1 :
吾輩は名無しである :
2005/12/06(火) 16:38:45 村上春樹についての話題はこちらでどうぞ
2 :
吾輩は名無しである :2005/12/06(火) 16:42:50
とりあえず、無駄だと思う春樹関連スレに、削除依頼を出してくれ。
3 :
KKK :2005/12/06(火) 16:45:35
へいへい
4 :
吾輩は名無しである :2005/12/06(火) 19:10:48
ノーベル文学賞、受賞するかな?
5 :
吾輩は名無しである :2005/12/06(火) 21:01:46
糞スレ立てんな、ボケ、死ね、市ね、氏ね、ボケ、氏ね
6 :
吾輩は名無しである :2005/12/06(火) 21:05:24
やれやれ。
7 :
吾輩は名無しである :2005/12/06(火) 21:07:01
好むと好まざるとに関わらず、定期的に糞スレは立つのだ。
違うだろ。春樹スレを減らすためにこのスレは必要なんだろ。
9 :
吾輩は名無しである :2005/12/06(火) 22:24:17
ハルキ読んだ事ないけど上げとく。ハルキスレ連立uzeeeeeeeeee
10 :
吾輩は名無しである :2005/12/07(水) 02:42:36
なんで読んだことないんだよ?一冊くらい読めや厨房。
山と積まれた緑と赤。 うへっ。
12 :
吾輩は名無しである :2005/12/07(水) 08:42:43
村上春樹=小室哲哉 アメリカ文学をパクって日本の本を読まない若者向けに書き直しただけ 作家というより翻訳家、評論家 最近やっと自分の中から出てきたテーマを扱っているが あまりにも非社会的で未熟で幼稚すぎて痛々しい…… ただ、若者を文学へ引き込んだ功績は認められていいのかも もちろん春樹で停滞している香具師が大半なのだが
13 :
吾輩は名無しである :2005/12/07(水) 09:00:43
村上春樹がアメリカ文学からパクった具体例を挙げろよ。
14 :
:2005/12/07(水) 09:05:47
糞スレ
自分で読み込んでみれば? 読んでない香具師に何に言ってもわからんから こういうところでどうこう言う前にまず本を読み込むのが先 まあ、無駄だと思うが一応簡単に説明 まずサリンジャー、カポーティ、フィッツジェラルドあたりを読めば 誰でも理解できるだろうし、わからないなら論外 やれやれもオーケーも何かが失われてしまったも ノルウェイの精神病のヒロインもダンスの鋭敏な若い女の子も 全部元ネタと見られるものが春樹自身の好きな作家の本にある とりあえず手に入りやすいところで サリンジャーのナイン・ストーリーズと カポーティの夜の樹でも読んどきなさい 手に入るなら夜はやさしがノルウェイの元ネタなので それも読んでおくと一歩成長することうけあい
16 :
吾輩は名無しである :2005/12/07(水) 09:59:13
漱石が18世紀イギリス文学をヒントに「坊っちゃん」を書いたのと殆ど変わらんと思うがな。 文学の価値ってのは題材云々とかそういう次元のことだけじゃないだろう。
17 :
吾輩は名無しである :2005/12/07(水) 10:10:50
極端なことを言えば、大デュマなんて他人の題材を元に戯曲を色々書いたんだから。 だからってデュマを「パクリ大王」なんていう奴はいないだろう。 もちろん、戯曲は独自のスタイルが必要なわけだが、 小説にだって「文体」があるわけだし。
18 :
吾輩は名無しである :2005/12/07(水) 11:54:32
このスレはアゲ推奨 そもそものスレ立て理由が、春樹スレの乱立がゆえ
19 :
吾輩は名無しである :2005/12/07(水) 13:11:59
>>15 自分で偏った言説披露しといて何ほざいてんだ厨房ww
20 :
吾輩は名無しである :2005/12/07(水) 13:16:47
影響は受けてるがパクってはいないじゃん パクリってのは最近の篠原とかああいうのをいう
アメリカ、アメリカって村上春樹が アメリカからしか影響を受けてないと思ってる奴。 お前の目は節穴か。
22 :
吾輩は名無しである :2005/12/07(水) 16:13:01
長野で行方不明になった小5の男の子 リアルカフカだな
23 :
吾輩は名無しである :2005/12/07(水) 20:08:40
春樹の各作品にぽっと出てくる思わせぶりな言葉って 大抵海外文学の中に出てくるテーマからパクってきてるw
対照一覧表でも作ってみせてくれれば賞賛とともに賛同してあげてもいいよ
25 :
吾輩は名無しである :2005/12/07(水) 21:39:03
隔離隔離。 煽って放置。 これ春樹厨への最善の対処。 ここで春樹ファンはオナニーの見せ合いっこしててくれw
煽りはとりあえず止めよう。 とりあえずこのスレでは真っ当な話を進行してくれ。 他のスレを消すためにこのスレは崩れてはいけない。
27 :
吾輩は名無しである :2005/12/07(水) 21:45:14
アゲ推奨よん
28 :
吾輩は名無しである :2005/12/07(水) 21:47:36
YOSHI、片山恭一、村上春樹は現代を代表する三大作家!!! だから春樹ファンは煽りに負けず胸を張っていいぜ!!!
29 :
吾輩は名無しである :2005/12/07(水) 21:49:29
過去の小説家が別の作品に感化していることは○ それは実体験の重みを共有しているから 春樹は時代に則した経験をしていないから× 頭だけで真似るのはただのパクリ 自分の経験で消化してないでしょ? 現代日本の作家は時代経験ができないの 戦前戦後の大転換期を知らない世代は皆頭だけでしょ? こう言ってもわからん奴は文句言わんから ひたすら春樹だけ読んで、他スレにこないでくれ
30 :
吾輩は名無しである :2005/12/07(水) 21:50:51
わかった。 じゃあこう言おう。 春樹は別に悪くない。 悪いのは春樹しか読んでいない読み手だ。
31 :
吾輩は名無しである :2005/12/07(水) 21:53:37
>>29 それ言ったって信者にはわからんよw
正論通じないんだからw
論理じゃなくて感情を重んじるなら
最初から理屈で擁護するなって話だよなw
>>30 そのポジションって小林よしのりみたいだなw
どちらも本人は悪くないのだが
悪質な信者を量産している弊害がw
32 :
吾輩は名無しである :2005/12/08(木) 08:45:19
村上春樹は最初の数ページと最後の数ページがすべての小説化だと主緒運だけどそのへんどうおもう????????? 最初ひきつけられtえ退屈だなぁとおもてよんでてだれてくるけどっど最後で絶妙な読後感あじわえるじょね?
カフカ読んだ。どうでしょ?
田村カフカ … 柳楽優弥
佐伯さん … 黒木瞳
ナカタさん … いかりや長介
星野青年 … 中村獅童
田村浩一 … 萩原流行
大島さん … 山崎トオル
さくら … 市川実和子
カーネル・サンダース … CG
>>22 竜桜くんだっけ?
「だって君は世界で最もタフな11歳になるんだもんな。」
ドラゴンと呼ばれる少年は言う。
僕は黙ってうなずく。
不謹慎ですた。スマソ
34 :
吾輩は名無しである :2005/12/10(土) 08:21:53
age
35 :
吾輩は名無しである :2005/12/10(土) 11:58:03
↑↑大島さんに大いに異義あり
36 :
吾輩は名無しである :2005/12/10(土) 13:24:40
春樹については渡辺直己「メルトダウンする文学への9通の手紙」で 馬鹿扱いされてておもしろい まあみんなが言ってることだけどね 「本質的なことは決して考えない作家」って評価ね
37 :
吾輩は名無しである :2005/12/10(土) 14:32:59
渡部って凄いの?
38 :
吾輩は名無しである :2005/12/10(土) 17:59:55
すごいよ
39 :
吾輩は名無しである :2005/12/10(土) 18:12:42
>>33 ちょっと!大島ないないw
それ以外は結構いいと思う!
敢えていうなら佐伯さんがちょっと違うかなぁ
40 :
吾輩は名無しである :2005/12/10(土) 18:15:55
>>22 私も不謹慎かもしれないけどちょっとカフカを思い出してしまった。
嘘の証言をしたのはさくらさんで何かをかばってるのかなぁとか。
でもそんな小説の様な話があるわけではないので早く見つかることを祈ってます。
>>38 渡部は別に凄くないだろう。
リカードの亜流として以上の批評家じゃないだろう。
時がたてば忘れられる批評家のような気がするがな。
43 :
吾輩は名無しである :2005/12/12(月) 21:04:25
44 :
吾輩は名無しである :2005/12/12(月) 21:34:24
凄いか?某大物批評家の腰巾着ってイメージしかない。
45 :
吾輩は名無しである :2005/12/13(火) 00:06:03
某大物? ひょっとしてHか?
46 :
吾輩は名無しである :2005/12/13(火) 07:37:03
Hって誰?
文学的にどうこうというのはさておき、 もはや春樹よりも大物と見える批評家なんていないような気が。
春樹と比べてなんて誰も言ってないだろ?読んでからレスしろよ。
自分より小さい奴の腰巾着なんてないべ。
12月10日発売 『X-nowledge HOME 特別編集No.5『PUBLIC SPACE』 (平野啓一郎責任編集号)』(株式会社エクスナレッジ) 平野啓一郎責任編集によるエクスナレッジムック『PUBLIC SPACE 都市のささやき』。 これすげーぜ まるでひらのは浅田になりたいんじゃないかって感じだ オランダの建築家と対談し 空間について論じてるよ
51 :
吾輩は名無しである :2005/12/14(水) 02:00:47
朝日新聞の大学生が好きな小説家1位に春樹先生が選ばれました
52 :
吾輩は名無しである :2005/12/16(金) 22:53:15
春樹が好きな人って、やっぱり佐藤正午も好きなわけ? 構成や文体がそっくりで、俺には見分けがつかんのだけれど・・。
53 :
吾輩は名無しである :2005/12/17(土) 09:51:01
風の歌を聞け ってどこが面白いのか教えてください。
春樹ファンの奴とは気が合わないと思う。
55 :
吾輩は名無しである :2005/12/17(土) 14:42:06
誰のファンなら気が合いそう?
春樹はもっと素をさらさないと 対談、インタビュー、社会的発言をしてどの程度の考えがあるか 見えてくるんだがね アメリカに逃げて、ファンタジックな作品を深読みされて 持ち上げられてという循環ももう持たなくなってきてるよ
僕は村上春樹さんは明治時代の夏目漱石さんの位置に近いような気がするんです。 大衆に支持されている前衛、そして外国文学に強い影響を受けた日本の文学、古典性。 村上春樹さんの小説は極めて古典的でさえあると思う。 文体や形式は斬新なんだけど、内容が「人間」に切り込むという点に一貫してる。 それこそいつの時代も小説の主題だったわけです。 そして同時代を捉えて作品に落とし込むのが彼ほど上手いのはあまり見当たらないですね。 龍さんはジャーナリスティックな部分が強くて『芸術作品』としての栄光に到達しているかは疑問です。 春樹さんの作品は常に純粋に文学的です。 その意味で彼は現代日本の良心なのではないでしょうか。
春樹はもっと素をさらさないと 対談、インタビュー、社会的発言をしてどの程度の考えがあるか 見えてくるんだがね アメリカに逃げて、ファンタジックな作品を深読みされて 持ち上げられてという循環ももう持たなくなってきてるよ
59 :
吾輩は名無しである :2005/12/19(月) 10:37:44
性的な描写がきつすぎてそこに否定的な人が結構いるけど オレ的にはきたああああwって感じで吉本新喜劇で使い古されたお馴染みのネタを された時のような感じで笑える
春樹できついんじゃハーレクインくらいしか読めまい
61 :
吾輩は名無しである :2005/12/19(月) 16:09:04
コピペの切り貼り文学のさきがけ しかし、多くの若者に読書の愉しみを回帰させ、 春樹の作品が過去の偉大な文学作品に出会うきっかけになったという 人は多いのではないのでしょうか? かくいう私も春樹をきっかけにして読書をするようになって 素晴らしい古典作品に出会うきっかけになりました。 だからすごく感謝してる。もうアフターダークで見切りをつけたけど。 幸せな老後を穏やかに軽やかに過ごしてね★
62 :
先生 ◆ZBidcn9HMM :2005/12/19(月) 18:45:02
春樹は初期三部作から「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」までが この人の本当に書きたかったこと、つまり自身のナルシシズムの確認 故にそれまでがこの作家の全盛期ともいえるだろう その後の作品は海外ではうけているようだが日本ではもう場違いなものになっている 現代の青年に「おれっち」などと言わせるようでは社会にコミットして書くことはこの作家には無理だろう 良くも悪くも自身の限られた小説的体験の中、夢の中で生きてる人なのだろう
63 :
吾輩は名無しである :2005/12/19(月) 19:11:49
>>61 激しく同意。
俺も始めは本なんかは気難しい顔をしたインテリしか読まないと思っていたが、
春樹を読んで愕然、本に対するイメージが360度変わった。
本当にあんたの言う通りだ。古典的名作に出会えたのも春樹のお陰。
もう春樹は卒業したが、本当に感謝している。
64 :
吾輩は名無しである :2005/12/19(月) 19:28:15
>現代の青年に「おれっち」などと言わせるようでは 俺の友達28歳だけどよく言っているよ 最近田舎言葉が微妙に流行っているように思われ
66 :
吾輩は名無しである :2005/12/19(月) 22:13:46
別にそこまでマーケティングしてないだろ しかもカフカ書いたのもう結構前だし 「おれっち」なんて使ってるのは一握りのアホ
「オレッち」と言えばタコ八郎だな。
68 :
吾輩は名無しである :2005/12/20(火) 00:56:17
おれっちのことを馬鹿にしたな!
おれっちって言ったのはトラックあんちゃんだから若者でもないでしょ。 カフカ君は真面目に「僕」じゃんw そのよみまつがい、どんな先生だよww
70 :
先生 ◆ZBidcn9HMM :2005/12/20(火) 10:09:33
星野「青年」だろ 「青年」というのが何歳までを指すのか分からないけど時代とのずれは否めないだろう 春樹は無理して社会にコミットして書かなくても良い 自分の限られた経験と夢の中で書いていれば良いのだよ あまりこれ以上恥を晒さないでほしいね
>>70 モラトリアムの拡大を反映してるに過ぎないよ。
30代の青年もいる。
けど、おれっちでも別にいいしwww
そういえば悟空だって十代から「オラ」だぞ。
とにかく「先生」が考えるよりは時代ズレしてはないぞ。
72 :
吾輩は名無しである :2005/12/20(火) 21:41:16
70が春樹ヲタの標本だ。爛熟するとこうなる。 やっぱ村上春樹読んでるってのは人前で言えないよな。
73 :
吾輩は名無しである :2005/12/20(火) 21:48:05
「ゆうこりん」はOK?
74 :
吾輩は名無しである :2005/12/21(水) 16:28:10
村上春樹の影響を受けてる作家って誰か 教えてくれませんか?? あと、アンチを渡部以外で教えてくれると嬉しいです。
影響を受けているかどうかは断言できないけど、舞城『九十九十九』とか保坂和志『プレーンソング』には春樹の名前が出てきます。小説家でアンチというか村上にくみさない人はたくさんいるだろうけど島田雅彦の春樹批判は痛烈でした。
76 :
吾輩は名無しである :2005/12/21(水) 20:07:46
痛烈なのか、あれが
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \ /⌒ヽ / '''''' '''''' ヽ | / | (●), 、(●) | | | | ,,ノ(、_, )ヽ、,, | | | | `-=ニ=- ' | | | ! `ニニ´ .! 天狗じゃ、天狗の仕業じゃ! | / \ _______ / | | ////W\ヽヽヽヽ\ | | ////WWWヽヽヽヽヽヽヽ | | ////WWWWヽヽヽヽヽヽヽ E⊂////WWWWWヽヽヽヽヽヽヽ E//// ヽヽヽヽヽヽヽ | | //WWWWWWWヽヽヽヽヽヽヽ
, ;,勹 ノノ `'ミ / y ,,,,, ,,, ミ / 彡 `゚ ゚' l 〃 彡 "二二つ | 彡 ~~~~ミ はいはい わしのせい、わしのせい ,-‐― |ll 川| ll || ll|ミ―-、 / |ll | ヽ / z W`丶ノW ヽ / \\ / / | / 天 \`i / / 狗 |
>俺は大学で村上春樹の主人公みたいに生きてるぜ こういう田舎者っぽさというかスノバリーというか俗っぽさが 売れる理由なんだろうなあ
80 :
吾輩は名無しである :2005/12/23(金) 11:55:32
ageとく
81 :
吾輩は名無しである :2005/12/23(金) 12:37:53
浅田とかは村上春樹嫌いそう
82 :
吾輩は名無しである :2005/12/23(金) 14:05:29
浅田真央はマンゲもじゃもじゃ
83 :
吾輩は名無しである :2005/12/23(金) 14:38:14
うん
>>79 田舎者根性ってのは両村上に共通した属性だと思う。
近代化に覆い尽くされた田舎者の時代なのかもしれない。
85 :
吾輩は名無しである :2005/12/23(金) 17:33:01
>>84 ふと思ったのだが 彼のオウガイ先生にも
ロハンやらソウセキやらと較べれば田舎者根性が
透けて見えるところがあるなあ
男爵が欲しくてたまらなかったりして
86 :
吾輩は名無しである :2005/12/27(火) 21:57:38
村上春樹はオタク文化の先駆けじゃね? 徹底的に自己中心的な妄想に逃げ込む自意識の表れだし
87 :
吾輩は名無しである :2005/12/27(火) 22:19:01
春樹のファッションセンスがダサすぎて想像しにくいんだけどなあ
88 :
吾輩は名無しである :2005/12/27(火) 23:52:31
彡ミミミヽ ノ彡ミミ) ((彡ミミミミ))彡彡)))彡) 彡彡゙゙゙゙゙"゙゙""""""ヾ彡彡) ミ彡゙ .._ _ ミミミ彡 ((ミ彡 '´ ̄ヽ '´/ ̄ ` ,|ミミ)) ミ彡 ' ̄ ̄' 〈 ̄ ̄ .|ミミ彡 ミ彡| ) ) | | `( ( |ミ彡 ((ミ彡| ( ( -し`) ) )|ミミミ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ゞ| ) ) 、,! 」( ( |ソ < このスレはよく頑張った。感動した! 終了! ヽ( ( ̄ ̄ ̄' ) )/ \_______________ ,.|\、) ' ( /|、  ̄ ̄| `\.`──'´/ | ̄ ̄` \ ~\,,/~ / \/▽\/ ■■■■■■■■■■惜しまれつつ終了■■■■■■■■■■
89 :
吾輩は名無しである :2005/12/28(水) 03:31:01
総合スレ以外の、他の春樹スレは削除しろ
90 :
吾輩は名無しである :2005/12/28(水) 05:48:56
ここレベル低いな〜(苦笑)。
91 :
吾輩は名無しである :2005/12/28(水) 06:01:56
全然機能してないよね。 所詮机上の空論だったということか。
「絲山よ この本を読め」感想文です。 第一位「海辺のカフカ」(村上春樹)新潮文庫 読書にもいろいろな種類があって、喜読、嘆読、耐読、苦読などと私は名付けて いるが、このHPで最も多くの方が票を投じて下さった「海辺のカフカ」は、残 念ながら私にとって「苦読」作品だった。まあ、相性が悪かったということです。 常に感じたことは「『海辺のカフカ』に書かれているこいつらは人間じゃない」 ということだった。テーマパークとしてはよくできていると思う。 それにしても「メタファー」ってコトバ、一体何回使ってあるんだろう。 せっかく選んで下さったのに、こんなことですみません。やっぱり無理な企画だ ったのかなあ、でも嘘つくのはまずいし。ちょっと反省しています。
_ _ / ソ \ / \ / \ / ) ( _ _ 丿 )'´ ̄ヽ '´ ̄イ ヾ ゚̄ ̄' 〈 ゚̄ ̄| ミ ミ= |≡ ) | ´-し`) / | ( 、,! | | '´ ̄ ̄ ̄` ノ| | 丶ヽ ヽ ) ( \ │| | | \∨丿 ″ | 彡 | ‖ | ゞ巛 巛(/ノ)>ノ)ソ巛ゝ》\ミ彡 (巛巛ミへ毛ミ)>〆彡 ヽ((<<丶\ヘノノ》彡彡 丶ヽゝ 丶 ヾミミ
>>89 「しろ」なんていってないで誘導と削除依頼をよろ
96 :
吾輩は名無しである :2005/12/28(水) 20:48:04
言語的演算とは耳と口の間の空間をメディア化することで賄われる、つまり身体表出を基盤に もつ回路である。掲示板に書き込む内容を考える際にいちいち発話しないのが通常だが、ひとは 自分の考えている内容の確かさを口から発せられる音声を自身の耳で聴取することにより確証 する生き物である。つまりそこには始原的な母の思いで、懐かしい空間の創出が試みられている わけだが、件の彼については、つたない内容であれ必死に書き込み内容を考えている際に、口膣の 自動運動が開始してしまい、だがそのことに無自覚な彼は自らの口膣運動を母の乳房んの思い出 とすり合わし、そこに自身の./ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\せを得て、想像的な母の優しさに背中を \ 押されるように、「書き込む」| うるさい黙れ |ゆえに乳房へ執着が散見され /  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\_______/ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ∨ (゚д゚ ) <⌒/ヽ-、__ノヽノ | /<_/____/ < <
97 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中 :2005/12/29(木) 15:20:56
>88 勝手に仕切るな、厨房! 総合スレ? 駄目スレじゃん
明けましておめでとう。 この正月は「海辺のカフカ」を読んでみるよ。
99 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中 :2006/01/07(土) 23:35:31
美しい約束、という表現が出てくる作品って何だっけ?
>>97 総合スレ? 駄目スレじゃん
春樹は細部や部分部分はいいが全体や総合となると駄目になる、
ということになるのか?
↑池沼
102 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中 :2006/01/10(火) 23:05:26
重複なのて移動願います… とか、バカな事いいやがって。 村上春樹をこんな色のないスレッド一つだけでくくる気なの?。・゚・(ノд`)・゚・。 さーみんな、好きなとこ行こうぜ
15年前に世界の終わりとハードボイルドワンダーランドを読んで この作家は天才だと思ったが、15年たった今もこれ以上の作品は書けなかったか・・・。 この作品に描かれた強烈な「自意識」(というか他者の介在を挟まないナルシズム) については、他の近現代作家にはないインパクトがあったこと、また おそらくは本当にソフィスケイトされた都会の若者ではなく、地方から都会に出てきて 言いようのない孤独感を感じたナイーブな青少年にとってのバイブルとなりえたことについては、 たしかに評価に値すると思うんだけどね。 韓国や中国の若者、都市生活者に絶大な人気を誇る理由もなんとなく分かる。 しかしまあ、アフターダークは本当に糞だった。あんなにリアリティがない会社員を描く 作家はイマドキ珍しい。彼にとって、サラリーマンや会社員というのは全く理解できないものなんだろうな。 取材の鬼でジャーナリズムに傾倒した龍もどうかと思うが少しは彼のスタイルも見習えよと。
龍と春樹がフュージョンすればよいのだな
105 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中 :2006/01/11(水) 20:01:59
それは困る。 性描写が増すだけ。
106 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中 :2006/01/17(火) 05:10:50
ちょいおしえてください ダンスダンスダンスの執筆理由みたいな奴が書かれている書名って なんでしたっけ? 永沢さんはモラリスティックに崩壊していくし・・・でも僕は生き残ります みたいな文章があった事は記憶してるんですが・・
107 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中 :2006/01/17(火) 05:37:53
>>103 他者の介在を挟まないナルシシズム(ナルシズムじゃねえぞ)って何よ?
108 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中 :2006/01/17(火) 06:45:24
>>106 それは書籍ですか?村上がダンス×3について言及してるのは
書籍ではあまりなかったように思う。
羊→世界の終り→ノルウェイ→ねじまき鳥の流れについては
本人も自覚的のようで、河合隼雄に会いにいく、など
実際にいくらかの言及もあるけれど。
あと、そもそも永沢さんうんぬんみたいな文章が
どうしてダンスにつながったorつながるのか分からないっす
109 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中 :2006/01/17(火) 10:32:44
ダンスダンスレボリューション
HEY ! HEY ! HEY !
111 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中 :2006/01/18(水) 21:52:55
信者かとヲモタ
>>108 レスTHx
見つかりました。
永沢さんと鼠は直接関係ないけど、同じ書籍に書かれてたってだけです。
勘違いさせてごめん。
>>107 ナルシシズムもナルシズムも同じだと記憶してる。
愚問だろうけど、 「ダンス ダンス ダンス」で、メイを殺したのは、「僕」で ひとつ残っている骸骨はユミヨシさん、て感じたのだけど、、
115 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中 :2006/01/23(月) 13:22:50
好きに解釈しろや 春樹は作品に対する解釈は読者の自由だという主義だし
>>114 僕の物語が進むためにはメイは死ななきゃなんないという風にとっても
僕が物理的に殺したってのは極論だろうなー。
>>103 > しかしまあ、アフターダークは本当に糞だった。あんなにリアリティがない会社員を描く
> 作家はイマドキ珍しい。彼にとって、サラリーマンや会社員というのは全く理解できないものなんだろうな。
リアリティのないサラリーマン像といえば真っ先に保坂が思い浮かぶが、
保坂はリーマン歴がかなり長かった。
ぶっちゃけ、あんまり関係ないんでないのかな。
ついでに言えば、龍は「リアル」にこだわりすぎて 結果として「リアリティ」を失ってしまったというのが実情だと認識している。
119 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中 :2006/01/24(火) 10:07:33
「リアル」って概念は扱い難しいよな 哲学でいうところの「実存」の問題も絡むし 何がリアルで何がバーチャルなのかという 明確な線引きが出来る理論を構築せんといけんだろうから
つーか村上春樹って一部の認識が完全に欠落してるよな。 逆にそういう奴だから精神病理の知識無しにノルウェイとかも書けるんだろうが
医学書が読みたいわけじゃないからね
現代芸術より、精神病者の手記を読んだ方が面白いと書いた批評家もいたなそういや。
手記はどうかしらんが、本物の病人の絵は 病人っぽく描いた職業画家の絵より凄みがある。
124 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中 :2006/01/24(火) 19:21:53
ノーベル賞を取れる可能性って村上さんはあるんですか?
次に日本にノーベル文学賞が回ってくるのは2020年ごろだから 今からそんな話をしていては鬼が笑い死にしちまうな
>>125 某新聞は村上がノーベル取るって大きく書いてたけどなwww
ファンとしては、ほかのどんな賞を取ってもかまわないけど、 ノーベル文学賞だけは取ってほしくないな。権威にはなってほしくない。
128 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中 :2006/01/30(月) 09:55:58
ということは、村上氏がノーベル賞取れる可能性って あるということですね。
受賞理由は 「春樹の文学は受け身、非生産、引きこもりがちで、世界中の人々に人生は空っぽであるというを知らしめた」といったところかな
130 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中 :2006/01/30(月) 10:57:22
価値があるのは初期の作品だけ。 あとは海辺のカフカ。
131 :
126 :2006/01/30(月) 13:17:41
>>130 価値っていう言葉に前に 自分にとって っての忘れてない?^^
いや受賞の可能性は無い。新聞社を馬鹿にしただけで
>>125 の考え方が一般的
個人的には小説があればいいんで賞はどうでもいい。 でもこの板でも、小説そっちのけで 賞がどうこう文壇がどうこうとギャーギャーうるさい人は多いよね。 世間ってのはそういうもんなのかな。
>>132 受賞するかどうかの話題なのに、賞はどうでもいいとか言うのはどうかと思う。
134 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中 :2006/01/31(火) 18:52:46
ノルウェーの森っての読んでます。上巻終わり寸前です。 ちっとも面白くないばかりかイライラしてくるんですけどこの作品の評価はいかほど?
>>134 絶賛する人とこき下ろしまくる人に別れる作品。
そろそろ時代も加味しないと読めないものになりつつあるのは確か鴨。 もう二十年近く前になっちまうんだなあ。しみじみ。
家族や学校からデタッチしたくてたまらなかった青年期には共感できた 小説が、社会人になり、そういう欲求を持つことは許されなくなった現在 では共感したくても出来なくなった。村上春樹の初期の作品を読むことは 今ではアルバムを開く感覚に似てるなぁ。
アタッチしっぱなしでは小説を読む意味もないから そういう面では現在的な価値もないではない。
140 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中 :2006/01/31(火) 22:02:15
ねじまき鳥年代記は、よかったな。
>>140 よかった。ノモンハンのイメージだけは???だったけど。
そうかー?ごちゃごちゃしすぎてて萎えたなー。 ストーリーは面白かったけど。
不感症多すぎ
春樹のドラマツルギーだとどうしてもコミュニケーションをどこかで堰き止める必要がでてくるからな。 不感症はこれにはお誂え向きの丁度良い道具というところだろう。
今晩は、ちょっと海カフ読んだ冬 という俳句で 僕は改めて、これは凄い作品だと思いますね。 これってpopなフリした現代神話なんです。 明らかに世界levelでも相当高順位にくい込む文学芸術だと思いますね。
と、世界を知らない香具師ほどすぐに世界レベルとかいいたがる。 もっと地に足をつけて喋りましょう。
現代神話(笑)
148 :
ぎんこーいん :2006/02/04(土) 15:50:01
>>139 確かにそのとおりだが、
>>138 の言わんとすることも良く分かる。
春樹はいわゆるサラリーマン、それも金融、証券、システムエンジニアといった
職業に対して余りに一面的な書き方しかしていない。
短編でも長編でも銀行員は目の敵にされてるしw
「どこの学校にでもいる、クラスでよく勉強が出来て、まともで面白みはないが
当たり障りがなくやっていけるような奴でちょっと気の利いた人間なら
27歳にもなれば銀行の融資課にでもいるだろうが、そんな人間には
僕は絶対なりたくない」
みたいなせりふもあったっけw
私も高校〜大学生の初期には厭世的な気分になって、村上春樹の
「デタッチ志向」が心地よかったが、親は死んで結婚した彼女は病気になり、
急いで就職活動して少しでも安定しないとまずいということで銀行員になった。
親の死、彼女の病気、銀行の取引先(中小企業の社長や従業員)などの
余りにも人間臭い人間模様の中で生きてる俺には、春樹の
「サラリーマン」の描き方は余りにも薄っぺらい。
俺は今26歳だが、取引先の個人事業主の中には事業に失敗して自殺する人も何人もいるし、
昨日まで笑って窓口に来て支店長と話してた人の奥さんが、今日は涙ながらに定期を解約しに来て、
こっそり支店長がローンの利率を支店長決済で少なくしたり、そういう人間模様だって日々あるんだよ。
どろどろの札を握り締め、これを今日振り込まないと際抑えられる、と騒ぐ老女の横で、
株でもうけてしょうがないと馬鹿笑いする新卒のリーマンがふんぞり返る。
それを、何も出来ないけれど、紙幣価値だけは平等に人間に降りかかっていくのを見つめるのが銀行員の
本質だわ。ちったあ春樹も、銀行員とかを安易に悪者にしないで、まともに書け。
長文スマソ。
149 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中 :2006/02/04(土) 15:58:18
>>148 あんた自分で書けば? 『銀行員日誌ーホリエモン騒動の対極ー』でどうよ?
読みたい。
150 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中 :2006/02/04(土) 18:32:22
age
151 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中 :2006/02/04(土) 19:51:21
>>148 そういう小説が読みたければ、他の作家をあたればいいだけだろ?
おまえのその程度の経験なんか軽く吹き飛ぶくらいの小説がいくつも存在することも知らず、
何をいきがっているんだか。
つまりは、自分は春樹よりも世間や現実というものを知っていると自慢したいだけだろ。
でも、おまえが言う銀行員の本質とやらほど、味気ないものもないぞ。
おまえみたいなやつが、「世界の中心で、愛を叫ぶ」を読んで涙するだろうよ。
そこに彼女の病気をだぶらせてな。
ほんと薄っぺらい奴だ。
152 :
先生 ◆LD/Dd4/cno :2006/02/04(土) 20:20:16
>>148 基本的に小説(俗に言う純文学)を書こうとする人間は共同体の外部にいることが多い
というか共同体の外部からの視点を持っていなければ小説など書けない
そういう意味で小説家が銀行員というある意味体制側の人間を嫌悪するのは仕方ないだろう
春樹のように全共闘世代の人間なら尚更かもしれない
しかしもちろん春樹の描くビジネスマンが現実味がないという
>>148 の意見も分かる
春樹の描く人物像にリアリティーがないのは何もビジネスマンに限ったことではない
元々春樹は自分のことにしか興味のなかった小説家であり、自分を描いてきた作家だ
社会にコミットし始めたのは近年だ
海辺のカフカは春樹が真剣に社会にコミットした最初の作品だが、
もちろん15歳の少年にリアリティーなどなかった
おそらく今後も社会にコミットした作品を書くだろうが、
そこにリアリティーを持たせることができるかどうかが今後の春樹の評価にかかわってくるだろう
153 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中 :2006/02/04(土) 21:38:35
>おまえみたいなやつが、「世界の中心で、愛を叫ぶ」を読んで涙するだろうよ。 別に貴方を批判した訳ではないにもかかわらず、 思い込みでそこまで攻撃的になるとは、貴方の方こそまともとは思えませんな。 ちなみに、俺は「世界の中心で、愛を叫ぶ」みたいな小説を読んで感動する 趣味はありませんね。 >そこに彼女の病気をだぶらせてな。 ほんと薄っぺらい奴だ。 ちょ、ちょっと落ち着いてくださいよ(笑)。 匿名掲示板だからといえ、見ず知らずの人に対してそんなに悪態ついてどうすんですかw 実際に、あんたが結婚する3日前にあんたの親が事故両方事故で死んで 結婚相手は病気で寝たきりになってみて、他人に >おまえみたいなやつが、「世界の中心で、愛を叫ぶ」を読んで涙するだろうよ。 >そこに彼女の病気をだぶらせてな なんていわれても平気なんですかね・・・それこそ、春樹氏のいう 「むやみに攻撃的な人種は想像力が欠けているに違いない」という典型例では?
154 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中 :2006/02/04(土) 21:45:21
>>151 >おまえのその程度の経験なんか軽く吹き飛ぶくらいの小説がいくつも存在することも知らず、
>何をいきがっているんだか。
だから何を根拠にしてそんな悪態をw あんた、日本人を見たら悪態をつくプロ朝鮮人ですかw
別に、悲劇の人間を気取ってる訳でもないし、事実を書いただけでしょうが。
いつ、私が「私は世界で一番不幸だあ!」とか言いましたか。
私の不幸なんて、それこそ小説の中どころか現実世界の中のあまたの悲劇に比べたら
吹っ飛ぶようなちっぽけなモンですよ。私はポルポトの大虐殺を記録したリアルレポートも
読んだことありますから知ってますよ。「貴方の言う小説」以上に酷いですよw
でも、不幸や痛みというのは、その人にしかわからないしその人の力でしか克服できんもんでしょう。
貴方みたいに、もっと不幸なことはあるのに、それ比べたらお前はぜんぜんだ、チャンチャラおかしい!
みたいな意見を言う方は俺の周りにも良くいらっしゃいますし、その方には
「そうです。私なんてぜんぜん幸せですよ」とにっこり笑ってやりますよ。それだけのことです。
共感する・しない、出来る・出来ないは重要だけど、 それだけで読むから読めなくなる訳で。
それよりもっと綺麗な文あるいは短い文で書いてくれないと読めない^^;
157 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中 :2006/02/05(日) 15:15:25
(・_c・`)souka
158 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中 :2006/02/05(日) 15:45:18
銀行員なんて中学生でも出来る仕事だよ
159 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中 :2006/02/05(日) 16:21:19
メタファーにしても不正確すぎ。部門によるだろ。
糞スレ
「クーリエ」なる雑誌にて春樹の特集。コンビニで立ち読みした僕の印象に残ったは本文よりむしろ写真に写った春樹の腕。ありゃかなり鍛えられていますぜ皆さん。どうするよおい。
どうするって言われてもなあ。自衛隊で切腹でもしてもらいますか?
春樹って腕も鍛えてんの?
彼には長い修業期間があったんです。 いわゆるバーやってた20代です。 いきなり飛び出した龍に比べると全然違う出自を辿って来ました。 僕はその10年間こそ彼にかけがえない個性をもたらした源泉だと思っています。 彼がカーヴァーに惹かれて深く関わって行ったのも、 資本主義経済がブルーカラーとホワイトカラーを生み出した事態への身に迫る問題意識があったからだ と、思います。 『弱い者への共感』というコンセプトは 最初の風の歌を聴けから最近のアフターダークまで一貫して作品に流れています。 僕は彼の文学がこれほどまでに世界的な共感をもって迎えられることになったのには そういう背景があると思いますね。 つまり苦労は報われたという話なんですが。
大人とは青年を呑み込んでしまった存在である。
かわいそうな銀行員の人は春樹さんに期待しすぎだと思いますよ。 何も人類の父でもあるまいしwww それとも社会病理学の専門医なわけだw あんなのただのマラソンおっさん小説家じゃないですか。 銀行員が嫌いなら嫌いでいいんスよ。 彼はバブルに狂ったあほをたくさん観てきたから未だに呆れてるんでしょ。 ま いずれにしても「サラリーマン銀行員の不幸に重なった悲哀」みたいなことを これから彼はあなたのような人の為に 作風に取り入れていくべきだと思いますね。
春樹さんの金融界への侮蔑は単純な浅薄さというよりもっと根深いような気がしますね。 むしろ武士道的な賤貨思想にまでつながっていくんじゃないですか。 『風の歌を聴け』では 金持ちなんか・みんな・くそ食らえさ と、資本主義的価値観への否定を鼠の口から宣言させています。 その一方で 僕は・君たちが・好きだ とか猿のDJに言わせて、金銭的価値を超越した「博愛」を定義づけるわけです。 彼が『ノルウェイの森』あたりから社会的病理をどんどん突き詰めるようになったのも、 資本主義経済にとっての治癒というか、 銀行員みたいな金中心の職業に対する人間性の回復を志向した結果だと思うんですよね。 かわいそうな銀行員さんはそういう部分で村上春樹に期待をかけてるわけでしょ。 まぁやっぱ期待しすぎだと思いますけどねw しょせんははるきですよ?ww ニューヨーカーに載ったら有頂天のアメリカびいきのあほ北京原人ですよ?www そんな神々しい超能力があるわけないじゃないですか。 ふつうにコツコツとポテトスープが大好きな猫でも翻訳して暇つぶしするほうが向いてるっしょ。
蛇足だけど、犬のDJだぜ
>>168 ああそうですか。
あなたがキジなら鬼退治に行けるかもしれませんね。
残念ながらつまらない
りさたんりさたん りさたんを乗っけたい
ごめん
173 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中 :2006/02/07(火) 07:28:24
馬鹿な奴に限って批評が好きなんだよなー
久々に「納屋を焼く」を読んだんだけど、 意味が分からん… 納屋=女の子なの? 友達が居なくて不安定だったから、 壊してやったってこと? この作品のテーマは何?
176 :
1@CLIE ◆GodOnnFcO. :2006/02/11(土) 04:38:21
いつ見てもまともな話ししてないな、、 久しぶりにスプートニクの恋人読み返したから立ち寄ってみたのにスレはこの惨状か
177 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中 :2006/02/11(土) 05:21:35
春樹と中上の対談は何気に面白い
>>176 隗より始めよという言葉は知っちょるかね
179 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中 :2006/02/11(土) 12:29:36
住宅ローンを取引先の銀行に借りる手続きに行ったら、 「村上春樹はもう終わりだ」と言われてすべて解約したっていうエピもあったなw しかもそれはTVで誰かが言ってったっていう理由。 エッセイ集の最初のエッセイに書いてたのを記憶してる。 その銀行はその後おかしくなったとも皮肉たっぷりに書いてた。
ちわ。 クーリエじゃぽん読みましたよ。 春樹さんはあれなんじゃないですか。世界市民主義。 納豆が恋しいらしいですね。 あと自由主義な若者にかすかな希望を感じるとか言ってましたね。 まぁ電波なはるきちのことだから仕方ないw ハーバードの陽子さんによろしくお伝えください。いや実際に伝えていいですけどね。
予言自体は正しかったのだが、 作家としての終わりと商売人としての終わりとの違いに気付けなかったとは 銀行員の不覚だな
あと 自分の中の大きな物語を語る深い可能性について気がついている、とか書いてありましたね。 それは僕も同じですよ。 僕の場合は偉大な物語ですけどね。 けっきょくそれが作家としての才能だと思いませんか? まぁ単純に思い込みの強さなんですけどね。 いずれにしてもうまいみそ汁に恋焦がれながらアメリカの知的中枢から小泉外交批判をするなんて、 いかにも売国奴というか、素敵な左翼じゃないですか? 僕はそのへんの政治的姿勢にはあんま共感しませんけどね。なんか個人として卑怯くさくないですか。 現代に武士道を貫く文士なら、母国の中から世界を変える発言をしなきゃだめだと思う。 まぁいずれにしても僕くらい村上春樹とはなんたるかを理解していると自負している者は 世界広し永しといえども特にいないと思うわけです。 僕は思春期は村上春樹と共に生きていた、彼によって生かされていたと言って過言じゃないですからね。 のめり込み方がまるで違いますよ。 で、彼が旧日本的経営の高度経済成長期的サラリーマン生活に批判的なのはすごくよく分かります。 実際ぼくもそういう「独立主義」への憧れから彼に惹かれていったわけですから。 けど『アンダーグラウンド』以来の大衆への同情の姿勢を 小説的に解決するにはまだ時間がかかるんじゃないですか? だって「ぼくちんふつうの人間なんです〜ふつうに生きたいたい」なんて、 ちょっと前の河合さんとの対談のときの 「僕は通勤地獄の普通の人にだけはなりたくない。だって病んでますから」みたいな感じから ずいぶん急激な変わり身じゃないですか? まだ相当変化してますよね。彼の思想(idea)は。 たぶん死後からしか最終的評価は下せないと思いますよ。 だって普通の人にしてはずいぶんフラフラした生活じゃないですか?定住もしないし家族もないし。 考え方もすぐ変わるし。 たぶん今頃やっとi podに目覚めてるんじゃないですか?
「普通です発言」はたぶん あんなサラリーマン国奴より 俺みたいな知的高等遊民こそ、global時代の資本民主主義の王道なのさっ イエーイヤンキース! とか暗にほのめかしたいんでしょうけどね。 その辺がまだ充分に日本の大衆に同情できてない証拠じゃないですか。 日本でふつうというのは 芦屋で生まれる。 地元の高校卒業後、上京。中央大法学部卒業後、地元の広告代理店に勤める。 同窓会で再会した同級生と結婚。二女一男を設ける。 次女の子どもを可愛がるのが定年後の道楽。 とかこんなもんですよ。 決して 芦屋出身。 一浪後、早稲田大学文学部演劇科進学。在学中に結婚。ジャズバーを始める。 数年の留年を経て卒業。以来ジャズバー経営。 30歳の頃、野球観戦中で小説を書くことをひらめく。処女作が新人賞受賞。 爾来、小説家に転身して欧米中心に世界各地を遍歴。現在ボストン在住。 こんなのじゃないw はるきちさんはあの歳でもまだ自分を客観視できてないんじゃないですかね。 若くて当然でしょwモラトリアムな子どもなんだから。
29 名前:名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中 :2006/02/01(水) 00:36:59 鈴木大介が荒れている日のレスの山に接したことで、 「機嫌悪いねー生理?」と聞くおやじの気持ちを 理解することができた。 30 名前:名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中 :2006/02/01(水) 00:36:59 ようするに鈴木さんアナーキーなんでしょ? で、ぶっ壊せって誰に命令してるの? なんかあんたの発言、権力者の命令みたいだよ。
31 名前:名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中 :2006/02/01(水) 00:51:29 鈴木さんはアナーキーではなく、落ちこぼれですよ。 5浪だか6浪だかのまま社会からひきこもって逃げている人です。 家族はどういう人達なんだろうな。 きっと自室に鍵かけて、夜昼逆転の暗い毎日を過ごしているんだろうな。 2チャンに偉そうなキャラ被って書き込むことが人生そのものなんだろうな。 受験の季節だというのに、だれも皆自分なりの戦いに懸命だとういうのに。 逃げ続けながらきっと自分は病気だとかなんとか、 心を痛める家族に言い訳しているんだろうな。
吉害ひっきー鈴木は隔離スレにすっこんでろ。 どのスレもどのスレも汚しまくるな!!
219 名前:名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中 :2006/02/09(木) 02:23:53 混沌と狂気、 それでいいんじゃないの? せめて独居房にも似たスペルマ臭い引きこもりの部屋から、 外部に向かう実動の力が噴出するよう 祈っているよ。
自分のバカさ晒して何してるつもりかね鈴木はw
しょうがないひきこもり
220 名前:名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中 :2006/02/09(木) 10:14:31 大多数の国民は2ちゃんの存在すら知らずに、日々地道に働いているよ。 既に出来上がったシステムからみれば、2ちゃんは存在しないのと一緒。 妄想と腐敗ガスとデマと誹謗中傷のゴミ捨て場だ。 なので、まともな見解をここで開陳しても始まらない。 ゴミの山から腐敗しかかった食い物を拾い集めて暮らす乞食のたまり場と思ったほうが正しい。 リアルな世界にしっかり足場を持っていないと、鈴木のような重度の引きこもりになるぞ。
ひっきーが問題
2チャンネルはひきこもりの巣窟という話だが…
え? 宇多田さんがそんなに来てるんですか?文学板。 また会えるかも ワクワクわくさん
>>193 そ、それは、、
ヒッキーとひっきーをかけているの、、、、?
うは、、うは、、うはははははははは!
おなかがよじれちゃう!
195 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中 :2006/02/11(土) 18:54:51
鈴木はほんとセンスない。 面白いこと言うのを見たことがない。
右派刃
198 :
先生 ◆LD/Dd4/cno :2006/02/11(土) 21:42:46
>>180 小説家は当然世界市民であるべきだ
世界市民ではない書き手は軽蔑されるべき
「はい。経験はありませんが、だいたいのところはつかんでおります。おちんちんのことでありますね」 「そうだ。おちんちんのことだ」
愛欲の四輪駆動
203 :
吾輩は名無しである :2006/02/17(金) 18:42:53
『ダンス・ダンス・ダンス』の牧村拓に対する態度が傲慢である。何様だと思ってるんだよ。村上春樹のくせに!
>>198 そうですかね?
文化人不要論ですね。
なかなか米国かぶれでけっこうな理屈でらっしゃるw
ま
あれですけどね。
そういうことは個人の自由ですから。権利上も表現上も。
205 :
吾輩は名無しである :2006/02/17(金) 23:21:40
村上春樹、今ボストン在住なの?編集者に送ったメールで、今のままだと笑われるだけだから、誰か助けてあげてください、と書いたのが間接的に伝わったのか。今のままでは下手な作家のまんまだから。ボストンは正解かもしれない。「アマンダ」は名曲だったからなあ。
206 :
吾輩は名無しである :2006/02/20(月) 07:27:44
ハルキの星座と血液型をおしえてください
207 :
吾輩は名無しである :2006/02/20(月) 10:38:03
>>204 お前の貧弱な語彙と知識に他人を無理矢理当てはめようとするなw
208 :
吾輩は名無しである :2006/02/20(月) 12:05:36
何冊か読んだけどモテなかったために文学的にならざるを得なかった片岡義男という印象しかない。
209 :
吾輩は名無しである :2006/02/20(月) 12:08:41
春樹って今アメリカにいるんじゃないの? 確かハーバードかどっかの大学でいろいろやってるんじゃなかったっけ? 誰か詳しいこと知ってる人教えて
210 :
吾輩は名無しである :2006/02/21(火) 22:59:52
一つ聞きたいことがあります。 ノルウエーの森がイギリスで発売されたのは2000年で 他のアジアの国よりも遅かったですよね。 その理由として、この小説がアジアで発売されて社会現象になって 影響力が大きすぎて自殺者が増えたからだ・・ という話を聞いた事があるのですが本当でしょうか?
211 :
吾輩は名無しである :2006/02/21(火) 23:31:03
僕は専業の小説家になってから20年くらいになりますが、 ずっと一貫して、早寝早起きして、身体を鍛えて、節制して、ということを意識してやってきました。 肉体労働者的になるっていうか、 by ハルキ
213 :
吾輩は名無しである :2006/02/24(金) 22:24:38
次作、スティービーナイツ、いつ頃連載開始かな? 青春三部作続編らしいけど。
215 :
吾輩は名無しである :2006/02/26(日) 23:18:27
スティービーナイツ? なんだそれ。新作?
216 :
吾輩は名無しである :2006/02/26(日) 23:28:32
217 :
吾輩は名無しである :2006/03/02(木) 03:44:40
ノルウェーの森読みますた イライラした展開だったけど最後の方はちょと面白かった。 寂しさを紛らわすためにsexして状況が進展しなくて他の女になびいていって なんかありきたりな感じが強かった… 途中で未来の話入れたりしてたけど、なんか尻切れトンボだったなあ。 これってそんなに人気あったの?信じられん…他の小説がくだらなかっただけか
218 :
吾輩は名無しである :2006/03/02(木) 14:18:56
220 :
吾輩は名無しである :2006/03/03(金) 18:31:11
知識人を気取りたいのですが春樹作品・春樹信者の人との いいかんじな距離のとり方教えてください
223 :
吾輩は名無しである :2006/03/10(金) 05:33:15
224 :
吾輩は名無しである :2006/03/10(金) 06:10:54
ヤスケンはやり手編集者だったの? 博打かなんかで身を持ち崩して借金あったのかなあ
おはー はるきちさんはどうして怒る必要に駆られたんでしょうね。 作家としての知的所有権を代表するような責任感を感じだしたんでしょうか。 ついに大人になりだしたんじゃないですか? 今までは社会に背を向けていたのに。
けど、ちょっと完璧主義に過ぎるんじゃないかという気は、僕はしないことはないですけどね。 未発表原稿が出回るということを今のレベルの大衆に良心から自制させるのは、 やはり相当難しいんじゃないでしょうか。 多少のことは目をつぶった方が風流じゃあないの、という気もしますよ。 何しろ個人情報というにはあまりに公な性格のものですし。 けっきょくこの場合の根本責任は春樹さんの将来性を軽んじた編集者の方にあるんじゃないですか。 その方が適当に処理しちゃったから「想定外」の作品が発生しちゃったわけでしょ。 けどもう亡くなってるのだから、 やはり責任は社会全体の知的風紀にかかってくるわけでしょ。 春樹さんは要するにそういうmoodを見越して今、ああいう反撃に出たのかもしれませんね。 みんながよく考えることでしょ。 忙しいでしょうが。
問題なのは原稿が出回る、という現象ではなくて、 編集者が社員として使用したものを無断で持ち帰り、それを売ったこと。 まあ君みたく、自分が世間に出回ることがあったらなんでもうれしい 人間は、自分の写真をよそで売ってくれるやつがいたら 大感謝するんだろうな(もちろん売れないが)。
228 :
吾輩は名無しである :2006/03/10(金) 11:40:02
この場合、晩節を汚す、って言うのか? 死んでからも、その言葉を使うのか?
229 :
吾輩は名無しである :2006/03/10(金) 11:50:02
金儲けしたいなら、じぶんの力でやれ。
230 :
吾輩は名無しである :2006/03/10(金) 11:52:32
こいつは生きてる時から評判悪いだろ。
たしかに。
中公に学歴詐称して入ったんだよな。 ヤフオクに春樹の原稿がたくさん出たのは、2年ぐらい前で 結構話題になった記憶があるんだけど。 そのときから、もう安原から流れたって話じゃなかった?
たしか安原が死んだとき、entaxiの匿名コラムで 安原が原稿を売ってたという話が書いてあったな。
匿名じゃなかったよ。 坪内祐三がはっきり書いてたはず。
村上春樹も坪内祐三も結構似た様な事書いてるな。 「ある日突然豹変」したって
236 :
吾輩は名無しである :2006/03/10(金) 14:58:27
売った編集者ってヤスケンだったのか そんな人間だったとはがっかりだ
一時春樹を持ち上げてたのに、晩年「通俗的な作家」とか?な発言してたし、 やっぱり確執があったんだろうな。
>>232 ヤフオクに出ていたというのは初耳だ。
なんにしてもひどい話だね。
239 :
吾輩は名無しである :2006/03/10(金) 18:20:35
自遊人の本屋特集読んで気がついたのかしら? なんで僕の原稿が高値で古本屋に売ってるの??って。
240 :
吾輩は名無しである :2006/03/10(金) 18:29:54
春樹「安原さんが何故(なぜ)そんなことをしなくてはならなかったのか、僕にはその理由がわからない」 なんだこの言い方はwwwwちゃんと批判しろよ
241 :
家族を殺されたくらいで、英霊を侵略強盗殺人犯だと?僕の原稿が高値? :2006/03/10(金) 18:44:17
ツマンネ
去年の夏、かつての「海」や「リテレール」に載った作家 たちの生原稿が大量に古書市場に流れた。特に村上春樹の 手書き原稿は貴重で高値がついた。自分が口汚くののしっ ている作家の生原稿を売って金を得る神経を私は疑う。 それが安原氏のアバウトな性格によるものだといわれたら それまでだが、後世の文学史家(もしそんな人がいればの 話だが)のために私がここで記録しておくのは、安原氏没 後のどさくさでその多量の原稿が市場に出たのではなく、 生前に氏が市場に流したという事実である。
244 :
吾輩は名無しである :2006/03/10(金) 19:14:14
三島とか、自筆原稿が売られてること自体はよくあるよね。 あれはみんな一種の盗品?
245 :
吾輩は名無しである :2006/03/10(金) 19:25:12
中央公論社は管理責任を怠ったんだから 市場から原稿を買い戻す義務があるだろう。 そういう企業倫理を貫く姿勢をきちんと示さないと そんな糞編集者使ってる出版社で誰も書かねーよ。
246 :
吾輩は名無しである :2006/03/10(金) 19:29:25
┐(´ー`)┌ヤレヤレ安原には呆れるね
247 :
吾輩は名無しである :2006/03/10(金) 19:32:15
>>245 いや書くだろw 書かせていただけるのなら。
立場を勘違いしちゃいけません。
248 :
吾輩は名無しである :2006/03/10(金) 19:33:30
お前は明治時代の人間か?
249 :
吾輩は名無しである :2006/03/10(金) 19:35:21
まあ書く場所のない糞作家は喜んで書くだろな。 そんな奴の話はしていない。
250 :
吾輩は名無しである :2006/03/10(金) 19:37:26
馬鹿だなねえ。 自筆原稿を古本屋に売られる程度のことで書かせてもらえるなら どーぞ、どーぞ売ってくださいってのが、世の物書きのいつわざる心境なのであって モラルがどーのこーのとゆーより、この状況のほーがよっぽど問題なんだわねえ。
251 :
吾輩は名無しである :2006/03/10(金) 19:44:52
なにズレたこと言ってんだお前は。出版関係者? 作家が契約してんのは出版社だろうが。 編集者じゃねーんだよ。契約に含まれてない不利益を 社員=編集者によって作家が被った場合、 それを回復する義務が出版社にはあるだろ。
252 :
吾輩は名無しである :2006/03/10(金) 19:54:35
>>251 >そんな糞編集者使ってる出版社で誰も書かねーよ。
これに対して、いや書くだろ、ってゆーあたりまえの話をしてるだけで
義務があるだのないだのなんて話はしてないんだんなああ。
ズレてるよw つか、純粋だね。
253 :
吾輩は名無しである :2006/03/10(金) 19:56:29
ぺーぺーで載せてもらうことで喜ぶ奴と大作家春樹様を同じ作家というくくりで語るな
254 :
吾輩は名無しである :2006/03/10(金) 19:58:36
だからそんなレベルの作家の話はしてないって言ってるじゃん強情なやつだなーw 読むに値する作家の話に決まってんだろーが。
255 :
吾輩は名無しである :2006/03/10(金) 20:04:38
256 :
吾輩は名無しである :2006/03/10(金) 20:06:12
>>254 うんじゃ>誰も書かねーよ
の「誰も」ってのはどーゆーこと?
なんか話のつながりがおかしくね??
257 :
吾輩は名無しである :2006/03/10(金) 20:06:26
でもまあ春樹様は達筆だなああ。
258 :
吾輩は名無しである :2006/03/10(金) 20:10:23
ワープロ使わないのか?春樹って??」
259 :
吾輩は名無しである :2006/03/10(金) 20:12:19
だから例えばお前がぺーぺー作家だとしても、 お前のことを知ってる奴なんて「誰も」いないし、 問題にされると考えることが間違ってる。 だから上のレスで訂正してんだろ お前みたいな馬鹿にもわかりやすいように 「そんな作家の話はしてねー」ってよ。 いいかげんアホな絡み方すんのやめろよw
260 :
吾輩は名無しである :2006/03/10(金) 20:16:38
この安原某って人が村上春樹に批判的だったみたいな話だが、どういう見地から 批判的だったの?芸術的な見地?それともビジネス上の問題?? それによって原稿売っぱらいの意図も変わってくるんだろうが・・・
261 :
吾輩は名無しである :2006/03/10(金) 20:20:42
芸術的な見地からの批判に決まっているけど、 そんな批判は別にだれでも言えるわけで、 売った理由は単に金が欲しかっただけじゃないの。
>>259 もっと早く素直に間違いを認めればよかっただけの話ではあるんだがw
まあ、この話はこのへんでいけどさw
263 :
吾輩は名無しである :2006/03/10(金) 20:25:41
それほど馬鹿だったのか?それともそれほど金に困ってたのか? 面当てみたいな部分はなかったんだろうか?
264 :
吾輩は名無しである :2006/03/10(金) 20:26:22
オイオイ疲れるなーいい加減にしてくれよ。
>>249 で速攻お前の勘違いを指摘しているのに
お前がそのことに気付けなかっただけだろう。
目が悪いのか頭が悪いのか知らないけどさ…
265 :
吾輩は名無しである :2006/03/10(金) 20:28:49
どのくらい儲けたんだろ?
266 :
吾輩は名無しである :2006/03/10(金) 20:30:06
267 :
吾輩は名無しである :2006/03/10(金) 20:30:51
うーん一枚百万円ってマジ?
268 :
吾輩は名無しである :2006/03/10(金) 20:43:44
村上春樹以外にもやってるでしょーきっと
269 :
吾輩は名無しである :2006/03/10(金) 20:46:19
村上の虚像を告発するっていってた人だっけ?
>>260 あのー、昔世話になってたらしいよ。なんかの後書きで(「熊を放つ」だったかな?)
お礼書いてたし。それがいつの間にか安原さんがボロクソ言い出したんで
何があったんだろうと思ってた。
271 :
吾輩は名無しである :2006/03/10(金) 21:00:17
この話題、昔エンタクシーの坪内何某の文で読んだ。何で今頃?
補足。 売ったのはヤフーの記事によると最近らしいので、仲悪くなったあとと思う。 見出しだけ読んでこれがきっかけ?と勘違いしてた。
何?このスレの伸び、、、びっくりした〜
274 :
吾輩は名無しである :2006/03/10(金) 21:06:48
死んでしばらくするまで待ってたんじゃない でもしっかり言っておかないと、みたいな
275 :
吾輩は名無しである :2006/03/10(金) 21:16:53
ちなみに、原稿の返却について時効ってあるの? 相当昔の原稿だから、出版社の管理責任があるにしても 無限ではないだろうから…?それよりも、原稿の出所に ついて出し元のヤスケンがどう説明したか?と買った古本屋が その時どう確認したかーつまり盗品と承知の上かーも、問題じゃないか。 売買金額は、納得ずくだから当事者以外はどうこういうのは意味が無い。 ヤスケン金が必要だったのでは。(癌で治療代がかかったんだろうな…)
277 :
吾輩は名無しである :2006/03/10(金) 21:46:50
盗品と知って購入した場合は契約解除ができるが、 当事者が既に死亡しているため証拠収集不能ゆえに意味がない
278 :
吾輩は名無しである :2006/03/10(金) 21:54:44
窃盗になるんだろうか、そもそも。 原稿料をもらってる時点で売却にならないのかな?
279 :
吾輩は名無しである :2006/03/10(金) 21:57:09
出版社からの窃盗になる
やっかいな話だな。
281 :
吾輩は名無しである :2006/03/10(金) 22:14:42
でも、春樹が許可するわけないってのは知ってただろうな古書店は。 ヤスケンはなんて言ったんだろう。「村上さんから譲り受けた」とかかな。
テレ朝に原稿拡大コピー出演オメ しかしあんなん司会にしてて大丈夫なんかいな ただ適当に言葉並べてるだけで、問題意識を全く持ち合わせてなかったようだ 次に読む原稿が気になるんだろうが、しかしあれではあまりに哀れだ
283 :
吾輩は名無しである :2006/03/10(金) 22:40:04
村上本収集家の人がいかにも村上春樹好きっぽかったのが笑えたw
村上さんの損になってないからいいじゃない、とコメントしてたヤツアフォ杉
>>282 >あんなん司会にしてて大丈夫なんかいな
この手のニュースには全く不適格。というか、
報道のキャスターの資質も能力もない。さらにいえば、
当人がそのことを充分分かってやっているので、ほんとに
タチが悪い。さて、出版社の責任についてだけど
法的にどうかはしらないが、作家と編集者の属人的な
関係で成立している仕事なので、原稿が入れば後のことは
どうでもいいというか管理するものとしての<著作物>の
視点はなかったのでは…。
286 :
吾輩は名無しである :2006/03/10(金) 23:02:07
原稿みたけど、字がヘタクソだね。w カッコよくないぞ
>>282 おれも「ハァ!?」とあきれてしもうた。
288 :
吾輩は名無しである :2006/03/10(金) 23:11:44
つまりさ、春樹ぐらいポピュラーな作家が 問題提起しても、世間の扱いはあの程度ってことだよな。
289 :
吾輩は名無しである :2006/03/10(金) 23:32:52
>>275 真剣に人と向き合うってのは、それはそれはしんどいですよ
ゼロサムな人付き合いのほうがずっと楽だけど、深くはならないよね
要するにこれは私的流用であって、編集者に対する知的財産へのmoralを問うているんでしょう。
問題の人物は既に亡くなった上だから 僕が思うに、 春樹さんはきっと出版界の倫理に対して警告を与えたかったんではないですか。 もしもこのまま大家が放っておくような風潮が蔓延したら、ダラダラと何でもアリになり兼ねない。 だから社会人としての義務感から敢えてこんな下らない事件にも意見を出したんだと思いますね。 やはり考えが立派ですよ。 一般人には 「えー?村上春樹ってこんな字なのーやだーかわいーかわいそう」 くらいしか反応は無いと思いますがw まぁ長い目で看たら大変に重要なことをしてくれたのだと思いますね。 彼は今や文芸界の長ですよ、いや本当に。僕は感心しました。
292 :
吾輩は名無しである :2006/03/11(土) 00:02:48
加藤典洋は売らないのか? ちょっとはもらってんだろ?
安原さんという方について僕は何も知りません。 だから適当なことしか言えませんが、 ちょっと事情を外観する限り、春樹さんはいつものdetach主義で安原さんと仲良くなったわけでしょう。 けど安原さんは春樹さんがそこまでの大人物だとは当初、気付かなかったんじゃないでしょうか。 だから気楽に付き合えた。 けどある時点から春樹さんは雲の上の方まで登って行ってしまった。 春樹さんの予想では、もしかしたら安原さんは作家になりたかったのかも知れない。 だけどやはり天分の適性に少しの差があったのか、 もしくは僕が思うに、 必死な努力ができない甘えん坊で自信が足りなかったのか 結局安原さんは嫉妬したんじゃないかと俗な話ですが、勘ぐりますね。 だから手のひらを返すようにある段階から批判的立場を取らないとならなかった。 春樹さんはつゆ知らず、ただ本心から友達として親しんでいたのでちゃんと話し合いたかたったけど 僕の予想では或いは安原さんの本音からすると、嫉妬する相手とは毫も口を効きたくなかった。 腹いせもあったのかもしれない、 軽い気持ちから「大したこともない筈の」原稿を流してしまったんです。 ああ運命のあわれかな! 事態がこんな形になるとは。あわれかな。
294 :
吾輩は名無しである :2006/03/11(土) 00:15:48
本人だけじゃなく遺族が古書店に持って行ったっていうのも凄い話だな
僕は運命のあわれを感じざるを得ませんよ。 春樹さんも、安原さんも、二人の本心には何のケガレも無かったはずなのに どうしてこんなことになってしまうのか? 嫉妬心は醜い、悪しき感情です。 だからと言って僕は仕方なくそんな気持ちを抱かざるを得ない人を怨むことはできません。 かなしいかな。 世の中は善人の為に出来上がって行きます。 文明とはそういうことです。 ケガらわしい気持ちを持つ旅人は少しずつ、清く明るい聖者から引き離されて行きます。 そして前者はやがて悪人として現世の判事に裁かれ、後者は歴史上の偉人として人々に崇められるのです。 けど僕はどちらも同じように人間の有り様なのだと思わずにはいられません。 かわいそうなものよ。 どうか互いに親しみ合いたまえ。
296 :
吾輩は名無しである :2006/03/11(土) 00:26:04
糞コテいいかげんにしろ
>>294 遺族が古書店に持っていったのではなく、安原氏が自分が死んだらここに買い取ってもらえと
上野の古書店を指定していて、そこに引き取ってもらったということです。
大量のCDと各種書類の中に、今思えば原稿らしきものがあるのは覚えているそうですが、
当時は特に詳しくは見ずに引き取ってもらったそうです。
で、その古書店主ももう亡くなっているそうです。
298 :
吾輩は名無しである :2006/03/11(土) 00:31:16
ポイントは、ヤスハラの生前から、売り払ってたってとこ。最悪。
春樹さんは成功してしまったんです。 それは大きな善の力でした。 彼は一生懸命で、そして勇気ある作家です。だからそんな仕事が成し遂げられた。 僕もそれに魅せられた1人です。 しかし、善は悪を駆逐します。 悪しきものは善人によって攻撃されて行きます。 桃太郎が善人ならば、鬼は悪魔です。 だから人々は桃太郎の乱暴に共感して誉め称えます。 桃太郎さんは英雄だ!偉いぞ頑張れ!わるい鬼たちをやっつけろ! けれど、そんな鬼たちにだって心はあるんです。 でなければ悪いことだってできません。 僕はそういう人間性に潜んだ弱い心を、どうしても同情なしに排除してしまえません。 姉歯建築士が心底の悪人だとは思われないのと一緒です。 人間には弱くて、いやらしい、ケガレた心を入れる余地がいつもあるんじゃないでしょうか? もちろん僕も普通人に倣って善を愛し、悪を憎む者ですが それでも、悪者をあまりにイジメるのはかわいそうだと思うんです。 誰もが弱いものだと思うんです。 僕は安原さんのご冥福をお祈り申し上げます。
さっき立ち読みしてきましたが、安原氏の態度が「豹変」したのは、 やっぱり春樹氏が大物になっていったから? 自分は春樹作品を貶している安原氏しか知らなかったので、 交友があったというのは意外でした。 ただ、「神の子供たちはみな踊る」だけは誉めてましたよね。 死の直前に「カフカ」は罵倒してたけど。
301 :
吾輩は名無しである :2006/03/11(土) 00:34:51
ボロクソに貶しながら、こんな奴の小説を誉めていた自分も許せず手もとに置いておきたくないんで、こんなもの売ってやれ!ってことだな
303 :
吾輩は名無しである :2006/03/11(土) 00:37:20
春樹が善の力ってw 暴力が売りの一つだし 海外のマスコミに自分で自分のことをヒューマニストじゃないって認めたんだろw
>>299 > 僕は安原さんのご冥福をお祈り申し上げます。
言うの遅すぎ。
>>304 改めてでしょ。
早ければいいってもんでしょうかね。
やっぱ早ければ早いだけいいんでしょうね。
じゃあついでにアナタのご冥福をお祈り差し上げましょうか?
え?なにソレ?煽り?
それにしてもかなしい話だなぁ。 事実は小説よりも文学ですね、これは。 僕は観客ですけれども、春樹さん頑張れとしか言えませんよ。 そして安原引っ込めとw
>>306 witの利いた機知でしょ。
二重だから裏返ってむしろ真面目ですけれどもね。背理法でしょ。
ま
ドーデモいいけどwww
はるきっちゃんはあれじゃないですか?
習字ならったらいいでしょ。
へんな丸字www
309 :
吾輩は名無しである :2006/03/11(土) 01:02:16
witの利いた機知っていうよりも、機知の利いたwitに近いと思う
はいはい 機知外
312 :
吾輩は名無しである :2006/03/11(土) 01:55:17
ほんとだ。顔と合わない彫りの深そうなイイ声だなw 声と小説は合ってる
313 :
吾輩は名無しである :2006/03/11(土) 02:25:22
教えてください! かなり曖昧な記憶で恐縮ですが、 「煙草が美味いのは、食事の後と情事の後だ」(?) というような格言のような記述を春樹氏の文章で読んだと 記憶しているのですが、作品名が分かりません。 分かる方いますか? よろしくお願いします。
>>258 今は、ワープロで書いてるよ。だから、手書きの原稿は貴重。
たしか、ノルウェイの森までが手書きでダンスからワープロだったかな?
315 :
吾輩は名無しである :2006/03/11(土) 02:52:46
ノルウェイの森の原稿なら億の値がつくだろうな
316 :
吾輩は名無しである :2006/03/11(土) 03:03:58
あれは大学ノートらしいよ
317 :
吾輩は名無しである :2006/03/11(土) 03:15:59
>>311 村上春樹でも「飯食べるんすか?」なんて言葉使いすることにベタに驚いたりして
>>317 はドラマに影響されやすい夢見がちタイプ。
319 :
吾輩は名無しである :2006/03/11(土) 14:28:49
ライ麦の文庫まだ?
糞スレ
クソですな
>>313 俺もそれ覚えてるけど、どのエッセイだったか忘れた。多分村上朝日堂シリーズ。
「人生における幸福は3つしかない。前の一杯と、あとの一服だ」でしょ?
他国の格言の引用らしいけど、少なくとも煙草の話じゃないですよ
>>322 うわぁぁぁ、それです!!!
あとの一服の方だけ記憶に残ってたみたいですね。
自分、酒×煙草○なので。
朝日堂シリーズ、もう一回読んでみます。
すごくスッキリした!ありがとう、超ありがとう!
324 :
吾輩は名無しである :2006/03/12(日) 02:10:41
あいつは、オーオタ、ジャズオタのテラシマと友達のヤツだろ? テラシマのジャズ本の中で、言いたい放題だったぜ。 こいつが言ってることを聞いてると、作家を評価する基準がこんないい加減なことでいいのかと思った。 こいつ、うちの会社にもいるバカ上司に似てると思った。 いつも、ぶざまな格好してて、だらしなく、働かず、会社の金着服してるボンクラ。
325 :
吾輩は名無しである :2006/03/12(日) 02:18:55
けど今まで村上ってこうゆうことするタイプじゃないと思った。 それなりに自分の発言力を自覚して作家代表として云ったってことかな。 たぶんこんなこと報道されてないだけでいくらでもあるだろうし。
潔癖症なんでしょ、全集事件みてもさ
327 :
吾輩は名無しである :2006/03/12(日) 03:30:50
>315 こらこら、なんであんなゴミ駄文に億の値が付くんだよww パルキーはもともと何の才能も感じられない文章を平然と発表する人だけど、あれはホント酷すぎ。 まあ、ゴミだけど商売上手だから売れたんだけどね。 影でニタニタ笑ってベロだしてるパルキの姿が見えるような気がする。
ファッションで本買ってる薄い連中が 片手間に論じるには恰好の作家モドキ
329 :
吾輩は名無しである :2006/03/12(日) 07:20:11
ファッションで本買ってる奴なんか、いまどきいるの? 感性古すぎ。還暦のオヤジですか?
芸スポでいじめられて、文学板に逃げ込んで来た馬鹿がいるな。
なんだって途中で尻尾を巻いて逃げ出すなんてことをしたのか、 それが僕にはよくわからない。
332 :
吾輩は名無しである :2006/03/12(日) 17:33:31
何年か後、日本人がいちばん恥ずかしく思う文章になっているように思うんだが。
アメリカでの『海辺のカフカ』の出版後、わずか一ヶ月で三度も増刷がかかる カフカは再読しても面白さは変わらない。
春木作品の発表会はもう世界的行事になりつつあるんじゃないですか? 日本人で良かったですねみんな。 現物の「やれやれ」のnuanceが分かるからww
335 :
吾輩は名無しである :2006/03/12(日) 18:56:48
なんかカフーカってハリウッドで映画化に なりそう
年々ハルキの存在は大きくなるな。 それは村上チルドレンも大勢輩出しているから日本の文学界とか海外での評価とかというものだけでなくて、 おれの中で大きくなって行くんだよ。 ハルキ以上のもの書けなければしょうがないんじゃないかとか。 君の中でハルキは大きくなっていく。時に強迫観念のように君を締め付けてくる。 君はそこから逃げることはできない。 君は超えなければならない。 超えなければならない橋としてハルキはそこにある。
村の上の春木君は、 僕はあんま気にしてませんけどね。 芸に老成したなぁというのは東京忌憚集とか読むと思いますよね。 けどamericanなところとか、あんま好きじゃないですけどね。 だってアメリカってダサくないすか。 アホばっかじゃないですか、あそこ。自己中だし。
338 :
吾輩は名無しである :2006/03/12(日) 19:31:57
この頃のイチローって春樹とかぶるね
339 :
吾輩は名無しである :2006/03/12(日) 19:38:30
>>337 鈴木 ◆m0yPyqc5MQ
↑
お前は要するに自分以外のすべてが気に入らないんだろ?
何があった?
親に虐待されて育ったか?
それとも教師か?
小学校でイジメに遭ったのか?
言ってみろ。俺がとことん聞いてやるから…。
>>339 たぶん生まれつき繊細に出来てて傷つき易かったんです。心も。
そしたら小学校4年くらいの時、酷いイジメがあったんですね。
それはゲームとしてのイジメでした。
想像しても体験しなきゃその恐ろしさは決して分からないでしょう。
《悪の為に悪を為す》という小社会がそこにはありました。
僕は必ずしもtargetではありませんでしたし、またしばしば加える側にもありました。
要するにゲームだったんです。イジメ・ゲーム。
とにかくそれは幼い僕を精神的に酷く傷つけ、自殺の間際まで追い詰めたんです。
それから中学生になって2年生の頃。
死について内省する習慣があった僕は哲学的批判精神が芽生えていたんでしょうね、
授業中にガムくらい食べてても別に悪くないだろう、
実際にアメリカのテレビでは平気で生徒がくちゃくちゃしてたから、
とガムを食べながら授業を受けました。
そしたら先生に呼び出しを受けて、まるで軍隊のように教師の群れの前で脅されました。
それでも悪いと思わない僕は、黙秘を切り通した。
そしたら物凄い勢いで「お前は人間のクズだ!!」と怒鳴って靴をぶつけられました。
まだ思春期にも満たない僕は、ショックで
それから数ヶ月は生きていても死んだような放心状態に陥りました。
そういう経緯があって僕は10代の間、ずっと死んだほうが楽だろうと考えていました。
音楽や絵画や小説の中にしか生きる場所はありませんでした。
341 :
吾輩は名無しである :2006/03/12(日) 20:07:18
嘘つけwww
やれやれ。 「君はそんな通俗的な話の中で安住してはいけない」と大島さんは言った。 「神話の中にもぐり込むんだ」 「神話?」とススキと呼ばれる少年は聞いた。 「そうだ。君がもっと深くものごとを考えられるようになるには神話の中にもぐらなけれないけない」
日本の義務教育はドイツ式の軍隊教育に根っこがあるらしいですね。 だからとても近代民主主義的とは言えない内部腐敗がありますし、 それは日本的な村社会精神によって公にはされないまま揉み消されてしまいます。 僕はこういう状態の場所に子どもを産むのは死ぬほど怖ろしいんです。 地獄にわざわざ自分の分身を陥れるようなものです。 高校を卒業して絵を勉強するため美術大学に行こうとしましたが、 東京芸術大学を中心とする封建的組織が日本美術界なのだと僕は悟りました。 教授の権威だけが絶対的で、それに媚び売らなければ美術界には入れないのです。 画廊も学閥との癒着が激しく、学歴のない絵描きとして食べていくのは不可能に等しいと知りました。 今度は改めて普通の学問の大学を探しましたが、そこも同じような学閥社会であり、 研究者として暮らすには教授にへつらいご機嫌を取って なんとか狭い狭い上下に挟まれたポストを得るという道しかないことが分かりました。 しかも現実の学生の大半はモラトリアムを下劣な遊びに費やす為に大学に入っていくのでした。 僕は専門学校で資格を取るならば自由になれると思いました。 けれどここでも、独立した考えを持つ作品は教師の気に入らないという理由で単位を外されました。 僕はそういう経過を辿って何とか今日まで生き抜いて来たんです。 何度も死のうと思いました。 だって生きていても楽しくないのです。自由は日本社会ではすべて奪われて行きます。 そして平均的で個性の無い俗物として、周囲の日本的システムに順応しろと強要されます。 僕はこんな世界に産まれたことをずっと怨んで来たんですよ。 尤も、今は諦めましたが。 なぜなら日本がどれだけ後進国なのか、歴史を学んで知ったからです。
344 :
吾輩は名無しである :2006/03/12(日) 20:24:06
不了見な作家だとは知っていたが、流出問題の前に 故人の人格批判をたっぷり記述するなんて、とんだ 根性腐れだな。相手の遺族をも貶めて、本人は満足気分 だろうが、伊藤みどりのカメラ目線よりも、病的な ぞっとするものをかんじるよ。
345 :
吾輩は名無しである :2006/03/12(日) 20:24:38
>>343 >独立した考えを持つ作品は教師の気に入らないという理由で単位を外されました。
どうやってその理由を確かめたの?
だからさ、春樹って我々が考えるより遥かにグロテスクなんだよ。 今回の事件ではっきりしたなあ。
今だれかが神話と言いましたね。 Hegal哲学を勉強なさった方ならなおよく分かると思いますが、 僕は苦難の道を歩む中でいつしか、自分が次第に歴史的人物になっていくことが分かりました。 偉人はこうして生まれてくるのだなと気がついたんですね。 僕は人類史という神話の中にいる登場人物なんです。そして恐らくは、最も重要な主人公の1人です。 自由を求めて生きる主体は歴史的人物へ高められていきます。 そして何らかの物語を残して、人類全体の自由の増大へ貢献して死ぬ運命にあるのです。 僕がこれからどうなるか知りませんが、たぶん後世の人は僕を崇めるでしょう。 それは苦難に打ち克つ為に僕が造り育んだ人間性が尊いものだからです。
>>345 「命令した通りにしなければ単位はやれない」と脅されたからですよ。
日本は本当の民主主義国ではないんですよ。
「あなたは橋の手前にとどまっているだけなのよ」と佐伯さんは言った。 「渡ろうとしましたよ」とススキと呼ばれる少年は答えた。 「見ているだけじゃだめなの。さあ、渡ってごらんなさい。自分の足で。そうすれば橋の下の光景は違ってみえるはずよ」 「僕は怖いんだ」 「渡るのよ」と佐伯さんは優しく言った。 君には違う風景が見えてくるだろう。いや、風景と思えていたものが別の相として映ってくるだろう。 君は橋を渡らなければならない。
>>344 『小人、これを責めて可なり』
という論語の文句があります。
つまり悪人は非難されるほうが良いのだ、という意味です。
僕もそう思いますね。
慈悲をかけるべきなのは悪いことを知らないままで悪さをする無知な人だけです。
351 :
吾輩は名無しである :2006/03/12(日) 20:54:04
読者は村上春樹がグロテスクなのは承知の上で好きなんだろ? 大江からの流れもある だからこそ保坂みたいに村上の悪、暴力、ファシズム的な雰囲気が我慢ならない人間もいるわけだ
352 :
吾輩は名無しである :2006/03/12(日) 20:55:35
民主主義ってのは元来多数決の世界、つまり不公平が前提の世界なんだがなw
>>352 あなたみたいな知識人はリンカーンの演説でも聞いてくればいいんじゃないですか?
頭が良さそうですもんね。
多数決の原理を少数意見の尊重という民主的講話の原則以上に民主主義の本質と考える愚衆にしては。
少数(理解されない)から、ということでしか 自分の正しさを主張できないのはかなしい。 そういう時の「民主主義」は「バカにカッター」だな。
355 :
吾輩は名無しである :2006/03/12(日) 21:42:43
流出事件とはまた大仰な。 ヤスケンは激痛にたえながらの身辺整理で、古本屋に 来て貰って処分しただけだろ。原稿を高く売って銭を 儲けようなんて意識は希薄だったと思うよ。古本屋は 安く買って高く売ろうと考えただろうけど。 「井戸の茶碗」をひっくり返したような噺だな。
>>354 だから『学問のすすめ』第一編にも書いてあるじゃないですか。
「日本人なら自国の明日を思い煩う必要はない。
各自が学問に志して知識と品格を高め、勤勉に働いて日本の平和を守るだけである」
と。
日本は狭い国ですから、ひとたび優秀なleaderが出れば民度は急速に高まって当然。
中米EU恐れるに足らずwww
357 :
吾輩は名無しである :2006/03/12(日) 23:08:40
三島の生原稿見たときは「おぉ…」って感激したけど、 春樹のを見たときは「えぇぇえ…」ってがっかりした。 三島の原稿は、確か春の雪だったかなあ、マス目いっぱいに、 達筆とまではいかないがビシっとした迫力のある字で書かれ てたな。それだけで芸術といってもいいくらい?w それに比べて、春樹の字はすげー稚拙だった。
春樹さんの字はなんか、かわい子ぶってるような感じがしますね、僕は。 あれを観る限り、たぶん心理的に幼児風なところがあるんだろうと思いますよ。 少なくともあまり男性的な印象は受けませんよね。 習字の伝統がある日本だと、やっぱ字は人となりを表すようなところは多少あるような気がしますけど。 僕も他人のことは言えませんがw
お前のは文章で十分分かるから心配するな。
361 :
吾輩は名無しである :2006/03/13(月) 00:19:54
「ある編集者の生と死」の自筆原稿が古本屋に 売ってたりしてw
>>352 民主主義は不公平が前提か・・・鋭いこと言うなあ。
たとえば、立憲君主制なんかはどうなんだろ?
363 :
吾輩は名無しである :2006/03/13(月) 00:28:25
>>355 だから悪化前にも売ってたんだってば。
文芸春秋読んで来い。
365 :
吾輩は名無しである :2006/03/13(月) 00:49:56
366 :
吾輩は名無しである :2006/03/13(月) 00:54:36
終電近く地下鉄のホームの端で酔っぱらいが線路に向かってゲーゲーやり出した。 しばらく収まったみたいだったが突然大きく線路に頭を付きだし口から噴水のようなげろを延々と吐き出し始めた。 気持ち悪かったがあまりにもすごいので見続けてしまった。 タイミング悪くその時カーブの先から電車がホームに入ってくるとこだった。 ああっつと思った瞬間パーンという音とともにそいつのつきだした頭が砕ける音が響くと同時に あごから上だけに砕けた頭の固まりが横の柱にぶち当たった。 黒い髪の付いた固まりが柱の根本にまるでスイカをぶち当てたよう崩れ落ち灰色の脳が真っ赤な血とぐちゃちゃに散らばった。 頭蓋骨が割れたヘルメットそっくりだった。 ううっーと思った瞬間、頭が下あごだけになった体が斜め前のホーム中央まで飛ばされていった。 その体は、こちらに砕けた頭を向けるような位置で止まっていた。下顎の歯と舌だけが首にくっついた状態だった。 喉に当たる穴から空気が血と混じってゴロゴロ音を出して吹き出していた。体はまだ生きていたのだ。 膝を立てたように転がっていた体は足を床に何度も何度もこすりつけ、砕けた頭を中心に円を描くようにぐるぐる回転しだした。 あれほど身の毛がよだつ瞬間はなかった。脳がないのに断末魔の苦しみから逃げるように・・・ 何かの話で首を切り落とした鶏がそのまましばらく走り回る話を思い出してしまった。 ふと柱を振り返ると砕けた頭から飛び出した目玉がまるで遙か向こうの自分の体を見つめているように床に付着していた。 もう気が狂うと思うほど凍り付いた瞬間だった。これが列車事故の現実なんだと思った。
367 :
吾輩は名無しである :2006/03/13(月) 01:01:20
文芸春秋読んだけども、なんかあれってアンフェアな 気がしたなあ。書かんでいいことを書きすぎてねえか。 編集者のキャラとか、そいつと春樹との関係の変遷だとか 説明されてもねえ。春樹がどんなに正直にに書いたとしても、 相手が死んでる以上、「こーいうヤナ奴に、こーいうヤナ事 されました」って風に聞こえちゃうんだよな。もっと問題点 だけを一般化、普遍化して抽象的にうまく語れば良かったのに
368 :
吾輩は名無しである :2006/03/13(月) 01:09:33
春樹の腹の中はわからんが、少なくとも寄稿なんて形で抗議するべき話じゃないよね? ましてや、抗議の相手は死んでるんだし、死人に口無し状態だもんね。 出版社相手に法的な手続きなりを通して抗議なり追求なりすればすむこと。 しかも今回出版社側は平謝りってな感じだし、埒があかないから、やむをえず あういう方法をとったって感じでも無さそうだし・・・かなりドロドロしたものを 感じるね。
369 :
吾輩は名無しである :2006/03/13(月) 01:12:38
私怨だよ私怨。怖いねえ。。
俺は村上春樹っぽくてハゲワラ ハートフルな日常に深刻な別離そしてオセンチ
371 :
吾輩は名無しである :2006/03/13(月) 01:16:46
村上春樹の小説の面白さの源は、彼が変人なところにある。だから、彼の人格を貶めても、 作家村上春樹をけなすことにはならないよ。 美人はウンコしない的に崇拝している厨もいるかもしれないが。
372 :
吾輩は名無しである :2006/03/13(月) 01:19:41
村上春樹が変人なのは認めるが今回のは、らしくない、感じではある。
>>363 この人他の作家も流出しているのしらないんじゃない?
>>367-368 しかし、他作家の現行の流出もかなりあるようだし、周囲の状況が見えないうちは、
そういうことは言えないと思うけど。
>>373 そのことも春樹の文章で触れられています。
それを読んでるんだから承知の上のはず。
375 :
吾輩は名無しである :2006/03/13(月) 01:51:08
>>363 いま読んできたけど、最後の三行があまりにも大袈裟だな。
376 :
吾輩は名無しである :2006/03/13(月) 01:56:04
>>374 >他作家の原稿の流出もかなりある
367だけどさ、だからこそ問題の編集者個人の人格どうこうとか
じゃなしに、もっと概念的な話にして欲しかったわけよ。その
ほうがずっと有益でしょ。で某編集者については、わかる人にだ
けわかればいいじゃんか。
>>363 俺も読んできた。
村上春樹が一部評論家に叩かれている現象に「特異性」を見出す、と言っている
読者を持っているということに村上の特異性を見たような気がした。
叩かれてる作家は村上だけじゃないし、売れてる作家も村上だけじゃないもんね。
378 :
吾輩は名無しである :2006/03/13(月) 02:06:43
・・・列車事故。 私は、子供の頃、川に架かる鉄橋で人の轢断死体を見たことがある。 あれは新学期が始まった直後のけだるい春の午後だった。 学校が終わり、友達と近くの川で釣りをしていた。 向こう岸の土手に、モンペ姿の中年の女性が寝転がっていたので、 何となく違和感は感じ続けていた。 土手の上には踏み切りがあり、警報機がよどんだ春の空気を引き裂いていた のを憶えている。 列車が鉄橋の中ほどで停車する。 停車した列車の下、鉄橋の枕木に何かが引っ掛かり垂れ下がっている。 垂れ下がっている物体から複数の何かが川に落ちている。 魚が群がっている。 私は友達と堰を渡り、向こう岸の迫り出した堤から、その奇妙な物体を確認した。 腕だ。 油まみれで黒ずんだ人間の腕が鉄橋から垂れ下がっている。 小さな塊が間断なく川に落ちている。 肉片だ。 「おい、見せもんじゃないぞ」 警官が私たちにそう言った。 土手のうえの踏切には人だかりがしている。 踏切から列車の最後尾までの線路には、おびただしい小間切れの肉片が落ちている。 その中に、寸断されて血と油で汚された紺のモンペがあるのを見た。 は感じていた。をいるのを
379 :
↑ :2006/03/13(月) 09:16:57
アタマの病院に戻ったらー?
くたばった安原に対する鬱憤が版元に向けられたな。まあ当て擦りだ。 村上はクチが達者だから後からなんとでも理由はつけるさ。 まあ版元としては「はいはいそうですね」だな。 鬼の首取ったつもりだったんだろうけど、 いまとなっては自身の幼児性の強さに思いのほか驚いていると。 すこし成長したな。
村上春樹がある程度枚数書いたらフィクションだと思え、 というのは読者なら学習済みでは? 嘘をつくんじゃなく、 事実を利用して、巧妙に自分好みの意味を作る。 それが春樹流。
アンケートと同じだな。 導き出したい答えが先にある。
まんまと材料提供者に されちゃったね、という感じ。 生前やらないのが恩義の情。
いやいや、生前にやったら反撃される恐れがあるからやらんだろ。 ドロドロした闘争はイメージダウンになるから。 相手が死んでる、版元は反論の余地無し。 これらの条件が完璧に整ったいまそれをやるのが春樹流。
枚数で固めて物語仕立てにすると、作品的に完結しちゃうから 文句いいにくいよね。事実は事実であってるわけだし。 上のほうで「らしくない」といっているのがいるが、 らしすぎるのを見て引いてる自分に気付け。
『海辺のカフカ』で佐伯さんが「死んだ後に書いたものを燃やしてくれ」みたいなことを 言っている場面があって、あそこだけなにか物語には余分というか、独立しているような、 まるで「安原氏との思い出」が念頭にあったのかのような。 全集の解題かなんかで、「僕はある種の出来事は墓場まで持っていく気でいる」 みたいに書いていたけれど、「安原顯」はそれに含まれていたのかも。 それが(燃やされずに)古書店に売られたり、ヤフー・オークションにかけられたりして しまったわけで、今回書いた文章で、「ブラックボックス」みたいなものが暴露したのか のような印象がある。 だいたい実在する死んだ人間に対して「素手で蛇を触ったときのような、不吉な感触」 なんて表現することは今までの村上春樹の書くもののなかには(良くも悪くも)なかった わけで、それこそ皇太子の「人格否定」発言なみに衝撃だったな。
死人は恥かかないでいいけど、春樹は今後も恥をかきながら生きるのか いや、わからないな。
つかこの人が自分の文章の中に不用意に散りばめた固有名詞 (書かれた時はそれなりにオサレなものだったろう)が、凄い勢いで 恥ずかしいものになろうとしている今、むしろそっちのほうで恥をかきながら 生きていくことになりそうな気がする。
>>386 最後の部分のその「感触」は、普通の春樹嫌いが春樹全体に
常に感じているものだよ。生きている人間をそういうふうに
表現する「僕」を書くのが春樹。
今さら衝撃受けるなよ。
390 :
吾輩は名無しである :2006/03/13(月) 15:27:30
どうでもいいが、ニュースサイトや新聞に載ってる春樹の写真 探すのにくろうしたんだなぁって感じがひしひしとする。 ぼくの大好きな春樹君、せっかく顔隠しテタのにカワイソス
391 :
吾輩は名無しである :2006/03/13(月) 15:31:25
春樹自身の中でもマンネリ感や才能の枯渇といった問題が肥大化しているんだろうね。 たぶん衝撃作や問題作と呼ばれるようなものを書きたい欲が出てきたんじゃまいか? がんばっても今までどおりのものしか書けないんだろう。 もともと一般向けの作家だったけど、昨今の一般化の有り様には戸惑ってるんじゃないか? 2ちゃんのニュー速あたりで頻繁にネタ化されはじめたら、ヤバイということには 敏感な作家なら気付いているはずだ。
安原は春樹を散々挑発してたよね。でも春樹は相手にしない振りしてた。 文壇内での論争なんかしないよってなスタンスが「売り」の一つでもあったわけだし ましてや相手は獰猛なやつだから、この春樹の態度は理解できる。 でも、実際には相当なものを溜め込んでいたんだろうね、 まさか、こういうことをするとは・・・
あんた才能に嫉妬してんでしょ? あんたの小説つまんなすぎ、賞も落ちてばっかじゃんプゲラ これ生きてるうちにいやあよかったのに。
わー 春樹の負のパワーが押し寄せてくるよお
江原、細木と張れるのは春樹だけ。
あと角川のほうも。
その四人のパワーで首都東京が地震から守られていることは 結構知られていない。
安原は自著を焚書されてからますます堕落したな。
400 :
吾輩は名無しである :2006/03/13(月) 19:18:50
>>367 同感。 度肝を抜かれたような痛烈な批判って
まるでハーレクィーンロマンスと批評された「国境の南」の事だろ。
どうしてタイトル名だせないのかなぁ。ちなみに「世界の終り」は
世界レベルの傑作、「ねじまき鳥」@Aは駄作、Bは究極の蛇足。
至極真当の評価だとおもうけど。
それ以外に人格批判してたけどね、全然関係ないような本とかで。 どう見てもネチネチとした恨みを感じたぞ。 文学に関係する記事上でちゃんと批判するのは別に良いと思うけど。
故人とはいえ不埒者だから。w 春樹さんはひどく割を食ったな。w 不謹慎ながらふき出してしまったよ。 よくよく考えても考えなくても、どーしようもないしそれ。ww もー好きなだけ吠えちゃってください^^; ってマイク向けられた春樹さん 「いったいぜんたい、どーなっているので・す・か!」って寄稿して終わり。 実は本人も笑っちゃってるんだけど、せっかくだから怒るしかないでしょって。www は、はらいてー
公平に観て、悪いことをしたならその分は批判されても仕方ないですよ。やっぱり。 やたらここぞとばかりに、事件とは関係ない怨みつらみを 春樹さんへぶつけるのは間違いだと思いますよね。 ある程度正確に事件について書かないと、みんな 作家の主体性による知的財産の保護の意義が分からないで、 ジャーナリスティックに表面的に受け取るかもしれないじゃないですか。 それを恐れてわざわざ一文を寄稿したんだと思いますけどね、僕は。 たぶん私怨なんか超越して、むしろ社会風紀の是正のために無理にでも書いたものですよ。 どうして大衆はいつもいつもゴシップ風にマイナスに取るんでしょうね。 やはり我々は、IT時代に『民度』というものをもう一度考え直す時期にあるんじゃないでしょうか。 憲法にある「不断の努力」の意義を常々反省していくべきですよ。
擬装された悪意は村上春樹が何度か採り上げているテーマだ。今回の出来事に限らず、 村上は安原から被害を受けていた、と自覚しているわけだから、社会への働きかけ なんか度外視で、とにかく書かずにはいられなかったのだろう。 村上春樹読みには自明のことだと思うが。
もまいらもうちと2chっぽくカキコよろ。
>>403 問題提起をしたいけど、原稿どろぼうだけを書くと、
生前酷評された恨みを晴らしていると思われかねないので、
・いろいろいいこともしてくれて、結局はプラスだった。
・絶縁の頃の経緯。
を書いて、綺麗事だけ書くのも嫌なので、
・恨みを買った可能性のある話の紹介。
・ぶっちゃけた人物評。
も書いた。
そんな感じで出来上がったんでしょうね。
407 :
吾輩は名無しである :2006/03/14(火) 01:40:49
実際、ヤスケンはどんな風に春樹の人格を否定していたの? 具体的に引用しているサイトとかあるのかな。
408 :
吾輩は名無しである :2006/03/14(火) 03:14:24
>>367 ほぼ同意。あれじゃあ個人的な恨みをだらだら書いてるだけ
って言われてもしょうがないな。村上春樹にとってもマイナスだ
と思う。もう一つ高いレベルに昇華させて論じるべきだろ。
作家なんだしさ。
>>394 >あんた才能に嫉妬してんでしょ?
>あんたの小説つまんなすぎ、賞も落ちてばっかじゃんプゲラ
確かにこれを赤裸々に書いてるよね。故人(反撃が100%不可能な相手)
に対して、いかにももっともらしく、しかも寄稿という形で大々的に。
恐ろしく恥知らずだけど、そこで語られる世界はまさに春樹ワールドw
どうして故人の親友で元同僚で作家である村松友視に インタビューしないのかねえ。
411 :
吾輩は名無しである :2006/03/14(火) 03:57:08
村上春樹氏には「含蓄」ってものを学んでもらいたいところですね。
>>410 友人で、在籍時の犯罪で、既に本を書いているから、
そう簡単にはしゃべらないだろうし、
相手は作家だから遠慮があるだろう。
断られたら食い下がらないと思われ
413 :
吾輩は名無しである :2006/03/14(火) 04:12:36
原稿流出は積もり積もった私怨をスマートを装いながら晴らすことができる 千載一隅のチャンスと感じて逆に焦ったんだろ。
「問題提起」したいんなら、一部の編集者にはそういうことをしている奴らがいる。 その理由は小説家の才能に対しての醜い嫉妬によるものだ、ってことを 作家なんだからもっと上手に一般化して書けばよかったんじゃないかと思うが。
>その理由は小説家の才能に対しての醜い嫉妬によるものだ この辺が、どう書いても下衆の勘繰りってか、作家の思ひ上がりっぽいけどね。
416 :
吾輩は名無しである :2006/03/14(火) 04:35:35
>>415 そこに反論が欲しいとこなんだが、相手は死んでるってとこが春樹マジックW
原稿流出は、單にルーズな編輯者ってだけだよ。珍しくもないこと。
いやどー考えても村上春樹が「問題提起」なんてしようと思わないだろw
420 :
吾輩は名無しである :2006/03/14(火) 06:16:32
>>414 これは事実。
編集者・記者は、すごい屈折したコンプ持ち。
飲み屋に行っても、ほとんどガセの悪口と、下らない自慢ばかりを大声で、わざと周りに聞こえるように喋る。
そうするのがうさばらしであり自慢。
>>420 そんな酒場の「事実」を、原稿流出の理由にするところが、ホント短絡なんだなあ。
そういう編集者の体質にはうんざり、という嫌悪感を どこかではっきり出しておきたかったんだろう。
>>423 そこが正しく短慮短絡であり、下衆の勘繰りであり、
作家の屈折したスペリオリティー・コンプレックスなんだなあ。
村上春樹の「問題提起」も、「うさばらしであり自慢」ってことだね。
>>422 主語がないんだけど、
だれが理由にしていて、
だれが短絡なの?
村上と420が。
>>420 は編集者がコンプレックスの塊だっていっているだけだろ?
村上の書いたものは、安原が手のひらを返した理由に、
・長編依頼を断った。
・創作物をあまり誉めなかった。
を想定していると考えても無理はない構成になっているが。
上記のことを書いた後に、節を改めて、
「そしてある日(いつだったろう?)安原さんは突然手のひらを返したように、」
と続けているから。
酒場での見聞を以て「事実」と断ずるのがまた420の短絡よな。 >「そしてある日(いつだったろう?)」 これがまた春樹らしいトリック文体よな。
村上春樹なんてどこがいいのかさっぱりわからん。 思わせぶりなだけ。 今月の文藝春秋読んだけど満足そうだった。 安原さんに薫陶を受けた覚えはないとか今までそんなこといちいち書くと 自分の品格を疑われるようなことをこれまでの経緯を示しておくという 理由のもとにウダウダと書いている。 女々しい奴だ。
431 :
吾輩は名無しである :2006/03/14(火) 12:35:47
>>398 >その四人のパワーで首都東京が地震から守られていることは
>結構知られていない。
「帝都東京」と書かないと雰囲気でない。
安原さんの対談、一度だけ聴きました。 「自分も小説書いているけれども、なかなかうまくは書けない」と 言われてました。 編集者としての眼と小説家としての眼、 …やはり安原さんの本領は編集者なのですね。 「〜はクズ」というのも口癖でした。 石川淳は素晴らしいと誉めていました。
433 :
吾輩は名無しである :2006/03/14(火) 12:45:59
「なぜ安原氏がこんなことをしたのか理由が解らない」って 書いてたが、それを雑誌に寄稿して主張する理由の方がもっと 解らん。
お前ら本の「著者近影」で、ヘンな顔写真使ってあるのみたことあるだろ。 あれはまさしく編集者の作家コンプの現れ。 編集者がわざとヘンな写真を使ってるんだよ。姑息なんだよ。
>>424 嫌悪感を実際の事件を結び付けて、事件を語るように
みせて嫌悪感を語るのが前からの春樹の手法なんだよ。
これだってそういう読み物の一つ。
それを下衆の勘ぐりと片付けるなら、商品としての
春樹を全然理解していない。まあ編集者じゃないなら
それでいいんだけどさ。
なるほど、春樹作品(おっと「読み物」か)は 下衆の勘繰りで以て下衆にアピールする大衆向け商品なのね。
437 :
吾輩は名無しである :2006/03/14(火) 13:06:29
また読売の社会面で春樹の記事が出てるな(今度はアンダーグラウンドに関して)
>>436 マス商品に対する解釈はそれ以外ではありえないよ。
知らなかったの?
下種の勘繰り以外にも、「憧れ」や「夢」を売るマス商品もあるけどね。
そっちのほうがさらに糞だな。
恋愛幻想と見せかけてポルノを売った『ノルウェイの森』とかな。
だから今さらガタガタ言うなってこった。
443 :
吾輩は名無しである :2006/03/14(火) 14:59:25
バカが何ほざいたところで 春樹が世界的に名声を得ている偉大な作家であることは 否定しようのない事実である
444 :
吾輩は名無しである :2006/03/14(火) 15:48:51
>>434 すこし畑違いだが、小谷野敦は『もてない男』の近影が
いちばん男前だよ。
446 :
吾輩は名無しである :2006/03/14(火) 17:51:55
読売の写真見て、禿げたな…と。
447 :
吾輩は名無しである :2006/03/14(火) 21:02:07
被害者意識を垂れ流す、女々しくて不潔っぽいホモ野郎だぜw
448 :
吾輩は名無しである :2006/03/14(火) 21:15:07
俺も春樹嫌い。 インチキ臭いから、書くものすべて。
他スレみたく、アンチとマンセーの罵り合いじゃ全然おもしろくねえ。 ちったぁ工夫しやがれ
春樹が雰囲気で書いたテキトーな駄文をとんちんかんな解釈で絶賛する のがいいんだよ。
451 :
吾輩は名無しである :2006/03/14(火) 23:49:32
村上春樹と保坂和志と田中芳樹の区別がつかない。
ぁゃιぃ、、、、、、ドキュソだ罠
453 :
吾輩は名無しである :2006/03/15(水) 01:59:43
寺島「(前略)安原さんも一方的に絶縁されて、今は嫌いになったようだね。 その原因については長くなるから省くけど(笑)。なぜ安原顕が村上春樹を 嫌いになったかというので、本が一冊書けるほどだからね。(後略)」 (174頁) 安原「(前略)でも20年後のノーベル文学賞は村上春樹だって、まことしやかに 言われてるよ。」 寺島「おれは大ファンだけど、かれにはノーベル賞なんて取ってほしくないな。 庶民のための作家でいてほしいわけですよ。」 安原「でも、本人は通俗的な奴だから欲しがってるみたいよ。」 (222頁) 『JAZZジャイアンツ名盤はこれだ!』(講談社+α新書)より
ブルー・トレインなんとなく買ったことあるわけだが。
テイク5について一言言った上級生に 『夏猫』読ませたら感動されたっけ。 借りた弦楽四重奏のテープ持ってくなよ。
456 :
吾輩は名無しである :2006/03/15(水) 02:24:21
彼の使命は 門番 通り抜けた者達よ いつまでも門番と話していないで 先を急いだらどうだ?
女々しいね。安はエラって。
>>453 これは相手が春樹である以前にかなり恥ずかしいな。
こういうの活字で残ってしまうのはつらいだろう。
>>451 そのリストの左端に、高野進(元陸上八百メートル)を加えてほしい。
安原自体が恥ずかしいやつだったからな。
462 :
吾輩は名無しである :2006/03/15(水) 17:22:09
463 :
吾輩は名無しである :2006/03/15(水) 18:43:20
才能はすっかり枯渇してしまったけど 私怨は底無しと言ったところだね。まぁ中央公論は スウェーデンの基金会とのパイプもないしね。
>>458 それほどのもんでもないだろう。バブル当時財テクに精を出してたり
ノーベル文学賞を欲しがってたりっていう通俗的な人間であることは
事実なわけだし、そこを揶揄しただけだろ?べつに通俗的であることが悪いとは
限らんわけだし。
>活字で残ってしまうのはつらいだろう
それをいっちゃったら今回の寄稿こそだろ?
これ、まさしく活字で残ってしまうわけだよ。
村上這う気ってシティボーイ?
466 :
吾輩は名無しである :2006/03/15(水) 20:28:06
「なぜ安原氏がこんなことをしたのか理由が解らない」 いや自分なりにその理由を確信してるから、それを書いたんでしょ? 言葉通り「理由が解らない」のなら、解らないくせに故人に対しての推測を あれこれ書いて発表したっていうことになるわけだが、そりゃそれで最悪だな。 したがって「・・・解らない」なんて、言い回しを使う神経こそが解らないW こういうレトリックは小説世界の中でその読者には通じるかもしれんが 他者を巻き込んだ現実界では通用しない、ってなことさえ解らないほどの 人間だったとは思わなかった。
467 :
吾輩は名無しである :2006/03/15(水) 21:41:42
国境の南、太陽の西 本日読了。 俺の頭の中の小説の設定そのままだった。 村上春樹に並んだ気がする。
468 :
吾輩は名無しである :2006/03/15(水) 22:00:00
安原って大江健三郎を激怒させたヤシだろ やはり大江は安原の悪を見抜いて対決したんだな 死んでからああだこうだいう村上より大江の方が男らしいな 大江は目つき顔つき言動は悪辣そのものだけど 案外立派な人なのかもしれないな
469 :
吾輩は名無しである :2006/03/15(水) 23:02:21
>>400 「ねじまき鳥」は@AB全部「超」のつく駄作だろ。
ヤスケンの批判はこの作品については正しい。
470 :
吾輩は名無しである :2006/03/15(水) 23:46:25
ヤスケンの暴言って、読みたい”””
471 :
吾輩は名無しである :2006/03/16(木) 01:23:31
>>468 オェは、自分を批判する出版社には、執筆拒否の脅し
をかけまくるクズ。おまけに、作家同士を仲違いさせ
ようとしてデマをながしたりもする下郎(中上健次を
マジ切れさせた)その件についてはヤスケンが正しい。
472 :
吾輩は名無しである :2006/03/16(木) 02:23:56
村上春樹の嘘つきなところが気に入らなかったんじゃない?
村上春樹の嘘ってどんなの?
井伏さん死んだ orz
>>471 http://dw.diamond.ne.jp/yukoku_hodan/200301/index.html 田中「社員だった彼が大江健三郎の批判を書いても、
当時の中央公論社は編集者として護った。」
浅田「それにしても、そういうとき大江健三郎が出版社なら出版社のトップに
苦情を持ち込むのはよくないね。
本人は世界から迫害されてるマイノリティのつもりらしいんだけど、
実際は押しも押されもせぬ大作家なんだから、そんな人がトップに苦情を言ったら
下の人間がどうなるかぐらい想像できそうなものなのに。
『週刊朝日』で大江の連載が始まった、
その少し前に「虫」っていう匿名書評子が大江の『憂い顔の童子』の批判を書いたら、直後にその書評欄の連載が打ち切られ、編集長も交替した、あれも変な話だよね。」
>>475 スレ違いだが、朝日が変なのは当たり前。
こないだの大広告のばかさ加減にはめまいがした。
478 :
吾輩は名無しである :2006/03/16(木) 20:22:40
朝日新聞 捏造ジャーナリズム宣言!
だなw
mu 朝日新聞は「在日の犯罪は報道しない」という内規があるようなんですが、中国人・ペ ルー人・ブラジル人に対して物凄い差別的扱いですね 朝 そんな規則はないですが mu ありますよ。自分は朝日の広報部に何度も電話して、いろんな人からその内規を聞きだ してますよ 朝 そんなことはないです mu は?レイプ牧師の永田の時にも確認してますが 朝 聞いたことないですね mu 「在日の犯罪は通名で報道し、国籍は明らかにしない」という内規がありますよね 朝 ・・・・あ、それはあります mu だから、それを最初から言ってるんですよ。なんですぐにばれるような嘘をつくんです か 朝 ・・・ mu もう、朝日新聞はダメですね これで理路整然としてるつもりならこのmuってのは相当逝っちゃってるなあ。 ν速民ならともかく、文学板住人がこんなので喜んでちゃ恥ずかしいよ。
だよね。(´ρ`) ぽかーん
483 :
吾輩は名無しである :2006/03/16(木) 22:56:54
どっちにしたって、作家の生原稿売るなんて
484 :
吾輩は名無しである :2006/03/16(木) 22:57:57
どっちにしたって、作家の生原稿売るなんて編集者のクズで〜す。
最近じゃFAXかメールがほとんどだから聞かなくなったけど、 一昔前までは原稿やセルをパチった・売っちゃったつー話は良くあったね。
486 :
吾輩は名無しである :2006/03/17(金) 01:11:16
今回の寄稿はまったく春樹らしいぜ。 春樹らしさ全開の本質出まくりの50枚であった。 こんなに出しちゃっていいの?てくらいのものであった。 これを読んでヤスケン像はそう変わらんが、 今まで騙されていた春樹ファンにさえバレてしまったという意味において、 一級の告白になっているといえよう
しかしここひどいな。
生原稿を売ることが悪事だなどと、本気でいってるんじゃないだろうな。
>>486 489に同じく。この告白っぷりは
老化現象なのか戦略なのか。
492 :
吾輩は名無しである :2006/03/17(金) 16:43:31
俺は熱烈な春樹信者だが
>>396 には吹き出した(w
真実は党派を超えて人の心をうつのだ。
494 :
吾輩は名無しである :2006/03/17(金) 20:33:59
>>486 >>490 とどのつまり
>>391 に戻る話だろう。
ある意味、今回のは表現手法における新境地。
「アンダーグラウンド」だかで試みた手法のそれなりの結実だろうw
これが「アンダーグラウンド」だというのは同意だが、
>>391 とそれは別。そこまで自覚的だと考えるのは妄想。
単にそういう人間だってことだろう。
つーか
>>391 の最後の二行読んでみなよ。
2ちゃんねるが基準になるんだってw
497 :
吾輩は名無しである :2006/03/18(土) 00:04:31
ヤスケンが村上春樹を叩きはじめたのはねじまき鳥の牛河の中に 自分を見たから。
毎日ジョギングして、お気に入りの作家の作品を翻訳して、自分を厳しく鍛えているのは 分かるけれど、それは技術が磨かれているだけで、それが小説の世界が広げるわけではない。 このことは村上春樹本人が、ジョン・アーヴィングの「小説はテクニックがすべてなんだ」 という発言を批判したことと同じ。 『東京奇譚集』を「ウエルメイド」で「村上春樹の冒険の終わり?」と福田和也は評した し、『海辺のカフカ』で川本三郎が「彼(村上)は傷つけられた人間のことばかり 書いている。傷つけた人間のことを書かなければならない」と言っていたけれど、 今回の文章はそういった批判の返答になりうるのではないか、と思った。
499 :
吾輩は名無しである :2006/03/18(土) 00:08:36
とにかくヤスケン最低。
ジョギングやプラクティスは立派な心掛けではあるけれど「冒険」ではないよな。 生活も社会的地位も安定し切ってしまった作家が創造的な仕事を続けるというのは 難しいことなんだろうなあと思う。職業作家の矛盾というやつか。
501 :
吾輩は名無しである :2006/03/18(土) 00:20:25
だから作家の生原は外部に持ち出していいもんじゃないんだよ。こんな簡単なことわかんねえのか?
502 :
吾輩は名無しである :2006/03/18(土) 03:34:21
いや誰もいいとはいってないとおもうが・・・w
生原持ち出して何が悪いんだ? 甘ったれるなよ、小僧。 金になれば何したっていいんだよ、バレなきゃな。社会で苦労してないだろ。
504 :
吾輩は名無しである :2006/03/18(土) 03:49:06
渇すれども盗泉の水を飲まず
戦後ヤミ米食わずに餓死した判事いたね。あんたそれ。または生活というものを知らない。
別にいいんじゃん。知らなくても。
原稿を売ったのはもちろん悪い。 しかし蔵書始末の一環だから、ルーズ故に紛れ込んでただけの可能性が高い。 それを「意図的」と勘繰る村上は下劣。
今回の「コト」を犯罪行為として、村上氏が判断しているなら、 彼がどうこれからするかを見ていれば、分かることじゃないかな…。 原稿掲載で「コト」が終わるなら、上記のことを云々しても当人が 別の意図があるということだから…。それから、彼の作品を彼の作品外のことで 評価するつまらなさは、このスレを読んでいて分かったな。
その別の意図ってなに?
ここに書き込まれた中に、あるかもしれないし、ないかもしれない。 まだ、分からない。
春樹って変態ジャマイカ?
512 :
吾輩は名無しである :2006/03/18(土) 13:34:38
はっきりいおう。今回の寄稿文は出色。春樹ファンは必ず入手しておけ。 禍々しいまでに律動する暗い情念と研鑽された技術が高い水準で融合した文章は 新たな官能性を帯びている。作家の新境地といいたくなるほどの出来栄えだ。 問題は自身が関わった物語を語るうえで故人を醜く語るという形式を取ったことだろう。 これはあきらかなルール違反であり、当然批判を受けるだろうが、あえてこの ルールを犯してまで手に入れずにはいられなかったのだと思わせる魅惑の文章でもある。 逆にいえば、この誘惑に作家自身が抗えなかった点が現時点での限界を示しているのかもしれないが・・
ヘタレだ。
514 :
吾輩は名無しである :2006/03/18(土) 18:17:52
>>512 非常に主観的で根拠の無い意見だが、今回の文は単行本とかには2度と再録されない
気がするね。
本人もちょっと後悔しているんじゃないかな?
>>514 村上の死んだ人間を対象にした分析に根拠が無いのと同じだよw
517 :
吾輩は名無しである :2006/03/18(土) 19:34:08
これ、まだ買えるの?
こういう事を書いたら笑われるかも知れないが村上春樹という 小説家の果たしている役割は読者を 何も考えさせない 単細胞な人間にす ることにあるのではないかと思う時がある。 それは一読者を、という小さなレベルではなくて。もっと大きな レベルで大衆を ものを考えさせない 存在にする為に活動して るのではないか? この小説家の作品は単調で退屈で中身が無く、それでいて読んでいる人は オシャレとマスメディアが持ち上げる。春樹を読んでるんだったら文学が 解ってるよという具合に。春樹が(龍も)第一線で活躍していた頃は 随分昔の話だけれども・・・80年代〜90年代半ばが全盛期だったように思う。 でも、その15年くらいは時代としては長い。 春樹の小説から受ける印象を(主人公の振る舞い、考え方、物語性) 総合して考えると、主人公が(作家が)伝えようとしているのは、 「僕は何も考えないさ、ただ淡々と生きるだけさ」 「僕は何もしないし、無関心だし、世の中の事は興味がないさ」 こういうのが延々と繰り返される。 これは読者を常に無関心である事を受け入れるように作用しているように 思う。
続き 体制側の人間にすれば村上春樹(龍)の小説が 広く読まれることはありがたい事だったに違いない。本来は知的な 社会に反発してくる世代を巧妙に「無関心さ」で抑え込むことが出来るから。 だから自分は春樹と龍のブームの何割かは社会をコントロールするために意図的に 煽っていた所があると思っている。 春樹=無関心さ、無気力。何もしない、ものを考えない生き方を肯定。(つまり現実逃避) 龍=快楽追求型。なんとなく鋭そうな嗅覚と行動的な視野の広さで社会批判を してそうだが実際は自己の欲望にしか関心が無いわけだから、これも言い換えれば 肝心な問題から目を逸らしている事になり春樹と同じ現実逃避をしている。 この二人の作家のどちらを読んでも体制側の人間にとっては都合がいいわけだ。 どうでもいいこと を考えてくれて反社会的な事をするエネルギーや動機を持つこと さえ出来なくなる。体制側から見ると実にありがたい。持ち上げたくなるような 作家だったのかも知れない。 こんなことを書いたら陰謀論めいていて笑われるかな? でも、この人の小説の無気力感は、陰謀論を信じたくなるようなくらい薄気味が悪い。
おいおい この人の書いたものが小説だとは認識していないよ
“雑誌”の“読み物”だろう?
慣れない長文書いて嬉しかったのはわかるけど、マルチはいかんよ。
反論できん。 くやしーっ!
自演乙
>>518 >>519 逆に、体制側に都合が悪い小説家って誰かいた?
日本で
春樹・龍クラスのメジャーで
528 :
吾輩は名無しである :2006/03/18(土) 23:48:54
龍は反体制ってことにしておいてやろうじゃないか。
龍は単なる俗物で、体制側でも反体制でもない。
530 :
吾輩は名無しである :2006/03/19(日) 00:09:48
>>518 そういうことで売れているのかもしれないが、
そういう内容ではない。「考えさせない」よりもっと積極的に
ミスリーディング狙い。今回のはそれをあらわにしただけ。
間違えた「ミスリーディング→ミスリード」
533 :
吾輩は名無しである :2006/03/19(日) 00:58:47
ちなみにどんな方向へリードとお考え?
僕は村上はるきちの自主弟子として、彼の生き方の自分流研究から意見を申し上げますが たとえばはるきちさんは全共闘のキチガイ騒ぎでもう、呆れたんです。世に。 はるきちさんはアホのチャラ男だから、既に奥さんがいました。 だから収入を稼ぐべくジャズ喫茶を始めて、世に諦めきった隠者みたいな、無口なマスターになりました。 そして暫くしたら、某美大生のチャラ男から村上龍とかいう変な人が出てきて 大して文学的に面白くはないけれど話題を集める作品でhitした。 そして思うに、はるきちさんは 「俺ならもっと良いのが書ける。何しろ俺の抱えた社会的抑圧は龍の比じゃないからね」 と感じて、深夜のバーのカウンターで筆を取り始めた。 体制にとってはそんな野のお話はなんも知らない、関係ない。 奴らは踊り狂ったり、馴れ合っていれば自尊心が満たされる程の低脳だからです。 そして浅田彰とかははるきちさんの独立した冷め方を嫌い、《最悪》とか言ってます。 けど浅田も馬鹿です。だって世の中には色んな人がいて、自由に共感反感できないとならないからです。 これを「民主的寛容」と言います。小学校の社会科で習いましたよね? だから、個人の価値観それがどんな影響を与えたとしても、 悪の原因は批判精神の欠如にある、と分からないのは馬鹿です。 村上はるきちさんみたいに真面目に文業で食べている立派な士を最悪呼ばわりするほうが最悪です。
>>519 よって、
体制は操作し易い層ではない無気力人間を産み出した分、はるきちさんは邪魔だと思いますよ。
操作しやすいのは右翼や左翼に偏った、三島とか大江みたいな人らですよ。
事実、はるきちさんは日本国籍を外さない上に日本人の日本での話しか書かないじゃないですか。
真の愛国者でしょう。
22世紀の千円札の顔にしましょう。僕はそうすべきだと思いますね。ま、愚衆は反発するでしょうがw
まぁ龍さんは小説が面白くないから僕はあんま好きじゃありませんけど。
浮気だし。猿じゃないですか。知らんけど。
猿山に帰ったらいいじゃないですか。そんなに浮気好きなら。馬鹿馬鹿恣意w
,
>>518 >>519 そうであっても、そのような作家の作品を認める
まず読者がいることはどうなんだろう?
両村上氏が、作品のみでそこまでの影響を社会に
与えたというのは、やはり拡張のし過ぎで、作品を
肯定する・受け入れる社会の欲望があり、そこを
作品で明らかにしたー表現したーことが、多くの
読者を作ってこれたというのではないか?
いずれにしても、
>読者を、という小さなレベルではなくて。もっと大きな
レベルで大衆を ものを考えさせない 存在にする為に活動して
るのではないか?
そんなことを目的に、作家や小説は、存在しないよ。
( ´,_ゝ`)プッ
>>538 おまえにそこまでものを考えさせた村上はすごい。
>>538 「ものを考えること」ってのが538みたいな回路設定のことだと
思わせちゃうのが春樹なんだよな。
文学/世界陰謀主義っていうかさー。どうでもいいよそういうの。
542 :
538 :2006/03/19(日) 16:38:15
>>541 ちゃんと読んでくれ。
>「ものを考えること」ってのが538みたいな回路設定のことだと
どこに書いてある。
>どうでもいいよそういうの
お前がな。
543 :
吾輩は名無しである :2006/03/19(日) 16:51:34
喧嘩しちゃ駄目だよ
/〉´ ̄ヽ ( i ○゜ i )人 .| /ノヽ\ヽ| ___.i;;. : ;;`i.ノ ./ ヾ .|;; .. ..;;| .__ .\|;;. i ..;;| _ノ\i_); ...;;|  ̄ .|;; i ..;;| .|;; i ..;;| .|;; ...;;| .|;; i ....;;| ノ;; ,.‐ ;;-.;i /;;; /' '' ;;;X |;; ;i;;.. 〜 ;;| X〜 ;i;;; ;;,. ;;;/ ヽ;;__\_;;/
545 :
541 :2006/03/19(日) 17:15:46
546 :
吾輩は名無しである :2006/03/19(日) 17:23:44
なんでポコチン書くと便乗なの?
547 :
吾輩は名無しである :2006/03/19(日) 17:24:19
ポコチン!ポコチン!
ちゃんとペニスといいなさい!
549 :
538 :2006/03/19(日) 17:57:59
まぁ、休日だからいいや。
このスレ続いてたんだw このスレを通勤電車に例えるなら、俺も毎日通勤する人は偉いと思う。 だってこんなグダグダな状況で時間を過さないといけないって拷問でしょ。 今みたいな世の中で、村上春樹の提示するものに共感できない椰子は結構いるだろうな、と思う。 それはある意味で正常かもしれないし、違うかもしれない。 別の言い方をすればあちら側で生きたい人とこちら側で生きたい人の違いかな。。。
「共感できる」「できない」と 「あちらで生きたい人」「こちらで生きたいひと」の 連結の仕方が示されないと、何書いてあるのか全然分からん。 空疎なつぶやきかっこいい! デンデン、みたいな感じで読めば いいのだろうか。
552 :
吾輩は名無しである :2006/03/19(日) 20:15:53
>>507 同感です。 猛暑のなか、末期がんの激痛で片腕も動かなく
なっていたほどだからね。ちなみに「ねじまき鳥」の連載が
始まった当初は、ハルキ復活の予感って期待していたよ。
春樹って今はワープロかPCかで書いてるの?
俺も「ねじまき鳥」の連載が始まった当初は春樹復活か?と思った。 まさか活字版エロゲになるとは・・・
ところで、春樹作品の長編が、完結まで雑誌連載だったことってあったっけ? いつも書き下ろしばかりだった記憶があるけど・・。 「ねじまき鳥」も、確か、連載だったのは最初の方だけだよね?
>>555 おもに書き下ろしでしか書かないところは、大江健三郎と同じだな。
「書き下ろし純文学作品」て箱や帯に書かれてるのなw
昨今の出版状況で、書き下ろしなんてことが出来るのは それだけで一つのステータスシンボルだからナー
>>530 田中康夫は小説家じゃないだろ
ていうか
丁寧にいうと、反体制的な小説を書いたわけじゃないだろ
春樹には連載の長編をやってもらいたいなー。 毎月発売日を楽しみに読むような感じで読んでみたい。 新聞小説でも可。 新しいことにいろいろチャレンジしてそれなりに結果を出せる人だから、 新聞連載なんかをやってみると、意外に面白いことになりそうだ。
560 :
吾輩は名無しである :2006/03/20(月) 02:37:01
スティービーナイツお楽しみに
クダラネ
>>552 もっと前から売っていたんですよ。
死ぬ一週間くらい前にインタビューも受けているし。
563 :
吾輩は名無しである :2006/03/20(月) 14:36:28
ハルキもヤスケンも嫌いな俺からすると、 目くそ鼻くそを笑うって感じなんだが。
よしもとばななが公式サイトの日記で 原稿流出のことについて触れてたよ 春樹の行為は立派、と褒めてた
565 :
吾輩は名無しである :2006/03/20(月) 16:50:22
よしもとばななの文章の方が「何すんねん、安原!」感が強いな。
病人同士。
にっっっぽん。ゆーしょー
村上春樹part10
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/books/1136592456/435 435 :無名草子さん :2006/03/10(金) 22:12:16
263名前: ブルーベリーうどんφ ★投稿日: 2006/03/10(金) 20:25:15 ID:???0
文藝春秋の寄稿を読みました。
春樹らしい、じらしフレーズを多用しつつも、内容自体はストレートでした。
ただ、寄稿の全てが直筆原稿の流出について書いている訳ではなく、
前半はヤスケン氏との関係について詳しく書いていました。
概要を覚えている限りでまとめてみました。
・デビューする前から安原さんとは知り合いで、鳩森神社の喫茶店のマスターと客の関係。
・安原さんは辛辣な事ばかりいう人だが、陰口を叩かないところが好きだった。
・安原さんが文壇の異分子で、周囲からも付き合わないほうがいいと言われたが耳を貸さなかった。
僕も文壇では異分子だったから(デビュー時、群像でも温かくしてもらえなかった、など)どこか共感した。
・デビューしたときに喜んでくれた。これは本心からだと思う(お世辞をいう人ではないと分かってたから)。
・ただ、別に安原さんに育てられたとは思っていない。安原さんはほとんど全く僕の原稿をいじらなかった。
・とは言っても、誰も知らないカーヴァーの翻訳を好きなだけ載せていいと言ってくれた安原さんには感謝している。
・しかしある時から僕の作品を罵倒するようになってショックだった。
・僕はほとんど友達を作らない人間だが、安原さんのことは友達だと思ってた。
だからなぜそう思ってるのかちゃんと話をして欲しかった。
・安原さんとは一度も長編を作ったことはない。それは合わないからだ。
安原さんは自分の企画を作家に書かせるプロデューサータイプだが、僕はそれが苦手。
ねばり強くつきあってくれる実務タイプの編集者が必要だが、安原さんにはそれが出来なかっただろう。
・安原さんは自分でも小説を書いていたが全然面白くなかった。どうしてあんなに面白い生き方をしてるのに
こんなつまらない小説しか書けないのかと思った。それは、書きたいテーマがなかったからだろう。
安原さんは本当は作家になりたかったのではないか。その反動でスーパーエディターと名乗ったり
辛辣な文芸批評をしていたのだと思う。
安原の方は、村上春樹の方から縁を切ってきたと書いているんだよな。
>>570 作品中にそう取れる記述があったとか、そういうんじゃなくて?
572 :
吾輩は名無しである :2006/03/22(水) 22:00:45
質問です。リアリティー小説っていうけれど・・・本当のリアリティーって A雄・・・○子の瞳はまるで蝶が舞った後の残り香のように輝いていた。 A雄「なんて君は美しいのだ。私と付き合ってくれないか。私の深い心の闇を救えるのは・・・」 ○子「(うわっ・・ぶさっでも、こいつ金持ってそうだし・・・・)はい。A雄さんの寂しそうで 孤独な目。あなたの闇が私を惹きつけるのです。」 って感じだろ?要するに他人の心の中っていうのは絶対に覗き込む事は出来ない。 村上春樹の小説なんて妄想の上に成り立った妄想の極み。 直子には何かしら人を惹きつけるようななんというか魅力のようなものがあった。 直子「あーケツかいなー。最近便秘気味だし、電気代も払わないとな。げっ。男だよ。 可愛い子ぶるのもつかれるんだな。」
質問です。小説の読み方についてです。 世の中では相手の顔色や、しぐさから相手の真意を見抜く事がサバイバルする上で 非常に重要です。 そのなかで「相手の真意や相手の性格を見破るのは非常に困難で努力が必要」 って事がわかると思うんです。 なのに例えば村上春樹の小説では 「直子は今にも壊れそうで〜〜」や「病的に他人の気を引くのが上手くて〜」なんて 薄っぺらい表現が羅列されるのはなぜなのでしょうか? 他人の気持ちを理解するのは、「一緒に話している時」に「自分の内面の気分」と「相手の状態(気分)」 が重要であります。(よくいうノリって奴) 小説ってあまりにも人間の心理を単純に描きすぎているように思います。 こんなものにどうやって感情移入するのでしょうか?
574 :
吾輩は名無しである :2006/03/22(水) 23:17:25
例えば、わたしが今日電車に乗っていたときのことですが、 男の人で、すごい険しい顔で、塞ぎこんでいる感じで、これから 自殺することを考えてるんじゃないかってひとを見かけたんです。 横分けで眼鏡かけてる背広姿のひとだったんですけど、サラリーマン って辛いんだな、と思い、わたしも物思いにふけそうになり、うつむき かけた視線の先に、そのひとのズボンのチャックの開いた中から、 山芋のような巨大なペニスが垂れ下がっているのを見てしまったのです。
575 :
吾輩は名無しである :2006/03/23(木) 00:45:49
僕の名前もはるきです
576 :
福次郎X :2006/03/23(木) 00:58:26
何かムズムズしてきたけど、・・・山芋 今後のハルキの対応 @流出原稿を中央公論に買い取らせて、返却してもらう。 A寺島靖国になぜ嫌われていたかを聞く。 B理由がわかったら、そのことは墓場まで持っていくか、作品に昇華させる。 以上
>>571 ん?安原の批評文に書いてある。
村上春樹の作品の批評。
「向うから一方的に縁を切ってきた」ということだったと思う。
>>577 だからそれが実際どういうことなのかはわからない、ってこと
でしょ。
580 :
吾輩は名無しである :2006/03/23(木) 13:06:26
【ノーベル賞確定】村上春樹がフランツ・カフカ賞
村上春樹氏にカフカ賞
http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20060323014.html プラハからの報道によると、チェコのフランツ・カフカ協会は23日までに、プラハ出身
の作家フランツ・カフカにちなんだ文学賞「フランツ・カフカ賞」を、日本の作家、村上春樹氏
(57)に贈ることを決めた。授賞式は10月30日にプラハの旧市庁舎で行われる予定。
同賞は2001年に創設、今年が6回目。これまで04年にオーストリアの女性作家
エルフリーデ・イェリネク氏、○五年には英国の劇作家ハロルド・ピンター氏が受賞。
両氏はいずれもその年にノーベル文学賞を受賞した。
同賞は民族文化の重要性を喚起することなどに貢献した作家に贈られ、賞金は
1万ドル(約120万円)。地元紙プラーボは、村上氏の代表作として「ノルウェイの森」
「国境の南、太陽の西」「海辺のカフカ」を挙げ、約20カ国語に翻訳されて世界で
ミリオンセラーとなっているなどと紹介した。
経済紙ホスポダージュスケー・ノビニは「村上氏は(ノーベル文学賞授賞式が行われる)
スウェーデン行きの航空券を手配しなければいけないだろう」と伝えた。
581 :
吾輩は名無しである :2006/03/23(木) 13:15:17
ホントに確定? なんか寂しい。
582 :
吾輩は名無しである :2006/03/23(木) 13:30:13
ノーベル賞なんかとったらますます日本に寄り付かなくなるだろうな
>「ノルウェイの森」「国境の南、太陽の西」「海辺のカフカ」 これまた日本であまり評価されていないヤツを… 「ねじまき鳥」はどうした?
村上春樹の熱心な読者ではありませんが、村上龍よりは ずっと春樹が好きな者です。前から疑問に思っていたことで 春樹の読者は龍の読者でもあるのか、どちらか片方が好きと なるものかどんなものでしょう?生原事件とは関係ないですが…。
585 :
吾輩は名無しである :2006/03/23(木) 15:37:19
凄いな。次はノーベル賞か
586 :
吾輩は名無しである :2006/03/23(木) 15:38:48
ついにノーベルか 村上を無視し続けた文壇は死んで詫びるべきだな
587 :
吾輩は名無しである :2006/03/23(木) 15:40:46
というか57歳かよ!!! 年をとったねえ・・・・
588 :
吾輩は名無しである :2006/03/23(木) 16:59:25
ノーベル賞がどうしたって?どうでもいいだろう?
589 :
吾輩は名無しである :2006/03/23(木) 17:18:40
本当に取っちゃうんだろうか?ノーベル文学賞。 もし本当に取れるとしたら面白いことになるな。芥川賞の 取れなかった村上春樹がノーベルかぁ。というか「やらなかった」 わけだもんな。
> 同賞は2001年に創設、今年が6回目。 > 両氏はいずれもその年にノーベル文学賞を受賞した。 よく読めよ、1/3だぞ 『海辺のカフカ』を出したからカフカ賞てなシャレでしょ。
あ、2/5だた。1/3になるといいでつね。
592 :
吾輩は名無しである :2006/03/23(木) 18:26:00
だから、そんなドメスティックな視点の話なんて どうでもいいのよ。実力でノーベル賞を取った。 それだけのことだよ。芥川賞くだらないものであることが 証明されただけだよ。唯一の意味を無理に捻り出せばだけど。
海辺のカフカや国境の南、太陽の西らの面白さは分からなかった・・・。 俺の感覚とズレてるぜ、ノーベル賞。 俺に合わせろよ。
594 :
吾輩は名無しである :2006/03/23(木) 19:03:10
というか自分自身の感想で海辺のカフカらがノーベル賞に相応しいと思ってる人いる?
いない
俺は春樹が書く本好きだけどさ、ノーベル賞はなんか違うと思う・・・。 ノーベル賞ほど偉大では無いというか・・・。 俺の中での春樹の本のイメージは、人に大きな影響を与えたり救ったりする本じゃなく、微かに慰めてくれるような本なんだよな。
くだらないものであることには芥川賞もノーベル賞も何の変わりもあるまい。 しかしなんで取ることになってんの?
599 :
吾輩は名無しである :2006/03/23(木) 19:44:52
>人に大きな影響を与えたり救ったりする本じゃなく、 微かに慰めてくれるような本なんだよな そうそれが彼の作品の本質だよ。だから賞なんてどうでもいい。
600 :
吾輩は名無しである :2006/03/23(木) 19:47:05
春樹の作品はピンボール以外はいいと思えない。 でもピンボールは日本文学の最高傑作の部類に入ると思う。
ピンボールは、ただとにかく美しかった
602 :
吾輩は名無しである :2006/03/23(木) 19:54:03
誰か教えてくれ、ピンボール以上に美しい小説を。 あるのなら読みたい。
603 :
吾輩は名無しである :2006/03/23(木) 19:58:42
国際的にに分かりやすい、政治的にどの国にこのタイミングで、みたいな そういう要素で決まるとなると、冗談抜きにありえそうで怖いw
>>602 たくさんあるけど、ピンボールが最高に美しいと思う人に
それを薦めてもわかるかどうか・・・
605 :
吾輩は名無しである :2006/03/23(木) 20:02:14
604よ、頼む、教えてくれ。 俺は、喉が渇きすぎて倒れそうだ。
>>605 村上春樹以外の小説って読んだことある?あるなら、どんなの?
それによってお薦めの傾向が変ってきます。
608 :
吾輩は名無しである :2006/03/23(木) 20:12:38
ルソー、スタンダール、モーパッサン、ユゴー、マルグリット・デュラス、ミシェル・ウェルベック、パトリック・モディアノ、 ヘミングウェイ、トルストイ、ポール・オースティン、エーリッヒ・レマルク、ガルシアマルケス。 この中で美しかった小説はデゥラスの「愛人」、レマルクの「モンテカルロに死す」。 で、この場合はどうだ。
そもそもなんで芥川賞あげなかったんだろ 何か文壇に対してよっぽど失礼なことでもしたのか?
610 :
吾輩は名無しである :2006/03/23(木) 20:14:43
604よ、608が俺の傾向だ。 頼むピンボールより美しい小説を教えてくれ。
611 :
吾輩は名無しである :2006/03/23(木) 20:16:18
>>569 転載乙! 要点がよくわかる。
村上春樹がなぜヤスケンなんぞと付き合いがあるのか訝しかったが、
ようするに「古い知り合い」だったわけだ…
>安原さんは本当は作家になりたかったのではないか。その反動で
>スーパーエディターと名乗ったり 辛辣な文芸批評をしていたのだと思う。
図星だな。
死者に鞭打つ意図は毛頭ないが、事実を述べれば
自分でスーパーと名乗っただけで他者は誰一人そう思ってはいなかった。
尊大ぶりつつも内心は脆弱で哀しい人間だった。
編集者として肝心かなめの眼識も、凡み以下。処世術で補い
商業主義に走った。
光る才を発見し忍耐強く育てていくという資質は無かった。
年齢にかかわらず人間の本質は必ず滲み出る。
原稿流出の底にはヤスケンの弱さがある。真に優秀な編集者は
自身のプライドにかけて、そういうことは絶対にしない。
自分の死後の万一の事故流出の懸念までも完全に払拭してからでなければ
死ぬことさえできないくらいの
気概と責任感を持ち合わせている。それがプロというものだ。
サリンジャーの話は美しい。
613 :
吾輩は名無しである :2006/03/23(木) 20:22:57
>>580 …ノーベル賞はともかくw
今年のカフカ賞は村上春樹しかいないというのは早くからの下馬評だった。
タイトルに「カフカ」を冠した小説が
欧米で同時期に話題をさらったのは初(2005年)。避けて通るわけにもいくまい。
とりあえず、おめでd!
>>608 翻訳ものばっかりだな。
例えばデュラスなら「モデラート・カンタービレ」なんかは読んだかな?
アントニオ・タブッキとか中期以降のジュリアン・グラックなんかはあなたの
考える「美しい」に非常にマッチするような気がする。
でも、日本人なら日本語による美ということで「仮往生伝試文」とか「金沢」
あたりにもトライしてもらいたいところ。とても綺麗です。
そうかやはりおめでとうと言うべき話題なんだろうな・・・
616 :
吾輩は名無しである :2006/03/23(木) 20:28:12
>>614 あんたはすごい!
「モデラートカンタービレ」良かった!
日本の2つは誰が書いたの? 教えて、教えて!!!
>>614 たしかに「モデラート〜」はデュラスの中では良い方の部類。
古井は新作で出た『辻』も、いい。
618 :
吾輩は名無しである :2006/03/23(木) 20:34:27
前者は古井だとわかった。「金沢」って誰の金沢? 金沢という地名を聞いただけで、涙が・・・
>>616 「仮往生伝試文」古井由吉
「金沢」吉田健一
です。
でも、これらは春樹的な「美しさ」ではないです。
食傷気味のようなので、あくまでも美的冒険のつもりで・・・
日本人(他の言語のネイティブでない)には、 日本語(原書)で書かれた小説の美しさしか、 やはり、語れないのではないだろうか。 翻訳されたものに普遍的な、、つまり、「永遠」が宿るか否か、 それは、やはり、疑わしい、 なので、外国の読みものを美しいと感じたとしても、 それは、やはり、「仮」のもの、「保留」ではないのか、 確かに美しいのでしょう、、数々の名著は、、 しかし我々(原日本人)がそれを本当に享受しているのか
621 :
吾輩は名無しである :2006/03/23(木) 20:37:14
タブッキやグラックも確かに合いそうだ。 とりあえず、春樹よ、ノーベル文学賞受賞おめでとう!
622 :
吾輩は名無しである :2006/03/23(木) 20:45:04
金沢の町の路次にさりげなく家を構えて心赴くままに滞在する、 内山という中年の男。 名酒に酔い、九谷焼を見、程よい会話の興趣に、 精神自由自在となる“至福の時間”の体験を 深まりゆく独特の文体で描出した名篇『金沢』。 これ、いい、いい、いい。 春樹、ノーベルだな。荒川のフィギュア金に次ぐ快挙だ。
623 :
吾輩は名無しである :2006/03/23(木) 20:45:54
「仮往生伝試文」は美しいという範疇では無いだろう。
625 :
吾輩は名無しである :2006/03/23(木) 21:28:09
>>602 >誰か教えてくれ、ピンボール以上に美しい小説を。
あるのなら読みたい。
あのね、美しい小説はあなたの本棚の中にたくさんあるよ。
精読すれば、比較することの無意味さを知ることになる。
テクストはそのように豊かなものだよ。美しいだけでは
ない文学の力を理解する方が先じゃないかな…。
相対的思考には飽きてるんだよ、きっと。
受賞で今まで以上に後追いが増えるのかと思うと
629 :
福次郎X :2006/03/23(木) 22:09:24
前から、気になっていたことなので聴くけど、 『風の歌を聴け』は芥川賞候補にあがったの? 候補作だったら、誰の作品に負けたのか知ってる人いる? ひょっとして、ヘンなTシャツのイラスト書いてたから落ちたんじゃないよね?・・・おまんこ!
630 :
吾輩は名無しである :2006/03/23(木) 22:13:29
しかし 村上春樹読んでる=ミーハー みたいな構図ができそうでやだなあ・・・
632 :
吾輩は名無しである :2006/03/23(木) 22:24:51
大江は何か言うかなあ
633 :
吾輩は名無しである :2006/03/23(木) 22:26:32
春樹読んでるのは昔からずっとミーハーだったと思うのだが。
「本無しには生きられない」みたいな人が読んでいる、という印象がある。
そんな人はこの板にはいません
>>630 その文章、書いてる人は「全然わかってない」と
えらく憤慨してるみたいだけど
選考委員らは特におかしなことは言ってないような希ガス
637 :
吾輩は名無しである :2006/03/23(木) 23:33:32
ピンボールは良かったが大江のフットボールを超えてはいない
>>630 委員は至極まっとうなことを言っているなと感じたけど。この人は何をそんなに怒っているのか。
しかしながら選考委員の数が多すぎるな。こんなに必要なのか?
>>638 普通の文学の読み方それ自体が気に入らないんじゃない?
あと、言及がない人が多いことも気に入らないんじゃない?
>>640 春樹を孤高の存在としてみたいという思い入れが
過剰な解釈をさせちゃうんじゃまいか
春樹が評価されてないほうが嬉しいんだろ。 「正当に評価されない存在」に自分を重ね合わせる事ができるし。
643 :
吾輩は名無しである :2006/03/24(金) 02:41:56
世界的に読まれてるという点では、ノーベル賞に相応しいと思う。 ただ今までの純文学としてのカテゴリーからは、春樹は大分ずれていて、 言うなれば、知性の作家というよりは、感性の作家なんだよな。 それがどうかだよね。
まあ世界で読まれてるかどうかで言うなら、春樹かばななか、その辺りだろうな。 日本からどうしても受賞者出したいっていうならそういう事になるだろうね。 しかし日本に三つも出す前に、韓国にも一個くらい出しておくか、とかなんとか そういう事考え始めると、春樹に回ってくるのにはもうしばらくかかるんじゃねーの?
645 :
吾輩は名無しである :2006/03/24(金) 03:52:06
>>644 韓国は…ないと思うよ。高銀や金芝河は韓国の民主化という政治的側面が
強いから、金大中が取った時点でないんじゃないかな。
莫言や鄭義は可能性があると思うけど、
中国系としては高行健がとったばかりだから果たして…。
アジアで次にくるのは、トルコのオルハン=パムクだと思う
(トルコがアジアかヨーロッパかは置いといて)。
それ以外にも、取るべき人はいっぱいいるし、春樹はどうなんだろ?
648 :
吾輩は名無しである :2006/03/24(金) 10:13:16
おいノーベルまだ取ってないだろ カフカだろが。
649 :
吾輩は名無しである :2006/03/24(金) 10:50:08
こいつの本って、なんか哲学あるわけ? ただ雰囲気だけ? たけしの映画みたいなさ。 賞狙いっていうか。こいつの作品は100年後は評価されてないだろうな。
650 :
吾輩は名無しである :2006/03/24(金) 11:14:22
↑また雑駁な意見ですな
651 :
吾輩は名無しである :2006/03/24(金) 11:17:36
652 :
先生 ◆LD/Dd4/cno :2006/03/24(金) 11:40:34
雰囲気(柄谷行人的に言えば風景)を作り出しただけでもある意味すごいことではある、嫌いだが
哲学が必要と思っている時点で文学が分かってない。 たけしの映画は、海外の一部で人気だが国内では鳴かず飛ばず。春樹はまず 国内で火がついた。たけしの映画を例示する時点で頭悪い。
654 :
吾輩は名無しである :2006/03/24(金) 13:44:08
>>653 ずいぶん、分かったような言い方だなw
夏目漱石の文学には哲学がないとw
>>649 キモナルが必死に暗楡をまさぐった雑文かと
同じようなキモナルヲくん達が共感し集まる
656 :
吾輩は名無しである :2006/03/24(金) 14:35:08
>>649 哲学的には
救済を求めたけれどそこには何もなかったっていう絶望感と
救済は、本当はそこにあってもよかったんだっていう希望。
結構真面目で、メジャーなテーマだと思うがな。
それはともかく完璧に内向の小説だからなぁ。
ノーベル賞とかこういうのが主流になる社会はどうかとおもう。
>>656 そうかな、その絶望感と希望の全てをどうとでも語れる
と思う「僕」の全能感のいびつ、が哲学的テーマじゃないかな。
まあ先進国的には深刻なテーマかもしれん。
中国とかで受けるのは「そういういびつな先進国の若者になりたい!」
っていうあこがれをかきたてるからだろうね。
もし仮に村上氏にノーベル文学賞が決定したとしても、 いまの政治臭プンプンの、この賞を彼が受け入れるとは思わないのだが…。
659 :
吾輩は名無しである :2006/03/24(金) 15:16:15
>中国とかで受けるのは「そういういびつな先進国の若者になりたい!」 >っていうあこがれをかきたてるからだろうね。 ああ、そういうのはあるだろうね。 彼らがヤレヤレとか言って肩をすくめるようになったら、嫌だなあ。
660 :
吾輩は名無しである :2006/03/24(金) 15:47:15
>>658 のどから手が出るほど欲しいだろうよ。
こういうと春樹オタから、横槍が出そうだけどね。
彼は賞には興味がないといいつつ、人一倍固執している。
そういう日がくるのは日本が完全に経済的に駄目に なった時だろう、という意味で、そういう日にはきて欲しくないな。
>>654 お前頭悪いな。オレは、哲学の有無は文学的価値とは無関係、と言っているのだから、
その突っ込みは無意味なんだよ。
文学では、何を表現しているか、ではなくて、どう表現しているか、が大事なんだ。
哲学が好きなら哲学書嫁。
春になると、なんにつけ「頭が悪い」をつけずにいられない 人が増える気がする。
664 :
吾輩は名無しである :2006/03/24(金) 16:02:29
彼の文学は、容姿の醜さに対するコンプレックスが根底にあるきがする。
猿も山から降りてくる春気か。
666 :
吾輩は名無しである :2006/03/24(金) 16:05:18
なんで春樹って中国好きなの?
667 :
吾輩は名無しである :2006/03/24(金) 16:28:19
>>662 はぁ? それはお前の定義だろ?
勝手に自分の定義に合わないからって批判してんじゃねーってw
もしかしてそれに気付いてない? 自己中か?
文学は文学ですから、哲学はなくてもいいんですよ。 漫画が文学的である必要がないのと同じですよ。
ほんの数行の書き込みすら読解できない
>>667 の頭の中は、小説一冊読み終わった
ときには、すごいことになってるんだろうなぁwww
670 :
吾輩は名無しである :2006/03/24(金) 16:59:11
>>669 口だけは達者だなw
まあ村上本でも読んで悦に入ってなよw
671 :
669 :2006/03/24(金) 17:03:34
「踊る小人」が好きです。
村上が一番欲しいのは、大江健三郎賞。
春樹は海外ではほとんど知られてないから 翻訳出版してもらえる大江賞はノドから手が出るほど欲しいだろうな。
>>63 >春樹を読んで愕然、本に対するイメージが360度変わった。
360度ですか、そうですか。
大したことないな。漏れなんか春樹には文学観を1080度転換させられたぞ。
677 :
吾輩は名無しである :2006/03/24(金) 22:59:51
ノーベル賞は与えてもいいと思うけど 新作の長編が出てからでも遅くはないんじゃないかな・・・
長編いらないから短編かけよ
大江はあらゆる伝手を使って、春樹のノーベル賞阻止に動くつもりだ。 芥川賞審査員時代に却下した春樹と、現役日本人ノーベル賞受賞作家という 栄光の地位を分けるのは我慢ならないそうだ。
680 :
吾輩は名無しである :2006/03/25(土) 00:14:20
大江は粘着質だからなあ
>>645 のサイトを見る限りでは、大江は春樹に一定の評価を示していたんじゃないの。
「明らかな才能」と書いているぞ。
そのような作品として、村上春樹の仕事があった。そこにはまた前作につなげ
て、カート・ヴォネガットの直接の、またスコット・フィッジェラルドの間接
の、影響・模倣が見られる。しかし他から受けたものをこれだけ自分の道具と
して使いこかせるということは、それはもう明らかな才能というほかにないで
あろう。
※こかせてどうするよ
春樹さんてなんで大学卒業に7年もかかってるの?
>>681 その大江の言葉は彼一流の批判、いや嫌味だから
そこはマヂレスするとこじゃないっすよ
686 :
吾輩は名無しである :2006/03/25(土) 03:59:39
一言でいえば村上春樹はもう古い。時のたつスピード以上に古くなっていっている。 ああいう書き方だから仕方が無いのかもね。すごくはやったCMコピーが 何年か後にとても恥ずかしいものになっている現象にどこか似ている。 でもノーベル賞は実績を多いに考慮する賞だから可能性はあるかもね。 ちなみに本人のノーベル賞への執着は凄まじいらしいよ。
ノーベル賞への執着はわからんが、 翻訳されることを強く意識して書いているのは間違いないと思う。
文学に関して、古いとか新しいという言葉ほどうさんくさいものは無いな。
ちなみに、
>>686 が新しいと思っているのは誰だ?
スタイルにあったある種の新しさが織り込み済みになった、 という意味でならその通りなんでないの。 今から春樹を読んで「うわ、斬新だ!」と思う人はあまりいないだろう。
690 :
吾輩は名無しである :2006/03/25(土) 05:39:05
>>688 「新しい」などといううさんくさい言葉を使った覚えはないのだが・・・
古い=陳腐化とでも考えてもらいたい。
村上の作品がそうであると考えるのは、主題うんぬんの問題ではなく
主にその修辞学上の手法によるものだと言い添えておきたい。
例えば上で名前がチラチラ出ている大江の「万延元年のフットフットボール」
の文章自体は、村上のそれほど恥ずかしくはならないだろう、という意味で。
恥ずかしいという価値判断を持ち出されても共有化できないな。
要するに、
>>690 が個人的に飽きたというだけでは?
世の中には飽きて無い人がいっぱいいるよ。たぶん。
ところで、「万延元年のフットボール」の、さして複雑でも無い中身を
もったいぶって難解に表現した文章は、個人的に恥ずかしいと思う。
陳腐化とは別の意味で。
いずれにしても、趣旨は理解できた。レスありがとね。
なじみのラーメン屋みたいなものになりつつあるというところかな。
694 :
吾輩は名無しである :2006/03/25(土) 10:11:36
春樹ヲタって何気に賞や売上や知名度にこだわる俗物が多いんだな
お恥ずかしい話だが、存命中の作家のスレはどこも多かれ少なかれそーだよ。
売り上げや知名度にこだわるのは別にそれ自体では俗物の証拠 ではないよ。こだわりかたの問題であって。
697 :
吾輩は名無しである :2006/03/25(土) 10:55:25
>春樹ヲタって何気に賞や売上や知名度にこだわる俗物が多いんだな 売上や知名度にこだわる俗物でない人は、こだわる俗物と何が違うの? 君が、社会と接点を持っていないから、そういうことが気になるのなら 分かる気がするが…。 作家として、いい作品を書いて読者を楽しませて くれるのなら他の話は余分だって事?
>>691 690の内容に全面的に賛成するわけではないが、
「世の中には飽きてない人がいっぱいいる」という
のは、なんにつけ、あんまり反論にならない気がするな。
「バカはいつもたくさんいる」というのが世の中の
前提である場合。これはあおりではない。
次のスレタイは【カフカ賞】村上春樹・総合スレッド1【ノーベル賞候補】でお願い。
700 :
吾輩は名無しである :2006/03/25(土) 12:15:03
ていうか好きな作家なんだから賞とること喜んで何が悪い?
701 :
吾輩は名無しである :2006/03/25(土) 12:15:14
ノーベル賞? 取れるわけねーだろがw
>>700 喜ぶことが悪いといってるレスがどこに?
703 :
吾輩は名無しである :2006/03/25(土) 13:16:42
704 :
吾輩は名無しである :2006/03/25(土) 13:18:19
照れ隠しはやめなはれ。
ここは香ばしいインターネットですね。
706 :
691 :2006/03/25(土) 13:33:08
>>698 まあ、
>>690 本人から何もなければ、この話題引っ張るつもりは無いのだが、
「世の中」という言い回しが適当でなかったかもしれない。
要するに、
>>686 ,
>>690 は一見春樹作品の特性を語っているようだが、
「恥ずかしい」などという属人的な基準を持ち込んだために、
読者としての個人の好みを語っているようにしか読めないよ、
と言いたかったのだ。
好みは人それぞれだから、俺がとやかく言う筋合いではないが、
蛇足的に、飽きてない人がいっぱいいるみたいだ、と付け加えたわけだ。
ところで、匿名性の高い2chで「バカはいつもたくさんいる」という前提に
立脚するのは本来危険だよね。まず、当事者同士が、互いをバカでないと
認めてからでないと、議論は成立しないからね。事実2chでは、バカとかクズ
とかの罵声が飛び交っているわけだが。
707 :
吾輩は名無しである :2006/03/25(土) 14:02:37
誰がノーベル賞決めるの? なんで世の中にはグラミー賞とかアカデミー賞とか賞があるの? 賞があれば皆各々の分野に精進するの? 誰が賞に権威を与えてるの? 何の為に賞があるの? 賞って何?
>>706 「世の中はばかでなりたっている」
ってのは別に罵倒でもなんでもないよ。事実。
人間はばかだ、というのは前提だ。まあ読まずに
流してもらいたいが、ただ人をばかにしているのは多分、
「人はばか」を前提にしなくてすむと思っている人のほうだ。
賞とは罰の反対なり。 人間のなかの機転きくひと、わるものには罰を加えて反省を促し、よいものには賞を与えて励ましたり。 裁判所とは法律にもとづいて善からざることを決して集衆バチを授けるところにて、 また勲章を審査する権威のしもじもとは、悪しからざるものへ頭なでなでしてよろこばす工夫や。 ひとびとこうしてnatureに導かれよきを求め、わろきをにくむものなり。
710 :
707 :2006/03/25(土) 14:23:54
ここの板は何だか頭の良い人が多いのだなぁ
711 :
吾輩は名無しである :2006/03/25(土) 14:24:02
白黒の世界だなw
712 :
吾輩は名無しである :2006/03/25(土) 14:25:49
色盲者の世界では、白黒のみが「自然」色なのかも知れない。
文をさまざまにくふうしておもしろきお話を書くのは、衆生のこころのつかれを慰め、 またいろいろのコトバを探しみつけ、組みあわせて知能の発達をすすめるものにして 大半、これをよろこびて読み書きし、まことによきことなり。 けれど世には悪書というものあり。 いやらしきかなしきお話をザンザンバリバリにかき散らして、 民衆のあいだにつまらぬ風俗を流行らせり。 巷の戯作者はるきの書にも我おもうにこれまたあり。 国境の南、太陽の西と申す書にて、ここに著されているお話はいやらしきいやしき淫望にほかならず。 とても子どもや若きおなごには読ませられず。 吾が輩この本をにっぽん人としてはずかしきものとおもわずにはおられず。 『世中流通の書、必ずしも良書にはあらず』といやしくも肝に命じざるべからず。
頭いい人が読むのが春樹ですから
>>706 はとりあえず言葉に対する感性がやや鈍いんじゃね?
あるいは非常に真面目な人なのかもしれんが。
おれにはこの「恥ずかしい」の雰囲気はよくわかるよ。
「属人的な基準」ではなくて客観的なものとして受け取れる。
>>690 で陳腐化という決定的な説明がなされるのを待つまでもなくね。
716 :
吾輩は名無しである :2006/03/25(土) 14:45:04
まあ、あれだ、例えば車なんかだと、一般的にすたれやすいデザインってのと すたれにくいデザインってのが傾向としてあるらしいな 要はそーゆー話だろ?
はるき氏の戯作、まどいし衆生のこころを動かしてよく俗世間に時花(はや)っているとはいえども 吾が輩みやるにその労作の気品、必ずしも猛からず。 つまらぬ妄念や弱々しき亜人の妄想に満ちしもの、決して少なからず。 新符After darkにてはすこし、きよらかな情愛の微妙なあじわいをあらわしたり。 とはいえど大抵の話の筋立てはとうてい上品とはおもわれず。 はっきりもうして俗びたり。 庶民以下の生活、うらわびしきおそろしきものなれど、 この戯作氏の望みははたしてなんぞや。 下人をみくだして慰めに興するのにあれば語るに落ちし。 救世済民の具にもちいんとすればどんな話題をかき記しても万々歳でウハウハならん。 吾が輩しょせん一介の読者なれば、払った血銭の分だけひさしく期待せざるをえず。 世に美風を吹かすうたかたの文芸を求めん。
718 :
吾輩は名無しである :2006/03/25(土) 16:11:24
自分は村上春樹氏の作品を読んだことが無い。 手元に小遣いが2042円ある 本を買おうと思う。 野暮な質問であることは承知だが、参考程度に質問にお答えいただきたい。 @ 氏の作品は純文学なのか大衆文学のか? A・純文学 B・大衆文学 C・どちらでもない A 仮に氏がノーベル文学賞を取ったとして他の受賞者 (カミュ、フォークナー、ベローなど、私が読んだことあるやつですが)には劣らないのか? A・劣る B・同等 C・神 D・時代、社会的価値観の変容を加味して比較対照外 幅広く読んでる人の意見が聞ければ幸いです。
@C AD 作家や作品に上下なし。 仕事への共感の多少のみ。
720 :
吾輩は名無しである :2006/03/25(土) 16:49:51
とりあえず頭のいいやつは読むな。 ただのパズル小説だって気付いちゃうから。
中身も才能もあると思うけどねー。この人。 なんか中身も才能もゼロみたいに言う人がいるが、そこまで悪くはないだろ。 そりゃ大江とかヴォネガットと比べたら劣るかもしれないがそんな大物と 比べてもねえ。 「オレは圧倒的なもの以外うけいれないのさ」とか言うとしたらそれこそ 村上春樹の主人公そのものだし。
722 :
吾輩は名無しである :2006/03/25(土) 17:14:09
ノーベル賞に妥協は不要だ
>>718 小遣い2042円しかないのかよw
ライブドアの株買った方がまだましだぞw
724 :
吾輩は名無しである :2006/03/25(土) 17:18:36
俺は最近の村上小説の元ネタに気づいているが、ここでは明かさない。
725 :
吾輩は名無しである :2006/03/25(土) 17:21:15
726 :
吾輩は名無しである :2006/03/25(土) 17:42:40
【ノーベル賞確定】村上春樹がフランツ・カフカ賞
村上春樹氏にカフカ賞
http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20060323014.html プラハからの報道によると、チェコのフランツ・カフカ協会は23日までに、プラハ出身
の作家フランツ・カフカにちなんだ文学賞「フランツ・カフカ賞」を、日本の作家、村上春樹氏
(57)に贈ることを決めた。授賞式は10月30日にプラハの旧市庁舎で行われる予定。
同賞は2001年に創設、今年が6回目。これまで04年にオーストリアの女性作家
エルフリーデ・イェリネク氏、○五年には英国の劇作家ハロルド・ピンター氏が受賞。
両氏はいずれもその年にノーベル文学賞を受賞した。
同賞は民族文化の重要性を喚起することなどに貢献した作家に贈られ、賞金は
1万ドル(約120万円)。地元紙プラーボは、村上氏の代表作として「ノルウェイの森」
「国境の南、太陽の西」「海辺のカフカ」を挙げ、約20カ国語に翻訳されて世界で
ミリオンセラーとなっているなどと紹介した。
経済紙ホスポダージュスケー・ノビニは「村上氏は(ノーベル文学賞授賞式が行われる)
スウェーデン行きの航空券を手配しなければいけないだろう」と伝えた
春樹は民族文化の重要性を喚起することなどに貢献したのか?
むしろ無視する方に貢献したと思う
729 :
吾輩は名無しである :2006/03/25(土) 19:32:42
じゃあ結局売れたというところを評価されたわけだ
730 :
吾輩は名無しである :2006/03/25(土) 19:38:21
みんな気がつかないのか?村上春樹は現在来日中の「ローリング・ストーンズ」だからノーベル賞受賞か?と騒動になっているのを。現役として駄作連発!過去の名作で高い評価!多くの名誉!村上春樹はローリング・ストーンズなのだ。駄作連発、過去の名作。な?善哉善哉。
731 :
吾輩は名無しである :2006/03/25(土) 19:39:09
しかし売れたという観点からすれば、純文学でもエーコやオースター クンデラのほうが売れているだろうに。
732 :
吾輩は名無しである :2006/03/25(土) 19:44:51
きめてはカフカを題材にしたこと、か?読んでないけど
733 :
吾輩は名無しである :2006/03/25(土) 20:03:28
「これだけは村上さんに言っておこう330の質問」って買う価値アリ?
クンデラとかカフカ大好きだし、受賞してもいいよな。 まあ政治的なアレコレがありそうだけど。
735 :
吾輩は名無しである :2006/03/25(土) 20:09:44
>>733 君みたいなミーハーには受けるかも?
朝日も、出版局は儲け上手だなw
ミーハーって…死語だね(´・ω・`)
>>736 735ではないが.
死語かもしれんが、現に「ミーハー」はいるからな。
それが普通だからあえてミーハーといわなくなっただけで。
朝日のこないだのコピーとか典型。あれは本来
(ミーハー向け)ジャーナリスト宣言。略してんだよ。
朝日のジャーナリスト宣言のCMは 反吐がでそうになるな
739 :
吾輩は名無しである :2006/03/25(土) 22:28:23
村上春樹、読んだ事無かったのでパン屋再襲撃という短編集を買ってみた ニヤニヤできて良いね
パン屋再襲撃なんて左手で書いた小説みたいなもんだからな
741 :
吾輩は名無しである :2006/03/26(日) 00:01:48
んなの免罪符には・・・ あ、バカにしてんのねん。
742 :
吾輩は名無しである :2006/03/26(日) 01:04:25
春樹ファンは柄谷の『村上春樹の風景』はどうなの?
>>736 死語じゃないよ春樹読者世代には。
親から言われ慣れてる「ミーハーみたいな真似するんじゃありませんっ」
勝手にピアスつけたときとかw
「文藝春秋」の文章について、
故人に対してあんなふうに書くのはフェアじゃないというレス
(
>>367-369 ,
>>386 ,
>>409 ,
>>466 ,
>>512 あたり)が多いようだが、
故人への複雑な想いを表現することをアンフェアな行為とみなす感覚は偽善的だ。
死者に関する何もかもを美化するなんて、現実的には不可能なのだから。
そして、美化できないなら黙ってろという考えは、
一見、道徳的に聞こえるが、死ねばどんな罪も水に流されるという考えと同義ではないか。
また、死者は反論できないのに…という理屈もこの場合は通らない。
なぜならあの文章には、わからないことはわからない、推測の部分は推測だとはっきり書かれてあるからだ。
「その推測は間違いだ!」と故人がわざわざ反論しなくても、
推測が事実でない可能性を含んでいるのは、当たり前のことなのだから、
読み手の側で「この部分は推測なんだな」と思って読むべきだ。
あの文章には、「いろいろあったけど死んじゃったしまぁいいか」とはいかない
やるせない複雑な感情がリアルに表れている。
また、フィクションの形態にしてしまうことなく実在の個人名を出して書けば、
死者に対して云々…の批判が出ることは予想されるのに、あえてそれを行った点に、
そういった批判に対する逃げ道を作らない潔さや、流出原稿を回収したいという強い想いを感じる。
(というか、「死んでいるのだから匿名にしてあげればよいのに」という意見は報道の常識とかけはなれているし、
「寄稿しなくても出版社相手に抗議すればすむ」という意見は、きちんと自分の手で経緯を説明しておきたいという被害者の感情を無視している。)
…とノーベル賞関連で盛り上がってる最中に、今さらこんなにも力んで書き込む私は、阿呆ですか、そうですか。
あんまり唖然としたもんで、ついつい。
アンフェアの篠原涼子は良かったまでは読んだ
要約すればそういうことです。「良かった」の一言。
この二十年くらいの間、売れなくなった文学本の世界で 両村上が市場をずっと支えてきたわけだから、出版業界からすれば 功労者だと思う。その人がノーベル賞に手が届きそうになったことは、 書店で「村上春樹受賞記念」とかを各社いっせいに(売りの)企画を やるんだろうなぁー、くらいしか出来事としてはないと予想する。
> 出版業界 文学は売り上げが話になりません。
そもそも春樹の作品は文学なのか?
ラノベの方が何倍も売れてるし
>>743 その用例はびみょーにおかしいな。
君の親世代は言葉に鈍感だな、という用例に思える。
>>748 >文学は売り上げが話になりません
でも売れない作品・作家は、消えてなくなるわけだから
その中で長い間、売れるものを出している村上氏は
(売上だけでも)大したものじゃない?作品の内容は、
売上と関係ないのかなぁ…?
今世界の終りとハードボイルドワンダーランド読んでる おもすれー(;´Д`)ハァハァ
>753 >おもすれー(;´Д`)ハァハァ だから金出して買うんだよな。 売上は事実に基づくから大事じゃないの? しつこいか
今さらだけど、世界の終りと〜は昔のカバーの方が良かったな
世界の終り〜読むと無性にサンドイッチが食べたくなる
757 :
吾輩は名無しである :2006/03/26(日) 16:44:38
春樹は感性は鋭いけど、知性はないって感じだね。 早稲田ってことで。
痴性はある
スプートニクとカンガルー日和をよんでおもしろかった自分は 次は何を読めばいいでしょうか。
既にスウェーデン行きの航空券を手配している春樹
>>744 その程度ではなかなか釣れない。
長文に免じて60点。
762 :
吾輩は名無しである :2006/03/26(日) 22:30:25
スレにざっと目を通した。 春樹は買わずに、「響きと怒り」を買うことにする。
763 :
吾輩は名無しである :2006/03/27(月) 07:18:27
ほげ
764 :
吾輩は名無しである :2006/03/27(月) 08:17:26
2005/12/22 (Thu) 感想文その3 「絲山よ この本を読め」感想文です。 第一位「海辺のカフカ」(村上春樹)新潮文庫 読書にもいろいろな種類があって、喜読、嘆読、耐読、苦読などと私は名付けているが、このHPで最も多くの方が票を投じて下さった「海辺のカフカ」は、残念ながら私にとって「苦読」作品だった。まあ、相性が悪かったということです。 常に感じたことは「『海辺のカフカ』に書かれているこいつらは人間じゃない」ということだった。テーマパークとしてはよくできていると思う。 それにしても「メタファー」ってコトバ、一体何回使ってあるんだろう。 せっかく選んで下さったのに、こんなことですみません。やっぱり無理な企画だったのかなあ、でも嘘つくのはまずいし。ちょっと反省しています。
>>764 腐るほどガイシュツのこぴぺを
また貼ってるてめえはどこの害基地だ?w 繰り返すことしかできない
ワンパターンの害基地かw 頭悪いなあ、芸無しだなあ、
ケツが割れてて臭いなあw
でも「沖で待つ」って結構「海辺のカフカ」だよね。
春樹の作品って 文章を書く、または書こうとしているような人にとっては いろいろ物足りない部分が出てくるんじゃないかと思った 完全に受け手になることができるのなら楽しめるような気がする
完全に受け手になるならテレビ見てろ、みたいな。
769 :
吾輩は名無しである :2006/03/27(月) 13:30:19
(´・ω・`)
770 :
吾輩は名無しである :2006/03/27(月) 16:10:33
772 :
吾輩は名無しである :2006/03/27(月) 19:58:17
文芸風味をうまくまぶしたライトノベルでしょ?それ以上でも以下でもない。 それでいいじゃん?
773 :
吾輩は名無しである :2006/03/27(月) 20:11:12
>772 昔はその斬新さとゆーか突飛さのせいで純文学系の人まで、なんか凄いものが 出てきたと勘違いした時代があった。出版社の売り方もうまかったよね あくまでも、純文学界の新星!みたいな売り方をした。
777 :
772 :2006/03/27(月) 20:41:15
>>776 いや、なんか気に障ったなら謝るけど・・・いっとくけど俺はラノベ大好きだよ。
2ちゃんで謝ってどーすんだw >772 「純文学界の新星!みたいな売り方をした」・・それってたしか なんとかの再来ってって売り出した人じゃない? 全然人違いじゃんw 出版社の売り方がうまかった、騙されたって、その最大の例が 再来の人でしょw
>777 ラノベ板でしゃべった方が似合ってんじゃない? 文学板は無理だよ君には。 いや、なんか気に障ったら謝るけど・・・いっとくけど俺は文学大好きだよ。
780 :
吾輩は名無しである :2006/03/27(月) 20:53:14
>>774 かなり賑わったみたいだ、駒場。
Winnyの流出騒動とかあって注目集まったって。
781 :
吾輩は名無しである :2006/03/27(月) 20:55:20
俺も春樹はラノベなら、かなりいい線いってると思う。(いまだに) つーか、純文学みたいなジャンルそれ自体が、ラノベ化してるんじゃね?
>>780 入れたのは前もって申し込んだ人だけでしょ?
学生も普通に参加できたわけ?
783 :
772 :2006/03/27(月) 21:01:50
個人的にはラノベも純文学も等価だと思うのです。どっちが上とかないんじゃない?
別に感情的になる必要はないんじゃない?
>>778 俺に言われてもw まあ、落ち着いて。
ライトノベルってどういうもののことを言うの?
785 :
772 :2006/03/27(月) 21:11:27
>>784 いわゆるラノベといわれるものをいくつか読んでみたらいい。
今いちばん活況を呈してるジャンルだから、選択肢はたくさんある。
SFっぽいのからエロまで。
786 :
吾輩は名無しである :2006/03/27(月) 21:20:21
村上って今年ノーベル賞逃しても よほどの事がない限り死ぬまで有力候補でありつづけるんだろ アカデミーみたいに今年の作品で審査するわけでもあるまいし
787 :
吾輩は名無しである :2006/03/27(月) 21:24:10
今は授賞の吉報が日本に届くのを我々は待つしかできないけど、 いずれ春樹が授賞することは間違いないだろう。 今、世界中を含めてあれほど評価されている作家はそれほど多くはない。 いつになるかの問題で、授賞は間違いない。
788 :
吾輩は名無しである :2006/03/27(月) 21:30:22
>>786 候補ってまず作家ではなくて地域や国で決まるんです。
タイミング的にあるいは政治的にこの辺から出そうですよ、というのが
まずあって、それじゃあってことで個人名が出てくる。
したがって、取れると言われたときに取れなければもう取れない。
大江以来最初の周期だからこれ逃したら春樹うんぬんじゃなくて、日本人作家 が候補になることは当分無いだろ。
>>785 要するに、村上春樹の小説がライトノベルだというのは、
帰納的かつ個人的な定義、いわば感覚に基づいた話で、
演繹的な理屈で言っているじゃないってことなんですか?
1968年に川端康成で、 その直後に三島が「次はもう大江君の番でしょう」と言って、'70に割腹。
>>790 が考える村上春樹が純文学であるとゆー「演算的な理屈」ってどんなん?
793 :
吾輩は名無しである :2006/03/27(月) 22:04:43
大江や川端ってノーベル賞受賞前から有力候補として名前はずっとあがってたのか? それとも2002年の田中みたいに「えっ」って感じ?
村上の小説が、文学であることが譲れない人は
それを主張しな。
ライトノベルだと納得する人は
そのことを大事にしよう。
テクストはどちらであろうとも、ただそこにある。
>>790 はもっとらしいことを書いているが、実は
テクストに即しての判断は示していない。理屈大好きな
子供。
795 :
吾輩は名無しである :2006/03/27(月) 22:08:22
ライトノベルでもええんじゃね 大江のは風俗小説だしそれでもノーベル賞とれました
>>792 とりあえず演繹と演算の区別くらいはつけておいたほうが。。。
797 :
吾輩は名無しである :2006/03/27(月) 22:14:10
春樹の文章はライトノベルのように平易だが、 その内容、意図するところは、複雑な場合がある。
798 :
吾輩は名無しである :2006/03/27(月) 22:16:37
>>793 ずっと前から名前は挙がっていたらしい。毎年のように騒がれ
ていたようだから。川端のときはわからないが、大江の時は
安部や井上靖、遠藤周作らとともにノーベル賞の季節になると
いつもマスコミを賑わせた事を覚えている。
799 :
吾輩は名無しである :2006/03/27(月) 22:19:03
ようは受け手の知性じゃね? ラノベと言うなら、そいつの脳みそはラノベ並み 純文と言うなら、かなりの間抜け ただの 文章じゃん
>>799 >ただの 文章じゃん
それは君が、アホなだけ
まあ「純文学」ってのは(文学業界の)政治的用語だからな。 もちろん個人的に「これが純粋な文学だ!」って心に思い描くのは 自由だと思うが、こういう政治的状況から離れたところであれは 純文学だ、あれは違う、と言ってみてもしょうがない気がする。
つか、ラノベ書きの方がうまい、少なくともうまくなければやっていけない それに対して純文はろくに文章書けないやつでも評価されることがある。 ラノベと呼ばれるのは少なくともそれなりの技術を持っているとみなされるわけで 物書きとしては光栄と思うべきところだろう。
うわさのベーコンとかか。
評価されてない。
例えばエロゲノベライズ小説「魔法少女アイ」は芥川賞ダブル受賞した お姉ちゃん達の数倍文章うまくて内容もエロい! もはや春樹先生の域に達しているとおもう。
わかりにくさも必要。 意味不明な敷居の高さとかも。
英訳を読むと、日本語とだいぶ違う印象だよ。
わかりにくさ、というより結果としてわかりにくくなってしまうだけでは。
昔の言い方で大衆文学、今だとエンターテインメント系ってのは、技術的にあるレベル以上 があってはじめてプロとして認められるべきだが、純文学の場合は昨今技術のほうが等閑 にされてるわな。 かといって内容が充実してるかといえば、多くの場合そっちもお寒い状況だしなあ。 以前は純文学でも技術的に熟達してるのは当然のことで、だからこそ中身や方法論が第一 の文学的問題としてあったわけだが。
村上氏は究極的にはシンプルな言葉で複雑なことを語ることを目的としていると思う。
811 :
吾輩は名無しである :2006/03/28(火) 02:05:06
番外編だが海辺のカフカの読者とのメールでの交流本 「少年カフカ」が一番好き。 まだ2ちゃんがこんなに広がる前の、インターネットな時代の 真摯なやり取りが面白い。 もうああいう企画は無理だな。
>>811 > まだ2ちゃんがこんなに広がる前の、インターネットな時代の
あの、当時既にじゅうぶん2ちゃんは広がってましたけど。
ノーベル賞キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!
なんだかんだいって、みんな騒いだねぇ。 何コノすすみ具合。
春樹は春樹くさくていやなので、誰か普通の翻訳家に英訳を 訳してほしい。
>>810 まあ催眠術はシンプルな言葉じゃないと
かからないからなあ。
817 :
吾輩は名無しである :2006/03/28(火) 15:19:39
ぉぉぇVSはるき
818 :
吾輩は名無しである :2006/03/28(火) 15:20:33
はるき より みしま えんどう が のーべるしょうに ふさわしい じたい するのが かっこ いい
実もふたもないことをいってはまずいが 春樹の顔がきもいんですけど あの顔でなにをいってるんですか?
羽田元首相に似てる
822 :
吾輩は名無しである :2006/03/28(火) 19:01:17
そうやって容姿を話題にするから女子高生が賞取ったりするようになるんだよ。
823 :
吾輩は名無しである :2006/03/28(火) 19:02:47
保坂和志とか、とか、とか…
824 :
吾輩は名無しである :2006/03/28(火) 19:50:40
文章はイケメソぽいのにな…はるきん
ハルキって笑点の「ちゃーらーん!」のひと? ちゃーざー村がどうのとかいう。
春樹でーす
春樹だっちゅ〜のっ!
角川?
「ファミリーアフェア」って駄作?
駄作とか良作とか、読んだ自分で決めろよ
じゃあ駄作ってことにしとく
田中芳樹よりは面白い、と思う。
受験勉強はしなかった 日本文学は読んでない 家にはTVがないからオリンピックは近所の電気屋で見せてもらった 構造主義にはまったく興味がない
>>836 ほんとにそうだな。
家にTVがないのは、本当か?
村上春樹の弱点はなに?
839 :
吾輩は名無しである :2006/03/30(木) 23:17:37
ノルウェイの森進一
841 :
吾輩は名無しである :2006/03/31(金) 00:12:36
今ニュース23で3分くらい村上春樹の特集してたよ。 ブックファースト渋谷店の書店員いはく。 「未来の古典」だそうな。 そこまでいちゃっていいのだろうか。
842 :
吾輩は名無しである :2006/03/31(金) 00:13:13
ちなみに、ノルウェイが一番売れていて、2番目に海辺のカフカだそうだ。
843 :
吾輩は名無しである :2006/03/31(金) 00:14:05
844 :
吾輩は名無しである :2006/03/31(金) 00:21:01
ほんとに、ノーベル賞とれるとおもう? とれなさそうだけど。
846 :
吾輩は名無しである :2006/03/31(金) 00:32:34
観ていること自体が悪いと?ガキだなあww
847 :
吾輩は名無しである :2006/03/31(金) 00:32:58
とれないよ。とれるとかマスコミが騒いでとれたためしがない。 この賞はマスコミが有力視した候補者をあえてはずす傾向がなぜかある。 谷崎、三島、安部、ボブ・ディラン・・・ 全部メディアが騒いだおかげでオジャン。
848 :
吾輩は名無しである :2006/03/31(金) 00:35:06
取れなくていい
849 :
吾輩は名無しである :2006/03/31(金) 00:37:22
ノーベル文学賞って毎年選ばれるの?
戦争中以外は今のところ毎年選ばれてるぽ
851 :
吾輩は名無しである :2006/03/31(金) 00:56:43
>>845 春樹の特集やるって新聞にかいてあったから、みたんだよ。
普段はニュース23は見てないな。見てても別に変だとは思わんけど。
852 :
吾輩は名無しである :2006/03/31(金) 01:07:53
853 :
吾輩は名無しである :2006/03/31(金) 01:10:26
釣りっぽすぎる
854 :
吾輩は名無しである :2006/03/31(金) 01:24:58
村上春樹って東大受けたんですか?
855 :
吾輩は名無しである :2006/03/31(金) 01:31:15
受けても落ちたんだよ。国立を受けたのは確実。
856 :
吾輩は名無しである :2006/03/31(金) 01:40:11
東大かどうかはわからないってことですね。 ちょっと気になったので
857 :
吾輩は名無しである :2006/03/31(金) 01:42:31
受験勉強してないという発言が本当だったら東大受けるはずないけどな
858 :
吾輩は名無しである :2006/03/31(金) 01:48:29
今だったら早稲田とくれば東大ですからね。当時はよく知りませんが。
859 :
吾輩は名無しである :2006/03/31(金) 01:53:46
今も別にそんなことないけどな
村上なんて東大コンプの塊みたいなもんだろ
861 :
吾輩は名無しである :2006/03/31(金) 01:59:34
そんな馬鹿なw
862 :
吾輩は名無しである :2006/03/31(金) 02:02:40
欧米コンプはあるかもな なんで春樹が東大ごときにコンプレックス抱く?
863 :
吾輩は名無しである :2006/03/31(金) 02:11:00
なんで春樹ごときが、、、
864 :
吾輩は名無しである :2006/03/31(金) 02:15:21
865 :
吾輩は名無しである :2006/03/31(金) 02:35:01
866 :
吾輩は名無しである :2006/03/31(金) 10:20:22
>>857 高校の理科の時間をさぼって世界文学全集を片っ端から読んでたらしい
そんな奴は国立へは行かないし、その気も無いw
つか、村上春樹はとにかく演劇科のある大学に行きたかったそうな
867 :
吾輩は名無しである :2006/03/31(金) 11:20:24
なんで戯曲を書かないのかな
父親が京大卒なんだっけ? もしそうなら東大に関してコンプあってもおかしくない気はする
だから阪神を買収したんだな。
870 :
吾輩は名無しである :2006/03/31(金) 13:10:07
春樹の父親に神戸の甲陽中学で習ったのが柄谷行人。 学校の敷地内にある教員住宅に村上一家は住んでたらしい。 柄谷によると春樹の一見抽象的な風景描写はみんな あの近くの街で、俺には何もかもわかっているのだ。 村上はリアリズム小説家だ、そうです。 四方田犬彦『星とともに走る』より。
871 :
吾輩は名無しである :2006/03/31(金) 15:46:52
そういうことか。すべてコネなんだな。
872 :
吾輩は名無しである :2006/03/31(金) 16:06:04
どういう意味よ?
874 :
吾輩は名無しである :2006/03/31(金) 19:27:38
指でおでこと口許を隠したら加トちゃんになるよ?
875 :
吾輩は名無しである :2006/03/32(土) 00:32:01
春樹は勉強しないで早稲田入学したとかいってるけどさ、 そもそも神戸高校という名門の高校に入った上で 小学校から文学作品に親しみ、中学から通算で岩波の世界史の12巻ほどの本を 何度も繰り返し読んで、高校のころは自己流とはいえペーパーバックを数十冊 読んでいるんだよね(笑)はっきり言って英語、世界史、国語は 「受験勉強」以上に勉強しちゃっているよな。まぁ春樹にとっては 勉強じゃないんだろうけどさ。これだけやってれば早稲田くらい余裕だわな。 どんな進学高でもペーパーバックなんて一冊も読んだことない高校生がほとんどなんだから
>875 …えらくお詳しい方がおられますな。 親戚とか祖父母とかごく親しい級友でなければ知り得ない日常的機微でつな。 さてお身内のどなたさまやら…
877 :
吾輩は名無しである :2006/03/32(土) 01:43:16
見た目以外うらやましいな、ハルキ。
878 :
吾輩は名無しである :2006/03/32(土) 01:44:44
いやそれ本人が書いてるからw なんかメールのやりとりする本のなかで。
879 :
吾輩は名無しである :2006/03/32(土) 01:56:24
それから春樹さんの大学時代に入っていた学生寮は 入寮時に面接があって成績優秀者じゃないと入れないようなとこでしたのよ。
880 :
吾輩は名無しである :2006/03/32(土) 03:26:54
早稲田は典型的な受験テク問題が出るから ペーパーバックをいくら読んでも無駄とはいわんがあまり関係ない。 むしろ東大向きなのだそういうのは。
春樹が受験したときの問題ってどんなヤツだったんだろ? どっかで見れないかな。
いま何時だと思っているんだ?
883 :
吾輩は名無しである :2006/03/32(土) 12:52:17
早稲田の一文の場合は英語、社会、論文だろ? 春樹の場合は意識的には受験勉強してないけど 結果として自分の趣味を好きなだけやっていたら 早稲田の入試科目で要求される水準はクリアーできていたってことだろ。 春樹が「大学には本当に全然勉強しないで入学した」ってのは その辺の高校生が言う「全然勉強してない」とレベルが違うよ。
日芸は落ちたわけだが。
むしろたいして勉強しなかったからこそ早稲田だったんじゃないか
このスレ学生ばっかりなのか? しかも、学歴コンプレックスを抱えた・・・
春だからってことで。
角田光代だって早稲田の一文じゃん
889 :
吾輩は名無しである :2006/03/32(土) 14:23:53
つーか村上春樹はたいして勉強してなかったから早稲田と言ってる
890 :
吾輩は名無しである :2006/03/32(土) 15:33:17
俺も大して勉強しなかったから明治に入った
そんなに早稲田の一文にいきたいのなら、滑り止めで合格したオレが 相談にのろう。遠慮するな。
892 :
吾輩は名無しである :2006/03/32(土) 16:02:24
日本語わからないアメリカ人の中で、翻訳でハルキ読んだ後、原文読みたいと思って日本語勉強する人っているかな?
なんで日付が32日なんだ?
うるう年だからな。
このスレ、身の丈に合っていないインテリ臭ぷんぷんで親しみ感じる。
897 :
吾輩は名無しである :2006/03/32(土) 22:04:32
>>892 ぼくはそれかもしれないです.
しかし,げんぶんでよむ村上は“ほんやくのほんやく”とかんじました.
ほんやく文のまね,ということです.
がいじんにはそれがわからないため,わかればひょうかはさがるということです.
テラワロスww
899 :
吾輩は名無しである :2006/04/02(日) 23:16:26
なんであの駄文書きを語るのに入試問題まで掘り下げる必要があるんだよwww
入試問題を話題に出すのは「掘り下げる」ことなんだろうか? と。
901 :
吾輩は名無しである :2006/04/02(日) 23:26:42
>900 入試の回答だったら部分点も無し。 も少しまともな回答くれ。 いくら病院からとは言え。
902 :
吾輩は名無しである :2006/04/02(日) 23:28:40
本人はアメリカでの日本文学大学講師として 初めて目を通したというが、春樹作品の底に流れているのは 吉行のあの不安定でぎりぎりのバランスで保たれている 源流が底辺に流れているのは、どの春樹作品を読んでも 感じられる。 絶対に昔から吉行は読んでいたと思う。
903 :
吾輩は名無しである :2006/04/02(日) 23:55:07
>902 これはあおりじゃなくて、村上の場合「不安定」というより、高橋源一郎の言うところの「絶対文章感」が無い、 っていうか単にヘタクソのような気がするんですが? 本人は「翻訳は勉強のため」とか言ってるけど、単に文章表現をの猿真似のような気がするんだよね。 意外とリズム悪いし。
>>903 源一郎は春樹の作家的素質はかなり高評価してるじゃん。
ただし自分と比較して、だけど。
源一郎みたいなチンピラの意見なんてどうでもいいじゃん。
908 :
吾輩は名無しである :2006/04/03(月) 08:16:06
「絶対語感」ってのはまあ、ある気がするな。 (その単語ではニュアンスが違う、みたいな敏感さ) でも「絶対文章感」はないんじゃないか? 「絶対音感」は あるが「絶対メロディ感」なんかないからな。
あ、
>>909 は、概念としてありかなしかという話だ。
村上春樹や高橋にそれらがあるかないか、
という内容ではなく。
911 :
吾輩は名無しである :2006/04/03(月) 11:33:12
では903は、村上春樹の用いる単語のニュアンスが微妙にズレていると指摘するわけか? 903の人がどうこうではなく、高橋源一郎は「掃き溜めにミミズ」のくせに何故そんな、 しょせんは独断に過ぎない観念的なことをエラソーに言っているのか、理解に苦しい。 高橋“糞転がし”源一郎のくせに。 こんなバカ野郎は審査員をやっちゃイカンのだよ。
>>911 いや、単に903は、自分の好みと春樹の文章が
合わないといいたいだけじゃないのかな。
たまたま高橋の言葉を思い出してくっつけてみただけでしょう。
君の反応はちょっとおかしい。君が高橋嫌いなことだけわかった。
913 :
吾輩は名無しである :2006/04/03(月) 12:28:31
>>912 >君が高橋嫌いなことだけわかった。
違う。
反吐が出るほど大嫌い、だ。
そしてやれやれ、だ。
ク ダ ラ ネ
915 :
吾輩は名無しである :2006/04/03(月) 13:16:04
916 :
吾輩は名無しである :2006/04/03(月) 18:14:53
>>902 吉行は、前々から きちんと 読みたいと思ってたって本人がどっかで書いてなかったっけ?
917 :
吾輩は名無しである :2006/04/03(月) 19:42:35
今日の朝日新聞の夕刊の文化面 春樹の特集やってるよ 明日も下があるよ
918 :
吾輩は名無しである :2006/04/03(月) 20:07:24
読み か クダラネェ奴らだ。
919 :
吾輩は名無しである :2006/04/03(月) 20:57:20
やれやれ(^^)
920 :
吾輩は名無しである :2006/04/04(火) 04:08:30
>>902 単なる思い付きでは、何も語ってない。
吉行のどの作品どの一文が、村上の作品に出ているのか
それを語れ
「羊をめぐる冒険」は後半がちょっとだれる・・・
923 :
吾輩は名無しである :2006/04/05(水) 21:18:15
村上で一般的に一番評価が高いのって何になるの? 一番売れた=評価が高いってわけでもないだろうけど やっぱノルウェーになるの?
924 :
吾輩は名無しである :2006/04/05(水) 21:29:20
>>917 出版社が力いれたから世界で売れた。それだけ。
と書いてありましたね
925 :
吾輩は名無しである :2006/04/05(水) 21:51:32
でも出版社だけの力だけではあそこまで人気はでないよ・・・
926 :
吾輩は名無しである :2006/04/05(水) 21:53:15
講談社はかなり売り込んだらしいよ
講談社はエージェント活動がうまいよね。 別会社でKインターナショナルだっけ?文学書の活路は海外なんだろうな。
928 :
吾輩は名無しである :2006/04/06(木) 01:35:36
大崎善生という人が文体と構成から モロ春樹をパクったような作品を書いてるけど どんなものだろう
大崎善生はクソ。 ただし、試金石としては面白い。大崎善生を読んで、春樹との本質的な違いが 明確に説明できなければ、春樹を理解できていないと言えるんじゃないだろうか。
村上の作品は、「世界の終り〜」が頂点で確かに面白いと思うが、 ノーベル賞をもらうような水準には達していないんじゃないかと。
>>923 春樹ファン → 世界の終わり〜
評論家・識者 → ねじまき or カフカ
じゃない?
932 :
吾輩は名無しである :2006/04/06(木) 16:15:46
ねじまき鳥、英訳だとサラっとしてる気がする。 自分が日本語話者で、英訳を読む前に原文を読んだせいかもしれないけど。
>>932 「春樹は英語に影響を受けてるから日本語で読むと”バタ臭い”が
英訳するとそれが無くなる」って米の教授も言ってたよ
934 :
でり :2006/04/06(木) 16:35:45
村上春樹が持っている2つのニックネームを教えて下さい
>>931 カフカを評価している評論家なんているのか?
936 :
吾輩は名無しである :2006/04/06(木) 19:18:21
>>931 海外文学界ではカフカの評価は高いよ。
日本ではカフカをほめたらかっこわるいみたいな風潮があるけど、
海外(特にアメリカ)の識者たちは春樹文学の革新って持ち上げられてる。
937 :
神戸人 :2006/04/06(木) 20:18:46
しょーもな 恥。
兵庫人だろw
939 :
吾輩は名無しである :2006/04/06(木) 22:57:25
春樹にもハルキにも一貫して言えることは、作品は違ってもずっと同じ所にいるように思う。 悪く言えば、成長していない、というかんじ。
それは春樹さんも自覚しているだろうね
>>936 革新ってw
もっと阿部公房や大谷崎に比べればまだまだ。
942 :
吾輩は名無しである :2006/04/07(金) 08:02:09
大崎善夫のパイロットフィッシュって読んだけど 春樹の劣化コピーみたいな感じで読んでる方が嫌な気分になる
943 :
吾輩は名無しである :2006/04/07(金) 12:05:47
大崎作品は、聖の青春と将棋の子だけかな。 小説はちょっと…
944 :
吾輩は名無しである :2006/04/07(金) 12:48:30
>>941 春樹文学の中で起きた革新、ってことだ。
阿部やら大谷やらと比べたものではない。
フランスでも・・・ 「90年に『羊をめぐる冒険』が仏訳されたが、 愛読者の口コミで広がるぐらいだった。 今年1月の『海辺のカフカ』仏訳は、すでに4万8千部。 新しい時代が始まった」と。
春樹には米国人のゴーストライターがいて、 そいつが書いたものを春樹が日本語に翻訳して 作品と評して発表している。 これが春樹作品の実態。
アーヴィングのパクり
「羊・・・」読み終わった。 最後の2時間泣き続けた、と淡々とおわってるところが良い。 ここのシーンは芦屋か、西宮の浜だと思うね。 ・・「ダンス」へ突入しました。
>>947 どうして村上龍は全然ダメで、村上春樹ばかりがアメリカで売れるのか?
多分、龍はドメスティックなテーマで書いているからだと思う。
春樹は、明らかに英訳を念頭に入れたテーマ、語彙を使っている。
>>945 >『海辺のカフカ』仏訳は、すでに4万8千部。
新しい時代が始まった」と。
違うね。エージェントを使いプロモーションを行っているよ。
フランス人が、日本の作家を研究者以外、関心があるわけがない。
新しい時代が始まったのは、錯覚。
春樹が一番欲しいのは、橋田壽賀子賞。
>>950 典型的な感情論だな。ないしは考えが浅い。
プロモーションをやれば必ず売れるのか?英訳を念頭に入れたテーマ、語彙を使えば
必ず売れるのか?それだったら、簡単とは言わないが、真似できる。
日本では、多くの作家が日本人の感覚を念頭に入れたテーマ、語彙を使い、もちろん
プロモーションを行っているが、それで売れているのか?
>>952 お前頭悪いな。春樹はそういうことをやっているが、その才能で
売れている。なになにをやったから必ず売れるか?ではない。
無知蒙昧が語るか…
売れる売れないでブンガクを語るなよ、おまーら営業部か?
>>956 本という商品にならなければ、あなたのいう文学はどこにあるの?
>ブンガクを語るなよ いまどきこんなこという人、いるのか。感動した!
>>956 モレは営業だよん、出版業界じゃねーけどw
新スレ きもっ
>>956 文学板で文学語って何が悪いんだ?w
ブンガクと文学の差異を説明キボンヌす
>>962 >ブンガクと文学の差異
名詞がカタカナと漢字が違うことかな。
ワシにはそれくらいしかわからねぇー
>>950 「・・・新しい時代が始まった」と書いたのは朝日新聞のジャーナリストだよ。
あなたは一読者でしょ、出版界にいるんじゃない人の意見として聞いとくわ。
でもだったららどうなのかな?
小説だって商品なんだから、売れたら売れた、ただそれだけのこと。
辻仁成の作品が賞をとる。フランスはそういう国
966 :
吾輩は名無しである :2006/04/08(土) 17:28:28
春樹作品で最初に「ねじまき鳥年代記」を読みました。面白かったです。 春樹作品で、これは読んどけってやつ教えてください。
>>966 「風の歌を聴け」→(「1973年のピンボール」)→「羊をめぐる冒険」→「ダンスダンスダンス」
「ノルウェーの森」
「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」
>>966 本屋へ行って、例えば、春樹の文庫本のコーナーでページを開いて読んでみる。
「面白い」、「何か引っかかる」等々自分でまず当たってみなよ。
それが一番君のためになるよ。君は君自身だから他者の言う事は
役に立たないよ。どれをどう読もうとも、読んだ行為しか君の糧には
ならない…。
>>968 「限り無く〜」は春樹にとっては失敗作だと思うが・・・
>>970 俺は肯定派だなぁ。繊細なリリシズムがあるよ。
>>971 春樹によると、「万延元年のフットボール」では森を上手く描けなかったらしい。
「海辺のカフカ」でリベンジ成功。
>>970 お前、バカ?w
あれは最高傑作の一つだろ?
結構分かれるね。 思うに、良くも悪くも春樹的な作品じゃないかな?
>>974 まあアフターダークよりはましだと思うが・・・
978 :
吾輩は名無しである :2006/04/09(日) 17:02:14
つまらん
このスレの人は、どのくらい本気で春樹が今度のノーベル賞を授与されるべき作家と考えているの?
>>979 個人的には、まだノーベル賞を授与されるべき水準には達していないと思う。
981 :
めんどくさい吉野 :2006/04/10(月) 00:20:51
突然の質問なんですが 村上春樹さんの小説が好きで読みふけってた者なんですが 最近他の作者の本も読みたいと思っています。 なんか良書というか良作家さんの推薦ってありますか? マジレスでお願いします(ノД`)
>>981 ざぁとらしいんだよ、ゴミ。
失 せ ろ ク ズ が
自分で言ってりゃせわないw ゴミ
>>984 こんな応対しかできないのが、
春樹のスレにいるとは情けないな・・・
村上春樹を好きな人間はこんな場所にはこないと思われ(苦笑)。
>>980 その水準とやらはどうやったら計れるのかね?
君は今までノーベル賞受賞者の作品はどれくらい読んでいる?
>>988 >その水準とやらはどうやったら計れるのかね?
分かったところで決めるのは、春樹でもあんたでもないから
何の意味もない。
>>990 選考委員になったつもりで話しているのではない。
980を馬鹿にしているだけ。
そんなことも読み取れないのか??
>>991 980を馬鹿にしているつもりのお前も馬鹿だな。
994 :
吾輩は名無しである :2006/04/11(火) 16:15:41
志賀直哉ごときが受賞するんだから春樹でもOK
そうだよ。志賀直哉が受賞するんだから!! 受賞講演は「わがままな日本の私」だっけ?
ノーベル賞を取ったら、記念の限定本ー特装丁でサイン入りーでも出さないかなぁ
まんこ
まんこ
まんこ
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1001 :
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