46:27
今日、読み終わりました。で、ひとつ判らないことが。
「私」はなぜ見ず知らずのおっさんである先生に声を掛けたり、
あれほど慕ってたのかがどうしても理解できません。
いくらヒマだからって。
>>944 声を掛けたのは先生が外国人を連れていたから、つまりは大学出身だったから
慕っていた理由は本文読めばたくさん書いてあるよ。
946 :
吾輩は名無しである:2008/03/28(金) 12:23:39
>>941 じゃあおれはエヴァネタで
シンジ→先生
カヲル→K
ミサト→お嬢さん
948 :
吾輩は名無しである:2008/04/13(日) 04:41:04
Kとはなんの略か知ってるかい?
KoreanのKだよ
冷徹・冷静で目標に向かって努力を惜しまない
しかし真面目すぎて最後には自殺してしまった
まさにKoreanのKだったわけだ
949 :
↑:2008/04/13(日) 06:08:24
冷静?薩摩経由の信書にブチ切れ判断を誤り、後宮にのっとられ、誤ったクーデターを指揮し、
挙げ句には欧米を目で見ないまま力を軽んじキムチっく尊大に耽るあいだ、
周りには魚釣り扱いされるのが???
↑真面目過ぎる???恋したお嬢さんにも宗教にも専念できずみずから破滅するのが???
では先生はなぜ自殺した?
950 :
吾輩は名無しである:2008/04/13(日) 08:00:12
先生は「明治の精神」だ。標本の為に死んだんだ。大正の精神として芥川がそうしたように、
彼らは私小説の延長としてみずからを神格化したに違いない。
951 :
吾輩は名無しである:2008/04/13(日) 08:04:21
先生が語る「私」は芥川的なものだろう、
その為の物語だった訳か。
人の食を食む者はその人の為に死す。
お嬢さんはさながら、英国だ。
先生は乃木大将と共に死んだ、武士道の為に抜け駆けを罰して殉教したのだ。
952 :
吾輩は名無しである:2008/04/13(日) 10:03:28
生き別れの心
ゆとりなんですが芥川は大正の精神で死んだのですか?
できれば大正の精神を教えてください
ゆとりですみません
954 :
↑:2008/04/13(日) 13:04:32
ゆとりあるならゆっくり読みなさいよ、答えを慌てなさんな
文学は趣味
955 :
吾輩は名無しである:2008/04/16(水) 04:09:28
先生の本名=山田豊作
Kの本名=柿沢哲則
お嬢さんの結婚前の本名=渡辺静
「私」の本名=学精出寿
なあ、夏目漱石の書く本の主人公のほとんどが夏目漱石で頭の中再生されるのって俺だけ?
漱石の顔した猫かよw
>>957 猫は小学生の時によんだ青空文庫の表紙のタキシード着た猫で再生される
ちなみにこころは私が髭のない漱石で先生は漱石そのままで再生される
こころって昔同性愛小説って聞いたけどそうか?
腐女子が勝手な妄想したんじゃないの?
960 :
吾輩は名無しである:2008/04/28(月) 00:47:31
>>953 芥川は借金の肩代わりだの体調不良だので精神病んで自殺したんじゃなかったっけ
妻が遺体を見て、「お父さん、良かったですね」とつぶやいたそうだ
>>960 芸術至上主義ってのは、そういう自分を守る方便だったんだろうね
三島、谷崎なんかと比べると、全然そうじゃない
むしろ庶民的な文学青年
962 :
953:2008/04/28(月) 01:39:49
>>960 ありがとうございます。
妻何気にひでえ。
>>962 嫁さんは自殺にいたるまでの苦しんでる芥川を見てきてるからなぁ
楽になれて良かったですね、と言う意味での言葉だったのではないかと…スレ違いスマン
漫画版こころ読んだが、先生が卑屈で暗すぎて面白い
>>963 あー…そういう意味か…。
死んだ人とはいえ芥川の妻にすまんこと書き込んだな俺。
漫画こころかw
先生悪人顔すぎるwww
個人的には『私』の目のキラキラ具合も笑える
「漫画版こころ」って、あの「Kの墓」?
3/15〜5/18 東北大学創立100周年記念「特別展 学都に息づく夏目漱石の精神−仙台の「漱石文庫」から−」(仙台文学館)
今も多くの読者をひきつけてやまない作家・夏目漱石。
明治38年に発表した「吾輩は猫である」が評判を呼び、以後亡くなるまでの10年間で「三四郎」「こゝろ」などの名作を世に送り出しました。
また作家として多忙を極める中、木曜日を面会日とし、「漱石山房」と名付けられた書斎には、漱石を慕う弟子が集まるサロンが形成されました。
後に東北大学に赴任する、哲学者・阿部次郎、ドイツ文学者・小宮豊隆もそのメンバーで、二人はこの漱石の「木曜会」の精神を仙台にもたらし「学都仙台」の基礎を築きました。
本展では100年を経ても色あせない漱石作品の魅力や、漱石と仙台とのつながりを、戦火を逃れ東北大学附属図書館で「漱石文庫」として保存されてきた貴重な資料をもとにご紹介します。
開催日: 平成20年3月15日(土)〜5月18日(日)
会場: 仙台文学館
特別展 学都に息づく夏目漱石の精神 −仙台の「漱石文庫」から−
http://www.tohoku.ac.jp/japanese/event/2008/event02.htm
967 :
吾輩は名無しである:2008/05/01(木) 23:59:04
テレビでこころ取り上げられてて久々に読みたくなった。てか全集欲しくなった
最新版の岩波のやつと新書版を狙っているんだけどどちらがいいかな?
最新版は旧字体じゃなくなっていまいちと聞いたのですが本当でしょうか?
968 :
吾輩は名無しである:2008/05/07(水) 15:24:22
TVでやると読むきっかけになるのか…
>>968 や、そういうことって結構、あるもんだよ。
自分もこの間NHKでやってた「姜尚中が語る夏目漱石」
見て、久しぶりに読み返したクチ。
やっぱりいいな、先生とか。
970 :
吾輩は名無しである:2008/05/07(水) 16:26:35
>>969 一番上にあるスレにsageでかきこむんじゃねーーーーよカス wwww
自演が癖になってるのがバレてんじゃねーかよボケwwwww
臭いケツがどのスレも汚しやがってキメェーんだよwwwwwww
テレビの影響で読むのは駄目ってここの住人はどれだけこゝろが狭いんだ
972 :
吾輩は名無しである:2008/05/07(水) 17:47:10
>>971 実際、テレビで でも放送してくれなければ 高校時代のトラウマというだけで
真価がなかなか認められそうでない小説・・・かもしれないね。
>>973 トラウマか?俺は素敵な恋愛小説だと思っていたけど
先公がお嬢さんは本当はKが好きだったが金欲しさに先生を誘惑したとか言い出すまではな…
新スレ立てたいな
どっかの夏目漱石スレと合流しますか?
976 :
吾輩は名無しである:2008/05/11(日) 16:54:07
話題が煮詰まるから、漱石スレで統一してくれ
お嬢さんてのがはっきりしないで気を持たせるからあいつが諸悪の根源だ、とかちょっと憤慨しながら感想述べたら、あまりにもあっさりと
「あの人はいい、でもこの人もいい。それが女じゃない」とかあっさり抜かした当時の彼女。
それ聞いて、うわ…先長くねえなこれは、と思ったのが嘘のように何故か長く続いた。
wこんな夜中にいい話聞いちゃった。w
>>977 女は基本的に一人しか愛せないから(生物的にもね)男を比べる
経済的に安定してるか…
自分から離れていかない男か…
だから見る目がある女ほど比べるし長続きするじゃないかな
977は賢い女に選ばれたいい男だってことだ
私は停車場からまっすぐに先生の家へ向かった。
先生は庭先でノラ猫に煮干をやっていた。
私はすぐに国に戻った。
父は粥をばくばく食いながら私に小言を言ったあとむせた。
私は一人旅に出た。
終
981 :
吾輩は名無しである: